食の安全性に関する評論

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1名無しさんの主張

  食の安全性に関する評論を見つけましたので、以下に一部を
 転載します。ご意見、ご感想、お願いします。

日本食糧新聞(The Japan Food Journal) 
2002年(平成14年)6月17日(月曜日)より抜粋

  『食の安全性』について考える
−ある輸入食品に関わる裁判事件を通して−
           科学評論家 飛 永 芳 一
( 潟iノデバイス・システム研究所 代表取締役 )

 最近のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題や食品偽装問題など
に端を発して、「食の安全性」を改めて問い直す動きが活発化して
きている。〜中略〜先日、インターネットで「不正競争行為差止仮
処分事件の決定のお知らせ」と題するページを見かけた。早速、関
係資料を取り寄せて読んだところ、輸入食品であるタピオカの安全
性問題が深く関係していることを知って、少なからず興味をもつに
至った。いや、「興味」というより、輸入食品の安全性やそれに関
連する法律、およびそれら行政の認識に対しての危惧といった方が
正直なところである。そこで、この裁判事件を通して「食の安全性」
について考えるべく、この事件の事実関係、論点、意義について以
下に述べることとする。
( >>2へ続く )