1 :
代行:
このスレのお約束
・SSは本文前になるべく元ネタやカップリング等の注釈も書き込みましょう。
(死にネタ等の好き嫌いのある描写がある場合も出来る限り注釈をお願いします)
名前欄に「男女SS・1」のようにカプ名やSSタイトル、ページ番号を振ってあると親切です。
連投制限に引っ掛かりそうな時はぅpろだを使うのも手です。
・MUGEN入りしていないキャラの話はスレ違いです。MUGEN入りしてからどうぞ。
・キャラクターのクレクレ厨や荒らしはスルー、誘いうけは不要です。
・○○のカプが好き、○○は○○だろ等の議論で盛り上がるのは歓迎ですが
熱くなり過ぎて喧嘩したり、自分の好みを他人に執拗なまでに押し付けるのは止めましょう。
・カプへの熱い思いはネタやSSに叩き込め!
なに、好きカプがマイナー? 逆に考えるんだ、布教すればいいやと(ry
・男女妄想を含まない普通のMUGENの話はそれぞれ適当なスレが他にあるのでそちらでどうぞ。
・次スレは基本的に
>>980辺りが立ててください。
・やっぱり愛だよね!
愛などいらぬ!>
アーイ!>
ここはどこかの教会。そこに務める牧師さんとシスターさんはとても仲が良いとたいへん評判。
シスターさんは笑顔の可愛い魔族の上位階級なクラリーチェ・ディ・ランツァ。
牧師さんは地球を汚す愚かな人間が大ッ嫌いなレオパルド・ゲーニッツ。
これはそんな二人が教会の事務仕事とかが終わった午後3時のティータイムによくやっていること。
小さなテーブルの上にアンパンと紅茶を置いて、静かで和んだティータイム。
クラリーチェが大好きなアンパンを頬張り、一口目でほんのちょっと驚く。
「あらあら、このアンパン……」
「ふふ、気づきましたか?」
ミルクティーの入ったカップを片手にゲーニッツが嬉しそうに応じる。
クラリーチェは少し嬉しくもう一口頬張り、おいしそうに咀嚼してから言った。
「お米のパンね?」
「正解です。ちなみにアンコは赤餡です」
米パンと赤餡の味を合わせるのに少々工夫をしましたと、イタズラをしたようにゲーニッツは述べた。
それにクラリーチェは「あらあら、まあまあ」と子猫のような表情で相槌を打つ。しばしの沈黙。
誰が見ても、その雰囲気は心落ち着かせるものを感じさせるだろう。
シスターの被り物から覘く、クラリーチェの艶やかなロングヘアがさらりと揺れるのを見てゲーニッツは微笑む。
「そろそろオロチを復活させましょうか?」
「殺すぞ、人間」
ミルクティーのカップをモナリザのような美しい指で持ちながら、笑みを完全に消しながらも美しさを保った怜悧な表情でクラリーチェはゲーニッツを睨む。
美しい魔族シスターの口から出る絶対零度の如き言葉は脅しでもなんでもない、まじりっけの無いピュアな殺意。
ゲーニッツはそれを温かく見つめる。
「ふふ、冗談ですよ。上です。まあ、万物の聖霊に愛された聖女や魔族が存在しなかったら……あるいは、ね?」
「……ティータイムは終ね」
「おやおや、もうそんな時間でしたか」
「ふふ、美味しい手作りアンパンご馳走様。片付けはわたしがやりますから午後のお祈りの準備お願いしますね」
かくして今日も昨日と同じやりとりをした。明日も今日と同じやりとりをするだろう。日々の日課である。
<おわり>
ゲニがあんぱん作ってるの想像したらワロタ
>>4 マジレスすると、ゲーニッツも人間じゃないのです
>>4 ゲニ人間じゃないし、あんぱん好きは聖霊庁の片割れの腹黒くない方だぜ?
クラリスもつまみ食いするらしいけど、好物ってほどじゃない
\(^o^)/
“闘争なくしてMUGEN界は成り立たず”
――そんな言葉も存在しそうな位に、この世界はいつでもどこにでも戦いの火種というものがくすぶり続けている。
その火種の内大きな一つなのが、日々開催される格闘技大会である。
さて、そんなMUGEN界の、とある大会参加者に提供された控え室代わりのホテルの一室。
主催者や共催者に恵まれた大会らしく、グレードは中の上という所か。
調度品の手入れは行き届いているし、居心地は悪くない。
赤毛の男が上品な織り模様のソファにどっかりと腰掛け気怠げに楽譜の束をめくっている。
その後ろを通り過ぎようとしていた黒髪の女は、ふと立ち止まり、男の頭をまじまじと見遣った。
ほんの少し身を屈め頭頂部を凝視し、こう言い放つ。
「……これも“プリン”と表現していいものかしら」
「ん?」
気配は察していたであろうが、男・八神庵は女・遠野秋葉の言葉を聞いてからようやく、訝しげに振り向いた。
液晶テレビに対面したソファの背面に立ち彼を見下ろす少女は少し呆れたような声色で指摘する。
「地毛が見えていてよ」
人差し指と親指の間に1、2cmほどの隙間を空けて彼の頭頂部の現状を伝えた。
庵の地毛は黒だ。
鴉の濡れ羽色さながらに艶やかな黒髪を腰まで伸ばした秋葉とは違い、染髪で髪の色を変えているため、定期的に染め直しだとかポイントカラーだとかが必要になる。
180cmを越える日本人としては長身な彼だが、MUGEN界ではゆうに2mを越える背丈の持ち主がごろごろといる。
つまり、頭頂部だけが黒い所謂“プリン”状態はすぐさま周囲に露見する事となる。
現状を把握した庵は眉間に盛大にしわを寄せ、
「……余計な世話だ」
「髪を染めなければそんなにみっともなくならずに済むでしょうに」
「喧しい」
庵は会話をシャットアウトするようにぴしゃりと言い放つ。
秋葉は少々むっとした様子で腰に手を当て、何か言おう、言ってやろうと口を開き、しかし、何ら声音を発する事なく、再び口を閉ざした。
男の肌は不健康的に白い。
その白に、ほんの少うしだけの紅が差していたから。
(『恥ずかしい』と感じることが、貴方にもあるなんて――ね)
などと。
彼女は、彼女だけにしか感じ得そうにない“八神庵の可愛らしさ”に、思わず口角を緩めるのだった。
>>12 ツンギレきたあ!
ツンギレの隙間に僅かに発生するデレが見えて嬉しいw
(地毛設定ってどこで出ましたっけ?)
もうすぐバレンタインデーか
ポッキーゲームをする美鈴とクリザリッドや
98%チョコを酒の肴にドイツワインを飲み合うルガールと紫や
『義理』と書かれたチョコを鼎から受け取るクラークや
それらに乱入して迎撃される暴君の姿が見れるのか;;
今日は『ニボシの日』でもあるらしいわよ奥様
2月14日 バレンタインデー
女性が乙女になる日である。
そしてここはローゼンベルク学園。ここでも一人の戦処女が乙女になろうとしていた。
「ソフィー、これ受け取って頂戴」
「シャルラッハロート、それは…?」
シャルラッハロートの手には真っ赤な包装をされたプレゼント箱。しかしソフィーと呼ばれた彼女―ヴァイスは何のことだか理解していない様子だった。
「知らなかったかしら?今日はバレンタインデー。大切な人にチョコレートをプレゼントするイベントよ」
「そ、そうなのか?じゃあさっきえこが何かを用意していたのは……」
「きっとカズヒロに渡すチョコレートね。えこにとって大切な人だから」
機関にいた時間が長かったおかげで世間のイベントに触れる機会もなかった。彼女達にとっては全てが新しい発見といっても過言ではない。そういうことはシャルラッハロートが積極的に取り組んでいるようだ。
「……では、いただくとしよう。ありがとうシャルラッハロート」
「どういたしましてソフィー」
大切な人に無事チョコレートを渡すことに成功。しかし問題が1つ残っていた。
(ソフィーにいい感じに出来上がったものを渡せたけれど、あの失敗作の山どうしようかしら……)
愛乃はぁとから作り方を教わってその調理方法に則って作ったものの、必ずしも成功するわけではない。キッチンにはいびつな形をしたチョコレートの山があった。決して食べられないわけではないが、ソフィーにあんなものをプレゼントするわけにもいかなかった。
(……こんなのでも食べる奴、いたわ)
ある人物を思い浮かべたらしく、シャルラッハロートは失敗作を袋詰めにすると街へと向かうのであった。
街中では、金色の斧を持った鉄仮面が『ギブミーチョコレート!』と書かれている看板を持って佇んでいたが、目を向ける者は誰もいない。
そんな中をアクセル=ロウはぶらぶらと歩いていた。
「今日はバレンタインデーだったな。めぐみのチョコレート食べたの何年前だっけ……?」
彼女持ちのアクセルだが、タイムスリップ体質によってあらゆる時間軸を旅するようになってからは彼女に逢えていない。その寂しさを紛らわすために時折ナンパをしているのだが、すぐフラれてしまうのが常だった。
「そういやおやつ時だな。よーし、せっかくだからうまいチョコレートでも食うぉうわぁったぁ!?」
意気込んだ矢先、突如後方から伸びた鎖によってぐるぐる巻きにされてしまう。ここまで鎖を器用に扱う人間は限られる。後ろを振り返ると、予想通りの人物がいたことに思わず口元を緩めてしまった。
「相変わらず激しいな、シャルちゃん」
「アンタも相変わらず暇そうね……」
シャルラッハロートはアクセルを引き寄せて鎖を解く。先に口を開いたのはシャルラッハロートだった。
「アンタに渡したいものがあるわ」
そう言って失敗作のチョコレートが詰められた袋を取り出す。
「これはなんだ?」
「見ればわかるわ」
「どれどれ……ってなにこれ?……まさかチョコレートか?」
袋の中を覗いてみて、中のいびつなものが一目見てチョコレートだというのはわからなかった。色合いでなんとなくチョコレートなのではないかと思ったが、少々時間がかかってしまった。
「いやいや〜、まさかこの日にシャルちゃんからチョコレートとは…。義理なのはわかっちゃいるが嬉しいねぇ」
「勘違いしないで。それは全部失敗作よ。義理チョコなんかじゃない。アンタはその失敗作を処分するゴミ箱なのよ」
「相変わらずひでぇ。ま、ありがたく頂戴するぜ」
棘のある彼女の言動には慣れつつあったが、それでも今回はひどいんじゃないかと思ったりした。だがアクセルはこれ以上は何も言わず、袋に入っていた失敗作のチョコレートを口に放り込んだ。
「……うん、形は確かにアレだけど、食べれるじゃん」
「こんな形の悪いものをソフィーに渡せるわけないじゃない」
「そりゃそうか。というか普通に捨てればいいだけのことなのにさ、わざわざ俺様に渡すためにこれらを持ち歩いてたってことになるぞ」
「なっ……!?」
「ホントは俺にも食べさせたかったとかそんなオチ?」
「そっ……それは……その……」
攻撃的な態度から一変。言葉が見つからずに顔を真っ赤にしてしどろもどろするシャルラッハロート。俺を本当にゴミ箱と思ってるんならそんな態度なんてとらないはずだ。
「こんなのを食べてくれるのはアンタくらいしかいなかったから……それだけよ……」
「そうか。だったら責任持って全部食べてやるさ」
アクセルは袋の中のチョコレートを次々と口に運ぶ。これだけの量だ。ヴァイスに渡す渾身の一品を作るまでに相当な努力をしたことがわかる。
だったらその努力を無駄にしないように、全部食べてあげることでシャルラッハロートも報われるだろう。
「ごちそうさんでした!」
「本当に全部食べるとか……」
「ゴミを処分出来なきゃゴミ箱失格だからな」
「わ…悪かったわよ…ゴミ箱扱いしたこと謝るから…」
「気にしなさんな」
彼女の攻撃的な態度は本心か照れ隠しか。この場合は後者のようだ。そう思ったら先程の言葉のことはどうでもよくなっていた。
「ありがとなシャルちゃん。うまかったぜ」
「ど…どういたしまして……。ところでアレ、どうするの?」
シャルラッハロートが指差した先には、鉄仮面の男が金色の斧片手に大暴れしていた。
端に転がる『ギブミーチョコレート!』の折れた看板。……どうやら誰からもチョコレートをもらえなかったようだ。
「嫉妬の炎が燃えてるな。仕方ない、俺達で止めるか」
「そうね。あんな奴に渡さないで正解だったわ」
この二人は恋人でもなんでもない。同じ武器の使い手という理由だけで一緒に戦う。同じ武器だからこそ、お互いの戦い方も手に取るようにわかる。二人の操る鎖がジャラララと音を立て、暴れている鉄仮面を捕縛せんと加速する。
数刻後、街中で鎖によって捕縛され、恥ずかしい恰好で放置された鉄仮面の嫉妬の咆哮が響いたという。
こんなSSを投稿してる暇があるなら動画の続きを作ればいいのに……!
お目汚し失礼しました。
>>18 逆に考えるんだ……
このあと動画を作っちゃえば良いんだと……
初々しいなちくしょうw
でもいつかアクセルは元の時間世界に帰らなきゃならない……。
シャルはアクセルとの短い逢瀬を胸に、やがて誰か良い人と結ばれ、
そして生まれた子に「アクセル」と名付けた……。
という妄想が働いて幸せな短編だった。
GJ
おつ。
シャルのうろたえは見てて微笑ましいな!
あとアクセルのイタズラ小僧みたいな風が好きだなあ、やっぱり
ごちそうさまでした
>>14 ニボシの日と聞いてネコアルク系の男女タッグ浮かべようとして失敗した
なんかあったっけ
ジェダ、ムラクモ、クリザリッド、無界、禍忌、ルガール、DIO、斬紅郎、七夜、ゴジラ
あと一輪とのタッグでヨハン
東方勢との相方って悪役、ラスボス勢が多い気がする
正直こいつらが幻想郷に来たら異変レベルじゃ済まないんじゃ…
>>19 >もいつかアクセルは元の時間世界に帰らなきゃならない……
残念ながら、アクセルは元の世界には帰れず
GG世界で『あの男』の一の配下のマゾ男になるんですけどね
GG2的に
>>22 日本三大悪妖とか祟り神の頂点とか偉人殺し&国家転覆の邪仙とか
既にいる東方世界で何をいまさら
東方系の相方には主人公勢も多いから別に大丈夫じゃね
>>23 アクセルがどうなるかについては不明だよ。
あの男の配下になることは制作者がきっぱり否定してる。
思わせぶりなあれこれはなんだったんですかーとかいっちゃいけない
>>22 案外馴染んで異変とか厄介事は起こさない奴も多いと思う
地球意志系とかジェダなんかの世界の安定のためにって奴は
幻想郷が相当バランス崩れない限り大人しくしてるだろうし、
七夜や斬紅郎は実のとこ結構良識があるからブレーキ役がいれば何とかなる
ゴジラは動向をなるべく見てて、無駄にちょっかい掛けなければいい
GG2とGGX(〜GGXXAC)がパラレルワールドなんだっけか
つまりMUGENの世界も数あるパラレルワールドの一つだったんだよ!(AA略
パラレルワールド万能論!
>>22 なあに博麗神社で全員集まって酒飲んで大宴会で済んじまうさぁ
外では戦争でも幻想郷内ならせんそうごっこになると思うし
逆らったら博麗有情破顔拳がですね
あスタッフロールのBGMは『砕月』でw
2/22は猫の日!
猫系キャラが相方にプレゼントもらったり猫耳つけたりそんな平和な光景があると見た!
ここはMUGEN界隈でイマイチ存在感が薄いフェリシアさん売り出しのチャンスですね!
つまりお燐がグレートキャッツビレッジに引きずりこまれ逆に征服、おりんりんランドはっじまっるよー!か……
……どうやって男女タッグ絡めよう(長考)
お燐の相方かー
最近新作映画が出たゴーストライダーとか?
地獄・火炎・車輪繋がりで
吉良吉影とのタッグがあったな>お燐
ネコロマンサーだっけ?
白レンとあったようなきが
百合カプの話題になるとスレチジャマイカ
そもそも、性別不詳だったり定義の外だったりすると、ソレも悲しいものだ。
ハイパーグレートシング×シャチを男女カプと呼べるか、極めて意味不明な領域になる。
MUGEN世界の宇宙にはベルサーが存在するのかww スレチ以前におっかねぇよww
まぁそれを言ったらギャラクタスやパイロン、フェルデン兄貴辺りのコズミックな人々も跳梁跋扈してる訳だが
んで、そろそろひな祭りなわけだが
かむかむ先輩をお雛様席に座らせ三人官女にまおりんこのはなずなが座ってるのを幻視した
>>38 あかね「そこは私でしょうが!
こうなったらヤケ酒(甘酒)よ、幸村くん付き合って」
ムルァ「ちょ、あかね殿もたれ掛かるのは止めて下されブフォ(噴血」
まおりんは姉妹&ブリの五人囃子でいいと思うんだ
一人男がいる? 何の事かな
うむ、しかし五人囃子は全員野郎でな……
ここは彼女らの相方で埋めるか。
はぁとはちらし寿司作って皆に届けてればいいよ
御苑仲良し5人組の相方で五人囃子か
ヤンキー二人と悪魔一体のせいでカオスになる予感しかしねえwww
エイプリルフールでお互い嘘つこうとして最終的にいちゃいちゃしだす各タッグはよ
その前に明日ホワイトデーじゃね
意地っ張りキャラなんかはここぞとばかりに普段言わないようなこと言って自爆しそうだwww
白レン「あなたなんかよりショートケーキの方が万倍好きよ」
けーくん「テメェに比べるべくもねェな(ジャーキーもぐもぐ)」
みたいなやり取りをした後今日がエイプリルフールだったことを思い出して顔真っ赤にして悶える白レンとかいかがか
けーくんの意図はどうか知らないが。
エイプリルフールネタ
・『ルガールと紫の4月1日』
ルガール「ゆかりん」
紫「なに?」
ルガール「私はもう『力を求める』のを辞めようと思う」
紫「(あ、今日はエイプリルフールだったわね)そう、じゃあ仕方ないわね」
ルガール「引っ掛かったな!ジェノサイドヘブンッ!!」
ルガールの攻撃をグレイズ回避する紫。
紫「おお危ない危ない」
ルガール「ククク、エイプリルフールの嘘さえも利用し、境界を操る力を奪い取ってやるわ!」
紫「嘘の嘘ってわけね。ま、あなたと私には嘘も真実も必要ないわ」
ルガール「光も、闇も、境界も、全てこの手に!!」
紫「こうでもなくては面白くありませんわ。私のまえで美しく愚かに踊りなさい、人間!」
ルガール「ゆくぞ……とでも思ったか?」
紫「ハッ!?それは自爆スイッチ!!」
相手の意表をつくための嘘。
ちなみにこの後、妖怪の賢者を驚かすためだけに会社を吹き飛ばしたことで、
藍とアーデルハイドからキツク絞られたらしい。
どっとはらい
花見の頃、皆の好きカプはどんなお花見をしゆうかね
さって。何レスかお借りしますよっとー。
誕生日ネタでござる。
50 :
4/4記念:2013/04/04(木) 00:01:27.57 発信元:220.211.247.177
寒かった風も納まって、陽射しも穏やかになり春という言葉を実感しはじめる。
そろそろ新しい種を植える時期だ。温かになるのはそれだけで嬉しい。
この国での過ごし方にも慣れてきた。
つい先日あった花見という催しにも、こちらでできた友人たちとの輪に入ってしばし楽しんだ。
ヴァイスたちもはじめての参加とあって色々騒ぎは起きはしたものの、おおむね笑い合えてその場は開きになった。
桜の花も散り、命の芽吹く季節。
時が過ぎ春がきても、彼女の生活が変わることはない。
彼女の人生でこれほど長く穏やかな日々が続いたことには彼女自身覚えがない。
無論なまくらになるつもりなどはないため鍛錬は欠かさないのだが。
ふう、と大きく伸びをする。
今日は午前中クラリーチェがいないので自分の部屋の掃除と装備の手入れ、ついでに衣替えもしようと予定は詰めてあった。
午後からは彼女と、彼女を公務に連れて行っているペトラが自分の為に催しをしてくれるのだという。
クラリーチェが公務で連れて行かれるその寸前まで名残惜しそうにしていたのを思い出す。
『悪い虫がつかないように虫除けをしておきましたから、絶対部屋の外に出ちゃダメよ』という忠告もあった。
何も人がいる時に虫焚きをしなくてもいいのにと言ったら、最近の虫の凶悪さを真剣に説かれることになったので了解しておく。
この体で虫につかれてもそこまで恐れる事態にはならない気はするのだが。
二人が帰ってくる予定の時間まではまだあと二時間ほどあるが、すると決めたことは全て終えてしまった。
さて、どうしたものかと自分の部屋の椅子に腰掛けたその時。
建物が大きく揺れて、彼女ことエルザ=ラ=コンティは反射的に愛用のクルクスと手入れの終わったウエストバックへ手を伸ばす。
現在地は西欧聖霊庁管轄下の建物だ。
そこへもって建物を揺らすような狼藉者が侵入したとなれば穏やかな相手でないことは充分に考えうる。
エルザがドアノブに手をかけ、すぐさま異変へと対処しようとしたその時。
「――随分乱暴な警報機がついているんだな、茨姫でも囲っているのかここは」
ドアの向こうから唐突な声がした。
51 :
4/4記念:2013/04/04(木) 00:02:24.04 発信元:220.211.247.177
戦いの中に身を置いてきた彼女が気配を感じられない、というのは相当のことだ。
けれど彼女にはそんな相手の知り合いにそれなりに心当たりがあって。
「生憎と出は平民だが死ねば貴人も平も変わりない。
そういうわけで、お目にかかってもよろしいですかな姫?」
相手が続ける芝居がかった様子で確信したエルザは、用心を解いて扉を開けた。
「君か」
「ああ、オレだとも」
そこにいたのは果たして予想通りの人物だった。
濃い紺の詰襟に灰青色の瞳の若い男。名を七夜志貴という。
『こちら』にきてから何度かタッグを組んで戦った相手のことをエルザが忘れるわけもなく。
彼女は、いつもならばニヒルな様子を崩さない彼に浮かんでいる若干の疲労の色を見て取ると首を傾げた。
「どうしたんだい? 少し疲れているようだけれど」
「どうもこうも。何度か窓から侵入したことを咎められたのでたまには正面から入ろうとしたら門前払いをくらいそうになった。
根の国に実際住んでいる連中をいくら殺したって無駄だからな、なんとか撒いてきたところだ」
「おかしいな。クラリスは虫の駆除をするって言ってたような気がするんだけど」
「ハ。さすが貴人の口にする冗談は笑えない、それともあちら式かな」
魔界の大公爵を虫除け扱いとは豪気な話である。
閑話休題。
こきこきと首を鳴らしながら部屋に入ってくる素振りのない七夜に対し、エルザはたずねる。
「それで、今日はどんな用向きだい?
大会で呼び出しを受けたなんて話は聞いてないけど」
52 :
4/4記念:2013/04/04(木) 00:08:53.44 発信元:220.211.247.177
「幸か不幸かオレにも呼び出しはないがね。
単に近くまで寄ったから声をかけにきただけだ。まさかアンタ一人だとは思ってなかったが」
「そうだったのか。じゃあ、お茶でも淹れようかな。せっかくのお客さまにお茶もなしではよくないだろう?」
そう言って手にした武器の類を卓に置き、エルザはお湯を沸かす為に部屋を出ようとして。
七夜が手を取り彼女を止める。
「待った。それはそれで魅力的な誘いではあるんだがね。
せっかく他に誰もいないところにありつけたんだ、俺としては茨の籠から中にいる奴を外に出すくらいの褒美がほしいんだが」
きょとんとしているエルザに、七夜はそこまで芝居がかった口調で告げた後に急に言葉を崩した。
「具体的には新しいパン屋が開いているのを見つけた。
茶も飲めるというから、道連れを探していたところだ」
その言葉に、しばらくぼうっとしていた彼女は相好を崩して答えた。
「……そこ、そんなに遠くない?」
「そうだな。行って愉しんで帰るのに半刻もあれば充分だろう。
何。先約の邪魔までするほど野暮でもない」
そうか、と彼女は呟いて。
「君が薦めるんだ、期待していいかな?」
「む。下調べはしていないが、まあそれはそれでしばらく経てば話の種にはなるだろうさ」
「それもそうだ。楽しみだね」
詰襟から伸びる手を取って、彼女は自分の部屋から一歩を踏み出した。
桜の残る道行きに、二つの影が並んで歩く。
……短いお茶会が終わった後、警報装置が大層怒られるのはまた別のお話。
あんぱんの日。
エルザ、お誕生日おめでとう。君の道行きに幸多からんことを。
てわけで、失礼。
昨日の某ドキドキを見てたら『友人や身内に彼氏が出来てパルパルする淑女』妄想が
紫「ちょっとアメリカ行ってミュータント弾圧してくる」ガタッ
咲夜「ちょっと波紋習ってくる」ガタッ
>>49 猛烈な乙…!
さくらあんぱんとかあるよね!
和む話をありがとう!
新参ですが失礼します。
質問ですがこのスレは男女カプSSであるなら改変キャラでも大丈夫ですか?
例えば鬼巫女のような霊夢だけど最早完全に別人、しかも凶悪キャラであるといった場合です。
スレのルール的には問題なさそうだけど
反応が返るかは知らんが。
内容が
>>1-2に引っ掛からないなら別にいいんじゃね
>>58 返答ありがとうございました。
では早速ですが投下させて頂きます。
名前欄はこちらで作品について説明しますので割愛で。
熄 癈人氏の改変キャラでcrazy-catastrophe(CC蚊)×Cパチュリーです。
タイトルは『C++』
どちらのキャラも原作である東方のパチュリー、KOFのオロチと大きく性格が異なりますこと
事前に承知いただけるようお願いします。
東方多め、凶悪キャラ有り、その他登場キャラでも改変キャラ有りです。
また初投稿のため誤字脱字、駄文の可能性もあります。
それでも寛大な心で読んでくださるという方、どうかよろしくお願いします。
レスでは長くなりそうですのでうpろだにしました。
それでは、ご拝読お願いします。
http://www1.axfc.net/uploader/so/2863539.txt
てす
dd
フシアナテスト
てすと
ここはテストスレになったのか?w
>>64 아이유
66 :
思いつき小ネタ:2013/04/23(火) 23:48:52.73 発信元:125.192.28.175
某月某日、聖城学園の一室にて
「んー……」
「どうしたのお姉ちゃん。考え事なんて珍しい」
「人をなんだと思ってんのさ弓道。いやね、最近なーんかガッコの雰囲気が変わったような気がしてさ」
「雰囲気? ……ああ、あのコ達のせいじゃない?」
「ろーがん先ぱーい! 調理実習のお裾分けに来ました!」
「たのもーう! お兄ちゃん、今日こそは負けないぞー!」
「よぉ、はぁとに龍鳳。今日も元気そうじゃねえか」
「なるほど、妹分が増えたからか」
「扇奈さんや久那妓さん、以前よりは来る頻度減っちゃったものね。狼牙さん、落ち込むかなと思ったけど……」
「あははまっさかぁ。MUGENの世界は広いんだよ、あの恋多き大将がそうそう凹みっぱなしになるワケ――」
『…………』
「大将、最近あのコらと仲いいよね」
「久那妓さんて、実年齢よりはちっちゃくなってるんだよね」
『(……□リコン!!??)』
あ
椛やルゥを見てるとガチとしか思えないから困るw
ダンテ「ロリに走るなんて…見損なったぞ兄弟!」
シャア「いくら同年代の娘が軒並み先約持ちとは言え…」
狼牙「人聞きの悪い事言ってんじゃねぇ特に後者は言えた立場か」