すいません、ちょっと間借りします。
http://ex12.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1118415948/659- >>663 いやー、ちゃんと使い分けしてることもあるよ。
Jでは馴染みがあんまりないかもしれないけど。
>>659で出したのは’94W杯のときのブラジルのドゥンガとマウロ・シウバの関係だけど、
これは縦関係のダブルボランチで、最も典型的にワイパーとアンカーの関係を表したもので
説明の典型例として出ていたもの。
最近ので馴染みがあるのは’06W杯アジア一次予選のときのオマーンで
DFラインの前にアンカーを置いて日本の攻撃をブロックする役目を持ってたし、
バルセロナのマルケスも同じような役割だった。
で、一般的な横並びのダブルボランチだとどっちがワイパーでどっちがアンカーかなんて
固定的には決めてない。
あえて言うならボールサイドの方のボランチがワイパー的になってもう片方がアンカー的になる、
なんて言ってもいいけど結局それってチェック&カバーってことだしね。
94ブラジルのだって結局チェックに行く役割とカバーとを縦の関係で明確に固定したってだけだし。
でも、こういうのって大事なのは、ある文章の中で「〜選手がアンカー的に…」とか
「〜の場面ではワイパーとしての役割が…」なんていう表現がでてきたときに、
「ああ、あーいう動き、役割なんだな」っていうのがわかることだと思う。
実際に質問してきた
>>649だって、どこかでアンカーという言葉を見るなり聞くなりして
それってどういう意味なんだろうって思ったから聞いてきたわけでしょう?
だからアンカーって言うのはこういう役割をする人のことだよ、っていうのを示したワケで。
それをふまえて、例えば
>>649が友達と試合を見てて「5番はアンカー的な仕事をしているね」
と言われて「ふむふむなるほどね」って思えるようになれればいいと思うんだ。
別に自分は「こいつはこの位置にいるからワイパーでこいつはアンカー」なんて数霊術のような
決め付けをしろって言ってるわけじゃないからね。もしかしてそう思われてるかな?