1 :
文人志望:
墨、硯等について語りましょう。
2 :
誘導:03/07/28 18:23 ID:???
3 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/28 18:25 ID:SGrxLpkB
あちらは書斎全般、こちらは和文具についてということでお許し下さい。
4 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/28 18:29 ID:Vg0euRX0
アダルトDVDが
最短でご注文いただいた翌日にお届け!
dvd-exp.com
開店セール1枚 500円より
また「お許し下さい」かよっ!!
許さん
7 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/28 19:04 ID:SGrxLpkB
紫砂壺は水滴にちょうどいい。小筆しか使わない場合、学童サイズの硯ってちょっと
大きくないか?
開き直ったか…
10 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/28 20:51 ID:j7D7+72F
スーパーで売っている、学童用の小筆や墨が意外と使いやすいのです。
なぜ、文具板が閑散なのかわかった。
エロスレがないからだ!
「毛筆で(;´Д`)ハァハァ 」
キボンヌ!
小筆の使い方で根本的な質問です。
筆買うと筆毛が糊でカチカチになってますよね。
あれって糊をどのくらい落とせばいいんですか?
根本までおとしちゃうとバラバラになりそうです。
おせ〜て。
昔、男根と万年筆をなぞらえるスレがあったような気がする。
けどすぐ飽きられて落ちたのだったな。
2chでも、たまには加齢臭漂う板があっても良いではないか良いではないか
14 :
文人志望:03/07/28 21:05 ID:j7D7+72F
>>12 腕に応じて半分〜2/3くらいまで。あまり下ろさない方が楷書は書きやすい
です。書道をしている大人で、かな文字専用にする場合なら根本まで下ろします。
15 :
文人志望:03/07/28 21:06 ID:j7D7+72F
>>13 私は大学生ですが、何か。ちなみに書道はきちんとはやってません。
名無しに戻りまつ。
17 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/28 21:10 ID:j7D7+72F
今度天神様にお参りに行ったら墨買ってきまつ。梅のかっこした墨があったはず。
鳩居堂スレにしたら?
20 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/28 22:50 ID:J7x4DzMc
sage
22 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 09:16 ID:n2Q431q0
墨運堂の硯もいいな。ロフトでも売ってる。
23 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 09:21 ID:Y/BnK0B9
趣味一般板いけば書道スレ何個かあるよ。
25 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 11:58 ID:cqyZ51DY
道具の話ならここでもよかんべ。
はやりそうにないけど(w
27 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 13:02 ID:IWc+aUfN
>>26 落ちない程度によろしこw
墨や硯ってけっこういいものだと思うわけだが。後かたづけに手間はかかるけど、
時間のあるときの趣味としてはなかなかよいと。小筆と豆硯しか使わないなら片づけも
簡単だし。
28 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 13:11 ID:msTHYOGY
先がバラけた筆の再生ってどうやるの?
文房四宝って言葉を使ってないのは紙を入れたくないから?
30 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 18:27 ID:xnHObWC3
>>28 水の中で回しながらきれいに洗い、根本にかたまった墨のかすを落とす。
穂先を整えて乾かし、一度きちんと磨った墨で使い、こんどはばらけさせないように
洗う。
>>29 文房四宝と書いたら厨が集まりそうにオモタ。
31 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/29 23:58 ID:3rsSE5I0
ヤフオク出品の筆筒はあらものばかりで、
だめですね。
たまには、明清のまともな竹筆筒でもみてみたい。
といっても無理か・・
硯よくでてるよね>ヤフヲク
33 :
↑:03/07/30 00:04 ID:ZvKtCjNL
>3
和文具でしたか。
退散します。
34 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/30 07:50 ID:ilqw5qCb
>>33 中華文具も含みます。
硯はちょっといいようなのもあるのに、ほんとに筆筒はいいのがでてないね。
あぼーん
36 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/30 19:27 ID:gVGx2Cvy
筆架けの、5本くらい架けられるのがホスィな。
37 :
_:03/07/30 19:36 ID:???
どの毛筆が一番いいか、とかそういう話をするスレが欲しい。
呉竹がいいとか、いや、みやこのがいいんだ!とか。
39 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/07/30 20:56 ID:pXwLvqQM
筆は菊寿堂のがいい。各種揃ってて、一番安いのでもけっこう質が良い。
ura2ch ura2ch
41 :
秋華:03/08/01 21:45 ID:HCt1Rqwd
菊寿堂もいいけど、いまいちなところが・・・。
石神井公園の亀井筆匠の筆はいいよ。ミンク4号とか。買うのに6時間ぐらい話を聞かされて
色々な筆で書かされて、やっと決まるんだけどね。
墨は国産でいいのは無いな。墨運堂の百選墨でいいのは有ったけど。
唐墨は捨てがたいものがあるね。1980年頃の鉄斎とかいい色してるし。
まあ、書道用具については聞いてみてください。特に硯と唐墨(古墨)。可能な範囲で答えます。
端渓には詳しいほうです。(散財したからな〜。)
42 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/02 14:21 ID:jLXuBa6i
有名作家のものもいいが、
無款の明墨にいいのがあるね。
ヤフオクじゃ、
だらしないひびのはいった傍古墨
が関の山。
43 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/02 15:20 ID:kKMeVLv3
>>41 なんかすごい・・・書道家のための店でつね。
44 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/05 15:09 ID:y5OPwXgd
和墨でも、明治期の鳩居堂はまだ使えるよ。
45 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/05 16:37 ID:6UqsROrZ
北野天満宮で墨を買ったら、鳩居堂のですた。
ここって>1以外、何人いるの?
4〜5人はいると思われ(w
点呼でもするか。
1
0
3
51 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/05 23:19 ID:y5OPwXgd
2
52 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/05 23:22 ID:y5OPwXgd
点呼は、まだ実質2人目だな。
>>45 おめでとう。菅原道真公の御利益なり。
53 :
47:03/08/05 23:42 ID:c7CuH5dv
ホイ
-1
1000
56 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/06 22:53 ID:lpEa7VOA
1菅原公
57 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/06 22:54 ID:lpEa7VOA
太宰府天満宮の墨はどんなだろうと猛烈に気になってきた。しかし九州は遠いな・・・。
>>58 ありがd。しかし使用済みの墨を出品するとはいい度胸の出品者だな。
60 :
秋華:03/08/07 21:16 ID:SSofTl1k
>>42さん
無款の明墨でも、本物の明墨が存在するデすか!みたこと無いです。倣古墨は持ってますが。
自分所有の古墨では清朝嘉慶年製が一番古いです。
それ以前はで間違いないと思われるものは乾龍年製の物ぐらいしか見たことありません。
博物館に堂々と偽物ですといわんばかりの明墨が置いてありますからね。
清末の墨はまだありますけど、最近本物は見なくなりましたね。高いし・・・。
葛飾の某店で乾龍御墨「甲文太乙」の偽物が500万円で売ってました。
買う人いるのかな?
61 :
2の書斎スレ立てた人:03/08/07 22:59 ID:P3QOKHaL
なんか見ないうちにこっちにお客奪われてるね。
まあいいんだけど。最近文人ブームぽいし。
(´_ゝ`)プ
私も実は文系の大学一年生なんですよ。
で、ひとり暮らしてて財力なんかないから、専ら意中の趣を追うのが中心。
いくら狂ってみても、玩物喪志になる虞がないからいいんだけど。
ま、意中ってのは、2ちゃんじゃ「脳内」なのかも。
それでも、禅を学んだり、法帖を並べたりして練ってはいるんですよ。
筆硯は、小筆での写本とかが多いからそんなにこだわらない。
羅文の方形(料紙硯っていうんでしょうか?)に
そんなに値は張らない量産墨の濃墨が中心。
紙も、写本の本紙になんかは割と大量に使うから
コストパフォーマンス中心に選んでる。
人からもらったりして古●園とか●居堂とか鐵齋の墨も持ってはいるけど、
稀に手紙に使うくらい。
まあそれでも、部屋に香を焚いて一盞を楽しむくらいの余裕があった方が
自分も楽しく生きられるし、人にも優しくなれる。
面白いことですよね。
清貧至上主義で多少ビンボくさいほうがかこいいんじゃないですか?
おお、久しぶり。元気だったかい?
>清貧至上主義で多少ビンボくさいほうがかこいいんじゃないですか?
文具板の万ヲタも、その傾向が強いぞ
64 :
2の書斎スレ立てた人:03/08/08 00:11 ID:bwOYNMdb
>62
どうも
>63
えー、下から3行目を読んでいただければ、と。
最近雑誌なんかでも文人特集やってますね。
普及理解は良いけど、値上がりが自分にはつらい。
現在帰省中で、孟宗竹の筆筒を作りました。
大学生ならではなのですが、陶芸サークルの友人がいて、
筮竹の筒や墨床をデザイン指定で焼いてもらったことがあります。
他人に自分のデザインを伝えるというのはなかなか骨の折れることでした。
羅文硯はあまりおりる感触が良くないといいますが、
やはり大きく違うのでしょうか?
端渓に詳しい方、おながいします。
65 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/08 19:15 ID:CGsD2zmd
文人って基本的に裕福な階層の方が多かったがな。だからこそすばらしい細工物を
作らせることも、探させることもできたわけで。豊かな人々がいてこそすばらしいものが
存続する。清貧に生きた人々はわりかしそうせざるを得なかったからやってたのが
ほとんど。別にわざわざボンビーに走ることはない。学生のうちは良いが、社会人に
なってからボンビーだと卑しい地域に住んで妙なのと顔つき合わせてないといけないから
文雅どころじゃないよ。子供をマンションの部屋の中で走らせる卑賤の親も今は普通に
いるから。
66 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/08 19:20 ID:CGsD2zmd
>>64 端渓硯に比べたら羅文硯は良くないです。羅文硯でも使うたびにきちんと洗って大切にしていれば
実用には何らの支障もありませんが、懐が許すなら端渓硯を一つ求めるのは大変良いことと思われ。
卸値で小売りもしている書道用具卸売り店に行って相談してみると良いと思います。飾りのない簡素なものなら
一万円以内で手に入りますよ。
67 :
61:03/08/09 23:18 ID:???
>65
確かに現実はそう。知らないわけじゃありませんよ。
でも、志向としては清貧の考え方は大事ですよね。
茶道とか、どうしても金銭上の価値に走りがちなもんだし、
坊さんが外車乗り回してんのなんかできれば見たくない。
清清しくありたいなってことなんですよ。
私が考えてるのは。
>66
やはりそうなんですか。
そのうち懐に余裕が出来たら挑戦してみようかと。
最近そういうのに縁があるようなので、
どこかから転がり込んでくるかもしれません(笑
そういえば、祖父の文机にはいっていた梅に鶯の彫刻のある蓋付き硯を
祖父が亡くなってから父が使っているのですが、その裏には
「朝鮮平安北道渭原郡/渭原公立普通学校謹製
製作者柳澤善/昭和八年度製品」と印刷したシールが貼ってあり、
「渭原端渓石」と彫ってあります。
併合時代の物だと思うのですが、
朝鮮半島にもそういう名前の硯石の産地があるのでしょうか。
細かくて磨り味はなかなかいいです。
68 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/10 20:56 ID:klBjIOHq
最近の若い人はほんとの貧乏人なんてみたことないから分からないみたいだけど、
貧乏生活なんて本当に薄汚くて卑しくて劣ったものですよ。心情がまず汚されます。
大人になればわかることだけど。貧しいことにすがすがしさを求める幻想は、
幻想の中でも特に有害なので妄想と呼んでも良いくらいです。これから人生の舵取りを
していく若い人達をだまして人生をあらぬ方向へ曲げてしまう非常に危険な思想です。
自分は金持ちではないと自称する人でも、町内で生まれて町内で結婚して死ぬ、
市外に出かけることなどなくて、大学に行くこともない貧乏人の生活や、ましてや
その卑しさなどとんと知らないだろう。本当に、「清貧」などは伝説になるくらい、
まれなものです。よく注意して、清らかな心情でいたかったら良い地位についてしっかり
稼ぐことをまず考えて下さい。
嫌な相手に這いつくばって小銭を稼ぐ生活など、とても心清らかなものではありません。
69 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/10 21:01 ID:klBjIOHq
本当に、清貧思想には気をつけてね。結局清貧に暮らした人達は昔のお坊様や
前王朝の貴族などで、周囲やその下の人達から深い尊敬を受けて大切に扱われ、
また同じ立場の仲間がいたのです。もみ手もみ手で人に仕えて、その憂さ晴らしに
自分の下の者に当たり散らす人、そのまた下の人の足元にうずくまって暮らした
貧乏人とは全然違います。本当に、若い人には、貧乏をして欲しくありません。
貧乏をして気高い心情でいられた人の伝説がたくさんあることが、それが伝説的に
まれであることを証明していますし、その伝説の中の人とて前述のようにお坊様
など民衆に尊敬された人なのです。
筆ペンの話題はここでOKでつか?
72 :
山崎 渉:03/08/15 19:48 ID:???
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
73 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/08/18 16:27 ID:RA8jt0UN
硯はどこのがいいかなぁ・・・・
75 :
y:03/11/21 11:51 ID:sEx8B73X
y
76 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/11/22 19:09 ID:DGTFCpCT
保守るゾ
age
77 :
真っ黒け:03/11/28 22:27 ID:OMPubXzA
羅文はシャリシャリだけど、端渓はヌルヌルとマッタリ
すれるから(・∀・)イイ!!
78 :
秋華:03/11/29 02:50 ID:h/RaCk4I
久々に来たが・・・。硯は端渓が一番良いと思われ。マッチした墨だと正に「熱釜塗蝋」。
羅文は石質が固すぎて獣系膠使用の和墨には合わないと思う。やはり魚系膠を多用する
唐墨が合うのでしょう。端渓ならどちらでもいけると思われ。
でもそこいらの有名書道用品店で売っている端渓硯は使えないものがかなり増えた。
清貧は重要な思想だけど、最初だけは良く考え勉強して奮発したほうが後々のためでしょう。
79 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/11/29 09:31 ID:OrW0Ml6v
>>78 そうですね。最近の端渓は質が落ちたとはいえ
他に比べれば全然いいです。
本当は古硯がほしいけど、金も腕も無いんで
我慢してます。
80 :
秋華:03/11/29 11:32 ID:Z8MSA5Mw
>79
またまた。ホントかはともかく、腕が悪くてもあとからついてくるじゃない。
とにかくこの手は良質なものが全くといっていいほど減ってきてるから、
ほんとに必要でいいのを見つけたらあーこーいってられない状況なんですよね。
随分前に端渓老坑採掘口に入ってきたけど、もう掘る所なしって感じだったしね。
ご存じだろうがここ数年、老坑端渓として売られているのは掘ってる所が違う。
81 :
79:03/11/29 18:10 ID:OrW0Ml6v
>>80 羅文の大小は主に墨汁用、端渓は固形墨用に
仮名用や眼の入った大き目の奴、20センチ
の実用的な方形等々、これ以上買って
女房に見つかったら、漬物石にされる。
まして小さめの古硯で何万なんて知られた
日には・・・・・・・。
でも、今本当に狙っているのは端渓製の
蘭亭をあしらった分厚いやつ、蘭亭硯。
新端渓でいいからほすい。
古端渓蘭亭硯 \500,000
http://www.b-stone.net/suzuri/ こんなん買ったら殺されるかも。
82 :
_ねん_くみ なまえ_____:03/11/30 22:31 ID:I0ACrDpJ
>>81 のサイトに
「墨は製墨されてから五〇年頃が、使い頃と言います。」って書いてるけど、
膠が枯れると墨色、にじみが良くなるってことか?
中国墨は管理が難しく、すぐ割れるって言うけど、どう管理したらよいのでしょうか?
83 :
筆筆魔人:03/12/24 17:43 ID:lKJl+m31
シンパスライフって言う会社にいい老坑たくさんあるのを発見したよ。詳しくは、ホームページ参照してみて。
age
あ、こんな擦れあったんだ。
えーと誰かいますかー??
「矢立」に興味が出てググってみたら、ガンダム関係のサイトばっかりヒットした(W
「墨」とか「筆」とがキーワードに加えたらなんとかなったけど。
ん
い
う
あ
毛筆関連アイテムは、日本と中国でどれだけ違うのだろう。
詳しい人誰か教えて。
筆は消耗品なんで
安い中国製で先のよくきくのを探して
短いサイクルで買い換えた方がいいと思うけど。
日本製の高いのをいくら大事に使っても
限界があるしなあ……
中国製10本ぐらい
日本製一本分の値段で買える
105 :
103:04/04/29 01:33 ID:???
>>104 アリがd。筆は消耗品か。
近所の和文具店で300円の中国筆があったから買って使ってみよう。
106 :
104:04/04/29 16:55 ID:???
専門店行った方がいいよ
関西なら書遊がおすすめ
何でも安い。
大阪の店が一番品揃え多いみたい
紅筆よく使うけどあれでじゅうぶんじゃないのか
超安いよ
百円台からある
<仮名用
硯は周りに竜とか彫り物してあると当然高くなるから
そういうののないのを買えば安くなりますよ
あと翡翠の入ってるのとかすごい値段で
売られてる。
要注意なのがその翡翠部分が
接着剤みたいなので後付けされていることがあるのです
簡単にはとれやしないんで
何年もたってからぽろりと落ちて分かったとか
あるんでお気をつけて
シンプルな端渓が一番でないでしょうか
108 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/07/12 02:02 ID:o6273YuU
二ヶ月半も放置・・・というわけでageつつ投稿。
端渓硯が人気のようですが、雨畑硯などの和硯はどうですか?
109 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/07/12 14:03 ID:+40aWMl8
>>108 私は好きですね。端渓が良いのはもちろんですが、和硯も趣が
あって楽しい。すずりの山地に旅行したら一日かけて見て回ります。
110 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/07/12 15:22 ID:ODcEoVDa
>>109 ああ、反応してくれた・・・
ありがとうございます。
ちなみに、私が今興味を持っているのは赤間硯です。
使ってる人、いないかな・・・。
和硯の世界楽しそうですね。
日本の硯産地で有名なのはどこらへんですか?
112 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/07/12 23:04 ID:iwOTJ8J+
>>111 赤間石 山口県
雨畑(雨端)石 山梨県
高島(虎斑)石 滋賀県
雄勝(玄昌?)石 宮城県
竜渓石 長野県
那智石 和歌山県
憶えているのはこれだけです。
まだまだあります。
ただ、これはあくまでも噂ですが、既に枯れてしまって石が産出しないため、
国内の別の産地から買ったものを当地の産物としていることもあるそうです。
この辺も詳しい人がいれば教えて欲しいです。
「田の浦石」福岡県、
「蒼竜石」高知県、
「若田碩」長崎県対馬
とかも
114 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/07/31 02:43 ID:1gEcbgta
はじめまして、硯マニアです。
端渓について、(悪い)新端渓→二格青→宋坑、梅花坑→麻子坑→老坑(良い)
端渓全般について言える事ですが、宋坑にしろ老坑にしろ最近の物は、
昔のものに比べて品質が悪くなってきています。やっぱり石も自然の物なので、
いいものは、だいぶん減ってきています。
もういい物がなくなってきてるのので、新端渓、紅絲硯 、松花江緑石硯、羅紋硯
、坑仔巌 などが使われるようになってきたのである。
また、大体の書道道具専門店で売られている老坑は、
御存知だと思いますが、最近産出したもので掘ってる所が全然違うので
品質はあまり良くないです。それを知らずに売っている業者も多数います。
もう本当に良い昔の老坑は、中国に行っても手に入りません。
これが、端渓の実情です。
115 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/07/31 03:25 ID:1gEcbgta
中国筆については、同じ名前、同じメーカーでも
個人で作っている物もあれば、工場で作っている物あります。
だから同じ名前の筆でも当たり外れが大きいです。
また、上海工芸っていうのもメーカーではなく、沢山ある筆のメーカーの
貿易の総窓口であり、実際はメーカーではないのです
とりあえず、中国の土産物屋さんで売っているような筆は、
あまり信用できません。
実際、筆を選ぶ時は、注意深く選んだ方がいいですね。
116 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/09/07 07:35 ID:Q9TSoXCg
はじめまして。
紙ではなく、ヒノキなどの木の板に書く場合、
みなさんどうされていますか?
にじみ対策や、他に気を付けるべき点がありましたら
教えていただきたいと思います。
あと、作品を長期保存する場合、墨を硯でするのと
市販の墨汁とでは差はありますか?
書を始めようと思うのですが
お勧めの道具はありますか?
筆
小筆
硯
墨
水差し
文鎮
和紙
これくらいで一セットですかね。
118 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/09/26 14:01:42 ID:tazXoS8o
ヒノキなどの木の板に書く場合は、柔らかい羊毛の筆 又は、こしの一番強い鼠の
筆がいいと思いますよ。
119 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/10/02 01:16:58 ID:/rXrN4WJ
マジレスすると、硯は昔の古い瓦を入手して、それを硯型に成型するのが一番。
120 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/10/05 17:28:45 ID:bwXFFbMg
成型に関連して。
すっごい安物の硯を使ってるんですが、
表面にほんの少し段差があるので使いにくいのです。
表面をきれいに整えるには紙やすりとか砥石で磨けば使えばいいのでしょうか?
121 :
sage:04/10/06 00:16:44 ID:9GnrxFVf
aaa
122 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/10/07 08:04:46 ID:+0Lq7UPV
硯の鋒鋩よりも、磨墨面が細かく、膠繊維を均一に水に溶かしながら、煤のブラウン運動を
活性させてくれる素材は、ガラスです。
世界中のどの銘硯より墨との相性はよく、美しい磨墨液が得られます。某日展作家も、付き合い
で、多くの硯を購入されていますが、自分の出展作品は全て、ガラス板で磨られた墨で書かれた
ものです。これこそ知る人ぞ知る事実です。
高額な硯より、ガラス板(表面がコーティング処理されているものはX)で充分ですよ。
123 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/10/07 22:19:28 ID:uOhjIKOg
膠繊維?
124 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/10/20 23:53:44 ID:ZwFt4NgN
横浜・桜木町のぴおシティの中にある書道用品の店
「ゴールデン文具」というんだが、この名前は
なんとかならないものか
125 :
_ねん_くみ なまえ_____:04/10/23 22:16:37 ID:1MgrkJK5
>>117 あとは下敷き、お手本、フキン。
>>120 紙ヤスリで磨くと表面が荒れて墨がすれなくなりますし、ちょうどいい
荒さに磨き上げるのは素人じゃ無理だから、もう少し良いすずりに買い換えるのが
簡単だと思う。
主が黄金町の住人と思われる>124
保守
128 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/05/10(火) 22:17:17 ID:TVjqBx/P
丸い円硯はどうですか?
京都で、ここがいいよってお店、教えてくださいませんか?
当方、ど素人です。
130 :
129:2005/05/10(火) 23:22:16 ID:???
すみません。
>>104さんが書かれていた書遊が京都にもあるのですね。
そちらに行ってみます。
初レスです。雨端硯を使ってる同朋いますか?
132 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/06/05(日) 03:25:21 ID:ifELejS6
雨畑、使っているが?
133 :
131:2005/06/11(土) 19:12:01 ID:MX+ykA4H
中国なんかより日本の硯が一番ですよね
134 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/06/12(日) 21:27:35 ID:ty4CmV6M
そうでもないよ
やっぱいいものはいいよ
135 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/06/14(火) 00:27:12 ID:gusiGRfp
>133
若そうなのに頭の固い香具師だなw
固いというより間抜けかなw
おいおい、耳が赤くなっているぜ。
しっかり勉強しろよ。
世の中にでろよ。
お前の書を見てみたいよ。
どこかにウプしてみなw
136 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/06/16(木) 02:09:24 ID:lTBUBA9g
ウプまだかな
137 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/07/05(火) 18:41:59 ID:s2XHJ1jZ
飯田橋にある龍枝堂の半紙が安くて練習用にお勧めです。
皆さん、書道教室に通っていらっしゃるのですか?
138 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/08/06(土) 03:07:26 ID:sj7Ehurk
京都寺町の古梅園の筆いいよ。さりげなく老光鋒とか使ってたりして。
139 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/08/07(日) 15:51:53 ID:tdLKAcPP
古い呉竹墨がいろいろあるんだが、どこかで売れないかな?
墨コレクターとかに高く売れないものか
高くは売れんだろw
141 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/08/07(日) 16:03:48 ID:tdLKAcPP
いろいろと絵が描いてあって集めてる人いそうなんだがな
やっぱり墨じゃダメか・・・
いや古い墨でお宝的価値あるのは100年単位の(ry
だよねぇ。
古くて価値が出るものって、もともとの質もすばらしいものだろうし。
ちょっと古いとか、ちょっといいものだとかじゃ、お宝にはならんでしょ。
144 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/08/10(水) 10:17:12 ID:LwOt6eWf
「巻筆」に興味があり探しているのですが、
私の住む近所には置いてないようです。
ネットで検索しても「奈良が産地」「近江が産地」などと
記載があるだけで詳しい購入方法などがわかりません。
どなたか「巻筆」をお使いの方はいらっしゃいますか?
ネットで購入できますでしょうか?
なにそれ
筆巻なら使ってるが巻筆は知らない
147 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/08/23(火) 03:14:16 ID:4n66Sold
チーム・・・・・
(´А)(´А`)(А`)
(\ V ノ )
ハ ハ ハ
ニポーン!!!
\(゜∀)Λ(゜∀゜)Λ(∀゜)ノ
( ) ( ) ( )
ハ ハ ハ
148 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/09/02(金) 12:22:05 ID:ojzN9SrR
硯材に鹿児島県屋久島の銹水石というのがあるそうですが、それについてご存知の方いらしたらご教示ください。
149 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/09/29(木) 00:59:52 ID:Z6fULaFp
こんな細々と続いていて何だかうれしいので保守。
150 :
_ねん_くみ なまえ_____:2005/10/23(日) 13:26:21 ID:NsvbgTzq
初心者ですが すずりの選び方教えて
151 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/02/02(木) 21:09:55 ID:Y+vptnfg
152 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/02/13(月) 01:26:41 ID:4CDJu2hx
初めて硯と墨を買ってきた。来年の年賀状、毛筆で書こうとおもて。
雄勝の硯、奈良の墨運堂とかいうとこの墨。
硯7900円、墨2500円。
えれー散財だった。
横浜のゴールデン文具。
153 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/02/13(月) 11:53:51 ID:5tChN/ci
>152
超がんがれ
あと、道具は安くていいと思うよ〜
プロでもないんだから、手頃で好みのものがあればおk
筆はどうせいろいろ買い換えるもんだから、違いを楽しんでね。
ググってみたんだけど、よくわからなかったので質問させてください。
筆などに書いてある、「サズ」とはどういう意味ですか?
どなたかわかる方いらっしゃったら、よろしくお願いします。
156 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/04/21(金) 01:13:29 ID:kKlJj4Lq
弘法筆を選ばず
ドラスレより転載
弘法筆を選ばず
1 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/21(金) 01:04:52 ID:kKlJj4Lq
筆より中身が大事
158 :
筆不精:2006/04/23(日) 04:16:52 ID:wjOTeqIh
はじめまして、かなりさかのぼった質問ですが122:のガラス板とはすりガラスですか?
詳しく教えてください。
任天堂の硯箱セット95000円
160 :
転載:2006/04/27(木) 01:17:40 ID:???
弘法筆を選ばず
1 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/21(金) 01:04:52 ID:kKlJj4Lq
筆より中身が大事
5 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/22(土) 01:57:14 ID:lVihYkxF
弘法も木から落ちる。(おけがはありませんか?)
猿は筆を選ばす。(もっともだ、うっきっきー)
馬のまらに真珠。(天下無敵)
豚足に念仏。(冥福を祈り頂きます)
自画絶賛。(ナルシスト)
自爆地獄。(あるかいだ)
カエルの面に顔射。(やってみたらカエルは嫌そうにしてた、ごめん)
糠でゴボウを洗う。(ローションの代用)
なんかおもしろくなってきた、板をかえようかな、
ご迷惑をおかけしました。
16 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/24(月) 15:40:29 ID:lyZqD618
でも多分だけど、弘法は庶民には到底てに出来ない筆をつかってたんだろうな。
18 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/24(月) 15:50:23 ID:???
弘法はガチでかなりの筆ヲタだった。
19 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/24(月) 21:30:18 ID:OuwobQiJ
狸の毛で作った筆を嵯峨天皇に献上
22 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/25(火) 00:04:24 ID:???
嵯峨天皇、空海、橘はやなりが三筆
23 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/04/26(水) 15:38:14 ID:???
莫山の本に、弘法さんは良い筆を集めて使ってた、とある。
161 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/06/27(火) 11:48:39 ID:RM7ppiJN
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ・ライター・コーヒー・ウィルス
電話加入権・「PartのかわりにRigelを流行らせよう」のログ
ドエット・シンナー・いしづえ・古梅園・一つの指輪・栄寿堂
162 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/07/12(水) 02:13:50 ID:gTFeF7mh
あのー
誠章堂の竜峰って筆売ってるとこ知りませんか?
筆王!
.
165 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/11/26(日) 19:08:52 ID:n61riTIz
救済age
44年前に死んだ祖父が地方の書家で、最近実家を整理して遺品の硯を持ってきました。
「極品龍渓」と裏に彫ってある15センチぐらいの硯。
長野県の龍渓の硯か。
使ってみると墨があまりよく下りないようです。書道用品店で硯用の砥石を
買ってきて目立てするとよくなりました。
和硯の本を図書館で読んでみると、龍渓の硯はまあまあだが、鋒鋩が減りやすい
ようなことを書いてあるのがあって納得。
硯の表面には下の方に銀色の波のような模様が出ていて、気に入ってます。
166 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/11/27(月) 23:15:07 ID:0g4y1vm7
皆さん、使用後の筆、硯の手入れはどのようにしていますか?
どれくらいで砥石で研いでいますか?
167 :
165:2006/11/28(火) 19:37:47 ID:???
>>166 あまり参考にならないと思う雑談。
私自身は書家でも何でもないですし、最近手習いを始めたぐらいですが、
祖父の遺品の中にも砥石はあったのでときどき研いでいたのだろうとは
思います。
私が祖父の硯を持ってきて3ヶ月ほど、ほぼ毎日10分ぐらい墨を磨って
いますが、はじめこの硯で墨を磨ったところ下りがよくないと思ったので
セラミックの砥石(「研美」という商品名の中砥)を買いました。
これでやってみるとあまり改善した感じがしません。中砥だからか、
硯についた膠を取るにはいいようですが、硯の面を削って新しい鋒鋩を
出す力は少ないのかも。
そういえば砥石で研ぐと硯の面が白っぽくなると榊莫山『文房四宝 硯の話』
などに書いてあったのですが、セラミック砥石では変化なし。
そこで自然石の砥石を買って研ぐと、墨の下りはずっとよくなりました。
これをやったのは1度です。
硯面は白っぽくなりますが、そのあと墨を磨ると(硯は使用後に洗っても)
色は元に戻ってきますね。
尾張徳川家の藩祖徳川義直の文房具を集めた徳川美術館の図録を図書館で
見ましたが、御三家筆頭だから端渓や歙州の名硯が多いのは驚きませんが、
びっくりしたのはその硯がいずれも使い込まれ、まん中が砥石をかけられて
白くなっているのがあること。
これを見て、名品の硯といっても実用品、こうやって使われてこそ硯も
本望だろう、などと思ったりしました。
168 :
_ねん_くみ なまえ_____:2006/12/01(金) 11:50:14 ID:+aiSdJaa
素人質問で恐縮ですが。
筆の後方に紐のついてるものは、使用後、ぶら下げておくのにとても便利なのですが、
紐のないものの場合、使用後、先端を上に立掛けると、墨の膠が根元に溜まるみたいで良くないようですが、
また寝かせて収納すると、筆の毛の部分が変形しそうで気になります。
この種の筆を収納する最適な方法をお教え願えないでしょうか。
つ[ハンガー]+[洗濯ばさみ]
170 :
165:2006/12/16(土) 17:30:30 ID:???
閑古鳥が鳴いているのでまた一つ。
>>67さんが書いている渭原端渓の硯は朝鮮では有名な石のようですね。
ただ現在は北朝鮮領内なので、いまどれぐらい生産されているかは
知りません。
「渭原端渓」は俗称というか、地方商店街の「○○銀座」みたいな美称です。
朝鮮の硯では最もよい石らしいですが、会津八一は鋒鋩が減りやすいと
書いていました。
171 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/01/16(火) 17:51:01 ID:whRYV+8L
ほす
172 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/01/16(火) 18:46:16 ID:wkIjGkFL
173 :
165:2007/01/19(金) 07:32:19 ID:Deym07nl
>>172 お勧めといっても私は龍渓のしか使ったことがないので、よくわかりません。
ただ和硯の本(石川二男『和硯のすすめ』、植村和堂『和硯と和墨』など)を
見た範囲でおもなのを紹介しておきますと、
・雨畑(山梨) 昔からブランドだが、すでに大正期から枯渇傾向があり、
雨畑真石は少ないらしい。
・龍渓(長野) 江戸時代からあったが、盛んになったのは雨畑が枯渇して
その職人が移住してきてから。雨畑真石に次ぐという評価あり。ただ、
鋒鋩が減りやすいとされる。
・赤間(山口) これも昔からのブランドだが、つるつるして鋒鋩が少ない
とも。
・蒼龍石(高知) 一部で評価は高いが(『和硯のすすめ』や榊莫山『硯の話』
が和硯最高とする)、生産が非常に少ない模様。三原村の「土佐端渓」とは別。
・若田(対馬) これも評価が高い。ただ薄板状に剥離するものがあるという
(『和硯と和硯』)。
・雄勝(宮城) 国内硯でシェアトップ。昔は学童用の硯を大量生産していたが、
これは加工しやすい柔らかい石を使ったもので「豆腐石」などと呼ばれて
評価を落とした。現在は良い石で作っているらしい。石の産出は豊富で、
硯以外にも建築用のスレートなどを大量に出荷している。
自分が和硯を使っていて言うのも何ですが、現在は端渓も手頃な価格に
なっていますし、和硯は石質のわりに高い(職人の手間賃の関係)のではと
思います。
参考サイト
文房四宝館
ttp://www.geocities.jp/inomatta/index-U.html 硯紀行
ttp://meikoh.hp.infoseek.co.jp/suzuri/suzuri.htm
174 :
165:2007/01/19(金) 07:37:48 ID:???
訂正
若田石の項 ×『和硯と和硯』 ○『和硯と和墨』
175 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/01/19(金) 10:53:34 ID:22WfbQLJ
>>173 詳細な情報ありがとうございます。とても参考になりました。
176 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/01/28(日) 01:36:36 ID:IG5R9t5X
仮名の細字用で「特印嵯峨野」ってやつ使ってみたけど書き味は抜群によかったです。
177 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/01/28(日) 11:03:09 ID:j9FlibQe
和紙についても、ここで情報交換したいのですが。
いんじゃね?
唐突ですが、竹筆や葛筆の様な毛筆以外の筆を使っている方は?
180 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/02/22(木) 23:05:14 ID:MXj/UmJc
毛筆の手紙に因州特産のかな書き用を使っています。曲線が綺麗に流れて気に入っています。
しかし漢字にはどういうものを選んだら良いのでしょうか。ご教授ください。
>>180 書きたいと思うものによって筆選びが異なる。
専門店で相談するもよし、〜用の筆、と書いてある筆を選ぶもよし。
・・・て紙の話か・・失礼した。
サンプルで送ってきてくれる二孝で選ぶとわかりやすいかも。
専門店でたずねると丁寧に教えてくれる。何を書くかによって
違ってくるのは文房四宝すべて同じ。
183 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/02/27(火) 00:44:48 ID:nlxTZHnO
>>182 ありがとうございます。
でも二○ではもう買わないことにしました。
以前、筆のこと尋ねたら、こちらの知らないことを良いことに適当なこと言って、
買わせようという魂胆見え見えなので。
>>183 ああ〜・・・そうでしたか。じゃあ専門店でご相談されるのが一番ですね。
お互い楽しく、また時にはストイックに書道に取り組みましょう!
よいものが手にはいるといいですね^^
芸術としての書ではなくて、実用の書を始めたいと思っているのですが、
筆も硯も墨も種類が多くて迷います(というより、どれがふさわしいのか分かりません)
手紙やはがき、宛名用で、行書メーンで書くと思うのですが
どのようなものを買えばよいでしょうか?
よろしくご教示ください。
186 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/04/09(月) 14:50:42 ID:CEs6h+Qe
>>185 実用なら学童用の硯(プラスチックでなく石のもの)と墨、
筆は千円くらいの小筆で十分役に立ちますよ。
手紙を書くなら、小学校で使った小筆よりもう少し細いもののほうが
書きやすいかな。小学生の頃使った書道セットをお持ちなら、そのまま
使えますよ。
硯を新たに買うなら、大筆は使わないでしょうから学童用より小さい硯の
ほうが使いやすいかも。
187 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/04/09(月) 16:56:19 ID:lMrb/Yan
私も硯が好きで、知人から20年以上前の羅紋の円硯で口付き(張り付けでない)の売っているお店を教えてもらったので土曜日に買ってしまいました。
>>186 レスどうもです。
ただ、ageずに質問したために3週間も経ってしまい、硯は6インチの大振りな端渓を買ってしまいました・・・
大は小を兼ねる。
手紙用にしても、大きいほうが使いやすいよ。
慣れもあるけど、好みの問題だから自分の選んだものを愛用してください。
190 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/04/10(火) 14:39:57 ID:HEB6Blrh
>>188 そのサイズなら墨がすりやすいし、お正月に書き初めできるよ。
豆硯は洗うのが楽なのがいいところで、墨をするならそれなりの
大きさの方がやりやすい。切手四枚より少し幅が狭いくらいの
硯を使ってますが、墨がすりにくいので墨汁使ってる。
191 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/04/13(金) 10:36:22 ID:+Twl0yG+
>>185 私も実用派。
でも硯、筆、和紙、墨など、どれも安上がりに済ますより、一つひとつ気に入ったものを揃えるのが長続きのコツだと思っています。
菊花石の硯をたまに見かけますが使い心地はどうなんでしょう?
中国産か岐阜の根尾産なのかで硬度なども変わってくるのでしょうが
実際に使っているかたの意見を聞きたいです。
希少価値があるからか意外と高いんですよね〜。
結局は金持ちの収集欲を満たすだけの飾りで実用にむかないのかな。
193 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/04/22(日) 21:36:36 ID:IU7oyd10
にゃーにゃー アゲ
194 :
185:2007/04/23(月) 01:11:50 ID:???
上のほうで質問したものです。久しぶりに覗かせてもらいました。
その後、色々アドバイスやフォローありがとうございます。
現在、細字の実用文の練習をしていますが、
休みで時間が開いた時など、多めに墨をすって、
半紙に一文字二文字書いたりしています。
大き目の硯も役に立ったと思っています。
195 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/04/27(金) 23:25:06 ID:hxhhc68G
>>192 私は趣味に欠けるのか、ものの価値がよく分かりませんで、よい硯を
人に使わせてもらっても、学童用よりはすりやすいのは分かるんですが
それ以上の差が分かりません。すりガラスのが一番すりやすい気がします。
おお、お答え有難うございます。
そうですね、まずは身近な道具で腕を磨くことに専念いたします。
道具道楽に走るには腕が未熟過ぎ!
197 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/05/01(火) 00:42:55 ID:lauUM9UL
皆様、水差しはお使いですか?
私は空き瓶に入れた水をスプーンですくって入れてますが
もう少し風情のあるものの方がいいなと、最近思います。
198 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/05/01(火) 12:00:56 ID:SVOJTx+o
>>197 使っています。
私のようなど素人には気分一つ、ちょっとした楽しさで、手紙の文面も変わるように思えます。
私はおちょこに水を入れて、小さい匙ですくっています。
匙だけは鳩居堂で買った書道用品ですw(木製で300円だった)。
私は工夫茶セットに付いていた小降りの急須を水差しにしています。
蓋のつまみの上に空気穴が開いていて、水量を調節しやすいので。
茶渋が影響あるかどうかについては、まだなんともいえません。
201 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/05/07(月) 11:16:53 ID:hgjN8kwH
先週、初めて益子の陶器市に行くと、とてもかわいい水滴を作っている方がいた。
結局、買わなかったけど、ちょっと心残り。
202 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/05/14(月) 03:29:08 ID:vQvh3PvQ
焼き鳥や鰻蒲焼きのタレの入れ物がいい
203 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/05/26(土) 14:50:45 ID:nasd+RSr
今、老肛買ってきた俺がきましたよ
プラスチックでできた、筆おきと兼用できる水差しがありますね。俺はまだつかってるけど、まだ売っているのかな。
>>202に似ている。30円だったかな。
>>204 スーパーで売っているのを見ました。スポイトとセットで100円だったかな。
ダイソーの硯、筆、半紙を買ってみた。硯は学童用と同じだが多少傷あり、
筆は最初に毛が抜けまくる上に腰がないがけっこうおもしろい、
半紙はスーパーやホームセンターで売っている安いものと同じみたい。
>>205 ダイソーの硯はそこそこ使える?
それとも安物買いの銭失い?
207 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/05/27(日) 20:09:14 ID:YnlzrLs7
>>206 硯が一番よくて、実用上何の問題もない。小学生用の硯と変わらん。
後は、物は試しで使ってみたいならドゾーという感じ。
下敷きは接着剤臭い上にべたついていて、気に入らなかった。
あと文鎮も買ってみた。これは小学生用のほうが、塗装が上等だと
思う。錆が早いかも。
ところで、通販を利用して道具を買っている人はどのくらい?
あとお勧めの通販の店鋪は?
>209
お前は100均にでも行ってろ
211 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/07/23(月) 01:03:56 ID:wrbkRpJI
ダイソーの印材、使った人いる?
ダイソーの硯は砥石としてつかえるらしい。
213 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/08/02(木) 11:48:22 ID:NXBajKDh
2003年7月からか・・
このスレ、そろそろ枯れて良い味だしてくるな。
古墨のやうにあぢわゐがあるスレぢゃのう
215 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/08/07(火) 10:18:10 ID:seJMP9ho
紅☆牌の半紙安いとこない?
>>215 画仙紙じゃなくて半紙?そんなのあったっけ?
217 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/09/07(金) 12:42:31 ID:vSmD/r7m
精華堂ではあったんだけど、1000枚だと15,000円位するんですよ
他の店では見たことないんだけど
>>217 紙問屋に頼んで画仙紙を半紙に仕立ててもらえば?
219 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/10/26(金) 22:46:29 ID:ufr8tF4k
メキシコ・・・
220 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/10/31(水) 16:55:43 ID:FeeSWpbW
221 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/11/27(火) 11:43:44 ID:ljBvM+lB
昨日からセールだね狂輪
スマンコ
亮和だった
223 :
_ねん_くみ なまえ_____:2007/12/04(火) 12:36:54 ID:s/jz5uSR
224 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/01/19(土) 01:13:31 ID:vkwTG1cO
使い終わった後の硯は、指で表面の墨をよくよく洗い落とすと、次に墨をおろすとき吸い付くような肌触りなんですね。
もちろん、時々、泥砥石と目の細かい磨き石で研いでおくことが必要だけど。
225 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/03(日) 12:52:59 ID:2rKkO6TM
残念ですが・・・
227 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/21(木) 02:00:35 ID:7vBfKGwW
さいきん書道をはじめようと思っている20代後半の女性です。
これまで本格的な書道の経験はないので、道具も全く持っていません。
それで何かを手に入れようと思っているのですがまわりに詳しい人もいなくて困っています。
とりあえず何かを手に入れなければとネットで調べたところいろいろ見つかりました。
そこで、いまのところ楽天で売りに出ている
1万円くらいの書道セットを買おうかと思っていますが、
アドバイスがありましたらよろしくお願いします。
228 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/21(木) 02:11:07 ID:dW/BYpKn
羊毛の長鋒の筆があればある程度使えると思う
ありがとうございます。
セットよりも単品でそろえたほうが良いということでしょうか?
全く知識がないので、どうしたらよいのか分からず、
セットで値段で決めるしかないというのが現実です。
ネットでいろいろ検索したのですが、よく分かりません。
初心者なのでモノの良し悪しなどは少なくとも今は分かりません。
筆のほかにも、硯や墨や文鎮、水差しなどのお薦めもありましたらお願いします。
筆は大と小の二本で良いのですよね?
230 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 02:14:57 ID:XC7OocYF
>>229 私なら4号の兼毛と中国の兎が芯になってる大七紫三羊みたいな細筆
硯は何でもいいけど6インチくらいの
墨は鉱物性油煙をつかってないもの
半紙は最初から気に入ったものに出会う事は少ないので
試行錯誤してください
231 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 02:34:10 ID:XC7OocYF
お金持ちコース
田辺文魁堂の国産馬の毛と羊毛の兼毛
細筆はコリンスキーかロシアンセーブルのやつ
硯は端渓大西洞
墨は清末から民国期の古墨
半紙は紅星牌綿料を切ったやつ
あ、あと金持ちでなくても金持ちでも
角川の書道字典
233 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 16:17:32 ID:IcOWsuY9
>半紙は紅星牌綿料を切ったやつ
初心者には滲みが強いのではないかと思う
234 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 18:21:25 ID:lmOHCNen
無知な私のために詳しいアドバイスをありがとうございます。
全く分からないので具体名を挙げていただけるのがとても助かっています。
それを楽天などで検索しているのですが、
同じ名前でも値段にかなり幅があるようです。
一体どれほどの値段のものを購入したら良いのでしょうか。
私はお金持ちではないですが、ほかにこれといった趣味もなく出費もないので、
実用品としてのレベルの値段であれば多分何とかなると思います。
236 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 18:30:52 ID:Z5p++UoJ
>>227 うちにきなよ
道具はけっこうそろってるし基本教えるくらいできるよ
今なら一部道具を進呈+基本教授
一日恋人ごっこしてくれたらやってあげる
237 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 18:55:35 ID:lmOHCNen
>>236 漏れも行っていい?
一日アニキになってア・ゲ・ル☆
漏れの長鋒でプスッと突いてあげるよ!
ウホッ!
238 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/22(金) 19:03:30 ID:Z5p++UoJ
>>237 おれネコ属性はあるけど受け属性はないから遠慮しておきます
でも初心者のためなら導入ように基礎くらいは教えれるよ
墨絵って擦れ違いかな?
>>239 一応書道スレじゃなくて道具スレだから問題ないんじゃない?
241 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/23(土) 00:12:19 ID:8nBMp6kA
242 :
235:2008/02/24(日) 17:19:53 ID:???
>>241 リンクまで丁寧にありがとうございます。
地方に住んでいるために、書道用具専門店というものがありません。
それで、楽天などから通販で購入しようと考えているところです。
ご紹介の品々を見ました。
どれもすばらしい商品ばかりで助かります。
まとめて購入するとかなりの金額になりそうですね。
昨日実家の押入れに高校生のときに芸術の授業で使っていた書道セットが見つかりました。
それで、とりあえず一気に購入する必要はなくなってしまったのですが、
筆などはカビが生えているので使い物にならないかもしれません。
少しずつ必要なものから購入していこうと思います。
それから今のところ半紙に書くくらいしか想像もしていなかったのですが、
書き初めのような大きな紙に書くときには大きな硯のほうが良いということですか?
それから、硯は大は小を兼ねるというふうに考えても良いものでしょうか?
そりゃ、海(墨貯めるとこ)が小さいと墨が足りなくなっちゃうでしょ。
まぁ、小さい硯でも作っては墨海などの他の容器に移して貯める
って方法でもあるけど・・・。
それか、大きめの紙に書くときだけ墨液つかうとかでもいいけどね。
>>242 同レベルで先々月スタートした者です。
筆は大小とも買った方がいいと思います。
ちなみに私のは約4000円・2000円です。
新品の筆を下ろす前に、下ろし方やしまい方をネットで見るといいかも。
スーパーの文房具売り場で買った紙は、書いた後しわしわになってしまいました。
今は同僚(小学1年からやってる)が買って気に入らなかった紙を貰ったのでそれに書いてます。
これは1000枚5000円くらいのものだそうです。
私は一年続けたら良い硯を買うつもりです(とは言っても1万円w)。
お互いがんばりましょーね。
>>243 なるほど、そういうことですね。
これまで墨汁でしか書道をしたことがないので、
墨をするということがほとんどわかっていませんでした。
ちなみにむかし使っていた硯の大きさを測ったところ、
縦の長さが全体13.5センチで窪みの部分が12センチほどなのですが、
これは何インチというサイズになるんでしょうか?
全体の長さでしょうか、それとも窪んでいる部分の長さでしょうか?
>>244 はい、とても参考になります。
筆は水につけておいたのですが、きれいに元通りにならないので
あきらめて、新たに買う必要がありそうです。
今度は使い方もしっかりと予習して大事に使いたいと思います。
紙などにこだわったこともなかったのですが、こうしてみるとやはり良い紙は良いのですね。
それにしても身近に書道をする人がいるのは心強いですね。うらやましいです。
246 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/25(月) 11:24:50 ID:afNoolmm
>筆は水につけておいたのですが、きれいに元通りにならないので
一応、お湯につけてみそ。
でも、墨汁しか使ってないことは、筆が傷んでるとおもうけどな・・・。
そういう意味でも、墨は、鉱物油煙つかってないものが筆に優しいから
少し高くて純油煙墨を買おう。
お湯につけてモミ洗いしてみました。
いくらかやわらかくなりました。
しばらくは使えそうですが、やはり近いうちに買いなおす必要はありそうです。
ところで、筆は漢字やかなを書くときで使い分けるものでしょうか?
紙や何かで使い分けたりもするものでしょうか?
何からはじめて良いのか分からなかったので、
私は本屋で九成宮醴泉銘という本を買ってきて書き始めました。
手本はこういうふうに手に入れれば良いんですよね?
(スレ違いですいません)
>>247 楷書は九成宮から始めるのは正解だと思う
筆は書体によって使い分けたほうがいいけど無理して買いそろえなくてもある程度は大丈夫だよ
俺は最初羊毛からでしばらくそれを使いとおした
紙も使い分けたほうがいいって言うけどいきなりこれがいいなんてわからないしある程度進んでからでもいいと思う
使い終わった後はちゃんと筆を洗って乾かすんだよ
いい筆でも適当に使うとすぐに悪くなるから
ちなみに九成宮はそんなに字数多くなかったし手本をよく見て一通り書いていくのがいいかも
ただ書き続ければいいってものでもなくて書いてから手本と見比べておかしいところを探す
そうしながら手本を研究してどうすれば手本に近づけるのか反省して次にそこを気をつけながらもう一度書いてみる
それの繰り返しが一番大事だと思う
それと最初から一人でやるのは無理があるから先生に習いにいくか書道に詳しい友達に見てもらったほうがいい
自分だと見つからない欠点とかがいっぱい見えてくるから
ある程度までうまくなると自分で客観的に鑑賞できる目が養われるけどそこまでいってないうちは何より他の人のを見て
自分のを見てもらうのが上達への王道だと思う
10年以上続けててもやっぱり人の意見がなによりも大事だと感じる
学ぶということは独りではどうしても進むのが遅くなるしうまく成長できない
独りよがりで頑張っても九割九分うまくいかないとまわりを見てても感じる
どんな物事でも同じで当たり前のことだし後半スレチだけど書の道を志そうとしている人が増えたことがうれしい
是非頑張ってくださいね
長文失礼しました
249 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/29(金) 10:38:54 ID:NxXtR7CJ
>>248 とても丁寧にアドヴァイスされているので、私からも質問させてください。
筆を新しいものに取り替える目安は?
筆先が割れてしまったらもちろんのことですが、どれくらい寿命があるのでしょうか?
>>248 いきなり羊毛かぁ
うちは兼豪の中鋒から始めました
羊毛である程度かけたら他の筆もけっこう楽になるきがするしありっちゃありかもしれませんね
>>247さんは楷書から入るみたいなので兼豪がいちばん無難だと思います
私見なんですが楷書よりも行書から入って楷書、草書、隷書(仮名にうつるのもいいかも)、テン書(これはやらなくてもいいかも)、それから創作が一番いいと思います
あと人によると思いますが一番最初は顔真卿からはいって力強い表現を学んでから繊細な書に取り組んでいくといいと思います
繊細な字も線がある程度力強くないと凛とした雰囲気はでないと思います。スレチですがすみません
>>249 >>248さんではないのですがまずこれはうまく説明できません
書いていて思い通りの線が出なくなったらってのでいいとおもいます
耐久時間はばらばらですけど穂先や腹の毛が磨耗してくると何となく書き味が違うのがわかります
あと穂先が割れるのは根元に墨がたまってしまっておきるみたいなのでしっかり手入れをしていれば結構長持ちさせれますよ
余談ですが蝋をつかったり墨いがいのもので何かを書く時に100均のを時々使うので何本かストックがあるんですけど普通に墨を使って書いても一週間持ちませんでした
もったいないけど使い捨て感覚で使ってます
251 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/02/29(金) 23:42:38 ID:NxXtR7CJ
>>250 ご説明ありがとうございます。
意外と早くに取り替えられるんですね。
252 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/01(土) 03:28:28 ID:+H9LTlKD
いきなり羊毛じゃだめだ
玉川堂で兼毛買ってきた
>>252 うは
羊毛駄目ですか
けっこういいもんですよ
255 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/05(水) 08:08:02 ID:ERV3GxVM
陰毛ではどうでしょう
256 :
247:2008/03/05(水) 17:02:54 ID:???
>>248さん、
>>250さん、アドバイスありがとうございます。
出張で都市に行っていたので、そこにあった書道専門店によって
太筆と紙を合わせて1万円で買いました。
店員の方が丁寧に説明していただけたのですが、
いかんせん基本的な知識がないので細かいことは忘れてしまいました。
滲みにくい手漉きの和紙で出来た半紙と
半紙に4文字か6文字書くのにちょうど良い大きさで
楷書の勉強にちょうど良い硬さだという筆を購入しました。
墨と硯はとりあえず今あるのを使うことにします。
私は大学にいるのですが、
学生の書道部があるらしいと聞いたので、
ちょっと顔を出してみようかとも思っています。
一人で勉強するには限界がやはりありますし、
どんなものを買って良いのかも実物を見て教えてくれそうですから。
257 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/06(木) 10:26:30 ID:Ufnpcnxh
>>255 縮れ具合が良いので山馬筆の代用にしています。
墨で金巻きのものとそうでないものがありますよね。
値段がものによりますが2倍か3倍ぐらいします。
何でそんなにも差があるのですか?
もとの墨が違うのか、それともほかに理由があるのか。
金箔の値段ということはさすがに無いと思うのですが・・・。
それから鉱物油煙の墨はなぜ敬遠されてるんでしょうか?
色合いがよくないのでしょうか?環境によくないから?
私には違いがまだ分かりません。
金巻きのは同じ物でグレードが高いということですが、
原材料とかはいっしょでも、選別した物使っているとか
よく練ってあるとかで違うと書道具屋のおやじが言ってたよ
まぁ、正直値段だけの差があるかは疑問
あと、始めから金巻きはかな用にも使えるように伸びがいいとか
書いてあるやつもあったね。
鉱物性より植物性のが筆に優しい。
便乗しつもん。
金巻きの墨って、字がかすかにキラキラしたりするの?
禿げた金箔が墨に入ることはあっても、キラキラはしない。
ありがとうございます。
幽かにちらちらして、風流な感じになるのかなーって想像してました。
言われてみたら、箔にも墨がついてるんだから光るわけないか。
メタリック書道液なるものがあると聞きましたよ
書いた後がキラキラ光りますし淡墨でつかうとかなり風流になると聞きました
264 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/07(金) 15:47:46 ID:fMrG56k8
>>264 めっちゃこれ使いたい
コレで写経とかやったらすごいありがたくなりそうだwww
キンキラキンの写経っていつでも成仏できそうだね。
ついでに墨のことで質問があります。
みなさんはお稽古のときと作品作るときとで墨を使い分けていますか?
それって実際に違いはありますか?
松煙墨と菜種油煙墨とどちらが好みですか?
ちなみに私は違いが分からないのでいつでも同じ菜種油煙墨を使っています。
箱も無いもらい物なので詳しいことは分かりませんが、5兆5千円くらいらしいです。
紙はまだしも墨の違いが分かりません。
鉱物性の墨でも筆を良く洗えば大丈夫な気もしています。
そんなこと無いですか?
油煙墨 つやがある 俺的に主に濃墨で使用
松煙墨 つやがない 俺的に淡墨で基線とにじみがわかれたような立体感のある表現で使用
また、超濃墨で書きたいけれど、ベトベトしすぎであまりにも伸びない時に、油煙墨のあとに松煙墨を
すり加える。
>>266 5兆5千円……
凄い墨を使っているなw
269 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/08(土) 08:05:20 ID:hhIYTx/f
祖父の形見の明時代の墨なるものを貰いました。
価値はありますか?
>>269 言いにくいけど偽者と考えるのが妥当かと思う
本物ならお前のじいちゃんすげぇよ
271 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/08(土) 10:26:25 ID:hhIYTx/f
>>270 どこで鑑定出来ますか?
また、本物なら幾ら位しますか?
墨だと明の時代の物は古すぎで墨の精さんはもういない。
たとえ本物でも骨董的価値のみですね。
>>271 値段は分からないけど、それが分からない人の所に「ひょんな事から・・・」ってレベルで
渡ってくる代物ではない。って事なら分かる。
それなりの物として鑑定してもらうとなると、鑑定料で数万円かかったりするので
俺としてはぜひ「何でも鑑定団」に出てほしい。鑑定料タダだしw
274 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/08(土) 12:47:38 ID:hhIYTx/f
皆さん、貴重なご助言ありがとうございます。
>>273 そういえば、だいぶ前に松煙墨の使いかけが出品されてて700万の値段が付いた
完全品で1000万の価値だったらしいが
まぁでもおじいちゃんが使っていた位だから、充分枯れていると思われ。
ひょっとすると清末〜民国初期のホウ古墨かもしれんよ。
277 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/08(土) 15:23:04 ID:hhIYTx/f
戦時中の当時の満州でどさくさに紛れて
借りてきたとか言っていました。
箱に入っていてマトリョーシカみたいに
二重の箱に入っています。
そjれを孫が返しにいくわけだ・・・。美談だ。
279 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/08(土) 16:55:42 ID:hhIYTx/f
時効なので返しません。
>>266-268 私も違いが分からない。
松煙墨は青っぽいとか何とか、全く分からないです。
ツヤって言うのは確かに有る無しがあるというのは感じますが、
それが本当にススの原料によるものなのか、あるいはニカワの違いなのか、
私はちょっと疑問にもおもっていますが、どうなんでしょうか?
5丁5千円だね。
けっこう良い墨を使ってるんですね。
ついでに硯のことですが、
1000円くらいの羅紋硯と3万くらいの端渓硯って違いは有りますか?
硯は作品に直接は残らないし、かわらないんじゃないかとも思いますが。
それから羅紋硯でも同じサイズでも1000円ぐらいのものもあれば
3000円ぐらいのものもありますよね。
改めて彫ったりしているのかと思いますが、これも実際に使ってみて違いはありますか?
菜種、胡麻、椿などからどうやって煤をとるのか、
松からはどうやって煤をとるのか考えてみよう。
283 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/09(日) 00:06:24 ID:zAMO2ufn
>>280 >松煙墨は青っぽいとか何とか、全く分からないです。
青墨と油煙墨をそれぞれ降ろして、光に当てて反射面をごらんあれ。
あるいは、摺った硯を洗うとき、ステンレスの洗面所に流して水道水を流してご覧あれ。
それぞれ青と茶の色が見えてくる。
そこから分かってくるのでは。どのように使うか。
栄豊斎が引っ越しのためセールやってた
鈴鹿・進誠堂の生粋松墨を半額でゲット。
>>281 知り合いに端渓硯もっている方がいるならそれで擦った墨で書かせてもらってみてください
羅紋硯で擦ったものとは違います
紙にもよると思いますが書き味が全然違います
墨の粒子の状態が全然違うらしいですよ
粒子の状態なんか目には見えませんけど書けば違うのだなとわかります
羅紋硯でもいいんでしょうがお金にゆとりがあるなら端渓硯を購入してみては
長く続けるつもりなら買っても損はしないですよ
そうかな。硯は一緒だと思うな。
墨の色まで違うなんてのは、
さすがに気分の問題だと思うよ。
「墨の粒子の状態が全然違うらしい」って、
水に「ありがとう」と語りかけると良い結晶の氷が出来るとか言う
オカルトの話に近いような気がするんだけど。
科学的には同じはずなんだよね
墨と硯と紙の話 と言う本での検証によると、墨は作られた時の
粒子以上には細かくはならない事が電子顕微鏡の画像付きで
説明されている。
あと、ゆっくり摺っても早くすっても同じ。
でも、榊爆残なんかの本でも端渓とか勧めているよね。
ただ確かに、墨当たりは端渓や歙州はいいよね。
プラシーボ効果かもしれんね。
自分も硯は関係ない派です。
自分が工学系の大学院生だからそう思うのかもしれないけど、
根拠のない思い込みで信じきっているだけの人が多いと思います。
目に見えないというのならなおさら決めてかかってはいけないはずです。
何かの雑誌か本か誰かに言われたのか分かりませんが、
そもそもその人も誰かに言われてそう思い込んでいるだけかもしれません。
だから、「何かが違う」といった類の話には何の意味もないと思います。
それから、書家の人たちって科学オンチが多いと思います。
気持ちの問題だよ、やっぱり
オーディオマニアの方々は電線一本に何十万円もかけて
「音が違う!」
って感激するわけだし
磨墨感は、たしかに細かい鋒鋩の端渓などが良い。
でも、できた液体の墨は、どこのでも変わらないでFAだと思う。
しいて言うなら荒めの澄泥とかが早く擦れて効率いいのではと感じる。
あと超濃墨を作るとき、ある程度べとべとしてきたら
指で擦りますとか書いてあるのみて苦笑した事がある。
>>288-289 まさにそれ。
説明できないくせに「違う!」を連発している人たちは信用できない。
名前とかブランドに弱いタイプが多い気がする。
>>290 それはあるな。
墨を擦っているときは滑らかな感じがして
良い墨すれてるんじゃないかって気になるときあるよ。
でも、実際の墨には関係ないんだよな。
>>287が言ってるように一緒なんだよね。
墨汁マジ強い
雨畑ってもう石が枯渇しているのに、宮城から石運んできて加工して
雨畑硯として売っている。いかがなものか・・・・。
澄泥硯みたいなものだと思えばいいよ
品質が劣悪なわけでもないし
偽装日本
新しい紅花墨をすっていたら突然ガリッ!
へこむわーorz
日本の墨なのに珍しいね。>ガリ入り。
唐ものの松煙墨摺るときは必ず安い澄泥で摺ってるよ。
「ガリッ」「ガリ入り」とはなんですか?
墨が割れることですか?
墨に不純物が入っていて、すずりに傷がつく
端渓硯について教えてください。
15年くらい前に買ったものなのですが、墨によってはすっても水と粉(墨)にわかれて
混ざりません。
墨によってはちゃんとすれるのですが、値段に関係なく混ざらない墨があります。
当時習っていた先生と相性でもあるのかな?と言っていたのですが
こういう事ってあるのですか?
久しぶりに書道をはじめようと買ってきた墨をすってみたのですが、混ざらない状態です。。。
あと端渓のどの石かわかる方法ってありますか?
写真を見ると宋坑っぽいのですがよくわかりません。
>>301 それは硯の問題ではなくて、墨の問題だと思います。
古墨を通り越して、墨(にかわ)が死んでんじゃね?
そういえば高校の頃先生の机に入ってたちっちゃい墨(多分なんか理由があってとっておいてある古墨)を勝手に使ったやついたけど同じ現象起きてた
三年間多分ばれてなかったと思うwww
墨摺ってるとそのうちに必ず片方に傾いてくるんだけど
やっぱり1回ごとに方向変えた方がいいの?
>>301 墨添加用の膠(墨運堂の棒膠とか)を入れると使えるかもしれない。
素人がどこの坑の石かを見分けるのは難しいんじゃないのかな。
それぞれ一般的な特徴はあるけど、所詮天然物なんだから
個体差の方が大きいし。
俺は老抗を6面持ってるけど、どれも全く違う。
>302
>303
>305
ありがとうございます。墨の問題なのですね。
膠も試してみたいと思います。
石の判別は素人にはやはり難しいですか。。。
もし他の硯を試す機会があれば
自分の使ってるのが何か分かっているほうがいいな、と
思っていたのですが、固体差が大きいようでしたら
種類は気にせず、楽しんで使っていきたいと思います。
307 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/17(月) 10:22:44 ID:hgh5WRDP
俺の短茎・・・・
308 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/17(月) 19:56:49 ID:07548GUH
俺のは超長鋒
長峰の何号ですか?
1号らっきょう軸黒塗りです。
▃█▄ ▃█▄ ▃█▄
▉ ▀▆ ▉ ▀▆ ▉ ▀▆
▅▀█▀▀▆ ▀▀▀▃ ▅▀█▀▀▆ ▀▀▀▃ ▅▀█▀▀▆ ▀▀▀▃
▀▉ ▅▀ ▃▅▀ ▀▉ ▅▀ ▃▅▀ ▀▉ ▅▀ ▃▅▀
▂▂▂▄▄▄▄▄▂▂▂
◢░ ░◣
◢░ ░◣
◢░ ░◣
◢░ ▂ ▂ ░◣
◢░ ▄▀ ▀▄ ▄▀ ▀▄ ░◣
▐░:: ▂ ▂ ░▍
▐▓░:: ▐:: ▄ ▀▄ ░▍
▐▓░░::░:: ▋::: ▅▀ ::░▋ ░▓▍
▐▓▓░░░::░::: ▊░:::▊ ▊:::░▊ :::░::░▓▍
▐▓▓▓░░░::░::░ ▀▀ ▀▀ ░░░░▓▓▍
312 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/03/21(金) 10:43:56 ID:ITkuV9sE
おまいらのオススメ墨場必携おしえやがれ!
たくさんありすぎてわからん。
硯は何でもいいというのは確かに本当かもしれないと思いますが、
磨り心地がいい悪いはありますね。
墨を磨るのは書くためには不必要な作業だけど、磨っていて気持ちがいいと
それも苦になりません。
自分は書が格別好きでもないのですが、硯との相性がいいのか、何か月も
筆を取らないでいると、また墨が磨りたいと思います。
墨を磨れば何か書くわけだから、モチベーションが低い人が書道を続けるには
磨り心地のいい硯の効果はあるかも。
蝋を使って書くやつに挑戦したが間違えてお気に入りの筆を使ってしまった
死にたい
白抜き文字作家として大成すれば問題なし。
>>314 ベンジンで洗え。
その後トリートメントすれば問題ない。
筆屋はリンス使うな言ってた
318 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/04/29(火) 02:23:09 ID:+3lAQurr
英文を書いて印を押すところにシーリングスタンプを使ってみようと思うんですけどどう思います?
319 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/09(金) 13:48:04 ID:+NSRzQ99
筆にリンスは禁物だな
界面活性剤が残ってしまったら
墨のコロイドがグダグダになる
油分と水分が分離しちゃって
age
320 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/12(月) 10:59:34 ID:O+5/Gixm
毛筆たのすい〜
同じ字を100回書いてもひとつとして同じにならない!
墨汁だし、筆安いし、紙はコピーの裏紙だけど、
どんだけ書いてても飽きない!
なんて初心者は浮きすぎですか?
322 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/13(火) 13:37:56 ID:ErPBNzYd
端渓買うなら、どこの店がぼったくりでなく、ニセモノでなく、
オススメでしょう?
自分は硯の石質とか細かいことは見たぐらいぢゃ判らない
センス無し、という条件つきです。
あ、すみません。東京近辺ということで。
324 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/13(火) 17:41:46 ID:qn8qEUi+
本物の端渓ってもピンキリだよ
本物の新宋坑なら実用サイズで数千円
本物旧老坑だと小さくて数万から
325 :
322:2008/05/13(火) 20:39:26 ID:???
新宋坑の実用硯だったら、まあ大量生産工業品みたいなものと思うので
どこで買っても同じだと思うんです。ニセモノは別として。
で、奮発して老坑いっちゃおうかなと思った時に
信頼できるいろいろ話聞ける店があったらいいなあ、と。
みなせが輸入している硯って、実用硯だから規格品みたいなもので
どこで買っても同じ、の類になるかと。
東京蒲田にあるユザワヤ12号館の文房具館に
みなせから仕入れた(?)実用硯なら百個近く大量展示されてる。
(ちなみにお値段もかなりお手頃。みなせの1個からでも売る卸価格より
いいかも)
老坑、宋坑、麻子坑、緑石、羅紋、坑仔巌と種類もサイズもひとととり揃ってて
ディスカウント店ならではの棚に並べただけの大量展示販売だから
箱を開けて(ちゃんと後閉めろよ)、ひとととりさわってみると違いが
よく分かって勉強になるよ。とにかく相手は天然の石だから
それぞれがどうなのかが自分の感覚で分からないと選べない。
自分はそこ行って、手で触った感覚だけど、「ああ、やはり老坑って
全然比べものにならないくらいキモチいいっ!」って思った。
摺った墨がどれくらい違うのかは(スレにもあるけど)わからんけどね。
328 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/14(水) 11:55:32 ID:/gFuHo8Z
墨って数十年経過したほうがいい状態になるそうだけど
このスレのみんなもそうしているの?
>>329 昔の石は質がよい物が多いと言うだけで、ダメな石はどれだけたっても
ダメなままじゃね?
>>329 古墨を薄く使うと基線と滲みがはっきり別れた表現ができるよ。膠が弱まるから。
特に松煙墨はいいね。
かといって、古すぎると膠が死にすぎて炭と水になってだめ。
>このスレのみんなもそうしているの?
今買って、数十年とっておくなんて無理なんで、古墨買ってるよ。
清末〜民国初期ので2万〜5万もあれば買える。まぁ、普段使うのは別だけど。
>>327 みなせは規格物も扱ってるけど、一点物も数多く扱ってる。
わざわざみなせに行くような人は一点物が目当てなんじゃない?
量販店で扱ってるクラスの老坑でも、宋坑、麻子坑との違いは
感じることはできるが、専門店が扱ってる逸品物は
摺心地、見た目共に全く別物だよ。
値段は6インチで最低3〜4万するけど。
>>330 すまん、墨と硯を勘違いしてた。
墨運堂の墨本からの受け売りだが、良い作りの墨は保存状態が良ければ
ある程度年数経った方が良くなるらしい。それでも、30年とか経てばやはり
膠が死んでだめになるそうだ。
作りの悪い墨は早々にだめになるらしい。
このへんはワインと似てるかもね。
実際、同じ墨で平成元年物と去年の物を比べてみると、平成元年物の方が
はるかに良かった。
作りの悪い墨、というか
中国産の唐墨でも日本の墨でも
ある時期から墨の原料に
工業用原料として大量に作られるカーボンブラック
(石油の不完全燃焼で作った煤)を使うようになってしまって、
そうやって作られたものはどうがんばっても良い墨にはならない。
「鉱物油煙系」って書いてあるやつはそんな訳で要注意。
一般的には安物、普及品って位置づけになる製品(のハズ)だが。
膠も実は膠ぢゃなくて墨液でよく使われる
合成糊剤だとか色々ウワサは聞くがようわからん。
これだといくら古墨になっても膠が枯れることはないw
坑仔岩・宋坑・麻子坑は現在は端渓でも沙浦(さぷ)ってところで露天掘りで採掘している。
これは石に潤いがなくて全然だめですね。羅紋とかと大差ない感じ。
でも旧坑の麻子坑で良い物は老坑にひけをとらないよ。石紋も蕉葉白や、青花、金線など
出ている物もあるし。
みなせのHPにも書いてあるけど、旧坑はどこも閉じられちゃったから、気に入ったの
あったら買っておいてもいいかも。
どこの墨を使っているの?
ちなみにオイラは墨運堂の『さわらび』だけど・・・
337 :
322:2008/05/15(木) 08:30:00 ID:???
硯で頼りになりそうな店の情報、ありがとうございます。
東京在住なので、神戸のみなせは遠すぎ。。。
一度は行ってみたいんですけどね〜。
卸業だと聞いていますが、個人客でも行って見られるような場所なんでしょうか。
浅草の宝研堂、亀有(青砥)の亮和堂というのは知らなかったので一度行ってみます。
神田の清雅堂は行ったことがあります。筆を買いに。。。
道路向かいの万惣のフルーツパーラーが美味しいですよね!
(って何しに行ってるんだろ。。。)
硯もありましたけど、筆屋さんなのかなあと思いました。
筆といえば上野御徒町の精華堂は展示されている筆のほとんどが
手で触れられるように見本が用意されていて選びやすいですね。
見本と言えば、新宿大久保のキョー和では紙に試し書き用紙片が用意されていて
置いてある試し用の筆と墨で実際に書いてから選べるのがすごくいいです。
硯も摺ってから選べると分かりやすいんだけどなあ。
338 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/15(木) 09:22:25 ID:q5M4DE/Z
キョー和は紙の種類が多くて、
端切れに試し書き出来るのが○
月初めの書籍5%引きも嬉しい
>>337 みなせは普通の店舗もあるよ。
店頭には全部出してないから、予算とサイズを言えば奥から持ってきてくれる。
まぁ、旅行とか出張とかで近くに行ったら一度行ってみるといいかもね。
キョー和はスタンプカード作るとセール案内と一緒に紙のサンプル送って
くれるのがいいね。
それに価格安いのにカードも使えるし。
340 :
329:2008/05/15(木) 10:10:32 ID:???
墨の情報ありがとうです。
購入したら十年くらい寝かせてみます。
>>340 店次第ではかなり年数の経った墨をプレ値なしで売ってる所もあるから、
こまめに見てみるといいよ。
大和のユザワヤには10年以上前の墨がごろごろあったから、
大量に買った。
>>340 カビさせないようにな。
桐箱とかに入れて湿気がこないところに置くといい。
似非枯墨の作り方
水分とるだけなら電子レンジで10秒ほどチン。
これを時間をおいて何回か繰り返す。炸裂に注意!
>>343 なるほどね。
安墨でためしてみっかな。
書道具店は日曜休みが殆どで、平日でも6時までのところが大杉。
日曜やってるのって、キョー和と鳩居堂くらいしか知らない。
ユザワヤって知らなかったけど、HPみたら品揃え多そうだね。
こんで逝ってみる。
346 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/15(木) 11:56:45 ID:bbPs8tKN
>>337 清雅堂は2階に古硯が沢山展示してある。
いつもは閉まってるけど、見せてというと連れてってくれるよ。
上野精華堂は年末年始以外年中無休。
上野松坂屋のすぐ近く。ビルの3階。
駅なら銀座線・大江戸線上野御徒町駅かJR御徒町。
日比谷線仲御徒町駅から歩いていけなくもない。
348 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/15(木) 17:18:58 ID:bbPs8tKN
ユザワヤって高級硯もありますか?
349 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/15(木) 18:28:36 ID:KzwIyvyJ
あまり無いアル
350 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/15(木) 19:23:54 ID:/96A5jHJ
今日。旧坑麻子坑板硯かった俺が来ましたよ。
351 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/15(木) 22:10:43 ID:3bvfJMkW
サイズ?価格?購入場所?とか。画像うpしろとまではいわないけどw
352 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/16(金) 10:22:11 ID:c802ocPv
おまいらの自慢の分防止法みせてください!
みたいなうpローダーがあるといいな。
ユザワヤは実用新坑だけと思った方がいい。
ガラスケースの中は不問ということで。
店員も説明出来るんだろうか?
品揃えはいいし広いけど、ディスカウト店と言えばディスカウント店だし。
354 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/18(日) 14:13:40 ID:gu65m62u
いやあ、硯買ってしまった。端渓のなんとか好岩の実用硯。
これって最初に水に暫くつけておいた方がいいの?
お米みたいに?
355 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/19(月) 10:13:19 ID:K4nm/nxA
特に水につける必要はありません。
目立てで、砥石使う前には、砥石と共に硯も水に
暫く浸してからの方が良いでしょう。
むはあ、2ch住人っぽくいままでPCいじくってたけど、書道の方がおもすれ〜
筆を買い換えたり、硯で一点プチ豪華主義走ったり、墨や紙でまるで変わったりと
パソコンいじってるのよりは一見単純で一見幅が狭いかもだけど
奥がふけえ〜深すぎる!
しかも自分の一挙手一挙動が全部パフォーマンスに反映される。厳しすぐる!
そして溢れるイズム、イストの世界!物欲と精神がみなぎる!はまる〜
えっとまずは楷書ですが、なにか?
まぁもちつけ
墨液でオススメなの頼む。漆黒系だけどちゃんと滲みに濃淡出るやつ。。。
359 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/22(木) 13:21:56 ID:Mgry0ybY
俺の我慢汁オススメ
墨のお奨めメーカーってありますか?
店で鉱物性じゃなくて膠も天然物の
やつを聞く
天然膠ぢゃない墨液は原材料に「合成糊剤」って書いてあるよ。
「天然膠使った墨液と混ぜるな」キケンって注意も書いてある場合が。
よーするに合成糊剤で膠が固まってしまうらしい。
筆も合成糊剤墨液と天然膠墨・墨液では使い分けた方がいいんだろうか。
変な固まり方されると困るし。
筆のメーカーや硯のメーカー?のお勧めとか、品物の見立て方を教えてください。
文具店に残っているものがあるのですが、見立て方が全く分かりません。
高い物、安いものの違いもよくわかりません。
大きさ、長さによる部分はあっても、
やはり、軸に竹のいい雰囲気のものを使っていると飛びぬけていたりします。
軸代だけではないだろうとは思っているのですが。。。
ヤフオク転売厨氏ね
366 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/23(金) 10:13:11 ID:qKN14ORz
>「天然膠使った墨液と混ぜるな」キケンって注意も書いてある場合が。
硫化水素が発生してキケンなんですよね。
367 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/23(金) 11:09:57 ID:LXR6DlQN
軸で筆を選ぶのは相当のバカ。
だから高い値段付いてるんだろうけども。
368 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/23(金) 11:43:58 ID:qKN14ORz
らっきょうの所にオランダ水牛の骨とか使ってあるやつ高いよな。
オランダ水牛と言ってもオランダ産水牛ではなくて
オランダ種水牛なだけで南アフリカ産ってのがオチ。
少なくともヨーロッパでは殆どがそう。アジアだとタイ産かな。
まあ、筆の原毛も中国よりタイが増えてきて、
筆穂の段階までタイの工場で作って日本に輸入して、
軸だけくっつけて「○○筆」とか売ってる時勢だから
自然と言えば自然だが。
370 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/23(金) 14:50:34 ID:qKN14ORz
漏れは、玉川堂、清雅堂、田辺文魁堂、文輝堂あたりの筆が好きだな。
シロートはキヨー和でも使ってろってこった。
オイラは安物で十分なヘタレです。
筆は自分が合う、気に入ったと思うのが一番だわさ。
373 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/23(金) 19:38:21 ID:pf7MiEW/
誰か、筆おろしさせて!
アァーッ!
376 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/24(土) 09:37:30 ID:h0S89SN5
>>370 ブランド筆使ったって、原毛は中国産、ロシア産、カナダ産、タイ産。
竹は中国、組み立ては豊橋か熊野の製造請負業者だろ〜。
それなら安くて気に入ったの探す。
377 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/24(土) 12:04:27 ID:b61GFaYB
という貧乏人の意見もあるが
上記のなかで清雅堂以外は自家製造
羊毛は中国なのは当然だが
文魁堂などは兼毛筆は国産馬の良いもの
が入った時しか作らないと言っていた
>>376 そうやって見ると筆一本とってもえらい国際的だな
四宝堂はどう?
中国産の(山)羊毛も文革前に採った宿毛でないとね。
書きやすいと思う筆を使えばいい!
382 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/24(土) 17:01:28 ID:cmrv4msC
結論
老舗の筆が書きやすい
老舗を教えて
384 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 00:39:04 ID:89uubMM8
関東
九段下 玉川堂(ぎょくせんどう)
関西
↓
奈良、京都の古梅園
386 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 00:45:55 ID:89uubMM8
筆でよろ
387 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 00:50:36 ID:89uubMM8
あー滋賀の高島市にあったかもしれんね
388 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 05:40:54 ID:QdKvix9m
東京、神田小川町の温恭堂ってどうよ?
一掃千軍とか。
筆用の竹が持山に生えているんですが利用方法はないですかね
かなり前は筆用の竹を切って、指定寸法に裁断して筆軸業者に売っていた
390 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 11:17:33 ID:89uubMM8
一掃千軍と長鋒快剣で計三本持っていて、
確かに悪くないけど、
値段程の価値あるかと言われれば・・・・
俺はもう買わないな、値下げでもすれば別。
391 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 11:31:12 ID:ZtKHCzku
初めて知りましたけど、千代田区界隈に結構、筆職人さんいらっしゃるんですね。
練馬の土生天祥堂さんもお薦めです。
392 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 11:36:03 ID:89uubMM8
あと店について
土日休み 開店平日午後1時より
買うと、強制的にその場で筆を捌かれる
自分でやるからいいですと言っても却下される
馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ぁ
394 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 12:18:49 ID:89uubMM8
都内で自家製筆の店をまとめてみた
千代田区
九段下 玉川堂
小川町 温恭堂
練馬区
石神井 天祥堂
台東区
谷中 田辺文魁堂
文京区
根津 文輝堂
板橋区
板橋 鳳竹堂
※追加あったらよろしこ
終了
そろそろ荒らし時だ。荒らしのみんな集合せよ。
やはり、唐墨より和墨の方がいいですか?
399 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/25(日) 19:47:45 ID:89uubMM8
練馬区
石神井 筆匠 亀井
豊島区
南長崎 土生天祥堂
>>397 それぞれでしょう。
俺は古梅園使ってる。
唐墨は膠の配合率が高いので
その分、煤(黒色成分)の配合率が低くなって、黒の色が呆ける。
と言われる。
だがそれぞれでしょう。やはり。
格安品は日本製の和墨も中国製の唐墨もカーボンブラック(重油の煤)を
つかってるから単調な色になるのは免れないし。まあ言うなれば
中身がコピーのトナーやインクジェットプリンターの黒インクと大して
変わらないわけで。
喜寿園の強い龍脳の香りが好き。
403 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/28(水) 17:11:59 ID:QMftHOEG
純松煙墨が好き。
単なる重油の直火炊きを「鉱物性松煙」とか、
訳わかんねえこと言ってる墨運堂氏ね。
404 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/29(木) 09:44:21 ID:rysPg5J3
2回に1回は墨液で済ませてる私が通りますよ
407 :
403:2008/05/29(木) 11:28:45 ID:???
いま現在で純100%松煙の墨を作ってるのは紀州の
>>406だけだと
書道用品屋のおっちゃんが言ってた。
あとのは松煙墨と謳っていても、実際には油煙煤との混合らしい。
それから墨運堂はHPにシラーっと書いてるけど、直火炊きで重油から煤とってる
明らかに油煙煤を「鉱物性松煙」と称していて、どう考えても偽称。
「松煙」が直火炊きのプロセスをさす、だなんて一体どこの脳内理論なんだよ。
松煙墨の使い方としては最近の物を使ってもその一番の価値である
独特の墨色は出てこないので、使うなら古いものだけかなあ。
余裕あったら
>>406の墨かっておくといいよ〜。50年後に重宝する。
最近の(準)松煙墨でも煤だけは昔からのストック品(日本画でも需要があるらしい)
使ってる、って場合もあるらしいけど、墨の枯れ方は膠と一緒になってからだから、
煤だけが古くても話にならん。
408 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/29(木) 13:58:20 ID:2KAysZjP
>>403 >>406 あんまりこういうところで商売敵の暴露話みたないことやってると、たとえご本人じゃないにしても、
お薦めの業者さんのイメージがかえって悪くなるばかりだと思うけど。
409 :
406:2008/05/29(木) 14:05:51 ID:MM7F4Ykq
はいはい、業者乙です。
暴露ってか、自社のHPにちゃんと書いてあるし。
http://www.boku-undo.co.jp/HP/qa/22.html 松の木を直火焚きしたのが本来の松煙ですが、
直火焚きで採取した煤の総称まで松煙と称するようになりましたので、
当社では本来の松を焚いた物を「純植物性松煙」、
鉱物性原料を直火焚きした物を「鉱物性松煙」と呼んでいます。
当社ハンバーグは100%植物性牛肉を使用しています、ってところ?w
411 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/29(木) 19:22:51 ID:2KAysZjP
>>410 分かんない人だな…
そんなことは分かってるって。だから「みたいなこと」なんでしょう。
商品の中にある能書きにも、国産松じゃないことやその他、書いてある。
匿名で他人の恥を晒すのは勝手だが、それがためにご推奨の工房の名を汚すことないように。
せっかく「紀●松煙」さん、すばらしいことやってるのに…。
あんまり評判掻き立てられて、「夕鶴」の与ひょうのようになってほしくないじゃないですか。
良いものは、知ってる人は知ってるんじゃないかな。
412 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/05/29(木) 19:55:06 ID:k78ajbdw
「ニッコッコ掲示板」をヤフーで検索してみ!ひらがなで「○っこっこ」でOKだよ!
検索はひらがなでお願いします。(○は「に」)(カタカナでは引っかからないかも?)
まだ規制ないし、色々貼れる
そもそも、鉱物性松煙という造語が矛盾だな。
松花緑石から松煙が採れるのか?と、おもう香具師がいるから訂正しろ!
414 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/02(月) 06:53:12 ID:x+4MT6wl
保守
415 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/04(水) 19:01:32 ID:UJ+LgOE1
保守
416 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/05(木) 01:25:57 ID:1jNZHB1g
松煙は顔料入れて青くしているのが多い。
青けりゃいいって人は別だが、経年劣化でどうなるかはしらない。
松煙は中国産がほとんどだよ。
417 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/05(木) 01:37:05 ID:1jNZHB1g
墨の発色は紙によって大きく左右されるから、適切な組み合わせを自分で探したほうがいいのではないかな。
墨は単独では評価は出来ない。さまざまな紙に使ってみて初めてわかってくるというか。
しかし良い紙というのは、良い墨の真価を発揮させてくれる。紙選びが実は難しい。
和墨、和紙はあまり使わないので詳しくは無いけど、唐墨には中国の宣紙がやはりよく合うと感じられます。
個人的には唐墨の濃墨が艶良く発色して、淡墨が良く伸びる紙が良いと思うが、そんな紙はなかなかない。
ほんとうに無い。80年代以降の紅星牌もまずダメ。
和紙に唐墨を使うと濃墨であってもなかなか黒く発色しない。
唐墨はなかなか濃くならないとか、唐墨は色が薄いという人がよくいるけど、紙や硯を疑ってみることも必要。
墨汁はインクと同じなのでどんな紙でも黒く発色してしまいます。
書いたばかりは艶良く見えるけど、裏打ちや経年でやはり精彩なくなりますね。
プロの書画家はやはり墨を硯で磨るべきだとおもうな。
418 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/05(木) 08:32:23 ID:lTx+o1I7
プリンター用紙や写真用ペーパーもプリンターインクとの相互作用で
最適な発色をするように素材や表面加工処理の配合がきまっているわけだから、
ローテクな書道の紙や墨に相性問題あっても不思議ではないな〜
419 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/05(木) 11:49:55 ID:T5CCz8e7
唐紙のが発色がすきだけど、作りが雑杉・・・
紅星牌なんかはまだいいけど。
唐紙は漆黒系の墨色が映えるの?
練習用に毛辺や白連使ってる俺が通りますよ。
筆は墨液使うのと墨使うのとで分けておいた方がいいんだろうか?
墨液は膠ぢゃなくて合成糊みたいなやつだよね?
俺はそうしてる。
墨液 練習 筆も紙も安いの
固形墨 清書 筆も紙もそれなりの。
425 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/06(金) 01:13:50 ID:3dnPcDxp
>>420 唐紙といっても種類が多いので私もすべて試したわけではないですが
基本的に和紙とは墨の発色の仕方が違います。
和紙は吸水性が悪いので、墨液が浸透せず、紙の表面にとどまりますね。
不透明度で言えば、確かに唐墨は和墨より薄いので和紙では濃く発色しません。
和墨はニカワが強く、不透明度が高いので、和紙でも黒く発色します。
中国の宣紙は基本的に吸水性が高いので、唐墨も浸透して深い濃い黒に発色してくれます。
426 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/06(金) 01:19:27 ID:3dnPcDxp
良い筆はやはり唐墨の良い墨を使って、使用後は丁寧に洗ってよく乾燥させたいですね。
和墨を使う場合、ニカワが強いので特に丁寧に洗浄するべきだと思います。
良い唐墨!それがわからんヽ(;´д`)ノ
会社の名前はコロコロかわるし、
ブランド名は横取りされるし、
会社の所有権は売り払われるし。。。。曾○功とか上海○廠とか胡○文とか
そして大量のニセモノが(ry
とりあえずウン万円の「清代の(略)」とかは無しとしても、
輸入小売価格で500円台の松煙墨(自称)なんて怖くて買えないし!
428 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/06(金) 10:27:04 ID:UMrB6i9A
>>427 清雅堂に2500円くらいで本物の唐墨・黄山図(松煙墨)の30年くらい前のが
いくつかあるよ。小さいけどね。
429 :
427:2008/06/06(金) 12:01:00 ID:???
>>428 ありがとうです。
黄山松煙って、よくみかけるヤツですよね!よく500円くらいで売ってる。。。
あれとか南海松煙とか、大丈夫なんでしょうか。。。。松煙的に。
松煙で安いのってイマイチ信用できないんですけど。
>>428 いや、黄山図は黄山松煙とは別でもう少し小さいやつですよ。
黄山松煙も少し古めのが置いてありました。あと松煙墨ではないですけど
そこそこ古めのが4〜5千円でありました。
431 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/06(金) 19:00:06 ID:pSWd56g2
清雅堂で買った漆塗りの筆巻は重宝している。
手にしっくりくるし、漆塗りなので防虫作用も期待できる。
材料となる細くて強い竹ヒゴがなかなか入手できなくて作るのも大変だそうだ。
うーん、言ってはみたものの、確実に良い唐墨を入手できる店となると。。
せめて清末の曹素功堯千とかあればいいのだけど、最近はなかなか拾えなくなりました。
清末の胡開文は粗製濫造が目立って好きではないな。
光緒時代からカーボンブラックを混入させるようになったから、数万出して古墨を買っても
必ずしも良墨とは限りませんからね。
70年代前半の鉄斎は硬質で膠も軽くわりといいでしょう。
鉄斎も80年代から膠が重くなって使いづらい。
文革以降、日本に輸入された墨は油煙、松煙の別を問わず、カーボンブラックが
配合されていると見ていいです。少しだけなら硯や筆が汚れないけどね。
上海墨廠が活動を止めたあとは、職人がてんでに独立したり、下請工場がそれぞれ曹素功や胡開文
を名乗って生産しているのが現状だから。曹素功の名前だけで4工場、胡開文は十数ぐらいの工場が
ありますね。
433 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/07(土) 11:29:05 ID:6TSMnIJe
鉄斉なんて、どの鉄斉?って感じだものね。
店でも分からなくなってるんだから、消費者がわかるわけがない。
ちなみに「図」が名前に入ってる墨はお土産用に作った絵入り物ってこと。
箱入りのをバラして売ってる店を時々みかける。
使えるものもあるが、使えないものは良くてカーボンブラックの塊。
ヤフオクとかでよく出てる大型墨なんてその典型。
倣古墨なんてのがあって、作り物の古墨もどきであることは
間違いないのに、これはこれで工芸品としての
ジャンルを確立しちゃってるみたいだから更にタチが悪い。
電子レンジ加工とかサンドブラスト加工して適当に紫外線あてて劣化させる。
薄々怪しいと思って手を出さなかったけど、光緒からカーボン入りですか。
同治のやつ3マンくらいであったからキープしておくか。
いわゆる工業的なプロセスでガスや鉱物油の不完全燃焼で
カーボンブラックを作るようになったのが1890年代からと言う話だから
それ以降の墨で使われている可能性は否定できないな。
それに当時の生活では余りに実用品。
とにかく安く大量に企業、学校、あらゆる場所で必要だった。
同治3万台、道光4万台、ってところですかね。
しかしそれだけの時間経ってると、膠機能します?単なるススの棒?
そこまで古いの使ったことないんで。。。。
437 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/08(日) 19:54:55 ID:9Qdo+ayk
乾隆年製(〜1799)とか平気でウソ言ってる墨は倣古墨でもなんでもない
単なるニセモノ
極貧ニートの女子中学生のアタシからの質問です。
あんまり毎日ヒマなもんで、ダイレクトメールやピザ屋のチラシなどを臨書しようかと思い立ち、
習字道具を揃えたいんですが、なにしろカネがありません。
墨液と固形墨を磨るのとではどちらが安くつくもんなんでしょうか。
どちらも一番安い奴を買うものとします。
500mlの墨液を作るために何グラムの固形墨を使用するかが分かれば
自分なりにコスト計算できるのですが、墨を磨ったことなどないもので検討もつきません。
習字の上手なエロいお兄ちゃんたち、おせーて!
住民一同 どん引き
家々を回って、カマドのススを集めて回る業者もあって、それを練って作っていたような
墨から、献上品までそれこそ幅がありますよね。
カーボンブラックは、少量混入させるだけでも、黒味を安価に増すことが出来るから
油煙・松煙を問わず多くの墨に混ぜられてたのが事実のようです。
料理の味の素みたいですね。
また宣紙も、文革中ぐらいから化学薬品や化合物を混ぜて製造されていたのが現実です。
名高い”紅星牌”も例外ではなく。原材料も天然漂白ではなく、漂白剤を使っていたから
周囲の環境も大分汚染されたみたいだけどね。
そうやって作られた紙や墨は大部分が日本へ輸出されたのでした。
442 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/09(月) 02:47:48 ID:4Zo1BMRZ
安価に練習するなら、水書がオススメです。
中国の人はよくやっています。
練習用の紙に人民日報つかって、毛辺は清書用という話も良く聞きます。
書展の度に全紙数百枚練習に使うのは日本人ぐらいなものでしょう。
油煙の良墨は膠の効力が無くなるということは無いと思います。
粗製の墨は膠が変質してボロボロになっていますが。
足りない場合、新墨で膠分を補うと良いでしょう。
書に使うか、画に使うかにもよります。
時代によって値段も変わりますが、墨匠によっても墨銘によっても
かなり価格はかわりますね。
もっとも、本物をきちんと買えるかどうかが問題ですが。
型があれば形は作れる物なので、側面の年号なんてまったく当てに出来ません。
444 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/09(月) 07:13:59 ID:4hwBoVCn
>>443 ヤフオクで「乾隆年製」の刻印が入ったニセモノ製造用墨型まで
売られているのにはワラタ
油煙墨はダメ、純松煙墨でないと筆によくない、という話はよく聞くけども、
本当かな〜。
それと、純植物由来の油煙(菜種、胡麻、椿、桐)でもだめなのかしら。
これらの植物系油煙で筆によくないのなら
純テレピン油と由来がまったく同じ松煙だってだめでしょーと思うのだけど。
筆も最後の手入れが肝心だから余程でないかぎり油煙墨は大丈夫でしょう?
筆もピンキリだし…
448 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/10(火) 01:14:32 ID:UZu38t2R
>>446 純粋な油煙墨が筆に悪いというのはありえないとおもいます。
使った後で洗浄しないのは論外として、筆に悪いのは、カーボンブラックが混入された墨や墨汁でしょう。
石油由来のススは高温で燃焼するため、ススの粒子が細かく、一種の染料と同じで毛を痛めるようです。
私は使いませんが。
また和墨も膠がキツくて丁寧に洗わないと羊毫などは痛みが早いようです。
上質な油煙と膠で作られた油煙墨は毛の質をケアしてくれるほどです。
質の良い羊毫筆であれば、毛先は半透明に、銀毛か金毛の光沢が現れます。
あと、どんなに上質な硯であっても、硯面で鋒先を整えるのは考え物です。
かならず毛が切れてしまいます。陶磁器の絵皿などの上で整えるべきでしょう。
特に硬いイタチの毛は切れやすいと思います。
洗った後は穂先を下にして乾かしていますよね?
>>445 年号が入っていて、良い墨というのは滅多に無いですね。
乾隆絶対間違い無い、という墨は北京の首都博物館で見ることが出来るので
一度行かれると良いと思います。
羊毫筆も、最近は天日による天然漂白ではなく、漂白剤を使って漂白していますから
すでにその時点で毛の質は相当痛んでいますね。
なので最近の筆の寿命が短いのは扱いのせいばかりではないかもしれません。
ウールに塩素やアルカリ使えばどうなるか、誰でもわかると思います。
筆も紙も墨も硯もまがい物ばかりで良い道具をそろえる事自体が難しいです。
ウールも含め、天然毛は所詮タンパク質だからね〜
アルカリにつっこめば溶ける。
パーマ液の原理と同じ。パーマではそれでタンパク質溶かして形を作る。
筆の原理は毛の表面を覆うキューティクルの凹凸で油と水分のコロイドである
墨を保つこと。そのキューティクルが溶けてるんだからいい筆になるわけがない。
いい筆の毛先は水毛とよばれる飴色に反射する半透明な部分がしっかりと
あって、なんとも艶っぽい。
筆を選ぶ時にコシの強さや毛先の柔らかさを手で触って見る人がおおいけど、
筆先の最先端を光に透かして水毛を確認している人はあまりいないね。
羊毛はそもそも真っ白なんて天然では存在しないんで
純白な筆はそもそも疑ってみた方がいい。
453 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/10(火) 13:53:24 ID:v1pUxHy9
酸性雨も筆の質を落としている原因になっているらしい
454 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/10(火) 16:53:37 ID:dbg5mply
そもそも日本や中国の筆材料になってる
中国の飼育山羊が昔と品種変わってるし。
そこんところはブロイラーの檻の鶏が
卵用も鳥肉用も生産性重視と病気対策で
品種変わったのとおなじこと。
むかし放牧山羊から原毛採ってたころは
それはそれで毛の自然の痛みがハンパなくて
歩留まり悪くて大変だったろうけど。
これだけ科学技術が発展してるんだから、
筆用の化学繊維を開発できないものかね
>>455 (;´д⊂)つ ナイロン
既にいろんな筆にはっきりこっそりさまざまに使われている。書道筆しかり。
これがまるでダメか?って言うとそんなこともなくて
例えばミニチュアモデル用の面相筆はナイロンだからこそ
初心者にも使いやすい微細な書き込みが出来る筆になってる。
ただナイロン(混)筆は墨持ちが悪い!!表面に微細な凸凹がある
キューティクル層を持つ天然毛にはどうしても負ける。あと耐久性低すぎ。
すぐ摩耗。
今の技術あればナイロンに筆毛並みの表面加工を施すこともできるだろうけど
開発コストと製造コスト、それに市場規模でどうだろね。
そういえば輪島塗の職人とぺんてるが共同で面相筆を作ったけど
耐久性が低過ぎて話しにならないって塗師が言ってたなぁ。
458 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/10(火) 19:44:26 ID:iNQowGuA
初めて生えたマンゲ
459 :
456:2008/06/10(火) 20:02:26 ID:???
>>457 ナイロン、耐久性は低いんだが、ホンモノのネズミ背中毛筆(1本3万〜)を
使ったらあっという間に筆が逝ってしまうような金継ぎ(瀬戸物の表面で書くから
硯で筆削るよりひどいかも!)とかには充分有用に使えるとな。
要は道具も使いよう。しかし細光峰とかをナイロンで再現するのは
よほど大変なんぢゃないかなあ。実用筆ならいくらでも既にナイロンだね。
清代の古墨もっている香具師はどのくらいいますか?
信憑性はともかくとして・・・
とりあえず、おいら挙手。
>>460 乾隆年製ってやつかw 間違いなくブラックなやつw
清代はまずウソだな。
江戸時代の和墨がどれだけ残ってて市場に出回ってるかを考えれば。
あぁやっぱり2chじゃこんなもんですね。
464 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/11(水) 00:40:12 ID:ojdKjedQ
清朝ならありえなくないですよ。
私も少しは蓄えています。
といって、乾隆以前となると、本当に少ないですよ。
嘉慶あれば上等です。
一般に道光以前であれば贅沢言わなければ良いといえるのでは?
清朝も末期になると本当に質が落ちてきます。
清朝の墨もここ数年本がいろいろと出ましたが、台湾故宮、北京故宮の文房四宝本
などは参考になりますから。
さすがに宇野雪村本はもはや内容が古いです。
といって明墨は99%無理ですねえ。
あれこそ実は和墨による倣古が山ほどです。
古梅園その他がずいぶんと作っていますから。
(ああ、またageてしまった。。)
ナイロンは安直に筆の弾性を高めるために仕込んでいますね。
本当は毛の質や製法で鋒の復元力を高めるのが常道だとおもうのですが。
化学繊維の筆で、化学顔料のインクつかって、合成樹脂みたいな紙の上で書写や絵を描くのは
さすがにちょっと。。。デジタルでやったほうがまだ良いような。。。。
悪い墨に悪い紙では、表具の度に風合いが損なわれるし、年月たつと墨色の生気が
失われてカサカサになってくる。
良い墨を良い紙に用いれば、年月がたつごとに生彩が増してくる。
博物館で歴代の名帖を観れば明らかだとおもうけどな。
467 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/11(水) 06:29:46 ID:KLnvOhc+
墨は道光、硯は大西、紙は民国、筆は文革前、これぢゃ仕切り高すぎ。
そんなんぢゃ誰もやらなくなるのは明らか。
てかもう誰も出来なくなる。
それに化学繊維だ化学顔料だいうけど、
天然毛だって、ススだって膠だって、化学組成で出来てるのは変わりないんよ?
それを人間が人為的に手を加えて筆や墨にしてるのは変わりないんよ?
原毛を灰混ぜした時点でおもいっきりアルカリに浸しているんよ?
原料植物油を不完全燃焼させてススにしてる時点でおもいっきり
熱化学反応やってるんよ?しかも大量の不純物混入させて。
まあ化学分析が辿り着けないナゾの自然現象で変化があるのは楽しいと思うけどさ。
もうすこし力抜きたいよ。
別に博物館の名帖に張り合うつもりないし。
紙と筆はふるい物集められないから現代の物つかってる。
墨は同治。硯は大西洞もっている。いつも使う訳ではない。
オレはこのスレ読んでいるだけで面白いからいいや。
自分では会社で大量に出る紙ゴミと300円の筆と墨汁使ってるw
書の腕前からするとまだ水でもいいくらいだorz
会社のコピー機から外したトナーカートリッジに
残ってるカーボンブラックと
家にあるお菓子作り用のゼラチン(膠)を1:1で混ぜて
固めたら墨も手作りできるだろうか?
ところで新宿(大久保)のキョー和が今日から3日、
すぐ近くの特設会場でセール。
となりの葬儀屋ですね。
見たら来週じゃねーか!
474 :
471:2008/06/11(水) 18:07:56 ID:???
あ、素で間違った。すまん!
ま、先週ぢゃなくてよかったということでひとつ。
たしかに細光鋒にカーボンブラック唐墨で染色しちゃったときには
悲しかった。
ニセモノ古墨で手が込んだものは染料まぜて基線と滲みが
わざとらしく分かれるようにしてるから、筆先が銀色や青色に染まるし。
しかし真っ当な古墨を中国で手に入れようとしたら
スレにもあるように清朝末期でも既にNG。特に胡開文とか。
北京の文房四宝専門オークションとか、かなりの専門知識を必要とするような場所で、
それでも最後は当たるも八卦当たらぬも八卦、単価は25万円〜、くらいしか
真っ当な入手ルートがないことを考えると現実的には仕事でやってるのでも
ないかぎりムリ。
日本の墨で純植物系油煙、天然膠をきちんと謳ってる製品を選んだ方が
ニセモノの可能性もないのでいいと自分は思ってる。唐墨なんて古いものでも
新しいものでもどの植物油煙なのか、どういうブレンドなのか、
とかさっぱり情報ないし、ススになってからでは墨色から推定するくらいで
分析のしようもない。
まあ、和墨でも純ものになるとそれなりのお値段で、
ショボイ古墨なら買えそうなくらいですが。
中国に古墨が少ないのは戦争中に大量に日本画もってきちゃったから。
日本で探した方が入手が容易。
477 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/12(木) 02:15:43 ID:fdyPQZsb
もちろん、普段使いと趣味・研究用は別ですよ。
私も裏紙や水書で練習はよくやります。
ただ、大型書道展の度に貴重な宣紙が墨汁によって大量に反古にされていて
そういった宣紙が利潤追求のコストダウンによって質が劣化したり、良質の
青壇皮が枯渇したり、漂白剤や薬品で環境が汚染されたり、といった現状を
見ると、日本の書道家や書道会って何者なのだろう?と思うわけです。
また書画家が伝統文化の担い手であるように、その書画を支える道具を作る職人
や技術もまた伝統文化そのものだと思うので、安易な工業製品化には危惧を
覚えてしまいます。
いたずらに古い物を推奨するわけではないのですが、昔のような良い道具を、ということを
求める人がいなくなってしまうと、ますます質が落ちてくる。
質的変化が表現の幅を広げる方向に向かえばいいのですが、むしろ逆でみな似たり寄ったり
の書や絵になってしまっていますよね。
まあ、清朝の墨かどうかは別として、まずは墨を磨るところから始めましょうよ、という思いがあります。
Yahoo!オークションでも旧墨はたまに出ていますよね。安ければ拾います。
カーボンブラックが微量入っているかもですが、カーボンブラックを固めたような墨よりはまだましです。
こういう墨の場合、硯は端渓ではなくて歙州硯を使うといいです。歙州は一般に離墨が良いので
汚れがつきにくいです。鋒鋩も耐水ペーパーで墨に合わせて荒さを調節します。
はじめはなじまなくても、使っているうちに使用している墨にあって溌墨するようになります。
歙州は下墨も早く、ちょっと練習するときにもいいです。
墨を磨るのが重労働という人は、まずは硯を疑ってみてはいかがでしょうか。
>>470 中国では上等なニカワは牛の皮から取ります。
(魚由来というのは現在では聞いた頃がないです。。)
安いと牛の骨とか。ゼラチンは牛骨からとっているはず
だからできるかもしれない。部屋はひどいことになると
おもいますが。
ニカワの原料は今は牛の皮が主流で、等級は最高クラス
から安価なものまでいろいろです。(中国の話)
昔は仏教徒用や回教徒用に牛や豚由来のニカワを使わなかった
墨もあったそうですが、それがどれかもはやはわからない。
(漆を焼いた漆煙に鹿の角がそうだったかな。殺生戒に触れないのか)
「内務府墨作則例」には、豚の脂で焼成した煤がでてきます。
ここに出てくる墨は、配合している金の量に驚きますが。
松煙に青味を増すために豚や犬の胆汁液を混ぜるのは今でも
やっているそうです。
悪い墨を使っていても、濃墨で新聞紙や毛辺に書いている限りはすぐには分からない。
ただ硯や筆は正直で、石品が暗くなったり、毛が汚くなったりしますよね。
硯ぐらいはせめて良いのを買ってもバチ当たらないでしょう。
これは消耗しないので。
482 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/12(木) 03:18:45 ID:fdyPQZsb
>>468 >墨は同治
墨匠、墨銘おしえてくれるとうれしい。
>>481 端渓持ってても使うのは羅紋ばっかし・・・(出品用も)
ぶっちゃけこれひとつあれば他の硯はいらないな
値段関係なく性能的に端渓よりも優れた硯だと思ってる
羅紋って「良い物」ですよね
484 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/12(木) 08:19:51 ID:KIK/daaO
>>477 大衆文化というのは超大量のノーセンスな人やズレた人が底辺にいて、
その頂点にキラリと光るものが初めて維持されるような、
一種の生態系みたいもの。
そもそも資源浪費型なのは仕方ないような。
また工業品的廉価な紙や墨、筆がなかったらこれから始めようという
若い人たちはまったく入って来れなくなってしまいます。
工業製品が市場を占めるようになれば、これではいけないと職人的ものづくりに
こだわる差別化の動きが合理的経済活動として起こるので、そして起こっているので
そういう自然の流れに任せるしかないでしょう。
中国の筆造りも文革で荒廃し、その後も工賃が安すぎて若い人が入ってこなかったそうですが、
買い手側の国内消費者が豊かになってきたこともあって、
最近は「これではいかん」系の筆工房が復活し始めてきていると聞きます。
>>480 >昔は仏教徒用や回教徒用に牛や豚由来のニカワを使わなかった
仏教画が重要な位置を占めた日本画で鹿の膠を使っていたのも
同じ理由なんでしょうね。いまも角から採ってるのかな。
そういえば奈良の鹿が毎年角切られるのも人を傷つけないように
というのは名目で実は膠のため??
>>482 中国の古墨のことなら有楽町交通会館の地下にある
冨美堂のおじさんに聞くといいよ〜
古墨コレクターぢゃなくて毎日古墨使って硯洗ってる人だから
大西洞と合う墨の質にはことのほか詳しい。
今欲しい墨
年代から和田甚のと思える栄寿堂松煙墨 某ネットショップで 10500円
進誠堂(伊藤忠)の鈴鹿 10丁型 某所で半額(はだか墨)
寝台の唐墨もいいけど、淡墨使用に限られてしまわない?
そこまで枯れていないで出所がハッキリしていて濃墨でも
使える良質で、あまり高くないものが欲しい。
上記の和田甚の墨(50年物)なんて俺的希望にぴったり。
下のは天然膠であることと鉱物性を使ってないって事を謳ってたので
、3丁型を買ってみたがなかなか良かったのでリピート。普段使用。
好奇心だけだけど伊藤忠製作鈴鹿墨の竹油墨っての試してみたい
じつは私も狙ってます。でも売っているのみたことない。
普通に楽天のショップで売ってるけど>伊藤忠竹油墨
>>480 魚の胆汁も青くて酸化しないので青色染料の元として使えるよ
青魚、って言うでしょ。
胆汁はゼラチン、コラーゲンと同じ位置づけだから
青色添加用のそれを膠と言ってみたのかも?
>>489 いや現物
つーかあそこ定価だからかってない
>>486 清朝の良墨が黒く発色しないのは紙があっていないからです。
現在の紙は和墨か墨汁かカーボン入りの墨しか黒くならない。
それも年月とともに生彩はなくなります。
和墨と唐墨は性質が全然違うので同列に語るのは難しい。
松煙も油煙も全然性質が違う。
中国の書画作品で松煙墨を使って描かれた作品はほとんどありません。
優良な唐墨の油煙墨は濃墨に力があって、淡墨は幽玄なまでに伸びて行きます。
また色調も濃度によって変化します。
トーンに幅があるから多彩な表現が可能なのです。絵画しかり書しかり。
松煙は濃墨にしても黒くならないし、淡墨には透明感がありません。
ただ浸透しない和紙に書いても、ある程度青いトーンが出るので
日本では好まれるのでしょう。中国の画仙紙に唐墨で描いた書画の
幽玄さをなんとか日本の和紙で再現しようとすると松煙を使うことに
なるのかもしれません。
松煙を書写にも使うようになったのは日本でも最近で、水墨画に影響
されたからではないでしょうか?
明治以前の日本の書家の作品で松煙でかかれていたであろう書は
ほとんどありません。
494 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/12(木) 19:29:54 ID:fdyPQZsb
>>490 魚の膠を使って作られた墨は実見したことがありません。
話にはありますが。清朝であっても膠の原料の大半は
牛や豚の皮だったようです。
鹿の角の膠を使って作られた墨は墨面に明記されている唐墨を
まれに見かけます。まあ、そういった需要があったのでしょう。
墨面に釈迦や観音などの絵柄の墨も殺生戒に触れない
原料だそうですが未詳です。
墨の消費を考えれば、寺院向けの製法があっても不思議では
ないですね。
>>483 羅紋は和墨でも松煙でも下りるし、安価で大きなサイズもありますね。
黒いので松煙にガリがあって痛めても目立たないので安心して使えます。
離墨も良いので実用には良いとおもいます。
色も黒いので、カーボン入りが疑われる墨でも安心して使える。
端渓は安価な沙浦や粗慢な材の石は鋒鋩がすぐになくなるし、汚れが落ちにくく
汚くなるし傷が入れば白く目立つのでなんとも使い勝手が悪いです。
旧坑の麻子坑や坑仔岩や老坑は鋒鋩が堅牢で細密なので、硬い硬い唐古墨を使う
時には無くてはならない硯材です。が、カーボン入りの墨を使うと暗くなるし松煙
で使うと煤けたように色がくすんでしまいがっかりするので使えません。
※ただしいわゆる羅紋はいわゆる歙州硯ではないことに注意。
歙州も新と旧あるわね
とりあえず、ソースを一切ださないで断定超でポストしている人がいるので
判断は要注意です。
つまり所謂、羅紋が最強なんですよ。
本当は磨り硝子ですけど。
日々の実践の中で考えたことや気づいたことをそれぞれ述べれば善いのであって
典拠なんていいんじゃない?
>>484 >大衆文化というのは超大量のノーセンスな人やズレた人が底辺にいて、
>その頂点にキラリと光るものが初めて維持されるような、
まあ、今はキラリとした人いないけどね。
502 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/13(金) 10:27:03 ID:3RBW6kw2
ひたすら唐墨薦める人いるけど、
ぢゃあ、いま普通に買えるので
どれが一番無難で有用なの?
清朝とかなしね。普通の書道用品店で買えないでしょ。
503 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/13(金) 10:45:09 ID:I3y5aHgc
作品から和墨と唐墨の区別さえつく人はほとんどいないよ。
ましてどの唐墨かなんて悩むだけ野暮。
俺は出品用の作品でさえこっそり墨液で書いてるけど、
普段から出品用ぐらい固形墨で書けとうるさい先生にバレたことがない。
書道教室の先生レベルでそんなもんです。
書道具の世界は所詮年寄りの見栄と自慢の世界です。(きっぱり!)
505 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/13(金) 11:25:26 ID:3RBW6kw2
その墨液って、「作品用」って書いてある結構高い墨液?
それとも普通の練習用みたいな墨液?
作品用墨液って、結構な値段つけてるよね。
506 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/13(金) 12:41:27 ID:ynBEYLPr
>>477 亀レス(?)だが、どちらかというと
これまでの廃液、排水処理がひどかったから
公害規制が厳しくなるにつれて今までの工程がそのままでは続けられなくなって
品質劣化してるんだが。特に手漉き工程の排水処理は非常に厳しくなった。
いままではそのまま川に流してきたからね。
これは日本の手漉き紙工場が廃液処理施設などの公害対策費用を捻出できなくて
廃業を選んできたのと同じ流れ。
昨今の環境重視政策は決して間違ってはいないとは思うけど、
染色業でも製紙業でも伝統工芸品をやってきた昔ながらの工場・職人には
非常に厳しいものがある。
誰でも知っているような事をなぜ・・・
漂白剤の方が伝統の灰汁使うより環境に優しいけどな。
漂白剤ならアルカリ中和だけすればいいが
灰汁だと廃液濾過しなけりゃいかん。
昔は真っ黒の灰汁そのまんま川に流してたし。
旧式のディーゼルトラックなんかにはマフラーの手前ん所に
煤煙を吸着するフィルターをつけたりするんだが、
あのカーボンを使えばいい墨ができると思うんだ。
金文字で「いすず」とか「日野」とかいう名前を入れるとかっこいい。
>>502 手軽に入手はできないけど、根気良く探せば無くもないです。
1970年代前半の鉄斎、上海墨廠初期の大好山水などは使用に耐えます。
また1980年代の中国画研究院特製墨も、神田の書道具屋の店頭にまだ
あるかもしれない。栄豊○は引っ越し特売で売り切れたかな?
1980年代の鉄斎はかなり膠が重いしカーボンも入っていますが、少し
粗めの鋒鋩の硯でサッサと下せば使えるのではないでしょうか。
最近の○開文、○素功は厳しいですね。輸入業者が安い墨しか
仕入れないから。
”上海墨廠”の墨ならまだヤフオクで出てくるでしょう。年配の書画家が
亡くなるか手放すかするので。
>>504 濃墨で大書する条幅作家はともかく、繊細な仮名や水墨画をやっている人は敏感だと
思いますね。実際道具に凝るのは仮名作家か水墨画家。中国でも墨にうるさいのは
書家ではなく中国画家ですね。
筆・墨・紙の組み合わせと性能が作品の生彩に大きく影響するし。
(画家でも墨汁というひとはいますが。。)
違いは教えれば誰にもわかるのですが、同じ書道会なら同じような墨汁や紙を使う
でしょうから、比較してわかるという機会は少ないでしょうね。
まあ道具に凝っている人は大して書(描)かないで道具自慢ばかりしている人も多いので
一概に否定はできませんが。
確かにここでいくら唐墨や古墨が良いと言っても、入手の困難さがあるので単なる自慢話
にしか聞こえなくもないということはわかりますが、そう言って話題を限定しなくてもいいでは
ないかとも思いますので。
513 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/14(土) 01:50:19 ID:vgnhkH2y
>>511 最近手に入れた70年代の気叶金蘭が驚くほどいい墨でした。
上海墨廠の廠が簡体字(今の気叶金蘭は繁体字)。
とても伸びやかに書けます。
膠が多く、寒いとにこごりになりますがw
>>513 あ、それは良いですね。
確かに当時価格は安かったのですが侮れません。
年数が経過していることもありますが、使える墨だと思います。
私も見かけたら買いますね。
(今店頭で売っている黄色い箱の気叶〜は残念ながらカーボンの塊ですが。。)
515 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/14(土) 02:05:02 ID:BCVWlnkE
玉川堂→飯島書店→温恭堂→栄豊斎
→清雅堂→精華堂→銀座線→幽玄斎
→宝研堂→東西めぐりん→田辺文魁堂→文輝堂
おつかれさまでした
上海墨廠成立(1960年代の終わり)前の曹素功や、初期の上海墨廠の墨は、現在では
中国の業者が日本の書道具店に眠っている在庫品を買いに来ているぐらいです。
30年〜40年ぐらい寝かされていて、ある程度良い材料と製法で作られた墨は、今の中国
では需要が高いそうです。そのころ(文革中)に中国国内でt流通していたのは、それこそ
ススを錬りかためたような代物しかなかったので。良い墨のほとんどすべては日本への
輸出向けだったのですから。
なので日本国内で旧墨を入手できる機会も急速に少なくなっていると思います。
517 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/14(土) 04:15:03 ID:vgnhkH2y
>>514 今の気叶金蘭は墨じゃなくて炭ですからねぇww
簡体字の気叶があったら是非お求めください。
ゴムのような厚手のビニールで覆われています。
磨墨するとまさに「熱釜塗蝋」。
とても柔らかく、漆黒になります。
曹素功じゃなく上海墨廠の型で出回っていた昔の鉄斎も同じビニールに入っていますよね。
この当時の鉄斎も良かったです。
栄豊斎には名前がアレなだけあって(?)
中国からの買い戻し客が結構来るそうだ。
豊と宝の違いって中国語的にはどう取られるだろ?
519 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/14(土) 05:47:37 ID:vgnhkH2y
>>518 豊feng(フォン)、宝bao(パオ)だから全く違うよ。
520 :
502:2008/06/14(土) 08:33:29 ID:???
訂正。曹素功ぢゃないっすね。上海墨廠。
>>520 90年代の鉄斎翁はグレードが落ちかけた時期じゃなかったかと思います。
私が所有している鉄斎は壬戌(1982年)製ですが既に硬く色も薄いです。
(・∀・)イイ!!鉄斎は「国華第一」がない奴。
これ、要チェックです。
最近の作家は大作ばかりで墨汁に頼っているから墨には無頓着な人が多いですよ。
523 :
502:2008/06/14(土) 11:29:59 ID:???
書道具店に入って、あまりめぼしいものがなくて、店を出にくかったので、
安い千秋光を買ったら簡体字・上海墨廠だった。
なかなか使えるよ。
>>510 元の材料は軽油なんだから、ShellとかJomoとかになりそうだ
紙は1970年代のA級二層玉版が割といいが、これは偽物がとても多く出回った。
1980年代なら文蓮荘とか十竹斎か。
紅星牌は日本の書家用に量産された紙だが、実際発色が良い紙とは思えないな。
墨汁や和墨使うなら関係ないのだろうけどね。それと品質管理の成果でわりと質が
一定していたぐらいか。もちろん偽物も多いけど。三星牌しかりで。
民国以前の古い紙は年に数回中国や香港へ探しに行くけど、本当に入手は難しくなりました。
数枚手に入れば良い方かな。それより中国の紙工場が博物館や書画家向けの特注紙を
作っているのでそれも買ってくる。新しい紙だけど、寝かせた紅星牌なんかよりはるかに
墨の発色がきれい。
527 :
502:2008/06/14(土) 21:53:31 ID:???
>>524 どこだろう。。。。東京ですか?
せっかくハズレ墨に備えてこのスレお薦め(?)の細羅紋硯買ってきたのにw
528 :
517:2008/06/15(日) 00:54:04 ID:???
529 :
517:2008/06/15(日) 00:57:47 ID:???
>>523 その大好山水は良さそうですねぇ・・・・。
>>523 (なんて大きな画像をUPするのだろう。。)
この掲示板の中でも、「日本へ輸出された墨」と言っていますね。
ただし”絶対純油煙”は厳しいでしょう。
上海墨廠時代からの職人に言わせると、少量ながらカーボンは入れて
いたそうです。安価に黒味を増すためには必要な処置だったのでしょう。
清朝期では、墨に金箔を搗き込むことで深みのある黒味を出していたそうですが
現在では原価がすぐにあがってしまうのでそういう方法はとれないでしょう。
職人の話には64gの墨に金箔を1970年代は8枚搗き込んでいたのが
1990年代は2枚だったそうです。
しかも金箔を搗き込むのは高級品に限られます。
どれほど墨色に影響を与えるかは詳らかではありませんが、材料かけている
費用がすでに違ってしまっているということでしょうね。
531 :
517:2008/06/15(日) 01:09:42 ID:Es/usK3q
>>527 関東にお住まいなら横浜桜木町のゴールデン文具(守玄斎)へ是非。
書家の遺品が大廉売♪
まだやってるかなぁ。
私は朝天巌の古硯(15×9cm)を5000円買いました。
赤ちゃんの肌に墨がスルスルおりる。べらぼうにいい!!
硯を買うならいいモノを。新硯をたくさん買っても結局不満が残ります。
>>527 いわゆる「羅紋硯」と竜尾石の細羅紋は違います。
あなたが買われたのはどちらかは解りませんが、どちらにせよ使う場合は
ペーパーや砥石で使われる墨にあった鋒鋩にならしてあげると良いと思います。
洗うときはスポンジを小さく切ったものか、ヘチマ、あるいは脱脂綿を丸めた
もので綺麗にあらってあげれば鋒鋩が長持ちします。
硯はかならずしも古硯が良いとは思いませんが、ここ10年の間に入ってくる硯は悪い石質の硯が多い。
硯として用をなさないようなレベルの硯が平気で高値をつけています。
良い硯を持つ利点は、墨の下りが早く発色が良いことと、墨をいたずらに消耗しないことですね。
悪い硯は鋒鋩が弱いので、目立てをしょっちゅうしてあげないと使えないし、粗慢な材質だと
墨の消耗が激しくなります。
道具なのでコストパフォーマンスとの兼ね合いなのですが、筆・墨・紙とちがって消耗品では
ないので長く使うことを考えれば良い硯を買って損はないでしょう。
ただし、端渓に和墨はあいません。和墨は和硯がいいでしょう。あるいは羅紋硯は和墨も
下ります。
>>533 和墨は和硯がいいって本当ですか?
私の場合結構な値段出した和硯(山梨のなんとかいう奴)が墨のおりが悪くて、
仕方なく端渓を買って解決したんですけど・・・(墨はすべて和墨)。
端渓よりも和墨が良くおりる和硯を教えてください。
インターネットでは飯塚が買い取ったと書いてあった。
↑
誤爆
>>534 山梨なら雨畑でしょうか。
新たに和硯を高いお金を出して買うよりは
和墨にあわせるなら端渓より羅紋や歙州硯があうと思います。
羅紋や歙州硯は離墨がいいので汚れませんし、和墨もよく
下ります。
和墨は膠の粘着力が強く、脂っこいせいか、硯が汚れやすい
ので、石品が気に入って買った端渓などには要注意です。
もっとも、その”和墨”が実は中国で作られていた、なんてことも
ありますからなんともいえませんが。
和紙、和墨、和筆、今では中国製が本当に多いです。
筆なんか90%以上中国製ではないでしょうか。
筆穂が中国製で中国製の筆筒とつなぐところだけ
熊野でやってれば日本製w
539 :
517:2008/06/15(日) 04:19:53 ID:???
筆管 orz
541 :
502:2008/06/15(日) 08:36:05 ID:yArUT8te
>>532 いえいえ、いわゆる「名石(笑)細羅紋硯」w
7インチで1000円ちょっとですから、ハズレ墨でガリってもいいかな!
洗う時のヘチマって話ですが、結構堅い繊維でも大丈夫なのですね。
九段下の玉川堂の並びにある、あやしい〜ブラシ屋さんの魔界みたいな
店内に飛び込んで、「硯ブラシ」っての買ってきたんです。
それでもいいですかね?
説明だと黒馬毛で、銅版画で銅版の上でインクを伸ばすのに使う刷毛(狸毛)
より柔らかい堅さだから石版(硯)でも大丈夫だと思ったのですけど。
>>541 硯ブラシでいいんですけど、あの木製の軸が白木みたいな感じ
なんで直ぐに墨で汚くなっちゃいます。
そこでオイラは2度目に買ったとき、直ぐにカシューで軸を塗りました。
これで高級感も出て良い感じ。
ただ、塗ったやつでも塗らないやつでも持ちが悪いです。
きっと直ぐに軸が割れますよ。値段も高いし・・・オイラはもうかいません。
ちなみに、あれは高い方も普通の方も馬毛だそうです。
今は主に、絵画でつかうスポンジに柄がついたやつ使ってます。
これも柄がアレなのでカシューで塗ってます。
あと、大西洞や古硯洗うときは天然海綿使ってます。プラシーボ効果で
気持ちよく落ちます。
冨美堂の硯おじさんは洗硯には脱脂綿、と言っていた。
あと速く乾かすのにドライヤー。
>>541 鋒鋩の目に詰まった墨を洗浄するのが目的なので、あまり荒い繊維だと
効果がどうだかわかりません。硬すぎる繊維だと細かい傷が付きますし。
手頃なところで脱脂綿か、ヘチマなんかが良いと思います。
脱脂綿は意外に良く落ちますね。ゴミもあまり出ない。
硯を見れば、その人の書道具にたいする扱いがわかりますから
いつも奇麗にしておきたいものですね。
細羅紋にせよ、鋒鋩が強い硯は、硯面で筆を整えるとあっというまに毛が切れる
ので要注意です。筆がちびるのが早い人はほとんど硯面で筆先を整えていますね。
絵皿か何かを脇に置いておくだけで、筆のもちが違うのですけどね。
日本の書家から出た李鼎和や戴月軒の筆はボロボロになっているのが多くてがっかり
しますが、和墨と悪い硯でガシガシ使ったからではないかといつも思います。
使用頻度が高いにせよ、羊毫の堤筆がああもなるかなと。。。
>>541 すくなくとも脱脂綿やヘチマなんかよりあのブラシのが良い。
脱脂綿はゴミがつく。まだ和手拭いのがゴミが付かない。
ヘチマはヘチマ自体に汚れがつき、墨がとれなくなって直ぐに
使えなくなる。でも、あの玉川堂ならびのブラシは手入れに
注意しないとだめ。銀座の箒屋で硯箒なるものも売っていたので
試してみたけど、イマイチ。
結局落ち着いたのが、細い馬毛でつくってある毛足の短いブラシ。
これも軸が竹製で墨汚れが酷いのでカシュー塗ってから箔つけて仕上げた。
http://www-2ch.net:8080/up/download/1213550442890656.CJe8bN ついでに、最近のレスから関連のありそうなものも撮しました。
うちにあった上海墨廠(簡体字)のもの。
側款を撮さないと確認できないものもあるけど、省略。
あと、歙州の細羅紋な硯。
あ、あと参考までに天然海綿
海綿も寿命みじかいけど、海綿自体の墨汚れは
おもったよりも少ない。
あと、最高級はエーゲ海産だけど、少し固めで
グレードの落ちるフィリピン産のが硯洗うにはマッチしていると思う。
549 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/16(月) 07:18:28 ID:zMi1R2ZE
吉祥寺駅連結のユザワヤ6階書道売り場で
1575万円(税込)の超大型端渓硯(双葉様のツイン)展示販売中(笑)。
触れますwこどもがべたべた触ってますw
いつまで置いておくんだろ?
ちゃんと老抗大西洞っぽくて素晴らしい硯面。端渓のこと詳しくなくても
うっとりする。
バラ売りはしてくれないんだろうなw
550 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/16(月) 12:25:32 ID:zMi1R2ZE
>>547 簡体字上海墨廠の黄山松煙ってどうです?
自分はおもいっきり真っ青でハズレでしたが。。。。
>>551 私の使った限りでは粗悪品です。
中国の松煙も等級がありますが、最低の煤を錬りかためていて、ガリも実際多いのではないでしょうか。
553 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/19(木) 08:53:20 ID:e1s/QaeL
墨割れた。。。。朝ごはん食べてたらパキンッって音がして
なにかと思ったら。。。。 Ort
554 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/19(木) 12:11:55 ID:bjWFSFoc
機械擦りなんてものがあるとは知らなかった
556 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/19(木) 14:37:09 ID:QoYbq4xr
>>553 膠か、膠の強い墨を練って、割れた面に塗布し圧着。
これでなおります。
557 :
553:2008/06/19(木) 15:36:40 ID:e1s/QaeL
貼り付けるのか。。。
気づいたのは今日が初めてだったけど、
なんと箱の中では垂直方向にまっぷたつ(魚の開きみたいに)、
んで、水平方向にも3分割(ほぼ等分の長さ)。
いったいいつのまに。。。こんなに増殖したの?!
落としてバラバラ破片になったわけぢゃないから、
断面も地震の断層みたいにキレイだし、
断片もみんなしっかり立方体とか直方体だから
くっつけてみるか〜
しかし、買ってまだ1ヶ月半くらいなのだけどナゼ??
凶兆
>>557 和墨ですか?唐墨ですか?
湿度の変化が激しいこの時期は墨は割れます。
充分乾燥していた墨が湿度を吸収して割れる、あるいは乾燥が不十分な墨が乾燥して割れる。。。
桐箱に収めて、昼夜の温度や湿度変化を最小限にするといいでしょう。
560 :
553:2008/06/19(木) 17:21:16 ID:e1s/QaeL
○運堂です。。。。
はりつけるスミノセイαも墨○堂だから、
販促のためにある程度割れやすくなっているのかもね。
なるほどぉ〜
昨今の墨はビーチボールみたいなゴム状の練り墨生地を、
銘も予め入った原型に詰めこんて成型するんぢゃなくて、
ところてんやパスタみたいにダイスという穴の開いた成型板を通して
押し出し成型する。圧力で無理矢理押し出されるとき
墨のひずみが縦方向(押し出される方向と平行)に出る。
縦方向にひずみが集中する結果、墨が縦に割れる。
押し出し成型の墨では銘を押し出したあとに
銘だけをかたどったローラーで付ける。
その方が書道用品屋ごとの固有名称をつけたOEM品を作りやすいし、
製造が流れ作業化できるので効率的になる。なによりも原型となる
金型のコストが大幅に省ける。
昔の墨と今の墨、同じ商品でも銘の入り方を見ると
型成型(銘の輪郭がキレイ)か押し出し成型(銘の輪郭が雑)か
がよくわかる。有名用品店銘柄の高級クラスでもそんな調子。
これらの墨は粘度が高い油煙墨ならともかく松煙墨なら
>>553のように将来勝手に崩壊してくんじゃないだろうか。
キョー和の催事行ってみた。
女子高生が多いのは気のせいwww
呉竹のセールスが一角を占めててて
呉竹で仕入れているという中国産墨の古墨も売ってた。
個別の銘柄はよくわからないんだけど、
1960年代ものの胡開文、曹素功その他(名前わすれた)で
だいたい8000円くらい。
単宣や綿連に書いた墨色見本が全部揃ってて、
一通りみせて貰ったけどよくわからないwww
墨運堂は中国の工場にも外注しているから本当の和墨かどうかはどうかわからないなあ。
HPではのうがき色々書いているけど。
亮和のセールもそろそろだね
墨運固・クレクレ竹
イラネ
568 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/19(木) 20:53:40 ID:0BGtrXGH
>>560 ○運堂の墨(特にかな用)は膠を極力少なめにして作ってるらしい。
昔の秋紅などは殆ど割れて全部回収したという。
(膠を普通に使えば割れの心配もない)
それだけ良い墨色を出すために挑戦しているんだそうだ。
墨○堂のHP
デザイン酷すぎ
墨運○さんざんですな。
墨しかり、筆しかり、紙しかり、中国に外注してラベルだけ貼って
高く売っている業者が多すぎるでしょう。
和紙もいまやほとんど安徽省産か四川省産。
知らぬわ書道家ばかりなり、ですからね。
まあ知ってて業者と結託して書道会の弟子や教室に高く売りつけて
儲けてきた書家先生も沢山いたことだし。。。
伏せ字部分がずれて元が丸わかりなんですが
日本橋三越の書道用品売り場で買ったノーブランド「銘石高級硯」(自称)、
墨液専用にして洗うのもさぼってたんで、
スポンジタワシで洗ってみたら色が落ちた!
100円ショップ硯と同じなのかよ。
574 :
320:2008/06/20(金) 16:29:04 ID:???
書道教室通い始めますた。
となりのおねえさんが気になってしょうがない。。。
おねえさんの硯が教室あるごとに毎回キレイなので
「なにで洗ってるんですか?」って童貞っぽく聞いてみますた。
「ファンデーション用のスポンジよ」と優しく教えてくれますた。
台所用のスポンジと違って「堅め」で「腰がいい」のだそうです。
「でもゴム製なの。だから洗ったあと硯がゴム臭くなるのがビミョーね」
考えがまとまりません。教室で悪い妄想に走りそうです。
たしかにファンデーション用のスポンジは硯によさそうな気もする・・・。
576 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/20(金) 22:59:37 ID:AaIOSBBH
>>565 関係者に聞いた。
墨運堂は全て国産の墨だそうだ。
じゃ発泡ゴムてことで
国産だろうが中国産だろうが意外性を狙ってスイス産だろうが
ソースを見せてくれなければ妄想乙の世界でしかない
そもそも日本製とか刻印されてるの?
海綿って聞いただけでも勃起したのにゴムとは。
煤を中国で作ってるんだよ
そこから先は日本でやってる
その製品を中国産というのか日本産というのかは知らん
つーか、どうでもいい
もともと戦前から製墨用煤の元となる桐油は中国産だしな。
燃料、塗装用と含めて日本への桐油輸出を増やすために
中国国内で桐油が欠乏・高騰して清代末から製墨に
カーボン使うようになったわけだしな。
だからそのソースを出せって
これだから文系は使えないって言われるんだよ
つーあ、どうでもいい
587 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/21(土) 19:41:12 ID:sm/URFjR
で、墨は何処の買えばいいの?
墨は呉竹の「書芸呉竹」一本で良し。
コストパフォーマンスも抜群で日本墨業界史上の最高傑作。
淡墨で遊びたければお好みの絵の具を混ぜて薄めるだけ。
どうも唐墨派と和墨派がいるようですね。
和墨と唐墨、最低でも一本ぐらいずつ買って比較するといいでしょう。
まったく性質が違いマスカラ。
>>588 書芸呉竹だったら墨液でも売ってるから
墨液で楽したい人でも試せますね。
紫紺系ってのは赤茶系や青系よりもちょっと高貴な感じもして人気?
椿油煙墨が紫紺系と聞いたので色合い試してみたいなあ、と思っていたんだけど
椿油煙墨って品数少なくてしかも値段が超高い!(1丁で2万とか。。)
592 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/22(日) 12:27:58 ID:EyQpNCZP
難しく考えなくても、純油煙で天然膠のを買えば問題なし。
墨なんてカーボンでいいんじゃないの?
どうせカーボンなんだろ?どんな墨だって元を辿れば。
そういう人はそれでいいと思う。
むしろ重要なのは、カーボン以外の成分でしょ。
カーボンなんて、どんな工程で作ろうと同じ物だし。
膠一つとっても、純度が高いほど接着力は落ちるから安い膠を使うでしょ。
カーボン以外のあらゆる不純物が墨の性質に個性を加えてる。
そういう人もそれでいいと思う。
煤を精製すればカーボンになるし、
膠を精製すればゼラチンになる。
だが、カーボンとゼラチンを混ぜても良い墨は出来ない。
ということだから、あれこれと昔ながらの製法を混ぜて、墨らしい墨を作ってる。
鉱物性油煙を悪く言うやつの気が知れないな。
明代や清代に石油が採掘されてなかったから菜種とか松とか燃やしてたわけで、
石油があったら当時の職人もそれを使うことを考えたんじゃないの?
逆に今の時代のコピー機のトナーも石油がなかったら未だに植物性油煙だろうし・・・。
黒い墨色を求めるのなら鉱物性油煙墨が一番だよ。
膠を超える合成糊が開発されてもそれはある意味当たり前。
金属器の時代に石器のナイフにこだわる数寄者も居ていいけど(あくまでジジイの趣味の世界だから)、
金属器の性能を否定したり他人に石器を強要するのは違うだろと思う。
スペースシャトルも石造りじゃ飛びにくい。
少なくともトナーの世界では植物性より鉱物性で決まり。
書道の世界は両者並存。
で、俺は安い鉱物性大好き。
どういう色がいい墨色なのか、定見のない書家が多すぎる。
どこの書展に行っても、ひどい紙にひどい墨で書いている。
ああなると壁紙のスス汚れと大差ないから不快感しか催さない。
水墨画も同じ。なぜか日本の水墨画はモノクロ写真を模写したような
画面が多いけど、使っている紙、墨が悪すぎ。
まさにスス汚れ。
中国、日本に限らず昔の人の書画をもっと良く観て勉強した方が
いいのではないかとおもうよ。ホント。
観てもわからないならしかたがないけどね。
金属ナイフより、石器のほうが肉が良く切れるのは内緒。
でも墨はカーボンでいいでしょ。
それ以外はロマンだね、過去の歴史や手間の掛かる職人技に対する。
601 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/22(日) 15:12:15 ID:EyQpNCZP
そだ |------、`⌒ー--、
れが |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
が |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
い |ヽヽー、彡彡ノノノ} に
い |ヾヾヾヾヾヽ彡彡} や
!! /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ  ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄ lノ/l | |
ヾヾ " : : !、 ` lイノ l| |
>l゙、 ー、,'ソ /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ ー_ ‐-‐ァ' /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ 二" /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\ /::://:.:,':.:..:l:.:.
;.;.;.;.;;.:.:.:.\`ー-- '" //:.:.:;l:.:.:.:l:.:
>>599 どういう色がいい墨色なのかなんて、書く人の勝手だろう。
墨なんかにこだわってる暇があったら、もっと腕を磨けばいいのに馬鹿じゃない?
603 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/22(日) 15:17:22 ID:EyQpNCZP
( _,, -''" ', __.__ ____
ハ ( l ',____,、 (:::} l l l ,} / \
ハ ( .', ト───‐' l::l ̄ ̄l l │
ハ ( .', | l::|二二l | ハ こ .|
( /ィ h , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ | ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ', l.l ,' r──―‐tl. | ハ つ │
 ̄ ', fllJ. { r' ー-、ノ ,r‐l | ! め │
ヾ ル'ノ |ll ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,. l |
〉vw'レハノ l.lll ヽl l ', ,_ ! ,'ノ ヽ ____/
l_,,, =====、_ !'lll .ハ. l r'"__゙,,`l| )ノ
_,,ノ※※※※※`ー,,, / lヽノ ´'ー'´ハ
-‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `''ー-、 l ト、へ
どんなに墨にこだわろうと、
誰もが買えて使える物じゃなけりゃ意味が無い。
とてつもない才能を持った書家や画家がいても、
貧乏で使えない墨なら意味が無い。
才能のある人なら多少貧乏でも使える物がいい墨だ。
【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
日本産の刃物も、戦後になって技術保存が盛んになった。
日立金属が、玉鋼の生産を再興した。
そして、そこで得られたデータを基にして、日立ヤスキ鋼という量産可能なものを作った。
最もシンプルなのは白紙と呼ばれ、
それより硬度の劣る普及品は黄紙。
さらに特殊金属を添加して性能のアップを狙ったのが青紙。
その後さらに特殊ステンレス系のものとして銀紙なども生み出された。
それぞれ性質が異なり、焼入れ温度や方法も異なる。
今でも、最も玉鋼に近い白紙を好む人はいるが、これは製造が難しい。
比較的製造が楽で油焼入れの可能な青紙のほうが普及した。
【鼬飼いにつき審議拒否】
∧,,∧ ∧,,∧
∧∧ (・` ) ( ´・) ∧∧
(ω・` ) U ) ( Uノ( ´・ω)
| U u-u u-u (U ノ
u-u ∧,,∧ ∧,,∧ u-u
(・ω・`) (´・ω・)
(l U) (U ノ
`u-u'. `u-u'
608 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/22(日) 15:39:28 ID:EyQpNCZP
>>605 【審議終了】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ ∧ ( ) ( ・ω・)
(ω・ ) ( U) ( つ日ノ ∧,,∧
| U u-u u-u ( uω)
u-u (∩∩)
∧,,∧ ∩ ∧_∧ 審議結果
(・ω・') ⊂⌒( ・ω・) 「はいはいわろす」
⊂∪∪⊃ `ヽ_∩∩
こだわりすぎってのも変だよ。
万年筆のインクなんて、とっくの昔から、合成染料とカーボンだけだよ。
100年以上前からずっとそう。
誰も文句言わない。
なんか盛り上がってますよね。
まあ道具の使い方も技術のうちだから、ひとそれぞれの
テクニックということでいいのでは。
クラシックがいいか、モダンがいいかの違い?
そりゃケント紙にPilotインクの方が、画仙紙に油煙墨よりある意味
性能は優れているでしょう。
ただ表現の幅は限定されますが。
まあ私も墨色は昔の書画の方が優れていると思いますけどね。
趣味の問題といえばそうでしょう。
同じ黒でも艶や色の深さが違いますからね。ただ紙も相当に
良くないと駄目ですが。
ちょうど今、東博で中国の山水画やっていますから、観に行くのも
勉強になるでしょう。
黒に艶や色の深みを加えたいならパラにトロアニリンの赤とインディゴの紺を配合して
膠と一緒にグロスポリマーメディウムを加えればいいじゃないか。
現代の技術で出来るだろ。
毒性が出るが、水銀やクロム系も少し添加すればつやが出るぞ。
赤チンに使うマーキュロクロムを少し混ぜるとか。
重要なポイントは、表現は使う道具によって制限される、ということでは無いかと思います。
昔の墨が良い、と言う人は、昔の人の書いたような書画が書きたいのでしょう。
いわばクラシック音楽を演奏したいような。
今の墨ので良い、という人は今の流行作家のような書画が書ければいいのでしょう。
ポップスを演奏したいような。
まあ趣味と言えば趣味です。音楽はクラシックが一番で、ポップスなんて音楽じゃない
という人もいますから。
ただしプロなら古典、クラシックにも精通しているべきでしょうけどね。音楽しかり舞踊しかりで。
興味も湧かないと言うのはどうかとおもいます。書画の表現の可能性を、時代を遡って探求するという
欲求に駆られない、駆られた時期が無い、というのはさびしい気もします。
>>614 値段高すぎるだろ。
高い顔料ほど発色が透明感があって美しいのは油絵をやってりゃ知ってる。
それゆえ使いこなすのは難しい。重ね塗りをすれば濁るから。
油絵の具のメインはチタン系の安い顔料だ。
毒性の高いカドミウム系の赤や黄色の発色は強烈だ。
>>613 言いたいことは良く分かる。
音楽でも古楽器を使って、当時のピッチ(今はA=440Hzだが昔はもっと低い)で
当時の音色やテンポで再現しようと言う試みが広がっている。
だが、現代の楽器の音色と較べて、深みがあるとは思わない。
むしろ表現の幅が狭い中での微妙さを楽しむ方向性だろう。
刃物や音楽の板違いな喩えはどうでもいいから。
言いたいことはだいたいわかった。
この辺で。
喩えと板違いの区別もつかないヤツとかでてくるからw
そうだね。インクや油絵を引き合いにだすならまだしも、
関係ない刃物や音楽の板違いな喩えに意味無いしね。
横浜中華街で167円(税込)で買ったおみやげ墨摺ったら
100%純正(?)カーボンブラック。すぐ摺れる。速すぎw
16倍に薄めてもまだ真っ黒ですよ?
80円の2割引、64円で買った中国筆で書いてみたら
まあ素晴らしい、どこまでもベターっとサインボードみたいな文字がw
しかし魚市場で木箱に書き込みするならこれでいいんだな。
マジックなかった頃はみんなこれで書いてたんだし。
筆も墨も道具であって、安かろうが高かろうが
良かろうが悪かろうが、全ては使い方次第なんだなと。
>>620 600円だせば、上の方に出てる、簡体字・上海墨廠の買えたのにね。
考えてみたら、煤と膠を捏ね合わせて石のように作って、
それを再び硯で磨り戻して使うという固形墨のあり方そのものが
前時代的なのかもね。
粉末のカーボンと膠液と水をちゃちゃっと混ぜ合わせて書けばいいだけの話じゃなかろうか。
それだと墨液の時に愛用しているお気に入りのクリスタルの灰皿だけ残して、
クソ重くて洗いにくい端渓の硯とか全部処分できるな。
懐古趣味だな。
>>622 和絵の具は粉末混合方式ですな。
ただ膠を水と混ぜると膠のタンパク質が腐って臭い(特に夏)、ってんで、
防腐剤がない時代には膠液、墨液ってものを作って持ち歩くとか
保存したがらなかったのかと。
いまは防腐剤あるから墨液でも膠液でも問題ないね。
黄箱・ベタベタ感、当然滲みにくい。
青箱・サラッと感、でも滲みにくい。
なんでだろう・・・。
タイトルに「文人趣味」とあるんだから、懐古趣味やロマンで文房具語ってもいいんじゃない?
なんか昔の道具と現代の道具で熱い議論をしているけど。
清末〜民国ぐらいの玉版宣を容易する。
嘉慶の曹素功か汪節庵の油煙墨を大西洞で丁寧に磨墨する。
充分に濃墨になったところで徐々に薄めながら濃墨から淡墨のトーンを作ってみる。
画にしてみる。
この発色の美しさはどうやったら再現できるのか?
同じ効果を現代の紙、墨で出そうと試行錯誤しているがまだ成功していない。
かれこれ1960年代から現代までの墨は数十種類、紙は百数十種類はテストしているが。
ちなみに嘉慶の曹素功”紫玉光”は未使用状態で重さ15g。7年程前に12万円で購入。
杭州のさるコレクターが持っていたもので、磨墨面はガラスのように鋭くて滑らか。
独特の淡い青みがあって、濃墨の黒味も例えようが無いほど深い。
瀟洒な造作は磨ってしまうのがほんとうに惜しいほど。
「人墨を磨らず、墨人を磨る」とは蘇軾の言葉だけど解る気がする。
朱茸が「金石の如く墨を惜しみ」というのもわかる気がする。
まあ、それでも曹素功は汪近聖や汪節庵には及ばないし、嘉慶は乾隆には及ばない。
(清朝は明代に及ばない、かどうかは充分試したことが無いので言い切れない。。。)
どうもこのスレをずっと読むとこういう懐古趣味の話は出来ないスレのような気配もあるが
良い墨はなかなか減らないし、これ一本で画なら何百枚も書けるし、一枚あたりの
値段は大したことにはならないのではないかな。大西洞は手のひらサイズで10万円したけど
消耗品じゃないし。良い硯を使うと墨は本当に減らないよ。1mm減るのにどれぐらい
磨らなくてはいけないことか。やはり昔の墨は粒子が細かくて成分が密だったのではないかと
考えています。
問題は紙と筆かな。特に紙。見つからないねえ。
「高い高い」ってみんな言うけど、普通に書道会に入って日展狙っているひとなんか
年に数百万会費につぎ込むの普通なんでしょう?日展一回1000万だっけ?
私は年に2〜3個の銘墨と十数枚の紙、硯は1面、筆も数本ぐらいづつ集めているけど
購入総額は百万円程度。現代の道具は、墨はあまり買わないけど、筆は数十本
紙は色々な種類を少しづつだが合計千枚ぐらいは買っているけどこれ等は全部で十数万
ぐらいで買えるよ。
学生にはキツイかもしれないけど、並みのサラリーマンやって結婚しないで車買わないで
彼女作らないで安い家賃の部屋に住めばなんとか捻出できる額ですよ。
車やゴルフ、キャバ嬢につぎ込んでいるのにくらべてそれほど
異常な金額ではないのではないかなあ、と思います。仕事の励みにもなるしね。
とはいえ、古い墨は使い潰したくないし、
現代の道具でなんとかならないか、色々試してはいるのです。
そういう意味では現代の道具を否定しているわけではないし。
ただ出来ないねえ、なかなか。
おや、誰のブログに迷い込んだのやら
これはこれで面白いぞ。
懐古趣味と現実主義の両方があるのが面白い。
懐古派と現実派というよりも、
道具収集が目的化してる元書道者派と、字の上達が目的の現役書道者派の二派があるってことでしょ。
>>627>>628でブログやってる人はなんか独身の若い人みたいだけど、
書道者としては現役終えてるな。
若いときは墨液で書きまくって字が上達する感動の方が大きいんだけどね、普通は。
へー
そりゃ当然だろ。
熱血書道部を見学してみろよ。すごいぞ、あいつらの情熱は。
高校生って熱いな。
>>631 墨汁使って書きまくって上達。。。つまり段位が上がることをいっているのかな?
展覧会で賞をとるとか?
まあ感動するでしょ。若いうちは特にね。
たぶん627,628の人はそういうのもう興味ないんだよ。。。。
私の周りで書道具こだわっている人はみんな書道界には属してないか
辞めた人だし、そうしないと道具に金はかけられないよ。実際。
しかし乾隆〜嘉慶の汪近聖、汪節庵もっているのはうらやましいな。
写真UPしてほしいけど、本人特定される恐れあるから無理だろうね。
私も汪近聖確実なのは残墨一個しかないけど、確かに違うよ。
質感からして現代の墨とは雲泥の違い。
あまり書道の話をするのはスレ違いかもしれないが、古典臨書やるでしょう?みなさん。
唐楷なら唐楷、宋帖なら宋帖で当時と同じ字の大きさで臨書やってみるといいですよ。
書けないから。ふつう。
数倍以上に拡大して、半紙に書くなら確かに道具は適当でいいのだけど、
小楷にしろ草章にしろ、紙、墨、筆の選定が非常に難しい。
空海が筆の製法を中国から持ち帰ったのもなるほどなあ、と思いますよ。
>>629 >>631 ところでそのブログってどこのブログ?
汪近聖持っているなら知り合いかもしれない。
同じ書家でも真面目に仮名やっている人の方が道具には意を用いているよね。
かなり忠実に古典臨書するから。
特に紙、筆には精通している。
平安貴族もここ一番には”唐紙、唐墨”を使ったことを意識しているからね。
空海は天才だし金持ちだから。
でも、女手で匿名の紀行文を書いた紀貫之とか、
あんまり墨にはうるさくなかったんじゃないかなぁ?
ありゃあ官僚だからなw
いやいや、空海ってなんと私費留学なんだよ。
修験道の知識を生かして、山野で取れる薬草や金鉱山などを知り尽くしていたので、
そこから莫大な資金を捻出して、国費留学生に混ぜてもらったそうだ。
それでもって、中国で廃れつつあった密教寺院で、異常な才能を発揮して登りつめ
仏教の最高機密である経文を最高指導者から継承し、全て日本に持ち帰った。
そこで中国の密教は途絶え、密教の正統は日本になった。
それが真言宗開祖としての空海の業績。
官僚=紀貫之
だろ
そうかそっちか。
官僚だから女の振りをして書いたんだな。
ネカマみたいなもんか。
>>631 私はもともと書家志望ではなく絵の方。
ま、プロではないけどね。
道具集めが目的化しているわけではなく、技法を研究しているのであって
目的はあくまで書画を描くこと。篆刻も少々。
集めるだけで使わない人もいるにはいるが、他の骨董や美術工芸品と違って
道具なんだから使わないと良さが分からないというのが持論ではある。
書は対聯も書くけど、基本は落款と題跋文と賛文がかけることが大切なので
小字が主体。
「文人趣味」というスレなので来たのだが、文人≠書家のわりには書家志望が
多いみたいだ。”いわゆる書道会”に属した”いわゆる書家”とは話合わないよ。
いつものこと。
俺は今30代だけど、道具に凝っている人は意外に若い。30代から40代。
最年長でも60代だよ。良い清墨が入ってきたのは圧倒的に戦後、1960年代
文革の混乱期だから。年長者は明墨信仰が強かったから集め損ねたんだろうな。
宇野雪村に代表されるように。
俺もそのブログは知りたい。汪近聖持っている人はそうはいないはずだから。
検索してもらしきブログは出てこないけど??
10年ぐらい前は香港の店頭でも買えたんだけどね、汪近聖。
さらに昔は瑠璃廠でも店頭で買えたとか。
入手困難な道具使っていることをただ自慢しているだけの人も
多いというのはこのスレでも指摘あったけど、使っていない人って
墨巧とか筆匠のランクに疎いからすぐわかる。
ゴルフと同じで道具だけに凝っているひともいるにはいるけどね。
俺は使いたいから現代の道具も合わせて研究はしている。
リタイアしたら花鳥画の小品や篆刻で年金の足しぐらいには出来るように
なりたいと思ってやっているだけだけどね。
汪近聖。。。(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル 実物持ってて使っている人いたんだ。。。。
>>631 自分も字が上達することにはまったく興味ないよ。
書道を字の練習と思ってる人には段とか位とか入賞とか
嬉しいのだろうけど。
自己表現とか探求ってそれだけぢゃないでしょ。
価値観が違うんだから、同意してもらえるとも必要とも思わないけど。
647 :
646:2008/06/25(水) 04:22:33 ID:???
>>644 持ってる人たちが価値に気づいちゃったから
みんな店には出さず、抱え込んでるか、
文房四宝オークション行きでしょうねえ。
蘭花堂のオバさんや冨美堂の若い人、
そろそろ北京から帰ってきてるんぢゃないかな。
おお、ようやく本格派登場ですか。
あまりにレベル低いんで一時はどうなることかとおもったけれど。
汪近聖、汪節庵、曹素功、胡開文が中国四大墨匠(廠)といわれているけど
いまでも名前が残っているのは曹素功、胡開文だけだからね。
汪近聖、汪節庵は名前すら知らない人の方が多いんじゃないの?
持ってるなら
>>627ないし
>>644に説明してほしいけど。
レベル的には同じ時代で比べれば
汪近聖>=汪節庵>>曹素功>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>胡開文
な感じか。文献も少ないし、知る人ぞ知る、っていうのがピッタリな形容だね。
実は私もフルセットや完墨は持って無いけど、残墨なら辛うじて持っています。
清朝の曹素功、胡開文なら辛抱強く探せば手に入るけど汪近聖、汪節庵はねえ。。。。
中国人でもコレクターじゃないと知らないよ、多分。
特に汪近聖は偽物すら少ないからね。
汪節庵は倣古も多いけどね。
汪近聖の入手の困難さが解ると、巷の明墨なんて99.99%偽物ってのがわかる。
でもねえ、他人が数万出して頑張って買った墨を”倣古”なんて言い辛いものだよ。。。
まして明墨なんて2百万〜3百万だからねえ。。。
曹素功、胡開文、特に胡開文は清末民国に倣古作り過ぎ。
清末で手ごろで悪くないといえば、査二妙とか、胡子卿とかが無難か。
セン大有は胡開文がたくさん倣古作っているのでコワイ。
実物を実見できるのは北京の首都博物館ぐらいだからね。
書家が多いみたいだけど、昔の書家は数百万出して明墨求めたものだったそうだよ。
李鼎和や戴月軒の筆だって、良い物は日本に入ってきていた。
たまにヤフオクにも出ているけどね。
そういう熱さも今の書家にはないみたいだけどね。
いまの台湾の筆や墨とかどうなんだろ。
中国の良い時代の文化を引き継いでるところも
あるんぢゃないかと思ったんだが。
>>649 一番の原因はそういう熱さを分かってくれる、見てくれる人の
数が絶対的に減ってしまったところではないでしょうか。
・大有はどうでしょう?
淡墨ならアタリの時期の上海墨廠製103油煙オススメ
100年モノの滲み、せめぎ合いっぽいのは出る
濃墨はダメだけど
>>652 ・大有か。。。
倣古が多いのであまり手が出ないな。
良いのに当たったことが無いです。
墨色も面白みにかけるというか。
見た目が良い墨もあるけどね。
油松煙みたいなのがおおくて。
胡開文も、清末〜民国にかけての倣古が
あまりに多いのは
>>649が指摘するとおり。
胡開文が悪いと言うより、良墨の割合が
少ない気がする。
>>651 >>649ではないけど、書家自身、伝統文化や、趣味諸芸の世界で食っていこうと
考えているなら、まず自分が伝統文化や古典趣味を大切にしないと、とおもうのだけどね。
(自分が新時代を作るぐらいの天才だと思っているのだろうか?)
とにかく無知なのに傲慢。自分の書いている漢詩の意味ぐらい解ろうと思わないのか
不思議でならない。落款も読めないし、基本的な書道史も知らない人も大勢いる。
開き直って知る必要が無い、なんて言い切るからまったく始末に終えない。
あーまた辛口になってしまった。
>>650 台湾は一時期中国大陸の宣紙が高くなったので紙を作って
いたことがあった。あまり良い物ではないなあ。
筆屋もあるけど、大陸からの輸入品が多くて同じような感じだった。
台北故宮は別格だけど、台湾でモノ買ったことはないなあ。
この際言うが、書道具屋も表具屋も、内心書家なんて軽蔑しているって話ばっかり聞かされるよ。
(彼らもそれで商売しているわけだが)
安く卸させて弟子や参加の教室に高く売る、書道展の出品で儲けて表具は安い機械表装で済ます。
支払いはいつも遅らされる。。。。
不思議と共通しているのは無知でケチなところ。ま、でなけりゃ書道会経営なんて出来ないんだろうけどね。
もはや一種の宗教法人だよなあ。紙を大量に買って枚数書いていると昇級してゆくわけだ。
だから墨汁と、安価で厚手の吸水性の良いボロい紙を何百枚も買わせていたりするわけだ。
も、完全に洗脳されている人々がこのスレにも書道スレにもたくさんいるなあ、って感じ。
だから墨汁否定するような事書いたらムキになる奴もおおいのもわかるけどな。
>>657 音楽教室も一緒だな。
業者と先生がパイプ作って、生徒に売る。
先生の性格にもよるが、悪質なところは全部押し付けみたいな感じだろうな。
業者は先生頼みで売り上げが上がるから表向きは仲良くしてるが、
裏では・・・
もともと商売人は他人の悪口ばかり言ってるような連中が多いよ。
人を見過ぎてるから、相当の地位のある客がつくとそれを自慢のタネにするしね。
商売人とは距離を置くのがいいよ。
悪口の伝播はほとんど彼らが行ってるよ、この世の中。
さて問題です。では古墨はどこで買えばいいのでしょう。。。
倣古掴まされずに済むところ。。。。
もうそんなところないかw
よくパフォーマンスなんかで
極太筆にバケツに並々と入った墨をたっぷり含ませて書くってのがあるけど
あの大量の墨は手で磨ったものなんでしょうか?それとも墨汁?
パフォーマンスなので書である必要もなくアクリル絵の具。
立て看板用の発色の悪い缶絵の具だったりしてなw
屋外イベントの場合、雨天のこともあり得るから
そんな感じ。
人のこと文句言ってるヒマあったら
まずは練習練習。。。。
しかし紙は使うわ、墨で排水汚れるわ、
おれたち全然エコしてない。。。
>>659 売っている人もわからない場合が多いからね。
かなりのベテランでも倣古つかまされている場合がある。
まあ、そういう場合は乾隆御墨を清末や民国に倣古したものとかだから
今出来とはレベルが違うけどね。御墨や明墨なんてまず狙わない方がいいでしょう。
出来の良い倣古はたくさんあるし、リスク高すぎ。
一昔前は清雅堂や栄豊斎で汪近聖買えたけどね。清雅堂も最近の図録見る限りでは
駄目だねえ。
清朝の墨を民国に倣古ならまだいいけど、清末ぐらいの墨を1960年代以降に
油松煙やカーボン作って大量に倣古しているから、少なくともこのレベルは分からないと
金がもったいない。今でも中国でせいぜい千円から数千円で買える程度の倣古を
日本で数万も出したくないし、墨質自体が良い物ではないから持っていてうれしい墨
ではないね。あれは清末の型を使って作っているから、造型的には同じだし。
最近Yahoo!オークションにしつこく出品されている巨大な墨は論外。
あれは安徽省のある墨工場でせっせとつくっているだけ。
他、布箱に入っていてカビ生えたようなセット墨もまったくの現代。
清朝で布箱入りのセット墨なんてまずないから。
精雅堂は図録にあるのはほんの一部で、店でいえば図録の数倍出してきてくれる。
ただもう松煙墨はほとんどない。
>>667 ヤフオクの巨大墨、最近製倣古墨。あれはキムコ。うんきっとそう。
>>668 清雅堂はカタログのバックナンバーに載ってるので
残ってれば出してくれるけど、良いところは
とっくに売れちゃってるのは変わらない。
清末胡開文が数倍出てきてもねえ。。。
来週あたり冨美堂行ってみるかなあ。北京のオクどうだったんだろ。
>>667 出回っているモノ自体が少なくなってるだけに
お店の人も目利きになる機会もなくなって、
理解、見識が全然足りなくなってるね。
古くからのお店でも人が入れ替わるし歳取って、頭回らなくなってる。
九段下の老舗ですらカーボンブラックの曹素功(自称)墨を古墨として4,200円で売ってたり、
「文革前の古墨」とわざわざ札までつけて、結局は初期の老胡開文を売ってたり。
上海墨廠初期の一応アタリではあるけど大好山水を1万円ってのには切れそうになった。
その他は倣古ばかりでトホホ。
あそこは筆の店だからいいんだよ。
もう自分のところでは作れなくなったのでは?
なんか敗北者のしったか君の遠吠えが酷いな。
書家にもなれず書道具屋にもなれず、劣等感の塊なんだろうな。
分かりもしない古墨なんかに大金はたいて自分がいいカモだということに気付かない。
まあ、こういう上客が居るからこういうおいしい業界が存在するわけで、
中国(日本)経済のためには良いことなんだろう。
頑張ってくれ。
上客ですみません。
買えない奴、涙目でレスwww
そういうレスがいちばん下らん
クスクス
うーん。
書家になりたいわけでも書道具屋になりたいわけでもないんだろうけどね。
だから「文人趣味」なのじゃないかな。
ちなみに古墨の利幅なんてほんとうに薄いよ。。。いまや北京の方が
高いぐらいだし、実際仕入れにはならないけど、それこそ良いお客さん捕まえて
おくためには必要だからね。
一昔前だって清朝の名墨クラスは高かった。ただ高くてもモノ自体があっただけ
良かった。今は探してもなかなか出てこない。お金だせば汪近聖や汪節庵が
買えた時代があったという昔話を聞くだけで羨ましいよ。
実際、墨汁やボロい紙、筆の方が利幅高いんだけどね(笑)
大量消費してくれる書道会こそいい”カモ”。弟子まで連れてくるからね。
カモネギとはこのこと。。。。
上海工芸や上海墨廠なんて外貨獲得のための国策企業だったわけなんだけどな。
日本の書道会はそういう意味では中国の一部の経済発展に大きく貢献したと言える。
ところで九段下の店はわかるけど、富美堂ってどこ?
”文人趣味”の文房四宝のスレなのであって、硯はいらない、ポリ容器と墨汁があればいい、なんていう
人こそスレ違いなのではないか。
良い道具にはそれを作った人の思念のようなものが宿っていて、それを感得する度に文化への愛情が
募ってゆく。墨汁にはそういう”想い”のようなものを感じない。だから使っても楽しくならない。
別に優越感を感じたいがために道具に金使うわけじゃないから。
良い物は理屈無しにいいんだよ。でも世の中そうじゃない事多いだろ?
文句なしに良い墨や紙を使うことで心洗われるわけ。良い書画観ても同じ。
だから”趣味”なわけ。
仕事忙しいから趣味に時間かけられない。また仕事で稼いだ金をくだらないことに
使いたくない。だから使う道具には可能な限りこだわりたい。
中国製の筆を日本製って売っているのは”産地偽装”と同じだろ。
「それが商売」ってのも勝手なんだけど、貴重な趣味の時間でまで他人のそういう事に
付き合いたくないんだな。大抵の書家もそう。衒いでモノやってる。だから観ても話しても
つまらない。
>>678 場所的には有楽町
硯の店だけど、品数すくないよ。亮和堂のがおすすめ。
あと、中国古墨(油煙)を3ヶ月から半年かけて毎日のように磨墨して
から売るんだって(笑)
あぁ硯っていっても中国古硯ね。
良い硯も買えた、墨も買えた。
筆も金だせば買える。
でもなぁ・・ 紙 が ね ー ん だ よ !!
初めてお邪魔致します。
革筆を探しています。
近くの文房具屋や画材屋で聞いても分かる方すらいなく、
検索をかけてみても、革の筆入ればかりが出てきてしまいます。
どなたか、扱っているお店(ネットで通販が出来るとなお助かります)をご存知ないでしょうか?
自分なりに検索し、こちらにお邪魔しましたが、スレ違いでしたら申し訳ありません。
その際は適切なスレを教えていただければありがたいです。
よろしくお願い致します。
書道会が”おいしい業界”だったのは過去の話。
少子化と必須カリキュラムから外れたことで市場は先細り。
書道会も長老の死と共にあちこちで崩壊中。
作品売る力の無い弟子達は路頭にさ迷うのみ。
所詮はいいとこレッスンプロどまり。
>>683 自作しないかぎりは韓国ゆくしかないかな。
葦ペンとかじゃいやなわけね。
686 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 14:38:21 ID:yCUg4XW3
ところでさ、たまに鋒鋩を立てるためってんで泥砥石使うじゃん。
あれって過去の中国でも定期的に鋒鋩なんか立てて使ってたのかねぇ。。
どうしてもそうは思えないわ。
因みに俺は泥砥石など使ったこともないよ。
墨が下りなくなるなんてないし。
687 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 14:54:53 ID:EAfWPuEp
>>686 泥砥石、次に肌理の細かい石で磨きました。そして使用の度に人肌の湯を流しながら、指の肌で研ぐように仕上げを入れています。
すると次に摩り下ろすとき、同じ墨とは思えないほど墨が硯に吸い付くのですが、これはご法度ですか?
今、これにはまっています。
泥砥石は、鋒鋩につまったものを取るためで、目立てとは別だよ。
目立ては、本物の砥石や、サンドペーパー(#180程度を基準にあとはお好きに)なんかで
やっちゃう。
俺的には、ある程度使った大村砥を賽の目に切ってつかってる。
これを力をあまりいれないでスリスリする。ここの力加減で、
なれてくると荒い、細かいが調節できる。
そのまま水すてないで、泥砥石を使ってまたスリスリする。
綺麗に洗っておしまい。
689 :
683:2008/06/27(金) 16:10:03 ID:???
>>685 レスありがとうございます。
葦ペン、初めて知りました。
ググってみましたが、探しているものと違うようです。
吉祥花文字に興味を持ち、調べたところ、革筆を使用しているとのことでした。
持ち手から筆先まで、ほぼそのままの太さで平べったく、幅があるものです。
なにか代用出来るようなものをご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
自作も考えたのですが、どうすればよいのか見当もつかず行き詰っています。
690 :
686:2008/06/27(金) 16:40:15 ID:yCUg4XW3
硯面を仕上げに磨くのに一番いいのは
その硯を削ったときに出る石粉だよ。
元が同じで硬度が同じだから痛めない。
そんなもん誰がもってるよ
>>678 >>680 有楽町交通会館の地下だね。定休が土・日・祝。いつ行けとw
自分たちの趣味の範囲でしか店やってないというところは
神保町の古硯屋、蘭羽軒と同じ。あちらは良寛さん専門だけど。
冨美堂の店主Tさんは硯オタクだけど
弟子Hさんの方は墨と筆の専門。
元は書家とかぢゃなくて絵をやっていたらすい。
>>678は硯ではなくて筆、墨や紙のことを気にしてるみたいだから
Hさんの方と話があうかも。一度時間をかけて話をしてみると楽しいよ。
むかしは亮和と冨美とかで硯揃えて、古硯展なんてのを百貨店催事場で
やってたんだよねえ。
694 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 17:49:23 ID:EX810tNh
関西人にみなせの話とかもききたいね
たぶん端渓に関しては一番詳しそうだし
>>692 自分で硯銘いれた時に出た粉を大事にとっておく。
石質の良い硯なら、普通に使っていれば墨と合ってきて磨墨するごとに墨で鋒鋩立つから
目立ては必要ないとおもうな。墨の煤の粒子で研磨されるのかな。
消し炭で鋒鋩立てる方法もあるけど、それと同じなのだろうな。
どうしても砥石というなら、泥砥石ではなくて刃物用の細かい砥石つかう。
これは日本産でもいい。
傷のある古硯の表面ならすのにいいな。
>>668 レスありがとう。
また久しぶりにいってみます。
油煙が欲しいのだけどな。
>>682 紙は本当にないですね。
八大山人や石涛の墨色目指そうとすると、どうしても紙で行き詰まってしまいます。。
700 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 18:02:57 ID:EX810tNh
細かい砥石でツルツルにしてどうする
まねするなよ
>>693 カンダの古硯屋はたしか萬羽軒じゃなかったけ?
名前変えたの?
丸カの中山や奥殿で大西洞をしあげる
究極の贅沢だろうがやる奴がいないのは
意味無いからだろうね
青砥は使うことあるときいたが
赤門前とかで試してみるかな
705 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 18:33:46 ID:EX810tNh
アルカンサスで仕上げてますが何か?
アルカンサスってアーカンソー?
707 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 18:48:58 ID:EX810tNh
はい
>>708 というよりも、そんなに粒度が細かく、硬い砥石で研磨したら、墨堂がツルテカ
>>697は砥石について何もしらない。
>>日本産でもいいな
海外の砥石でいいのがあって、流通してたら教えていただきたい。
日本産の砥石以外で流通しているのはアーカンサスくらいだろう。
これは使った人ならわかるとおもうが、金属の最終仕上げにははいいが、
石材研磨には向いていない。
石が好きなので硯は大西洞からトウ河緑石、天然砥石は○カから奥殿巣板、
新田巣板、沼田砥、から刀剣用の天然改正や内曇までももっていて、墨堂を
研磨しtことあるけど、意味無し。
まぁ使えるの純三河名倉までじゃないだろうか・・・。
>>698 青色のあれが通常価格で今も売ってますYo。
砥石やペーパー使うのは使い始めだけで、あとは磨墨して使う都度
水で綺麗に洗硯していれば自然に鋒鋩がきめ細かく立ってくるから。
スタートを600番使うか1200番使うかは考えどころだけど、使ってゆくうちに馴染んでくる。
砥石は泥砥石はさすがによほど硯面を整形したいときしか使いたくないな。
カケラでいいから天然砥石がいいよね。
もっとも、山坑の粗慢な端渓は鋒鋩が摩滅して磨墨できなくなるけどね。
老坑や旧坑の麻子や坑子なら鋒鋩摩滅しないよ。沙浦は駄目だなあ、やはり。
羅墨はよほど和墨や墨汁で汚くしない限り、頻繁な目立ての必要は感じないけどね。
松煙は硯がくすんでくるのでもっぱら松煙使う硯はわけておく。
>>694 関西人やけど、みなせは端渓は正味どうなん?って感じやわ。
HPでいろいろ事情をいうてるけど、実際仕入れているのはいいとこ新老坑とちゃうやろか。
ところで端渓老坑間違いなし、っていう硯持っている人どれぐらいおるんやろうか?
どこで見分けてるん?
電波で
714 :
678:2008/06/27(金) 22:31:34 ID:???
>>693 なるほど、有楽町ですか。。。しかし都心の方で土日休みだと
なかなか寄れないな。
私も硯は大切だと思いますよ。
清朝の硬い墨は鋒鋩が細かい硯じゃないと滑らかに下りないし。
硬い墨だけに、鋒鋩が荒いとすぐに細かいカケラがはいるから。
熱釜塗蝋の相性に馴染ませるのがなかなか骨が折れるが
楽しかったりもします。
上の方にも書いて同意者もいたけど、墨はいくら磨っても、元の粒子以上には細かくなりません。
そりゃガリガリの石で下ろせばかけらが入ることもありえますが、普通の硯ですれば、下りの早い遅いは
ありますが、磨墨した墨を顕微鏡でみてもおなじです。濃い薄いは固形分の割合です。
熱釜塗蝋という言葉は聞こえがいいですが、それはあまり下りていないのです。
熱釜塗蝋ですが、墨を磨り始めてからすぐにそうなるようなら墨堂が摩滅しているのではないでしょうか。
そうではなく、磨っていてそうなるならあたりまえで、鋒鋩の間に墨の固形分が入ってそうなるのです。
また水を足すと元の磨墨感にもどりますよね。
717 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/27(金) 23:39:40 ID:EAfWPuEp
>>711 >水で綺麗に洗硯していれば自然に鋒鋩がきめ細かく立ってくる。
お尋ねします。それで膠も流れますか?
筆を使用後きちんと水で洗っても、膠が芯を作ってしまうのと同じだと思いますが。
筆の膠を落とすにはどうしておられますか?
また筆の芯となった膠はどうしてますか?
>>717 ひょっとして和墨をお使いですか?
和墨を否定するわけではありませんが、和墨は確かに膠がキツイので
(膠が強いというかキツイ)鋒鋩が詰まりやすいです。
どうしても和墨を使う場合は脱脂綿で磨くようにこすって落としています。
唐墨でも新しい墨を使うときは注意しています。
基本的に古墨といかないまでもある程度以上枯れた唐墨しか使わないのですが、
唐墨はサラッと落ちてくれます。
和墨は膠の性質が違うのか、洗っていても表面がニスでもかけたように
テカテカしてきてしまいますね。
粗慢な石質の硯ほどそうなりやすい傾向があります。
筆は、根元まで洗って、その後良く水気をふき取ってから逆さにして乾燥
させます。それでも毛細管現象で根元に詰まってきますが、どうしても使い続けたい筆は
一度筆管から筆峰をはずして、根元の墨溜りを良くもみ洗いし、乾かしてから元に
戻します。このやり方は、中古の筆を再生させるときによくやります。
やはり和墨はかたまりやすいです。特に羊毫の唐筆とは相性わるいですねえ。
日本は昔からカタイいたちや小動物の毛でもって、細長い筆を作ってきているので
多少根元に墨溜が出来ても使用に影響なかったのではないかと考えています。
筆を根元まで下ろさないぐらいですからね。
中国では筆は全部おろして使います。その状態で墨を使うと墨溜が出来るのは仕方
ないですが、和墨はほんとうにカチコチに固まってしまっていかんともしがたい場合が
あるのも事実です。
もちろんみなさ下墨と溌墨の違いがわかっているとは思うのですが。
>>718 >水で綺麗に洗硯していれば自然に鋒鋩がきめ細かく立ってくる。
いいかげんな事いうのやめれ。
和墨でも唐墨でもそんなことはない。
磨れば減る。平らになる。これ自然の道理。川石が丸くなってるのはなんで?
>砥石は泥砥石はさすがによほど硯面を整形したいときしか使いたくないな。
泥砥石で整形できるなんて、なんて柔な硯なんだよwww
むしろ唐墨のが硬いから、鋒鋩が減りやすいのでは?
唐墨使うために大西洞とか鋒鋩が丈夫なやつ買うわけでしょ。
ああやっぱり溌墨と下墨の違いがわかっていない人が多いみたい。
今日は眠いのでまた今度。解っているひとがいたら説明してあげてください。。。
>>722 溌墨と下墨の違いを是非ご講義ください。
楽しみにしています★
新端渓は品質がいまいちでやっぱり旧坑じゃないと、
みたいなマニアっっぽいことを言ってる人が多いスレで、
泥砥石での手入れもしてない人がいるってすごいな。
あと、サンドペーパーでの目立ての必要性も分からないとか・・・。
使い込んだ時代物のうん十万円の老坑を買い込んでも、
そのままじゃつるつるで墨下りないでしょw。
これこそが旧老坑の味とか自分を納得させて汗だくで長時間シコシコしてるんだろうな。
その光景を想像すると笑える。
泥砥石やサンドペーパーで目立ての必要があるツルツルが何十万円ってw
それボッタくられてますがな。
>>724 >そのままじゃつるつるで墨下りないでしょw。
そんな老坑見たことない。
>>432 >光緒時代からカーボンブラックを混入させるようになったから、
つーか、そもそも「煙」ってカーボンブラックじゃねえのか?
>>720も
>>724も
新硯かハズレ老抗水巌か良く出来たニセモノしかつかったことないと思われる。
そもそも老抗水巌を汗だく長時間シコシコで納得する、
なんてシチュエーションを想像している時点で。。。。
確実に水巌だと出所、経路が分かってる硯でも
アタリは全体の10〜15パーセントほどだそうだから、
分からない人の方が多くても何の不思議もない。
まして清代以降の石材、新硯では。。。
>>727 「カーボンブラック」は1880〜90年代以降に製法が確立された工業製品、
工業原料としての炭素素材で、墨が元来原料としてきた煤とは違うよ。
>>727 元素記号"C"が主成分ということではまあ”カーボン”には違いないが物性的な組成がちがう。
(といって顕微鏡的な議論でうんぬんしてもしかたないかもなんだけどね。)
どっかの本で化学的にカーボンブラックと油煙の違いを解説していた本があったけど
電子顕微鏡写真を見るとカーボンブラックの方が極端に粒子が細かい。
まあ、桐油みたいな植物油燃焼させた方が低温で不完全燃焼するから煤の粒子は大きい
だろうね。松煙は油煙よりも粒子は大きい。松煙は本当に”けむり”採取しているから油煙より
粒子大きいのもうなずける。
煤は”頂煙”といって、上層の細かい煤ほど上等とされているけど、かといって本当に物性的に
小さな粒子になってしまうと、それはそれでもはや顔料としての性質が変わってしまって
風合いや色合いが別次元になってしまうのではないかなと考えています。
カーボンブラック入りの墨の黒色は黒いけど表情に乏しくのっぺりしているでしょう?
カーボンブラックを使った墨や墨汁を使うと、筆や硯が汚れる理由もその辺にあるのではないかと。
>>725や
>>728のように解っている人がいるんで少し安心した。。。
人が老坑と信じてタイマイはたいて買った硯を老坑じゃないよ、なんて言いづらいから黙っている
人もたぶん多いんじゃないかと思っていたけどはっきり言ってくれましたな。。。
それは数万、数十万出して買いました、といった古墨を見せられたとき”偽物”とわかっても口に
出して言うのははばかられるような場合と一緒で。。
ペーパーや泥砥石で時折鋒鋩を立ててやらなくてはいけないような硯材は、まあ”老坑”とは
認めがたいですよな。
本当の老坑であれば、使い込むほどに玉質が増しながらも鋒鋩は決して損なわれませんからね。
逆に定期的に鋒鋩たててやらないといけない硯材があるのも事実、というよりそういう硯材の方が
普通に多い。なので”サンドペーパーでの目立ての必要性も分からないとか・・・。 ”という意見は
そういう意味ではおかしくはない。
老坑の歴史見ればわかるけど、清朝の採石だって全部で十数回程度で、一回に一千面とか二千面
がせいぜい。戦後器械つかって採石してさらに数千は採石したらしいけどこれがもとで鉱脈は尽きた。
実際老坑の総数なんて多くて万面のオーダーじゃないかと考えている。そのうち亡失したものも考える
と現存はせいぜい数千程度じゃないの?
一方露天掘りできる沙浦や山坑の石なんてそれこそ数十万から数百万のオーダーであるから端渓硯
全体の比率で言えば、老坑なんて1%以下と考えるのが順当でしょう。かつ沙浦なんてじゃんじゃん
掘っているからその比率は低下することはあっても増えることは無い。
老坑、といっても実は麻子か坑子、それでも水坑の麻子や旧坑の坑子は良い方で実は新坑の麻子とか
それですらなくて沙浦とか。石品なんてまったくあてにならない。氷紋があれば老坑とか、青花がどうこう
とか、沙浦なんて全部出る美材もあるから。新老坑しかりで。
硯を観てきて思うに、印象としては数万面に一面ぐらいですよ。ありえないぐらい少ない。
だからこそ「皇帝に献上された硯」なんて別格な存在があるのだけどね。
売り手が付けた能書きや、見かけの石品でなく
硯としての石質を追求したいのなら、しかし
いまの硯をうんぬんしている人たちの多くとは
相容れない関心、考え方、ということになってしまうと思う。
>>719 わたしも「............。」と思っていたけど、どうやら怪しいな。
老坑わかっていない人も多いみたいだから。というかそれが普通だけどね。
老坑がなんで素晴らしいかって、普通に使って清朝の硬い墨でも溌墨させてくれるし
しかも溌墨して墨液を得るのに労力は少なくて済むし、余計に墨は減らないし、
目立てしなくてもその調子が安定しているし、使い込めば艶や透明感が
増してくるし。。。。というところにあると思うのですがいかがでしょうか。
もっと言えば老坑なのに離墨も良くて後片付けも楽。
せっかく溌墨するようになった老坑に砥石かけたりペーパーかけたらどうなるか。。。
持っている人ならわかると思いますが。
下墨っていうのは単純に墨が下りること。削れているのかもしれないし、溶けているのかも
しれない。とにかく水が黒くなっているだけのこと。
下墨は、たとえば羅紋硯で和墨をじゃんじゃん下ろしているような感覚かな。
たしかに早く墨液は得られるけど、下墨が早い遅いと溌墨するかしないかは別問題。
下墨した墨は、まあ安い紙に練習程度に使うならいいけど艶も悪いし淡墨も伸びない。
下墨すらしない硯は明らかに鋒鋩なくて使えないんだけど、下墨させるだけの状態の硯
で良い墨使う気がしない。余計に減ってしまうから。
溌墨は墨が浮揚するように墨が下りてかつその墨液がサラサラとして艶があって本性の
墨色が発揮される状態。磨り始めは墨液が硯面にたいして反発するような
ふわりと揺籃するような。。。そんな感じで得られた墨液は伸びがいいし、濃墨の艶も良い。
淡墨にこだわる作家や、水墨画描く人なら必須要件じゃないかな。
>>725>>726>>728 なんか、ひでえ奴がいるな。
ネタにマジレスでおせっかいかも知れんが、マジレスしちゃお。
どんなにいい硯でも使えば使っただけ鋒鋩は減る。
「本物の」老坑なら目立てしなくて常に最高と思ってる時点でオカルト。
研ぎや目立てなどの手入れが必要なのは刃物と同じだよ。
大金はたくに値する良い包丁とか良い硯というのは確かにあるけど、
それは手入れ要らずの便利な包丁(硯)という意味じゃないだろ。
チビるまで砥いで使うに値する切れ味の包丁(硯)って意味だよ。
観賞用で使わなくて眺めてるだけでいいという人は目立てしなくてもいいよ。
>>725>>727>>728みたいな人は使い込んだことのない人なんだろうし、
それはそれでいいんだけど、
清代老坑硯は目立て不要で永久不滅の逸品ですとか悪徳中国人業者の仲人口みたいな電波飛ばすなよ。
これから観賞用や投機目的じゃなく実用として老坑を買おうとしている人に対して迷惑。
刃物は研がなきゃ切れなくなる。
硯は目立てしなけりゃ磨れなくなる。
道具なんだから当然。
磨れない中古の老坑を買ったら目立てすればいいだけ。
それを偽者なんて言わないで!
道具はその寿命が尽きるまで手入れしながら大切に使ってあげよう。
735 :
733:2008/06/28(土) 07:54:01 ID:???
訂正
「もっと言えば老坑なのに離墨も良くて後片付けも楽。 」
↓
「もっと言えば端渓なのに離墨も良くて後片付けも楽。 」
>>734 「「本物の」老坑なら目立てしなくて常に最高と思ってる時点でオカルト。 」
いや、だからそれが普通の意見であることは認めるし、ある意味硯の使い方として
間違っていない。あなたは相当に道具がわかった人だし、使い方もうまいと思う。
そういう人にこそ”老坑”を持ってもらいたいもんだが、レスしたら届くわけじゃないしね。。。
私も現在確実に”老坑”入手できる店知らないんですが、どのたかご存知?
737 :
726:2008/06/28(土) 08:05:46 ID:???
>>734 いやいや、俺が若い頃に買った老坑はもう20年近く使ってるのに摩墨が悪くなったとかないんだよマジで。
殆ど毎日のように使ってるよ。
「熱釜塗蝋」も溌墨している状態をさす言葉。
磨れない硯に膠の重い墨あてて、ヌルヌルと膠がぬめっているだけで全然
磨墨されていない状態と勘違いしている人もいる気がしてきた。。
>>734 おまえ老抗水巌、ほんとうに知らないんだな。
金属刃物との比喩は気持ちは分かるが
硯では通用しない。
それが「おおそうか、こういうことなのか」と分からないうちは
硯のこと分かってないよ。興味はあるようだからもったいない。
自分も理系で最初は根っから疑ってたけど、
宗教だろwオカルトだろwと思ってたけど、
こういうこともあるのか、と受け入れざるを得なかった。
本当の老抗水巌は良い墨を擦っていれば
石品も溌墨もどんどん良くなる。
これだけは自分でやってみないことにはどう理屈をこねても
頭では理解できない。中国人が何世紀にも渡って
国じゅう探し回って、それでも老抗水巌に戻ってきてしまった理由は
これだったのか、と。
>>736 「確実に」って「」を付けるほど「確実に」ですかw
もう現地で盗掘するしかw
確率がかなり高い店、ならわかるけど、実用硯+α程度のニーズだったら
やめた方がいい。
あー
>>734はなんか砥石たくさん持っている人でしょう〜?
まあ、刀剣の世界に詳しいんじゃないかなあ。
面白い人だと思うよ。
”老坑水巌”は伝説化して色々オカルト的な尾鰭がついて、どこの業者も
「うちこそは水巌」と威張って山坑売ってて業者自身もわかってなくて騙されていて
騙したはずの中国人も実は解っていないと言う、もうわけわかんなぁい世界だから
解っていない人がいても全然おかしくないし恥ではないし馬鹿にする気はしないなぁ〜。
磨墨より墨汁が良い、といっているのは単に横着な馬鹿者だけだと思うけど
老坑わかってないないのはむしろ正常な常識人であるとおもうふよ。
自分も含めてだけど
老抗わかってると思ってる人も
結局わかってるのは自分が持ってる、関わってる老抗だけだものね。
見たことがある、程度ではなにも分かったことにならない。
742 :
683:2008/06/28(土) 09:29:33 ID:???
おはようございます。
質問スレを見つけましたので、移動しようと思います。
お答えくださった方、ありがとうございました。
朝からなんかすごい流れだな。
俺は老坑持ってないから実際に持ってる人が言うことに楯突くようなこと
書き込むのもなんだけど、
老坑だけは何百年も目立ていらずなんて流石に白髪三千丈的なオカルトでしょ。
中国人の好きそうな・・・。
老坑石をサンダーで鏡面仕上げにしたら墨は磨れんでしょ?
それでも老坑なら磨れるんだっていう、そういう主張?
それとも一旦硯面に仕上げたら老坑のソウボウはダイヤモンドより硬くて不変だっていう、
そういう主張?
どっちも分からんな。
目立てのいらない老坑と目立ての必要な麻子坑その他、
180度正反対の性質の石なのに、
どうして顕微鏡で調べても正確な真贋判定ができないの?
似たような石だからじゃないの?
どうせ金持ちの道楽の世界だし、自分の所有物を愛したい気持ちもわかるけど、
オカルトな能書きは業者だけで十分だろって思いで書き込みました。
ごめんちゃい。
744 :
720:2008/06/28(土) 09:52:05 ID:???
夜のうちにレスが増えた・・・・
とりえあえず正常な人もいるようだ。
>>743 >>どっちも分からんな。
どっちでもないね。
老坑の話面白い。
今日は書道教室の日なので先生に訊いてみようかな。
以前一度だけ先生と硯の話になったときの話では、
「端渓のなかで一番景色のいい奴を老坑と言って売っとるんや。
大昔はどうかしらんが、今ではそう。
老坑ちゅうのは相撲でゆう横綱みたいな称号や。
ハワイ産でもモンゴル産でもかまわんが、普通より質がええっちゅうことや。」
とのことでした。
うん十万の老坑を持っているとは思えない貧乏臭い先生ですが・・・。
「それが証拠に目玉とかさざなみとかの一切ない平凡な景色の老坑がないのはなんでや?
逆に目玉がいっぱいでイボイボみたいで気色悪いのは決まって老坑やろ。
老坑で採れても派手な模様なんかない方が普通やろうし、
老坑以外でも目玉付きは採れるやろ。
なのに、目玉は老坑、目玉なしはそれ以外っちゅうことになっとる。
そういうこっちゃ。」
とかなんとか、そんな感じでした。
あと、硯の実用的な性能からいったら、派手な目玉とか線とか模様とか、
そんなもんのない一面均質な石の方がええに決まっとる、とも。
余談ですが、教室に持っていくのはもちろん500円ぐらいで買った羅紋硯ですが、
最近先生に内緒で赤い宋坑新端渓をヤフオクで買っちゃいました。
2100円で落ちたけど、これはめちゃくちゃいいです。
羅紋の倍ぐらいガンガン磨れるw。
747 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/28(土) 11:24:19 ID:AVveszc0
>>718 確かに和墨を使っています。
仰るように、筆は直ぐ膠が芯を作ってしまいます。
ただそれについては、対処の仕方をある方に極秘伝授していただいたので、筆先がちびてしまうまで使えるようになりました。
硯については我流で対処しております。
老坑にはまったく縁がございませんけど、老坑がそうした手入れを必要としないというのはちょっと…
俺は硯も墨も持っていないシロウトだが、
刃物のことは知っている。
刃物の場合は、刃の面を正確に研ぐために、頻繁に砥石の手入れをする。
刃物を研ぐと、金属の粒子が砥石の隙間に蓄積して、
砥石の粒子が立ちにくくなる。
これを防ぐために、ある程度の頻度で砥石の目立てに相当する作業を行う。
それ専用のすり合わせ砥石もある。
刃物の研ぎ方というのは、刃物を砥石の荒い粒子で削るのが第一段階、
その次は、刃物と砥石の隙間に、砥石の粒子を転がして、
その研磨粒子によって刃物をより繊細に磨き上げていく工程がある。
この砥石の粒子を引き出すために、目立て砥石が使われるわけ。
この刃物の研ぎから考えると、
硯と墨の関係は、
硬いものによって、一方的に墨を下ろすという方向だろうと思われるので、
砥石の面は、常に、墨のカスで詰まった状態を避けなければならないだろう。
そのために柔らく粒子の粗い砥石を擦って砥石の粒子を出し、
それを硯面で転がして、詰まっている墨を削り落とす作業が必要と思われる。
これにより、より砥石の切削力は向上すると考えられる。
最後の一文修正
これにより、より硯の切削力は向上すると考えられる。
>水で綺麗に洗硯していれば自然に鋒鋩がきめ細かく立ってくる。
これって、どういう作用で鋒鋩が立ってくるのでしょうか?
>>751 考えられるのは墨の粒子が粗いということ。
そして水に溶け出しやすいと言うこと。
膠のような結合剤成分を含めて、親水性が高いことが想像される。
一方カーボンブラックのような粒子の細かい墨の場合は、
目の細かい砥石では、目詰まりが起こりやすいはず。
つまり墨粒子が鋒鋩を研磨していると?
>>753 墨の粒子が硯の目詰まりを掃除しながら墨が降りる状態なんだろう。
つまり墨と硯との相性が良い。
そして本物老坑の数パーセントだけが、そのような特質をもつ硯石で、
あなたはその硯をお持ちだという事ですね。
それと、確認ですがたとえ墨の粒子が鋒鋩の間の目詰まりを掃除しても
鋒鋩自体の減退はどうおかんがえですか?
やわらかいものを切る、もっと硬度が高い刃物でもメンテナンスは必要ですよ。
たとえば床屋の和カミソリは肌をなでているだけのようですが、高級な
砥石でメンテナンスをしますよね。
>>755 いや、俺は刃物の研ぎしか知らないって。
みんなの書き込みを見て想像したことを書いてるだけなんで無責任発言してるだけ。
>>756 刃物は柔らかい物を切る場合ほど、鋭利な角度の刃先をつける必要があるので、
そういうものの方が繊細な研ぎをする必要があるんだよ。
なるほど、本物老坑の数パーセントが当たりで、目立ての必要は無いと
いっている人とは別ですね。
実際、炭(静岡炭、呂炭など)で魔鏡や漆製品などを仕上げたり、
昔、鍋を洗うときに炭をつかったりしたように、研磨力あるんだよな。
だから、鋒鋩も絶対摩滅していくはず。
もちろん良い硯が鋒鋩が強く、その数が多く、密であることは認めるけどねぇ。
あ、あとやっぱり砥石は時々目立てが必要と思っている俺みたいな
普通の人へ。
サンドペーパーつかうより、彫金屋で売っているようなゴムみたいで
四角いブロックのやつがいいですよ。経済的でもあるし、使いやすいです。
精雅堂にも#400が置いてあった・・・。
結局「不老不死永久不滅の老坑」みたいな話はオカルトみたいですね。
老坑と言えば、その売り文句に「水持ちが良く墨液が乾燥しにくい」云々っていうのも
良く見ますね。
詳しい場合には「老坑の細かい鋒鋩が水の分子を抱き込んで〜」とかなんとか・・・。
いったい水餅って何よ?
レンガなんかは表面が凸凹で穴だらけだからスポンジみたいに水気が長時間残るけど、
ざらついた表面でそれに近いのはむしろ宋坑だよね。
老坑と称するものは宋坑よりも石質が硬くて表面もなめらか。
そもそも水の蒸発を妨げるほど墨液を吸い込んじゃったら、
洗っても墨の黒色が取れんで大変だわな。
中国人の言うことは分からん。
老坑が目立ての必要が無い話はおくとして、老坑以外の硯が鋒鋩が摩滅する原因は
1.石質が粗慢なため、墨や膠が目詰まりをもたらす。手入れが悪いと早くそうなる。
2.もともと鋒鋩が弱く、硬度が低いので摩滅して摩擦力が小さくなる。
のではないかな。この場合、目立てというのは、石の表面を細かく傷つけて、人為的に
摩擦力を大きくしているだけ。鋒鋩を補助しているわけだな。
ただし本当の鋒鋩というのは、あくまで石のなかの成分であって、ペーパーや砥石で
人為的につけた細かい傷がヤスリの作用をして墨を削って水に溶かし込んでいる
わけではない。
使い込んだ老坑なら、光の下で斜視すれば、細かい霜のような鋒鋩が立って見える。
これはきわめて細かいので銀色に光って見える。単にテカテカと光っているわけでは
ない。
墨には無論研磨力がある。ガラスレンズなんかはコールタールで研磨するからね。
墨で常に研磨されることで鋒鋩が摩滅する石があれば、逆に鋒鋩がつねに立って
くる石もある。これが端渓の老坑。
老坑水巌以外でも、石質の良い旧諸坑の石なら鋒鋩が強く目立ての必要が無い石に
めぐり合うこともある。
歙州の竜尾石の水坑も目立ての必要はない。これがいわゆる歙州の老坑。
まだ、そんな寝ぼけた言ってるのかよ。
だから金属と石の作用はわからん。
刃物と砥石から類推して墨と硯の関係考えるからわけわからなくなるんだよ。
金属は水に溶けないだろ。。しかも刃物なら鉄だろ。
まったく別物。忘れて硯は硯として考えた方が良い。
>>739 盗掘って、水にもぐってですか(笑)
決死の覚悟がいりますな。
確立がかなり高い店、だけでもいいのでは?
鋒鋩は二酸化ケイ素粒子だからね。
粘板岩に二酸化ケイ素粒子が混ざった状態が硯面。
きわめて硬い研磨をかけるとつるつるになるが、墨を磨ってもつるつるにはならない。
砥石も同じ、珪素だぞ。
刃物は鉄だからクズが出る。酸化して水に浮くが、隙間に詰まる場合もある。
砥石を平らにすることはあっても砥石の目立てなどしないだろ?
ここの磨れの奴ら、脳みそ無茶苦茶だなw。
>>762 墨に研磨されて鋒鋩が立ってくる老坑硯ってなんだよw
研磨されて表面のざらつきが増してくるっていうことをお前は言ってるんだぞ。
気は確かか?
>>765は
>>762と全く逆のことを主張してるのかな?
二酸化ケイ素の硬さは墨に対して無敵だと。
じゃあ、使い込めば堂墨が丸くえぐれてくる現象はどう説明する?
墨を磨っただけだぞ?
どっちにしても、ガシガシ何万時間磨りまくってもそれが墨である限り
硯の方が磨り減ることは決してないと言うことですかね。
数ある硯の中で唯一老坑だけがそうである、と・・・。
どこまでがネタなのか、業者のいたずら書きなのか判断に困る微妙な冗談ばかりだなw。
99.99%の端渓硯は目立ては必要だよ。硯に目立ての必要性があるのは認めるわ。
老坑は必要ないから貴重なんだよ。
こればかりは毎日老坑と付き合っていないとわからない。
他にも端渓たくさん持っていたが、結局老坑水巌しか使わなくなる。そういうもの。
一番使用頻度高いのに、鋒鋩の調子がずっと安定しているから手放せない。
これ、硬い唐墨使っている人ならわかるとおもうけどな。
結局清朝の古墨と同じできわめて入手困難だから”もっていないとわからない”
なんて話になってしまって、これはこれでヤラシイからあまり発言しなくなると
いうことになってしまう。道具自慢じゃないからね。
これでは東洞や小西洞や大西洞、水帰洞、張坑の話まで行きそうに無いな。
珪素で出来てると言っても、水晶のような結晶じゃないからな。
細かい粒子状の珪素酸化物が結合する粘土などによって重なっているだけ。
当然それらは徐々に削れていく。
砥石も同じ原理なので削れる。
もうやめればみっともないから。
769と770は別人だよね?
>>768 >じゃあ、使い込めば堂墨が丸くえぐれてくる現象はどう説明する?
ほんとに頭が悪いな。
二酸化珪素と粘板岩質の磨耗率が違うだろ?
珪素部分も磨耗するがそれ以上に粘板岩質が落ちるんだよ。
含有されている珪素の硬度が低いと(粘板岩質と近似であると)目立ての必要がある。
そんだけの話だ。
774 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/28(土) 18:53:55 ID:AVveszc0
>>767 自分の硯を作った硯職人にかつて相談したことがあります。
泥砥石での目立てを薦められました。
>>770 そのとおり。
君だけはまとも。
鋒鋩の正体は石英(普通に言うガラスだね)のつぶつぶ。
石英の粒子は墨の粒子より硬いから石英の粒子そのものが変形することはないけど、
その周りの石英以外の成分が磨られてなくなっちゃえば、
ぽろぽろと硯から離れていくしかない。
だから墨堂はえぐれて硯は減る。
770 775 は別人だろうけど、正解だよね。
でも、老坑に限っては目立て要らないって人はどっち?
>>774 一般家庭で使われている砥石をいちいち目立てするかい?
目立ての方法すら知らないだろ?
特殊なケースをことあげしないようにね。
778 :
769:2008/06/28(土) 19:12:47 ID:???
>>772 別人です。
物性物理的な話したって仕方ないですから。
私は物理やってましたが科学的にもっともらしい話はこの際ナンセンスであって
硯がわかるわからないとは全然別の話。物理を知らない文人も水巌はわかって
いた。
刃物や砥石から類推するのも、硯の成分から類推するのもあまり意味が無いとは思う。
とはいえ、
「墨を磨って硯が摩滅」して鋒鋩が無くなるなら、砥石やペーパーでなんで目が立つの?
砥石でもペーパーでも、硯に当てるって事はそれこそ硯を削っているのではないのかな?
墨で削れば鋒鋩がなくなって、砥石で削れば鋒鋩が立ってくる。。。砥石って墨より粒子
が細かいとは思えないのですが。
とりもなおさず、”砥石で立ってくる”というのは、単に石質が粗慢な硯が目に墨が詰まって
磨れなくなったからその層を削って除去し、さらに硯面に細かい傷をつけてヤスリ状にして
摩擦を大きくしてあげた結果、墨が磨れるようになっているということじゃないのかな。
何度もいうけど、老坑は鋒鋩が細密に詰まっているからそんな必要はサラサラない。
>使い込んだ老坑なら、光の下で斜視すれば、細かい霜のような鋒鋩が立って見える。
>これはきわめて細かいので銀色に光って見える。単にテカテカと光っているわけでは
>ない。
光る点が多いというのは、せっかく作った鋒鋩をつぶしていることと同じである。
昔の人はこのことを知ってか知らずか、この状態を完成した鋒鋩としている。
あるいは鋒鋩の先端が少し削られ、手でさわって少々滑らかさを感じる位のものを、
良い鋒鋩と考えていたのかも知れない。
(墨と硯の話 P83より)
>>778 結局目立てとは粘板岩質を削り取り二酸化ケイ素の粒子を露わにする行為だね。
含有されている二酸化ケイ素が脆い、もしくは硬度が低い場合は粘板岩質と一緒に磨耗してしまう。
逆に硬いと(結晶に近いと)粒子は残り、粘板岩の磨耗と共に剥落する。
しかしまた新たな粒子が露頭する。
老坑はこのケイ素粒子が非常に硬いのかも試練。
だから、その鋒鋩が老坑は硬いし、数も多いのは認めるけど、だからといって目立ての必要がないって事を言ってるんですけど。
前スレだったか、刷りガラスが最強って意見も複数人いたよね。
783 :
769:2008/06/28(土) 19:25:28 ID:???
ちなみに端渓の作硯家に言わせると、老坑は他の諸坑に比べて非常に硬くて
彫り難いということだ。プロの彫硯家でも老坑に作硯するのは骨が折れると。
沙浦や山坑は逆に彫り易いということだ。
鋒鋩が稠密なことと彫りにくい、つまり削る力に対して非常に強いということは
関係しているような気はするけどね。
粗悪な松煙や油松煙などの墨を粗慢な硯にぐいぐい当てて磨っていたらそりゃ
陥没もするでしょう。
ただ鍛造した鉄を砥石にあてるのと、膠で煤を固めた墨を硯で磨るのがどうして
同列に論じられるのかまったく理解できませんが。
磨墨するときは、力を入れないで、軽く浮かせるように磨る、というのは勿論
ご存知ですよね?墨の磨り方からして知らないならまずはそこから勉強した
ほうがいいでしょう。刃物に研ぎ方があるように墨にも磨り方があるわけです。
>>783 俺は刃物と砥石しか知らないから類推して書いただけ。似てるのかと思ってさ。
刃物も最後の仕上げ研ぎになると、刃物を砥石の上で浮かせるようにして研ぐ。
珪素酸化物の粒子を、砥石と刃物の間で転がすようにするんだよ。
これによって薄曇の素晴らしい刃紋が浮かび上がって、鉄の粒子が顕微鏡で見えるようになる。
磨墨によって、鋒鋩もそのまわりの物質も削れていくが、それは長い時間かかって起こる。つまりへこんでいく。
だが、砥石によって鋒鋩を立てるとは、別のもの。
砥石に含まれる砥粒が、硯の面とこすられることにより、砥石から離れる。
この鋭い砥粒が、鋒鋩まわりの物質を直ぐにけずる。同じような硬度をもつ鋒鋩はこの時削られない。
このような砥粒のようなものを墨はもっていない。
>>784 >>783じゃないけど、そう謙遜することもないでしょ。推測でもあたってると思う。
松花緑石なんてもとは砥石として使われいただし。
なんか、ここを読んでいたら刃物の研ぎと似ているものがあって
面白くてつい口を挟んでしまったよ。
刃物を雑に研ぐと表面はビカッと光ってるが、
顕微鏡で見ると粗雑な傷がついているだけ。
ところが丁寧に力を抜いて研ぎあげた刃物は、鉄の組織が虹色に揃って見えるんだよね。
墨や硯も一度顕微鏡で見てみると面白いかもよ?
調子の良い硯と墨の組み合わせのそれぞれを見てみたら、きっと美しいんじゃないかな。
>>786 謙遜なんてとんでもない、本当に無知なので。
788 :
769:2008/06/28(土) 19:52:42 ID:???
>>780 「ケイ素粒子が非常に硬いのかも試練」
老坑の珪素粒子が非常に硬いというより、粒子が細密で稠密に含有しているのでは。
鋒鋩の成分が細かくてかつ稠密に含有しているから、磨墨によって少しぐらい面が削れても
次々に鋒鋩が現れてくる、という理解は近いのかもしれない。
老坑も石だから磨墨によって、コンマ1mmたりとも絶対削れない、ということを言う気はないです
が、そもそも硯が摩滅することと、鋒鋩が摩滅することは別ごとでしょう。
鋒鋩の成分少ない粗慢な硯石は、所詮は研ぎ続けることで硯面の傷を新たにして下墨の
作用を良くするより仕方ないのでしょう。鋒鋩の成分がマバラなので、傷によって面の突起
を多くして、それでもって墨を大根のようにおろしている状態。
溌墨と下墨について論じている人がいたけど、そういう硯は墨を下墨させるだけ。
789 :
786:2008/06/28(土) 19:54:44 ID:???
>>787 顕微鏡おもしろいですよね。
わたしも頭の地肌を拡大してみるようなスコープで
墨堂をPC上に拡大してみたりしてます。
さすがに、墨の粒子なんてみえませんが、墨堂が
よごれているかどうかは、肉眼以上に判断できます。
>傷によって面の突起
>を多くして、それでもって墨を大根のようにおろしている状態。
全然ちがいます ^^;
>>789 面白いですね〜
肉眼とは違った世界があって、それがまた美しい。
俺も最初は刃先がついたかの判断のために100倍を使い始めたんですが、
気付いたらいろんなものを見てしまって。アルミなんかは組織が雑でびっくりしますよ。
スレちがいすまん。
硯をシャプトン黒幕で研いだらどうだろう?
794 :
769:2008/06/28(土) 20:27:10 ID:???
>>787 清朝の硬い良墨を水巌で磨墨すると、墨の磨り口がガラスのような光沢を持って
断面も触れれば切れるような鋭角的な断面になります。
また墨によっては石炭のカケラを思わせたり、金属の切断面を思わせたり。
硯と墨が好きな人は大抵この磨り口を見て「ニヤリ」とするもので、そういう意味で
は刃物を研ぐ趣味と似通ったものが無いとは言い切れないかもしれない。
刀剣の世界から硯の世界に来る人もまあ、いますからね。
良い老坑は叩くと篤篤と木声がするという。
恐らく粘板岩が柔らかいんだろうね。
老坑の目立て不要は二酸化ケイ素が豊富なのと同時にここにもあると思う。
”百聞は一硯に如かず”であって、入手して使ってみるのが一番いいのだが
探していると沢山うその老坑つかまされるのがオチで、持っている人はそれが
わかっているから探す事自体お勧めしない。
硯癖家って、新車のクラウンの一台や二台は買える金を硯に突っ込んでいるひとばかりだから。
ベテランなら家一軒、って人も。。。
でも別に金持ちって訳じゃなくて、学校の先生とかサラリーマンとか。
それでもって文房具以外は大抵何も持ってないの(苦笑)
端渓 = 凝灰岩
歙州 = 粘板岩
ここで、最近みなせから老坑・坑仔坑・麻子坑・宋坑・羅紋の5枚を一気買いした
俺が来ましたよっと。(老坑だけが逸品物で後は規格品)
羅紋は別として、端渓の4種類のなかで明らかな違いを感じるのは宋坑だけだな。
老坑・麻子坑・坑仔坑の3者はひとつの坑から採れた石だと言われればそうだなと
納得するぐらいの差しかない。
個体差の範囲内といいましょうか・・・。
値段は老坑だけが他の端渓の10倍以上したな。
石紋が美しい物だから、今中古で売っても同じぐらいの値段比になると思う。
でも、使い心地としては坑仔坑・麻子坑と大差ない。
大差ないと言うより、正直言うとほぼ一緒。
売り手のみなせがそう言うからその通りにここに老坑と書き込んでいるけど、
俺の老坑が偽物だと言うならみなせに文句言ってくれ。
俺は中年のおっさんで、老坑だけでもあと二つ持ってる。
でも、上の方のレスで習字の先生が言ってたように石質自体に根本的な違いは感じない。
俺の中では赤味の宋坑端渓とそれ以外の黒っぽい端渓があるというだけ。
黒っぽい端渓の中で石質も良く視覚的に芸術的なのが老坑って感じ。
泥砥石での手入れなどもすべて同じにやってるよ。
耐久性とかなんとか、そこら辺も老坑だから特別ってことはない。
世間の老坑の99%は偽物だとかいう人はみなせの店主に喧嘩を売ればいいんじゃない?
名誉毀損とかで裁判になれば、科学的調査で決着つくじゃん。
俺個人としては老坑にミラクルな性能なんて期待してない(最良の端渓に過ぎないと
思ってる)から、このスレの過激派の言うミラクルな「本物の」老坑とやらに興味はない。
>>798 いいなぁ。みなせの老坑。俺のは栄豊斎の大西洞。
でも、もう神がかった人の事はそっとしておきましょうよ。
本物かも知れないけど、ハズレですっていうのが落ちですから。
>>746 スルドイな。その先生。ある意味核心をついている。
そう、石品の美しい石なんて、老坑にも少ない。
「氷紋があるから老坑」「眼が翡翠色だから老坑」「天青が。。。」
いろいろ言うけど、沙浦は氷紋出るし、天青だって美しい。
でも沙浦は沙浦。
老坑だって無地の石は沢山あるし、無地だから硯としての性能が悪いわけじゃない。
あ、先生は無地が良いといっているのか。。老坑は無地でも無地でなくても性能は
良い。
なにやら紛糾しておるな。。。
老坑は老坑でも”新老坑”というのもあるから事態をややこしくするんじゃ。
穴は近くてもいわゆる水坑とは鉱脈が別じゃ。
麻子を老坑というのはまだマシじゃ。(シャレのつもりじゃ)
沙浦は老坑や麻子、坑仔、朝天巌、宋坑、緑端などの諸坑の特色を備えた
石品の石が全部出る。これがさらにややこしい。
沙浦は露天掘りできるから取り放題じゃ。もっとも美材は減ったがの。
中国商人ってパワーストーンとか好きだよな。
同じぐらい古墨と端渓が好き。
このスレ自体が最初からほとんど能書き垂れのオカルト古墨業者の自演みたいなもんだし、
今回のオカルト老坑も同じ奴だろ。
ヤフオクにおかしな(しかし、ホントはお前日本語ペラペラだろと思える)日本語で
硯とか翡翠とか売ってる悪徳中国人業者。
あいつらは確実に書き込んでるな。
気功とか雪男とかなんでもありな国だから神秘の老坑硯もきっとあるんだろう。
中国の奥地にはね。
木スペで藤岡弘あたりに発見して来てもらいたいな。
>>803 君は老坑を持っているのか?
憶測で書けばいいちゃうぞ?
>>804 神秘の老坑は持ってない
みなせの老坑なら持ってる
806 :
805:2008/06/28(土) 23:50:55 ID:???
あ、安物で良ければ大阪教材社の老坑も持ってる。
ヤフオクとかの中古が現在他にあと3個かな?
一時所有した後売ったのが過去に3個。
808 :
805:2008/06/29(日) 00:10:12 ID:???
俺ね、ヤフオクが今ほど一般的じゃなかった当時からオクやってんのよ。
魚眼は何個もあるド派手な老坑が最低落札価格100円とか1000円とかで
始まってるのがたまにあるの。
そういうのは駄目元で最落で必ず入札しとく。
そうすると1〜2年でイボイボの気色悪い(当時は平気だった)老坑が6個手に入った。
だから、6個合計でも6000円以下の落札価格だな。
3個売っただけでもだいぶ儲かったよ。
楽器とか根付とか唐木の細工物とかでも同じようにして最落でポンポン手に入ったな。
ああ、昔は良かった。
そういう老坑の品質だけど、石質が硬くて墨なんかまともに磨れないのばっかりよ。
松花緑石とか紅糸とか歙州とかはもっと酷いけどね。
新品で買った2個はさすがに端渓という感じで実用にしてる。
>>808 俺もヤフオクで一個落としたけど笑ったw
水を垂らすと速攻で吸っちゃうのw
硯になってないw
5000円パー。
810 :
805:2008/06/29(日) 00:29:02 ID:???
>>805 実用としては普通の端渓(みなせさんごめんなさい)。
俺の好みでは宋坑が一番。
ここ一番っていう場面(「作品」を書く時)だけは高価な老坑を使うけど。
(単に緊張感の維持とゲン担ぎのためw)
20〜30個ほどの硯を売り買いした俺の経験から言うと、
単純に硬い石はつるつるで下墨が悪く、柔らかい石は下墨がいい。
だから、今までの最低は那智の黒石で、最高は新端渓の宋坑だな。
(旧端渓よりいいよ)
俺の正直な感想だけど、このスレの住人には叩かれるんだろうなw。
硯は銘柄が同じでも値段はバラバラ
仕上げも??
とある店に沢山並んでいた中国物なんて
加工が素人丸出しだったよ
独特の彫りを入れている綺麗なものもあったが
現物を見て触る程度でハズれを見分けられる?
鋒鋩の正体はガラスらしいから、結論としてはガラス硯が究極みたいですね。
あとはサンドペーパーの番手を研究するだけですね。
鋒鋩のキメを変えたガラス硯を複数試作してみてもたいした出費でもないな。
一升瓶の底で円形硯作っちゃおうかな。
ずばりその通りです。
でも、市販のガラス硯はだめですね。荒すぎます。
あれはきっとわざとテキトーに作ってあるとしか思えません。
サンドペーパーで出来るかはわかりませんが、
割れにくいようにと、重さを考えて厚いのを使って
サンドブラストでやると楽ですよ。
松煙墨用と菜種油煙用と胡麻・胡桃油煙用の
3種類くらい作っておくと完璧です♪
理科系の学科を出た俺としては、ハンマーで砕いて乳鉢で磨りたいな
キメの細かい乳鉢を作らねば・・・
なんか夜中の間にまた伸びている。。
”老坑”と言って売っていたからって”老坑”と思い込むのは止めた方が良い。
あるいは”水坑”でも同じ。
前のレスにもあるように、新老坑や麻子を水巌と言っているのがほとんどだから。
というより、端渓硯にこだわらず、歙州硯買えばいいのに、と思うわ。
どうせ老坑水巌なんて清朝の純油煙か漆煙の良墨使わないと真価発揮しないのだから。
普通に入手できる鉄斎なんて、老坑で磨ったら膠を溶かす作用が強すぎてトロけてしまう
から。ああいうのが下墨作用が強い歙州で磨ったほうが墨液もサラリとしているし磨り口
もスッキリしている。後片付けも簡単だ。
わざわざガラス硯作らなくても歙州あたりはそこそこ良い硯まだ買えるし。
>>810 磨っている墨は和墨じゃないかな?
和墨には和硯が普通は合うので変な話ではないよ。
新端渓は沙浦だろうけど、旧坑の諸石の特徴が出ているから、それによって
沙浦老坑、沙浦麻子、沙浦宋坑、みたいな状況になっています。
新老坑は老坑の近くを別の入り口から採石し始めたものだから、近いところ
で採石していても石脈は違う。ただし戦後採石された端渓の中では良材と言える
でしょう。水巌に比べて粗燥の気がある(乾燥しがち)である他は、鋒鋩も強いし
美材も多い。老坑といってこの新老坑を入手できていればオンの字ですよ。
問題は沙浦老坑かな。見た目は新老坑を越える美材あり、露天で岩盤掘削して
いるから巨材ありでやわらかく彫り易いものだから複雑な彫刻して売るには
もってこいの硯材。ただ硯としての性能は遥かに悪い。旧坑の宋坑にだって
及ばないのが大半。ただ、眼は出るわ、氷紋は出るわ、蕉葉白は出るわで
売り易いのだろうな。
>>746 その先生の言うことは一理あるよ。
そもそも、昔の文献を紐解いても、老坑水巌の開採は清朝期でも十数年に一度くらいで、
採石できるのは数千個、というのは前にだれか書き込んでいたが
(たぶん呉蘭修あたりを読んでいるのだろう)
その中でいわゆる石品が現れている石なんて1%にも満たないと、当時から言われていたのよ。
100個に1個。なので石品が出ているから老坑水巌っていう話は間違いなく間違いだ。
ところが尾鰭がついて、石品が美しいのが老坑だ、っていう話になってやれ氷紋があるだの
天青があるだのってことになった。それを逆手にとって、他の諸坑の石品が綺麗な石をみな
”老坑”って言って売り続けた。中国人は解らない人には絶対に本物を売らないから。
3ヶ月かかって坑道から人力で排水しないと採石できない老坑を売るより、他の採石し易い
坑道の石売った方がラクでしょう。買う人も美材ほど喜ぶからここに需給が成立した。
巷に流通しているいわゆる”老坑”がその類だと言うのはそういったわけで仕方が無い。
>>798 中国の清代くらいの古墨摺ってみて
どれが一番良かったか報告してもらえます?
それでついでにその老坑がホンモノかどうかわかりますし。
和墨や現代唐墨だと確かに宋坑とか90羅紋ってオチになると思う。
結局、目立てもいらないミラクル鋒鋩、驚き溌墨の老抗水巌ってのは
清末以前の墨匠銘入りの唐墨で墨色を濃墨から淡墨まで
本当にきっちり出したい、紙も筆もギリギリ選んでやってる
ハイスペックな人しか必要ではないし、
墨色からの違いも分からない。
みなせの「銘品」とやらは旧硯以外は銘品のうちにはいらんですよ。
ほとんどは、ね。
あそこは実用硯(規格サイズ硯)以外を銘品と言ってるわけで。
形や石紋だけで銘品とは。それなら中国やヤフオクで売ってるような
ルーターで3次元立体彫刻施したおみやげ品「端渓(笑)硯」が
みんな銘品になっちまう。
>>764 確率の高い店、となると、こと老坑については
現地工場から店までがほとんど信用できないのが現状。
自分で見極められるかどうか、
自分で確率を高められるかどうか、という話になってくる。
買う前にその硯で墨を擦らせてくれる店、
というのは最低条件。
そのときに店が出してくる墨が唐墨、できれば清代古墨、
悪くても画学院墨あたりだったら
店はやる気ありそう、ってことになるけど和墨だったら問題外。
>>808 イボイボって、眼柱がたくさん立っているってことかな?
眼に瞳はあった?恐らくそれは梅花坑。
老坑ではないし、硯としての性能は悪い。
物見ないで、おそらくそれは、ってのは
硯ではやめた方がいいよ。
持ってる人の気持ちも大切にしてあげなきゃだしね。
普通に買うなら歙州が使い勝手いい。間違って羅紋硯買ってもまあ使えるから。
端渓は石質悪いと、なかなか墨が落ちないし、すぐに色が黒ずんでくるから。
使い込んだ老坑水巌なら墨離れもいいから洗い易く手入れもラクだが滅多にないし。
俺だってしょっちゅう古墨磨っているわけじゃないし、練習や普段使いには鉄斎や
そのほか入手可能な唐墨使っているのであって、そういう墨は歙州で磨っています。
使いっぱなしでしばらく放置してしまっても、洗えばすぐに綺麗になるしね。
そして鋒鋩も並みの端渓に比べると遥かに頑強。(ただし金星硯には弱いものあり)
別にこれはミラクルでもなんでもなかろう(笑)
なんというか、みんな端渓好きなんだな。で、良い端渓入手できないとガラスとかに走る(笑)
端渓なんて、戦後に山巌をガンガン掘るようになって、硯として用をなさない石が大量に出回った
せいで、悪貨が良貨を駆逐する原理じゃないけど、実際使い勝手良い端渓探すのが難しくなった。
古硯はひたすら高いだけだし、古硯だからといって石質が良い硯ばかりじゃないし。
ここにいる大半の人なら和墨か戦後の唐墨使っているのだろうから、むしろ歙州とか澄泥とか
安価で使い易いのにしたら良いのに、と思うよ。カーボンブラックが多少入っていても歙州なら
目立たないしね。
歙州硯(きゅうじゅうけん)と読む。
ひょっとして読み方解らない人がいるんじゃないかと思ってね。
唐代の昔から端渓と並び称される硯石だ。
神保町の万馬券行って
ショーウィンドウの中の硯みて、
「これは立派なものですね。老坑ですか?」って誉めてやったら
「ああ、それは良くできたニセモノです。
麻子坑使ってやるんです」って言われた。
見る目ないよ。オレ Orz
あははは。「オカルト老坑」には笑えた。気功で空を飛ぶ、
とかいうのとちゃうでえ。。
汪近聖の話もどっか行ってしまったやんか。
古墨や天然硯を否定したくて仕方が無い人々がいるのには困惑するわな。
伝統文化を楽しむ心ないんやろうか?
書道なんて伝統文化そのものちゃうやろか?
そのうちマウスで書文字書くのが正解、とか言い出すんやろうな(爆笑)
「俺のソフトウェアは張旭以上の草書かけるんや」、とか。(笑笑)
まったく現代の子の考えていることはようわからん。
お手軽に辿り着けないとすぐに安易な否定に走りよる。
”伝説の老坑水巌(笑)”、いつか手に入れてやるで!とかないんか。
ワシが若い頃の書道具屋の親父共や書家共ははるばる現地まで徒党
組んで行ったもんやけどな。みんな騙されとったけどな(笑)
現地が一番コワイw
「せっかくだから」が発動されて
買わずには帰れないしw
見栄えだけの観光みやげ硯溢れてるし。
まあその見栄えも最近のは「フィギュアと違うんですけど?」って
思いたくなるようなものばかり。。。工具が発達したからですかねえ。
そのうち勢い余って巨乳竜とかミニスカ老師とか掘り出すんぢゃないかと。。。
>>827 ○らえもんやキ○ィちゃんぐらいはすぐにありそうだが。
スレ読んで気づいた。
どんなにすり減っても磨りガラスな状態の
磨りガラスがあれば問題ほぼ解決?
議論活発だけど砥石の人もミラクルの人も宋坑一番の人も
脳内フィルターかけるとひとつひとつ言ってることは勉強になるなあ
>>830 ダイヤモンドじゃないかな?
つーか、
>>816からキチガイが早起きして一人で書きまくってるじゃねえか!
内容の白痴っぷりもいつも通り凄いけど、こんだけの量を短時間で書き込めるっていう
その粘着性と異常な集中力が真性キチガイ特有の迫力だよなw。
君子危うきに近づかず
鋒鋩にあたるものが墨を削り取るような
突起性の強い状態でなおかつ超硬質ガラスだと
墨を痛めてよくないかもね。
粘土質のような硬度が低い不純物と鋒鋩にあたるガラス質が
「ミラクル配分」で混ざってて、
ガラス質の鋒鋩に粒々感が出るといいんぢゃないの?
電波だろうけど。
>>831 硯好きは皆キチガイ自覚してるって(爆)
ただナイロンの筆やガラス硯や墨汁に固執する奴等はバチガイ。
ここは「文人趣味」の文房具スレ。
安価でお手軽、なんて書道家スレで啓蒙してれば充分だって(笑)
どうも半端な理系君が多いな。
科学の言葉で語らんと理解した気にならんのかね。。
>>833 でもさ、澄泥硯ってあるぢゃない?
どっかで原石みつけた澄泥でもなくて、
最近の砂固めて黄色付けた澄泥でもなくて、
製法が分からなくなってるっていう古澄泥。
あれって、ガラスは使ってないけど、発想は同じだと思うのよね。
って思って書いてたら、同意
>>835を得られましたw
硯に限らず石好きな奴なんてキチガイ呼ばわりされてもなんとも思わないよな。
むしろ誇りだろ?河原で石拾って生計立ててる水石家とかな。
前に出てきた砥石マニアも同類。
キチガイ上等。
常識人は墨汁使ってなさいってこった。
わざわざガラス硯作らなくても澄泥硯は現代でも作っているし
和墨は良く下りるんだから、大抵の人はそれで充分な気が。
>>838 たいていの人はそれで充分なんだろうけど
それではミラクル度が足りないwww
>>837 マニア、というのはそもそも「キチガイ」の意を含むしね
キチガイとか電波とか言われたくらいぢゃ動じないわ。
>>831 はぁ?歙硯薦める奴が白痴?
でもってあなたはダイアモンド硯が最強?
それこそミラクルだなwwww
>>839 ダイアモンドの粉混ぜて、ミラクル澄泥つくるんでしょうな(笑)
東急ハンズで売ってそうで怖い。
まあ”癲”だの”迷”だの”癖”だの”狂”だの、
昔から石の愛好家は散々言われてきました。
>>821 合計6000円以下ならいいんじゃない?
>>840 あなた
>>816さんだろうけど、あなたが何に対してそんなに必死なのかが分からんな。
あなた何がそんなに不満なの?
何があなたをそうさせてるの?
その熱病患者のうわ事のような支離滅裂な書き込みを連日続けるエネルギーはどこから来るの?
つか、あんた誰?
あなたが当然持っているであろう世界でほとんど唯一とも思える「真の」老坑端渓硯とやらを
せめて画像だけでもアップしてくれないかな。
みなせみたいな巷の文具屋で取り扱っているようなまがい物とは違うんでしょ?
そうすればあなたの言う「真の」老坑とやらの定義を我々が理解する
ことができるかもしれない。
(できないだろうけど・・・w)
まじ、コテ付けて欲しいわ。
絶対あおらないから、頼むよ。
透明アボーンかけるから。
俺からも真の老坑水巌でもあたりの10%程度というミラクル老坑の
画像upを是非お願いいたします。
>>844 ふーん、驚いた。写真の撮り方が綺麗だな。。。誰だ、これ作ったの?
俺も汪近聖の写真を堂々と載せているサイト初めて観た。。。この大きさと造作は
汪近聖だろうな。値段無いけど非売品か?金巻の紫玉光なんて図録以外に初めて観た。
汪節庵も完墨じゃないか。。。げ、げーだな。参ったよ。
この写真の硯のうちのいくつかは水巌だろう。古墨もレベル高いな。ここにある写真の品物が
すべてこの店にあるならこの店に行けば老坑買えるかもしれないな。高そうだけど。
東京に行く機会あったら寄ってみよう。
写真だけで判断できないが、墨のレベルから察するに、この店には老坑あるだろう。。。
サイトには水巌ってあるからな。
写真の件は了解。だが、このサイトほど上手く撮れないぞ。。。うーむ。
>>844 そこ。昨日は土曜日なので休みだったけど
外からガラス越しに覗いたら大きな木箱が着いてたよ。
先月行ったときにはなかったから
そろそろ北京のオークションの荷物が届き始めたのかもしれん。
>>848 「水巌」とか、そんな売り文句信じるのかよwww
いいカモさんですね^^w
なんだ、店の宣伝のための振り?
>>849は内部事情にくわしそうだしw
852 :
848:2008/06/29(日) 12:31:20 ID:???
853 :
848:2008/06/29(日) 12:32:30 ID:???
>>850 水巌かどうかはともかく、墨は偽物とは考えにくい。
良い墨があるところには良い硯もある。
サイト見た。
画像が小さすぎて、墨堂の様子もわからない。
ヤフオクの良心的な出品者のがまだましな画像。
あと、フィルターかけてある悪寒。
855 :
848:2008/06/29(日) 12:36:45 ID:???
汪近聖は”鑑古斎墨譜”の龍光萬載だろ。。汪節庵もどこかで観た事があるな。
マニアックに出来ているが、商業的ではないな。。。
なんで休みの日知ってて、行くんだろう?
北京のオークションいったのしってるくらいなら、
定休日しってるはずだし。
近所に住んでても、わざわざ休みとしってて
見に行くか?
必死だな。
>>857 墨や、硯にコメントしたわけじゃなくて画像についてのコメントね。
保存状態いいんじゃない?>墨
860 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 12:47:40 ID:hYrQLwlz
>>855 たしかにきわめて珍しい写真ですね。実物が観たいですね。
圭璧光も墨譜に載っているでしょう。
861 :
848:2008/06/29(日) 12:51:17 ID:???
このサイトのコラム面白いから、しばらくこっち読みに行くわ。
ではまた。
古墨や古硯なんて、そう売れる物じゃないし、まして
海外買い付けいったあとなら、直ぐにでも売りたいだろうしねぇ。。。
宣伝必死になるのもわかるけど、素直にうちの店に新規入荷しました!
って、書いた方がよっぽど良いと思うんだけどなぁ。。。
木箱?
客の一人ですが木箱はいつも通路に出している箱ですよ。
閉店時には店の中にしまっているだけ。
849は最近来はじめた客かもしれないけど内部の人や常連じゃない。
それにHさんもこんなところで宣伝するほど器用な人なら
困ってないって(笑)店長はネットからっきしだしね。
好意的な常連客ほど他の人に話したがらないよ、この店は。
あーあ、余計な事してくれたの誰だろう?やめてほしいよな。
○美堂の名前が出始めた頃からやな予感してたのだが。
この世の終わりまで人知れず営業していて欲しかったのに。
だったらスルーするのが一番なのにw
866 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 13:08:26 ID:svyTeAzM
自演ウザイ
印材はスレ違いですか?
田黄はどこで買えますか?
印のスレあったとおもうよ
>>794 そうなんですか。やっぱり質の良いものには独特の風格や美しさがありますよね。
ニヤリとしてしまう気持ちは同じようですね。
レスが遅れてすみません。
まあ全部店の自作自演ってやつなんだけどな。 ∧_∧
∧_∧ (´<_` ;) ・・さ、流石だな、冨美堂
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / ィ | |
/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
__ _/ Prius // FMV // VAIO // Mebius // LaVie /____
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ /ThinkPad //WinBook//DynaBook//Libretto // Presario/
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ / Inspiron //Endeavor//InterLink // Evo //Let'sNote/
\/____//____//____//____//____/
│ │ │ │ │ ┌─┐
└────┴────┴────┴────┴───────コ.│
西冷印社のサイトみてみ。
>>873 なんだか知らんが行って見るわ。
ちょうど会社の近くだし。
>>874 相場は無い世界だが1gあたり3万円、って話は数年前に聞いている。
いまはどうかしらん。
無論、グレードもある。
杭州
しきりに、墨による研磨をいってた香具師が関係者または超常連か(笑)
881 :
自演イクナイ:2008/06/29(日) 13:39:20 ID:svyTeAzM
>>845〜
>>847の流れで
>>816にミラクル老坑画像upをお願いしているのに、
なんで、
>>848で
>写真の件は了解。だが、このサイトほど上手く撮れないぞ。。。うーむ。
>>852 名前:848 投稿日:2008/06/29(日) 12:31:20 ID:???
>ちなみに816は別人だがな。彼の言っていることはさほどおかしくなかろうが。
882 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 13:43:51 ID:9Z0QP8r+
キチガイでもあるが、そもそも悪徳業者関係者だろ
みなせ並みっすか?
みなせを悪徳業者と言うのは悪徳業者だけだなw、
>>816君
886 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 13:51:46 ID:svyTeAzM
>>883 激しく同意。
っていうか、清朝古墨による研磨が出てきたときから
ぴーんときてたけど、冨美堂関連話題が出てきたことで、確信した。
もうそろそろ全く話の流れが分からなくなってきました。
何が本当で何が嘘なのやら見当がつかないw
ひょっとして洗硯会参加者とかいるの? ((((゜д゜;))))
宗教行事だからいるんじゃね?
最近カキコ多いな
カキコ多いのはいいけど、マジメな議論以外の荒れた流れは面白くないな。
北京のオークションから帰ってきて、新入荷したみたいだからね。
894 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 15:53:29 ID:9Z0QP8r+
(*´д`*)
895 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 15:54:10 ID:9Z0QP8r+
( *´ д `* )
896 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/29(日) 15:54:44 ID:9Z0QP8r+
( * ´ д ` * )
>>893 // _____ //
. / / /::::::::::::::::::::::::::::ヽ //
/ / /:::::::/~~~~~~~~~~/ / /
// /:::/ r━、、u ━ / / /
///:::::/ ノ ・ > <_ ・_`つ l l
///:::::√ (__ ノ ' i u ^ヽ ) | |
(6 ≡ ⌒ `ー'゙ ノ | |
≡ u /'' ̄ツ/ ノ ノ
\ ( ̄v ̄ ̄ ,r'' ノ / /
\ `―" ̄~ / //
\ ∪ u / //
\__________ノ //
//
硯を洗うのにファンデーション用スポンジを使ってみた感想
1. 100円ショップで買った3個105円のファンデーション用スポンジ
合成発泡ゴム製。やわらかすぎる。フニャ。スポンジで洗ってるのと同じ感覚。
2. おなじ100円ショップで買った1個105円のファンデーション用スポンジ
発泡ウレタン製。堅さは3個105円よりも堅く、洗いやすい。汚れも落ちる。
3. Shu Uemuraで買った1個840円のフリーサイズスポンジ
天然ゴム+合成ゴム添加。大きな正方形で自分で好きな大きさにカットして使う。
3つの中で一番堅くてコシがある。洗いやすい。すごい。汚れがどっと落ちる。
洗ってる途中から石紋まではっきり見えるようになってきた錯覚が。。。
洗い終わったあと、濡れた状態で指で触って硯面が明らかに良くなってる。
840円だけど、使う分だけ小さく切り取って使えば、3個105円より割安か。
効果は絶大だし。
こんなところでShu Uemura業者乙、とか言わないでくださいねw
余ってるの使っただけなんだから。。。
855 名前:848 投稿日:2008/06/29(日) 12:36:45 ID:???
汪近聖は”鑑古斎墨譜”の龍光萬載だろ。。汪節庵もどこかで観た事があるな。
~~~~~
>>898 >余ってるの使っただけなんだから。。。
~~~~~~
>>848=
>>816=>898 さん お帰りなさい。
>>898 // _____ //
. / / /::::::::::::::::::::::::::::ヽ //
/ / /:::::::/~~~~~~~~~~/ / /
// /:::/ r━、、u ━ / / /
///:::::/ ノ ・ > <_ ・_`つ l l
///:::::√ (__ ノ ' i u ^ヽ ) | |
(6 ≡ ⌒ `ー'゙ ノ | |
≡ u /'' ̄ツ/ ノ ノ
\ ( ̄v ̄ ̄ ,r'' ノ / /
\ `―" ̄~ / //
\ ∪ u / //
\__________ノ //
//
キチガイ君必死だなw
きっと話題そらしたかったんだね。
2ちゃん特有の荒れた展開になったな。
キチガイ叩きもウザイ。848の写真UPを待てばいいのでは?
文房具に関する基本的なボキャブラリ無い奴がいるな。
清雅堂の広瀬さんが翻訳した”端渓硯”だっけ?せめて
あれぐらい読んだらいいのに。
叩かれている奴はどうやら業界の裏事情詳しすぎ。
業者かセミプロだろう。
たたいている奴も○なせ関係の業者だろ。
裏事情暴露はタブーだよ。商売だからね。互いに必死なのはわかりますが。
精華堂、澄心堂をはじめ、萬羽軒、フレスカ、そして冨美堂や、亮和堂。
清雅堂も昔は端渓凝ってたな。栄豊斎は積極的ではなかったようだけど。
別にどこがどうってわけじゃないが、東京にいるならめぐってみれば良い。
宣伝でもなんでもいいから、買えるところ教えてよ。
みなせ、冨美堂以外で。出来れば名古屋近辺にはないの?
”みなせ”関係者がいるのもわかったし”冨美堂”関係者がいるのも
わかったから不毛なたたきあいはやめれ。
店のスタッフなんかシンパの客なんかしらんが、行ったことが無い人は引いてしまうよ。
キチガイ呼ばわりも悪徳業者呼ばわりも品格疑われるよ。
みなせは神戸だし冨美堂は東京なんだろ?商圏ちがうしどうでもいいじゃないか。
まあ機会があれば両方いってみよう。俺は大阪だし。
イミテーションの清朝古墨や古硯を高値で売りつけていたアコギな商売していた
業者がいたことも事実だよ。
>>886は昔ひっかかったとか?”なんでも鑑定団”でク○ノキ氏が倣古硯に
めちゃくちゃな値段つけていたけど、たしかに二束三文の硯を能書きたれて高値で
売りさばいていた業者はいたし、いまでもいるだろう。
今売っても10万がせいぜいの硯を200万とかで買わされていたらそりゃ腹も立つ
だろう。
ただ本物の古墨もあるし古硯で良いのもあるのは事実。それを使って楽しむ趣味
はそれはそれでいいのではないかな?
みなせのHPみたが、新硯を適当な価格で売るのはそれはそれでいいのではないの?
>>908 だな。
俺は両方行った事があるけど
みなせと冨美堂の商品比較すればあきらかに客層違うのわかるだろ?
ターゲットにしてる顧客層違うんだから住み分けすればいいんだよ。うん。
一気に盛り下がったね。
ガラス硯もミラクル老坑の話も面白かったのに。
>>907 商圏も客層も違う。高級中古車と新車売る以上の違いだ。
どうでもいいわな。
乱波おくりこむならもうすこしましなのたのむ>冨美堂
あと、亮和堂の乱波キボン。
>>904 >清雅堂の広瀬さんが翻訳した”端渓硯”だっけ?せめて
>あれぐらい読んだらいいのに。
そうだよ、基本だろそれくらいしっかり覚えてろや。
亮和堂ってセールで古墨でるの?
タダでさえ不景気なボーナス商戦、○なせも冨美堂も?(東京行った事ないから知らんが)
殺気立つのもわからんでもないけど、ちっと冷静になれや。
ええもんあったらこうたるから。
清朝以前の古墨買えるところ教えてください。
>>914 数回前のセールの時いったけど、古墨はなかったような記憶。
でも、古硯は冨美堂よりたくさんあるよ。
セール対象割引になるかどうかは知らんけど。
>>918 東京日本橋ですか。なんか中国人の経営者っぽいですね。
ふーん、易水硯なんて聞いたことない硯もある。
>>917 冨美堂は古硯売る店じゃないからね。
古墨はショーケースにタナザラシのが少しあったような記憶。
別に業者の書き込みでもいいんだよ。
読ませる文章で楽しませてくれてるなら。
じゃ何屋なの?
まだ、○美堂の工作員いたのか(笑)
業者乙とか言わないから、自分のお店のセール情報とか書き込んでよ。業者の人たくさんいるんでしょう(笑)?
古墨やミラクル老坑(?)キボン。あと筆の良いの。都内がいいけど大阪とかもいいよ。出張でよく行くから。
925 :
920:2008/06/29(日) 21:58:49 ID:???
>>923 私はたまに冷やかしにゆくだけであまり買ったことは無いですが(正直買うものがないですが。。)
狭いし、しゅっちゅう閉まっているし、無理に行かなくてもいいでしょうよ。
ただ地下鉄の乗り継ぎで交通会館の地下一階はいつも通るんでね。
ちなみに私は印材狙いなんでね。あの店の店長曰く「古硯に水巌なんて滅多に無い。」
そうですから、売っているのは古硯じゃないんでしょう。
どうでもいいが”ミラクル老坑”って呼称は笑える。良いか悪いか別として。
硯を15年以上いじってきたが初めて聞くわwwww。
みんな思い思いの道具使って情報交換すればいいのだけど商売カラムと鬱陶しいね。
とはいえ、業者、プロの意見も聞きたいからね。多少宣伝めいていてもいいからさ。
一気にキョー和とかユザワヤの名前が出なくなったなwww
930 :
924:2008/06/29(日) 22:10:36 ID:???
いや、俺も知らなくてこのスレで知ったんだけどさ。そこ。
まだ行ったこと無いけど、いってみたい。
ユザワヤなら吉祥寺店がオススメ。
1575万円の(略)
あとは現スレ検索しろ。
宣伝混ざってもいいから、勉強になる書き込みを読みたい。
934 :
848:2008/06/29(日) 22:59:36 ID:???
さあ〜キチガイの俺が帰ってきましたよ、っと。
○美堂のHP見たが、キチガイ度合いは俺以上だ。汪近聖を墨として使うのではなく
洗硯して大西洞を美しくする為に使うなんて正気の沙汰とは思えん。
たしかに美しくなるかもしれんが、洗硯だけを専門的にやるってのは本末転倒じゃないか?
文章洒脱で面白いが、書いてあることはここしばらくのこのスレのカキコ以上に過激だ。
道具集めが目的化した人が行く店だな。ここは。硯の石品がどうのとか。
まあ一度いってみるけど。
俺のスタンスとは正直違う。
俺はあくまで道具として組み合わせて使ってどうよ、っていう方面から考えるから
硯フェチとか墨マニアとかはバランス欠いた連中だと思っている。趣味として否定はしないけど。
古墨だって鑑賞するだけの奴は沢山いるしそういう奴の方が多い。
硯も持っていてもろくに使っていない奴の方が多い。だいたい必要以上に持っているからな。
硯マニアというかブームとかいうのがあって、古硯100面以上集めたとかそういうこと
言っている奴に限ってろくな字も絵もかけなかったりする。
どうも○なせの人に○美堂の関係者と思われているらしいが、ま、どう思われてもいいが
沙浦とか新老坑って事情は別にプロでもなんでもなくても周知の事実ということだ。
べっつにあんたの店が沙浦扱っているわけじゃないんだろう?
あと新老坑は、硯材として優れているからいいのでは?というのが俺の意見。
ミラクル度はたしかに足りないが、ミラクル古墨持ってないと意味ないしな(笑)
935 :
848:2008/06/29(日) 23:04:26 ID:???
すこし長いがHPから引用するが。。。
問3:洗硯に使う墨を教えてください。
工業用カーボンブラックが多量に入った現在の中国墨では、
どのような硯石であっても黒くなってお仕舞です。
また、こと洗硯に関しては、どのような時代の和墨であっても、
中国の硯には適応しません。出来うる限り中国の清朝時代の本物の古墨で、
油煙墨を使われることをお勧めします。また、
硯材史上最も優れた大西洞硯石クラスのものを洗硯する場合、
清朝時代の古墨の中でも、より優れたものを厳選する必要があります。
この場合、清朝中期以降の徽墨の中でも、汪近聖(鑑古斎)、
汪節庵(函璞斎)など歙県の墨匠の製品を使うべきでしょう。
よく目にする古墨の内、胡開文(蒼珮室)のものは余りお勧めいたしません。
古墨は、なかなか値段の張るものですが、それだけの違いがあるのです。
-----------------------------
めちゃくちゃ独断と偏見に満ちたご意見だよ。同意できる部分もあるが
無茶言うな、ってレベルだ。「汪近聖(鑑古斎)を使うべきでしょう」なんて言われても
それじゃ「無理ですよ、あなたには出来ませんよ」って言っているのと同じだ。。
商売になるんか、是で。。。というより硯のためだけにそんな良い墨使ってくれるな
と言いたい。道具の使い方間違っているだろうと。
>>934 848さん、あなたのミラクル老坑の画像うpまだぁ?
あなたはそれやらないと帰ってきちゃいけないでしょ。
(短文でこっそり帰って来てたのも、それはそれで必死さが笑えたけど・・・)
938 :
自演イクナイ:2008/06/29(日) 23:12:46 ID:svyTeAzM
>>845〜
>>847の流れで
>>816にミラクル老坑画像upをお願いしているのに、
なんで、
>>848で
>写真の件は了解。だが、このサイトほど上手く撮れないぞ。。。うーむ。
>>852 名前:848 投稿日:2008/06/29(日) 12:31:20 ID:???
>ちなみに816は別人だがな。彼の言っていることはさほどおかしくなかろうが。
939 :
848:2008/06/29(日) 23:13:07 ID:???
HPの汪近聖観て洗硯に使ったなんて話聞かされたから
ショックで飯も食えんようになった。。なんてもったいないことするんだ。。
○美堂のHP作った人に比べれば俺なんか常識人だよ。
○なせは一般向け。いいじゃないかこれで。
ダイアモンドの硯があったっていいじゃないか。ミラクル澄泥、上等だよ。
もうどうでもよくなったよ。。。
写真のUPは自然光の下で撮らないとうまく行かないから
しばしまたれよ。
写真うpとかすると特定されると面倒だからやめたほうがいいよ。
煽られても無視したほうがいい事もある。
意地になる必要ないよ。
>>939 コテハンなのれウザイ。
アボーンかけるから
>写真のUPは自然光の下で撮らないとうまく行かないから
>しばしまたれよ。
逃げに入った :-)
そろそろ1000だが、誰か次スレたてない?
>>939 なんで自演までして、必死なのですか?興味あり。
>>940 そういう自演をする奴を精神病者って言うんだよ
>>937 笑えねえよ!
こいつの場合、ホンマモンだろ?
病的な執念だけでユーモアの欠片もないし・・・
(それが真性の特徴でもあるけど)
そもそも、普通に読めばみなせの関係者なんて1レスも登場して来てないだろ
848が話題をそらしたくて一人でわめいてるだけじゃん
正体は若造だろうし、書も画も実作できない脳内文人なのも分かる
ただひたすら痛々しい
帰ってきたキチガイもキチガイなら煽りも煽りだよ。正直周りは引きまくっている。
皆さん、あまり個人攻撃みたいなのは醜いですよ。
内容のある密度の濃い文章で面白かったのに。
自分の主張が強い人ほど面白い文章を書いているので、
そういうのは積極的に書ける雰囲気にしませんか?
けっきよく
しゅうじれべるやつらが
板覇権めぐってわめいてるだけジャン
人のレベルが低いところに
いい話があるとはおもえんな
>>947 ミラクルの848に内容なんてないだろ、848さんw
>>945 アンタも言葉汚い。いい年なんだろうけど。
○なせさんも○美堂さんもとばっちりなんじゃないか?
良い迷惑だろうよ。
俺は上のほうで砥石の話で参加してしまった部外者ですが、
せっかく面白い話がいっぱい出てたのに、急に業者がどうとかで荒れてしまい
もったいないと思いましたよ。
部外者ゆえに業者には興味がないので、単純に熱く語っている意見が面白かったのです。
あはは。末期症状。
こういうときは皆さん、パソコンの電源落として
静かに墨を磨って書写に励みましょう。
そうなんだよな。みなせの話なんて1度、出ただけなのにねぇ。
冨美堂関係者が露骨。
とりあえず
>>848の言うことは信じられない。
理由:自演があきらかになったから。
958 :
848:2008/06/29(日) 23:38:21 ID:???
なんか相手も相当興奮しているみたいだから
俺はしばらく消えるよ。消えた証拠に流れが変わるでしょう。
以降どんなに罵られても1ヶ月はこのスレ見ないから。
なんか気に障ったみたいね。
砥石さん、スポンジさん、ガラスの硯さん
他業者さんセミプロさんたち、さようなら〜。
写真はそのうちなんの前触れもなくコソッとUPするわ。
覚えていたら観てね。
次スレに期待。
自演するやつは二度とくるな
>>848の自演はスレッドの最初からだね。
自分で質問して自分で答えたり、
マニアックな古墨ファンが数人居て情報交換してるように見せかけてるけど
すべては
>>848の自演だったり・・・。
キチガイとか自演とか2ちゃんでは珍しくないけど、
これだけスケールの壮大なのは珍しいな。
一時のイタズラじゃなくて長期間持続して行くところが特に・・・。
>>958 とか言ってミラクル老坑の画像うpから逃れるところが凄いね
>>960 そうだね、そして途中からエスカレートしたつー感じか。
ここまでするキモイのはめずらしい。
>>961 ワロタ
何で皆さんはこんなに夢中になって個人攻撃をしているのですか?
理由が分かりません。
自演くらいあってもいいじゃないですか。IDを出さなくてもいい板なんですから。
そんなことで攻撃する理由にはならないと思いますよ。
面白い長文をいっぱい書いてくれていた人に対してあまりに失礼ではないですかね。
どの分野にしても、語るべき内容と情熱を持っている人には魅力があると思います。
突出している分、癖やアクはあるので相性はあるでしょうが、
こういう匿名掲示板では、どんどんアクの強い意見を書いて欲しいものです。
自演はよくないよ
あのー七宝の水滴の可愛いのが欲しいんですけど。匙と一緒に。
(なんか聞ける雰囲気じゃなくなってるケド。ナゼ?)
筆筒とか、墨床とかはやっぱり雑器扱いなんでしょうかね?
墨床はあまりみないけど水滴はオクでよくでていて
値段も安いんじゃないかな。
むかし、むかしのお話です・・・・
あるところにジサクジエン共和国がありました。
___
. |(・∀・)|
. | ̄ ̄ ̄ ジサクジエン共和国
△
△l |
__△|_.田 |△_____
|__|__門_|__|_____|____
自作自演でもプラトンの対話集みたいに内容があればかまわないのに。
結局何がホントか解らないままだけど??
来月ボーナスなんですが、ちょっと良い筆が欲しいです。李鼎和とか文革前
くらいの提筆のセールとか知りませんか?私は墨、硯はよく解りませんが
筆はわりと買っています。
>>967 ありがとうございます。でもヤフオクやったこと無いんです。
が、探してみます。
>>969 李鼎和はねえ。これも時々ヤフオクに出ているから注意してみておくといいよ。
でも結構な値段になる。
>>963 858さん、面白くないからあなたは叩かれているんですよ
それが分からないんですか?
ユーモアと余裕がないの
言い換えれば、文章力がないの
人を愉しませる人格がないの
終日ネットに張り付いて迷信に満ちた耳学問だけの知識を書き連ねてるぐらいだから、
仕事もなくてカネもないんでしょ?
カネがなければ平凡な古墨も老坑も買えませんよね
買えなければ触れなくて現実を知る機会も訪れませんから、
ネットなどでのオカルティックな中国商人の口上をいつまでも盲信し続けてしまいますね
憐れですね
だけど、他人を不愉快な思いをさせている人に同情はしません
早く仕事見つけて、墨や硯の収集を始められるようになってください
まあ、実際に仕事を始めると他に興味のあること(友達とか女とか)ができて
文具への興味は薄れてしまうと思いますが、
それこそが848さん、あなたが大人になるということです
長文失礼
>>969 和筆だけど、かの有名なミロが日本に来たとき買いまくっていったという
田辺文魁堂の筆はどうですか?HPとかありませんが、谷中です。
もちろんご主人が筆匠です。4本買いましたけどみんなよかったです。
>>971 >>973 ありがとうございます。
谷中ですか。当方東北なのですが、上京の折にでも行って見ます。
>>972 上にも書いている通り、俺は砥石と刃物の話を書いて参加した者です。
全く別人を同一人物の自演と思い込む、その思い込みの強さをまず何とかしてください。
盲目になっていますよ。
今度は速攻で水滴から筆かよっ!
話題そらそうと必死すぎるだろ、848!!!!!!!!!
>>975 (こういう2ch特有の荒れ方した時はスルーが鉄則だよ。匿名を特定しようとしだしたらわけわかんなくなるから)
砥石のスレってどこかにあるの?印刀を研磨するのに使いたいのだけど。
>>963 >自演くらいあってもいいじゃないですか。IDを出さなくてもいい板なんですから。
だからこそ自演はしないという暗黙の了解が必要なのでは?
>>972の書き込みを見て唖然とするものがありましたが、
そもそも間違った思い込みの上に推測を重ねていませんか?
神通力でもあると、自己の能力を勘違いされていませんか?
人生経験をつもうと、ない能力はないのです。
その思い込みが全くの間違いであることに気付いてください。
少なくとも俺は自演とかそういうことには興味がありません。
書き込まれた内容を読んで、それが興味深ければそれで満足できます。
>>981 自演に興味がないなら自演すんなよ、848!!!!
983 :
979:2008/06/30(月) 00:17:42 ID:???
>>981 つまり自演する香具師がいたから、あなたまで誤認されるわけですよ。
>>969 筆なら日本橋の有便堂か、神田の恩恭堂はどうだい?
提筆があるかどうかしんらんが。
↑
一人で決め付けて
カッカしている
さぞ楽しいことでしょう♪
きっと今夜も明日も
>>978 俺は一応仕事で砥石の扱いを習得しましたので、
砥石の知識は実用から学びました。
刃物板に行けば砥石や研ぎに関するいろいろな人たちのノウハウが見られると思います。
砥石自体も天然砥石では怪しいものが多く出回っていますが、
実用では、人造砥石が主流ですね。
僕の場合は仕上げ砥石だけを天然にしています。
あーこのまま1000?
次スレ誰かたててよ。
>>985 誤爆ですよね?
もう、みんな興奮しすぎ。。。
俺の砥石や刃物でしたらお見せできますよ。
何一つ嘘はついていませんし、自演もしていませんから。
皆さん、妄想にとらわれて盲目になっています。
1000なら848がミラクル老坑と称して自分の包茎チンポをうp!
993 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/30(月) 00:23:01 ID:eDs46zyN
>>986 ありがとう。刃物板ですね。(ちょっと怖い名前だけど)
>>991 文人趣味にはほど遠くなってきましたね。
下品な終わり方だなあ。
997 :
_ねん_くみ なまえ_____:2008/06/30(月) 00:27:21 ID:VIzE9+xY
硯面の膠を取るのはティッシュペーパーを濡らして擦るといいらしいよ。
でも10分くらいかかるんだって。
水滴>筆>刃物
う〜ん
848はタイピングだけは速いな
>>993 実用道具から趣味のナイフまでいろいろな話題のある板です。
今は時期的に危ないイメージですねw
>>995 落ち着いた議論が楽しくて拝見させて頂きましたが
業者の話が出てから冷静さがなくなって荒れてますね。
コーフンしないで。空気読んで。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。