吹奏楽お茶会開催

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1某98
吹奏楽についてのお茶会というか、勉強会というか、
そういうものをやってみようと思います。

ひとまず、5月29日13:00-17:00に、荒川区のスタジオを借りました。
音源を聞きながらあれこれ話をしてみるような感じを想定しています。

5月のぶんについては、
とりあえず連絡係を社会史スレ98がやってますんで、参加きぼんの方は
メールください。名前とハンドル名とちょっとした自己紹介くらい書いてもらえると嬉しいです。


経緯などは、吹奏楽の問題点
http://music3.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1077270845/l50

>>2-10
あたりも読んでくだちい。

2名無し行進曲:04/05/04 02:36 ID:FNTUFMPE
歴史とか未来とか可能性とか、
現代音楽や軍楽やポピュラー音楽との関わりとか、
そういう話をしてみましょう。

あれこれ調べている人は発表の場として、
あれこれ考えている人は発言の場として、
ちょっとくらいは考えている人は茶々を入れるだけでも、
聞いているだけでもオッケーです。
普段の疑問に答えをだせる人がいるかもしれません。

継続的にできるかどうかは、集まってから考えるくらいで、
それほど大げさには考えていません。
続けられることを期待してスレ立てしてみました。
続かなかったらごめんなさい。

吹奏楽では、
人間関係や金賞の取り方や指導法や演奏技法に関心が向かいがちですが、
ちょとそこから離れたところをぼちぼちと考えるとっかかりとなれば。
そうゆうところから、ジャズや桶との対立とか、プログラムの組み方とかにも、
なんらかの指針が見えてくるかもしれません。

話題の調整や時間配分は、参加者で相談しながら考えていきたいので
意見などはどんどんドゾ。98が過度に仕切るつもりはありません。
こういう話題はどうよとか、5月は無理だけど次以降があるなら参加したいと
いう方も、ひとまずご連絡くださいです。
スレでの提案などもオケーっす。


3名無し行進曲:04/05/04 02:36 ID:FNTUFMPE
いまんとこ、話のたたき台+音源の用意としては、こんな感じ。

北海道の名無しさんが東京まで出てきてくれますんで、
多種小編成の可能性とかグレインジャーのこととか。

まだ確定ではないですが、nappさんが参加を表明してくれています。
現代音楽における吹奏楽とその作品について。

98は、参加する人の様子を窺いつつ
吹奏楽の外縁:ポピュラー音楽的民間吹奏楽/ブラスバンドの世界的広がり
みたいなことを準備しようかと考えています。
参考までに→読んだ人いる?ブラスバンドの社会史
http://music3.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1011151529/l50

聞くだけでもそれなりに楽しめることを祈りつつ、
突っ込んだ話も出てくると思いますが、難しくならないよう気にしつつ。
おれはこうゆうことを話したい!というかたは立候補ドゾ。
こういう話を聞きたい!というリクエストは、
答えられるかどうかわかりませんが、ドゾ。
98の段取りじゃ生ぬるいという方は、企画運営役をドゾ。
なりゆきではじまったものなので、特に主催者を気取るつもりもないので、
それぞれにやれることとかやりたいことをやっていきましょう。

4某1:04/05/04 08:39 ID:rAK3T27r
正直行きたかったっすよ。
nappさんか北海道さんとこのサイトで資料閲覧
出来るようにしてくれないかなー。一部でいいんで。
回を重ねられるようならいっそ共同執筆で本を出す
とか(w
5北海道の名無し:04/05/04 09:14 ID:JbZVq9cw
 98さん、スレ立てサンクスです。私も宿と飛行機の手配しました。前日夜に
東京入りします。

 で、私のほうの発表は「多種少人数」の話を中心にしました。必要な音源も
すでに決め、簡単なレジュメ(進行表程度)も作りました。その他、発表と関
係ない音源やスコアも持っていこうと思うのですが、その中身は後で載せたい
と思います。
6名無し行進曲:04/05/04 10:09 ID:KSpJuMn3
なんだ。
お点前じゃないのか・・・。
7名無し行進曲:04/05/05 08:40 ID:oXmxcpyH
7
8名無し行進曲:04/05/07 18:42 ID:KgZarcjm
8
9名無し行進曲:04/05/09 11:23 ID:jk6qxQ4c
9
10名無し行進曲:04/05/10 23:27 ID:gVqk1qyE
10ゲト
1198:04/05/11 07:22 ID:sO+yJ0fB
もうちょっと話題を振ったり誘ったりしたいと思ってスレを立ち上げたのですが、
輸入盤禁止がらみでバタバタしてます。
頭皮の微熱が続いている。
申し訳ないです。

でもよかったらきてくださいー。
12名無し行進曲:04/05/14 10:48 ID:w8cvF+Tw
>>輸入盤禁止がらみ

その抗議の主そのものが、じつは諸外国のサラリーマンと比べて
不当に高い給料を受けとっていたりして。
いまや日本の大卒新入社員の初任給は、ドイツの中堅サラリーマン以上ですよ。

渡辺和彦さん「クラシック・フィールドノート」より。
13名無し行進曲:04/05/14 11:10 ID:PNi9mIkM
いつだっけ?
14名無し行進曲:04/05/14 12:59 ID:u+iPZR6T
定期OFF板でやってくれよ。
15某98:04/05/24 01:52 ID:ieI8PgcA
5月29日13:00-17:00 @スタジオ443
http://www.spmc.co.jp/studio443/map.html
吹奏楽お茶会のようなものを開きます。
会費はとりあえず場所代で2000円くらい。2000円は超えない。
参加していただけるかたはメールください。

以下の3人がネタと音源を出して、以下雑談という感じを考えています。
もちろん音源などを持ってきていただいてもオケーですし、
その場で話のネタ振りをしていただくのもオッケーです。

益野さんが東京まで出てきてくれますんで、
多種小編成の可能性とかグレインジャーのこととか。

まだ確定ではないですが、nappさんが参加を表明してくれています。
現代音楽における吹奏楽とその作品について。>どうなります?

98は、参加する人の様子を窺いつつ
吹奏楽の外縁:ポピュラー音楽的民間吹奏楽/ブラスバンドの世界的広がり
みたいなことを準備しようかと考えています。
16北海道の名無し:04/05/28 06:58 ID:P+SdoAak
 益野@花粉症 です(笑)

 持っていくスコアは以下のもの+α

『サンタンガセレナーデ』  チャベス
『ヒースの茂る原野』  ドビュッシー/グレインジャー
『吉志舞』  伊福部昭
『サーカスポルカ』  ストラヴィンスキー
『兵士シュヴェイクの冒険組曲』  クルカ
『聖歌とフーギングチューン第1番』  カウエル
『カントリーガーデンズ』  グレインジャー
『マーチOp.99』  プロコフィエフ(コンデンストスコア)
『独楽』  ヴィラ=ロボス
『コンチェルト グロッソ』  ヴィラ=ロボス

 なお,このほかにここ3年分の同人吹奏楽団定期演奏会の録音+αを持ってい
きます。ま、同人吹奏楽団は下手なのであまり聴くことはないでしょうが。

 発表は「多種少人数の吹奏楽について」ということでやらさせていただきま
す。発表用の音源も作りました。
17北海道の名無し:04/05/30 21:59 ID:2MZQpTeA
 無事帰着しました。

 少々疲れましたがとにかく大変有意義だったし楽しかったです。といっても、
さまざまかつ多種の情報が飛び交った観があり、まだ脳内整理はついてないん
ですが(W
 「時間的には少々きついかも」とは思っていましたが、あそこまで不足する
とは予想外でした。トップバッターにしていただいたおかげで私の発表は質疑
もできましたが、後のお二方は質疑の時間が不足(これは飲み会で多少補えた
面もありますが)、まして発表に関するもの以外の音源を聴きあったり、楽譜をじ
っくり眺めたりするというという余裕はなかったですね。

>>某98さん
お忙しい中、幹事ご苦労様でした。なかなか鋭い質問や手際よい仕切りナイス
でした

>>NAPPさん
「俺の目指しているものは、NAPPさんの分類で言うと“ハルモニーのリニュー
アル又は発展”ということになるのかな」などと考えてみたり・・・。それ
からハルモニーの急速な衰退の原因についてですが、飲み会の場ではもうちょ
っと私の意図したところが伝えられなかった気がします。また折を見て。

>>7時マーチさん
「申し訳ないが、その分野はあまり興味がない」などと、あまりに率直過ぎる
発言失礼いたしました。資料集めがんばってください。飲み会で98さんも仰っ
ていたとおりで、「自分でやるしかない」です。

 そのほか皆さん、会えてよかったです。まだまだ教えていただくことも多い
ように思いましたが、今回はこんなところでしょう。といって次回次々回はい
ったいあるのか、あっても俺は参加できるのか(笑)。

 とりあえず帰着報告代わりに一筆。
18名無し行進曲:04/05/31 02:35 ID:gyzT9hwH
というわけで、無事終了。
ま、適宜タイミングをはかってまたやりましょうか。

総勢8人。感想カキコはそれぞれに任せます。
益野さん→楽譜と音源で多種小編成について質疑を交えつつ語りまくりの2時間。
nappさん→準備してないとか言いながら「吹奏楽」をミリタリーバンド、ハルモニーなど4種に分けて歴史&楽譜と音源で解説で2時間(4時間の予定を1時間延長)。
98→ニューオリンズ、東欧、インドなど、今もポピュラー音楽として生きている“ブラバン”をバタバタと30分。17時過ぎに終了…
池袋へ移動、週末で場所が決まるのに時間がかかりつつも6人で2次会突入。
雑談かなり盛り上がる。ここでは書けないこともあり。
ずぶずぶです。気がついたら23:45。あわてて解散。

てな1日。
19名無し行進曲:04/05/31 09:43 ID:dwT7oXsv
中々に楽しかったのではないでしょうか。
「吹奏楽の問題点」というのには、こまごまとしたものが多く、飲みながら話す
中で炙り出して行くべきものが、まだまだあるように思えます。
誰かの話を聞くのもいいけど、ブレーンストーミングの機会があっても良い。

ttp://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/brainstorming.html

それと、話はそこそこに各々が持ち寄った音源にただ耳を傾ける会があっても
面白いでしょうね。
20名無し行進曲:04/06/01 00:32 ID:BOZmXsYO
このスレもまだ19ですし、
参加された方はお茶会?飲み会?の成果をゆっくりでのいいので
ここでも発表してみて下さい。
人によって色々なアプローチがあったとのことですが、
ここの多くの住人さんに見てもらうようにわかりやすく平易にして
解説していただけると幸いです。
問題点ですが、よい点、悪い点の情報を出来るだけ偏向なく
示して頂いて、見ている人自身が考えたり、あるいはヒントになるような
建設的なスレになることを望みます。
21某1:04/06/01 00:41 ID:Z8EsQ2T3
時間があったらでいいんで、使用楽曲とか
レジュメとかの公開きぼん。

次回開催も検討してほすい。
22名無し行進曲:04/06/01 01:12 ID:BOZmXsYO
某1さん、お久しぶり。
正確には元281さんかな?
カットスレ落ちてしまいました。
貴公に返答のレスするつもりでいたけど、あれは時間とエネルギーの消費が激しいので(藁)
躊躇しておりました。申し訳なかったです。
私自身にも時間の制約があって・・・
では。
23某1:04/06/01 01:17 ID:Z8EsQ2T3
>>22

無用に疲れさせてすみません(w
私もここの方々を見習ってネガティブ派
から脱皮図ろうかとは思ってるのですがね。

24 ◆NAPPnNCtlc :04/06/01 01:33 ID:WRjf2KHz
自分のとこの掲示板にもまだ書いていませんが、一応。
私の発表は「吹奏楽」を「ミリタリーバンド様式」「管楽オーケストラ」
「ハルモニームジークおよび多種小編成」、そして各々の発展した交点と
して「ウインドアンサンブル」とし、それぞれの歴史と作品を紹介する、
というものでした。概要は私の修士論文を簡潔にしたものです。これは
そのうちコラムにして載せる、と大昔から言い続けているのですが、
実現に至っておりません。私がヒマになったら、ということで、すみませんが
来年までお待ち下さい m(_ _)m

用意した資料は下記の通りでした。ちなみに、「本来ないはずのもの」と
いうのもありましたが、そこは伏せさせて下さい。参加者の方はレジュメと
睨めっこして「あぁ、あれはヤバイものだったのか」とニヤリとして下さい。
25 ◆NAPPnNCtlc :04/06/01 01:34 ID:f/h4IJWO
(続き)

(P)=楽譜が極一部用意されているもの、(S)=スコアがあるもの、(R)=録音があるもの

○ミリタリーバンド様式
・Georg Handel「Music for the Royal Fireworks」(P)
・Hector Berlioz「Grande Symphonie Funebre et Triomphale op.15」(P)
・Felix Mendelssohn「Ouverture op.24」(P)
・真島 俊夫「三日月に架かるヤコブの梯子」(P)
・John Cage「58」(R)
・Einojuhani Rautavaara「Annunciations」(R)
・西村 朗「巫楽」(R)

○管楽オーケストラ
・Franz Schubert「Deutsche Messe D.872」(P)
・Heinz Holliger「Pneuma」(S & R)
・Isang Yun「Mugung-Dong - Invocation」(S & R)
・Louis Andriessen「De Stijl」(S & R)
・松村 禎三「管弦楽のための前奏曲」(S & R)
26 ◆NAPPnNCtlc :04/06/01 01:35 ID:f/h4IJWO
(続き)

○ハルモニームジーク、多種小編成
・Wolfgang Amadeus Mozart「Serenade in B KV361(370a)」(P)
・Felix Mendelssohn「Ouverture op.24」(P)
・Alban Berg「Kammerkonzert」(S)
・武満 徹「室内協奏曲」(R)
・細川 俊夫「ヴァリエーションズ」(R)
・John Zorn「Angelus Novus」(R)
・西村 朗「フルートと管楽と打楽器のための協奏曲」(S & R)
・松村 禎三「阿知女」(S & R)
・Morton Feldman「Samoa」(R)
・Ianis Xenakis「Oresteia」(S & R)
・Luciano Berio「Laborintus 2」(R)

○ウインド・アンサンブル
・Richard Wagner「Trauermusik」(表)
・Joseph Schwantner「and the mountains rising nowhere」(S & R)
・Krzysztf Penderecki「Pittsburgh Ouverture」(S & R)
・Kevin Volans「Concerto for Piano and Wind Instruments」(R)
・Iva Bittova「Dance of the Vampires」(R)

蛇足:中橋 愛生「遮光の反映」(S & VTR)

 全体や、他の方の発表の感想などはまた日を改めまして。
27名無し行進曲:04/06/01 01:40 ID:DGXxBANY
「遮光」のビデオ、観たかったのに〜!
28バロブラス:04/06/01 17:28 ID:df7E6OwJ
初めまして!
お茶会もお酒会も大変勉強になりまくりでした。
「音」がほんの一部しか聞けないのが残念だったかも。
時間制約ありますしね〜。
また次回も是非やりましょ!
29名無し行進曲:04/06/01 18:43 ID:qXgGy4dO
おそくなりました。幹事、発表者のみなさま、ありがとうございました。
大塚で中退して残念だったです。
(飲み会の時間の長さなどを見ると、ますます残念です。)

都電の中での話しも有意義でした。
「本来ないはずのもの」の限らず、「にやり」は、そこかしこでありました。
30名無し行進曲:04/06/02 00:00 ID:WHUdMrBr
遅刻した者です。
予想していたより、ずっと楽しい時を過ごさせていただきました。
皆さんの話を聞くのも、音源試聴も、スコア読むのも、非常に有意義でありました。
音源試聴はもっとゆっくりやりたいものですね。
一つ一つの音源について、もっと自由に討議する時間があってもいい。

今度やるときは、どこかの文化会館のリハーサル室みたいなところを借りて、
そこにオーディオ一式を持ち込むというのはどうでしょう。
SACDプレーヤー、アンプ、スピーカーくらいなら、私が自宅から運び込みますぜ。
そうなれば、今回と同じくらいの料金で一日中音源が聴ける、と。
しかも電車の駅から歩いて1分のところで。
3198:04/06/03 02:07 ID:J5EbnOHE
音楽板人大杉。

となると方向性としては、
とにかく半日時間を空けてひたすら聞いたり語ったりする、ということっすか。
ネタだし二人、とかで。
または、音源中心、史料中心でバランスをとってみるか。

遠征組は別にして、最初の面子があるていど揃うという前提でなら、
1〜2テーマを先に決めて、各自思い思いに音や資料を持ち込んで
大ブレインストーミング大会というのもありですかね。
テーマを決めると、どうしても閉鎖的になっちゃいますが、
現代音楽にシフトしようが、社会史的なものにシフトしようが、
作曲者やポピュラー音楽畑の人が必ず参加しているという形になれば
そのテーマが興味のどまんなかじゃなくても話しについていけるような会にできる。
逆にコンクールとかカットとかバンド運営をテーマに選んで、
作曲家や吹奏楽史を押さえた人がしっかりフォローすれば、
有意義なものになるのかも。
32名無し行進曲:04/06/03 02:29 ID:dUWO737J
スコア閲覧ばかり、ということになると、かなり参加者を選ぶことになりそう。
スコアリーディングの授業みたいになったりして。

やっぱり、主に音源ですね。吹奏楽曲だけでなく、同じ作曲者による他の編
成の作品も聴いてみたいでしょう。どういう活動の中から、吹奏楽に対する
オリジナルなスタンスが生まれるのか、というお話。

その辺が出来れば、もっと問題点が絞り込めてくるのでは。
33北海道の名無し1:04/06/03 07:06 ID:7Y/YEktm
 話の途中ごめんなさい。私の発表の概略だしときます(レジュメに加筆)
================================
タイトル:『多種少人数の吹奏楽とは』

1.入り口〜明瞭・明快な音
○『マーチ作品99』中間部 プロコフィエフ 陸自中央音/野中図洋和
 まず基本スタンスの提示+実は普通の編成でもイイ吹奏楽はできるということをも提示。各楽器が明瞭にきこえてくることと、そのことによる清潔感・爽快感

2.多種大人数
○『カントリーガーデンズ』 グレインジャー ノーザンカレッジW.O/レイニッシュ
  1の発展型として提示。小品にもかかわらず非常に編成が大きく、かつスカスカ(スコア
 見せる)。しかしこの型に対する懸念点として「グレインジャーパラドクス」と個人的に呼んで
 いるものの話をする

 「グレインジャーパラドクス」〜編成が大きくなると一つ一つの楽器の存在感も薄くなる(音
                色を求めてかえって音色の存在感が危うくなる)。この曲はそ
                れを免れているが、『リンカンシャー』あたりはちょっと危な
                いと感ずる

3.音を重ねることについて?異稿の比較
○『吹奏楽のための序曲』展開部 メンデルスゾーン
  A.シムロック版(やや大きな編成、現在の吹奏楽に近い) 大阪市音/沼尻竜典
  B.ボイド版(初稿の1人1パート=多種少人数) 手稲高校/益野

 2つを聴き比べ、特に音を重ねているのが明瞭な所(Fl+ClとFlのみ)をもう一度聴く
 →一長一短あるも、益野としては音を重ねない方に可能性とメッセージの明瞭を感じる
34北海道の名無し2:04/06/03 07:09 ID:7Y/YEktm
4.多種少人数のサウンド
 以下は紹介として
○『兵士シュヴェイクの冒険組曲』序曲冒頭 クルカ 札幌同人/益野
  16人編成:Picc,Fl , Ob,E.H , Cl,B.Cl , Fg,C.Fg , 2Tp , 3Hr , Tb , S.Drum,Timp
  ※活発さと機知を支えるのは多種少人数のサウンドが持つ清潔感・ガチャガチャ感か

○『ティレジアス』冒頭部分 ランバート 演奏者不明
  編成不明(オケの管楽器にピアノ、少量の弦)

  この編成の難点に言及〜少人数のため音量の幅が狭い。ゆえに初めて聴く人は「大編成に比
 べ演出不足」と感じやすい。また、(編成から離れた話だが)このタイプの音楽は「中断や挟み
 込みが多い」という印象を持たれやすい気がする

○『小さな三文音楽』よりKanonen-Songの一部とFinale P.O./クレンペラー
  使用楽器:2Fl,2Cl,A.Sax,T.Sax,2Fg,2Tp,Tb,Tuba,Timp,Perc,Pf,バンジョー、ギター
       アコーディオン
  これまで出したほとんどのサンプルは「清澄・明澄」を前提とするものだったが、管楽合奏
 の表現として猥雑・荘厳もあることの例示

○『ヒース』 ドビュッシー/グレインジャー The Philharmonia/Simon
  10人編成:Fl,Ob,E.H.,2Cl,B.Cl,A.Sax,Fg,Hr,Hrm

  Fgのパート譜を例にとり、合奏の薄さを示す
35北海道の名無し3:04/06/03 07:11 ID:7Y/YEktm
付.気になる音・音楽
○『ブルゴーニュのブランル』クロード・ジェルヴェーズ16C仏 カテリーナ古楽合奏団
  使用楽器:バグパイプ、リコーダー、ラケット、ショーム、トレブル ヴィオール、
       リュート、モロッコドラム、ダフ

 編成(サウンド)・曲想とも気に入っているがこういう吹奏楽が出ないかなあと思っている(このタイプ
のみがいいと思っているわけではないので、正確には「出てほしい吹奏楽の一つ」)

 過去にこれを聴いて「音が野卑すぎてダメ」という方もいたので、その点少々前置きしたのだが、98
さんなどから「これ、全然強烈じゃないんですけど。僕にとっては大人し過ぎる」「平均率化され過ぎて
いる」という感想が次々に出たのには驚いたと共に愉快になった。
36北海道の名無し4:04/06/03 07:13 ID:7Y/YEktm
質議より(益野の発言については、多少補足しています)
 質問「要するに益野のイメージしている吹奏楽は"(書法としての)ブロック"ということか」

 益野がまず「う?ん、難しいな」と言ったのは、個人的に「ブロック(塊)」という語に"塗りつぶし"の語感
が強くあったためです。益野の考える吹奏楽の喩えとしては語のイメージがあまりにも悪いと思ったか
ら考え込んだ。むろん書法としては多少知ってはいたが、その例としてジェイガーあたりがまっ先に出
る益野としては簡単に同意し難かったわけです(単にこの書法に対する知識が乏しかっただけ、という
面もアリ)。結局「線の重視・色の重視」という留保を付けて同意。

 またこの話題から派生して「なぜポリフォニーなのか」という点に関して
「音色を重視した場合、どうしても薄いアンサンブル(合奏体の一部しか使わない)になるが、しかし合奏
体全体を使う有効なやり方も必要なはず。ポリフォニーというのはそのような合奏体の全体(又は大部
分)を一斉駆動させる時の有効なシステムの一つではないか」と発言

=====================

 この他、3つのイメージ図(私の吹奏楽に対するイメージ図・同じくオケのイメージ図・従来吹奏楽に対
するイメージ図)を配布。
※ この図は手描きのためパソコンに入れておらず、インターネット等に発表していなかった。
37名無し行進曲:04/06/03 17:55 ID:Nyp3Yr0G
大塚中退です。

確かに、多種少人数で出来ることはものすごくたくさんあります。
ぜんぜん違うかもしれませんが、武満なら書けたという気がして今でも残念。
彼のオケは、横の流れはともかく、縦的には、
かなり管の多種少人数が聴けると思うんですが。

あと、ドビュッシーは、ぜんぜん違った響きをイメージしてたな・・・。
38名無し行進曲:04/06/03 18:05 ID:Nyp3Yr0G
大塚中退です。

確かに、多種少人数で出来ることはものすごくたくさんあります。
ぜんぜん違うかもしれませんが、武満なら書けたという気がして今でも残念。
彼のオケは、横の流れはともかく、縦的には、
かなり管の多種少人数が聴けると思うんですが。

あと、ドビュッシーは、ぜんぜん違った響きをイメージしてたな・・・。
39名無し行進曲:04/06/04 22:31 ID:PxkRQOej
会合遅刻です

多種少人数で出来ることはいろいろあるのですが、それを可能に出来るだけの地力が吹奏楽
界(吹奏楽という編成に、ではなく、吹奏楽に関わっている主にアマチュアの演奏家たち)にあ
るか、というのが問題になるのだと思います。

私個人は、キーワードは音色だと思っています。
多種少人数で、聴き手にそれなりの充実感を与えるには、音色の美しさが不可欠でしょう。
音色に無頓着な奏者によるヴェーベルンは、聴きたくないでしょう?
それと同じでは。

楽器の鳴ってない奏者を集めて演奏したときに、それなりの充足感が得られるオーケストレー
ションを考えるなら、現行の吹奏楽のような下からピラミッド状に厚く重ねていくものが最適解な
わけで。
4098:04/06/05 00:25 ID:2l/ig+Dm
多種小編成はハナシが続きますな。

ぼくがブロックという言葉にひっかかったのは、それが線の重視というものと齟齬があるように感じたからでした。
あくまで線束として捉えるべきではないかと。つまり、多種少人数というのは、線描の追求の一つの形、ですね。
編成がハルモニーを基にするか弦抜きオケにするか、というのに益野さんはこだわるんでしょうか?
で、多数の線を作曲側あるいは聞き手側は、何本まで区別しうるのかという問いの一つの落ち着きどころが
十数本という値。
音色は、いわゆる吹奏楽/クラシック的に美しいかどうかは、作曲のときに想定されている音色かどうかという
意味では関係してきますが、実際のところはあまり関係ないのでは?とも思います。
たとえば、演奏者個人を想定して曲を作ってしまうっていうのは、作曲家としてどうなんでしょう?
楽譜ではなく録音物として作品を提示するという形になります(もちろん楽譜も作品ではありますが)。
たとえば須川氏のサックスとミュールのサックスとガルバレクのサックスでは、かなり別物になるんじゃないのかなと。
となると、たとえばサックスが梅津っていう想定の元に曲を作ってしまうのもありなわけで。

と、素人は思ったのでした。
41名無し行進曲:04/06/05 00:43 ID:8Zegrr/q
いや、吹奏楽をクラシックというジャンルの中に位置づけるのなら、音色はやっぱり大切な要素でしょう。
クラシックだからというより、残響2秒の演奏環境の中だからこそ、より重要になってくるのかな。
アマオケが無理して演奏するブルックナーを聴けば、「音色って大事〜」って心から思えるようになってきます。
4298:04/06/05 01:21 ID:2l/ig+Dm
あ、えっと大事じゃないって言ってるわけじゃないですよ。
ポイントは二つ。

「いわゆる美しい音色」以外の可能性はどうなんですか?ってこと。
アマオケのブルックナーの音色ではなく、ジャズや民俗音楽の音色の可能性。
あるいは、古楽器や民俗楽器の音色の可能性、でもいいです。
既存のオケの曲、吹奏楽の曲ならば、いわゆる美しい音色が必要でしょうし、
多種小編成でも、いわゆる美しい音色を想定して書かれた曲は
いわゆる美しい音色で演奏されるべきです。
しかし、多種小編成の、今後生まれてくる作品については、
「いわゆる美しい音色」というよりは「音の個性」ってのが肝なのかなあ、と。
極端に個性的である必要はないし、美しい音色も個性の一つです。
それを「いわゆる美しい音色」一つに絞ることはないのではないか。

もう一つは、
一つ一つの音、一人一人の音色の担う部分が大きくなる多種小編成においては、
奏者による「美しさ」の違いというのは、無視しうるものなのか。無視しないでもいいんじゃないか。
(経済的なハナシはさておいて、ですが)


43某1:04/06/05 01:43 ID:Zc2y/6NN
例えばマリアッチバンドのラッパの音は
クラ的基準からすれば「いわゆる汚い音」
なんだが、独特の味は出してますわな。
川井郁子たん(バヨリン)がマリアッチ
と共演した番組があったけど、やっぱ
最初は面食らってた。そういうのは、
ジプシーの音楽にも当てはまるかも。

一方39氏の言いたいことも分からなくはない。
前世紀のドビュッシー〜ポストヴェーベルン
あたりの音楽は音色はすでに「言語」ですから。

民俗的な方向と(大衆音楽含む)、クラ的な方向で
水槽は揺れてるのかも知れませんね。


44名無し行進曲:04/06/05 01:46 ID:8Zegrr/q
> 「いわゆる美しい音色」以外の可能性はどうなんですか?ってこと。
> アマオケのブルックナーの音色ではなく、ジャズや民俗音楽の音色の可能性。

それはもちろんあると思います。
特殊奏法を多用する現代音楽も、基本的にはそういう可能性の探求を主題に作
られているわけですから。
ただし、音を出すスキルが絶対に必要で、身に付けるのも大変です。
楽団にコンセンサスがあるのも重要。
「マイルス・デイヴィスってヘタじゃん。あの音色は酷い」というクラシックの奏者が
実在したりするのが怖いところ。

大江戸がホルストを演奏したりするより、そっちの可能性を掘り起こしてくれたら
面白かったんですけどね。

さて、ギル・エヴァンスでも聴くか。
4598:04/06/05 02:52 ID:2l/ig+Dm
うん。だから、演奏者は特定の人物を想定するってハナシに繋がるですよ。
ある音色やあるタイム感までを「スキル」に含めるとして、
ある演奏者がすべてのスキルを身につける必要はないわけで。
同人でも大江戸選抜メンバーでもいいんですが、13人のための曲を作って、彼らの演奏で録音する。
それが第一義的な「作品」で、同一権保持は目をつぶってもらうことになるのかもしれないけど、
その「カヴァー」として他の団体が演奏することもオッケー。楽譜も出版する。
システムとしてはポピュラー音楽に近い。
で、98としては、これは演奏形態や音楽構造以外の部分のポピュラー音楽の要素を
クラシックにあてはめて考えているけれど、あくまでクラシック内での話として考えてます。

>民俗的な方向と(大衆音楽含む)、クラ的な方向で
>水槽は揺れてるのかも知れませんね。
ってのは、また違う話ではないかと。
民俗的な方向ってのはかなり難しい。雅楽が既にそうと言えるかもしれないし、
コン厨ってのは民俗音楽の一種かもしれないけれど。
大衆音楽的な方向としては、飲み会でも話が出ていましたが、いかにスカパラを吹奏楽に取り込むか、
でしょう。スカパラのかっこいいミリタリーバンド編成アレンジの楽譜、売れると思うけどなー。
こないだは音源だけで時間がなかったし、アナログの音源を使えなかったんだけど、
この辺の話を、実際の学校関係者まじえてしたいんだけどなー。
46名無し行進曲:04/06/05 03:46 ID:I9+HgBo5
>>36
ポリフォニーが何故有効?
私が知っているのはルネッサンスポリフォニーで
バードの5声のミサ、タリスのエレミアの哀歌やジョスカンなどの極一部ですが
確かに教会の中で聞く多声は幻想的で美しく独特の宇宙へ引き込まれていきます。
但し、管楽器アンサンブルではどうもイメージがし難い。
それぞれの声部が平行的に動きますから、一斉駆動させるという物理的側面からは
納得出来ますが、管楽器合奏に合うかというと?
いや、私がポリフォニーを正しく理解していないかもしれませんが。

47バロブラス:04/06/06 17:47 ID:wTJeFcCK
ど素人が口を挿みます。
クラシックはもともと音響的な音楽で「鳴る」「響く」事が何と言っても重要
な要素ですよね。ガキの頃、バイオリンの稽古で「鳴ってない!鳴ってない!」
と散々言われたのを思い出します。

北海道さんの多種小編成の話しは完全にクラシックの文脈の中での論議ですよね。
一方、会合遅刻さんはクラシック以外の音楽(ジャズなど)も念頭に入れた上で
「クラシック」でおまけに「多種小編成」であれば鳴らなきゃしょうがないだろう!
と言われます。全く同感で、クラシックはもともと音響的な音楽で...と
最初の文章に戻ります。

ただクラシックの外側の世界では「鳴る」ことの意味合いはかなり違ったもので
バロブラスのように「歪んだ」「濁った」音色がイイ!っていう価値観もありでして。
となると吹奏楽(クラシック)を多種小編成で充実させる→「個人の技量」が重要
→「鳴らせない奴」は入れない方がいいって話しになり→アマによる多種小編成
は相当キツイって事になるのでしょうか。

48会合遅刻:04/06/06 20:40 ID:WbSVBXt0
引用順番変えますでし。

> となると吹奏楽(クラシック)を多種小編成で充実させる→「個人の技量」が重要
> →「鳴らせない奴」は入れない方がいいって話しになり→アマによる多種小編成
> は相当キツイって事になるのでしょうか。

現在の吹奏楽的価値観の中では、
縦の線が揃っている、指がよくまわっている、といった指標に比べ、音色の美し
さには、あまり大きなウェイトが置かれていないように思えます。

たとえば、一部の技巧的な作品(C.T.スミスの作品など)について、音色は美し
いけど安全運転な演奏より、音色はイマイチでもガンガン飛ばしていく演奏を絶
対的良しとする風潮があるでしょう?演奏時間を比べて短いから「凄げえ!」
と驚嘆したり。

こういう吹奏楽文化の中では、確かに多種小編成というのは難しい。
でも、「鳴らせない奴」は入るな、というのではなく、まず鳴らすことが大切だと
考えて練習する。音色が美しいというのは、中途半端に指が回ることより遥か
に大切なんだ、ということが認知されるようになれば、状況は変わるのではな
いでしょうか?

> ただクラシックの外側の世界では「鳴る」ことの意味合いはかなり違ったもので
> バロブラスのように「歪んだ」「濁った」音色がイイ!っていう価値観もありでして。

もちろん、そうした価値観はありですよ。
「ジミ・ヘンのギター最高」、という価値観と同じものですよね。

ただ、吹奏楽という世界をみたときに、そういう価値観はどこまで共有されているの
か疑問に思うことがしばしばです。
ポピュラー音楽はクラシックの周縁でしかないと考える人はまだまだ多く、そういう
人達がクラシック・ヴァイオリンで弾く美空ひばりや、「ニュー・サウンズ」等を支持し
ているのかな、と思ったりして(ちょっとアブない発言にも挑戦してみるわたくし)。
49北海道の名無し:04/06/06 21:59 ID:VckxGH6L
>>46さん
>ポリフォニーが何故有効?
>私が知っているのはルネッサンスポリフォニーで
>バードの5声のミサ、タリスのエレミアの哀歌やジョスカンなどの極一部ですが
>確かに教会の中で聞く多声は幻想的で美しく独特の宇宙へ引き込まれていきます。
>但し、管楽器アンサンブルではどうもイメージがし難い

 46さんが挙げておられるポリフォニーは主として人声によるもので、墨絵のごとき抽象性と奥深さを感じさせるものだ
と思います。しかし、私が考えている管楽合奏におけるポリフォニーはそれとは違う感じです。墨絵とは正反対の、もっ
とカラフルで表層的で、よくも悪くもガチャガチャというか、活気のあるものをイメージしています。ポピュラーなところで
はマーチの対旋律のようなものです。(Nappさんのところに投稿した"草稿"シリーズの中に多少関連した記述がありま
す)

 むろん管楽合奏でこの時代のポリフォニーをアレンジしてみても案外面白いのでは、とも思います。
50北海道の名無し:04/06/06 22:03 ID:VckxGH6L
「歪んだ」「濁った」音色については、私の考察外になりますが、興味がないのでは全然ないです。話はズレてしまう
かもしれませんが、たとえばトロンボーンは(太い音で他との親和性が高い太管より)一見貧相な音に聴こえやすい細
管の方が明快かつ音色がはっきりしていいんじゃないかと思うことがあるし、その意味で大ホールを鳴らす力は乏しく
とも古楽器とかどうなんだと思うのであります(もっとも私の感性がその音についていけるかちょっと疑問ですが)。

 クラシックでいう「いい音」には「良く鳴っている」と「他の音と親和する」という2つの側面があるようで、従来のオケでは
この2つは当然ながら両立すると考えられてきたようですが、その結果楽器の個性(音色)はもしかしたら薄くなってし
まったのでは?という疑念があるのだけど疑いすぎかなあ。
 つまり「良く鳴っている」とは最大限合理的に鳴っているということで、ぶっちゃけ音量が出るということへの特化では
ないか。楽器もその方向で改良されてきたんではないか。確かに最大限合理的に鳴ってれば他との親和性(共鳴性)
も向上するけど、それはオケ的な「ひとまとまりサウンド」には良くても吹奏楽には「?」ではないか。吹奏楽での「良く
鳴っている」は「その楽器らしさが良く出ている」という意味でのことではないか。とか、まあちょっと神経質すぎて実用
には耐えない理論という面がありますが、、しかしそんなことも考えてますです。「なぜいいホールでやるかというと、
パワー全開にする必要がないから。音色やニュアンスに精力をまわせるから」という2次会の席で話したことにつなが
ります。

なお、わたしも「クラシック・ヴァイオリンで弾く美空ひばり」はあまり好きではありません。もっと好きではないのは「尺
八で吹く西洋風音楽」。当然東儀何たらさんは全然ダメです。
5198:04/06/06 22:29 ID:uih8tZAb
ええとですね。できるだけ表現は具体的にするように努力しましょう。
ポピュラー音楽、吹奏楽、クラシック、それぞれに微妙なニュアンスの違いがあるし、
それぞれの中でのニュアンスの違いもあるので。

一般論ではなく、機械的な指や舌の性能ではなく、音色を重視している人は個別にいるでしょうし、
音はいいと言われてるけどタンギングが苦手っていう人もいるでしょう。
バランスよく完成度が高い人を集めるとなると、プロになっちゃうけど、
多種小編成に必要な部分はそこそこ上手い、みたいなアマチュアが集まるってことならいいんじゃないかな。

で、ジミヘン的なところまでいくとどうかはわかりませんが、
「カラフルで表層的で、よくも悪くもガチャガチャというか、活気のあるもの」
っていうのも吹奏楽で共有されている価値観ではなさそうです。マーチ好きにはそういう人もいるでしょうが、
マーチ系と多種少人数もまた相容れないところで。
「カラフルで表層的で、よくも悪くもガチャガチャというか、活気のあるもの」っていうのは、
それこそポピュラー音楽の価値観に近いっす。個々の音色そのものや、曲の構成は
感性とか好みに合わないかもしれませんが、部分的に北海道のななしさんのヒントになるものは
たくさんあるんじゃないかと思うのです。

5298:04/06/06 22:38 ID:uih8tZAb
楽器は、サックスに関しては、平均的な扱いやすい方向に向かっています。
セルマーのSA80からSA80pt3までは完全にそれ。
で、ジャズの人たちは、音色にこだわってアメリカンセルマーのマーク6とかを探して、
マウスピースはやれメイヤーだブリルハートだと。そういう状態です。

バイオリンでひばりとかは、つまんないものが多いですが、
それは演奏者の姿勢と目標とする音楽のありかたの問題っす。
有名曲を原編成とは違う形で演奏するというのは、軍楽隊の歴史上多々行われてきたことです。
少なくとも吹奏楽に関わっている人が、明確な理由付けなしに否定すべきではない。
尺八による西洋音楽も同様。
現状行われているもののほとんどは、演奏も糞だし聞く人の感性や価値観も糞だと思いますが。
53会合遅刻:04/06/07 00:25 ID:jKh3nAG7
補足でございます。

> バイオリンでひばりとかは、つまんないものが多いですが、
> それは演奏者の姿勢と目標とする音楽のありかたの問題っす。

そう。私もまさにその点について申し上げています。
編曲やらカヴァーというのは、言い換えれば究極の批評行為でもあるわけで。
行う側が編曲・カヴァーの対象についてどう考えているか(あるいはいかに軽く観てい
るか)が明らかになってしまう非常に恐ろしい行為なのです。

ヴァイオリンで弾かれる美空ひばりがつまらないのは、リスペクト感が皆無だからだと
思うのですね(同じように、「ニューサウンズ」の、少なくとも演奏からはリスペクト感を
感じた例がありません)。美空ひばりをスター足らしめている彼女の歌唱技術を、まっ
たく無視したところでこの手の編曲が完結しているところに問題があるわけです。

バッハの演奏では装飾音の入れ方まで仔細に検討するクラシックの奏者が、美空ひ
ばりの演奏では彼女の歌唱法・旋律装飾法に一切気を配らず、譜面を特に詳しく検
討することなく適当に演奏する。クラシック>軽音楽というヒエラルキーが残っている
からこそ、こういうことが行われてしまうのでしょうが、このあたりの話を始めると話題
が霧散してしまうので、そろそろ止めると致しましょう。
54会合遅刻:04/06/07 00:59 ID:jKh3nAG7
> クラシックでいう「いい音」には「良く鳴っている」と「他の音と親和する」という2つの
> 側面があるようで、従来のオケではこの2つは当然ながら両立すると考えられてき
> たようですが、その結果楽器の個性(音色)はもしかしたら薄くなってしまったのでは?
> という疑念があるのだけど疑いすぎかなあ。

それは疑いすぎでしょう。
世界の一流オーケストラのトップ奏者の音を聴いてみてください。
オーケストラの音から個性が無くなってきた、などと言われる昨今ではありますが、
個々の奏者同士を比べるなら、やっぱり明確な音色の違いというものはある。

> つまり「良く鳴っている」とは最大限合理的に鳴っているということで、ぶっちゃけ音
> 量が出るということへの特化ではないか。

そういうことでもありますが、その最適化の道筋が一つではないからこそ、「よく鳴っ
ている音」にも様々な個性が出てくるのではないか。
5598:04/06/07 01:47 ID:FJHFir05
ああ、あと、プロの話かアマチュアの話かも出来るだけ限定して話するようにしましょう。
56工夫する名無し:04/06/07 12:13 ID:FXeTfr9J
>>54
>>世界の一流オーケストラのトップ奏者の音を聴いてみてください。
>>オーケストラの音から個性が無くなってきた、などと言われる昨今ではありますが、
>>個々の奏者同士を比べるなら、やっぱり明確な音色の違いというものはある。

プロの吹奏楽団に、「利き酒のような利きバンドって出来るのでしょうか?」
と質問したら、荒らし認定をされますた…。
今では掲示板自体が無くなっています。
57名無し行進曲:04/06/07 21:31 ID:077HbnPJ
楽しくROMらせて頂いております。
58名無し行進曲:04/06/07 22:17 ID:BCk70HMu
>>56

おまえ7時マーチだろ。おまいに言いたいことは

(1)掲示板に投稿する前にそこの空気を嫁。
(2)資料集めに熱心なのは結構だが、知らない人にいきなり電話をかけたり資料のコピーをねだったりするな。気がついてないのだろうがヒンシュクを買ってるぞ。
59北海道の名無し:04/06/07 22:46 ID:Z5GVzXPJ
>>98さん
>「カラフルで表層的で、よくも悪くもガチャガチャというか、活気のあるもの」っていうのは、
>それこそポピュラー音楽の価値観に近いっす。個々の音色そのものや、曲の構成は
>感性とか好みに合わないかもしれませんが、部分的に北海道のななしさんのヒントになるものは
>たくさんあるんじゃないかと思うのです。

 なるほど、言われてみればその通りですねえ。 そういえば私も「吹奏楽はどちらかというとシリア
スな曲調に向かないのでは」「グレインジャーは昔風にいうとセミクラシック。シリアス好みのクラシッ
ク界では見過ごされやすいのでは」などと発言しとりましたわ(笑)。

>バランスよく完成度が高い人を集めるとなると、プロになっちゃうけど、
>多種小編成に必要な部分はそこそこ上手い、みたいなアマチュアが集まるってことならいいんじゃないかな。

 アマチュアなりに、という限定がつくことにはなるでしょうが、アマチュアが多種小編成やるのも意義
があると思います。っていうかそういう話を2次会で98さんとして、帰ってきてから「何とかやれんもんかな」
としばし考えております。まあ、私がやるとなると、「意義がある」かどうかかなり疑わしくなりますが、要する
に98さんの話聞いてて「やりたいなあ」と思ったんですわ。

 ただ、おんなじ話の繰り返しで恐縮ですが、金の話。メンバー集めの話。十人台のバンドならレパートリーの
少なさ(座付きの作・編曲家が必要か)など、どーどーめぐりです。

 実際はプロアマ問わず、既存の吹奏楽団やオケが「ハイ、第2ステージは多種小編成」とやるのが一番
近道な形だと思う。ただ、楽団や楽団メンバーの同意取り付けが難航するだろうけど。理念あるところに人集ま
らず、人あるところに理念根付かず。ここら辺は政治力と経営力の問題かと。

 でも実現を考え続ける私(笑)
60名無し行進曲:04/06/07 23:27 ID:FXeTfr9J
>>58
ハァ?
61名無し行進曲:04/06/08 09:07 ID:f2XJMcWN
上手の手から水が漏る
6298:04/06/11 02:29 ID:7SzGTpSH
アマチュアでも、やる道はあるってとこまでは言えますけど、
そっから先は、お任せします(笑)。
金とコネと人柄と環境から、
プロに頼むか、アマで小さな楽団作るか、いっそ大きな楽団作って、こっそり第二ステージに心血を注ぐか
判断するしかないでしょう。

63名無し行進曲:04/06/12 12:56 ID:rWMouhqd
2回目はあるんですか?
6498:04/06/13 00:46 ID:5HhJs4nD
この雰囲気だとやったほうがよさそうですな。
日程ほかは決められないけど、どうすか?
>初回参加の皆様
んで、次回あるなら参加したいという方は、ここで表明or1のメル欄に連絡してちょ。

初回は北海道の人のネタで柱ができてたけど、次はこんな話がしたい聞きたいってのも
ドゾ。

1回目みたいにだらだらとした感じでよければ連絡は98がしてもいいし、
積極的に動ける人がいたら、お任せしますし。
65会合遅刻:04/06/13 00:53 ID:CKmhQsN9
飲み会の席で話題になった出版物等が、実際に出てからにした方が盛り上がるのでは。
6698:04/06/14 00:31 ID:wIsMr/xZ
出版物ってなんでしたっけ?(w

やりたい人が集まったらぼちぼちやればよいのでは。

6798:04/06/14 01:17 ID:wIsMr/xZ
んーと。たとえば8月と9月って、どっちが都合いいのかな?
学校関係だと8月のほうが動きやすい?
コンクールがあって逆に無理?
面子的に、関係ない?

98としては月の後半が望ましいですが、なにか希望があれば、かいといてくださいです。
68バロブラス:04/06/15 11:51 ID:zH3A3CwD
え〜と、もしかして拙著の話しがでているのかと思いますが、
皆さんのご期待/ご要望に添えるような内容となるかどうか自信はないです。
しかしながら皆様を敵に回しては御陀仏でありましょうし。いつか厳しいご意見
ご批判の俎上にあげてタタキにでもしてやって下され。

取り合えず追い込みに入っていて7、8月は厳しいかも。
9月きぼう、です。
69バロブラス:04/06/15 11:56 ID:zH3A3CwD
と、舌の根も乾かぬうちに9月はほとんど不在であること忘れておりました。
8月後半きぼう。ですが皆様のご都合にて。
70名無し行進曲:04/06/26 03:05 ID:TRUIC/LS
>>52
98さんへ
貴殿はサックスについて拘りを持っている方とおみうけしました。
話はそれますが、
私は最初に魅力を感じた吹奏楽器はアルトサックスです。
あの色気のある甘美な音色に惚れました。(サックス奏者ではありませんが)
特に坂口新氏(生で聴いた)や20年以上前に大室勇一氏が監修した
サクソフォーン教室のレコードで聴ける音色が大好きでした。(奏者名は失念)
中低音部は太く柔らかく高音にいくほどキューッ!と締まるような感じで
深めのビブラート。むせび泣くような・・今でも僅かですがこのような音色で吹く人を見かけます。
須川氏は坂口新氏−大室勇一氏の系譜ですが、その音はかつての聴いた色気のある音ではありません。
上から下まで統一された均一の美しい音色でクラシックサックスの正当な姿なのかもしれんませんが
私にはもの足りません。
また現在の多くのクラシックの奏者も同様に感じます。
>>52で上げられたように楽器が昔と現在で違うことも影響しているんでしょうか?
スレタイから大きく脱線した質問で申し訳ありませんが、答えていただければ
幸いです。
7198:04/06/27 02:35 ID:b8DAFJpC
えーと。高校吹奏楽と大学のバンドでちょっとだけサックス吹いてましたから、愛着と、多少の知識がある程度です。
なので、現在のクラシック・サックス奏者の具体例などはさほど存じませんです。
他の楽器よりはまし、というか。
というのをご承知ください。その上で、ちょっと書いてみるなら…

一番大きいのは、奏者の求めている音色だと思います。楽器の傾向は、むしろその反映ではないかと。
どんな楽器でも、吹き方や口の形やマウスピースやリードやリガチャーの組み合わせで音色は変わりますし。
実際奏者が使っている楽器は20年前のモデルかもしれない。

で、どういう音色を求めるか、ってのは、流行とか、オケやバンドやアンサンブル、他の楽器などの傾向から
の影響が大きいんじゃないかな。ビブラートのかけかたとかは、そのせいだと思うです。
そのへんは、誰か他の人が答えてくれるとよいのですが。

7298:04/06/27 02:59 ID:b8DAFJpC
で、阪口さんの時代って、ポピュラーとクラシックの分化は、いまほど激しくなかったと思うし、
ましてサックスなんてその狭間に置かれ続けてる楽器だったわけで。
艶やかさとか情感とかを、かつてのサックスの人はポップス的に表現できた(せざるをえなかった)のだけれど、
今のクラシック・サックスはポップス的な表現を通っていないし、ポップス側は、もっと別の表現を探している。
そうゆうことではないかなあ、と。
73名無し行進曲:04/06/27 13:50 ID:TBFet+jB
小編成がレパートリーが少ないとどこかに書いてあったとオモタが、ならアレンジすりゃいいじゃない。
自分のとこの編成に合わせてアレンジすりゃいいんだから一番融通もきくし、
条件を整えにくいアマチュアにはぴったりだと思うんだが。
 
プロコのマーチ99は懐かしいなぁ。
74名無し行進曲:04/06/27 14:09 ID:9SMnDdkc
>>ならアレンジすりゃいいじゃない。

どこだか忘れたけどシエナがM8を演奏会で取り上げたのを評して、
「M8をそのまま演奏するから悪さが目立つのであって、自分のバンドに
しっくりくるようにアレンジすればいい」と書いた人がいた。
確かに、自ら使い勝手を融通させる才能は、水槽ではあまり言われないな。
75名無し行進曲:04/07/16 12:36 ID:slUhdlWK
鈴木英史スレで
ライフヴァリエーションズはクセナキスのジョンシェの盗作だという議論で
なにやら盛り上がってますが、
みなさんのご意見は?
76名無し行進曲:04/07/16 23:52 ID:ZnQiOv6m
亀レス
>>49
回答サンクス
何となくわかりました。
私の言っているのは確かに人声です。
そうですね、小編成で美しい音色をもつ奏者による、各声部が綾をなしていく様は、
合奏体としても美しい響きを得られそうですね。
(これはルネッサンスポリフォニーとも共通しそう)
あなたは現場を持っているようですから、言っていることは正しいと思われますが、
大編成を意識した音の厚み、薄さにとらわれず、小編成による利点を逆に活かすようにすればいいと感じました。
従って、各奏者もそれなりの技術を要求されると思います。

>>72
同じくサンクス。
おそらく奏者と楽器製造側が、均一な音色、音量、吹奏感、優れた操作性を
どちらからも求めた結果なのでしょう。
おっしゃる通り、当時クラシックサックスは、現在ほど、活躍する場がなく、
ミュール、坂口新氏もジャズの仕事をしていたと聞いてます。
必然的に甘い音色を要求されたのだと思います。
ただこのことについて、楽器がかなり影響しているのではないかとして聞いてみました。
甘美な音色を正しい奏法?で吹く演奏が好きでした。
7798:04/07/19 02:02 ID:cBzy1MVS
楽器の変化が音色の指向にも影響を与えているとか、そういうこともいろいろあると思いますです。

甘い音色で(比較的)正しい奏法で、というのは、いわゆるイージーリスニングとか、ビッグバンドに受け継がれて、
(お茶会では認知度がほとんどなかったけど)サム”ザ・マン”テイラーの「ハーレム・ノクターン」とか、
そういうところで頂点に達したという感じでしょうか。
ジャズはモダンになって、より音色に個性やダーティさを求め、旋律よりも即興を重視するようになっていった。
ケニーGとかの「スムース・ジャズ」なんかは、その大いなる反動だと思いますが、そこでの音色の「甘さ」の
質の違いは、楽器によるものも大きいかもしれない。
78名無し行進曲:04/07/19 02:13 ID:PaDgwgs+
「流れ」は添うものなのか、創るものなのか・・・???

ちょっと言ってみたかっただけです。
79名無し行進曲:04/07/21 09:41 ID:/yrEj6bS
気がついたんだけど、ホルストの1組2組って日本では「吹奏楽のための」と訳されているのね。
「for Military band」が軍楽(形式)でも軍楽隊でもなく、吹奏楽と訳されている。
80名無し行進曲:04/07/21 19:06 ID:n3FdXjwJ
軍隊が嫌いな平和ニッポンですからね。バンド名でもギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団だの
ロイヤル・マリーンズ吹奏楽団だの。新しいところではベルギー・ギデ吹奏楽団(w
81名無し行進曲:04/07/21 22:08 ID:/yrEj6bS
っつーことは、音楽学は政治力学の下に置かれているのか…。
政治的に正しい音楽用語か…。
82某1:04/07/21 22:16 ID:palYF4ZD
水槽じゃないけど、キングクリムゾンの
21ST CENTURY SCHIZOID MANはまさに
こういった政治的(?)力学のもとに置か
れてしまった曲ですな。クラではグリエール
の「赤いけし」ももめたって話聞いたことある。
83名無し行進曲:04/07/21 23:40 ID:n3FdXjwJ
スレ違いですが、「赤いけし」は何がまずかったんでしょう?麻薬関係?
84某1:04/07/22 00:35 ID:1mK5yfGx
>>83

うむ。
85 ◆NAPPnNCtlc :04/07/22 00:56 ID:hwGh/mKy
おひさです。
音友の音楽辞典やグローブ日本語版で「吹奏楽」ってひくと
「ミリタリーバンドを参照せよ」(または「の事」)って
載ってますよ。
1組2組を吹奏楽って訳したのって、あれに気を使ったのでは
ないかなぁ。ほら、日教s(略)

>>78
「流れ」って個人的には「曲げるもの」かも。
一応、それまでのものには則する、だけど、というか。
だから「曲がったものを作る人」ってのが「作曲家」なんですよ。
なんちゃって。
86名無し行進曲:04/07/23 11:58 ID:P54WoFzU
自衛隊と軍隊を巡る呼称問題はよく聞くけど、自衛隊音楽隊の人たちって
「軍楽隊」の名称にはこだわりがあるのかしら?
一般バンドは軽いノリで名前付けちゃうけど、「自衛隊吹奏楽団」なんてのはおそらく出てこないでしょう。
「陸上自衛隊交響吹奏楽団」なんて、ヤだなぁ。

あと大したことじゃないかもしれないけど、
ホルストのは第1組曲、第2組曲ってのと、組曲第1番、組曲第2番ってバラバラに言われているけど、
リードなんかは統一されてない?キャリアの差?
87名無し行進曲:04/07/24 02:52 ID:jICrRuNT
>>86
憲法と実態との間で揺れているのでしょう。
組織上や、武器の保持から実態は軍隊だけど、軍隊と名言することは許されない。
だから、吹奏楽団としてもよさそうなものだけれど、普通の国々で言う軍楽隊としての
性格の位置付けは、させておきたいから、呼称も「〜隊」つまり音楽隊としたような気がするな〜。

合憲とするためには呼称も考えなきゃいけないんだね。
88名無し行進曲:04/07/28 16:03 ID:ec8KJ00z
自衛隊の英語訳って、セルフ・ディフェンス・アーミーでしょ?
アーミー・バンドと呼んでいいんだよね?(笑
self defense army
89名無し行進曲:04/07/28 18:07 ID:wbw0ycCM
self defense forceだろ?
90名無し行進曲:04/07/28 20:33 ID:ec8KJ00z
ありゃりゃん・
91名無し行進曲:04/07/28 20:37 ID:5+5hbv0g
>>88

Japan Ground Self Defense Force

略してJGSDFだよ。海はJMSDF、空はJASDF。
92名無し行進曲:04/07/30 02:14 ID:+8GNrTD9
自衛隊音楽隊の英語名は「Band of 〜」で統一?
9398:04/08/20 02:08 ID:Wva+oB9I
ところで次はどうしますか?
94名無し行進曲:04/08/20 22:48 ID:hMysTJY9
元さんが来られる日がよいです。
95元 ◆ObDSCH2Ygc :04/08/26 21:57 ID:w2jUP0BL
私……ですよね。
めっきり縁遠くなって久しいのになんでだろ〜(AA略
でも、ちょっと嬉しいw
機会がありましたらよろしくお願いします。

>>92
陸上自衛隊中央音楽隊=Japan Ground Self Defense Force Central Band
海上自衛隊東京音楽隊=Japan Maritime Self Defense Force Band, Tokyo
航空自衛隊航空中央音楽隊=Japan Air Self Defense Force Central Band
です。

そういえば……このスレとはあまり関係ない話題ですが……
10月30日に陸自の東部方面、第1、第12各音楽隊と第1特科隊による
大砲付「1812年」の演奏が行われるそうです。
9698:04/08/26 23:17 ID:kfg1/oIC
都合がいい日を指定してもらえればそれであれこれしてみますよ。

大砲付きは生で聴いてみたいな。
97名無し行進曲:04/08/27 01:39 ID:W8GRi8KL
1812年なら昔法政大学応援団吹奏楽部で、応援団団長と副団長のツイン・バスドラで演奏されたのを聞いたことがあります。
98 ◆NAPPnNCtlc :04/08/27 02:50 ID:uDNKNXpK
大砲付「1812年」は、口を開けとかないと鼓膜が破れます。

それはともかく、第二回は、私の参加は年内は無理です。
あ、お呼びでないか (^ ^ゞ
99元 ◆ObDSCH2Ygc :04/09/06 19:22 ID:snha7z18
大砲付の整理券受付はじまりました〜。
平成12年の総火演以来2度目の経験です。わくわく

それより前に、来週は陸中音の定例です。わくわく

私の趣味全開です、はい。
失礼しました〜
100名無し行進曲:04/09/09 14:14 ID:8N1loX0j
100!
101名無し行進曲:04/09/25 15:45:20 ID:sY8YdBNj
NAPPさんが参加しないと行われないのですか?
10298:04/09/25 21:58:30 ID:zY7leuFG
んなこともないですよ。
103宣伝すみません:04/10/09 01:14:52 ID:bYQagHhj
****都道府県別部門スレの是非について****
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1096512258/

ローカルルールにおける都道府県別部門スレを認めるか否かについて議論が進んでいます。
参加よろしくお願いします。
104名無し@ローカルルール改正議論中:04/11/15 12:21:06 ID:gdP90vzh
保険がわりに。
105名無し@ローカルルール改正議論中:04/11/23 09:35:46 ID:SFtaV8lE
たまには書き込んどくか。
106名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/09 01:09:41 ID:cDPIOE84
お茶会のメンバーでフェネル氏を偲ぶ会とかは?
107名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 15:16:47 ID:ZuwP/cwk
あのぅ…。。私今中学で吹奏楽やってるんですが、高校でつずけるか悩んでます。。
みなさんは進路どうしますか??
108名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 15:24:13 ID:8DNGbQ1a
まず>>107の入れる高校があるのか疑問だ。
10998:04/12/10 15:43:50 ID:vD59oJjv
高校デビューですが、なにか?


とマジレスしてみる
110名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 16:11:23 ID:hg5Njyvp
>>107
入部する前に、今までやってきた部活動と新しい吹奏楽部の活動がどう違うか、
少し調べておいた方がいいかもな。

自分のことですまないが、
中学の時は指導者もおらず、
コンクールなんて存在も知らない放し飼い吹奏楽部で楽しくやっていた。

で、高校に入って何の気なしに吹奏楽部に入部したら、
そこはガチガチのコンクール・バンドだった。
ずっと補欠だったのは下手なんだから仕方ないとして、
何より吹くことが楽しくなくなっちゃったから、引退まで辛かったよ。

今はプロ級から初心者までいろんな人がいる市民楽団で楽しくやってる。

あなたが中学でもコンクール目指して一所懸命やっていたなら、
高校でも一流の吹奏楽団に所属することを薦めるよ。
それが入学した高校にあれば万歳だよな。

もしそうでないなら、自分のように気軽な市民楽団を探すというのもいいんじゃないか。
111名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 16:56:09 ID:rHWFN0Aq
>107さん。今中3でつ。私が希望してる高校は水槽を適当にやってるトコなんで、そんなトコで楽器やりたくないから、このまま水槽好き、楽器好きの自分でいたら一般の水槽楽団にはいるつもりでいます。マァ環境にもよると思いますよ?
112名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 17:44:20 ID:ghOpK/zA
お茶会の話はどうなったんじゃ。
113名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 18:59:14 ID:se7PO1rl
このスレの固定が講師になって中高生のために
吹奏楽塾でも開けば良いのでは?(ネタなw)
11498:04/12/10 20:23:18 ID:vD59oJjv
おまいら優し杉というか釣られ杉というか
115名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/10 20:32:14 ID:se7PO1rl
ただでさえここはオヤジのニヲイの濃い(漏モナー)ス
レなんだから、たまに迷い子が来るのも趣があるだろ?w
116名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/28 22:55:35 ID:nzGAllXq
このスレ、まだdatに落ちてなかったのか。保守しとく。
117名無し@ローカルルール改正議論中:04/12/28 23:06:39 ID:xSDeaeYr
つーか年が明けたらnappさんが動けるようになって、お茶会が開かれるのでは?
11898:04/12/28 23:52:07 ID:LBgz9Aoe
中学生にも来てもらわないと!!!!

>116
保守thx
119名無し@ローカルルール改正議論中:05/01/04 02:50:18 ID:uiAQsiil
19世紀

市民革命と貴族の没落→大衆を相手にした音楽演奏機会の出現(野外コンサート)
産業革命と階層分化→中産階級向けの音楽(マーチ、ワルツ、オペラ抜粋)、
          労働者向けの音楽の登場(英国ブラスバンド)

US:
各都市でボランティア・バンドとしてブラスバンドが生まれる
ワルツ、マーチ、オペラなどヨーロッパの音楽を輸入
ミンストレル、フォスターなど
東欧、南欧からの移民増加→ポルカ流行へ

1)Chestnut Brass Company 'Yankee Doodle'


1900年前後
レコードの登場

US:
南部でケークウォーク、ラグが登場、
ニューオリンズでジャズへと発展
2)unknown '1903'

カリブ海一帯でブラスバンドが登場
3)Choro Carioca 'Sao Joao Debaixo D'Agua'(ブラジル)
120名無し@ローカルルール改正議論中:05/01/04 02:51:25 ID:uiAQsiil
20世紀

US:
ポルカ、ギャロップからトゥー・ステップ、ワン・ステップ、フォックス・トロットへ。

20年代
ラジオの普及、マイクの使用、“メインストリーム”の形成
ルイ・アームストロングがシカゴへ
→多くの観客に音を届ける必要性、各コミュニティでさまざまな機会に音楽を提供する装置の必要性が減少する(演奏団体の中央一極化)。
→娯楽の拡散

ダンス・バンド広がる
4)Hal Kemp & His Carolina 'Wedding Bell'

Easy Listening
 ラジオが発達してまもない1930年代に、交響曲よりも堅苦しくないアンドレ・コストラネツなどによるオーケストラ音楽が
一般大衆のバックグラウンド的音楽として工夫され、初めは軽音楽(light music)、
もっと新しくはラウンジ・ミュージック(lounge music)という呼称も生じた。imidas 2001 集英社

軽音楽
>>コピー参照
121名無し@ローカルルール改正議論中:05/01/04 02:53:17 ID:uiAQsiil
40年代〜50年代/WW2前後
・ラテン  5)Perez Prado 'Que Rico El Manbo'
・ポピュラー(ちょっと適切じゃないかも)
・イタリアの民間楽団によるオペラ抜粋  6)La Banda 'Toreador (Bizet)'
・ビッグバンド

コンボ化、ギターの電化とその普及(モダン・ジャズ、ロック)
→ミリタリーバンド/ブラスバンドの衰退
■ガーナのダンスバンド・ハイライフ  7)E.T.Menther 'Damfo Wo Eni Ewu'

戦後
BBの継続
・軍楽隊
・ニューオリンズ(ジャズ・フューネラル)
・東欧、インドなど(結婚式バンド)
・日本、イギリス、セルビア、コロンビア(?)→コンクール、コンテストの存在

BBを吸収
・ジャズ、ソウル、ブラス・ロック、ファンク、アフロビートなどのホーン・セクション
8)Ceux Qui Marchent Debout 'Swimmin' In My Brain'

ジャズの管楽合奏への回帰
9)Les Miserables Brass Band 'Manic Depression' from "Manic Traditions"
10)渋さ知らズ'本多工務店のテーマ'

復興/ニューオリンズ
11)Dirty Dozen Brass Band 'Blackbird Special'
12)Soul Rebels 'Asiatic Funk'
13)Coolbone 'Brass-Hop'
Youngblood Brass Band 'Acousticon Theme'
122某98:05/01/04 02:53:48 ID:uiAQsiil
注目/東欧ジプシー
14)'Kalasnjikov' from "Underground O.S.T"
15)Fanfare Ciocalia 'Balaseanca De 8 Ore'
16)Jova Stojiljkovic "Besir" & His Brass Orkestar 'Safetov Cocek'
インド/在英インド人
17)Jaipur Kawa Brass Band 'Man Chali'
18)Bollywood Brass band 'Rangeela (King Normal Remix)'

再認識?
英国金管バンド
19)The Williams Fairey Brass Band 'Strings Of Life'(org.by Rhythim is Rhythim) from "Acid Brass"

アフロビートとジャズとポリリズムと編集
20)
デートコースロイヤルペンタゴンガーデン'構造6'
123某98:05/01/04 02:55:12 ID:uiAQsiil
>119-122
は某98です。

お茶会で配ったレジュメと短かったけどかけた曲のリスト。
貼るの遅れてごめんですー。
124名無し@ローカルルール改正議論中:05/01/12 00:12:57 ID:4HEzUOOM
nappさん、病気重いの?
125名無し@ローカルルール改正議論中:05/02/04 14:53:24 ID:nGy4yhi+
>>124
彼は異様に忙しいだけです。合唱曲が終わればお茶会も出来る?
126名無し@ローカルルール改正議論中
「ブラスの快楽」も出版されるのでageましょう。