女権帝国ー ヤプー 近未来小説を書き込むスレ

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855名無し調教中。:2008/08/05(火) 11:08:40 ID:X3iZZiyM
男が女に負けてしまう
そこに兄が妹に
先輩が後輩に
玄人が素人に
というオプションがつくと
もっと萌える
856無敵の英雄:2008/08/06(水) 00:55:37 ID:jJmPIz1/
第2部 第7章 ツィイー(6)

「……フフ、ほら、負け犬! 土下座おし!!」
「う、うむむっ……!」
誇り高いユアンは絶句し、腑が煮えくりかえった。
「あ〜ら、聞こえないのかしらねぇ〜!?
さ、ユアン! ど、げ、ざ!」
トン、トン、トンと鞭で床を叩きながら、ツィイーはユアンの目を真っ直ぐに見据えて言い放った。
「本来ならオマエを素っ裸にして土下座を命じる所なんだけど、
妾の仁慈で赦してやってるのよ!
妾は皇妃、オマエの主人よ!
如何に名将功臣とはいえ、主人たる妾の前では絶対服従の奴隷!
ましてや負け犬ぞろいの重臣将官どもが、どの面下げて大きな顔をできるのかしらねぇ〜!?
あ〜ら、悔しそうね〜 ウフフッ、でも、ホントの事だものねぇ〜!?
さ、どうしたのかしら……!?」
ユアンは窮した。ツィイーは傀儡であるマオーを操り、
臣下の生殺与奪の権を握ってしまっているのだ。
最早ツィイーの意志はマオーの意志である。今ここでツィイーに逆らう事は、
主君たる皇帝への逆意を抱く者として、処刑してしまう口実をツィイーに与えてしまうのである。
『…… それは出来ない!
しかし、世界最強を誇るツィン軍の総帥たる我が、女の足元に土下座せねばならぬとは!!』
857名無し調教中。:2008/08/06(水) 04:03:18 ID:Qw9ID/wH


ツィイーの禍々しさはアマゾネス以上
858名無し調教中。:2008/08/06(水) 17:50:24 ID:fhYUGlu9
ユアンがそろそろマオーに意見しに来ることをツィイーが見透かしていたのは間違いないな
そこに罠を貼って待ち構え土下座せざるを得ない状況に追い込みプライドを打ち砕く
一度土下座をさせてしまえば男はもう後戻りは出来ない
859無敵の英雄:2008/08/06(水) 23:15:16 ID:jJmPIz1/
第2部 第7章 ツィイー(7)

ユアンは死ぬような思いで、ゆっくりと床に両手をついた。
「アハハッ、そーお、いいコねぇ〜
ウフフ、ほ〜ら、アタマを床に擦りつけて妾に許しを乞うのよ!」
女奴隷達も周りに集まり、ユアンがツィイーに土下座する様を、
ニヤニヤしながら見ている。
ユアンはわなわなと震え、唇を噛みながらツィイーに土下座した。
と、その頭はグイと踏みにじられた。
「ウフフ…… ホラ、もっと頭を下げろ……」
ツィイーは毒々しい嘲笑を浮かべながら、
土下座するユアンの頭の後ろに何度も足を這わせた。
そのユアンの惨めな姿に、女奴隷達も哄笑した。
「アハハッ、あたし達を捕虜にし、奴隷にしたツィン軍の総帥が、
フフッ、哀れなモノね〜!」
「ツィンはあたし達が乗っ取ってやったのよ!
あたし達を奴隷にした復讐よ!! ……
ウフフ、これからオマエ達に、じっくりと思い知らせてやるわ……!!」
「ホラ、ユアン、妾に対して何か言う事はないのかしら!?……」
ツィイーはユアンの頭をグイと踏みつけながら責め立てた。
「ホラ、こういう場合は、何か言う事があるでしょう!?
早くお言い、この負け犬が!!」
860名無し調教中。:2008/08/07(木) 03:10:28 ID:zYjxUG/x
ここで意地とプライド見せないとおちていくだけだぞ
生意気なツィイーに本当の強さを見せつけやれ
861名無し調教中。:2008/08/07(木) 04:41:09 ID:zYjxUG/x
肉体的にではなく精神的に屈伏させらて逆らえなくなってしまってるよね
862無敵の英雄:2008/08/07(木) 11:42:14 ID:wmMH9StF
第2部 第7章 ツィイー(8)

ツィイーは土下座するユアンの顎の下に足の爪先を入れ、
土下座させたままでグイと顔だけを上げさせた。
「ほら、どうしたのかしら!?この役立たずの負け犬!
お前はツィイー様の下僕よ!妾の脚を舐めながら、そうお誓い!!」
「フフン、まだ責め足りないみたいねぇ〜!」
「素っ裸にして踊らせようかしら!」
「ツィイー様に背いた罰に、浣腸して縛り上げ、
街中鞭に打たれながら引き回し、っていうのもいいんじゃない!?」
周りを取り囲む女奴隷の美少女達も、口々に責め立てる。
『…… ま、まずい!!』
ユアンは焦った。
『ツィン軍総帥たる我が女奴隷達に捕らえられ、
裸にされて市中で衆人環視の中、ありとあらゆる辱めを受ける事になれば!!
…… ツィン軍は崩壊する!!!
政敵であり、女であり、しかも女奴隷上がりであるツィイーに下僕の誓いをさせられるのは、この上ない屈辱だ!
しかし、やむを得ぬ!!』
文字通り断腸の思いでユアンは、口を開いた。
「あ〜ら、ウフフ、ツィン軍総帥ユアンが、このツィイー様に降参するようねぇ〜!
フフン、まだよ! しばらくそのまま、妾の姿を仰ぎ見ながら土下座おし!!」
ツィイーは腰の辺りまで深いスリットの入ったチャイナドレスから覗く美脚をそっと組み替え、
真っ赤なルージュを施した唇を舌なめずりした。
ツィイーを仰ぎ見るユアンの位置からは、
ドレスの下の真紅の下着がチラリと見えた。
863名無し調教中。:2008/08/07(木) 13:02:58 ID:+2oJr5TG
土下座をしてその場を繕って
体制を建て直し次の機会を待つつもりなのでしょうが
土下座行為は女に精神的優位性をもたらし
男にはその逆をもたらしてしまう
この付いてしまった優劣を変えるのは難しい
女性に精神的に屈服するのは肉体的に屈服するよりも
男にトラウマを与えてしまい逆らうことが出来なくなる    はず
864無敵の英雄:2008/08/07(木) 22:58:52 ID:wmMH9StF
第2部 第7章 ツィイー(9)

「フフン、さ、ユアン……
まず、妾の脚をお舐め!」
突き出されたツィイーの脚をユアンは両手で支え、
顔を近づけようとした。
…… ビシイッ!!
いきなり、激しい鞭がユアンを襲った。
『………!!』
「御挨拶もなく、御脚に触れるとはどういう事かしら!!」
女奴隷の美少女が、ユアンに鞭を振り下ろし、叱りつけた。
「クッ…… !!」
『ツィン軍総帥たる我が、最下層の女奴隷の、しかも少女に命令され、鞭打たれるとは……!!』
ツィイーはニヤニヤと笑って見つめるばかりである。
『…… そうか…… 最早ツィイーは我を下に見ている……
言葉をかけるのは、女奴隷で充分と思っているのだ……』
「ほら、ツィイー様に御挨拶をおし!」
女奴隷の美少女はユアンに命じた。
「…… ツィイー様…… 私は……ツィイー様の下僕で御座います……
どうか…… ツィイー様の御脚を……舐めさせて下さいませ……」
絞り出すような声でユアンが続けると、美少女達はどっと笑い声を上げた。
「声が小さいわよ!やり直し!!」
ユアンは美少女達に命じられ、
何度もツィイーへの服従の言葉を誓うという屈辱を受けた。
865名無し調教中。:2008/08/08(金) 18:58:48 ID:G7Z+ILgs
ユアンお前もか!!!
866名無し調教中。:2008/08/08(金) 23:08:10 ID:/JxVgcpT

戦わずしての敗北か そんな選択せずに男ならその場でツィイーに飛び掛かり首をとってしまえ
867名無し調教中。:2008/08/09(土) 01:35:59 ID:TCi1455p
ユアンは負けたと思っていないのがたちがわるい。ベルゼブブのロープからいつでも抜けられると思っていたのと同じ。負けたと気付かず負けるのは戦わずして負けるから。作者さん乙
868無敵の英雄:2008/08/09(土) 02:27:59 ID:P4daw1Ir
第2部 第7章 ツィイー(10)

ようやくの事で退出して来たユアンは、屈辱と怒りで震えていた。
「…… おのれ! ツィイーめ、毒婦めが!!
た、叩き斬ってくれる!!」
剣を抜いたユアンは、傍らの置物を叩き壊し、怒り狂った。
「…… まあ、閣下、一先ずお気を落ち着けなさいませ……」
トゴンは宥めた。
「おのれ!! 悪女めが!
トゴンよ、ツィンは危うい! 嗚呼、如何にせん乎!」
「閣下、今こそ我ら武人の決起すべき時!!
閣下がツィン軍を率いて立てば、女奴隷どもなど小指一本で捻り潰し、
小癪な女狐のツィイー一匹、馬の鞍に縛りつけて捕虜とするのは容易い事!!」
「よくぞ申した、トゴンよ!
見よ、女どもめ!我が強さを思い知らせてくれる!!」
二人は他の将軍達とも謀議を重ねていった。

重慶のマオーの宮殿ではこんな出来事があったが、
その頃も南京のダヤンの宮殿では、ツィンの軍勢はエスデルの指揮下、練兵に余念がない。
マオーの側とうって変わって、こちらのツィン軍は士気高く、気力も充実している。

さて、さらに北京では……
かつてのツィンの宮殿は、キタールの軍勢で満ち溢れている。
皇帝の玉座に着くのは、言わずと知れたアルギン・ハーンである。
北京、南京、重慶…… 三者の攻防の帰趨は……!?
さらにその頃、キタールの最前線を通過し、密かに四川盆地に入って来た一人の女がいた。
アマゾネスのエリカが、ついに重慶に現れる!!
869名無し調教中。:2008/08/09(土) 04:21:58 ID:HU5fHoUn
久々の直接バトルの展開にWKTK
女を見下してた男が、その男のシンボルにして、女にはない人体最大の急所(睾丸)を責められ、
屈辱的に悶絶し、その男の弱さを嘲笑し優越感にひたる美女たちの活躍が見たい
870名無し調教中。:2008/08/09(土) 11:24:37 ID:PvA+GDZY
直接バトルもwktkだが、それよりもアマゾネスとツィイーが初めて交わるかもしれない
これまでの男優位社会の流れを大きく変えるかもしれないこの出会いに注目
ツィイーに会いに着たのかまだ分からないけど

871無敵の英雄:2008/08/09(土) 11:34:45 ID:P4daw1Ir
第2部 第7章 ツィイー(11)

さて、ユアンとトゴン、その他将軍達は更に謀議を重ね、
軍を結集する口実を練った。
「ダヤンの南京政権が侵攻して来るとの噂を流しましょう。
それを口実に重慶に軍勢を集結させ、一気に宮殿を襲撃するのです!」
「なるほど! トゴンよ、手配を頼むぞ!」
策謀は着々と進んでいるかに見える。
その頃……。
重慶の宮殿の一室では、二人の美女が密談している。
もちろん一人はツィイー、もう一人はアマゾネスの女将校、エリカである!!
二人の間に、一体何が話し合われたのであろうか!?

…… ところ変わって、北京、アルギン・ハーンの宮殿。
馬上供を連れ、武装した武者一騎、こちらは遠路使者に立つようである。
ハーンの書状を携えた使者が向かうのは、遥かエジプト。
戦陣の中にある、アフスム皇帝ナツィム・ナディン・ラー3世の元に、
遠くキタールより使者が向かう。
アルギン・ハーンの狙いは何か!!
872名無し調教中。:2008/08/09(土) 12:13:08 ID:PvA+GDZY
中国での三つ巴・・・五輪ぐらい興奮する
873名無し調教中。:2008/08/09(土) 16:56:13 ID:TCi1455p
女の鞭VS男の刀の対決
戦った経験のない武器なので苦戦必死
宮本武蔵の刀VS辻風黄平の鎖鎌のように
874名無し調教中。:2008/08/10(日) 08:14:02 ID:9ylcRTT+
エリカが軍神ヤオーを差し出すことによりスムーズに同盟関係を結べる?
875名無し調教中。:2008/08/10(日) 13:31:03 ID:od89amND
混ぜるな危険」¥
876無敵の英雄:2008/08/10(日) 14:37:41 ID:D8mpYf/s
第2部 第7章 ツィイー(12)

さて、重慶の街に、南京のダヤンの軍が侵攻して来るとの噂が流れ始めた。
兵力に勝る敵の侵攻の噂に、重慶の街は混乱している。
しかし、民衆の中には、表立っては公言できないが、
マオーやツィイーによる圧政から解放してくれると考え、歓迎する者が数多くいるようである。
ダヤンの軍勢が侵攻すれば、民衆は抵抗するどころか、逆に軍勢に協力し、
易々と重慶は陥落してしまうかも知れないという心もとない事実も判明してしまった。
「…… やれやれ、しかしこれもやむを得ない事。
一刻も早くツィイーらを滅ぼし、我らの手に政権を取り戻して、善政を行い、
民衆の支持を回復せねばなりません!」
しかし、ユアンは善政を行う事よりも、ただただツィイーらへの復讐の念で凝り固まっているようだった。
「…… ツィイーめを捕らえてくれたら馬の鞍に縛りつけ、宮殿に堂々凱旋し、
一晩中犯してくれようぞ!!
あの小癪な女奴隷の小娘どももろとも、皆我の奴隷にしてくれる!!
……… ワハ、ワハハハハ!!!」

ユアンもトゴンもまだ知らない。
重慶から離れた山岳地帯では、密かに武器が運び込まれ、
ツィイーの部下の女奴隷達が軍事訓練を始めていることを。
キタールの厳しい警備をかいくぐり、
チベット方面からエリカをはじめ、アマゾネスの将校、兵士らが続々と潜入して来ている事を……
877名無し調教中。:2008/08/10(日) 15:22:51 ID:4YGA/6xB
ちょっと重慶行ってくる
878名無し調教中。:2008/08/10(日) 17:19:51 ID:9ylcRTT+
気をつけてね 反日色強いらしいよ
879無敵の英雄  :2008/08/10(日) 19:58:47 ID:rfT5CMR5
第2部 第7章 ツィイー(13)

さて、こちらは南京、ダヤンの宮殿。
ツィン帝国皇帝としての威厳と徳を日に日に身につけつつあるダヤンは、
今日も華北から戻った間諜の報告を受けていた。
「皇帝陛下に申し上げます!
ここしばらく戦のなかったキタールではありますが、
ついにアルギン・ハーンは、先日、大規模な動員令を黄河流域を中心とする華北
全土に発した模様!
紫禁城前の天安門広場には、将兵が続々と集結、ただならぬ様子であります!!

「うむ、動員の目的は!?」
「表向きはウイグル人の内紛を仲介するためと称しておりますが、
この内紛はすでに和解して収束しつつあり、今更かかる大動員を命じるのは極め
て不自然!
動員規模は、最終的には二十数万人にのぼると思われ、
これは我が国境を侵し来るに充分な兵力であります!!」
「なるほど! おのれ、アルギンめが!!
停戦協定を早くも破り、我が国を侵し来るか!!ならば、こちらから攻め寄せる
まで!!」
傍らで聞いていたエスデルが皇帝を制した。
「陛下、お待ちなされませ。まだキタールが確かにこちらに侵攻すると決まったわけではございません。
アルギンが真に戦端を開くつもりならば、その相手が何者か、今しばらく見極めてからでも、
決して遅くはありますまい。
我がツィン軍は今や士気高く、武備充実、数十万の兵来るとも直ちに撃退できます!!
しかし、北伐は今しばらく困難あり、時機を待つことが肝要かと!」
「よく分かった。アルギンの狙いを探るように!!」
880名無し調教中。:2008/08/10(日) 20:07:44 ID:od89amND
奴隷女どもごときに・・・奴隷女ごとk・・
881名無し調教中。:2008/08/11(月) 09:59:08 ID:rmNuw6PL
女子が一つになっていく
882名無し調教中。:2008/08/11(月) 19:27:43 ID:sY/DtEBb
露出の多い戦闘服に武器を装備した美しい女戦士を想像しただけで下半身が
883名無し調教中。:2008/08/11(月) 19:55:54 ID:rmNuw6PL
>キタールの厳しい警備をかいくぐり、
>チベット方面からエリカをはじめ、アマゾネスの将校、兵士らが続々と潜入して来ている事を……

はたしてこの動きを察知している男はいるのか。
884無敵の英雄  :2008/08/11(月) 23:48:55 ID:56I8otIO
第2部 第7章 ツィイー(14)

 一方、こちらは北京、紫禁城は太和殿。
 アルギン・ハーンはじめ皇帝一族は文武百官の拝謁を受け、いよいよ帝国建設の基が
定まった事を、広く天下に宣言した。
 キタール、ウイグル、チベット、その他トルコ系諸民族などの連合体であったキタール帝国も、いよいよ
華北を本格的に領有、経営し、アルギン・ハーン自身も遊牧民諸部族の大ハーンであるとともに、
中華皇帝として万民の上に君臨する事を、宣言したのである。
 それまでの素朴な統治機構も細かに職掌が分担され、官僚組織も整備されていった。
 また、ユウとの間に誕生したホンタイジを太子とし、アルギンの異母弟ドルゴンを宰相として内政を総理
させることとなった。

 ヴァハンは奇妙な事実に気づき始めていた。
 西安方面軍から、武器などが消失しているようなのである。
 西安を守備するのは、アルギンの弟、エギンである。
 かねてから何かと関係がしっくりいっていないエギンに、西安という重要拠点の守備を任せるのには
彼も反対したが、異母弟のドルゴンを宰相に任じた手前、いつまでも彼を冷遇しておくわけにもいかず、
重慶のツィン軍と直接対峙する重要拠点を彼に任せたのであった。
 無論、この事はアルギン・ハーンに報告されている。
 天安門広場での閲兵は続いている。西安での不審な事態と、この閲兵とが何か関係があるのか、
ヴァハンのような片腕と頼む将軍にさえ、アルギンは先の方針を明かさないことが多い。
 それが彼のやり方だ。この先何が起こるのかは、彼にしか分からない。
885名無し調教中。:2008/08/12(火) 05:23:33 ID:q0T4KTM+
男性軍は今まで何度も修羅場をくぐり抜けて来た戦のプロ
昨日今日訓練を初めて行っただけで戦の経験が全くないど素人の女どもごとき瞬く間に蹴散らしてくれる
886名無し調教中。:2008/08/12(火) 11:05:08 ID:FSqDD7pB
>>852
逆に奴隷にされちゃったねジェニュインw
>>866
男が戦わずして敗北するはずがない。ツィイーに男としてのプライドを見せ付けてくれるよ
>>870
ツィイーとエリカで会談が持たれ、大きな動きがありそうで楽しみですね
887名無し調教中。:2008/08/13(水) 08:55:15 ID:CKGGTxDE
散らばっていたピースが一つになろうとしている気がする
888無敵の英雄  :2008/08/13(水) 15:55:12 ID:qTnimFqN
第2部 第7章 ツィイー(15)

 再び、南京のダヤンの宮廷。
 キタールとの講和後、強化されたのは軍備もさることながら、諜報機関も各段に充実し、
日々直接皇帝の元に新たな情報が寄せられている。
「アルギンの狙いは何か、分かったか?」
「未だはっきりとしたことは分かりません。しかし、各地を守備する将軍達の配置に、
奇妙なものを感じます!」
「・・・・・ どう奇妙なのだ!? 申してみよ!」
「重慶の偽帝マオーの軍勢と直接対峙しているのは、西安に拠点を置くアルギンの弟、エギンであります。
ところがつい先日、サラ王ヨヒムが軍勢を率い、王国の位置する青海湖付近を出発して、いわば敵軍との
最前線の都市、漢中に入城した模様!」
「それは実に奇妙だ。エギンと敵の間に、ヨヒムが割り込む形になったのだからな・・・・?」
「それだけではありません。アラル海地方を守備していたジャハンギールも、先日ウルムチに入り、更に東進。
こちらも大軍を率いております。」
「・・・・ ジャハンギールはウイグル貴族の出。先頃の内紛をまとめるため、故国へ帰還を命じられたのであろう。」
「しかし、陛下、彼はすでにウイグルを通過し、まだ東進しているとの事。先日は蘭州に到達しましたが、未だ進軍は続いております!」
「ふむ、キタール軍が西北地方に集結・・・・ エギンがいるにも関わらず・・・・」
「成程!! 陛下、読めましたぞ!!!」
 傍らで聞いていたエスデルが口を挟んだ。
「・・・・ うむ、朕も読めた!! これは面白い事になりそうだ!! エスデル、直ちに全軍に動員令を出せ! この機会を逃すでないぞ!!」
 西安のエギンを包囲するかのように、キタール軍は配置を変えつつあった。
 何が起こるのかは、火を見るより明らかであった。
 そして、これに乗じないほど、ダヤンもエスデルも、愚かではない。
 さて、この動きに対して、ツィイーらの抹殺を図るユアンは、どう出るのか!?
889名無し調教中。:2008/08/13(水) 16:18:17 ID:8RcKjSKq


中国を統一するのはアルギンかダヤンか女か
890無敵の英雄  :2008/08/13(水) 16:46:58 ID:qTnimFqN
第2部 第7章 ツィイー(16)

 エリカに命じられ、エギンは自軍から武器を大量に、極秘で重慶のツィイーの元に
送っている。
 チベット地方の、キタール軍の目の行き届きにくいルートも教え、アマゾネスの軍事顧問らが
四川盆地に潜入するのにも大きな助力をした。
 そんなエギンの元にも、キタール軍の配置換えと、華北全土での大規模な動員令が伝わってきた。
「ジャハンギールの軍勢が、蘭州を通過、更に東進しているとの事。将軍、何事かハーンより御指示は
ございましょうや!?」
 不審に思った部下がエギンに問いただした。
「・・・・ いや、何も聞いていない。しかし、近頃ウイグルでは内紛があったので、その再発を防ぐために
赴任するのであろう。」
「・・・・ 成程、そう考えれば不審はございませんな。」
「しかし、・・・・」
 別の部下が口を挟んだ。
「ジャハンギールの軍勢は、咸陽に入ったとの噂をしている者がございますぞ!!
咸陽と言えば、西安のごく近く! 将軍閣下、すでに大軍を擁して閣下がここ西安を守備しているのに、
今またジャハンギールが大軍を率いて咸陽に入城、これは奇妙でありませんか!?」
 そこへ、また部下の一人が息せき切って入ってきた。その顔を見たエギンは、驚いて他の者たちを下がらせた。
891無敵の英雄  :2008/08/13(水) 16:48:49 ID:qTnimFqN
第2部 第7章 ツィイー(17)

「・・・・・ 如何した!! ツィイーへの荷は、無事届けられたのか!?」
「!!・・・・ 閣下! ご存知でしょうか、漢中にヨヒムの兵がおりますぞ!!」
「・・・・・ な、何だと!!! あそこは我が軍の管轄ではないか!! いつの間にヨヒムが! 
ハーンからはそのような命令など来てはおらぬぞ!!!」
「当然、今度の荷は漢中を通過できず、ひき返して参りました!」
「よしっ、同行した兵士らも、全員呼べ!!」
「はっ!!!」

「・・・・・ 閣下、これで全員であります!!」
「うむ!!」
 一室に集合させられた将校と兵士は、エギンの前に整列した。
「!! ・・・ うぬっ !!!」
 一瞬のうちに走る鮮血・・・・ 
 抜刀したエギンは、彼ら全員を斬り殺したのである。
「おのれ、アルギンめ!! その手に乗るものか・・・・! それならば、こちらから仕掛けてくれるわ・・・・!!」
 返り血を浴びたエギンは、恐ろしい形相でつぶやいた・・・!!
892名無し調教中。:2008/08/13(水) 19:47:19 ID:CKGGTxDE
オリンピックでも女子柔道は頑張っているのに男子は駄目駄目だね
女子の強さを見せ付けている
893名無し調教中。:2008/08/13(水) 22:13:39 ID:8RcKjSKq
スレチだが日本女子って柔道とレスリングでメダル荒稼ぎしそう,格闘技系の競技に向いているのかね
894無敵の英雄  :2008/08/14(木) 00:58:31 ID:6TB+6lZz
第2部 第7章 ツィイー(18)

 アマゾネスは、重慶宮廷のツィイーらに対し、物心両面で全面的に援助を与えることを約束したのであった。
 現在、世界には女権帝国は二つ。アマゾネスと、ラシェワである。
 アマゾネスはキタールとの戦いにアストラハンを占領、マフムードを捕虜としたが、キタールの同盟国
ブルグンに留守を衝かれ、思わぬ痛手をこうむった。
 ラシェワはアフスム帝国支配下のエジプトに進攻、目下連勝中だが、そちら側からキタールやブルグンを
攻撃できる位置になく、またその余裕もあまりない。
 そこで、女王ユリナが考えたのが、女権帝国をもう一つ増やすことである。
 そして、それが可能なのは、現在のところツィイーとその女奴隷達が実質上政権を握ろうとしている
マオー支配下のツィン以外にはなかった。
 軍を掌握しているユアンらを滅ぼすか、ツィイーらの奴隷にしてしまい、軍を解体して男から武装解除する。
 そして、女奴隷達を中心とした軍を造れば、後はマオーやユアン、重臣らは奴隷として飼い殺しにし、
マオーを退位させて、ツィイーが女帝として新帝国を建国する。
 更に、全ての女を男よりも上の身分とする旨の法令を発布し、男は全て女の奴隷となることを定める。
 このように、ユリナは革命を援助する形で、今後の対男戦を有利に進めていくことを考えているのだ。
 そしてそれは、ツィイーの野心とも見事に合致したのである。
 ユリナ、ツィイー、そしてアドゥアナ。美しく、奸智に長け、残虐で、男の心を操るのに長けた三人の美女。
今、男にとって、最も危険な同盟が生まれようとしているのだ!!
 
 ・・・・・ エギンは、アルギンに対し、先制攻撃する腹を固めた。しかし、自分がツィイーらに
通じていることが分かったら、将兵らは離反し、戦にならずして敗北してしまうだろう、と考えたのである。
それゆえの口封じであった。
 キタールの内紛は、如何なる影響を諸国にもたらすのであろうか!?  
895名無し調教中。:2008/08/14(木) 09:19:47 ID:48JgWeM5
大ハーン様。女をズタズタにしてやってください
896名無し調教中。:2008/08/14(木) 15:48:41 ID:9IbxkEQh
男がぐずぐずしているうちにアマゾネスとツィイーが合体か 首鼠両端・薄志弱行の男とはエライ違い
897名無し調教中。:2008/08/14(木) 18:48:57 ID:48JgWeM5
国すら持たないツィイーごときを引き入れたところで巨大男権国家のキタール,ブルグンの足元にも及ばない
所詮は女子,男につかえ奉仕し抱かれていれば生かしておいてやるのに
アマゾネスはちょっと勘違いしちゃってる。男の不意を突いたり色仕掛けで惑わしスキを突いたり
汚い方法で偶然,奇跡のような確率で勝ててただけで男が3割程度の力を出すだけで数日で滅ぼされることを分かっていない
早く自分達が弱者の性『女』であることを自覚し男に奉仕する喜びに目覚め,命を粗末にしないで欲しい
一応子孫繁栄には必要だから。男だけでは子供は産めないから生かしておいて上げる


というのが男権国家の考えかた
898名無し調教中。:2008/08/14(木) 19:09:36 ID:fR27FpqI
無料で下着あげますください

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899名無し調教中。:2008/08/14(木) 22:12:42 ID:u1vhjFOm
>>806みたいないくら蹴られても悶えない、耐久力ありまくりなノーリアクション男優も萎える。

タマ以外の部位は、頑丈な男の体を見せ付けるように普通に耐えて欲しいが、
逆に男の急所(タマ)やられた時は素直に悶えて、女にその脆さをアピールして欲しい。
それも女の自然な笑いや嘲りを誘うように、たまには股間押さえて跳び跳ねたり、
少々大袈裟に悶えるぐらいの事もして欲しい。
機械的に蹴られるだけで女の萌える反応も無い、マンネリビデオが多いし。
900名無し調教中。:2008/08/14(木) 22:14:30 ID:u1vhjFOm
↑呉爆しますた。スルーしてください
901名無し調教中。:2008/08/14(木) 23:18:43 ID:9IbxkEQh
忘れてはいないかい?ブルグン王は夜は后の言うなりのどMになるんだよ
902名無し調教中。:2008/08/15(金) 00:46:30 ID:+lXiNWtX
ツィイー様のキャラ立ってるなあ
903名無し調教中。:2008/08/15(金) 11:40:54 ID:qKgYmAlj
☆ブルグン内部のいざこざも面白い
 ・オルムはルクレツィアには逆らえない
 ・隠し子と名乗るジキスムントの不満
 ・弟ミラマルとの軋轢
 ・ヒルディアとミラマルの関係
 ・ルクレツィアとヒルディアはロムル人
 ・フラン族との戦
 ・ジキスムントの前に現れた美女

ブルグンは兄と弟との対立によって分裂してしまうのか

904無敵の英雄  
第2部 第7章 ツィイー(19) 

 こちらは重慶。トゴンの屋敷に人目を忍んで現れたのは、何とツィイーからの使者の奴隷女であった。
 驚くべきことに、ツィイーは、トゴンを宴に招待してきたのである。
「・・・・ それは、ユアン閣下も招待されておられるのか!?」
「いいえ。ツィイー様は国を心から憂え、日々政治の建て直しに奮闘しておいでです。
そして、将兵らに人望厚く、武勇優れたトゴン閣下と是非とも直に語り合いたく、
この度の宴を設けられた次第です。」
「なるほど・・・・。」
 トゴンは、これが罠かもしれない事は重々承知していた。しかし、進んで敵中に飛び込むことで、
何かしら大きなものが得られるかもしれない。
 そうだ、ここは一つ、だまされたふりをして、ツィイーの言いなりになってみるのもいいかもしれない!
 そう、心に決めたトゴンは招待を受け、たった一人で、ツィイーが重慶郊外に所有する邸宅に
赴く事を決めたのだった。

「・・・・ これはこれは、名将の誉れ高きトゴン閣下・・・・ 妾の招きをお受け頂き、光栄に存じますぞ・・・・」
 出迎えられたトゴンは、ツィイーの美しさに眼を見張った。
 今日のツィイーは長い黒髪を高く結い上げ、東洋風のようではあるがツィンの装束とはまた異なる着物を纏い、
ブルーのアイシャドウに真紅のルージュが、いつもながらセクシーさを一層際立たせている。
「フフフ、・・・・ これは彼の『日出ずる国』の女の衣装とか。閣下・・・・お気に召しまして・・・・?」
 ツィイーの胸元の真っ白な柔肌に眼を奪われているトゴンに、ツィイーは艶やかに微笑んだ・・・・!!