クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
ようやるわ、規制中だろうに
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
まあ、エタった作品しか残ってないしな
めぐりあうも期待外れだったし
クソスレ埋め
何かの作者か?
キラが最強正義じゃなかったから火病ってんだろう
こんなことを言うのもなんだが
…手動なのか?
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
クソスレ埋め
キチガイに構うな
しかし、昨日ときた洸一版CCA読みたくなって、探しに古本屋巡りしたが、全然見つけられなくて、結果Amazonで買ってしまった
「失いし〜」コミカライズ超希望
俺もGWだし、久々にCCA見たくなって、ブルーレイ版を買ってきたぜ。
>>32 CCA/Blu-rayいいな
おれはGXと地球光、月光蝶借りて見切った
CCAはビデオで残してあるけど、そろそろ画質がやばいから俺もブルーレイ買おうかな・・・
ダムエーのMSV-Rジョニー・ライデンの帰還は非常に良くできてると思うんだ
Ark氏はヤザンはいいけどアムロやシャアの作画がイマイチだったんだよなぁ
やっぱコミカライズならときた洸一版で見たいわ
ライデンの帰還というか、あの作者さんのガンダムは凄い考えられてる感じで面白いよな
ヤザンどころかゴップすらも持ち上げる方向で持ってってるから、色んなファンを裏切らないだろうし
やっぱ既存のキャラクター使う以上、勝手に評価下げちゃ駄目だよなぁ
わかってるかレオス?テメーの事だよ糞が
ガンダムEXAか…
まさかこんな、なろうSSな俺ツエ―糞主人公SSな漫画が公式化されとるとは
この海のリハクの目をもってしても見抜けんかったわw
>>31同様、俺も「失いし…」の漫画化は希望だな
こんなのが公式化なら失いしの方が100倍おもしれーわ
網膜リハク…なんちて
失いしそんなに面白いか?
持ち上げすぎててきもいんだが
と、つまらない香具師が申しております
>>39 そういう暗黙のルールがあんの
それに仮につまらなくてもエタらずに完結させただけ他の作者より立派だよ
失いしは完結してなくないか
現在エタってる最中じゃね
このスレやべえだろ
めぐりあうが始まる前くらいに、もう一人職人さん来たの覚えてるやついるか?
その職人いなくなってから、一人でも気にした人いたか?
その職人がいなくなっても、今職人が誰もいなくなっても、失いし失いしっておかしくないか
刹那スレは今盛り上がってるけど、感想とか頻繁に書き込まれるし、職人も増えてる
このスレは何か失いし以外お断りみたいな空気があるんじゃね
>>42 メンゴメンゴ
めぐりあうの方と間違えちゃったわ
>>44 そかw
別に、めぐりあうがつまらないってわけじゃ無いと思うし、失いしだって面白いと思う
でも、特に失いしの方を過度に持ち上げ過ぎてないかって思うんだ
お供えだってそうだろ?
そういうのが、新しい職人の参入を妨げてる気がしてなー
何でめぐりあうの前にやってた職人さんが来なくなったのかを考えてみた方が良いんじゃないかね
>何でめぐりあうの前にやってた職人さんが来なくなったのか
飽きたからだろ
>>45 飲兵衛氏さえ追い出せばこのスレ潰せる言うこと聞け愚民ども、
までお情けで読んでやった。
なんでお前の肥溜め臭ェ願望のためにわざわざdisらにゃならんのだボケ
>>47 飲兵衛氏以外は無視、いらないって風潮の事を問題視してるんだが
まー良いわ
良いんなら二度と来んなよ、
どうせまた埋め荒らしに戻るんだろうが
ご覧ください
これが新しい意見とそれを潰す老害の構図です
春だなぁ
いい加減にしろ
こういう掲示板荒らしって法的対処できないのかねえ?
面白ければ、反応あるでしょ
前のスレにもあったが、完結してなくても、98氏のbloom
400氏のside A
125氏のメビウス・リンク何かは今でも読み返すよ
書いてくれる物は有難く拝見させてもらってるよ
感想もレスしてるし
>>48 単純にそんな風潮あったかな?荒らし除いて
この数年色々な作品が出てそれぞれに楽しまれているじゃない
と、いうわけで98氏の復活を無理のない範囲で希望しますw
個人的には98氏の作品が完結しないと、このスレの役割は果たせないと思うんだ
98氏の作品はまさにアムロ in SEED作品の王道って感じだからな
アムロの影響でしっかり主人公として成長してるキラ
電波吐かずにヒロインしてるラクス
可愛すぎるナタル
俺も続き読みたいわ
507氏の作品の続きを待っているのは俺だけ?
ところでこのスレ的に
ガンダムEXAっておもろいか?
EXAは外伝なぞりせずに公式年表なぞってた方が良かった
ファースト、W,辺りはよかった。
EXAは駄目すぎるオリジナル主人公持ち上げるために歴代主役disってる
気持ち悪いオナニー漫画にしか見えんおかげでダムA買うのやめた
最近はジョニーライデンの為にダムエー買ってる
話は読んでないけどexvsfbのゼノンフェイズはカッコいいと思います(コナミ
厨房に放置されたフランス料理は食卓に供されたアメリカ料理に劣り
未完のルノワールは書き上げた伍長の作品よりも価値はない
およそ物事は成し遂げて初めて評価の元になるのであって、過程で終わったものを論ずるのは老人の懐古主義と変わるものではない
〜ウィンストン・チャーチルのアンソニー・イーデンへの忠告
>>62 …つまり何が言いたい訳だ?読解力無くて済まんが
それと最近
○○○(コナミ、又は○○○(小並 ってあるがどういう意味?
クソ以下の出来でも完結させた作品>面白くてもエタった作品
エタったらそもそも評価の議論にすら上がらない
ってことだろう
コナミについては
ま、多少はね?
>>63 淫夢語だろ
人の多い板(VIPとかなんJとかν速とか)に行ってみれば
完結すれば、結末が気に入らないとか設定が気に入らないとかそういうの出てくるしな
めぐりあうだって、フレイの魔改造とか嫌う人いるだろうしさ
でもそれは序盤〜中盤にかけてじゃわからないから、多数の人が面白いって思うわけだろ?
かと言って、完全にオリジナル無しじゃ制約が多すぎるだろうし・・・難しいわな
98氏のBloomや飲兵衛氏の失いしは、完結できてないからこそファンも多いんじゃね?
それが良いか悪いかはわからん
67 :
62:2013/05/03(金) 02:04:35.64 ID:???
ごめん、単純にめぐりあう〜を俺は押すぜくらいの意味しかないです、ハイ。
98氏や飲兵衛氏の作品も面白いけど、やっぱり完結させてくれたってところに敬意を表したい
勿論他の方の作品を貶す意図は毛頭ないです、チョイス悪くて申し訳ない
フレイをメインに持ってくるとどうしても魔改造必須になるからねぇ
めぐりあうはうまくやってたけど、昔あったフレイ主役スレは怪作揃いだった……
>>35 亀だけど、ときたさんの絵って漫画としては正直微妙じゃない?
フィルムコミックっぽいと言うか…
動きに違和感があるような
一枚絵とかは好きなんだけど
>>69 微妙ってことには同意。どうにも線が固いんだよね…
もっとも、そもそもがイラスト系から来た人だし、
その辺はしょうがないと思ってる。
それでもGガンダムの時からは進歩してるし。
>>70 なるほど、元イラスト畑なのか。どうりで…
まあ絵自体は上手いしスッキリしてるから読みやすいんだけどね
ガンダム漫画家だと一番万人向けだと思うし
ガンダムはアストレイRや黒本始め慣れてないとキツイ漫画多いしw
千葉以外と組ませてやれよと思うw
>>69 コミカライズ作家さんの中でキャラクターがサンライズに近い作家さんだと思うのは、
ボンボンコミカライズど真ん中世代(アラサー)っつうのもあるけど
そんなにグォルルル!や「きさまは電子レンジに入れられたダイナマイトだ!」のノリな
失いしやbloomやめぐりあうが読みたいのか
流石にそれはご勘弁だな…
それよりも文量的に林檎かアルファポリスから出んもんかな?
失いし…
冗談でも止めてくれ
さすがにそれはサンライズにバレるし作者さん方が著作権料で破滅するだろ
それに多分売れない。内容の出来以前にわざわざCCA種死クロスオーバーを金払ってまで読みたい層はそう多くないだろうからな
やるとしたらガンダムエースがネタ無くなって採用ぐらいじゃあねえ?
ネタなくなってもありえないだろ
面白い面白くないじゃなくて、売れるか売れないかだろ?大事なのは
売れないもんの為にわざわざ紙を使うわけが無い
隔月とかに戻るだけだと思うぞ
少なくとも今ガンエーでやってる
なろうレベルの俺ツエーSSな糞作品よりは
遙かに面白いと思うが?
>失いし〜、bloom
だから面白い面白くないの話をしてるわけじゃないんだよ
アホか
商業ベースに持って行くにはどうしたらってことだよね
まず、ダムエー自体、売る気は無いように感じるけど
コアな雑誌の部類かと
コミカライズの際には、作画でブライト、アムロ、ムゥ、シャアを違和感なく描いて欲しいな
Ark氏の作品群や太田垣康男氏のサンダーボルトも嫌いじゃないし
ことぶきつかさ氏のデイアフタートゥモローもすきなんだけどなぁ
やっぱときた洸一先生のコミカライズ集が一番すきかな
俺達の支持だけじゃ厳しいね
めぐりあうって人気無いん?
最近読み始めて、すげー面白いって思ってたんだけど
このスレ的には失いしが一番なんかね
北爪絵の「失いし〜」も、いいかも…
>>84 bloomやRevival of Red Cometが好きかな
めぐりあうはつまらなかったのか・・・
意外だなー、過去ログ見たら結構盛り上がってたように見えたんだが
後半失速したんかね
まだ最後まで読んでないし、続き読むかな
大規模規制が吹き荒れる中でアンケとっても・・・と思うんだが
めぐりあうは面白かったよ
結構異色的な作品だったから賛否両論なんだろうけど
そういえばフレイ主人公で完結してる作品って他にあったっけ?
そういえば規制がきつくなった割に、このスレって却って書き込み増えてるよな
ようわからんけどtoro鯖は書き込めるプロバが多いんじゃね
確かにめぐりあうって異色だったな
まさかイデオンが出てくるとは思わなかったし
長谷川作品みたいなノリだった
俺は好きだぜ、話もまとまってたし、何よりキャラが生き生きしてた気がする
めぐりあうは、SEEDの再構築+アムロがいたら+フレイが主役だったらって感じだったな
>>91 めぐりあうと似たタイトルで1個あるな
あっちも再構築だし、オリ設定もあるが
>>93 そうだな
前スレ終盤で飲兵衛氏書き込んでたし、コミカライズ希望のかきこみしたら、意外と反響あってびびった
ここの住人はサンダーボルト読んでる???
見てるけど?太田垣氏のメカ独特だよね…
(俺、絵師がフロントミッション描いてた頃から見てた、
あれもっと続いて欲しかった…「女王の盾」萌えw、アレMSに装備したらスゲェな)
けど「失いし」は太田垣調だと
俺的に「なんかちょっと(汗…」感がw
やっぱ北爪か以前ガンエーでやってた
ブライトとクワトロが対談してた漫画(立ちパラ読みだったんで作品名・作者不明)人がやってほしい
97
MSよりはガイアギアのマンマシーンってイメージだな
つか女王の盾、「内蔵型、外側別ユニット?」と二つ同時だったら
ライフル不要だなw
MOONLIGHT MILEの1部はすげー好きだな
ちなみに、
皆はガンダムブレイカー買う?
暇だな
暇すぎてCCAとUC既刊6刊見て、ニコニコで閃光のハサウェイのOPみるってゆう贅沢
貧乏暇なしなのに貴重な時間を2chに費やす俺がいる
でも俺を含めて一人もSS書こうと言う奴がいないっていうね
誰かWiki更新してくれたんだろうか
- 一体、どれだけの刻がたったのだろうか。
たくさんの人間が生まれ、死んで逝った。-
ボクはD•O•M•E
世界の根源をなす者-
ボクは、この世で
初めて
ニュータイプと呼ばれた者・・・・。
ニュータイプを求めし者たちよ・・・・・・。
これからボクは
キミたちに語ろう・・・・
ニュータイプの真実を-
…ちょっと、この新まとめ読みづらい…
少し読んで次のページってなんなのよ…(ウザっ!
俺的には1ページ1話にして欲しいんですけど?
なんとかなりませんか?
(ウザッ!
すみませんすみません、以前のように読みやすく直すのでちょっと待ってて下さい
乙w
神対応お疲れ様
規制緩和来てるな
いやいや、ここは俺に任せて先に行け
へっお前等だけに良い格好はさせないぜ
まとめが駄目になるかどうかなんだ、やってみる価値はありますぜ!
キモいな
お前にゃあ負けるさ^^
124 :
通常の名無しさんの3倍:2013/05/29(水) 02:47:02.28 ID:6cH4Q2sI
あげるなよ、兵が見ている
126 :
通常の名無しさんの3倍:2013/06/02(日) 05:58:36.18 ID:Lq8HCVkg
もう目が覚めちまった
今夜BS11で19時から何が放送されるのか
分からないときはAKBのメンバーの誰に聞けばわかるのか
わかる方いますか?
また、わからない方はいませんか?
わかる方がいれば隠さず教えてください
また、わからない方も隠さず教えてください
と2CHに100件書き込めと同級生に言われたのですが
ガンダムファンとはこう言う連中なのですか?
400氏の続きがみたい
アズラエルとの掛け合いやオルガ等三人の活躍とか、
その頃のキラにムウ・アスラン・クルーゼとか
シホにルナにメイリンの少女三人が今後どうなるのか
俺は98氏の続きが読みたい
萌えナタルとか、正統派主人公として成長中のキラとか
ここのお歴々に聞きたいんですが
「種のフリーダムがUCのネモあたり」と言うのはよく聞くんですが
ダブルオー関連の比較をあまり聞きません
だいたいの比較で良いですので
○○が○○と同じの比較(簡単な理由)等を知りたいです
どうか宜しくお願いします。
正直、ネモ並みwwwって煽ってる奴はネモを過小評価しすぎてると思う
132 :
通常の名無しさんの3倍:2013/06/04(火) 20:46:31.80 ID:sXrjcAHM
量産機としてはかなりイケてる機体なんだっけ?
ネモと同じスペックで空飛べてビーム撒き散らせるんだぜ
どうなってんだよCEのエネルギー変換率
UCなんかバイアランやグフフライトタイプでヒイコラしてるのに
めぐりあう翼を読み始めてイデオン登場の所まで読んだんですけど、これあと数話で伏線全部回収して完結できるんですか?
めっちゃ面白いんですけど、ちょっと心配になってきてしまいました・・・
>>133 自由に飛べた方が見栄えが良いのは間違いない。
可変機の利点が少なくなるのは問題だけど
>>133 まあ其の辺は設定の匙加減というしかないので突っ込み所でしかないけど
普通に考えてCEのビームとUCのビームは別物なんじゃないかな?
ジムのビームスプレーガンよりも出力が低いと考えればあれだけ撒き散らせるのも納得できる
>>133 作画の面から見ても、空を飛ぶ機体は素晴らしいからな
>>133 っても、なんでかしらんがCEは航空機の基準がディンの倍程度の速度なってるからな
ディンを改造して飛行に特化させたの早期警戒型に最高速設定(M0.75)がついたせいで、飛行性能がディン基準に設定されてるバッテリー機の最高速だと、ガウが全速力で飛んでると追いつけないなんだぜ(笑)
>>136 そりゃそうだ、UCはUCにしか存在しないミノ粉が原料だし。
>>137 はぼメインが海上戦で背景が海と空のワンセット(あるいは曇り&雪とあわせてバンクだからな(笑
それでそこそこ見栄えのするものが作れるから飛ばしたくもなるな
地上戦だと地味で背景描くのも大変だし
とはいえ種はほんと酷いにつきるが
CE年表とか見ると、「初期の設定凝ってるなー」って感心したもんだが・・・
なお、凝り過ぎたのか脚本家と総監督は全部把握しきれなかった模様
で…結局、OO世界MSの比較が
まだなんですけど?…(汗
まぁクアンタな変態機は髭レベルと言う事で除外と言う事で
これだけは言える
コーラサワーはキラでもシンでも変態仮面でも殺せないw
>>138 コアファイターの最高速度はマッハ4.8、ドップの最高速度はマッハ5
>>140 おまえ、世界観の違うMSを本当に比較できると思ってんの?
ネモと同レベルだって、フリーダムが核動力機だって事から派生した程度だぞ。
昨今出た設定本によれば、フリーダムの出力は8800kw。(細かい数字は失念) これは、みんな大好きνガンダムのおよそ3倍、F91のおよそ2倍だ。
だが、種世界では核融合すらまともに開発できてない世界設定。(種死では一応出てきてるが)
こんなんで、比較できるわけないだろ。
結局は、おまいさんが最強だと思うMSが最強だと思ってればいいんだよ。
>>140 00の世界のMSは粒子供給量で強さが決まる
非太陽炉型の機体は動力源もまちまち
技術体系があまりにも異なりすぎて、似ている部分が殆ど無い
そんなもん比較出来るかっての
俺はゼクアインが好きだからゼクアインが最強だと思ってる!!
最教!(キリッ
ジェガンとジンのキルレシオてどんなもんだろ、1:15くらいだと思うんだが
ゲイツあたりで1:5くらいとか
1:30ぐらいじゃあないか?
オーストラリアの連邦軍や北アフリカ連邦軍は1:10以上ある機体でおもしろいぐらいやられていたがな
ジェガンは百式並のスペックですよ
そもそもジンやゲイツの武装がジェガンに有効打をあたえれるのかな
乗ってるのもロンドベルのベテランやエースばっかりだし
ビーム兵器のないジン、シグー、ディンだとアスランや変態仮面並みの腕がないと無理ゲー
ゲイツなら1:5まで迫れるだろうけどそんなに生産数無さそうだしなぁ
ジェガンの方もそんなに数は無いからなぁ…
量産体制に入ったジムU改だとどうかな?
UCは飛べないってより飛ばないだけってイメージだなあ
ドップ等の航空機始め可変機やドダイなんかの航空戦力が高性能すぎて飛行MSへの敷居が高い
実際飛ばすだけなら不完全とは言え一年戦争時でもできたわけだし
でも実用レベル扱いされるのは高火力重装甲かつ半ば空気抵抗を無視してマッハ2で飛ぶΞやペーネロペーって言う化け物から
実用レベルのハードルが高すぎる
その上飛行MS=局地戦機なんで優先度も低い
種はその逆で航空戦力が微妙なわりに主戦場が地上なんで局地戦機が重要で飛行MSだけじゃなく水中用にまで力を入れてる
突撃銃とか命中が見込める対MS武器じゃガンダリウム合金に有効じゃないし、
バズーカとか効果見込めそうなのは当りそうにないし、ビーム無い奴じゃ積んでる?
UCは地球が地球連邦政府っつー一枚岩なのもでかいだろう
旧ジオン以降はザンスカールの登場まで地球進攻作戦はほぼなかったからね
デナン・ゲー「ようジェガン!サッカーしようぜ!」
デナン・ゾン「ボールはお前な!」
パイロットがまともならデナン系あたりなら落とせる気がする。>ジェガン
>>150 UC0130年代の最強機だったクロスボーンもVガンの時代であるUC0150年代は
ザンスカールの標準機たるゾロアットとほぼ同レベルでしかないって話だしね。
何て言うかPCで言うなら北森Pen4とSandybridgeセレみたいな?
>>158 デナン系のパイロットもまともだったら勝ち目ないぞ、それ
そもそもUCとCEのビームでは出力が10倍近く違わなかったっけ
UCのほうが1stの時点で10倍近く高かったはず
種のビームって出力なんか設定されてたっけ?
高いか低いか程度しか設定無いような・・・
そもそも種のビームってレーザーだよね
Iフィールド抜けるのかな
一応ミノフスキー粒子に干渉うけるから抜けない>レーザー
レーザーは光の類だから透過するんじゃない?
ただし、致命傷を与えられるかは疑問
ベルチカでレーザー通信が干渉を受けていると禿の御大かがいてるから
Iフィールド級だとねじ曲がるでいいんじゃうない?
殺傷用の高出力レーザーが捻じ曲がる位だと、光を遮断して姿が見えなくなるぞ
>>156 ハマーン「えっ」
シャア「えっ」
ドゥガチ「えっ」
UCMSには耐レーザーコーティングされてる設定が無かったか
そしてブリッツがレーザーライフル装備って設定はあったが種のビームがレーザーだなんて設定は無かったはず
ビームサーベルの設定を見る限りは荷電粒子?と首をかしげるしか選択肢がない
F-91のジェガンはガワだけで中身はほぼ別物、ヘビーガンと同世代の機械にすげ替えられていたはずだが。
中身が良くてもパイロットがあれじゃなぁ…
ア・バオア・クーでドムぶった切ったジムのパイロットのがマシって思えるわ
ソロモンでドム6機をボールで撃墜した人ならどれだけ戦力になったことか
ドムは対MSより連邦艦隊への雷撃が主任務だったんだろうし
推力を生かした突撃の直線番長
艦隊の直援が任務のボールで敵の突入コースを読めれば
ボールでドム6機落とすのもあり得る
まあパイロットがよほどクレバーで偏差射撃の達人みたいのでないと無理だろうが
ドム12機を3分で落とした連邦パイロットもいるしな
F-91は中の人達が「ロンドヘル全盛期の人達」だったら
ハッキリ言って結果は全く逆の喜劇と化していた
断言する
まああり得ない前提だけどね。
政治力駆使してやっていたから
ロンドベルってそんなにレベル高いのか?
CCAだとアムロを除けばエースクラスであろうケーラがレズンに押されてたし、ギュネイやクェスにばんばん落とされてたイメージしか無い
一応全員がエース級のはずだぞ>ロンド・ベル
ただネオジオンの実働部隊は旧アクシズの生き残りを接収しているからそれ相応にエースパイロットが相手にもいただけで
確か種のビームはプラズマだよ
レーザーなのはブリッツのライフルのみ
種のビームはシールドで簡単に反射されたり、ガラス状の物質を透過したり屈折したりするから・・・
宇宙世紀のビームは実体シールドで一発耐えられたら御の字
>>182 種のシールドは一応ラミネート装甲製のアンチビームシールドだから…
そしてUCはそんな火力を相手するのにシールド裏にミサイルとか積んでたのか…
あれはシールドじゃなくてちょっと分厚いウェポンラックだから(震え声)
一応ジェガンのシールドでデナン系のビームを数発以上耐えていたはずだが
>>183 ラミネ製は一部だけで大抵はABC盾よ
UCのABCと違って特殊塗料+ビームを散らす特殊装甲材の合わせ技だけど
ジェガンのビームライフルなら耐えられる、リゼルのビームキャノンだとシールドごと蒸発か…
ってガンダムタイプ抜いたらザフトにシールド持ちそんなにいねぇ!
UCのビームライフルはミノ粉を媒介とした粒子砲だからそもそもラミネートやCE世界のビームコーティングでは対処出来ない説
>>187 ジン(ミゲル機のみ)・ジンハイマニュ2・シグー・ゲイツ・ゲイツR・ザクヲ系列・グフイグ
いやー十分じゃねぇのこれ?
尚ジオンのデフォでシールドを装備している機体の種類は
>>190 ザク、ゲルググ、グフのみだな派生機は基本的に含めない方針だと。
ギャンをディスってんじゃねーよ
重装甲のドムは盾いらんわな
ガンキャノンと同じ理由
量産されてないうえにシールドというよりウェポンラックw
宇宙世紀のシールドはほとんどウェポンラックとして使用されているな。
武器の攻撃力が高くて下手すりゃ一発で壊れるからね。
サザビーのもνのバズーカで壊れたし
使い捨ての増加装甲みたいな扱いなんだろうね
クシャトリアが4枚も装備してるのはそのせいかw
クシャトリアのはバインダー機能優先でシールド機能はおまけじゃね?
あれ、Iフィールド発生器だろ?
クシャのはスラスターやファンネルラック装備されたバインダーだからなぁ
核融合かバッテリー駆動かはともかく、自由飛行出来ない時点でジェガンはおろか
νガンよりもディンの方が高性能だろ
SFSシステムあるし何より宇宙世紀のMSは宇宙空間での戦闘がメインだから
ディンってSFSより速いの?亜音速しか出せないよね
なんかマッハ5の出ると噂のドップさんがガンダムにやられてるとこ見たけど多分気のせいでしょう
それ以前にディンとか軽量化と推力で無理やり飛ばしてるらしいし、機動性って言われても
むしろ大推力で無理やり飛ばしてるほうが機動性は高そうだが
安定性は全くないだろうけどw
ドップさんのことかー!
UC→飛行MSっても飛べるだけで火力継戦能力その他カスじゃん。空は他の兵器に任すべ
CE→MSが飛べるとかsugeeee!他の性能を犠牲にしてでも飛ばさなきゃ
この差です
空戦能力『だけ』で見れば空戦を主眼に入れてるCEが勝つだろうけどね
時代が進めば進むほど他の兵器出てこなくなるけどな
え・・・F91からは普通に空飛べるし超火力だし
つまり自由飛行できて超火力のアプサラスこそが最強だということだな
クスイーも飛べたな
特機とくらべんなー>クスイー
じゃあ汚名挽回のためにもバイアランと比べっか
主力量産機と比べれ
GT-FOURあたりが相手ならCEの飛べる奴で勝てんじゃね?ザクスピードが相手なら厳しそう
F91が飛んでたのはコロニーの中心近くだからということを知らない人は多い
さらに同じ条件下でリックディアスが飛行していたことを知らない人も多い
シャアもなんか付けて飛んでたしな
219 :
通常の名無しさんの3倍:2013/06/18(火) 02:36:10.19 ID:ix03sano
>>216 最近のスパロボだと普通に飛んでるからなぁ…
ガオガイガーともども「え、原作じゃ飛んでなくね?」と思ったものだが
Gジェネでは一部を除き宇宙世紀系は空中適正低いよね。
MS形態のままってのが抜けていた。
フライングアーマーやらタイヤに乗せればいいしな
だが最近のシリーズではプレイヤーはSFS使えなくなっている件
>>210 F90から空を飛べるよ
と言うか小型化MSは大抵空飛べるし
>>224 それバーニアで強引に浮かんでいるだけでは?
というか特機とくらべんなと・・・・
量産機で浮かべるようになったのってVガンダムだけだった記憶があるけど。
ゾロ系はビームローターのおかげで簡単に浮かべるけどさ。
あとF-90が飛んでいたのってどこ?Pオプションをつけてなら特機とくらべんな(二回目)になるが
>>224 ごめんPオプションで飛べるだった
でも確かジャベリンは空飛べなかった?
作品としての登場はVガンダムからになるけど確かUC120年代正式採用だったよね
特機特機うるせー
特機いいたいだけちゃうんかと
すいません、通りすがり…と言うほどでは有りませんが
ガンダム好きのTRPG者(ガープス3版)です。
ちょっと確認したい事があります
別にアンチ・ヘイトじゃないんですが
取りあえずガンダム全作品登場MSなんですが
「ゼロ距離〜50mの距離から「戦艦大和の46p主砲の
クリーンヒットと同じ位の衝撃」をマトモに食らったら
例えV時代の頃のMSでもヤバいですか?
ガープス・ビークル、やっと8割方解読…
これでやっと長年の希望が一部かなう…。
>>228 V時代の頃のMSはビームシールド頼りで小型化してるんで
むしろ大口径質量弾に弱い気がする 衝撃を吸収できるわけでもない
185_のマゼラトップ砲のゼロ距離でシールドとランドセルが吹っ飛ぶわけで
46p主砲の直撃くらったらたいがいのMSがバラバラになるだろう
228です
…いやゴメン…もっとはっきり書くべきだった…
「戦艦大和の46p主砲弾のクリーンヒットと同じ位の『衝撃力』、
(つまり実弾では無い)」です
ガトリングガンで倒されるあたり普通に壊れるでいいきがする。
戦艦の対空砲火の直撃で装甲の厚そうなギラドーガも落ちるし、
それ位の衝撃食らえば落ちるんでね?仮に無事でも中身がミンチになるだろうし
むしろルナチタ製の一年戦争時のMSなら普通に耐えそうなんだが
貫通力のない「衝撃」だけなら
ザクの全力タックル食らったガンダムみたいに
吹き飛ばされるけど落ちない
そのへんの力には
むしろV時代の小型MSのほうが弱い気がするな
当たれば致命的な大ダメージだろうけど、基本的に戦艦の火砲はMSの機動力では回避されてしまう
ギラドーガの件は本当にレアなケースというか、本来ありえない
通常は戦艦の対空砲火はMSを寄せ付けない為に行っているのであって、撃墜は期待されて無いと思う
>>228 おれもガープスユーザーなんだが、とうとう角川(富士見?)
一番やって欲しかったビークル、メカ、ロボット、スペース、
ハイテック(近代・現代火器のサプリ)、ウルトラテック(未来のビーム・レーザー火器のサプリ)の
翻訳せずエタりやがった…
具体的にどうMSを組むの?(戦艦も組めれる?
差支えなかったら簡単に教えてよ?
宇宙世紀はメガ粒子砲が強力すぎて
逆シャアの頃くらいから装甲がほとんど無意味になりつつあった
小型MSが脆いのは防ぐより避ける発想で作られてて
最低限の装甲しか無いかららしい
なお、Vガン以降MSは再び大型化していく
239 :
岩本王子:2013/06/20(木) 01:20:38.39 ID:???
瞬殺だろうなSドラグーンで
うーん、UCのスタークジェガンを見ていてエース相手にはあまり通じなさそうだなと思う。
ビットに対する戦術も確立しているようだし、演出上では脅威だけど
設定上グリプス戦役頃みたいなどうしようもない脅威ではないみたいだしな
てかSドラってぶっちゃけ無線インコムですし…
初見殺しですね
いかにも突き刺してきそうな外見なのにビーム撃つしかできないんだよなストフリの
無双シリーズだとドラグーンぶつけてくるけど
ミノ粉で電子機器がおかしくなって終了じゃないの?
そういう2000G発生装置があるからMF以外の機体は即ペシャンコなのでGガン最強ですねみたいな物言いは好きではない
ミノ粉の強みは強力な近代的電子機器が使えなくなることサイコミュなどのオカルト的な武器が使えること
NJの強みは核分裂の阻害レーザー誘導以外の電波誘導兵器が使えなくなること
同じ土俵に立とうとするとどうしても宇宙世紀のほうが歴史がある分色々な設定が追加されててCEのほうが不利だよね
まあ、ドラグーンは全然本編で動いてないからファンネルとかのビットのほうが厄介だとは思う
パイロットの質の差もあるだろうしね、宇宙世紀はパイロットの年季が違うし
>>247 NJ下は赤外線誘導なんかも使える(はず)
と言うか描写見る限り艦隊戦とか長距離誘導に支障が出る程度で近距離だとそんなに影響がない臭い
作中でもMSの活躍は単に性能による部分も大きいと説明されてたし
まあNJ投下されてるのに携帯電話もなぜか使える世界だしなー
糞スレ終了
コリアン終了
NT専用機に安定した強化人間乗せても、量産機三機にあわやなのがUCだしねぇ
ジェガンの初登場したCCAがUC93年だから14年間
CEはCE70からCE73だから3年間、そりゃパイロットの経験の差が露骨に出るよなぁ
パイロット個人より戦技の蓄積の差のほうが大きそう
F91に出てくる20年以上平和が続いた後の連邦軍は
質落ちてたのと小型MSに対する戦訓がなかったのが痛かったね。
ここだけの話
・一年戦争連邦軍
・F91連邦軍
・ガイア・ギア連邦軍orマハ
種世界とのキルレシオどんだけだろ?w
チタン合金系の装甲にCEの火器(BR含む)がどれだけ通用するか…
グリプス戦役以降だとガンダリウムβ並の強度だったはずだし
SSの中ならまだしも、こんなとこで違う世界のMS比べて強い弱いとか不毛極まりないぞ
1〜2世代MS相手なら飛行能力がアドバンテージになるだろうから、
結構戦えんじゃね?ルナチタ相手にどこまで火力が通るかになると思うが
小型MS全盛時代以降とか察しろレベルだろう
地味に1年戦争時の航空機のスペックって侮れない気が。
マッハ5でぶっ飛んでくるドップを格闘戦で撃破してたなw<RX78/アムロ
・ガイア・ギア連邦軍orマハ なんて
それなんていじめ?wレベルだぞ?w
無理ゲー以上の絶対クリアできねゲーだわw
>>259 ランチャーパックのアグニクラスでコロニー外壁ぶち抜けるから流石に直撃すればUCのMSでも無事では済まない。
アグニ一発撃つ間にUCMSはビーム十発くらい撃ってくるけどなw
しかも狙いは正確で回避運動もある程度読まれるからな
>>261 対地攻撃を有視界でしようって時にM5なんて出してないよ
衝撃波も出てないし、映像どう見ても音速よりずっと下
カタログスペックの最高速を幾ら盛ってても、用途に応じた速度域で使ってるのは理の当然
200km/hオーバーのスポーツ車でも、車庫入れにMaxスピードは出さないよね
狙いは正確、って基本的に下手な鉄砲数撃ちゃ当たる式だろ
ホワイトベースが感知した速度がマッハ5だからそれが最高速度じゃない可能性もあるんですがそれは…
初代ガンダムはスーパーロボット混じってるからね
しょうがないね
>>186 その辺はミノフスキー粒子とメガ粒子ってCEではオーバーテクノロジーだしUC機体はルナチタニュウム
まあリック・ディアスまで高過ぎてお預け食らってるけどな、ルナチタ
元々はジェガンとジンのキルレシオってネタから始まった流れじゃなかったっけ?
さすがに種・種死時代の量産MSじゃジェガンに勝つのは無理だと思うんだけど
飛車角金取り香車桂馬抜きみたいに装備バルカン・ビームサーベルのみSFS無し地上戦とかならわからんけど
ジェガンってフル装備でもアストレイより軽いから地上だとさらに差がつくんでないかな?
てゆうか、CEのMSは他シリーズのMSと比べてかなり重い
そうか軽いからガンダムのジャンプ切りみたいなもので落とされる可能性を考えてなかった
ジン30機位で飽和攻撃しながらビームサーベルのECAPとバルカンの弾切れまで持てばワンチャンあるかな
あ、でもルナチタニウム並の装甲に効きそうな武器ってジン持ってたっけ?
ルナチタ言うても同じところにザクマシンガンくらったら危ない装甲なんですがね
まあ動き回ってる相手に同じ場所に当てろって言われてもかなり厳しいけどね
>>274 と言うかX以前が…
軽くなりすぎた重量設定を種から考え直した感じだな
00の鉄人なんか100t超えてたはずだし
まあ00の高性能機はGN粒子のおかげで稼働重量は数値以下だしAGEは後半に連れて軽くなってるっぽいから種が重いのは間違いないんだけど
数値が全備重量かどうかすら怪しいしw
>>272 だ、第三次αじゃジン>ジェガンだから(震え声)
あとGジェネ系だとジンてだいたいハイザックやガルバルディと同じくらいの性能扱いだのう
まあ(後付けだが)シグーはライフルかサーベルどっちかだけならビーム使えるのはハイザックぽいと思ったことはある
飲兵衛先生生きてますか
失礼なヤツだな
不躾に生きてるかどうか聞くなんて
飲兵衛氏は仕事で忙しいからしばらく執筆も遅くなるって言ってなかったっけ?
>>279 サルファには出ないけど、あの世界にはヘビーガンや量産型F91もあるんだよな…
一応ジェムズガンやジャベリンやガンイージやVガンダムもあるはず
ちなみにカツはなにげに格下げ食らっていた
ヘビーガンからジェガンに
ReZあたりにでものせてやれよと
0083が参戦し続けたからジムカスタムで数十年先の機体を落とすなんてのも普通だったしね。
宇宙世紀の機体が一括りで同じ時代の機体として使われているから仕方ないな
性能は作られた年代じゃなくて、機体のグレードで決まるし
後から参戦した作品の機体は原作の年代関係なく新型扱いだし
>>284 ガンイージとガンブラスターはシュラク隊が使ってたけど
ジャベリンとジェムズガンは出てなかったような
しかしあの世界、版権の都合とはいえ作品が進むごとに量産機が旧型になっていくという不思議
>>286 カツはせめてネモあたりでも用意してやれば良かったんだろうけどね。
あるいはリックディアスか(登場作品での量産機)
>>288 いくらいい機体を用意した所で、所詮カツだしなぁ…
不死身の第4小隊とか、ガンダムチームとかに回す方が優先だよね
NT直感でロザミア撃墜して疲弊中とはいえシロッコをサラがいなければ倒せてたカツが所詮なら
それ以下のパイロットはどうなってしまうんだろうな
Gディフェンサーの先っちょ何かでヤザンに挑んだんだからあの死に様はある意味当然
>>290 イベントで撃墜されるジェガンの一般兵達だろ
第三次スパロボαではSEED入ってストーリーが滅茶苦茶になったのは嫌だったな
あれ以来スパロボは完結してからしか買ってない新品はスルーする事にしてる
島田兵よりは上なんですねさすがカツ
>>292 知ってるか?αどころかウィンキーソフト時代からの伝統で、カツはNT補正込で連邦兵より能力低い
つーかNT補正なしだと人工知能と同じくらいの総合値になるように設定してあるそうだ
ちなみにMS系でカツより能力低いのは歴代でハサウェイだけなんだぜ
ハサウェイは主人公なんですよ!
wikiでもニュータイプとしての素養や、MS操縦技術の才覚の片鱗を見せている。
とか書かれているんできっとデマです!
>>294 理想郷のマブラブ板でうpされてたスパロボαシリーズとのクロスSSでカツがそんな扱いされてたっけな
ニュータイプ能力だけは高いけど技量とかは一般兵に劣るって感じだな
Zで生き残ってもうちょっと経験積んだらアポリー達並にはなれたんじゃね?
というか基本的に戦いに向いてないのかもしれん
話は変わるが、以前に『もしアムロについてきたのがカツでなくキッカだったら…』みたいな内容のSS
読んだら、ベルトーチカに対抗心燃やしてアムロにひっつきまくるキッカが可愛かったですw
なにそれ詳細希望
>>296 それでも育ててあればそれなりにつかえるきはするけどね。
というか劇中のカツはそれなりにすごかったきがするんだが
確か、もうエタッたはずだが
「νガンダムにプルが乗ってるんだけど」のエピソードの一つだった記憶が…
まとめサイトはまだ残ってるはず
ニルファとサルファだと、加速と補給あるからアムロと小隊組ませて、加速で小隊が前線につっこんで
アムロがフィンファンネル使い切ったら補給で回復して大暴れって感じでまわしてたな、カツ
ニルファとサルファは戦力的に使えない奴に限って、精神コマンドが小隊向けで役に立ったりするしな
他シリーズではベンチ入り確定キャラに利用価値を見出し、日の目を見せた良いゲームだった
>>302 正直小隊組むのが心底からめんどくせー上にキャラの個性が薄れまくった駄ゲーって評価もできるけどね>小隊システム
>>302 ニルファはいいが、サルファだとヘビーガンやブレンが無いせいで
UCMSの小隊員はポコポコ落ちるんだよなぁ…
M1三人娘@スカイグラスパーとか、多数入手するバルキリーとか、他作品に優秀な小隊員も多いし
カツを使う必要がないのも…
小隊システムの無くなったZIIの退化っぷりときたらもう・・・
俺はそこでスパロボを切った
小隊システム俺も好きだけど、どうもすげー不人気だったみたいだしなぁ
今後も搭載されなさそう
ZIIはそもそものシナリオが…
サルファのカツはあんまり使う価値ねぇな
Zのカツは幸運と貴重な撹乱覚えて支援攻撃持ちで自覚しのディジェにも関わるから使わざるを得ないレベルまで行ってるのに初期機体が存在しないから自動編成するとハブられるという
後小隊制度使われてないスパロボはヤケクソな数のユニット加入させて小隊制があればもっと出撃させられるんだけどなー!みたいなアンケを書かさせようとしてるように見えるんだよねぇ
まぁ俺小隊制嫌いじゃないから復帰してほしい側なんだけど
飲兵衛氏でも来たのかと思ったらスパ厨のすくつになってたでござる
よくあること
>>308 主役・準主役機だけ出して、脇役は全部攻撃演出で済ますってやり方もあるぞ
ボイスはライブラリ出演で切り貼りしてよれっぽくすればいい
あれ?カミーユのとこは?
そろそろ失いしを読み直すかな
保守
鳥栖
保守ぬるぽ
がっ!!
皆仕事かぁ
誰かSS書いてくんねぇかなぁ
そういやCCAアムロとジャンク屋のクロスものって見たことないな
アムロとνが転移してくる、アムロは気絶中
ヘリオポリスに拾われるも、解析不能でハッチも開けられないため倉庫の隅で放置される
ザフト強襲、νを積み込む暇もなくヘリオポリス脱出
ロウがアストレイと一緒にνを発見
みたいな流れならいけそうなんだけど、だれか書いてくれないかな
ロウ達がさらにチートになるな・・・・
(ロウってだれだ・・・?スレッガーさんか)
ロウ・ギュール
アストレイレッドフレームのパイロット
本編でイージス自爆に巻き込まれたキラを助けたのがロウだったな。
でもなんでオーブに搬送しなかったんだろう?
ロウは爆発現場の近くにあったマルキオの孤児院に運び込んだんだわ、面識があったみたいだし
その後は何故か病院じゃなくてプラントに搬送されちゃったのは謎だけど
>>321 昔、理想郷にそういうのがあった
良く覚えてないんだが、アークエンジェルが地球に降りてきた辺りで
なし崩し的に合流してオーブ辺りでエタったような…
>>326 正確に言うとアポイントを取ってあった上に近くの導師のオーブ邸宅に運んだというのが正しい
意識不明の怪我人を宇宙まで長旅させるとかすげーなw
Gとかすごいはずだよなぁ・・・
というかマルキオ、おまえ一応連合に所属してるんだろうから軍に連絡いれろよ。
あとオーブは生きているのは知っているはずなんだよねぇ
マスドライバーを使うにしてもオーブだろうし、シャトルにしてもオーブの物を使っているだろうから
ロボットアニメの設定(人型兵器とか動力源とか世界観)に突っ込みを入れるのは野暮ではあるが
種はそれ以前にストーリーそのものがおかしいんだよなぁ…
だよな
北米から南米目指すルートなのに何故か海に出るとかストーリーおかしいよな
確かキャリフォルニアからニューヤーク方面に出てベルファストだったけ?>1st
そういえばジョージニア州は連邦の配下なんだよねぇ
え?オーガスタってアメリカ合衆国ジョージア州オーガスタ市にあるからじゃあないの?
知らなかったから事前にWiki叩いて見たんだけど
研究所の方を調べてみると
オーガスタ研究所 (Augusta Laboratory[要出典]) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する、
地球連邦軍のニュータイプ研究所の一つ。一年戦争中期に[要出典]地球連邦軍オーガスタ基地に併設され、
地球連邦軍のニュータイプ研究所としては最も古い部類に入る。オークランド研究所やムラサメ研究所と関係が深く、
またアナハイム・エレクトロニクス社とも接点を持っている。北米『ジョージア州』オーガスタのクラークヒル湖畔に立地する
になってるんだけど。
?
>>335 元レスを見直し、まずタイポを疑え
っ『インド人を右に』
もしも、何かが間違って伝わったまま制作されたガンダムのアムロン少年が種・種死世界に来たら
で誰か書いてください
のんべえ先生ー何か一言でいいですから生存報告を(泣…
ウザっ
きめぇ
342 :
通常の名無しさんの3倍:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN ID:J8JBgE1M
B'z
世界最強のロックバンド
エアロスミスとの共演を果たす
youtubeの画像で検索数トップをキープできるか
売上げは国内でも有数のセレブ
保守
保守するしかないのか!
ぬるぽ
346 :
通常の名無しさんの3倍:2013/08/23(金) NY:AN:NY.AN ID:AoRwMuwD
さみしいなぁ
作者様一同はお忙しいのかなぁ
まともに書き込める奴なんて殆ど居なかったから・・・
●で書き込んでた連中は阿鼻叫喚
そうなん?
p2で書き込んでる俺は
スマホは大丈夫そうだが
今はクレカ情報大流出のおかげで規制全解除されてるだけだよ
住所実名書き込みもセットで流出して
特定食らった●持ちの煽り屋はかなり消えたから
ほとんどの板は逆に平和になってるがw
p2は被害なしだった
ついてたわ
しかし、ほんと平和だね
●無しで普通に書き込んでる俺達が勝利者だな
にしても
さみしいなぁ
糞スレ終了
>>356 俺は貴様ほどこのスレに絶望しちゃいない!
一方でカミーユは三回も完結している。悔しいとは思わんか
アムロ自身がこの世界をどうにかしたいってキャラじゃないからな
後半につれ書きづらいじゃないかね
カミーユの場合だんだんとCEの世界を肌で感じで自ら動くで後半盛り上げ易いんだろうかね
転移自体がオカルトだからなあ
劇場版Zガンダムじゃん
364 :
通常の名無しさんの3倍:2013/09/11(水) 13:18:22.55 ID:r2jgw51l
劇ZはヘイズルとかガザEとか
ちょくちょく小ネタがある
まとめが落ちてる?
>>366 そっちじゃなくて、CCA-SEEDオンリーのまとめね
>>111で言われてたヤツってまだ修正されてなかったんだな
シン「なんだってこんな時に もう戦争は終わったんじゃないのかよ!」
アスラン「俺が気になるのは敵の規模だ ロゴスやブルーコスモスの残党があんな戦力を保持してるわけがない」
キラ「そうだね…」
シン「アスラン!あんたはもうパイロットじゃなくて、プラントの議長なんだ あんたにはまだやるべきことがたくさんあるんだ」
アスラン「わかってるよシン」
シン「絶対に死ぬなよ!シンアスカインパルスデスティニー出ます」
キラ「キラヤマト ストライクフリーダム出ます」
アスラン「アスランザラ インフィニットジャスティス出撃する!」
メイリン「三機が発進しました」
ルナマリア「ちょっと艦長、どうして私とレイには出撃の許可がおりないんですの?」
レイ「口が過ぎるぞルナマリア」
マリュー「あなた達が出れば我が艦隊は裸になります
引き続き警戒を」
レイ「了解しました」
副官「例の艦隊からの通信入ります オープンチャンネルです」
ヤン「ほう…興味深いな」
キラ「戦闘中の両艦隊に通告します。こちらはザフト軍スペシャル部隊のキラヤマトです
両軍は直ちに戦闘を停止してください」
ラインハルト「なんだあれは?」
ビッテンフェルト「おのれ…我が艦隊の道を阻むとは 全軍突撃!」
キラ「くっ・・・」
ストライクフリーダムのハイマットフルバーストが黒色槍騎兵の艦艇10を撃破する
ビッテンフェルト「おのれヤンウェンリーめあのような新兵器を隠し持っているとは」
ラインハルト「ビッテンフェルト 不用意に出すぎるな
面白い こちらからも呼びかけてみるか」
ここはお前のチラシの裏
支援
統合でやれ。
また三■目が涌いたか・・・
作者の皆さんお元気ですか?
僕は暇です
保守
革新
│・∀・)
よもや・・・
│・∀・)ノ コンバンワ
まじですか!?
アイエエエエエ!98氏!98氏ナンデ!?
ご無沙汰です!!!
!?!?
なんか今更ですがw
ご無沙汰してます 98です m(_ _)m ドモドモー
お久しぶりです!
また書こうかと思うんすけど、投下するなら避難所の方がいいのかな?
規制解除になってるんでここでも!
こんなに嬉しい事はない
ありがとう m(_ _)m
んでは、期待せずにお待ちくださいまし
来月くらいを目指してがんがってみます
│・∀・)ノシ デワデワー
楽しみにしてるよー
いやぁ止まってた時が動き出す
何やら動きがあったので記念ぬるぽ
さて一話から読み直すか……
そういや98氏って本業は物書きっていうかシナリオ書く人だっけ?
98氏来たる! これで来月まで戦える!(・ω・)
>>381 ヘッズ発見w
98氏のワザマエがまた炸裂しまくるのかと思うと胸熱。
98氏復帰で、あまりの嬉しさに次回予告っぽいものを作ってしまった
2度とこないと思っていた時間が再びやってくる
世界の壁を超えた青年
友と友の狭間で揺れる少年
邂逅する二人の物語が再始動するとき、そこになにが起こるのか
次回、機動戦士ガンダムSEED bloom 第41話
メビウスの宇宙を超えて、燃え上がれ!ガンダム!
わかってる解ってるけどこれだけが気になる
新作なのか・・・続編なのか・・・
どうせ何時もみたいにするする詐欺で終わるよ。期待するだけ損
投下があれば儲け物程度に考えた方があとで泣かずに済む。
│・∀・)ノ どもども、98です
一応ですが来週の10/6あたりを投下予定として現在書いております
遅くとも10/10には確実に投下というスケジュールです
bloomの南アフリカで中断してた続きです
久々なのでなかなか調子がつかめんです
どんな風に書いてたんだっけ?って過去の読み返すと案外新発見ですねw
│・∀・)ノシ デワデワー
98氏お久しぶりです!
無理せずに書いてください
ゆっくり待っていますので
待ってました!
いやいや、日曜中に読み直そう!
こっちも流れも思い出すために読み直さねば
ひゃふー!
さて1話から読み返さねば
これで飲んべえ氏が帰ってくれば完璧なんだけどなぁ
98氏に一つお願いが
投下の際はぜひageでお願いします
荒らしを呼びたいとおっしゃっているのだろう
荒らしの中で輝いて
>>409 そんなにおかしいか?
ageれば投下があったかどうかわかりやすいじゃないか
>>412 横だが余計なものまで呼び込むと考えないのか?
>>412 一日一回でも定期的に覗きに来りゃあいいじゃねぇか
大した手間でもあるまいに
>>412 投下が無くても無関係にageる奴が現れると予想
さて、あっとゆうまに10月ですよ
今日明日のどっちかかー
こんばんは98です |・∀・)ノ
皆さま、お待たせいたしました
それでは『 機動戦士ガンダムSEED bloom 』再開いたします
※※※※※※※※
ザフト軍研究施設のとある一室。
複数名の大人たちがモニターを見ていた。映るのは砂の大地を疾走し、次々とザフト軍モビルスーツを撃墜して行くストライクの姿だ。
それを見ている研究員や情報将校などは、呆気に取られいる。だが、やがてモニター画面にノイズが走ると黒く切り替わった。
「……以上が演習時の記録です。分析と考察はこちらのモニターを見て頂きたい」
バルトフェルドがリモコンを操り、もう一つのモニターへと視線を促した。
「これがニュータイプ……」
「……」
モニターを見詰めていたクルーゼが呆然とつぶやく。その傍らではパトリック含め、他の面々はは絶句したままの様だ。
それもそのはず。彼らは未知の存在である≪ニュータイプ≫――アムロ・レイの砂漠での戦闘演習での戦いぶりを見ていたのだから。そして、その情報元は≪砂漠の虎≫アンドリュー・バルトフェルド。
そのモニターには戦闘画像と望遠で撮影したと思われる、アークエンジェル各パイロットの顔写真が映し出されるが、パトリック・ザラはそれを見ようともせずに憤慨した。
「ふざけるなっ! ニュータイプなぞ誰が認められるかっ!」
「でしょうな。私も初めて彼と戦った時には驚かされました。そしてこの演習……」
そこで言葉を区切ったバルトフェルドは息を吐いて言った。
「お認め頂かなくとも、我がバルトフェルド隊全員が経験した事。その事実は変わりません」
そこから押し問答が数分続いた。勿論、バルトフェルドが勝手に共同軍事演習を行った事にも事は及んだが、そこは口の上手いバルトフェルド。それらしい理由を述べた上で、クルーゼの後押しを受け言った。
「今後、我がバルトフェルド隊は、対アムロ・レイ……。いや、対アークエンジェルを想定し、連携力と個別の力量を高める訓練を行ってゆく予定です」
「貴様もザフト軍人だろう。勝手な振舞いは許さんぞ」
勝手な所信表明に聞こえたのか、パトリックは机を叩くと睨みつけながら語気を荒げた。
下手をすればコーディネイターの存在意義を危うくする≪ニュータイプ≫と言う突然現れた存在に加え、バルトフェルドの独断専行による共同演習だ。怒るのも無理もない。
しかしながら、クルーゼが諌めるかのように口をひらいた。
「しかし閣下。個人の力量、そして連携を高められれば、それは戦力の増強と同意。バルトフェルド隊長の言う事には一理ありるかと」
「現場の判断と言う事か」
不服な様子で腕を組むパトリックに対し、バルトフェルド、クルーゼの両名は頷いて見せた。だがパトリックが、その事実を受け入れ難い表情をしていた。
話を切り替える為か、未だ呆然としている情報将校や研究員に対し、バルトフェルドが顔を向けた。
「それはそうと、シミュレーションした装甲の技術は使えないのか?」
「あっ……、ええ。理由は構成物質が判明したとしても、精製方法とその技術が分からない事には……。あの二つの装甲をそのまま再現するのは現状では不可能です。まあ、ただ……」
研究員がの一人が慌てたように反応をすると、質問に対して苦い表情を浮かべながら言葉尻を濁した。それに対しパトリックが不機嫌そうに言う。
「曖昧な答えは要らん。ハッキリとした答えが聞きたい」
「分かりました。先程言いました通り、現状であの二つの装甲と同じ物は造れません。ただ数年、数十年後なら可能になるかもしれません。……おい、あのシミュレートデータを出してくれ」
頷いた研究員はハッキリと告げると、もう一人の研究員に向かって声をかけた。するとデータがモニターに映し出される。
モニターに映るのはジェガンやヤクト・ドーガの装甲素材の解析データと、それを元に現状で可能な限り精度を高めた装甲のシミュレートデータ。もちろんだが、どうしてもジェガンやヤクト・ドーガの装甲に比べれば格段に見劣りしてしまう。
その事にパトリックは吐き捨てる言った。
「現にその装甲には負けているのでは意味が無い」
「しかし軽量化に加え、硬度は現在使用している装甲素材よりも上です」
「何が言いたい?」
研究員に対し、パトリックが不機嫌そうに目を向けた。
「要するに今のMSの装甲をそのシュミュレートした装甲にするだけでも、性能は上がると言う事でいいのかな?」
「はい」
バルトフェルドが助け舟を出すと、研究員が大きく頷いた。
この数日後、意味がないとまで言われたサンプルシュミュレートデータが再び日の目を見、それにより数ヵ月後にはザフト軍MSは機動性を向上させ、地球軍を苦しめる事になるのだった。
※※※※※※※※
きてた!
トゥルカナ湖を目指すアークエンジェルは、晴れ渡った空の下、未だその道の途中にあった。
その艦の舵を握っているのはアーノルド・ノイマン少尉。
ブリッジ要員の中では、艦長であるマリュー、副長のナタルに次ぐ地位にある彼は何かと悩みが多かった。
「素人とは言え、ケーニヒの抜けた穴はデカイな……」
定期的な航路確認を終え、艦を自動操縦に切り替えたノイマンは舵から手を離す。そしてファイルに目を通すと小さく愚痴をこぼした。
なにせアークエンジェルは操舵士の人員が少ない。それ故にやり繰りを考えなければならない。疲労も溜まる。良い例が本来、副操舵士であるジャッキー・トノムラだろう。
彼は本当ならノイマンの隣の席にいなければならないのだが、人員の関係上、生憎とCICで索敵を担当している。
それから先日まで副操舵士見習いとして席に着いていたトール・ケーニヒだ。彼は戦闘員に鞍替えし、今ではスカイグラスパー二号機のパイロット。
今考えれば、砂漠で過ごした日々は逆にやる事が少なすぎて疲れたが、こうも極端だとやはり反動が来るものだ。
そんな事を思いながら困り顔で髪を掻き毟ったノイマンは、後方へと顔を向けると声をかけた。
「なあ、ロメロ」
「なんですか?」
「明日、三時間くらいで良いから入れるか?」
「構いませんよ。でも一応、バジルール中尉に聞いてください」
「悪い。分かった」
ロメロ・パルが返すと、ノイマンは片手を軽く上げてそれに応じる。
勿論、自動操縦がある為に素人が座っていても、なんとかなってしまうのがこの艦の良い所でもあるのだが、人員不足を理由に無人にする事は流石に出来ない。戦闘などの有事があった際などは尚更だ。
「少なくともこの辺りからは戦闘もあるだろうから、俺が常駐しないとまずいよな……」
針路を映すアフリカ大陸地図の南側にあるトゥルカナ湖周辺を見ながらノイマンは呟いた。
その付近にはザフト軍に制圧されたレイク・ビクトリア基地がある。少なからずそこからも追手が出される事は予想出来る。
例えアフリカを脱出したとしても、太平洋の南側には親プラント寄りの大洋州連合があるのだ。
「愚痴は言いたくはないが、余裕はもてないな」
手にしていたペンで、まるでリズムを取るよう紙上を軽く数回叩いたノイマンは眉間に皺を寄せた。
そうしていると、上官であるナタルがこちらにやって来て、ノイマンに声を掛けた。
「すまないが来てもらえるか?」
「あ、はい」
頷くノイマンはパルに声をかけると自分の座っていた席を任せて、ナタルの背を追ってブリッジ通路へ向かった。
「――大尉!?」
扉を抜けた所でナタルと共に彼を待っていたのは、言わずと知れたアムロ・レイだった。
その事に少々驚きつつも、何故、彼がこの場に彼女と共にいるのか。と言う嫉妬を押し殺してナタルに顔を向けた。
「それで何か?」
「操舵士の人員配置についての事だ。確認するが現状は?」
先ほどまで頭を悩ませていた案件事項がナタルの口から出て来た。ノイマンにとっては、渡りに船と言った所だ。
「相変わらずですよ。オペレーターと兼務してるトノムラに負担が掛かってます。せめて通常時はケーニヒを戻してもらえると助かるんですが……」
「……やはりそうか」
状況を見越していたようにナタルは呟くと、その視線をアムロへと向けて首を縦に振り、ノイマンに向かって言った。
「ならばアーガイルを副操舵士に充てようと思う。どうだ?」
「アーガイルを……ですか? まあ、教育が必要になるとは言え助かります」
「ならば決定で構わないな?」
「はい」
確認するように聞き返すナタルに、猫の手も借りたいノイマンは頷き返した。
その傍らでは、アムロが通路のコンソールを通じて誰かとやり取りをしていた。彼はパネルを軽く叩くとノイマンに告げた。
「アーガイルは荷物を運んでいる様だ。俺が君の所に向かう様に伝えておく。それで構わないか」
「あ、はい。お願いします」
頷くノイマンは、少々取り繕うように言葉を繋いだ。
「でも助かりました。ローテーションの事で悩んでいた所だったので」
「そうか。今回の配置に伴って、アーガイルの部屋をブリッジ近くに移動させている所だ」
「構いませんが、でもこの件、部屋の移動までする事ですか?」
ナタルの言葉を聞いたノイマンは、湧いて出て来た疑問を投げかけた。
「実の所、理由があってな。ナタル。彼にも知っておいてもらった方がいいとは思うが」
「ええ、そうですね」
ノイマンが疑問を持つのは最もだと言わんばかりにアムロが答えると、ナタルが同意した様子で返した。
そうしてナタルの口から、先日少年達に起こった諍いの話が語られ始めた。
サイが事務次官の息女――フレイ・アルスターが何故かプラント寄りの考えを持ち、意見の違いで対立しているらしい事。そして、その彼女の婚約者である事など、あくまでも最小限の情報だ。
しかしノイマンからすれば、少年達はここまで上手くやっていた印象があったが、ふと思い出す。
サイは先日敗走した戦闘で、ミリアリアとも言い争いをしていたのをノイマン自身もその場で耳にしている。聴くに少年達には複雑な事情がある事は見るに明らかだ。
「いや、何と言ったらいいのか。一種の隔離……みたいな措置ですよね?」
「ああ。本来ならば、ここまでする必要は無いとは思うのだが、何か起きてからでは遅いからな。結果的に君に押し付けてしまう形で申し訳ないが、フレイ・アルスターを降ろすまでの予防措置だと思ってくれ」
何とも言いがたい表情のノイマンは、自らの首筋を擦りながら尋ねると、アムロが申し訳ないとばかりに苦々しい口振りで答えた。
その素振りを見るに、アムロは過去に似たような出来事を経験したのだろうと、ノイマンは感じ取った。
「なるほど。フレイ・アルスターが艦を降りた後は?」
「不都合が無ければ、アーガイルには副操舵士を続けさせるつもりだ」
そのノイマンの問いにはナタルが答えた。
理由はどうあれ現状の操舵士の不足分を補える事は、ノイマンからすればとてもありがたい事だった。それにどの道、ナタルからの命令とあれば、そう簡単に拒否する事も出来ないと言う諦めが半分あった。
「……分かりました」
ノイマンは自虐に心の中で苦笑したが、すぐに目の前の二人を見据えると頷いた。
※※※※※※※※
研究施設入口に数台の車が横付けされていた。周囲には警護の者達が数人誰かを待っている。
その入口から数人の男性が出て来ると、警護の者達は警戒を強めながらも彼ら一団に軽く頭を垂れた。
一人の男性――パトリック・ザラが誘導されるように車へと乗り込もうとするが、そこで足を止め振り返って声をかけた。
「貴様はどうする?」
「私は彼の車に同乗させてもらいますよ」
アンドリュー・バルトフェルドは目で、その彼――ラウ・ル・クルーゼを指した。
「好きにしろ」
不機嫌さを示しながら車に乗り込もうとするパトリックだが、片足を車内に入れた姿で再び振り返った。
「私は断じてニュータイプなど認めん」
その言葉にバルトフェルドは肩を竦めて見せるが、パトリックの言葉は続く。
「貴様の貢献は認めるが、データを持って帰って来た事を差し引いたとしても、流石に不問には出来んな」
「私はアムロ・レイと決着がつくまで首が飛ばなければ構いませんよ」
バルトフェルドは苦笑いを見せながら答えると、クルーゼを交えて二言、三言のやり取りをしてパトリックを乗せた車は研究施設を後にした。
数分後、バルトフェルドはクルーゼの運転する車の助手席に腰を落ち着けていた。
外はコロニーとは思えぬ程、長閑な車外の風景が広がっている。この先を行けば、湖沿いの道へと出るだろう。
「お前に借りが出来たな」
風景を眺めるバルトフェルドが、ハンドルを握るクルーゼに向けて言った。
理由は単純な事。ラクスを助けたとは言え、勝手にアークエンジェルと演習を行うなどした事で、パトリックの不信を勝った形になり、それを取り成したのがクルーゼだったからだ。
そのクルーゼは、ゆるいカーブに合わせてハンドルを右に切りながら言葉を返す。
「あなたはラクス・クラインを救い、新型の戦闘データをもたらした。あなたの処分は軽いはずです」
「だと良いんだがな」
「あなたは今、表向きには良い意味で注目を集めています。処分したとすれば世間がどう言うか」
「そう言う事か。目立ったお陰で助かったと言う事か」
クルーゼの棘のあるかのような言い様に、思わずバルトフェルドは苦笑いを見せた。
この仮面着けた男からの忠告とも警告とも取れる言葉は、パトリックからすれば、好き勝手した上に派手な処分もし難く、悪い意味でも目立っていると言う意味を示していた。
「それでも借りだと思うのならば、私にも先程のデータを回して頂ければ、それで」
「どうしてだ?」
淡々と応えるクルーゼが、何故アムロの戦闘データを欲しがるのかをバルトフェルドが問い返した。
「恐らく先程のデータは、当面は軍上層部のごく一部の者以外に見る事は出来なくなるはずです」
「握り潰されるって事か?」
「可能性として否定はしません。だが、兵士に見せれば確実に不安が広がります。それにコーディネイターの優位性が揺らぐ事にも成りかねない。しかし、兵士には見せずとも、時を見計らい、その事を知らぬ評議会の方々に突きつければ……。と、言う所ではないでしょうか」
クルーゼの見解に、バルトフェルドは納得しながら言葉を返した。
「駆け引きの道具に使われるか。で、お前はどう使うつもりだ?」
「私自身、アムロ・レイに興味がある……。とでも言えば宜しいですかな」
「ハハッ……そうか。そう言う事なら、こいつはコピーだ。持って行け」
まるで欲しがっている答えが分かっているかのような言い回しに、バルトフェルドは思わず笑い名刺ほどの記憶媒体を渡した。
「お前は、パトリック・ザラにデータを見せたのは間違いだったと思うか?」
「いいえ。あなたのデータは、どう言う形であれ活かされる事に違いはありません。ただあなたは、パトリック・ザラと言うお方の性格を把握しきれていないだけです」
「俺は地球帰りだからな。そりゃ分からんよ。まったく」
自分のプラント帰還を勝手に決めた上司――パトリックの性格など知りたくも無いと言った表情で、バルトフェルドが愚痴りながらも言葉を続ける。
「まあ、装甲や性能の問題もあるにせよ、ザフトからすれば今の所、ニュータイプがアムロ・レイ唯一人だって言うのは救いだな」
「地球軍のパイロット全員がアムロ・レイの様にMSやMAを扱える訳ではない。そうでなければプラントは既に降伏していますよ」
「ああ」
「それに我々……いや、ザフトにも対抗する芽が無い訳ではない」
ハンドルを握りながら発するクルーゼの言葉に、バルトフェルドは思い出したように返した。
「研究員がサンプルにシミュレートした新装甲のデータってやつか? 全ての数値でνガンダムと同系の装甲を大きく下回ってはいるが、多少なりとも……と、言った所だろう」
「それでも現在ザフト軍が使用している装甲を超える数値が出ています。現状からすれば性能向上と言える事には変わりありません」
「俺も同意見だ。全体的な底上げにはなるが、まだ苦しい事には変わらん。だが、地球軍のMS量産、パイロット育成を考慮すれば、まだ時間はある。それに戦争は一人で出来る物ではないからな」
「ええ。無いよりはマシと言ってしまえば身も蓋もありませんが、戦場ではその数パーセントの性能差が成否を決める事もあるかと。ザラ閣下は戦場に立たれて居ない故、今はご理解いただけないのは、仕方ないとは思います」
「まあ、政治家に戦場の事は分からんのも無理は無い」
最もなクルーゼの言いように、バルトフェルドは溜息を吐いた。
彼からすれば、この会話が外の風景と似つかわしくないのも溜息の一因ではあるのだろう。とは言え、似つかわしい話もする気は無いようだ。
「なあクルーゼ。奴が何故、ニュータイプと呼ばれるのか……。お前には分かるか?」
「そう呼ばれる理由は分かりませんが、あの記録を見る限り、納得は出来ます。それよりも」
ハンドルを握りながらも、クルーゼは懐から何かを取り出した。
そう、彼の手には研究所で手にした金属――サイコフレームがあった。勿論、パトリックの許可を得て持ち出した物だ。
「私はこれが気になります」
「確か残骸のコックピット周りにあったと言ってたか」
バルトフェルドは手に取ると回すようにして眺め、クルーゼへと返した。
「私はこれが、ニュータイプに関わる物なのではないかと思うのです」
クルーゼはそう言って、サイコフレームを強く握り締めた。
彼のわずかな変化など誰も気づきはしないだろう。だが、このサイコフレームを手にしたあの瞬間から、ラウ・ル・クルーゼのニュータイプへの覚醒は始まっていたのだ。
※※※※※※※※
庭と言うには広すぎる空間に、緑のコントラストに中で色とりどりの花々が咲いていた。
正確には庭園と言うべきなのかもしれないが、庭園というには所々家庭的な雰囲気も持ち合わせているクライン邸の庭で、アイリーン・カナーバは鞄を片手にレンガ道を歩きながら心を和ませていた。
勿論、彼女は広く美しい庭を散歩している訳ではない。ここの家主であり、プラント最高評議会議長でもあるシーゲル・クラインに会いに来たのだ。
このもう少し歩けば見晴らしの良い場所にたどり着く。そんな時、シーゲルの一人娘であるラクスの声が聞こえて来た。
「お父様。私……」
「ん、何かなラクス?」
どうやらとシーゲルはラクスとお茶でもしているのだろう。だが、娘のラクスの声はいささか緊張気味のように聞こえる。
その様子にアイリーンは、今出て行ってしまうのはどうかと思い、自分の身の丈ほどもある木々の所で思わず足を止めてしまった。
「私……」
「うん。ラクス、言ってごらん」
「は、はい。あのですね、お父様」
父が優しく促すと、娘はらしくない強張った声を上げた。
アイリーンは立ち聞きするのは流石にどうかと思い、木の陰で踵を返そうと思ったが、どうやら遅かったようだ。
「わ、私、とても大切な方が出来ましたのっ!」
ラクスの衝撃的発言にアイリーンは固まった。嫌、アイリーンだけではない。勿論、父シーゲルも石造のように固まっていた。
娘の思わぬ告白に、シーゲルが含んでいたコーヒーが口の端からわずかに伝わり落ちる。そして琥珀色の水滴がスラックスに染みを作ると同時に再び時が動き始めた。
「えっ……、あ……な、なっ、なにー!? そっ、それは!?」
「えっ!? お、お父様?」
父の予想外の反応に、娘は目を丸くして驚いているようだ。
「あ、あの議長が……あんな反応を示すとは……」
意外な展開とシーゲルの反応に、アイリーンは返しかけた踵を思わず戻した。そして、木の陰からシーゲルと向き合うラクスのやりとりを見守る。
コーヒーカップを勢いよく置いたシーゲルの手が、わたわたと宙を当ても無くさまようが、すぐに娘の婚約者の事を思い出して、取り繕うよう笑みを向けた。
「い、いや、済まない。ア……アスランの事だな。か、彼は誠実な上に婚約者なのだからな」
「えっと、違いますけれど」
「ラクス。い……今、なんと言ったのだ?」
「ち、が、い、ま、す。と、言ったのですが。その方はアスランではありません」
予想外の言葉を聞いたシーゲルが呆然と聞き返したが、当のラクスは首を軽く横に傾け、さも当たり前のように答えた。
その告白による衝撃は父シーゲルばかりか、木の陰で成り行きを見守っていたアイリーンをも直撃する。事実、彼女の表情はまるで埴輪のようになっていた。
「ち、違う!? ア、アスランではない……のか!? そ、それは、だ、誰なんだー!」
「えっと、お父様。お、落ち着いてください」
「落ち着いていられるか! 私のラクスをたぶらかしおって!」
どうやらラクスもここまで父が取り乱すとは思ってなかったのか、少しばかり慌てながらなだめるが、鬼の形相となったシーゲルの怒りは、完全に娘をかどわかした見知らぬ相手へと向かっていた。
「……私、たぶらかされてなんていません。お父様はキラの事、まだなにも知らないのに。だからお話しようと思ったのに、勝手に決め付けるなんて酷いですぅ」
父の発言に傷ついたのか、ラクスは頬を膨らませながらそっぽを向いた。
「……あら?」
「――あっ!?」
アイリーンは途端に冷や汗を流した。バッチリと視線は合ってしまった。
それもそのはず。ラクスがそっぽを向いたその先には、木の陰から覗き見る自分がいるのだから。
娘の膨らんでいた頬からは空気が抜けるが、その父はそれ所ではないらしい。
「あの……お父様」
「いや、だからなラクス!」
「ですから、お父様。アイリーンさんが御出でですけれど……」
父の反応にラクスは苦笑いを見せる。
「何をっ!? アイリーンよ、邪魔してくれるなっ!」
「あ……はい? そ、そう言うことなら……はい。あっ、またの機会にした方が良い……ようですね」
木の陰から出て来たアイリーンは、どうやらシーゲルの反応に戸惑い直立不動となって答えた。
「いいえ、そんな事は」
「いや、しかし……」
笑顔を返すラクスに、アイリーンは居た堪れない様子だが、ようやくここに来てシーゲルは彼女の事を認識したようだ。
「……あ!? ア、アイリーンか。……いつからそこに?」
「……あの……議長」
「……うむむ」
わははw
終わり?
さるったなこりぁ
こんばんは98です |・∀・)ノ
皆さま、お待たせいたしました
それでは『 機動戦士ガンダムSEED bloom 』再開いたします
※※※※※※※※
ザフト軍研究施設のとある一室。
複数名の大人たちがモニターを見ていた。映るのは砂の大地を疾走し、次々とザフト軍モビルスーツを撃墜して行くストライクの姿だ。
それを見ている研究員や情報将校などは、呆気に取られいる。だが、やがてモニター画面にノイズが走ると黒く切り替わった。
「……以上が演習時の記録です。分析と考察はこちらのモニターを見て頂きたい」
バルトフェルドがリモコンを操り、もう一つのモニターへと視線を促した。
「これがニュータイプ……」
「……」
モニターを見詰めていたクルーゼが呆然とつぶやく。その傍らではパトリック含め、他の面々はは絶句したままの様だ。
それもそのはず。彼らは未知の存在である≪ニュータイプ≫――アムロ・レイの砂漠での戦闘演習での戦いぶりを見ていたのだから。そして、その情報元は≪砂漠の虎≫アンドリュー・バルトフェルド。
そのモニターには戦闘画像と望遠で撮影したと思われる、アークエンジェル各パイロットの顔写真が映し出されるが、パトリック・ザラはそれを見ようともせずに憤慨した。
「ふざけるなっ! ニュータイプなぞ誰が認められるかっ!」
「でしょうな。私も初めて彼と戦った時には驚かされました。そしてこの演習……」
そこで言葉を区切ったバルトフェルドは息を吐いて言った。
「お認め頂かなくとも、我がバルトフェルド隊全員が経験した事。その事実は変わりません」
そこから押し問答が数分続いた。勿論、バルトフェルドが勝手に共同軍事演習を行った事にも事は及んだが、そこは口の上手いバルトフェルド。それらしい理由を述べた上で、クルーゼの後押しを受け言った。
「今後、我がバルトフェルド隊は、対アムロ・レイ……。いや、対アークエンジェルを想定し、連携力と個別の力量を高める訓練を行ってゆく予定です」
「貴様もザフト軍人だろう。勝手な振舞いは許さんぞ」
433 :
98です:2013/10/10(木) 00:08:51.30 ID:???
さるりました('A`)
避難所にて投下します
最初からやり直してはるぅぅぅぅぅぅっ!(;´Д`)
しょーがない、続きが来たら転載しますわ……
むこうで再開した!
相変わらず居た堪れない様子のアイリーンに、娘の事か、はたまた自分の情けない姿を見せてしまった事でか、何故かシーゲルは頭を抱え込む。
二人を尻目に告白前の緊張など、まるで無かったかのようなラクスは、立ち尽くすアイリーンを促した。
「まあまあ、どうぞお座りになってください」
「あ、はい。ありがとうございます」
「アイリーン。済まんが、今見た事は他言無用で頼む」
「……承知しました」
どうやら切り替えの早いシーゲルが頭を上げながら言うと、アイリーンは頷いて椅子に腰を下ろした。
娘がアイリーンの分の紅茶を用意するのを確認したシーゲルは、ここから先の話を流石に娘に聞かせるつもりは無いようだ。
「済まんがラクス。席を外してくれるか。先ほどの話はまた後でしよう」
「はい。それでは失礼します」
席を立ったラクスは軽く会釈をし、ハロとトリーを連れ庭園へと向かって行った。
木々にラクスの姿が消えるのを確認しすると、アイリーンは先ほどとは違い真剣な表情で、鞄から書類を取り出しシーゲルの前に置いた。
「地球軍との会談の件が大筋で纏まりましたので、そのご報告と会談の原案です。どうぞ」
シーゲルは書類を受け取ると目を通し始めるが、どうやら思ったほどの事は書いてはいないらしい。読むごとに眉間に皺を寄せている。
「もっと踏み込んだ話が出来ねば今回の会談の意味が薄れてしまう」
「しかし今回の会談の趣旨は――」
「――次も私が議長でいられるとは思わん。恐らく票はパトリックに流れる。君もそう感じているのでは?」
アイリーンの言葉を遮ったシーゲルの声は低く重々しい。一方のアイリーンは苦々しい表情で沈黙した。
「故に我々に残された時間は少ない」
長い沈黙の後、シーゲルはゆっくりとだが力を込めて言った。
それが今の現実だ。今、クライン派と呼ばれる派閥は徐々に追い込まれている。二人ともそれを理解しているからこそ、こうして必死になって道を模索しているのだ。
※※※※※※※※
プラント本国の某コロニーに住むホーク家――。
今日も姉、ルナマリアと妹のメイリンはリビングのソファに腰を下ろし、テーブルに載せられた大量の菓子をボリボリパリパリと音を発てて食べながら、テレビへと目を向けてた。
「お姉ちゃん」
「なによ?」
「んぐうぐ……。この映画つまんない。番組変えていい〜?」
パリポリポリ――と音を立ててメイリンはチョコスティクを口の中に収めてから言った。
姉のルナマリアも、この映画が相当つまらないのか、いつしかファッション雑誌を広げていた。
「ん〜。好きにして良いわよ」
姉の了解を得たメイリンは、チャンネルを次々に変えていく。その途中、画面に一瞬だけラクス・クラインの姿が見えた。
「そう言えば、帰って来たのに記者会見してないよね」
「誰が?」
「……ラクス・クライン」
「助けた地球軍の軍人達が良い人達だったなんて言っちゃったわけだからね。その辺りとか関係してるんじゃなの」
雑誌に目を落とすルナマリアは、興味も無い様子で応えた。
メイリンは、とあるケーブル系の番組で指を止める。画面には同じ位の年頃の少女達が映っていた。
「何の番組?」
賑やかな声を発するTVモニターが気になったのか、ルナマリナは顔を上げた。
「えっと……“ヨル・ヤン”だって。新人アイドル発掘オーディションの新番組みたい」
「ふーん。今って、ラクス・クラインが独り勝ち状態でしょう。そんな時期に……。ん? そんな時期だからかな?」
「何が?」
「……ううん。なんでもない」
何か思う所があったのだろうが、余りにも関係のない芸能会事情だと思ったルナマリアは、画面を見詰めながら答えた。
「それにしてもこの子、なんかアイドル向きじゃわね」
「まあ、本物と比べたら……」
姉の言葉に、妹は苦笑いを浮かべながら言った。
モニターには灰色掛かった髪の少女――ミーア・キャンベルがマイクを握り、ラクス・クラインの持ち歌を楽しそうに踊りながら歌い上げていた。
「アイドルより、ミュージシャン路線の方がいいんじゃないかな?」
「うん。歌は上手いよね」
「でも、売れるとは限らないわね。なんか軽いって言うか、薄っぺらい感じがするし」
「う〜ん。でもさ、胸は本物よりもあるよね」
音楽を語りかけた姉に対し、妹は何とも本人が聞いたら泣きそうな事を言う。決して悪気がある訳ではない。
そんな事を言っている間に歌い終わり、髪にリボンが印象的な娘が出て来るが……。
どんがらがっしゃーん!!
「「プッ!!」」
次の少女はステージに出て来た途端いきなりこけた。しかも結構派手に。
姉妹は口に含んでいた菓子を噴出し、大きな笑い声で転がりだした。
最もこの数分後には、机を汚した事を鬼よりも怖い赤毛の母に姉妹そろって咎められる事になるのでした。
※※※※※※※※
今回は以上です
どうもこんばんは、98です |・∀・)ノ
いかがでしたでしょうか?
読み難い箇所があったらごめんなさいね
当分の間は月刊な感じで投下させて頂きたいと思います
しかし規制喰らうとは…orz
|・∀・)ノシ デワデワ
投下乙でありまする(・ω・)ノ
久々にあったかめのキタ――(゚∀゚)――!!って感じで読ませていただきましたん(^ω^)
乙したー
月刊かー次は11中〜下旬ぐらいかな?
春香ェ…
乙ドスエ
最後になんか出てるw
それはともかくフレイが相変わらず爆弾状態か……
フレイボム、なんつて
久々に来てみたら98氏が復活してた
正直続きは諦めてたからすげえ嬉しい
乙ですぜ
俺はこれで十年戦える
>>98 ◆98JuopPQcI
乙です
次の掲載楽しみにしてます
他の作者様も待ってます
嗚呼、本物としては日本一きれいで萌えるラクスたんが帰ってきたァァァァ!
>>442 そういうオーラロードが開きそうなギャグはやめなさい
98先生お久しぶりの超乙でした
のんべえ先生…(泣
おお、久しぶりに来たら98氏の新作がきてた!
遅くなりましたがGJです!
98氏のラクスまじ天使。
ζ
ζζ
ν
ξ
ι
投稿されてたー!?98氏お疲れ様です!
我々は十年は戦える!既に8年目だけど!
ザラパパ、コーディ優性思想かなと思ったけど、単純に戦争の行方を兵士の技量の優越に求めてるのか
未知の技術には頼りたくないという思考はまあわからなくも無い
クルーゼが映像だけで相手の力量を判断するのはさすがクルーゼ
そして相変わらず小ネタを魅せてくれますな。"ヨル・ヤン"て……
最後の子、一日一回どんがらするスペックでは、コーディネーター社会ではさぞかし肩身の狭い暮らしを
強いられているだろうと想像してしまう……まっすぐ成長してくれてると良いのですが
て、ガンダム関係ないですねここは
次も楽しみに待ってます!
98氏のフレイはいい子だからな
このままでいてくれよ
敵国トップの娘が存外素直で受け入れられ愛されてきたのに
入れ替わりで戻ってきた自国高官のお嬢が全然空気を読まない
トラブルメーカーになってるという皮肉さ。
たしかに悪い子じゃないから、落ち着いて平和への道を模索できるように
なって欲しいけどね…
もぅ一ヶ月たってしまった
>>452 そのままラクスとキラの取り合い(ぼそ)
取り合いにしても微笑ましくなりそうだな、98氏にかかれば。
こんな感じで400さん戻ってこないかなー
久々に来たら98氏が投稿しとったのか
まだ二週間あるが待ち遠しい
11月の終了まで、あと2週間
|・∀・)ノ どもども98です
一応、書いてますよ
仕事で忙しいのであまり進んでないですがw
来週の水曜から日曜にかけては余裕出来るんで、月末目指してがんがります
|・∀・)ノシ デワデワ
462 :
通常の名無しさんの3倍:2013/11/17(日) 22:14:35.36 ID:2LkNQUOQ
88888888888888888888
んな借金取りのように急かしたんなよw
なら年内にもう一話期待できるな!
職人さんの生存報告があるだけで10年は戦えそう
12月でございます
11月にはまにあわなかったか・・・
|・A・) 98です
忙しくて思ったように進まずまだまだ書いてます
お待たせしてしまって申し訳ありません m(_ _)m マジデゴメンネ
あと1日使ってそれなりに納得できるデキなら月曜夜に
そうでないなら、来週日曜までに確実に投下できるようしますので
もう少々お時間をくださいませ
|・A・)ノシ ホントゴメンネ デワデワ
待つのには慣れてますから納得のいく物をお願いします。
生存報告だけで白飯3杯は食えるな
これで他の職人の書き込みがあると最高だな
さて、そろそろ準備をして待っているか
全裸でよかったんだっけ?
服着といたほうがいいぞ
>>472 ネクタイと靴下はちゃんとつけとくんだぞ。
本日予告最終日?
無理そうなら再びアナウンスだけは頼んます
|・∀・)ノ どもども98です
お風呂あがったら軽く見直しして投下しますね
一応、避難所に投下して、それから本スレの予定です
では後ほど
|・∀・)ノシ デワデワ
477 :
98です:2013/12/08(日) 23:13:28.36 ID:???
避難所に投下しました
これより、こちらでも投下開始しますので、宜しくお願いします m(_ _)m
こんばんは98です |・∀・)ノ
皆さま、お待たせいたしました
それでは『 機動戦士ガンダムSEED bloom 』再開いたします
※※※※※※※※
灼熱の北アフリカ戦線を脱出したアークエンジェルは、友軍である南アフリカ軍MA隊に守られ南アフリカ南部トゥルカナ湖を目指していた。
艦長席からサバンナの大地を見回したマリューが口を開いた。
「連絡は?」
「はい。未だ来ていませんね」
「……そう」
通信オペレーターをしていたパルの返答に、マリューは少しだけ肩を落とした。
その理由は北アフリカ軍を通じて地球軍本部に対して、民間人であるフレイを南アフリカ軍に預けることが出来ないか連絡を取ったからだ。だが、それから六時間を経過したにも関わらず、返答は一向に来なかった。
フレイが外務次官令嬢であることを鑑みれば、返答はもっと早くても良いはずだ。付け加えるなら、帰還に際して護衛及び増援要請もしていた。
そんな理由もあり、アフリカ大地を睨みつけるマリューは、少しばかり語気を荒げながら呟いた。
「新鋭艦とモビルスーツを積んでいるのに自力で帰って来いなんて、今の状態で素直に首を縦に振るわけにはいかないわよ」
「ええ。連絡が取れたと言うのに、未だ返答が来ないと言うのは……。私にも本部の考えが理解できません」
「最悪でも、ここでアルスターさんを降ろすのを認めてもらいたいわね」
モニターを見詰めていたナタルが振り返って同意すると、マリューは多少なりとも落ち着いたのか軽く答えた。
「それで……彼はやれそうなの?」
「アーガイル二等兵ですか?」
突然の問いにナタルが聞き返すと、マリューは頷いた。すると生真面目なナタルらしく返して来た。
「アーガイル二等兵は、やる気になってくれています。お陰で操舵士の人員の件も多少は改善が見込めそうです」
「それならば良いのだけれど」
「私も彼女がアーガイル二等兵の婚約者だとは思いもしませんでしたから、この様な問題になるとは予想も出来ませんでした」
「誰だってそんなこと、予想も出来ないわよ。はぁ……。あのザフト兵が言ってた様に、早めに彼女を降ろしたいのだけれど……」
想定外とも言えるサイとフレイの件で、大人二人は大きな溜息を吐いた。そこへ後ろからチャンドラが声をかける。
「艦長。アルスター事務次官は何も言っていないんですかね?」
「さあ。私には流石に分からないわよ」
「最初の連絡から考えれば、何らかの返答があってもおかしくはないはずですが……。それに実の父親なんですよね?」
「他人の家の事情だもの。アルスター事務次官とは連絡が取り難い状況にある……と、言うことかしら?」
チャンドラの言い様に、マリューは首を竦めて答えるとナタルへと顔を向けた。
「可能性は否定しきれませんが、今は連絡を待ちましょう」
「まあ、何であれアーガイルがやる気になってくれて、こっちとしては助かりますよ。おい、トノムラ。来てくれ」
これ以上の詮索は無用だと言わんばかりのナタルに続いて、空気を読んだノイマンが仕事だとばかりにトノムラを呼びつけた。
「そうね。この話はこの辺りで終わりにしましょう。ハイ、仕事仕事」
少しだけ息を吐いたマリューは、手を二回叩いて全員に声をかけたのだった。
※※※※※※※※
同時刻――。
νガンダムのコックピットでアムロ、キラ、マードックの三人がコンソールモニターを苦々しく見詰めていた。
「右腕はどうにかなりそうか?」
「どうにもこうにも。肩はまだしも、右肘関節の稼動範囲が以前よりも小さくなってます。今やれることをやってこれですから。完全に動かないわけじゃないのが救いってとこですよ」
アムロの問いに、マードックはモニターで関節稼動範囲を見せながら答えた。
砂漠での戦闘でアークエンジェルを狙うミサイルをサーベルで斬り墜した時に爆風に巻き込まれた事で、νガンダムは右腕にダメージを負っていた。現在、主兵装であるアグニ砲は左撃ち。そのことは状況からすれば、実に幸いとも言えた。
とは言え、ストライクよりも大型のνガンダムだからこそ片腕でも何とかなるが、如何せん大型の上、高火力兵器だ。さすがに支えも必要にもなる。
「稼動域は狭いが、右腕でアグニを支えることは可能だな。だが、これだとサーベルは左手で使うしかないな」
「何を言ってるんですか!? この状態で近接戦闘なんて無茶ですよ。前衛は坊主がいるんだから、大尉さんが前に出る必要はないでしょうに」
「状況次第では、そうも言ってられなくなるからな」
「そりゃそうですけど、極力そうならないようにしてくださいよ」
「努力はするさ」
髪を掻き毟るマードックの言い様に、アムロは肩を竦めながら答えた。
マードックからすれば、νガンダムは正にブラックボックスの塊みたいな物で、代えも利かない。現状からして、自分達が生きる為にも壊れてしまっては困るのだ。
そのことを理解しているキラが声をかけた。
「砂漠の時みたいに僕が動き回ればいけますよね?」
「ああ。あの戦い方が基本になる。頼りにさせてもらうぞ、キラ」
「はい」
アムロの言葉に、キラは力強く頷いた。
その下ではムウが、トールと歴戦の南アフリカ軍パイロット達に対して、戦闘技術のレクチャーをしていた。何と言ってもムウは伝説的なMA乗だ。自然と彼の周りにパイロット達が集まるのは仕方の無いことだった。
下の様子をνガンダムの360度モニター越しに目を向けたマードックが言う。
「だがな坊主。やるにしても限界があるぞ。ストライクだってスペアパーツが無けりゃ、今頃はガタが来ててもおかしくねえんだ」
「性能ギリギリまで来てますからね。ストライクも相当負荷が掛かってますよね」
「ああ。PS装甲だから簡単に軽量化とか出来ないからな。どこかでオーバーホール出来りゃいいんだけど。その設備も時間もないからな。とは言え、少なくともアフリカを出るまではストライクとνガンダムに負荷を掛けずに済みそうなのは助かるんだが、その先はどうなるやら」
支援
キラが頷くと、マードックは顔を顰めながらぼやいた。
事実、地球に降り立ってからのストライクの間接稼動部の消耗は実に激しいものとなっていた。ソフト的にもアムロの操縦機動を可能にした上、先の戦闘でキラの見せた機動で更に拍車が掛かったからだ。
だが、毎日戦闘があるわけではないのが救いだろう。整備兵達は時間を惜しんで動き続けている。そんな彼らがいるからこそ、ストライクやνガンダムは稼動可能な状態でいられるのだ。
「どう進むか次第だが、アフリカを出れば恐らくは海上だな」
アムロがパネルを数回触れるとモニターには世界地図が映し出された。そこにはこれからの航路が赤い矢印で描かれる。
それを見詰めながらマードックが呟くように言った。
「少佐と新米に頑張ってもらうしかないですね」
「その場合は、ストライクも支援に回るんですか?」
「恐らくは、そうなる」
マードックの言葉にキラは自分の役目を尋ねると、アムロは軽く頷いて見せた。
ただしこれは敵が航空戦力や海上からの敵のみの場合だ。水中からとなるとスカイグラスパーでは苦しくなる。
「ストライクの水中性能は?」
「地上ほどではないですね。当然、機動性は落ちますよ。それに水中じゃビーム兵器の威力がね。なるべくなら陸地に沿って航行してもらった方が、いざって時にMSが使える分戦力としては楽でしょうね」
「だが強襲されれば、こちらも楽には陸に上がらせてはもらえないだろう」
「まあ、確かに。それにあの一件でユーラシアに恨みを買ってる可能性もありますからね」
「マリューからすれば、なるべくなら通りたくはないと言うのが本音だろうな」
アムロとマードックのやり取りで、本来味方であるはずのユーラシア所属の戦艦との戦いを思い出した。何せラクスとの出会いと、自分の意思を固める切欠になった戦闘なのだから。
そんなキラは、恋人のことを思いながらも頭を切り替え、マードックに確かめる為に尋ねた。
「確か第二艦隊からの補給にバズーカありましたよね」
「ああ。いつでも使えるように準備はしてあるぞ」
親指を立てながらマードックが答えると、キラは無言で頷いた。
その直後、突然コンソールからブリッジよりの呼び出しの音が鳴り響いたのだった。
※※※※※※※※
――大洋州連合カーペンタリア基地。
アスランは数本のドリンクを抱えてる為か、少しばかり錆付いた鉄の扉を肩で圧し開け、格納庫の中へと入って行った。中ではディン、ジンなどがハンガーに納まり整備を受けている。
周囲を見回し、奥のハンガーにイージスとバスターを確認すると、その方へと歩みを進めた。
イージス、バスターの周りでは整備兵が忙しなく動いている。両機ともに整備を受けているようだ。
「おい、アスラン!」
呼び止める声の方に顔を向けると、そこにはコンテナに腰を掛けたディアッカの姿があった。
アスランは歩みを進め近づくと、手にしたドリンクの一本を放るとディアッカは片手で受け取った。
支援
「それで、脚付きの位置は判ったか?」
アスランは首を横に振り口を開いた。
「南アフリカ領内に入ったのは確実なようだが、その先は判っていないようだ」
「って、ことは……。」
ディアッカはコンテナから降りると、紙の世界地図を座っていた場所に広げて呟いた。
「南大西洋、インド洋、南極海ってとこか? 広すぎるな」
「南下したことを考えれば、インド洋か南極海だろうが……」
「……確かにそのまま行けば南極海だが、アフリカを横切って南大西洋って手もあるからな。これならカーペンタリアじゃなく、ヴィクトリアに行くべきだったか」
ディアッカはそう言いながらドリンクの封を切り、地図上のビクトリア基地のを見詰めた。
元々地球連合軍の物であったビクトリア基地だが、数週間に行われた≪低軌道会戦≫、≪プトレマイオス基地強襲作戦≫、≪第二次ビクトリア攻防戦≫は同時進行で行われ陥落した施設だ。
この基地はマスドライバーが設置されている為、月にあるプトレマイオス基地などに対する補給路の一部を遮断することに成功した。この意味は大きい。
「アークエンジェルがいる以上、見つければヴィクトリア基地の部隊も動くだろうが……」
「当てには出来ねえよ。あそこの部隊は制圧維持が目的だし、単艦の脚付きとヴィクトリア基地じゃ重要度が比べ物になるわけないからな。出しても精々お湿り程度ってとこだろ」
ディアッカはアスランの言葉に、首を横に振って答えるとドリンクに口を付けた。
≪第二次ビクトリア攻防戦≫でビクトリア基地を制圧はしたが、その周囲の完全制圧となるとそう容易ではない。
勿論、増援なども送られてはいるものの、広いアフリカの大地に対しては絶対的に数が少なく、制圧下に置いたのは周囲一〇〇km程が良い所だ。それも一時的と言っても良い程に、日ごとにその範囲は変化している。
そんな状況もあり、ビクトリア基地に駐留する部隊は増えているものの、他の大規模作戦があれば縮小も余儀ない状況だ。
「どの道、脚付きは高高度は飛べないんだろう。脚付きが通れそうな場所はあるのか?」
ディアッカが尋ねると、アスランはタブレット端末を取り出し表示を切り替えた。
「南アフリアでは……大西洋側はどこからでも海に出ることは可能だ。インド洋側はこの湖の辺りを除けば山脈が終わる南部まで海に出るのは不可能……」
アスランは地図と端末を見比べながら、アークエンジェルの航行可能な山岳地帯を指でなぞって行く。
「そうなると最短距離でアフリカを抜けようとすればここか」
そう言うとアスランは、トゥルカナ湖周辺を指した。
ディアッカは顎に手を当てると、少しばかり考え込んでから言った。
「ヴィクトリア基地が近いな。ヴィクトリア基地に行くべきか……。いや、今からじゃ後手に回る可能性が高いか。アスラン、お前はどう思う?」
「時間を考えれば……、後を追う形になる可能性が高いだろうな」
アスランの意見にディアッカは「だよな……」と呟くと腹を決めたのか、顔を上げて口を開いた。
支援
「それならヴィクトリア基地の報告を待った上で、予想進路に網を張る。強襲でいくぞ。いいな」
「分かった」
アスランは力強く頷いたのだった。
※※※※※※※※
エリカ・シモンズ。彼女はオーブの国営企業モルゲンレーテ社に勤務し、家では一児の母でもある。
そんな彼女は、今激しい怒りに駆られデーブルを思い切り叩いて立ち上がった。
「だから、仰ってる意味がわかりません!」
「君には次のプロジェクトに移ってもらうよ。要するに異動だよ」
そう告げた目の前の男性の名は、ヒトシ・ナカ。
直接の上司ではないし、人事部のでも見かけたことはない。
問うと、彼曰く『最近、こっちに移って来たんで知らないだろうけど、君の上司の上司の上司って所かな〜。確かそのくらい?』と、軽い調子で返され、エリカは必死に抗議をしているところなのだ。
だが、エリカからすれば未解決の問題があるM1アストレイのことを放って、次の仕事に移るなど出来るはずもない。何せオーブ防衛の要となる機体なのだから。
「どうしてですか? まだM1が――」
「機体は既に量産体制に入っているんだよね」
「まだ肝心なOSの問題がまだ残っているんですよ! どうするんですか?」
「どうして、どうしてってね……。君さ、OSは他の者にやらせればいいじゃない。何なら兼任でも構わないけど、上からの辞令だし。一応、表向きは異動はしてもらうよ」
「いや、だから……。終わってもいない今の仕事を放って、次に移れって無責任だと思いませんか?」
飄々とした面持ちで返してくるナカに、エリカは身を乗り出して訴えた。だが、目の前のナカは何処吹く風と言った感じだ。
「無責任? んー、無責任かなぁ? ま、いいじゃない。大いに結構! まっ、そう言う辞令だからあきらめてよ! アハハハハッ」
「ぐっ……!」
「まあ、そう言うことでヨロシク」
思わず拳を固めるエリカを尻目に、ナカは辞令書だけを机に残して部屋を出て行こうと歩き出した。
正に暖簾に腕押し。エリカは、恐らくこの男を説きふせることなど出来ないだろうが、いきなり訳も分からない仕事を任されるのも困るのだ。
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ! その次の仕事って、何なんですか?」
「あー、そっかそっか。ゴメンゴメン。どんな仕事か言ってなかったね。それじゃ、着いて来てもらえる」
慌てて呼び止めたエリカに、ナカは忘れてたとばかりに、悪びれるでもなく笑いながら答えると歩き出した。その様子にエリカは溜息を吐くと、トボトボと着いて行く。
二人はエレベーターを乗り継ぎ、社屋を出ると車に乗り工場方面にへと向かう。いくつも並ぶ格納庫や工場施設を通り過ぎると、やがて緑が多くなり始めた。だが、ハンドルを握るナカは車を停める気配は微塵も見せない。
「どこまで行くんですか?」
「ああ。いやぁ、同じ社内だって言うのに、本当に遠いねぇ。もう少しかかるから。ドライブだと思って、のんびりしててよ」
「はあ……」
支援
軽い調子で返して来たナカの様子に、エリカは思わず溜息を吐いた。
ただでさえ広い敷地なのだから、目的地に着くまではドライブは終わらない。広大な土地に様々な施設を完備しているのは分かってはいるが、目的地がどこなのかも見当がつかなかった。
それもそのはず。モルゲンレーテの施設は地上だけではない。地下や海中、山の中などありとあらゆる場所に様々な施設があるのだから。
この広い敷地にうんざり気味のエリカだが、木々が生い茂る岩場に近づくとナカはブレーキを踏み車を停車させた。そこにはカモフラージュされた閉じたゲートが見えた。
「こんな所にゲートが?」
その口調から、やはり彼女でもこの施設の全容を把握しきれていないようだ。
ナカは車を降りて、ペタペタと岩を触ると「あったあった」と言って二回軽く叩いた。すると岩の一部が蓋のように開き、キースロット着きのコンソール画面が現れた。
「ハイ、ハイ、ハイ、ハイっと!」
ナカはキーカードをスリットに通して、リズムを取りながら暗証キーの入力していく。十秒ほど経つと重々しい鋼鉄製のゲートがゆっくりと開いてゆく。
「お待たせ、お待たせ。じゃあ行こうか」
車に戻ったナカは、ハンドルを握るとゆっくりと車をゲートの中へと進めて行った。通路は二車線の一本道。緩やかな下り坂が続いていた。もちろん地下の為、景色など見えはしない。時折見える看板と交差する道が見えるくらいだ。
「どの辺りなんですか?」
「今、走ってるのは地下七階ってとこかな。一応、君がいたM1関連施設の方に向かってるところだよ」
「こんな道、私知りませんでしたよ」
「まあ、それは仕方ないって。それに知らなくてもいいことも多いから、この会社はさ。ほとんどの社員はその方が幸せなんじゃないかな」
「……そんなものですか?」
「そんなものだよ」
ハンドルを握るナカは、淡々と言葉を返した。
そうしている間にもさらに深い階層までやって来たようだ。
「この辺りがM1関連施設の近くになるかな。地上に出るならエレベーターを使うと便利だよ。場所は、さっきあった曲がり角を左に行くと、それらしいのがあるから。それで僕等が行くのはもう少し先だから」
「ええ」
要か不要か分からないが、ナカの道案内にエリカはなんとなく頷いた。
そうしている間にも車は進み、やがてこのドライブの目的地である施設へと着いたようだった。その証拠に車は道を曲がり、新たなゲートの前で停車したのだった。
「とりあえず到着。これ持って行って」
「あ、はい」
エリカにタブレット端末を渡したナカは、車を降りると歩き出した。彼女はキョロキョロと見慣れない施設を見回しながら、その後を追うように着いて行く。やがて二人はMSが出入り出来るほどの大きな鋼鉄の扉の前で足を止めた。
「格納庫……ですか?」
「うん、正解。スポーツやコンサートなんかが同時に出来ちゃうくらい広いよ。さあ入ろうか」
問いにナカは茶化しながら答え、人間用の小さな扉を開いた。
「これは……残骸ですか?」
格納庫内に足を踏み入れたエリカは、思わず言葉をこぼした。それは、恐らく何かの残骸と思われる巨大な鉄の塊が、所狭しと並べられているのが彼女にも理解出来たからだ。
ナカは「うん」と答えて「こっちこっち」と彼女を先導しながら、格納庫を見渡すために壁際の階段を上がって行った。
「君も噂で聞いたことあるでしょう。ヘリオポリス宙域で拾って来たってやつ」
階段を上り切った所で、ナカは足を止めて格納庫内を見下ろしながら言った。
「これがですか? モビルスーツ……ですよね? ザフト軍……、それとも地球軍の物ですか?」
「さあ? 少なくとも我が社が造った物ではないのは確実だね。うちのM1の前身の……、あの何とかフレームとか呼ばれているのとも違うらしいよ。
あっ、データは、端末から見れるから確認しといてね。機密扱いだから言っちゃだめだよ」
「はい。えっと、それじゃ、どこが造ったのかは判らないと? それにこの前の爆発事故は、これが原因なんですよね?」
肩を竦めながら答えるナカに対して、エリカは眉間に皺を寄せながら、先日起きた変電所施設での停電事故の件を問い質した。
何せ、被害を受けたのはエリカばかりではない。上手いこと揉み消しはしたが、変電所を預かる関連会社や、一般市民も損害や停電と言う二次被害を被っているのだから彼女としては、怒りたくもなるのは当たり前だろう。
「ああ、あの爆発ね。そうそう、何でもエンジン解体しようとして失敗したらしいよ。いやぁ、あれは本当に迷惑な事故だったねえ」
「ええ。その所為で施設のコンピューターや電気施設が完全に使用不能になるし、挙句、島中停電で一般電源なんかも使えなくなりましたから。本当に迷惑でしたよ」
「まあ、そのエンジンはこの近くのブロックだけど……別の所に隔離して解体作業してたらしいから、安心して良いよ。ここは安全だから」
「えっ、……安全? ……どう言う意味ですか?」
飄々と答えるナカの言葉を聞き、エリカの眉間に寄せていた皺がさらに深くなった。
「いやあね、爆発した時にね、計測機器に核反応とヘリウム3と、あと……なんだったかな? まあ、そんなのが検出されたんだよ。直ぐに消えちゃったらしいんだけどさ。
その後、直ぐに周辺の施設のコンピューターや機器が全てパーになっちゃったから。
あと、エンジンの爆発時に未知の微粒子が出て、変電施設のコンピューターやら基盤がショートしたんじゃないかって、そんな話もあったくらいだからね」
「えっ!? ……はぁ!? ……核反応って!? そんなはずっ!」
「そんなハズは無いんだけどねぇ。まあ一応ってことで、隔離してあるらしいんだ。
どっちにしても、爆発して使えないらしいし。それで後、分かってることは、パーツなんかにアナハイム・エレクトロニクスって企業名が入ってるってことと、装甲とかがやたら硬くて軽いってことくらいかな。
まあ、分からないことだらけなんだよ」
腕を組みながら全然大変そうに語っているように見えないナカの様子と、言葉のギャップ、そしてその内容の重要性に、エリカは開いた口が塞がらないようだった。
実際のところ、解体しようとしたエンジンはこの世界の物ではなく、アムロがいた宇宙世紀世界の代物だ。
解体した際に爆発、同時にエンジン内からミノフスキー粒子が噴出し、格納庫はおろか換気口などを通じて一部が外に漏れ、機械がショートを起こし変電施設やモルゲンレーテ内の施設にまで様々な影響をもたらしたのだった。
そう言うこともあり、宇宙世紀世界のことを何も知らない彼等が、先日の爆発事故の原因を現状で把握し切れるはずもないのは当たり前なのだ。
そして、その後エリカは何を話したのか、あまり記憶していないらしいが……、ナカは「面白そうでしょう? じゃあ頑張って!」と言って、
この格納庫からいつの間にか出て行ってしまったらしく、エリカは職場に戻るのにも一苦労することになった。
――後日。
そんな事もあり、エリカは社内でヒトシ・ナカのことを聞き回ってみたところ……
『あのジョージと友達だったらしい』
『三段跳びで出世して来た』
『オーブ一のゴマすり男』
『彼には派閥なんて関係ないんだよ』
……などの良く分からない噂を聞くことになり、逆に何者なのかと頭を悩ますことになったのだった。
何はともあれ数日後、辞令通りにエリカは新プロジェクトに参加することになる。
そして幸か不幸か、後にモルゲンレーテ、オーブに大きな変革をもたらすことになるプロジェクトに関わってしまったことを、彼女はまだ知るよしもなかった。
※※※※※※※※
太陽が西へと降り、オーブ本国の空が徐々にオレンジへと染まり始めていた。
シンは少しばかりの空腹を感じつつも、いつものように自転車を滑らせながら自宅のガレージへと停めた。そして、勢い良く自転車を降りて庭へと出ると隣の家に目を向けた。
見るからに忙しそうで、隣の家族はどうやら引越しの準備に追われている様子だ。
「あら、シン君。おかえりなさい」
「どうも。引越しですか?」
隣の若奥さんに声をかけられたシンは、頭を軽く下げて挨拶をして聞き返した。
「ええ。急に転勤が決まっちゃって」
「大変ですね」
「ええ。でも仕方ないわ」
結婚して数ヶ月だと言うのに、いきなり転勤など普通はあまりしたくはないだろが、生憎とこの新婚夫妻が住む家はモルゲンレーテ社の社員用の住宅なのだ。彼女のあきらめも仕方がないことだった。
シンからすれば大人の事情など分からないが、目の前の若奥さんは少なくとも疲れているように見えた。
「あの、手伝いましょうか?」
「えっ、……ありがとうね、シン君。困ったら声をかけさせてもらうわね」
「はい」
突然の申し出に少し驚きながらも笑顔を見せる若奥さんに、シンは照れながら頷いた。
そして少しばかり話をして、シンは自宅の中へと入って行った。
「ただいま」
「シン、お帰り」
「お兄ちゃん、おかえりー」
シンがリビングの扉を開くと母とお菓子を抱えた妹のマユが出迎えた。
荷物をソファ横に置いたシンは、キッチンの冷蔵庫をから牛乳を取り出すとグラスに注ぎ、一気に飲み干した。
「お兄ちゃん。牛乳を一気に飲んだらお腹壊すよ」
「マユじゃないんだから、そんなヤワじゃないって」
「ふーん、お腹壊しても知らないんだから」
支援
支援
心配をよそにシンがからかい半分で茶化すように返すと、マユはムッと不機嫌そうに口を尖らせた。
妹を怒らせてもあまり良いことが無いと分かっているシンは、マユに「ハイハイ」答えて母へと顔を向けた。
「母さん。お隣さん引越しするんだね」
「ええ。さっきご挨拶に。って、お菓子いただいたわ」
「なにもらったの?」
「さあ。でも今、マユが食べてるのがいただいたお菓子よ。私は夕食の買出しに行ってくるわ」
母が問いにそう返して出て行くと、シンはソファに座るマユへと目を向ける。
「なによ?」
「いや……、あの……マユ」
思い切り不機嫌な妹の様子に、兄は少しばかりビビったようだ。
「さっき、私のこと馬鹿にしたお兄ちゃんなんかにあげないもん」
そう言ってマユは頬を膨らましながらリスのように、ポリポリと小気味良い音でお菓子を平らげて行く。
「あのさ、マユ……」
「食べたい?」
「腹減ってるし……食べたいです」
「ふーん。でも、あげないもん」
マユはそっぽを向いた。
兄はどうしてくれようかと頭を回転させるが、それよりも先に妹の方が早く切り返して来た。
「……でも、食べたいなら」
「えっ?」
「ここに正座っ!」
ビシっとマユがの指が兄の座る位置を指定していた。
シンは妹を怒らせるものじゃないな。と思いながらご機嫌取りの為にも指定の場所に座った。が……いささか問題があった。
「えっとさ、マユ……」
「なに?」
「いや……えっと、何でもない」
シンは目前のマユからを顔を少しだけ逸らした。
どうしてもシンからするとポジションが悪過ぎる。何せソファに座るマユ対して床で正座だ。目線を下げればスカートの中が見えてしまいそうだ。
いくらなんでも妹に早々欲情はしないが、兄は思春期に突入済みなのですよ。
「……? お兄ちゃん、顔赤いよ?」
「なっ、なんでもないから。それよりもお菓子お菓子」
「それじゃ……食べさせてあげる。ハイ、お口あけて。あーん」
マユはシンの目の前にお菓子を差し出した。
「いや……自分で食べられるから」
「反論は許しません。早く口をあける。ハイ、あーん」
抵抗を見せるシンだが、マユはそれを許さなかった。
仕方なく兄は口をあけ、妹の差し出すお菓子をポリポリと齧り始めた。味は良く分からないが、何となくじゃがいものお菓子なんだろうと言うことは辛うじて分かる。
そうして数回繰り返しているうちにも、妹の表情はにこやかに、シンの足はドンドン痺れて行った。
「マユ……足が痺れた」
「もう仕方ないなぁ。お兄ちゃん、足崩していいよ」
許しを得たシンはその場で正座を解いて足を投げ出した。
「もう私を馬鹿にしたら許さないんだからね」
「悪かったよ」
そう答えたシンは、足を摩りながら顔を上げた。そこには――。
「あっ、青のシマ……」
「えっ? あっ!?」
兄の口から出た言葉に妹は、顔を真っ赤にしながらスカートを両手で押さえ付けた。
「お、お兄ちゃんのえっちぃぃぃぃっ!」
「――まっ!? ぶっふぉっ!」
妹の蹴りが顎を捕らえると綺麗な弧を描いて宙を舞い、派手な音を立ててシンの体は床に這い蹲る。
「い……良い……蹴り……だった……ぜ。マ……ユ……」
「もうお嫁にけないよー! うわーん!」
意味不明な言葉を残して気を失ったシンを尻目に、マユは泣きながら二階の自分の部屋へと駆け出して行った。
その十数分後、買い物から帰宅した母がシンの変死体じゃなくて、伸びている姿を発見したそうだ。
今日もアスカ家は平和なようです。
※※※※※※※※
今回は以上です
どうもこんばんは、98です |・∀・)ノ
皆さん、いかがでしたでしょうか?
毎度毎度、読みにくい所があったらごめんなさいね
一応、次回でアフリカ編は終了となりますよ
投下時にご支援いただきましてありがとうございました m(_ _)m カンシャカンシャデス
|・∀・)ノシ デワデワ
乙でした
シン平和にすごしてるけど本編かかわってくるの?
乙
おつおつ
なんか新キャラ出てきたけど元ネタが大元のあれではなく
それを元にしたアレだった場合CE世界を最終的に支配しそうな……w
乙乙乙でした、
だがアレ当人ならまだいい、その娘だったりした日にゃ被害と迷惑が一段と…
何だあのCE一の無責任男はwww
投下おつでした
そろそろロンド・ベルが転移してくる頃だな
それはのんべえ先生の…
…まだかな?(涙)
ほす
今年はこのまま静かに終わりそうだな。
SideA読み返し終わったんでルナマリアIF読んでくるわ
明けましておめでとうございます、98です |・∀・)ノ
今年もよろしくお願いします m(_ _)m
投下まではまだ間がありますので、皆様のんびりとお過ごしください
さて、他の職人様の復活、新職人様の登場にも期待したいところですね
ってなわけで、今年も無理のないくらいにがんがりたいと思います
|・∀・)ノシ デワデワ
|;・∀・) オミクジ入れたら失敗したw
507 :
【大吉】 :2014/01/01(水) 13:04:00.57 ID:???
今年もよろしくどうぞ
SS書いてみたいなあとは思うけど設定把握しきれてないと思うので
書きたいけどかけない
保守
ほ
98です |・∀・)ノ
会社の同僚がいきなり複数人退職して仕事忙しくて書く時間がとれないです・・・orz
本当に申し訳ないです
しばしお時間をください m(_ _)m
活動報告?さえあれば待てるっす!
波乱万丈ですなあ……
頑張ってください
>>510 乙です
でも画像ページなくなっちゃったのね・・・
>>513 我々は3年待ったのだ!
無理せず頑張って下さい
暇だな
四月で補充員くればワンチャンあるか?
age
ご無沙汰しております。427です。このところ諸事に逐われて書けずにお待たせして申し訳ありません。
現状7割から8割程度です。出来れば連休を目処に投稿できればと思っています。とにかく大分お待たせして心苦しいのですが、新しい師匠からの指導に対応することや安定した職探しで精一杯な状況でして・・・
・・・まぁ、私がなかなかダメ人間という事もあるのですが。ともあれ生存報告でした
生存報告乙です
無理せずリアルを大事にいきましょう
左舷の保守は任してください
524 :
通常の名無しさんの3倍:2014/04/09(水) 18:43:25.65 ID:S2iN8Pxj
――= =≡二、 _⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜ヽ. 、_
――= =≡二/l(O)ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) /l(O)ヽ
――= =≡二/ ヽ_ 。'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ノ ./ ヽ_ 。'
――= =≡二/:::::::/::::ヾノ | ./:::::::/::::ヾノ
――= =≡二/:::::::/::::// | ./:::::::/:::://
――= =≡二/:::::::::::l´::// -''''-..,,_ | ./:::::::::::l´:://
――= =≡二/:::::::::::/ヾ:ノ′) "''=) {,、r='' ./:::::::::::/ヾ:ノ′
――= =≡二/|::::::::::/::::/l..|::::::| -<エユ: `"=i.zf''i ./|::::::::::/::::/l
――= =≡二/|/:::::/:::://:⌒ヽ|. .', | ./|/:::::/::::// 怖い妻と二人の子供が待ってるんでなぁ
――= =≡二l:::::::::::::/::::/:( | ヾ. ,,、、 . ', | .l:::::::::::::/::::/:(
――= =≡二_',:::::::/:::,..'.__|::::| | /ゝ=、_,ノ | ',:::::::/:::,..'.___|::::| ボーナスもらうぜガンダム!
――= =≡二`',/:::/ ,,_| ::l) ヽンイ ' _,,,, ,,. |.`',/:::/:::(_| ::l )
――= =≡≡,- ' / /'、/::/≡≡二| ∴∵∴∵∴∴,、イz:==ソ:|- ' /::::...、:'、/:://
――= =≡≡⌒ i´ /爻', :::.',≡≡二| ∴∴∵∴∵∴.`、'ー‐イ∵ | ⌒`l,,.-'''")x', :::.',
――= =≡≡〉 '''"~´ _j,, )≡二| ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴.| / /ox、''''"~´)
――= =≡≡l 、-''"´_,,. ::.〕≡二 | ∵∴∵∴∵∴∵∵∵:.| { ノ',xxx,,`- ''''"´〕
――= =≡≡〕 、-''"´ _,..、〉≡二| ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴| ,/ 〕l::::',xxx "(''''"´〉
アリー・アル・サーシェス
誤爆したごめん
保守
どうも皆様。友人と飲む機会が続き、その勢いでかいてみました
宣言通り連休中になんとかなりそうです。おそらく今日中には投下できるかと思います
ずいぶんお待たせしてすみませんが、もう少しお待ち頂ければと。ではまた。
投下くるんですかやったー!
待ってます
どうも、問題なければ35分頃から投下しようと思います。P2が使用不可なのでどういう形になるかわかりませんが
行き当たりばったりでやってみようと思います。ではしばし
正直大分あいてしまったので、冒頭からいこうと思います。
失いし世界をもつものたち
「ブライト司令、ラクスの話を聞いて頂けないでしょうか」
キラ・ヤマトの申し出に、私とアムロは訝しげるが、一方でどこかこうなるであろうという気持ちもあった。アムロも無言で私に頷く。
「わかった、部屋に入り給え」
執務室に入り、私が席に座るとアムロは私の隣に立つ。
キラは促す形で、ラクスとアスランを部屋に案内する。おそらく、私とアムロだけで聞くべきでもない。
用事にかこつけて、クワトロ大尉とメラン、レーゲンの3人も呼び出す。数分もすると全員が部屋に揃う。
「私はあくまで抗うつもりです。たとえ、アスランの父と争うことになっても、平和への道に突き進むことに迷いはありません」
口から出た言葉は、宣言であった。いつか私が問うたことに対する答えであったのだろう。彼女は言葉を続ける。
「そして、そのためには血も流します。父が望んでいたこと、私に願いを抱くものとも異なる答えかもしれません。
ですが、平和とは人が人として生きていくことができる世界だと思うのです。私は大地を耕し、ものを作り、皆が当然として生きる世界を目指します。
その未来を勝ち取るために、戦います。少なくとも人間のエゴで人類を滅ぼしてはならないのです」
沈黙がその場を支配する。かつての彼女とは違う考えに、驚きを覚える一方、コメントするべきか考えあぐねている空気だ。そこで口を開いたのは、アスラン・ザラだった。
「ラクスもキラも、あなた方との交流を経て変わったと思います。それは自分にも当てはまります。
自分は、プラントのためだと言いながら、母の怨念返しという気持ちがありました。しかし、怨念はまた新しい怨念を生み出すことを、カガリ・ユラ・アスハから教えられました。
ニコルやディアッカを助けたあなた方から、この戦争で怨念ではない形の姿を見ることが出来たと思います。ですから、僕が見たその可能性を潰すわけにはいかない。
だから、俺もラクスやキラと、形は違うかもしれないけれど、未来のために行動するつもりです」
かつて狂気にも近い決意で母なる惑星を潰そうとした男が口を開く。
「君たちの望む世界は、かつて君らが望んだ世界よりも、できるかもしれない世界だ。だからこそ困難な道だぞ。キラ、君はどう思う?」
キラは、クワトロ大尉やアムロ、私をしっかり見据えて言葉を紡ぐ。
「僕は、この戦争でたくさんのことを知り、学びました。ブライト司令やアムロさんに言われたように、考えました。
ラクスが言ったことは、僕もロンデニオンで一緒に考えたことです。僕は、人の命を奪った事に対しての責任を果たしたいと思います。
もちろん、ここに立っている以上は、今後も命を奪うか、奪われる存在です。だからこそ、ここに立ち続ける限り、この戦争に関わったものとして、すべきことをしたいと思います。
そしてアムロさん、ニュータイプが環境に適応していく人間であるなら、コーディネイターである僕は、ジョージ・グレンが言うcoordinater(調整する者)ではなく、coordinater(調和する者)でありたいと思います。
それが、父さんが僕を「人間」として育てたことだと思うから」
アムロやレーゲン、メラン、レーンといった面々が笑みをこぼす。私も同じだったかもしれない。クワトロ大尉も穏やかな顔だ。少年だったと思っていたが、青年と呼んでも差し支えのない、精悍な顔つきだった。
第37話「少年の終わり青年の始まり」
暖かい空気が流れる中で、艦橋から連絡が入った。
「艦長、残存補給艦隊とコンタクトが取れました。先任参謀、いえ、参謀長もご無事の模様です」
面々に安堵のため息が漏れる。
「そうか、物資の面でも安心だな」
「技術部が試験的に開発した武装なども無事の模様です」
レーゲンが、報告書に目を通しながら目録の内容を伝える。
「ジェガンの強化装甲や、精度は全く低いレヴェルですが、サイコ・フレームのプロトタイプが完成したとのことです」
クワトロ大尉の顔がほころぶ。
「できてくれたか」
「私としては、ジェガンの強化装甲で、一部の機体をスターク・タイプに改装できることがありがたいな。
サイコ・フレームについてはどれほど役に立つかわからないが、チェーンのことがある。試験もかねて一部パイロットに支給していいだろう。
フリーダムにも配備する。キラ、お前なら反応速度を上げることにも活用できるだろう」
「わかりました」
「技術部によると、今回の強化装甲をトランスフェイズシフト装甲にすることで、より生存性を高めることに成功したとのことです」
私の顔だけでなく、アムロも力強い頷きを見せる。
「よし、ラクス君、アスラン君、君らの決意もわかった。やるのだね?」
ふたりは頷く。
「わかった。今回の作戦は君たちの行動にも掛かっている。頼むぞ」
話しに区切りも付き、メランが部屋を退出すると、レーゲンやクワトロ大尉も動き出そうとする。
しかし、キラはラクス・クラインが動かずにいたので肩に手を置いた。ラクスはその手にそっと自らの手を乗せると、私に向き直った。
「ブライト提督、ロンデニオン共和国で知った歌を歌いたいと思うのです。許可を頂けないでしょうか」
お、投下来てる
支援
※※※
部屋にはアムロが残る形となった。
「俺はあそこまで若いときに考えていたか疑問だな」
「アムロ?」
アムロは珈琲を傾けながら韜晦しているようだった。
「いや、一年戦争の時、俺はあそこまで世界の事なんて考えている余裕はなかったな」
「あれは特殊な状況だったからな。一概に比較はできんさ。・・・だが」
私はマフティー・ナビーユ・エリンを思う。
「ブライト?」
「いや、世界を変えるのに、急ぎすぎてはいけないということかもしれんと思ってな」
「わかる話だ。俺はアクシズでシャアにそれを言った。あのときの奴にどれだけ響いたのかは疑問だが」
アムロが一口ほど珈琲をすする。
「人類が半分も失われ、大切なものを次々と失うと急ぎもするかもしれない。だからさ、ハサウェイは死人に引っ張られたんだ」
「アムロ・・・」
「贖罪、なんだろ?」
「人はじっくり悩めば、何かを生み出すことが出来る。彼らを見ていると思うんだ。一年戦争のおわりに、アレはいつだったかな。
アムロ、おまえが言った言葉を思い出す事がある。人類は環境に適応する力がある。それを妨害するものには抵抗しなくちゃいけないってな。
あれがお前なりの反地球連邦であり、反ジオニズム何だろうと思う。人と人の繋がりやそこから生み出される社会なんてのは、そういうことなんだろう。
人が社会を環境に適応させて紡いでいく、実はニュータイプとは新しい環境に合わせることが出来た先駆者に過ぎないだろうな。俺はハサにそういたことを示せなかった。
けれども俺はこうしてこの場に生きている。ロンデニオンの元首としては言ってはならないことだが、キラやシン達が、こうして成長してくれる事が何より嬉しいと思うんだ。
失ったものに対する穴埋め、いや、出口のない夢の中で自己満足な贖罪をしているのかもしれん・・・」
アムロが無言で、コーヒーを差し出してきた。気が付いたら私の方が韜晦していたようだ。
「ありがとう。・・・なんだ、アイリッシュ・コーヒーか」
「少しリラックスした方がいい。無理かもしれないが、あまり思い詰めないでくれよ」
「色々あって疲れているのだろう。補給艦との合流まで少し休ませてもらおう。睡眠薬をもらったことだしな」
アムロと別れ、少し眠った私は、久しぶりに笑うハサウェイの夢を見た。ただ、心のからの笑顔というより、困った親父を笑う顔だった。
(中編)※※※
再編成を終えた艦隊は、ロンデニオン艦隊を中心に紡錘陣形を形成している。ジェネシスの側面から攻撃する形であるが、ザフト側の防衛線も重厚であった。
「やはり戦力を二分して、片方をヤキン攻撃に回すべきかもしれんな」
画面には、キャナダイン大将とエーヴァーハルト大将、カガリ・ユラ・アスハ女王が映る。
陣形を整え、改めてヤキンの戦力配置を見ると、当然ながらジェネシス防衛の布陣が強固であった。その布陣を見て、キャナダイン大将が作戦の変更を提案した形だ。
「しかし時間的余裕がない。作戦通り、ジェネシス破壊だけに目標を絞るべきではないか」
「セイラン外相が言われることもわかるが、ヤキンにはパトリック・ザラがいる。奴を実力で排除するという方法もある」
カガリの脇にいるユウナ・ロマが時間的懸念を示し、エーヴァーハルト大将はヤキン攻撃の利点を主張する。ユウナ・ロマは重ねて反論した。
「それはカナーバ外相が、プラント確保してからだと思います」
「それでは遅い」
「セイラン外相、政治的問題よりも軍事的にはどう思われるか」
「軍事的な視点ですな。実は重要な点があると思う。時間的な制約は、ミラーだけでも破壊できれば、ある程度軽減できる。
やはり二分してジェネシス攻撃の主力たるロンデニオン艦隊への負担を回避するべきではないかと思う」
「ならば・・・」
「ですが、我々は形勢不利な再編艦隊です。戦力二分で混乱するより、集中させた方がよいと思う」
その言葉にはさすがに居並ぶ指揮官達も首肯せざるを得なかった。カガリ・ユラが口を開く。
「では、当初の予定通りにしましょう。号令はまだ出ていないが、これ以上の命令遅延は混乱の元であると思う」
そこに報告があがる。
「艦長!!!サザーランド少将指揮下の部隊が攻撃を開始しました!!!」
他の指揮官達が目を剥く。
「まだ司令部からの命令は出ていないだろう!!」
トゥース参謀長が怒鳴る。
「どうやら、ザフト側の威力偵察部隊と偶発的な衝突をしてしまい、救援のために進軍、艦隊がヤキン側に引き込まれつつあります。戦線が拡大中!!!」
好戦的な指揮官を陣形外縁に配置したのが裏目となったか。苦虫をかみつぶした顔のキャナダイン大将が宣言する。
「やむを得ん。泥沼になる前に戦線をコントロールする!第4艦隊には敵の攻撃を引きつけてもらう!!
各艦隊進撃を開始せよ、当初予定通りにミラーに対する波状攻撃、次いでジェネシス本隊を破壊する!!全艦攻撃開始!!」
キャナダイン大将の号令の元、各艦隊は進撃を開始する。
「よし、我々も進撃を開始しよう。火力を前方に集中させ、有効射程内の敵戦力を排除する!機動兵器はまだ出さないでいい。以後の指揮は戦闘ブリッジで行う」
「了解しました」
参謀長が敬礼すると、艦橋要員は階下に移動を開始する。私がボタンを押すと、椅子がスライドを始め、戦闘ブリッジへ滑り込む。
艦隊は進撃は紡錘陣形をとり、ヤキンのジェネシス側面部へと動き出した。第4艦隊こそ釣られて動き出してしまったが、まずまずの艦隊運動である。
し
「艦隊旗艦より通信、3分後に全艦による主砲斉射三連、敵がひるんだところに、第1次ハイメガ砲およびローエングリン攻撃を行い突入口を開くとのこと」
「よし、オットー艦長並びにラミアス艦長、バジルール艦長に連絡してエネルギー充電開始させ」
「了解!!!」
慌ただしくオペレータが作業をしている中、私はメイン・モニターで艦隊の位置を把握する。
ロンデニオン・オーブ艦隊と連合軍陽電子砲装備艦隊を中心に、その周囲を地球連合艦隊が固める格好だ。
総旗艦は司令部機能の安全も考慮し、中核部隊の艦艇に配したアークエンジェル級ガブリエルに設定されている。
対してザフト側は、ジェネシス周辺に重厚な楕円形のレンズのような陣形を構築し、徹底した防御をするつもりだ。
当然中心部の突破は難しい。加えて突入すれば両翼から袋だたきにされるだろう。また、ジェネシスの方向転換も試み、我が艦隊への攻撃にも使うつもりのようだ。
ただ、それを行えば、地球への使用が遅れるうえに、射線上の空間が空く。私は、その行為にどこか違和感を覚えた。
だが、レーゲン・ハムサット少佐が沈黙する私に声を掛け、一斉砲撃の時間がその疑念を打ち消す。
「時間です」
「ン・・・。よし、撃てっ!!」
各艦から斉射が3度行われ、そのエネルギーの光がザフトの防衛部隊に降り注ぐ。
不運なザフト艦艇は火球となり、その身を宇宙と同化させる。ザフト軍は機動兵器を差し向け、損害の穴を埋めつつ反撃を始めた。
「光波防御帯、展開せよ!!!」
光波防御帯装備の艦艇が、光のカーテンで自らを包み込み、その身を守る。この技術は飛躍的に防御力を上昇させたが、欠点もある。
ひとつは、防御帯が艦艇のエンジン出力に出力を左右されること、もうひとつは装備艦艇に僅かであるが油断を招く。
戦線投入された艦艇のいくつかは、引き時を見誤った艦艇もいたのである。コンスタンティノープルの城壁を過信してはならないのだ。
キャナダイン大将の号令が飛ぶ。
「第1次ハイメガ・ローエングリン攻撃を開始する。全艦発射ぁ!!」
「ハイパーメガ粒子砲、発射!!!」
「ローエングリン、てっーい!!」
ネェル・アーガマの巨砲を中心に、先の艦砲射撃よりも遙かに強力な光が渦巻きとなってザフトの防衛陣に叩き付けられた。
防御陣形には大穴が空けられ、第一目標であるジェネシスに装填されつつあったミラーをひとつ消し飛ばしたのである。
艦橋が明るくなる。私自身も口元が緩んだ。これで時間稼ぎが出来る。総司令官キャナダイン大将の号令が飛ぶ。
「第4艦隊は、そのまま敵の戦力を引きつけろ!!第6、第7艦隊は急進して突破口に突入せよ!!あけた穴を埋めさせるな!!!」
両艦隊は急速に進軍し、ザフトの防御陣形の穴に突き進む。
「機動部隊出撃!!!」
「ザフトの迎撃部隊を排除せよ!!友軍の道をあけるのだ!!!」
クールズ少将が第6艦隊代理旗艦であるアガメムノン級ミュティレネから、ボース少将が第7艦隊代理旗艦のアガメムノン級エリュトライより指示を出す。
「ロンド・ベルの連中だけが機動兵器乗りと思われたくなければ、ザフトに一泡吹かすぞ!!!当たり前の戦果を出せ!!」
第7艦隊の機動部隊のモーガン・シュバリエ中佐が檄を飛ばす。彼は先の戦力再編で昇進し、艦隊の機動部隊を統括している。
そして自らのその機体、ガンバレル・ダガーを駆り旗下の部隊を振り向けた。対してザフト側は、なんとしても防御陣を再構築させるために、艦隊に襲いかかる。突入部隊の先頭集団に容赦ない攻撃が降りかかる。
「突破されたら終わりだぞ!!!なんとしても防ぐ!!」
「機動兵器で進路を阻害し、艦隊は急速移動して防壁を形成せよ!!」
ハイネ・ヴェステンフルスとジョン・ウィラードが全面に立ちはだかるよう陣形を立て直す。
どうやらザフト側は先のボアズ戦を踏まえて指揮系統を整えたようだ。空間は徐々に埋められていくが、防御陣には確実にくさびは打ち込まれる。
機動部隊が衝突し、各地で火球が生じた。そこにキャナダイン大将は第二次攻撃を指示する。
「第二次ハイメガ・ローエングリン一斉射撃!!!ミラーを破壊しつつ突破口を確保せよ!」
艦隊は予定通りに再びエネルギーの奔流をミラーに叩き付ける。射線上のザフト軍は再び光に呑まれていき、その先のミラーが破壊された。
「よし、大分時間は稼げたはずだ、次の攻撃ポイントへ進撃せよ!!第6と第7は主力の盾となれ!!!」
え
しかし、艦隊が進撃すればするほど、ザフト側は包囲戦術を実行し始める。
我々が1点突破を計る以上、左右および後方から囲い込む事は妥当といえよう。最左翼にいたイザーク・ジュールは後背から第6艦隊に襲いかかる。
「EEF第1艦隊は、後方を防衛せよ!!」
エーヴァーハルト大将は第二次攻撃を決行したポイントにて、艦隊を主力から分離し、反転して後背への備えを行う。
こちらは損耗覚悟の突撃とはいえ、包囲攻撃により主力が打ち減らされることだけはさけなければならない。
そこで損害も軽微で統率も取れているEEF艦隊が背後を守る形で布陣する。
もともとジェネシス攻撃を目的にした突撃なのだ。要は直接攻撃部隊を被害少なく予定ポイントに突撃させればいい。
しかし、そうなると最初の違和感が再びもたげてくる。私が画面を眺めていると、メランが声を掛けてきた。
「司令、何か?」
さすがに長年付き合う部下である。表情から何かを察したようだ。私は素直な疑問を口にする。
「パトリック・ザラが、平静を失っていることはクルーゼを見ればわかる。
ならばジェネシスの能力を考えれば、今からでも台北か他の主要都市を直撃すればいい話だ。なぜそれをしない?」
「先ずは、我々の方を脅威と見たのでは?ブルーコスモスもいますし、プラントへの直接攻撃を報復としてされたらかなわないというところではないしょうか」
「それにしても、場当たり的だ。何らかの意図があるとすると、クルーゼだろうが・・・」
私は手元のコンソールを操作して、MSデッキのアムロとアークエンジェルのクワトロ大尉を呼び出した。
「なんだ、ブライト」
「何か?」
「アムロ、クワトロ大尉、もしクルーゼが世界に対して憎しみで戦っているとして、このタイミングをどう利用すると思う?」
ふたりは思うところがそれぞれあったらしく、しばし考えたあとに各々口を開く。
「確実にジェネシスを利用するだろうな。だがパトリック・ザラも人類滅亡を望んでいないだろう、なら・・・」
「奴ならば、既に議長を排除しているかもしれん。クルーゼの真意を把握しているかはさておき、奴の支持者は少なからずいるだろう。
適当に理由を付けて監禁をしているかもしれないな」
「この状況で、ですか?」
ん
メランとレーゲンが訝しむが、私も、この一連の行動で議長が前面に出ないことに違和感を覚えていた。
仮にパトリック・ザラが拘束状況にあるとして、ザフトはそれに気付かないものなのか。現段階ではまるで根拠がないし、具体的な対策があるわけでもない。
すでに戦端が開いた現状で、先のジェネシスの時のように、ニュータイプの勘に近い推測で方針を決めるわけにはいかないだろう。ジェネシスは依然として危険なのだ。
「ブライト、シャアの言うことも一理ある。ア・バオア・クーの時に、キシリアがギレンを排除したことがあっただろう。混乱した戦場では主導権を握りやすいかもしれない」
アムロの指摘には、十二分に同意できる。しかし、そこを突くことは実際に出来るのだろうか。
「艦長!!!第4艦隊の損耗率が4割を超えました!!このままでは!!」
画面に目を戻すと、最初に攻撃を受け持った第4艦隊はザフトの右翼部隊に囲まれ、袋だたきにされていた。
艦隊はすでに壊滅しつつある。だが、サザーランド少将は自らの役割を完璧に理解し、救援を求めてこない。
そればかりかこちらの包囲攻撃を試みる部隊を遮り行動を妨害する。
「全てをなぎ払え!!!我々の行動が主力を救うのだ!!!核の使用も許可する!!!そうすれば連中はこちらに殺到するぞ!!」
サザーランド少将は、我が意を得たりという声で、指揮下の部隊に核攻撃を下命した。すると明らかに第4艦隊の攻撃は強力になり、我々もすぐさま状況を理解する。
「馬鹿なっ、止めさせろ!!」
カガリ・ユラが叫ぶ。私も江天祥大将との約束を思い出し緊張する。しかし、この状況は暴走といえないし、いまは自分の指揮下ではない。どうすべきか。キャナダイン大将は決断した。
「構わん!!!どのみち第4艦隊に救援は出せない。核攻撃をすれば、威力云々ではなく、むこうに攻撃が集中する、その間に進撃すればいい。
少将に連絡、第4艦隊の果たした義務を地球連合軍は忘れることはない、そう伝えよ!」
サザーランド少将は、満たされた表情だった。ブルーコスモスとしての思いと軍人としての義務が混ざり合ったのだろう。
「おおっ!!我らの行動が勝利に繋がるぞ!!残存機動部隊並びに核兵器未保有艦艇は核兵器で作った血路より、主力に合流せよ!!艦隊だけで十分対応できる!!!」
第4艦隊の残存戦力で核兵器を装備する部隊は一斉に核攻撃を開始した。最初の攻撃で、殺到したザフト機動部隊が数十機の単位で消滅する。
機動部隊のうち、サザーランドの命令を無視して直掩に残る部隊もいたが、次々に脱出していった。戦力の必要性は各々が理解しているのだ。
右翼ザフト部隊は、核攻撃の混乱を持ち直すと、第4艦隊へ憎しみに駆られるように襲いかかった。包囲下に残る第4艦隊は、1隻、また1隻と打ち減らされいく。そして、ついに旗艦ワシントンに直撃した。
「青き清浄なる世界のために!!」
旗艦ワシントンは、さらに数発被弾しながら核攻撃を敢行し、周辺のザフト軍を道連れに撃沈した。
残存戦力は、友軍と合流すべく核兵器で血路を開こうと試みるも、突破できるだけの力は残されていなかった。
ここにサザーランド少将指揮下の連合第4艦隊は全滅したのである。ザフト右翼部隊はその戦力の3割と引き替えにすることになった。
(後編)※※※
しかし、我々は彼らの全滅と引き替えに貴重な進軍を果たせたのだ。
第4艦隊が攻撃に晒される間に、我々はウィラードが完成させた強固な陣形を突き崩す事が出来た。
これはザフトの右翼部隊が第4艦隊にかかり切りになっていたためともいえる。
一方でイザーク・ジュールが指揮する左翼部隊は、EEF第1艦隊に殺到した。ここが突破されると、いよいよ後方からの攻撃も覚悟しなければならない。
そこで、第1艦隊は後退、つまり我々の進撃する方向にザフト艦隊と相対したまま後退し、主力の外縁部を守る第6、第7と連携しようと試みた。
「第6、第7艦隊は左右に展開し、後進しながら戦線を整えろ!主力への攻撃を防げば、我らの勝利だ!!」
エーヴァーハルト大将の号令により、これまで突破した回廊で主力通過の時間を稼いでいた両艦隊は第1艦隊の両翼に移動して後顧の憂いに備える。
ただし、その代わりに進軍する部隊には、これまで両艦隊が防いできた戦力が襲いかかることになった。
「EEF艦隊は両翼に展開し、第1艦隊並びにロンデニオン・オーブ連合艦隊を援護せよ!あと少しで前面を突破できる!!」
一方、ザフト側ではウィラードが中央の布陣を後退させ、両力の部隊を前進を命じて陣形をより包囲体制にさせようと試みてきた。
さらには機動兵器による近接攻撃を仕掛けさせ、混戦に持ち込みローエングリンやハイメガ砲の使用を容易に出来ない状況にしようとしたのだ。
加えて要塞側からの砲撃は苛烈を極める。キャナダイン大将は、ここで主力の機動部隊投入を決断した。
「全艦、機動戦力を出撃させろ!!!」
いよいよだ。艦橋の面々も気を引き締めている。
「よし、機動部隊を発進させる」
「了解!!全MS出撃せよ!!!!」
私は再びアムロに繋げる。
「アムロ、ともかく突破するんだ。いま前面に展開している戦力を排除できれば、ジェネシスは何とか出来る。クルーゼの件はそれからでも遅くはない」
「そうだな、ではいってくる」
そういうとアムロはカタパルトにνガンダムを移動させた。
「ガンダム、出る!!!」
νガンダムが出撃すると、次々にMSが出撃していく。これで前面は突破できるはずだ。
嫌な言い方だが色んな意味で厄介払いできたのかなぁ…
「艦長、ヤキンから予備戦力が投入された模様です!総数艦艇25、機動兵器は最低でも100機いる模様です!!」
向こうもここで一気に押しつぶすつもりだろう。だが、逆に言えば、これで向こうの戦力は本土の戦力以外は打ち止めだ。
「艦長!!!ザフト予備兵力はこちらに来ません!!戦線後方を大きく迂回進撃しています!!」
「後方に回り込む気か」
オペレータの報告に私は相手の行動が目指すねらいを思考するが、脇に控える信頼すべき部下達が次々に声を上げた。
「ハンニバルと戦うな、ということかもしれませんな」
「或いは本土防衛の戦力も統合する気では?」
「わかる話だ。だが、いずれにせよ、我々はあの迂回進撃をする部隊には対応できない。
後方に注意を喚起するにとどめよう。先ずは前面を突破する」
トゥースが予測し、メランがそれに応じて答え、レーゲンが控えめに提起する。
前面の防御は度重なるローエングリンの波状攻撃にも耐え抜いているが、さすがに数度の攻撃で射線上から避ける事を優先としていた。
しかし、それは戦列を崩していることを意味する。ここでの機動戦力投入は、戦線突破に有効だろう。
ただ、一方で直接指揮下の部隊に損失を招く可能性がある。いくら熟練兵といえども、混戦では被害を覚悟しなければならない。
アムロもそのことは念頭にしていたのだろう。ロンド・ベル各隊に安全策を指示する。
「混戦に持ち込ませないで射撃で対応、各部隊ごとにロングレンジで落とすんだ!」
アムロの指示に応じて、さっそく各部隊の中距離支援機が牽制をはじめ、隊列が乱れたところに容赦ないビームが降り注ぐ。ジンやゲイツが次々に火球となっていく。
「よし、崩れたところに砲撃を加えて道を作れ!!主砲!!!」
ラー・カイラムを皮切りに次々に艦隊から砲撃が加えられ、ザフト側の布陣が突き崩された。
「よし、俺のケツについてこい!!!」
連合軍の機動部隊を預かる指揮官が、デュエルダガーを駆り、切り込んでいく。
後方からはストライカーパックで多様な装備をしたダガーや、全面突破を重視してエクスマス提督の指示でこちらにまわされたジムU部隊が次々に突き進んでいった。
しかし、充分にそれを予想したウィラードの艦砲射撃とハイネ隊の側面攻撃は、第1次攻撃部隊を各個撃破していった。
「やってくれるな」
「こちらが中央突破することは解っていることですからな。戦列が伸びたところへの側面攻撃はしてやられました。これには・・・」
トゥースが、ザフト側の戦術を称賛しつつも対応策を思案している。
突破できると踏んだけれども、我々自身の消極作画却って戦力損失を招いたところは否めない。そこにダニエル・タイラントが叫び、テックス・ウエストは頷いて応じる。
テックスの旦那死んじゃうかなあ
「アムロ隊長!!!切り込みます!!!」
「・・・わかった!!リゼル隊はレーンとともに突破口を開け!!残る各機は援護射撃!!」
アムロは逡巡したが、MS乗りの矜持を信じることにしたようだ。アムロの指示に呼応して連合軍機動部隊も援護射撃をかけ始める。
「よし、機動部隊に呼応しろ!!!先ほど崩してまだ回復しきっていないポイントに集中砲火!艦砲射撃の威力を見せつけろ!!!」
ラー・カイラムを中心にクラップ、サラミス各艦の砲撃がプリズムに集中する光のごとく、一点に集まっていく。体制を整えつつあったザフト軍は次々に火球に屠られていった。
「TMSは混戦でその真価が発揮できる!God Save the Ireland!!!」
「各機は、やれることやれるときにやるんだ!」
リゼルを駆る2人の指揮官は、再び砲撃で崩した戦列に突撃を仕掛ける。
「くそっ!!ちょろまかと!!!」
ザフト側の指揮官だろうか。焦りといらだちを隠せない声が混線する無線の中で聞こえ、同時にザフト側防御線は乱れ始める。
リゼル隊とレーンはハイネ隊の側面攻撃を回避しつつ、ザフト軍防御線の柔肉部分ともいうべき部分をえぐり続ける。
「よし!!道が開けたぞ!!!続けぇ!!!」
ベアード少佐の指示と共に機動部隊が次々に進撃を開始した。ジャックはインコムを展開し、近づくザフト隊をなぎ払い、味方ジェガン部隊を守ってみせる。
量産型νを駆る彼は、ヴェテランとして、アムロ不在のロンド・ベルを支えた機動部隊指揮官として戦い抜いた力を持って、次席指揮官としてのつとめを果たす。
「アムロ隊長!!!リゼルの削った部隊が立ち直る前に、オールレンジ攻撃で回廊を作り上げましょう!!くわえて側面攻撃を牽制するのです!
ジェガン隊は止まったらやられます!!自分と中佐、クワトロ大尉、キラでやれば!!!」
「そうであるか!!!」
νガンダムは、少佐に応じるようにファンネルを展開し、ジェガンやダガー部隊に砲撃を加えようとした艦艇を撃沈させた。
「レーン!!突破したら戻ってくれ!!ブライト!!!艦隊を!!!」
アムロの言葉に呼応するように、艦隊が前進する。連合軍のドレイク級の部隊が機動部隊と共に浸透し始めた。
そこに後方から友軍が到着する。切り裂きエドたちだ。
「第7艦隊機動部隊!!突入部隊に合流する!!」
ラー・カイラムの脇をすり抜け、徐々に壊れつつある戦線へ赴く。
しかし、ウィラードはある段階でこのこと想定していたのだろう。後方戦力で陣形を再編し始めたのである。
※※※
ようやく我々が突破口を開き、いよいよ本隊を突入させようとしたとき、参謀長が相手の戦術分析を終えてコンピュータに入力した。
「司令、連中の目論見はこうです。後方を迂回進撃していた予備戦力が、大きく時計回りをして右翼に再布陣するつもりでしょう。
これでは左翼方面からかなりの攻撃を受ける危険があります」
メインモニターにザフト軍予備戦力の予測進路を映し出す。
「後方のEEF艦隊で妨害は出来ないか?」
「EEF艦隊派はあくまで我々の後背を守るために布陣し、戦線を縮小しつつこちらに後退している部隊です。
そのうえ、こちらに機動戦力を振り分けている状況です。後方に留まり続けると、分断される危険もあります。おそらくそれも見越した動きでしょう」
「対応は?」
「先ずザフトの迂回進撃が完了する前に主力と後方部隊が、現在突破中の戦線を抜ききることが必要ですが」
向こうはそんなこと百も承知だろう。易々と許すわけがあるまい。最も、トゥース本人も自覚があるようだ。
通信画面に映るハルバートン提督が、参謀長の懸念も汲んで指摘する。
「こちらの突破を許せば、連中も終わりということがわかっている。突破をさせないために死にものぐるいで来るでしょうな。
既に混戦でハイメガ砲の射線をとることは困難だ。だが、ここまで連中が追い込まれれば、例の件はうまくいきやすいかもしれない」
ましてや、ミラーを破壊されてジェネシスはしばらく無力化されている。回復するまでに宙域を維持しなければ、ザフトの勝利はない。そうなれば・・・。
「艦長!!!プラント本国から艦隊が出てきました。本土防衛戦力と思われます!!総数35隻!!!」
「これで打ち止めと思いたいですな」
参謀長の言葉に各々無言で頷く。
「さすがに連合軍にプラント本土攻撃の余力なしと判断したのだろう。実際、ありはしないのだが」
しかし、こちらの戦力はほとんど疲労と消耗しているなか、無傷の艦隊が現れたことにタイする心理的な圧迫感は無視できない。
(一文修正)しかし、こちらの戦力はほとんど疲労と消耗しているなか、無傷の艦隊が現れたことに対する心理的な圧迫感は無視できない。
「艦長!!!ヤキンからも機動部隊確認!!!こないだの金太郎飴などの特機や、データにないものも確認しました!!!」
「特機部隊の投入か・・・」
「各員奮起せよ!!!連中が予備兵力を出してきたという事は、もはや向こうに増援はない!!!!」
私の檄に艦橋が引き締まる。ここでの増援は精神的な圧迫感が強いのだ。
「チッ、面倒なのが来たぜ!!各機へ、無理に戦う必要はないぞ!!俺たちの任務は、あくまで前面の突破だ!!ああいうのは、アムロ中佐や赤いのに任せた方がいい!!」
「了解です、どのみち敵が多くて対応している状況じゃないですがね!!」
タイラントの言葉に、モリオカ中尉がビームを斉射しながら答える。彼らの進撃速度はひるむことなく突き進んでいたが、後続が追いついていない。リッターがその危機感をあらわに叫ぶ。
「後方の部隊はまだ追いつかないのか!!!・・ぐわっ」
リッター中尉のリゼルにバルカンが命中し、噴射口が破壊され、速度が落ちる。
「リッター!!!」
「やらせるかよぉ!!!」
フィッシャーとジスカールのリゼルが、ほぼ同時にリッターのフォローに入る。
2機のリゼルのサーベルに、バルカンを放ったゲイツは胴を真っ二つにされ火球となった。
「戻れるか!?」
「出力が落ちたましたが、まだ戦えます!!!」
「バカ野郎!!乱戦での油断は死に繋がる!!さっさと戻れ!!!」
タイラントの檄に、リッターは頭を冷やして頷く。しかし、そこにオールレンジ攻撃が襲いかかった。
「ファンネルだと!!!」
タイラントがメインノズルを思い切りふかしてかわす。リッターはそれが間に合わずに、さらにダメージを負う。
死者か!
俺を踏み台にしたぁ!?
赤いの呼ばわりにワロタw
「こなくそっ!!!」
バックパックはさらにダメージを負い、速度が大幅に落ちていく。
「本体は何処だ!!!!」
混戦の最中、彼らの正面にその場で復元する機能を持つリジェネイト、さらにはサイコミュのような装備を持つMSが、ジン・ハイマニューバを20機近く揃えて迫ってきた。
「向こうにもNTがいるとでもいうのか!」
タイラントが叫ぶ。対して、テックス・ウエストが応じていう。
「いや、あくまで似たような兵器だろう。ガンバレルがあるから、あり得たことだが・・・」
ねらいが正確すぎる。私も含めて対峙した面々が同時に感じたことだったろう。
「諸君はいい加減に目障りなんだよ!!!ロンド・ベル!!!」
「「クルーゼか!!」」
アムロとフラガ少佐が同時に叫ぶ。アムロは連合軍の支援をしつつ進撃しているので、リゼル部隊に追いつくまでもう少し掛かる。一方でフラガ少佐は中央突破部隊にいたため直ちに速度を上げる。
「リッターは下がれ!!俺がフォローする!!」
「了解!!」
円運動をするように、回避するリゼルは変形して後退を試みる。
「逃がさん!!」
再び、オールレンジ攻撃を試み始めるクルーゼに、リゼル部隊は思い切って距離をとる。
「既にここまで突破口は開いたのだ!!これ以上消耗する必要はない!!リッターを引き連れ後退するぞ!!!」
テックス・ウエストの指示は友軍の犠牲を避けるためにも適切なものだ。それにうまくすれば敵戦力をこちらの主力にぶつけることも出来る。
果たして、クルーゼは乗った。彼自身は機体に自負があるのだろう。だが、我々は、それこそオールレンジ攻撃をしてくる連中相手に戦ってきたのである。実際、逃げの一手をとる部隊に、ファンネルは追いつけなかった。
「おのれ!!!」
そこに、ロンド・ベルと連合軍の主力が到着する。
「近距離戦に持ち込んで奴にファンネルを使わせるな!!!」
セネット大尉が連合軍の混成部隊を引き連れ、ザフト軍と衝突する。ジェガン隊とダガー、ジムが次々とジン、ゲイツ部隊と撃ち合い、斬り合いを始める。
クルーゼは、後退したリゼルを深追いすることを止め、突撃してきた部隊に照準を定める。
「ふん、この集団さえ潰せば、包囲戦術は完成する!!!」
ファンネルは、ダガー部隊から火球にしていく。クルーゼは、確実性を狙っているのだろう。リゼル部隊が後退したことで、突破力が減退していることも事実だ。アムロ達を側面攻撃による消耗に対応させたため、クルーゼを警戒しながらも、前線に到達できていない。
レーンも既にアムロの指示の通り後退している。憎たらしいが、中央突破部隊に対する側面攻撃は、アキレス腱であるために、おいそれとアムロ達をクルーゼに向かうわけにはいかない。だが、因縁浅からぬふたりがクルーゼの前に向かう。
「クルーゼぇ!!!!」
フラガ少佐の駆るリゼルが、ウェーブライダー形態で肉薄していく。
「貴様か、ムゥ・ラ・フラガ!!!異世界の機体を駆るとはなぁ!!!」
クルーゼは早速ファンネルを展開する。
「てめぇだけは俺の手で倒す!!!」
「そうかい!!親が子に勝てるとでも!?」
「貴様が親父面するな!!!」
フラガ少佐は、アムロとの特訓の成果なのか、一気に距離を詰めて変形し斬りかかる。ファンネルを封じ込めようとしているのか。
「ちっ!!!」
「これで!!!」
ビームサーベルでの斬り合いで周囲に光が爆ぜた。互いに慣性的な動きで2機は離れていく。リゼルが再び距離を詰めようとすると、側面からリジェネイトが攻撃してくる。
「邪魔すんじゃねぇ!!!!」
振り向き様にリジェネイトにビームを浴びせ、機体はコアを残して爆発した。だが、それは、クルーゼにファンネルを使う隙を作るには十分といえる。
「さよならだムゥ・ラ・フラガ!!!」
ファンネルがリゼルを捉え、オールレンジ攻撃がその標的に向かう。
天帝さんktkr
もしかしてサザビーのコクピット組み込んでるのかな
「この野郎!!!」
フラガ少佐は、初撃でメガ・ビームランチャーを失うも、変形して高機動による回避を試みる。長い得物であったランチャーこそ失ったが、うまくよけることが出来た。
しかしながら、執拗な攻撃がリゼルにダメージを与えていく。
「いかん!!少佐を支援しろ!!!」
私は思わず叫ぶ。ジェガン部隊は各々が交戦中で対応できない。
「ムゥさん!!!」
「隊長!!!」
アーク・エンジェル所属の部隊と、キラが各個にクルーゼ機に攻撃を仕掛ける。
「助かったが、キラ以外は後方に引け!!!あの攻撃はおまえらじゃ無理だ!!!」
「しかし隊長!!!」
「その機体の損傷じゃ!!!」
ボン中尉とユリア少尉が口々に叫ぶ。
「俺なら、まだ・・・!!!」
「部下思いだな!!!だが!!!」
そういうと、ファンネルはふたりに攻撃を仕掛ける。
「いけない!!!」
キラが割り込み、フラガ少佐と共にふたりをガードするが、キラはフラガよりもオールレンジに不慣れであった。そのため、フラガ少佐の部下に被弾を許してしまう。
「ぐわっ!!!」
「きゃあ!!」
ユリアは右手を、ボンは左足とシールドを腕ごと持っていかれた。
「ははっ!!!いくら異邦人とはいえ、これらはそうそう対応できまい!!!死ねっ!!」
「「くっそうぉぉぉぉ」」
フラガ少佐の叫びに呼応したのか、セネット大尉とラー・カイラム直属のジェガン隊が割り込んできた。
「やらせるかよぉぉぉぉ!!!」
「なにっ!!」
セネットとその指揮下のジェガンは、中破した機体をかばいつつ、クルーゼ機に一斉射撃をかける。
「気が散れば連射も出来ねぇだろ、シャアもどき!!!」
「フラガ少佐はこの隙に後退を!!!」
「ファンネル相手なら任せて下さい!!!」
頼もしい部下達だ。私の胸は喜びに満たされる。しかし、それはほんの一瞬に過ぎなかった。
「俺を忘れんじゃねーよ!!!」
リジェネイトの大型ビームが、彼らのガードを突き崩す。
「んだとぉ!!」
完全に不意を突かれた。ミカエル・ソクラテス中尉のバックパックに命中する。それは、MSにとって機動性を失うことに直結する。
「ミカエル下がれ!!!」
セネットの叫びに、ミカエルは覚悟を決めた声で答える。
「ここで下がったら、ユリアちゃんを見捨てちゃうじゃないですか。いい女を守って戦うなんて、人生そうそう無いんです。
・・・やらせて下さい。シンの親父を助けられなかった俺もこれで相殺ですよ・・・」
「おまえ・・・」
機体そのものにダメージがあり、本人も負傷していたのか。フラガ少佐とセネットが苦虫をかみつぶした声で答えた。
つくづく思うが、シャアの扱い酷いのなw
まあやらかした事考えれば文句は言えんけど
ユリアって誰かと思ったらこれか
ユリア・ソルマン少尉 元ユーラシア連邦/ジムU改/ホーク4
シャアが乗ってる量産νって赤いんだっけ
リジェネレイトが地味にウザいな
どんだけMSユニット持ってきてんだ
まあ、中身が濃いからなあ>リジェネレイト
しかし、ビーム・コンフューズって対ファンネル戦術には組み込まれなかったのな
バンシィもあるんだから誰か乗せてればなあ
どうも、続き行きます。
「すまん・・・」
「・・・後退支援頼むぞ」
ユリア少尉が叫ぶ。
「ソクラテス中尉!!!!」
「ムハンマド、頼むぜ」
イブン・ムハンマド中尉は無言で応じる。ビームが乱れ飛ぶ中で、彼はボンとユリアを後退させ始める。
「逃がすと思っているのか!!!」
「甘いぜ!!!ロンド・ベル!!」
クルーゼと、リジェネイトが追撃を仕掛ける。
「うるさいぞ変態どもが、お前等みたいな奴に戦友を殺させはしない。そうでしょう?少佐、キラ」
「そうだな」
「ですね」
大破したジェガンと小破したリゼル、そしてフリーダムをクルーゼとリジェネイト、加えて彼の護衛らしき部隊が囲み始める。
「メラン、支援は回せないか!?」
私の言葉に、トゥースが代わりに答える。
「各戦線の維持で手一杯です!!!ようやく後続が追いついたおかげでアムロ中佐の部隊がむかっていますが・・・」
そういえばシンがいたか
変態濃度が濃くなっている!?
間に合わない。私は歯ぎしりしてモニターを見つめていた。損傷機を収容したリゼル部隊は補給中である。確かに我々は半包囲下、いや、半ば包囲の中にある。
それを突破するために前進し、作り上げた回廊を維持しなければならない。我々はまさにカンナエのローマ軍に近い状況である。
クルーゼを引きつけたことで、連合軍の一部とベアード指揮のジェガン部隊は敵の後方まで浸透できた。こうして考えている間にも、艦隊そのものも攻撃に晒されている。
両舷からの挟み撃ちにあっているので、その対応に追われていのだ。前面の敵は鶴翼陣のように布陣して中央を後退させて両翼を左右に広げて挟み込んでいる。私は覚悟した。
「させるかよ!!!少佐ぁ!キラ!!リジェネイトを潰す!!頼むぜぇ!!!」
本体のスラスターで姿勢を制御したジェガンは、グレネードを全て打ち出して、ビームサーベルで突進する。
「ふん、所詮は量産機!!」
リジェネイトはグレネードに対応しつつ、突っ込んでくるジェガンに照準を合わす。さらにクルーゼのファンネルが、ダメージを与えようと襲いかかる。
そこにフラガのリゼルが、ビームライフルでクルーゼを牽制した。
「貴様に中尉の花道を汚させはさせん!!!」
「さかしいぞ!!だが!」
数発のファンネルが、数機のジンが、ソクラテスのジェガンに砲火を集中する。バランスを崩しながらも、リジェネイトに向かう。
「邪魔はさせない!!!」
キラの一斉射撃がジンの部隊を牽制する。
「何で落ちない!!!」
リジェネイトのパイロットは、ダガーならばとっくに火球になっているだろうダメージに驚愕しつつ、変形してパーツの一部を投げ出しソクラテスに叩き付けようとする。
「さかしいぜ!!!」
ジェガンのサーベルはそれを真っ二つにしてリジェネイトに斬りかかる。ひとつめ部分を熱で溶かしてリジェネイトはついに破壊したかに見える。
「コア・ユニットはどれだ!!」
鬼気迫る彼の叫びにひるむごとく、コア・ユニットが逃げるそぶりを見せる。
「それかぁ!!!」
「びびっていると思うのかクソ野郎・・・なんてなぁ!!!」
直後、リオジェネイトはミラージュコロイドで雲隠れする。
「このやろうっ!!!」
ソクラテスが叫ぶと同時に、キラの攻撃をくぐり抜けたジン・ハイマニューバが、リジェネイトの機体とジェガンの大破部分に攻撃を命中させた。
「・・・っぷぁ!しまらねぇな・・・ソートン隊長・・・俺も人並みに守れましたよね」
その言葉を言い切るのが早かったのかはよくわからない。だが、ソクラテス中尉の最後の思いは我々の心に刻まれた。
「へっ、切り札はこうして使うもんだぜ」
ミラージュコロイドを解いて、リジェネイトは再び元の状態に戻り、クルーゼはキラと少佐を挑発してみせる。
「どうだ、ムゥ・ラ・フラガ、キラ・ヤマト!!その無力さを味わう気分は!!」
「クルーゼェェェェェ!!!」
「ラウ・ル・クルーゼ!!!僕はあなたを許すことが出来ない!!!!」
フラガ少佐とキラの反応に、クルーゼは心からの喜びで応じる。
「君たちの感情は私にとってはよろこびだよ!!!」
「ラウ・ル・クルーゼ!!!あなたという人は!!!」
「キラ君!!!私を恨むというなら間違いだよ!!!こうした世界が現実にあるのだからね!!!
まもなく世界も終焉を迎えよう!!!数多ある予言の日が来たのだ!!!」
「うるさい!!!怨念だけで人は生きているなどという、弱い男が言うことか!!!」
キラは、そういうとジンを排除しながらクルーゼに接近戦を仕掛けようとする。そしてフラガ少佐も呼応した。
しかし、リジェネイトとファンネルは彼らの行く手を阻む。
「そんな機体で私に勝てるかな!!ムゥ!!そしてキラ君!!!」
「その口を閉じやがれ!!!」
「あなたが言うほど、人間は弱くも、醜くもない!!!人は、人と人がわかり合おうと努力すれば、変わることが出来る!!!」
リジェネイトとファンネルの攻撃は、次第にキラと少佐を追い込むかに見えた。
事実、ファンネル攻撃は、キラのフリーダムをついに捉え、その羽をもぎ取りつつあった。
「はははははは!!私に説教して見せてこれかね!!!」
「くっ!!!僕は負けるわけにはっ!!!・・・いかないっ!!!」
キラは損傷しながらもフラガと背中を合わせてクルーゼの波状攻撃に対応してみせる。
しかし、リジェネイトのミラージュコロイドを駆使して行う攻撃は徐々に彼らの期待に損害を与えつつある。そしてついに2機をファンネルが捉えるかに見えた。
「さよならだ!キラ・ヤマト!!ムゥ・ラ・フラガ!!!」
「「くっそぉおおお!!」」
そこに、一筋のビームがファンネルを打ち落とし、別の方角から放熱版のような板が、フリーダムを囲むようにバリアを張った。
しかしアッシュとクルーゼは些細な事で衝突しそうな気がするんだが、よく並んで戦ってられるなw
なんかクルーゼがムスカっぽい?
フィンファンネル!
「よくいったな。キラ」
「かっこよかったぜ?だったらケリつけなけりゃな」
アムロとレーンが、ついに間に合ったのである。
「アムロさん!!!レーンさん!!!」
「アムロ・・・すまねぇ・・・」
νとペーネロペーは、ペーネロペーを半ばSFS代わりに駆けつけたのだ。
「ラウ・ル・クルーゼ!!!まだ人類は貴様ほど絶望しちゃいない!!!貴様のエゴに人類を巻き込むな!!!」
「貴様みたいな奴に、人類の未来を好きにさせてたまるかよ」
νガンダムとペーネロペーは、ライフルをマウントするとビームサーベルを手に持つ。
「この世界の異分子が人類を語るのか!!!!!笑わせるな!!!!」
クルーゼはそういいつつも不利を悟り、後退して距離をとり、ファンネルと護衛を前面に出す。
「レーン!!!リジェネイトは任せる!!!キラ、ムゥ!!!俺に続け!!!」
「「「了解!!!!」」」
そういうと各機が各々展開する。突き進むνの両脇にフリーダムとリゼルが続き、レーンはリジェネイトに向かう。
ウチクダケー
シドニア民乙
アッシュの濃いキャラにレーンで対抗できるか?
ユージ・アルカナあたりだと相当濃厚な対決になりそうなんだがw
「はっ!!!特機が来ようと!!!」
リジェネイトがジンに攻撃させつつ姿を消す。攻撃の時まで隠れる算段であろう。
「賢しいんだよ!!!!」
レーンは、ファンネルを展開させるとジンを次々に火球にする。
「死ねぇ!!!」
「そこだっ!!!!」
ペーネロペーは敵意を感じて振り向き様にリジェネイトを打ち抜く。
「ばけものか!!!だが!!!」
リジェネイトは再び分離して逃走するかに見えた。だがレーンは、ミサイルを駆使して後方から来た予備パーツを火の玉にする。
それでも、なおも大量に来るパーツに、レーンは戦局を見通して叫んだ。
「大尉!!!!」
「間に合ったようだな。いつまでも同じ手口が通じると思わんことだ」
クワトロ大尉が追いつき、コア・ユニットに照準を定める。
「なっ!!!」
「貴様らが二手三手読むのであれば、我々は四手五手読むだけのことだ。いつまでも、もどきにでかい面をさせるわけにはいかないな。レーン・エイム!!」
「退避などさせん!!!!」
クワトロ大尉の放ったバズーカとレーン・エイムが放ったメガ粒子砲はコア・ユニットに直撃し、その光はミカエル・ソクラテスへの手向けとなった。
リジェネイトのパイロットが最後に何を思ったか知るよしはない。
おお、あっさり
あんま濃厚に居座られてもアレですし、何より427氏が疲労するw
アムロはというと、その絶妙な感覚で護衛のジンどころかファンネルをたたき落としてクルーゼに迫る。
最初に現れたファンネルはアムロのビームライフルに捉えられて火球となった。
第2射がジンを落とすと、その隙を突いてクルーゼがオールレンジを試みる。するとアムロは回り込んだファンネルを自らのファンネルで落とす。続けてシールド・ミサイルで牽制とファンネル撃破を同時にしてのけた。
さらにそれにひるむ護衛ジン部隊をキラとフラガ少佐がすかさず撃墜して、にわかにクルーゼは窮地に陥る。
だがそのとき、ナスカ級がアムロ達に割り込んできた。
「割り込め!!!隊長を死なせるな!!!!」
「ちぃ!!!」
アムロは艦橋と砲塔にライフルを命中させて船を無力化するが、クルーゼの逃走を許す結果となった。
「くそっ、ここで決着をつけられないとはな」
フラガ少佐が吐き捨てるように言う。
「ああ、だがムゥ、後退して補給と応急修理を受けた方がいい。キラもな。レーン、シャア!!他の支援に向かうぞ!!」
「了解!!」
「わかった!」
彼らがこうしてクルーゼとの戦いをしていた頃、戦局全体は新しい段階へ移行しつつあった。
もう隠し球ねえか
あってせいぜいテスタメントくらいか
終わった?
一人だけジョジョキャラが居座ってるようなもんだからなあw>アッシュ・グレイ
>>584 まだプロヴィデンスをコアにし巨大MA「ネオ・ザフトン」があるやもしれぬ
※※※
ザフト軍の必死の抵抗は、連合本隊や我々を徐々に消耗させ始めていた。
クルーゼの後退で正面をついに崩せたが、そこを押さえようとする力と突破部隊の交戦は泥沼の様相を見せ、その間に少しずつ艦隊戦力を減らし始めていた。
この混戦を見てザフト側はあえて突破された空間を開かせ、突き崩した出口に要塞砲と連携した十字砲火ポイントを作り、連合軍の突破部隊に損害を与えていた。
覚悟していたとはいえ、指揮下の機動部隊の3割が補修と緊急整備で前線投入が出来ない。しかも、帰還したパイロットの何名かは負傷して復帰も困難な状況である。光波防御帯がなければ、艦艇にも被害が出ていたことだろう。
連合本隊とオーブ艦隊は、既に撃沈が続出してその戦力を減少させていた。キャナダイン大将が檄を飛ばす。
「密集しろ!!!!装甲の厚い艦が装甲の弱い艦の盾となるんだ!!!光波防御帯も活用せよ!!!」
ハイメガ砲を撃たせる暇も与えない。艦隊が前進して十字砲火ポイント周辺に集結しただけ、ザフトの包囲網も狭まり周囲からの砲撃も苛烈になっていたのである。
だが、防御に徹することで後方のEEF艦隊が追いつきつつある。集結した戦力で再度突撃を敢行すれば突破できるだろう。
艦隊司令部もそう踏んでいるからこそ、密集して防御に徹しているのだ。包囲攻撃下では、全方位へ警戒と対処をしなければならない。
私はアムロとレーン、キラ、クワトロ大尉の臨時小隊とリゼル部隊を遊撃部隊として各戦線に投入して対処させる。
ぐらり、艦艇が揺れる。ついに一部砲火を旗艦へと許している状況だ。
「光波防御帯があるとはいえ、旗艦に攻撃を許す羽目になるとは・・・」
メランが疲労の色を隠して愚痴る。トゥースは悔しさをにじませていう。
「なまじ突破できそうだと思わせ、誘い込まれているところがありますな」
「だからこそ艦隊司令部は戦力低下を避けて、後方の部隊が合流するまで待っているのだろう。だが・・・」
EEF艦隊とて後詰めで消耗している。次の突撃でケリを付ける必要があるか。私が総司令部と通信を考え始めたとき、新たな報告があがった。
隠し玉か?
おおブラボー!おおブラッボー!
「艦長!!!!プラント本国から、さらなる艦隊を確認!!!・・・いや、これは・・・エターナルです!!」
「何だと!?」
「間違いありません!!!エターナル艦隊、プラント本国から急速接近中」
「成功したのか!?」
ユウナ・ロマの叫びは願望もにじませていたものだった。果たしてそれは、その願望に答える言葉が戦場に響いた。
「連合、ザフトは戦闘を停止せよ!!」
外相アイリーン・カナーバの声である。
「プラント最高評議会は先ほど、議長不在であるが地球連合軍との一時停戦協定に同意した!!!
議長の地球攻撃案件は、人類がすべき判断ではなく正常さを欠いているとの結論に達した!!!直ちに戦闘を止めよ!!母なる星を滅ぼしてはならない!!!!」
カナーバ外相等主導のクーデターが本土で成功したのである。ザフトは戦力を全てこちらに投入したために、結果的に本国の守備が甘くなっていたので、彼らに有利に運んだのだ。
ザフトは一瞬、混乱を見せるものの、連合軍の猛攻にさらされている部隊などは、動揺など見せようものなら即座に原子へと還元されてしまう。
すぐに立ち直ったのは、彼らの生存本能なのか、それともウィラードとハイネの統率なのか。そこに、外相の宣言に続いてクーデターの軍事的主導者となった、アスラン・ザラの叫びが戦場にこだまする。
「ザラ議長がこの期に及んで人類に地球が不要というならば、それはもはや政務担当能力を失うほどの錯乱状態にあると考える!!!人類の故郷を人類の手で滅ばすわけにはいかない!!!!これより議長を拘束する!!!これはフェイスとして、正当な権限行使である!!!」
カナーバ外相もアスランもこれが逃れようもない利敵行為とわかっていた。それでも人類を滅ぼすよりかはという思いで叫んだのだろう。そして、歌姫が切なる願いを訴えた。
「みなさん、私はラクス・クラインです。私たちの未来は、地球という美しい水の星を失って得るものではありません!!!
これは、ナチュラル、コーディネーター、異邦人であろうと変わりはないのです!!!その証明に地球に対する思いを、異邦人達の言葉で伝えたいと思います!!・・・全ての戦場にいる兵士のみなさん、聞いて下さい!」
そういうとエターナルからオープンチャンネルで、曲が流れ始める。私たちの世界で流れた、あの曲が。
テスタメントって核搭載ストライクだし、ウイルス搭載パックは連合製だから隠し玉になるかなあ
蒼く眠る水の星にそっと
口づけをして生命の火をともすひとよ
時間という金色のさざ波は
宇宙の唇に生まれた吐息ね
心にうずもれた優しさの星たちが
炎をあげ呼び合う・・・
波間さすらう難破船のように
もう泣かないで
いまあなたを探している人がいるから
お前に逢いたいよと
愛はた多分誰かのためそっと
捧げられた永遠い祈りなのね
人はひとりではいられない
淋しさの星座から
こぼれた花片だからね
あなたが祈るたび
宇宙に帆があがる
優しさにひかれて
蒼い眠りを解かれた美しい星よ
もう泣かないで
いまあなたを探している人がいるから
お前に逢いたいよと
もう泣かないで
いまあなたを探している人がいるから
お前に逢いたいよと
「・・・私たちは、青く美しい星への思いは共有できるのです!!どうか、ナチュラルでもコーディネーターでもなく、異邦人でもない。人類としての思いで一度、一度でいい、この状況を回避して欲しいのです!!!!」
歌の力だけが作用したわけではなかろうが、ザフト軍の一部、特に後方から包囲して必ずしも攻撃に直面していなかった部隊が攻撃をゆるめた。
なにより、プラント本国で事実上のクーデターが生じたのだ。カナーバ外相の言葉に対して、双方の軍は引っ込みがつかない状況であったが、ラクス・クラインの歌で少しずつ砲火はゆるみ、ついに実質的な停戦に至った。
「下手に刺激したら泥沼だ」
キャナダイン大将も構えこそ解かないが、一発の砲火が最悪の事態へ向かう事をよく承知していた。
Z主題歌じゃねえかw
しかして、肝心のヤキンからは音沙汰がない。双方の軍はその奇妙な停戦を不気味に感じていた。両軍は動くに動けない。あくまで偶発的に生じた停戦状況なのだ。
連合よりも動揺するザフトにヤキンから放送が流れたのは3分後のことだ。
「ザフト将兵の諸君!!!プラント本国は売国奴により乗っ取られたようだ!!!我々は相対する連合を殲滅し、返す刀で叛乱勢力を抹殺するのだ!!!」
ラウ・ル・クルーゼである。その背後には眼をつむり、深く憂いの表情で祈るように手を組むパトリック・ザラが見える。なぜ自らの言葉を用いないのか。
「ラウ・ル・クルーゼ!!!!父上・・・いや議長!!!あなたに人類を滅ぼす権利はない!!」
アスラン・ザラが、エターナルからジャスティスで出撃して叫ぶ。
「将兵諸君!!!アスラン・ザラは乱心した!!!叛乱艦隊は寡兵だ!!一気に押しつぶせ!!」
「クルーゼェ!!!」
アスランの絶叫に、ザフトは困惑を隠さない。キャナダイン大将から通信が届く。
「ブライト司令!」
「閣下!!」
「これぞ最後の好機だ!!!全ての責任は私がとる!!!連合軍はこれよりザフトに通信を呼びかけつつ突撃する!!!
当方は地球防衛戦力としてジェネシス排除を行うと!!!これを阻むものは人類社会、文明秩序の敵としていかなる理由があろうと排除する!!
外相にも停戦はジェネシス排除を行う後にすると通達する!!これが最後の戦いだ!!!」
ヒロコ・モリグチ(年齢不詳)
石仮面被った元新撰組の漫画家に続いてイモータルがここにも……w
私は即座に応じる。これが決まれば大勢は決する。
「わかりました、全ての戦力を前方に向けて突進しましょう!!」
カガリ女王も同様に気勢を上げる。
「これで全てを終わらせよう!!!!オーブ全将兵は奮起せよ!!!」
疲労していた将兵に光が宿る。各々が決意したのだ。そして、少年は決意する。
「アムロさん!!!ヤキンに突撃しましょう!!!ここで議長が何も動かないとなると、やはりクルーゼが何かしたのではないかと思います!!!」
「そうだろうな!!」
「僕は奴を倒します!!そうすることが僕に今できることだから!!!!」
「ああ、今度こそ、決着を付けよう!!!ブライト!!!俺たちロンド・ベルはヤキンに向かおう!!!この調子なら残存戦力でもジェネシスは落とせる」
親友の覚悟がキラにしっかりと響いたのだろう。キラの思いだけでなく、戦術上においても、要塞砲を黙らせる必要はある。それに奴がいる限り、この状況を打破することはもはや難しいだろう。
「よし、キャナダイン大将には陸戦要員もこちらに回させるよう連絡!!これよりロンド・ベルはヤキンに突撃し、抵抗戦力を撃破する」
「司令!」
「艦長!!!!」
私の決断に両脇のふたりは振り向いて抗議する。
「キラとアムロの判断は正しい!!!奴がいる限り、我々自身も安寧の日々はないだろう!!奴を排除し、この戦を終わらせる!!!」
あ、ヅラパパンこれは……
私は、戦場の熱に身を任せた自覚があった。それでも、奴には我々にしてきた事への報いをくれてやる必要がある。
「お前さんだけに良い格好はさせないぜ」
「奴には我慢ならないからな」
「俺たちのマジを見せつけないとな」
「決着を付けよう」
レーン・エイムを皮切りに、パット、マツバラ、エリアルドたちパイロットが口々にキラに賛同し始める。
キラ・ヤマト、彼は少年の殻をやぶり、青年となったのだ。私は場違いな感情を抱かずにはいられなかった。
そして、もうひとりの少年の覚悟が戦いを終局に導くことになる。
第37話「少年の終わり青年の始まり」end.
「どうしてとなげくのではなく、僕たちはこうなった世界に対して変えていく努力をしていくんだ」
最終話「終わらない明日へ」
>最終話
おっ?
>そして、もうひとりの少年の覚悟が戦いを終局に導くことになる。
バンシィ乗っちゃいますかシン
次回最終話ならここで乗らないとバンシィ反応の伏線回収できないからなあ
投下乙乙
一気に来たなあ
酒の勢いで書いた、これだけ待たせたことを反省してます。
以上38話でした。いよいよSEED本編最終章まで到達できました、もう少しお付き合い下さい。
さて、ひとつ補足させて下さい。ラクスの歌に関しては、せっかくの歌姫設定なので前から歌わせようとしていました。
ところが、彼女の歌はどれもほんわか系でしかもこの状況に合わないと来ている。そこでラクスの中の人がちょうどカヴァーを歌っていたこと、アムロやブライト等がいる事も踏まえて採用としました。
もう少しリアクション書いてもよかったかなと思っています。
次回もまた不定期で、どうなるかわかりませぬが、必ず投下するつもりでいますので、よろしくお願いします。
ではまた。
おつでーす
sp.nicovideo.jp/watch/sm13180545
いくらプロヴィでも1機しかないし、フェイス舞台であってもアムロ相手じゃなあ
投下乙です
おぉ、投下お疲れさまです。
次回が最終話とは楽しみにしています。
やっぱりアムロクラスになると、ジンを動かすくらいはやって見せるんだろうか
クルーゼでも動かせたんだし
おそらく、宇宙世紀のパイロットでもベテランになればなる程、機体制御のマニュアル率が高くなっているのではなかろうか
エースクラスならほぼマニュアル制御だろうな
ナチュラル用とコーディー用の違いはその辺だと思われるので・・・
・・・いけるんじゃね?
アムロ「反応が遅いぞ。」
整備「だからMCしてない機体で本気を出さないでと(以下略)」
ザフト軍人A「完璧におれらよりも乗りこなしてるよな。」
ザフト軍人B「教官になってほしいLV」
今見ました、投下乙です
最終回、期待しております
シンってバンシィが封印されてるネェル・アーガマじゃなくてラー・カイラムに乗ってなかったっけ?
ムウのリゼルは長物ランチャーがあったという事は隊長機タイプなんだろうが
専用塗装はされてるのかな?
エグゼスやウィンダムの紫はネオとして洗脳されてからのものだろうし
さりとてメビウスゼロ由来の赤というか朱色では本作の場合シャアと被るし…
というか、赤い人はラーカイラムで日頃どんな扱い受けてるんだろw
シャア 「皆の私を見る目が厳しいな…若さゆえの過ちとはいえ、よく考えればとんでもない事をしてしまったものだ。」
アムロ 「若くないだろ、お前。」
キラ 「そもそもアムロさんより年上ですよね、貴方。」
シン 「あとマユに、「私を導いてくれ!」とか言うの止めてください。」
>>615 メビゼロはどっちかってーと、オレンジじゃなかったか?
…と思って見直してみたら、えらい微妙な色してやがる
最終回終わっても外伝は続けて下さるのを楽しみにしてます
AGE
621 :
通常の名無しさんの3倍:2014/05/31(土) 16:03:33.91 ID:8pyZN1Hu
やっぱり機動戦士ガンダムSEED bloomのアムロ大好きナタルんかわいいな
続き待ってます!
やはり最終話のあとは農耕戦士ガンダム(ロンデニオン提供)かな
ロンドベルの面々が、CE世界の女性陣に種を撒くのか…
愛があれば良いじゃない
のんべえ先生・・・最終回(1期)何時だろ?・・・
(1期)!?
どう98です |・∀・)ノ
おひさしゅうございます
前回投下以降、続き書いてたらHDDが物理的に飛びやがりまして心折れておりました・・・orz
続きをお待ちいただいている方々には、大変申し訳ありませんでした
このたびマシンの修理が終わり、書けるようになったのでそのご報告にあがった次第です
まあ、書いた物を救出できなかったのは痛いとこですが仕方ないですねぇ
続きはまた一から書かなきゃならんので、お時間はいただきますが、がんがります
「98まだやってたのねー」くらいな感じで気長にお待ちくださいw
それでは皆様、投下の時に |・∀・)ノシ デワデワ
どんまいです。
HDDが物理的にとんじゃったらサルベージできないもんな……
98さん頑張って下さい!
のんびり待たせて貰うさ
ほ
>>627 小説を書く人間ってバックアップはやっぱりMOにしないとだめなんですかね?
どんな媒体でも飛ぶときは飛ぶし
例えば手元のバックアップが大災害とかで遺失するリスクとかもあるわけだから
絶対に失くしたくないものは手元保管に加えて
クラウドのオンラインストレージに保存するのが推奨されてるな
オンラインストレージはサービス終了と共にオジャンよ
ヤフーブリーフケースの惨事を忘れたか
MOはドライブ側の不調でデータが吹っ飛ぶ事がある
ソースは俺
>>637 データバックアップを複数自動で行うソフトが必要と
できればだけど複数手段でバックアップ取っておくのが一番だね
但し、紙媒体に印刷した奴は忘れた事に家族に見られて大惨事になることが稀に良くある
内容によっちゃ見るほうも精神崩壊しかねない諸刃の剣である(白目)
最近の企業は消えたら困るデータはスカイドライブとかドロップボックスに
定期的にバックアップを保存するようになってるな
東日本大震災のインパクトが大きかった
自社のデータとアメリカのマイクロソフトのデータが同時に消えるような事態なら
もう人類文明に致命的な影響が出ているはずなので
顧客データなんてどうでもよくなるだろう
時間稼ぎの常套句に使われてる気がしないでもない
まぁ実際、あっ・・・(察し 的なケースも時々見るけどね
年齢層低いと顕著
干し
保守
最近まとめで知ったんだけど
このスレのssすげー面白いね
徹夜して読んでしまった
アムロとシャアとブライトは永遠に自分のヒーローだから
こんな形で楽しめるなら二次創作も悪いもんじゃないな
427さんも98さんも続き楽しみにしてるよ
何年でも待つからさ
あと2年で10周年じゃね?このスレ
マジか
マジで
マジだ
バーツ
サジ
何故にエムブレム……
653 :
通常の名無しさんの3倍:2014/11/09(日) 10:22:39.93 ID:mUrqttFz0
みんなげんきにしてますか?
懐かしくて3年ぶりに覗きに来ました
このスレのSSは本当に面白いのが多いね
sideA読んで自分も書きたいと思うようになったんだよね
このスレからだなぁ、ネット小説読むようになったのも
書いてみるとわかるけど、書き上げるのは本当に難しいなぁと思う
改めて尊敬する
誰かsideAの続き書いて
出資者は無理難題を仰る……いや俺も同感だが。
実際、アズラエルに関しては反コーディネーターに傾いた理由が結構はっきりしてるから
「ニュータイプの可能性」を知った場合安定する可能性が高い気がするんだよねぇ。
657 :
通常の名無しさんの3倍:2014/11/30(日) 22:43:13.81 ID:xPHHZFvN0
皆生きてますか
おう、どうやら生き残ったのは俺とお前だけのようだな
俺も忘れて貰っちゃ困るぜ
お前らホントはもう……
ロンド・ベルだけにいい思いはさせませんよ
同僚が3人も辞めるわ、中途採用のライターは3日で逃げるわで忙しくて書く時間がとれんのです・・・orz
楽しみに待ってます!
なるべく書く時間作れるようがんがります
AGE
667 :
通常の名無しさんの3倍:2014/12/17(水) 04:44:12.62 ID:k2BJKsi70
AGE
良いお年を
みなさん、あけおめ
670 :
通常の名無しさんの3倍:2015/01/04(日) 17:00:42.15 ID:k9ZebjaDO
明けましておめでとう
期待あげ
tes
672 :
通常の名無しさんの3倍:2015/01/18(日) 01:00:54.23 ID:Pf3eP6F9O
弾幕、左舷薄いよ!何やってんの!!
左舷!弾幕薄いよ、何やってんの!
ミサイル、第一波。てーっ!!
675 :
通常の名無しさんの3倍:2015/02/08(日) 18:27:49.06 ID:534xtOfi0
続いてMS隊発進急ぐ!!
投稿があったかと思えば駄レスばかりふざけんな
まあまあ落ち着け。保守だと思えば
保守
ラーカイラムでアクシズ押すんだよ!
正直ハイメガがあればアクシズは潰せた気がしなくもない