ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part2

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>>404-405 SIDE STORY

ばたばたばた・・・
  ぱたぱたぱた・・・
ガチャ。バタン、カチリ。
はあはあはあ・・・
  はぁ、はぁ、はぁ・・・
二人は息を整えようと必死だったが、動悸はなかなかおさまらなかった。
もちろん階段を駆け上がってきたことだけが原因ではない。
なるみは鈴世の方をそっと伺い見る。
鈴世は俯いたままじっと一点を凝視している。
「ど…どうしたの、鈴世く・・・んっ!?」
鈴世の顔を覗き込もうとすると突然キスされベッドの上に押し倒された。
予想外の事態に戸惑いながらも抵抗を試みるが鈴世の力にかなわない。
体格にそう差はなかったはずなのに。
「いや・・・やめて・・・」
どうしたの、鈴世くん。怖い…!
いつもとはまるで別人のような鈴世は片手でなるみの胸のあたりを弄る。
やだ、やだ・・・こんなの鈴世くんじゃない!
「…鈴世くん!!」
なるみの涙声での叫びに鈴世ははっと我に返った。
「あ・・・・・ご、ごめん、ぼく・・・」
その声はいつもの鈴世に戻っていた。
やっと解放されたなるみは衣服の乱れを直し立ち上がった。
「今日はもう帰るね・・・また明日・・・」
…パタン。
「ごめん・・・ごめん、なるみちゃん・・・!」

…つづく
472471:2001/07/24(火) 00:21
>>471つづき

翌日。
昨日の今日ということもあって少し気まずかったけれど
今日会わなければこれからずっとしこりが残ったままになりそうなので
なるみはいつもどおりに待ち合わせ場所の図書館に来ていた。
鈴世くん遅いな・・・もう来てくれないのかな。
「なるみちゃん、待たせてごめん!」
後ろからかけられたいつも通りの声に安心して振り向く。
「ううん…・・・・・鈴世くん、髪切ったの!?」
「うん、昨日の反省の意味も込めてね」
ずっと髪をのばしているところしか見てなかったので
短く刈り込んだ彼を見るのはとても新鮮だった。
昨日のことも相まって、彼が男の子であることを余計に意識させられてしまう。
「昨日は本当にごめん。あんなことはもう二度としません」
「そっ、そんなに気にしなくてもいいよ」
「ダメ。君が気にしなくてもぼくがする。
 それにね、来年からは中学生だし、そろそろ切ろうと思ってたんだ」
「なんだ”ついで”かぁ」
「あはは、ごめんごめん・・・」

鈴世くん、この頃背ものびてきてどんどん男の子らしくなってきてる・・・。
なんだか眩しい。
もう一度昨日みたいなことしてほしいって言ったら怒られるかな・・・?

おわりです。