グローバリゼーションの激しい波は2度
と書いておかないとアゲアシ鳥がやってくるからな。
358 :
名無しさん@社会人:05/02/15 14:27:28
現代社会科学系では、国内外問わず
「グローバリゼーションとローカライゼーションの弁証法」とか、
「グローカリゼーション」というキータームを挙げて理解しようとしています。
トムリンソンやベックのコスモポリタニズム論でも言及されているし、
人類学的観点でも主流である気がします。
その具体的な内容を聞いたことがありません。
具体的にどの様なシステムであり、どの様な筋道を通ってそこに至るのか、
タイトルや人名よりも
どの様なシステムであり、どの様な筋道を通ってそこに至るのか、
が学問にとって重要です。
>>342のように予想してみました。
結果
グローカルという名のグローバリゼーションに至る
>>342=359さん乙。
俺の見方は2通り。
一つは、アイソレーションとネットワーキングの両方があることで初めて
ある種の文化的な豊かさが実現されるという考え方。つまり他の社会から
切り離されていなければ独自の文化は育たないし、それぞれの社会に
独自の文化がなければ、他の社会と接しても新しい文化がそこから
生まれることはない。
もう一つは、組織にとっての情報処理の最適化としての分散処理。
情報工学の概念そのまま。分散処理にもいろいろあるが、特に
>>342のAで更に一段階ブランチの機能を高度化し、ネット全体の
情報フローに対しブランチ側も制御能力を持つようなものを考えてる。
両方ともオリジナル(本邦初公開)。似たようなアイディアは幾らでも
前例があるのかも知れんが、俺は知らん。
362 :
名無しさん@社会人:05/03/20 02:14:47
グローバル化によって世界の消費者は同質化するのか?
>>このスレ住人のみなさま
とりあえず
The Global Transformations Readerの2ndを
読んでから議論してみませんか?
既出だったらごめんなさい。
>>
>>362 Three seasonsという
ヴェトナムを舞台にしたアメリカ映画を観てみるとよいかもです。
今起きていることとこれから起きるであろうこと、それでも変わらないこと、
いろいろ見えます。
364 :
ヰリンク:2005/03/23(水) 21:17:15
ネットワーキングで思い出しました
田中角栄列島改造論演説
「みなさん、東京や大阪や名古屋は、確かに非常に混乱をしておりますが、
まだまだニッポンには、たーくさん土地がありますよ。
それを新幹線に結べば、高速道路で結べば、飛行機で結べば、
たいしたことはないじゃありませんか。
みなさん、昼間から、朝から晩まで、ビルの中にだけ、
マッチ箱の中にだけには住めないんです。
そうすれば、周りに少しは緑のあるところを、
考えねばどうするんですか。」
365 :
名無しさん@社会人:2005/03/26(土) 01:50:10
グローバルマーケティングかマルチナショナルマーケティングか
366 :
名無しさん@社会人:2005/05/05(木) 21:12:21
物事は良い面、悪い面の両面がある。
グローバル化によって経済間格差が当面の問題になるであろう。
しかしその反面、人権、社会についての認識が深まることもおそらく事実である。
現実として機能する超グローバリズムは、その国を資本で乗っ取り
国民に対する再分配を減らして、企業に対する負担を減らすだけだろ。
哲学のまねごとして突っ込まれると、「社会学ですから・・・」
経済学のまねごとして突っ込まれると、「社会学ですから・・・」
法学のまねごとして突っ込まれると、「社会学ですから・・・」
政治学のまねごとして突っ込まれると、「社会学ですから・・・」
ぼけぇ、きさまらフィールドもやんねえ自称社会学者どもはうせろや
369 :
名無しさん@社会人:2005/05/07(土) 19:20:52
グローバリゼーションを擁護する
ジャグディシュ・バグワティ (著), 鈴木 主税 (翻訳), 桃井 緑美子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532351405/250-8535806-5336252 1999年にシアトルで開催された世界貿易機構(WTO)会議は、暴動の勃発によ
り大荒れとなった。この事件は、グローバル化をめぐって巻き起こっている
極めて感情的な論争の、もっとも深刻な例である。グローバル化反対論者は、
児童就労から環境破壊、文化の画一化、さらには貧しい国々を苦しめる数々
の災難にいたるまで、あらゆる悪の元凶としてグローバル化を責め立てた。
そんななか、論理の明快さと筆致の鋭さで知られる世界的な経済学者、
ジャグディシュ・バグワティが、その批判を受けて立った。
適切に管理さえすれば、グローバル化は今日の世界に社会的利益をもたらす
最強の武器となるという事実が解説される。バグワティは国際経済に関する
圧倒的な知識を駆使しながら、反対派が得意げに示す例は実情と異なるもの
が多い理由を説明し、グローバル化が原因とされている問題の多くは、実は
グローバル化により緩和できるのだと説く。
370 :
名無しさん@社会人:2005/05/07(土) 19:28:08
>>367 お前は高校の政治経済の教科書から勉強し直せ。その次は地方中級の経済学だな。馬鹿丸出し。
371 :
名無しさん@社会人:2005/05/07(土) 20:22:47
グローバリズムは、構造的に貧困層・奴隷を形成しなければ
成り立たないマルクス教徒の搾取体制だよなw
マルクスの唯物論は実は唯神論である。
マルクスの資本論も循環論法であったため、欧米では20世紀初頭で
すでに経済学の学会からは完全に放逐されていた。(相手にされていない)
今日では影も形もない。いわゆる、「マルクス主義」に今なお呪縛され
ているのは日本の学界ぐらいのものだろう。世界の奇観である。
確かに欧米の政治学・社会学ではマルクスは普通に出てくる。
マルクスの最大の功績、それは人々が意識するしないにかかわらず
社会そのものを根底から支配(作用)する「もの」(法則と置き換えてもよい)
の存在を発見したことだろう。
マルクスの経済学は完全に死んだ。
ところが、森嶋教授が数理的手法を用いてOKにしてしまった。
結果生き延びることができたわけだが、今日ではゾンビ的存在だ。
ゾンビの研究も確かに必要であるな。しかし、経済学のメインストリームにはなれない。
恐竜の研究もそれなりに重要だろう。
372 :
名無しさん@社会人:2005/05/07(土) 20:36:22
カレル・ヴァン・ウォルフレン総合スレ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1041017078/107 「思考、時間、情動――その多くを、サラリーマンは会社に捧げるように強いられる。それは当然多くの結果をもたらす。なかでも重大な結果の一つは、サラリーマンが会社以外のことに自分を強く一体化させる時間も気力もなくなってしまうことだ。
ときには、自分の家族にすら自分をしっかりと一体化できない。
だから、「サラリーマンは会社と結婚している」と言われてきたわけである」。
日本企業では、社員の政治活動は、それが基本的人権に基づくものであっても、歓迎されることはなく、出世のためには致命傷にもなりなねないということは、サラリーマンでは誰でも知っていると思われます。
日本にしっかりとした労働市場(転職を促進する制度と組織)がないことも、サラリーマンの選択の幅を狭めているようです。「大部分のサラリーマンがよりよい給料や労働条件を求めて転職できるようになれば、日本の雇用関係は根本的に変わるはずだ。
しかし現状では、日本のサラリーマンには、みずからを会社にしっかりと一体化させて生きるより道がない。ほかの国でなら家庭や親友のためにだけ捧げられる心の中身まで、会社に差しださざるをえないのだ」と同氏は指摘しています。
つまり、日本のサラリーマンの「会社への忠誠心」や「愛社精神」が強いと言われるのは、日本人の精神構造のためではなく、単にサラリーマンには、表向き会社に忠誠心がある「ふり」をする以外に選択の余地がないためであるということになります。
”「西側」の崩壊は日本をどこに導くか” (中央公論 2003年7月号)
アメリカの覇権という傘はもはやあてにできない
「キッシンジャーに代表されるような『現実主義者』たちの地政学的な視点には大きな弱点がある」
「彼らは現実主義的理論の抽出にあたって、その歴史的原材料のほとんどを
近代ヨーロッパの国家間システムを確立した1648年のウェストファリア条約から
20世紀の二つの世界大戦に至るまでの世界に求めている」
「そのような世界はもはや存在しないし、再び戻ってくると考える根拠も存在しない」
374 :
名無しさん@社会人:2005/05/07(土) 22:06:14
ウォルフレン読んでる社会学院生って頭悪いね。
クルグマンでいいから一回、経済理論きちんとやってみな。
375 :
名無しさん@社会人:2005/05/13(金) 22:53:03
グローバリゼーションを擁護する
ジャグディシュ・バグワティ (著), 鈴木 主税 (翻訳), 桃井 緑美子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532351405/250-8535806-5336252 1999年にシアトルで開催された世界貿易機構(WTO)会議は、暴動の勃発によ
り大荒れとなった。この事件は、グローバル化をめぐって巻き起こっている
極めて感情的な論争の、もっとも深刻な例である。グローバル化反対論者は、
児童就労から環境破壊、文化の画一化、さらには貧しい国々を苦しめる数々
の災難にいたるまで、あらゆる悪の元凶としてグローバル化を責め立てた。
そんななか、論理の明快さと筆致の鋭さで知られる世界的な経済学者、
ジャグディシュ・バグワティが、その批判を受けて立った。
適切に管理さえすれば、グローバル化は今日の世界に社会的利益をもたらす
最強の武器となるという事実が解説される。バグワティは国際経済に関する
圧倒的な知識を駆使しながら、反対派が得意げに示す例は実情と異なるもの
が多い理由を説明し、グローバル化が原因とされている問題の多くは、実は
グローバル化により緩和できるのだと説く。
376 :
名無しさん@社会人:2005/05/23(月) 21:57:57
「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」
http://www.utobrain.co.jp/review/2002/091700/ は読ませてもらいました。
通貨危機に陥った弱小国が如何に惨めで悲惨であるかを書したマクロ経済学の大家
ノーベル経済学賞受賞者スティグリッツ博士とは正直正義の味方なのかそれとも悪魔
なのかと読み終えた後複雑な気持ちになった記憶があります。
つまり、人間社会を欧米近代合理主義を前提とする経済学でダーウィニズム的にルー
ル立てたご本人が現状のグローバリズム経済が人類社会を不幸にしているとほざいてい
るのであって、ちょっと考えれば極めて無責任なのです。
人間社会を科学する経済学という学問が人間の本来ある幸福増進をなし得るのかどうかが
今問われています。 結局経済学とは弱肉強食をルール立てているだけではないかと思います。
人間社会を科学し、人類の文化発展を増進し、人類社会永続に寄与するのが経済学の基本
であると私は思うし、そうならば、根本原理として倫理哲学思想が明確でなければなら
ないはずですが、現状の経済学とははたして倫理思想哲学を持っているのでしょうか?
377 :
名無しさん@社会人:2005/05/23(月) 22:31:42
378 :
名無しさん@社会人:2005/05/23(月) 22:36:23
379 :
名無しさん@社会人:2005/05/24(火) 11:20:02
>>376 >マクロ経済学の大家
>マクロ経済学の大家
>マクロ経済学の大家
>マクロ経済学の大家
380 :
名無しさん@社会人:2005/05/24(火) 11:29:23
382 :
名無しさん@社会人:2005/05/24(火) 14:41:10
236 名前: 変なおやじ ◆Pvi4QlUs6E Mail: 投稿日: 05/05/24(火) 14:35:04 ID: izW0WSsy
>>230 経済学は、どうすれば皆が幸福になれるかを研究する学問だ。
であるなら、どこまでもそれを貫徹すべきじゃないですか?
しかし、経済学には結果責任があると私は断じて主張しますが、如何ですか?
ノーベル賞委員会がノーベル経済学賞をやめようと議論している事実からして
経済学とは現代の占星術であると揶揄されても仕方ないと私は思いますよ。
突発的気候変動に際して社会が生存扶養力を急激に失うとき、経済学関連の
方々はどのような施策があり、どのように社会を導いていけばよいと考えている
のでしょうか?
結局ご自分の根本思想原理がダーウィニズムでしかないと吐露するに決まってます。
383 :
名無しさん@社会人:2005/05/24(火) 19:09:46
>>382 たしか、アメリカの学校の8割が進化論を教えないのでは。。
384 :
名無しさん@社会人:2005/05/24(火) 19:28:28
>>383 2ちゃんねるの発想が乗り移ったのですね。
どこでも教えてるよ。
ただ南部の糞田舎の州で進化論の指導時間を減らしているというのは
あるが、それは一時的。
385 :
名無しさん@社会人:2005/05/24(火) 20:34:22
>>379 まあ、スティグリッツはミクロ経済学だわに。
386 :
名無しさん@社会人:2005/05/25(水) 21:22:21
>ノーベル賞委員会がノーベル経済学賞をやめようと議論している事実からして
>経済学とは現代の占星術であると揶揄されても仕方ないと私は思いますよ。
委員会は理論の中身には触れていない罠w
>結局ご自分の根本思想原理がダーウィニズムでしかないと吐露するに決まってます
ダーウィニズム=自由競争?wwwwおいおいナチスの連中並の誤解の仕方だなwwww
387 :
名無しさん@社会人:2005/08/10(水) 22:39:30
グローバリゼーションを擁護する
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532351405/250-8535806-5336252 最近のNGOや左翼団体が批判するところの,グローバリゼーションによる
1.貧困の拡大
2.児童労働の増加
3.女性問題の悪化
4.文化(ハリウッド映画)の衰退
5.賃金と労働水準の低下
6.環境問題
7.多国籍企業による搾取
が客観的なデータやアカデミックな研究に
基づかない単なる妄想であることを
最近の実証研究を挙げながら議論している。
具体的には『反グローバリズム』金子勝著みたいなトンデモ理論をぶっ潰している感じ。結構面白い。
綿密に証拠を挙げながら議論を展開しているので
この本を論破できるような経済学者は日本には一人もいないでしょう
一方短期資本移動の問題や国際機関のガバナンスにも言及しているので
タイトルよりも中立的な本だと思う。
この本は国際経済学を勉強した人にとっては特に学術的に
新しいものではなく,想定している読者は
主にNGOや市民運動団体に興味ある人たちだと思われる。
クルーグマンの「良い経済学悪い経済学」とテーマは似ているが,
内容はこちらのほうが包括的で内容も深い
388 :
名無しさん@社会人:2006/01/11(水) 11:39:07
389 :
名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 14:28:55
了解です。
390 :
名無しさん@社会人:2006/10/20(金) 23:15:34
金子勝ってトンデモなんですか?
>>386-387 このころはリフレ厨が元気良かったんだね。
今はスネオスレでリフレ厨叩き厨の元気が良い。
諸行無常…
リフレ厨とソーカル厨とネオダーウィニズム厨が重なっていた事を示す歴史的資料だね。。
393 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 14:30:22
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/ ◎ 週刊東洋経済 2006年12月9日号(2006年12月4日発売)/定価570円(税込)
『 ワーキングプアより深刻 ホワイトカラーの没落 落ちる中間層 』
あなたにも突然訪れる「中間層」からの脱落
「象牙の塔」も今は昔、大学教授もクビになる時代 公務員200万人がワーキングプアになる日
グローバル化の総本山を歩く これが日本の5年後? 沈みゆく米国の中間層
・新聞記者 ・製造業 ・コールセンター ・旅行代理店
・秘書 ・会計士 ・プログラマー
ブラインダー教授が語る“第3次産業革命”の全貌
言語的に孤立した日本はこれから苦境に立たされる
どうすれば中間層にとどまれるのか フラット化する世界を生き抜く方法
これから伸びる有望な仕事を探す
・看護師 ・教師 ・インターネット企業 ・PRコンサルタント
キーマンに聞く職種別サバイバル法
>>387 去年のコピペか。いまだに文系学部にはその類の連中が沢山いる罠。また反グローバリズム
とか言っている連中が、一方ではなぜか東アジア共同体主義者だったり
外国人労働者開国主義者だったりするのも不思議だ罠。
395 :
名無しさん@社会人:2006/12/07(木) 19:16:38
グローバル化ローカルかという二項対立は良くない。
グローバルあるところローカルがあり、ローカルあるところまたグローバルもあるのであって、
どちらか一方のみでは現象の正確な把握はおぼつかないであろう。
396 :
名無しさん@社会人:2007/05/09(水) 14:12:54
397 :
名無しさん@社会人:2007/05/09(水) 16:26:53
>>395 その相補性を破るところに、いわゆるglobalism(最近の)の積極的な意義がある?
398 :
名無しさん@社会人:2007/05/15(火) 06:12:48
最近のアカデミシャンだと二項対立を排して両方否定して、代替案は他者ってとこに
落ち着かせるのがベターw
こんなスレがあったんですね。しかもけっこう昔から。
もう1の人はいなくなっちゃったんでしょうか。
いわゆるグローバル‐ローカルという二項対立はそもそも成立しうるのか、
僕も怪しいものだとは思います。
ただこのハイフンの間に国民国家というものをいれることは
できるんじゃないでしょうか。
グローバリゼーション‐国民国家
ローカリゼーション‐国民国家
という図式なら想定できるかも、と思うわけです。
グローバリゼーションがローカリティを巡る運動を活発化させうることは、
ECの成立と民族主義の台頭がほぼ同時期に起こっていることからも分かります。
(例えばETAが活動を活発化させた時期はスペインのEC加盟とほぼ重なっています)
つまり、超‐国民国家的な組織の成立が、国民国家内で抑圧されていたマイノリティの活動を活発化させること
(超‐国民国家的枠組みの下ではスペイン人もバスク人も一つのネイションに過ぎないわけですから)
は考えられます。
国民国家の基層として想像される文化・伝統というのはそのローカルなものに源泉があるといえる(場合によっては発明されたりするかもしれないけど)。
けれども、国民を単一なものとして想定するためにはローカリティの多様性というのを捨象しなくてはいけない。
そのために多様なローカリティの中からいくつかは選び取られ、残りは抑圧されていく。そのように抑圧されたローカリティと国民国家の対立というのは、国民国家がそれを押さえつける力を失った時に顕在化する。
国民国家がそのような力を失うきっかけこそがいわゆるグローバリゼーションなのではないではないでしょうか。
もし話が逸れていたらごめんなさい。
400 :
名無しさん@社会人:2007/05/22(火) 02:15:42
最近のメディア論の造語ですが、「グローカリゼーション」ということは考えられないでしょうか。
グローバリゼーションによって、世界の距離は短くなる一方で、
グローバリゼーションは多極化の時代でもある。
よって、世界(グローバル)は近くなる一方でローカルのプレゼンスも強くなる。
どうでしょうか?
「グローカリゼーション」という言葉は確かに一つの手がかりになるとは思います。
つまりグローバリゼーションというある意味では曖昧なものが、
私たちの生活空間にどのように浸透してくるのか。
この点を考えるに当たっては有効じゃないかと。
グローバリゼーションは必ずしも全体的な均質性を要求するわけではなく、
その地域地域に適合した形に組み替えられ、地域に埋め込まれていくと思われます。
つまり、そこにおいてもローカリティというものは維持され続けるだろうし、国民国家の形骸化によってまさしく「ローカルなもののプレゼンスも強くなる」
だろうと。
グローバリゼーションが個々のローカルに干渉していく際、必然的にそれは「グローカリゼーション」という形態を取らざるを得ないのではないか。
これは私が気に入っている表現ですが、
「グローバリゼーションとローカリゼーションは一枚のコインの表裏に過ぎない」
と考えられるのではないでしょうか。
402 :
名無しさん@社会人:2008/01/17(木) 08:53:50
403 :
名無しさん@社会人:2008/01/20(日) 19:40:09
「マルクスは、世界は入り組んだ国境などない一つのグローバルな市場になるかも
しれないと見た最初の一人だ」
「マルクスは資本主義を辛辣に批判する一方で、垣根を壊して世界的規模の生産
体制と消費システムを作り出す資本主義の力に畏敬の念を抱いていた。資本主義
は封建的・国家的・宗教的帰属意識をすべて解体する力であり、市場の必要性に
律される世界共通の文明の勃興をもたらす、と『共産党宣言』に記している。
資本が支配的な力を持つのは不可避である……不可避でなおかつ望ましい、と考
えていた。資本主義が国家的・宗教的忠誠をすべて破壊したなら、資本と労働の
間の熾烈な闘争が赤裸々になる、と見ていたからだ。徹底したグローバルな競争
を強いられた労働者は、抑圧にとどめを刺そうと、一致団結してグローバルな革
命を起こそうとする。愛国心や宗教のような、なだめすかしてごまかす手段がな
くなると、労働者は搾取されていることに気づいて、それを終焉させるために蜂
起する、というのがマルクスの考えだった」(ハーバード大学マイケル・J・サンデル教授)
http://d.hatena.ne.jp/ma30/20070124
404 :
名無しさん@社会人:2008/02/09(土) 18:43:11
2007年7月9日号の日経ビジネスに掲載されていたWall Street Journalの
『トヨタ、米工場新設に急ブレーキ』っていう記事に、
自動車工場で奴隷のように働かれているオマエらには信じられない事が書かれているぞ〔略〕
アメリカに次々と工場を建てる現経営陣に、奥田碩前会長と豊田章一郎名誉会長が
苦言を呈してブレーキをかけたんだとさ。理由はな、
●「政治的な配慮さえなければ今は日本で生産し、米国に輸出したほうがずっと利益が出る」んだってよ。
日本の人件費は異常に高い高いと刷り込まれたオマエらには信じられないだろうから、もう1度書くぞ。
●「政治的な配慮さえなければ今は日本で生産し、米国に輸出したほうがずっと利益が出る」
日本で生産して輸出したほうが儲かるのは、円安が大きい要因であることは確かだが、
これから書くこと読めば円安だけが理由じゃないってことが分かるぞ。
トヨタは、アメリカ各地に工場を建設して現地に雇用を創出して「政治的な支持」を獲得してきた
(「政治的な配慮さえなければ」ってのはこういう意味だ)わけだが、そのトヨタがアメリカの
労働者をどんな扱いしているか知っているか? いいかオマエら、ショック死しないように覚悟して読めよ。
「トヨタは北米工場の従業員に全米自動車労組(UAW)の水準に見合う賃金を払ってきた。
ジョージタウン工場では平均給与は時給26ドル。UAWに加盟するGMやフォード・モーターの従業員より
多少安いが、年に2度のボーナスが差を十二分に補う。」
オマエら、時給26ドルだってよ。日本円に換算すれば26×115=時給3000円だ。時給3000円だぞ。
オマエらの時給の何倍だ? 1日8時間働けばアメリカ人は2万4000円もらってんだぞ。
しかも年に2回のボーナス付きだ。そんなトヨタもアメリカで人件費削減だってよ
人件費削減して、時給いくらになると思う?〔略〕人件費削減して時給20ドルだってよ。時給2300円だ。
これで、オマエらがどんだけ奴隷として働かされているか分かっただろ。利益1兆円儲けておいて、
国際競争力のためとか言って、オマエらを奴隷のように働かしてるんだよ。〔笑〕
405 :
名無しさん@社会人:2008/02/11(月) 21:30:44
派遣や非正規社員の皆さん
派遣先では適当に仕事してれば良いんですよ。
ガムシャラに頑張っても報われません。体壊すだけ。
給与に見合った労働をしているように見せてれば良いのです。
いくら頑張っても成績考査を反映出来る事は出来ません。
昇給昇格賞与無しじゃ成績点付けられない。
本来、派遣社員や契約社員は正社員よりも年収は多いのが世界の常識です。
つまり、専門職で正社員より能力があり都合の良い期間だけ採用できるから
それだけ賃金も高いのが当たり前なんですが、日本の経営者や政治屋が勘違いして制度化したんです。
ですから日本の非正規社員は物凄い意味での搾取をされているのです。
適切なバランスの取れた労働をすれば良いのです。
そうすれば、雇用先も製品の品質低下に困るから正社員化を考えるでしょう。
それが いまの経営者や政治屋には分からんのです。
分かるまで、適当な製品を製造してください。それで良いのです。
勿論、欠陥品になっても仕方ありませんが、それでも良いのです。
それは始めからリスクとして承知されています。
あくまでも適切適当な作業をしてれば良いのです。
経営者がいくら頭が良いと言っても人間の心まで見透かす事は出来ません。
労働者派遣業は労働基準法を改悪し
法抵触寸前ギリギリの法律で出来た会社です。
唯一派遣の強みは 複数の派遣会社に登録が出来ることで、
もし不当解雇でもまた次の職があることです。
労基署は企業の味方でなかなか問題を受理しないから
連合系以外の労組に相談するのも選択肢ではある。
406 :
名無しさん@社会人:
ローカライゼーションでは?