ルッツとフリップのエッジ区別は欠陥ルール

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191再訂正。 ◆fpi3/Atddo
>>188>>189>>190を再訂正。ややこしくしてしまった…。

≪フリップ≫
フリップにける重要な点は、
離氷するまでの動作において、空中での回転と同じ方向に回転する動作を行う
ということにある。

・フリップはターンから間をおかずに右トウを突いて左足エッジで跳ぶジャンプです。
・ターンによって2種類の跳び方があります。


《フリップ 跳び方その1》
・まっすぐ立っているような体勢で、右足は少し浮かせて、左足で前向き(フォア)で滑走してきます。
 (この部分の滑走を「左足『INエッジ』」と限定しているサイトもありますが、
 この部分のエッジはなんでもいいんです。
 入りを工夫しようとしたりステップから跳んだりすることを考えてみれば
 わかると思います。)

・右足のトウで氷面を外方向にちょんと蹴って、左足に乗ったままターンして後ろ向き(バック)になります。
(●ここから右足を突くまでに「滑走」する場合は、それが『OUTエッジ』だと
 ルッツを跳んでいるのと同じことです=「リップ」。)

・右足トウを突いて跳び上がります。

        _
   。    ↑
   。   左足フォア
   。   (ここの「滑走」のエッジは関係ない)
   。    ↓
 * 。     ̄←右足をほんの少し外に蹴るように突く(*)  
   ↓ ↑    ←前を向いていた左足はターンして後ろ向きになる 
    →   _
   。    ↑ 
   。     ● 左足バック、『OUTエッジ』以外。(『INエッジ』か『FLATエッジ』) 
   。    ↓ 
  ←*     ̄←右足を突いて跳び上がる  
 ↓  ↑
   →
   。
  。
  。
   。
    。 

192再訂正続き。 ◆fpi3/Atddo :2007/12/13(木) 06:44:28 ID:c1QVHhdy0
《フリップ 跳び方その2》
・まっすぐ立っているような体勢で、右足で前向き(フォア)で滑走してきます。
 (この部分の滑走を「右足『INエッジ』」あるいは「右足『OUTエッジ』」と
 限定しているサイトもありますが、この部分のエッジはなんでもいいんです。
 入りを難しいものにしようとしたりステップから跳んだりすることを考えてみれば
 わかると思います。)

・左半身をひくように体ごと振り向いて後ろ向きになると同時に左足を“置き”ます。

・即座に右足トウを突いて跳び上がります。

        _
   *    ↑
   *   右足フォア
   *   (ここの「滑走」のエッジは関係ない)
   *    ↓
   *     
   。   ←振り向くと同時に左足を置く  
  ←*  ←即座に右足を突いて跳び上がる  
↓  ↑
  →
  。
 。
 。
  。
   。 

≪結論3≫●の部分を『OUTエッジ』で「滑走」してしまうとそれは「助走の短いルッツ」である。=「リップ」
≪結論4≫《跳び方その2》では、左足での「滑走」が成り立たないのでそもそも「助走の短いルッツ」にはなりえない。

≪補足1≫《跳び方その1》は女子選手に多く見られる跳び方である。
≪補足2≫《跳び方その2》は男子選手に多く見られる跳び方である。

※そもそも、フリップとは何かを鑑みず、『INエッジ』から跳ぶものがフリップだという誤解がある。
記号を使った説明でフリップとルッツを対比させて
フリップ   ルッツ
(        )
○       ○
(        (
と表記することは、フリップの説明としては「誤り」である。(なお、ルッツの説明は以下の記号で正しい。)

※現在のルールでは、《跳び方その1》と《跳び方その2》の特性を無視している。
《跳び方その1》における●印の部分の『OUTエッジ』での「滑走」からのジャンプは=助走の短いルッツであり
「リップ」として取り締る必要があるかもしれないが、
現在は、フリップは『INエッジ』からのみ跳ぶジャンプだなどという明らかな誤解に基づいてルールが用いられており
おかしなことになっている。