目の前が真っ白になり、快楽の頂きが朧ろげに見えてきた。
「ひゃんぶぅ・・・・・・」
決壊した。
そう確信したまことは、しかし排泄の快楽は得られなかった。
「ダメよ、ひとりで逝っちゃダメ。私も連れてってくれないと許さないから。」
セーラーマーキュリーの技で生み出された水は、亜美の思いのままに操られている。
だから腸の蠕動に逆らって、腹圧をものともせずに腹の中に留まったままだ。
力いっぱい気張っても全く出て行かない。
ジュプッ ジュプッ ジュプッ ジュプッ ジュプッ
亜美はスティックのクリスタルを掴んで乱暴に出し入れを繰り返した。
「ひじゅぅぅぅ・・・・・・ひじゅぅぅぅ・・・・・ひぎら゙ぁぁぁあい・・・・・」
ひと突きほとにまことはイった。ただし精神だけが。
頭の中はオルガスムスに支配されているのに、肉体は寸止めを食ったままだ。
漏れたはずなのにちっとも楽にならない。
イったはずなのにトリップできない。
それがなんなのか、どうすればいいのか、何も考えられない。
「私の言う事を繰り返して」
すっかり無防備になったまことは、導かれるままに聖なるスペルを復唱した。
「ゆぷたぁ・くいすたうぱわぁ・・・・・・・・めいく・あっぷぅ・・・・・・・」
尻に突き刺さった変身ペンから眩い電光がほとばしる。
脱ぎかけの制服が掻き消えて裸体となったまことの背に、亜美がぴたりと抱きついた。
二人の身体を包み込んだ稲妻が、亜美のシナプスを極限まで活性化させた。
「まごりゃぁんっ!まごりゃぁんっ!まごりゃぁんっ!まごりゃぁんっ!」
意識が飛んだ亜美は、技をコントロールする術を失った。
変身ペンも光となって実体をなくし、まことの肛門を塞ぐものも消失した。
ブッシャァァァァァァッ!
ようやく出る事を許された黄色い液体が連衡に照らし出されて星の如く輝きを放つ。
そのきらめきが収まった時、雷は深緑のセーラースーツとなってまことの身を包んでいた。
あとはセラチン
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