☆★☆★☆2005年度課題曲総合すれっど☆★☆★☆

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265名無し@ローカルルール改正議論中
>>70
水戸一高・佐藤君作品、吹奏楽コン課題曲に
毎年夏から秋にかけて開かれ、約1万団体が参加する全日本吹奏楽コンクール(全
日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の05年度課題曲に、水戸一高1年佐藤俊介君
(15)=ひたちなか市=が作曲した作品が決まった。119の応募作から選ばれた5
曲中の1曲。高校生の入選は、72年に課題曲の公募が始まって以来、2人目の快挙だ。
題名は「サンライズマーチ」。約3分半の明るい曲だ。「初めて書く作品なので、朝日
のさわやかなイメージにしたかった。母の実家がある大洗の海の朝日が頭にあった
のかもしれない」
作曲は独学だ。小学生でピアノを始め、ひたちなか市立大島中で吹奏楽部に入った。今は水戸一高吹奏楽部
でテューバを吹く。
中学の頃から吹奏楽曲を作ろうと考えていた。部活動で演奏する曲の全パートが載っているスコア(総譜)を買
って勉強したり、顧問の先生からCDを借りて聴いたりした。
練習と勉強に追われる生活で、時間のやりくりに苦労した。今年3月、「受験が終わってやっと時間ができた」。
春休みに約1カ月かけて書き上げ、初めて応募した。
266名無し@ローカルルール改正議論中:04/11/30 21:11:24 ID:yBGz1pAd
吹奏楽部員ならではの工夫がある。すべての楽器が、一度は旋律を吹くことだ。
中学で担当したホルンは、マーチではいつも、リズムを刻む地味な役回り。「目立ちたいと思った」。だから「一
番華やかな部分で、ホルンに旋律を持ってきました」。
若さに似合わぬバランス感覚もある。「中学生も吹く曲なのでシンプルに」と、複雑な音型は使わなかった。「普
通のマーチなので、親しみやすいのではないかと思います」。冷静に分析する。
大島中で指導した吹奏楽部顧問の大津誠教諭(37)は「先のことをしっかり考えてできる子」と評する。「夢が
いろいろあると思う。何でもやってみて、どこまでできるか試してほしい」
音楽家になるかどうかは決めていない。「険しい道だと思うから」。今は、全国で自分の曲が演奏されるのがう
れしい。「コンクールではプレッシャーがあると思いますが、嫌だなと思いながら演奏してほしくない。楽しく演奏で
きることが一番大事だと思うから」
■全日本吹奏楽コンクール■ 1940(昭和15)年創設。公募している課題曲の選考は、1次審査を通過した
10曲をプロの吹奏楽団が実際に演奏する「試奏審査」にかけ、最優秀の「朝日作曲賞」(賞金100万円)、入選
4作(同50万円)=以上課題曲=、佳作(同10万円)を選ぶ。審査には作曲家らがあたる。審査員評は公表し
ていない。