ヤムチャのパチスロ日記 二冊目

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836名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:21:09 ID:svTu7waQ
一人家に残った俺は、とりあえず変身の練習をした。俺はすぐにコツをつかみ何にでも
変身できるようになった。これはなかなか便利なものだな。

俺は変身に夢中になり時が経つのを忘れていた。
おっと、もうAM9時じゃないか。プーアルも今頃はパチ屋で並んでいるころだろう。
俺も家の掃除をやらないとな。

ドン!ドン!ドン!

俺が掃除に取り掛かろうとした時、誰かが家のドアをノックした。
俺がドアを開けるとそこには悟空が立っていた。

「ご…悟空?いや悟空さん、どうしたんですか?」
「なに言ってんだオメエ、オラ毎日来てんじゃねーか」
えっ?毎日来てる?俺が出掛けた後にいつもきてるのか?
「プーアル、今日はブルマで頼むぞ」
「え?何を言ってるんですか」
「またまたすっとぼけちゃって〜、はやく変身してくれよ。オラのあそこ、もうビンビンだぞ」
どういうことだこれは?
「オメエ、はやく変身しろよ、オラをいつまでじらす気だ!!」
そういって俺のシッポをつかみグルングルン俺をふりまわす。目が…目が回る。
「わ…わかりました、へ…変身しますからやめてください」
俺は仕方なくブルマに変身した。
「ウヒョーー!!ムチムチしてたまんねえ、オラもう我慢できねえ!!」
そういって、俺(ブルマ)の体にむしゃぶりつく。凄く荒々しい。体中を舐め回した後、
悟空があれを俺の中に挿入する。それから20分後に悟空はいって果てた。
「スッゲエよかったぞ。また明日な。おっともう五分前だ早くいかねーと」
そういうと悟空は瞬間移動で行ってしまった。
プーアルめ、いつも俺に隠れてこんなことをしてたのか…いやいや、悟空に脅されて
仕方なくやっていたのかもしれないな。帰ってきたらきいてみるか。
837名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:23:22 ID:svTu7waQ
ドン!ドン!ドン!またノックの音がした。ドアを開けると今度はベジータが立っていた」
「今日はチチだ、さあ、さっさと変身しろ」
俺は今度はベジータに犯された。
その後も代わる代わる誰かがやってくる。
悟飯「今日は18号さんでお願いしますね」
ピッコロ「今日はビーデルだ。悟飯には黙ってろよ」
クリリン「今日はランチさんで頼むよ、あ、怒ってるランチさんのほうな」
天津飯「今日はナッパで頼む」
俺は次々と犯されていった。プーアルめこれはどういうことだ、なぜ俺に一言も
相談しないんだ!帰ってきたら問い詰めてやる。
838名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:24:23 ID:svTu7waQ
PM11:45プーアルが帰ってきた

「ヤムチャ様〜、今日は5千枚も出ましたよ。おみやげにケーキ買って来たんで
 一緒に食べましょう」
「その前にプーアルお前に聞きたいことがある。今日悟空やらベジータやらが
やってきた。悟空は毎日来てるらしい。どういうことだ」
プーアルが不敵な笑みを浮かべる。
「フフフ、いけませんでしたか?ただセックスしてるだけですよ。愛はありません」
「お前、いつからそんな奴に!!」
「フフフ、僕をこんな体にしたのはヤムチャ様じゃないですか。毎日毎日いろんな
女の人に変身させていろんな快楽を教えてくれた。僕はもうあなただけでは
満足できない体になってしまったんですよ。そうだ、今体が入れ替わってるんだから
ヤムチャ様にもどれだけ気持ちがいいか教えて上げますよ。そうですね〜ブルマさんにでも
変身してください」
「ふざけるな!何で俺が」
ガシッ!プーアルが俺の頭を鷲掴みにする。うっ!頭を潰されそうだ。
「わ、分かった変身するからやめてくれ」
「そうそう最初から素直になってればいいものを」
俺はブルマに変身した。と同時にプーアルが俺にキスをしてくる。やさしく
それでいていやらしい、とろけてしまいそうな感じになる。
プーアルの手が俺の胸を優しく包み、そしてもう片方の手はアソコへと伸びていく。
指使いがとてつもなく上手い。俺の口から自然と喘ぎ声が出る。
「ふふ、ヤムチャ様感じてるんですね。もっともっと感じさせてあげますよ」
乳首とアソコを同時に攻められもう頭がどうにかなりそうになっている。
するとプーアルが俺の頭をつかみ股間に持っていく。
目の前にプーアルの、いや俺のアソコがある。
「さあ、おいしそうにしゃぶってくださいよ。ヤムチャさま」
何をしているんだ俺は、こんなことやってたまるか!しかし俺の意思とは反対に
口がアソコを求めていってしまった。
「おいしいですか?ヤムチャ様」「は、はい、おいしいです」
「じゃあそろそろ、ご褒美をあげますよ」
プーアルがゆっくりと俺の中に入ってくる。あっ…気持ちいい…
だんだん激しく動き出す。あっ…あっ…す…凄く気持ちいい…
もうどうなってもいいや………………しかしここで俺の狼の血が騒ぎ出す。
だめだ、だめだ、だめだ、だめだ、だめだ!こんな快楽に負けはせん!
俺は狼牙風風拳のヤムチャだあ!!!!!!!!
839名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:25:48 ID:svTu7waQ
そこで俺は目が覚めた
「あ………」

ゴシ!ゴシ!バシャ!バシャ!
「あれ?どうしたんですかヤムチャ様、こんな朝早くにお洗濯ですか?」
「ハ…ハハハ、ちょっと早く目が覚めてしまって、暇だったからな」
「洗濯なら僕がやりますよ」
「い…いやいいんだ。いつもプーアルばかりにさせて悪いからな」
「ヤムチャ様やさしいな〜」
「ハ…ハ…ハハハハハ」

ヤムチャのいつもの1日が今日も始まる
840名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:25:35 ID:S8ISyZ1Y
今日は高設定らしきスパイダーを打てた。二箱くらいたまってから、ふと思った。
俺がヤムチャなら、ここで悟空が瞬間移動で現れて台とメダルをぶんどられた
挙句かめかめ波喰らうんだろ。
切なくなったから打つの辞めた。
瞬間でタバコ飛んできた。
841名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:34:37 ID:mfVGUssy
全巻読破してから書き始めたのに、昨日行った王将が勝利・・・なにやってんだか・・・w

最初、ピラフを登場させよーと思ってたわけです。
「そーいや、ピラフとチャーハンて、区別あんのか?」とヒマすぎる故の考え事発生
→昼に食った王将のチャーハンを思い出す
→王将が暴走
→もー止まらない。

昨日、一瞬リンかけスレにしといて今日は王将・・・明日は・・・
842名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:43:54 ID:1CS9p4Hd
>>841
お疲れ様です ピラフは炒めたお米を炊いたもの
チャーハンは炊いたお米を炒めた物
ピラフは焼いてからいためるのでドロっとしてチャーハンはパラっとしてます
843名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:51:26 ID:mfVGUssy
まさか
このスレでためになる知識を得られるなんて・・・また一つ賢くなれた。
>>842ありがと

しっかし・・・俺のID・・・ナンダヨ・・・
グッシーて・・・。

チョソで作ったマリオに登場しそう。
844遅れてすみません:2007/08/16(木) 03:32:48 ID:TpZT/iBc
「いつもこうだ、いつもこうだ、いつもこうだぞぉぉぉ!」猿は珍しくスーパーサイヤ人4になっていた。 俺は恐怖で失神しそうになったが勇気を振り絞り「ど、どうしたんだ?」とどもりながら聞いてみた。


するとスーパー猿は「いつもおらだけBONUSがこねぇぞー!」と気を爆発させた
845名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:36:45 ID:TpZT/iBc
正直俺はびっくりした。 BONUSが来ないだけでスーパーサイヤ人4になり気を爆発させ島の半分を粉々にしようとするのだ。何て言う馬鹿だ!しかし刃向かえば死がまっている、結局俺は猿につきっきりでご機嫌をとりながら金を投資することしか出来なかった。
846名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:39:56 ID:TpZT/iBc
200ゲームほど回した頃に猿の台にタイトル予告がでた、「三つの力って何だヤムチャ?」と猿が凄まじい馬鹿面で聞いてきたので「そいつは結構アツイぞ!」とこたえた。その後最悪の事態が起こってしまった…
847名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:44:14 ID:TpZT/iBc
猿の台にはタイトルが出た後に綾波背景がでた。俺が「激熱だぞ!」と声をかけたら猿は奇声を発しながらガタガタ震えている。それを見ると同時に俺も震えが止まらなくなった。


なんと猿は背景予告の月を見て大猿に変身していたのだ。
「えぇぇー!マジかよ、何これ訳わかんない」
848名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:50:19 ID:TpZT/iBc
猿の体はムリムリ巨大化していく

それをみたベジータはすかさず飛んで来た。「何がありやがったー!」ベジータもマジビビリしている。
俺は黙って猿の台を指差した…しかし…それが間違いだった
849名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:53:34 ID:TpZT/iBc
ベジータはすぐに猿の台に駆け寄り液晶を穴があくほどみつめた。しかし次の瞬間「ぐぉぉぉぉー!」という低い声と共にベジータは巨大化しビッグM猿になっていた!


そうだ、ベジータもサイヤ人だった…そして俺は猿達の戦いに巻き込まれ光に包まれた
850名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:01:58 ID:TpZT/iBc
三ヶ月後俺は病院で目覚めた、どうやら三ヶ月意識不明だったらしい。それから一週間して退院し久々にホールに行くと猿とM猿が怪我一つ無い健常な体で元気にリンカケをブン回していた
851AGE:2007/08/16(木) 19:25:09 ID:TpZT/iBc
AGE
852名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:08:44 ID:1wv8prdv
475KB。1000無理な気がしてきた。
853名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:36:27 ID:Z6/71M9G
じゃ、梅でいいじゃん
854名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 00:18:38 ID:r4sE6/0V
つ 梅


( ´Ж`)
855名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 01:56:32 ID:7eEXIzYg
































856名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 12:06:06 ID:IJdPd0VA
857プー子アル:2007/08/17(金) 12:38:32 ID:5qXCle6j

……不意を打たれ、この距離、このタイミングで、コレを避けるのかよ!?
左正拳。右裏拳。左上段蹴り。右後ろ回し中段蹴り。両手による八卦掌。
一連の流れで繋げ放つ連環擲路(れんかんとうろ)。俺の奥義、狼牙風々拳。
それをコイツはミリ単位で……
「そんな時代遅れな技で、どうしようって言うんです?」
最終的に半歩後退しただけの動きで回避しやがった。
「お前を殺そうって言うんだよ!!」
けどな……無理はするなよクリリン。冷や汗を隠し切れてないぞ!?
ギリギリなんだろ?
限界なんだろ?
俺に余裕を見せようと、虚勢を張ってるだけなんだろ?
「次は俺から行くぜヤム……ッッ!!?」
禿の発言を許さず、二度目の攻撃。二度目の狼牙風々拳。
「疾ィィィィィッ!!」
地球人のNo.1よ。お前と俺の差は何だ?
俺達の身体能力は人間の限界。地球人の頂点。むしろリーチの長い俺の方が有利な筈。
そう……俺達の違いは、『気の大きさ』だけなんだ。
だから余裕の有るフリをして、俺をたじろがせて、喋りに持って行こうとする。
気を練る時間が欲しいから、どうしても喋りに持って行きたがる。
滑稽だぜ? No.1よ!!

「そんな技ッ! 無駄だって言ってるだろ!?」
お前が半歩も下がって回避するなら、俺は一歩踏み込もう。
左正拳から右裏拳に繋げる瞬間、軸足を一歩分だけ前に出す。
するとどうだ?

「撥ッ!!」
裏拳も、

「発ッ!!」
左上段蹴りも、

「破ッ!!」
右後ろ回し中段蹴も、

「ハイィィィィィッッ!!!」
両手による八卦掌も、

「ぐわぁぁぁぁッ!!」
面白い様にクリティカルした。
858名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 12:40:27 ID:5qXCle6j
859プー子アル:2007/08/17(金) 15:59:05 ID:5qXCle6j

勝敗は決した。





「ぐぎっ……ち、くしょう。何で俺が」
コンクリートの壁に背中を強打し、最強の男が地面に這い付くばる。
背中に左手を当て、唇を噛み締め、睨んで見上げる姿が余りにも哀れ過ぎて、
「仙豆を持って来るんだクリリン。そうすれば命までは取らない」
芽生えていた心の闇は殆ど無くなっていた。

……これで良い。プーアルはまだ生きている。なら、殺すまでもないさ。俺達は仲間『だった』んだから。

「はははははははッッ!! ヤムチャ…………さん、には敵わないなぁ。分かりました。カリン様に頼んで仙豆を貰って来ますよ」
クリリンは一笑いした後に立ち上がり、
「ここで待ってるから、宜しく頼む。出来るだけ早くな」
両手を上に上げて降参のポーズを取ったまま、俺が壊した倉庫の入口から外に出る。
「あっ、そうだヤムチャさん。言い忘れる処でした」
そしてクルリと振り返っり、口元を吊り上げて笑う。

嫌な……予感がした。休憩所でも感じた最悪の悪寒。それを的中させた第六感。

「ん? 何だ?」
俺は至って平静……を装う。取り越し苦労で有ってくれと願った。
しかし、その願いも次瞬で消える。
「気円斬。ってヤツですよ『ヤムチャ』!! ほーら、大逆転だwwwww」
クリリンが掲げた手の上には、円盤状の気弾が渦巻いていた。
コイツは本気で、本気で俺とプーアルを殺そうと言うのか?
「真っ二つだぁッ!! ブツ切りになれヤムチャァァァァァッッ!!!」
クリリンが吠え、俺へと気円斬を放つ。
……もう、Z戦士には戻れないんだな?
「この、大馬鹿野郎がッ!!」
860名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 16:54:22 ID:I+KGTM+7
おもしろい
861プー子アル:2007/08/17(金) 17:59:08 ID:5qXCle6j

例えるならば上顎(うわあご)と下顎。右膝と右肘に気を集中させ、迫る気円斬が俺に触れる僅か手前。
その瞬間に、
「撥ッ!!」
気円斬を叩き割った。
右膝と右肘で挟む様に、
狼の牙で噛み砕く様に、
クリリンの最大技を打ち破る。
パリンと、薄いガラスが壊れる程度の音を立てて、気円斬が塵に消えた。
コレや俺の操気弾など、形の存在する技のみに通用する裏技中の裏技。
「う、嘘だぁぁぁぁッ!!」
最強が哭き、俺の心も嘆く。
コイツは戦士としてだけではなく、人としても堕ちた。

もう止めろ。
もう諦めろ。
もう、俺の中の友を壊さないでくれ。
だからもう、死ねよ糞禿。

「なら、コイツで止めを刺してやるぞヤムチャ!! かぁぁめぇぇはぁぁぁめ…………ッぐふ!?」





―――凜。





鈴が鳴る。
正確には、鳴った。
プーアルの手から鈴が落ちて、久しい音を鳴らし聞かせる。
そんな音も拾えるくらい、この場所は静かになった。

「これで、お前と同じだなクリリン」
お前と同じで、手が真っ赤だ。
「や……がはッ、だなぁヤム、チャ、さん。ぐっ……はぁッ、全部冗談なん、だから。早く……」
クリリンは見た目にも青く成り、口から血を吐きながら言葉を紡ぐ。
「早く……『手を抜いて』、下さいよ!」
862プー子アル:2007/08/17(金) 19:16:25 ID:5qXCle6j


かめはめ波に対して俺が放ったのは必殺。
格闘家としてじゃない。
復讐鬼として放った会心。
「何故だ? お前がプーアルにした事と似た様なもんだろ?」
俺の放った左の抜き手は、確実にクリリンの胸板を貫いていた。
「はは……や、だなぁヤムチャ、さん。冗談ですよ、冗談」
禿の表情は恐怖に歪み、どうにか助かろうと命請いする。
「ははっ、何だ冗談か?」
俺は肋骨を折りながら、『あるモノ』を探して禿の体内で左手を動かす。
「んぎぃ!? そう、ですよ。ふへへっ……全部、冗談なんで、すよ。だから、早く手をッ!!」
ブザマだなクリリン。プーアルは声を上げなかったんだろ?
それじゃあ貴様は、
「なら、コレも冗談って事で笑って許せ」
プーアル以下だ。

グチャリと、クリリンの『心臓』を握り潰す。
「がぁッ!!? ぐっ……畜、生……」
そして断末の呻き声を残して崩れ落ち、地球人のNo.1はこの世を去った。

「もう生き返れないんだろ? 先に地獄で待ってろよクリリン。俺も後50年もしたら逝くさ」
血に染まった左手を使い、遺体に向かって十字を切る。
これで、全てが終わった。









これで全て終わり……
愚かな俺は見落としていた。
忘れ様としていたんだ。
最狂にして最凶の、暴帝の存在を。
863名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 19:22:08 ID:5qXCle6j
864適当ですが:2007/08/17(金) 23:55:34 ID:QSSYx19Z
今日は東の都の無名店でイベント。
結構優良なのにあまり知られていないので穴場なのだ。

設定の入れ方のクセから6が濃厚な 2027 に着席。
しかし今日はヒキが悪い。スペリプは引けるのだがヒゲオヤジが倒せない。
ジワジワ投資がかさんでいく。

そこへ糞猿さま御一行が!ヤバい、カモられる!逃げなきゃ!
しかし気で察知されてしまった…。
「オッスヤムチャ。調子はどうだ?」
「いやぁ今日は見ての通りだ。負けてるぜ」
ここはなるべく穏便に、穏便に…。
「なんだヤムチャだらしねぇなぁ。設定はいいのけ?」
こいつ、俺が今一番聞かれたくないことを聞いてきやがる。
「ま、まぁ…そこそこいいとは思うんだが…」
頼む、帰れ、帰ってくれ…。

「そっか。オラの元気を分けてやるから頑張れよ」
え?お前今なんつった…?
悟空は両手一杯のメダルを俺の台の下皿に放り込んだ。
「良かったら僕の元気も使って下さい」
「俺の元気も分けてやろう」
「フッ、カカロットがやるなら俺も分けてやらんとな」
悟飯、三つ目、M字ハゲも両手一杯のメダルを持ってきた。

お、お前ら…今日は…本当に…本当に…




キモい…。




俺は気分が悪くなってゲロリアンしながらヨロヨロと店を出ると駐車場で気を失った。
気が付くと夜だった。財布も無かった。
翌日常連に聞くと、糞猿は俺が倒れた後、俺の 2027 を嬉々として回していたらしい。

オレオレ詐欺のように元気玉詐欺も進化していたのだ。
俺は自分で自分の腹を殴って自分に罰を与えた。夜が明けるまで罰を与え続けた。
次に同じ目に遭ったら悟空めがけてゲロリアンしてやるんだ。
8651:2007/08/18(土) 01:08:03 ID:EApDKnnq
ぼちぼちか 
次スレ用の日記が出来次第次スレ立てます 
866名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 02:14:41 ID:sIrmnhXF
俺の中でプー子アル=神に認定されました!うますぎ!是非続きを読みたいです!
867名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 11:10:28 ID:gmYwgOLs
>>865

次スレいるか?
868名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 12:00:56 ID:hSINOdVh
スレタイに「キチガイ出禁」「騙り禁止」をいれとけ
869名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 14:04:32 ID:R0t0MrQ9
>>864
GJ ツボった
870名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 14:42:26 ID:lMjk8fWQ
>>864
意味不明
871プー子アル:2007/08/18(土) 17:06:50 ID:QI2G2IFE

―――凜。


コンクリートに転がっている鈴を右手で拾い上げ、それを片膝を着きながらプーアルの右手に乗せる。
すると反射的にだろう。
「んっ?」
キュッと手が握られた。
その小さな指で、鈴と俺の人差し指を強く掴む。
「こんな鈴なんか大切にしなくて良いのに……本当に大切なのは、お前の身体なんだぞ?」
指を静かに抜き、右腕をプーアルの膝下、左腕を背中の下に入れて抱え上げる。
「っと、軽いな」
……意識は有る。軽い気絶だろう。疲れて眠っているだけだ。なら大丈夫。カリン様から仙豆を貰い、その後に撤去されたで有ろうコインを店員に話して換金しよう。
後は田舎へ。
静かに暮らせる田舎に行こう。
はっ、そうと決まれば気分は軽い。
例え人を殺した後でも清々しいよ。
「待ってろよ。すぐに仙豆を食わせてやるからな」
静かに微笑んで、腕の中の眠り姫へと声を掛ける。
薄暗い倉庫を出て、入り口の『遺体』を越えて、
「んーっ!」
暖かく称賛してくれる太陽の光を目一杯に浴びた。

ほら、幸せはもうすぐ。
両手に幸せは掬(すく)えているんだ。
「もう少しでケガが治るからな」
舞空術でカリン塔までは20分くらいか?
そしたら、やっと俺達は自由になれる。
「行くぞ」
舞空術を使う為に全身に気を行き渡らせる。
この見えない翼は、この時の為に存在しているんだ……
そう、幸せは確かに両手で掬えていた。





「ヤムチャ! オメェ何処に行く気だ!?」





と思っていた。
しかしそれは幻想。幸せはサラサラと砂の様に、指の隙間から零れ落ちる。
飛ぶ事さえ叶わない。
「クリリンの気を感じたから来て見れば……ヤムチャ!! いってえどう言う事だ!?」
背後から発せられる暴帝の怒声。





伝説の凶猿、孫 悟空の登場。
872名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 19:24:22 ID:7qzL3SkX
プー子アルは完結できるのか?
873名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 22:52:09 ID:JeZlXkvY
容量・・・
874名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/19(日) 00:28:22 ID:gwDldPc8
次スレに続いてもいいじゃん。現在485KB。>>1がんばれ。
875プー子アル:2007/08/19(日) 10:24:20 ID:2Pmrk1dZ

その声だけで全身の毛穴が開く。

クリリン……随分な置き土産だな?
そんなに一人で地獄に落ちるのが寂しいのかよ?

「すぅぅぅっ……」
深く息を吸い、
「はぁぁぁっ……」
吐く。
「すぅぅぅっ……」
目を閉じて、
「はぁぁぁっ……」
刮目。
後ろには振り返れない。
一気に逃げよう。
もしかしたら、
もしかしたら追って来ないかもしれない。
もしかしたら逃げ延びられるかもしれない。
プーアル、全力で飛ばすから、少し我慢してくれよ。
「撥ッ!!」
猿から逃げる為、
未来へと逃避する為、
俺は前へ進む為に地面を蹴り飛ばした……


筈。


「ぐッ!?」
なのに俺の身体は『後ろに吹き飛び』、短い浮遊感の後に地へ落ちる。
アスファルトの駐車場に背中を打ち付けてワンバウンド。
「疾ィィィィィッ!!」
即座に体制を立て直して、両足と両手によるの地面滑走で踏み止まった。
かつて友だった者の亡き殻をストッパーにして。

……待てよ。俺は今、両手を使った。両手を使えた。なら大事な者は? 俺の両腕に抱かれて居た者は? まさか!?

「ヤムチャ! オメェがクリリンを殺ったんか? 答えるまで帰さねぇぞ!!」
怒声の出所は、いつの間にか後方から前方へと代わっている。

「ああ……そうだ。俺が殺した」
悟空の問いに反応する様に、その場で立ち上がって顔を猿へと向けた。

「何でだヤムチャ? クリリンは、もう生き返れねぇんだぞ!?」
やはり最悪。
プーアルは悟空に左の足首を持たれ、逆さまに地面へと垂れ下がっている。
……止めろよ糞猿。プーアルを、雑に扱うな。
「クリリンは、プーアルに酷い事をしたんだ。だから殺した」
それに、元はと言えば貴様が悪い。貴様が人にタカる寄生虫に成り下がったから。
「ふざけんじゃねぇぞヤムチャ!! こんな家畜が死んだって、ドラゴンボールで生き返しゃあ終いじゃねえか?」
876プー子アル:2007/08/19(日) 10:28:02 ID:2Pmrk1dZ
コイツは今、何て言った?
恐怖に震えるな俺の身体!!
コイツも駄目だ! コイツも生かしちゃ置けない!!
「狼牙ッ!」
恐怖を振り払い、今度こそ前へと大地を蹴り飛ばす。





「コイツが居たからクリリンを殺したんか? コイツが居たからぁぁぁぁッッ!!」
急激な風を巻き起こし、悟空が遥か上空へとプーアルを放り上げる。
「ぐあッ!?」
俺は思いとは裏腹、情けなくも風圧だけで元の位置まで戻されて倒れた。
……畜生ッ! 畜生ッ!! 何が、生かしちゃ置けないだよ!! 手も足も出ないじゃないかよ!?
「ちッ」
起き上がり、悟空を再見する。




―――ドクン。




「かぁぁぁぁめぇぇぇぇ」
悟空は放り上げた上空を見上げていた。

「はぁぁぁぁめぇぇぇぇッ!!」
両手に、極限まで膨れ上がった気の塊を携えながら。

「止めろぉぉぉぉぉッッ!!!」
俺の咆哮も届かず。

「波ぁぁぁぁぁぁッッ!!!」
死を司る断頭台の光は、遥か高みへと解き放たれた。
8771:2007/08/19(日) 12:32:03 ID:DPA1ldXB
容量もあれなんで次スレいきます
8781:2007/08/19(日) 12:43:37 ID:DPA1ldXB
879プー子アル:2007/08/19(日) 15:04:06 ID:2Pmrk1dZ

波音さえ無い静かな水面に、ふわふわと漂う感じ。

二度と浮かぶ事の出来ない深海へ、ブクブクと沈んで行く感じ。

『私』は、どうなってしまったのでしょう?

目に入るのは澄み切った青空。
そして雲の海中を落ちていく。
離れていく。
雲が私から……

それが何か嫌で、思わず両手を伸ばした。



―――凜。



「あっ……」
鈴も離れていく。
大切な物が離れていく。
ヤムチャ様と私の絆が、どんどん遠ざかっていく。

出会ったばかりの頃、私が他の姿をしていても分かる様にと買ってくれた物。
気で分かってくれるので、今はもう不要な物だけど。
ヤムチャ様は、
コレを着けてないと少し不機嫌になられるし、
コレを着けてると少し上機嫌になる。
そんな変化を見れるだけで嬉しい。私だけの特権なんだ。
でも、それももう……
手から離れて掴め無い。
悔しくて涙が流れ、雫は『空へと上がっていく』。

……あっ。

背中に温かい光が当てられて、私の前まで溢れている。
何となく、自分は死ぬんだなぁと理解出来た。
背中は温かい……熱い。熔けそうな程に熱を帯びてる。
「さよ、なら」
最後まで仕えれない駄目な召使でゴメンなさい。
でもヤムチャ様……

―――私の心はいつも、貴方様のお傍に。





そして私の身体は、光に包まれた。
880プー子アル:2007/08/19(日) 15:07:55 ID:2Pmrk1dZ
そろそろ終わりそうだから、こっちに載せちまうわ。
881名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/19(日) 18:02:37 ID:bZwaLOIi
続き 
まだぁ?
882名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/19(日) 19:49:54 ID:PzWa10Qc
          l      /    ヽ    /   ヽ \
          /     / l    ヽ /      |  \
| し な 間 〉 //  l_ , ‐、   ∨ i l  | |    \      は
| ら っ に |/ l ,-、,/レ‐r、ヽ  |   /`K ,-、 <   し
| ん て あ   / | l``i { ヽヽ l | / , '/',` //`|_/       や
| ぞ も わ    |> ヽl´、i '_   。`、llィ'。´ _/ /,) /\    ろ
| |   な   |`/\ヽ'_i ,.,.,.⌒´)_ `_⌒  /__/l  \       く
っ   |    く    |/ / l´,.-― 、l`ー一'_冫 /l l |   /   っ
!!!! |        \ ', /  /`7-、二´、,.| /// |   /
           lT´ {  /  /  ト、 |::| /// /  /    !!!!!
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883名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/20(月) 00:28:47 ID:GyS40Lfn
491kbだよ。
884名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/20(月) 00:41:56 ID:ij8fC3X1
適当にブログでまとめてるけど難しいな
一冊目がてにはいらんし〜
885名無しさん@お腹いっぱい。