ついでに、昨日微妙に変な髪形だったモッチー(`∀´)は
キング、岡野、城のまわりでジンジャーを乗り回していた。
「ジンジャーって結局流行ってんの?」
と冷めた意見の掛川
「これはニンジャーだよ!バーカッ!」と得意気なモッチー
よく見ると、望月が軽快に乗りこなしているのは
今回の磐田パーティの主役の一人であったはずの服部であった。
ニンニン。
その様子がスーパーサッカーで放送されて、服部人形ブームが日本中で巻き起こった
とりたてて悪人が見当たらなかったので、
柳沢の筋肉は元に戻った。
おかげで昨日も得点できなかった。
磐田の面々は病み上がりなのにニンジャーの服部を心配している。
941 :
:02/04/02 13:54 ID:???
しかし今度は鈴木秀人が鼻を怪我した。
次々と怪我人が出てくる磐田。
何かに呪われてるとしか考えられない。
(怪我人+病人回復記念パーティだけではなくなりつつあったな・・・)
名波教授が思わずつぶやく。サテライトとはいえ、自分が「華麗なる?復活」を果たした
その日とほぼ違うことなく、鈴木が骨折してしまったという事実はさすがの彼にとっても
ショックであった。
しかしながら、パーティは強行される事となった。というのも、パーティ会場となっている
ホテル(のレストラン)は、ほかならぬ鈴木の友人の勤務先であり、そこの売り上げに貢献
したいと考えている彼本人が、パーティ強行をもっとも頑強に主張したからである。
小一時間ほど後、磐田の面々(+稲本と、なぜかニンジャー服部を乗り回しているモッチーも、
神戸からはるばるやってきていた)はパーティ会場にあった。
が、ランチタイムをとうに過ぎていたため、人気メニューなどはあらかたなくなっており、
客に供されているメニューの数はかなり少なくなっていた。
全員が、多かれ少なかれ、落胆の表情を見せた。特に稲本の落胆振りは見ていて気の毒になる
程だった…。
名波教授が「そんな状況などどうでもいい事」とでも言わんばかりの表情で、大食い競争の
ルール説明を始める。
「まず食べ始める前に、先程渡したダイエット薬を1粒ずつと、水をグラス2杯分位飲む事。
薬を飲んで10分くらいしてからスタートする。
食べる順番は、サラダ→テリーヌ→ハム・ソーセージ類→ローストビーフ→ライスかクスクス→
デザートで1ターンとし、以後は好きなものを取っていいが、皿に取ったものは必ず残さず全部
食べる事。残したらその時点でドロップアウトと見なす。そして、」
名波教授はそこで言葉を区切り、ダイエット薬の次に渡したタブレットが詰まった小瓶を出す。
「優勝したものには、このモテ薬を瓶ごと進呈しよう!」
とたんに全員の顔から落胆の色が消え、爛々とした闘気が立ち上りだした。特に熊林の眼の輝きようは
尋常ではなかった。
「気合入ってるね、クマ…(^^;)」
隣にいる前田がちょっと引き気味の様子だ。
楢崎「まっつんさん、ここですよ。なにやら怪しい
パーティーを開催しているらしいです…」
松田「おう。クスリがなんとか、とか言ってたよな」
どこから嗅ぎ付けたのか、2馬鹿刑事がホテルの前に現れた。
ここでまとめてタイーホすれば年棒も上がる筈、と信じて疑わない。
945 :
//:02/04/02 18:31 ID:???
年俸が上がると聞いて駆け付けて来たのは鳩ぽっぽ。
ところで名波教授に薬を渡した友人というのは
やはり相馬大先生なんだろうか?と首をひねるちクン。
「余計な事は考えなくてもいいんだよ、ちクン…」と名波教授
948 :
:02/04/03 15:25 ID:???
「そんな事よりそろそろ次スレの事考えた方がいいのかな...」
ととの逝け。
949 :
:02/04/03 23:54 ID:???
そんな喧噪をよそに「やっぱ金髪だね」と異国の地で泡まみれに
なっている川口だった。
「では、全員ダイエット薬を…」
名波教授が言いかけたその時、
「あ、あれ何??」
高原があらぬ方を指差して叫んだ。
「俺、どうせならあっちの方がいいや」
指差した先にはこんな看板。
「もっとお肉を食べましょう ステーキヴァラエティコース
全コース完食された方からはお代金はいただきません!」
「な、何!?」藤田が憔悴しきった表情で振り返った。
「(・・・俺にはかわいいカミさんがいるんだ・・
モテ薬よりステーキの方が・・)お、俺ステーキヴァラエティコース
全コースするよ!!」
「ボクも仲間に入りたいけど、磐田じゃないから無理だよね・・・」
柱の影で涙ぐむキタジ
ちクン「次スレ立てたいと思うけど、登場人物紹介とかどうします?
過去スレはダバディさんがまとめたものを使いましょう。」
955 :
:02/04/05 15:27 ID:???
「正直さぁ、人物紹介とかいらないと思うなぁ。
最近メイン人物いないしさ。そこんとこどーよ?」
とドキュソ平松。
956 :
p:02/04/05 15:51 ID:???
「まとめ」や「仕切り」なら俺に任せてっ!
としゃしゃり出るピヨ宮本
「ピヨふぜいが、何を寝ぼけたことをいってんだよ」
いきなりまたシーマン化するちクン
「まぁ、その辺はちクンにまかせようじゃないか・・
じゃあダイエット薬渡すぞ」と名波教授が口をはさんだ。
「なんでマグロが仕切り役やねん!」ご立腹のツネ様
「さすがは名波教授だ」と相馬大先生が満足そうにうなずいた。
「紹介文は、もし入れるとすればPart5のをメインにして、そこに加筆修正した
データを入れてみてはどうかと思うのだが、平松のように紹介文掲載に反対の者も
いるらしいので、入れるかどうかは各自話し合ってくれたまえ。
どちらの結果にも、私は意義を挟むつもりはないんでね」
互いにいきり立つ吹田からの来訪者の間に割って入りながら、名波教授は胸の中の
じくじくたる思いをこらえるのに必死だった。
(いいかげん連中が気づく前に早いとこ薬を飲ませたいんだが…)
何を思ったか、いきなりageてみるヴァンズワム
名波教授、相馬大先生、ちクン、まっつん&楢崎二馬鹿刑事あたり以外は、
説明や紹介はいらないのではないかな……
と、髪を切って以来頭が寒くて風邪気味の大野は考えた。
小笠原「存在感薄い人はカットでいいんじゃない」
なぜか大野が考えている事を小笠原が代弁した
966 :
:02/04/07 23:27 ID:???
大野は小笠原に感謝した。そして感謝の印に蟹を送った。
しかしその蟹を見て小笠原はベガルタ戦を思い出し発狂した。
「980踏んだヤツが次スレ立てろ、ゴルァ」
「名波さん、俺ステーキの方にチャレンジしてくるんで、飲まなくってもいいでしょ、
この薬?
何かさー、あらかじめ腹膨らましておいてから大食いなんて性に合わないんだよね。
いーでしょー、ねー、いーでしょお??」
名波教授はついに高原に押し切られてしまった。
「うん、まあ、そこまで言うのなら…」
「おっしゃ!おいイナ、お前も当然参加するよな?」
「当然!」
稲本が、今度は嬉しさとチャレンジ精神に瞳を輝かせながら頷く。
「他にこっちに参加する人いますー?俺たちと藤田さんだけじゃ人数少なくって面白くないし」
高原は内心面白くなさげな名波教授を尻目に、勧誘に乗り出した。
それに呼応して、大岩が手を挙げる。
「面白そう、俺もやってみるわ」
「はいっ、大岩さんご案内〜♪もう1人か2人くらい、誰かいませんかー?」
「……僕も!」
「えっ…福西さんも?」
さすがの高原もしょうしょう吃驚した様子だ。
「いや…どこまで食べられるのか試してみたいな、と…」
高原の反応に少々驚いた…というか傷ついた様子の福西が、口ごもりながら答えた。
968 :
:02/04/08 13:02 ID:???
続きが気になった都築はageてみた
「ニィハオ」
緑蟲へ移籍してどん底の大先生が壊れていた
そして常に不健康そうなのに 大食いへの参加を希望した
そんな大先生の姿を見て、本山はほろりと涙をこぼした
もちろんウソ泣き
「(さすが女優だ・・・)」とあまりの演技の上手さに
心の傷も忘れ福西は感心した。
西がふと見ると、影で北嶋が涙ぐんでいた。
気の毒に思ったので、声をかける事にした。
西「どうしたんだ?こんな所で。迷子か?」
キタジ「…ウン、…に、肉が喉に…詰っちゃって、苦しくてね…」
なんといつの間にか北嶋まで紛れ込み、しかもステーキメニューを完食していた。
974 :
:02/04/11 01:39 ID:???
まさかの展開に西は唖然とした。
「(・・・キタジもステーキか。ステーキの人が増えるとなんか名波教授の
機嫌が悪くなってるような・・・。)」
「ステーキコースの参加希望者は、藤田さん、大岩さん、福西さん、イナ、俺、あとキタジも
だったっけ?」
未だに消えない息苦しさに涙しながら北嶋も頷く。
もういないんだったら締め切って申し込みにいくけど、その前にここで提案があるんだけどいい?」
突然高原が切り出す。
「ビュッフェでの大食い競争は、最初に脱落した5人が、全員の分の代金を支払うとなってた
はずだよね。
なんで、同じように、ステーキコースに参加する人間も、最初に脱落した3人が、全員の分の
代金を分け合って負担する、というのはどう?」
「おおっ、面白そう!尻に火が付いてる方が、競争も遣り甲斐あるわ」
真っ先に稲本と北嶋が賛同した。大岩、福西も「条件は同じにした方がいいしな…」と
特に意義は挟まなかった。
しかし身の危険を感じた藤田は、こっそり輪を抜け出すと、名波教授の所にこっそり近づいて
いった。明らかに自分はカモにされている、そう感じたからだ。
「お、おいナナ」
「ん、何トシヤ?」
「俺…ビュッフェの方に今から変更したいけど、いいかな…」
そう言いながら、受け取っていたダイエット薬を口に放り込んだ…その時!
「駄目ですよぉ〜トシヤさん、真っ先に参加表明しておきながら今から変更なんてぇ〜♪」
その瞬間、高原と稲本が背後から藤田の両腕をつかみ、羽交い絞め気味に彼を持ち上げた。
「!!!!!!!」
予想外の出来事が身に起こった事に驚いた藤田は、更に悪い事に、今しがた口の中に放り込んで
いたダイエット薬を、そのまま飲み込んでしまった。
「お、おい、タカ、俺はたった今ダイエット薬を…」
そんな言葉など、2人には届かない。
「CMでステーキが好きなんて言ってた位ですから、当然かなりいける口ですよねー」
「いい勝負になるよう期待してます、藤田さん♪じゃ、僕たち受付に行ってきまーす」
「ひぃぃぃぃ…誰か助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
普段からは考えられないような悲惨な悲鳴を上げる藤田は、高原と稲本によって、
ステーキコースの受付(ビュッフェ会場から少し離れていた)まで引きずられていった。
その後を、大岩・福西・北嶋がついていく。
「…………………………;」
名波教授を始め、残された面々は、一言も発することができぬまま、彼らを見送るしかなかった。
「ありゃ、とてもファンには聞かせられない声だな…」
「奥さんにも…(^^;)」
隊長と服部が、やっとそれだけ言う事ができたのは、6人の姿が見えなくなってからだった…。
「…でも、タカがダイエット薬を拒否したのはある意味正解かもな」
藪から棒に鈴木がつぶやく。それに西が即座に反応。
「どうしてです、ヒデトさん?」
「量がね…半端じゃあないんだよ、あのステーキコース。
プロレスラーや相撲取りが、1日がかりでやっと完食できるかどうか、っていう位だから」
「なるほど…それを知ってたら、絶対参加しなかったでしょうね、藤田さんも…」
河村がおずおずと口を挟んでくる。
一方、西が危惧した通り、名波教授はご機嫌斜め状態だった。
(まさかステーキコースに6人も人間を取られた挙句、タカの奴に薬拒否されるとは…
まあトシヤは事故とはいえ、飲んでくれたが…こうなったら他チームの人間にも、半ば
強制的に飲ませないといかんな…)
「じゃあ、全員薬と水を飲むように」
名波教授の様子にただならない雰囲気を察知した面々は、反論する事もなく、薬を口に
入れ、グラスの水で流し込んだ。さらにもう1杯。
「モテ薬」と称する薬をめぐる大食い競争が、ここで幕を開けた。
ていうか、高原はおとなしく入院してろよ。
と、チームメイトの心配をしているように見せかけて、
これで代表FWの座は俺のもの、とひそかにほくそえむゴン。
979 :
:02/04/11 18:00 ID:???
ついでにヒラーセーも代表FWに入れるかもと思ってワクワクしていた。
次の人、次スレ立てるように!
山下「俺もいるぞ!」
本山「山下先輩、ありがとう!」
名波教授はちょっと以外そうな顔をしながら振り向いて言った。
「うむ、ご苦労」