船乗りなんでも相談室★その6

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9453/O:2006/02/25(土) 00:33:54
士官になってから仕事に追われいつも疲れた顔してる。「航海士になりたい」と思ってた部員の頃の方がもっと瞳も輝いていたし勉強熱心だった…反省。
946NASAしさん:2006/02/25(土) 03:37:44
反省すると言ってるあなたは、まだ瞳は輝いてるはずだよ!あなたなら大丈夫!!
947NASAしさん:2006/02/25(土) 20:03:55
>>944
12×35とか支給されたら、ぶちきれそう(w
948NASAしさん:2006/02/25(土) 22:36:54
タンジュン・プリオクの街より(^^)/
949NASAしさん:2006/02/26(日) 00:47:20
疲れたー。積み揚げ積みってなんだよ?次の日も揚げ積みってなんだよー。過労死するぞー。
950NASAしさん:2006/02/26(日) 08:44:11
大学の同級生にNIKONのエンジニヤがいるので
なんで船舶用の双眼鏡は7×50なのか尋ねてみた。

視野角、倍率などの使い勝手ももちろんだけど
一番重要なのは夜間の使い勝手だそうで。

人間の瞳は真っ暗闇だと全開になりますが
全開になった瞳の直径、若干の個人差はあるものの約7mm。
で、口径50mm→瞳7mmにどんぴしゃりな倍率が7倍。

同じ理由で10×70だの12×85が
船舶用双眼鏡として設計されていたそうです。


ひょっとしたら船乗りさんたちにとってはごく当たり前の知識かもしれないけど
畑違いの分野からこっちの業界に転職した身にとっては驚きの事実。
奥が深いですね。。。
951NASAしさん:2006/02/26(日) 09:01:46
それで重さやブレも考慮して手持ちに適した大きさが7x50だったんだろうね。
おれも常識としか教わらなかったけど、何年くらいの歴史があるんだろ?
952NASAしさん:2006/02/26(日) 10:45:52
>>950
瞳の直径、なんてことを考えた事もありませんでした。
まさに目からうろこ...。
まだまだおれは勉強が足りないなぁ。
953NASAしさん:2006/02/26(日) 15:19:32
船乗りじゃありませんが船が好きで読ませてもらってます。質問なんですがよくみなさんが言われる社船ってなんですか?
954NASAしさん:2006/02/26(日) 15:21:54
>>953
その昔は「日本郵船株式会社」と「大阪商船三井船舶株式会社」
の2社を「社船」と呼んでいた時代があった。
955NASAしさん:2006/02/26(日) 15:56:32
>>953
そのまんま会社の船。
類義語は官庁船
956NASAしさん:2006/02/26(日) 16:09:07
みんな会社の船ですよね?よく 俺は社船乗りだから とか言いますけど社船以外の船もあるんですか?
957NASAしさん:2006/02/26(日) 20:09:20
船舶のみを傭船して 動かしている所もある・・・
958NASAしさん:2006/02/26(日) 20:37:41
航海士に比べると機関士が少ないっていうけど、なぜ?
そんなに損な役回りなのか?あれって…
959NASAしさん:2006/02/26(日) 22:20:51
今エンジンの勉強してるんですが、ランタンスペースとか
ピストンスカートとかよく分かりません。
役に立つホムペとかないですか?
960NASAしさん:2006/02/27(月) 09:21:57
959>ランタンスペースは、2サイクル機関の piston rod stuffing box
部分の housing stuff.box がある部分です大まかな構成部品は 
scraper ring及びseal ring がhousing stuff.box 内に組み込まれて
構成されています。

すみません スタンバイなので、又今度・・・・・
961NASAしさん:2006/02/27(月) 17:37:08
960>
ありがとうございます。
なかなかいい資料がなくて、難しいです・・・
962NASAしさん:2006/02/27(月) 19:47:33
俺も、ついこの前機関士に昇格したんだけど
機関部の難しさをあらためておもいしらされてる


辞めたい
963NASAしさん:2006/02/27(月) 22:38:32
私も昨年、サードになったけど…士官はきつい。 やめたい…
964NASAしさん:2006/02/28(火) 11:19:58
エンジニアは陸企業でも潰しが利くし、寧ろ重宝がられると聞きました。
それ故このご時世よっぽど船に乗りたいっていう極僅かな人しかエンジ
ニアの成り手が無い、よってエンジニア不足が深刻らしいです。
965NASAしさん:2006/02/28(火) 11:37:46
エンジニアなんか陸だろうが海だろうがやる仕事一緒。だったら陸で仕事スルベ?
966NASAしさん:2006/02/28(火) 12:58:33
960です、続きですがこのstuffing box のあるスペースに2サイクルエンジン
のシリンダ ライナーの掃気孔もあります。教科書などでは、このスペース
のことを ランタンスペーとなっていたように思います。
 実際にはこの部分を通常はランタンスペースとは言わずに スカベンボックス
又はスカベンジングボックスを言っています。
ちなみに、インタークーラからシリンダライナー入口までの連絡管
は、一本の管になっており(イメージは給気管と同じ)その部分を
スカベン トランクルーム又はスカベンジング トランクと言うように
話しています。お役に立てましたでしょうか^^できるだけ判りやすく
書いたつもりですが
967NASAしさん:2006/02/28(火) 21:32:03
ご丁寧にありがとうございました。
大感謝です。
968NASAしさん:2006/02/28(火) 22:22:56
このスレでは度々「士官」という言葉が出てくるが皆さん普通に使う言葉?
おれは職員だと思っていたんだけど(職場の人も士官という言葉は使わないので)
969NASAしさん:2006/03/01(水) 01:21:35
士官より職員ですね使うのは。
士官って航海訓練所の職員のことを指すのかと思ってました。
970NASAしさん:2006/03/01(水) 18:05:06
今は 職員という言葉を使っていますが やはり職員=仕官です
私らはやはり 仕官と部員と思っていますが・・・・
 外航では 部員と仕官では食べるところからしてまったく違うのだから・・・
まぁ、、なんだかんだと言っても 内航は部員の人の力が強すぎる・・・
これも、、組合の弊害の一つですな・・・
 まぁ、そのうち部員は 外国人になるだろうから・・・・
良いとして・・・
971受験生:2006/03/02(木) 02:53:06
これから俺がやる事にムカついた奴はシカとしてくれろ
徹底放置な
972NASAしさん:2006/03/02(木) 04:16:20
973NASAしさん:2006/03/02(木) 05:24:58
3000トンのタンカー乗ってるが
なぜか甲板部員のほうが
航海士や機関士なんかより偉そうで
いつも会社で1番若い二機士の俺に機関部の悪口を言ってくる
しまいには免状持ってない人に二級とれ!
と言われている。。。。
974NASAしさん:2006/03/02(木) 06:04:40
イギリスは海運大国であった。
日本の商船士官教育は、イギリスによって基礎をすえられ、
その後他国の影響を殆ど受けないまま(海軍経由による合衆国海兵のCompany制度程度)第二次世界大戦を迎えた。
イギリス式商船士官養成制度是即ち海軍式士官養成制度とはなんぞ。
イギリス海軍の制度はネルソン中将時代には殆ど整備されていた。
しかし完全な物であった訳ではない。
7万人以上と推定される海兵は、半数は犯罪者・浮浪者等を誘拐同然にして強制的に連行し乗船させた徴兵である。
彼等は船に乗り込んだが最後、死するまで下船は許されなかった。
脱走を図る者もあったが、追跡され半殺しの目にあうのが常であった。
船内では反抗する者や規則に従はない者に対して、監禁や体罰が加えられ、
逃亡を防ぐため銃を持った海兵隊が玄門でガードに立っていた。
船内の取り締まりを厳重にし、規則でしばり、
士官と部員との間に大きな階級の壁を作り差別しなければ船内秩序を保全できない面があった。
イギリスに学んだ日本の商船は、この様な秩序維持の方法も学んだ様で、
商船士官は部員と身分上厳格に区別され、遊びの時も同席を許されなかった。
また社船実習等でも候補生が部員と口を聞く事は禁止されていた。
話を戻す。この時代の士官養成は、良家の12〜3才の少年を候補生として採用し
船上で教育する形式を取っていた。
975NASAしさん:2006/03/02(木) 06:08:47
イギリスの海事士官教育が陸上で行われるようになったのは、
トラファルガー海戦から100年後の1905年である。
近代海軍教育の主体は帆船の実科教育から陸上の座学教育へ移行されつつあり、
ジョージ・バンクロフト合衆国海軍長官の手によりアナポリスにNaval Schoolが設置されてから60年が
日本においては築地の海軍兵学寮設置から30年が経過していた。
この転換の遅れが戦後の英国の海軍・海運の衰退を招く結果となるのだが。
もっともトラファルガル海戦から54年後に、ポーツマス軍港に係留されたブリタニア号船上では
士官養成が行われるようになっていたので、旧式の船上教育がそのまま続いた訳ではない。
ブリタニア号は1863年、環境の悪いポーツマスを避け、ダートマスに移されヒンダストン号も教育に使われた。
明治の日本が学んだ士官養成は、この係留方式である。
であるがしかし、日本は初期から陸上の校舎での教育が行われており、
船上での行動しきたりが持ち込まれた。
これは当時、練習船建造の予算算出が困難な明治政府の妥協的措置であったが、
結果として100年の長きに亘り持続される事となる。
ブリタニア号の生徒は、ネルソン時代と同様に13歳で教育が開始されたが、
2年間の教育を終えた後、練習航海や実務を長期間実施しなければならないので
士官に任官するのはネルソン時代より遅く20歳を超えていた。
976NASAしさん:2006/03/02(木) 06:09:38
20世紀に入ると、海軍士官養成の内容があまりにも専門的すぎるという議論が起こった。
近代海軍・商船士官が海外で活動する上で一般教養に欠けるのは不具合であると言うのだ。
同じような家庭の出身でありながら海軍に入った者の知的レベルが低くなるという
結果から、議論の余地は当然あった。
そこでブリタニア海軍兵学校がダートマスへ設置されるのを機会とし、士官教育に大幅な手直しが加えられた。
その後、この改正されたブリタニア海軍兵学校の教育にも、まだ一般教養面で不十分な所がある事が、
第一次大戦を通して分かったという事であるが、13歳から始まるいわば海軍高度職業人教育に問題があったのだろう。
イギリスはこの悪習とも言うべき長きに亘る伝統を改めることは難しく
13歳からの士官養成を18歳からに統一したのは第二次大戦後の1955年である。
しかしこの教育も短大程度の物であり、欧州における船員は短大程度の学力で事足りる的な風潮の元凶は此処である。
半世紀前、一人のイギリス人士官だけが基礎的な素養教育を省略されている事は今後の問題となると定義された。
現に国力の衰退にともなう英国海運縮小の荒波により、コンウェイは史上の物とかした。
科学技術の進歩と共に、指導的立場につく者の教育機関が長くなることは止む終えないことであろう。
それについていけないだけの能力の者は、中級の専門職になる事を目指し高等学校程度から専門教育の道に進むのが
現在の教育の大勢であろう。
977NASAしさん:2006/03/02(木) 06:10:37
イギリスの士官は、中級の専門職であれば充分だというのであろうか?
もっとも30代後半から年齢に応じて政治、経済等の再教育の場を与えられる者もいるが、
やはり若い内に基礎教育を受けたか否かがその後の教育にも影響してくる。
このような学校に入り、ゼネラリストの道に進むのではなく、
海運の一部門での上級スペシャリストになる者にも一般的教養は欠かせない。
イギリスの士官養成は、伝統的な考えである
(塩の流れや風の影響を体得するには若い内から鍛える必要がある。)
という思想に固執しすぎた。
その結果は・・・・・・・・・・
と此処まで作るのに疲れた晩飯だ。
978NASAしさん:2006/03/02(木) 06:15:31
以上受験生でした。
979NASAしさん:2006/03/02(木) 06:51:01
http://www.hmsconway.org/images/74_laying_up_1.jpg
一解説しよう
この写真でプリエストと握手しているのは正規軍人ではない。
RFA(Royal Fleet Auxiliary)のCommodoreである。
日本語で言うなら海軍予備准将と言った所か?
戦前、日本人商船士官が予備大佐までであるから
英国は将官までいけるのだ。
RFAは海軍の輔弼機関で有り現在もミドルイースト等で職務に従事している。
位置付けは文民統制の範囲外。
階級は
4/O ・3/O ・2/O ・1/O ・C/O ・Capt ・Commodore RFA
職種は
ナビゲーション(N)
エンジン(E)
レフリジェレーション(R)
サプリー(S)
エレクトリカル(L)
まあいっときますけど商船学校の学科のN・Eはココからきてるんです。
まあ今の教官はアホだから起源も知らずにSだのLだの勝手に新学科に使ってもうどうしようもない。
お前らご自慢の商船大学ディグリーあるならそれ位しらべろよ。
とからかってさようなら。
980NASAしさん:2006/03/02(木) 07:08:31
職種には
コミュニケーション(C)
メディカル(M)がまだ有るな確か。
Auxiliary自体はイギリスが旧宗主国である国には
輔弼が海軍なのか沿岸警備隊なのかは別にして大抵ある。
RFAは本国でイギリス版海洋少年団と言うべきSea Cadets(日本人には軍隊としか映らんだろう)
の指導にも当たっている。
まあSea Cadetsもイギリスが旧宗主国である国にはあるな。
カナダとか。
実弾射撃とかやってますな。
アメリカにもシーカデットのコピーがあるが更に軍事色強いね。
981NASAしさん:2006/03/02(木) 13:28:11
普通に士官って言葉使うでしょ?職員の方が使わないかな。
982NASAしさん:2006/03/02(木) 17:49:27
船なんか もう い や だっ タンカーなんか次の休暇で絶対やめてやるっ
983NASAしさん:2006/03/03(金) 12:00:25
士官も部員も関係ない 人間関係だよ 余程 腹が座ってないと 船員は勤まらん 丘のサラリーマンとは違うのだよ 船内は密室 世間の眼が届かないんだよ
984NASAしさん:2006/03/03(金) 16:57:41
俺は、船があってるのか、陸のサラリーマンより楽しいけどなぁ。
サラリーマンもそれなりに楽しかったけど、船の方がしょうにあってるよ。
985NASAしさん:2006/03/03(金) 18:46:00
>>983
ほんとそうおもいます。陸の人とは違いますね。精神が太い
人じゃないと勤まらないとおもいます。そんな自分も船乗り
ですけど新人の頃は少し精神的におかしくなりそうだった事
があります。船乗りのみなさんがんばりましょう。
986NASAしさん:2006/03/03(金) 18:51:25
要はどんな世界でも向く人向かない人ってのがいるわけだ
987NASAしさん:2006/03/03(金) 19:13:41
それは言えてますね。
988NASAしさん:2006/03/03(金) 22:46:01
>>985
どんな出来事があったの?
989斜線オフィサー:2006/03/04(土) 00:23:48
俺、船乗り向いてねぇーな。神経細いし、人間嫌いだし、今だに船酔いするしな…。だけどこの給料もらえる仕事オカにはないのよ。船おりてーなって毎日考えてるけどな。
990NASAしさん:2006/03/04(土) 09:15:58
労働条件劣悪&人間関係滅茶苦茶シビア
んでもって家族や恋人になかなか会えない。。。

でも、陸の仕事で同じ金額の給料ゲットしようとしたら(略


ガンガレ、船乗りさんたち。
991NASAしさん:2006/03/04(土) 18:34:54
>>988
いつも先輩に怒鳴られたりスパナとかを投げられたりして船乗りに
向いてないにかなと悩んだりしました。自分でためこむほうだった
ので・・・今はあまり考えすぎないようにしてます。
992NASAしさん:2006/03/04(土) 18:50:01
海技試験の乗船履歴は職員と部員の日数を足すことができますか?
993NASAしさん:2006/03/04(土) 20:59:00
ところでお前らの内、大卒ってどれくらいいるの?
994NASAしさん
ノシ

船乗りに憧れる院卒代理店。