1 :
氏名黙秘:
みなさんが知っている、または経験した
ちょっといい話、泣ける話を聞かせてください。
2 :
氏名黙秘:04/02/23 11:01 ID:???
現役一発合格
全く苦労せず
3 :
氏名黙秘:04/02/23 11:01 ID:???
ホモっとくるはなしでもいいですか?
4 :
氏名黙秘:04/02/23 11:01 ID:???
2だったら乳首!!
5 :
氏名黙秘:04/02/23 11:02 ID:???
ピラミッド事件
6 :
氏名黙秘:04/02/23 11:03 ID:???
いやらしいことばっかりしてくる・・・
7 :
氏名黙秘:04/02/23 11:03 ID:???
彼女に「あなたは好かん。いつもいやらしいことばかりする」っていわれちまったよ
8 :
氏名黙秘:04/02/23 11:03 ID:???
試験中におっぱいポロリ
9 :
氏名黙秘:04/02/23 11:05 ID:???
10 :
氏名黙秘:04/02/23 11:07 ID:???
11 :
氏名黙秘:04/02/23 11:08 ID:???
コンビニで弁当と生茶買おうとしたら50円足りなかった。
生茶をあきらめた。
12 :
氏名黙秘:04/02/23 11:09 ID:???
13 :
氏名黙秘:04/02/23 11:10 ID:???
14 :
氏名黙秘:04/02/23 11:13 ID:???
彼女が外で座る時に、下に23点の刑訴の答案を敷いてあげたことがある。
15 :
氏名黙秘:04/02/23 11:14 ID:???
はぁ。吹雪いてるよ。買物行くのめんどくせー
16 :
氏名黙秘:04/02/23 11:14 ID:???
>>14 発言の趣旨がよくわかりません
求釈明ですな
17 :
氏名黙秘:04/02/23 11:15 ID:???
>>15 カネくれたら買ってきてやる
オレの分だけな
18 :
氏名黙秘:04/02/23 11:18 ID:???
ホロッホー
19 :
氏名黙秘:04/02/23 11:20 ID:???
彼女にイロイロしてあげている最中に
「あっ・・・あっ・・・そこはダメ、あっ、いやぁ!」
と言われたとたん、刑法176条やら178条やらが思い浮かんで
萎え萎えになりました。
20 :
氏名黙秘:04/02/23 11:21 ID:???
あったかいココアが飲みたい。
21 :
氏名黙秘:04/02/23 11:22 ID:???
>>16 屋外でちょっと座る時、女って服が汚れるから座るの嫌がったりなんかケツの下に
敷いたりするでしょ?そのとき、さっとカバンから答案だして敷いてあげたのよ。
22 :
氏名黙秘:04/02/23 11:25 ID:???
23 :
氏名黙秘:04/02/23 11:28 ID:???
おばあちゃんがみかん二つ持たせてくれた。
24 :
氏名黙秘:04/02/23 11:29 ID:???
>>23 おばあちゃんは天国でよろこんでいるでしょう
25 :
氏名黙秘:04/02/23 11:34 ID:???
おばあちゃん家行くと
いつもお菓子もってけっていわれる。
いつのものだかわからない和菓子とか
すごい困るんだけど。
太るからお菓子食べたくないし。
もらっても家で捨てます。
26 :
氏名黙秘:04/02/23 11:34 ID:???
まだ死んでねーよ。fuck!
27 :
氏名黙秘:04/02/23 11:39 ID:???
>>25 そういう罰当たりなことしてると、
おばあちゃんはちゃんと草葉の陰から見ていますよ
28 :
氏名黙秘:04/02/23 11:40 ID:???
本当に庭の植え込みの陰から様子を覗いてたら恐いな。
29 :
氏名黙秘:04/02/23 11:44 ID:???
30 :
氏名黙秘:04/02/23 11:48 ID:???
この板には既に知る人ぞ知る同内容のスレがあります。
本当にホロッとくる良スレなので気になる人はそっと探してみてください。
31 :
人生解毒波止場:04/02/23 12:03 ID:RVqOo3Ul
アーティクルで読んだちょっとほろっとくる話。
宮澤ユキ嬢の受験生日記の最終回、見事合格を果たした。
で去年に択一に受かったときにおばあちゃんに電話したら
おばあちゃんが超感激して大泣きしてくれたそうな。
おばあちゃん択一合格を最終合格と勘違い。
だけど次の年見事合格したというイイ話。
32 :
氏名黙秘:04/02/23 17:27 ID:???
>>31 おまいの文章が下手すぎてホロっとできない
33 :
氏名黙秘:04/03/03 01:19 ID:???
34 :
氏名黙秘:04/03/03 02:32 ID:???
昨年択一の初合格を確認したが、周りの受験生の多くが呆然としていたので気を使い、喜びを押し殺して会場を後にした。
35 :
氏名黙秘:04/03/03 02:53 ID:???
死んじゃったおばあちゃんになんでもっと孝行しなかったんだろうと
自己嫌悪が激しい。俺も同じ報いを受けるんだろうなあ。
36 :
氏名黙秘:04/03/03 02:55 ID:???
一緒に合格しようと約束した恋人同士だったが、彼女が先に合格した。
ところが親の反対を押し切り修習延期。
彼は奮起して翌年最終合格…
ただ結婚まで至らなかったみたい。世の中わからんね〜
37 :
氏名黙秘:04/03/05 01:33 ID:???
おにゃんこ事件
38 :
氏名黙秘:04/03/05 01:36 ID:???
セーラー服を♪脱がさないで♪
39 :
氏名黙秘:04/03/05 01:40 ID:???
懐かしいなぁ〜
カラオケでブサイクなやつがあげないって歌うといらないって返すのがお約束だった
40 :
氏名黙秘:04/03/05 01:42 ID:???
16年間飼ってた犬が死んじゃったよ。
41 :
氏名黙秘:04/03/05 01:57 ID:???
長年飼った犬が死んだこと思い出した。
昔はよく散歩連れて行ったが受験で忙しくていつの間にか弟に任せてた
ところがある日急に散歩連れて行こうという気になり、久しぶりのひと時を…
その日の夕方鳴き声がするので行ってみると、眠るように逝ってしまったよ
その時は信じられないって感じだったけど後でじわじわっと悲しくなった
42 :
氏名黙秘:04/03/05 02:04 ID:???
俺のは10日間くらい苦しんで死んだから、眠るように逝ったのは少し羨ましい。
43 :
氏名黙秘:04/03/05 02:14 ID:???
ワン子ってホンとかわいいよな。
会ったら喜んでくれるし座ったら近くにべったりそり添ってくれるし
すごい愛情込めてなめてくれるし。
44 :
41:04/03/05 02:20 ID:???
>42
そうかぁ…それはつらかったね。
ベタなレスで悪いけど、きっと天国からあなたの頑張りを見守ってくれてると思います。
つらいでしょうが机に向かわれイイ結果がでることをお祈りします
45 :
氏名黙秘:04/03/05 13:50 ID:c8rZp+/f
( 'ー`) 母へげんきですか。いま過去問解いてます
J(`Д)し うるさい死ね メールすんな殺すぞ
( 'ー`) ごめんね。どうしても弁護士になりたいから、ごめんね
J(`Д)し うるさいくたばれ、さっさと就職しろ
( 'ー`) お金なくなってしまいました。また答練代送ってください 父さんは元気ですか?
J(`Д)し 死ねくそ息子
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o
__ ゚
母 |
の |
墓 | ∴ ('A`)カーチャン..........
──┐ ∀ << )
46 :
氏名黙秘:04/03/05 14:51 ID:???
飼い犬は心の友だ。試験うかったら飼い犬を胴上げしたい。
でも今13歳だから飼い犬が死ぬ前に合格せねば。
47 :
氏名黙秘:04/03/08 13:42 ID:???
48 :
氏名黙秘:04/03/11 15:25 ID:???
>>46 絶対今年合格せよ。
来年じゃ・・・なぁ?
49 :
氏名黙秘:04/03/11 15:46 ID:???
近所の犬は19年いきていた
もうすぐ二十歳だねと冗談飛ばしていたがどうなったろうか
あの頃は既に腰ががくがくで犬用車椅子で散歩していたな
犬猫は心が休まる
50 :
氏名黙秘:04/03/11 15:47 ID:???
日本のアパートでもわんにゃん飼えるのが普通になればいいのに。
51 :
氏名黙秘:04/03/11 15:54 ID:???
俺ね、医学部目指して浪人してた頃、予備校帰りに近くの図書館で時々
勉強してたの。
そうしたら、周りは司法の勉強してる人ばかりだった。で、ある時気付
いたんだけどさ、ああいう人達って座る席がほぼ決まってるんだよね。
俺がたまに常連さんの席に間違って座るとジロッて睨まれた。そのうち
自分の席(末席)が決まって落ち着いたけどね。
その中に一人の綺麗な女の人がいて、思えばその人を中心に、何らかの
力学で野郎の席が決まっていた風だった。
翌年、運良く俺は地方の医学部受かって都落ちした。そんな図書館での
ことなどすっかり忘れて6年の歳月が過ぎた。
で、久しぶりにその図書館を訪れて、末席に行って「ああ、昔、ここで
勉強したんだな」って懐かしんで越し掛けて、周り見回して俺は驚愕し
たね。何と、その女の人を中心に、ほぼ6年前と同じ面子がまだ司法の
勉強してやがんの。その女の人はちょっとだけ老けてた。周りの野郎は
かなり逝ってた。ハゲてるやつもいた。
恐るべし司法試験!
俺ね、今は医者。美人の嫁さんと毎日エッチしてるの。
52 :
氏名黙秘:04/03/11 16:01 ID:???
>>51 よくあるコピペだけど、見につまされるなぁ。。。
53 :
氏名黙秘:04/03/11 22:06 ID:???
>>52 「6年」ってのが妙にリアルなんだよな・・・
54 :
氏名黙秘:04/03/12 03:52 ID:???
俺もいったん諦め社会人に…
ようやく仕事も落ち着き昨年久しぶりに参戦したんだ
懐かしの道を歩いてると目の前に空き缶が2本落ちてた
だがそれどころではないんだろう。誰一人拾わないんだな
思わず拾ってゴミ箱に入れておいたよ
更に歩くと予備校の人達がパンフ配りながらエール送ってた
でも殆どの人は全くの無視だった
パンフは全部貰わなかったけど予備校の人には一応会釈したよ
多分かつての俺も空き缶や予備校の人なんて目にとまらなかったと思う
一生事だし、皆普段と違うだけなんだろうけど、なんか寂しかったなぁ
結果は択一A落ちだったが色々勉強させてもらった気がする
55 :
氏名黙秘:04/03/12 03:56 ID:???
僕はかなり身体的・精神的・その他欠陥があって人生苦しいけど、
伊藤塾に入ろうと思ったことはない。
僕でさえ伊藤塾に興味が無いのだから、伊藤塾やってる奴は
絶対に、間違いなく、何らかの障害を持っている。断言できる。
56 :
氏名黙秘:04/03/12 17:47 ID:???
適性で7割しかとれず、ほぼロー浪人が決まった。
すると親が「また来年(来年度)がんばればいいじゃないの」と言ってくれた。
他人から見れば何気ない光景に見えるかもしれないが、俺にはたまらないくらいホロっときた。
57 :
氏名黙秘:04/03/12 22:20 ID:???
のんちゃんですよん!!
これから彼氏さんとカルピス飲んで寝ます。
58 :
氏名黙秘:04/03/12 22:21 ID:???
あ
59 :
氏名黙秘:04/03/13 00:45 ID:???
高校生のときに可愛い彼女ととったプリ蔵を発見してほろっとした。
60 :
氏名黙秘:04/03/13 09:32 ID:???
>>57 「彼氏さんと」ってことは彼氏も
カルピス飲むのかw
61 :
氏名黙秘:04/03/18 23:19 ID:???
>>57 ×これから彼氏さんとカルピス飲んで寝ます。
○これから彼氏さんのカルピス飲んで寝ます。
62 :
氏名黙秘:04/03/24 12:16 ID:O/60IPPl
あれ。「択一の日は母の日」って、DAT落ちしちゃったのか。
63 :
氏名黙秘:04/04/01 22:03 ID:???
ふと、友人伝手に、この様な場所がある事を聞いて、
10年位前の私の最初で最後の恋の話でも書こうかなあと思ってます。
私はとある大学に、附属校からという形で入学した。
高校が男子校という事もあって、女の子をどうしても意識してしまう面があった。
そんな中、ふとしたきっかけでサークルの女の子と仲良くなった。
そんなに可愛くはなかったが、その気さくさ、周囲への優しさに僕は惹かれた。
どうしても彼女にその思いを伝えられず、悶々としていた入学後3ヶ月位たった日。
サークルの飲み会で、隣に座って飲んでいて、
舞い上がった私は、いつもの限度より遙に多い量を飲んでしまったのだ。
当然私は酷くよってしまい、彼女に飲み屋を出た後、
近くの公園で付き添いをしてもらってしまった。
そこで彼女が「どうしていつもよりそんなに沢山飲んだの?
心配だから、あまり無茶はしないで欲しいよ。」と私に告げた。
(正直ここは酔ってて曖昧で、正確な会話は違うと思う)
私はなぜか悲しくなって「××ってみんなに優しいよね」って返してみた。
「そんなことないよ。多分彼氏とか出来たら、きっとその人ばかりになっちゃうんだろうなあ。」
と彼女の声。
私は、その彼氏になりたいと心から切に願った。
そして思い切って私は、
「その彼氏、俺がなりたいなあ。俺みたいな馬鹿じゃ不満かもしれんけど」
と彼女に告白した。
彼女は一瞬の間を置いて、
「うん・・・。」
と、まだ酒が抜けない私を優しく見つめてくれていた。
64 :
氏名黙秘:04/04/01 22:03 ID:???
私は幸せだった。大学に来て自分の好きな勉強が出来て、
そしてその隣には、自分の彼女の××がいつも傍にいて。
彼女は、弁護士を目指していた。
私も、彼女と同じ法学部生だったが、全く始めは司法試験なんて物に興味はなかった。
ただ、遊んですごして、適当に企業に就職できたらいい。
そんなことを考えて、彼女と居る事ばかり考えてた。
ところが彼女と同じ授業を取りたい。そんなことを思ってるうちに、
何時の間にか彼女とともに法曹を目指す自分の姿があった。
そして、付き合って暫くして、私は彼女とHがしたいと思うようになった。
ふとしたきっかけで、それを彼女に話してしまった。
今までHの経験はおろか、異性との交際がなかった二人。
それでも彼女はうつむいて、
「○○なら良いよ。ううん、○○じゃなきゃ私は嫌だよ。」
といってくれた。
そして、彼女の19歳の誕生日。
私の部屋で、私は彼女を抱いた。
初めての彼女は痛がったけど、それでも止めたいなんていわなかった。
私のやめようかという提案にも、彼女は今日じゃなきゃ誕生日にした事にならないよといってくれた。
僕もそんな彼女が愛しくて、ベッドの中で、
「二人とも、司法試験通ったら、結婚しようか。」
なんて夢見たいな事を言った。
彼女は、「今の言葉忘れないからね。とても嬉しかったんだよ。」
といってくれた。
65 :
氏名黙秘:04/04/01 22:04 ID:???
それからも僕らは交際を続けた。
傍目から見ても、相当に仲が良かったと思う。
僕は彼女におんぶに抱っこに近い状態で、
法曹の試験の勉強をしていた。
今思うと、本当に鳴りたかったのか疑わしいくらいにやる気がなかった。
本当になりたいわけでなく,彼女の近くにいたいだけで、
やってた事で、周りの人間もそう思っていたと思う。
彼女だけは、それでも一緒に頑張ろうって言ってくれていた。
しかし幸せは長くは続かなかった。
私の両親が、交通事故によって帰らぬ人となってしまった。
突然の事だった。
あまりのことで呆然とする私に、彼女は、葬式の手伝いやらを、
ずいぶんしてくれた。
そして、残った遺産で私は今まで住んでいた家を売り、
大学の近くの小さなアパートを借りて移り住んだ。
こうでもしないと、私は大学を卒業する学費がまかなえなかったのだ。
移り住んでも、厳しい生活が続いた。
それでも法曹を目指すなら、学費を稼ぐため、法律予備校の学費を稼ぐため、
あまり丈夫でない私は人一倍アルバイトをしながら、勉強しなきゃいけなくなった。
私は法曹の夢を捨てようと思った。
それならどうにか生活出来て、卒業までの学費の心配も要らないからだ。
それを彼女に伝えた。彼女はただただ俺のために泣いてくれた。
66 :
氏名黙秘:04/04/01 22:05 ID:???
そして次の日、移り住んで間もないアパートに彼女がやってきた。
私は全く以って彼女とHすることしかその日は頭になかった。
もう、何度その時までに抱いた事だろう。
初めてのときよりずっと、いろんな事を覚えたし、
彼女も私が望めば、恥ずかしいといいながらも、
いろいろな事をしたし、してくれた。
事の後、彼女は私に、
「私、出来る限りの事は手伝ってあげるから、もう一度、弁護士目指そうよ。」
といってくれた。
何も私は答えなかった。答えられなかった。
「初めてしたとき覚えてる?あの時、弁護士に二人でなったら、
結婚しようかって言ってくれたんだよ。
私の勝手かもしれないけど、こんなことになっちゃったけど、
まだ私は、あの約束ずっと有効だと思ってるよ。
これ以上辛い思いするのは本当に嫌だと思うかもしれないけど、
それでも私は、二人で頑張って目指したいよ。」
もう一度彼女はいった。
そして僕と彼女の、厳しい生活は始まった。
67 :
氏名黙秘:04/04/01 22:05 ID:???
体が丈夫でなかった私は、それでも死ぬ程バイトを始めた。
出席を取る授業と、法律科目以外の授業は全て当日のテストのみで単位を取り、
普段はその時間は、鬼のようにバイトを入れ、学費、生活費を稼ぎ、
そして法律予備校に通った。当然のように睡眠時間は減っていった。
彼女は、私のために、毎日昼飯を作ってきてくれた。
「一人分も二人分も変わらないから気にしないで」と。
夜、アルバイトから帰ると、いつも彼女の作った晩飯が私のアパートにあった。
どうして、そこまでしてくれるのだろう。私は正直そう思って、
彼女に聞いてみた。そのままの言葉をぶつけて。
ただ笑ってこう答えてくれた。
「二人で頑張るって決めたんだよ。私は絶対二人でで弁護士になれるって
信じてるよ。だから、苦しかったら二人で助け合って頑張ればいいんだよ。
・・・それにね、あの日の約束、一日も早く実現させたいからね。」
彼女が昔言ったとおり、本当に彼女は私ばかりだった。
そんな彼女の助けもありながら、辛い日々は少しづつ過ぎ去っていった。
私は、それでも体調を崩す事が度々あった。
その度に彼女は、家にも帰らず、友達の家に泊まるからと親には言って、
私の看病をしてくれた。
苦しいながら、私にとって幸せな日々が続いた。
68 :
氏名黙秘:04/04/01 22:06 ID:???
そして両親が交通事故で亡くなってから、4度目の夏、
私と彼女は、ついに論文試験を突破し、
残す所、後は口頭論述試験だけとなった。
口頭論述試験は、9割程度の人が通る難しくはないものである。
来年からは研修を経て弁護士だと、そう二人とも思っていた。
そして試験の日はやってきた。
私と彼女は連れ立ってアパートを出て、試験会場へ向かった。
しかし、そこで彼女に異変が起こった。
彼女が突然倒れたのだ。明らかに辛そうな彼女は私に、
「先に行って、必ず後から行くから。」
私は首を縦に振らなかった。
「もう一年、あんなに辛い思いをしたいの?私は大丈夫だから。」
正直な話、私は迷った。
でも、そんな私ばかりを見ていた彼女を放っておく事なんて、私には出来なかった。
私は、行き先を病院に変えて彼女を連れて行った。
69 :
氏名黙秘:04/04/01 22:06 ID:???
彼女は酷く無理をしていたため、倒れてしまっただけと、
彼女から病院で聞かされた。
ただ内臓に酷く負担があったらしく、退院するまで3ヶ月も掛かった。
私は毎日彼女の病室へ通った。毎日寂しくないようにと。
彼女の親は、残念ながら、大学に在学中に亡くなってしまっていて、
彼女の周りには私の他には友達が数人くらいしか周りには居なかったのだ。
彼女は私が来るたびに喜んでくれた。
だから、雪が降り、電車が止まってしまった日も、
一駅歩いて、私は彼女のも元へと通った。
そして、ある晴れた日、彼女は退院した。
今年こそは二人で弁護士になれるねと、二人で笑いあって。
そして5度目の秋、私達は晴れて最終試験を通り、
1年半の研修の後、弁護士になることが出来るようになった。
研修中は、給料が出る。二人とも地獄のような日々から開放された。
しかし、全てが上手くいった訳ではなかった。
70 :
氏名黙秘:04/04/01 22:07 ID:???
研修で、二人は同じ場所には行けなかったのだ。
私は大阪、彼女は名古屋に行く事となった。
少なくとも、半年は帰れなくなってしまう。
研修に行く前の最後の夜、私は彼女を抱いた。
いつもよりずっと優しく長い時間をかけて抱いた。
彼女の優しさを、ぬくもりを、忘れずに半年我慢しようと。
半年を待てば、後は約束を果たすだけなのだから。
辛かった日々の分だけ幸せを感じられるのだから。
彼女も暫しの別れが辛いのか、
Hした後、布団の中でずっと私の顔を見つめていた。
ずっとまぶたに焼き付けておくんだって言って。
そして、次の日、私と彼女は暫しの別れをした。
71 :
氏名黙秘:04/04/01 22:07 ID:???
しかし、その別れは、暫しではなく永遠のものになってしまった。
彼女が事故で亡くなったのだ。
奇しくも私の両親と同じように。
彼女は車に乗っていて、飛び出してきた子供を避けようとして、
そして、帰らぬ人となったと聞いた。飛び出してきた子は幸いに無事だった。
ただ、その時はその子供を殴ってやりたかった。
ただ、そんなことをしてもしょうがない。
彼女は帰って来ないんだ。そう思ってただ泣いた。
そして、研修は終わった。
72 :
氏名黙秘:04/04/01 22:08 ID:???
私は今一般企業で働いています。
私は今でも引きずっているのかもしれません。あの日の約束を。
だから、私は弁護士として働けません。
弁護士として働いたら、彼女が戻ってこないと思いながら
暮らさなきゃいけない気がして。
きっと彼女が生きていたら僕にきっと、
「せっかく弁護士になったんだから、いい人見つけて、幸せに暮らしてね。」
というでしょう。
私は最後に抱いたあの日の忘れずにいようとした、
彼女の優しさを、ぬくもりを、決して忘れはしないでしょう。
もし忘れようと思っても忘れる事なんて出来ないでしょう。
だから、その思い出を大切に生きていきたいです。
本当に長くなってしまい申し訳ないです。
人には話せず、時々辛いというようなこともありましたが、
匿名という形ではありますが他人に話すことが出来て、
本当に良かったです。この場所を教えてくれた友人にも、
感謝したいと思います。
以上、コピペでした。
73 :
氏名黙秘:04/04/01 22:13 ID:???
この話って、マジ?
74 :
氏名黙秘:04/04/01 22:15 ID:???
75 :
氏名黙秘:04/04/01 22:18 ID:???
76 :
氏名黙秘:04/04/01 22:43 ID:???
77 :
氏名黙秘:04/04/02 03:23 ID:???
あげ
78 :
氏名黙秘:04/04/02 03:30 ID:???
79 :
氏名黙秘:04/04/02 03:32 ID:???
俺も今読んだ。
彼女のこと考えちゃったよ。
80 :
氏名黙秘:04/04/02 15:11 ID:2949IRUC
泣ける・・
81 :
氏名黙秘:04/04/26 17:30 ID:???
d
82 :
氏名黙秘:04/04/26 22:36 ID:???
泣いた
83 :
氏名黙秘:
ベタな話だが泣けた