司法浪人が青色LED訴訟200億円支払い判決を語る
1 :
氏名黙秘:
2 :
氏名黙秘:04/01/31 00:53 ID:???
5
3 :
氏名黙秘:04/01/31 00:53 ID:???
うらやましい・・・
4 :
氏名黙秘:04/01/31 00:54 ID:???
ちんちん
5 :
氏名黙秘:04/01/31 00:56 ID:???
200億円あったら答練受け放題だな・・
6 :
氏名黙秘:04/01/31 00:57 ID:???
で、弁護士はいくらもらえるの?
7 :
ベテ:04/01/31 00:57 ID:???
遊んで暮らせる金があっても党連うけるのかよw
8 :
氏名黙秘:04/01/31 00:57 ID:???
控訴されたね。
9 :
氏名黙秘:04/01/31 01:23 ID:???
対価の総額が604億円の認定なので、200億円の全部認容だってな。
控訴審では、訴えの拡張的変更すれば、残りも取れるのか・・・
10 :
氏名黙秘:04/01/31 01:24 ID:???
秋葉原では、青色ダイオードは、1個150円くらいで売ってるんだね。
11 :
氏名黙秘:04/01/31 01:25 ID:???
印紙代大変やな〜
12 :
氏名黙秘:04/01/31 01:26 ID:???
13 :
氏名黙秘:04/01/31 01:28 ID:???
漏れ的には賛成だが、
なあ、おまいら、最高裁まで行ったら、こんな額の判決出ないよな?
経済界への衝撃がデカ杉
14 :
氏名黙秘:04/01/31 01:31 ID:???
特許法35条ってもう改正決まってるの?
削除されんの?
15 :
氏名黙秘:04/01/31 01:35 ID:???
結局は印紙代がばかにならないってことで、200億だけ請求したのかな?
16 :
氏名黙秘:04/01/31 01:38 ID:???
印紙代(530万?)は、弁護士が出したとも言われているが・・・
まあ、成功報酬と相殺すれば、何とでもなったりして。
開発者を目指す子供に夢を与えるために訴訟をやったそうですし・・・
17 :
氏名黙秘:04/01/31 01:40 ID:???
印紙代(4000万?)
18 :
氏名黙秘:04/01/31 01:41 ID:???
升永さんと玉井さんの顔が拝めたのがよかた。
2人とも年食ったなぁ
19 :
氏名黙秘:04/01/31 01:42 ID:???
気になるんだけど一部請求であることは明示してあったの?
20 :
氏名黙秘:04/01/31 01:42 ID:???
会社が対価として渡した報奨金は2万円だったのが、200億円の支払命令・・・すごい。
21 :
氏名黙秘:04/01/31 01:43 ID:???
>>16 そうなん?
弁護士さんも立て替えるだね。大型訴訟引き受けるのも大変だ〜。
22 :
氏名黙秘:04/01/31 01:43 ID:???
本音と建前、って言われんだろう
それよりか、弁護士の報酬がいくらになるのかが、気になる
開発者を目指す子供に夢を与えるのみならず、弁護士目指す者にも
夢を与えた、とw
23 :
氏名黙秘:04/01/31 01:45 ID:???
世紀の大発明と言われて今まであまりピンとは来なかったけど、これでピンピン来たよ。
24 :
氏名黙秘:04/01/31 01:46 ID:LxFXWyWO
残りの400億円を請求する手続きって、民事訴訟法上ではどんな制度なの?
25 :
氏名黙秘:04/01/31 01:48 ID:???
今回の訴状とか準備書面とか読んでると、民訴の勉強にも身が入る
26 :
氏名黙秘:04/01/31 01:49 ID:???
原告は多めに見積もって200億だたんだろうなw
それがどっこい。
27 :
氏名黙秘:04/01/31 01:50 ID:???
一部請求の明示がないのに他の額について判断してたら、
処分権主義違反だよな。
その辺りどうなってんのか誰も分からないのか。
28 :
氏名黙秘:04/01/31 01:51 ID:???
この事件の弁護士の升永氏は前日の日立元社員の1億6千万円勝訴の弁護士でもある。
全国長者番付百傑にも載ってて弁護士の中では最高の年収らしい。
29 :
氏名黙秘:04/01/31 01:54 ID:???
アメリカの場合は就職する時に、発明に対するマージンが契約書に明記されているし、ベースの給料は安い。
日本の場合はほとんどの人間が新卒で、一般募集で受かっただけ。
当然研究所(開発)に回る人間と、技術(工場)に回る人間がでてくるわけで、所属部署によってここまでの待遇の差が出てしまったら不公平が生じてしまうと思う。
ましてやそのまま居続ければ、当たらなくてもそこそこ給料は上がって行くわけだから、当たった時だけくれってのはムシが良いかと。
一発当てるかの安月給と、安定した高給のどっちをとるかって話しであって、発明の対価は雇用形態によってなされているって説をオレは支持する。
30 :
氏名黙秘:04/01/31 01:55 ID:???
俺は、升永氏の講演会を聞いたぜ。
多くのことを学んだぜ。
31 :
氏名黙秘:04/01/31 01:55 ID:???
ニュー速でできるはなしなら他でやってくんない?
司法浪人じゃなくてロー受験生は出ていけよ。
法律の話できるやついないのか。
32 :
氏名黙秘:04/01/31 01:55 ID:???
まだ確定してないわけで、請求の拡張のためには全部勝訴した当事者にも
控訴の利益(不服の利益)がある、というのが下級審裁判例であるから、
残り400億についても、請求拡張できるでしょ。一部の明示してなくても
オッケーだろ。
33 :
氏名黙秘:04/01/31 01:58 ID:???
処分権主義違反の点はどうなる。
訴訟物は請求額に限られるんだぞ。
34 :
氏名黙秘:04/01/31 02:00 ID:???
控訴審で600億請求しても、会社の他の社員や設備の貢献が
大幅に認められて判決60億が落ち。最高裁は控訴審判決支持で終わり。
35 :
氏名黙秘:04/01/31 02:03 ID:???
いや、だからさ、請求の拡張して請求額=訴訟物に含めれば
問題ないんじゃないの、残りの400億についても。
36 :
氏名黙秘:04/01/31 02:05 ID:???
知罪はやっておくべきか
37 :
氏名黙秘:04/01/31 02:06 ID:???
特許法35条の改正は、そんなに極秘に進んでいるのか?
38 :
氏名黙秘:04/01/31 02:10 ID:???
39 :
氏名黙秘:04/01/31 02:11 ID:???
今回の判断が処分権違反なんだが。
請求は拡張されてないんだぞ。判決の確定と関係ないだろ。
40 :
氏名黙秘:04/01/31 02:18 ID:???
41 :
氏名黙秘:04/01/31 02:19 ID:???
600億の利益が中村氏にある云々というのは、あくまで理由中の
判断で処分権主義違反ではないんじゃないの。
訴訟物:200億円の請求、に対して、判決:200億円の請求認容、
で、判決は申立事項を超えてないと思うが。
今回の一審判決が、600億認容とかだったら、処分権主義違反だろうが。
42 :
氏名黙秘:04/01/31 02:27 ID:cU09G1+z
41に同意。申立事項を越えて認容判決したわけじゃないから法令違反はない。
貢献度が半分とは言い過ぎのような気もする。特許権の半分なんて認定かつてあるのか?
43 :
氏名黙秘:04/01/31 02:34 ID:???
理由中の判断って争点になってないことまで判断していいのか?
まあいいのか。相手にとってはそこは争ってないから
不意打ちになると思えるけど、今後控訴審で争えば済むことだからか。
44 :
氏名黙秘:04/01/31 02:34 ID:???
オウム事件の被害者対策に取り組み、テレビ番組のコメンテーターとして
も知られる東京弁護士会所属の伊藤芳朗弁護士(43)が、テレビ局の依頼
で関係者の住民票などを取得し、報酬を受け取ったとして、同弁護士会は3
0日、伊藤弁護士を業務停止4カ月の懲戒処分とした。
同会によると、伊藤弁護士はテレビ局の番組制作者から依頼を受け、20
00年8月から01年11月の間、番組で取り上げた話題の関係者ら計12
人の戸籍謄本や住民票などを取得。1回5250円から3万1500円を受
け取った。
戸籍法などは、弁護士が職務上の必要から取得することを認めているが、
同弁護士会は「職務上の請求には該当しない」と判断した。 (時事通信)
45 :
氏名黙秘:04/01/31 02:35 ID:???
46 :
氏名黙秘:04/01/31 02:37 ID:YHsGuw8q
誰も処分件主義の意味を知らないな。
平井の損害賠償法の理論を読め。
47 :
氏名黙秘:04/01/31 02:59 ID:???
Nステでは、控訴審600億も可能だが印紙代のことを懸念されていた。
みすみす国庫に帰したくないんだろう。
>>43 柳美里の高裁判例は、請求額が少なすぎるというような趣旨のことを
理由中の判断で言っていたと思うですよ。
49 :
氏名黙秘:04/01/31 04:01 ID:???
この裁判、きわめて注目度高いね。
50 :
氏名黙秘:04/01/31 04:27 ID:???
これでまたロー受験生が増えるわけか
51 :
氏名黙秘:04/01/31 04:40 ID:???
確か20億ではじめはやってたんだよね?
原告側は最終的に200億を全部のつもりで請求したのかな??
会社の利益がいくらいくらでそのうち13%が原告に帰属とか主張してた
みたいだから、多分総額200億って考えたんだろうな。
つーことは訴訟物が200億円で、これを認容することになんの問題が?
判決の理由中で、会社の利益を客観的に認定して、そこから発明の対価を
算定することのどこが処分権主義違反になるの??
司法板でまれにみるようなアフォの巣窟なのか?
52 :
氏名黙秘:04/01/31 04:41 ID:???
53 :
氏名黙秘:04/01/31 04:46 ID:???
控訴審で600億に拡張したとして
きっと控訴審では金額減るわけで(根拠は無し)
一部認容一部棄却ってことは訴訟費用の負担が持ち持ちになって
結局いくらの金が動くんだろ 想像もつかないな…
54 :
氏名黙秘:04/01/31 06:28 ID:???
乱訴防止のために印紙代が高いの?
55 :
氏名黙秘:04/01/31 06:50 ID:???
>>18 玉井さんがTV出てたのか。なんて言ってた?契約に委ねるべきだーって?
56 :
氏名黙秘:04/01/31 08:02 ID:???
中村の財布の問題もあるでしょ?
200億ってことは4000万くらいしか持ってないってことじゃねえの?
それと特許が最初から中村の物だったとしても
50%という破格の条件を企業側が条件として出して
特許を利用させてもらうかね???
この裁判官は何を考えて判決だしたんだろ・・・
日亜とこの裁判官は双方ともに常軌を逸しているよw
57 :
氏名黙秘:04/01/31 08:07 ID:???
青色LEDの特許を他の会社が買うとなればそれくらい余裕で出すのでは
58 :
氏名黙秘:04/01/31 08:28 ID:???
中村の主張では貢献度は8割で、会社は2割だと。
とりあえず日亜に対する怒りかららしいから他の企業にはしないかもね。
で、計算すると約1000億だわな・・・
これだけ要求すると弁護士費用も馬鹿にならないみたいだから
200億が限度だったのかな?
59 :
氏名黙秘:04/01/31 11:04 ID:???
このスレも去年までならもっと伸びたんだローな。
60 :
氏名黙秘:04/01/31 12:05 ID:???
マーチ法学部卒の俺なんか、升永事務所で雇ってくれねーだろうな
61 :
氏名黙秘:04/01/31 12:26 ID:???
東京永和法律事務所の給料は、
「最低保障+α」ってHPに書いてありましたが、
この最低保障っていくらでつか?
知ってる人、いまつか?
62 :
氏名黙秘:04/01/31 12:32 ID:???
>>61 過去都道府県が定める最低賃金と見るのが普通だろ
63 :
氏名黙秘:04/01/31 12:40 ID:???
ちなみに、控訴との関係になるが昭和50年第2問という類題がある。
やっとけ。
64 :
氏名黙秘:04/01/31 12:50 ID:???
>>62 時給780円くらいか。妥当なところだな。
65 :
氏名黙秘:04/01/31 12:59 ID:???
赤色LED
66 :
氏名黙秘:04/01/31 13:04 ID:???
>>51 >>58 仮にも司法試験受験生なら判決文くらい読めよ。
原告の主張では「相当な対価」は未来分も含めて3357億5300万円。
明示的に一部請求している。
ちなみに被告は「相当な対価」をゼロと主張している。
67 :
氏名黙秘:04/01/31 14:09 ID:???
弁護報酬はいくら?
68 :
氏名黙秘:04/01/31 14:15 ID:???
ねたみの声もあるのでしょう
69 :
氏名黙秘:04/01/31 14:17 ID:???
ここまですごいと逆に妬みはあまり起こらないんじゃないの?
まあ彼と同世代の人は妬むんだろうけど。
70 :
氏名黙秘:04/01/31 14:27 ID:???
新聞で特許法35条改正の動きを、升永が牽制してたって読んだが,
どういう動き?
71 :
氏名黙秘:04/01/31 14:28 ID:???
成功報酬5%として10億か・・・
72 :
氏名黙秘:04/01/31 14:32 ID:???
僕が工学部出身ながら弁護士目指した理由の一つは、
これなんです。>研究者はスレイブ扱い
73 :
氏名黙秘:04/01/31 14:59 ID:???
日亜の「開発費等を考慮に入れると累積15億円の損失」ってのは
アタマが相当イカレてる主張だな。なら特許を使わなければいい。
74 :
氏名黙秘:04/01/31 15:05 ID:???
この事件の訴状とか準備書面って、オンラインで見られるところありますか?
75 :
氏名黙秘:04/01/31 15:09 ID:???
76 :
氏名黙秘:04/01/31 15:11 ID:???
>75
ありがとう!!感謝です
77 :
氏名黙秘:04/01/31 15:15 ID:???
駅弁工学部出が49歳にして200億ゲット。世の中学歴じゃないな。
78 :
氏名黙秘:04/01/31 15:41 ID:???
>>73 開発費等で投資した分を少しでも取り戻すって事が言いたいんじゃない?
79 :
氏名黙秘:04/01/31 15:43 ID:???
>>77 ごく稀な大成功者を見て
そういう結論だすのは賢くないよ。
80 :
氏名黙秘:04/01/31 15:45 ID:???
国は、日本ははなにで生きている国かをよく考えてるな
もっと研究者・技術者を優遇してもいい
81 :
氏名黙秘:04/01/31 15:45 ID:???
>>79 田中さんも帝大とはいえ田舎の工学部卒だし、稀とはいえないよ。
82 :
氏名黙秘:04/01/31 15:46 ID:???
世の中学歴じゃないという結論はいいとしても、
希有な発明を一般化するおめでたい理論には賛成できない。
83 :
氏名黙秘:04/01/31 15:48 ID:???
>>82 まあそりゃショボい成功をつかむ率は受験とかの定型作業に優れた
高学歴の方が高いだろうな。
84 :
氏名黙秘:04/01/31 16:28 ID:???
じゃあ、低学歴は世界的に認知されるほどの発明、発見をしない限り
その地位から脱却できないという結論でよろしいか。
どんなに努力してもそこまでいかない限り認められないのは辛いな。
85 :
氏名黙秘:04/01/31 16:38 ID:???
高学歴って言っても学部程度の学歴はたいした価値ないでしょ。
ローにも入れない東大生が山ほどいるんだし。
86 :
氏名黙秘:04/01/31 16:48 ID:???
原告側準備書面でイチローとか中田の例がだされててうけた
87 :
氏名黙秘:04/01/31 17:33 ID:???
>>57 一流どころなら、2000億程度は普通に出すだろうね。
88 :
氏名黙秘:04/01/31 18:06 ID:???
裁判所は、青色LEDの特殊性などから稀有な例であると言ってるのに、
マスコミは金額だけをとりあげて騒ぐ。
89 :
氏名黙秘:04/01/31 20:16 ID:???
そう、あの報道だといまいち全体が見渡せないね。
そもそも特許権自体は日亜のものだし。
90 :
氏名黙秘:04/01/31 21:15 ID:???
あの発明内容からすれば、相当な対価は2万円くらいだと思う。
91 :
氏名黙秘:04/01/31 21:40 ID:???
ここまで訴訟がもつれた原因は2つ。
・青色LEDの発明の社会的影響力が非常に大きかった(ショボイ発明ではなかった)
・中村氏に対する日亜の処遇が悪すぎた。退職後も色々とあったようだ。
大手企業は、この件を横目に、社内制度を整備しつつあるので、今いる従業員に
ついては、今後、ここまで大きな訴訟が頻発することはないと思われる。
しかし、既に退職している人については、発明当時は大した処遇がなかった場合
もあるため、彼らからの訴訟はあるかもしれない。
92 :
氏名黙秘:04/01/31 21:41 ID:???
日亜といいペパーダインといい、無名なところが、ひょんなことから有名になりますね。
93 :
氏名黙秘:04/01/31 21:44 ID:???
ここまで訴訟がもつれた原因は2つ。
報償金をけちったこと。
冷遇した社長をはじめ幹部どもへの復讐心。
94 :
氏名黙秘:04/01/31 21:48 ID:???
>>93 復讐心かどうかは分からんが、それを成し遂げる自信の源泉は、
代理人のM弁護士の腕に対する信頼・・・かな。
95 :
氏名黙秘:04/01/31 21:52 ID:???
裁判官も被告代理人もM弁護士の言ってること
分からなかったんじゃねーの?
確か東工大出てるよね。
96 :
氏名黙秘:04/01/31 21:54 ID:???
>>95 M弁護士は、東大法と東大工。
裁判官は、東工大卒なの??
97 :
氏名黙秘:04/01/31 21:54 ID:???
>>95 被告代理人の品川弁護士は、知財の分野で有名ですよん。
98 :
氏名黙秘:04/01/31 21:56 ID:???
被告側の主張が何か駄目なんだよな。
もう少し訴訟戦略を考えろと。
弁護士は止めろと言ったのに,日亜が感情的になってたという落ちかな。
99 :
氏名黙秘:04/01/31 21:57 ID:???
そもそも裁判官って
こういう専門的なことを深く熟知したうえで
判決だせるだけのバックグラウンドあるの?
特許や莫大な報酬欲しいなら自分で研究所かまえてやれ。
>>96 東大工か、何かで東工大と読んだ記憶があるが読み違いだったみたいだな。
ありがとう。
>>97 俺も判決をつぶさに読んだわけではないが被告側の主張はかなり変みたいだよ。
真相は
>>98かもしれんが。
>>99 その辺を印象で語ってしまう人が多いけど,
少なくとも今回の事件では技術論はあまり問題になっていない。
むしろ経理の問題かな。
今回は日本政府が動いたでしょ。
先進国の中で日本が特許の面で遅れてきたのは、
発明者に対する報酬が全くないからだと気づいたんでしょ。
それで、特許で進んでいるアメリカを見習って、
政府の方針の下に、裁判を行った。
でなけりゃ、東京地裁ごときがあんな画期的な判断できるわけないじゃん。
民主党の菅代表(東工大卒。弁理士)の意見を聞きたいものです。
>>99 そこら辺の技術的なことは特許庁のお仕事。
特許庁が判断した事実を元に裁判所が法的な判断を下す。
でもこういう流れが定着すると、新卒の給料が安くなるんだよね・・。
結局、安月給+歩合 みたいな形にせざるをえないから。
自社製品に直結する特許(つまり技術保護のための特許)に関しては、発明の対価は給料で払われているって見解が日本では主流だったのに・・。
例えばエンジン関係の特許、自社の車に使うなら対価は0、ただしその特許が関係の無いところたとえば飛行機に使えるなら、それは会社にとってはボーナスだから開発者にもボーナスをって流れ。
青色LTDは日亜にとって予見可能範囲であったのか?
青色LEDは、もともとは、日亜の事業内容にはなかった。
中村氏の自主研究に会社がお金を出すような形。
会社は、途中で開発をやめるよう言ったが、中村氏は強行して青色LEDの開発に成功。
会社はそれを製品化して、大儲け。
>>108 まあ、安定収入という話は一切無くなるだろうね。
欧米では会社と個人のリスクは共存なんだけどね。
だから50%という結論が出る。
もし、制度を欧米並みにするとしたら妥当かな。
当然、中村氏が親会社と共同で別の会社を立ち上げ、応用技術を開発しなきゃ
ならんのだけれどもね。
>>112 欧米つうのは何だべ。
アメリカに限った話なら理解できるが。
特許弁護士を目指している人いない?
私は文系ですが、特許事務所勤務で目指しています。
日亜の特許は、2010年には切れるので、そうなったら、今のような収益力が
あるかどうかは疑問でもある。
青色関係で登場する企業
日本:日亜化学、豊田合成、ローム
米国:クリー
けど今まで扱った特許で、こんなにすごいのは
一つもないなぁ。
>>115 それが、特許使用済みの工場というのは、
減価償却が終わっているから
安価に作れるので他の会社に比べて競争力があるのです。
だから、特許さまさまなわけですね。
ちょっとずれるけど、ゾロ薬(ジェネリック医薬品)みたいな話ですね。
みんな特許に詳しいな。
>>115 それにあの600億円ってのは,2010年までの推定売上高から算出したものだし。
3原色そろったから
巨大ディスプレイとかに使えるようになったね。
今まで滞ってた分野も息を吹き返すだろうから
青色LEDの技術を応用すれば兆まで行くかもよ。
青色LED(これ自体は部品にしか過ぎない)が売れる(日亜)
↓
青色LEDを組み込んだ製品が売れる(携帯、DVDその他)
↓
波及効果は数知れず・・・
中村氏の貢献と相当因果関係があるのは、どの経済効果までか・・・
>>123 >青色LED(これ自体は部品にしか過ぎない)が売れる(日亜)
ここまで。ここで特許権は基本的に用尽する。
まだ結論は出ていないが、404特許だけが中村氏のものだよ。
有機ELで青色LEDは終わらないの?
キーワードを聞きかじっただけで、
内容をまったく理解していないけど。
まぁ簡単に言うと
日亜:ウチの金で開発した青色LTDなのに、なんで中村に金払わなきゃならん!
中村:うるっさい、オレがいなきゃ開発できなかったろうが!ボーナス寄こせや!
ってな話し、どっちかが大人になってれば訴訟にはなりませんな。
監査法人によって評価が分かれたのはこれでしたっけ?
ノーベル賞の田中さんは中村博士に否定的だね、研究者のモラルの問題だって。
田中さんも、勝手に研究してたクチだから、ある意味中村に通じるものがある。
>>128 そうそう、−10億 と 2000億だったかな?
yes.
中村側:監査法人トーマツ
日亜側:新日本監査法人
>>129 司法試験予備校にたとえると、こんな感じなの?
中村 = 魔骨
田中 = カトシン
理解できないのは東京地裁による貢献度認定である。
600億請求してたら認容したっつうのだろうか?
でもある程度技術者にインセンティブ与えないと技術者を志す人が少なくなっちゃうよ。
半額もあげちゃうのはさすがにどうかと思うが。
しかし、200億請求したってことは印紙代も物凄い額だったんだろうなあ。
>>127 いや、中村さんは、最初から権利意識が強かったわけではないみたい。
発明当時は、法律にも会計にも詳しくない普通の技術者だった。
当時は、会社を訴えようなんて思いもしなかったはず。
しかし、海外に行ったりしている間に、権利意識が芽生えてきた。
米国の大学に転職して懐が豊かになったので、権利を主張するための
訴訟をやるお金もできた。
貢献度なんて具体的に計る基準なんて無いんだから、
裁判官がもっと妥当な額にしときゃいいのに。
200億なら200億が限度てふうに適当に理由つけりゃいいんだよ。
印紙代は4000万
それなりの額のインセンティブを与えていいのは、開発研究者として契約した場合のみ。
新卒の場合は現場に行くか、開発にいくか分からないわけで、給料は一緒。
そしたらみんな開発に行きたがってしまうから、包括的な雇用契約の場合はインセンティブは不必要だと思う。
>>135 4110万円余りとか。
10万円印紙(現行の最高額印紙)で411枚・・・
訴状に印紙だけべたべた貼った紙が十数枚
付いているわけで・・・
しかしインセンチブがこんなに認定されちゃうと
新卒と定年間際の給料が月5マンとかにならねーかw
司試板的観点と離れた単なる感想だけど…
日亜は、巨額の金が入るようになって、金の扱い方が分からなくなっているような気が。
貧乏司法浪人が、合格して先生になり、経済的に、灰色の受験生活とは別次元の生活を
始めると、困惑しまくるのと・・・(ry
142 :
法学士:04/01/31 23:58 ID:???
この判決は間違ってる。
高裁で変更だろ。
日亜が、非上場の同族企業(現社長は二代目)だという点が、事態を
一層悪くしているような面も見られる・・・
東京高裁は知財高裁としての専門部門を作ろうとしており、
その研究会などもやってるだろうから、
このところの判決もその影響が出ている可能性がある。
いや、さすがに今回は特異なケースだろ。
普通は会社が開発の方針を決めて技術者を使うって場合がほとんどだから
使用者の貢献した程度はもっと低く見積もられるはず。
>>138 今回の200億というのは極端だが最近は普通に職務発明で特許を取った場合には
会社から相当な報酬がくるぞ。
開発した特許によるしこの訴訟が火付け役になった要素も否めないが。
1つの発明が何兆円もの市場の開拓につながったのだから凄い。
日本企業で、知財戦略に優れている企業はどこだろうか。キヤノンあたりか?
今回はたしかに特異なケースだが、
前日の日立に関する判決からも、
発明者の権利擁護という方向性が感じられる。
とはいっても、この裁判の裁判長は相当とんちんかんな気がするが。
貢献度が50%ってあったけど、50%には、何か根拠あるの??
なんとなくw
上場企業だったら、株主総会で、「いつまでこんな訴訟やってるんだ?」と株主から
突込みがある予感。法定監査も受けるので、監査報告書(有価証券報告書)に、会計士の
コメントが入る。
同族だと、経営者を止める人がいないので、かえって話がこじれやすいことがある。
根拠なんかねえよ。
裁判官が「そう思た」てだけの話。
明確な根拠なんかどうやっても出せないからな。
交通事故の過失相殺と違って過去の判例のデータもあまりないんだから
裁判官が独断でどっかに落としどころを作らないといけない。
それが今回は50%だったんだろう。
とりあえず漏れは、ハイテク・バイオみたいな高技術力を売り物にした会社の株は
売却することにした。空売りまでしようとは思わんが。
ある日突然、社員から訴えられて何百億も持って行かれたら、下手したら
年間の経常利益くらいすぐ吹っ飛んでしまう。こんなんでは投資家は、やっとれんわ。
社員からの特許訴訟のリスクを引当金として会計処理するように制度変更がされたら
また考え直してやろう。それまでは手出し無用だ。
>>137 いや、原告の主張は3000億だし。
>>149 原告の主張「100%」と,被告の主張「0%」の中をとったんだろw
>>154 何百億も動くような訴訟はこれだけだから安心汁!
数十億くらいなら動くだろうが。
日本で年間に出願される特許40万件のほとんどはクズ特許だから
そんなに心配いらないって。
>>111 判決文の「小企業の貧弱な研究環境の下・・・」が、率直的過ぎて、面白かった・・・
本件は,当該分野における先行研究に基づいて高度な技術情報を蓄積し,人的にも物的にも
豊富な陣容の研究部門を備えた大企業において,他の技術者の高度な知見ないし実験能力に
基づく指導や援助に支えられて発明をしたような事例とは全く異なり,小企業の貧弱な研究
環境の下で,従業員発明者が個人的能力と独創的な発想により,競業会社をはじめとする
世界中の研究機関に先んじて,産業界待望の世界的発明をなしとげたという,職務発明と
しては全く稀有な事例である。
そういえば、法廷の隅っこに、57期の修習生がいたな。いい思い出になったかな。
復代理人の荒井センセは、けっこう若いのかな。。。
200億円ってすげえな・
162 :
氏名黙秘:04/02/01 01:55 ID:C1rvAoI/
自主的な取り組みで決めた報酬と実際の成果に差が大きい場合には追加で対価を請求できるってのは特許法で定められていることなわけだが。
>>162 >日経の「突然、報酬額だけが突出した米国流の特許重視判決は少し飛躍がある。」
と言うお前が文章をもっとまともに書けとまず言いたいね.
で、善解すると、自主的取り組みというのは、適正額基準説から合理性基準説へ
移行させようという報告書案(特許庁HP参照)の改正案のことを言うのだろう。
しかし、改正案でも上手くいかない(と日経の記者は思っている)ので、
アメリカ型の契約で全部処理するという私的自治にゆだねてしまえ、と述べている。
まあそんなところ。
そっちの専門家ではないけど,質問あればカモン。
原告側の予備的請求のなかの主張で、日亜の寄与度について、「研究費の提供等、
日亜の寄与は,特許権の無償使用との対価関係において,評価され尽くしてる
云々。」ってあったけど。
これって普通こういう対価関係なの?
つまり、
金銭,人的資源等の提供・基礎となる技術の提供・契機の付与=特許権の無償使用
なのか?
原告側は,これに基づいて特許権による利益の配分について,日亜の寄与度を0と主張した
わけだが・・・
166 :
164:04/02/01 11:14 ID:???
>>165 1:使用者と従業者関係にあって,
2:使用者の業務範囲に属し、
3:従業者等の現在又は過去の職務に属する発明
の場合に通常実施権は生じる(35条1億).
設備がどうとか,研究費がどうとかは、当然貢献度で考えるべきだろう。
168 :
氏名黙秘:04/02/01 11:43 ID:e1UFJME7
お前ら青色発光ダイオードのことも大して知らないのにいい加減なこと言うな
169 :
164:04/02/01 11:46 ID:???
高裁では、どうなるだろうか・・・
って、まだ、誰も分からんよな。。
>>170 中村氏が勝つ。
少し勝つか大きく勝つか、普通に勝つかの三択です。w
172 :
168:04/02/01 13:03 ID:e1UFJME7
>>169 法律はある程度知ってますけど。ダイオードのことは知りません。
法律に詳しくてもダイオードのことを知らないでこの判決を評価
しようとしているやつがいるからいい加減なこと言うなと言っているのですよ。
ほんと幼稚ですねあなたの頭。
>>171 んだな。勝訴「は」間違いなしだべ。
あっ,和解という可能性もあるな。
かなり感情的な対立がありそうだから無理かな。
>>173 被告が相当折れない限り無理でしょう。
裁判になる前に5億位渡しておけば円満解決だっただろうに・・・
>>172 喧嘩するなよ。
少なくとも君の
「お前ら青色発光ダイオードのことも大して知らないのにいい加減なこと言うな」
という発言からは、
通常の言語能力を持つ日本人は、
君が理系の人間でダイオードに相当詳しいことが推測するし、
「法律に詳しくてもダイオードのことを知らないでこの判決を評価
しようとしているやつがいるからいい加減なこと言うなと言っているのですよ。」
には必ずしも繋がらないよ。
僕はどちらの文意にも取れるとも判断したけど、
164さんがあったかい頭であるとは言えないよ。
>>173>>174 俺は、会社側が、中村氏の名誉を傷つけた(続けている)
のが問題だと思う。損するだけなのに。
もし、俺が会社の弁護士だったら。
最高裁までやっても、敗訴は確定しているんだから、
対応の誤りを認めた上で謝罪、中村氏の名誉を回復させ、
名誉社員(こんなのあるのか?)にでもさせてもらう。
あれだけの発明をした人を叩けば、企業イメージが低下するだけなのに。
ノーベル田中の島津(規模はでかくないが名門)が、
会社も評価を上げたのと天地の差だな。
田舎中小企業の限界かな。
177 :
氏名黙秘:04/02/01 14:29 ID:xCgureRG
>会社側が、中村氏の名誉を傷つけた(続けている)
具体例キボン
むしろ中村氏こそ、本やマスコミを通じて
会社に悪徳企業イメージを塗っている気がするのだが。
島津も日亜も待遇は大差ないよ。
>>177 事実の認識に相違あり!
◆ 青色発光ダイオード ◆
電気を通すと青く光る半導体。
赤や緑に光るものは20年以上前に開発されており、
青色LEDの開発で光の三原色がそろい、
大型画面などの実用化が可能になった。
年間2000億円規模の市場価値があると言われる。
日亜化学は93年、世界で最初に量産化に成功した。
<会社コメント>
青色、緑色、白色等の短波長LED、
LD製品は数多くの特許権及びノウハウからなっており、
製品はさらにそれに多くの付加価値がついていることは自明であるのに、
本判決はそれを見落とし、
本訴訟の対象となっている唯一の特許権をあまりにも過大評価して、
他の多数の研究開発者及び企業の貢献を正当に評価しない不当な判決であり、
直ちに控訴する。
本件原告のように、
ノーリスクで終身雇用或いは安定収入という企業の中にあって、
巨額のリスク負担をした企業に破天荒とも言える巨額の成功報酬を請求することは、
安定収入と巨額のリスク報酬の二重取りを求めるものであって理論上許されないことであり、
もしそのような二重取りが認められれば日本企業の研究開発活動は成り立たない。
弊社は、今後もその点を正々堂々と主張していく所存である。
<会社コメント>
本訴訟は青色LEDに対する訴訟ではなく、
404特許と呼ばれるGaN系結晶の製造方法に関する特許1件についての対価訴訟である。
青色LEDの発明は404特許以外の数多の研究成果によってなされたのであるが、
原告は404特許の寄与率が100%であると主張しているにすぎない。
当社は404特許の寄与率は0であると確信している。
なぜならば、404特許の方法では現在のような優れた製品はできない。
しかも、当社では404特許が登録される以前から、
青色LEDの製造を現在の極めてユニークな方法(企業秘密)で行っており、
404特許は当社の利益に全く貢献していない。
181 :
age:04/02/01 14:46 ID:jpEDUBsU
12チャンネルのWBSに出ていた中村さんが,「特許法35条を改正しようとしている国はけしからん」という
話を何度もされていた。
もしかして,国はこの判決を見越して,35条後段を削除しようとしているの?
もしそうだとしたら,ほんとに近視眼的な発想だね。
多分,慌てたメーカーが爺眠党のセンセイ方に泣きついたんだろうけど,日本の産業の根っこがメーカーである以上は
技術系に行く若者を奮い立たせるような方向(つまり,画期的な発明には大きな報酬を与える)に向かうべきだと思うが。
182 :
氏名黙秘:04/02/01 14:48 ID:xCgureRG
>>178-180 を簡単にまとめると。
お前の寄与度は0.
会社の金でちょこちょこ勝手になんか作っただけ。
となります。 < < 正確には私はそう判断しました。
世紀の発明に対する姿勢ではないのは確か。
184 :
氏名黙秘:04/02/01 14:53 ID:xCgureRG
感情論で語るな。事実関係を冷静に分析した論評でしょ。
それとも言語道断で金正日みたいにマンセーしろとでもいうのか?
>>184 「冷静」に分析して、寄与度が0?ありえん。
寄与度0で、
アメリカの大学に呼ばれる?
ノーベル賞の期待筆頭になる?
訴訟で勝つ?
その事実関係の分析が、
すでに「冷静」ではなく、
恣意に基づいているのは明らか。
別に訴訟で争うことが、
中村氏の名誉を傷つけるといっているわけではない。
寄与度が0かどうかは別にして
エジソンの時代はいざ知らず
発明は企業体の成果であることを無視した
まったくの無知をさらした判決ではある
弁護士がぬれ手に粟なのがむかつくな
升永さんだっけ?伊藤塾に講演に来ていたが、伊藤真の憲法話を聞いて非常に感動したと話していた。切れ者かよく解らなくなった。
あまりに巨額の請求認容がされてしまったために、
当事者双方、和解もしづらくなってしまったような気が・・・
>>186 バカだな。
ちゃんと判決文読めよ。
それに、原告ですらおまえみたいに「企業体の成果」なんてザツな表現でなく,
開発の契機への寄与度、既存技術の有無、人的資源の提供の有無を仔細に検討してるぞ。
裁判所は、
1、企業の意思によらず(寧ろ反して)
2、先行する企業の技術に負うところなく
3、単独で開発した
事実を認定して、「稀有な事例」との限定まで付けてんじゃん。
発明は企業体の成果、なんて雑な一般論からの小学生みたいな断定はよしたほうがいいよ。
>>190 そう言う君は判決文読んだのか? 新聞にある要旨ではなくて。
日亜のコメントは理論的なのか??
安定収入と巨額のリスク報酬の二重取りを求めるものであって理論上許されないことであり、
もしそのような二重取りが認められれば日本企業の研究開発活動は成り立たない。
仮に今回の件が二重取りだとして、二重取りが「理論上」許されないのは何故なんだ??
二重取りが理論的に許されないことを徹底すれば、開発者には給料以外には、
1円もやらんということになる。それは、どうかと思うが。
200億が不満として、20億だったらどうなんだ?
2億だったら、2000万だったら、200万だったら・・・
今回の場合特殊ケースでしょ。
会社が提供したのは大学より劣る程度のおんぼろ設備で、過去のノウハウも
この発明関連では皆無。生活を保障して研究する時間を与えた以外の
貢献は会社側にはない。それでは会社がリスクを負ったとは言えない。
>>175 >君が理系の人間でダイオードに相当詳しいことが推測するし、
学科を問わず工学部の人間であれば、日常会話としてしっておかないと単位が出ない
の間違いでしょっていうほどメジャー級
ノーベル賞の江崎レオナ氏も、ソニー在籍中にダイオードを発明したが、
この時は、ソニーから相当の対価を受け取って、揉め事にはならなかった。
いや、揉め事になったのかもしれない・・・スマソ。
まあ、今回のように大きな訴訟にはならなかっただけかも・・・
>190
細かな理屈はどうでもいいんだ
この裁判官の結論は非常識
企業体というものがわかっていない
それがすべて
>198
あんたの常識に照らせばね。
>>104 それって、司法権の独立には反しないの?
>200
今回の結論を常識だという人はいないと思うね。
賛成する人ですら、「非常識な結論だけど特殊な事案だから
今回だけはまあ妥当」という考えだと思うが、どうかな。
>>202 「非常識だけど妥当」って・・・
「妥当」って、そもそも「XXに照らして妥当」の略だろ。
ただの「妥当」だと解した場合、単なる主観的好悪の表明になるし。
「非常識だけど法的に妥当」っていってるのか?
まさか「俺の好みに照らして妥当」だなんていうなよ・・
>>199 工学系統で一本でやってる人間だとすると、
法律のほの字も知らないのが通常の感覚でしょ
知り合いで、成績の良さげなやつに民法っていうと
文法?
って真顔で答えが返ってきた
これを前提とすると、
177条っていう話はメジャーではないということになると思う
>>204 「法」と聞いて思い浮かべるもの
文系・・・法律
理系・・・法則、方法 だそうです。
理屈を無視して結論だけに文句つけるのはただの妬みにしか見えんな。
209 :
198:04/02/01 19:37 ID:???
受験生じゃないよ。
もう実務についてます。
187 :氏名黙秘 :04/02/01 15:21 ID:???
弁護士がぬれ手に粟なのがむかつくな
そんなに甘くない。
相当キツイ訴訟だよ。
報酬が高くなければ引き受けたくないね。
弁護士さんが、
>細かな理屈はどうでもいいんだ
と仰るなんて、意外・・・
>211
匿名掲示板で主張することなら誰でもできるからね。
匿名掲示板でリアルでの肩書きでなんか何の意味も持たない。
書き込みの内容だけが判断される基準となる。
213 :
198:04/02/01 19:50 ID:???
今回の判決に理屈は関係ないと思うね。
要は、原告が振りまいている(敢て言えば)「伝説」を信じるかどうか。
これが問題。
裁判官はナイーブだから正直に信じてしまった。
でも、どんな独創的な発明だってゼロから生まれるわけじゃないし
それを製品化し販売するに当たっては企業の多くの人が努力している。
その辺の感覚がズレている。
こんな判決が続くようだと、司法制度の信頼は地に落ちるのじゃないか
と俺は危惧している。
_,,,......,,__
/_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ
(,, '"ヾヽ i|i //^''ヽ,,)
^ :'⌒i i⌒"
| ( ゚Д゚)
|(ノ |)
| |
ヽ _ノ
U"U
>>213 続かないから安心しろ。w レアケース。
>>司法制度の信頼は地に落ちるのじゃないか
と俺は危惧している。
よくこういうこという人いるよね。新聞とかTVのコメンテーターとか。
で、司法制度の信頼が地に落ちたらどうなるの?
裁判が使われなくなるとか言わないよね。
とりあえず変な判決がたくさんでる→裁判制度が使われなくなる
っていう短絡的な発想はさすがに司法板では出てこないと思うんだが。
>>213 あんた民事訴訟のシステムも知らないのか?
それで
この訴訟は高裁でひっくりかえるの?
>>217 まあ、それはみんな気付いてるでしょう。
あえて言わずにいたんだが・・・
220 :
198:04/02/01 21:42 ID:???
信頼が地に落ちたらどうなるか。
まず、司法でなく行政やADRで紛争解決しようとする傾向が強まる。
それから、裁判官の任用や教育を見直そうとする傾向が強まる。
立法が全部細かく法律で決めてしまう傾向が生まれるかもしれない。
すぐ思いつくのはそのあたりかな。
さあ煽りガイのあるkittyがいらっしゃいました。どんどんいってみよう。
209 名前: 198 [age] 投稿日: 04/02/01 19:37 ID:???
受験生じゃないよ。
もう実務についてます。
220 名前: 198 [age] 投稿日: 04/02/01 21:42 ID:???
信頼が地に落ちたらどうなるか。
まず、司法でなく行政やADRで紛争解決しようとする傾向が強まる。
それから、裁判官の任用や教育を見直そうとする傾向が強まる。
立法が全部細かく法律で決めてしまう傾向が生まれるかもしれない。
すぐ思いつくのはそのあたりかな。
「まず、司法でなく行政やADRで紛争解決しようとする傾向が強まる。
それから、裁判官の任用や教育を見直そうとする傾向が強まる。」
いいことじゃんプゲラ
とにかく
中村に100億くれてやれ
それで終わり
>>222 裁判が始まる前なら100億でお釣りが来たが
もう手遅れだな。
>>224 おぬしは前戯なしでいきなり挿入しようとするタイプだろ。
>>226 ワラタ
でもまあ敢えて誰も突っ込んでないんだよな?
実務っていってもいろいろあるからなあ。
企業のバックアップのほとんど無い中で、発明家が独力できわめて独創的な
研究によって世界的な成果を出した「稀有な事例」って判決理由中で
言われているのに、
発明家がでっかい発明すれば利益丸取りできるような
報道されてるのはちょっとひっかかるよな。
中村さんも子供に夢を与えるとかいってるけど…なんだかなぁ。。。
丸取りは極端だけれど、たとえば寄与度1%で算定されても、
1200億に対してだと12億なわけだ。0.1%で1億2千万。結構な額ですぜ。
>>229 何かそういう計算って皮算用っぽいむなしさが漂うなw
契約が重視されるなら
判決は完全に情に流されてるね。
どっちか勝つかは解らんが、
どちらにせよ企業と研究者の立場は近づくから、
日亜の言う安定収入というのはなくなるんだろうね。
ということは学歴も関係なくなるのかな?
中村氏もそんな良いところ出てるわけじゃないし
>>231 いや、契約も何も対価の追徴請求ってのは特許法で認められているんだけど。
どれくらいの額が対価として相当だったかってことが問題なんであって
たとえ契約を結んでいたとしても対価0なんてのは認められない。
だが、企業は対価を発明者に支払わないといけない反面特許それ自体は企業が所有できる。
233 :
:04/02/02 07:43 ID:lJkdjZU+
>>231 これからはなくなるかもしれないが、
中村氏が日亜化学工業に勤務していた時代はそうだったのでは?
ここの書き込みは常識がない
予測可能性を強く言う意見があるが、
単に、大して払わないということを予測していただけに過ぎないのであって、
大して払わないでいいということを法が定めているのではない以上、この事案の解決としては構わない。
そしてこの結果として、対価規定をきちんと盛り込んだ契約をかわせばいいだけじゃないのか?
控訴すれは10億くらいで収まるんじゃないか?
根拠レスだけど
ルート営業をしていたサボリーマンAさんが
本来やるべき営業をさぼって新規開拓したところ、
偶然とてもうまくいき、会社に1000万円の利益が生じました。
裁判所はサボリーマンAさんの貢献度は50%だと認定し、
会社側に500万円の支払いを命じました。
>控訴すれは10億くらいで収まるんじゃないか?
確かに原告側の言うように「100年に1つあるかないか」の大研究だとすれば、
そんなほとんどあたらないものに会社は金払ってきたんだから、ここで払う金は相当低くなるはずだよね。
双方の雇ってきた鑑定人のvaluationがどっちも変だとは思うよ。
>>237 そうか実はこれは不当利得構成だったんだw
事務員B子さんは、上司に冷たくされてムカついていました。
そこで、本来やるべき事務はほったらかし、キャバで働いていました。
偶然取引先の社長が来たので、稀有な美貌でたらしこんだところ、
取引がうまくいき、会社に1000万円の利益が生じました。
裁判所は事務員B子さんの貢献度は50%だと認定し、
会社側にB子さんへの500万円の支払いを命じました。
AさんとB子さんはいいました。
特許だけでなく営業能力にも相当の対価を払って当然だ!
本人が孤独にがんばったんだからいいじゃん!
でも、会社で不遇にされたら組合で何とかしてもらおっと!
242 :
氏名黙秘:04/02/02 08:56 ID:VpyFm5qq
今回のケースは一応237に近いだろう。
その後、社員への処遇は悪くなり、
数字をあげたものだけが相当の対価を得られる雇用契約に変わりました。
恐らく会社のために非常に貢献しているのだが、
地味な仕事内容ために数字としては成果の上がらないCさんは
相当の対価を得られず、むなしくなり自殺しました。
会社には一発屋ばかりが社員として残り、直に清算されました。
CさんはAさんとBさんに遺書を残しています。
「お前らがサラリーマンの夢を奪ったんだ!」
>>244 あのね。市場って概念知ってる。
もし知らなかったら、ロー乳予定なら、経済学勉強してね。現行オンリーの人ならまあ仕方ないか。
別に契約の相手方は、いまの企業だけじゃないわけ。もうすこし雇用の流動化進めば、条件の悪くなった企業とはさっさとおさらばしてた企業と契約すればいいというだけ。
当事者間でしばりつけるしかないという発想は転換したほうがいい。
>>245 そういうおまいは企業におさらばされて、
どことも契約できないんだがな
>>245 そもそも雇用の流動化が進めばという前提を置いている時点で、
現状ではそういったことが困難である可能性が高いということを
おまいは認めているわけだがな
>>246,
>>247 244の例がだめってのがわかってるの?
それがわかってるのなら、あたりまえのこと。
>そういうおまいは企業におさらばされて、
>どことも契約できないんだがな
漏れの留保賃金が高いか低いかはわからんが、「どことも」って発想の段階でまるでわかってなさそうだなw
>>248 >そもそも雇用の流動化が進めばという前提を置いている
よく気づいた。つまり現状は、留保賃金が低いということだ。
労働諸法による「弱者」保護規制が、転職者や新規就業者を不利に追い込んでいるのは事実だ。
なんかたのしくなってきたな
>>251 問題は、特許法制度の制度設計(解釈も含め)をどうするかが重要ってことだ。
そこには、発明の可能性のある人の労働契約も絡むというわけ。
>>245 ひょっとしてあなたは
転職のたびに年俸をアップさせてきた
超有能なかたでつね?
>>253 その点に注目させるためにしょーもない例を挙げたんだが…?
おやすみハニー!
200億なんて何に使うんだろう…
歌舞伎町を買うのさ
>>251 一般人は何を言っているのか
まったくよくわかっておらん
>>241 特許発明は特許法で対価の支払いが命じられているけど、営業には対価の支払いを命ずる法律がないんだよね、残念ながら。
261 :
氏名黙秘:04/02/02 11:55 ID:Cv9wvBeP
仮に、青色発行ダイオードに人体を害する作用が見つかった場合、
中村氏に損害賠償責任は生ずるのでしょうか。教えてください。
>>261 なんで司法板にいるのにそんなにレベルが低いんだ?
少しは自分でものを考えろ
>>260 分かった上で書いてるんだが?
おまいもしょーもないところにいちいちつっこむな!
245と同レベルだなw
>>5 >200億円あったら答練受け放題だな・・
なんか涙が出てきた。
266 :
164:04/02/02 15:45 ID:???
172 :168 :04/02/01 13:03 ID:e1UFJME7
>>169 法律はある程度知ってますけど。ダイオードのことは知りません。
法律に詳しくてもダイオードのことを知らないでこの判決を評価
しようとしているやつがいるからいい加減なこと言うなと言っているのですよ。
ほんと幼稚ですねあなたの頭。
非常に頭のおよろしい発言をありがとう。法律家(の卵も含む)が判決を評価できなくてどうするの?
ダイオードの価値が厳密に言えばいくらか分からなくても、裁判官の思考過程や、規範の定立に関して、いくらでも話ができるだろう。
第一、原告が非理系の(と言っても知財部の人だから、ある程度は分かっている)
裁判官を説得できて、はじめて請求が通るのではないのか。
(条文の建前上、証明責任は原告だと思うのだけど。実際はどうなのか知りませんが。まともな方降臨希望)
私としては、あなたがきちんとした法的な議論をできるかにつき、現時点では疑念を抱かざるを得ない。
それとちょっとしたぼやきだけど、全体的に法的議論と個人的な感想が分化されていない。
というか、後者しか言わない人があまりにも多すぎる。もう少し、条文なり判決を掲げた話の方が楽しい。
裁判官を説得できて、はじめて請求が通るのではないのか。
(条文の建前上、証明責任は原告だと思うのだけど。実際はどうなのか知りませんが。まともな方降臨希望)
そもそも何についての証明責任かを明らかにしないまま原告に責任があると思うとか
言ってる時点であなたも勉強不足かと思われ。
200億支払えという請求に関しては当然それを主張する原告に証明責任があるんで無いの?
そうだよ。
で、日亜がクソな反証しかできなければ中村氏の勝ち。
269 :
164:04/02/02 16:05 ID:???
>>267 35条3項4項の話なのだから、その程度の善解は期待の範囲内だと思うけど。
現にあなたも分かったし。
(とは言え、不誠実なのは間違いないですね。反省します。)
実際はどうなのか、というのは、
証明度を緩める議論があるかよく知らないので、念のためつけといた。
基本的には企業の方に情報が偏在してそうだし。
別に裁判官がどっちかに肩入れしたわけじゃないだろ。
164←こいつマジキモイ真性か
272 :
氏名黙秘:04/02/02 16:39 ID:GwD2K939
真性?何を言っているんだね君は?
こんな煽り甲斐のあるキティなんてそうそうお目にかかれないぞ?
>>266 民事裁判自体をわかっているのか、すでにギモン
274 :
164:04/02/02 17:23 ID:???
||
\
∧ |∧
∩__|_)
| |
| 〜
(/ ∪
| ̄ ̄ ̄ ̄|
|| ||
|| |
|| バッ
∧||∧
(∩ ⌒ヽノ
\ _⊃
∪ Σ
≡| ̄ ̄ ̄ ̄|
>>基本的には企業の方に情報が偏在してそうだし。
随分楽しいご意見ですね。
200億か・・・
1億円を拾った大貫さんは凄いという時代があったが、それとは隔世の感。
これって、不当利得だよね。で、要件事実たる利得の立証に
特別法の推定?が働いてるんでしょ。
上のほうに債務不履行どころか不法行為で書き込みしている人もいるようだね。
裁判官がマスコミに迎合したか
それとも話題つくりを狙ったか
いずれにしても、マスコミを味方につけた方が裁判に勝つ
ということがこの裁判で明らかになった
>>特別法の推定?
なんだそれ?条文読んでから参加してください
200億って…。アホか。所詮地裁レベル。
特許の対価の支払いの訴訟って今のところ発明者側の連戦連勝だよ。
今回は額が異様にでかいから話題になっているだけ。
ロー狙いの人が集まるスレはここですか?
283 :
氏名黙秘:04/02/03 12:29 ID:dyX7KhtR
>>261 過失が認めらん限り、損害賠償責任は負わない。
284 :
氏名黙秘:04/02/03 12:31 ID:gvhtbmAb
二百億円というとでかく思えるけど、この発明って、いたるところで
商品になっている大ヒットなんでしょ?
それなのに会社がこの人に払った報奨金は、なんと1万円w
ならば、会社の敗訴はやむを得ないように思うが。
司法試験板が、法律を知らない人に占拠されてしまったということを、実感できるスレですね。
ロー受験生の隔離を激しくキボーヌ
287 :
age:04/02/03 12:45 ID:dyX7KhtR
>>285 過失が認められるためには、結果発生の予見可能性が必要。
ただ、予見可能性があるのみでは足りず、結果回避義務違反
が必要とされるのが現在の痛切。
漏れも、血在目指したい、無理か。
会社の取り分が1,000万円、発明者が200万円だったら
こんなに話題にはならなかっただろうにな。
会社だって、リスク取らずに1,000万円儲かったんだから
いいだろうと思う程度で。
大和銀行事件サプライズで取締役の責任制限の商法266条がアンナなちゃったみたいに、
本件で特許法35条が30項くらいになるよかーん
損害賠償だの不当利得だのとかいってる人はもう一度民法を勉強してください。
特許法の勉強もしてから来てね。侵害訴訟じゃないからね
当然全部釣りだろ?
なんでわざわざひっかかってやるんだ?
( ´,_ゝ`)プッ
本件で争点となっているのは特許法35条の「相当の対価」がいくらかってことだから、
立証責任について議論するのは余り意味が無いような。
裁判所は、両者の主張を聞いて、それを基にいくらか決めるっていう態度じゃないのかなあ。
まあ、いずれかに立証責任があるとしても、ノンリケットとなれば、
裁判所が民訴248条類推とかして認定するだろうし。
特許法にも推定規定あるね。105条の3。
これを類推かな。
特許法35条4項の「その発明により使用者等が受けるべき利益の額」と
「その発明がされるについて使用者等が貢献した程度」については、
「相当の対価」(同条3項)を請求する原告側が証明責任を負う。
しかし、この「利益」と「貢献」を元に、どのような算定式により「相当の対価」を算出するかという点は、
規定がないため当事者の主張を参考に裁判所が定める。
これは、事実問題ではなく法律問題だから、その確定は裁判所の専権。
本件では、
「利益」について、中村教授は約490億円と主張し、日亜は約マイナス14億円と主張。
「貢献」について、中村教授は100%と主張し、日亜は5%を上回らないと主張。
算定式については、どちらも「相当の対価」=「利益」×「貢献」と主張した。
その結果、「相当の対価」について、日亜は0と主張し、中村教授は約490億円と主張。
中村教授は、その「相当の対価」の一部として200億円の支払いを請求した。
裁判所の認定は、「利益」を約1200億円・「貢献」を50%とし、算定式について「相当の対価」=「利益」×「貢献」とした。
結果、「相当の対価」を約600億円とし(これは判決理由中の判断)、請求額200億円全額の支払いを認容する判決をした。
>その結果、「相当の対価」について、日亜は0と主張し、中村教授は約490億円と主張
ここがミスリーディングかな。
過去分として490億円のうち200億円。
予備的に,将来分も含めた3358億円のうち200億円。
裁判所の認定は,過去分という権利の分割を認めず,
将来分も含めた600億円のうち200億円。
296は民訴勉強したことないだろ。
301 :
氏名黙秘 :04/02/03 18:47 ID:+TQTEHOt
日亜側は控訴するといっているけれど、どんな理由付けで控訴できるの?
判決文で皮肉られるような理屈を、日亜側は一審で展開したわけです。
一審で述べたことは誤りでしたとは控訴理由に書けないはずです。一審
で述べたことと矛盾しない論理で裁判官を納得させなければならない
はずです。弁護士さんは、よほど上手く論理を展開しなければなりません。
下手をしたら控訴棄却だってありえるように思えます。控訴審を担当する
弁護士は、どのような訴状にするのでしょうか
つうか、誰が控訴してもこれ以上は悪くならない。
そもそもトンチンカン判決なんだから。
>302
おまいの日本語がトンチンカン
「これ以上悪くならない」←意味不明
304 :
氏名黙秘:04/02/03 23:38 ID:+TQTEHOt
私は法律には素人の技術者ですが、それでも、日亜側の法廷戦術はでたらめにしか見えません。
日亜側が一審と同じことをしたら、中村さんの勝訴は確実に見えます。一審で 600 億が妥当
とまで言われているのですから、賠償金額が上がりそうに見えます。
普通の給料もらって、発明すれば莫大な金入るって言うのがおかしい。
当たったときだけ金くれって言うのは、競馬のコーチ屋と一緒
俺が社長でこういう流れになるなら、研究職の給料を下げるぞ。
一生月給20万+特許報酬か通常会社員と同じ基準の給与体系の選択制にしたい。
>305
リスク論ですね。経済的観点からは当然ですが
法律家には理解できない考え方のようです。
>司法浪人が青色LED訴訟200億円支払い判決を語る
こういうタイトルは立法論を語って欲しいんですか。
解釈論ですか。
スレタイを見て、
「司法浪人の青色申告」かと思いました。
自営なもんで・・・
>301
どんな理由付けでも、控訴はできるだろ??控訴自体は。
まぁ、1審の主張を押し通しても、1審の主張を訂正しても、訴訟戦略として苦しいのは確かだが。
>304
日亜の法廷戦略がめちゃくちゃなのは、同意。
まぁ、感情的な対立が発端になってる部分もあるから、一切妥協はしたくなかったんだろうね〜。
貢献度50%なら商品から会社=株主は利益得られないと思うが。
>305
あえて反論してみる。
今回の場合、日亜がほとんどタナボタ的に利益を得ているわけだが・・・
>俺が社長で(略)
その程度の条件で、満足できるレベルの研究者しか集まらないし、残らない
(ちょっと成果が出たら、他からひ抜かれる)
↓
ロクな成果が出ず、他の企業との競争に敗れる
↓
おまいは、社長クビ(or創業者社長だけど、破産)
>312
ひ抜かれる→引き抜かれる
ごめん。逝ってきます・・・
314 :
氏名黙秘:04/02/04 00:08 ID:cbVo4kr6
>どんな理由付けでも、控訴はできるだろ
確かに、控訴はできますが、控訴棄却になる可能性はあるのでしょうか?
技術屋にも判るように教えてもらえないでしょうか。
控訴審、日亜側は、代理人を変えたとして打開策はあるだろうか。
>>305 >一生月給20万+特許報酬か通常会社員と同じ基準の給与体系の選択制にしたい
無理。特許報酬無しの契約は強行法規違反。
あっ、技術屋さんだったのね。
どのあたりのことを知りたいの?
高裁がどんな判断を下すのだろうか?(or下しうるのか?)ってこと?
それとも、日亜は、どんな戦術を取りうるのか?(日亜の逆転は可能か?)ってこと?
320 :
308:04/02/04 00:38 ID:???
やはり立法論と解釈論が混ざってる。
立法論だろうが、解釈論だろうが、今後の訴訟の行方だろうが、
升永弁護士がいくら儲けることになるか?(w だろうが、
「語れ」ば、いいのでは??
322 :
氏名黙秘:04/02/04 01:05 ID:cbVo4kr6
>>317 314です。この裁判がどんな結果になりそうかを知りたいと思っています。
法律に素人の技術屋の目から見ても日亜側が取りうる方法は限られているよう
に見えます。今さら、一審で言っていたことは誤りでしたとは言えないでしょ
う。弁護人を変える言っても、既に複数のトップクラスの弁護人が担当してい
るはずです。
素人考えでしょうが、一審と同じ内容のことを控訴理由に挙げても控訴自体が
却下されるとしか思えません。
専門家の皆様ならば、日亜側の合理的な判断をすることを前提に、どんな手段
をとりうるのかについて御意見を伺いたくて、この板に書き込んでいます。
素朴な疑問なんだけど、なんでみんな特許わかるの?
試験科目じゃないじゃん。大学で授業でもとってた?
俺はビジネス実務法務で覚えたくらいしかわかんないよ。
判決文読めば、何が問題になってるかぐらいわかるじゃん!
ああ、35条の「相当の対価」が問題なんだな、発明者主義らしい、とか。
>>323 ここに書き込んでいるやつで特許のこと詳しく分かってるやつなんていない。
適当なこといいながら理解していくんだよ
327 :
317:04/02/04 02:29 ID:???
専門家ではない僕が答えてよいものか・・・(^_^;)
>326
禿同!
>314
>素人考えでしょうが、一審と同じ内容のことを控訴理由に挙げても控訴自体が
却下されるとしか思えません。
この点については、今回は、そうとも言えないのですよ。
今回の争点(>298あたりがだいたいのことを書いてる)は、
「相当の対価」がいくらか?ってことなんだけど、
この額は、裁判所が自由に決められて、それは控訴審でも同じ。
裁判所は、
「控訴人(日亜)の主張した額」〜「被控訴人(中村氏)の主張した額」
の範囲内であれば、どう判断してもいい。
当事者(日亜・中村氏)の主張は、あくまで、「参考」。
だから、裁判所は、日亜がアホなことを言ったとしても、参考にはしないだけで、
控訴審の裁判所が、「100億だ!」って思えば、
100億認容(=破棄自判)ってことで、控訴は、却下はされない。
で、同じ主張、同じ証拠を提示されても、どのあたりが妥当と思うかは人それぞれな訳で、
それは、裁判官も同じ。なので、高裁が、100億と判断する余地は十分ある。
328 :
317:04/02/04 02:32 ID:???
(つづき)
で、今回、200億って額は、世間に結構な衝撃を与えてるので、
ちょっと和らげる感じにして、高裁が、減額(200億未満に)してくる可能性もないとは
いえない。
まぁ、、日立の事件の高裁判決のことを考えると、
知財に関しては高裁のほうが大胆なのか!?って気がして、
高裁は、保守的だから、減額するだろう〜っていう従来の見方は、
通用しないんだろうけど・・・
まぁ、日亜がスタンスを変えなくても、額が減る可能性はある、
ってことが言いたいのです。
329 :
317:04/02/04 03:02 ID:???
日亜側は、額を下げる方向で動くんだろうけど、
争点は、「相当の対価」の算出方法だから、何をしても無駄な感じなんだよね・・・
利益の額とか、中村氏の寄与度を下げるような新しい証拠を出せるわけでもないし、
(そんなもんあったら、とっくに出してる。)
合理的な算出方法として、別の方法を主張しても、裁判所は、あくまで「参考」にしかしない訳であって・・・
まぁ、高裁が大幅減額してくれるのを祈るために、祈祷師でも雇うのがせいぜいか。
むしろ、和解の方向で、
・中村氏を日亜の名誉社員にする、とか、
・研究所の名前を、中村研究所にする、とか、
・ノーベル賞を取れるように全面でバックアップをする、とか、
(そういうのって、IBMクラスじゃないと無理な気はするが・・・)
誠意を見せた上で、数十億で手を打ってくれないか〜?
って和解できれば、日亜的には、1番金銭的損害は少ないのかも。
もちろん、日亜のこれまでの仕打ちを考えると、中村氏が納得するかどうかは微妙な上に、日亜自身も、そんな気はさらさらないだろうが。
日亜としては、あくまで一審の論理を堅持しつつ
中村氏の「伝説」は物語に過ぎないこと
結論が非常識であること
を裁判官に理解させるのが大切だと思われ。
まずはマスコミ対策、つまり良識ある技術者や
法律家の意見をきちんと提供することでしょ。
結論は非常識じゃないだろ
>>330=213=209=198=220=186
キティガイがまた来てくれました。存分に煽って楽しみましょう。
209 名前: 198 [age] 投稿日: 04/02/01 19:37 ID:???
受験生じゃないよ。
もう実務についてます。
220 名前: 198 [age] 投稿日: 04/02/01 21:42 ID:???
信頼が地に落ちたらどうなるか。
まず、司法でなく行政やADRで紛争解決しようとする傾向が強まる。
それから、裁判官の任用や教育を見直そうとする傾向が強まる。
立法が全部細かく法律で決めてしまう傾向が生まれるかもしれない。
すぐ思いつくのはそのあたりかな。
221
「まず、司法でなく行政やADRで紛争解決しようとする傾向が強まる。
それから、裁判官の任用や教育を見直そうとする傾向が強まる。」
いいことじゃんプゲラ
みんな控訴棄却と却下の違いわかってる?
未収ばっかりか?
334 :
317:04/02/04 10:42 ID:???
>333
おっしゃる通り、僕の発言(>327)の「却下」は、「棄却」に訂正すべきです。
日亜の主張が妥当でない→第1審判決が正当
ってことは、実体的な判断をしているわけであって、
控訴要件が欠けてるわけではないからね〜
深く考えずに「却下」って使ってしまいました。スマソ
335 :
164:04/02/04 11:01 ID:???
>>330 結論が非常識って,裁判所としての法的判断部分にはないだろう.
それとも,対価請求権の時効の起算点は,事後的な補償規定に関わらず特許権等の譲渡時として
しかも,対価請求権は賃金に近いから,賃金債権の消滅時効2年を類推でもするか?
非常識というのは,企業のリスクを十分に取り込めない35条の問題だろう.
報告書とか読んで,改正についてでも考えてきたら.
336 :
164:04/02/04 11:12 ID:???
日亜の最終手段は,キルビー抗弁だな.文書をでっち上げて,
あれは新規性がない無効な特許だから,対価請求権も生じないんだ.と駄々をこねてもらいたいものだ.
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:::: :::::::::.....:☆彡:::: //[|| 」 ||] <<オリンパス :::::::::::::::
:::::::::::::::::: . . . ..: :::: / ヘ | | ____,ヽ | | :::::::::::.... .... .. .::::::::::::::
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:.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
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... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ ムチャシヤガッテ・・・......
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
35条程度で企業にリスクがあるなんていうようじゃ労働関係法はどうなるんだよ。
>330
>中村氏の「伝説」は物語に過ぎないこと
>結論が非常識であること
そういうこと言ってるから、裁判官に日亜はDQNだ!って思われたんだよね〜
高裁でも、DQNなこと言い続けてると、裁判官の心証はよくないでつよ〜
>>335 日亜は、時効消滅についてはすでに主張してるね。
時効の起算点は権利を行使できるときだから、
(1)勤務規則による補償規定がないとき ・・・特許権譲渡時が起算点
(2)勤務規則による補償規定があるとき ・・・補償時が起算点
この点、日亜の勤務規定による2万円は低額に過ぎ、
「相当の対価」の補償規定とは認められないから、
(1)の権利譲渡時が起算点となり、時効消滅の抗弁が成立する。
>この点、日亜の勤務規定による2万円は低額に過ぎ、
これを自ら主張しているところがミソ
340 :
:04/02/04 13:07 ID:???
>>339 2万円は低額に過ぎ、
ではなく定額では?
>>336 無効の抗弁か。特許法勉強したことある人ちゃんとこのスレにもいたんだね。
しかし無効の抗弁は日亜の特許権自体も消滅させる諸刃の剣。
裁判所で無効の抗弁が認められても特許権自体はなくならんが、すぐ後に
無効審判で無効にされるから、結局日亜としては自殺行為になる罠
まあ日亜はおとなしく解散しときなさいってこった
>340
判決文の、当事者の主張の被告の反論の消滅時効のところには
「定額かつ低廉な出願補償金及び登録補償金を定めるのみで,」とあるよ。
まぁ、この件での消滅時効の援用(時効期間の経過の事実の主張)は、
予備的な仮定抗弁だから(メインの主張は、相当の対価ゼロ)、
被告の主張としては、仮に相当の対価としていくらかの額の請求権があったとしても、
っていう前置きの中で、勤務規定が低額→対価として請求権が生じうるって話をしてるだけでしょ?
(大雑把な話をしたけど、細かくは判決文を見てくれ。)
メインの主張(大体において否認)と仮定抗弁における仮定が矛盾するのは、
一般人からは奇異に見えるけど、法律家からすれば、ミソでもなんでもなく当たり前な話なわけで・・・
ま、日亜はどうしたって許せないんでしょう。
「うちの施設使ってうちの従業員が発明したもんはうちのだ!
しかも米国留学までさせてやってんのに!プンプン!!」
てかんじで。
だろうね〜。
裁判官からすると、
「ろくな施設じゃなく、大した援助もしなかった上に、
発明者をぞんざいに扱って、アメリカの大学に逃げられたくせに、
利益だけは独り占めできるとおもうなよ!」って話なんだろう。
345 :
164:04/02/04 15:26 ID:???
>>342 339氏は,自ら「定額かつ低廉」と言ってしまえる日亜を誉めているのだと思ふが.
でも,オリンパスも上告趣意書でキルビー抗弁持ち出していたし,
勝つ方法さえあれば,何だってするのが企業だなあ.
しかし,もし日亜が倒産するのであれば,自爆テロでキルビー抗弁はやってほしい.
中村氏に金を渡さなくても、他の企業からの不当利得返還請求で倒産の可能性は大だが.
それにしても前日の日立製作所事件高裁判決は誰も気にしていなくてかわいそう.
346 :
:04/02/04 17:23 ID:???
>>344 貧弱なのは大企業と比較してのこと。
中村氏が要求した施設・援助は満足に与えられていたはず。
中村氏の事業化への非協力的姿勢、会議への非参加はどうなのよ
>>中村氏が要求した施設・援助は満足に与えられていたはず。
それはお前の主観であって判決はそうは認定していない。
日亜側の方を持つなら、控訴趣意書でも書くつもりで
地裁判決の論理を摘示してどの認定がどう間違ってるか位言ってミソ。
とりあえず、
判決嫁やヴォケ( ゚д゚)、ペッ
348 :
:04/02/04 17:28 ID:???
具体的に言ってみ。
349 :
164:04/02/04 17:38 ID:???
>>348 ひどく頭の悪い釣りですね.下位ロースクールの未習者コース志望者ですか?
350 :
:04/02/04 17:42 ID:???
>>350 人にガタガタ言う前に347に答えてみろよプッ"( ´,_ゝ`)"
352 :
:04/02/04 18:14 ID:???
そもそも満足に与えられてないということこそ主観じゃないの?
こんな簡単釣られるβακα..._φ(゚Д゚ )は初めて見ました。
_タソは(・∀・)チゴイネ!
164←こいつまた病院から出てきたのかよ。キモイから首吊って死んでね。
355 :
164:04/02/04 19:34 ID:???
|| ⊂⊃
|| ∧ ∧
|| ( ⌒ヽ
∧||∧ ∪ ノ
( ⌒ ヽ彡 V
∪ ノ フワーリ
∪∪
一審判決の事実認定は無意味だよ。
トンチンカン判決なんだから。
黙って控訴すればいい。
357 :
330:04/02/04 22:14 ID:???
>332
煽りくらい人頼みじゃなくて自分でやれよ(プ
357 名前: 330 [age] 投稿日: 04/02/04 22:14 ID:???
>332
煽りくらい人頼みじゃなくて自分でやれよ(プ
晒しage
メディアで色々論評されてるけど現実の訴訟過程を踏まえて論じてるものは
皆無だね。抽象論振りかざして裁判官は世間知らずだと。
アホなのは日亜だろ。どう考えても。
360 :
氏名黙秘 - 1/2:04/02/04 23:44 ID:xn8EITxV
>>317 さん、御教授ありがとうございます。314 です。
> この(..控訴..)点については、今回は、そうとも言えないのですよ
地裁から高裁への控訴では「別の裁判官の判断を仰ぎたい」の理由だけでも認
められそうですね。最高裁には通用しないでしょうが。
技術屋の目から見て、青色 LED のビジネス上の価値は、先日の 1.6 億の日立
の光ディスクの 100 倍以上勝ります。さらに、寄与度の面からすれば、さら
に 10 倍以上に評価されます。
さらには、会社側の対応の不味さ、金額評価が容易さなど、高額の判決を出し
やすい条件が揃っています。中村さんには請求額を 600 億に増額して頑張っ
てもらいたいところです。それが可能なところに来ていますから。
もし、裁判費用が足りないのならば、青色 LED 裁判ファンドでも作れば、簡
単に金は集まるはずです。
361 :
氏名黙秘 - 2/完:04/02/04 23:46 ID:xn8EITxV
青色 LED 裁判の、反対側の功労者である日亜の小川にも頑張って欲しいところです。
青色 LED のよる利益は△15億などと屁理屈をこねるのではなく、本音を裁判
官に訴えてください。
---------------------------------------------------------------------
中村は日亜が食わしてやっていた従業員である。その開発環境も日亜が与えて
やっていたものである。その成果は職務発明規定に基づいて評価している。正
当に従業員としての仕事の評価・査定も行ってきた。どのように評価するかは、
日亜の自由である。裁判所が口を出すことではない。
---------------------------------------------------------------------
このような本音を裁判官にぶつけて、発明の対価 600 億円を確定して下さい。
技術者の社会的地位を高めた迷経営者として、末永く語り継がれる存在になっ
てください。
>> さらに、寄与度の面からすれば、さら
>> に 10 倍以上に評価されます。
すばらしいご意見で、目が覚める気がします。
「貢献度500%、対閃光防御!」ってな感じですね。
363 :
氏名黙秘:04/02/05 00:36 ID:9q0yRYDG
もまえら、もし200億やるから司法諦めろって
言われたら、どうする?
俺は絶対諦めないから断る。
俺にとっては、司法試験は単なる手段に過ぎないから、諦める。
200億円あれば目的達成できるからね。
365 :
363:04/02/05 00:45 ID:???
やっぱ俺もやめる。
やめんなよ!!!!
200億あれば立派なロースクールをつくれるな。
368 :
:04/02/05 04:26 ID:???
>>369 >アホなのは日亜だろ。どう考えても。
お前がアホ。具体低を言ってみなさい。
アホなのは日亜だろ。どう考えても。
>>370 合格証と順位証の画像をさらすくらい自慢なら、もっと丁寧に保管しておけばいいのに。ボロボロ
373 :
:04/02/05 14:50 ID:???
財界は全企業の研究者を出来高報酬制にしてしまえ
経済界から裁判所への報復として
375 :
氏名黙秘:04/02/05 21:07 ID:u6qrBHQS
理系の上位にはこれくらいの報酬は当然。むしろITバブルの
怪しげな餓鬼が株式公開などで数百億円儲けるのよりは健全。
>>374 裁判所は痛くも痒くもなかったりする。
まあ、200億払わせたところで裁判所には何の利益もないんだが。
裁判所は痛いんじゃないかな
自分が良かれと思った政策形成機能が
裏目にでるんだから
弁護士報酬は、最低10億円ですね。
高裁では税金対策の和解が成立するでしょう。
パートナー・磯弁には、ボーナス弾む程度で、ボスの総取りでしょうw
いづれにしても、貧富の差は広がるばかりですね。
379 :
317:04/02/06 00:18 ID:???
>314さん
どうもでつ。314さんが、特許で「相当の対価」を請求するときは、ぜひぜひ僕に依頼してね!
それまでに、頑張って弁護士になりまつ(ノД`)
訴訟費用は、升永弁護士が出してるってウワサもありまつ。2002年度に3.4億も所得税として納税してる弁護士ですからね〜
その分、成功報酬の比率が多いんでしょう。僕が升永弁護士なら、間違いなく自腹で、請求の拡張しまつ!
>小川=技術者の社会的地位を高めた迷経営者
ここまでの時点でも、かなり貢献してるよね・・・(w
伝説に残るためにも、600億いってほしいところだよね〜
>362
おまいも法曹の卵のつもりなら、土俵が違う相手の発言にセコイつっこみなんかしてないで、
意図を汲んでやったらどうだ??
日亜の利益の額の査定をupした上に、寄与度の算定upですると、
200億の10倍の2,000億の認定も可能だ、っていいたいんだろ??
青色LEDの市場はもっと拡大するだろうから、2010年までに日亜が実際に得る利益は、1200億より多いと俺も思う。
>367
600億の請求権がある!っていったことで、中村氏が請求の拡張をして控訴費用が増えるので
収入upでウマーって話も・・・(w
(って、訴訟費用による収入は、裁判所の予算のupにつながらなさそうな気はするけどね・・・)
380 :
317:04/02/06 00:21 ID:???
>367じゃなくて、>376でした(^_^;)
それにしても、研究者が成功したとき巨額の対価を要求する、
とかいう経営者は、自身のビジネスを成功させないでいてほしい。
この判決が、非常識っていう人は、非常識と超常識の違いが見えてないんだろうね〜。
常識を超えた発明のおかげで、
常識を超えた利益が出て、
常識を超えた金額が発明者のふところに入った。(もちろん企業にはそれ以上に入ってる。)
>289の話で考えるとそれがよくわかるよ〜。
>381 禿同。
そんな経営者は、万が一、ビジネスを成功させても、
会社に巨額の対価を要求するんじゃねーぞ!と。
384 :
344:04/02/06 01:25 ID:???
やっぱ、_は、釣りだったんだね〜
>347(≠344)に対して、>352で、主観がどうのこうの言って煽ってるけど、
>346で、ちゃんと自分で、客観的に大企業と比較して貧弱だって言ってるんだもん。
利益が1200億とかいうレベルの話だもんね〜
基準は大企業の設備だってことまで、わかってるんだよ〜
俺ももうすこしでマジ反論するところだったよ・・・
製品の質等で訴えられるリスクとかは貢献に入ってないのかな?
発明以外の利益に貢献したのは全部ひっくるめて50%と言われてるんだから
この会社の営業に配属してたらむかつくだろうなあ
製品の質で訴えられるかどうかは特許外のことだろ。
特許内容が原因だとしたらそれは当時の科学技術ではわからなかったことになるので
製造物責任法でも免責対象になるんだし。
もし別の技術で青色ができたりして
日亜の将来利益がそこまで行かなかったら
裁判所は日亜に補償してくれるのか?
もはや、
「アメリカは、猫を電子レンジにいれて(実話でないようだが)…の国」
という資格がなくなったね。
これからは、法曹人口大増員で
交通事故と葬式を追いかけないと食っていけないよね。
http://www.asahi.com/business/update/0205/111.html 青LED「200億円判決」米でも驚き 成功に高リスク
青色発光ダイオードの発明をめぐる訴訟で、東京地裁が会社側に発明
者の元従業員へ200億円支払うよう命じた判決は、知的財産の先進国
とされる米国でも驚きを持って受け止められた。雇用契約で従業員の権
利を制限しており、「あり得ない巨額」との見方が一般的なためだ。独創
性を重視する社会でも、巨額の成功報酬を得るには、自ら起業するなど
「高いリスク」を負担することが求められている。
(以下略)
論点の整理
1請求の可否>>可能(論述の余地なし)
2請求の額>>>問題
利益(将来の利益の算定)
寄与度
3時効の主張の可否>>不可
他にある?
>これからは、法曹人口大増員で
>交通事故と葬式を追いかけないと食っていけないよね。
なぜか必ずこういうこという香具師が出てくるよね。
この判決はアメリカでも非常識らしいぞ
擁護論者よ、どうする?
控訴審でひっくり返っても自説を曲げるなよ(w
割り込み失礼します。現行試験受験生のみなさまにお知らせします。
衆議院議員である彼らに我々、現行試験受験生の要望・意見を聞いてもらいたいと思います。
要望内容は2007年の現行試験合格者枠をを1000人に増やして欲しいということです。
彼らは議員だから、我々に意趣返しをするおそれもないので、気軽に要望して下さい。
できるだけ人数が多い方が(圧力が強い方が)意見が反映されます。
枝野議員は民主党ですが、民主党の中では発言力を持った人で、弁護士なので、
我々の意見を聞いてくれると思います。
枝野幸男
http://www.edano.gr.jp/access1.html 中村てつじ
[email protected] とりあえず要望書きやすいように、要望の理由を書いておきます。
@ロースクール1期生の人数が少ないため、現行と比較して異常に倍率が低くなり不公平。
新司法試験1回目の人数は、法科大学院既習者の人数が確定する前に定められたものであり、
倍率が低くなったという現状に鑑みて、正当性はなくなった。
A経済的な理由からロースクール進学を諦めた者もいる中で、新司法試験
を受験できるものとできないものとの間に、法曹になれる確率が著しく違ってくる
ことは、問題がある。
かねかえせ
この事件を
株式オプションでの「給与」とそれで得た株式を含めての
退職時の会社の買い取り権に作り替えた問題を予想。
395 :
:04/02/07 01:52 ID:???
週刊新潮にこの件が載ってるね。
ローの演習問題ならありそう。
週刊新潮の記事を立ち読みしてみました。
この記事にすべてが尽きていると思いました。
398 :
氏名黙秘:04/02/09 19:13 ID:ZPnMXs1l
>>397 まったく同意。中村氏の提灯記事ばかりだった朝日系列のメディアとは
まったく違う切り口でしたね。特に、高山正之(帝京大教授)の
コメントがナイス。
399 :
氏名黙秘:04/02/09 19:15 ID:jVjPd97q
ロースクール制度は大金を払えば法曹資格が貰えるのと同じ制度。
現にロースクール経由でしか受けられない新試験の合格率は3倍程度。
合格率3%の現行司法試験の約10分の1。
ロースクールへ行くには金が1000万円程度かかるため、普通の所得の人はなかなか行くことができない。
親の介護をしている人なども、家を離れられないためロースクールへ通うことが出来ない。
努力家で実力があっても金がない人間は弁護士になれず、能無しのボンボンでも金さえ払えば楽に弁護士になれる。
あまり知られていない事実だが、そもそも、ロースクールは大学の復権のために作られた制度で、
全く必要性のない制度。↓を見てもらえばそのことが明らかに分かる。大学教授の権威を復活させるために
大学関係者が無理やり成立させたものだ。ローができれば大学は受験料や入学料・授業料でウハウハだ。
司法制度改革審議会会長・法科大学院創始者の佐藤幸治先生と民主党の枝野・中村議員
との法務委員会での質疑応答 (1時間9分から)
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=13925&media_type=rn これを見て少しでも怒りを感じた方は、このコピペをコピペするか、↓に文句を言ってやりましょう。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/goiken.html
400 :
氏名黙秘:04/02/09 19:21 ID:ZPnMXs1l
あと、週間文春にも載ってた。世間では”青色LEDの発明対価が
2万円だった”というのは一人歩きしているけど、あれは特許出願時の
手間賃みたいなもので、中村氏は他に特別報奨を貰っていたという。
>>388の記事を読んでも、アメリカとて報奨金は数百万円単位が相場。
今回の判決は異常過ぎる。
>>400 二百億という金額が一人歩きしているだけだろ。
今回の事情の特殊性(日亜がほとんど貢献しておらずしょぼい施設を貸しただけ)
って点まで伝わっているとは思えないな。
普通に企業主導の発明だと思っているんだろう。
402 :
氏名黙秘:04/02/09 20:01 ID:ZPnMXs1l
>>401 >日亜がほとんど貢献しておらずしょぼい施設を貸しただけ
日亜は、大企業などではイチ研究者には買い与えられないような
高価な機材を中村氏に与えていたようですが。日亜の貢献がほとんどない
ってのも意味不明。研究費は中村氏個人が集めてきたわけじゃ無いだろう。
403 :
氏名黙秘:04/02/09 20:02 ID:ZPnMXs1l
>>401 >日亜がほとんど貢献しておらずしょぼい施設を貸しただけ
日亜は、大企業などではイチ研究者には買い与えられないような
高価な機材を中村氏に与えていたようですが。日亜の貢献がほとんどない
ってのも意味不明。研究費は中村氏個人が集めてきたわけじゃ無いだろう。
>>402 他の企業の職務発明と比較しての話に決まっているだろうに。
判決文読んだ?
判決文は原告側が撒き散らす伝説を信じてるんだから
あまりまじめに読んでも意味はないと思うがね
>>405 伝説を信じてると信じてるキミよりは頭がいいと思うよ。
やれ伝説だの裁判官の判断がおかしいだの言い出したらただの水掛け論だな。
そんなんが通用したら民事裁判なんか必要ないっての(藁
水掛け論じゃないよ。
民事訴訟の法社会学的分析だ。
マスコミ報道が裁判に影響を与えることは
団藤「法学の基礎」にも出てくる。
法学部なら常識だと思うがね。
410 :
続き:04/02/09 23:37 ID:???
理論と正義だけで裁判が作られているとでもいうのかい
とんだお坊ちゃんだね
そんなことじゃ良い弁護士にはなれないよ(藁
ロースクール制度は大金を払えば法曹資格が貰えるのと同じ制度。
現にロースクール経由でしか受けられない新試験の合格率は3倍程度。
合格率3%の現行司法試験の約10分の1。
ロースクールへ行くには金が1000万円程度かかるため、普通の所得の人はなかなか行くことができない。
親の介護をしている人なども、家を離れられないためロースクールへ通うことが出来ない。
努力家で実力があっても金がない人間は弁護士になれず、能無しのボンボンでも金さえ払えば楽に弁護士になれる。
あまり知られていない事実だが、そもそも、ロースクールは大学の復権のために作られた制度で、
全く必要性のない制度。↓を見てもらえばそのことが明らかに分かる。大学教授の権威を復活させるために
大学関係者が無理やり成立させたものだ。ローができれば大学は受験料や入学料・授業料でウハウハだ。
司法制度改革審議会会長・法科大学院創始者の佐藤幸治先生と民主党の枝野・中村議員
との法務委員会での質疑応答 (1時間9分から)
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=13925&media_type=rn これを見て少しでも怒りを感じた方は、このコピペをコピペするか、↓に文句を言ってやりましょう。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/goiken.html
>>410 はいはい、自分が負けたらいつも世論のせいにして負け犬の遠吠えを繰り返す弁護士さんを目指しているんだね(藁
賠償額の算定が600億でも請求額が200億なら
一部請求だと明示していなければ、それ以上額をアップできない
なぜなら紛争の蒸し返しになるし、被告への不意打ちとなるからである
とか言う論点が後期Aであったような気がするが忘れた。
414 :
164:04/02/10 12:40 ID:???
中村修二側は2000億以上(正確には忘れた)の対価請求権があると述べているはず。
だから、そんな話をする必要もない。論点について聞きたいなら、質問スレにいけばいい。
415 :
164:04/02/10 12:50 ID:???
412は真理をついているな。
さて、多い少ないと抽象論が飛んでいるので、他の企業の職務発明規定でも挙げよう。
三菱化学:最高2億5000万円の発明報奨金。
ケンウッド:[他社実施報奨] 発明報奨は特許料収入の10%、上限なし(1997)。
旭硝子:出願・登録補償に加え、実績報奨。Sランクだと500万(ただし、報奨は最大6回受ける機会がある)(1999)
持田製薬:報奨金の上限は1億円(2001)。
(以上、発明Vol.99No.4より)
今回の判決が「非常識」とか言ってるヴァカが司法板にも多いのは驚いた。
お前ら将来弁護士目指してるんなら、手数料沢山もらえる方がいいだろうが。
600億円の2割で120億だぞ。
裁判所も訴額大きい方が印紙代高くなるから、法曹目指してる香具師なら歓迎すべき判決だ。
416には法曹になってほしくないと思うのは
俺が未熟でヴァカだからだろうか・・?
418 :
氏名黙秘:04/02/10 15:13 ID:T/k6Wf4m
>>413 >被告への不意打ちとなるからである
俺もそれが気になった。中村氏側は控訴審では600億円請求する
(印紙代は一億8000万円??)らしいが、さすがにこれは
行き過ぎであり、被告への不意打ち以外の何物でもない。
後訴じゃなくて控訴審で請求の拡張をすることに何の問題が・・・?
>>414も言うように、一部請求であることは明示している。
1300億円のうちの200億円の請求であると明示しているのだから、
いかなる意味でも不意打ちになるとは思えないのだが。
裁判所による過去の利益の認定額が600億で一部請求明示している。
ということは600億もらえる。そして50パーセントの貢献度は
将来の利益にわたっても認められるべきであるから、よく知らないが
例えば特許権が30年だとしてこれからその特許権が切れるまで50パーセント払え
となるのかしら?
で200億払うって一括?いつから利息がつくのか?
平野博之先生も言うように
まず結果ありきで、その結果に沿うように論理をでっち上げるのが
法学。とすると下手すると企業がつぶれかねない請求額を払えというような
結論はおかしいと裁判所は考えるのではないかと思うの。
423 :
164:04/02/10 20:36 ID:???
>>422 平野先生がそうおっしゃるのは勝手(まあ、正しいのかもしれない)だが、
価値判断とルールは相互作用的に働くものだろう。
既に先例がいくつもある以上、法的にはそれにのっとってやるのが通常。
それはともかく、裁判所は利益はあがると認定しているのだから、
会社が潰れるともそもそも考えていないように思う。
したがって裁判所が、おかしいという結論を導くことにはならない。
>>421 600億円は将来分も含めて。
過去分のみを分割して請求算定することは認められなかった。
まあ、今回の裁判官は異常なんですよ。
そのよしあしは別としてね。
法的ルールに基づいて算出した結果が異常な結果だとしたら、
そのルール自体が間違っていると考えるべきでしょうね
426 :
164:04/02/10 22:25 ID:???
>>425 で、特許庁の改正案は見たと。はいそうですか。
(オリンパス事件が改正の発端なので。誤解なきように)
控訴審では中間判決も争うのかな?
428 :
164:04/02/10 22:27 ID:???
>>425 で、特許庁の改正案は見たと。はいそうですか。
(オリンパス事件が改正の発端なので。誤解なきように)
法的先例が不充分な部分を、しっかりと考慮できていない感があるというのが
印象なので、そこまで「異常」よばわりするのもどうかなあ。
高裁でよい意見書が上がってくることを期待すべきかな。
429 :
氏名黙秘:04/02/11 00:34 ID:7PveLDH0
特許法の改正案はクソ。労使交渉の重視と、企業貢献度の明確化を
掲げているけど、それでも労働者側が納得しなければ提訴可能と
している。これでは現状とさして変わらないじゃん。
企業側は、判決が確定するまで支配額が分からないというリスクを
負う事になる。企業側から見れば、なんの改正にもなっていない。
430 :
氏名黙秘:04/02/11 00:45 ID:7PveLDH0
431 :
氏名黙秘:04/02/11 00:48 ID:7PveLDH0
>>425 まったく同意。日本の司法に科学技術の対価を決めさせるなんて
無理だと思い知った。馬鹿に権力を与えると大変だ。
裁判官の良心と学者の良心は違うっていうけどさ
この場合その辺どうなってるのか
控訴審でひっくり返るとして得をするのは
話題づくりをして売名をした今回の裁判官と
印紙代を儲けた裁判所だけで
両当事者には何もいいことはない
裁判というのは当事者を不幸にするねえ
>>431 科学技術の対価じゃなくて科学技術から得られる利益という金勘定の問題だろ
1200億円儲かると計算できるものに600億円支払うのはまったくおかしくないが
裁判は紛争を解決しなけりゃいけないのに
裁判所自体が新たなリスク要因になった
というのが今回の判決
それをおかしくないというバカが多数いるのが法律家の世界
まったくおかしい
これでしばらくは日本企業が巨大な市場を独占できるし
研究者が海外に流出しないなら安いもんだろ。
もし中村クラスの研究者が海外流出し続けたら
その損害は計り知れないな。
>>437 日経の記事では相当の対価を企業が負担することで
技術者が海外に流出する事態となる、との論旨で批判してるのが
あったが、中村が今どこにいるかわかった上で書いてるんだろうか。
読んで唖然とする内容だった。
ヘッドハンティング専門の人材派遣会社が日本にも乗り込んできてる
現状を知ってて、企業負担を明確にする潮流がおかしいと言ってんのかねー。
巨額の報酬が企業を圧迫しかねないという議論があるけど、発明がなければそもそもそこから発生する利益を得ることができなかったと思うんだけど。
企業側としては少しでも安く済ませたいのは当たり前だろうし
日本って横並び好きだから一個人が巨額の対価を貰うのが
気に食わんのだろうがそんなんじゃ国際競争に勝ち抜けないよ。
最も成功した社会主義国の時代はもう終わりだな。
日本の特許法は企業にとってリスク要因
カントリーリスクが高ければ企業は来ない
これ常識
金額もまあ非常識だけれども、それ以上に、
その額を事前に確定・予見できないことが
リスクなのです。
法律バカのみなさんには難しすぎますか?
>>442 どんなに多くても、発明によって得られる儲けを上回ることはないだろ。
つーか、まずはこれまでの、日本の美しき慣習に名を借りた研究者冷遇を反省しようね。
また法律バカの登場ですね
日本の研究者はこれまで、どんなに無能で企業利益に
貢献しなくても一定の給料を保証されてきたんですよ
どこが冷遇なんですか?
>>444 >一定の給料を保証されてきたんですよ
んなもん、研究者じゃなくてもリーマンには腐るほどおるわな。
そういう連中だけ抱え込んで、どの分野でも優秀な層はよそ様で
高級貰えば、っていうんならそれでもいいんじゃないの?
さて、司法版で法律を語るなと言うがいったい何を望んでここへ?
中村川が証明責任果たした
↓
裁判官が請求認容
これのどこが非常識なんだ?
>>444 好き嫌いで語る場じゃねーぞ
>>445 世間知らずの司法試験受験生たちに世の中の仕組みをお教え下さりにきてるんでしょ。
とっととカエレー
非常識なら非常識で良い。
それを法的に構成しようという思考が君たちにはないのか?
>429 >442
特許法35条が企業にとってリスクであることはわかるけど、
特許を安く買い叩こうとしてる企業側の姿勢に問題があるわけでしょ?
企業と研究者の間の契約に任せられる状況だったら、
改正法にも「相当の対価」条項を入れようって話にはならないよ。
それに、ヘッジできないリスクではないはずなんだけど。
今回のような特殊な件は別にして、
たいていの案件は、職務発明規定が>415のようなレベルであれば、
裁判所も請求を認めないよ。
その上、リスクではあっても、得た利益の額を超えることは、絶対にないわけで・・・
請求権発生後(特許取得後)の請求権放棄は,公序良俗に反しない限り可能だよね。
だから特許取得時に交渉して,譲渡価格に納得できれば譲渡,
出来なければ勝手に他社に売れ,てな感じでいいんじゃないか?
>388のasahiの記事は、何か作為的なものを感じる。
アメリカでも、200億円も認められることは、まずないって言いたいのはわかるとしても、
IBMの雇用契約による職務発明の対価は、
少なくとも、青色LEDの量産化ってレベルの研究と比較すべき事例ではないよ。
このレベルの研究になると、>112が言うような感じで、
企業側が資金出資、研究者は技術を出資ってことで、
株式50%−50%(別に40-60とか30-70でもいいけど)のベンチャーを立ち上げて、
めでたく成功したら、特許の使用許諾をして得る利益を半々、
(独占したければ、その企業にだけライセンス供与すればいいし、
大きく利益を取りにいくなら、広く供与すればいい)
失敗したら、ベンチャーを解散して、クズ特許を企業のものにして、バイバイ、
って話になるんだろうから、訴訟になるとか、会社に請求するって話にならないだけ
なんだと思う。
これなら、企業のリスクは出資の限度だし、あとから「相当の対価」なんてものを請求されることはない。
結局、巨額の利益を生む特許について、後に企業が「相当の対価」を請求されるリスクってのは、
特許を自分のものに独占して得るリターンとトレード・オフしているってことだ。
金額が事前に確定・予測できないというリスクをどう考えますか?
とつぜん200億では、合理的な経営はできません。
株主の損失は甚大ですよ。
>>452 ある意味不当利得だったって判断されたってことだろ。
不当利得返還請求されて損失甚大ですってのが通用すると思うか?
>452
だから〜突然1200億儲かったわけだろ??(正確には1200億儲けられる特許が手に入った)
1200億の権利をもらっといて、タダだと思ってたから、200億なんて払えないよ〜
って言うのは、単にゴネてるだけにしか見えないのだが?
株主の損失もなにも、会社は、+1200億-200億で+1000億だろ?
キャノンの御手洗社長
「対価を支払わなければならないという考え方自体がおかしい」
そもそも特許権なんて言って、国が特別に保護された私権を付与すること自体おかしい。
著作権もしかり。
457 :
氏名黙秘:04/02/12 04:00 ID:fRYUKlEW
>>435 >1200億円儲かると計算できるものに600億円支払うのは
>まったくおかしくないが
まったくおかしいんだよ。
だいたい、1200億円儲かるという確証は全く無い。判事は、青色LEDは
世界待望の技術だから、営業の努力が無くとも必ず儲かるという論旨で
判決文を書いているが、ここ数年のうちに、日亜化学の他にも新技術で
青色LEDを開発している企業がたくさん出てきました。
松下、三洋、星和、ローム、豊田合成、米クリ−社、などなど・・・。
どれも中村氏の特許を使用していません。
裁判所は、中村氏の特許を使わないと青色LEDを開発できないと
思い込み、日亜化学が独占できる市場は約1兆2千億だと試算、仮に
競合2社に特許を使用させたとしても、日亜の利益は特許期限の2010年
までに少なくとも1208億円に達するとして、50%を中村氏の取り分とした。
ちなみに、1208億円というのは、中村氏の特許から派生する利益。
日亜製品の売上高とは違う。しかし、この特許を使用しない青色LED
製造業者は、上に挙げたように複数ある。裁判所の試算前提は既に崩壊。
こんないい加減な試算を元にして、200億円支払えなどという判決を
下した(しかも対価は600億円もあるとした)判事は窮極の馬鹿。
1200億円儲かるという確証は全く無い
中村氏の特許を使わなくても青色LEDを開発できる
裁判所の試算前提は既に崩壊
それを証明するのは日亜だろ
中村の証明を突き崩せなかった以上負け犬の遠吠え
459 :
氏名黙秘:04/02/12 04:15 ID:fRYUKlEW
>>449 >特許を安く買い叩こうとしてる企業側の姿勢に問題が
>あるわけでしょ?
ありません。馬鹿でも分かるように解説すると、中村氏を含む
企業研究者は、会社の利益につながる特許を取る為に、会社から
給料貰って、会社から研究環境を与えられて、会社から億単位の
研究費を支給してもらって研究するんだよ。だから、研究成果を
あげて特許を出すのは研究者の義務なんだよ。その為に雇われてる。
それで成果が上がらなかったら、会社は多額の投資額を無駄にした
事になる。しかし、その損益を研究者が補償する事はまず無い。
研究者は開発失敗のリスクを負っていない。中村氏も同じだ。
損をするのは会社と株主。リスクは会社側が負う事になる。
で、研究成果があがったら、リスクを負った会社がそれなりの
リターンをもらう。研究者は、それでようやく仕事をした事になる。
これが正常な労使関係なんだよ。これはアメリカでも同じ事だ。
だから、
>>455の御手洗社長のコメントは至極真っ当なものだよ。
460 :
氏名黙秘:04/02/12 04:25 ID:fRYUKlEW
ところが、日本には、特許は開発者のものであり会社は
対価を支払ってそれを引き取るという法律がある。
これは大正時代にできた法律であり、中村氏が言うところ、
3年前まではほとんど忘れ去られていたもの。
それが、近年、急に脚光を浴びるようになった。
アメリカには、そんな法律は無い。だから、職務発明での特許は
全て会社のもの、という契約書に研究者がサインして入社
するのが原則。対価を支払う法的義務は無い。
正常な労使関係を考慮すれば、アメリカの方が正しい。
アメリカの研究者は日本のそれよりも優遇されているというけど、
それは会社によってピンキリ。別に強い権利を与えられている
わけではない。
461 :
氏名黙秘:04/02/12 04:38 ID:fRYUKlEW
つまるところ、中村氏は、会社から安定収入を貰い、
会社の施設で、会社から3億円の研究費と補助要員を
つけてもらって、青色LEDの開発に成功した。
それによって中村氏は職務を果たした。会社は儲かった。
しかし、後に、中村氏は特許法をたてにして、巨額の対価を
求めてきた。会社の金を使って開発し、失敗のリスクも負わ
なかったのに、その成果だけは自分のもんだと言う。
アメリカでは、こんな言い分は通らない。
自分で研究費を集めて、会社に頼らずに開発するべきだったんじゃ
ないの?ってことになる。
462 :
氏名黙秘:04/02/12 04:46 ID:fRYUKlEW
>>449 >改正法にも「相当の対価」条項を入れようって話にはならないよ。
本来なら、そんな条項を削除してこそ”改正案”になるんだよ。
ところが、日本には”間違った権利意識”が蔓延しているから
そんな条項があり、中村裁判のような基地外判決が出たりする。
だから、企業側が特許法の”改正”を求めるのは当然のこと。
分かったかな、お馬鹿さん。そんなんで司法試験に受かろうなんて
10年早いよ。
ま、理にかなっているのはアメリカ。おかしいのは日本。
これは中村氏の言う通りだねー。
真夜中にどこかの雑誌からコピペしてきたような文章垂れ流して満足かね?
自力で文章書けるようになってから出直しておいで。
463さんよ
やっと物の分かる人が出てきて下さったんだから
お前みたいなバカが茶々を入れるなよ
質が下がるんだよ
自分のことを「物の分かる人」か。
おめでてーな。
雑誌によると、この訴訟は、社長への私怨が原因らしいね。
キャノンは、「キャノン」ではなく、「キヤノン」が正式名称らしいね。
「ャ」ではなく「ヤ」なんだってさ。知らんかった。
その「キヤノン」は、「観音」(カンノン)から来たんだとか。へぇ〜
>>467 2代目とは元々気が合わなかったらしい。
それでも裁判なんて全く考えてなかったのに、アメリカに移った中村氏を日亜が機密漏洩で訴えてきてブチ切れて、反撃として今回の訴訟を思い立ったらしいね。
アメリカのように全て契約にしろ云々という意見もあるが、
英独仏などは、何らかの形で強行規定を置いているわけで(従業員保護)、
何らかの修正を行うとしても「相当の対価」条項を残すこと自体は、
比較法的に見て異常というわけではない。
>>462 あんたは何の試験に受かろうとしてるんだ?
司法試験なら民訴は必須科目だぞ。
勉強汁!
ID:fRYUKlEW
こいつ真性DQNだな。発言が学級会レベル。
>>471 ニケーイの記事そのまま書いてると思われるが、
なお違う点として、彼は
「司法は事実認定および法の適用をするな!」と求めてる模様w
473 :
164:04/02/12 11:21 ID:???
私が言うのもなんだが、もちろん全部冗談でやっているんだろう。
楽しい世界だ。まったくもって大雑把。
どこの世界も大雑把さ。
475 :
449:04/02/12 16:25 ID:???
>164
以下も、大雑把な議論をするので、気が向いたら、補足してくれ。
まぁ、大雑把な議論も議論の練習にはなるし、
大局をつかめているとしたら、悪くもないはずだし。
>462
間違った権利意識?はぁ?
特許権自体が「政策」で認められてるにすぎない権利なんだから、
選択肢として
1・全く認めない 2・発明者が取得 3・企業が取得
のどれでもよい訳で、2を選んだところで、法的に間違いとは言えないのだが?
(政策上、3が良いと主張するなら、まだ話はわかるが?)
@リスクを取って資本投下したものが、リターンとして利益を得るべきだ、って考え方と
Aアイディアを出したものが利益を得るべきだ、って考え方があるわけで、
@がAに完全に優越し、資本投下したものが、利益を独占するべきだ、
とまでは言えないだろ?
その調整を35条は、
発明者は、特許権を取得、企業は、通常実施権を取得、
企業が特許権を取得したいなら、「相当の対価」を払え、
ってことで、バランスを取ったわけだろ?
おまえみたいに偏った思考で、@ばっか主張されても、
改正しようか?って気には、さらさらならないのだが。
476 :
449:04/02/12 16:26 ID:???
まぁ、特殊な事例の認容額にビビって、判決を基地外呼ばわりした上に、
自分のろくでもない法政策の主張に酔って、
司法試験が法解釈の能力を試す試験だとも知らずに、
「そんなんで司法試験に受かろうなんて10年早いよ。」
なんて大口のたたけるDQNと、
世間からは、同じ「司法浪人」って扱いをされると思うだけで
こっちは鬱だな〜
言ってることには全面的に賛同するが必死だな
478 :
164:04/02/12 16:50 ID:???
大雑把な人たちには、大雑把な話でよいということかな。
(476氏その他を除く。)
とにかく、裁判所を異常呼ばわりする方々は、こんな判決文を望んでいたのかな。
「心証としては600億円。でもこれだと会社潰れちゃうし、
日本の企業がリスクを避けるために海外に出ていってしまう恐れがあるから、
信義則の見地から擁護することも権利濫用とすることもできないけど、
とにかく減額して20億円の請求を認容する。」
こんな裁判官はいやだな〜。
>>478 そこを何とか、もっともらしく理由をつけるのが裁判官の腕。
>479
裁判批判をするときに、もっともらしく言うのが法律家(の卵)の腕。
「これじゃ困っちゃう、キャンキャン」では、犬扱い。
犬のウンコ以下もいそうだな・・・
私は真の問題点は、
「将来の利益」なんか算定できるわけがないということだと考えている。
大きくても小さくても「正確な額」など出るわけがないから、必ずもめる。
「将来の損害」ならある程度可能だけど。
面白いテーマだと思って、
知的財産権の「将来の利益」を確定できないか、
経済学まで、色々調べてみたことがあるけど、
結論は、「ムリポ」
ま、現在の民疎のシステムでは解決できない問題なのは確か。
手当て的な特許法の改正で何とかなるものではないと思っている。
まぁ俺たち受験生は、
よく使う「新たな立法が望まれるところである。」
とでも、言っておけば知識人のふりができるのだが。w
それにしても激しく発言レベルに差があるスレだな。
話がかみ合ってない。
>>482 それは結局証明の難易に帰着するんじゃないの。
今回はたまたま証明がうまくいっただけで。
>>483 それが、はたして、
「証明」といえるものかどうか。
だって明日には価値が0、最悪−になる危険性もあるんだよ。
現在、日本には、そういう特許権の特性(不確定性等)を、
考慮に入れた紛争解決、予防システムがない。
ドイツにはあるんだが、あれも成功しているとはいい難いしなぁ。
アメリコもアメリカだから有効な仕組みであって、日本では難しいしなぁ。
難しい問題だよなぁ。
>>484 そんなの何でもそうでしょ
将来にわたって価値が一定のものなんかない
486 :
164:04/02/12 18:07 ID:???
で、484としては、今回の判決は、
そういったリスクを「利益額」にとり込めていない、
ということでOK?
>>485 そのとおりでつ。
しかし、特許権等の知的財産権は、
その価値の流動性が他の債権、動産、不動産に比べ、異常に高いのでつ。
やはり今までの訴訟対象物とは明らかに異なるものだと思うし、
違う扱いにするべきだと思うのです。
>>486 はい。大体は。
リスクだけではなくリターンもですが。
はっきりと確定できない価値を、
無理矢理決定するのはよくないと思うのです。
「わかりません」と判決できないのが裁判所の辛いところですが。
そもそも企業活動から捨象した、
「特許権」の価値
なんてものを算定するのは不可能ではないかとも思えます。
自分でも何言っているのか、よくわからなくなってきました。w
この問題を考えるといつもこうなる。。。
減額しようが増額しようが、
はっきりと日亜の利益が出て、
キッパリと中村氏の寄与度が算出されればいいのですが。
>>487 だからそれは証明責任という法技術で十分カバーできるんじゃないかと
489 :
164:04/02/12 18:34 ID:???
違う扱いということで、双方の合意重視(もしくは、公正手続き?)というのが改正案のねらいかな。
しかし、日本型の安定雇用+大発明への適切な報奨を達成するのは難しい。
アメリカ型に舵をきってしまえばそれはひとつのやり方だけど、
研究者は3年契約、低報酬。成果が出ないと首、という人が多数の悪寒。
(だいたい、交渉力に差がありすぎるし、だから改正案をそこまで踏み込んでない。)
なお、リスクの点は二重で
設備投資リスク(会社の「貢献度」に参入すべきと考えている)と
事後的なリスク(前述のとおり「利益額」へおりこむべき)とがあって、
何らかの方法で精度を高めるべきだが、あまりとりこむと、
今までの判例の「寄与度」認定と食い違いが大きくなりそう。
>>488 俺はカバーできていないと思うのです。
今の民素が紛争解決技術の到達点だと認めてないしね。
十分にカバーできているなら、ここまで世論の反響はないのでは?
できていないから、企業、研究者双方に不満が残るのでしょう。
「できている」と言ってきたのが今までではあるのですが。
言い方を変えると、
「できていることにみんなが合意している」というか。。。
>>489 訴訟を起こす時期によって、
裁判所の結論が大きく異なる可能性があるのも問題視されると思います。
これも土地や債権もある意味同じだけど。ある意味違う。
改正案は、悪くはない。
ただ良くもないと思ってます。
結局のところ、今回に代表される、対価請求問題は、
その国の、社会構造、構想とも絡んでくる問題で、複雑怪奇です。
俺は今の段階で絶対00だ!と言い切る方は信用できません。
だってそう簡単に結論が出せる問題ではないから。
知財が「法律学者にとっての最後のフロンティア」である。
というどこかで聞いたような言葉が頭の中で延々と繰り返されます。
>>490から
>>489へは、
読み返すと、
自分が言いたいことを言っているだけで、
レスになってないですね。w
俺の実力ではこの程度のレスしかできません。許して。
俺は、その辺の、精度をある程度上げるのは一応可能ですが、
それでも絶対的確定にはなりませんという結論になりました。
ところで、あなたは何処かの院生or研究者さんですか?
まぁ2ちゃんで相手の身分を詮索するのも野暮ですね。
証明責任で額をやると、
リスクの証明責任は企業側に、リターンの証明責任は技術者側に行くのかな。
で、両方証明できないから両者立ちすくみ…これは無理だと思う。
そもそも大阪空港で将来の算定は投げたからねぇ。
せいぜいできそうなのは定期金賠償にして、後から変更か。
それがダメなら、過去の分を逐次やるしかないんだろう。
>>490 反響は額が大きいからだろ
1200万円の利益で600万円の寄与を認める判決ならニュースにはならない
>>492 そういった様々な紛争スタイルに適応した、
解決システムが必要だと思います。
>>493 確かに表面的にはそうですが、
本質的には違うのではないかと思っています。
例えば2000億の絵画の賠償がここまで紛糾するでしょうか?
俺はしないと思います。
>>496 そういう意味ではないです。
大きな額によるインパクトは同じでも、
絵画の例と今回は、
違う部分があると言いたいのです。
>>497 うーむ,要するに2000億の絵画の価値は確定的だが,
特許権の価値は不確定だ,と言いたいのかな。
しかし,不確定だとしても,例えば「100億から1000億くらい」程度だという常識があれば,
国民も,まあそんなものか,ということになったのでは?
今回の場合,国民には,日亜がこの特許でいくら儲けたか,
まったく実感がわかない状況だから,絶対値としての600億が一人歩きしたのでは?
499 :
氏名黙秘:04/02/12 21:54 ID:6tjpS4n0
>>476 >自分のろくでもない法政策の主張に酔って、
お前みたいな馬鹿にも分かるように、
そうとう端折って書いてくれたんじゃないの?
>司法試験が法解釈の能力を試す試験だとも知らずに
で、お前は落ちたんだろ?法解釈能力ナシ、と判定されたって事だ。
偉そうな事は受かってから言えよ。受かるまでは社会の不良債権に
等しい司法浪人くん。
しかも、どうせ親の財産食いつぶして生きてんだろ(嘲
500 :
氏名黙秘:04/02/12 21:56 ID:3yBwy0Rg
俺は原告代理人の戦術は上手だったと思う。
ただ、それをナイーブに信用した裁判官は
やっぱり非常識だと思う、それだけ。
司法浪人以外の香具師が混ざって司法浪人を煽るスレはここですか?
結局
>>389の利益の問題が一番難しいな。
寄与度は争う価値があるかどうか。。
503 :
氏名黙秘:04/02/13 02:15 ID:g06XkUyA
>>459-462 この投稿は、企業側が言いたい事を多くの部分で代弁しているはず。
企業側に立てば、確かにその通り、という内容だよね。
企業側にとっても、優秀な研究者の確保は死活問題。だから、この
裁判以前から、会社の利益に寄与した人への報奨制度を設け始めた。
その額は、企業の受益の範囲内で決められる。これは当然の事だと
思っていた。しかし、そこに司法介入があり、時として”受益の範囲を
超える”額の発明対価支払いを命じる判決が相次ぎ、大問題になった。
企業側から見れば、ビジネスのイロハを知らない判事が対価を算定する
ことに不信感がある。裁判所が算定した基準で対価を払えば、特許
収入料を上回ってしまうケースもある。これでは経営が傾きかねない。
だから、特許法を改正して、司法介入を極力避けられるようにして欲しい、
対価の算定は自分らに任せて欲しい、こっちだって研究者の待遇改善を
真剣に考えているんだから、というのが企業側の本音だと思われ。
日亜みたいな企業は少数派。その日亜にしたって、年2000万円の給料を
中村氏に支払っていた時期があった。(ソースはサンデー毎日)
40代で2000万円というのは、田舎企業では破格の待遇。
中村氏らは、企業側が特許法改正を訴えているのは、研究者の権利を
抑え込みたいからだ、と批判しているが、そんな悪意は感じられないな。
504 :
449:04/02/13 02:29 ID:???
>478の164氏へ
僕は、>317 >451etc(おおむね判決支持派の立場で)
と大雑把な話ばかりしてたので、除かなくてよいですよ〜。
途中、熱くなって、477氏に、必死だな、とも言われてしまいましたが(^_^;))
482-498でよい議論をしてるので、加わりたいです!
「将来の利益」については、現時点で額を算定するよりは、
比率で算定して、「売り上げの○%を支払え」って認容のしかたのほうが、
いくぶん精度が上がっているとは思います。
もっとも、482氏の要求に耐えうるものではないでしょうが。
それ以上にやっかいなのは、「寄与度」ってやつだと思います。
本件で、50%と認定されたのが、妥当なのかを評価するのは、
正直難しいところだとは思います。
一般論でいっても、各事案によって異なるので、
基準を設けることすら不可能だと思います。
そういう意味で、「裁判官は伝説を信じた」とか、「非常識だ」
と批判したくなる心情もわからなくはないんですが、
仮に、日亜の「現在は、別方法で製造してる」とかその他の主張が真実だったとしても、
証拠を提出しない側が不利に認定されるのは、当然のことで、
本件に関して、50%との認定は、僕は、妥当だと思ってます。
その上、控訴審で、その証拠出てきて、認定が変わったとしても、
証拠の違う、原審の判断が非常識ってことにはならないんですけどね〜
そういう意見をこのスレで見ると、民事訴訟のしくみも知らねぇのか!って、叩きたくなってしまうんですよね〜(笑)
まぁ、新しい証拠が出てくることはないだろうと僕は思ってるのですが。>329
505 :
449:04/02/13 02:31 ID:???
ちょっと、脱線してしまいましたが、
あいまいなもの(利益)にあいまいなもの(寄与度)をかける以上、ブレは大きいわけで、
本来なら、482氏のように、適正額を追究してブレを小さくするのが筋なんでしょうが、
ブレがなくならない以上、ブレを許容しうるシステムとして、
改正案の報告書のいう合理性の基準を採るほうがすわりがいいと、僕は、思います。
>488氏の言う証明責任でカバーするとの主張も、
両当事者の契約による「対価」の額について、一応合理的で妥当との推定をして、
「相当の対価」を請求する側に、事前の合意の額が妥当でないこと(及び、「相当の対価」自体)の立証責任を負わせる、というなら、十分説得力があると思います。
ただ、契約の非対称性が声高に主張されている今日に、
完全に私的自治に任せよ(「相当の対価」請求条項廃止)、との主張には、
首を傾げざるを得ない訳で。
「相当の対価」請求条項アリでも、企業にしてみれば、
事前に妥当な契約を結んでいれば、あとで請求されることもないのに。
(その上に、事前の契約の「対価」<適正額、であろうから、現行よりは有利なハズなんだけど。)
まぁ、ゴリ押しすることで、「相当の対価」=0をねらってる、ってところなんでしょうけど。
506 :
503:04/02/13 02:47 ID:g06XkUyA
>>504 >まぁ、新しい証拠が出てくることはないだろうと僕は思ってるのですが。
日亜の新技術は企業秘密だから裁判に出せなかった、という話も
ありますが、来年4月に設立される知財高裁では、その問題にそなえて、
証拠の非公開も可能になるそうですね。この裁判では間に合いませんが。
日亜も、まさかこんな負け方をするとは思ってなかったのでは。
>>505 >事前に妥当な契約を結んでいれば、あとで請求されることもないのに。
その妥当性は企業が決めるのではなく、裁判所が決めるという判例が
あるから問題なのでは。相当の、合理性、妥当なという曖昧な表現の
法律が残る限り、訴訟を起こされるリスクがつきまとうわけで。
ここが企業側の一番の不満なんですよね。
507 :
449:04/02/13 03:14 ID:???
>503
>”受益の範囲を超える”額の
この点については、あくまで企業側の認識にすぎないのであって、
裁判所の認識からすると、受益を超える認定はしてないのだよ。
(企業側がコストを多く見積もりすぎ!ってこと)
一番特殊な本件ですら、認定額は、特許による独占の利益の50%なのだから。
(認定額≠認容額に注意。)
>特許法を改正して、司法介入を極力避けられるようにして欲しい、
対価の算定は自分らに任せて欲しい、こっちだって研究者の待遇改善を
真剣に考えているんだから、というのが企業側の本音だと思われ。
全企業がそう思ってるなら問題ないんだろうけど、
企業にも温度差があって、
そう考えてる>415に挙げられてるような企業なら、
仮に、発明者の提訴があっても、対価として相当→請求棄却ってなるだろうから、
司法が対価の算定に介入する余地ってないんだろうけど、
>455が引用してるキヤノンの御手洗さんみたいに、
「対価を支払わなければならないという考え方自体がおかしい」
とか主張されると、立法も司法も、不当な契約・職務規定に備えて、
「相当の対価」請求条項を強行規定で入れておかないとまずい、と判断して、
介入しやすい状況をつくっておきたいと考えるわけで・・・
>中村氏の批判
企業側には、「相当の対価」請求条項を廃止せよ、って動きがあって、
それに対しては、「研究者の権利を抑え込みたいからだ」と批判をうけてしかるべきだと思う。
>だから、この裁判以前から、会社の利益に寄与した人への報奨制度を設け始めた。
503氏は、企業性善説の立場に立っておられるようだけど、
この裁判以前に、企業が報奨制度を設け始めたのは、
その前(特にここ10年)に、発明者からの請求を認める判決が相次いだからなわけで、
企業が自主的にという側面より、司法が促したという側面が否めないのも事実なのですよ〜
508 :
449:04/02/13 03:41 ID:???
>503
>日亜の新技術は企業秘密だから裁判に出せなかった、という話もありますが、
ノウハウのブラックボックス化のリスクってそこなのだよね〜
ホントだとしたら、泣くに泣けない話だよね〜
ただ、404号特許が、2010年に失効する以上、その発展による製造方法を
ブラックボックス化してもあまりメリットはないような気がする。
そうではなくて、全く新規の方法だとしても、この分野は、競合相手も多いから、
特許をとっておくほうが、安全な気がするので、特許取れるレベルなら取ってるだろ?ってことで。
このあたりは、想像なので、強くは言えないけど。
>>事前に妥当な契約を結んでいれば、あとで請求されることもないのに。
>その妥当性は企業が決めるのではなく、裁判所が決めるという判例が
あるから問題なのでは。
一応、この点は、現行制度に関してのコメントではなくて、
改正案の報告書に関してのコメントなのではあるんだけど、
いずれにしろ、もちろん、企業の側からすると、「裁判所に任せるのは問題だ!」って思うだろうけど、
立法・司法からすると、「企業に任せるのは大問題だ!」って認識なのだよ。
で、僕は、現状では、後者の意見が妥当だな〜と思う次第で。
研究者と企業(株主)の私的自治に
司法権力は介入するな!
研究者はいやなら他社に行けばよい
とうとう憲法すら勉強したことない香具師が出てきた。
釣師?
511 :
482:04/02/13 15:12 ID:???
さぁ面白くなってまいりました。
>>449さんの
>>504-508へ。
現実的な意見としてはその辺で落ち着くのではないかと思います。
結局企業は利潤の最大化を目的とし、あくまで合理的に行動するもの←(本当はこの前提が微妙だけど)
ですから、対価請求権なんてなければないほうがいい訳で。
「企業が、研究者に対して、適正な雇用契約、報償を行うことを、監視し脅す槌」としての
対価請求権にはやはり価値があるのではないかと思えます。
↑
あなたと同じ事を言い変えてるだけですが。
しかし、結論として、今回の認容額が本当に200億妥当?600億妥当?となると、疑問なのです。
まだこの辺の価値算定「技術」は改善の余地があると思うのです。
現に、これに関連して調べたのですが銀行実務は相当発展しておりますし。
結論としては、法改正や制度変更の大きな話と、
俺がしている細かい話は車の両輪で、
どちらか一方では駄目だと俺は思っています。
512 :
482:04/02/13 15:18 ID:???
>>503 >>企業側から見れば、ビジネスのイロハを知らない判事が対価を算定する
>>ことに不信感がある。裁判所が算定した基準で対価を払えば、特許
>>収入料を上回ってしまうケースもある。これでは経営が傾きかねない。
この辺の言い分には一理ありますね。
事実認定、法解釈はともかく、実際の額の算定には、
公認会計士等の専門家を入れるなりして、
公平性(感)を高める努力も有効かもしれません。
>>512 それは日亜が公認会計士の鑑定を出せばいいだけの話
>>507 >裁判所の認識からすると、受益を超える認定はしてないのだよ。
裁判所に、受益額の認定をする能力があろうはずが無い。
>「対価を支払わなければならないという考え方自体がおかしい」
御手洗社長の認識は正しい。知恵を出して特許を取得するのが
エンジニアの職務。特許を出すのは仕事上、当たり前の事で、
当たり前の事をしただけなのに、なぜ追加報酬を要求する権利を
エンジニアが有するのだ?
>とか主張されると、立法も司法も、不当な契約・職務規定に備えて
現状の研究者の対価請求の方が不当。成果が出なかった場合、
担当のエンジニアが損失を補填する、という契約なら問題無いがね。
>>514 労働法の勉強してみりゃわかるよ。
対等な契約が結べないから法が保護するんだろ。
>>515 >青色発光ダイオードの発明をめぐる訴訟で、東京地裁が会社側に
>発明者の元従業員へ200億円支払うよう命じた判決は、知的財産の
>先進国とされる米国でも驚きを持って受け止められた。
>雇用契約で従業員の権利を制限しており、
>「あり得ない巨額」との見方が一般的なためだ。
>独創性を重視する社会でも、巨額の成功報酬を得るには、自ら起業する
>など「高いリスク」を負担することが求められている。
http://www.asahi.com/business/update/0205/111.html >対等な契約が結べないから法が保護するんだろ。
給料を支給し、研究費も負担する企業と、実績が未知数の研究者が
対等な契約が結べるはずがない。企業側にリスクあり過ぎ。
そもそも、労働法と特許法35条問題を直接結びつけるのは強引だな〜。
○○法を勉強してみな、○法を知らないだろ?とかいう1〜2行レスをする
奴らは、実は何も理解していない。せいぜい条文の丸暗記くらい。
少しでも勉強した事がある奴なら、自分の(浅はかな)知識を披露したくて
熱っぽくウンチク語りするもの。例えば
>>507氏みたいな(以下略
>>508 >この分野は、競合相手も多いから、特許をとっておくほうが、
>安全な気がするので
一審判決では、日亜の競合会社は少なく、利益を独占しているという
論旨だった。競合会社が多いというなら、早くも覆る要素が見つかった
ことになるなー。デジカメや半導体技術など、LED市場以上に競合が
多い分野でも、特許取得よりもBB化を選ぶ企業は多いんだよ。
>>511 >「企業が、研究者に対して、適正な雇用契約、報償を行うことを、
>監視し脅す槌」としての対価請求権にはやはり価値があるので
>はないかと思えます。
”脅す槌”というのは余計。国家権力濫用につながりかねない考え方だ。
さらに、対価請求権などに価値は無い。日本企業の、日本における
研究活動を不当に制限しかねないもの。特許法から削除すべき点だ。
現在、有能な研究員のヘッドハンティングは日常的に行われて
いるのだよ。待遇や報酬が気に食わないなら、移籍すればいいだけ。
”本当に”有能なら、まず間違いなくオファーが来る。来なかった場合、
それは単にその研究者がうぬぼれているか、甘えているだけ。
中村氏は、画期的な発明をしたにもかかわらず、待遇が悪いから
日亜をやめてUCSBに移ったわけだが、日亜時代の研究内容を
アメリカに持ち出す事は出来ない。日本の他企業に移ったとしても同様。
前の企業では(適切な)対価がもらえず、移籍先での活動も制限される
のは不当だと研究者は言うかもしれない。しかし、どんな発明であっても、
企業で研究していたならば、それはあくまで企業活動の1つとして
認識されるべきもの。研究につきまとうリスクは企業が負っている。
それを考慮すれば、ある程度の権利制限は当然と言える。
逆に、誰もが認めるほど優れた発明をした研究者を冷遇するような
企業は、その研究者に逃げられ、世論から酷評され、以後の研究者
確保も難しくなる。そうならないように、企業も雇用制度を改善する。
つまり、この問題については、市場原理に任せ、法的介入を極力避けると
いうのが最善の策だということが分かる。
ところが、法曹界は猛反発する。研究者の権利を守れ、と。しかし、
これまでを見る限り、司法に技術対価を算定させるのは無理だと
いうことが露呈。日進月歩で多様化複雑化する科学技術は、文系卒の
裁判官の頭で理解できるものではない。
それを踏まえて、来春開廷の知財高裁では、司法試験に合格していない
弁理士や技術者を”技術判事”として参加させ、裁判官と合議するという
画期的な案があったが、法曹界の猛反発でつぶされた。
はっきり言ってしまえば、法曹界は研究者の権利よりも、自らの既得権を
死守し、今後増加するかもしれぬ特許対価訴訟を、今後増加する弁護士達の、
新たなメシの種にしたいだけなのだ。増えすぎた弁護士は社会にとって
有害でしかないという懸念が早くも現実味をおびてきたという事だ。
>518=519
そのとおり。
何でも裁判官が法律で解決できるというのは傲慢
>来春開廷の知財高裁では、司法試験に合格していない弁理士や技術者を”技術判事”として参加させ
弁理士や技術士に特許が生み出す価値が分かるはずがない。
当然弁護士も。会計士のほうが価値をよく分かるだろう。
労働法の発想で解釈してみるのも面白いが
それであっても当事者間の合意(協約)が原則であって
法律が強行的に介入するのは最低基準に過ぎない筈だ
今回の判決をこの立場で正当化するのは無理だろうね
>>523 労働法の発想とやらで解釈しても、
最低基準すら満たさないこと明白な
「2万円規則」が、法規に優先すべき
とでも?
「今回の判決」を、と書いてあるでしょ?
当然に200億円のことですよ。
この金額が「最低基準」とは言いがたいという意味です。
どこから2万円が出てくるのでしょうか。
まず、日本語読解能力を養成してくださいね。
青色なのになんでレッド
なんですか?
>>528 「アオイロ・レッド」って何か戦隊物みたいだな。
レッドは隊長ですよ。
>>526 中村氏は、もともと特許は自分のものだと訴えていた。
対価請求は認められたが、特許所有は認められなかった。
自ら控訴しないということは、所有権についてはもう争わない
ということでは。
拡張請求しないってことじゃないの?
>>532 それは出来ます。ただし、600億請求するなら、印紙代は
二審の場合、約1億8000万円くらいになるけど。
>>525 だから、従業員と会社の間の法律関係である、「特許権無償譲渡の黙示の合意」と褒賞金2万円の支払いを
内容とする「2万円規則」が「当事者間の合意(協約)」であり、この実現こそが、「法律が強行的に介入す」べき
「最低基準」であって、それ以上の給付を命じる「今回の判決」は「正当化できない」って言うんでしょ。
違うの?
単に200億円は何となく高すぎるなーっていうだけなの?
535 :
164:04/02/14 15:39 ID:???
ちなみに、労働法理の大原則からいえば、従業者の成果は使用者に帰属する。
日本の特許法はその点を例外として取り扱っている。
(ただ、人格権が個人に帰属するのは他の国でも同じ)
もちろん、他の人が言っているのは、労働保護法としての労働法ね。
日本では外部労働市場の形成が必ずしも十分でないし、また、
アメリカ型に移行することが日本の各種慣行に合致するかは不明な点もあり、
35条の廃止案(アメリカ型)は否定されたね。
536 :
164:04/02/14 15:42 ID:???
なお、特許法35条において、予約承継が一方的意思表示で可能で、
しかも周知義務を除けばその成立に何の障害もないのが判例・通説。
裁判所が適切な介入をする余地を残すのは当然のこと。
当事者間の合意とか言っている方は条文(または判決文)読んで、出直しなさい。
537 :
164:04/02/14 15:44 ID:???
もちろん、一方的意思表示の場合と
当事者の合意(もしくはそれに類するもの)とで、
審査基準を異にするべき、という見解なら、それは一聞に値する。
538 :
164:04/02/14 15:50 ID:???
>>491 院生や研究者はレベルが違うね、彼らはすごい。
私は何度も失敗しつつ、それを糧にほんの少し前に進むだけ。
さて、中村側が控訴しないという趣旨は、正確には分からないが、
もしも拡張すらしないという意味なら、知財の権威が日亜につくのかな。
で、200億以上取れないと思ったと(勝手な推測だけど)。
上で
「何でも裁判官が法律で解決できるというのは傲慢」
なんて言ってるのがいるけど訴訟って
そもそも法律的解決を求めるものだと思うんですけど。
まちがってる?
540 :
164:04/02/14 16:11 ID:???
>539
君は何も間違っていない。
それはさておき、ちょっとした議論のネタを用意しておいたのだけど、
それなりに話が(かみ合うかどうかはさておいて)進行しているので、
また今度投入することにするよ。ということで、
↓何事もなかったかのように、議論を進めてください。
>>535 >35条の廃止案(アメリカ型)は否定されたね。
廃止される方向で合意しつつあったのに、昨年末あたりに
誰かの入れ知恵で司法介入の余地を残す案に改竄されたのですよ。
口を挟んだのは誰だろう?
>>539 裁判官には、科学を理解する能力が欠けている。だから
技術判事の導入が検討されたというのに、それを法曹界が猛反発して
つぶしたから傲慢だというのだろう。
542 :
164:04/02/14 16:44 ID:???
>>541 企業の犬じゃない人だね。後、労働者側。
>裁判官には、科学を理解する能力が欠けている。
なんて、断言するなら(不十分な場合があることは否定しない)、
「技術判事には、法を理解する能力が欠けている。」
で終わりだろ。
合理的な審理・判断はできない。
控訴しない理由
これ以上勝てないのは明白なので
印紙がもったいないため
>>542 >企業の犬じゃない人だね。後、労働者側。
実は、産業界側から出てきた意見。誰だか不明だが。
>「技術判事には、法を理解する能力が欠けている。」
>で終わりだろ。
いいや、判事と”技術判事”で合議するという案だった。
それでも法曹界がつぶしたんだよ。
>>543 いや、印紙代が払えれば、審議中に請求額を増やす事は可能。
実際、中村氏は嫌がらせのように20億、50億、100億、
200億と請求額をつり上げていったわけだし。
そりゃ可能なことは当たり前だよ。
手数料がもったいないから
そうしないのが合理的判断だというだけ。
何で200億以上請求しないかなんて
高裁の裁判官の心証が全く不明だからだろ?
知財専門の三村裁判官が1審では担当なさってたし
そこそこ勝てる算段が升永先生にもあったんだろ?
200億なんて破格だし、より保守的な上告審じゃフツーは棄却されるだろ?
そのへんきちんと考えてとりあえずはじめは様子を見てみて
いけるようなら請求を拡張して対応してくのがフツーだろーに。
>>547 >知財専門の三村裁判官が1審では担当なさってたし
会社の経営が傾きかねないほどの、本末転倒な特許対価支払命令を
下すバカ判事が、日本では知財専門だと言われているのか??
それはマズイな。一刻も早く司法介入を断つように特許法を
改正しなきゃ。特許裁判は知財高裁ができるから良いとしても、
特許対価請求権は特許法から削除するのが早急の課題だね。
また出たよ、未収が。
550 :
164:04/02/15 18:31 ID:???
>541では
「口を挟んだのは誰だろう?」
と問いかけながら、
>544では
「実は、産業界側から出てきた意見。誰だか不明だが。」
と述べている。
とどのつまり、廃止までは行わないという改正案は、
実は産業界側が積極的に賛成しているということになる。
労働者側も廃止を積極的には望んでないのだから、
それなりによい(意見調整のついた)改正案ということになろう。
541は、アメリカ型がいい、的な文章なのに、
それでは論理が破綻しているように読める。
これははたして、私の読解力不足かな。
(他にも述べたい点が、2、3あるが、あえて述べるのは差し控えておこう。)
>548
知財専門という意味を分かってないことが明らか。
最低限の勉強をしてからここに書き込むのが賢明というべきだろう。
551 :
164:04/02/16 18:34 ID:???
流れを遮った感があり、申し訳ないので。
著名判例における従業者の寄与割合。
(使用者)対(従業者)の比率。共同発明者の寄与分を除くことはしていない(=原告の寄与と一致しない))。
(*「その他本件に現れた事情を総合考慮すると」などの理由付けは外してある。)
・5%(オリンパス事件・東京地裁H11・高裁H13)最高裁H15も原審の判断を是認。
「特許担当者を中心とした提案で特許請求の範囲を大幅に変更した結果」(有力になった)
「発明当時に職務上担当していた分野と密接な関係を有する」
*ちなみに、高裁判決は算定につき、「民事訴訟法248条、特許法105条の3参照」としている。
(高裁での主張)
一審原告:オリンパスの貢献度は60%以下である。
一審被告(オリンパス):(原告の寄与を)5%でも認めるは失当
・5%(東急式PCパイル事件・東京地裁S58)
「技術協力費を被告が収受できたのは、……原告ら考案者が……権利を被告に譲渡したことに起因するのは明らかである」
「一方、被告が……多額の研究費を出捐をし、その研究設備、スタッフを最大限活用させたことは原告も明らかに争わないところである」
(地裁での主張)
原告:(協力費の5%が対価として相当。)
被告:多額の研究費を出捐をしている。(0%)
552 :
164:04/02/16 18:36 ID:???
・約7%(クラッド装置事件・東京地裁S58)確定
クラッド板発明について(なお、金張発明の対価請求権は時効消滅している)
「根本的には、やはり、金張発明がもたらしたものであり…利益は金張発明に比し相対的に小さい」
「勤務時間中に、被告の研究室及び工場の……機器、設備を使用し、また被告の提供した資材を用いて、実験、試作が行われた結果完成されたものである。特に熱処理装置の試作には、相当の費用を要した」
・20%(日立製作所事件・東京地裁H14)
発明1について(20%)
「(職務の一環ではある。研究所の有形無形の財産を利用している。)」
「原告の着想によるところが大きい。」等
発明2について(30%)
発明3について(20%)
(地裁での主張)
原告:被告の貢献度は50%が相当である(発明1)。原告の貢献は50%をくだらない(発明2、3)
被告:被告の貢献度は98%が相当である(発明1)。原告の貢献は小さい(発明2、3)
・20%(象印マホービン事件・大阪高裁H6)確定
「(先行の特許が下地となって)第一発明が完成した」
「原告は商品試験所所長の地位にあり、同発明は原告の職務の遂行そのものの過程で得られた」
「被告従業員の協力を得た」
「創業以来……社内に蓄積されてきた……発明考案や経験及びノウハウ等を利用して成立したいわゆる工場発明の色彩が濃厚」
「被告の設備及びスタッフを最大限活用して」
(高裁での主張)
一審原告:被告会社の貢献度は50%
一審被告:会社の貢献度は80%以上、原告他1名は計20%(原告は10%)
553 :
164:04/02/16 18:38 ID:???
・40%(ゴーセン事件・大阪地裁H5・高裁H6)なお、最高裁H7上告棄却
「原告は部長待遇の研究開発室長」
「同発明は原告の職務遂行そのものの過程で得られたもの」
「被告被用者の協力を得た上、被告作業現場に蓄積された経験等を利用して成立したいわゆる工場考案の色彩が濃厚」
「被告の設備及びスタッフを最大限活用して発明したものであること」
(高裁での主張)
一審原告:原判決は、被告が受けるべき利益の持分分の40%が相当であるとしたが、原告が被告の研究開発室長であったことからすると、少なくとも80%は認めるべきである。
一審被告:主張なし。
・65%(三角プレート装置事件・東京地裁H4)
「営業活動を通じ顧客のニーズを知り……考案につながったものもあるが」
「組織として新製品の開発にあたる部署はなく」
「被告従業員の協力はなく」
「専ら原告一人の研究の成果であること」
「創作、考案のための研究、思索は、……職務時間内にも行なわれたが、その多くは出張の際の列車中や自動車の運転中であり、その他は昼休み、夜間の私的な時間が当てられたこと」
「創作、考案をしたことやそれらを被告に承継したことによる(報酬の)加算、増額は行なわれていないこと」
「試作品の強度検査を、被告名義で行い10万円程度の費用を被告が負担したことはあったが、それ以外に研究費、試作費、材料費等を被告が負担したことはなかった」
(地裁での主張)
原告:被告の貢献は皆無である
被告:(なしといってよい)
554 :
164:04/02/16 18:42 ID:???
「支払われた対価」「被告の受けるべき利益」「原告の寄与の度合」については
全体としてまとめて主張されることが多い(特に古いものほど)。
なお短時間で作ったため、発明者が複数人の場合に、
寄与度・貢献度の読み取りミス、計算ミスがあるかも知れない。
その点に留意して、利用して欲しい。
お、面白いね。
寄与度はずいぶんブレが大きいことがわかった。
>>555 つまり、ドンブリ勘定だという事。
青色LED訴訟の判決が出た後日、フジテレビの「報道2001」に
出演した中川経産大臣が、早期に特許法を改正するという事を言ってたから、
特許法改正は必ず行われるであろう。改正案の内容は既出だから触れない。
特許対価請求訴訟を生活の糧にしようとしていた皆さん、残念でした。
せいぜい、「合理性」にケチをつける理屈を知恵を絞って考える事だね。
弁護士にはハングリー精神も大切だから(w
日亜がDQNなんだよ、これがSONNYだったらちゃんと
退化払われてたはず!
中村さんがんばれ!!
560 :
:04/02/18 20:20 ID:???
>>558 プレステの開発者が億万長者になったとかいうのは、所詮日本社会じゃ特殊な事例。
日亜という一企業の問題に矮小化してはいけない。
発明だってチームワーク
みんなでやってるのに
独り占めはヒドイってことよ
妥当な判決なんだよ。ぼけ浪人ども。
>>561 みんなでやってて貢献した自負があるならそれを訴えるべき
それさえできない人間に「独り占め」なんて言う権利はないってことよ
もう飽きた
565 :
氏名黙秘:04/02/19 22:28 ID:WoEn8uW7
和解の道はなかったのかな?
>>561 だから青色LEDに関してはチームワークじゃなかったんだろ。
アステルパームは寄与度はそんなに高くないって判断されたみたいだし。
また升永か
独占だね
特許訴訟専門の弁護士は日本に40人ほどだそうな。
570 :
氏名黙秘:04/02/26 10:51 ID:h/hzmkmk
>>558 SONNYって、韓国あたりでソニーのパクリ製品作ってる会社のことだろ?(w
あじのもと程度なら
まあ理解できる
今度は東芝か
あほ裁判官の非常識判決によって
いよいよ日本企業は沈没するかも
なんか偉いことになりそうやな。>便乗訴訟
東芝も味の素程度の判決になるんじゃないか?
その程度で沈没するなんて言っているようじゃ自転車操業し過ぎだろ。
578 :
164:04/03/03 15:43 ID:???
島並先生(>576)ですか。
>特許法35条の職務発明規定は強行規定としての性格を著しく強めることとなった。
>もちろん社会に発明者保護の思潮が広がった結果、企業と従業者の利益調整規定である同条が
>あたかも労働法規のような色彩を帯びることはあり得てよいだろう。
この点、35条はもともと労働法規的に利益調整を図っていたというのが
裁判所の認識だ、と私は思っていた(もちろん、全面的にそう言えるかは少々問題だが)。
したがって、合理的な利益調整なら許容するものだと説得的に述べるには
言葉をさらに重ねる必要があると思う。(この点は後の議論にも影響するので)
>遅くとも発明時点での企業内発明者の期待を上回る
>事後的追加的な対価付与を正当化することは理論的に難しいのではないか。
時点を発明時にするのは頷ける(予約承継があるときに)。
本来、譲渡時点で対価が支払われるというべきであり、だとすれば事後的な事情は
取り込めないはず(土地を売却した後で値上がりしたという事情は支払額に影響しない)。
ただ、そうすると仮定に仮定を重ねることになってしまうので、
事後的な事情を参照せざるを得ないというのが現実の判断ということか。
もっとも、「期待」を当該発明者に限定すると無知な発明者は損をするということになりかねない。
それが妥当とは思えない(特に、労働法規的にとらえるなら)。
また、あえて、発明の誘因という点から反論すると、事後的追加的報酬も
事後の発明に対してアナウンス効果をもつと言うことはできないのだろうか。
(刑法における中止犯論で政策説にたった場合、中止犯の成立には
当事者の認識を不要とする立場があることを想起してもらいたい。)
(なお言及ないが、島並先生のお立場からすると、
結果的に期待を下回った利益しか生じない場合でも
対価の請求可能ということに理論的にはなるのではないでしょうか。)
579 :
164:04/03/03 15:45 ID:???
業界が全て一致して発明者を低く扱う慣行が仮にあったとしたばあい、
その基準が行為規範として妥当するとしてしまうのが本当によいのか。
確かに、そこまで労働法規的性格が強いかはさらに議論の余地があるが、
この見解もまた企業対労働者、という立場をあまりに対等に捉えすぎているのではないか、
という気がしないでもない。
ただ、確かにいきなりその金額はないだろう、という事案がありえるわけで、難しいな。
>なお言及ないが、島並先生のお立場からすると、
>結果的に期待を下回った利益しか生じない場合でも
>対価の請求可能ということに理論的にはなるのではないでしょうか。
それでいいんじゃないの?
それがいやなら、最初から売り上げの○%という契約内容にしておけばよかったわけで。
契約の効果として、対価額が事後的に決まるのは先生の立場でも当然いいんでしょ。
事後の発明に対するアナウンス効果、という点も、これでクリア。
NBL3月1日号に緊急座談会もあるぞ。164さんの感想きぼ。
商法勉強してても経営者にとって都合悪いことはいとも簡単に改正されていってるよね、近時とくに。
おかげで勉強しにくくてしょうがない。
>>582 日経読んでると、楽だよ。
あー、また、企業の経営者寄りの改正だなーってな感じで。
ま、立法の過誤というべきでしょうな。
>582
商法はもともと商人たちの自治法だったわけですから
経営者に都合よくできているのは当然のことですが
>>580 >最初から売り上げの○%という契約内容にしておけばよかったわけで
労働者が自由にそんな契約結べるわけないだろ。アフォか。
>>586 気軽にアフォ呼ばわりする前に、文脈ちゃんと読め。
「企業が」って話だろ。
>>576 相変わらずシャープなご意見ですな。
短い文章なのに内容が詰まっていて、理解に時間がかかったけど、面白かった。
ロー受験でも
この判決のこと
聞かれてたね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040313-00001052-mai-soci <LED特許訴訟>完敗の日亜、1審弁護士の大半解任
青色発光ダイオード(LED)の特許を巡り、東京地裁に200億円の支払いを
命じられ控訴した精密機器メーカー「日亜化学工業」(徳島県阿南市)が、1審の
担当弁護士の大半を解任したことが、分かった。「完敗」を控訴審で覆すため、
弁護団を一新したとみられる。既に日本最大級の弁護士事務所に受任を依頼し、
承諾した同事務所の弁護士ら6人が控訴趣意書の作成作業を進めている。
東京高裁によると、日亜側は今月9日、1審の担当弁護士4人の辞任届と、
新たな弁護士6人の代理人委任状を提出した。6人のうち3人は約190人の
弁護士を抱える東京の弁護士事務所に所属している。1審を担当した弁護士数人が
今後も訴訟に関与はするが、活動の中心はこの巨大事務所が担当する方針だという。
今年1月の1審判決は、発明者の中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校
教授(49)に支払うべき「職務発明の対価」を約604億円と算定し、請求の全額
に当たる200億円の支払いを命じた。関係者によると、日亜側は1審判決を「あって
はならない大敗」と位置付け、弁護団の再編成に踏み切った。
取材に対し、日亜側は「現段階では何もコメントできない」としている。
【小林直】(毎日新聞)
>約190人の弁護士を抱える東京の弁護士事務所
どこよ?
漏れも知りたい
>>588 >相変わらずシャープなご意見ですな。
>短い文章なのに内容が詰まっていて、理解に時間がかかったけど、面白かった。
そうかなぁ?
(用語としてはかなり不明な)「期待」ってとこに勝手にこの人の思いを入れてるだけじゃない?
もちろん、法解釈がどうなるかが裁判やってみないとわからない、という意味での訴訟リスクについての問題点はあるが、それを当事者間の利害調整で片付けようとするところがそもそもこの人ダメポとおもたけど・・・
↑
???意味が不明なんだが・・・
>>591 人数勝負の長島大野しか思いつかないんだが?
西村と森濱田はそこまで届かないはず。
西村は合併で人数増えたのでは?
長島大野常松との説が法律相談板では流れていた。
あそこに入ったうち、5年後まで残るのは何割なんだろう。
日亜じゃなくて
日亜の弁護士がDQNだったわけね
724 :氏名黙秘 :04/03/14 08:17 ID:???
どうやらNOTみたいだね。
でも、あそこって訴訟できる人いたっけか?
元判事のマ○ダ先生ってまだいるのかなぁ。
775 名前:無責任な名無しさん :04/03/14 07:56 ID:jV/yOEYi
NOTは日本人だけだと170数人だよね。
外人入れて190くらいってことで。
やっとレス読み終えた。
合格した後、3年くらい司法板見てなかったんだけど
書き込みのレベルの凋落振りがすさまじい・・・。
どう見ても法律のほの字も知らない奴の書き込みが異常に多い。
法律わかって話してる奴と、まったく知らない奴とで二極化してる感じだ。
なんでこんな風になっちゃったのかね・・・。
>>601 昔はそんなにちゃんとしてたの?
漏れこの1年くらいしか知らんけど、最初からこんなもんだったよ。
603 :
氏名黙秘:04/03/14 09:10 ID:32Zft345
ふーん。55期?
>漏れこの1年くらいしか知らんけど、最初からこんなもんだったよ。
ローが話題になってからレベルが急激に落ちた。
司法板ができる前(法律板)のときの過去ログをさがして読むべし。
605 :
氏名黙秘:04/03/14 09:26 ID:g7vDaxmD
俺的に論点は・・・
1、200億は多杉
2、発明で金を貰うなら、普段貰ってる給料は何なのか
3、こんな高度な発明はひとりでは絶対出来ない。
=設備を提供した企業と、研究に協力した熱意と能力ある研究員への対価は?
4、しかもその後、彼は辞めて他会社に移ってしまっている。
それなのに対価を払わなければならないのか?
だと思うがどうか。
やっぱり資本出した会社が
ほとんどの利益を手にするのが
まっとうじゃないか??
おれは個人指導塾で教えてるけど生徒は1時間7500円払ってる。
おれの時給は1650円。
だけどやっぱり生徒集めて場所を提供してる塾会社が
多くとるのは当たり前。
青色LEDの発明と個人指導塾の指導ノウハウを同視するわけですね?
この訴訟の核心は、理屈というよりも、日亜の私怨になっちゃってるから、果たして収束するのかどうか・・・
>>607 うーん・・・
今は、一対一の指導だけど、もし、君の指導方針なり成果が、CD-ROMか何かになって、
日本中で支持されるようになって、莫大な売上が塾に入ったとしたら、どうだろうか。
>>610 そうそう。中村氏と比べるんなら個人指導ではなく伊藤塾塾長くらいを考えないと。
613 :
氏名黙秘:04/03/14 14:27 ID:g7vDaxmD
だから中村氏一人が発明したんじゃないんだってば。
発明できる環境を用意したのは企業なの。
>>613 だからその環境が貧乏大学の実験室並みで大したことないってことだろ。
615 :
氏名黙秘:04/03/14 14:55 ID:g7vDaxmD
そんなとこで青色ダイオードなんか出来ないって・・・。
貧乏大学なみなのか知らんが設備と研究員なしじゃ100%無理だってば。
中村伝説を信じてるバカが多いんだな
まあ常識で考えてみろよ
1審の裁判長も騙されたんでしょう。
横から口を出して悪いんだけど、
裁判で認定された事実と、本件に適用できるかどうかわからない不明瞭な常識の
どっちを信じるかといわれたら俺は前者を信じるよ。
お前らこそほんまのバカ
中村氏がいなければ無理だったと認定されたからの200億
設備があろうと発明は中村氏がいなきゃ出来なかったてこと
あるいは、両方とも信じないとか
>>619 そんなこと言ったら、画期的な発明は、例外なくその人がいなきゃ
できなかった、だから、寄与度大ということになる。
だけど、その人独力で、全部できたか、というのとはまた別の問題だろ。
それは、寄与度の大小の問題として判断されている。
水掛け論 ( ゚д゚)、ペッ
第二ラウンド
ケンシロウ(升田)VS拳王軍(NOT)
そりゃ、法律解釈ではなく事実認定を周りがうんぬんしても、当然に水掛け論。
>>613 企業が給料と場所を出したとしても、大した発明のない技術者はゴマンといるのですが・・・
企業だって、中村級の大発明がホイホイと生まれることはないことくらい分かっているはず。
626 :
氏名黙秘:04/03/14 15:34 ID:g7vDaxmD
それは認める。
中村氏が優秀な研究者だということは分かる。
しかし、設備と協力者がいなくては中村氏とてどうしようもあるまい。
いくら優秀でも、現代科学の中でも画期的な発明を、たった一人でこつこつ努力するだけで完成させるのは絶対不可能。
だからこの発明をプロジェクトXで放送することは出来ないと思う。
他の人にも何割かの功績があることが分かってしまうだろうから。
627 :
氏名黙秘:04/03/14 15:38 ID:g7vDaxmD
中村氏とは直接関係ないが、研究者の全てが企業の利益や日本技術の発展を願っているわけではない。
「今の段階でこのことを(会議で)発表したら、おれ一人の手柄ではなくなってしまう」
たとえばこういう足の引っ張り合いも多いと聞く。
研究に限ったことではないが・・・。
>>623 やはり第二ラウンドはNOTなの?
ちなみに升田は失礼だろw 升永ね。
ノーベル賞の田中さんは謙虚で偉いね
これが日本人の美徳だと思うよ
美徳を欠いた法律なんて
まあ俺様の知ったことじゃないが
田中さん(・∀・)イイ!
>>629 そりゃ黙って9公1民に耐える東北のどん百姓がいちばん企業には都合ええわな(w
オオカミは扱いづらい
組織を中から食い破るからねえ
オオカミに大きくしてもらった会社
>>634 だよな。島津は田中氏がいなくたって全体的にはそんなに大差ないだろうけど、
日亜なんて中村氏なしでは単に四国の田舎の工場じゃねえか。
NOTに特許訴訟の専門家はいるの?
>>626 だから貢献度5割だったんだろ。
貢献度10割って判定されたらそういう文句付ければいいさ。
5割なんてありえないよ
裁判官が企業の実態を知らなすぎ
>>638 そういうお前も、当時の日亜の実態を知らないわけだが。
そのあたりは判決でいろいろ認定されている。
>>638 原告が100%と主張し、被告が0と主張したのだから、あいだを取って50%としたのは妥当に決まってんだろ。
>>640 いや、いくらなんでもその理屈はちょっと無理があるかと。
日亜の実態を当事者の主張に基づいて調べた結果5割と判定されただけでしょ。
な・・なんだってー!?;゚д゚) (゚д゚;(;゚д゚ ;
裁判官が話題づくりを狙っただけでしょ
それとも退官後に知財弁護士に転身する
布石を打ったのか?
この人は量子力学の使用料払ったの?
>>644 特許の要件も知らんアホが特許訴訟について語るスレなのか、ここは。
>>643 この判決出す前からこの判事は知財では非常に有名な方ですよ。
そんなくだらないことせんでも、知財弁護士といわず
退官すれば引く手あまたの方ですよ。
651 :
164:04/03/19 10:02 ID:???
>581氏
情報サンクス。なるほど相澤先生,横山先生ですか.
で、緊急座談会の感想だが,一言で言うと
全体として至極まっとうな議論を(冷静に)している、
というところかな。
もちろん、細部につきもっと突っ込んだ議論がほしいところもある.
>648
大雑把にわりとありきたりな感想を述べているという感じだろう.
もっと緻密に論じないと実質的な意味はないと思う。
de, NOTの」誰先生なの?
保全
655 :
164:04/03/31 21:39 ID:???
>648リンク先の感想
大筋で頷けるところが多い。既にここで論じられている点と重なるところも多いし。
しかし、疑問に思う点もある。いくつかあげると、
>この50パーセントの点は、発明の当時において会社が協力的でなかった
>(かえって邪魔してた)ということが非常に大きなファクターとなっています。
>これは事実のようですが、
>だからといってその後の事業化において会社の役割がないわけではなく、
>むしろ、会社が積極的な投資をして事業化したからこそ、(中略)
>実際に発明の値打ちそのものが事業化を通じて高まったのだ
>と見るべきなのではないかと思うのです。
としているが、現行の条文上は、貢献の程度というのは「発明」にかかるわけで、
貢献の議論として論じているのは不適切ではないか、という疑問がある。
また、
>「青色LEDでは赤崎勇名城大教授をはじめとした先行研究の貢献があるし、(後略)」
という引用をしているが,企業というものを公的に考えすぎる(個人が利益を独占する事への嫌悪感の裏返しか)
傾向があるように思う。本判決で問題となっているのはあくまでも、私人・日亜と私人・中村の利益分配である。
ある先行研究があるという事実が一方当事者に有利に作用する事は、
冷静に考えれば是認されないと思うのだが。
むろん、何らかの方法で公的に還元されるのであれば別論。
656 :
164:04/03/31 21:47 ID:???
最近は動いてないので,皆さんに質問を投げかけてみる。
職務発明には対価請求権があるのに、職務著作にはなぜないのか?
特許法35条は利益調整・インセンティブ確保の規定と言うその意味は?
また、労働者保護規定とみるのとどのような点で具体的な帰結に違いが出てくるのか?
(労働者保護と言った場合「才能の搾取と呼べない程度の支払いが確保されていれば、
35条の相当対価に該当する」として、現状よりも額を低減させることができる、
ということはないか?)
>>656 Just plolitics, man!
age
>>96 M村裁判官は東大法学部。M永弁護士と同じサークル。
ケキョーク、被告代理人は誰(どこ)になった?
661 :
164:04/05/04 12:19 ID:???
>660
NOTの長島弁護士。
日経の記事で日亜の人がそういっていたのを読んだ。
662 :
氏名黙秘:04/05/04 12:56 ID:dU7vCheO
これでかなり減額されそうだね。
三流大学卒だけど東京永和法律事務所で雇ってもらえへんかな・・・・
665 :
氏名黙秘:04/05/05 23:37 ID:ueXQeTNq
666 :
氏名黙秘:04/05/05 23:38 ID:ueXQeTNq
667 :
660:04/05/06 12:28 ID:???
>>661 NOTか〜、実際担当するアソは誰かな。
とりあえず、情報さんくすこ。
ちんこまんこうんこすね
Σ(゚д゚lll)
青色LEC