#「愛国短歌」スレで見かけて私は感動しましたが、何故かスレごと消そうと
している人がいるのでここに引っ張って来ました。
757 :詠み人知らず :03/05/02 07:55
>>610 >考えるより先にそとにでています
歌ではそれが最も大切なことです、伝えたい思いの激しさ強さ。
考えるのももどかしいほど、溢れ出てしまうのは
素晴らしい資質です。
――思わず出るは神のわざ、後で直すは人のわざ――
人が頭でヒネり出すものなど、なにほどのことはない、
考えるより先に出て来るもの、その中に一番大切なものが在る。。。
たとえば芭蕉は、神のわざを際立たせるために人のわざを磨き、
その上で人のわざの痕跡を消し去ることに命を賭けた人。一方
最初から人のわざは捨てよう、と志したのが自由律俳句です。
>>610は、まだ人のわざもおぼつかない作者の中から、すでに神のわざが
ほとばしり出ようとしている、その緊張を表現しているようにもみえます。
文法や技術は、あとでいくらでも身につきます。瑣末な語句の
はしばしにとらわれる必要はまったくありません。なによりも、
自分の内から豊かに湧いてくるものの流れを、邪魔しないことです。
添削とは、本人は気付かない独自の個性や才質を客観的な目で見抜き、
それを引き出す手助けをすることです。>609=611のようなのは、
「角を矯めて牛を殺す」典型で、最悪最低です、覚えておきましょう。
日々の生活の中でも、たくさんの歌を詠んでください。音読することを
忘れずに。あなたは豊かな資質をもっています。
#↑111ゲット!w 最後の1行、言われてみたいと思ったり…、ため息。
114 :
詠み人知らず:03/05/03 07:56
アイドルの過去を暴いた元カレが死体で浮かぶ山の湖
あぼーん
116 :
詠み人知らず:03/05/03 11:22
隠してた屍体が遂に腐乱して風も薫るよ初夏の朝
>>113 あ、そうですね! 歌を引っ張ってこないと
>>111 がわかりづらいですね!
でも「好きな短歌」ではないので、好き嫌いではないので、
短歌詠む人なら参考になると思うので、
ここなら短歌詠む人が来るから、このスレがいいでしょう?
609 :詠み人知らず :03/04/28 12:46
>>608 >愛国者が このよにいなくば このくには なんといいくに いいひとたちよ
1.「愛国者が」→「愛国者」
でいいと思います。
2.「このよにいなくば」→「このよになくば」、或いは、「このよに在らずば」
の方が正しいかと思われます。
3.「このくには」
前に「このよにいなくば」で「世」と言っているの「国」とダブってしまいクドイ感じがします。
4.「なんといいくに」
なんと・・という表現が陳腐な印象です。もう一工夫欲しいです。
また、「くに」が現れるのでクドイです。
5.「いいひとたちよ」
ここは子供のような素直な思いが表れていてよいと思います。
しかし、「このくには」と前に言っているのに「いいひとたち」と受けるのは文法的な違和感があります。
「このくにはいいひと」なのでしょうか?
日本語の意味と響きをもう少し深く追求してみると良いかもしれません。
755 :詠み人知らず :03/05/02 07:50
>>608 >愛国者が このよにいなくば このくには なんといいくに いいひとたちよ
とても素直な歌です。想いが溢れてしまい、その流れをそのまま
言葉にした…という歌ですね。
和歌は本来朗詠するもので、<音読してみる>ことが大事。声に出して
読んでみましょう。他の人が耳で聴いた時に、あなたの想いが誤解されずに
伝わるかどうか、それをチェックしながら、推敲するクセをつけてください。
この歌の愛国者とは、いわゆる「狂信的な愛国者」のことですね。
自分の愛国心は声高に主張するが、他国者の愛国心も自分のそれと全く同等で
あるという事実は認めようとしない、そんな「頑迷な心とそれに囚われた人々」。
そういう「頑なさ」は、他国者を敵視し争いへと駆り立て、世界のどこかに
あり続ける限り、新たな紛争の火種となる危険な存在です。だからこそ、
今だけでなく未来永劫、この国だけでなくあらゆる国から、一人の人からでなく
全ての人の心の中から、即ち「この世」から、消えてほしい…という悲願、
それが始めの五七ですね。もしそうなれば…
「このくには」作者が今住む国を指し示し、
「なんといいくに」国家としてすばらしいと賛嘆し、次に、実際に触れ合った
この国の人々を想い浮かべる一瞬の間のあとに、「いいひとたちよ」。。。
どの語句も大事で、互いに深く結びあって意味とリズムを作っています。
問題は愛国者という言葉です。あなたの言いたい意味通りに伝わるかどうか、
表記は「」を付けて「愛国者」とすればハッキリしますが、音読した場合は
どうか…。この歌にこめた想いを、また別の表現で、いくつも詠んでみると
いいですね。
611 :詠み人知らず :03/04/28 13:44
>>610 >こころにも ことのはにば おいつかぬ あせってばかり くうきふるわす
あなたは何度もココに投稿してらっしゃる方ですよね?
日本語に通じていない感じが多々見受けられるのですぐわかります。
先人たちが連綿と築き上げてきた「言葉の深み」に対してもう少し感心を持ち、
謙虚に学ぶべきでしょう。
>>610もかなり推測を要する歌です。
「心が言葉に追いつかず、焦ってしまう」というようなことが言いたいのでしょうか?
あなたの場合はどちらかというと「言葉がこころに追いつかない」という方が正しいように思えます。
何か言いたいことがあるのに表現するための言葉の技術が未熟、と言ったところです。
まず、「ことのはにば」というのはどういうことでしょうか?「ことのはには」の誤りでしょうか?
また「くうきふるわす」の思いがどういうものかわかりません。
せっかく良い閃きがあったとしても、文法的な不自然さがあったり、言葉使いの間違いがあったり、
何が言いたいのか伝わらないのでは只の文字の羅列になってしまいます。
また、この掲示板の慣習上、最悪の場合、意味不明の書き込みは「荒らし」と判断される可能性すらあります。
投稿される前にもう少し推敲されることをお薦め致します。
756 :詠み人知らず :03/05/02 07:52
>>610 >こころにも ことのはにば おいつかぬ あせってばかり くうきふるわす
作者の熱い感覚、伝えたいという思いがみなぎって、響いてくるような歌です。
些少なタイプミスなど問題ではない。
「くうきふるわす」が、この歌の眼目、一番大切な表現です。
心が言葉に追いつかない…というような、軽く一般的なことではない、もっと
重くて息苦しいようなものが、感じられます。
あなたの内側に何か熱いものが存在し、外へ出ようとして激しくうごめくのに、
あなたの心も言葉もそれをどうすることもできない。焦って立ち尽くす
あなたの身体の周りで、実際に空気がぶるぶると震えだす…・・
作者の焦燥と、出たがっているものの激しさが、作者の身体を内側から
突き動かし、辺りの空気にまで伝わっていく、、、心と身体の息詰まる緊張の場が
見えるようです。
最初の五七を推敲して完成、五七七はそのままで。
759 心が言葉に → 心に言葉が
#添削について、私はとても参考になりました。
>>118 =
>>120 =Aさん
>>119 =
>>121 =
>>111 =Bさん
#「愛国短歌」スレは外の人が書き込むようです。AさんもBさんも
住民さんではないかも、、ですが、これから短歌を詠むのに参考になります。
書き込みありがとう!見てないかも、だけど一応。