1 :
NASAしさん:
ふと気になったのですが・・・。
石油以外の燃料を用いて飛行する旅客機というのは、
技術的に実現可能なのでしょうか?
技術的には可能としても、経済的には出来るので
しょうか?
ロケットエンジンは怖いし、かといって電気では
重量過大になりそうだし・・・石油が無くなったら
旅客機はどうなるのでしょうか?
2 :
NASAしさん:2001/03/03(土) 01:28
異次元移動
3 :
G_Tomo:2001/03/03(土) 03:26
マジレスすれば、水素が第一候補だと思うね。
タービンエンジンでは、ほぼそのまま使える。
液化しても比重が小さくてタンクが大きくなるのが欠点。
製造はしばらく天然ガスからだろうけど、
化石燃料以外でもエネルギー源から製造可能。
(まあその1次エネルギーが問題なんだが)
あと化石燃料系では液化メタンが有力、
天然ガス・メタンハイドレートは埋蔵量から魅力。
まあ石油が無くなって、ジェット機が
飛び交う社会が続くかは別問題だけど。
4 :
NASAしさん:2001/03/03(土) 04:07
「松根油」っていうのはギャグの一種として。
メタノールって言うのは、レシプロでもジェットでもいけるんで
ないかい?
アルコール耐性酵母を培養して、砂糖黍から糖分を抽出し、
エタノールの大量生産ってのは?
エネルギー源は、太平洋上のいかだ工場で、太陽光発電でまかなう。
って事で
5 :
NASAしさん:2001/03/03(土) 15:37
電気モーターで飛行機を飛ばせるほどの推力は不可能なんでしょうか。
同じ水素が燃料としても、燃料電池なら騒音も軽減できると
素人考えで思ったのですが。
6 :
NASAしさん:2001/03/04(日) 01:06
悲しい事に自動車業界の方が進んでる。
燃料電池自動車が市販されたら、外して着けて飛んでみたいと思ってるのが
世界中に沢山いると思う。
ただし、プロペラ機の騒音の中で一番大きいのがプロペラの風きり音なので、
騒音低減は思った程効果が現れないかも。
ただ、鉛入りのガソリンを振りまきながら飛ぶより、気分がいいわな。
既に、モーターグライダーでは、Ni-Cd バッテリーで飛行するのが有る。
ただし、1日充電して、15分位上昇飛行しておしまい。
あとは上昇気流をつかむしかない。
スポーツだからそれでいいけど、実用からは程遠いね。
>>6 再び素人考えですけど、電気モーターで、
プロペラではなく、ジェットエンジンみたいな仕組みは無理ですか?
ジェットエンジンから爆音だけなくなれば素晴らしいと思うんですけど・・
8 :
G_Tomo:2001/03/04(日) 10:18
電気モーターは出力/重量費が低く燃料(バッテリー)のエネルギー密度が低いのが、航空用としては致命的です。
試作は幾つかされていて、日本でも日大が人力機の「ストークス」にモーター付けて飛んでます。(必要馬力の計測が目的だったと思います)
アメリカではゴッサマー系で有名な有人記録機「ダイダロス」とか、NASAの滞空プラットフォーム実験機(無人)が有ります。これらは太陽電池で駆動しています。
こうしてみれば 電気モーターは、スポーツ・ジェネアヴィには使えるかもしれませんし、太陽電池を利用した滞空プラットフォームとしては有望かもしれません。
しかしよほどの技術革新が無い限り、大量輸送機関には向いていません。
9 :
NASAしさん:2001/03/04(日) 10:40
やっぱ有望なのは水素だろうけど、タンクがでかくなるから
既存の機体そのまま使うわけにはゆかないでしょう。
どうせなら全翼機とかリフティングボディとか、容積を大き
くできるデザインにしちゃえばいい。機体重量も減らせるし。
10 :
5:2001/03/04(日) 13:15
>>8 なるほど、よく分かりました。
素人考えにお答えいただいてありがとうございます。
11 :
G_Tomo:2001/03/04(日) 19:39
>>10 否定的な事ばかり書いたので,肯定的な情報も。
「よほどの技術革新」の一つに,マイクロ波・レーザーによる電力の伝送が有ります。(かなり先の技術かな)
また永久磁石の保持力改善により,モーターの出力重量比は随分改善してきました。
ただタービン機関のそれにはまだかなり及びません。
あとタービン機関は部分負荷時の燃費が悪いという欠陥が,モーターには有りません。
(ジェット輸送機の巡航時の推力は最大推力の1/4ほどですが,そのときの燃費は最大推力時の倍程まで悪化します。)
12 :
名無しさん@1周年:2001/03/04(日) 19:43
液化メタンってのもあるぞ。
13 :
電気屋:2001/03/05(月) 00:53
そもそも、大量輸送向きにでないのを承知の上ですが、
あくまでプロペラにこだわってしまいます。
回転数に注目すると、プロペラの効率が良い領域は、エンジンの
それに比べるとずいぶん低いので、航空用ピストンエンジンは
無理して回転数を落とすか、減速ギアでプロペラ軸の回転を
落としています。
ターボプロップなんかの減速比は更に大きく20位と記憶しています。
しかし、電動(特に直流ブラシレス)モーターは回転数の自由度が
高く、低速回転で大きなトルクを得る事が出来ます。
又、最近の半導体技術の進歩で、著しく変換効率の高い(90%以上)
物も量産されるようになってきました。
又、システムとして見た場合、部品点数も少なく、内燃機関に比べる
と信頼性が一桁上です。
重量対出力比については、そこらのウインチ用に安全率が数十倍も掛
かった物を比較対照にすると航空機用内燃機関に軍配が上がりますが、
磁性材料の進歩もあって、きちんと航空機用に設計すれば、遜色ない
はずですね。(確かにタービン機関と比べると差はあるが)
更に超伝導モーターなどを考えると、更に効率の良い物が出来る可能
性が有ります。
バッテリーのエネルギー密度については、たしかに厳しいのですが、
燃料電池という強い援軍がすぐそこに控えているので、将来は更に
有望です。
見方を変えると、モーターは単なるエネルギー変換機ですから、
大出力の燃料電池さえ有れば、遷音速域で高効率のプロペラと組み
合わせて小型旅客機の市場を食ってしまうかもしれません。
14 :
名無しさん:2001/03/05(月) 04:11
蒸気飛行機
石炭を燃料とし、煙をシュッポシュッポ出しながら飛んでいく。
マターリしてていいなぁ。
15 :
NASAしさん:2001/03/05(月) 04:58
>>14 航空機の草創期多くの人が試みて失敗してます。
今でも重量が問題になりそうな気がする。
16 :
NASAしさん:2001/03/05(月) 13:41
モジャイスキーだっけ。
その後、旧ソ連でレプリカを作って飛ばしたとか聞いたが。
全然マターリしてないだろうね。
飛ばす奴は命がけ。設計したり製造した奴も失敗したら収容所送り。
それに、石炭でも重油でも化石燃料なので、スレの本質から見ると「?」だね。
「癒し」とかいって真空管のアンプを作って資源を浪費してるおじさんと同じ。
17 :
NASAしさん:2001/03/05(月) 15:25
>>16 せめて冬に暖房兼用で聴くくらいは認めてや(藁
蒸気機関はチト効率が悪すぎ
実際に利用出来ているエネルギーが5%ぐらいだったと思ふ
19 :
フランス人:2001/03/05(月) 18:53
クレマン・アデールは蒸気飛行機でライト兄弟よりも先に飛んだのだ。
フランスに栄光あれ!
20 :
NASAしさん:2001/03/06(火) 00:07
電気飛行機とは面白そう。
電源積めないなら、電車みたいに架線張ってそこから
給電するようにすればいいのでは?
あ、それじゃあ飛行機じゃないか(稿
21 :
NASAしさん:2001/03/06(火) 02:20
>>7 騒音のことだけど、ジェット機でも最近の高バイパス比ターボファンエンジンでは、ファン部の風切音が支配的だから、モーター化しても騒音はあんまり減らないと思うよ。
今の旅客用のジェットエンジンは、コア部の小型ガスタービンで大きいダクトファンを回してるという感じだから。
22 :
目のつけ所が名無しさん:2001/03/06(火) 02:39
原子力ジェット機しかないべ
5,60年代の夢をもう一度
23 :
NASAしさん:2001/03/06(火) 02:48
飛行機なんぞいらんわ
24 :
G_Tomo:2001/03/06(火) 03:28
確かに燃料電池+最新のモーターという組み合わせは、ジェネアビで多用されているコンチネンタルやライカミングを置き換えるには十分なポテンシャルを持っていると思います。
問題は、これまで数多くのより高性能なエンジンが名乗りを上げながら、これらを置き換える事が出来なかったという現実ですね。
この業界、保守的と言うか枯れた技術を好みますから。
25 :
NASAしさん:2001/03/06(火) 09:56
ポルシェはなんで売れなかったのかな。
インジェクションにオートミクスチャー。
TBOも長かったような気がしますが?
電装系はどうだったのかな?
26 :
NASAしさん:2001/03/06(火) 20:22
廃油やゴミを燃やしてスターリングエンジンっていうのはどう?
ただ焼却処理するより良いのでは?
あと、高電圧のブラシを前と後ろに置いて、イオンの流れを作り出したら推進
できないか?
イオンロケットは大気中では無理?
27 :
名無しさん@1周年:2001/03/06(火) 23:45
それってイオノクラフトじゃあ?
28 :
名無しさん@1周年:2001/03/06(火) 23:47
>>26 >廃油やゴミを燃やしてスターリングエンジンっていうのはどう?
可燃ゴミしこたま積んでせっせと炉に放り込んで燃やして飛ぶ飛行機ってやだなあ。
29 :
NASAしさん:2001/03/12(月) 01:39
ロケットエンジンを旅客機に転用することは、本当に出来ないの?
30 :
G_Tomo:2001/03/12(月) 09:56
31 :
名無しさん@1周年:2001/03/12(月) 13:15
ロケットだってふつう石油系燃料使うだろうが。
32 :
NASAしさん:2001/03/13(火) 01:18
31>
ロケットとタービンは本質的に構造が違うよ。
熱力学の本でも読んで下さい。
流体に対して何か仕事をするには、大量の物質をゆっくり動かすか、
少しの流体を高速に動かすかって事になります。
前者がプロペラ、後者がロケット、
現在のターボファンエンジンはほとんどプロペラに近い領域。
軍用機などのターボジェットエンジンはほとんどロケットの領域。
少ないガスを高速で噴出すると、大半のエネルギーが外部に対して仕事
をするより、摩擦熱や、衝撃波となって消えてしまうので、著しく非効率。
効率良く仕事をするには大きな空気の塊をゆっくり動かす。
すると、摩擦や衝撃波の発生が少ないので、効率がよくなります。
本当はプロペラももっと大きくしてゆっくり回したい。
>ふつう石油系燃料使うだろうが
ロケットは基本的に水素と酸素だぞ。
>ふつう石油系燃料使うだろうが
ロケットは基本的に水素と酸素だぞ。
おおおお、ツィオルコフスキーが泣いて喜びそうだ。
アトラスとかタイタンとかプロトンとかソユーズとかNロケットとか
開発した奴らに聞かせてやりたいね。
君らの造ったのは基本を踏み外してたんだぞって。
34 :
NASAしさん:2001/03/13(火) 22:54
昔アメ公がB−36に潜水艦用原子炉を積んだやつを飛ばしたことがあるが・・・。
日本じゃ無理だろうな。
35 :
NASAしさん:2001/03/14(水) 01:05
潜水艦用原子炉って、ああた加圧水型炉でも積んだのか(藁
36 :
G_Tomo:2001/03/14(水) 01:25
>>34 アメリカでも今じゃ無理だろ。
ちなみにNB−36Hの原子炉は空冷だよ。
37 :
NASAしさん:2001/03/14(水) 02:23
空冷? むかしのホンダF1みたいだ。
デビュー戦で燃えた奴。
38 :
NASAしさん:2001/03/14(水) 11:32
39 :
NASAしさん:2001/03/14(水) 11:49
>38
数から言えばケロシン+液酸の方が多いと思います。
33さんの挙げた例がそうですよね。
液水+液酸のロケットエンジンは技術的ハードルが高かったので
採用されているのは38さんが上げたものとあと数種類だと思います。
どちらが「例外」かと言う議論に単純に数で比較してしまうと
液酸+液水の方が間違いなく少数派です・・・。
それどころか・・・単に「ロケット」と呼称した場合、数で勝負すると
なるともっとも「普通」なのは固体燃料ではないかな?
age足取りでゴメン
40 :
NASAしさん:2001/03/14(水) 15:06
固体燃料は扱いが楽な反面、コントロールが難しいです(例えるなら蝋燭ですね)。
液体燃料は制御はしやすいですが(アルコールランプですね)、取り扱いに細心の
配慮が必要です。ケロシンにせよ液水にせよ旅客機に載せるにはでんぢゃらすに
過ぎます。かといって固体はブースターにはいいでしょうがそれがメインと言う
のは無理でしょう。そんなわけで旅客機にロケットは向かないと思います。
41 :
emma:2001/03/14(水) 15:30
固体燃料になると一回火がついたらもうなくなるまで
ほっとくしかないでしょ。飛んでる間にフタする勇気があればどうかわからんが
アレは普通ミサイルの推進剤でないの?
42 :
NASAしさん:2001/03/14(水) 19:51
蓋しちゃ駄目だよ。圧力が高まってかえって危険が危ない。
穴空けて圧力逃がせば火は消えるよ。
43 :
NASAしさん:2001/03/17(土) 13:14
>もっとも「普通」なのは固体燃料ではないかな?
そりゃそうだ。
>少ないないガスを高速で噴出すると、大半のエネルギーが外部に対して仕事
>をするより、摩擦熱や、衝撃波となって消えてしまうので、著しく非効率。
だから、商業的な輸送には使えないよ。ってのが本旨だったんだけどなー
ここに参加してる人にとっては「常識」か?
でもさ、大量の流体をゆっくり噴出させるロケットって、出来ないかな?
構造が簡単になれば、商業輸送に使えるかも。
44 :
G_Tomo:2001/03/17(土) 14:07
その作用物質(プロペラント)を全部自分で持ってくのを普通ロケットって言うんだから、
噴射速度を遅くすると当然燃費が下がるわな。(確かにエネルギーの使用効率は上がるけど)
45 :
G_Tomo:2001/03/17(土) 14:14
そろそろ本題に戻すと、石油代替としてこれまで水素や液化メタンが提案され、
石油危機のたびに盛り上がり、水素は飛行テストまでされてるけど。
今度の石油価格高勝で、なんか具体的なプロジェクトは立ち上げられてないのかな?
46 :
名無しさん@1周年:2001/03/17(土) 17:47
なんとかいってる間に石油価格下がってる(藁
47 :
NASAしさん:2001/03/17(土) 18:37
石油価格高勝----騰の事?
そういえば、「石油のいらない旅客機」がテーマだったよね。
反重力物質は?(んなもんあるかよ)
リニアモーターで打ち出して、弾道飛行をさせるってのはどうなった?
48 :
NASAしさん:2001/03/17(土) 19:14
ドクター中松の永久機関はどうなった?
まあ、実在するとは考えられんが・・
49 :
NASAしさん:2001/03/17(土) 19:24
中松ネタは「理系一般」に行って下さい。
ここではやめようね。
水素ガスでタービンを回すのと、メタノールでタービン回すのでは
どっちがコストがかからない?
メタノールなら、バイオマスと下水処理施設のメタン発酵で生産
出来そうな気がするが。
どっかにシュミレーション資料無いかな?
「運古」を原料に空を飛ぶってのは嫌とか言われそうだが。
51 :
NASAしさん:2001/03/18(日) 17:47
>>50 でも日本中の下水処理場でメタンを回収して液化メタンを石油の
代替燃料にしたら、日本の航空燃料程度は賄える量になりそうな
気がする。液化メタンだと取り扱いが問題なら、メタノールにすればいいし。
本当に石油が枯渇し始めたら、現用機器を小改造で使用可能にするためには
嫌とか言っとれんとおもうぞ。
52 :
名無しさん@1周年:2001/03/18(日) 17:49
メタンは牛のげっぷから採集するのだ。
53 :
ろけっとage:2001/03/19(月) 02:48
そういや液体ロケットの実験成功から75周年なんだってね。
ゴダードまんせ〜
54 :
NASAしさん:2001/03/23(金) 23:29
age
55 :
1:2001/03/24(土) 00:34
56 :
NASAしさん:2001/03/28(水) 23:31
石油が本当に無くなりそうになるまでは
どこも真面目に作らないのかなあ・・・結局。
57 :
NASAしさん:2001/05/17(木) 17:00
レーザーを飛行機に当て後ろに空気かなんかを高熱にして出す仕掛けの
模型がすでに飛んでますよ。
収束反射板というところか、そこで空気を何千度にもすれば前に進む。
宇宙ではガスを加熱すればいい。
レーザーは月に原子炉を置けばいい。
58 :
NASAしさん:2001/05/17(木) 17:20
>>57 高出力のレーザーを大気中で使うと減衰が大きくて長距離照射は
限界がある。月に置いた原子炉からレーザーを地球に向けて発射
した場合、地上付近ではおそらく使い物にならんと思うぞ。
59 :
NASAしさん:2001/06/05(火) 03:38
水素でジェットエンジンってのは?
大気中なら酸素はあるし。
60 :
NASAしさん:2001/06/05(火) 03:44
太陽電池飛行機は?
NA*Aで無人機が飛んだと聞くが
61 :
暴飲愚七百四拾七奪取四百:2001/06/05(火) 12:28
>>59 俺もそう思うのだが…
少し改良すれば使えそう。ロケットにだって採用されているし、しかも
パワーがかなりあるらしいので、使い方によっては次世代のSSTなん
かも、しかも低公害で実現しそう。
BMW−ロールス・ロイス(ロールス・ロイス社は航空機用エンジン3
大メーカーのうちの1社)あたりが考えていそう…。BMWは試作品で
乗用車750iLの水素エンジン版(他社が開発している燃料電池車で
はなくて、純粋に水素を燃焼させて走る車)を披露したくらいだから。
実用化はボーイングの飛行機で希望!といいつつも、エアバス社に先ん
じられそうな気もする(A380で儲けまくって、次は次世代燃料機や
次世代SSTなんかを乱発するような…)。
>>50-51
メタノールは成分的にアルコールの一種だから、アルコール飛行機なん
てできたら意外かも。自動車の燃料にはなるのでピストンエンジンのプ
ロペラ機なら動かせそうだけれど、ジェットエンジンのようなタービン
の類はどうだろうか…。
62 :
NASAしさん:2001/06/05(火) 15:36
メタノールで飛ぶ飛行機なんて、戦時中にとっくにやっとったよ。
対戦末期の練習機や輸送機は普通のこと。
1980年代から水素燃料で飛ぶジェット機は研究されている。
タービンの燃料にするのは問題ないが、要するに機体への
搭載方法が問題。
747の胴体を倍に太らせたようなイメージ図が発表されているが、
巨大なボンベを積んで飛ぶわけにもいかんでしょ。
BMWの水素エンジンはドキュソなので逝ってヨシ。
水素燃料の内燃機関は武蔵工大で1970年代から自走試験をやってるよ。
燃料電池がクローズアップされるのはトータルなエネルギー変換効率が
現時点ですでに内燃機関より高く、開発が進めば、もっと向上が期待
できる点。
内燃機関は、エネルギーを一度熱に変換して、それを運動エネルギー
に変える。
つまり、エネルギーを取り出す為には熱を出さなきゃならないが、
今度は必死で冷却せにゃならんというジレンマを内包する。
メタノールから効率良く水素を取り出す(改質)技術もよくなってきた
見たいだし、水素を吸蔵する溶媒もいいのが出来て来た見たいだし、
内燃機関の終焉は見えてるな。
学生諸君、電磁気をちゃんとやっとけよ。熱力学は程々でいいかも。
63 :
NASAしさん:2001/06/05(火) 15:58
>>62 そうですね、オイルショック後、水素燃料の研究はかなり盛んでしたが
今の若いのはそんなのあんまり覚えてないのかな。
水素燃料で代替すると、DC10にYS−11の胴体くらいのタンクを
2つ翼端に取りつけるとか、そのくらいの規模になりそうですが。
ただ、BWBにして、タンクにも揚力もたせれば・・・どうかな?
摩擦抵抗の増大は全翼機化でカバーするとか。
64 :
NASAしさん:2001/06/05(火) 16:29
>>61 確か初期のジェット機は、粗悪な航空燃料やケロシン、果ては重油
やアルコールまで使用可能ということで必死になって実用化を
急いだのではなかったか。現在のジェットエンジンでも燃料の質に
より出力が落ちることを我慢すれば、小改造で直ぐにも使えるのでは。
65 :
NASAしさん:2001/06/05(火) 20:13
太陽電池は自動車より飛行機のほうが設置面積の点で
使いやすいように思う
飛行中は 広く展開して離着陸時は収納するとか
66 :
NASAしさん:2001/06/08(金) 02:22
60・65です 燃料をたくさん抱えて離陸も飛行も無駄が多いなと
思いましたので。
夜飛べないのがつらいですね。
電池がもっとカルけりゃいんですけどね
没とゆうことで
67 :
NASAしさん:2001/06/08(金) 03:33
マイクロ波による電力の伝送は、やる気になれば何時でも技術的には問題無しだろ。
離陸時の高出力は滑走路下に電極突っ込んでとか。アメリカの路面電車にある奴。
68 :
NASAしさん:2001/06/11(月) 11:50
>>67 小型の実験機と旅客機では訳が違う。旅客機巡航させるだけの電力をマイクロ波に
したら、ほとんど殺人光線になっちゃう。周囲の影響考えたら他の方法考えたほう
が良い。
>>63 最近、水素を重量比で20%程吸蔵出来るホウ素系溶媒(?)が開発されたらしい。
純水素にこだわる事もなさそうですね。
ま、メタノールでも、燃料には使えそうだし。
69 :
NASAしさん:2001/06/11(月) 15:32
>1−68
風の谷に逝け・・・。
70 :
NASAしさん:2001/06/11(月) 16:20
ワルター機関というのがあったね。
危なっかしいけどね。
71 :
NASAしさん:2001/06/11(月) 16:40
うおぉぉぉぉーーー!
水メタ噴射萌えーーーーー!
すんません軍事板逝ってきます
72 :
NASAしさん:2001/06/29(金) 18:38
超優良スレage
現在の段階で、有力な候補
プロペラ(ピストンエンジン)機
…燃料電池、メタノール(アルコール系燃料)、天然ガス
プロペラ(ターボプロップ)機
…燃料電池、メタノール(アルコール系燃料)、天然ガス、水素
ジェット(ターボファン)機
…メタノール(アルコール系燃料)、天然ガス、水素
ぐらいだろうか?
73 :
名無しさん@1周年:2001/06/29(金) 20:00
74 :
NASAしさん:2001/06/29(金) 20:53
なんでターボプロップが燃料電池なんだよ(藁
75 :
NASAしさん:2001/06/29(金) 22:10
>>73 ロシアは意外なところで独自の技術をもっているし、ドイツという国は
世界で初めてジェットエンジンとジェット機を実用化しただけでなく、
日本が松根油で飛行機を飛ばしていた60年近くも昔にドイツは数少な
い国内資源の石炭を加工してガソリンを精製して飛行機を飛ばしていた
くらいな国だから…。
>>74 プロペラっていうのが共通点なんじゃないかな?間違ってもジェットエ
ンジンを燃料電池で動かすことは出来なさそうだけど。
世界で最初の燃料電池飛行機を日本が実用化することができたら、日本
の航空宇宙産業も少しは未来が開けてくるのでは?
76 :
NASAしさん:2001/06/30(土) 00:07
ロシアの「実用化」ってのは怪しいからなあ。
Tu−144も実用化した国だからね。
77 :
NASAしさん:2001/06/30(土) 04:32
オイルショックの後にアメリカが石油代替燃料について、
水素系・メタン系・アンモニア系から原子力推進までの
徹底的な調査を行ったことがあります。
それによると尽く全滅でした。全滅というのは技術的な
理由によるものではなくて、経済的な理由により不適と
のことでした。
つまり、今のところJP4にまさるエネルギー源は存在しないということ。
石油が安すぎるんだよなぁ。
78 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 06:46
つまり石油が減って高くなれば、代換えエネルギーが出現するってこと。
皮肉だね。
79 :
名無しさん@1周年:2001/06/30(土) 08:37
>>77 そこの旦那! 今時JP4を使ってるのは日本だけですぜ。
>>75 ダクテッドファンとか、UDFなら、可能性無いかな?
ターボファンそのものの回転速度なら、電動モーターの効率が良い領域のような
気がするが?
でも、燃料電池の重量:出力比は今後どうなるのか、自動車業界次第なところが
情けない。
三菱、川重、川田工業あたりで、さっさと燃料電池搭載ヘリでもやらんかい?
あ、もうやってるの?もしかして。
81 :
NASAしさん :2001/07/17(火) 11:53
82 :
G_Tomo:2001/07/17(火) 22:34
>>81 現在の旅客機のコンフィギュアーションを決めているのは、社会的なニーズ(と技術)だから、
社会的な環境が変われば、境界層制御で300ktでL/D=40の燃料電池航空機が主流となる未来が来ても不思議じゃないと思うよ。
(ターボプロップの熱機関としての効率はどの位だろう?ケロシンの熱量が判ればいいのか、誰か教えて。)
83 :
NASAしさん :2001/07/18(水) 11:10
>>82 社会環境変化により、求められる「旅客機」像が変わるという
意見は賛成。燃料電池の使用を考える場合、揚抗比を大きくし
なければ、ならない事もその通りであり賛成。
ただ如何せん、技術がついてこない。軽飛行機レベルなら可能だ
けど、いわゆる「旅客機」レベルでL/D=40の設計って(材料強度
、現実的滑走路...etcなどの観点から)できるんだろうか?それ
よりも本質的に、燃料電池の出力密度がそんなレベルでない事が
致命的。燃料電池飛行機の続きは是非「燃料電池を航空機に応用
(マジレスきぼーん)」スレにて。
P.S.
ターボプロップの熱機関効率は30-35%くらいでは?(ゴメソ適当)
84 :
NASAしさん:2001/07/19(木) 07:00
確かに今の旅客機がここ三十年ほど大きく変化していないのは
求められる旅客機像が大きく変化していないかららしいね。
今の形態が一番経済効率が良いので概要は大して変化しないことになる。
石油が枯渇するとかの理由で燃料の値段とか供給が大きく変化しないと
後三十年経ってもこのままかもね。
石油が枯渇するってのは石油屋が値上げする為に流す話だから無視した方が良い。
原油が値上がりすれば、以前は採算割れで放置されていた資源が利用されるように
なるだけ。
でも、環境の事考えると、規制されないのは不自然だよ。
特に、これから、中国とか、インドとかの国で生活レベルが上がってきて、
航空機の利用人口が増大したら、大変な量の廃棄物が出る事になる。
だから、規制は有ると思った方が良い。
特に、「規制しなけりゃ」って皆が思い始めた時点で「はいどうぞ」と
代替案を提示出来た奴は強いだろうな。
どうしても必要になってから研究開発を始めても遅い。
86 :
NASAしさん:2001/07/21(土) 00:46
87 :
NASAしさん:2001/07/21(土) 00:49
JP4って日本しか使ってないのか?ほかは5か8か?
>>86 いやいや、冗談抜きで地上のメタン発生量のすごい部分
を占めてるんじゃなかったけ、牛のゲップって。
(違ったらゴメソ。どなたかデータきぼんぬ。)
89 :
NASAしさん:2001/07/21(土) 18:05
航空機用エンジンで環境への配慮とかあんまりしてないのかな。
ジェット機は上空で大量にNOxをぶちまけてるって話を聞きました。
自動車のエンジンみたいに環境にやさしいって部分でアピールする時代ってのは
まだ先なんでしょうか?
90 :
NASAしさん :2001/07/21(土) 18:15
飛行機の燃費は悪いものなんですよ。
重力に打ち勝ち、高度を上げるのに膨大な燃料を使います。
また、高速時の空気抵抗に打ち勝てるだけのパワーを出すためには当然膨大な燃料を必要とします。(すなわち排気ガスを大量にだします)
エコロジーを気にする人は、飛行船・船・鉄道で旅をしましょう。
91 :
NASAしさん:2001/07/21(土) 19:27
>>90 ヲイ、少なくとも飛行船はもっと環境に悪いぞ。
有鉛ガソリン使ってるし、燃費はジェット機より悪い。
92 :
ZKF:2001/07/23(月) 02:14
仮に飛行機がクリーンな乗り物でも飛行場に行くまでに
時間とエネルギーを浪費している。
次世代VTOL機が必要だと思うが・・
93 :
NASAしさん:2001/07/23(月) 20:32
蒸気機関をもし積んだ場合、高度を上げたら
水の沸騰する温度も下がると思うんだが何か影響あるのかな?
95 :
ZKF:2001/07/24(火) 01:27
次世代VTOL機、作りテー
94さん、どうせならスターリングエンジンとか言ってよ、
重い水と燃料しょって飛べってか?
96 :
NASAしさん:2001/08/06(月) 02:41
97 :
ZKF:2001/08/10(金) 06:02
さーどうでしょう
どっかの公益法人かなにかが、太陽電池貼り付けたのは見たような気がする。
成層圏プラットホームとか言ってたな。
なんでもずーと飛んでて人工衛星の代わりにするとか。
98 :
吾輩は名無しである:2001/08/10(金) 07:16
燃費の良い航空機か。日本のお得意の技術力で飛行距離を二倍にできるなら、競争力がある。
99 :
G_Tomo:2001/08/11(土) 19:49
>>97 小スケールだけど実機テストしてるよね。(成層圏プラットフォーム)
ユーザー(通信・放送会社、国土交通省など)が食いつけばいいんだけどね。
100 :
NASAしさん:2001/08/11(土) 21:03
>>99 HONDAが似たようなことを飛行機でやると発表しましたね。
101 :
ZKF:2001/08/12(日) 03:43
Hondaが?
太陽電池飛行機?
NAS*なら聞いたことあるが。
アンビリバボー
VTOLだったらもっとすごいけど。
102 :
NASAしさん :2001/08/12(日) 06:37
「石油の要らない旅客機」スレだけど、航空機だから一応
飛行船も含めるわけね。(成層圏プラットホームは旅客機
じゃないけど、それは置いといて...)
>>95 太陽電池で飛ばすけど、夜間はバッテリー乃至は燃料電池
というのは有り得るね。
>>99 今のところ小さなモデル機でおまけに地上テストだけね。
あと制御試験のために小さな気球を上げたりしてる。
>>100 信じられない。ソースきぼんぬ。
成層圏プラットホームにはHONDAやトヨタが米国で開発し
てる小型飛行機は使えないよ。イメージ的には人力飛行機
のような翼面荷重の小さな飛行機でないと。
http://www.dfrc.nasa.gov/Projects/Erast/helios.html
103 :
−1:2001/08/12(日) 10:39
以前、科学技術庁のパンフレットで見た『成層圏プラットホーム』は飛行船型で地上から20kmぐらいの高度にとどまるタイプだった。
ドイツでは、環境面からのアプローチとして飛行船を輸送機に使う計画が有るらしい。
104 :
100:2001/08/12(日) 11:06
>>102 先週(木曜か金曜)の日本経済新聞/日刊工業新聞の朝刊に載ってた。
105 :
102:2001/08/12(日) 12:06
106 :
NASAしさん:2001/08/12(日) 13:38
107 :
102:2001/08/12(日) 14:22
>106
102で著しくガイシュツなのだが...。
このタイプの固定翼機であるとすると、ヨタヨタと危なっか
しく離陸して、非常にゆっくりした上昇速度で上昇するんだ
ね。先月のヘリオスのテスト飛行の映像をCNNで見たけど。
Webでも離陸時の動画あったんだけど無くなったみたい。
よくわからんが、固定翼はデメリットが大きそうな気がする。
一応、スレタイトルに沿った話しをすると、ヘリオスは太陽
電池駆動で夜間は燃料電池ね。燃料は水素だけど、これは
太陽電池での水の電気分解で得ているらしい。だから化石
燃料の要らない航空機という事になるね。
108 :
100:2001/08/12(日) 15:57
>>102 新聞(紙)の記事には絵が描いてあったよ。
どう見ても固定翼飛行機だった。
109 :
102 :2001/08/12(日) 16:05
>108(=100)
どうもありがとう。とするとやはりヘリオスタイプの
低翼面荷重の低速、高アスペクト比の固定翼飛行機か。
でも旋回半径50mってやっぱり凄い。
このスレ的には動力と燃料に注目だな。
110 :
100:2001/08/12(日) 17:32
111 :
G_Tomo:2001/08/12(日) 21:46
>>102 NALの上げた全長40mを「小さな気球」とは言えんだろ?
>>103 ツエッペリンNG(NT?)だね。ただ内骨格式の硬式飛行船ってメリット有るのかな?
112 :
102:2001/08/12(日) 23:14
>111(=コテハンG_Tomo氏)
制御試験ってのは実際に成層圏まで上げての話しをしてた。
40mってのは飛行船型だけど、地上付近で放船試験しただけ
だろ。まあ成層圏まで上げたのも25mあるからそんなに小さ
くないけど。(これは気球型)
このスレ的には、飛行船なら太陽電池+燃料電池で化石燃
料の要らない航空機ができるだろうってことね。旅客運送
用にはどうかな、使えるかなぁ?
113 :
G_Tomo:2001/08/13(月) 00:05
>>112 確かに推進装置も無しの放船試験だけだけどね。
25mってのはカボチャ型(曲率を上げて耐圧を上げる)の奴だね。
とりあえずオリジナルな技術開発を応援するよ。=>成層圏プラットフォーム
アメリカの飛行機式(ヘリオス、プロテュース)よりもやっぱ有利そうに思えるし。
114 :
ZKF:2001/08/14(火) 10:36
飛行船は日本の素材産業にとって有望な顧客
になるか(なって欲しいとゆうのが本音か)。
=大企業向け景気対策?
しかし日本の素材産業は大企業ばかり目を向けて、
商品の用途を狭めているのではないか?
誰か安くて良いアルミパイプorカーボンパイプを
売ってるとこ知らない?(俺の本音)
115 :
G_Tomo:2001/08/15(水) 04:20
良くは知らんが、自転車や釣竿関連のメーカーとかに聞けば?
材質は最先端を行ってるよ。(スカンディウムとか)
116 :
ZKF:2001/08/16(木) 19:58
ありがとうございます
調べてみます
117 :
ZKF:2001/08/20(月) 00:14
でも、飛行機に太陽電池は、意味があると思います。
NAS*のを見たときは変な鳥が飛んでるって
ちびりました。
だって翼がふにゃふにゃしてるんだもの。
118 :
NASAしさん:01/08/28 23:05 ID:Oll61IB.
試験材料を手に入れる時は、「航空」とか「飛行機」って口にしないほうが良い。
「安全性が、、、」とか言って絶対に売ってくれなくなる。
数が出なくて安全性を問われる航空機業界は素材屋の営業から見て嫌われる存在らしい。
有償サンプルの値段も跳ね上がる。
スポーツ用(サーフィンとか、スノボがお勧め)の用途がお勧め。
「年間100万セット以上の市場性云々」を匂わせよう。
119 :
ZKF:01/08/31 05:36 ID:j9dCgjCM
なるほどねー
120 :
NASAしさん:01/09/05 16:00 ID:cgZ1OttQ
日本製の複合材の素材も、海外の代理店を通した方が入手し易いらしい。
121 :
ZKF:01/09/06 08:40 ID:zBnLik0Y
先進国とは思えない現状ですね。
122 :
NASAしさん:01/09/23 20:09
飛行船プラットフォームってむかーしスカイシップも実験してなかった?
会社ポシャったけど。
ヘリオスの飛行画像、Naked Newsで見たオレって鬱。
最近の小型ブラシレスモーターってすごいよー。
マブチ380サイズで500Wぐらい入力できるもん。
123 :
NASAしさん:01/09/25 15:27
>122
出力じゃないの?
入力だったら、効率も教えてよ。多分90%位になってると思うが。
5KW位出力できれば、ハングなら飛べる。
10個並べるか?
ただし電池が問題。
>123
入力だよ。効率は92%以上あるタイプもあるよ。
ラジコン用で1000Wクラスもあるんじゃないかな?
電動って壊れると回ることがあるから怖いよ〜
電動モーターの実機グライダーもどこかで見た。たしかニッケル水素
125 :
G_Tomo:01/10/04 01:23
>>123 ハングってそんなに出力必要なの?
L/D=8、100kg、15m/sで 2KWもあればサステナーとしては十分でない?
(注:ネタ振りの為甘めに計算しております)
126 :
NASAしさん:01/10/04 13:56
Vs=10m/s at SL として計算したら必要馬力は1Kw位で良いと思う。
でも、離陸時とか、巡航が、20m/s(70Km/h) at 2000m とか考えると、
5KW位欲しい。(電動と、高度は関係無いか?)
内藤先生の本だと、W/Pが10を越えてはいけないそうなので、ハング
の総重量を100Kgとすると10KW ?
まあ、Reやら何やら全て無視した話ですが。
ちなみに、MPGのパワーユニットは10KW前後が多いみたい。
127 :
NASAしさん:01/10/04 20:41
5kwならラジコン用ブラシレスモーター2〜3個でギヤボックス組めばいけるね。
モーター1コ5万円はするけど。
128 :
G_Tomo:01/10/04 22:03
ところで翼面積10m2位とすると、理想的な太陽光エネルギーは14kwくらい。効率15%で2kw。
フレキシブルな有機系太陽電池シートが出来れば、なかなかいけるんじゃない?
>>126 W/Pって重量/出力(kg/w)?
10以下ってのはどういう制約かな?
>127
ギアボックスも、ちゃんと作らないとロスが大きいので、
個数分のプロペラ付けて多発にしちゃった方が良いかも。
反転させればトルクも打ち消し合うし。
センサ部分を改造せにゃならんが。
1個のまま、電圧倍掛けて出力4倍(P=E^2 / R)って手も有る。
但し、発熱、機械的強度の心配有る。
寿命も短くなるだろう。
離陸時の短時間だけ倍電圧で、巡航は定格で使うってのはどうかな?
>128
赤道付近なら良いかも知れないけど、日本付近でそんな値出る?
フレキシブルな太陽電池シートは三洋から出てるが、アモルファスだったかな?
あの、アメリカ横断した機体の奴。
あれは、バッテリーで貯めた機体で離陸して、あとはソアリングしてたらしい。
サステインもできなかったんじゃないかな?
W/Pの話は手元にネタ本が無いので、家で原典に当たってから書きましょう。
下手な事書くとG_Tomoさんにはボロボロにされるので。
130 :
NASAしさん:01/10/05 13:43
ブラシレスの逆転は接続を逆にするだけだよ。
たいてい逆転可。
定格以上の出力は熱になるだけ。
それにクリティカルな離陸でポシャるのもいや。
あきらめて離陸を基準に大きいやつを積みましょう。
制御は難しいこと考えなくても専用アンプも売ってるよ。
ところで電池が重いよ〜
131 :
NASAしさん:01/10/05 15:05
>130
ハ?それって、ブラシ付きの事じゃ?
ブラシレスは制御回路が必要のはずだから、アンプだけで回るのは
ブラシレスじゃないんじゃない?私はオモチャのR/Cしか経験ないが。
>定格以上の出力は熱になるだけ
入力の間違いだろうと思うが、んなこたぁないっしょ。
T-N曲線が全体に右にシフトするはず。
効率下がったりってのは有るだろうけど。
身近な例で言うと、マブチの模型用モーター,
もともと、定格1.5Vだけど電池2本で回すのが普通でしょ。
最近のは定格3Vになったかも知れないが、6V位掛けるとかなり
パワー出る。
調べればわかるけど、ブラシレスって3本線が出てるの。
そのうちテキトーな2本をひっくり返せば位相逆転するの。
ブラシレスでラジコンヘリ飛ばしてるからマチガイナシー。
とにかく定格以上はダメだってば。
効率悪化するだけ=熱になるでだけ。
モーターがヒーターになるだけでパワーは出ないし、線切れちゃうよ?
マブチに6Vかけたらすごい熱出して5分でブラシなくなるよー
133 :
NASAしさん:01/10/05 17:03
3本出てるってことは、センサレスなブラシレスね。それじゃアンプ
(インバータ?)の入力電圧だけ変えたってうまく行かないだろね。
コントロール回路に行く電圧まで上げたんじゃ回路が壊れる。
コントロール回路の電圧をそのままで、界磁に掛かる電圧を倍にして、
電流も倍流れるようにする。だから、インバータのドライブTr(MOS-FET)
も変えなきゃならない。
センサレスなモーターは想定した最適な角速度に合わせてインバータ側から
パルスを送っているので、諸条件が変わればトルクが出なくなる可能性も有る。
最適トルクを得るにはコントローラのプログラムまで含めていろいろいじらんと。
だからセンサ付きの方が改造には良いんだけど。
確かに定格1.5Vに6Vは掛けすぎだが、短時間に2倍位掛けるのは良くやる
話だよ。放熱は外側のフィンを大きくして強制空冷かオイルで液冷する。
回転子が永久磁石なので、ブラシ付きモーターより冷却はやりやすいね。
模型用のモーター、どこまで耐えるか破壊試験してみようかな?
>133
あ、詳しい人がいた。漏れ模型屋さん任せだから…。
模型用でも30セルぐらいで100A近く流せるタイプもあるみたい。
そういえばブラシモーターでは定格ほとんど無視してたな。
135 :
G_Tomo:01/10/06 00:46
>>129 まあ そういう傾向があるのは認めざるをえないけどね。このスレ気軽に行きましょう。
太陽光については確かに理想条件だけど、将来手の届きそうな改善で
手軽なスカイスポーツ用パワープラントになりそうなのが魅力だね。
(ヘリオスのような特殊な物だけでなく)
>126
気軽の言葉に甘えて電動ハングについてちょっと計算。
余裕を持って2500Wを双発として、電池は2400mAhの40セルを2組とすると電池が1組
2.5キロほどかな。
補強を無視すれば双発でモーター込み7キロちょっとの増で済みそう。
フルパワー52Aが3分弱出る計算だけど間違ってたらごめん。
ラジコン用のプロペラならあんまりトルクを気にしなくていいんじゃないかな?
なんかけっこう上がれそう?
137 :
NASAしさん:01/10/07 14:07
age
やはり、水素がエコからいって1番かな?
でも、グラムあたり約3倍の熱量は有るが、密度が1/13で、
容量的には約4倍に増えてしまい非現実的だね。
私は、旅客機にJET A-1 を入れる仕事をしているが、
沸点−252.9度の液化水素を扱うには、どんな装備が必要か
考えただけでも寒気がする。(実際は、装備が着ぐるみ状態で暑い?)
少なくとも、F−1での燃料補給より重装だろうね。
139 :
NASAしさん:01/10/08 14:37
自動車用の燃料電池では、水素は、吸蔵合金とか、カーボンナノチューブに吸収
させるか、メタノールの形で積んで、使うときに取り出す形になりそうですよ。
BMWあたりは、液体水素積んで走る車を発表してるみたいですが。
ジェット燃料ではどうなるのかな?
140 :
G_Tomo:01/10/08 17:25
>>136 ところでペラ付けるんなら何処?
前後に走るビーム(なんて呼ぶの?)の前か後ろが簡単そうだけど、
後ろは離着陸時引っかけそうだし、前はなんかマヌケな気が・・・
141 :
G_Tomo:01/10/08 17:33
>>138-139 やはり液水は有望だと思うが、H-2やSTSの打ち上げ準備を見ると
水素経済と言えるほど流通するには、かなり取り扱い技術が発達しないとねえ。
水素吸蔵合金は、体積は液水より小さいけど、
やっぱ無駄な重さが航空機には向かないだろうと思う。
142 :
NASAしさん:01/10/08 17:39
液水まで行かなくても、常温圧縮程度じゃダメかね。
炭素繊維のタンクで。
燃料電池自動車の試作車やモントリオールの市営バスは天井に
タンク(ボンベ)積んでる。
>140
それは126が考えてよ。
エンジン付きのやつは後ろについてるね。
プロペラはずっと小さいから後ろでいいと思うけど。
>129
やはり、液体水素をそのまま積むしか無いと思いますよ。
ホノルルまで B−747在来型で、
JET A-1で約114,000リッター、液体水素でその約4倍。
それだけの容量を吸着させる物質を航空機に積み込むと、
容量、重量とも苦しいでしょう。
メタから水素を取り出すのも(容量、重量)/効率 から良いとも思えない。
直接メタを燃やしても、重量あたりの熱量が約1/2だから、重さが倍でやはり
苦しいかな。(毒性も強いし、)
ごめん!>129−誤
>139−正
146 :
NASAしさん:01/10/12 00:53
age
147 :
G_Tomo:01/11/01 05:19
液水中心になると、容積効率の良いスパンローダーとか有利になりそうだね。
148 :
NASAしさん:01/11/13 19:23
可能ですよ。
149 :
NASAしさん:01/11/14 05:16
ん?まだ出てない?
>>59 ロシアが実験機作って飛ばしてますよ。>水素燃料飛行機
イリューシンだかツポレフだかの胴体の上に
胴体よりデッカイ燃料タンクを載せて飛んだんですけど
試験には成功したものの研究は打ち切り。
水素と空気中の酸素をジェットエンジンで燃焼して飛ぶという機体でした。
150 :
NASAしさん:01/11/14 09:47
>>149 航続距離はどんなもんでしょう?あと、軍用はいいかもしれないけど商業的に使える
コストになるかという問題も有るでしょうしね。石油が枯渇しそうならその辺度外視
で否応無く移行するかもしれないけど、急がない、短距離は飛行船に移行したりね(藁
151 :
NASAしさん:01/11/14 10:23
燃料電池+モーター駆動プロペラ+WIGってダメですか?
WIGの存在知って萌えちゃったクチなもんで。
WIGだと少々重くても何とかなりそうだから。
ド素人なもんで実際のところは知らないのですが。
152 :
NASAしさん:01/11/14 11:07
宇宙開発事業団が太陽電池飛行機の研究してるって本当ですか?(上のほうで、
NASAとかは出てたが。)
そのうちに、いまのジャンボジェットについてるようなジェットエンジンの
代わりに上面に太陽電池を貼り付けた飛行機が永久に飛び続ける世の中に
なるんですかね。
そうなると、今みたいに主翼がでーんとある形じゃなくて、UFOみたいな形状に
なるのかもしれませんね。
羽田がUFOの発着場みたいになるのは何だか想像してて楽しいですが。
153 :
NASAしさん:01/11/14 11:09
>>152 ぷかぷかと…イイ
けど船よりは速く海を越えられないと、商業的にヤバいかな。そこまで
遅ければ商業航空に出てこないだろうけど。
154 :
NASAしさん:01/11/14 22:21
やはり核推進だな!!!
便利さとリスクの天秤 オールオアナッシング 一山いくら
後は野となれ山となれ!!!!!
155 :
G_Tomo:01/11/15 00:37
156 :
NASAしさん:01/11/15 02:12
すげえ機体だなあ。
水素で飛行機飛ばそうと思ったらあんなになっちゃうの?
ちゃうちゃう、VM-Tは輸送機なんだってばよ>156
背中のでっかいカプセルの中に航空機部品やロケットの部品を入れて飛ぶの
しかもブラン/エネルギアのために作られたとか書いてあるな...
158 :
京都議定書批准で:01/11/15 12:19
航空運賃は+10%環境税取られるのでしょうか。
159 :
グラード ツウェペリン:01/11/15 18:33
>>155 あれは大戦後ドイツからソビエトに連行されたエンジニアが作った
硬式飛行船である!
その後「日立キドカラー」とカラーリングされた聞く。
(若いやつに分かるかーこんなネタ)
上がっている、(喜)
>>144でマジレスして沈んだから「白けさせて御免なさい。」
と思っていたのであまり堅くならないよう気付けます。
161 :
NASAしさん:01/11/16 00:27
どこかのスレでエアブリージングロケットの話も出てたね。
162 :
NASAしさん:01/11/16 01:19
>160
関係ないよ。
マターリマジレススレでよし
前後はフェアリングだが、中央部分はエネルギアの燃料タンクそのものだよ。
>>160 ありがとう。
>>154 ネタ半分だろうけど 核はな・・・
汚染の少ないと言われる間接サイクルでもナトリュウム使うし(文殊!!)
落ちたらドン!
少し前に某空港に あ−300型が落ちたとき、(空港か分かるな・・)
現場行くの躊躇したよ、医療用アイソトープ積んでるかも知れないし、
マスに劣化ウラン使ってたらポスト・ガルフ・ウオー。
165 :
太陽光発電に付いては:01/11/16 13:40
色が青色だけではなく,無限に色を変えられ,塗料の代わりに塗ることも
可能なものを開発中です.
また、プロペラについても亜音速まで加速できるプロペラが開発可能
だそうです。
166 :
NASAしさん:01/11/17 10:54
ベルヌイの定義で飛ばなくても良いわけだから、
飛行船だね、液体水素積んで硬式バルーン部で気化して浮力を得る、
ついでに水素ジェットで推進する、浮力が心配ならベルヌイの定義を借りると
>>155のような形状になったりして。
167 :
NASAしさん:01/11/17 11:41
マスドライバーで打ち上げ弾道軌道へ、グライダーで着陸。
旅客体力勝負。
168 :
NASAしさん:01/11/17 14:01
害あっ楠使用
169 :
G_Tomo:01/11/20 03:22
大気圏板ディープボエジャー。
水素気嚢の加熱・冷却による上昇・下降でソアリング。
170 :
G_Tomo:01/11/20 03:23
>>167 面白い、エネルギー収支計算してみて欲しい。
171 :
NASAしさん:01/11/20 19:53
>>170の言う様に、中の人間のことを考えなくても重力や大気摩擦を
考えるとエネルギーの無駄だね。
だけど、オゾン層の破壊や大気汚染を考えると、
電気自動車でも都市部の汚染を嫌って、「蠅をバズーカで打つ行為」と言われる
エネルギー密度の低いバッテリーで走らすのだから、
飛行機に原子炉は積めないが、地上の原子炉を推進力に使うと考えると結構面白い。
172 :
NASAしさん:01/11/20 21:52
それならレーザー推進なんてのもありますな。
アメリカ軍あたりの実験で30mぐらいまで上げたような。
あれからもうちょっと高く上げたかな?
173 :
NASAしさん:01/11/21 22:24
レーザーて、ライトセールのこと?
大気中でそんなに上るのかな?
174 :
NASAしさん:01/11/21 22:45
燃焼室にレーザーを直接照射してそのエネルギーで推進剤を膨張させるらしいよ。
比推力がかなり高くなるとか。
175 :
173だよ:01/11/21 23:33
赤外線レーザー使うやつだ、
思ったより効率がよくなくてアボーン。
少し旅客機から外れてるがヨイヨイ。
176 :
LGOGO:01/11/27 11:29
てっかー、ひとつ提案。
軌道上に太陽光反射衛星を設け、ムシヤキにならん程度に飛行機に設けた
太陽電池パネルにあてて発電して、それでモーターを駆動する飛行機はどうか。
ま、マイクロ波もありだが。
177 :
NASAしさん:01/11/27 11:47
可視光を反射するだけでは、ビームを絞れない、減衰が大きい。
地上への伝達をマイクロ波にする案はあっね。
鳥の蒸し焼きはありうるけど。
178 :
NASAしさん:01/11/28 14:21
マイクロ波を受けて飛ぶモデルプレーンは、実際テストされてたね。
レーザーは、ABLで1m以内の精度が実現出来るんだから、高エネルギー密度の受光素子が出来れば、
エネルギー伝送に使える可能性は結構あるんで無い?まあ外すと恐いが・・
(レーザークラフトは直接熱エネルギーとして利用してるのね)
179 :
NASAしさん:01/11/28 14:32
やっぱり、高密度のエネルギービームが動き回るのは怖い。人工衛星で起こせるエネルギーの量を考えても、メリットはなさそうな気がしてきた。
携帯電話基地局くらいの密度で、地上に送電局を並べて、次々にリレーしながら目的地に向かうというのはどうだろう。
電気代踏み倒す航空会社が出たりして。
でもやっぱり、石油燃料の方が良いんだろうな。ジェットのノウハウの蓄積を考えると、天然ガス化、水素化は考えられるか。
180 :
NASAしさん:01/11/28 14:42
追尾プログラムのバグで、航空機の影の方を追ってしまう。公園で遊んでいた子供数百人丸焼き。なーんて事故が起きる。
181 :
NASAしさん:01/11/28 14:56
ま、石油はいるけれども、少しは近づくのかな?
米ボーイング、燃料電池旅客機を開発
【ニューヨーク27日=中山淳史】民間航空機最大手の
米ボーイングは27日、空気中の酸素と水素を反応させて発電する
燃料電池を使った旅客機を開発すると発表した。プロペラ機の
エンジンやジェット機の補助動力システムなどに活用し、機体
から出る排ガスの総量を減らす狙い。2004年初めにも試験飛行
を開始、実用化に向けた量産技術やコスト削減方法などを確立
する計画だ。
内燃機関の代替技術を目指した燃料電池開発は自動車業界で
本格化しているが、航空機業界では初めて。燃料電池はもともと
宇宙船の動力源に開発された技術で、宇宙事業に実績のある
ボーイングは技術転用が比較的容易とみている。最初に開発する
のはプロペラ機用エンジンを置き換える電気モーターとその
動力源となる燃料電池システム。ジェット機向けには機体最後部
についている補助動力装置を代替する発電システムをつくる。
ジェットエンジンへの導入は「技術やコストの面からまだ難し
い」としているが、将来の実用化に向けて大型機用の燃料電池
や電気モーター技術も蓄積する。
182 :
NASAしさん:01/11/28 15:09
>>181 ジェット旅客機に応用した場合、某社のマイルドハイブリッ
ドってとこか。
国産機開発も、今からだったらこの辺を見据えてくれんと。
>>182 でも、国産の場合だと予算を見る限りでは
ほとんど考えてないと思うけどな。やっぱり、
国産機なら考えてもいいよね、ほんと。
184 :
NASAしさん:01/11/28 20:32
185 :
NASAしさん:01/11/28 20:57
186 :
名古屋空港関係者:01/11/28 21:18
某VRG(伏字になってない)は、駐機4時間ほどするが、
施設電源より安いからその間 APU回しぱなし、
それでも燃料代掛かるから、途中でAPU切ってしまって
夏などエアコンも効かなくなって サウナ状態、
だから、APU代わりの燃料電池は良いかもしれない。
まさしく航空機のマイルドハイブリット。
187 :
NASAしさん:01/11/28 23:07
原子力!!
188 :
NASAしさん:01/11/28 23:59
>186
燃料電池にしたところで燃料食うのは一緒なんだから、
既存のAPUより安価に高効率発電ができるものじゃない
と意味無いよね。
高効率+航空機燃料そのまま使う(改質器不要)を考え
ると、これはやっぱりSOFCだな。
189 :
NASAしさん:01/11/29 18:39
地上から送られる電磁波で電力を供給し、飛行機を飛ばすという構想はあるよ。
ラジコン飛行機の実験では飛んだけど実機となれば人も乗ることから
人体への影響もあるし、周辺への影響も考えられるから
今のところ実現は難しいみたい。
190 :
NASAしさん:01/11/29 18:52
>>188 ビル用のコージェネでジェットエンジン使用の物が有るそうだから、効率
はあんまり変わらないかもね。ただ、ビル用コージェネのような排ガス対
策が搭載できないから、ボーイングのような発想が出てくるってことは無
いかな?
191 :
NASAしさん:01/11/29 22:20
>190
すまんが、言っている意味が掴めない。
既存のAPUもガスタービンだと思うんだが、排気もしてるはずだけど。
確かに、SOFCにすれば排気は無くなるし、地上にいるときも音が
しないから、そういう点ではメリットはあるかもしれない。
192 :
LGOGO:01/11/30 14:08
>>177、
>>180、
>>178、
>>179 の皆さんの懸念は、
>>176にある(ムシヤキにならん程度に)
と云う制限を勘案すればあたらないはずである。
つまり、<自然の太陽光の数倍の密度の光線>を、
飛行機に設けた太陽電池パネルに当てることができれば、
太陽電池飛行機の性能は数段UPするだろうと
云いたかったんだよ。
それと、夜間の太陽電池飛行機の運用も可能になるしね。
もちろん反射光の拡散も減衰もありうるが、反射光の
量でカバーすることも可能だし。
万一追尾プログラムのバグが起こっても、最大でも自然光の
5・6倍であれば、過度の日焼けですむし、
日陰に逃げれば済む話だ。
マイクロ波と違って目に見えるし熱くなるから
すぐわかる。
念のため多少の電池は積んでおきたいが。
対してマイクロ波プレーンは、マイクロ波が目に見えないし、
被害が解明されてないし、
>>179の様に地上施設は大げさだし、
まして宇宙に設置するには重過ぎる。
殆ど使い物にならん。
太陽光反射衛星ならば、反射率の高い薄膜と制御装置を
軌道に揚げればすむ。
と云うわけだから、太陽光反射衛星+太陽電池飛行機を
懲りずに推したい。
地球温暖化するなんてイワンでくれよ。(藁
193 :
NASAしさん:01/11/30 14:29
>>191 地上の奴は触媒ついてだろうけど、飛行機のはアレだから燃料電
池って手も有るのかなーって話では?
>>192 >と云うわけだから、太陽光反射衛星+太陽電池飛行機を
>懲りずに推したい。
>地球温暖化するなんてイワンでくれよ。(藁
それが出来るんなら今のよりゃマシでしょ?
地球に到達する太陽エネルギーだけ使っていて温暖化するって
話が分からないけど。時々、太陽エネルギーを利用すると地球
が寒冷化するっていうDQNはいるけどね。
逆に地球温暖化を気にしないでいいならジェットでいいじゃん。
大気汚染って話も有るけど。
194 :
NASAしさん:01/11/30 16:29
>192
太陽光を反射して、可視光線のエネルギーを増やすのは良いとは思う。
なら、赤外線や紫外線は減らして、太陽電池向きな波長を増やした方が良いんじゃないかな?
195 :
でも、夕方になるとパワーが落ちるぞ:01/11/30 18:28
夕方になると、大気層の厚いところ抜けるから、パワー落ちるぞ。当然日没1時間くらいで使えなくなる。
逆に、朝は早くから飛ばないともったいないな。
196 :
NASAしさん:01/11/30 21:34
フライホイールを動力源はだめかな?
効率だけなら核反応させたプラズマプルトニウム噴射が一番だろうが(笑)
197 :
NASAしさん:01/11/30 22:46
クエラー・ドライブはどうだ。
198 :
LGOGO:01/12/01 02:37
>>192の太陽光反射衛星+太陽電池飛行機、追補
悪天候時の離着陸の為にも、ある程度のバッテリーは必要だろうな。
そして、万一衛星がダウンした場合の為、最寄飛行場に行き着くだけの
余力が必要でもある。
そう考えると、どの程度のバッテリーが必要になるかで太陽電池飛行機の
重量が左右される。
逆に、予備エネルギー以外、燃料などを積む必要がないとも云える。
これなら、飛行機の軽量化にも有効ではないか。
しっかし、今気がついたが、これは某アニメのギガントだな。
194サンの波長云々は衛星の反射膜のコーティングが有効ですかね。
>>195 太陽光反射衛星が、地球の食に入らない軌道を取れば、
夜間のパワーダウンは直射太陽光分のみになる。
199 :
NASAしさん:01/12/01 02:57
>>193 191だけど、
>>191に対するコメントの意味がさっぱり
分からないんだが、もし良かったら分かるように教えて
くれないか?
反射衛星って、1個で複数の飛行機を制御するとしても
何機打ち上げなきゃいけないんだよ・・・。つうか、
飛行機に太陽光集めるってどれだけ大きな反射板がいるん
だよ・・・。超非現実。
200 :
NASAしさん:01/12/01 07:47
太陽光の数倍のエネルギー密度じゃ、ジェネアビがやっとだよなあ。
201 :
NASAしさん:01/12/01 14:35
電力を、推進力に変える過程で、どうしても一度プロペラに先祖帰りしなければならないのがつらいな。
もっとダイレクトな推進機関の経験ないものな。
非常用電源としては、ケミカルが良いかも。スターウォーズ(映画じゃない方)のレーザーの電源ね。
202 :
すーばーすいふと:01/12/01 20:15
うわー助かった。放置かとおもたよ
204 :
NASAしさん:01/12/02 01:10
電力さえあれば物質をプラズマ化したりイオン化したりして
推進できるんじゃないかな。ロケットみたいになるけど。
205 :
LGOGO:01/12/02 11:39
>>199 太陽光反射衛星は,多数必要になりますね。
飛行機の太陽電池と同等の大きさの反射膜を持つ衛星が
飛行機一騎あたり10機ほど、最大出力時には必要になるかもしれませんね。
現行の大型旅客機が、高空を亜音速で巡航するとき必要なエネルギーって
どの程度なのか、どなたかご教授お願いします。
光反射衛星の軌道投入に際しては、2通り考えられます。
極薄反射膜を折りたたみ傘の様にたたんで多数をロケットに搭載し、
打ち上げ、軌道投入前後、分散、回転させ遠心力で展開する。
あるいは、材料のみを打ち上げ、軌道上で反射膜などを生成し、
組み立てて所定位置に配置する。
ゼロG下で製造したほうが精度がよくなる部品や、打ち上げ効率が高い
部品もあるでしょう。
反射膜とかね。
>>201 推進器に関してはこのスレの本質ではないでしょうから他スレに
任せませんか。
206 :
G_Tomo:01/12/02 13:31
>>205 現代の代表的な例を挙げると、(数値は適当だがそんなに違ってないと思う)
350tの機体が L/D=14で高空をマッハ0.8で飛行している場合、58800kw(78400hp)くらい。(大型ジェット機、翼面積500m^2)
25tの機体が L/D=16で(中高度を)250ktで飛行している場合、1900kw(2550hp)くらい。(中型ターボプロップ機、翼面積100m^2)
(プロペラ効率を考えるとエンジン出力は*1.3くらい)
単発レシプロ機は200馬力(150kw)のエンジンで、1t強の機体が150ktで飛んでる。(翼面積15m^2)
で太陽光だけど、エネルギー密度は最大で1kw/m^2程
照射でエネルギー密度を10倍にして15%の太陽電池で受けると、上記の機体はそれぞれ750kw、150kw、25kw。
まあ桁が違う事は判る。
しかし将来の事を考えると、L/Dは亜音速域なら20はすぐ可能、将来的には40〜60も可能だろう。(離陸は問題だが)
太陽電池の効率も25%くらいまでは視野に入ってるし、周波数が最適化出来る事だし、やや無理な仮定を重ねて60%も妄想出来る。
で50年後くらいを考えると、翼面積100m^2、変換効率25%、エンジン出力250kw(プロペラ効率0.8)、20人載せた総重量5t・L/D=25の機体が100m/s(200kt)で飛ぶくらいなら考えられる。
でも離陸は補助動力が欲しいな。
このアイデア、エネルギー収支など原理的な穴は少ないけど、実現するには問題山積、大袈裟な割にメリットが少ないと思う。
航空機だけでなく、エネルギーインフラとするくらいの規模で考えた方がいいだろう。
(おかしなとこは削ってチョ)
207 :
NASAしさん:01/12/02 15:44
>>205 世の中に飛行機が何機飛んでるか知ってる?
そもそも衛星での反射ったって減衰考えてないでしょ。
(もちろん反射板はないが)夜中に太陽の光を反射して
光って見える人工衛星見たこと有る?寝言は寝ながら言ってくれ。
208 :
>>207:01/12/02 22:45
寝言だったら語っちゃまずいのか? それがあんたに不愉快なことなのか?
あんたは何に文句を言いたいんだ。
消えてなくなれ。
209 :
NASAしさん:01/12/02 22:57
G。tomoさんの計算みたいに手間かけないでも、燃料消費わり算するだけで良いんじゃない?
とにかく、747ジャンボで、リッター50mだ。ジェット燃料の発熱量8000Kカロリー/リットルでよかろ。
熱効率25%かな。ここで推進器の効率はどうするか? ちょっとわからなくなった。
あ、ところでね。推進器が先祖帰りするといったポイント、非常に重要なポイントだと思うんだけどな。
210 :
NASAしさん:01/12/02 22:59
211 :
NASAしさん:01/12/02 23:32
じゃあ、レシプロ+ダクテッドファンで、最高どれくらい出るの?
212 :
LGOGO:01/12/02 23:55
まあまあいいじゃないですか。
>>208 むしろ私の妄想に皆さんを申し込んで申し訳ない。
実は正直、G_Tomo サンの数理考証の方がうれしい反面、痛いです。
しがない文系野郎としては、飛行機やエネルギー考察に裂ける時間と
能力が欠けてるわけで、皆さんの批判はありがたい限りです。
言い訳はこの辺で、しばらく妄想考察TIMEに入ります。
言い訳sage
213 :
NASAしさん :01/12/03 00:35
マイクロ波、レーザービームや太陽光集光とは違う話しになる
けど、何気に
>>151に出てる
>燃料電池+モーター駆動プロペラ+WIG
って良い気がする。WIGって地面効果を利用して海面スレスレ
に飛ぶ機体のことだよね。燃料電池は出力密度が小さい(太陽
電池はもっと小さく論外)のが難点で飛行機を飛ばせられない。
しかし巡航ではL/D=W/Tだから、L/Dを大きくWを小さくするのが
低出力密度エンジン(?)での方針だけど、L/Dが40-50なんて
機体は一人乗りグライダーなら可能だが、機体が大きくなると
構造強度的に製造不可。というわけで、地面効果を利用した上記
機体の見かけのL/Dがどのくらい向上するかによるけど、結構
良いんじゃないかと思う。(でも離陸(離水)するには水面から
じゃなく抵抗の少ない地面からでないとダメっぽいし、切り離し
ブースターが要るような気がする)
214 :
NASAしさん:01/12/03 02:15
>>206 L/D60…
グライダーでもL/D10%増やすのに20年かかってるからねえ。
そろそろ限界っぽいし。
>>211 ハァ?電動+ダクトの話じゃないの?
215 :
NASAしさん:01/12/03 11:12
電動+ダクトは、まだ実用例がないでしょ?
216 :
G_Tomo:01/12/03 22:47
>>207 いいんでないの、現在の文明の基盤が変るくらいの状況を妄想してんだから。
少々妄想が過ぎたって。
アーついでにLOGOGOさん、太陽光をまともに集光しようと思ったら、
最低限地上から観た太陽の立体角以上の反射板が必要に思える、低軌道でも1kmΦ以上でない。
>>213 WIGは萌える形態だし、使用可能エネルギーが少ない場合はなかなか良い解かもしれない。
まあ現在の亜音速旅客機に比べると輸送効率は低いし、飛行ルートや気象条件に制約が大きいんだけど。
高L/D飛行体だけど、境界層制御を行なったスパンローダーなんてどう?離陸はやっぱ問題だけど。
>>214 L/D=60ってのは現在実現出来てる最大値って事で。
パッシブな境界層制御で実現出来てるんだから、能動的な境界層制御使えば将来実用出来るかもってね。
217 :
NASAしさん :01/12/03 23:58
月も巨大な太陽光反射板(体)だよね。
反射率が低くて且つ集光してないからあんなに暗いのか?
反射率が1に近くて月の大きさの凹面鏡が月軌道にあれば
(そして飛行機に焦点を合わせれば、やっと飛行機1機分
の太陽電池の出力が2倍になるのか・・・)
まあ太陽電池は置いといて・・・
>>216 >境界層制御を行なったスパンローダー
境界層を制御するとL/Dってそんなに著しく向上するんですか。
実例を教えていただけると助かります。
ただ、現実問題を考えると、L/Dの向上と共にWの減少が求めら
れます。L/D=40-45の(C?)FRP製単座グライダーでNi-MH電池で
離陸のみ可能な現状から考えると、全CFRPで機体を作製しなけ
ればならず、且つ境界層制御はおろか、少しでも余分なものは
積まないような機体でないと、燃料電池では飛ばないかな・・・。
218 :
NASAしさん:01/12/04 00:10
月の大きさの凹面鏡から飛行機に焦点当てたら蒸発してしまいそうな…
大丈夫なの?
219 :
LGOGO:01/12/04 00:48
>>212訂正 申し込んで>巻き込んで
要するに現行大型旅客機のエネルギー効率では、直接太陽光の800倍程は、
光線密度が必要だと。
そんな光線では、間違いが起こると火傷じゃすまないね。(汗
ソーラーパネルも燃えちゃいそうだ。
結局、現行大型旅客機の場合、50tの人・物を運ぶために350tの
機体を浮揚させねばならないことがネックになる。
現行機体350t+補助バッテリ?t+出力モーター?t−燃料173t−燃料タンク?t−ジェットエンジン?t
では、何tぐらいになるか。
大して軽くはならんか?
>>209 推進器の新アイデアは出願してから提供しないとね。
>>213 水中翼船に対するアドバンテージって何だろ。
>>216 確かに、今気がついた。
太陽光線は平行光線でも点光源でもないっちゅうことやね?
だから、平面鏡で地球に投影される像は鏡の大きさより拡大し、
かつボヤケてまう。
目から鱗で嬉しいやら悲しいやら。
太陽光反射衛星は凹面鏡じゃなきゃ意味ないね。
220 :
LGOGO:01/12/04 00:59
>>219の訂正
現行機体350t+補助バッテリ?t+出力モーター?t−燃料173t−燃料タンク?t
−ジェットエンジン?t+太陽電池パネル?t
訂正sage
>219
>水中翼船に対するアドバンテージって何だろ。
重さ(翼面荷重)にも依るけど、スピードが全然違うんじゃない。
222 :
NASAしさん:01/12/04 12:49
↑ゴメソ、sageちゃった。
223 :
G_Tomo:01/12/05 20:40
>>217 境界層制御による効果の詳しい数値は分かりませんが、
X-21(吸込み型境界層制御)は、航続力50%増加を見込み予想通りの効果を実証したそうです。
またグライダーの分野では、リブレットなどによる境界層制御の採用により最良のL/Dが40くらいから60くらいまで伸びています。
50%程の抵抗減は見込めるのでは?
>>218 地上から見た月の立体角は太陽とほぼ同じだからね、217の
>反射率が1に近くて月の大きさの凹面鏡が月軌道にあれば
>(そして飛行機に焦点を合わせれば、やっと飛行機1機分
>の太陽電池の出力が2倍になるのか・・・)
が正解。
>>219 スピードにそれほど拘らなければ、グロスファクタ(総重量/自重)はかなり大きく出来る可能性がある。
極端な例だけど、ヴォエジャーなんか離陸重量4400kg自重1000kgエアフレームの重量は400kg強ってんだから。
224 :
NASAしさん:01/12/05 21:29
>>223 >またグライダーの分野では、リブレットなどによる境界層制御の採用
>により最良のL/Dが40くらいから60くらいまで伸びています。
223です。リブレットってウィングレット(翼端板)とは違うんですか?
翼面上にリブに沿って設置するフィンでしょうか?そんなグライダー
見たこと無い。実は私はグライダーパイロットなのですが、L/Dが40→60
になれば誰も苦労しませんわ。グライダーの場合は境界層制御といって
も、テープを貼って乱流を誘起するくらいですね。基本的にL/Dはほとん
ど変わらないんですけど、気休め程度に。
225 :
LGOGO:01/12/06 02:20
>>221 WIGは、200-500km/hとされていて、高速では飛躍的に効率が増すが、
それ以上に危険性が増す、安全な低速では効率が低下するなど、矛盾を抱える。
現在の最高速度は中国のもので200km/hと思われる。
水中翼船は、約80km/h
共通の弱点は荒海に弱い点と、湖上、海上しか航行できない点かな。
個人的には、水中翼船はもっと伸びるのに押さえテンじゃないかと疑う。
効率と安全と快適性のバランス点が約80km/hてなもんで。
>>223 月の全面に、凹面鏡を設置して飛行機の面積に集光したら、
核反応が起こると思う今日このごろ。
226 :
NASAしさん:01/12/06 02:45
>>223 グライダーの分野は非常に競争が激しいんです。
それでもここ30年、L/D向上は新翼型とBLC、それにウィングレットによるぐらいです。
剥離防止の乱流テープもいろんな機体についてます。
30年前スパン26mで滑空比51だったのが現在26.4mで60ぐらい。
100キロぐらいで飛んでるのであまり旅客機には関係ない世界ですけど…。
>>224 ASW20CやDG300あたりから吸い込み吸出しはしてるはずですよ。
>>224 俺は
>>223でなくて
>>217だった。223氏スマソ。鬱死。
>>226 おぉ、フォローありがとう。
スパン26mのオープンクラスの機体の写真ってどこかにないですかね。
写真を見れば、この機体設計で多人数が載れる航空機は事実上製造
不可能な事が一般の人でも分かるんだけど。
229 :
G_Tomo:01/12/06 12:43
>>223、227
グライダーについてはあなたの方が詳しいのだから、訂正されるのは有難いくらいです、煽りは無しでね。
私の知っている限りでは、20年程前に境界層制御がグライダーの世界に取り入れられ、
大きなステップアップが有り、オープンクラスで最高40程だった最良L/Dが60程まで伸びたと記憶してます。
(もちろんそれが全て境界層制御におよるとは考えてませんが)
>写真を見れば、この機体設計で多人数が載れる航空機は事実上製造
>不可能な事が一般の人でも分かるんだけど。
ですから私も、
>>206で50年後で旅客機に達成可能なL/Dとして25を挙げてますし、
>>216で書いたとおり、40〜60は現在到達しているL/Dの最高値であり、将来達成される可能性の有る数値として挙げているのです。
>>226 具体的な情報有難うございます。境界層の吸い込みも利用しているのですね。
私が知ってるのは10年ほど前までの知識ですが、その後の進歩はどうでしょう?
231 :
G_Tomo:01/12/06 12:50
>>225 WIGについては旧ソ連のエクラノブランが有名ですね、スピードも500km/hほどは出るようです。
萌える形態なんで、何とかニッチなり見つけて復活して欲しいものです。
>月の全面に、凹面鏡を設置して飛行機の面積に集光したら、
>核反応が起こると思う今日このごろ。
がーん、判ってくれてなかった・・・
太陽光を月面上の微少鏡で地球の一点に向けると、その光は太陽の立体角で広がり、月くらいのサイズに広がります。(太陽と月の立体角がほぼ等しいから)
月面を全てその微少鏡で被い一点に集光しても、地球上では月サイズの面積を太陽並みのエネルギー密度で照らすだけです。
ですから
>>216で書いたように、地上を太陽光以上の密度で照らすには、太陽の立体角以上の反射鏡が必要なのです。
焦点距離が短ければ同じ面積でも立体角は大きくなり、エネルギー密度は上がります。
でも核反応は起きませんよ、上限は太陽表面のエネルギー密度ですから。(熱力学の第2法則ですね)
>>229 いえいえ、こちらの方がいつもお世話になってますし。
その後の進歩は翼型だけかもしれないです。
今年過去最大スパン31mの機体(eta)が飛んでますね。
あとは電動モグラとか、そっち方面が盛んみたいです。
WIGは日本でも実機が作られて(小さいけど)研究してるんですね。
最近知りました。
233 :
G_Tomo:01/12/06 13:54
>>232 地面効果機(WIGはその一種)については、日本では安藤茂典さんと言う方が熱心で、
60年代に川崎で実験機を飛ばして企業化のリサーチもされたのですが、
現在(93年時点だが)は 徳島大学の教授として水面飛行機(地面効果機)の実用化に夢を馳せておられます。
「水面飛行機の開発」(パンリサーチ出版局)という著作があります。
この著作によると、この時点で日本でも3チーム程が実験艇クラスのリサーチを行なっているようです。
234 :
LGOGO:01/12/07 03:10
>>231 >太陽光を月面上の微少鏡で地球の一点に向けると、その光は太陽の立体角で広がり、
>月くらいのサイズに広がります。
だからー、凹面鏡で反射して光線が広がらないようにする必要があることは
>>219の以下の展開で解ったよ。
>太陽光線は平行光線でも点光源でもないっちゅうことやね?
>だから、平面鏡で地球に投影される像は鏡の大きさより拡大し、
>かつボヤケてまう。
だから、太陽光反射衛星を反射望遠鏡の凹面鏡と考えると、
巨大な反射望遠鏡で遠くの星(太陽)の
光を集め、感光体(飛行中の航空機)に太陽の像を投影する。
と、考えれば解りやすいか?
大型反射望遠鏡は、目視もできない何十光年も離れた星の像を
CCDや感光体に焼き付ける。
つまり、しかるべき曲率の凹面鏡で、太陽光線を反射し、
飛行中の航空機に丁度全体に、反射光を当てると
飛行中の航空機が受けうるエネルギー量は、反射鏡全体に
当たる太陽光線全てのエネルギー量に等しい(大気による拡散、減衰を除く)。
なんかどーでもよくなって来たからもう云わないけど。
235 :
G_Tomo:01/12/07 09:40
>>231はたとえどんな凹面鏡でも月から地球へ焦点結ぶと太陽像は月サイズになる事を解り易く説明したつもりなんだが、
判ってもらえたんだろうか?
>月の全面に、凹面鏡を設置して飛行機の面積に集光したら、
>核反応が起こると思う今日このごろ。
や
>飛行中の航空機が受けうるエネルギー量は、反射鏡全体に
>当たる太陽光線全てのエネルギー量に等しい(大気による拡散、減衰を除く)。
なんて事は出来ないって事なんだが・・・
まあ俺の説明が悪かったという非難は甘んじて受けよう。
(この場では使えないが非焦点光学系と言う物が有る、熱力学第2法則が破れているかにみえる物だ)
236 :
NASAしさん:01/12/18 02:29
保全あげ
237 :
NASAしさん:01/12/21 07:04
納得の逝く説明が必要でしょうな
>>235 sage
238 :
NASAしさん:01/12/22 02:41
納得いかんか・・
239 :
ペーパー整備士:02/01/24 13:53
光学系か、軌道の話か判らんが、少なくとも航空の話じゃなかろう。
と思考停止してみる。
ま、あれだ、地球の投影面積位の反射鏡を作って、飛行中の各機に個々に
エネルギー供給出来れば、夜も昼とほぼ同じエネルギーの供給は出来るかもね。
でも、光害の発生はすごい物が有るだろうな。
凹面鏡の操作はちょっとミスれば、殺人光線どころの話じゃ無いし。
虫眼鏡でアリを焼いちゃうガキみたい。
240 :
NASAしさん:02/02/07 10:56
age
241 :
NASAしさん:02/02/21 22:23
まああれだ、立体角が太陽(≒月)より大きな反射鏡があれば良い訳だな。
242 :
NASAしさん:02/02/21 22:31
原子力飛行機ってアメリカが冷戦時代に試作してたよ。
243 :
NASAしさん:02/02/21 22:35
>242 らしいね。
しかしコイツも出力不足でダメだったらしいね。
レシプロなら可能っぽいけどね。
太陽光発電で半永久に飛んでる偵察機とかあるし
つーか原子力旅客機には飛んで欲しくないなぁテロ事件がおきたら大変なことになるし
日本がまた鎖国になってしまう。
245 :
NASAしさん:02/02/22 02:03
>>242 もう何度も話題になってるが「原子力動力機」は試作されていないよ。
原子炉搭載機(NB-52H)が飛んだだけ。
>>243 どんな機体?
246 :
NASAしさん:02/02/22 07:19
247 :
NASAしさん:02/02/22 11:05
原子力旅客機・・・空港周辺住民はたまらんぞ。
248 :
サンダーバード:02/02/22 21:50
ファイヤー・フラッシュか?
249 :
NASAしさん:02/03/06 18:13
250 :
NASAしさん:02/03/06 23:17
>88
30%位じゃなかったっけ?
某国英放送で見たような気がするが、データ探しきれずスマソ。
>でも、光害の発生はすごい物が有るだろうな。
>凹面鏡の操作はちょっとミスれば、殺人光線どころの話じゃ無いし。
>虫眼鏡でアリを焼いちゃうガキみたい。
光電変換効率が大目にみつもっても15%程度で、あとは熱に変わってし
まう。可視光領域の電磁波でエネルギーを送ると飛行機を加熱するだけの
結果になる。そもそも操縦できないのでは?
操縦できない...は、散乱光がじゃまになって何も見えなく
なるから、という意味です。
反射鏡の方で変換効率の良い波長域だけ反射して、赤外域などカットすりゃだいぶ緩和されるんじゃない。
ニンバス綺麗だね。とりあえず小型ジェット付けて飛ばしたい。
100Nのサステナー用なら模型用でもいけるなあ。
255 :
天麩羅エンジン:02/04/02 07:11
テンプラ油の廃油を改質し、バスを動かす話を聞いたことがあるが。
ユンカースにディーゼルエンジンがありました。
と言うわけで、テンプラ飛行機はいかがなものか
256 :
NASAしさん:02/04/26 19:14
国内ナタネ畑だらけかい
257 :
NASAしさん:02/04/26 19:16
>>255 ディーゼルエンジンは燃料を変えるとPMが減ったり、触媒が使えたりするが…
特にNOXは触媒と燃焼温度が決め手になる訳で……
258 :
NASAしさん:02/04/26 19:20
NOxはEGRを増やすと燃焼温度が下がって減るみたい。
燃料中に硫黄分が多いとあまり多量にEGR出来ないらしいけど。
259 :
NASAしさん:02/04/26 19:28
>>258 で、飛行機に使える機関でどういう代替燃料が使えるかというのを考えないと
いかんわけですね。ジェットだとしても、硫黄分の少ないのは意味が有るって
いうか、SOXの低減要求も有る。いずれにしろ天然ガス由来の燃料って方向
に行きそうな気はするが…
260 :
NASAしさん:02/04/30 02:09
某アニメの戦闘機は小型核融合でファンブレード自体はジェットと
変わらなくて、燃焼室の代わりに小型核融合炉の熱で空気を膨張させて
ジェット推進してるんじゃ無かったかな。
設定では大気圏内での航続距離は無制限だったハズ。
261 :
総合核闘技戦:02/04/30 20:48
>>260 1950年代に計画されていた原子力エンジンも概ねそんなモン。
相違点は、核分裂による熱と言うところ、
最大の問題点は、被曝をのぞくと熱交換方法で効率良く空気を膨張させるか。
オープンサイクルの核エンジンをクエラードライブと言うらしいけど。
>>197
262 :
NASAしさん:02/04/30 20:55
>>260 昔、そんな機体ありましたね。B−36改造したやつで、
放射能撒き散らしながら飛行していたという・・・。
263 :
スペース1999:02/04/30 22:00
264 :
NASAしさん:02/04/30 22:06
265 :
NASAしさん:02/04/30 23:49
266 :
NASAしさん:02/04/30 23:50
ああ、ひくいどりね。
267 :
G_Tomo:02/05/02 11:00
NB-36Hは核動力機ではありません、原子炉搭載実験機です。 と書くのは何度目だろう?
ちなみに原子炉稼動時に放射線はかなり撒き散らしましたが、放射能の放出はあんまり無い・・と思いたい。
直接核サイクル機X−6が実現したら、確実にかなりの放射能を撒き散らしたでしょう。
268 :
NASAしさん:02/05/04 15:03
実際の動力にする時はさすがに2次サイクルでしょう。
269 :
総合核闘技戦:02/05/04 22:39
2次サイクルだと熱交換器の重量がNGらしいYO、
熱交換器にはNaや加圧水型を考えていたみたいだけれども、
でも、空母のエンタープライズが8基に対して
ミニッツ級が2基の原子炉で運営されているのだから、
もう少しなんとかならないかなー
(原子炉を飛ばす事自体が貴知外のたわごとだなー)
270 :
総合核闘技戦:02/05/04 23:09
Q 地球にやさしい推進力はどれか、
1)無水アンモニア(X-15)
2)メチルボロン (XB-70初期計画)
3)アニリン・硝酸(コーメット)
4)核推進 (X−6)
A 「4)核推進」温暖化ガスや有毒ガスの排出がない。
裏京都議定書ハンドブックより
271 :
NASAしさん:02/05/05 23:57
アンモニアて燃えるのか?
X-1時みたいにアルコールロケットでは非力か。
3NH3+6O2=3HNO3+3H2O
どへ〜硝酸やんけ、極悪非道だな、毛が抜けそうだ(核放射でも抜けるけれど・・)
2)のボロンて硼素のこと?
272 :
総合核闘技戦:02/05/06 21:35
「エチルボロン燃料」よくわかりませんゴメン。
真っ黒で毒性のある排ガスを出すホウ素が入った燃料としか・・・
詳しい人来てくれ〜。
なかなか面白いスレだ