【J-Iの亡霊】ISASロケット総合スレ [M-V]4号機【蠢く】

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1NASAしさん
筑波がSRB-Aを第1段とするM-V低コスト案を提案!M-Vはいったいどうなる?
ペンシルから始まり固体一筋50年のISASロケットの運命は?

前スレ
 【ミュー死亡?】ISASロケット総合スレ [M-V]3号機【続行?】
  http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1145124311/l50

過去スレ
●崖っぷち M-Vとそのスレッド
  http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1120923862/
 M-Vスレッド
  http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1003502716/

関連スレ
 H-IIAロケット総合スレ Part 22 F10へ向けて
  http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1143365541/
 ★がんばれGXロケットのスレッド・俺がついている
  http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1139218838/
 【種子島】ロケット打ち上げを見に行こう【内之浦】
  http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1139837778/
2NASAしさん:2006/06/09(金) 13:19:41
スレの名前が良くないな
3NASAしさん:2006/06/09(金) 13:20:58
>>2
ゴメ・・・。
まさか建てられるとは思わなんだ・・・。
4NASAしさん:2006/06/09(金) 13:27:53
wwww
>>3
しょうがなかんべ
5NASAしさん:2006/06/09(金) 14:11:40
>>1
乙!
6NASAしさん:2006/06/09(金) 14:28:43
ISASのロケットのページ
 ttp://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/rockets/index.shtml
JAXAのM-Vのページ
 ttp://www.jaxa.jp/missions/projects/rockets/m_v/index_j.html

読み物
 最先端の技術と最高のチームを結束して
  ttp://www.jaxa.jp/news_topics/column/no16/index_j.html
 ペンシルロケット水平発射再現実験
  ttp://www.isas.jaxa.jp/home/pencil50/
 日本の宇宙開発の歴史 〜M-V時代の開幕〜
  ttp://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/chapter7/index.shtml
 ISASニュース M-V特集号
  ttp://www.isas.jaxa.jp/docs/ISASnews/No.194/ISASnews194.html
7NASAしさん:2006/06/09(金) 14:29:14
オービタル社の固体ロケット
ttp://www.orbital.com/SpaceLaunch/
ESA ベガ・ロケット
ttp://www.esa.int/SPECIALS/Launchers_Access_to_Space/ASEKMU0TCNC_0.html
固体ロケットによる宇宙輸送について
ttp://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.213/mspace.html
小型低コストのM-V-Liteと,それによる理工学ミッション
ttp://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.241/mission-26.html
Mロケットの明日を“読む”
ttp://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.288e/kohno.html

低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(1)〜表面化する日本のロケット開発力の衰退
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(2)〜失敗が生かされない設計の裏に旧組織からの確執
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060529_rocket2/
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(3)〜問題の根本は情報収集衛星による予算不足
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060531_rocket3/
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(4)〜顧客である衛星のために欠点補う改良を
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060602_rocket4/
8NASAしさん:2006/06/09(金) 17:14:29
前スレでは松浦晋也氏が降臨


624 :松浦晋也 ◆IdQawHF9Dw :2006/06/02(金) 13:00:54
 松浦です。2ちゃんねるは、時折見ています。基本的に書き込みはしないことにしているのですが、これは事実関係の問題なので、例外的に書き込みをします。トリップもつけてみましたが、うまくついていますでしょうか。

 623さんのおっしゃるとおりです。ヴェガ打ち上げ能力は、高度700km、軌道傾斜角90度の円軌道に1.5tです。また第4段にヒドラジン系ステージを持っています。

ttp://www.esa.int/SPECIALS/Launchers_Access_to_Space/SEMH3E67ESD_0.html

 私が古い資料を使ってしまったことが原因です。指摘を受けて、訂正をかけておきました。

 私の意見には色々議論があるかと思います。現状、きちんとした現状把握の上の議論がなされていないことが問題だと考えています。

 皆さんに考えて貰い、議論を続けて頂ければと思います。

 基本的にこれ以降書き込むことはしません。スレを見ることはあると思います。
9NASAしさん:2006/06/10(土) 03:41:39
M-Vスレなのに2ヶ月も持たなかったとは・・・<前スレ
10前スレ967:2006/06/10(土) 11:16:16
俺は航空分野について話していたのであって、宇宙分野については981の言うとおりだと思うよ。
デルタ4に三菱製の部品が使われてると言っても、
デルタは政府需要以外の商業打上げから撤退しているわけで、
ボーイングにとって三菱の部品が必要不可欠というわけではないしね。

航空機についてはボーイングとエアバスが過当競争してるからこそ、
日本の技術が必要とされてる。
11ISAしさん:2006/06/10(土) 12:03:28
>10
いいように使われてると思うぞ、スティルス技術だって大分日本におんぶにだっこ、なのにジャイアニズムで元気にやってる>飴さん 商売で美味しいところ全部取り
>9 初代なんて3年(もっとだっけ?)持ったのにねw
12NASAしさん:2006/06/10(土) 12:15:30
かと言って、予算が山ほど使えるNASAに対抗できるとも思えないがね。
そこら辺どうよ?
13NASAしさん:2006/06/10(土) 12:36:19
予算が山のように使えて、なおかつこれまで注力していたISSから、あっさり有人月・火星探査にシフトできるんだからすげぇよな。
日本なんて予算が少ない上に、準天頂とか高速インターネットとかどーにも使いものになりそうにない計画ばかり蔓延ってるからな…
1410:2006/06/10(土) 13:11:57
>11
軍用機の分野ならそもそもF-2とか・・・。政府が弱腰じゃどうしようもないべ。
1512:2006/06/10(土) 13:25:49
弱腰じゃなくても予算が全然足りないと思う。かといって
他の分野も先細りしてるのに宇宙にだけ金をよこせとは
言いづらいし。
16NASAしさん:2006/06/10(土) 13:46:34
宇宙開発は目立つから予算が出ていいヨネと愚痴をこぼされるわけですな。
ましてや打ち上げ延期で燃料を再充填なんかしちゃった日にゃ・・・
17NASAしさん:2006/06/10(土) 23:20:56
その程度で騒ぎになるほどしか予算が無いのにねぇ<再充填
18NASAしさん:2006/06/11(日) 03:39:45
>>12
LE-5が米から受注来たんだが…
LE-5Bも売ると言えば買うところはあると思われ
19NASAしさん:2006/06/11(日) 08:28:52
中国が液酸液水やるとか言ってるから飛びつくだろうな。
だが分解されて技術だけ研究されてお仕舞い、だろうね。
20NASAしさん:2006/06/11(日) 11:00:40
>>11
FSXの売りは一体成型技術だったが結局アメリカの方が上だった。
て聞いているぞ。
21NASAしさん:2006/06/11(日) 11:29:52
>18
日本がLE系のエンジンを輸出しようとすれば当然アメリカが横やりを入れてくるだろうし
そういう面倒が予想されるエンジンを欲しがる国があるかねぇ。
22NASAしさん:2006/06/11(日) 11:54:05
低コスト化で岐路に立つM-Vロケットより抜粋
『M-Vは世界にも他に類のない、性能を追求して徹底した最適化を施されたロケットとなった。
第1段から第4段に至るまでの推進剤の量や燃焼時間に推力、切り離しのタイミング、どの
ような高度をどのような速度で抜けていくかの飛行プロファイル――すべてが性能のために
最適化された。』


たまには書き込んでおきましょう。

世界一優秀なロケットはM-Vです。
日本の固体燃料ロケット技術は世界ナンバーワンです。

少ない予算で世界に誇る超優秀な固体ロケットを作ったISASって凄いよな。
M-Vは世界でも飛びぬけて性能の優れた固体ロケットです。
この素晴らしいM-Vロケットと比べたら欧米の固体ロケットなどまるでオモチャです。

日本の固体ロケットは世界ナンバーワンです。

ニッポンちゃちゃちゃ、ニッポンちゃちゃちゃ。きぃーみぃーがーあーよーおーはぁぁー
23NASAしさん:2006/06/11(日) 11:55:05
歌のタイトル 「みゅうごロケットは世界一」


おお〜 ナンバーワン おおぉぉ〜ナンバーワン MVロケットはナンバーワンですぅぅぅ だれが何といおうとナンバーワンですぅぅぅ やっぱりいいなMVはぁぁぁぁ ♪ 

おぉぉぉ おぉぉぉ ナンバーワン 世界最高のナンバーワン 日本の固体燃料ロケットはナンバーワン どんとどん どんどどん とどん どどどどとん どとんどん ♪♪

惑星探査機まで打ち上げるぅぅぅぅ ただ一つの全段固体燃料ロケットぉぉぉぉ すごいぞえらいぞ みゅーご えむご みゅぅぅぅふぁいぶぅぅぅぅ ぶぅぅぅぅと屁をこいてぇぇぇ ナンバーワン あーぁぁぁ ナンバーワン ♪♪

だれが何と言おうとナンバーワン 絶対絶対ナンバーワン 全段固体燃料ロケット世界一ぃぃぃぃ 全段固体ロケット 略して全固ロ ぜんころぉぉぉ 
とてんててぇぇ とんててぇぇぇぇ ぶほ〜〜〜〜 ぶほ〜〜〜〜 ぶぼぼぼぼぼ〜 ぜんだーん こたぁいぃぃぃ よっつのサイボォグゥゥ ♪

どばどべ ぐんべじゃん へっぴろ〜〜〜〜〜ん ぶりっぶりっ ぶりっぶりっ ぶりぶりぶりぶり ぶりっぶり ぶりっぶり 鰤を食べろマグロを食ってはいかぁぁんんん なんでかというと 高いからぁぁぁぁぁ 
るんるるるん るるん るん ♪♪ てぇぇぇてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん ♪♭♯ 
24NASAしさん:2006/06/11(日) 11:57:31
>>23
ま、歌の出来はさておきMVが世界一優秀な事には反論の余地無いぞ
何かごちゃごちゃ言ってる輩もいるけどねー…
25NASAしさん:2006/06/11(日) 12:02:27
ペイロードあたりの打上げ費用は世界最低レベルですが。

評価軸を決めずに世界一を連呼してもなぁ。アンチISASの工作のつもりかもしれんが。
26NASAしさん:2006/06/11(日) 12:24:08
世界一優秀かどうかは別にして、漏れ的に萌えロケットであったことは確かである。
2712:2006/06/11(日) 12:43:08
>>18
でもそれは前スレで言われてた「全体のシステム」じゃなくてパーツ単位の話だよね。
↓こういうのに当たるんでは。 それでは足元を見られ放題、という話ではなかったのか?

>ボーイングにとって三菱の部品が必要不可欠というわけではないしね。
28NASAしさん:2006/06/11(日) 12:55:29
元歌がわからん(w
29NASAしさん:2006/06/11(日) 19:04:40
アンチISASは畑違いの物を持ってきてミューが高いだの性能悪いだのわめき散らすんだよな…
30NASAしさん:2006/06/11(日) 19:06:02
>>29
ワイもそう思う。
31NASAしさん:2006/06/11(日) 19:07:49
29-30 のやりとり、まるで自演みたいだろう。しかし実態は自演ではない。
自演の見せ掛けを試しにやってみた。
32NASAしさん:2006/06/11(日) 20:09:51
M-V改を造るとして、質問。

(1)LEO1tonあたり何億円なら許す?
(2)今のペイロードの何パーセント減なら許す?
(3)開発費いくらまでなら許す?
(4)何年までに開発できたら(ry
(5)打上時のG・振動はどこまで減らすべきだと思う?
33NASAしさん:2006/06/11(日) 20:47:47
一応マジレスしてみる
>(1)
22億程度
>(2)
0%
>(3)
200億程度
>(4)
今後5〜6年くらいでできれば…
>(5)
性能優先で現状維持

M-V並みの使い勝手でペイロード能力が上回るロケットが別途使えるなら話は変わるが
そのような見込みは現状無いので拡大路線を行くしかあるまい
34NASAしさん:2006/06/11(日) 20:49:15
>>32
かなり大甘と言われるかもだが、個人的には

(1) 15億円
(2) M-Vの打ち上げ能力がはっきし分からないので答えようが無し
   松浦氏が曖昧な表現をしたので。
   M-V-5,6,8号機の実績を見る限り3段式でLEO 1.85tは確実。

通常は3段式だが、惑星探査機などの打ち上げ時には4段目を追加できる設計になっている。直径2.5m、全長30.8m、打ち上げ時重量は140t。打ち上げ能力は、公称で地球低軌道に1.8t。

2000年2月に打ち上げた4号機が、第1段ノズルの破損で失敗し、その後大改修を受けた。5号機以降は、公称打ち上げ能力こそ1.85tだが、実際には2.3tもの打ち上げ能力を持っている。


(3) 発射場建設等全部込みで400億円。
(4) 9年以内
(5) 見当もつかず
35NASAしさん:2006/06/11(日) 20:58:02
>32
(1)20億
(2)20%まで。
(3)射場をどうするかによるが、内之浦を維持するなら150億以下。
(4)7年
(5)MAX8Gはしょうがないとして、振動はもうちょっと抑えたい。
36NASAしさん:2006/06/11(日) 21:29:46
(1)25億
(2)コストダウンできるのなら半分でもいいぞ。
(3)300憶位か・・・よくわからん。
(4)2015年まで。
(5)振動はなんともならんだろ。
 Gは3段目から液体ロケットにすりゃ6Gぐらいに収まるだろう。
37NASAしさん:2006/06/11(日) 22:14:07
>>34
>(3) 発射場建設等全部込みで400億円。
そんなに予算が出ると仮定するなら…豪華にいけそうだな

現実的にあり得ないが旧NASDA並みに予算が付くと仮定したら
・適当な場所に移転
 種子島が第一候補だが旧NASDA系と折り合いが悪いなら別の場所でも。内之浦以南でもっと広いところ
 ランチャは移設するなり新造するなり安い方
・M-VA作る
 1発30億程度
・M-VAをベースにM-VA Liteを作る
 小型衛星用
・M-VAの3段目にLE-5の代わりとして作ったらしいLH2/LOXエンジンを今風に改修して乗せる
 デカブツ用

FIHの出番が無くなってしまうのはちょっと寂しいかな…安くなるならFIHしても良いと思うが液体エンジンをドカンするのは大丈夫だろうか…
38NASAしさん:2006/06/11(日) 22:52:15
Taurus、Minotaur IVはFIHを採用しているけど、
Vegaは見たところFIHではないね。
39ISAしさん:2006/06/11(日) 23:00:30
>32
軽量コース
1)35億/1.85t or 探査機0.5t
2)現状維持
3)50億
4)3年以内
5)現状維持
同時にあと50億かけてMVlite用のM25改、標準衛星バスもキボンヌ

徹底コース
1)8億/t or 20億/探査機0.5t
2)松浦非公式2.3t(現状+25%)
3)400億程度(これでもまだ安いと思う)
4)8年程度(製造設備、TVC試験等考えれば足りないかも)
5)ペイロードの重さ、繊細さで推進材の配合(=推力)を変える
大分妄想入っていますw 常時アルミ粒をストックせにゃならん

ちなみにM25がM24と重さが大きく変わらないなら、
推進剤が3t近く増えているのでLEO2.3tもあながち嘘で無いかも知れず
40NASAしさん:2006/06/11(日) 23:16:03
うーむ。
米国のMinotaur IVはFIHを2回。2、3段が進展ノズル。
第1段の燃焼時間はM-Vより短い。全段複合材料のモーターケース。4段式。
これで総重量八十数トン、LEO高度300km傾斜角28.5°の円軌道 1.7t。SSO 800km円軌道 1.05t。
打ち上げ場所は前者がフロリダ、後者がバンデンバーグ空軍基地。

http://www.orbital.com/SpaceLaunch/MinotaurIV/index.html
のuser guide参照。(ユーザー用に様々な傾斜角・高度での軌道投入能力表がある)

果たして3段式M-Vが2.3tあるのかどうか。あってホスイけどね。
4137:2006/06/11(日) 23:29:46
>>38,40
FIH時のパイロショックに液体エンジンが耐えられるかどうか危惧
M-VA Liteは上段が無制御なので外乱が大きそうなFIHは無いと思われる
42NASAしさん:2006/06/11(日) 23:33:36
>>41
上記のuser giude, Minotaur IVは全段固体ですよ。
Minotaur IVは1〜4全段可動ノズルTVC。
43NASAしさん:2006/06/12(月) 00:50:51
性能の維持を優先するのか
コストを低く抑える事を優先するのかでも違ってくるんじゃね?
ISASの固体を維持したいなら多少の性能ダウンは目を瞑った方がいいのかな
44NASAしさん:2006/06/12(月) 13:19:18
>>43
コストも考えなきゃならんけど、惑星間投入能力がM-Vにしかない
のも問題点やね。
代案としてH2系を使えっていったって、実績も無けりゃ、金も無い
じゃ、日本は惑星間投入能力なんてイランっていってるようなもん。
NASDA応援チームは少し勉強して欲しいもんだな。



というと、勝手に釣られるから、鬱陶しいんだが....orz
45NASAしさん:2006/06/12(月) 15:27:34
ライバル? アリアンはロゼッタとか上げてるしなぁ。
出来ないことないと思うんだけど。H2A
46NASAしさん:2006/06/12(月) 17:29:13
>>44
> >>43
> コストも考えなきゃならんけど、惑星間投入能力がM-Vにしかない
> のも問題点やね。
> 代案としてH2系を使えっていったって、実績も無けりゃ、金も無い

実績がないのは事実だが、惑星間投入能力自体は H-IIA にはあるんじゃないか。
静止軌道への GTO で、近地点で秒速 10.2 km/s なんで、あと秒速 1 km/s も
加速すると脱出速度になる。
静止衛星のアポジモーターを、近地点で点火すれば惑星間投入は可能。
# というか、エネルギー的には若干余裕がでる。
特別な設計変更は不要なはず。

確かに金の問題はあるが、3割程度、20億円の違いだとなあ。
NASDA 側が営業努力で埋められる範囲内ともいえる。
やはり M-V のコストダウンをマトモに考慮しないと。
47NASAしさん:2006/06/12(月) 21:02:07
>>46
>実績がないのは事実だが、惑星間投入能力自体は H-IIA にはあるんじゃないか。
実績って大事だぞ。能力があるだけで良いならH-IIAはソユーズより優秀なロケットと言うことになってしまう
48ISAしさん:2006/06/12(月) 21:34:15
ま、seleneを上げるのはH2Aなんだし、探査機をあげれるのは間違え無いんだけどね、衛星のアポジに重量を振ればいいんだし
でも、M34もKMも重量構造比が0.9以上ある大変優れたモーターだし、効率の点では非常に優れてはいるんだけど
あと、SRB-Aも48秒(実質)で燃焼出来れば元々比推力が高いから推進剤の減少分を相殺出来るかもしれず
自分でエクセルで計算したいんちきくさい数字が元ネタだけどw
49NASAしさん:2006/06/12(月) 21:58:08
H2Aで打ち上げるとすると星間軌道に送り込めるペイロードはどのくらいになるのかな。セレーネは2t程度らしいが
50NASAしさん:2006/06/12(月) 22:06:29
>>48
ぶっちゃけ、ISASの探査機程度を上げるんならKM-V1+探査機をH-IIAに乗せてぶっ飛ばせばよい
ただ、H-IIAの能力と値段を考えるとかなりもったいない気がするけどな…

>SRB-Aも48秒(実質)で燃焼出来れば
48秒ってM-14の有効燃焼時間とほとんど変わらんではないかw
51NASAしさん:2006/06/12(月) 22:10:20
>>49
2段というのが致命的に効率を悪化させると思われ
52NASAしさん:2006/06/12(月) 22:17:34
MVも実績を云々できるだけ打上げてないぞ。
53NASAしさん:2006/06/12(月) 22:21:11
実績0のH-IIAに言われたくないぞw
54NASAしさん:2006/06/12(月) 22:44:47
目くそ鼻くそを笑うの世界だな
55NASAしさん:2006/06/12(月) 22:54:29
[名前] : 藤井
[URL] :
[コメント] : ・「サイエンス」イトカワ科学観測特集号
手が届きそうな表面の画像にビックリ!
帰ってくる時は絶対ウーメラに迎えに行くぞ〜

>日経BP M-V
私は液体エンジンの第4段への採用はどうかな?と思いました。
小型の固体モーターは液体ロケットよりも大きな質量比が得られるので、
M-Vで宇宙機を惑星間空間へ打ち上げる場合、最上段が固体であることは不可欠です。
各ロケットの、同規模の大きさ、比推力を持つ上段で比べてみると・・・↓
ロケット名 全質量/乾燥質量=質量比
(固体)M-V KM-V2 2.8/0.3=9.3
PegasusXL 第2段 4.3/0.4=10.8
Delta2 Star48B 2.2/0.2=11.0
Taurus 第3段 3.4/0.3=11.3
(液体)PSLV 第4段 2.9/0.9=3.2
Tsyklon-3 第3段 4.6/1.4=3.3
Soyuz Ikar    3.2/0.8=4.0
4段目を液体に置き換えたら、小型の探査機を非常に効率よく地球の引力圏から脱出させることができるM-Vのいいところが失われてしまいます。
http://geocities.yahoo.co.jp/gb/sign_view?member=uchyuu_kaihatsu_shi

======================
宇宙開発史掲示板より
56NASAしさん:2006/06/12(月) 22:59:43
2006年6月5日 (月) 18時36分01秒
[名前] : LH2
[URL] :
[コメント] : 藤井さんの書き込みに影響を受けて、ペイロードがないときの速度増分を計算してみました。
段、全質量、推進剤質量、比推力、速度増分です。
KM-V2 1.43 1.312 298 7286
Tsyklon S5.M 4.60 3.19 317 3673
Fregat 7.30 6.30 331 6448
Star48B 2.14 2.01 292 8015
PSLV L-2.5 3.45 2.50 308 3893
BreezeKM 6.57 4.97 326 4512

やはり10t以下の小型ステージでは固体モーターの構造効率の高さが比推力の低さを上回り(そもそもヒドラジン系では比推力もあまり差がない)、固体モーターのほうが断然有利ですね。
液体ロケットは大型になるほど有利になってくるので、私は第2段を液体にして、脱出ミッションの時は固体キックモーターをつければいいと思うのですが・・・。

http://geocities.yahoo.co.jp/gb/sign_view?member=uchyuu_kaihatsu_shi
57NASAしさん:2006/06/12(月) 23:04:36
>>49
> H2Aで打ち上げるとすると星間軌道に送り込めるペイロードはどのくらいになるのかな。セレーネは2t程度らしいが

惑星間ではなくって星間軌道ですか?大きな夢だな。
まあ、ボイジャーの例もあるんで、不可能ではないな。
スイングバイ利用は許してもらえますね。

イオンスラスター、ホールスラスター使えるとボイジャーよりは有利かも。

あと、電源は?原子力電池搭載しないと木星より先ははきついぞ。
58NASAしさん:2006/06/12(月) 23:18:26
>>49
セレーネは地球の重力圏を脱していないので探査機ではない
59NASAしさん:2006/06/12(月) 23:23:25
>>58
まあ打ち上げ前でまだ地上にあるから重力圏は脱していないだろうな。
60NASAしさん:2006/06/12(月) 23:29:17
>>49
> H2Aで打ち上げるとすると星間軌道に送り込めるペイロードはどのくらいになるのかな。セレーネは2t程度らしいが

http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/selene/techno.shtml

によると、セレーネは3t 程度。

月周回軌道にはいるんで、2t というのはそれを差し引いた値か?
61NASAしさん:2006/06/12(月) 23:43:41
>>48
KMは分かるとして、M34の重量構造比0.9はかなり怪しいと思われ。

http://www.jaxa.jp/jda/brochure/img/01/m_v.pdf

↑では小数点以下が省略されてしまっている。
この数値如何で結果は大きく変わるんでは?
6212:2006/06/12(月) 23:47:11
>>55-56
なぁ、前から思ってたんだが、何が言いたいのかはっきりさせないで
よその書き込みを貼り付けるだけ、ってのはやめてくれや。
63NASAしさん:2006/06/12(月) 23:50:38
>>61
かなり古いデータなので参考程度だが
ttp://www.isas.ac.jp/j/about/center/ntc/ntc_01.shtml
最近のは1.0切っていても不思議はないかもね
0.90はかなり厳しいかも…
64ISAしさん:2006/06/13(火) 00:04:50
>61

http://www.isas.ac.jp/publications/hokokuSP/index2003.html
のMVロケットの推進性能
あと、文部科学省にMV6の詳しいデータが載っていて(mext M-V-6 あたりでぐぐって)
推進剤の重さが殆ど変わっていなかったから多分今も同じ筈、
総重量11.7tで推進剤10.8tだからドンガラは1t 切っている
6512:2006/06/13(火) 00:11:21
惑星間軌道へのH-IIAの能力、ググったら↓と言う感じらしい。

http://www.nasda.go.jp/projects/rockets/h2a/design/index_j.html
>地球重力脱出月・惑星探査標準型H-IIA約2.5t

NASDAってのが懐かしいがそれはおいといて、書き方が曖昧だな。
月・惑星探査で一括りにされちゃってるよ。 第三段を追加したりは
しない場合の数値だと思うが、月でのスイングバイは使ってる数値
なんだろうか?
66NASAしさん:2006/06/13(火) 00:17:31
EUはソユーズに液体のキックモータつけて探査機を打上げたわけだし
一概に液体が駄目って訳じゃないはず。
67NASAしさん:2006/06/13(火) 00:23:25
>>65
> 惑星間軌道へのH-IIAの能力、ググったら↓と言う感じらしい。
>
> http://www.nasda.go.jp/projects/rockets/h2a/design/index_j.html
> >地球重力脱出月・惑星探査標準型H-IIA約2.5t

まあ、こんなものだろう。

単に地球重力圏脱出だけなら、H-IIA で3t 程度は可能。

月の周回軌道載せるには、もう1度減速(秒速 1km/s 程度)する必要がある。
これをそのまま加速に使えば、火星への軌道に投入可能ではある。
# 火星周回軌道に載せるとなると、またひとまわりペイロード小さくなるが。

ただし、惑星探査機には、精密な速度制御とか、深宇宙での通信その他のノウ
ハウが必要なんで、

「H -IIA での打ち上げ可能」
はそのまま
「NASDA が惑星探査機運用可能」
を意味するわけではない。

68NASAしさん:2006/06/13(火) 00:27:37
ロケットから切り離した後の運用は普通に宇宙研でするだろうよ。
69NASAしさん:2006/06/13(火) 00:42:34
>>64
なるほど了解。
http://www.isas.ac.jp/publications/hokokuSP/hokokuSP47/85-116.pdf

M-14は後部筒を省略、
M-14、M-24、34(総重量11.7t. 推進剤10.8t)はTVC/UN関連およびノズル進展アクチュエータを除く実測値だということが分かった。

つまりスピン安定のKMが断トツ質量費が優れていることが判明。
70NASAしさん:2006/06/13(火) 00:48:16
個人的には M-V を応援したいが、ISAS から見た場合、コスト以外の別の問題もある。

ISAS は研究組織ということ。
極端な話、必要なサイエンスを実行できる衛星作成できれば、打ち上げ手段は
なんでも良い。

ISAS には、サイエンスの他にテクノロジーの研究開発という側面もあるが、
固体ロケット自体は成熟してきたんじゃないかな。
ましてや、M-V の改良、コストダウンとなると ISAS の仕事じゃない。

ISAS としては、イオンスラスターの大型化、、ホールスラスターの効率化と
いった惑星探査機に有用な技術の重点移した方が適切なんじゃないかという気
もしてきた。
# 太陽熱推進、レーザー推進でもいいや。

これらのテクノロジーは地球近傍でも低軌道から静止軌道の遷移に使うと
ペイロード大きく増加可能だし。
# 時間はかかるが。
71NASAしさん:2006/06/13(火) 01:11:39
惑星探査機用の推進機関に重点を置くと今の予算では
実験機が上がるのが5年に1度ぐらいしかなく研究組織としてなりたたん。
ロケットの研究自体はハイブリッド、エアブリージング、
フライバックブースターなどやることが一杯ある。
・・・が、使えるようになるにはまだまだ先の話だし金もかかる。
ミューシリーズのように研究と実用の狭間で活躍できそうなお題で
しかも巨大プロジェクトでなくても出来るものがないのが頭の痛いところか。
72NASAしさん:2006/06/13(火) 01:48:43
M-VAはISASというより、IAが自分たちがプライムの商用ロケット欲しさに進めてる感じがするなぁ。
73NASAしさん:2006/06/13(火) 01:57:27
つか、GXとM-V改を平行して進めるだけの能力あるのか?>群馬の人々
74NASAしさん:2006/06/13(火) 02:00:43
>73
GX→IHI
M-V→IA
じゃないの?
75NASAしさん:2006/06/13(火) 02:19:15
>>13

> 日本なんて予算が少ない上に、準天頂とか高速インターネットとかどーにも使いものになりそうにない計画ばかり蔓延ってるからな…

準天頂衛星自体はともかく、その要素技術は大したものらしい。

イオンスラスタで調べると、

http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/cosmo/haihu12/siryo12-2-3-2.pdf

推力 200 mN クラス、世界最大級。

形を見るとカスプ磁場型のようだ。ということは、旧 NAL で研究、開発を進
めていたものだろう。

消費電力 4 - 5 kw くらいだろうか。
76NASAしさん:2006/06/13(火) 07:35:12
>>74
 GXM-V 両方とも開発を実際にやってるのはIAだと思うよ。IHIもからむだろうけ
ど、宇宙関連事業は9割がたIAに持っていったと聞いた。
 でもって、GXについてはGalaxyExpress社というのが別にあって、これは開発と
打上事業のために作られた事業体みたいなものだったと思う。こっちの方は商社
とか、いろんな関連会社の出向の寄せ集めじゃないかな。
77NASAしさん:2006/06/13(火) 12:00:23
>>46->>76
H2系での投入ってのが、可能って事で乙。
GXに関しては、現時点で論外なので....

どっちにしろ、ロケットのラインアップや構成での調整が出来るほど、
JAXAにはロケットの運用思想が無いって事でいいのかな!?

小さい衛星から大型の衛星と惑星間投入までを考慮した、できるだけ
お金を掛けない、きちんとしたロケットの構成・ラインアップの定義を
期待したいな。

One JAXAとか云いつつ、ISASへの予算縮小やNASDAのジャイアニズム
なんかは割りと目に付いてるんで。
78NASAしさん:2006/06/13(火) 12:34:50
>>75

> 推力 200 mN クラス、世界最大級。

ちょっと荒い計算してみたんだが、これだけあると
1トンの質量の衛星を 3km/sec 加速するのに、
1,500 万秒(170日程度)かかる。

これだけの速度増分できれば、低軌道から静止軌道に移行できる。
つまり、M-V を使っての1トンクラスの静止衛星打ち上げサービスができる!?

# M-V の打ち上げ価格が 40 億円程度なら H-IIA の静止衛星打ち上げと勝負できる?
# じゃあ、H-IIA から イオンスラスタ積んだ静止衛星打ち上げサービスすれ
# ば良いという突っ込みはでるが。
79NASAしさん:2006/06/13(火) 13:10:03
>>77
ISAS予算は増やされていると聞いているが?
80NASAしさん:2006/06/13(火) 20:00:52
予算が増えた代償がSRB-A転用案じゃやってられんわな
81ISAしさん:2006/06/13(火) 21:13:05
>70 
宇宙機も立派なサイエンスですよ。限られた条件で必要な物を廉価につくるのも立派なサイエンス
問題は isasのなかのひとにそういう適合化が受け入れられる余地があるかどうか、でもabsoluteの忘れ物があるから大丈夫、と信じたい
>72 
それでIAが予算のある程度を出してくれるなら諸手を上げて賛成するけど、でもGXと平行は多分無理ぽ、そこまで人は割けまいて
82NASAしさん:2006/06/13(火) 21:41:58
>>80
それは別の問題だろ。
現実にMVが非常識な価格であることは自明なんだから、
何とかしようと考えるのが健常人だろう。
83NASAしさん:2006/06/13(火) 22:11:35
>MVが非常識な価格であることは自明
とか言っている時点で工学実験の意味がわかっていない香具師だな
84NASAしさん:2006/06/13(火) 22:16:27
>>83
実験と称すれば許されると思っているガキ。
85NASAしさん:2006/06/13(火) 22:49:27
まあ実験も終わりつつあるからな
86NASAしさん:2006/06/13(火) 22:52:36
ロクに金にもならない宇宙開発なんか税金の無駄だから止めろ
宇宙探査なんかその際たる例だろw
87NASAしさん:2006/06/13(火) 23:03:47
やっぱM-VAの次はM-VIを目指すべきだな
88NASAしさん:2006/06/13(火) 23:10:34
人間の食う寝る以外の行動は無駄と金にならないことだらけ
89NASAしさん:2006/06/13(火) 23:11:24
>>86
その前にいっぱい稼いで威張れるくらい税金払え
90NASAしさん:2006/06/13(火) 23:15:22
ロケットを上げることで国の威信と子供の科学離れが食い止められるのなら
そうそう高いものでもないよ。
9112:2006/06/13(火) 23:26:42
>>77
>小さい衛星から大型の衛星と惑星間投入までを考慮した、できるだけ
>お金を掛けない、きちんとしたロケットの構成・ラインアップの定義を
>期待したいな。

あまり手を広げすぎても仕方ないだろう。 何か新規開発すればそれだけで
予算を食うし、個々のロケットの打ち上げ回数も伸びない。
92NASAしさん:2006/06/13(火) 23:44:26
>>86
ロクに金にもならない86の人生なんて、酸素の無駄だから止めちまえw
93NASAしさん:2006/06/13(火) 23:59:16
ニートがわめいているわ。
94NASAしさん:2006/06/14(水) 00:05:15
ただまあ、金にならんのは事実だわな。
それともM−Vがコストダウンして民間の衛星も
上げられるようになったらビジネスモデルが変るんかね?
95NASAしさん:2006/06/14(水) 20:11:07
その民間衛星の打ち上げの需要も、一段落付いたような気がするんだよなぁ。

宇宙ビジネスってーと、宇宙での散骨に、思い出の品を軌道に打ち上げ…
すぐ思い浮かぶのはこれくらいだな。 後は観光ぐらいかな?
96NASAしさん:2006/06/14(水) 20:33:25
>>91

> あまり手を広げすぎても仕方ないだろう。 何か新規開発すればそれだけで
> 予算を食うし、個々のロケットの打ち上げ回数も伸びない。

新規開発して1機しか使われず。
--> J1

民間主導のロケット開発といううたい文句で新規開発要因詰め込んだ挙げ句、
いつまでたっても完成しない
--> GX

うーん、これらと比較すると、M-V のコストダウン化は実は最も堅実じゃないか。

まあ、大幅コストダウンはきついだろうが、それも仮に量産化できれば
視野には入る。
# 低軌道に2トン打ち上げのマーケットがそんなにあるかという問題はあるが。

>>82
> >>80

SRB-A転用案は J1 連想させるところがある。
能力低下して、その結果ユーザーの ISAS が使いものにならん、これじゃ、も
うちょっと金を出してもH-IIA であげた方がましとかいえば、開発費の無駄使い。
9712:2006/06/14(水) 21:34:24
>>96
あなたの案では前提として能力が下がらないで…という事なので、それは
単純なM-Vの置き換えであって、手を広げるというのとは違うでしょ。
それなら問題無いって。
98ISAしさん:2006/06/14(水) 22:12:56
SRB-A がその比推力を維持しつつ燃焼時間を短くできる=推力を上げる事が出来れば
LEO1.85tなら可能な気はしないでもないんだけどね、
でも現状の性能すら維持できない改良?案ならplanet-Cもastro-gも(ついでにlunar-aもだw)路頭に迷うだけなんだよねー
で、半端に20億値段を下げれました、と言われると微妙…せめて半額の35億、ユーロ高のせいでvegaなら太刀打ち出来る
99NASAしさん:2006/06/14(水) 22:31:51
>98
M-Vが無いならH-2Aを使えばいいじゃない。

つか、J-1改改はM-VLiteに対応するロケットで、M-VのところにはGXが収まる「予定」のはず。
M-VLiteはM-VAの開発が前提というか、M-VAとM-VLiteはワンセットだから・・・。
100ISAしさん:2006/06/15(木) 00:00:56
>99 とりあえず忘れよう、GXの事は w 無い物を前提にしたら上がる物も上がらないし
あと、H2Aでplanet-cは厳しかろうて、キックモーター作る金で現行MV作れそうだし
101NASAしさん:2006/06/15(木) 01:03:24
INDEXがいい例で日本のロケットがどうしてもダメなら外国ので上げればいい。
衛星が路頭にまようことはないとは思うぞ。(外国打ち上げは大変だと思うが)
だいたい今のM−Vの能力だって惑星探査機には物足りん面が出てくる。
LUNAR-Aのようなペネトレータ探査を火星でもやってみたいと思っても
M-Vでは実現できんだろ。
102NASAしさん:2006/06/15(木) 02:12:04
とりあえず忘れよう、ペネトレータの事は。w
103NASAしさん:2006/06/15(木) 02:29:15
>>100
Planet-CはHIIAだと何か問題があるの?
104NASAしさん:2006/06/15(木) 11:55:24
>>98
コスト高で意味無い。
H2Aはそれほど優秀なロケットじゃない点も留意してくれ。
105NASAしさん:2006/06/15(木) 11:56:23
>>103
コストが40億も高くつく。

打ち上げ重量単価で1.7倍。
あまったペイロードを何に使えばいいの?
106NASAしさん:2006/06/15(木) 17:56:42
>99
すでにGXではなくSRB-A3本の増強型がその位置にきている気がする。
筑波とIAもまた意向違うだろうし
107NASAしさん:2006/06/15(木) 19:10:30
話の流れとは関係ないのだが突然質問しますた。
前々から疑問に思ってた事です。衛星を極軌道へ打ち上げる場合
軌道傾斜角90度へ打ち上げる場合とSSOの軌道傾斜角約98度の場合とじゃ
どれくらい打ち上げ能力に差が出るものなんですか?結構差が出る?、、それともあまり差は出ないの?
108NASAしさん:2006/06/15(木) 19:47:52
>105
202なら差額は20億以下。
H-2A使うんだから適当に名目つけてJAXA本体から予算引っ張ってくればよか。
109NASAしさん:2006/06/15(木) 19:50:45
>>99,103
散々既出な話なんだが…
PLANET-AもLUNAR-AもM-V専用設計になっている。他のロケットで上げるなら軌道から機体まで変更する必要がある
そのためには当然別途金がかかる。おまけにプロジェクトの内容は変わらないのにロケットが高くなる。追加予算の申請が必要だろう
そもそもH-IIAが500Kg程度の宇宙機を上げられるのかも疑問。G低減のためにサブペイロードを積まなければ行けないようじゃ本末転倒
キックモータを作るにしろ更に別途金がかかる。そこまで金かけてM-VAではなくH-IIAで上げるメリットが見えてこない

>>101
足りないときはH-IIAを使えばいい。M-VAで間に合うならM-VAでいいじゃん。適材適所だろ
110ISAしさん:2006/06/15(木) 20:09:02
>101 INDEXはウインドがあって無きごとしの衛星だから成り立ったかと(そもそもピギーパック衛星だし)
あと、isasならMV使ってソーラーセイルにペネトレーターを載せてガリレオ衛星に打ちまくる、とか無駄に期待したくなるw
>103 2段式のH2Aが必要なΔVを出せるのか怪しいし、そのためのキックモーター開発なんてしたら本末転倒、と思う
>104 ×H2A ○MV かな?  LEO2.3tが本当なら35億でナンボか実績のあるMVにも目があるかと
111NASAしさん:2006/06/15(木) 20:10:24
>109
その別途に金がかかるのはわかるが、それを理由にM-VAを開発するなら
 M-VAを開発するコスト + M-VA打上げコスト < H-2A打上げコスト + 計画変更コスト
が成立する必要がある。正直、計画変更に30億もかかるとはおもえん。
112NASAしさん:2006/06/15(木) 20:13:41
M-VAの「35億」という数字は話半分に聞いておいた方が・・・
IAの「もっともコストダウンに成功した場合」の見積金額だから。
45〜50億あたりが現実的な数字と思うよ。
113NASAしさん:2006/06/15(木) 20:16:18
今までの議論まとめると、

MV の改良は、

1. ISAS 案 (推測です)
打ち上げ性能:現状と同程度
運用コスト:若干低下(20-30% ?)
開発コスト:それほどの額ではない( 50-100 億円?)

2. 筑波案(推測です)
打ち上げ性能:現状より低下(10-20% ?)
運用コスト:かなり低下(30 - 60 % ?)
開発コスト:かなりの額( 100-500 億円?)
# SRB-A と M-V 第2段との接合、ランチャーの新設、テスト飛行。

ぐらいかな。

で、第2案は
a. 改良後の打ち上げ回数がかなりない(数十回?)とペイしない。
b. 性能低下によっては固定ユーザーの ISAS が H-IIA なり外国ロケットに逃げる。
という問題があると。
114NASAしさん:2006/06/15(木) 20:22:59
>113
筑波案はランチャ新設はしない。
基本的に種子島の打上げ施設流用なので。
115NASAしさん:2006/06/15(木) 20:50:39
>>104
いや、100を読む限り、何かキックモーターの類を別途開発する事が必須のように
読めまして。値段が高いってのはわかってるつもり。
GはM-Vよりゆるいはずだし、必要な軌道に入れる能力もあるはずだし。
116NASAしさん:2006/06/15(木) 20:56:57
>>109

H-IIA なら、M-V であげられるペイロードの 4 - 5 倍は載せられるし、
H-IIA は複数同時打ち上げが可能で実績もあるので、
ISAS の衛星複数まとめて打ち上げて、あとはそれにアポジモーターでも付け
れば済むという答がでるんじゃない?

M-V の側からすれば、打ち上げの自由度が H-IIA 複数打ち上げでは制限される
という反論もできるが、それでも H-IIA の 7 -8 割のコストだとね。
だから M-V 廃止案がでては消えするわけで。
# せめて M-V の打ち上げコストが H-IIA の半分程度なら。
# 無論、もっと安くできるに越したことはないが、開発コストとの兼ね合い。
117NASAしさん:2006/06/15(木) 21:00:49
>>107
傾斜角がさほど違わないからペイロード能力は大して変わらない。
Minotaur IV User's Guide P14〜P21に詳細な軌道投入能力表があるんだけど
こちらではっきりと図で細かく示されている。
http://www.orbital.com/SpaceLaunch/MinotaurIV/index.html

Minotaur IV
高度 300km傾斜角 28.5°の円軌道 1.7t
高度 800km SSOの円軌道     1.05t
高度 800km傾斜角 90°の円軌道 1.1t
高度 700km傾斜角 90°の円軌道 1.14t


Vega [参考で]
高度 700km傾斜角 90°の円軌道 1.5t

打ち上げ場所はMinotaur IV LEOはケープカナベラルで極軌道はバンデンバーグ。
          Vegaはギアナ。
118NASAしさん:2006/06/15(木) 21:04:01
>>111
試算してみよう

M-V
開発費:0億(開発済み)
運用費:65億
8回上げたとして0+65×8=520億

M-VA
開発費:100億
運用費:45億(いくら高くともこのくらいには収まるはず)
8回上げたとして100+45×8=460億

H-IIA
開発費:30億
運用費:85億(目標最低額)
8回上げたとして30+85×8=710億

かなりM-VAに辛い見積もりだがそれでもこの有様。H-IIAは実際にはもっと高くつくだろう

ちなみに
>計画変更に30億もかかるとはおもえん
機体変更≒新規設計なのでもっとかかると考えた方が自然
そもそもマージンの厳しいISAS機じゃ燃料余分に積むにしても限界がある
119NASAしさん:2006/06/15(木) 21:06:13
>>116
まとめて上げるとリスクがでかいとか、ローンチウインドウが違うとか
軌道が異なるとか、地上の官制側が追いつかないとか、いろいろな言い訳が予想される。

そのうちのいくつかが知恵と勇気で解消でき、いくつかが愛で乗り越えられ
残りのいくつかが物理的に不可能なのかは素人にはよく分からん世界だな。
120NASAしさん:2006/06/15(木) 21:09:47
ところで、ふと疑問に思ったが、
PLANET-C にはイオンスラスタ積まないのだろうか?
MUSES-C ではあれだけ活躍したので。
# 金星周回の減速とか考慮するとイオンスラスタそれほど有利にならないのだろうか?


121NASAしさん:2006/06/15(木) 21:11:57
>>119

> 軌道が異なるとか、地上の官制側が追いつかないとか、いろいろな言い訳が予想される。

一瞬、地上の官僚側と読んでしまった。
122ISAしさん:2006/06/15(木) 21:16:00
MVがその性能の割には格安、というか劇安(MV1込み160億)で開発されたこともときどきは思い出してあげて下さい
>116
川口センセのお言葉から
「スペースシャトルで30年に1度30機の衛星をあげればいいか、否である。それでは必要な人材が育たない」
個人的には M-VAとMVlite両方を揃えるのが予算規模200億のisasには適当な気がする
3年に2回位MVA打って毎年1〜2回liteの打ち上げ。いきなりXRSの本務みたいな博打も打たないで済むし
123NASAしさん:2006/06/15(木) 21:16:19
>>120
機体設計固まっている今更変更不能。というか内惑星行くのにΔVはあまり要らない
124NASAしさん:2006/06/15(木) 21:18:25
>>120
水星に出立するベビコロンボは長旅になるせいか
イオンスラスタを装備するようだが
お隣さんの金星には化学ロケットでどばーっと吹かして
ちゃっちゃっと行きたいんじゃないの?
イオンエンジンは大きな比推力が魅力だが
毎日地上側で針路のモニタリングが必要だし
デメリットもそれなりにあると思うよ。
125NASAしさん:2006/06/15(木) 21:19:56
>>119
言い訳というか現実だと思うが…
126NASAしさん:2006/06/15(木) 21:24:45
>118
なんで8回?現在打上げ機が決まってないISAS衛星ってそんなにあったか?
LUNAR-A、PLANET-C、ASTRO-Gの3機だけでしょ。

ASTRO-Gは低軌道1.8tonのペイロードがある打上げ機なら何でもいいはずなので除外する。
(H-2Aである必要もないし、デュアルロンチも選択肢に入るだろうし)
残りは2機。

M-Vなら 打上げ費75億×2機=150億。
M-VAなら 開発費100億+(打上げ費45億前後×2機)=190億±α
H-2Aなら (打上げ費90億+計画変更費?億)×2機=180億+α
M-V専用に計画された宇宙機はM-Vで打上げる方がいいということになる。
M-VAを開発する理由にはならない。
127NASAしさん:2006/06/15(木) 21:25:50
>>125
現実は時として変えられるものだ。
128NASAしさん:2006/06/15(木) 21:27:05
まぁ、PLANET-Cは事実上のぞみのリベンジだね
PLANET-Bもそもそもは金星探査機だったんだし
129NASAしさん:2006/06/15(木) 21:29:28
>122
3年に1回、H-2Aでデュアルロンチして、1年に1〜2回J-1改改で打上げてもいいわけだ。
探査機の打上げにM-Vでは能力が不足してるし、H-2Bを6年に1回くらい入れたいかな。
130NASAしさん:2006/06/15(木) 21:35:48
>>126
ISASはロケット1本作ったらそのくらい打ってるじゃん。そのくらい長期的に見て合理性が見いだせる打ち上げ手段か判断しないと意味ないぞ
そもそもISASの宇宙機の重量なんてSPICAとかNeXTとかH-IIA打ち上げ予定のヘビー級を除き重くても2ton以下
そんな物をH-IIAで上げる理由を説明して欲しい。科学衛星はミッションに最適な軌道ありきなので科学衛星同士のデュアルローンチも難しい
ISAS自体が複数の宇宙機を同時に仕上げるのも人員的にも予算的にも難しい
また>>122のように宇宙機打ち上げの機会を増やしたいのに宇宙機の大型化はそれに逆行する
一部の大型宇宙機を除きH-IIAの出番はないと考えるのが自然
131NASAしさん:2006/06/15(木) 21:39:39
>130
だから、現行のM-Vでも大きすぎるという意見がISAS内から出てるわけで
もっと小さいロケットを開発すればいい。(J-1改改なりM-VLiteなり)
大きいのならH-2Aを使えばいいわけで中途半端なM-VAを開発する理由は何?
132NASAしさん:2006/06/15(木) 21:40:04
>>129
>J-1改改
コイツがM-VAより安くなるかは非常に怪しい
133NASAしさん:2006/06/15(木) 21:48:18
>>131
ISASの主要衛星(1〜2ton)に合致するロケットが無くなる
つまりASTRO-FやSOLAR-Bあたりを上げるのに適したロケットが無くなる。H-IIAではでかすぎ・高すぎ、M-V Liteじゃ小さすぎ
M-VAがあれば安くあげられるのにわざわざ高いH-IIAを使う理由って何?
134NASAしさん:2006/06/15(木) 21:55:28
>>123
>>124

そこらへん、マトモに紹介した資料はないかね。

まあ、PLANET-C を設計する段階ではまだイオンスラスタの信頼性に自信が持
てなかったならわかるが。

いちおう、
>>78
と同じ荒い計算すると、
500 kg の衛星を 1.5 km/sec 加速するのに半年見込むと、推力 50 mN 必要。

ちょっとハヤブサに積んでいたイオンスラスタμ10(8 mN)じゃ複数使ってもきつい
か。
# 運航時間をたっぷりとれば別だが。

>>75
で紹介したイオンスラスタは試験中のようだし。

μ20 (25 mN) なら2,3台積めばちょうどよさげだが、これもまだ開発中か?
135NASAしさん:2006/06/15(木) 21:57:48
>133
ISASの主要衛星ったって、M-Vが現役になってからの主要衛星でしょ。
10年前にはLEO700kgでやってたんだし
LEO500kgクラスのロケットがあればそれに合致する衛星の方が数的には多くなるはずで、
惑星探査機にはM-Vは能力が足りない。
だいたい、ISASの科学衛星は高度500km〜700kmの太陽同期か傾斜31度の軌道が多いから
デュアルロンチができない衛星もそれほど無い。
136NASAしさん:2006/06/15(木) 22:10:28
>>135
太陽同期軌道の方はなぁ…両方ISASのならいいけど(M-V合わせで設計してるから軽い)、
他所のと一緒だとちょっと無理があるぞ。 ISASだけではそのペースで衛星作れないだろ?
137NASAしさん:2006/06/15(木) 22:14:31
H2Aの性能が高すぎるなら他所の衛星と混載すればいいじゃない
138NASAしさん:2006/06/15(木) 22:16:02
せっかく統合したのにお互いに融通を利かせようという気は無いのかねぇ
139NASAしさん:2006/06/15(木) 22:18:12
>136
>ISASだけではそのペースで衛星作れないだろ?
1年1機じゃなくて2年2機でまとめて打上げればいいだけでしょ。
衛星1機あたりの打上げ費用も現行のM-Vよりは安くなるけど。
140NASAしさん:2006/06/15(木) 22:18:13
>>138
×:せっかく統合
○:無理矢理統合
141NASAしさん:2006/06/15(木) 22:20:32
>>139
そもそもデュアルローンチ故のリスクってだれが負うの?
142NASAしさん:2006/06/15(木) 22:27:56
大体、M-V の LEO 打ち上げ能力が H-IIA の 1/4 -1/5 しかないのに
コストは 7 - 8 割なんでいつまでたってももめるわけで。
せめて半分ならな。

それから、H-IIA の打ち上げコストと信頼性、打ち上げ回数が増えると
ゆっくりとではあれ良くなるんだが、M-V の打ち上げ回数、えらく少ない。
これは M-V の打ち上げコストが高過ぎるのが問題か、衛星大型化のため
開発期間が長くなっているのが問題か。
143NASAしさん:2006/06/15(木) 22:44:38
>>142
>大体、M-V の LEO 打ち上げ能力が H-IIA の 1/4 -1/5 しかないのに
>コストは 7 - 8 割なんでいつまでたってももめるわけで。
>せめて半分ならな。
???M-VAを45億、H-IIAを85億…45÷85≒0.53
半額じゃん。しかもM-VAはM-Vより能力若干増の可能性高し
144NASAしさん:2006/06/15(木) 23:18:50
>>141
デュアルだと何かまずいことでも?
145NASAしさん:2006/06/15(木) 23:51:04
>>144
単にやりたくないんだろ。
「失敗したらどう責任を取るんですか?」という台詞は
そうなった時の「だから言わないこっちゃない」とセットになっていて
人の意思をくじくのになかなか有効なのだよ。
日本のマスコミはよくこれを使っているな。
146NASAしさん:2006/06/16(金) 00:07:20
>>144
1回打ち上げに失敗すれば2年分の宇宙機がアボーンするわけだ。ISASの年間予算+αが丸々吹っ飛んだに等しい
それぞれ単発で上げれば両方失敗する可能性はかなり低い
H-IIAがソユーズ並みの成功率を誇っているというなら話は別だがようやく打ち上げ回数二桁なんて状態じゃ
常に地上予備機を置いておけるくらい予算が付かなきゃやってられないだろ
おまけにデュアルローンチじゃ1機あたりに換算しても43億程度。M-VAとほとんど変わらない

2億のために200億が一気に吹っ飛ぶリスクを抱えてまでH-IIAで上げるメリットとは?
147NASAしさん:2006/06/16(金) 00:18:23
>>141
ちゃんと保険を掛けられる程度の信頼性があれば問題にならない
148NASAしさん:2006/06/16(金) 00:19:49
>146
・M-VA開発費がいらない。ISASにとって開発費100億が浮くのはすごいメリット。

・新規開発のM-VAよりもそろそろ2桁に突入するH-2Aの方が信頼性が高い。
ロケットは最初の10機が一番失敗率が高いからな。
149NASAしさん:2006/06/16(金) 00:48:47
>>146
>それぞれ単発で上げれば両方失敗する可能性はかなり低い
一機あたりではどうなりますか?
150NASAしさん:2006/06/16(金) 01:58:22
>>146
打ち上げ回数一桁のM-Vを使うよりもソユーズでデュアルロンチするのが
一番確実で安上がりということだな
151NASAしさん:2006/06/16(金) 02:20:01
>>144
> デュアルだと何かまずいことでも?

片方の衛星のトラブルで打ち上げが遅れると、もう一方の衛星も足を引っ張られて遅れる。
限られた打ち上げ期間を外してしまうと、次の打ち上げ機会まで長期間の延期に。
トラブルを起こした側も、問題が解消した後、すぐに別の相乗り相手を見つけるのは
困難なので、結局付き合いで○年遅れなる可能性が高い。
152151:2006/06/16(金) 02:26:14
補足。
片方の衛星(トラブルを起こした方)はいつ打ち上げても良い、という場合でも、です。
153NASAしさん:2006/06/16(金) 02:33:36
ウィンドウが and で切られるから辛いよな
154NASAしさん:2006/06/16(金) 09:06:16
科学衛星でそこまでウィンドウが狭いケースが存在するかな?
ウィンドウが狭いのは、惑星間軌道へ打上げる太陽観測衛星や探査機で、
元々デュアルロンチの対象にならないと思うんだが。
ただ、ISAS機と相乗りできる条件の衛星なんてまず無いから、
片方が問題発生で遅れれば、相乗りの衛星も一緒に遅れるしかないのは確実だが。

つーても、のぞみがM-Vのトラブルで打上げが遅れたて計画の変更をしたように
M-VAを使えばそれはそれで何らかのトラブルもあるだろうし、
H-2Aを使う方が衛星の設計は楽。
155NASAしさん:2006/06/16(金) 10:02:15
>>143

MV そのものは65億円。
MV-A 45億円は期待値ね。もっともらしいけど、まだ未知数。

156NASAしさん:2006/06/16(金) 20:19:19
>>150
> >>146
> 打ち上げ回数一桁のM-Vを使うよりもソユーズでデュアルロンチするのが
> 一番確実で安上がりということだな

ソユーズなら、デュアルロンチしなくっても M-V より安い。
下手すると半値。無論これはダンピング価格だろうが。

その上実績まである。
157NASAしさん:2006/06/16(金) 20:25:00
>>124
> >>120
> 水星に出立するベビコロンボは長旅になるせいか

これもソユーズ打ち上げだな。
上段ロケットに fregat (ヒドラジン)使う。

http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=252895&FORM=biztechnews


「Fregat」は、「ソユーズ」ロケットと組み合わせて衛星打ち上げを行うために新規開発された上段ロケットで、2000年2月に運用が始まった。

...

 エンジンは過去30年以上に渡って旧ソ連の惑星探査機で使用されたものと同じものとのことだ。開発と製造はロシアのラヴォーチキン社が行っている。


最後の部分、知らなかったので調べると、

http://en.wikipedia.org/wiki/Soyuz_launch_vehicle

"The Fregat engine was developed by NPO Lavochkin from the propulsion module of its Phobos interplanetary probes. "
158ISAしさん:2006/06/16(金) 22:48:21
ここの議論で不思議なのは打ち上げ機の開発、改良は宇宙科学に必要だ、って見解が異常に少ない事
(それ以前に、外国でうちあげればいいじゃん、な輩が多いし)
固体ロケットってのはノウハウの固まり、増してや探査機をあげれるのはMVが唯一無二
維持発展させるだけでも十分にサイエンスとしての価値がある

あと、M-VAの値段は期待を込めて35億ぐらいにしておかない?w
せめてvegaの2割増程度に抑えないと
159NASAしさん:2006/06/16(金) 22:58:33
>>150
それを言っちゃH-IIA自他要らないw
160NASAしさん:2006/06/16(金) 23:09:16
>>155
M-VAの期待値はM-Vの半額程度だったはずだが?65÷2≒32億
未知数認めないならH-IIAの価格は1発100億程度に見積もらないとな
85億で上がった試しがないし
161NASAしさん:2006/06/16(金) 23:23:11
>>158

的川: 

 するとミューはまあ、今の規模の衛星を上げるのにこれから10年くらいは使えるでしょうけれ
ども、ときどきはNASDAのH2Aを使って数年に1回は打つと。ミューそのものも、研究の対象と
しての魅力がなくなったら――打ち上げというのは科学ではありませんので――どこかに委託し
て、我々は別の課題に取り組む。

http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no17_19980725/special1-1-2.html#TVCB

――――――――――――――――

かなり古い記事だが、的川泰宣さんはこう言ってた。
162NASAしさん:2006/06/16(金) 23:24:58
163NASAしさん:2006/06/16(金) 23:41:45
>>158
禿同。でもここというかこの板自体そんな感じだから…金で買えない物があるということがわかっていない香具師ばっかり
ISASから自前のロケットを取り上げてを潰そうとする香具師も多いしね
164NASAしさん:2006/06/16(金) 23:44:22
>>163
よく言った! 
165NASAしさん:2006/06/16(金) 23:49:59
>>161
その発言の裏には「ミュー相当以上にISASの研究に支障なく打ち上げてくれる」という条件が当然付いているはずだ
少なくとも現状のH-IIAはこれを満足できそうにないのでM-Vの代替にはなり得ない
ミューの民間委譲を睨んだ発言と見れば筋が通るな
166NASAしさん:2006/06/17(土) 01:30:18
民間委託というと石針になるかな? でも受けるかね? GXでコリゴリだろうし・・・
167NASAしさん:2006/06/17(土) 02:14:07
打ち上げ能力とコストは比例するのが普通だけど
能力据置もしくはチョット向上させた上でコストを半分にするなんてできるの?
168NASAしさん:2006/06/17(土) 03:36:45
>>163
M-Vを維持し続けることはISASのロケット研究が出来なくなるのだな。
せいぜい改良がいいところだ。まあそれも大事ではあるが
研究機関が手段のためのロケットを上げ続けるなんてつまらん。
169NASAしさん:2006/06/17(土) 04:44:59
>160
IHIエアロの見積もりでは、M-Vの35〜50%のコストダウンを目標にしてる。
半額ってのはかなり楽観的な予測。

H-2Aの実績では202型が95億、2022型が100億、2024型が105億。
170NASAしさん:2006/06/17(土) 09:03:51
>>167
H-II→H-IIAで能力微増、値段半額を目指している
171NASAしさん:2006/06/17(土) 09:33:12
>>163

いろんな画策はあるだろうが、そもそも現状の M-V が能力の割に高過ぎるので、
干渉を招いていないか?

何とか M-VA 改良用のプロジェクトを立ち上げて、コストを 3-5 割引き下げ
て欲しいが、ISAS 側もそのための説得力あるロジックは用意しないと。
# 単なる楽観論じゃどうしようもない。

あと、コストダウンそのものはサイエンスじゃない。
>>161
参照。

サイエンス、あるいは画期的なテクノロジーに当たるのは、惑星探査機への
イオンスラスター、ホールスラスターへの応用のようなものだな。
観測機器のペイロードが飛躍的に増える。
>>134
で検討して見たが、推力 100 mN クラスで長寿命のスラスターあると大変あり
がたい。
>>75
の NAL のスラスターの実用化、長寿命化、もしくはμ20クラスの高出力化が
のぞまれる。
172ISAしさん:2006/06/17(土) 10:00:45
>171 コストダウンはちゃんとロジックを組まないと出来ないし
(あふぉなリストラばっかやって目先の金を削って人材を滅ぼす日本は論外)
その方法論の策定は立派なサイエンス、思い付きの組み合わせは無駄しか出ない
…って事を筑波も霞ヶ関も解っているとは思えない…orz

しつこくかくけどMVは量産を前提にした設計にしていない、開発費160億ってありえない安値だし
マトモなロケットにするための費用が50億、と思うんだが
173NASAしさん:2006/06/17(土) 10:07:36
まあ、M-VAはIA社へ完全に移管することでコストダウンするので
どっちにしろISASの研究用ロケットでは無くなる。
その上で、M-VLiteを使ってロケット研究も続けたいなーというのがISAS案。
174NASAしさん:2006/06/17(土) 10:09:40
>172
>その方法論の策定は立派なサイエンス、
どっちかっていうと工学(エンジニアリング)だと思う。
175NASAしさん:2006/06/17(土) 10:52:11

>>172
☆☆ YMコラム ☆☆

 今後のM‐Vに対しては、フィラメント・ワインディングによるモーター・ケースの軽量化を
下段まで施すとか、補助ブースターをつけるとか、1段目セグメントの一体化を図るとか、
1段目をクラスターにするなど、性能向上に向けての課題が考えられます。
しかしこれらの課題は、どれをとっても宇宙科学研究所が研究課題として取り組むという
よりは、メーカー側で工夫をする性質のものであると考えています。これが上記の決心を
宇宙科学研究所がした第一の理由です。
http://www.planetary.or.jp/magazine/020424.txt




的川泰宣先生の見解はこうだな。
176NASAしさん:2006/06/17(土) 11:40:19
>>174
工学+理学=ISAS
177NASAしさん:2006/06/17(土) 11:46:48
>>171
実際、値段がH-IIAと似たようなレンジだと、どうしても比べたくなるからな。
もっと値段が違えば、完全に別セグメントの機種として認識してもらいやすくなるのは確かだと思う。
178NASAしさん:2006/06/17(土) 11:53:24
>>175
その案どれも現実化していないな
M-V自体ISASじゃないと扱えない代物なんだから「コストダウンはメーカーさんにお願いします」と
投げれば終了というわけには行かないだろ
179NASAしさん:2006/06/17(土) 12:18:10
ロケット開発に関してはほぼ素人なんだが、装置開発に関してちょっと言わせてくれ。

俺の会社では、とあるコンピュータ関連装置作っているのだが、大型機・中型機・小型機それぞれ
分かれて設計・開発を行っており、効率がとても悪かった。膨大な開発費用がかかる専用LSIも、
小型機用1品種、中型機用2品種、大型機用5品種を別々に開発していた。
ロケットに例えると、ロケットエンジンを何種類も個別に作っているようなもの。
数年前、業績改善のため、小型・中型機の開発部隊がリストラされ、大型機開発部隊にすべて統合された。

その結果、開発費用のかさむ専用LSIの品種も減らせ、最新機種では1品種のLSIで全ラインアップを
まかなえるようになった。
内部アーキテクチャも統一され、FW(ファームウェア=ハードウェア制御用の組み込みプログラム)も
小型〜大型まで同一のプログラムで共通化され、販売面でも、小型〜大型の設計思想が同じであるために
売りやすくなり、保守員にとっても小型〜大型機の間で「癖」が同じで、保守部品も共通のものが多くなり、
非常に扱いやすくなった。
もちろん、何か問題が起こった場合は全ラインアップに影響するのだが、
そのときの対応はすばやく出来るようになった。問題発生件数自体も過去に比べて大幅に減った。

大型機開発部隊は全ラインアップを担当することになり、小型機開発⇒中型機開発⇒大型機開発、
つぎには次世代小型機開発⇒次世代中型機開発⇒次世代大型機開発、と、設計リソースを
谷間を作ることなくまわせることになった。設計部隊の熟練度も非常に上がった。

小型・中型を開発していた技術者も、非常に優秀だった。引き継いだ設計資料を見てみると、
いろいろなアイデアやギミックが詰まっており、参考になるものが多々あった。
ただ彼らは子会社の所属であったために、結果的に彼らの方がリストラされてしまった。
180179:2006/06/17(土) 12:18:59
もちろん、民生用の機械とロケット開発とを直接比較するのは出来ないと思うが、
設計部隊を統合すると、メリットは非常に大きいだろう。

・設計間隔が狭まり、習熟度が高くなる。
・各ラインアップでのアーキテクチャが共通となり、保守や販売が行いやすい。
・共通問題が発生すると全ラインアップに波及するが、トータルの件数自体は大幅に減る。
・多額の開発費用が掛かる部品(ロケットエンジン)の開発品種の数を大きく削減できる。


現在のH-IIAのSRBを小型ロケットの一段目にするという案には感心しないが、
将来のロケット開発で、最初から「大型ロケットのSRBとしても、小型ロケットの1段目としても
使えるロケットエンジン」を新規に開発することができれば、コストや保守の面でメリットは
大きいだろう。

ただ、1年半で世代が変わるこちらの業界と違って、ロケットの世代交代の間隔は
10年単位なので、長いなぁ・・・・。
金の出所も国だし、開発自体も数社にまたがっているので、単純比較だといろいろと無理があるとは
思うが、参考までに。
181NASAしさん:2006/06/17(土) 12:23:45
>>177
H-IIAとM-Vで価格差1.5倍あるのに似たようなレンジとはこれ如何に???
M-VAなら価格差2倍以上に拡大か
182NASAしさん:2006/06/17(土) 12:34:33
>181
価格差が1.5倍しかないのに打上げ能力が5倍もちがうから。
183NASAしさん:2006/06/17(土) 12:35:33
>>179
H-IIAとM-Vは基本理念、使用用途からして全く違う物なので安易な共通化がコストアップに繋がりかねないと言うこと
F1のレーシングカーと10tonトラックを部品の共通化をして低コスト化しましょうと言っても難しいようなもん

H-IIAのアビオも丸々買っているから安いのであってこれではノウハウの蓄積(技術的な面はもちろん低コスト化も含む)も
糞もあった物じゃないしね
184NASAしさん:2006/06/17(土) 12:37:36
>結果的に彼らの方がリストラされてしまった。
ダメじゃん。
185179:2006/06/17(土) 12:44:37
>>183
理念は違うかもしれんが、使途は同じじゃないのか?積載量が違うだけで。
なので、例えるなら軽貨物車と20tトレーラの比較が適切だと思われ。
設計や部品の共通化はかなりできると思うぞ。
(内部伝送系の部品や組み立て思想などは、ほぼ共通に出来ると思われる)

> H-IIAのアビオも丸々買っているから安いのであってこれではノウハウの蓄積(技術的な面はもちろん低コスト化も含む)も
糞もあった物じゃないしね

確かに、外部調達のブラックボックスの部品が多いと、共通化もコスト削減も難しいなぁ。
186NASAしさん:2006/06/17(土) 12:53:06
>>182
相対的にペイロード重量/価格を見るならアリアン5 ESCとVegaなんて酷いもんだなw
H-IIA、M-Vより差があるぞ
187ISAしさん:2006/06/17(土) 13:01:49
素直にパレート図でも書いてどこを削れるか視覚化すればいいんだよ…

…さすがにISASのする仕事じゃねーな、品質工学を研究でもしていない限り。
その後の最適化行程では出番あるだろうけど

正しくone jaxaならアビオのノウハウを持ち寄って統合化とかできるんだろうけど、どうなるやら
ちゃんと相手の事を聞けるひとが上に居ればいいんだけどさ…
>185
その例えでも無理があるかと。高頻度の停発車をくり返す軽トラと割と長距離を一気に走る大形トレーラはかなり設計思想が違う
固体と液体の間にはそれ以上の違いがあるかと、無論アビオニクスとか SRB-A とか共通化できそうな部分はあるけど
188NASAしさん:2006/06/17(土) 13:04:41
>>184
まあ、そうなんだが、客の立場からすると
>問題発生件数自体も過去に比べて大幅に減った。
という効果は無視できんものがあるな。
189NASAしさん:2006/06/17(土) 13:16:38
>>186
その二者は「価格レンジが違う」んじゃないか?
アリアン5は100M$超、VEGAは20M$位か。
190NASAしさん:2006/06/17(土) 13:17:08
>>187
>正しくone jaxaならアビオのノウハウを持ち寄って統合化とかできるんだろうけど
oneJaxa自体が無理がある…というのは置いておくとして…
持ち寄るも何もアビオのノウハウなんて言ったら圧倒的にISASの方が上な訳だが…
NASDA系のアビオってH-IとH-IIのみじゃん。しかもそれ作ったのISAS御用達のNEC
信頼性は高かっただろうが、高コストだったろうことは容易に想像が付く

国産アビオの低コスト化という面でもM-VAをやってみる価値はあると思う
191NASAしさん:2006/06/17(土) 13:26:00
軍用機の話でアレだが。
F−15やT−4では、機体やエンジンはメーカー努力で製造コスト(主に作業時間短縮)
が下がり、価格も下がり、メーカーの利益もちゃんと出る状態になったそうだ。
その一方、電子系やら油圧やらの艤装品は全然メーカーが努力しなくて、初期の開発
時からコストが見積もりを上回るのが当たり前という話だった。量産効果もなし。

国産アビオに期待する気にはなれないなぁ。
192NASAしさん:2006/06/17(土) 13:50:21
>>191
NECに関して言えばやり方次第で非常識なまでにコストが下がるのは実証済み…
まぁ、量産できるかどうかは別問題だが

>全然メーカーが努力しなくて
少なくとも宇宙に限ればメーカーににコスト削減の努力させないという構図もでかいかと
193NASAしさん:2006/06/17(土) 15:24:51
普通はコスト削減すれば利益が上がるのに、
官需だとコスト削減すると利益も下がる。
194NASAしさん:2006/06/17(土) 15:41:28
>>193
てか、ミューのコスト削減よりそっちを何とかする方が先決だな
195NASAしさん:2006/06/17(土) 20:28:17
>>174
そう、合理的なコストダウンは工学(エンジニアリング)と、経営管理(マネジメント)の問題。
ISAS は工学(テクノロジー)でもラムダや初代ミューロケットの開発とか、
ハヤブサのイオンスラスタのような、大学の研究あるいはベンチャービジネス
がやるようなことが得意。

>>175
>>187
民営移管は良いとして、ISAS+JAXA がやらなくてはならないことがある。

1. 政府に MV-A の民間移管自体を認めさせること。
「固体ロケットは軍事目的に転用可能」と反対する防衛関係の政治家がいる。
困ったことに彼らは文句はいうが予算は出さない。

2. 改良費用予算の獲得。
GX の開発コストよりはるかに安いのではあるが。

1,2 は ISAS がエンジニアリング、マネージメント以上に不得意な政治力が要
求される。しかし、これら抜きには数年後には MV 維持が難しいんじゃないか。
この種のことは NASDA 系列の方が得意なんだろうけどな。統合化の成果が現
れて欲しいことではある。
196NASAしさん:2006/06/17(土) 20:48:15
>>175

ここで紹介されているコラムと、
http://atrex.isas.ac.jp/
(予冷エアターボラムジェット)のようなことを比べると、ISAS も打ち上げ手段
としての固体ロケットは民営移管してユーザーに徹して、スペースプレーンの
実験・開発とかに重心移したいんじゃないかな。

ところで、エアターボラムジェットとスクラムジェット、どっちの方が見通し
あるんだろう?


197NASAしさん:2006/06/17(土) 20:50:25
>196
すすすすすぺいすぷれええん……

むっ、むむむむむ〜、むむむむむむ〜〜 むむむむむむむ〜ー
198NASAしさん:2006/06/17(土) 20:54:11
>>196
>スペースプレーンの実験・開発とかに重心移したいんじゃないかな。
本気でそう思っているんなら逝って良し!
少なくとも近未来の技術で動向なるような代物じゃないのでそんな金あるんならふじでも作った方がはるかにためになる

…(;・∀・)ハッ? 釣られたか…?
199NASAしさん:2006/06/17(土) 20:57:02
そっちはIAT(旧NAL:現総合技術研究本部)でやってるね
200NASAしさん:2006/06/17(土) 21:36:33
>>198
>少なくとも近未来の技術で動向なるような代物じゃないので

そういうためになるのかならないのか分からない、
でもためにならないことが分かることは人類の知恵となるような
基礎研究をやるのがISASのような研究機関だと思うんだよな。俺は。
まあ、あまりにも現実離れをしているとあれだが
できることで話が進むばかりじゃ世の中つまらん。
ペネトレーターのような五里霧中感がなくてはISASらしくない。
201NASAしさん:2006/06/17(土) 21:55:02
>>199

NAL でやっているのはスクラムジェット、マッハ 10 以上、20 程度までを目指す。
これだと、1段式スペースプレーンも可能。
# けれども実験自体が難しい、マッハ 10 の風洞て大変。
# 超音速での燃焼維持も大変。

ISAS でやっている予冷エアターボラムジェットはマッハ 6 程度。
これでは2段式スペースプレーンにしなくてはならない。
# 上段は用途によっては使い捨て?
そこまで野心的ではないが、まあ、実験はそれなりに進んでいるな。
耐熱構造でもマッハ 6程度なら何とかなる。

問題は予冷の熱交換器。低空では霜がつく。アルコール噴射とか手はあるけど。
202NASAしさん:2006/06/17(土) 22:16:14
>>200
少なくとも現在の技術の延長ではスペースプレーン
ttp://spaceinfo.jaxa.jp/note/rocket/j/roc13_j.html
は現実不可能に近い代物なのだが…ペネトレータの方がはるかに現実的
・LH2/LOXを超える大推力、高比推力推進システム or 0.9より大幅に良好な構造質量比
・耐久性に優れる耐熱システム
・大気中をマッハ二桁で飛行する技術(スクラムジェットの場合)
どれも見通しすら立っていない物ばかり
203NASAしさん:2006/06/17(土) 22:16:39
そういえばF−117のエアインテークの網も霜がついて
ほっとくとエンジンが止まって墜落しちゃうとかあったな。
204NASAしさん:2006/06/17(土) 22:19:08
エアターボラムによる2段式スペースプレーンは、前にどこかに試算が
載ってた。

確か2段目を使い捨てにする構成で、LEOに10トンクラスだと、一回の
打上費が80億。それから滑走路が離陸に5000m、着陸に8000mだった
と思う。
205NASAしさん:2006/06/17(土) 22:23:24
スペースプレーンが宇宙に上がるには、4つのエンジンを積むことが必要。
(ジェット→ラムジェット→スクラムジェット→ロケット)
このうちスクラムジェットについては実際に成り立つかどうか確立されていない。

NALはスクラムジェットが実際に成り立つかどうかの研究を進めている。
ISASは、ジェットとラムジェットをATRに統合して、
搭載するエンジンの数を減らすために研究を行っている。
スクラムジェットだから単断とか、ATRだから2段という話しではない。

単段にするか2段にするかはシステム設計によるが、現在のところ
そこまで研究が進んでいない。ただし、NALもISASも予算取りなどの
関係から、実用化した時のイメージ図は必要。それゆえ単段式の絵を
書いたり、2段式の絵を書いたりしている。
206NASAしさん:2006/06/17(土) 22:26:49
>>202
そういう見通しがつくのは民間や旧NASDAでやらせりゃいいよ。
ISASのロケット研究というのは実用に結びつくか以前の
もっとプリミティブな物であっていいと思うんだよね。
実用品の開発機関である必要はなかろう?
207NASAしさん:2006/06/17(土) 22:28:01
>>206
全くその通り!
208NASAしさん:2006/06/17(土) 22:36:35
>>206
現在物理学をねじ曲げる研究をしろと?こりゃ科学を超えて半オカルトの領域だぞ?
時空転移装置とか、亜光速・超光速航行とかの研究と大差なくなるな
209NASAしさん:2006/06/17(土) 22:43:24
スクラムジェットと使ったスペースプレーンを語るのは荒唐無稽だが
じゃあスクラムジェットが極超音速で動作するかを実験するのは
立派なサイエンスなんだよ。
それの結果を見て初めて実用云々の話が出来る。
もしかしたら徒労に終わるかもしれないが、できないと思われる事を
確かに出来ないと確かめることも研究なのだ。
210NASAしさん:2006/06/17(土) 22:52:31
>>209
NALの中の人乙〜♪
211NASAしさん:2006/06/17(土) 22:52:56
>>208
そのオカルチックな基礎研究をISASは提案しているようだな。

空気吸込み式エンジンFTBシステムの提案
http://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/No.288/mission-30.html

これの提唱者が先見の明がある人なのか税金泥棒なのかは
この先の歴史が証明するであろう。
212NASAしさん:2006/06/17(土) 23:05:05
>>211
それ、予算と呼べるほどの金付いていないと思うんだが…WGにすらなっていないし…
NALのスクラムジェットの方がはるかに無駄遣いだと思うぞ
213NASAしさん:2006/06/17(土) 23:05:10
>>210
俺はただの社会の落伍者だよ
214NASAしさん:2006/06/17(土) 23:05:35
それを言うんならこれを出さなきゃぁねぇ

「ロケットの次のゴール」または「詐欺師ペテン師の世界」
http://www.isas.jaxa.jp/j/forefront/2005/inatani/index.shtml
215NASAしさん:2006/06/17(土) 23:07:44
M-Vも高くて無駄が多いからもう止めようぜえ
216NASAしさん:2006/06/17(土) 23:22:23
>>214
相当先の未来の話じゃん。スペースプレーンが実用になりそうな頃には軌道エレベータが射程に入っていそうな予感
研究すること自体は否定しないけど、国家の予算をじゃぶじゃぶ使うのはどうかと思うよ
217NASAしさん:2006/06/17(土) 23:52:38
>>205
> スペースプレーンが宇宙に上がるには、4つのエンジンを積むことが必要。
> (ジェット→ラムジェット→スクラムジェット→ロケット)
> このうちスクラムジェットについては実際に成り立つかどうか確立されていない。

推力が抵抗をやっと上回り始めたくらいかな。
それから地上試験がえらく大変。

ATREX は技術的に2段式にせざるを得ないんじゃないかな。
ラムジェットはマッハ 6 程度が限度だし。
それ以上になると、超音速から亜音速に落す段階での空力加熱が多き過ぎて予
冷も無理。超音速のまま燃焼せざるを得ないが、これが大変。

ラムジェット自体は実はそれなりの実績があるし、マッハ6も X-15 で達成し
ている(X-15 はロケット推進で、自力では離陸できなかったけど)。
218NASAしさん:2006/06/17(土) 23:57:40
>>211
>>212

これは、将来計画の提案集ね。
物理的に実現の可能性がありそうで面白そうなら予算がつくかも知れないとい
うもので、ATREX や スクラムジェット(実現性はともかく、予算はついてい
る)とは比較できないな。
219NASAしさん:2006/06/18(日) 00:43:58
この将来計画というやつ、まあ、特許の出願と同じようなもんかなぁ。
これは俺が最初に考えた! と主張するためにとりあえず…というあたりが同じかと。


特許として認められる(実行計画として採用される)かどうかは別問題。
220NASAしさん:2006/06/18(日) 01:27:23
>>218
済まない、資料を読み間違えたかも知れん。

>211
に紹介されているのは、RBCC(空気吸込み式エンジン)の試作機を
FTB(飛行実験機)しようとする計画だ。

RBCC はロケットベースの空気吸込み式エンジンだが、これが ISAS でどこま
で研究進んでいるかは調べてみないとわからない。試作品ぐらいはあるのかも。
221ISAしさん:2006/06/18(日) 10:30:09
>198
ちゃんと読んでる?、atrex他予冷ターボジェット関連のページ
冷戦時代のアメリカなら実機を極秘裏に飛ばしてるだろうね、その程度には完成している
ちなみにIAT(何時istaから名前変わったんだ)はSSTOもやっている
stage.tksc.jaxa.jp/library/ report/search-16/list/files/RR/RR0439.pdf
スクラムを途中加速に使う以外はatrexエソジソをロケットエンジン兼用で使う「超」野心的計画(思わず笑みがw)
>195 筑波は自分の掌中にMVが入ればなけなしの予算はつけるだろうけど、落ちが恐い…
222NASAしさん:2006/06/18(日) 13:40:09
>216
こういう、将来を見据えた基礎研究こそ国家予算を投じる意味がある。
確実な成算が見えたらメーカーの研究所でもできるわけだし。
223NASAしさん:2006/06/18(日) 21:17:33
初期のATRの計画図面のスライド(現像すると青くなるやつ)を見たことがあるが、
思いっきりIHIのロゴが(w
ISASがやってたのは燃焼器だとか熱交換器だとかの部品レベルまでの試験で、
エンジンとして組み上げるレベルだとメーカじゃなきゃ無理なんだろうなぁ。
224NASAしさん:2006/06/18(日) 23:03:07
>>223
> 初期のATRの計画図面のスライド(現像すると青くなるやつ)を見たことがあるが、
> 思いっきりIHIのロゴが(w

ターボは IHI の得意分野だから当然。

> ISASがやってたのは燃焼器だとか熱交換器だとかの部品レベルまでの試験で、
> エンジンとして組み上げるレベルだとメーカじゃなきゃ無理なんだろうなぁ。

新規開発の部分は、まさに熱交換器、燃焼器じゃないか。

大体、ラムジェットはミサイルなどで実績あるし、ターボとラムジェットの複
合サイクルも SR71, Mig 25 などそのプロトタイプともいえる。

ATR の熱交換器は、これまでの技術ではなかったもの。
割と最近になって機能し始めたようだ。
225NASAしさん:2006/06/19(月) 10:28:20
へえ、地道にやってるんだな
226NASAしさん:2006/06/19(月) 14:22:36
>>224
MiG25は言うまでも無くただのターボジェットだし、SR-71のエンジンについても高速時にラム化するという説は否定されてる。
227NASAしさん:2006/06/19(月) 17:52:45
半分は定義の問題だな。

動圧は速度の2乗に比例するんで、マッハ数が大きくなるとエアインテークの
衝撃波による圧縮が急激に大きくなる。
それと、マッハ2以上ではアフターバーナーを使う。

エアインテークの衝撃波による圧縮 + アフターバーナー > コアターボジェッ

で、ラムジェットの寄与が大きいとみなした。
まあ、アフターバーナーは亜音速でも使うんで、エアインテークの圧縮の方が
重要。

逆に、単純なターボジェットではエアインテークの衝撃波による圧縮の寄与と
の相乗効果でオーバーヒートしてしまう。
マッハ3クラスを狙うとなると低速での性能を犠牲にして圧縮比の小さいター
ボジェットをコアに使わざるを得ない。で、高速側ではエンジンとしての主な
仕事はエアインテーク(圧縮)+アフターバーナーがする。

MiG 25 はターボジェットとしては性能低いんだが、それは上記の理由。

一応、マッハ2程度でもエアインテークの設計によってはエンジンの燃費に関
係する。コンコルドと Tu-144 。
228NASAしさん:2006/06/19(月) 18:09:55
ちなみに、ラムジェットの有人機として古いのはフランスの

Nord 1500 Griffon

http://en.wikipedia.org/wiki/Nord_1500_Griffon

1950 年代半ば、試作機に終ったようだが、ターボジェットとラムジェットを
積んでいる。
# フランスの航空博物館で見たことがある。当時は性能はあまりぱっとしない
# なと思っていたが。

無人まで含めると、アメリカの X-7 も 1950 年代にマッハ4以上出している。

http://www.alt-accel.com/ramjet2.htm

1951: X-7 achieves Mach 3.95 at 55,000 ft and Mach 2.54 at 95,000 ft

1958? The X-7A achieves Mach 4.31. The Talos missile enters service

1980: The ASALM inadvertantly achieves Mach 5.5 at 40,000 ft

25 年前にはすでにラムジェットでマッハ5以上は出していたんだな。
229NASAしさん:2006/06/20(火) 08:44:57
日本でも戦争中に増速用補助エンジンとしてラムジェットエンジン(ネー0)が開発されている。
1943年12月軽爆撃機に装着し燃焼に成功している。
それから今日まで実用化が成されていない。
長いな。
230NASAしさん:2006/06/20(火) 12:52:29
>>229
ラムジェットの実用化自体は、いくつかのミサイルでなされてはいる。

スペースプレーンへの応用に関しては、
1960年代ICBM,液体ロケット
1980年代スペースシャトル
など競合技術との問題で、ラムジェットへの投資が遅れたのだろう。

空気吸い込み式予冷エンジンには、ロケットベースの HOTOL 構想(1980年代
頃)もあったな、
231NASAしさん:2006/06/20(火) 17:34:10
この板のスレを読んでいて時々不思議なのは、スペースプレーン関連の
研究は全力で否定してかかるのに、同じ人間が有人カプセルの研究には
積極的だったりすることだな。
基礎的な学術研究を否定して新味のないエンジニアリングの研究には、
真剣にやれとか言うクセに、はやぶさは画期的だとかなんとか。
たぶん理系的センスのかけらもない、ただの航空宇宙ヲタの声がさも
専門家の意見のようにまかり通っている希ガス。
232NASAしさん:2006/06/20(火) 17:42:24
だってさぁ、スペースプレーンって、なぁ・・・。
理系的センス云々以前nゴホッ、ゴホゴホッ・・・
233NASAしさん:2006/06/20(火) 17:52:58
素人が偉そうに。
234NASAしさん:2006/06/20(火) 18:48:17
>>216

軌道エレベータは物理の法則に反するとはいわないが、極めて難しい問題がある。

軌道エレベータに必要な強度の物質はカーボンナノチューブくらいしかないが、
合成できている長さは数万 km どころか、数十ミクロン程度b。

2.5 mm のカーボンナノチューブが合成できたことがビッグニュースになるくらいだ。
http://www.yamaguchi.net/archives/000741.html
産業技術総合研究所

あと、100億倍スケールを伸ばさないといけない。

それから、仮に数 - 数十 m のカーボンナノチューブができれば、まず、コスト
高くてもよい、高強度かつ軽量の構造材に使われるだろうね。
ロケットとか、スペースプレーンとか。
数 - 数十 cm でも ATREX や SCRAM エンジンの構造材に使えるかも知れん。
235NASAしさん:2006/06/20(火) 18:49:03
いや、出てくるポンチ絵が・・・なぁ。
研究自体はやるべきだと思うんだが、
基礎研究段階なのに一気に実用機のポンチ絵だしだり、
スペースプレーン以外の選択肢を否定してみたり。
236NASAしさん:2006/06/20(火) 19:00:07
基礎研究だけやってる。
→税金で研究させてやっているのだから、
 研究目的・成果をわかりやすく公開しろと馬鹿が吠える。

素人さんにわかりやすいポンチ絵を描く。
→こんなもの実現不可能だ、と、知ったかぶり馬鹿が吠える。

237NASAしさん:2006/06/20(火) 19:27:56
スペースプレーンが現行の打ち上げ機より優れるという現実的な試算すらない
有人カプセルすらできていないのにいきなり再使用型の有人有翼機なんて無謀すぎ
じゃぶじゃぶ金注ぎ込むには時期尚早もいいところ
238NASAしさん:2006/06/20(火) 19:31:11
>>235

スペースプレーン以外の選択肢てなんだ?

軌道エレベータのことか?
それなら、現状での問題は材料物性、もしくは合成だから、
ISAS や NAL がやるテーマというよりは(国の機関なら)産業技術総合研究所
や、金属材料研究所あたりだな。あと、企業の研究所もさかんにやっている。
うまくいけば構造材料のみならずエレクトロニクスでも産業革命だからな。

NASA あたりは関心持ってはいるようだが、予算とスタッフに十分余裕がない
と無理だろう。多分、NASA としてもエンドユーザーとしてだと思う。
239NASAしさん:2006/06/20(火) 19:38:41
>>237

まだ、ISAS はじゃぶじゃぶ金注ぎ込んではいませんが?
# というか、ISAS にはそんな余裕などない。

逆にいえば、スペースプレーンにじゃぶじゃぶ金注ぎ込んだ NASA とかは、あ
きらめるのも早い。

ATREX は低予算で 20 年頑張ってきたからな。大学の研究の延長のようなもの
で、ISAS らしい。

それから、じゃぶじゃぶ金注ぎ込んで、結局税金の無駄使いになりそうなのは
完成前から老巧化する国際宇宙ステーション当たりですね。
本格的に JAXA がコミットすると年間予算の半分は吸い取られる。
# ISAS に回る予算なくなるだろうな。
240NASAしさん:2006/06/20(火) 19:41:28
>238
観光丸とか・・・いや半分は冗談だけど。

使い捨てカプセルとか再利用カプセルとか多段式有翼機とか
いろいろな選択肢があるなかで、まだ基礎研究の域を出ないスペースプレーンに
JAXAの方針を固定するのはどうかと。
完成まで何十年かかるかわからないし。
241NASAしさん:2006/06/20(火) 19:44:37
>239
JEMに関しては・・・宇宙開発委員会より上の官僚まで関与してくるからどうしようもなし。
あれは文部科学省管轄だもの。
242NASAしさん:2006/06/20(火) 19:48:53
>>237

誤解あるようだが、スペースプレーンは有人型とは限らない。
プロトタイプはとうぜん無人。

またプロトタイプでテストして見て、現実的にスペースプレーンが現行の打ち
上げ機より優れるとなった段階でじゃぶじゃぶ金注ぎ込むことになるだろう。

それから、有人にしてもメリットあるのかね。科学観測には邪魔だし、技術的
にも生命維持装置その他ペイロード要求されるし、信頼性の要求も厳しくなる
し。静止衛星、地球観測衛星、天文衛星、どれをとっても人間搭載の必要なし。
# わかりやすいし、夢はあるけど。
# だから素人さんにわかりやすいポンチ絵にしているんだろうが。
243NASAしさん:2006/06/20(火) 19:49:23
>>238
>スペースプレーン以外の選択肢てなんだ?

有人限定だと、

正攻法:
ふじやCEV、クリーペル

色物:
SSTO、軌道エレベータ、ライトクラフト、etc・・・
244NASAしさん:2006/06/20(火) 19:51:41
NASAに関して言えば大統領が変るとよかれ悪しかれ政策が
ごっそり変るからなあれはあれで責められない面もある。
日本は比較的「継続は力なり」を実践できるが目先の被害を避けるため
ずるずると行って、どうしようもなくなるまでほおっておくケースが多いからな。
例えば、るななんちゃらとか。
245NASAしさん:2006/06/20(火) 19:55:11
>>240

有人にこだわっているが、JAXA 単独じゃ無理。
有人飛行に失敗した場合のリスクを負うことができない。
ケネディなみの政治家の支持とかでもないと。
アメリカ、ソ連だって有人飛行に失敗した場合、しばらく宇宙開発がストップする。

>>241
JEM に注ぎ込む予算があれば、日本独自の有人宇宙飛行は可能。
問題は、リスクを誰が負うかということ。
JEM なら失敗しても NASA の責任だし。
246NASAしさん:2006/06/20(火) 20:02:07
>>241,245
もっともだがそれを何とかしないと日本の宇宙開発は消える運命だぞ?
247NASAしさん:2006/06/20(火) 20:03:01
>>240
そもそも有人宇宙飛行は ISAS の目指す目標ではない。
NASDA の目指すものだし、それも政治家、予算当局のバックアップで可能になるもの。

>>241
ところで、HOPE とかの計画、立ち消えになった経緯はご存知?
JEM やら HTV やらに予算が食われたんだよね。
# 日本独自の有人宇宙飛行に上の官僚が自信なかったんだろうな。
248NASAしさん:2006/06/20(火) 20:10:00
>>246

ESA は独自の有人打ち上げ手段を持ってないが存続、発展している。

JEM や HTV に関していえば、マトモに取り組めば、大幅予算増額がない限り
JAXA は他のプロジェクトを切り捨てざるを得ない。
やがては JAXA の方針転換あるんだろうが。
249NASAしさん:2006/06/20(火) 20:13:28
>>247
>HOPE
ありゃ消えて必然と言うべきじゃあ…
NASAですらスペースシャトルを安定させられないのに
日本がやったらどうなるかは火を見るより明らか…

>>248
今はな。中・長期的に見たら有人宇宙飛行は将来絶対必要になる分野
250NASAしさん:2006/06/20(火) 20:16:56
>>240

近い将来の日本独自の有人宇宙飛行にこだわるなら、ATREX や SCRAM 関係の
予算を削っても不可能。

JAXA の国際宇宙ステーション関連の予算を回せば可能。
もう一つは、政治家、官僚にリスクを負う覚悟があるかどうか。
251NASAしさん:2006/06/20(火) 20:23:49
>247
いや、そもそもHOPEの技術開発が難航していて当初の予定から大幅に遅れてたし
あの時期にはIGSの予算とH-2の失敗対策が割り込んだし、
時期的にJEMで大幅な出費は無かったはず。

そもそもISSへの補給は実用HOPE(無人)が担うことになってたんだし、
HOPE-Xが遅れたからHTVの構想が出てきたわけで。
252NASAしさん:2006/06/20(火) 20:27:11
早い話、ポンチ絵に噛みつくのは馬鹿のすること。
253NASAしさん:2006/06/20(火) 20:28:02
>>249

> >>248
> 今はな。中・長期的に見たら有人宇宙飛行は将来絶対必要になる分野

だから、現状程度の信頼性では JAXA はリスクを負えない。
H-II A も M-V もまだ、90% の信頼性に達していない。

アリアン V はもうちょっと信頼性高いだろうが、95% というところか。

この程度の信頼性で有人宇宙飛行に乗り出せば、失敗した場合組織存亡の危機
にたたされるぞ。
強力にバックアップしてくれる政治家、それも複数いないと到底手が出せない。
254NASAしさん:2006/06/20(火) 20:35:34
ちなみにHOPEは予圧はするけど無人機ね。
元々の計画はこう。

HOPE-X:
2003年にH-2A202で打上げ。地球を一周半してクリスマス島へ。
主に打上げと着陸の検証を行う。

HOPE-XA:
2005年頃に1回目の飛行、打上げはH-2A212。軌道上でターゲット衛星へのドッキングを行う。
改修を加えた上で2006年頃に2回目の飛行を行いISSへのランデブー実証を行う。
2007年以降、ISS補給任務に就く。実績を積めば予圧部に人間を乗せることも検討。
255NASAしさん:2006/06/20(火) 20:41:39
>>253

H-II A 、アリアン V は打ち上げの信頼度ね。
仮に帰還まで含めて 98 % の信頼度の要求すると大変厳しい。
# JAXA 単独でリスク負えるのはせめてこの程度以上。
スペースシャトルだって 98% の信頼度だし、アリアン 4 が
97 % 程度の打ち上げの信頼度。
まあ、ソユーズくらいか。
256NASAしさん:2006/06/20(火) 20:44:42
アリアンVはG型を運用終了してECS型に全部切り替えるから、
95%も信頼性があるかどうか。
257NASAしさん:2006/06/20(火) 20:48:05
>>256

ちょっと ESA は迷走している気がするな。
打ち上げ信頼度 95% 以下じゃ、有人飛行は愚か、無人の商業打ち上げも厳しい。
# だから保険としてソユーズなのか。
258NASAしさん:2006/06/20(火) 20:49:18
>>255
その信頼性って何?
ミッション完遂性?そりゃソユーズ丸ごと買ってくるでもしない限り永久に無理w
基礎技術ですら失敗を一切発生させずに開発することは不可能
搭乗員の安全性なら十分可能な数字だと思うけどね> 98%
259NASAしさん:2006/06/20(火) 20:54:10
>>258

スペースシャトルで実現してない搭乗員の安全性 98%

ついでにいえば、一度事故が起こるとスペースシャトルは、1、2年運航停止だぞ。
国民からの強力な支持のあるアメリカでさえ、こう。

日本じゃ何年、いや何十年宇宙開発がストップすることやら。

260NASAしさん:2006/06/20(火) 20:58:03
俺の地元に高速増殖炉もんじゅがある。以前ナトリウム漏れ事故を起こして
被害は全くなかったが、それ以来、十数年たった今も再開のめど立たず。
261NASAしさん:2006/06/20(火) 21:06:07
>>253
ノ [脱出ロケット]


日本の有人機での失敗が怖いからって
スペースシャトルに全命運を預けるってのもねぇ。
今まで日本人の死者が出なかったからよかったようなものの
出てたらどうなってたんだろう。
262NASAしさん:2006/06/20(火) 21:07:40
>>259
宇宙開発自体が無くなるよりはいいと思うけどね。むしろそのストップの範囲をどれだけ最小にするかを考える方が重要
少なくとも関係ないところまで飛び火しないように根回しすることは必修だな
263NASAしさん:2006/06/20(火) 21:10:45
>>261

[脱出ロケット] でうまくアボートして助かった例をあげてくれ。

スペースシャトルの2度の事故、かりに[脱出ロケット] があっても生還は無理。
ソユーズにも [脱出ロケット] はあったが、1970年代に2回死亡事故を起こしている。
264NASAしさん:2006/06/20(火) 21:11:31
>257
・・・成功率が90%あれば商業打上げには十分。
商業打上げに保険をかけない馬鹿はまずいない。

>259
いや、98%ってのはシャトルで実現している数字。
設計上の生還率はもっと高かった。
265NASAしさん:2006/06/20(火) 21:13:33
>263
ソユーズで一度だけアボートタワーが動作したことがあったはず。
実際のところアボートタワーは生還率を上げてくれるが万全ではない。
266NASAしさん:2006/06/20(火) 21:17:10
日本の報道機関にマシな宇宙番記者が設置されるように
広報やら勉強会やらに多額の金を投入せねばならんだろうなぁ。
打ち上げを失敗しないように延期したのに
ぐだぐだ数字並べてあーでもねえこーでもねえと紙面に罵詈雑言を並べられるような状況じゃあねえ。

HOPEにほとんど文句が出なかった上、開発中止=残念みたいな報道をされたことをみると
NASAがいかにスペースシャトルの宣伝に金をぶちこんだか、
そのすさまじさの一端が見えるようだ
267NASAしさん:2006/06/20(火) 21:24:18
>>265
実例見る範囲じゃ、95 % の信頼度のものを 98 % にあげる道具とはいえない。

>>264
日本の H-IIA はまだその水準までいってない。
H-II シリーズまで含めると、85 % も成功率はない。

>>266
国民的支持があるから NASA には宣伝に金をつぎこむ予算も回るわけ。
268NASAしさん:2006/06/20(火) 21:29:27
卵が先か鶏が先かみたいな話だな>国民的支持云々
269NASAしさん:2006/06/20(火) 21:30:44
何かデジャヴを感じるが…

>>263
そもそも例が少ないのだがらそれを元に確率を語るのは間違い。アボートタワーが乗組員の安全性向上に寄与しないと言うことにはならない
無いよりはアボートタワーがあった方がより安全

>スペースシャトルの2度の事故、かりに[脱出ロケット] があっても生還は無理
その理由を説明してくれ
チャレンジャー爆発事故:爆発の10秒以上前から光学観測で異常が確認されている。その時点でアボートすれば全員助かった
コロンビア空中分解事故:有翼機故の事故なのでカプセル機で同様の現象が起こる可能性は極めて低い

>>267
信頼性は上がらんが乗組員の生存率は上がる
270NASAしさん:2006/06/20(火) 21:35:32
>>268

だからといって、信頼性が不十分な内に強引に有人宇宙飛行に乗り出して、
人気とり政策に走るのはおかしい。

H-IIA がもう 10 - 30 回以上連続成功してからでもはじめれば良い話。
271NASAしさん:2006/06/20(火) 21:35:57
>267
アポロ計画時の試算では、
仮にアボートタワーを動作させる自体になった場合の乗員の生還率は50%らしい。
元々の生還率が95%なら、のこりの5%のうち半分はアボートタワーによって生還できることになり
全体の生還率は97.5%になる。
(現代の技術で作ったアボートタワーならもっと生還率は上がると思うけどね)
272NASAしさん:2006/06/20(火) 21:42:13
>>271

なるほど、それは結構。
まずは H-IIA の打ち上げ実績、95 % 以上になってから。

>>269

そもそも、人命が問題となる場合にはリスクは大きめに評価するものだ。
日本の社会では特に。
到底 JAXA が単独で見切り発射するような課題ではない。
273NASAしさん:2006/06/20(火) 21:45:04
本音として
生きてるうちに日本独自の有人宇宙機が飛ぶのを見たい一ファンとしては
刻一刻と年を取っていってる状況でそんなにまてねえ
もちろん合理性なんかはほとんど考えてないよ。だけど見てぇんだよ。
そのためなら水面に石を投げ続けてやる。はた迷惑だろうけど。
274NASAしさん:2006/06/20(火) 21:45:19
ソユーズの死亡事故ったって打ち上げ時のものじゃなくて
宇宙船自体の欠陥に由来するものだったじゃん。

脱出ロケット云々とは関係なくね?
275NASAしさん:2006/06/20(火) 21:48:31
>>274

ソユーズ1号は文字通り見切り発射だったな。政治家の圧力だったらしいが。
エンジニアとしてはもっと無人機での問題点を洗い出してからにしたかったらしいが。
276NASAしさん:2006/06/20(火) 21:49:34
>267
H-2Aの成功率は89%ありますが。
そしてアリアンVの成功率は85%以下ですが。
277NASAしさん:2006/06/20(火) 21:53:04
>>276

どちらも有人機打ち上げにはほど遠いな。
まずは、せめてソユーズ1号のエンジニア程度にはリスク考慮しないと。
無人機での信頼性、95 % 出てからでも十分。

>>273
まあ、よほどの年寄りでなければ、可能性はあるよ。焦らないこと。
278NASAしさん:2006/06/20(火) 21:57:21
>>277
20年後ですら同じ議論してるような気がすんだよなぁ・・・
279NASAしさん:2006/06/20(火) 21:58:08
成功率と信頼性は違うし。
打上げ時の信頼性が一定値あればいいわけで
開発には何年もかかるんだし。
280NASAしさん:2006/06/20(火) 22:02:53
信頼性信頼性ってある程度ある信頼性を更に向上には莫大な金がかかるって事知らないのか?
むしろ事故った時に如何に生きて帰れるようにするかに金をかけた方がはるかに合理的と思うが
今時の宇宙機なんか民生半導体てんこ盛りじゃん。だからといって昔より信頼性が明らかに落ちているという事もない

ま、リスクコントロールの面ではやっぱ1段用のLOX/LNG(or RP-1)見たいな大推力液体エンジン欲しいねぇ…
もしくはCEVみたく超ハイパワーな固体1発で行くとか
281NASAしさん:2006/06/20(火) 22:05:16
>>278

その時点で日本の無人機の打ち上げ成功率が相変わらず 90% 程度ならね。
# このレベルなら、無人機打ち上げビジネスでもきつい。

95 % 以上なら可能性は出てくる。
98 % 以上なら日本でも有人宇宙飛行にのりだす可能性は結構あると思う。



282NASAしさん:2006/06/20(火) 22:07:33
ソユーズですらトータルの成功率は97%だしなぁ。
283NASAしさん:2006/06/20(火) 22:11:27
>>280
> 信頼性信頼性ってある程度ある信頼性を更に向上には莫大な金がかかるって事知らないのか?

人間打ち上げるのに、90% 程度の成功率で十分なわけ?
それでもって、国から予算をとってくるつもり?

>>260

じゃないが、宇宙プロジェクトを自滅に追い込む提案だね。
# 原子力船「むつ」という前例もある。
284NASAしさん:2006/06/20(火) 22:11:43
>>281
誰も藻前の脳内基準を聞いている訳じゃないのだが
285NASAしさん:2006/06/20(火) 22:16:00
>>283
>人間打ち上げるのに、90% 程度の成功率で十分なわけ?
十分ではないが有人をやらない理由にはならない。その後更に回数を重ねて向上を目指せば良かろう
むしろそのくらいで乗組員の安全が必要十分に確保できるシステムを作れば相当末永く使えることになる

>それでもって、国から予算をとってくるつもり?
失敗すりゃパーなのは無人も一緒
286NASAしさん:2006/06/20(火) 22:16:04
>>284
君の「脳内基準」も甘過ぎる。

>>275
ソユーズ1号の見切り発射を命じた政治家なみ。
287NASAしさん:2006/06/20(火) 22:20:02
今できることをやらずに20年後出来ないのと
今できることからやって20年後出来ないのとでは
大きく違う
288NASAしさん:2006/06/20(火) 22:22:18
>>285

だから、更に回数を重ねて成功例積み重ねたあとで十分。

>>285
無人で失敗した経験は JAXA はあるからな。
それでさえ散々叩かれたわけだし。

見切り発射で有人計画に乗り出せば JAXA 自体がどうなることか。
せいぜい、
「将来的に実績を積んだ後、有人計画も考慮する」
ていど。


289NASAしさん:2006/06/20(火) 22:23:07
>283の言い方だと、失敗すれば成功率がいくらだろうとアウトと言ってるように見えるんだが。
それなら成功率が98%だろうと残り2%が打上げ初回に来れば同じだよね。
290NASAしさん:2006/06/20(火) 22:27:09
ある日突然、平穏だった部品が牙を剥くのが宇宙機
それでも、命を賭してでも挑戦しよういう人も出てくるだろうに
後ろからスネを蹴るのがこの国の「良識ある市民」のやること
291NASAしさん:2006/06/20(火) 22:28:07
>>289
> >283の言い方だと、失敗すれば成功率がいくらだろうとアウトと言ってるように見えるんだが。
> それなら成功率が98%だろうと残り2%が打上げ初回に来れば同じだよね。

97 % の成功率ならすでにソユーズ、スペースシャトル、アリアン 4 は達成している。
そこまでいかないうちから、いきなり有人宇宙飛行だの持ち出すのは飛躍。

まあ、90 % の実績しかないのに 97% 目指しますといわれてもねえ、
むちゃだね。
それで国から予算がとれるなら、ベンチャービジネス大繁盛。
292NASAしさん:2006/06/20(火) 22:29:18
てか、必死に日本の有人宇宙飛行を否定する香具師って何者?
どう見ても日本の宇宙開発の将来を心配しているようには読めんのだが

とりあえずは>>287だね。今できる事からやろう。今できる事だけでも嫌っちゅうほどあるし
293NASAしさん:2006/06/20(火) 22:32:36
だいたい、商業衛星打上げで要求されるのは信頼性よりも打上げコスト。
成功率の向上は、保険料の引き下げにつながるから、もちろん歓迎されるけど、
95%なんて成功率を要求する顧客はいない。
だからこそ、アリアンは増強型を開発するのだし。

で、日本が有人飛行を目指すなら必要なのは100%近い成功率じゃなくて
「ロケットは失敗するモノ」というのをマスコミと官僚と政治家に周知することだと思うね。
294NASAしさん:2006/06/20(火) 22:33:41
>>290

日本国民がリスクを恐れるのは当然。
反面、日本製品の信頼度が高いといわれる。

日本で宇宙開発する以上、信頼度を最低 アリアン 4 程度にしないと、
有人宇宙機は無理だろう。
95 % の打ち上げ実績出てからプランスタートさせても遅くない。
295NASAしさん:2006/06/20(火) 22:37:45
>291
成功率が98%あれば、有人打上げに失敗して死者が出ても大丈夫だと?
俺はそうは思わない。
今の日本だと「成功率が99.9%になるまで有人飛行は凍結しろ」って結論になると思うね。

だからこそ、国民の意識を変えなければいけないわけで。
296NASAしさん:2006/06/20(火) 22:38:18
>>293

> で、日本が有人飛行を目指すなら必要なのは100%近い成功率じゃなくて
> 「ロケットは失敗するモノ」というのをマスコミと官僚と政治家に周知することだと思うね。

「ロケットは失敗するモノ」 --> 「だから人は載せられない」
になるだけだろう。

「ロケットは失敗するモノ」 だが、「宇宙開発続けなければならない」
と説得するならわかるが、それは H-IIA の打ち上げ信頼度を 95% 以上にあげ
るより手間がかかる。
ましてや有人飛行への説得となると。
297NASAしさん:2006/06/20(火) 22:40:59
>>295

最低の努力目標だ。
それに国民の意識を変える有効な手段は成功実績だ。
準備不足の内に見切り発射することではない。
298NASAしさん:2006/06/20(火) 22:41:05
>296
だからその理屈だと成功率が民間旅客機並みにならないと有人飛行なんてできん。
98%なら50回に1回失敗するわけで、その1回がたまたま最初に来ればそれで終わりだ。
299NASAしさん:2006/06/20(火) 22:42:33
>297
コロンビア事故後の反応を見る限りでは98%でも足りないんじゃないか。
300NASAしさん:2006/06/20(火) 22:43:12
>>297

無論、失敗によって国民の意識はネガティブに変わる。
無理な計画は失敗を加速するようなものだ。
301NASAしさん:2006/06/20(火) 22:45:37
>>299

だから、余計に国際的実績より下回る段階で、JAXA が有人飛行に乗り出すこ
となど無理。
302NASAしさん:2006/06/20(火) 22:46:36
>300
なにをもって「無理な計画」と判断するかによるが、
それを「無理な計画だった」と判断させないように
広報していく必要があるだろう。

逆に広報がまずければ成功率がいくらあっても同じ。
結局は程度問題。
303NASAしさん:2006/06/20(火) 22:51:38
>>302

広報だけじゃあ、成功率 90 % のものを 98% と信じ込ませることは無理。
というか、それ自体、「無理な計画」、「無理な広報」。

誇大な広報すれば、失敗した時のダメージも大きくなる。
304NASAしさん:2006/06/20(火) 22:53:34
>301
97%ってのは成功したロケットの最終的な成功率であって、
開発途上のロケットの運用実績がその値になるわけがない。

最初の10機で2回失敗すればその後の50機を連続成功しても98%には届かないが
実際には後半の打上げの信頼性は実績の成功率よりは高い。
計算上、ソユーズの成功率は97%だが、現在の信頼性で考えれば99%を超える。

そのくらいを国民に理解させることができないなら確かに有人開発なんて無謀だな。
305NASAしさん:2006/06/20(火) 22:53:40
国際的実績に並んだ段階でゼロから始めるのと
国際的実績に並ぶまでに地道に積み上げていくのとでは違う。
いつまでたっても御託並べて二の足踏んでるんじゃ永久に出来ない。
306NASAしさん:2006/06/20(火) 22:54:10
>>302

ちなみに日本でも原子力は(国策として)たっぷり広報している。
だけど、「もんじゅ」や「むつ」ではプランの無期延期に追い込まれた。
307NASAしさん:2006/06/20(火) 22:58:04
原子力と有人宇宙機を同じレベルで語るのは
無理があろうて。
308NASAしさん:2006/06/20(火) 22:58:07
>303
98%だって国民は納得しないわけでしょ。

>302はちょっと違うかな。「挑戦する意義のあることをやってるんだ」ってのを
国民に納得させる必要がある。何%の失敗率なら許容可能な挑戦か、
というのは人によるだろうけどね。
309NASAしさん:2006/06/20(火) 23:00:23
>>303
おまえの論理、電波だなw

>成功率 90 % のものを 98% と信じ込ませることは無理。
なにそれ?意味不明。そんな事する必要がどこにある
例えば打ち上げ成功率85%でも生還率が99.9%ならスペースシャトルより桁違いに安全な乗り物だ
そして、「打ち上げ失敗=金の無駄づかい」とならないように国民に広報すればよい

>>306
アレも事故そのものではなく広報の不手際が最大要因
310NASAしさん:2006/06/20(火) 23:00:31
>>304

まずは H-IIA を連続 50 回成功させてからとはいわん、
動物実験くらいなら、連続 10 回成功でもありかも知れん。
# これだと、まあ数年の内には実現できるな。

動物実験数回成功すると、それ自体説得力ある広報になるだろう。
311NASAしさん:2006/06/20(火) 23:03:01
>>309

> >成功率 90 % のものを 98% と信じ込ませることは無理。
> なにそれ?意味不明。そんな事する必要がどこにある
> 例えば打ち上げ成功率85%でも生還率が99.9%ならスペースシャトルより桁違いに安全な乗り物だ
> そして、「打ち上げ失敗=金の無駄づかい」とならないように国民に広報すればよい

まずは君のロジックで予算をとってくることだな。
少なくとも JAXA の職員の口からはいえないロジック。
とりあえす、地元の国会議員を熱烈な宇宙ファンにでも仕立てて見なさい。
312NASAしさん:2006/06/20(火) 23:05:30
むつは受入れ港の問題があったし、もんじゅは実態がアレじゃあ中止されて当然。

>310
それって結局はキミの言うところの「見切り発車」じゃん。
中国だって4回も動物実験やってるわけだし、
動物実験用に専用機作るなら最初から有人機を作って動物をのせるっしょ。
313NASAしさん:2006/06/20(火) 23:08:25
>>308

まあ、ソユーズやスペースシャトルには日本人宇宙飛行士は乗っているわけだ。
だから、
「98% の成功率ならやる価値はある」
と国民を説得することができるかも知れない。

だが、現状ではそれから程遠い。
314NASAしさん:2006/06/20(火) 23:10:34
>313
ソユーズには・・・あー、秋山さんか。
315NASAしさん:2006/06/20(火) 23:11:31
アメリカのシャトルでなら死んでもいいのか

ってどっかで聞いたなぁ
316NASAしさん:2006/06/20(火) 23:17:13
ぶっちゃけ
・ふじ作る
・SFU代わりに飛ばしまくる(生命維持装置付いているので動物実験もできるうえに、自力回収可能)
・15年後くらいに人を乗せる
きぼう潰せば余裕でできる規模だな。きぼう開発費は無駄になるが今後の出費を充てれば十分だ
きぼう運用断念はNASAのせいにでもしておけばOK
317NASAしさん:2006/06/20(火) 23:20:03
>>316
そうはさせじと必死できぼうを上げるNASAであった。w
そうか、きぼうを搭載したシャトルがチャレンジャーみたく爆(以下自粛)
318NASAしさん:2006/06/20(火) 23:26:01
一方、中国はロシアと宇宙での覇権を争うまでに成長した

>>317
土井さんが人質としてシャトルにくくりつけられてるわけだが
319NASAしさん:2006/06/20(火) 23:26:52
失敗したとしても人命が助かりゃ問題ない位のノリが欲しいな。
打ち上げ時や軌道上、再突入中等のあらゆる状況下のトラブルでも
飛行士が生還できるシステムを考えれば…って難しすぎるか
320NASAしさん:2006/06/20(火) 23:27:23
>316
なんでJEMを簡単に放棄できないかというと、
JEMは47%をアメリカが使用権を持っている。(3%はカナダで残り50%が日本)
アメリカとカナダが使用権の放棄をしない限り、日本の独断ではJEMを廃止できない。
321NASAしさん:2006/06/20(火) 23:31:58
奴らは日本を意地でも道連れにすんだろうなぁ。
もうロシアに寄付してミール2とか名前つけちゃえよ
322NASAしさん:2006/06/20(火) 23:47:58
>>315
日本が核持つことには反対だが
米国の核の傘下に入ることは賛成、てのと似てる。
国民は核に対して嫌悪感を持っているが、
その一方で、国民の大半は日米安保条約を支持する、て具合に。
323NASAしさん:2006/06/20(火) 23:55:11
>>320
そんな悪い環境の所にもモジュールくっつけるんじゃいらないよ!って無理矢理にでも放棄しちゃえば?
NASAだって引き受けた仕事一方的に放棄しちゃうんだから人のこと言えないんだし
その代償として日本独自の有人宇宙飛行が見えるなら安いもん
324NASAしさん:2006/06/20(火) 23:55:15
ってゆうかここM-Vのスレだよな。
M-Vで有人やるのか?
325NASAしさん:2006/06/21(水) 00:00:10
それはそれでチャレンジングだなw
そういやアメリカのCEVも固体でやるんじゃなかったか?
326NASAしさん:2006/06/21(水) 00:01:25
>>324-325
固体で人乗せ賛成〜〜!!
327NASAしさん:2006/06/21(水) 00:02:01
>323
モジュール位置変更については日本も一度は合意してる。
合意したことについて後からごねるのは日本の非になる。

ISSでアメリカが打上げ中止した部分は全てアメリカが使用権を持つアメリカのモジュール。
(カナダが3%の使用権を持ってはいたが・・・まぁカナダだし立場上合意するしかない)
アメリカがJEMの47%の使用権の代償に提供するリソースは全て打上げる予定。

だから今からJEM廃棄するなら、日本はそれ相応の対価を請求されても文句は言えない。
(それに今後日本が国際協力に参加するときに協定を放棄した前例とみなされる。
これは宇宙開発に限らない)
328NASAしさん:2006/06/21(水) 00:02:11
日の丸のついた有人機を見たいのはオレも同じだが、
自分が見たいから、今すぐカプセルやれ、実現可能性のない
ポンチ絵書くな、って噛みつくのは違うと思うんだよな。
それじゃまるで駄々をこねている餓鬼じゃないか。
客観的に見れば、まだ日本のロケットは人を打ち上げるには
実績が少なすぎる。実績は繰り返し打ち上げることでしか積み
上がらない。
その間に宇宙服等の要素技術を完成させていけばいいじゃない。
地道に勝るもの無し。

・・・・M-Vの話題はどこですか?
329NASAしさん:2006/06/21(水) 00:05:02
>>328
だがそれじゃいつまで経っても有人宇宙開発を始められん。
ロケットが万全の状態まで整ったから、さあ始めましょうじゃ、
下手すりゃ有人分野で数十年の技術格差が付いちまうぞ?

・・・とはいえ、スレ違いだな。
330NASAしさん:2006/06/21(水) 00:05:22
> M-Vで有人やるのか?

アイアンマン救援みたいな緊急ミッションならGがでかくてもやる!
台風の眼を抜くようなピンホールショットも固体なら可能(w

でも普段からやる気はしないわな。
331NASAしさん:2006/06/21(水) 00:06:55
自分が宇宙へ行けるのなら有人支持する。
あかの他人が宇宙へ行くだけなら支持しない、または関心なし。
一般に世論はこうなんでないの。

>>330
うん。
332NASAしさん:2006/06/21(水) 00:07:29
>>329
始めてるじゃない。宇宙服とか。多少回りくどいやり方に見えるかもしれないが。
それじゃダメだってのは。「今カプセル始めなきゃヤダモン」っていうような
子供っぽさを感じるんだな。
333NASAしさん:2006/06/21(水) 00:09:15
HTVで地道に予圧部の実績作りとかね。
334NASAしさん:2006/06/21(水) 00:10:04
>>331
ま、だれか行かないと俺に順番回ってこないしねぇ。とりあえず誰でもいいからM-Vの
先っちょにくくりつけようぜ。w
335NASAしさん:2006/06/21(水) 00:18:19
よし、皆!! >>334を縛るぞ!!
336NASAしさん:2006/06/21(水) 00:33:47
宇宙開発なんて
ガキの頃に漠然と宇宙行きたいって思うことからはじまるようなもんだと思うがなぁ
それをいかにもっともらしい理由をつけて予算を集め、実現するのが大人の仕事。
有人機には子供に夢を見せるアドバルーン的な効果があると思ふ
20年後、30年後の最前線の技術者や民間のサポーターをつくる最初の引き金になりうる

>>325
ロール制御の関係でさいこうののりもの(棒読み)になるとか。
337NASAしさん:2006/06/21(水) 00:41:10
>>336
CEVの打ち上げって、やっぱり1段目のロール制御は無しで実行するの?

J-1 2号機やトーラスもやはり1段目にロール制御機構はないが、
上段のスラスターか何かを使うことによって、1段目燃焼中も機体全体のロール制御が可能だけど。
338NASAしさん:2006/06/21(水) 00:45:11
「子供に夢を見せるアドバルーン的な」ポンチ絵に噛みつくおまいら最高!
339NASAしさん:2006/06/21(水) 00:48:14
「スクラムジェット」と書いて「夢も希望もない」と読む
340NASAしさん:2006/06/21(水) 01:01:47
>>337
どうしてもチャレンジャー事故のとき解き放たれて元気に飛んでいった固体ロケット
ブースターを思い出してしまう俺はおっさん。
341NASAしさん:2006/06/21(水) 02:49:55
>>339
とりあえずは萌えられればそれでいい。
科学衛星や惑星探査機も役立たずぶりでは似たようなもんだ。
342NASAしさん:2006/06/21(水) 02:58:01
>>338
まともな絵とポンチ絵の両方があるならまだしも、ポンチ絵しか描かないからな。
そりゃみんな噛み付くわw
343NASAしさん:2006/06/21(水) 03:02:28
噛み付いてどうする。あんなもん食えんぞ。
・・・ああ、狂犬だから見境がつかないんだ。
344NASAしさん:2006/06/21(水) 13:10:05
>>312
動物たって、ラットでもモルモット(もう少し余裕があれば犬、猿)でも構わ
ん。生命維持装置のテストと回収ができればよい。
それに、手始めに弾道飛行でも構わん。
なにもフルスケールの有人軌道飛行モジュールと同じものを使う必要はない。
打ち上げ機も弾道飛行なら性能の低いものでも可能。

実は、40年前のアメリカ、ソ連とも(それぞれ別に)この方針をとっている。
あまり有名ではないが、逆にいえばマスコミに叩かれず実績が積めた。

>>328
上記のような要素技術のテスト用には M-V を使うことも可能。
問題は、
1. 加速度が大き過ぎる。
2. テスト用にしては打ち上げ単価が高過ぎる。
どこかで散々指摘されたことだ。

(弾道飛行 + 猿 ) または (軌道飛行+ネズミ)なら MV-lite でも実験可能
なようだが、お値段は?
弾道飛行に限ると SS-520 のペイロード 140 kg でネズミくらいならできないかな?
345NASAしさん:2006/06/21(水) 13:14:20
ニュースではテポドン2号が話題ですが、
射程6000キロから1万だそうですが

もしM-5をミサイル転用したと仮定すると
地球の周りを一周回ってから落ちるとか可能なんでしょうか?
もったいなさすぎて現実的じゃないですが、もしも転用した場合。
346NASAしさん:2006/06/21(水) 13:25:29
怪しげな都市伝説によると、文部省の最重要書類金庫には、
M5を弾道飛行モードで運用する裏ロムが入っているそうだ。

M5の値段を考えたら99%無意味な話だと思うが、
そこらへんが怪談話のようで面白い。
347NASAしさん:2006/06/21(水) 14:40:05
ASTRO-G、計画決定おめっとーございます。
M-V系での打ち上げになるって事で、2011年までは安泰。
348NASAしさん:2006/06/21(水) 16:14:46
>>346
裏ロムとかいうお子様な発想からは早く卒業しようね
349NASAしさん:2006/06/21(水) 16:17:51
>>345
そりゃ可能だよ。ただし、その速度での突入に耐えられて、M-Vに搭載できる重量の
弾頭が作れるかどうかは別の話。どっちにしても通常弾頭じゃほとんど意味無しだろ
うから、そちらのほうが(日本にとっては)ハードルが高いだろう。
350NASAしさん:2006/06/21(水) 18:40:20
ΜXまで大きくなると弾道弾じゃなくて部分軌道爆撃システムができそう
351NASAしさん:2006/06/21(水) 19:19:21
>>328
>>344
有人機の重要な要素技術として、再突入があるんだが、
ISAS で柔構造エアロシェル使っての減速がテストされているそうだ。

http://balloon.isas.jaxa.jp/~yamada/MACFT/index.htm

今のところ、風洞実験と気球からだが、そのうち観測ロケット S310,S520
を使ってのテストもするそうだ。

>>319
資料目を通していて、日本の打ち上げ実績も自慢できたものじゃないが、
再突入+回収実績はひどいものだ。
http://balloon.isas.jaxa.jp/~yamada/MACFT/2005/memo/2005_0309_MACFT.ppt
ISAS の観測ロケットからの回収実績約 50%
軌道からの回収実績となるともっと低い。
# 単に研究、開発に力を入れてないだけなんだろうが。
# NASDA 系列はもうちょっとましかな?

観測ロケットでもピギーバックでも良いから、もっと回収実績あげないと。
352NASAしさん:2006/06/21(水) 20:12:44
>>350
ソ連が手を出した物の撃沈したアレか…
353NASAしさん:2006/06/21(水) 21:03:54
>>329

> 下手すりゃ有人分野で数十年の技術格差が付いちまうぞ?

有人分野特有の技術というと?

打ち上げや衛星の姿勢制御、地上とのリンク、軌道変更などは無人でもしていること。

再突入は無人でも可能、ただし日本の実績は >>351 のようにひどい。
生命維持装置は動物実験でもしないとわからんが、地上でもテストは可能だろう。

日本の1番のボトルネックは再突入技術か。

アメリカ、ソ連、中国にとっては無人の再突入技術は重要だ。
一つは弾道弾、もう一つは偵察衛星、昔はフィルムをカプセルから再突入して
回収していた。
何度も失敗して、改良して再突入技術を確立した。
有人飛行のためだけに再突入技術を開発したわけではない。

日本で対応するニーズというと?
ISAS ががんがんサンプルリターン計画をだす?
354NASAしさん:2006/06/21(水) 21:17:17
有人やるにしても、もうちょっと日本独自の技術を開発してほしい。
例えば大気圏突入に耐えられる宇宙服。これさえあればカプセルの開発自体不要。
355NASAしさん:2006/06/21(水) 21:18:03
ちょっと質問ですが M-5ロケットは高性能だと聞きます。
弾道飛行の場合の射程はどれくらいなのでしょうか?

又、M-5を越える固体ロケットは世界には存在するのでしょうか?
356NASAしさん:2006/06/21(水) 21:23:09
>>337
ぶっちゃけM-VAで2段以下のロール制御を取っ払っちゃうというのはどうか
軽量化、低コスト化にかなり寄与してくれると思うのだが
TVCが機能喪失したとき怖いけどね…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ロフトであのロール制御の話聞いたとき目から鱗が落ちたw
357NASAしさん:2006/06/21(水) 21:43:33
>>353
>有人分野特有の技術というと?
理論的には無人に同じようなものがあっても、細かい部分のノウハウとか
結構異なるのでは?実際に人を送って初めて問題として見えてくるもの
だってあるだろうし。(これがそうだ!とはあんまり示せないが・・・)
358NASAしさん:2006/06/21(水) 22:30:30
>>356
>ぶっちゃけM-VAで2段以下のロール制御を取っ払っちゃうというのはどうか

筑波案はまさにそれ。
主エンジンが1基だけだと可動ノズルを使ったロール制御は出来ないので
(可動ノズルはピッチ・ヨーのみ)
359NASAしさん:2006/06/22(木) 00:32:44
>>355
  弾道飛行の場合の射程は、ペイロードにもよるが、∞。
 なぜならず〜っと落ち続けるのが人工衛星だからな。
360NASAしさん:2006/06/22(木) 00:38:52
>344
>実は、40年前のアメリカ、ソ連とも(それぞれ別に)この方針をとっている。
>あまり有名ではないが、逆にいえばマスコミに叩かれず実績が積めた。
アメリカはチンパンジーを使って安全性を確認してるうちに人類初の宇宙飛行士の名誉をソ連に奪われて
マスコミからかなり叩かれたと記憶していますが。
361NASAしさん:2006/06/22(木) 02:14:15
NASDAの方で打ち上げてたTR-1Aとか実験用ロケットとしてイイ線行ってたと思うんだけどな
362NASAしさん:2006/06/22(木) 18:03:20
>>360

マーキュリーの猿の実験の1つ(1961年 ハム、MR-2)では、リレーの故障で過
剰な加速度(14.7G)かかって危険な状態になり、カプセルの気圧も下がって
(予定の 0.4 気圧から 0.07気圧)、海面突入時にも衝撃大きくカプセル破損
して沈没しかかったので、安全性見直して余計に遅延した。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mercury-Redstone_2
仮に動物実験省略して人間飛ばしていれば、死亡事故1号とまでいかなくっても、
重傷/後遺症くらいは残った可能性は高いだろうな。
# 好運にもハム君は助かったが、しばらくノイローゼ。

マーキュリー計画の過程では20回の無人飛行、宇宙に達しないものもあり、期
待された目標を達成できなかったものもあった。1959年に実施された第5回打
ち上げ(LJ-2)ではサムという名の猿が弾道飛行し、他に猿のミス・サム
(LJ-1B)とチンパンジーのハム(MR-2)が弾道飛行を、チンパンジーのイーノス
(MA-5)が軌道飛行をした(括弧内はミッション名)。

ちなみに、宇宙に最初にいった高等生物は犬、1957年、スプートニク2号、片道だけど。
1960年には犬2匹、ネズミ40匹、ラット2匹が宇宙にいって無事帰還(スプートニク5号)。
363NASAしさん:2006/06/22(木) 18:21:05
>>357

数十年の技術格差がつくほどのものはないということだ。

歴史を振り返っても、
1957 スプートニク1号
1961 ガガーリン、初の宇宙飛行士
1965 レオーノフの宇宙遊泳
1969 アームストロング、月へ降りる。

なんで、信頼性のある打ち上げ手段と再突入技術があれば、数年から10数年で
有人技術で結構な進展ができる。
# 中国はもう少しかかったが、ロケットの信頼性に一応の自信が持てるように
# なるまでの時間ともみなせる。
364NASAしさん:2006/06/22(木) 19:29:27
>>363
国の威信をかけて天上無しの予算で突き進んできた米ソ中と
万年金欠で四苦八苦しているJAXAを等列に比べるとはめでたい頭だな
365NASAしさん:2006/06/22(木) 19:37:25
>>364
> >>363
> 国の威信をかけて天上無しの予算で突き進んできた米ソ中と
> 万年金欠で四苦八苦しているJAXAを等列に比べるとはめでたい頭だな

金欠なのに、JAXA に有人飛行を期待するとはめでたい頭だな。
ひょっとして、JAXA が有人飛行を打ち出すと、予算が1桁とまでいかなくても
倍増するとでも思い込んでいるのか?
366NASAしさん:2006/06/22(木) 19:40:40
>>364
二番煎じなんだから金欠でもなんとかなるんじゃね?
失敗を含めて真似る必要はないんだし。
367NASAしさん:2006/06/22(木) 19:42:27
>>366
何とかなるが時間はかかる。ゆえに一刻も早く始めるべき
368NASAしさん:2006/06/22(木) 19:45:30
>>364
>>365

自前じゃないけど、JAXA は有人計画として国際宇宙ステーションに参加しているな。
あれには巨額な金がかかっているが、その分 JAXA の予算が増えたか?

それに、
>>363
で議論していたのはあくまで技術(格差)の問題。

宇宙計画への強い国民的合意さえできれば、予算も増えるから有人計画への障
害はなくなる。
けど、その前提が満たされないのに有人計画の願望だけ打ち出されてもね。
369NASAしさん:2006/06/22(木) 19:48:15
>>367

拙速かね。

>>366

失敗を含めて真似る可能性大きいことになるな。
370NASAしさん:2006/06/22(木) 20:06:49
>>369
技術って失敗しないと地に付かないが多いのだが…?
重要なのは失敗しないことではなく失敗の被害を最小にすることとその失敗から何らかを学び取れるか
371NASAしさん:2006/06/22(木) 20:14:40
>>367

君に技術力と組織力があれば、民間人でも何とかなる時代だ。
ピギーバックで回収実験とか、観測ロケットでの動物実験の提案とか。
有人飛行への布石にはなる。

弾道飛行だが、SpaceShipOne とかもある。
日本の CAMUI も民間か。
372NASAしさん:2006/06/22(木) 20:25:04
>>370

熱意だけで技術の素養が欠けているならもう止めなさい。

君にベンチャービジネス立ち上げるくらいの力量あれば、
最初の一歩はできる時代だ。
失敗するかも知れないが、
「技術って失敗しないと地に付かない」
373NASAしさん:2006/06/22(木) 20:55:08
宇宙への有人飛行に金かけるぐらいなら国産民間機の開発に
つぎ込んだほうがまだ見返りがありそうなものだ。
374NASAしさん:2006/06/22(木) 20:55:56
アンチISASが去ったと思えば信頼性厨、今度は民間厨かw
脳内妄想で電波ゆんゆんな香具師多すぎw
375NASAしさん:2006/06/22(木) 21:03:36
>>374

別々の人物じゃないんだが。
それはそうと、ISAS は有人飛行を目指す組織ではないし、
M-V も加速度の関係から有人飛行には適していない(緊急時には不可能とはい
わないが)。
基盤技術としての再突入になら ISAS は関心はあり、研究もしているが。

そもそも M-V スレで有人飛行を早く進めろとか主張する当たり、
「脳内妄想で電波ゆんゆんな香具師」。
376NASAしさん:2006/06/22(木) 21:04:03
全くだw
377NASAしさん:2006/06/22(木) 21:07:07
禿同ww
378NASAしさん:2006/06/22(木) 21:10:41
>>376-377
おれもさう思うふ
379NASAしさん:2006/06/22(木) 21:21:06
ではM-Vの性能を落とさずに如何に安くするかを考えようか
380NASAしさん:2006/06/22(木) 21:28:18
>>379
MVの性能って中途半端じゃん、
火星軌道に500kgじゃ困るでしょ。
やっぱりソユーズのように20億円で火星に2tをお届けします、
でないとな。
381NASAしさん:2006/06/22(木) 21:32:00
>>380
20億か。スゴスギ
382NASAしさん:2006/06/22(木) 21:33:05
>>380
そんな非現実的な比較を出されても意味ないんだが。現実を見ようぜ
383NASAしさん:2006/06/22(木) 21:33:58
>>382
負け犬〜
384NASAしさん:2006/06/22(木) 21:37:26
>>383
じゃ、頑張ってソユーズ並の低コストロケットの開発へまい進しよう。
頑張れはきっと出来るはずだ! 信じて努力すれば夢はかなう!! きっとかなう!!
385NASAしさん:2006/06/22(木) 21:37:30
M-Vの性能はそれほど死守せねばならんものなのかね?
386NASAしさん:2006/06/22(木) 21:40:03
性能はたいしたこと無いけど代替品が無いじゃん
387NASAしさん:2006/06/22(木) 21:43:43
いやあ性能を落して安くなるならそれでもいいかなと思うけどな。
惑星探査機は多分無理になると思うけど、どの道今でもたいしたもん
あげられないじゃん。のぞみも故障、はやぶさも故障
この後もそれじゃまずいっしょ。
388NASAしさん:2006/06/22(木) 21:44:55
>>385
いやいや、固体ロケットとしてはM-Vは世界に輝く星ですよ。
M-Vは性能第一主義のロケットだからね。とにかく物凄いロケットだ罠。
ちょっと欲張りすぎたのかも。

性能を抑えて低コスト化に一票と。

>>387
それ賛成〜。
389NASAしさん:2006/06/22(木) 21:50:31
性能落とすのは良いがそれ以上に安くならないと意味無いな
390NASAしさん:2006/06/22(木) 22:32:53
エンジニアの人達が知恵を絞って安くする方法を考えてくれると思ってる楽観的な俺様
391NASAしさん:2006/06/22(木) 23:02:19
ロシアは後継者育成とか新しい技術開発を全部放棄してあのコストを維持してるからなぁ。
国産技術の維持を目的にするならソユーズは比較対照にしたら駄目。
新しいエンジンの開発も改良もしてないから後継者がまったく育ってない。
このままだとESAに食い物にされて終わる。
392NASAしさん:2006/06/22(木) 23:31:02
日本もロシアを食い物にするくらいじゃないと将来危ないな
393NASAしさん:2006/06/23(金) 00:15:37
種子島でソユーズは運用できませんて。
センターの敷地は施設でぎゅうぎゅう詰め状態で、ソユーズ射場を新たに作るスペース全く無し。
394NASAしさん:2006/06/23(金) 01:16:25
>393
大崎射点が遊んでるからアレを解体すればちょっとは場所が空く。
まぁ、ソユーズ使うならバイコヌールに打上げ委託する方がいいと思うけどな。
395NASAしさん:2006/06/23(金) 06:19:32

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < ソユーズは電車でゴトゴト射点まで運ばなきゃヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( つД´) < 花弁型のあの打ち上げ施設がなきゃヤダヤダ
       `ヽ_ ノ ⊂ノ
              ジタバタ

       ∩
     ⊂⌒(  _, ,_) < ついでにエネルギアもホスィ…
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ヒック...ヒック...

       ∩
     ⊂⌒(  _, ,_) 
       `ヽ_つ ⊂ノ  zzz…
396NASAしさん:2006/06/23(金) 14:15:06
>ソユーズは電車でゴトゴト射点まで運ばなきゃヤダヤダ!

世界に誇る日本の技術で種子島新幹線開業ですよ
397NASAしさん:2006/06/23(金) 18:47:08
>>391
ソユーズの価格を語るには、これは大事なポイント。

ところで、
>>380
の根拠は?

http://pda.physorg.com/lofi-news-space-soyuz-american_5901.html
では、2005年時点で
"Soyuz Spacecraft To Cost NASA $65 Million"
0.65 億ドル、つまり75億円。ただしこれは有人型。

http://www.astronautix.com/lvs/soyuzst.htm
では
Launch Price $: 40.000 million. in: 1999 price dollars. Cost comments:
$ 30 to 50 million price per launch quoted ca. 1999 by Starsem.
1999 年の価格では 0.4 億ドル、つまり 46 億円となっている。
# 多分、無人型。

http://www.spaceandtech.com/spacedata/elvs/soyuz_specs.shtml
でみると、バリエーションにより価格が違う。
惑星探査用の Soyuz/Fregat は 0.45 億ドル、つまり52億円。
398NASAしさん:2006/06/23(金) 20:19:29
>395
>ソユーズは電車でゴトゴト射点まで運ばなきゃヤダヤダ!
ギアナの打上げ場は他のロケットみたいに立ち上げた状態で整備する予定。

>花弁型のあの打ち上げ施設がなきゃヤダヤダ
ソユーズ本体を大改修しない限りはあの打上げ施設は必須。
ソユーズは横倒しでも平気だけど、垂直に立てるとロケットの下部が重さでつぶれる。
399NASAしさん:2006/06/23(金) 20:59:52
>>397
というか、ソユーズの基本バージョンでも35M$じゃん。
口先だけの380終わったなwwwwwwwwwwwww
400NASAしさん:2006/06/23(金) 21:18:06
うーん、俺は280じゃないが、俺も有人型が50億円で貨物型が20億前後と聞いた記憶がある。
ちょっとソースが出てこないが・・・。

冷戦期やソ連崩壊直後と為替レートが変動してるのかなー。
401NASAしさん:2006/06/23(金) 21:24:51
えらそうに語ったはいいが、399赤恥かいちゃったな。
399終わったなw
402NASAしさん:2006/06/23(金) 21:42:54
どっちにせよペイロードの割にはお安いって事で十分さ>ソユーズ

50年前のロケットが改良を加え続けて使用されてるというのは凄い。いつまで使いたおす気なんだか。
H2AやΜ5もこの位使い続ければ安くなるかな?
403NASAしさん:2006/06/23(金) 23:21:56
H2Aは扱いにくい液体水素を使っている限りあそこまで安くはならんだろうなあ。
(ま、もっとも水素社会になれば別だが)
M5は安くなるかも知れんが固体燃料も安全管理で金がかかるらしいので
その辺が良くわからん。
404NASAしさん:2006/06/23(金) 23:54:33
>>400

> 冷戦期やソ連崩壊直後と為替レートが変動してるのかなー。

日本の為替レートも 1995 年に 1ドル 80円台を記録したことがありますが?
その時点の為替レートで換算すると、あながち間違いではないけど。
# あの円高、どの程度続いたかな。
逆に 1997,8 年には金融システム不安」から円が140円台の円安。
405NASAしさん:2006/06/24(土) 00:06:54
何やら必死でイイワケ、必死すぎる。見苦しいなー w
406NASAしさん:2006/06/24(土) 00:11:12
>>402

ソユーズ累積、1,400 機だっけ?
# 資料によっては 800 機というのもあった。
年間、20-30 機以上飛ばしていた勘定か。

そりゃ、量産効果も上がるわな。

>>403

資料
>>397
からすると、コストパフォーマンス(低軌道の打ち上げ能力で比較)はソユー
ズと H-IIA は2倍も違っていない。5割増しというところか。
努力と、注文次第で何とかなる程度だな。
# 仮に年間10機こす打ち上げとなると、設備増強必要だろうが。

M-V のコストパフォーマンスは厳し過ぎる。
というか、アビオニクスなど量産考慮してないんじゃ?
407NASAしさん:2006/06/24(土) 00:11:33
いずれにせよロケットに明確な定価はなさげな気もする。
408NASAしさん:2006/06/24(土) 00:14:14
>>405

大した情報もないのに age なくとも良い。

>>401
>>381
>>380

も同様。

409NASAしさん:2006/06/24(土) 02:25:37
>404
いや、円の相場じゃなくて、
1990年代あたりだとロシアの経済が崩壊してるから、ルーブルが暴落してたはずだなぁと。
410NASAしさん:2006/06/24(土) 02:28:26
>>409
やっぱり、ルーブルが原因のようだね。円の問題というよりは。
411NASAしさん:2006/06/24(土) 02:30:32
>407
アメリカじゃあ打上げ市場の冷え込みで、デルタやアトラスが目標の倍近いコストになってるからねぇ。
量産効果を期待するのは無謀だろうね。
412NASAしさん:2006/06/24(土) 03:36:20
そういえば、90年代初頭には
 高速大量データ通信は衛星通信で。
 移動体通信も、これまた衛星通信で。
という話がよく聞かれたような覚えがある。

でも大ハズレ。
お台場で赤字の象徴になっているテレコムセンターなんか、
もろに衛星データ通信目的のハコだもの。

実際は高速大量データ通信も携帯電話も、地上の通信回線で
出来てしまった。
こりゃあ、衛星需要もなくなるよなぁ・・・
413NASAしさん:2006/06/24(土) 07:15:56
>>391
ロシアもしたたかなようだ。

http://www.spacedaily.com/news/launchers-03za.html

"Alyoshin told a news conference on Friday it could earn the Russian
companies involved around one billion euros (1.16 billion dollars)
over the next five to six years."

概算で5年間で 10億ユーロ、11,6 億ドル(1300億円)か。

"The construction of a new launchpad in Kourou suitable for the Soyuz
spacecraft is expected to cost the European Union 300 million euros,
Russian Prime Minister Mikhail Kasyanov said on October 6, when the
deal was provisionally agreed with French Prime Minister Jean-Pierre
Raffarin."

新しい打ち上げ施設の建設だけで、3億ユーロ。
414NASAしさん:2006/06/24(土) 07:30:42
>>409
きちんとソースを示して欲しいが。

いずれにせよ、おおもとの
>>380
がマーズエクスプレスのことを指すなら、2003年打ち上げだから年代的に合わない。
415NASAしさん:2006/06/24(土) 13:26:49
>>380

価格の他にも間違いがある。ソユーズは火星に 2 トンも送ることができない。

Mars express で調べると、
ttp://nssdc.gsfc.nasa.gov/database/MasterCatalog?sc=2003-022A

The Mars Express Orbiter is a cube-shaped spacecraft with two solar
panel wings extending from opposite sides. The launch mass of 1123 kg
includes a main bus with a 113 kg of payload, the 60 kg lander, and
457 kg of propellant.


打ち上げ時の質量は 1.1 トン、そのうち 457 kg が推進材ということで、
火星に届いたのは 666 kg
それでものぞみの2倍程度だが。
# イオンスラスタ使えれば、ペイロードはかなり近づけるな。
416NASAしさん:2006/06/24(土) 14:19:53
「スペースシャトルの落日」P224
>1回の打上げコストは約20億円と推定されている。
417NASAしさん:2006/06/24(土) 15:36:54
>>415
のぞみの打ち上げ質量 540 kg、推進材のぞくペイロード 256 kg
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/complate/nozomi/techno.shtml

結論
>>380
のデータを調べ直した結果、惑星探査打ち上げ機としての M-V は
ソユーズの約半分、価格は 1.25 倍。
# 現在 M-V の打ち上げ能力はもう少し向上しているらしい。

>>384
惑星探査機打ち上げのコストパーフォーマンスに関していえば、
M-V のコストを半分にできれば Soyuz/Fregat と互角。
200 mN クラスの長寿命のイオンスラスタ搭載すれば、
火星への投入質量でも対等になりえる。

低軌道への投入能力では M-V はソユーズの 1/3 -1/4 。

コスト半分はきついかも知れないができないわけじゃない目標だな。
# 技術だけでなく打ち上げ需要の問題もあるが。
418397=404=406=413=414=415=417:2006/06/24(土) 15:45:45
>>416

ソースありがとう。
為替レートの関係で、1時的には約20億円ということもあったかも知れないな。

しかし、松浦さんの
「スペースシャトルの落日」
は 2005 年にでたんで、情報をきちんとアップデートすれば修正できただろうにな。

次の出版の機会に修正してもらいますか、松浦さんも時々このスレを見ている
ようだし。

419NASAしさん:2006/06/24(土) 15:52:24
ソユーズロケットでイオンスラスタ搭載した衛星上げれば最強じゃね?
420NASAしさん:2006/06/24(土) 18:15:35
>>419

200 mN クラスの長寿命のイオンスラスタは今のところ日本だけが開発中。
# Beppi Colombo に積むのはホールスラスタ、効率が悪い。

それに同じロジックでいえば、H-IIB でイオンスラスタ搭載した衛星上げれば最強。
3 - 4 トンクラスの衛星を火星に投入できる。

# イオンスラスタを複数積まなくてはならないし、電力系の設計はきちんとしないといけないが。

421NASAしさん:2006/06/24(土) 19:11:57
>>391
開発費その他はロケット打ち上げ費用に普通は含まないものだと思っていたが、どういう話なんだ?
「左前で新規開発できない→その前提であの価格」ってのは論理としてつながらないと思うのだが。
422NASAしさん:2006/06/24(土) 19:12:22
エネルギアでイオンスラスタ(ry

でもイオンスラスタだと時間かかるよな
423NASAしさん:2006/06/24(土) 20:30:43
地球スイングバイとの組み合わせで1.5〜2年ぐらい?
424NASAしさん:2006/06/24(土) 21:45:14
380くんかわいそう。みんなからいびられイジメラレ、ボロボロ状態だな… カワイソす
425NASAしさん:2006/06/24(土) 22:27:30
>>419
壊れないRWを開発してからな。
426380:2006/06/24(土) 22:33:28
>>424
別に同情は必要ないよ。投射質量は確かに俺のミス
(どこかで2tの記事を読んだ覚えがあるがソースが見つからない)
但し価格に関しては有人ソユーズが45億円だから間違っているとは思っていない。
427NASAしさん:2006/06/24(土) 22:37:09
>>399
で、ソユーズは20億円だったことはあるって事でFA?
これは紛れもない事実だよねー w
恥かいたからって当たるなよなチミィ w
428NASAしさん:2006/06/24(土) 22:39:10
>>423

イオンスラスタの能力と使える電力によるな。

「はやぶさ」のμ10 は推力 8.7 mN ,電力 350 W のものを4つ搭載。
しかし使える電力から3つまでしか同時運転できなかった。

ISAS で開発中(もうすんだかな?)のμ20 なら 推力 27 mN, 電力 910 W
これを4つ積めば、500 kg の衛星で1年程度で火星にはいけるな。ただし、電
源系には余裕が必要だ。地球から遠ざかるにつれ、推力落さざるをえない。
# 到着時間を早くしようとすると電源系と推進系に質量割かれるので、
# 化学推進と変わらなくなる。大体、250日程度で境目。
# 350 日程度あれば、化学推進の 2 倍程度のペイロード見込める。

NAL で開発中の推力 150 mN (最大で 200 mN)の場合、電力 3.2 kW
これは ISAS のものほど寿命は長くないだろうが、1台で済むだろう。
# 衛星としても DS1 より性能向上させたくらいのもの。

Beppi Colombo は水星に向かうんで、電力面では楽だ。
429NASAしさん:2006/06/24(土) 22:44:38
>>426

> 但し価格に関しては有人ソユーズが45億円だから間違っているとは思っていない。

2005 年時点では有人ソユーズは 75 億円なんだが。
>>397
参照。

1990 年代前半の時点でダンピング価格提示されたかも知れないが、それをい
つまでも主張されてもねえ。
430NASAしさん:2006/06/24(土) 23:16:54
>>425

RW はリアクションホイールのこと?

以下のソースの信頼性は各自確かめて欲しいが、はやぶさでトラブルの原因となった
RW はアメリカ製だそうだ。だが、日本製のも十分信頼度があるわけでもない。

http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/12/127450_22cc.html

「現在のはやぶさの全ての苦境の遠因となったリアクションホイールは、アメ
リカ製のブラックボックスです。」
「なお、上にも書きましたが、はやぶさに先行して打ち上げられたはるかでは、
日本電気製のリアクションホイールの4台中2台が停止し、三軸姿勢制御が維持
できなくなり、ミッション自体が中断・終了してしまいました。はやぶさでは
アメリカ製のリアクションホイールを採用しています。3台中2台が故障しまし
たが、三軸姿勢制御は維持できました。これをどう判断すべきかは、素人の私
には何とも言えません。
ちなみに、はやぶさ後に打ち上げられたきらりのリアクションホイールも4台
中1台が故障しましたが、このリアクションホイールがどこで作られたものか
は、恥ずかしながら不勉強な私は知りません。」
431380:2006/06/24(土) 23:18:37
>>429
最近だよ。
432NASAしさん:2006/06/24(土) 23:25:49
>>431

ちゃんと最近のソースを示して欲しい。
# できれば英語もしくはロシア語の。

なお、Mars Express に関しては、
Soyuz/Fregat のコストは
http://www.spaceandtech.com/spacedata/elvs/soyuz_specs.shtml
惑星探査用の Soyuz/Fregat は 0.45 億ドル、つまり52億円。
なんだが。これが違うという資料を示して欲しい。
# たしかに、同じホームページの H-IIA の項目など、やや古いようだが、
433NASAしさん:2006/06/24(土) 23:29:19
>>432

というか、
>>380
の大本の議論からすると、有人型より、
Mars Express に関係する、Soyuz/Fregat のコストのほうがポイントだな。

434NASAしさん:2006/06/25(日) 19:41:37
>>430

> ちなみに、はやぶさ後に打ち上げられたきらりのリアクションホイールも4台
> 中1台が故障しましたが、このリアクションホイールがどこで作られたものか

この故障したリアクションホイールは再起動したそうだ。
http://www.jaxa.jp/press/2006/04/20060421_kirari_j.html
単に再起動しただけでなく、故障の原因まで推定しているので、日本製か
少なくとも外国製でもブラックボックスではないものということか。

ちなみに、リアクションホイールに関連する技術実験が SERVIS-2 衛星で行な
われる予定だそうだ。
# 新技術ではなく、民生技術の応用
磁気軸受ホイール実験装置(MBW)の開発
http://www.usef.or.jp/project/servis/s2_mbw.html
従来のボール軸受を使ったものより 1/10 の低振動になるとのこと。
また非接触で支持するために摩耗もなく機械的寿命も半永久的だそうだ。

SERVIS-1 衛星の打ち上げは2003年ロコットで行なわれた。
SERVIS-2 衛星の打ち上げは M-V でして欲しいが、コストがなあ。
435NASAしさん:2006/06/25(日) 20:05:32
M−Vの人的能力を維持したいのならM−Vでもそう高いとは思わないが
今は混迷期だからな・・・
436NASAしさん:2006/06/25(日) 20:31:46
MVって質的性能がスバ抜けて優れた固体ロケットだからね
ぜひ残してホスイ
他国の追随を許さず日本が世界に誇れる数少ない物の一つだし
維持発展させるだけでも十分に価値があると思う
貧弱な予算で驚くべき優秀な固体シリーズを作り上げたISASは偉大だな
437NASAしさん:2006/06/25(日) 21:28:22
>436
そう思うなら「質的性能」なんて曖昧な表現で逃げるんじゃなくて
何処がどう優れているかをきちんと説明するべきだと思うね。
438NASAしさん:2006/06/25(日) 21:45:14
今現在M-Vの存在意義は全段固体でありながら
・世界最大
・惑星間軌道への投入能力
が上げられる。コストダウンは結構だがコストダウン後でも何らかの存在意義が必要
少なくとも今のところ存在意義を示せるのはISAS案のみ
439NASAしさん:2006/06/25(日) 22:00:51
>438
全段個体の意義は?
440NASAしさん:2006/06/25(日) 22:17:38
>>438
存在意義なんて
・H2Aではオーバースペックな軽量級の衛星の打ち上げ
という部分が満たせりゃイナフだろ

全段固体や世界最大がどうのこうのなんてギネスにでも挑戦してるのでなければ要らない
441NASAしさん:2006/06/25(日) 22:26:07
>>440
過去スレを全部読んでから出直してこい
442NASAしさん:2006/06/25(日) 22:32:44
>>441
お前が過去スレの議論内容を理解してないことは判った。
443NASAしさん:2006/06/25(日) 22:44:46
Μ-Xだって要求されるペイロード等の要目に合わせて設計されたんであって
全段固体や大きさはその結果であり目的じゃあない。拘り過ぎるのはよせ

今回はコスト削減という要求がウェイトを大きく占めてるだけだろ
444NASAしさん:2006/06/25(日) 22:50:17
聞く耳を持たない者同士の議論がいかに不毛なのかがよくわかるスレですね
445NASAしさん:2006/06/25(日) 22:53:34
では液体の意義を述べよ。もちろんISASが利用するという条件付きで
446NASAしさん:2006/06/25(日) 23:05:47
>445
安くなるならペイロード減らしてもいいし、液体でも固体でもいいって話じゃないの。
個体が駄目なんじゃなくて「世界最大の個体」に意義がないっていってるの。
447NASAしさん:2006/06/25(日) 23:06:27
>>445
安い、確実
448NASAしさん:2006/06/25(日) 23:14:22
>>446
工学的に世界最大は意義があるぞ

>>447
ISASが望む規模の液体燃料ロケットなんて日本に無い
新規に作るんじゃ絶対安く確実にならない
449NASAしさん:2006/06/25(日) 23:21:19
>448
シャトルやアリアンのブースタの方が大きいし。
M-Vのどこに工学的な意義があるのか教えて欲しい。
450NASAしさん:2006/06/25(日) 23:22:17
>>449
全段固体燃料のロケットとしては世界最大。これはすごい事なんでは。
451NASAしさん:2006/06/25(日) 23:29:26
>>450
意味の無いうたい文句、>>440のレスにも有るようにギネスしか相手にしない。
ロケットはあくまでも荷物を宇宙に搬送するのが仕事、固体だ液体だは意味がない。
452NASAしさん:2006/06/25(日) 23:30:49
>450
デカイばかいじゃないぞ。
ファイアインザホールや進展ノズル、高張力鋼、CFRP、ありとあらゆる高度な技術が盛り込まれている
それがM-V。世界の人々が尊敬のまなざしを向ける偉大なロケット。
そして信じられないくらいの低予算で開発されました。奇跡ですネ。
453NASAしさん:2006/06/25(日) 23:36:11
>>451は理学的な思考しかできないようだ
こんな香具師に工学的な意義をわからせるのは無理だろうなw
454NASAしさん:2006/06/25(日) 23:48:08
M−Vで工学的に面白そうなことはあらかたやっちゃったと思うがな。
455NASAしさん:2006/06/25(日) 23:48:24
>450>453
だから具体的に工学的な意義とやらを説明してくれよ。

>452
そのへんを開発「した」ことに意義は「あった」と思うよ。
でも今後それを維持することの意義は何処にあるの?
研究者を食わすためにももう少し小さいロケットの方がいいんじゃないか。
456NASAしさん:2006/06/25(日) 23:51:55
>>452
それらの技術はロケットの大小に関係なくね?
457NASAしさん:2006/06/25(日) 23:51:58
>>453
判らんね、どんな意義が有るんだ?
458NASAしさん:2006/06/25(日) 23:53:36
ISASは科学研究が主目的なんだから
ツールの一つであるΜ-Xに拘るのはどうかと思うよ
459NASAしさん:2006/06/25(日) 23:54:20
460NASAしさん:2006/06/25(日) 23:55:58
>>458
それは違う。打ち上げ機の工学的研究も重要なテーマ。
確かにM-Vにそういうテーマが残ってるかどうかは意見の分かれるところだろうけど。
461NASAしさん:2006/06/25(日) 23:57:08
>>458
ISASの独立性を訴える人は独自ツールとしての意義を見出しているようだ。
462NASAしさん:2006/06/25(日) 23:58:17
この辺の話、どっかの権威のある人からご神託でも出ないかな…
463NASAしさん:2006/06/26(月) 00:01:28
>>452
低予算で開発は立派だと思うけど
FIHや進展ノズルや複合材は米国のICBMでは普通に採用されますよ。

M-Vはノズル進展後、一瞬間を置いてから点火だけど
米国のICBMはFIH時にノズル進展と点火を瞬時に行っています。

Minotaur IV User's Guide参照
http://www.orbital.com/SpaceLaunch/MinotaurIV/index.html
464NASAしさん:2006/06/26(月) 00:14:55
いろいろ比較してみると、コストパーフォーマンスでは、
M-V は

惑星探査機打ち上げから見ると、コスト半減、
LEO 打ち上げ能力からは コスト 1/3 - 1/4

にして欲しい。

現行より 3 割引程度でも ISAS としては嬉しいだろうが。
まあ、プロトタイプの問題点直せば、3割程度のコストダウンは確実だろう。

465NASAしさん:2006/06/26(月) 00:38:57
>>463
すげー。M-Vでは1/2段分離だけのFITHを2/3段でも…
3段目の進展ノズルなんて2段階で伸びるのか。
でも元のPeacekeeperは1発$70M(@1986年)らしいので、
必要性はさておき、技術的に見れば、M-Vも妥当な価格なんだな。
466NASAしさん:2006/06/26(月) 00:47:36
>>465
Peacekeeperは開発費1兆円以上、1発$70Mは弾頭を含んだ価格だと思うが
小さな機体で大きなペイロードを狙ったため、性能重視でコスト高な点は同意 Peacekeeper。
M-Vの参考にはならないかも知れない。
467NASAしさん:2006/06/26(月) 00:50:35

アメリカじゃ固体ロケットの他にも大型液体燃料ロケットの上段エンジンで伸展ノズル採用してるけど
伸展ノズルって省スペース以外に何かメリットあるのかな?
468NASAしさん:2006/06/26(月) 01:32:56
>>466
コールドランチとか色々めんどくさそうなものが付いていたからね>PeaceKeeper。

退役したんだったら売ってくれないかな?
ぜったいムリだろうな。
469NASAしさん:2006/06/26(月) 09:12:07
>>468
弾頭付きで?
それは良いね。
470NASAしさん:2006/06/26(月) 14:17:35
CEPが5kmになります。
471NASAしさん:2006/06/26(月) 15:12:03
>>467
>伸展ノズルって省スペース以外に何かメリットあるのかな?
かっこいい。そして萌える。
472NASAしさん:2006/06/26(月) 19:41:35
>>467
短くなったぶんだけ、外殻が少なくてすむから軽量化できて、ペイロードに余裕が出来るとか?
伸展ギミックの重さがどれくらいによるか。
473NASAしさん:2006/06/26(月) 20:23:43
>>466

コストの内、どれだけがアビオニクスにつぎこまれているんだ?

Peacekeeper の CEP 100m というのはなかなかのものだぞ。
目的は違うが、M-V や H-IIA の軌道投入精度より1桁は良い。

しかも、Peacekeeper の開発当時にはレーザージャイロなんて使えない。
機械式の慣性航法装置(INS)でここまでこぎ着けるとは大したものだが、
コストもえらくかかっただろうな。
# 今だと GPS を補助に使うとかできるんで、この精度の機械式 INS はもう作ら
# れないだろうな。

エレクトロニクス一般でも、当時の民生用パソコンの CPU 速度は現在の
1/1000、メモリ量も 1/1000 程度。
軍用だと、性能は伸ばせただろうがコストはもっとかかる。
いや、対放射線仕様とかで、性能は民生用なみ、コストは1桁上だったかも知
れん。

ともかく、当時入手可能な技術で良くここまで頑張ったものだ。
474ISAしさん:2006/06/26(月) 23:26:41
>463>465 MVの3段目が進展後に点火、なのは推力を少しでも稼ぎたい、と言う気がしないでもないけど
>466あたり
素のMVを30億、毎回なんらかのチャレンジを(実験含め)合計10億、計40億くらいなら立つ瀬もあるかなー
475NASAしさん:2006/06/26(月) 23:54:31
ピースキーパーはMIRV方式、1基で核弾頭を10発程度搭載しているんだよねー
476NASAしさん:2006/06/27(火) 00:57:07
http://www.jaxa.jp/news_topics/column/no16/index_j.html
M-Vロケットは多段式の固体ロケットとしては世界最大級、かつ、最高性能のロケットです。
惑星間軌道にまで探査機を打ち上げられる単独の固体ロケットは、世界でも他に例をみません。

諸外国の例を見ると、固体ロケットは冷戦時代の名残りのミサイルを転用して打ち上げてい
る場合が多く、探査機あるいは衛星の打ち上げを目的として専用に開発されているわけで
はないため、十分な性能を発揮していません。米国のタイタン・ロケットのサブブースタや、
スペースシャトルの固体ロケット・ブースタのように、補助的な推進機関として利用されること
はあっても、単独の多段式固体ロケットとして惑星探査にまで領域を広げて活躍しているの
はM-Vロケットだけです。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/index1.html
M-Vは世界にも他に類のない、性能を追求して徹底した最適化を施されたロケットとなった。
第1段から第4段に至るまでの推進剤の量や燃焼時間に推力、切り離しのタイミング、どの
ような高度をどのような速度で抜けていくかの飛行プロファイル――すべてが性能のために
最適化された。

――――――――――――――――
総合的に見ればMVは世界一。
477NASAしさん:2006/06/27(火) 01:10:24
>476は実は筑波の工作員なんだろう。きっと。
478NASAしさん:2006/06/27(火) 01:12:34
マンセーレスに対する反感を狙って、ってことか。
479NASAしさん:2006/06/27(火) 01:41:05
M−V自体は工学的な意味はもう少ないのであろう。であれば、
打ち上げの手段は、新規のGXにせよM−Vの改良版にせよ、
ある範囲ものもが利用できれば良い。

問題は、ISASが自主的に運用できる輸送手段を失うことにより、
始まりから最後まで通しで開発できる土壌が無くなることなのでは
ないだろうか。

これはメリットでもあり(特定の分野に集中できる)、デメリット
でもある(予算が減った上に自由度も減る)。現状ではこのデメリット
があまりにも大きいのではなかろうか。
自前の設備を使用できることは非常に便利な点がある。個人的な
経験では、特に人や予算に限りがある場合はメリットが大きい。

GX(M−V以外)の利用では、ISASはお客様の立場になる(させられる)
が、おそらく商業ユーザーや所帯(予算、射点)の大きい旧JAXAとは
対等の立場で打ち上げの調整や、輸送機への要望を出していくことは
難しくなるように思われる。このことが本質的な問題なのではなかろうか。
480NASAしさん:2006/06/27(火) 02:18:46
GX? 十月十日「予定日)を過ぎても生まれる兆候まったくないが…?
腹ボテ(借金)だけは膨らんでるけど。
481NASAしさん:2006/06/27(火) 02:35:07
509 :マンセー名無しさん :2006/06/27(火) 02:15:08 ID:Yf3rwrE4
>>506
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060626it19.htm?from=top

目撃者の女性は、ワゴン車のナンバーを控えており、
練馬ナンバーのレンタカーで、借り主は横浜市鶴見区在住の韓国籍の男(54)と判明した。
482NASAしさん:2006/06/27(火) 04:47:46
506に期待
483NASAしさん:2006/06/27(火) 07:14:18
>479
M-VAを開発する場合でもISASの手を離れることに代わりはないのだが。
484NASAしさん:2006/06/27(火) 07:38:44
>>473
ピースキーパーとかトライデントはINS+ANS(アストロトラッカー)だったと思う。
485NASAしさん:2006/06/27(火) 18:54:39
>>473

資料あげるの忘れていた。

http://nuclearweaponarchive.org/Usa/Weapons/Airs.html

ジンバル使わず、フレオン液体の中にベリリウムの球体浮かべているんだそうだ。
これでジンバルロックが防げる。
# 当時は、ストラップダウン式は CPU パワーから無理だったんだな。

実験室レベルのものから量産するのもひと苦労で、Peacekeeper の配備に間に合わず、
しばらくは慣性航法装置(INS)無しで配備されていた。

それから、Peacekeeper の4段目は液体ロケットだが、これも精密に作らない
と MIRV の CEP に響くな。

あれやこれや、M-V には無いもの(1980年代当時の技術では他に選択肢が無い
もの)で価格が高くなっている。

486NASAしさん:2006/06/27(火) 20:42:18
ピースキーパーの4段目だけど
衛星打ち上げに使うときは、トーラスと同一のOrion 38という可動ノズル固体モータに置換するよ。
487NASAしさん:2006/06/28(水) 09:31:21
>>479
子細な問題ばかりだね。
488NASAしさん:2006/06/29(木) 15:31:35
>>487
財務省が言いそうなセリフだね。
489NASAしさん:2006/06/29(木) 19:19:02
>>487
無知が言いそうな台詞だね
490NASAしさん:2006/06/29(木) 21:31:53
ISASとNASDAの軋轢を見るたび思い出すのが旧帝国陸軍と海軍のそれである。
ダイムラーベンツのライセンス料を二重に払ってドイツ人から笑われたり
同じ工場で同じエンジンを作るのに別々の生産現場に分けたりしていた。
また陸軍は自らの指揮系統の自立性のため潜水艦を計画していたという。
そんなのを開発するより仲良くやって組織を柔軟に運用するほうが
合理的というものだが、それが出来ないのも日本人というものかも知れぬ。
491海軍軍人:2006/06/29(木) 21:45:13
>>490
アホの陸軍となんて仲良くできるかボケ
492NASAしさん:2006/06/29(木) 21:55:25
旧陸軍、ドイツを模範
旧海軍 イギリスを模範

NASDA 米国を模範
ISAS   日本風

新幹線 標準軌
在来線 狭軌

東日本 50ヘルツ(ドイツの技術者が担当)
西日本 60ヘルツ(米国の技術者が担当)

あるあるだな。
493NASAしさん:2006/06/29(木) 22:21:37
極めつけはこれ

朝廷
幕府
494NASAしさん:2006/06/29(木) 22:39:45
NASDA         ISAS

エース意識      正統意識
米国式         日本式
液体エンジン     固体モータ
一般人好み      ヲタ好み
お役所気質      書生気質
垂直発射        斜めランチャー発射
種子島         内之浦
田舎          田舎
撤去費用無し    撤去費用無し
カツカツ        カツカツ
495NASAしさん:2006/06/30(金) 00:07:28
紙      口頭
紙      経験
496NASAしさん:2006/06/30(金) 09:36:25
ASTRO-Gの打ち上げってM-Vで決定だっけ?
497NASAしさん:2006/06/30(金) 14:50:29
もう宇宙開発委員会と国会の承認は得られたのか?
498ISAしさん:2006/07/01(土) 00:12:31
>496 MV使用を前提に衛星を開発との事 by 平林教授
>497 宇宙開発委員会は通ったんじゃなかったっけ? 国会はまだの筈
499NASAしさん:2006/07/02(日) 08:39:53
>田舎          田舎
>撤去費用無し    撤去費用無し
>カツカツ        カツカツ

仲いいよね(棒読み)
500NASAしさん:2006/07/02(日) 09:10:50
上まあ 都市部で打ち上げを行ったら怖いわけだが(苦笑)
501NASAしさん:2006/07/02(日) 22:20:33
日本の誇るメガフロート技術でシーローンチ(ry
502ISAしさん:2006/07/02(日) 22:26:47
>501 いやそれマジで実現してホスイ、幸い小笠原とか南大東とか領海はイパーイある
503NASAしさん:2006/07/02(日) 22:28:47
>>501-502
今のところは種子島の有効活用で十分かと。
504NASAしさん:2006/07/02(日) 22:33:16
多いときは500人以上になる打上げ隊の滞在施設とか、
職員やメーカー担当者の家族のための病院や教育施設を考えると
海上プラットフォームはおすすめできない。
505NASAしさん:2006/07/02(日) 22:51:24
>>503
現実性の薄さでどっちもどっちじゃね?
506ISAしさん:2006/07/03(月) 22:12:48
つーか現にシーロンチは存在しているのだが。
硫黄島ならそこそこ大形の航空機も離着陸できるから丁度いいんじゃ。

と、とことん適当な事を書いてみる

固体モーターなら船上組み上げ、発射も液体燃料よか楽だろう。
507NASAしさん:2006/07/03(月) 22:25:57
固体も種子島から打ち上げれば無問題。
508NASAしさん:2006/07/03(月) 23:45:47
>>506
良いかもね。出来れば現地に3mm級対応CFRPモータケース製造・充填施設も作っちゃえば完璧

>>507
大人の事情で大問題
509NASAしさん:2006/07/04(火) 00:01:08
竹崎のあたりでも「うちのうら」と改名して例のランチャー置いて「みゅーだいち」と書いた立て札打っておけばいいじゃん。
なんなら撤去費用の代わりに移設費用出してもらって転がってるアレも持っていけば?

これで大人の事情も解決
510NASAしさん:2006/07/04(火) 20:00:32
>>354
> 有人やるにしても、もうちょっと日本独自の技術を開発してほしい。
> 例えば大気圏突入に耐えられる宇宙服。これさえあればカプセルの開発自体不要。

こんなもの?

MOOSE
http://www.thespacereview.com/article/603/1

1960 年代に緊急脱出システムとして出されたアイディアの一つ。
511NASAしさん:2006/07/04(火) 21:20:50
>>510
これはイイ。
512NASAしさん:2006/07/04(火) 22:14:20
>>509
竹崎では保安半径が心配。(内之浦のM台地でさえ、射点から保安半径2.1kmも確保している)

よって、大崎射場敷地内の一角、旧H-I射点の200m程隣にランチャ設置すればよろしいかと、かつてのQ’ロケットのように。

http://jda.jaxa.jp/jda/p4_download_j.php?mode=level&f_id=6799&time=P&genre=1&category=1093
http://jda.jaxa.jp/jda/p4_download_j.php?mode=level&f_id=6803&time=P&genre=1&category=1093

ついでに大崎をウチノウラと改称。
513NASAしさん:2006/07/04(火) 22:26:39
>>509,512
名前なんてどうでもいいと思うんだが…
てか種子島行くんなら予算増やしてロケット2つ以上持とうよ
514NASAしさん:2006/07/05(水) 10:26:54
>>508
大人という者は諸般の事情に折合いをつけるもの。
わがままを言うのは子供。
515NASAしさん:2006/07/05(水) 12:53:14
北朝鮮の弾道ミサイルに対抗するため、日本も弾道ミサイルになりうる
手段を確保しておく!という理由でM-V改造案の開発費、防衛費から予算
出してくれませんか?
防衛費も宇宙開発費もどちらも不足気味とはいえ、100億円の重みは全然
違うんだしさぁ・・・。
516NASAしさん:2006/07/05(水) 13:48:16
>>515
死ね。日本海にテポドンと一緒に沈んでろ
517NASAしさん:2006/07/05(水) 14:52:45
.       ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
  -=≡  /    ヽ  \_______
.      /| |   |. |
 -=≡ /. \ヽ/\\_
    /    ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-=   / /⌒\.\ ||  ||  (´・ω・`)
  / /    > ) ||   || ( つ旦O>>515
 / /     / /_||_ || と_)_) _.
 し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.)
518NASAしさん:2006/07/05(水) 15:08:20
>>516-517
お前達には、フォン・ブラウンみたいに、目的のためには悪魔に魂ぐらい
売っちゃうような気概は無いのか!?
519NASAしさん:2006/07/05(水) 16:01:54
あんなキチガイ国家にM-Vを使うなんて勿体ないよ
S-310で十分
520NASAしさん:2006/07/05(水) 19:36:48
S-520で迎撃!
…TVC付けないとダメだな…orz
521NASAしさん:2006/07/05(水) 22:43:19
世界一優秀なロケットM-Vをミサイルに転用してはいかん
性能優先過ぎて使い勝手が悪すぎ
モタイナイ、モタイナイ。アブナイ、アブナイ、コリツする、コリツする
522NASAしさん:2006/07/06(木) 00:02:23
つ[単なる口実]
523NASAしさん:2006/07/06(木) 00:41:03
つーか、いまから開発したんじゃ、
完成する前に北朝鮮なんか無くなってるだろ(w
524NASAしさん:2006/07/06(木) 00:48:51
ミサイルを口実にして開発する時点で、日本も北朝鮮と同じになってしまう。
周辺国は日本に対して圧力を加えるだろうし、日本は安全保障は悪化の悪寒。
525NASAしさん:2006/07/06(木) 01:00:29
>>524
そうだな。テポドンより外交的孤立の方がよっぽど怖いよな
526NASAしさん:2006/07/06(木) 08:50:54
>>524
弾道ミサイル開発はNGだけど、それにつながる技術の保持は(ほとんど)問題無い。
どっちみち国内の政治家向けの口実だ。
527NASAしさん:2006/07/06(木) 13:36:40
>>524
防衛費で開発しろというのは、ここで散々議論されてるM-V改ですが何か?
お前はISASをM-V弾道ミサイルを作ってる組織だと思ってたのかと小一時間(ry
528NASAしさん:2006/07/06(木) 13:54:21
弾道ミサイルなんていわゆる大量破壊兵器を使う気でない限り意味ないよ
北のキチガイ国家は使う気かもしれんが、まともな国はそんなもん使うわけにはいかん
529ISAしさん:2006/07/06(木) 20:34:29
ここまで軍事と関わり無く固体ロケットを開発できたのはISAS位だろーなー、としみじみ
軍と共業して研究するシステムを作れなかったから、変に潔癖になりすぎたし(善し悪しだけど)
530NASAしさん:2006/07/06(木) 20:54:52
>>526-527
防衛費で開発してしまったら周囲の国々が黙っちゃいない。
国内世論だって大いに反発する。

また、日本は北朝鮮のテポドンを非難する大義名分を失う。
531NASAしさん:2006/07/06(木) 21:10:04
スタンドオフ攻撃できるミサイルですら十分には持っていない
自衛隊の防衛費に期待してはいけない。
532NASAしさん:2006/07/06(木) 21:14:54
>>526
弾道ミサイル開発がなんでNGなの?
533NASAしさん:2006/07/06(木) 21:28:52
攻撃的な兵器を持たず専守防衛に徹してきたからこそ
他国の警戒をかわしつつMシリーズを開発してこられたのかもしれないな
Mロケットが必要かどうかは別にしてだが。


>>532
526はたぶん中,長距離弾道ミサイルのことをいってるんだろうと思うが
北朝鮮のように叩かれて大変な目にあうからじゃね
534NASAしさん:2006/07/06(木) 21:38:43
>>532
一応日本の憲法では軍隊も交戦権も認められていないからな。
自衛隊は自衛権というという名目でごまかしごまかし来たのだが
他国に弾道ミサイルぶっ放すのを「自衛権です」というのはかなり無理がある。
535NASAしさん:2006/07/06(木) 22:35:11
>>534
頭上を飛び越すミサイルを打ち落とす技術を獲得するために必要なのです
とか言ってみるテスツ…ぶっちゃけS-???で間に合いそうだが…
536NASAしさん:2006/07/06(木) 22:35:51
つか、核弾頭を持てない日本で長距離弾道弾なんか開発するのは予算の無駄。
通常弾頭なら巡航ミサイルの方がまだマシ。

つか、そんな飛び道具そろえる金があるなら正面装備と定員の維持に使うのが一番有益。
537NASAしさん:2006/07/07(金) 01:44:09
そーだな。
戦闘機の購入を10機減らして、
富士の総合火力演習を毎月やる方が意味があるな。

10機もいらないか(w
538NASAしさん:2006/07/07(金) 03:06:29
まぁ、このスレ的には、別にM-V改の開発費にさえなってくれれば、
できあがったものが弾道ミサイルとして役に立たなくても、
何の問題も(ry
539NASAしさん:2006/07/07(金) 04:19:59
>>538
防衛費は五兆もあるんだから、そのうち五十億か百億くらいもらってもバチ当たらんよね。
それで出来たものがちっとも国防の役に立たなくても、そんなの防衛費ではよくあることだしw
540NASAしさん:2006/07/07(金) 04:46:52
五兆もあるのにIGSの開発費を押しつけないでください(><)
541NASAしさん:2006/07/07(金) 12:25:45
防衛費の多くはアメ公への上納金と人件費ですからー
542NASAしさん:2006/07/07(金) 12:39:43
>>541
用心棒代な

間違えてはいけないよ。
543NASAしさん:2006/07/07(金) 12:51:56
みかじめ料みたいなもんか
544NASAしさん:2006/07/07(金) 20:29:22
そう、周辺には大物小物のヤクザがどっさり居るからな。
乞食も居るが。
545NASAしさん:2006/07/07(金) 22:26:03
>>540
IGSをどこの金でやるかは結構微妙な問題なのだよ。
あれを自衛隊が組織を動かすために使うかといったらそんなことはない。
主に外交戦略に使われるだろうから政府の情報機関がメインで
運用するのが筋なのかなあと思うが、日本には適当な機関がないからな。
546NASAしさん:2006/07/07(金) 22:57:04
>>545
それを言うなら自衛隊(軍備)自体、外交の道具(+災害対策等)に過ぎないけどな
547NASAしさん:2006/07/07(金) 23:10:32
>545
内閣官房の予算枠でやるべきものだよなぁ。
まぁ、建前上はJAXA予算をIGSに使ってるわけじゃないので、
たとえIGSが廃止されてもJAXA予算には戻ってこない気がしてるが。
548NASAしさん:2006/07/07(金) 23:12:19
軍備も外交も安全保障の一部ですしね。
とりあえず宇宙の平和利用の国会決議が生きている現在
は内閣府がIGSを運用するのは最適だと思います。

しかし非軍事利用解除後にどのような運用形態をとるのかは
大きな課題ですね。今回の件みたいにMDとの兼ね合いもありますし。
549NASAしさん:2006/07/09(日) 13:50:31
早期警戒衛星はともかく偵察じゃなくて情報収集衛星は
MDとは直接関係ないぞ、警戒態勢をしくときに判断材料に
なるだけで
550NASAしさん:2006/07/09(日) 19:21:10
 身近なところで、東海大地震の観測・警報体制で例えてみた。

・早期警戒衛星:ユレダス(P波を解析して即時に列車を停止させるシステム)に相当。
・情報収集衛星:地殻歪計、GPS精密測量などに相当。長期の観測結果の中に
 現れる変動から、地震発生の前兆を検知する。

 そしてこのほかに深海地震計や深海探査船、深深度地殻ボーリングが基盤となる
データを収集して初めて総合的な観測・警報体制になる。「だいち」がこれに相当
するかな? 
551NASAしさん:2006/07/09(日) 19:34:37
>>550
おいおい、例が悪いぞ。
地震予知なんてどこの国も成功したことが無い。

>>549
の指摘は正しいけどな。

552NASAしさん:2006/07/09(日) 21:33:48
>>551
成功例が無いという意味ではMDだって・・・
553NASAしさん:2006/07/09(日) 23:07:01
そもそも、地震予知は原理的に可能かどうかも怪しい。

>>552
別の点では似ている。

長年に渡り、巨額の費用をかけても実現の見通しが立っていない。

地震予知は30年以上。

MD は単独だと10年程度だが、
ABM --> SDI --> MD
という流れだと50年近い。

もしかしたら、今回はとも思うが、その前に財政破綻だろうな。
554NASAしさん:2006/07/09(日) 23:35:00
アメリカの核の傘があるんだしMDいらんよな。金がもったいないわ。
555NASAしさん:2006/07/09(日) 23:46:46
相変わらずピストルの弾をピストルの弾で落とそうとしてるのか
まったく金の無駄遣いだな
556NASAしさん:2006/07/09(日) 23:49:22
MDなんか賛成するヤシはピストルの破片で頭をたたきわってやりてぇ
557NASAしさん:2006/07/10(月) 00:30:06
>>548

MD と IGS は矛盾する。

IGS は、アメリカが日本に情報提供しない事態に備えてのもの、技術的にも独
立。

ところが、MD は仮に技術的に実現したとしてもアメリカが日本に必要な情報
を提供しなければ機能しない。技術面でも、日本はあくまでアメリカに従属。

日本にとって MD が機能するような外交状況では IGS は不要。
逆に IGS が意味を持つ外交状況では日本にとっては MD が機能しない。




558NASAしさん:2006/07/10(月) 00:49:50
IGSって後先考えずに大慌てで導入決めちゃっただけだからね。
松浦氏も言っているように、冷静に考えると大して必要ではなかったということかな。
今回のテポドンの一件でそれがよく分かった。
559NASAしさん:2006/07/10(月) 00:52:39
日本が自立性のある外交を展開する為にも情報収集衛星程度の
独自情報を分析する能力は必要だし、現実問題として、専守防衛が
国是の日本ではMD以外に弾道ミサイルに対抗する手段は無い。
MDの非現実性をあげつらう前に、お前たちにはやることが
あるはずだ。
560NASAしさん:2006/07/10(月) 00:55:50
>>558
短絡的だな。
IGSさえもなかったら、北朝鮮で弾道ミサイルが用意されていることを
自国で確認することさえできなかっただろう。
ゼロよりはるかにマシだ。
松浦ぐらい以上の世代の文屋には左翼臭い思想がコビリついててイヤだ。
561NASAしさん:2006/07/10(月) 00:56:49
>>559
防衛に関しては、米国の核の抑止力があるよ。
自衛隊は盾、米軍は矛の役割を果たすのが日本の防衛体制。
そのための日米安保条約なんだし。
562NASAしさん:2006/07/10(月) 01:11:30
核の抑止力というのは相手が核を使えばこちらも使うという相互確証破壊に基づくものだ。
北朝鮮が通常弾、生物化学兵器等を使った場合にどのような報復が行われるかは必ずしも
明らかじゃないし、この場合こちら側の核はまず役には立たない。
専守防衛が国是の日本では弾道ミサイルの第一撃を防ぐ手だてが基本的にない、というのが
MDやIGS導入のきっかけなのに、そんな議論がそもそも存在しないような物言いは、脳の
時間が止まってるんじゃないかと思うぞ。
563NASAしさん:2006/07/10(月) 01:17:59
>>557
個人的にはMDそのものはまともに動作する可能性が極めて低いので反対だけど、
片方が機能しなかったときのバックアッププランをちゃんと用意するという態度は
評価できる。
そもそも軍事力って万一外交が失敗したときのバックアップみたいなもんでしょ?
564NASAしさん:2006/07/10(月) 01:23:07
>>562
米国の抑止力は核だけじゃない。通常戦力による報復は当然含まれるんじゃない。
つか韓国はMDなんて鼻にも引っ掛けなかったぞ。ま、近年ATACMSを購入・実戦配備して
北とのミサイルバランスでは韓国が優位に立った事情はあるけどね。
565NASAしさん:2006/07/10(月) 01:29:16
>>564
いくらアメリカが報復すると言ったところで、日本には日本国民の
財産と生命を守る義務がある。アメリカがいるから自衛隊はいらないって
ことにはならんだろ?
それに韓国はスカッド級で十分。
そもそも日本のMDの対象とするIRBMとは違うだろ。
566NASAしさん:2006/07/10(月) 01:33:59
なんでやっきにMDいらねって言う奴がいるのかわからん。
金がかかるのは確かだが、弾道ミサイルに対するなんの
防御も無くて安心か?
弾道弾の第一撃が無力化される可能性を相手国に見せることで
安易なミサイル恫喝ができなくすることはそんなに無駄なことか??
567NASAしさん:2006/07/10(月) 01:37:21
>>565-566

>>523じゃないが
完成する前に北朝鮮なんか無くなってるだろ

北朝鮮の貧弱なミサイル相手に湯水の用にMD資金投入なんて、ばかばかしいと思わない?
568NASAしさん:2006/07/10(月) 01:41:49
>>567
おめーは神様かなんかか?
未来予知ができるのか?
せいぜい他人を馬鹿にして生きろ。

ばかばかしくなんか無い。
日本が理想を貫くのならMDは必要なんだよ。
569NASAしさん:2006/07/10(月) 01:44:34
貧弱なミサイル相手にどんな防御手段も持たないのがこの国の現実だ。
それでもかまわないというのは想像力の欠如だな。
570NASAしさん:2006/07/10(月) 01:48:33
>>568, 569
日本はある意味、理想を貫いていないよ。
アメリカの強大な軍事力を信頼し、また守られているよ。
571NASAしさん:2006/07/10(月) 01:53:09
>>570
おまえの理想は現実から乖離したものだけなんだろうな。
現実の中で泥に汚れながら自分の理想を追求したことがないんだろうな。
572NASAしさん:2006/07/10(月) 01:54:53
>>570
どうやって同胞の日本国民を守ればいいの?
ただ他人を馬鹿にしながら無責任なだけでしょ?
573NASAしさん:2006/07/10(月) 01:59:05
日米安保はだめで弾道弾に対する備えも無意味で
それでいて何もせずに北朝鮮は崩壊するから、
軍備なんかいらないって、どこまでも能天気だな。
平和憲法があればテポドンは飛んでこないらしい。
574NASAしさん:2006/07/10(月) 02:00:37
一人いるな >他人を馬鹿にしながら
575NASAしさん:2006/07/10(月) 02:08:37
藻前ら脱線しすぎだ。
MDの話は軍事板でやれや。
576NASAしさん:2006/07/10(月) 02:24:19
>>568
その前にMDがちゃんと作動することを論理的に証明してくれ
とてもじゃないがまともな人間が考えたとは思えん発想だぞ
577NASAしさん:2006/07/10(月) 02:25:57
>>567
俺もあんなキチガイ国家は20世紀中に破綻すると思っていた
正直言って未だに不思議だ
578NASAしさん:2006/07/10(月) 09:40:27
>575
同意。軍事ネタは嫌いじゃないが、よそでやっとくれ。
579NASAしさん:2006/07/10(月) 11:59:01
うむ、このスレで語るなら、せめてM-Vで迎撃するとかにしてくれ。
580NASAしさん:2006/07/10(月) 16:02:16
>>576
高速なコンピュータと精密なスラスト制御が可能なら何ら不可能とは思わないが。
おまえの方がまともな人g(ry
581NASAしさん:2006/07/10(月) 17:31:29
>>580
思うだけなら自由だな。
俺は数十年以内というレベルでは無理だと思う。
全く金の無駄遣い。きっと無駄遣いしたい人たちの陰謀なのだろう。
582NASAしさん:2006/07/10(月) 20:52:33
全くだ。
MDなんか賛成する厨はケツに数発ケリ入れてゴミ箱へブン投げてやりてぇ
583NASAしさん:2006/07/10(月) 21:06:11
M…まあ
D…どうにかなるよ
584NASAしさん:2006/07/10(月) 21:56:26
M…むむむむむむー....
D…だめだコリャ
585NASAしさん:2006/07/10(月) 22:33:54
M…もう
D…ダメポ
586NASAしさん:2006/07/10(月) 22:56:56
M…無駄金遣いおって
D…でへっ、だめでしたぁ
587NASAしさん:2006/07/10(月) 23:12:11
M…む
D…だ
588NASAしさん:2006/07/10(月) 23:14:16
偏差値30の大喜利もやめて('A`)
589NASAしさん:2006/07/10(月) 23:14:21
M…M-Vの話に戻してくれ
D…脱線しすぎだ
590NASAしさん:2006/07/10(月) 23:25:49
>>589
M…まだだ
D…黙って見てろ
591NASAしさん:2006/07/11(火) 00:21:58
M…M-Vは
D…駄作機
592NASAしさん:2006/07/11(火) 02:03:29
観測ロケットだがSSー520って寸法的にロシアの大口径ロケット(短距離弾道弾)
のフロッグ7とほとんど同じなんだよな。自走、自立打ち上げもできるし。
593NASAしさん:2006/07/11(火) 03:32:56
>>592
でもまっすぐに飛ぶだけ

・・・・・・・・・だがそれがいい
594NASAしさん:2006/07/11(火) 13:27:10
ロケットはまともに打ち上げられず、185万のお札ですか
成果は国民に還元せず、税金泥棒がうまい

すばらしい体質ですね
595NASAしさん:2006/07/11(火) 19:52:57
M-5をもし弾道飛行させると
地球を2周ぐるぐる飛んでから目的地に落ちるという芸当が
可能とか聞いたんですがマジですか? 再突入試験クリアとして
596ISAしさん:2006/07/11(火) 21:50:53
>595 そら衛星打ち上げロケットだも、地球2周なんて簡単だ罠、弾道と言うかは疑問だがw
>594 とりあえず、科研を貰える身分になってからいちゃもんはつけようw
あれだけ愛国心を強調する政府、それを遂行する文科省管轄のJAXA、問題など無い>祈祷 w
597NASAしさん:2006/07/11(火) 22:18:58
>>595
弾道飛行って地球1周しないうちに目的地に落ちる(着陸する)ことだったような・・・
地球を2周もしてしまうと、もはや「衛星」ですね。
ただ、2周させてから目的地に正確に「落とす」には軌道を逆算しておかないと
いけません。
「よーく考えよー、軌道は大事だよー」
598NASAしさん:2006/07/11(火) 22:22:55
>>595
ちょうどM-3SIIロケット8号機がそんな感じだ。
第二段モータの不具合だかで地球を2,3周してアフリカに落ちた。
599NASAしさん:2006/07/11(火) 23:08:28
>>596
日本ほど愛国心に無関心な国はないよ。
米、朝鮮、中国の教科書を見たことあるかい?
600ISAしさん:2006/07/12(水) 00:05:59
>599
日教組等の反国心(とでも言うべきか?w)プロパガンダなら幾らでもw
この場合、NASAとかESAあたりは教会の祝福は受けて無いのかな?あたりが返しか?祈祷に対する
601NASAしさん:2006/07/12(水) 00:20:20
神道=愛国心 ってのもなんだかなーと思う
宗教は好きな人だけでやっててほしい。税金つかってほしくない。
602NASAしさん:2006/07/12(水) 00:30:41
今の愛国心って実は愛「政府」心でしかないからね。
だから政府がやったことばっかりが論点になる。

結局、飼い慣らしがうまく行ってるかのバロメータなんだよな。
603NASAしさん:2006/07/12(水) 00:43:01
>>602
まあ、政府与党以外は痛い人しかいないのもあると思うけど。小沢とか小沢とか小沢とか管とか。
しかし、とりあえずこのスレの半分以上は国粋主義者だなw
なにしろ、日本だけが持つ技術のロケットで、日本だけの成果を追求してるんだから。
604NASAしさん:2006/07/12(水) 00:47:50
君が代も日の丸も嫌いだが日本のロケットは応援している
605NASAしさん:2006/07/12(水) 01:28:52
日の丸は好きだが君が代は嫌い。
もちろん日本のロケットは応援してる。

で、日本の政治家なんて政府与党も含めて痛い人しかいないんじゃないかって思うがなぁ。
小泉も安倍も福田も麻生もイタイイタイイタイ(w
そして一番イタイのは武部かな。

606NASAしさん:2006/07/12(水) 02:47:30
嫌いであろうが敬意は払ってください。
自国の国旗、国歌に敬意の払えない人が外国の国旗に
儀礼、誠意ある対応ができるとは思えません。
国旗掲揚、国歌斉唱の時は起立をし、帽子を取る。
できない人は国の恥です。公の式典には絶対に行かないでください。

そして日本のロケットの発展を祈ります。
607NASAしさん:2006/07/12(水) 02:49:47
まぁまぁお前ら、政治家やらの話題なんて言い出したらきりが無いぞ?
ここは宇宙開発に予算を回さない政治家はみんな悪い奴、
ってことで片をつけないか?
608NASAしさん:2006/07/12(水) 02:51:03
>593
フロッグもブロック6までは無誘導だったりする。
ブロック7以降はラジオ無線式の誘導装置が付いてるらしく、
Sシリーズも同様。
609NASAしさん:2006/07/12(水) 02:54:35
右翼は去ってください。
右翼が科学に口を出して碌なことになったためしがありません。
610NASAしさん:2006/07/12(水) 03:06:42
もちろんサヨクが口を出しても碌なことになりません。
611NASAしさん:2006/07/12(水) 03:21:51
はいはい。 もう夜も遅いので、国士様も 革命戦士様も おやすみなさいませ。
612NASAしさん:2006/07/12(水) 04:00:18
ノンポリこそ至高
613NASAしさん:2006/07/12(水) 08:05:14
日本が中国や朝鮮を侵略しなかったら
今頃この両国はノンボリだったりして。
また、今の日本は周辺国からいじめぬかれることも無かったし。
自業自得とはいえ、やはり先祖の世代がうらめしい。。
614NASAしさん:2006/07/12(水) 11:40:25
>>606
こういう馬鹿がいるから国旗・国歌嫌いが増えるんだよ。
何様のつもりなんだろうか。
615NASAしさん:2006/07/12(水) 11:41:32
>>606
少なくともおまえには敬意を払えないな。
敬意を払うかどうかは純粋に個人の感情の問題であって、自由であるべきだと思うぞ。
616NASAしさん:2006/07/12(水) 11:58:59
>>606
つか日の丸ってイメージが悪いよなあ。
車に日の丸のステッカー貼ってる奴ってたまに見かけるけど
一瞬「ドキッ」とするよなあ。右翼と間違えられそうだ。
617NASAしさん:2006/07/12(水) 12:27:41
>>603

このスレの住人、2月11日を国民の祝日とすることには賛成じゃないのか。
「日本宇宙の日」とでもすれば大大賛成。

国際性もとめるなら10月4日、4月12日、7月20日
618NASAしさん:2006/07/12(水) 12:42:08
>>617
2月11日 おおすみ (=紀元節)
10月4日 スプートニク
4月12日 ガガーリン (=スペースシャトル初打ち上げ)
7月20日 アポロ11号着陸
どれも捨てがたいな
619NASAしさん:2006/07/12(水) 13:08:33
>>613
日本がアジアをそしてアフリカを欧米から解放した。
620NASAしさん:2006/07/12(水) 14:49:57
>>613
それなりに歴史のある隣り合った国が仲がよいなんて稀。
621NASAしさん:2006/07/12(水) 15:11:56
>>617
2月11日は元々休みだからなぁ。せっかくなんだから、祝日は増やしたい。
朝日じゃないが、これは東大とNHKの陰謀だなw
いつか日本独自の有人宇宙飛行が成功したときに、その日を宇宙の日にするということでどうだろう。
622NASAしさん:2006/07/12(水) 15:27:10
宇宙開発委員会報告 M-Vロケット7号機の打上げについて
ttp://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060712_sac_mv-7_j.html
623NASAしさん:2006/07/12(水) 15:36:53
打ち上げ予定9月下旬ってことは、またH-IIAと同時期になる可能性もあるのか…
624NASAしさん:2006/07/12(水) 15:49:00
>>621
秋山さんが宇宙に逝った日でいいじゃんw
625NASAしさん:2006/07/12(水) 21:58:33
俺はもう9月下旬に長期休暇取るわ。
賭だけど。
626NASAしさん:2006/07/12(水) 22:55:32
スジの悪いスパイ衛星が再び堕落してくれることを祈らずにはいられないな
627NASAしさん:2006/07/12(水) 23:27:58
>>626
落ちやがったらETS-VIIIもSELENEもその他諸々もずるずる遅れるぞ。
それどころか、JAXAの体質からしてSOLAR-Bすら遅れやがる可能性があるんだぞ?
せめて軌道上で機能停止くらいにしておけw
628NASAしさん:2006/07/12(水) 23:36:32
IGS落ちた場合…
・M-V-7遅れる
・マスコミ「理由もなく打ち上げ遅らせて何税金無駄遣いしているんだ文科省!(゚Д゚ )ゴルァ!!」
・マスコミ「独行法人の理由無き無駄遣い体質何とか汁!(゚Д゚ )ゴルァ!!」
てなシナリオにするにはどうしたら良いだろうか…
629NASAしさん:2006/07/12(水) 23:51:29
IGSイラネ
630NASAしさん:2006/07/13(木) 00:08:42
無論現時点でのIGSの性能には問題が多いようだが、
近いうちに起こるであろう独自の宇宙防衛力の展開や
将来に向けての技術蓄積を考えればけして無駄な事業ではない。
631NASAしさん:2006/07/13(木) 00:49:28
JAXA、M-Vロケット7号機を9月下旬に打上げへ
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/07/12/321.html
632NASAしさん:2006/07/13(木) 00:51:42
>>631
いよいよ打ち上げが迫ってきた
633NASAしさん:2006/07/13(木) 02:05:35
本当に問題があるのはIGSのハードウェア的性能ではなく、
データを取るだけで満足してしまって
日本の他の政府機関でさえ現実的にそれを入手できない体制と、
どーせロクな解析も出来ていない担当部署の能力なんだが。

だからこんなモノは無駄なのだ。
ハードウェア技術なんか、これではいくら高くなっても意味はない。
634NASAしさん:2006/07/13(木) 02:15:21
>>633
妄想乙
635NASAしさん:2006/07/13(木) 02:32:47
>>634
夢精乙
636NASAしさん:2006/07/13(木) 02:34:26
>633
そのへんは宇宙平和利用原則の国会決議とかの都合もある。
で、それを変更する方向で調整してるはず。
637NASAしさん:2006/07/13(木) 03:25:52
>>633
あれはなんと言おうと現実には偵察衛星なんだから政府機関でも入手できないのは当然。
で、現実に内閣衛星情報センターが衛星情報を活用できなかったって証拠でもあるの?
マスメディアに公表された情報だと、米国の提供とも自国で入手したとも取れる情報しか内容に思えたけど。
ただ、最初の偵察衛星なんて人員の訓練用だし、仮に役に立たなくても外交上は十分に交渉材料として
使えるんだから、千億や二千億程度、大して問題ないような気がするがね。
638ISAしさん:2006/07/13(木) 07:20:49
nasaでは9月23日になってるけどな、solar-bの打ち上げ
http://solarb.msfc.nasa.gov/schedule.html
639NASAしさん:2006/07/13(木) 13:03:09
>>628
諦めろ。
何をどうやってもマスコミに叩かれるのが国家事業だ。
そういう芸風がジャーナリストに深く染み付いている以上
改善されることはまずない。
640NASAしさん:2006/07/13(木) 13:24:58
>>618
> >>617

10月4日を国際的に「宇宙の日」とし、あとは各国で記念日作る。

日本は2月11日そのまま使う。

ただし、せっかく記念日作るし、能力はあるんで10月4日、2月11日どちらかに
記念行事としてロケットうち揚げ(人工衛星でなく観測ロケットでも良い)を望む。

ナショナリズム、イデオロギー競争も宇宙開発で発散すれば健全だろ。
我田引水だが、愛国心無理に押しつけるより良いんじゃないか。
右翼の宣伝カーだとイメージダウンだが、ロケットに日の丸なら見栄えするん
じゃないか。
641NASAしさん:2006/07/13(木) 14:10:27
>>640
ついに STAR WARS の時代到来ですね!
642NASAしさん:2006/07/13(木) 14:11:07
>641
おい、平和が一番ですぞ!
643NASAしさん:2006/07/13(木) 14:11:49
>>641
おうっ、そうだな、うむ
644NASAしさん:2006/07/13(木) 14:36:30
平和、ドラドラ、リーチ、一発
645NASAしさん:2006/07/13(木) 19:06:35
>>637

> 使えるんだから、千億や二千億程度、大して問題ないような気がするがね。

他の宇宙プロジェクトにも同様に言って財源を増やして欲しい。

IGS 関連で言えば、「千億や二千億」の2、3割程度 H-IIA の開発コストを増
やしておけば、IGS-2 を喪失せずに済んだのじゃないか。

それから、開発期間に2年余裕持たせるとか、あるいは ALOS をそのまま流用
して高度だけ下げて運用すれば、技術的には問題なく役に立っていただろう。

フランスの偵察衛星 Helios、地球観測衛星 SPOT と同じバス、ただし高分解
能光学センサーを開発。

高分解能光学センサーと姿勢制御といえば、SOLAR-B の能力(0.2 秒)もなか
なかのものだ。

IGS に強引にリソース集中すれば、かえって低性能のものになると言うのが日
本の宇宙開発の実情だ。
646NASAしさん:2006/07/13(木) 19:23:32
IGSの話はIGSスレでやれよ。

【IGS】スパイ衛星専用スレッド【安全保障】
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/space/1147419975/
647NASAしさん:2006/07/13(木) 20:36:11
>>646
あほ、ここが本スレだよ。
648NASAしさん:2006/07/13(木) 23:21:41
馬鹿隔離スレからクズどもを呼び戻すんじゃないっての。
649NASAしさん:2006/07/13(木) 23:24:23
>>648
あれは大人気スレでつよ一応
650NASAしさん:2006/07/14(金) 12:14:26
>>648-649
自分で立てたスレはきっちりメンテナンスしろ!
651NASAしさん:2006/07/19(水) 20:20:09
次世代ミューの開発課題は振動の少ない燃料だな。もちろん性能は落とさずに
652NASAしさん:2006/07/19(水) 23:55:57
>>651
液体燃料ですね。
653NASAしさん:2006/07/19(水) 23:57:31
>652
それ賛成
正直、固体はもうエエ
654NASAしさん:2006/07/20(木) 15:51:41
じゃあ今のミューをICBMに改造しないと
655NASAしさん:2006/07/20(木) 19:10:16
むしろ振動の少ない固体を
656NASAしさん:2006/07/20(木) 21:39:53
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006072001004686


ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
657NASAしさん:2006/07/20(木) 21:43:56
>>656
あがががが。
ペイロード減らすのはいいけどさ、惑星探査機の類はどうするのよ。
それにどうせ費用減らしても減った分だけ打上げ回数増やさないだろうし。
658NASAしさん:2006/07/20(木) 21:53:54
500キロの科学衛星。。。。

科学技術軽視してたら、将来とんでもないことになるぞ
資源もない、なにも無いのに科学軽視
おらしらね。
まともな政治家カモーン
659NASAしさん:2006/07/20(木) 21:59:43
工エェェ(´Д`) ェェエ工
660NASAしさん:2006/07/20(木) 22:05:04
おまいら、文科省にメル凸汁!!
661NASAしさん:2006/07/20(木) 22:05:44
GXかH2Aが今後メインになると言うことだな。
662NASAしさん:2006/07/20(木) 22:11:49
>>661
H2Aはともかく、出来ても居ないGXに何を期待するのかと。
663NASAしさん:2006/07/20(木) 22:31:27
>658
そもそも500kg程度の科学衛星をたくさん打ち上げられる体制が欲しいというのは
ISASからの要望なのだが。
664NASAしさん:2006/07/20(木) 22:34:04
ノゾミよりましでしょ
665NASAしさん:2006/07/20(木) 22:40:25
>>663
小型の衛星「も」打ち上げたい、でしょ?
科学衛星だって 今までのもの以上の成果を得ようとしたら
大型化は必然でしょう。
666NASAしさん:2006/07/20(木) 22:51:15
>>665
だからMVじゃ中途半端で高価すぎると言うことでしょ。
もう何回も言っているのに無視する奴ばかりだから。
667NASAしさん:2006/07/20(木) 23:17:21
ルナAはなにで打上げるのかしら
668NASAしさん:2006/07/20(木) 23:22:49
そのためのM-VAじゃん
669NASAしさん:2006/07/20(木) 23:24:05
大掛かりな衛星を打ち上げたければH2A使えばいいだけの話さ。セレーネみたいに
670NASAしさん:2006/07/20(木) 23:31:47
>>669
誰がその金出すの?
671NASAしさん:2006/07/20(木) 23:34:49
>>670
ISASだろう?何言ってるのあんた??
672NASAしさん:2006/07/20(木) 23:35:54
>>671
ホリエモンだろう?何言ってるのあんた??
673NASAしさん:2006/07/20(木) 23:39:43
>>671
ヤクザだなw
70億のロケット取り上げて100億のロケット使わせるとはw
それとも予算倍増にでもなるのかな?それならわかるが
674NASAしさん:2006/07/20(木) 23:43:14
>657
MEFレポートを見ると、次期小惑星探査機にはH-IIAの使用も
かなり真剣に考察されているようだが。
675NASAしさん:2006/07/20(木) 23:46:35
>>673
何のために20億の安いロケット開発するんだよw
金をかけたくないなら小型の衛星を新しく開発するヤツで打ち上げるとか
外国に打ち上げ委託するとかいくらでも手はあるだろうが
676NASAしさん:2006/07/20(木) 23:48:08
ASTRO-G/VSOP-2は、H-IIAの能力を利用し、二つ同時に打ち上げます。






















とかだったらいいなぁ。
677NASAしさん:2006/07/20(木) 23:56:25
H2Aの能力だと惑星探査機はどのくらいの重さまで打ち上げられるんだろ
678NASAしさん:2006/07/21(金) 00:04:31
これってさ、NASDAによるISAS潰し?
679NASAしさん:2006/07/21(金) 00:09:09
>>676
軌道が全然違うから無理
680NASAしさん:2006/07/21(金) 00:14:06
>>675
外国に委託とか金しか目がない三国人乙w
パクる技術もそろそろ底をついてきたから今度はネガティブキャンペーンで潰しかww

主要宇宙機の外国委託打ち上げとかあり得ない
681NASAしさん:2006/07/21(金) 00:19:45
ESAなんかはマーズエクスプレスやビーナスエクスプレスをソユーズで打ち上げてるぜ
682NASAしさん:2006/07/21(金) 00:32:39
他所は他所
683NASAしさん:2006/07/21(金) 00:40:51
>681
自前の道具を持っている上で、他の手段を選べることと、
他社に全依存することはまったく別ではないでしょうか。

予算が無いから今回のような進歩か後退か分からない決断を
迫られるのでは。せめてESAなみの予算があったとしても、
今回のような結論になるのか。

いづれにしても、関係者には今後ともがんばっていただきたい。
しかし、なぜこんなに日本は貧乏なのか?
684NASAしさん:2006/07/21(金) 00:49:58
まぁ多少能力は落ちるようだが後継機は開発するっぽいし、自前の手段は維持できるだろう。
後継機はいわゆるΜXliteになるのかな?それとも第一段をSRB-Aと共通化したヤツかな?もしくは全くの別物?
685NASAしさん:2006/07/21(金) 01:18:18
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/index3.html
>筑波宇宙センター側による、SRB-Aを第1段に使ったM-V低コスト化案では、打ち上げ能力は1.2tにまで低下する。
>公称値の2/3になるわけだが、実際の打ち上げ能力である2.3tからすると半減ということだ。
>打ち上げ費用が半分になったとしても、ペイロードの単位重量当たりの打ち上げコストは変わらず、開発費用の分だけ予算がかさむということになる。
>さらなる低コスト化をめざし、筑波では第3段を省いて2段ロケットにするという案も検討している。ところがこの場合の打ち上げ能力は500kgにまで低下する。オリジナルのおよそ1/5だ。

打ち上げ能力500kgってやっぱこの案だろうな
686NASAしさん:2006/07/21(金) 01:26:59
>>679
え?
687NASAしさん:2006/07/21(金) 02:20:04
比較的安価な衛星及びロケットをISAS自前でそれなりの数運用。
本格的な大物はJAXAとしてHUAやらを利用して打ち上げ?
688NASAしさん:2006/07/21(金) 03:06:38
どうかな。安くなった分だけ予算を削られて終わりのような気がする。
689NASAしさん:2006/07/21(金) 04:26:44
まあそうだね。
そんなもんだろうね。
期待せずに、半ば絶望して待つよ。
690NASAしさん:2006/07/21(金) 10:38:03
相互リンク

スラッシュドットジャパン | M-Vロケット,今年度で打ち止め
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/07/20/1851232
691NASAしさん:2006/07/21(金) 12:13:01
>>679
同じ軌道だよ、というか、ASTRO-G/VSOP-2 は同一の衛星の別個の名称。

>>676
(原案の)準天頂衛星みたいに複数の衛星を同じ軌道で位相をずらせてあげる
と言うことか。
ASTRO-G/VSOP-2 の使い方としては正解だな。
# 同型の衛星2つ作るのにコスト2倍はかからないし。

余裕あれば、軌道傾斜角など少しずらした方がより多くのフーリエ成分がとれ
るか。
692NASAしさん:2006/07/21(金) 17:31:08
>>677
> H2Aの能力だと惑星探査機はどのくらいの重さまで打ち上げられるんだろ

標準型で地球重力脱出に約 2.5 ton

>>65
>>67
前後の議論と資料参照。

まあ、当初より安全見込んで H-IIA の性能若干落ちているが、それでも 2 ton
以上だろうな。
火星、金星には余分の増速いるが、標準型でも 1 ton 以上はいくだろう。
# ちゃんとホーマン軌道とか計算すると、もっと余裕あると思う。

SSB 付けるとか、SRB-A 4本にするとかすれば、2 ton は越えるだろう。
693NASAしさん:2006/07/21(金) 17:44:08
>>692
打ち上げ日とかは政治的な事情も絡むのでホーマン軌道とかは使わない前提の方がいいような希ガス
694NASAしさん:2006/07/21(金) 17:52:32
ロケット事業は、量産化で安価になることなどありえない。
いつもぎりぎりの重量計算に悩まされ、打ち上げる物にあわせてカスタマイズされるからな。
むしろ生産施設の維持費が量産化でかさむことが問題。

量産化のコスト削減は旺盛な消費があることが鍵であって、量産化そのものはコストダウンに寄与しない。
695NASAしさん:2006/07/21(金) 19:42:15
即時発射可能な固体ロケットの伝統を絶やさず、
科学衛星を今の2倍。年1〜2機打げ続ける目的の為なら。
小型・安価・高性能のミューシリーズに進むのも止むおえない。

軽自動車みたいでロマンは無いが。
696NASAしさん:2006/07/21(金) 20:03:25
わても同意。
先代のM-Vはちょっと欲張りすぎたと思う。
697NASAしさん:2006/07/21(金) 20:15:21
ICBMへの夢は?
698掃除する人:2006/07/21(金) 20:24:27

.       ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
  -=≡  /    ヽ  \_______
.      /| |   |. |
 -=≡ /. \ヽ/\\_
    /    ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-=   / /⌒\.\ ||  ||  (´・ω・`)
  / /    > ) ||   || ( つ旦O>>697
 / /     / /_||_ || と_)_) _.
 し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.)
699NASAしさん:2006/07/21(金) 20:33:43
>>696
欲張ることは良いことだ。ただし今は我慢の時。

暫くしたら、今度の新型の両脇にSRB-Aを抱えたLEO3t機も作る。
デルタ蛇みたいな奴。
700NASAしさん:2006/07/21(金) 20:35:45
打ち上げ能力500Kgなら、M-V-Liteでいいじゃん。SRB-Aいらないじゃん。
701NASAしさん:2006/07/21(金) 20:44:34
M-Vは究極の全段固体ロケットだったからなぁ…。
行き着くトコロまで逝った感じ。
こっから先は、細かいチューニング程度で、大きな進化は難しそうだ。

しかし、MV-Liteを観測ロケットの延長上のもの、って考え方は言い得て妙だな。
観測ロケット程度に手軽に上げられて、軌道に乗せられるなら、
キューブサットなどで盛り上がりつつある大学や民間衛星の打ち上げに向いてるかも。

…25億じゃちと高いけどな。
外国なら、弾道弾と共通化して安価に作れそうだけどもなぁ…。
702NASAしさん:2006/07/21(金) 20:51:58
ともかく、M-V lliteの構想自体に文句はまったくないわけで

M-V lite & M-V (& H-IIA)
という柔軟な体制はむしろ歓迎なわけで
GXが出来るって言うなら、M-Vの代わりにGXでもいい。
柔軟な体制は大歓迎だ。

けど。
実際のとこは
 M-V lite &         (& H-IIA)、
中盤ががら空きの謎の布陣なわけでしょ?
中盤をどうするんだホントに…
GXが出来るまでナシです、とか?
てかPLANET-C・・・
703NASAしさん:2006/07/21(金) 20:56:35
>>702
PLANET-CはH-IIAで打ち上げるらしいけどね。
ついでにLUNAR-Aも一緒にしちまうのかも。
704掃除する人:2006/07/21(金) 20:58:05
>>701
MVはそれ自体が工学実験だったので、その結果
類例の無い驚くべき世界最高のロケットに成長したからねー
結局は大型全段固体の壁にぶち当たった感じ

>>702
中盤つても今までだってISAS用の衛星しかなかったわけで
705NASAしさん:2006/07/21(金) 21:06:35
>>702
激同。
俺的には M-V1の段目を延長して打ち上げ能力2割UP、コスト2割減くらいの
奴が欲しいところです。
706NASAしさん:2006/07/21(金) 21:25:18
>>705
おっ、それいいな。
707NASAしさん:2006/07/21(金) 21:37:57
>>703

PLANET-C があるんで、M-V 残すのかなと考えはしたけれど、
PLANET-C の予定飛行プラン見て、ちょっと複雑過ぎる。
金星、火星いくだけにフライバイとかあそこまで組み合わせなくてもなあ。
708NASAしさん:2006/07/21(金) 21:44:56
てか、ミューの上段に液体燃料ロケットエンジンを…って話はどうなったん?
最高の組み合わせだと思うのだが…

>>705
内之浦に限定するならそれが限界だろうな。それでも十分実用になるだろうけど
内之浦に限定しないなら3m化した方が良さそうだ。同様に2t以上狙えるはずだ
709NASAしさん:2006/07/21(金) 21:46:33
>>704

> >>702
> 中盤つても今までだってISAS用の衛星しかなかったわけで

いや、SERVIS とか、OICETS (日本の衛星)で M-V 打ち上げ検討されたこと
はあるんだよ。
資料では、加速度過大なんであきらめたと読んだことがある。
# 無論コスト高も大きかったが、それは明示されてなかった。
710NASAしさん:2006/07/21(金) 21:57:43
松浦さんも言ってたけど、ISASの中の人も一枚岩じゃなかったんでしょう。
「どんなロケットであれ僕らの衛星が上がれば何でもいい」と割り切ってる人もいるだろう。

財務省や文部省のエロイ人は「2.3t上げるのに70億もかかるの?」と予算の事しか考えない。
しかし、これに反論できないのは事実なわけで。むしろ、こんな贅沢なロケット開発が今まで許されて
いた事が奇跡に近い。
711NASAしさん:2006/07/21(金) 22:04:50
同意。
自分は松浦氏の例のblogを読んでからというもの、M-V廃止やむなしへ心が傾いてきた。
712NASAしさん:2006/07/21(金) 22:05:40
そして日本も絶望への階段をまた一段…
713NASAしさん:2006/07/21(金) 22:16:13
んで結局、今回のってMV-Liteなん?
それとも、J1-2号機改?

H2AのSRB-Aを使うってことは、J1-2改のように見えるけども…。

MV引退するのは仕方ないとしても、J1-2改は筋が悪すぎる気が。
J1-1みたいに、振動が酷すぎて使えないとか、重量(開発費)増で上がらないとか、
間抜けなコトになりそうよ?
714NASAしさん:2006/07/21(金) 22:19:07
>>713
筑波的には上がってくれないのが理想的
715NASAしさん:2006/07/21(金) 22:23:18
>>713
MVの振動が酷すぎるのは有名な話だと思っていたが?
716NASAしさん:2006/07/21(金) 22:28:36
>>666
まあ、そういうことだな。
MV の性能で半額なら生き残れただろうが。
# で、コストダウンのタイミングを逃した。

>>710
固体ロケット自体には技術的なフロンティアがなくなってきているからな。

ISAS 工学系の人も
>>196
の ATREX とか、パルスデトネーションエンジンとかに手を伸ばすんじゃないか?
# 後者は今のところ JAXA は手を付けてないが。
717NASAしさん:2006/07/21(金) 22:34:46
松浦さんのコレ
「低コスト化で岐路に立つM-Vロケット」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/index.html
読んでて、MV廃止やむなしって思ったよ。

特に、「すべてが徹底的に最適化されたM-Vロケット」って記述見て、
あぁ、もう進化が袋小路なんだな、って実感した。

正直、固体ロケットの研究はほぼ結晶化(先鋭化)して、もう大きな研究成果は無さそうだ。
とすると、もはや研究対象ではなく単なる打ち上げ手段となるわけで、
その場合は過大なG、過大すぎる振動と音響、全段固体による軌道投入精度の不足など、
大型固体ロケットであることが全部裏目にでてしまう。

衛星から見たらロケットは手段でしかないわけで、上げてくれるならH2Aでもソユーズでも、
なんでもいいんだよなぁ…。
718NASAしさん:2006/07/21(金) 22:37:40
>>717
だからといって宇宙研から中型ロケットを取り上げる理由にはならない
719NASAしさん:2006/07/21(金) 22:41:42
>>717
うん。まさにそこですね。

あとこれも。↓
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060531_rocket3/index2.html
その一方で、個人の能力に頼るところが大きいため、ある程度以上の規模の
プロジェクトでは、全体を個人で見渡すことが不可能になり、ほころびが発生す
る。また、宇宙研方式を正しく実施するためには、熟練の技官層、さらには教
授とチームプレーが可能なメーカー技術者までもを必要とする。
それは、脆いが美しい生態系だと例えてもいいだろう。M-Vロケットは、その生
態系と共にある。


いつまでもM-Vにこだわるべきじゃないかなぁと思た。
720NASAしさん:2006/07/21(金) 22:43:22
>>718

ISAS 内部が一枚岩でなく、議論が割れたんでしょ。
721NASAしさん:2006/07/21(金) 22:43:50
>>718
GXがあるジャマイカw

GXのかわりは無いんかいな。
MV無くなるのは当然としても、同規模の打ち上げ機が無いのはちょっと致命的ではある…。
H1ロケットあたりを復活再生させるとかどーかね。低軌道3トンだからいい線じゃね?
722NASAしさん:2006/07/21(金) 22:46:57
>>710
杉浦せんせーのいっていること本当なのかなぁ・・・
M-V LEO 2.3tってやっぱりトバシのような気がするけど・・・

http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/07/20/1851232&threshold=-1
ちょうど暇だし、ここで簡単に計算。元となるデータはEncyclopedia Astronautica [astronautix.com]から引用。
・SRB-A Gross Mass: 76,400 kg Empty Mass: 10,400 kg Thrust (vac): 2,250.000 kN Isp: 280 sec Burn time: 101 sec
・M14 Gross Mass: 83,560 kg Empty Mass: 12,070 kg Thrust (vac): 3,780.345 kN Isp: 276 sec Burn time: 46 sec
・M24 Gross Mass: 34,470 kg Empty Mass: 3,410 kg Thrust (vac): 1,245.287 kN Isp: 288 sec Burn time: 71 sec
・M34 Gross Mass: 11,000 kg Empty Mass: 1,000 kg Thrust (vac): 294.000 kN Isp: 301 sec Burn time: 102 sec

1. M-V(3段式:M14+M24+M34)の場合
 これに1800kgのペイロードを積み、真空中をまったく水平に飛ばした場合の速度増分ΔVは以下の式で与えられます。
  ΔV=9.8(276ln(130830/59340)+288ln(47270/16210)+301ln(12800/2800))=9642[m/s]
 この値は、高度200kmの円軌道の軌道速度であるところの7.78km/sあたりに比べると若干大きい速度になりますが、
その差は重力に逆らってロケットを持ち上げたり空気抵抗で引っ張られたり大気中でロケット燃やして比推力と推力を損したり、
といった損失で、中でも重力損失が一番大きい部分。地球の自転で得する速度もあるけど、おおよそ0.4km/sでまあその程度。

#  ところで、件の記事 [nikkeibp.co.jp]だと「公称打ち上げ能力こそ1.85tだが、実際には2.3t」らしいのですが、では実際にペイロードを2300kgにして
# 同様に計算すると、ΔV=9202[m/s]。この差の0.44km/sを埋めるのは結構厳しいのですが。2段目がM24からM25に改良されて、
# 推力と比推力と推進薬重量とがそれぞれちょっとずつ向上しているんだけど、推算しても0.44km/sも差が埋まらないし。
#  それに、この記事とそこからの引用以外、どこ探しても「ペイロード2.3t」と言ってるサイトは見当たらないし、
# 今年の5月に某所でもらったばかりのM-Vのパンフレットを見ても「Payload to LEO……M-V 1号機:1800kg、M-V 5号機:1850kg」って
# 書いてあるし。2.3tって誰が言ってるんだ?
723722:2006/07/21(金) 22:48:16
で、同じ人によるSRB-A流用型の考察
---------
2. M-V改(SRB-A+M24+M34)の場合
 さて、上のM-Vのペイロードを1800kgにしたまま、第1段のM14をSRB-Aに換えるとどうなるか。
  ΔV=9.8(280ln(123670/57670)+288ln(47270/16210)+301ln(12800/2800))=9597[m/s]
 45m/sしか変わらないんですが。
 ……いやまあSRB-AはM14より推力が小さくて燃焼時間が長いので、その分重力損失が大きくなって、実際のΔVはさらに小さくなり、
より能力は下がります。SRB-AとM-14の燃焼時間の差は55s、この余分の55秒の間の飛翔経路角を、ごく大雑把に、ならして45度と仮定すると、
追加で発生する重力損失は55*9.8*sin45°=381[m/s]。この分ΔVは小さくなるはず。
 さて、1.のM-Vに1800kg積んだときに達成されるΔVは9642m/s。これに追加で発生する重力損失(雑な推計だけど)381m/sを足すと10023m/s。
SRB-Aを使ったM-V改は、ΔVがこの10023m/sを達成できるようにペイロードを減らさなくちゃならない、はず。推計が雑すぎなければ。
 この計算は関数電卓ではちょっと無理なので、Excelのゴールシークを使って「M-V改のΔVが10023m/sになるペイロード質量は?」と聞いてみると
出てきた答が1393kg。約400kg減、それでも1.4t積める。これでM-Vの60-70億円から値段が半減されると35-40億円となる。
1USD=115円とすると3000-3500万ドルといったところか。ロシアのICBMやSLBMのリサイクル品にはもとより太刀打ちできないけど、
もう少し頑張るとヨーロッパのVegaやLMのAthenaと肩を並べるくらいのロケットになるかもしれない。Athena-1が1700万ドル [astronautix.com]で
Athena-2が2600万ドル [astronautix.com](どちらも2000年時点)くらいらしいので。
724NASAしさん:2006/07/21(金) 22:52:40
>>722
2.3tはKM-V2を使って四段式固体燃料ロケットとしてLEOに打ち上げた場合じゃないかな。
計算してないからはっきりしたことはいえないけどね。
725NASAしさん:2006/07/21(金) 22:52:43
>718
そもそも今のISASがM-Vをもてあまし気味なわけで、
ここにLEO500kgクラスの科学衛星を年2機程度開発するとなると
M-Vの打ち上げ間隔が2年〜4年くらいになってしまう。

施設の維持とか考えると、M-V1回あたりの打ち上げコストは上がるはず。

さらに文書化の不得手なISASだから打ち上げ間隔が開きすぎれば
M-Vの打ち上げ成功率の維持にも疑問符がつく。

もし仮にM-VAに開発予算がついたところで状況は改善しない。
726NASAしさん:2006/07/21(金) 22:53:54
>721
H-2以前のロケットはエンジンがアメリカ製だから使用不可。
いまさらボーイングが売ってくれるわけもなし。
727NASAしさん:2006/07/21(金) 22:57:57
>>725
>もし仮にM-VAに開発予算がついたところで状況は改善しない。
何故?M-VAの運用費はM-Vより安いんだからその分金が浮くはずだよね?
そもそもの原因は異常に少ない予算なんだし>>656の記事はさっぱり問題解決になっていない

てか、的川先生も上段の液体エンジン欲しがっていたんだしそっちに金回して中段を
液体化した新型の中型ロケット開発とか言うならまだ話はわかるんだけどな
728NASAしさん:2006/07/21(金) 23:02:11
>>727
コストダウン目的なら

一機あたりのコストダウン×発射数>開発費

にならないと意味がないよね。
729NASAしさん:2006/07/21(金) 23:03:42
>>724
たぶん。
今までM-Vで打ち上げられた衛星を見ても、内之浦から最も打ち上げ能力を発揮する
軌道傾斜角約30度でさえLEO 2.3tには遠く及んでいないので。

しかし、その一方でISASの先生はM-VのLEO 1.85tは行き着くところまでいったようなことを言ってるので、
常識的な予算内での開発、そして打ち上げコストを考えると、これ以上の性能向上は限界なのではと。
730NASAしさん:2006/07/21(金) 23:04:38
>>724

計算してみるから、4 段目の仕様を書いてくれ。
731NASAしさん:2006/07/21(金) 23:06:28
>727
開発元のISASですら、数年に1機しか使わないとわかってるものを
なんでわざわざコストかけて開発するのだか。
メーカー側のM-VAに対する技術維持がどこまで期待できるか?というのが問題。
732NASAしさん:2006/07/21(金) 23:33:03
>>726
売ってくれるんじゃないの?
昔と違って、ロケット後進国じゃないんだし。

とはいえH1を丸々復活は難しいだろうから、現在のコンポーネントで同じよーなの作れないかね。
第1段エンジンをロシアから買って、第2段にLE5Bとか。
直径をH2Aと同じ4mにすれば、色々共通化できね?
733NASAしさん:2006/07/21(金) 23:38:57
>732
昔と違って、打ち上げ市場が先細り。
H1の1段目は現在のデルタ2とほとんど同じなので、技術的には可能だとは思う。
ただ、デルタシリーズが商業市場から撤退してる状態で
わざわざボーイングとアメリカ政府が敵に塩を送るか?というとかなり難しいかと。
734NASAしさん:2006/07/21(金) 23:41:36
>>732
RD-171のスケールダウン型のノズル1基タイプのRD-191を売ってもらいましょう。
おそらく売ってくれる。
735NASAしさん:2006/07/21(金) 23:42:32
>>728
もちろんコストダウンなんかが目的なわけないじゃん
コストダウンはただの口実でメーカーに開発費と言う金を流し込むことにあるに決まってる
736NASAしさん:2006/07/21(金) 23:44:43
>>732-734
お前ら!
生産設備が残っていると思うのか!
それに材料すら無いだろう。
737NASAしさん:2006/07/21(金) 23:49:09
H1の廉価版つくるならミニットマンのコピー品作ったほうがいいと思う
738NASAしさん:2006/07/21(金) 23:51:09
んじゃ、H2Aの廉価版じゃだめ?
第1段をロシアから買ったケロシンエンジンにするとか。
739NASAしさん:2006/07/21(金) 23:52:39
>>738
そのくらいじゃほとんど安くならん気が
740NASAしさん:2006/07/21(金) 23:54:39
だめか(´・ω・`)
GXも、たとえ成功しても美味しくなさそうだしなぁ。

ロシアからソユーズ丸々買ってきて打ち上げた方がマシな気がしてきたw
741NASAしさん:2006/07/21(金) 23:55:22
>>740
打ち上げ設備がない
742NASAしさん:2006/07/21(金) 23:59:01
>>740-741
ロシアからアンガラロケットの一段目を丸ごと購入するってのはどうよ。
韓国がロシアから買ってKSLVと命名、近々打上げだけど、基本型で太陽同期軌道に1.5tの打上げ能力があるよ。

http://www.astronautix.com/lvs/kslviii.htm
743NASAしさん:2006/07/22(土) 00:03:50
SRBを使用すると能力が落ちるから、500kgの衛星を主力にする訳か
本末転倒な気もするが、あまり反論する余地もないな
744NASAしさん:2006/07/22(土) 00:05:51
打ち上げ能力向上型は、SRBを2本追加して、SRBが3本並ぶ形になるってホント?
見てみたいけどすげぇ間抜けなような。。。
745NASAしさん:2006/07/22(土) 00:07:16
>736
ボーイングにはあるでしょ>生産設備
デルタ2は現役のロケットだぜ。
746NASAしさん:2006/07/22(土) 00:12:51
NASA仕様でやる限り自ずと最低価格は決まっちゃうと思うんだが。そしてその価格はISASが使えない
747NASAしさん:2006/07/22(土) 00:42:38
>>145
流石にΔ2が現役とは思っていなかった。
736の発言は撤回します。
748NASAしさん:2006/07/22(土) 00:44:20
>>747
なして1ヶ月以上も前の書き込みにレスするのっ!
749NASAしさん:2006/07/22(土) 00:56:44
>>738
> んじゃ、H2Aの廉価版じゃだめ?
> 第1段をロシアから買ったケロシンエンジンにするとか。

見栄え悪いが、第1段を SRB-A にするんじゃだめ?
750NASAしさん:2006/07/22(土) 01:10:02
>>740
ソユーズの打ち上げ見てると、打ち上げ台がうまく開かなくて
ロケットがひっかかって転倒したことはないのか気になって仕方がない
751NASAしさん:2006/07/22(土) 01:54:11
逆に考えるんだ。
直径4mの超大型個体ロケットを開発して H-IIAのポジションを奪うんだ。
752NASAしさん:2006/07/22(土) 03:08:49
>>751
そんなことするならWikipedia英語版の M-V にピースキーパーICBM並の能力が
あると書かれているように来年度の予算でM-Vを120機作って 100 機は
航空自衛隊、20機はISASに納品すればいいんジャマイカ?
753NASAしさん:2006/07/22(土) 03:10:51
>752
その予算は誰が出すんだ。自衛隊にそんな金はないぞ。
754NASAしさん:2006/07/22(土) 03:46:04
>>753
たかが7000〜8000億だろ? しかも量産効果を考えないで。
MD予算を考えるなら、非常に安い。
揃えちゃえば、緊張が高まれば一週間で核弾頭作りますよ、なんていえるんだから。
どうせ数をそろえるのに数年はかかる事を考えれば、いい感じでしょw

この際、国防は宇宙科学の犠牲になれ。
通常兵器でも十年くらいは困らないんだし。
755NASAしさん:2006/07/22(土) 05:24:54
こういうロケットって衛星打ち上げと弾道ミサイル以外の用途ないのかな
画期的な使い道が発明されて大量生産できるようになればいいのに
756NASAしさん:2006/07/22(土) 07:14:11
>>755
そこで弾道飛行郵便配達ですよ。

>>750
ソユーズの発射台って、あのチューリップみたいなのは無制御で開いたと思った。

やじろべえみたいになってて、台の先端にロケットが乗っかってるの。
もう片方の端には重石がついてる。

発射前は、ロケットの自重で押さえつけられて、チューリップの各花びらは閉じてる。
ロケットが上昇開始すると、ロケットの重石が外れるので、やじろべえの原理で花びらが開く。

発射台に据え付けた時、ロケットの自重を支えるのがロケット下端ではなく、
中央接合部なのがミソ。ココは4機のブースターの結節点でもあるので、
特に強度を強化しなくても良かったんだそうな。

ロシア流の合理主義なんだろね…。

以上、聞きかじりでした。
757NASAしさん:2006/07/22(土) 08:22:57
>755
ABM(弾道弾迎撃ミサイル)とか、
ABM部隊の演習用の標的とか。
どちらも演習の度に消費するから、
宇宙機打ち上げはもちろん弾道弾よりも
生産数が多くなるんジャマイカ。

758NASAしさん:2006/07/22(土) 10:04:21
4mは無茶にしても2.5、3m程度のを1段目としてクラスタにして上にLH2/LOX乗せたらH-II系と張りあえそうだね
モーターケース、燃料充填は射場付近に工場向上作っちゃう
宇宙研だって上段用LH2/LOXエンジン作れるんだし十分現実的な線だと思うんだが
宇宙研が開発して民間委譲と、安く上がれば誰も文句言うまい…って文句言う香具師がいるんだったな…orz
759NASAしさん:2006/07/22(土) 11:31:02
>>755
M−VでHTV打ち上げ・・・振動が多いから無理かw

宇宙ステーションへの補給物資輸送用とかには使えないのかな?
人間乗せるには、振動+加速度がきつ過ぎだろうけど。
760ISAしさん:2006/07/22(土) 11:38:19
固体ロケットが進化の袋小路ってあーた…
CL20もHANもGAPも実機レベルで試していないし、推力だって700tf級はまだ作っていない
何よりモーターケースもC/Cスロートも自給できていない。まだまだ発展途上でしょうに

価格を安くした代償に採択件数を増やす、とかなかのひとは言われたかもしれないけど、
M3S2時代へ逆戻りの打ち上げ重量、採択してくれるのか怪しい今後の深宇宙探査機、
失うも物が圧倒的に大きい。つか最早日本で打ち上げる必要性が思いつかない、コスト云々言い出すと
(いや、3、4段式も維持すると信じているけど…)

>722他
カーボン化されたM25は推進剤量がプラス3t、ケース重量がマイナス1t位。推力が同じでも
2段目のこのスペックアップはΔV増強に非常に利く。(実際は燃焼圧上がってるみたいだし)
あと、KM-V2は文部省の宇宙開発委員会のサイトのMV5の所で推進剤重量ならあったはず
実はSRB-Aの方が燃焼圧は高いから、燃焼速度をM14並にあげる事が出来れば殆ど
現行MV並にできるんだけどねー
761NASAしさん:2006/07/22(土) 11:53:54
ますます未来がないと感じてしまう、全段固体M-V級ロケット。
762NASAしさん:2006/07/22(土) 12:47:22
>>717-719
ま、漏れもMV廃止は賛成に心は決まったけど、
内之浦から打上げを見れなくなるのはチトさびすいな。

9月の最終打上げは、何が何でも見物するべ。
763NASAしさん:2006/07/22(土) 13:07:17
アメリカの次期有人も1段目固体だしなぁ。
将来はM−Vライト+SRB改のM−VAに開発予算が付いて欲しい。
764NASAしさん:2006/07/22(土) 13:28:14
>>757
ABM っていうのは1970年代に開発された核ミサイル搭載弾道弾迎撃ミサイル。
自国領土上空で核爆発することによって的の核ミサイルを迎撃する素晴らしい
自己矛盾兵器w。今やっているのは MD とかいってちょうだい。

内之浦って結局廃止になっちゃうの?
765NASAしさん:2006/07/22(土) 13:47:30
【韓国】『テポドン2号の効果はイージス艦の16倍』 〜韓国国防研究院(KIDA)[07/22]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1153532769/l50

グックがこんな事言ってます。
そこで、IHIさん、ラインナップに、M-V-military を追加して
自衛隊を騙して売りつけてください。>>752-754

おそらく、IHI-> 自衛隊---(賞味期限切れ)-> ISASに衛星打上げ用として廻ってくる。

これなら自衛隊以外はハッピーになれるのだが……
766NASAしさん:2006/07/22(土) 13:55:14
日本がICBMを持つメリットは無い。北朝鮮の施設を攻撃する程度なら飛行機で十分。
あそこは制空力皆無だから。
767ISAしさん:2006/07/22(土) 14:51:55
つか弾頭も無いのに長距離ミサイルを持ってどうすんのさ、ホント
768NASAしさん:2006/07/22(土) 15:04:03
このスレ的にはM-Vが量産されればなんでもいいんです。
769NASAしさん:2006/07/22(土) 15:20:57
中止が決まった以上J−1、あるいはJ−1改(2号機)の失敗の轍を
再び踏む事がないようSRB転用個体ロケットの問題点を語るのが
M−Xへの手向けだと思うんだ。
770NASAしさん:2006/07/22(土) 15:21:44
核武装しかない
771NASAしさん:2006/07/22(土) 15:27:09
>>769
松浦さんが全部語っちゃったんじゃない?
772NASAしさん:2006/07/22(土) 15:40:40
>>771
>>723 では LEO 1.4tぐらいまでいけるとなっているけど?
773NASAしさん:2006/07/22(土) 15:54:34
NASDAの工作員が巣くってるなここ
774NASAしさん:2006/07/22(土) 16:01:59
>>773
ごちゃごちゃいうと種子島からSRBミサイルを内之浦に撃ち込むぞ。
775NASAしさん:2006/07/22(土) 16:02:13
都合が悪くなると工作員認定乙。
776NASAしさん:2006/07/22(土) 16:03:37
>>774
これがNASDAのやり口です
777NASAしさん:2006/07/22(土) 16:05:45
>>776
ここでM-Vの威力を見せつけるんだ!
目標種子島!!、M14点火!!
778NASAしさん:2006/07/22(土) 16:09:01
PLANET-CをH2Aとか寝言ほざいてるマスコミが居るようだが、
液体燃料ロケットじゃ秒単位の時間制限が課せられる惑星探査機を打ち上げるのは無理だっつーの。
779NASAしさん:2006/07/22(土) 16:23:11
>>778
つ「ニューホライズンズ」アトラスV
つ「ディープ・インパクト」デルタII
つ「カッシーニ」タイタン4

みんな液体燃料だと思うんですけど・・・
780NASAしさん:2006/07/22(土) 16:24:13
>>778
ほう、では他国はどうやって惑星探査をしてるのかな?
781NASAしさん:2006/07/22(土) 16:46:16
余所はMXクラスの優れた全段固体ロケットが無いから仕方なくやってるだけ。
色々と不具合が出てるのは有名だからノベルまでもないな。
782NASAしさん:2006/07/22(土) 16:54:30
秒単位の打ち上げ精度を要求されるのは、M-Vの打ち上げ能力が低すぎて
宇宙機に十分な軌道制御用燃料を搭載できないからってのも散々既出。
それが結果的にのぞみ失敗の原因になったのも。
783NASAしさん:2006/07/22(土) 16:54:42
>>778
無理じゃない。パワーの余裕があればウィンドウは広がる。パワーの余裕な無く、ウィンドウ
が狭くても幸運があれば上げられる。w
784NASAしさん:2006/07/22(土) 16:56:15
じゃあM-Vで冥王星まで探査機を飛ばす方法を教えてくれ。
785NASAしさん:2006/07/22(土) 17:03:31
>>784
「軌道の魔術師」に聞いてください
786NASAしさん:2006/07/22(土) 17:07:10
電気推進を使って近日点噴射を繰り返せば行けるよ。
実際的じゃないけど。
787NASAしさん:2006/07/22(土) 17:19:58
>>784
ソーラーセイルで木星スイングバイしていけばいいんでね?
788NASAしさん:2006/07/22(土) 18:05:54
アトラスXでニューホライズン打ち上げたみたいに
H2Bのペイロードに衛星+キックステージで冥王星まで行けるんじゃね?
789NASAしさん:2006/07/22(土) 18:07:23
>>782
ISASの予算では打ち上げ延期で燃料最充填の費用が
払えないのもさんざんガイシュツ。

790NASAしさん:2006/07/22(土) 18:15:32
>789
燃料の再充填なんて1億もしないはずだが。
LUNAR-Aをあれだけ延期する予算は確保できるのに
燃料再充填程度の予算が確保できないとも思えないし、
H-2A使うならJAXA本体側と予算分担できるっしょ。
791NASAしさん:2006/07/22(土) 18:15:45
>>789
H2Aなら打ちあげは丸ごと三菱重工に「発注」だから、ロケット側事由の延期なら
三菱負担にならないのかな。もちろん衛星事由ならISAS(JAXA)が負担せざるを
得ないだろうけど。天候事由とかはどういう契約になってるのかな。
792NASAしさん:2006/07/22(土) 18:26:05
>791
RSCに発注してたときは天候理由の延期も含めて全部JAXAの費用負担だったはず。
三菱に発注する場合も同じと思われる。

たとえばアリアンスペースの場合、天候理由の延期費用はアリアン側の負担になる。
ただ、一般的な打上契約だと指定期日までに衛星が軌道にのっていれば
いつ打ち上げるかは打上業者側の判断に任されるはず。
よって、天候判断が微妙ならそもそも燃料充填をしない。
793NASAしさん:2006/07/22(土) 18:52:39
>いつ打ち上げるかは打上業者側の判断に任されるはず。
やっぱりこういう事になるんだよね。
自分の判断で打ち上げが可能なM-Vを潰すのは愚作だな。
小回りが利く打ち上げ手段は絶対に必要。
794NASAしさん:2006/07/22(土) 18:53:38
そのための後継機だろ。
795NASAしさん:2006/07/22(土) 19:09:25
時間の条件が厳しいのは、たとえば惑星間軌道。
新型とやらは能力がガタオチなので、そういう軌道に打ち上げるのには向かない。
796NASAしさん:2006/07/22(土) 19:09:42
ウィンドウが狭くなると値段も高くなるんだろうな
797NASAしさん:2006/07/22(土) 19:17:27
>793
あくまでアリアンスペースの一般的な打上契約の場合ね。
日本の場合、法律上、三菱主体では打ち上げできないし、漁業交渉とかもあるから
打上延期費用は発注側のJAXA負担にしかできないと思う。

あと、打上ウィンドウの極端に制約される打上では特別な契約を結ぶと思う。
(通常はESAやNASAが延期判断含めて直接コントロールするんでは)
798NASAしさん:2006/07/22(土) 19:54:17

>>722-723
思ったんだけど、M-Vの1〜3段の湿重量だが、
M14 83,560kg、M24 34,470kg、M34 11,000kgを合計しても129,.03kgで、M-Vの総重量には約10,000kgも足りないよ。フェアリングや段間部を考慮しても到底、計139tにはならない。

M14の83,560kgというのは後部筒を省略した重量だし、M24やM34もSMRCやSMSJその他を省いてしまった重量です。
実際のM-Vはさらに構造重量比は劣っています。
このサイトにも重量や推進剤重量があるが、そちらのサイトと同様、省略した値でしかない。

http://www.isas.ac.jp/publications/hokokuSP/hokokuSP47/85-116.pdf
799NASAしさん:2006/07/22(土) 19:56:52
日本の惑星探査を殺したNASDA
800NASAしさん:2006/07/22(土) 20:06:59
まだΜ5じゃなきゃ惑星探査機打ち上げられないとか思い込んでる奴居るの?
801NASAしさん:2006/07/22(土) 20:21:47
高価な食器を買って、それに盛る料理が用意できなくなったり、
あまりに高価な為、それを使う機会が減ってしまったら元も子もない。
802NASAしさん:2006/07/22(土) 20:58:28
十分なお小遣いを出さないのが悪い
803NASAしさん:2006/07/22(土) 21:34:05
804NASAしさん:2006/07/22(土) 21:43:41
>>802
茄田が全部悪いのでつ。

>>803
とーだいうちゅーけんは田舎大学の相手なんてしません。
805ISAしさん:2006/07/22(土) 21:45:23
>774 そんな精度出ないってw
>782 のぞみが失敗した事はしつこく語るけど、はやぶさがうまく目的地に着いた事はまず語らないよね、MVの特性を語る輩
>784 300kg位で原子力電池を積んだイオンエンジン搭載機ならいけるんじゃない?MVで
>798とか
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h17/anzen/05063001/1_1_3/009.htm
に各段重量、推進材重量があるので参考まで
文部省の宇宙開発委員会のサイトはけっこうほじくるといろいろ出てくるよ
806ISAしさん:2006/07/22(土) 21:52:53
>804 東大宇宙科学研究所なる組織は存在しません、東大航空宇宙研究所でしたら1981年までありました
また、CAMUIロケットはISASニュース2004年12月号の表紙を飾りました

    と無意味に釣られてみる
807NASAしさん:2006/07/22(土) 21:58:08
しょーもなw よほど気にさわったらしい
808NASAしさん:2006/07/22(土) 22:09:44
>>793
> >いつ打ち上げるかは打上業者側の判断に任されるはず。
> やっぱりこういう事になるんだよね。
一カ月も二カ月も前に打ち上げられえるわけじゃなし、
ウィンドウが狭いなら狭いなりに打ち上げられるはずだ
し(それが出来なければ契約違反)、何が問題なのか
わからん。
809NASAしさん:2006/07/22(土) 23:07:43
>>805
まったくだな。
はやぶさの成功はMXあったればこそというとこを意図的に無視する輩が多い事・・・
810NASAしさん:2006/07/22(土) 23:09:08
>809
なにいうてんのぉ〜
811NASAしさん:2006/07/22(土) 23:10:55
>>810
いいぐさが情けないな。
まともな口の聞き方はできないのかい・・・坊や
812NASAしさん:2006/07/22(土) 23:17:47
>>809
誰のせいではやぶさもダイエットを強いられただよ。
813NASAしさん:2006/07/22(土) 23:21:53
>>779
どれもこれも宇宙研の全予算の数倍の金をかけて作られている
一緒にする方がおかしい
814NASAしさん:2006/07/22(土) 23:24:51
>>813
「液体燃料ロケットなら出来ない」ということへの反論だから出てきたんでしょ?
815NASAしさん:2006/07/22(土) 23:25:21
おう
816NASAしさん:2006/07/22(土) 23:31:18
はやぶさもダイエットの為に、重さが5.1キロしかない。
リアクションホイールを1個減らした(4個→3個)からな。
1個壊れることは想定内だった。

プラネットCは4つ使うが、大きいのは2個で、角速度が
小さくて済む2つははやぶさと同じ小さいもの。涙ぐましい。
大きい方が先に逝ったら、金星観測に支障が出ると思うのだが。
817NASAしさん:2006/07/22(土) 23:34:48
>>784
ソーラー電力セイルに高性能イオンエンジン、EDVEGA、地球・金星スイングバイ、フル装備させれば行けるのではあるまいか
もっとも冥王星に探査機送り込めるようになる頃にはISASにロケット開発・運営予算がきっちり付いていれば
上段が液体エンジンのミューなりM-VIなりが出来ているだろう

>>790
LUNAR-Aに追加予算が出たって話は聞いたこと無いが?

>>805
M-Vあくまでのぞみの失敗の一因であるだけでM-Vだから失敗した訳じゃないしね
余裕があるから成功するかと言えばそれは当てはまらないのは各国の探査機の状況を見れば明らか。失敗するとき失敗するし
818NASAしさん:2006/07/22(土) 23:45:29
後継機のランチャーはこんなのがいいなぁ
http://www.youtube.com/watch?v=QIzXI-mlJjs
819NASAしさん:2006/07/22(土) 23:46:11
>>818
かっこいいな。これに決まりだ。
820NASAしさん:2006/07/22(土) 23:54:09
>>814
作れない物を例えたって画に描いた餅でしかないわけだが?
H-IIAを使うとしても探査機は特段でかくなるわけがない
そしてその探査機にH-IIAはでかすぎる
821NASAしさん:2006/07/23(日) 00:19:38
そしてその惑星探査機を打ち上げるにはM-Vは小さいのもまた事実なのだ。
822NASAしさん:2006/07/23(日) 00:20:58
そこで我等がGXの出番!!だったはず(´・ω・`)
823NASAしさん:2006/07/23(日) 00:23:03
H2Aみたいなデカくて価格が高いだけかつ信頼性が低いの低性能ロケットにISASの宇宙機を載せるなんて不安過ぎる。
824NASAしさん:2006/07/23(日) 00:29:26
>>817
LUNAR-Aの予算についてあまり詳しくないので質問。
> LUNAR-Aに追加予算が出たって話は聞いたこと無いが?
例えば、松浦氏の日経の記事
「“不良債権”解消に動くかJAXA/ISAS、M-Vロケット6号機に2号機の資産を流用」で
( http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=384124&FORM=biztechnews )
>開発開始から15年もの時間と230億円あまりを費やして、
の230億円あまりというのは全て当初予算?また、その前段の
> 2004年8月には、同年夏とアナウンスされていた打ち上げが「ペネトレーターの信頼性
>確保にさらに3年程度の技術開発と25億円程度の投資が必要」という理由から延期と
>なり、現在打ち上げ時期は未定になってしまっている。
というのは
「科学衛星の総点検実施状況について(LUNAR-A)」
( http://www.rikai.com/perl/LangMediator.En.pl?mediate_uri=http%3A%2F%2Fwww%2Ejaxa%2Ejp%2Fpress%2F2004%2F08%2F20040811%5Fsac%5Flunar%2Da%5Fj%2Ehtml )
>しかしながら、LUNAR-A計画開始以来13年を経た現在、ペネトレータ開発に更に約3年
>の歳月と更なる経費を必要とする状況は重大な事態と判断せざるを得ない。
だと思うが、結局「更なる経費」は投入されずに続いてるの?
825NASAしさん:2006/07/23(日) 00:37:28
液体でも科学探査できる、とかの問題じゃなくて、
液体(H-2A)で打ち上げられる規模の衛星を、
開発する予算が無いだけだとおもいまつ。

826NASAしさん:2006/07/23(日) 01:11:10
別にペイロード一杯使わなくてもいいじゃん。
まあ、H2A自体がMXよりちょっと高いのは確かだが。
827NASAしさん:2006/07/23(日) 01:41:13
日本の全予算(国&地方)の総額から考えればそんなに高くも無いと思うんだけどね。
ODAなんて未だに一兆円近く取っているんだし、米軍関係予算だって巨額だ。

科学探査衛星の打ち上げは、国の対外的威信やイメージアップにも供与するんだし。
828NASAしさん:2006/07/23(日) 01:46:16
ISAS でも H-IIA 使う衛星の計画はしているな。

SPICA
http://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.241/mission-06.html
 S-EL2ハロー軌道は,地球から約150万kmとかなり遠方の軌道ですが,注意深い軌道設計を行えば,かなりの重量物を投入することが可能です。例えば,H-II Aロケットを用いれば,約2.5tという重量の衛星を投入することが可能となります。

JASMINE
http://www.jasmine-galaxy.org/pub/future-report-0407.pdf
「もしH-IIA のdual launch の方がM-V ロケットよりも打ち上げコストが低いのならば、H-IIA の
dual launch が有力候補となる。さらに、H-IIA のdual launch の場合、軌道として仮にL2 ポイントを考えた
場合、打ち上げ可能な重量は、もう一つの相乗りの衛星の軌道がL2 ではない別の軌道であることを考慮して
も約1.2 トンもある(M-V の場合は、約0.5 トンである)というメリットがある。また、dual launch の場合で
一番小さいフェアリングを選んだとしても、M-V のそれよりも容積は大きい。」

太陽系外地球型惑星探査ミッションJTPF
http://www.isas.ac.jp/docs/ISASnews/No.288/mission-11.html

829NASAしさん:2006/07/23(日) 01:50:22
2006/7/21
M−Vロケット7号機の第1組立てオペレーション終了
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2006/0721.shtml
830NASAしさん:2006/07/23(日) 01:51:17
JASMINEの方、NASDAの官僚が書いたor書かせた臭いがプンプンしてくるわけですが。
831NASAしさん:2006/07/23(日) 02:01:41
>>826

そうなんだよな。
>>828
で紹介した計画でも SPICA と JETF は H-IIA フルサイズで使う予定だが、
JASMINE は dual launch の枠で考慮している。

で、この種のプロジェクトでコストは大体、
衛星 >> 打ち上げ > 運用
なんだが、MV は H-IIA より若干安いんだが、一方加速度や振動が大きくて衛
星開発コストに響く。

また惑星ミッションでは能力ぎりぎりでフライバイとか重ねざるをえないので、
運用コストの増大につながる。

まあ、これらも程度問題で、M-V が今のコストの半分程度なら生き残っただろ
うが。
結局改良のための予算獲得がうまくいかず、何年か努力した上で ISAS の側で
もあきらめたと言うところじゃないか。
832NASAしさん:2006/07/23(日) 02:15:04
>>830

JASMINE のは研究者が書いた物だ。

>>828
で紹介したプロジェクトはいずれもラグランジュ2ポイントを使っている。

これは地球からは月までの距離の4倍だが、ポテンシャルの関係から月までよ
りも大きな質量の衛星を送ることができ、
地球からのノイズが十分小さく、太陽と地球が同方向にあるので太陽電池がそ
のまま遮蔽板の役割を果たし、地球へのアンテナも簡単な制御で済む(姿勢制
御系のノイズ要因が減る)。

精密な天文衛星には理想的なポイントだ。

しかし、M-V で天文衛星をラグランジュ2ポイントに送るには厳しいのも事実だ。
特に M-V にこだわりのない研究者なら H-IIA を選択するのは当然だ。
# M-V が今の半分のコストならともかく。


833NASAしさん:2006/07/23(日) 02:37:45
>>830
JASMINEは、国立天文台だけのプロジェクトでしょ。
あれはもう宇宙開発なんてまったく関係ない、天文観測のプロジェクトでしょう。
っていうかさ、NASDAの役人に、あれを書かせられるほどの柔軟性があるわけないでしょ。
そんなものがあるなら、今頃ISASは苦労してないだろうさ!
834NASAしさん:2006/07/23(日) 03:09:47
>>804
相手しませんったって、
そういう捉え方をするなら、
CAMUIはかの秋葉先生だからなあ・・・
835NASAしさん:2006/07/23(日) 03:26:59
>>833
>あれはもう宇宙開発なんてまったく関係ない、天文観測のプロジェクトでしょう。

えーそれを言い出したらすざくとかあかりとかのISASの天文衛星のシリーズは
どうなっちゃうのw。どっちかといったら天文衛星の打ち上げのほうが
得意でしょ?>M-V
836NASAしさん:2006/07/23(日) 03:59:42
IAから見たM-VAはどうだったんだろうね。
元々ISASとしてはM-VAの運用はIAに丸投げするつもりだったんだし
IA側が需要予測のつかないロケットを放り投げたようにも見えるが。
837NASAしさん:2006/07/23(日) 05:34:57
・・・カムイの大型化の話はないのかのぅ・・・
838NASAしさん:2006/07/23(日) 05:59:34
>>837
どうなんだろ。あまり期待できない気がするけど。
元々小型衛星の打ち上げが目標らしいし
重い衛星はXPで高度100kmから打ち上げるつもりだろうし。
839NASAしさん:2006/07/23(日) 10:00:02
元来 CAMUI は(衛星うち上げでなく)観測ロケットの市場狙った物だし。

当面、推力1トンクラスまでは考えているようだ。
再使用可能でコストを下げるとあるが、大型化してもかな?
# フライバックブースター!?

当面、観測ロケット MT-135 (1000 機うちあげ)程度を目指すんだろうな。
もう少し 大型化すると S-310 (到達高度 210 km, ペイロード 50kg)の変わり
になるかも知れない。
# 南極での打ち上げなんて芸当はできないだろうが。

S-520(到達高度 270 km, ペイロード 150kg)クラスとなるとやや苦しいかな。
一応このクラスまでできると多段化するとミニ衛星打ち上げられる。
その上となると TR-1A クラスか。

このクラスのロケット、結構便利なんだよな。
短時間だが、無重力、真空での工学、物性、生物実験。
衛星開発でも、VSOP のようなアンテナ展開の実験。
超音速テストプレーンの打ち上げ、ATREX、スクラムジェットの実験。

従来より大幅に安くできるとなると色々変わるかも知れん。
# そういえば、スペースシップワンと言うのもあったな。
840NASAしさん:2006/07/23(日) 10:31:18
あとロケットプレーン社との契約があるのをお忘れなく。
841ISAしさん:2006/07/23(日) 11:03:09
CAMUIって衛星軌道まで持って行けたら大形スラスタとして使えないかな?
いや、まだまともにスロットリングの試験もしていないだろうけど
842NASAしさん:2006/07/23(日) 11:12:18
CAMUIはいまだそういうレベルにまで至っていないからな。
それに低コストが売りなのであれやこれやと出来ないうちから
ないものを求めていると結局高いものになってしまうかも知れぬ。
843NASAしさん:2006/07/23(日) 11:25:17
>>833
もう盲(何故か変換できない)になっているな。
844NASAしさん:2006/07/23(日) 12:05:32
もうもう
845NASAしさん:2006/07/23(日) 13:15:20
もうもう
846NASAしさん:2006/07/23(日) 13:28:05
まうまう
847NASAしさん:2006/07/23(日) 15:46:33
通称「ホワイトノイズ」が気になるって奴は個体差もしくはロットの違いもありそうだからシリアルナンバー晒せや。
ちなみに S/N:5049420 だが全然気にならない。
848NASAしさん:2006/07/23(日) 15:47:03
すまん、誤爆
849NASAしさん:2006/07/23(日) 16:54:08
質問なんですが、以前の松浦氏の解説によると

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/index2.html
筑波宇宙センター側による、SRB-Aを第1段に使った3段式M-V低コスト化案(SRB-A+M25+M34)では、
打ち上げ能力は1.2tにまで低下する。とありますが、

仮に2段目をM-V-4号機以前のM24に取り替えると(SRB-A+M24+M34)
打ち上げ能力はLEO 1.2tよりもごっそり落ちるって事? あるいは少ししか落ちないの?


もし、ごっそり落ちるとしたらJ-1-2号機以下になってしまうって事なんでしょうか?
どうなんでしょうか、詳しい人教えて。

850NASAしさん:2006/07/23(日) 17:31:27
>>849
その筑波案だがM-V以上にコストパフォーマンスの悪いロケットになるのは間違いない
性能重視の高コスト体質のM-Vのパーツを大部分流用しているんじゃ安くなるわけがない
25億なんてどう逆立ちしても不可能で安くてもM-VA程度(50億程度)になってしまうのは確実だろう
そんなモン作るんならM-VAの方がコストパフォーマンスを含め全ての面で勝っている
851ISAしさん:2006/07/23(日) 18:15:37
>850
別に高性能だから高い、って訳では無くて一品ものを多用している、
アビオニクスが過剰かつちと古いのが高コストの原因と思ったが

IHIエアロにあるフィラメントワインディングをsrb-a製作可能な大きさに改造してカーボン製モータ−ケースの自給
アビオニクスを抜本的に見直し、安価な構成部品にする(出来るのかなー?)
あたりで随分安くできるし、遊休設備も無くなると思うんだけどねー

筑波案2段式がいまいち良く解らないんだけど、srb-a+M34(進展ノズルなし)だと
M25までがロストテクノロジーになってしまう、
srb-a+M25だとすっごく無駄なロケット、中間圏目的?な中途半端さになってしまう
良く解らん…
852NASAしさん:2006/07/23(日) 18:52:40
どなたか849の質問に答えてあげてください

@ とんでもなく低性能な3段式ロケットが出来る
A そこそこ低性能な3段式ロケットが出来る
853NASAしさん:2006/07/23(日) 18:57:37
>>851
M-Vはアビオが高いってチラホラ聞くけど具体的にはいくらしているの?
854ISAしさん:2006/07/23(日) 19:02:47
>852
多分公表されているMV1〜4のデータ、SRB-Aのデータを使っての試算だから
「LEO1.2tの3段式ロケットができる」かと
M25モータ−は推進剤重量は公表、2段目重量は推定しかできない筈
とはいえ筑波案3段でM25を使っても1.4tがせいぜいかと、あの燃焼速度(=推力)だと
なしてM14相当の燃焼速度に挑戦しないんだか、SRB-Aのモータ−ケース耐圧はM14よりずっと上なんだし







つか御本人カモン!   w 名無しでいいから
855NASAしさん:2006/07/23(日) 19:10:18
>多分公表されているMV1〜4のデータ、SRB-Aのデータを使っての試算だから

個人の都合のよい解釈じゃな・・・


しかしLEO 1.2tでもJ-1-2よりペイロード比は悪いわけだ。
万一 1.4tとしてもJ-1-2並かよー

ホントに松浦さん本人に出てきてほしいものだな。
856NASAしさん:2006/07/23(日) 19:22:00
つか、もう何でもあり。
打ち上げ能力2.3t自体が怪しくなってきたね
857NASAしさん:2006/07/23(日) 19:38:28
M-VAの価格をM-Vの3割減としてコストパフォーマンスを計算してみる

          価格   LEOペイロード   1ton当たりの価格
M-V       70億       1.85ton          38億円
M-VA      50億        1.9ton          26億円

M-VAのはだいぶ控えめに見積もった。実際にはもっと性能向上しそうだが
ペイロード重量が減るSRB-A転用案は当然使いにくくなるわけで採用するにはこれよりだいぶ安くないと意味がないわけだが
x億円/1.2ton=26億円
x=31億円
SRB-Aだけで10憶するんだよな…残り21億円でアビオを含めて全部作れるのか…?
858NASAしさん:2006/07/23(日) 20:07:41
コストパフォーマンスを上げるのに、外国での打ち上げも検討してみるべきじゃないか?
赤道付近に射場を作れば、それだけで打ち上げ能力が上がる訳だし
経済的に苦しいと言われている東ティモール辺りにODA予算で・・・

てか、M−Vって洋上発射は無理なのか?
859NASAしさん:2006/07/23(日) 20:19:02
>>858
ロシア方式というかゼニットみたいに各段を組み上げた状態で、
寝かせたり起立させたり出来きるのなら洋上運用しやすいかと。
M-Vはそれが出来るんだろうか。
860NASAしさん:2006/07/23(日) 20:26:33
>>858
少なくともH-IIAよりはかなり現実的かと。ちょっとした改造で出来そう>洋上発射
クリスマス島に射場を作るって話があったけど金がないって立ち消えになったとどっかで聞いたことがあるような
赤道から上げたらM-Vですら余裕でLEO 2t越えそうだな
861NASAしさん:2006/07/23(日) 20:39:19
以前は、重量当たりの価格でMXを批判するのはアホとか言われてたもんだが。
862NASAしさん:2006/07/23(日) 20:41:31
>>858
>てか、M−Vって洋上発射は無理なのか?
船舶搭載で海上配備すれば弾道弾転用にも有利だな。
863清掃員:2006/07/23(日) 20:57:36
.       ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
  -=≡  /    ヽ  \_______
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 -=≡ /. \ヽ/\\_
    /    ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-=   / /⌒\.\ ||  ||  (´・ω・`)
  / /    > ) ||   || ( つ旦O>>862
 / /     / /_||_ || と_)_) _.
 し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.)
864NASAしさん:2006/07/23(日) 20:58:22
>>863
よっ出てきたな。
865NASAしさん:2006/07/23(日) 21:02:33
>>858
ランチャーに特化しているから駄目です。
これがMV廃止の主要な要因だろうな、
ミサイル転用できない固体ロケットって存在価値0だな。
866始末人:2006/07/23(日) 21:03:25
.       ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
  -=≡  /    ヽ  \_______
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 し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.)
867NASAしさん:2006/07/23(日) 21:05:10
>>866
いちいち始末すんなよ。
お前の息くさそうだな。
868NASAしさん:2006/07/23(日) 21:10:01
こういう青臭い奴がいるのはしょうがないよ。
なぜMVの開発許可が下りたのか考えていないんだろうな。
869NASAしさん:2006/07/23(日) 21:46:21
青臭いどうこうより
弾道ミソの話厨はぶっちゃけつまらん
870NASAしさん:2006/07/23(日) 21:47:55
>>869
おれもそう思ふ
871NASAしさん:2006/07/23(日) 21:53:51
>>869
君がつまらないと思うのは君の勝手、
私は宇宙開発の中心は国防だと思っているのでね。
現実に世界中で軍事以外で宇宙開発を行っている国を知らないよ。

もう一度言う、何故MVの開発が承認されたか考えたことがあるのか?
872NASAしさん:2006/07/23(日) 22:00:27
軍厨は巣に帰ってください
873NASAしさん:2006/07/23(日) 22:06:37
>>872
俺は元々岩波朝日に毒されたラジカル左翼だったから、軍事に関しては土素人だよ。
ここ数年勉強はしているがな、基本的には科学者だな。
874NASAしさん:2006/07/23(日) 22:07:40
反動かw
875NASAしさん:2006/07/23(日) 22:09:26
>>857
重量あたりのお値段が気になるかえ? ↓も付け加えてね。値段は辛めに見積もりました。

          価格   LEOペイロード   1ton当たりの価格
H-IIA       100億     10t           10億円
876NASAしさん:2006/07/23(日) 22:09:57
>>874
保守と言ってくれ。
877NASAしさん:2006/07/23(日) 22:16:19
>>875
中型と大型を比べるのは無理がある
畑違いのICBM持ってきてM-V高いだろといっているのと同じ
878875:2006/07/23(日) 22:23:47
>>877
実は、それは百も承知。小型・中型ロケットは重量あたりの価格ではなくて打ち上げ毎の
価格を抑えたいから成り立ってるんだよね。>>857はそこら辺をちゃんとわかってないで
トン当たりがどうこうって言い出したんで、それに対する嫌味。
879NASAしさん:2006/07/23(日) 23:44:44
>868
弾道ミサイル技術を馬鹿にするな。
880NASAしさん:2006/07/23(日) 23:51:15
>871
MV後継が弾道ミサイルだと言うなら

・命令から5分以内に打ち上げ可能なこと
・製造から15年間の保管が可能

この二つの要求があることを論証しな。
881NASAしさん:2006/07/23(日) 23:57:24
>>880
自称元左翼の軍厨に餌を与えるなよw
882NASAしさん:2006/07/24(月) 00:10:49
だからそもそも弾道ミサイルなんて日本では価値がないってば。
883NASAしさん:2006/07/24(月) 00:26:54
なんなら次期政権に「M-VはICBMに転用可能ですので継続させて下さい」と
お願いしにいったらどう?

そのぐらいの腹芸やんないとM-Vは生き残れないよ。
でも日本の仮想敵国相手ではICBMはいらないんだなぁ・・・IRBM程度で十分。
884NASAしさん:2006/07/24(月) 00:35:36
ていうか、
「私は軍事ネタはド素人です」
と自称している人間が、
それを自称しつつ
ICBMネタを語りたがるのはどういう理屈だろう。

どうでもいいけど。
885NASAしさん:2006/07/24(月) 00:48:49
話がそれちゃったけど、ISASの全段固体の伝統(笑)を守る為にも
今後は洋上発射型中心にロケット開発を進めては如何だろうか?

そうすれば、漁民や地元民から文句を言われなくても済むし
従来より小型のロケットで衛星打ち上げられるし
下手に新型ロケット開発するより、開発費もリスクもずっと少ないんじゃないか?
886NASAしさん:2006/07/24(月) 00:58:54
>885
ランチャの移設ができないとISASが主張しちゃってるので、
現行ロケットを洋上発射できるなら今までの論法が崩れる。

あと、ISAS衛星の多くが極軌道をとるので、どこから発射してもペイロードは変わらない。
887NASAしさん:2006/07/24(月) 00:59:35
クリスマス島打ち上げでSRB+MV2段とか無茶言ってみる
まあ1.1tがせいぜいだけど。
888NASAしさん:2006/07/24(月) 01:17:51
>>886
惑星間航行だったら少しはプラスにならないか?>赤道上打ち上げ
ほんの少しで労が報われるほどではないだろうけど。
889NASAしさん:2006/07/24(月) 03:09:10
外出ならごめんなさい
ここの固体ロケットの論評は情報の質・量ともに非常に高いと思われ。
ttp://opencube.dip.jp/~hh001/column.html
890NASAしさん:2006/07/24(月) 04:22:41
>>889
マジレスするとISASにとってM-Vは
・宇宙工学としてはこのネタ引っ張って論文を書くのは正直もう辛い
・宇宙理学としては観測機器にかかるGはもう少し小さくして欲しいし,
 正直自分の観測器が打ち上げられれば手段は何でもいい(i.e. H-IIAでもいい)
ってことだと思うけど,その視点がすっぽり抜け落ちている。

このスレの多くの発言はビジネスや霞ヶ関や市ヶ谷的発想から抜け出てない。
相模原的視点から言えば「どういう論文を書くか」が一番重要で,
そのためのロケットであり衛星なんだという認識だと思われる。
だから打ち上げに失敗すると論文が書けなくて博士号がパー,みたいな話になるんだし。
891NASAしさん:2006/07/24(月) 04:30:37
>889
だいぶ色メガネの入った記事であることはわかった。
データ的には正しい部分もあれば明らかに間違った部分もあるが
だいぶ独創的な将来予測をしてるようにも感じる。
まあなんにせよ、誰の記事でも盲信するのはよろしくない。

いちいちあげると長くなるが
「Responsive Space」ってそんなに一般的な将来予想なのかね。
M-V後継機とかH-2Bと絡めて議論できるほど現実味を帯びているようには見えない。

あとH-2系の射場要員が実際の倍以上に増えているような気がする。

「今後の地球周回衛星は1t以下が常識化」という根拠が薄弱。

「高コストで時代遅れ型のH-2B開発」ってペイロードあたりの打上コストでは
アリアン5に劣るがデルタ4には勝るわけでそこまで悪いわけじゃないが。
892NASAしさん:2006/07/24(月) 07:01:45
>889
打ち上げビジネスとして見れば、
ロケットのコストに一番影響するのは一番機体が大きい一段目であり、これをMVから継承するのではコストダウンにならない。
SRB流用一段目という馬鹿な(失敗確定と私も思う)
提案が何故通るのか、取材と執筆の過程で検証していない記事だね。

MV一段目を継承してもSRB流用でも成立はしない。
893NASAしさん:2006/07/24(月) 08:04:32
>アリアンロケットを販売するアリアンスペース社は、アリアン4ロケットからアリアン5へ移行後、
>商業静止衛星需要の冷え込みにより赤字に転落、その損失をフランス政府が補填し続けている
>状況との話は欧州の知人から聞いている。
えーとこれはアリアン5の立ち上げに手間取ってた時期の話では。

即応型宇宙ってのは1990年代後半にイリジウム等の衛星通信サービスで
中小型衛星の打ち上げ需要が急増するという予想があった頃に立ち上がった構想では・・・。

情報ソースが古いのがかなり混じってないか?
894NASAしさん:2006/07/24(月) 10:34:01
>>890
いやまあその視点にせよ、
今回のM-V lite(のみ)という結果はどうかと思うわけで。
M-VなりGXなり、中盤をつめるものがあれば別だけど

結局は同じコトな気ガス
895NASAしさん:2006/07/24(月) 10:47:07
>>894
ひょっとしたら、GXはちゃんとまともなものが完成するという前提に
基づいて、計画が決められてるのかもよ?

・・・やばい、なんかそんな気がしてきた((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
896NASAしさん:2006/07/24(月) 11:48:18
>>895
漏れはずっとそう思ってますよ…。
役人の紙の上では、来年末頃にはGX試験1号機が打ち上がってるはずw

うん、GXがちゃんと上がればいいんだ。理学衛星上げられるから。
MVは論文ネタとしてはもう未来があまり無さそうだしね。
(つまり実用化フェーズだが、実用するにはコスト/振動等で破れたと。)

で、実際のトコロGXどうなってるんですか…。
897NASAしさん:2006/07/24(月) 11:51:31
http://www.kurasc.kyoto-u.ac.jp/sgepss/bulletin/341.html
には「平成19年度からの着手を目指し」書いてあるけれど、報道では
来年からとなってる。小型用。むしろ、催促じゃないかな。中型用が
なくなってえらいことになりますよって。

元記事が見つからないけど、こんなのも。
http://www.asahi-net.or.jp/~ek6t-nkmr/space/sb0203.html
ISAS、M-Vダウンサイズバージョンのロケットの開発構想を発表 SpaceNews(3/25)
宇宙科学研究所(ISAS)の川口淳一郎教授は、M-5 Liteと名付けられたM-Vのダウン
サイズバージョンロケットをIHI Aerospace社と開発する構想を発表した。同ロケットは
現在のM-VやH-2Aには小さすぎ、H-2Aのピギーバックには大きすぎる科学衛星の打ち
上げを目的としており、M-Vの2段、3段、4段ロケットを利用する。打上能力は、500kgの
衛星を低軌道に投入可能な計画で、開発費は3500万ドル、1機の打上価格は1300万ドルの
計画(ちなみにM-Vは1機5000万ドル)。
IA社は別途M-Vロケットの低コスト化の検討を進めており、3年後に35-50%のコスト削減を
目指している。具体的には第1段をH-2AのSRB-Aと置き換えるか現M-V1段の改良することと、
第3段の開発(M-V Liteと共通)の計画。
しかし、開発計画は未だ明確でない。ISASはM-V Liteを商業ロケットとして開発することを
期待しているが、このクラスの商業ロケットのニーズが多くないことはISASも認識している。
IA内部の議論では、M-V改良計画が順調に進めば2005年か2006年にM-V Lite初号機を打ち
上げる計画は成立性があるとの方針がでている。
898NASAしさん:2006/07/24(月) 12:16:21
899NASAしさん:2006/07/24(月) 12:21:08
>>897
下のはMV-Liteだね。
今回言われてるのは、J1-2号機改っぽいヤツ。

a.MVの2,3,4段使用→MV-Lite→低軌道に500kg
b.SRB-AにMVの2段目使用→今回の?→低軌道に500kg
c.SRB-AにMVの2,3段目使用→コスト高で破棄?→低軌道に1.2トンぐらい
d.SRB-AにM3S2の2,3段目使用→J1-2号機だったもの→低軌道に1トン

多分、aかbの案。
jaxa内部の綱引きで、種子島に持ってきたいので多分b案が有力。

b案の場合、流用のくせに新規開発要件が多そうで、思ったほど安くならない希ガス。
しかも、dのJ1-2号機よりスペック落ちとる…。
900NASAしさん:2006/07/24(月) 12:52:42
>>890
まあ、そんなところだろうな。
MV の過大な加速度+振動が衛星開発コスト(時間を含む)の問題、
SOLAR-B の光学系の開発者も指摘していたな。試験に余計な手間がかかる。
「すざく」の開発者も、低温部分の熱遮蔽と、過大な加速度に対応する
構造的な強度の矛盾に悩んでいた。
ISAS の科学部門の人は M-V にそこまでこだわっていないようだ。

>>894
まず、中型衛星の打ち上げ実績と今後の計画どの程度?
ISAS のは、SOLAR-B から PLANET-C までしばらく間が空く。
これまではせいぜい2年に1機程度。

また、中型衛星はこれまでの実績から、外国のロケットで打ち上げもしくは
H-IIA の dual launch じゃないか?
SERVIS と「きらり」はロシアのロケットで打ち上げている。
H-IIA の dual launch はすでにいくつか実績あるし、
計画中の GOSAT の質量、1.8 トン程度で、極軌道とは言え H-IIA の能力の半分程度、
しかも 3 機を計画している。
他にも同じクラスの中型衛星の打ち上げが予定され、GOSAT 含め、計9機。
やりくりによっては中型衛星の dual launch の機会がかなり増える。
というか、そうしないと GOSAT コスト高。
901NASAしさん:2006/07/24(月) 19:22:15
>>897
>>898

> 上げを目的としており、M-Vの2段、3段、4段ロケットを利用する。打上能力は、500kgの
> 衛星を低軌道に投入可能な計画で、開発費は3500万ドル、1機の打上価格は1300万ドルの
> 計画(ちなみにM-Vは1機5000万ドル)。

日本円にすると、開発費 40億円程度、1機の打上価格 15億円。
この試算に間違いなければ、

>b.SRB-AにMVの2段目使用→今回の?→低軌道に500kg

の案はまずコスト的に対抗できないな。
902NASAしさん:2006/07/24(月) 19:32:27
>>901
>日本円にすると、開発費 40億円程度、1機の打上価格 15億円。

この価格は、無理じゃない?
M−Vと比較すると、ペイロードで4分の1以上有るのに価格は4分の1以下って
普通小型化すると単価は、高くなるっしょ?
903NASAしさん:2006/07/24(月) 19:42:13
>>902
一段目のM-14ロケットモータってすごい高いらしいし
M-Vliteはアビオニクスを再利用するらしいから。
904NASAしさん:2006/07/24(月) 20:01:23
>>902-903
MV-Liteって、2,3段(MVの3,4段に相当)はスピン安定で無誘導。
MVより機能削ってます。
ホントに、観測ロケットの延長のつもりだったんでないかな。
905NASAしさん:2006/07/24(月) 20:07:57
ソースが少ないので松浦さんの
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/index3.html
コレ見るしか無いんだけど、

SRB+2,3段目だと1.2トン、SRB+2段目だと500kgってあるんだよね。
てことは、SRB+2段目の500kgロケットで開発して、パワー欲しいときは
3段目を追加するだけでokってこと?
MVが元ネタなら、接続はできるよね?

SRBにSRB2機つけて増強って案も書いてあるけど、
SRBにSSBが4つ付く、とかもアリなんかねぇ…。

ソレハソレで見てみたいような。
906NASAしさん:2006/07/24(月) 20:33:45
>>886
そりゃ松浦氏の主張。ISASの主張ではない
ISAS内でも射場移設の話は出ているしあの的川さんだって上段に液体エンジンを乗せる構想の話をしている
金さえあればシーローンチは全段固体ロケットを生かす重要なようその一つになると思う

>>897
散々既出だがM-VA or M-VがないとM-V Liteは成り立たない
M-VA or M-Vと部品を共用することによる量産効果も狙っているから
907NASAしさん:2006/07/24(月) 21:55:10
>>906
シーローンチの場合、射場と言うか母船?はどの位の物が必要なのかね?
海自の中古護衛艦を改造程度で良いのか、大型タンカークラスで無いと安定性にかけるのか?

場合によっては、ISAS以外の所から予算が回って来るかも知れん。
908NASAしさん:2006/07/24(月) 22:26:48
>>907
|油田掘削装置を改装した打ち上げプラットフォームは、
|長さ約135メートル、幅約68メートル。
|自動推進式で、68人を収容できる。

だって。シーローンチ社のヤツね。
油田用リグ改造だから、船というより海上基地だね…。

正直、クリスマス島を再整備した方がいいと思うよ。滑走路あるし。
909NASAしさん:2006/07/24(月) 23:17:02
IHIの造船技術で(ry
910NASAしさん:2006/07/24(月) 23:18:04
>>909
作れる作れないという以前にお金がかかりすぎジャマイカ
911NASAしさん:2006/07/24(月) 23:44:46
そもそもM-Vを流用するという考え自体が間違っている。元が高い物を流用したって出来たものが安くなるわけがない
筑波案が散々叩かれるのはそのため。Jシリーズ失敗の原因もそれ

M-VA案その点を考慮してコストを意識して全面的にリニューアルすることになっている

>>900
なんか最近理学理学言う人がいるが工学は無視ですか?
ISASは工学抜きでは成り立たないわけだが
912907:2006/07/24(月) 23:57:00
そうか、洋上プラットフォームはゼネコンがらみで予算付け安そうなんだけどなw
クリスマス島の射場整備費用はODA予算を廻してもらえればラッキーなんだけど・・・

実用性が怪しく成ってきた宇宙ステーションより海上発射基地のほうが
余程日本の宇宙開発に相応しいと思うのだが。
913ISAしさん:2006/07/25(火) 00:15:11
>894 筑波案は×MVlite○J1-2改です。つかSRB-Aみたいなでかいガタイの1段目いらないし、MVlite
>897 これがちゃんと進んでいればなー…orz
>911 普通に無視してると思っているが、あんなガタイで500kgな代物出す時点で…
ISASの中でも整理ついていないんんじゃ?
>912 メガフロート打ち上げ基地、運搬は速達性を重視したテクノスーパーライナー(いや、ネタだからねw)
バブル華やかなりし頃なら本気で検討された鴨w
914NASAしさん:2006/07/25(火) 00:35:06
過去に実質 MVliteなどといってたヤシがいたな w
915NASAしさん:2006/07/25(火) 02:52:53
だってMVLiteと同じスペックなんだもんよw
まさかSRBみたいなデカいの使って500kgとは思わんべw

固体2段式って、IRBMじゃねーんだからさぁ…。
916NASAしさん:2006/07/25(火) 04:08:31
高速船でマシになる程度の速達性だなんてネタにもならない。
917NASAしさん:2006/07/25(火) 04:24:28
>>912
洋上プラットホームはゼネコン関係ないよ。
某空港建設の時のメガフロート派(造船業界と賊議員)と埋め立て派(建築業界と俗議員)
の抗争を思い出されたし。
918NASAしさん:2006/07/25(火) 06:01:54
>897の記事ってM-VAについてはISASは無関係であるかのような書き方だね。
919NASAしさん:2006/07/25(火) 11:33:57
つーか将来のIRBM転用を想定しての仕様だろ。
920NASAしさん:2006/07/25(火) 13:03:37
>>911

> >>900
> なんか最近理学理学言う人がいるが工学は無視ですか?
> ISASは工学抜きでは成り立たないわけだが

>>890
> >>889
> マジレスするとISASにとってM-Vは
> ・宇宙工学としてはこのネタ引っ張って論文を書くのは正直もう辛い
と言うことだ。

実際、ISAS の宇宙工学の研究見ても、
イオンスラスタ、バリュート、ソーラーセール、ATREX、RVT
など数あるうちの M-V は一つにしか過ぎないし、今後研究することと言えば、
マグナリウム(Mg/Al)を使った低公害固体推進薬くらいか。
http://www.isas.ac.jp/home/propellant/resarch_Lab_2.htm
これはこれで大事な研究だが、ISAS の予算の多くを投入しなければならんと
言うほどでもないだろう。

2003 年に的川先生が M-VA の提案した時も民営化とセットだったし。
921NASAしさん:2006/07/25(火) 13:31:34
M-VAで商業参入を狙うなら、旧NASDA側の管轄になるわけだし、
結局ISASがM-V後継機を失うのは既定路線か。
922NASAしさん:2006/07/25(火) 20:17:17
百歩譲ってM-Vを廃止するにしてもISAS的にM-Vより使い勝手が悪いロケットばかりというのが超問題だな
923NASAしさん:2006/07/25(火) 20:46:10
>>900

H-IIA の打ち上げ
GOSAT 1.8 トン極軌道 (2008)
GCOM 1.8 トン極軌道 (2010)
各衛星4年毎に代替機を打ち上げる予定。

とか言うプランなんで、これに合わせて極軌道に2トン弱の衛星の相乗りは可能だな。
無論、ピギーバック衛星をたくさん乗せる手もあるが、もったいない。
VSOP-2 なら、極軌道から楕円軌道にするので構わんのじゃないか。

PLANET-C だと、赤道面に近いパーキング軌道に乗せる方が有利なんでこの手
は使えない。
SERVIS-2 とかの合い乗りかなあ。DRTS 後継機との合い乗りもあり得るな。

多分、この2機については何らかの約束(M-V の打ち上げコストより安くあげ
るとか、優先順位を高くするとか)あったのじゃないか?
# LUNAR-A は、そもそも衛星の完成いつになるか分からんので論外。

他の ISAS の衛星計画と言うと、
NeXT,SPICA,JASMIN,JETF
でこのうち M-V での打ち上げ念頭に置いているのは NeXT 。
後のは構想段階から H-IIA 利用。
924ISAしさん:2006/07/25(火) 22:08:16
>923 まあsolar sailとscopeは一応MV前提でプランは練っている罠
とはいえ、特にscopeは許容ペイロードが大きくなると泣いて喜ぶ代物ではある罠
磁気圏観測はX線と並んで日本の宇宙理学の柱だからいつまでもgeotailだけに頑張って貰うのも何だし

で、デュアルローンチなら打ち上げ費用は50億を切るからま、妥協点かな。

宇宙探査機は諦める方向で…いや、筑波なら H2A用キックモータ−に40億とか平気でつけそうだけど…
925NASAしさん:2006/07/25(火) 22:15:41
>>924
そうだよなぁ…宇宙研と筑波じゃ価値観が一桁違う
M-V or M-VAがあればM-34以上かKM-V1をH-IIA or H-IIBの上に載せるって手もありだろうけど
926NASAしさん:2006/07/25(火) 23:48:32
つーか、M−Vと共に理学系も轟沈させるつもりじゃね?
>日本の宇宙開発
927NASAしさん:2006/07/26(水) 00:15:56
>>886
>あと、ISAS衛星の多くが極軌道をとるので、どこから発射してもペイロードは変わらない。

遅レス失礼。
内之浦や種子島からだと、保安の関係で経路を横に曲げて飛ばしているので、
それをair/sea launchで真っ直ぐ飛ばせるとなると、
極軌道の方が恩恵は大きいよ。(もともと真東に打てている低軌道よりも)
まあ日本特有の事情だけど。
928NASAしさん:2006/07/26(水) 13:28:25
>>926

JASMINE,,JTPF プランは国立天文台が主導圏握っているようだし、
SOLAR-B の光学系は国立天文台の分担。
ISAS とは協力関係だが、財源違うんで潰せないでしょ。

逆に言えば、国立天文台など参加するとリソースに余裕ができるが、
その分しがらみなくなって、M-V いらないとかなったんじゃないか?
# ISAS 内部の宇宙理学系はそこまではっきり言わないだろうけど。

M-V はペイロード不足の他に、加速度と振動きつい問題あるんで、
精密なセンサー乗せるには不都合、余計な試験の必要がでる。
これなら打ち上げコスト 20-30 億円積みましてでもペイロードに余裕持たせ
て、センサーと衛星の開発スムーズにしようと言う発想もでるわな。
そもそも直径 3.5m という望遠鏡、M-V じゃ不可能。
# 赤外線とは言えすごいな、SPICA
# 太陽系外地球型惑星探査ミッション(JTPF)も、特殊な光学望遠鏡とは言え、
# 3.5m

まあ、大型新規プロジェクトにはサブスケールの試験もしたいだろうから、
LEO 500kg-1ton 程度の安くて手軽に打ち上げられるロケットがあると便利。
# それが M-V lite か。
# LEO 500kg なら 20億円以下にできんかな。
929NASAしさん:2006/07/26(水) 15:16:46
プレスリリースいっぱい。

M-Vロケット7号機の打上げについて
ttp://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060726_m-v-7_j.html
・宇宙開発委員会報告
M-Vロケット7号機の準備状況について
ttp://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060726_sac_m-v-7_1_j.html
M-Vロケット7号機(SOLAR-B)実験計画
ttp://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060726_sac_m-v-7_2_j.html
今後のM-Vロケット等について
ttp://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060726_sac_m-v_j.html
930NASAしさん:2006/07/26(水) 15:38:37
もし次スレがあればスレタイは

【追悼】ISASロケット総合スレ [M-V]5号機【糸川の子供達】
931NASAしさん:2006/07/26(水) 15:59:32
M-V運用終了うわあああああああん
932NASAしさん:2006/07/26(水) 17:02:07
これでいよいよIRBMの開発に着手するわけか・・・


933清掃員:2006/07/26(水) 18:05:38
.       ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
  -=≡  /    ヽ  \_______
.      /| |   |. |
 -=≡ /. \ヽ/\\_
    /    ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-=   / /⌒\.\ ||  ||  (´・ω・`)
  / /    > ) ||   || ( つ旦O>>932
 / /     / /_||_ || と_)_) _.
 し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.)
934NASAしさん:2006/07/26(水) 18:39:34
【さらば】ISASロケット総合スレ【M-V】
でいいじゃまいか。
935NASAしさん:2006/07/26(水) 19:15:10
>>924

> 宇宙探査機は諦める方向で…いや、筑波なら H2A用キックモータ−に40億とか平気でつけそうだけど…

宇宙探査機の定義によるけど、地球重力圏脱出なら、ラグランジュ2ポイント利用の
JASMINE,,JTPF,SPICA も入るな。

真面目な話、火星や、小惑星、金星程度だとキックモータ−無しでも済むだろ。
H-IIA が GTO 投入する時の近地点速度は、
10.2 km/s
これに対し、火星へ投入するのに必要な近地点速度は
11.4 km/s
(第2宇宙速度 11.2 km/s とほぼ同じ程度だが、無限遠での速度は運動エネル
ギーの差で計算しなければならないので、2km/s は残る。)

この程度の速度増分だと、H-IIA の2段目にもう少し頑張ってもらう程度で十分。
# JASMINE,,JTPF,SPICA は多分その構想。
精密なタイミングは要求されるが、惑星探査でもラグランジュ2ポイントに向
かう場合でも同じ。
そういや、SELENE の近地点速度も 11.1 km/s くらいじゃないかな。

木星、水星とかにいく場合は、これじゃあ不足するんで、キックモータ−欲し
い。
936NASAしさん:2006/07/26(水) 21:02:19
そもそもSRB-A転用で25億/発とかあり得ないと思うんだが…
もし足が出た時は責任取るのかね?>言い出しっぺの筑波
この流れだとはみ出た分まで宇宙研に押しつけられそうな悪寒
937NASAしさん:2006/07/26(水) 21:02:50
「M5」ロケット運用終了、新たに低コスト型開発へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060726i513.htm?from=main5

新しい小型ロケットは、M5とH2Aのそれぞれ一部を継ぎ合わせた固体燃料使用の2段式とし、1機25億円程度での打ち上げを目指す。
打ち上げ能力は半分程度に下げる。まず、来年度予算の概算要求に1億円程度を盛り込み、2010年度の初号機打ち上げを目指す。
938NASAしさん:2006/07/26(水) 21:17:56
>>937
固体で2段とか世界一馬鹿なロケットになりそうですねw
しかも国内宇宙開発技術の発展にはほとんど寄与しないときた
939NASAしさん:2006/07/26(水) 21:39:49
>937
これは筑波案か。
相模原案も「詭弁のガイドライン」に触れるが筑波案も大概だな。
940NASAしさん:2006/07/26(水) 21:41:01
逆に、MVの技術を援用してSRBを高性能化するって方向性は無いのかね。
そうすりゃ、継ぎ接ぎっぽさが少しは薄れて嬉しいんだがw
941NASAしさん:2006/07/26(水) 21:44:27
>>938
全段固体の時点で馬鹿ロケットな訳だが
942NASAしさん:2006/07/26(水) 21:51:45
3段目にヒドラジンエンジンつけるってのは駄目なんかね?
943NASAしさん:2006/07/26(水) 21:57:13
>>941
LUNAR-A化していそうな様相だがVegaの例もあるし全段固体=馬鹿ではないだろ
宇宙研内に上段液体化構想がありながらそっちをシカトするJAXAすばらしいw

>>942
ヒドラジンは流石に保安の関係上あまりイクナイ
944NASAしさん:2006/07/26(水) 22:10:41
ヒドラジンならコンポジット燃料と違って防衛機密の足かせをはめられることもなく
民間委託出来て低コスト化出来るんじゃない?
っていうか、いっそのこと全段エアロジンロケットにしちゃえば?
混ぜるだけで発火するんだから
エンジン開発の金が無くて固体の道を歩まざるをえなかった
ISASの次なるステージとしてはふさわしいんじゃない?
945NASAしさん:2006/07/26(水) 22:21:01
>>928
ttp://opencube.dip.jp/~hh001/content/future_solid_lvs_plan.html
日本人の頭の中には振動抑制と言う言葉は無いらしい
振動さえ何とかなればミューの問題はコストだけだな。これはM-VA以降で解消できる
946NASAしさん:2006/07/26(水) 22:28:59
>>944
つ「近隣対策」
どこで打ち上げるんだよ・・・
947NASAしさん:2006/07/26(水) 22:30:29
今後のM-Vロケット等について
平成18年7月26日  宇宙航空研究開発機構
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
http://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060726_sac_m-v_j.html
(1)  固体ロケットシステムの維持に関する技術的検討においては、M-Vロケットの技術
を継承し、基幹ロケットであるH-IIAロケットの固体ブースタ等の活用も視野に入れた固体
ロケットが合理的との見通しが得られており、また衛星戦略の検討においても、効果的、
効率的な宇宙活動及び軌道上実証の実現の観点から、500kg以下の小型衛星の積極的
な活用が必要と考えられる。
 よって、今後の固体ロケットシステム技術の維持を図り、小型衛星打上げへの機動性を
確保することを目的として、低コストで高信頼性を有した次期固体ロケットの研究に着手し
たい。
 なお、今後の中型科学衛星については、液体ロケットも含めたロケットの中から、その
時点のコスト等を考慮して選定することとしたい。

(2)  平成22年度に計画している金星探査衛星(PLANET-C)の打上げにM-Vロケットを
利用する場合には、4年間の設備等の維持費を含めて相当の費用が見込まれ、H-IIAロ
ケットで打ち上げる場合と同程度であること、またH-IIAロケットでは相乗りミッションと打
上げ期間拡大が可能であることから、PLANET-C はH-IIAロケットで打ち上げることが適
当と考える。

(3)  これらのことを踏まえ、M-Vロケットについては、SOLAR-Bの打上げをもって運用を
終了することを提案し、今後の宇宙開発委員会での検討に附したい。
948NASAしさん:2006/07/26(水) 22:48:04
>>943
vegaは最上段がロシア製の再着火できる液体ステージだよ
949NASAしさん:2006/07/26(水) 23:03:04
>>945
Gもかかるでよ
950NASAしさん:2006/07/26(水) 23:11:21
>>949
重いペイロードで抑えこむですよw
951NASAしさん:2006/07/26(水) 23:17:15
>>947
(2)の設備等の維持費ってのは内之浦射場の維持費って意味かな?
これで内之浦廃止も確定だな。

と書いている時、NHKでSRB+MV3段目の2段構成、打上げ価格1/3、
4年間100億円で開発と報道しよった。
952NASAしさん:2006/07/26(水) 23:22:35
ま、なにはともあれエアワールド9月号は買わねばなるまい
953NASAしさん:2006/07/26(水) 23:33:18
>>949
Gは耐性出しやすい
振動は疲労に直結するので耐性出すのが難しい
振動が緩和するだけでもだいぶ違うと思われ

>>951
金欠のISASが主力ロケット手放してまで今更LEO 500Kgのロケットに100億も掛けるなんて正気とは思えない…
954NASAしさん:2006/07/26(水) 23:46:06
で、その後継機の名前はJ-2かなんかになるのか?
955NASAしさん:2006/07/27(木) 00:03:42
>>954
名前なんかどうでも良いでしょ。
956NASAしさん:2006/07/27(木) 00:08:15
振動抑制、現時点では固体用の出来てないジャンソレ。
まあ無理はないんだろうけどサ。
957NASAしさん:2006/07/27(木) 00:08:59
>>955
ISASの伝統は日本の宇宙科学にとって柱。
958NASAしさん:2006/07/27(木) 00:12:59
>>951
4年間で本当に完成するのか?
安定するまで、更に何年か掛かるんじゃないのか?
コストも掛かるよ・・・

その内小型は、べガでとか財務省&外務省が言い出すんじゃない?
959NASAしさん:2006/07/27(木) 00:17:05
>>955
まあ、どうでもいいけど寂しくはあるな。
旧ソ連・米以外で初めて月にいったり、電波天文学者の理想であるスペースVLBIを実現したり
史上初めて小惑星への離着陸に成功したりした、MUSESの名を終わらせるのは。
960NASAしさん:2006/07/27(木) 00:17:18
うちの見たニュースでは100〜120億円て言ってたぞ。
さて実際にはいくらかかるかみものだよ。
961NASAしさん:2006/07/27(木) 00:37:05
>>951

LEO 500kg のロケットに開発費 100 億円?

>>897
>>898
>>901

の開発費 40億円と比較するとなあ。
# MVA の開発費 50 億円と言うのもあったな。

それから、マスコミの報道も混乱しているようだが、
>>937
の来年度予算の概算要求に1億円程度というのは、せいぜい調査費程度だ。

>>947
の JAXA の文章からは、
「-Vロケットの技術を継承し、H-IIAロケットの固体ブースタ等の活用も視野に入れた固体ロケットが合理的との見通し」
とあるんだが、これで SRB-A 転用案に決定したと読めるんだろうか?
M-V lite 案の含みを残しているようにも読める。

来年度の1億円で両案の詳細設計行なって、開発、運用コスト安い方に決めるんじゃ?
962NASAしさん:2006/07/27(木) 00:43:31
>>960
そういう醜い物言いはやめてもらえないか。
963NASAしさん:2006/07/27(木) 00:47:33
>>961
10年前、J-1 1号機の開発費は80億円もしましたよ。

SRB+MV3段目が100億円かかったとしても特に不思議ではないかと。
964NASAしさん:2006/07/27(木) 00:50:10
しかし、160億円で開発したM−Vの小型・廉価板の開発に100億円以上かけるのか?

そもそも、500Kg衛星の需要ってそんなに有るのだろうか?
965NASAしさん:2006/07/27(木) 00:54:14
>>964
まあ実用衛星ではないだろうな。
技術試験衛星か科学衛星ぐらいだろう。
966NASAしさん:2006/07/27(木) 00:58:43
>>964
後者に関して言うならそれなりに面白いとは思う。
例えばNeXTの超伝導マイクロカロリーメータだとかを格安で試せるわけだし。
磁気圏観測衛星をいくつも飛ばすっていうのも研究としてはすごい面白そうだよね。
ソーラーセイルを使えば他の惑星にいけるかもしれないし、安いなら失敗を覚悟できるし。

ただ、前者はまったく理解できん。
何が悲しくてSRB-Aを使うロケットに、開発費100億はまだしも、打ち上げに25億も使うわけ?
開発費165億ぽっちのM-Vのこうけいとしてこれなら、新型なんて税金の無駄遣い。
967NASAしさん:2006/07/27(木) 01:01:52
科学衛星でしょ。
宇宙機の重厚長大化、一つのプロジェクトにかかる時間が大きくなってきており、
人材育成の面からももう少し小さいのでタイムサイクルも短くしていきたいって声はあったろ以前から。
MXLiteがその望むところの宇宙機を打ち上げる廉価打ち上げ機として構想されたわけだが。
一応MXクラスの打ち上げ機も併用という前提での構想だったんだろうが。
今だと代わりにHUA使ってデュアルローンチになるのか、MXクラスの打ち上げ機相当は。
968NASAしさん:2006/07/27(木) 01:08:43
>>963
J-1 の需要って、その後あったかな?

>>964
価格次第だな。
25 億円もかかると、客はロコット(LEO 1.8トン)、トーラス((LEO 1.4トン)
に逃げるだろうな。
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/cosmo/haihu23/siryo23-2-3.pdf
LEO 500kg だと 15億円とは言わんが、せめて20億円以下にしないと。
969NASAしさん:2006/07/27(木) 01:26:28
>>963
J-1 の LEO への打ち上げ能力1トン。
それより低性能ロケットにより多くの開発費使うとはね。

こんどこそ、マスコミはもっと勉強して J-1 のようなプロジェクトのポカは
2度としないようにとキャンペーンしてくれ。
# あ、現在進行中の GX もあるか、GX ファンには失礼だが。
970NASAしさん:2006/07/27(木) 01:44:39
>>968
どうせ日本の(大学系を含む)官需だから他所に逃げたりはしないよん♪
もちろんロシアの弾道弾で打ち上げる奴もあるけど、政治的理由で国産
ロケットでの打ち上げがなくなるわきゃありま千円。
971NASAしさん:2006/07/27(木) 01:46:04
うはー、SRB-A+VMの3段目ですか。
てっきりSRB-A+VMの2段目かと思ってた…。

これはもうダメかもわからんねorz

10億ぐらいで上がるなら価値ありそうだけどもなぁ。
SRB-Aって単体でいくらなの?
972NASAしさん:2006/07/27(木) 01:48:14
>>971
VMってなんじゃい。MVね。。。orz

500kgぐらいのを安く上げられるなら、ソレはソレで素晴らしいと思うんですよ。
MUSESみたいに、「失敗してはいけない技術試験機」みたいな矛盾なくせるし…。
973NASAしさん:2006/07/27(木) 02:26:31
コンポーネントは既存の物を使うわけで、インテグレーションするだけでなんで100億もかかるんだよ
974NASAしさん:2006/07/27(木) 04:53:34
>M5後継機を開発へ 宇宙機構、既存技術を活用
>
> 本年度いっぱいで廃止が決まった国産固体燃料ロケット「M5」の後継機について宇宙航空研究開発機構は26日、
>やや小型の固体燃料ロケットを2010年度の完成を目指して開発する方針を発表した。
> 1段目にH2Aロケットの固体補助ロケット、2段目にM5ロケットの3段目エンジンを利用。
>いずれも既存の技術を使うことで共通化、量産化を進め、コストを下げる狙い。開発費は100億−120億円で、
>1機当たりの製作・打ち上げ費用をM5の3分の1以下、25億円程度に抑える。
> ロケットは長さ約24メートル、重さ約90トン。0・5−1・3トンの小型衛星を
>高度250−300キロの低軌道に投入する能力を持たせ、宇宙機構が構想を進めている0・5トン級の科学衛星などが
>打ち上げ対象になる。
>(共同通信) - 7月26日20時7分更新

言うほど悪い話ではないと思うのだが。
975NASAしさん:2006/07/27(木) 07:21:57
ロケット自体は打ち上げる手段であるので、本来は日本の
宇宙開発の将来計画がまず先にあり、その計画に対して
どういった輸送系を準備するかがJAXAから説明されるべき。

日本が今後行う(行いたい)宇宙開発の姿があり、それに対
して今回の決定(上申)がちゃんとした答えになっているか
が判断できる形になっていない。JAXAの決定は(少なくとも
報道の内容やHPで見れる審議会の議事録からみると)順番が
逆じゃないかという印象がぬぐえない。根源は予算だと思うの
だが。
976ISAしさん:2006/07/27(木) 07:37:50
>948 最上段は軌道投入用アポジを外付けした物、と解釈すべき代物と思うが、推力も微々たる物だし
>964 無論民間ベースだと全部ロシア。
>967 そろそろ国産ロケットにこだわる意味が無くなったと思う>科学観測衛星
しつこく書いているけど、現状計画は只の縮小案、小さくなったのにサイクルは2年も変わらない
>974 1.3tで25億、ならね。
977NASAしさん:2006/07/27(木) 09:12:13
>>951
> これで内之浦廃止も確定だな。

今日の新聞(日経か静岡新聞のどちらか)には、M5後継機の射場は内之浦が有力と書いてあった。
978NASAしさん:2006/07/27(木) 09:21:15
>951
NHKのってこれだね。
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/27/k20060727000008.html
動画の閲覧はお早めに。
979NASAしさん:2006/07/27(木) 09:21:26
SRB-A使うなら内之浦でなくてもいい、というか内之浦だと余計な手間がかかるよな。
別にや松浦やあさり御大に打ち上げ見せるためにロケット上げてるんじゃないんだし。
980NASAしさん:2006/07/27(木) 10:41:07
>951

JAXAのサイトにあるSRB−AとM−25の質量比と比推力で算定してみたら、
真空中、ゼロG環境で発射したとして、2段目燃焼終了時点での獲得速度が8.7km/sにしかならなかった。

そんなはずはないんだが……。
981NASAしさん:2006/07/27(木) 10:49:41
>>976
妄想ばかりだね。なんで素直に情報を把握できないのかな。
産経によると、
MVの打上げ費用は80億円で高すぎると指摘された(H2A202で90億だからな)
新型ロケットはH22年から年2機10年程度打上げる予定。
planet-cはH2Aで打上げ(やっぱりLUNAR-Aは中止か?)
982NASAしさん:2006/07/27(木) 11:17:54
>980
新ロケットはSRB−AにM−34を載せるだよ。

ちゃんと軌道に上がる数値になるよ。
983951:2006/07/27(木) 12:20:13
予想が外れた。MV後継ロケットは内之浦打上げだそうだ。
ttp://373news.com/2000picup/2006/07/picup_20060727_1.htm
984NASAしさん:2006/07/27(木) 12:31:47
>>980
俺は計算してないが、ちゃんと燃料消費分の質量減少を計算したか?
985NASAしさん:2006/07/27(木) 12:37:41
>>983
うむむむむ、どうやってSRB-A内之浦まで運ぶんだろ。
単に情報が錯綜しているとかじゃないの? どうなんだろこれ。
986NASAしさん:2006/07/27(木) 12:46:04
>>983
ISASの勝利
筑波の官僚共はさぞ口惜しかろうがwww
987NASAしさん:2006/07/27(木) 12:50:17
SRB-Aって種子島で燃料注入だよな?
種子島から内之浦に輸送?だけど安全上の問題から燃料詰めた後の輸送って無理じゃなかったか?
結局最初だけ内之浦を臭わせておいて、結局種子島に決まりますたとか卑怯な手をNASDA共は使いそう。
988NASAしさん:2006/07/27(木) 13:44:51
>984
>982の指摘で気づいて、SRB-AにM-34を載せて真空・ゼロGで計算したら9.8km/sになた。
989NASAしさん:2006/07/27(木) 13:55:37
M-23にしよう

って、J-1じゃねーかこれ
990NASAしさん
>>986
お前お脆い、陣取合戦と勘違いしていないか?