一行リレー小説【新三役2勝13敗物語】第2章

ルールは2以下で。
では、みんなカキ込め！

ムスカ「ほぉ・・・ははっ、見ろ、人がゴミのようだ！！」

2はアフォ。スレタイ読め！

増健ﾈﾀは禁止だよん

しまった　えーとルールは一文５行まで。
改行も「一行」としてカウントする。

前スレに登場したイタリア珍道中のメンバーであり、主要登場人物になりそうな
顔ぶれをざっと紹介。夏場所の番付もついでに。
　
増健（東幕下７）今更説明不要。今スレでもおそらく主人公。地道に幕下１桁まで
戻ってきた。勝ち越せば名古屋が祭りになりそう。
ここから番付順に。
琴光喜（小結）濱錦と同期であり、もっと増厨に語られてもいい存在だが、
番付の差が有りすぎて語られない。きっと増厨が僻んでいるんだろう。
露鵬（西前１）顔の怖さや引き癖で叩かれる事も多いが、三賞の賞金を国に寄付したり
森川の面倒をよくみたりするナイスガイなのはあまり知られていない。
海鵬（東前４）前スレではすっかり巻き落としの男だったが、内掛けのイメージが強いか。
ちなみに過去１年の４８勝のうち巻き落としが４勝。やっぱり巻き落としの男だ。
高見盛（東前７）これも説明不要の人物。増厨的には現状で実現不可能な取り組みの中では
人気投票第一位だろう。

白露山（西十３）禿露山……などとひどい事を言う怪しからん輩も多い。
この若さで抜け毛とのあまりにも過酷な戦いを強いられている。彼にとっては
横綱大関以上の強敵であろう。
安壮富士（西十６）一部アンチの罵声を一心に受けている不憫な力士。
３場所連続通算５場所目の関取をしっかり維持しているあたり侮れない。

朝陽丸（西幕下４）ＺＯＫＥＮのメンバー中唯一の白廻し未経験者。
怪我、病気に耐えて久々に勝負の場所。奪取なるか。
濱錦（西幕下５）ご存知増健一の舎弟。ギリギリ５枚目以内に入った。
これまた白廻し奪回のチャンスだが、増厨としては気懸かりな所だろう。
五剣山（西幕下１０）叩き上げにも関わらず、増健との共通点の多さから
ＺＯＫＥＮの一員に。貴乃花部屋不動の部屋頭として苦労が絶えない。

安聡富士（東三段２７）安壮富士のとばっちりでアンチの攻撃を受けるこれまた
不憫な力士。今場所は初の博多帯奪取に燃える。思えば増健は入門から博多帯。
贅沢な話だ。

とりあえず、増健とその他の力士の関係がある程度わかるページ
ttp://www.geocities.jp/sumo_pages/sumo.html

とりあえず新スレの記念も兼ね>>2をしっかりと巻き落とす海鵬。

「・・・・・」この醜態？をテレビ桟敷で見ていた男がいた。
ここからスタート。

板井圭介と井筒親方の元祖無気力コンビだった。

俺たちもあそこに行こうぜ！と二人は大乗り気であった。

なぜか無気力相撲にあわせて社交ダンスをはじめた露鵬＆白露山兄弟。

微妙に上手いそのダンスが、九重親方の怒りに火をつけた。

増健のパチスロ魂にも火をつけた。

九重｢増健ッ！！貴様の相手はこの俺だろうが！！｣　濱錦を投げ捨て増健の前に再度立ちはだかる九重親方。

しかしその程度では増健の熱いパチスロ魂を消すことはできない。
増健「グダグダ言わんでパチスロで勝負だ！」

ぞろぞろと近所のパチスロ屋へ移動を始める増健イレブンと九重師弟。

「パチスロなら龍二のスロで勝負してやれば弟子のためにもなるし一石二鳥だな」とほくそえむ九重親方。
http://www.venus.sannet.ne.jp/coin/collect/rodeo/ko.html
「発売中止になったんすよ…」と切り出せない千代大海。

パチスロ屋についた一行。とりあえず、九重＆大海に対する増健イレブンのメンバーを2名選ぶことに。選ばれたのは、

高見盛「うーん…。グルグルしてて目が回る…。ｵｴｰ」

とりあえず、盛を巻き落とす海鵬。改めて盛を除く10人の中から選ぶことになった。

もっとも、半力士半パチプロの増健は最初から決まっているようなものである。
問題はあと一人。これを９人から選ぶのが難しい。

とりあえず露鵬＆白露山兄弟は外すことにした。
増健イレブン1のコンビプレーを誇る彼らだが、パチスロのルールを把握しておらず｢止められないよ〜」とうろたえているため戦力外。

大学同期の海鵬は、気心の知れた仲ではあるが負けたら巻き落とされそうので除外する増健。

そんな中、俺を選べとばかりに増健に対し物凄いメンチを切っている男がいた。

五剣山だった。ただでさえ怖い顔なのにメンチを切っているとまるで凶悪犯である。
増健も心の中で（地顔で十分怖いんだが……）と思った。

ここで無視すると、あとでしつこそうなので、
嫌々ながら五剣山を指名

五剣山は先ほど、師匠･貴乃花親方が九重親方に投げられたのが許せなかったのだ。
ネコミミをつけて完全臨戦態勢だ。

その五剣山の姿を見て増健と千代大海、思わず同時につきひざ。

お互いのつきひざを見て淡い友情とライバル心が芽生えた増健と千代大海。

友情が芽生えたはずだったが千代大海が増健より先に
パチスロで大当たりしたため増健は千代大海を罵倒

ブチ切れた千代大海、最近全く見せることのなかった全盛期の回転の速い突っ張りで増健を攻め立てる。

ふとまわりを見ると九重親方も五剣山も大当たりを引いていた。増健ただ一人当たらず。

あまつさえ勝負とは関係なくスロを楽しんでいた他の増健イレブンの面々まで、全員当たりを引いていた。
増健、半パチプロとしての存在意義がピンチ。

先程の千代大海の突っ張りでボロボロになりながらもプロの矜持を胸にスロを打つ増健。
相撲で手は抜いても、パチンコ･パチスロでは手を抜かないのが増健クオリティ。

増健「高濱のものは俺のもの。俺のものも俺のもの」と
トイレに行った濱錦の台を奪い、＄箱まで自分のものとしてしまった。

板井圭介と井筒親方の元祖無気力コンビもタッグトーナメントに参加。

増健が濱錦の玉を板井にぶつける暴挙にでた。板井だけに
痛いといってみろと寒いギャグを言った瞬間ついに・・・

増健の台にスーパーリーチが

皆、自分の打つ手を止め増健の台の様子を生温かく見守る中、増健がとった行動は、

いきなり台移動。半パチプロとしての本能がこれは当たらないと増健に告げていた。

そこへ濱錦がトイレから戻ってきた。増健は台からは既に移動していたが、
あるべき筈の＄箱がない。濱錦は誰の仕業かすぐに判ったが、何も言わずに
リーチのかかった自分が元いた台に座った。

増健に目を向けるとなんとパチンコ屋の掃除のおばちゃんを
ナンパしていた。誘い文句は「俺の土佐犬とかつお踊りをしない？」
おばちゃんは一言、増健に

「チェンジ」

へこむ増健の代わりに現れたのは、

イケメンというより逝けメンな五剣山

おばちゃんは逃げてしまった。増健イレブンは顔が……のメンツが多い。
　一方、濱錦は大当たりで再び＄箱を重ねだした。結果論だが、
増健はあのまま打ち続けるべきだったのである。

やり場のない怒りに打ち震える増健。そんな増健の肩をあの男がたたく。

海鵬「増健、１箱やるよ。」

大学同期の海鵬だった。やはり持つべきものは友だ。増健は海鵬に2倍にして返すことを誓い台に向かう。

朝日新聞の記事は他新聞と比べて一番まともではないだろうか？
日本が右傾化しないように社説で繰り返し述べている。
はき違えた愛国心を煽るようなマスコミを信じてはいけない。
売れさえすればいいという軽薄な商魂の論説ばかりが、
国を危うくするのは太平洋戦争で懲りたであろう。
機会ある毎に日本の過去の過ちに対する反省を促し、
関係諸国との友好を深めようとしているのが朝日新聞である。
なまじ知った歴史の一部で全てがわかった顔をすると恥をかくだけだ。
のうのうと生きていられるのは平和憲法のおかげであることは間違いない。
できもしない自主防衛を唱えていては過去の過ちを繰り返すだけである。
不利なことがわかっていながら、国民を煽って戦争に突入し、
買い物も切符が無ければ買えもしないような生活をさせながら、
運用される資金はすべて軍事行動向け。
動力になるべき燃料もなく、資源も無い日本が何の大義もない戦争を
推し進めるのは狂気の沙汰としか言い様が無い。
進軍ラッパをもう一度聞きたいのか

突然、増健の後ろにいた親父がそう叫びだし脱皮を始めた！！

↑
このように、難しい事を書かれても、増健には何の事か
さっぱり解からなかった。

とりあえずやかましいので増健イレブンと九重親方、千代大海の１３人で
親父を担いで外につまみ出した。珍しく一致団結である。さあ勝負再開。

勝負再開と思ったら増健が戻ってこない。なにをしてるのかと
九重親方が探しに言ったらつまみだしたおやじの懐から
財布を抜いていた

「犯罪イクナイ。」と、ウルフスペシャルで増健にお仕置き。ズルズルと
店内に引きずって戻っていった。

その光景をみて、千代大海の目がギラつく。

師匠カコイイと思った千代大海、真似をしようとして増健の方に向かうが
パチンコ玉で滑ってつきひざ。つきひざ慣れしていない千代大海、痛みに悶絶。

そこで優しく千代大海の肩を叩く増健。千代大海につきひざの見本を見せる。

千代大海は喜んだが、九重親方が怒った。
「お前、トーナメントで大笑いされただろうが！」と、ウルフスペシャル。
増健には海鵬が「いらん事教えるな。」と、巻き落とし。

仲良く地べたに這いつくばった二人の目が合った。
それだけで十分気持ちは伝わった。
「俺たちは今日からつきひざメイトだぜ…」

増健が言った。つきひざメイトだから川村ひかる
ちゃんと今度ダブルデートしよう？しかし増健は
あることに気が付いた

俺には彼女がいない

仕方がないから、間に合わせでタミコを連れていくことにした。

それを余所に、パチスロは続いていた。増健以外の増健イレブンは全員大勝利。
ホクホク顔で＄箱を換金しに向かっていた。

パチスロを通じてすっかり意気投合した増健以外の増健イレブンと九重親方。
九重「いつでも出稽古に来いよ、お前ら。お前らならいつでも大歓迎だ。」

「ありがとうございます！」と即答したものの、
出稽古に行っても最高位の関取がアレじゃなぁ…、
増健とひざつきの練習をしている千代大海を見てため息をつく残りの増健イレブン

兎にも角にも決着（和解？）もつき、反省会も兼ね晩飯に繰り出す増健イレブン。

チャンコダイニング若へ入店。

店に入るなり増健がいきなり一言。

ここのチャンコまずい！

奥からテレビでは決して見せない形相をした花田勝がすっ飛んできた。

そしてなぜか濱錦を下手出し投げ。

>>72
想像できて不覚にもワロタ。


さらに勝は増健にちゃんこ鍋を頭から浴びせ倒した。

返す刀で五剣山を、と思ったが元同部屋のよしみでスルーし朝陽丸に下手投げを決める勝。

高見盛「に、人気なら負けないッス！」そういって花田勝の前に立ち塞がる盛。
ある意味初の見せ場を乗り切れるか！？

「お前は、おにいちゃん・・って世の妹どもからいわれたことはあるのか？」勝は豪語した。

「あんたこそ、おにいちゃんって言われたのはあの困った弟からだけだろうが。」と、
痛い所を突いたのは五剣山。内情を知っているだけに説得力がある。

「2人だけの秘密を知らないお前がそれをいう資格はないね。」
勝は反駁した。

２人が言い合いをしている間に背後から増健が忍び寄る。
手には先ほど浴びせられた鍋を持っている。

鍋で背後から勝の後頭部を一撃。崩れる所に朝陽丸と五剣山の重量級コンビが
ボディプレスで押しつぶす。そこへ残りの増健イレブンが殺到。
横綱・元横綱対応マニュアルに従って簀巻きにした。（前スレ参照）

「おのれ増健・・・・おぼえて・・」勝はぐったりして意識を失った。

オーナーが失神したのをいい事に、大宴会を始めた増健イレブン。
パチスロで勝って懐が暖かいにも関わらず（増健を除く）、
全員金を払うつもりはなかった。もっとも、勝が意識を取り戻しても
簀巻きにしてあるのでどうする事もできない。増健イレブンまたしても
横綱・元横綱に完全勝利である。

勝利に沸きあがる増健イレブンの中、ただ一人へこみ気味な高見盛。
高見盛「自分また、見せ場を締められなかったッス…」

せっかくなのでつきひざメイトの千代大海と栃東にまで連絡を取りはじめる増健。

間もなく両大関もやって来た。千代大海「俺の店のちゃんこより美味いな。」

ここで一つ整理。増健イレブンが前スレから倒した横綱・元横綱
朝青龍
間垣親方
北尾光司
八角親方
花田勝

以上５人。前スレでは芝田山親方も襲撃に来たが勝負なしで終わっている。
参考までに。

「勝、まさるーーー！！・・・」
両脇を付き人に抱えられた二子山親方が叫びながら入ってきた。

身を挺して勝を庇おうとする病身の二子山親方に、流石の増健イレブンも貰い泣き。
一同で相談の結果、飲食代を払う事にした。

飲食代は払ったが、勝はそのまま連れ去られた。

「勝をどこへ連れて行くつもりだ・・・。」
肩で大きく息をしながら満は増健の肩に手を触れた。

ちなみに増健のメシ代はつきひざメイトの皆さんが払ったのだが、増健イレブンの他の面子は気づいていない。

実は五剣山を通じて貴乃花部屋まで連れて来るように言われていたニダ。

貴乃花親方、言われたとおりに花田勝を連れてまいりました。
へっへっへ！と、媚びへつらう増健

貴乃花親方は増健と五剣山に小遣いを与えた。

「よくやった、五剣山。これで相撲界征服の足がかりになる。」光司は満足していた。

「わが組織は表向きこそ貴乃花部屋と称しているが、黒相撲の日本総本部。」

そこで金がもらえないで不満な濱錦が
「どうしてこんな奴を捕まえるのと黒相撲の日本総本部と関係あるのよ？」

「黒相撲の日本征服を阻む者は抹殺せねばならん。現に・・」
光司は部屋の奥の観音開きの扉を開けた。

そこには 朝青龍、間垣親方、北尾光司、八角親方 がいた

増健と五剣山・濱錦が賛同した。
「金になればいいや」

板井圭介と井筒親方も黒相撲の日本総本部に参加

そのころ海鵬ら増健イレブン白廻しチームは千代大海に連れられ九重部屋へ向かっていた。

貴乃花親方は言う。
「黒相撲とはその名の通り､黒廻しによる黒い要素たっぷりの八百長相撲の世界。
お前らにこれを極める力量があるかテストさせてもらう。」

増健と五剣山・濱錦の力量は横綱級だった。

とくに増健と濱錦の演じた無気力相撲は黒相撲の面々に大好評だった。

「さすが縦綱・増健だ。見事なヤヲっぷり！」
「いやいや、濱錦だっていつだって縦綱を狙えるぞ。小関に甘んじてるのはもったいない。」

なんとなく置いていかれた気になって不愉快な五剣山。

そこで、黒相撲の日本征服計画を北の湖理事長に密告。胸がすっとした上に
ご褒美まで貰って一石ニ鳥である。さっそく協会幹部が貴乃花部屋に手入れに入った。

あえなく黒相撲壊滅。朝青龍、増健、濱錦、間垣親方、八角親方、貴乃花親方は
罰としてつきひざ１００回を課せられた。
協会員ではない花田勝と北尾光司はいつの間にか逃走。

その頃、九重部屋に来た増健イレブンの白廻し全員と朝陽丸、安聡富士は……。

さっそく出稽古に来てくれたと勘違いされた九重親方に、
特製ちゃんこをゴチになりながらウルフの相撲講座をかれこれ3時間は聞かされていた。

誰かが、舌打ちした。

海鵬「…ふむふむ。いや、ためになるなぁ｡｣
高見盛「うーん…。むずかしい…。ｵｴｰ」
千代大海｢Zzz……。Zzzz…｣
この3人ではないようだ。

露鵬、白露山兄弟だった。彼らは日本語が十分ではないので話自体を
よくわかっていなかった。

注・実際はそうでもないようだ。この兄弟のどちらか忘れたがテレビの
インタビューで話しているのを見て上手いと思ったのを覚えている。

九重「そこの二人と龍二！言ってもわからんなら体に教えてやる！土俵に来い！」
熱血九重道場、開幕である。

その間に嘔吐した盛はきっちりと巻き落としておく海鵬。

つきひざのベテランらしく、早々につきひざ１００回をクリアした増健。
濱錦･五剣山を伴い、残りの増健イレブンの待つ九重部屋へ向かうことにした。
増健「ちゃんこ食い放題。フフフ…。」

露鵬｢ようし、やってやる！土俵に立てば横綱も何も関係ない！」
白露山「あの大横綱の胸を借りれる機会なんてそうはない。喜んでお相手させて頂きます。」
千代大海「Zzz……。Zzzz…｣ （冗談じゃない。食後はゆっくり寝たいんだよ。）

海鵬が千代大海を巻き落としたそうな顔で九重親方を見ている。

九重親方と千代大海の大関という地位に敬意を払う海鵬の心意気に九重親方、感動。
微笑みながら大きくうなずき、巻き落とすことを許可する。

海鵬､自己記録更新の12回連続巻き落としを千代大海に決める。
しかしながら13回目はつきひざで回避されてしまう。

そこへ増健たち3人が到着。

３人が九重部屋に到着すると、稽古が行われていた。ちゃんこ食い放題は
どこへ行ったのか。五剣山＆濱錦「ひざが痛い……」
つきひざ慣れしている増健はひざは平気だったが、「腹減った……」
そんな事を考えている間に彼らの分の黒廻しが３本用意されていた。

さあこれからとんでもない事件が起きようとは
思いもよらなかった。増健が九重親方に言った。
ポイズンピルでホワイトナイトつきひざ殺し！
増健が九重親方に突撃した

しかし間の悪いことにその直線上には巻き落とされた千代大海が転がっていた。

つんのめる増健。千代大海と絡み合って転がりながら九重親方に突撃する羽目に。

狙った訳でもないのに、転がった２人は九重親方に激突してそのまま
羽目板にぶつかった。３人とも気絶。

高見盛「うーん…。見てたら目が回った…。ｵｴｰ」
追い討ちをかける高見盛。

あまりのことに現実逃避しちゃんこ食べ放題に戻る残りの増健イレブン。

すかさず千代大海が九重親方を
横綱・元横綱対応マニュアルに従って簀巻きにした。

「おい龍二、俺を簀巻きにするのは10年早い！」
九重の後ろには彼の付き人にとらわれたひかるちゃんが・・・。

増健[俺たちの友情のほうがそんなスベ公より大事だろう。」

ひかるちゃんをマブタに焼き付け今夜のおかずに
しようとエロ顔の増健。しかし千代大海の意外な一言に
ひかるちゃんをはじめ一同仰天する

千代大海「来場所負け越して大関陥落したらひかると一緒になって佐ノ山部屋を作る。」
ひかるちゃんは初耳だったらしく仰天。そして次の言葉が
「おかみさんなんてタルいから嫌。さよなら。」と帰ってしまった。
打ちのめされる千代大海。

「ひかる、今日はあそこで気分直しだ。」
なぜか北の富士が現れ、ひかるちゃんと一緒に消えていった。

流石に慰めの言葉もない増健イレブン。九重親方も怒るに怒れなくなってしまった。

北の富士とひかるが向かった先には「大鵬道場・大嶽部屋」の掲額があった。

北の富士とひかるが向かった先を知り、千代大海の決断を待つ一同。
九重親方「（龍二。男ならここは殴り込みだ！）」
増健「（だるいから帰りたいが、千代大海はつきひざメイトだしなぁ…）」
高見盛「（吐き過ぎて気持ち悪い…）」

「今日はわざわざ呼んで、申し訳なかった。」大鵬は勝昭とひかるのコンビを稽古場に招いた。

「最近、増健イレブンという不逞な輩達によって相撲の格式が落ちているのは知っているだろうか？」

巨砲が、既に寝返っているのも知らずに、大嶽親方が
熱弁を振るっていた。

しかし勝昭は内心(俺や高鐵や竜虎・四季の花なんかもも同じ様なモンだったしなあ・・・
その後の板井・逆鉾・旭富士なんてのもいたし)
と考えていた。

ここで大嶽親方に呼ばれた千田川親方も駆けつけた。
しかし勝昭は廃業の原因である高田川親方の件で千田川親方に食って掛かった。

「竹沢君、ワシに免じて、この場は・・。なにとぞ。」大鵬は勝昭に頭を下げた。

そして頭を下げたまま、両足を上げて見事なシャチホコ。

「親方、無理してはいけませんって。」あわてて大嶽親方が止めに入る。

そこへ殴りこみを決意し飛んできた千代大海が到着。
シャチホコを見るなりダメ出し。
千代大海「これが本物のシャチホコじゃあ！！」


　　　　　　 　 「｀ヽ　lﾞヽ、
　　　　　　　　ヽ　,l　) 　,｀─-､,,_
　　　　　　　　　ﾞl　.l `'''´ﾞヽ,,,__,　 ｀i
　　　 　 　 　 　 |　 ヽ_,,,-‐'´　　　ﾉ
　　　　　　　　 　ﾞl､　 `ｰヾ　　 ,／
　　　　　　_,,,―´l;;i'　 　 `l;;ﾞr'"
　　　　　,「 /　　 |;;;;ヽ､,,,,ﾉ;;'
　　　　　ヽ|　 ヽ　ヽ､;;;;;;;;ﾌ
　　　　　　|　　|､,,＿,ノ´
　　.　　　　ヽ,丿

遅れてきた増健も千代大海のシャチホコを際立たせるためつきひざを披露。
増健「これが本物のつきひざじゃあ！！」

一同、本物のシャチホコを見てあいた口がふさがらなかった。

増健を見つけるやいなや、鋭く眼を光らせた男が大嶽の蔭に立っていた。

男は鋭く眼を光らせると同時に、その口からジュルジュルよだれを垂らした。

大嶽部屋の名物男・森川だった。千代大海のシャチホコと増健のつきひざという
相撲界の二大至芸を学びたいと願い出てきた。

豆知識

増健イレブンとは>>6の通りだが、その他にもこの中でいろいろなユニットが
存在する。

幕下カルテットＺＯＫＥＮ　増健、濱錦、五剣山、朝陽丸。
結成当初は濱ノ嶋がメンバーだったが引退したため朝陽丸が新加入した。
誰かが引退した場合は新メンバーを補充するが、増健あってのユニットなので
増健引退の場合は解散。

露鵬・白露山兄弟　他に説明のしようがないｗ。兄弟別部屋というのは来日して
初めて知ったらしい。（哀

日大軍団　　増健、海鵬、琴光喜、高見盛、濱錦
増健の最大のアイデンティティである。ここのバックボーンのない増健は
語るに値しないと言っても過言ではない。

チーム深浦　　海鵬、安壮富士　　青森県深浦町出身のユニット。他には
安美錦、将司（幕下筆頭）も深浦町出身。相撲界でもちょっとした勢力である。

「露鵬・白露山兄弟」は「クソビッチ兄弟」の方が良くない？

>>155
間違ってはいないが可哀想杉。さて小説に戻ろう。

森川……いくら何でも序ノ口じゃあなあ……と、意外にシビアな事を言う
増健と千代大海。

そこへ丁度残りの増健イレブンが到着。さっそく海鵬が
「お前も同じ色の廻しだろうが。」と、巻き落とし。

増健珍しく怒る。
「俺は博多帯だ。」
と海鵬にむかって「つきひざ」
その隙に千代大海が海鵬にむかってトペ・スイシータ。

しかしいつもの癖で千代大海のトペは狙った相手ではなく、まったく関係のない方向へ。
運悪くその餌食となったのは、

しかしそこは動きの素早い海鵬、さっとかわした。千代大海は自爆し、
シャチホコの格好で土俵にめり込んだ。その横で増健は「雪駄もはけるぞ。」と、
まだこだわっていた。

かぶってしまい増た。次どうするかはお任せし増。

こんな感じでどうでしょう？

トペを海鵬にかわされた千代大海は琴光喜の眼前で土俵にめり込みシャチホコ。
初シャチホコを眼前にどうしていいかわからず混乱する琴光喜。
そしてその横で海鵬に対し、「雪駄もはけるぞ。」と、まだこだわっている増健。

興味本位でシャチホコをつついてみたりして遊びだす露鵬・白露山兄弟。

さらに露鵬はデジカメで撮影して「稽古場のインテリアにしよう。」と
喜んでいた。

注・ここは大嶽部屋である。

「ちょっと、龍ちゃん、龍ちゃーん！しっかりしてー！」
ひかるが千代大海のそばに駆け寄っていった。

この露鵬の態度に大鵬親方が厳重注意。
「相撲は礼に始まり礼に終わるもの。土俵上では、相手を全力で倒す気構えが必要だが、
大関にシャチホコを披露してもらっているという感謝の気持ちも忘れてはならん。」

何を勘違いしたのか、千代大海とそれに駆け寄ったひかるに対して
拍手を打って拝み倒し始めた露鵬・白露山兄弟。
いまだに目の前のシャチホコの扱いに苦慮している琴光喜。

「これこそ日本黒相撲の極み。厳しい稽古なくしてここまでには
とても到達できん。」しみじみと語る大鵬親方だった。

あの〜黒相撲は壊滅したんですが。もう年だし、呆けちゃったんですか？と、
元大横綱に失礼な事を言う高見盛。少々天然のようである。

「高見盛君だったか。君は知らなかったようだが・・。」
大鵬親方はそう言うと、付き人にある人物を呼ばせた。

付き人が連れてきたのは
「ネオン無情」を歌いながら現れた、北の富士勝昭その人であった。

その瞬間、千代大海を介抱していたひかるちゃんが、千代大海を放り出して
勝昭氏の元へ。「やっぱりオジサマが最高。」そして部屋から街へ消えていった。
黒相撲は何だったのか。　
一方、完全に打ちのめされた千代大海。今度こそ立ち直れないようである。

そして今更ながら到着した九重親方。シャチホコを見るなり引き抜いていきなりウルフスペシャル。
九重「何をしとるんだお前は！さっさと追わんかい！！」

心なしか、千代大海がさらに深く土俵の砂に埋まったように見えた。

更に土俵に深く埋まったのと、精神的ショックでとても追いかける事など
出来ない千代大海。九重親方も遂に諦めてその上から砂をかぶせ出した。

そこに森川も加わって砂をかぶせる。どうやら砂遊びと間違えているようである。

土俵の真ん中に大きなこぶのような土盛りができてしまった。
「俺の四股名と一緒ッすね。」高見盛がぽつっと言った。

大鵬親方も「素晴らしい。芸術品だな。しばらくこのまま飾っておこう。」と言い、
お許しがでた。露鵬「しめしめ、しばらく稽古しないで済むぞ。」と喜んだ。

「露鵬、そうはいかん。土俵は土の上にだけあるんじゃないぞ！」
大きな声で大嶽親方と千田川親方のコンビが露鵬を連れ出した。

と思ったら行く先は競馬場だった。「これから予想の稽古を行う。」と
両親方が露鵬をパドックに連れて行った。

注・大嶽・千田川は現役時代、２人で馬券を買いに行ったのが目撃されたのは有名。

増健もパチンコほどではないが、ギャンブル大好きである。
ついて行こうとしたが、海鵬が「タネ銭もないくせに。」と
きつ過ぎる突っ込み。

自分の部屋に戻った大鵬親方は、頭巾をかぶった男と密談していた。

タネ銭がなくてもギャンブルと聞いては黙ってられないのが増健。
「露鵬を助けるためだ！」と海鵬を言いくるめパドックへ向かう一同。

パドックに着くなり馬の様子に釘付けになる増健。
海鵬「…おい、露鵬のことはどうした。」

海鵬の言葉もそっちのけで、パドックを廻る馬の姿に釘付けの増健だった。

海鵬さん巻き落としは勘弁です。と腹ばいになって服従の
ポーズをする増健。なんとパドックを見ると森川が
迷い込んでいた。森川を心配した増健は・・・

自ら馬に乗ろうとしたが、馬もつきひざをして拒否

部外者の闖入で、パドックにいた馬が暴れだしてしまった。

一方、大嶽部屋。大鵬親方と頭巾男の密談は続いていた。

しかしあくまで密談なのでその内容をここで明かすわけにはいかない。

ふすま越しに2人の大きな笑い声が聞こえてくる。

何やらとても楽しそうだ。

そのうち笑い声がアヤシイ声に変わってきていた。

あぁ…んっ、ダ、ダメッ！

まだまだ、ふんっ！

増健さん変な出来心おこさないで。そっちの穴は違うよ
そっちの穴は汚くなっちゃうよ。どこでも神出鬼没の
増健。

コラー!!パドックの中にいた増健をJRAの職員が捕まえに来た。

あわてて逃げ出す増健。周りをみると既に森川は逃げた後だった。

競馬場はレース発走が中止になったこともあり、怒号で渦巻いていた。

もっとも切れていたのは大嶽親方と千田川親方のコンビ。
二人「犯人を見つけ次第ぶちかましてやる！！」

競馬場内は怒ったファンが物を投げたり壊したりで収拾不能の状態に。

この隙にこっそり逃げ出し増健イレブンとの合流を果たした露鵬。
露鵬「みんな、助けにくるのが遅いよ。まさか馬券買ってたりとかしてないよね？」

ついでに少数の増厨が興奮して座布団を投げた。

座布団が当たったのに怒った観衆が増厨と殴り合いに。

なぜかその中を突っ切って逃げることになった増健イレブンご一行。

「おいこら、ちょんまげ！」腹いせに観衆の数人が因縁をつけてきた。

その座布団が、国歌斉唱のために来ていた。
増健の師匠。本家「増位山 太志郎」を直撃

一般人相手には滅法強い増健イレブンの面々。
巻き落としやら寄り倒しやら叩き込みやらつきひざやらで辺りは阿鼻叫喚の地獄絵図に。

どさくさに紛れ本家「増位山 太志郎」の上でつきひざをかます増健。

負けじとヨカタ連中も棒や石で応戦。しまいにはスタンドに火を放つ者まで現れる始末。

「痛い！何すんのや！！」増位山と思いきや、実はDTの松本人志だった。

松本人志は暴徒どもに身包みはがされた。
増健は時計をかっぱらった。
濱錦は財布だ。
「兄貴儲けましたね。イッシッシ」

儲かった……と思ったら時計は露店で売られているような一つ千円ぐらいの安物。
財布の中には八百円しか入っていなかった。二人ともがっかりしたあまりつきひざ。

海鵬「お前ら略奪行為は禁止だ、この野郎。」
Wつきひざをものともせず、海鵬に巻き落とされた2人。

罰として増健＆濱錦は一門の枠を超えて海鵬の付け人にされた。
増健「同期の絆も地に落ちたものだ……orz」
濱錦「まあまあ先輩、日大時代に戻ったみたいでいいじゃないですか。」
意外とめげない濱錦である。

しかしながら濱錦はともかく同期の増健はさすがに付き人として心情的に使いにくい。
海鵬が直訴した結果、増健は琴光喜の付き人になる羽目に。
増健「まさか後輩の付き人になるとは…orz」

いきなりかつての先輩が付き人になりテンパる琴光喜。
琴光喜が泣きついた結果、増健は濱錦ともども高見盛の付き人へ人事異動。
増健「同じ学生横綱の田宮ならともかく、今度はロボかよ……orz」
濱錦「さすがにこれは……orz」

高見盛「学生横綱より上のアマ横綱のタイトルを取ったんですが……ｵｴｰ｣
増健「負けた……orz」
濱錦「ビッグタイトル取ってない……orz」

増健と濱錦が、これだけは勘弁してくれと裁定委員に泣きついた。
その結果、2人は露鵬の付け人に再度人事異動。
増健「今度は、異文化のギャップに馴染めねぇ……orz」
濱錦「何か俺ら、たらいまわしにされてませんか……orz」

しかし露鵬は森川の仕事がなくなるからとこれを拒否。
その結果、2人は白露山の付き人になることに。
増健「とうとう十両の付け人になっちまったよ……orz」
濱錦「……まさかとは思いますがここで拒否されたら次は……orz」

その頃、増健に襲われる夢にうなされていた千代大海、
ようやく目覚めて盛り土から這い出すと、なんと、減量に成功していた。
新しい千代大海の誕生の瞬間であった。

大鵬親方と頭巾男は稽古場に戻ってきた。「おお！確変！？」
スリムで筋肉質になった千代大海の姿に驚いた。

とりあえず手近にあった柱にてっぽうをしてみる千代大海。
その切れは全盛期を髣髴させるものであった。
「おお！？やはり確変！？」

「これは・間違いない。」大鵬親方と頭巾男はうなずき合った。

と、その時千代大海が動きを止めワナワナと震えだしこう叫んだ！

「お、おまえは・・・・！」

「許さん…許さんぞ勝昭ィィィィッ！」

かぶってしまい増た。
あとの方にお任せいたし増。

千代大海は頭巾男の正体を見破ったとともに、勝昭への怒りが爆発していた。

勝昭に向けて怒りのトペを放った。

相撲界の至芸に興味深々だった森川もなぜか覆面男にトペ。

勝昭に高鐵山の地縛霊が取り付いて動けない。
どうする勝昭

しかし減量した事で力が出なくなり、勝昭の手前で落下。
また土俵にシャチホコを決めた千代大海。我に返った勝昭は逃げた。
森川は序ノ口だけに未熟で失敗。覆面男も謎を残したままトンズラ。

再び増健イレブンに戻る。白露山の付け人にされた濱錦と増健。
白露山からいやな目つきで見られている。どうも２人のフサフサの髪が
気に入らないようである。

とはいえこのまま順当に行けば、ここで拒否されたら次は安壮富士の付き人。
それだけはなんとしても避けたい増健と濱錦も必死である。

ここで自称・策士の安壮富士が白露山に何やら耳打ち。
そして白露山が二人に言った。

「ドンゴルスレン・ダグワドルジ」

何だよそれ？食うと美味いのか？
ゾーケン＆ハマーは、朝青龍の本名すら
知らなかった。

とりあえず「ドンゴルスレン・ダグワドルジ」のところに二人は向かった。

>>237
細かい事だが、×ドンゴルスレン　○ドルゴルスレン　だ。

しかし、門前払い。前スレで２度もひどい目に遭ったんだから当然であろう。
朝青龍「増健イレブンと関わり合うのはもうこりごりだ。」
やむを得ず白露山の所に戻る。

ここで自称・策士の安壮富士がまた白露山に何やら耳打ち。
そしてまた白露山が二人に言った。

「ニャホニャホタマクロー」

ガーナのサッカー協会会長の名前だが、当然ゾーケン＆ハマーは知るはずもない。
相談した結果、何故か「にゃんまげに飛びつこう！」という結論に。
一路日光江戸村へ急ぐゾーケン＆ハマー。

日光江戸村でにゃんまげを見つけ早速飛びつくゾーケン＆ハマー。
合計300kg近い肉塊がにゃんまげに襲い掛かる！！

その時、にゃんまげの目がギラリと光った！！

にゃんまげは素早く動くと下手投げで濱錦を転がし、返す刀で
増健を掬い投げ。相当の実力者のようだ。おもむろにかぶり物を取るにゃんまげ。

正体は若乃花（二代目・間垣理事）だった。流石は元技巧派横綱、黒廻し２人では
まともにかかれば敵ではなかった。彼は前スレにおけるイタリア珍道中の恨みを
忘れていなかったのである。

間垣「久しぶりだな！今日という今日は貴様らの性根を叩き直してくれるわ！！」間垣が吠えた。

しかしゾーケン＆ハマーはこれを完全に無視。
濱錦「先輩！これ、にゃんまげじゃないです！」
増健「そうだな。早くにゃんまげに飛びつかないと……。高濱、次行くぞ！」

間垣「だから俺がにゃんまげだっつーの。逃がしてたまるか。」と
２人の首に縄をかけて江戸村の事務所に連行。イタリアで簀巻きにされた
お返しである。

事務所に着いて係りの人に、間垣「どんどんこき使ってください。餌は与えないでいいんで。
（増健を指して）特にこっちのデブ。少し絞らないといけないんで。」
増健＆濱錦大ピンチ。携帯も間垣の手で抜かりなく取り上げられてしまった。

間垣「こいつらもし逃げようとしたら、『無理心中』の張り紙貼って
簀巻きにして堀に叩き落してください。別に死んでも構わないんで」

江戸村の職員は間垣の言葉に激怒した。
「いくらなんでも言いすぎだよ。
しかもいまだになまってんだから。」
そう言って多摩動物園土産のゴリラの鼻くそを2袋投げつけた。

間垣は絶妙なタイミングでそれをかわし、鼻くそは増健の方向へ･･･

おなかのすいていた濱錦が「ゴリラの鼻くそ」にがっついた。
それを意地の悪そうな眼で舐め回すように見る間垣。

しかし、その時間垣に隙が生まれた！

あわてて駆けつけた増健イレブンが救出に来た。
江戸村の職員と協力し間垣は捕らえられ、あわれ間垣はまた簀巻きにされた。

そんなことがあった翌日。
増健イレブンは、いまやすっかり常連となってしまった「チェ・タイカイ」に集まり
ちゃんこを突きながら、ある問題について議論していた。

http://ime.st/www.ibulog.com/x/mt/archives/1072916523.jpg
日本の海岸に先週、長さ２メートルにわたるゼラチン質の肉片のようなものが漂着。
正体の特定を依頼された欧州のグループは、大型のタコか、クジラの体から分離した脂肪
ではないか、との見解を示した。

　同グループによると、漂着した物体は、１９６９年に米ハワイ州で発見され、
「曙・太郎」と日本で命名された生物種に極めて酷似している、としている。
　一方、日本近海やＫ−１で操業している漁民や、ダイバーらの間には、
「マケ・ボノ」と呼ばれる謎の生物が存在する、との噂もあるという。

　日本の保護センター職員は、「数カ国のグループに調査を依頼している。
現在フランスとイタリアから回答があり、我々が送付した初期データに基づけば、
大型の元力士である可能性がある」と述べた。
　同センターでは、物体の組織サンプルを、海外に送付することにしているという。（ロイター）

その議題は、夏場所５枚目以内の濱錦と朝陽丸が関取昇進の場合、
増健を付け人にするかどうかという事であった。

濱錦「先輩を付き人にっすか！？う〜ん……」
朝陽丸「増健さん、付き人としては役に立たなさそうですしねぇ……」

意外と評価が低かったことに、図々しくも傷つく増健。

増健「お前ら、俺が付き人検定1級資格持ってるのを知らないのか？」

「変な資格を作るな」と海鵬が増健を巻き落とした。

安壮富士「それ以前に、お前ら十両に上がれるのか？」

この無礼な発言に、元幕内・濱錦が激怒。一触即発の空気に。
この気まずい空気を破ったのは、

店のオーナー千代大海であった。
ちゃんこを持ってこようとして、空気の異常さを感じ
つきひざで場を和ませようとしたら、ちゃんこがある男の頭に直撃。

ちゃんこが直撃したのは他でもない安壮富士だった。熱さにのたうち回る安壮富士を見て
増健「それ以前にこいつも大負けしたら危ないだろう。」
濱錦「これで大火傷して全休だったら黒廻し確実ですよ。」と、追い打ちをかけるような
事を言う。今更ながらひどい奴等である。

朝陽丸「その場合は安壮富士さんに付き人をお願いするっス」
そこへ止めとも言える一言が。

千代大海「ちゃんこはワザとやった」

増健と濱錦に気を使ったつもりらしいが、今度は安壮富士が激怒。
千代大海に張り手をかまして横にいなす。千代大海はダイブ。
一同「大関が十両に完敗……この人もう駄目ぽ。」

「日ごろの恨み、くらえ〜」
いつも、偉そうにされている
千代天山が、厨房から木刀を持って、飛び出してきた！

千代大海「おまえ、いつの間に厨房に木刀を！？」

「いや、親方が。」千代天山は師匠の九重を指差した。

ちなみに千代天山は大好きなデビルマンのいでたち。

九重はピカチュウの着ぐるみを着ていた。

九重はピカチュウよろしく赤と青の高速点滅を発し、皆をポケモンショックで失神させた。

「さすが一代年寄を辞退した大横綱。見込んだとおりだけのことはあった・・」

失神した力士たちを次々と檻の中に入れていくその男は

つきひざに憧れる少年だった。

少年「つきひざの使い手を2人もゲットだぜ！！」

海鵬「勝手にゲットするな。」と、巻き落とし。揉め事も多いが
外敵には一致団結して立ち向かうのが増健イレブンのいい所である。

増健イレブンで最も格下の安聡富士も憂さ晴らしとばかりに攻撃に参加。
子供相手に容赦なく攻撃。

九重親方「子供じゃ養成費の足しにならんしな。強制送還汁。」との言葉。
小包扱いで親元に送り返した。
増健と千代大海はつきひざのし過ぎの罰として暫く檻の中に
入れたままにされた。

増健「つきひざだって、ヒザに負担がかかるから大変なんだぜ」
グチをこぼす増健

千代大海「まぁ、そういうな増健よ。こればかりは使い手にしかわからん悩みだ。」
なぐさめる千代大海。

海鵬「別にわかりたくない。」と、檻ごと巻き落とし。
それ以前に今日から本場所なのに、なぜ彼らはこんなところでくつろいでいるのか？

>>287
お話の世界だからね。本場所の話題はほどほどに。するなとは言わないまでも
多すぎると話がつまらなくなる鴨。では小説に戻る。


檻ごと巻き落とした衝撃で鍵が壊れて増健と千代大海は外に出た。

増健「久しぶりのシャバの空気だ・・・」
千代大海「ああ、やはりシャバはいい・・・」

「父さん・・・。力士に殴られた・・。うあーん！」
マスケン１１に送還処分された少年は泣きながら家に戻って来た。

少年はそんな夢を小包の箱の中で見ていたのだが、それはまた別のお話。

さてチェ・タイカイでは増健イレブンと千代大海、九重親方が再びちゃんこを
食べ始めていた。

九重は調子が悪いのか、あまりちゃんこに箸が進まない。

ゲフ、この薬を飲めば、胃腸の調子が
良くなりますよ、ゲフ
土佐の海が胃薬を勧めてきた。

親方、そんな時にはつきひざで気分転換ですよ。
何故か対抗心むき出しの増健がつきひざを勧めてきた。

土佐の海と増健の勧めに対し九重親方は

ちゃっかり胃薬を貰いつつも、喧嘩両成敗ウルフスペシャル。

この九重親方の振る舞いに激怒した男がいた。

温厚で、辛抱強く、現役当時はおしん横綱と呼ばれた
隆の里。現鳴戸親方であった。

しかし、じっと耐えるのがおしんの身上ゆえ、
黙ってなすすべのない鳴戸親方だった。

こうして本人たちもまったく知らないうちに、またも横綱・元横綱を破った増健イレブンだった。
（アシストポイント：九重親方　1）

マスケン１１に簀巻きにされた間垣親方は大鵬道場・大嶽部屋に助けを求めた。

そこに親友の鳴戸親方も呼びつけた間垣親方。

「お前ら全員いなしてやる！！！」
なんと大嶽親方がシャツを脱ぐと、そこには筋骨隆々の肉体が！！！貴闘力、復活である！！！しかし実力は・・・

増健にあっけなく負けた。元関脇と現役の幕下上位ではそんなものであろう。

しかし勝ったのは良いがその後の処理に頭を抱える増健イレブン。
関脇・元関脇対応マニュアルが無いため、どう処理すればいいか千代大海・九重親方も交え作戦会議開始。

簀巻きにすることに対し強硬に異を唱える九重親方。
九重「簀巻きは横綱に与えられた特権！関脇にはふさわしくない。格というものがある。」

一同「そうだなあ。関脇じゃあなあ。」という事で簀巻きにするのは見送られた。
とは言っても関脇の経験があるのは増健イレブンの中では琴光喜だけ。
自分達の事を棚に上げていい気なものである。

大嶽部屋不動の部屋頭である露鵬が寛大な処置を願い出たので、
大嶽部屋のちゃんこ食べ放題で手を打つ事になった。最近食べてばかりである。
千代大海が「寛大な自然を感じる。」と、意味不明の事を言っている。

>>307
＞簀巻きは横綱に・・・
ワロタ。


「お前ら、そのちゃんこを食べたな？」大鵬親方が現れ、不敵な笑みを浮かべた。

増健に車椅子を倒され身動きできずもがく大鵬。それをニヤニヤみつめる増健イレブン。

この野郎！　怒った大嶽親方が増健に張り手を見舞った。

ちょっと！あんたー。奥から大嶽よりタッパのあるデカ女が現れた。

増健「お前ごときでは俺の相手にはならん、
もっと強いやつを呼んでこい」と馬鹿にされる。

「これ誰？あんたのオトコ？」増健を指差し、タッパのある大女は大嶽に詰めよる。

かあちゃん。ゴメン。とりあえず謝ることが身についたかなしいマスオさん大嶽であった。

「ちょっと、だれ？大鵬親方にこんなことしたのは？」
タッパのある大嶽夫人、この部屋の誰よりも凄みを感じさせる態度であった。

おかみさんといえば安壮富士「おかみさんちょっと待って・・・」
とキザ・クールに言った。（つもり）

「待てもへったくれもあるか！」大嶽夫人、安壮富士を投げ飛ばした。

「よくも兄弟子を･･････」立場上、怒って見せざるを得ない安壮富士が2番手として、イヤイヤ大嶽夫人の前に立ち塞がる。

「小円遊みたいな真似してもう、ざけんな！」安壮富士はまたもや納谷夫人の軍門に降った。

>>320
安聡富士の間違いでは？まあいいや。小説に戻ろう。


そこへ朝陽丸が「おかみさん、ちゃんこでも食べて落ち着いて下さい。」と、
お椀を差し出す。ぬかりなく中にはある薬が仕込んである。いつも朝青龍に
いじめられた報復としてやっている事なので慣れたものである。

大女だけに食いしん坊の大嶽夫人、あっという間に完食。
次の瞬間、大いびきをかいて寝てしまった。即効性の睡眠薬だったのである。

大嶽親方「朝陽丸グッジョブ。いつも養子養子と馬鹿にしやがって。
たっぷり仕返ししてやる。」と、大嶽夫人をお仕置き部屋へ。
結構根に持つタイプのようである。

「父ちゃんなにやってんの？」母親べったりの末っ子登場。

朝陽丸「坊ちゃんもこのちゃんこをどうぞ。特製だからおいしいですよ？」
無論、これにもぬかりなくクスリが塗りこんである。

「ボクちゃんこ嫌い。お前が食えデブ」末っ子はごく普通にそう言い放った。

朝陽丸「力士になる子が好き嫌いイクナイ。」と、強引に食べさせる。
末っ子「グー……。」寝てしまった。大嶽親方「こんな所見られたら大変だ。
朝陽丸重ね重ねグッジョブ。」

増健「何？特製ちゃんこ？俺ももらうぜ、朝陽丸」
今までの状況を把握しておらず、ただ「特製」の言葉のみに反応し朝陽丸のもっていた残りのちゃんこを奪う増健。

増健「グォーーー……。」
朝陽丸「でかい鼾だな。それにこんな所で寝たら邪魔杉。
デブなんだからもう少し考えてくれよ。」と、自分の事は置いといて
文句を言う。

うっとうしいので、起こそうとしたが、
叩いても、蹴飛ばしても全然起きない。

そのとき、いつもいじめられていた大嶽親方が突如
「うほっいい増健」
と発言した。

九重親方が羽織を脱ぎながら
「やらないか」
発言。一同が￥パニックになる。

琴光喜は状況の変化についていけずオドオドして、思わず得意の立合い変化。

しかし、九重親方が羽織を脱ぐと、下には白廻し。「稽古をやらないか」だった。
一同ズッコケてつきひざ。琴光喜だけは勢い余って羽目板に激突。

とりあえず九重親方の面目を保つため、稽古に名乗りを上げる海鵬。
そんなことは微塵も考え付かなかった千代大海。

この海鵬の心遣いに打たれた九重親方、電話で八角親方を呼び出し
千代大海と海鵬のトレードを申し出る。

しかし九重との関係がこじれている八角は拒否。

ならば千代天山もつけると粘る九重。

八角「て言うか千代大海イラネ。相撲部屋が見せ物小屋になっちゃう。」と
辛辣な一言。それを聞いた千代大海はショックでつきひざ。→＿|￣|○

目を覚ました増健もつきひざメイトの様子を見て、すかさず援護つきひざ

なおも粘る九重、三保ヶ関部屋の許可も取らず勝手に増健もつけると宣言。
それを聞いて手を上げた男がいた。

大嶽親方である。おかみさんとの事は一段落したようだ。
「千代大海と千代天山と増健なら欲しいな。弱小部屋だから３人貰えば
かなり強化出来る。」交換要員はどうするんだろうか。

九重親方「では交換で露鵬と森川。それに大嶽、お前自身を寄こせ。増健ごときに負ける情けなさを叩き直してやる！」

増健は、「そうくると思った。ハハハ」と、まるで傷ついていない。つきひざ等、さんざん問題を起こしているこの男に、もはや失うものはない！

対照的に物凄く傷ついたのが大嶽親方。
かつての優勝経験者も今では増健以下という事実を突きつけられ人格崩壊寸前。

さらに増健は大嶽親方の前でつきひざをして挑発をはじめた。
増健「ヘイヘイ！どうした元関脇！」

つきひざメイトの千代大海も一緒になってつきひざで挑発。

ついにブチ切れた大嶽親方、現役当時の形相で増健の前褌を取る。

しかし怒りの余り、現役時代の自分が突き押しが得意だという事を忘れていた。
がっぷり組んでしまい、増健に投げられる。

しかし投げた方向が悪かった。大嶽親方はまだ交渉をしていた九重親方と八角親方に激突。
九重＆八角コンビがゆっくりと増健へ歩み寄る。

>>351
>>337によると、八角親方は電話の向こうだからこの場にはいないようだ。

>>352
いや、>>337で、電話で「この場」に八角親方を呼び出してるんじゃないか？
>>340で八角の声を聞いてる千代大海がすかさず「つきひざ。→＿|￣|○ 」してるし。

お前は、性根からわしが鍛えなおす、と九重が凄む
いいえ、わたしが根性を叩きなおします、と八角が口を挟む。
わしが、わたしが、わしが、わたしが、増健をめぐって、九重と八角がケンカを始めた。

増健「よし！この喧嘩俺が預かる。お前らも力士の端くれなら土俵で決着をつけろ！」
つきひざで2人の間に割り込みながら叫ぶ増健。

「大将、16年前のあの時は譲ったんですから、今度は俺の番でもいいでしょうよ。」
八角が九重に不満そうな顔をして言った。

「大将ここは俺の出番だぜ。」
板井が現れた。

「ここはより無気力な取り組みを増健としたほうが、勝利者とする！」
高らかにアホなことを宣言する板井。

「俺だって最後の花道を飾らせてあげたんですよ。八角親方の言うとおりですよ。」
板井は九重に言った。

「わかったよ」わがままな、九重が珍しく折れた。
八角がニコニコしながら「さあ、増健よ。これから、
わたしが根性を叩きなおしてやるからな」と、握手を求めてきた。

増健はにこやかに微笑みつつ握手を返し、こう言った。
「こちらこそ。八角部屋の皆さんに無気力相撲を伝授できるとは光栄です。」

しかし、いざ稽古に入ると現役時代の気迫相撲が甦った八角親方。
厳しい稽古になり増健は疲れてつきひざ。「話が違う……orz」

このままでは、死んでしまうと思い。
その日の夜、ちゃんこを食べた後に、
スカして、三保ケ関部屋にご帰還。

三保ケ関部屋に板井が先回りをしていた。
「俺が中盆の真髄を伝授してやる。」

増健「疲れたからもう寝ます。」あっさり大部屋に消えて行った。
板井はショボーン。

そして翌日、いつもの朝のようにいやいや稽古に降りてきた増健に板井が迫る。
「今日こそは俺が中盆の真髄を伝授してやる。」

とりあえず寝起きで頭がぼーっとしている増健。「はぁ、どうも」と適当な相槌を打つ。

海鵬「いい加減目を覚まして稽古しろ、柳川」
出稽古に来ていた海鵬に巻き落とされる増健＆板井。よく見ると増健イレブンが全員出稽古に来ている。

濱錦「今日は三保ケ関部屋のちゃんこ食い放題、先輩あざーす！」
朝陽丸「あざーっす！」

「あざーす？呼んだ？」と、やって来たのはすっかり人気者になった
ブログ王……もとい、普天王だった。日大勢がまた一人やって来た。

ブログに俺のことを書いてくれ。俺も、俺も
増健イレブンが、普天王に口々にお願いする。
ブログが何か知らない増健は、一人でちゃんこをつついていた。

「お前稽古もしてないのにちゃんこ食うな。」海鵬が増健を巻き落とし。
「ホォ。。。これは載せなくては。」ちゃっかりデジカメで巻き落とされる増健を撮影する普天王。

この様子を見て、俺も俺もと増健相手に得意技を仕掛ける他の増健イレブン。
「ホォ。。。これもいいなぁ。」デジカメで取りまくる普天王。

技を仕掛けられ過ぎて稽古場の隅でダウンする増健。
それに引き替え把瑠都や白石達は増健イレブンに多数存在する
白廻しに胸を借りて熱の入ったいい稽古をした。
普天王ブログのお題は「三保ヶ関部屋の熱気あふれる稽古とだらしない柳川先輩」
となった。

変化からの引き落とし、叩き込み、オー、ボーボーボー、無気力相撲と増健イレブンの必殺技を次々と喰らう増健。

稽古も終わり和気藹々とした雰囲気でちゃんこをつつく増健以外の増健イレブン＋普天王。
ある意味1年分に匹敵する稽古を1日で積みダウンしっぱなしの増健。
充実した稽古を積めて大喜びの三保ヶ関部屋の面々は明日も出稽古に来てくれるよう依頼。

ふと高見盛をみると口が真っ赤。口のなかから出血していたのだ。「よく張り手くるから傷口がふさがらない」頭がショートしながらボヤく盛。

琴光喜「すいません、電話借りていいっスか？」
同期の琴光喜が東関部屋へ電話をし、メンテナンスの心勇さんを呼んだ。

ミッキーからの連絡を受けて、駆けつけた心勇さんは、あざやかな手つきで、盛を修理。
ついでに、ダウンしている増健を見て、
「不用品」のシールを貼って、去っていった。

不用品のシールのため、部屋の若手に捨てられかける増健。
なぜか一緒に廃棄されかかる板井。

捨てられかける、ではなく実際に生ゴミ捨て場に捨てられた増健＆板井。
板井「増健よ、今こそ俺が中盆の真髄を伝授してやる。」
未だあきらめていない板井。

しかしゴミ収集者が引取りを拒否。三保ヶ関部屋の前に返却、放置される増健&板井。

増健は未だにダウン中で自分がどういう扱いを今受けているのか気付いていない。
板井「増健よ、今こそ俺が中盆の・・・」もはや執念の板井。

外の様子を見て増健に気付いた露鵬＆白露山兄弟によって、増健は部屋の中へ回収された。

板井は外で海鵬に巻き落とされたものの、その後扱いに困り、急遽>>306のとき同様、千代大海・九重親方を呼び出し
小結・元小結対応マニュアル策定のための増健イレブン＋2＋普天王サミットが三保ヶ関部屋で開催されることになった。

「どうも、絶対議長の安壮富士です。議長の言うことは絶対なので逆らわないように。」

巻き落とし、変化からの引き落とし、叩き込み、オー、ボーボーボー、無気力相撲と必殺技を次々と喰らい失神する安壮富士。

安壮富士に不燃物のシールを貼り、再びサミットに戻る小結・元小結対策委員会。
年長者たる九重親方が口を開いた。

九重「以前も言ったと思うが簀巻きは横綱に与えられた特権！昼は綱、夜は簀巻きというのが古来からの横綱の伝統である！！」
　　　「小結に簀巻きなど言語道断！！格というものがある。」

増健「昼は綱はともかく、夜は簀巻きは我々が最近考えただけなんですが。」
海鵬「それはさておき、小結はどうしましょうか。私も元小結ですが。」

板井「愚か者、私は元中盆でもあるのだぞ。
そこいらの横綱よりはえらいんだぞ。」

九重「消えろ。」と、ウルフスペシャルで沈める。可燃ゴミの袋に詰めて
>>382に続いて三保ヶ関部屋の前に出した。今度は中味が判らないようにしたので
大丈夫である。九重にしてみれば口封じの意味が込めてあるのは言うまでもない。

「いつ小結になったんだ！」「うそつくな！！」
増健イレブンの黒回し組から、海鵬に
野次が飛ぶ。

>>393
平成１３年１月場所・一場所だけだが小結に昇進している。玉手箱より。

黒廻し組に海鵬の巻き落としが連続して炸裂する。ドサクサに紛れ、同じく元小結のロボも黒廻し組を制裁。
そして何事もなかったかのように今後の小結対策を練り始める。

もう対象となる元小結（板井）が始末済みなのに、誰一人として気付かず熱く語り合う面々。
「大嶽親方がちゃんこ食い放題だったから、1ランク落としてラーメン食い放題でどうか？」
「いやいや、横綱が簀巻きだから小結はビニールぐらいでは？」

結局、普天王がブログで募集をかけてみるという結論に落ち着いた。

時間も昼になったため、今日もチェ・タイカイで昼食を取ろうと移動を始めた増健イレブン＋普天王・九重親方＆オーナー千代大海

今日は、奴らに好きにはさせないぞと、
千代天山が、安馬・時天空・旭天鵬の
モンゴル地味トリオを呼んで、迎撃の準備をしていた。

しかし、安治川部屋の安馬を呼んだのが失敗だった。安壮富士・安聡富士が
しっかり寝返りの約束を取り付けて、時天空、旭天鵬も引き入れてしまった。
千代天山はそんな事は知るよしもない。
増健イレブン・九重親方・千代大海・普天王・モンゴル地味トリオの総勢１７人が
チェ・タイカイにやって来た。

クネクネしながら一行を迎える千代天山。
そしてその様子を物陰から見守る謎の男。

いつの、陰でコソコソ動いている。逆鉾（現井筒親方）
であった。
逆：「あれ、おかしいな。板井がいねぇぞ、どうなってんだ？」

九重親方「もう一人いたか。」と、ウルフスペシャルで沈める。
板井同様口封じが必要なので可燃ゴミとしてチェ・タイカイのゴミ置き場に
捨てた。中味が判らないようにしてあるのは言うまでもない。
九重「さて、メシメシ。」あっさりしたものである。

クネクネしながら一同を案内する千代天山。
その様にイライラする一同。

イライラした事もあってか「一番高いコースで。」と声がする。声の主は、

イルカ（のハリボテ）に乗ってやってきた、

みんなの（作られた）横綱旭富士（もちろん安治川親方）だった。
「お待たせ逆鉾・板井」
暢気である。

「逆鉾も板井もいねぇぞ！！」九重が凄む。
その他、１６人（何と増健まで）も臨戦態勢！！

「九重、指二本の約束をわすれたのか。
おまえんとこの北の富士だって」
と安治川すごむ
「そもそも家の親戚もいるじゃないか。こっちに来い」

>>409
親戚でもあり師弟でもあるな。では小説の続き。

安壮富士「嫌です。師匠よりも増健イレブンの方が大切です。」
普段文句の多い安壮富士（このスレの中でね）のこの発言に一同感動。

安：「ふふふ、私が一人でノコノコ来たと思うか？カモン」
現役時代、千代の富士のわがままに迷惑をこうむった、
小錦（現KONISHIKI)が店に入ってきた。

そのあとから何故か、千代の富士とはほとんど関係のない
日大出身の十両コンビ、W司こと皇司・�Y司も店内に入ってきた。

海鵬＆増健「あっ、大内！てめえ、よくも大学時代はいじめてくれたな。」と激怒。
巻き落としとつきひざのコンビネーションで沈めた。
　注・皇司は２人の２年先輩。
�Y司は後輩である琴光喜、高見盛、濱錦の３人がかりで沈める。
２人をまとめて可燃ゴミの袋に入れて入間川部屋の前のゴミ箱に捨てるように
チェ・タイカイの従業員の千代天満に頼んだ。
　注２・千代天満は実際にシェ・タイカイで働いているとの事。
大学時代先輩にいじめられた恨みはかくも深いものであった。
　

小錦に対しては九重がぬかりなく工作。
「タダで好きなだけ食べていいからさ。」と、千代大海の了承もなしに
決めてしまった。食いしん坊の小錦は大喜び。たちまち九重に寝返ってしまった。
さあ安治川親方ピンチ。

�Y司「熊谷に誕生日おめでとうって言いに来ただけなのに・・・」
　（注：先場所、海鵬が取材を受けているところに実際にそれだけ言いに現れた。）
皇司「メシ食いに来ただけなのに・・・」
　（注：特にない）

実は安治川親方とは関係がなかったゴミ箱のW司。どうでもいいことだが。

安治川親方「ふっふっふ、切り札はまだ残っているぞ。次の挑戦者カモン！」
安壮富士の弟、安美錦（幕内力士）が説得に現れた。

>415
（注：特にない）
ないんかい！！ｗ

ところが、安美錦にとっては優しい兄貴である安壮富士に
増健イレブンの素晴らしさを散々説明されて、これまた
増健イレブン側についてしまった。もう誰も味方はいない。

しかし、安美錦にとっては優しい兄である安壮富士が
増健イレブンの素晴らしさを散々説明してこれまた
味方につけてしまった。これで１０数人対一人。元横綱とは言え
もう絶体絶命である。そして、増健イレブンに敗れた横綱・元横綱の
末路は一つである。

パソの不具合で書き直したら４１７が書き込まれてしまい増た。スマソ。

　　　　　　　簀　　巻　　き

たちまち増健イレブン・千代大海、普天王まで加わって簀巻きにした。
ゴミ捨て場に捨てるのだけは勘弁してやってくれ、と言う、杉野森兄弟の
言葉に免じて宅急便で安治川部屋に送り返す事にした。

こっそり「ナマモノ」のシールを貼る千代大海。
九重「ナマコだけにナマモノか！うまいぞ龍二！」

「うまくねぇよ・・・」そう思うも口に出せない一同。

簀巻きにされた安治川親方（ナマモノシール付き）を乗せた宅急便の車を
見送る一同。そこへ「ちゃんこコース（一番高いやつ）の支度が出来ました。」と
千代天山が呼びに来た。白廻しなのに何故か従業員に混じって働いている。

増健イレブンたちが、珍しく普通に食事をしていると、
琴欧州、時津海、隆の若のイケメントリオが、やってきた。

彼らは美女のお姉さんたちを数人連れ添ってやってきた。
手をつなぎあったり、彼らの腰に手を廻していたり。

増健は、どうしてこのトリオに自分が加わってないのか本気で疑問に思った。

「あたしたちじゃだめ？」
女装した若の里しのぶと普天王いづみが増健の手を握ろうとした。

「ボンヂュ〜ル、ハロウ〜」
増健が、ワインを片手にテーブルに近づいて行った。

そうこうしているうちに安馬と安壮富士がワインをがぶ飲みし始めた。
安美錦「兄貴そろそろやばいから安馬と３人で帰ろうよ」
あくまでまともな弟である。

増健が近づいたその端を若の里、右に変化して突きおとした。
普天王は増健に麻袋をかぶせ、肩に担ごうとしている。

いつもならこんなときはすかさず巻き落とす海鵬だが今日は動けない。
なぜなら誤解が解け戻ってきた�Y司主導で、簡易お誕生会が始まっていたからだ。

「おめでとう、熊谷〜」「おめでとうございます、先輩！」
海鵬「みんな…、ありがとう（* ´(ｪ)｀）」

そんな海鵬の代わりに今回動いたのは、

イケメントリオの一人琴欧州だった。
「ノ〜、ＺＯＵＫＥＮサンイイ人。ムカシ、あいすくりーむカッテクレマシタ
。ワタシ、ＺＯＵＫＥＮサンヲタスケル」

安馬と安壮富士は若の里しのぶと普天王いづみに襲い掛かった。

その隙に増健の入った袋を上手投げで投げ捨て救出する琴欧州。

大鵬の好物は玉子焼き

『巨人・大鵬・卵焼き』という名文句を思い出した増健は「俺も大鵬さんみたいにならねば」とは思わず「俺には縁のないことわな」と、思っていた。相変わらずの無気力ぶりである。

せっかく救出されたのに袋の中から出ることも面倒くさがることで、無気力振りをアピールする増健。

しかし皆、海鵬の誕生会に気をとられ見向きもしない。
一人、琴欧州が増健が出てこないのでオロオロしている。
琴欧州「オ〜、ウチドコロガ　ワルカッタデショウカ…ZOUKENサ〜ン？」

しかし面倒がって琴光喜が放置させる。いつの間に皆は一次会を終えいなくなっていた。
>>430の通り安美錦は保護者としてきちんと安馬・安壮富士・安聡富士を連れて帰り、
イケメントリオのうち隆乃若と時津海は美女をお持ち帰り、二子山親方危篤の連絡を受け五剣山が帰宅、
琴欧州以外の外国勢は別行動で飲み会、結局琴光喜・海鵬・高見盛・朝陽丸・濱錦・�Y司・千代大海・
若の里・普天王・琴欧州の変則メンバーが２次会へ繰り出していった。

２次会は、ひと勝負しようと、ボーリングへ行く事にした。

５ペアを作って勝負することになった。
日大先輩チーム　海鵬・�Y司（優勝本命）
日大後輩チーム　琴光喜・高見盛
中卒叩き上げチーム　千代大海・若の里
若手ホープチーム　琴欧州・普天王
幕下黒廻しチーム　濱錦・朝陽丸

店に置かれても邪魔なんで千代天山が増健を袋から出して
「みんな帰って店じまいするから、どっかいってくれ。」

増健は例のいびきをかいて爆睡していた。
千代天山はとりあえず増健の顔に一通りのラクガキをして、
身ぐるみはがして全身タイツを着せた上で外に放置。

無気力・無関心だがメシの種や祭りには異常なまでに敏感な増健。目を覚ますなり、
増健「俺をおいてどこかで身内が祭りをしている…。許さんぞ、俺も連れてケーッ！！」
突然、夜の街を全身タイツで暴走する増健。

「落ち着けっ、増健」
そう呼び止めたのはいつの間にか忘れ去られた皇司だった。

増：「ややっ、これは大内先輩」
皇：「奴らがどこにいるかは、調べ済みだ。続け！！」

増健と皇司もボーリング場に到着。

ボーリングは、意外にも千代大海・若の里ペアがトップに立っていた。
千代大海が若の里を洗脳してピンを矢だと思い込ませたからである。
若の里「矢は俺のものだー！」高見盛「ボールを見てると目が回る･･･オエー」

皇司「さて増健よ、これをかぶれ。」
増健「何ですか、このトラのマスクは？」
皇司「俺たちは遅れてきた、いわばヒーロー。ヒーローは謎が多いほうがかっこいいと思わんか？」
増健「おお、さすが日大相撲部宴会部長の大内先輩！にくいまでの心遣いです！！」
クマのマスクをかぶった皇司とトラのマスクをかぶった増健の不審者2人組ユニットがボーリング組の背後に近づく。

�Y司「わぁカワイイ！クマさんだぁクマさんだぁ〜☆」
皇司とも知らず、�Y司がクマに近づいてきた。

とう！！スキだらけの�Y司がクマ（皇司）に倒された。
誰だ貴様は！！千代大海が、駆け寄る



相撲ファンの皆さん、今場所もお疲れ様でした。
名古屋場所で、またお会いしましょう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 「｀ヽ　lﾞヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　ヽ　,l　) 　,｀─-､,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　ﾞl　.l `'''´ﾞヽ,,,__,　 ｀i
　　　　　 　ヾ~ｿ~~ソ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　 ヽ_,,,-‐'´　　　ﾉ
　　　　　　　/xx.３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞl､　 `ｰヾ　　 ,／
　　　　　　 \xx ３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _,,,―´l;;i'　 　 `l;;ﾞr'"
　　　　　　 |xxx ３,,,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　,「 /　　 |;;;;ヽ､,,,,ﾉ;;'
　　　　　　 ゝxx,へイ⌒）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ|　 ヽ　ヽ､;;;;;;;;ﾌ
　　　　　　ミゞ　◎WW　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　|､,,＿,ノ´
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（AAと本文は関係ありません）

その千代大海の前に立ちふさがったトラのマスクがいきなりつきひざ！
千代大海「！！（…こいつできる！このつきひざの切れは増健に匹敵する。
　　　　　　増健がいない今、これだけのつきひざ師を止められるのはメンバーの中で俺だけだ。）」

千代大海「おい！そこのトラ野郎！お前の相手はこの素質横綱（※大関です）千代大海龍二様が相手だ！」
一方クマ（皇司）の前には海鵬が立ち塞がった。
海鵬「お前よくも�Y司を！許さんぞ！」

本当は「な〜んて冗談でした♪」などとマスクをとって合流する予定だった2人。
予定外の展開に、テンパった2人は

クマ「ふっ、名ばかりの大関が風情がこしゃくな」
トラ「一度、小結にあがっただけの、こっぱ幕内力士が、生意気な」
と、身の程知らずな事を言って、さらに挑発する。

クマとトラのセリフが逆でした。

では、続きをどうぞ。

千代大海「トラ野郎正体が分かったぞ。お前栃東だろう。」
海鵬「その冷血無情、さては闘牙だな。」
なんて勝手な連想をしだした。

神の声が聞こえた気がした闘牙は「誰が冷徹だ！」と、ひとり怒っていた。

海鵬「いくぞ闘牙。今こそ車に乗ったことを後悔させてやる」

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ッ!!!!

必殺、



巻　き　落　と　し　！　！　！　！　！　！　！

海鵬「どぉれ、闘牙のマヌケ面でも見てやるか」
クマのマスクに海鵬が、手をかけた。

>>452
名古屋場所は放送開始とか、
明日の取組紹介に名古屋城の遠景をバックに
進行することがあるが、もしＡＡみたいになっていたら
どうしようと思うと夜も眠れない・・・。
ちょうど金のシャチホコは21年ぶりに地上に下ろされて、
みんなで手に触れられるようになっているし・・。

そのころ千代大海VSトラマスク（増健）は、

千代大海がトラにめがけてボール（しかも重たい奴）ぶつけまくりリンチ。
若の里も「俺は巨人ファンだ！だから虎はこてんぱんにしてやる！」と参戦。

イテテ、俺だよオレ。。。
増健が必死にマスクを外すと、
千代天山に落書きされた顔が、現れた。

　　誰　　な　　ん　　だ　　お　　前　　は　　！　　？

千代天山は手の込んだことに一度顔を黒く塗ってから白で落書きをしていた。
今の増健の顔はまるで外国のペイントレスラーのようで誰だか識別できない状態だった。

と思われたが足の短さでアッサリ露呈。

一同『なんだ、zokenじゃねぇか！』

ここで増健イレブンの夏場所の寸評。番付順に。

琴光喜　　一部の罵声も何のその。蓋を開けたら１３勝。いよいよ復活か。
来場所もこの成績なら一気に大関だが、まずは二桁をつなげる事が肝心だ。
露鵬　　　大師匠の最後の花道を飾れず。例の悪癖がまた目立ち始めた場所だった。
来場所の修正に期待。
海鵬　　久々の上位で星は上がらなかったが、内容は悪くなかった。来場所も
ぼつぼつがんがれ。できれば１勝ぐらい巻き落としきぼんぬ。
高見盛　　ズルズルと番付が後退。いい加減何とかしないとまずい。今場所は
相棒の心勇さん共々苦しい場所だった。

白露山　　幕内の地力が付いてきたか。前に出る相撲を磨いて、引き兄弟と
言われないように気を付けよう。
安壮富士　　首の怪我もあって７連敗スタートも６−９でまとめる。
万全なら十両で勝ち越せる地力を付けているようだ。

朝陽丸　　結果的に７番相撲で勝てば昇進だった。何とも言えないオチになったが
腐らずにがんがれ。チャンスはまた必ず来る。
濱錦　　　予想に反して振るわず。この地位なら安定した力があると思ったが。
柳川病がぶり返したのかな。
増健　　　３−１からの３連敗とは相変わらずやってくれる。来場所は頼む。
白石の十両昇進が見送られて一安心……なんだろうか。
五剣山　　危険な状況だ。来場所は５敗もすれば三段目……の地位まで落ちる。
進退問題、つまりＺＯＫＥＮの新メンバーを補充しなければならなくなるぞ。

安聡富士　　勝ち越していれば来場所は博多帯奪取につなげたんだが。
一から再スタートとなった。三段目中位ぐらいの力はついてきた。


長文失礼。場所も終わったので小説の参考にでも使ってくれたまい。
では続きをドウゾ。

おい、続きをやるぞ、
失神した、皇司と増健を放置して、
千代大海の号令で、ボーリングが再開された。

海鵬が「大関ストライク」と言い、千代大海に向けて玉をなげた。

てめぇ！千代大海が海鵬に向かってボールを投げ返す。
それが、琴光喜に当たる「なにするんですか！！」
増健イレブンと仲間たちの、大乱闘が始まった！！

飛び交うボールや椅子や増健、ボーリング場は一気に修羅場と化した。

その騒ぎの中、高見盛は16ポンドのボール何個で自分と同じ重さになるか考えている。

高見盛「う〜ん、16ポンドって何キロだっけ…？」

そんな高見盛のもとに流れ弾ならぬ流れ濱錦が飛んできた。

流れ濱錦の直撃を喰らいつつも、ポンドが気になって仕方がない高見盛。
高見盛「高濱〜、16ポンドって何キロだっけ…？」

１ポンドは４５４�c。１６ポンドだと７．２６４�sである。
高見盛は１４０�sだから１６ポンドのボール１９個強分の重さだ。
さて小説。

濱錦「加藤、お前ロボなのにそんな事も知らないのか。」と、黒廻しの分際で
白廻しの高見盛にタメ口の濱錦。しかも自分も１６ポンドがどれぐらいの
重さなのか知らなかった。

なんとかごまかそうとする濱錦と問い詰める高見盛。
そこへ今度は流れ琴光喜が飛んできた。

>>481
「16ポンドってのは、約２貫、厳密には1貫と950匁だ」
流れ琴光喜を尻目に講釈したのは大鵬親方だった。
偶然にも、定年パーティの余興で2次会がボーリングだったのだ。

琴光喜（ミッキー）に続けとばかりに、急遽、広島市民球場のベースボールドッグ・ミッキー君が参上。

ミッキー君は飛び交うボールや椅子や�Y司を見事に
キャッチしていくが、乱闘は一向に治まらない。
琴欧州「オー、ワタシノタメニ、ケンカハヤメテー」

「やめんかこら！」そんなに暴れたいなら、ワシが稽古をつけてやる！！
大鵬親方が、上半身裸になったが、その体はヨボヨボだった。

増健が「へっ、年寄りが無茶して心臓麻痺起こすなよw」と
親方に挑むが、立ち合い一瞬のつきひざであっさり負け。
千代大海も連鎖つきひざ反応。

「犬だと。うまそうだな」
犬を食おうと春日王がやってきた。

広島の人気者を食らうなど、わしらが許さんぞ
と吠えながら、広島出身の北桜、豊桜ブラザーズが来た。

なぜかその中に極楽とんぼの山本圭壱も混じっていた。

北桜がまいた大量の塩がみんなにかかった。
高見盛「しょっぱい！」
みんなの動きが止まり、あたりに静寂がつつんだ…

その静寂を破る声が響いた。

普天王「ハァ。。。」

普天王「みんな、おもしろいや。誰のことをブログにかこうか。。。」

春日王は「犬の塩焼きにしてやる。実は、
宗主国様の御命令で朝鮮王朝では塩も自由に作れなかったんだぞ。
だから日本人が靴の中に入れていた唐辛子を食うようになったんだ。
日本人は朝鮮人の恩人です。だから食わしてください。」
と泣き言と豆知識を言った。

アミダくじの結果、大先輩にして元番長にして
大関であらせられる千代大海に決定。

その隙に春日王はミッキー君を捕らえた。
「うまそうだなあ。」

この野郎！山本圭壱が春日王に後ろから飛び蹴りを喰らわせた。

春日王
「在日へのサベツニダ。損害と賠償を」

急遽、山本圭壱と春日王のミッキー君をかけたガチンコボーリング大会が始まった。

普天王「ホォ。。。大関より、有名人の山本さんの方がネタになりそうだ」
これを聞いた千代大海が怒りのダイブでレーンを滑る。

ストライク

ピンを矢だと勘違いさせられている若の里、千代大海に矢を取られると勘違いし
あとを追い隣のレーンをダイブ

全然目立ってない、増健、皇司の
はぐれ日大コンビも目立ちたいので
ダイブ

ガター

ちなみに若の里は9ピン倒した。

それはそれとして、倒れたピンを撤去する機会に巻き込まれ助けを求める
増健、皇司のはぐれ日大コンビ。

芸人としての意地を見せるためにやむを得ず山本圭壱もダイブしようとしたが、

流血状態の増健と皇司を見て躊躇。

http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/geino/1115577363/321
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1115177213/755
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/musicjf/1115568006/306
http://bubble3.2ch.net/test/read.cgi/natsumeloj/1116860454/146

321 ：（´Д｀；） ◆Arisa.xgBM ：2005/05/29(日) 21:15:00 ID:HzbbCRN8
亜麻の島が優勝＝社会福祉大相撲

　第３８回社会福祉大相撲は２９日、東京・両国国技館で行われ、１６人の幕内力士による
　優秀力士選抜トーナメントは亜麻の島が初優勝した。関取とタレントのバラエティーショーなどもあった。
　この日の収益金は新潟県中越地震の義援金として新潟県共同募金会に寄付される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050529-00020661-jij-spo

あまりの混乱ぶりに、店長がついに警察に通報。
「相撲取り数人が暴れています、何とかして下さい」

そしてワラワラとやってきた警官と力士たちの熱い戦いが始まった。

警察が怖くて、ひざがつけるか！！と
増健が、いきなり見事なつきひざを見せ付ける。

よく言った増健！！と
千代大海がさらに追い討ちのつきひざを見せ付ける。

？？「かかって来い貴様等！このタイガー司が叩きのめしてくれるわ！！」
いつの間にか増健とマスクを交換しトラのマスクをつけた皇司がノリノリで叫ぶ。

高見盛「おまわりさ〜ん、16ポンドって1貫と950匁なんだけど何キロでしたっけ〜？」 大鵬の講釈で更に混乱していた高見盛も叫ぶ。

どさくさに紛れて極楽とんぼ・山本がミッキーを連れ去ろうとしたが、おもいっきり噛まれる。

「矢は渡さない！！」警官達を次々寄り切る若の里。
ミッキーに噛まれ叫ぶ山本を巻き落とし、警察に突き出す海鵬。

状況の激変にオドオドしつつも立合い変化で警官を翻弄する琴光喜。

一行の多彩な技？になかなか逮捕ができない警官たち。

お通夜に行くために喪服を探さなければならない。

山本を囮にし、残る一同はボーリング場を出て紳士服店へ向かった。

冗談抜きで、増健イレブンからも、葬儀・告別式に参列する力士は
いるんでしょうね。
はぁ、マジで残念。合掌


「いらっしゃいませ、大きな体の皆さん。
当店では、特注も受け付けますよ」
雇われ店長をしている、岩木山がメガネを
光らせながら、寄ってきた。

「僕たち」「私たちは」「喪服を」「喪服をさがしにきました」「きました！」なぜか学芸会風に来店の目的を伝える一同。

>>521
五剣山は直弟子だが。　遅れ馳せながら　つ菊

「１１人分」「揃いの」「喪服を」「特注で」と学芸会風を続ける増健イレブン。

岩木山に師匠在世中に関取になれなくて残念でしたねえと売り子に
いわれてしまう五剣山

へこむ五剣山。
「大丈夫」「頑張れ」「君には」「僕たちがいるじゃないか」「いるじゃないか！」
五剣山を学芸会風で励ます残りの面々。

「さあ」「五剣山」「師匠に」「お別れを」「言いに行こう」
いつになく、神妙な面持ちで、イレブンは貴乃花部屋に向かった。

面持ちは神妙だが喪服は神妙ではなかった増健イレブン。
岩木山のいらぬサービス精神のお陰で、当人たちも知らないうちに
背中にラメを入れられているド派手な喪服で貴乃花部屋に向かっていた。

後の話であるが、情の分かる警官達が後片付けをして、ボーリング場の乱闘はお咎めなしとなった。

到着したイレブン。だが、岩木山のラメ仕様に一同の血の気がひいてきた。
高見盛「これ、マジでヤバくない…？」
どうする！？

「はっはっは！困っているようだな諸君！」困っている増健イレブン御一行に声をかけてきたのは、

「このこのタイガー司のように顔を隠していれば何の問題もなかろうが。わっはっは！」
なぜか未だにトラのマスクをつけていた皇司だった。

「じゃあ大内先輩が見本を見せて下さい」と皇司をマスク姿のまま
弔問に行かせる日大勢。結果は……。

マスクを剥がれた挙げ句、ボコボコにされてつまみ出された。
マスカラコントラマスカラ（マスク剥ぎデスマッチの事）で負けた
レスラーのような無惨な姿である。

補足　もう少し正確に言うと、敗者がマスクを剥がれるルールの事。

この結果を見て困った増健イレブン。

海鵬「とりあえず五剣山だけでも何とか葬儀に参加させないとな。｣必死に考える増健イレブン。

「私が連れて行きます！」相撲板の紅六点（適当）ちん娘が手を上げた！
ポケットにはマイルーラを忍ばせ臨戦態勢完了だ。

「おい、五剣山！なにやっとる、早く入らんか！！」
音羽山親方に呼ばれて、ちん娘ちゃんと
部屋に入っていった。

ちん娘ちゃんは可燃ゴミとして捨てられてしまった。
取的「この忙しい時に……ブツブツ」
一方五剣山（ラメ仕様）はどうなったのか。物陰から貴乃花部屋の様子を窺う
他の増健イレブン（ラメ仕様）。

藤田憲子の焼香を、どちらが案内するかで勝と光司の嫁が激しく火花を散らす

一方、物陰から様子を伺っていた他の増健イレブン達だが、（ラメ仕様）のためか目立ってしまいすぐに見つかってしまう。

大関をはじめ、一門でない方も来てくださったんですか。ご苦労様です。
魔猿が、案内してくれた。
バラエティ番組で慣れたのか、ラメ入りの喪服くらいでは、全然驚いていない。

中に入ると、入間川親方が、皇司の事で泣きそうになりながら
他の親方衆に謝っていた。

喪服（なぜかこちらもラメ仕様）の千代大海を先頭に中へ入っていく増健イレブン。

とりあえず謝罪中の入間川親方に「タイガー司こと大内先輩のもう一つの魂の姿です。」
といい、トラのマスクと交換していたクマのマスクを渡す増健。

増健の余計なフォローでさらにつるし上げを喰らう入間川親方。いい年なのに今にも泣きそうである。

それ以外の面々は、笑いのわかる男・音羽山親方に笑われながら
喪服（ラメ仕様）の経緯について根掘り葉掘り聞かれていた。

高見盛に悪寒が…！

昔から大嫌いだった、曙が近づいてきていたのだ

しかし、今となっては横綱・曙よりも格闘家・マケボノとしての印象が強く、
高見盛以外は誰一人びびっていなかった。完全スルーである。
　ラメ仕様の喪服については岩木山が余計なサービスをしたから……という事で
押し通した。事実そうなのだから仕方がない。

閑話休題。昨日貴乃花部屋から霊柩車への出棺で五剣山が弟子を代表して
花田兄弟や親方衆と一緒に担いでいた。部屋頭として何かと大変だろう。
師匠がああだし。

しかし五剣山、先ほどゴミ捨て場に捨てられたちん娘の色香に負け二戦ほど事に及んでいたため
腰が抜けお棺を取り落とす。棺から飛び出した二子山親方の遺体を見た増健イレブン、
クレイジーキャッツのハナ肇よろしく遺体に悪戯を始める。

>>550
ネタスレとはいえ最低限のモラルは守れ。却下。

>>549から。
スルーされた曙、何とか自分の存在を誇示しようと、びびっている高見盛に
近づいていった。

「カトケン！なんでオレのCMが打ち切られてお前のCM継続なんだボノ。」
いきなりガチトークだ。

「それを言ったら発表会当日に発売中止をアナウンスされた俺のパチスロはどうなる！？」
なぜかガチトークで張り合う千代大海。

海鵬「葬式に来てるのに大声で騒ぐな。」と、千代大海と曙を巻き落とす。
平幕の海鵬に簡単に巻き落とされた事からも現在の曙はマケボノである事が
あらためて証明された。

その頃、部屋頭の五剣山は勝と光司の争いに挟まれ磨り減っていた。

そこへ残りの増健イレブン、千代大海、曙が焼香にやってきた。
相撲界にその名も轟く増健イレブンの前だけに花田兄弟も争いを慎んだ。

花田兄弟「葬式中に簀巻きにされるのはイヤだからな……」

なんだかむなしい

話題をかえますか。

無事に焼香を済ませた、イレブンたちは、五剣山を残して
夜食を食べようと、総本山でもある三保が関部屋に行った。

部屋の人達は、ちゃんこを食べていた。
増健「またちゃんこかよ…」

朝陽丸「ひゃっほぉぉぉぉぉう！ちゃんこ最高ー！！」
ちゃんこ好きの朝陽丸は対照的に大喜びだ。

増健の発言に三保ヶ関親方が激怒。
三保ヶ関「今日はお前晩御飯抜き！！ほ〜れ朝陽丸、増健の分も食べていいからな」

親子関係に原因があるのですか？加藤泰造先生。

「むしろ原因は師弟関係ですよ。」いらんことを言う濱錦。

番飯抜きと言われた増健だが、
「へーんだ、今日はこれがあるから平気さ」
と、香典返しを開けると、食べ物ではなく、
二子山と大きく書かれた手ぬぐいが入っていた。

とりあえず手ぬぐいで顔を隠し、こっそりとちゃんこにありつこうとする増健。

増健は、顔面にちゃんこをかぶってしまった。
「ギエーッ！」
熱がる増健。それを見て必死に笑いをこらえる一同。

増健「お、おい！誰か助けてくれ！アツいー！！」

勝治「おーい、ゆりこー」

「おーい、ゆりこー 増健が再婚相手でどうだ。」

造船業の跡継ぎだぞ。
しかもおれが北の海に命令して部屋を持たしてやる。

ゆりこ「え・・・。私、若三杉さんという人がいるのに・・」

増健「あ・・あつい！あついんだけんど・・・オラ・・」

ゆりこ「まァ、この方はどなた？お顔をずいぶん火傷されて可哀相に・・」

勝治「ゆりこ、その人が増健だよ。お前の再婚相手だ。」

２０年前ならなあ
濱錦にでも紹介しようかな？
のんきな増健

五剣山「ただいま〜。あれ?その人誰？」

ゆりこ「はじめまして。花田ゆり子と申します。」

増健「あ・・うううう・・熱い・・・痛い・・・」

二代目若乃花（若三杉）と離婚したのはゆり子ではなく幸子さんである。
結論としては初代若乃花は認知症とされて、どこの馬の骨とも知れないゆり子共々
部屋からつまみ出されてしまった。
一方火傷した増健は白石と把瑠都の二人に病院に連れて行かれた。二人の顔を見て
「部屋頭は俺の物……」とうわ言を言っている。

白石「クッ！つきひざが何を言うんですかねぇ！」

病院は閉まっていたので、国技館内の
診療所へ連れて行った。
「センセー！急患です！！」

医師「なんだね、どこも変わってないじゃないかね？」

摩訶不思議な事だが、火傷は治っていた。部屋へ帰る３人。
増健「何でだろう？普段の行いがいいからかな。」
白石＆把瑠都（それは有り得ない……）と、思っていたが二人とも
口には出さなかった。大人である。

>>583

増健「あの、顔全体を火傷して・・・・」

話の流れとしては

>582
>585
>583
>584
で

反対側から
吐合、大西、旭南海の
幕下強豪トリオが歩いてきた。

そしてさらにベッカムカプセルの中から

>>587は？なので>>586から。
吐合、大西（改め嘉風）、旭南海。３人とも最近増健に勝っている（実話）。
特に先場所負けたばかりの吐合と旭南海を見て嫌な記憶が甦る増健。
「俺の部屋頭……」とボソッと言う。結構根に持つタイプのようだ。

それに対して嘉風＆旭南海「いやあ、増健さんのおかげで関取になれました。
白廻し嬉しいなあ。」吐合も「おかげで勝ち越せました。来場所は
増健さんを抜いちゃいますね。」ホクホク顔の三人。嬉しさのあまり
増健の顔が引きつっている事に全く気づいていない。

注　嘉風＆旭南海は月末の番付発表までは幕下待遇なので黒廻し。

増健の顔とひざがわなわなと震えだした

一人で流れをつまらなくしてる香具師がいる。ウザッ！！！！
>>580の長文なに？ここのスレタイ読めない精白ですか？

>>592
確かに、誰かが展開を面白くしようと増健にピンチを与えたりすると
次のレスで速攻解決させてしまう作家がいる。
キャラが増えすぎると収拾がつかなくなるので何処かでキャラを
減らす必要はあるのだろうし、「リレー小説なのに自分の思惑通りに
仕切らないと気がすまない奴」などと批判する気はないが（漏れも含めて
どの作家・読者も多少は「自分の思惑」を持ってるのだろうし）、
ちょっと気になりつつあった。

380 名前：待った名無しさん ：2005/06/05(日) 13:43:44
たしか、稽古さんは中野は子供の教育に良くないと言って、
高輪に家を買わせた。

そして二子山親方が、貴乃花部屋になったのだから
中野の部屋に住むか、高輪の家を改造して部屋にしろと
言ったら、どちらも嫌だと答えた。

フンドシを締めてケツを出している男達は、子供の情操教育
に悪いと、景子が二子山親方に逆に意見したそうだ。
「私の子供と、中卒や高校中退の貴方の子供みたいにする気ですか？」
と貴乃花も一緒の席で言ったそうだね。

貴乃花は流石はフランス語がぺらぺらの上智出の才女は違うと
景子に惚れ直したということだ。

「一行リレー」なのに、なんで何行も書いてる人がいるの？しかも流れを強引に自分の趣向に変えるような文章で・・・

とりあえず増健が夢から目覚めた

どこまでが夢だったのか思い出せない増健。

とりあえずパチンコ屋へ行こうとするが先立つものがない。

とりあえず濱錦に電話して軍資金ゲットしようとしたが、

携帯が料金滞納で使用不可。

しょうがないのでこなきじじいの財布をだまくらかして持ち出した。

ところでこなきじじいって誰だっけと思いつつパチンコ屋にむかう増健

途中出あった濱錦を無理やり同行させつつ

パチンコ屋に向かう増健の前に現れたのは、

魁皇・千代大海・栃東の大関トリオだった。

大関たちは、２人を呼び止めると、

近くの喫茶店に無理やり連行し、無気力相撲のコツを問い始めた。

　その前にここの勘定をどうするんだとびくつく増健

実は増健以上に今月ピンチな濱錦。

千代大海「増健の分は俺が払ってやるから、そんなにびくつくなよ。」

栃東「格は違っても俺たちはつきひざメイトだろ？増健の分を持つのは当然だ」

増健「ついでにソープに行こう」
とほざく増健。

何処からともなく聞き付けた安壮富士。

安壮富士「俺も俺も！是非ともソープへ行きましょう！！」

皆で吉原角海老に向かうことになった。
増健はもちろん千代大海のおごりだが。

『これは女房を裏切ることになるだろうか？・・・』
内心悩む魁皇

増健は、一番ブスな女性を指名

実は誰からも「奢るぞ」と言ってもらえていない濱錦。自腹なのかと内心ビクビク。

そこへ店のマネージャーがやってきて一言。「関取衆の皆さんようこそ。皆さんは今前頭何枚目ぐらいなんです？」

「俺は縦綱だ」大関一同を差し置いてバカな事をほざく増健

その後ろでかなりへこんでいる大関三人衆。「俺たちの知名度って……」

しかしマネージャー増健をスルー「おお栃東関ですね。応援していますよ」
来場所優勝、綱取りの可能性に期待するマネージャー

「魁皇関、今場所は残念でしたね。でも腰を直して来場所に期待ですね」次に魁皇へのフォローを入れるマネージャー。

「千代大海関、今場所は珍しく好調でしたね」うれしくない、フォローをするマネージャー

「え〜と、あれ？あなた昔見たことあるような…？…あぁ！そうだ確か濱錦関！どうしたんですか最近中継に出ませんね」
フォローになってないフォローを入れるマネージャー。

「あとのお二人は付け人ですか？よかったですね、いい兄弟子に恵まれて」安壮富士と増健は知らなかったマネージャー。

増健ショックのあまり、おもわずつきひざ

それを見た千代大海、栃東も仲良くつきひざ。

増健が安壮富士にぶつかり、安壮富士は転びそうになった。
安壮富士「気ィつけろや！付き人！」

「お前ら、やめんか！」
大関の貫禄で2人を一喝する魁皇

じゃあ、お先！千代大海が待合室から、一番に出て行った。

ただいま！5分もしないうちに千代大海が帰ってきた。相撲同様、勝っても負けても短期決戦のようだ。

付き人の増健様どうぞ。
増健がニヤニヤしながら、待合室を出て行った。

物陰から一部始終をじっと見つめる、北葉山（元枝川親方）

興奮のあまり気づかない増健、すでに下半身は『待ったなし』である

「おいっ！柳川！」

「何をしている、稽古の時間だ」師匠が現れた。

http://sports7.2ch.net/test/read.cgi/sumou/1115280987/658
によって三保ヶ関親方は増健の言いなりなので無視された。

三保ヶ関「もしここに居続ければ、柳川は明日から三段目待遇だ。いいな！」

そう言い残して去っていった。

「僕なったこと無いからわかんない。
安壮富士おしえて。」増健が言った。

「どうせ、大差ねえよ。それより楽しもうぜ」他人事だから、勝手なことを言う安荘富士

「お前、何でこんなところにいるんだ？」安聡富士を見て男はびっくりした。

待合室で安治川親方と出くわしてしまった。

「お前たちこそ、こんなところで何している！」安治川親方が皆に怒鳴った

「うるせい八百長野郎」酔っ払った魁皇が一言。

そして恐怖の小手投げ！

そこになぜか高見盛が飛び込んできた。故障してしまったらしい。

小手投げに巻き込まれる高見盛。心勇さんをも巻き込んだ魁皇渾身の小手投げが、

決まったのは良いが、

お楽しみ中の個室の浴槽に高見盛は突っ込んでしまった。

接客中の景子（バイト）と客の勝がビックリ仰天している。

勝は予約時の偽名であり、景子は源氏名であるのは言うまでもない。

勝の正体はなめだるま親方だった。親方にサインを求める増健一行で個室は満杯。

しかしいまはピエール・ナメールに改名し景子の仲間だった。

「ふふふ…」と不適な笑いが辺りに響き渡った、その時

輪島大士が左腕をさすりながら・・・

必殺のゴールデンアームボンバーを

千代大海に誤爆

その一撃で元・１２単の血が復活

触覚

そのとき、待合室に警察の一団が…。

しかし、そこは元ヤンキーのヘッド

バットをお見舞いされている警視総監がいた。

このグダグダな状況を打破すべく、あの男が現れた。

ついでにこの男も現れた。

どさくさにまぎれその男までやってきた。

その名も、三人合わせて

旭竜神と三池山と闘牙の殺人三兄弟だった。

三兄弟は拳銃と斧と車を取り出した。

なめんなよ！と増健が謎のアタッシュケースを取り出した

「そこまでだ！全員そのままでいろ！」

通報によりやってきた警官たちの警告を華麗にスルーし、アタッシュケースを開こうとする増健

貴乃花（アレに、アレの中に勝氏の隠した二子山株があるに違いない･･･！！）

いてもたってもいられなくなった貴乃花親方、おばパーマを振り乱し増健からケースを奪取！

ケースを開けると･･･

開けてビックリ玉手箱

「二行以上書き込まないで？」と貴乃花親方をなだめる景子夫人。

「景子夫人！覚悟ーッ！！」人妻という事実に過剰反応し、突然、景子夫人に襲い掛かる安壮富士。

「兄さんやめないか。」安美錦が止めた。

兄さんなんて、生温い呼び方をするな。「杉野森 清寿氏」で十分だ！貴乃花が安美錦を叱る

「兄さんは兄さんだ！うちはあなた方とは違う！！」珍しく譲らない安美錦。

貴乃花になりすましてワイドショーで電波とばせば1000万もらえるらしいよ。

鼻糞ほじりながら普天王がふと呟く。

口論する貴乃花親方と杉野森兄弟をよそに、増健は帰宅。

今日の三保が関部屋の晩ご飯は、久しぶりに

なぜか大鵬が作った半熟の目玉焼き。

大鵬「卵焼きは量が多いと面倒臭いから目玉焼きで勘忍してくれ。」と言う。

しかし師匠から宣告された“三段目待遇”は今晩から前倒し実施。普段より、おかずの品目数も量も減らされた増健だった。

おまけに、着物や履物までも三段目待遇。

珍しく大きなため息をついた増健は、箸を手にした…

悩んでも、腹は減るので食いまくる

「はい、そこまでね。」見かねた虎伏山が目玉焼きにラップをかけ冷蔵庫にしまう。

虎伏山が冷蔵庫を開けると…中から…

トラのマスクをかぶった男が出てきた！！

「はっはっはー！！愛と勇気と正義の十両にして増健の先輩、皇司ことタイガー司見参！！」

「あ、こんばんは」
ちょっと冷静に挨拶をする増健。

あまり物でいいから何かくれ！と飯をたかる皇司

だが、二行以上の書き込みに気付いた皇司は増健に

「1行で書かなかったら、増健は3.5枚目扱いにするから」

「そりゃないっすよ、大内先輩〜！」と言いつつも3.5枚目という微妙なポジションに少し惹かれる増健。

ほほを赤らめにやにやする増健

先輩のために増健は親方の名前で上寿司を20人前注文した。

大内先輩は鈴木先輩とはどういう関係なんですか？

首投げをする関係だと大内先輩は答えた。

「オレと熊谷（海鵬）と同じですね」と訳のわからない相槌を打つ増健。

それより、高濱は元気にやってるのか？

どこで聞いていたのか、海鵬が突然現れて必殺巻き落としを食わせた。

「くっ！これも黒相撲の覇者縦綱になるための試練！」

「お前なんぞ、斜綱で結構！」と、

上寿司20人前のせいで錯乱気味の三保ヶ関親方が叫ぶ

ような気がする

それよりも「斜綱（シャヅナ）」という言葉に懐かしのビジュアル系バンド「SHAZNA」を思い出しちょっとドキドキな増健。

「いうまでもなく俺はビジュアル系力士だし、マスクつけた大内先輩も結構ビジュアル系だ…斜綱、いけるかもな……。」

増健は、考えた。
まずはSONYかｴｲﾍﾞｯｸｽに連絡をしなくては！
その次に…

「社長の松浦ですが、柳川さんは？」と電話がかかってきた。

「柳川なんなら廃業しました」と虎伏山が電話を叩き切った。

斜綱、デビュー前に解散の瞬間であった。

この話は、のちに伝説となる増健の第一歩だった…

二行以上の書込みがなかったらな…

それはそれとして今日の番付発表をなぜかドキドキしながら待つ増健。

増健「熊谷は10枚目か…俺は11枚目。……これは来場所熊谷を抜けるな」

お前は幕下で俺は幕内だろうが！と今月一番の切れ味の巻き落としを喰らわせる海鵬。

「くっ！これも黒相撲の覇者縦綱になるための試練！」

「枚数だけなら俺は筆頭だから圧勝だな！増健よ？」と空気を読まない発言をする皇司。

先輩、目を覚ましてくださいとの願いを込め皇司を巻き落とす海鵬。ついでに増健ももう一回巻き落としておく。

そんなことよりお前、白石に部屋頭取られてどうするんだと海鵬の増健に対する説教with巻き落としは続く。

たまらず、増健は部屋から飛び出した。

飛び出たついでにパチンコ屋にも寄ろう！るんるん

しかし巻き落としの喰らい過ぎで方向感覚の狂った増健、なぜかついたのは追手風部屋

東十五枚目になった付き人のくせに濱錦が黒海と仲良く昼寝をしていた。　

それは、まるで…

「愛の流刑地」の菊治と冬香のように、濃密な雰囲気を漂わせていた。

突然「ガラスの部屋」が流れてきた…

吐き気をもよおしたので

躊躇せず二人の上で嘔吐！嘔吐！！そして嘔吐！！

濱錦と黒海は飛び起きてしまった。

君達に孤独の恐ろしさがわかるか？ インキンタムシなんだよ、恥ずかしくて病院にも行けないんだ！
しかしまだ眠い

飛び起きた濱錦と黒海の目の前には貴乃花レディースクラブの淑女たちが立っていた。

そんなこたぁどうでもいい

増健は…突然二人にたいして

「貴乃花部屋のサポーターなんてやめて、三保ヶ関部屋後援会へおいでよ」と二人の女性に対して営業活動。

「美穂が咳？」私たちセレブはそのようなもの存じませんわ。オホホ

馬鹿の鼻？

江頭？

　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　完

一瞬の空白のあと、増健はなぜか国技館の升席に一人座っていた。

両隣に露鵬と白露山兄弟が座っていてぎちぎちに狭かった。

胡散臭いのは谷町だ。
貴に切られた！貴に切られたってワメイテいるけど 、切られて困る事でもあるのか

そんなに寄付がしたいなら持って来い、俺が貰う。

ウンコしてきて良いですか？

トイレに行くと、折角のウォシュレット付も、故障でガックリ。

トイレから出ると、そこは…大嶽部屋だった。

上空にはUFOの大群が

オマエがチキュウジンのダイヒョウか？

はい、私が新十両の大豹です。

「そして、私が幕下代表の増健です。」なぜか対抗する増健。

「さらにあの兄弟が、幕内代表の露鵬＆白露山です。」勝手な紹介を続ける増健。

すると、UFOから降りてきた宇宙人たちが増健を取り囲み、さらっていってしまった。

意外な展開に慌てて宇宙人たちをはたき込み始めた露鵬＆白露山の健闘もむなしく、捕虜となった増健は、

「こうなったら、全宇宙の相撲伝道師になってやる！」と、壮大な決意を固めた。

早速手近な柱に向かいテッポウを始める増健。

実は材質をケチっていた安いUFOだったため、増健の張り手ごときでバランスを崩し名古屋へ墜落。

名古屋城のてっぺんでシャチホコってる千代大海を横目に

貴乃花部屋の近くに墜落

早速千代大海と共に「つきひざ」それを見た宇宙人は

オー、ボーボーボー

土俵際で貴乃花親方が弟子に

「勝氏は認めても、うちの部屋ではああいうのは認めないからな！！」

千代天山と千代白鵬が千代大海を回収に来た。そこで増健

半月板骨折？

と千代大海の不安を煽るも、過剰な反応を示したのは

ケーキが大好きな…

宇宙からの侵略者。その名も

ドルゴルスレン・ダグワドルジ

の友人である、

わけでもなんでもない舞の海秀平だった。

結構、笑顔がまぶしかった。

舞の海は勝昭のまねをして肌を黒く焼いていた。

そしてクルクルと華麗に回っていた。

猫だましをした相手は

長嶋一茂で

お父さんと一緒に

ジャイアンツ球場で

なんてつまらない思い出話をしていたが
九重親方が血相を変えてすっ飛んできた。
「増健がつきひざメイトを脱退したらしいぞ！」

一行って書いてあんだろ、ｳﾞｫｹ！

横取り疑惑、勝さんに ロス疑惑の敏腕弁護士。

遺産放棄の手続きのために敏腕弁護士を雇うなんて信じられない

墓石疑惑もあるよん、 2000万の墓石が、気がつけば1500万に、
差額の500万は？ どこに？まさか住○に？

訳が判らなくなってしまった増健は、郵政民営化法案衆院可決記念、ということで郵便局へ郵便貯金の口座をつくりに行った。

増健さん、印鑑はお持ちですか？

迷わず濱錦の印鑑を押す増健

しかも、この口座は「つきひざを一回するごとに…






>>783
ルールをよく読むことをおすすめします。

利息が半分マイナスされる」。まさに、ハイリスク・ローリターン。

ウンコしてきて良いですか？

景子に聞いてからウンコしなさいね

増健は、外野のやり取りを無視して判を押した。
すると慌てて高見盛が走り込んできた。

と思ったら恵の番組にでてる、豚に似たおばさんだった。

その豚は両手で頭を指差しながら、被害妄想性器、被害妄想性器と連呼しながら、まるで自分が精神科の医師にでもなったように高笑いしている、 その姿はどう見てもクレイジーにしか見えない

隣にいる弁護士らしき人も不可解な事を叫んでいる

その弁護士の隣に九重親方がいた。
「おい、龍二！」

「何すかぁ」稽古もしないで、飯ばかり食べているその姿は

土踏まずをみせる横綱、

大乃国？いやいや若乃花3？とにかく何かやるせなかった。

さりげなく使った、まさる氏の氏が、
実はペテン師の師だとは誰も気付かなかった。

スンニ派のクバイシ師と言う説もある、 それにしてもあの妖怪みたいな顔の政治家の名前が思いだせない。 確か、杉本 彩 にセクハラしたと雑誌に載ってたあのキモイ顔

あぁ、あの衆議院の郵政民営の投票の時に青の板をもって右手を、 高々とあげてアピールしていたあの妖怪、

どうも名前が思い出せないな、
和歌山の林 真須美なら知ってるに違いない、
オーイ 、真須美ー 名前なんだっけ

知らん。
そんな事よりカレー食べるか？

よせば、良いのに高遠さんマザーテレさ気取りで、
林カレー真須美 、食べて 後でどうなっても知らんぞ。

薄れゆく意識の中で「次スレは1〜3行リレー小説にしようか…」と考える増健

2012年ロンドン五輪決定の報に刺激され、「ロンドンへ行こうぜ」と皆に呼びかける増健。

「え、英語喋れないッス」と動揺する高見盛

「俺達以外に扇子ジジイも連れて行こうぜ！扇子ジジイはオリンピックおじさんでもあるからな。」

珍しく増健が気を利かせて言ったが、露鵬白露山兄弟は…

増健は妻の真須美の処刑日とダブルために行けなくたった

露鵬＆白露山の本音は「モスクワ五輪じゃなくてよかった。ざまあみろプーチン！」。そう、彼らはロシアからの独立の動きがある北オセチア出身なのだ。

そして彼等の背後には…あの

和田アキ男が

>>814
マジスレするとオセット人はあの辺唯一つの親露国家。
イラン人系の民族のくせに宗教はロシア正教。
首都ウラジカフカス（コーカサスを征服せよの意味）
しかもこの首都は本来イングーシ共和国の領土だったが、
スターリンのとき味方したんで与えられる。
ほかのコーカサス国とは仲が悪い（露西亜の犬扱い）からあの大惨事がおきたんだろ。

安壮富士に襲われたのを返り討ちにしていた。

アイルヒットラー

なんかかんか言ってるうちに何故か増健ｲﾚﾌﾞﾝが全員集まっていた。

増健が高くジャンプをした！

途端に回しが抜けた

>>817
ご教示ありがとうございます。結局、去年の学校占拠事件は、
チェチェン人が北オセチアを、吾が方に引き込む為の、デモン
ストレーションだったんですよね。

《本題》
増健は、恥ずかしさから、外れた回しを抱えて、直ちにWCへ駆け込んだ。

そこには、偉大な先輩若秩父が！

　　　 ＿＿＿＿　　　
　　／∵∴∵∴＼ 　
　./∵∴∵∴∵∴＼
../∵∴／／　　　＼｜
｜∵/　　 (･)　　(･) ｜　＜　ねえさん、誰かわかんないよー
..(6　　　　　　 つ　　｜
..｜　　　　＿＿＿　｜
　 ＼　　　＼＿/　／　
　　　＼＿＿＿_／　　

順番を待っていたので、

回しをきれいにたたんで

サインをして錣山親方にプレゼントをした。

困惑する錣山親方に対し、増健イレブンの１人であるこの男が声をかけた。

「相撲道を究めなさい」と

師匠の迷言をそのまま五剣山が真似て錣山親方に微笑んだ

そして、言った。「お前、ちゃんこ屋始めるか？」と

しばらくの沈黙…

まずは僕のところで修業しないか？花田勝が不意に現れた。

なぜか増健イレブン全員が行くことに決まった。
九重親方は「おい、龍二。お前はどうする？」

シャチホコで遺憾の意を示す千代大海

しかしそんな弟子の意も介さず「やる気マンマンだな、龍二！」と無理矢理引きずっていく九重親方

猛烈な勢いで、稽古をした千代大海が

号泣しながら

引きずられてくるさまに、思わず増健イレブンと錣山親方・花田勝氏は、

「ドナドナ」ってこういう状況だったんだろうなぁとしみじみと思った。

思うだけでなく思わずドナドナを歌いだした増健。

ﾄﾞﾅﾄﾞﾅを皆で合唱、しかし増健ｲﾚﾌﾞﾝの誰かが消えた事に気が付き、点呼をする事にした。

1番！

2番！

お前ら番号だけじゃなくて名前も言えと海鵬が濱錦と安壮富士を巻き落とし。そして3番。

4番、サード、原。　増健がつぶやいた。

自分はTBSラジオの、4番、なかやま、が許せないっス。とマイナーなつぶやきを返す安聡富士。

「五番サード松坂」とさっぱり野球を知らない…

五剣山。さらに『６番、バッター、イチロー』と輪をかけて野球を知らない……

そこへ、元F1レーサー・片山右京氏を運転手として従えた片山がやってきた。

「俺を7番にしろ！」と片山。そしておもむろに…

菓子折りを取り出して、みんなに配る

「なんだ、結構いいやつジャン」と一同感動する。

無我さまは薬草を使った。
160の回復

すると、菓子をパクついていた増健が突然口から泡を吹いて倒れた。

景子は弟子達の見てる前でオナニーを始めた

和歌山の風習によると、
景子は美恵子のオマンコを舐めなければならないだしい。

工事は勝のチンチンをシャブラなければならないだしい、和歌山に生まれなくて良かった。

貴は弟子達の名前を変えた。 若の馬鹿、馬鹿の若、 墓石２０００、墓石１５００、 差額５００、勝着服、喪主強盗、

勝８００。嘘８００。

それでも、貴は立ち上がった。

それでも増健はつきひざした。

貴はまわしの中に手を入れ、何かを取り出した。

どこでもドアー！！

そして片山右京氏は、何を思ったか、主人（片山）と増健を連れ出して、ベンツで疾駆した。

増健「ダセェ車…」
しかし、言葉とは裏腹に増健は小刻みに震えていた。初めて乗る高級車にドキドキしているからだ。

ベンツは、威厳ある走りで東名を走ってゆく。

名古屋に着いた増健は気づいた。「もう、場所3日目だよ」

すると運転席にいた片山右京氏が突然『このスレでは本場所の話題を出し過ぎると展開が縛られてしまうので基本的にスルーです』と喋り始めた。

「それは想定の範囲外でした」増健は謝った。しかし・・・

「勝手にルールを決めるのは、欧州のエゴだ」と叫んだ。

そして、「右京は笑いのセンスがないのか！上手く処理してやれよ」
と呟き、宿舎へ向かった。

宿舎の前には、パトカーが止まっていた

どうも増健に逮捕状が出ているらしい。
その罪名は…

殺人

二人だけで生きていこうと決めた。
親方ごめんね…

機転を利かせた右京氏は、片山だけ車から降ろし、増健を鈴鹿サーキットへ連れて行った。

造船所の御曹司の増健は、親父の船を四日市まで迎えに越させた。

鈴鹿に着いた増健は、幸運にも佐藤琢磨選手のサインをゲットした。

それを柱の向こうで羨ましげに眺めている謎の朝陽丸。

そんなこととは知らず、増健は空腹を覚え、ラーメン屋の暖簾をくぐった。

赤い暖簾には「秋葉家」という文字が白抜きで染め抜かれていた。

店主は誰かを監禁していたが、増健は一向に気にすることなくラーメンをすすった。

が、財布を持っていなかったので、電話がかかったふりをして、逃走

「なああんちゃん、ちょっと顔貸してくれる？」人相の悪い男たちに取り囲まれた。

それを弟子が１５、６人ほどで周りを囲んだ。

｢おーい、増健ｲﾚﾌﾞﾝ集まれー！｣増健は仲間を全員集めた。

しかし、誰も集まらない…

しかし、つきひざをしながら｢おーい、増健ｲﾚﾌﾞﾝ集まれー！｣と叫ぶと全員集まった。おそるべしつきひざパワー！

やあ、ひさしぶり。さっそく、旧交を温めるイレブン

「その前にこいつらを片付けようぜ」男達に相対する増健イレブン

今場所も無気力ですか！？一同「ワハハハ！」
楽しい一時に無銭飲食のことなど忘れている増健。

突然、携帯が鳴った。殺人罪はどうやら、蓋誤山部屋の親方だったらしいとの情報が入った

ほっと一息をつき、難を逃れた増健は宿舎へと戻り、久しぶりにまわしを締めた。

ここぞとばかりに増健に稽古をつけたがる、他の増健イレブンの面々。

そんな中、増健が指名したのは

なぜ安馬。彼は、なぜかこの部屋で…

訂正

なぜか安馬。彼は、この部屋で…

必死につきひざの稽古をしていた。

今場所も十両復帰への礎にはなりそうもない。

稽古が終わって増健は「みんな忘れてるようだけれど、ロンドンへ行こうぜ。テロなんか、俺たちをよけてくれる」とイレブンたちに呼びかけた。

でも、協会の許可なく、海外に行って良いのか？

「ロンドンよりも場所ですよ！」イレブンに諭され、増健は場所に出ることを決心した。

「そうだ、田宮は今場所大関取りじゃないか！これは先輩として何かせねば」普段はいい加減なのにいらん時だけ気を利かす増健。

さっそく琴光喜のために何ができるか作戦会議を始める増健イレブン。

田宮に余計な心配かけんなばか！海鵬がイレブンを立て続けに巻き落とし。

勢い余って田宮まで巻き落とす海鵬。

それをみた高見盛は、海鵬の真似を

すべく、まず眉を海鵬風に描いてみた。

そして、そのまま北勝力戦に臨む高見盛

いつにも増して気合大爆発

北勝力は高見盛の顔がまともに見れず、笑いをこらえるのに必死だった。

こら、北勝力！貴様、無気力だぞ！！と、怒る声が

腹の中から聞こえた…

いや、廻しの中から聞こえたぞ！？

最近の北勝力の引き相撲を嘆く八角親方が廻しの中にマイクを仕込んでいたのだ。

そんな八角親方の様子を発見した増健イレブン。有無を言わさずマイクを取り上げ勝手なことを言い始める。

「そうです、私が増健イレブンの司令塔・安壮富士です！」廻しから北勝力に聞こえる謎の声。

「そこでつきひざだ！」「今日のちゃんこ楽しみだな〜♪」「立ち合い変化したら巻き落とすからな！」その後も聞こえてくる雑音に北勝力は、

そのままリピートして声に出す。「立ち合い変化したら巻き落とすからな！」

思わずひるんでしまった高見盛は、

慣れない立ち合い変化

その瞬間北勝力に海鵬が乗り移り、奇跡の巻き落とし。

騒然とする場内。呆然とする高見盛と北勝力。

解説の北の富士が一言

「取り直ししろよ、取り直し」

北勝力はすかさず北の富士にウインクを送った。

負けじと高見盛が北の富士にぎこちない投げキッスを送った。

なぜか対抗意識むき出しの増健も北の富士につきひざを送った。

しかし｢お前は来るなっ！｣と北の富士は増健を一喝

北の富士さんは「気分が悪い呑みに行く」と結びの一番の前に、帰ってしまったので

たまたま観戦に来ていた北野フジさん（89歳・主婦）を代わりに解説席へ。

前途多難なフジテレビにも似たようなかほり…

『千代大海今年５度目の優勝ォォーーーーーーー!!!!』と叫ぶ北野フジさん(89歳・主婦)を尻目に、増健と増健イレブンは

「琴光喜大関昇進決定ィィーーーーーーーーーーーーー!!!!」と北勝力マイクに叫んでみた。

「琴光喜大関昇進決定ィィーーーーーーーーーーーーー!!!!」土俵上で律儀にリピートしてしまう北勝力。

騒然とする場内、親方衆に土俵を引き摺り下ろされる北勝力。そして次の取組だった琴光喜は、

すっかりその気になり、朝青龍めがけて猛然と突進。

しかし地上2メートルからの吊り落としをくらってしまった。

「片付けとけ！」横綱は、不機嫌そうにそう言って、風呂に行ったので

呼び出し大吉がやって来てどこへともなく琴光喜を運び去った。

この行為に対し、朝青龍への怒りに闘志を滾らせる増健イレブン

増健「田宮の敵は俺が取る！！」いつになくやる気の増健。

濱錦「俺だってやってやりますよ！」こっちもやる気マンマンの濱錦。

高見盛「俺は帰ります」空気を読まない高見盛。

高見盛が去ったのは、菊間アナとのデートの為である。「NEWSの若造には、負けんぞ！」

珠緒はどうした!!と高見盛を巻き落とす海鵬。

高見盛は気絶してしまった。

チュパチュパチュパパ…

高見盛はどうやら、夢の中でデートをしているようだ。

「おいっ、高見君。高見君。挨拶はしないのか」
と言われても、
高見は気を失っているじゃないか、大人げない。

「あんたは黙ってなさい　　フッフッフ」と、友綱をはたき込む露鵬。

「このロスケ野郎！師匠に何をするんだ！」魁皇が突然現れ、露鵬を閂に極めた。

菊間が土俵の上でオナニーを始めた

すると、場内から「頑張れ!頑張れ!ぎぃぐぅまぁ〜!!」と声援が湧き上がった。

すると、女子バレーの柳本監督が現れ、菊間アナを足早に連れ去っていった。

私を差し置いて土俵に上がるなんて！大阪府痴女太田クサ江が激怒！

露鵬に「そんなことしちゃ、めっ！」と拳骨をした大嶽親方が、大田婦知事にサイン色紙を渡した。

大田のオナニーなんか誰も見たくない

「大阪のみなさん、おおきに！」

大田と福島のレズ、ｵ~〜ゲ〜ゲ。

やめろ、バ〜カ！増健が座布団を投げた

ついでに渾身の力で見事なつきひざをした

増健は膝の打ち所が悪く、救急車で病院に担ぎ込まれた。

運ばれる途中、増健が発した言葉は

「中国の人民元が切り上げだそうだ…」、流石は日大経済学部出身！

大田と福島「そうですか。切り上げですか。面白いネタがそれですか。」

取り会えず親方衆を半分にしようよ。
みょうせきは協会が没収して横綱に無料で提供。
全てのみょうせきは、１代限りとする。

お見舞いに増健イレブンがやってきた。海鵬がお土産に…

内掛け！

ベッドが吹き飛んだ！

ふとんがふっとんだ！

隣の精神科に入学していた、あの親方が思わず、

増健はあくまでも力士

意外と増健に対する理解が深い竹縄親方だった

そして友情が芽生えた

お前に奈良の女を与える。

奈良の女と言えば大阪の大田か？
いらん！ 化け物はいらん！

「ひどいわぁ〜」と物陰から出てきたのは、女装をした…

板井だった・・・

元・奈良光。

大露羅。

狂った化け物の女達。

もう、どうでもいい！

女装三人衆は帰宅した。

一人残された、増健は

とりあえずﾃｯﾎﾟｳを…

大露羅の手引きによってロシアから密輸した。