から、被告人による「実行行為」を推認できるのである。
7)被告人の弁解
被告人の 捜査段階での 否認供述
原審公判での 供述
はいずれも 信頼できない。
第三.破棄自判
刑事訴訟法397条1項→原判決破棄
刑事訴訟法400条但し書き→ 当裁判所において、直接、判決する
(犯罪事実) 1審の検察官主張の 公訴事実と同じ
(証拠,法令) 朗 読 省 略
(量刑理由)
1.被害者の無念の思い、遺族感情
2.不合理な弁解
3.犯罪の「結果」「態様」
→刑事責任はきわめて重大で、主文程度の刑は、やむをえない。
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おうみ:と、いうことで 主文のとうりの 有罪判決となったわけです。
被告人、前に来なさい。
(このとき、被告人は、起立しなかった)
おうみ: 被 告 人 ,前に来なさい。
(被告人が、陳述台に 進み出る。)
おうみ:この判決に不服がある場合、「明」日から数えて14日以内に、最高裁判所へ
上告することができます。
以上で、判決は 言い渡しを終了します。
つづいて、 勾 留 質 問 を実施します。
傍 聴 人 は、退 出 し な さ い 。(cf.
>>186-187)