MTSATになるまで予備機無しで平然と気象衛星を運用し続け、
次期気象衛星にすら予算を出し渋るこの国にDRTSに
予備機予算を付けるような思考は望めないと思う。
>>675 いちおう、前任機が軌道上予備機として存在したわけですが。
ひまわり4号までは打上→本運用5年→予備機として運用5年→軌道離脱だった。
DRTSも東西ほしいな。
>>676 設計寿命が5年だからなー
寿命切れのいつ壊れてもおかしくない衛星を予備と言い張ってたわけで
新品の機体の予備機を軌道上に待機させるようになったのは
MTSATからだからなぁ。
GMS時代は
>>678氏が言うように、予備機は退役衛星を再利用というお寒い状況。
例えるなら吉兆の残飯再利用を衛星でやっていたようなモノ。
長い事際どい事をやっていればいつか破綻する時が来るわけで・・・。
そして、吉兆同様に、GMS「ひまわり」もついに破綻してしまった。
あの頃、他の気象衛星運用国から見たら信じがたい運用に見えたはずだ。
別に破綻したのは設計寿命5年の衛星を10年動かしたせいでも
新品の予備機を軌道上待機させなかったせいでもないのだが
>>679 インド洋のMETEOSAT7も設計寿命超過した旧世代のやつの使い回しだったはず。
元々は東経0°で運用してた7号を東経60°あたりまで移動させて5号から引き継いだはず。
本来、インド洋の観測を引き継ぐはずのMSG-3/4はなんか知らんが
2003年に受注したはずなのに2011年打ち上げ予定で遅れてる。
7号は1997年打ち上げで、2004年に8号へ引き継ぐまで7年働いた後、
インド洋へ引っ越して2007年から現在まで、のべ運用時間はひまわり5号を超えてる。
まあ、欧州は最近になって極軌道気象衛星も打ち上げてるし、
壊れたら8号の予備になってる9号が・・・。
8号は気象データの配信を他の通信衛星でやってるのは、トラブルなのかよくわからんが。
>>679 今の世代のMTSAT-1R/2も、ひまわり6号が寿命になったら7号に引き継いで
6号が軌道上予備機になるわけで、いままでとそれほど変わらないのだが。
まあ、相乗りしてる航空管制機器のために衛星バスの設計寿命は10年になってるけども。
>>681 中国が近年静止・極軌道含めた気象衛星観測網充実に
相当力を入れてきているので、欧州も意識しているのでは?。
>>682 6号が寿命の頃には次期ひまわりの打ち上げに入るはずでは?
来年度から開発を始めて開発期間はだいたい3〜5年ぐらいなので、
代替機ローテーションに穴を空けない程度のペースのはず。
結果的に常に新品が控えている事になるので、かつてのGMSよりは
マシだと思う。
>>683 ひまわり6号の気象ミッション寿命は5年なので2010年には設計寿命を超過する。
7号の次の気象衛星は2009年度に最初の予算なので、間違いなく6号の寿命には間に合わない。
前例から考えて大型静止軌道衛星の新規開発が3年で完成ってのはあり得ない気がする。
2015〜2016年の7号の寿命までには間に合わせることを目標に開発がすすむんじゃないかね。
>>683 風雲シリーズとMETEOSATシリーズはインド洋の東と西だから直接的には競合しないと思うけどね。
METEOSATはインド洋というか、アフリカ西岸(特にマダガスカルとかの海外県)と東欧の
気象予測に必要なわけだし。
で、MSG-3/4は打ち上げ成功すればMETEOSAT 10/11号になると思われるんだが、
METEOSAT 8/9号と同型のはずなのになんでこんなに開発期間が必要なのか謎。
インド洋はインドもロシアも中国もいるから、欧州は手を引いてもいいやってのも考えにくいし。
>>684 MELCOならDS2000があるから観測機器のMTSAT改良だけで事足りる。製作期間、3年以内が
可能。
>>686 次期気象衛星はセンサーの高性能化が必要なはず。
だから現行の使い回しは出来ない。
(相乗りやめたから最新型GOES同等品を輸入するって方法はあるが)
どのみち、3年だろうが5年だろうがひまわり6号の設計寿命に
間に合わないって意味では同じだと思うけども。
1Rと2を立て続けに打ち上げたときは、ようやく真っ当な予備機の必要性に気がついたのかと思ったんだがな
鳥頭共め
次の打ち上げに失敗したらどうするつもりなんだろ
結局、マシなのは現状だけで、6号機が退役した時点でGMS時代に逆戻りか。
喉元過ぎれは熱さ忘れるという事で、その場の危機をしのげたら今後の教訓に
するという事は一切しないのか。全く学習能力がないんだなこの国は。
韓国と日本の気象衛星を互いのバックアップと見なせばいいんじゃない?
日韓両国にとっても悪い話じゃない。
何でもかんでも日本一国でやる必要はナイト思う。
>>691 1、そもそも韓国は気象衛星を保有していない
2、国際共同開発は色々問題が生じやすい
3、韓国は自前の打上ロケットを保有していない
4、韓国にとって数百億は大きな負担である
現時点で韓国に頼るのは難しいなぁ… ってなんで、ISASスレでMTSATの話してるんだ?
>688-690
だから、6号も7号も5年の運用の間に保守運用が入ってその間もう一方がバックアップに入るわけで、そういう意味での気象ミッション寿命5年バス寿命10年でしょうに。
当初予定だと6号本運用(バックアップ:5号)→7号本運用(バックアップ:6号)→8号本運用(バックアップ:7号)→9号本運用(バックアップ:8号)→……なのが、
色々あって6号本運用(バックアップ:7号)→7号本運用(バックアップ:6号)→8号本運用(バックアップ:9号)→9号本運用(バックアップ:8号)→……に変わっただけで、
6号の寿命は(気象衛星としても)2005年から10年後の2015年です。
695 :
692:2008/12/29(月) 17:51:17
>>693 まったく知らんかった… ヨーロッパに発注して数百億負担して、自前の気象衛星持つことにしたんだ…
「ひまわり」の運用がしっかりしてないばかりに、韓国に逃げられたか。
7号が運用に入ったらミッション機器の寿命が切れた6号がバックアップという状況が、
教訓を生かしてないと言ってるんだよ。
>>695 他の国も気象衛星データはリスクヘッジで複数の国から所得しているはず。
韓国は独自にデータが欲しいとの事で自前の衛星調達に動いた。
おそらく、台風情報ならともかく、局地的な集中豪雨なんかは日本に影響が
ない限り通常運用なんでしょう。
まあ、GMSそして、今回も懲りもせず繰り返されたひまわり後継機問題で、
衛星運用に安定性がない日本に嫌気がさしたというのもあるでしょう。
かといって安定性ある運用をしている中国に頼っても政治的に怪しいし・・・・。
確かに韓国でなくても自前で調達したくなりますね。
>>697 韓国からすれば、衛星を運用しているのが、歴史的に依存度を減らしたい日本と中国で、
まだ、政治的には信頼できる日本は、衛星の運用に問題抱えてるからなぁ(苦笑
前向きに考えれば、日本にとっては中国以外のバックアップの手段が出来たということで…
韓国の気象衛星(coms)、他国に多くを依存しているのは確かだが、
最終組立ては韓国内のKARIの施設で行ったようだ。
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Science I [Science]我が国も ‘気象観測衛星’撃つ
http://www.sgsgi.com/sgsg/read.jsp?serial=176&seq=5626&item=8 来年 6月頃発射される静止軌道衛星‘通信海洋気象衛星 (COMS)’が 5年間の開発終わり完成された。
韓国航空宇宙研究院は先月 24日フランス アストゥリウム社から衛星に搭載される海洋観測搭載体 (GOCI)が大田(テジョン)航宇研に到着したのに続き, 去る 5日通信海洋気象衛星組み立てを終え最終テストを準備中だと最近明らかにした。
通信海洋気象衛星発射が成功すれば静止軌道衛星の国内独自開発に成功したのを意味する。
したがって今後衛星開発時外貨を節減できて輸入代替効果も期待することができる。
特に人工衛星開発は高度な技術を必要とするから他産業で核心技術の波及効果が大きいという説明だ。
このような経済的, 技術的効果以外にも国内総生産 (GDP)に合う対外的地位向上と国民の自負心を鼓吹する社会文化的側面もある。
ペク・ミョンジン博士は“完成された組み立て体はこれから宇宙環境実験, 発射環境実験, 音響実験, 烈震工業実験などのテストを控えている”また“成功的な衛星発射のために徹底した地上検証を進行すること”などと話した。
>696
だから、7号が運用に入ったら「ミッション機器の寿命が切れた」6号がバックアップ、ではないんだって
>>699 昔のGMSのころのひまわりと同じように技術導入を少しずつ進めて、国産率を高めようと
しているのかな?
気象ミッション機器って冷却か何か必要なの?
5年というのは、ミッション機器の限界ではなくただ、本衛星とバックアップ衛星の
切り替えの区切りというだけなんじゃないのか?
5年って短すぎだろ。アクアとかより貧弱なのか・・・
>>702 冷却部分はない。観測系に駆動部分があるため、通信衛星とは違って寿命が短い。
>704
……馬鹿なの? 5年待機(片一方が保守のときの代替含む)したあと5年本運用(時たま保守で停止有り)でも
5年本運用したあと5年待機するのでも気象ミッション寿命「計」5年バス寿命10年には変わらないし、
特に後者だけが「ミッション機器の寿命が切れた」と呼称されるべき特段の理由が無いじゃない。
6号の気象センサが5年連続稼動するとか6号も7号も5年+1日目にぴったり壊れる超高性能衛星だとか
そういう世界の住人ならともかくだ、結局軌道上予備だろうが3基目だろうがリスクとコストの問題だし、
GOESを借りてこなきゃならなくなったのは別に設計寿命5年の衛星を10年浮かばせていたせいでも
新品の予備機を軌道上待機させなかったせいでもない、と。
やろうと思えば、ミッション機器10年も可能なんだろ。少なくとも7年程度ならいける、
だから余裕をもって5年にしてるだけなんだろう。静止軌道上では10年しか衛星本体が
もたないんだからバックアップ運用するなら必然的に5年で代わるわな。
これが静止軌道上12年もつ衛星なら同じミッション機器でも6年運用するだろうよ。
>>705 > ……馬鹿なの? 5年待機(片一方が保守のときの代替含む)したあと5年本運用(時たま保守で停止有り)でも
> 5年本運用したあと5年待機するのでも気象ミッション寿命「計」5年バス寿命10年には変わらないし、
> 特に後者だけが「ミッション機器の寿命が切れた」と呼称されるべき特段の理由が無いじゃない。
お前にとってのバックアップ衛星は使わないことを前提としてるのか?
運用中の衛星に何かあったときのためのバックアップだろう。
5年間使った後の6号を再び使わなきゃいけなくなったら、寿命切れ状態で使わざるを得ない。
> GOESを借りてこなきゃならなくなったのは別に設計寿命5年の衛星を10年浮かばせていたせいでも
> 新品の予備機を軌道上待機させなかったせいでもない、と。
それまでの主張とどう繋がってるのか、俺には全く理解できない。
少なくとも新品の軌道上予備機があればGOESはいらなかったな