逆襲のトロワ

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1通常の名無しさんの3倍
「新スレ…か。」

前回のあのスレの氏に方は俺の心に深い傷をのこした…
職人が去った後の厨房達の宴。
1000取りのための駄レスの嵐。
AAのコピペ。
もはや厨房を止める者も消え、スレは砂漠化し、やがて沈んだ…

正直…今回の新スレ樹立は怖い。
また想像を超える恐怖を体験するかもしれない…

ホモのカトルに襲われるかもしれない。
殺人マシーンヒイロに狙われるかもしれない。
五飛に因縁つけられるかもしれない。
デュオにラーメン食べさせられるかもしれない。

しかし、しかし俺は戦わねばならない。
もはや風化気味と密かに罵られる「W」に新たな風を吹かせるために…
シャア板住民どもに「トロワ此処に在り!!」としらしめさせるために…
2通常の名無しさんの3倍:2001/05/26(土) 22:13
新スレスタート記念age
3通常の名無しさんの3倍:2001/05/27(日) 11:52
五飛に移ってた奴と前スレ最後のやつ移植しとく?
4通常の名無しさんの3倍:2001/05/27(日) 15:57
今日は雨だ。
今日家を出る前に天気予報をちゃんと確認したんだがどうやら外れたらしい。
当然傘などもっているわけではない。
「…参ったな」
ハッキリ言って俺の弱点は「水」だ。
なぜなら水に濡れると自慢のスネ夫カットが崩れてしまい、誰も俺を俺とわからなくなってしまう。
だから夏にはプールに入れず近所の銭湯にもうっかり行けない、まぁ諦めてはいるがな…
不運な事に雨量は増える一方で止む気配を見せない。
「背に腹は変えられない…か。」
俺は雨宿りをすることにした。
「ふぅ…」

しばらくして遠方に見慣れた顔がやってくるのが見えた。
雨で視界は悪いが間違いない、あれは…
「ヒイロか…」
しかし不自然だな。この雨の中全力疾走してるではないか。
俺は様子を伺う事にした。
「む?」
ヒイロの後ろから何人か追いかけてくる人影が確認できた。
何かを叫んでいる。
その声は近づくにつれハッキリ聞き取れるようになった。
「万引きだァーッ! 万引きーッ!!」
「誰か協力してくれェ! 万引き犯が逃げてるぞォーッ!!」

「ほぅ…」
成る程、納得した。
そういえばヒイロはリリーナ邸を追われていて今は無一文の身だったのだ。
渋谷の代々木公園付近で生活をしているという噂を聞く。
何故そうなったのかヒイロは理由を語ってくれなかったがカトルを脅して白状させるとなにやらリリーナの土地の権利書等の名義を自分に書き換えていたそうな。
「奴も俺と同じだ。背に腹は変えられないのだろう…」
俺は霧の中に逃げ去るヒイロとそれを追う警備員の姿をいつまでも、いつまでも見つめていた。
5通常の名無しさんの3倍:2001/05/27(日) 21:55
今日も雨だ。しかし今日はちゃんと傘を用意してある。
しかし、傘のさきっちょから自慢の前髪が飛び出て、「しなしな〜」と言う風になっている。
まあいい。これならアダルトビデオを借りるときでもばれまい。
そう思いつつオレはレンタルビデオ屋へ入っていく。

入ってすぐさま客の人数をチェックする。アニメの棚に一人、洋画の棚に一人。
オレの目指すアダルトコーナーは一番奥。よって入り口から見える客は意味無い様に見えるが持っていくとき見過ごすとかなり危険だ。
動かないのを確認すると真っ直ぐオレはアダルトコーナーへ向かう。勿論コーナー入り口付近に客が居ないか確認する。よし、居ないな。
いったん入ればこちらこちらの物。カーテンが掛けてあるから中は見えない。
今日はまず「SM超兄貴」と「12才、私の初体験」を借りる。
以前どこかでSMやロリコンの間に挟むとばれにくいと聞いたので今日はそれを実践する。
本日のメインディッシュは「熟女の結婚1」「熟女の結婚2」「熟女の結婚3」だ。
む。これはなんだ?「お嬢様の素顔」?盗撮ものか・・・何だかこの髪型見た覚えがあるぞ。
・・・リリーナか。・・・これも借りるか。

合計6本物アダルトを抱えレジに向かう。幸い客は並んでいない。
よし。
「えーと、SM超兄貴、12才、私の初体験、熟女の結婚1・2・3、お嬢様の素顔、合計六本ですね。本日はデイサービスのため半額です。
1500円になります。・・・はい。こちらは全て1週間のご利用となります。ありがとうございました。」
クッ!タイトルを読み上げるとは・・・アイツ新人か。む?アニメコーナーからこちらを見ている・・・?気のせいか。
いや、あの帽子からのぞくおさげ・・・・まさか・・・いや・・・
そうだ。アイツがアニメなど借りるはずがない。落ち着けトロワ。

数日後、オレの部屋にSMとロリコンとアダルトビデオのチラシが100枚投げ込まれていた。
6通常の名無しさんの3倍:2001/05/28(月) 19:57
7あげ:2001/05/29(火) 18:17
あげ
8通常の名無しさんの3倍:2001/05/29(火) 22:05
「いよ〜う、トロワ」
聞き覚えのある脳天気な声に振り返るとデュオがいた。何やら手に白い
ペンダントのようなものを持ってニヤニヤしている。・・・何か用か。
俺はこれから昨日借りたビデオをダビング編集して今日中に返さねば
ならんのだ。お前の相手をしているヒマはない。
「つれないこと言うなよ。実はさ、ちょっと面白いもん作ったんだ」
そう言って奴は手に持ったペンダントを差し出した。・・・?ペンダントじゃない。
ボタンと液晶があって・・・小さな液晶画面に移っているのは・・・俺?
「携帯型人工知能みたいなもんでさ、文字を入力して話しかける度に学習して
賢くなっていくんだ。オレは『どこでもトロワ』って呼んでるけど」
どこでもトロワ・・・俺を採用した所になかなかのセンスを感じるが、著作権は
どうなっている?
「まあまあ。結構好評でさ。特にカトルやリリーナに・・・」
待て。今、カトルと言ったか?・・・嫌な予感がする。早速俺はウィナー家に出向いた。
「やあトロワ。アポなしでどうしたの?」
・・・お前に会うには予約が要るのか。相変わらず金持ちっぷりが鼻につくが
ともかく俺は黙って『どこでもトロワ』を見せた。
「なんだトロワも持ってたのか。可愛いよね、こいつ。今も言葉を教えてたんだ」
液晶を除き見るとやはり画面に俺が映っていて、何かしゃべっていた。
『ごしゅじんさま、「しすこん」ってなあに?』
「ははは。お・ま・え・の・こ・と・さ」
『にゃー、とろわはりっぱな「しすこん」になるにゃー』
「よしよし。そうだトロワ。君も持ってるならしりとりで勝負しない?
ぼくのとろわは手強いよ。なにせ覚えた言葉の8割以上が猥雑な単語・・・」
言い終わる前に俺のナイフはカトルの眉間を射抜いていた。
9通常の名無しさんの3倍:2001/05/30(水) 16:42
カトルを殺ってしまったが、以前見たく復活するだろう。
それはそうと今日はビデオを返しに行く。ついでに新しいのも借りてくる予定だ。

ビデオ屋に入ると横にある返却ボックスに即ビデオを入れる。
そしていつものように店内を見回す。・・・今日は客が少ないな。
ほとんどはCDコーナーだ。すぐさまオレはアダルトコーナーへ行く。
むっ!先客が・・・おや?あの髪型は・・・ヒイロ?
ぐるぐる眼鏡とスーツのおかげで分からなかったがアイツはヒイロ・・・人間変わろうと思えば変われるものだ。
ヤツの持っているのは・・・お嬢様の素顔?リリーナの裸なら嫌と言うほど見てきただろうに。
「おい、ヒイロ。こんな所で何してる。」
「!!!!! 見たか!?見たのか!?」
騒ぐな。何故お前がこんな所に?
「それはこっちのセリフだ。」
・・・リリーナの裸なら見飽きているだろうが。金さえ払えばいくらでもやってやるのに・・・
「・・・・・金がないからこんな惨めな姿をしているのだ。」
・・・そう言えばお前万引きしていたな。
「!!!!!!」
まあいい。オレは特に目に付く物がないから帰る。じゃあな。

家に戻ると部屋が燃えかすになっていた。ヒイロの仕業か。
10トロワ=バートン:2001/05/30(水) 18:20
今日、田舎町の古本屋でWの同人誌を見つける。初めて見つけた同人誌にオレは興奮した。
もちろんヤオイというものだった。目次を見ると非常に興味を持たせる題名があった。
タイトルは 「トロワの髪の使い方」 と言うものだった。
オレ自身、自分の髪型にどんなメリットがあるのか疑問に思っていた所だった。
ページをめくってみるとオレの髪は縦横無尽に動き回りカトルとデュオのけつの穴に入っていった。
よく見ると自分の穴にも入ってることにも気づく。

「同人女め!」

怒りを静め、気を取り直し、次のページをめくったときさらなる衝撃がオレをおそった。
その作品のタイトルは 「スカトロトロワ」 というものだった。
1ページめ、いきなりオレがスカトロしてるシーンから始まる。
しかも効果音は 「びちびちびち」 だ。
オレはなんとも言えない気持ちになり気づいたときには古本屋から逃げ出していた。


くそっ!!・・・
スカトロトロワか・・・
いい語呂じゃあないか・・・


・・・ん、何だ・・・!? 俺の・・・、涙か・・・
11五飛に移ってた奴:2001/05/31(木) 10:13
414 名前: トロワ=バートン 投稿日: 2001/04/17(火) 07:35

宝くじで15万円ほど当たった。
さし当たって使い道も思い付かないので、たまにはおごるという精神的優越感を感じようとデュオ達を飲みに誘った。
勿論金持ちのカトルとリリーナは呼ばなかった。

池袋の鹿鳴館で窓際席をキープし、飲み会を始める。
いきなりデュオは高い酒を頼んでいた。人の金だと遠慮がない奴だ。
しかも目の前にコップいくつも並べて延々と飲み続けている。
まあいい。今の俺は金持ちだ。
ヒイロと五飛は酒や会話そっちのけで兎に角食っている…。
仕方ないので、何故か一緒にいたドロシーを話し相手にした。
ゼクスの事が話題になったのだが、ドロシーの
「そういえばゼクスとノインって『6』と『9』の事ですわね。
恋人同志で6と9…
69…」
とかいう発言で、一堂大爆笑になって飲み会どころではなくなってしまった。
酔っている時はつまらない事でも異常に面白く感じるものだ。
終電まで飲んでその場は解散した。

翌日、ゼクス&ノイン率いるOZと戦闘になったのだが、ゼクスの声を聞くと同時に五飛が失笑。
「なにがおかしい!」と詰め寄るゼクスに俺達全員大爆笑を返してしまい、まるで戦いにならなかった。
今回の作戦は失敗した。
12五飛に移ってた奴 :2001/05/31(木) 10:14
416 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 2001/04/22(日) 07:51

新しい自転車を組んだので、群馬まで流す事にした。
ICQでデュオに伝えたら「オレも行くぜ〜」とか言い出したので、皆に声をかけた。

当日、なにかツールドフランスみたいな格好で集まってきた…。
デュオとヒルデはそれなりに普通だったが、カトル、リリーナ、ドロシーは金にあかせて完全装備だった。
フレームから作っていて原価二万と少しで済ませている俺は一体。
しかし…いつもの格好で来たヒイロと五飛…。しかもママチャリだ…。
ヒイロはまあ、あの格好でも特に問題無いが、人民服の五飛はまずいんじゃないのか?
さすがに自転車がママチャリでは追いつけないので貸してやろうと言ったら、ヒイロは了解したが五飛は拒否。
「俺の人民1号を馬鹿にするのか!」
…出発しよう。

山道を高速で走る俺達。矢張りと言っていいが五飛はビリッケツだ。
最後の辺りでは汗と涙と鼻水流しながら必死で追いかけてきていた。
帰る頃には目に見えて死にそうになっていたが、誰も気にしなかった。
だって五飛だし。

数日後、五飛が極度の疲労と衰弱で入院したと聞いた。
どうでもいい事だが。
13通常の名無しさんの3倍:2001/05/31(木) 20:28
五飛が入院したらしいので見舞いに行く。最近遊び相手が居なかったので、遊びに行くのだ。
もちろん策は忘れていない。ナタクを原形がないほど改造するようヒイロにリリーナの着替え写真で命令しておいた。

よう五飛。調子はどうだ?
「オレの人民一号が・・・」
なんだ、まだ意識が回復していなかったのか。少し冷ましてやろう(どかっ)
「うぐはぁ!」
・・・おう五飛。起きたようだな。
「ぬ!トロワか。オレのナタクはどうだ?毎日整備しないと怒られる。」
ははは!気にするな。それより退院は何時だ?
「今日の午後だ。心配掛けたな。」
そうか。見舞いはここに置いて行くぞ。

ヒイロ。改造具合は?
「完璧だ。みろ。」
そこには股間がドラゴンハングになっていて、肩にはヘリのプロペラ。
胴体はボール(一年戦争時の物らしい)で足は・・・ない。どういうことだ?
「そんな物は飾りだ。お偉いサンにはそれがわからんのだ。」
・・・そうか。肝心の顔はトールギス・・・おそろしい。

帰ってきた五飛が、格納庫へ入って数秒後、爆発音が聞こえた。何があったんだ?
14キャスリン:2001/06/01(金) 07:39
こんにちは、トロワ!
あなたの日記がこんなところで読めるなんて思わなかったわ。

昔の日記も読みたいと思って6の過去ログをダウンロード
してみたんだけど、エラーになって開けないの・・。
「関連付けるアプリケーションの設定エラー」って、どういう意味
なのかしら?
よかったらどうしたら見れるのか教えてもらえないかしら?
トロワはやさしい子だから、きっと教えてくれるわよね?

それじゃあ、よろしくね!


15トロワとノインとスネ夫時計:2001/06/02(土) 12:22
今日は先日借りたビデオの返却日だ。
人目につかないよう早朝に家を出てレンタル屋に向かう。
すると、家を出て数分行った所でマズい奴に会ってしまった。
「やぁトロワ」
「むぅ…」
振り返るとノインが立っていた。
「トロワがこんな朝早く街をふらつくなんてめずらしいな、買い物にでもいくのかい?」
「ま…まぁそんなところだ。」
不用心にもコンビニ袋の中に入れてきてしまったため今袋を見られるのはマズい。
俺はとっさに後ろに手を回した。
「ん?その袋は一体なん…」
「そ、そういえばノインは何処に行くんだ!?」
「え…?私か?何もそんなに大声で言うことはないだろ。」
「そう…だな、すまない。」
ふっ…ノインの奴やってくれる。
何もそんなに大声で言うことはないだと?
誰の性だと思っているのだ…
「私は散歩してるだけさ、それより丁度いい。トロワに少し話があるんだが。」
「ん、なんだ?金ならやらんぞ。」
といいつつ愛の告白を期待する俺。
「いや、一昨日デュオのところでラーメン御馳走になったじゃない?」
「ん?」

「あの時のトロワが持ってきたスネ夫時計、あれは?」
「あの時は丁度目覚し時計が壊れてしまっていてな。修理に預けておいたのを取りに行くついでにデュオの所へ行ったのだ。」
「ふぅ〜ん」
「どうした、俺のあの時計を譲れとでもいうのか?」
俺は、半ば冗談に言った。
「うん、譲ってくれない?」
「…何?」
一瞬、目の前が真っ暗になった。
「いくらなら譲ってくれる?」
「…」
「2万出すよ。」
「…」
「う〜ん、3万。」
「…」
「頑固だな、4万でどう?」
「…」
「…ご、5万だ!」
「ノイン。」
「ハァハァ…譲ってくれるのか?」
「落ち着いて聞けよノイン。」
「あぁ、5万で譲ってくれるんだね。」
「すまないが…あれは譲れない。」
「えっ」
「もはや俺の体の一部となってしまってるのだ。」
「そんな…」
「悪いな」
もはやこれ以上付き合うと。しつこく迫ってきそうな勢いだ。
早々に立ち去るとしよう。
「じゃあ俺は急ぐからこれで。」
「…」
俺はノインに軽く手を振ってその場を後にした。
すると
「さっき譲ってくれるといったばっかりじゃないか!!」
「何?」
「騙したんだな!!」
「おい。いつ俺がそんな事言った…」
「トロワ…私は、私はオマエを許さない。絶対に許さないぞー―――――ッ!!!!」
「…」
「覚えてなよトロワ…」
好きなだけ叫んだノインは言うが早いか俺とは逆の方向へ走り去っていった。
「俺が…一体何をしたというのだ?」
俺は、レンタル屋に向かった

16通常のトロワの3倍:2001/06/02(土) 15:14
5人をエヴァンゲリオンキャラに当てはめてみた。
1「・・・私が死んでも代わりはいるもの」
2「綾波」
3「・・・綾波だな」
5「・・・ふん、貴様が女役とはな」
1「・・・・なにを言うのよ」

ヒイロは速攻で決まりだった。

5「正義は俺が決める!!」
2「・・・アスカかな・・?」
3「唯我独尊なところだけがな・・・」
5「・・・ふん、俺が女役とはなっ!!」
1「・・・・そう、よかったわね」

五飛は微妙に嬉しそうだった。

2「・・・って、俺たちには無理っぽいなぁ」
3「そうだな」
4「あの僕は・・・?」

・・・一人忘れていた。

2「・・・シンジ」
3「・・・シンジだな」
5「俺が正義だ!!」
4「・・・ヒ、ヒイロだって暴走してたじゃないかぁーーーーっ(泣)」
1「・・・・問題ありません」


ゼクス「あの・・・私は?」
2「パターン青」
3「・・・パターン青だな」
5「俺が正義だ!!」
ゼクス「ロ、ロン毛だからかぁーーーっ!?」
1「どいてくれる?」


2「で、結局・・・」
3「・・・・オチがないな」
5「・・・ふん、当然だ」


リリーナ「問題ない(ニヤリ)」
1「これが涙・・・?」
17age:2001/06/07(木) 15:24
age
18sage:2001/06/07(木) 18:57
sage
トロワ今どうしているの?
19通常の名無しさんの3倍:2001/06/07(木) 19:14
俺のヘビーアームズの弾薬代はバカにならない。いっそのことビーム兵器に換装したい・・・
しかしそんなことをすれば俺のポリシーが消え去ってしまう。
わざわざ実弾兵器で敵を蜂の巣にするのが楽しみだったのに。
そう言えばだんだんWゼロ・カスタムの羽がだんだん少なくなっている様な気がする。
最近ヒイロの部屋から鶏の鳴き声(断末魔)がしなくなったと思ったら・・・
ん?ヒイロ・・・何だ?手に何か抱えているぞ?・・・観察するか。

「ふ・・・ゼロ。すぐ楽にしてやる。」
まさか爆薬?戦争に飽きたのか?
「・・・・・・・・(ニヤ)」
?・・・ナイフか!?まさか・・・抱えているのは・・・白鳥・・・?
『グェーっ!ゲーッ!!!』
「静かにしろ・・・」(ザク)
・・・・・・・・・惨い。ヒイロのヤツ、薄笑いを浮かべながら羽をむしっている。俺は早々にその場を立ち去った。

・・・ヒイロの部屋か。・・・・鳥の声か?・・・(ガチャ)
『ガーガーガー・・・』
白鳥がこんなに・・・!?気配!
「・・・見たのか?」
ひ、ヒイロ・・・・・
「・・・・・・・・・・トロワ、お前を殺す・・・」む?ここは・・・マンションのゴミ置き場ではないか。
たしかヒイロの部屋に・・・うぐっ!頭の後ろに手をやると大きなコブが出来ていた。
ヒイロ・・・少々迂闊だったな・・・
俺はWゼロ・カスタムのコクピットにヘリウムガスのタンクを積んでおいた。
勿論起動させた瞬間爆発するようにして。

数日後の出撃の時、ヒイロ機からは爆発音と共に声が数オクターブ高くなったヒイロのうろたえる声が聞こえてきた。
20通常の名無しさんの3倍:2001/06/08(金) 12:10
ヘリウムは爆発しないぞ、安全だからこそ飛行船にも使われている
21通常の名無しさんの3倍:2001/06/08(金) 16:37
過去ログ読んだけど・・・ワラタ。面白すぎ。
これからも頑張って下さい。
22通常の名無しさんの3倍:2001/06/08(金) 19:32
中原茂の淡々とした声音で語られるのを想像して、笑いが止まらん。
23通常の名無しさんの3倍:2001/06/09(土) 12:04
>>20
タンク自体に爆発する細工がしていたと思われ。
24通常の名無しさんの3倍 :2001/06/09(土) 13:08
トロワ萌え〜
25通常の名無しさんの3倍:2001/06/10(日) 23:17
俺は萌えキャラではない・・・
どうしても萌えたければ「トロワたん」とでも呼んでもらおうか。

それはともかく今日はちょっとしたピンチに陥っている。
行きつけのビデオ屋で新作を物色していると、キャスリンが店に入ってきた。
慌てて物陰に隠れたもののキャスリンは丁度俺と出口の間に立って
脱出することが出来なくなった。・・・まずいな。長引くと厄介だ。
キャスリンはそんな俺の気持ちも知らず「パンダコパンダ」「未来少年コナン」
を交互に見比べて悩んでいる。・・・宮崎ファンだったのか。そう思った瞬間
俺は手に持っていた「もののけ奥さん」を落としてしまった。!!ヤバイ、目が合った。
「ト、トロワ?何でこんなところに?」
万事休す。そう思った瞬間俺の脳裏に一つのアイディアが閃いた。
「・・・トロワ?・・・それが俺の名前なのか・・・?」
「トロワ・・・あなた、まさかまた記憶が・・・」
フフフ。ナイス俺。名づけて忍法ウソ記憶喪失。
「・・・あんたは・・・?どこかで、会ったような・・・」
「・・・!!ええ。少なくとも、『安倍なつき』ではないわね・・・」
この俺がちょっとちびるぐらいの闘気が辺りに充満した。俺としたことが、
新作ビデオを手に持ったままだったのだ。

・・・早かったな、俺の死も。
26通常の名無しさんの3倍:2001/06/11(月) 08:22
トロワたんマンセー
27トロワ・バートソ:2001/06/11(月) 18:54
「一番線、各駅停車〜。水天宮前逝きが参りま〜〜〜す。」
「ふぅ…」
全く、何故に電車の待ち時間というものはこんなに胃が痛むものなのだろう。
おまけに東急はJRに比べてタイムラグが長い、俺の胃を穴だらけにするつもりか?
「白線のォ、内側にィお下がりくださ〜〜〜い。」
でもって駅員は年端もいかない糞ガキときたもんだ。ムカつくぜ…
しかしその分JRに比べて電車のやってきた時の解放感というものはひときわ大きい。
俺はここ数時間の内至福の瞬間を迎えていた。
「あのォ、もしもしなのさ〜」
俺の思考はここで遮られた。
「!?」
「オイラを上まで持って行って貰えないかなのさ〜」
「何?」
「見ての通りオイラには足がないのさ〜、だから申し訳ないんだけどオイラを…」
言った瞬間、俺はこの雪ダルマとも鏡餅ともつかぬこの奇妙な生物を線路の中に蹴り飛ばしていた。
「な、何するのさ〜!」
念の為周囲を見回すが、他の客、駅員も全く気付いた様子はない。
それにしても別に線路の中に叩き落すつもりはなかったがな。こうなってはしょうがないだろう、今更救いようもないしな。
「プワァ―――――ン!」
「あぁぁぁぁ、電車に轢かれちゃうよォォォォォッ!!」
「プワァァァ――――――――――――――ンッ!!!!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

ぐわっちゃ―――――――――――――――んっ!!!!

「さて…バスで行くとするか。」
俺は出口へ向かった。
28通常の名無しさんの3倍:2001/06/11(月) 18:56


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29通常の名無しさんの3倍:2001/06/11(月) 18:57
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30トロク・バーd:2001/06/11(月) 21:57
今日もサーカス公演の客の入りは上々だったが、最近気になることがある。
この頃客層が偏っているのだ。
パッと見、サーカスじゃなくて秋葉原の方が似合いそうな、メガネにTシャツとジーンズ姿。
そんなやつらが観客席を侵食している。
しかも、どうやらやつらの目当ては、この前から出演するようになったマリーメイアらしい。
マリーメイアが動物達と一緒に登場すると、やつらは眼をぎらつかせて、寒気のするような
声援を送ってきやがる。
サーカス少女に萌えているのか。
あいにく、うちのマリーメイアは自分の事を「ボク」などとは言わない。

・・・人の姪(戸籍上)にイカガワシイ視線を送っている炉莉オタどもめ。
ウザイのでマシンガンで一掃してやりたいと思ったが、団長に「客は客だから」と止められてしまった。
ちっ。
マリーメイアが被害にあってからでは遅いんだぞ。

今度、五飛にでも正義の闇討ちでもしてもらおう。
31通常の名無しさんの3倍:2001/06/12(火) 03:03
>>27
この謎の生物、何?
32通常の名無しさんの3倍:2001/06/12(火) 08:16
デュオが遊びに来た。
他愛もない話をしていると、デュオが何気なくキャスリンのバストサイズを聞いてきたので、
思わず素で「Dカップ」と答えてしまった。俺としたことが・・・。

後で聞いた話によると、奴はリリーナやレディ・アンたちのものまで調べているらしい。
デュオめ、何を考えている・・・。
33通常の名無しさんの3倍:2001/06/12(火) 08:42
早速五飛に正義の闇討ちを頼む。
お代はサリィ・ポゥの下着×20枚だ。
さすがにこれだけ盗むとヤツもうろたえ、俺達に知らないかと聞いてきた。
俺も聞かれたが、そこでバラすほどおれは小心者ではない。
せっかくだから客のヲタ軍団が盗んでいったと告げ口しておいた。コレで五飛の仕事も少し楽になるだろう。
それはそうと今日も俺は髪の手入れに余念がない。
このヘアスタイルは俺のポリシーだからな。
・・・・・・・・ん?サーカス会場から悲鳴が聞こえてきたぞ?
今日は俺も仮病を使い休んでおいた。死にたくはないからだ。
五飛、サリィ、仕事は頼んだぞ。

次の日、警察が大捜索をしにきて少しびっくりした。
34通常の名無しさんの3倍:2001/06/12(火) 11:44
>それはそうと今日も俺は髪の手入れに余念がない。
>このヘアスタイルは俺のポリシーだからな。

ワラタ
35通常の名無しさんの3倍:2001/06/12(火) 17:31
カトルに呼ばれて、久しぶりに5人が集まった。
のんびり紅茶を飲みながらの、ファーストガンダムのビデオ鑑賞会だ。

全話ぶっ通しで観たので、目が疲れたが、
”アムロはセイラとヤったのか?ヤったとすれば何時ヤったのか?”で
激しい議論になって、そのまま夜が明けた。

・・・誰も「ゼクスはシャアのパクリ」という話題には触れなかった。
36通常の名無しさんの3倍:2001/06/13(水) 22:09
カトルたちと一緒にガンダムビデオを見たので、全部見てやると心に決めてしまった。
早速俺はレンタルビデオ屋へ向かった。

俺は店内へはいるとすぐアニメコーナーへ向かう。それもガンダム専門の所へ。
今日はアダルト目当てでないので問題はない。
さて、どれから見るか・・・Vは前見たから良いか。
08MS小隊・・・これは以前シャア専板で聞いたぞ、駄作らしい・・・
次は・・・0083スターダストメモリー?コレも見た覚えがある。主人公がヘタレでその女がキティらしい。止めよう。
・・・Zガンダム?これは賛否両論・・・これを見てみようか・・・
ぬお!10巻以上ある・・・DVDなら楽チンなのに・・・
そう言えば今日は100円で借りれる・・・現在俺の財布の中身は2000円・・・
消費税を入れても全部借りれる・・・全部借りるぞ!

「えーと、Zガンダム全巻っと・・・」
・・・俺は金を払うと早々に店内から脱出した。
何故か客の視線が冷たいからだ。同じガンダムコーナーを見ていたヤツらまで白い目で見ていた。

次の日、俺は演習と偽ってそのレンタルビデオ屋に全弾発射をした。
37通常の名無しさんの3倍:2001/06/14(木) 10:00
Zガンダムのビデオを借りてきたはいいが、残金が乏しくなった。
腹も減ったし、ビデオを見る前に先に腹ごしらえをするか。
さて、誰にたかろうかな・・・。
ヒイロ・・・にたかるのは酷なので、やめておく。
カトル・・・は何かとうるさそうなので、これもパス。
・・・デュオか五飛だな。

まずデュオの元へ行ってみると、家にはヒルデ・シュバイカーしかいなかった。
仕事で外出しているらしい。当てが外れたか。
ちょっと切なそうな顔をして見せると、彼女はお土産にとケーキをくれた。
よしよし、イイ感じだ。

そのケーキを手に、五飛を訪ねる。珍しく俺が土産を持ってきたので、五飛は驚いたようだ。
気を良くしたようで、以前おごってくれた中華料理店に連れてってくれると言う。
歩きながら、Zガンダムを借りたことを言うと、”逆襲のシャア”は借りなかったのか?と聞かれた。
・・・そういえば見落としていたな。
「”逆襲のシャア”こそ傑作だ!」と力説する五飛に促され、急遽予定を変更し、
俺達は昨日全弾発射したレンタルビデオ屋に再び訪れた。
五飛にレンタル料金を出してもらい、逆シャアも借りて、俺の部屋に戻った。
食事は出前を注文して(もちろん支払いは五飛)、二人でビデオを観た。
まずはZガンダムから・・・。

五飛は「修正」が気に入ったらしい。奴の口癖が、「正義は俺が決める!」の他に
「そんな大人、修正してやる!」が追加された。
・・・うるさくなった。
38通常の名無しさんの3倍:2001/06/14(木) 11:59
キャスリンに「今夜、俺の部屋へ来ないか」と
ベタなセリフで誘ってみたところ、OKをもらった。
やった!久しぶりにヤれる!
俺は心の中でガッツポーズをし、空中三回転半捻りを決めて
着地後ビスマルクのポーズをした。
良い気分だ・・・心の中でなく、実際にやろうかな。
やってみた。くぅ、俺ってカッコイイ。
39通常の名無しさんの3倍:2001/06/14(木) 15:08
期待あげ
40通常の名無しさんの3倍:2001/06/14(木) 18:45
来るべき今夜のために、部屋を掃除してみる。
雑誌は束ねて部屋の隅へ。散乱した衣服はクローゼットへ。
ベッドのシーツと枕カバーを取り替えて、さらに枕の下にゴムを忍ばせておく。
窓を開けて換気をしつつ、鼻歌交じりに掃除機をかけていると、
ベッドの下に異物を発見した。極めて小型なライターのようなものだ。
・・・これは、盗聴器だな。いったい誰がこんなものを・・・。
念のため、部屋中を調べてみると、もう一つ怪しい代物が発見された。
こんな事をするのは、ヤツしかいない・・・!
・・・おのれ、ヒイロ!
そういえば、さっき空中回転をしているとき、視界の片隅に人影を確認したような気がしないでもない。
浮かれていて、見逃した。ちっ。
しかし、このままでは今夜はこの部屋でいたすのは危険だ。
キャスリンが来たら、上手いことを言って、別の場所に移動しよう。

盗聴器の方は、一つは動物たちが居るテントに置いておいた。
動物たちの鳴き声でも夜通し聴いているがいい。
もう一つは、MDコンポの側に置いておいた。
俺の持ち歌のひとつである、「道化師」をエンドレスでかけておく。
・・・これでよし。
41通常の名無しさんの3倍:2001/06/14(木) 19:20
………来ない
待てども待てどもキャスリンが来ない
もう夜の3時だ。俺は余裕の時間だがあいつは早寝ではなかったか?
…いや、まて。疑うのはよくない。
あいつは約束を破るような奴じゃない。
そうだ、もう少し待としよう。

……いつのまにか空が明るい。
フフ…キャスリン……人を焦らすのがうまい奴だ。
好きだぞ…俺はお前のそういうところが。
待っているぞ、俺は……
42通常の名無しさんの3倍:2001/06/14(木) 22:08
カーテンを開けてみた。
・・・朝日が眩しいな。
眩しすぎて、目に染みる・・・。

・・・ん、なんだ・・・?
・・・俺の・・・涙か・・・。
43通常の名無しさんの3倍:2001/06/16(土) 10:28
顔を洗うため部屋を出たら、ばったりキャスリンと出くわした。
い、今頃来やがったのか!?
怒りに身を任せて襲おうと思ったが、彼女が手にしているトレイの上に乗ったトーストを見て、とどまる。
・・・腹が減ったな、そう言えば。
二人分用意しているようだ。なるほど、一緒に朝食をというわけか。
しかし、キャスリンは予想外の台詞を口にした。
「あら、トロワ。お友達はまだ寝ているの?」
・・・友達?友達なんて来ていないが?
「えっ、だって昨晩遅くに来たのよ、トロワに相談したい事があるからって・・・」
なにぃっ!?
「トロワ呼びましょうかって聞いたら、自分で部屋の方にお邪魔するから、お構いなくって言ってたのよ。
何か深刻そうだったから、邪魔しちゃ悪いと思って、飲み物も持って行かなかったけど・・・」
・・・誰が来たんだ。キャスリンの知っているヤツだろう?
「ええ、ほらヒイロくんだっけ?タンクトップの男の子」
ヒイィロォォォッ!!!!

後日、「発情期トロワくん」というタイトルで、俺が夜通し落ち着かなく部屋でウロウロしている様が
収められたビデオが、各ガンダムパイロット達、及び関係者の元へ差出人不明で送りつけられたという。
・・・早かったな、俺の死も・・・・・・。
44通常の名無しさんの3倍:2001/06/16(土) 13:23
ビデオが送られてからすぐ全員から返事が届いた。卑わいな言葉だらけだったのですぐ消却したが。
さて、当の本人ヒイロはのうのうと生活しているようだ。
ヤツのことだ、絶対に保険を掛けている・・・俺が怒りにまかせて襲えば何かが作動するに決まっている。
そう言うわけで俺は暗殺を決行した。勿論この姿では確実にばれる。
近づいただけでも逃げられるだろう。と言うわけで敢えて俺はポリシーを崩すことにした。
髪をニュートラルに戻して、オールバックに変える。服も最近はやりのに替えた。ついでに髪を黒に染める。
・・・・・・・・・・・・誰だ俺は。コレでは某殺人ゲームのえらい人ではないか。
ついでにマシンガン・・・正確にはサブマシーンを懐に備えて部屋を出た。


その日、ヒイロの部屋で多量の血痕が見つかったとニュースで放送されたが、何があったのだろう。(ヒイロは死んでいないらしい)
45通常の名無しさんの3倍:2001/06/16(土) 19:24
>>44
桐山かぁっ!(w
想像してお茶噴出したぞ、コルァ。
46通常の名無しさんの3倍:2001/06/16(土) 22:24
Zを全て見終わった。しかし次回作を借りる金がない。
と言うわけで勿論のごとくカトルにたかりに行く。

「やあ、トロワ。ヒイロが入院したらしいね。」
ああ。ところでおまえ、ZZのビデオは持ってないか?
「ビデオ?そんな古い物捨てちゃったよ。今あるのはDVDだけだよ。」
・・・・・・・俺にはそんな金がない。
「わかった、ZZを借りるお金が欲しいんだろう。」
・・・・・・・・・・そうだ。
「・・・・いいよ。あげるよ。」
何!?くれるのか!?
「・・・・・友達じゃないか・・・そんなに驚かなくても・・・」
おお・・・カトル・・・・・・すまない。・・・ん、なんだ?・・・俺の、涙か・・・
「大げさだなぁ・・・ほら、10万で足りるでしょ。」
スマンカトル・・・いつか返す。

ビデオ屋へやって来た俺だが、今日もガンダムコーナーへまっしぐらだ。
今日は逆シャアとZの間・・・ZZだ。これもまた長い・・・まあいい。今の俺は金持ちだ。

早速ビデオを見てみる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜3時間後〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なんだこのノリの軽さは!Zとは比べ物にならん・・・
しかもこの主人公、ジュドー・アシータと読み間違えるぞ・・・
まあ、全部見れば分かるか・・・

その次の日、俺はノイローゼ気味に朝飯を食べた。
47通常の名無しさんの3倍:2001/06/16(土) 22:50
ZZ・・・・。
リィナに萌えるか、プルに萌えるか、プルツーに萌えるか迷う。
ノーパンのルー・ルカも捨てがたいが、ドロシーに声が似ているので、やめておこう。
48通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 00:24
 唐突だが今日はトロワロボの誕生日らしい……やはりケーキに
入って祝ってやらないといけないのだろうか……
49通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 14:29
特注ケーキの中に潜んでみる。
ヒイロに携帯電話で状況を確認しながら、飛び出す瞬間を今か今かと待ちわびているが、
なかなかチャンスが掴めない。
デュオが歌い出して、アンコールまでかかっているようだ。
おのれ、笛のお兄さんだったくせに。

やっと一段落ついたとき、ヒイロがトロワロボにケーキのロウソクを吹き消すよう促した。
よし、出番だ。道化の芸人魂見さらせやぁっ!と気合を入れたとき、
「甘い物は嫌いだ」
とトロワロボが断ったのが聞こえた。

・・・・野中○次が憎いと思った。
50通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 15:20
最近ふと気になった事がある。
今現在、このスレには一体何人のトロワ・バートンがいるんだろう。
前スレの職人達は、今でもいるのか。
いや、別に前のように活気に溢れつつも荒らされまくったのが懐かしくなったわけじゃない。
今のこのマターリ感は、完全平和主義にふさわしい。

「気になるなら、僕が調べてあげようか」
カトルか。そんな事が出来るのか?
「僕にはわかる。”宇宙の心”が教えてくれるから」
なるほど、”宇宙の心”と来たか。そうかそうか・・・って、ちょっと待て。
お前、前に”宇宙の心”はヒイロの事だったと言っていたじゃないか。
「あー、そうだね。じゃあヒイロが教えてくれるんだよ」
・・・これだから電波は・・・・・。
全弾発射して、性根を叩きなおしてやりたかったが、金を無心してもらっている手前、
手荒な事は出来ないな。
かわりに背中を叩く振りをして、ドラえもんシールを張ってやった。
51通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 15:42
>>50
おお、やっと出てきたドラえもんシール!
52通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 20:38
以前髪型を変えてみたところ誰も俺とは分からなくなったと気付いた。
そう言うわけでエロヴィデオを借りるときはこの髪型で行く。
ならば早速。

ビデオ屋へはいると今日は真っ直ぐアダルトコーナーへ向かう。
今日はばれないぞ。声は出さないつもりだ。
今日借りるのはロリ系のVIDEOだ。最近目覚めてしまった。
さてと・・・今日は、「由美の想い出」「小学校乱入・強姦魔」だ。さて、帰ったらすぐ見なくては・・・
53通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 21:12
うまい具合に、誰にも俺と悟られず無事帰宅する事が出来た。
この髪型、癖になりそうだな・・・・・・。
言っておくが、ガキの頃からしているスネオカットに飽きたわけじゃないぞ。念の為。

以前、現場をキャスリンやマリーメイアに目撃されている経験上、
部屋のドアにはしっかり鍵をかける事にする。
もちろん、盗聴、盗撮されていないかどうかもチェック。
俺は同じ失敗は2度はしない。なに?弾薬切れは何度もしているだと?
あれは失敗ではない。自然の摂理だ。

さて、今日のブツを鑑賞するとしよう・・・。
「小学校乱入・強姦魔」・・・ちょっと話題がタイムリー過ぎるかな。
先に「由美の想い出」を見るとするか。

・・・この少女、サリィ・ポォと声がどことなく似ているのは何故だろう・・・。
由美ちゃんって、一体・・・。
54通常の名無しさんの3倍:2001/06/17(日) 23:00
>>53
 ていうかよく見ると若作りしたサリィ・ポォだった。鬱だ……
55通常の名無しさんの3倍:2001/06/18(月) 09:38
今日も暑いな。
梅雨の時期はジメジメで、俺の自慢のヘアースタイルも元気がなくなる。鬱だ。
俺は6月がハッキリ言って嫌いなのだが、世間ではジューン・ブライドとかいって、
結婚式場などブライダル関係で盛り上がっている。けっ。
まぁ、キャスリンとマリーメイアがウエディングドレスを見ながら、
あれこれ会話に華を咲かせているのは、見ていて微笑ましいから、許す。
でもノインとサリィが妙に落ち着かなくなるのは、見ていてウザい。

・・・ノインはゼクスがヒイロ(の同人誌)の痛いファンだった事を知っているか・・・。
知っていてまだ愛想が尽きないなら、結婚すればいい。痛い夫婦だがな。
サリィは・・・・・・何も言うまい。あまり五飛をいじめるなよ・・・・。
56通常の名無しさんの3倍:2001/06/19(火) 00:48
今日は五飛とユニクロに服を買いに行く約束をしていたのだが、奴め
まだΖにハマったままらしい。袖なしの赤い服と黒いグラサン、デコに
マジックで描かれた傷を見て、流石の俺も引いた。
「君は張 五飛という人物を知っているかね?」
知らねえよ。国へ帰れと言いたくなったがそこは大人の俺。アングラの
書物で読んだ事があると答えるといかにも満足げな笑みを浮かべた。
・・・馬鹿の相手は疲れる・・・?後ろにいるのはサリィ・ポォか。
また思い切ったショートにしたな・・・!!ま、まさか・・・
「男達は女を辱めることしかしない・・・分かってよ、トロワ・・・」
・・・分かった、分かったからもう勘弁してくれ。とても服を買いに行く
気分じゃない。「これからカラバの援軍に行かなければならない」とその場は
切り抜けたが、ああいうのが今の流行なのだろうか?

試しにカトルの家に行ってみた。・・・中から何か聞こえる。
「こんなの・・・おかしいですよ、ドロシーさん!!」
「アハハハハ、全身全霊を賭けて愛してあげるわ、カトル!!」
・・・流行ってる。むしろノリノリだ。何か急に悔しくなった俺は
キャスリンの元へ走った。
「・・・で?」
筋書きはこうだ。互いに惹かれあう俺達は敵味方に分かれて闘う運命にある。
しかしアクシデントで雪山に取り残され、何とか温泉を作って二人で入る。
やがてお前は素っ裸で立ち上がり、私を見て!!トロ・・・へぶーし!!
57通常の名無しさんの3倍:2001/06/19(火) 08:47
俺だけ流行に乗り遅れた悔しさのあまり、枕を涙で濡らしてから一夜明けた。
気を取り直して、今日こそ服を見に行くとしよう。
誰を誘うか非常に迷ったが、きっとデュオならば流行に惑わされず、
己を保っているに違いないと思い、電話してみる。
至って普段通りのデュオの応答に安心。
待ち合わせの場所と時間を決め、電話を切る。
良かった・・・俺は独りじゃないんだ・・・・。

・・・その時は、そう思っていた・・・・・・。
58通常の名無しさんの3倍:2001/06/19(火) 20:00
「いよ〜う、トロワ。」
聞き覚えのある声が聞こえてきて少し安心したが、姿を見ると俺は転倒しそうになった。
ヤツはユーリ・ケラーネになっていたのだ。その脇にはヒルデが秘書となって着いている。
「どうしたトロワ。どこか悪いのか?」
いや・・・何でもない。
「ははは、そうか。ならさっさと服を見ようぜ。」
一瞬後頭部に銃弾をたたき込んでやろうかと思ったが、あいにく銃を持ち合わせていない。
泣く泣くデパートの服売場へ行った。さて、どんなのを選ぼうか・・・
まずあるのは至って普通のTシャツ。背中にガンダムのプリントがされている以外は・・・
次に目が行ったのは袖無しの赤い服。五飛・・・ここで買ったのか。
金銭的にも高い買い物は出来ないのでそろそろデュオに帰ろうと声を掛けようとしたところ、ある物が目に・・・
「ドラえもんシリーズ・スネ夫コスプレグッズ ¥50000也」

部屋に帰った俺の手にはスネ夫コスプレグッズがしっかり握られていた。
からっぽとなった財布と共に・・・
59通常の名無しさんの3倍:2001/06/19(火) 21:26
衝動買いとは、この事を言うのだろう・・・・・・。
どうしよう、これ・・・。
やはり着てみるしか・・・・・・いや、待て待て・・・・だが、しかし・・・・。
・・・・・・・・・・・。

「トロワ、居るー?次の公演の打ち合わせが・・・」
あ、キャスリン・・・。
俺は今まさに、スネ夫のコスチュームを身にまとい、鏡に向かって口を尖らせていたところなのに・・・。
「・・・トロワって、ホント半ズボンが似合わないわね・・・」
・・・鬱だ。始めるか、俺の自爆ショウ。
60通常の名無しさんの3倍:2001/06/20(水) 07:14
最近ガンダムが流行っているらしい。だが、ヒイロはまだ音沙汰がない。
自爆ショーを始めるのはそれを確認してからでも遅くはない。出撃だ。

ヒイロの部屋には誰も居なかった。まさかリリーナ邸か?

「それでも男ですかこの軟弱者!」(ゲシッ!)
「ぐはっ!」
「そんな不良みたいな口の効き方、お止めなさいな!」(ゲシィッ!)
「ぐ、はぁん・・・」
「なんてはしたない!この軟弱者!軟弱者!軟弱者!」(ドゴ!ゴス!めしっ)
「・・・・・・・・・・・・(気絶)」
・・・・・・・・・・・・・何と言うことだ。
61通常の名無しさんの3倍:2001/06/20(水) 10:25
・・・俺もジョルジュ=ド=サンドのコスプレでもするべきなのか・・・
62通常の名無しさんの3倍:2001/06/20(水) 16:36
皆で食事をしないかとお誘いのメールがきた。
おそらく、揃いも揃ってガンダムシリーズのコスプレをして、
取り残された俺をあざ笑うのが目的に違いない。
負けるか!もう村八分にはならない!
俺はバラの花を片手に、ジョルジュの衣装に身を包んで会場である
カトルの屋敷に向かった。
しかし、そこで俺を待ち構えていたものは・・・・
63通常の名無しさんの3倍:2001/06/20(水) 17:15
なんだ?揃いも揃って、そのどこかで見たような格好は・・・。
カトルは学生服(夏服)姿で体育座りをしながら、
「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・・でも、みんな死んじゃえ」
などと訳のわからないことをブツブツ呟いているし、
デュオはなぜかジャージを着込んで、エセ関西弁で喋りまくっている。
片足を隠しているのはなぜだ。
驚いたのは五飛だ。なぜ女子用の制服を着ているんだ。
しかも「あんた、バカァ!?」とうるさい。どうにかしてくれ。
ヒイロはなぜか包帯を巻いて、五飛と同じ女子用の制服を着て突っ立っていた。
おい、ヒイロ。ひょっとして今度は某汎用人型決戦兵器アニメが流行っているのか?
「・・・知らないわ。私、たぶん三人目だから・・・」
・・・リリーナが見たら、泣くぞ。
「問題ない」
誰かと思えば、リリーナ・・・!?その眼鏡と付け髭は無理があるぞ。
「全てシナリオ通りだ」
・・・・。どんなシナリオなんだ・・・・。
見ればサリィはスイカを抱えてるし、ヒルデは弁当を持っている。
俺だけ・・・俺だけがまた浮いている・・・。
俺は瞬時に、今俺がするべきことを考えた。
空中三回転半捻りでその場は退き、着るべきコスチュームを調達する。
再びカトル邸に舞い戻っての俺の第一声は、
「歌はいいねぇ・・・歌はリリンが生み出した文化の極みだよ」
・・・・。
全員の視線が俺に集中した。沈黙が走る・・・と、
「・・・問題ない」
リリーナの一声。とたん、
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
みんなが口々にそう言って拍手をしだした。
ああ・・・俺はここにいてもいいんだ・・・。
「次回もサービスしちゃうわよん」
・・・いたのか、ドロシー。しかもお前がミサトなのか・・・。
64通常の名無しさんの3倍:2001/06/21(木) 07:17
先日のパーティーでおめでとうと言われたが、少し気になったのでネットで調べてみた。
なぜならあのシーンは人格改造をされている・・・らしい。
・・・・・いや、本当に・・・・・人格・・・改造・・・・
俺は・・・改造されたのか?いや、そんなことは・・・・
とりあえず俺はジョルジュの格好をしてみる。少し気に入ったからだ。
「受けよ!我が洗礼!ロォォォォォォゼス・ビットォォォォォォォ!!!」
ふ・・・決まった・・・(どがががががががががが!!!)
ぬわっ!?何だ!?へ・・・ヘビーアームズが反応しているのか!?
65通常の名無しさんの3倍:2001/06/21(木) 08:35
人格どころか、俺の存在すら改造されてしまったようだ・・・。
鬱だ・・・寒いよ、姉さん・・・・。
66通常の名無しさんの3倍:2001/06/21(木) 19:12
キャスリンに断られてしまったので、既に前払いで予約入れてある温泉宿二人二泊三日旅行の枠が空いた。
仕方ない。勿体無いが一人で行こうか。

手荷物まとめて部屋を出ようとした時、俺の目前にマリーメイアが…。
「何処に行くのですか?」
「温泉だ 行くか?」
うなずくマリーメイア。 即座に出発。
長野の山奥で三日間を有意義に過ごした。
マリーメイアも楽しんだ様だ。 俺の鬱も解消された。

しかし、帰った途端に待ち構えていた警官隊に俺は逮捕されてしまった。
『誘拐された』とレディアンが届け出ていたらしい。
泣いて「単なる親類同士の旅行だ」と説明して釈放してもらったが、廻りの目が冷たい…。
返し忘れていたまだ未見の「小学校乱入・強姦魔」が押収されたのを誰か見ていたらしい…。
本格的にロリコンと思われてしまったのか…。
鬱だ…。
始めるか、俺の自爆ショー…。
67通常の名無しさんの3倍:2001/06/22(金) 08:40
ヒイロが遊びにきたので、土産に買ってきた温泉饅頭をくれてやる。
やつは饅頭をほおばりながら、
「レンタルビデオの返し忘れには注意した方がいいぞ」
と言ってきた。
そうか。やっぱりお前が見ていたんだな。
だからって、みんなに言いふらさなくても・・・。
いや、もうお前の行動には何も言うまい。
とりあえず、明日までにウイングゼロの胸部に、ドラえもんシールを
はっておいてやるか・・・。
68通常の名無しさんの3倍:2001/06/22(金) 17:41
マリーメイアとキャスリンがカラオケに行きたいと言うので、
連れ立ってカラオケボックスに行った。

俺の持ち歌の「道化師」と「愛は流星」が入っているかどうか
調べてみたが、入っていなかった。
悔しさのあまり、そのカラオケボックスに破壊工作活動をかまし、
壊滅状態に陥れてしまった。
請求書がサーカスの方に来て、キャスリンに思い切りグーで殴られた。
殴ったね!親父にも殴られたこと無いのに!

・・・つーか俺、親父の顔すら知らないじゃん・・・
ロォ〜ンリィ〜・・・・・・
69通常の名無しさんの3倍:2001/06/23(土) 18:55
そう言えば昨日クレヨンしんちゃんのビデオを見ていてふと気付いたことがあった。
どうにもリリーナとしんちゃんの声が似ている気がするのだ。
俺が何故しんちゃんのビデオを借りていたかは秘密だ。
どうやらあの時リリーナからヒイロ捜索要請の電話を聞きながら見ていたことが功を奏したらしい。
早速リリーナ邸に行ってみることにする。

「久しぶりですねトロワ。最近はテレビで見ましたよ。あなたロリコンだったそうで・・・」
・・・・・・・違う。それはそうと今日は一生の頼みで来た。
「なんですか改まって。」
実はこれをやって欲しいのだ。(しんちゃんのけつデカ星人のシーンを見せる)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
どうだ?

ん?ここはドコだ?そう思いつつ頭に手をやると大きなコブが出来ていた。
ここはどうやらマンションのゴミ捨て場らしい。ふらふらしつつ部屋に戻ると、ロリコンと言う文字が部屋の至る所に書かれていた。
・・・?窓の外に誰か居る・・・・ちっ!逃げたか。あれは・・・ヒイロか・・・
リリーナめ、復讐は自分でするから意味があるのに・・・
今度アイツの邸宅に演習と偽って全弾発射をやるか。
70通常の名無しさんの3倍:2001/06/24(日) 08:46
agaれ〜!
71通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 00:08
今日は、久しぶりに晴れたので、
みんなでサッカーをした。

2「ヒイロはレヴィンだよな。」
1「問題ない。」
2「五飛は、若島津だよな。」
5「あちょー!!」
3(なんか違うぞ・・・)
4「じゃあ僕とデュオはゴールデンコンビだよな。」
3「俺は?」
・・・
2「シャーク岸田に決まってるじゃ〜ん!!」
・・・
・・・
(誰だ?)
72通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 18:28
俺のロリコン説がまだ消えていないようだ。人の噂も75日とは言うが・・・。
そういえばさっき、カトルから小包が届いていたな。開けてみるか。
・・・ほほう、これは昔のアニメのビデオだな。
「絶対無敵ライジンオー」とは、またオーソドックスなタイトルだ。
カトルの真意のほどは良くわからないが、とりあえず観てみよう。
・・・・・・・。
小学生の話なのか・・・。ふむ、このプロレス好きのロリっ娘は、
キャスリンに声が似ているな・・・。
わりと面白いが、やはりカトルが何故これを俺によこしたか理解できない。
ん?ビデオの間に手紙が挟まっている・・・。
“Dear.トロワ お探しのロリ少女が出ているロボット物アニメだよ”
・・・誰が何をお探しだって?
73名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/25(月) 20:12
age
74名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/25(月) 21:01
はやく続きを〜!
75通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 21:22
俺はついに痺れを切らした。カトルから嫌がらせビデオが次々と送られてきたのだ。
暗殺は今日の夜。髪型はいつもの殺人ゲーム用だ。
武器はサブマシンガン+ショットガン。サブマシーンだけでは弾ぎれの可能性があるからもう一つ持ち出した。
念のためサブマシーンは鞄の中に1000発持っている。ショットガンも体中に弾を巻き付けている。
作戦概要はこうだ。まずヘビーアームズで護衛MSを落とす。
そしてやっかいなガードマンを潰す。そして民間人だけになったカトル邸に突入。
カトルにありったけのマシンガン+ショットガンで肉片にする。
逃亡。
と言う概要だ。ん?もうこんな時間か・・・作戦実行だ。


次の日のニュースでカトル・ラバーバ・ウィナーが殺害されたというニュースが流れた。
何かあったのか?警察に事情聴取されたが、おれは何も見てない聞いてない。
76通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 21:48
さらに翌日、何事もなかったかのように復活しているカトルを見かけた。
鬱だ。
77通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 21:53
「やあトロワ、先日は死にかけちゃったよ。」
・・・・そうか。死にかけたって、ニュースでは肉片の遺伝子鑑定でやっと分かったって・・・
「ははは!僕はそう簡単には死なないよ。」
・・・そうか。じゃあまたな。

俺はふと考えた。まさかあのカトル邸の地下にはカトルのコピーが複数眠っているのではないかと。記憶を映すことも不可能ではあるまい。
・・・・・今夜辺りヒイロに調査させるか。
78通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 22:03
例のごとく、リリーナの下着3枚でヒイロを雇い、ウィナー邸へ潜入させる。
明日には報告してくれるだろう。
今夜ばかりは、ゆったりすごせそうだ・・・。

コーヒーで一息つきながら、俺はラジオなんぞに耳を傾けつつ、マターリしていた。
『今週のオリコンチャート、初登場一位はこの曲です!』
♪〜
ラジオから流れ出した歌声に、俺は一瞬コーヒーを吹き出すかと思った。
カ、カトル!?
いや、違う。これは・・・確かキャロル・ラブ・ウィナーだな・・・。
初登場一位か、やるな。ウタダやクラキ並みだ。
79通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 22:30
ヒイロが報告に来た。
さて、どうだった?やはりカトルには複数のコピー、もしくはクローンが用意されているのか?
「ああ・・・・。今のカトルは5人目くらいらしい」
5人目くらいって・・・・。
・・・・・・そのコピー・・・2、3体かっぱらってもバレないだろうか。
「バレないだろうな」
売れば、言い値がつくと思わないか?
「・・・教えてくれ、トロワ。俺あと何回盗みを働けばいい?」
知らねぇよ。
ほらよ、ボーナスにリリーナの下着(使用済み)と入浴シーンの生写真をくれてやるから。
「・・・任務了解」

翌日。
ウィナー家のゴミ捨て場から、ヒイロらしき人物が素っ裸で発見されたと、
風の便りで聞いた・・・。
80通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 22:32
>>79
×言い値
○良い値
鬱だ・・・弾薬の補充を頼めるか・・・・
81通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 01:41
期待をこめてあげ
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/26(火) 06:29
age
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/26(火) 06:29
age
84通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 09:50
「どうしたの、トロワ。こんな時間に。それに、その半ズボン」
訝しげなキャスリンに黙って俺はピンク色のワンピースを差し出した。そして、髪止めのゴムを2本。
「・・・ひょっとして、これ・・・」
頭のいい女は好きだ。このトロワ・バートン一世一代の願いだ。俺のしずかちゃんに
なってくれ!!そしてシャワーを浴びながら鼻歌を歌って俺の心を満たしてくれ!!
「・・・」
虫のいい願いだとは百も承知だ。だが俺はこの前借りた「のび太の宇宙小戦争」の
しずかちゃんの入浴シーン以来彼女の虜になってしまったのだ!!このままでは
明日の公演も満足にこなせないかも知れない!!頼む、俺を導いてくれ!!
「・・・」
頼む!!
「トロワが、そんなに言うんなら・・・」
伏し目がちに、キャスリンは言った。ようし、そうと決まればこのテープを観てくれ。
ここ最近のしずかちゃんの入浴シーンを編集したものだ。参考になる。
「・・・?ねえ、トロワ。今思ったんだけど・・・」
ん?何だ?
「何でしずかちゃんってお風呂に入る時も髪止め外さないの?頭洗う時ちゃんと出来ないじゃない?」
・・・確かに、言われてみれば・・・。
「お風呂の時ぐらい髪を下ろした方がいいんじゃないかしら」
そう言われて、俺は髪を下ろしてシャワーを浴びるしずかちゃんを想像した。・・・萌えた。
俺のしずかちゃんにまた一つ新しい萌え要素を発見してしまったと、唇をとがらせながら思った。
85通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 15:26
とにもかくにも、キャスリンにしずかちゃんの真似をしながら入浴してもらった。
ついでにしずかちゃんっぽく「スネ夫さ〜ん」と呼んでもらった。
・・・・・・。(・∀・)イイ!
86通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 15:42
キャスリンのオパーイ、チクビ・・・(゚¬゚)舐めてイイ?
87通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 16:33
カトルが五人目・・・と言うのを聞いていたので急に洋画が見たくなった。
勿論それは6・・・おっと、版権がヤバイ。とにかく借りてみてみた。

・・・・・・・・

なかなかな映画だ・・・今までアニメとエロビデオしか見てなかった俺って・・・
・・・・・そろそろ俺も変わらないとな。


変われるってドキドキ・・・なのか?
88通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 16:53
荒らしか・・・。
俺達はもうこの板に必要無くなった兵士なんだろうか・・・。
いや。
俺は今迄、何度となく死ぬ運命に逆らって来た……今度も逆らわせてもらう。
89通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 16:54
荒らしか・・・。
俺達はもうこの板に必要無くなった兵士なんだろうか・・・。
いや。
俺は今迄、何度となく死ぬ運命に逆らって来た……今度も逆らわせてもらう。
90通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 16:58
多重カキコときたもんだ。鬱だ。
早かったな、俺の死も・・・
91通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 20:56
今日はF91を借りることにする。なかなかあれは面白そうだ。

さっさとビデオ屋へ行くとF91だけ借りられていた。鬱だ。しょうがないから日を改めて出直そうと思った・・・が
ついさっきF91を大事そうに抱えたマニアらしい男を見かけた。俺に先駆けて借りるとは・・・
これは俺の手で鉄槌を食らわせねば。そうと決まればさっさとさっきの男を追うことにした。

おい貴様。
「へ?何ですか?」
そのビデオはなんだ?
「えー、F91ですよ?」
・・・よこせ。
「い、いやっすよ!予約したまま1ヶ月も・・・」
問答無用だ。
「ぎゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」

無事F91を手に入れた。最近俺は何だか人格が変になっている。まさか・・・
そう言えば俺がアイツを殴っているとき誰も止めようとはしなかったな。
寒い時代だとはおもわんか・・・・・・・?
92通常の名無しさんの3倍:2001/06/26(火) 22:29
>>91
91番目のレスにF91のネタとは、やるなぁ・・・狙ったのか?
93通常の名無しさんの3倍:2001/06/27(水) 07:11
>>92
いや、偶然。
94通常の名無しさんの3倍:2001/06/27(水) 08:34
ヒイロが神妙な顔をしてやってきた。頼みがあると言う。
「俺がこんなことを頼めるのは、トロワしかいない」
こんなことって、どういうことなんだ?
「・・・俺といっしょにやってほしいことがある」
なんだ?あまりイタイことはお断りだぞ。
「まずは、これを見てくれ」
そう言って、ヒイロは一本のビデオを再生しだした。
・・・これは、ひげダンス?
これを俺とお前がやるのか。何故だ。
「・・・リリーナがこれを見たがっているんだ・・・」
あのお嬢様、いきなり何を言い出すんだ・・・。
こんなもの、デュオとカトルにでもやらせておけ。
「・・・・・・・」
わかったよ、わかったから銃をしまえ。
しょうがない。道化師たるもの、人を笑わせてなんぼだからな。協力しよう。
「すまない」
やれやれ。どうせなら、俺は雷様がやりたかったんだが・・・
95通常の名無しさんの3倍:2001/06/27(水) 08:35
ヒイロが神妙な顔をしてやってきた。頼みがあると言う。
「俺がこんなことを頼めるのは、トロワしかいない」
こんなことって、どういうことなんだ?
「・・・俺といっしょにやってほしいことがある」
なんだ?あまりイタイことはお断りだぞ。
「まずは、これを見てくれ」
そう言って、ヒイロは一本のビデオを再生しだした。
・・・これは、ひげダンス?
これを俺とお前がやるのか。何故だ。
「・・・リリーナがこれを見たがっているんだ・・・」
あのお嬢様、いきなり何を言い出すんだ・・・。
こんなもの、デュオとカトルにでもやらせておけ。
「・・・・・・・」
わかったよ、わかったから銃をしまえ。
しょうがない。道化師たるもの、人を笑わせてなんぼだからな。協力しよう。
「すまない」
やれやれ。どうせなら、俺は雷様がやりたかったんだが・・・
96通常の名無しさんの3倍:2001/06/27(水) 08:38
おいおい、俺もダブっちゃった・・・。
これ、削除依頼頼めんのかな。
97通常の名無しさんの3倍:2001/06/27(水) 20:04
ageてみる。
98通常の名無しさんの3倍:2001/06/27(水) 21:11
ヒイロと約束したあと外出して居ると五飛と会った。
「とろわかぁ・・・なんでこんなところにいるんだぁ?」
五飛・・・酔っているのか?
「そういえばさぁ・・・おまえのまえがみってきったらどうなるんだ?」
や、止めろ五飛!乱心したか!
「かたいこというなよぉ・・・」
あっという間に俺の髪の毛が・・・前髪が・・・切断され素顔が露わとなった。

ん?ここは何処だ?というか何故俺は五飛の髪の毛をヒッつかんでいるのだ?
・・・ここは俺の部屋か。しかし五飛は・・・いや、俺の髪の毛は・・・無事か。
いや!あの時本当に・・・いや、まさか生えてきたのか?そうなのかもしれないな・・・

次の日五飛が水死体で発見されたとニュースで言っていた。俺は何も見てない聞いてない。
99通常の名無しさんの3倍:2001/06/28(木) 17:52
ヒイロとの約束どおり、ひげダンスをリリーナに披露することになった。
タキシードに身を包み、付ひげをつける。
立派なひげだ。ヒゲガンダムも真っ青だ。
観客はリリーナ他、ドロシー、ノイン、ガンダムパイロット各員。
どざえもんになったはずの五飛も、何故か居る。
・・・いや、もうそのことは深く考えないようにしよう。

俺とヒイロは、例のテーマ曲に乗って、水の入ったバケツを回したり、
飛んでくる果物をサーベルで刺したりと、まぁお馴染みの芸を忠実に再現した。
リリーナとドロシーはキャッキャッと手を叩いて喜んでいる。サルか、お前らは。
しかしヒイロが本当に嬉しそうな、不気味な微笑みを浮かべているので、まあ良しとしよう。
ぞっこんなんだな、ヒイロ。
とにかく、おおむね好評を博し、終了。

拍手を送りながら、カトルが照れくさそうに言った。
「僕も、ドリフのギャグを一つ知っているよ」
ほう。ちょっと披露してくれないか。
「えー・・・じゃあ、やるよ・・・」
そしてカトルは、二本の指を鼻の下へ持っていって・・・
「カトちゃんペッ」
・・・・・・。
刻が、止まった・・・。
100通常の名無しさんの3倍:2001/06/28(木) 17:53
ヒイロとの約束どおり、ひげダンスをリリーナに披露することになった。
タキシードに身を包み、付ひげをつける。
立派なひげだ。ヒゲガンダムも真っ青だ。
観客はリリーナ他、ドロシー、ノイン、ガンダムパイロット各員。
どざえもんになったはずの五飛も、何故か居る。
・・・いや、もうそのことは深く考えないようにしよう。

俺とヒイロは、例のテーマ曲に乗って、水の入ったバケツを回したり、
飛んでくる果物をサーベルで刺したりと、まぁお馴染みの芸を忠実に再現した。
リリーナとドロシーはキャッキャッと手を叩いて喜んでいる。サルか、お前らは。
しかしヒイロが本当に嬉しそうな、不気味な微笑みを浮かべているので、まあ良しとしよう。
ぞっこんなんだな、ヒイロ。
とにかく、おおむね好評を博し、終了。

拍手を送りながら、カトルが照れくさそうに言った。
「僕も、ドリフのギャグを一つ知っているよ」
ほう。ちょっと披露してくれないか。
「えー・・・じゃあ、やるよ・・・」
そしてカトルは、二本の指を鼻の下へ持っていって・・・
「カトちゃんペッ」
・・・・・・。
刻が、止まった・・・。
101通常の名無しさんの3倍:2001/06/29(金) 13:35
あの後は全員何も言わず別れた。カトルは相当へこんでいた。
部屋に戻ると奪い取ったF91を見る。セシリーに不覚にも萌えてしまった。
しかしF91の分身はカッコイイ!俺のヘビーアームズにも付けてみよう!
102通常の名無しさんの3倍:2001/06/30(土) 17:16
103通常の名無しさんの3倍:2001/07/01(日) 18:03
五飛のところへ遊びに行ったら、何故かヒイロとデュオもいた。
四人集まったからと、何故か麻雀卓を囲む。
しかしこいつらとマージャンをしても面白くないのだ。
ヒイロは平和ばかりやたらと作りたがるし、デュオはすぐ染めに入る。
五飛に至っては、毎回毎回大三元や国士無双を狙ってくる。そう簡単に
できてたまるか、このエセ中国人め。
・・・そういう俺は、七対子ばっかりを好む。
似たもの集団なのだ、俺達は。
104通常の名無しさんの3倍:2001/07/02(月) 14:11
団長が、サーカスでやる新しい芸を考えろと言ってきた。
俺の三回転半ひねりだけでは不満らしい。
しょうがない。人間大砲でもやるか・・・。
105通常の名無しさんの3倍:2001/07/02(月) 21:54
おもしろいね、ありがとう。
106通常の名無しさんの3倍:2001/07/02(月) 22:18
人間大砲はネタが少々使いにくい。というわけで。

「・・・自爆ショー?」
そうです。実際やってみますよ。

あと5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・

自爆は成功したが、テントが吹っ飛んでしまった。
修理費をせめられて鬱・・・
107通常の名無しさんの3倍:2001/07/03(火) 10:24
今日も鏡に向かって、ドラえもんのテーマを鼻歌で歌いながら、
俺の自慢のスネ夫ヘアをセットするべく、髪をとかしていた。
・・・む。
抜け毛が増えている・・・。
やはり毎日髪の毛に負担がかかっているのだろうか。なんてことだ・・・。
いかん、早急に対処せねば。
俺は慌てて、髪がやばいガンダムパイロットと言えばこの人、張五飛のもとへ走った。
三回転半捻りをしながら、やつの目の前に着地してみせると、
おびえた表情の五飛が、俺に青竜刀を突きつけてきた。
「・・・っ!?き、貴様は何者だ―っ!?」
なんだと?傷心のお前を保護してやったこともある俺に向かって、何たる暴言。
「・・・ト、トロワなのか?」
あたりまえだ。レオナルド・ディカプリオにでも見えるか?
「新手の妖怪かと思った・・・」
失敬な!俺のどこが妖怪だと・・・・あ。
前髪、ナチュラルなままじゃん・・・。
どうりで前が見にくいと思った。
恥ずかしいから、出直そう。じゃあな、五飛。また会おう。
「何しに来たんだ、貴様は・・・・」
108通常の名無しさんの3倍:2001/07/03(火) 19:36
五飛に会いづらくなったので以前から用意していたヅラを装備する。
勿論ドリル装備だ。これでおれは最強だ!
109通常の名無しさんの3倍:2001/07/04(水) 09:11
∀ガンダムのビデオを借りてきた。
ポップコーンを食しながら、一人で観賞してみる。
むぅ・・・ディアナ様・・・萌える!
よしなに!よしなに!
俺は思わず手の中にあったポップコーンを握りつぶした。

しかしローラにも萌えそうだ。ロランよ、それは反則過ぎる。
110通常の名無しさんの3倍:2001/07/05(木) 11:30
この前踊ったひげダンスの写真が出来上がったので、
リリーナにくれてやろうと思い、リリーナ邸へ向かう。
そこで、俺は聞いてしまった。
リリーナが椅子から立ち上がるときに、
「どっこいしょ」
とオバサンのような掛け声を発していたのを・・・・・あうっ!?

・・・・はっ、ここは・・・?
なぜ俺は全裸でごみ捨て場で寝ているんだ?
しかもこの後頭部にあるデカイたんこぶは一体・・・。
さ、寒い・・・。助けてよ、姉さん・・・・・・
111名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 14:16 ID:FDy/ddUk
帰宅すると、俺のヘビーアームズがサーモンピンク色に塗り替えられていた。
だれの仕業だ!?デュオか!?よし、問い詰めに行ってやろう。
うまくいけば慰謝料をふんだくれるかもしれない。

「ぃよ〜う、トロワ。待ってたぜ」
出迎えたデュオの姿を見た俺は驚愕した。
やつはトレードマークの三つ編みを解いて、ひとつに縛っており、
なにやら赤い修道服をきこんでいる。
なぜ・・・なぜ女装しているんだ?
しかも怪しい歌を歌いながら、マラカスを振リ出した。
さらに五飛がヘンテコリンな青い服をきて、決闘決闘うるさいし、
カトルは全身黒で統一して、ぽっぽぽっぽとうるさい。
ヒイロときたら、メガネをかけて腕から鎖をたらしながら、俺になにやら服を差し出してきた。
「これに着替えろ、トロワ」
ああ・・・・俺のヘビーアームズがなぜ塗り替えられたか了解した・・・。
やめろ、そんなマニアックなネタはシャア板では通用しない!やめてくれ!
涙があふれるのもかまわず、俺は走り去った。

俺は泣きながら、いまだサーモンピンク色のままなヘビーアームズに
乗り込み、奴らに向かってフルオープンアタックをかましてみせた。
・・・少し、すっとした。
さあ、帰ってスーパーロボット大戦α外伝の続きでもやるか。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 20:13 ID:hfHIy5dE
「ぱちぱち・・・もう、トロワ弾丸の使い過ぎ。今月これ以上全弾発射したら
お小遣い減らすからね」
・・・すまん。翌日、俺はマリーメイアに呼び出されて説教をされていた。彼女は
大分前からサーカスの会計を預かっており、団長も頭が上がらない。
今日も見事なソロバンさばきだ。・・・つかぬことを聞いていいか、マリーメイア。
その赤い髪飾りはどうした?しかも二つも。それに、いつから長髪に?
「?・・・お客さんに貰ったの。今度からつけて公演に出てくれって。私の髪の長さじゃ
結べないからって言ったらつけ毛も一緒にくれて・・・それで、何となく・・・トロワ?」
すまんな、マリーメイア。約束は守れそうにない。だがお前の事は守ってやる。
ゲームと現実の区別がついてない連中は俺が全弾発射で修正してやる。
113通常の名無しさんの3倍:2001/07/05(木) 22:04 ID:.rE.v8Gs
今回のことで俺は決心した。
ヘビーアームズをビーム兵器に換装することを。
しかしドクターに頼んでみると
「そんな予算のかかることは出来ない。」
と軽くあしらわれた。仕方ないので自分でビーム兵器に換装することにする。



そういえば、ビーム兵器はミノフスキー粒子がないと・・・

始めるか、俺の自爆ショー。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 22:19 ID:???
   ∧∧
   (=゚ω゚)ノぃょぅ トロワ
 〜(  x)
   U U
115名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 03:34 ID:06nts53M
五飛が相談したい事がある≠ニ訊ねてきた。
まさかこの間ドザエモンにした事を根に持っているのか?
『復讐』の二文字が一瞬脳裏をかすめるが
コイツに限ってそれはないだろう、
こんな回りくどい事をするヤツではない。
とりあえずお約束のコーヒーを煎れてやる
「うまくないかもしれないが・・・」
もちろん謙遜だ。うまくないわけがない。
「謝々・・・」
・・・以前から疑問に思っていたのだが
なぜコイツは感謝の言葉だけ中国語なのだろう?
まぁどうでもいい事だが。
「オレは・・・」
しばしの沈黙の後、ようやく五飛が話を切り出す。が、
オレ≠ェ主語ときている、きっとナタク絡みの話だろう・・
と言うかコイツにはそれしかない。
しばらく愚痴に付き合ってやれば機嫌を直して帰っていくだろう
まったく、扱いやすいがウザイ事この上ない
「オレはナタクに・・」
やはりな・・・
「・・ナタクにも乗る資格がない・・・」
オレの読み通り・・・ん?

・・・も=H
116名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 09:39 ID:iFRjESv.
>>114
盲点だった。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 16:45 ID:???
>>116
>>113の間違いではなくて?
118名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 16:46 ID:???
>>116
>>113の間違いではなくて?
119斉藤守:2001/07/06(金) 16:49 ID:Ke4Ex0HE
120名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 20:18 ID:???
腹が減った・・・。
今日は朝から食パン1枚しか摂取していない。
栄養学上、ゆゆしき問題だ・・・。
というわけで、誰か俺に飯を食わせてくれ・・・。
「しょーがねーなぁ。おごってやるよ」
おお、デュオ。お前は本当にイイ奴だ。キング・オブ・ナイスガイだ。
「で、ラーメンとカレー。どっちがいい?」
ラーメンとカレー・・・。
どちらも俺のスネ夫ヘアでは食べにくいシロモノだ。
先端が料理にくっついてしまう・・・。
悪いが、別のものをリクエストさせてはくれないか?
「ラーメンかカレー」
いや、おごってもらう分際で恐縮だが、できれば違うものを・・・
「ラーメンかカレー」
・・・デュオ、嫌な奴だな、お前。キング・オブ・ヘタレだ。
悔しいが仕方がない。カレーでいい、カレーで。
「よぉし、じゃあ行こうぜぇ」

結局俺達はココイチへ行った。
食べる時邪魔にならないように、100円ショップダイソーで買った
赤いゴム止めで前髪を縛り上げた俺を見て、デュオが吹き出した。
そのまましばらく腹を抱えて笑いまくっているデュオを無視して、
俺はソーセージカレー3辛を黙々と平らげた。
食べ終わった頃、デュオを見ると、なにやら痙攣してヒクヒク言っていた。
まぁいい。笑いすぎて、カレーを食べられなさそうだから、俺がお前の分の
納豆カレー1辛生玉子付きも食べておいてやる。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/07(土) 03:48 ID:???
隣人の新聞をこっそり盗み見した。
!!なんだと?吉野屋が並を280円で提供だと!!
これが始まったら俺に飢えの憂いはなくなるな・・・。
122通常の名無しさんの3倍:2001/07/07(土) 20:11 ID:J53Cml8Q
さっそく吉野家まで足を運んでみる。
店内に入ってみたが、まだ価格改定はされていなかった。ショック。
おい、店員。280円はいつからなんだ?
「東日本は8月1日からなんですよー」
そうか・・・って、貴様ゼクスか!?
「なっ、トロワ・バートン・・・」
吉牛でバイトしているとは知らなかった。
「ほっといてもらおうか。で、注文はなんだ?」
大盛り、玉子、味噌汁で。
しかし、改定開始日を知らない客が結構勘違いして来るんじゃないか?
「ああ・・・馬鹿は来る」
馬鹿で悪かったな。
・・・ん?お新香は頼んじゃいないが。
「俺からのおごりだ」
ゼクス・・・すまない。
でもどうせなら会計全部おごってほしかった・・・。
123通常の名無しさんの3倍:2001/07/07(土) 21:28 ID:zSNQ9nl.
既に貯蓄は底を突き、8月1日までは待てない・・・
毎日水とパン屋からあさってきたパンの耳だけだ。
朝昼晩ずっとこれでは栄養的にも8月1日まで保たないだろう。
ええい、仕方あるまい!物乞いに五飛の所へ行くしかない!!!
124通常の名無しさんの3倍:2001/07/08(日) 19:36 ID:uhg96fbw
五飛に何か食べさせてもらうため、愛車の赤いバイクに乗って五飛宅へ。

五飛は俺のバイクを見るなり、「シャア専用か?」と聞いてきた。
何を言う。俺のどこが赤い彗星だ!?
俺のヘビーアームズ(TV版)の色にちなんでいるんだ。
そんなことより五飛、腹が減って死にそうだ。何か食べさせてくれ。
「わかった。食っていくといい」
ありがたい。持つべきものは朋友と書いてポンヨウと読むだな。
「だいぶ腹が減っているか?」
ああ、ぺこぺこってヤツだ。
「そうか。なら大丈夫だろうな」
何がだ?
俺の疑問に答える事もなく、五飛は部屋のドアを開けた。
そこで俺を待ち受けていたものは、だだっ広いテーブルの上に
所狭しと並べられた料理の数々・・・。これは、もしや・・・。
「満漢全席を作ってみようと思ったんだ。まあ食え」
素晴らしい。頂こう。
椅子に座って箸を取った俺に向かって、五飛が言った。
「ここにある料理全部食うまで、席を立つなよ」
え、うそ・・・・。

数時間後、俺は救急車で救急病院へ運ばれた。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 12:40 ID:KT.bBjao
マリーメイアが、俺の髪型を見て何か思うところがあるようだ。
じっとこちらを見つめてくるので、照れる。
どうした?マリーメイア。
「キョロちゃん・・・」
キョロちゃん?チョコボールのキャラクターか。
「その髪型・・・キョロちゃんみたいですね」
ええぇぇぇぇっ?
今までスネ夫だのジョーだの花形だの言われてはきたが、
キョロちゃんとはやられたな。
しかし他ならぬマリーメイアのためだ。
俺は前髪をキョロちゃんのくちばしに見立て、昔やっていたCMのまねをした。
くえっくえっくえっ チョコボォォルゥゥゥ♪
「あはははははははっ」
うむ。ウケたようだ。ではもう一度・・・
「・・・何やっているんだ、トロワ」
はっ!?ヒイロ!?見たのか!?
俺のプライベートの芸を見たものは生かしてはおけない。
俺はその場でコマのように回転しながら、ヒイロへナイフを乱れ投げした。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 16:55 ID:HyVNAzAI
身体の至る所にナイフが刺さって、出血多量・意識不明の重体だったはずのヒイロが、
翌日元気に市民マラソンに参加していた。
せっかくだから、無料で配られている紙の旗を振って応援してみた。
127ガンダム男:2001/07/09(月) 18:01 ID:kOQp9P/I
ガンダムヘビーアームズって、
かっこいいーよねーーーっ!
あの赤いボディーとガトリングガン!!
ターミネーターみたくかっこいいから好きーーーっ!!
128名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 18:04 ID:???
全弾発射にどれほど資金を費やしたか(泣)
129通常の名無しさんの3倍:2001/07/09(月) 20:49 ID:UMnx8Hzw
ガンダムXを借りていなかったような気がするので、早速借りに行った。
それでは、観てみよう・・・。

ジャミルのもみ上げが気になって仕方がない。
さらに俺のヘビーアームズもどきのガンダムもどうにかしてほしい。
結論としては・・・不覚にもティファに萌えた。いい!すごくいい!!
130名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 22:37 ID:???
海ガッツ3が発売されるので、早速ソフマップで予約してきた。
早くWゼロにインストールし、ヒイロの喜ぶ顔が見たい。
結局なんだかんだ逝って、1と2をクリアしているからなヒイロは。
131通常の名無しさんの3倍:2001/07/10(火) 23:42 ID:HWjPy8T.
久しぶりに皆で飲みに出かける。
軽く飲んで食べたあと、ゲーセンへ足を運んだ。
最近流行っている(?)某MS格ゲーがあったので、皆で対戦した。
・・・俺達がはじめて出演したゲームも格闘ゲーム(スーファミ)だったことは、
もう皆忘れてしまっているのだろうな・・・・。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/11(水) 15:57 ID:tyGfsaJw
短期間でマッスルボディにする為購入した、俺のブルーワーカー君がなくなっている。
たしかクロゼットの中に立てかけて置いたと思ったのだが・・・・。
ごそごそ。
ない。ふうむ、キャスリンがゴミと間違って捨てたか?
まあこういう物は、無くした消しゴムと同じ原理で、探している間は見つからないものだ。
そのうち見つかるだろう。
それよりも、今日はこれからデュオと映画を見に行く約束をしていたな。
そろそろ待ち合わせ場所に向かおう。

「いよーう、トロワ」
・・・デュオ。
なんだかヤケにThe・ガッツ体形じゃないか・・・。
ひょっとして・・・。

マッシブなのは、俺1人でいいのに・・・。
133通常の名無しさんの3倍:2001/07/11(水) 16:53 ID:???
俺は今おもちゃ屋にいる。何故か急にガンプラが欲しくなったからだ。
それでも・・・俺のヘビーアームズはPGではない。ヒイロ、お前を殺す。
まあ、それはいいとして何を買おうか・・・
ガンダムは高いのが多いので止めておく。かといって雑魚のプラモはださい。
そろそろあきらめて帰ろうとしたとき、俺の目に一つのMSが飛び込んできた。

「ガンタンクR44」

衝動買いとは・・・このことか。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/12(木) 10:36 ID:G7FyrTpo
ガンタンクを完成させた。イイ、かなりイイ!
135通常の名無しさんの3倍:2001/07/12(木) 21:17 ID:fHvtvZ/M
ガンタンクR44はいまヘビーアームズのコクピットに飾っている。
俺としてはカコイイので満足だが、キャスリンに
「趣味悪い」
と一括されてしまった。鬱だ・・・
136名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 09:11 ID:KctrgfG.
俺もそろそろお年頃なので、車なんぞが欲しくなった。
助手席にキャスリンを乗せつつ、浜辺までドライブなんつって。
赤いフェラーリなんていいよなぁ、と考えていたらカトルが
「赤は止めておいた方がいいよ」
と言う。
なぜだ。俺のガンダムは赤いのに。
「だって、赤はシャア専用だし」
・・・シャアが心底うらやましくなった今日この頃。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 20:11 ID:fbFA5eR.
ヒイロが今、スパロボαをプレイしているというので、からかい半分に見に行く。
まだ序盤の方をプレイしていた。リアル系主人公らしい。
あ、ヘビーアームズが登場している。俺だ、俺が出ている。
・・・ヒイロはためらうことなくZガンダムのハイパーメガランチャーを放ち、俺を撃沈させた。
なんだか無性に悔しかったので、ヒイロを押さえ付けて、背中にスイカの汁を塗りたくってやった。
カブトムシにたかられるがいい。
138名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 20:58 ID:v/tC1qEE
ティファが俺達より年上な事に今更気付く。
鬱だ。
更に、身長ではガロードより俺の方が低い事にも気付く。
鬱だ。
始めるか、俺の自爆ショー。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 21:20 ID:fbFA5eR.
自爆ショーの準備をしていると、いつの間に居たのか、キャスリンがポツリと言った。
「エンドレスワルツで、あなた16歳になってるし、背も伸びているじゃない」
えっ、そうだったのか?慌ててDVDを見返してみる。
本当だ。158cmのキャスリンと並んでいるシーン、明らかに俺はデカイ!

よし、テレビシリーズとしては負けているが、OVA版でギリギリドローとさせていただこうか。
しかし、ティファはイイ・・・ハァハァ。ガロードがうらやましい・・・。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 21:31 ID:QK.AfRpw
ヒイロからメールが来た。どうも俺の日記の感想らしい。
『最近昔のような激しい生活を送っていないのか?日記が平和過ぎる。
なんならいつでも協力させてもらう    ヒイロ』
・・・激しい生活って、一体。
しばしディスプレイを睨みながら熟考していたら、いきなり部屋の窓から
手榴弾が投げ込まれた。拾って投げ返す暇もなく、その物騒なパイナップルは爆発した。
爆風に身を躍らせながら、俺は少し懐かしさを感じた。
そうだな。明日は秋葉原にでも行こうか。そしてデュオでもいじめよう。
ああ、ドラえもんシールを用意しておかねば・・・・・。
ふふふ、刻が見える・・・・・。
141名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 21:41 ID:???
それ以外にも、17には見えない身体を誇るトニヤやエニル、
俺と同年代なのに巨乳のパーラ。
こんな女達に囲まれているガロードが羨ましい。

それに比べ、俺はどうだ?
無茶なことしかいわないリリーナ、カニ眉毛戦争オタクドロシー、
手を出したら犯罪マリーメイアの肉体的、精神的にも未発達な同年代。
年上は年上でショタコンのサリィ、二重人格の毛アリのレディ=アン、
女っ気0のノインと、癖しかない奴等が勢ぞろいである。
数少ないまともなヒルデは、最近ノイローゼ気味。
男連中を加えた場合、状況はますます絶望的となる。とことんガロードとは正反対だ。

俺はヘタレと呼ばれてもかまわない。この状況から脱出したいものだ。
142名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 22:49 ID:???
頑張れトロワ(藁
143名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/14(土) 00:03 ID:zYUfTpnI
これの前のスレッドってどこにあるんですか?
このスレッドメチャメチャ面白いから前の作品も見てみたい。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/14(土) 00:28 ID:8TddD27A
君にはキャスリンがいるじゃないか
あれは・・・いい女だ
145名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/14(土) 00:53 ID:qHB1fCgA
 俺のヘビーアームズはキャスリンひとりだけでは満足できない。
だからガロードが羨ましいのだ……
146名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/14(土) 01:04 ID:???
>>144
実の姉かもしれんがな
147通常の名無しさんの3倍:2001/07/14(土) 05:28 ID:???
ヒイロ「頑張れトロワ・・・・俺が上げておこう。・・・・・ついでに肩をもんでやろう」
148通常の名無しさんの3倍:2001/07/14(土) 16:41 ID:???
最近シャア先板で話題になっている機動戦艦ナデシコvs強襲揚陸艦ホワイトベーススレを覗いてみる。
・・・キャラ萌え!?今すぐ狩りに行かねば!(ダッ)

これか・・・。全て同時に借りると言うのか・・・俺は・・・
ああ・・・俺が壊れていく、姉さん・・・助けてよ・・・
と言いつつしっかりビデオを抱えてレジに赴く俺であった。
本当はDVDの方が良かったのだが俺はそんな高価な機械は持っていない。
ビデオデッキ一台買うだけで一月他の連中にたかりまくってしのいだのだ。
後に配線用のコードが必要と知って絶望したあの日は未だに忘れられない。
ん?作業はおわったか・・・早々と帰らないと何者に見られるかわからん。さっさと帰ろう。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 02:00 ID:S/aTanHc
>>146
 それはそれで『萌え』だからいいのだ
150通常の名無しさんの3倍:2001/07/15(日) 07:13 ID:???
うちに帰って見てみると中身が全部AVに入れ替えられていた。鬱だ・・・
151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 16:21 ID:???
ヒイロと一緒にガンダムのパーツを買いに秋葉原まで出かけた。
電子機器系の部品を買うにはもってこいの場所だ。
一通り買い物を済ませ、帰ろうとしたときにヒイロが腕時計を見ながら、
「すまん、ここからは別行動だ。ちょっとこれから池袋まで行かなきゃならんのだ。」
と言い出した。
ヒイロ、お前の行動は全てお見通しだ。
さっきお前が会計してるときに財布から落ちた、「聖コス○レ学園」の名刺を見たからな。(藁
既に予約を入れておいたのか。ご氏名が誰だ?ん?
今日は誰のコスでプレイするんだ?

とりあえずリリーナに報告しておこう。明日が楽しみだ。
152名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 16:25 ID:???
>>151
そうだ。明日ヒイロに「ヒゲのローラ」のコスがあるか聞いてみよう。

無論中身は女だ。
まだ俺もそこまで陥ちてはいない。
153通常の名無しさんの3倍:2001/07/15(日) 18:07 ID:???
がんばろう。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 18:24 ID:fAgjlhNc
リリーナに電話でヒイロの行動を報告すると、彼女は受話器の向こうで
ヒステリックな叫び声を発した後、乱暴に電話を切りやがった。
俺の右耳は、しばらく耳鳴りが消えなかったが、まあ今後のヒイロの処遇を
案じて、多めに見てやろう。

翌日、リリーナの執事のパーガンから、身も心もリフレッシュして来たヒイロが
リリーナに思いきり修正された事を聞いた。
若さゆえの過ちというやつは痛いものなんだぞ、ヒイロ。ふふふ・・・。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 18:50 ID:???
ちょっとコスに興味が出たのでレンタルビデオ屋でコスAVを探したが、店員がコスプレと制服モノを
混同している様で「スッチー」「女子"校"生」「バニー」とごっちゃにされていて探すのが面倒だ。
(条例の関係で「女子高生」ではなく「女子"校"生」なのはAVマニアの俺にとっては無論常識だ)
やっと何本かアニメ系のコスを見つけたが、「キューティーハニー」って何だ?
元ネタがわからないアニメが多過ぎる。
ガンダム系は無いのか?20年もやってるのに……

ようやく「コスプレ補完計画」というビデオを発見した。
全然似てないがセイラさんとララアとマチルダさんらしい。
俺ははやる心を抑えつつ店を後にし、部屋に帰って早速観てみた。

……女優がマグロでは萌え様が無い。

唯一面白かったのはセイラさんを犯すコズンのティムポが20cm位あった事だ。
日本人男優でこのサイズのティムポを見たのは初めてだった。
今度ヒイロにも見せてやろう。
156通常のH・Aの3倍:2001/07/15(日) 18:51 ID:2KoKaaBo
傷だらけのヒイロに、先日の感想を聞いた。
どうだった、ヒイロ?
「ティファのコスチュームがあった」
なにっ!?それは本当か?
情報ありがとう、ヒイロ。
そう言えばお前にはageてもらったり、肩を揉んでもらったり、
色々してもらっていたな。
これはリリーナのお気に入りのブラジャーだ。とっといてくれ。

俺は急いで預金を引き下ろし、池袋へと向かった。
小柄で貧乳でガンダムが好きな明緒ちゃんにティファの
コスプレをしてもらおう。ああ、期待と股間が膨らむ。

・・・そこには確かにティファのコスチュームがあった。
しかし、ティファはティファでも、FFのティファだった。
鬱だ。かなり鬱だ。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 19:07 ID:???
最近、AVコーナーでつくづく疑問に思うのは

「熟女AVと言っても若いのとそうでないのがある」

と言うことだ。
前者は20代後半から30代前半なので、まぁまぁ食指も動くが、
後者は明らかに40代以上だ。
何が楽しくてこんなおばさんの裸を見なきゃいけないんだ?
しかも金払ってまで見る必要があるのか?
特に俺はロリなので理解に苦しむ。
誰か、誰か理由を教えてくれ。

そうだ!年上が好みの五飛なら説明できるかもしれない!
早速聞いてみよう!!



……殴られた。

五飛曰く「年上好み」と「年増好み」は違うんだそうだ。
俺にはさっぱり理解できない。
「胸の膨らんだロリ」と「つるぺたロリ」の違いなら説明できるが……



ちなみに俺のストライクゾーンは「義務教育以下」だ。かなり広いぞ。
158名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 19:13 ID:???
ちなみに∀ガンダムにおける俺の萌え対象は「第一話のソシエたん」だ。
159通常のH・Aの3倍:2001/07/15(日) 19:15 ID:???
前スレのログを保管してある偉い人がいた。感謝する。

ttp://gifu.cool.ne.jp/rirogu/shar/s_33.htm
160名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 19:17 ID:PasXmmm2
社会に出てくるな2チャンネラー
161あぼーん:あぼーん
あぼーん
162通常の名無しさんの3倍:2001/07/15(日) 19:18 ID:???
>>160
2chに出てくるな一般人
1633人目のトロワ・バートン:2001/07/15(日) 19:20 ID:???
荒らしへのレスは止めておいたほうがい。
しばらくsage進行でお願いする。
164通常の名無しさんの3割増:2001/07/15(日) 19:28 ID:???
オケー
165名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 19:30 ID:PasXmmm2
オマエら非現実のコトに良くやるよ

大人になれ!

社会に出てくるな2チャンネラー
166名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 19:49 ID:???
久しぶりに五人が集まった。
他愛もない天気の話から、ワールドカップや教科書問題など、とりとめのない
会話を繰り広げていたが、ふとクワトロ大尉の名前の話になった。
クワトロとカトルの名前は、同じ語源「Quatle(4)」だということで、
カトルにクワトロ大尉のコスプレをさせることに、急遽決定した。
嫌がるカトルに無理やり袖なしの赤い服を着せる。
デュオがサングラスを用意していたので、それをかけてやったら、
横で五飛が指をくわえてうらやましそうな顔をしていた(参照>>56)。
額に傷をつけようと、マジックを取り出した俺にヒイロが、
「どうせなら、本物の方がいい」
と、部屋に飾ってあったフェンシング用の剣を構えたかと思うと、
カトルの額目掛けて突き出した。
カトルは驚愕のあまりか、らしからぬ下品な悲鳴を上げ、後方に回転しながら剣をよけた。
非難がましくヒイロを睨んで、
「顔はやめてよっ!アイドルなんだからっ!!」
と叫んだ。
・・・アイドル?
167名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 04:48 ID:???
おもしろage
168名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 07:36 ID:scjRKbGc
仮面ライダーSPIRITSというマンガを読んだ。 素晴らしいマンガだ。
是非キシリア様に届けたい。 キシリアって誰だ。
とりあえず人に勧めようと思い、連中に会いに回った。

まずデュオに会う。
「…お前、仮面ライダーで何が好きだ?」
「やっぱ一番新しい奴だよなあ。 アジトだっけ?」
お前、ろくに題名も覚えてないのか。

カトルに会う。
「僕はやはりブラックが好きですよ。 あの壮大な設定と多種多様な…」
その後延々とカトルのライダー論を翌朝まで聞かされた。

ヒイロ。
「…本郷猛」
ライダーより役者の方が好きな様だ。これではSPIRITSは読ませられん。

最後に五飛に会った。 五飛は仮面ライダー自体知らなかったのだが、とりあえず単行本を手渡した。
最初はバカにして鼻で笑っていたが、二号のエピソードを読み終わる頃には号泣していた。
やった。 勝利だ。

どうでもいいが、ゼクスはスーパー1が好きらしい。
本当にどうでもいいが。
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 11:20 ID:Z9gsWGoI
今月からアメリカで1stガンダムと08MS小隊が放映されるそうだ。
去年放映されて好評を博した俺たちのおかげだ。感謝するがいいバンダイ。

それにしてもWの後に1stと08MS小隊を放送したらアメリカ人は混乱しないのか?
まさか歴史上俺たちが一番古いガンダムにされる事は無いだろうな?

なんか急に自分が年寄り臭く感じられる。
鬱だ。かなり鬱だ。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 11:26 ID:???
しかし、それよりも問題なのはこのままガンダムシリーズを次々とリリースするとして、
Gガンダムはどうする?アメリカで放送できるのか?
日本以外は国辱ガンダムのオンパレードだぞ。

俺的にはGガンはオッケーなんだが……ご先祖様(ジョルジュ)もいるし。
171通常の名無しさんの3倍:2001/07/16(月) 14:56 ID:???
ヘビーアームズに分身機能を持たせる計画があったが、装甲代がバカにならないので止めた。
Gガンみたいにスーパーモードでも付けるか?しかし何が変わるのだ・・・
いっそのことキャタピラにしてみるか・・・ガンタンク・・・フフフ・・・
172名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 15:17 ID:???
トロワ…
トロワたん(・∀・)イイ!!
173名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 18:33 ID:???
実弾兵器の強みを考慮していっそのこと水陸両用を考えてみた。
でも良く考えたら水中用の兵器と陸上用の兵器って兼用できないじゃないか。
とりあえずミサイルを全て魚雷に換装してみたが、キャンサーにすら負けそうだ。
どうする俺。(汗)
気を取り直してもう一度地上戦用としてプランを練り直してみる。
今度はミサイルの数を大幅に増やしてみた。
ランドセル、胸、肩、腕、腰、脚にフル装備だ。
全部で100発を超えるミサイルならそうそう弾切れにもなるまい。
しかし、こうなると被弾したときの誘爆が問題だな。
とりあえずチョバムアーマーっぽく増加装甲をつけてみる。
うむ、なかなか良い感じだ。多少重量が重くなるのは仕方あるまい。
対策としてランドセルにバーニアを追加してある程度の機動補助にしよう。
ん……そうだ!
アーマー内にミサイルを装備し、全弾撃ち尽くしたらアーマーごと外せば良いじゃないか!
これなら芯となるヘビーアームズを改造する必要もないし。
アーマー脱着後は元の機動性に戻るから戦場から脱出にももってこいだ。
アーマーを捨てていくのはもったいない気もするが、戦闘終了後に回収すれば問題ない。
う〜ん、こいつは名案だ!俺様って天才じゃないのか!?
早速作業にとりかかるとしよう!(喜)



……これってアー○ード○ルキリーじゃん。(鬱
174通常の名無しさんの3倍:2001/07/16(月) 20:20 ID:???
しかしアーマーを装備していると機動性が極端に落ちる。
やはり機動性が・・・しかし推進剤にも限界がある。いっそのこと核パルスエンジンでも装備するか・・・?
175通常のトロワの3回転半ひねり:2001/07/16(月) 21:07 ID:???
ヘビーアームズのカスタマイズに煮詰まった俺は、気分転換に散歩に出かけた。
そうだ、レンタルビデオ屋にでも行こう。
店内をぐるりと一周してみた俺の目に飛び込んできたものが、俺を数秒動けなくした。
無意識のうちにそれを手に取り、カウンターで会計を済ませてしまう。

ああ、どうして借りてしまったんだろう・・・・。
評判は周りから聞き及んでいたのに。
絶対後悔するのに。
でも借りてしまった、G-SAVIOUR・・・。
今日の俺は地雷処理班の気分だ・・・。
176名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 21:48 ID:???
デュオが面白そうなネタをもってやってきた、
どうやらナタクを本来の装備に戻してやるという提案らしい。
断る理由もないのでデュオの依頼を受ける事にした。

装備
 腕 :中華ブレード
 股間:中華キャノン

中華ロボつながりなのはわかるが、さすがに引くぞデュオ。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 22:03 ID:???
ナタクことアルトロンガンダムの改造案を五飛に告げるため、やつの家へ。
五飛が庭でアチョーアチョーと鍛錬中だ。
ふと、俺は庭先にちょこんと佇んでいる物体を発見した。
・・・・あ、アレは・・・・。
「なんだ、トロワか。何か用か?」
う、五飛・・・。何故お前の家にこれがあるんだ?
「先日手に入れた、ナタク2号だ」
ふざけるなっ!俺は認めないぞ!
先行者をナタクなど呼ぶお前なんか大嫌いだ!

絶望している俺に向かって、先行者の股間部分のキャノンが火を吹いた。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 22:18 ID:???
>>175
しかし、これなんて読むんだ?
じーさびおうあ?
困った。誰かに聞きたいが恥ずかしくて聞けん。
さっき五飛を見かけたが、やつはバカなので聞いても解らないだろうし。

お、デュオがやってきた。
どうしよう、聞いてみるか?と逡巡しているときに、

「いよぅトロワ!……お、『ジーサヴィアー』借りたんだ?
 すっげぇつまんねぇぞそれ。」

感動した!!有難うデュオ!!
お前には感謝する!!

よ〜し、五飛に自慢してやるぞ!



.....騙された。(鬱
五飛が人のことを指差しながら涙流して笑うのを初めて見た。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 22:32 ID:???
カトルが俺のヘビーアームズの改造案を持ってきた。

標準武装がガトリングガンにグレネードランチャー付きマシンガン、
それにアーミーナイフと高振動ブレード。あまり今迄と変わらない
気がするが……ん?何だこのアンカーユニットは?それと警棒?
ちょっとまて!何故青と銀色に塗り直す!?設計図を見せろ!!

……G3-X?

俺は空中三回転半からのライダーキックをカトルに喰らわした。
180通常のトロワの3回転半ひねり:2001/07/16(月) 22:43 ID:???
俺が仮面ライダーシリーズのビデオを借りにビデオ屋へ行ったら、
ヒイロとばったり出くわした。
ヤツは無言で俺の腕を引っ張り、あるコーナーまで連れて来た。
「このシリーズ、一緒に見ないか?」
え・・・。
ゴレンジャー、デンジマン、バイオマン、ダイナマン・・・・
俗に言う戦隊ものというヤツか。
確かに俺達も五人。これは、チェックの必要性ありと見た。

しかし、紅一点はカトルだろうが、紅二点の場合は誰がやるんだ。
やはりデュオが妥当か。
俺はブルーとかブラック辺りがイイかな・・・。
181名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 00:10 ID:???
USJに行ってみたい。
カトルをスポンサーにして、今度みんなで行けないかな。
カトルに聞いたら、唇の端をつり上げて鼻で笑いやがった。
ムカついたので、前髪でチクチク刺してやった。
182名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 10:03 ID:???
>>180
しかし、あとでシリーズが25作品にも及ぶと言うことが判明。
各作品毎にビデオ12本として……300本!?
ぉぃぉぃ、そんな金も時間もねぇよ。
183名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:44 ID:???
ソロソロageテモイイ?
184通常の名無しさんの3倍:2001/07/17(火) 17:31 ID:???
ヘビーアームズの改良としてしゃくだがヒイロに援護を頼むことにした。
やつのバスターライフルは多分ビーム兵器なので結構当てになりそうだ。
「ところでトロワ。何処を改造するんだ?」
む・・・もう来たか。俺のヘビーアームズの武装をビーム兵器にしたいのだ。
「ビーム兵器か。二三日待ってろ。おれが全部やる。」
なに!そうか、スマン。
「代金は・・・(ピポパ)これだ。」
・・・良いだろう。しかしお前、リリーナの下着で動くような男か?
「・・・気にするな。」
じゃあ、頼んだ。

数日後行ってみると色が赤くなっていてインナーアームガトリングになっていた。
ヒイロ。お前はどうしても俺をレオパルドに乗せたいらしいな。
185通常のトロワの3回転半ひねり:2001/07/17(火) 20:26 ID:???
改良のやり直しを要求すると、意外にもあっさりとヒイロは了承した。
「ビーム兵器より、水陸両用モビルスーツにしてみないか?」
水陸両用か。考えはしたんだが・・・。
何か良い策があるようだな、ならばお前に任せる。
「任務了解」
ヒイロ、お前は本当に任務という言葉が好きなんだな。
今ちらりと見せた笑顔は、おもちゃを買ってもらえると聞いた時の子供のようだったぞ。
俺はつい微笑ましくなってしまった。

数日後、俺の優しい気分はどこかへ吹っ飛んだ。
俺のヘビーアームズが、赤いズゴックになっていた・・・。
ヒイロに向かってフライングボディアタックトロワスペシャルを
食らわせてやったのは言うまでもない。
186名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 01:03 ID:???
俺がヘビーアームズの改造案をめぐらせている中、五飛がやってきた。
「トロワ、ちょっと待っていろ!素晴らしい物を見たんだ!」

・・・見た?ロクな予感がしないがまぁいい。
改造費は五飛持ちだと言う。コイツ、何を見た?
「トロワ、何を心配そうな顔をしている?任せておけ。」
・・・いいだろう。何を言っても無駄なのはわかっている。

数日が経ち、五飛から連絡があった。
「さぁトロワ、これを見ろ!」
そこにはガトリングを肩に装着し、
四つん這いで何かを狙うヘビーアームズの姿があった。
ん?前よりも赤いような・・・おい五飛、この旧式のビームライフルはなんだ?
「ヘビーアームズキャノンと言ったところか。ありがたく思え、
 本当ならナタクにしたかった改造だ。」

・・・この数日間何をしていたのだ。
さぁ五飛始めるか、俺達の自爆ショー。
187通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 08:34 ID:9ShHjS5E
ヘビーアームズ改造として背中にプロペラをつける。

・・・失敗。

頭にプロペラをつける。

・・・頭部がどこかへ飛んでいった。

足に熱核ジェットエンジンを装備する。

・・・誘爆した。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 13:01 ID:???
ドロシーが自分用のMSを作ると言い出した。
「わたくし専用のMSですから、当然金色ですわ」
え、それって百式じゃん。
「・・・では、わたくしはピンクのMSにしましょう」
完全平和主義はどうした、リリーナ。
どうしてもやりたければ、お前の兄貴のトールギスを塗り替えるんだな。

数日後、ゼクスが泣きながらピンクとゴールド半々に塗られたトールギスに
乗っているのを見た・・・。
189名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 13:41 ID:???
最近、俺のヘビーアームズはろくな目にあっていない。
そんな俺を見かねたのか、カトルが俺のヘビーアムズを改造してくれるという。
数日後、俺は奴の家に呼び出された…

「やっぱり、ヘビーアームズの欠点は格闘戦能力の低さだと思ってね」
ほう、それで両腕をドラゴンファングに改造か?
「それだけだと不充分だろうから、バックパックにも改良型ドラゴンファングつけておいたよ」
・・・わかったよ兄さん。
「それから、弾薬費軽減の為に、胸の機関砲は大出力のビーム兵器に換装して・・・」
私の愛馬は強暴…
「で低下した機動性を補う為に、エピオンのウィングをつけてみたんだ!
 ついでにカラーリングも、小豆色とグレーを主調に塗り替えてみたんだけど、
 どうだいトロワ!最高でしょ!」
…するとなんだ?この機体で弾切れした場合は、
ドラゴンファングを展開してアームガトリングで殴りつつ、
バックパックのギガンティックシザースで敵を握りつぶしながら、
胸のメガビーム砲で敵を薙ぎ払えと…
ゲテモノガンダムに改名するか?俺のヘビーアームズ…。
とりあえずカトルには48の殺人技を叩きこんでおいた。

・・・この機体、悪く無いかもしれん…が…
190通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 18:21
結局俺はゲテモノヘビーアームズに乗っている。
ギガンティックシザーズ・・・カニばさみ・・・いや、何でもない。
191通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 18:34
明日はFFXの発売日、だが俺達にはガンダムゲーを盛り上げる
という重要な任務がある、ただし一歩間違えると自爆ショーの始
まりだ。最近だとそうだなGB○あたりが大きな地雷か・・・
192名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 18:35
正式名はガンダムヴァシュタロナタキーアームズだ。
193通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 19:52
ヒイロがまた俺のヘビーアームズを改造したがっている。
もう勝手にしてくれ。既に愛着もなくなってきたし。

……数日後、改造されたヘビーアームズが送られてきた。

これ、ガンダムか???
俺の前にはバトルフィーバーロボがそびえたっていた。
そうか……戦隊シリーズのビデオを観始めたのか……

んじゃ、来週あたりは変形して空を飛べそうだな。
194通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 22:17
知っての通り、俺には名前がない。トロワ・バートンとは仮の名だ。
先日「シャアにつける日本名を探しています」スレを見て爆笑したので、
俺の独断とヘンケンで、「第一回チキチキトロワにつける日本名を探しています」を開催する。

ヒイロ「骨川スネ夫・・・」
デュオ「矢吹ジョー!」
カトル「花形満」
五飛「・・・花輪くん」
・・・わかった。わかりましたよ。
もう2度とやらねーよ、こんなこと。
195通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 22:19
数日後またヒイロが改造ヘビーアームズを送ってきた。
本当に変形させるとは・・・バックパックが大きくなったが、前よりはマシだ。
196通常の名無しさんの3倍:2001/07/19(木) 08:42
翌週、ヒイロがヘビーアームズをまた改造した。
「今週のー、ビックリドッキリメカー」
無表情に言うなよ、ヒイロ。
それにしてもついに、「メカ」にまで成り下がったか。俺のヘビーアームズ。
いったいどこまで暴走させておけばよいのやら・・・。
197通常の名無しさんの3倍:2001/07/19(木) 09:38
ヒイロがまた改造を行うらしい。次はどうせ五機を合体させるとかだろう。
「トロワ、俺は五機を合体させようと思う・・・」
やっぱりな・・・
奴の言い分ではウイング=顔
デスサイズ=腕
ヘビーアームズ=胴
サンドロック=右足
ナタク=左足 らしい。
腹が立ったので手伝うフリをしてウイングが顔に変形した時ドラえもん顔になる様にしておいた。
198通常の名無しさんの3倍:2001/07/19(木) 09:41
変形合体した。五飛はかなり不満そうだった。
内部からは外見を確認できないので、例のドラえもん顔は
ヒイロはおろか、まだ誰も気付いていないようだ。ふふふ。

しかし、外でリリーナが騒いでいた。
きゃっきゃきゃっきゃ喜んでいる。
しまった。リリーナは大のドラえもん好きだった・・・。
199通常の名無しさんの3倍:2001/07/19(木) 19:30
ふと、道端に落ちていた少年ジャンプを拾い読み。
ボボボーボ・ボーボボってなに?

でも鼻毛神拳には興味津々だ。
だがキャラ的に俺がやるとマズイので「前髪神拳」に変更。
さぁ修行開始だ!

……3日後

少年チャンピオンを拾い読み。
「爆突前髪神拳」にグレードアップ。
これで流派東方不敗にも負けないぞ。フフフ。
200通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 19:38
ここにカトルから(こっそり)借りてきたPS2Linux用のHDDがある。
今俺の手元にはヒイロから(無理やり)借りてきたFFXもある。
たしか今回のFFはハードディスク対応だ、実に興味深い話だ。
ZEROシステムもFFXをハードディスクでプレイしろと言っている。
さっそくデュオから譲り受けた(奪った)俺のPS2に接続してみる。
さぁ動け、そして俺にハードディスの素晴らしさを教えてくれ!
…ん?なぜかアクセスランプが点灯したままFFXが起動しない、
いったいどうしたことか?どうすればいい!!
…ムッ、もしかしてこの俺が焦っている!?
いや、きっとこれはコネクタの接触不良だ、そうだそうに違いない。
うむ、コネクタもしっかり接続した、今度こそ大丈夫なハズだ。
電源ON!さぁ立ち上がれ俺のハードディスク対応FFX!!

カリカリカリ…

10分経過…

カリカリカリカリカリカリ……

1時間経過…

カリカリカリカリカリカリカリカリカリ………


…、五飛にでも売り飛ばしてくるか。
201通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 21:11
下がり過ぎなので、age
202通常の名無しさんの3倍:2001/07/21(土) 13:48
>>199
爆突拳はサンデーじゃなかった?
203通常の名無しさんの3倍:2001/07/21(土) 18:04
age
204通常の名無しさんの3倍:2001/07/21(土) 18:08
教えます。血液型。
ヒイロ:A型
デュオ:B型
トロワ:AB型
カトル:O型
五飛:B型
ヒイロのA型とカトルのO型うさんくさい。
205通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 14:00
俺が「笑点」を見て爆笑しているところを、キャスリンに見られた。
まあ、いっか。前にヒイロのくだらないギャグで爆笑していたのも知られているし。
206通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 21:52
ヒイロのヤツが遊びに来た。っていうか、かなり深刻な顔をしている。
どうしたんだ、ヒイロ?
「・・・任務はないのか?」
任務?いや、別に。
「任務を・・・俺に任務をくれ!!」
ヤク中かお前は。
仕事がしたいのか、俺厳選リリーナグッズ(非合法)が欲しいのか良く解らんが、
もだえ苦しんで、のた打ち回っているヒイロがあまりにかわいそうなので、
何か任務を与えることにしよう。俺って優しいな。
ではヒイロ、今回の任務だ。
誰のでも良いから、恥ずかしいネタを掴んで来い。何でもいいぞ。
さあ、このリリーナ使用済み歯ブラシをあげるから。
「任務了解」
ふふっ、嬉しそうな顔しやがって。
あいつが帰ってくるまで、のんびりミンキーモモのビデオでも見ているとしよう。
207通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 21:57
ヒイロ:乙女座A型
デュオ:双子座B型
トロワ:水瓶座AB型
カトル:天秤座O型
五飛 :山羊座B型
208通常の名無しさんの3倍:2001/07/23(月) 20:38
ヒイロの部屋から押し殺したような笑い声が聞こえる。
鍵穴から中を見るとどうやら借りてきたビデオを観ているようだ。
一体何を観てるんだ?
とりあえず聞き耳を立てたが、最初に聞こえたのは何故かゼクスの声だった。
あと、以前観た「Zガンダム」の主人公と思われる声とかも聞こえる。
「変身!」って叫ぶあたりから考えると特撮番組だろうか?
ただ、

「バナナがな〜い!!」
「ハァ〜ギッチョンチョンで下の口ブラ〜!」

って叫び声がどうしても気になるのだが・・・・
209通常の名無しさんの3倍:2001/07/23(月) 21:06
久しぶりに俺のヘビーアームズの様子を見に行ってみた。
・・・・誰だ!?俺のヘビーアームズをバラバラにしたのは!?
調べてみるとガトリングガンのモーターがゴッソリ抜き取られていた。
胸のガトリングモーターまで無い。一体何の為に・・・・

数日後、五飛が新しいナタクを見てくれと言う。
まさか貴様が盗んだのでは・・・・?

ナタクを見て疑惑が確信に変わった。
両腕と両足にタイヤみたいな奴が取り付けられていて高速回転している。

「必殺技は『剛腕粉砕撃』と『閃光雷神撃』だ!スゴイだろう!?」

ナニコーフンシテンダオマエバカジャネーノ?

怒る気すら無くなった。
210通常の名無しさんの3倍:2001/07/24(火) 10:19
そんなこんなで完全にヘビーアームズが破壊されたので新しいのを買うことにした。
裏のMSカタログを見ていると横流し品が多いようだ。
さてどうするかな・・・まともなところではガンダムレオパルドと言うヤツがある。
・・・高いな・・・ふざけてるぞ・・・1億とは・・・
こういうときはヒイロに頼むとしよう。・・・ん?デンドロビウム?武装コンテナか。
100万か。えらく安いな・・・・コアユニット3億・・・?
生意気な。まあいい。ヘビーアームズをコアユニットにすれば問題はない。
・・・費用はどうするか・・・しかたない。カトルの口座からこっそり引き出すかな。
持つべき物は偽造カードだな。
211通常の名無しさんの3倍:2001/07/24(火) 10:35
ヒイロからビックリ箱をもらった。
マリーメイアを驚かしてみようか。
どんなビックリネタが仕込まれているのか、見てみる。
パカッ
ビヨーン
…海ガッツのCGだ。
なるほど、確かにびびった。
マリーメイアにあげなくてよかった。
どれ、ひとっぱしり行ってヒイロを撲殺してこよう。
212通常の名無しさんの3倍:2001/07/24(火) 22:51
age
213通常の名無しさんの3倍:2001/07/24(火) 23:23
age
214通常の名無しさんの3倍:2001/07/24(火) 23:27
何気にシスコン化してんなトロワ
215通常の名無しさんの3倍:2001/07/24(火) 23:41
俺はシスコンであり、ロリコンだ。
これにマザコンが加われば、シャアに並ぶことができたのだが。
やはり通常の三倍の嗜好を持つ男には勝てない。
ん、シスコンと言えば、シャアもどき(ゼクス)もシスコンだな。
奴とはわかりあえるかもしれない。
今度飲みにでも誘ってみるか。
216通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 09:08
ゼクスと居酒屋で飲む。俺が未成年と言うことは気にするな。
しかし二人とも全く無言の間に金を払って出ていってしまった・・・
始めるか、俺の自爆ショー。
217通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 11:02
「トロワ、トロワ」
なんだキャスリン。おれは今忙しいんだが。
「団長が、新しい出し物の打ち合わせをしたいそうよ」
・・・そうか、それならば仕方がない。FF10の攻略は一休みするか。
キャスリン、セーブしたらすぐに行くと伝えてくれ。
「もうっ、早くしてね!」

待たせたな、団長。
「おお、来たかトロワ。次の公演なんだが、子供向けに新しい演目を増やすぞ」
了解した。で、俺はその演目に参加するのか?
「もちろんだ、お前がメインだからな」
ふ、そうか。花形スターはつらいな。では、具体的な内容を教えてもらえるか。
「ガンダムの着ぐるみを着たお前が、教育テレビのお兄さん並にさわやかな笑顔を
振りまきながら、飛んだり跳ねたり回転したり・・・」
・・・き、着ぐるみだと?そんなことをやるのか!?それでは道化だよ・・・。
「お前、もともと道化師だろう」
・・・あまり若者をいじめないで頂きたい。
218ガンダム男:2001/07/26(木) 11:08
やっぱり、ヘビーアームズってかっこいいなーーーっ!。
219通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 22:55
今日はカトルに思いきりボコにされた。(参照:>>210
「姑息な手ぇ使わず、土下座して金借りるくらいの男気見せたらんかぃ、ゴルァ!」
カトルもずいぶん男っぽくなったもんだ。
220通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 23:27
そういやトロワとキャスリンが姉弟って設定ソースあるのかな?
221通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:55
カトルから至急ヘビーアームズで来てくれとの連絡が入った。
いつも金を借りている手前、仕方なく逝ってみる。

「いや〜、ロマネコンティを飲もうと思ったらセンヌキがなくってさ、
 そういえば君のガンダムにはアーミーナイフが付いてたよね。
 なにセンヌキはついてないだと、使えね〜」

俺のヘビーアームズにについてるのはただのアーミーナイフだ。
スイスアーミーナイフぢゃね〜ぞ、( ゚Д゚)ゴルァ!!

むかついたので、ガンダム・サンドロックをガンダム・サウンドクロックに
すりかえておいてやった。
もちろんドラえもんシールつきだ。
222トロワ:2001/07/27(金) 07:45
>>220
俺とキャスリンは小説版エンドレスワルツで実の姉弟という設定が追加されている。
興味があるなら一読してみるといい。
まあ、あれは同人女性向け補完小説なので強制はしない。
もっとも、DNA鑑定でもやらない限り、俺達が姉弟だということは気付きようがない。
皆の心の中にしまっておいてほしい。
だいたい、俺の本名がトリトンなんて願い下げだ。
だが、萌えることは萌えるな…近親相姦。
223通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 22:09
アーミーナイフを改造してみて10得ナイフにしてみたが・・・
MSサイズでは役に立たない。フォークや栓抜きが付いていてもあまり意味がないのだ。
所詮金の無駄遣いか・・・預金残高が危ない。俺とヒイロが銀行に夜襲をかける日は近いな。
224あげ:2001/07/28(土) 13:20
>>194
ワラタ
225通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 21:05
ここんとこ、ご無沙汰だ・・・。最近キャスリンがかまってくれないのだ。
気晴らしにAVでも借りに行こう、そうしよう。
そうだ、この前デュオに聞いた裏ビデオを扱っている店に行ってみるか。
さらに退屈しのぎに、一人任務ごっこをしてみる。
オペレーションAVを開始。記録者、トロワ・バートン。レンタルショップに到着。
瞬時に店内の様子を把握。店員、カウンターに2名。客、1・・・3・・・4名確認。
AVコーナーへ直行。先客、無し。これより商品の選定に移る。
・・・裏ビデオらしき商品を5本発見。タイトルの確認。
「僕の女王様」「僕の相棒」「僕の姉さん」「僕のライバル」「僕の上司」
・・・なんだかスゴイ嫌な予感がしたので、任務中止。速やかに撤退する。
でも「僕の姉さん」のテープだけは、とりあえず破壊してきた。
226通常の名無しさんの3倍:2001/07/29(日) 21:23
今日は選挙だ。
俺達は未成年なので、投票権は無いが、団長達は朝早くに出かけていった。ご苦労な事だ。
そういえば、今回はリリーナが出馬していたはずだ。
俺達と同い年のクセに、大統領に立候補とは片腹痛いが、まぁ仕方が無い。
テレビで開票速報でも見るか。
パッ
『今回初出馬のリリーナ・ドーリアン候補の当選が確実となりました・・・』
やるな、リリーナ。
『それでは当選が確実となりましたドーリアン候補の選挙事務所の方と中継が
繋がっております』
事務所の方では、今まさにバンザイで盛り上がっているところだ。
・・・ん?
リリーナの横で、笑いながらバンザイをしているのは・・・ヒイロ?
お前、いつの間に選挙活動に加わっていたんだ?
227通常の名無しさんの3倍:2001/07/29(日) 21:37
ヒイロが笑っている所なんて初めて見た。
ん?他でも次々と当選者が出て居るぞ・・・
・・・キャロル・R・ウィナー?・・・カトル・・・お前もか・・・
「皆さん!ありがとう!ありがとうございます!このキャロルはとても感謝しています!」
他には・・・張 五飛・・・うーふぇい・・・!
「いやぁ、皆さんありがとうございます!このはり ごひはとても嬉しいです!」
・・・偽名か・・・しかしあのハゲ具合はどう考えてもウーフェイだ。
まさかデュオは参戦しておるまい。・・・速報・・・ディオ・ブランドー当選確実・・・
「わーはははは!他の候補のあがきなど、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁ!!!」
・・・秘書はヒルデか。顔を赤らめながら横で縮こまっている。
・・・あいつら、何時の間に・・・
そう言えばここのところ任務メールボックスを確認していなかった。まさかな・・・
『トロワへ。選挙に出馬して政治を掌握せよ。』
・・・何時届いたんだ?・・・かなり前と言うことだけは、確かか。
228通常の名無しさんの3倍:2001/07/29(日) 22:34
>>226-227
…っつーか、被選挙権がねーだろ。
229通常の名無しさんの3倍:2001/07/29(日) 22:40
>>228
まぁ、ネタってことでひとつ大目に見てやってください。
230通常の名無しさんの3倍:2001/07/30(月) 00:09
>>229
でもリリーナが出馬って言うのはエンドレスワルツの
小説か何かに実際にあった気がする。無理な話だ。
231トロア:2001/07/30(月) 07:04
>>228殿のツッコミを受けたためネットにヤツらの実年齢を流してやった。
当選失敗か・・・
232通常の名無しさんの3倍:2001/07/30(月) 15:23
もうすぐ・・・もうすぐだ・・・。
もうすぐ吉野家が値下げをする!!
俺は以前から指折り数え、ひたすら待っていた。
あと少し・・・あと少しだ。
俺は、待つ・・・!
233通常の名無しさんの3倍:2001/07/30(月) 22:50
折角なので吉野家にキャスリンも誘おう。早速TELだ。

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
出ないぞ。

あ、メールだ。
「はーいトロワ。今ウィナーさんの皆で誘いで北海道にいるの。なんで来なかったの?」
・・・・・・・オレも行きたかったけど定員オーバーとか言われたんだよ。
それならまだ許してやったがオレを抜かしてキャスリンをつれていくだと・・・?
ヒイロにリリーナのバスタオルで手を売ってもらった。呼ばれたヤツ(キャスリンを除いて)全員許せんがまあカトルを第1目標だ。

・・・・・・・その日、釧路湿原で銃殺されたヤツがいたらしい。オレは見てない聞いてない。
234通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 01:38
あんまりひもじいので、デュオのうちにメシをたかりに逝ったがあいにく留守だった。
せっかくだからヘビーアームズのピエロの面をデスサイズHに付けてみた。
まさに死神・・・。
夢に出てくるかも。
235通常の名無しさんの3倍 :2001/07/31(火) 03:06
『愛は流星』 歌・トロワバートン(中原茂)

言い訳はしないぜ お情けはいらない 金だけを信じてる
偽りの自由に 縛られた心じゃ 万札は掴めない
血も滲むこの手で 金をパクりたい
この命なんて 消えていくお金
寂しげな目をして ゴミ箱をあさって いつまでも探してる
広すぎる世界を 傷ついた翼で かけていく鳥なれ
借金はいらない 今のこの俺に
ボロ屋の家賃で消えていくお金 ボーンビィー!
友情もお金も 貧乏の炎に包まれて全てがパァさ
だから俺達の命と消えていくお金が
新しい世界を作る 必ず
236通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 06:44
>>235
ワロタ!
CD聴きながらだと中原氏の声とシンクロする
237通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 07:42
何気なく買ったロト6が大当たりした。
この金を利用して、カトル以外の奴等を誘って豪遊するか?
いや、ここは一つ堅実に、やはりいくらかは俺の明るい将来のために貯金しておこう。
残りの金でヒイロ達におごってやるか。
そうだ、キャスリンにも何かプレゼントをしよう。甲斐性無しと愛想を尽かされてはたまらん。
でもとりあえずは、一人で高級寿司屋に行って、限界まで食べてこよう。
238通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 08:53
ちょっと若者らしく、5人で将来について語り合ってみた。青春過ぎて、少し照れる。
「僕はやっぱり、ウィナー家の発展と世界平和の為にがんばるよ」
さすがはカトル。世界平和よりもウィナ―家が先に来るところが、お前らしい。
ドロシーと結婚して、ウィナーとロームフェラで世界経済を掌握しようとしている
という噂は本当らしいな。くわばらくわばら。
「俺は一族の再興だ」
なるほど、五飛は偉いな。子孫繁栄のため子作りに精を出すのは結構だが、
出産祝いがバカにならないから、ほどほどにしてくれ。
「俺はさぁ、海の見える丘に赤い屋根の家を建てて、嫁さんと子供と犬と一緒に
幸せに暮らしたいんだよなぁ」
似合わないから、やめておけデュオ。人には分相応というものがあるんだ。
せいぜい女房に逃げられないように注意するんだな。
「俺は、ほぼ決まっている・・・」
ほう。聞かせてくれ、ヒイロ。
「リリーナのところに婿養子に入って、主夫業に専念しようと思う・・・」
・・・・・・・・・。
ヒイロ以外、全員その場で固まってしまった。
239通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 09:32
余談だが、俺の将来の夢はキャスリンやマリーメイアとラーメン屋を開くことだ。
240通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 11:46
今俺は本屋にいる。
久しく漫画なんてものは読んでなかったが
突発的に読みたくなってしまったので買いに来た、というわけだ。

「さてさて、こうたくさんあると何を読もうか迷ってしまうな。」
以前ならば即『ドラえもん』と洒落込んでいたのだが
最近は作者も死んで格段に画力、構成力が落ちたという。
買う程の価値ではない、か…む?

『あしたのジョー』





「ありがとうございました〜」
241通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 11:48
ボクシング・・・いいかもな。
242通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 11:51
臨機応変で世渡り上手な俺は、さっそくボクシングジムへと行ってみた。
出迎えたジムトレーナーは、俺の髪形がいたく気に入ったようだ。
しきりに褒めちぎってくれる。ふふふ、照れるな。
トレーナーはボクシングについて熱く語ってくれた。
「俺と一緒に、世界を目指すかっ!?」
世界か・・・それもいいかもしれないな。
想像してみて、うっとりしてしまった。
と、
「トロワ!公演始まっちゃうわよ!なにやってんの!」
憤怒の形相のキャスリンがジムに飛び込んできた。
あ、今日公演日だっけ。
「なに寝ぼけたこと言ってるの!!」
バキッ
キャスリン得意の右フックが俺の頬に炸裂した。
ああ・・・やっぱ俺ボクシング向いてないわ・・・。
だって、痛いのヤダもん。
243通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 17:45
あ、今日吉野家値下げの日じゃん!
今日の晩飯は決まったな。
244通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 20:59
吉野家に行ったら、まだゼクスがバイトしていた。
値下げ初日なので忙しそうだ。
奴め、なかなか頑張っているじゃないか。
牛丼を食し終え、会計はゼクスが来てくれた。
俺のおごりだ、とか言ってくれないかな・・・。
期待を込めた眼で見つめてみたが、まともに取られた。
まぁ、チェーン店だし、そう簡単に融通はきかないか・・・。
しかしゼクスは、
「トロワ・バートン、これは俺からの手向けだ。姉上と仲良く食すがいい」
そう言って差し出してきたのは、並弁当2つ・・・。
すまない、ゼクス。感謝する。
でも今食ったばかりの俺に、また食えというのか・・・。
とりあえず、感謝のしるしにドラえもんシール6枚セットを渡して帰ってきた。
245通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 22:19
連日連夜の猛暑が続き、さすがの俺も夏バテぎみだ。
カトルに至ってはこの暑さで倒れる始末、
救急車で運ばれていく奴の姿には笑わせてもらった。
所詮いいとこの坊ちゃんと言う事か。
246通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 22:20
訂正、奴は冷房病だった、なんか悔しい。
247通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 16:28
カトルは検査のため、2,3日入院するそうだ。別に放っておいても構わないのだが、
そこはG・W界のムツゴウロウ(対動物、人問わず)さんと呼ばれている俺の事。
しっかりお見舞いに行って優しさアピールだ。
プリンを土産に病院へ行ってみると、カトルの病室には見舞いで届けられた花が
所せましと飾られていた。さすがだな。
「やぁトロワ。わざわざありがとう」
少しやつれたな、カトル。検査に差し支えなければ、これを食べてくれ。
「ごちそうさま、あとで頂くよ。そう言えば、さっきキャスリンさんもお見舞いに
来てくれたんだ。たくさんお土産もらっちゃったよ」
ほう、キャスリンが・・・。でも、なぜ・・・?
「この前の北海道のお礼だって」
・・・ああ、あの時の。
釧路湿原の肥やしになったのは、確かお前だと思ったのだが、まぁいい。
「気を遣ってくれなくても良かったにね。だからお返しに、僕が退院したら
ディナーを御一緒にどうですかって誘ったんだ」
・・・・・・・・。
カトル、俺はお前が間違っていると思う。
キャスリンに手を出してみろ。
お前の29人の姉達をボロぞうきんのように犯してやる!!
・・・でもドロシーは怖いからヤらない。
248通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 16:39
帰り道五飛に会った。ヤツのおでこはこの猛暑のおかげで暴走している。
「トロワか。しばらくぶりだな。」
ああ。しかし眩しくないか?
「俺はそうは思わんが・・・」
暑いな、喫茶店でもはいろうか。
「それもそうだな。」

五飛と入ると店内が明るくなってしまった。夜道で探し物をするとき使えるかもな。
249通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 16:44
しかし、よく考えると五飛は発光体ではなく反射体だ。
夜間は使えまい。まったく傍迷惑な奴だ。
・・・いいからその乱反射をどうにかしろ・・・。
250通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 18:40
よく見たら、サリィとドロシーも乱反射気味だった。
ヒルデすらも微妙に反射している。鬱だ。
251通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 19:27
とりあえず五飛とサリィとドロシーとヒルデを集め、
ランダムに配置して反射衛星砲ごっこをしてみよう。
きっと禿しく楽しいに違いない。

みんながこっち向いた瞬間、俺はソロモンになった。
あぁ、光の中に融けてゆく・・・・
252通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 19:34
俺が目が覚めたのは病院のベッドだった。
あんな遊びはもうしないぞ。
そうこうしている家にヒイロが見舞いに来た。
「餞別だ。旅のついでに持っていけ。」
プラスチック爆弾・・・というか旅とは?
「こういうことだ。」(ガン!)
ぐふっ!

はっ!夢!?・・・このプラスチック爆弾は・・・
夢じゃ・・・ないのか・・・・
253床屋でのとるに足らない一時:2001/08/03(金) 13:03
チョキチョキチョキ…

「親父」

チョキチョキチョキ…

「んん〜、なんだいトロワ君?」

チョキチョキチョキ…

「最近、客増えたか?」

チョキチョキチョキ…

「そうだな、世間はドミノとかなんとか騒いでるけど髪はドミノにならねぇよ カッカッカッ!」

チョキチョキチョキ…

「親父」

チョキチョキチョキ…

「んん〜〜?」

チョキチョキチョキ…

「『デフレ』だ」

チョ…
………キ

「親父」

チョ…キ、チョキチョキ…

「な、なんだい? お、お、お喋りな男は嫌われるよ?」

チョキチョキチョキ…

「…今、俺の後頭部で何か起こらなかったか?」

ピタッ

「や、やだなぁトロワ君 ワシがカットで失敗した事あるか?」

チョキ、チョキ、チョキ…

「イチローの打率よりは成績いいんじゃぁないか?」

チョキチョキチョキ…

「…」

チョキチョキチョキ…

「…」
「さて、終わったぞいトロワ君」

「…まぁ見事な仕事だと褒めておこうか」

「へぇへぇ、そりゃどうもね 可愛くねぇガキだぜ!」

「ただし前面は、な…」

「…ぬ」

「で、いくらだ親父? 料金の程は?」

「あ、あぁ え〜と、あんた一応大人料金だな 3500円だ」

「…よく聞き取れなかったが?」

「? だから、さんぜ…」

くるっ

「うぐっ…!」

「親父、いくらだ?」

「…」

「どうした親父? いくらかと聞いているんだ?」

「…あ、あんたとワシの仲じゃぁないか、金なんざァいらねぇよ ハハ…」

「そうか、悪いな親父 じゃあな」

くるっ、すたすたすた ぱたん…

「…あ、あの野郎!」
256通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 13:23
後頭部見て

 ガ━━━(゚Д゚;)━━━ン

さぁ自爆ショーの始まりだ
257エピローグ:2001/08/03(金) 13:35
「さて、ヘビーアームズ 久しく戦火から遠ざかってさぞ腕も泣いている事だろう」

「ちょ、ちょっとトロワ! あんた何やってるの!?」

「あぁキャスリン、ちょっと床屋に忘れ物をしてね」

「…な、なんでヘビーアームズを動かすのよ!」

「あの親父、まさかここまでやってくれたとは…迂闊だった」

「ちょっとォォォ! 聞いてるのォ―――ッ!!」

「この後頭部、3500円では安すぎる」

「トロワ――――――――――ッ!!!!」

「超過料金、払って貰うぞ」

ドヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!
258通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:26
カトルがウィナー家のプライベートビーチに招待してくれたので、皆で出かけた。
海水浴というと、芋洗い状態のイメージがあったが、誰もいない海岸というのは素晴らしく良いものだ。
今回ばかりはカトルに感謝してやろう。
五飛は準備運動もしないで、いきなり海へ突っ込んでいった。奴め、子供じゃあるまいし。
ヒイロはリリーナの為にパラソルを立ててドリンクを用意してと、ずいぶん甲斐甲斐しい。
おそらく、サンオイル(もしくは日焼け止めクリーム)を背中に塗る特権を狙っているのだろう。ウブい。
どうでもいいが、ドロシーの豹柄のビキニはハマリすぎて逆に怖い。
水着姿といえば、デュオなどは凹凸のハッキリしたボディのサリィとキャスリンを見て喜んでいたが、
俺なんかは、マリーメイアの水着姿にときめいちゃっている。ハァハァ・・・。

沖の方で、足がつったのか五飛が溺れていた。
259通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:55
5人で食事に出かけた。
メニューを見ながらオーダーを考えいてると、デュオが
「そういえばさぁ、トロワって記憶を無くしている間の事は、今覚えてんの?」
と聞いてきた。
そうだな、大体は覚えているぞ。
「じゃあさ、キャスリンねーちゃんと一緒に風呂入ったり、同じベッドで寝ていたことも覚えてる?」
・・・・・・・・・・・・・・そんなこと、していない。
「ええーっ?覚えてないのー?」
ちょっと待て。なんの話だ、それは。
「宇宙に上がった時、教えてくれたじゃん」
「あと、起きたらまずキャスリンさんの写真にキスして、出撃する時も「行ってくるよ、姉さん」って声かけてたね」
か、カトル・・・・お前まで何を言い出すんだ?
「・・・寝るときも似たような事をしていたな」
五飛まで!!
寄って集って俺をハメようとしているな!?
ヒイロ、お前は俺の味方だろう?反論してくれ。
「ああ・・・安心しろ、トロワ。全部でたらめだ」
だろうな。この俺が写真に話しかけるなんて、そんな恥ずかしいことするわけ無いし、一緒に風呂に入ったりなどという
オイシイシチュエーションを忘れるわけがない。
「でもノインとサリィに押し倒されていたっけな」
・・・・・・・・・・・・・・。
ええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!?
260通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 01:15
五飛のスレが立っている・・・。しかもなんだか伸びが速い。
教えてくれ、五飛!
お前いつからそんなに他人と積極的に会話をするようになったんだ・・・?
261通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 02:31
今日、ブックオフに行ったら俺達のオペレーション・メテオ以前を記録した本
「EPISODE ZERO」を発見した。100円だったので即購入。
俺は3回転半ひねりをしつつルンルン気分でライオンに乗って帰った。

中を空けて驚いた。なんだこれは。まるで同人誌じゃないか!
こんなん見て喜んでるのは血に飢えたやをい同人女だけだぞ。
とりあえず感想を語ってみよう。
ヒイロ、貴様はガキの頃から眉毛分けてたんだな。ププッ。…失礼した。
しかもトレーズと看護婦をくつっけたのは貴様のようだな。
これからはお前のことをキング・オブ・エンジェルヒイ子と呼ぼう。異論は無いな。
リリーナ・ドーリアン。お前はずっとそのままで良かった。
あまりよく喋る女は嫌われるぞ?
デュオはというと、年上の女にメロメロだったのか。発情期の早い奴め。
カトル編には相変わらず男しか出てきていない。そんなに野郎が好きか?
よし、お前のコードネームはキング・オブ・薔薇族だ。気に入っただろう?
何より俺が驚いたのは五飛!お前結婚していたんだな?!
てっきり俺は何も知らないチャイニーズ・チェリーボゥイだと思っていたよ。失礼。
死んだ前妻の分までチョココロネ女と幸せになるがいいさ。フッ。
しかし…俺はガキの頃からスネ夫カットだったのか?ひよっとしたら天然なのか?
ミディー・アンって誰だ?まさかレディ・アン?
だとしたらあいつは3人の弟と病床の父の為に命を張って(文字通り)戦っていたのか!
まぁ、謎の多い男というのも魅力的だ。このままで良いだろう。

さぁ明日は「綱渡りでナイル川横断80日」のロケが始る日だ。
早く寝よう。
262通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 09:38
68日目で、空腹でよろけてしまい、ナイル川に転落。
だいぶ下流の方まで流された。
これもある意味、自爆ショーだな…
263大豪院 邪偽:2001/08/05(日) 10:00
つまらないですね
264トロワ:2001/08/05(日) 18:39
つまる、とかつまらん、とかそういう問題では無いのだよ…
如何にこのスレを盛り上げるか、それに尽きるのさ

再開するか、俺の自爆ショー
265通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 07:55
五飛のスレが俺のスレを追い抜いた。
どうやら五飛を除いた4人が五飛スレに爆撃を仕掛ける日は近い。
266通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 09:30
五飛の家へ行ってみると、奴は忙しそうにパソコンのキーボードを叩いていた。
「ついに300を突破したぞ!トロワ」
・・・そうか。良かったな。人気者はつらいな、五飛・・・。
お前は普段は無口なくせに、ネット上だとそんなに饒舌なんだな。典型的なネット二重人格者め。
ん?俺が書き込んだ質問にレスが入っている・・・。
“カトルの尻でも掘っていろ”・・・・・・・・!?
「喉が渇いたな。茶でも持ってくる。ジャスミンティーでいいか?」
あ、ああ。すまない。
五飛が部屋から出て行ったのを見送ってから、俺はおもむろにパソコンの前に座った。
ふ、密かに用意したこのファイルの出番だな。
このパソコンの起動音、エラー音、終了音をトレーズの声に設定。壁紙はトレーズの入浴シーン。
アイコンもトレーズ、マウスカーソルもトレーズ、フェイントでスクリーンセーバーはトーレス・・・。
ふふふ、エレガントなパソコンになったな。さあ、奴が戻ってくる前に脱出だ!!
俺が部屋の窓から逃げて数秒後、五飛の裏声じみた悲鳴が聞こえた。
267通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 19:44
数日後、オレの家に残暑見舞が届いた。
送り主が分からないので粗大ゴミで出した。

数分後、いやしんぼヒイロが拾っていった。

そして数分後、カトル邸で核爆発が起こった。

・・・う〜む随分と交錯してるなぁ。
268通常の名無しさんの3倍:2001/08/07(火) 16:46
火事場泥棒をするために、カトル邸へ走る。
世界陸上で金メダルを獲得できるくらいの快走でたどり着くと、
すでにヒイロやデュオ、五飛までが群がっていた。
と、崩れた建物の残骸の中から、ケホケホとむせながらカトルが出てきた。
・・・いや、それは「カトルであったもの」ですらあった・・・・。
奴のプラチナゴールドのさらさらヘアーは、爆発の影響なのか、見事に
アフロっていた。ドリフのコントさながらだ。
俺たちは一瞬固まったが、やがてこらえきれず誰からともなく噴出し、
すぐに大爆笑の渦と化した。

キレたカトルに四人ともボコボコに殴られたが、殴られている間中も、
全員笑いが止まらなかった。
やがて俺たちは病院送りになったが、原因はカトルにやられた怪我ではなく、
笑いすぎによる横隔膜異常痙攣と軽い酸素欠乏症のためだ・・・。
269通常の名無しさんの3倍:2001/08/07(火) 22:45
今日、久しぶりにトレーラーの整備でもしようと思い立つ。
車内では、ミラーの所にぶら下がっていてるチャム・ファウ人形がホコリをかぶっていた。いかんいかん。
ふと、助手席の下の方に目をやると、一枚の紙切れを発見した。なんだろう、これは・・・・・。
拾い上げると、何か走り書きがしてあった。
「トロワのトレーラーで謝罪行脚の旅に出る・・・・しばらく話していて、信頼できる奴だと思った」
これは、ひょっとするとヒイロのメモ日記?しかもずいぶん昔のものだ。
今まで掃除してなかったのが露呈されるような懐かしさだ。どうする、俺。
とりあえず続きを読んでみる。
「デュオのようにうるさくないので、助かる。だが、俺はこの男の中に異質なものを感じた・・・・。
そう、例えて言うなら、車の中にこんなロリロリな人形をぶら下げているのは、やはりそっちの趣味が
あるのだろうかと詮索してしまう・・・・」
・・・・・あの頃から・・・・あの頃から、ヒイロは俺のことをそういう目で・・・・・・・。

次の日。ヒイロに「お中元」と称して、奴が自爆後意識を失った時に収めておいた恥ずかしい写真を
「同じものをコピーして薔●族に送りつけておいた」という手紙を添えて送った。
270通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 03:25
…相変わらず、金が無い。
吉野家の牛丼は美味いのだが、行く度にゼクスと面を合わせる。
いい加減、奴の顔も見飽きたな…。
まだ、一度も行った事は無いが
吉野家と同じく値下げした「なか卯」へ行くか……。

一人で行くのも虚しいので、
キャスリンを誘ったが、あっさりと断られてしまった…。
…仕方ない、五飛でも誘うか……。

「いいだろう!俺も一度『なか卵』へ行ってみたかったからな!!」
どうやら五飛の奴も暇だったらしく、快諾してくれた…。

…ちょっと待て、「なかたまご」だと?
五飛!「なか卵」ではなく「なか卯」だ……。
271通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 04:24
…ようやく店に着いたな…。
俺は金が無いので当然、牛丼並盛りだ…。
五飛も俺と同じく、牛丼並盛りを頼んだみたいだ。

五飛のバカは食っている最中に
「うむ、『なか卵』も結構イケるな!」とバカな発言をしている…。
いい加減「なか卯」だと気付いてくれ、
店内からクスクスと笑い声が聞こえているぞ…。

数分後、「たまには、下々の食事もいいかな?」などと言い
カトルの奴が店の中に入ってきた。
相変わらず嫌味な奴だ…。

奴はこちらに気付いて、声をかけてきた…。
「ふ〜ん、やっぱ君たちは並盛りか…。
じゃあ、僕は親子丼でも貰おうかな?あと味噌汁も」
な、なにっ!値下げしていない親子丼だと!?
とりあえず、頭にきた俺はカトルの背中を軽く叩いて
「お先に失礼する」と言って店の外に出た…。

親子丼を食い終わった後、カトルは背中に「アニキ募集中」と書かれた
張り紙を付けたまま気付かず、店の外へ出たらしい…。
その後、カトルがどうなったか俺は知らないし、知りたくない……。
272通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 14:06
最近デュオを見ない。とうとうヒッキー自殺でもしたのか?
273通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 22:28
デュオが心配になったので、奴の自宅へ行ってみると、パソコンの前でニタニタ笑っていた。
すっかり五飛いじりにハマったらしい。暇な奴だ。
274通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 00:25
数日後、カトルが薬局で痔の薬を購入しているところを目撃する。
・・・・少しだけ、罪悪感で心が痛んだ。
275通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 07:43
五飛の自宅を訪ねてみると何者かに五飛が撲殺されていた。
ヤツのスレでは3号が描いているらしい・・・
一体誰が・・・・・!?
276竹原:2001/08/09(木) 07:47
地獄を見せちゃるけーのー
277通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 18:12
いつの間にか五飛が復活していた。鬱だ。
278通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 21:24
五飛の髪の毛がとうとう・・・・・
279通常の名無しさんの3倍:2001/08/10(金) 12:12
よ〜く見ると五飛の前髪に産毛が・・・
おめでとう、五飛。
280通常の名無しさんの3倍:2001/08/10(金) 16:59
最近「五飛観察日記」と化してきている。鬱だ。
でもまぁ、夏休みに観察日記はつきものだな・・・。
せっかくだから、絵日記にしてみよう。
ええと、「8月10日晴れ時々ブタ・・・五飛のスレが900近いところまで伸びている。
これくらいの勢いで、あいつの育毛も成功すると良いのだが・・・・」
さて、絵をつけよう・・・・

かきかきかき

・・・・・・・・・・・・・・・幼稚園児か、この絵。
俺に絵日記は、無理のようだ。始めるか、俺の自爆ショー。
281通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 04:27
今日、団長に頼まれて大型スーパーへ買い出しに行った…。
まずは食料を買うか…。
サーカスの奴等はよく食べるから、多めに買っておくか…。
次は、生活品だな、シャンプーや洗剤、ごみ袋…。こんなものか?
さて、レジに並ぶか…。

ん、前に並んでいるのはヒイロか?
せっかくだから声でもかけるか?どうする、俺。
…止めておくか。なぜなら奴の買い物篭の中に
大量のプロテインがあったからだ…。
………………も、もしや「山ガッツ」を買ったのか奴は…!?
282通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 04:57
さて帰るか…。
今、俺はMyトレーラーを運転している。
BGMはもちろん「道化師」と「愛は流星」だ。

………なにか忘れているような気がする。
……

そうだ、ヘアスプレーの残りあと1本しかない!
この自慢のスネ夫カットを維持するには1日2本は必要だ!

俺の華麗な運転さばきでMyトレーラーを十字字路で
三回転半してUターンさせた。
確か、さっきのスーパーは本日限りの特売で1本200円だったはずだ…。

…何だか後ろが騒がしいな……。
警察か…。
先ほどの華麗な三回転半してUターンを見てたらしいな…。
……ジャマだ。マシンガンでもぶっ放すか…。
(ちなみに俺の価値観は「地球<人命<スネ夫カット」だ。)
283通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 05:22
マシンガンを使う事無く、警察を巻く事が出来たな…。

トレーラーを駐車場に停めようとしたら、チェーンがかかっていた。
…もしや!スーパーの入り口まで行くと営業終了とかかれた札が立っていた。
……鬱だ。
………サーカスへ帰るか…。

部屋で未練がましくスーパーのチラシを見ていると、ある事に気付いた…。
……先週のチラシだ。……始めるか、俺の自爆ショウ。
284通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 12:05
スネ夫時計が壊れてしまった。
と言うのもヒイロと部屋でスパロボの話題で話していたのだが、
途中からキャラ萌えの話に変わってしまってな・・・
俺が「貴様などジャイ子萌えだろうが。」
と言ってしまったばかりに部屋が破壊されてしまったのだ。
その時の余波で時計も破壊されてしまったわけだ。
針はひん曲がっている上に歯車は転がっている。動く気配はない。
新しいのを・・・買うしかないか・・・・
俺の財布は日に日に寂しくなる。迂闊な買い物は死に繋がる・・・
285通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 18:59
がんばれ、トロワ!
最近、勢いが落ちてるぞ!
286通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 22:48
俺のヘビーアームズのオプションである道化師の仮面が、何者かの手によって
オタフクの仮面になっていた。こんなオリエンタルな物をヘビーアームズに
つけるなんて・・・・。
犯人は誰だ?ジャパニーズのヒイロか?金持ちの道楽でカトルがやったのか?
それとも・・・・俺はオタフクを見ているうちに、ある人物の顔が浮かんだ。
そうか、この頬・・・下膨れと言えば奴だ!!デュオ・マックスウェル!!!
慰謝料と損害賠償と交通費を請求してやる!!!!!
俺は空中回転をしながらデュオの所に降り立ち、驚いている奴の顔に、矢吹くんばりの
強烈なパンチをお見舞いしてやった。
「何すんだよ!いきなり!」
黙れ。貴様が犯人だとはわかっているんだ。俺は金田一少年よりも推理力があるんだから。
「は?何の話だ・・・?」
しらばっくれるとは往生際の悪い・・・・。俺のヘビーアームズの仮面、元に戻せ。
さもなくば、お前のデスサイズのアクティブクロークを油まみれにして、本当にゴキブリっぽく
してやるぞ。
「しらねーよ。お前のヘビーアームズなんて・・・。人違いで殴りやがったな!!」
・・・・・・・・俺、ピーンチ。
結局、誤って殴ったお詫びにと、昼食をおごらされた。金を取るつもりが、減ってしまった。
・・・後日、五飛の家の物置裏に、ヘビーアームズの仮面らしきものが粉々になって捨てられて
いたという話を聞いた・・・・・・・・。
287通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 01:48
あんの禿げがあああああああああ!!!!俺はピンときて五飛宅に突進した!奴は自スレ1000を無事に乗り切って安堵の眠りについているところであろう・・・。しかしくそっ!!うらやましいっ!!小説の表紙もまともにひとりで飾れんやつが、なぜあんなに愛されたのだ?しかし、ゲロシャブとかネカマまみとかずっとトイレ探してる奴とかの愛なんかおれはいらんな!!と思い直し奴の愛人であるナタクに忍び寄った。
288通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 03:17
そんじゃ俺は、ナタクの頭部をバイクロッサーギンにでも変えとくかな?いやそれじゃなまぬるいな、考えてるうちに夜が明けてきた。
289通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 17:36
時間がないのでナタクの股間に中華キャノンを付けて置いた。
あと頭を五飛顔にして置いた。インパクトは絶大だな。
290通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 19:22
何故だか知らないが、五飛は改造アルトロンガンダムをいたく気に入ったらしい。
特に中華キャノン。頻繁に試し打ちをしては喜んでいる。
「俺は次のスパロボには、この仕様で参戦するぞ!!!」
と意気込んでいた・・・・・。
なんでこんなのが良いんだか理解に苦しむが、何も言わずに帰ってきた。
なんだかすごく切なくなったので、また「必殺記憶喪失のフリ」で、キャスリンに甘えてみようかな。
291通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 22:24
 キャスリンはまだトロワロボに夢中だった……鬱だ
292通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 22:50
鬱になり目覚ましを買いに行く。
しかし案の定スネオ目覚ましがない・・・鬱だ・・・
しかし、帰り際に俺は見ては行けない物を見てしまった・・・
『ルリちゃん目覚まし』
俺は隠れルリたんファンなのだ・・・
しかし、恐ろしい購買欲も一気に値段で崩れた。
3800円・・・俺の全財産は4000円・・・
これを買えば給料日まで200円で過ごすハメになる。
勿論ここで俺は退けば良かった・・・だが・・・
「ん?目覚ましの設定時間が・・・」
そう・・・ここで退いていれば・・・
「バカばっか」

おれは、2週間メシヌキとなった・・・
293通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 20:45
俺が極限状態まで空腹なのを見かねてか、カトルから「救援物資を送る」とメールがきた。
持つべき者は心の友だ。何をくれるのかな。金?食料?
ピーンポーン
「ちわーす、宅急便デース」
きたきた。はいハンコね。

届けられた荷物は一抱えほどもあるダンボールが一つ。なかなかずっしりと重い。
食べ物が一杯詰まっているというわけか・・・。ありがとう、カトル。大事に頂くぞ。
俺は一度ダンボールの前で「いただきます」をしてから、おもむろにガムテープをはがし、ふたを開いた。
・・・・・・・・・・・・・・・。
中身は、乾パン、乾パン、乾パン、乾パン・・・・・オール乾パン。下の方に、ペットボトルに入った水が3本・・・。
あんの野郎、本当に救援物資送ってきてどうするよ・・・。
給料日がくる頃には、俺は乾パンの食い過ぎで乾パンマンに転生しているかもしれない・・・・・。
294通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 20:51
このままでは非常にマズいので五飛にたかることにする。
はっきり言って五飛は良いヤツだ。メシを恵んでくれるんだぞ!
これは実に嬉しい事だ。特に200円しかない今では恐ろしく素晴らしい。
しかし、五飛の料理はいささか変だ。何しろ猿の脳味噌や犬の丸焼きが出てくるからな・・・
しかしこの非常時文句は言って居られない。五飛、有り難う・・・
295ザクUさん:2001/08/13(月) 21:14
じゃあな!トロワ!給料日までがんばって生きてろよ!五飛は今ではすっかり先行者に成り果てたアルトロンに乗って去っていった・・・健に許可も貰ってないのに、五飛の奴・・・・。その前に先行者の著作が健にあるかどうかも謎だが。
296通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 21:20
コテハンが・・・鬱だ
297通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 21:24
>>296
おまえ、別スレでコテハン叩いていた腐れおんなだろー
荒れるから来るな!
298通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 21:55
このスレを冷静に分析すると、今の俺には友と呼べる相手がいないような気がしてきた。
 ヒイロ:俺の使いっぱしり(同人仲間だが)
 デュオ:眼中になし(しいて言えば下僕という所か)
 カトル:天敵(あの笑顔の下に隠された本性には気をつけねば)
 五飛 :今の所ライバル(スレ争いには負けているが…)
…フッ、寂しくなどはないさ。
299通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 22:01
「ガルルゥゥゥ」
・・・ライオン、俺を慰めてくれているのか?
そうだ・・・・俺にはサーカスの動物達がいるじゃないか。こんなに嬉しい事はない。
ふふふ、友達友達〜・・・・・・激しく鬱だ。涙がこぼれないように、上を向いていよう。
300通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 11:52
トロワはそこまで落ちたのかね!?
301通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 12:36
>>297 はずれ・・・
302297:2001/08/14(火) 12:47
さよか、でも荒らすなよ。
303通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 18:09
>>299
「さあ、好きなだけ喰え」
もぐもぐ・・・ありがとう五飛。しかし変わった味の肉だな?
「気にするな。元手はかかっていないからな」

腹いっぱい喰った後、サーカスに帰ると騒ぎになっていた。
ライオン君が姿を消したというのだ。
まさか・・・いや、そんなバカな。
料理に入っていた黄色い毛は関係ない・・・はずだ。
304通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 23:18
チュンチュンチュンチュン・・・んん・・?俺はライオンのそばで目が覚めた、どうやら泣きながら眠ってしまったようだ・・・。夢の中でこのライオンを食ったような気がするが、大切な友達にそんなことするはずないじゃないかはははは!・・・なあライオン君!!・・・「ガルルル・・・ガブッ!!」・・・・ライオンのやろうに中指を食われたので五飛に食材として提供してやった。俺はムツゴロウさんのように甘くはない・・・。
305通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 23:48
携帯から書きこんでんだか知らねぇが、ちゃんと改行しろ。
306通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 08:44
297,305同一か?コメントうぜえ
307通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 09:59
最近ヒイロを見ない。なんとなく気になったので、奴の所へ出かけてみた。
「トロワか・・・・」
なんだ、生きているじゃないか。だが幾分やつれたかな。
「ああ・・・・任務が終わったばかりなんでな・・・・」
そうか。それはご苦労な事だ。相当ハードな仕事だったのか?リリーナの護衛とか?
「・・・・夏コミだ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
忘れてた。そう言えばお前は同人作家だったっけな・・・・。
「これ、新刊だ・・・・。よかったら・・・」
・・・ありがとう。でもまさかガッツの同人誌を出しているなんて、知らなかったぞ・・・・・・。
308通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 10:06
>>306
るせえよ!厨房!
309通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 10:20
>>305>>306も落ち着け。今日は終戦記念日だ、せめて俺達だけでも仲良くやろう。
聞いた話だが昨晩よその板が何者かに襲撃を受けて壊滅寸前までいったらしい。
寒い時代だとは思わんか?

さて、今日の俺達は終戦記念日ということもあってカトルの家で「蛍の墓」を
観ることにした。実は五人とも未見とあってそれぞれ好き勝手なことを言っていた。
「アニメ映画で泣けるわけないだろ?この後デートだから手早く頼むぜ」
「反戦平和?下らん、正しいものが強くなくてどうする」
「・・・」
「さあ、そろそろはじめようか。我が家自慢の液晶モニターで・・・」
始まってからもサクマドロップうまそう、とか特に関係ない話題で盛り上がった。

・・・2時間後。まるでソープランドの待合室のように一言もしゃべらずお互いに
目をそらしたままの俺達がいた。デュオはヒルデにデートのキャンセルの電話を
している。「・・・俺達何のために生きてるんだろう」最後の言葉が印象的だった。
五飛は母親が死んだ辺りから泣いていた。ラスト周辺には泣き女みたいに全身を
使って悲しみを表現し出したのでちょっとうざかった。
カトルは冷静だ。きっと頭の中では「食べ物がなければクロワッサンでも食べれば
いいのに」とか思っていたに違いない。ブルジョワめ。
ヒイロ・・・声をあげずに涙していた。かくいう俺も頬を伝う涙を抑えることが
できなかった。
「滋養って、どこにあるんですか!!」まったく今の俺と同じ境遇だ。結局俺達は
そのまま解散した。サーカスに帰ってヘビーアームズを見上げる。・・・やはり
少し不謹慎だろうか。そう思って俺はヘビーアームズの武装と言う武装を全て解除
した。ちょっとでも戦いの臭いを消さねば。これから一週間ほどこいつの名前は
「ガンダムノーモアアームズ」だ。
余談だがガトリングガンを外すと右側が傾くようになった。
310名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/15(水) 15:25
>>309
なんだ、このヘビーアームズってTV版なの?
てっきりEWのやつかと思ってた。
311通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 17:53
「トロワ、そろそろご飯だからいらっしゃい」
キャスリンが呼んでいる。・・・了解。俺は腰を上げ、テントへ足を向けた。
・・・背後に人の気配。これは、五飛?一体どうした、金なら・・・!!
五飛はそこにいた。僧衣を身にまとい、竪琴を抱いて。折角生えてきた
髪もすっかり剃り落とし、悲しげな目でこちらを見ていた。
五飛・・・五飛、一緒に帰ろう!!俺はあらん限りの感情を込めて叫んだ。
だが、五飛は静かに微笑んで踵を返した。何も言わず。
俺はただそこに立ち尽くすしかなかった。
あとで聞いた話だが五飛もナタクを封印したらしい。そうすることが俺達の
罪の償いなのかもしれない。余談だが、キャスリンのシチューは絶品だった。
あと自分で言っておいて何だが、一緒に帰ろうって何のことだ?
312通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 17:56
ヒイロが「俺も映画を作りたい」と言い出した。
なんだかあれを見てから、皆それぞれ行動を起こしている・・・。
ときにヒイロ、どんな映画を作ろうというのだ?
「ゼロとヒイロの神隠し・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もろパクリじゃん。どんな話やねん。
間違っても、おれを豚として出演させるなよ。
313通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 21:35
>>311
終戦記念日にふさわしいネタをありがとう。
「一緒に帰ろう」のくだりを読んで涙した、リアル厨房の頃を
思い出したよ。
314通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 18:04
ところでひろゆきが訴えられたらしいのだがどうする?トロワ。
315通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 18:16
あの映画は感動したぜ・・・・・
316通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 18:59
余談だが、ランボーを見ているとものすごく全弾発射をしたくなる。
317通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 19:53
>>314
今は静観するしかないな。彼我の戦力差を考慮し、状況を的確に把握すれば
活路は開けるはずだ。

ここはなりきりスレではないので本題に入ろう。今日の俺はとあるMSの墓場
とでも言うべき所を訪れていた。ここにはOVAで猛威を振るったサーペントが
数多く眠っている。・・・そう、ここはマリーメイアがまだ悪い子でおいたをした時の
傷跡いまだ癒えぬブリュッセル大統領府だ。
さすがにバスターライフルはやり過ぎだろうと思いながら見ていたが案の定復興
ははかどらずあの戦闘で廃棄されたサーペント達は今も放置されたままだ。
・・・だが、こちらにとってはその方が有難い。ここに来れば弾薬もパーツも
取り放題だ。ジャンク屋に売れば金になるしな。
・・・ん、こいつは奴らのガトリングガンか。これなどはそのまま使えそうだな。
・・・そう言えば、こいつらは何故俺のガンダムに似ているのだろう。デュオと
やりあった時も闘い方のせいで俺だとバレてしまったし。トレーズは五飛マニア
なのだしサーペントらしくドラゴンハングをパクれば良かったのでは・・・!!
そこまで考えて、俺はある一つの仮説に思い至った。五飛ラヴはあくまで
フェイクで、奴の真の狙いは俺の、この、マッシヴな・・・

              ガラッ

!!だ、だだだ、誰だ!!・・・岩が崩れただけか。落ち着けトロワ。トレーズは
もういない。五飛が倒したんだ・・・だが、このいいようのない不安は・・・
318通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 20:05
ふと、マリーメイアはトレーズの娘だった事を思い出す。
・・・マリーメイアは何故、良く俺のところに遊びに来るのか・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
大丈夫、大丈夫。マリーメイアは関係ない。彼女の純粋な想いを疑っては駄目だ。
もちろん、昔某少年漫画誌で、俺とトレーズが兄弟というデマが書かれた事も関係ないはずだ。
オーケイ、無問題。さぁ、帰ろう。そうしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
どこからともなく、薔薇の香りがする・・・・。
・・・・・お盆はもう終わったと思ったが・・・・・・。
319通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 01:11
 ふと思ったのだが、別に血が繋がっていなくても『兄弟』と呼ばれる場合が
ある。例えばホールブラザーってヤツだ。もし、そうならば一体誰が対象にな
るだろうか?

  ……(1時間経過)……

 対象が多すぎて絞りきれない。今日はエロゲーをやらないで寝ることにしよう……
320通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 14:04
昼過ぎまで寝ていて今目が覚めた。のどが乾いたし腹も減ったのでゼクスの
バイト先に食事をとりに行く。店の前まで来ると五飛が向こうから歩いてきた。
よく見ると隣りにむさい男を連れている。誰だ?Wキャラにしてはゴツ過ぎや
しないか?
おおざっぱな作りの顔面に顔半分を覆い隠す青あざ、妙な僧衣とマッチョな肉体
は威圧感たっぷりだ。ただ、目だけが何かぱっちりして微妙に可愛らしいので
何となく憎めない男といった風情だ。
「どうしたトロワ、何をこそこそしている」
!・・・ゼクスか。いや、五飛の連れが何者かと思ってな。
「ああ、コレンさんのことか。夕べ五飛がうちの店に托鉢に来た時に意気投合
したらしい。二人して『宇宙の心を学ぶのだ』などと言っていたようだが」
ヒイロにでも聞けばいいのに。奴は宇宙の心らしいからな。電波少年によると。
「ところでひょっとして食事でもしに来たのか?私も今あがったところだから
一緒に何か食べないか?給料も出たところだし、おごろうじゃないか」
それはありがたい。同行する。
「店員価格だと更に牛丼は安いのだ。遠慮はいらんからどんどん食べろ」
・・・非常にありがたいし、大方予想は出来たがおごってくれるなら別の所が
良かったな、ゼクスよ・・・
321通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 14:56
カトルがまたビデオを用意したというので、身を清めてカトル邸に向かう。
ヒイロやデュオ、五飛も厳粛な面持ちだ。
で、カトルよ。本日用意したビデオとは?
「これさ」
カトルが取り出したビデオテープは、“風が吹くとき”
やばい、タイトル見ただけで切なくなってきた。

結果は…言わずもがなだった。
俺たちはしばらくその場につっ伏して、泣いた…。
翌日、ヒイロは芋袋に身を包んで現れた。
やはりお前は徹底しているよ、ヒイロ。
俺もしばらくは重火器を自粛して、ただのしがない道化師に徹しよう。
322通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 15:44
両者発動(両者の能力限界を10秒と仮定)

その直後は
ディオ…ディオの世界の中で一人だけ動けるが意識はない
ディアボロ…時とばしを開始したものの行動不可

ディオの世界終了《現実には1秒も経過してないがディオは10秒行動)
ディオ…以後無意識で高笑いでもしててディアボロが無事なことに気付いてない
ディアボロ…突然ナイフや付近の車が自分に投げられてたりディオが自分の腹に一撃入れてるが
      相手に干渉されないので無事。そのままエピタフのお告げにしたがい
      目つぶしなどをしつつディオの背後に回る。

時飛ばし解除直後
ディオ…相手が目の前におらず「ドンッ!」
ディアボロ…ワールドの超スピードでカウンターを喰らう可能性もあるが殴りつける
時計は10秒しか動いておらず
ディオは自分だけの時間を含め20秒行動したが無意味。
ディアボロはディオに物理的な先制攻撃されているが無事。

このようにスタンドだけで考えるとキンクリの勝ちですね。
でもこれがどうしても相手を確実に抹殺するところに結びつかない
323通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 16:32
>>322
俺のジョジョ研究ノートが流出したらしい…
鬱だ。夕方の練習は休むことにする。
324通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 16:43
デュオは恐ろしいヤツと判明した。
325コードネームは『名無し』:2001/08/17(金) 18:22
そう言えばヒルデがやつの事を呼ぶ時は、「ディオ〜」としか聞こえなかったな…
何かの偶然なのだろうか…
それともまさか…
326魂の名無し:2001/08/17(金) 20:58
心配になってきたのでマックスウェル夫妻の経営するジャンク屋へと向かう。
どうでもいいがガンダム世界では戦争が終った主人公チームのうち誰かはジャンク屋をやらねばならないのだろうか?
そんなことを考えているうちに着いた。
そこでは・・・!


なんのことはない、二人で仲良く寝ていた。
羨ましかったので適当にジャンク屋を荒らしておいた。
大丈夫さ、何も盗ってないから。


・・・その後ジャンク屋近くに弓矢を持った男女が出没するというニュースを聞いた。

・・・・・・まさかな。
327通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 23:14
古本屋で、俺達の写真集を見つけた。
昔は、似たようなものが沢山出ていたっけなぁ・・・と懐かしくなって、パラパラとめくってみる。
・・・・女性陣が妖精のコスプレをしている写真があった。
ミ・フェラリオもビックリのミニスカ生足羽根つき衣装だ。
前にいるリリーナ、ドロシー、キャスリンは許そう・・・・。
でも後ろのレディ・アン、ノイン、サリィは勘弁してほしかった。
いい年こいて、なにやっているんだか。見ているこっちが、恥ずかしくなる。

・・・今度キャスリンに、この格好をしてもらって、ハァハァしてみよう・・・。
328通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 12:39
真偽を確かめる為、再度デュオの家に忍び込む。
華麗な跳躍で家にはいるとまずは冷蔵庫から漁る。
しかしそこには食べ物ではなく輸血用のパックがぎっしりと・・・・
まさか本当にDI・・・・・
そんな訳は無い・・・奴は「デュオ」だ、「デュオ・マックスウェル」だ!!
そう自分に言い聞かせ高まる不安を抑えながら帰路につく。
329通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 12:55
ふと五人をスターオーシャンセカンドストーリーのキャラにたとえてみようと思い非常呼集をかけた。

1「俺は?」
3「ディアスだな。」
4「ディアス。」
5「俺が正義だ!」
1「10秒だ。」

2「俺はどうよ?」
3「アシュトン。」
4「アシュトン。」
5「待て!アシュトンは俺だ!」
2「な、何故俺が!」
4「不幸だからでしょ?」
5「俺がアシュトンだ!」

3「五飛はクロードだな。」
4「クロード。」
5「俺が正義だ!」

2「カトルは何だろ?」
3「レオンと言ったところか・・・」
4「ぼ、ボクはショタじゃないよ!」
2「掘られてるだろ。」
3「・・・・・・・・」
5「俺が正義だ!」
1「歯ごたえがありそうだな・・・」

3「・・・・・・」
2「エルネスト。」
4「エルネスト。」
3「オヤジか・・・」
4「存在感無いし・・・」

集会の後、カトルの血塗れになった死体が発見されたらしい。
330通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 03:15
デュオから久しぶりに麻雀でもしないか?と誘われる。
丁度良い機会だ。俺の財布も薄くなっていたので
指定された雀荘に急ぐ事にする。
雀荘に着くとそこには既に卓を囲むヒイロ、デュオそしてカトルの姿が。
俺が席に座るのを見るとデュオがサイコロを回した。
・・・・・それにしても、さっきから後の卓がやけに五月蠅い。
ふと振り返るとそこでは見覚えのある禿げが何やら叫んでいた。
「トレーズ、貴様のせいで俺が幾ら振り込んだと思っている!?」
負けているのか、五飛・・・
「知りたいか?前局までの時点で、約29900点だよ、五飛・・・」
随分勝ってるんだな、トレーズ・・・良ければ少し分けてくれ。
「トレーズ、貴様ぁぁ!!」
あまりに五月蠅いので俺は五飛の後頭部めがけてナイフを2,3本投げてやった。
これで少しは静かになるだろう・・・
始めるか、生活賭けた血生臭い麻雀を・・・
331通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 12:21
五飛「お前等、男の癖にそんな色白で恥ずかしくないのか!」

…何を思ったか五飛が体を焼きにいくと言う、どうした五飛?
スレの勢いが無くなったからといってヤケでもおこしたか?
カトル「でもボクは色白の方が…」
五飛「『俺が正義だ』!」
カトル「…うぅ」
ヒイロ「任務了解」
妙な勢いでヒイロとカトルを丸め込んでしまった。
ところで俺は最初から行く気満々だ。華麗な男は時にたくましくもなければな…フッ
五飛「デュオはどうなんだァ!」
カトル「どうするんだい、デュオ?」
お調子者のデュオの事だ、2つ返事でOKだろう。
デュオ「いや、俺は遠慮しとくよ。」
トロワ「…」
五飛「何ィィィィィッ!」
カトル「な、なんでなんだいデュオ? ヒソヒソ…(五飛の奴が五月蝿いよ!)」
五飛「貴様ァ、俺を誰だと思っているんだ!」
デュオ「いや、俺欧州系だろ? 体焼いても無駄なんだよ、無駄。」
トロワ「む?」
デュオ「それにさァ、何故か太陽が凄く苦手なんだよねェ、ハハ」
トロワ「むぅ?」
五飛「ぐぐぐ、関係ない!いいか、もう一度言うぞ。『俺が…」
デュオ「五飛、一度で済む事を二度言うのは嫌いなんだ。無駄だからな…無駄無駄。」
トロワ「!!」
五飛「…クッ」
デュオ「オメーの人生の為に言うが、無駄はやめておいた方が良い。」
五飛「ヌゥゥゥ…」
トロワ「デュオ、まさか…」
カトル「ヒソヒソ…(デュ、デュオ、謝りなって!)」
デュオ「五飛に謝るなんてそれこそ無駄だっつーの。」
五飛「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…ん!」
カトル「! ひっ!」
ドタタタタタタタタタタタ…
カトル「…あ、あれ?」
五飛「弱い俺を叱ってくれ、ナタク!」
ドタタタタタタタタタタタ…
ヒイロ「…任務が」
カトル「五、五飛?」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

デュオ、やはりお前はDI… いや、まさかな。
332通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 13:13
ヒイロがおでん屋をはじめたという情報を入手した 真偽を確かめるべく早速顔を出しに行く…

トロワ「…ガンモとチクワ」
ヒイロ「任務了解」
トロワ「…」
ヒイロ「…」
トロワ「ヒイロ、どうだ景気は?」
ヒイロ「ぼちぼち、だな…」
トロワ「しかしよりによってなんで屋台などを始めたんだ?」
ヒイロ「生きる…ためだ」
トロワ「またリリーナか?」
ヒイロ「奴には勝てん」
トロワ「と、いうより俺はお前の方に問題があると思うがな」
ヒイロ「…」
トロワ「ふっ、何も言わない所を見ると今回も何かやらかしたという訳か」
ヒイロ「ガンモとチクワだ…任務完了」
トロワ「む、すまんな」
ヒイロ「…」
トロワ「…」
ヒイロ「株だ」
トロワ「何?」
ヒイロ「今回は株を少し現金に替えさせてもらっただけだ」
トロワ「…そうか」
ヒイロ「…」
トロワ「ヒイロ」
ヒイロ「…」
トロワ「どうだ?俺のサーカスの手伝いをしてみる気はないか?」
ヒイロ「サーカスの…俺が、か?」
トロワ「お前さえ良いなら運動神経も良いし、団長に紹介してやってもいい」
ヒイロ「…」
トロワ「…」
ヒイロ「是非頼む」
333通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 13:27
こうしてヒイロが俺のサーカスにやって来て数日が過ぎた…

トロワ「むぅぅ…、今日もいい天気だ」
ヒイロ「…」
トロワ「眠たそうだな、ヒイロ」
ヒイロ「まぁな」
トロワ「さて、今日はお前に玉乗りを教えよう」
ヒイロ「お手玉はもう良いのか?」
トロワ「やはり俺の見込んだとおり、ヒイロは筋が良い いいピエロになれるな」
ヒイロ「俺がピエロ… まるで道化だな」
トロワ「『まるで』じゃなくて本物の道化だ」
ヒイロ「…」
団長「あぁトロワ君にヒイロ君」
トロワ「? 団長、どうかしたのか?」
団長「ワ、ワシのロレックスが見当たんのだ!知らんかね?」
トロワ「ロレックス…すまない、知らないな」
ヒイロ「俺も知らない」
団長「あぁ、300万もしたというのに!一体何処へ行ってしまったんだ!」
ヒイロ「…」

・・・・・

トロワ「さて、もう今日はこの位で止めておくか」
ヒイロ「任務完了」
トロワ「今日一日で大分ピエロらしくなったきたな」
ヒイロ「まるで…」
トロワ「本物の道化だ」
ヒイロ「…」
トロワ「…」
キャスリン「あなた達、ちょっと聞きたいんだけど…」
ヒイロ「なんだ?」
キャスリン「私の指輪とかネックレスしらないかしら?」
トロワ「まさか、無くなったのか?」
キャスリン「えぇ、困ったわ あれ私の一番高いアクセサリーなのに…」
トロワ「団長も朝ロレックスを無くしたと言っている、物盗りの仕業かもしれんな」
ヒイロ「…」
トロワ「まぁ何にしても少し探してみるのがいいだろう」
キャスリン「えぇ、そうするわ」
ヒイロ「…」
334通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 20:51
翌朝、目を覚ますと俺のベッドの横に布団を敷いて寝ていたはずのヒイロが居なかった。
きちんとたたまれた布団の上には、なにやら手紙のようなものが置いてあった。

『今日、生まれて初めてリリーナに頭を下げようと思い立ったので、帰ります。   ヒイロ』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
良いんだか悪いんだか・・・。
ん?なんだか外が騒がしいな。
身支度をして、外に出てみると、団長達が集まっていた。
何をしている、団長?
「ト、トロワ!動物達が居なくなっているんだ!!」
なに?全部か?俺の朋友ライオンくんもか!?
「そうだ、みんなだ!どの檻も鍵がはずれているんだ・・・。誰かが盗んでしまったんじゃ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・。

のちに、ヒイロが猛獣使いの芸でリリーナのご機嫌を回復させたという事実が発覚した。
・・・俺の好きな言葉は「情けは人のためならず」だ。
だが、この頃は、人に情けをかけるばかりで、自分にはちっとも返ってこない・・・。
探しに行こうか、青い鳥・・・・・・・。
335通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 11:56
>>331
ワロタ
336通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 13:15
残金がヤバイ。メシは五飛のところで・・・
337通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 15:36
空腹のあまり、台風の強い風に吹き飛ばされて、町内を空中浮遊してしまった。
危うくまたしてもテム・レイになるところだった・・・危ない危ない。
338通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 15:36
      /|/\/ ヽ
      ./        ヽ_
      |;}(o()◎( )o)/ミ/>~ヽ
    /´ ̄      ヽ一´    ヽ
   |    , /|  /|  ,      l
    {{ | /|-| { / |-/{     |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ヾ|, -、ヽ| ,l -、|      ノ < ローラ姫
     _|| ヒ.l   | |ニト|.l-、  {   \______
     j{ "  、   "" {{_ノ   し´l
   、.J \ ー-   /     __ノ
    >   ` - ― ´|o       \
      一-8|    `8-ー ~ヽ
       ゚(o~)∞°
339通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 15:36
          _             ____
         _/~ _、 ヽ  ∩      ノ___)
        ((|/´(ノ-  | ∩||      / __)__)
 / ̄ ―-、_>^二/ | |∩| }    / __)__ )
  ⌒ ― -、_;__/| | !~~⌒3  / ___ )__ )
      し-――ノ/し ~c   3/ ___)__ )
       /  /c ヽ、,、c   3 ___)__ )
      ι // ヽ、, 、 , 、,、/}_ )__ )
       ´-´    {    |  __)__ )
            { ̄`ヽ|  |
           /ヽ   |  |
      /⌒i⌒i⌒ヽ  } _ノ   /
    /./二`―- ┴  ̄  ノ
       ̄   ̄ ̄`ー-― ´
340通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 15:37
                 _
              /  ̄ )
           /     /
           /     _/
         /       |
        / __      |
       | ̄     ̄ ̄ヽ|
       |  __     |
   _ -―  ̄ __ ̄ ̄ ┴- 、
  {     / ̄     ̄ ̄ヽ   ヽ
   ` -∩_|_ (_・) (_・) _   | ∩_ノ
    ⊂_ _つ`z――y´ ノ~⊂_ _つ
     {  }`-/⌒⌒i-´   {  }
      ` -|  |  |  |    `i -´
       | `ー‐ ´     `−〜,
       ヽ ___, -−〜´
341通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 16:00
>>339
青い鳥発見。早速捕獲して食料にする事にしよう。
俺ののヘビーアームズは……
ノーモアアームズにした際、ディオのジャンク屋に弾薬を売り払ったままだ。
342通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 23:55
いよ〜う、トロワ。

振り向かなくても誰だかわかる。
まったく毎回毎回ステルス機能を使って現れやがて。
まぁいい、今の俺はヒイロに散々な目に合わされへこんでる。

「ヒイロのヤツひでぇよな〜」

知っていたのか。
デュオは、世の中悪いことばかりじゃないぜ?と俺に一冊の本を置いて帰った。
・・・・・星の金貨っ!?

案の定、キャスリンの姿は見当たらなくなっていた・・・・。
343通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 06:34
保守
344通常の名無しさんの3倍 :2001/08/24(金) 14:07
age
345通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 22:13
空腹のせいで、数日気を失っていたようだ。
気がついたら、知らない天井が見えた。
ここはどこだろう・・・・・。
と、何か小さいものが飛んできて、俺の顎を蹴った。
「ドレイクに手を貸す地上人は帰れっ!」
・・・え?
346通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 12:43
「ホッホ、見なさい これがネオヒイロじゃ!」
「…ッ!」

危ない博士6人が集まって何をしたかと思ったらなんとヒイロのサイボーグ化計画だった。
ちなみに今日はそのお披露目会の日だ。
「…外見上は特に変化が見られんな」
「改造した、、、って何処を改造したんですか?」
「ホッホ、まぁ見てなされ でわヒイロ ターゲットはあの的ぢゃ」
「任務了解」
見ると何やら100m程先に見た事のない爺さんが木に縛りつけられている。
「…ぬぅ、ぐぅぅ! は、はやまるな、若者よ!」
と、ふいにヒイロが腹からミサイルを乱射した。
「うぎゃぁぁぁぁぁっ!!」
「こ…これは凄い!」
「任務完了」
「余計な機能をつけやがって!」
哀れかな爺さん もはや爆風によって吹っ飛ばされて肉片すら残ってはいない…
「驚くのはまだ早い、次ぢゃ!」
「任務了解」
差し出されたのはビール瓶とみかんの缶詰、それにまな板とカマボコだった。
「…う、うぉぉぉぉぉぉぉぉっ!! これは!」
なんとそれらを受け取ったヒイロの右腕が変化して一瞬にしてビール瓶の栓を抜いた。
そして流れるような作業で缶詰を開け、かまぼこを切り刻んでいく…
「ハ〜ッハッハ、今見せた栓抜き、缶切り、ナイフの他にもドライバー、のこぎり、ピンバイス等様々な機能が付いておるんぢゃよ!」
「任務完了」
「まぁ〜た無駄なものを、無駄は嫌いなんだ…無駄無駄」
「こんな機能で俺が倒せると思っているのか!」
「凄いなぁ、欲しいなぁ」
「ホッホ、暫くこのプロトタイプを試してみて出来栄えが上々なら全国に市販化ぢゃ!」
むぅ、確かに素晴らしい機能だ。十徳ナイフみたいな機能はともかく最初のミサイルは…

ん、全国に市販化…だと?
五飛hage 
348通常の名無しさんの3倍:01/08/26 18:42 ID:x1A4UPbs
カトルの家に皆で集まってマターリしていたら、カトルがボードゲームを持ってきた。
人生ゲーム。しかもものすごく旧式のやつだった。お前、いくつだよ。
「ちょっとやってみないかい?なかなか面白いよ」
いいだろう。では俺は赤の車を使わせていただく。
「・・・俺は白だ」
「ならば俺は青の車だ!」
「黒はないのかよ、黒は!」
「ないよ。デュオはピンクで我慢してよ。僕は黄色で・・・」
それではゲームスタート。

「・・・仕返しか。デュオ、10万よこせ」
「えーーーっ!また俺から取る気かよ!ねぇよ10万なんて!」
「じゃあ15マス下がってもらおう」
「ちぇー」

「ふふふ。五飛ってば子沢山だね」
「子孫繁栄は良い事だ」
「でももう車に乗りきらないじゃないか。ほら、上に乗せておいたコマが落ちちゃうよ」
「くっ・・・なぜ双子ばかり・・・」

なかなか盛り上がっているな。さて、トップを快走している俺はいよいよ人生最大の賭けに
チャレンジすることとなった。今の俺は、無敵な気分。きっと勝てる!
「トロワ、何番にかける?」
もちろん、3だ。
「じゃあ、ルーレット回して」
ふ・・・いただく。
カラッ シャラシャラシャラシャラシャラシャラ・・・・・・・
・・・・ピタッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・6。
「残念だったねー、トロワ。はい全額没収〜」
・・・・無性に6という数字が憎たらしくなったので、明日にでもゼクスを撲殺しに行こう。
349通常の名無しさんの3倍:01/08/26 18:46 ID:hT5PoW0M
先日拝見した改良型ヒイロだが、どうやらアレはリリーナの差し金らしい。
350通常の名無しさんの3倍:01/08/27 19:42 ID:bHl8wFBU
5人でまたしてもマターリしていると、デュオが
「なんか面白い事ねぇかなぁ〜」
と言い出した。
「そうだね・・・ねぇトロワ。なんか芸を見せてよ」
気安く言ってくれるな、カトル。
だか道化師たるもの、笑いを要求されればそれに応えてナンボだ。
こんなこともあろうかと、俺のカバンにはある衣装が入っていた。
しばし、待て。準備をする。
「早くね〜」

そして、俺は取っておきの衣装に身を包んで4人の前に挑んだ。
「ジャイアーン、僕のラジコン返してよ〜」
俺の十八番。スネ夫の真似。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙。
な、何故だ!?いつだってこの物まねは受けたのに・・・。
「トロワ・・・お前もミスをするんだな」
どういう意味だ?ヒイロ。
「それはスネ夫の衣装じゃない・・・・トンガリの衣装だ」
・・・・・・・はぅわっ!?
俺とした事が、そんな初歩的なミスに気づかないとは・・・・・。
始めるか、俺のお料理行進曲・・・・。
351通常の名無しさんの3倍:01/08/27 20:57 ID:rXO2w5z2
おまんこってなんですか?
352通常の名無しさんの3倍:01/08/27 20:59 ID:rXO2w5z2
ちんちんをいれるところ
353通常の名無しさんの3倍:01/08/27 21:01 ID:wKPKG9Ek
>>351-352
一目で分かる自作自演ってのもな・・・。
354記録者 トロワ・バートン:01/08/27 21:53 ID:eAp2jC7I
>>351-352
「迂闊な動きは死につながる・・・」(藁
355通常の名無しさんの3倍:01/08/28 20:28 ID:VQbwZJjE
今日、俺は確かに見てしまった・・・・・。
そうだそうだとは思っていたのだが、実際目の当たりにすると、切な過ぎてなんとも言えない・・・・。
五飛・・・・・・。
リアップを買う五飛・・・・。
俺は・・・・・お前に何をしてやればいい?
356通常の名無しさんの3倍:01/08/28 20:30 ID:0Rfy6eqw
>>351-352
戦術・戦闘レベルともに無駄な攻撃だ!
357通常の名無しさんの3倍:01/08/28 22:39 ID:4Gz0Mh6Q
久しぶりに俺たち5人をメンバー物に例えてみる。
お題:鎧伝サムライトルーパー
 烈火の遼「ヒイロ」
 光輪の征士「トロア」
 水滸の伸「カトル」
まではすんなり順当に決まった、あまり面白くない。
気が付くと隣で五飛とデュオが天空の当麻を取り合い争っていた、
やはりこうでなくては面白くない。
ちなみにお前らは二人とも金剛の秀だと俺は思う。
送った意味亡くなった。
359通常の名無しさんの3倍:01/09/11 07:07
避難所からカムバックしてきた。やはり俺の部屋は落ち着く。
360通常の名無しさんの3倍:01/09/11 09:44
俺には、帰る場所があった。こんなに嬉しい事はない。
嬉しさのあまり、空中3回転半ひねりをかました。
もちろん天井にぶつかったが、そんな事は些細な事だ。
この部屋に居られることが素晴らしいのだ。
さて、掃除をして綺麗にしようではないか。

掃除をしていると、腐った食パンやりんごが発見された。
・・・・・なんてもったいない食生活を送っていたんだ、俺は。
361通常の名無しさんの3倍:01/09/11 12:56
今日は台風だ。
しかし台風にもかかわらず、みんなで集まることになった。

集合場所についたが誰もいない。
まあ、この雨と風だ。遅刻は当然だろう。
しかし今日は何故だか通りすがりの人がみんな俺を見ているような気がする。
・・・
待つこと1時間、残りの4人がやってきた。
みんな俺を見て何故だか笑っている・・・
・・・
そのとき俺は重大なことに気が付いた。
俺の自慢の髪型が・・・
どうなった?
363通常の名無しさんの3倍:01/09/11 20:56
……よし!
今日は帰還を祝って大奮発だ!
吉野家で特盛りを食うぞ…。

………どうしたんだ俺は…。
ふ、震えているのか…!?
たかが、特盛り一杯食うだけなのに……。
TVを見た。あまりにひどい。俺らはこんなことをしていたのか。

今日は騒がず死者に哀悼の意を捧げよう。
五飛が米兵らしきやつらに連行されていった。
「俺が正義だ!」

今日ぐらいそのセリフは自粛しろよ・・・
366通常の名無しさんの3倍:01/09/13 19:51
カトルの屋敷に遊びに行ったら、奴は目を真っ赤に腫らしていた。
一体どうしたんだと聞いたら、テロ事件のニュースを見て、己のしでかした過ちを思い出して泣いていたそうだ。
そりゃあ、コロニー一つ潰した上に、俺を霊界の一歩手前まで追い込んだから、今回の事件はショックだろう。
俺はジェントルなので、優しく慰めてやったら、だいぶ落ちついたようだ。
落ちついたと思ったらいきなり、
「今後の株式市場の回復は・・・・」
などと言い出しやがった。
結局は金か。だから財閥のボンボンは嫌いなんだ。
俺は帰り際に、廊下にあった高そうな絵画を頂いていき、そのままブラックマーケットに売り払った。
うん、また大金が手に入ったぞ。
TVをみていると、ビルから人が飛び降りるシーンが。
そのうちの一人がカメラに向かって親指を突き立てた。
任務完了と言っているように見えた。

まさか、ヒイロお前が.....
368通常の名無しさんの3倍:01/09/13 21:41
ビル近くの海でWのシールドが見つかったらしい・・・

       (´∀`)     ♪
  ゴソゴソ  (ヽι)     汽車の窓からチンポコ出して         
          く ゝ

      ヽ(´∀`)ノ
   バッ   ( ∩ )    汽車賃出したと大いばり〜♪
         /ω\

      ヽ(´∀`)ノ    Σヽ(゚Д゚ )ノ
         (    )         (  へ)   それを見ていた車掌さん
          くω\         く

      ヽ(´∀`)λ(゚∀゚ )ノ
         (  へ)  (  へ)   あまりにでかくて釣りがない〜♪
          くω   く


                                
370通常の名無しさんの3倍:01/09/14 19:18
あげ
371通常の名無しさんの3倍:01/09/14 19:28
ヒイロが失踪した。

目下奴を捜索中なので真偽のほどは分からないが
今回のテロ事件の1週間前に奴はWで米国に向かった、との事だ。
これまでの情報を総合して考えると奴がWでWTCに特攻した
可能性は低いがそれだけに不気味な感もぬぐえない。
…そういえばリリーナが言っていたが失踪する2日前
ヒイロは謎の中東人と密会していた様だ。

「やはり…金か」
カトルの家に飯をたかりに行くと、物凄い警備だ。
肝心のカトルは地下シェルターに篭ってなにやら電話をしていた。

「違うよ、ブッシュ。僕は関係ない、信じてよ。
ラディンとは何の関係もないよ。」

TVをつけるとパウエルがウイナー家の関与を断定してた。
ここは危険だ、とっと逃げよう。
373通常の名無しさんの3倍:01/09/14 20:55
サーカスに行くと、団長とキャスリンが渋い顔で俺を出迎えた。
どうやら、俺まで疑われているらしい。冗談ではない。
俺は平和の為に、サーカスで道化を演じ続けようとしているのに!
「・・・そこまで言うのなら、今日はトロワをメインで使うか」
任せてくれ。どんな芸でもやってやろう。
「どんな芸といわれてもな・・・。何をやりたい?」
そうだなぁ・・・・。自爆ショーとか?

キャスリンにものっそい強烈なパンチをお見舞いされてしまった。
374通常の名無しさんの3倍:01/09/14 22:31
デュオが情報をくれた。どうやら特攻を掛けたのはリュウ・ホセイとスレッガー・ロウとかいう連中らしい。
馬鹿なことをするもんだ。と言ってもヒイロも似たようなことをやっていたしな・・・
ん?ニュースで最新情報が・・・
「国防総省につっこんだ機体は、日本のMSと判明しました。ぶつかる寸前パイロットが脱出した模様。
米軍は全力を挙げて捜索をしています。なお、日本にはこれと同じグループの小規模なテログループが活動しているとの情報も・・・」



危険だ、逃げよう。
375通常の名無しさんの3倍:01/09/14 23:09
>>374
で、つづきは?
376通常の名無しさんの3倍:01/09/15 12:00
あげ
避難所暮らしが終わったと思ったが、今度は逃亡生活か…。
378通常の名無しさんの3倍:01/09/15 23:09
カトルが映画を作るという
タイトルは『逃亡者』で主役をやって欲しいと頼まれた
ふっ、今の俺にぴったりじゃないか
どれ台本でも・・・・・・

(台本の表紙だと思いねぇ)
『貧乏者』
〜貧しいやつがただ逃げるだけの壮大なストーリー〜

すべてのカメラのレンズに
ドラエモンシールをはって逃げた
今日は五人をドラえもんに例えてみることになった。
「まずス…」
俺がこう切り出すと
「トロワだな」
0,1秒で切り返されてしまった、少々不快だ。
「次にジャイアンだな」
全員の視線が1人の男に注がれる。
「…」
「…」
数秒の沈黙。
「弱い俺を叱ってくれ、ザイ子!」
その男は悦びで顔をひきつらせながら走り去って行った、、、

進行に問題は無い。

「しずかについ…ハッ」
瞬間氷つくその場。
「い、いや…先にのび太からだ」
「おいおい、何1人でブツブツ言ってんだよトロワ?」
「…」
正直、俺達の中でのび太程のヘタレはいない。俺も最初はそう思いこの配役に頭を痛めていたのだが、その問題は消去法というものが解決してくれた。
「デュオで手を打つというのはどうだ?」
「な、何〜!? 俺があのヘタレだというってのか〜?」
「のび太なんて安いものだ、し…ゴホッ、ウホッ…に比べれば、な」
「お、オメーら俺のキャラが薄いからって… いいよ、ど〜せ俺なんて!」
「ちょ、デュオ、落ち着きなって」
「デュオ、これは不可抗力だ。 こうするしかない、諦めろ」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!」
デュオはあらん限りの声を振り絞り、叫びながら走りさって行った、、、

が、進行に問題は無い。

「ドラえもんだ」
「俺(ヒイロ)だ」
「ふむ、一応主役でありサイボーグだ。 資格は十分だろう」
「ハハハ、そうだね …ん? あれ? ちょっと待てよ…それじゃあ僕は一体…」
「…む、そ、そういえば今日は明日の開演準備を手伝わなくてはいけなかったな」
「トロワ、まさか…」
「ぬ、ヒイロも泊り込みで手伝いだったな、は。早く行くぞ」
「了解」

「ぼ、僕は…僕は!」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

翌週からウィナー財閥の圧力で「ドラえもん」は放送が打ち切られてしまった。
380通常の名無しさんの3倍:01/09/16 15:57
.        ┌―――――――――――――――――――――
        .|
::/|  | |::::::|       r―――――――――――――――――
::  |  | |::::::|  / ̄ ̄.|はい、ハロですね?
::  |  | . ̄.| /    | ________
 .0|  |   .V     V           
  |  |___   ∧ ∧____.∧_∧  .∧_∧ 
  |/    (゚д゚ )  (´∀` )  (・∀・ )
 / Λ_Λ/   |  (    )  (    )
  ̄(     ) ̄日 ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ □  ̄ ̄
.---( .O  )--| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | | | < あれのチャージできてる?
.---(_(__)--|_________________
381通常の名無しさんの3倍:01/09/16 21:53
gifu.cool.ne.jp/rirogu/shar/s_33.htm
このスレ開けなくなくなった。
トロワの自爆ショー始めてくれ
382通常の名無しさんの3倍:01/09/17 00:43
トロワ、最近元気ねーな。
このスレも下降気味だし、ガンバレや
383通常の名無しさんの3倍:01/09/17 00:48
期待age
384通常の名無しさんの3倍:01/09/17 01:02
いまさらでスマソが一応お帰りage.
385通常の名無しさんの3倍:01/09/17 12:10
「トロワよかったらこの券あげるよ、僕は使わないから…。」
ん、何の券だカトル?何でも貰うぞ。
……こ、これは吉牛の株主優待券じゃないか!
…持つべき物はやはり金持ちの友人だな…。
386通常の名無しさんの3倍:01/09/17 12:32
早速だが、この券を使わせてもらうか…。
はやる気持ちを押さえて俺は吉牛へ向かった。

「いょ〜う、トロワ」
…なんだデュオか
俺は急いでいるんだが…。
「最近、牛丼食っているか〜。」
今、食いに行くところだ。
「最近、狂牛病騒ぎがあったのによく食うなお前?」
…………………………本当か?デュオ。
「俺は逃げも隠れもするが嘘はつかないぜ〜」
…そうだったな。
「まぁ、気をつけろよトロワ、じゃあな!」
…ああ、じゃあな。



……………………………………カトルの奴め!!!
387通常の名無しさんの3倍:01/09/17 15:28
吉野家の株価が狂牛病の影響で、下がっているようだ。
なるほど、株主であるカトルがブルー入る気持ちも解らないではない。
俺は牛丼特盛を食べながら、経済新聞を読んでいた。
実際、牛丼そのものは何の事はない。だが値下げで盛り上がっていた一時期よりは
確実に客が少ない・・・・。今日はたまたまかもしれないが・・・・。
一応、気休めに紅しょうがをたくさん食べておこう・・・。
突然キャスリンが深刻な顔で「あれが来ないのよ・・・」と言い出した。
危うく飲みかけのコーヒーを噴き出してしまいそうになった。
俺は動揺のあまり、回転してみたが着地に失敗するわ、逃げようとして棚の角に
足の小指をぶつけて悶絶するわ、やはり将来はバスローブとブランデーの似合う
父親になりたいなとか、子供の名前はたとえ男の子でもスネオはやめておこうとか、
中絶は4ヶ月までだっけ?とか、「できちゃった婚」ならぬ「つくろうぜ婚」なんて
言葉は山崎だけで終わりだろうなぁとか、わずか数秒の間、それこそ走馬灯のように
さまざまな考えが浮かんでは消えていった。
が、ふと脳裏に閃いた事実が、俺を冷静にさせた。
・・・計算が合わない。
ここんとこゴブサタ、というかまるっきり相手にされていなかったので、
たとえデキたとしても、それは俺の子ではない。間違いない。

実際、キャスリンのそれはただの生理不順だった。
もちろん、それ以降もまったく相手にしてくれていない。
ふ・・・さて、今日も自家発電で頑張るか・・・。
389通常の名無しさんの3倍:01/09/17 16:49
とうとう俺のアパートにガサ入れが入った。
危うく逃げ出していたので被害はなかったが、荒らされていたのでショック。
ガサ入れのメンバー(連邦警察らしい)の中にカトルがいた。
もしかして俺は奴に売られたのか?
391通常の名無しさんの3倍:01/09/17 21:32
俺は夜逃げすべきか、迷った。
しかしここを引き払えばもうホームレスしかない。
・・・デュオの所にでも居候するか・・・
392通常の名無しさんの3倍:01/09/17 22:06
しかし、今の生活にも未練がある…よし、キャスリンの所にでも
だめもとでいってみるか。
393通常の名無しさんの3倍:01/09/17 22:37
最近自爆ショーはどうした?
394通常の名無しさんの3倍:01/09/18 00:15
前々から甲斐性なしなどと、まるで某エロハムスターのご主人様の彼氏みたいに
言われていた俺だが、そのダメっぷりを今日如何なく発揮した。
キャスリンの前で土下座をして匿ってくれるよう懇願したのだ。
キャスリンは世話焼きな女なので、拒まず受け入れてくれた。
ただし、宿賃代わりに炊事洗濯掃除はすべて俺の仕事となった。
ふ、まあいい。これも経験だ。
そのうち「家政夫は見た」の主役として出演してやるさ。
395通常の名無しさんの3倍:01/09/18 00:29
キャスリンの家政夫になったのはいいが、この部屋にはベッドが一つしかない。
少なからず期待していたが、やはり俺は床だった。
しかし、彼女が貸してくれた枕に俺は心を奪われた。
なぜならそれは、ドラえもん枕だったからなのだ!
さすがキャスリン、やはりお前はイイ女だ。
これならステキな夢が見れそうだな。

…寝心地が悪くて、首が疲れた。
始めるか、俺の「ドラえもん〜のび太の自爆ショー〜」
396通常の名無しさんの3倍:01/09/18 08:26
>>395
笑わしてもらったYO。
産休
397通常の名無しさんの3倍:01/09/18 15:39
age
398通常の名無しさんの3倍:01/09/18 20:04
突然、カトルが「そうだ、京都に行こう」と、昔の某CMのような事を言い出した。
思い立ったら即行動派なカトルは、京都の温泉旅館を調べ出した。
「皆も行くだろ?リリーナさんたちも誘おう。温泉は人数が多い方が楽しいからね」
結局俺達やリリーナ、ドロシーはもちろん、レディ・アンやノイン、ゼクス、マリーメイア、
ヒルデやキャスリンまで参加する事になった。まるで会社の慰安旅行のようだ。
そんな折、カトルから俺達4人に、ある任務が下された。
「夕食は宴会場を貸し切る予定だから、盛り上げの為に何か宴会芸をやってくれないかい?」
なんでお前はやらないんだよ?というツッコミはなしだ。スポンサーであるカトルの言葉は絶対だからな。
しかし、このメンバーで果たして何をやったものか・・・・・。
「どぉする?ヒゲダンスでもやるかぁ?」
「・・・無難だが、ありきたりすぎるな」
待て、俺に妙案がある。
「ほう、言ってみろ」
かつて、あのアムロさんがホワイト・ベースにいた頃、リュウ・ホセイ、カイ・シデン、ハヤト・コバヤシらと
4人でやった芸を、俺は知っている・・・。
白のブリーフ一枚の姿で武富士のダンスを踊る、題して「W・B隊(ホワイト・ブリーフ隊)」!!
そこで、俺達も先輩達に習って、白いブリーフ(グンゼ)一枚で華麗なダンスを踊ろうじゃないか。
題して、「W・G隊(ホワイト・グンゼ隊)」!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
デュオ、なんでそんなに嫌そうな顔をするんだ?
「だって・・・・なぁ?」
嫌なら、はっぱ隊でもいいが・・・。
「余計悪いわっ!!くだらん!!おい、ヒイロ!貴様も文句を言ってやれ!」
五飛にいきなり話題を振られたヒイロだが、俯いたままボソリと応えた。
「・・・・俺は、いいと思う」
「!?」
さすがはヒイロ、やってみたくてウズウズしているのが、そのほころんだ口元から解るぞ。
では、早速練習をしよう。本番が楽しみだな。
399通常の名無しさんの3倍:01/09/18 23:25
続編が待てないよ〜わくわく
400通常の名無しさんの3倍:01/09/19 00:05
400ばんもーらい
悪いなトロワ
401通常の名無しさんの3倍:01/09/19 00:15
ヒイロが、タイトルが「ガンダムウイング」なのだから、
「グンゼ・ホワイト隊」のほうが良いと提案した。
やるな、ヒイロ。やはりお前のやることは全てにおいて徹底している。
しかしデュオは遅いな。
ダンスの参考にするため、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズのビデオを探しに行ってもらったのだが。
「ただいまぁ」
お、帰ってきたか。ビデオはあったか?
「それが見当たらなくてさぁ。代わりに、これなんかどうかなぁ」
そう言ってデュオが差し出したのは、モーニング娘。。のビデオクリップ。
ブリーフ姿でこんなもん踊ってたまるか。
402通常の名無しさんの3倍:01/09/19 01:11
>>398,401
(・∀・) ok!
403通常の名無しさんの3倍:01/09/19 01:33
>>401
ダンス最後に4人、出来たら5人の
自爆ショーキボン
404通常の名無しさんの3倍:01/09/19 07:02
練習中、ヒイロが思わぬ才覚を見せ出した。
「ここはこうしたほうがいい」とか「顔は常に無表情の方がウケる」など、
次々と工夫案を出してくる。
ヒイロめ、実はかなりの芸達者とみた。
結局衣装も、ヒイロの提案で白ブリーフの他に、水泳帽と水泳ゴーグルを
着用することになった。想像してみてほしい。
俺たちが無表情のまま、そんな姿で踊る様を! ぷっ!い、いかん。俺のマ・クベ(ツボ)にハマった。
ヒイロに笑うなと言われたばかりなのに。気をつけよう。
405通常の名無しさんの3倍:01/09/19 08:07
>>404
左推進システム異常。やるな
406通常の名無しさんの3倍:01/09/19 10:01
禿げ
407通常の名無しさんの3倍:01/09/19 14:47
age
408通常の名無しさんの3倍:01/09/19 19:42
UGE
409通常の名無しさんの3倍:01/09/19 20:12
いよいよ温泉旅行当日。俺達はウィナー家のチャーター機で京都へ向かった。
辿り着いた先は、京都でも指折りの高級旅館。料理も温泉も絶品らしい。
とりあえず部屋に荷物を置いたが、夕食までの時間、何をすれば・・・。
「何を言う。温泉に来たんだから、温泉に入らないでどうする!?」
ゼクス・・・。気合入りまくりだな。
「当たり前だ。ついたらまず風呂!夕食後また風呂!寝る前にまた風呂!
そして翌朝は早朝から朝風呂!これ温泉旅館の正しい過ごし方!!」
年寄りじゃあるまいし・・・。
「ここの露天風呂は評判良いんですよ。皆も入りにいかないかい?」
そう言って、カトルも準備をし始めた。
・・・そうだ、ヒイロくんヒイロくん。ちょっと近くに寄りたまえ。
「なんだ?」
任務大好きなお前に、特別任務を与えよう。
この防水カメラで、女性陣の湯煙ナイスショットを撮ってこい。
「・・・・任務了解」
すごく久しぶりに聞いたような気がするぞ、その台詞。
さて、俺達は余興の前のリラックスタイムと洒落込もう。

1時間後。
裏の源泉(熱湯)の所で、ズタボロになったヒイロらしきものが
発見されたそうだが、まぁあいつは不死身だから、そのうち復活するだろう。
ヒイロが復活してから、ダンスの最終チェックに入るとしよう。
410通常の名無しさんの3倍:01/09/19 21:25
お待たせした。いよいよ夕食、宴会の始まりだ。皆ひとっ風呂浴びて、浴衣姿のマターリモードである。
まずは無難にカトルの乾杯の音頭から始まって、しばしご歓談である。
そして宴もたけなわな頃、ついに俺達の出番がやってきた。
「それでは、ちょっとした余興と参りましょう。ニューヒーロー、「グンゼ・ホワイト隊」です!どうぞ!!」
俺達は大きく腕を振って行進しながら、舞台に姿を現した。俺達の姿で、まず爆笑が起こった。よし、つかみはOK。
まずは武富士のCMのダンス(NEWヴァージョン)を踊り、間髪入れずにパパイヤ鈴木とおやじダンサーズの
「舞いWAY〜油ギッシュラブ」のダンスで笑いを増幅させた。
ヒルデとキャスリンは涙を流しながら手を叩いて笑い、レディ・アンなんて、浴衣の裾をはだけさせながら、
膝をポンポン叩いて爆笑している。ノインは酒が変なところに入ったらしく、むせて激しく咳き込んでいるのを、
ドロシーがお義理程度に背中をさすってやっている。しかしドロシーの方も、必死に笑いをこらえているのか、
顔面神経痛みたいに引きつった表情だった。サリィ・ポォはニヤつきながら俺達の身体ばかり見ている。怖い。
しかしイイ!かなり絶好調だ。ゼクスが「俺も仲間に入れてほしかった・・・!」と言いたげな目で俺達を見ていた。
意外とこいつも好きものらしいな。今度機会があったら、誘ってやろう。
締めのプッチモニ「ちょこっとLOVE」の踊りも、最後の「○、○、○○○」までバッチリ決まった。
たかが身内の慰安旅行で、こんなに大喝采が起こる宴会も珍しいだろう。それくらいの拍手を頂いた。
と、リリーナが拍手の輪に加わらずに、ワナワナと震えながら俯いている。
「どうかしましたか?リリーナさん」
カトルが声をかけると、リリーナは弾かれたように顔を上げ、怒りの表情でヒイロに向かって
ビシッと指を突きたてながら、「お下品!!最低ですわ!」と言い放った。
まあリリーナには、この格好はちょっと刺激が強すぎたかもしれないが・・・・。
ヒイロはリリーナに酷評されたのがよほどショックだったらしい。
震えながら「・・・俺のミスだ」と呟いたかと思うと、いきなりブリーフの中に手を突っ込んで、何かを取り出した。
放送禁止なブツが飛び出すかと思ったら、見慣れたスティック状のスイッチだ・・・・。
まさか・・・・・や、やめろ・・・散々引っ張っておいて、そのオチかよ・・・・
「・・・任務失敗。これより、自爆する」カチッ
どかーーーーーーーーーーーーーーーん!!
・・・・・・・・・あとは、もう何も語るまい・・・・。

あえて一つ付け加えるとするならば、それ以来、カトルから旅行のお誘いと宴会芸の依頼が、
一切来なくなったということか・・・・・・。
すまない・・・・。
>>410は詰めこみすぎて、だいぶ見づらくなってしまった・・・・。
始めるか、俺の自爆ディナーショー・・・・。
412通常の名無しさんの3倍:01/09/19 22:11
>>411
そんなことないっしょ。
作戦成功
413通常の名無しさんの3倍:01/09/19 22:12
>>411
いよぉ。待ってました自爆ショー
414通常の名無しさんの3倍:01/09/19 22:15
>>411
最高のショーだよアンタ
415通常の名無しさんの3倍:01/09/19 22:38
>>411
仲間にして欲しそうな目で見ていたゼクスにワラタ。
みんなで爆笑していたシーンが最高。様子が目に浮かぶようだ。
416通常の名無しさんの3倍:01/09/19 22:55
>>411
時にトロワよ、トレーズは死んだままかい?
あ、トレーズと言えば、マリーメイアを忘れていた。
全国のロリっこファンに怒られる。
欝だ。始めるか、俺の自爆チャリティーショー。
418通常の名無しさんの3倍:01/09/20 17:19
この踊りはマリーメイアにもきついんじゃねーか?
419通常の名無しさんの3倍:01/09/20 21:03
五飛が目覚めてしまった・・・・・。何に?もちろん、宴会芸(露出ヨゴレ系)に、だ。
嫌がっていたくせに、見せる悦びにハマったらしい。
しかし、先日旅館で集団自爆ショーをかましてしまった俺達には、もうあんな芸を披露する機会がない。
さらに、ヒイロは自分が演出を手がけた芸を、リリーナに酷評されたのがトラウマになっているらしく、
今現在「ヨゴレではないお笑い」の修行に余念がないという。
「あいつら変わっちまったなぁ〜。こうなりゃ、俺達でお笑いグループでも作るかぁ?」
冗談はその下膨れの顔だけにしてくれ、デュオ。

・・・数日後、ヒイロが本当にお笑いのオーディションに応募していた事が判明した。
しかも、俺達とカトルまで加えての5人ユニットとして応募したらしい。冗談ではない。
俺はどうせやるなら、このマッシブな身体で、中山きんにくんみたいな芸風を目指したい。
はっ、電柱の影から「また私を仲間はずれにしたな・・・」と、恨めしげにこちらを見ているのは・・・・ゼクス?
420ある男の日記:01/09/20 21:41
某月某日

 今日はカトル君に誘われ温泉に行った。温泉はとてもよかった。荒んだ心が表れるようだった。
今日だけはミリアルドに戻ろうと思えた。しかし、それを忘れさせる程の凄まじいゐ笑撃を私は見た。
ヒイロ達の行ったあの宴会芸! はじめてドリフを見た時以上の笑撃が私を襲ったのだ。
 クラスで「ドリフのミー君」の名前を欲しいままにしていた私にとっては、荒廃したお笑い会に
吹き込む一陣の風に見えた。しかし・・・何故私を誘ってくれなかったのだろう。ヒイロ、トロワ、五飛。
この三人は良かった、完璧だった。ところがデュオはどうだろう。恥ずかしさが先行していてとても見れたものではない!
いつしか私の心に嫉妬と賞賛と羨望が入り混じった物が膨らんできた。
 今度、思い切ってヒイロに相談してみよう。
421通常の名無しさんの3倍:01/09/21 00:08
ミーくん、イカス!
422通常の名無しさんの3倍:01/09/21 07:09
パソコンがウィルスに感染した。鬱だ・・・
423通常の名無しさんの3倍:01/09/21 07:13
氏んで良し
424通常の名無しさんの3倍:01/09/21 09:40
今日は何やら封筒が届いた。
爆発物が入って無い事を確認して封を開けると一次(書類)審査に合格したとのことだ。
・・・なんで俺のところに?ヒイロめ。と思ったがやつは住所不定だから仕方ないか。
そしてちゃんと家を持っている俺を頼ってきた。そういうわけかヒイロ。
そういうことなら今回は多めに見てやろう。もっともこの家もお前や五飛やその他の手によって何度も破壊されているがな。
書類に目を通すと二次審査の会場や規定課題の事が書いてある。とりあえずこれはヒイロに渡そう。
ところでヒイロはどういう内容で応募したんだ?
お、載ってるな。なに?チーム「指導者ヒイロ・ユイと愉快な下僕達」だと?
指導者には違いないが...審査の時にはヤツの額にドラえもんシールを五重に貼っておこう。おや?ようやく「ドラえもんシール」を一発変換してくれるようになったか。
役名(?)まで書いてあるな。
ドラえもん・のび太・スネ夫・出来杉・ジャイアン...まぁいいだろう。
カトルが静じゃなく出来杉になってるがそれ以外はこの前(>>379)決めた配役だな。
ん?メンバーは「ヒイロ ユイ・デュオ マクスウェル・トロワ バートン・ゼクス マーキス・張 五飛」?
どうりで昨日ノインとすれ違った時に「あれはゼクスの真意ではないはず...私が「69」を結成させてみせる...」などと呟いていたわけだ。
まあいいだろう。きっとカトルよりはノリがいい。それにしてもノイン。街中で「69」を連呼するのはよくないな。
425ゼクス・マーキスの独り言:01/09/21 10:49
私は運がいい。
ヒイロたちにお笑いオーディションに誘われた。
こんなにときめいているのは、初めてストレートパーマをかけた14歳の頃以来だ。
私はスキップをしながら打ち合わせに向かった。
ん、あれはノイン?なぜ全身タイツなど購入しているのだ?
426通常の名無しさんの3倍:01/09/21 15:14
 今日は更に芸を磨くべく、ヒイロたちと深夜の公園へと出向いた。
二次審査へ向け、一心不乱に練習する俺たち。
 ポーカーフェイスでさらりとボケるヒイロ。やたら脱ぐ五飛。いじられキャラと化したデュオ。
アクロバティックな俺。ドリフ調のゼクス。
 一見、バラバラな俺たちだが、まとまると絶妙なハーモニーをかもし出している。
練習が最高潮を迎えたその時だった。公園の草むらで何かが動いた。
 あれは?
 全身タイツのノインに、五飛を見てハァハァ言っているサリィ・ポォ。それに・・・
「マリー・・・メイア・・・」
 その眼には涙が浮かんでいる。見られた!
 なんだか鬱だ。始めるか、俺の自爆ショー。
427通常の名無しさんの3倍:01/09/22 02:02
age
428通常の名無しさんの3倍:01/09/22 17:26
ガンバレートロワ
429通常の名無しさんの3倍:01/09/22 17:28
そーいや、自爆ショーってどんなことやるんだ?
ずっと前から気になってたんだ。
例えば、ヒイロ宜しく、自爆スイッチ押すとか、そんなかんじか
430通常の名無しさんの3倍:01/09/22 21:17
>>429はTVシリーズのWを見ることをオススメする。俺の自爆ショーは、ヒイロとは桁が違う。
ヘビーアームズで死のショータイムをすることなのだ。

さて、二次審査に向けての練習も好調な俺達は、とりあえず第3者の意見を聞きたくなって、
カトルwithマグアナック隊に芸を見てもらうことにした。41人にウケれば、かなり自信につながるというものだ。
一通り持ちネタを披露してみたところ、盛大な歓声が上がった。
これはいける!おっさん達にも笑いを取れる俺達って、芸人の鑑!!
と、カトルが考え込むように唸っている。・・・何か不都合な点を、あいつは見出したのかもしれない。
教えてくれ、カトル。俺達のどこがいけない?
「・・・・芸自体はいいんだけど、今考えてみたら、指名手配者がいるお笑いグループって、いいのかなぁって・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そういえば、俺とヒイロはお尋ね者だったっけな・・・。

結局、ゼクスとデュオ、五飛の3人がチーム「仮面の王子と愉快な従者たち」として、めでたく二次審査を通過したらしい。
次はいよいよ本選(テレビ出演)のようだ・・・3人で。3人だけで、な!
ん、なんだ・・・俺の・・・・涙か・・・・・・。

ちなみに、ヒイロは哀しみに打ちひしがれて失踪したらしい。
431ある男の日記:01/09/22 21:33
某月某日。

 私は今充実している。OZに入っていた時にだって、こんなに充実していなかっただろう。
二次審査を突破し(トップで)次はいよいよ本選だ。「ドリフのミー君」の腕前がブラウン管越し
に世界へと放送される。はじめて、出撃した時だってこんなに興奮していなかっただろう。
 しかし、あの二人が出れなかったのは痛い。かなり痛い。ヒイロのボケに、三回転半で突っ込むトロワ。
まるで、カトちゃんケンちゃんのようだったのに・・・
 今のグループは確かに素晴らしい。しかし、脱ぎたがり五飛。ジャンクマニアのデュオ。
リーダは私。これではまるで・・まるで・・・否、言うまい。これを言う時は、戦いに敗れた(落ちた)ときにしよう。
「少々軽率な判断だった様だ」

「はいトロワ、罰ゲームな!」「任務完了」「約束は守ってもらうわよ」
デュオ、ヒイロ、キャサリンの面々との徹マンに敗れた俺を待っていたのは
”ゼクスのヘルメットを盗み取る”という過酷な罰ゲームだった。
「愚痴を言っても始まらないが、あそこで撥が通っていれば…」

――――――――――――――― 次の日 ―――――――――――――――

「遅い、そこっ!」
「!? ぬぅっ、やってくれる!」
「やった!」「…」「トロワ!」
一瞬の隙を狙い、俺はゼクスのヘルメットを全力で引っ剥がした。
奴はさすが元OZのエースパイロットだけあってその反応の速さは
さながら通常の3倍であったが何分不意打ちだったのが功を奏した。
…が、次の瞬間俺は信じられない程の後悔と恐怖に襲われる事になる

『禿』

そう、ゼクスの頭部には美しく形の整った5円禿が3つ、できていたのである
「あ゛…」声にもならない声を漏らす俺達に対して、奴は微動だにしない
恐らくあのヘルメットの真の意図は自らの恥部を隠す為に用いていたのだろうか
全ては…凍りついた

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

この事件があってから数ヶ月の月日が流れたある日
突如ゼクス・マーキスことミリアルド・ピースクラフトが地球連合に対して
宣戦布告、俗に言う「ゼクスの反乱」の始まりであった…
433通常の三村の3倍:01/09/23 13:05
次週、怒涛の新展開かよ!
>>433
warata YO!
435通常の名無しさんの3倍:01/09/23 17:31
>>432
いやーーーーーー私のゼクスがーーーー!
byノイン
436通常の名無しさんの3倍:01/09/23 21:25
age
437通常の名無しさんの3倍:01/09/24 01:46
hAGE
438通常の名無しさんの3倍:01/09/24 16:33
トロワたん。
最近元気ねーな。
励ましage
昨日のエンドレスワルツ良かったよ。
しかしオタクいつ、あんな筋肉ムキムキになった?
439通常の名無しさんの3倍:01/09/24 16:47
 今日はゼクスたちの本選がある日だ。昔からのよしみで見てやろう。
そうだヒイロも誘わなければ。失踪したといっても、そう遠くへは行ってないだろう。
 案の定、ヒイロはリリーナのスカートの中にいた、ほらこっちにおいで。
「何もいないの!」
 リリーナが涙眼で訴えてくる。ナウシカかお前は。ヒイロはのそのそとリリーナのスカートから出ようとしていた。
「出ちゃダメェ!」
 ヒイロを抱きしめて隠そうとするリリーナ。がら空きになった後頭部に当身を入れてヒイロを奪回する。
そうだ、せっかくだ皆を誘おう。伊達に前髪が尖がらせている訳ではないからな。
これくらい当然だろう。
 結局、集まったのは俺、ヒイロ、マリーメイア、サリィ、ヒルデ、
レディ、キャスリン。あと、可哀想だったので一応リリーナも連れて来た。
 さあ、どんな芸を見せてくれるか楽しみだ。
440通常の名無しさんの3倍:01/09/24 21:13
neage
441通常の名無しさんの3倍:01/09/24 23:09
会場の観客席で、1番前を陣取った俺達は、ADの前説もそこそこに聞き流し、開始を待っていた。

いよいよ収録が始まり、司会者が審査員を紹介していく。
審査員は皆、お笑いに造詣の深い奴らばかりだ・・・。
「さあ、それでは参りましょう!一組目は漫才コンビです!」
・・・赤いジャケットを着た、やたらオヤジ声の少年と、チャム・ファウに良く似た妖精を
肩に乗せた青年が出てきた。
「どーもー!ガロード・ランでーす!」
「ダバ・マイロードでーす!」
『二人合わせて、「道」でーす!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

このオーディション、かなりレベルが低いんじゃないだろうか。
段々やつらが心配になってきた。
442通常の名無しさんの3倍:01/09/25 01:37
 その後も散々たる奴等ばかりだった。
 カッツとハサウェイ二人の「ドキュソンズ」自己中心的なねたばかりだ。
あとは、「ポイントカサレリア」とかいう、ガキと女のコンビ。女は綺麗だったが、
ガキの突っ込みが「おかしいですよ! カテジナさん」しかなかった。その後出てきた
「王者の風」というのはテンションだけだった。「ししょおおおおお」「どもおおおおおん」
ある意味面白かったが。
 いかん、会場全体がだれて来ている、皆を連れて来た俺の立場がなくなってしまう。
この前髪にかけて、そんなことは許されない!
「さてぇ、次は期待の三人組みぃ。それではやって貰いましょう。レディ・・ゴォ!」
443通常の名無しさんの3倍:01/09/25 22:14
age
444通常の名無しさんの3倍:01/09/25 23:00
「我々は「仮面の王子と愉快な従者たち」であります!」
ゼクスが、まるで全員集合のコントにおける、いかりや長介のような喋り方をして挨拶をした。
実際いかりやを心の師としている奴にしてみれば、今この瞬間、あいつは自分がドリフターズの
一員になったような気分に違いない。心なしか、鼻息が荒いからな。
しかし全体的に見ると、ゼクスが一人で頑張っている感が否めなかった。
いや、五飛は実に上手いタイミングで服を脱いで見せるし(サリィがハァハァ言っていた)、
デュオも軽いノリでディープなボケをかましたりと、健闘していた。
だが、それでもゼクスの気合の入り様には及んでいなかった。
明らかに、ゼクスと他の二人に温度差が生じていた・・・・・。
ああ・・・・俺が・・・・いや、俺とヒイロがあそこにいれば、もっともっと面白くなったのに・・・・。
俺は溢れる涙をごまかすように、顔を横にそむけたところ、ヒイロの顔が目に入った。
俺の視界も涙でぼやけていたので、はっきりとは見ていないのだが、ヒイロも泣いていた。
相変わらずの無表情のまま、流れる涙をぬぐいもせずに、じっとゼクス達を見ていた。


結局優勝したのは、一人で全身タイツに身を包み、奇抜なキャラクターを前面に押し出して
会場の笑いをかっさらったノインだった・・・。ていうか、応募していたのか。しかもピンで。
ちなみに、ゼクス達も準優勝ということで、賞金を貰っていた。
・・・・寿司でもおごってもらおう。
445逆噴射トロワ:01/09/25 23:52
前置き================
職人の皆さん。笑わせていただいております。
ありがとうございます。
このスレはシャア専用板の良心といっても過言ではありません。
稚拙ながら、オレも一つレスを。
ところで、2ちゃん歴7日のオレには、「あげ」「さげ」の意味が不明です。
どう言う意味でしょうか?
前置きおわり==========

夜中、急に、以前に見たZZの、あのシーンを思い出したので、オレもやってみたくなった。
(たしか、こんなポーズだったかな)……オレは両腕を広げて走り出した。
「プルプルプルプル〜〜〜〜〜」
けっこう気分がいい。くせになりそうだ。
「トロワ!?何してるのっ!!!!!!!」
しまった!キャスリンに見られちまった。
その声は、いけないモノを見てしまった声だった。
ここでアニヲタなどと思われては末代までの恥。
「あっ、あっ、新しい芸の開発だ。」
声がうわずってしまったが、我ながらナイスな言い訳だ。
芸の開発は団長命令だしな。

翌日、楽屋に入るといつもの衣装が無い。
あれ?どこいったんだ?
「さあ、トロワ。この衣装着てみて。」
キャスリンは紙袋を差し出してきた。
どうやら、キャスリンが衣装を修繕してくれていたようだ。
よく見れば、キャスリンの両目は真っ赤だ。
「夜鍋したのか、キャスリン…………ありがとう。」
オレは素直に喜んだ。
戦争ですさみきっていたオレの心が浄化されていくような気分だった。

早速、紙袋から丁寧に衣装を取り出す
………って、これ、プルの服じゃねぇか! しかも、ヅラまで!
全部知ってやがった。この女。
だからって、夜鍋までして衣装作るか?ヴァカ女め。

当のキャスリンは、いつのまにか登場した団長と一緒に、
大笑いしながら床を転げまわっていた。
「新しい芸。期待してるぞトロワ」
もう、引き返せない状況になってしまった。
あの時、素直に認めていればアニヲタで済んだが、
言い訳のせいで、アニヲタ以下にまで成り下がろうとしていた。
わたしよ、氏ねぇぇぇぇぇ!!!

完全にオレの敗北だ。
しかし、芸と言ったからにはやらねばなるまい。
団長はプルの服を着るように迫ってきたが、
キャスリンへのあてつけにフル○ンで走り回ってやった。
「プルプルプルプル〜〜〜〜〜」
>>445
 ワラタですよ。
 「あげ」というのは、発言によって掲示板を上のほうへ持っていくこと。
発言すると掲示板が上に上がって人の目に付くようになります。
 「さげ」とは荒らしを防ぐ為に上げずに発言する事です。
>>445
前置きさえなけりゃよかった。
448逆噴射トロワ(レスありがとうございました):01/09/26 04:19
公演終了後、オレはサーカスの中をライオン君と散歩をしていた。
すると突然、唸り声を上げ始めるライオン君。
ライオン君の目線の先には、西アジア系の男達が草むらに潜んでいる。
数えてみたら40人いた。
サーカスの中をうかがっているようだ。
男達の視線の先にあるものは………キャスリンの部屋?
しかも、そろいもそろって右手を小刻みに往復させながらハァハァ言ってやがる。

ゴシャ! メキッ! ボキッ! バキバキッ!
ノーモアアームズの脚がみるみるうちに真っ赤に染まる。

ライオン君達のエサ代として、団長から預かっていた30万が浮く事になった。
さて、何に使おうかな……
449ある男に日記:01/09/26 04:51
某月某日

 負けた。しかもノインに・・・何が悪いのだ! 私か? 私の所為か?
独りで暴走していたとでも言うのか? 確かに、舞い上がってはいた。
しかし、二人の温度差を考慮しても充分いけていたはずだ。
 あの二人がいなければ、完璧な笑いにはならない。ヒイロは撮影終了後に
一緒に泣いてくれた。トロワは寿司を奢れと言ってきたので、三発ほど殴っておいた。
その時、奴の放った捨て台詞がまだ耳に残っている。
「お前がノインに負けたのは、温度差を読み違えた事と、ダチョウ倶楽部と被ってるからだ」
 分かっていたさ!!! 分かって・・・分かっていたんだ・・・
奴等と芸風がかぶっている事くらい、分かっていたんだ。くそっ!
「ドリフのミー君」私はこの名前に縛られたいたのかもしれないな・・・

 この夜。彼は枕をしぼったら水が流れ落ちるくらい濡らして、風邪を引いた。
450通常の名無しさんの3倍:01/09/26 07:38
448ト449
は別人なのか?
ソーダとしたら、本家は449だと思うけど。
今度さートロワのかみなり様見たんだけど
トロワとヒイロとゼクスあたりでやってくんない?
>>450
本家とか、そんなのやめよーや。
せっかく書いてくれてる人に失礼だよ。
452通常の名無しさんの3倍:01/09/26 11:00
 今日は久し振りにマリーメイアとお出かけだ。心なしかマリーメイアは緊張しているようだが何故だ?
まあいい。皆は忘れ去っているかもしれないが、俺の夢はラーマン屋を開く事だ。サーカスはそのためのスッテプに過ぎない。
と言うわけで、今日は材料の買出しだ。この頃、お笑いにうつつを抜かしすぎてしまったからな。
「あんな事は二度とごめんです」
 マリーメイアは真顔でそう言った。瞳の奥で憎悪とも取れる感情が蠢いているのが分かった。
しかし、今の俺はかなりの余裕がある。アホどものおかげで三十万もの大金を手に入れたのだからな。
 商店街へ行く途中で、一人ブツブツ言いながら歩いてるゼクスがいた。目が血走り、今にも変なオジサンを始めそうな勢いだ。
見ちゃダメだよマリーメイア。あれは敗北した人間だ。
 商店街に着いた。
 新鮮な食材をマリーメイアと共に吟味する。途中、五飛にあった。満干全席の材料を買っているらしい。
この前は残念だったな。そう言うと、五飛は店の親父に向かって、
「俺を叱ってくれ!」とかほざき出した。誰でも良いのかお前は? しかも、
叱られたら叱られたで逆切れしだした。うるさいので、当身を食らわし眠らせる。
マグロの口の中にでも突っ込んでおいてやろう。まるで半魚人のようだ。服も脱がせて置こう。

 大体の材料を買うと、さっさと家に帰る事にした。帰りにもゼクスに会ったが見てはいけない。
「ドリフから逃れられんのか・・・」と辛うじて聞き取れた。こらこら、見てはダメだよマリーメイア。
後ろで、変なオジサンのテーマが聞こえ出したので足早にそこを去った。
「よぉ。トロワ!」
 デュオか。この前は残念だったな。
「いやあ。しかたないっしょ。ノインはかなり面白かったしな。完全に負けだよ」
 たしかにな。こいつはあんまり傷ついていないようだな。よかったよかった。
アホどもの相手をするのは少なからず労力を使うからな。
「それにしても、この頃は日が落ちるのが早くなって助かるよ。お? マリーメイアじゃないか」
 こいつ。まさか・・・
「うまそうな・・・いや、可愛い子連れてるなぁトロワぁ。少し貸してくんない?」
 俺はデュオの口に買ったニンニクをねじ込むと急いでそこから逃げ去った。
何だよ。ここは! なんだ・・・俺の・・・涙か・・?
453452:01/09/26 11:02
うわあ。読みにくいな。力不足だ。
始めるか、俺の自爆ショウ。
454通常の名無しさんの3倍:01/09/26 11:10
一時期書き手が2人くらいしかいないと思われる頃もあったけど、
最近そこそこ活気あるね。
元々トロワの日記は日記系の中で一番面白かったと思う。
途中 ドズル→ディアナ→(五飛やデュオ)→カツ→ハマーン と
色々出てきたケドやっぱりトロワが好きだな、俺は。
キャラが加工しやすい(?)し…

ところで >>1 のメール欄ってちゃっかりpart-2とか入れてんだな。
このスレ立ち上がって以来ずぅ〜〜〜っと気付かんかった(藁
part-1は何処いったんじゃ?
http://ebi.2ch.net/shar/kako/972/972218399.html
最初の奴
かなりブッチギリ。
カトルがエシュロンを買収した。
明日から不安だ。
458トロワ危機一髪:01/09/27 03:26
 誰かが俺の後をつけている…ふっ。俺をトロワ・バートンと知っての事か?
だとしたらかなりのマヌケだな。角を曲がるフリをして尾行している奴を待つ。
 来たな。曲がってきた瞬間に三回転半ドロップキックを食らわす。道の反対側までふっ飛んでいった。
すかさずマウントを取りにいく。ん? なんだカトルか。
「やあ、トロワ。変わった挨拶だね」
 ブルジョワめ。こんな事で怒る様な器の小さい男に見られたくないか。
「昼食は済ませたのかい?」
 そう言えばまだ喰っていないな。なんだ? 奢ってくれるのか?
冗談半分にそう言ったらなんとOKだった。
「たまにはね」
 そう言って微笑むカトルの笑顔は、ジャパネットタカタの社長のように怪しかった。

 カトル。何故昼間からスッポンなのだ? しかも一匹丸ごと。
「トロワ。スッポンの血って飲みたくないかい?」
 いや、いらない。いらないと言っているのに何故お前は赤黒い液体を持っているんだ?
「ワインと思って飲みなよ」
 半ば強引にスッポンの血を飲まされた。生臭い。くそ! 後でドラえもんシールだ。
「ほら食べて、ウナギも用意したよ」
 ウナギか。ウナギは好きだな。魚のくせに肉の味がするからな。喜んで頂こう。
カトルが俺の顔を、ぎらついた目で見ている。そりゃあ部下を狙う女上司のように。
459トロワ危機一髪2:01/09/27 03:37
ここで俺に異変が生じた。マイサンが大人への階段を昇り始めたのだ。
それを知ってか知らずか、カトルは幸せそうに笑っている! こいつ・・・!
「ねえ、トロワ?」
 やけに甘ったるい声だ。そう言えばこいつ、アイドルデビューしてるんだったな。
しかも、国民的なアイドル、お前はマクロスに出てくるミンメイか。
「キャスリンとはどうなの?」
 き、貴様に何の関係がある。懐のドラえもんシールに手を伸ばしながら後ずさる。
「ご無沙汰だよねぇ? まさかマリーメイアと? 炉利だけどそこまでしないよねぇ」
 はめられた! はめられてはめられそうだ! もしくは、はめさせられそうだ!
「ねえ、トロワ?」
 瞳が潤んでいる。マジだこいつ。今まで色んな恥ずかしい思いをしてきたが、貞操だけは守りきってみせる。
このとき、俺は叫んだ! うなれ! ドラえもんシー―――ル!! と。
460トロワ危機一髪3:01/09/27 03:51
その後は壮絶なリアルファイトだった。しかも俺が圧倒的に不利。
バックを取られる、下手したらバックを取った拍子にマイサンが奴を貫いてしまう可能性もある。
「産ませろー――!!」
 訳のわからない事を言いながらパンチを繰り出してくるカトル。それをかわしつつ、
ドラえもんシールを顎へとめり込ませる。
 奴も伊達にガンダムのパイロットをしているわけではない。立ち上がり様にアリキックを
放ってきた。しまった。
「もらったよ!」
 俺のズボンに手を掛ける。くそ! うごけぇ! 動けェ俺の足ぃぃ!!
しかし、全神経を下半身に向ける。頼む動いてくれ! そして、奇跡は起きた。
「ごふぅ!!」
 俺の膝がカトルの顎を捉え、砕いた。マリーメイア…お兄ちゃんは綺麗なままでいられたよ。
とりあえず、カトルの穴という穴にドラえもんシール張っておいた。

 その後、キャロルが活動をしばらく休止すると言うニュースが流れた。
まあ俺には関係のない事だ。
しかし、全神経を下半身に向ける×
そして、全神経を下半身に向ける◎
でした。スマソ。
462通常の名無しさんの3倍:01/09/27 09:24
やべえかなりワラタ  >VSカトル
久しぶりに吉牛に行き並盛を食いながら店のテレビを見ていると「話題の若手お笑いコンビ」なる物をやっていた。
・・・ああ、ああいうことも以前やっていたなと感慨深げに見ていたら見覚えのある二人が白タイツと黒タイツでブラウン管に。
「ノインでーす!デュオでーす!二人合わせて「2929(にくにく)」でーす!」
・・・裏切ったなデュオ。
俺がそう考えてる間も「白黒もじもじ君」は次々とギャグを披露している。
ふとバイトのゼクスの方を見るとヘルメットではなく銀色の仮面をつけパンドラがどうとか言っている。
ついに壊れたか、ゼクス(今更だが)。

その後俺は腹いせとしてデスサイズのアクティブクロークをハロにすべくテレビに出演中のデュオ邸に忍び込んだ。
俺の手に掛かればそんなことはものの五分で終わり帰りに奴の寝室に寄った。
だがそこで豊富に取り揃えられたDVDプレイヤーやプラズマ液晶テレビといった家電だった。
悔しいのでテレビを上部にスーファミのカセットを差してプレイできるものと取り替えて置いた。

翌日テレビではアクティブクロークを閉じてハロに変形できるデスサイズが女子高生に大人気と紹介されていた。
・・・ん、なんだ・・・?
・・・俺の・・・涙か・・・。
訂正。
×→だがそこで豊富に取り揃えられたDVDプレイヤーやプラズマ液晶テレビといった家電だった。
○→だがそこで見たのは豊富に取り揃えられたDVDプレイヤーやプラズマ液晶テレビといった家電だった。
465通常の名無しさんの3倍:01/09/27 20:00
ヒイロの元に行くと、奴もまたデュオとノインが出演した
番組を見ていたらしい。だいぶご立腹だ。
「デュオを殺す。次はノインだ。それでお笑いブームは終わる」
お前、そこまで悔しいのか。
466通常の名無しさんの3倍:01/09/27 20:13
       //
      〈/∀`)     ♪
  ゴソゴソ /(ヽι)     トロワ窓からチンポコ出して        
         く ゝ
467通常の名無しさんの3倍:01/09/27 20:14
ずれた・・・
468通常の名無しさんの3倍:01/09/27 20:23
猛烈に歯が痛い。甘い物を食べ過ぎたわけではない。
むしろそんな金があれば俺はもっと別のことに使っている。
どうやら水道代が勿体なくてしていなかった歯磨きのせいらしい・・・
鬱だ。金がまたかかる。
・・・そうだ!トレーズの所ならタダだ!
そうときまれば善は急げだ。あいててて・・・


タダで治ったには治ったが、エレガント治療とか言う新療法のおかげで歯が金色になってしまった。
始めるか、俺の自爆ショー・・・
>・・・そうだ!トレーズの所ならタダだ!
に藁タ。
470通常の名無しさんの3倍:01/09/27 23:05
 この頃、テロやらなんやらで殺気立っている全員を落ち着ける為に、
再び火垂るの墓を見ることとなった。全員、「二回目では泣かない」
「いくらなんでも泣かない」「時間の無駄」など言っていたが・・・
さてどうなる事やら。ちなみに、カトルから身を守るためにマリーメイア、
キャスリン、ヒルデ、リリーナなども誘った。

 女性陣はリリーナを除いてボロ泣きしていた。マリーメイアは可哀想を連発していた。
お前は優しい子だな。リリーナとカトルは相変わらずポカーんとしていた。ブルジョワめ!!
どうせ貴様等は、最後に出てくる。「やっぱ家が一番やわ」っていう金持ち風の嬢ちゃん達なんだよ!
 五飛は、全身で泣いていた。進歩無しか。デュオはヒルデをなぐさめていた。
今日の夜はお楽しみだな。ヒイロは…いない。多分、自分が殺した人間たちの墓参りでもいっているのだろう。
 俺も涙を拭い、キャスリンとマリーメイアの肩に手をかけた、その時。
「美しい…」
 なぜかトレーズがソファーの真ん中に陣取って涙を流していた。
なぜか無性に殴りたくなったのを覚えている。
471470:01/09/27 23:39
 詳しい事は>>309のネタを見てください。
本ネタ書いた方、参考にさせていただきました。そしてここで続きを。

 火垂るの墓を見たあと予想外の事が起きた。マリーメイアとともにラーメン研究をしていた
時の事だ。
「なんで、蛍すぐ死んでしまうん?」
 なにぃ? まさか! 影響されているのか? この板、唯一の良心キャラであるお前が!
そんな潤んだ瞳で俺を見るな。
 ん? 何で口をもごもごさせているんだ? まさか! マリー! お前なに食うてんねや!
案の定、おはじきをなめていた。
「お食べ…」
 息も絶え絶えに俺に石ッコロを差し出してくる。マリーメイア…お前がそうなってしまうのなら…
俺はこの日から絶食を始めた。主人公が最後そうやって死ぬからだ。
 一日・・二日…三日……日に日に弱っていく俺を見て、マリーメイアは我に戻りだした。
「お兄ちゃん! もういいよぉ!」
 お握りを差し出すマリーメイアをヒイロが止めた。
「話して! お兄ちゃんが!」
「お前が殺したんだ」
 いあや、ヒイロ止めなくてもいいよ。死のうと思ってなし。
「お前が殺したんだ」
 だからとめなくて良いんだって。元に戻ってるじゃん。マリーメイアをあまりいじめるな。
「お前が殺したんだ」
「うわーーーん!!」
 マリーメイアは泣きながら去っていった。それを見送り、俺の方を見るヒイロ…
笑ってやがる!!! さてはこいつかぁ! マリーメイアをあんな風にしたのも。くそ!
もっと早く気付くべきだった…

 薄れて行く意識の中で、ヒイロの不気味な笑い声だけが響いていた。
あとで・・・ドラえもんシールだ…… 
472通常の名無しさんの3倍:01/09/28 01:21
ドラえもんシール復活age
473逆噴射トロワ:01/09/28 14:39
最近、ライオン君の調子が悪い。
獣医の診察だと、狂牛病のようだ。
そう言えば、以前、カトルの家でラシードを見かけた時、目がうつろだったな。
チッ! まずい事をしたもんだ。
しかたがないので、ライオン君サイズのAIBOを特注したら、
数え切れないくらい0が並んだ請求書が回ってきやがった。

特注AIBO納品の翌日……
オレは以前にゲットした試作ヘビーアームズ2号機を持ち出した。
「SONYよ、私は帰ってきた!!!!」


あぼーーーーーーーーーーーーーーーーーん!


オレには理由は判らなかったが、なぜかキノコ雲が立ち昇った。
「ただの気化爆弾さ……まさか……な」
474逆噴射トロワ:01/09/28 14:39
朝、目覚めるとオレ宛てに小包が届いていた。
差出人はドクトルS。
とりあえず開封……ビガーパソツだった。
調べてみても、変な細工は見つからなかったので、装着する事にした。

ふっふっふっ……待っていろキャスリン。
オレは生まれ変わる。
もう「早い・臭い」とは言わせない。
明日からのオレは「カリ高スネ夫」だ。
475逆噴射トロワ:01/09/28 14:40
夕方の公演で、オレはいつものように玉乗りをしながら、ナイフでお手玉をしていた。
ふと、客席に視線を移すと……ヒイロ!? その手に持っているのは、ライフルか?
マリーメイアを泣かせるだけでは飽き足らず、オレ命までも狙うのか?

突然、視界が真っ赤に染まった。
「レーザーサイトか!?」
ヒイロにナイフを投げつけつつも、玉の上から全力で跳躍。
危うく難を逃れたものの、着地に失敗して、額をしこたま打ちつけた。
額の痛みもさることながら、スネ夫カットがひしゃげた事の方が、はるかに辛かった。
くそっ、あのトゲトゲ頭め。
明日から、お前の事を「首領パッチ」って呼んでやる!
476逆噴射トロワ:01/09/28 14:41
目がさめると、オレは病院のベッド上に寝かされていた。
額を打ちつけたせいで、気絶してしまったらしい。
「あっ、トロワ。目が醒めた?」
微笑みを浮かべるキャスリンの手には、クシが握られていた。
いつの間にか、スネ夫カットが復活している。
さすがは、キャスリン。甲斐甲斐しい。やっぱりやさしい姉さんだ。
「お友達がお見舞いに来てくれてるわよ。」
えっ? 友達? ……あっ、カトル。

「びっくりしちゃったよ、トロワ」
さすがに耳が早いな、エシュロンの賜物か?
いや、ここは素直に感謝すべきだな。ありがとう友よ。
「トロワ。ヒイロも来てくれたんだよ。」
病室の隅っこにたたずむヒイロの頭には、痛々しくも、血のにじんだ包帯が巻かれていた。
眉間を狙った甲斐があったというものだ。痛み分けと言う事にしておこうか。
反省して、詫びを入れに来たのか?
「安心しろトロワ、軽い脳震盪だそうだ。しかし、お前がドジを踏むとは珍しいな。」
「(ヒイロ! 貴様よくもそんな事が言えるなっ!)」
あれ? 声が出ないぞ?

カトルは、唇の動きだけで語り掛けてきた。
(僕の病院へようこそ……ふっふっふ。)
何? オレの声が出ないのは、貴様の仕業か!
(悪く思うなよトロワ。最近リリーナが金を出し渋っていてな。)
雇われていたのか、ヒイロ。
(ラシード達がねぇ……行方不明なんだよねぇ……何処にいったのかなぁ……)
くっ、白々しい。
第一、被害者はオレの方だ。
あのバカどものせいで、ライオン君は機械の身体になったんだぞ!
477逆噴射トロワ:01/09/28 14:42
(ところでトロワ。そろそろ、もよおして来たんじゃないかな?)
(生理食塩水でも、5リットルも点滴すれば、効いてくる頃だろうな。)
(利尿剤も混ざっているからね。)
そういえば、とてつもない尿意を感じる。
「あ、キャスリンさん。トロワ、トイレに行きたいみたいですよ。」
わざわざ大声を出すカトルが、とてつもない悪意抱いているのは明白だ。
「あら、そうなの?」
「トロワは、恥ずかしがり屋だからな。」
突然、カトルが動いた。
「一人で歩けないみたいだから、これが要るだろう? トロワ。」
その手に持っているのは…………尿瓶(しびん)!?
そういえば、オレの足は痺れてるぞ。何故だ?
カトルの目が、とたんに輝きを増した。

ふっ。甘いなカトル。やっぱりお前はお坊ちゃまだ。
(オレはすでにヨゴレ芸人だぞ。この程度の報復など、痛くも痒くもない。)
ふっふっふっ、キャスリンの目の前では、殴りかかる事もできまい。
オレの勝ちだ。
(……それて勝ったつもりなの? トロワ。)
ただの強がりか?カトル…………まさか、まだ策があるというのか?
(気に入ってくれてるみたいだね。あれ。)
あれ、だと? あれ、とは何だ? 何なんだっ?
(さっき、キャスリンがいない間に確認した。ちゃんと履いているな。)
しまった! あの小包は、お前等の仕業かぁぁぁぁぁぁ!!!!

「あっ! 暴れちゃダメだよっ! トロワ。」
「キャスリン。オレとカトルが押さえつける。早くしろ。」
オレがビガーパソツを履いている事を、キャスリンに発見させるのが狙いのようだ。
「暴れるな、トロワ。傷に障るぞ。」
軽い脳震盪だ、放っといてくれ! って言うか、ヒイロ、お前の方が重症だ!
「おとなしくしててね、トロワ。」
やっ、やめろ!キャスリン。甲斐甲斐しいにも限度があるぞ!
こんな物見られたら、オレは、オレは……

どうにもこうにも、進退極まった。
隠すしか無いっ……しかし、何処に?…………………………
カトルとヒイロを振りほどき、オレはパンツに手を掛けた。
「トロワっ! 何をする気!?」
「はがっ! ふがほっ!」
オレは無力だ。
もう、証拠隠滅には、この方法しかなかった。
「吐き出しなさい、トロワ! それは食べ物じゃないのよ!!」

カトルとヒイロは、青い顔をしてすごすごと病室を後にした。
さすがに、いたたまれなくなったらしい。
……オレは、勝ったんだろうか?……………………

それから、3日。
せめてもの救いは、事件が、マリーメイアにはバレていない事だ。
マリーメイアには、余りにも刺激が強い。
知ってしまったら、人格が破綻するかも知れない。
キャスリンも話すのをはばかっているようだ。
しかし、当のキャスリンからは、強烈にシカトされ続けている。
どうしよう、オレ……
478逆噴射トロワ:01/09/28 14:43
今日は、試作ヘビーアームズ2号機でカトルを襲撃する事にした。
黒焦げ・蜂の巣などとケチな事は言わず、核弾頭でプラズマにしてやる。
カトルめ、大気の一部になるがいい!!!
戦略核だから、たとえ10キロ外れても結果は同じだか、
あえて、あのヤンキー頭をロックオンしてやる事にした。
正面モニターを最大望遠にして、カトルの部屋を確認……
居た。のん気にティータイムのようだ。

あれ? となりに誰かいるぞ?
……あれは、……マリーメイアだ。
考えたな、カトル。
マリーメイアを接待するふりをして、盾に取る作戦か。
2号機を使う事を読んでいたんだな? 小賢しい奴め!!

2号機の使用を断念し、生身でウィナー邸に潜入する事にした。
例の殺人ゲーム用の格好に着替え、マガジンに弾を込める。
今回は、フルオートに改造した軍用のスナイパーライフルに、
1000発入りドラムマガジンと、特殊鋼の徹甲弾をチョイスした。
少々離れても、30ミリ鋼鈑に穴が空く代物だ。
至近距離なら、ガンダムの装甲でも打ち抜くだろう。
例え、サンドロックの中に逃げ込んでも無駄だ。
必ず仕留める……オレは、堅く心に誓った。

天井裏から、カトルの部屋を覗うと、まだマリーメイアが居た。
「マリーメイアちゃん。ビデオでも観ないかい?」
「ビデオですか?」
「そうだよ。今度のは火垂るの墓よりも面白いよ。」
許せん。カトルめ。
盾に取るだけでは飽き足らず、またしても、オレのマリーメイアをキティにするつもりか!

急に部屋が暗くなり、天井からスクリーンが下りてきた。
ブルジョワめ、こんな所にも金を掛けてやがる。
そして、上映会が始まった。
「どうだい? マリーメイアちゃん。面白いだろう?」
「あっ……あうっ……」
「滅多に見れないよね〜。こんなのって。」
200インチの大画面に映し出されたビデオの中身は、
滝のように脂汗を流しながら、ビガーパソツを丸呑みするオレ……

マリーメイアは、テーブルに突っ伏して1時間ほど泣き続けた。
そのマリーメイアに話し掛けるカトルの目は、爛々と輝いている。
「パンツを食べちゃうなんて信じられないよね。マリーメイアちゃんはどう思う?」
すると、不思議と、マリーメイアは泣き止んで、顔を上げた。
そして、一言。
「あえて言おう。カスであると。」
479逆噴射トロワ:01/09/28 14:44
それから、4日。
傷心のオレは、あても無く原野をさまよい歩いた。
すっかりやつれ果ててしまった。
キャスリンもマリーメイアも、まだ怒っているだろうか?
あっ、そうだ!
オレには、忍法ウソ記憶喪失かある。
記憶喪失のフリをすれば、二人とも、きっと優しくしてくれるハズ……

サーカスに戻ると、キャスリンが居た。
まずいな。いきなりか……いや、臆する事など無い。
すかさず、第一声を切り出した。
「僕は名前は、トロワですか?」
「そうよ、トロワ。」
しっ、しまった〜〜〜〜〜〜!!!!

その日から、キャスリンお手製のあの服で、観客の前を走り回った。

耐えろ、オレ。今は我慢の時だ。
480逆噴射トロワ:01/09/28 14:46
1週間後。
ようやく、キャスリンの怒りが解けた。
一安心したのも、つかの間。
今度は、マリーメイアがとんでもない事を言い出した。

その日から、オレは手品師に転向した。
演目は、パンツ消失マジックだ。
もちろん、種も仕掛けも無い。

それから、2週間。
オレは、手品師のままだ。

「……教えてくれ、マリーメイア。俺は、あと何回パンツを食べればいい?」
481通常の名無しさんの3倍:01/09/29 00:52
最近生活費が苦しい。なので、何かうまいもうけ話はないかと考えていた。しかし、
俺の手元にあるのはヘビーアームズとドラえもんシールのみ。一体ここからどんな
錬金術が可能だというのか。いっそガンダムを質に入れてみようかとも思ったが
止める。仕方なく俺はストックのドラえもんシールをいじくって遊んでいた。
「ドラえもんシールですか? 沢山ありますね」
気がつくとマリーメイアが隣にいた。・・・全部同じものだが、良ければ持っていくといい。
「いいんですか? じゃあ、少しだけ・・・? トロワ、これ、デザインが他のものと違うような・・・」
何? そんなはずはない。オリジナルデザインは一種類しかない・・・!! こ、これは。
・・・礼を言うぞ、マリーメイア。どうやら俺の運はまだ尽きていなかったらしい。

翌日、俺はカトルの屋敷を訪れていた。
「で、何です? 話って」
これを見てくれ。このシールは俺の魂とでも言うべきドラえもんシールだが、特にこの一枚が
重要なんだ。印刷が少しだけずれているだろう? 実はこのシール、第一期シリーズの際に
生まれた不良品なんだがそうとは知らずサンクキングダムの頭首が一枚だけ購入して保管して
いたと言ういわく付きの代物なのだ。しかるべき所に持ち込めば高い評価が得られる筈だ。
「・・・何で僕なんです? 」
出来るものなら自分でそうするが、悲しいかな、俺にはそのつてがない。カトル、お前ほどの
男ならば鑑定士の一人や二人知っているだろう?
「・・・で、いくらなんです? 」
さすがに話が早い。そうだな、ざっと十万・・・おう、即金か。まあいい、邪魔したな。
アスタ・ラ・ビスタ(また会おう、前田慶次)。
482通常の名無しさんの3倍:01/09/29 00:56
大金が入ったこともあって今日は一日いい気分だった。さて、何に使おうかな・・・
? なんでも鑑定団、もうそんな時間か・・・!! カ、カトル!? 何故貴様がテレビに!?
『今日の品ですが、このシール、実は第一期シリーズ当時の不良品で・・・』
俺の与太話を真に受けている!! これはたまらん!! 全国ネットの恥さらしだ!!
「あ、トロワ、ご飯が出来ましたよ」
ちょっと待ってくれ、マリーメイア。今いい所なんだ。
『それでは今日の鑑定人、スペシャルゲストをお呼びしています。サンクキングダム頭首の
ご子息、ミリアルド・ピースクラフトさんです、どうぞ』
・・・何だと? ゼクス? 狂牛病のせいで仕事が減ったと嘆いていたが・・・
『どうですか、こちらの品』
『・・・間違いない、これは、父の・・・』
即答かよ!! もっとよく見ろよ!! 感極まって泣いてるよ、この人!!
『良かったですね、ゼクス』
『私としたことが・・・大きな借りが出来てしまったな、カトル』
まとめに入ってるよ!! もうわけ分かんねぇよ!! 自分勝手な解釈をするなぁ!!
『さて、ミリアルドさん、お値段の方は・・・』
『父の形見とも言うべき品に値段などつけられないが・・・あえて言うならば5百万!!』
・・・何かもう、どうでもいいや。夕飯食って風呂入って寝よう。
「今日のスープは美味しいですよ」
483通常の名無しさんの3倍:01/09/29 06:01
 >>473から480
かなりワラタ。よってあげ。
484トロワ死亡遊戯:01/09/29 06:34
 この頃なんだかついていない。先日のビデオ騒ぎ。マリーメイアのある意味での独裁。
ドラえもんシール嘘から出た真実事件。ライオン君機械の身体も外せない。これはどういう事だ?
 全ての原因。そう、カトルだ。あのモー保ーでブルジョわなあのカトルの所為だ!!
奴は俺をなめきっている……フフフ…あの阿保め。俺がこの前髪のポリシーを崩した時の恐ろしさを知らんようだ。

 オールバック、サブマガジン、手榴弾、雰囲気をだす為の学生服と首輪。完璧だ。
ためしに、「ぱらららら」と言ってみた。癖になりそうだ。早速、カトル邸に忍び込む。
奴の身体にドラえもんシールを貼りたくってやるためだ。
485トロワ死亡遊戯2:01/09/29 06:41
 見張りの犬どもに狂牛病(かどうかは知らないが)の肉を食わせ、音もなく忍び込む。
奴の部屋はこの部屋はずだ。サブマシンガンを両手に構え、ドアを蹴り破る。汚してやるぞカトル!!
しかし、そこにいたのはゼクスだった。
「来たな」
 何故ここにいる?
「……だ。」
 ん? なんだって?
「貴様を俺のお笑いグループにいられためだぁ!」
 こいつ。まだ諦めていなかったのか。
「そのために俺はカトルに魂を売ったのだぁ!! 行くぞトロワァァァ!」
 狂人の目だ。今のこいつに何を言っても無駄だな。マシンガンを打ち込み、黙らせる。
意外と粘ったが、蜂の巣になって立ったまま気を失ったようだ。
 俺は次の部屋のドアを開けた。
486トロワ死亡遊戯3:01/09/29 06:53
 ドアを開けた瞬間。青龍刀が俺の手からマシンガンを弾き飛ばした。五飛か!
「貴様とは一度戦ってみたかった」
 黙れ若禿げ。見ろ、同じオールバックでも明らかに生え際の位置が違うぞ。
「黙れ!」
 青龍刀を振り回す五飛の攻撃をギリギリの所で避ける。奴の手から青龍刀を払いのけ、肘を跳ね上げる。
しかし、奴も流石は中国人。それを難なく止めて見せた。
「目標補足。行くぞ俺!」
 何行ってんだこいつ?
「正義! 正義! 正義!」
 奴は攻撃するたびに「正義!」と叫ぶのが少しウザイ。しかし、中々鋭い攻撃だ。
しかし、そんな事をすれば・・・
「ぜぇ・・・へぇ・・・正・・・義、正義ィ・・・」
 息が続かないだろうな。くらえ、ドラえもんシール壱式!
「ぐはぁ!!」
 奴のデコが二cmほど陥没し、そこにドラえもんシールが張られていたのは言うまでもない。
487トロワ死亡遊戯3:01/09/29 07:14
次の部屋に行くと、そこにはデュオがいた。こうしてみるとこいつの黒服は何か不気味だ。
「いよう。トロワ」
 どうせ金で雇われたんだろ? 早く消えろ。
「これを見ても、そんな事が言えるか?」
 奴は鎖に吊られた人形を俺にかざして見せた。なんだ? いっこく堂でもするのか? いや、違う。
あれは・・・・マリーメイア!! 貴様ぁ! てめェの血は何色だぁ!
「URY・・・おっとと。さあどうする? トロワ」
 俺は反射的に奴に殴りかかっていた。
 ガス! バキ! ゴリ! ドカァ! シュルルーン! ポワーン!
 貴様が泣くまで、殴るのをやめない!!
 渾身の一撃。デュオが部屋の端までふっ飛んでいくのが見えた。どうだ。
「よくも殴ったな…この汚らしい阿保がぁ!」
 ん? ドッかできった台詞だ。案の定、パチンとナイフを出す音が聞こえてきた。
マリーメイアを傷つける奴は、俺が許さない。
「そうかい! へっ。いっくぜぇ!!」
 華麗なナイフさばきだ。だが! 俺のドラえもんシールには敵うまい!
「ゴフ!」
 腹にドラえもんシールを伴ったパンチをめり込ませる。終わったな。
「へへへ。無駄無駄無駄無駄ァ!!」
 なに! 奴の拳が飛んでくる。鎖骨に当たっただけですんだが、かなりの衝撃だ。
「トロワ。今までこんなに清々しい事はなかったぞぉ。最高にハイって奴だぁ」
 この野郎!! 俺は怒った。そう、いつか俺が野村幸代に怒った時のように。
しかも、卑怯にも奴は 目潰しをおれに放ったのだ!
「勝った! 死ねい!」
 俺の怒りはMAXをはるかに越えていた。
 俺の前髪光って唸る! ドキュソを殺せと輝き叫ぶ! 必殺! ドラえもんシール怒髪天クラッシュゥゥゥウウ!!
「何ぃ!」
 オールバックだったはずの俺の髪が。いつも通りの前髪へ凄い勢いで戻って行く。そして、奴を貫いた!
「このDI・・・デュオがぁぁぁ!」
 やつはそう言って跡形もなく消え去った。
 はっ、そうだ! マリーメイア! 大丈夫か? 鎖に縛られたマリーメイア。少し萌えるな。写真に収めておこう。
「大丈夫です」
 それを聞いた俺は次の部屋へと向かった。マリーメイアが「癖になりそう」とか言ってた様な気もするが気のせいだろう。
488トロワ死亡遊戯5:01/09/29 07:19
 次の部屋は。ヒイロか。
「任務完了」
 手に持っているのは、自爆スイッチ。奴が押すよりも早く手榴弾を奴にぶつけた。轟音、余韻、沈黙。
「任務・・・失敗」
 可哀想に。あとで俺が任務をやろう。何だ・・・俺の・・・涙か。
489トロワ死亡遊戯6:01/09/29 07:29
さあ! カトル! 今度は貴様だ。三回転半捻りをしながら、カトルの部屋へと乗り込む。そこにはムーディな音楽と回転ベットがおいてあった。
「トロワ!」
 そこにはキャロルの格好をしたカトルがいた。
「助けにきてくれたのね!」
 三回転ドロップキックをお見舞いする。ふっ飛んだ所をすかさずマウント。耳から血が出るまで殴り続ける。頭突きもしておこう。
俺の毛先が程よく赤く染まったところで、ドラえもんシールを隙間なく貼っていく。
全身ドラえもんシールは結構迫力があるなだ。動かすたびに「ぱりぱり」と音もする。
日が昇る頃にはカトルかドラえもんシールかわからなくなっていた。
 これくらいかな。朝日に当たるかカトル、もといドラえもんシールは綺麗だった。何万と言うドラえもんシールが俺に微笑みかけている。
 任務完了…俺はカトル邸をマリーメイアを連れて後にした。

 その後、キャロルがまた芸能活動を休止すると言うニュースが出たが、まあ、俺には関係ないだろう。
490逆噴射トロワ:01/09/29 14:42
この頃、また、カトルの動きが怪しい。
つい、この間、成敗したばかりだというのに。
懲りないモー保ーだ。
この際、こちらから打って出る事にしよう。

オレはあのスッポン料理の店に忍び込んだ。
以前、カトルと大乱闘をした、あの店だ。(参照>>458)
店内を物色し、防犯カメラのビデオテープをゲットした。
オレに都合の悪い部分を適当に編集し、後はバイク便で……
何処に送ったのかは、言うまでも無いだろう。

その日の夜、ウィナー邸を、100機のビルゴUが包囲した。
「ドロシーめ、やりすぎじゃないのか?…………まあ、いいか。」
面白いので、観察してみるとしよう。

カトルはサンドロックで何とか応戦したが、
10機倒した時点で、弾切れになった。
20機倒した時点で、シールドが砕け散った。
30機倒した時点で、ヒートショーテルがへし折れた。
40機倒した時点で、頭がもげた。
50機倒した時点で、両腕が千切れた。
60機倒した時点で、両足がひん曲がった。

とうとう、進退極まったカトルは、モビルドールを相手に、説得を始めた。
「戦ってはいけないんだ! 僕達は!!」

…………カトルは、ガンダムサンドロックという名の棺桶の中で、火葬された。
次は、6人目だったかな?


一方、オレは、ドサクサ紛れに、無傷のビルゴUを3機ほど捕獲した。
ヘビーアームズの予備パーツとして、ストックしておくか?
コクピットを付けて、愛機にするか?
ライオン君をガンダニュウムに改造するか?
売り払って、ラーメン屋の開店資金にするか?
使い道が有り過ぎて、困る位だ。
(語り:デュオ・マックスウェル)

宇宙世紀0079。 人類が宇宙にその生活…ん?
・・・・・・・・・(やべぇ、この字なんて読むんだっけ?)
お、おい五飛。 この字なんて読むんだ?
・・・ 何? 聞こえないっつーの、もっと大声で頼むよ。
・・・ だから聞こえないって、ハッキリ言えって!
・・・ おい! 意地悪しねぇで教えてくれよ!!
「『圏(けん)』だって言ってるだろうが、小学生でも読めるぞ!!!!」
バキッ! ドガッ!

・・・い、痛ぇ。 ともかく、サイド7にジオンがやってきた!

ヒロ「ニンム、カンリョウ! ニンム、カンリョウ!」
トロワ「こいつ…動くのか?」

で、ザクを相手に何故か大道芸人のトロワ少年が
連邦の新型MSで応戦することになったんだと。

ジーン「少佐だって手柄を立てて出世したんだ、俺だって!」
どぱらたたたた・・・
トロワ「・・・!」
ジーン「どうだ! …ん? げっ、ザクマシンガンが効かない!」
トロワ「…損傷は軽微、少々軽率な攻撃だった様だ」

おいおい、トロワのMSがザクの動力パイプを掴んだぞ?

デニム「ジ―――ンッ!」
あぼ――――――――――ん!

あぼーんするザク(ジーン)大爆発、合掌。

トロワ「これは…、今度ザクがあぼーんしたらサイド7が危険だな」
デニム「お、おのれ。 ジーンのカタキ!」
トロワ「と言って、逃げ回るワケにもいかないし… コクピットを狙うか」

刃物を取り出すトロワのMS、同時にザク(デニム)も突っ込む!

トロワ「この牛刀(アーミーナイフ)の威力なら!」
ざしゅっ!
デニム「ぐわぁぁぁっ!」
あぼ―――――――――ん!
トロワ「終わったか…」

うって変わって連邦の新造艦ホワイトベース。
ハラハラしながら戦いを見守ってた様だなァ、爺さんなんて顔面蒼白(藁
ノベンタ「うぐふっ…き、君。 リリーナ君と言ったね?」
リリーナ「はい」
ノベンタ「あのヘビーアームズのパイロット、少年だと聞いたが。」
リリーナ「その様ですが…どうなされますか?」
ノベンタ「こ、古来から年少でも初陣が無いことも無い。 HA共々回収したまえ。」
リリーナ「はい。 …HAのパイロット聞こえるかしら? HAをHBに収容しなさい。」
トロワ「…分かった。」

ザクを撃破してほっと一安心ってとこかい、トロワ?
でも残念。 ヤツが、ヤツがやってくるんだよな〜!

ゼクス「見せて貰おうか、連邦のMSの性能とやらを…」

続く、、、(かもしれない)
ゼクスをどうするか?
ライトニング・カウント…
赤い彗星…
うぅむ。
493通常の名無しさんの3倍:01/09/29 17:58
今日は夜まで暇なので昨日たてたスレッド、『トロワの名ゼリフだけで1000レス
目指すスレ』を確認することにする。最初の方は順調に伸びていたが一晩経ってどう
なったことか・・・カタカタ。

       トロワの名ゼリフだけで1000レス目指すスレ(201)

おお、微妙だが、いいぞ。さて、投稿は・・・?

201 :発情期トロワくん :01/09/29 00:52
昨日、近所のブリュッセル大統領府行ったんです。大統領府。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで通れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、エンドレスワルツ、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、エンドレスワルツ如きで普段来てない大統領府に来てんじゃねーよ、ボケが。
映画版だよ、映画版。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で大統領府か。おめでてーな。
よーしパパサーペントに乗っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、ガンダニュウム合金やるからここから失せろと。
大統領府ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
円形テーブルの向かいに座った奴といつ謀殺が起こってもおかしくない、
殺るか殺られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと通れたかと思ったら、トロワの奴が、カスタムガトリング二丁で、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、実弾兵器なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、ガトリング二丁で、だ。
お前は本当に両手が塞がってもいいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、ガトリング二丁って言いたいだけちゃうんかと。
戦場通の俺から言わせてもらえば今、戦場通の間での最新流行はやっぱり、
ツインバスターライフル、これだね。
ツインバスターライフルで雑魚一掃。これが通の戦い方。
バスターライフルってのは洒落にならない光学兵器。そん代わりバッテリーが少なめ。これ。
で、最後に盛大に自爆(迷惑)。これ最強。
しかしこれをやると次から完全平和主義者にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、地上用リーオーでも乗ってなさいってこった。

・・・ヒイロ・・・これがお前の意志なのか?
翌日、ガトリングガンの猛襲を受けてある意味ミンチよりひどくなったヒイロが
発見されたそうだが、俺の知ったことではない。
494通常の名無しさんの3倍:01/09/29 18:06
アニメ板でこんなスレ立ってるんだけどどうよ?
http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=anime&key=999420051
495通常の名無しさんの3倍:01/09/29 21:53
久しぶりに、五人で飲みにでも行くかという話になった。
昨日の敵は今日の友。殴り合いの果てに友情が芽生えるというものだ。
ふふ、俺ってばロマンチストさんだな。
俺達が未成年で酒は飲めないというツッコミは、毎度のことながら却下である。

当日。残念ながらカトルは仕事の都合で来られなくなってしまった。
残念だ。しこたま飲んで、太っ腹なカトル社長に会計を任そうと思ったのに。
しょうがないので、俺達は四人だけで、歌舞伎町の某監獄風居酒屋へ行った。
出迎えたミニスカポリス店員に五飛が手錠をかけられ、「正しいのかっ!?貴様は!!」と
裏声で叫んだ。しかし視線は彼女の太ももにくぎ付けだ。このエロガッパめ。
「四名様、連行しまーす」
496通常の名無しさんの3倍:01/09/29 21:53
牢屋風の小上がりに通され、俺達は手当たり次第、飲み物や食べ物を注文した。
「監禁」とか「人体実験」とか物騒な名前のカクテルを、ヒイロはいたく気に入ったらしい。
普段あまり酒を飲む奴ではないのだが、今日は随分ハイペースだ。
今も嬉しそうに「電気ショック」を飲んでいる。
お前・・・。そうじゃないかとは思っていたが、やっぱり軽いマゾっ気があるんだな。
ロシアンルーレット風のアスパラベーコン巻きは、やはりというかデュオがはずれ(激辛)を
食べた。さすがミスター貧乏クジ。お前の運のなさは筋金入りだ。

途中、モンスターやジェイソンが襲ってくるパフォーマンスに、五飛が本気で闘おうとしだしたが、
それ以外は、実にマターリと過ごしていた。こんな平和なひとときは久しぶりだ。
・・・と、ヒイロの目がある一点を凝視している。どうした、ヒイロ?
「・・・スイッチ」
ん?スイッチ・・・・ああ、呼び出しブザーか。確かに時限爆弾のスイッチっぽいな。
「お、押させてくれ・・・」
ヒイロはハァハァ言いながら、ブザーに指を伸ばした。おいおい、スイッチフェチかよ。
しばらくしてから、「はーい、お呼びですか?」とミニスカポリスの格好をした金髪の
美少女が・・・・・・・・・・・・・って・・・・カトル?
「み・・・みんな!?」
やはりカトルか。財閥の御曹司が、なんでそんな女装してまでバイトをしているんだ!?
「ぼ、僕の秘密を見た者は、生かしてはおけない・・・みんな、死んでもらうよ」
言うなりカトルはミニスカートの中に手を突っ込み、太ももに巻いてあったスイッチを
取り出した。俺達(というかヒイロ)にはお馴染みの、例のスイッチだ・・・・。
「さよなら、僕の友達・・・・」
カチッ ドカーーーーーーーーーン!
不意をつかれた上、狭い個室の中にいた俺達は逃げる事も出来ず、爆風に巻き込まれた。
薄れゆく意識の中で、カトルの呟きが聞こえたような気がした。
「言ったよ・・・僕は投降しろって」
言ってねーっつの、このオカマめ・・・・・・・・・・・。
やはり今日の友は、明日の敵だ。
 ビルゴUが三機…さてどうしたものか。一機は売るとして、後の二機はどうしよう。
金は一機を売れば事が足りるのだが。ビルゴ一機で新車五台は買えるからな。どうしよう。
とにかく一機が売った。その金で昨日、あのような場所へ行って酷い目にあったからな。
 マリーメイアとキャスリンに相談しよう。
「それには鎖はついてますか?」
 何を言ってるんだマリーメイア!! くそ! DI・・・デュオめ! よくもやってくれた!
マリーメイアは今はそっとしておこう。けっこう影響され易いのかもしれないな。火垂るの墓の件もある。
「そうね。サーカスでライオン君の受けがいいのよ。もっと凄いのに作り変えてくれない?」
 キャスリン。お前は鬼か? ライオン君の命より、芸が先にくるとは…しかし、それはいいかもしれない。
ビルゴUをもう一機売れば何とか成るな。親友のライオン君のためだ。この前髪にかけてそうしよう。

 えらい事になった。ライオン君を調子に乗って改造しすぎた。ター峰―ター2に出てくる敵みたく液体化できるようになってしまった。
これでは、檻から出てきてしまうし、下手すりゃガンダムでもてこづるぞ。
「トロワ! 終わったの?」
 はっ! キャスリン!
「ねぇ、トロ・・・何これ!」
 早かったな、俺の死も…
「凄いじゃないトロワ! これだったら満員御礼よ!」
 何? 言われてみれば液体化は客受けするかもしれないな。だが、キャスリン。これでは危険だ。
ライオン君も獣だ。これでは檻に入れられない。
「大丈夫よ」
 残りの金でキャスリンは完全密閉の強化ガラスの箱を買ってきた(一メートル四方)。キャスリンまさか…
キャスリンは暴れるライオン君を、こねてこねて箱の中に詰め込んだ。しかも無理矢理。
「これで良しと・・・」
 五分後。銀色の液体が入った箱があった。もうライオン君かどうかなど関係なく箱だった。時々、痙攣するように動くのが怖い。
「はあ、つかれた。どうしたのトロワ? 顔が青いわよ」
 こいつは鬼だ! 芸の為なら女房泣かすタイプだ。このままだと俺、いや、それよりマリーメイアさえ毒牙にかかってしまう。
「鎖好き少女」とか言って…それはいいかも。
「ねえ、トロワ。残りの一機どうするの?」
 そういえば、さてどうしたものだろう? 金は有り余るほどあるというのに…
498通常の名無しさんの3倍:01/09/30 00:50
ライオン君を美少女に変身できるようにする(バビルU
499逆噴射トロワ:01/09/30 01:06
話はそれるが、
ある日、突然、ドロシーがオレの部屋にやってきた。
「カトルが変なの。直せるのは、トロワしかいないわ。」
係わり合いになりたくなかったので、本当の事を言ってやる事にした。
「モー捕ーに女装、最近では自爆まで……あれ以上、変になる訳が無いだろう。」
すると、ドロシーは無言で、オレの目前に、金のインゴットを積み始めた……

1時間後……
オレとドロシーは、ドアの隙間からカトルの部屋を覗き込んだ。
ここから先は、書くのも嫌だが……
カトルは、モーター入りの道祖神をケツの穴に突っ込んで、ハァハァ言っていた。
「普通じゃないか。何の変哲も無いカトルだろ? これくらいはするだろう。カトルだし。」
オレは、やっぱり、本当の事を言ってやった。
すると、
「確かに、今は、普段通りだけど、もうそろそろ変になるのよ。」

それは、突然だった。
カトルは、思い立ったように、何かを呟きながら探し物を始めた。
あらかた、部屋中を探し終えると、絶叫した。
「電話ここにあるじゃねぇかぁぁぁぁぁ!!!」
やおら、道祖神を引き抜くと、自分の頬に押し付けた。
そして、何事も無かったかのように、一言。
「もしもし、ドッピオです。」

オレは無言のまま、一斗缶に目一杯積めこんだプラスチック爆弾に、時限信管を差しこんだ。
ドロシーも無言でうなづいた。

ついに、7人目か……
500逆噴射トロワ:01/09/30 02:47
困ったな。
金の使い道に悩んでいたのに、ますます金が増えてしまった。
多少散財しても良いだろう。
そこで、ネットオークションで掘り出し物を探す事にした。

「おっ。これは……」
そのブツは、オレの心を捉えて放さなかった。
直径は3メートルの空飛ぶ円盤。
珍品だ。
もちろん、即座に購入した。

翌日、ブツは届いた。
やっぱり、手に入れたら、使いたくなるのが人情だ。
そういえば、カトルが新しくなったついでに、
ラシード達も新しくなってたよな……
「2ダースもあれば十分かな?」

その夜、ウィナー邸では、至るところで、絶叫が轟いた。
「人間だけを殺す機械かよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
 今日は久し振りにまともな所で集まった(リリーナ邸)。テーブルを囲み。紅茶を五人ですする。
しかし妙に殺気立っているのは何故だ? 少なくともカトルとデュオは明らかに俺に殺意を向けている。
「トロワ・・・この頃、羽振りが良いんだってねぇ」
 カトル。貴様ほどではない。
「この前は痛かったなぁトロワ。カトルも痛かっただろう?」
 デュオ。それは逆恨みという物だ。貴様は金で雇われ俺に負けた。しかも、卑怯な手を使ってでだ。
それで俺を恨むなど片腹痛い。
「何だとてめェ!!」
「やめないか。デュオ」
「ヒイロ…」
 お。ヒイロ。流石だな。人間が出来ている。伊達に同人誌作家をやっているわけではないようだ。
「恨みを晴らしたければ後にしろ」
 後にしろ? なに言ってんだこいつ? これだから電波系は。
「ヒイロ、貴様!」
 五飛。どうした? うっ。なんだ。急に眠気が…ヒイロ貴様。
「安心しろただの睡眠薬だ」
 そう言ってヒイロはその場に倒れこんだ。自分も飲んでたのか・・・
クソ・・・ぼやけていく意識の中で、リリーナの高笑いが聞こえた様な気がした。
 気が付くと、そこは教室だった。何の変哲もない教室。目が覚めているのは俺だけのようだった。
案の定学生服に首輪。リリーナめぇ!! 酔狂な事する!
「なんだぁここはぁ?」
 デュオのマヌケな声が聞こえてきた。続いて、カトル。
「どういう事でしょう?」
 黙れブルジョワ。いつの間にか五飛も起きていたが、「面白い」と言って机に足をのけて座っている。
横柄な奴だ。
 ヒイロは…爆睡していた。涎までたらしている。「もう食べられにゃい・・・」
と御約束な寝言まで抜かしている始末だ。ナイフを投げてやろうと思ったが、ナイフがない。
服をまさぐっていた、その時。
「はーい。皆。目が覚めたカァ」
 トレーズの声!
 教室の教卓にトレーズがいつの間にか建っていた。
「今日はァ。皆にちょっと…」
 殺し合わせるのか!? このスレッドが終わってしまうぞ!
「サバイバルを、して、もらいます」
 なんだ。サバイバルか。
「ルールを説明・・・クラァそこぉ! 寝るな!」
 鈍い音がしてゼクスの仮面が割れた。いたのか・・・ゼクス。どうやらヒイロを狙ったナイフは、
大きく外れて後ろの席のゼクスに当たったらしい。
「じゃあ。説明するぞぉ」
「謝罪無しかよ!(三村風)」
 大人しくしろ、ゼクス! お笑い狂いめが。
「ルールは簡単。この無人島で己のMSの武装で戦ってもらいまぁす。だから、ヒイロの場合・・」
 トレーズは小さな(といっても、バズーカー砲くらいある)ツインバスターライフルを取り出した。なるほど。
「こうなるわけだぁ。いいかぁ。殺さなくても良いけど、勝ったって言う証拠に印を残してください」
 俺の場合ドラえもんシールだな。
「それじゃあ、武器を配りまーす」
 そこで俺は気付いた。しまった! 俺のへヴィーカスタムはノーモアだから武器が無い!! ドラえもんシールだけで…やってみるさ!
 ヒイロに武器が配られた瞬間。ヒイロの座席が戦闘機の脱出ポットのようにふっ飛んだ。
天井を突き破り、遠くへと飛んでいくのが窓から見えた。次のデュオはかなりビビッていた。
鎌を配られた瞬間に、眼つぶって怯えていたが。しばらくしてもなんともない。
「なんだ? なんとも・・」
 気を抜いた瞬間に座席は飛んだ。舌噛んでなきゃ良いが。窓から見えるデュオの軌跡。綺麗だな。

 ザブーン…

 ザブーン? トレーズ。今、海に落ちたようだが?
「はい、トロワ。武器無しは可哀想だから、これ」
 聞けよ。まあいい。トレーズから受け取ったのは…ハリセン。
 おいちょっと待……景色がぶれた。テレビでカメラマンが転倒するみたいに。頭に衝撃。天井を突き破ったようだ。
下を見下ろすと二キロ四方の島のようだ。ほとんどを森で覆われている。地形を頭に叩き込んでおこう。
二分ほどして俺は地面に降り立った。正確に言うと激突した。背中を打って息が出来なくなったのは秘密だ。
 学校は山の上にあるらしく、俺のいる森からも確認する事が出来た。カトルが打ち出される。
二分おき五飛。ゼクス。
「はーい。じゃあ存分に戦ってくださーい」
 トレーズの放送が戦いの始まりを示していた。
 始まって、十分。まだ大きな動きはみられない。むやみに散策するのは迂闊だな。迂闊な動きは死に繋がる。
おっ。カッコいいな俺。
 ガサッ!
 ハリセンを構える。草むらの中に何かいる……誰だ?
「ニャ―ン」
 人間が物まねしたバレバレな声が聞こえてきた。思わず吹き出してしまった。
「生ませろぉぉぉ!!」
 カトルか! ヒートソードをかざしながら突っ込んできた。ハリセンで防ぐ。火花が散る。くそ! このままでは・・掘られる!
「トロワァァァ! 何で判ってくれないんだぁ。僕は金持ちでアイドルなのに!」
 ボンボンめぇ。ヒートソードを払いのけ。ハリセンを振り回す。カトルがそれを防御する。金属音が静かな森に響く。このハリセン何で出来たんだ?
「いたっよ。僕は投降しろって」
 カトルの目つきが急にかわった。こいつ! マジで切れやがった! 必死にハリセン叩きつける。
「ううううわあああああ」
 腹を蹴られた。ごふっ! その場にしゃがみこむ。
「さあ、トロワ。一つになろう」
 なるかボケェ! がら空きの腹にハリセンを突き立てる。うずくまった所に三回転半ハリセンアタックをかましてやった。
明日はホームランだぁ。
 勝った。気絶したカトルの鼻の穴にドラえもんシールを貼る。その瞬間。カトルの下の地面が割れ。カトルは穴に落ちて消えた。
どうなってんだ? この島は。ともあれ、幸先の良いスタートだ。
 記録者 ヒイロ・ユイ
 作戦開始から十七分後。戦闘音が聞こえた。肉弾戦。ここで阿保な奴は気付いていないかもしれないが跳び道具を持っているのは
俺だけだ。ゼクスにはビームサーベルとヒートロッドだけだ。任務を続行する。

 場所を移動しよう。戦闘音に気付いて他の奴らがやって来るかもしれない。音も無く移動する。森を抜けるとそこは砂浜だった。
ちょうどいい。海水を頭に撫でつけオールバックにする。
 ん? この海水しょっぱくないな。真水だ。どういう事だ?
「我が世の春が来たァ!!」
 この声はゼクス! 振り向くと宙を飛びつつ、ヒートロッドを振りかぶる奴がいた。
ハリセンで防御する。が、奴の狙いはそれだった。ヒートロッドでハリセンを巻き取り、俺の手から奪い去った。
「ははははははぁ! ひざまずくが良いわ!」
 くそっ。何だこのテンションの高さは。壊れたか? 元々壊れているが・・・
「トロワ。どうする? このままいたぶられたいか?」
 そう言う趣味は無いんでね。そう言った瞬間。ヒートロッドがうなった。水の中に逃げる。
「逃がすか!」
 ヒートロッドを水中の俺めがけて唸らせる。馬鹿め。水中では勢いが殺される、はずだった。
俺は見事に吊り上げられた。かつおの一本釣りよろしくだ。
「絶好調である!!!」
 貴様! それは…それは…∀だろうがぁ! くらえ! 前髪ドラえもんシールスピードスター!!
俺の前髪から放たれたドラえもんシールは奴の頭に命中した。
「ぐはぁ」
 血を吐いて倒れるゼクス。俺の多芸さを知らなかったようだな。
「だ・・・だっふんだぁ」
 俺の勝ちだ!
                 残り四人。
「はー皆元気カァ? 先生はスッゴイ元気でぇす。それじゃあ負けた人言うぞぉ。
ええと。カトルとゼクスの二人でーす。スッゴイいいペースだぞぉ。がんばれよぉ」

 開始から一時間。俺はビームトライデント(先行者風と命名)を片手にじっと動かないでいた。
手にはドラゴンファング(先行者龍と命名)をはめている。こんな馬鹿馬鹿しいゲームだというのに、
俺は歓喜していた。これぞ戦場だ。
 グゥーーー
 腹が減ったな。そう言えば今朝から紅茶以外何も食していない。配給されたパンを齧る。中々上手いな。
意味もなく服を脱いだりする。気持ち良いな。そういえば、色々あったな。お笑い大会出場。もう少しゼクスを制御できていれば・・・

 ガサっ。

 上か! のびろぉ! 先行者龍!
「無駄ァ!」
 先行者龍が伸びた脇からデュオが姿を現した。光る鎌を振りかぶりながらだ。
「いっくぜぇ!」

 がきぃぃぃん。

 先行者風で防ぐ。しかし、デュオの蹴りが胸に命中した。グゥ!
「蹴って蹴って蹴りまくる!」
 デュオに足蹴にされる。なんだか無性にむかついてきた。俺よりも髪が長いし、それに多い!
黙って蹴られていればいい気になりおって!
「ぬお!」
 先行者風でデュオを押しのける。くらえ! 正義正義正義正義正義ィ!
 俺の攻撃は完璧にデュオを捕らえていたはずだった。しかし、
「さすがだな。攻撃する瞬間。息の乱れも動機の高まりもない」
 いつの間に後ろに!
「無駄ァ!」
 デュオの一撃は俺の意識を完璧に消し去った。暗転。
 気が付くとそこは地下室らしき部屋だった。くっ。頭痛を覚え頭を触ると、
肉の芽? うわあああああああああああ!! 俺は気を失った。

                 残り三人。
 記録者ヒイロ・ユイ
 残り半分だ。ミスター貧乏くじのデュオがけっこう奮戦している。トロワもまたしかりだ。
俺の戦法はやつ等が争っている間に、ツインバスター…ゴフッ! 貴様は! DI…デュオ! ガフ!
 あーあー。聞こえてるか? リリーナお嬢さん? あんたの手駒は落ちたよ。肉の芽を埋め込んでおいた。
大丈夫すぐに取れるさ。五飛のも取っておいてくれ。それじゃあな。

 ブツン

                    残り二人。
「はーい。残り二人でーす。デュオぉ、トロワ。先生君たちの事誇りに思うよ。そして、美しく思う。
それじゃあガンバレェ!」

 デュオか。厄介な奴が残ったな。奴はDI・・・・いや、言わないでおこう。言ったら本当になりそうだ。
ハリセンを構える。奴は近くまできているはずだ。神経を研ぎ澄ませる。

 サア、ザザーン、キュ。

 靴のすれる音。しまった後ろか! ビームトライデント(五飛の所有物)が飛んで来た。
ハリセンで叩き落す。なんか間抜けだな…
「トロワァ! 恨み晴らしてやるぜぇ!」
 鎌を振りかざす。ハリセンで受ける。無敵のハリセンに傷がついた。くそっ!
「切って切って切りまくる!」
 デュオの乱舞をハリセンで何とか受け止める。俺はいつも銃ばかり撃っていたからな。接近戦はあまり得意ではないのだ。
だが! ドラえもんシールを使う俺に、敵などいない!
 懐からドラえもんシールを取り出す。
「きやがったなぁ」
 デュオも武器を捨てた。奴も懐から何か取り出した…あれは! キテレツシール!
やるなデュオ! 最初っから俺以外はアウトオブ眼中か。
「いっくぜぇ」
 勝負は一瞬。ならば全身全霊を込めて、必殺技を出すしかあるまい。メキメキと前髪が元に戻っていく。
「俺のお下げが怪しく唸る。トロワを埋めろと囁きかける! 必殺! お下げドリーミング IN キテレツゥゥ!」
 俺の前髪光って唸る! ドキュソを倒せと轟き叫ぶ! くらえ! (マリーメイアへの)愛と、
(キャスリンに対する)劣等と、煩悩の! 前髪ドラえもんシールノーモアテロリズムゥゥ!!!」

 ぎゅオオオオオオオオオオオオオオオン!!

 俺の前髪は奴のお下げ髪を突き破り、奴の胸を貫いた。
「ばかなぁ!」
 一朝一夕のシールで俺に勝てると思わん事だな。
「くそぉぉぉぉ!!」

 優勝者 トロワ・バートン

 ここはリリーナの庭の中にある池の孤島だった。リリーナはいい暇潰しが出来たと大喜びだった。
帰り際にリリーナ邸がドラえもんシールに埋め尽くされたのは言うまでもない。
 ごめんなさい。これが限界です(T口T)
age
>509
立ち上がれ。キーボードを叩け。反論は許さん。
512通常の名無しさんの3倍:01/09/30 21:08
今日もいつものように吉野家で食事をしていると、携帯に知らない番号から
着信が入った。これは、誰の番号だろう・・・・はい、もしもし?
『やぁ、トロワ・バートン。こちらはトレーズ・クシュリナーダだ・・・』
トレーズ・・・・なぜ俺の番号を知っている?
『まあまあ。ところで、きみのヘビーアームズを勝手に改良させてもらった。
いい感じに仕上がったので、身に来てくれないか』
い、いつのまに・・・・。俺のノーモア仕様を改変しやがったというのか。
『バトル・ロワイヤルの優勝者である君には当然の権利だ。では食事が
終わったら、私の屋敷に来てくれたまえ・・・』
・・・・しかたがない。気になるからさっさと食べて行くとしよう。

トレーズの屋敷に行くと、むせ返るような薔薇の香りに出迎えられた。
く、くさい・・・・。鼻が曲がりそうだ。
過度のエレガント嗜好は、破滅を招くという事が何故わからないんだろう。
「こちらに来たまえ、トロワ」
トレーズは屋敷の裏にある格納庫に俺を案内し、電気をつける。
パッと視界に入ってきたのは、俺のヘビーアームズ・・・・・いや、
正確には「ヘビーアームズであったもの」だった。
カラーリングは赤。ただし薔薇色。ガトリングガンの代わりに薔薇の茎を
模したムチ・・・トゲのムチというやつだ。
「ガンダムヘビーアームズエレガントカスタムだ。美しいだろう」
トレーズは一人満足そうにそう言った。
ふざけるな。俺にガンダムのSM女王様にでもなれというのか?嫌過ぎる・・・。
「ちなみに、股間部にはオマケとしてエレガントキャノンをつけておいたよ」
まるで中華キャノンだ。いつから俺のヘビーアームズは先行者になったんだ?
腹が立ったので、試運転と称してエレガントカスタムに乗って、トレーズの屋敷を
破壊してやった。ふうむ、ムチもなかなかイイかもしれん。
今度、ゼクスにエピオンに乗ってもらって、ムチ対決をしてみよう。
513通常の名無しさんの3倍:01/09/30 21:29
それにしてもこのヘビーアームズ、意志があるように思えるのは俺だけか?
最近水をほしがったりするのだ。とりあえず水をあげてみる。

翌日、格納庫に巨大な花があった。ヘビーアームズは近くに倒れていた。
興味深いので観察してみる。名前はビオランテにしよう。

二日目、格納庫の屋根をビオランテが貫いた。しかもムチで俺を攻撃してきたりする。

三日目、俺のアパートが侵食され始めた。もう止められない。

四日目、この日記を読まれていると言うことはビオランテは撃破されたと言うことか。
願わくば俺も生き残っていてくれ。
 自宅もビオランテに占領され、フェヴィーアームズもビオランテの所にあるから応戦できない。
一つ良い事があれば十個くらいになって帰ってくるのだろうか・・・欝だ。
 何とか通帳は持ち出し、金は何とか確保できている。ビルゴUもサーカスに置いている。ビルゴUで応戦するか?
いや、無理だ。絶対、撃墜される。しかも酷い方法で…いかんいかん。ベクトルが内向きになっている。
 そうだ。トレーズに責任を取らせよう。そうと決まれば実行だ。

 オールバック以下略。もはや定番だな。トレーズ邸に忍び込む。窓から奴を狙う。この家は俺が頂いてやるよ。
ん? あれは、マリーメイア! そうか、親子だったな。ん? 待てよ・・・この展開。>>478通りだ。
「マリー…いい物を見せよう。とっても面白いよ」
「なんですか? お父さん」
 トレーズが俺の方を見た。気付いていたのか! トレーズ目は語っていた。マリーメイアを帰してもらう。
このスネ男カットの貴様には任せてられんからな。フッフッフッフ。
「これだ」
 そこに映し出されたのはハリセンで戦う俺の姿だった。こうして見るとかなり恥ずかしい。必死に形相でハリセンを振り回している。
やめろ! なんだかとっても恥ずかしいから!! 奴は勝利の笑みを浮かべていた。
「カッコいい」
「えっ」
「お兄ちゃんはカッコいいです」
 マリーメイア……おまへ…
「正気かマリー!?」
「このビデオ、貰って良いですか?」
 マリーメイア。決めたよ、この金はお前のために使おう。
「あ、ああ。もちろんだとも」
 トレーズの目には敗北の二文字が浮かんでいた。マリーメイアが退室したと頃合いを見計らい、トレーズを射撃。
死体はビオランテのそばに置いて来た。
 急げ! マリーメイアに愛の抱擁をせねば! ライオン君マリーメイアを知らないか? キャスリンの部屋?
キャスリンの部屋に向かう。マリーメーアー―――――!!
「ねぇ! 馬鹿みたいでしょう?」
「あはははは。本当!」
「ハリセンでこんなに必死になってる!!」
「前髪で突っ込んでるYO」
 何ぃィィィイイイィィ!! マリーメイア、嘘だといってくれ。何だ・・・俺の・・・涙か・・・
始めるか、俺の自爆ショウ・・・・
515通常の名無しさんの3倍:01/10/01 08:42
素薔薇しくエレガントだ
516逆噴射トロワ:01/10/01 09:33
最近、マリーメイアが新しい遊びを開発した。
その名も『ライオン君風呂』。
マリーメイアの弁によれば、「フワフワしてる」だとか。
フリル付きの水着を着て、ライオン君(液体)に浮かぶマリーメイアに、ちょっと萌え……
それから、マリーメイアは毎日のように『ライオン君風呂』を続けている。
病み付きになったようだ。

1週間ほどが過ぎた頃、ライオン君に異変が……
「少し減っている……」

オレは、即座に『ライオン君風呂』を禁止した。
それから、3日。
まだ、マリーメイアに変化は無い。
オレの取り越し苦労であればいいんだが……
517逆噴射トロワ:01/10/01 09:34
翌日、エレガントカスタムをしげしげと眺めながら、鬱になるオレ……
「どうしようかな、コレ……」
「お茶でもいかがてすか?」
ふと、振り向くと、エプロン姿のマリーメイアがいる。ちょっと萌えた。
「ああ、ありがとう。」
ジャスミンティーを飲み干したオレは、
マリーメイアが、何かを凝視しているのに気がついた。
その視線の先にあったのは、ビルゴU……
まさか…………欲しいのか?

よくよく考えてみれば、鎖好きは良くない趣味だ。
この際、鎖好きを忘れるためにも、他の事にのめりこむのも良いだろう。
オレは、ビルゴUをマリーメイアにプレゼントする事にした。
意外だったが、マリーメイアは、上達が早い……しかも、異様に。
まさか、ライオン君の……いや、違う! 違ってくれぇぇぇぇ!
518逆噴射トロワ:01/10/01 09:35
カトル(8人目)がケンカを吹っかけてきた。
今度は、気合が入っているらしく、果たし状には、ウザい位に『聖戦』と言う単語が並んでいる。
ひょっとして、原理主……
まあ、エレガントカスタムの性能試験もいいだろう。

翌日、指定された砂漠に着くと、またと言うか、やっぱりと言うか、
ダサダサなガンダムが復活していた。
あれ? 数が多い……ガンダムの他に40機いるぞ。
カトルめ、今回は手段を選ばないらしい。
さて、どうしたものか。さすがに数が多いと辛いな……
ヘタレなMSでも、41機も揃うと、迫力がある。
あれ? いつのまにか、もう1機増えてるぞ……ビルゴU?

「助けにきてくれたのか、マリーメイア。でも、まだお前には無理だ。」
しかし、マリーメイアはお構い無しにラシードをロックオン。
あぼーーーーーん。
カトル達に戦慄が走った。
「あっと言う間に、1機!?……あいつは……エースだ!!」

続いて、アウダ、アフマド、アブドゥールもあぼーん。
「人型にもビーム兵器。足の遅いヘビーアームズには、脅威となる!」
オレを気遣ってくれているのだな。やっぱりマリーメイアは優しい子だ。
でも、何か言葉遣いが変だぞ? まさか、ライオ……
気になったので、ビルゴUに回線をつないで、コクピットの中を覗いてみる……
とっても楽しそうだ。ちょっと怖い……
それにも増して、急加速の度にシートベルトが身体に食い込むのが嬉しそうだ。
別の意味でかなり怖い……って、よく見たら、何故シートベルトが鎖でできている?

その後、オレが手を下す事もなく、30機ほどがあぼーん。
さすがに、カトル達もビビって逃げ出した。気持ちは判らなくもない。
まあとにかく勝った事だし、帰ってお茶でも飲むか……って、マリーメイア?
もう、勝ったんだから、追いかけなくってもいいんだぞ!!
異常に正確な射撃で残りのマグアナックも、全てあぼーん。
こうなると、断末魔の悲鳴をあげるカトルに、同情さえしてしまう。
「ひぃぃぃぃっっっっ!」
「脅えろォ! すくめェ!! モビルスーツの性能を生かせぬまま、氏んでゆけェェ!!!」
519carry♯carrysaikou:01/10/01 11:53
自分はROMでは職人さんに申し訳ないので自分も書いてみる。
初めてなので至らない所が有ったらスマソです。
(たくさんあるでしょうが)

さて、俺は今日こそマリーメイアの鎖好きを止めさせるべく、
マリーメイアと二人きりで話し合いの場を設けることにした。
そして今日がそれの実行の日だ・・・果たして俺はできるのか?
いや、やらねばならないのだ。マリーメイアの(義理の)兄として・・・
さて、マリーメイアを迎える準備も出来たし、後はこのまま待つだけだ・・・
(それから約5分後)
コンコン・・・
「お兄たま・・・。マリー=メイアです。」
来たか!!「お兄たま」に激しく萌え〜・・・って萌えてる場合じゃない。
深呼吸して・・・「入れ。」
「お兄たま・・・お話とは、なんですか?」
(トロワよ・・・ココが勝負だぞ。兄として、なんとしてでもやめさせなければ・・・)
「お前に兄として言う。鎖遊びはこれからのためにはよくない。
 だから、コレ以後の鎖遊びを禁止する。」
予想通り、マリーメイアの表情が凍りつく・・・しかし、ココで情けをかけるわけには行かない。
「お前のことを1番思ってる兄として言っているんだ・・・解ってくれ。」
「お兄たま・・・解りました。もう鎖遊びはしません。その代わり・・・」

〜〜〜1日後〜〜〜
マリーメイア専用ビルゴUの鎖もすべて通常のシートベルトに変更し終わった。
しかし、今思えばこの条件、のんでよかったのか・・・
マリーメイアがオレの手を引っ張りながら言った。
「お兄たま♪今日はずっとマリーと一緒に※※※※をしてくれるんだよね♪」
俺はマリーメイアの条件を飲んだことを激しく後悔した。
欝だ鬱だ欝だ欝だ・・・

感想次第ではもっと書きますんで。 by carry
520carry ◆Y/c09scs :01/10/01 11:57
失敗した・・・欝だ能・・・
521通常の名無しさんの3倍:01/10/01 13:10
最近新規の書き手さんが増えたみたいだけど、ここはあくまで不特定多数の人が
書き込んでいるネタスレだから、特に前置きとかいらないよ。
できるだけ30行以内で収まる(省略されない)ネタにするくらいかな、暗黙の了解ルールは。
>>521
前半は同意、せっかく良ネタを書き込んでくれても前書きとかあったりすると冷めるよね。
微妙な自己主張もいらないと思う。

ただ30行以内ってのはどうかな? 確かに漏れもただ長いだけより話がスマートにまとまってる方が
優秀な作品って感じはするけど、長くてもやはり良いものは良いと思し…

ま、そこら辺は職人のウデの見せ所ってトコで(藁
------------------------ 再 開  ------------------------
524通常の名無しさんの3倍:01/10/01 16:02
最近人間が信じられなくなってきた・・・。
ヒイロ達はもちろん、幼いマリーメイアにまで手玉に取られている俺って一体。
あまりに鬱すぎて、某カミーユ少年みたくイっちゃいたくなる。
・・・ははは。これは吉野家の牛丼かなぁ?
いや、ちがうな。吉牛はもっと玉ねぎがバーって入っているもんなぁ。
・・・ーい、だれかおごってくださいよー・・・。
「なにしてんの、トロワ」
あ、姉さん。ここは寒いんだよ、助けてよ。
「トロワって、カミーユの声と結構似てるわね」
・・・俺のこの姿を見て、そんな感想しか出ない姉さんなんて嫌いだ。
525通常の名無しさんの3倍:01/10/01 16:04
×・・・ーい、だれか・・・
○・・・おーい、だれか・・・
スマソ。
第一回 >>491

カトル「トロワ聞こえて? 赤い彗星よ、気をつけて!」
トロワ「問題無い…」

前回かろ〜じてサイド7を脱出したトロワとその他諸々。
だけども地球近くで一瞬の隙を狙って”赤い彗星”(と書いて
ライトニング・カウントと読むんだぜ!知らなっただろ?)が襲って来た。
ドタドタドタ…
…ん? なんだこの音は? はっ! う、五飛!!
『どこをどう読んだら赤い彗星がライトニング・カウントになるんだ!』
バキッ! ドガッ!

・・・い、痛ぇ。 そう文句言われてもなぁ。
『しょうがねぇだろ、こうでもしなきゃ…』
『俺が正義だ!』
・・・・・・
『わ〜った、わ〜〜〜ったよ! 五飛、もっかい言い直せば満足か?』
『いいだろう』

ハァ… じゃもっかい最初から行くぜ?
えっと、前回…(省略)…狙って”赤い彗星”…
ピクッ(五飛)
『・・・』
『どうした? 続きを言え。』
『あ、あぁ…』
『・・・』
『・・・』
…くっそ! こ、こうなりゃ自信薄だが”アレ”を使うしかねェ!
行くぜっ!俺に才能があるならできるハズだァァァ!

『ザ・○ールド! 時よ止まれぃ!!』
ドォォォォ〜〜〜〜〜〜ン!
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
『…や、やった! できた…のか!? 今のうちに続きを言うぜ!』

(と書いてライトニング・カウント…(以下省略)…だろ?)

『言い切った! 時は、動き出す…』
…が襲って来た。
『どうだ五飛? これでいいよな?』
『よし、いいだろう!』
スタスタスタ…
『ふぅぅ、なんて奴だ! あいつのせいでこんなにスペースを使っちまったぜ。』

トロワ「ほぅ、機体の温度…下がってきた様だな。 これならいけるかもしれん。」

! うぉっ! 俺と五飛がすったもんだやってるうちにドンパチ、終わっちまったのかよ!
…マ、マジかい? もうちょっと粘ってくれってのに。 あんたらそれでも軍人かァ?

ゼクス「ぬぅっ、連邦のMSは化け物か!?」

…う゛〜〜
ゼクスの策略によってジオンの制圧領域に入ったトロワ一行の運命やいかに?

『もう知らねーよ馬鹿ヤローッ!』

続く、、、(かもしれない)
 マリーメイア専用ビルゴUは、今や俺たち五人を凌ぐ強さを見せていた。この前、軽く手合わせをしたら即行で目標をロストし、
奇妙な笑い声に怯えさせられ、精神に深い傷を負わされかけた。
 いまや、マリーメイアの奇行を止められる物は俺(本当に時々だが)しかいなかった。五人からも非難轟々出しな。
再び、会見の間を求めなければなるまい。
 部屋でマリーメイアを待つ。廊下から靴の音。来たか…
 バタン…!
 マリーメイアがドアを蹴破り入ってきた。マリーメイア? いつからお前は…まあいい。MSに乗っているんだ。このくらいの態度は取るかもしれないな。
「お兄様…なんの御用ですか?」
 威圧的な態度だな。ここは、少し兄としての威厳を示さねば!
「お兄様?」
 この頃、オイタが過ぎるようだな。いくらお前でも目にあまるぞ。
「お兄様? 何を言っているのです? 私はただ、皆様の役に立ちたいと…」
 しかし、お前は・・・俺の言葉を遮り、マリーメイアは俺の膝の上に乗っかってきた。妖しい魅力。
どういう事だ? わずか十を越えたばかりの子供が…しかも、心なしかガンダムAの萌えハマーンのような体系になってきている。
「お兄様?」
 指で俺の顎を撫でる。どういう事だ! これは大人のテク! マリーメイアがこんな事をするはずが・・・
一瞬視線を感じ、窓の外に目をやる。ヒイロとカトルが薄ら笑いを浮かべているではないか。ここで、俺の頭がある事を弾き出した。
 マリーメイア(影響され易い)×ヒイロ(前科あり)+カトル(俺を狙っている)×ライオン君風呂=マリーメイアを使って俺を弄ぶ。
なーるほどねぇ。あはははははは…………殺す。
 俺のナイフが奴等の眉間を貫いたのは言うまでもない。しばらくして、マリーメイアは少しおかしいながらも元に戻った事も付け足しておこう。
 ヒイロ。突然だがお前に任務をやろう。
「なんのつもりだ。トロワ」
 ヒイロの胸ポケットにリリーナの使用済みハンカチを入れる。
「それで。任務は?」
 乗り乗りじゃないか。この頃、トレーズとリリーナが徒党を組んでいる。バトルロワイヤルの事もあるしな。
そこでだ、あいつらの次の目的がなんなのか調べてくれ。
「任務了解」

 ヒイロ、どうだった?
「何のことだ?」
 !? おい! とぼけるなよ。任務の事だ。俺はヒイロに詰め寄り、肩を揺らした。
「知らないな・・・」
 ヒイロ! 何があった! おい! よく見るとヒイロは泣いていた。秘密を必死で守っている子供のように。
「知らないよ! 知らないってば!」
 俺の手を払いのけヒイロは逃げてしまった。不意に邪まな視線を感じる。リリーナ、それにトレーズ。
俺の方を見て不気味に笑っている。木の葉が舞い落ちる中。それは戦慄の序曲の伴奏に過ぎなかった。
      
続く。
 その日を不安に過ごしながら。俺は眠りについた。その日は寝苦しい夜だった。
ふと目を開け、天井を見る。何もない。こういう時はシミとかが人の顔に見えるが、幸いそんなシミはない。
横向けに寝る。もう寝よう。考えすぎだ。目をつぶる。
 しかし、またすぐに目を覚ました。ああ、もう! 何でこんなに暑いのだ!
夏は終わったと…言う・・・・のに? なぜか俺の眼前にカトルがいた。笑っているゥウ!
 ひきゃああああああああああああああああああああ!!!
「なんですかお兄たま! うるさいです!」
「トロワ! 静かにおし!」
 違うんだ二人とも。そこにカトルが! ブルジョワカトルが! 笑ってたんだよ! ジャパネットタカタの社長並みに!
「誰もいないじゃない」
「寝ぼけてたんですか?」
 そんな。確かにそこに…
「もう、馬鹿なんだから」
 そういって、二人は部屋から出て行った。気のせいだったのか? そうだな。ストレスが溜まっているのだ。
この頃はハードだったからな。スイッチに手を掛け、電気を消す。消した瞬間にカトルがいた。
懐中電灯を逆さまにつけ、「お化け」っていうギャグを満面の笑みでしていた。
 ひぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!
「うるさいわね!」
「お兄たま!!」
 その夜。俺はライオン君(液体化可能)の入っていた強化ガラスの箱の中で寝る事となった。
 今日はサーカスの公演がある。俺も出演する。当たり前だ。道化兼マリーメイア狙いの炉利達を追い払う為だ。
今日も満員御礼だ。ふん! 愚民どもめ。貴様らは俺の日々の苦労や悲劇を知らずにここに来ているんだ。
 はっ! 何を言っているんだ俺は。集中集中。さあ始まりだ。キャスリンのナイフ。
液体ライオン君。俺の綱渡り。空中ブランコ。マリーメイアはアシストだ。
「わぁぁぁぁああああぁぁあ」←観客。
 さあ、玉乗りだ。かなりでかい玉の上に飛び乗り、上で逆立ちをしてみる。受けてる受けてる。愚民どもめ。
観客達を見る。五飛がいた。何をしている? おもむろに服を脱ぎだしたぞ。その間、俺は片手逆立ちに移行した。
下も脱ぎだしたぞ。何してるんだ? パンツにピンポン球がついている。
「見てろよトロワ」
 ?
「チャっチャマンボ。チャチャマンボ。ナタク! 正義! 正義=俺!」
 ぶふううううう!
 吹き出した俺はバランスを崩し、思いっきり玉に頭をぶつけた。メキっ!
首が一瞬、曲がってはいけない方向に曲がった。更に地面に向かって落ちる。
受身を!
 全然間に合わなかった。前髪がひしゃげた。バネみたいに。っていうか弾んだ。
ビヨーンって。あははは。笑えよ。笑えよ。俺は道化だ。ピエロだ。俺の人生後ろ向きさぁ。
 この日。俺の芸は過去最高に笑いを取った。
 俺は引きこもった。もう誰も信じないし、信じられない。くそ。あの二人の目的はこれだったんだ。
俺のスレッドに対する嫉妬だったんだ。自分じゃまともにスレッド立てられないからって…
「トロワ。ここを開けて。どうしたのよ」
「お兄たま。出てきてください」
 来るな来ないでくれ。こんな調子で一週間がたった。
 ウイイイイイイイイン。
 モーター音。ドアを壊すつもりか! やめろぉぉぉ!
 ドカーン!
 ひいいい。くるなあ!
「誕生日おめでとう!!」
 へっ? こ、これは。
「トロワ。ごめんなさいね。こうした方があなたらしいと思って…」
 リリーナこれは?
「私からの感謝の気持ちです。いつも楽しませてもらっているから」
 そんな。
「おめでとうトロワ」
「良かったなトロワ」
 皆からの祝いの言葉。なんだ・・・俺の・・・涙か。
「これ、プレゼントですわ」
 金塊だった。重っ! 金には困ってないんだけどな。まあ、ありがとう。
次々と皆からプレゼントが渡される。ゼクスからはドリフのカトちゃんセット。
ノインからは全身タイツ。ヒイロからは新作同人誌。微妙〜〜。
 お前ら、俺この件で首の骨を折りかけたんだぞ。もうちょっといい物をくれても良いだろうが!
五飛にいたっては「あのギャグがプレゼントだ」と言い出した。お礼に頭の形が変わるまで殴っておいた。
「なんだなんだぁ。皆ヘっボイなぁ。トロワ。俺のは凄いぜ」
 おっ。デュオ。でかいな。なんだ? アシモか? それとも先行者か? とにかく見てみよう。
期待に胸を膨らませ包装を破る。箱の中には。
「凄いだろう?」
 鎖に巻かれて悦に浸っているマリーメイアが。デュオ。俺の前髪の錆びになる覚悟は出来たか?

 こうして、俺の誕生日は少し血生臭く過ぎていった。
                              FIN
532通常の名無しさんの3倍:01/10/01 20:16
今日も吉野家で牛丼を食らう俺。吉野家フリークとしてはトップレベルだろうな。
食べながら目の前に張ってある中居のポスターに目を止め、中居なぞよりも
牛丼愛好家の俺をイメージキャラクターにすればイイのに・・・と思ったくらいだ。
俺がスーツを着こんで牛丼持ってるポスター・・・・カッコイイじゃないか。
「ぷっ」
・・・ゼクス、いつからそこにいた・・・。
「ププ・・・お前がイメージキャラクター・・・プププ・・・・」
必死に笑いをこらえているのがムカツク。なんだというんだ。
「お前の髪型じゃ、正面向けないくせに・・・プププププ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!?
「いつも微妙に左か右を向いていないと、顔が見えないくせに。中居くんのように
真正面を向いたポスターは作れんなぁ・・・」
・・・キーーーーーーーーッ、ねたましい!!この自慢のヘアーを愚弄するのは許さん!!
腹が立ったので、お新香とサラダが収納されている冷蔵ケースに、持っているだけの
ドラえもんシールを張って、最後の一枚を呆気にとられているゼクスの額に押し付けてきた。
533通常の名無しさんの3倍:01/10/01 20:32
金が心許無くなって来たので、久々にマリーメイア軍で働く事にした。
この涼しい季節に半ズボンは辛い。
司令所勤務になった時、ふと後ろを見るとマリーメイアを膝に乗せたデキムが満面に笑みを浮かべていた。
あのロリコン禿爺が。
怒りに身を震わせていると、指揮席からの二人の会話が聞こえてきた。
マリーメイア「おじい様 わたくし、ハイドラガンダムが欲しいですわ」
ハゲ「うむ… すぐに手配しよう」
悪逆非道のハゲも所詮は孫に弱いという事か。
そうだ。 俺も考えてみれば奴の息子だニセモノだけど。
早速ハゲの肩に手を回し、耳元に息を吹きかけながら囁いてみた。
俺「ねぇん、おじい様ぁン」

その後しばらくハゲ頭を血管でメロンみたくしたデキムに青竜刀振りまわされながら追いかけられた。
ハゲめ、差別はいけないな。
ムカついたので奴のクローゼットのズボンを全部少年兵用の半ズボンにすり替えておいた。
別の働き口を探さなくては…。
534通常の名無しさんの3倍:01/10/01 20:44
最近ヒイロはリリーナに随分可愛がられているようだ。このことを、ゼクスは知っているんだろうか?
シスコンのゼクスの事だ。怒り狂ってヒイロと隕石を食い止めながら無理心中を図ってしまうかもしれない。
「それって、なんか違わない?」
カトルか。なぁ、お前はどう思う?ヒイロとリリーナの関係をゼクスに教えるべきか否か。
「そうだね・・・リリーナさんの個人的問題だから、わざわざ教えなくてもいいと思うけど、見ている分には、
バラした方が面白いよね・・・どうしようか?ヒイロがリリーナさんの仕様済み用品をコレクションしている
ことをバラす?それともこの前スカートの中に隠れていた事を教える?あ、全部やっちゃおうか」
カトルはどこかに電話をすると、ヒイロのコレクションを盗むように命じた。

次の日、バイトが休みだったゼクスを喫茶店に呼び出して、ヒイロのコレクション(俺がヒイロに
提供した物達)を見せつけてから、ここ最近の二人について、俺とカトルで熱く語って見せた。
ゼクスは顔が青くなったと思ったら赤くなり、最後にはどす黒くなってワナワナ震えている。
最後にカトルは、テープレコーダーを取り出して、中のテープを再生させた。
「ヒイロぉ〜ん、愛してるわぁ〜ん。早く私を殺せばぁ〜?ピーマン食べれる〜?」
先ほどリリーナの声に良く似た、ノリ眉毛の幼稚園児(♂)に頼んで、録音させてもらったものだ。
「ぬぉぉぉぉぉっ!!ヒイロなんかに私の大事なリリーナはやらんぞぉぉぉぉぉぉっ!!」
爆発したようにゼクスは叫んで、店から出て行ってしまった。慌ててカトルも席を立つ。
「ほらトロワ!ゼクスを追うよ!!」

「リリーナぁ!!奴との戯言は止めろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
ちょうど一緒に歩いていたヒイロとリリーナを発見したゼクスは、ヒイロに殴りかかっていった。
ヒイロは寸前でよけて、そのまま二人は乱闘を始める。
俺とカトルが面白がって見物していると、おもむろにリリーナが歌い始めた。
「喧嘩をやめて〜 二人をとめて〜 わたしのために争わないで〜 もうこれ以上〜」
・・・素だ!素で歌っている!なんて天然なんだ、このお嬢さんは。
結局リリーナの歌声でゼクスとヒイロは争いを止めて、三人で仲良く去っていった。
くそ、なんてつまらないんだ。期待はずれだな、カトル。
「なぁに、修羅場はいくらでも作れるよ。次はゼクスの醜態をノインさんに晒すか、デュオの
痴態をヒルデさんにバラすか・・・ねぇ、どっちがいい?ふふふふ・・・・」
・・・・怖いな、カトルは・・・・。元の優しいカトルに戻ってくれ。
>526、ちびっと見づらい。
536通常の名無しさんの3倍:01/10/01 22:23
最近すっかり忘れていたが、ビオランテはまだ成長を続けている。
ヘビーアームズはなんとか回収してエレガントカスタムのままだが、ビオランテの成長は止まったようだ。
しかし近くの道路を通っている通行人を襲うのはやめてくれ。
あのアパートには俺の大事なルリちゃん目覚ましが置きっぱなしだ。
・・・行くぞ。

攻撃をかいくぐり格納庫にたどり着いた俺は、根の部分に除草剤をまいた。
しかも薄めてないので超強力だ。しかしもだえるビオランテの攻撃でアパートが半壊した。
そして俺は最終目標であるルリちゃん目覚ましの奪取に向かった。
目と鼻の先にあるドア。そこを開けて待っていたのは・・・
床に落ちて破壊されたルリちゃん目覚ましだった。


おれはノーモア宣言を撤回する。そのご、ビオランテは俺の手で完全に焼却された。
ちなみに、ルリちゃん目覚ましは電池が外れていただけだった。よかった・・・
537通常の名無しさんの3倍:01/10/01 23:52
どうも最近身の回りで物騒な事が起こり過ぎる。まるで一時期の嵐のような日常が
帰ってきたかのようだが、近頃まったり生活に染まりきっていたせいか、どうも
体の動きが鈍い。よって、これから俺は山ごもりをすることにした。
「次の公演は一週間後だから、それまでには帰って来てね」
・・・あのな、キャスリン。男が決意を固めて出立の時を迎えたというのにそれでは
あまりにも素気なさすぎやしないか?もっとこう、足元にすがりついて引き止めるくらいの・・・
?どうした、マリーメイア。
「お土産を何かお願いします。いい子で待ってますから」
・・・・・・・・・。

それから数時間後。俺は郊外の地元の人間ですら恐れて立ち寄らないという山脈の
中腹で体慣らしのランニングをしていた。大方予想はついていたが、足が重い。
しばらくは筋トレの毎日だな。この際鍛え直して、ザ・ガッツぐらいマッシヴになってみるかな。

二日目は朝から格闘訓練。相手がいないのでシャドーや巻きワラ突きを繰り返す。
・・・いやに静かだ。夜になるにつれて、いいようのない気持ちが押し寄せる。
・・・一人の夜には慣れていたつもりだったが。

三日目。・・・何だ?俺の、涙か・・・。そんなことを言っている場合じゃない。
本当に下山したくなってきた。まさかここまで俺の精神が軟弱になっているとは
我ながら驚きだが、本当にヤバイ。この押し寄せる感情に負けそうだ・・・いかんいかんいかん!!
・・・そうだ、それなら下山できなくすればいい。昔の空手家が俺と同じ状況に陥った時
片眉を剃り落として修行を続行したという。要は恥ずかしくて下山できないような格好になれば・・・
俺の恥ずかしい格好・・・俺はうつろな頭でハサミを手にしていた。

四日目。・・・ほんのちょっと頭に十円ハゲを作るつもりだったのに、手元が狂って全部
剃ってしまった。このままもの凄い勢いで仏門に入れそうだ。
・・・ううっ・・・寒い。もう秋だもんな・・・誰か、出てこいよ。カトルでもいいから・・・助けてよ・・・
538デュオの手記より:01/10/02 04:59
たまには変わったものを食おうと、山菜取りに出かけてみた。
しかし、麓の村で奇怪な噂を耳にする。
なんでも、ここの山には化け物が出るらしい。
そんな馬鹿なと笑い飛ばして入ってきたが…うわっ、なんじゃこりゃあああ!!
何か丸い物体が、うごうごと蠢いている。ん?何か言ってる?
「置いて毛ぇぇぇ……」
毛!?この俺の、おさげが狙いか!?化け物の分際で、生意気な!
エサを使っておびき寄せ、持参のカマでとどめを刺しておいた。
ふーやれやれ。これでこの山も平和になるだろう。
良いことをした後は、気持ちがいいぜ。
そうだ。ついでに供養もしといてやろう。
更についでに、決して転生しないように、御祓いもしてもらった。
こんなに晴れ晴れとした気持ちになったのは、生まれて初めてだぜ。
 今日、久し振りにCDショップに行くと、キャロル(カトルの芸名)のアルバムがウザイくらいに置いてあった。
改めてあやつの凄さを認識し、手に取る。男だというのに滅茶苦茶可愛く笑っているキャロルに、
無性に腹が立った。まあ良いだろう。俺には関係ない事だ。曲名の羅列を見る。ん?
「前髪が素適な人」
 妙にひっかかった。そのほかにも「三回転半の愛」「スッポンリアルファイト」
「私を助けに死亡遊戯」「一つになるためのバトルロワイヤル」「アパート半壊のアノ人」
何だこれは?
 買いたくも無かったが、真偽を確かめるべく購入する事となった。その際、キャロルストラップを貰った。
いらないので五飛のコックピットに吊るしておいた。

 全部聞き終えた瞬間。俺はCDラジカセごと窓の外へ放り投げた。パッケージも砂糖のように粉々にしてやった。
歌の終わりの詩がすべて「一つになった」で終わっている。寒気がする。あいつめぇ! 十人目になりたいらしいな。
俺のガンダムヘビーアームズエレガントカスタム(ノーモア撤回)で分子レヴェルまで分解してやる。
 しかし、俺一人では無理だな。マリーメイアを呼ぼう。マリーメイア。手伝ってくれるよね。
「けど、MSは乗ってはダメだと。お兄様が…」
 俺の操を守るためだ。仕方が無い。マリーメイアに鈍く光る鎖を見せる。
「行きます!」

 翌日。キャロルが三度の活動休止宣言をしたが。まあ俺には関係ないだろう。
540通常の名無しさんの3倍:01/10/02 20:22
俺があまりにも牛丼を食べ続けるせいか、ある日打ち合わせの最中に、
団長が俺のことを「額に肉の王子」と呼んで、サーカス団一同が大爆笑した。
その時俺は別段気にすることもなく流したのだが、その話があっという間に
他の人間に知れ渡ったのには参った。会うたびに「王子」とか「額に肉の人」とか
「屁のツッパリはいらない人」とか言われるんだからたまったものではない。
情報の伝達を推測するならば、キャスリン→ヒルデ→デュオ→各人という具合だろうか。
くそっ、キャスリンめ。いや、この場合デュオが悪いのか?ん、そのデュオに話した
ヒルデのせいか?・・・面倒だから、今度三人まとめてお仕置きしてやろう。
ダークな考えを巡らせながら、懲りずに吉野屋へ行ったら、五飛がいた。
五飛は俺を見るなりプッと吹き出しやがった。
「ひ、額に肉の・・・とにかくすごい自信の人・・・わははは・・・」
こ、この野郎。ナマズヒゲつけて、額に中って書かれたいのか?
虫の居所が悪かった俺は、有無を言わせずそのとおりにしてやった。
うん、素敵なラーメンマンの出来上がりだ。
そうだ、ついでにデュオを見つけ出して、額に米と書いてやるか・・・・。
541通常の名無しさんの3倍:01/10/02 20:24
サーカスの動物達にエサをやりに行くと、マリーメイアが一人でテントにいた。
一人で遊んでいたのか、マリーメイア。キャスリンはどうした?
「キャスリン姉さまは、レディお養母様たちのお茶会にお呼ばれされたと言って
おでかけしてしまいました」
レディ・アンとノインとサリィがたまにやっている、「大人の女のお茶会」のことか?
そうか、ついにキャスリンも呼ばれるようになったのか・・・・。
「大人の女」というフレーズを聞くと、優雅なティータイムを想像してしまうが、
実際は男の話と結婚の話と、仕事の愚痴と嫌いな奴の悪口を言いまくる、下世話な
茶飲み程度なんだろうなぁ・・・・。
どれ、面白い情報でも仕入れられるかもしれないから、ひとつ盗み聞きしに行こう。
マリーメイア、どこでやるか言っていたかい?
「サリィさんのマンションだと言っていました」
そうかい、じゃあちょっと俺の代わりに、動物達にエサをやっておいてくれないか?
「・・・お土産、期待していいですか?」
むう・・・。とらやのどらやきでいいか?
「・・・・・・」
なら、文明堂のカステラは?
「・・・・・・」
ええい、ゴディバのチョコレート「オータムコレクション」でどうだ?
「行ってらっしゃい、お兄ちゃん」
くっ、やはり女は生まれたときから女か。ちゃっかりしているな。
・・・トレーズ、一度お前とゆっくり話をしたいものだ・・・。
542通常の名無しさんの3倍:01/10/02 20:25
サリィのマンションにやってきた俺は、身軽に他人の部屋のベランダをつたい飛んで、
彼女の部屋までたどり着くと、身を潜めて盗聴の準備をした。
ふむ、以前見た岡めぐみの甲賀流忍術をパクってみたが、意外と上手くいったようだ。
伊達にスパロボに(「Wいらねー」と言われつつも)参戦しているわけではない。
さて、チラリと中の様子を覗いてみると、奴らは大きいサイコロを振りながら、
「何が出るかな、何が出るかな」と合唱している。今時「ごきげんよう」かよ!!(三村風)
サイコロの目は「情けない話」。ノインはしばし考えて、思いついたようにゼクスが
いかに夜の生活で情けないかを披露して、笑いを呼んだ。哀れなゼクス・・・・。
その話が引き金となって、どんどん話が下品な方向へ移っていく。
ああ、いやだいやだ、女同士の猥談なんて・・・。
そのうち「ガンダムパイロットの中で一番ブツが立派なのは」という話題になった。
おいおい、たいがいにせぇよと思ったが、彼女達の予想がどう出るかも気になる・・・。
サリィは「五飛はカワイイのよ・・・」と意味深なことを言って、周りを動揺させた。
デュオはデカそうという意見は満場一致。けっ、アメリカンだからって全員立派なわけじゃないんだぞ・・・。
逆にカトルは意見が真っ二つに別れた。「デカそう」「いやそんなことはない」としばしアツイ討論を
重ねていたが結論が出ずに、結局間を取って「そこそこ」ということになったらしい。なんじゃそら。
ヒイロについては、キャスリンが驚くべきことを言いやがった。
「平常時は小さいけど、膨張率は多分一番です!」
ひょっとして、自爆したヒイロを看病しているときに確認済みってやつですかい?恐ろしい女だよ、お前は。
「あと、トロワ。トロワは、あの行動と髪型の割にはフツーですね」
「あ、そうなんだ。拍子抜け」
「なんだ、つまらんな」
「フツーなのか。トロワのくせに」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ん、雨が降ってきたのか・・・?前が、見えない・・・・・。
いや・・・・俺の涙のせいか・・・・。帰ろう・・・マリーメイアが待っている・・・。

打ちひしがれて帰ったサーカスでは、お土産を忘れた俺にマリーメイアが痛烈な一言、
「お兄ちゃんて、サイテー」を浴びせてくれた。
・・・始めるか、俺の自爆ショー・・・・・。
543通常の名無しさんの3倍:01/10/02 23:03
デュオから手紙が来た。珍しいな、手紙だなんて・・・。早速読んでみた。

「ぃよう、トロワ。元気か?俺は今ヒルデとジャンク屋の仕事で香港まで来てるんだ。
思ったより仕入れや取引に時間がかかりそうだから、しばらくこっちにいることになりそうだぜ。
そんな事よりトロワよ、ちょいと聞いてくれよ。香港とあんま関係ないけどさ。
このあいだ、ヒイロの新刊(ロリ物)買ってやろうと思って、コミケ行ったんです。コミケ。
そしたら近くのスペースになんか人がめちゃくちゃいっぱいでヒイロのスペースまで辿り着けないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「ヒイロ×デュオ新刊出ました!」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、801如きで狭いスペースにわらわら群がってんじゃねーよ、ボケが。
801だよ、801。しかも俺が受けかよ、なんでだよ。
なんか親子連れとかもいるし。親子でコスプレか。おめでてーな。
よーしママ写真撮っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、俺の鼻かんだティッシュでもくれてやるから、その巨体をどけろと。
コミケってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
スペースの隣に座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと買えたかと思ったら、横から来た奴がヒイロに、新刊貰ってください、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、新刊プレゼントなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、新刊貰って、だ。
お前は本当に自分の本見て欲しいかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、お返しでヒイロの新刊(ロリ物)タダで欲しいだけちゃうんかと。
同人誌通の俺から言わせてもらえば今、同人誌通の間での最新流行はやっぱり、
ロリ同人誌、これだね。
ロリとペドは違うんだけど、俺の場合はツルペタロリ。これ。
で、それにネコ耳。これ最強。
しかしこれにハマると次からPTAにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、トロワは、さっさとマリーメイアを俺に預けてみなさいってこった。
そんじゃな。                               デュオ」

・・・・・・ふふふ。デュオめ、香港で何かおかしな物でも食べたんだろうなぁ・・・。
無理して改ざんして文章支離滅裂にしなくても、吉野家そのままの方が俺にピッタリなのに。
早く帰ってこないかなぁ、デュオ・・・。弾薬用意して待ってるぞぉ・・・。
544逆噴射トロワ:01/10/03 11:06
  我らのマリーメイア・クシュリナーダ御大将が皆の質問に答える! (17)

   1 :デキム :01/10/01 04:23
     集えェェェェェ、厨房たちィィィィィィィィ!
     諸君の質問に、マリーメイア御大将がお答えになるゥゥゥゥ!

   2 :おさげ :01/10/01 04:24
     トロワについて一言?

   3 :おさげ :01/10/01 04:25
     ヌいて ヌいて ヌきまくる!

   4 :おさげ :01/10/01 04:28
     ムチに興味ある?

   5 :おさげ :01/10/01 04:29
     デュオってどうよ?

   6 :ヘタレスネ夫 :01/10/01 04:30
     シスコンを直したいんですが?

   7 :マリーメイア :01/10/01 04:32
     >>2
      パンツの化身です。

     >>3
      私のようなツルペタロリが、皆様のお役に立てて幸せです。

     >>4
      乗馬用が好きです。
      是非とも、数え打ちして下さい。

     >>5
      私を導いて下さる立派な方です。

     >>6
      氏んでよし。って言うか、氏ね。


「デュオめ、コロス!!!!!!!」
545通常の名無しさんの3倍:01/10/03 13:19
俺はもうだめかもしれない・・・。
みんなに馬鹿にされコケにされ弄られて・・・。
せめて貞操まで汚されないうちに、さっさと長島監督のように引退してしまおうか。
ガンダムパイロットを辞めて、普通の男の子に戻りマース。
・・・いかん、これではアイドルの引退表明じゃないか。
体力の限界です。
・・・だいぶイイ感じだが、少し逃げが入ってるようで嫌だな。
トロワ・バートンは、永遠に不滅です。
・・・全然引退と逆のことを言っている。

あ、そういえば、ヒルデにデュオの犯罪物的証拠(手紙やログ)を送りつけるのを忘れてた。
せめてデュオが小遣い抜きにされて途方にくれる様を見てからではないと、退くに退けん。
よし、もう少しがんばってみよう。
546通常の名無しさんの3倍:01/10/03 14:39
最近不調なのは、久しくAVを見てないからだろう。
俺は気分転換にレンタルショップに行って、AVコーナーを物色した。
2、3本ほど、ニュータイプのようにピキーンと脳にくる商品があったので、
それを借りることにする。
と、背後に人の気配がしたので、振り返ってみると、そこにヒイロが立っていた。
ヒイロは俺の手にあるAV3本(人妻モノ×1、制服モノ×2)を見るなり、
駄目、全然わかってない!といわんばかりに首を横に振って、ため息まで吐いた。
そして有無を言わせずビデオを3本とも取り上げると、棚に戻してしまった。
何をするんだ、ヒイロ。俺が講義しようと身を乗り出したところ、やつは何本かの
別のビデオをチョイスしだして、それを俺の手に乗せた。
・・・全てロリモノだった。
ヒイロは呆気にとられる俺の肩にポンッと自らの左手を置き、右手は親指を立てた
ポーズをして見せた。その時の、ヒイロの笑顔といったらなかった。
歯磨き粉のCMに出られるくらい、さわやか白い歯が光っていた。
こんな素敵な笑顔のヒイロ、見たことがない。
俺は驚きのあまり、しばらくその場で硬直してしまったが、ヒイロはかまわず
その場から去っていった。

どうでもいいが、最近ロリが流行っているのか・・・・・?
547通常の名無しさんの3倍:01/10/03 14:45
その日の夜遅く、俺のパソコンに緊急通信が入った。珍しいな、平和になった今
緊急通信なんて。どれどれ、こちらトロワ。応答せよ。
「いよ〜う、トロワ」
・・・今すぐ香港の海に沈め。
「つれないこと言うなよ。やっと完成したぜ。あの爺さん達のガンダムを超えるガンダムが」
このご時世に、まったく技術屋という奴は。
「俺もガンダムシリーズは一通りチェックしてるからさ、香港に来てピンときたぜ。
こいつしかいないってな」
・・・まさか、それは・・・
「リアル画像で見えてるだろう?これが俺の開発した、サイコガンダムデスサイズヘル・カスタムだ。
従来のMSでは及びもつかない超規格外の巨大ボディにひと振りでバルジ一つは落とせるメガビームサイズ。
注目すべきはこの巨体でありながら変形なしで飛ぶ事も出来るんだぜ。ガンダムはやっぱ芸術品でないとな」
デュオ。一ついいか。お前のガンダムの特性は何だ。
「あん?そんなの決まってるじゃねえか。隠密行動を主とし、格闘戦やゲリラ活動に
優れる機体・・・あッ・・・!!」
・・・ようやく気づいたか。このガンダムではお前の持ち味を完全に殺してしまっているのだ。
何でもでかくすればいいというものではない。
「・・・そうか。だからヒルデの奴、こいつを作る時にあんなに渋ったのか。・・・死神失格だな」
ヒルデは優しい娘だからな。お前が張り切っている姿を見ると、どうしても強くは言えなかったんだろう。
「・・・・・・」
しばし沈黙。それから俺達は色々なことを話し合った。みんなのこと、これからのこと、夢のこと。
夜の帳は不思議なもので、普段は言えないようなことまで話せるようになる。そろそろ寝ようかと
デュオが言ってきた時には朝日が昇りかけていた。
「じゃあな。あ、そうそう。もし本格的にラーメン屋をやる気になったら教えてくれよ。力になるぜ」
すまない。それでは、通信を終了する。・・・体は徹夜で疲れているが、何故か清々しい。
デュオもあれでいい所がある。そう思いながら俺は充実感とともにベッドに倒れこんだ。

しばらくして実はデュオが国際電話をコレクトコールでかけていて俺に莫大な請求書が届き、
逆上した俺がサイコガンダムヘビーアームズ・カスタムで香港を舞台に「サンダとガイラ」
ばりの大決戦を繰り広げることになるのだが、それはまた別の話だ。
548通常の名無しさんの3倍:01/10/03 14:51
トレーズにまた呼び出しを食らった。
またヘビーアームズを改造されていたらどうしようと心配したが、
今日のトレーズはやけに深刻な顔をしていた。
どうしたというんだ?
「トロワ・バートン・・・・最近うちのマリーメイアが変だと思うんだが」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そういえば、マリーメイアはこいつの娘だったか。
ちなみに俺も義理の弟(ニセ)なんだけどな。
「昔は勉強をよくして、たまにMSのプラモを買ってあげると喜んでくれるような
手のかからない子供だったのに・・・・。君のところに出入りするようになってから、
おかしくなってしまったのだよ?」
ずっと放っておいたくせによく言う。
「なにかね?」
いやー・・・・いろいろ周りの環境に影響されたというかなんと言うか。
むしろ問題なのは、デュオが余計なことばかり教えるからだと思う。
「デュオ・マックスウェルか・・・・自分のことを疫病神というだけのことはあるな」
疫病神じゃなくて死神だろう。
「よし、しばらくマリーメイアはレディに頼んで、スイスの別荘にでも隔離してしまおう。
更正している間に、私は害虫駆除としゃれ込むか・・・・」
マリーメイアがそばにいなくなるのは寂しいが、これ以上怪しい趣味に目覚められても困る。
俺も協力しよう、義兄さん(ニセ)。何かあったら遠慮なく言ってくれ。
「ありがとう、トロワ」

次の日、レディ・アンが迎えにきて、マリーメイアは渋々スイスへと旅立った。
その一方、デュオがバラのエッセンスが入ったバスタブで溺死。なぜかケツの穴には
バラが一輪刺さってあったという事件もあったが、気にしないでおこう。
549通常の名無しさんの3倍:01/10/03 14:58
さらに次の日。何事もなかったように香港のデュオからメールがきていたが、
もう俺たちの身体能力にとやかく言うものはいないと思うから、割愛する。
550デュオ:01/10/03 19:10
俺、何人目なんだろう…(遠い目)
 この頃、何か空虚な気分になる時がある。原因はわかっている。マリーメイアだ。いつもお兄様と付きまとっていたあの子が、
いまや遠い空の下だ。キャスリンも流石に気を使っているようだ。何かと面倒をみてくれる。ライオン君もマリーメイアに変形してくれたりする。
お礼に液体窒素を吹きかけてあげた。
「電話すれば良いのに」
 街でたまたま会ったノインがそう言った。そうしたいのはやまやまだが、トーレズが妙に俺を警戒して教えてくれないのだ。電話番号を…
「まあ、それも判るが・・・」
 ちっ!  役立たずの阿婆擦れめ。もうちょっと考えろってんだ。
「聞こえてるぞ! このスネ夫!」
 ノインにボコボコにされた後、ヒイロが俺を踏んづけて通り過ぎようとした。そうだ!
ヒイロの足を掴み四の字固めをかける。
「なんのつもりだ? トロワ」
 あくまでもクールか。あのビデオ屋で見せた笑顔はなんだったのだ?
「死ぬほど痛いぞ」
 あ。一応痛いんだ。それより、チミチミ。任務があるのだよ。リリーナの使用済みヘアブラシを渡す。
「それで?」
 道の真ん中で無表情に四の字固めをしている二人は、とても滑稽に移っている事だろうが、別に構わない。
マリーメイアの電話番号の為ならな。それに俺はピエロだし。
「任務了解」

「これだ・・・」
 ヒイロはメモを俺に渡してきた。見ると数字が書いてある。なになに、ほうほう。さすがヒイロだ。
仕事が速いな。
「おれはこれで」
 手間をかけたな。早速電話だ。
 とぅるるるるるる。とぅるるるるるる。
 けっこうドキドキするな。さあ早く出るんだマリーメイア。お兄ちゃんと話をしよう。
 ガチャ。
 マリーメイア? おれだ。お兄ちゃんだよ!
「もしもし? ドッピオです」
 ヒイロオオオオオオオオオオオオォォォォ! カトルと二人でまた嵌めやがったなぁ!!

 翌日、血の化身と化したヒイロが見つかった。カトルは犬神家よろしく池に刺さって見つかった。
俺の前髪がほんのり赤みを帯びていたが。まあ、関係ないだろう。
552逆噴射トロワ:01/10/03 20:49
>551
液体窒素……ワラタ
「馬鹿ばっか」
 ルリちゅあん目覚ましで今日も目を覚ます。マリーメイアお前も・・・そうか、マリーメイアはスイスだったな。
いつの間にか俺はシスコンになっていたらしい。はは、はははは。何だ・・・俺の・・・涙か・・・。
 俺の携帯が鳴っている。「主人は冷たい土の中」トレーズか。
「もしもし! トロワか!?」
 なんだ。お前らしくもない。
「マリーメイアが…マリーメイアがさらわれた!」
 なんですとぉ! トレーズそれは本当か!
「すまない。スイス銀行に口座を作りに言ったところ、銀行強盗にあってそのまま・・・・」
 そんな・・・俺は電話を落とした。あの可愛いマリーメイアの事だ。強盗どもにあんな事やこんな事…
考えただけで恐ろしい!! 再び電話を拾う。トレーズ犯人の居場所は!
「それは判っている。やつら。私に脅しをかけてきたからな。場所は・・・」
 俺は場所を聞き出すと、戦闘用の服に身を包んだ。へヴィーアームズでは目立ちすぎる。
一斉発射したらマリーメイアごと吹き飛ぶしな。
「君だけが頼りなんだ」
 まかせろ。今日の俺はシリアスで行く。
 ここか。強盗どもは古い城にねぐらを得ていた。ここを貴様らの墓場にしてやる。
見張りに近づき…締める。容赦など無い。マリーメイアのために俺は悪になる。これは五飛の台詞か。
 壁を登り、進入に成功。殺してやるぞブタども。
「お前誰だ?」
 あっ。見っかっちゃった。氏ねぇ! 渾身の回し蹴り。
「ふごぉ」
 敵は壁を突き破りふっ飛んだ。結果的にそれが新たな敵を呼ぶこととなった。そりゃあそうだ。
壁を突き破る音なんザ敵を呼ぶ恰好の的だ。
「なんだ!」
「敵襲だ!」
「殺せぇ」
 ひえええ。銃持ってるよ。いてっ! 撃つなって。痛いって。防弾着てても痛いんだって。痛い。
痛いです。痛いっていてるだろうがああ! コンのボケナスどもがぁ!!
 肘打ち! 正拳! 裏拳! オリャア!
「ぐぎゃわあああ!」←敵
 マリーメイアは何処なんだ!
「いたぞ!」
 くそ! メタルギアやってる暇は無い! 真正面からいっくぜぇ! これはDI…デュオの台詞か。
 はい! そりゃ! とう! くらえ!
 俺は次から次へと出てくる敵を、倒しつつ(時には逃げつつ)倒していった。これもひとえにマリーメイアに対する愛ゆえにだろう。
しかし・・・
「またんかこらぁ!」
「やったんどぉ!」
 流石にこの人数は疲れるな。とう! おりゃ! ん? あの部屋に逃げ込もう。敵が来る前に、俺は部屋へと潜り込んだ。
ここなら安心だろう。
「来たな」
 む! 反射的にナイフを投げる。声の主はそれを難なく受け止めた。その声・・・ヒイロか。
「そうだ」
 ナイフを俺に投げ返す。ナイフは俺の首を掠めて行った。
「任務を妨害する物は排除する」
 ヒイロの目は本気だった。
 そうか、ならばこちらも容赦しない。いくぞ。って、お前…その手に持っているものは…
奴はバトルロワイヤルの時に持っていたツインバスターライフルを取り出した。
「目標確認。これより排除する」
 いくらなんでも、いきなりは撃たないよな。僕たち友達だろ? なっ? 何でこっちに銃口を向け・・・
 ギュオオオオオオンン!!!
 どわ! ヒイロ! あんなの当たったら死んでしまうぞ! くそ! そっちがその気なら。
「戦闘を続行する」
 一気に懐へ飛び込む。その際に二発目が俺の発射された。サーカスで鍛えたこの身体。避けてみせる。バスターライフルを飛び越える。
当たらなければどうと言うことは無い!
「く!」
 ホアタァ! 跳び蹴り。怯んだ所にドラえもんシールの嵐。ヒイロ、こういうシリーズで出番が少なかった事を、根に持ってやがったな!
そのためにマリーメイアを攫うとは…片腹痛いわ! ドラえもんパーンチ!!
「グハア」
 ヒイロは壁を突き破り、城の外へと飛んで行った。ヒイロ、お前はネクラに同人誌でも書いてろ。
それがお似合いだ。
 ヒイロが飛んでいく際に何かを落としていった。これは・・・地図じゃないか。なるほど、ふむふむ。
ここにマリーメイアはいるのか。なら、無駄に時間を費やす必要は無いな。レッツゴーだ。
 途中に出てくる雑魚を適当にあしらって、マリーメイアの部屋へと向かう。マリ―メイアは司令室にいるらしく、
この通信室を抜ければ…殺気!
 あぼーーーーーん
 誰だ!
「侵入者発見。防衛システム作動」
 こいつは・・・メカトロワ! 最近見ないと思っていたら、こんな所にいたのか。ここで会ったが百年目だ。
もうキャスリンが夢中にならないように、ぶっ壊してやる。
 メカトロワの指の先からグフよろしくマシンガンが発射される。どわ! なんちゅう威力だ!
だが! あたらなければ(以下略)
「侵入者接近」
 遅い! ほあた!
 がしーん
 くそ、さすが金属。攻撃したこちらが痛い。だが! 攻撃を止めるわけには。メカトロワの前髪が回転しだした。
「前髪ドリー――ル」
 なに! オリジナルの俺でも出来ない攻撃を! あぶね! ドリルを避ける。外れたドリルは金属の床にめり込んだ。
なんという威力だ。
「避ケルトハ」
 前髪ドリルを必死で抜こうとする。メカトロワ。しかし抜けない。しまいにはドリルに吊られて自分が回り出した。
「メ・・・メカトロワ大回転ーーー!」
 明らかに計算ミスだろ。俺は大回転するメカトロワをほっといて、司令室へと足を勧めた。
 ここに、マリーメイアがいる。入った瞬間にマリーメイアを攫った阿保をボコボコにしてやる!
出で来いクラァ! ドアを蹴破る。誰もいない?
「お兄様」
 その声はマリーメイア!? お兄ちゃんだよぉ(ハート)
 ゴリ
 銃口? マリーメイア? 何故俺に銃口を向けている。オイタは後だ。今は逃げ出す・・・何故激鉄を引く?
「お兄様。この組織のボスは私です。私は聖戦のための資金を集めているのです」
 何を言っている? マリーメイア…聖戦だって? どういうことだ。
「お兄様に関係はありませんわ」
 おい・・・兄に向かって・・・
「まったく、こんな所まで来て。うざったくて仕方がありません」
 がーーーーーーーん。なんだ。何言ってるんだ? マリーメイア? 嘘だろ。嘘だといってくれ。
お前のために俺は・・・
「それがウザイ」
 ふごおお。完敗だあ。いくらなんでもマリーメイアに勝てないよね。マリーメイアは舌打ちしながら、携帯を取り出した。
「もしもし? 御曹司ですか? 兄は捕まえました。掘るなり何なり好きにしてください」
 御曹司? 聖戦。掘る。まさか・・・否! そうに違いない!
「お兄様!?」
 マリーメイア! お前はまた影響されてぇ!! 俺は心を鬼にしてマリーメイアの頬を打った。
乾いた音が響き渡る。
「お兄様・・・私は何を?」
 目が覚めたか、マリーメイア。携帯を手からとる。
「もしもし? どうしたんだマリーメイア?」
 カトルか? 十一人目になる覚悟は出来ているよな?

 一週間後。マリーメイアが帰ってきた。キャスリンがまた休止するのを悲しがっていたが・・・
まあ俺には関係ないだろう。
559通常の名無しさんの3倍:01/10/04 12:49
トロワ壊れすぎ!
560通常の名無しさんの3倍:01/10/04 13:02
>>558
爆笑!トロワマンセー!!
561558:01/10/04 17:01
ああ! キャロルがキャスリンになってる。
欝だ逝って来ます。
562メタルギア・トロワ:01/10/04 20:35
残念だが俺はまだ壊れていない。
どうしても壊したければスクラップトロワと呼べ。
今日は久々に任務が来た。なんでもテロリストが島を占拠したらしい。
久々に腕が鳴る。行くぞ。

一つ、情報を確認し忘れていた。任務実行先は極寒の孤島と言うことを。
「安心しろ、トロワ」
何だ、ヒイロか。お前もこの任務に廻されてきたのか?「違う」
じゃあなんだ・・・?
「とりあえず侵入できる所を教えてやろうと思ってな」
それはありがたい・・・
「水中なら監視は無い。そういうことだ」
なるほどな。特注ウエットスーツに身を包んで、俺は海中に身を消した。
非常に重要なことを忘れていた。
極寒の孤島と言うことを・・・
岸に上がった、いや搬送ドックに上がったときは俺の身体はカチコチだった・・・
寒い、特性カイロで暖まろう・・・

暖をとった後、俺は偶然降りていたエレベーターで上に上がった。
情報に寄ればヘリポートと言うことだ。ウエットスーツを脱いで、俺の自慢の前髪が飛び出した。

ここがヘリポートか、行くぞ。ん?ヘリのライトか・・・まあ関係ないだろう。
(タッタッタッタッタッ・・・ピカッ!!!)
「侵入者だ!!!」
くっ!俺としたことが。敵兵が群がってきた。
こういうときは格好良くかわしながら敵を撃つというのが・・・
・・・銃を忘れたようだ。
(ダダダダダダッ!!!ダダダダダダダッ!!!)
ちっ!少しは手加減しろ!ナイフは持っていたようだ。
空中三回転半ひねりで敵の背後を取って、人質を取った。
貴様ら!撃てる物なら撃って見ろ!!!・・・決まったな。
(ダダダダダダダッ!!!ダダダダダッダダ!!!)
うおっ!貴様ら、人間じゃねぇ!
たまらず俺はトラックの下に逃げ込んだが、手榴弾を投げ込まれて追い出されてしまった。
今は換気口に潜んでいる。しばらくは待たなくてはなるまい。
排気口に潜んで3時間、兵士達の会話を偶然聞いてしまった。
「おい、知ってるか?ハゲた野郎が青龍刀振り回して殺戮してるんだってよ。」
「ああ、知ってる。もう30人も殺られたらしい・・・」
「おっそろしいなぁ。」
「貴様ら!誰がハゲだ!」
「うっ、うわぁーーーーー!!!」(ドシュッ!ズバッ!)

あくまで会話だけだが、五飛も潜入・・・というのかわからないが居たようだ。
下手に見つかれば俺もコロされる。早いトコ任務をすまそう・・・

換気口から抜け出た俺は、速攻で監視カメラに捕まった。
群がる敵兵、そして武器はナイフと前髪だけの俺。ピンチ・・・
しかし、そんなとき救世主が現れた。
「うわぁーーー!!!ハゲだ!西ブロックに出現した!」
「なにぃ!こんなヤツに構ってられないぞ!!!」
というわけで俺は難を逃れた。どさくさに紛れて銃もゲット!
さて、さっさと首謀者を捕まえるか。

エレベーターで下りた先には爆弾があった。俺の最も得意とする分野だ。
それを使って壁に穴を開けた。まるでメタルギアそっくりだ。
そして、通路の先には案の定カトルがいた。
「やあトロワ。久々だね。」
何で貴様が居るんだ?
「そりゃ・・・」
貞操を奪うつもりだな。
「ごめいとう。さすがはトロワだ。産ませろぉぉぉぉお!!!」
いつも通りの言葉を履いてやって来たヤツを俺は即かわして眉間に銃を撃ち込んだ。
しかし・・・弾がなかった。
「うわはははははは!!!」
くっ!俺ピンチ!とその時救世主が!
「俺が正義だ!!!」
突如現れた奴は、カトルの右腕を切り落とし去っていった。
「くっ!トロワ、覚えていろよ!!!」
カトルは捨てぜりふを吐いて消えていった。まあ、問題ないだろう。
どれ、弾薬を補給して部屋の探索だな。
部屋を暇つぶしに探索(ドアは全て破壊)していると医務室に紛れ込んだ。
しかも拷問器具らしい物が置いてある。一歩間違えば俺もこれに掛けられていたかもしれん。
どれ、この辺りは探索し尽くしたようだ。行くか・・・

戦車格納庫を抜けた先は雪原だった。あまりの寒さに俺は縮こまってしまった・・・
その時、前方から砲撃が来た。とっさに岩陰に隠れる俺。
「いよーう、トロワ。」
デュオか!!!
「こんな所で会うなんて奇遇だな。」
くっ。戦うしかないか。
そうと決まれば俺は空中三回転半ひねりで戦車のコクピットに飛び込み、デュオをドラえもんシールだらけにした。
あっけない、時を止めるぐらいはやってくれ。DI・・・おっと。
デュオから奪ったカードキーで続くドアを開けた。

先には核兵器が何故か保存されていた。鬱だ・・・
こういうときは先程手に入れた段ボールで進むのが一番だ。
(カサッ、ガサガサガサ・・・)
「ん?」
しまった、気付かれたか!?
「・・・段ボールか・・・」
良かった、気付かれては居ないようだ。さあ、エレベーターまでダッシュ!
「敵だぁ!!!」
ちいっ!見つかったか!とっさにエレベーターに飛び込み群がる敵兵を投げ飛ばしていく俺。
そしてドアを閉めた時ちょうど毒ガスが噴射されたところだった。
ふっ、危なかったな・・・
地下二階に降り立った俺は無線機を手にした。
なぜかコールがかかったからだ。
はいトロワです。
「気を付けろ!そこの床には電流が流れている!」
誰だ?
「ふっ、お前のファンだ。」
名を名乗れ。
「どうしても名前で呼びたければチョン・ウーファイとでも呼べ。」
・・・・・・了解、五飛。
「お、俺はチョン・ウーファイだ!」
・・・切るぞ。
・・・五飛、何考えて居るんだ・・・?
そして俺は厳重にロックされた扉を破壊し、侵入した。
さらに一歩踏み出した瞬間、俺は痺れた。そうだ、電撃的な恋をしたかのように。
頭に来た俺は天井をつたって別の部屋にたどり着いた。
そこに待っていたのは敵兵の無惨な死体であった。立ちこめる異臭、血の臭い・・・
これが戦場・・・改めて実感した・・・
少し進むとドアがあり、入った。
そこで待っていたのは、眩しく光る禿頭だった。
>>562
スクラップ「三」太夫?
「来たか・・・」
五飛、貴様こんな所で何してる。
「俺は一度貴様と戦ってみたかった」
・・・・・帰るぞ。
「俺が正義だ!!!」
うおっ!斬りつけるな!
五飛が振り回す青龍刀を華麗にかわし、その輝く禿頭に俺は華麗にドラえもんシールを貼り付けた。
ドラえもんシールに発狂する五飛。
「もっとだ!もっとシールを!」
そうか、望むのならば容赦しない。
食らえ!ドラえもんシール全弾発射だ!(ペタペタペタペタ!!!)
「ぐはぁ!そうだ、このシール!俺のはげを癒すことの出来る・・・」
ふざけたことをぬかす五飛をドラえもんシールだらけにして俺は去った。
この部屋には特に何もあるまい。
570558:01/10/05 21:03
 元々俺もテロリストだが、それは聞こえない事になっている。っていうか、聞く気もないし。
そう言えば、テロリストの目的はなんなのだろう? 島を占拠するだけならトマホーク一発打ち込めば良い事だ。
 何だ? この階は音楽が流れている。何の曲だ? 変なおーじさん。だから、変なおーじさん。
なんだこれは? まあ、いい。司令室はこの階の廊下を抜けないとつかないからな。
 北棟と南棟を繋ぐ部屋へと入る。ここでは、「えんやーこらさっと」が流れている。
「来たな・・・トロワ」
 声の主にナイフを投げる。しかし、そのナイフは空中で止まり、ぐしゃりと捻じ曲がった。
「無駄だよ」
 ゼクス! 貴様いつの間にそんな力を…
「これは磁場を人工的に発する装置さ。そして、敵の電気パルスを介して思考も読む事が出来る」
 ZEROシステムの応用か。少し厄介だな。だが、ドラえもんシールさえあれば・・・ない! ドラえもんシールが無い!
五飛に全部貼ってしまったのか。
「行くぞ! トロワ! 磁力最大!」
 いきなり全力か…早かったな俺の死も。

 グシャっ!

 ゼクスは飛んできた部屋の貴金属類に潰されていた。その中に何故かタライが多かった。阿保だなこいつは。
タライをどけてゼクスの顔を見る。何故か幸せそうだった。むかついたので額に肉と書いてあげた。
優しいな俺って。いよいよ、次は南棟だ!
 
ドラえもんシールが無くなってしまったので凄く鬱だ。
仕方ないので段ボールをかぶって移動する。

・・・なかなか良いな。やみつきになりそうだ。
しかし途中の洞窟では犬に追いかけまくられた。鬱だ・・・
そうこうしている内に連絡通路についた。どれ、行くか・・・(ポチッ)

ん?・・・何だ、地雷か。

俺の意識はそこで途切れた。目が覚めたときは前に見た拷問台の上にいた。
しかも目の前にはカトルが・・・
「やあ、トロワ。」
クッ!貞操を奪うつもりなら、この前髪の餌食になることを忘れるな!!!
「ふふふ、そう言うと思ったよ。そう言うことで、秘密兵器を用意した。」
俺の目の前に出された拷問器具は、全自動くすぐり機だった・・・
あれから、何時間たっただろうか・・・
カトルの不気味な笑い声と共に繰り出されるくすぐり機の攻撃に、俺は死にかけた。
今、俺は監禁室の中だ。見張りにはゼクスが付いている。
・・・しかし腹が痛そうに見える・・・
「ふっ、トロワ。何のつもりだ?私は隙など見せん・・・うっ!」
・・・やはりな。
「ううっ!おおっ!!は・・・腹が痛い・・・ううん・・・・」
どうしたゼクス、遠慮などするな。
安心してトイレに行け。リリーナにはこんな事はばらさん。
「す、スマントロワ!!!おおーーーう!!!」
ゼクスは穴を押さえながらトイレに駆け込んだ。
どれ、五飛に助けて貰うか・・・五飛のつるっぱげーーーーーー!!!
「誰がつるっぱげだぁぁぁぁ!!!」
五飛、貴様がリアップを使っていることをバラされたくなければここを開けろ。
「何っ!貴様、何故そのことを!」
ふっ、迂闊な動きは死に繋がるぞ。
早く開けろ。
「クッ!トロワ、この次はこうはいかんぞ!!!」
言うだけ言ってヤツは消えていった。とりあえずドアも開いた・・・
ゼクスの居るトイレにはモーションセンサー爆弾でも仕掛けておこう。
ドアを開けた瞬間大爆発だ。さっさと首謀者を捕まえるか・・・
これオモロイage
おなか急降下のゼクスを捨て置き、俺は通信塔に向かった。
脇のあたりにまだ違和感があるがまぁいい。
これが尻の穴だったらと思うと寒気が走る。
俺が通信塔の屋上へと登った、その時だ。

轟音と共に何かが俺の視界に立ちふさがった。
これは・・・トーラスか?
「トロワ!ここがキサマの墓場だ!」
・・・ノイン?
「ちっ、違う!私はノインなどという名前ではない!」
何をぬかす。このご時世トーラスなどに乗っているのはお前くらいだろーが。
「だ、黙れ!リ○ッドと呼べ!」
やれやれ・・・お前のような奴がいるから2ちゃんが危なくなったんだ。
早く帰ってゼクスにリンゴでもすりおろしてやれ。
「黙れ!ゼクスの仇だ!」

いうなりトーラスは急速旋回し、ビームカノンが俺を狙い打った。
くっ、奴め本気だな。
とにかくここから脱出しなくては・・・ロープでもあればいいのだが。
その時、ふと俺の視界に飛びこむものがあった。

鎖。

見まごう事ない鎖。

嫌な思い出が脳裏によぎりつつも、
俺はその鎖を握り、屋上のフェンスへと走って行った・・・
鎖を使い、通信塔の壁を駆け下りる俺。
ストッパーをかけ忘れたらしく、ほとんど急降下だ。
しかしノイン。怒りにまかせて通信塔は破壊するな。俺が死ぬ。
「ははははははははっーーーーーーーーー!!!」
クッ、基地外め!
急降下する俺の身体は止まらず、危険と感じた。
俺は空中三回転半ひねりで脱出した。トーラスは俺の落下スピードに合わせていたので止まれない。
減速しきれず地面に激突するトーラス。ノイン、貴様にリ●ッドはムリだ。
なんたって最後に上半身裸にならなくてはいけないからな・・・
黒い噴煙が立ち上る通信塔を後にし、俺は次の通信塔に向かった。
もう一つの通信塔に向かったとき、強力なビームが俺を襲った。
このビーム、バスターライフルか。
「トロワ、お前を殺す。」
俺の目の前にはWガンダムのMAモードが居た。
フッ、貴様が首謀者と言うことか。
「残念だがそれは違うぞ。」
隠しても無駄だが・・・まあいい。
この俺を殺そうと思うならこの前髪をかわしてからにしろ。
「その必要はない。」(ドウッ!)
うおっ!少しは手加減しろっ!
たまらず俺は通信塔に逃げ込んだ。そこで見つけたのは案の定スティンガーミサイル。
俺のようなテロリストにはピッタリだ。
ヒイロ、屋上で決着を付けるぞ。
577通常の名無しさんの3倍:01/10/06 15:33
>>576
書く気あんのか?他の職人さんが待ってんだろうがゴルァ!
屋上に上がった俺を待っていたのは、やはりヒイロだった。
「決着を付けよう、トロワ。」
それはゼクスの台詞だろう。
Wの性能は知り尽くしている。わざわざそんな兵器で出てこようとは、ヒイロらしくないな。
迷わず俺はコクピットにスティンガーをぶち込んだ。コントロールを失って堕ちていくW。
早かったな、ヒイロ。
「クッ!まだ堕ちるな!・・・・ト・・・トロワァァーーーー!!!」
爆発音と共にそんな音声が通信機から聞こえてきたがまあ問題は無かろう。
しかし、爆発の衝撃で通信塔が崩れ始めた・・・
しかも下を見るとそこにはWの形に空いた穴が・・・
クッ・・・ヒイロ!謀ったな!!!ヒイロ!!!
崩れ落ちる通信塔。最後までテロリスト精神を貫いたヒイロは立派だが、俺はこんな所で死ぬ気はない。
意を決して屋上から空中三回転半ひねりで飛び降りる俺。下は雪。
着地した瞬間、背後の通信塔は瓦礫の山となった。
しかし、自爆したはずのヒイロを雪原で見つけてしまった。
とりあえず雪に埋めて置いたがまた復活するかもしれん・・・不安だ。
先へ進んだ俺を待っていたのは、言わずと知れた溶鉱炉だった。
一瞬飛び込みたい誘惑に駆られたが、そんなことをすれば命はない。
とりあえず先へ進もうと思ったが、エレベーターが来ていない。
と言うことは、危ない橋を渡るしか無さそうだな・・・
通路のはしにある細い足場。それを渡る俺。
天井さえなければ一気に飛び越えるのだが、今それをやれば確実に落ちる。
と、目の前をクレーンがかすっていった。危ない、これに触れても俺は死ぬだろう・・・
危ない橋を渡って俺は先に進む。橋と端をかけていたのは秘密だ。
大きなドアをくぐった先には巨大リフトがあった。手持ちの火器はマシンガンと各種爆弾。
そして段ボール・・・こんなので俺は大丈夫なのか・・・?
リフトを降りた先に待っていたのは、巨大冷蔵庫・・・ではない。
多分倉庫だろうが、そこにいたのはDI・・・否、デュオだ・・・
「いよ〜う、トロワ。」
何だデュオ。俺は先に進みたいのだが・・・
「そう言うわけには行かないんだな、これが。」
フッ、やると言うのか?
「そうと決まれば話は早い。本気で行くぞ。」
・・・口調が変わった。ヤツめ、本気か。
と、そう思った直後目の前には何故かロードローラーが・・・
「ロードローラーだっ!」
ちいっ!時を止めたな、デュオっ!
時を止められてはまずい。やらせんぞ、デュオ。
「フッ、時よ止まれ、ザ・●ールド!!!」
何っ!?しまった!目の前にはデュオが!
ドラえもんシールの手持ちはない。
「死ねっ!」
デュオはナイフで俺を攻撃してきた。間一髪、かわす俺。
しかし、あることに気付いた。前髪が切られている・・・
「と・・トロワ・・お前・・・」
・・・見たのか?
「あ・・ああ・・・」


それからどうなったかはしらない。ただ、目の前に血だらけのデュオが横たわっていたことだけは確かだ。
さあ、先へ進もう。
先へ進んだ俺を待っていたのは、大量のガンカメラだった。
降り注ぐ銃撃を回避しつつ、ついに俺は最深部に到達した。
そこで見たのは、おそらく最新モデルと思われるMSだった。
「トロワ、とうとうここまで来たか。」
・・・生きていたか、ヒイロ。
「フッ、そうそう死にはしない。」
これは何だ?
「・・・次期主力のMSだ。新型のレールガン搭載機でな・・・」
お前、そんなに秘密を漏らして良いのか?
「・・・安心しろ。トロワ。お前を殺す・・・」
フッ、そう簡単にはいかんぞ!
ヒイロが放った銃撃を回避して逃げる俺。ヒイロは、その新型に乗り込んだ。
「目標確認、破壊する。」
チッ、やるしかないか。
新型MSと共に、俺は発進カタパルトへと降りていった。
ヒイロ、やはりやるしかないか。
貴様の同人誌も、これから見ることは出来なくなるんだな。
俺が生き残ったら、ぷにぷにぱんちゅのPNは引き継いでやる。
「甘い。あの絵は俺にしかかけん。貴様はAVでも見ているが良い。このメタルギアで、お前を殺す。」
・・・やるか。狙うのは、メインカメラだな・・・
予想以上にヤツの動きは素早かった。しかし人とMS。
大きさの違いという物がある。
俺は壁蹴りを繰り返してヤツのメインカメラまでたどり着いた。
そしてそこにC4を仕掛ける。そして、振り払おうとするMSの手をかわし、飛び降りた。
・・・迂闊な動きは死に繋がる。
「クッ!」
爆発音と共に砕け散るヤツのメインカメラ。しかしヤツはコクピットを開いて襲いかかってきた。
「トロワ、お前を殺す!」
聞き飽きた!
しかし、ヤツの攻撃は的確だ。一歩間違えばやられる。
そして、ヤツの攻撃が俺を捉えたその瞬間。眩しく光るものが攻撃を止めた。
五飛、来たのか。
「俺が正義だ。ヒイロ、俺は一度貴様と戦ってみたいと思っていた。」
「望むところだ。」
激しく斬り合う五飛とヒイロ。生身でMSと戦うなど、無茶だぞ五飛・・・
しかし予想に反して五飛は以外と奮闘した。なんとヤツの両腕を切り落としたのだ。
だが、ヤツはついに追いつめられた。だから無茶だと言ったのに・・・
追いつめられた五飛にヒイロは銃を向ける。
「これでオシマイだな、五飛。」
「トロワぁ!俺ごと撃て!」
五飛・・・
「俺はお前に何もしてやれなかったからな。せめてもの礼だ。」
そうか、すまんな。
迷わず俺はトリガーを引き絞った。飛び出すミサイル。
直撃を受けてコクピットは崩壊。ヒイロは投げ出された。
そして、俺はとどめを刺すべく、偶然残っていたドラえもんシールをスタンバイした。
「クッ!」
食らえヒイロ。今だ試作の域を出ないがとりあえず実験だ。
必殺!空中三回転半ひねりクロスドラえもんシールチョップ!(ビシッ!!!)
「グハッ!」
ヒイロの両頬に張られたドラえもんシール。崩れ落ちるヒイロ。
終わったか・・・


「・・・ええ。大丈夫です。誰にも知られていません。
データは既に送っています。・・・はい、はい、ありがとうございます。
ああ、ネズミが一匹残っていますが、ヤツも同類ですから・・・
はい、はい、ありがとうございます・・・『ビンラディン』様・・・」

      〜〜〜〜糸冬〜〜〜〜
584逆襲のメカトロワ1:01/10/06 19:43
 無人島での激務を終え、俺は早速マリーメイアとラーメンの食材を買いに行った。さて、今日は何ラーメンに、
挑戦するかな。ところで、マリーメイアは何処だ? ライオン君。知らないかい?
何? 俺と一緒に歩いていただと? ライオン君つまらん冗談はよせ。また液体窒素だぞ。
 まったく。この頃の液体型ロボットは。おっ。キャスリン。マリーメイアを見なかったか? ん? 何を驚いているんだ?
「あなた。マリーメイアと一緒じゃなかったの?」
 キャスリンまで何を言ってるんだ。俺はここにいる。
「でも・・・確かに・・・・」
 なんだよ。また俺を騙そうって言うのか? また俺を引き込ませようって言うのかよ。また、俺をせせら笑おうというのか?
「何言ってるのよ!?」
 わかった。なってやるよ。お望みどおり、立派なヒッキーになってやるぅ!! オロローンオロローン。
泣きながら自宅に向かう途中。俺と仲良く歩くマリーメイアを見つけた。ん? 俺と?
「今日のお兄様は、なんだか無機質ですね」
「ソンナコトナイ。ソンナコトナイ」
 メカだああぁぁぁ。メカだよあれ! メカトロワだ! あの野郎。ノコノコとまた現れやがって。
ぶっ壊してやる。
 待てい! 三回転半で、二人の前に降り立つ。
「お兄様が二人?!」
「俺ガ本物ダ。アイツ偽者」
 バカめ。そんな合成丸出しの声にマリーメイアが騙される物か。
「うん。信じてるお兄様」
 騙されてるよ! 全く。影響され易いな! スイスで直すべき所はそこだろうに。
なら、ハッキリさせてやる。三回転半ドロップキーーーク!
 グワシャーーーん
 メカトロワを覆っていた布が破け、機械の顔が露わになる。どうだ。
「お兄様は、サイボーグだったのですか!」
 もう寝てなさい。話がこじれる。ホアタ。当身を食らわせる。そのまま気絶した。
「クックック。マタ会ッタナ。オリジナル」
 メカトロワめ。俺か全てを奪う気か? そうはさせない。機械の貴様になどな!
「ソウ言ッテラレルノモ今ノウチダ」
 メカトロワの腕からマンシンガンが発射される。マリーメイアを抱いて、その場から逃げる。
マリーメイアを安全な場所に寝かせると、メカトロワの前に立ちはだかる。こい。木偶。
「クックック。愚カナ」
 マンシンガンの嵐を避けつつ、接近する。コンビネーションドラえもんシール!
「効カヌナ」
 何! メカトロワの勝ち誇った顔。その前髪が俺の眼前へと迫っていた。
585逆襲のメカトロワ2:01/10/06 19:57
「氏ネーーー」
 なめるな! 俺はその前髪目掛けて前髪で対抗した。奴の前髪が砕け散る。
「バカナ!」
 俺を誰だと思っている。トロワ・バートンだぞ! 貴様のようなスクラップ三太夫ごときが、
勝てる相手ではないのだよ。
「ヒィィィイイイイイ」
 頭突き、頭突き、頭突き、頭突き、ドラえもんシール、頭突き、頭突き、ドラえもんシール、頭突きぃ!
「ガ・・・ガガガ」
 程よく凹んだ、メカトロワに更に頭突きをかます。そうだ、ここで精神的にも追い詰めておこう。そう思ったそのとき。
「中華キャノン!」
 奴の股間からバスターライフル張りのビームが放たれた。あぶね! コンのクソメカぁ。
「ゴメンナサイィィイイ!」
 うーーーん。駄目(はあと)
 ドラえもんシールスペシャル!!
 ドンガラガッコーン!!
 ふっ飛んだメカトロワに歩み寄る。よく聞け。お前にカトルから貞操を守れる自信があるか? リリーナからの暇潰しに耐えれるか?
ヒイロに程よい任務を与えられるか? デュオからマリーメイアを守れるか? 五飛を適当にあしらえるか? なんだ?
言ってて自分で泣けてきた。グスっ。お前に・・エック・・・お前に俺の代わりが出来るのか?
「ゴ・・・ゴメンナサイ。モウシマセン」
 ヒック・・わかれば・・・エック・・・いいんだ。もう帰れ! 帰れよぉ!
「すいませんでした」
 こうして、俺の少し甘酸っぱい午後は過ぎていったのだった。
586通常の名無しさんの3倍:01/10/06 23:11
今日、古本屋に足を運ぶと、俺達の写真集(イラスト集)を見つけた。
表紙は俺達5人がサンクキングダム学園の制服を着ている図柄だった。
中のポスターは・・・リリーナの水浴びシーン(もちろんヌード)だ。
俺は慌てて本を閉じ、周囲に目をやってから、また恐る恐るポスターを開く。
ううむ、これは・・・いやはや・・・たまらんものがある・・・。
値段を確認する。450円。安い。俺はレジに直行した。
さて、急いで帰ってこれをオカズに頑張ろう。
「なんだ、トロワ。なぜそうオドオドと歩いている?また記憶喪失か?」
ヒイロ・・・・。まずい、こいつに俺がリリーナをオカズをすることが知れたら、
半殺しじゃすまない。出来る限り冷静を装って見せよう。
すまない、ヒイロ・・・今重要な任務を遂行中なのだ。邪魔しないでくれ。
「ほう、その小脇に挟んでいるのは、何か重要な書類なのだな?」
そういうことだ。また今度飯でもおごってくれ。じゃあな。
部屋に帰って、ドアに鍵をかけてカーテンも閉める。戸締り良し。指差し確認で万全だ。
さて、今再びリリーナのヌードとご対面と行くか・・・。
「・・・リリーナのヌードだとぉぉぉ!?」
いきなり背後で声がしたかと思うと、クロゼットの中からヌッと人が飛び出てきた。
ぜ、ゼクス・・・。貴様人ン家のクロゼットの中で何をしていたんだ?
「黙れ、トロワ・バートン!今リリーナのヌードとか言ったな!?説明してもらおう!」
い、いや・・・俺達の本にな、たまたま載っててな・・・・。
「ええい!ヒイロだけでなく貴様もかトロワ!!芸人の風上にもおけん!叩き斬るっ!!」
全国の購入者が同じ物見てるんだぞ!?何故、俺だけ?つーか、俺って芸人か?
「問答無用!!はいっ、突いて!突いて!押して!押して!払って!払って!最後に斬る!!」
ズダンッ
ぐっ・・・こんな時までドリフか・・・・。早かったな、俺の死も・・・。

結局本はゼクスに没収されたのだが、その中身を確認している所をリリーナに
目撃され、奴は誤解を解く間もなく、東京湾に沈められたとか・・・・。
しかも、本の方は回り回ってヒイロのコレクションの中に加えられたらしい。
返してくれ、俺の450円・・・・・。
587ティーチャートロワ:01/10/07 00:28
♪僕の先生は〜(フィーバー)嵐を巻き起こす(フィーバー)どんな時だたあて(フィーバー)
くーじけなーい男ー…トロワ・バートン♪

 またリリーナ暇潰しだ。俺を先生に仕立て上げて遊ぶつもりだ。欝だ。今日急に目隠しされて、イヤーフォンをはめられ、
気が付くとここにいた。ここと言うのは、サリィの家だ。家庭訪問をしろというのだ。何で俺が…
まあ良い。適当に終わらせよう。
 ピンポーン
「はーーーい」
 ガチャ。
「トロワ? 何しに来たの? スーツ姿で、似合うじゃない」
 リリーナの暇潰しだ。お前のうちを家庭訪問しろというのだ。すまないが付き合ってもらうぞ。
「大変ねぇ。はいはいどうぞ」
 一歩家には行った瞬間。俺はその場にへたり込んだ。廊下いっぱいに写真が張ってある。五飛の写真だ。サリィも写っているのもあるが…
いつも元気な俺の前髪も流石に下を向いた。
「どうしたの?」
 いや、なんでもない。先に行っててくれ。サリィが廊下を曲がるのを見計らって、ドラえもんシールを写真に貼っていく。
これで、剥がす時に、なんか白いのが残ってしまうだろうな。俺って悪だなぁ。
 居間につくと、更にゲンナリだ。壁にでかでかと五飛の上半身裸体の写真が張ってあった。サリィはそれの異様さに気付いていないようだ。
阿保だこいつは。
「それで、具体的には何をするの?」
 そういえば、リリーナから聞いていないな。まあ良いだろう。お前の生活態度を効いてそれで終わりにしよう。俺が適当に突っ込むから。
「そうね〜」
 何か嫌な予感がした。
「普段は五飛の後を尾行けてるわ」
 やっぱりな。それは犯罪だぞ。
「いいじゃない。付き合ってるんだし」
 女で一番嫌なタイプだな。まあいい。他には。
「五飛が気付けば、偶然を装って会って。食事したり? デートしたりするけどぉ」
 最悪だな。まあ、それだけか? それだけなら俺から言えることは一つ。やめておけ。それだけだ。
「そう。じゃあ終わり?」
 ああ。終わりだ。それでは失礼するよ。
「ちょっと待って。御土産渡すから」
 くれるなら貰おう。サリィを待っているあいだ。五飛のポスターにラーメンマンの落書きをする。
ん? こいつ、ビデオデッキにビデオを入れっぱなしだぞ。見てやろう。……これは!
 それは五飛とサリィのハメ撮りだった。無修正だ。フフフ。良い物を手に入れたぞ。リリーナ。この企画は大成功のようだ。
家に帰って早速おかずだ!

 この夜は久し振りに楽しめた。五飛が動くたびに「正義!」と叫ぶのはうるさかったが。今度ヒイロにも見せてやろう。
588ティーチャートロワ:01/10/07 00:29
見難いな…欝だ。逝って来ます。
589逆噴射トロワ:01/10/07 19:02
今日の夜食は、吉野家で食う事にした。

「いらっしゃいませ。ご注文はお決ま…………トロワ! またか!」
それはオレの台詞だぞ。ゼクス。
毎度毎度、オレが吉野家に来るのを待ち構えているかのような登場ぶりだな。
それにしても、この男、何を考えているのか、未だに理解不能だ。
ヘルメットみたいなマスク着用で勤務するアルバイト店員など、世界中でゼクスただ一人だろう。
店から支給された紙の帽子を、マスクのてっぺんに無理やり乗せているのも変すぎる。
帽子がずり落ちないように、セロテープで張りつけてあるし。
「まあ、良い。今日は特盛をもらおうか。」

久しぶりの特盛に舌鼓を打つ。やはり、吉野家はいい。
すると、突然、店内に3人組みの覆面男が乱入してきた。
「カネヲダセ。オマエヲコロス」
強盗か!?
「カネカネカネカネカネカネェェェェ!!」
「セイギ! セイギ!」

ここは、ゼクスと二人で協力して撃退したかったが、2対3では分が悪い。
ゼクスもそれを承知したのか、レジから現金を抜き取ると、それを3人組みに手渡した。
「ニンムカンリョウ!」
そう言い残すと、3人組みは立ち去っていった。
やはり、どう考えても、あの3人……
すると、3人と入れ替わるように警官が店に入ってきた。
近所の住人が通報したらしい。

「お前か! 観念しろ!」
「おとなしくしろゴルァ!」
「わっ、私が何をしたというのだ!」
「それで店員に変装しているつもりか!」
「覆面を被った店員なんて、世界中のどこにもいないぞ!」
もっともだ。
「トロワ! さっきから全部見ていただろう! 助けてくれ!!」
「トロワ? それは誰だ? オレの名はトリトンだ。」
「とぼけるつもりか!」
オレまで、強盗の仲間にされたら、かなわないからな。
「お巡りさん、そいつはさっきから、言動がおかしいんですよ。」
「貴様ァァァァ!!」
「話なら、署で聞く。おとなしくついて来い。」

450円の貸しは、これでチャラという事にしておいてやるか。
590機動戦士ヘビーアームズB:01/10/07 20:24
第一回 >>491 第二回 >>526

”ジオンの支配領域に入ったWBの皆さん、今日も一日労働頑張ってくれ。”

デュオ「ってワケなのさ。」
バタバタバタ… ドタバタ…
デュオ「ん?」
五飛「む〜っ! む〜っ!(き、貴様ッ! このガムテープをとれっ!)」
デュオ「あぁ五飛か。 …悪いけど終わるまでその状態で暫く我慢してくれ。」
五飛「むぐっ! むぐっ!(クソッ、俺にこんな事してタダで済むと思うなよッ!)
デュオ「だってさ、五飛がいると話が進まねぇだろ?」
五飛「むぐぅ! うぅっ!(弱い俺を叱ってくれ、ナタク!)」

地球に下りたゼクスとカ(ト)ルマ

カ(ト)ルマ「ゼクス、こんな手柄をくれるなんて… 君と僕との「愛」にあらためて感謝する。」
ゼクス「何を水臭い、君は私の「友」じゃないか。(このホモがッ!)」
カ(ト)ルマ「君への「愛」に報いるため必ず任務は成功させる!」
ゼクス「…(この状況で任務を失敗する様な奴はまさに無能ではないのか?)」
カ(ト)ルマ「では行ってくるよ・・・・・・・・・・ゼクス。」
ゼクス「ん、なんだ?(ハッ…いかん! こ、この目つき…やられる!)」
カ(ト)ルマ「もし、もし無事に今回の任務が果たせたら…僕と…」
ゼクス「じゃ、じゃあな、無理はするな!(…やはり、今度こそケジメをつけんといかん、か。)」
カ(ト)ルマ「お、おいゼクス!」

一方、ジオン軍の集中砲火を受けているホワイトベースでは…
リリーナ「カトルは何処行ったの、この忙しい時に!」

トロワ「…よくもこれだけ囲んでくれたものだ。」
ジオン兵「出たぞ、ヘビーアームズだ!」
ジオン兵「凄い性能らしい、囲んで仕留めるんだ!」
トロワ「・・・」
ジオン兵「なぁにこっちは小回りの聞くドップだ、奴の頭上から…な、何ィっ!」
ジオン兵「これはッ!?」
トロワ「墜ちろ。」

言うまでもないけどこの時HA大ジャンプしてます。

ジオン兵「モ、モビルスーツが飛んだ!」
ジオン兵「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・ぁ、ぁ、あれ?」

でもざ〜んねん、ちょっとダイエットした方が良かったよなァ、ヘビーアームズ。

トロワ「・・・・・・・・・」
バランスを崩して谷底へまっさかさま。
トロワ「少々、軽率な行動だったようだ…」

ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…
どぐわっしゃぁぁぁぁっ!!

キャスリン「トロワ、ヘビーアームズ大変ですッ! 谷底へ…いやぁ、私のガンダムがッ!」
リリーナ「なんですって!?」
団長「な、なんでワシがジョブ…うぅっ!」

とまぁトロワ君大ピンチだとよ。

続く、、、(かもしれない)
591はぁと:01/10/07 20:31
592通常の名無しさんの3倍:01/10/07 21:00
今日は暇だったので通信傍受に精を出した。
・・・これは・・・ヒイロだな。
「・・・てくれ、五・・・。俺は後・・・人殺せ・・・?」
ヒイロよ、飽きないヤツだ。
お前はカトルを殺し続けてくれればいい。分かってくれ。
「俺は・・・ワとトロワのクロ・・・せばいいんだ!?」
・・・なんと言った!?ヒイロ。お前こそ教えてくれ!
いや・・・聞き違いだ、そうに違いない。俺は何も見てない聞いていない。マリーメイア、弱い俺を叱ってくれ!
・・・ん、なんだ・・・?
・・・俺の・・・涙か・・・。
 今日はヘヴィーアームズの整備でもするかな。色々改造されたが、やはりこれが一番しっくり来る。
何せ、爆装状態で大気圏突入できるんだから・・・後でカトルをシコタマぶちのめしたが。(それからだな。
アイツが俺のことを変な目で見始めたのは…)
 隣を見ると、マリーメイアがビルゴU(マリーメイアカスタム)を磨いていた。おいおい。MSは禁止だぞ。
「そんなのアルフ●ンスがかわいそう」
 ・・・・・・・・・マリーメイアさっきまで誰に会ってたんだ?
「DI・・・デュオ様に、会ってました」
 ほう。あいつ。どうやら反省していならしいな。今度はパト●イバーか。味な事をする。

 後日、額に米と書かれ、お下げが引きちぎられたデュオが見つかったが。俺は何も見ていない聞いていない。
594通常の名無しさんの3倍:01/10/08 06:00
今日も吉牛だ。
狂牛病が騒がれ出して久しいが、おかげで牛が安いのはありがたい。
平日は吉牛か半額マックばかりで、異常プリオンの摂取量がやや気がかり
ではあるが、どうでもいい事のような気もする。
自分で言うのもなんだが、オレやヒイロなら、1万3千プリオンくらい蓄
積しても、体質的に問題ないだろう。デュオや五飛はすでにスポンジ脳に
なっている事が明白だし、カトルに至ってはいくらでも予備がいる。
もっとも、ブルジョワなカトルが吉牛を食うなどとは考えられんが…腹が
立ってきた。
「ゼクスさ〜ん、従業員価格でつゆだくにしてくださいよ〜宇宙のこころ
がそう言ってるんです〜」
吉牛に入るなり、予想外の光景にオレは氷ついた。これがカトルか?
服装はいつもと変わらないが、あまりに薄汚れている。頬はコケ、何気に
握りしめた競馬新聞が哀愁を誘う。
そうか、結局、ブッシュに資産凍結されてしまったのだな。エシュロンは
握っていたようだが、昨今あれだけ聖戦聖戦と騒ぎを起こせば、当局に睨
まれるのも無理はない。吉牛の大株主も、こうなっては哀れなものだ。
オレに気付いたゼクスが、頬を引きつらせながら救いを求めるような視線
を送ってきたが、三回転半捻りでオレは吉牛を飛び出した。逝っているカ
トルにかかわると、ロクな目に会わない事は先刻承知である。にしても、
いまだに吉牛でバイトをしていたとは、ゼクスも懲りない奴だ。

 何にしても、いい気分だ。今日は豪勢に月見バーガーで餓えとプリオン
を満たそう。
595通常の名無しさんの3倍:01/10/08 06:44
 久しぶりに行った本屋で、五飛とかちあった。オレと目が合うと、五飛は慌てた様子で
手に持っていた本を背中に隠した。何の本かと問うと、
「パ、パンダの本だ! 祖国の天然記念物だからな!!」
 そう言えば、この間買った文庫本のしおりが、パンダの柄をネタにした4コマ漫画だっ
たが・・・何にしても、あず○んがをパンダの本とは恐れいる。
「そ、それよりキサマ、この本を読んだらどうだ。お前にはぴったりの上に、極めて参考
になるぞ!」
 苦し紛れに五飛が差し出したのは、「拳法云々」と題されたいう分厚いハードカバーだ
った。これだから、拳法オタは度しがたい。こちらに背を見せずに、レジの方角へ去って
いった五飛を無視して、オレは鼻を鳴らしながらページをめくった。

「弓や石弓を利用した拳法の発達は、戦乱の多かった宋の時代に劇的な進化を遂げた。
宋の将軍 蛇 編図(だ へんず)は両手に三連石弓と全身に小型の石弓を装備し、
一度に数十本の矢を放ち、敵を圧倒したという。この戦法は瞬間的な戦力を増大させたが、
常に矢切れという諸刃の剣を背負っていた。
 なお、近年において、重火力をもった地上兵器やモビルスーツに、ヘビーアームズと名
づけるのは、蛇 編図を「へび あむず」と誤読した西洋研究者に端を発するのは、あま
りにも有名である。」

・・・知らなかった。目から鱗が落ちるとはこの事である。今日ばかりは五飛に感謝しな
くてはなるまい。長年連れ添った愛機の名称には、こんな秘話が隠されていたのか。
 さっそく、5食分の食費を削るのを覚悟で、オレは「びっくり モビルスーツ戦術と中
国拳法(民明書房刊)」を抱えてレジに走った。
596通常の名無しさんの3倍:01/10/08 11:08
同時にレオパルドには
「グオゴゴゴ」「ギャー」の伝説があるので
ヘビーアームズにかなわないことは明白だ。
597通常の名無しさんの3倍:01/10/08 13:08
珍しく、本当に珍しくトレーズが俺達を旅行に誘った。紅葉を見に行こうと言うのだ。
カトルなどは明らかに難色を示した。以前の温泉旅行がトラウマになっているのだろう。
が、結局トレーズの訳の解らないカリスマビームに誤魔化され、参加するらしい。
当日、トレーズが用意したバス「エレガント号」にいつものメンバーが乗りこんで、紅葉見物へと出発した。
バスガイド代わりに、レディ・アンがマイクを握っている。良く見ると運転手はトレーズだった。
なぜ、お前ほどの男がわざわざ運転手を・・・・。
「要するに、今回の旅行はヤツが観光バスの運転手をやってみたかったから開催されたということだ」
五飛が小声で教えてくれた。さすが五飛、トレーズのことはお見通しと言う事か。
歯医者だけではあき足らず、運転手までなりたがるとは。トレーズという男、ただの好奇心旺盛野郎か。

山のほうに入ると、すでに色づき始めた木々が出迎えた。ううむ、キレイだ。久しぶりに心が和む。
「紅葉はいいなぁ〜」
ゼクスが何故かギターを弾きながら、そう呟いた。
・・・どうでもいいが、随分と運転が粗っぽい気がするのは気のせいだろうか。
山道なので、カーブが多いせいもあるが、やたら左右に揺れて怖い。
「トレーズ・・・いつの間に免許を取ったんだ?」
さすがに心配になったのか、ヒイロが運転席の方まで行って、不安げに聞いた。
「免許?なんのことだ?」
トレーズが前を向いたまま応える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
その時流れた気まずい沈黙といったらなかった。
「トレーズ・・・・バスを運転するには大型2種免許が必要だ・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
2度目の沈黙は、恐ろしくて形容しがたいものがあった。
「・・・と、止めろぉぉぉぉぉっ!!!」
「まだ死にたくなああああいっ!!!」
「ああああああアラーの神よぉぉぉぉっ!!!!」
バスの中は狂乱の渦と化した。
トレーズはブレーキをかけることもなく、粗っぽいハンドルさばきで叫ぶ。
「まだだ!まだ終わらんよ!」
終わってくれ、頼むから!
三回転半ひねりで運転席に突っ込もうとしたが、狭い車内のため、それも出来ない。
そして、前方に迫ってきた急カーブに、俺達は身を硬くした。
トレーズは鼻歌混じりに曲がろうとハンドルを回し・・・・曲がりきれずに尻振りをして、
ガードレールに激突した。その勢いで、バスは後ろから転落していった・・・・・・・・・。
紅葉の紅を楽しむ前に、自分たちの紅い血潮を目の当たりにしてしまった。

数日後、お約束通り何事もなく生活している俺達のもとに、トレーズからお詫びと称して、
「もみじまんじゅう」が送られてきた。
 今日、俺は「ヤマカシ」を見てきた。もう凄いのなんのって。六人の男が部屋中をアクロバティックに
飛び回っていた。ビルとビルとの間を飛んだのはビックリだ。早速五人に自慢だ!

「へえ、凄いなぁ」
 カトルは素直に驚いたようだ。フッ。可愛い奴。
「ふん! それくらい俺だって出来る」
 五飛。そう言うならやってみせろよ。さあ。
「よかろう。見てろよ!」
 早速、ビルの屋上へと向かう俺たち。さあ、飛んでみろ。名前に「飛」ってついてんだから。
「なめるな!」
 助走をつけて五飛は飛んだ。そう、彼は鳥になったのだ。「飛べない」鳥に。

 ガツン!!

 全然飛べてなかった。五飛は飛び移るはずだったビルの中腹に激突した。大きな赤いシミが出来ていた。
そのまま空中で回転しながら、たまたまそこに止めてあった車の上に落ちた。
「あっちゃ〜」
「死んだな」
 そうだろうな。下を覗き込む。なんとまだ息をしていた。救急車くらいは呼んでやろう。さて、帰るか。
「待て」
 何だヒイロ?
「お前もやったらどうだ。責任として」
 何の責任だ!? おい、三人ともやめろよ。押すな! 落ちるだろう! わかったやるから!
「さすがトロワ」
 クソヒイロめ! 飛べばいいのだろ? 飛んでやるよ。サーカスで鍛えたんだ。それくら・・・
高い。これは洒落にならないぞ。良くこんなの飛べたなあいつは。ええい! やってやるさ!
「速く飛べ」
 ドン
 ヘッ!? 俺はその時重力を感じた。他の誰よりも強く。かけがえのない地きゅ…あべし!
俺はその日、五飛の隣のベットに並ぶ事となった。
599age:01/10/08 23:02
age
        |_|
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       L||| _
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      |_|\ |_|  |\ ヽミヽ
      \|_\\|  |_ ̄ \
      L|____/ミ/\_|〉
       「| ̄ ̄ // ̄| //
        | ̄ ̄ || ̄|//| 600!
        // /| ̄|| ̄□[V[□
       |__凵」_||__| | ̄|_|
        / //   / _」__」|
       / //   /      \
       |  //   /  \\_ ヘ|
      0) / ̄|/     0)/|  \
     /||  ||      | \_  |
    / 丿|  /|       |   \|
    | / 7 「/        \|  | |
     |/   |/           |  |  |
     /   |           〉/|二二|
   0〔| ̄ ̄ ̄|〕         0)/\  ̄ \
  / / ̄ ̄| ̄|         / ̄ ̄\ ̄ ̄\
 / ̄/ ̄ ̄ ̄| ̄|          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 \/____|/
今日はこんなものを偶然見つけてしまった。
http://www.aami.cc/fahq/gallery/gundam/official/gallery06/gunw018.jpg
五飛・・・。
顔が、真面目なのが逆に面白いぞ・・・。取り敢えずみんなにも見せておこう。
ちなみに俺の勇姿を見たいのならアドレスを18から17にかえるのだ。
安心しろ、俺はちゃんとしている・・・。
603通常の名無しさんの3倍:01/10/09 21:14
デュオの表情がおかしい・・・
やはりヤツはDI・・・いや、やめておこう・・・
アドレスを45に変えてみる……
マグアナックの頭部のエンプレムは?……拳王親衛隊なのか?
age
606保護者トロワ:01/10/10 20:31
 やはり俺が一番男前だな。しかも、渋い。前髪は伊達ではないと言う事だ。
 そんな事はさておき、今日はマリーメイアが父親参観日らしい。父兄に配られるプリントにそう書いてあった。
やはり、行くべきだな。スーツに着替えていると、背後に殺気! やらせるか!
「く!」
 トーレズ! そうか。アイツは一応マリーメイアの父親だったんだな。しかし、俺の立場を渡すわけには行かないな。
「剣を取りたまえ」
 トレーズは俺に向かって剣を投げ捨てた。ふんっ。決闘か。面白い。俺は言われるがままに剣を取った。
「行くぞ!」
 トレーズが向かってきたところにサブマシンガンを打ち込む。トレーズは踊りを踊るようにその場に倒れた。
さ、バカは放って行くか。

 学校に着いた。確か、マリーメイアの教室は…ここか。流石にマリーメイアに気を使い、
俺はオールバックだった。周りの人間が警戒しているようだが、関係ない。
 すでに大勢の保護者たちがいるようだ。くそ! 一番良い場所を取られている。こうなれば…
俺は銃にサイレンサーをつけ、教室の壁に向かって撃った。跳弾は見事真ん中にいた保護者に命中。
誰にも見られないように窓の外に放り投げた。

「はいはーい。皆座って」
 ん? カトルではないか。そうか、教師をしているのか。まあ、子供にまで手を出しはしないだろう。
「それでは、教科書を閉じて」
 ほう。こころの授業でも始めるのか? やるなカトル。
「まずは銃の使い方だぁ。聖戦に勝つ為には必要だからな」

 トスッ

 奴の眉間に俺のナイフが刺さったのは言うまでもない。
607保護者トロワ2:01/10/10 20:54
 少し場内がざわついたが、本物の先生が出てきて収まった。カトルは一杯いるしな。さて、今日はどんな授業かな?
「はーい。今日は家族について話し合いまーす。もんな、作文書いて来たかなぁ?」
 作文? そうか、どうも夜に何か書いてると思ったら、作文を書いていたのか。
「それではァ・・・クシュリナーダさん! 読んでみてぇ」
「は・・はい」
 マリーメイア即行で当たるとは…なんか俺が緊張してきたぞ。
「はい、先生」
「ん? なにヨハン君」
 なにか、ガキ大将みたいな奴が手を挙げたぞ。全く。マリーメイアの作文だと言うのにナイフ投げてやろうか!
ヨハンというガキが続ける。
「クシュリナーダさんは、親子そろって戦争をした悪い人でーす。そんな人の作文なんか聞きたくありませーん」
 周りから嘲笑があがる。保護者までが笑っている。マリーメイアは? 泣いていた。教師もオロオロしていて役に立たない。
「ヒッグ。エッグ、ウッグ」
 俺は自分の後ろにある壁を思いっきり殴った。轟音と共に建物全体が揺れる。壁には大きなひび割れが出来ていた。
「調子に乗るなよ・・・! マリーメイアが何も言えないからって! 貴様ら、調子に乗るな!」
 俺の手からは血が滴り落ちている。オールバックの髪型が、いつの間にか怒りで元に戻っていた。
「お兄様…」
「マリーメイアは先の戦争で恐怖を知ったんだ! そして、もうしないと約束したんだ! それを貴様らは笑えるのか!」
 いつもの俺らしくもない激情だった。俺はマリーメイアのそばまで行くと手を差し伸べた。
「帰るぞ」
「・・・・・・はい!」
 マリーメイアは差し伸べた手ではなく、壁を殴って血がしたたる俺の手を取った。
 帰り道。俺たちは実に仲の良い兄妹に見えただろう。

〜マリーメイアの作文より抜粋〜

 こんな風に、変な事ばっかりしてるお兄様ですが、変な髪形のお兄様ですが、変態のお兄様ですが、
そんなお兄様が、わたくしは大好きです。
                          終わり。
608通常の名無しさんの3倍:01/10/10 21:04
> マリーメイアは差し伸べた手ではなく、壁を殴って血がしたたる俺の手を取った。
泣かせるな。
609逆噴射トロワ:01/10/10 21:06
今でこそプチブルのオレだが、以前はひどいものだった。
毎日のようにタカリを繰り返し、新たな錬金術を模索し続けた。
ラーメン屋の道に足を踏み入れたのも、そのせいだ。
しかし、そんな貧乏なトロワ・バートンは、もう存在しない。
正直に言えば、今の資産だけで遊んで暮らせるのだか、
一度火がついた職人魂は、決して消す事などできようはずがない。
むしろ、オレのラーメンを世界中のみんなに食べてもらいたいという境地にまで達した。
そこで、ラーメン屋を開店するに事にした。
しかし、悲しむべき事に、世間は不景気だ。
以前のオレと同じように、食べたいものを我慢しなければならない者も、少なからずいるだろう。
そんな訳で、できる限り利益を切り詰め、客に還元する事にした。
味には自信がある。固定客が付けば、少なくとも損をすることは無いだろう。

開店初日、
客足は上々で、20席程のこじんまりとした店は満席になった。
最初はかなり嬉しかったオレだったが、客達の様子がおかしい事に気がついた。
客達は「ポアカレー」や「これでもか丼」などと、メニューに無い注文をするではないか。
いったいどうなっているんだ!?
まさか、オレの店を他の店と勘違いしているのか?
まさか、「うまかろう安かろう亭」を名乗る店が、ウチ以外にあるというのか!?
>>607
クソガキヨハンに似た話をどこかで見たような気がする。
611トロワの御宅訪問:01/10/11 02:51
……どうにもおかしい。他でもない、デュオのことだ。
カトルは、奇行をドロシーにばらした後は、ビルゴII100機によっておしおきされていた。
ヒイロは、風俗通いをリリーナにチクった後は、修羅魔破拳をたたき込まれていた。
無論、ゼクスや五飛、この俺も例外ではない。日頃の珍行を女性陣にバラされた後には、苛烈なお仕置きが待っているのが常なのだ。
だが、デュオだけはお仕置きに遭っていない(トレーズに薔薇風呂に沈められたことはあったが)!
これはおかしい。早速、調べに行くことにした。

「ぃょ〜ぅ、トロヮ」
デュオのジャンク屋に出向くと、どこぞのAAのような口調で出迎えられた。
ヒルデと二人でかいがいしく働いている。ペアルックなのはこの際気にすまい。バカップルめ!
「今日はどうした?ヘビーアームズをカスタム化でもしたいのか?」
今日はそうじゃない。ちょっと聞きたいことがある。
「カスタム化ならな、良い素材があるんだよ。マウンテンサイクルから掘り出したやつでな、カプ…」
話を聞けといっている。

「ん?俺が変なことしても、ヒルデに怒られない理由?」
ようやく本題に入った。
「いや、怒られてるぜ。俺はいつでも手綱を握られっぱなしさァ」
何を言っている。俺はお前がお仕置きされているところなど、見たためしがない。
怒られているなら少しは険悪になっていることもあるだろうに、お前らは相変わらずのバカップル振りだ。
……「バカップル」という言葉を口にすると、ヒルデが赤くなってイヤンイヤンしだした。なんかムカつく。
「ハハハ、そりゃお前らのフォローが下手だからだよ。
 喧嘩してもな、そんなの障子や襖と一緒だぜ」
「障子や襖」とは何のことかといぶかしんでいると、意味を知っているらしいヒルデが顔を赤らめつつデュオをぽかぽかと叩き出した。
クッションで頭を叩かれながらも、デュオは言い放った。

「いいかトロワ、夫婦喧嘩と襖はな……『ハメれば直る』んだ」

ひどい脱力感に襲われながら、デュオの元を辞去した。
キャスリンとかメリーメイアじゃ、ハメる云々以前の問題だ。結局何の解決にもなりはしない。
そう考えるとひどく腹が立ったので、掘り出したばかりのモビルカプルにあるだけのドラえもんシールを貼り付け、ついでにジャンク屋の看板を『渡会牧場』と書き替えてきてやった。
ポニーテールとショートカットの組み合わせだ、お似合いだ。俺って悪だなぁ。

…後日、ジャンク屋に仕掛けた盗聴機を調べてみると、
『ヒルデさん!おれはもう、おれは!』
などという声が入っていた。
どうやら、俺はあの二人に新しいプレイを教えてやっただけだったらしい。
……始めるか、俺の自爆ショー。
612通常の名無しさんの3倍:01/10/11 05:38
 参観日から数日たって、俺はある事に気付いた。マリーメイアが俺を避けている。しかも、さり気なく。
キャスリンと話していても、俺が来ると会話はするがいつの間にか居なくなったりする。何故だ?
「嫌われたんだ」
 滅ッ・・・・殺! 後ろから茶々を入れてきたヒイロに踵落としを決める。演技でもない事を言うな。
「お前の日頃の態度を見てみろ。嫌われ指数100%だぞ」
 うっ。言い返せない。しかし、こののままヒイロにバカにされるのも癪だ。ドラえもんシールを奴の
コックピットも貼ってやろう。

「ええ? マリーメイアから何か聞かされて無いかですって?」
 キャスリン。これは由々しき事態だ。マリーメイアは俺が心を許せる数少ない友達(ライオン君を含む)だ。
それを失う事は、かなり痛い。
「そんなこと言われても、この前の参観日に、お兄様は素適でしたって言ってたくらいよ」
 悪口とかは?
「あの子がそんな事言うと思う?」
 いや。そうだな。言うわけが無いよな。
「色々と難しい年頃なのよ」
 まだ小学生だぞ。俺はうなだれながら自室へと戻った。そのままベットへとなだれ込む。
どうしたというんだ・ マリーメイア。お兄ちゃんは心配です。

 カチャ

 ん? 何の音だ? ドアの方を見るとマリーメイアが立っていた。どうしたんだ? そうだこの際直接聞こう。
「お兄様」
 声が熱っぽいぞ。何か嫌な感じがした。俺は思い出していた。密室、二人きり、リアルファイト。まさかな。
「これ食べない?」
 スッポン・・・とう! 俺は窓から三回転半で逃げると、カトル邸へとまっしぐらに走った。
 カトル! 自分の欲望をマリーメイアによって成就させようとは! 十二人目になる覚悟は出来ているようだな…!

 後日、タリ番の元最高青年幹部が撲殺されたらしいが、まあ俺には関係ないだろう。
613612:01/10/11 05:39
sage忘れた。欝だよ。逝って来るよ。
614フュージョントロワ1:01/10/11 14:42
さて、今日の食事は何にするとしようか・・・。
やはり、吉牛だな。安さ、早さは世のサラリーマンのお供だな。
うまさについては何も語るまい。いつもの吉野家に行くとしよう。

「ブッシュ違う、違うんだよ。僕は関係ないよ。お願いだから信じてくれよ」
店内に入ると、空気が重い。どうしたというのだ。
ふと見ると、うつろな表情でぶつぶつとつぶやいているよれよれの身なりのモノがいる。

…カトル!?カトルなのか?
全世界で資産を凍結され、アメリカの特殊部隊に追われているそうだ。
哀れな、驕れる者は久しからずだな。

と、店内のTVからアフガン空爆のVTRが流れる。
「……ははは。これは流星かなぁ? いや、ちがうよね。
流星はもっとバーって流れるもんなぁ。 」
とうとう、空爆を受けたこともあって精神崩壊したのか……。
カトルは何も頼んでいないらしくゼクスも剣呑な雰囲気を漂わせている。

ゼクス、牛丼並盛り2つだ。腹が減っては動きもままなるまい。
食すがいい、カトル。
「正気か、トロワ」

「あ、ありがとう、トロワ」
カトルは涙を浮かべて、感謝している。
ふふふ、立場逆転とは……。
この優越感はたまらないな。
615フュージョントロワ2:01/10/11 14:44
ゼクスは渋々とだが並盛りを2つ持ってきた。
「トロワ、一つ忠告しておく。敵に塩を送るのはかまわない。
が、ゴミに恩を売っても仇で返されるのがオチだ。
気をつけるがいい。」
ゼクスはゴミを見るかのような目つきでカトルを見ると
乱暴に並盛りをテーブルに叩き付けた。

「ゼクスめ……。」
俺はカトルの目の中に暗い光が宿っているのを見たが
気にしないことにした。

良いことをするのは気持ちのいいものだ。
616フュージョントロワ3:01/10/11 14:46
「いょ〜う、トロワ」
いつもの調子でDI…いやデュオがやって来た。
何をしにきた?とっとと帰れ。
「カトルもやばいよな〜。ああなっちゃぁ、ウィナー家も終わりだな?」
こちらの様子を全く気にする様子もなく、にたにたと笑いながらにじり寄ってくる。

相変わらず、挙動不審だな。まさか!新しい体でも手に入れたか?
デュオ、何のつもりだ? 何が言いたい。

「あのウィナー家だぜ。何かの時のために、財宝を隠しているに違いない。
この間のサイコガンダムデスサイズヘル・カスタムで金が底をついちまってな。
お金が入り用って訳さ。トロワ、手伝ってくれよ」

いつでもそうだがデュオに関わるとロクなことにならない。
それに、ビルゴUのおかげで懐も潤っている。
「断る。今の俺には火事場泥棒などする必要がない。マリーメイアのためにもとっとと帰れ。」
いうが早いか、空中三回転半捻りを決めて、デュオを部屋から放り出した。

「見つかっても、おまえにはやらんからな」
もんどり打って放り出されたデュオは負け犬の遠吠えをして去っていった。

その日以降、デュオの姿を見ていない。
トロワにでも捕まったのだろうか? まあいい。
そのうちまた、新しいヤツがかえって来るに違いない。
617フュージョントロワ4:01/10/11 14:48
デュオが姿を消してから一週間がすぎた頃、
夜中に突然、カトルがやって来た。
騒ぎが収まるまで潜伏するらしい。
「トロワ、君は牛丼並盛りをおごってくれた。
君にだけは教えておきたいことがあるんだ」
焦点の合わない目でつぶやくように言った。
やはり、良いことをすると帰ってくるものだな。

で、ウィナー家の隠し財宝の場所を教えてくれるとでもいうのか?
「違うよ、トロワ。僕は重大な秘密を知ってしまったんだ。
僕たちの存在に関わることさ。『2+4=6』とだけ言っておくよ。」
そういうと、カトルは暗闇の中に消えていった。

?、精神崩壊だけでは飽きたらず酸素欠乏症にでも併発したのだろうか。
まあいい、俺には関係のないことだ。



次の日
なんと、ゼクスが犯行声明を出していた。
ただ、姿形はゼクスなのだが、どうもおかしい。

「いょ〜う、ブッシュ。アラーの裁きはどうだった?
僕に手を出すなんていい根性してるよね。無駄無駄無駄無駄ァ!!
今度、僕の姿を見た者は死んじまうぜぇ。」

……『2+4』!?……まさか!!
いや、俺は誰とも会っていないし、何も知らない。ただの道化師だ。
618sage:01/10/11 22:49
>>613
細かくて申し訳ないが

×欝 ○鬱

でわ、、、というか左ってよく変換で出るけど同じ意味なの?
「う、、、む」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

トロワ「…ん、ここは?」
???「いらっしゃいませぇ、こちらへどうぞ〜♥」
トロワ「?」

かつてデュオと呼ばれた男「あらァん、貴方はじめての方かしらン?」
かつて五飛と呼ばれた男「その前髪がとってもキュウトォォォォッ!!」
かつてヒイロと呼ばれた男「…名前、スネティではどうだ。」
かつてデュオと呼ばれた男「あらヒイロちゃん、それグッドじゃなァい?」
かつて五飛と呼ばれた男「気に入った! スネティを特別室へ案内だ!」

トロワ「な、何だお前達?」
かつてデュオと呼ばれた男「いいからいいから、こっちいらっしゃいって。」
トロア「…ぬぅっ!?」
かつて五飛と呼ばれた男「ヒィちゃん、ちゃんと足を押さえてなさいよッ!」
かつてヒイロと呼ばれた男「任務了解♥」

トロワ「…!」
かつて五飛と呼ばれた男「ママッ! 連れてきたぞ!」

かつてカトルと呼ばれた男「! ハァハァ… 貴方がスネティちゃんね?」
トロワ「カトル!?」
かつてカトルと呼ばれた男「ハァハァ… だ、駄目よそんな目でお姉さんを誘っちゃ。」
トロワ「う…」
かつてカトルと呼ばれた男「ハァハァ… こ、こっちいらっしゃい…」
トロワ「うぉっ…」
かつてカトルと呼ばれた男「ハァハァ… 私の全てを貴方に教えて…」
トロワ「うぉぉぉぉぉぉぉっ…」
かつてカトルと呼ばれた男「あ・げ・る♥」
トロワ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

ガバッ!

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

「…ハァ、ハァ、夢…か?」
昨日お友達のウィナー家のお坊ちゃんに頼んで、
昔地球に落ちたエンジェルハイロゥっていう兵器を発掘・修理してもらいました。
他人の脳波に影響を与えることが出来るらしくて、
昔使ってた女の子は戦闘意欲を無くさせることしかできなかったらしいけど、
その子より4倍可愛くて4倍人気があって4倍CDも売れてて4倍キレ・・・いえいえ、それは置いておいて
そんな私が使えば皆の潜在意識を呼び起こして皆が望んでる夢を見させることが出来るんです。
昨日早速とある人に試しちゃいました。
えっ?それは誰かって?
私の大好きな人です。
どんな関係って?
そんな、恥ずかしいですよ、ポッ&hearts
しまった。セミコロン抜けた。鬱
622マリーメイア:01/10/12 16:05
このスレをageるニダ!
アイゴー、トロワは謝罪しる!

トロワ「デュオか!デュオの仕業かぁぁぁぁッ!」
今日は五人を稲中で例えるとしたら誰かで盛り上がった。

 さて、まずは・・・
ヒイロ「お前は井沢だろ」
五飛「井沢だ! それが正義だ!」
デュオ「あはははは、決まりぃ」
カトル「ごめんね。僕が神谷さんになってあげるから」
 いらん! くそ。反論できない自分が嫌だ。次は竹田だ。
ヒイロ「デュオだろう」
五飛「デュオだな」
デュオ「何でだよ!」
カトル「でかそうだから」
デュオ「・・・・・・」
 たしかに、>>542でも、デュオはでかそうっていってたな。
ヒイロ「俺は知っているぞ。お前の破壊力を…!」
 ちなみに俺も盗聴しているから知っている。貴様のビックマグナムの威力をな。
デュオ「お前ら変態だ」
一同「オマエモナー」
 され、次は前野だ。ある意味、一番の主役といえるだろうな…一同の視線が、五飛へと集まる。
五飛「何を見ている」
デュオ「プッ!」
カトル「笑っちゃ駄目だよ・・・!」
五飛「何故俺なのだ!」
デュオ「だって、お前の芸風て汚れ(露出系)ジャン」
 決定。田中はヒイロで決まりだな。
一同「賛成」
 ヒイロも納得しているようだ。良かったね。
カトル「僕は?」
デュオ「お前なぁ・・こいつみたいなキャラいたか?」
ヒイロ「・・・・」
五飛「いないな」
 良かったなトロワ。お前はいないぞ。喜べ。
カトル「そんな・・・」
 その日はそれで終了した。

 後日、豊胸手術を受けようとするカトルを、泣きながら止めているドロシーを見かけた。
そこまでして・・・なんだ・・俺の・・・涙か・・
ゼクスが意気消沈の面持でテントにやって来た。

「トロワ、ちょっとこれを見てくれ。」
「ゼクスか…珍しいな。」

奴がそう言って懐から取り出したのは3枚の写真だった。

「・・・」
「正直に聞かせてくれ、どう思う?」

写真に写っていたのはゼクス・・・に酷似したある男の姿。

「そうだな…似ている、といった所か。 瓜二つだ。」
「そうか、やはりそう思うか!」
「なんといっても 仮面、軍服の色、髪の色、肌の色 これだけ揃えば…」
「くッ! このプロマイド… 巷でかなり売れているらしいのだ。」
「ふむ、で?」
「…でだ、この男まさしく俺のイメージをパクったとは思わないか!?」
「・・・?」
「トロワ、俺はこれからコイツの事務所に殴り込もうと思っている。」
「いや、ゼク…」
「もし俺がやられた暁には、お前に私の無念を世間に公表してほしいと思っているのだ!」
「・・・」
「確かに頼んだぞ! …私はこれからトールギスの調整をしなければいけない多忙な身なので、失礼する。」
「・・・」
「ではさらばだ。」

スタスタスタ… バタムッ

「・・・・・・・・・ゼクス、この男は」


”シャア・アズナブル”
スレよ上がれィ! ザ・○ールドッ!!
626通常の名無しさんの3倍:01/10/12 23:50
最近、五飛とヒイロがつるんでいる。二人してヒッキ―になって何かをしている様子だったが、
さほど気にも留めなかった。その時は。

数週間後、マリーメイアと一緒にガンプラでも作ろうと、玩具屋に足を運ぶと、二人に会った。
・・・二人とも不気味な薄笑いを浮かべて目だけがギラギラと輝いている。
「トロワ!丁度良いところで会ったな。見せたいものがある。来い」
断るとヤバイ雰囲気なので、とりあえずついて行く事にした。
着いたところはヒイロがいつも入る薄汚い倉庫だ。
そこから二人が大事そうに手に持ってきたのは・・・
ただのガンプラ(1/100)だった。
「違う。ガンプラじゃない。ラジコンガンダムだ」
そう言いながらヒイロが片手に持っていたコントローラーを操縦すると、
Wガンダムゼロ二足歩行で歩き出し、いきなりバード形態になると空へ飛んでいった。
「俺のも見ろ!トロワ!」
ナタクはドラゴンハングを伸ばし、火炎放射を放った。
ライターをMAXにしたような炎は重力に従って上へ伸び、ドラゴンハングの先端を焼いていた。
ちょっとヘコむ五飛。だが先端は溶ける気配が無い。
「当たり前だ!ガンダニウム合金だからな!」
完全オーダーメイドか・・・さすがは東洋人、揃って器用だな。
まだ開発中だそうだが、なかなかの精巧ぶりに、俺の職人魂が刺激される。
ガンプラ購入など頭から消え去ってしまい、二人に土下座して弟子入りを志願した。

ちなみに、ラジコンガンダムではセンスが悪いので、ミニガンダムはどうかと
提案すると、二人とも気に入ったらしく快諾してくれた。
「ミニモニみたいでいいな・・・」
ヒイロが見当ハズレな事をほざいていたから、軽く前髪でつついてあげた。
627nanashi:01/10/13 03:21
そういう訳で、俺もミニHAを作ってみる。
「やあ、トロワ、君も作ったんだねえ。」
・・・どっかのへタレブルジョワの声が聞こえる。
「戦争のせいでガンダニュウムが手に入らなくてね。
仕方なく、仕方なくだよ、トロワ、純金て作ってみたんだ。
仕方なく、ね。」
・・・嫌味に「仕方なく」を、連呼している・・・。

後日談だが、金のSRは盗まれたらしい。
カトルは、
「いやああぁぁ!私のガンダムがぁぁ!」
と某二股女のようなセリフを口走っていたが、俺は知らない見てない聞いてない。
俺の部屋の延べ棒は奴とは関係ない。
628通常の名無しさんの3倍:01/10/13 13:00
あれから俺達は狂ったように自分達のミニガンダムの性能UPに力を注いでいる。
やはり、機体の外観は元より性能も限りなく1/100にしたいものだ。
奴等の武器も改良を重ねるごとに実物に近づいている。
「だがトロワの武器は大変だな。武器の大半が消耗品じゃ」
ヒイロが憎らしい顔つきで鼻で笑いやがった。
そうだ、俺の魂と言うべきヘビーアームズのミサイルもろもろは、今の技量じゃ
時間がいくらあっても足りない・・・・・。
仕方が無い。大量生産用弾薬器具が揃うまで、弾薬はBB弾の玉で凌ぐとしよう。
ミサイルは米粒だ。米を使用するのは、お百姓さんには申し訳ないが、許してもらおう。
それを見て五飛とヒイロは爆笑し出したので、ムカついた俺は二人の顔面めがけて
全弾発射してやった。
「くぅ!当たると痛い!」
「は、鼻の中に米粒が・・・っ!!」
ふふふ、ザマミロ。

カトルもガンダニゥムを闇ルートから調達して、ミニサンドロックを作ったらしい。
いや、やつは自分で作ったりはしない。自分は口だけ出して、職人に作らせて
いるようだ。しかもマグアナック隊のMSまで作らせて、40体を後ろに並べて
悦に入っている。これだから金持ちは嫌いだ。
腹いせに奴が目を離した隙に、ミニサンドロックの
腰のスカート部分を壊してスモーの回しを付けてさしあげた。
「いやああぁぁ!私のガンダムがぁぁ!」
カトルの2度目の某二股女のセリフが、ウィナー邸に響き渡った。
629回転トロワ:01/10/13 19:54
 ヒョイ ,   \\
   ( _(,,゚Д゚)     ミ  ___
  ⊂___,.つつ      て.  ) クルリ
彡               ⊂  .ノ
               ("  )            \\  
.               ///  彡       (,,゚Д゚)    
                           /  ,つ  
                          〜、 ノつ  スタッ !
                           .(/
630通常の名無しさんの3倍:01/10/14 01:21
教えてくれヘビーアームズ…俺はあと何回スレをageればいい?
 荒らし対策が決まったようだ。これで一安心だな。このスレは荒らしも少ないし、って言うかいないし。
大丈夫だろう。
 ん? ヒイロどうした? 顔が青いぞ。
「なんでもない」
 そうか。なら良いんだが。

 後日、パソコンを叩き割っているヒイロを目撃した。半泣きだった。そうか。適用されたか。
可愛そうに。その考えとは裏腹に、俺の顔には満面の笑みがこぼれていた。
632メール:01/10/14 17:13
ttp://members11.cool.ne.jp/~kinkedo/cgi-bin/img-box/img20011012190919.jpg
この写真をばら撒かれたくなかったら、明日の5時に駅前のロイヤルホストへ来い。
待っているぞ。ハッハッハッハ!           
                     火消しのウインドより
633通常の名無しさんの3倍:01/10/14 17:20
俺の元に届いたメール>632を見て、驚愕した。
・・・・こ、これはヤバイ。
解ると思うが、アイコラではない。正真正銘、俺達のコスプレだ・・・。
昔、超高額バイトがあるからと、サリィに強要されたものだ。
おのれ、ゼクス・・・いやウインド!こんな不発弾、どこで手に入れやがった!?

俺は急いで他の4人に連絡を取ってみた。
案の定、全員の元に同様のメールが届いていたらしい。
俺達の結束は、今だかつてないほど強固なものになった。
火消しのウインドを殺る!!
明日のロイヤルホストが、貴様の死に舞台だ。覚悟しろ、ゼ・・・・ウインド!
634通常の名無しさんの3倍:01/10/14 22:03
決戦の日。
ここはロイヤルホスト前だ。
今までに無いほど固く結束を固めた俺たち5人の前にもはや敵などない。
あのイカレプリンスをブチ殺す作戦はもうすぐ決行される・・・

約束の時間がきた。
目の前にトールギスVのゼクスとなぜかトーラスに乗ったノインまでがやってきた。
相変わらずのバカップルぶりか。貴様らがイチャつけるのも今日が最後だ。
俺たちは愛機の起動スイッチを押しこむ。
ゆっくりと俺達の「ミニガンダム」が立ち上がった・・・

翌日、ペシャンコになった数人の少年の死体とラジコンらしき残骸が散乱してるというニュースが入った。
635通常の名無しさんの3倍:01/10/14 22:11
ミニガンダム、こんな形で壊れるなんて・・・
636通常の名無しさんの3倍:01/10/14 22:17
しかし・・・ゼク・・・ウィンドは何の目的で俺達を呼びつけたんだろうか?
薄れゆく意識の中で俺はそう思った。

そして数分後俺は目を覚ました。・・・ん?デュオがいない・・・。
「ムゥゥゥダ無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁっ!!」
あ・・・あれは・・・デュオ!?
しかし何故生きているのだろうか・・・。
何だかよく分からないがとりあえずデュオは新手のスタンド使いという結論が出た。
丈助でも来たんだろうか?
637火消しのウインドの日記より抜粋:01/10/14 22:30
某月某日くもり
面白い写真を手に入れた。ガンダムパイロット達の恥ずかしい写真だ。
本当に恥ずかしい。プ。
よし、これをネタにゆすってたかって貢いでもらおう。
とりあえず、ロイヤルホストのメニューを制覇したいという密かなる野望を
成就すべく、私はメールを発信した。
あと、ヒイロのヤツは島流しだ。2度とリリーナの側には近寄らせん。
カトルからは別荘でも貰おう。軽井沢にほしいな。

某月某日晴れ
ロイヤルホストに行く準備をしていると、ノインが遊びに来た。
「どこかへ出かけるのですか?」と聞いてきたので、詳細を教えてやる。
せっかくだから、ノインもつれていこう。一緒に食事だ(やつらのおごりで)。
車の変わりに、それぞれのMSに乗って、ロイヤルホストまで行った。
現地ではすでに5人が揃っていた。ん?おもちゃを持ってきたのか?
凄く小さいガンダムだ。ラジコンぽいなぁ。
メインモニタを拡大しても見難かったので、近づこうと着地したら、誤って
彼らを踏み潰してしまった・・・・。やばい・・・。
ノインと二人で慌てて逃げた。

・・・今、この日記はフランス行きの飛行機の中で書いている。
ほとぼりが冷めるまで、しばらくノインと巴里でのんびりしようと思っている。
・・・巴里はイイよなぁ・・・パン固いけど。
638トロワ〜偏愛〜1:01/10/14 23:32
「トロワ…助けて欲しいんだ」
 カトルか? なんだ? 貴様には嫌というほど嫌な思いをさせられたからな。どうしよっかなぁ♪
「お願いだよ。今までの仕打ちは謝るから。このとおりだ」
 そこまでやられると聞かないわけにはいかないな。顔を上げろ。聞いてやる。
「ありがとう」
 こころの広い俺は、許してやる事にした。コーヒーを差し出す。二人きりだと危険なんで、ライオン君を傍らに置く。
カトルが切り出した。
「実は僕…ストーカーにあってるんだ」
 大変だな。俺はそれだけ言ってその場を去ろうとした。
「いかないで! お願いだから! 真面目に聞いてぇ!」
 ちっ! 鬱陶しいたりゃありゃしないよ。まったく。それで! 俺にどうしろというんだ?
「僕が、アイドル(女装)ってことは知ってるよね?」
 ああ。キャロルだったかな?
「うん。僕、資金が凍結されちゃったから、ほら戦争でさ。僕はラディンやオマルとは関係なのに…」
 嘘をつけ! と突っ込みたかったが、話がこじれるのでやめた。
「それで、このごろ生活のために一杯仕事を入れてたんだ。特にライヴは一杯やった」
 それで? カトルはコーヒーをすすると、一息ついてこう言った。
「毎回来る人がいるんだよ。男で、最前席でこう・・能面みたいに笑ってるんだ。表情一つ変えずにね」
 それは怖いな。顔はよく見たのか?
「それが。恥ずかしいけどライヴって結構激しい照明使うから、よく見えないんだ。けど、独特の空気が流れてる」
 さっきからこいつ、ライヴライヴってブルジョワ気取りか。ライブって言え。なんかむかつく!
「それで、今日…電話がかかってきたんだ。すごく怖かった」
 ふうん。それは大変だな? それで。俺にどうしろと?
「追っ払って欲しいんだ。追っ払ってくれたら僕を・・!」
 その先は言わなくて良い。言った瞬間ぶっ飛ばすからな。まあ、面白そうだしやってやっても良いぞ。
「本当?」

 このとき。ワタクシ。トロワ・バートンは、恐ろしい恐怖と遭遇する事を予想できませんでした。
639トロワ〜偏愛〜2:01/10/14 23:52
 翌日から、俺はカトルの身辺の警護についた。今時のストーカーは「たち」が悪いからな。
徹底的にやらねば。
 深夜零時。カトルのマンション前の電信柱に立つ。今の所…変化は無い。
 深夜零時二十分。おしっこしたい。ジュース飲んだのが悪かったのかな? カトルの部屋に上がらせてもらった。
手早く排尿行為を済ませると、女上司が部下を狙うような目つきで迫ってくるカトルを鉄拳で黙らせる。
 深夜零時二十五分。再び、位置の付こうとマンションから出ると、独りの男が立っていた。手には・・・
包丁!?
「僕のキャロルに! 何をしたぁ!」
 こいつか! 包丁を蹴り上げ、そのまま後ろ回し蹴りを決める。ほあたぁ!
「ぐはぁ。きゃ・・キャロル…萌え」ガクっ
 任務完了と。さて帰るか。帰ろうとした時、俺は何十…否、何千という視線を感じた。目を凝らすと、
闇の中に何千という男たちが立っていた。まさか!
男達「俺のキャロルに何をしたぁ!!」
 うわぁぁああああ!! アホが一杯だぁ! 逃げよう! 何! 後ろにもいる。
男達「キャロル萌え〜」
 は、挟まれたぁ! くそ! どうする。今日はドラえもんシールしか持ってきていない。
「トロワ! これを使ってぇ!」
 カトルが自室かの庭から何か投げた。空中でそれを受け取る。これは・・ハリセンではないか。
「それでOKね!」
 あほかぁ! ベーゴマでドンパチやるアニメキャラみたいな口調で喋るな。むかつくぞ!
「キャロルちゃーん」
「萌え〜」
 よし、今のうちに。
 ガキョ、メキ、パチコーン、ムッシャァ、シュビビーン。
 くそ! きりが無いな。
 こうして、俺の秋の夜長が始まった。
640トロワ〜偏愛〜3:01/10/15 00:13
 もうどれだけ、どれだけ倒しただろう。何の感覚もない。ただ、向かってくる敵を倒すだけ。
まるで、まるで戦争だ。あの時のようだ。名前も知らない敵を倒すだけの日々。
「氏ねぇ!」
 聞こえるのは怒鳴り声。何かと何かがぶつかる音。手に残る感触。ふっ飛んでいく敵。その屍を越えて来る敵。
戦争だ。これは戦争だ。何だ…俺の・・涙か…
 ザクッ
 かは! 脇腹を刺された。くそ! 刺されたのは今回は初めてだ! こいつ! ハリセンを振り下ろす。
 ガコン
 ハァハァ。疲労と、眠気で、どうにこうにも…しかし、こんなところで死ぬわけには行かない。再びハリセンを振る。
「ぎゃあ!」
「くそぉ!」
 何人いるんだ。こいつら・・・・いかん。意識が。
 ガキッ、ドコッ。
 が! くそ。コイツら。グフ! 体が動かない! 早かったな、俺の死も…走馬灯が見える。
「お兄様」
「トロワ!」
「ガウゥ」
 マリーメイア。キャスリン。ライオン君。こんな俺を許してくれ。そのほかにも楽しい思い出が、いっぱ…
今振り返ると、俺の人生…ろくな事無い。あまつさえ俺は今、キャスリンのストーカーにボコボコにされている。
視線を変えれば、カトルに群がるモー保ーどもにだ・・・・

 死ねるかぁ!!!!

 図に乗るなよ馬鹿どもがぁ!! 前髪ぃぃぃぃぃレーーーーーーザーーーーー!!
 説明しよう。前髪レーザーとは発狂寸前まで身体を追い込んだ時のみ発動する、コロニーレーザー並のレーザーっぽいものである。
男達「ぐわぁああああぁぁぁ」
 終わったよ。皆。戦いが終わった時。カトルがキャロルの恰好で立っていた。
「ご苦労様」
 何故か涙目のカトルが俺に抱きついて来た。俺には跳ね返す気力もない。そのままマンションに引っ張り込もうとしたので、
レーザーで粛清した。なんだか充実した気分だ。今日はぐっすり眠れる。

 後日。マリーメイアが泣きながらフォーカスもどきを俺に見せてきた。そこには、
『激写! キャロルの恋人がストーカーを一掃! 前髪で今夜はお楽しみ(笑)』
これについてキャロルは、「え〜。ばれちゃったのぉ。仕方ないなぁ。彼とは充実した生活を送ってるわ!」
 俺はフォーカスもどきを握りつぶすと、出版社とカトルの家を爆破した。
オチに激しくワラタ。
 この頃、シャア専用板に「泣けるスレ」と言うものが登場したらしい。なになに?
「実家に電話して一言〜」ふん! シャア専用板にそんな物はいらん。
荒らしてくれる! 五人に呼びかけると喜んで乗ってきた。
ヒイロ「任務了解」
デュオ「あらすぜぇ!」
カトル「楽しみだなぁ」
五飛「正義は俺が決める!」
 よし、深夜二時に作戦決行だ。
 深夜二時。よーし、来たな。まずはヒイロからだ。吉野家の例のコピペで始まるはずだ。リロード。
あれ? 手間取ってるのか? リロード、リロード、リロード。何やってんだ!
トゥルルルルルルル。ガチャ。
「もしもし。俺だ」
 ヒイロ何をしている!
「任務は了解できない。任務失敗だ   カチ」
 爆音。自爆しやがった。くそ、ならDI…デュオ。奴が無駄無駄と永遠に入れ始めるはずなんだが。
ん? お下げ髪の兵士。投稿してる! 何やってんだあのアホは! 普通に投稿してどうする。くそ!
 コンコン
 誰だこんな時間に。カトルか。何してる。荒らすんじゃないのか?
「ごめん!」
 それだけ言って奴は走り去った。フヌケめ。ならば。俺だけでも!
「正義ぃぃ!」
 窓を突き破って五飛が入ってきた。
「これは正義ではない悪だ! 俺は降ろさせてもらう」
 なんで。何で皆やめていくんだ。このスレにどんな魅力が・・・・・・・・・・・・


 ええ話や。泣けるなぁ。心が洗われる様だ。荒らしなんてしちゃいけないよね。
始めるか。俺の自爆ショウ・・・・・・・・・・・
643通常の名無しさんの3倍:01/10/17 02:23
age
644通常の名無しさんの3倍:01/10/17 19:17
age!
645通常の名無しさんの3倍:01/10/17 20:23
ヒイロが遊びに来た。
「映画は好きか?」
いきなりどうした?まぁ、嫌いじゃないが・・・。
「・・・俺とした事が、公開予定の映画を見に行くかどうか、凄く悩んでいる」
ヒイロは深刻そうな顔をして、そう言った。
こいつが行くのをためらう映画って、なんだ?
「トロワ・・・公開されたら、俺と一緒に“あずまんが”の映画を観に行ってはくれないか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
つまりあれか。あずまんがに、でじこに、スレイヤーズに、サクラ大戦の4本立てのことか。
あれは恥ずかしいな。確かに観に行くのにためらってしまうな・・・・・・。
・・・少し、考えさせてくれ。

結局、ヒイロに即日返事を返せなかった。
ふ、俺も人の子か・・・・。
646通常の名無しさんの3倍:01/10/18 03:42
「おまんこ見せろ!」
647デュオ(独り言):01/10/18 05:02
なんかよ…なんか俺、最近カゲうすくね?
俺だけミニガンダム作らせてもらえなかったしよ…
ホントは、俺こっそり作ってたんだぜ?驚かせようと思ってさ
けど、誰も気づいてくんなかったよ…
くそっ、くそぉぉぉぉっ!!ここでこんなこと言ってても
無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァ!!(号泣)

ミニガン作りに燃え(萌え?)ていてすっかり忘れていたが
俺はいつまでエレガントカスタムに乗るのだろう?
いくらトレーズとは肉親の間柄とはいえ
早々何時までもヤツの趣味に義理立てする必要もあるまい。
っていうか俺は厳密に言えばトロワじゃなく名無しの筈だ。

「それではこの私が改造して差し上げますわ」

ドロシーか…確かにまだお前に改装を任せたことはなかったな。
だが、俺は百式に乗るつもりはないぞ。

「百式…その手がありましたわね」

数日後、カトルから模擬戦の誘いがきた。
何だかとても嫌な予感がするのだが…

やはり…俺の予想通りの展開だ。
カトルのサンドロック(だったもの)は眩いばかりの金色に輝き
象徴とも言える巨大ヒートショーテルの代わりに
単なるビームライフルを携帯している。
何だ、これならこのエレガントカスタムでも楽勝だ。
余裕で準備体操代わりの三回転ジャンプをしていると

「兄さん!もう戦いは止めて!!」
「アルテイシア…いい女になるのだな」

グラサンをかけたカトルと言い争いをしているのはドロシー?
髪型まで変えて…そこまでやるのかこのバカップルは!!
どうでもいいがいつもと言ってることが逆だぞ戦争大好き女め!
付き合いきれないな…さっさと勝負を決めて
二人ともドラエモンシールだらけにしてやる。
ガンダムファイト!レディ〜ゴー!!

「そうそう当たりはせんよ!」
「何!?」

楽勝かに思えた模擬戦は圧倒的に俺が不利。
何故かカトルの回避力は通常の3倍近くなっている。
何処かで聞いたような台詞をはきながら、
ことごとく俺の攻撃をかわすカトル。ば…化け物か!!

「MSの性能の差が…戦力の(以下略)」

クワトロなのかシャアなのかはっきりしろ!
なんて暢気にツッコミを入れている場合ではない。
ビールライフルの一撃が、エレガントカスタムの左足を直撃!
ヤバイ…やられる!!カトル、おいカトル!俺達は友達だろ?

「今の私はカトル・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもない!」

向けられるビームライフルの銃口。早かったな、俺の死も…(泣

不意に百式もどきが後退した。僅かに遅れて着弾。
誰だ?救いの神は!?

「ようやく見つけたぞ偽者め!!」

ゼクスか!?
そう言えば何時だったか赤い彗星と決闘するとか言ってたな。

「仮面は私が正統なる着用者だ。貴様など認めん!」

ゼクス…誰がどう見てもお前の方がパクリだぞ…。
だが救ってくれた恩は忘れん。
クワトロ(カトルだけど)と思う存分勝負してくれたまえ。

後日ヒイロを雇って(報酬はリリーナのセミヌード写真)調査させたところ
カトルが妙に強かったのは百式もどきに無理矢理積んだ
ゼロシステムに影響されていたらしい。
因みにカトルはまだゼロの支配から抜け出せずにいるようだ。

夜な夜な彼の部屋からは
「まだ終わらんよ」とか
「兄さん、もう止めて!」
等という声が聞こえてくる byヒイロ

真の狙いはそれだったのかドロシー…?
お前に改造させないで正解だったようだな。
652第一打席:01/10/19 13:55
今日は、5人を「実況パワフルプロ野球」に当てはめてみた。
もちろん、サクセスの面子だ。

2「パワプロったって色々あるぞ。どれだよ」
4「プレステの2001でいいんじゃないかな?伊集院光もはまってるらしいし」
1「ゲームWaveでも話していたな」
2「よし、じゃあ決まりな」

2「まず、猪狩…」
5「カトルだ」
1「カトルだな」
2「ああ、カトルだ」
4「ちょっと、何でさ!」
5「金持ちだからだ!」
1「ムカつくしな。能力値を下げるイベントばかり起こす」
2「親の威光を笠に着てるあたりとかも、かな」
4「ひ、酷いよ!トロワ、何とか言ってよ!」
  ああ、お前ならファニーニョを追い出しかねないな。
4「酷いよぉぉぉっ!」
653第二打席:01/10/19 13:56
2「んじゃ、次はそのファニーニョで」
5「トロワだな」
2「あれ、オレの名前が出るかと思った。何でだ」
5「暗い」
  ……暗いだけなら、ヒイロもだ。
4「スパロボを考えてみなよ。ファニーニョと同じ、万年二軍じゃないか」
  …オマエモナー。
2「ンまぁ、女房も年上だしな。30歳とは行かないけど」
1「ちょっとしたことで行方をくらますあたりもか」
2「はい、じゃあトロワがファニーニョな」
  ん……何だ?
  俺の……涙デース……

2「次は鮫島先輩かな」
5「俺だ!」
  意義無し。
全「意義無し」
5「俺が正義だ!お前らをシゴいてやる!」
  五飛はそう言うと、漢魂鉄ゲタを履いてウサギ跳びを始めた。
  いずれコーチさんに追い出してもらうとしよう。
654第三打席:01/10/19 13:56
2「次は、矢……」
全「おまえ」
2「ちょっと待て!何で即決だよ!
  俺は彼女もいるし、アニオタでも声優オタでも無いぞ!」
5「諦めろ。貴様はそういうキャラクターだ」
4「少なくとも、松戸社長や看護婦の加藤さんじゃないよね」
5「いちいち調子を下げたり疲れをためてくれたりするキャラクターは、貴様にピッタリだ。
  泣き言の絶えないキャラクター、それが貴様だ」
1「成程。一軍昇格もプレイヤーキャラのおまけだしな」
2「だから!俺にはちゃんと、バレンタインに本命チョコをくれる相手だって!」
  そうか、ヒルデはさしずめビームか。
2「お前ら…お前ら…ひ、ひどいでヤンスー!」
  やっぱり矢部じゃないか。

2「最後はヒイロだけ残ったけど、これは難題でヤンス」
  矢部になりきりか。
4「そうだね。コーチさんって柄じゃないし、松戸社長も違うし」
5「かといって、プレイヤーキャラというのは」
  いや、それだ。プレイヤーキャラがヒイロだ。
2「えぇ?何でだよ、個性も何も無いぜ」
4「ラジオ聞いてるくらいだよね、プレイヤーキャラの個性って」
1「…俺は別に、ラジオに葉書を出したりはしない」
  どの口で言う、このぷにぷにぱんちゅめが。
  理由は別にある。ついて来い。
655第四打席:01/10/19 13:57
  目的地に到着。目標の人物、確認。
リ「あら、今日はお揃いでいかがなさったの?」
  こいつだ。
  このリリーナこそが、ヒイロがプレイヤーキャラである理由だ。
1「どういうことだ」
2「リリーナも何かのキャラなのか?」
  そう、リリーナにふさわしいキャラがパワプロ2001に登場している…
4「彼女にふさわしいキャラクターなんて……まさか!」
5「そうか!そういうことか、ナタク!」
リ「? ??」
  もう皆気付いたようだな。
  そう、リリーナこそ『なぎさ』だ!
2「プレイヤーキャラの妹!」
5「結果が出ないと病状が悪化する!」
4「なるほど…確かに、プレオヤーキャラとなぎさなら接点がありますからね」
  いや、それだけじゃない。
  人が元西武の辻発彦とかを再現しようと思って短打屋を作っているというのに、
  そんな状況もわきまえず「ホームラン打って」とかぬかす空気の読めなさ加減!
  5打数5安打打ったにも関わらず、「約束守ってくれないなんて大嫌い」とぬかすワガママ加減!
  海外の病院に転院するのに、兄に何の断りも無い身勝手ぶり!
  自分が物語の中心であると勘違いした、パワプロ界の『害毒』……それが「なぎさ」!
  そう、まさにリリーナに生き写しだ!
 
  「宇宙の心理だ」「貴様の正義、見せてもらった」と賞賛の声が渦巻く中、ふと
  リリーナに目をやると、ふるふると肩を震わせ静かに憤っていた。
  あからさまにドス黒い、なぎさ色のオーラが立ち上っていた。

リ「ねぇ、ヒイロ……いいえ。ねぇ、お兄ちゃん」
1「!」
全「!!」
リ「ねぇお兄ちゃん、私お願いがあるの……ゴホゴホ(赤字・強調フォント)
  もしこのお願いを聞いてくれたら、私の病気も治るかもしれないの」

  既に聞く気になっているヒイロ。静かにほくそえむリリーナ。
  よせ、ヒイロ!

リ「次の試合、私のために自爆してね」
1「任務了解」

  あぼーん。
656第五打席:01/10/19 13:58
  バラバラに吹き飛ばされた俺達は、あえなく9日間の骨折とあいなった。
  もちろん肩と守備力が大幅ダウンだ。
マ「まったく、お兄たまには困ったもんです」
  すまないマリーメイア。
  一日も早く怪我を治して、また遊んでやれるようになるからな。
マ「早く治す方法なら、無いわけでもないのです」
  何!それは本当かマリーメイア。
  そうと決まれば話は早い、そいつを教えてくれ。
マ「デスガ、成功率ハ30%デース…」

  oh、ダイ・ジョーブ博士…
  ってーかお前もか。
657通常の名無しさんの3倍:01/10/19 14:02
一応、ageておく。
……全パラメータAの選手作成なんて、俺には無理だ……
第一回 >>491 第二回 >>526 第三回 >>590

ヘビーアームズがぶっ壊れて修理中、意気消沈のホワイトベース乗組員。
おまけにオペレーターのカトル・マスまで行方不明ってワケ。
それに前回のトロワ、HAぶっ壊しちまったから代わりのMS使って出撃する
みたいだが…設定まだ決まってねぇんだよなァ。
でも、どうすんだよコレ?

五飛「しかし…大分、原作と話が違ってきたな。」
デュオ「え? そ、そうかな? 気のせいだろ。 アハ、アハ、アハハハハ…」
トロワ「デュオ、すまんがオマエのMSを使わせてもらう。」
デュオ「え!? ト、トロワ? な、なんでこんな所に…!」
五飛「俺が呼んだのだ。」
トロワ「安心しろ、もうホワイトベースに搬入している、恩に来るぞ。 じゃあな。」
デュオ「あ、ちょ、ちょっと待てって!」
五飛「良かったなデュオ、設定が決まって。 感謝しろ。」
デュオ「・・・・・・・・・」

ヘビーアームズ支援用MS「デスサイズ」でゼクスを追いかけるトロワ。

トロワ「今度は仕留める…」
ゼクス「カ(ト)ルマ、貴様との腐れ縁も今日までだ。 思えば士官学校時代より性的悪行の数々…」
トロワ「…待て、ゼクス。」
ゼクス「断じて許さん!」

バウにて。

カ(ト)ルマ「思えば士官学校時代よりのあの愛に満ち溢れた日々…」
ゼクス『…ルマ、カ(ト)ルマ。 聞こえるか?』
カ(ト)ルマ「…今となっては懐かしい!」
ゼクス『…?』
カ(ト)ルマ「この作戦が無事に終了したら、必ず… 僕はゼクスと添い遂げる!」
ゼクス『!!』
ジオン将校「カ、カ(ト)ルマ様。 ゼクス様との回線が開いている様ですが…」
カ(ト)ルマ「ん? あ、ああ…すまないゼクス。 で、どうだ? 白いのを誘導できたのか?」
ゼクス『…ゴホッ! …OKだよ、あとは手はず通り頼んだぞ。 (プツッ)』
カ(ト)ルマ「了解、よし… これより我が艦は木馬を強襲する!」
ホワイボベースにて。

団長「敵艦が特攻を仕掛けてくるぞぃ!」
ドロシー「ホホホホホ、トロワったら一体何をしているのかしら?」
リリーナ「ドロシー、笑い事じゃないでしょ! 迎撃するのよ、迎撃!」
ヒルデ「トロワ、赤いザクを追いかけて連絡がありません!」
リリーナ「もう! あれだけHBの護衛をする様に言ったのに!!」
団長「赤い彗星にしてやられたの。」
リリーナ「全く…みんな無能なんだからッ! 使えないわ!!」
ヒロ「オマエモナー。」
リリーナ「・・・・・・」
ヒロ「・・・・・・」

再びバウにて。 でも木馬の集中砲火を浴びてあぼーん寸前だけどな。

カ(ト)ルマ「うおおおおおっ!! こ、これは…ッ!?」
ジオン将校「おのれ… 話が違うではないか!」
カ(ト)ルマ「謀ったな、ゼクス!!」
ジオン将校「駄目だ、持ちません!」
カ(ト)ルマ「くそォォォォォォォォォ!!!!」
ジオン将校「カ(ト)ルマ様…」
カ(ト)ルマ「・・・・・・」
キリッ(居直って背筋を張るカ(ト)ルマ、大きく息を吸い込んで…)

カ(ト)ルマ「ジオン公国にえいくぅぉ…フガッ!」

ジオン将校「あ゛…」
ゼクス「あ゛…」
トロワ「あ゛…」
リリーナ「あ゛…」
五飛「あ゛…」

デュオ「ま、まさか… 噛んだ…のか?」

カ(ト)ルマ「うわあああああああああああああああああああああああッ!!!!」

あぼ――――――――――――――ん

続く、、、(かもしれない)
660sage:01/10/19 22:27
ホワイボ→ホワイト

…スマソ、他にも誤字・脱字は堪忍してたもれ。
661通常の名無しさんの3倍:01/10/20 17:45
>>659
バウ
もしかしてガウのこと?
バウはMSなんだけど
662ジャングル・トロワ:01/10/20 21:14
 今日はなんだかアンニュイな気分だ。ん? ライオン君遊んでくれるのか。それではお言葉に甘えよう。

 やばい。調子に乗りすぎた。森で遊んでいたらライオン君が野生化してしまった。くそ! 機械の身体の
癖に野生化しやがって!

 ガサッ

 そこか! 素早い手さばきでナイフを投げる。手応えありだ。
「なにをする! お前は悪だな! 悪だから俺にナイフを投げたんだろ! そうだろ!」
 茂みの中から、額にナイフを深々刺した五飛が出てきた。何だ五飛か。
「何だとは何だ! 謝れよ!」
 はいはい。面倒な奴だ。謝るよ。俺は煙草を取り出し、火を点けた。ゆっくりと吸い、吐く。
五飛を流し目で見ながら、言った。
 ごめりんこ
「馬鹿にするなぁ!!」
 五飛が俺に殴りかかろうとした瞬間。銀色の触手が五飛を襲った。
「なんだこれは!」
 あっという間に後ろの茂みの中へと引き込まれる五飛。あわわわ。
「これは・・・!」
 五飛! 何が見えるんだ! 教えてくれ五飛! これはヒイロの台詞か。
「これは・・・・・・なんだろ? ぎゃああ!!」
 茂みの中で鮮血が飛ぶのが見えた。そして、骨が砕ける音。ライオン君…容赦なしか!! ライオン君の気配が消えた。
どうやら食い終えたようだ…
 ふん。面白い。機械の身体で野性の心を持つライオン君なら相手にとって不足なし! 俺が調教しなおしてやろう。
663ジャングル・トロワ2:01/10/20 21:31
さすが野生。風下に立って匂いを感じさせないな。逆に言うと、風下にさえ注意を払っていれば襲われる事は無いな。

 サーーーー

 風の音。ライオン君はどうやら俺を甘く見すぎているようだ。いつもキャスリンにいびられているからって、
弱いわけではないんだよ。ライオン君。前髪にはこういう使い方もあるのだよ。
 前髪アンテナ!! 説明しよう。前髪アンテナとは前髪で空気の流れや熱、湿度や振動のわずかな違いを感じ、
敵の居所を知る事が出来る技である。

 サク。サク。サク。

 一歩、二歩。感じる。感じるぞ。抜き足差し足で歩いているな。後ろに回りこんでいる。ライオン君。ふっ。
野生化しても感までは戻ってないようだな! ライオン君! そこは風下だよ!

 サクッ。サクッ。

 五歩。止まった。血の匂いがするぞ。ライオン君。やはり俺には勝てないようだな。俺は振り返り、ドラえもんシール片手に、走った。
くらえぇ! ドラえもんシール! シュートヒムッ!
 この時。俺の頭にある疑問がよぎった。ライオン君。何故五歩だけ歩いたのか? 何故それから動かないのか? そう思った瞬間。横の茂みから
銀色の身体が踊り出た。真横だとぉ!
 一気に前に飛ぶ。そのまま俺は茂みの中へと身を隠した。
「ぐるるるる」
 そうか。液体化しているから、足音なんて立てなくても移動できるのだ。もっと注意深くならねばな。それにしても、何だこの匂いは。
匂いのする方向を向く。そこには無残な姿の五飛がいた。可愛そうに。せめて、額に「中」と書いてやろう。
「グルルル」
 さて、どうした物か…相手は液体だ。物理的な攻撃によるダメージは期待できそうに無いな。
俺は武者震いをした。
664ジャングル・トロワ3:01/10/20 21:49
 茂みの中を一目散に走る。正確に言うと猿みたいに木々の間を飛び回っている。ライオン君がすごい勢いで迫ってくる。
能力はどれを取っても向こうの方が上だ。下手すりゃガンダムでもてこずるかも知れないからな。気が抜けない。
「ガウッ!」
 このクソライオン!! 調子に乗りやがって。俺が何の策も無く逃げ回っていると思うか? 長い木の枝を集めながら、移動していた。
それを縄で結ぶ。トロワ特製のギロチンの完成だ。イカダの先が尖っている物と思ってくれればいい。
「グルルル」
 俺は今風下に立っている。木の上だ。気付かれる可能性は低い。戦は量よりも勝機なのだよ。
「ウウウウ」
 抜き足差し足。丁度真上にきた。これで両断してくれる! 両断してお前のことを「マーライオン」
ッて呼んでやる!
 そんなことを考えていると。風の向きが変わった。上から下に吹き付けるような風だ。まずい!
「ガァァアアアア!」
 おそい!

 ザシュゥ!

 ふはははははは。いくら貴様が早かろうと、襲ってくる位置が正確にわからなければ、
一瞬私の方が早い!
「ガアアア!」
 さて、どう始末してくれよう。もう二度と戻れないように、細切れにしてやろうか?
「ニヤリ」
 何がおかしい?

 ガシッ!

 何!? 両断した下半身の方が俺に巻きついている。こいつ! 両断されても動けるのか!
「グルルル」
 ちょ、ちょっと待て。ライオン君。俺だよ! トロワだ。俺たちナイスなコンビだっただろ? 思い出せ!
「ガオ!」
 この畜生がぁ! 所詮は獣か!・・・・・・・早かったな・・・俺の死も。
俺は覚悟を決めた。
665ジャングル・トロワ4:01/10/20 21:57
 迫りくる歯。俺はあれに噛み砕かれるのか。
 キャスリン。今までありがとう。
 マリーメイア。皆に迷惑かけちゃいけないよ。
 ヒイロ。俺のビデオコレクションをお前に見せたかった。
 DI…デュオ。ラーメン食わせてやりたかった。
 カトル。氏ね。
 五飛。あの世で仲良くしような。
「ガアアア!」
 来る・・・!
「トロワ? どうしたの?」
 キャスリン! 来ちゃいけない! これは悪魔のマシーンだ! ライオン君がキャスリンを見る。
「ライオン君。どうしたの?」
 ライオン君は目標をキャスリンに変えた。くそ! やらせるか!
「ガアアアア!」
「悪い子ね!」
 キャスリンは箱を取り出すと、ライオン君の攻撃を避け。ライオン君をこねてこねて、箱の中へと詰め込んだ。
「これで良しと。どうしたの? トロワ」
 いや・・・なんでもない。恐ろしい女だ。今までこんな女と住んでたのか…!?
「マリーメイアが心配してるわよ? 帰りましょう」
 そ、そうだな。その日から、ライオン君が今まで以上に良い子になったのは言うまでもない。
666トロア・バートンの華麗な一日:01/10/21 11:36
AM0:00 2チャンネルを見ている。いい加減飽きてきた・・・
AM1:00 エロゲ版に逝く。ハァハァ・・・
AM1:35 レスを煽られる。頭に来たのでAAをぶち込んだ。そして寝た。
AM9:58 起床。2ちゃんに逝くとアクセス拒否されていた。はめられたか。
AM10:25 髪を整えてアキバへ繰り出す。ついでにAVも借りるつもりだ。
AM10:30 五飛に会う。昨日死んだはずなのに何故生きて居るんだ?不思議だ。
AM10:43 五飛とゲーセンで連ジをやる。予想外の出費だ。
AM11:03 立ち寄った本屋でカトルらしき人物を見つけた。
667通常の名無しさんの3倍:01/10/21 11:42
>666
悪魔の数字らしい一日ダネ・・・
668sage:01/10/21 11:46
>>661
あ"〜〜〜!! それもかッ!!
すまん、これからはチェックするんで。。。 本当に申し訳ない!

ホワイボ→ホワイト
バウ→ガウ

おりゃアホだ… 「死」んできます
669訂正C:01/10/21 11:49
第一回 >>491 第二回 >>526 第三回 >>590

ヘビーアームズがぶっ壊れて修理中、意気消沈のホワイトベース乗組員。
おまけにオペレーターのカトル・マスまで行方不明ってワケ。
それに前回のトロワ、HAぶっ壊しちまったから代わりのMS使って出撃する
みたいだが…設定まだ決まってねぇんだよなァ。
でも、どうすんだよコレ?

五飛「しかし…大分、原作と話が違ってきたな。」
デュオ「え? そ、そうかな? 気のせいだろ。 アハ、アハ、アハハハハ…」
トロワ「デュオ、すまんがオマエのMSを使わせてもらう。」
デュオ「え!? ト、トロワ? な、なんでこんな所に…!」
五飛「俺が呼んだのだ。」
トロワ「安心しろ、もうホワイトベースに搬入している、恩に来るぞ。 じゃあな。」
デュオ「あ、ちょ、ちょっと待てって!」
五飛「良かったなデュオ、設定が決まって。 感謝しろ。」
デュオ「・・・・・・・・・」

ヘビーアームズ支援用MS「デスサイズ」でゼクスを追いかけるトロワ。

トロワ「今度は仕留める…」
ゼクス「カ(ト)ルマ、貴様との腐れ縁も今日までだ。 思えば士官学校時代より性的悪行の数々…」
トロワ「…待て、ゼクス。」
ゼクス「断じて許さん!」

ガウにて。

カ(ト)ルマ「思えば士官学校時代よりのあの愛に満ち溢れた日々…」
ゼクス『…ルマ、カ(ト)ルマ。 聞こえるか?』
カ(ト)ルマ「…今となっては懐かしい!」
ゼクス『…?』
カ(ト)ルマ「この作戦が無事に終了したら、必ず… 僕はゼクスと添い遂げる!」
ゼクス『!!』
ジオン将校「カ、カ(ト)ルマ様。 ゼクス様との回線が開いている様ですが…」
カ(ト)ルマ「ん? あ、ああ…すまないゼクス。 で、どうだ? 白いのを誘導できたのか?」
ゼクス『…ゴホッ! …OKだよ、あとは手はず通り頼んだぞ。 (プツッ)』
カ(ト)ルマ「了解、よし… これより我が艦は木馬を強襲する!」
670訂正C-2:01/10/21 11:54
ホワイトベースにて。

団長「敵艦が特攻を仕掛けてくるぞぃ!」
ドロシー「ホホホホホ、トロワったら一体何をしているのかしら?」
リリーナ「ドロシー、笑い事じゃないでしょ! 迎撃するのよ、迎撃ィ!」
ヒルデ「トロワ、赤いザクを追いかけて連絡がありません!」
リリーナ「もう! あれだけHBの護衛をする様に言ったのに!!」
団長「赤い彗星にしてやられたの。」
リリーナ「全く…みんな無能なんだからッ! 使えないわ!!」
ヒロ「オマエモナー。」
リリーナ「・・・・・・」
ヒロ「・・・・・・」

再びガウにて。 でも木馬の集中砲火を浴びてあぼーん寸前だけどな。

カ(ト)ルマ「うおおおおおっ!! こ、これは…ッ!?」
ジオン将校「おのれ… 話が違うではないか!」
カ(ト)ルマ「謀ったな、ゼクス!!」
ジオン将校「駄目だ、持ちません!」
カ(ト)ルマ「くそォォォォォォォォォ!!!!」
ジオン将校「カ(ト)ルマ様…」
ゼクス「逝けガウよ! 忌まわしき記憶と共に!!」
カ(ト)ルマ「・・・・・・」
キリッ(居直って背筋を張るカ(ト)ルマ、大きく息を吸い込んで…)

カ(ト)ルマ「ジオン公国にえいくぅぉ…フガッ!」

ジオン将校「あ゛…」
ゼクス「あ゛…」
トロワ「あ゛…」
リリーナ「あ゛…」
五飛「あ゛…」

デュオ「ま、まさか… 噛んだ…のか?」

カ(ト)ルマ「うわあああああああああああああああああああああああッ!!!!」

あぼ――――――――――――――ん

続く、、、(かもしれない)
671トロア・バートンの華麗な一日:01/10/21 11:55
AM11:09 カトルを尾行することにする。
PM0:03 一時間近く尾行したが、ヤツは特に変わった行動はしていない。
PM0:39 カトルが突然駅のトイレに入った。俺も入ろうとしたが、ヤツは女子トイレに入っていた。
PM0:48 待つこと約10分。カトルはキャロルとなって現れた。
PM0:58 キャロルの後ろにはヲタ共が群がっている。俺も付いていくことにした。
PM1:43 時折ファンサービスを繰り返しつつ、ヤツは人気のない方向へ進んでいく。
PM2:00 裏路地に入ったところで、ヤツは突然マシンガンでヲタ共を攻撃した。
PM2:01 ヲタ共が倒れている。後一秒遅れていれば、俺は蜂の巣だった・・・
PM2:12 キャロルは再びカトルに姿を変え、執事の車で戻っていった。
PM2:35 同人誌即売展でヒイロを見つけた。とりあえず俺も品揃えを見る。
PM2:38 なかなかハァハァな物が置いてある。3冊ほど買って店を出た。予想外の出費だ。
PM3:01 立ち寄ったビデオ屋でデュオを見つけた。とりあえず行動を観察。
PM3:05 どうやらヤツはジョジョのOVAを借りるつもりのようだ。そっとしておこう。
PM3:08 ここのAVは品揃えが悪い。ヒイロのおすすめの店へ行くか。
672トロア・バートンの華麗な一日:01/10/21 12:02
PM3:35 遠いだけあってなかなか品揃えが良い。
PM3:45 悩みに悩んでロリ物3本とSM5本借りた。
PM4:02 吉野屋で少し早い夕食。ゼクスが肉を少し増量してくれた。
PM5:12 久しぶりにたらふく食べた。ゼクスは売り上げが落ち込んでいると嘆いていた。
PM5:32 炉端で牛肉特売をやっている。キャスリンのために少し買って帰ろう。
PM6:03 門限を3分過ぎて帰ったのでキャスリンに殴られた。
PM6:13 キャスリンに牛肉を渡す。喜んでいたので明日はどうやら肉料理のようだ。
PM6:53 いつものように2ちゃんへいく。
PM10:35 風呂にはいる。
PM11:54 エロサイト巡り開始。

これで報告を終わる。
いつ寝てるんだ?
674逆噴射トロワ:01/10/22 16:20
今日、ヒイロにトレーズの家を捜索させたら、ビデオテープを持って帰って来た。
「ヒイロ、このビデオは何だ?」
「トレーズとレディのハメ撮りだ。」
…………。
今晩のオカズは決まりだな。

深夜、
まず、サーカス全体を回って、起きている者がいないかを確認した。
次に、ドアの鍵を掛けて、窓をカーテンで覆った。
完璧だ。
アイナブリッジ(前スレ352)の再現など、有ってはならないからな。
テープをビデオデッキに差しこんでから、画像が出るまで少し時間があった。
その間にズボンとパンツを脱ぎ、傍らにティッシュの箱を置く。
これで、準備完了だ。

本番が始まると、オレの倅は、ニュートンにケンカを売るかの如く、
万有引力に逆らって力強くそそり立った。
利き腕でしごきながら、もう片方の手をティッシュに伸ばす。
天国への扉が目前まで迫っていた…………

『コン! コン!』
ドアをノックされる音が聞こえる。
「だっ、誰だ?」
「お兄様、もうお休みになりましたか?」
「トロワ。明日の公演の事で話があるんだけど。」
「マリーメイアとキャスリンか? ちょっ、ちょっと待……」
「何をそんなに焦ってるんですか?」
「怪しいわね……勝手に入るわよ。トロワ。」
勝手に入るってどう言う意味だ?

『カチャ……カチャ……カチャ……』
まさか、ピッキングか!? 何て恐ろしい女だ!!!
675逆噴射トロワ:01/10/22 16:21
大急ぎで、テレビのリモコンに手を伸ばそうとしたが、見当たらない。
くそっ! こんな時に……仕方がない。
オレは立ちあがると、テレビの前まで駆け寄った……暴発寸前のナニを利き手で戒めながら。
我ながら情けない格好だ。

『つるっ!』

不意に足が滑ってしまった。
バランスを崩して、前のめりに倒れるオレ……
坂本竜馬という人物は、「死ぬときは、たとえドブの中でも、前のめりに死にたい」
といった言葉を残したそうだが、今のオレの場合は、前のめりでは非常に困る。

『グキッ!』

「ふぉぉおぉぉぉおおぉぉおおぉぉぉぉおおおぉぉ!!!!!!」
折れた!!!!…………中ほどから直角に…………
しっ、死ぬほど痛い…………
普通、怪我をしたら患部を手で押さえるものだが、余りに痛すぎて、それさえもできない。
オレは、その場にへたり込んで絶叫するしかなかった。
まもなく、キャスリンとマリーメイアが部屋に入ってきた。

キャスリンは、無言のまま、ただ呆然と立ち尽くすだけだった。
「………………………………」
マリーメイアは一言だけ発した。
「みじめな男だわ………………………………角度とか。」
今日も一日馬車馬のごとく働いた……
いつものようにメールの確認をしているとノインから何やらメールが届いてる。
ウィルスじゃないだろうな……?
そう思いながら恐る恐るメールの中味を確認。
中には二つのURLが……
何だろうか。何の説明もないので余計気になる。
ノインには日頃色々怨みを買ってるからな…
もしグロサイトやブラクラだったら……と、とりあえず今日は寝るか。
夜中にグロサイトはきつい。明日ゆっくり確認させてもらおう。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4104/suneo/suneo.htm
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4104/suneo/hair.htm
677通常の名無しさんの3倍:01/10/22 22:50
ageときやす。
>>676
こ、これは…!
>676
むう、参考になる…って何がや!
679通常の名無しさんの3倍:01/10/23 20:35
今日、秋葉原をヒイロと歩いていたら暗黒の破壊将軍を見かけた。
呼び止めてやったら顔色を青くしたり赤くしたりして立ち竦み、近付こうとしたらダッシュで走り去っていた。
奴の去った後、周囲から「暗黒の破壊将軍だってよ…」「ハンドルネーム?だせえ」等と言う嘲笑が聞こえた。
奴自身の蒔いた種とは言え、哀れな奴だ。

そういえば暗黒の破壊将軍の本名を失念した。
まあいいか。
680通常の名無しさんの3倍:01/10/23 21:47
ネタかもしれないけど、ヴァルダー・ファーキルです。
681逆噴射トロワ:01/10/23 23:05
こんな投票所ができているらしい。
「シャア専用板名無し選考投票所」
http://cgisrv.abell.co.jp/nocharge/ranking/ranking.cgi?userid=2ch7743

一部のシャア専用板住人が、「通常の名無しさんの3倍」は飽きたと言い出し、
これに代わるデフォルトの投稿名を、好き勝手に挙げまくったところ、
結局、投票所の設置に至ったらしい。

どれどれ、覗いてみる事にしよう……
あっ、オレの名前があるじゃないか!

なんか、嬉しいような…………情けないような…………
682通常の名無しさんの3倍:01/10/24 16:40
トロワ奮闘中age!
 俺の名前が奮戦しているようだが、なんか複雑な気分だ。
 もし、もし俺の名で決定すると、ネタを書きもむのも俺。レスするのも俺。レス立てるのも俺。
ageるのも俺。sageるのも俺。AAぶち込むのも俺。コピペしちゃうのも俺。マジレスするのも俺。
荒らすのも俺。煽るのも俺。自作自演も(以下略)。
 とにかく、あんまり嬉しくは無いな。ガンバレェ。通常の名無しさんの三倍(現在一位)もしくは、
2CHの名無しは化け物か!?(現在一票)
抜いた!抜いた!抜きました-ッッ!!?
このトロワすごいよ!さすがマリーメイアのおにーさんっ!
ええ!! 抜いてるぅ!? なんてこったい…
686逆噴射トロワ:01/10/24 20:04
「通常の名無しさんの3倍」なんかにまけるな。
1位だっ!

絶対1位っ!!!!!!!!!!!
687通常の名無しさんの3倍:01/10/24 20:18
何度も言うようだが、俺はマリーメイアの叔父(ニセ)であり、兄ではない。
正直、名無し投票で俺の名前が一位というのは複雑過ぎる。
名無しさんも何もあったものじゃない。
どうせなら、「通常の名無しさんの3倍の回転」の方が俺っぽい。
閑話休題。
先日、Mステを見ていたら、キャロルが出ていた。
まだいたのか、カト・・・キャロル。相変わらずウザイ。
と、キャロルの隣に座っている女の子に目が行った。
うーむ、可愛い。通常の3倍くらい好みだ。
デビューしたばかりのアーティストらしい。
名前は、ローラ・ローラ・・・・。
よし、今度CDを買おう。

次の日。さっそくCDを買いに行った俺は、CDショップの前でヒイロを目撃した。
ヒイロはローラ似の少年と一緒にいた。なんだか凄く気になったので、聞き耳を立ててみる。
会話の内容だが、どうやら二人とも、お嬢様の世話に疲れてしまったとかなんとか
言っているようだ。ふーむ、あとでリリーナにチクってやろう。
二人はしばらくの間、互いに愚痴あっていたが、段々と友情が芽生えたらしい。
やがて、ヒゲと羽根のガンダム同士で手をつなぎ、ガシャンガシャンとスキップさせながら、
夕焼け空を背に去っていった・・・・。
何故か涙が出てきた。今夜は暖かいものが食べたいな・・・・。
>このトロワすごいよ!さすがマリーメイアのおにーさんっ!

ギムギンガナムのセリフをいじっただけでしょ
どうせなら「団長の穴兄ー弟ッ!」の方が良かったか(笑
五飛が泣きながら電話してきた。珍しい。
聞けば、「たんそきん」と書かれた手紙が届いたらしい。
・・・泣くなよ、おい。
690通常の名無しさんの3倍 ◆NoXbcpc6 :01/10/24 21:11
デュオ「おっ、カトル髪染めたのか?」
カトル「ハハハ… やっぱ分かる?」
五飛「黒髪もなかなか似合うんじゃないか…
    よし、俺が中国人としての心がまえを叩き込んでやる!」
カトル「え、、、ちゅうご…?」
ヒイロ「オマエ。 こんな自己中心的な民族に帰化するのか?」
五飛「な、なんだと… ヒイロ! 貴様…ッ!!」
ヒイロ「・・・・・・」
デュオ「ほ〜ら、おめ〜ら喧嘩ならどっか行ってやりやがれって。」

トロワ「・・・・・・」

ふっ、「イメチェン」というやつ…か。
カトルめ、これみよがしに見せびらかしにきたようだが…
その汚らしい動機でみすみす自分の評判を落とした様なものだ、愚か者。
何せこいつは真面目そうな顔して腹黒い奴だからな。 例え笑っていても裏で何を言ってることやら。
第一髪の色を染めて何になるというのだ?
ハッキリ言おう、オマエや俺が髪を染めたところで情けないだけなのだ。 全然似合わんぞ。
黄猿が黒猿に変わっただけだ、馬鹿馬鹿しい…
それに、、、こいつらもこいつらだ、こんな髪の色の何処が良いのだ
頭でもおかしいんじゃ…

トロワ「・・・・・・」

・・・いや、こいつら全員頭がおかしいではないか。。。

トロワ「・・・・・・・・・ふんっ。」


――――――――――――――― 次の日 ―――――――――――――――

カトル「やぁ。」
デュオ「ぃょ〜う… ありゃ?」
五飛「貴様…なのか?」
ヒイロ「・・・・・・オマエは」

トロワ「よう。」




一同「ノイン。」
691トロワ@新人:01/10/25 01:48

カトル「トロワ!!」
トロワ「・・・カトル・・・俺達は必要なくなった戦士なんだ・・・」
カトル「トロワーーーーーっ!」
トロワ「感情で行動するのは正しい人間の生き方だ」

トロワ「だが・・・今ここに存在する俺達の思いだけは・・・
変わることのない真実だからこそ大切な物・・・俺達の生き方が正しいかどうか・・・
それはいずれ歴史が審判を下すだろう・・・」
バチッバチッ(ヴァイエイトの中)
トロワ「カトル、君の思いは正しいんだ 俺達には痛いほど理解できる。
だから
きみを 助けたい。 ・・・たとえ俺のとる方法が最悪だとしても。」

カトル・・・・折れは今初めて感情で行動する事ができるんだな・・・

あぼーん

シュールでスマソ。
トロワ、最近面白くない。
頑張ってー。
693通常の名無しさんの3倍:01/10/25 12:39
名無し選考投票でトロワ消せ消せムードが高まってる。
このままトロワは消されてしまうのか?
694通常の名無しさんの3倍:01/10/25 12:40
みんながトロワじゃ正直困るだろw
695トロワ〜最終章?〜:01/10/25 14:01
 今日五人で集まり、リングを見た。全員未見だったので、わくわくしながら鑑賞した。
最初らへんは、「松嶋萌え〜」とか、「真田渋い」とか言っていたが、中盤辺りになると、
無駄口を叩く奴はいなくなり、最後のテレビから出てきたときなんぞ、阿鼻叫喚の嵐だった。

カトル「今日のシャンプーは、後ろが気になるだろうね」
 小市民が。ブルジョワか小市民かどっちだ? お前は。そんな事を話していると、ヒイロが、
手相で寿命を見てやると言い出した。面白い。見てもらおうか。
ヒイロ「・・・・・・・・お前は死ぬ」
 は?
ヒイロ「っていうか、今日死ぬ」
 なにぃ? 何言ってるんだこの電波野郎。前髪で突っついて欲しいのか?
カトル「何言ってるんだよヒイロ。そうだ、僕がアラーに聞いてやるよ」
 いや、いらん。断ったが、既にカトルはトランス状態に入っていた。
カトル「お・・・お・・・・お・・・・オクレ兄さん!!」
 そう叫んだあと、カトルは部屋中を転がりながら叫んでいた。俺たちはその間、ハマーン(14)
は有りか無しかを議論していた。
カトル「ハァハァ・・・結果が出たよ」
 別に聞いてないんだけどな。
カトル「やっぱ死ぬんだって」

 コキャ

 カトルの頚椎を曲がってはいけない方向へ曲げる。カトルは泡を吹きながら倒れたが、もはや誰も気にしていない。
デュオ「死神の俺がタロットで占ってやるよ」
 だから…もう良い。
デュオ「そういうなよ。簡単なんだから。ほら、一枚引くだけでいいんだ」
 デュオの持つタロットカードの束から一枚引く、出てきたカードは…
「死神13」

 ザシュ

 奴のお下げ髪を刈り取る。奴は「この汚らなしい、阿保がぁ!!」 と言ってなきながら逃げていった。
696トロワ〜最終章?〜2:01/10/25 14:21
五飛「俺が何とかしてやろう」
 いや、良いよ。俺は占いなんぞ信じていない。
五飛「別に、占ってやろうといっているわけではない。風水で、未然に防いでやろうというのだ」
 なるほど、気休めにはなるな。
五飛「これを持っていろ」
 何だこれは?
五飛「我が家に伝わる薬だ。記憶を消してくれる作用がある」
 やばい薬じゃないのか? まあ、受け取っておこう。俺に額にドラえもんシールを張り付ける。
殴り返されたのは奴の愛情表現として受け取っておこう。

 俺は部屋を後にすると、街へと出た。すると、銀髪の綺麗な少女が、佇んでいるではないか。
この前、ヒイロと話していた娘だな。声を掛ける。
銀髪の少女「なんでしょう?」
 何かお探しかな?
銀髪の少女「はい。晩御飯の献立を(すごい頭だな)
 それでは私がお供しよう。独りだと何かと大変だろう?
銀髪の少女「はあ」
 その後、俺はその少女の買い物に付き合い。自宅まで上がり込む事に成功した。甘い。甘いよ子猫ちゃん。
銀髪の少女「あの、今日は晩御飯食べていってください。ご馳走します」
 俺は君をご馳走してもらうよ。台所でのセクース…燃えるな。俺は台所で調理する少女に詰め寄った。
銀髪の少女「あの・・・なにか?」
 さあ、楽になりなさい。後は静かにしてれば終わるよ。
銀髪(以下略)「あの! 何か勘違いしてませんか?」
 ん?

「僕、男です(ですですです)←エコー」

 ユゥニバァアアァァアアァァアアス!!!!!
 まずい! まずいぞ! こんな事が全員にばれたら、笑い者されるどころか、陵辱されてしまう!!
特に、カトルには絶対にまずい!! どうする? このままだと俺の男が死んでしまう!!
銀髪「大丈夫ですか?」
 この悪魔めぇ!! 男の癖に何でそんなに可愛いんだよ!! 声も女みたいだし! どうする。
・・・・・・そうだ!! 五飛から貰ったこの薬を! 君、口を開けたまえ。
銀髪「こうですか・・・んっぐ。はぁ。飲んじゃったぁ」
 あてみ!
銀髪「げふぅ」

 後日、キャロルの友達のローラ・ローラが活動を休止したらしいが、まあ俺には関係ないだろう。
 
697通常の名無しさんの3倍:01/10/25 18:10
age
698トロア・バートンの華麗な一日:01/10/25 20:55
ふと思った。俺のヘビーアームズ、元に戻してない。
しかし、修理できない理由は3つある。

1,金がない。(いつの間にか預金から引き出されていた)
2,部品がない。(ビルゴでは代用できない)
3,時間がない。(俺は忙しいのだ)

深夜まで2chに逝っておいて何を言うか、と思うかも知れないが。
俺は時間も部品も金もない。一番手っ取り早くすることは・・・

〜〜〜思考中〜〜〜


今、俺はマリーメイアからサーペントを借りている。しかし、頭だけはヘビーアームズだ。
・・・イイ
699通常の名無しさんの3倍:01/10/26 22:20
ヒイロがウイングゼロカスタムに、ヒゲを付けた。どうしたんだ、突然。
奴はヒゲゼロに搭乗すると、おもむろに外部スピーカーをオンにして、
「たんたんたんた たーんたんた たんたんたんた たーたん」
ひ、ヒゲダンス・・・
ヒイロは淡々とした声音でヒゲダンスのテーマを口ずさみながら、
ガッシャガッシャとヒゲゼロでステップを踏んでいる。
しばらく踊った後、ヒイロはハッチを開いて俺をじっと見つめてきた。
・・・き、期待している目だ!

数日後。俺のサーペントアームズにヒゲが付いた。
今日もヒゲゼロと一緒にヒゲダンスだ。
700ガロード・ラン@カメオ出演:01/10/27 00:15
仕事仲間のデュオから電話がかかってきた。オレ納入する人、デュオ買い取る人。
俺のガンダムDX持って、すぐに来てくれだと。

「ヒゲガンダム持ってる者として、お前も呼ばなきゃなぁと思ってな。
 ロランにも連絡入れたんだけど、何か怪我して来れないとかで。
 お前もやるだろ?ヒゲダンス」

ガチャ。
無言で電話をたたき切った。

あっ、ティファが呼んでる。
今日の晩御飯は何かな〜♪ エプロンスガタモ カワイイゾ!
701哀・トロワ:01/10/27 00:47
整備場でヘビーアームズの改造プランを練っていたが、どうも上手い案が思いつかない。
ほんの遊び心で予備のビームガトリングをヘビーアームズの股間に装着してみる。
他意はない。本当はこの位置のほうが安定するのだ。
試しに起動させてみる。
バルルルルルルルルルル・・・
いい感じだ。

後ろを振り返ると何故かノインが頬を上気させてウットリしている。
変な女だ。
俺の視線に気付くと慌てて走り去っていった。
面白いのでこのまま使おう。
702トロア・バートンの華麗な一日:01/10/27 07:20
急にゼロと模擬戦をすることになった。ゼロとの戦闘用に新たに改造を加えた。
股間にはガトリング砲。腕にはヒイロのPCからハッキングして改良したバスターライフル(ガトリング仕様)を2門×2。
さらに胸のガトリングは五飛を見習って火炎放射器を搭載。
肩のミサイルは改造してビームサーベルが出るようにした。
敵が接近したところでガバッ!と開いてガブッ!とつかむ。これ最強。
残りのミサイルは誘導性能の高いミサイルに替えた。

ヒイロとの模擬戦当日。ヤツはこちらのデータを予測していたのか常に飛行していた。
汚いヤツだ。しかし、ミサイルを積んでいると言うことは知らなかったようでミサイルを撃つと直撃した。
バランスを失って墜落するW。俺はすかさず先回りし、必殺カニばさみを起動させた。
『ガバッ!ガブッ!』
ビームの刃はWのボディに直撃し、Wは動かなくなった。
そこへ俺はガトリングとビームガトリングとミサイルを全弾ぶち込んだ。
完全に破壊されたようだが、多分明日には復活しているだろう。


翌日、リリーナから電話があった。
「家のヒイロは高いんですのよ!そう簡単に壊さないで頂戴!」
と言って電話は切れた。切り際に
「記憶のデータ回収が大変なのに・・・」
ともらしていた。
・・・ということは、ヒイロは何人もいるのか・・・・
703哀・トロワ:01/10/27 17:58
キャスリンが「あなたは元がいいんだから、もっと笑いなさい」としつこい。
元がいいのはたしかにその通りだが・・・
無下にするのも悪いのでためしに鏡で笑顔を作ってみる。
うむ、この顔がベストだろう。

夕飯の時間だ。
テーブルを囲むキャスリンとマリーメイアに先程編み出した最高の笑顔を見せてみた。

キャスリン「・・・」
マリーメイア「・・・ヒッ」

マリーメイアが怯えたようになって大声で泣き出した。
キャスリンが大慌てでなだめている。
俺の笑顔がそんなに愛くるしいのか?

夕食後、キャスリンに呼び止められてひたすら平謝りされた。

キャスリン「あ・・・あなたはやっぱり自然体が一番よ!」

ん・・・なんだ・・・俺の・・・涙か・・・?
704通常の名無しさんの3倍:01/10/27 21:51
デュオ「お前らには爽やかさが足りない」
 急にDI…デュオがこんな事を言い出した。何を言ってるんだ?
デュオ「いいか? 俺とカトルは劇中でもよく笑ってるし、感情を出してるが、お前らはどうだ?
    全然じゃないか」
 どうやら、ヒイロ、俺、五飛の三人の事を言っているようだ。
五飛「何をいっている! 俺は笑ってもいるし、感情を剥き出しにしているぞ!」
 うわあ! ビックリした。いたのか五飛。
デュオ「お前は爽やかを通り越して暑苦しいんだよ」
 まあ、たしかに。
五飛「くっ! 正しいのだ俺は!!」
 居直りやがった。性質わるいな。
ヒイロ「俺も笑っているぞ」
 やはりいたか。お前らの笑いは、なんか気持ち悪いぞ。それに比べて俺の笑顔はどうだ?
物憂げで儚さをかもし出しているだろう?
デュオ「じゃあ、お前ら笑ってみろよ」

 ニヤァ

 その日から、デュオは部屋から出てこなくなった・・・・
705通常の名無しさんの3倍:01/10/28 17:17
今頃、本当に今頃だが「落ち着けシーブック」スレを読み終わる。あともう一度
F91を見直す。・・・見れば見るほど俺達にはないキャラ造形だ。さすがは御大、
と言ったところか。・・・だが、悪くない。率直に言えば俺も残像を出したい。

翌日俺は秋葉原でバイオコンピューターを購入した。バルク品だったので結構安く手に入った。
早速ヘビーアームズに搭載する。さて・・・これからどうするんだ?
確か劇中ではシーブックが燃えている時に色んな怪現象が起こった気がするが・・・
そうか、気合だ。クールが売りの俺には奴のような 燃えたぎる闘志が欠けているのだ。
俺のキャラが変わるのは痛いが仕方ない。目指せ、フェイスオープン!!

キャスリン「トロワ、今度の公演のことだけど・・・」
なんとぉー!!
キャスリン「と、トロワ!?」
ドクトルS「トロワ、今度の指令じゃが・・・」
このっ・・・ジジイがっ・・・!!
デュオ「いよう、トロワ。何かカトルが聖戦から手を引くらしいぜ?」
そんなわけないだろ、だって、アラブなんだぜ!?
ゼクス「トロワ、悪いが仕事中で手が離せないんだ。画材を買ってきてくれないか?」
でかくって、軍のメシを食ってりゃ偉いのかよっ!!
ヒイロ「・・・任務完了」
終わったのかよ!!

・・・途中何か別のキャラクターが入った気がしたが、めでたく質量を持った
残像が完成した。しかし、放熱板の代わりに胸のハッチが開きっ放しになり、
飛ぶとミサイルがこぼれ落ちて結構な被害を引き起こしてしまった。
             『トロワご乱心』
その報を聞きつけたヒイロ達は総力を結集して俺を止めにきたので仕方なく残像で
迎え撃った。俗に言う『サンクキングダム火の七日間』のきっかけはこうした、
ごく些細なことから始まったのだ。
706通常の名無しさんの3倍:01/10/30 00:05
保全age
707通常の名無しさんの3倍:01/10/30 00:14
遠い世界では一行AAが流行っているらしい。
流行に敏感な俺は早速試してみる。
どれどれ・・・ほう、意外と簡単だ。

              バートンです∠゜∀゜)

・・・・・・・・・酷すぎる・・・・・・叱ってくれ・・・サーベントアームズ・・・・・・・・・
708通常の名無しさんの3倍:01/10/30 15:31
ageとこう
709///_-):01/10/30 15:36
>>707
これの方がいいな。
710通常の名無しさんの3倍:01/10/30 20:35
デュオを作る  (地_味\

・・・似てない・・・

カトルを作る  (気ε違)

更に似てない・・・

五飛を作る   (゜∀゜)≡

何が何だか・・・

ヒイロを作る  //-_-)

・・・もうだめだ。
711通常の名無しさんの3倍:01/10/30 21:12
//-_-)

これ、トロワだろ?
712通常の名無しさんの3倍:01/10/30 22:10
五飛 (`o´)-

デュオ b(`ー゜)。。。

カトル ( ^∀^)/  \●カトルサマー\ ●\ ●カトルサマー \ ●←マグアナック隊

ヒイロ (−_−)q

俺 (√/_−)

これを見た五飛が、「俺だけ嫌に小さいじゃないか!」と怒り出した。
うるさいなぁもう。
ウザイから、五飛のデコにドラえもんシール ((≡゜♀゜≡)) を張ってやった。
713これだろ!?:01/10/31 19:40
       //
      〈/∀`)     ♪
  ゴソゴソ /(ヽι)     トロワ窓からチンポコ出して       
         く ゝ
714//-_-):01/10/31 19:53
トロワとして見るならかなり良い出来だ
715通常の名無しさんの3倍:01/10/31 21:08
//_-)の方がよくないか?
716逆噴射トロワ:01/11/01 02:32
ある日、デュオが言い出した。
「俺達を『聖闘士星矢』に例えるとしたら、誰になるんだろうな?」

ヒイロ「………………………………」
オ レ「………………………………」
カトル「………………………………」
五 飛「………………………………」

翌日、ボロ雑巾と化したデュオが近所のゴミ置き場で発見された。
触れてはいけないもの……………それが『禁忌』というものだ。
717:01/11/02 00:46
何かパッタリだな
718通常の名無しさんの3倍:01/11/02 00:56
>>715
いいねぇ
さらに言うなら ///_-)
719逆噴射トロワ:01/11/02 04:28
今日は5人で集まって、オレ達をHUNTER×HUNTERに例えたら誰になるかを語り合った。

デュオ「まず、誰から決めるかな……」
トロワ「そうだな…………五飛からにしよう。」
ゴネそうな五飛には、早々に適当なのを割り当てて、黙ってて欲しいからな。
トロワ「……クロロがいいんじゃないか?」
五 飛「トロワ! 貴様、何のつもりだ!!」
トロワ「髪型がオールバックだからだ。」
五 飛「髪型だと!? 髪型だけで、俺にあんな悪を押しつけるつもりか!」
五 飛「俺はクラピカに決まっている! 俺は正義だ!
    悪を裁くクラピカこそが相応しいのだ!」

んな訳ゃねぇだろ!
あんまりうるさかったので、五飛を布団圧縮袋に押し込んで、掃除機で中の空気を全て吸い取った。
これで、少しはおとなしくなるだろう。
720逆噴射トロワ:01/11/02 04:29
デュオ「んじゃぁ、次はカトルにするか。」
トロワ「カトルは………………」
ヒイロ「難しいな…………」
トロワ「……コルトピだな。」
カトル「!? ト、トロワ! ちょっ、ちょっと待ってください!
    どうしてボクがコルトピ……」
トロワ「自分のことを『ボク』と呼ぶからだ。」
カトル「そっ、そんな理由で!?」
トロワ「嫌なのか? カトル。」
カトル「当たり前じゃないですか!
    第一、ヒソカだって、自分のことを『ボク』って言うじゃないですか!」
デュオ「馬鹿いうんじゃねぇよ。ヒソカは俺だろ?」
カトル「え?…………って、その方が変じゃないですかっ!
    髪型だって違うし、自分のことを『ボク』って呼んだりしないじゃないですか!」
デュオ「よく考えてみろよ。ヒソカは天空闘技場で『休みがちな死神』って呼ばれてたんだぜ。
    死神っていったら俺だろ?」
カトル「そっ、そんなぁ……」
721逆噴射トロワ:01/11/02 04:29
ヒイロ「カトル。どうしてもコルトピが嫌のようだな。」
デュオ「まあ、いいか。俺たちも鬼じゃねぇんだ。今度はまともなやつを考えるか……」
トロワ「……………………ひらめいた…………」
カトル「トロワ。いったい何です? 早く言ってください。」
トロワ「バッテラだ。ブルジョワだからな。」
カトル「…………………………よ、よっ、よく、き、きっ、聞こえませんでした。
    も、も、もっ、もう一度いってください。」
トロワ「バッテラだ。」
カトル「トっ、トロワ。よっ、よく聞こえなかったよ。も、もう一度言ってくれない?」
トロワ「バッテラだ!」
カトル「いっ、いやだなぁ〜〜トロワったら。
    ハッ、ハッキリ言ってくれなきゃ聞こえないだろ。」
トロワ「さっきから何回もバッテラって言ってるだろ! 聞こえてるだろ!」
カトル「気に入らないから、聞こえないフリして聞き返してるんだろ!」
デュオ「おいおい。二人とも。ケンカするほどの事じゃないだろ……」
カトル「ウザい! この下膨れ! それで仲裁者気取りなの!?
    長髪しか取り柄がないヘタレのくせに。」
デュオ「……下膨………ヘタレ……ひっ、ひどい……いくらなんでもその言い草……」
ヒイロ「落ち着けカトル。俺たちはケンカをする為に集まったんじゃないはずだ。」
カトル「あ゙あ゙っ!? これは俺とスネ夫のケンカだろうが!
    リリーナのバター犬はすっこんでろや(゚Д゚)ゴルァ!」
ヒイロ「バター……」

オレが覚えているのは、ここまでだ。
ただ一つ確かなのは、意識を取り戻した時、
オレはヒイロ・デュオ・五飛と共にドブ川に浮いていた事だけだ。
2ちゃんねらーハケーン!!
ttp://oekakies.com/p/hidaiori/25.jpg?25
724藤原佐為:01/11/03 14:17
ヒカ碁はガンダムWのパクリです。
私はミリアルド・ピースクラフトとして後世で生まれ変わります。
725通常の名無しさんの3倍:01/11/03 14:20
五飛「SDガンダムみたいな顔しやがって!」

ンゴ!
726通常の名無しさんの3倍:01/11/03 18:14
ここもさびれたなぁ
727通常の名無しさんの3倍:01/11/03 18:44
立てよ職人!
728逆噴射トロワ:01/11/03 20:07
今日はヒマなので、家でテレビでも見る事にした。
テレビの電源を入れてみると、ちょうどニュースの時間だった。
この頃の話題は、どこの局でもアメ●カのアフ●ン進攻だ。
ハッキリ言ってウザイが、まあ、カトルの資産凍結に免じて、
ホワ●トハウス襲撃は勘弁してやるとしよう。

ニュースのトップ項目は、ブッ●ュの記者会見を生中継するらしい。
会見場に入ってきたブッ●ュは、入念にマイクのテストをすると、絶叫した。
記者たちに、いや、全世界の視聴者に向かって……
「キャロル萌えぇぇぇぇぇっ!!!!!!」

……まさか、カトル、ブッ●ュにエンジェルハイロゥを使ったというのか!?
729逆噴射トロワ:01/11/03 20:31
記者団のどよめきが収まらないまま、ブッ●ュが次の言葉を発した。
「私は、全世界の皆様にお詫びしなければいけません。
 なぜならば、ア●リカは全人類の友と呼ぶべき人物に対し、
 不当な嫌疑を抱き、彼に対し不当な扱いをしてしまったからです。
 今、アメ●カは、その人物に対する過ちを正し、
 彼を新たなる友人として迎えましょう……」

何を言ってるんだ? ブッ●ュのヤツめ……あっ! ヤツは……

ブッ●ュの紹介で、記者会見場に入出して来たのは、カトルだった。
「全地球、並びに全コロニーの善良なる市民に告ぐ。
 僕はカトル・ラバーバ・ウィナー。

 いわゆるロリコンと思われた、トロワ・バートンの性癖が偽りのものであることは、
 誰の目にも明らかである!

 なぜならば、トロワはロリコンを騙り、本当の性癖を隠蔽しているだけだからだ。
 僕はいささかも戦いの目的を見失ってはいない。それは、間もなく実証されるであろう。
 僕は日々思い続けた。
 トロワ・バートンの愛を信じ、戦いの業火に焼かれていった10人目までの事を。
 そして今また、敢えてその本心を欺かんとするトロワの事を。

 僕の心からなる希求である合体要求に対し、トロワが凶悪なるマリーメイア嬢を使役して、
 ささやかなるその芽を摘み取ろうとしている意図を、証明するに足る事実を僕は存じている。
 見よ、これが僕達の戦果だ。 」
730逆噴射トロワ:01/11/03 20:39
突然、カメラの画像が切り替わると、何かの格納庫のような場所が映し出された。
そこには、ガンダムらしきモビルスーツ………
って、試作ヘビーアームズ2号機か!? いったい、いつの間に持ち出したんだ?
いや、そんな事よりも、核装備の事を追求されたら、非常にまずいな。

「このガンダムは、マリーメイア嬢の搭乗を目的として開発されたものである。
 児童福祉法違反のこの機体が、密かに開発された事実を以ってしても、
 呪わしきトロワの悪意を否定出来得る者がおろうか!」

おい! ツッコミどころは、そっちかよ!

「かえりみよ、なぜ『聖戦』が勃発したのかを!
 なぜ僕達が同人誌と共にあるのかを!
 僕達は三年間待った。
 もはや、我が軍団にためらいの吐息を漏らす者はいない。
 今、ラシード達の熱き血潮を我が血として、
 ここに僕は改めてトロワに対し、宣戦を布告するものである。
 繰り返し心に聞こえてくるトロワの嬌声に為に…………ジーク・ラディ●!!」


翌日、謎のガンダムがホワイトハウスを襲撃したらしい。
カトルの家には、L3X18999コロニーが降ってきたらしい。

一方、オレは、ラディ●から『ムジャヒディン』という称号を貰った。喜んでいいのだろうか?
731通常の名無しさんの3倍:01/11/03 22:12
個人的に、凄く気になることがある。
俺は全然自爆ショーを行っていないのだ。
というわけで実行することにする。

まず、フル装備のヘビーアームズを用意する。ピエロの仮面はどっちでもいい。
そして、大気圏外へ上がる。
更に、耐熱スーツを着込みパラシュートを装備する。
準備は完了した。この状態で大気圏に突入するというもの。
そして、俺は宇宙船を飛び立った。見送りはヒイロだった・・・

予想以上の熱で装甲が熱くなる。
表面温度はかなり高い。そして、ついに火薬に引火した。
轟音と共にコクピットが熱気に包まれた。更に爆発。
ガンダムは塵となってしまった。
さあ、パラシュートを・・・・・・・
開かない・・・・・
・・・早かったな、俺の死も・・・

数日後、俺は底引き網に引っかかっている所を発見されたらしい。
キャスリンからはビンタ10連発を食らうし、マリーメイアからはお小遣いナシと宣言されてしまった。
・・・・・もう自爆ショーなんてするものか・・・・・
732通常の名無しさんの3倍:01/11/04 00:14
すげえ・・・面白えよ・・・
頑張れ逆噴射!
733通常の名無しさんの3倍:01/11/04 16:42
逆噴射応援age
734通常の名無しさんの3倍:01/11/04 20:10
最近「クッキーをオンにしてちょ」エラーが出て、
書きこみが出来ない2ちゃんねらーが続出しているらしい。
ひょっとしたら、このスレの書きこみが少ない原因の一つでは? と疑ってみる。
もし、そうなら、以下のサイトで「ホットゾヌ」というブラウザを
ダウンロードして使ってみると良い。
このブラウザならば、書きこみが出来るぞ。
ちなみに、Windows専用だ。
http://www30.freeweb.ne.jp/computer/hotzonu/
インストール作業などという面倒なものは一切無い。
オススメだ。
>>722
スゲー微妙なカオだな
736通常の名無しさんの3倍:01/11/05 20:26
おねがい頑張ってアゲ
737通常の名無しさんの3倍:01/11/05 21:37
ガンバてアゲ。
738通常の名無しさんの3倍:01/11/05 22:00
しばらく山篭りをして、修行をしていた。
おかげで前髪のとがり具合が、よりいっそう鋭くなったようだ。カッコイイ。
家に帰ってシャワーを浴び、こざっぱりしたところで、飯を食いに行くことにする。
行き先は、いつものとおり吉野家だと思わせつつ、フェイントでま・つ・や☆
これも修行の成果だと思ってほしい。
松屋の店の前まで行くと、ヒイロを見かけた。
ヒイロは道端でポロンポロンとギターを弾きながら、淡々と歌を歌っていた。
「僕達ピクミン〜 あなただけについて行く〜
今日も運ぶ〜 戦う〜 増える〜 そして〜食べ〜ら〜れる〜
いろんな命が〜 生きている〜 この星で〜
今日も運ぶ〜 戦う 増える〜 そして〜食べ〜ら〜れる〜
今日も運ぶ〜 戦う 増える〜 そして〜食べ〜ら〜れる〜」
・・・・切ないものがこみ上げてきた・・・。
・・・ん、なんだ?・・・俺の・・・涙か・・・。
ヒイロは俺に気づいた様子もなく、ただ真っ直ぐ前を見つめながら、
2番にまで突入していた。
「引っこ抜かれて〜 戦って〜 食べられて〜
でも私達〜 愛してくれとは〜 言わないよ〜
引っこ抜かれて〜 戦って〜 食べられて〜
でも私達〜 あなたに従い〜 尽くします〜」
・・・もういい、やめるんだ、ヒイロ。一緒に森へ帰ろう。
739通常の名無しさんの3倍:01/11/05 22:17
ノインが溜めこんでいた全身タイツをくれると言う。
・・・お前が着用した全身タイツを、俺に着ろと言うのか?
はっきりいって願い下げだったのだが、中にはまだ新品のものが
あるというので、とりあえず頂いておいた。
貰ったタイツを物色していると、レオタードも混ざっていた。
・・・何か閃くものがあったので、思わず袖を通してみる。
うーん、この青いレオタード、なかなかイカス・・・。
無意識に腰に布を巻いたりもしてしまった。
こうなると、レオタード姿の姉さんと妹が欲しいな。
あ、俺、姉さんと妹(姪っこ)いるじゃん。
俺は黒いのとオレンジ色のレオタードを抱えて、キャスリンと
マリーメイアの元へと走った。
2人は俺のレオタード姿にギョッとしていたが、構わず俺は詰め寄った。
トロワ・バートン、一世一代のお願いだ!2人ともこれを着て、俺と一緒に
美術品専門の怪盗に・・・へぶーーーっし!!
俺の頬に、キャスリンの右ストレートが炸裂したかと思うと、
「惨めな男だわ・・・」
マリーメイアの一言が、俺に止めを刺した・・・。
鬱だ・・・始めるか、俺のマジック・プレイ・イズ・ダンシング・・・。
740ふむ:01/11/07 08:49
//_=)ageとくか・・・
741通常の名無しさんの3倍:01/11/08 07:23
一日でログ読みきれん・・・感動した
職人よ 頑張れ
742しずかちゃん:01/11/09 19:39
//_=)ageですわ
743通常の名無しさんの3倍:01/11/09 22:30
今日、俺達5人と、リリーナ他でカラオケに行った。
運良く広い部屋に通されたので、皆ご機嫌だ。
おのおの得意な歌を歌って、テンションを上げていく。
順番が回って、カトルがモーニング娘。のLOVEマシーンを入れた。
キャロルの歌を入れなかっただけ、誉めてやろう。
「次曲:LOVEマシーン」と画面に表示されると、ヒイロが妙にウズウズしだした。
ハハーン・・・踊りたいんだな。
以前、温泉でやる余興の練習をした時、踊りの参考にするため、俺達はモー娘。の
曲目全ての振り付けをマスターしたのだ。
しかし、「今更LOVEマシーン踊るのかよ」というツッコミを恐れて、躊躇しているようだ。
俺は微笑みながら、ヒイロの肩を叩いて頷いてやった。
つきあうぞ、と。
ヒイロはぎこちなく笑い返してきた。恐らく奴なりに照れているのだ。
そういうことならと、デュオと五飛も立ちあがった。
スッと我々4人が、それぞれポーズを取ってイントロを待った。
突然の俺達の挙動に、リリーナ達が唖然としている。ふふふ、驚くのはこれからだ。
「AHHHHHHHHHHHHH」
五飛のジェイソン飯田の真似から始まり、俺達のダンスがスタートした途端、
そりゃもう室内大爆笑。
カトルも調子に乗って、歌詞をアドリブでアレンジしながら歌ってみせ、さらに笑いが起こる。
最後の「LOVEマッシーン」まで、非常に良く出来た。
大変盛り上ったのだが、ゼクスが一人で不満そうにウーロン茶を飲んでいたのが気がかりだった。
「モー娘。の振り付け程度で、笑いを取ろうとするとはけしからん」とでも思っているのか、
「俺は全然踊れないのに、お前らだけズルい」と思ったのか・・・・真意の程は定かではない。
744通常の名無しさんの3倍:01/11/09 22:39
>>743
久しぶりに爆笑
これぞこのスレらしい作品
745通常の名無しさんの3倍:01/11/09 23:01
デュオが吉原に行って、6万円取られてきたという。
6万円・・・どんな高級な女か知らないが、俺は6万払って商売女の世話になるくらいなら、
牛丼をたらふく食べたい。いや、牛丼なんてセコイことを言わず、ぶ厚いステーキでも
たいらげたい。何枚でもたいらげてやりたい。
すき焼きでも良い。しゃぶしゃぶでも良い。焼肉も捨てがたい・・・・。
そんなことを切々と語っていたら、カトルがポツリと、
「・・・トロワって、狂牛病怖くないの?」
とほざきやがった。
たわけめ、ニッポンはそこまで駄目な国か?
ここまで騒がれて、検査を怠ったような牛が出荷されると思うか?
本当に牛骨ラーメンが敬遠されて、豚骨ラーメンが流行っているのか、問いたい。
小1時間前髪でツンツン刺しながら問い詰めたい。
とりあえずお前は、メッカの方向に向かって土下座して、畜産業者の方々に謝っとけ。
「訳わかんないよ、トロワ・・・だいたいトロワの食べ物の発想って、貧困なんだよね。
二言目には、牛丼。続いたと思えば、ステーキ?デュオじゃないんだからさぁ・・・」
・・・このブルジョワ小僧め。
今の台詞、さりげなくデュオも馬鹿にしているようだが、それはまぁいい。
だが、俺の牛丼への情熱を馬鹿にするのは許さん。歯ぁ食いしばれ!修正してやる!
「か、顔は止めてよ!!アイドルなんだから!」
顔を庇おうとするカトルに構わず、俺はブライト艦長ばりの痛烈修正パンチを食らわせた。
746通常の名無しさんの3倍:01/11/09 23:25
最近携帯電話に迷惑メールが入ってきて、非常に鬱だ。
しょうがない、メールアドレスを少し複雑なものに変えよう。
候補をいろいろ考えてみる。

1、[email protected]
2、[email protected]
3、[email protected]

・・・「sune-chama」にしよう。俺の前髪がそうしろと言っている。
747通常の名無しさんの3倍:01/11/11 20:59
古畑任三郎のビデオを借りてきて見ていたら、俺の心はすっかり今泉に奪われた・・・。
イイ!あのデコッパチ加減はイイ!いつもあのデコをペチペチやっている古畑が羨ましい。
俺はいてもたってもいられなくなって、五飛の元に走った。
「おお、トロワ。どうしたんだ?」
五飛が話しかけてくるのも構わずに、俺は古畑の真似をして、五飛のデコをペチっとやった。
ん〜、今泉くんって感じだなァ。

その後、俺は五飛の家の地下室に一週間監禁された。
748通常の名無しさんの3倍:01/11/13 01:04
トロワ頑張れage
749通常の名無しさんの3倍:01/11/13 02:25
今日はわざわざカトルがご馳走してくれるとのことで隣町まで外食した。
ここか・・・世でいう三ツ星レストランってヤツだな。
カトル「トロワじゃ一生来れないと思ってね。」
いちいち腹の立つヤツだ・・・まぁいい。高級料理の為だ。
ん?あのオヤジ・・・なんてもみあげだ・・・・この世のモノとは思えんな。
じろじろと眺めていると、隣には色白少女が居た。
この外見でまさか・・・いやいやそんなはずはない。
俺は帰りに変な所に連れていかれないかと心配して食事を終えた。

たぶん続く。
750749:01/11/13 02:34
なんだかあんまり面白くないな・・・続きどうしようか・・・
751通常の名無しさんの3倍:01/11/13 02:44
ふぅ・・・ご馳走なった。
カトル「気にするなよ・・仲間じゃないか。」
ヤバイ。絶対なにか企んでいる・・・・俺は車に詰められそうになる瞬間3回転ひねりでその場から脱出した。
カトル「あっ・・・・待てぇ!!マグアナック!!」
40「はい!カトル様!」
くっ、大の大人がみっともない。
さすがに逃げ切れるかどうか・・。

続く。
752脱出のトロワ:01/11/13 02:55
路地に差し掛かった時、目の前に人影が現れた。条件反射で懐の銃をぬく。
???「・・・。」
目の前にいたのはレストランの少女だった。銃を向けられてピクリともしていない。
なんだ・・・?
???「待って・・いました・・・」

ラシード「見つけたぞー!!」

くっ、もう追いついてきたか・・・しかたなく俺は少女を背負って暗がりに飛び込んだ・・・

ふぅ・・全然軽いな。
???「来ます・・・」
アウダ「いたぞぉぉーー!」
すこしは近所迷惑を考えないのか・・・・
服の袖をくいくいひっぱられる。
ん?
???「右・・・・」
言われた通り右に跳ねるとそこには花瓶が飛んできた。いや、正確には落ちてきたのだろう。
花瓶はそこまで来ていたアウダに当たった。
な・・・これは?
???「私は・・・ティファ・アディール・・・・」

続く。
753脱出のトロワ:01/11/13 02:58
ティファ・・・?
ティファ「あなたを・・・助けにきました・・・・
754脱出のトロワ:01/11/13 03:10
ガーン 送信してしまうとは・・見なかったことにしてくれ。

ティファ・・・?
ティファ「あなたを・・・助けにきました・・・・。」
なんだか知らないが助かる。
ティファ「はい・・・こっちです・・」
走るものの全然遅い。背負って連れていくことにする。
タッタッタ・・・・
ティファ「そこ・・左・・・・次、止まってそこに・・・そう・・・イイコね・・・」
俺は馬か。・・・まあ、いい。実際一度この狭い街で一度も出くわさないのは奇跡に近い。
ティファ「ここで・・・」
指定された場所はすでに街の出口だった。
助かった・・・礼を言う。
ティファ「いえ・・・じゃあ・・みんなが心配しますので・・・」
ああ・・それじゃあ、ティファ。

ティファ「・・・あの・・お名前は・・・?」
・・・名前なんてない。あえて呼ぶならトロワだ。トロワ・バートンとでも呼んでくれ。
ティファ「トロワ・・・ばいばい。」
ああ、またな。


・・・その夜オカズにしたのは言うまでもない・・・
755通常の名無しさんの3倍:01/11/13 07:15
今日は5人をシスタープリンセスに例えたら、という話になった。
遂にやるべくしてやってしまったという気がする。
いいじゃないか、ピュアストーリーズもはやヤフオクに出ていることだし。

1「俺は・・・千影がいい」
千影萌えだったのか・・・お前は。ぷにぷにぱんちゅの癖に・・・。
4「ヒイロは春歌でもいいかもしれませんね〜?暴走気味だから」
5「それは貴様もそうだろう!」
・・・オマエモナー。
とお約束を言ったところで、相当に今更ながら
俺以外の4人は暴走気味の危ない人格だということに気付く。欝だ氏脳。

五飛の心無い突っ込みによってカト坊の目が怪しく光りだしたので、話を進める・・・。

3「デュオは四葉でいいだろう」
5「異議なし」
2「おっ、すんなりマトモな配役だな!チェキチェキチェキーッ」
・・・お前が言うと無駄にむかつくな。
4「躁病ですからね・・・」

さて、カトルはどうだろうか。
2「うーん、お前は・・・もんのすんげー金持ちそーだから、亞里亜かな」
3「やはり・・・そんなところか」
5「実際、じいや、とか吐かしてそうだからな」
4「まあ当然ですよねー」
1「・・・・・・俺は、咲耶かと思ったんだが・・・キャロルなだけに」
ハッ!
4「みんなカワイイけど、私が一番可愛いでしょ?」
・・・・取り敢えず、あとでカトルはキンコーズのシュレッダーにかけることにする。

5「俺はどうだ」
五飛か。難しいところだな。
1「・・・俺の春歌を譲ってやる」
何時の間にお前の春歌になったんだ・・・?

3「最後は俺だな。」
1「・・・・違和感なく妹(敵)に紛れこんでいたから、眞深」
いい線を行っているとは思うが、すまない・・・。俺はアニメは観ていないんだ。
2「もうお兄ちゃんでいいんじゃないか?適当に」
適当って・・・・。もはやデュオは鼻をほじりながら話している。
くそっ、後でお前はドラえもんシールだ・・・。
4「でも以外と適役ですよね?」
確かに、お前らとマトモに付き合ってられるのは俺だけだ。

1「兄くん・・・・の周りに綺麗な鬼火が・・・・」
2「キャッホ〜ゥ!兄チャマのスネ夫カットをチェキチェキチェキよーっ!!」
5「兄君さまは私がお護りします!」
4「お兄様は誰にも渡さないんだから!だって、赤い糸で結ばれているんですもの・・・(はぁと」
俺は・・・・もう・・・・・!!
756通常の名無しさんの3倍:01/11/13 11:20
両方ともおちがイイ!
「俺は・・・・もう・・・・・!!」
に爆笑
757ヒイロ:01/11/14 17:33
ageてやろう。
>>757
自分のスレへ帰還せよ
759狂牛の秋:01/11/14 21:46
 さて、今日は吉牛を食いに行こう。ゼクス。特盛りツユだくで。
ゼクス「スネ夫カットがなぁ! 特盛りツユだくなんて、食えるわきゃねえだろぅ!!」
 何! 間一髪のところで、奴のヒートロッドを避ける。どうやら、売れ行きの停滞でとうとうプッツン来たらしい。
ゼクス! 戦いが終わって、貴様に職を与えたのは、牛だろう!
ゼクス「俺に職を与えたのが牛ならば、それを奪ったのも牛なんだよ! それも分からぬ貴様に、特盛りツユだくは喰わせん!」
 喰うぞ! 喰ってみせる! ドラえもんシールを構える。奴はヒートロッドにビームサーベルを構えている。
ゼクス「そんなに吉牛が好きかぁ!!」
 ヒートロッドが唸る。
 声優ネタはいい加減に・・・やめろ! アッパーの要領で奴の顎にシールを貼る。間髪いれずに、腹に連打。ドラえもんシールで、
奴の制服が埋め尽くされていく。
ゼクス「おのぉれぇ!!」

 翌日。奴の店が閉店していた。どうやら、ゼクスが店の金を全額持ち逃げしたらしい。
 すこし…悪い事したな…
スーパーロボット対戦Fを完結編から先に買ってしまった。
欝だ・・・死ぬ・・・・。
同時に一昨日パワーソフトで新品を買った、ブラックマトリクスADを中古で2800円で発見してしまった。
欝だ・・・死ぬ・・・・。
・・・今日の俺は、朝から奇妙な感覚に支配されていた。
「・・・マリーメイア・・・」
そう、姪(血縁無し)の姿が脳裏から離れない。
「マリー・・・ハァハァ・・・メイア・・・ハァハァ」
い、いかん!? 姪(自称)でオナっては、俺のこれまで築いてきた神話が崩れてしまうではないか!

『身内では決して抜きません』

この、自身に課した戒めが・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・戒めがああぁぁっ!!!
しかし、すでに俺の意識は楽園一歩手前に突入し始めていた。
「お、お兄たんのティムポが、マリーメイア・・・あぁ! そ、そんなに吸っては!?」
「コスコスコスコス・・・マーリーメイィィィアアァァーーーーッ!!!!!」

・・・・・・・・・ドピュ。
・・・ふぅ。ついに、ついに! オニイタン、イッチャッターヨ・・・マリーメイア・・・。
ふと、行為を終えた俺は、何者かの気配を感じ周囲に気を配る。
「!!」
・・・ふ、気のせいか。ここんとこ疲れてるからな、俺。
妄想のマリーメイアに口内発射し頬を照からせながら、俺はティッシュ箱に手を伸ばした。
丹念に己のナニを拭き取りながら、俺は頬に手を伸ばす。
なんだ・・・俺の・・・涙、か・・・?
でも、ロリも(・∀・)イイ!かもしれない。
そう思い始めた俺は、カルパー様で汚れたパンツを履き替え、部屋を後にする。
ドアを空け、廊下に出た俺の目の前には・・・マリーメイア?!
「・・・ぐすっ・・・ぐすっ・・・ヒドイ・・・」
ち、聞かれていたのか? 俺の発射ショー!!
違うんだ、マリーメイア! 俺の話を聞いてくれー!!

トタタタタタタタタ・・・。

大粒の涙で顔を歪めながら、マリーメイアは走り去っていく。
・・・これで小1時間後には、キャスリン私刑、確定だな。
ヒイロやデュオにも、カナーリイジられるだろう。
禿げには「悪だ!!」とナジられるだろう。
坊ちゃんには「聖戦だよ!!」とか、ドサクサ紛れに誘われるかもしれない。

鬱だ。始めるか、俺の自爆ショー。
762age:01/11/16 09:59
ganbare age
>「聖戦だよ!!」
バカウケ
764あるモー保ーの日記:01/11/16 21:50
ラマダンに突入して三日目

エンジェル・ハイロゥの動作は良好。作戦の第一段階は成功だ。
トロワは罪悪感にさいなまれるだろう。そこで、アラーの教えの尊さと、僕の『愛』
を教え込めば、貴重な戦力と奴隷になるだろう。
頭を垂れるトロワに僕はこう言ってやるのだ。
「聖戦だよ!!」と・・・
考えただけで新曲が出来そうだ(はあと)
765揚げ職人:01/11/17 14:45
あげ
766哀・トロワ:01/11/17 20:35
○HKから体操おにいさんの仕事の依頼が来た。
ギャラもいいしサーカス団のアピールになるので皆は賛成しているが・・・
ちなみに俺は国籍どころか戸籍もないのでオリンピックには出られない。
偽造は駄目だ、もう俺はカタギなんだ。
・・・やはり諦めよう、怖くて家を空けられない。
俺が居ない間、マリーメイアに魔の手×4が迫ってしまったらと思うと。
特にカトルだ。
奴は贔屓目に言ってもキチガイだし、普段ろくな相手がいないので危険だ。
ヒイロも危ない。
既に俺が使用済み及び進行形のキャスリンに奴等は興味を示さないだろう。
だが!マリーメイアだけは!
彼女に男女の雌雄を決する闘いの作法を教えるのは断じて俺だ。
断じて犯罪ではない、叔父として当然の勤めだ。
せっかくのナイス仕事を、俺は涙を呑みつつ断った。
767通常の名無しさんの3倍:01/11/19 13:31
あげておこう。
768揚げ職人:01/11/19 23:53
じゃああげます
769火消しの風:01/11/20 00:23
がんばってくれ・・・!阿解・・・!
770通常の名無しさんの3倍:01/11/20 09:03
 気を取り直して、ヒイロの家に遊びに行くことにする。

「・・・・トロワか・・・俺は忙しいんだ・・・特に今の時期はな・・・・」
何だ、珍しい。来客が随分居るじゃないか。
と、むさくるしい周囲を見回すと、机上に積み上がった印刷所のDMと原稿用紙を発見する。
そうか、今頃の時期はヲタの冬の祭典の締め切り間近なんだな。
ゼクスも手伝いと称してだろうか、「ぷにぷにぱんちゅ」既刊同人誌を見てハァハァしているようだ。
この後に及んで何も言うまい。だが、ちゃんと店の金は返しておけよ・・・

 今期の新刊も矢張り炉系なのか?ヒイロ。
「いや、今回はちょっと趣向を変えようと思ってな・・・」
そうか。俺は買い専だからよく解らないが、色々と事情があるのだろう。
それに上手くすればマリーメイアも奴の眼中に入らなくなるかもしれん。フ
 忙しいらしく相手にしてくれないので、勝手にPCでもいじらせて貰おう。
悪戯気分でブックマのフォルダを片端から開く。恐喝のタネになるものがあるかもしれないしな。
ん?これは2ちゃんのアイコンだな・・・
「アムロ・レイとシャア・アズナブ(略)」
「カミーユ・ビダンとクワトロ・バジー(略)」
シャア専のスレなのだろうか。しかし、何故かの彗星は半端に(略)されているのだろう・・・
こ・・・・これは!!

 思わず立ち眩みに襲われ、真横にあったベッドによろけた。
なぜだ。何故炉のヒイロがこんなものを・・・さ●らたんで抜くたびageるスレならまだしも・・・・
それに手を突いた場所がやけにフカフカしているような・・・ハッ!これは「アムロたん抱き枕」!!
「ああぁ、いいよ〜、アムロた〜ん!ハァハァ・・・・・ウ・・・」
ゼクスは手伝いもせず描き上がった原稿を見てハァハァしている。ブルウタス、お前もか!
気づけばヒイロの部屋に貼られていたポスターはなんだ!哀・戦士になってるじゃないか!
フレッシュな葉鍵系ギャルの面影はない。あるのは安彦良和のネッチリした漢の太腿だ。

 人は2ちゃんねるのスレッドにここまで影響されるものなのか?そんなのって・・・
そんなのって絶対におかしいですよ!!カテジナさァーーーーーんッッ!!!!

「オマエモナー」
>>770
君もデビューか(w
772トロ=^ワ^=:01/11/21 10:32
俺に名前などは無い。
どうしても名前で呼びたければ、トロワ=バートンとでも呼んで貰おうか。

俺は今、アメリカに来ている。
ある人物のコネでFBIに潜入する事に成功したのだ。
憧れてたんだ・・・ずっと・・・。
ちなみに、ある人物の事については、一切ノーコメントだ。
都合悪いから。
・・・FBIに潜入してからというもの、来る日も来る日も仕事仕事。
しかも、その仕事と言うのがわけのわからんブッ飛んだものばかりだ。
宇宙人に人がさらわれたとか、野人発見とか・・・。
・・・そういったブッ飛んだ内容の事件をW-FILEと呼ぶらしい。
俺はそのW-FILEの担当、というわけだ。
鬱。
他にも色々と複雑な設定があるが(妹さらわれてるとか)、面倒臭いから省かさせてもらう。
・・・そんな俺の元へ、新しい事件の発生を告げる、知らせが飛び込んできた。
773トロ=^ワ^=:01/11/21 10:34
『事件だ』
・・・ヒイロか。
『事件だ』
しかもお前がスカリーなのか。
『事件だ』
役を演じようって気は全く無いんだな・・・。
『事件だ』
・・・。

『ここが現場だ』
変な牧場に連れてこられた。
・・・とてつもない異臭が周囲に蔓延している。
ふと、だだっぴろい草原の真ん中に横たわる肉塊を発見した。
『ガイシャだ』
・・・デュオじゃないか。
いずれ、こんな死に方するだろうと思っていたがな。
『見ろ』
・・・ん?
内臓が綺麗に奪い取られている・・・。
体液も全く残っていないな。
これは・・・。
『カトル・ミューティレーションだ』
違うだろ。
それを言うならキャトル・ミューティレーションだ・・・。
ハッ!
待てよ、物凄く嫌な予感がしたぞ・・・。
でも怖いから今は気にしないでおこう・・・っと。
『第一発見者だ』
ゼクスじゃないか。
『いんや、おらさ、あのデュオっぺの飼い主だぁ、ここの牧場主だべ。』
なんだ、その無理のあるエセ田舎言葉は。
しかもデュオは家畜なのか。
『溜息出ちまうべぇ、可愛がってた牛が、あんな死に方するなんてよぉ・・・。』
ノインまで・・・。
『デュオは一番乳出す良いやつだったのによぉ〜・・・今日の朝だってぇ、たっくさん出してくれたべぇ。』
気分が悪い、それ以上喋らないでくれ。
『大丈夫か』
・・・ヒイロ、優しいんだな、お前は。
『・・・当然の事をしたまでだ』
774トロ=^ワ^=:01/11/21 10:35
とりあえず、どこから手をつけて良いのやら見当が付かない。
助言を求め、俺達は上司の元へ訪れた。
長官、いるか。
『入りたまえ。』
案の定、お前がスキナー長官なのか。
『黙れ!』
これ以上無い程のハマり役だ、褒めてやろう。
『俺が望んだわけじゃない、これはナタクの意思だ!』
なら、本望だろう。
いいから、さっさと助言してくれないか。
進退窮まった、といった感じなのだよ。
『犯人はカトルだ!』
・・・何の謎解きもないのか。
『全てはナタクの意思だ』
ご都合主義か。
『いくぞ』
ヒイロ、お前はこの展開についていけているのか?
『いくぞ』
・・・うわーん。
『待て。』
・・・なんだ五飛。
『俺が正義だ!』
白い歯と額が眩しく、そして爽やかに輝いた。
親指を立て、何度も『俺が正義だ!』と連発する。
妙に五飛が愛しくなった。
俺達は無言で部屋を去った。
775トロ=^ワ^=:01/11/21 10:36
(ヒイロの)勢いで飛び出たは良いものの、カトルの所在がわからない。
・・・が、手がかりが一つだけあった。
>>764の日記だ。
日記によると、カトルはラマダンに居るようだ。
・・・ラマダン?
地理は弱い・・・海外となると尚更だ。
『俺は知っている』
ヒイロに任せることにした。
・・・にしても、とんでもない事ばかり書いてやがる。
直々に性根叩き直してやる必要があるな。

目を覚ますと、そこは砂漠だった。
・・・とてつもなく暑い。
だが、俺の自慢のスネ夫カットは健在だ。
準備は万全だ。
ポケットには、ドラえもんシールを潜ませている。
・・・何故銃を持ってこなかったのか、今更になって自問する。
『全然万全ではないな』
そういうヒイロも、その手に持っている書類はなんだ。
『これは計算のうちだ』
・・・そうか、忙しい中、こんな事に付き合わせてしまったのだな・・・。
『気にするな』
そう言いながら、ヒイロはポケットから別の紙切れを取り出し、俺に手渡した。
・・・別に構わないさ、ヘリのレンタル料なんて・・・。

突然、ヒイロが険しい表情をする。
トイレか?
『違う』
じゃあなんだと言うんだ。
『これ以上近づくのは危険だ』
・・・そうか、エンジェルハイロゥが・・・。
しかし、どうすれば良いんだ?
『俺はVガンダムをよく覚えていない』
それは書き手の苦悩だ。
とりあえず、気休め程度にほふく前進で進む事にした。
ズリッ・・・ズリッ・・・。
『あ』
ん?
・・・あれ、居ないぞ。
どこへ行った、ヒイロ。
『ここだ』
後方に目をやると、巨大な穴が口をあけていた。
そこを見やると、ヒイロの頭部が確認できる。
全く・・・落とし穴に落ちるようで、よくガンダムパイロットをやってるな。
『ただの穴ではない』
・・・よく見ると血だらけじゃないか。
一体何事・・・?!
『キシャーッ!』
なんと、蟻地獄ですか!
・・・でも、まるで怪獣・・・。
『死ぬほど痛いぞ』
マジで痛そうだ。
・・・よし、唸れッ!ドラえもんシールッ!
俺の放った渾身のドラえもんシールは、化け物に見事命中した。
化け物は最後の咆哮をあげ、ぐったりと倒れ込んだ。
I'm Win!
その晩はその蟻地獄を食し、明日への英気を養う為、早々に寝床についた。
776トロ=^ワ^=:01/11/21 10:50
朝、目覚めると同時に、妙な違和感を感じた。
・・・何故、俺は裸なんだ。
隣りに目をやると、なんとヒイロも全裸だ。
・・・ま、まさか・・・。
いや、そんなはずはない、まさかまさか・・・。
嫌な考えばかりがグルグルと頭を巡る。
と、ヒイロが起きたようだ。
『・・・おはよう、トロワ』
なんだ、昨日と全然雰囲気が違うぞ。
何故そんな女っぽいんだ・・・。
『スカリーだからよ』
やめてくれ!いつものヒイロに戻ってくれ!
このままじゃ、勢い余って自殺しかねん・・・。
『フ・・・』
・・・なんだ、手の込んだ冗談だったんだな。
一人で馬鹿騒ぎした自分が恥ずかしいよ。
すまんな、ヒイロ。
『別に構わないわ・・・でも、知らないほうが良い真実もあるのよ、トロワ』
・・・えっ。
『・・・それよりも、この穴は使えるぞ』
う・・・え?あ、ああ、そうだな。
この穴が都合良く、カトルの居場所まで繋がっているかが問題だが・・・。
『地上を這いずりまわるよりは良いだろう』
ああ。
俺達は、蟻地獄の作った空洞を進む事にした。
777トロ=^ワ^=:01/11/21 11:52
『この辺りがクサイな』
立ち止まり、呟くヒイロ。
・・・だが、どうやって地上に出るつもりだ。
すると、ヒイロがなんだかとっても微妙な笑みを浮かべ、言った。
『企業秘密だ』

ドッカーン!
轟音を立て、地面を突き破る企業秘密のブツ。
次第に太陽の光が差し込み、あの地獄の暑さを思い出させる。
すると、地上のほうが徐々に騒がしくなってきた。
『なっ、何事だい?!』
聞き慣れた、寒気のする声がした。
ビンゴか!ビンゴなのか、ヒイロ!
すると、ヒイロは再び微妙過ぎる笑みを浮かべ、『当然だ』と一言呟いた。
『・・・トロワ、トロワなんだね!』
感動の対面だとでも言うのだろうか。
声が震えている。
『トロワ、ずっと待ってたんだよ・・・今、そっちに行くからね』
く、来るなーッ!助けてくれ、ヒイロ!
『案ずるな』
異様に落ち着いているな・・・まあ、カトルだしな。
『トロワ・・・これからはずっと一緒だ。ずっとずっと・・・一生だよ。』
恐怖。
体が拒絶反応を起こす。
『トロワ・・・僕だけの物だ・・・楽しい事・・・たっ・・・くさん、しようね・・・。』
・・・そうか、どうにもカトルの言動がおかしいと思ったら・・・。
奴め、俺が洗脳状態にあると思っているな?
ふと、>>764の日記を思い出す。
よーし・・・御望み通りの展開にしてやろうじゃないか。
ああ、カトル様・・・早く私を奪ってくださいまし!
『!!!』
その顔はなんだ、ヒイロ。
これは芝居だぞ、勘違いするな!
そうこうしているうちに、目の前にロープが垂れ下がってきた。
『フフフ・・・トロワ。愛しているよ・・・。』
ついに現れやがった。
目が危なすぎる。
ああ・・・私は自分の姪をオカズにするようなクズです。
どうか、カトル様の手でお裁きを!
『トロワ・・・わかった。僕の手で裁いてあげるよ。』
涙ぐんでる・・・。
『トロワ・・・聖戦だよ!!聖戦こそ、トロワの償いさ!アラーの為、ビンラディン様の為、戦うんだ!』
・・・アブネー。
『デュオの中身はどうした』
中身って・・・他に言い方があるだろうに。
『デュオの中身はアラーへの生け贄さ!もう食べちゃったよ!』
アラーへの捧げ物はお前の胃袋へ消えるのか。
『トロワ・・・もう一度言うよ・・・聖せ・・・ブバァッ!』
刹那、カトルの生首が宙を舞った。
778トロ=^ワ^=:01/11/21 11:54
目の前に、血塗れの青龍刀を持ったハゲが現れた。
『俺が正義だ!』
どう考えたってスキナー長官の台詞じゃないぞ・・・って言っても無駄か。
『トロワ、ヒイロ。エンジェルハイロゥとラシードは私に任せろ。』
・・・漢モードですか?!
『お前達はカトル達を!』
えっ。
つい先頃、貴方が殺したはずじゃないですか・・・。
すると、地上から声がした。
『聖戦だよ!!』
急いでロープをつたい、地上に上がってみる。
すると、地上には恐ろしい景色が広がっていた。
一面の砂の絨毯の上に、犇めき合うカトル達。
口々に言う。
『聖戦だよ!!』
・・・と。
『腕が鳴る・・・』
気付くと、ヒイロはすでに戦闘モードだった。
本気で戦うのか。
『当然だ』
ヒイロ、この数相手じゃ、いくらなんでも無茶だ。
しかも丸腰。
『・・・』
無言のままのヒイロを引っ張り、俺は一時撤退を試みた。
・・・その瞬間。
エンジェルハイロゥが轟音をたて、地上に迫る。
・・・落ちてくる!
『任務完了・・・』
そのまま落ちてくるかと思われたエンジェルハイロゥは、中空に留まり、掃除機のようにカトル達を吸い込む。
その様を口を開けたまま、呆然と見詰める俺達。
エンジェルハイロゥは、カトル達を回収するとゆっくりと上昇し、遥か彼方へと一瞬にして飛び去った。

『カトルは異星のエイリアンであり、エンジェルハイロゥはその乗艦だった』
ヒイロの報告を受けたお偉いさん達は、まるで信じようとしなかった。
もしかしたら、信じたくないだけなのかもしれない。
別の星の驚異的な科学力、そしてそれらが地球へ偵察を行い、実際に侵略を開始しようとした・・・。
俺達はそれを食い止めた、英雄なのかもしれない。
・・・だが。
そんな事はどうでも良かった。
あの砂漠での忌まわしい記憶は、忘れ去ってしまいたい。
今は、このデスクにだらしなく足を乗せ、コーヒーを静かに啜る時だけを、過ごしていたい。

-Fin-
779通常の名無しさんの3倍:01/11/21 17:17
 サーカスでの俺の待遇は最悪。この前は夕飯に肉骨粉が出てきた。俺に氏ねと言うのか?
マリーメイア。あれはカトルの陰謀だったんだ。許しておくれよ。キャスリンも、そんな目で、
俺を見ないでくれ。
 翌日、何事も無かったかの様に歩いているヒイロとデュオを見つけた。お前ら死んだんじゃ
なかったのか?

ヒイロ「なるほど。任務了解だ」
 待てぃ! 何を了解したんだ?
ヒイロ「だからマリーメイアとキャスリンを(ピーーーー)して、(ピーーーー)ば、お前と同類…」
 奴が言い終わらないうちに、三回転半ドロップキックを決める。
デュオ「前にも言ったろ? はめれば…」
 デュオの目玉にドラえもんシールを貼り付ける。絹を引き裂くような声を上げ、奴はのた打ち回った。
馬鹿どもでは話にならん。どうすればいいんだ。

 俺の苦悩は続きそうだ…
780揚げ職人:01/11/22 22:21
あ・げ・る
781揚げ職人:01/11/23 01:58
は・げ・る
782通常の名無しさんの3倍:01/11/23 21:30
腹が減った・・・・。
吉野家へ・・・と思ったが、今日は気分を変えて、マクドナルドの
グラタンコロッケバーガーでも食うとしよう。

マクドナルドへ行った俺は、レジの前でしばし固まった。
「いらっしゃいませ、こんにちはー・・・ト、トロワ!?」
・・・・・・ウフェーイ・・・。
いったい何をやっているんだ、五飛。まさかお前が、バイト?
「ほ、ほっとけ!注文は何だ!早くしろ!」
んまっ、お客様に向かってその態度はなんでしょう。
いくら知り合いとはいえ、レジに立つ以上は、ちゃんと研修で習ったとおりにやってもらおうか・・・。
「くっ・・・き、期間限定グラタンコロッケバーガーはいかがでしょうかー?」
ぷぷぷ、明るい口調の五飛・・・・。
じゃぁ、グラコロをLセットで・・・あと、スマイルひとつ。
「・・・ス、スマイル!?」
あるじゃん、スマイル¥0って。
「・・・・・く、くっそぅ・・・・(`∀´;)ニコッ」
ぎこちなく笑顔を見せる五飛に、俺は吹き出してしまった。

・・・次の日、五飛がマクドナルドのバイトを早々に辞めてしまったと聞いた。
まぁ、人には向き不向きがあるしな。仕方がない。
783通常の名無しさんの3倍:01/11/23 22:33
>>782
ワラタ!!贅沢を言えば(`∀´;)ニコッ←にしっぽもつけて欲しかった。
784通常の名無しさんの3倍:01/11/23 22:36
>>772
スモーキングマンはでねーのかYO?
785とろわばーd:01/11/23 22:58
そんな事よりツバロフ技師長よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、近所のうんこ行ったんです。うんこ。
そしたらなんかうんこがめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、うんこ引き、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、うんこ引き如きで普段来てないうんこに来てんじゃねーよ、ボケが。
うんこだよ、うんこ。
なんかうんこ連れとかもいるし。うんこ4人でうんこか。おめでてーな。
よーしパパうんこ頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、うんこやるからその席空けろと。
うんこってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
うんこの向かいに座ったうんこといつうんこが始まってもおかしくない、
うんこするか、うんこされるか、そんなうんこがいいんじゃねーか。うんこは、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣のうんこが、うんこ盛うんこだくで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、うんこだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、うんこだくで、だ。
お前は本当にうんこだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、うんこだくって言いたいだけちゃうんかと。
うんこ通の俺から言わせてもらえば今、うんこ通の間での最新流行はやっぱり、
うんこだく、これだね。
大盛りうんこだくうんこ。これが通の頼み方。
うんこだくってのはうんこが多めに入ってる。そん代わりうんこが少なめ。これ。
で、それに大盛りうんこ(うんこ)。これうんこ。
しかしこれを頼むと次からうんこにうんこされるといううんこも伴う、うんこのうんこ。
うんこにはお薦め出来ない。
まあお前、ツバロフ技師長君は、うんこでも食ってなさいってこった。
786火消しの風:01/11/24 01:17
>>785
・・・駄目だな・・・
787通常の名無しさんの3倍:01/11/24 05:56
賑わっていて嬉しいよ
788トロア・バートンの華麗な一日:01/11/24 20:37
ふと、皆に話題を持ちかけてみた。
「エンドレスワルツ」を踊ってみないか、と。

1「任務了解・・・」
2「耐久レースみたいなヤツか?」
4「賞金ならボクが出すよ」
5「俺が正義だ!」

というわけで、エンドレスワルツを踊ることになった。

8時間後・・・
デュオがヒイロと五飛の妨害で脱落した。
15時間後・・・
道ばたにギャラリーが集まり始めた。
18時間後・・・
カトル倒れる。自分が優勝して金を払わないつもりだったんだろうが、そうはいかなかったようだ。29時間後・・・
五飛が泡を吹いて倒れた。
48時間後・・・
ヒイロに疲労の色が見え始めた。
52時間後・・・
ヒイロが倒れた。同時に誰かが通報したらしく、警察がやってきた。
59時間後・・・
俺は今、留置所の中でこれを書いている。
789通常の名無しさんの3倍:01/11/25 02:00
ジオンVS連邦のヒットに気をよくしたカプコソが
Wもゲーム化するらしい。
早速ロケテストを偵察しにシャトーに逝ってみる。

「なんだよヘビーアームズ、すぐに弾切れでつかえねぇ」
「武器多過ぎでコマンド入れにく〜」

・・・。
彼らにいかにヘビーアームズが使えるかを身をもって
教育したのは言うまでもない。
790通常の名無しさんの3倍:01/11/25 19:56
PS版ドラクエ4の会話システムで、クリフトのあまりの壊れっぷりに
嫌気がさした俺は、散歩でもして気分転換をすることにした。

街をブラついていたら、前方に五飛発見。
なぜかいつもの人民服ではなく、袖なし白チャイナ服に青帽子を着用。
これから寒くなるというのに、このアホは何を考えているんだ・・・。
「おおトロワ!ちょうどいいところに!」
俺に気づいた五飛は、嬉しそうにこちらに近寄り、ずいっと紙袋を差し出してきた。
「これを着て俺の弟になれ!」
紙袋の中に入っていたのは赤い袖なしチャイナ服だった。
・・・シャア専用チャイナ服?それともクワトロ用?
「違うぞ!これで俺と二人でストリートファイト兄弟になるんだ!!」
うわ、何言ってんの、このデコ。
興奮気味に詰め寄ってくる五飛を、バックステップで避けていたら、
「ユンは俺の方が似てるゼェ!!」
とデュオが勢い良く走り込んできた。見るとこいつも袖なしチャイナ服を着ている。
やがて二人は、どちらがユンにふさわしいかを決めるべく、ストリートファイトを始める始末・・・・。
・・・いつか、こんなことにもなるかなぁとは思っていたが・・・・。
俺は紙袋をそっとごみ箱に捨て、その場を去った。
悪いな、五飛、そしてデュオ・・・。俺はやはりスネ夫・・・もしくは矢吹の方が好きだ。
791通常の名無しさんの3倍:01/11/25 20:06
AC196年―――。
全ての闘いが終わった。
戦う力は、全て消えていった…。
しかし、俺の中にいる『戦士』は生きていた…。

AC203年。
俺は、地球連邦に対し闘いを挑んでいた。
再び堕落に落ちた地球圏。
キャサリン達を苦しめたアイツら…、許せなかった。
地球。
八年前、ヒイロ=ユイと俺達コロニーの戦士が闘いを挑んだ。
結果、敵は身近なところにいたんだがな…。
俺が行動を起こせば、かつて共に闘った彼らが立ちはだかるだろう。
俺は、彼らを…………殺せるだろうか。
いや、トロワ=バートンはもういない。
ここにいるのは、トロワの前の俺――――エリック=ウォスターだ…。
792通常の名無しさんの3倍:01/11/25 22:38
晒しage
793通常の名無しさんの3倍:01/11/26 04:32
職人さん召還age
気に入ったので今日もグラタンコロッケバーガーだ。
マクドナルドJAPポイント店にはもう五飛はいない。 安心してゆっくり出来る。
帰り辛い事もあるしな…。
まだマリーメイアやキャスリンの視線が痛い。睨まれるだけで心臓止まりそうだ。
グラタンコロッケバーガーを3時間かけてパクついていると、ふと気付く事があった。
これって原料が殆ど小麦粉じゃあないのか…?
バンズも薄力粉もマカロニもコロッケの衣もパン粉(入ってるか知らんが)全部小麦粉だ。
小麦粉ならそれなりに安く手に入る。 懐も寒くなって久しい事だ、自分で作ってみるのもいいだろう…。

と言う訳で今、俺は小麦粉とミルクと塩を前にしてキッチンに立っている。
小麦粉は盗んできて自分で臼を引いた。 ミルクはライオン君用のを盗んだ。 塩は海水から作った。
原材料費ゼロ、実に経済的だ。 ついでに言うと俺はキャスリンより料理が上手い。
さて、始めるとするか。

暫らくこねたり焼いたり掻き回していると、背後に人の気配がした。 振り向くと団長がいた。
「お前が料理とは珍しいな、トロワ。 何を作っているんだ?」
隠しても意味が無い。俺は答えた。「グラタンコロッケバーガーだ…」
「ほう、団の夕食はそれで決まりだな。 期待してるぞ、トロワ」
団長は去っていった。
おい、ちょっと待て。 これは俺の飯だ。 おい、コラ。

その晩、団の食卓は珍しく美味い夕食で盛り上がった。
何時もはキャスリンの生ゴミスープだしな。
しかし俺の飯…。
いや、マリーメイアやキャスリンが多少態度を和らげてくれただけで今回は良しとしよう。
でも飯…。 鬱だ…。
795通常の名無しさんの3倍:01/11/26 19:11
次の日、マクドナルドに逝くとヒイロがバイトをしていた。
どうやらリリーナに追い出されたらしい。
嫌がらせのつもりでスマイル100個を頼むと、嫌がるどころか満面の笑みを100回プレゼントしてくれた。
さすが任務のためなら自爆すらする男。
ヒイロの笑顔の連発で気分が悪くなった俺はグラタンコロッケバーガーとポテトでお持ち帰りを選択した・・・
796通常の名無しさんの3倍:01/11/26 22:41
キャスリンが突然、「料理勝負よ!トロワ」と言い出した。
どうも先日の夕食の件で、いたくプライドを傷つけられたらしく、
料理教室に通っているそうだ。
俺としては、それでキャスリンの料理の腕が上がるのなら大歓迎なのだが、
彼女の料理魂は、俺に勝たないと納得しないらしい。
お題目は、カレーライス・・・。単純なだけに、奥の深い料理だ。
団長が、料理の鉄人を真似て「私の記憶が確かならば・・・」とやり出したので、
さっさと蹴飛ばした。
しかたない。キャスリン、手加減はしないぞ。

出来上がった二種類のカレー。サーカス団員で、いざ試食・・・というときに、
突然何者かが襲撃し、キャスリンが作った方のカレーを強奪していった。
・・・あの緑色のタンクトップ・・・ヒイロだな。そんなに放浪生活は厳しいのか?
キャスリンは「せっかく作ったのに!」と泣き喚き、俺に八つ当たりグーパンチを
かましてきた・・・なんで俺が・・・。
鬱だ。始めるか、俺のどっちの料理ショー・・・。

余談ではあるが、翌日ヒイロが謎の腹痛を起こして入院したらしい・・・。
797通常の名無しさんの3倍:01/11/27 22:54
ついでに、その翌日にヒイロは再び行方をくらましたらしい。
798通常の名無しさんの3倍 :01/11/29 23:42
あが
799通常の名無しさんの3倍 :01/11/30 20:52
たまには、他の板も廻ってみるか・・・・
半角板?なんだ・・・

どうやらいろいろと画像をうpする場所らしい
俺もひとまず手元にあったマリーメイアの風呂場の盗撮シーンの
画像をうpしてみた・・・

神とまわりからさんざん言われてしまった。調子にのった俺はキャスリン
のものをうpした・・・・・反応が悪くなった。
もう一度マリーメイアをうpした・・・・・・俺は神になった。

ん?レスのひとつのコテハンにピンときた「ヒイ炉」

あいつだ・・ばらされたら俺は死ぬ。
逝ってきます、木星あたりに・・
キャスリンに買い物を頼まれた。
シャンプーを段ボールで30箱分。
そんなに買ってどうするんだと尋ねたらヒールで踏みつけられた。
どうやらまだ根に持っているらしい。
もちろんシャンプーを買う金は与えられなかった。

市場までトレーラーで出かける道の途中、
「市場」と書いてあるスケッチブックを掲げたハゲを見かけた。
見覚えのあるハゲだったが無視して通り過ぎようとすると、
そのハゲは「正義!」という掛け声とともに
フロントガラスにへばりついてきた。
「やはりトロワか。ふん、丁度いい。俺を市場まで連れて行け」
仕方が無いのでフロントガラスに五飛をくっつけたまま俺は市場へと向かった。

市場じゅうのシャンプーを買い集めて戻ると
まだ五飛はへばりついていた。
さすがに邪魔になったので中に乗らないかと訊ねると、
「俺にはトレーラーに乗る資格はない」
そのまま家路につくこととなった。
BGMの「道化師」にあわせて歌いながら運転していたのがまずかったようだ。
ふと気づくとフロントガラスの五飛の向こうで人影が突然躍り出た。
あれは・・・ヒイロ?失踪していたんじゃないのか!!?
「僕は、氏にま・・・ゴフゥ!!」
急ブレーキをかけるも間に合わず、ヒイロとトレーラーはぶつかり
ヒイロは数十メートル先に倒れた。
ついでにフロントガラスの五飛も衝撃で飛び上がり地面に倒れた。

ヒイロの状態を確認しようとトレーラーから飛び降りた俺に向かって
目つきの悪い黒髪の女が走り寄ってくる。
お前はリリーナか?しかし、どうして髪を染めている??
「どうしてくれるんですの!?」
俺の発言は無視か。まあ、とりあえずすまない・・
「せっかく盛り上がってたところでしたのに!!」
・・・は?

失踪していたヒイロはリリーナの暇つぶしに
「101回目のプ●ポーズごっこ」に駆り出されていたようだ。
ちょうど俺が通りがかったとき、
トラックの前に躍り出て、「僕は氏にまっしぇ〜ん!!」と叫ぶ
あの名シーンを再現するところだったらしい。

翌日、何事も無かったかのように
リリーナの「3年B組金●先生ごっこ」に付き合わされているヒイロを見た。
・・・そういえば、五飛はどうしているだろう・・・?
放置して帰ってしまったような気がするが、まあ俺には関係の無いことだ。
802通常の名無しさんの3倍:01/12/01 20:46
市場を歩いているとなにやら騒がしい
「まさこさまおめでとー!!」
「新宮様まんせー」
俺には関係ないことだ、帰るか

「新宮様お誕生記念タイムサービス!!今から全品半額だー!!」
新宮様まんせー!!
803逆噴射トロワ:01/12/02 03:06
金が無い……
一時期は億単位だった預金残高も、今は4桁だ。
誰かが勝手に引き出したのはわかっているが、誰の仕業なのかは未だにわからない。
いずれは究明するつもりだが、とにかく今は当座の資金を確保する事が先決だ。

そんな訳で、マリーメイアに小遣いの前借りを要求する事にした。
しかし、最近はマリーメイアの態度が冷たい。
少し気が重いなぁ……いや、やらねばならない!
もし、前借りに失敗すれば…………
明日から、残飯と野草で飢えをしのぐ事になるだろう。

「マリ〜メイアた〜ん♥ ちょっとお願いがあるんだけどなぁ〜♥」
「ナニカ御用デショウカ? スネ夫サン。」
何かの台本のセリフを棒読みしたかのように、抑揚の無い反応が返ってきた。しかも、「スネ夫」って……
しかし、ここで凹む訳にはいかない。
「今月ピンチなんだ。お小遣いを前借りさせてくれないか?」
「何に使うんですか? 風俗ですか? AVですか?
 ひょっとして、新しいティッシュを買うつもりですか?
 それなら、物置に買い溜めしてありますから、自由に使ってくださって構いませんが?」

オレは泣きながら走りつづけた……
どこまでも……どこまでも…………
道端に食べられそうな物が落ちていないか探しながら…………
こうなりゃヤケだ! 何でも食ってやらぁ!!
804通常の名無しさんの3倍:01/12/02 06:21
頑張って!おもしろいので応援あげ
805通常の名無しさんの3倍:01/12/02 17:59
>>799
半角板のどこにあるんだ!
(デュオの)カバンの中にハリーポッターの無料招待券が二枚入っていたので
早速見に行くことにする。
マリーメイアを誘ったが、冷たい声で
「惨めな男ね…そんな子供だましで気をひこうなんて」
と、なじられてしまったので単身映画館へ乗り込むこととなった。

…魔法使いの女の子に萌えた。
可愛いが生意気な顔に期待を裏切らない生意気な言動…
10歳という年齢も俺のストライクゾーンにジャストミートだ。
台詞が棒読み気味だがそこもまた(・∀・)イイ!

ふと隣を見ると、サリィ・ポォがいる。
今日は五飛と一緒じゃないのだろうか。
「ハリーたんハァハァ」
…そっとしておいてやろう。
ただしサリー・ポォ、11歳に手を出すのは犯罪だぞ。

サーカスに戻ると、マリーメイアがはしゃいでいた。
団長がハリーポッターを見せに連れて行くらしい。
フッ…あんなにはしゃいで……マリーメイアもまだまだ子供だな…

とりあえず余った無料招待券は
半券の部分を破り捨て、デュオのカバンに戻しておいてあげた。
最近富みにオモロイ!!すげえこのスレっぽい。
808通常の名無しさんの3倍:01/12/03 20:35
デュオと町を歩いていたら、見慣れたハゲがいた。
昨日3週間ぶりに洗面台でなくちゃんと浴場のある風呂に入れた俺
はフロ〜ラルな気分そのままに声をかけてやった。
するとなんと、あのゲハ年下女とちちくりまんぼー!!
横を見るとデュオも半べそだった。
女と離れた隙に便所に呼び出し問い詰めると、
「俺の妻だ」とかなんとか照れながら言いやがった。
横を見るとデュオも泣いていた。
取りあえずボコッた後、泡を吹いた奴にでことケツにドラエモン切手(50円)
を貼り付けて去った。
あとヤツの実家に隠し撮りしたフランス書院館を読みふける写真と、
チャイナドレスでママチャリ全力疾走写真(DEKO丸だし)を
送りつけてやった。
年増好きかと思ってりゃ、とんでもない食わせモンだったぜ・・・

その後デュオとビーだマンをやった。
何故か涙が出た…
>>808
改行を句読点の代わりにするのは、かなり読みづらいです。
810通常の名無しさんの3倍:01/12/03 20:53
読点はあるじゃん
晒しage
811初です。下らなくてスマソ:01/12/03 21:06
>808で言った通り俺とデュオはビーだマンをやった。
(ビーだマンとはビー玉を打って遊ぶ玩具)
買った方がラーメンをおごると言う条件付きで。
さっきボコったハゲ野郎の写真を切り抜き、的を数個作った。
まず、デュオが的を狙ってビー玉を数発打った。
ビー玉は的からはずれて違う方向へ転がる。
しかし、一瞬見えた鞭のようなモノで全部倒れた。
あまりにも不自然なのでデュオに文句を言ったが、
「鞭??そんなもん俺は持ってないぜ??」との事。
なんだか怪しかったが、あーだこーだ言ってても仕方ないので、
俺は的に狙ってビー玉を打つ。
しかし的へまっすぐに飛んでいったはずのビー玉は、
さっきの謎の鞭によって弾かれた・・・が鞭の正体が分かった
・・・三つ編みだ。デュオの三つ編みだ
俺も髪を武器にしているので、キャラがかぶるといけない
罰として前髪で刺しまくった後、傷口をドラエモンシールで塞いでやった
デュオ、ラーメン代は頂くぞ
812通常の名無しさんの3倍:01/12/03 23:43
あれほど痛めつけてやったのに、またデコッパチが年下チャイナと歩いてやがった。
許せん。俺はもはや無言でドラえもんシールを叩き込む。
しかし、五飛は俺のシールを全て受け止める。バ、バカな!
な・・・なに!?奴の手に輝くあのシールは・・・スネ夫くんシール!?
「くっくっく・・・貴様の時代はもう終わりだ。」
そんなバカな!俺以外の人間がシールを使いこなせるわけがない!
「ふん・・・強がりをいうな。
 キサマのドラえもんシールはせいぜい1秒間に100発・・・
 しかし俺は1秒間に1億発ものスネ夫くんシールが敵めがけて襲い掛かる。
 わかるか?これが俺と貴様の決定的な力の差だ・・・
 観念したら・・・さっさと死ねやロリコン!!」
そう叫ぶと光のような速さでシールが俺に飛んできた!
しかし、俺には3回転空中ひねりがある。当たり前のように全弾避けてやった。
奴の顔が蒼白になった。当然だろう。一度に一億枚もシールを投げたんだ。在庫があろうはずかない。
丸腰の奴に俺は悠々とドラえもんシールを絶命するまで叩き込んだ。
813通常の名無しさんの3倍:01/12/04 00:33
 今日五人でらんばだを踊っていたときのことだ。
 俺はある事に気づいた。ヒイロとカトルの髪型ってかぶってないか?
ヒイロ「・・・・・・・・お前を殺す」
カトル「そんな事ないよ。まったく、こんな電波と一緒にしないでよ」
一同「オマエモナー」
 俺はこの前に雄雄しく伸びる前髪がある。デュオは長いお下げ髪。五飛はデコッパチだ。
五飛「だれがでこっぱちだ!!」
 黙れ。てめえは八百屋の助手でもしてろ。話を戻すと、Wキャラにしては、お前ら髪型に個性が無さ過ぎだ。
デュオ「たしかにな。ヒルデとかノインとかにも被ってるしな」
 お。いいこと言うなミスター貧乏くじ。と言うわけでだ、どっちかアフロにしろ。
カトル「えーー!! やめてよ!! アイドルなんだからさ!!」
 知るかブルジョア。じゃんけんで勝ったほうがアフロだ。
五飛「普通負けたほうがやるんじゃないのか?」
 別に罰ゲームじゃないし。ほら、二人とも構えろ。出さないと負けよ。じゃんけん!
一同「ぴょん」
 ヒイロ パー
 カトル チョキ
カトル「勝っちゃった…」
 その時だった。ヒイロの目が光ると。カトルのチョキを握りつぶした。
 ベキ
カトル「ホゴゥ!!!」
 立ち去るヒイロの後姿は明らかに怒っていた。やりたかったのか? アフロに。
おそまきながら俺もWin MXを始めた。
そのことをデュオに話したところ、
「お前も始めたのかー。よし、せっかくだから記念にいいファイルを一つやるぜ」
おお、ありがたい。
そういえば、最近デュオからは貰ってばかりだということに思い当たる。
映画の券といい、ラーメン代といい。
「他の奴にも声をかけとくぜ〜」

サ―バーに繋げると、メッセージが届いた。
『ぃょぅ、トロワ。早速始めようぜ〜。どれでも1つ持ってけ』
このメッセージの送り主のユーザー名は…DI……何でもない。
この文面から察するに、確実にデュオだろう。
礼を返し、まほろまてぃっくの最新話をダウンロードし始める。
「待ち時間ってさあ、無駄だとおもわねえかぁ、トロワ?
 ホント、無駄だよなあ。無駄無駄」
何が言いたい?とは思ったが、
大物をダウンロードさせてもらっている身なので黙っておく。
どうやら、待ち時間の間にチャットがしたいようだ。
「チャットを嫌がる奴ってなんか怪しいじゃん。
 そういう奴はダウンロードさせてやらない主義なの」
何て主義だ。とは思ったが(以下略)。

ふと残り時間をみる。
なんと、軽く残り4時間はある!
毎日のように顔を合わせているこいつと4時間もチャットしてろとでもいうのか!?
『そんなことより、トロワよ。ちょいと聞いておくれよ…』
って、もう始まってるのかよ!?(三村風)
しかも吉野家かよ!!?

・・・夜はまだまだ始まったばかりのようだ・・・。
『お、もうダウンロードは終わったようだな。じゃ、早く寝ろよ〜』
どのくらいこいつのチャットに付き合わされただろう…東の空が明るくなりはじめている。
まあ、チャットとは名ばかりのデュオの独演会(吉野家のコピペ風)だったが……

この時間から寝ても辛いだけなので検索をかけて遊んでみよう。
とりあえず、『ロリ』と『18禁』で検索。
…お?画面上に無数に表示される『ロリ』と『18禁』の中に見慣れたタイトルが…
って、これヒイロの同人誌じゃん。
ユーザー名は…「panchufreak」…まさか、通常の三倍の名称を持つ男・ゼクス?!
「panchufreak」は、ぷにぷにぱんちゅの同人誌しか持っていなかった。
…なんだかとても痛いものを見てしまった気がする…
……やはり今日はもう寝ることにする。
後でヒイロに報告しておこう。

ところで、俺は自分の持ち歌である「道化師」と「愛は流星」を共有リストに入れているが、
未だにダウンロードされたことがない…鬱。
ちなみにあまり知られていない「make my way」も誰もDLしない・・・
今度デュオに「きっとOK!」「GOOD LUCK & GOOD BYE」「WILD WING」「It's so all right」が
DLされているかどうか聞いてみよう・・・。
817通常の名無しさんの3倍:01/12/05 21:37
sagAtteru
カトルからウィナー家の晩餐会に招待された。
普段の俺なら何としてでも出席しないところだが、
今は近くの山の木の皮を剥いて食べるという
どこかの鹿のような生活をしている身の上だ。背に腹はかえられない。
しかし俺自身が喰われてはシャレにならないので、
他のメンバーを誘い、Gチーム総出でお呼ばれした。

「ようこそ、トロワ。みんなも(呼ばれてもないのに)よく来たね。
 僕は準備があるから、会場で待っててくれ」
晩餐会会場には回転式のベッドが置かれていた。
看板には『ふたりのビッグショー』という文字。
そしてそこに登場したのは…
「おまたせ☆」
キャロルの恰好をしたカトルだった……やはり喰う気だったのか。


俺は便意を催した振りをして逃亡を図った。
819通常の名無しさんの3倍:01/12/06 15:03
age
820楽しいオフ会:01/12/06 17:09
 今日は五人でオフ会をした。いつも会っているのにオフ会とは変だが、ともかくオフ会だ。
ヒイロ「来たかスネ男カット」
 よう。プニプにパンチュ。お互い、青筋を立てながら挨拶をする。
デュオ「まあまあ。オフ会なんだから、落ち着こうぜ」
俺とヒイロ「だまれ! 貧乏くじ!!」
デュオ「んだとこらぁ!!」
五飛「馬鹿馬鹿しい。俺は帰る」
 逃げるのか? 若禿げ。敵に背を向けるのか?
五飛「なんだと? 上等だ。俺は逃げはせん! それが(以下略)」
 そう言えば、カトルがいないようだが?
デュオ「そういえば。何してるんだろうな」
 薄々嫌な予感がしているが。あそこでオタどもを引き連れて歩いてるの、カトルじゃないか?
ヒイロ「キャロルで来たか…」
五飛「阿保だな」
カトル「はーい。皆さーん。こんばんわ(はあと)早速飲みにいきましょう☆」
 俺は皆を代表して、奴にラリアートを喰らわせた。
821楽しいオフ会2:01/12/06 17:23
 無事に居酒屋についた。しかし、これからが修羅場だ。なんせ面子は一癖もふた癖もある野郎どもばかりだ。
ここは一番まともな俺が全体を把握する必要があるな。
デュオ「じゃあ俺は、梅酒」
ヒイロ「俺はビール」
五飛「俺はウィスキーをくれ」
 中国人の癖にウィスキーなんぞ飲むなよ。若禿げ。
五飛「なんだと!!」
 おっと。怖い怖い。そんなに怒ると禿げるぞ。俺がそう言うと五飛はすぐに大人しくなった。
悪い事言ったかな?
カトル「私は日本酒で。本当に飲みたいのはトロワなんだけどねぇ」
 助けて姉さん。怪物がいるよ。俺は焼酎で。

 待ち時間の間。古今東西で盛り上がることにした。
デュオ「俺から始まる。古今東西」
一同「いぇーい」
デュオ「今までやった場所。(パンパン)風呂」
パンパン 動物小屋。BY キャスリン
カトル「(パンパン)彼の部屋(はあと)」
 一同の視線が俺に集まる。待て待て。こいつの妄想だ。もしくは幻覚だ。
ヒイロ「怪しい事このうえないな」
 んだと電波野郎。お前こそリリーナの舐め犬じゃねえのかよ!!
五飛「この頃溜まってるらしいからな」
 年増好きは黙ってろ。
五飛「きさま!」
 カトル! 貴様がこんなことを言うからだぞ!! 何とかしたらどうだ!
カトル「激しかった(ポッ」
 氏ねえええぇぇぇ!! ボクシャーー。
 俺の前髪が真っ赤になったちょうどその時、酒が運ばれてきた。
822楽しいオフ会3:01/12/06 17:43
 オフ会も終盤に差し掛かり、全員が良い具合に酔ってきた。
五飛「年上とか好きだああぁぁ!!」
 叫ぶなよ。周りの客が驚いている。
デュオ「URYYYYYYYYYYYY。最高にハイってやつだ!!」
 本性でてるぞ。
ヒイロ「いいか? ロリって言うのはな、ちっちゃいだけじゃ駄目なんだ。父性本能を刺激しないと…云々」
 はあ。馬鹿ばっかりだ。もう、帰るかな。
カトル「トロワ? ぜんぜん飲んでないじゃない。飲みなよ」
デュオ「そうだぞ。ほら飲め」
 やめろ。悪酔いして変な事になるのだけは勘弁だ。
一同「トロワ君の。ちょっといいとこ見てみたい。はい、いっきいっきいっき!!」
 これほど、自分の乗り易い性格を恨んだ事はない。気がつけば腰に手を当て、ビールを飲んでいた。
一同「鼻から飲め。鼻から!!」
 飲みました。飲みましたとも。脳に来ましたよ。ヘルメットがなかったら即死でしたね。ええ。
 そして俺は見事に酔いつぶれた。

 気がつくと、俺はベットの中にいた。自室の天井。記憶はないが、何とか帰ってこれたようだ。
うん? 裸? 何で俺は裸…隣にはカトルが安らかな寝顔をしていた。

 ヒイイイイイイイイイィィイイ!!

「どうしたの? トロワ?」
 キャスリン来るな! 来ないでくれ!
「なに言ってるの? 入るわよ?」
 合鍵持ってるのかこのくそ女!! キャスリンはこの参上を見ると、口元を押さえ逃げていった。
もう終わりだ。俺は自分の穴に手をやった。うん? なんともない。じゃあ、まさか。
俺はそれ以上考えるのをやめ、寝ているカトルをライオン君の檻に放り込んだ。
 俺の嫌われ要素が増えたのは言うまでもない。はじめるか。俺のマジ自爆ショウ……
823火消しの風:01/12/07 04:50
おもろい!揚げ!
824通常の名無しさんの3倍:01/12/07 23:12
デュオと町を歩いていたら、見慣れたハゲがいた。
ハゲはいきなり襲いかかってきた
「食らえ!!新必殺技!!サイ・フラーッシュ!!」

ぴかーん!!

う、五飛、それはどちらかと言えば太陽拳だ
しかし俺はそのことを言う前に力尽きてしまった、無念
825通常の名無しさんの3倍:01/12/07 23:15
翌日、ヒイロが自らの頭髪を剃ろうとして、リリーナに涙ながらに止められていた。
「あれは・・・あれは俺の十八番なのに!」
ヒイロはとても悔しそうに呟いていた・・・。
この間川原でヒイロがフリスビーをやっていた。
あいつも普段は普通の遊びをするんだな・・・・などと思いつつ見ていると
こっちに気づいたらしいヒイロが手を振りながら
「コイツはおまけだ、とっときな!!」とか言ってきた。
なにいってるんだアイツは、そう思った瞬間。
なんとフリスビーが空中で何もしていないのに急旋回、急降下、俺の前髪に突き刺さった。
薄れ行く意識の中で俺は前髪から白と黒の猫が出てくるのを見た・・・・。
ちなみにヒイロはその日なぜかリリーナ廷へたどり着けなかったという。
827通常の名無しさんの3倍:01/12/08 21:56
 ___________
  、>              .|
  >________   .|
   ̄   .|./_   _\ |   |     ____________
      | /  ヽ/  ヽ |  |     /
.      | |   ・ | ・  |  V⌒i    | 始めるか・・・・
   _  |.\  人__ノ   6 |  <
   \ ̄  ○        /    | 俺の自爆ショー・・・
.     \          厂     \
     /  _____/          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
       /./  ./o    i. \
828通常の名無しさんの3倍:01/12/09 00:48
し…師匠!!
829本物の1です:01/12/09 00:48
ピエロごときが・・・。
830トロワの黄金伝説1:01/12/09 04:18
クリスマスも近いというのに、相変わらず懐が寒い。年越しすらも疑わしい
現状を打破するため、俺はカトルからのバイトの依頼を受けた。
このままではマリーメイアへプレゼントすら用意できそうにないのだから、
背に腹は変えられない。ただしカトルには、連絡事項は全てメールか電話で
受けとるという条件を呑んでもらった。勿論、報酬は口座振り込みだ。俺も
自分の身が可愛い。

カトルから詳細な依頼メールを受けた俺は、早速深夜を待って恐怖の蟹眉女
ドロシーの家へと出かけた。
なんでもあの戦争マニアがアイドルデビューするとかいう噂があるらしい。
あんな恐ろしい眉の女がアイドルなんぞなれるか!と個人的に断言できるの
だが、カトルはそうは思っていないらしい。まあ、確かにキャロルとか言う
芸名でデビューした男も居るし、蛇の道は蛇と言うことなのだろう。
とにかく、その噂の真偽の程を確かめるのが、今回の俺の仕事だ。ライバル
は必要ないというカトルによる、ようは敵情視察という奴だ。
831トロワの黄金伝説2:01/12/09 04:19
カタロニア邸は何故だか必要以上に警戒が厳重だった。しかし俺にとっては
用意していたドラエモンシールの出番を感じないほど、穴だらけな警備だ。
一番警戒厳重な部屋への侵入を難なく果たした俺は、不必要に金ピカに輝く
金庫を発見した。どんな高性能な鍵を掛けていようが、俺の前髪に不可能は
ない。
重い金庫の扉を開けると、まず極秘と記入されたファイルが手前に置かれて
いた。よく見ると奥にはズラッとDVDが並んでいる。そのタイトルにハッ
として、俺は慌ててファイルを手に取ると中身を確認した。
なになに『リリーナ様アイドル伝説計画プロジェクト』だと?
俺の嫌な予想見事には的中した。ドロシーが企画立案したらしい、このプロ
ジェクトは、遠大にしてかつ、恐ろしいものだった。
さすがは宇宙の心と言うべきか、カトルの懸念は当たっていたのだ。
確かにドロシーは近くデビューする。芸名は“朝霧麗”。まずは蟹眉女自身
が、その名前で先にデビューしてから、奴はエリリンの芸名でリリーナをも
上手いことデビューさせる気なのだ。そして最終的には………。

そこまで読み進めた段階で、俺は背後に異様な気配を感じ、慌てて振り向い
た。
「見ましたわねぇ〜、トロワ・バートン」
いつの間にか背後にドロシーが立っていた。
「わたくしのエリリンなリリーナ様に“麗さん”と呼ばれてラブラブ計画を
邪魔する危険要素は排除させて頂きますわ」
ドロシーの宣言と共に、二つに裂けた眉毛が音もなくシュルシュルと延びて
俺の身に迫る!!命の危険を感じて、迎え撃つべく俺の前髪も戦闘モードに
切り替わった。
「オーホホホホホホ、無駄ですことよぉ〜〜!」
ジャッキン!!!
蟹眉女の高笑いと共に、俺の前髪は無惨にも床の上にハラハラと散っていた。
お前の眉毛は、ハサミかぁーーーーー!!!

さすがの俺も力の源とも言うべき素敵な前髪を失ってしまっては勝機はない。
フッ、早かったな俺の死も……。
832トロワの黄金伝説3:01/12/09 04:23
その後、意識を失った俺がハッと目覚めると、何故かそこは自分の部屋だっ
た。夢だったのか?アレは……?
「大変よ!トロワ!」
いきなり血相を変えたキャスリンが、ノックもせずに部屋に入ってきた。
何なんだ一体?
「団長が今度芸能プロダクションを新設するんですって!」
この貧乏サーカス団のどこにそんな資金が?という俺の疑問は、続くキャス
リンの言葉で解消された。
「やたら気前の良いスポンサーが付いたらしいわ。もう色々と決まってて、
トロワは新人アイドルのマネージャーですってよ」
棘を含んだ声から察するところ、どうやらキャスリンにはあまり面白い話で
はないらしい。まあ、確かにアイドルデビューするにはトウが立ちすぎてい
るからな、キャスリンは…。
鉄拳グーパンチは遠慮したい俺は、内心を微塵も感じさせない鉄壁の無表情
でキャスリンに尋ねた。
「そうなのか、なんて子なんだ?」
「えっと…確か、“朝霧麗”って芸名だったわね」
悪夢は、終わっていなかったらしい。
いや、これから始まるのかもしれない……。

アイドル伝説えりこか…、俺はどちらかというとようこの方が…、いや無理は言うまい。
黄金の伝説が達成される日は、間近のようだ。
「おはよう。トロワ・バートン」
 ドロシー、ナンダこんな朝か…へぶし!! ドロシーの蹴りが俺の横っ面を捉える。
「私は『朝霧麗』よ。今後気をつけることね」
 そう言えばそうだった。俺はマネージャだったんだな。忌々しい。俺は痛む頬を押さえながら布団から出た。
「ボディーガードもかねてるわ。数々の武勇伝…カトルから聞いてるわ」
 そりゃあどうも。いつもの服に着替えると、再びドロシーの蹴りが飛んできた。しかも、急所に。
 貴様。俺の男を殺すつもりか…! もう少しずれてたら砕け散ってたぞ!
「その方が私としては都合が良いんだけどね。それより、マネージャーならスーツを着なさい」
 そういって、ドロシーは俺にグレーのスーツを手渡した。渋々それに着替える。
「それと…その前髪、切りなさい」
 ん? 今この女なんっつた? 前髪を切れ? 言っている意味が分からない。俺の前髪を切れば、松崎しげるから歌を取ったとの同じだぞ!
松崎しげるから歌を取ったら何が残る! なんか黒いのしか残らないぞ! それくらい重要なんだよ!
「知らないわ。恥ずかしいから切ってよ」
 このクソ女。言わせておけば…! 唸れ! ドラえもんシール!!
 俺の放ったドラえもんシールを。ドロシーは眉毛で難なく落とした。馬鹿な!
「私をあなた方変態五人組と一緒にしないでほしいわ」
 そう言うと、まるで鞭の様に眉毛を繰り出してきた。D・F(ドラえもんフィールド)でなんとか防ぐが、奴の猛攻にはそんなに耐えられないだろう。
「ふっふっふ。怖かろう!」
 くそ! 一方的だ。俺はじりじりと壁際へと追い詰められていった。どうにかならない物か!?
 ビシィ!!
 しまった。ドラえもんシールが!! D・Fを構築するシールが切れてしまった。いかん! 切られる!!
「その前髪! 貰い受ける!!」
 奴の眉毛が大きくしなって俺の前髪へと迫る。その時だ。奴の眉毛がルリルリ目覚ましを両断した。
 ピキーン
 俺の前髪から放熱板が飛び出す。その瞬間。奴の眉毛が俺の前髪を両断した。否、正確に言うと残像の前髪をだ。
「馬鹿な! 質量を持った残像だというのかぁ!」
 俺はすでにドロシーの背後に回りこんでいた。手にはバトル・ロワイヤル使用のハリセンを握っている。
「よく動く!」
 奴の眉毛をハリセンで弾くと一気に懐へと飛び込んでいく。
「化け物かぁ!!」
 俺はハリセンを手放すと奴の眉毛の根元を掴んだ。そして…
 ブチィ!!
「ふごう!!」
 貴様の眉毛を抜けば!
 ドロシーは悲鳴を上げながら、窓を突き破り逃げていった。
 後日、朝霧麗のデビューが当分延びることとなった。これで、いつもどおりの生活が送れるというものだ。
834通常の名無しさんの3倍:01/12/09 21:04
age
835通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:00
このスレも限界に近いのでそろそろ移行すべきかと。
836通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:47
スレタイトルはどうする?
837通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:48
逆襲のカツ
838通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:54
トロワ空中三回転
839通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:58
∀トロワ
840通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:58
>>838
それいただきましょう!
841通常の名無しさんの3倍:01/12/09 23:03
え、ていうか、ほんとに新スレ移行!?
このスレ使い切って終わりじゃないの!?
842通常の名無しさんの3倍:01/12/09 23:04
>>841
サイズが496KBを超えています。512KBを超えると表示できなくなるよ。
843通常の名無しさんの3倍:01/12/09 23:40
「トロワの奇妙な冒険」でもいいんでない?
>>830-833
イイ(・∀・)!
845逆噴射トロワ:01/12/10 20:47
次スレのテンプレートを作ってみた。
ついでに言うとオレは現在ブラウザの調子が悪くて、スレを立てられない。
代わりに誰かが立ててくれるとうれしい。

  ========ここから=========
オレの自爆ショー・・・もとい、日記もついに3スレ目突入だ。
キャスリン、教えてくれ。オレはあと何回、道化を演じればいい?
オレはあと何回、マリーメイアで抜けばいいんだ・・・
ヘビーアームズは何も答えてはくれない。
教えてくれ、キャスリン!

〜∫ 前々スレ ∫〜
トロア=バートンの華麗な一日
http://ebi.2ch.net/shar/kako/972/972218399.html

〜∫ 前スレ ∫〜
逆襲のトロワ
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/shar/990854262
(DAT落ちしてる時はこのURLで見れるよ)
http://www.raiji.net/bbs/kaku.cgi/http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/shar/990854262/
(html化された時のURLは、これ・・・・・・でいいと思う)
http://ebi.2ch.net/shar/kako/990/990854262.html
  ========ここまで=========
846通常の名無しさんの3倍:01/12/10 21:37
新スレッドを立てた…。
今後はこっちへ書き込んでくれ…。

閃光のトロワ
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/shar/1007987785/l50
新スレに書き込めないのだが・・・・