1 :
氏名黙秘:
2 :
氏名黙秘:02/03/03 11:57 ID:???
>>1 ソースはコピペで1に書くべきだったね。
デリられたらば見られなくなるよ。
3 :
氏名黙秘:02/03/03 12:16 ID:+gTh6uHR
>>2 そうでした。以下、コピペ。
(3)カコモンの呪縛・思考奪うマニュアル信仰(3/3)
「この電球の絵を鉛筆で描いてみなさい」。光学機器製造の三鷹光器(東京・三鷹)の入社試験で
毎年出題される問題だ。創業者の中村義一会長(70)が考案。「透明な球面をどう表現するか」。
手先の器用さと創造性を試す。
毎年30人余りが応募するが、問題を聞いた時点で大半が断念してしまう。中村会長の眼鏡にか
なうのはわずか。「表現に工夫がなく、考えた形跡がみえない」からだ。
■ 自力で考え抜く ■
従業員約30人の町工場。学歴不問で採用するのは毎年1人か2人。元々は望遠鏡メーカーだが、
産業用測定装置や脳外科手術用の顕微鏡などに進出。独ライカやカールツァイスに肩を並べる
評価を得ている。現在は0.1ナノ(100億分の1)メートルまで測ることができる装置の開発を計画。
「誰も試していないことをやらないと踏みつぶされてしまう」
1966年の創業時。尋常小学校中退の中村会長は、測量に必要な三角関数も知らなかった。
伊能忠敬が使った測量機器からヒントを得て手製の分度器を作製、測定のノウハウを身につけた。
「教わって得る知識は偽物。自力で考え抜く訓練をしなけりゃ駄目だ」。工場にはいまも、70年代の
製造装置が稼働している。操作マニュアルに頼らず故障を直しながら使うことで機械の全体構造を
学べると考えているからだ。
中村会長は大手メーカーの研究者によく語りかける。「大学を卒業しているんでしょ。もっと頭を
使いなさいよ」
兵庫県の六甲山にあるラーンネット・グローバルスクール。経営コンサルタントの炭谷俊樹氏(41)
が、96年に開設した「私塾」だ。小中学生35人が、籍を置いた地元校にはほとんど行かず、昼間
この学校に通う。
4 :
氏名黙秘:02/03/03 12:19 ID:+gTh6uHR
----- コピペの続き -----
■ 正答ない課題 ■
炭谷氏が同校の開設に踏み切った理由の1つは、企業社会の門をたたいてくる学生たちの
存在感のなさだ。当時は、マッキンゼーの新卒採用・育成の責任者。「誰でも履歴書の記述が
同じ。海外旅行での体験を聞いても、『面白かった』というだけで、目のあたりにした異文化に
何を学ぶのかという視点は全くない。知ることと理解することは違うということを、教育の現場
で伝えたかった」
「理解」の前提に読み書き計算の基礎は欠かせない。その上で同スクールが力を入れている
のが「プロジェクト学習」。テーマを選ばせ1回の授業に90分をかける。「デパートの化粧品売り
場はなぜ1階にあるのか」「アロマテラピー(芳香療法)はなぜ体にいいのか」……。集団で取り
組むのではなく、個々人が「取材先」を決め、自分なりの正解を導き出す。「学校のスタッフは、
あくまでナビゲーターです」(炭谷氏)
自分の頭で考える――。私立中学の間で選抜方法の見直しが始まった。過去の試験問題
(過去問)を勉強すれば高得点が取れるという傾向の打破に動き出したのだ。
最難関校、開成中学(東京・荒川)は昨春の入試から、出題傾向を大幅に変更。選択式の解答
や漢字の書き取りが多かった国語の問題は、記述重視に姿を変えた。
今年は50分間で論述文と小説、400字詰め原稿用紙にすると30枚相当を読ませた。論述文では
文中に提示された「南極に生息するペンギンを温暖な日本で飼育する際の問題点と解決策」を
まとめさせ、小説では「主人公はなぜそう感じたのか」「なぜこのような表現方法を用いたのか」
を問いかける。
不合格だった受験生の親の1人は「過去の問題を繰り返し解かせたが、まったく歯が立たなかっ
た」と話す。合格と不合格の点数格差も広がった。「正答がない課題に自ら考え抜いて立ち向か
う人材が求められる」(問題を作成した開成高校の渡辺誠教頭)
■ 失敗から学ばず ■
マニュアルに頼るだけの限界は、すでに企業社会の中で露呈し始めている。
牛肉偽装の発覚からわずか1カ月で会社解散に追い込まれた雪印食品。「この事件は起こる
べくして起こった」。畑村洋太郎・工学院大学教授はこう言い切る。同教授は、失敗の検証から
将来の課題克服の方法を導き出す「失敗学」を提唱。前例を無批判に踏襲し、思考停止に陥
っている日本社会に警鐘を鳴らす。
雪印乳業が1昨年に引き起こした食中毒事件では、組織ぐるみの事実隠蔽(いんぺい)が消費者
の不信を拡大した。企業ののれんを揺るがす「貴重な」失敗体験があったのに、体質改善の方策
を生み出せなかった。「失敗に学ばない組織に自己変革はできない」(畑村教授)
過去問さえなぞっていれば何とかなる――。その呪縛(じゅばく)を解かないと、次代を切り開く
人材は育たず、日本の競争力も回復しない。(「教育を問う」取材班)
5 :
:02/03/03 15:05 ID:???
司法試験でも最近は過去問は論文だけでなく択一でもあまり重要でなくなって
きているよ。過去論文に出されたことのない論点が、毎年のように論文ででてい
るし、択一でも明らかに、民法等で過去問に出た事例とその結論を覚えておけば
点がとれるようになっていた数年前と違ってきているよ。
6 :
氏名黙秘:02/03/03 18:42 ID:???
というかその記事書いた記者もマニュアル教育で
高校、大学の入試、マスコミの入社試験を潜りぬけてきたの
だろうから、なんかあまり説得力無いんだけどな。
7 :
氏名黙秘:02/03/03 19:08 ID:???
そうだね。新聞記者なんて自分で考えないバカばかりだもん。
8 :
氏名黙秘:02/03/03 21:46 ID:???
いまは独創的思考がもてはやされるけど、
独創的思考も既存の典型問題の反復の上に成り立つもの。
ゆとり教育とかいうアホな標語が全てをダメにし始めている。
ま、開成中レベルの学校ならその辺わきまえてるだろうし、生徒も
当たり前のように既存の典型問題の反復をこなしているだろうから
問題ないけど、これをドキュソたぷーりな公立にjも一律に当てはめると
日本は死んでしまうぞ。
9 :
氏名黙秘:02/03/03 23:10 ID:???
>>8 禿同
勉強しない奴に限ってこういった記事を好む
10 :
氏名黙秘:02/03/26 01:32 ID:4ENSS9x6
少なくとも、司法の択一は過去問でしょ。
11 :
氏名黙秘:02/03/26 01:50 ID:???
俺も8にだいたい同意。
パターナリズムの観点からして義務教育期間は嫌でも勉強を叩き込むべき。
ただ、内容は通り一遍でないほうがいいのかな?
話は変わるが、就職した同級生をみるとあまりに「スレタ」変わり様にびっくりする。
既に知的好奇心などは絶え、思考能力も低下しており、日々いかにして無難に
生活するかだけを考えているようだ。そして年の割に老けた奴が多い。
12 :
氏名黙秘:02/03/26 02:28 ID:???
そもそも、独創的思考ができる人間ってのは限られている。
それから、勉強で伸びる奴ってのも限られている。
従来のやり方の問題点は、「みんなを」高学力にしようとした点にある。
一昔前、東大へ入ろうとしている小学生100人と上岡竜太郎のテレビ
番組なんてのが時々放送されたりしていたが、
そもそも、小学校の頃から勉強しないと灯台入れない奴を
東大に入れようってのおめでてーな。
そういう無茶をすると、たいてい何かを犠牲にしなきゃならなくなるんだよゴルァ。
いまの教育ってのは、それを似たような過ちを犯していて、
独創的思考力なんて伸びようもない子供を、無理に独創的人間にしようとしている。
知識と学力を犠牲にして。もう見てらんない。
才能のない子供は独創的思考はできないが、
知識と推論力を鍛えてやれば発展的思考ができるようになる。
まあ、一昔前に関東圏でやっていたような教育っつーのはやり過ぎだったかもしれんが……
文部省の役人ってのは、「ほどほど」って言葉を知らんのかね。。。
13 :
氏名黙秘:02/03/26 02:38 ID:7iuMvbDW
>>8 本当にそのとおりだと思います。
現実も未来も、すべて過去の上に成り立っている以上、
過去を分析することは避けることができません。
過去問をやることの意義は、ただ合格する可能性を
高めることだけにあるのではありません。
重要な知識を理解し覚え、それを現実や未来において
上手く適用することの訓練にもなるのです。
そうであるのに、そのことを忘れておられる方々が
多いような気がします。なぜ「独創性・想像性」などと
口を揃えていうのか、不思議でたまりません。
そのようなことが求められるのは、もっぱら芸術の分野で
結構なはずです。主要6科目に求めるべきではありません。
また、もし仮に主要6科目において想像性や独創性を重視
したとしても、それを正当に評価できる教育者がいるのかは
疑問が残ります。
今後の日本の教育は、いったいどのようになっていくのでしょうね…。
14 :
氏名黙秘:02/03/26 05:49 ID:???
15 :
氏名黙秘:02/04/12 08:14 ID:yqbg/SD0
13に同感
16 :
氏名黙秘:02/04/17 13:35 ID:???
マニュアル思考に毒されると、法教義学の迷路の中でさまよう羽目になる。
基礎法学や隣接諸学の知見は、間違いなく有益なのだが・・
一応、付言しとく。
上記は、一応の基礎を習得し、それなりのethosをもってのちの話かと思われ。
例えば、某D氏の「法の力」あたりは、リーガリズムにとって危険に過ぎる。
cf 否定神学
18 :
氏名黙秘:02/05/02 16:06 ID:???
過去問捨て。
19 :
氏名黙秘:02/05/02 16:33 ID:???
>>18 過去問は重要。
ただ、それだけでは・・・?
20 :
氏名黙秘:02/05/13 17:47 ID:???
過去問じゃ、ダメだよ。全く。
21 :
氏名黙秘:02/05/14 01:25 ID:KLYeZUnq
8におよそ同感
それと法律実務では創造性よりも反復事務力の方が要求されることが多いだろうから
ある程度マニュアルがこなせないと意味がないのでは?
そもそも法律ってマニュアルだろ?
世の中マニュアルすらこなせない人間が増えている気がするのは気のせいか?
22 :
氏名黙秘:02/05/14 01:31 ID:25xtzzD4
創造性って基本的知識大事だよ。
そうしないと九九を知らん奴が、
「掛け算を発見しました〜、これで煩らしい足し算の連続から
解放されます!」
とか言い出すような気がする。
学説の流れを知って、初めて新学説を唱える。
新説のつもりが既説じゃ猛烈に恥ずかしい。
司法試験て既説を試すんだろ。
法廷じゃ新説奇説珍説OKなんだろ?
建前上は。
23 :
氏名黙秘:02/05/14 03:19 ID:R0OUEbnk
過去問やるなんてのは当然で、そこからプラスアルファできるかが問題なはずだ。
基礎知識はあって当然、思考能力を鍛えるための前提だ。
過去問が出来れば十分、基礎知識があれば十分な試験を作るのがおかしい。
基礎知識が無くても思考力があれば良いというなら、
一人一人の人間が原始時代レベルからやりなおすという不合理を強いることになる。
両方あって当たり前。
24 :
氏名黙秘:02/05/14 11:33 ID:???
ホンモノのエリート主義がはじまったってことかもね・・・
25 :
氏名黙秘:02/05/14 11:45 ID:???
過去問をやってここは絶対に出ないという確証を持って
来年は受けましょうってことですかね
今年の択一は
「お前ら、予備校ばっかり逝ってないで基本書と百選読んどけゴルァ」って
感じだった
論文って過去問やらなきゃしょうがないでしょ。
自分で問題作るわけにもいかないでしょうし
26 :
氏名黙秘:02/05/14 11:53 ID:???
過去問やってなきゃ受からんよ。
27 :
氏名黙秘:02/05/14 13:20 ID:???
択一は過去問知識があくまでベース。
あたかも判例のごとし。
論文はどうかわからん。
でも、去年出たから悪意の抗弁でないとか勝手に思ってて
次の年にも出てびびった。
28 :
氏名黙秘:02/05/15 01:37 ID:???
答案を採点しては「独創性がない」とか「おもしろみがない」とかほざいているバカな研究者どもへ>
そ ん な に 独 創 的 な 文 章 を 求 め た い の な ら
芥 川 賞 か 直 木 賞 の 選 考 委 員 に で も な れ
29 :
氏名黙秘:02/05/16 04:30 ID:???
意は似せやすく 姿は似せがたし
本居宣長
30 :
氏名黙秘:02/05/21 16:44 ID:???
age
31 :
氏名黙秘:02/05/25 23:27 ID:???
>25
hagedo
32 :
氏名黙秘:02/06/02 12:48 ID:???
jubaku
33 :
伊藤眞:02/06/02 12:58 ID:???
呼んだ?
私、以前、朝日新聞に
>通説・判例ばかりでおもしろくない
って、書いたけど。。。
34 :
氏名黙秘:02/06/02 13:15 ID:???
法曹は書面を作るのが仕事です。
司法試験は確実・無難な書面作成能力を試す試験です。
司法試験の答案に独創性がなくなるのは、むしろ自然なことです。
>>29 日本の芸道をみてみよう。柔道・剣道・華道・歌道・茶道etc。
この世界では、型をおろそかにすると、結局、なにも身につかないのです。
しかし、中身をよく理解しないで、型ばかり学ぶ姿勢は、江戸時代から批判されていたようです。
「おまいさんの歌はいかにも万葉調だが、中身のない形骸だ」と。
それに対して、本居宣長は、「なにを言うか。意味などどうでもいい。意味を真似することほどたやすいことはない。
意味には形がないからだ。むしろ、姿かたちは容易には真似しがたい。」と断じた。
宣長は、日本の芸道を非常に注意深く研究した最初の学者だったのかもしれない。
その点でいえば、司試も、予備校なり独学なりで方法論は違えども
よりスマートな答案構成を目指す際、型を作るのは間違った方法ではないと思います。
過去問という既知の連続技に呪縛されるとすれば、一つ一つの基礎(技)(定義・制度趣旨なり法理)が
未消化だからであるとはいえるかもしれませんが、予備校や過去問が用意する連続技が悪いわけでもない。
金太郎飴的な誤答案は、ただ、TPOを読み違えているにすぎないのかもしれません。
(金太郎的正答が、好ましくないかどうかは、私にはわかりません。好ましくない客観的根拠があれば何方か教えてください)
いずれにしても、基礎的な技に、もはやにゃんこ投げとか大リーグボールなどという独創を求める余地はほぼないと割り切って(学者じゃないし)
これからも、勉学に励みたいと思います。
36 :
氏名黙秘:02/06/12 23:40 ID:???
「金太郎飴答案」ってよく言うけど、基本的なことを理解して
論理的に読みやすく書くって、なにげにむずいもんだよね。。
37 :
氏名黙秘:02/06/12 23:46 ID:???
過去問解いたことないよ・・・
論文は、言葉の的確性に神経使うとスムーズに書けないし
気にしないでさらさら書くと流れはいいけど粗雑になるし
そこんとこの調和がムズいな、おれは。
38 :
氏名黙秘:02/06/15 19:31 ID:???
論文は過去問不要だと思う。
39 :
氏名黙秘:02/06/15 19:33 ID:???
40 :
>:02/06/15 19:34 ID:???
論文は(民法は)予備校問題不要だと思う。
41 :
氏名黙秘:02/06/15 19:37 ID:???
>>40 民法の過去問は何を使って勉強していますか?
いい教材がないよね。
42 :
氏名黙秘:02/07/02 19:51 ID:???
age
43 :
氏名黙秘:02/07/02 19:54 ID:???
マニュアル信仰も独創性信仰も、どっちも極端なだけ
独創性に満ちた思考回路ってのは、ある程度の基礎力が大前提であって
それを欠いたうえで出た結論って、単なるDQNな極論でしょ
まあ、ある程度の基礎力があるのに、マニュアル信仰から抜けられないは問題だがな
44 :
氏名黙秘:02/07/03 14:59 ID:tFlv/r5n
期待あげ
45 :
氏名黙秘:02/07/03 16:47 ID:VPJgd9m0
46 :
氏名黙秘:02/07/03 17:16 ID:4t9OBEJv
ゴッホやピカソのような偉大な画家だって、若いころは死ぬほど基礎デッサン
や過去の偉大な作品の模写をやった。初めからひまわりやゲルニカのような絵
を描いていたわけじゃない。彼ら独自の表現世界はそういった基礎訓練の上に
はじめて成り立つもの。
極度に独創性が要求される芸術の分野ですらこうなのだから、司法試験において
基礎訓練(当然過去問検討も含まれる)が必要不可欠であることは言うに及ばず。
そもそも、法曹に独創性や閃きなど必要なのか?
47 :
氏名黙秘:02/07/03 17:20 ID:???
弥永って、マニュアル好きだよね。藁
48 :
氏名黙秘:02/07/03 17:23 ID:???
やっぱ、オートマよりマニュアルだろ。
49 :
氏名黙秘:02/07/11 14:36 ID:???
>>46 >そもそも、法曹に独創性や閃きなど必要なのか?
少なくとも砂糖工事はそう思っているんでしょうね。
まぁ、あの素晴らしい文章をお書きになる方だから。
50 :
氏名黙秘:02/07/22 10:18 ID:???
今年の論文はどうよ?
51 :
氏名黙秘:02/07/22 10:26 ID:???
独創性やひらめきも必要だと思うよ。
新しい判例とかを見れば、既存の者の組み合わせだったりもするけれど、
やっぱりひらめきとかも必要なんじゃないかな。
知らない事件、法律構成に悩むことだっていくらだってあるだろうしね。
ただ、普通に町弁やるだけならそんなに必要はないよってことじゃない。
でも、法務省とかは将来まともな判決を書ける人が欲しいから、
そう言うのがないと解けない問題を用意するんだと思うよ。
52 :
氏名黙秘:02/07/22 12:17 ID:???
論証ブロック暗記で玉砕しました。これからは基本書だ!
53 :
氏名黙秘:02/07/22 12:26 ID:???
科学者は誰もが驚く発表をして誉められる。
裁判官は誰もが納得する座りどころのよい判決をして誉められる。
斬新な発想はむしろ立法、行政にもとめるべき。
司法は淡々と処理するのみ。しこしこと・・・。
渉外事務所見学にいけばわかるぜよ。
54 :
氏名黙秘:02/07/22 12:28 ID:???
>>53 動画ウチの法学入門のはしがきのコピペですか?
55 :
氏名黙秘:02/07/22 12:31 ID:???
法律学者には閃きが必要なのは言うまでも無いが
法曹にもある程度のひらめきは必要でしょ
この事案における核心は一体どこなのかを見つけ出すのは閃きともいえるし
それをいかに法律構成して、しかも先例となるに相応しい拘束力をもたせることができるか
は閃きの産物といえるかも
>裁判官は誰もが納得する座りどころのよい判決をして誉められる
これは正に閃きの世界では?
マニュアル的思考でこんな難しい命題が導き出せるとは思えない
56 :
氏名黙秘:02/07/22 13:22 ID:TRB+ehjD
>52
ほんとそうだよな。
57 :
氏名黙秘:02/07/26 22:41 ID:???
>>55 ただ、学者が言っているのは、「欠席判決や手形判決にも閃きが必要」というのに等しい。
閃きが必要な事件はごく一握り。
その一握りの事件に時間をかけるためにも、その他の事件を型どおり処理するマニュアル思考が必要。
58 :
氏名黙秘:02/07/31 09:56 ID:???
呪縛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
59 :
氏名黙秘:02/07/31 12:06 ID:???
つーか、この記事を
しっほう試験に当てはめるなって。
60 :
氏名黙秘:02/08/14 00:31 ID:???
俺も最近、呪縛気味だ・・・鬱
61 :
氏名黙秘:02/08/14 00:40 ID:KIf5oaqc
ひらめきが必要ない=マニュアル思考
ではありません。
論理的な思考体系により、
複雑な事例に対して適切な処理をすることが肝要です。
高名な先生方の警鐘に耳を傾けず、
予備校講師の話は鵜呑みにするような人間が、
法曹になることに危機感を覚えます。
別に学者がすべて正しいわけではないが、
少なくとも予備校講師や我々よりは、真摯に法に向き合っていることは確かです。
62 :
氏名黙秘:02/08/14 01:09 ID:???
>>61 まぁそれはそうだとは思うのですが、学者も学者で
予備校講師のことをバカにしすぎかと…。
63 :
氏名黙秘:02/08/14 07:13 ID:xgK8vqK+
そういえば、予備校講師を馬鹿にする学者に
司法試験合格者っている?
64 :
氏名黙秘:02/08/14 09:10 ID:???
>>63 内田貴、山口厚、小林秀之、川端博、平野裕之
65 :
氏名黙秘:02/08/14 09:23 ID:/Pc82axA
カルテ開示で、弁護士がベンツに乗る!
早く、カルテ開示を法制化しよう!
これで、法曹は女性にも尊敬された上に、ベンツ購入もプールつき豪邸建設も
思いのままです!
カルテ・レセプト・検査結果2枚複写運動を広げよう!
(当然患者や外来が、毎回毎回一部を、持ってかえります.
そうすれば、まちがいなく、開いた口がふさがらない変な
医療事故医療ミスは、減ります。)
当然、外来のたび、毎回毎回、2枚のうちの1部を、
患者が持ってかえるためのものです。
医療は、法律的にもれっきとした契約行為なのですから、
ホントは、アッタリマエのことなんです。
こんなアッタリマエノことさえ、放置されてるので
あまりにもくだらない医療事故医療ミス頻発なんすよ。
法曹は、証拠保全代欲しさにこんなことを放置しているんでしょうか?
だとしたら、サイテーの国です。
法治国家じゃありませんね。
ここ何十年の日本の国のびどさは、こういうところからきている。
カルテ・レセプト・検査資料のコピーは、
本当は患者本人のもので、お金や保険料さえ患者が払っているのだから、
当然外来のたびに、本人にわたすべきものです。
いったい誰のための医療なのでしょうか?
弁護士だって、そうさせた方か訴訟しやすいし、
立証しやすいし、儲かるようになること超うけあいです。
そしたら、こんどは、バカ医者じゃなくて、
日本では、弁護士がベンツをのる職業になります。
正義公平の実現できて、女の子にも尊敬され、
たったこれだけで、1石3鳥です。
66 :
氏名黙秘:02/08/14 12:52 ID:???
>>61 高名な学者達は真摯に法に向き合ってるかもしれない(実はこの時点でかなり疑問があるが)。
しかし、彼らは真摯に教育に向き合ってるわけではないし、
法曹会に良き人材を送り出すことに真摯に向き合ってるわけではないだろ
(もちろん例外もわずかにいるだろうが)。
67 :
氏名黙秘:02/08/16 00:45 ID:???
【ルポルタージュ】
・変わりゆく弁護士像ー法曹は庶民に近づくか(連載第11回)=5月14日=
http://www.hana.or.jp/hana/nitiniti/culture99/c990514.htm フリーランスライター
酒井隼男
「受験マニュアル化」の功罪
受験予備校が一般的になるにつれて新たな問題も表面化している。「予備校に
頼って合格しても法の系統的理解に劣り、知識の体系化や社会事象そのものの
理解力が乏しい」、さらに「基礎的な教養の貧しさ、読書量の乏しさ、自発性の乏
しさ、批判精神の希薄さ、創造性の弱さ、実証的精神・科学的精神の希薄さ、正
解志向、マニュアル志向、私生活重視志向等等」がみられると厳しい指摘がなさ
れているのだ。(日弁連発行「自由と正義」1998年1月号・塚原英治「法律家の
要請と弁護士会の役割」)
68 :
氏名黙秘:02/08/16 00:45 ID:???
東京の老舗予備校の看板講師・加藤晋介弁護士は、「最大の原因は受験勉強
がチャート式になったから」という分析をしている。「昔は基本書を読み込んでから
自分で問題を探して解答を書き、受験勉強仲間の答練会で腕を磨くなど、時間は
かかったが系統的な知識を養うことができた。しかし今は予備校側が全てマニュ
アル化して、それを覚えるだけで合格できるようになっている。こういった問題には
こう答える、いわば『パブロフの犬』なのです」という。さらに「現実に発生する問題
というのは、入試の穴埋め問題みたいに、あらかじめ解答が用意されているわけ
ではない。プロの法律家に要求される能力は、まず何が問題なのか把握し、事実
を見えない論理で結び付けていく作業をすることです。仕事の出発点になる問題
把握力が、『チャート式』勉強ではなかなか育たない」と、基本書を中心にした学習
方法を勧めているという。
自身司法試験に合格し、修習後教官への道に転身した小田中聰樹教授(前出)は、
こう語る。「確かに受験生の“厚み”みたいな雰囲気はなくなっていると感じます。
つまり少し前ならなんのために法律家になるのか、悩み議論しながら勉強を続けて
いた学生が多かった。今は『パンのために法曹になる』という、ドライな意識に変わ
ってきているように見受けられます」と変化があることを認める。
69 :
氏名黙秘:02/08/16 00:47 ID:???
筆者が実際に講義を体験した大手予備校でも、講師がよく「『デバイス』を見て下さい」
と語りかけていたが、これが「解答マニュアル本」に当たる。つまり「デバイス」を丸ごと
覚えることが合格の近道になるのだ。予備校のパンフレットを見ても「機械式合格術」
「短期合格を目指す講義」「合格だけを考えろ」などといった唱い文句が踊っている。
かくして『パブロフ法曹人』が量産されていく。
では大学教育の現場はどうなっているのか。東北大学は伝統的に「研究第一主義」を
かかげ、法学部においてもアカデミズムの強い授業が多い。それだけにレベルは高い
との評価が一般的なのだが、司法試験の合格者数は毎年10人から20人の間で、
全国でもさほど目立った存在ではない。つまりアカデミズムと試験合格のための勉強
とは次元を異にしているという“仮説”が成り立つ。
70 :
氏名黙秘:02/08/16 00:48 ID:???
小田中教授は「大学は受験テクニックを教えるところではないですから、受験予備
校みたいな講義をすべきでありませんし、東北大の教官もみんなそういう考え方で
しょう」と司法試験を前提とした大学教育には否定的だ。そして「世間からみれば
東北大くらいのレベルならもっと合格してもいいと思うかも知れませんし、私もそう
思っています。つまり大学の授業をまじめに受けただけでは通らない、特別なテク
ニックを要求するような試験のあり方こそが問題なのです。特にパズルのようにな
っている短答式試験は直ちに廃止すべきでしょう」とアカデミズムと受験勉強は別物
と見つつ、別な角度から司法試験のあり方に批判的だ。
一方法学部には「食法会」という受験生の勉強サークルがあり、結成以来26年間
数多くの合格者を輩出してきた。十河も受験生時代に籍を置き、腕を磨いてきた経験
がある。会員は現在11人、毎週日曜日に集まって論文問題の答練で切磋琢磨して
いる。講師はその年の合格者があたることで伝統を引き継いできた。現役の修習生
や大学の教官に依頼することもある。食法会には基礎力を重視する伝統があり、また
難関を目指しているという「同志意識」が強い。そんな中で目指す法曹像が脈々と語ら
れてきたことは想像に難くない。ただ最近は学生が予備校に流れているせいか、会員
がなかなか増えないという悩みもあるようだ。
71 :
氏名黙秘:02/08/16 00:48 ID:???
会の幹事を務める及川君(法学部卒業生)は、弁護士志望。今年までに4回受験した。
「合格者が増えるといっても、まだ周りではそんなに目立った変化はありません。大学の
授業と試験勉強とは確かに直接的な関係はないと思いますが、まあ実務上必要な知識
を習得するには役立つでしょう」と、大学での授業と試験勉強との違いを認めつつ合格
のためには割り切りも必要と思っているようだ。ただ「チャート式学習」には批判的で、
「勉強がマニュアル化している人もいるかも知れませんが、基礎力がないと合格しない
と思っています」と語っている。もう一人の幹事・佐藤君(法学部4年)も弁護士志望、
筆者が取材した予備校にも通っている。「チャンスが広がっているので何とか合格した
いですね。予備校は整理されて分かりやすい授業をしていると思っています。要は合格
することが目的ですから、自分にとってためになる方法を選べばいいんじゃないですか」
と、はっきり割り切った考えをしている。彼は来年上京して受験勉強に本腰を入れたい
と思っている。
東北大の“古き良き伝統”は、「合理的学習法」に凌駕されてしまうのだろうか。
72 :
氏名黙秘:02/08/16 00:50 ID:???
鬱だ・・・マニュアル・・・
73 :
氏名黙秘:02/08/16 00:55 ID:???
もの凄いステレオタイプに染まってるな
無理やり善悪の構図にして悪を叩くという子供向けの論調だ
74 :
氏名黙秘:02/08/16 01:57 ID:vfXnoft6
「マニュアルの充実」が動機が少ない受験生を集めているというのは
現実。シケタイで安易に釣られた受験生って結構いるんじゃないか。
でも、従来どおりであれば通用しなかったのが、丙案という失策によっ
て拍車がかかったのではないかと思う。ロースクールでこの流れは止
まらないのは他すれでもあるし。
あと、職業に対する哲学のなさと「おいしいかおいしくないか」という
権利だけに着目した職業意識の問題もある。ただ、この問題はバブルで
出てきた価値観で司法試験に限った話ではない。
マニュアル化に関しては、マニュアル化がされたとしても、選考のミス
マッチと質の低下を避ければ良いことで、ここは実務家の求めることが
何かということを汲むこと。間違っても学者の問題意識ではない。ここ
の勘違いが変なアカデミズムを生み出しているのでは。
職業意識の醸成は法曹界だけの問題ではない。もっというなら家庭での
父親の役割から始まっちゃう話なので、難しい。あと、昔の法曹界はと
言うけれど彼らが人権マンセーとなっている姿を見ていれば、「お前ら
に言われたくない」っていうのもあるんだよね。
最後に、俺はマニュアルで基礎を身に着けるのは賛成。けど、実務は
マニュアルだけでないから、問題意識を持てるような基本書を読むこと
は自身の適正を見る上で大事だと思う。特に大学1,2年なら法学入門の
基本書を読めるというのが判断基準として妥当だと思う(団藤はお勧め)。
75 :
氏名黙秘:02/08/16 02:01 ID:1X+nB4me
だから、趣旨からの発想(小塚式)が大事なんだよ。
76 :
氏名黙秘:02/08/16 05:37 ID:???
予備校本オンリーで短期合格したひとって、ちゃんと考えながら勉強してる
かんじがする。彼らなら、基本書も読もうと思えば読めるんだろう。
ただ、効率が悪いから使ってないだけで。
じっさい、この記事の想定しているような絵に描いたマニュアル人間なんて
見たことない。
77 :
氏名黙秘:02/08/17 01:34 ID:???
そうなんだよね。
そんなマニュアル人間なんていやしない。
いったい誰を相手に書いているんだか…。
それになんだか合理的な学習がけなされているけども、合理的な学習の
何が悪いのか教えてほしい。
人は常に合理化を目指している。
たとえば自動車。地球に悪影響を及ぼしてでも人は自動車を使用する。
それは早く目的地に到達したいという意識があるから。
つまり合理化を目指しているということだよね。
学習だって同じでしょう。
話がずれてるか…。
78 :
氏名黙秘:02/08/17 14:31 ID:???
呪縛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
79 :
氏名黙秘:02/08/19 16:13 ID:???
80 :
氏名黙秘:02/08/20 13:21 ID:???
>>77 >そんなマニュアル人間なんていやしない。
>いったい誰を相手に書いているんだか…。
学者の脳内に棲息しているのでしょうw
81 :
氏名黙秘:02/08/20 17:40 ID:???
「マニュアル主義」って中身が不明確なまま言葉が一人歩きしてるね。
刑法で構成要件→違法性→責任の順で検討するのはマニュアル主義なの?
82 :
氏名黙秘:02/08/20 17:42 ID:???
判例しか教えてない研修所はマニュアル主義の権化か?
83 :
氏名黙秘:02/08/20 18:13 ID:???
>>81 それは極端な事例でしょう
まあちょっと縮小解釈して
「その選択の意味を自分で考えようとしない
(その選択の理由はマニュアルに載ってるからだ)」のを
「マニュアル主義」と呼びましょうよ
会社にいると凄く困る人種だよね
責任の観念がかけているんだから
84 :
氏名黙秘:02/08/20 18:48 ID:???
マニュアル主義>>>>>>>>>連載執筆途中でくたばる学者
85 :
氏名黙秘:02/08/20 20:41 ID:???
マニュアル主義>>>>>>>>>>>いつまで経っても事務管理・不当利得・不法行為を出版しないO
でも
改訂しないまま逝ってしまいそうなD名誉教授>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>マニュアル主義
86 :
氏名黙秘:
やっぱり、オリジナリティーが大切だよな。マニュアル反対!!!!!!!!