みなさんにお聞きします。
ひまわりが寿命とか、放送用衛星が寿命とか聞いたことが
あるのですが、もう大丈夫なんでしょうか?
もうすでに打ち上げたのですか?
>>935 次の次にひまわりの機能を包含した運輸多目的衛星が上がります。
来年夏かな。GMS5はすでに寿命を超えた運用をしており、軌道修正用の
推進剤も枯渇寸前のはずです。現在は、必要な軌道修正を一部諦めて観測を
続けている状態。観測機器も老朽化が激しく、一部観測を間引いています。
早く楽にしてやってほすい…
>>935 実は、あまり大丈夫じゃなかったりします(-_-;
本当は、1999年11月に打ち上げたH-IIロケットの8号機で“ひまわり”の後継機となる
MTSAT(運輸多目的衛星)を投入する予定でしたが、打ち上げが失敗してしまいました。
予備の衛星は用意していなかったので、その後継機となるMTSAT-1R(同−新1号機)
の打ち上げは、衛星側の準備が整う来年度の7号機まで待たなければなりません。
現在運用しているひまわり5号の寿命が尽きる方が先になるので、その間はアメリカの
気象衛星を借りて凌ぐ事になります。来年度打ち上げるMTSAT-1Rの成功を祈りましょう。
・余談
北の不審船からミサイル12基
ttp://www.sankei.co.jp/news/021211/1211kok018.htm 数日前のニュースですが、こういうきな臭い事件が有ると、5,6号機で打ち上げる
予定の情報収集衛星の重要性が高まりますね。
あげ
940 :
NASAしさん:02/12/15 02:04
>>914 このページの下のほうにこんなこと書いてますがNASDA様。
「1990年代、日本は、H-IIAロケットで初めて純国産大型ロケットの開発に
成功し、宇宙開発先進国の仲間入りを果たしました。」
941 :
NASAしさん:02/12/15 02:37
他国の情報収集衛星は日本スペースガード協会が発見してくれます。
10回連続成功させたら、有人計画にGOサイン出すよ
943 :
NASAしさん:02/12/15 02:53
人工衛星の寿命というのは推進剤が無くなってしまうことが最大要因なのですか?
電力は太陽電池によって得られても推進剤は現地調達できませんもんね。
電気で軌道修正は出来ないのですか?
944 :
NASAしさん:02/12/15 03:06
>>943 太陽電池の発電では難しいかも。
やっぱり最初にどれだけの燃料を搭載していけるかに係っている。
軌道維持で使いきったらそれまーでーよー!
デッカイのを打ち上げれば良いんですけれど、何かとね・・・
945 :
NASAしさん:02/12/15 03:19
姿勢維持や姿勢偏向はジャイロなどでできるかもしれないという気がしますが、位置移動は電気では(どんなに電力が有っても)今の科学では無理ですか?
また、静止衛星がいつも同じ面を地球に向けておくためには1回転/日の自転を与えておけば無動力でできますか?
946 :
NASAしさん:02/12/15 03:32
2個の衛星をテザーというワイヤーでつなげて
テザーに電気を流し、地球磁場のローレンツ力によって
姿勢などの制御をしようという研究があったと思う。
今のところは何するにしても燃料・推進剤がいるよ。
>>945 ジャイロまたはフライホイールで衛星の姿勢制御をするためには、回転体にそれなりの
質量が必要になるのでペイロードを圧迫してしまうのではないかな。
たとえ無限に燃料を積んでたところで、衛星にとってクリティカルな部分が
壊れてしまえば機能停止するわけだし(たとえばADEOSとかな)。
打上後の衛星を安価に修理/回収する技術の方が要求は高いだろうね。
949 :
NASAしさん:02/12/15 07:20
>>936 >>937 >>938 どうもありがとうございます!
とてもよくわかりました。
しかし首の皮一枚ですね。
来年の夏、わたしも成功を願います!
しかし次の打ち上げまで4年近く
かかったんですね。
打ち上げを想像しただけで緊張します。
>>937 > こういうきな臭い事件が有ると、5,6号機で打ち上げる予定の情報収集衛星の重要性が高まりますね。
見つけたところでアメリカにちくるくらいが関の山
アメリカに頼らず、自前の情報収集手段を
持つのはとっても重要。
来年は二回の打ち上げ
本当だったら3ヶ月に一回くらいできるんだけど
重要な打ち上げだから
MTSATと情報収集衛星
どっちも絶対に失敗できないから
慎重にやるらしい
朝日新聞に本社機からとのコメントとともに打ち上げの写真が載っていた。
飛行、航行禁止空域は東南方だけなんだろうか。
>945
人工衛星の姿勢制御に関してはそういう技術も使われてます
http://spaceboy.nasda.go.jp/note/eisei/j/eis12b_j.html 衛星の回転はほとんど減衰しないから回転させればそのまま回り続けますが
姿勢を安定させることを考えると一日1周は少なすぎるかと
安定させるにはできるだけ高速で回すか、大質量(モーメント)にするか、という選択になります
http://www.nasda.go.jp/projects/sat/gms/index_j.html ひまわりは、カメラやアンテナを一定方向に向け、それ以外の部分を回転させてます
しかし太陽電池パネルの一部にしか太陽が当たらないので発電効率はあまりよくないのです
太陽電池やアンテナを定方向に向ける必要からか、自転させない衛星のほうが数は多いようです
>今の科学では無理ですか?
今の技術と我々の知る物理原則では無理に近いということになるかな
位置を制御するのは簡単ではないです
周りに空気すらない宇宙で移動するには、何かしら質量のあるもの
を放出し、その反作用を使う、という方法を使います
人工衛星では積まれている推進剤を高速で放出することで移動します
推進剤がなくなれば自力で位置を変えることは不可能になります
電気推進(電気の力で推進剤を飛ばす)なら燃料分の重量を削って
その分軽くするor推進剤を多くするということはできます
周りに空気でも水でも何かしらあるのなら電気だけでの移動も可能なのですが
推進剤のいらない方法というと太陽光で推進とかあるが
よし、静止軌道上の衛星を連結して…(以下、未来技術板行き)
>>954 >よし、静止軌道上の衛星を連結して…(以下、未来技術板行き)
はよ戻ってこい。ここで話題にするのもありだと思うぞ。
ところで次スレ、
H-IIAロケット総合スレッド-F5
でよいかね?特に反対意見がなければ3時間後に建てちゃうよ。
#これで来年の2月の打上の名前がF5でなかったら鬱だ…
958 :
NASAしさん:02/12/15 14:07
>957
すぐ建ててくれ。スレ建ての季節はもうきてますので。
しかし今回はじめて生で見れてよかったよ。
個体燃料の美しい赤とバリべりバリべりという
LE7Aの音に感動しますた。
959 :
NASAしさん:02/12/15 14:47
962 :
NASAしさん:02/12/15 15:31
MTSATと情報収集衛星打ち上げた後はガックーンとペースが落ちるのか、、
なんかさみしい(´・ω・`)
orbital reportを見てて思ったのだが、やっぱ軍事系の打ち上げが頻繁に
ある国だと技術も安定するんだろうな、、
それとびくーりしたんだが、去年の10月にタイタンを使って打ち上げた
軍事衛星の重さ、、16tってどんな衛星やねん、、軍事衛星だから恐らく
極軌道でしょ、、いやはやなんともはや、、
964 :
NASAしさん:02/12/15 17:21
書かれていないけど次期衛星1(×2機)の打ち上げもあるはず。
書かれていないけど次期衛星2の実証衛星の打ち上げもあるはず。
書かれていないけど次期衛星2(×2機)の打ち上げもあるはず。
>>966 スケジュールはこれであってるよね?
2005年に2基、
2006年に1基、
2007年に2基、
宇宙偵察事業団化…
>>968 2年ごとに2基の衛星(1回の打上)、費用約1000億円が既得権益になりましたからねぇ…
970 :
NASAしさん:02/12/15 19:35
「みどり2」の作業を延期 原因を調査中 2002/12/15 18:30
宇宙開発事業団筑波宇宙センター(茨城県つくば市)は15日、H2Aロケット4号機で打ち上げ
られた環境観測技術衛星「みどり2」の姿勢制御を行う小型ガス噴射装置の作動回数が予定より多
く、原因調査のため衛星間通信用アンテナの展開など、15日に予定していた作業を2日間延期した
と発表した。
同事業団は「衛星の姿勢は安定しており、寿命にも影響はない」としている。
噴射は自動制御で約3分に1回の予定だったが、実際は1.5−3倍の1−2分に1回噴射したと
いう。
同事業団は別系統の噴射装置への切り替えや、原因調査を進めている。(共同)
>>941 あれは笑ったね
一般には知らされていないアメリカの諜報衛星を発見してしまったんだからね
日本政府は、あることは知ってたけど、発表はしてなかったんだろうね
>>971 >日本政府は、あることは知ってたけど、発表はしてなかったんだろうね
日本政府は知らなかったよ。そもそも日本には衛星捕捉・監視用のシステムが存在しない。
>>972 公開情報だよ。
そもそも何を知ってもそれにどう対応すべきか分からな(ry
害務省…
まあ、なんつーか住基ネットとおんなじだね。
たたかれ方のパターンも、実務レベルでの無害無益っぷりも。
977 :
NASAしさん:02/12/17 00:01
どうも、殘務処理をしたくなるんだよねぇ。
ADEOS-IIクリティカルフェーズ終了
宇宙開発事業団が平成14年12月14日午前10時31分(日本標準時、
以下同じ)に種子島宇宙センターから打ち上げた環境観測技術衛星「み
どりII」は、17日午前9時25分頃に衛星間通信用アンテナを展開し、引
き続き午前11時08分頃、ホイール制御による姿勢制御を開始し、その
後安定した姿勢を保っていることを確認しました。 これにより「みど
りII」の運用は、初期クリティカルフェーズの段階を終了し、次の運用
段階に入ります。
埋め
埋め
983 :
NASAしさん:
NASDAのHPには、打ち上げ10秒前からの動画しかありませんが、
60秒くらい前からの動画がUPされているサイトはありませんか?