1 :
名無し調教中。:
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1021217021/34 によると、「純粋に生物
学的、生理学的、解剖学的に考えると、おそらく原始時代には世界的に男はしゃがんで
・女は立ちしょんで、用を足していただろうと推測される。」との由。この指摘を俄に信
じる事は出来ませんが、現に、古代のエジプトや、現在のインドネシアでは、男性が、
しゃがんで、おしっこをし、女性が立って行うと聞きます(
>>2)。
他面、動物学では、「動物(主に高等ほ乳類)は、同一平面上に立った時の目線の高さ
で、優劣を感得する。」と説かれる事があります。熊が、敵を威嚇する場合に、敢えて立
ち上がるのは、この理由によるとの事です。また、論者によっては、「人類が、立ち上が
った時、他の四足獣に対し、優越感を感じ、他の四足獣は、人類に威圧感を感じたと思わ
れる。その心理的要素が、その後の人類の繁栄に(一要素に過ぎないとしても)大きく寄与
していると考えられる。」とする向きもあります。
すると、「おしっこをするにしても、一方は立って、高い目線を維持し、他方は、しゃ
がんで、低い目線に甘んじざるを得ない場合、両者の間に及ぼす心理的な影響や、如何に。」
との思いが派生します。
そこで、「もしも、女性が立って、男性が しゃがんで、おしっこをする社会だったら、
男女の関係はどうなっていただろうか。」と考えてみました。
>>2以下において、他の板で書き込んでいた資料、考察、妄想等々を再録しておきます
>>1の前段で挙げた、古代エジプトや、インドネシアの例(男性が、しゃがんで、おしっこ
をし、女性は立ってする)については、これらの地域においても、男尊女卑的な風潮がある
事は承知していますが、それでも、なお、その、おしっこの仕方が両性の感覚に、何らかの
影響を与えている事はないかと思えたのです。 例えば、日頃、偉そうな事を言っていても
、男は、一々、おしりをめくって、しゃがみ小便をしなければならないとなれば、高い目線
を維持したまま出来る女性は、その男性の姿を見て、どう感じるでしょうか。
>>1中段の動物学の論理からすれば、一々、おしりをめくって、低い視線で、しゃがみ小便
をしなければならない男性に対し、女性が、何らかの優越感を感じるのではないでしょうか。
他面、この動物学的『理屈』から見た場合、近時、お母さん方が、小さな息子さん達に
「家の洋式トイレでは、座って、おしっこをするように。」と躾ている事に対し、危惧感を感
じざるを得ません。
なるほど、これらのお母さん方が説く理由の第一は、「洋式トイレが、必要以上に汚れる
事を避けるため。」と言う事でしょう。
しかし、その背後に、「男の子にも、座って、おしっこをさせる事で、自分達と同じ目線
を強いよう。」との意図が隠れてはいまいか。男の子達も、その母親の隠れた意図を敏感に感
じ取って、素直に従ってしまいはすまいか。・・・・と言う危惧です。
>>**(女性のトイレが長いと嘲るレスに対し) でも、「男は、しゃがんで、女は立って。」
の社会だったら、それが逆になるかも知れませんね。
その社会では、女性は、ひょいっと後ろを捲って、シャーで終わりですが、男性は、衣の裾
を丁寧に捲って、おしりを丸出しにし、おもむろに、しゃがみこんで、それから用を足して、し
かる後、よっこらしょと立ち上がって、衣の裾を直し・・・・ってなって行く訳ですから。そうなる
と、男の小便の方が長くかかるでしょう。
そうすると、男性トイレの方が混みますね。
すると、女の子の方が、男の子に、「男の子の、おしっこって長いのよね。トイレも混んで
るし、待ってられないわ。」と言う事になるかも。さらに、「男の子って哀れよね。一々、おしり
捲って、しゃがんで、おしっこしなくっちゃならないんだもの。」とか、口の悪い娘になると、
「待ってらんねぇんだよ!」、「座ってしか小便できねぇ奴が、偉そうに言うんじゃねぇ!」とか・・・・。
平凡社 世界大百科事典より
日本の男子は立って放尿するが,女子はいつもしゃがむとは限らず,立小便をする地方も
あった。上州,信州の在では女子がしゃがんで小便をすると結婚が遅れるとして嫌うといわ
れ(西沢一鳳《皇都午睡》),南方熊楠は紀州熊野の山中で頭に物を載せた婦女が立小便をす
るのは職業上やむをえぬが,和服だからできる芸当だと紹介している(《日本及日本人》757
号)。しかし,レンブラントに,立って放尿する男女の絵があるように,外国でもあまり事情
は変わらない。便所がないベルサイユ宮殿では,ルイ王朝期のフランス人形のような衣装を
まとった美女たちも,立ったまま便器を用いることがあった。メキシコの男はしゃがみ,女が
立って放尿するとされるが(G. ラムシオ《海陸紀行全集》),古代エジプトでも同様である(ヘ
ロドトス《歴史》巻二)。下水道を造るのにたけていたローマ人は,水洗便所を各地に設けた
が,中世から近代にかけてはヨーロッパ諸都市に下水道はなく,市民はつぼや瓶に蓄えた尿を
窓から街路に捨てるのを常とした。歩行者は不意に降ってくる尿に不断の注意を払い,男は女
を街路の中央よりに歩かせる配慮をするならわしがあり,イギリスの一部では18世紀末まで尿
で汚れてもかまわない外套(がいとう)を用いていた。
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1021217021/34 によると、「純粋に生物学的、
生理学的、解剖学的に考えると、おそらく原始時代には世界的に男はしゃがんで・女は立ち
しょんで、用を足していただろうと推測される。」との由。この指摘を俄に信じる事は出来ま
せんが、仮に、これが真実であれば、、「動物(主に高等ほ乳類)は、同一平面上に立った時の
目線の高さで、優劣を感得する。」との動物学的考察及び、原始時代における女性労働の価値
の高さ(例えば女性が担当していたと言われる木の実などの収集は、家族を養う上で必要不可
欠)などと相俟って、太古の男女関係にも微妙な影響が思量されます。
即ち、原始時代では、好むと好まざるとにかかわらず、相互に他方の放尿シーンを目撃す
る機会は、非常に多かったでしょう。時には、大自然の中、男女が並んで小用を足す事もあっ
たと思われます。
すると、男性は、しゃがんで、非常の低い視線を強いられながら、放尿せざるを得ず、他
方、女性は、立ち上がったまま、高い視線を維持して用を足すことになり、男性は女性を見上
げ、女性は男性を見下ろす事となります。
かなりの大型犬でも、飼い主の娘である小さな幼女にすら、従順な態度を取ります。これ
には、犬類の習い性が原因である事はもちろんですが、他面、四足獣である犬にとっては、か
なりの大型犬でも、直立二足歩行する幼女より、その視線がかなり低い事も関係しているでし
ょう。高い所から見下ろされている犬は、かなりの威圧感を感じている筈です。
この犬類が感じている強い威圧感を、並んで小用を足す男性は、女性に感じる事となるの
は必定でしょう。女性である相手は、立って、高い姿勢で放尿しているのに対し、男性である
自分は、しゃがみ込んで、非常に低い位置から、相手の女性を仰ぎ見る事になるのですから。
同じ行為をしながらも、女性に、高い位置から、見下ろされる。しゃがんで放尿する姿を見下ろ
されるとなれば、屈辱感すら感じるかも知れません。逆に、女性は、しゃがんで、低い姿勢で、
放尿する男性を見下ろして、なにがしかの優越感を感じるのではないでしょうか。
そして、互いの用便姿を頻繁に目撃する事となる原始時代においては、この男性の女性から
受ける威圧感、屈辱感、女性の男性に対する優越感が、頻繁に積み重なって行く事にならざるを
得ませんから、それが、心理に影響を与え、社会的関係にも影響を与えるであろう事は、想像に
難くないと思われます。
そうすると、太古の男女関係は、女性の立場が結構、強かったのではないかと考える事も、
可能と言えましょう(もちろん上記仮定を前提とした場合の推測に過ぎませんが)。
前の話を受けて、更に推測(もはや妄想)ですが、女性が、立って小用を足す場合、肩幅ほど
に両足を開き、上半身を少し前かがみにすれば、女性の尿道の構造等から勘案し、女性の放尿は、
後ろ30度の方向に、真っ直ぐ出るとの事です(腰部から垂直下方を0度とした場合の後ろ30度)。
すると、女性が立って、男性が しゃがんで、おしっこをするとなれば、女性の放尿位置は、
しゃがんで用を足す男性の顔辺りに来てしまいます。
太古、男女が喧嘩して、その後、男性が催して、草むらに入り、しゃがみ込んだ所で、女性
が、男性が放尿を始める所を見計らって、男性の前に、後ろ向きで立ち、ちょっと前かがみにな
って、放尿すれば、女性の尿は、しゃがみ込んで放尿する男性の顔面を目掛けて、勢いよく飛ん
で行く事となります。 男性の方は、しゃがみ込んで、非常に動きにくい姿勢を取っている上
に、放尿の最中ですから、容易には逃げられず、女性の なすがままに、女性の尿を顔面に浴び
ざるを得ないでしょう。
ひょっとすると、太古、こんな、女性にとっては非常に痛快な、男性にとっては大変に屈辱
的なシーンが展開した事があったかも知れません(その後、どうなるかは知りませんが・・・・)。
更に、妄想を。しゃがんで用を足すと言う事は、せっかく直立二足歩行で得た優越的地位を
放棄し、敵に襲われても動きにくく、また、敵の発見も遅れると言う、非常に危険な行為であり、
人類が、今だ、天敵に脅かされていた時代においては、それこそ、命懸けの行為だったでしょう。
となれば、用便の間、仲間に見張りに立って貰うのが賢明です。
現在でこそ、「仲間を誘い合ってのトイレ行き」は、女性の専売特許になっていますが、原始
時代は、小用も、しゃがみ込んで行う必要のあった男性の方が、小用の度に、仲間を誘い合って、
互いに見守り、見守られながら、用を足していたかも知れません。女性の方は、立って、少し前
かがみになるだけで出来るとなれば、敵の発見が遅れる事もありませんし、逃げるのも容易です
から、小用ならば一人で出来たでしょう。
すると、小用すら仲間を誘い合わねばならない男性の姿は、一人で小用を足せる女性には、
滑稽に映ったかも知れません。
男性が用を足す場合に誘い合う仲間は通常、男性だったでしょうが、頼む相手が女性しか居
ない場合、背に腹は代えられません。恥を忍んで、「あの、おしっこがしたいんで、ちょっと、
見ていてもらえますか。」と、女性に頼まざるを得ません。女性に見守られながら、草むらに、
しゃがみ込んで、放尿するのは、大変に恥ずかしく、屈辱的だったでしょうが、天敵に襲われれ、
命を落とすよりは、ましです。女性にお願いして、女性の立っている前で、しゃがみ込み、用を
足したでしょう。
この男性の姿を度々見るに及べば、女性も、男性を、「一人で、おしっこも出来ない人が、
偉そうな事を言うんじゃないわよ。」と嘲ったかも知れません。
これでは、男性の立場は弱くならざるを得なかったでしょう。
【1】太古、人類は、住み慣れた森を離れ、荒涼たるサバンナの大平原に降り立った。
気候の変動により、彼らを育んだ森林が後退し、サバンナが広がったからである。彼らは、森林の
後退に従うのではなく、急速に広がるサバンナに、自らの生活圏を求める事としたのである。
彼らは、サバンナに降り立つにあたり、4本の足で歩くのではなく、真っ直ぐ立ち、2本の足
で歩くことを選択した。
2本の足で歩く事によって、4本の足で地をはう他の獣たちとは違い、非常に高い目線を得る
た。すると、どうであろうか、あれほど自分たちを脅かしていた肉食獣達が、今度は、自分達に驚異
と畏怖の目を向けるに至ったではないか。
犬歯の鋭い、とあるネコ科の大型獣は、それまで、自分たちを捕って食べる存在であった。しか
し、今、2本の足で立って、彼らに近づくと、今度は、奴らの方が、すごすごと去って行くではない
か。
そこで、彼らは考えた。自由になった両手に、長く丈夫な木の枝を持ち、獲物を得たばかりの奴
らの群れに、集団で近づき、やにわ、両手を挙げ、大声を出して、突進した。すると、案の定、奴ら
は、捕ったばかり獲物を置いて、いちもくさんに逃げ出した。
彼らは、新鮮な肉を得た。人類が肉食を覚えた瞬間であった。
【2】さて、2本の足で立ち上がる事となって、人類は、それまでとは全く違う生活を営むようになっ
たが、同時に、それまでとは勝手が違う事も生じた。
小用を足すについて、直立すれば、女性は、尿道の構造から、真っ直ぐ真下に尿が落ちる事とな
った。それで、上体を30度ばかり、前に倒してみると、尿は、それに合わせて、後ろ30度の方向
に、真っ直ぐ飛んでいった。実に便利である。女性は、この方法で、立って小用を足すことにした。
男性も、立って小用を足そうと試みた。しかし、手を添えて、放尿の方向を調節すると言う発想
は、未だなかった。手は、つい最近、自由になったばかりであり、誰も、これを適宜に使いこなす為
の知恵は持ち合わせていなかった。その結果、男性の放尿は、方向を得ず、足下に落ちるなど、はな
はだ不都合であった。それで、女性と同様に上体を30度、前に倒して、放尿してみた。しかし、そ
れでは、男性の場合、正に、真下に落ち、足下を濡らした。
そこで、しゃがんでみた。すると、男性器は真っ直ぐ前を向き、尿は真っ直ぐ前に放たれた。こ
れが、男性にとって、最も好都合な放尿姿勢となった。男性は、しゃがんで小用を足す事に決めた。
【3】この様にして、互いの用便姿勢が決まった頃、一組のカップルが、その生活領域となったばかりの
サバンナを歩いていた。やがて、男の方は、草むらを見つけると、そちらの方に近づいて行った。小用
を足そうとしている事は、女の方にも分かった。女の方も、ちょうど催していたので、一緒に用を足そ
うと考え、男の後を追った。
男は、草むらに入ると、辺りを注意深く見渡し、大型の肉食獣が近くに居ないことを確認すると、
しゃがみ込んだ。男が、放尿を始める頃、その横に女が立った。女は、肩幅ほどに両足を開くと、上体
を少し前かがみにし、立ったままの姿勢で、放尿を始めた。女の放尿は、立ち上がったままの腰から、
後方30度の角度で、真っ直ぐ、勢いよく放たれた。
男が、その姿を見上げていると、女の方も、横目で、男の方を見下ろした。
男は、女に高い視線で見下ろされ、言いようのない威圧感を感じた。同じ小用を足すと言う行為を
しながら、女の方は、両足で立ち上がり、高い視線を保ったままであるのに対し、男である自分は、
しゃがみ込んで、低い姿勢に甘んじざるを得ない。そう考えると、男は、なんだか、「女には到底、かな
わない。」との想いを生じ、女に対し、驚異と畏敬の念とを抱いた。そう言えば、自分たちが2本の足で
立ち上がった頃、周囲の四足獣たちが、こぞって、自分達に、驚異と畏敬の視線を送っていたが、その
時の彼らの感情は、今、自分が女性に対し感じている、この感情なのだろうなと思った。
他方、女の方は、男を見下ろして、しゃがみ込み、低い姿勢に甘んじて、小用を足す男を、なにやら
哀れな姿に思った。しかも、立ち上がって小用を足す自分を見上げる男の視線には、自分に対する驚異と
畏敬の念が明らかに読みとれた。女は心地よい優越感にひたった。
男女の優劣関係が決した瞬間であった。
【4】サバンナに2本の足で降り立った人類は、既に無敵の地位にあった。従前は、人類を補食していた
大型肉食獣でさえ、もはや、人類の敵ではなかった。奴らの必殺技と言えば、その鋭い牙で、咽を切り
裂く事だが、高い位置にある人類の咽に食らいつく事は容易ではなく、しかも、人類の喉元目掛けて、
飛びかかった刹那、人類は、その自由になった手に持つ棍棒を、高い位置から振り下ろし、奴らの頭蓋
を打ち砕いた。
手に棍棒を持ち、2本の足で歩いてくる人類を見れば、どんな獣も、すごすごと逃げるようになっ
ていた。
が、四足獣が恐れているのは、あくまで、2本の足で立ち上がり、自由な手を持つ人類である。そ
れ以外の場合、人類と言えども、ただの中型雑食獣に過ぎなかった。しゃがんで用便する瞬間は、人類
も、大型肉食獣にとっては、ただの御馳走であった。
人類の方も、しゃがんで用便する瞬間は、直立二足歩行で得た優越的地位を自ら放棄し、敵に襲わ
れても逃げ出しにくく、また、そもそも敵を発見しにくい姿勢を取っているのだから、しゃがんでの用
便は、正に、命懸けの行為であった。そして、現に、用便中に大型肉食獣に補食され、命を落とす者も
多かった。
【5】この問題は、女性より、男性にとって深刻であった。女性が、この危険に晒されるのは、一日に
一回程度である。対し、男性の場合、小用も、しゃがみ込んで行う必要があったので、それこそ、一日
に何度も、この命懸けの危険に身を晒す事となった。現に、用便中に大型肉食獣に補食され、命を落と
すのは、殆ど全て男性であった。
しかし、人類には知恵があった。大型肉食獣も、立ち上がり、棍棒を携えた人類には、恐れて、近
づかない。ならば、用便中、そばで誰か仲間に立ってもらい、大型肉食獣への警戒・威嚇にあたっても
らえば良い。それで、男性達は、小用の度に、仲間を誘い、互いに見守り、見守られながら、小用を足
す事とした。
この男性の姿は、女性達には滑稽に映った。女性達は、少し前かがみになるだけで、立ち上がった
まま小用を足す事が出来る。この姿勢の人類は襲う獣はいない。ゆえに、女性達は、一人で小用を足す
事が出来た。これに対し、男性達は、小用の度に、仲間を誘い合い、肉食獣に怯えながら、仲間に見守
られてではないと、小用を足せない。そんな男達の姿を、女性達は哀れみの目で見ていた。
【7】この様に、男達は、小用の度に、仲間に、お願いして、見守ってもらう必要があった。近くに居る
のが女性だけの場合、背に腹は代えられない。男達は、恥を忍んで、女性達に、「おしっこがしたいので、
ちょっと、見ててもらえますか。」と、お願いしなければならなかった。しゃがみ込んで小用を足す姿を
女性に見られるのは、男にとっても非常に恥ずかしい事ではあったが、しかし、肉食獣に補食され、命
を落とす事に比べれば、遙かにましであった。男達は、屈辱に耐えながらも、女性達に懇願した。
女性達も、小用も、しゃがみ込んでしなければならない男達が、一人では小用を足せない事は知って
いるので、男達の哀願を、むげには断らない。頼まれれば、ついて行く。
男は、女性に付き添われて、草むらに行き、女性の側で、しゃがみ込んだ。そして、小用を始めた。
女性は、自分の足下で、しゃがみ込み、肉食獣に怯えながら、小用を足す男性の姿を、立ったまま、
見下ろしていた。その視線には、男に対する蔑みと哀れみの表情が浮かんでいた。
他方、男の方は、女性の足下に、しゃがみ込み、この女性に守られるのでなければ、小用すら足す
事が出来ない、男と言う立場の弱さを痛感し、屈辱感を噛み締めながら、放尿した。
放尿を終え立ち上がった男性は、見守ってくれた女性に対し、丁寧に礼を述べた。いつ、また、お願
いしなければならないか分からないからである。
この関係は、男女の優劣関係を決定的なものとした。男性が女性に反発する事があっても、女性から、
「一人で、おしっこも出来ない人が、何を偉そうな事、言っているの。」と言われれば、グーの音も出なか
ったし、「そんなに偉そうな事を言うんだったら、一人で、おしっこしてごらんなさいよ。」と言われれば、
「ごめんなさい。あのぉ、見ててもらわないと、ダメなんです。」と言い、必死に女性に謝らねばならなか
った。
もはや、女性の圧倒的優位と、男性の女性への服従・従属は、決定的なものとなった。
【8】ある日、兄妹が、サバンナに出て、幼いなりに彼らに与えられた仕事を果たしていた。
やがて、兄の方は小用を催した。それで、兄は、草むらを見付けると、妹に、「おしっこがしたいから、
ちょっと見てて。」と頼んだ。
兄は、草むらに入ると、自らも注意深く周囲を警戒した上で、しゃがみ込んだ。そして、妹に、「ちゃん
と見ていてよ。」と念を押して、放尿を始めた。
妹は、兄の横に仁王立ちになって、小用を足す兄を見守った。が、この時、妹に、いたずら心が起きた。
妹は、「あっ、ライオン!」と叫んで、逃げ出す仕草をした。
兄は、それを聞いて、慌てふためいたが、しゃがみ込んで放尿している最中であった為、どうすることも
出来ず、パニックに陥ってしまった。兄は、放尿を続けたまま、その場に座り込んで、泣きじゃくってしまっ
た。失禁状態である。
妹は、失禁状態で泣きじゃくる兄の姿に嘲笑を禁じ得なかったが、これを堪え、「嘘よ。ごめんね。」と、
兄をなだめた。
妹は、女である自分の立場の強さを感じ、兄は、男である自分の立場の弱さを噛み締めた。
純粋におもしろい!
【9】それから永劫の月日が流れ、人類は文明社会を築くに至った。が、太古の昔に確立した基本的な
枠組みは変わらなかった。
相変わらず、男性は、小用も、しゃがみ込んで足していた。もちろん、手を添えれば、男性も立
って小用が足せることは、皆、知っていた。そして、歴史の中、幾度と無く、それを推奨する人々も
現れた。しかし、男性達の風習を変えるには至らなかった。理由は、第一に、「男の分際で、女性と同
じように、立って小便をするなど、もってのほか。」と言う事だった。その様に女性達が思えば、「男
は女性に服従し、従うもの。」と言う事を、当たり前と思っている男性達も、その女性達の意見に、当
然の様に従う。第二に、「小用の度に、男性器に触れるなど、はしたない事であり、もってのほか。」
と言う事である。この社会では、男性が、みだりに自らの男性器に触れることは、非常に、はしたな
い事とされていた。その背景には、「男にとって、男性器は、自分の体の一部であっても、自分のもの
ではなく、将来、自分の主人となる女性のものであり、その女性のために預かっているに過ぎない。」
との社会的意識があったのかも知れない。
男性の衣装も、小用を逐一、しゃがみ込んで行う必要を前提としていた。小用を、しゃがみ込ん
で行う以上、下半身に着ける衣装は、短いスカートが便利である。腰部に下着は着けない。男性の場
合、しゃがみ込んで放尿すれば、それは前方に勢いよく放出される。下着など着けていると、それを
おろして放尿した場合、それを損なう危険が高かったからである。同様の理由で、男性は、ズボンも
穿けなかった。よって、男性の衣装は、膝より上の短いスカートのみであった。
【10】小用も、しゃがみ込んで行う以上、男子トイレは当然、全て個室である。当然、スペース上、
設置できる個数は限られてしまう。しかも、男性の場合、スカートの裾を丁寧に捲り上げ、しゃがみ
込んだ後、用を足し、終われば、よっこいしょと立ち上がり、再びスカートの裾を直してと言う面倒
な操作を、小用の度に行わなければならなかった。当然、立ったまま、後ろを少し捲って、「シャー」
で終わりの女性達に比べれば、かなりの時間を要してしまう。それらが相俟って、男子トイレは、直
ぐに混雑し、行列が出来てしまう。
のみならず、男性達は、なぜか仲間内を誘い合ってトイレに行く事が多かった。太古、天敵に怯
えながら、仲間達に見守られて用を足していた時の記憶が、その遺伝子に刻み込まれ、既に天敵など
居なくなって久しいのに、今だに、しゃがみ込んだ時、何かに襲われるのではないかとの恐怖が苛む
のであろう、側に仲間の気配を感じながら用を足したいとの強い欲求に襲われ、それが、誘い合って
のトイレ行きとなるのである。誘われて付いてきた方も、誘った方が用を終えると、この機会にと、
今度は、自分が用を足す。もちろん、個室に入るのは一人ずつであるが、扉の前で待って貰う事を約
して、自分が個室に入るのである。その結果、男子トイレの混雑には、更に拍車がかかった。
【11】これは、同行の男の子の用足しを待ち合わせねばならない女の子達にも迷惑であった。
デートの最中、彼氏が、そわそわとし出した。彼女の方は、うんざりとなる。が、放ってはおけ
ない。男の子からは言い出しにくい事である。女である彼女の方から、訊いてやる。「おしっこに行き
たいの?」 彼氏は、恥ずかしそうに顔を伏せながらも、頷き、催している旨を告げた。
学校などでは、同性の同級生などを誘ってトイレに行くところであるが、今は、誘うべき同性の
仲間は居ない。お願いできるのは彼女だけだ。 これも男の子からは言い出しにくい。 彼女の方か
ら、ため息混じりに、「付いていってあげようか?」と訊く。
女性である彼女は、男子トイレの中までは同行しない。入り口の所で待つだけだ。が、トイレの
見張りは、既に天敵排除の意味はなく、専ら心理的なものとなっているので、男の子にとっては、自
分の為に、近くに居てくれるだけでよい。彼氏は、彼女が入り口付近で、こっちを見守っている事を
何度か確認し、トイレの順番を待つ人混みの中に消えていった。
男子トイレの入り口付近には、同様に彼氏の用足しを待つ女の子が何人か居た。同じ境遇、相互
に愚痴の一つも出ようと言うもの。彼女は、側の女の子に、「男の子の、おしっこって長いのよね。ト
イレも混んでいるし、待ってらんないわ。」と不平をこぼした。すると、側の女の子は、さすがに年か
さだけあって、これを優しく、たしなめた。「男の子も、かわいそうなんだから、少し我慢して上げま
しょう。」 「そうね。・・・・男の子って哀れだわ。おしっこの度に、一々、おしり捲って、座らない
といけないんだものね。」
彼女は、久しく待たされたが、やっと出てきた彼氏を笑顔で迎えてやった。
【12】さて、その後、彼女の方は難関の4年制大学に進学し、彼氏の方は、短期大学から幼稚園教諭
に進んだ。この世界では、社会の基幹業務は全て女性が担当し、男性は、その補助に従事した。が、
男性ながらも意欲を持つ者は、この彼氏の様に、資格を取得して、幼稚園教諭や、保育園の職員、あ
るいは、看護師の職に就いた。
この日は、彼の初勤務の日である。彼には、女の子のクラスが任された。この社会では、将来、
社会の中核を担うべき女性と、これを補助する男性とで、その教育を別にしていた。その結果、幼稚
園の頃から、女の子のクラスと、男の子のクラスが別にされたのである。
彼は、担任するクラスに入った。可愛いながらも、いかにも悪戯盛りとの感じの小悪魔達が、一
斉に、彼の元に駆け寄ってきた。そして、あろう事か、手に手に、彼のフレアースカートを捲り上げ
ようとしたのである。彼も、必死になって、スカートを押さえ、抵抗するが、いかんせん、女の子の
数が多い。ついに、フレアースカートを完全に捲り上げられ、下着を着けない下半身を露わにされて
しまった。彼は、どうしたら良いのか分からず、そのまま、座り込んで、泣き出してしまった。
そこに、騒ぎに気が付いたのであろうか、学園長を務める女性教諭が現れた。女性教諭は、園児
達を一喝して、おとなしくさせると、今度は、うって変わって、優しい声で、「先生と言っても、男の
子なんだから、女の子である、あなた達が守って上げるくらいじゃないとダメでしょう。」と諭した。
そして、学園長は、手透きの教諭を呼んで、そのクラスを暫し預けると、今だに啜り泣く彼を外
に連れだした。彼が落ち着くのを待って、学園長は、「新人の男性教諭が来ると、いつも、こうなので
す。ごめんなさいね。」と慰める。「いえ、私の力不足です。」と彼が気を取りなして応じると、学園長
は、「でも、押さえ込もうとしても、男の子でる、あなたには無理ね。むしろ、彼女たちに、男の子で
ある あなたを守って上げたいと思わせるようにするのが良いわ。いえね、前の男性教諭も、そうし
ていたんですよ。」とアドバイスした。
この世界では、教諭であっても男性であれば、女性である生徒よりも下に在る存在なのであった。
24 :
名無し調教中。:02/10/07 16:17
age.
25 :
名無し調教中。:02/10/07 16:17
26 :
名無し調教中。:02/10/08 00:14
27 :
名無し調教中。:02/10/08 00:32
ところでこの世界では、
男は放尿後、尿道に残った残尿の処理はどうしているのでしょう?
想像力溢れる解釈を期待しています
28 :
名無し調教中。:02/10/08 00:46
ところでこの世界では、
女は放尿後、紙で拭くのでしょうか?
想像力溢れる解釈を期待しています
>>26 織田信長の登場で、男性も立ちションに逆転したと思うよ<笑>
>>11-17の流れからすると、織田信長の様な人物も、やはり女性から出る筈で、
男女の関係を逆転するどころか、かえって、女性の優位を強くすると思われ・・・・。
>>27 >>28 御意見、ありがとうございます。
先ず、男性の方について、若干、考えてみました。
【13】さて、文明社会に至ってからの排泄様式について、概観しておこう。歴史・文化の違いに
よって、若干の違いはあるものの、現在、先進国と呼ばれている国々の様子は、概ね、以下のと
おりである。
先ず、男性の場合、小用も しゃがんで行う必要がある以上、全て個室である。男性の小用
スタイルは、地面にしゃがみ込んで行う上に、しゃがんで放尿する場合、男性の尿は、真っ直ぐ
前方に、相応の距離で放たれる。よって、男性用便器としては、前後に細長い形が最適であり、
これが床を掘り込む様にして、設置される事となる。また、男性の放尿が、前方に、それ相応の
勢いで放たれる以上、勢い余って、便器の前方に、こぼれる事がないよう、便器の前方には、ド
ーム型の遮蔽板が取り付けられている。
男性は、この便器に跨って立つと、着用しているスカートを丁寧に捲り上げる。小用の度に
、しゃがみ込む必要のある男性は、それに便利な様に、スカートを着用している。そして、腰部
を覆う下着は、しゃがんだ際には真っ直ぐ放たれる尿の差し障りになるし、これによって損なわ
れる危険もあるので、着けない。ましてや、ズボンを着用する事はあり得ない。甚だ、しゃがみ
込みにくい上に、前方に放たれる尿によって損なわれる危険が極めて高いからである。よって、
男性が、便器の上で、プリーツなどが損なわれないように注意を払って、スカートを捲れば、下
着を着けていない下半身が露わになる事となる。
【14】しかる後、たくし上げたスカートを片腕ないし両腕で丁寧に抱え上げ、便器の上にしゃが
み込む。しゃがみ込んだ時の姿勢としては、両足を便器の外、左右に広げるのは当然だが、膝を
閉じ、大腿を揃える男性と、特に膝を閉じない男性とに分かれる。正確な統計が取られている訳
ではないが、推測するところ、前者のスタイルの方が多いようだ。前者のスタイルならば、ぴっ
たりと揃えた大腿の下に、男性器が固定される様な感じがして、安心できる男性が多いのであろ
う。
これで、ようやく用便に至れる訳だが、男性の場合、尿は前方に放たれるが、水洗式の場合
、丁度、その位置に、排泄物を流し込む穴が設置される事が多いため、水音を立ててしまう事と
なる。男性の場合、肉食獣に怯えながら用便していた時代の記憶が身に染みついている為、付添
人を伴い、これを扉の外に待たせている事が多いが、その付添人に、水音を聞かせてしまう事と
なる。これは、男性にとっては、極めて恥ずかしい事であるため、多くは、つい、水洗のレバー
を引いて、水音を誤魔化そうとしてしまう。この水の無駄遣いを懸念して、近時は、電気的に、
水洗時の音を放つ器機が開発された。
【14】しかる後、たくし上げたスカートを片腕ないし両腕で丁寧に抱え上げ、便器の上にしゃが
み込む。しゃがみ込んだ時の姿勢としては、両足を便器の外、左右に広げるのは当然だが、膝を
閉じ、大腿を揃える男性と、特に膝を閉じない男性とに分かれる。正確な統計が取られている訳
ではないが、推測するところ、前者のスタイルの方が多いようだ。前者のスタイルならば、ぴっ
たりと揃えた大腿の下に、男性器が固定される様な感じがして、安心できる男性が多いのであろ
う。
【15】排尿の最後、若干、いきむようにすれば、尿道に残る尿は排出される。が、男性器の先に
、若干の水滴が残る事もある。この水滴などは、腰でも振っておけば、容易に切れるとも思える
が、男性にとっては、例え、誰も見ていない個室の中とは言えども、その様な、はしたない行為
には及べない。また、それでは、水滴が、胸元に、たくし上げているスカートなどに、かかる様
な気がして、甚だ不愉快である。
そこで、トイレには用便紙が用意されており、これを手に取って、先端の水滴を拭き取る事
となる。用便紙の多くは、衛生面に細心の注意が払われた再生紙で、水洗式トイレの場合は、一
緒に流せるよう、水に容易に溶ける様に工夫されていた。
確かに、この世界には、「男性は、自らの体の一部とは言えども、男性器に、みだりに触れる
べきではない。」との社会規範が存するものの、これは、「男性器は、現在の主人、あるいは、将
来、自らの主人となる女性の為のものである。」との社会的意識を背景とするものである(
>>19)。
従って、男性器を清浄に保つ事は、主人ないし主人となるべき女性の為に資するのであるから、
その為に、男性器に触れる事は許されているのである。
よって、男性は、用便の終わりに用便紙を手に取り、これで丁寧に男性器を拭いて、その清
浄を保つ。
その後、立ち上がって、スカートを直し、水を流して、ようやく、その用便を終えるのであ
る。
36 :
名無し調教中。:02/10/09 00:02
age.
社会的弱者、守られるべき存在であるこの世界の男性。
そんな男性でも、ノーパン・ミニスカートでの生活では、
不意の生理現象、つまり男性器の勃起にかなり難儀しているものと思われます。
単なる生理現象とは片付けられないこの状態を、男性たちはどう処理するのでしょうか。
また、スカートの裾を押し上げてしまう男性器を、女性たちはどう見ているのでしょうか。
哀れみの目で見られるのか、それとも、厳しく罰せられるのか。
考察をお聞かせ願えれば幸いです。
【16】男性の用便スタイルは、その衣装を強く羈束したが、その衣装は、男性の行動及び
生活様式を強く拘束した。男性は、その用便スタイルから、短いスカートの着用を強いら
れ、腰部の下着は、これを省略する事を余儀なくされていたが、その結果、男性は、全て
の生活場面で、スカートの裾を意識せざるを得ず、常に、スカートに乱れがないように細
心の注意を払って、行動する事を強いられた。少しでも油断しようものならば、短いスカ
ートの裾から、下着を着けない下半身が露わになってしまうからである。
この社会においては、例え、それが一瞬であろうとも、例え、それが不可抗力による
ものであろうとも、男性器を他人の目に触れさせる事は強く忌まれた。なぜならば、男性
器は、「劣った性。」であると認識されている男性の象徴であり、従って、「劣ったものの
最大の象徴。」として、「甚だ劣ったもの。」、「特に卑しむべきもの。」との社会意識があ
ったからである。
それゆえ、男性達は、その「特に卑しむべきもの。」である男性器が、例え刹那であろ
うとも、人目に触れる事がないようにと、あらゆる場面において、この点に最大の注意を
払って、生活していた。結果、男性の行動は、非常に慎ましやかなものとならざるを得ず
、男性の装束が、男性の行動を非常に強く拘束する事となった。
【17】この様に、男性達は、常にスカートの裾を意識し、細心の注意を以て、生活してい
たが、男性には、その意志の力では、如何ともし得ない部分があった。男性器は、その性
的感情によって屹立する事は、もちろんであるが、それ以外にも、種々の単純な生理的反
応によっても、怒張する事がある。しかし、いずれの原因によるものであっても、ひとた
び、男性器が屹立すれば、腰部に下着を着けていない以上、これを阻むものはなく、スカ
ートを大きく持ち上げて、その存在を衆人に普く主張する事となってしまう。
男性器が、「劣った性。」の最たる象徴として、「甚だ劣ったもの。」、「特に卑しむべ
きもの。」と意識されている以上、たとえ、スカート越しであろうとも、その存在が大き
く主張されるに至っては、「極めて不道徳な状況。」との社会的評価を受ける事となる。
よって、男性は、その様な状況に至れば、スカートの後ろの裾を脚ごと抱えて、その
場に、直ちに、しゃがみ込み、男性器の怒張が納まるのを、ひたすら待つのが常となった
。
【18】その様にして、しゃがみ込めば、取り敢えず、スカート越しに男性器が屹立してい
る様を晒す事は避けられる。しかし、その様にして、突然、しゃがみ込む事自体、「現在
、男性器が怒張しています。」と白状するのも同然である。従って、その姿勢は、周囲に
、男性器の屹立・怒張を直ちに連想させるものとして、やはり、「非常に卑しい状態。」と
の評価を受けてしまう。
特に、女性は、男性が、性的感情を抱かなくても、怒張してしまう事を、十分には理
解していないので、男性が、突然、スカートを抱えて、しゃがみ込むのを見れば、「あの
子、また、いやらしい事を考えたのね。」と思ってしまうし、「男の子って、本当、Hな事
ばっかり考えているのね。」との愚痴も出てしまう。この女性の無理解が、男性にとって
は大きな屈辱であった。
男性の突如の しゃがみ込みは、必ずしも、不道徳な原因によるとは限らないのであ
り、これは女性にも理解して欲しいと言うのが、男性達の願いであった。
しかしながら、いずれの理由によるとしても、突然の怒張が訪れた場合、男性は皆、
これが納まるまで、しゃがみ込んでいなければならないとなると、その間、業務は中断せ
ざるを得ない。この業務への障碍は、男性の労働力としての評価を著しく減殺せざるを得
なかった。結果、男性への評価は更に低下せざるを得ず、男性に対し、「弱く劣った性。」
との社会認識を一層、強める事となった。
【19】プリーツスカートを優雅にひらめかせて歩いていた男性が、突然、スカートを抱え
込んで、しゃがみ込む光景は、日常、しばしば目撃される事である。同じ男性ならば、こ
の彼の状況に対し理解があるものの、女性達には理解がない。女性達は、蔑みと卑しみの
冷たい視線を投げかけて、彼の側を通り過ぎる。時に、遠慮会釈のない女子中学生や女子
高生などが通りかかろうものならば、あからさまに、「なにぃ〜、あの子。エッチな事を
考えてるんだ。」や、「男の子の頭の中には、一日中、いやらしい事しかないのよ。」など
の言葉を口にして、はばかりない。男性達は、その女性達の仕打ちに、ただ耐えるしかな
い。男性器の怒張を連想させる姿勢を取っている以上、社会的に不道徳と評されるのは、
当の男性の方だからである。道行く女性達の冷たい視線を受け、更に、口さがない女子中
学生達の嘲りに晒されても、彼は、ただ唇を噛み締め、ひたすら、その怒張が納まるのを
待った。
【20】オフィスなどの職場でも同様である。いずれの職場でも、男性は、補助的な業務に
従事していたが、企業は、男性職員が時として、突然、動けなくなる事を勘案した上で、
その業務計画を立てる事を余儀なくされていた。
とあるオフィスで、男性職員を、その上司である女性職員が呼びつけた。上司と言え
ども、入社2年目の24歳であるから、男子短期大学卒業後、入社5年目の彼からすれば
、一つ年下であるが、女性である彼女が彼の上司である事は、この社会では、むしろ当然
の事であった。しかも彼女は、有名な4年制大学を優秀な成績で卒業しており、将来を嘱
望されていた。
いつもならば、その男性職員は、直ぐに席を立って、女性上司の所に行くのであるが
、今日は、席から立ち上がろうともしない。しばらくして、当の男性職員は、消え入るよ
うな声で、恥ずかしげに、「す、すいません・・・・。い、今は、動けません・・・・。」と言った。
業務の繁忙が佳境に入っていた所なので、つい、女性上司も感情的になってしまい、
舌打ちと共に、「もぉ、仕事中に何を考えているの。これだから、男の子は・・・・。」と声を
荒げ、別の男性職員を呼びつけた。
【21】当の男性職員は、決して、性的な思考を持った訳ではなかったのであるが、これを女
性上司が理解してくれなかった事を悲しく思った。と同時に、自らの意志で自らの行動を
律しきれない男性と言う性の悲しさを嘆き、その様な性に生まれついた自らの運命を呪っ
た。自然と、涙があふれてしまった。
その彼の様子に気づいた女性上司は、静かに彼に近づき、そっと彼の肩に手を置くと
、優しく、「男の子なんだもの・・・・。しょうがないわよ。」と慰めた。
が、彼には、その「しょうがないわよ。」との言葉が、男性と言う哀れな性への諦めを
宣告する声に聞こえた。
45 :
名無し調教中。:02/10/10 00:05
age.
公衆の面前や職場など、いわば「オフィシャル」な場面では
突然スカートを抱えて、しゃがみ込む男性はこうした処遇を受ける訳ですね。
では一歩進めて想像してみると、
完全にプライベートな場面とはいえないまでも
少人数しか居合わせない半オフィシャルとでもいうべき場面では
「しゃがみ込んでしまうような男性は、どんな性的処遇を受けても異議を申し立てられない」
という社会的認知が成立している、という解釈もできるのではないでしょうか。
話はそれますが、この世界における男性の股間は、現実世界の女性の腋に近い存在であるような気がします。
「自ら進んで見せるような場所ではないものの、万が一垣間見られても恥ずかしくないよう、日々処置をすべき場所」、
つまりは、この世界での男性は股間の剃毛が習慣化しているのではないか、という気がします。
47 :
名無し調教中。:02/10/10 23:30
>>46 御指摘、御提案、ありがとうございます。
中段の問題は、追々、論及する事として、下段の点について検討しております。が、今日の
所は、「保守のageのみ。」とさせて頂き、検討結果は、また後日とさせて下さい。
【22】その生活様式から、短いスカートの着用を余儀なくされる男性達にとって、脚は他人に見せ
るものであるから、常に、手入れは欠かせなかった。もっとも、この世界の男性達は皆、頭髪以外
の体毛は、総じて薄かったので、剛毛を生じる筈もなかったのであるが、それでも、むだ毛の処理
は怠りなく行われていた。なお、この世界の男性達が、頭髪以外の体毛が総じて薄い理由について
は、その進化の過程において、女性達が、その様な男性達を、「抱擁した時に心地よい。」として、
特に好んだ事によるとの説が広く流布していた。
しかし、股間については、これを敢えて剃毛する者は少なかった。なぜなら、その様な行為は
、「売春夫」を連想させる行為として、特に卑しまれ、強く忌まれたからである。
【23】「売春夫」は、この世界における男性達の立場からして、已むを得ないものとして生じ、存在
していた。
人類の進化の出発点において、女性の優位と、男性の劣位とが確立し、その関係に基づいて、
人類は、その歴史を歩んで来た。優位に立った女性は、男性達を含めて、人類を養い、支えるべき
責任を負う者として、これに、より、ふさわしい様に、より積極的で、より勇敢で、より知的な存
在となって行った。他方、劣位に甘んじた男性達は、その様な女性達に服従し、その活動を助ける
存在として歩んで来た。
結果、世の中の「富」は全て、女性達の手で生み出され、女性達を中心に回る様になった。それ
ゆえ、男性達は、自らの「主人」となるべき女性に従い、養われるのでなければ、その命を繋ぐ事が
出来なくなった。
しかし、全ての男性達が、「主人」となる女性を得られる訳ではなく、また、得られても、これ
に先立たれる事がないわけではない。その様な場合、母系血統主義による大家族制度が、その様な
哀れな男性達を救う事となる。即ち、血族である女性に引き取られ、その女性や、その女性の家族
の用務を助ける事によって、その女性に養われるのである。
【24】が、時として、この大家族制度による扶養の機構が機能しない場合もある。多くは、戦乱や
、異常気候などによる、経済状態の極度の悪化が原因であるが、それ以外にも慢性的に、大家族制
の埒外に逸脱を余儀なくされる男性も居た。この様にして、母系血統大家族制度の庇護を受けられ
ない男性達が不可避的に発生してしまう。しかし、この世の「富」は全て女性達によって生み出され
、女性達を中心に循環している以上、その様な男性達は、何らかの方法で、女性達から、「富」の分
配を受ける必要がある。
そこで、女性達の庇護を受けられない境遇の男性達が、やむなく、男の性を売る事で、命を繋
ごうとして生じたのが、「売春夫」である。
売春夫に堕ちた男性達は、それこそ、命懸けで、客となるべき女性達の気を引こうとする。そ
の一環として、敢えて下半身を女性達に晒して、客の誘引を試みる者もでる。しかし、全く衣を着
けていない下半身を露見させる事は、いつの時代でも、時の政府から厳しく取り締まられた。そこ
で、売春宿の経営者(これは何故か女性が多かった)は、知恵を働かせ、売春夫達の腰部に、クロッ
チ布(又の間を覆う布)が付いた下着を穿かせ、怪しげなポーズを取らせる事とした。これならば、
下半身は露見しないものの、見る者には、悩ましげな下半身を容易に想像させる事が出来、嫖客の
誘引に益した。
【25】この様にして嫖客の誘引に成功した後は、売春宿において、いよいよ男性の性が売られる事
となるのであるが、その場合、売春夫の下腹部は、正に「商品」となる訳であり、客に見せる為のも
のな訳であるから、少しでも見栄えが良い様にと、丁寧に剃毛されるの一般であった。
売春夫達には、この様な伝統・慣習があった為、股間の剃毛や、クロッチ布が付いた衣で腰部
を覆う行為は、いずれも、強く売春夫を意識させるものとなり、社会一般において、強く卑しまれ
、強く忌避される事となった。
その結果、通常の男性達は、頑なにクロッチ布のある衣服を避けたし、股間の剃毛も避けたの
である。
この世界で、男性達が、スカートの下に下着を着けない理由の一つは、用便の便宜・不都合防
止であるが、もう一つの理由は、クロッチ布のある下着を着用する事で、売春夫を連想される事を
ことのほか嫌った点にある。男性達が絶対にズボンを穿かない理由も全く同じである。
【26】つまり、この世界の男性達は、スカートの下に下着を着けず、かつ股間に陰毛を備えている
事によって、「自分は、生きるために男の性を売る必要はない者である。」と言う事を示し、健全で
清らかな存在である事を主張しているのである。
男性達は、スカートで覆うべき部分が人目に露見する事がないよう、常に、細心の注意を払っ
て生活しているが、それでもなお、時として、その努力が報われない事がある。確かに、男性達に
とって、スカートで隠すべき部分が露見する事は、死ぬほど恥ずかしく、屈辱的な事なのであるが
、それでも、下着に覆われていない臀部や、陰毛をたくわえた股間が露見する事の方が、下着を着
けた下半身や、剃毛された股間が現れる事に比べれば、遙かに、ましなのであった。
くだんの男性幼稚園教諭も、初授業の際、受け持ちの女子園児達に、そのスカートを捲り上げ
られ、下着を着けていない臀部や、男性器、さらには陰毛をたくわえた股間を、女子園児達に、ま
じまじと見られる事となった。もちろん、それ自体、この男性教諭にとっては、受け持ちの園児達
の前である事を憚らず、泣き出してしまう位に辛い事であったが、もしも、この時、下着を着けた
下半身や、剃毛された股間を晒す事となっていたのであれば、その場合は、この時とは比べものに
ならない程の屈辱と、社会からの否定的価値判断を受ける事となったと思われるのである。
【27】さて、この男性幼稚園教諭は、一緒に郷里から出てきた妹と暮らす自宅より、郊外電車を利
用して通勤しているのであるが、その乗車駅から2駅先で、今は大学生となっている彼女が、同じ
電車に、同じ乗降口から乗り込んで来、互いの目的駅までの暫しの逢瀬を楽しむのが日課となって
いた。法学部の3回生である彼女は、本来、幼稚園教諭である彼の出勤時に登校する必要はないの
であるが、法曹資格取得試験の準備の為に、開館時から大学の図書館に詰めるとして、この時間に
登校していた。もとより、第一次的な目的は、彼氏との逢瀬であるが、これは、「言わぬが花。」と
ばかりに、双方共、口にはしなかった。
しばしは、たわいのない会話に興じていたが、通勤通学の混雑が最高潮に達する時間帯である
為、次第に、車内の混雑は酷くなり、遂には、身じろぎすら出来ない状況となる。後、数駅の辛抱
であるが、その不快さ故に、双方、押し黙ってしまった。
その時である、彼の背後に邪な手が迫った。その手は、プリーツスカートの上から、彼の臀部
の中央を分かつ線を、なぞり下ろすと、スカートの裾から伸びる大腿の、すべやかさを楽しんだ後
、無遠慮に、彼のスカートの中に入って来た。
【28】彼も、直ちに、痴女である事は分かったが、恐怖と羞恥の余り、声が出ない。それを良い事
に、邪な手は、さらに進み、スカートの中で、彼のおしりをさわり始めた。下着を着けていないの
で、手が直接に触れ、不愉快な事この上ない。邪な手は、他の指で、彼の双方のおしりの丘を、そ
れぞれ触りながら、中指で、彼の後ろの穴を執拗に刺激した。「くぅ・・・・。はぅ。」 ここに至り、
それまで耐えに耐えていた彼の口から、小さく押し殺した声で、悲鳴が漏れた。が、その小さな悲
鳴は、満員電車の走行音に掻き消されてしまう。
更に、邪な手は、彼の会陰部に進む。通常は、両の脚を揃えて立っているのであるが、走行す
る満員電車の中、バランスを保って立つ為に、この時は、彼も、少しばかり脚を開いて立っていた
。それを奇貨に、その手は、ほしいままに彼の会陰部を、まさぐった。
【30】ひとしきり、彼の会陰部で遊興した手は、「いよいよ本題。」とばかりに、彼の男性器に向か
った。邪な手は、彼の男性器を直接に掴むと、これを激しく、もみしだいた。
さすがに彼女の方も、彼の異変に気付いた。手摺に両手で、すがりつく様に掴まる彼の呼吸は
小刻みに速く、恥ずかしげに伏せた顔は紅潮し、閉ざした瞳には、口惜しさの余りの涙が滲んでい
た。彼女は、周囲を注意深く見た上で、犯人とおぼしき女を特定した。そして、一挙に、人混みの
間に手を差し入れ、その邪な手を取り押さえ、「次の駅で降りて貰うわよ。」と申し向けた。
【31】次の駅に着くと、彼女は、右手に痴女の手を掴み、左手で彼の手を引いて、有無も言わさず
に、電車から降りた。そして、ひとけのない所を目指した。
その場所は、混雑時であるにもかかわらず、構造上、乗降客の流れから外れ、その死角となっ
ていた。彼女は、痴女に向かって、怒気鋭く、言った。「あなたのした事は、強制猥褻よ。6ヶ月以
上7年以下の懲役にあたる、一級の刑法犯罪なのよ。」と。
ところが、痴女は、ふてぶてしくも落ち着きはらって、「彼が同意していたら、強制猥褻にはな
らないわよね。」と言い、彼氏の腰の辺りを指さした。
彼女は、はたと、痴女が指さす方を見た。目に入ったものは、大きく怒張した彼の男性器が、
プリーツスカートを持ち上げて、その存在を大々的に主張している様であった。痴女は、「たいそう
立派なものをお持ちで・・・・。」と言った後、彼を指していた指を今度は、彼女に向け、「あなたも羨
ましい限りだわ。」と嗤った。
【32】彼女は、掴んでいた彼の手を離した。彼は、彼女に手を離され、ようやく、しゃがみ込む事
が出来た。彼は、スカートの裾を抱え込んで、その場に、しゃがみ込むと、声を押し殺して、泣き
始めた。
痴女行為の被害を訴えても、男性器の勃起が抗弁され、立証された場合、男性の側に承諾があ
ったと認定し、強制猥褻の罪を否定するのが裁判例の大勢である事は、法学部生である彼女は誰よ
りも知っていた。彼女は、「これは告発はできない。」と判断した。が、納まりはつかない。彼女は
、「私が、法廷で、『彼のおちんちんは勃っていませんでした。』と証言すれば、どうなるかしら。
法廷供述の信用性を判断する要素については、大学で習っているのよ。」と言った上で、怒気のこも
った声で、痴女に、「早く、うせろ。」と言った。痴女は、そそくさと去っていった。
法廷供述の信用性について大学で習ったと言ったのは嘘である。これは、資格試験に合格後、
裁判所が設置する研修機関で習う事である。が、彼女は、そんな嘘でも口にしなければ、納まりが
つかなかったのである。
【33】痴女が去り、スカートを抱えて、しゃがみ込んで泣く彼氏と、その側に悄然と立ちつくす彼
女とが残された。そのうち、彼氏から、「ごめんなさい・・・・。ごめんなさい。」と詫びる涙声が聞こ
えて来た。あろう事か、彼女の目の前で、痴女に玩ばれたとは言え、男性器を勃たせてしまった不
貞を詫びているのである。
しかし、謝りたかったのは彼女の方であった。さんざ、痴女に玩ばれて深く傷付いている上に
、彼の手を引いて、無理矢理、混雑する駅の構内を歩かせたのは、彼女である。彼女は、彼に、ス
カートを大きく持ち上げて勃起する男性器を多数の人々の晒しながら歩く事を強いてしまったので
ある。その間の彼の屈辱と羞恥とを思うと、彼女の心は重くなった。
彼女の頭の中を、つい一月前に聞いたニュースの話が駆け回る。恋人である女性の前で、痴女
の被害に遭い、男性器を勃起させてしまった男性が、これを苦に、そのままホームから電車に飛び
込んで自殺したと言う話である。今の彼氏の様子からするに、非常に危険であると、彼女には思え
た。
【34】が、彼女は、大学で、刑事法を修める一環として、人の心の動きや体の反応についての学問
をも学んでいたので、その知識を使って、彼を慰める事が出来た。彼女は、彼の側に、同じように
、しゃがみ込むと、彼を優しく撫でながら、「男の子はね、そんなつもりがなくても、あんな事をさ
れれば、こうなってしまうものなの。鐘を叩けば鳴るのと一緒。物理現象みたいなもんよ。」との趣
旨の事を、学術用語を交えて、延々と説明した。
そして、「ここんところ、試験の準備が忙しいと言って、全然、かまって上げてなかったものね
。男の子なんだもん、溜まってれば、誰だって、こうなっちゃうわよ。・・・・・・・・そうだ、今から、
かわいがってあげる。」と言って、さらに完全に死角になる場所に彼を連れて行った。
【35】彼女は、その場所が完全に死角になっている事を注意深く確認した上で、彼氏に、「さぁ、ス
カートを持ち上げて。」と言った。彼は、いつもの様に彼女の言葉に素直に従う。両手で、プリーツ
スカートの前を大きく持ち上げると、裾の一部を軽く口にくわえた。
彼の怒張は全く納まってはおらず、大きく勃起した男性器が現れた。その先端では、無色透明
な体液が溢れていた。「カウパー腺液・・・・。」 彼女は、こんな時にまで術語を確認してしまう自分
が可笑しかった。
彼女は、彼の横に寄り添って立つと、左手で彼のおしりから会陰部にかけてを優しく愛撫しな
がらも、右手で彼の男性器を激しく、もみしだいた。 「くぅ・・・・。あっ・・・・。はぅ!」 スカート
の裾の端をくわえた彼の口から、遠慮がちに声が漏れるが、それは先ほど、痴女に玩ばれた時に発
した、苦悩と屈辱に満ちた声とは全然、別種のものであった。
やがて、彼は絶頂を迎えた。「・・・・はぁ!」との歓喜の声と共に、おびただしい量の男性液が
迸り出た。彼女は、あらかじめ用意していた懐紙で、それらを遺漏無く処理した。
彼の呼吸は荒く、顔は恥ずかしげに伏せるものの、頬は紅潮し、口元には、かすかではあるが
、至福と満足の微笑みが浮かんでいた。彼女は、その彼の口元に、自らの口を添えると、これを軽
く吸った。
【36】彼氏は落ち着きを取り戻した様子だったが、彼女としては、なおも心配だったので、彼を勤
務先の幼稚園まで送る事とした。彼を送り届けた後、彼女の大学は電車で1駅先にあったが、駅ま
で戻るのが面倒だったので、運動を兼ねて、大学まで歩く事とした。
彼女は歩きながら考える、「なぜ、痴女被害に遭っても、声を上げて、抗議する男性が居ない
のか。」と。大学の教養課程で、動物学や人類学を学んだ経験のある彼女には、答えは分かってい
る。人類は、その歴史の初めにおいて、女性が主導し、男性が、これに従うとの関係を確立させた
。その結果、男性は、女性に従い、女性に守られて、これに養われるのでなければ生きていけない
と言う社会構造が生じた。ましてや、人類が、いまだ大自然と分かたれずに生活していた頃は、男
性は、自分一人で、おしっこすら出来ない存在だったのである。ゆえに、男性が、女性に対し意見
を述べる事があっても、女性から、「偉そうな事を言うんじゃないわよ。」と言われてしまえば、黙
り込まざるを得なかった。女性から、「だったら、一人で、おしっこをしてご覧なさいよ。」と言わ
れれば、男性には、言い返す言葉はなかったし、ましてや、女性の機嫌を害し、「だったら、一人
で生きて見なさい。」と言われれば、それこそ、平身低頭、命懸けで、女性に謝らなければならな
かった。女性の保護を離れれば、飢えて死ぬか、用便中に肉食獣に補食されるかして、結局、命を
落とす事とならざるを得ないからである。これでは、男性達は、女性達の機嫌を損ねる事がないよ
う、女性達に意見を述べるのを差し控えざるを得ない。これが長い年月、積み重なり、結果、それ
が、男性達の持って生まれた本性の様になってしまった。
「しかし、」と彼女は考える。「現在は、女性の機嫌を損ねる事が、直ちに、男性達の命にかか
わる訳ではない。ならば、男性達も、もっと、自らの正当な権利を主張しても良いのではないか。
」と。ザインの学問、即ち、「かくあり。」の学問である自然科学とは異なり、彼女が修める法学は
、ゾレンの学問であり、「かくあるべし。」の学問である。「世の中、かくありと言えども、かくあ
るべきなら、なんぞ、かくあらざらむ。」として、世の中を変えて行こう・・・・彼女は、若い女性ら
しい自負心に満ちた野心を懐いた。
【37】さて、幼稚園教諭としての彼の職業人生は順調であった。最初の日こそ、受け持ちの女子園
児達から、手荒い歓迎を受けたものの、これは、一種の通過儀礼であった。即ち、彼女達は、この
新しい男性教諭を受け入れるか否か、試したのである。
彼は、女子園児達の行動に対し、なすがままに、スカートを捲られ、下着を着けていない下半
身を晒し、抵抗らしい抵抗は示さず、そのまま座り込んで、泣き出した。これで合格なのである。
この彼の行動は、女性には逆らわず、女性の仕打ちを甘んじて受け入れる行動として、女性への屈
服と服従とを示すものである。もしも、この時、彼が、男性としての身の程をわきまえず、女子園
児達を押さえ込もうとしたならば、女子園児達は、彼に対し、反発を示したであろう。
園児達は、女性である自分達に屈服し、服従を示した、この男性教諭を受け入れ、愛した。
彼の方も、その様な女子園児達への接し方を心得、指導に利用した。幼稚園児らしい聞き分け
のなさを示す事は多い。そんな時、彼は、叱るのではなく、「お願い。」するのである。言う事を聞
かない女子園児があれば、彼は、彼女の前に跪いて、姿勢を低くし、言いつけの意味を丁寧に説明
する。その上で、「○○ちゃんが言う事を聞いてくれないと、先生、悲しいです。」と言って、視線
をそらせて、悲しげな表情で顔を伏せれば、女子園児の方も、「分かったわよ。」と言って、言う事
を聞く。女子園児達としても、大好きな先生に泣かれるのは、つらいのである。
【38】翌日は、彼の勤務する幼稚園の遠足の日であった。彼は、受け持ちの女子園児達を引率した
。目的地は、幼稚園から小学校低学年にかけての児童達を連れて来るには最適な場所だったので、
他の学校の児童達も居た。この日、はち合わせたのは、丈の短いスカートスーツの制服が愛らしい
、小学校低学年の男子児童達のクラスであった。聞けば、小学校2年生との事であった。
双方の引率教諭は危惧した。違う学校の児童達が、狭い場所で、はち合わせると、必ずと言っ
て良い程、一部で、衝突が起きたからである。他方が、男子児童であるからと言って、安心は出来
ない。男子児童も、小学校中学年くらいになれば、男としての身の程を知って、女性に逆らったり
する様な事はなくなるのであるが、小学校低学年くらいまでなら、中には、女性に反発し、逆らう
者も出てくるからである。
果たせるかな、やがて、一部で衝突が起きた。原因は、極々些細な行き違いであろう。しかし
、取っ組み合いにまで発展してしまった。取っ組み合いとなれば、2歳以上、年上とは言え、男子
児童の方は、短いスカートの裾を常に注意しなければならない身ゆえ、思うように動くことはでき
ない。たちまちの内に、女子幼稚園児に屈服させられ、組み敷かれてしまった。
彼が駆け付けた時には、仰向けに組み伏せられた男子児童の上に、女子園児が馬乗りになり、
左手で、抵抗を示す男子児童の両の手を押さえ込みながら、右手で、男子児童の顔面を平手打ちし
ていた。組み敷かれた方の男子児童も、何とか逃れようと、懸命に努力していたが、女子園児の敵
ではなかった。闘争の結果、スカートは捲れ上がり、下半身が露わになっていたが、他の男子児童
達は、心配そうに見つめるだけで、だれも、これを直してやろうとしない。男子児童は、両手で、
自らを押さえつける女子園児の左手の縛めを離そうと努めていたので、女子園児の右手によって、
打たれるままであった。
【39】女子園児達の扱いを心得た彼は、力ずくで、女子園児を引き離したりはしない。それでは、
必ずしも、女子園児達を教育感化する事は出来ないからである。彼は、当の女子園児の目の前に座
り込むと、その女子園児の名前を叫び、「お願いです。やめて下さい。」と哀願した。当の女子園児
も、大好きな先生に哀願されれば、聞き入れざるを得ない。「分かったわよ。」と言って、相手の男
子児童の上から立ち上がって、男子児童を解放した。彼は、続けて言う、「あなたは女の子でしょ
。男の子は弱いんだから、いじめてはダメです。」と。当の女子園児は、両手で彼の頭を胸元に抱
き寄せ、「私が悪かったわ。ごめんなさい。もう、しないから、だから、先生、泣かないで。」と言
って、逆に、当の女子園児の方が泣き出してしまった。大好きな先生が泣き出しそうになっている
のが、辛かったのであろう。
男子児童側の引率教諭も駆け付けていた。男性教諭であったが、小学校でも低学年担当ならば
、男性教諭も珍しくはなかった。小学校教諭の方は、いち早く、男子児童のスカートの乱れを直す
と、これを立ち上がらせ、服などについた土を丹念に払いながら、「男の子が、女の子に逆らうと
は何事ですか。男の身で、女の子に逆らっても、こうなるだけです。」と諭した。
そして、双方の教諭は互いに詫び、自らが受け持つ児童に、それぞれ詫びの言葉を述べさせた
後、分かれた。が、双方の教諭は、この出来事を無意味とは考えていなかった。こう言う出来事を
繰り返して、男女は、その関わり方を学んでいくからである。
「『売春夫』が存在すること」、「女性が社会の中心となっていること」、
これらのことを考え合わせますと、この世界では女性に関しても、我々の世界での進化の過程とは
別の道筋をたどっているのではないでしょうか(薄い体毛という、男性が別の進化を果しているのと同様に)。
つまり、我々の社会で女性の社会参加を阻んでいる問題の一つに「出産」があるわけですが、
この世界ではほぼ100%、女性が自らの意思で出産の時機を選べるのではないか、ということです。
・月経周期の変化により、受精可能期間が完全に把握できる
・いわゆる「安全日」がかなりの長期間に渡る
などの可能性が考えられると思います。
だからこそ、売春夫という職業も成立するのだと思うのですが、どうでしょうか。
この他にも、我々の世界の男女とは、
この世界ではさまざまな生物学的な差異が生じていると思われます。
「性転換」という概念も大きく異なりそう。
こちら側とは違う意味で厳格に禁じられているかも。
>>65 御意見、ありがとうございます。女性の出産の問題は、この世界観を描く上で、最大の難
問となる点であり、当初は、「知らぬ顔をして、通りすぎよう。」とすら考えていたのですが、大
変、良いアイデアを頂戴致しました。確かに、現実世界における現在の女性の生殖機構・活動は
、多分に、「男性から育児への協力を最大限に引き出す為に、男性を常に引きつけておく。」と言
う要請から進化・発達したものですから、この要請がなかった世界においては、単純に、高等ほ
乳類の本来の生理機構から考えれば良いのですよね。
>>66 鋭い御指摘です。この世界では、「支配する者と、支配される者との間に存在する垣根を越
えよう。」とする行為となりますから。
【40】この世界において、女性は、当該性交渉によって、出産すべきか否かを、自らの意志で決
断する事ができる。これは、巷間、女性の神秘として語られる事が多かったが、実は、極めて単
純な機構によるものであった。即ち、排卵システムのイグニッション・キーを女性の大脳新皮質
が持ったに過ぎない。
いずれの哺乳類においても、女性の排卵は、種々のホルモン等によって規律されるが、この
ホルモン等を作動させるのは、脳幹部の脳下垂体である。出産は、これを、いつ行っても良いと
言うものではない。当然、子供の発育に最適な時期に行われる必要がある。そこで、気温の変動
、日照の変化等、気候の変化を感じ取って、女性は、脳下垂体を作動させ、排卵の為のホルモン
等の発動を開始する。哺乳類の脳は、最も原始的な脳幹部から、進化の過程をなぞる様に、順次
、進化した脳を多層的に積み重ねる構造を持つ。脳下垂体の上に位置する、更に進化した脳が、
気候の変動を認識し、脳下垂体の活動を規律するのである。
哺乳類も原始的な内は、気候の変動のみを心配して排卵していれば足りた。しかし、進化が
進むに連れて、子供の発育に要する時間と手間は、飛躍的に増大する。当然、子育てに要する時
間と負担も増大する。よって、毎年、出産する訳にはいかず、前の子供が、ある程度、成長した
頃を見計らって、次の子供を設けると言った必要を生じる。その結果、前の子供の成育状況を認
識・判断して、脳下垂体の発動を規律する必要が生まれる。この認識・判断は、純粋に物理的な
気候変動の認識よりも遙かに複雑であるから、当然、より進化した高位の脳が受け持つ事となり
、その高位の脳が、排卵に関する脳下垂体の発動のキーを持つ事となる。
【41】人類の場合、高度の進化の結果、大変に未熟な状態で生まれ、長い生育期間を経て、成人
する必要を来した。その為、子育ての期間と手間は、他の哺乳類に比べて、格段に長く、重い。
それゆえ、更に、現在の状況、今後の見通しなど、生活環境等に対する、より複雑な判断が、出
産すべきか否か、排卵すべきか否かを決定する為に必要となった。当然、かかる判断は、最高度
に進化した大脳新皮質でしか、これをなし得ない。その結果、排卵に関する脳下垂体の発動を最
初に決定する機能を、大脳新皮質の前頭部連合野が持つこととなったのである。
即ち、成熟した女性が、現在の状況、今後の見通しなどを慎重に検討、判断し、「今、子供を
産んだならば、健やかに育てる事ができる。」と判断した場合に、この判断を行う大脳新皮質の前
頭部連合野から、かつて、排卵の決定権を持っていた少し古い脳に順次、連絡が行き、最終的に
脳下垂体に連絡が及んで、排卵を生じさせるホルモン等の発動が始まるのである。
排卵機能のイグニッション・キーを大脳新皮質の前頭部連合野が持った事は、画期的な変化
を女性にもたらした。排卵の決定を、「意志の座」と呼ばれる大脳新皮質前頭部連合野が行うので
あるから、当然に、排卵の決定が、意志によって行われる事となる。つまり、人類女性は、意志
、それも顕在意識と呼ばれる意志によって、その排卵作用を左右し得る事となったのである。
【42】この力を得た人類女性は、自らの置かれた社会状況と、自らの描く人生設計とに基づいて
、自らの自由な判断で、子供を産む事が出来るようになった。これは、後述の、「育児は父親たる
男性が受け持つ。」と言う事と相俟って、人類女性の社会活動の自由を広げ、その社会における地
位の強化に繋がった。
と同時に、これは、人類女性に、「生殖の為ではない性交渉」を持つ自由を、もたらした。人
類女性は、「今は、出産を望まない。」と顕在意識において判断すれば、排卵機能は発動しないの
である以上、かかる場合、例え性交渉を持ったとしても、妊娠する事はないからである。
つまり、人類女性は、性行動の完全なる自由を獲得したのである。
【43】他方、いずれの哺乳類においても、男性は、いつ来るか分からない女性の排卵期《通常は「
発情期」と呼ばれるもの》を待ち、ひとたび、これが来れば、遺漏無く、性交渉を持てるべく、常
に、「臨戦態勢」にある。つまり、哺乳類の雄は、雌の発情期を待ち、発情期が到来すれば、いつ
でも、これに応じる事ができる様、常に準備している訳である。
一見、哺乳類の雄にも発情期がある様に見えるが、これは、同類の雌達に発情期が到来した
事を認識し、「いざ出陣!」とばかりに勢い込んでいるに過ぎない。平たく言えば、
発情期キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!! と喜んでいるに過ぎない。
が、人類女性の排卵活動の変化は、人類男性に大きな負担をもたらした。通常の哺乳類にお
いては、1年に1度ないし数度の発情期が、然るべき時に到来するだけであるのに対し、人類に
おいては、女性が自らの意識活動で判断した時に発情期が突然に到来する事となった以上、人類
男性は、この、いつ到来するか分からない女性の発情期に対し、常に、万全の対応を強いられる
事となるからである。つまるところ、女性が「妊娠したい。」と思って、性交渉を求めた時に、確
実に妊娠させられる様でなければ、人類の男性としては、失格なのである。その一方で、人類女
性は、「生殖の為ではない性交渉」を行う事も出来ので、その様な性交渉を求めて来る事もある。
しかし、男性には、それが、生殖の為なのか、否か、容易には判断できない。従って、常に、最
大限の交渉を行う必要がある。
【44】もちろん、言語コミュニケーション能力が発達した後は、男性の方も、女性の思考を認識
できる様になったが、しかし、「可能な限り最大限に自分の子孫を残す。」と言う生殖の最重要テ
ーゼに忠実である為には、常に最大限の対応をするのが、最も望ましい。「遊びだ。」と思ってい
たら、実は「本気だった。」となれば、確実に1回の繁殖のチャンスを無駄にするからである。
また、女性の「本気」に、必ず応える事は、男性にとっては、死活問題である。女性が、「本気
」であるにもかかわらず、これに応えられなかったとなれば、男性としては意味がない。原始、人
類は、ギリギリの所で生活していたから、意味のない人間を養う事は出来ない。当然、その女性
からは見捨てられる事となる。ギリギリの生活をしているのは、その男性の他の血族とて同様で
あろうから、結局、その男性は、女性達の保護から放擲される事となる。そうなれば、経済活動
の基幹部分は女性が担当し、男性は、そこから扶養を受ける身であるから、たちまち、自らが必
要とするだけの食料を確保し得ず、飢えねばならない。また、その前に、肉食獣の餌食になる危
険もあった。男性が一人で彷徨う事となれば、その危険は飛躍的に増大する。いずれにせよ、命
を落とす事となる。即ち、いつでも、女性の「本気」に応えられる事は、男性にとって、その命を
維持するに不可欠な事だったのである。
よって、当然に人類男性の造精活動は常時、活発とならざるを得ず、その能力は向上した。
【45】が、人類男性の性交渉能力が向上しても、出産・育児に適切な条件が整う時は限られてい
るから、女性の「本気」が増える訳ではない。結局、その大部分は、女性の「遊び」に消費されてし
まわざるを得ない。男性の性交渉能力の向上は、女性にとって、「遊び」の充実をもたらした。
「本気」と「遊び」を決めるのは女性の専権である。しかも、女性の圧倒的優位と、男性の女性
に対する従属とが確立している関係においては、その「遊び」ですら、男性の側から求めるのは困
難であり、女性が決定的な主導権を持つこととなる。
性交渉能力の向上の結果、当然に、人類男性の性衝動は強くならざるを得なかったが、しか
し、人類男性は、その強くなった性衝動を、自らの意志で、自由に発散させる事は出来ず、強い
性衝動を抱えてまま、女性達の気ままな性行動に翻弄され続ける事となった。
この関係は、現在にも尾を引いており、【34】話(
>>59)などの様に、パートナーである女性
に、「忙しいから。」と言って、しばらく放置された男性が、強い性衝動の蓄積を抱えて、悶々と
せざるを得ないと言う状況が散見される。もちろん、現在社会においては、これを適当に処理す
る男性も居るが、くだんの幼稚園教諭の様に、パートナーである女性への貞淑を尽くす男性も残
っているのである。
なお、女性が求めて来た時に、いつでも、最大限、これに応じられるようにするためには、
性衝動を自ら一人で処理する事は差し支えとなる。これが、男性の、その様な行動の流布を阻害
している側面もあると言われている。
【46】生殖が成功し、無事に出産となれば、次は育児であるが、これは、経産婦のパートナーで
あり、その子の父親(;多分)である男性が担当する。人類においては、その歴史の初めに、女性
が社会を主導し、男性が、これに従うとの関係が確立した。その結果として、女性が、経済活動
の基幹部分を担当し、そのパートナーとなる男性が、彼女の活動を補佐する事となる。原始時代
、その経済活動とは、当然、狩猟及び採集の活動であるが、その基幹部分を女性が担当し、男性
は、その女性の指示に従って、これを補う従的な作業を担う。狩猟・採集の基幹部分を女性が担
当する以上、育児は、男性が担当するのが望ましい。当然、育児は、男性の担当となる。
しかし、人類も哺乳類である以上、生まれたばかりの子供には、哺乳の必要がある。男性が
育児を担当すると言っても、哺乳までは代行できない。哺乳類の本旨に反し、男性が、その機能
を持つに至るには、400万年と言う時間は些か短すぎたし、その様な進化を遂げる必要もなか
った。そもそも、女性に従い、女性の保護を受けねば生きていけない男性は、常に、主人たる女
性に付き従って動くのであるから、子供を抱えながら、女性に従って移動し、時に、子供を女性
に返し、哺乳させれば足りるからである。必要性のない進化は起こりえない。
【47】この関係は、人類が文明社会を築いた後も、久しく続いた。いずれの社会においても、長
らく、職と住とが、極めて近接して、営まれていたからである。育児に励む男性は、常に、女性
の側に居て、然るべき時に、哺乳の為に、女性のもとに返せば良かった。ただ、この関係は、男
性の女性への従属・隷従を維持する事に作用した。文明社会の進展にもかかわらず、育児に携わ
る男性は、常に、女性の側を離れる事が出来ず、女性に従属していなけばならなかったからであ
る。
つい最近まで、農園で、工房で、仕事の合間に、夫が抱いてきた乳児に、母親が、母乳を与
える光景が、頻繁に見られた。女性の乳は、強く優れた性である女性の象徴として、いずれの社
会でも崇高視され、少なくとも、授乳行為の為の露出は、タブーとしては扱われなかった。
しかし、近代工業化社会は、この関係を許さなかった。職と住とが分断されたのである。が
、近代工業は、その問題を容易に解決した。近代工業化社会の段階に至った国々では、皆、同様
に、代用乳が著しく発達し、不都合はなかった。また、代用乳は、崇高視されている女性の母乳
の代用なのであるから、いずれでも、その調製には細心の注意が払われ、粗悪品などによる弊害
と言ったものは、起きなかった。
76 :
名無し調教中。:02/10/14 09:44
77 :
名無し調教中。:02/10/14 11:16
《2ちゃん》であるにもかかわらず、ここまで、全く荒れずに、やって来られたのは、
ひとえに、皆様の御陰と、こころより感謝申し上げます。 が、そろそろ、水平線上に雲
が見え始めた様です。
>>75を上げたのは、あまりに順位が下がると、いわゆる《dat落ち》を来すのでは
ないかと恐れた為です。 一体、どの位、放っておくと、《dat落ち》してしまうので
しょうね?
いずれにしても、《2ちゃん》での連続投稿は負担が重いです。どなたか、M系のHP
を主催しておられる方で、私の駄文を引き取り、続きも書かせてやると、おっしゃって下さ
る慈悲心にあふれる方は、いらっしゃいませんか?
>>78 CGI借りて掲示板立てて、ひたすら書き込んで、それを公開すりゃいい。
81 :
名無し調教中。:02/10/14 22:10
>>78 そろそろ
>>28の「女が放尿後に紙で拭くのか」という疑問にも答えてやれよ?
>>28 >>81 拭きます。太古においては、不要な行為ですが、衣服を着用する様になった後は、
雑菌等の繁殖を防止する必要が飛躍的に増大するので、いずれにおいても、その排泄
口の清浄を注意して保つ必要があるからです。特に、女性の方は、下着を着用すると
なると、排泄の残りが下着に付着するかも知れないと言った不快感が来すので、はや
り、小用の後も、拭くこととなります。
83 :
名無し調教中。:02/10/16 10:17
保全age。。
84 :
名無し調教中。:02/10/16 10:42
85 :
名無し調教中。:02/10/17 22:47
生業の繁忙故に、続編を上梓出来ませんが、来週の末頃には、何とか。
と言う訳で、保全ageのみを御容赦願い上げ。
86 :
名無し調教中。:02/10/19 22:32
保全行為。。
87 :
名無し調教中。:02/10/21 10:08
88 :
名無し調教中。:02/10/21 10:14
89 :
名無し調教中。:02/10/23 12:02
保守点検。。
【48】現生人類は、約14万年前に、最初の人類がサバンナに降り立ったのと同じ大陸に発祥した
。しばし、その大陸で過ごした後、約5〜3万年前に、その大陸を出、陸橋を渡って、他の大陸に
進出していった。
その社会構成は、既に現れた他の人類達と本質部分を同くし、霊長類の遠い祖先から継承した
ものを基本としている。最小の構成単位は、成年の男女の配偶体と、その間に生まれた未成熟の子
供から成る「家族」である。その家族を率いる主導者は、成年の女性であり、その配偶者である男性
が、これに従う。この関係は、人類発祥の時に決まった男女の関係を忠実に引き継いでいる(【3】
〜【7】:
>>13-16)。この様な家族を基本構成とする点は、他の霊長類と同様であるが、この最小単
位に留まらず、これを拡大した社会構成単位を形成し、有機的に機能させている点が、人類が他の
霊長類と一線を画する所の一つである。家族の主導者である成年女性相互間の血縁関係に基づいて
、各家族が連携し、更に、大規模な構成体を形成する。即ち、母、姉妹、伯叔母、従姉妹、姪など
を、それぞれの主導者とする各家族が、連携し、相互に扶助協力し合う関係を形成していた。
現生人類は、その様な血縁集団を一つの活動単位として、新たな大陸に、その新天地を求めて
、拡散していたったのである。
【49】その様な血縁集団の一つが、放浪の末、新たな大陸に豊かな地を得て、定住した。各家族の
主導者は成年女性である以上、当然に、その成年女性が、各家族の食料を調達する第一次的責務を
負う。それで、血縁集団の成年女性達は、時に一致協力して、巧みな組織連携作業のもと、狩猟を
行い、あるいは、適宜の小集団に分かれて、遠方に展開し、食料の採集にあたった。未だ成年に達
しない女性達も、一定年齢に達すれば、将来に備えて、これら成年女性の活動に付き従い、これを
補佐する任務にあたる。
集団の女性達が、その様に、集団の食料調達の基幹を担う以上、その配偶者である成年男性は
、これを補い、助ける業務に勤しむ事となる。成年男性達、女性達が食料調達に出かけている間、
定住地に在って、未成熟の子供達を守りつつ、家事労働にあたり、その合間には、定住地の付近に
おいて、ささやかな食料採集活動を行う。男児や、未だ、成年女性に付き従って活動するには幼す
ぎる女児達も、その能力に応じて、成年男性達と同様の作業に従事する。
その様に、男性達が、定住地及び、その付近において、血縁集団で固まって居る事は、集団の
主である女性達が留守の間に、未成熟の子供達を守る上で好都合であったし、一人では用便を行え
ない男性の最大の弱点(【4】〜【5】:
>>14-15)を補うにも便宜であった。
【50】が、その様な役割分担は、女性の優位を更に強め、男性の女性への従属を、より決定的なも
のとした。けだし、女性の方は、集団を養うに足るだけの食料を調達する責任を負う者として、必
然的に、狩猟・採集の知識・技術を身につけ、能力を高めて行く。従って、女性は、仮に、一人に
なったとしても(集団生活を旨とする人類には滅多にあり得ない事ではあるが)、自らが生きていく
為に必要な食料は全て、自分で調達できる。他方、男性の方は、あくまで、女性を補佐する任務を
担う者として、それに必要な能力を身に付けるだけである。狩猟の知識・技術を会得する事はあり
得ないし、食料採集についても、定住地の近辺での小規模なものしか知り得ない。従って、男性は
、仮に、一人になってしまうと、自らが生きてゆくに必要な食料を調達する事ができず、飢え死に
せざるを得なくなる。
もしくは、その前に、肉食獣に襲われて、命を落とす事になろう。肉食獣も、高等哺乳類の高
度なものとなれば、相当の知能を持っている。その様な肉食獣の中には、人類の男性が日に何度も
非常に無防備な体勢を取らざるを得ない事を知っているものも居る。加えて、人類全般は非常に恐
ろしいものであっても、単独行動下の男性は、そうではない事を知っているものも中には居る。
【51】人類女性は、狩りの実績があるから、獲物を効果的に仕留めるべく、効果的な打撃の方法と
、確実な致命傷の与え方を知っており、かつ、その実践力もある。その能力は、攻撃を受けた場合
、反撃の為の力として、遺憾なく利用される。従って、迂闊に人類女性を襲おうものなら、たちま
ちに反撃され、返り討ちに合う危険が高かった。肉食獣も、その危険は知っているから、人類女性
を襲うものは居なかった。しかし、人類男性の方は、狩猟の経験も知識もないから、攻撃の方法を
知らない。当然、攻撃された場合、効果的な反撃はできない。肉食獣の内、非常に知恵が発達して
いるものの中には、その様な人類中の男女の別を知っているものも居た。
そんな人類男性でも、血縁集団の中に在って、多数が協力してい居る時は、襲わない。その自
由な手に、棍棒でも持って振り回されては、その効果は女性の比ではないとしても、数が多ければ
、非常に厄介である。その様な者を襲わなくても、他に、もっと襲いやすい獲物は沢山、居る。
しかし、その人類男性が、一人になった場合、人類男性の弱さを知る高等肉食獣は、これを仕
留めるべく、虎視眈々と跡を付ける事となる。
が、いきなりは襲わない。二本の脚で立ち上がる人類は、四脚獣には非常に襲いづらい。その
様な状態で襲わなくても、女性と違って、男性の場合、しばらく待てば、大変に襲いやすい姿勢を
自ら取ってくれる事をしっているからである。果たせるかな、やがて、人類男性は、用便の為に、
しゃがみ込んだ。それまで、身を潜め、息を凝らして、彼の跡を追ってきた高等肉食獣は、ここぞ
とばかりに、躍り出、低い位置に降りてきた彼の首筋に食らい付き、瞬く間に、これを仕留めてし
まう。
【52】この様に、現生人類に至っても、男性は、血縁集団から離れ、女性の保護から離れて、一人
になれば、飢えるか、肉食獣に襲われるか、いずれにしても、「死」しかなかった。
女性が一人でも生きてゆけるのに対し、男性は、命を繋ぐ為には、女性の保護と、女性からの
扶養を受けねばならない以上、それこそ、命懸けで、女性に服従し、従わねばならなかった。人類
社会の最小構成単位は、成年に達した男女の結びつきからなるが、その関係は、当然、対等なもの
では、あり得なかった。女性は主人であり、男性は、これに従属する者であった。
男性達は、文字通り命懸けで、主人である女性に服従し、その機嫌を損ねる事がないように常
に留意し、これを喜ばせようと努めた。自然と、男性は、女性全般に対し、従順となる。男性が女
性に逆らう様な事はなく、また、およそ、男性が女性に意見を言う様な事もなくなった。その様な
事をして、もしも女性の機嫌を害すれば、それは男性にとって、「死」を意味したからである。
【53】その様な男性の立場は、血縁集団における掟と罰にも、如実に反映されていた。いずれの血
縁集団においても、詳細な行動規範と、これに違反した場合の処罰についての約束事があった。そ
れら行動規範は、大半が血縁集団の効率的な組織・活動を維持する為に必要不可欠な準則であり、
一部は宗教的な理由によるものであった。これら血縁集団の行動規範に違反した場合、その違反の
程度と、違反した行動規範の重要性に応じて、処罰が定められていた。処罰の内容は、各血縁集団
によって、結構、異なっていたが、一致している部分も多かった。そして、一致しているものの一
つとしては、男性に対する最も重い処罰が血縁集団からの追放であるとの点であった。
女性に対しても、血縁集団からの追放と言う処罰はあったが、必ずしも、重い処罰とは言えな
かった。女性の場合、血縁集団からの追放を受けても、生きていく事はできたからである。しかし
、男性の場合、血縁集団からの追放を受ければ、飢えるか、野獣に襲われるかして、死ぬしかなか
った。正に、女性に対する死刑と同等の極刑だったのである。
【54】さて、血縁集団が母系制で成り立っている以上、近親婚を避ける為には、配偶者となるべき
男性を、他の血縁集団から調達しなければならない。通常、それは、複数の血縁集団の間で、年頃
の男性を、相互に交換する事で行われた。その場合に、口実として多く用いられたのが、宗教的祭
礼である。相互に近しい宗教を奉じる複数の血縁集団が、その祭礼の為であるとして、時期を定め
て集まる。当然に、年頃の男女の交流も生まれ、そろそろ配偶者を得ようかと考えている女性は、
年頃の男性の中から、気に入った者を選び、連れ帰るのである。
あるいは、もっと端的な方法が取られる場合もある。男女の関係は、支配−服従の関係として
確立している。血縁集団の中には、この関係を徹底的に敷衍して、男性を、女性の財産の一つと観
念するものもあった。男児が生まれれば、先ず、その母親が、これを財産として所有する。年頃と
なれば、その男児を、年頃の娘が居る母親に、あるいは年頃の少女自身に、財産として引き渡す。
その方法は、男児相互の交換と言う事もあれば、家畜など他の財産との等価交換と言う場合もある
。年頃の男児の第一次的所有権は当然に、その母親にあるが、その母親が属する血縁集団の長も、
その集団の長としての立場において、その所有権関係に関与する。その様な血縁集団の長同志が、
相互に協議し、年頃の男児を血縁集団の間で、やりとりし、自集団の娘達に配分するのである。そ
の結果、実に効率的に、配偶者の供給が行われる。この様にして配偶者を得た少女達は、これを所
有し、養う。不幸にして、その女性が早逝した場合、他の財産と同様に相続の対象となり、父は娘
に相続され、兄弟は、姉妹に相続される。娘や姉・妹が居ない場合、祖母・義母や、伯叔母、従姉
妹と、順次、血縁の順に従って、相続人が決する。母系血族集団なので、母系血縁の順に従って、
相続人を決する限り、相続人が居ないと言う事態は発生しない。
【55】一見、非常に不当な制度に見えるが、この時代の男性の立場にかんがみれば、財産の所有が
権利としてだけではなく、それに対応する義務としても観念される限り、合理性があった。即ち、
この時代、男性は、自ら一人では生きていく事ができず、いずれかの女性に保護され、養われるの
でなければ、生きてゆけなかった。しかし、先ほどの様な制度のもとでは、必ず、誰か、その男性
を所有する女性が存在する。所有者たる女性が亡くなっても、相続人たる女性が必ず現れ、彼を所
有する事となる。
男性を所有する女性は、その所有権の当然の効果として、所有する男性を保護し、養わねばな
らないとの観念が存する限り、男性は、常に、いずれかの女性に保護され、養われる事を保証され
るのである。
この様に、この制度は、この時代の男性の立場に適合した、ある意味、合理性を持った制度で
あった。それゆえ、この制度は、広い地域、多数の血縁集団に普及していく事となる。もとより、
この制度を知らず、あるいは、知っても拒絶する集団も多数、在ったが、それでも、この制度は、
広く普及し、長く存続した。もちろん、時代が下り、文明社会が築かれ、人権と言う思想が広がっ
て行く中で、この制度は、多くの社会で否定される事となったが、それでも、なお、現在に至って
も、その残滓が随所に見受けられる事は避け得なかった。
ただし、この制度は、所有権概念や、財貨の等価交換と言う概念が成熟していないと成り立た
ない。高度の知性を有する現生人類と言えども、この概念を成熟させるには、少々、時間を要した
。為に、この制度が発生し、普及するのは、時代的には、後の事ととならざるを得ない。
【56】多くの場合、配偶の男性は、この様に集団間の交流によって、加えて後の時代には取引によ
って、平和裡に交換されたが、しかし、血縁集団の中には、その様な平和裡な交換の機会を持たな
いものも現れる。余りにも遠い距離を移動してきたが為に、周囲の血縁集団との間で、その様な友
好的な関係を持ち得ない場合などである。その様な場合、近親婚を避ける為に、背に腹は代えられ
ないとして、暴力的な方法が用いられる事が、取引の概念が普及する以前には、あった。
それは児童の略奪である。児童の略奪を必要とする血縁集団の成年女性達は、目標の血縁集団
を定めると、その血縁集団の成年女性達が、食料調達の為に、出払った事を確認した後、定住地で
、未成熟の子供達を守る男性達に、一挙に襲いかかる。男性達は、常に集団で女性達の留守を守っ
ているが、集団での狩りに長けた成年女性達の前では、敵ではない。女性達は、集団での狩りの技
法を最大限に利用して、男性達を追い込み、取り囲む。女性達に、獲物の様に追い込まれ、取り囲
まれた男性達も、我が子を守ろうとして、必死に抵抗、応戦するも、女性達の敵ではない。男性達
は、家事労働と定住地付近での食料採集しか知らないから、効果的な攻撃防御の方法は知らない。
対し、日々の狩猟で実技を磨く女性達は、これに熟達している。たちまちの内に、男性達は制圧さ
れる。襲撃側の女性達としても、殺戮が目的ではないから、なるべく致命傷を与える事は避けよう
とするが、それでも、妨害と追跡・取戻を防ぐ為には、男性達の抵抗力を奪ってしまわねばならな
い。女性達の激しい暴力の前に男性達は次々と倒れていく。
女性対男性では、勝敗は瞬く間に決する。僅かの間に、男性達は制圧され、受けた傷の苦痛と
、我が子を奪われる悲痛から来る呻き声を上げて、累々と倒れている。襲撃側の女性達は、直ちに
、子供達を連れて去る。被害集団の女性達の追跡を振り切って逃走せねばならないから、大急ぎで
、その場を離脱する。連れ去る子供達の人数も、被害集団の女性達の追跡を免れる為に、必要最小
限にとどめざるをえない。
【57】被害集団の追跡を振り切り、児童の略奪に成功した集団ではあるが、その場合、深刻な不均
衡に悩む事となる。女性達の留守を守る男性達を襲撃した場合、そこに居る子供達は、男児は、幼
児から、年頃の少年まで居るが、女児は、幼児のみである。年頃の少女は、成年女性達に付き従っ
て、出かけているのが通常だからである。それゆえ、連れてこられるのは、幼児と少年のみである
。年頃の少年は、直ちに、集団中の年頃の少女に配偶させるとし、幼児は、その生育を待てばよい
。しかし、それでは、集団中の年頃の少年が余ってしまう事となる。
当該集団に余力があれば、余った少年達も、養って行く事ができるので、補助的な労働力とし
て、集団に残しておける。しかし、それだけの余力がない場合、少年達には、自らが必要とする食
料の全部を自分で調達する事はできない以上、これを養う事はできない。
その様な場合、血族集団は、涙を飲んで、余った少年達を野に放つ。荒野に放たれた少年達は
、肉食獣の餌食となるか、幸いに、これを免れたとしても、いずれ、飢え、死を迎える事となる。
【58】さて、現生人類が、その長い揺籃の時を過ごした大陸を離れ、新たな大陸に新天地を求めて
急速に広がって行く頃、新大陸に豊かな新天地を得た、とある血縁集団の中に、比較的若く、小さ
な家族があった。まだ少女と言った方が似つかわしい若い女性を主とし、その配偶者である同年齢
と目される男性がと、幼い女児と男児が一人づつが、これに従うと言う構成である。男児は、女児
より、2〜3歳年上であったと思われるから、兄妹である。
しばらくは、この家族の様子を見守る事となるだろう。
>>100の最後の一行、ちょっと偉そうな表現になってしまいますたが、「パロ」であり
ますので、御容赦の程を。
102 :
名無し調教中。:02/10/29 17:03
保全。
103 :
名無し調教中。:02/10/30 22:28
すみません、保全です。
104 :
名無し調教中。:02/11/02 14:26
保全部。
105 :
名無し調教中。:02/11/03 23:22
良スレ保全
【59】この時代の一日は、夜明け前から始まる。先ず、家事労働に携わる男達が起き出し、一家
の主である女性達を送り出す準備に取り掛かる。程なく、女性達も起きだし、昨日の残り物で、
軽く朝食を摂ると、狩の道具の手入れなどをしながら、日の出を待つ。
日が昇り始めると、集団の成年女性達は、隊伍を組んで、食料調達に出かける。この日は、
念入りに狩の道具を手入れし、これを携えて出かけたから、狩猟の予定であろう。
主である女性達を送り出した後、男性達は、それぞれ、家事労働に励む。この家族の男児も、
父に従って、家事労働を助ける。女児の方は、既に、母親に連れられて、何度も、狩や、採集
に同行しているが、まだまだ幼すぎて、本格的に、母親達の仕事を手伝うには至らない。母親は、
この日は、遠方に行くか、大物を仕留めるつもりだったのだろう、そう言う時は、娘を同行し
なかった。
母親に連れられて出掛けない場合、娘も、居住地に残って、父達の仕事を手伝う事となる。
しかし、女性である娘にとって、男性の仕事には興味がない。従って、手伝いはするものの、ど
こか真剣さに欠けていた。が、父親は、それを、あまり咎めない。女性である娘が、男性の仕事
を覚える必要はないからである。また、父親とは言えども、男性であり、娘と言えども、女性で
ある以上は、娘の方が遙かに地位が上であり、立場も強かった事から、意見も言いにくかった。
【60】が、兄の方は、不満であった。自分達が、一生懸命に働いているのに、妹が、遊び半分で
居る事を不公平に思ったからである。そこで、兄は、妹に、妹も、ちゃんと仕事を手伝うように
と意見する。しかし、妹の方は、その兄の言葉を真剣に聞こうとはしない。兄としては、妹に馬
鹿にされた様に感じ、さらに不満に思った。父に不平を告げると、逆に、父から、たしなめられ
た。 「男の身で、女の子に意見するとは、何事ですか。お母様が出掛けていらっしゃる間は、
お母様の代わりなのですからね。それに、あなたは、いつも妹に逆らうけど、男の子なんだから、
いい加減、女の子に従う事を覚えなさい。男の あなたが、女の子に逆らって、生きていける
と思っているのですか。」と。
確かに、この兄は、妹と衝突する事が多かった。男児も、彼くらいの歳になれば、そろそろ、
女児に反発しなくなるのだが、彼は、いまだに、妹には、反発していた。彼は、その理由を、
妹との仲の悪さに求めていた。彼としては、自分の妹が、いつも彼に意地悪をしてくると考えて
いたので、仲が悪くて当然だと思っていた。しかし、両親は、むしろ、この兄妹は仲が良いと考
えていた。兄が、妹の意地悪と考えている事も、大人達の目から見れば、兄を好きな妹が、兄に、
ちょっかいをかけていると言う程度にしか見えなかった。
【61】さて、一通りの家事労働が終わると、集団の男性達が集まって、居住地の近くでの食料採
集に出る。兄妹も、父親に連れられて、これに加わった。男性達が採集する食料は、女性達が調
達する食料に比べれば、ささやかなものであった。常に、女性と違って、男性は、一人では活動
する事ができず、常に複数人が集団で行動しなければならない為(【49】〜【53】
>>91-95・【56】
〜【57】
>>98-99)、女性に比べ大幅に行動が制約され、居住地から遠くに離れる事はできず、
また、効率的な採集活動もできないからである。が、それでも、「生きてゆくのが、やっと。」の
時代であるから、男性達が収集する食料も重要であった。ゆえに、男性達も、懸命に、食料採集
に勤しんだ。
この日も、居住地から見える程度の近い場所で、固まって、食料採集に励んだ。が、来る日
も来る日も、狭い範囲で、食料採集を行う為、めぼしい食料は、あらかた採り尽くしていた。そ
の様な中、懸命に、残された食料を探すのである。
兄の方は、男性の大切な仕事として、この食料採集に、懸命に励む。その余り、残された食
料を求めて、さらに探し回り、いつしか、集団から離れてしまった。集団の男性達は、皆、男は
一人では動けない事を承知しているので、互いに、離ればなれにならないよう留意しあっている。
従って、彼が、離れていった事も分かっていた。が、彼には、妹が付いていたので、ならば大
丈夫だろうと考え、皆、安心して、彼を行くままにした。
【62】兄の方は、妹と二人で、食料採集の仕事をしているつもりで居た。が、例によって、妹の
方は、全然、熱心には採集を行わない。兄を見守れる位置で、好き勝手に遊んでいた。
ついに、兄の方は、怒りを発し、妹を難詰した。妹の方も、仕事をしないなら、帰れと言う
風に言われると、腹が立った。妹としては、兄の側に居る事自体が、家族を守ると言う、女性と
しての大切な仕事であり、今日も、この様にして、集団から離れて勝手に動く兄に付いて来る事
で、これを忠実に果たしていると自認していたからである。 「こうやって、お兄ちゃんの側に
居る事が、仕事なのよ。母さんから、留守の時は、父さんや、お兄ちゃんを守ってあげるように
言われているんだから。」と言い返す。
兄の方も、収まらない。 「何が、仕事なものか。じゃまをしているだけじゃないか。」と。
妹が、「男のお兄ちゃんが、皆から離れて、こうして居られるのも、あたしが側に居るからじゃ
ないの。あたしが、居なかったら、今頃、お兄ちゃん、狼にでも食べられているわよ。」と返す
と、日頃、男だからと言って押さえつけられている不満が爆発し、「男だって、一人で歩けるよ。
仕事しないなら、帰れよ。」と言ってしまった。妹も引くには引けない。「勝手にすれば良いわ。
何があっても知らないわよ。」と言って、側を離れて言った。ただし、その前に、最後の悪態
とばかりに、兄に詰め寄ると、兄の股間を握りしめ、「こんなものを付けている限り、男の子は、
男の子なの。女の子みたいには、行かないのよ。」と言った。兄は、恥ずかしさと屈辱とで、
激高し、手を上げたが、妹は、「たわいもない。」と言う感じで、簡単に、これをかわし、兄の手
は、むなしく空を切った。
【63】妹が離れていった後も、兄は、せっせと、食料採集に勤しんだが、果たせるかな、背後に
捕食者の気配を感じた。兄は、気取られないように配慮しながら、手頃な棒を手に取り、やにわ、
気配の方に向かって、立ち上がった。やがて、一匹の狼が現れた。はぐれ狼の様だった。彼が棒
を手に取って立ち上がり、防御の気勢を示しても、狼は諦める様子はなかった。普段、集団で生
活し、集団で狩をする狼が、一匹で居る事は大変に珍しい。何らかの事情で、集団を離れざるを
得なかったのだろう。集団を離れた結果、餌に窮し、せっぱ詰まっている様子が窺えた。そして、
それ故、彼を、この場で仕留めるつもりで居る事も明らかであった。
兄が、棒を振り回して、気勢を示しても、狼は、動じない。人類と言えども、男性ならば、
効果的に自らの身を守る事ができないのを知っているからである。じわり、じわりと近寄ってく
る。兄は、自らの運命を悟り、覚悟を決めた。
正に、その刹那、何かが空を切る鋭い音がして、狼がたじろいだ。音の方を見れば、妹が居
た。妹は、右手に手頃な木の棒を持っていた。さらに、妹が、棒を勢いよく振ると、狼は、たち
まち、逃げ出した。狼も、攻撃防御になれた女性が相手では、厄介どころか、自分の身が危うい
事を知っているからである。
【64】「大丈夫?」と問いながら、妹は、兄に近寄った。怒って、帰ったふりをしながら、近くで、
見守っていたのである。兄は、九死に一生を得た安堵から、妹の前に跪いた。そして、妹の腰に
手を回して、抱きつき、泣き出した。 妹は、「怖かったでしょ。でも、もう、大丈夫よ。」と兄
をなだめ、優しく、兄の頭をなでた。
兄の涙は、もちろん、安堵と妹への感謝の涙であったが、同時に、屈辱と悲哀の涙でもあっ
た。妹が言ったとおり、妹が側を離れた途端、狼が襲ってきた。男の自分が、反撃の気勢を示し
ても、狼は全く歯牙もかけなかったのに、女性である妹が、気勢を示せば、狼は立ち所に、退散
していった。正に、男の弱さと、女の強さを痛感させられた出来事であった。と同時に、女性に
従い、女性に守られるのでなければ、それこそ、一時も、自らの命を繋ぐ事のできない男性の立
場の弱さも思い知らされた。これから、一生、女性の服従し、女性に庇護を乞い続けねばならな
いかと思うと、男と言う、弱い性に生まれついた事の悲哀を禁じ得ず、涙が止めどもなく溢れ続
けた。
【65】やがて、兄妹は、幾ばくかの食料を抱えて、居住地に戻ってきた。これを迎えた父親は、
さほど、心配していた様子はなかった。男の子が、集団から、はぐれると大騒ぎになるのが常だ
ったが、女性である妹が付いていたので、大丈夫だと思っていたからであろう。
日が沈もうとする頃、集団の成年女性達が、その日の成果を携えて、戻ってきた。運びやす
いように、既に適宜、解体されていたものの、その量と大きさからして、かなりの大型獣を、複
数頭、仕留めたものである事が了解された。居住地に着くと、直ちに、狩に参加した成年女性達
の手によって、狩の功績が勘案されつつ、それぞれの家庭に必要な分に、獲物が分けられていっ
た。
この家族の主である母親は、本日の第一功労者だったのであろう、大量の肉を持って、帰っ
てきた。家族一同で、主を迎え、直ちに、夕食の準備に入る。やがて、食事が始まるが、先ず、
これを口にする事ができるのは、一家の主である母親である。食料の大半を獲得してくるのが、
彼女である以上、当然の事と言えた。女性である娘が、これに準じる。しかるのち、夫と息子が、
食事にありつける。先ずは、この日のメインと言うべき肉を取り、一家の主の方に向かって、こ
れを押し頂き、「いただきます。」と言って、新鮮な肉のほか、食料を獲得してきた彼女に対する
敬意と、感謝の意とを示してから、食するのである。
【66】食事を終えても、大量の肉が余った。これらについては、明日、父親が、保存の為の加工
を施す事として、その日は、休む事とした。
夜半、兄が、小用を催した。「ねぇ、お願い。起きて。」と、側で寝ていた妹を揺り起こした。
「何、お兄ちゃん。おしっこ?」と聞かれると、兄は、恥ずかしげに、うなづいた。妹は、熟睡中
を起こされて、いささか不機嫌であったが、家族の男性を守るのは自らの務めとばかりに、立ち
上がり、先に、出ていった。兄も、昼間、狼の襲われた恐怖が残っているのであろうか、一回り
小さな妹の背に両手を添え、寄り添うように、妹に付いて歩いた。
しかるべき場所に着くと、妹は、「早くしてよ。」と促した。兄は、「ごめんね。ありがとう。」
と言ってから、妹の前に、しゃがみ込み、恥ずかしさをこらえながら、小用を足し始めた。
妹に見守られ、妹の前に、しゃがみ込んで、小用を足しながら、兄は、この妹に守られてい
る事を実感した。目の前の妹を見上げれば、妹も、こちらを見下ろしていた。熟睡中を起こされ
て、さぞ不愉快であるはずなのに、その様な不快は表情はなく、むしろ、弱い性を慈しむ愛情す
ら見て取れた。兄は、小用を足す姿を見られる恥ずかしさと共に、妹に対する感謝と尊敬の念を
抱いて、妹を見上げた。
【67】数日後、家族の母親は、孜孜として作り溜めた骨角器を大量に携えて、出掛けて行った。
特殊な石器の材料として最上の黒曜石と交換する為に、遙か南方に出掛けたのである。交易の場
所は、片道10余日を要する遠方にあった。が、その場所で黒曜石が取れる訳ではなく、同様に
骨角器を求めて、遠方から来訪する人々と交換し、譲り受けるのである。この家族の居住地では、
特殊石器の制作に適した黒曜石は取れなかった。が、大型の草食獣が、ふんだんに取れる為、そ
の頑健な骨から、最良の骨角器を産出する事ができた。逆に、南方の地では、黒曜石は産出する
ものの、大型の草食獣が生息せず、上質の骨角器を得なかった。それで、双方が、しかるべき場
所で落ち合い、互いに、有する物を、必要とする物に交換しあったのである。
兄妹達は、連れて行かれない。が、妹の方は、いずれ、その様な交易にも携わらねばならな
い以上、既に交易地に赴いた経験のある集団の女性達から、交易地までの道順ほかを、詳細に聞
かされていた。その話によれば、黒曜石を持つ南方の人々は、自分達と違って、黒い肌をしてい
るそうである。また、話し手自身も、一度しか見た事がないが、交易の地には、遙か西方より、
不気味なほどに白い肌をし、狐の様な色の髪を持つ人々も訪れるとの事であった。
【68】主が戻るまでは、概ね、30日弱を要した。その間、父親と兄妹とで、留守を守らねばな
らなかった。しかし、彼女の旅は、集団全体の為に交易に出たものであるから、その留守、彼女
の家族に対する食料は、集団全体で負担された。従って、彼女の留守の間、この家族へは、集団
から、適宜、食料の分配がなされた。また、優れた狩人であった、この家族の主は、分配を受け
る肉の量も多く、その肉を、彼女の配偶者である父親が、巧みに保存食として加工し、保管して
いたので、彼女の留守の間、食料に困る事はなかった。
くだんの一件以来、しばらくは、兄も、女性である妹の強さと、男である自分の立場の弱さ
を痛感し、妹に対し、恭順を示していたが、やがて、いつもの様に、反発を見せるようになり始
めた。母親が留守の間、これに代わって、一家を取り仕切ろうとする妹の態度に抵抗を感じたの
だろう。が、妹としては、母親が留守の間、一家で唯一の女性として、男である父や兄を懸命に
守ろうと努力しただけである。
父は、今一つ、女性に服従する事ができないでいる息子を案じた。男の子にしては、意志と
意欲が強すぎた。が、それは、自らの力で生きてゆける女性にとっては有利な素養であっても、
女性に従い、女性の庇護と扶養を乞わねばならない男性にとっては、差し障りとなるものであっ
た。他方、娘の方は、責任感が強すぎた。その点は、母親譲りであった。女性としての責任を果
たそうとする余り、兄を守ろうとして、意欲的に動く兄を押さえつける事が多かった。その辺り
が、この兄妹の衝突の原因と思えた。
【69】最近でこそ、しなくなったものの、互いが幼いうちは、それこそ、取っ組み合いの喧嘩さ
え、あった。もちろん、常に、妹が兄を打ち負かしていた。女性は、将来、優秀な狩人になるべ
く、幼いうちから、同性の友人達と闘争的な要素を多分に帯びた遊びに励む為、自然と、闘争に
長けて行くのに対し、男性は、その様な事を知らずに育つ為、喧嘩となれば、女性である妹が、
難なく、兄を屈服させる。兄も、女の子達の遊ぶ姿を見て、見よう見まねで、闘争を挑むも、実
地に研鑽を積んだ妹の敵ではない。
さらに長ずるに及び、力量の差は隔絶してゆくので、もはや、互いに、取っ組み合いに至る
ような事はない。さりながら、この兄妹に限っては、いまだに反発・衝突を見る。妹の方も、内
心、兄を好いているものの、兄とは言え、男である彼が、妹とは言え、女性である自分んに、反
発してくるのを見れば、不快を禁じ得ないらしく、つい、反発する兄の股間を握りしめ、「こん
なものが付いている以上、男の子は、男の子なの。男の子なら、黙って、女の子に従いなさい。」
と言い放ってしまう。兄としても、妹に男性器を握りしめられては、もちろん痛みを感じるし、
また、嫌が応にも、自分が男性である事を思い知らされ、男として女に押さえ込まれ続ける事の
反感が湧き起こり、さらに、反発してしまう。この様にして、衝突がエスカレートして行く。
いずれの男の子も、この様な、男である事への反発と言うものは感じていたが、それなりの
年齢になれば、男の立場の弱さと言うものを嫌と言う程、思い知らされ、男である事への諦めを
覚え、女性への恭順を学んで行く。この兄も、同様に、いや、より強く、男としての立場の弱さ
を、この妹から味あわされていたが、意志と意欲の強さが、災いして、諦めと恭順より、反発が
先だってしまうようだ。
【70】さて、一家の主が交易の旅に発ってから、数日となった。その頃から、次第に、父親の様
子に異変が生じ始めた。明らかに辛そうなのである。子供達が、心配して、口々に安否を問うが
、父は、大丈夫と言うだけであった。さらに、主の旅立ちから10日を過ぎようとした頃、つい
に、父は、家事労働中に倒れた。
娘の方は、原因が分かっていた。予め、母親から聞いていたからである。父は、精が溜まり
過ぎていたのである。女性が、性の自由を得たのに対し、男性は、その女性の奔放な性の要求に
最大限に応えるべく、その能力を高める一方、自らは、これを自由に使えないとの立場に立たさ
れていた(【40】〜【45】・
>>68〜
>>73)。その結果、パートナーたる女性が長期間、性交渉の相
手をしない場合、男性は、逆に、その強い造精能力に悩まされる事となる。いつでも、パートナ
ーたる女性の要望に最大限に応えられる様にするには、自ら、これを放つ事などは、以ての外だ
からである。
娘は、父を抱き起こすと、人目に付かない所に連れて行った。そして、そこに座らせると、
父の男性器に手をかけた。父は驚いて、両手で股間を押さえる。娘は、「大丈夫。母さんから、
父さんが、こうなったら、こうするようにと言われているの。辛いんでしょ?私の言うとおりに
しなさい。」と言った。
119 :
名無し調教中。:02/11/04 21:49
【71】それが普通なのであるが、息子と違い、父の方は、女性に従順であった。娘とは言え、女
性の言葉であるし、それも、自分の主人から、そうする様にと言われていることなのであった。
素直に、娘に従う事とした。目を閉じ、股間から手を離し、自らの男性器を娘に委ねた。娘は、
予め母親から教えられていたとおりに、その手を以て、父の男性器を顫激した。
さすがに、最初は、娘の手にかかる事に倫理的な抵抗感を覚えていたものの、次第に、情の
高まりが押し寄せ、ついには、小さくではあるが、喘ぎ声すら漏れ始めた。やがて、上体を弓ぞ
りにしたかと思うと、その刹那、白濁液の迸りが始まった。おびただしい量の白濁液の横溢は、
しばらく続き、その間、彼は、目を閉じたまま、天を仰いだ。そして、横溢が止まる頃、彼は、
安堵の溜息を深く漏らした。
息子の方も、父が心配な余り、遠巻きに、跡を付けて来ていた為、この模様を一部始終、目
撃する事となった。それゆえ、自らの生理作用ですら、自分の自由とする事はできず、女性の手
に委ねざるを得ない男性の不自由さ、弱さを思い知らされる事となった。
この様な出来事があったものの、集団の日常は大過なく進行していた。が、その集団を付け
狙う邪悪な視線がある事に、この集団は未だ気付いていなかった。
>>119 どっかの無料サイトにでもまとめればいいのに。
122 :
底名無し沼さん:02/11/13 19:34
age保全しておくか
123 :
名無し調教中。:02/11/24 14:12
age.
124 :
名無し調教中。:02/11/27 15:01
ホシュホシュしゅしゅしゅ
125 :
名無し調教中。:02/11/27 19:42
126 :
名無し調教中。:02/11/27 19:43
127 :
名無し調教中。:02/11/30 17:27
age
128 :
名無し調教中。:02/11/30 22:36
129 :
名無し調教中。:02/12/01 11:47
130 :
名無し調教中。:02/12/01 12:09
>>129 俺はスカトロ嫌いだけど、保存しました。ごちそうさま。
131 :
名無し調教中。:02/12/01 14:24
133 :
名無し調教中。:02/12/03 06:48
おいおい。
イスラム圏では、たいていの国で男はしゃがんで女は立っておしっこしてるけど
ほとんどの場合、男尊女卑な社会ばかりだぞ。
---------------------------<終了>--------------------------???
134 :
名無し調教中。:02/12/04 12:50
136 :
名無し調教中。:02/12/09 23:11
ネタスレあげ(w
137 :
名無しさん:02/12/09 23:15
女は子孫を残せる(主体)←→男は狩が出来る(使いっ走り)
女は弱い←→男は強い
この心理面?(既出だろうな
なんか対比になってない・・・。
140 :
名無し調教中。: