技術系社員が語るソニー再建への道 part2

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216It's@名無しさん
3G氏降臨!
まずは>>189の引用記事からお願いしまつ
2173G:03/12/07 10:46
>>189
>われらが誇るクタタンだ。
>http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0902/kaigai016.htm
広義のエンタメとしてホームサーバーがあげられているが、
なかなか具体化したイメージがみえてこないね。
ただ方向性は正しいと思う。なぜならソニーの技術というのは
元々ゼネコン型だからね。基礎にはあまり首つっこまずに、
技術の集合体として何ができるかを合成していく。
家庭用動的ゼネコン箱といった感じかな。
218It's@名無しさん:03/12/07 10:48

 3G、トリップは〜?
2193G:03/12/07 11:01
>http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0901/kaigai015.htm
>しかし、(PS3自体は)ホームサーバーやTVの中、スーパーコンピュータの中に溶けてしまう。
>そういう意味からすると、今のPS1やPS2はハード自体と100%一致しているが、
>次(PS3)はそうじゃなくなる。
>[Q] 溶けるというのは、ネットワークで分散環境になるからか。
これがホームサーバーを取り囲む環境の指針ですね。
分かりやすくいうと、A+B+Cというハード構成のとき、
(A+B)とか(B+C)といった組み合わせでひとつの機器を
実現させる構想で、このときのBが溶け込んじゃってる
状態ってことです。つまり、CG用のレンダリング
エンジン(EE)がBだったりするということです。
PSXはニコイチ的な感じを否めないけど、EEが
ゲームの映像と、DVDレコーダーの編集画面の
両方に活躍するというのは、このBであるわけですね。

2203G:03/12/07 11:09
Cellについては、なんとなく言ってることはわからないでもないが、
具体的なアーキテクチャが明かされていないので、はっきりと
したことは言えないのですが・・・。

例えば通信リンクとCPU機能を一単位のモジュールとして、
各機器に実装された各モジュールがリンクを張ることで、
分散系としてアーキテクチャを構成するLonWorksの
ようなものなのかな?

221It's@名無しさん:03/12/07 11:18
ほらよ。CELL の特許として成立しているものの一つだ。
http://appft1.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&p=1&u=/netahtml/PTO/search-bool.html&r=4&f=G&l=50&co1=AND&d=PG01&s1=suzuoki.IN.&OS=IN/suzuoki&RS=IN/suzuoki
他にも特許が4件ほど成立しているらしいが、そいつについては自分で調べてくれ。
ヒントとしてはタイトルがよく似ている。。。
2223G:03/12/07 12:06
>>221
サンキュ。でも読むのシンドそう・・・なので、
Cellについてはちょっと時間くださいな。

ってことで、先にこちらを。。。
>http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0829/kaigai014.htm
PSPの演算パワーとデータメディアのお話ですね。
いってみればCGエンジンを中心としたハンドヘルドPCという
方向性になるのでしょうかね、WinTelアーキテクチャに対する
PSアーキテクチャといった感じで。
PSXもそうだけど、操作用に"窓システム"が必要になりますが、
CGエンジンがドンと構えているハンドヘルドPCならば、
OSのカーネルの下にある、ウィンドウサブシステムの一部を
ハード化してCGエンジンに融合してしまえばいい気がします。
223It's@名無しさん:03/12/07 12:15

 偽物、ぶざまだな。
2243G:03/12/07 12:24
>>214
俺もその状態にはちと物足りなさを感じるが、上記に書いたけど
言ってみればソニーの芸風はゼネコン的とも言えるからね。
あまり個々の基礎研究には深入りせずに、今あるSEEDSで
どのくらいインパクトのある商品が組みあがるかを
見つけ出すのが得意だった。(過去形)
しかし、建築界のゼネコンが苦しくなったように、電気界の
ゼネコン業も厳しくなった。液晶などでわかるように、
個々の基礎技術を持っていないと"製造行為による利潤"という
側面で、利益率のあがらない状況が生まれてきた。

でも、ソニーの"非"後追い体質を考えると、いきなり"製造行為による
利潤追求"に移行するのは難しいでしょう。私は、ゼネコン業で
ありながらも、本来なら組み合わせようのなかったAとBを
くっつけてしまう技術といったものがあったと思うのですよ。
で、ソニーとしてはAやBの基礎研究はしなくとも、
「糊」の基礎研究をしっかりすることで、ゼネコン業に
新しい価値をもたせ続けたほうが、体質的にもよかった
のではないかと。これは暗号とかコーデック、通信プロトコル
などの信号系の延長上で、何かがあるはずなのです。
答えはナゾナゾにしておきますが。(笑)
225It's@名無しさん:03/12/07 15:34
>>223
本物はもっとすごいのか?
226It's@名無しさん:03/12/07 18:42
>>225
そりゃぁもう被害妄想で自意識過剰で、さすが産業医のお墨付き。


おまけに文章長くて、くどくて、読むに耐えない・・・

ん?これはあまり変わらないか。
227It's@名無しさん:03/12/07 19:40
あまり面白い展開にはなっていないねー。
3Gさんもっと勉強してから出直してきて!!
偽者かどうかは知らないけど。
他の方も語っておくれ。
228It's@名無しさん:03/12/07 20:16
↑バ〜カ!てめえがなんか語れ!w
229It's@名無しさん:03/12/07 20:19
>>228 悪かったなー。俺、ほんとに馬鹿で DQN なんだ。(w
2303G:03/12/08 02:12
>>221
いちおう読んだよ。
ネットに下がったコンピュータ間で、自分の演算リソースが空いていたら、
他のコンピュータのタスクにそれを貸してやるというのは、分散系では
一般的な考え方だが、それについてセキュリティ機構をつけたある実装
方法の"構造"を申請した特許ということだね。
昔、私の親友がアメリカで、コンピュータを移りながら演算を続けていく
タスク機構の研究をしていたが、似たような話は沢山あると思う。
(例えば軍事用で、ある拠点が爆撃されたら、他の拠点に移って
 計算を続けるシステムもあり、同一の範疇だ。)

残りの3つの特許をまだ見ていないので、なんとも言えないが、この手の
システムの場合は、P2Pの状況で、全体最適なタスク割り当てを誰が
どうやって効率的に割り出すか?というアルゴリズムが主たる課題なので、
計算機のハード構造ではなく、そのアルゴリズムを含めたアーキテクチャが
本当の勝負になるのだと思う。
231It's@名無しさん:03/12/08 02:25
CELLも中では東芝が開発してるんでしょ?
俺のイメージでは半導体は
NEC>東芝>=松下>>ソニー=シャープ
だが。ルネサスはしらん。
232It's@名無しさん:03/12/08 03:15
東芝>=松下はありえない。ルネサスは日本でトップクラスだろ?
2333G:03/12/08 03:21
230の続き

かくいう私も、自分のデザインしていたCPUアーキテクチャにおいても、
シームレスに複数CPUがつながることを意識していたし、P2P状態での
全体最適なタスク割り当てアルゴリズムのアイデアもいつくか温めていた。
ホームサーバー技術の本質というのは、この"複数CPUを一枚岩にさせる
アルゴリズムとアーキテクチャ"にあり、私の研究対象がソニー家電のための
CPUであるからには、当然それは考慮すべきことであったのだ。

2343G:03/12/08 03:31
また、4年前の当時、使い道が見つからなかったAperi*sに、"P2P全体
最適アルゴリズム"ミドルウェアレイヤを付加することで、Cellに等しい
オブジェクトを考え、それをネット上で流通させることは考えていた。
ハード非依存の仮想レイヤ上で動くために重いといわれていたAperi*sであるが、
その仮想レイヤを逆手に取って、できることはいくつかあった。
235It's@名無しさん:03/12/08 11:03
あほくさ
236It's@名無しさん:03/12/08 13:04
ルネサス世界3位。東芝4位です。
松下こそ知らん。
2373G:03/12/08 16:49
なんだか俺ひとりで語っていてもつまんないので、
CPU以外のネタも出しておきましょうか。

「ソニーが危ない! 〜SONY神話崩壊の危機〜」を読んだ。
著者はソニーファンらしいのだが、従来の美談に終始した本ではなく、
ファンだからこそ辛口で復活を求めている点と、文化系の出身者であり
ながら文科系マネジメントの限界を唱え、井深DNAの欠如を指摘して
いる点が最大の特徴だ。
非常に鋭く業績不振の理由を解析しており、ほぼ的を射ていると思う。