1 :
ピアノ/ウ−ド:
2003年9/25、サイ−ドがニュ−ヨ−クの病院で白血病のためなくなりました。
彼はコロンビア大学で比較文学を教えていました。学者のほかに活動家として
の顔ももち、事務所が爆破されたこともありました。それにもめげず、
彼は果敢にアメリカとイスラエルを批判しました。そのなかでの死でした。
アマチュアのピアニストとしても活躍する感受性豊かな方でした。
みなさんで彼の死を悼みましょう。
いやだ。
3 :
ピアノ/ウ−ド:03/10/19 23:23
>みなさんで彼の死を悼みましょう。
遠慮します。
我々活動家の教祖でした。
ありがとう教祖サイ−ド。
反米を訴えるためにサイードを利用させてもらった。
もっと利用したかったのに。残念。
8 :
ピアノ/ウ−ド:03/10/19 23:36
彼はピアニストでした。でも彼にはアラブ系の文化が脈々と息づいて
いたと思います。
アラビア音楽には、西洋音楽とは別のリズムの体系があります。そのなかに
「乾いた拍」「湿った拍」という概念があります。
彼の本にはこの乾いた拍・湿った拍が交互に表れていたと言えます。乾いた拍は
冷静で知的な分析、湿った拍は米国とイスラエルの横暴、それにすべての帝国主義への
怒り。
このうえなく感性豊かで博識で、柔軟な思考力と卓抜した表現力のある方をなくし、
本当に残念だと思います。
わたしはあるマイノリティ性を帯びた人生を余儀なくされています。彼の主張や分析には
何度も励まされました。
よりによってこの時期になくなるなんて、非常にさみしいことです。これからが
アメリカ批判の本番だったでしょうに……。
諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽と亡くなったのだと信じたい気持ち
でいっぱいです。
アメリカは完全な帝国主義国家。
帝国主義の米帝は批判されて当然。米帝は悪だ。
私は帝国主義に怒っている。
サイードは程度が高かったですね。
イラクを侵略してイラクの人を支配する
帝国主義のアメリカを糾弾しなければならないです。
米国とイスラエルの横暴、帝国主義、許せないですね。
姜は日本のサイード。
姜は一流の政治学者。
マイノリティ性を帯びた人生を余儀なくされて一流になった。
日本人はサイードと姜から学ぶべき。
アメリカの帝国主義に怒るべき。
>アラビア音楽には、西洋音楽とは別のリズムの体系があります。そのなかに
>「乾いた拍」「湿った拍」という概念があります。
>彼の本にはこの乾いた拍・湿った拍が交互に表れていたと言えます。
ワラタ。
14 :
ピアノ・ウ−ド:03/10/20 00:49
>>13 ネタにマジレスだが。
それほどおかしいか? 日本の音楽にも「表の拍」と「裏の拍」がある。
西洋の3/4拍子とか2/4拍子とは別の概念だ。それを「ワラタ」とレスされて
あなたは冷静でいられるのか?
悪気はなかったのかもしれないが、西洋の文化だけが絶対ではない。あるいは、
日本文化だけが絶対ではない。
多文化を安直に笑いものにするのはいかがなものか?
15 :
ピアノ・ウ−ド:03/10/20 00:59
>>14 文化を笑いものにしたんじゃなくて、
>アラビア音楽には、西洋音楽とは別のリズムの体系があります。そのなかに
>「乾いた拍」「湿った拍」という概念があります。
>彼の本にはこの乾いた拍・湿った拍が交互に表れていたと言えます。
というあなたの書き方自体が笑えたんでしょ。
俺もワラタ。
<血液型O型のいかがわしい特徴> ( なんでも気を許していると調子に乗ってつけこんでくるぞ! )
■その道の達人をコケにして安心しようとする。多数派のときだけやたら強気。才能ある人間を歪んだ目でしか見れない。
■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変 ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやる。 )
■読みが浅い。粘着に睨まれる事を言っておいて関係ない人に振り向けバックレようとする姑息さ ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / 関西人だってジサクジエンしてるぜ )
■早とちりが多く、誤爆と気付いても釈明できない。イイ人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ ) 他人の勘違いは許せない。
■話題と関係ない個人攻撃で場の空気を険悪にする。なぜか次第に自分から耐え切れなくなりあきれて話題をコロコロ変える。
■いつの間に恩を貸してるように振舞うが、自分のためであると見抜かれる。恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレるが相手がキレると今度はビビる。
■顔が見えない相手と喋っているのに毒舌かつ強気。面と向かった相手には他人が言ったことに ( 俺が言ったんじゃないけど、Kさんがあなたをアホかとバカかと… ヒヒ) ネット弁慶。
■無理な人の真似をしケチをつけ、批判される所には現れない。観察される側になると極度に焦る( 直接対決が苦手。言い返されにくい状況を計算する )
■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げて餌食にする。わざと攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。人の裏切りを許せないわりに自分の裏切りは覚えていない鈍感さ。
■世間に通用しないような事ばかりしつこく繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくのはてに相手にわからない方法でキレる。
■半端な体験から集団的にばかり相手を気にする ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから駄目だろうね / 背が高い奴はどいつも… )
アメリカの凶悪な帝国主義と戦おう
19 :
ピアノ・ウ−ド:03/10/21 22:46
>>16 まじめ/ふつうに書いたつもりだったが……ウケたんですね(w
それにしても、このスレだんだん反米スレになりつつあるような……。
反米嫌韓
アメリカは帝国主義。
イラクを侵略、支配している。
イラクのほとんどの人はアメリカを受け入れてないし、
フセイン政権を倒すことも望んでいなかったはずだ。
このスレ、宮台の言う「表現ではなく表出」ばかりになっちゃったね。
サヨばかり釣れて平板なスレになりつつある。
池内恵の追悼文読ん人いないの?
ピアノ・ウ−ドって言う人の書き込み、
表出ばかりだね。
1から27まで表出だらけだな。
ピアノ・ウ−ドの表出カキコに
表出レスしてあげるスレッド
>>29 まだ29の段階でそう決める根拠はないのでは。
1〜31がひどくても
これからもひどいかもしれない。
サイードを信じよう。
ここは宗教のスレでつか?
これからもひどいでしょう。
昔、サイ−ドの「文化と帝国主義」を英語で読んだことがありました。
とても分かりやすい英語なのに、内容は奥深く、表現は洗練されていました。
とても素晴らしい文科系の学者がひとり亡くなったことを残念に思います。
アメリカの横暴にはうんざりです。それに正面から立ち向かったサイ−ドは
偉大で高貴な方でしたね。
アメリカの横暴にはうんざり
サイ−ドは偉大で高貴
アメリカの横暴にはうんざり
サイ−ドは偉大で高貴
偉大で高貴
ここは宗教のスレでつか?
どうやら、サイ−ドを祭るスレ神社になりつつあるようで……(w
どうだかね。
さいーどもIntifadaする
ここは宗教のスレ
いいえ、もはや万歳スレとなりますた。
サイード批判は禁止でお願いします。
アメリカ批判でお願いします。
自作自演が過ぎるぞ。
>>42 なぜ? サイ−ド批判を封じるとなると、サイ−ドファン帝国主義となる。
それはサイ−ドの遺志に背くのでは? サイ−ドはアメリカ以外のすべての
帝国主義に抵抗した。ここはサイ−ド批判もOKでなければ、サイ−ドへの
侮辱となるのでは?
>>41 「万歳のあと」(高貴な人が亡くなったあと)の万歳。
不謹慎なのか、日本の伝統(葬式では飲み歌い騒ぐ)か?
>>45 このスレにサイードの読者がいると思うか?
そりゃー当然いるでしょ? サイ−ド追悼のスレなんだよ? 仮にも
社会学版だぜ?
全部といわなくても、2、3冊は読んでいるだろう? あるいは「現代思想」などの雑誌に
載っているエッセ−に目を通しているだろう。ちがう?
現代思想???????
ぷっ・・
流行は去ったが、まだ廃刊されてませんよ。好きな人は好きなようで。
別に嘲笑しなくてもよいのでわ?
嘲笑してもよいでしょう。
サイードのダメなところは?
>>51 同意できない。ちょっと悪趣味。
>>52 う-ん、サヨ入っていて、弱ければ正しいという強迫観念が強いこと?
でも、たまたまどこかの派閥だかグル−プとつきあったらサヨ系だった
ってことだろうな。
あと、ミクロ問題は死角だったかな。パレスチナだから家父長制に苦しむ
女・子どもがいないわけじゃないだろうけど、そういう繊細さはない。だから
こそ出世できたのだろうけどね。
日本名
江戸和戸・斉藤さん
>>54 江戸情緒ただよういい名前でつね。
何でも英語でないのもアメリカ帝国へのレジスタンスっぽくてイイ!
>>53 フェミ関係はあまり関心がなかったようだ。ただサイードの著書の日本語訳者
は逆のことを書いているけど。ウヨサヨというか、徹底的に「弱い立場」を
擁護したのがサイード。ただサイード的に言えば「弱い立場」「強い立場」を
所与の前提とする時点でサイード自身が「弱い立場」が存在することを認めて
しまっているとも言えるのだが。
確かにサイードは強い立場・弱い立場を所与の前提にしているんだけれども、
パレスティナ問題を最も強く意識するサイードに対して、そういう批判にどれだけ意味があるのだろう、
と思う。アメリカ―イスラエルの前のパレスティナの人々のあり方は余りに非対称だろう。
国家と自治区というだけでなく、投石と自爆に対する戦車とミサイル、なわけだから
>パレスチナだから家父長制に苦しむ
>女・子どもがいないわけじゃないだろうけど、そういう繊細さはない。
弱ければ正しいという強迫観念がお強いようで(W
家父は正しい?
>>58 >弱ければ正しいという強迫観念がお強いようで(W
苦しいと書いてあるが
だれも正しいとは書いてないぞ。
>>58 それはサイ−ドの矛盾点を指摘したのであって、自らの信念の告白ではない。
>>60 意味が分からなかった。ていねいな説明をきぼ-ん。
サイ−ドのピアノ演奏のCD出ないかな? セミプロなみの腕前だったとか。
池内恵の「サイードはパレスチナではほとんど(実効性がないよと)無視されていた」
ことはやっぱりタブーなの
>>64 丸山真男も日本より外国での評価のほうが数倍高かった。外国の政治学者が
憐れみをこめて「日本でマルヤマを読む人はそんなにいないでしょう」と
書いていたな。
丸山もサイードも母国では「理想を語って食っていける人はいいね」くらいの
認識なのだろう。一面では真実でもあるし、他方自国の生んだ最高の知性をな
いがしろにしてしまうのは愚かなことでもある。池内クンにはそのあたりまで踏
み込んで洞察する能力がなかっただけ。
「池内クンにはそのあたりまで踏み込んで洞察する能力がなかっただけ。」
「池内クンにはそのあたりまで踏み込んで洞察する能力がなかっただけ。」
「池内クンにはそのあたりまで踏み込んで洞察する能力がなかっただけ。」
本当ですか?
「実効性がない」なんてのは中東情勢を見てたら誰にだって言えるでしょ。
イスラムの専門家を自称するんだったらなぜサイードが絶望的な状況の中で
理想論にこだわり続けているかを論じる責務はある。でなければ単なる旅行
記でしかない。
乳母日傘で育てられたエリート君にサイードの何がわかるのかね。俺も分かる
とは言わないが、池内クンみたいな知ったかは正直腹が立つ。
サイードを批判する人は糾弾されるべきなのです。
サイードを批判するコヴァどもには腹が立つな。
脳を改良し超人になる方法を考えろ。
<立花隆に詳しい>
教祖が批判されたら腹が立つだろう。
サイードは実効性がないけど理想論にこだわった。
それで信者が多い。
実効性ないとダメだろ。
>>71 自分的には別に腹は立ちません。別にサイ−ドを人生の師としていないから。
ただしパレスチナ問題とオリエンタリズムについては学ぶところが多かった。
あまりに正しいことを主張しすぎたので祖国で嫌われたのでしょう。もう少し
穏健派で出自がWASPならビッグ3(ハ−ヴァ−ド、イエ−ル、プリンストン)
やMITで教えていたかもしれない。
けれどあえてそれを選ばなかった所が彼の愛すべき正直さです。その誠実さに
多くの人が魅せられるのだと思います。
彼のような人をかかえこむ余裕のあるアメリカはあらゆる意味でやはり「帝国」なの
でしょう。
サイードは
ビッグ3(ハ−ヴァ−ド、イエ−ル、プリンストン)
やMITで教えなかった。
これはかなり誠実だよね。
穏健派なんて不誠実でダメだ。
過激派は誠実。穏健派は不誠実。
>>76-78 その昭和のいる・こいるみたいな鸚鵡返しのレスはいい加減にやめろ。
過激派だから魅せられるというのは本当だと思うが。
恥ずかしいことを書いていたことがわかった。
>>76-78 それは人にもよる。ビッグ3にも面従腹背の人もいるかもしれない。
例えばMITのチョムスキ−が不誠実とは思わない。
ただサイ−ドの終止一貫した姿勢はなかなかできるものではなく、
端的にスゴイ。
チョムスキ−、サイ−ドは誠実。スゴイ。
ハ−ヴァ−ド、イエ−ル、プリンストンに従ってるやつらは
不誠実だしな。
チョムスキーサイードスゴイスレッド
反戦デモしてた友達は
サイードとチョムスキーが大好きだったよ。
反戦デモはなかなかできるものではなく、
端的にスゴイ。
人間の盾には尊敬する。
もっと手榴弾で警備員を殺すべきだ。
>>93 推論ですが。一人で何役もこなして噺屋みたいでつね。
ただ
>>92はいささかやりすぎではないかと……。
推論というか思い込みだ。
>>93 ウチはちゃんと読んでいますよ。神保町のすずらん通りに行ったとき
に洋書屋さんに寄って買ってきたヤシ。
100 :
校長が強盗:03/11/07 17:35
死者への冒涜になる発言はご遠慮ください。とりわけ92はヒドイ。
1の自演スレッドをこれ以上続けるのはご遠慮ください。
誹謗中傷はおやめください。レスらしいレスを返すようお願いいたします。
一人の人間としてのサイード逝去にご冥福をお祈りします。
思想的にはデンパ人間が消えてすがすがしい。
サイ−ドをデムパ認定する理由は?
>>108 一人で何役もこなして噺屋みたいでつね。
>>110はもちろんサイードのことじゃなくて108のことね。
>>109-111 オリジナリティがなく、なおかつ本題とは無関係の話題は避けてくださるよう
お願いします。もう少し個性のあるカキコを願います。
>>112 オリジナリティがなく、なおかつ本題とは無関係の話題は避けてくださるよう
お願いします。自作自演も避けてください。お願いします。
もう少し個性のあるカキコを願います。
サイードが亡くなったののは残念ですが、日本のサイード屋が
飯の種を失ったのは、ざまぁみろ、というところですね。
元サイ−ド屋は、また適当にメシの種を見つけるでしょう。ネグリ・ハ−ト
とか、このあいだノ−ベル平和賞をとったイラクのフェミ系弁護士とか。
情報業界とはそのようなもの。
115はピアノ・ウ−ドです。トリップ入れるの初心者で入れ間違えた。
117 :
ピアノ・ウード ◆7NKHRYrRzI :03/11/17 04:31
やっぱこれにします。
118 :
ピアノ・ウ−ド ◆0x.mxZktEk :03/11/20 23:42
↑はニセモノ。
119 :
ピアノ・ウ−ド ◆h/rx0VNBT6 :03/11/20 23:43
↑はニセモノ。
冗談です。
サイードって、比較文化学というよりも厳密にはハンチントンとか系の
比較文明学の学者さんだよね。彼の理論はもう古いけど、いまでも
オリエンタリズム理論の再構築とかっていう研究も行われてるかし、
トインビーからの流れでトフラーとかキッシンジャーとか有名な比較文明
学者のひとりに彼の名はちゃんと入ってるから、否定しても彼の実績は
揺るぐもんじゃないよ。
だいたい問題なのはサイードの名前は有名でも比較文化学の学問自体が
世間の認知を得てないって事だな。見たことないでしょ?比較文化学の
歴史を紹介した本ってさ。
ごめん。比較文化学って紹介しちゃったけど、比較文学ね。
でもサイードって比較文化学者として有名だよね。まあ同じだけどさ。
比較文学から比較文化学および比較文明学が生まれ、いまでは比較思想学に
比較宗教学・・・切りがなく比較系学問は増大中です。
比較文学って18世紀末のドイツ生まれだって知ってる日本人学者もそんな
にいないからいいけどさ。日本では東京大学の島田謹二先生以来始まった
学問でドイツ・フランス文学の先生が多い。だから比較文学というと
やっぱりヨーロッパ系文学の独断場になっちゃう。
でも比較文学から比較文化に発展して、比較文化内でもイギリス生まれの
カルチュラル・スタディーズとかの分野が結構流行りになっている今日
この頃。いまや学問の中でも、訳のわからんハイブリッド分野になって
サイードの名前は知ってても、学問はなんだか正体不明なんだよね。
文学でもあり、社会学でもあり、歴史学でもあり、教育学でもあり、
理論的な美術論でもあり、文化人類学でもあり、宗教学でもあり、
民俗学でもあり、そのほか何でもあり。
難しい学問ですわ・・・。
今だ!123ゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
現代思想でサイ−ド追悼号でました。サイ−ドはまともだが、編集後記がなんとも
デムパ系だった。やっぱりこんなの見てたら嘲笑の対象かなあ?
あれはひどい
128 :
オ−ヴァ−ラッピング:03/12/02 20:02
129 :
ピアノ・ウ−ド ◆0x.mxZktEk :03/12/02 20:48
124はトリップつけ忘れた。
127はニセモノ。
131 :
ピアノ・ウ−ド ◆0x.mxZktEk :03/12/02 21:57
124はトリップのつけ忘れ。
127はニセモノ
>>131 だから特集の電波な部分について聞いているんだが。
肝心なことには答えないピアノ・ウード
>>134 もう一度立ち読みしてくる。今金欠なの。
>>1の自作自演以外の発言があったと思ったら、この状態かw
エドワード・サイード氏を悼む。
柄谷行人
私は1990年からコロンビア大学で定期的に教えるようになった。
比較文学科において、エドワード・サイードは同僚であった。しかし、
まもなく彼は白血病になった。私は彼に会うとき、いつもこれが最後
だと思っていた。そして、そのような観点から、彼の仕事を見ていた。
ところが、重態が伝えられながら、彼はいつも奇跡的に生き延びた。
それがくりかえされるたびに、私は、案外サイードはこんなかたちで
長生きするのではないかと思うようになった。だから、予期していたに
もかかわらず、彼の死はやはり不意打ちであった。
サイードの仕事が西洋におけるオリエント研究に与えた影響は絶大
である。旧来の西洋中心的な視点は根本的にくつがえされた。その結果、
たとえばアメリカにおける日本研究も決定的に変貌したのである。それ
は、批評的言説が世界を変えるという、数少ない例の一つであった。
しかし、彼にもどうしても変えられなかったことがある。それはパレ
スチナ問題である。今年ロサンゼルスで、彼の講演を聞いたが、単純な
事柄をほとんど涙ぐみつつ訴える感じであった。もはや気取りも精悍さ
もなかった。彼がいうのは、パレスチナのことを考えてほしい、という
ただ一つのことだ。いうまでもなく、パレスチナ問題には現代世界の諸
問題が集約されている。しかし、サイードがいなかったならば、私はそ
れを自分にとって切実な問題として受けとめることにはならなかっただ
ろう。
(文芸評論家)
-読売新聞9月27日付夕刊-
138 :
お手をするネコ:04/01/04 00:31
ネオコンの横暴に抵抗するためにも、もう一度サイ−ドから学びたいんだニャ。
139 :
お手をするネコ:04/01/15 02:03
141 :
名無しさん@社会人:04/08/27 21:23
「イスラム報道」(邦題)だったと思うんですが、
二つの意味の「カバー」が出てくるページは
何ページだったでしょうか?
142 :
名無しさん@社会人:05/02/09 03:08:17
ソンタグも芯だね・・・
143 :
名無しさん@社会人:05/02/14 01:06:41
パレスチナ問題が平和的に解決するまではサイードは忘れられないのではないでしょうか。
もうみんな忘れてると思うが
146 :
名無しさん@社会人:2005/06/02(木) 22:28:51
サイ−ド
サイード
148 :
名無しさん@社会人:
このひと知らない