ハリケーンIvan

最大風速73m/sというのは、JTWC解析の145ktからの換算。
気象庁は10分平均、JTWCは１分平均。

1kt（ノット）＝1.853kｍ/h→0.51m/s　　つまりＩｖａｎ→「145kt＝73m/s」
ちなみに今年の台風6号と16号はJTWC解析155ktなので、
「アメリカ解析基準」で言うと「最大風速79m/s」に相当する。

逆に「JTWCのKtを2.7で割る」と、概ね気象庁の解析値になる。
「kt→m/s」へはおよそ2.0で割れば良い。
さらに平均的な解析上の係数といわれる1.35（1分平均→10分平均）で割る。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　アメリカ解析　　　　　気象庁解析
2003年台風14号　　150kt（76m/s）　　　　　55m/s
2004年台風6号　　 155kt（79m/s）　　　　　50m/s　　　　
2004年台風16号　　155kt（79m/s）　　　　　55m/s
ハリケーンIvan　　145kt（79m/s）　　　　（概ね50m/s相当）　

少々追加修正をば

　　　　　　　　　　アメリカ解析　　　　　気象庁解析
1996年台風9号　　 140kt（71m/s）　　　　　50m/s（95kt）
2002年台風9号　　 145kt（73m/s）　　　　　50m/s（100kt）
2003年台風14号　　150kt（76m/s）　　　　　55m/s（105kt）
2004年台風6号　　 155kt（79m/s）　　　　　50m/s（100kt）
2004年台風16号　　155kt（79m/s）　　　　　55m/s（110kt）
ハリケーンIvan　　145kt（73m/s）　　　　（概ね50m/s相当）

　　　　　　　アメリカ解析　　　　　　気象庁解析
2003年台風14号　　150kt（76m/s）　　　　　　55m/s
2004年台風6号　　 155kt（79m/s）　　　　　　50m/s　　　　
2004年台風16号　　155kt（79m/s）　　　　　　55m/s
ハリケーンIvan　　 145kt（73m/s）←修正 　（概ね50m/s相当）

それとさんざん既出だけど、気象庁の海上での最盛期気圧解析（実測測定
ポイントが近くに無い場合）は、ドボラック解析の過小評価によって、
実際の飛行気圧観測時代より15〜20hpaほど高く（弱く）出る傾向がある。

気象庁が910/915hpaと解析している台風は、実際には890-900hpa
程度の可能性が高い。

被りました...

>>15
>>13は当方で勝手に9609と0209のデータを追加していますｗ
なぜなら、Ivanはこれらとほぼ同等ではないかということを示すため。
別スレにも書きましたが、9609の台湾での解析値は910hPaです。

こないだの張りケーンでの支社は1人（それも交通事故）

ただし最大瞬間世界記録103.5ｍ/ｓは
アメリカのハリケーン（1935年）

>18最大瞬間世界記録103.5ｍ/ｓ

さすがにF4のハリケーンは怖い。

ちなみに全球凍結の地球時代は、
中心気圧300ミリヘクトパスカルがハリケーンしょっちゅう発生してますた

ヘをこクひトはパぱでスカしっぺをひル

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BF%A5%A4%A5%D5%A1%BC%A5%F3?kid=50011
気象予報士がtyphoonタイフーンの語源を日本語だと堂々と言ってる
気象予報には直接関係ないが、もうちょっと教養が欲しい

いわんこっちゃない

今の時点での上陸時勢力予想はアテになりませんな。
下方修正がくるのではなかろうか。

とくダネの「徐々に勢力を弱めるため、被害もさほど大きくならないでしょう」
という発言よりは信用できる。ひっくり返りそうになったぞ。

上陸時勢力は日本の台風18号の方に
軍配が上がるんじゃないかな

プエルトリコにJeanne登場か。アメリカ行くんか？
http://weather.yahoo.com/img/carib_websattropir_440_mdy_y.jpg.html

>>18
大西洋のハリケーンは台風と違って凄い勢力で陸地の近くを通ることが多い。
だから風速や気圧の地上観測値はハリケーンに持ってかれることが多い。
台風の場合、猛烈に発達するのはほとんど陸地から遠く離れた海洋上だからな。

>20
300mhPa?
超低気圧だな。0.3hPaじゃん！
マジ怖い。

２８の書き込みは少し間違ってるので取り消す。

今いる緯度は沖縄ぐらい？

ﾜﾛﾀ(^^;;
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/news/1095240797/33

上陸したな

一瞬「天罰」という言葉が浮かんだ＞アイヴァン

イワン雷帝復活age

結局Ivanはアメリカに3回上陸したのか。

サイクロン「エリータ」はマダガスカル島に3回上陸しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/040227.html

Ivan発生の9/2から、既にもう3週間も経ってしまった。
（名前をもらったのは9/3、ハリケーン昇格は9/5）
9719（ハワイ出身のOliwa）や0209（風神Fengshen）よりも長旅をし、
アメリカ大陸を渡ったあとで海上へ抜けて生き延びた、このタフさ！

あいぼん強いなぁ

最初TCFAのGIFを見たときは、
「ずいぶん高緯度の香具師だなあ、これは短命に終わるなあ」
としか思っていなくて、まさかIvanだとはこれっぽっちも
思わなかったのでした。

台風の形してますね
http://www.nrlmry.navy.mil/tc_pages/04_ATL_09L.IVAN_ssmi_vis1km_full.html

で、復活後のIvan 50kt ＞ ヘタレコンパス 45kt ですか
笑っちゃいますね

アイボン すごすぎ

当初から、Ivanの粘り強さには定評があった。
115kt→90ktまで衰えてもまた強くなったり、
カテゴリ4とカテゴリ5の間を行ったり来たりしたり、
上陸直前に939hPaまで上昇した気圧が931hPaまで戻ったり・・・

http://www.nrlmry.navy.mil/atcf_web/doc_archives/bal092004.dat

アイバンは神！

まだ粘ってる。

あいぼん台風
ttp://www.tostem.co.jp/duopg_cm/pop_htm/movie/l_cm_4.wmv

Ivanってここ一週間どこにいってたんですか？　最初から今までの経路を全て見れる画像が
どこかにないかどうか捜しているのですが見つからない。

>>48
以下の画像だと、一部は垣間見ることができますが、
全体が見えるものは私も見つけていません。
（Unisysやハワイ大ではじょう乱時代の経路がすっとばされて表示される）
http://152.80.49.216/atcf_arch_prods/tc04/ATL/09L.IVAN/atcf/al092004.20040923032726.gif

事後解析が終わったら、National Hurricane Centerの
Archiveに載るかもしれません。
http://www.nhc.noaa.gov/pastall.shtml

事後解析といえば、最盛期の勢力や上陸時の勢力がどうなるかに
関心があります。

http://hurricane.accuweather.com/adcbin/hurricane/ocean.asp?ocean=atlantic
には、以下のようなことが書いてありました。マジ？（最後の２文）

As of 5 a.m. EDT Friday, Ivan was losing organization over
southeastern Texas. The low-level circulation with the storm is
expected to turn southwestward through Texas with locally
heavy rainfall and gusty winds. High pressure in the lower levels
of the atmosphere will build southward through the southern
Plains this weekend, taking Ivan back toward the Texas coast;
locally heavy rainfall will still be possible. Early next week, the
remnants of Ivan will re-emerge over the western Gulf of Mexico,
setting up Ivan's third possible tour of the Gulf of Mexico.
Redevelopment would be slow to occur once Ivan re-emerges over the Gulf.

>50 アイバンはメキシコ湾で３回目の台風になる可能性があるのか？
素晴らしいそうなったら精力絶倫で表彰しよう！

>>49
ｻﾝｸｽ！ひえ〜ホントにぐる〜っと一回りしたのですね。　北のほうがどこまで
いったのかが興味ありますね。　NYぐらいまでいったのだと思ってたのですけど。
こんなこと過去にあるのでしょうか？　

>>52
>>44のベストトラックによると、日本時間9/18 21:00に38.4Nまで北上し、
それから南下したようです。（ベストトラックを参考にして自分で地図に
描いてみるという手もありますが、面倒ですね）

過去にこのようなことがあったかどうかは残念ながらわかりません。

今年Ivanの他に、じょう乱までsageの後に復活した、サイクロンElita
（今年の1月末〜2月初めにマダガスカルを3回横断）

例えば、以下の2つを見ると、マダガスカルを3回往復したというのがわかるけれども、
http://152.80.49.216/atcf_arch_prods/p1/tc04/SHEM/09S.ELITA/atcf/sh092004.20040204081536.gif
http://152.80.49.216/atcf_arch_prods/p1/tc04/SHEM/09S.ELITA/atcf/sh092004.20040131210419.gif

以下ではじょう乱勢力までsage時期の経路がすっとばされている。
http://weather.unisys.com/hurricane/s_indian/2004/ELITA/track.gif
http://www.eorc.nasda.go.jp/TRMM/typhoon/images/track/jpg/bst_2004s.09S.ELITA.jpg

Elitaのベストトラック（速報）
http://www.nrlmry.navy.mil/atcf_web/doc_archives/bsh092004.dat

JTWCの事後解析資料を待たないと、Elitaの正確な全体経路図を見ることはできないかも。

この経路図も気に入らないんです。
http://weather.unisys.com/hurricane/atlantic/2004/IVAN/track.gif

サイクロン、エリタ絶倫１号に認定しよう陸地を三回横切るとは
素晴らしいタフさです

>>54
> この経路図も気に入らないんです。
> http://weather.unisys.com/hurricane/atlantic/2004/IVAN/track.gif

これって明らかに途中のデータが抜けてますよね。　格下げされると
モニターされなくなるのでしょうか？

>>56
はい、TD以下の強度は、Unisysサイト等では表現されないようです。

例えば、台風7009号は、以下を見ると、21N、133Eに突然現れたかの
ように見えますが、
http://agora.ex.nii.ac.jp/cgi-bin/dt/summary2.pl?id=197009&basin=wnp&lang=ja&t=0&b=14&ms=s
http://weather.unisys.com/hurricane/w_pacific/1970/8/track.gif

実は以下の2ページの通り、じょう乱がもっと東から西進した後に
台風昇格となったことがわかります。
http://metoc.npmoc.navy.mil/jtwc/atcr/1970atcr/pdf/wnp/10.pdf

いよいよご臨終のようです。
http://www.hpc.ncep.noaa.gov/tropical2004/IVAN/IVAN_77.html

このページにはループする図が載っています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hurricane_Ivan

これは多少情報が古いのかな？
こちらでは残骸がいなくなったとは書いていないようですが、
>>58のリンク（日本時間17時情報）には残骸がいなくなったと書いてあったようなので。

http://hurricane.accuweather.com/adcbin/hurricane/ocean.asp?ocean=atlantic

POSTED: September 24, 2004 11:26 p.m.（日本時間 9/25 13:26）

Ivan is no longer considered a tropical cyclone. The remnant low
was centered about 35 miles east of Hunstville, Texas at 11 p.m.
EDT, 10 p.m. CDT. Ivan is drifting southward at 7 mph and will
continue a southward to southwestward motion through the weekend
as high pressure in the lower levels of the atmosphere builds
south through the southern Plains. The storm will continue to
produce thunderstorms with locally heavy rainfall over parts of
southeastern and eventually parts of southern Texas. Severe
weather is still possible to the east of the path of Ivan. There
remains the possibility that Ivan could reemerge over the Gulf of
Mexico. If this occurs, Ivan could end up regenerating again, and
another chapter could have to be written in the story of the
storm's long and strange trip.

在りし日のIvan
http://www1.ncdc.noaa.gov/pub/data/images/hurr-ivan-20040913-n16rgb.jpg
http://www1.ncdc.noaa.gov/pub/data/images/hurr-ivan-20040915-1936-n16rgb.jpg

Ivanはとっくに消滅ということで、以下に誘導。

熱帯低気圧哨戒中　２
http://science3.2ch.net/test/read.cgi/sky/1095308867/l50