なぜ野球が絡むと視聴率が下がるのか?
5.2% 22:45-23:30 NHK スポーツ大陸 “危険なボランチ”への挑戦
〜サッカー 遠藤保仁〜(アンコール放送)
↓
*4.4% 22:45-23:30 NHK スポーツ大陸繊細に 攻めろ〜ブレーブス 川上憲伸〜
*4.5% 22:45-23:30 NHK スポーツ大陸それでも俺は優勝したい〜横浜 三浦大輔〜
なぜ野球が絡むと視聴率が下がるのか?
03/12 15.4% 21:00-21:54 CX* とんねるずのみなさんのおかげでした
03/19 14.0% 21:00-21:54 CX* とんねるずのみなさんのおかげでした
03/26 16.7% 21:00-23:18 CX* とんねるずのみなさんのおかげでした
↓↓↓↓
04/09 10.9% 21:00-22:54 CX* とんねるずのみなさんのおかげでした WBC侍緊急参戦SP
なぜ野球が絡むと視聴率が下がるのか?
6.6% TBS 情熱大陸「田中 マルクス闘莉王」
7.0% TBS 情熱大陸「福田健二」
6.9% TBS 情熱大陸「中田浩二」
↓
5.1% TBS 情熱大陸 阪神金本
なぜ野球が絡むと視聴率が下がるのか?
11/08日 *6.8% 19:00-19:58 EX__ [新]速報!スポーツLIVE
11/29日 *7.5% 19:00-19:58 EX__ 速報!スポーツLIVE
12/13日 *5.8% 19:00-19:58 EX__ 速報!スポーツLIVE
01/10日 *7.4% 19:00-20:54 EX__ 速報!スポーツLIVE新春スペシャル
01/24日 *7.9% 19:00-19:58 EX__ 速報!スポーツLIVE
01/31日 *5.3% 19:00-19:58 EX__ 速報!スポーツLIVE←西武雄星・西武菊池・野球のキャンプ
スポーツシューズのうち野球シューズは3%のシェアしかない。
ジョギングシューズの1/6、サッカーシューズの1/3しか売れていない。
スポーツ店でも野球用品売場は無いか、あっても小スペースである。
スポーツ店の売り場の97%を野球用品にしたらどうなるか?
そのスポーツ店は衰退し、つぶれるのである。
しかし、テレビのスポーツ報道は97%が野球である。
過去50年間にわたって毎日報道し続けたにもかかわらず、
報道を見ても競技者がほとんど増えないようなスポーツなのである。
そんなスポーツをテレビのスポーツ報道の97%を使って延々と報道している。
【スポーツシューズ国内出荷数量推移】(単位:1,000足)
2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年(予)
サッカー 4,984 5,319 5,987 6,310 6,420 6,600
テニス. 2,405 2,330 2,230 2,110 2,090 2,050
野球. 1,962 2,011 2,030 2,380 2,250 2,340
バスケ 1,177 1,167 1,098 1,120 1,150 1,190
バレー 791 718 698 690 700 700
ttp://www.yano.co.jp/press/pdf/265.pdf ttp://www.yano.co.jp/press/pdf/523.pdf
日本人は実は野球が嫌いなんではないだろうか?
視聴者からは完全に見放されているんだから、もう諦めれば良いのにね。
まあ、日テレは巨人戦の放映が長い事自社の看板コンテンツだったので、
単純に切れないのは仕方が無い事だろう。
しかし、意味がわからないのが他の民放やNHK。
視聴率が取れないとわかってるものを何でわざわざ放映しているんでしょうか?
NHKの場合はもっと意味不明です。
民放で出来る放送は民放でって言うのがスタンスなのに、プロ野球中継はしています。
こんな事ばっかりしてるから、みんな受信料払いたくないって言い出してるんですよ。
しかし、プロ野球はあれだけスポーツニュースを独占し、
通常のニュースや全然関係ない番組までも総出で煽っているのに、
人気の低下に歯止めがかからないって異常ですね。
はっきり言って日本人は野球嫌いなんじゃないかな?
ttp://ameblo.jp/vif893/entry-10037900999.html
野球報道はもはや洗脳だからな。
メディアやマスゴミ頼みの野球だから。
野球報道を鵜呑みにしなければ日本の野球は北朝鮮のように見えてくる
から関わりたくなくなるのは当然な事だよ。
逆に他所から情報を得る方法が解らない年寄りがメディアやマスゴミの
報道に踊らされてしまうのはしょーがないな。
野球脳マスゴミは、野球の普及活動は異常極まりない野球偏向報道の事だと勘違いしているように感じる。
野球脳マスゴミにイソップ寓話の『北風と太陽』を読ませてみたい気分だ。
新型インフルエンザ感染拡大のニュースで
日本ハムの選手や高校球児が感染したことをいちいち報道する防ステ。
こんな一大事にまで野球を絡めてくるから、インフルエンザ以上にタチ悪い。
さっきめざまし見てたら、
高校野球→イチロー→プロ野球
→日本ハムのインフルエンザについて、
これでスポーツニュース終了!
Jリーグは?世界陸上は?バレーは?
戦後の混乱に乗じ、マスコミと結託して地盤を固めた火事場どろぼう
それが、野球
しかしマスゴミがいかに洗脳に近い報道をしてたかが分かるな。
そういうイメージを作り上げた最大の原因はなんといっても契約更改報道だな。
アレって億前後の選手しか報道しないから
「野球選手はみんな金持ち」ってイメージを作り上げるだけで、
同時期に行なわれた冬のスポーツ報道を極力押さえつけてたし、
ほんと邪魔なだけだ。
日本が熱狂すればするほどアメリカが儲かる〜『メジャーリーグのWBC世界戦略』
MLB(メジャーリーグべースボール)の選手の平均年俸は約3億1500万円だというのだから。
ちなみに、NPB(日本プロ野球機構)所属の選手の平均は4000万円にも満たない。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090615/197632/ つまりWBCで日本が盛り上がれば盛り上がるほど、
MLBは儲けて日米の年俸格差が広がってMLB流出して戦力格差がひどくなるんだがな。
そんなWBCを盛り上げてる日本人は、
1、真実を知らない(情弱タイプ)
2、MLBを儲けさせてあげよう!(アメリカ応援タイプ)
3、悔しいけど今更応援をやめることができない(頭が固まってる爺ちゃんタイプ)
4、マスコミに踊らされるまま盛り上がるだけ(マスコミ洗脳タイプ)
5、盛り上がればどうでもいい。細かいことはどうでもいい(思考停止タイプ)
また今年も一般庶民の何十倍、何百倍も年棒貰っておいて
「希望額と○千万の開きがある」「球団に誠意がない」とか偉そうに
抜かしてる野球選手が出て来てるね。
こういう連中をまともな人間と思える野球ファンって本当、精神異常者だわ。
頑張ってるスポーツ選手を取り上げず、そういうニュースばかりのマスコミもな。
プロアマ断絶させて、プロ選手に大金払ったりして「プロ野球選手って凄いんだぞ」
という洗脳をこれまでずーっとやってきたわけだけど
不人気進行に痺れを切らせてこの前U26プロ選抜と大学選抜で
試合させたら同点引き分けでアッサリとプロとアマ(大学生)にレベル差が
ないことを証明してしまったからな。
プロ野球選手なんてプロレスラーと同じ
興行をやってるに過ぎないよ。
そんなのに大金払うなんて馬鹿らしい。
野球選手は稼いでも税金で取られちゃうから可哀想だと大衆に思い込ませ、
異常なアメリカと比較して年俸が低すぎると騒ぎ、
バブル崩壊後になぜか上限が1億から5億まで跳ね上がった。
人気は下がる一方なのに年俸は反比例して上がっていった。
実際は税金で取られちゃうのではなく、税金にいくはずの金を横取りしている。
企業が税金として納めるはずの金を野球に注ぎ込める異常なシステム。
マスコミと結託して国民を騙し続けた野球。
アメリカ人からは
日本の野球はculture(文化)ではなく
マスコミ洗脳によるcult(カルト)って見られてる
メディアの洗脳のおかげで地位を維持してきた野球だから
既存メディアの力が落ちてきた今、野球が衰退するのは当然の結果なんだよな
★長谷部誠 (ドイツのチームメイトに、日本は)「『野球が強いよ』と言ったら『野球って何?』って」
−チームメイトたちとは組み合わせについて、どんな話をしましたか?
長谷部 「日本は99%、グループリーグ敗退だな」と言われ、腹が立ったので
「オマエら、W杯に出てたっけ?」と言い返してやりました。
−日本サッカーの評価はそんなに低いのですか?
長谷部 評価は低いですよ。「日本と言えば相撲だろ」って感じですから(苦笑)。
とにかく、日本のサッカーに対する印象がないみたい。
ちなみに「野球が強いよ」と言ったら、「野球って何?」って。
ノルディックスキーのジャンプの方がサッカーや野球より全然知られていますね。
船木(和喜)さんとか葛西(紀明)さんとか。
プロ野球本体の新聞社自体が今押し紙による水増しで問題になってるだろ。
全部繋がってるんだよ。
観客数水増しもしかり、野球世界一報道もしかり、
そうやって日本の野球は成り立ってきた。
某民放営業マンが嘆く。
「プロ野球の巨人×阪神戦は20年前は2500万円の30秒CMが今は250万円程度。
1試合2時間の中継で約6億円の収入が10分の1に。
放映権料や中継費等のコストが1億円近くかかるのでペイしない。」
敵は多いよ。
長野五輪ロシア・チェコのスーパースター軍団激突も無視して、糞つまらない野球オフシーズン情報。
バスケ世界選手権、世界のスーパースターが日本に来ても無視して、つまらない野球情報。
オランダサッカーリーグで日本人が「皇帝」と言われても無視して、つまらない野球情報。
ツールドフランス最終日のパリで日本人が大活躍しても無視して、つまらない野球情報。
ドラマの録画予約してたのにつまらない野球延長で中途半端に
アニメを見ようとしたら腹の出たおっさんがぼーっと突っ立てる映像。
いろいろな人が野球を嫌いになる要素がある。
野球が嫌われるとか、鬱陶しいと思われる一つに
野球だけ毎日毎日報道しすぎと言うのがある。
特に興味の無い人間にとって毎日毎日ごり押しされるのは鬱陶しい以外の何物でもない。
共通の娯楽が野球しか無かったような時代ならまだしも
今はもうとっくにそんな時代は過ぎているのにもかかわらず
未だに過去の名残を引きずっているから大衆のとの乖離が起きる。
野球好きの中では何も変わっていないのだろうが、一般の人と野球好きの間で
昔と今じゃ大きな溝が開いてしまっていることにマスコミは敏感になった方がいい。
ネットが普及した今、いつまでも情報を制限、操作してごまかし続けていると
マスコミそのものが崩壊するのだから。
【メディア】テレビ・新聞は死ぬのか!? 100億円単位で広告削減の大スポンサー
今やネットの広告収入はラジオ・雑誌を抜き新聞に届く勢い
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1250770343/
北京で暴かれた野球のガラパゴス化
ハイビジョンは残酷だなと北京五輪に出てきたジミー・ペイジを見ても思ったが、
もっとそう思ったのは星野ジャパンだった。
わけのわからないまま金メダル要員として集められチームワークもモチベーションも
共有できないまま道の事態に直面して頭が真っ白になっている選手やスタッフの表情
をハイビジョンはロングショットでも高解像度で鮮明にとらえてしまう。
必死にやっているフリは、そのフリまでをも晒してしまう。
日本野球はスポーツ文化(またはそれ以前)の文化としてメディアに君臨してきた。
星野監督がテレビで自身を「ワシ」と呼ぶのを聞いた覚えはないが、彼の一人称は
「ワシ」で決まっている。選手は「監督を男にする物語」に身を捧げる子分たち。
スポーツメディアのエネルギーの大半はそんな物語を紡ぐために消費されてきた。
それに馴染めない選手が海を渡り北京に入った。そして気付けばそれが国際スポーツ
界のガラパゴスと化している現実がハイビジョンで晒されてしまった。
「サンデーモーニング」で張本勲氏が連盟やメディアの星野監督への過大評価に「渇」
を入れていた。しかしむしろ日本野球という文化そのものが何十年に渡り過大評価さ
れてきたのではなかったのか。そしてファンや視聴者はもうとっくにそれに気づいて
いたはずだ。
父とともにキャッチボールをした世代の一人としてはさびしくはあるけれども、
それが成熟スポーツ社会というものだ。来週にはケロッと忘れてるだろうことも含めて。
.
プロ野球中継の視聴率が最終局面に到達している件について、テレビ
の中の人々は、極力話題にしない方向で一致している。裏方はともかく、
少なくとも画面に出てくる人々は、決してこの話題に触れない。新聞も、
だ。デスク会議でナイターの視聴率が話題になることはあっても、紙面
では事実上禁句になっている。ついでに言えば、雑誌も同じ。誰も書か
ないキマリになっている。そう。私自身、書けずにいる。だって、プロ野球
の衰退なんかをコラムの主題に持ってきたら、編集者が困惑するのは分
かり切った話だから。気の毒だし。
つまり、日本のマスメディアは、プロ野球の終焉について、口をつぐ
んでいるのである。いや、圧力だとか言論封殺だとか、そんな大げさな
ことを言いたいのではない。ただ、現場には「その話題は勘弁してくれ」
という空気が流れているのだ。たぶん、あんまりムゴ過ぎるから。
いずれにしても、マスコミの人間は、この事態(プロ野球の終焉)を
扱いかねている、と、そういうことだ。私自身、とまどっている。個人
的には、もうずいぶん前から、プロ野球には興味を失っていて、その
意味では、野球中継がなくなったからといって、私がショックを受ける
理由はないはずなのだが、それでも、自分の生活の中からプロ野球
という枠組みが消滅する事態には、簡単に適応できそうにない。
というのも、私の世代の男たちは、ものごころがつく頃から、少なくとも
30歳過ぎぐらいまでは、まるっきりの野球漬けで暮らしてきた人々である
からで、その意味で、野球の消滅は、自らの少年期の喪失に等しい
一大事であるからだ。
クライマックスシリーズが盛り上がらない理由はなんとなくわかる。
たった6チームしかないリーグの中から、3チームが出場権を争う
というレギュレーションが、まずヘンだ。で、その「出場権争い」の
ために、142試合のシーズンを争うという設定が、さらにおかしい。
だって、ということはつまり、ペナントレースが、長い長い一次予
選みたいな扱いになってしまうわけだから。
おかげで、例年ならナイターが一番盛り上がるはずの時期に、
上位3チームが0.5ゲーム差の中で優勝争いを演じていたにもかかわらず、
今年のペナントレースは、ほとんど話題にならなかった。
一位チームと二位チームが直接にぶつかり合う天王山の巨人戦ナイターが
一桁の視聴率に終わったこと自体、驚天動地の出来事だったが、
それ以前に、中継そのものが飛び石だった。なんということだろう。
八月中のハイシーズンに、巨人戦のナイターが数試合しか放映されなかったのだ。
これが末世でなくて何だというのだ?
その昔、「NTV紅白歌のベストテン」という歌番組があったことを
思い出す。もともとはNHKの紅白歌合戦をパクった番組で、
男女の歌手が紅白の組に別れて互いに勝敗を競うという企画を、
毎週繰り広げるものだった。子供心にも、2つしかないチーム同士が、
月曜日ごとに優勝争い(「今週は赤の優勝です!ワーワーパチパチ」とか)
を繰り返し続けることに何の意味があるんだろうと思ったものだが、
今年のペナントレースの間延び感は、あの番組の毎週くす玉を割って
いた白々しさを思い出させる。
三位も一位も実質的に大差ないわけだし。
でも、われわれにとっての本当のつらさは、プロ野球の衰退が、
単なるレギュレーションの問題ではないことを、関係者の誰もが
既に知っているところにある。長年プロ野球を見てきた人間は、
心の底ではわかっている。チーム数をいじったり、交流戦を導入したり、
プレーオフの実施方法を工夫したところで、あるいはテレビ中継の
演出をどうしようが、始球式に誰を呼ぼうが、試合前のセレモニーで
何をしたところで、最終的には何をどうしたのだとしても、
プロ野球がもう終わりだということを。
ずっと昔、私の父親が若者だった頃、「浪曲」というジャンルの文芸
(あるいは音楽ないしは話芸)が一斉を風靡した時代があった。
話に聞いただけだが、年頃の男の子なら誰もがちょっとした浪花節の一節
を暗記しているみたいな、そういう時代があったらしいのだ。
その浪曲が、私の世代では、ほぼ完全に消滅していた。
だから、私の記憶では、浪曲は、爺さんの趣味以外のナニモノでもなかった。
迷惑だった。
今の子供には、おそらく、野球がそんなふうに見えているのだと思う。
年寄りが大好きなぼんやりしたスポーツ。七面倒くさくてやかましい、
人間の双六みたいな奇妙なゲーム……と、そんな感じだろうか。
キャッチボールをしてみればわかる。というよりも、われわれの世代
の男が、いまの子供たちとキャッチボールをすれば、間違いなく衝撃
を受けるはずなのだ。このことについては百パーセント保証する。
なにしろ、いまの子供たちの基本は「女投げ」(←我々の世代では、
運動の苦手な女の子の特徴であったみっともないピッチングフォーム。
具体的にはヒジが使えていない、砲丸投げライクな投げ方)なのだ。
だから、10メートルも離れると、ボールの受け渡し自体が成立しない。
互いにストライクが投げられないからだ。もちろん、ゲームなんか
まるで成立しない。第一に、ストライクゾーンに投げられるピッチャー
がいないし、第二に、一塁に投げる送球の半分以上が悪送球だからだ。
ついでに申せば、第三に、そもそも二つのチームを作るだけの頭数
が絶対に集まらない。まあ、集まってもフォアボールとエラーと悪送球
と振り逃げで、一回の表が終わらないわけだが。
運動能力の問題ではない。サッカーのボールリフティングを器用に
こなす子供はたくさんいるし、水泳のエキスパートもいる。
体操教室に通っていてバック転ができたりする子供もいる。
なのに、その彼らが、マトモにボールを投げられないのである。
ルールも知らない。私の息子も含めて、今の小中学生のほとんどは、
ヒットエンドランの戦略的な意義を正確にわかっていない。
フォースアウト(つまり、タッチプレーとフォースプレーの違い)を
理解している少年もほとんどいない。
ということは、野球をすることのみならず、見ることさえ、事実上、
彼らにはできないのである。野球というのは、失われてみてはじめて
わかったことだが、あれはひとつの言語だったのである。
だから、その肉体言語としての文化的伝習であるところの野球が衰退
してみると、われわれの一世代下の子供たちは、インフィールドフライで
帰塁することさえしない、まるっきりの野球音痴に育ってしまっている。
とすると、これは、視聴率がどうしたとか、スポンサーがどうの
といった問題ではない。野球という文化の、基礎となっているイディオム
(慣用句)が、丸ごと無効化した最終段階にどのような対応をすべき
なのかという、終末医療の問題である。
結局、文化には寿命があるということなのかもしれない。
言い換えれば、ごく一部の例外を除いて、スポーツや音楽の流行は、
ひとつの世代の人間たちの生き死にと運命をともにするものなのだ。
だから、B.B.キングとともにブルースが滅び去り、マイルスの死に
タイミングを合わせてジャズが行き過ぎ、オレら五十代の人間たち
の肉体的摩滅とともにロックが滅亡しつつあるのと同じように、
野球もまた、表舞台から去っていく運命にある、と。
ひどい結論になった。
なるほど。この話題に、誰も触れたがらなかった理由が、
後になって明らかになった。要するに、野球について語る人間は、
自分たちが時代遅れであることについて語ることになるわけだから。
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このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。