【ベテラン専用】千代大海の技術等を深く【初心者禁】
900 :
55:2006/08/01(火) 21:59:15
>>899 まあ、そう固いこと言わんといて。
総括すると、7月場所の白鵬は、「心」「体」「技」のうち、
「心」のピースが1個たりなかった、っていう感じだね。
相撲雑誌によると、今回、協会は、朝青龍に独走をゆるした事実に加えて、
相撲内容をみて見送りを決めた、とかいうことらしいけど、
あるいは、理事長は、白鵬の相撲を見ただけで、
このような「心がまえ」の不足を見ぬいたのかもしれないね。
やはり、ほんのわずかではあるけれども、「時期尚早」という印象は、ぬぐえないからねえ。
ただ、「心」のピースであれば、本人が考え方を改めさえすれば、すぐに埋まる。
白鵬は、もう一度、自分がなんのために横綱になろうとしているのか、
原点にもどって、考えなおしてみるべきだ。
901 :
55:2006/08/03(木) 22:09:08
こういう厳しいことを言いたくなるのも、やはり白鵬に才能があるからだよ。
他の人よりも才能にめぐまれた人間は、
与えられた才能を、世のため、人のために役だてることこそが「使命」といえるだろう。
白鵬にとって、横綱昇進は、あくまでも、この「使命」をはたすための一つのステップとみるべきではないかな。
横綱に昇進することは大切だが、昇進した後、どのような横綱になるか、は、もっと重要だからね。
7月場所で見送られたことは残念だったが、これを教訓として、
次の9月場所は、もっと大きくなったニュー白鵬をみせてもらいたい。
そして、見送られたことをバネとして、さらにスケールの大きな横綱になってくれれば、言うことないんだけどねえ。
902 :
55:2006/08/04(金) 23:37:39
白鵬の場合は、才能はあるものの、精神面は、まだ子供っぽいところが残っているみたいね。
なんか、ほうっておくと、安易な方向にながれやすいような感じで。
このへんは、貴乃花とは違うね。
貴乃花は、ほうっておいても、自分からストイックに相撲道を追及していくタイプだった。
それゆえに、周囲とのアツレキも多くなり、バッシングを受けることも多かった。
どっちかっつうと、精神面では、朝青龍のほうが貴乃花に近い感じだ。
バッシングを受けやすいところも共通しているしね。
朝青龍に比べれば、現在の白鵬は、精神面では、いまだ成長の途上にあるみたいね。
そうであるとすれば、周囲の人間は、才能があるというだけでチヤホヤするべきではない。
100ある才能を100発揮したならば、チヤホヤしても良いけれども、
特段の理由がないのに、100ある才能を、90とか80しか発揮できない場合には、
むしろ、普通よりも厳しく評価するべきだ。
この点、昇進を見送った協会の厳しい決定は、本人の成長のためには、おおいに結構。
白鵬には、この決定の意味を深く考えて、もうすこし大人になって、9月場所にのぞんでほしいものだね。
(もっとも本人が何も感じなければ、成長する余地もないわけだが。)
903 :
55:2006/08/09(水) 22:29:10
しかし、白鵬は、精神的にちょっと甘いところがあるために、トクしている部分もあるかもしれない。
つまり、白鵬のようなタイプは、老人のウケが良いんだよ。
老人というものは、才能がありつつも未熟なところがある若者が好きだからね。
一般に、このような若者を「ジジイ殺し」という。
白鵬には「ジジイ殺し」の才能があるんじゃないかな。
7月場所で横綱昇進が見送られたときに、横審の委員長が「かわいそうじゃないか。」とコメントしたとか。
委員長がこんなに情緒的なコメントをするのはめずらしい。
これぞ、白鵬の「ジジイ殺し」の才能のなせるワザじゃないか、とみているんだけどね。
もちろん、老人にウケる、ウケないは、横綱としての品格力量とは、なんの関係もないけれども。
904 :
55:2006/08/10(木) 22:41:16
さて、話をシメようか。
結局、7月場所は、朝青龍のすごさが目立った場所だった。
朝青龍は、右ヒジが万全の状態ではないにもかかわらず、気迫と努力で連勝を続けていった。
その姿は、平成13年5月場所の貴乃花をも想起させるものがあり、非常に感動的だった。
このように、鬼気せまるように白星を重ねていく横綱に対して、
白鵬のほうは、緊張してか、場所の初めから、ポロリポロリと星を落としていった。
やはり、横綱に比べると、精神力という点で、まだまだ大きな落差が感じられた。
これでは、理事長を動かすことはできない。
やはり、横綱に上がるためには、理事長を揺り動かさないとね。
9月場所のテーマは、この点につきるだろう。
対戦相手に勝つことは必須としても、それだけではなく、相撲内容で、
後ろに控えている理事長のハートをガッチリつかむのだ。
来場所は、理事長がコロリとマイるような相撲内容を期待したい。
つまり、こんどは「理事長キラー」になってもらいたい。
白鵬についての話題はこれくらいにするよ。
905 :
待った名無しさん:2006/08/14(月) 09:12:50
昇進age
907 :
待った名無しさん:2006/08/14(月) 11:57:24
精神面では、貴乃花こそ子供っぽかったのではないでしょうか
いまだに大人になれてないって考え方もあるな。
909 :
55:2006/08/14(月) 21:53:26
>>907-908 貴乃花の場合は、少々、自閉症の傾向があった気がするね。
まあ、入門時からあの騒がれ方であれば、他人に対して心が閉じていくのもやむをえないね。
ここで言っている「大人」「子供」という用語は、
相撲道にかける勝負師としての、という意味の話。
社会人としてどうこう、というような一般の使い方とは、ちょっと違う。
勝負師として大人か子供か、という話になると、白鵬は大丈夫かな、と心配になることがある。
例えば、7月場所後の昇進見送りについて、周囲から同情論が出ていたと思うが、
白鵬本人は、周囲の同情論についてどのように思っているのだろうか。
蔵前時代の末期、北の湖が横綱として晩年になった頃に、
客席から「北の湖、がんばれー!」という声援が聞こえ、
これを聞いた北の湖はガックリきて、逆にチカラが抜けてしまった、という話だ。
横綱にとって、同情されるということは、「屈辱」ということだね。
弱いから同情されるわけで。
ところが、白鵬なんて、横綱になる前から同情されているわけだが・・・(w
こういうことには、屈辱感を感じても良いはずなんだけど、
なんか、本人には、そんな様子がみられないんだよね。
まあ、表情に出ないだけかもしれないけど。
910 :
待った名無しさん:2006/08/15(火) 19:34:44
911 :
55:2006/08/15(火) 21:23:15
>>910 そう? すんませんでした。 でも、言いたいことは察して。
912 :
55:2006/08/15(火) 21:54:02
表現がむずかしいんだけど、
貴乃花が持っていたものって、ある意味、勝負に対する「狂気」にちかい感覚かなあ。
相撲道に真っ向から打ちこみすぎて、通常の常識を超えた境地にいってしまったような。
朝青龍もそうだったけど、やはり若くして横綱になるような人間は、
多かれ少なかれ、こういう要素はあるね。
この点、7月場所の白鵬は、13勝あげたし、たしかに相撲は強かったけれども、
あくまでも、普通の力士の範囲内で相撲が強いっていうイメージに感じられた。
あと一歩、貴乃花のように「狂気」というところまでの凄みは感じられなかった。
ただ、千秋楽の朝青龍戦は、その片鱗を感じさせてはくれたけど。
タイミングが遅かったのが残念だったね。
やはり、白鵬については、あと一歩のところまで来ていると見てよいかな。
来場所は、おおいに期待したいな。
913 :
待った名無しさん:2006/08/16(水) 23:28:38
貴乃花は本当にイカれちゃって
変な整体師に騙されて
必要以上にブクブク太って内蔵を悪くして
結果的に低迷する羽目になったんだから
白鵬は貴乃花みたいにはならないで保志いYO!
914 :
55:2006/08/17(木) 22:35:18
>>913 確かに。
そういうネガティブな部分も、貴乃花のもっていた「狂気」の一面ではあるね。
双葉山が慈光尊という女性宗教家に入れ込んだときは、現役を引退後だった。
知人が救出にいったときに、同行した警察官の上に、立ったままで、かぶさるような体勢になったところを、
写真に撮られて、「双葉山大暴れ!」とかいう見出しにされてしまった。
実際には手を出していなかったそうだが。
後に慈光尊は逮捕されたが、精神に病気をかかえていたそうだね。
やはり、偉大な人間というものは、多かれ少なかれ、
「狂気」の部分は持っているんじゃないかな。 程度問題ではあるけど。
白鵬が、今後、才能を開花させて、大きく飛躍するためには、
この点は、避けて通れないのではないだろうか。
もちろん、行き過ぎては困るけれども。
915 :
55:2006/08/17(木) 22:38:00
「狂気」ということは、一言でいえば、普通の人間であることを放棄する、という意味になるかな。
もちろん、土俵の上だけの話よ。
横綱になるためには、人間の常識的な思考に捕らわれていては、むずかしいのではないか、ということ。
今年の5月場所、栃東は綱取りに失敗してしまったが、
このとき、「私も人間ですから・・・」と言っていた。
昇進を逃したのは残念だったが、やはり、人間に止まっている限り、昇進は難しいのかもしれない。
どこかで人間を放棄するような精神的な強さを持たないと、ダメかもしれないのだ。
もちろん、土俵の上だけの話よ。
916 :
55:2006/08/17(木) 22:42:20
この7月場所、白鵬は、ひょっとして、横綱昇進というものの意味合いを、
間違えていた、ということはないだろうね。
つまり、単に、大関で2場所連続で星を上げれば昇進できるだけの地位、などと。
そのため、心の準備をしないまま、人間の状態のままで、初日をむかえてしまった。
そして、緊張して星を落とした、とか。
要は、人間だから緊張するのだろう。
多少なりとも、貴乃花のように「狂気」の世界に足をつっこんでいれば、緊張することなどありえない。
また、場所後には、多くの同情論がわきおこったが、
これも人間であるから同情されるのであって、
貴乃花のように「狂気」の世界に足をつっこんでいれば、
他の人間は引いてしまって、だれも同情なんてしないよ。
結局、7月場所に関しては、こういっちゃあ失礼だけど、
やっぱ、考えが甘かったんじゃない?というのが、
なんとなくの感想になってしまうね。
917 :
55:2006/08/17(木) 22:47:28
千秋楽もそうだね。
個人的な感想では、千秋楽の相撲は、あまり評価できない。
もしも、あの相撲を観たあとで、白鵬について、昇進か、見送りか、に票を投じろといわれれば、
なんの迷いもなく「見送り」に入れる。
白鵬は、たしかに全身全霊でがんばった。
しかし、相手の朝青龍のテンションがいまひとつだった。
いや、朝青龍は良くやっていたと思う。
しかし、右ヒジが万全でない中で、14日間がんばってきて、
優勝を決めて、どうしても燃え尽きてしまっていたように見えた。
これは、責められない。 むしろ、よくやってくれたと思う。
一方、白鵬は、場所が終わってしばらくは、なぜ昇進を見送られたのか、理解できていなかったフシがあったね。
確かに、白鵬は、全身全霊をかけて、よくやった。
そして横綱を倒した。 これで、なんで見送りなの?と思ったかもしれない。
しかしながら、相撲は、両力士がエンジン全開でないかぎり、良い取組にはならないのだ。
相手の朝青龍が、燃え尽きていた以上、白鵬がどんなに全身全霊でがんばっても、良い取組にはならない。
そして、その責任は、すべて白鵬にある。
つまり、14日目で朝青龍に優勝を決められてしまった白鵬が、全面的に悪いのだ。
まさしく、協会の公式見解のとおりだね。
結局のところ、7月場所の「心」「技」「体」のうち、「心」については、
普通の人間のままで、綱取りに入ってしまった、というのがイメージだねえ。
918 :
55:2006/08/17(木) 22:50:22
しかし、明るい兆しもあった。
千秋楽の白鵬は、その前日までと違って、
どこか、貴乃花が持っていたような「狂気」のにおいが、感じられた。
このようなことは、これまでの白鵬にはなかったことだ。
あるいは、ココロの中で、なにかがハジけたという可能性がある。
もし、そうであるならば、一つのキッカケをつかんだということで、
9月場所以降、一段とステップアップすることが期待できる。
そうであれば、9月場所は、めっちゃ盛り上がることだろうね。
これは、おおいに期待したい。
919 :
55:2006/08/17(木) 22:57:42
ただし、この見かたが単なる錯覚にすぎず、白鵬が、なんの成長もなく、
あいもかわらず平凡な人間のままで、9月場所に出場してくるようであれば、
またしても、序盤戦で、ポロポロと星を落とす可能性はある。
その場合は、いささか暴論になってしまうが、
朝青龍、その他の力士は、ぜひ、寄ってたかって白鵬をたたきのめしてほしい。
そして、綱取りを、振り出しにもどしてしまってほしい。
中途半端に同情をひくような星で昇進させてもらうくらいならば、
ゼロにもどったほうがマシだ。
綱取りが消えたところで、まだ大関3場所目だし、
年齢は若いし、なにも不都合なことはないと思う。
これが、魁皇が昇進にいどむというのであれば、ちがってくるけど、
白鵬については、なぜ、7月場所や、9月場所で昇進させなければならないのか、
逆に、そっちの理由のほうが良くわからない。
まあ、まわりの力士も、がんばってくれなければ、場所は盛り上がらない、ということもあるからね。
上で言ったように、相撲というものは、二人の力士で作っていくものだから、
白鵬一人ががんばってもしょうがない。
白鵬も、この点を考えて、場所全体を引っぱっていくつもりで、気合いを入れて、がんばってほしいな。
920 :
待った名無しさん:2006/08/18(金) 23:27:22
>白鵬は、場所が終わってしばらくは、なぜ昇進を見送られたのか、理解できていなかったフシがあったね。
貴乃花(当時は貴ノ花)は
平成6年秋場所に全勝優勝した翌日くらいのインタビューで
ものすごくニヤニヤしながら答えてたのが印象に残ってます。
当然横綱になれるものと思ってたんでしょう。
あのときの貴乃花もなぜ昇進を見送られたか理解できてなかったのではないかと私は思います。
921 :
待った名無しさん:2006/08/18(金) 23:30:01
>貴乃花のように「狂気」の世界に足をつっこんでいれば、
>他の人間は引いてしまって、だれも同情なんてしないよ。
貴乃花が平成6年秋場所後に横審に諮問されて昇進を見送られたときは、
今回の白鵬より遙かに多くの同情論が起こってたような気がします。
もちろん人気があったからでしょうけど。
922 :
待った名無しさん:2006/08/18(金) 23:34:11
>多少なりとも、貴乃花のように「狂気」の世界に足をつっこんでいれば、緊張することなどありえない。
貴乃花は新横綱の場所の初日に負けてますがやはり緊張もあったのではないかと私は思います。
923 :
待った名無しさん:2006/08/18(金) 23:52:18
貴乃花は全盛期でもけっこう序盤で星を落としてますね。
各場所の初黒星の日を順にあげると、
平成7年:初日-7日目-13日目-中日-全勝-初日
平成8年:14日目-3日目-6日目-3日目-全勝-全休
平成9年:4日目-4日目-2日目-3日目-3日目-5日目
ちなみに最近の朝青龍だと、
平成15年:9日目-3日目-9日目-2日目-12日目-2日目
平成16年:全勝-全勝-6日目-11日目-4日目-11日目
平成17年:全勝-13日目-全勝-中日-初日-13日目
平成18年:2日目-11日目-2日目-千秋楽
924 :
待った名無しさん:2006/08/19(土) 00:00:16
>923
上位キラーの安芸乃島や貴闘力との対戦があったらもっと酷かったかも知れません
925 :
55:2006/08/22(火) 22:14:00
ひさしぶりに来てみたら、なんかすごい連作シリーズだな。
>>920-924 つまらねえ話にもってくんじゃないの。
いちいち、新横綱初日は前日に部屋の行司が亡くなっただとか、
昇進見送りのときに横審の委員が「ざまあみろ」という意味合いのコメントをしたとか、
めんどくせい話に引きこむな。
それより、白鵬の話をさせろって。
926 :
55:2006/08/22(火) 22:18:21
白鵬が、7月場所で、横綱昇進をのがした「原因」のひとつは、やはり、
3月場所千秋楽の本割の一番にあったんじゃあないかなあ、という気がする。
つまり、あの一番をおとしたことが、めぐりに、めぐって、
7月場所の綱取り失敗の原因となったのではないだろうか。
3月場所14日目に、白鵬は「やりにくい」とコメントしていた。
それはそうだろう。
むかしからお世話になった魁皇の、最後の相手になりそうなのだから。
やりにくいのは、人間であれば当然だ。
だが、逆に、この一番に勝って、魁皇にきっちりと引導をわたしていれば、
その「人間」であることを超えることができたのではないだろうか。
しかも、引退していく魁皇の意思を引きつぐという、すばらしいオミヤゲつきで。
ところが、白鵬は、この一番をおとしたことによって、人間の世界に踏みとどまってしまった。
こいつによって、7月場所で、シッペ返しを食うことになったんじゃないかな。
あそこで勝っていれば、はるか前に、ワンラックアップできていたと思うんだけどね。
ただ、過去を振りかえっても仕方がないし、魁皇にも踏んばってほしい気もあったし、複雑だけど。
まあ、7月場所千秋楽のがんばりで、どのくらい挽回できたか、になるね。
927 :
55:2006/08/22(火) 23:38:34
結局のところ、
>>677 とか、
>>678 とかで、懸念していたことが、
7月場所で現実になっちゃった、って感じなんだよね。
928 :
55:2006/08/27(日) 21:25:10
夏のバカンスから帰ってきましたよ! おおいに、リフレッシュしました。
しかし、力士は、バカンスよりもガンガン稽古して、9月場所で笑ったほうが良いよね。
そろそろ番付発表だけど、千代大海も、みんなも、これから仕上げに入るところかな。 がんばってくれい!
それにしても、7月場所が終わってから、白鵬の話題だけで1ヶ月以上もグダグダきちゃったねえ。
まあ、それだけ話題のつきない注目力士ということだけど。
白鵬は、7月場所の千秋楽の気持ちを忘れずにいってほしいな。
とにかく、一番一番を「全身全霊」で集中していくことが大事だね。
929 :
55:2006/08/28(月) 23:06:05
横綱昇進のルールを、もう一度、整理しておくと良いかな。
まず、横綱に昇進する目安は、2場所連続優勝か、それに準ずる成績。
これに対して、大関に昇進する目安は、3場所トータルで三十何勝か、だったね。
両者を対比すると、相撲というものは、3場所のトータルで平均80点をとるよりも、
2場所連続で100点満点を取るほうが、はるかに困難だ、ということなのだろうね。
大関が3場所トータルでの白星を目安にしているのは、
おそらく、安定した成績を残せるか、をみているのだろう。
要は、大関昇進は「星の安定性」を第一にみているわけだ。
これに対して、横綱昇進は、まったくちがうようだね。
930 :
55:2006/08/28(月) 23:10:33
大きな相違は、まず、「優勝」というものが「相対的」である点だ。
つまり、11勝4敗で優勝することもあれば、14勝1敗であっても優勝できないこともある。
そればかりか、理屈の上では、10勝5敗か、それ以下で優勝することだってありうるし、
15戦全勝でも優勝できないこともある。(朝青龍と朝赤龍が全勝であれば、どちらかは優勝できない。)
このように、「優勝」というものは、自分の成績だけではなく、
他の力士の成績にも左右される相対的なものであり、
ある意味では、運・不運で決まってくる、まったく不安定なものだ。
大関昇進は、何勝以上という「絶対基準」であるのに対し、
横綱昇進は、不安定な「優勝」を目安とする「相対基準」でしかない。
ちょいと強引だけど、これを無理に解釈すると、要するに、
横綱昇進は「競り合いの強さ」をみている、と考えて良いんじゃないかな。
つまり、優勝ラインが、0敗、1敗、2敗、3敗とか、下がろうが、逆に上がろうが、
横綱であれば、いかなる場合であっても、競り合ってなんとかする。
これこそが横綱に求められる能力ではないか、ということだね。
大関は「星の安定性」をみるが、横綱は「競り合いの強さ」をみる、という点で、
両者の試験科目はまったく違っていると、いちおう考えてみる。
931 :
55:2006/08/28(月) 23:12:59
このように考えると、この数場所の白鵬は、非常に安定した成績を収めており、
これはこれで、おおいにプラス材料とされるべきだけれども、しかし、
横綱の試験科目は、「星の安定性」ではなく、あくまでも「競り合いの強さ」になる。
7月場所も、「星の安定性」という点では、13勝をあげて申し分なかったけれども、
「競り合いの強さ」という点では、朝青龍にやられてしまった。
こう考えていくと、今場所の白鵬は、星勘定として、
14勝だ、13勝だ、などと考えるよりも、
「競り合いの強さ」を発揮して、
優勝争いを、千秋楽まで盛り上げることのほうが重要ではないだろうか。
なお、先場所の割りについて、14日目で朝青龍とあてるべきだった、という意見がある。
たしかに、場所を面白くするには、この考えにも一理あるが、しかし、これは困る。
白鵬が横綱になれば、朝青龍とは、毎場所、千秋楽の結びであたるに決まっている。
そうであれば、朝青龍との割りを千秋楽に組まないと、横綱昇進のテストにならない。
つまり、白鵬は、千秋楽の結びで朝青龍にあたる、という大前提のもとに、
最後まで優勝争いを盛り上げるべきなのだ。
そして、「競り合いの強さ」を十分に発揮して、場所を盛り上げることができれば、
ひょっとすると、12勝であっても昇進できるかもしれない。
こう考えれば、白鵬は、あまり自分の勝ち星ばかりに集中しすぎても、
かえって、よくないんじゃないかな。
つまり、絶対的な勝ち星の数というのは、もちろん昇進の目安にはなるけれども、
なんか、それを目標にすると、ビミョーに試験科目とは違う感じだからね。
むしろ、会場に足を運んだお客さんや、
TVを見ている相撲ファンのために、また、モンゴルで応援している人たちのためにも、
優勝争いを最後まで盛り上げていくんだ、という前向きの気持ちでいってほしいな。
932 :
55:2006/08/28(月) 23:14:13
なお、理事長が、いつも「13勝」を目安にしているのは、
もともと、横綱昇進の目安が、不安定な「相対基準」でしかなく、
2場所連続で11勝4敗で優勝するようなケースが出てきても困るため、
13勝という「絶対基準」を補完的に考慮する、という考え方かもしれないね。
933 :
55:2006/08/29(火) 23:08:43
横綱昇進の試験科目が、連続しての「星の安定性」ではなく、
その場所、その場所の「競り合いの強さ」を見るものであるとすれば、
考え方としては、連続する場所で好成績をあげることよりも、
キーとなる1場所だけに集中し、
この1場所で優勝争いに加わっていくことのほうが大切じゃないかな。
すると、白鵬は、1月場所から続いている好成績を振りかえって、
この9月場所も続けて好成績をあげられるか否か、などと考え込む必要はないんじゃないの。
そんなものは試験科目ではないからね。
やっぱ、ほんとうの試験科目は、今場所で、最後まで優勝争いにくっついていくことじゃないの。
過去のことは、関係ないやね。
朝青龍が星を重ねていけば、自分も並走する。
朝青龍が先に星を落とせば、自分は独走する。
自分が先に星を落とせば、朝青龍も後で星を落とす可能性もあるし、しっかりと追走する。
シンプルに考えれば、こんな感じだよね。
あるいは、ダークホースで、把瑠都が初日から連勝を続けたりした場合には、
こいつにだけは絶対に優勝はさせん、と猛追してね。
(なに? 千代大海が初日から連勝を続けたらどうかって? その場合は… 少しは星を落としてくれてもいいかな。)
まあ、序盤、中盤は、他の力士といっしょに場所を盛り上げていって、
最後の最後においしいところをさらえばカッコいいね。
白鵬の地力であれば、それほど、むずかしいことではないと思えるんだけど。
934 :
55:2006/09/01(金) 22:08:12
相撲雑誌をみると、予想どおり、千秋楽の白鵬−朝青龍戦を14日目に組むべきだった、
という意見が、チラホラと出てるね。
気持ちはわからないでもないけど、それはムリでしょう。
第一に、白鵬が横綱になれば、朝青龍とは、毎場所、毎場所、千秋楽の結びにあたるに決まっている。
であるならば、横綱昇進にトライする以上、当然、横綱になったあとと同じ条件でテストしなければ意味がない。
つまり、わざわざ、割りをくずして14日目にあてたのでは、横綱昇進のテストにならない。
むしろ、横綱になったあと、毎場所、千秋楽の結びにあたる、ということを考えれば、
割りをくずさなければ横綱昇進を決められないということ自体が、論外だ。
第二に、朝青龍の立場。
7月場所は、朝青龍にしても、14日目と千秋楽は、いっぱい、いっぱいだったと思うよ。
本来ならば休場してもおかしくない体調なのに、無理して出場していたわけだからね。
従って、おかしな理由で割りをくずしたのでは、朝青龍には不公平だ。
つうか、協会の立場として、そんな特定の力士をエコヒイキするような割りを組めるわけがない。
また、朝青龍のファンも気分が悪いだろう。
ファンサービスのためと言ったところで、朝青龍のファンの立場を無視するわけにはいかない。
結局のところ、白鵬−朝青龍戦を14日目に組むというのは、どう考えてもムリよ。
935 :
55:2006/09/02(土) 22:14:29
朝青龍の体調がイマイチのような報道があったけど、大丈夫かな。
今場所は、いろいろと話題も多いけれども、
やはり、中心になるのは朝青龍だからね。
ただ、振り返ってみれば、われわれ相撲ファンもふくめて、
なんか、相撲界全体が、朝青龍一人にたよりすぎ、という気もしないでもないかな。
ここらへんで、横綱がもう一人誕生すれば、
朝青龍にとっても負担が軽くなるし、プラスになるんじゃないだろうか。
やっぱ、白鵬には、ウダウダやってないで、今場所でビシッと決めてほしいね。
(とはいっても、朝青龍には、まだまだ「壁」になってほしい気持ちはあるけどね。)
まあ、みんなでチカラをあわせて、どんどん場所を盛り上げていくことが必要だね。
936 :
待った名無しさん:2006/09/03(日) 21:04:30
今日、足立区の正和自動車教習所に行ったら、千代大海がいたゾ!もうすぐ場所入りだってのに、呑気にポカリスウェットなんぞ飲んでやがった。
注射相撲の相手は、もう確保しているのだろうか…?
938 :
待った名無しさん:2006/09/03(日) 21:27:49
師匠の九重も正和教習所で免許取得しとる。確かに、教習所の入口で壁にもたれつつ、馬鹿面さげて何を飲もうが勝手だが、注射での延命はやめてほしいね。
>>936は千代大海に無視されてキレたおっちゃん。
940 :
待った名無しさん:2006/09/03(日) 21:42:30
馬鹿が!なんで千代みたいな注射力士に声かけにゃならんのだ。
それに俺は、まだ18才だ!
はいはい。若い若い。
942 :
待った名無しさん:2006/09/03(日) 21:50:20
お前はジジイだろ?
ジジイが、なんで2ちゃんなんかやってんだ?
パソコンに回線繋がってるから
スレ違いは去れ
945 :
待った名無しさん:2006/09/03(日) 21:57:20
>>943 そういうレスやめた方がいいよ。ぜんぜん面白くないから
だってそうなんだもん♪
947 :
待った名無しさん:2006/09/03(日) 22:34:45
さすが千代なんか応援してる奴はキモイわ…
会いたきゃ教習所に来いよ。馬鹿面さげてポカリスウェット飲んでるから。
誰も声なんか掛けないけどな。
よっぽど無視されたのが悔しかったのだな。
949 :
55:2006/09/04(月) 21:15:34
なんだ? わけのわからん展開だ。
目撃情報ごときで盛り上がっているようでは、来るスレが違うぞ。 別スレでやれ。
千代大海も、昨日は宮城野部屋に出稽古して元気いっぱい、という報道だったが、
今日の総見は欠席したとか。
昨日、張り切りすぎたのかな。
まあ、永く大関をつとめているんだし、場所前の調整については、心配はしていないけどね。
950 :
55:2006/09/05(火) 21:41:01
千代大海、今日は宮城野部屋に出稽古と。
積極的で、いいじゃないっすか。
おおいに期待だね。
みんな、これから仕上げに入るところかな。
横綱が調整が遅れている、との報道だったけど、
初日までには、まだ日があるし、
この横綱の場合は、本場所に入ってからも、調子を上げていくことができる人だからね。
みんな、総じて順調に仕上がっているみたいだし、
今場所は楽しみだね。
951 :
待った名無しさん:2006/09/05(火) 21:51:25
55さんの相撲感染暦は何年ぐらいですか?
952 :
待った名無しさん:2006/09/05(火) 22:00:02
いも
953 :
55:2006/09/07(木) 22:20:18
>>951 ん? 一言でいえば、「かけ出し」ですよ。
こういった世界では、信じられないような長老が、ゴロゴロいますんでね。
954 :
55:2006/09/07(木) 22:23:03
白鵬が、稽古で左上手が取れず、綱取りに暗雲がただよっている、という報道が・・・
こういう悲観論をみると、場所への興味が盛り下がってくるので、
ここはひとつ、盛り上げる意味で、
いささかコジツケしてでも、楽観論をいってみよう。
そもそも白鵬は、左上手を取りさえれば、
5月場所の雅山戦のようなアホな投げに行かない限り、
九分九厘、磐石に、勝ちをひろうことができる。
だからといって、左上手が取れなければ弱いというわけではない。
守りにまわったときの白鵬の足腰には、もともと定評がある。
つまり、白鵬の地力からすれば、左上手が取れなくても、
そうそう簡単に星を落とすことはない、と考えられる。
先場所の二つの黒星は、立ち合いから左上手が取れなかった。
ただ、敗戦の原因は、左上手が取れなかったことにあるのではなく、
左上手が取れなかったために、一瞬、ココロが動揺し、
このココロの動揺をつかれて星を落とした、というイメージが強い。
つまり、左上手が取れないこと、よりも、
左上手が取れないゆえの、ココロの揺れがよろしくない、と解釈できる。
以上のような観点から、白鵬の稽古をみれば、
左上手が取れなくても、それにこだわらずに勝利している、ということであり、
左上手が取れなくても揺れないココロを身につけている、ということができる。
つまりは、先場所の反省のもとに、先場所と同じ轍をふまない、という、
明確な目的をもって稽古をしているのであり、白鵬は、きっちりと準備ができている・・・
って、いささか強引だけど、あえて、スーパー楽観論をいってみると、こんな感じかな。
955 :
55:2006/09/09(土) 22:23:18
さああ、9月場所だよう。 みんな、調子はどうかな。
若の里の休場は残念だけど、みんな、夏の間の成果を、おおいに出してくれよ。
とりあえず、明日は、朝から国技館に行くからね。 楽しみにしているよう!
956 :
55:2006/09/09(土) 22:41:43
若の里については、なにも心配していないよ。
どんな試練があっても、必ず復活してくる人だからね。
55さん、この相撲目の前で見られて良かったなw
こりゃ大関の洗礼としか言いようの無い相撲だ。吹っ飛んでんだもの。
55さんの白鵬批評も楽しみだなぁ。
このスレ、この場所中に次スレ用意しなきゃね。
959 :
55:2006/09/10(日) 22:11:06
いやあ、初日そうそう、宴会、宴会。 今日の千代大海は、なにも言うことないな。
当たって、バンバンいっただけで、
相手は顔をそむけて、戦意喪失した感じだったね。
いま大注目の怪物を、たった一撃でほうむった。
最高のスタートじゃないの。
960 :
55:2006/09/10(日) 22:24:53
>>957 今日は、朝から国技館にいったけど、
序二段、三段目あたりも、なかなか良い相撲が多かったよ。
あと、愛子様も見れたしね。 ほんとうに、かわいい盛りだね。
国技館で、皇太子様ご一家と大相撲を見て、日本酒を飲んで、焼き鳥を食って・・・
やっぱ、日本人に生まれて良かったよ。 シアワセだ。
961 :
55:2006/09/10(日) 22:29:53
今日、見たかぎりでは、千代大海は体にハリがあって、好調そうだったね。
他の上位陣、三役陣も、まあまあ調整できてる感じがした。
その中では、琴欧州は、フトモモとか、下半身が大きくなったように感じた。
琴欧州は、けっこう好調かもしれない。
962 :
55:2006/09/10(日) 22:32:26
>>958 いや、場所中でいっぱいになりそうだったので、
自分で新スレを立てたよ。
ここが終わったら、そっちへ行こうと。
963 :
55:2006/09/10(日) 22:33:48
まあ、白鵬は、すんだことだよ。
まだまだ、場所は始まったばかりだからね。
964 :
55:2006/09/10(日) 22:39:25
一般論として、「型」というものについて言えば、
相撲を取る以上は、当然、自分の「型」になることが理想であるけれども、
自分の「型」になれなくても、これは、けっして無駄ではないと思うんだけどね。
例えば、白鵬は、左上手を取りにいく「型」を持っているけど、
これって、取りにいくだけで、意味があると思えるんだよね。
例えば、相手が、白鵬の左上手を警戒して、立ち合いで、なんらかのアクションを取ったとすると、
そのぶんだけ、相手のほうが、「型」がくずれている、と解釈できるからね。
つまり、相手は、白鵬の左上手を警戒するあまり、自分で自分の「型」をくずしている。
「型」というものの強さは、実は、この点にもあるのではないだろうか。
要は、自分の「型」になれるか否かよりも、「型」そのものにコダワルことに意味がある、ということ。
すると、白鵬が、立ち合いで、張り差しとか、カチ上げとか、別なことをやり始めたとすると、
これって、ある意味、白鵬のほうが、自滅して「型」をくずしてしまっているような気がするんだよね。
まあ、戦術論は、力士の考えることだから、素人があれこれ言う世界ではないけれどもね。
とりあえず、白鵬については、今日の動き自体は悪くなかったから、
明日以降に、期待しましょう。
首が回るほど入ったなー。意識飛んだだろ、これは。
966 :
55:2006/09/11(月) 22:17:24
今日の千代大海−時天空。
一瞬、相手が待ったしたのかと思った。
スローで見たら、相手が左に変化しようとしたところ、
千代大海の出足がするどかったために、右の突きがアゴに入ったんだね。
しかも、アゴをかすめて、打ち抜くようなパンチになった。
ボクシングでも、こういうのが一番効くんだよね。
アゴを横方向にゆすられると、脳が揺れるんだな。
いやあ、初日、二日目と、いずれも秒殺でノックアウトとは。
ここ最近で、最高のスタートじゃないかな。
今場所は期待が大きいな。
967 :
55:2006/09/11(月) 22:49:17
魁皇、栃東は心配だな。
魁皇の場合は、ウルトラ・スロースターターというところがあるけど、
栃東のほうは、具合が悪そうだね。
キッカケひとつで、流れは変わると思うんだけど。
時天空が変化しようとしたんだが、出足が鋭かったので突きで捉える事が出来た。
迷いなく出れてるな。
龍二も経験かなりあるから相手の目を見ればある程度そういうのも察知できるんだろうが。
969 :
55:2006/09/12(火) 22:33:44
三日目、ついに一敗。
今日は、昨日までとくらべて、少し集中力が落ちていたかな。
ハタくためのタイミングを見ているうちに、あれよあれよという間に、やられてしまった感じね。
まあ、しかたがないね。
しかし、黒海は、むかしのようなガムシャラさが出てきたね。
970 :
55:2006/09/12(火) 22:37:57
その他の相撲は・・・
玉春日は、見せ場をつくってくれたね。 大健闘じゃないの。
大関ともあたったし、これで少なくとも十両落ちはなくなったということかな。
あとは、どんどん思い切って行ってほしいね。
栃東−雅山戦は、すごい相撲だった。 感動した。
白鵬は、立ち合いで左マワシを取れなかったけれども、
やはり、取りに行くことが大事じゃないかな。
今日も、立ち合いで踏み込んでいったからこそ、最後に逆転できたように見えたよ。
まあ、横綱になったとしても、毎場所、絶好調で場所にのぞめるわけではない。
しかし、そこをなんとかするのが横綱だ。
今場所のようにスタートの内容が悪いほうが、むしろ、
終盤に調子を上げていったときの評価が高くなるんじゃないかな。
叩くためのタイミングを見たというか、はたかれるのを念頭に置いた結果、迷いに
つながった形だと思うけど。以前ならともかく、このところの調子なら、あの不十分
ではたく必要性は感じないし、千代大海のはたきの間合いでもない。
こんだけ突ききれば、相手もぐうの音も出ないな。
頭から当たるのが途中に挟まれてたけど、体が前に進むのに合わせて、その時々の間合い
で一番押せる技術を自然にやってる感じだったね。
しかし、栃東の相撲はかっこよかったなぁw不利から拮抗に持ち直して体制作るなり一気とは。
職人肌だねぇ。
白鵬の相撲が崩れっぱなしだね。
才能と懐の深さで何とか勝っていると思っていたけれど、
今日の上手欲しさ一心の姿勢は、殻を破るためのもがきなのかなと感じた。
前回しを取る型も好きだが、こういう状態で苦しむことで
新たな境地を見つけて欲しいと思うな。
974 :
55:2006/09/13(水) 22:31:53
いやあ、千代大海−稀勢の里。
相手は、立ち合いは悪くなかった。
一瞬、千代大海のほうが後退しかけた。
しかし、その後の、千代大海の二の矢の突き押しが良かった。
左手を、相手の鎖骨の下のへんにあてがって、
グングン押していったのが、効いた感じね。
なんか、ノド輪とハズ押しをいっぺんにやってるみたいな。
あとは、小刻みに突っ張っていって、休まずに攻め切った。
またしても、売り出し中の若手を撃破したね。
975 :
55:2006/09/13(水) 22:34:09
露鵬−把瑠都は、すごかったな。
これほどチカラの入った四つ相撲は、ひさしぶりに見たような気が。
大型力士どうしは、迫力があるね。
976 :
55:2006/09/13(水) 22:35:27
>>971 まあ、立ち合いでアワ食ったんでしょう。
今日の黒海−雅山で、雅山のフニャッとしたモロ手突きがつうじなかったところを見れば、
今場所の黒海の圧力は、これまでの計算と、ヒトケタ違っている感じかと。
>>972 千代大海は、とりあえず絶好調ですな。
栃東は、昨日の雅山戦でがんばれたことが大きかったかな。もう大丈夫でしょう。
>>973 今の段階では、白鵬の調子は、なんとも言えない感じかと。
精神力があれば挽回できるだろうし、逆に、
ちょっとしたキッカケで、ガタッと沈んでしまうこともあるかもしれないし。
昨日の突押しは威力はともかく流れの運びとしては完璧だろ。
これが出来てるうちは十分取れる。
栃東はまだ膝はかなり不安だ。これまで勝ってる相手だから勝てたが。
相手が激しく動いてきたり、押されて叩かれたりしたらまだ付いていけないと思う。
今龍二とやれば、ほぼ間違いなく龍二が勝つよ。
今場所は博之と栃東の2大関はかなり勝利が見込めると思う。
あとは微妙に通用してんだかしてないんだかわからない白鳳と琴欧州、苦手の雅山、当然
最強豪の朝青龍に一敗しかしなければ、13勝2敗で優勝の芽がある……
と書いて思ったが、古今稀に見る地獄の激戦区だな、大関二人が不調でこんだけ厳しいのは。
栃東がそのうち休場しそうな気がする・・・
雅山、白鵬は今後の星しだいで
千代大海戦のモチベーションが変わってくるだろうから
毎日動向が見逃せないね。
黒海と露鵬がさらなる大物食いをしそうな予感。
気合と体力が充実しているよ。
何が違うかと思ったら、異様に重いんだ。
先場所まではつっかえ棒的に使ってたけど、一発一発で相手がのけぞるし、下がったら
今度は潜って当たり直して更に突き放す。
これだったら、雅山とか朝青龍とか軽くて速いツッパリで間合いを取るだけでは突き切れ
ない相手でも十分以上の勝負ができるね。後半落ちないかもしれないぞ、今場所は。
981 :
55:2006/09/14(木) 22:13:47
いやいや。 電車道。
実力者の玉乃島を、左ハズで運んじゃったね。
なにも言うことなし。 サイコー。
>>977-980 千代大海は、ますます絶好調ですな。
まあ、周囲のことよりも、一番一番に集中してもらって、
とにかく良い相撲をみせてほしいですよ。
982 :
55:2006/09/14(木) 22:14:52
栃東は、とりあえず感動的。
ただ、がんばってほしいけど、あまり無理もしてほしくないし。
魁皇のほうは、どうしたのかな。
体調が悪いようには見えないし・・・
落ちついていけば強いはずなんだけど。
983 :
55:2006/09/14(木) 22:17:06
白鵬は、だいぶ落ちついてきたみたいね。
立ち合いは、相変わらずだけど。
相手が左前ミツを警戒して来ているとすれば、
立ち合いでかわして上手を取りにいくのは、
ある意味、奇襲攻撃かねえ。
まあ、横綱候補としては、あまりカッコよくはないけど、
いまは、内容よりも白星が大切だからね。
しかし、動きはスムーズだし、少しづつ良くなってきた感じね。
今場所は、まだまだドラマがあるような気がする。
目がはなせないよ。
984 :
待った名無しさん:2006/09/14(木) 23:34:16
昇進期待age
立会いが鈍って、右を入れられちゃったのが全てだね。
あれが止まらずにもっと右が堅ければ、突き放せたんだろうけど。
ミツキはわざと立ち会い狂わせた
987 :
55:2006/09/15(金) 23:29:46
うん。今日の千代大海は、最近の対戦成績からみて、
ちょっと考えすぎていたんじゃないかな。
なんとなく、立ち合いの前に、心理的に、相手にあわせてしまっていた感じがしたね。
まあ、こういうときもある。
大切なのは、明日から集中していくことだ。
押し相撲は、なんといっても、「気合い」が大事だからね。
988 :
55:2006/09/15(金) 23:32:18
それにしても、今日は、上位陣が総崩れか・・・
魁皇は休場でしかたがないし、栃東も万全ではないからねえ。
しかし、琴欧州は、相手にあわせすぎて、相撲のスケールが小さくなってしまった感じかな。
実力はあるんだから、やはり、今後は、自分の「型」を身につけていくと、もっと良いかもしれないね。
そんで、白鵬だねえ・・・
今日の相手に対しては、立ち合い、モロ手突きから突っ張っていく、という作戦自体は、そう悪くはない。
しかし、突っ張りながら、なんで、コソコソと左上手をまさぐっているのよ。
突っ張るなら、それで決めればいいのに。
やっぱ、精神的に、左上手が取れないと、不安で不安で、しかたがないって感じだね。
今日の敗戦は、まぎれもなく、精神の敗北だよ。
横綱の場合は、まあ、しかたがないね。
横綱であれば、明日から立て直すでしょう。
ってことで、みんな、しっかりしてくれよ。
欧州は足技にかなり弱いな。
怪我のせいもあるだろうけど、元々龍二に足技で負けるほどだ。
それと捻り技にも弱い。これは本当にあっさり崩れる。
大分弱点が解ってきた感じ。
白鵬の突押しは元から付け焼刃。
磨くなら本気でやらないと欠点にしかならん。
多分、俺が990だと思うんだけど、俺が立てたほうがいい?
実質主の55さんが建てた方がいい?
今日は左手をあてがりながらのいなしだね。今後後半戦、全部の能力を不安なく出し切って
戦うという意味では、今日の横の動きの勘が鈍ってないのを確かめた内容で良かったのか、
それとも同じ出足力士を正面から押しのけて気分良くいった方が良かったのか、どっちなん
だろうね?
個人的には正面きって電車道で気合を上乗せしてほしかった。
せっかく好調なわけだし。
まぁ昨日負けたから慎重に攻めたんだろう
992 :
55:2006/09/16(土) 23:55:06
うん。 千代大海−出島戦。
千代大海は、当たってから、すぐにイナして、そのまま決めた。
先手を取った。 よく集中していたね。
押し相撲は、相手が誰であろうと、「集中」の一言につきるよ。
993 :
55:2006/09/16(土) 23:56:50
>>989 専門家のかたですか? あまりに、するどいご指摘。
確かに、いまの白鵬の突っ張りは、付け焼刃ですね。
ただ、横綱としてやっていくのであれば、
うるさい相手に対しては、突っ張り一本で勝負を決めるチカラがないと、
むずかしいと思うんですよ。
昨日は、安美錦に対して、モロ手突きがきれいにヒットして
突っ張りの流れに持っていけたのだから、やっぱ、
そのまま突っ張りで決めれないと、この先、やっていけないのではないか、と思ったわけです。
朝青龍であれば、まちがいなく、決めていますからね。
琴欧州は、確かに、まだまだなところがありますね。
とりあえず、対戦相手の人に、研究をまかせたいです。
994 :
55:2006/09/16(土) 23:58:32
>>990、991
個人的には、イナシは良かったと思いますよ。
千代大海は、今日の出島戦とともに、明日の雅山戦をも意識して相撲を取っていたと思います。
995 :
55:2006/09/17(日) 00:03:34
996 :
55:2006/09/17(日) 00:17:11
しかし、横綱は、すごいね。
まあ、横綱であれば、キッチリと決めてくれるとは信じていたけど。
ただ、明日の相手は玉春日なんだよね。
もちろん、玉春日には取組でがんばってもらいたいのは当然だとしても、
横綱のほうには、ケガだけはさせないように配慮してもらいたいんだよね。
吊り落としとかは、やめてね。 おねがい。
しかし、もしも玉春日が勝ったりしたら・・・ こりゃ、わが家は、大宴会するしかないな。
むろん、プラスして、千代大海が勝ってくれないとイカンけど。
997 :
55:2006/09/17(日) 09:04:37
そうそう。 白鵬−安美錦戦で、もうひとつ思ったことは、
なんで白鵬が左上手ばかりにこだわるのか、ってこと。
立ち合いで左前ミツを取りに行く型を、自分から捨てたのであれば、
当然、左上手にこだわらない相撲を身につけていないと、おかしい。
例えば、右差し、左おっつけの体勢で前に出るとか。
それが、あんなに左上手にこだわるのであれば、
なんで、立ち合いの得意の型を放棄するのか・・・
やっていることが、バラバラな感じがした。
>>997 その得意の型で左前ミツが取れないがために、突いて起こしてから狙ったのでないかと。
>>989で指摘されてるように、まさに付け焼刃なわけで。
これで最後に雅山が落ちた時に右足がもう20cm前に出て、残心になってるようだと完璧
だったんだろうけど、苦手の雅山の圧力に当り勝ってギリギリ自分の間合いでの引きなん
だから、苦手相手としては十分な結果だろう。
しかし、白鵬バルド戦は付け焼刃同士の対決というかなんというか……
↓つーわけで、55さん締めよろしく。