2 :
名無しさん@社会人:2006/01/24(火) 16:02:36
3 :
名無しさん@社会人:2006/01/24(火) 16:52:23
4 :
名無しさん@社会人:2006/01/25(水) 00:10:32
本日、早稲田大学最終講義
5 :
名無しさん@社会人:2006/01/25(水) 12:38:33
1さんおつかれさまです
キモいファンっていつの時代にも少なからずいるんだよなぁ
呉智英もファンレターに返事書いたら、そいつがいきなり自宅に現れて
「弟子にしてくれ」と言われたとか。
浅羽のミッチー
11 :
名無しさん@社会人:2006/02/12(日) 15:15:18
堀江は百科事典が好きらしいな
12 :
名無しさん@社会人:2006/02/16(木) 04:06:36
浅羽さんって、突然キレる印象があるんだけど、
そういうストーカーに付きまとわれたときって
キレて追い散らしたりしないのかな?
意外とそういうときにはキレないんだろうか?
>>13 凄まじいね、これは。今回のライブドア事件をこれほど根源的に、
しかも平易な語り口で論じたものは他にないね。
これは静かに話題になるだろうね。
しかも浅羽さんはメジャーメディアへネット掲載される仕事も
初めてじゃないかな。事態への関心と意気込みを感じるね。
いやしかし流行神と同等のものがネットで無料で読めるとは
何ともいい時代になったよ。
おーもしれーww
さすが浅羽の文章だwwww
目的合理性の次元から離脱し、
遊戯性が優越する脱近代って、
まあ論旨自体はありふれてはいるがな。
>やつは、ライブドアが仕掛けたマネーゲームの構造を説明する能力は無いし、
>もし、僕と投機で勝負したら間違いなく負けるだろう。
何こいつwwww
リアル電波くん??wwwwww
前半は必ずしも悪くないんだよねw批判にはなってないがw
後半の愚論はある意味凄いかもw
かつて患っていた「思想病」を克服した、と思い込んでいる人のようだが
浅羽の発言が未だに気になって気になって仕方がないようだな。
彼の「病気」はいよいよ深刻なようだ。
「思想病」という恥ずかしい病気を患っていたかつての恥ずかしい自分を、
必死で「投機」や「マネーゲームの構造」、「マーケットと金融の知識」などの
現世的な価値で覆い隠そうとしているが、
それがそのまま彼のコンプレックスを反映しているようで痛々しい。
本当に純粋にマネーゲームを楽しむような人であるならば、
つまり「思想病」を完全に克服した人であれば
だいたい浅羽の言説なんて気にも留めないはず。
あんな長ったらしい文章を全部読んで、しかもきちんと要約までして(しっかり読んでいる証拠)
実際はまだまだ「思想」を必要としている、
思想がなくては生きられない人間であることは間違いがない。
だからこの人は「自分はもう病気ではないんだ!」だなんて強がっていないで
投機で勝負するんじゃなく「思想」という土台でもう一度、
今度は納得するまで浅羽と勝負する必要があるんだ。
そしてそれは「臨床思想士」を標榜する浅羽の本来の仕事でもあるだろう。遠慮することはない。
「治るまで」浅羽は付き合ってくれるだろう。「思想」という領域で。
浅羽さんの病気嫌いは凄まじいよ。
特にものほんのw
精神科医だと病気、大歓迎なんだろうけどなあ・・香山リカ除いて
ストーカー撃退法を聞いたことがある。
相手のエネルギーが尽きるまでとにかく逃げるのだそうだ・・・
23 :
名無しさん@社会人:2006/02/27(月) 00:34:42
方法論になってない。
24 :
名無しさん@社会人:2006/03/09(木) 23:37:05
ほす
流行神出てる?
detenai
27 :
名無しさん@社会人:2006/04/05(水) 23:32:11
28 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 17:07:07
早稲田の講師、クビになったね。
せっかく潜ろうと思ってたのに
前スレにのってた、早稲田の講義でくばられたとかいうブックリスト、またコピペしてください。
・『風雲児たち』みなもと太郎
知る人ぞ知る日本史「物語」永遠の名著。リイド社からも刊行
・『妖星伝』半村良
環境・生命・進化・秩序・知性・幸福などをめぐる物語的思索の一頂点
・『アジアと西欧世界』北川稔ほか
全30巻の『世界の歴史』のうち、最大の異色。文明交代の物語
・『すべての道はローマに通ず』塩野七生
全15巻の『ローマ人の物語』のうち、最大の異色。インフラの物語
・『ロビイスト』小尾敏夫
アメリカはいかなる世界「帝国」なのかを考えさせられる。絶版
・『客家』高木桂蔵
『ロビイスト』と続けて読むべき。支那がどういう「帝国」かが見える
・『明治大正史 世相編』柳田國男
そして我々は生活と心身をいかに近代へとカスタマイズしたのか
・『日本文壇史』伊藤整
そして我々の知性と美意識のカスタマイズはいかに無様だったか
・『女性に関する十二章』伊藤整
華がない人生論なのに昔、ベストセラーだったのは単に題名ゆえ
・『私の幸福論』福田恆存
「容貌について」から始まる華がない人生論で無論売れなかった
・『貧乏は正しい』橋本治
そして我々はどこからどうやりなおして未来を再構築するのか
・『青空人生相談所』橋本治
そのためにはこういうきびしい言葉を他人事でなく浴びておかねば
・『面白い小説を見つけるために』小林信彦
ハマるとはどういうことだったのかが気品とは何かとともにわかる
・『夢の砦』小林信彦
サブカル誕生に青春をかけた男たちのやがて悲しいプロジェクトX
・『現代人の論語』呉智英
知を文化を保有することのやばさとそれを捨てられぬ矜持について
・『妖説太閤記』山田風太郎
もてない男は天下一となるまであがいても遂に幸福にはなれない
・『修羅維新牢』山田風太郎
結局、人間はどうあがいてもダメなんなんだとしみじみ悟るために
・『わらの女』カトリーヌ・アルレー
さらにもっととことん人間に絶望しつくしてへこみきるために
・『プードルの身代金』パトリシア・ハイスミス
さらに絶望させられた上で後味悪いいやーな思いで胸が塞がる
・『柿の種』寺田寅彦
科学を知ると日常のさまざまなデテールの隙間から何が覗けるか
・『うらおもて人生録』色川武大
それでも生きていくしかないからこういう文章もある。西部邁解説
ちなみに法政は明日からはじまります。
僕は今年はでれませぬ・・・
35 :
名無しさん@社会人:2006/04/23(日) 10:38:18
法制の教室と時間は去年と同じ?
超もりあがってるぜ!
38 :
名無しさん@社会人:2006/04/29(土) 14:12:41
浅羽通明氏がモデルになった小説がある。
倉阪鬼一郎『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)収録の「便所男」がそれ。
皆さん、ご存知?
39 :
名無しさん@社会人:2006/05/02(火) 17:59:24
ところで橋本治って何者なの?
40 :
巨大軍需利権としての<浅羽通明モデル>英霊商売:2006/05/02(火) 19:17:03
42 :
名無しさん@社会人:2006/05/03(水) 05:27:26
流行神のNO.1と打たれているものは89.1/7号
「雨にけぶる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思う」号
「みすてないでデイジー」の一齣が表紙
内容
書評『飛行少年の系譜』
堀切直人『ニセ学生マニュアル』評
大塚英氏も『ニセ学生マニュアル』に注目
入江侍従長の死に
元号に関する噂
今西錦司
ただし
『週刊文春』5/30号(年不明)の回に「文春図書館 瀬戸川猛資の本をめぐる人びと6 書店ゲリラの怪」浅羽通明
なる特集あり。
89年以前に流行神はあった。まず間違いない。
そりゃあったさ。当初はいまよりも大きなB4?版で、色紙を使った号外が
浅羽さんの講演会で配られたりしたよ。
44 :
名無しさん@社会人:2006/05/07(日) 05:24:50
版型が変ったのはNO.26と27の間。
その程度は調査済み。(「俄」の大月氏の影響ありと睨む。「まず間違いない」)
参考にならず!!。
更なる情報求む。\(~o~)/
因みに、最古の「流行紙」の色は「黄色」。
「本田和子」講演会なりしか?
そんなに知りたいなら浅羽さんに直接聞けば?
ただ、もともと流行神はその時限り読み捨てられるパンフレットでありたいと
当の流行神に記されていたがね。
ゆえに浅羽さん本人もバックナンバーどこまで保存してるかわからんよ。
ちなみに「俄」は流行神に影響を受けた大月氏が後で
はじめたと思ったが。
昔聴いた。部屋中ひっくり返せば出てくるかもと
管理はしてない。
47 :
名無しさん@社会人:2006/05/13(土) 15:06:24
>>31浅羽先生がこんなことやってるとも知らず、偶然柿の種げとー。
面白かった。
おまいら本読んだら感想カキコよろ
おもろい、つまらんだけでも良し
おれはあんま読んでないんだけど、『青空人生相談所』はおもろかった
49 :
名無しさん@社会人:2006/05/16(火) 13:17:42
新明解国語辞典、第二版ゲトー!
50 :
名無しさん@社会人:2006/05/17(水) 10:46:19
携帯電話的人間とはなにかは面白い
文庫化キボンヌ
51 :
名無しさん@社会人:2006/05/18(木) 12:21:30
教養論ノートはよいぞ。
ありとあらゆる哲学者のものいいが、西洋のは
「ざんねーん!アトランティス最後の王、プラトン、斬リィィィ!」
東洋のは、もちろんよしりんまでw
「ざんねーん!夫子褒似[ありゃ]にまみゆ、子路喜ばず、夫子誓ってのたまわく、
『私がやってをりました』斬りぃぃぃ!」
て、いかに言うかって注釈史に見えるぞ。
いやハタ陽区さん久方ぶりに見たもので
52 :
名無しさん@社会人:2006/05/18(木) 21:58:31
53 :
名無しさん@社会人:2006/05/18(木) 21:59:02
法政の講義ってまだやってんのかな。
54 :
名無しさん@社会人:2006/05/28(日) 03:35:55
まだやってるっぽい。
流行神こないね。
55 :
名無しさん@社会人:2006/06/01(木) 00:38:40
法政の授業はもぐれる?
というか正規の学生がいない
57 :
名無しさん@社会人:2006/06/03(土) 01:17:37
これまた懐かしいな
59 :
名無しさん@社会人:2006/06/06(火) 12:30:06
60 :
名無しさん@社会人:2006/06/08(木) 16:01:44
アナーキズム、げとー[何で今頃なのかは聞いてはいけない、わかったね]
法政の授業8時から担ったのね・・
63 :
名無しさん@社会人:2006/06/20(火) 01:11:43
法政の授業の曜日と教室がわかる人は教えてもらえませんか?
64 :
名無しさん@社会人:2006/06/22(木) 14:22:50
>>63 木曜の七限っぽい。
教室は知らないから、二部社会学部の掲示板で確認されたし。
俺ももぐりたいんだけどねぇ。どうしよ。
65 :
名無しさん@社会人:2006/06/22(木) 23:18:19
毎年、流行神に授業の曜日書いてあったのにね。
ところで、Wセミナーのやつはもぐれるのかな?
ところで「昭和三〇年代主義」はどうなったんですかね。
67 :
名無しさん@社会人:2006/06/29(木) 19:33:12
浅羽ちぇんちぇいは色々やることがあって忙しいのれすっ
ぴのこでちた
68 :
名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 12:19:53
どうだろう
69 :
名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 12:22:26
あらあら
70 :
名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 15:23:03
なんか荒らされたな
いちおうあげとく。
71 :
名無しさん@社会人:2006/07/08(土) 02:03:33
>>65 通ってるから分かるが、受講生証をチェックするから
無理だ。俺は、受講生だから500円。
72 :
名無しさん@社会人:2006/07/12(水) 02:20:40
浅羽さんのニーチェ論読みました。浅羽氏はニーチェ主義者の100倍ニーチェ的ですな
73 :
名無しさん@社会人:2006/07/15(土) 18:30:13
>>72
なにそれ?新著?
『だれでもわかるニーチェ』っていうムックに
2ページのエッセイが載ってたけれど
それとはまた別のものなのかな?
75 :
名無しさん@社会人:2006/07/15(土) 20:03:27
あげ
76 :
名無しさん@社会人:2006/07/26(水) 02:30:08
むかし法政の授業で配った、
ボイコットに対する抗議メールのやりとりの
プリントはおもしろかったね。
あのメールをおくったやつは
本当に法政の学生だったのだろうか?
>77
詳しく
78 :
77:2006/07/26(水) 19:03:36
アンカーミス
× >77
○ >76
あれだろ武田某が絡んだ奴だろ!
80 :
名無しさん@社会人:2006/07/27(木) 03:37:16
>>77 ボイコットを批判するやつと浅羽のメールでの往復書簡。
浅羽は彼を高く評価して、授業で公開討論を提案するも
彼は「卒業にむけての準備が忙しいので」という
うさんくさい理由でそれを拒否。
A3で3枚くらいあるのでうぷできません。
というか、そのまま載せたらまずいですよね。
>>79 武田って誰ですか?
>>浅羽通明
あのやりとりをここに載せてください。
81 :
名無しさん@社会人:2006/07/27(木) 03:41:10
プリントのおおまかな内容は浅羽がボイコットを
弁護士っぽい言葉づかいで、正当化するものです。
そもそも何のボイコット?
83 :
80:2006/07/27(木) 18:16:40
浅羽のボイコットといたら、講義のボイコットでしょ!
これって有名じゃないの?
それとも82がビギナーなの?
84 :
名無しさん@社会人:2006/07/31(月) 08:03:07
一応活動してんだな・・・
もっと表舞台に出てきて欲しいんだけどな、浅羽さん。
若年層の右傾化(というか嫌韓とか)、靖国問題とかさ・・・
まさに臨床思想士の出番じゃないか!
85 :
名無しさん@社会人:2006/08/01(火) 00:52:31
ちくま新書で力尽きたか?
86 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 01:08:02
予備校での講演会は、質問時間があるからいろいろ
聞いてみれば。
ちょうど終戦記念日だし、面白そう。
87 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 01:32:04
88 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 01:42:50
そうだよ。1,000円払えば誰でも聞けます。
89 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 01:55:17
そっか。じゃ行くか。
90 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 02:10:40
俺は、高田馬場までの交通費場が馬鹿にならないので、
1,500円のMDにします。
本物は、何度か見たことあるしね。
91 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 04:15:14
浅羽さん、司法試験通ってるんだね。
弁護士とかになりたかったんだろうか。
>>91 浅羽さんは一生遊び続けるために受験勉強をし(早大法にしか通らなかったものの)さらに司法試
験に受かったとどこかで読んだことがある。弁護士になりたかったわけではないらしい。
ただ実際にはカルト成川のWセミナーの講師としてロクを食んでいるし、院進して大学アカデ
ミズムの中で専門知を積むこともなかった。大学の講師といっても非常勤だ。
昔の予備校にはこういう人がたまにいて(本業はあくまで院生だったり大学の非常勤に勤めつつ常勤の
アカポスを狙っていたり)、結構な年齢までこういう暮らしをしていたりした。
こういうモラトリアムな生き方が許された時代の人なんだよねえ。いま、浅羽さん
世代の講師でもリストラに怯えて戦々恐々だし、院生や非常勤のバイトとしても割に合わなくなっている。
浅羽さんも生活は大丈夫かなあ?
93 :
名無しさん@社会人:2006/08/02(水) 12:50:04
文章書ける人なんだから、食うには困らんのでは?
あくせく稼ぐ、てのが性に合わん、とどこかで書いてたような…
そこそこ食える程度でいいや、みたいな。
>>93 文筆じゃメシは食えんよ。だから浅羽さんも資格予備校の講師やってるんでしょ。
あの類の業界も今はラクじゃないだろうけど。
資格予備校なんか、学生やリーマンに役にも立たない資格を売りつけてナンボのやくざな商売だぜ。
Wも司試以外にも何かとやってるしな。
95 :
名無しさん@社会人:2006/08/03(木) 01:27:14
同じ資格予備校のTACは、一部上場してるしだいぶ認知
されてきてるんじゃない。
弁護士になりたくなくても、司法修習行って、
一応弁護士登録するという選択肢もあったはずなのに、それを
しなかったのは、凄いと思う。
はじめっから弁護士になるつもりはなかったのはかなり有名では?
>>95 資格予備校・予備校は業種としては所詮は決してまともじゃないよ。浅羽さん本人も痛い
ほどそれは知っているだろう。もちろん、彼はWでは試験合格という枠組の中で自分なりに教養知も
啓蒙しようとやるだけのことはやってきたとは思いますが。
ところで、このスレでも紹介された浅羽さんのライブドア論をいま斜め読みしたけど、もう無茶苦茶だね。
祝祭資本主義論やら丸山真男やら、彼が例によって博識なのはよく分かる。ただし広井の
「定常型社会」論を評価するあたり、何も分かっていない。つまりは冗長で衒学的なだけで全く読むに耐えないということだ。
ttp://blog.livedoor.jp/ld_opinion/archives/50225738.html 広井の説く定常型のゼロ成長社会とは、つまりは浅羽氏のような資格学校で生活の糧を得て
いるような無駄飯食いの存在すら許されなくなる社会ってことなんだけど、氏はそれが分かっているのかなあ?
>やがて、定常化社会が自明の前提となる日が到来したとき、我々はその完成品、本物を見ることになるやもしれません。
>「次は火だ」「一度目は喜劇、二度目こそ悲劇」かどうかは存じませんが。
何とも思わせぶりだが、これってまさか「ボクは困窮し陋巷に死しても甘んじてその定めを受けます」ってこと?
>>97 >これってまさか「ボクは困窮し陋巷に死しても甘んじてその定めを受けます」ってこと?
そうゆうこと。全体の妥当性は知らないけれど、のたれ死ぬことは結構想定してんじゃね
まっ、人間の脳みそがあるかぎり、売文業は生き延びると思うけどねw
99 :
名無しさん@社会人:2006/08/05(土) 11:37:57
15日の講演会は、Wセミナーの受付にお金をもって直接行けばいいのですか。
予約とかは必要なのでしょうか。
>>97 お酒の席で、「一度目は喜劇、二度目も喜劇」とおっしゃってました。
実物はとても楽しい人。
100 :
名無しさん@社会人:2006/08/06(日) 01:56:31
>>99 電話して聞いてみたら、当日の申し込みは可能とのこと。予約とかは
いらないし、Wの本じゃなくてもサインは貰えるらしい。
101 :
名無しさん@社会人:2006/08/06(日) 03:28:14
>>97 >広井の説く定常型のゼロ成長社会とは、つまりは浅羽氏のような資格学校で生活の糧を得て
>いるような無駄飯食いの存在すら許されなくなる社会ってことなんだけど、氏はそれが分かっているのかなあ?
なぜそうなるのか?論理的回答キボー
>>101 平たく言えば、ゼロ成長ってのが延々と続く社会というのは、永遠のデフレ
社会ということ。要するにみんな貧乏になるので、物書き兼資格学校講師みたい
な無駄飯食いも当然に要らなくなっていく。
広井の定常型社会に実質的な中身は何もないし、そもそも彼の説く社会保障
改革もゼロ成長では不可能だと思うんですが(この時点で矛盾しているし破綻している)、
いまだにエコロジーに憧れているような学者や文化人には受けがいい。
これで千葉大に研究プロジェクトを立ち上げ21世紀CEOまでゲット
してしまった。学生・院生に対する悪影響が心配。
>>98 >まっ、人間の脳みそがあるかぎり、売文業は生き延びると思うけどねw
そんなに甘くないでしょ。活版印刷というイノベーションが起こり、また社会に
教育が浸透し人々が字が読めるようになり、さらに修正資本主義が成功して人々
に余裕が出てきたお陰で売文家のような人間も(一握りを除き大儲けは出来ないとはいえ)生
活が成り立つようになった。ま、浅羽さんは専業ではなく兼業ですが。社会が再び貧乏になれば消えるしかない存在ですよ。
もちろん、浅羽さんが古来の中国の哲人(孔子とか)たちのように、政経コンサルタント
よろしく各界に出入りして金儲けできるだけの才能があれば話は別ですが-現在
でも審議会やメディアに出没して小遣いを稼いでいる「文化人」という人種がいますね-、
どうもそこまでの能もないようですし、御本人もそうした意味でメジャーになられるのは望んで
おられないようですし、にも関わらず資本主義の終焉を引き受け定常型社会を支持しておられると
いうことは、恐らくはきっと末は練炭野垂れ死にを覚悟しておられるのだろう・・・と思います。
おもしろければ、テロに巻き込まれて死んでもいいっておっしゃってますからW
911テロの時「インターナショナル」を口ずさみながら小躍りするようなお人ですからW
106 :
名無しさん@社会人:2006/08/06(日) 21:53:17
>>105 そうなんですか。
浅羽通明、最高ですね。
107 :
名無しさん@社会人:2006/08/06(日) 23:54:00
15日の講演のあと飲み会とかねえのかな。
むかし主催者側が宴会セッティングしてたのに
突然逃亡したのには笑った
109 :
名無しさん@社会人:2006/08/07(月) 00:55:37
>>108 そんなことあったんだ。
呉智英のイッヒ塾て今はやってないんだっけ?
あの人と飲み会やったらすげえ面白い話聞けそう
>呉智英のイッヒ塾て今はやってないんだっけ?
そろそろ終るか、もう終ったのかも。今年度で最後だそうだね。
111 :
名無しさん@社会人:2006/08/07(月) 11:15:36
>>110 8月は夏休みで、次回は9月1日。11月ごろ終了らしい。
浅羽 通明 先生大講演会
格差・祝祭・定常化
「ホリエモン」・「小泉」以後の日本
「パフォーマンス政治」「投機と高額消費」etc…。
長期不況を脱した我々の現在(いま)を、浅羽通明が解明する!!
1000円
8/15(火)14:00〜17:00
早稲田セミナー(高田馬場)
http://www.w-seminar.co.jp/law/koza/asaba_kouen.html Wセミナーでは公務員講座にて政治学を長年担当。文筆家としても、
社会評論・思想・その他方面で活躍。著書「教養としてのロースクール小論文」
(早稲田経営出版)はロースクール受験生の入試対策書として注目されている。
113 :
名無しさん@社会人:2006/08/07(月) 21:10:13
私は101ではないのだか、102の話がいまいち良くわかりません。
誰か質問会で、浅羽通明に直接聞いてみてくれませんか。
予備校が飲み会を仕切ってくれたりしないだろうな。
114 :
名無しさん@社会人:2006/08/07(月) 22:35:24
受験本だから無視してたが、「教養としてのロースクール小論文」は
面白いのかな。
読んだ人感想ください。
普通に浅羽節でおもしろいよ。
116 :
名無しさん@社会人:2006/08/08(火) 00:57:34
「浅羽節でおもしろい」なら面白いんだろうな。
読んでみます。
>>113 つまり「もう××の時代は終わった」みたいに言いたがる学者や知識人の悪癖
から浅羽さんも決して無縁ではなかった、と言うことなんだけど。
ファンの人は機会があれば聞いてみるといいよ、「本気で定常型社会なんか可能だと思ってるんですか?」って。
さらに広井には「コミュニティ−自然−スピリチュアリティ」とカルト・オカルトじみた
エコロジー思想を布教する危険な側面もある。コミュニティ・公共哲学と言えば
聞こえはいいですけど、これは公的な社会保障の代替として福祉や医療を人々の互助
(という名目のタダ働き)に委ねようという大変にキワどい思想ですね。
広井たちはここに脱資本主義的なコミューンの可能性を見出そうとしているらしいが、なぜ人類の
歴史上、そんな理想社会は来なかったのか、大学のセンセイにまでなっていまだに分からないらしいから救いようがない。
浅羽さんが〉定住型社会をそれほど原理主義的に理解してるのかが微妙
浅羽さんが想定してるのは日本の近世みたいな社会ではと個人的には思う。
宮崎哲弥が最近いろんなメディアに出まくって一見過激なこと言って、2ちゃんでは神みたいな扱いに
なってるけど、浅羽さんはどう思ってんだろ。
120 :
名無しさん@社会人:2006/08/08(火) 10:23:45
そうそう、江戸時代に逆戻りさせたいんだよ。ものすごい反動思想家。
121 :
名無しさん@社会人:2006/08/08(火) 18:27:12
流行神きたわ〜ん
流行神読了。
浅羽さんはやくざに振舞いつつ、そうしか振舞えないのbに、病的に誠実だね・・・
この自己矛盾は本当に不幸だ・・・
124 :
名無しさん@社会人:2006/08/08(火) 20:00:18
浅羽氏の経済学的バックボーンって何?
用語の面からみると、拡大再生産だの資本制経済だの、いっているところからすると、
モロに マルクス経済学 なんだけど。
浅羽氏はマル経がお好きでFA?
125 :
名無しさん@社会人:2006/08/08(火) 20:28:32
すきにしていいよ・・・!
ドキドキ・・・・・(赤面)
>124
今の日本の研究者・文化人・ジャーナリストで、意識するしないを問わず、貴方の言うマル系
的な呪縛から解放されている人間の方が珍しいんでないかい?
みんな最後は「××の時代は終わった」「もう××の時代だ」「資本主義は終わりつつある」とか言
ってエコロジーや精神世界、共同体や脱成長がどうのとか言い出すんだけど。
127 :
名無しさん@社会人:2006/08/09(水) 10:21:47
↑視野が狭すぎ。
実際に経済政策に関わっている人々はマル経なんか使わない。
試しに 経済財政諮問会議の議事要旨みてみ? 竹中平蔵みてみ?
新聞の経済欄だってマル経とは無縁だよ。
マル経の素養はあっても構わない。だが、それだけではチャンチャラおかしいということだ。
つまりだ。
マル経がバックボーンの浅羽氏は、現代の政策談義を理解できない。
それ以前の問題として新聞の経済記事すら理解できていない。
今からでも遅くはないので謙虚に勉強して貰いたいものだ。
>テロの時「インターナショナル」を口ずさみながら小躍りするようなお人ですからW
これって本当? ソース希望。
もし本当なら腐れ外道だな。
>>128 >実際に経済政策に関わっている人々はマル経なんか使わない。
一応はそのはずなのだが、マル系的なゼロ成長主義・エコロジー回帰など、遠回し
の影響を受けている研究者・ジャーナリスト・政策家は本当に多いよ。
そういう人が官民の審議会の末席によく座っている。
>新聞の経済欄だってマル経とは無縁だよ。
日本の新聞ジャーナリズムもいまだに三木清・笠信太郎・都留重人的なゼロ成長主義のスクツw
基礎知識も問題だが。
>マル系的なゼロ成長主義・エコロジー回帰
ゼロ成長・エコロジーはマル経と何ら関係ない。
資本主義経済なるものを呪詛している点では共通しているかもしれんが、理論上の繋がりは全く無い。
>官民の審議会の末席によく座っている。
普通は審議会ってのは普通は官の組織であって民の審議会というのは聞いたことない。というのは揚げ足とりだが。
エコロジーは環境省などの審議会で取り上げれる(つーかそれが環境省の仕事)。
だがマル経の視点で語られることは全くない。
>三木清・笠信太郎・都留重人的なゼロ成長主義
これらの人々がゼロ成長を提唱していたなんて聞いたことない。
(俺が知らないだけかもしれない。もし本当ならソース希望。)
都留重人はマル経ですらない。
新聞ジャーリズムはゼロ成長主義の巣窟の訳がないだろ。朝日など程度が低すぎる新聞は知らんがね。
正確に言えば、○系というよりはある種の気分としての清貧主義・清算主義なのかもしれんね。
>新聞ジャーリズムはゼロ成長主義の巣窟の訳がないだろ。朝日など程度が低すぎる新聞は知らんがね。
社説などを読み比べると、そういう気分がいまだにあの業界に蔓延していることは
明らかなんですけどねえ・・・。あるいは成長を鼓舞しつつ、言ってる
ことの中身がまさしく縮小均衡的な清算主義そのものだったりします(日経とか)
まあ、後者については今の経団連のイデオロギーそのままなんですけどねえ。
資本主義を最も必要とする人々が資本主義を破壊する政策を支持するという矛盾・・・。
>>131 スレ違いだが広井の構想を平たく言えば、もう経済成長を社会保障の原資にするような社
会は無理、かといって小さな政府型の経済成長社会も無慈悲で駄目だと。
そこに定常型社会という名目でみんなで支え合う社会を作ろう、ってそんだけの話。そ
の周囲にベーシックインカムとか左翼が喜びそうなエサをくっつけた。
色々とテツガク的・エコロジー的な理屈をこねくり回しているが、具体的には住民は
福祉も医療も全部タダ働きでお互いに支えろ、昔は地域社会でやってたからまた出来るはずだ、NPO
やボランティアを使えというそんだけ。これがホントの官から民へ。
ん? それじゃ余りに無責任なので社会保障が確立されたんじゃないの? リバタリアンでスピリチュ
アルな隣人愛に恵まれない奴は共同体の蚊帳の外で野垂れ死ねとでも言うのか?
実はかなり恐ろしいことを言ってるんですね。もう税金を使わなくて済むし成長率や失業率に頭を悩ませる必要も
ない社会が来るわけで、さぞ官僚も政治家も大喜びだろう・・・って広井も元官僚なんだけどさw
>>133 冷静なレスありがとう。132は少し煽ってしまったかと思い反省しました。
反体制気取りの人々がマル経からエコなどに流れているといのは同感。
ただ、神野や金子はマル経ではないでしょう。反市場原理主義かもしれんが。
大昔はマル経だったのかな…? 知りません。少なくとも今はマル経な視点からはモノを語っていない。
ソース提示ありがとう。
リンク先前者。田中氏のが面白いね。
ただ、ここで取り扱っている清算主義は経済成長を批判するものではないよ。
生産主義は、さらなる経済成長のために一時的な不況はガマンしろ、というのが主旨であって むしろ市場原理主義な考えなのよ。
分かりやすくいえば、コイズミ改革の「痛みのある改革」に相当するモノ。
リンク先後者
笠は「くたばれGNP」の人か。なるほど。
「くたばれGNP」というのはGNPでは経済厚生は図れない、とするのがその主旨であって、経済成長自体を批判するものではないと思うが… 正直なところよく知らんのです。
>>134 136でも書いたが、日経新聞チックな「清算主義」はゼロ成長主義とは全然別物。
清算主義は、旧くてダメなものを清算すれば、あとは市場原理で経済がよみがえるという発想。これは古典派の考えよ。
138 :
名無しさん@社会人:2006/08/09(水) 14:29:16
>>135 なるほど。
広井氏は経済成長を批判しているのではなくて、経済成長できなくてもどうにかなる制度設計しようという立場か。
面白そうだ。読んでみよう。
しかし…。浅羽さんは分かってるのかな…。
>>138 ウヨサヨは関係ない。
「人が死んでいるのをみて喜んでた」なんて言いがかりは浅羽氏の名誉を著しく傷つけるものだ。
確たるソースの提示を求めたい。
浅羽さんをお宅のちっこい「倫理」ではかってもしょうがないよW
「倫理」にすらなっていない。
せいぜい、独善的な「正義感」だ。
少し補足しておくが。
何の罪のない人々が死んでいくのを見たとき、実際の内心はどうであったにしろ、少なくとも外部に向けて自分の気持ちを表明するときは、その死を悼むふりをするのが功利的な行動というものだ。
その程度の功利的行動がとれないほど浅羽氏は阿呆ではあるまい、という推測は十分成り立つ。
したがって
>>105はデマだと判断できるわけだな。さもなければ浅羽氏は取るに足らない阿呆だといえる。
どうでもいいけど、きみ、浅羽氏の若かりし頃からの夢が
「世界同時革命」であることを知ってる?
んで、氏は、そんだけの規模の革命が、完璧に無血で達成できると信じ込むような
夢想的理想主義だと思える?
ちなみに、文書化されたソースはない。
酒の席での話しだからね。
(講演会でも言っていた気がするが記憶が曖昧)
だから、信じようと信じないと君の自由。
信じたくないなら、信じなくていいんじゃない。
>>145 ありがとう。
酒の席の話であればしょうがない。酔えば判断力が鈍るからな、思わず本音が出ることもあるだろう。講演会であれば浅羽氏は耐えがたいほどの阿呆ということになるが、浅羽氏がさほど阿呆ではないとすれば、酒の席だと推定される。安心した。
>>145 世界同時革命が無血では達成できないと考えるほうが夢想的だな。
流血革命は武装抵抗を惹起するので成就は難しい。
仮に世界同時革命が為されるなら無血革命だろうね。
俺は世界同時革命は無理だと思うので、取り敢えず日本の革命を目指している。
で、日本の構造の深部を探るために、ある公職に就いて実地調査していたのだが、調査はそろそろ潮時。
ぼちぼち革命の実行に向けて動き出さないといけない。だが実際の革命の具体的方法が思いつかん。それで、教えを請う相手を探している。
で、浅羽氏がいいのではないかと思い、いくつか著作を読ませてもらっていた。
だが、
>>105のようなを公然と言明するような御仁であれば、教えを請うに当らないと思ったわけ。
酒の席であれば問題ない。
以上、頭のおかしい一公務員の書いたことだから気にするな。
まず、区民じゃないし、
申し込み期限はとうに過ぎている
おれ区民だけど。でも締め切り過ぎてるならしょうがない。
どっちにしろ平日6:30じゃ出れないな。
勤め人は仕事があるし、主婦は飯作っている時間帯。
これは学生や老人向けか?
151 :
名無しさん@社会人:2006/08/10(木) 13:19:20
>>147 おれたちは浅羽先生の理想を実現するため、みんな命がけで戦っているんだ。
しのごの言わずに、貴様も15日はWセミナーに来い!
152 :
名無しさん@社会人:2006/08/10(木) 19:19:02
>>148 めちゃめちゃ聞きたいけど時間合わんな〜。
8時くらいからにしてくれんかの…
153 :
名無しさん@社会人:2006/08/10(木) 20:15:06
155 :
名無しさん@社会人:2006/08/10(木) 23:15:32
>>154 これネット配信とかしてくれないかな。
有料でもいいから聞きたいよ。
156 :
名無しさん@社会人:2006/08/11(金) 10:53:31
俺もそう思ふ
157 :
名無しさん@社会人:2006/08/11(金) 13:13:54
>>153 浅羽のアナキズム理解に対する批判は批判として、
(ヤツにとってのアナキズムは比喩みたいなもんだし)
浅羽を全共闘世代と思っている時点でアフォ確定。
こいつに限らず、
なんでもかんでも団塊と全共闘のせいにするのは情けないぞ。
158 :
名無しさん@社会人:2006/08/11(金) 16:26:06
浅羽先生は初期新人類世代。68年生まれの私は末期新人類世代。
15日の講演会は大学生が多いのだろうか。
アナキズム というより 個人主義 みたいなものだしな。
160 :
名無しさん@社会人:2006/08/11(金) 18:58:53
>田中博士の批判は、
全文を通して一種の「パトグラフィ」の資料というべき奇怪さに満ちている。(流行神)
Pathographie【病跡学】
精神病理学の一領域。
芸術家・思想家・科学者など傑出した人物の伝記や作品を精神医学的に解明し、
精神的異常性がその人物の創造活動に及ぼした影響や意義を明らかにしようとするもの。
パトグラフィー。病誌。
浅羽先生は平然と、きついこと書きますね・笑
>>160 浅羽史はどっちがどっちだといいたいの?
「異常性のある傑出した人物」は浅羽氏なのか田中氏なのか。
どっちも普通の人だと思うが。
162 :
名無しさん@社会人:2006/08/11(金) 21:38:01
>>158 行く予定だけど、24歳。
何人くらい入る所なんだろう…
質問したいことはいっぱいあるが、浅羽さんけっこう怖そうだからな〜w
163 :
名無しさん@社会人:2006/08/11(金) 22:13:27
宣伝は、Wセミナーと流行神ぐらいだから
社会人も多いと思う。。
以費塾のI館なら300人ぐらい入ると思う。
でも多分A館だから、150から160ぐらいかなー。
164 :
名無しさん@社会人:2006/08/12(土) 11:57:41
165 :
名無しさん@社会人:2006/08/12(土) 17:39:58
浅羽自身が流行神を印刷して封筒にいれてるの?
166 :
名無しさん@社会人:2006/08/12(土) 19:22:21
メールマガジンとかに移行する気はないのかね。
HP作るとかさ。
郵送にこだわる理由を昔聞いたことがあるW
168 :
名無しさん@社会人:2006/08/13(日) 01:36:09
>>167 そうなんだ。
しかしなんとも古くさいね…
まあ実物見たことないんだけどさ>流行神
小林よしのりの「わしズム」なんかに連載持ってくれないかな。
あの二人の関係が今どうなっとるか知らんけど…
最新号の流行神はどMじゃなきゃきついよな。。。
170 :
名無しさん@社会人:2006/08/13(日) 05:36:11
実家に流行神が届いたとき、「みえない大学本舗??」
って親にかなりあやしまれますた。その場で開封を激しく迫られるも、
大学のサークルだと嘘をいってその場をきりぬけました。
なんかエロ本を隠していた時のことを思い出してしまいました。
封筒にみえない大学ってはんこを押さないでほしいです。
あれはたしかに怪しいW
「宗教?」って親に言われたこともあるW
172 :
名無しさん@社会人:2006/08/13(日) 20:56:10
田中博士がブログを閉鎖するみたいです。
「アナーキズムに関する私論」「浅羽批判」
ttp://black.ap.teacup.com/anarchism/ >浅羽さ〜ん、もうちょっと勉強してよ。ホントに元全共闘?
ていうか、全共闘って、たかだかこんなもんなわけね。
「浅羽批判」の内容はさておき、こういう記述は、読んでいて不愉快。
批判もあったようで、書き直すようです。
案外真面目な香具師みたいね
174 :
名無しさん@社会人:2006/08/14(月) 18:57:50
明日の講演会、予約とかなんにもしてないけど、
行ったら満席ですってことにはならんかな。
そんなにメジャーな人でもないか?
サイン会…「野望としての教養」が一番好きだけどこれを持っていくのはしんどいな…w
「アナーキズム」あたり持っていこうかね。
「ナショナリズム」にしとけ! こっちのほうが面白かった…俺的には
176 :
名無しさん@社会人:2006/08/15(火) 10:38:50
おい!
講義にいった人!何でもいいからかきこんでYO!
育児板【独りで】虐待をやめたいと思う人 5【悩むな】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/baby/1151998845/ 21 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 17:15:49 ID:C9eIZrXF
さっき、オムツ替えてる時に吐いたりしたからイライラが一気に爆発してかなり強くお尻と太ももの後ろ側を叩きました
ベビは物凄く泣いて真っ赤になって声が擦れて出にくいのに、泣きまくっています。
それに、またイライラして頬を力任せにつねりました。ベビは泣きまずにずっといます。
28 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 19:26:34 ID:ZMKP+FEy
毎日一緒にいると疲れてイライラしてひどい罵声とともに叩いてしまう。
外では優しいいいお母さんのところに生まれて幸せだね、何て息子に声をかけてくれる人がたくさんいる。
でもそれは外だけ、私は鬼母です。最近は息子はおびえています。さっきも頬が真っ赤になるまで叩いてしまった。
32 すぐカンシャクを起こし、ごはんを食べない一歳二ヶ月の赤を怒鳴りながらビンタしてしまいました。
61 赤のほっぺをつねってバタバタもがきながら泣いてる姿を見たら楽しくてスカッとした。
お尻もつねって青く腫れた。腫れた赤のお尻をまた指で弾く。
ギャン泣き通り越してひきつけ起こすかってくらい絶叫泣き。このまま、ひきつけ起こしてほしいよ。
78 赤は、叩いたりつねったりしたり眠らせなかったのでひきつけ?みたいな(過呼吸みたいなの)を起こし、
唇が紫っぽくなり顔が青白くなったので一時預かってもらえました。今は赤と離れてホッとしています。
149 夜旦那が仕事でいない間気持ちのコントロール出来ないで子供を蹴ったり殴ったりしてしまいます。
276 まだ産まれて12日目なのにイライラして叩いてスッキリしてしまった。あたしは心の病気?それとも育児疲れ?
既婚女性板【心の】旦那には絶対言えない過去【奥に】
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1154259322/ ・援、風呂、整形、堕胎。言ってない ・経験人数40人以上
・中学の頃円光・整形・家出・乱交やりまくり・風俗・家庭内暴力 他多数
格差が広がれば階級闘争という目的ができるじゃないか
フリーターやニートを組織するのは難しい。闘争心に乏しいからな。
万国のニート、団結せよ!という訳にはいかない。
そもそも格差拡大なんてーのは創られた神話だしな。
甚平着ていた。萌え〜
182 :
名無しさん@社会人:2006/08/16(水) 01:54:56
130人ぐらい来て大盛況だった。
「日本人は何もしなくていい」という
言葉に隠された深い意味が、よく分かった。
日本沈没の一場面をプロローグに語り始めたが、
話のもって行きかたはのうまさは、さすがです。
>>181 甚平じゃなくて浴衣だろ。
183 :
名無しさん@社会人:2006/08/16(水) 08:07:28
女の子も来てたの?
184 :
名無しさん@社会人:2006/08/16(水) 11:36:04
>>183 男の子もきてたよ。
「出る杭は打たれる。ただし、図抜けた杭には皆ひれ伏す」という諺を
教えてくださいました。自分がその図抜けた杭になってやろう、なんて
考えおこしちゃだめだとオモ。
最近、また自分も銭湯通いをはじめて、84円のインスタントラーメンで昼食
をすませたり、喫茶店でぼーっとしたり、2ちゃねらーになったり。寺島し
のぶが主演した「やわらかい生活」みたいなまったり人生も悪くないなあと
か思うようになった。おれは格差型社会の下流のサンプルだな。
「イキガミ」はブクオフで買えるのかな。先生は以前、忙しい毎日を送って
いる人だけが、自由の有り難みや時間の大切さを実感できるんだ、って書い
てらしたYO!
185 :
名無しさん@社会人:2006/08/17(木) 00:24:01
若い女の子も結構来てたよ。
186 :
名無しさん@社会人:2006/08/17(木) 01:11:39
ライブドアブログが本になるらしい。
こうゆう商売根性をだれかが批判してたよね?浅羽さんじゃない。
188 :
名無しさん@社会人:2006/08/17(木) 20:09:36
講演会、途中で帰っちゃったんだけど
質問コーナーとかどんか感じだった?
浅羽さん、意外と予備校の先生っぽくて驚いたw
腺病質な感じだと思ってたらけっこう熱血というかバンカラというか…
あれでは、浅羽さんが真人間だと誤解する人がいそうW
>「日本人は何もしなくていい」という
>言葉に隠された深い意味が、よく分かった。
詳しく
>「出る杭は打たれる。ただし、図抜けた杭には皆ひれ伏す」
実社会では出る杭は打たれないぞ。打たれるのは変な杭。
192 :
名無しさん@社会人:2006/08/17(木) 21:33:46
>>188 大学の講義とはちがう感じなの?
教壇を左右に歩きまくったりするのは大学だけ?
193 :
名無しさん@社会人:2006/08/18(金) 00:42:22
ビデオで見ようと思ったら、1,000円とられた。
受講生でも、500円は当日だけって何だよ。
>>187 「浅羽さん」じゃない。浅羽先生と言え。
>>189 立派な人だとオモ。エキセントリックな言論ばかり期待すると、
先生はノリやすいしサービス精神旺盛だから・・・
>>194 なんで浅羽さんを「先生」なんて蔑称で呼ばなきゃいけないんだよ!
本日のトリビア
中国語の「○○先生」は日本語で「○○さん」を意味する
>>195 だって、自分でも「卑劣なヘタレ」って言ってるし。
教える仕事はあの人の本業じゃないでしょ。
浅羽通明は物書きであって、しかもそれは賤業なのよん。
198 :
名無しさん@社会人:2006/08/18(金) 21:18:17
前半しか聞かなかったけど、なんかテーマが大きすぎてイマイチ面白くなかった…>講演会
ちょっと期待しすぎたかな〜。
マンガを語る世田谷市民講座の方はきっと面白いはず。
199 :
名無しさん@社会人:2006/08/19(土) 17:38:02
wセミナーのサイトでちょびっととだけ講義の写真UPされてるよ
200 :
名無しさん@社会人:2006/08/20(日) 00:57:21
201 :
名無しさん@社会人:2006/08/20(日) 13:33:01
>>200 同じく。ロースクール小論文は重いとオモテ最近アマゾンで買うた試験のための政治学を
もっていったんだけど、順番待ちの列ができちゃってて・・・
202 :
名無しさん@社会人:2006/08/20(日) 19:10:09
写真で見ると300人くらいいそうだな。
203 :
名無しさん@社会人:2006/08/20(日) 22:14:59
広井「定常型社会」を読んだが、これってかなりのウンコだね。
こんなものに共鳴してしまう浅羽氏は相当な勉強不足だな。
講演会では定常型社会に言及してた?
>>203 相変わらず人一倍勉強はしてるでしょ。ただ、そういう方向に掘っても実りはも
うそんなにないってこと。そうした思想の無効を宣言する為に勉強するのはいいけど、真に受けてもなあ。
205 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 01:40:48
>>203 Wの受講生で面白そうだから参加しただけの者です。
評論家の世界は、テレビに出てる人ぐらいしか知らないし、
ましてや思想がどんなものか分かりません。
(浅羽先生は思想を「デザイン」に例えてました。それはなんとなく
分かった)
だから、ただ無知なだけなのかもしれませんが、
小泉さんがやったことをことを、あんな角度(私の力では
もちろんうまく言えない)から分析したことばは初めて聞いた。
広井という人は知らないが、「定常化」ということばはリアルだった。
まぁ、とにかく面白かったです。
206 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 11:38:11
老いと死なんてテーマにまで話がいきついた。
インテリの話は面白い。あれで千円は安い。
207 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 16:11:00
>>204 浅羽センセは普通の経済学(昔風にいえば近代経済学)を全く勉強していないとみた。
批判するにしても勉強せんとね。
208 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 16:16:16
1990年代からつい最近まで名目GDPはゼロ成長だったのだが。「定常型社会」というのは過去の日本経済のお話。
過去の動向を単純に延長して「これからは定常化・ゼロ成長!」などと予言めいたことを謂うのはアサハカすぎる。
209 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 19:39:09
アサハカ!
浅バカ!
なんだ浅羽か!
…などと子供時代に苛められた可能性を指摘しておこう
中学生時代には弁当を持っていくのが普通のところにサンドイッチを
持っていって毎日食べたあと腹を蹴られて吐かされていたそうだ
211 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 22:59:55
>>210 それ講演会でしゃべったの?w
ヘビーないじめられっこだったんだな
うん。後の思想を形成するのに重要な経験だったと聞いた。まず異人論に傾倒したとか。
>>207 つまりは勉強の方向が偏っているんでしょうねえ。
>>208 ゼロ成長宿命論者の人たちは、つまりはそうしたデフレ状況の継続を望んでおられ
るわけでしょ? あれだけ「格差」を問題視し小泉政権を批判する人たちが、自分はなぜか一
億総貧困化を望むというこのスレでもガイシュツ指摘済のいつもながらの不毛な光景ですがな。
>>212 学校でイジメられたり浮いたり孤立したりといった体験を持つ人が、自分の居場所を
求めて読書や学問知・教養知にのめり込むというまずいパターンだねえw
浅羽さんには院には行かなかったですが。
215 :
名無しさん@社会人:2006/08/21(月) 23:13:21
でも司法試験受かったんだよね?
大学出た後はずっと司法試験の勉強してたんかな
>>214 まさにそうw 浅羽氏自分で言ってたし。後の「学のオタク」論に繋がるんだね。
>>215 在学中からチャレンジして4度目にようやく合格、その後ドロップアウトだったかなw
年度がずれてないか?w
浅羽先生におたくとして共感するのはどうかとオモ。
つか、そうゆう神話づくりはもういいよ。
少なくとも、ここに書き込んでるおれたちより、ずっと
豊かな人間関係を築いてるし、マイペースで自分の人生
を楽しんでるよ。お祭り好きで野望も捨ててないし。
219 :
名無しさん@社会人:2006/08/22(火) 14:30:33
浅羽さんって司法研修所でてるの?
220 :
名無しさん@社会人:2006/08/22(火) 15:39:07
221 :
名無しさん@社会人:2006/08/22(火) 16:26:27
>>219 今からでも司法修習受ければ弁護士になれるんだよ。
あのさー、おれたちがあの人を浅羽さんて呼ぶのはおかしいよ。
どう考えても先生。世間の常識に少しずつでも合わせていきた
いんだが・・・
222 :
名無しさん@社会人:2006/08/22(火) 17:01:11
嫌だ。さんと呼ぶ。先生と呼ぶなら浅羽にゃんと呼ぶ
224 :
名無しさん@社会人:2006/08/22(火) 20:27:19
流行神で「さん」ってよんでほしいとかいてあったような。
225 :
名無しさん@社会人:2006/08/23(水) 10:14:49
銀座のオネエさんが呼ぶなら「先生」だな。
「社長」には見えないから。
226 :
名無しさん@社会人:2006/08/24(木) 10:16:21
世田谷市民講座、浅羽にゃんまだ受講生を集めようとしてるな。
ゴー宣だから人は集まると踏んでたのか・・・
227 :
名無しさん@社会人:2006/08/24(木) 21:28:50
228 :
名無しさん@社会人:2006/08/27(日) 21:41:51
浅羽は結婚しないの?
真性の炉だからむりぽ。
ついでにストーカーの気味も。ギリシアまで逝くなよ。
230 :
名無しさん@社会人:2006/08/28(月) 07:14:59
知のハルマゲドンを読み返したら、浅羽も小林も今といってる事がほとんど変わらなくて笑った
231 :
名無しさん@社会人:2006/08/29(火) 01:40:55
俺も読み返してすげー面白かった。
例えば、小林のプロ論に対する浅羽通明の疑問と、
それに対する小林よしのり答えが、全く噛み合っていない
ところがあるが、ここ数年の浅羽氏の著作を読むと
浅羽通明が何にひっかかっていたのかよく分かる。
232 :
名無しさん@社会人:2006/08/31(木) 13:43:29
233 :
名無しさん@社会人:2006/08/31(木) 15:57:27
やるじゃ〜ん!
234 :
名無しさん@社会人:2006/08/31(木) 20:42:06
>「今に天罰が下る」など強い批判が多数書かれている。
もはや子猫崇拝の宗教だな。馬鹿かと。
235 :
名無しさん@社会人:2006/08/31(木) 21:16:31
>231
読むな馬鹿
236 :
名無しさん@社会人:2006/09/01(金) 00:10:28
まさしくブリッコファシズムだな。
ネコじゃなくてネズミを叩き殺したって書いてたらここまで騒ぎにならないだろうに。
しかし、子殺しと避妊手術ってどっちが残酷なんだろうか。
ネズミはキモいから頃していいけど
ヌコたんはかわいいから頃しちゃダメにゃん
238 :
名無しさん@社会人:2006/09/02(土) 09:04:23
じゃあキモヲタは?
239 :
名無しさん@社会人:2006/09/02(土) 22:22:36
よいにゃん。
ところで、昨日の飲み会で浅羽先生から報告があり、
『昭和30年代主義』は出ないことになりましたぁ
マジ残念…
そんな子と言ってた?
先に出さなきゃいけないものがあるから後回しって
言ってなかったか?
浅羽っちー!
244 :
名無しさん@社会人:2006/09/02(土) 23:22:57
以費塾っしょ
246 :
名無しさん@社会人:2006/09/03(日) 17:29:08
>>241 おまい酔っててちゃんときいてなかったな
8章まで原稿書いたのに、出版取り止めになったんだって
ひどい話だ...
247 :
名無しさん@社会人:2006/09/04(月) 02:31:30
じゃあネットで公開してほしいな。
248 :
通明:2006/09/04(月) 12:30:37
>247
それではお金になりません
>>248 そうなんだけど、『野望としての教養』の例もあるし
250 :
名無しさん@社会人:2006/09/05(火) 00:01:09
そうだね。ネットでうけたら本になるし、
うけなかったら本にする価値がないってことだから
ネットで公開すればいいんだよ。
あとは誰かが30万くらいで浅羽から原稿を買い取って
ネットで公開するとかは?
252 :
名無しさん@社会人:2006/09/05(火) 07:47:43
ネットで浅羽の文章が売りに出てたら買う?
253 :
名無しさん@社会人:2006/09/05(火) 18:44:45
>>246 幻冬舍の担当はしぎたん。ニセ・マでしぇんしぇいをデビュー
させた優秀なシト。にゃにがふたりにあったのか
宝島30復活させて連載しる
別宝でも可
255 :
名無しさん@社会人:2006/09/06(水) 00:52:30
256 :
名無しさん@社会人:2006/09/06(水) 23:15:39
浅羽の文章がネットでうっていたら
100文字/円で買いますよ。
257 :
名無しさん@社会人:2006/09/07(木) 11:16:50
>256
読んでも分からんだろ。買うな馬鹿
258 :
名無しさん@社会人:2006/09/08(金) 14:15:28
259 :
名無しさん@社会人:2006/09/09(土) 01:52:29
俺も買う。
楽しみにしてたのになー。
260 :
名無しさん@社会人:2006/09/09(土) 10:20:51
早く法政の授業始まれ
後期は逝くぞ
261 :
名無しさん@社会人:2006/09/09(土) 17:28:08
ご冥福をお祈りいたします。
以費塾飲みでも体調がよろしくないと話題にあがっていましたね。
イッヒ塾の飲みって毎回どんな感じなの?
普通の居酒屋でやってるのかな。
人数とか、話題とか、雰囲気教えてくれ。
264 :
名無しさん@社会人:2006/09/09(土) 22:24:54
>>263 今はどうか分からんけど、5、6年前の時は毎回、高田馬場のニュー浅草だったな。
それで参加者が大体20人〜25人程度で、10人くらい座れるテーブル席2つに参加者が座る。
それぞれのテーブルに呉先生、浅羽さんが居て、周りの人が何かお二人にネタをふる。
お二人がそれに答えて、皆、話に聞き入る、って感じだった。
(聞き入ると言ってもあくまで宴会なのでそんな堅い感じではないけど。)
とはいえ呉先生のテーブルでは、ほぼ先生の独演会みたいな感じで、
浅羽さんのテーブルでは浅羽さんの話に聞き入るばかりではなく、割と近くの人と話したりとかって事が多いという違いはあったが。
266 :
265:2006/09/10(日) 14:35:01
続き
話題は硬軟さまざまといったところか。
(今、覚えている事としては、
「働かなくて生きていくにはどうしたら良いですか?」という質問に対して、
呉先生が「そりゃヒモになるんだよ。」と即答した事や
中島みゆきと椎名林檎の共通性について質問された時、
呉先生が“椎名林檎”と“椎名麟三”を聞き間違えて、
中島みゆきと椎名麟三の共通性を話していた事なんかは面白かった。)
そんな感じなので雰囲気はゼミの先生と一緒のくだけた飲み会、といった印象だと思う。
ただ、参加者の個性により飲み会の雰囲気は変わると思うので、一概には言えないけど…。
ま、俺が参加してた5、6年前はおとなしめの人が多かったので毎回こんな感じだった。
笑ったのは浅羽さんや塾生は瓶ビールなんだが、呉先生だけは生ビールだった事だな。
(注文する時、店員さんに「俺だけ生ビールね。」)
あと飲み会の費用は二千円〜三千円程度なんだが、貧乏学生など出せない人は、
後から呉先生に言って奢ってもらったりしてたな。
長々とスマソ。
>あと飲み会の費用は二千円〜三千円程度なんだが、貧乏学生など出せない人は、
>後から呉先生に言って奢ってもらったりしてたな。
不足分はいつも呉先生が自ら払ってましたね
「カネない奴はいいぞ」って
それもあと数回で終わりか…(´;ω;`)
論語の音読には興味が無く参加を見送っていたが
飲み会が楽しそうで行けば良かったと後悔
楽しそうだね。呉さんの雑談ってめちゃくちゃ面白そうだよな〜。
本があれだけ面白いんだから…。
小谷野敦と浅羽が話している場面を見てみたいのだが。
273 :
名無しさん@社会人:2006/09/16(土) 01:46:29
小野谷敦って誰ですか。
俺と同じ「もてない男」です・・・
小谷野は浅羽と同じ呉の弟子ですよ。
「もてない男」の著者だけど小野谷敦自身はモテるらしいよ。
>小野谷敦自身はモテるらしいよ
うっそーん
278 :
名無しさん@社会人:2006/09/17(日) 13:07:42
本人の願望でしょ
279 :
名無しさん@社会人:2006/09/19(火) 14:44:11
交友ないのかな浅羽とあっちゃん
280 :
名無しさん@社会人:2006/09/19(火) 17:55:05
すげー楽しそうだな。
基地外つながり
282 :
名無しさん@社会人:2006/09/21(木) 10:11:31
omaemona
283 :
名無しさん@社会人:2006/09/22(金) 01:41:15
もてるもてないはどうでもいいです。
実際何をやっている人なのですか。
小野谷さんは?
ホストじゃね
285 :
名無しさん@社会人:2006/09/22(金) 12:05:22
世田谷市民大学のマンガ文化論はうまくいってるのかな。
もう開講したよね。だれか行った人は...
っつーか保守がてらに疑問ひとつ
浅羽さんって共産趣味者なのかな
ちがうでしょ。あんな資本主義の精神にあふれた人もいない
288 :
名無しさん@社会人:2006/10/04(水) 14:58:15
ちがうでしょ。あんな神秘主義にはまって気がふれた人もいない
289 :
287:2006/10/04(水) 23:49:03
神秘主義にはまって気がふれた共産趣味者をやるために資本主義の精神にあふれてる。
290 :
286:2006/10/05(木) 00:06:12
d
愛国戦隊大日本の真逆ヴァージョンが有れば
すごい喜びそうだなあ
今年は新著なしですか。
292 :
人探し:2006/10/12(木) 13:46:28
曽根清治さんについての情報きぼん
293 :
名無しさん@社会人:2006/10/14(土) 15:59:04
>>291 『昭和30年代主義 −定常化社会の倫理学−』が12月に幻冬舍から刊行。
出版取り止めじゃなかったのか?
295 :
名無しさん@社会人:2006/10/15(日) 12:53:58
>>285 以費塾にたまに顔を出すどぶすは受講してるはずだが
297 :
名無しさん@社会人:2006/10/17(火) 01:10:59
Wの講演会、DVDの通信教材になってたよ。
>>293 「定常化」なんてマジで信じてるのか・・・完全に終わったな。「三丁目の
夕日」を見て「昔は良かった」とか言っているアホと何も変わらない。
知識人がそこまで退嬰的になってどうする。「定常化」社会では本を買ったり
講演やセミナーを聞きに来たりといったことに無駄なお金を使ってくれる余裕のある
人間なんかいなくなるので、浅羽は確実に餓死だぞ。
299 :
名無しさん@社会人:2006/10/17(火) 11:05:17
>298
勇気を出して部屋の外に出てみ、ヒキニート
>>299 「昭和30年代」「定常化」に夢を持っている浅羽こそがヒキニート的に
退化している。まともな神経してたらそんなこと言えない。
逆に言えば浅羽を初めとする文化人・研究者連中がいかに浮世離れしているかということか。
301 :
名無しさん@社会人:2006/10/17(火) 17:55:51
浅羽と内田樹はけっこう似ている気がする。
でも浅羽と文章はいかにもオタクという感じがするのに対して、
内田のは開かれてる感じがする。
え〜どこが似てるの〜
304 :
名無しさん@社会人:2006/10/17(火) 21:12:16
>>302 内田さんは知らんが
浅羽さんはあれ確信犯だろ
1 橋本治が好き
2 構造主義みたいなかんじ(構造主義ってよくわからんけど)
3 教養をどうやって使えばいいかを説いてるところ
307 :
名無しさん@社会人:2006/10/17(火) 22:00:05
すげー楽しそうだな。
308 :
名無しさん@社会人:2006/10/18(水) 22:01:15
今日もらった世田谷市民大学のレジュメには
浅羽通明新刊予定「右翼と左翼」幻冬舎新書11月末刊行
とあるけど、「昭和30年代主義」も連続で出すの?
誰か知ってたら教えてください。
309 :
名無しさん@社会人:2006/10/19(木) 06:00:03
もっともらしいデマを流すやつがおるな。世田谷市民大学のマンガ論は申し込みが
開講に必要な人数に至らなかったから行われていない。
>>308は浅羽さんから個人
授業でも受けてるのか?
310 :
308:2006/10/19(木) 08:58:42
世田谷市民大学のマンガ論は普通に行われましたよ。
世田谷市民大学に電話でもしてみれば、確認はとれるでしょう。
まあ、309さんは知ってて、言ってるのかもしれないけど
どっちが本と?
>新刊予定「右翼と左翼」幻冬舎新書11月末刊行
ってのは法政のレジュメにも書いてあったよ
だから308がほんとじゃない?
ちなみに内容をうpしてくれたら感謝だけど
313 :
名無しさん@社会人:2006/10/21(土) 17:36:43
じゃあ俺はどっちも本当だということにして楽しみにしてるよ!!
314 :
名無しさん@社会人:2006/10/21(土) 23:07:08
>>312
講義のタイトルはこんなかんじでしたよ
第一回 小林よしのり氏と私ー「戦争論」以前
第二回 「戦争論」の論理と心理T
第三回 「戦争論」の論理と心理U
第四回 反米という誠実ー思想家といふこと
第五回 現在マンガの「国家」論ーかわぐちかいじを中心に
第六回 日本ナショナリズムの現在ー天皇・靖国・国旗国歌など
315 :
名無しさん@社会人:2006/10/22(日) 00:16:59
すげー楽しそうだったんだな。
316 :
名無しさん@社会人:2006/10/22(日) 17:14:00
>>309 世田谷市民大学の受け付けがたわけで、最初開講しないとか対応してたけど
途中できちんと開講されるって対応になった。
その対応にだまされて受けられなかった人間はカワイソすぎ。
317 :
308:2006/10/22(日) 23:41:48
実は最初の募集では定員に達しなかったらしいよ。
しかし、追加募集があって、その時2ちゃんや流行神にも受講者を募集しているとの記事がでた。
それではじめてこの事を知って、すぐに世田谷市民大学に電話して、
「この講義に参加したいんですけど、開講されるのですか?」と聞いたら、
「えーと、これで開講できそうですね」って言われましたよw
幻冬舎新書なんてあったかな?と思って今調べたら、
新たに幻冬舎も新書に参入するんだね。
わしズムのしぎさんが絡んでるようだ。
第一弾の中に浅羽さんも入ってるってことかな?楽しみだ。
どんなラインナップになるんだろう。
かつての別冊宝島みたいな感じになって欲しい。
>第六回 日本ナショナリズムの現在ー天皇・靖国・国旗国歌など
こういう具体的な話を新刊でもやってくれないかな。
なんか最近アクチュアルな話題は「それらについてはまた別の機会に」って
言われっぱなしな気がする。
322 :
名無しさん@社会人:2006/10/27(金) 02:52:23
>>269 あの人、声でかいよ。
あと、キャハハハハって甲高い声で笑う。
323 :
名無しさん@社会人:2006/10/29(日) 23:14:02
324 :
名無しさん@社会人:2006/11/03(金) 01:54:05
>>314 ゴー宣の単行本か「わしズム」に収録されるのを待つしかないのかにゃー
って、よしりんは行ってないから書くかもわからんか
326 :
名無しさん@社会人:2006/11/04(土) 03:08:14
裕木奈江のおしっこ飲みたい。
327 :
名無しさん@社会人:2006/11/04(土) 12:48:14
浅羽さんこんな時間からなにしてはるんですか
328 :
名無しさん@社会人:2006/11/04(土) 19:00:05
奈江さんはおしっこなんかしません!
329 :
名無しさん@社会人:2006/11/04(土) 20:22:19
先生なにしてはるんですか
330 :
名無しさん@社会人:2006/11/04(土) 20:32:28
>>329 ボクは先生ではなくて、裕木奈江をいろいろ検索してたら浅羽さんが引っかかったんだよ。
流行神について知ってることがあったら教えてくれ。
奈江萌え日記が載ってる個人紙
332 :
名無しさん@社会人:2006/11/05(日) 04:56:26
浅羽先生と奈江さんって交際してるんですか?
某所で誰かが書いてたんだけど
333 :
名無しさん@社会人:2006/11/08(水) 22:19:29
334 :
名無しさん@社会人:2006/11/08(水) 23:56:03
335 :
名無しさん@社会人:2006/11/09(木) 19:20:53
久しぶりにスレ覗いたら、11月に新刊か
タイトルから推察するにナショナリズムの続編っぽいな
11月末予定ってことは来年の夏ぐらいじゃねーの
337 :
名無しさん@社会人:2006/11/11(土) 14:29:36
推察できんよ
予定は未定
340 :
名無しさん@社会人:2006/11/16(木) 10:44:59
映画「硫黄島からの手紙」に裕木奈江が出演するってよ
邦画しか興味ないみたいなこと言ってたから
見に行かないのでは。どうせ苗も端役だろうし。
苗の写真集でぬいた…
今年も「現代用語の基礎知識」で論壇用語の解説を書いてるね。
344 :
名無しさん@社会人:2006/11/19(日) 01:16:40
344
いつ出るんだろ
346 :
名無しさん@社会人:2006/11/24(金) 18:40:11
11月30日に幻冬舎新書創刊
ラインナップとか大々的に宣伝すればいいのに、幻冬舎のサイトに新書の情報が1行も載ってない。
ホントに浅羽さん入ってんのかね?
いきなり書店にバーン!と並べてインパクトを与える作戦なんだろうか。
現基知の著者紹介にも『右翼と左翼』(幻冬舎新書)が近刊、とあったから出るのは間違いない。
もうでた?
まだ
ラインナップ見ると小浜逸郎とか日垣隆も入ってるな。
カバー装丁写真もあるから、まあ予定通り出るのは間違いないんじゃないか。
解せないのは幻冬舎の宣伝姿勢だが。
352 :
名無しさん@社会人:2006/11/28(火) 03:35:50
10年前からずっと同じこといってるよな
主張がぶれないですごいって意味じゃなくて
新しいことをいわないからつまらん。
思想家を掲げてるときもあるんだから
面白いビジョンを示してもいいもんだろ
10年前、定常化社会がどうとか言ってたっけ?
ここ10年の主題は職能の協同〜世間論〜教養論〜定常化社会論の流れだと思うが。
経済学がわかってないという弱点を知ってしまうと、
ちょっとつらいな。
やっぱ俺もマル経の専門家の意見でないと信用できない。
356 :
名無しさん@社会人:2006/11/28(火) 22:17:52
経済学者なんてマネタリストとかインチキばっか。
お前が無知なだけだろ…
>>352 ひとつの型を身に着ければ後は応用だからね。宮台しかり、小谷野しかり
そもそもなんでそんな新しいことばっかり求めるのかわからん。
新しい言説が読みたきゃ、違う書き手の本を読めば済むことじゃないのか。
そういえば最近は「けだし」ってあんまり使わないな。
けだしを使ったら負けだし
361 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 00:46:44
経済学者なんてほとんどは懇意の政治家や資本家が悪いことやって儲けることを
正当化するのが仕事。世の中でも見下げられるべき仕事の代表格だろ。
>>361 浅羽の本を読んでる奴がマジでそんな認識だとしたら、
やっぱり浅羽にも多少問題があるのかなw
経済学が「わかってる」「わかってない」っていうのがよく理解できないけど、
経済学って、どの学説を支持してどの学説を支持しないかっていう問題じゃないの?
広井良典の定常化社会論を支持してるっていう理由で批判してるのかもしれないけど、
それだって解釈の問題で、「わかってない」っていうのは違うんじゃない?
それとも別のことで批判してるのかな?
SFの件だな
>>363 例えば、インフレターゲットに賛成でも反対でもいいんだけど、
賛成もしくは反対の理由を経済学的に説明できるかどうか、だな。
要は、浅羽通明は稲葉振一郎グループに愛想笑いする必要があるか否か、ということだろう。
367 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 08:37:32
>>362 認識も何も事実じゃない。
ちょっと数式持ち出せばどんなメチャクチャな論理でも押し通せると思ってるバカが多い。
まあ頭の固い理系寄り人間の特徴でもあるけれど。
バカ経済学者の最たるものが、景気は回復してるんだから
貧困層が増えようが飢え死にする人間がでようがどうでもいいって考えをする奴ね。
数字だけで物事を考えるうちに人格が破綻しちゃった人っぽいね。
>>368 景気回復してるのに貧困層が増えることが理論的に可能かどうかはともかく、
現に貧困層が増えているという認識だって数字に頼らなければわからないじゃん。
まぁ数字とか数学的モデルにしか興味のない経済学者もいるのは事実だが、
日本には貧困とか平等とか環境とかを重視するあまり、
経済学の論理が破綻しちゃった経済学者も多いよw
俺は経済学には無知なんだが、要するに「人間のやることはよくわかりませんが、
こういう図式を通して貨幣経済を見ると、わかったような気がして
すっきりするでしょう?」というための「物語」の一種なのではないかと思ってる。
出来のいい物語もあれば、そうでないものもあるってことじゃないんですかね。
出来不出来の基準はよくわからないけど、整合性と普遍性かな?
371 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 13:42:50
>>370 無知ならだまってればいいのに。無知を広言しているやつの「思ってる」
なんて鼻くそほどの価値すらないよ。
>>371 いや無知を公言した上で、自分の思っている事を言うのはいいと思うが。
自信たっぷりに知ったかぶりをされる方がよほど困る。
373 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 15:24:54
>>370 正解。
「物語」=モデルってことで、ね。
なら別に問題ないじゃん。
学問の説明ってのは、所詮は「仮説」、「モデル」を使っての
「よりらしさ」を競ってるだけだから。
ま、納得できなきゃ他の説明に飛びつくなり、別の説明を考えるなりすればよろし。
ところで
>>整合性と普遍性かな?
の部分がわからんのだが、ご本人さん、よかったら説明してもらえるかな?
374 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 17:07:09
四の五の言うよりも、頭のよくて経済学が分かってるとされてる財務省の連中の政策をみれば
経済学はもはや死んだ学問なんだろうなって思う。
>>369 貧困のもたらす問題とか不平等の招く災いとかを考慮できる政治家がいれば
経済学なんて糞の役にも立たない机上の理論に詳しい政治家なんていなくて結構。
経済成長すれば国が豊かになりますよ。
これは正しい。別にそんなこと問題じゃない。
で、国が豊かになったら私は豊かになるんですか?ならないじゃないですか。
これくらいの疑問を当たり前のように投げかけられるくらい一般市民は成熟してるんだから
一部の欲にまみれた人間がどんなに数式こねくりまわしたところで
もはや人を騙すことなんかできやしない。
政治家は国民の平均レベル以上の政策は実行できんよw
378 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 21:10:54
しぇんしぇいの新刊が書店に並びました。幻冬舍新書の1番とな!
379 :
名無しさん@社会人:2006/11/29(水) 21:35:51
380 :
名無しさん@社会人:2006/11/30(木) 00:22:36
>>374-376 経済学に対して想像に想像を重ねて益のないこといってるぐらいなら、ちょっとは勉強しろ。まだ若いんだろ?
一方、無知を公言している
>>370のいうことは全く正しい。てゆうか、この人、経済学を少しは勉強していると思う。
>>374 浅羽のハマった定常型社会論が実は現在の財務省の緊縮均衡志向に極めて近い点について。
>>375-376 経済学批判はともかく、定常型社会だと確実に貧困者も餓死者もますます増えていく点について。
>>381 俺は浅羽を責めるのはどうかと思うな。
批判すべきは広井良典だと思う。
良心的知識人の最良の部分を代表する人が、
誠実に思考を重ねた結論が、反経済成長って…
ガックリきますよね。。
しかもスピリチュアリズムだって。脱力。
>>382 アカデミズム・ジャーナリズムでも近経的なロジックを憎んでいる・もしくは無
視する人って本当に多いんだよね。広井さんだけじゃないですよ。
経済を基礎から真面目にやるなら本当はクソマジメな学部生のように受験数学的に
ガリガリやるしかないので、実はとてもハードルが高い。
そういうのが苦手な人がまず嫌っているところはあると思う。ただ、ナントカ回帰分析とか
使う社会学の人まで近経を嫌うところを見ると、それだけではなく相当に根本
的な憎悪の根が深いように感じますよ。
保護主義的な思想も批判せざるを得なかったりして、近経は必ずしも弱者に「優しく」
ないんですよね。階級闘争史観にも冷笑的にならざるを得ない。そういう点がサヨクには嫌われるわけです。
また精神論が好きなウヨクにも嫌われる。
ここで今のリフレ厨は「反市場原理」主義者にも構造改革原理主義者にも同時に嫌われる。
アカデミズムの人にとっては、自分たちが依拠している神学やパラダイムを壊される
恐怖が最も強いのではないでしょうか? ジャーナリズムの人にとっても、自分たちが
吹聴する社会正義を否定されるように感じるのでは? あの人たちはワーキングプアとか格差とか
言ってても「経済成長で救いましょう」なんてならないでしょ? 文明そのものが諸悪の根源みたいな議論を好む。宮崎駿みたいだね。
つまり経済学を学ぶと経済はわからないが経済学はわかるってことか。
神だな
>>384 すまそ、意味がわからん。「目の前の現実社会のリアルな経済が分からない経済学教授」
を揶揄しているなら、そういう人は社会学にも政治学にも法学にも沢山
いるよね、としか言い様がない。
>>382 以下は稲葉スレからのコピペだけど、本当は浅羽さんや呉さんがやっているのはこ
ういうこと。学者だけど専門論文よりも啓蒙的な活動が多い広井さんもそう。
>うちの爺さんの話だと、昔はね、旧制高校には稲葉さんみたいな人が結構いたらすいよ。
>戦後は教養課程の先生になったわけだけど、各専門分野の上澄みを上手に解説して
>くれる人、いまはジャーナリストの領域かな。竹田、橋爪、小阪、小浜、佐伯といった
>入門書ばかり書いている人たちはその後継者だね。稲葉や田中はこのジャンルでしょう。
だからこそ本当は責任重大なんですけどね。ただ今の日本の場合はジャーナリズムやタレント文化人が真っ当な
啓蒙の役にあんまり立ってないんだよな。「真っ当」だと売れないからね。
競争をやめてしまえば資本主義なんて捨ててしまっても生き残れる。
広井先生には「なんで世界の半分が飢えるのか」と問いただしてみたい。
389 :
名無しさん@社会人:2006/11/30(木) 02:01:57
>>383 そっくりな主張をブログで見たことある。地方経済学教員のかたえすか?
いや経済学教授を揶揄しているんじゃなくて経済学ヲタクを揶揄してるんだろ?
>>385 が経済学教授だっていうのならわかるが。
>社会学にも政治学にも法学にも沢山いるよね
って言葉の真意もな。
391 :
370:2006/11/30(木) 13:01:28
>>373 「整合性」ってのは、その物語(モデルっていうんですね)の中で矛盾が
あったり破綻してたりしないか、
「普遍性」というのは、それが現実の経済を説明するのにどれだけ説得力があるか、
ということ。あくまで私が勝手に考えてる基準です。
私はド文系なので、経済学自体よりも、その物語を読み込んで(誤読も含む)
流動する状況とか人間とかの方が興味深いです。
>>380 いや、本当に経済学の本なんか一冊も読んだことない、というか難しくて読めないです。
定常型社会とか経済成長とか経済学リテラシーの問題は、
なかなか問題が込みいっていて一筋縄ではいかないので、
ここらで保留にしときませんか?
経済学板の関連スレでやった方がいい話題だし。
広井良典に関しては偉い人達の意見を聞きたい気がするけど、
現状のタイミングで単独スレ立ててもレスつかないだろうし、
これもしばらく保留だな。
ところで、幻冬社新書の『右翼と左翼』はまだ見てないんだけど、若干嫌な予感がする。
薬師院仁志あたりの粗雑な議論を無批判に踏襲してたらどうしようw
宮崎哲弥の『新書365冊』読んだら、この人こんなに頭悪い人だったっけとショック受けたからなぁ。。
浅羽はミヤテツと同じレベルってことはないだろうけど(と信じたい)
393 :
名無しさん@社会人:2006/11/30(木) 20:54:45
何かを批判するときに、批判するもの知らないのはおかしいでしょう。
経済学を批判したいなら経済学を知れ、っていうこと。
394 :
名無しさん@社会人:2006/11/30(木) 21:34:17
「右翼と左翼」読了
最初は読み手の役に立つというスタンスでいい感じだが、
途中からスタンスが崩れて説教臭くなっている。どうもご自分が熱くなってしまったらしい。
浅羽先生本人が、思想という「眼鏡」を必要としているらしい。
それと、どうでもいことだが、話の筋には関係ないところで妙にトンチンカンな言葉が散見される。
右と左の「ワークシェアリング」、仏教の「密教」と「顕教」の違いの説明など、明かにヘン。
ご自分の知らないことを書くなら、事前にしっかり確認してから書くべきでは・・・?
以前使っていた「旧態然」をやめて「旧態依然」に直したのは進歩。
頑張れ浅羽センセイ!
395 :
名無しさん@社会人:2006/11/30(木) 21:42:17
でもさ、適当な言葉遣いって多いよな。
いまだにマルキストとか言ってる人いるもんな。
じゃあ何か、マルクス主義はマルキズムかと
396 :
名無しさん@社会人:2006/11/30(木) 22:02:21
欧文をカタカナで音写した段階で既に発音ムチャクチャなんだから、細かいことを申すでない。
マルキストでもマルクシストでも、どっちも悪いといえば悪いし、良いといえば良い。
しかし、どうせどっちも不正確なんだからどうでもいいや、という態度はよくないと思うのね
398 :
名無しさん@社会人:2006/12/01(金) 00:14:13
なんでよくないの? 別にいいじゃん。
正確を期したいなら一々欧文で書けばいいわけだし、それじゃ読みにくいから便宜上カタカナで書いているだけだし。
そうそう。昔の歴史の本でツール・ポワチエ間の戦いとか書いてあっても笑わないこと。
400 :
名無しさん@社会人:2006/12/01(金) 01:50:01
どうしたって不正確であるにせよ、不正確であることの程度の差というものがあるわけで、
あらゆる不正確さを一緒くたにすることはできない、ということを
>>395とかは言いたいんだと思う。
日本のリベラリスト3人集にいってやれ
半分読んだが・・・でも使える本であることはたしか。
後半に期待
>>395を読んで「ケビン・コストナー」を思い出した。
404 :
373:2006/12/01(金) 12:59:32
>>391 レスありがとう。
なんかオモシロイ人ですね〜
その調子で他の分野にも首をつっこんでみてください。
今のスタイルで。
できればその成果を、どこかでまとまった形で読みたいですね。
期待してます。
「右翼と左翼」読んだ。
歴史を解説したところは俺には退屈だった。後半ちょっと盛り返してきたと思って読んでたら、
最後でとんでもない方へぶっ飛んでいった感じだ。まるで三段ロケットのよう。
流行神はもう新規読者募集しないんでしょうか?
検索しても、申し込み方法が分からないんですけど…
ご存知の方がいたら教えて頂けませんか?
>>406 え、釣り?
著作のあとがきには、だいたい連絡先とか書いてるし。
何の問題もなく募集してるな。
しかしずいぶん前に購読料払ったのに、まだ追加請求されない。
不思議だ。
すみません、ありがとうございます。確認します。
まだ新米読者なので…失礼しました。
>>409 なんか、恐ろしいほど読みにくいというか
経済の基礎用語を知らないと
おさわり禁止な感じがしたな
411 :
17=18:2006/12/04(月) 00:44:22
>>409 その評を要約すると、
・この本は、思想病人(浅羽先生)による思想病人たち(読者)のための思想病(右翼左翼)の歴史。
・浅羽先生はマクロ経済オンチである。
先生! マクロ経済学をサクッと消化して、見返してください!
経済学はどうか知らんが経済に関しては
「もう高度経済成長に期待するのはやめて、もっと他のこと考えろよ」
という橋本治的立場で、良く言えば一貫してて、悪く言えば思考停止してるので、
これ以上経済学に関して何か引き出すのは難しいだろうなあ。
読者もべつに浅羽に経済学の話なんか求めてないんじゃない?
まあ、俺が求めてないだけかもしれんが。
>>411 >思想病人(浅羽先生)による思想病人たち(読者)のための思想病(右翼左翼)の歴史。
3日の朝日の書評欄を見ていたら、慶応の某先生がある書籍の評の中で「日本の政治学は”あるべき理想”
を求める理想論と、アメリカ流の政策分析に二極化して使いものになんない」
(記憶に従い乱暴に要約)とあっさり書いていて、やっぱり限界を感じている専門家もいるんだなあと興味深かった。
アカデミズム・ジャーナリズムの病って深いよねえ・・・。
>>412 棚課や因幡としては、「こういう余計なオピニオンが出てくると逆に社会が
混乱するだろ、何とかならんかな」というあたりが本音だと思う。
>「もう高度経済成長に期待するのはやめて、もっと他のこと考えろよ」
最近の橋本ってそうなの? デフレ不況で橋本も苦しいだろうに、「もう成長し
ないでいい」とか形而上の思想で考えてしまうのが人文系へタレの限界か。
というか、そういう発想は日本人の情緒にもよく馴染むのでしょう。
「痩我慢の説」「清貧の思想」「米百俵の精神」などなど。
そのへんの情緒が大きくモノを言うと踏んで、そこに依拠して発言してる(であろう)
浅羽とか橋本みたいな人文系インテリと、
基本的にそういう部分は計算上の誤差の範囲内として論理的に分析を進める(らしい)
理系インテリとじゃ、
そりゃ話も噛み合いませんて。
両論かっちり噛み合った「日本式経済学」みたいなもんができると面白いんだけどな。
リフレ厨は、もうそろそろ「経済学嫁」とは違う
啓蒙のレトリックを探さないとアカンと思う。
はっきりいって「またか」という反応しかないよ。
経済学の教科書読んだところで、理解できるという保証もないし。
ミヤテツや村上龍も勉強しているようだが、理解できてるようには見えんもんなぁw
世の通俗エコノミストや日銀の中の人だって一応キョーカショは勉強したことあるわけでしょ。
いやそれ以前に、経済学者が反経済学的な方に逝くことだって多いわけだし。
西部邁だって経済学者だったんだから。
>>416 たぶん、今回のエントリの基調が「社会学者は経済学読め」というより「経済学者は怠慢」になってるのは、
人文系からの反発を和らげる新手の作戦なんだと思う。
浅羽の本はあれでよかったよな。田中さんの指摘も的確だが。
また学問とは違うだろうが慶応の先生が読んでくれる事に驚いたな>413
すまんな。「ある書籍」を「右翼と左翼」と読み違えた orz.
あの書籍 ×
ある書籍 ○
小泉の政策については、(浅羽のように経済学オンチである)大多数の国民はどのように
小泉を理解し消費したか、というのがあの本の読みどころだったと思うんで、
経済学オンチの俺が言うのもおこがましいけど、
>>409の評もまた自分の専門領域に引き付けた読み方しかできないという意味で、
文系理系問わぬインテリの限界を露呈しちゃってるように見えるんだよね。
誤読ですか。誤読でしょうね。
あと、浅羽は「思想病者VSそれ以外のフツーの人々」という「対立」図式なんて
示したことはないと思う。それはもう断絶してて「棲み分け」てるんだ、と。
これも俺の読み方が浅いだけのような気がするが。
「あとがき」を読む限り、『右翼と左翼』が想定してみせている主要な読者というのは、
「右とか左ってなんだろう?」と何となく気にして歩みを止めて首を傾げている、普段は学問に関わらない市井の人々であって、
彼らが7章までの説明に納得して、うなづいて、もとどおりに歩み始めるのなら一先ずの目的は達したことになる。
さらに「思想」というものに関心をもってしまう著者を含めた人間向けには、次代の「帝国」の分析という課題を示している。
田中氏、稲葉氏と関心がズレるのは、二人が実務にも役立つ学者たらんとするのに対し、浅羽さんが「非正規兵」だからだろう。
田中秀臣も稲葉振一郎も、
諸主張が「絶対的に信奉する必要も、絶対的に排斥する必要も認められない、単なる一政策案と化した」(『右翼と左翼』p231)
現代日本の状況を、自明のものとして議論をしている。
だから、より有効な「一政策案」を出すためにはマクロ経済を勉強せよ、という持論を繰り返すことになる。
それは現代日本で社会科学系に携わる学者が、世に容れられる主張を展開するためには、確かに必要なことでもあるんだろう。
だけど、『右翼と左翼』が主要な対象としている読者は、高校生程度の知識の人々であって、少なくとも学者ではない。
そして学者とそれ以外とでは、明らかに異なる点がある。
学者であれば、「一政策案」を作ることやそのためのお勉強に、かつての「左翼」が運動に参加したときと同じような充足感が持てる。
他方、学者でない者にとっては、それぞれの生きる意味につながらない「一政策案」のための勉強は、なんら意味をもたない。
では、彼らにとっても意味をもちうる思想の基盤とは何か。それは「宗教」であり「民族」だ、というのがエピローグの示すところだろう。
これは、近代的な「自由・平等」の国民国家を自明のものとした、実務家(を志向する学者)の議論とは、明らかに性質が違う。
むしろ、あとがきで触れているように、呉智英が言うところの封建主義へと向かっていくような議論であって、
これが取るに足りない誇大妄想だ、という批判ならありうると思うのだが、
田中氏、稲葉氏の議論は、相手も当然に自分と同じ「一政策案」の立案者であろう、という思い込みに基づく論評である気がする。
425 :
名無しさん@社会人:2006/12/05(火) 08:28:26
試験のための政治学ほしいんだけど
これって一番初めに1988年に出てるでしょ
それで改訂版とか増補版とかいって数年ごとに
修正してだしてるみたいだけど
2001年にでた第4版ての買えばばっちり?
あとこれ早稲田セミナーいけば購買部においてあるんかな?
良く分かりました。稲葉さんはその位置の違いに気付いてるっぽいよね
厨先生のところ見たけど
山形ケンか腰過ぎ。
もちろん山形の煽りは意識的だろうな。
いかなる戦略があるのかは知らんが。
リフレ厨が「ヘタレ人文系教科書嫁」から
「経済学者怠慢ナリ!」に戦略変えるので合意したのかw
今までの啓蒙も反発を食らいながらも一定の実効性があったという判断があって、
経済学者も煽れば何かいいことがあると考えてるのかもw
ヘタレ人文煽っていい事あったっけ。
経済学者に俄然注目が集まる。
うまく風に乗れば大臣になれるかも。大臣ですよ大臣。
浅羽も教員だったら同僚の経済学者の意見聞きながら本書けるのにな。
何で研究者にならなかったのだろうか。
>>431 浅羽も大学で非常勤をやってはいるようだが、知名度や社会経験を期待されての
なんちゃって大学教授ではなく、本当に研究者になるなら学部卒程度では駄目で大学院に行くしかない。
ここで浅羽は司試合格を名刺に資格試験予備校の講師業・文筆業で生活すると自分で
フリーター的な人生を選択した人なので、初めから院に行って基礎から学問的な訓練を積む気はなかったと思う。
代わりにニセ学生マニュアル的な知の紹介者となってやってきた。
学問の権威を啓蒙し他人に勉強しろと言いつつ、自分は専門家になる気はないという点では呉智英と同じ。ちなみ
にそういう点では山形もちょっとズルいよね。他人の学問の蓄積を使いつつ自分では専門家にはならない。山
形も橋本治が原点らしいからそうなるのか。橋本もそうだよな。プロの日曜勉強家。
>浅羽も教員だったら同僚の経済学者の意見聞きながら本書けるのにな。
現実に大学でそういうシナジーを行うことは不可能に近いよ。みんな基礎が違う分野の人の言うことは聞かなくなる。政
治学や社会学の人が近経を無視し続けるのも、自分の積み上げてきたものを否定されるのが怖いのが本音だと思う。
稲葉は頼まれもしないのに自分でやってるだけ。
>>431 もちろんタコツボに閉じこもらずに自分でシナジーや啓蒙に乗り出す人もいるけど、
>>386 ただこういう人たちはしばしば専門が薄くなるのが痛し痒しだわな。
そうなのか?例えば俺が読んだ山形訳のデネット(哲学者)の本では
冒頭でドーキンス他異分野の学者に協力の謝辞を書いていたり、
異なる分野の学者同士は助け合って本書いてるのが普通だと思ってた。
あと、浅羽や呉や橋本が一般人対象に対して山形や稲葉は学問業界のコンサルタント的だよな。
一々喧嘩しないではっきりとそういう売り方をしたら良いのにと思う。
>>434 海外は知らないが日本は駄目。もしくは東大の本郷・柏の一部の研究科やSFCの
ように意味不明な学際的な領域だけを作ってしまう。
>>435 稲葉たちも、本当は一般人対象の浅羽たちにこそ自分たちのような仕事をして欲しいんでないかい?
ん?後半がわからない。法学基礎がある浅羽さんみたいな人がジャーナリスティック学者になるとベストと言う意味?
438 :
436:2006/12/05(火) 21:12:17
>>437 本当に稲葉たちがこう考えている保証はないが、浅羽に限らず、ジャーナリストや言論
人がリフレ厨的な啓蒙をやってくれればどんなにいいだろうねえ。
もっとも近経的なロジックは必ずしも大衆に優しくないし、左派にとっては「市場原理主義」
としか受け止められないことも多いから(リフレ厨はマクロ放置の清算主義者としての
構造改革原理主義者にも内橋克人のような反市場原理主義者・反成長主義者にも同時に嫌われる)、
こういう損な役回りは誰も進んで引き受けたくはないかもしれないね。
439 :
437:2006/12/05(火) 21:39:36
>ジャーナリストや言論人がリフレ厨的な啓蒙をやってくれれば
どんなにいいだろうねえ。
え?やってないの?何で?損な役回りだから?
でも、ジャーナリストって嫌われてナンボじゃないの?
大衆にも左派にも嫌われるという分野は経済に限らずありそうなのに。
440 :
436:2006/12/05(火) 22:29:30
>>439 リフレ厨が批判するのはあくまで政府と中央銀行のデマンドサイド放置なので、
「改革」それ自体には必ずしも反対ではない。そのあたりは是々非々。
また「抵抗勢力」的な財出には批判的で基本的には金融政策主体。
リフレ厨的なロジックは改革原理主義者にも「抵抗勢力」にも反市場原理主義者にもそれぞれに嫌われる。
世間では、威勢よく「改革」をぶち上げるか、もしくは弱者の味方のような顔をして「市場原理と経済成長が人間を疎外す
るんですよ」とか言ってる方が受けるでしょ。TVには出てくるのはほとんどがこの両極端な人たちでしょ?
近経的なロジックは基本的に大衆の俗情に寄り添わないし、他のジャーナリズムや
アカデミズムのような理想主義的なロマンを掻き立ててもくれないから世間知でも専門知でも受けないんだよね。
>でも、ジャーナリストって嫌われてナンボじゃないの?
全然。所詮は人気商売なので嫌われたら終わりです。
441 :
437:2006/12/05(火) 22:52:06
リフレ派って通貨供給量を増やせという金融政策の話でしょ?
「改革」や「市場原理と経済成長が人間を疎外するんですよ」は
税金とか公共事業とか財政政策の話でしょ?
嫌われるというのが今いち分からない。
>リフレ厨的なロジック
が分からないんですけど、読めるところありますか?
教えて君ですみません。あとスレ違いもすみません。
442 :
437:2006/12/05(火) 23:09:12
改革派はともかく、
市場原理と経済成長が人間を疎外するんですよ
の人はお金が増えたら普通に喜びそうなのに。
リフレつーか、インタゲは理解できない人と嫌う人しかいないんじゃないの?w
つーか、インフレが好きな奴なんていない。
失業者やローン地獄の奴でさえ、インフレは嫌い。
中小企業の社長も景気は上がって欲しいけどインフレは嫌だと言うだろう。
100年デフレマンセー定常型社会マンセーwww
444 :
名無しさん@社会人:2006/12/06(水) 02:46:34
マクロ経済学ねぇ…公務員試験レベルのマクロ経済学で音をあげてる
わたしには到底お勉強する気になれませぬ。
>>441-442 >嫌われるというのが今いち分からない。
まず、デマンドサイドを解消する以前にサプライサイドをとにかく改革せねば、という
人たちには嫌われます。リフレ厨も必ずしもサプライサイドを無視しているわけで
はなく、ただしその前にデマンドサイドの問題を解消せよとしか言ってないんですが。
ましてや反市場原理主義者・反経済成長主義者とはもう絶対に分かり合えないですね(苦笑)
あの人たちにとっては資本主義と経済成長がとにかく悪の権化ですので。だから
「格差」論争やワーキングプア論争が全然深まらないんですけど。
>>442 現に浅羽さんも定常型だの農本主義みたいなことを言ってるではないですか。
>>443 マイルドインフレにする話が急にハイパーインフレの話になったりするんだよね。
>>445 ネットリフレ厨の言ってることを理解する程度なら、ネットでググった
程度の知識で足ります。真面目に身に着けたい人は啓蒙書や教科書を参照するなり、
マジメな学部生みたいに計算からガリガリやればいいんじゃないでしょうか?
公務員試験の経済学は試験問題を解くための経済学ですので、ザックリした
経済の理解には必ずしも繋がりません。単位を取るための細々した知識だけはコツコツ
勉強しているが大本の法の理念に無知な法学部生みたいなもの。
敵の敵は見方で
金子勝と木村剛は昔仲良しでしたな
(政策プロモーター蝙蝠野郎宮崎哲弥が仲介役でしたが)
インタゲなんかしたらキャピタルフライトしちゃうよ!!!!
インフレ・ターゲット
inflation target
先進諸国で静かなインフレーションが続く状態のもとで、これを駆け足のインフレーションにしないため、中央銀行が目標インフレ率を
定め、その前後一定幅以内に収める政策努力をすること。1980年代末から90年代初めに、ニュージーランド、オーストラリア、スウェー
デン、イギリス、カナダなどで導入された。いずれも80年代に、消費者物価上昇率が12.0-6.5%と高かった国である。イギリスでは目
標値を定め、前後1%以内に収めることとし、もし達成できなかった場合はその理由を公開することにした。90年代に採用した国は自国
通貨危機による通貨の騰落で生じたインフレ対策のためであり、チェコ、韓国、ポーランド、ブラジル、インドネシア等である。韓国の
場合98年のインフレ目標値は9±1%とされ、99年は3+1%、2000年は2.5+1%、01年は2.5%とされた。こうした政策はいずれもインフ
レ下にある国で採用されている。
日本では、90年代不況に際して、利子率の引下げを日本銀行に求め、これが景気刺激策として効果がないことがわかると、通貨供給の
増加を求め、それも有効でないことがわかるとインフレ目標値を日銀が設定することを求めた。インフレ抑制政策をデフレ期に求めると
いう無知に基づくもので、いずれも責任を日銀に押しつけようとする政治的発言である。不況期に通貨政策で物価上昇が実現できるとい
うこの種の考えは、誤った貨幣数量説でもある。 ▼橋本寿朗、デフレの進行をどう読むか、2002、第1部。
伊東光晴編『岩波 現代 経済学事典』(岩波書店、2004)より
控えめに言って、デフレ下でのインフレ・ターゲットというのは、経済学者の間でも見解に相違がある政策なんじゃないか?
事典にこういう記述が存在する以上、経済学を勉強すればおのずと同じ結論に至る、というほどの通説ではないように思える。
>>451 その「岩波 現代 経済学事典」は近経研究者にとっては「と」扱いという罠。
橋本はもう亡くなったが、橋本のいた社会経済史学会そのものがヤバイという話も・・・。
伊東先生はまだご存命かな。
>インフレ抑制政策をデフレ期に求めるという無知に基づくもので、いずれも
>責任を日銀に押しつけようとする政治的発言である。
その引用部分だが、今の日本のリフレ厨が指すインタゲとはマイルドインフレを惹き起
こすための政策であるわけで、厳しいインフレをコントロールするための諸外国とは目的がそもそも異なる。
それを曲解して批判する故橋本先生の筆法には悪意すら感じる。
ここで故橋本先生が日銀を擁護する意図がよく分からない。研究の便宜でも図って
もらったのだろうか。
色々ありがとうございます。
サプライサイドの改革って例えば今で言う何ですか?
455 :
451:2006/12/06(水) 20:50:47
>>453 この事典には個別の項目に執筆者が載っておらず、
▼は参考文献という意味。
執筆者一覧に橋本先生の名前はないので、
誰か別の人が書いたものです。
誤解を招く引用でした、ごめん。
>「岩波 現代 経済学事典」は近経研究者にとっては「と」扱いという罠
素人としてはこういうこと言われんのが一番困んだよね。
岩波の経済学事典がトンデモ本だって誰が思う?一応妥当なこと書いてあると
思うじゃん。ダメな本なら近経研究者が指摘して出版停止しとけ。
457 :
名無しさん@社会人:2006/12/06(水) 21:04:58
>>456 いや、まったくその通り。
>>451の文章はもしや伊藤光晴ご本人によるものでは?
日本の「まともな」経済学者でも「インタゲこそトンデモ」と言う人は多い。
まず経済学者内部である程度意見統一してから素人に啓蒙しろ、と。
インタゲはインフレを抑えるためのもので、
デフレをインフレにするためのものではないし、それは不可能。
あえてやればハイパーインフレになる。あるいはスタグフになる。
…という批判はよく見るね。
素人としては、こっちの方を信じるわな。
インタゲでハイパーインフレになる国ってよくあんの?
>>460 っていうか、日本のような「流動性の罠」による不況の国で
(この診断もケーザイ学者の意見が一致しているわけではない)
インタゲを使った例はまだない。
なるほど。どうも。勉強になるなぁ。
「流動性の罠」はどうして起こったんですか?
463 :
名無しさん@社会人:2006/12/06(水) 23:06:52
経済学板でやれば…?w
まあ過疎スレだからにぎわって良いけどね。
なんか経済学>社会学>政治学その他人文科学
みたいな、「あいつは経済学わかってねえからダメ」的な物言いを
最近よく見る気がするのですが、経済学って凄いんすか?
464 :
名無しさん@社会人:2006/12/06(水) 23:09:40
>>461 だからインタゲがハイパーをもたらすということじゃないわなあ
465 :
462:2006/12/06(水) 23:12:08
スレ違いスマソ。もうちょっとだけ簡便w
無理やりスレに引き付ければ、「経済的下部構造が文化や政治を決定する」と
マルクスが言ってるから、自分もまず経済のことを考えちゃうんですよ、
と浅羽も言ってたな。たしか「知ハル」だった。
かく言う浅羽が経済について的確な考察を示しているのかどうかは素人にはわからないんだが、
要するに、人間ってのは銭金欲得づくで動くもんなんだから
それを無視した観念論は意味がねーだろ、という、それ自体はまっとうな認識の表明だな。
その文脈に照らせば、経済学>社会学>政治学その他人文科学という図式も
あながち暴論とは言えないんじゃないか。
467 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 00:06:20
インタゲ論の大家のFRB議長のバーナンキのプリンストン大出版の本には、
日本とか米国ぐらいに経済規模が大きいとインタゲを導入する意味がない、
と書いてあったはずだが。現に米国では導入してないわけで。
あと米国で使われている金融政策のルールの前提になっている経済変数の
相関が日本では確認できないから、そのルールをそのまま持って
これるはずがないんだけど、インタゲを唱える人たちは同じものを
そのまま持ってくればいいと思い込んでるんだよね。
国が違えばマクロレベルの経済も全然違うという当たり前のことさえ
理解できないんだろうけど。
468 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 00:09:59
469 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 00:19:19
>>468 一行レスしかできないオツムテンテンの
お前こそ大丈夫か?
そういえば橋本治も『市場原理は嘘かもしれない』という新書を出してるなぁ。
これ読んでないんだけど。
っというか巷の書評などを読む限り完全に的を外しているっぽいので
読む気にはならなくなった。
橋本治といえども文系的な方法では経済を切るのは無理ということか。
471 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 00:21:05
>>468 ちなみにバーナンキの例の本は翻訳されてねえよ。
残念でした。
>>470 経済なんてわからなくていいんじゃないの。生半可にわかっても意味ないし、
理系みたいな人に考えてもらえば全然OK。
他の人たちは経済のことなど一切考えずに人文系で楽しく暮らす。
いや、俺は逆に理系の山形訳クルーグマンが分かりづらい。
山形は頭はいいがセンス無いんだよ。理解は早いが発見や類推が出来ない気がする。
橋本は帰納的っつーか、いきなり本質を突くじゃん。
「市場原理」も「成長は努力の総和」を説いていた。
クルーグマンは橋本的直感センスもあるんだよ。山形にはそれがない。
訳はその辺が伝わらないから読みにくい気がした。
さっきWBCニュース見たら、伊藤隆敏がチョロっと出てた。
なんか孤立感濃厚だったなぁwww
理系だけに任せたらアカン。
山形が昔橋本や呉を好きだったのは、自分には無いセンスにひかれたんだろう。
だから文理仲良く協力が一番だなと思ふ。
そろそろ浅羽スレに戻すかw
477 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 01:22:02
>>474 WBC=ワールドベースボールクラシックwww
WBS=ワールドビジネスサテライト←こっちが正解でした☆
>>463 >なんか経済学>社会学>政治学その他人文科学
>みたいな、「あいつは経済学わかってねえからダメ」的な物言いを
>最近よく見る気がするのですが、経済学って凄いんすか?
ではなにを、経済学はめざしていたのか?
それは、単なる後付けの理論である。
今まで起こり、現に起こっている経済現象をうまく説得力を持って説明してくれる理論。それだけのために経済学者は血道をあげた。
経済が世の中を動かす大きな要素であることは、日経ブームのまえから常識である。そして、その経済の全体が目鼻もつけられない
混沌として放っておかれたのではたまらない。そこで説明原理としての経済学が政治家、行政家、経済人のいずれからも需要されたの
である。
経済学がもっとも過大な期待を集めたのはアメリカ社会だった。経済以外に社会を統合する原理がない国だからだろう。そこでは、全
国民規模で近代経済学の理論が宗教の神学体系のように迎えられた。もとより、経済理論はこれまでの出来事のいちおうの説明原理
だから、この先まで通用する真理である保証はまったくない。しかし、みんなで信じりゃ恐くないということがある。アメリカではみんなが
信じた。こうなると神学だから誰もが経済の話をするときには、神学としての近代経済学の体系を踏まえていないと、会話に入れてもら
えなくなる。つまり経済学は共同体の制度(ルール)となったのだ。
制度となってしまえば、普遍的真理かどうかはどうでもよい。ルールの適用、応用の専門家として、経済学者(エコノミスト)は、医者
や弁護士に伍して社会的地位を得た。いわばビジネスマンの不安を解消する神学校出の牧師のようなものだ。
浅羽通明『ニセ学生マニュアル』(徳間書店、1988年)223頁
15年も続いた不況下で、やや自信を失ったサラリーマンや経営者が「牧師」の話にも耳を傾けるようになった。
だから、彼らの説く福音が耳に届きやすくなったんだろう。
>>478 宗教のメタファーを基に考えると
信仰心から現世利益にシフトした感じなのかな?
>>478 これはちょっとひど過ぎるなあ。まともな近経の人は「後付け」だろうが不完全
だろうが使える理屈ならそれでいいんじゃないの、ぐらいの謙虚な気持ちはあると思うよ。
それと経済成長で少しでも救える人が増えるならそれはやるべきだよ、ぐらいの義侠心もあるだろう(たぶん)
そこで指摘されているような福音としての経済学なんぞ、どこの国でも怪しげな通俗
エコノミストぐらいしか吹いてないよ。
あるいは反対に終末思想の大好きなマル経な人とかもいるね。
今の浅羽さんは、通俗エコノミストの福音を「経済学」と誤解して、それに対する
反発からマル経モドキな反経済成長思想にハマッただけじゃないの?
>なんか経済学>社会学>政治学その他人文科学
>みたいな、「あいつは経済学わかってねえからダメ」的な物言いを
>最近よく見る気がするのですが、経済学って凄いんすか?
いんや。ただ他のガクモンの連中が余りに目の前の事態に対して使えね〜し、また
通俗エコノミスト福音派+終末論思想家が跋扈しているので、見かねて「まだこんなに
使えるものがあるよ」と啓蒙に乗り出した人たちがいただけ。
ここで残念ながら大学の中の専門人は魂がないのか単に忙しいのか無関心な人が多く、
啓蒙好きな人たちが中心になってやってきたということ。
>>480 浅羽が言ってたのはアメリカの話ですから。しかも1988年の言説。よく読んでね。
あと、まともな経済学者もいるし怪しいのもいる、というのは正直どうでもいいのです。
そんなの素人には見分けがつかないし。
というかですね。彼らがどういう人間であるか、そして何を説いているかなんてことより、
世間の素人はそれをどのように理解(あるいは誤解)し、
実際の経済活動にどう反映させてきたか(あるいは反映させてこなかったか)、
というメタな構造こそを浅羽は取り上げているのであって、
反論するならそこに的をしぼらないと外れてしまうのですよ。
そんなことより新刊の話でもしようぜ。
484 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 13:08:21
ごめん、まだ買ってない。
買おうとしたんだけど隣に並んでた佐藤優と手嶋龍一の「インテリジェンス」
買っちゃった。浅羽先生ごめんなさい。
でもこれすっげ面白いのでおすすめよ。
>>482 >反論するならそこに的をしぼらないと外れてしまうのですよ。
「メタ」を分析しているはずの浅羽が自分もそのメタなイデオロギー循環の
中にハマり込んで出られなくなっているのはこれ如何に?
>>478 これを読むと、浅羽は最初から「科学とは何ぞや」ということを
まったくわかってなかったんだなと思う。
88年と言えば、そろそろポモ系の思想家のインチキさもバレ始めてた頃。
今でも人文系や社会学周辺ではこれと五十歩百歩の言説が通用してるようだが。
内田樹とかひどいもんだ。
487 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 17:27:44
内田樹ってけっこう好きなんだけど、なにがダメなん?
>>487 スレ違いになるから、哲学板や一般書籍板にある当該スレを見てくれ。
489 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 21:56:42
では社会学板ならではの質問を
いま日本やあるいは世界で起こっている出来事を
すべて一緒くたにして説明できる理論や学説ってあるんでしょうか?
別に社会学に限らなくてもいいんですが。
あるいはプロ学者、素人を問わずそういう、するどいといえないまでも
「なるほど」と納得できるような「統一理論」をいってる人っている
んですかね?
あ、あと「近代の行き詰まり」とかいうのはナシで。
お願いします。
>>489 いや、普通に考えて、ないに決まってるだろ。
あったとしたらトンデモ。
「世界システム論」か?w
「帝国」とか言ってるから浅羽もその辺にはまってそうだよな。
つか俺も今、『右翼と左翼』とジジェクの『人権と国家』併読してるけどなwww
492 :
489:2006/12/07(木) 22:32:55
まあ多少オカルトじみた質問だったかな、とは思うんですけどね
別にその理論を聞いたからすべて解決OKよ、まで求めてるわけでは
ないんですわ。実際のところ。
むしろ解決するのは各々の現場でいいから、そのための決意というか
心構え、そのための世の中の見方という意味で「統一理論」という言葉
を使ったまでです。別にアインシュタインやニュートンのような大天才の
ご登場を願ったわけではないよ。
世間に、何が起きても、自分一人の身を処していけるような思想。
そういう意味で「統一理論」という言葉を使いました。
>>490 普通に考えて
分かりにくいんで解説してもらえますかね?
>>489 あ、柄谷行人がいたっけ。暇だったら読んでみたら?
494 :
489:2006/12/07(木) 22:35:22
なんか難しそうだな。柄谷は。
もっと簡単なのない?
>>494 ない。マルクス主義破産以降、統一理論のようなものがないから
みんな苦労してるんだ。経済学を学んでみたりな。
>>495訂正
みんな苦労してるんだ×
インテリは苦労してるんだ○
俺は別にインテリじゃないから苦労してへんよ。
497 :
489:2006/12/07(木) 22:54:16
>>495 みんな苦労してるんだ。
その苦労ってヤツをさあ、語ってくれないかな?
そこにオレの求めてるもんがあると思うんだよね。
茶化して行ってるんじゃないぞ。念のため。
498 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 23:00:50
定常化社会論のほうは、発売まだなのかなー
>>497 その一部は浅羽の『右翼と左翼』の後半にも書いてあるだろ。
それ読めよ。
浅羽は何で田中のブログにコメントしなかったのかな?
反論は流行神にのせるんでしょ。
502 :
名無しさん@社会人:2006/12/08(金) 01:45:07
2ちゃんって理系が俺らは文系より頭いいんだぞって前提で
上から押し付けてくる奴が多いからな。
そんなんだから、お前ら世間で頭が上がらないの。
もっと感性を大事にしようよ。常識から学ぼうよ。
そうすれば、服装くらいはすぐによくなるから。
503 :
名無しさん@社会人:2006/12/08(金) 02:59:05
服装w
小室直樹が、現在、「科学」としての体裁を一応整えている文系学問は
心理学と経済学だけだといったのは80年代だね。
統計とかをちゃんと取っている、という意味だと思うが
>>504 科学としての再現性が有り得るのは近経と心理学ぐらいだってことでしょ。
(ただし、世間の人は心理学を通俗心理学やカウンセリング心理学ぐらいにしか
思ってないけどね。本当はデータ取ったり計算したり地味な仕事)
社会学や政治学も数学的な操作はやってるけど、「で、だから何なの?」って
ことも多いしな。専門家が統計の技術的な操作に長けている一方、統計学は小難しくて
素人にはチンプンカンプンという乖離もあるし、統計ショーみたいになっちゃって
あんまり客観的な妥当性そのものが問われないんだよね。
「まともな経済学」の成果が現実の経済政策に反映されたりもするの?
最近で言うと何ですか?
>>506 規制緩和や行革は一応はそうだとは言えるのではないですか。ただ、これも
「小さな政府」「財政再建」が自己目的化してデフレ不況下で強行される事態になっているけど。
金融政策による景況のコントロールも本当はそうだよ。日銀が悪用して
デフレターゲット政策にしてしまっているだけ。
客観的に正しいことを行いたくても、各方面の利害と思惑が絡むので歪んでいくんだよ。
経済財政諮問会議に伊藤隆敏以外にマトモな経済学者っている?
伊藤隆敏もインタゲのイの字も言わなくなっちゃったな。
やっぱりインタゲなんて間違いだったんだな。
伊藤隆敏はインタゲではまともだけど
円通貨園では.....
>>510 東アジア共同体主義者は喜びそうだな。
浅羽も一種のアジア主義者か?
512 :
名無しさん@社会人:2006/12/09(土) 00:57:10
僕はマクロ経済学の知識には自信があるけど、
経済学が科学だなんていうのはウソっぱちです。
マクロ経済学は、検証不能な仮説を前提としている学問であり、これは科学とは呼べない。
つーか、合理的な個人といったような、明かに現実に合わない仮定を設けている。
これらの仮定は、物事を単純に考えるための便宜上の道具として許されるべきもの。
なお、小室直樹の経済学知識はかなり幼稚なので当てにしないほうがいい。
東亜共同体的な発想については、肯定も否定もしてないね。
向こう百年の選択肢としては一考に値するかも、くらいのスタンスじゃない?
浅羽は基本的にナショナリズム超克派、というか「近代国民国家は夢の供給源としては
もはや役に立たねえ派」だから、そういう発想に接近するのもわからなくはない。
師匠の呉智英は儒教文化圏って枠組みを想定(妄想?)しているようだし。
いっそ師の向こうを張って、天竺、もといインドを総本山とする仏教文化圏連合、
果ては大東亜にとどまらぬ大亜細亜共栄圏構想でもぶち上げてみたら、
「右翼と左翼」の終章にもつながるんじゃないですかねw
>>512 人間がどの程度合理的行動をするかは、ある程度検証できるんじゃないの?
心理学とか行動経済学とか実験経済学とかあるじゃん。
幼稚な例えかもしれんが、
相対性理論や量子力学が確立しても
ニュートン力学が科学でなくなったわけじゃない。
だったらマクロ経済学だって未完成かもしれないが、
科学としての資格はあるんじゃないの?
今日浅羽さん来なかった。右翼と左翼の感想をアナしかったのに・・・
517 :
512:2006/12/09(土) 11:46:07
>>514 行動経済学などはまだまだ発展途上であって今のところ眉唾。
マクロ経済学にちゃんと応用される日はかなり遠い。
つーか、意義のある応用がなされることは期待できない。
限定合理性などを取り入れて人間行動をリアルに定式化しようとすればするほど、問題が複雑になって解けなくなっちゃうし、ますます検証不能になる。
>>515 現代のマクロ経済学を物理学の歴史にたとえると、ニュートン力学以前のレベル。
それどころかコペルニクス以前。
「真円が美しいから、惑星の動きを円軌道で説明汁!」みたいなノリ。
科学ではない。神学に近い。
>>517 キリスト教神学なら神様を信じてなければ特に気にする必要ないが、
経済活動はみんなやってるんだから、
「経済学なんて所詮神学ですから」じゃ済まないわな。
せめて「医学に近い」ぐらいは言ってほしいところ。
519 :
名無しさん@社会人:2006/12/09(土) 12:06:51
経済学、特にマクロ経済学なんて知らなくても経済活動はできる。
「経済指標なんてただの数字ですから」
そんで失業者が出ても本人の自己責任ってことになる。
別に誰も困らないけどさ。そんなんでいいのかね。
521 :
名無しさん@社会人:2006/12/09(土) 12:17:32
>>518 神学も立派な学問。科学を信奉するのはいいとして、他のアプローチを否定するのは如何なものか。
522 :
名無しさん@社会人:2006/12/09(土) 12:18:53
>>520 いいたいことの趣旨が良く分からんけど、何をいいたいの?
>>521 「医学」というのも出してるじゃんw
経済学が科学じゃないなら、医学だって厳密には科学じゃないだろ。
>>517 神学でも使いものになるなら使うべき、ってのがリフレ厨のスタンス。日
本では偉いセンセイほど謙虚を通り過ぎて達観してしまい「経済学では
何も出来ないんだよ」と隠者のように振舞うようになるという悪癖がある。
『右翼と左翼』、「〜ですよね」「〜でしょう」って文体が
浅羽さんの顔想像しながら読むと気持ち悪い。
そうゆう楽しみかたがあったかw
確かにです・ます体は違和感あったな
つっても浅羽氏の本は他にナショナリズムとアナーキズムしか読んだことないけど
>>519 まあ確かに「馬鹿にしてる」だけで批判にも何にもなってないわな。
言うに事欠いて結論は「間宮はよかった」だし
『右翼と左翼』では注釈なしで「支那」を使ってるな。
「戦争論」3部作を手がけた出版社だし、今更、恐れることもないか。
531 :
名無しさん@社会人:2006/12/10(日) 00:08:49
しかも一般的な支那の語法と異なってるし。
支那っての一般的には、漢民族、あるいは漢民族が住む中心地域(長城以南、四川省以東)あたりを通時的に言い表す言葉なんだけどね。
532 :
名無しさん@社会人:2006/12/10(日) 00:10:12
って、『右翼と左翼』で支那って呼んでいる箇所って何頁だっけ?
確認しようと思ったが見つからないです。。。
14p11l
昨日「硫黄島からの手紙」観にいったが、「携帯電話的人間とは何か」に書かれてた、
日本社会独特の、同調圧力に逆らえない軍隊という世間というものが、上手く描かれてた。
イーストウッドはよくあそこまでリアルに描いたなあと感心した。
裕木萎え萌えの浅羽さんにもおすすめ。
535 :
名無しさん@社会人:2006/12/10(日) 15:33:32
>>533 さんくす。
やっぱ違和感ありまくり。
支那の上に乗っかってる国家を支那を呼ぶことは現代ではないね。
リフレを唱える「正しい」浅羽なんてなんかやだなww
駄ホラ吹くからおもしろいのに正論唱えちゃおしまいよ
537 :
名無しさん@社会人:2006/12/11(月) 03:24:58
裕木奈江の夫の11歳年上のヘアメイクアーティストって実は浅羽さんなんじゃないの?
538 :
名無しさん@社会人:2006/12/11(月) 07:15:40
お前浅羽通明を馬鹿にしたいのか
ヘアメイクアーティストを馬鹿にしたいのか、どっちだ
>>536 「リフレ」が正論だというコンセンサスはないだろ…
540 :
名無しさん@社会人:2006/12/12(火) 12:43:20
>>538 だって浅羽さんはちょうど奈江さんより11歳年上でしょ。
それに夫婦でもないのに仲がいいのはおかしいし。
やっぱり、浅羽通明=小島裕司なんだよ。
状況によって名前を使い分けてるんだ。
浅羽さんは裕木奈江と仲がいいんですか?マジで?
チラ裏
とある大型本屋の新書売り上げランキング
今週の十位「右翼と左翼」
ちなみに、トップ10の内に幻冬は3つ
544 :
名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 02:16:57
デートもしたんじゃないの?
浅羽さんったら色男
情報どうもです。裕木奈江はちょっと引くかも…
547 :
名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 19:45:43
548 :
名無しさん@社会人:2006/12/14(木) 19:46:53
>>545 そりゃ、ヘアメイクアーティストだから。
自分はゆうきなえはあんまり…浅羽さんが友達とは、意外だったなぁ。
ゆうきなえ大人しそーじゃん
呉智英の中野緑みたいな生意気そうな女に萌えます
552 :
名無しさん@社会人:2006/12/16(土) 21:30:42
ああいうタイプの子が実はスゴイんだよ
どうスゴイかは同じような子とつきあって
自分で確かめて
553 :
名無しさん@社会人:2006/12/17(日) 04:44:36
なえタイプの女の子とつきあいたいけど
なかなか世の中にいないんだな
ゆうきなえ、いい子っぽいけどさ。
俺浅羽さんは好きな女も夫子に似てると思ってたが、そこは違うのだな。
ところで、浅羽さんって孔門十哲でたとえると誰あたり?
宮崎哲也は呉門では抜群に稼いでる方だから子貢かなとか思うけど
回とか言ったらほめすぎ?
というか、呉智英の弟子とか影響を受けたと吹聴する人が
10人もいないよw
小谷野は「若い世代で彼の影響を受けた言論人や研究者は多数だが、
それを公言する人はまれだ」といってたな。
何で公言しないんだ?恥ずかしいとかw
558 :
名無しさん@社会人:2006/12/18(月) 10:18:27
みんな「誰かに影響うけた」ってハッキリいわないんだよな。
そこらへんがよくわかんない。
論壇・文壇(今でもあるのか?)の語られざるタブーってか。
でも学問は先人の業績への積み重ねだろう?
560 :
突然:2006/12/18(月) 13:08:40
「左翼と右翼」の書評は三大紙で今回はない。過去にあった?
10人はいるんじゃ?
小谷野、浅羽、宮哲、山形、中谷、だけでも五人だぞ。
後誰がいるかな
呉智英スレでは勝谷の名前もあがっていたよ。
大月とオバタも追加で。
あと二人だな
坪内も夫子を誉めてたけど
弟子ってわけじゃなさそうだし
一応言論人の多くはアカデミシャンだからな。
在野の評論家の影響ってのはあんまりいいたくないだろ
細川元総理w
>>566 浅羽スレで腹筋が痛くなったのは初めてだw
どうゆう意味?
>568
呉智英『現代人の論語』文春文庫のあとがき
『樹が陣営』27号には、
日垣隆も呉智英の影響を受けているとあるよ。
561から数えて
坪内を除けば、これで十人になるね。
571 :
名無しさん@社会人:2006/12/19(火) 21:58:05
呉門十哲には小林よしのりも入れてやってくれ。
俺もだけど、ゴー宣経由で呉を知った人がけっこうたくさんいると思う。
573 :
名無しさん@社会人:2006/12/20(水) 00:49:36
とりあえず頭数だけは10人そろったけど…
しかし、こんな面子だったら
回のポディションがほんとに浅羽さんあたりしかいない
子路は喧嘩っ早さでだけで見るなら大槻・日垣・勝也のどれかあたりかな?
確かに浅羽さんくらいだよな。
この10人では浅羽さんが多分出世頭…?
>>575 むしろ、呉門十哲の中じゃ一番稼げてない…
だが、それがまた顔回らしいじゃないか。いいかどうかは別として。
浅羽さんってライトノベルとかも
読んだりしてんのかな。
580 :
名無しさん@社会人:2006/12/30(土) 21:43:01
浅羽さんて、正月とかどうしてんの?
582 :
名無しさん@社会人:2007/01/05(金) 23:03:07
よしりんが表紙の論座2月号に鈴木邦男氏による「右翼と左翼」の書評が出ていますが、
「完璧な決定版」「これから何百年たっても、これ以上の本はでない」などと、
気味が悪くなるくらい、褒めてますねえ。
ところで、これ以外の書評って、でてるのかな?
>>582 アホ丸出しの絶賛なんて褒め殺しと同じだな。
最新号SAPIOのゴー宣でも欄外で触れられてるね。
585 :
名無しさん@社会人:2007/01/06(土) 15:02:46
ほほう。て、いつの間にかこのスレ3かい!
>>584 俺も読んだ。
浅羽と小林ってまだ交流あんのかな。
『右翼と左翼』終盤の暴走というか空回りは痛いな。
今から経済について勉強しようとか言っても無理なんだろうな。
法律出身の人は特に。
>>587 経済ネタなんか扱ってないだろ。別の本と勘違いしてんじゃないの?
>>588 右翼と左翼の問題から経済を捨象できるですか?
どんな問題でも経済は捨象できない。法や人間は無視してもいいが経済は駄目。
591 :
542:2007/01/15(月) 06:54:44
途中経過
道内某大型書店新書ランキング(過去三週間の売り上げで週一回水木どちらかに更新)
右翼と左翼は現在7位
浅羽さん、現代用語の基礎知識のどのあたり書いてる?
593 :
588:2007/01/15(月) 17:02:53
>>592 後ろのほうの、色違いの紙になっている「生活スタイル事典」のなかで
「論壇の今」用語の解説 というのを書いている。
>>590 そりゃそうですね。こちらが間違いでした。
わしズム21号、
ゴーマニズム宣言EX第26章「パトリなきナショナリズムの危険」に、
ちくま新書『ナショナリズム』からの引用あり。
ゴー宣も飽きたなぁ
もう買ってないよ
完全な右翼になっちゃったし
(普通の右翼とはちょっと違うけど)
むかしのエッセイ風の感じがなつかしいよ
596 :
名無しさん@社会人:2007/01/22(月) 00:15:39
中央公論2月号に「右翼と左翼」書評あり。
597 :
名無しさん@社会人:2007/01/22(月) 05:33:11
論座で鈴木邦夫はどんな書評書いてたの?
598 :
名無しさん@社会人:2007/01/22(月) 16:38:09
僕は右翼左翼を分かっていなかった。
この本は凄い。みたいな感じ。
未だに教室の隅でマンガ読んでそうな厨房が
必死にゴーセン読んでて、ワロタ
600 :
名無しさん@社会人:2007/01/23(火) 17:41:39
知識人はホントは大衆がコワイんすかね?
口には出さないけど
だれかそんなこと書いていた人、いましたっけ?
呉さんか忘れたが、神学になぞらえて
世間知の重要性を語ってた事がある
そこらへんを考えると、大衆が怖いってのも一面の真実じゃない?
602 :
名無しさん@社会人:2007/01/26(金) 12:39:06
呉夫子のアンパンの話とか
あげあげセックス
質問です。
性欲とか食欲ののような
誰もが当たり前にもっていると
おもっている「欲望」にも歴史が
あるんでしょうか?
ホブズホームのいう「創られた伝統」の
ように。
>>604 浅羽スレで言えば「天使の王国」→「携帯電話的人間とは何か」の流れじゃない
オタクとかが、好きなもんは誰がどんな評価をしようと好きって言ったり
物じゃなくて、他社との関係性を求めるようになったって流れで
メディアがあおった欲望対象が、浸透してしなくなったって話
606 :
名無しさん@社会人:2007/02/06(火) 20:46:40
渡辺和博さん死去=「マル金、マルビ」で流行語大賞
ベストセラー「金魂巻」などで知られるイラストレーターでエッセイストの渡辺和博(わたなべ・かずひろ)さんが
6日午前1時46分、肝臓がんのため東京都新宿区の病院で死去した。56歳だった。広島市出身。
葬儀は10日午前11時から東京都新宿区須賀町14の1の四谷たちばな会館で。喪主は妻規子(のりこ)さん。
雑誌「ガロ」の編集長を経てフリーに。独特のヘタウマ風のイラストと軽妙な文章で人気を博す。
「金魂巻」(1984年)は職業ごとに「マル金(金持ち)」と「マルビ(貧乏人)」に分けて解説。
この言葉は第1回流行語大賞となった。ほかに「金魂巻の謎」など。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000138-jij-soci
流行神きた人いる?
今更ながら『右翼と左翼』読んだが、終章が浮きすぎ。別に書いた方が良かったんじゃないかこれ。
本当に良くも悪くもお勉強家だよなあ……
てすと
昨日のセミナーの説明会行った人いる?
人の数はどうだった?
まあまあかな。
そういえば新書2冊のインタビューの時
浅羽氏は自分のことを『革命的封建主義者』といってたっけ。
易姓革命を指向するんだから封建主義者は皆さん革命家さ。
以費塾同窓会も革命完結後の売官及び浅羽労働党への入党希望してたしw
ついでに言うと浅羽さんの講師をつとめられる某大学は今反動の荒しが吹き荒れてるけどどう思ってんだらう?
615 :
名無しさん@社会人:2007/03/04(日) 21:34:55
『右翼と左翼』結局3大紙には書評出なかったね、前作は出たのに。
いい本ではあったが、最後の方で台無しだったからな……
そうか?中盤まで入門書に徹して最後で浅羽節が出たって感じじゃん?
>>617 浅羽ファンにはいいが書評向けじゃないと思うぞ、それ。
619 :
名無しさん@社会人:2007/03/05(月) 13:48:43
俺は最後がよかった。
前半で語ってきた右翼・左翼の歴史認識をふまえての現状分析、応用編だよね。
これがなければ、ただのウンチク本だろう?
知識人で現状分析するのは勇気がいることだと思う。
渦中にいる人は今は見えないもの、竹内好の文化大革命評なんて間違いだらけじゃないか。
それでもあえて現状を分析してみる。これが知識人の役目でしょう。
>知識人で現状分析するのは勇気がいることだと思う
それは同意。
ただ、この人の場合あまりに唐突すぎるきらいがあるんだよな。
『ナショナリズム』の時も思ったけどさ。
己の意見を述べる面と勉強家の面がどうにも綺麗にまとまってない気がする。
悪口言っていい?
結局、根はマルクス主義やん。
マルクス趣味だろ
大雑把に言えば、根がマルクス主義じゃない思想って今はないかもしれんな。
暴論か?
マルクス主義批判がスタート位置って言うのも含めばありえなくなくね?
そりゃマルクス主義の根っこは近代主義なんだから似てて当然。
626 :
名無しさん@社会人:2007/03/07(水) 08:55:29
吉本隆明は三木成夫の本の解説で、
わずかな原理の説明から出発して広く現象を説明する思考の醍醐味を味あわせてくれる本は、
三木のこの本、ダーウィンの「種の起源」とともにマルクスの本を上げていた。
自分は何を指しているのかわからなかった。
>>621 またもや、どこを指しているのかわからない。教えてくれ。
627 :
名無しさん@社会人:2007/03/07(水) 17:53:48
>>627 リバタリアニズムって未だにカルト志向から抜け出せんのかね。
さすがにアインランド個人崇拝はなくなったろうけど。
とっくに死んだんだしな。
思想の内容と思想を担う主体のありようが矛盾してるよな。
629 :
◆FtluuZw8OI :2007/03/07(水) 20:00:25
630 :
経済屋:2007/03/08(木) 02:59:32
別に数理経済学を専門にしてるわけじゃないけど一筆w
今、経済を全然学んで無い人が世を論じたってダメよ。
経済の基礎付けがないと、それこそ浅羽氏の対象としてる人たちなんだろうが、
空理空論を述べて、熱狂的な反共主義とか、安易な左翼主義に走ってしまう。
◎経・禁経なんて二分法してる時点で、もうちょっと古いんだなぁw
そんな分け方してるのは日本だけだよ。
蛇足までに附記するけど、国家公務員1種に合格できるような経済学ってあるんだが、
それだけ勉強しても世界経済は把握できまいね。
どんな学問でもそうだろうが、ある学問の特定ジャンルの専門にだけ偏ってもダメ。
世代の問題かも知れないけど、浅羽氏はマルクスに強いってのはいいかもねw
今はやりの「帝国」にしたって、『帝国』書いたネグリってマルクス主義者よ?
あの500pある大著を読破するのは余程の力量がないと難しいだろうけど、
経済学レベルだったらレーニンの『帝国主義論』で十分理解できるよ。
もちろん、帝国主義論を理解できてれば、だけどねw
あとねー、世界経済に通じてないと、今の時代は政治なんか論じようがないよね。
アメリカや中国の経済動向が日本にも影響与えちゃうからさ。
外語できるなら、それに越したことはない。
浅羽氏って日本語以外に何か読み書きできる言語ってあるの?
631 :
経済屋:2007/03/08(木) 03:21:32
>>512 >なお、小室直樹の経済学知識はかなり幼稚なので当てにしないほうがいい。
これ当たってるよ。経済学者について書いた彼の本を読めばすぐ分かる。
ハーバードだかで数理経済学やってたそうだが、何してたんだかw
経済学に関してですが、一応は
「人の主観を極力排した経済動静の研究を欲している学問」
とは言えるんじゃないでしょうか?
これは、プロパガンダでない経済学、まぁ経済学史に残る学者は該当すると思います。
ただ、人の行動を悉く数式で律して推測するはずの投資理論でハズした学者がいたからねw
こういう人こそ、呉さん・浅羽さんが批判する対象じゃないでしょうか?
>>631 何故浅羽スレに来たのか良く解らないが、それなら然るべき経済の専門書でも紹介していってくれ。
「それくらい自分で調べろ」はなしな。
633 :
名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 09:02:37
「がん遺伝子は何処から来たか?」によると、ノーベル経済学をもうけるときあれは学問でないとの反対があったらしい。
経済学はアカデミズムの中では新興の学問をみられている。
しかし間宮陽一氏の本なんか読んで感じるが、
経済学は功利主義を考えるとわかるようにわれわれの倫理・正義をはじめ、
人間の自由、行動の動機から人間の行動、家族、愛など人間のありとあらゆる領域で口を出してきている。
新興の心理学と同様にあつかましい。
モハメド・ユヌスも経済学を学んだ一人だが自伝で、経済学を一行で否定的に定義していた。
そんな経済学。でも面白いんだよ、その研究の関心領域の移り変りが掟破りで。
最近では「やばい経済学」で人間の動機について考察している、余計なお世話です。
>>630 空気読めよw
社会学板で(っていうかどこでも。経済板でもw)
経済学ケーモーなんかしたら総スカンだぞ。
これはリフレ厨と称する連中が煽りまがいのやり方で
経済学嫌いを増やすのに貢献してきたため。
おかげさまで今ではたとえ正論であっても経済学に基づいた知見を言いにくくなっている。
635 :
経済屋:2007/03/08(木) 13:43:45
嫌がらせに来たんじゃない。
上の方で、「浅羽は経済ダメじゃん」みたいな批評が目についたからさ。
俺自身はファンなんだぜ?(煽りじゃなくw。講演会に行きたいと思ってる)
こちらの皆さんは思想に関心強い人が多いんだろ?
21世紀に入って、グローバル化が前面に出てきてるから、
もう経済問題を度外視して世を論じられなくなってきてるのよ。
経済学者も、本当に偉い人は他分野の専門家をバカにしたりはしないよw
だって「法律パッパラパー」みたいな人が多いからさ、経済屋はw
昔はさ、「反共!」「労働者!」と呼号しさえすれば、政治論客になれただろ?
仕方ないことなんだろうが、、今40〜50代の論客の多くは今でもそれを引きずってる。
それじゃぁ、グローバル化の時代に対応できない。
経済学に基づいた知見に依って発言しにくくなってる、その要因は、
今のアメリカで自由市場マンセーな学者がヘゲモニーを握ってるからさ。
ピエール・ブルデューも指摘しているよ(古いね、またw)。
「経済競争の勝者=正しい」って思想さ。
「経済競争の勝者」ってのは、日米比較したら、アメリカが勝者ってことになるのよ。
だって、世界市場で圧倒的な強さを発揮してるのはアメリカだから。そういう理屈w
だから、今の経済学トレンドって、「アメリカ万々歳!」みたいな論調になっててさ、
小林よしのりが左旋回したかのごとく「反米」を打ち出してるのも納得できるのよ。
今は右翼が左翼みたいに見える時が多いよねw
こういう問題こそ、浅羽氏の本領の見せ所だと思うのだがw
競争主義とは無縁の大学教授の人たちが自由競争を煽るのってどうよ?
高みの見物、を決めこんでるわけさw
自身はエリート(またはエリートに媚びる人w)だからw
それに対して、弱肉強食のマンガ業界を生き抜いてきたはずの小林よしのりが
規制緩和反対だったりするね。面白いなぁ。
639 :
名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 17:19:53
>>636 大学教授、大学教員こそ業績主義の変な競争にさらされているのでは?
データ捏造、業績水増し、お付き合い学会・研究会活動、テレビ・雑誌の人気も
あわよくば行政の0X委員会に選出されないかなあ。
それがだめならテレビできれば朝までとかサンデー・プロがいいな。
彼らもそういう意味で前線で戦ってる人たちですよ。
>>636 大学教員はコネ(出身研究室)と実績勝負の壮絶な競争社会だぞ。
俺は分子生物屋だが、出身研究室の力を嫌というほど実感している。
政治経済系も壮絶なんだろうな……
641 :
名無しさん@社会人:2007/03/08(木) 20:42:27
>>640 医学・分子生物は大変だろうね。遺伝子(ゲノム)・癌・プリオン・痴呆・幹細胞ってヒット連発だったモンね。
東大のRNA研究者、韓国の先生の幹細胞研究、ネイチャーでの骨髄からの幹細胞とボロボロと捏造事件出てくるね。
熱狂が強かったので、幻滅も大きいだろう。
世界的な反省期に入って停滞するだろうねこの分野。
物理学が原爆作って衰退したみたいにね。
>>630 >>632 むしろ「経済を全然学んで無い人が世を論じたってダメ」ということを論証、
主張した論文なり文献を紹介してくれたほうがありがたい。
今の世の中経済が重要だから経済を学ばなきゃ駄目、という単純な話なのか?
経済学は嫌われて当然だと思うよ。
クールヘッドウォームハートとか言っても、
やっぱり非情な感じは拭えないよ。
無味乾燥な真実より、心を癒すような嘘の方が需要があるよ。
ほら「需要」という言葉を使っただけで何かこう心貧しい現金な感じがするだろ。
浅羽も多少影響受けてる西部邁もそんな感じで経済学捨てたんだろ。
宇沢弘文や森嶋道夫みたいな大御所も市場原理への嫌悪を隠さなくなっている。
経済学者だって経済学なんて嫌いなんだよ!
一応言っとくが
>>643はマッツァリーノじゃないからなwカン違いすんなよ!
>>640 へ〜。最近の学者は象牙の塔の住人じゃないんだね。
浅羽先生の「大学で何を学ぶか」で書かれた大学とは大違いだ。
646 :
経済屋:2007/03/09(金) 12:22:42
>>643 >経済学者だって経済学なんて嫌いなんだよ!
んなことあるか? 学問なんてな、どれも根っこはそうだと思うが、
「知的好奇心を感じる」からこそ研究しようと思うのであって、
この点では原子物理学も源氏物語研究も同根だと思うが。
たーだ、他のどの学者と比べても、経済学者って確かに嫌われ者かもなぁw
「経済はこういう性質を持ってるんです。え? ご存じない?
ダメだなぁ、社会は経済によって規定されてるんです。
世界の問題を論じるにも、経済の基礎知識がないと、ただの空理空論になっちゃいません?」
とか、ニヤニヤしながら語る人たちだもんねw
「あ、あの人、経済ダメだからw」
なんて、最高の否定発言でもあるしねwははは
>クールヘッドウォームハートとか言っても、
>やっぱり非情な感じは拭えないよ。
いささか冷たい物言いだが、冷静さ、が欠落したら経済学者失格だろう。
「日本は神の国で、どんな状況下でも窮することはない」
なんて本気で考えてるとしたら、経済を学ぶ必要など無い。
そこで思考が停止しちゃうからw
こんなの、無用な「あたたかさ」、いや「生ぬるさ」だなw
実際の経済社会は人間の裁量が強く機能するものだが、それを閑却して、
純粋に経済原理で経済がどう動いていくのかを考えるのが経済学の原点だ。
ここが経済学と他の人文・社会科学との大きな相違かもな。
新古典派の祖マーシャル博士も、
「経済は数量化できる要素を用いて研究できる。自然科学のようで最もウソの無い学問だ」
と言ってるが、世の偉い経済学者は単なる非情な利己主義者ではないよ。
むしろ、「こういう政治・考え方で世が運営されれば、もっと人は豊かになるはずだ」
と思ってる理想主義者なんじゃないかな?
647 :
経済屋:2007/03/09(金) 12:37:01
>>642 何か参考図書を記すより、今生きている社会を考えるほうがいい。
今の社会は、世界経済がいっそう緊密になってきていて、
外国の経済動向が以前よりずっと大きな影響力を持つようになってきている。
だから、アメリカや中国みたいな巨大な変数を考慮しないでは、日本の未来も考えられん。
どっか狭い世界だけを見て世を論じても、それは空理空論になってしまうんじゃないか?
俺が浅羽氏、宮台真司、森永卓郎の話を読んでいて違和感おぼえるのは
「21世紀の社会が閉じこもった、完結したような世界で考えられるものか?」
と常に感じてしまうからだよ。
3者とも経済でいう「単純再生産」を念頭に置いて今後の日本社会を論じてるようだが、
日本経済がどんなに停滞し、また人口が減少していったとしても、
世界の経済は発展を続けるわけだし、世界人口が100億に達するかも知れない。
60億世界で1億3000万の人口を擁する社会と、
100億世界で1億の人口を擁する社会では存立条件が根本的に異なってしまう。
また、ドル換算で世界の富の10%を現在の日本が保持・消費してると考えるなら、
上記の経済条件変化がいかなる意味を持ってくるかは自ずと明らかだろ?
日本がゼロ成長、西欧がマイナス成長してる一方で、それ以外は富が増えてる。
こういう条件の変化を無視して、今後の21世紀社会を考えたって空疎だろう。
俺はお三方が考えるような「完結した社会で停滞してたっていいじゃないか」
という未来像に、安直に納得できんのよ。
森永卓郎は「年収300万生活」と言ってるが、
この300万が「どういう意味を持つか」は世界情勢によって異なる。
永遠に今の社会・状態が続いていく、と考えるのは各人の自由だが、
日本の外、すなわち世界では経済が時々刻々と変化しつづける。
果たして、そんな停滞した状態が世界でも訪れるかな?
資本主義が終焉する時代はそんなにすぐ来るのかな? ってことさw
森永卓郎は国際政治や軍事などに疎いのが問題であって、
経済に関しては有象無象のエコノミスト連中よりよほどまともだと思うけどなぁ。
成長主義は神話だとか定常型社会とか100年デフレとか言ってる自称経済学者は
他にたくさんいるだろうに。
年収300万生活については、本気で言ってるの?とは思うが。
649 :
経済屋:2007/03/09(金) 13:22:49
一個人のキャラは大変愛せる森永先生、
「朝まで生テレビ」で唯一の経済数字をまともに分析できる男
、、、だが、そこから導き出す自分なりの回答が
「年収300万でも楽しいライフ」
「萌え萌え経済学」
なのはどうしてだ???
>>649 経済屋のくせにそんなこともわからないのか?
その方が需要があるからに決まってるだろ!w
651 :
経済屋:2007/03/09(金) 13:57:20
もう森永ネタは打ち止めにするがw、
卓チンあれを本気で言ってるんだとしたら、小室直樹や長谷川慶太郎より痛い。。
>>649 おまいは
「痩せるためには食事制限をして適宜運動を行い、毎月1キロのペースで減量することです」
という本が売れると思うか。
同じ事だ。
>>649 森永は、年収300万がどうたらとか萌え経済学とかの
しょうもない一般向けのヨタ話と、日銀批判のまっとうな話を
使い分けてる分マシだと思うw
経済学っていっぱんうけするの無理そうw
すくなくとも浅羽さんには経済学を意識して本を書くインセンチィブはないなw
経済学部出身なのに経済オンチで
最近のレスは全部読み飛ばしてる俺が来ましたよ
>>654 やっぱり景気談義に意見が言える程度には経済も意識してくれないと、
単なる劣化ポモか素人政治学者でしかないよ。
現代思想系の人でも、仲正昌樹の経済感覚はかなりのもんではないか?
アカデミックに高度な経済学を理解しているかどうかよりも、
学部生レベルの経済学で現実の経済を観察する習慣があるかどうかじゃないかなぁ。
現代思想で経済を問題にするとなると、
相変わらず、柄谷行人とか浅田彰みたいな浮世離れした方向になってしまう。
岩井克人がやたら持ち上げられてたりw
仲正昌樹の現実的な感覚は貴重だと思う。
仲正昌樹は思想の話題になると発狂するのが困る
>>659 仲正センセは大衆向け啓蒙本量産とか論壇政治に深入りするのはもうやめて、
アカデミズムの世界に戻った方がいいね。
学者にああいう下品な事をやらせてたらあかん。
知識人と我ら大衆の間を取り持つのは、それこそ浅羽さん達の仕事だと思うし。
それだけ浅羽さんへの期待が大きすぎちゃうかもしれんけどね。
広井良典あたりにあっさり心酔しちゃうようじゃ心もとない。
たぶん内田樹の『下流志向』のような愚著も絶賛しちゃいそうな気がする。
仲正さんはどの集団に戻るの?
662 :
名無しさん@社会人:2007/03/14(水) 00:45:37
>>647
「世界」という、よく分からない遠くの現実に合わせるより、
自分の生きてる現実との調和関係を維持構築する事の方がずっと重要で、
そういうことをしていなかったら、遠くの「世界」が「こんにちは」と言ってやって来たって、
どうしたらいいか分からないままでしょう。
と橋本治氏は「乱世を生きるー市場原理は嘘かもしれない」で書いていましたが、
浅羽さんの最近の定常化社会論も、そういう関心からくるものなのではないでしょうか?
だから、浅羽さんは「世界経済が停滞する」と未来予測したり、
「完結した社会で停滞」する事が「よい」と主張したりする事には興味がないと思いますよ。
>>662 だからその橋本治主義から定常化社会論とか
「何とか社会論」にそのまま逝ったらダメだろ。
自分の生きてる現実と他人の現実がそのまま接合できる保障なんてないんだから。
例えば、デフレで実質的に豊かな境遇にある人には、
同じデフレで困窮している人の現実は見えない。
見えるためには多少の経済学が必要。
蛇足だが、その橋本治主義で『下流志向』という駄本を書いてしまったのが内田樹だ。
>>663 主張にはほぼ同意だが
「経済学」って言う必要ある?「教養」とか「想像力」で十分じゃね?
なんで経済学にこだわる?
普通の意味での教養だけでは、経済的な「痛み」を想像することはできないよ。
内田樹の『下流志向』を読めばわかる。内田の「教養」をもってしてもこの程度。
そもそも橋本治も「バブルで失われた大切なもの」を強調し、
「貧乏は正しい」とぶち上げた人だが、
90年代後半からリストラオヤジや倒産オヤジがバンバン自殺してった事をどう思ってるのか。
>>666 言いたいことはわかった。
でも経済学の素用がない俺が内田の本を読んでも「うんうん」とうなづいちゃうかもよ。
ちなみにこのスレ浅羽さん見てるから、アドバイスがあればどうぞ。
アドバイス…2chねらーのタワゴトなんぞ気にしないでください、ってぐらいかw
浅羽センセってネット批判とか2ch批判とかやってる?
内田樹の『下流志向』って俗流若者論の一種でしょ?
後藤君に任せておけばいいんじゃないかい?
(後藤君も広井や金子、松原隆一郎の本を絶賛してたり反経済学の方向に
行きそうだが)
>>662 >「世界」という、よく分からない遠くの現実に合わせるより、
世界、というと、日本人はどうしても「世界史/日本史」の対立構図から、
日本外の世界=世界、と考えてしまうのかな?
これ、これこそ浅羽さんの得意分野でしょうけど、
ローザ・ルクセンブルクが『経済学入門』て本の第1章でそのものズバリの指摘してるんだw
ルクセンブルク女史は、当時のドイツ語で「経済学」という語としてメジャーだった
「国民経済学」って語と、その一国主義を批判してるんだよね。(原語は略すよ)
ルクセンブルクが同章で主張してるのは実に単純なことで、
「経済ってのは世界経済を考えないとダメなんだ! 一国主義なんて有り得ねー!」
これに尽きる。経済学入門は岩波文庫で何年か前に出たから、図書館か古書店で探してくりょw
経済って、よくミクロ=マクロの対立軸で大学の講義は始まるんだけどさw、
究極的にはその差異ってないのよ。両方が相互影響しあって、、というよりは、
「ある経済現象を『どの視点から切り取る』か?」
でミクロ=マクロの違いが出るだけだ、と考えたほうがいいかも知れないね。
>だから、浅羽さんは「世界経済が停滞する」と未来予測したり、
>「完結した社会で停滞」する事が「よい」と主張したりする事には興味がないと思いますよ。
本気でそう考えてるんだったら、おそらく宮台真司みたいに
「変な方向へ突っ走って自滅」するか「世から葬り去られて」終わると思います。
まさか浅羽さんがそんな人だったら、今このご時世に本なんか出さないんじゃないの?
>>664 >「経済学」って言う必要ある?「教養」とか「想像力」で十分じゃね?
「経済学」である必要はないかも知れないw
単に「経済」でいいかも知れませんなw
「教養」「想像力」、この両語で貴方が何を表したいか分からないので論断できんが、
宮台真司みたいに「僕は高校生までマルクス主義者だったんですよ」と言って、
その後は経済方面を完全放棄してしまったとしか思えない人に世を論じられても、
たぶん森永卓郎の『萌え経済学』を読むより白けてしまうと思う。
(『萌え経済学』が正式書題です)
マルクス経済学(この呼び方、大嫌いなんだがw)の素養があれば、
カルチュラル・スタディーズなんかを学ぶにはいいと思うよ。
673 :
名無しさん@社会人:2007/03/15(木) 19:46:25
>>671 門外漢かつ予想で口を挟むのはなんだけど、
ローザが世界経済を言ったのは政治的文脈で、
インターナショナルとかの共産主義世界革命を念頭において言ったのではないか?
>>672 つまり672はカルチュラルスタディーズなるものを
学ぶために経済を学べといいたいわけか
ネズミ講みたいだな・・
>>674 いや、マルクスもその程度には役に立つよって話じゃないの?
経済屋氏は所謂○経と近経の間の断絶とか、
経済学と社会学の間の断絶はあるべきではない、と考えているようだな。
>>673 ルクセンブルク『経済学入門』自体が、第1次大戦中の反戦運動と絡んでる書物だから、
普通の意味での「経済入門」とは全然違うんだよねw
同書は経済学入門書ではなく、ルクセンブルクの思想研究の本と思ったほうがいいです。
ルクセンブルクの本・学説で、今なお価値あるのは「資本蓄積論」だけと思われます。
賛否両論、喧々囂々の厄介な本だが、今のグローバリゼーションを考える上でいいかも。
>>675 的確な指摘、ありがとう。
何と言いますか、経済学(大学で学ばれる経済学初歩)を
近代経済学/マルクス経済学なんて粗雑な分け方してる国は日本だけで、
普通、あの反共大国アメリカでさえ、経済学の基礎としてマルクスの資本論は学びます。
ま、日本でそれだけマルクス経済学派の影響力が強かったことの名残なんでしょけどw
日本は「もともと発展途上国」みたいな色彩濃厚な国だったからね。それもあると思われ。
いわゆる近経でも、新古典派とケインズ派では、右翼と左翼の如く仲悪いw
経済学は確かに「どれか有力な一派」だけ学んでも基礎力は出来ますし、運良ければ飯も食える。
ただ、やっぱ幅広く学ばないと、という点では、人文社会系の学問で一番面倒かも知れんねw
「これで経済学部として体を成しているのか?」
と、大学の基礎過程をチラホラ見ても感じること多々。
法律屋さんは、もっと基礎が整備されてるだろうから、そういう悩みはないのかな?
カルチュラル・スタディーは戦後できた新しい学問だから、興味持ってる方も多いと思いますが、
そっち方面の学者の本を読むと、資本論の語彙がポンポン出てくるの。
何と言ったらいいかなぁ、西ヨーロッパ(英独仏)の社会学って、
非常にマルクス(+ウェーバー)の影響力が強く、
それを更に「敷衍」「拡大」「新時代に適用」する形で発達してるから、
結局、マルクスを完全無視しては勉強しようがないのよ(勿論、すべてじゃないよw)。
マルクスだけじゃないよ、マックス・ウェーバーもねw
まー、この両者の支持者も仲の悪いこと悪いことw
日本みたく、マルクス=革命or経済の視点がほぼ100%って風土は西欧と違う。
あっちはもっと社会学方面で利用してるというか・・・
これ姜尚中教授も自著で指摘してるけど(集英社新書『ナショナリズムの克服』)、
日本のマルクス研究はものすごく革命に偏っていたと。
ドイツ人に「なぜ日本で革命が起きないんだ?」と質問されたそうです。
ま〜、古典とされる書物を著した学者さんは全部そうだと思うけど、
100%間違いない、なんて人はいるわけもないので、
どんなに時代後れと罵倒されようとカントが読まれるみたいなもので、
いつになっても価値を持ってるものです。
アダム・スミス、デビッド・リカードーなんかはもう完全に「古典」の学者ですが
(理由は経済学史、1870年の革命、あたりを読んで下さいな)、
だからって無価値になることは有り得ない(それ言ったら・・・な学者いっぱいいるからさw)。
今でこそ、大学のマル経なんか閑古鳥が鳴いてるけどさ、
世界的にもマルクスへの関心の強かった日本が、
その遺産の継承して新しい社会学で世界的に凄いこと出来るかも・・・と思わないではないんだけど、
自称マルクス主義者くずれ、のわりに、宮台先生なんか全然その気もないようねw
よう解らんが
使い物にならないとんかちも
優秀な漬物石にジョブチェンジできる感じなの?
680 :
662の経済オンチ:2007/03/18(日) 01:33:42
>>671
ルクセンなんとかという、バンド名みたいな名前の学者の事はよく知りませんが、
それでも、「マクロ=ミクロや日本=世界は相互に影響しあっているのだ」
とかいった話ぐらいは、さすがの私も何度か聞いたことはあります。
だからこそ、今後の自分の生活のためにも、
世界経済のわかる、外国語にも堪能らしい経済屋氏みたいな人材に、
どんどん活躍していただいて、
最善の経済政策を政府に提言していただいたり、
あるいは、今後数十年、我々の生活水準がどう変化していくのかを、
正確に予測して発表して頂いたりしてほしいと、切に、思っているのですよ。
浅羽さんや橋本氏もそう思ってるんじゃないかなあ?知らないけど。
ただ、で、実際、経済状況が変わったり、変わらなかったりした時、
「オレはどんな価値感で、どんな生き方を設計していったらいいのかな?」
って思うわけで、そういう疑問に対して経済屋氏はさすがに、
「勝ち組負け組み」みたいな価値観を持ち出しはしないだろうけど、
でも変わりになんか参考になる話をしてくれそうな気配も、今のトコないかな、と。
そうすると、やっぱり今までどおり、
浅羽さんや橋本さんの思考の順序みたいなものの中から、
何かヒントが探るしかないなと、思ったりするかな。
>>677 貴方の言う「西ヨーロッパ(英独仏)の社会学」自体が大して役に立ってない
と思うけどな? ○経の末流たちに対しては「なんでこんなことをクソマジメに考えている
連中がいるの?」という観察的な興味以上の深入りは時間の無駄だろ?
狭義の○経だけではなく社会学や現代思想に対してもな。社会をそれらしく解説する
理論としては何十年も前に書かれたような古典で尽きている感じだし(比較的に新
しいものとしては階層論ぐらい?)、それ以降はほぼ電波というか。
学問的に純粋な社会学(理論社会学だの数理だの)についても一般人にとっては学問オタクたちが書
いてくれた面白い読み物や頭の体操として以上の意味を感じないんですけど?
ただジャーナリズムにとっては物事にそれらしい理屈付けをしてくれる存在
としては重宝するだろうけどね。読み物として面白ければいいんだしな。
>>680 >今後数十年、我々の生活水準がどう変化していくのかを、正確に予測して発表
未来学についてはこれも読み物として以上の存在意義は感じないけどねえ?
トフラー先生みたいに預言とかして欲しいの?
>オレはどんな価値感で、どんな生き方を設計していったらいいのかな?
そんな人生論を提示するのは学問の仕事じゃないよ。宮台も姜も人生を
語りたがるのって何故なんだろうね? 生き方の設計なんか個々人が考えることでしょ?
経済学はあくまで政策科学なんで。
強いて言えば近経の理屈を齧ればどんな選択を行うにもインセンティブや損得勘定
についてはうるさくなるんでないの? ただ学部生だったら訳の分からない
計算練習や定義の暗記ばかりで卒業する頃には経済学なんか見たくも無い
って感じだろうなwww(これは法学も同じかwww 社会学も統計とかやらされるとイヤだろうな)
やっぱ政治学あたりでお茶を濁して面倒な統計や数量にも触らずに卒業するのがいちばんラクだろうなwww
>>682 >そんな人生論を提示するのは学問の仕事じゃないよ。
680の経済オンチ氏は学問に生き方を指し示して欲しいわけでもないんだろ。
別にそれ以外の何かであってもいいわけで。
ついでに言うとスレ主の浅羽さんもいわゆる学問の世界の人じゃないよ。
まぁ社会学板にスレあるのが誤解の元なんだろうけど、
正直○○学の正否なんかどうでもいいんだと思うよ。
スレ主ってここの1は浅羽さんじゃないよね
スレの主題か?w
686 :
名無しさん@社会人:2007/03/19(月) 00:03:34
すいません。
ちょっとスレ違いかもしれませんが
質問させてください。
竹田青嗣さんの『現象学』理解について本職の
哲学研究者たちからいろいろ文句が出てるんですけど、
彼と同じ理解の仕方をしている哲学研究者、または哲学者は
いるんでしょうか?
国内外を問わず。
どなたか詳しい方がいらっしゃったら、教えてください。
よろしくおねがいします。
>>686 なぜ哲学板で聞かん?
哲学板で竹田青嗣の名前出して煽られたのか?w
空気を読まない質問書き込む時点で、どこ行っても煽られるぞ。
竹田スレだってあるだろ。
[NO.0443] [96/08/24 13:12:43]
前述の人物、外山恒一という男は、1980年代後半の福岡で10代にして「反感
理教育」(つまり校則・体罰ハンタイ! とか)を掲げる活動家として出発、18
歳の時、自らの高校中退の顛末を記した著書を刊行している。
その後福岡を拠点に若者を集めて運動しようとするんだが、集まってくる連
中のダメさに逆切れして左翼批判に回る。91年、たまたま中森明夫の目に留ま
り「中森文化新聞」にも数回登場、92年頃には何とSPA!「中森文化新聞」内で
西部邁と対談なんかしてる。あとクイックジャパンの創刊初期にも寄稿。
で、この外山氏も89〜91年頃には「ニセ学生マニュアル死闘編」とか浅羽さん
の影響を強く受けていたんだが、93年頃からは左翼に再転向し浅羽・小林よし
のり批判を言い出す。要するに一時期は同じ左翼内の同業他社を批判するのに
浅羽言説を利用したクセに、浅羽・小林はどうも「革命」をダシにしたモラトリ
アムを死ぬまで続けたい自分らのイデオロギーを否定する物であるらしい、と
知るや途端に浅羽批判派に回ったという次第。が、中森明夫が女子高生のこと
ばっか取り上げるようになるに当たり中森からはあっさり捨てられ、俺が見る
限りハシゴを外されてしまった模様。現在も他の自称「90年安保派」若者らと活
動中とか。しばらく見ないと思ってたら最近、4月か5月の『現代思想』誌に
他の仲間とともに出てた。もっとも彼は「自称革命家」でライター志向じゃない
からメディア露出にはそんなに関心はないようだが。
この外山の思想は、一言で言って「革命をダシにしたモラトリアム正当化」
だ。口じゃ「革命!」と叫ぶが、本気で国家を打倒して自分らの政権を打ち立て
る気などまったくなく、「革命ごっこ」で一生遊んでいたい人たちである。ある
種「今だに80年代面白主義真理教のサヨク版」みたいな物である。ただ、それを
正義だと思い込んでる点は、ある意味で消費快楽主義だけのおたくより勘違い
が激しく手強いかもや知れぬ。つまり『○の真×』図式で言えば「子供のまま
でいいのだ派」の最右翼もとい最サヨクである。はっきり言ってへたすりゃオ
タクよりダサい(笑)。あと誤解がないように付け加えておくと、外山個人はホ
ンの一時期中森明夫および鶴見済とは親しかったようだが、別に中森信者では
ないし現在の中森文化新聞やライターズデンとはほとんど関係ない位置にい
る。が、どーいうワケか浅羽さんとか彼らの言う「大人になれ派」への憎悪はな
んか異常なまでに凄い。参考までに、もし手元に『宝島30』95年11月号があっ
たら、浅羽さんの「君がおじさんになったら」を読んで置いて欲しい。外山のこ
とが書いてあるから。
[投稿者:葦原骸吉]
ttp://www.axcx.com/~sayaharu/bbs/log/log443.html
690 :
名無しさん@社会人:2007/04/11(水) 09:28:56
法政の授業って、学生に発言を求めたりします?
聞いてるだけでおk?
時間いつだっけ
去年の授業でたしか来年で最後って言ってたような気がする
誰か曜日と時間知ってる人がいたら教えてください
たぶん明日から。
金曜日6限(6時半〜)
868A教室
>>694 ありがとん
今週から参戦します
ちなみに
>>690 俺が行った限りでは発言とかはない
黙々と聴いて黙々と帰っていくだけ
>>695 質問を受け付けるような空気はないの?
なんか寂しいね。
浅羽の読者なら「私語はするけど意見は言わない」という
日本の大学の講義風景を変えてくれよ。
浅羽さんは日本の大学の講義風景なんか変える程意味の
あるものじゃないと初期の著作から言ってる訳だが
質問あるんなら講義後にすれば嫌というほど答えてくれるよ
壇上から一方的に答えるなんて非人間的なことはせずに
お茶でも飲みながら一対一で正対することになるけど
最近まだやってるかどうかは知らないけどね
698 :
名無しさん@社会人:2007/04/20(金) 00:43:08
>>695 だいたい四回めからでいいと思うよ。三回目まではだいたい概説だから。
>>697 席から浅羽さんに質問したらきっと答えてくれるよ。
たぶん今年で最後。
>>688-689 スレチなコピペだが、[96/08/24 13:12:43] ということはもう11年も前の
ログなのか? 自分は外山のデビュー時から知っているが(向こうは覚えていないだろうが直に会っ
たこともある・・・外山の在籍した某校の後輩なので)、この人は可哀想に
九州の厳しい学校教育に対する反発から人生を狂わせてしまった、単にそれだけの人なのだ。
当時の反管理教育・脱学校運動界隈など、単にその程度の「学校に馴染めない」苦しみ
を抱えた連中・自分の悩みを対社会的な何かだと誤解したバカが集まっているだけの烏合の衆というの
が実態で、初めからクズしかいなかった。どれだけの人間が駄目になってしまったことだろう。他人事ながら胸が痛む。
外山がクソであることなんか遥か昔にとっくに分かっていた。にも関わらず政見放送
のパフォーマンス程度で騙せるとは世間も甘いもんだな。他人に借りた300万円を投資しただけの甲斐はあっ
たということだろう。外山をネタ扱いする世間・ネタとして扱われていることを分か
っていて自分を売ることしか考えていない外山、、、余りにも醜いよ。
ところで「葦原骸吉」氏とは、以前は呉スレにもいた「外吉」さんと同一人物?
700 :
695:2007/04/21(土) 11:11:15
>>698 アドバイスせんきゅー。
一応行ってきました。
予想通り概説で、内容も大体知ってたけど、まぁ面白かった。
というわけで情報をひとつ。
概説は今週(2回目)で終わり、
来週からは「平成の20年間とはどういう時代だったのか」というテーマでやるそうです。
それでは来週の金曜、教室で会いましょう。
(俺はアンケートも出さず黙々と帰るけど)
701 :
名無しさん@社会人:2007/04/21(土) 22:34:28
市ヶ谷キャンバスでいいんだよね?
おいおい潜ったんならアンケート協力してやれば
流行神でネタにするくらい重宝してるんだから
流行神に使ってるのは年末のテストのやつ。
さすがにもう講義後に学生と陰謀やったりはしないようだな。
そんなに近寄り難い人でもないんだが、まぁ考えてみると
学生からすれば自分の親に近い年代だもんなw
705 :
名無しさん@社会人:2007/04/22(日) 22:45:17
3回目から急に人が増えた。
この掲示板見てんじゃねw
浅羽さんの講義って前期だけ?
1年間やるのかな?
秋までは時間がないか行けない…
今年で最後なら是非参加してみたい。
講義の後は飲み会とかないん?
709 :
名無しさん@社会人:2007/05/05(土) 09:00:51
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070503#p4 「流行神選集」ついにスタート
近刊 「浅羽通明同時代論集T 治国平天下篇/天皇・反戦・日本」
幻冬舎より6月25日刊行!
法政大ゼミは本年度で最後
要約しますが、学部自体が廃止となるので、社会学部第二部講義「社会史」
は本年度が最後とのこと。「ニセ学生マニュアル」の著者にニセ学生となる
チャンスもこれが最後か。
はがきにもニセ学生可、とは書いているが、まあ場所や時間をここに詳細に
書くのはまずかろう。毎週金曜日、とだけは教えますので、あとは情熱の
ある人が自分でいろいろ努力してください。
こちらは金を払えば堂々と。エクステンションカレッジ。
https://www.hosei.org/kouza/S074012.php の、通り。約一ケ月、全6回の予定だそうだ。
時事問題という教養を身につける
−わかりやすい/論じたいあなたをサポートする−
定 員 30名 (最低催行人数20名)
場 所 法政大学 市ヶ谷キャンパス
期間・時間 2007年5月22日(火)〜6月26日(火)、19:00〜21:00
「戦後民主主義万歳」みたいなことを長年書いてきた知識人たちは、このことに自覚がない。
欧米では、戦後の日本社会のことを「ニューディーラーが植えつけて育てた日本体制」と呼んでいる。
これを英語では、‘New Dealr ingrained japan system.'(ニューディーラー・イングレインド・ジャパン・システム)と言う。
引用は副島隆彦「日本の危機の本質」P296
社会党や日教組、それから戦後日本共産党という「反戦平和・護憲、再軍備反対、海外派兵阻止」を主張する勢力は、
ソビエト・ロシアによって作られた勢力ではない。
これらの勢力は、実はマッカーサーが憲法典と共に予め意図的に日本の戦後体制の中に仕組んだ装置であった。
引用は「日本の秘密」副島隆彦 P22
「サッチャリズム」の原点である巨人ハイエク
ハイエクは、ロシア革命(1917年)からまだ日の浅い1930年代から1940年代に、社会主義はナチズムと同根であるとして、
社会主義批判を展開していました。
彼は、「ワイマール共和国時代の社会主義政策の反動がヒットラーを生んだという通説は全くの誤りで、むしろ、社会主義
政策の理想を追求する人々がヒットラーの登場を待望したのだ」としました。ナチスの登場を阻止できなかったのは、
「左翼がしっかりしていなかったのではなく、ブルジョアがしっかりしていなかったからだ」と指摘しました。
同じことは他の欧米諸国にも言えるというのが、当時のハイエクの主張でした。特にロンドン大学教授在任当時の同僚で
あった、英国労働党の理論的指導者ハロルド・ラスキ教授の次の言葉は、ハイエクの危機感を高めさせました。
「現在の英国議会は、社会主義政策を進めるのに適していない。議会は労働党政府にその権限を包括的に委任する法律を
立法化すべきである。社会主義化の過程が次の総選挙で覆されるのを座視すべきではない」
これは、ドイツ議会がヒットラーに全権を委任し、ナチス一党独裁政治を認めた「授権立法」と同じ考え方でした。
このような状況下で、自由主義経済の優位性を説き、社会主義化への警鐘を鳴らす目的で出版されたのが、この
「隷従への道」でした。1944年のことでした。戦後、社会主義が世界を二分する大きな勢力になる以前に、この
ような考えをまとめていたことは、大変な驚きです。
ハイエクは大変長生きし、晩年の弟子サッチャー女史が、それまでの英国労働党の政策を道徳的に完全に破産
させるのを見届けるとともに、あのソ連が解体されるのをもしっかり見届けた上で、1992年4月、92歳の生涯を
終えました。20世紀の巨人でした。
まず「自由主義者」の訳であるが、「リベラリスト」と言う言葉は、ドイツ語にはあるが、英語ではリベラルズliberalsというのだ。
「リベラリスト」と言う英語は無い。日本の知識人層は、この初歩の事実から学ばなくてはならない。
リベラル派の反対がコンサヴァティヴズ(Conservatives・保守主義者)である。日本やアメリカで、自分の事を「リベラル」
だと思っている人々は、そもそもの、本物の歴史上の「古典的自由主義者」とは似ても似つかぬものだ、と言う事に気づいて
ほしい。今の日本やアメリカのリベラル達は、本物の自由主義者達とは反対の立場の人だのだ。言葉だけは「リベラル」だから、
きわめて紛らわしい事になったのだ。それは、イギリス人の18世紀の初期リベラル思想が、海を渡ったアメリカで共和党系の
思想になったからだ。このねじれを理解しなければいけない。日本やアメリカの現代リベラル達は、本当は、今でも隠れ
(あるいは無自覚な)社会主義者(ソーシャリストSocialists)たちである。だから、「本物の本来の自由思想を貫く生き方を
したい」と言う人々は、アメリカでは、仕方なく、自分達の事をリバータリアン(Libertarians)と呼ぶようになった。
アメリカでは、民主党支持であるリベラル派は、その実態は福祉優先の弱者救済主義者である。このことに気づいて、最近
は自らを「現代リベラル派(モダン・リベラル)」と呼んで保守思想である古典自由主義者(クラシカル・リベラルClassical
Liberals)と区別をつけるようになった。本物の自由主義とは「この、私の私自身の自由を、他の何よりも大切にする思想」の事だ。
だから、根本的に、個人主義者なのであって、共同体優先主義(社会主義)ではない。
18世紀のイギリスの本物の古典的自由主義者たちは・「国王や教会が、私たちの生活に余計な干渉をしないでくれ」という
思想態度から興ったものである。だから本物のリベラルというのは、本当は、徹底的に新興企業経営者層(ジェントルマン)
たちの思想なのである。これが、イギリスのウィッグ党・ホイッグ党(Whig 自由党)の支持勢力を作った。
そして、トーリー党(Tory 保守党)である、 貴族たちの勢力と争ったのだ。一般庶民(貧乏大衆)の政党などまだまだ
現れない。このウィッグ(イギリス自由党)の思想が海を渡ってアメリカに到着した時に、これがアメリカの保守勢力である
アメリカ共和党になってゆくのだ。だから「もともとのイギリスの自由主義者が、現在ではアメリカの保守主義者」と言う
事である。いつの間にかねじくれて意味が逆転してしまった。即ち、本来の「リベラル」という言葉が、民衆統合主義者や、
左翼・社会主義者たちによって奪い取られてしまったと言う事である。この世界の政治思想上の言語使用上の重大な逆転現象に、
私たちはそろそろ気づかなければならない。この事が分らないものだから、日本では政治学者たちですら、現代リベラル派と、
本来の古典派自由主義者の区別がつかないのだ。
引用は副島隆彦「ハリウッドで政治思想を読む」P183〜184
副島コピペしてる奴の意図が不明。
まぁ浅羽もいつか副島化しないとも限らんけど。
浅羽の右翼と左翼を読んであんまり分かってなさそうだったんで書いてやったんだよ。
でもいいところもあったな徳川体制が右翼だって事。
あれずーっと思ってたけどアホが多いのかあまり右翼・左翼論争に出てこなかったしね
717 :
名無しさん@社会人:2007/05/20(日) 19:33:49
ちょっと思いついたことがあったので
このスレの住人たちに聞きたいんだけど
横溝正史の一部の作品って、PTSDについて
書いたんじゃないのかな?
本人は意図しているかどうか別にして
みなさん、どう思います?
718 :
名無しさん@社会人:2007/05/20(日) 19:46:21
719 :
名無しさん@社会人:2007/05/21(月) 02:23:59
一部の作品ってどれだよ
自由にも2種類がある。貧しい人民大衆の、よりまともな暮らしを求める叫びのことを、だから、「フリーダム」という。
フリーダムは、だから、貧乏人=国民大衆が求める「肌を寄せ合うに、みんなで分かち合う、貧乏くさい自由」です。
リベラリズムと同根のリバティとは違う自由です。リバティの方は金持ち、貴族の、勝手放題の自由のことです。
フリーダムとは貧乏大衆の自由で、リバティは貴族や大金持ちたちの自由です。この区別は物凄く重要です。この区別を
日本人で知っている人は私以外にはいないようだ。実に不思議な感じがする。だから、リベラルとデモクラシーは、
本当は、水と油で混ざるはずが無い。そのように、今でも知識層のイギリス人は考えている。リベラルはそもそもは
トーリー貴族のもので、デモクラシーは貧乏大衆のものだからだ。だから、アメリカ人をあざ笑う。
しかし、イギリスも今はアメリカの属国だから、鬱屈した表情になる。グローバリストに庇護してもらっている、
日系人の現役の思想家であるフランシス・フクヤマが、だから苦し紛れに、「ソビエトが滅んでリベラル・デモクラシー
(自由民主主義)の世界的拡大で、それで、人類の歴史は(前史?)はひとまず終わる」という宣言を行ったのだ。
そういうモデル理論を提起した。それに対して、イギリス知識人たちは、リベラリズム(貴族の自由)と
デモクラシー(民衆権力制)は、お互いに相い容れないものなのだ、と知っている。それで嘲笑している。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P214〜215
トンデモ、なおかつ誇大妄想狂の副島隆彦か
浅羽みたいな凡人の本を読むよりは副島の本を読むほうがはるかに知的になる。
新しい発見が少ないんだもん。
ならねーよw
小室の電波だけ受けついでどうするんだあのバカは
そして、真に驚くべきは、日本の保守派の責任ある立場の人々の政治化までもが、このアメリカの
リベラル勢力の仮面をかぶったニューディーラー=グローバリストたちに、自分たち自身が戦後
ずっと育てられてきたのだという大きな事実を知らないことである。
(中略)
日本の保守派までもがなぜ、戦後、半世紀の間、アメリカのリベラル勢力に育てられなければ
ならなかったのか?ここに戦後半世紀の最大の謎がある。そして、このことが日本の最大の弱点で
ある。「どうして日本の保守が、アメリカのリベラルに育てられなければならなかったのか」と
いう謎に答えようとして、私はこの本を書いている。
(中略)
日本国内のリベラル勢力はどうせ責任感のない人だからほっておくしかない。私自身が、学生時代
からずっと反体制急進リベラル派だったから、自分の愚かだったことを含めてこのように書く。
このように書いて少しもためらわない。日本の戦後左翼やリベラル派をつくって育てたのも
マッカーサー進駐軍以来のアメリカの民主党系の連中である。ところが、日本の保守勢力を見守って、
育ててきたのもニューディーラー=初期グローバリストなのである。だから、現在、自民党と社民党
(社会党)の野合政権という奇妙な政権が続いているのだ。お願いだから、日本のリーダーたちは、
アメリカの共和党の本物の保守派の人々ともつきあってほしい。彼らから本物の保守思想とは
どんなものなのかを真剣に聞きだしてほしい。それが、ヨーロッパ近代政治思想の各流派
(ロッキアン・バーキアン・ ベンサマイト)の対立にまで行き着く事を勉強してほしい。
副島隆彦「日本の危機の本質」
浅羽の「右翼と左翼」にはこの事(↑の)も指摘がなかったな。
なんかちがふとおもふ。
ピンカー(ニューディーラー)と戦前からの日本の指導層、保守層には隙間があったが、
冷戦開始による占領軍の方針転換で(ピンカーは追放、左遷)アメリカとの蜜月が始ま
ったんじゃね?
新刊出るし、『中央公論』(未読)に論文書いたし、そっちの話しようぜ。
>>726 724の文章の前後を読まないと分かりにくいんだけど、
日本の戦後左翼やリベラル派をつくって育てたのは、アメリカの民主党系で
日本の保守勢力を作って育てたのは、ニューディーラー=初期グローバリスト
同じ様でちょっと違う。あるいは重なってるが違う勢力も入ってるって事なんだ。
簡単に言えば、ネオコンらの民主党から共和党に移籍してきた連中とその周辺のやつらが
日本の保守勢力を作った。あとは資本家連中だね。資本家らは基本的にリベラル派だからね。
戦前の日本の右派はにも3種類の思想派閥があったし、それぞれ敵対しあってたから
敵の敵は見方でアメリカにつくのもいっぱいいた。簡単に言えば資本家連中と古典的自由主義者
はいろいろとアメリカとつなっがる連中だよ。
占領軍の方針転換ってのは逆コースの事だろうけどこの逆コースがマッカーサーによって
潰されていたんで、ほとんど逆コースになっていないんだよ。
うっとうしいから
ソエジスレでやってくれない?
中公読んだ。「右翼と左翼」の追記みたいなもんかな。
外山恒一に関する論評がちょっとあったけど、あれはやっぱ皮肉だよな?
そもそも皮肉屋なわけだからなんとも。
本当に嫌いだったら、あ〜は書かんだろ。
732 :
名無しさん@社会人:2007/06/14(木) 19:02:45
中公読んだ。相変わらずいいね。
戦後思想状況は左に偏向してたってんで、
上空から右も左も劇薬(ファシズム)も公平に俯瞰しクールに語っていく。
アナキズム・ナショナリズム以降のこのクールさいいね。
「平和を愛したファシストたち」「ポストモダン・実存主義のリバイバル」「日本沈没・左翼は?右翼は?」
来週の金曜って休講?
734 :
名無しさん@社会人:2007/06/17(日) 22:28:06
この人何の障害があるんですか?
735 :
名無しさん@社会人:2007/06/17(日) 23:24:26
思想やら哲学やらに接してないと生きていけない精神障害者なんです><
http://libertarian.seesaa.net/article/37254953.html (Libertarianism@Japan)
私の考えではリバタリアニズム的なるものの特徴は、消極的価値の擁護にある。左派リベラルのような
Positiveな価値を標榜する主義思想とはそこが根本的に違う。またそこが、リバタリアニズムの分かり
にくさの原因の一つでもある。
(中略)
いわゆる保守主義にも消極的価値の擁護がその根底にある。ただ、その消極的価値の捉え方、理論武装
が、いわゆる保守とリバタリアンでは違う。いわゆる保守派の擁護する価値をご先祖さまからの伝統的
価値と言ってしまえば、それはPositiveな価値になってしまう。
(中略)
法思想に関して言えば、大陸法的なPositive rightsを完全に否定する。あるのはNegative rightsだけ
であり、Positiveな権利などもともと存在しないし、あってはならないとするわけだ。それら権利は、
政府を契機にしなければ成立しない権利であり、無用で有害な権利だというわけである。それは個人の
自由にとって有害だと。それに対して、コモンローは元来がNegative rightsだから、リバタリアンー
オーストリアンはコモンローを擁護するのである。例えばホップのようなオーストリアンーリバタリアン
が、Posnerのような「法と経済学」を批判するのはこの1点のロジックに集約している。ポズネリアンの
「法と経済学」は、はじめからPositive rightsを巡る議論であって、出発の前提がそもそも間違っている
とするわけだ。むしろNegative rightsから出発すればホップのような議論になるはずだという主張である
(中略)
結局、法=制定法は人間が恣意的に作るものであり、その建前だけは立派だが現実にはむしろ逆効果に
なっている。経済の設計主義も、法の設計主義もどっちも駄目だと喝破したのがハイエクでありミーゼス
であった。
副島信者だけあって空気の読めない奴がいるなw
副島信者はコピペするだけが生きがいだからなあ
彼もこれで啓蒙してるつもりなんだろう。かわいいものだ。
別にいいんじゃない。
浅羽氏も「右翼と左翼」のあとがきで
専門家にによるフォローを求めてるし。
むしろ願ったり、でしょ?
副島が専門家…
まぁ政治思想の分類に関してはそんなにおかしいことは言ってないが、
威張って言うほどの事ではないな。
副島が専門家…
まぁ政治思想の分類に関してはそんなにおかしいことは言ってないが、
威張って言うほどの事ではないな。
うおっ二重投稿!?
本出た?
今週休講って本当?
明日、掲示板見てみる。
747 :
名無しさん@社会人:2007/06/21(木) 14:55:03
休講かよ
嘘だな
掲示板をみる限り、授業はある。
ガセか
サンクス
マジ?
新刊いつ出るのか聞いてきてくださいませんかのう。
6/24か25?
754 :
名無しさん@社会人:2007/06/22(金) 15:09:42
雨だから行くのやめようかな
新刊出たのにこの過疎っぷりはなんだ?
みんな流行神なんかとっくに既読だから、あえて話題にするまでもないって感じか?
俺は購読してないから、めちゃめちゃ楽しめたよ。最近の単行本じゃ抑え気味の浅羽節を、ひさびさに堪能した。
読んでて、「論の当否は知らんけど、こういう視点やレトリックは面白いなあ」って思わせる書き方がツボにはまる。
まあ、論の当否自体を至上の問題とする――おそらくは思想や言論に興味を持つ大多数の――人には
そういうハッタリの部分こそがウケないんだろうけれども。
続刊も楽しみだが、さて本当に出るのかな。
300円w
面白くはあるが一見矛盾したような内容が多いから初読者にはわかり難かろう
実は既存左翼の欺瞞を暴きつつ本気で戦争を止める法を考えるのは
それこそ矛盾でも何でもない極めてまっとうな発想なんだけど…
本当に流行神選集シリーズが第四弾まで出るのかファンだ
面白かったよ。
ライブドア関係の論考がネット上で酷評されたって言うけど、少なくとも俺は見たことないなあ。
全面的に納得はしかねるものの興味深く読んだ、てな感想がほとんどだったと思うが。
酷評してる感想がどこにあるかご存知の方がいらしたら、ひとつご教示いただきたい。
テニスの皇子様ワロス
>>759 昔、貼った。このスレか前スレの過去ログにあると思う。
ま〜、見る価値は無いのだが…
ライブドアの件の原稿とかで浅羽さんの言う「新たな中世」とか
「祭り」「蕩尽」とかって、本当はきちんとした論拠はあるんだけど
字数の関係でそこだけ強調すると、ただ奇をてらった論にしか見えんのね
浅羽さん本当は戦略的リアリストでもある面もアピールせにゃ
つか、奇矯な有効手段を考え付く才能って受け継がれるもんなんだな
ロシアンルーレットを読んだ時
都知事選のことを思い出したw
立ち読みでチラッとみたけど
この人はパックスアメリカーナに閉塞感を感じてて
やっぱ9.11テロとかが好きなのね。
この前の医師集団が起こしたイギリスのテロも
「おおっー!これはキタか?」とか見てるんだろうね。
立ち読みでチラッとみただけではわからなかったかもしれないが、
むしろアメリカには新しい「帝国」としての役割を期待(というか予感)したり、
その「帝国」の統治領域の中で日本はいかに活動していくべきか、
などといったことを考えたりしてるよ。
世界秩序の安定を望むという個人的なエゴイズムからも
アメリカの「テロとの戦い」を支援する、とも言っている。
すべて911後に書かれたものです。
で、以上のような政治的展望を持つことと、テロに一種の爽快感をおぼえる心情とは
矛盾するかもしれないけど、まあ人間ってそういうもんだからね。
つーか浅羽ってそういう人だからね。言うなれば封建主義系アナーキスト。
767 :
名無しさん@社会人:2007/07/05(木) 10:22:59
浅羽の本はすごく面白いが
ゴッチエイの本はとてもつまらない・くだらない。
なんでだぜ?司法試験受かるものと落ちるものの差かねw
768 :
名無しさん@社会人:2007/07/05(木) 12:21:26
なんでだぜ?
二人とも童貞ですよね。
だから同程度なのでは?
新刊買ってきた。
相変わらず明晰な文章を書く人だ。本人の論考は面白いのに、いわゆる浅羽信者がつまらないのはこの明晰さのせいだな。
「いわゆる」っていうほど浅羽信者っているのか?
浅羽は好きだが信者ではない
信者というのは主体性を放棄して妄信的に信じきることだろ。
立花隆みたいなペテン師には信者がいるだろうがな。
「知りたい・勉強したいという欲求は本能だ」とかいう基地外。
>>772 凄くいい事言うね。
そう。おれたちは基地外。
>>767 呉智英も浅羽も同じく司法試験一次は合格、でもその後法律家にはならなかった
だっつの
>>774 浅羽さんは最終合格してるでしょ。
以前本人に、司法修習中に耐えられなくなって辞めた、という話を聞いたことがある。
776 :
772:2007/07/07(土) 14:17:49
>>773 あれ、誤解されてる?
「知りたい・勉強したいという欲求は人間の本能だ」
とうそぶく立花隆とその信者が基地外なんであって、
そんなものは本能ではないといたって冷静な
浅羽好きの俺たちは正常だって意味。ニュートラル
>>775 ほう。はじめから放棄してたかと思ってたけど
すこしは行ったんだ。
俺もゴチエイの本はそんなにおもしろいとはおもわなかったな
まあ大体ほとんど読んじゃったけど
>>578 すさまじく遅レスだが狼と香辛料を読んでるらしいことが今度の新刊で判明したな
浅羽さんの本は
読書案内とか知のカタログ的有用性があって非常にいい。
しかし紹介されてる本を読むとそれほど面白くないこともある。
782 :
名無しさん@社会人:2007/07/09(月) 01:48:34
783 :
名無しさん@社会人:2007/07/09(月) 02:06:01
浅羽さんもサインとかするんだなー
俺も今度もらおかね
まーだ定常化とかいってるのか
そんなもんねーよw
広井センセイは早く社会保障を充実されるために増税しる!と
最近あっちこっちで吼えてるなあ
相変わらずの成長の時代はオワッタの一転張りで
中央公論での外山恒一についてのコメントってどういうの?
一緒にされたくはないだろうが、浅羽さんもあっち系の人間だからな。
同属嫌悪みたいなところがあるだろう。
>>781 浅羽さんは書評が上手いからね。
それにしても、流行神をもっと頻繁に出して欲しい。
小林よしのりがときどき「自覚せしナショナリスト」と言っているが、
これはやはり浅羽のナショナリズムに影響されてるのかな?
なんのつながりもなさそうな2つの話が綺麗につながりました。
腕だね〜w
小林はナショナリズムの行き過ぎで、ついに攘夷論にはしったらしい。
791 :
名無しさん@社会人:2007/07/14(土) 00:59:16
20日は休み?
山形みたいに景気回復はありえないが誰それの景気回復の手法は
間違っている、ってやり方が一番賢いし生産的
なんだい薮から棒に?
795 :
名無しさん@社会人:2007/07/15(日) 23:42:16
>>792
20日はもう休みだって言ってたよ。
でも、後期はいつからなんだろ?
796 :
名無しさん@社会人:2007/07/16(月) 03:27:27
浅羽は昨今の社会についてどんな考えを持っているの?
格差とか色々きな臭くなってるけど。
つ新刊
けだし・レトリック
これ好きだよなw
けだしー
803 :
名無しさん@社会人:2007/07/22(日) 13:19:04
ニセ学生マニュアルなんてみてると
いまだに事態はなにも変わってないのがわかる。
浅羽さんの本質を見抜く洞察力には恐れ入る。
しかし、最近の定常型社会、余剰の祝祭ってのはどうだろう。
人間は遊ぶどうぶつであるなんて昔から言われてるし。
最低限の衣食住を満たしたのは最近のことではない。
社会学・臨床思想でできるのはここらへんが限界じゃないかと思うね。
>ここらへんが限界じゃないかと思うね。
そんなことは本人も心得てるだろ。定常化社会論だってこの理屈が
ある事態を説明するのに都合がいいってだけで
将来完全にそういう社会になるなんて言ってないし思ってもいないだろ。
向こう千年を費やして新たなる「中世」をひらくべし、とかいう大風呂敷を
広げるような人なんだから、こまかいツッコミは屁のつっぱりにもならんですよ。
そういう見方も面白いね、と読むのも、またまたハッタリかましすぎwとあきれるのも自由。
806 :
名無しさん@社会人:2007/07/22(日) 23:05:23
浅羽さんのすごさは恐ろしいぐらいわかってますよ。ファンだし。
新たなる中世ってポストモダンの一種だよね。
807 :
名無しさん@社会人:2007/07/22(日) 23:50:47
教養としてのロースクール小論文は過去問としての
評論文が大量にのっててボリュームあるし
他の分野じゃ役に立たない思想・哲学が役に立つ数すくない機会として
浅羽さんの本領発揮で大変すばらしいものになってる。
本て買うとじゃまだからなるべく図書館利用することにしてるけど
これは買った。超お得な品。
808 :
空間経済学 :2007/07/23(月) 00:55:21
浅羽なんて大ば○! 定常性とか、知りもしないで安易に科学用語使うな!マスプロはいやだなー、文系はほんっとインチキへんちくりん。ローも数学もろくろく…、文学なんですか社会はー? (ρ.-)
809 :
空間経済学 :2007/07/23(月) 00:55:57
浅羽なんて大ば○! 定常性とか、知りもしないで安易に科学用語使うな!マスプロはいやだなー、文系はほんっとインチキへんちくりん。ローも数学もろくろく…、文学なんですか社会はー? (ρ.-)
810 :
空間経済学 :2007/07/23(月) 00:57:21
浅羽なんて大ば○! 定常性とか、知りもしないで安易に科学用語使うな!マスプロはいやだなー、文系はほんっとインチキへんちくりん。ローも数学もろくろく…、文学なんですか社会はー? (ρ.-)
811 :
空間経済学 :2007/07/23(月) 00:58:18
浅羽なんて大ば○! 定常性とか、知りもしないで安易に科学用語使うな!マスプロはいやだなー、文系はほんっとインチキへんちくりん。ローも数学もろくろく…、文学なんですか社会はー? (ρ.-)
812 :
複雑系経済学:2007/07/23(月) 01:12:35
浅羽は文系。ロースクール生も文系。文系は数学出来ない。数学は最高論理概念。哲学・社会学は非科学。主観だらけ。浅羽はイ○チキ。浅羽イン○キ。文系は実態を語る資質無し。従って文系は実態を語る資格無し。文系は無責任。文系は情緒的。思考が幼稚。 猛反省猛勉強しろ。
813 :
複雑系経済学:2007/07/23(月) 01:14:11
浅羽は文系。ロースクール生も文系。文系は数学出来ない。数学は最高論理概念。哲学・社会学は非科学。主観だらけ。浅羽はイ○チキ。浅羽イン○キ。文系は実態を語る資質無し。従って文系は実態を語る資格無し。文系は無責任。文系は情緒的。思考が幼稚。 猛反省猛勉強しろ。
814 :
複雑系経済学:2007/07/23(月) 01:15:06
浅羽は文系。ロースクール生も文系。文系は数学出来ない。数学は最高論理概念。哲学・社会学は非科学。主観だらけ。浅羽はイ○チキ。浅羽イン○キ。文系は実態を語る資質無し。従って文系は実態を語る資格無し。文系は無責任。文系は情緒的。思考が幼稚。 猛反省猛勉強しろ。
815 :
複雑系経済学:2007/07/23(月) 01:15:50
浅羽は文系。ロースクール生も文系。文系は数学出来ない。数学は最高論理概念。哲学・社会学は非科学。主観だらけ。浅羽はイ○チキ。浅羽イン○キ。文系は実態を語る資質無し。従って文系は実態を語る資格無し。文系は無責任。文系は情緒的。思考が幼稚。 猛反省猛勉強しろ。
小林もこういうことを書くようになってきたし、浅羽もそろそろナショナリズム2を…。
ゴーマニズム宣言EXTRA パトリなきナショナリズム
出版社 / 著者からの内容紹介
『わしズム』連載中の好評シリーズ単行本化
小林よしのり苦悩す――日本のナショナリズムに火をつけ戦後の言論空間に地殻変動を巻き起こした『戦争論』から9年。
日本に出現したのは「危険なナショナリズム」だった。ネット右翼、ネオリベ一派の「偏狭なナショナリスト」は小林よしのりが『戦争論』によって昂揚させた
「愛国心」から生まれたのか? 日本に真のナショナリズムは育ちつつあるのか? 今回はパラオ現地取材による「日本統治論」、
自らの故郷・福岡から「美しい国」を描く「パトリ(故郷)とナショナリズム」、挑戦的意欲作の「国家と結婚」、など新しいテーマが満載。
さらに語り下ろしと漫画による“沖縄戦スペシャル”、ギャグ漫画「ザ・樹海」なども特別収録する。
小林も微妙なとこにきたなあ
818 :
名無しさん@社会人:2007/07/24(火) 17:41:30
パトリなきナショナリズムって立ち読みしたけど
くだらない・つまらないにつきる
小林を応援していた層の大半は、威勢の良い言説に慰撫されてたがっていただけだからな。
820 :
名無しさん@社会人:2007/07/25(水) 08:35:15
小林も自分の力に驚いているのでは?
中学生男子があるとき父ちゃんより強くなってる自分を発見したときの驚きに似ている。
中学生女子があるとき周りの男が自分を女としてみていることに気がついたときの驚きに似ている。
力を思いっきり使って破滅に行くか?(暴力に走り、援交する)
力を制御する智恵を持って生き残るか?
外野としては、これからが面白いところ。
821 :
名無しさん@社会人:2007/07/25(水) 12:33:03
自分の力におどろくって・・・
そもそも力なんてないだろ
内輪で盛り上がってるだけで
822 :
名無しさん@社会人:2007/07/25(水) 22:33:28
うちらよかあるだろ。
どうかんがえても。
浅羽さんが学生と酒飲みながらやる陰謀ってどんなの?
共産主義革命のこと?
どうでもいいが、小林のブレーンやってた頃の浅羽って具体的に何やってたの?
825 :
名無しさん@社会人:2007/07/27(金) 00:05:48
別にブレーンなんてやってないが?
対談本だしたり、たまにゴー宣に出ただけだろ
あぼーん
828 :
名無しさん@社会人:2007/07/27(金) 01:19:43
>>827 多くの知識人が小林に嫌悪感を示してるときに
わりと好意的に暖かく見守ってたのよ、浅羽さんは。
浅羽さんの権謀術数的イメージから、ブレーン的関与をしてると
一部のやつらが勝手に言い出して、それが広まっただけだろ。
漫画の中にそういう記述があったかもしれんが、そもそも対談したり
登場してる知識人は膨大だろ?浅羽だけが特に仲良くしてたわけじゃないとおもうが。
1.呉智英編著「ゴーマニズムとは何か」収録の論考で、小林の基本姿勢だった
与党精神を取り上げ、賞揚(小林はこれに大感謝)。
もう一方の柱であるプロフェッショナル主義には、大層なプロ精神など持ちがたい
普通の人の立場から疑問を提出し、その限界を指摘(小林はこれには反応せず)。
2.オウム事件の折、対談。小林の常識論的な知識人批判に同調。
その後共著「知のハルマゲドン」を出版。
ここでも小林のプロ主義に疑問を呈するが、議論は平行線。
3.宅八郎騒動で「SPA!」撤退時、与党精神の立場から「正しい圧力なら
批判なんか無視して編集部に圧力かければよかったのに」と小林を応援。
4.薬害エイズ訴訟後、呉、大月とともに「脱正義論」にて運動を総括し、小林の姿勢を支持。
このとき発せられた「小林さんはつくづく普通の人のことがわからないんだな」という
冗談混じりの言辞が、小林をナショナリストへと変貌させていく契機となった。
後から追ってみると、4に至る伏線は1の時点から張られていたんだな。
ブレーンってのは、やっぱ「小林は自分では何も考えられない」という風に貶めてるんじゃないかな。
自分で何もかも考える政治家の逆だな
832 :
名無しさん@社会人:2007/07/28(土) 15:52:13
ブレーン→「ブレーン」云々
833 :
名無しさん@社会人:2007/07/28(土) 16:43:58
834
ミキプル〜ン
浅羽は小林の言動を後から意味づけしたり支援したりしてるだけだから、
いわゆる「ブレーン」とは役割が違うんじゃないか。
西部邁あたりは「ブレーン」に近いかもしれないが、
小林は自らの経験からナショナリストとしての自覚を得たのだから、
いずれ伝統の重要性にも気づいただろうし、
その結果保守思想にたどり着いたのではなかろうか。
今日も、投票しないで投票所回りしてるのかな?浅羽さん。
川田龍平の当選をどう思ってんだろう?
「知りませんよ」
×知りませんよ
○知ってますよ
間違えた!
『天使の王国』、文庫化にあたって加筆修正されてたりしますか?
文庫は装丁がダサいし、単行本の方が安いので、単行本を買おうかと。
サブタイトルが変わってるのが、気になるところなんですが。
>>841 目立つほどの加筆はなかったと思う。文章が多少手直しされてるくらいかな。
ただ、文庫版のあとがきでは、単行本刊行後の情況(オウム事件とか)をざっと概観した上で
「天使の王国」の意義を再確認して自賛(?)したりしてるから、それは面白いかも。
843 :
名無しさん@社会人:2007/08/01(水) 01:14:56
そうなんだよな
書評とかついてたりするしな
ブックオフで見ないな…『天使の王国』…
金曜日6限(6時半〜)
868A教室
法政のこの講義は後期もやってる?
やってるんじゃないかと
848 :
名無しさん@社会人:2007/08/08(水) 00:04:05
結局、「天皇・反戦・日本」の書評って出たの?
大平建先生がブログで触れてるらしいけど…
幻冬舎版よりもハードのがある
ニコニコ動画で、朝まで生テレビがアップされてた
「宗教と若者」 幸福の科学とオウム真理教出演
「戦争論」 小林よしのり
とかがあった
>>850 西部がオウム擁護しすぎでわらったなあれは。
852 :
名無しさん@社会人:2007/08/14(火) 00:53:49
学者やら教師やらの職業知識人じゃないのに
思想やら哲学やらに興味をもつのは一種の病気だ
みたいなことは浅羽周辺じゃよく言われることだけど
そんなことはないと思うけどな。
一部バランス感覚を欠いた状態になってるやつはいるけど
俺は今現在そういう状態にはなっていない。
高度消費社会・金融資本主義の日常をほどほどに楽しみつつ
たまに立ち止まって10年100年1000年単位で物事考えるために思想にふれたり。
先進国の文明の中に生きてりゃ、抽象的思考は日常的に必要だろ。
単純労働で自分と似たレベルの人たちとだけのごく小さい共同体の中で生きてる人じゃ
イランかも知れんけど。
新刊よんだんだけど
ロシアンルーレットのとこで、浅羽さんも精神状態がやばくて死のうとした。
ってあるけど、上空から俯瞰し、分析整理するところばかり最近みてたから
ちょっとびっくりした。思想の発露として当事者性をみた。
これが本来の浅羽ぶしなんですか?
自分語りは別板でどうぞ
まだ最後まで読んでないんですが
「大学講義 野望としての教養」の
匿名逆浪漫派・T氏って誰なんですか?
司法試験合格は、たしか伊藤真さんと同じ昭和56年組かな?
伊藤氏と同じく、在学中だった気がする。
当時は大学在学時で合格すると新聞が取材に来るくらい、
「大学現役合格者」は稀少だったらしい。
ライブドア事件の時によくテレビに出ていた企業法務関係の弁護士も同じ年。
他の有名な弁護士の略歴でも「81年合格」を見たことあるが
結構すごい人たちを輩出した年なのかもね。
>>855 最後まで読んでもわからないよ。
ついでに言っておくと、ここで聞いてもいくらググってもわからないよ。
858 :
856:2007/08/25(土) 04:02:27
間違えた。浅羽氏は82年合格でした(恥)
全然関係ありませんでした・・・
859 :
名無しさん@社会人:2007/08/25(土) 07:10:05
法政の後期の授業にはぜひ行ってみたいと考えてます。
毎回何人くらい集まるんですかね?
860 :
名無しさん@社会人:2007/08/25(土) 11:33:44
2000
862 :
名無しさん@社会人:2007/08/28(火) 22:46:40
テキストとかあるの?
レジュメもらえるのかな。
次の新刊いつ?
865 :
名無しさん@社会人:2007/08/30(木) 13:10:33
>>863みたいなアホしか来てない講義だからね。
気持ち悪い人ばっかりで一回行ってやめたw
866 :
名無しさん@社会人:2007/08/30(木) 13:12:02
次の流行神いつ?
868 :
名無しさん@社会人:2007/08/30(木) 13:25:04
君には教えない
何この流れ
871 :
名無しさん@社会人:2007/09/01(土) 08:36:39
872 :
名無しさん@社会人:2007/09/04(火) 00:48:49
講義のあと飲み会とかやってんの?
呉さんのイッヒ塾みたいなヤツ開催してくれないかな〜
873 :
名無しさん@社会人:2007/09/06(木) 13:38:41
ありえないくらい
きもいやつらがおおいから
気をつけたほうがいい。
浅羽さんを精神科医と勘違いしてきちゃってるやつが
大量ww
浅羽も大変だな
865と873…
876 :
名無しさん@社会人:2007/09/08(土) 17:07:01
>>873 >浅羽さんを精神科医と勘違いしてきちゃってるやつ
あーこれはいそうだなw
877 :
名無しさん@社会人:2007/09/09(日) 01:57:11
宮台にコテンパンに論破されちゃった浅羽w
涙目w
なんの話?
879 :
名無しさん@社会人:2007/09/09(日) 13:04:31
宮台て準教授の肩書きなくなったら
へなへながくっと膝から崩れ落ちるだろうな
あいつこそがまさにヘタレw
880 :
名無しさん@社会人:2007/09/09(日) 13:34:29
けだしレトリックけだしレトリックけだしレトリックけだしレトリックけだしレトリック
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けだしレトリックけだしレトリックけだしレトリックけだしレトリックけだしレトリック
浅羽さんの講義では、今日私は何回けだしとレトリックと使ったか?て問題が必ず出るから注意な!
882 :
名無しさん@社会人:2007/09/10(月) 12:55:06
>>877 僕らの掛かりつけ医浅羽様が、
宮台ごときに論破されるわけないだろw
自作自演って楽しい?
884 :
名無しさん@社会人:2007/09/16(日) 23:30:23
今週から後期?
だね。
887 :
名無しさん@社会人:2007/09/23(日) 00:13:43
法政の授業って今年で最後だっけ?
888 :
武陽陰士 ◆ATDF4vFZys :2007/09/23(日) 02:22:12
浅羽こと、きねずみあん氏、東とは今も仲いいんですか?(笑)
889 :
名無しさん@社会人:2007/09/23(日) 10:18:53
なにそのヲタくせえコテwwww
>>888 東と持続して仲のいい人のほうが少ないぞ。
891 :
武陽陰士 ◆ATDF4vFZys :2007/09/23(日) 15:19:24
>>890 勘違いしておられるようです。
私のいう「東」は幻想文学会の主宰の方です。
それに私は、きねずみあん氏自身に訊いているのです。
あなたウザいんで消えて頂けませんか?
>>899 そういうペンネームが近世にはあったんです。
まあお勉強してね。
おバカさん(笑い)
これは久々に本物の匂いがしますね。
ちなみに浅羽さんは「本物」が大嫌い。
894 :
名無しさん@社会人:2007/09/27(木) 18:22:12
>>891 岩波文庫にも入ってるしね。
まあそのコテの選び方、センスが相当ヲタくせえのは確かだろう。
どうせアニヲタだろお前。
895 :
名無しさん@社会人:2007/10/05(金) 06:33:40
この人はたぶん、ある意味職人なんだろうな
良くも悪くもw
日本の大学の理科系(理学部、工学部)の教育の1年生の教育では、この「実験の大切さ」を叩き込まれると私は
聞いています。これは優れた教育法だ。実験の授業では、学生が、自分でやった実験の結果や、目視した物、
それから、実験の結果(成果)として得た数値などを、絶対に、ごまかしたり、改ざんしたりしてはならない。
と教える、という。当たり前のことのように思われるが、この実験と観察の、初歩の訓練はきわめて大切である。
自分の実験の結果が、当初の予定から、どんなに外れていても、失敗に終わってもそれでも出現したおかしな
結果や数値を、そのまま、正直に書いて、教授に提出しなければならない。これが理科系の教育の良さである。
この一点で日本の理科系の学部は優れている。これだけ日本の大学教育の実情がひどいことになっており、
見るも無残な現状なのだが、それでも理科系の学部では、まだ、この実験と観察の方法学(メソドロジー)が
生きている。これが日本の優れた技術者を大量に育てた原因だろう。
それに対して、日本の文科系(社会学問系)は、悲惨である。
自分で何か仮説を立てて、それを実験的に考えて、現実の事柄に適用してみて、自分の頭で苦労して考えて、
そこから何かを導き出す、という訓練など、全く誰も、誰からも、全く、教えられていない。頭の悪い日本
の大学教授たちが書いた、どうしようもない硬直した教科書や、自分の思いつきを書きなぐっただけの本を、
ただ読まされる。あるいは寝言のような自分勝手な考えを、講義と称してひたすら聞かされるだけだ。
日本の大学の文科系の教育は腐り果てている。
文科系の学問は、学問対象が、社会や国家や、人間集団だから、簡単には実験の対象にできない。このことを
言い訳にして、それで、欧米で作られた理論をただそのまま「換骨奪胎して」(つまり日本語という言語に
置き換えて、泥棒して)「和魂洋才」で垂れ流しているのがほとんどだ。
副島隆彦「人類の月面着陸はなかったろう論」P216~217
日本では、向こうの一流学者の評判を取った本を翻訳することが、学者の仕事のようなものである。そういう国だ。
自分が作った理論(仮説)を、現実社会に投げ込んで、実験してみて、その成果を厳密に測定する、というような
態度などまったくない。ただひたすら、学者と自称する連中が、「トーマス・クーンの『パラダイム』paradigm理論は、
カール・ポパーの『反証可能性』(falsefiability フォールスファイアビリティ)とはちがう」「いや、似ている」と
いうような議論をえんえんとやる。そういう国だ。その程度の国だ。壮大な社会実験など、やらなくても済むし、
やるだけの土俵もないし。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P40
アメリカでは、学問(サイエンス)というのは、「自分の打ち立てた仮説(理論)を、実際の、現実の社会の中でみずから、
ポリシーメイカー(政策立案実行者)として実験してみて、その結果を冷酷に検査すること」なのである。
これを、positivism (人為的実験証明主義とでも訳すか)と言う。このポジティビズムを、「実証主義」などと、訳して、
分かった気になるな。この世で、実証できるのは、自然学問(代表、物理学)系の実験だけだ。こえは厳密に同じ条件で
誰がやってみても同じ結果になるものだから、これは本当に学問(サイエンス)なのだ。
ところが、人間社会を対象にする学問、すなわち、ソシアル・サイエンス(私は、社会学者という訳語が嫌いだ)は、本当に
サイエンスとして成立しているか、ものすごく、今でも怪しいのだ。なぜなら、現実の人間社会を使って実験証明(ポジティ
ビズム)するというようなことは、できないからだ。ソシアル・サイエンスとは、それでも、一応、次のようなものだ。
人間社会を刺し貫く諸法則を発見すること。かつそれは、個々の人為や願望から独立した客観であり、同一条件でなら、
世界中どこにでも存在するものでなければならない。そしてそれらを、冷酷に記述することである。
だから、これは、文学即ち、=下等学問=夢の世界との混合=人文(じんぶん)=今の北朝鮮の人間たちと同じ
=カルトの世界=幼児の並みの人々=なのに自分を知識人だと勘違いしている日本の文芸愛好的読書人階級。
これらの、一切を排除したものの考え方のことである。ところが、このソシアル・サイエンス(政治学、経済学、社会学、
サイコロジーの4つ)がアメリカでも、1980年代に、どうも、うまく行かない、ということが、判明し始めて、それで、
世界的に困った事になったのである。アメリカ行動科学(ビヘイビアラル・サイエンス)という、壮大な学問体系は、
50年代にアメリカで起こり、そして80年代には崩れ去ったのだ。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P37〜38
何がしたい?
901 :
ヘドロマン :2007/10/09(火) 23:38:49
ブラックジャックが、医師免許を持たない外科医なら、
浅羽通明は、弁護士バッヂを持たない法曹だ。
902 :
給油:2007/10/09(火) 23:44:04
↑たしかに。
ブラックジャックが、現実の世界に出現したら、浅羽通明になるはずだ。
現実版ブラックジャック。
903 :
名無しさん@社会人:2007/10/10(水) 05:32:08
>>901-902 釣りか? 浅羽は修習にも入らなかったのに。ブラックジャック(非弁行為)は
弁護士法違反で逮捕だぞw
浅羽さんはなんで修習に入らなかったのだろう? 浅羽の時代はまだ500人
合格だったと思うから相当に優秀だったのにねえ。
公務員予備校で政治学なんか講義するよりはよっぽどいい人生を歩めたのは間違いないぞ。
>浅羽さんはなんで修習に入らなかったのだろう?
一日中寝転がって本を読み、ときどき仕事する程度で生きていければいいなあ、などと
虫のいいことを考えたから。
そしてそれをほぼ達成してるのがすげえ。
905 :
名無しさん@社会人:2007/10/11(木) 00:47:45
>>904 「すげえ」かな? 貧乏やん。お先真っ暗。定常型社会などという有り得ない幻
想に逃避するのは自分も貧しいからってだけじゃないの?
どんだけ貧乏なのかは知らんが、本人が現状に満足してるようだから、べつにお先真っ暗でもないだろう。
非常勤講師しながら年に一冊くらい出してれば、とりあえず食っていくには困らないんじゃない?
今さら結婚もしないだろうしw
さてユージェニックスにしろ、学問方法(メソドロジー)としては、 social engineering ソシアル・エンジニアリングである。
このソシアル・エンジニアリングなるものの怖さを知らないで、「自分は日本の社会科学者だ」などと信じている土人学者たち
全員を、私は、激しく、蔑(さげす)んできた。この言葉の意味も重要性も知らずに生きてきた、馬鹿たちの群だ。
自分たち日本人(日本部族)白身が、『菊と刀』で真っ裸にされたのち、ロボトミーに等しい、文明化外科手術、すなわち、
ソシアル・エンジニアリングを敗戦後に受けたのだ、と自覚すべきである。
ソシアル・エンジニアリング(社会工学)は、アメリカのリベラル派の学者たちの秘技秘伝であって彼らはこれを肯定する。
しかし、シカゴ学派の本物の保守派やアイン・ランド女史のようなリバータリアンは、ソシアル・エンジニアリングの学問を唾棄
して否定する。未開の現住民たちに施してはならない文明化外科手術である。それをやられたら、原住民たちは、おかしく
なるのだ。 だから、敗戦後にこのロボトミーを施された日本部族の若者が金茶髪にして成人式でも暴れるのだ、とみんな
分かればいいのに。 どうしても、どうしても、敗戦後のアメリカ軍(占領軍、マッカーサー・ニューディーラー)による、
日本国民洗脳がその原因だと、認める訳には行かないのか。そうか、どうしてもいやか。
先生の小室直樹だけが、これが、日本人が敗戦期に天皇=神を否定されて起こした「急性アノミー」だと、はっきりと解明した。
今の私ほどは、あからさまには書かないが。
ソシアル・エンジニアリングというものは、これほどに恐いものなのだ。それが、ソシオ・バイオロジー(社会生物学)と
いう別の名前も持つのだ。ソシオ・バイオロジーについては、コンラッド・ローレンツについて本書の別のページ
でも書いた。だから、シカゴ学派で過激派フェミニストの元祖のひとりであるソニア・シャンクマンが、ウルトラ・
リベラルであるからこそユージェニックス(優生学)をやり、ソシアル・エンジニアリングを治療・方法・政策学
として実践したのだという事実を私たちは確認すべきだ。
副島隆彦『属国日本論を超えて』P120〜121
「焚火の終わり」読んだけど意味が分からなかった
わかる人教えて
909 :
ヨーク:2007/10/15(月) 00:29:59
僕は、ここに書き込んでる多くの人たちみたいなインテリじゃない。
だけど、たまには非インテリの浅羽ファンの意見も、気分転換に聞いてくれ。
浅羽先生は「流行神」を、「天皇・反戦・国家」の中で、「炬火」や「近きより」
に見立てている。
だが、僕が初めて「流行神」を読んだとき連想したのは、花森安治の「暮らしの手帖」
だった。
知らない人のために説明すると、
「暮らしの手帖」とは、天才編集者・花森安治による雑誌ジャーナリズムのお手本
とも言える雑誌である。
その内容は、穏やかな誌名とうらはらに過激で、広告を載せないかわりに、「商品テ
スト」で容赦なく企業批判をしていくというものだった。(ナショナルの皿洗い機は
「暮らしの手帖」に酷評され葬りさられた。)
「流行神」と「暮らしの手帖」の共通点は、商業主義を排した自前のメディア(花森安治
はイラスト・レイアウトも全て自分でこなした。)で、偏執狂的なまでに、堂々と自分の
意見を述べている点である。その嘘のなさ、直言しかできない不器用さ、それは一言に
言い換えると「パンク魂」ということだ。
他にも、
閉鎖的な日本医師会に対抗するため、元・朝日新聞記者の医療ジャーナリスト、大渡順二
が作った家庭医学書、「家庭の医学」。
核兵器問題について、「いらないものが多すぎる」と歌ったブルーハーツ。
最近では、深夜アニメ「さよなら絶望先生」のOP曲で、ニートの怒りと哀しみを歌った
大槻ケンヂ。
浅羽先生はじめ、これらの人々は、「王様は裸だ!」と叫ぶ子供なのだ。
しかし、その「パンクな生き様」は、僕のように、世間の建前と馴れ合いで窒息しそう
な人間にとって救いなのである。
910 :
ぽか:2007/10/15(月) 01:14:37
↑その論法だと浅羽さんは、「思想家」ではなく「思想ジャーナリスト」という
ことになりませんかねえ。本人、喜ばねえんじゃねえの。
911 :
トムフォード:2007/10/15(月) 01:16:22
↑「思想ソムリエ」
912 :
トムフォード:2007/10/15(月) 01:17:58
↑「臨床思想士」≒「思想ジャーナリスト」≒「思想ソムリエ」
913 :
名無しさん@社会人:2007/10/22(月) 11:26:26
浅羽先生は売文屋だからw
どう生きるか・どう死ぬかを
本気で考えてるときに
浅羽さんに出会えたのはラッキーだった。
そういう時に宗教に取り込まれてたらと思うとガクブルだぜ。
大学の新入生とか狙うんだよな、宗教のダミーサークルて。
>>903-906 弁護士になれば金になるかもしれんが
予定調和の社会の歯車になって自分の好きなことできないのが
やだったんだろ。それ以前に社会不適応者だし。
こういう愛すべき馬鹿がいてもいい。
915 :
名無しさん@社会人:2007/10/24(水) 10:31:06
916 :
バイ菌マン :2007/10/25(木) 11:17:53
大学の先生が、新入生相手のガイダンスで、推薦図書として、木下是雄の
「レポートの組み立て方」や「知の技法」とかと一緒に、浅羽先生の
「大学で何を学ぶか」や「野望としての教養」を挙げることが多い。
これは、浅羽先生や小阪修平のような無冠の帝王たちが、20年がかりくらいで
せっせと権威主義を突き崩してくれたおかげなのだろうか。
917 :
バイ菌マン :2007/10/25(木) 11:27:09
駿台文庫や実況中継シリーズから始まる、良質の啓蒙書群を大量に世に
送り出し、権威主義の砦を崩したことが、予備校講師たちの歴史的業績だと
思う。
世の中からはヤクザ扱いされた彼らだが、20年くらいかけて、実況中継シリ
ーズで勉強した世代が、大学で教鞭をとるようになっては、風向きも変わってきた。
そうそうたる執筆陣居並ぶ、新書コーナーにも予備校講師の名が増えてきた。
918 :
毛虫玉:2007/10/27(土) 01:10:18
919 :
名無しさん@社会人:2007/11/03(土) 13:32:29
浅羽人気は小林よしのりのせいだよw
副島と比べると幼稚園児なみの知能しか感じられん。
何が凄いの?
Mr.副島おひさ!
副島本人だと思ってみるw
副島と比べると幼稚園児並みに感じられるのだとしたら、副島は何並みなのだろうか。
すくなくとも
旧司法試験うかってる人間を
幼稚園児と表現するのはまともじゃないな
憲法の全文を暗記してたんだって。前文じゃなくて全文だよ。
公務員試験でも
それぐらいするけどな
927 :
名無しさん@社会人:2007/12/01(土) 19:02:21
あげるよ。
928 :
名無しさん@社会人:2007/12/08(土) 01:49:23
おーい。浅羽信者よ。元気だせ。
冬だしな
信者って社会不適応者だろ?
俺はただのファン。
浅羽さん読んでる人って、大なり小なりそういう部分あるでしょ
流行神こないと元気でない
>>931 社会に適応するってこと自体が
真実から遠ざかるからな
真実じたいも空洞なんだけどねw
浅羽作品って何歳くらいに出会えば適切?
今高3で受験勉強の合間に「大学で何を学ぶか」読んでたんだけど、これ馬鹿な人が読んだら真に受けちゃうよね。
まあそうだよな。大学を有効活用せよ!今の大学で何をやろうがたかが知れてるからな。
いや大学受験の延長で
本当に大学で一生懸命「お勉強」しちゃう
マヌケな人が意外なほど多いから、
それなりに有効な本ではあると思う
>>933 オラは底辺高校から相応の大学いって1回生の7月ごろに偶々手にとったのがこの本だったんだけど、
大学での成績は就職に役立つと思って講義凄く真面目にうけて、
遊んでる暇ないくらい講義内容復習したりしてた
もちろんサークルも所属せずに。
けどこれよんで真っ青w
ともだち少なかったんだけどこの本に啓発されてアルバイとかサークルとか初めて
そこで一応国公立に通ってるともだち出来て今でも飲みに行ったりしてるよ。
まあ入社した会社は下請けの下請けの下請けの下請けだけど、地域密着型って感じで楽しいし。
出会わなかったら大変なことになってたかもなあ。
まあ読んで気づいたのはね、底辺大学だとどうしようもないってこと。
とりあえず1回生、秋ごろから動き出したんだけど
資格とか取っても就職に有利なだけで優遇されるわけじゃないんだ!って就職課の親父には一括されるし
サークルは趣味程度にサッカーやるだけだし、
アルバイトはファーストフードだし。
まさか学歴が最も大事ってのを2年後の就活時に気づかされるとはね。
ちなみに内定は2/20社でした。俺は大学時代なにをすればよかったんだろうな。
いまだにわかんねえわ。
大学で何を学ぶか
よくまとまってていいと思うけどな。
たいしたこと書いてないって貶して相対的にじぶんが頭いいて
アピールするやつってw
>>901-902 法曹じゃないだろ
実定法より自然法、法哲学、倫理学が専門。
そっからもっと具体的に人がどう生きればとか
の社会学、臨床心理士て具合だ。
人の書いたものに影響を受けるということ自体、
無条件で頭が悪く思えてしまう、思いたい、思える人だと周囲にアピールしたい人なんだね、きっと。
中二病とも言うのかな。
940 :
933:2007/12/15(土) 20:17:55
いや、馬鹿な人が読むと真にうけるっていうのは一応国立以下、日大以下の文系学生に向けた発言ですよ。
よく研究して書いてるのがわかりましたので、そういう学生には存分にあれが著者からみた真実だと受け止めてほしいですね。
一応ぼくは将来の目標が決まってるんでね、
一応読破しましたけど自分が求めてた教授法のマニュアル本じゃなかったので、あまり参考になりませんでした。
どうせなら表紙に「理系学生は読むな」とか書いてほしいですね。
まあ面白い内容だったのでどんどんページが流れて気づいたら読み終わってたんですけどね笑
教授法て物の教え方の技術?教授になる方法?
この本から何を読み取ったかわからんけど
理系の研究者を目指す人も参考になるだろ。
今の高校生浅羽さんの本とか読んでなさそうだし。この人見下してそうなやつも一応は読んでるだけマシじゃね?
ひねくれものが居ないと民主主義もおもしろくないしね
つーかお前はなんでこの本を手にとったんだよw
「大学で何を学ぶか」はマニュアル本や実用書の類ではないので何歳でも可である、
と自分は思うがやはりこれをそういうものとして「自分には役に立たない」
という感想をもってしまう人もいるのだろうか
944 :
名無しさん@社会人:2007/12/19(水) 20:58:54
大学とか学問に過剰な期待したり真理をもとめても
中身はスッカスカですよ。でも世の中の森羅万象はスッカスカの上に成り立ってて
それで回ってる。それでも生きてるこの現実を前に建設的にやってくしかないんですよ。
945 :
名無しさん@社会人:2007/12/21(金) 20:07:01
>>933 大学入って一番最初に買った本がこれだったなw
べつにどーとゆうこともなかった。
留年したけど。
ていうか、
>>933はまず国公立だか理系だかどこでもいいから大学に入って、
1年くらい学問してからもう一回読みなおすと、ちょうどいいんじゃないかね。
まあ、受験勉強がんばれ。
947 :
名無しさん@社会人:2007/12/22(土) 01:09:26
>>933-936のこの一連の書き込み
頭が悪いというかなんというか
議論に参加できるレベルじゃないな。
自分が頭キレルと思っていて
わが道を進んでいたら
逆に周りに取り残されていたという。そんな感じ。
そういうことを指摘して悦に入りたい時は
一応どこがどんな風に頭が悪いのか、
多少なりとも根拠みたいなのがないと
自分も同レベルだということになってしまうよ
949 :
名無しさん@社会人:2007/12/22(土) 03:17:43
「馬鹿な人が読んだら真に受ける」
ということは、分析、評論として誤ったことが書いてあるということだろ。
俺はバランスのいい、いい分析が書かれていると思うから
「大学で何を学ぶか」を「馬鹿な人が読んだら間に受ける」というやつを
議論に参加できるレベルにないといっている。
この本に対して批判してる
>>934をみても、俺が反論するまでもなく
本に書いてある通り。
そもそも批判してるやつはどこがどうだめなのか批判してないだろ
俺が批判と再批判を両方緻密に書けってのかwそれじゃ司法試験じゃないかw
浅羽の本一通り読んでるやつならわかることだけど
浅羽がずっと伝え続けていることは教養論・哲学・思想なんだよ
大学論は枝葉に過ぎない。浅羽自身がしりたいんだよ、教養とか哲学とか思想を
常に横に置きながら生きていく効用を。全くかかわらずに生きていくということはどういうことかを。
なんで自分が存在してるか、どう生きるかのがいいのかとかを。人間の知がどこまで可能かとかを。
わかったわかった。あんたは常識的な浅羽読者なのね。
ちなみにあんたのレスアンカーには
別に批判していない人も「頭が悪い人」として含まれていたよね。
936の人が可愛そうじゃないか!下請けの下請けの下請けってどんだけ下請けなんだよ!
底辺高校から相応の大学いったらもう諦めるのが賢い。
後は宝くじでも狙うこと。
953 :
名無しさん@社会人:2007/12/25(火) 08:48:53
バカな人が何を真に受けようと知った事じゃないよ。
そういう人はそもそも浅羽本のターゲットじゃない。
954 :
名無しさん@社会人:2007/12/25(火) 22:54:40
生の浅羽さんまじですごいな
べんぞうさんバリのビン底眼鏡
955 :
名無しさん@社会人:2007/12/25(火) 22:56:13
浅羽さんはおもしろいんだけど
浅羽さんが絶賛する橋本治がぜんぜんおもしろくない
956 :
名無しさん@社会人:2007/12/26(水) 19:22:54
そういえば昨日【貧乏は正しい!】図書館で借りたんだった
橋本治は、中野翠(違ってたらごめん)も解説で
「この人はいったい何を言ってるんだああ状態」になるって書いてたな。
俺も「貧乏は正しい」なんか読んでみてそうなった。
浅羽さんが言うことには、知性が凄すぎて読み手がついていけないんだと。
で、講義でも何度か言っていたが(本でも書いてたかな?)
浅羽「もう少しわかりやすく書く気は無いんですか」
橋本「レベルを下げるわけには行かない。理解できるのは数人だろうけど、その数人は何万人分の働きをするから。」
ということだ。
そんななかでも「青空人生相談所」は読みやすくて良書。
だと思っていたが最近の浅羽さんの講義で解説されているのを聞くと、
これはこういうことを言いたかったのかあ、全然わからんかったわって思ったなあ。
そんな講義もあと1,2回?サビシス
橋本治の文章は独特のリズムがあるから戸惑うけど、慣れてしまえばスラスラ頭に入ってくるよ。読書百遍というか。
ただ最近は、はなしのマクラにせよ地球温暖化がヤバイとか言い出して、
なんか違うステージにいっちゃったかな、という気はする。
「大状況を語る人がほかにいないという不幸を一身に背負わされちゃってる」と評したのは大月隆寛だったか。
浅羽もキモいが信者もキモいなw死ねwwwwwwwwww
960 :
名無しさん@社会人:2007/12/31(月) 14:18:37
>>936 ベンチャー企業の社長は学歴が乏しい人が多い。
961 :
名無しさん@社会人:2008/01/03(木) 19:17:49
962 :
名無しさん@社会人:2008/01/05(土) 00:18:26
>理解できるのは数人だろうけど、その数人は何万人分の働きをするから。
なにを勘違いしてるんだろうね。
なんかね、酒飲んでよっぱらって、マイワールドにはいってぐだぐだ話してる
感じの文章なんだよね。
いってること、いいたいことはわかるが。内容はあまりないという感じ。
あの〜講義のレジュメに
「サーカス12月号」にインタビューが載ってるって書いてあったから買ったんだけど、
そんなのどこにも載ってないよ?
どうゆうこと?俺の目が悪いの?誰か教えて
誤植では?
本人見てるから反応があるかも?
>>963 こんな書き込みがあった。少しコメントが載ってる程度なのでは?
2 :名無しかましてよかですか? :2007/11/06(火) 14:24:34 ID:Px5zNdpz
小林よしのりのお仲間、浅羽通明も福田康夫支持表明しちゃってるし
八木秀次と、西部すすむは、福田康夫と小沢一郎に敵対的、批判的だけど
15 :名無しかましてよかですか? :2007/11/06(火) 21:24:41 ID:pi98iVFU
〉〉2
浅羽氏がそういう旨のことを言った(書いた)のってどこですか?
16 :名無しかましてよかですか? :2007/11/07(水) 00:00:06 ID:82/OwS+w
15≫
確か、男性雑誌の「CIRCUS]=サーカスって名前の雑誌だった
その出版社は、KKベストセラーズ、
福田康夫と小沢一郎の特集記事で、浅羽道明のコメントがあった
おおーー
確かに95pに半分くらい載ってた!
ってこんだけかYO
浅羽本人に特集インタビューかと思ってたよ
でも教えてくれて" °・:,。★\( ´_ゝ`)♪ありがとう♪(´ι _` )/★,。・:・° "
面白かったのはこのへん
「…政権交代なき二大政党制。今後の落としどころはこのあたりでしょうね。
何か面白くないって?政治にドキドキを求める方はミャンマーにでもお行きなさい。面白さは自前で調達するのが成熟社会です。」
宮台に聴かせてゆりたいわ〜w
反論も予想できるがw
樹が陣営33号(08年2月刊行予定) 予価 1000円
*以下のラインナップは変更がある場合もあります。予めご了承ください。
【特集 精神科医・中井久夫の仕事】
(参加予定者)滝川一廣/熊木哲夫/伊藤研一/内海新祐/栗田篤志/佐藤幹夫
【特別掲載】
・西尾幹二・・・三島由紀夫の死と私(第2回)
【シリーズ・人間学アカデミー】
・池田清彦・・・人間という生物の自由と不自由(1)
・佐伯啓思・・・人間と貨幣(1)− 貨幣・ユダヤ人・神経症
・菅野覚明・・・日本人にとって宗教心とは何か(1)
【本を読む】
・水島英己(神山睦美著『夏目漱石は思想家である』・思潮社・)
・山内修(佐藤通雅著『賢治短歌へ』・洋々社・)
・宗近真一郎(河津聖恵著『ルリアンス 他者と共にある詩』・思潮社・)
・佐藤幹夫(小澤勲著『自閉症とは何か』・洋泉社・)
・由紀草一(佐藤幹夫・山本譲司共編著『少年犯罪厳罰化 私はこう考える』洋泉社新書y)
・添田馨(北川透詩集『溶ける、目覚まし時計』・思潮社・)
・栗田篤志(村瀬学『初期心的現象の世界』・洋泉社MC・)
【連載】
・勢古浩爾・・・石原吉郎(10)
・浦上真二・・・古書会読(15)
・添田馨・・・クロニクル吉本隆明(最終回)
・近藤洋太・ ・ ・戦後思想私記(4)
・倉田良成・ ・ ・日本近世の絵師たち(新連載)
・中村武光(文)/くろいわひさお(写真)・・・ふらふら東京散歩(2)
【匿名コラム】
LinkURL:
http://www5e.biglobe.ne.jp/~k-kiga/33sippitusha.htm
小浜逸郎氏主催 人間学アカデミー
第7期講座 [2007年9月29日開講]
講師陣と講義タイトル
★山折 哲雄 (国際日本文化研究センター名誉教授・宗教学)
講義タイトル 『日本人の生き方』
★浅羽 道明 (みえない大学本舗主催・著述業)
講義タイトル 『保守思想とは何か』
★西 研 (和光大学教授・哲学)
講義タイトル 『<社会>の現象学』
http://www.ittsy.net/academy/
8000円は高い…
アホ!3回の講座で8000円は激安特価じゃないか!
朝カルと比べてみ
972 :
名無しさん@社会人:2008/01/08(火) 04:02:25
去年の夏だかにやった
格差、祝祭、定常化とかいう早稲田セミナーのDVD
誰かnyにながせよ
見たいんだよ。動く浅羽さんを
浅羽さんの好きなとこは常に言論の有効性を考えていることだな。
バカにもわかるように平易に著すとこも良い。
あ、バカってのは自分も含めてね。
呉さんはホント良い弟子を持ってるよなァ。
竹 中 平 蔵 ・ 議 員 辞 職 の 謎 と 植 草 氏 逮 捕 の カ ラ ク リ
植草氏だが彼は竹中平蔵の「経済政策」と「りそな銀行救済」はインサイダー取引の疑いが濃い、
と指弾していた。もし竹中氏が裏で糸を引いていたとすれば有罪となる可能性もある。
竹中にとって目の上のタンコブ的存在の植草氏の息の根を止めたつもりがまたぞろ復活し、
再度、竹中批判を始めたことに激怒し危機感を抱いたのかも知れない。そこで大臣を辞める前に
「植草逮捕」を目論んだ、という推論が考えられないわけではない。まさか、そんなアコギなことは
しないだろう、というかも知れない。そんな人には植草氏の竹中批判レポートを読んで欲しい。
とくに注目すべきは「りそな救済劇」の米国の関与について触れていることだ。
これはもしかすると虎の尾(タブー)を踏んでしまったかも知れない。
http://ameblo.jp/parody/entry-10017607204.html
今日が最終授業でした…
977 :
名無しさん@社会人:2008/01/13(日) 07:26:07
978 :
名無しさん@社会人:2008/01/16(水) 18:46:54
スレ消化するのにまる2年かかったか。
これで大学の講義もなくなると忘れさられていくかもね。
マル激トーク・オン・ディマンド 第355回(2008年01月19日)
格差社会を生き抜くために知っておくべきこと
ゲスト:本田由紀氏(東京大学大学院教育学研究科准教授)
http://www.videonews.com/on-demand/351360/001225.php#profile_link 07年は、流行語大賞に「ネットカフェ難民」が選ばれ、働いても貧困から抜け出せない「ワーキングプア」にも注目が集まるなど、
日本の格差社会化がさらに進んだことを実感させられる1年だった。
確かに格差や貧困の問題がメディアで取り上げられることが多くなっている。しかし、その取り上げ方は得てして表層的で、
そうした社会の中で日々格差や不公正さを実感し、将来に不安を抱きながら生きる若者にとって、どのような防衛策をとることが
可能であるかについての情報は少ない。
そこで今回は、若者と労働、教育の現状に詳しい本田由紀氏をゲストに迎え、格差が固定されつつある社会で、若者が陥っている
困難な状況の根底にある、「社会や学校の評価基準の変化」を明らかにした上で、そのような社会で生き抜くための戦略について考えた。
ストリーミング動画(試聴)はこちら
http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_355_pre.asx 出演者紹介
・本田 由紀 ほんだ ゆき
(東京大学大学院教育学研究科准教授)1964年徳島県生まれ。94年東京大学大学院教育学博士課程単位取得退学。
94年より日本労働研究所研究員、01年東京大学社会科学研究所助教授を経て、07年より現職。
03〜06年、東京大学大学院情報学環助教授を併任。著書に「若者と仕事――『学校経由の就職』を超えて」、
「多元化する『能力』と日本社会――ハイパー・メリトクラシー化のなかで」など。
・堤 未果 つつみ みか
(ジャーナリスト)1971年東京都生まれ。 98年ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了。
国連、アムネスティーインターナショナル支局員を経て、米国野村證券に勤務中、9・11に遭遇し、ジャーナリストに転身。
著書に『ルポ 貧困大国アメリカ』、『アメリカ弱者革命』など。
教育学w
宮崎哲也が好きだったんだけど何故か浅羽の本に出会って
そこからかな、こういう思想本を読み出したのは