一乙!
スレ立て乙であります!
スレ立て乙!
CCAハサウェイが種・種死の世界にい…、てもあんまり面白い展開にはならないか。
クェスとセットでやって来たらどうにかなるかな。
隊長!乙であります!
クエスが議長側でハサがラクス側になるんじゃね?
父親(議長)を巡っていがみ合うレイとクエスを抑えるのに苦労するシンとルナが容易に想像できる
>>8 > 父親(議長)を巡っていがみ合うレイとクエス
> 抑えるのに苦労するシンとルナ
や、それなんかすごい萌える。
そして数年後ザフトの負け組み(パトリック派、デュランダル派)を率いて
マフティー・ナビーユ・エリンとしてラクシズに戦いを挑むのですねわかります
シン以上にクェスの扱いに手を焼くアスランを幻視した。
いくら軍隊とはいえ女性に手を上げるのはどうか、などとぐだぐだ悩んでるうちに
すっかり舐められるアスラン。
>>9 思いつきで書き込む
クエス 「私の方があんたなんかより議長の役に立てるし、守ってあげられるんだから!」
レイ 「お前のような子供にギルの何が分かる!」
クエス 「誰が子供よ!? このゲイ・ガ・バレル!!」
レイ 「……何だと!?」
ルナ 「やめなさいよ、クエス!
シン! 二人とも錯乱してるわ、抑えるの手伝って!!」
シン 「言われなくても……レイ! お前らしくないぞ、少しは落ち着け。」
ルナ 「全く二人ともしょうがないわね〜。」
シン 「だけどルナはそんなに迷惑じゃなさそうだな? というかどこか懐かしそうに見えるけど?」
ルナ 「10年くらい前の私とメイリンがあんな感じだったのよ。
自分が先にお父さんと遊んでもらおうって思ってね、それで大喧嘩したことも何度かあったな。」
シン 「『父さん』か。」
ルナ 「あっ、……ごめんなさい。」
シン 「いや、いいよ。
なあルナ、俺にも将来そんな家族ができるかな?」
ルナ 「なんなら、私がなってあげても……」
シン 「えっ?」
ルナ 「い、いや、何でもないわよ!」
一方ハサウェイはその頃
ハサ 「クエスはどうして議長のところになんかいってしまったんだろう……」
ラクス 「きっと彼女は議長に誑かさているのです。」
キラ 「ラクスの言うとおりだよ! 僕もそう思う。」
凸 「ああ、議長はいずれは世界の全てを殺す危険な男だ!」
カガリ 「私達も協力する。 議長を倒して彼女を取り戻そう!」
ハサ 「有難う、みんな!!」
見事に丸め込まれてしまいましたw
ちなみに凸は、クエスがいるので議長にスカウトされなかったそうですwww
CCAのハサウェイならそんなもんだな
今は落ちたみたいだけどマフティーがCEに来るスレのハサウェイは狡猾で逞しかったけど
閃光まで時間が進むと変な形に人格が完成してしまっているからな〜
でも、CCAで最も殺意を覚えたハサウェイがもし飛んだら、CEキャラの誰よりも早くKillされて欲しいと思ってしまう…
面白いからさ、この話題○○が種世界に来たら総合スレでやりなよ
ここではスレ違いだよ
1乙です。
>>13 スレは落ちたけどΞは統合で継続してたと思ったぞ。
>>14 劇場版ルートかベルトーチカチルドレンルートかによって
変わるだろう
マフティーになるのは後者だし
>>15 一応CCAのキャラ関係だからいいかなと思ったんだが
>>17 ルナとシンの会話は蛇足だと思ったけど、ほのぼのラブコメが好きなのでやった
(種と種死の本編だとメロドラマだから困る)
今は反省している
まあアスランが議長にスカウトされずルナとの接点がなければ、この二人がくっついても別に違和感ないかなと思ったのもあるが
>>18 俺は見てないがEVOLVEと言うのがあるらしくてな
心身ともに成長してアムロとともに戦うハサウェイが見られるかもしれん
>>21 ああ、元のCCAでは否定していたジャパニーズ・オットチャンを見事にやっていたアレですか
>>21 EVOLVEはハサウェイとクェスが生きて和解して悲劇を回避する話だから、
あの後2人がMSに乗って戦うことはないと思うぜ
>>23 種死時の悲惨な状態の地球に放り出されたら、
守るために戦うことを選択する事もあるんじゃないか?
王道だな
>1乙です!
次の投下は六月下旬から七月の初め辺りになりそうです。('・ω・;`)ハヤクアムロヲダサナキャ…
>>14 奴は腐ってもNT技能持っているから意外と落ちないだろうなぁ
目の前で好きだった女の子殺されたから殺人犯を殺しました
どこにでもありそうな設定なのにハサウェイはフルボッコにされるという
好きだった女の子が殺人犯になってしまい、目の前で警官の射殺されたので、その警官を殺しました
だろ
警官の→警官に
ニュータイプ 腐ればただの 電波なり
ベルトーチカ・チルドレンしか読んでないからよくわからんのだがアデナウアーってのがどうにも父親としてまともじゃない気がする
クエスをまともに育てもせずに不倫してゆがませた原因と言うか、そんな感じ。アデナウアーがクエスに殺されたのは自分が犯した罪に殺されたって感じがする
まあクエスはネオジオン軍にいるわけだから連邦軍に殺されても仕方ないわけでチェーンに殺されたってのも当然だと思う
ラー・カイラム搭乗員ってなわけで連邦軍関係者の一種とでもいうべき立場なのにチェーンを撃ったからハサウェイはどうしようもない気がするが、
やっぱり一時の感情に身を任せた若さゆえの過ちなんじゃないかと思うと許せる
>>32 普通にあの後銃殺だろ
閃ハサの方は無断でMSに乗った罪を敵機(クェス)撃墜した功で帳消しなのに
MS無断使用して味方殺しましたじゃな
密航くらいならプライトの顔でどうにかなっても
親が庇えるレベル超えちゃってるからな
>>32 確かにクエスが歪んだのは親父に依るところもあるがだから殺されても仕方ないってのはどうかと
世の中不倫して子供に構わない親なんていくらでもいるし
そんな家庭でもまっとうに生きてる人がいる。歪んでしまったのはクエス自身の弱さのせいでもある
辛い境遇にいたからって別の何かのせいにしちゃいけないと思う
クエスとカミーユって、家庭面での境遇似てるのか?
家が裕福で親の社会的立場が高い、放任主義で育った、親が浮気してる、とかか?
正直「逆シャア」公開当時から、「血は争えない」とか「蛙の子は蛙」とか
「あの親にしてこの娘あり」としか思えなかったのだが>パラヤ家
カミーユにはファがいたろ?
ファは素敵だな
ファはいい女だよ
いくらカミーユが他の女になびいても健気に思い続けたし、劇場版Zではある意味ファの存
在のおかげで精神が死ななかったわけだしな
>>36 両方ともシャアとの出会いによって人生が劇的に変わったしな
考えてみたらシャアと個人的に関わったNT全員死んでいるよな・・・
裏ではNT殺しとして忌み嫌われてたりして
カミーユは死んでないから全員ではないな
アムロは死んだと言っていいんだろうか
結局MIAっぽいから劇中では死亡扱いなんだろうけど
いずれ禿御大が入滅大往生した後でヌケヌケと
『実は生きていたアムロとシャア』という内容のオフィシャル作品が製作されそうな気が
そして製作スタッフがピラミッド発掘隊のようにバタバタと逝って
入滅大往生なんてしてなかったと言われるんですね
閃ハサだとクエス機以外にももう一機ギラドーガ撃墜してる。
敵機二機撃墜うち一機は新型MA、5thルナ落とされルナUも壊滅政府高官が戦死
アクシズも罠にはまって売却してしまったと言った一連の不祥事をもみ消すための英雄が必要。
と、プロパガンダも含めてハサの失態は帳消しになったとさ。
ねぇ雑談スレ行こうよ。
このスレに抵触する話題とはいえ度がすぎるぞ
雑談が悪いとは言わないけど少しは自重しようよ
ほどほどが一番だ
まーた始まった自治厨乙
つーか、アムロスレでアムロと関係ない話題を延々と続けられても困るんだけど
まあまあ、即死回避と思えば
続いても続かなくてもどっちでもいいけどね
こういう流れになると確かに一時的に雑談は止むかもしれんが
代わりに雑談そのものの是非を問うやり取りが始まるので
実質変わらずあるいは更に余分にスレが消費されていくだけだ
いやだから、雑談たのしーから雑談スレでやろうよって話だろ
別に誰も困んないじゃん、スレ移動するぐらい
こっちのが人居るからって話ならあっちで話してるよって誘導すればいいんだし
「雑談すんな移動しる」「自治厨ウゼー」の押し問答よりはまだ
笑える余地のある派生雑談の方がなんぼか意義があるとは思うけどね。
本気で雑談ウザイから止めろと思ってるなら、こんな流れで自治なんかしないだろ。むしろスルーして、何も書き込まない。
自治すれば議論へと流れる事は前スレで証明されてるしな。今自治してるのは、自治に見せかけた議論したがりの阿呆じゃねーの?
>>57は他人をみんな自分と同じレベルに思ってるようだな
この世はあんたより利口な人間とあんたより馬鹿な人間で構成されてて
後者にはこんなに流れで雑談やめろと言っても議論になるだけという当然の帰結すら予想できないんだよ
雑談スレは雑談スレで進行してる時があり、ここから流れてきた奴が自分の話題にしようと頑張ると、かなり痛々しいかつ邪魔な時があるんだよね…
>>58 だから阿呆って言ってるんじゃね? 自分より利口な人減を阿呆とは言わないと思う。
>>59 なんていうKY……
>>59 どうせ前スレ最後の喧嘩を持ち込んだ事を言ってるんだろうけど、あんなの迷惑なだけだよ
>>51 でも1年戦争のアムロの話をされても困るんだろ?
いやいや、困るだろ。そうやって無軌道に話題を広げてたら切りがなくなる。
ねえ何でこんなにみんな平日の昼間っから2chなんかやってたの?
このスレに紳士はいないの?
真性屑ニートの法則
1.平日の昼間以外に働く人間を認めない
2.総ての職種が土日祭日に休日を取れると思い込んでいる
3.そして土日祭日に休日を取れた時代がほとんど過去の伝説となった事を知らない
社会人も色々だからな…
週末きっちり休み組(学生は一応ここ)もいれば平日休み組もいるし休みの曜日すら週によって不定の組もいる。
そして日中仕事組もいれば夜勤組もいる。
要はほどほどが1番。
盛り上がりそうになったら雑談スレに移って盛り上がろうぜ。
こっちよりは許容度もあるし、興味深いネタならコアな方も油を注いでくれるぞ。
いつからここは社会人優先のスレになったんだ?
平日の昼間に書き込みするのは紳士じゃない、と
>>66主張したからだろ
紳士の人生もいろいろなのにな
他人を受け入れろって言ってるだけだと思うぜ
社会人を優先しろなんて意識はないさ
自分達は受け入れろと要求して昼間に書き込んでる人たちは拒絶するの?
エゴだよ、それは!
スレが持たん時が来ているのだ、アムロ!
俺のνが光ってうなる!アクシズ落とすぜ真っ赤なロリコン!決着!サイコォォォォフレ(ry
社会人にだけいい格好はさせませんよ!
やめてくれ!こんな議論につきあう必要はない!
今日か明日には400氏の投下きてほしいな〜
待ちきれないぜ!
そこを黙って待つのが紳士。
水出しのアールグレイでも飲んで神経を鎮めれ。
つ目
それか紅茶が嫌なら、イタリアンモカ(中挽き)の水出しもあるよ。
つ日
意外といけるぜペプシブルーハワイ!
つ目
…遅くなりましたが1さん乙です。98氏、400氏、またよろしくです。
ってな訳でいっときますか〜!!
到る所で噴煙が上がる中、煙をかき分けミサイル群が空中のインパルスへと迫る。
シールドでかろうじて防御したルナマリアだったが、インパルスは態勢を大きく崩し落下を始めた。
爆風と重力によって助長された加速度に意識を持っていかれそうになるのを必死にこらえている所にデストロイは容赦なく最大の火力を持って
追い討ちをかけようとしていた。ロックオンされたことを告げるアラームが鳴り響く中、一瞬その姿をとらえたルナマリアは態勢を立て直そうと試みるが
インパルスはなかなかそれに応じてくれず、自分の力不足、シンとの力量差、そして目前に迫った“死”への恐怖に
「ちくしょおおおお!!!」
との叫び声がコクピット内に響き渡った。デストロイの胸部がゆっくりと光り、熱線が発射されようとした刹那、上空より一筋のビームがデストロイへと打たれた。
腕の付け根あたりへと命中したビームによってデストロイは態勢を崩され照射されたスーパースキュラはかろうじてインパルスを逸れ空に広がる雲を打ち抜くのみに終る。
「誰!?」
猶予ができたことにより体制を立て直しつつあるインパルス。ルナマリアがビームの発射先を見上げると、太陽光が目に入り少し目を細めつつもかろうじて
白いシルエットを伺うことが出来る。
「νガンダム…?アムロ隊長?」
呟くや否ややすぐさま通信が入る。
「何をしているルナマリア! 早く機体を立て直せ!」
「レイ?」
意外な助けに少し驚き、そして自分の勘違いを恥ずかしく思った。よくよく考えると空中に滞空している時点でνガンダムだという考えは無い。
考えれば考えるほど恥ずかしくなり、それを隠すようにレイに少しきつめの口調で言葉を発する。
「何でこんなとこにいるのよ、レイ。あんたもあのデカブツ相手にしてたんじゃないの?」
レイは軽く嘲笑するように笑うと、
「それは愚問というものだな、ルナマリア。」
挑発的な物言いにテンションが上がるルナマリア。
「なんですって!?どういうことよ!」
レイは自信深げに落ち着いた様子で言葉を発した。
「もう既に倒した。少々てこずったがな。」
先ほどまでレイがいたエリアには体に大きな風穴をふたつ開けられたデストロイが無残にも倒れており、時折各部から爆炎をあげている。
しかしレイが言う様に、手こずったと言う事を言葉以上に機体が現わしており、左肩のアーマーが破損しておりそのせいか左腕もだらりとして駆動していない。
折れたブレードアンテナ、いびつに変形したシールド等見れば見るほど損傷を見つけられる。
だがそんな状態になっても来てくれた仲間にルナマリアは安心感と信頼感、そして勇気をもらった気がした。
と同時に負けていられないという思いがふつふつとわき出てくる。目の前の敵に、味方の強さに、そして何より自分自身に。
深く深呼吸をすると
「レイ、援護を頼んでもいい?」
静かだが強さを感じる口調で言った。
「無論だ、ルナマリア。こんな状態だが援護くらいならこなしてみせる。」
「ありがと!」
レイとの通信を切ると今度はミネルヴァへと通信を切り替え、
「メイリン聞こえる?ソードシルエットを射出して!換装するわ!」
メイリンはタリアがこくりと頷くのを見ると、シルエットフライヤーを射出する手続きを
とった。
「お姉ちゃん、シルエットフライヤーがそっちに着くまで3分程かかります。気をつけて!」
「今は“お姉ちゃん”じゃないでしょ。でも…ありがと。」
そういうとルナマリアは通信を切りデストロイへとビームライフルを撃った。
一方、アスランが駆るレジェンドもデストロイとの決着を付けようとしていた。
スキュラをつぶされ、顔面も下半分がただれたように溶けているデストロイ。対照的にほとんど損傷がないレジェンド。
機体の状態だけでアスランの技量の高さがはっきりと分かる。
「うおおおおおおおおっ!!」
雄たけびを上げながらアスランはシュツルムファウストから撃たれるビーム砲を2本のビームサーベルで次々とはじき返しながらデストロイへと向かって突進、
2本のサーベルを大きく振り上げた後、胸部に深々とサーベルを突き刺すとそのままドラグーンを前方へ向け一斉射した。
ビームによって穿たれた幾つもの穴が円形を型どり、そこから爆炎を噴き出しデストロイはゆっくりと地面に倒れた。
「こちらレジェンド。高脅威目標一機撃破。特に指示が無ければ続いて施設侵入部隊の援護へ向かう。」
爆砕したデストロイを見下ろしながらミネルヴァへと通信を入れるとヘブンズベース本陣の方へと機体を向かわせた。
場面は戻り、インパルスとセイバー。
換装を無事終えたインパルスはエクスカリバーを頭上でくるくると回すと切先をデストロイへと向け、ビームブレイドを発生させる。
「おまたせ、レイ。さぁ、行くわよ!!」
巨大な諸刃剣を振りかぶりつつ敵機へと突っ込みつつ砲撃の雨霰を機体をロールさせつつギリギリでかわし、脚部へと狙いを定める。
上空からセイバーがビームライフルを連射し援護を行うとそちらに気を取られるデストロイ。刹那、右脚の横でインパルスが
ワルツでも踊るかのように華麗にくるりと回ると、右膝下辺りからズルリと切断された。大きく体が傾きさらに残った左脚に
大きな負荷がかかり膝関節が悲鳴をあげ破断する。
巻き添えを食らわないように後方に退避しつつそれを見ていたルナマリアは、
「やった…」
とつぶやく。その一瞬の後、
「まだだ!敵はまだ動きを止めていない!」
レイの言葉にはっとしつつデストロイを見ると、両腕だけで上体を起こそうとしており、かろうじて向けられた眼光はまだ消えてはいなかった。
「しぶとい奴は嫌われるわよ!!」
とどめを刺そうと接近するインパルスにデストロイはミサイルの全弾で応酬する。
間を縫ってよけつつも接近するインパルスにバックパックを囲むように配置されている
熱プラズマ複合砲、ネフェルテム503がすべての砲門より放たれた。
突如迫るビームにルナマリアは一瞬驚いてしまった。MS形態ではまず使われないと
思われる位置に配置されているビーム砲が撃たれたのだから無理もない。事実ビームはデストロイ自身の上腿をも打ち貫いている。
がその一瞬が反応を遅らせ、ビームがインパルスの左膝関節を貫き下腿は推進剤に引火したのか瞬時に爆発した。
被弾の衝撃、下腿の爆風と片足となったことによる
バランスの変化が重なりインパルスが地面へと激突し慣性に従い地面を滑って行く。
その衝撃はコックピット内にまで伝わりルナマリアの体は大きく揺さぶられていた。が、
「調子に…乗るんじゃないわよ!!」
フェイスガードの下で強く目を見開くとエクスカリバーを地面に突き刺し無理やり機体を安定させるとレッグフライヤーを
分離させスラスターを全開にし、そのままデストロイへと迫る。
ミサイルが付近に着弾、爆発し更にビームが放たれるが爆風をものともせずビームをシールドではじき返しながらすさまじい勢いで
直進しついにエクスカリバーのビームブレイドがデストロイの頭部へ叩き込まれた。
「でええええええええええ!!!」
言葉にならない叫びをあげたルナマリアは強く踏み込むスラスターにより一層力を入れた。
大地ごとデストロイを分断していくインパルス、そしてデストロイを真っ二つにすると力が抜けた様に地面へと再度滑り込んだ。と同時に
セイバーがビームライフルを放り投げつつ着地し、インパルスの腕をつかむと上空へと飛翔する。
「無事か?ルナマリア。」
少し焦った声で聞くレイにルナマリアが答える。
「大丈夫よ。ちょっと頭がクラクラするだけ。」
そして眼下で大爆発を起こしたデストロイをみて
「私もやれるのよ…」
意識せず言葉が出た。誰に言うわけでも無かったが、
「当たり前だ。お前も赤なんだからな。このくらいやってもらわないと俺たちが困る。」
と優しさを皮肉の中に混ぜた言葉をレイは掛ける。それをいつもどおりにルナマリアは
受け止め、少し怒ったふりをした。地上では連合軍の抵抗はもう見えない。事態は
収束に向かっていた。
全機がミネルヴァに機投してから小一時間が過ぎていた。
ヘブンズベースはすでに静寂が訪れ、突入した部隊からの連絡を待っている状態であり、誰もがロゴス壊滅の報を期待している。
シン、ルナマリア、レイはデッキ近くの待機室にて会話もなくその報告を待っていたがシンが静寂にたえかね
「ロゴスってもうお終いだよな…」
とつぶやいた。それにルナマリア、レイは目線をシンの方に移すだけで、そしてすぐに視線を落とす。
「なあ、ルナ、レイ。」
無視されたというわけではないがシンは改めて聞きなおした。誰かに“そうだよ”と
言ってほしかった。“戦争はもうおしまいだ”と言ってほしかった。
「わかんないわよ、そんなの。報告を待てばいいでしょ。」
ルナマリアが視線をシンに向けないまま口を開いた。レイは沈黙を続けている。
シンは何も言わずに椅子の背もたれに体重をかけると足を組みなおしたり腕組みをしたりと落ち着くことはなかった。
アムロとアスランはブリッジにて議長と共にその報告を待っていた。
デュランダルは目を瞑り待ち続けていたが、
「遅いな…」
とあまり大きくない声で言うがほとんど静寂に包まれているブリッジ内にはほとんどの人数に聞こえていた。それは誰もが思っていたことであり、
たまたまデュランダルが言った、というだけにすぎずメイリンが返答を行う。
「こちらから通信をしてみましょうか?」
という提案。デュランダルは少し考えた後に
「うむ、頼むよ。」
と静かに答えた。
しばしの通信の後ブリッジは誰もが落胆していた。突入部隊からの連絡は
“ロゴス幹部を拘束すれどロード・ジブリールのみ見当たらず。他幹部の証言によると戦闘中にはいなくなっていたとの事”
だった。デュランダルは座っていた椅子の手すりに
思いっきりこぶしを打ち付けるとぎりっと歯をならし、勢いよく立ちあがると
「何という人だ、ロード・ジブリール!!仲間をも見捨て自分だけ逃げだすとは!!」
そのまま無言になり立ち続けるデュランダルにしばらく乗員の視線は向けられていたが
アムロはアスランの肩に手を置くと顎で行こう、とゼスチャーを行い二人はブリッジを後にした。
休憩室で待つシンたちに報告の内容を伝えると三人とも無言のままシンだけが壁を叩き、そのまま何も言わず自室へと引き上げていった。
翌日、ジブラルタルへと戻っていたミネルヴァMSパイロットは終日の待機命令が出ており、
食堂でアムロは遅めの朝食を取っていた。
昨日の戦闘の事、これからの事、そして何よりこれから片付けなくてはならない自室に放ってきた戦闘報告書などの数々の
書類の事を思い出すと少しだけ嫌になり、それを一緒に飲み込むかの様に口に入れたトーストをコーヒーで流し込む。
食事を済ませ残ったコーヒーに口を付けようとした時食堂にシンが現れた。シンはパンをトースターに入れるとコーヒーをカップに注ぐ。
そこでふと顔をあげ、目線の先に座っているアムロに気づいた。
「おはようございます。」
いつも元気が有り余っているという位のシンが珍しくおとなしく挨拶をする。その顔は目の下にクマができ、
もともと赤い眼がさらに充血により赤くなりいかにも 「眠れませんでした」 という顔をしていた。
アムロは同じようにおとなしめに挨拶をするとシンがカップにミルクをいれ、更に大量の砂糖を入れているのを黙って見ている。
対面にシンが座り何も言わずに目玉焼きを乗せたパンにかぶりついているが食事をすでに終わらせていたアムロは
トレイを持ち上げようとした。が、充血した眼でアムロを見たシンにアムロは何かを感じ取り、
「もう一杯コーヒーを取ってくるだけだ。ついでにトレイは片づけるがな。」
と言ってトレイを返却したあと2杯めのコーヒーをカップに入れ、席へと戻った。
シンがパンを平らげ甘々のコーヒーを二口ほど飲むとアムロの方から口を開いた。
「ひどい顔をしているな。寝れなかったのか?」
シンはまだ熱いコーヒーに息を吹きかけながら答えた。
「…はい…目を閉じると昨日の戦闘の事とか、ジブリールがどこに行ったかとか考えちゃって…」
「休めるときに休んどけよ。MSパイロットは急な出撃もあるんだからな。」
優しく諭すようにゆっくりと言葉を発するアムロ。シンは一口コーヒーを飲むと
「隊長はどう思うんですか?ジブリールの事とか。」
と聞き返した。
「いま俺たちには奴を探す事はできないよ。こればかりは捜索部隊とか協力国に頼るしかない。」
シンは疲れた顔ながらも少し不機嫌そうな顔をする。
「しかし、だ。地上の連合軍基地に奴が向かおうとしても必ず見つかるはずだ。となるとマスドライバーで宇宙(そら)に上るかもな。
可能性としては南アフリカのビクトリア、東アジアのカオシュン、そして…」
アムロの言葉にシンが重ねるように言った。
「オーブ…!」
シンの顔に怒りとも悲しみともとれる表情が浮かぶ。
「可能性の問題だ、あまり考えるな。現状で地球上どこでも監視の目があると思っても良い位なんだ、そこ等へ向かうとしても必ず見つかる。
悲観的に考えるんじゃない。」
シンは
「そうですよね…必ず見つかるはずなんだ。」
と自分に言い聞かせるように言うと少しだけ元気にカップを空にし、2杯めの激甘コーヒーを注ぎに行った。アムロはほとんど手をつけていなかったカップに少しだけ口をつけ
自分らしくない楽観的な意見に自嘲気味に口を緩ませた。がシンが少しでも元気になってくれたのなら、と思う。そして更に戻ってきたシンに話し始めた。
「そういえばな。マスドライバーといえば俺がνガンダムを月のアナハイムって企業から受領した時の事だ。」
シンは 「?」 という顔をしていたがアムロは構わず続ける。
「戦闘空域までマスドライバーで射出してもらったんだが…一緒に乗っていたチェーンって子が加速Gで気絶してしまってなぁ…
臨時につけてもらったシートは丁度俺の真正面にあって前はよく見えないし、チェーンはなかなか目が覚めないし、どんどん戦闘空域は近づいてくるし、
どうしようと思ったことがある。」
あはは、と愛想笑いをするシンにアムロはさらにどうでもいいような話を続けた。そして
16歳の時サイド6で再会した父に持たせられた古臭い回路の事を話している途中、シンがコクリ、コクリと首を動かし始めたのに気づき、
8割方入ったシンのカップを体から遠ざけた。食堂内は空調のおかげで温かくしばしの眠りなら風邪をひく事もないだろう。
アムロは自分のカップを返却すると書類の山が待つ自室へと戻って行った。
今週は以上です。
久しぶりで○/○ってつけるの忘れてました。アヒャw
とりあえず来週も投下しようと思っていますのでよろしくお願いします。
GJ!
GJ、
ミネルバ隊赤服が、みんなまともに育ってますね。
この時間に嬉しいめぐりあい
アムロの心遣いもGJです
373氏、投下乙であります!
つU ペプシアイスキューカンバー
ルナのインパルスにはソードがよく似合う…
レッグを切り離してでも闘うとこが漢だ!
でも足なしソードインパルスは結構シュールかもw
リアルで遭遇きたー!
アムロが良い兄貴みたいだな
やっぱ赤服連中の息が合ってるのは見てて悪い気がしないや
ひゃぁ がまんできねぇ
久々の373氏の投下だ!
相変わらずのGJ!です!
王道系アムロが2作品に戻って素晴らしきかな
今宵はうまい酒が飲めそうだぜ…
圧倒的ではないかっ、このスレはっ!
馬鹿ジェネシスで落とされるぞ。
いいのうwww
じゃあ俺ちょっとシンちゃんと添い寝してきます
レイは俺がもらっておく
後は頼んだ・・・・
じゃあ俺は黒ヌコと添い寝してくる。
黒ヌコ「ラテル、こいつマズい」
>巨大な諸刃剣を振りかぶりつつ敵機へと突っ込みつつ砲撃の雨霰を機体をロールさせつつ
”つつ”が三つも続いてるort
”巨大な諸刃剣を振りかぶりながら敵機へと突っ込みつつ砲撃の雨霰を機体をロールさせ回避する”に補完願います。
あとちなみにルナに足を切断された後のデストロイはうつ伏せに倒れた状態から起き上がろうとしています。
簡単に言うならナウシカ(映画版)で巨神兵が出てきた時の体制です。
腐ってやがる…早過ぎたんだ
そりゃ、ゾンビにもなるか。
つ最終日東館壁際
>>104 腐ってんだから、早くても遅くても一緒だろ?とか思うのは俺だけか?
373氏GJ!!
アムロが良い大人役ですね。
全てを自分達で行なわず周りの人に頼るってのは種ではなかった思考ですよね。
凸もアスランしてるしチームとして纏まってるミネルバは強いなぁ。
>>106 コスプレか?
それなら南館へ行け、南館の2階へ…
凸とアスランは同一人物ですよwwww
阿呆、本編ていどなのが凸、アヅラン、禿
本編より真っ当に2年の成長が見えるのがアスラン
クロススレの常識だ
久しぶりついでに373氏のをざっと読み返してみて、ちょっと気になったところが。
23話目で、議長の演説を聞いてアムロは更に不信感を強めた、とある。
まあここでの議長もいずれ運命計画を持ち出してTV並か、そこまで堕ちずとも
結局はラスボスになるものと既に直感してるのかもしれないが
政治家が民衆に語りかけて支持を集めるというのがそんなに悪いことなのかなと。
自由の映像の編集はアレだが、しかし札付きの流浪の迷惑テロリストである事自体に
間違いはないし、ミーアの正体も正直に明かしているしで少なくとも今のところ
さして責められる程ではないと思うんだが。
まあアムロのUCでの半生を振り返れば政治や政治家といったものへの拭い難い
不信や嫌悪が染み付いているのも無理もない…というのもわかるっちゃわかるんだが。
声から来る最悪の第一印象wはどうにも抜け切らないという事でもあるのかな。
>>111 そりゃ、アムロさんは
シャアの演説を二回聞いてるし、その後の展開も知ってるからねー。
『エゴだよ!それは!』
みたいに想う気持ちがあるのではないかね?
373氏お疲れさまです。
今後の展開が楽しみですねまぁ、νガンダムのパワーならストフリに勝てるし、キラはアムロに落とされますねー!
373氏も復活したし!
あとは…
507氏マダー?(・∀・)
>>87 全機がミネルヴァに機投してから小一時間が過ぎていた。
全機がミネルヴァに帰投してから小一時間が過ぎていた。
373氏の作品読んでると子供に影響を与えるのは周りの環境と大人だということを痛感するね
良い見本となる大人がちゃんと指導すれば良い方向に子供は成長する
種や種死ではアムロみたいな良い大人が欠落しているからキラやラクスがあんな風に育つ
結果的に大人が子供を道具扱いで人類滅亡のEVAよりまし。
と言いたいが負債が悪い
プラントみたいに精神が成長する前に成人扱いして権力を与えるのは良くないって事なんだろうねぇ
現実にも18歳で成人にしようって動きがあるから勘弁して欲しいや
>>118 > 現実にも18歳で成人にしようって動きがあるから勘弁して欲しいや
それに突っ込むといろいろ難しい話になるんだぜ。
少年犯罪への厳罰化を進めるなら成人年齢も下げるべき、とか。
人種にもよるらしい
脳幹組織の完成が人種によって違い
白・黒人種は18歳で成人で十分だが
黄色人種は20代後半まで思考パターンが確立しないとか
>>120 それは流石に嘘臭いなぁ。
ソースを辿っていくとKKKあたりに辿りつきそうな。
>>121 KKKとかに関係ないだろ
むしろ成長期間の長いモンゴロイドが最も進化してるとか
「モンゴロイドはホモ・サピエンスのネオテニー」説の一環だよ
まぁ見方を変えれは白・黒人種は『単純』って事にも成る品w
人種によって知能の発達段階に差があるなんて言説は
眉にしっかり唾を付けてから聞いた方が良いぞ。
正直、人種差別を正当化するための妄言としか思えない。
人種云々じゃなくて、地域・民族の風習による差としか思えないんだが
そのうち「血液型によって脳の発達が〜」にすりかえられて流布したりしてなw
人間として育てないと脳の前頭葉が発達しないし、結局は環境差だろう
血液型で性格が云々なんて思ってる奴は、人間の性格が4つしか無いと思っているらしい
最もアテにならない占いでもあるな
人種と言う、遺伝子レベルではないに等しい小さな違いで脳の発達に差があるとかアホにも程がある。
>>121 > ソースを辿っていくとKKKあたりに辿りつきそうな。
きっときっと楓ちゃん?
>>124 >人種によって知能の発達段階に差がある
よく嫁
このネタは終わっておこうぜ。
この手のネタは盛り上がるとロクな事が無いし。
そろそろ板違いだな。
済んだかね?
KKKて何さ?AAAみたいな奴等の事か?
>>135 目の部分にだけ穴開けた白い三角マスクかぶってたいまつ掲げながら
白人は神に選ばれた優良人種〜他の人種は低脳なので白人に隷属し支配管理される奴隷種族でなければならない〜
えんやさ〜えんやさ〜って言いながら生贄の回りぐるぐる回ったりする人たち
スレ違い雑談やめろ
う、うん、雑談ヤメヤメコールは本来はあんまり好かないけど
少なくともこの件については賛成しとくよ。
>>135 ケー・クラックス・クラン 白人至上主義者達の集まりでHELLSINGの第九次機動十字軍の兵士みたいな格好をしている人たち
取り合えずお前等ヤメロ。ケー・クラックス・クランやらきっときっと楓ちゃんやらハリケーンリリ・ボストンマリやら知らんがこーゆー話が続いて良かった事なんざ一度も無い。
KKKの話題とかそういうのはスレ違いだからやめたほうがいいが
ただ・・KKK知らんって・・最近は世界史を勉強させなかったとか
ちょっと前にニュースでやってたが大量にあるんだろうなそういう学校
どうにもゆとりのお子様が紛れ込んでるな。
ググるって事すら行なわないなんて考えられないんだが。
アムロ的に言うと
子供に付き合っていられるか!
>>141 学校の世界史くらいじゃKKKは習わんと思うぞ
教科書には無かったな>KKK
>>143 近代史に足を踏み入れていたら、アメリカの南北戦争と公民権運動ぐらいは出てくると思うぜ
>>145 進学校じゃ近代史やらない所多いぞ?
近代史をやる時期に受験シーズンになる為、そこでストップだ
受験には出てこないし
アメリカだとKKKが息を吹き返しているらしいぜ
なんでも英語を使わない移民に体して良い感情をもってない住民がいっぱいいるとか
穏健派が主流で暴力行為を厳しく規制しているらしいが
穏健派ブルーコスモスみたいな連中だそうです
さあ、そろそろ本気でやめないか。教育ネタも引っ張るとろくな事ないぞ
せめて雑談いけやw
>>146 大学入試だと出て来る所あるだろ、一般常識なんだから。
>
>>146 本当なら歴史は近代史から教えるべきだよなぁ。
いやな流れだな・・・しかし400氏が降臨すればこんな流れは消し飛ぶ!
よって400氏マダー?
>>154 校正中なので明日・明後日を目標にしちょります。
やったーーーーーーー
うっひょおー!!
聞いたか皆の集!!!全力で待機だ!!
わかった! 全裸で待機だな!!
全裸待機始動!全裸待機始動!
最近は暑苦しいからリアルに全裸だしな☆
>>146 近現代が出題範囲じゃないってどこのFラン大学だよ?
俺が大学受験してた6年位前は東大一橋早慶レベル受けるんだったら、近現代の歴史の本筋どころか近現代の文化史まで普通に頻出・必修だったぞ。
だいたい進学校なら3年に上がるまでに(遅くとも3年の夏休み前までに)一通りの科目の履修は終わって、以降は授業も受験対策にシフトだろJK。
進学校とは言え、俺の通っていた私立高に比してのんびりした県立高校ですらそうだったというのに、
>>146は一体どこでどんな教育を受けてきたんだ?
>>163みたいな気持ち悪いのが普通に出てくるのが種厨隔離板のしょっぱいところ
と学歴コンプが申しておりますw
他人を見下すのは4馬鹿だけでたくさんだ
>>90 373さん、GJっす!
久々の復活とは思えないっすね
アムロも良いんだけど、何気にレイとルナがいいコンビなりそうな予感がするよw
次回も期待してまするー ノシ
>>155 楽しみにしてまするよ
さてさて、98でーす
皆さん、おはよーございます
さてさて、とりあえず内定いただいたので再就職も決まりそうな感じです
皆さん、前スレでは色々と暖かいお言葉を掛けていただきありがとうございました
その他の事としては、他板で書いてるのもそろそろ再開しないとねぇ・・・orz
とりあえず次の投下は22か23くらいになると思いまするよ
それでは、おやすみなさーい ノシ
おお、400氏に続いて98氏も!おめでとうございます。
なんという投下ラッシュ!!400氏も98氏も両方期待して待っています。
後、98氏の内定おめでとうございます。
さて、待機中の紳士にお茶でも配布するか
つ旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
つ毒
このアスランってAA拿捕して隠者をパクリそうな臭いですね。
何はなくとも寿司握りつつ保守。今日はとびうお、鯵がオススメです
>>173 それはそれでありなんじゃないかと思えてきた
凸はやっぱりレジェンドってイメージじゃないんだよねww
イメージじゃないけど、使いこなしてこそ、シャアと被らせることができる。
400氏め・・・粋なことしてくれるじゃねえか!全力で待ってるぜ
>>176 なんでシャアと被らせなきゃいけないのん?
そんな話あったけ?
本編の方だと、福田がそういう事言ってたんじゃなかったか?
どう考えてもクルーゼの役割な気がするけど
SSの方だったらスマン
|┃三 / ̄\
|┃ | 400 |
|┃ \_/
ガラッ. |┃ |
|┃ ノ// ./ ̄ ̄ ̄ \
|┃三 / ::\:::/:::: \ <機動戦士ガンダムSEED side A 第17話
|┃ / <●>::::::<●> \
|┃ | (__人__) |
|┃三 \ ` ⌒´ /
|┃三 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
「ふぅ…本当に老人の話って奴はとうしてこう長いんだか…」
アズラエルは、愚痴をこぼしながら、不機嫌もありありといった表情を『主任』に向けている。
それは、先程まで行われていた国防産業連合の会合が、
彼の思い通りに推移したわけではない事を彼女に悟らせた。
「先ずは数を揃える事を優先する。それ自体はいいと思うんだよ」
連合軍初の量産型主力モビルスーツとして設計されたGAT-01。
これは、本来、GAT-X105 ストライク、GAT-XSP102 ガンダムMk-Uの機構を取り入れた
トータル・バランスに優れた機体となるはずだった。
しかし、サフトの圧力を前に、時勢は急を要しているという意見が大勢を占めた結果、
より迅速に調達可能な戦時省略型の生産が優先されたのだ。
「まあ、確かに、これでもジンとかよりはいい性能になると思うけどさ」
「生産工程の簡略化、出力・武装・機構…あら、耐電磁もダウングレード?彼らも随分と焦っていたようですね」
それは、何処をどう見ても、当初の予定を下回るスペックだった。
さらに最初は、脱出機構もオミットの対象として討議がなされていたのだが
これはどうにか、アズラエルの調整努力も実り、残される事になっている。
「まあ、一応は、実戦検証がどうとか色々と取り繕っていたけど。
誰も彼も、暢気していたツケが全身に回っている様子だからねぇ。
どうせ不安を覚えるなら、もっと速くからすりゃいいと思わないかい?」
手渡された資料を確認しながら答える『主任』の言葉にアズラエルは手振りする。
「なまじ焦っている分、妙に団結しちゃってね。やれやれだよ」
アズラエルの敵対者らの多くが、彼は己の好き勝手に事を動かしていると誤認しがちだが
たとえ、アズラエルが国防産業連合理事という肩書きを有しているとはいえ、
モビルスーツの量産計画には、アズラエル以外にも大勢の人間が関わっている。
後先考えぬ愚物でもない限り、他の意を排し自由意志での断行など出来るわけがない。
それでも、つい一年程前にはモビルスーツ開発に懐疑的な目を向け、
散々足を引っ張ってくれた連中までもが、今では可及的速やかに生産せよとせっついてくるというのは、
それが一種の処世術である事を承知しているとしても、不快に感じぬ道理は無かった。
紫煙
「開発コード、"ストライクダガー"。ストライクって、もしかして…」
「南アフリカに落っこちちゃったっていう、アークエンジェルだっけ?
どういう訳か、えらく頑張っちゃっているみたいでね。それにあやかりたいんだろうさ」
アズラエルは、まるで他人事といった口調で、つらつらと述べる。
この時期、彼は数多くの事案を抱えていた事もあり、アークエンジェルへの関心は極めて薄いといえた。
ストライクの活躍にしても、所詮は局地的なものであり、プロパカンダ以上の意味は持たないと考えていたのだ。
敵中に孤立するような間抜けに、いちいち目を向けている暇など無いという事である。
「名前だけでもって事?ストライカーパックシステムも無いのに現金なものですね」
「一応、Mk-Uも参考にしているから、荷物が無くてもやれるとは思うけどね」
ストライカーパック未装備時のストライクの脆弱さが指摘された事もあり、
量産型は標準装備でも、性能を維持できるように考慮されている。
この様な形で、それが功を奏する事になるのは皮肉ではあったが。
「そもそも――」
「………どうしました?」
言葉を続けようとしたアズラエルであったがそれを中断すると頭を掻きながら目を伏せる。
そして、苦笑を浮かべながら謝罪の言葉を口唇にのせた。
「………すまないね。どうもさっきから愚痴ばっかりだ」
「別にかまわないわよ。付き合いもいい加減長いしね」
「それって、遠まわしに進歩が無いって言いたいのかい?」
「あなたのご想像にお任せするわ」
そう言葉を交わすと、お互いなんだか可笑しくなってしまった。
こういうのも悪くない。アズラエルは、何となしにそう思った。
「そういえば、君はこの後は直ぐにパナマかい?」
「ええ、少佐も忙しそうですし、手は必要ですから」
現在、パナマでは、戦闘技術の研究・開発。基本動作プログラムのデータ供給。新装備の試験。
そして、基礎操縦訓練・練成訓練が行われている。
無論、アムロも月からの蓄積も含めて、それに貢献しており戦場とはまた違った活躍を見せていた。
支援
「ですが、我々は、近々フォルタレザ基地に行く事になるかもしれません」
「フォルタレザって事は、サンフランシスコ・ライン?」
「はい。ザフトの圧力も日増しに強まっていますので」
「なるほど。それじゃあ、僕らの生体CPUのお披露目は南米って事になるのかな」
アズラエルは、その立場上、教育総監部にも顔が利く。
だからこそ、ブーステッドマンや子飼いの将兵・教育施設の人間を、特機教導師団に捻じ込む事も容易だった。
アスラエルの言葉に『主任』は苦笑を浮かべると、
「フフッ、アムロ少佐の前ではそう呼ばない事ですね。嫌われたいのなら話は別ですが」
「むぐ…」
気にしないといったくせに愚痴の仕返しかとも思いつつ、アズラエルはバツの悪そうな表情をする。
確かにアムロの前で、生体CPUなどという単語を用いるのは不味い。
十分に気をつける事にしようと、アズラエルは心に決めた。
「話を戻します。三名とも既に実戦投入レベルに達していますので、おそらくはそうなるでしょう」
VR訓練の映像もありますがご覧になりますか?」
「んっ、頼むよ」
そうして、機内備え付けのディスプレイに表示された映像記録を見ていたのだが、
≪オラオラオラオラーっ!!≫
≪テメェ、オルガっ!!無駄玉撃つな、ヘタクソッ!!≫
≪…ウザい≫
先程から口汚い罵声の嵐と評するべきモノがスピーカーを震わしている。
ダガー三機の包囲に対するは、アムロのMk-Uだけだが、三対一でもいい様にあしらわれている感じだ。
その点は、ソキウスの時とも同様なのだが、とにかくやかましい事この上ない。
「………担当者には仕様変更って言ったハズなんだけど。う〜ん」
アズラエルは、あまりの様子に顔を引きつらせ、大げさに頭を抱える。
無理やりに方針を変え、スペックの低下まで許容した結果がコレではあんまりというものだ。
三馬鹿キター支援
「ええ、実際に反応速度等は、変更前の六割ほどのようです。
ですが、もっとよく見たほうがいいですよ」
そう『主任』に促され動きを確認してみると、
よく見れば、確かに連携はとれているし、数の利を活かそうとしているのがわかる。
それに応えるように、アムロの指導も熱心なものだった。
≪オルガ。この場合、弾をバラ撒くのも判断として間違ってはいないが――≫
≪隙ありーッ!!抹殺!!≫
横から割り込んだ銃撃をMk-Uは難なく避けると、
一気に接近し、お返しといわんばかりに、ダガーの胸部へ向け、ガトリングガンの雨を叩きつける。
さぞや、シュミレーター内部は、激しくシェイクされた事であろう。
アムロも大概に遠慮が無い。
≪今のは、位置が悪すぎるな。もっと――≫
≪オェェェェッ!!≫
案の定、吐いたようだ。それでも、中毒症状の嘔吐よりは、まだ見れるとフォローしておくべきだろうか。
≪勝手やってっからだ、バーカ≫
≪…バーカ≫
≪フゥ…一旦休憩に入るぞ≫
アムロのやや呆れた様に聞こえる声を最後に映像は途切れた。
表示データを確認すると、特機教導師団に所属する他の教官・テスターの平均値を
上回る数字を彼らは叩き出していた。しかし、
「強化薬の影響じゃないなら、あの体たらくは一体何なんだい?」
アズラエルは、引きつった笑みをそのままに『主任』に問う。
「"地"でしょう」
「"地"…ね。こりゃあ、アムロ君も大変そうだ」
なんとなく、答えは読めていたが、出来るだけなら違っていて欲しかった。
あまりに癖の強い彼らを見て、アズラエルは手綱を締める役のアムロに同情した。
試演
元は死刑囚なんだっけ支援
リアルタイムに感動しつつ支援
ザフト軍・ジブラルタル基地。
大西洋と地中海をつなぐ要衝であると同時に、ヨーロッパ・アフリカ侵攻の橋頭堡となる一大軍事拠点。
地球へと降下した、ラウ・ル・クルーゼ、アスラン・ザラ、ニコル・アマルフィ等は
先の低軌道会戦の乱戦の中で、モビルスーツでの大気圏突入を行う羽目に陥った
イザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマン両名と、同基地にて合流を果たしていた。しかし、
「お願いします、クルーゼ隊長。自分達に足付きを――!!」
「感情的になり過ぎだぞ、イザーク」
若い、向こう見ずな熱気で、言葉を吐くイザークをクルーゼは軽くいなす。
ブリーフィング・ルームに入るなり、彼はクルーゼにアークエンジェルの討伐の任を求めてきたのだ。
宇宙では傷を負わされ、砂漠での戦闘では何も出来ぬままに紅海への突破を許した。
イザークのザフト・レッドとしてのプライドは、ここ一連の失態によりいたく傷つけられている。
「これは我々の任務です!!最後まで我々の手で足付きをっ!!」
「私もイザークと同じ気持ちです。クルーゼ隊長」
イザークの言にディアッカも追従する。
ディアッカもイザーク程にはあからさまに激してはいないものの
アークエンジェル、そして、ストライクには散々煮え湯を飲まされているのだ。
――フム…
クルーゼは、顎に手をやり思案する。
アークエンジェル討伐は、既にクルーゼ隊から離れ、一応はカーペンタリアの任務となっている。
通常ならば、一個人の安っぽい憤りなど排して然るべきところだ。しかし、
『我々には目に見える派手な武勲、何より英雄が必要でもある。精々使ってやる事だな・・・』
パトリック・ザラより言い含められた言葉。
彼が現在の部下――プラント評議会代表の子息達を預かる際に受けたモノだ。
そして、これには表面上とは異なる意味合いが暗に含まれている。
――結果としての生死は問わぬ…か。
生きて戦い抜くならば良し、戦死し悲劇を演出するのもまた良し。つまりは、そういう事なのだ。
パトリックにとって、彼らは将来有望な兵である以上にプロパカンダの具としての役割を持たされた駒なのだ。
そして、それはパトリック自身の息子であるはずのアスランとて決して例外ではなかった。
「そうだな…そうまで言うなら君達だけでやってみるかね?」
折角の国防委員長閣下のお達しでもある。
オペレーション・スピットブレイクという大事の前にあっては、とるに足らぬ些事に過ぎないが
クルーゼは、結局、イザークらの希望を酌む事にした。
――私自身、気になる事が無いではないしな。
『砂漠の虎』アンドリュー・バルトフェルド率いる部隊を撃破し、アフリカ北部を抜ける。
そのような困難をやってのけたアークエンジェル。そして、ストライク――キラ・ヤマト。
その事実は、クルーゼの内面にある予感を、徐々にではあるが芽生えさせ始めていた。
妙な表現になるが、彼等をぶつけてみるのは、己の予感に確証を得るという意味で面白いと思えたのだ。
もっとも、彼の目的からすれば大した意味合いの無い事でもあった。
所詮は座興だという程度の認識である。
「はい!!」
イザークは、雪辱を晴らす機会を得たといった具合だ。
この場合、あらゆる不安要素は、彼の意識の盲点に入り込んでしまっているのだろう。
彼の若い覇気は、成長を促すための土壌でもあるのだが、
この時はやや悪い方向に作用してしまっている感が否めなかった。
「では、アスラン、イザーク、ディアッカ、ニコルで新たに隊を結成し――」
クルーゼは僅かに考え込む。
次に隊を率いる指揮官を選定せねばならないのだが、
イザークは、この調子で指揮など論外であるし、
ディアッカも表面にこそは出していないが、過度に熱くなっている。
そして、ニコルは慎重に過ぎるきらいがあり、アスランには個人的な因果が含まれてしまっている。
正直な話、適格といえる候補がいないのが現状であるが、それでも選択はせねばならない。
クルーゼは決断すると、仮面の奥の双眸をアスランへと向け、
「指揮は…そうだな――アスラン・ザラ、君に任せよう。
カーペンタリアで、母艦を受領できるよう手配しよう。直ちに移動準備にかかれ」
支援
ザフトパートに入ったのでココで一旦CMっす。(ルーター再起動)
支援
支援ー。誰か一人死亡フラグたったっぽいー?
「クソッ、イザークの奴!!」
空へと昇ってゆく輸送機を睨みながら、アスランは忌々しげに毒づいた。
イージスを輸送するはずの機がちょっとしたトラブルのために、
他の三名より出発が遅れる事になったのだが、突然の待機というのは、正直言って持て余すものだ。
こういう時ほど、余計な事を考えてしまうものなのだから。
――よりによって、ここでまたキラだと!?
アスランは、突然の事に感情を持て余していた。
本来、イザークを責めるのは、お門違いもいいところなのだが憤りは止められない。
自分がどうあるべきかさえ、今の彼には見えてこなかった。
それでも、彼の任務に忠実たろうとする部分は、どうにか現状の把握を訴えかけ、
アスランは手持ちのPDAを起動させた。
「足付きは、砂漠を抜けて、今はインド洋あたり…か…」
進路から考えても、アークエンジェルが一路アラスカを目指しているのは明白だ。
そして、その道程で、多数のザフトの兵が既に血に塗れている。
同じコーディネイターであるはずのキラの手によって。
――クソッ!!
まるで、何かに化かされているような気分だった。
月のコペルニクスで別れて、次に会ったら地球軍の味方になっていた。
何処をどう辿れば、そのような事になるのか、訳が解らなかった。
――新兵器の開発のスタッフ。もしくは、テストパイロットだったのか?
アスランとて、この様な予測を立てるのは、一度や二度ではない。しかし、
――いや…幾らなんでもそれは…一体、どうなっているんだ!?
結局は、いつもどおりの堂々巡りだった。
ヘリオポリス襲撃の際、モビルスーツのコンテナに、キラが居合わせたのは"全くの偶然"であり、
彼が、成り行きから、"訓練も無しに"モビルスーツのOSを書き換え、操縦してのけているという
余りにも現実離れした真実に、アスランが到れぬのは無理からぬ事であった。
支援
「キラ・ヤマト――君の友人の事で悩んでいるのかね?アスラン」
「なっ!?」
背後からの声に、アスランの心臓は跳ね上がった。
振り返ると何時の間にそこにいたのか、クルーゼが立っている。
注意が散漫だったとはいえ、突然の上官の出現というのは心臓に悪い。
「いえ、自分は…」
「フム、君の上官は部下の考えている事が読めぬほど、無能ではないつもりだが」
「いえ、そういうのではないんです。ただ…」
アスランは、煮えきらぬ感情を持て余し、口を噤もうとする。
だが、今のクルーゼには、本質を引き出すような何かがあった。
だからこそ、結局アスランは吐露してしまった。
「解らないんです。何故コーディネイターのアイツが俺達の敵になっているのか。
何で、こんな事になってしまったのかが…」
「そこに理由を求めるのは、今更、埒のあかぬ話だよ。アスラン」
「えっ…」
自分の疑問を事も無げに切って捨てられ、アスランは困惑する。
クルーゼは、その様子に内心で溜め息を吐く。
――やはり、それが根という事か。
キラに対しての当惑と混乱が、アスランから精彩を奪っている。
クルーゼは、それを看破していた。
「アフリカでの事は聞いているだろう。今のなお多くの兵が彼によって生命を奪われているのだよ」
「しかし…」
「…私も部下を――ミゲルを失っているしな」
クルーゼ隊の若きエースであったミゲル・アイマンもヘリオポリスの戦いで、
キラが駆るソードストライクの対艦刀"シュベルトゲベール"に屠られていた。
『ラスティの仇は俺がとってやるって。…なっ』
――ミゲル…。そうだキラは俺の戦友も…。
クルーゼが言っている事は紛れもない事実だ。それ故にアスランは苦悶する。
だが、同時に彼の惑いが、うっすらとだが薄れ始めていた。
そして、クルーゼは、その意識の流れを正確に感知している。
待ちに待った400氏、そしてついに三馬鹿登場きたあああああああ!待ってましたよ!
思惑はどうあれ、クルーゼが凸をアスランにしようとしている?支援
「残念だが、君の友人は既に我々の敵なのだよ。故に、私は君達に足付きの追撃を任じる事にしたのだ」
「…決着をつけろという事ですか。最後まで、責任を果たせと」
「それも理由の一つではあるがな。だが、何よりもだ…」
「………」
「これほどの因果…他者に決着を委ねるつもりかね?」
自分の与り知らぬところで、勝手に全てが進行する。
キラがザフトの兵を次々に手にかけ、そして、そのうち誰かの手で斃される。
その時になって、初めてその報を聞く自分。
――冗談じゃないっ!!何を迷っているんだ、俺はっ!!
あまりの無責任さに、想像するだけで吐き気がした。
討つにしろ、滅びるにしろ、これは自分の手で決着をつける。
そうしなければ、自分は一歩も前に進めなくなる。
そう自覚したアスランの瞳から、惑いが消え、代わりに力が宿る。
「いえっ…ストライクは…キラは俺が討ちますっ!!」
「そうか、よく言ってくれたアスラン。辛い任務となるが、君も力を尽くしてくれたまえ」
クルーゼの友人の言ではないが、アスランの内に答えは用意されていたのだ。
自身すら持て余す感情という名の濃霧を晴らし、それを引き出してやる。
今、クルーゼが行った事だ。別に歪ませる必要もない。
――アムロ・レイの土産は、存外に多かったな。
才気ある者ほど、挫折は早くに知らねばならない。
そういう意味でアムロと戦い生き残った事は、アスランにとって大きな糧となっていた。
技量もそうだが、なにより頼りなげだった精神の骨格に徐々にではあるがしぶとさが生まれているのだ。
クルーゼは、己の才能を開花させた奇妙な人物に不思議な感想を持った。
――フッ、それにしても…。
思えば、アスランも、つくづく数奇な何かに晒されているものだと思う。
血のバレンタイン。ザラという名。そして、キラ・ヤマト。
「…雁字搦めか」
「えっ…」
「いや、気にしなくていい…」
クルーゼはそう言うと顎に手をやり考え事を始め、アスランもそれ以上は口を開く事は出来なかった。
三馬鹿は「痔」でああなったという設定が素敵だっ!支援
「………」
「………」
そうして、暫しの時間が経過すると、
それまで沈黙を保っていた室内に、無遠慮な呼び出し音が響いた。
通信に出ると出発の準備が完了したとの連絡を受けた。
「………」
未だ思案に暮れるクルーゼにアスランは敬礼し、部屋を後にする。はずだったが、
「――アスラン」
背を向け歩を進めんとした彼をクルーゼが呼び止めた。
「君に助言をしておく必要を感じたからなのだが…」
「はい」
アスランの様子にクルーゼは苦笑する。些か、熱が入りすぎだと思う。
「そう硬くなる事はない。些細な心構えだよ」
「それは…」
「フム…、まあ、君の場合は特になんだが…」
クルーゼの表情はいつも通りに仮面に隠され分からない。
だが、何処か通常と雰囲気が違うような、そんな印象をアスランに与えた。
「数多くの選択と決断が求められる時、大抵は重要な局面であるほど予断を許さぬものだ。
そういう意味で、考えすぎ、迷い、さらに暴発しがちな君の性質は悪癖とさえ言える」
「………」
「ましてや、君はザラ国防委員長の息子」
「隊長、父は――」
父親を引き合いに出されアスランは堪らず口を開こうとする。
それは、彼にとって生理的な焦燥を伴う反射行動といえた。
「君が望もうと望むまいと、君がザラ委員長の息子である事実は変わらぬよ。
これは仮定だが、そのような君だからこそ、重要な決断を迫られる時が来るかもしれん」
クルーゼはアスランの檄を容易く受け流すと言葉を続ける。
やべえ、三馬鹿とアムロ、アズラエルの絡みが楽しみすぐる
「その時、君の内面には他者の様々な言葉が渦巻き、状況や過去が君の目を曇らせようとしてくるだろう」
「………」
クルーゼの直感が告げていた。
アスラン・ザラは、正邪定かならぬ渦中において何らかの選択を強いられると。
「今の君は、そういう時に自身の答えを選び取れると思うかね?」
「自身の答え…」
「ああ、覚えておくといい。最も誤った判断というのは、その選択自体ではなく、
他者の利己的な思惑・定まらぬ戯言に誘導され、それを自らが選び取ったものだと勘違いし続けてしまう事だ。
そうなれば、もはや矜持など失われてしまうよ」
「矜持…ですか」
「必要なのだよ。己が、己自身で在るためには。どういう訳か、それを投げ出したがる輩は多いがな…」
それは、余りにも漠然とした言い様であった。
それでも、アスランは何故か、クルーゼの言葉の意味を正確に察する事ができた。
兵士は、戦争と戦いながら、自分の中の"何か"と戦っている。
その"何か"との戦いを放棄するな。クルーゼがそう継げている事を。
「フッ、些か言葉を弄し過ぎたが…要は自らの答えを引き出せるようにしておけという事だ。
そういう意味で、今回の地球での任は多くを学ぶ機会と言えるかな」
「はいっ!!」
アスランは語気を強めて返事をする。
それを見て、クルーゼは声の調子を戻して、
「そうは言っても、結局は軍人である限りは命令に従わねばならん。不自由の中の自由といったところだ。
フッ、上官としては不適切な言葉だったかも知れんな。司令部には漏らしてくれるなよ?」
「え、いや、そんな事はしません」
突然のクルーゼの切り返しにアスランは少し驚き、思わず苦笑を漏らした。
それはまだ若い少年相応の表情であった。
アスランが去った待機室で、クルーゼは一人佇んでいた。
彼にしては珍しく、自身の行動の理由が見出せず考え込んでいたのだ。
「…フッ、我ながら妙な事をするものだ」
アスランの父、パトリック・ザラに対し彼自身が実際に行っている事をアスランに警告する。
それは、クルーゼの矛盾でもあった。
――この前の借りを返したかったのか?
それとも、多少なりともアスランに対し罪悪感を抱いていたとでもいうのか?
ラウ・ル・クルーゼともあろう者が…。
推量はしてみるもののどれも違うと感じた。
先程までの自分は、もっと根源的な感情に動かされていたように思える。
そう、何かに縛られているようなアスランの向こうにある者を。
「――クッ…ハハハッ、なるほどな…」
そして、ようやく答えらしきモノに行き着いた。
あまりの馬鹿馬鹿しさに、彼は思わず自嘲的な嗤いを零した。
――雁字搦め…。重ねてしまったという事か。私を…いや、あの子と。
クルーゼには、自身の弟と呼べる少年がいた。
その少年も自分と同じように、生まれる前から含まれた因果に命運を規定されている。
意思を縛りつけんとする事象とも言うべきものが、アスランと彼を重ねさせた。
つまりは、捨て去ったはずの感傷が漏れたのだ。
「フッ、度し難いな。我ながら…」
クルーゼは、窓ガラスに薄く映る己の像に嘲笑を向けた。
素晴らしく導いているくるーぜたん支援
クルーゼが普通にいい上司で惚れた
――矜持…か。
目を閉じながら、アスランはクルーゼの言葉を反芻していた。
思えば、母の敵討ちを理由に戦場を駆けたが、今でもそれが正しいのかと問われれば、
正直、肯定できるとは思えなかった。
だが、同時に否定も出来ない。大切な者が奪われた事に憤りを覚えるのは人間として自然な感情だ。
この覚束なさは、矜持とは程遠いモノに感じられる。
――難しいな…。それにしても…ハァ。
パチパチと焚き火の爆ぜる音がする。
それに混じってゴソゴソと何かが動く音がする。アスランは、心の中で溜め息を吐いた。
「銃を奪おうとすれば殺すしかなくなる。と、言ったはずだが?」
「なっ…!?お前、起きていたのか?卑怯じゃないかっ!!」
アスランは上体を起こすと、顔を赤くした金髪の少女――カガリを見つめる。
彼女は、カーペンタリア基地に移動中だった自分の輸送機を攻撃したパイロットだ。
イージスごと無人島に墜落してしまったところ、彼女と遭遇してしまったわけだが、
アスランも流石に生身の女を殺す事には躊躇いを感じ、この様な奇妙な状況になっている。
「幾らなんでも、敵の前で熟睡するほど馬鹿じゃないしな。しかし、本当に懲りないな、お前も」
「う…うるさいな!!ザフトなんかに言われたくないぞ」
彼女は状況が解っているのかと、アスランは苦笑した。
本来なら、今ここで自分に撃ち殺されても文句は言えないというのに。
とは言っても、毒気を奪われ、そんな気も失せてしまっていたが。
これも、一種の才能なのだろうかとも思う。
『私もあそこに居たんだ。お前達がぶっ壊した、ヘリオポリスにな!!』
先程、カガリから投げかけられた言葉だ。
「………」
自分の非力さに泣いて力を手にしたはずなのに、今では、自分が誰かを泣かせている。
無意識に考えないようにしてきた事を突きつけられた気分だった。
――俺は、探さなきゃいけない。戦うに足る、俺自身の答えを。
この時、CE71.3月8日。アスラン・ザラが重大な岐路に立つ、二ヶ月ほど前の出来事だった。
第17話、終了っす。
いや〜これまた難産でした、ハイ。
※アスランが無人島で爆睡しなかったのは精神的ストレスが原作より少ないからと解釈してくだせぇ。
次回、機動戦士ガンダムSEED side A
『モノケロス』
戦場の大地を駆けろ、ガンダム。
でわでわノシ
このアスランならモテモテでも許せる気がしてきた。
悩んでも前に進めるのはいいことだ。
GJ!!最高です!
GJっすー
三馬鹿好きとしてはこれからの活躍に期待・・・って地でもそれなんだ
クルーゼはすっかり狂気が抜けてしまった感じですな
GJ!!!
三馬鹿は前と変わりないようで。
流石400氏だ!わかってらっしゃるw
今回のお話は、前回の続きに近い感じですね。
前回と今回のアスランへの入念な描写がこれからどのように生きてくるのか……楽しみです。
そして、オプーナ自重www
GJ!!
悩みながらも精神的に成長してるアスランがよさげ。
98氏のはキラが覚醒して、アスランがへたれてたけど、
400氏のは逆の立場になってるね。
狂気が抜けたというより、クルーゼも人間って事か。
これが、どういう筋道を辿るのか楽しみだ。
そして、盟主王と主任さん。仲がいいな〜。三馬鹿もみごとに三馬鹿だったw
次回は南米かな。400氏GJでした!
GJ!
先生!クルーゼが「普通の大人+上官」に見えて仕方ありません!
黒い事考えてるのは分かってるのに、これは一体どういうことなんでしょう!
開始のAAで飲み物噴きかけたw
そして三馬鹿は、あれが地で更に吹いた
しかし、アスランちょっとカッコいいんじゃねぇの
これと同じようにキラにも変化あるのかね
GJ!
今回のアズラエルの言葉を、TVで整備か開発辺りからちょろっとでも出していればなぁ……
三馬鹿大好きだわ。なんかこいつらの単純明快さって癒されるw
個人的に三馬鹿はソキウスたちと絡んでほしいな・・・。たぶんガンガン突っ掛かるだろしw
GJ!
なんかクルーゼが綺麗になってるw
こっちのアスランは本編でできなかったもう一人の主人公をしっかりやれてますね
キラやラクスなどの個人からプラント政府などの組織まで彼が関わることを避けられないものはあまりに多いわけですが…
アスランを取り巻く状況はこれからどう変化していくのか楽しみです
GJ寝る前に良い物を見せて貰った、おやすみノシ
GJ,
なんというか、なんというかよかった。
アズラエルとアムロとクルーゼが一緒になって(ry
GJ!!!
いろんな柵から当初予定していたのとは別なものが出来る。
これ自体は現実にもよくある話なんですが、伏線と補完を絡めて使ってあるのが上手いっすね。
「モノケロス」
ウホッ、良い次回予告。
こんなタイトルついてたら期待せざる得ないw
次回が楽しみすぎるZE!
クルーゼ「モモタロス」
アズラエルサイドは毎度ニヤニヤする
クルーゼが黒いと解っているのに綺麗に見える。
まさに400氏マジック!
すいません、修正っす。
>>185 ×
「話を戻します。三名とも既に実戦投入レベルに達していますので、おそらくはそうなるでしょう」
VR訓練の映像もありますがご覧になりますか?」
○
「話を戻します。三名とも既に実戦投入レベルに達していますので、おそらくはそうなるでしょう。
VR訓練の映像もありますがご覧になりますか?」
なんで、いつもコウナンダ〜orz
相変わらずGJっす
あれ、何も言及されてないけどひょっとしてニコル生き残った?
ニコルが死ぬのはこれから
多少変わったアスランがニコル生存のカギ
ここでキラが撃破されても、ラクスの所に連れ込まれるのは変わらないかも・・・
>>181で濁点が2箇所抜けてますぜ
とうして→どうして
サフト→ザフト
かな
つい忘れがちだが400氏とこのラクスはかなり黒い…ってかアブナそうなんだよな…
ラクスに会うとキラも聞かん坊になってしまうんだよな・・・
そういや、キラが最後までラクスを拒絶するSSって無いよね?
>>232 報告ありがとうございます。
修正っ酢。(´・ω・`)
>>181 ×「ふぅ…本当に老人の話って奴はとうしてこう長いんだか…」
○「ふぅ…本当に老人の話って奴はどうしてこう長いんだか…」
× しかし、サフトの圧力を前に、時勢は急を要しているという意見が大勢を占めた結果、
○ しかし、ザフトの圧力を前に、時勢は急を要しているという意見が大勢を占めた結果、
>>206 × その"何か"との戦いを放棄するな。クルーゼがそう継げている事を。
○ その"何か"との戦いを放棄するな。クルーゼがそう告げている事を。
>どうせ不安を覚えるなら、もっと速くからすりゃいいと思わないかい?
細かい校正ですが。
速く→早く
ですかね。
今回のくるうぜさんの話もラクシズの洗脳に警戒しろって感じに取れるなww
どう真っ黒教祖が出てくるのかwktkだぜ
この後、クルーゼのとった行動が世界を救うハメになるのですね、解ります
400氏は銀英伝好きなんだな〜
元ネタ見つけてニヤニヤしちゃうw
何、この好青年なアスランは?
俺たちのよく知るガチホモ凸はどこにいったんだ?
>>240 ほら、目の前に有るものが答えさ
そして
>>400氏GJ
さぁ早くアムロに修正される三馬k(ry
GJ!
400氏は、原作の保管がうまいなあ。
このストライクダガーのスペックダウンが後の悲劇に繋がるか。
戦時省略型で数を揃えるって事自体は決して間違った発想じゃないんだけどね。
前回と違いクルーゼはNT能力を本質的な用い方をしたと思う。
それが、例え一時の感傷によるものだったとしても
クルーゼは、アスランに必要な事を全て告げた。
後は、アスラン次第たけどどうなるか楽しみだ。
次回タイトルは、モノケロス!
妄想が止まらないw
400氏GJ、しかしその開幕AAには危うくペプシNEX噴き掛けたので謝罪と賠償をry
三馬鹿の登場にwktkし、アズラエルの憂鬱とそれを聞く主任殿に癒され、
そして黒くてかっけぇ上司してるクルーゼさんに惚れそうになった。
アスランもなんか一本線が通ったみたいで、今後の活躍に期待せざるを得ないです。
……ところでモノケロスぐぐってみたけど、え、これって、まさか?
タイムリーでは読めなかったが寝起きで読めたぜ!
400氏GJ!
AAで眠気も吹っ飛んだし、三馬鹿は地という喜ばしい設定になったし今日は気分良く仕事ができそうだ
夜勤明けに投下が拝めるとは…
400氏、GJです!
あ〜、やっぱりストライクダガーっぽいものが最初の優先量産機になりましたか
今回の話を読むかぎり、イメージ的にちょっと重装備のストライクダガーなのかな?
他の方の感想にあるように、パナマの悲劇フラグが立っちゃったくさいですね
脱出機構があるとはいえ、アニメ本編の虐殺が起きたら脱出できたパイロットも無事ではすまないだろうなぁ…
アスランの悩みはいい感じでアスラン本人に影響が出てますね
何よりクルーゼのアドバイスがいいですね〜
上司というより人生の先輩としての助言は読んでいて違和感がない!
こんな事言うクルーゼをアニメ本編でも見てみたかったと思うくらいいい上官してますねw
もう一方のAAではムウがキラに対してどういった態度で話が進んでるのか気になります
今回はアムロ視点での描写がなかったのが少し残念でした(主役なのにw)
次回も楽しみにしております!
あと誤字報告を
>185
×アスラエルの言葉に『主任』は苦笑を浮かべると、
○アズラエルの言葉に『主任』は苦笑を浮かべると、
悩んでる時にお馬鹿なキャラに出会うと、何となく救われた気分になったり、和んだりする
これはいいカガリ。GJ
しかし同じくバカにかかわってるけど、アムロは数が多い分大変だなw 3倍くらいw
ストライクダガーが出て来たのでふと思ったが、今の時期だとちょっとうまくない名前だよな
割り込みウザスwwwwwwww
モノケロス=ユニコーン
でいいのかな?
ホワイトユニコーンか。黒歴史の
UCガンダムなんかじゃなくてパーソナルマークのことですよね、わかります
>251
Evolveじゃないの
253 :
sage:2008/06/17(火) 15:36:50 ID:bygKsHsc
素朴な疑問だが各SS作家さんのアニメ絵はSEED絵?
UC絵?、、SEED絵にUC絵のアムロ顔は違和感ありすぎよね?
だれか、SEED絵のアムロや、UC顔のキラを描いてくれよ。
昔カミーユスレでSEED顔のカミーユ見たが結構それっぽかった
GJアスランがピンクに唆されない可能性も出てきたぜw
ラミネート装甲でストライカーパックが装備できるダガー(105ダガー)
の方が俺は費用と時間がかかっても良いと思うんだけどな。しょうがないか。
ところで種MSの脱出機構ってどんなんだ?
確かイージスの時だとシートが射出される、航空機と同じような感じだった記憶が……
>>256 特殊機を除き無いよ
基本はコクピットからの自力脱出
厳密に言うと存在しないぞ。
イージズ自爆は自力で無意識のうちに凸は逃げたから。
あって理不尽シャッター。
イージスは別にシート射出してはいない。凸がジェットパックで脱出しただけ。
種MSは基本的に脱出機構はない。というか、シャッター閉めて、閉じ込め(ry
じゃあここのダガーの脱出装置が初って事か
無いのが当たり前の世界ならオミットしろという主張も理解できるな
インパルスもリジェネレイトも分離機構は継戦能力維持が主目的で、結果脱出機構としても使えるってだけだし
この世界のMSはまさに棺桶だね
264 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/17(火) 18:31:48 ID:qjdfoznp
>>255 まあストライクダガーでもジン相手なら十分な性能だしな、とりあえず数を揃えるって選択が間違ってるとはいえんと思う。
ガンダム1機よりジム10機の方が複数の戦場に対応できて戦力としては使いやすいし。
盟主王の台詞を見ても不満はあるけど、
数を揃える事自体は認めてるしな。
スペックダウンやら柵には腹立てているようだかw
<<265
最初の設計も量産性に重きを置かれてたって事なんじゃね?
ただ、他が「ここも削ればもっと量産性あがるべ。とにかくもっと作ろうぜ!」って事で今回のような結果が出来上がった感じ。
優先量産型がストライクダガーでも、教導団とアズラエルの影響が強そうな部隊は当初の予定通りのダガーが配備されそうな気がする
パナマ戦もアムロ達教導団が何らかの理由で残ることになれば、虐殺は起きないかもね
第二期GATシリーズも動いてるみたいだから、いつ出てくるのか今から楽しみ
>>264 イングラムを下取りに出してエコノミーを揃えようとしたのに似てるな。
>>263 一度MSに乗ったなら死ぬまで戦い続けろってことか
パナマ戦の問題点は対電磁波防御が低下したためまともに戦えるのがアムロ達だけの可能性があるってことか
軌道会戦の時のような虐殺の生き残り部隊の脱出支援作戦のような事をアムロ率いる教導団がやりそうな希ガス
つまりアムロ中佐フラグと見た!
しかしアムロと息が合ってたメビウス部隊の生き残りが配置転換でストライクダガーに乗せられて死亡になったらちょっと悲しいな
展開予想はやめようや
>>272 スマソ、酔いと脳内アムロの勇姿で興奮してしまったようだ
俺の脳内はMS降りてもぎゃーぎゃーさわぎまくってる3馬鹿と、そのせいで頭痛起こしてるアムロでいっぱいだ
3馬鹿とソキウスを率いるアムロ少佐は保父さんに見えるかもしれん…
他にも「コーディ殺せ」の再生テープ聞かされっ放しのスウェン他2名とかな。
アムロ「少年兵ばかり…寒い時代だと思わないか」
アズラエル「向こうも同じですよ。赤服だエリートだって持ち上げてますけどね」
今にしてブライトの気持ちが痛いくらい理解できたりするんだな、アムロ。
みなさまご指摘ありがトンです。相変わらず多い自分;;
修正っ酢。
>>181 どうせ不安を覚えるなら、もっと速くからすりゃいいと思わないかい?
どうせ不安を覚えるなら、もっと早くからすりゃいいと思わないかい?
>>185 ×アスラエルの言葉に『主任』は苦笑を浮かべると、
○アズラエルの言葉に『主任』は苦笑を浮かべると、
これが最後であることを切に(ry
>>253 久織ちまきで想像してる
種の漫画も書いてたし、ハイストでアムロやシャア、クェスとかも書いてたからさ
>>279 でもブライトはエロチョビひげつけられてた
そうかな
そうですよ
ちまきアムロはシンがのりうつったようなガンタレ顔が違和感ありまくりだ
シャアも童顔すぎでキモいし
やっぱ星野先生のアムロだよ!…インパクトなら最凶だろ。
こわいこわい
>>274-275 ネタが浮かんできた
アムロ 「ふう、全く手が掛かる三人だな。 この歳で三人の息子の父親になった気分だ。」
盟主王 「やあ、お疲れのようですね。」
アムロ 「……何か用か?」
盟主王 「友人に対してそんなあからさまに嫌な顔をしなくてもいいじゃないですか。」
アムロ 「どうせまた面倒事を持ち込んできたんじゃないのか?」
盟主王 「あっ、分かっちゃいました?
実はもう四人ほど、子供の面倒を見てもらいたいんですが。」
アムロ 「……一体どこからかどわかして来たんだ?」
盟主王 「私の事をどういう目で見てるんですか、貴方は?
その内三人はジブリールのところから譲り受けてきたんですよ。」
アムロ 「まさか、その子供達は……」
盟主王 「お察しの通り、エクステンデッド(強化人間)です。
しかも実験体たちの最後の生き残りのね。
ジブリールの管理下にいては実戦に出る前に他の子供達同様に廃棄処分されるか
良くても数回の実戦で使い物にならなくなって捨てられる運命だったでしょう。」
アムロ 「……酷い話だ。」
盟主王 「まあ奴は狂信者ですからね。
ボクだったら、それだけ金と人材を注ぎ込んでモノになったのがほんの僅か、
ましてやそれすら数回で使い潰すなんて非効率的な事は絶対しませんね!!
というわけで奴に新型MS数台を引き渡すかわりに彼らを譲り受けてきました。」
アムロ 「色々と突っ込みたいところは多々あるが……新型MSと交換とは随分太っ腹だな?」
盟主王 「別に構いませんよ、私は彼らにそれだけの利用価値があると踏んだんですから。
近い将来ジブリールは彼らを手放すべきではなかったと地団駄踏むでしょうね。」
アムロ 「アズラエル。」
盟主王 「ん?何ですか改まって?」
アムロ 「どんな理由にしろその子達をお前は救ってくれた。
ありがとう、アズラエル。」
盟主王 「な、な、何を言ってるんですか!?
べ、別に彼らを救おうとか考えたことなんて全くありませんし、
第一今後役に立たなきゃあっさり見捨てますよ、僕は!
勘違いしないでください!!」
アムロ 「……お前、もしかしてツンデレなのか?」
盟主王 「違います!!
アムロ 「ところで最初に四人と言ってたが、もう一人は誰なんだ?」
盟主王 「良くぞ聞いてくれましたね。
実はオーブからスカウトしてきた逸材なんですよ、彼。」
アムロ 「……スカウト?」
盟主王 「ええ、この間ロンド・ミナ・サハクに会いにいった時に偶然出会いましてね。
その時感じたんですよ、彼は将来降りかかる厄災に立ち向かうために必要な人材だと!」
アムロ 「……大丈夫か?」
盟主王 「ところが間が悪いことにミナ嬢も彼に目をつけたらしくて、そこからは勧誘合戦ですよ。
最終的には私の生きている限り、彼の家族の立場を連合内で完全保障、
両親の給料2倍に妹さんを一流お嬢様学校に入学させるという事で、
私が勝ちとったんですけどね。……どうしました?」
アムロ 「……もう好きにしてくれ。」
だらだら長くてスマン
シンwww
でもアムロに指導されれば
かなりまともになるだろうな
>>289 さすが盟主王、交渉カードの使い方を分かってるなwwwその時のシンの年だと普通は両親と交渉だろwww
>>211 400氏、GJ!
両陣営とも、しっかりと話が進行してるし流れが上手い
流石ですなぁ
次回も期待しておりまする
えーと、私事ですが、先ほど再就職が決まりました
皆さまありがとうございました
次回投下まで今しばらくお待ちくださいませ
98氏再就職オメデトウございます!
俺っちも早く両親安心させてやりたいなぁ
ともあれ400氏GJ!
種、種ェ
98さん、オメ
>>289 アムロが愚痴吐くのは良くあるけど
アムロが呆れて心配するのはみてて面白いなw
「課長アムロ・レイ」の小ネタも素晴らしいではないかw
98氏再就職おめでとうございます。
ますますの公私創作の充実を期待しております
過激派ブルーコスモスの事務所に
アムロ「ウォォォォォ!!ニュータイプなめんなぁっ!!」
と蹴りでドアぶち破って
アムロ「久々に切れたぜ・・・表にでようじゃないか」
とすごむアムロですね
400氏の文才に嫉妬…読んでる途中で涙目になる…
98氏再就職おめでとうございます。
約一年半前、自分も職を変えたので職が決まるまでの不安、決まってからの
安心感などわかりますよ〜
とりあえず、続きを書き上げました。週末投下します。
すいません、書き上げた、と言っても一週間分です…語弊がある物言いで
申し訳ない…
>>298 それは「課長アムロ・レイ」じゃなくて「サラリーマンアム太郎」だよw
ひょーー!!
98氏の再就職決定おめです。
私生活第一ですので無理なさらずに。
373氏の次回投下は週末!
待機して待っています?
今回の話でちょっと疑問が
原作でも、この時期アスランはキラが
ヘリオポリスの一般人だったってこと知らないのか?
知っているなら、住んでたヘリポリを自分達がぶっ壊したんだから
憎まれても不思議じゃないと思えそうなもんだが
しらないのでは?
多分地球軍の軍人だとおもってるとおもう。
だからメールでも出してアスランに状況把握させろと小一時間ほど問い詰めたいのだが。
通信設備とかの関係で無理とかいわれるならさておきね。
まぁ。ラクスに手紙を託すとか色々と方法があったわけだが
悪手ばっかり詰んでいるキラ
まぁ。その悪手の代償としてシャトルが打ち落とされたりしているわけだが
……メールって、逃亡中の戦艦からどうやって敵軍に居る友人にそんなもん送るのよ。
艦橋か通信室でも占拠しろってか?
まあ、ラクスに手紙を託すって手段はありだろうけど、あの状況でそんな気を廻せる人間だったら、あんな状況には陥って無いと思うね。
しかし、ZAFTの連中は、どうして地球のコーディネーターに自分達が恨まれていないなんて考えられるんだろうな?
やっぱり、洗脳教育の賜物なのか?
一応個人間通信ならどうにかなるとおもうよ。オーブにいる親戚とか両親に送るといえば、開放してくれるだろうし。(閲覧はされるだろうけど)
アスランに送る場合もムゥがどうにかとりなしてくれそうだし。
あとはどこか経由してプラントまで通信を送ると
まぁ。通信速度を考えると最低でも三日はかかりそうだし。ロストする可能性も高そうではあるんだけど。
>>305 > しかし、ZAFTの連中は、どうして地球のコーディネーターに自分達が恨まれていないなんて考えられるんだろうな?
> やっぱり、洗脳教育の賜物なのか?
恨まれるとは予想していてもそこまで面倒見きれない、が正確なところかと。実際の歴史でも良くある話。
あとはストライクのコンピュター内にあらかじめ用意しておいた文字通信を
イージスに送りつけるという選択もあるよねぇ。音声通話とかしてるんだから。当然ある程度のLINKは確率できたんだろうし。
言葉だと感情的になって無視されるにしても文字通信ならある程度相手も見る可能性あるし。
単純に相互誤解なんじゃないか?
アスラン→キラが地球軍所属だと思ってる
キラ→アスランは自分が民間人だと知っている
みたいな
あのさ、ふつう軍事行動中の軍艦ってのは通信規制とかするわけ。
別に状況が切羽詰ってない、定期パトロールとかの時でもだ。
それなのに、平時なら兎も角、逃避行中の軍艦……しかも、機密満載の新鋭艦でその機密に直接触れてる連中が、私用で通信なんざできるわけねーだろよ。
まあ、オーヴにいる家族相手だったら、士官の立会いの元五分とかの条件で行える機会もあったかもしれないけどな。
ただし、ハルバートンの艦隊と合流した直後とか、そう言った多少の余裕が発生した稀なタイミングであれば……。
>>307 それを予想できるんだったら、そもそも穏健派がNJの地上投下を決定するかな?
アスランの無邪気な白痴さを考えても、そう言った事を想像する感性自体が存在しないとしか考えられない。
>>311 プラントの利益>(穏健派でも越えられない壁)>在地球コーディの利益 だったんじゃね?
地球に住んでるコーディが少なかったとか理由を付けて「断腸の思いで」切り捨てたんだよ、きっと。
そりゃそうだけど、キラはそんな気が廻る人間じゃないだろうと思うんだがね。
アスランと話したい
→戦艦の中からそんな通信できるはず無い
→戦闘中にそんな余裕無い(戦闘前に用意しておけば良いとは思いつけない)
→戦いたくないのに、話せば解るはずなのにと欝る。
だろ、本編のパターンなら。
まぁ。キラ達がアホでFA
というのが結論でいいんじゃあねぇ?
他の面々も誰も気がつかなかったし。
もっと言えば負債がアホだから、なんだろうが、
それを言ったら考察としてはお終いな気がする。
MS同士のメール通信は(不要なので)実装されてなかった、
というあたりで納得しておくのが吉じゃないかと。
>>313 いや、そもそも『穏健派』が、除去が極めて難しい上に地球のインフラを悉く破壊するような兵器を、
中立国やらなにやら含めて無差別大量投下してしまう時点で既に想像力に欠けているわけで、
地上のコーディベーター切捨て云々は枝葉も良いところだよ。
>>317 NJ投下はプラント本国への核攻撃を防ぐのが最大の目的で、
それを達成するにはなりふり構っていられなかったんでしょう。
というか、アレはおかしい、コレは変だと言うだけなら簡単で、それじゃ考察にならないですよ。
劇中のあれやこれやについて如何に合理的な説明を付けるかが考察じゃないかと。
だから誰かがアホだから、というのも考察の放棄だと思う
>>315-316 お手上げというならそれでも良いけど。
穏健派→躾の悪いイヌは餌と毛布をしばらく取り上げれば反省するだろう
強硬派→躾の悪いイヌは体罰で体に覚えさせないとダメだ
共通認識→在地コーディ?優れた能力だから大丈夫だろ、あと自己責任
こんな所じゃないだろうか、地球のナチュを人間として見てないのは一致してるとして。
>>318 地球へのNJ投下は、地球上での核反応を抑制する効果しかないわけで、
地球への侵攻を考えていないと無意味。
>>320 > 地球上での核反応を抑制する効果
地球圏での核反応を、だろ。
衛星軌道上に配置しただけじゃ簡単に吹き飛ばされるから地中に埋め込んだんじゃね?
あと繰り返すけど「アレはおかしい、コレは変だと言うだけなら簡単で、それじゃ考察にならない」んだよ?
そこは当然分かってるんだよね?
プラント穏健派は穏健的な施策としてNJを投下したんだ、という前提がないと話にならないんだぜ。
だね
プラントを核攻撃から守るのなら
プラント周囲にNJ播いておけばいいんだし
>プラント評議会は、ビクトリア制圧失敗を鑑み、
> a)地上における軍事拠点の確保
> b)宇宙港やマス・ドライバー基地制圧による連合軍の地上封じ込め
> c)核兵器、核分裂エネルギーの供給抑止となる「ニュートロン・ジャマー」散布
>の3つの柱からなる赤道封鎖作戦「オペレーション・ウロボロス」を可決。
>大洋州連合がここまで極端な親プラント政策をとる理由は、C.E.70年2月19日に大西洋連邦が
>南アメリカ合衆国へ侵攻・翌20日武力併合した事によると言われているが、相対的に冷遇状態の
>プラント非理事国である南USA・大洋州連合両国に対しプラントが優先的に物資提供するという
>優遇措置を表明したからであった。元々地球の物資不足はプラントによるエイプリル・フール・クライシスが原因であり、プラントの狡猾さが外交上において親プラント国家の大洋州連合を誕生させる事に成功している。
途中で送信してしまった
今更NJの投下理由を騒ぐ奴は考察以前の問題だ
これ以上やるなら雑談スレにどうぞ
昨日このスレの存在を知った者です
アムロ好きで種はだいぶどうでも良かったまさに宇宙世紀世代なんですが98氏の作品に悶えましたw
思わず朝から全部読んでしまいました、続きが楽しみです
アムロがここまで活躍してくれる作品は読んでて気持ち良いですw
ですが読み終わってから完結してなかった事に愕然、元々種は見た事無いのでこのペースで完結してるのかなーとは思ってたのですが・・・w
こんな自分ですが他にお勧めの作品とかあるでしょうか?
出来れば完結してるのが良いです・・・続きが気になって眠れなくなるものでw
勿論98氏に急いで書け!とか言う訳じゃないので素晴らしい作品を書き上げてくださいです
陰ながら読者として応援させて頂きます
地球にいるコーディーは裏切り者とか同胞にあらずとか考えてた可能性もあるよね
ブルコススレ行ってこい
プラントが如何に非道か教えてくれるから
ブルコススレはなぁ。
地球連合の言い分とブルーコスモスの言い分、
プラントの落ち度とコーディネーターの落ち度とをごっちゃにしてるのがなんとも。
いかにも2chらしいと言えばそうなんだが。
>>325 UCだとΖクロスとジオンクロスの第1部しか完結は無いぞ
2ch以外でも可なら……あるのか?
外部可なら0083クロスが完結してたような。
ごめん、
>>331のssは2chのまとめサイトのだから外部じゃなかった。
アレは竜頭蛇尾と言おうか
九仞の功を一簣に虧くと言おうか
まあどっちにしろアムロ出とらんからな
アムロと関係があるとこ他にあったけ?
アレか、尿便とかおぱんつとかで「ララァ」「ララァ」で締める奴か
通信機がぶっ壊れたので指令本部に携帯電話で連絡入れたのって「ブラックホークダウン」だったけか
超高級ででっかい軍用通信機より衛星携帯の方が使い勝手が良かったという皮肉
>>316 遭難時の緊急通信用についていも不思議ではないかと。
文字通信ってパケット少ないのでLINKが確率できればいけますし。
>>337 えっとー現実の陸自が携帯電話で連絡を・・・・・・・・・・・
なんか素で涙で前が見えなくなる
まあ現代の自衛隊が第二次大戦の頃に飛ばされるタイプの架空戦記で
携帯が使えたりすると「おいおい、携帯は無線機じゃねえぞ」と言いたくなるw
あるのか、そんなヘボいのが
>>338-341 雑談行け。 ホントおこちゃまは空気を読まないな。
>>325 外部でいいなら、一応crossが第一部完してる。
キラハマーン様は種は完結、種死は途中で・・・
>一応crossが第一部完してる。
キラハマーン様は種は完結、種死は途中で・・・
どこのサイト?ググってもしぼりきれんし、もっと詳しくお願いします。
たぶん理想郷、でも削除されてる可能性あり?
通称が理想郷の、Arcadiaってサイトにあったのは、キラハマーンじゃなく、ハマーンinカガリなお話ジャマイカ?
もしもキラとハマーン様が出会ったらだったけかな。
新シャア板で連載してたよ。
だれかWikiにのっけてくれないかな。
少なくともcrossは理想郷のはずだが?
あのアムロの娘(オリ主)がでてくるやつは
スレ違い
あれはなんというか……
本編前にちょっと小ネタ。
まどろむ意識の中、シンは夢を見ていた。
コックピットに座っている、という意識はあるが、
(何だ…これは…MS?でも見たことないコックピットだ…何なんだ?この機体は…
わからない…俺は…俺は誰だっけ…?)
まどろむ意識が考えを遮り替わりに別の意識にシフトチェンジしたかのような感覚に陥る。
(俺が…あれで…あれが俺?そうか…そうだった!俺は…いや俺が!)
シン 「俺がガンダムだ!!」
ルナマリア 「狙い撃つわ!!」
アスラン 「ぱああああああ、ぱあ、ぱあああああああ!!!!」
レイ 「万死に値する!!」
アムロ 「そういう物言いだから器量が小さいのさ。」
シン 「という夢を見たんですが…」
アムロ 「…疲れてるんだよ…」
その日シンは夢を見ていた。
夢の中で見知らぬ街中を何も考えないで歩いていたが
偶然ルナマリアと鉢合わせになった。
ルナ 「あら、シンこんなとこで会うなんて奇遇ね。」
シン 「よもや君に出会えようとは。乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない」
ルナ 「はぁ?何言ってるの?あんたホントにシン?」
シン 「敢えて言わせてもらおう、シン・アスカであると!!」
ルナ 「…何か変なものでも食べたみたいね。ほんとに大丈夫?」
シン 「私もそこまで万能ではないよ。しかしその心遣い…好意を抱くよ。興味以上の対象だと言う事さ」
ルナ 「な…何言ってるのよ…///それに私はアムロ隊長が…」
シン 「ようやく理解した…君のその圧倒的な魅力に私は心を奪われた…この感情!!まさしく愛!!!」
ルナ 「こんなとこで…でも…だめよ…///」
シン 「チッ…身持ちが固いな、ルナマリア…」
ルナ 「…はぁ?なんですって!?何考えてればそんなこと言えるのかしら?」
シン 「さぁ…何故かな…口が滑ったとしか言いようが無い。」
ぼっこぼこにされるシン。
シン 「私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ!ルナマリア!」
シン 「という夢を見たんですが…」
アムロ 「その展開は…ありえない。」
00を一気に見た勢いで書いた。シンもハムと同じ乙女座だから書いた。
反省はしている。
本編は明日にでも…
映画館で観る映画の前に流れるCMと同じノリだwww
373氏、小ネタ乙です!
何がしたいのかよくワカンネ
まあまあ、この手の小ネタは笑えたら乙なりGJなりすればいいだけで、だめならスルー、基本だぜ?
373氏、OOネタはスレチになるからあんまりはっちゃけないほうがいいと思いますよ。後、本編投下全裸でお待ちしております。
俺的には全く外してなきゃ桶。
さて、あと43分で明日だ。
wktk
>351を眺めていたら何故か
体育倉庫
なる単語がw
昨日はお目汚しすいませんでした。
今後自重します。
本編投下しますが
会話が多くなっております。では…
wktk
1/7
その日シンはミネルヴァ艦内でシュミレーターによるMSの戦闘訓練を行っていた。シュミレーション上の敵機の撃墜音に交じり
艦内放送が聞こえた気がしたシンはすぐさまシュミレータ―から飛び出したが、艦内放送はほとんど聞き逃してしまった。
近くにいた兵士に至急ブリーフィングルームへと来るように、と言っていた事を聞くとブリーフィングルームへと走る。その最中、
ちょうど横の通路から出てきたレイとぶつかってしまう。相手がレイだと気付くと
「レイ、大丈夫か?ごめん、俺急いでて…」
と気遣ったが
「ああ、問題ない。俺も急いでて確認しなかったのも悪い。」
レイは相変わらず冷静な口調で答える。
「レイが急ぐって珍しいな。」
シンがからかい半分に言うと
「何を言っているシン。俺もお前も、一緒に呼ばれただろう。MSパイロットは全員だ。」
艦内放送を聞き逃した、とは少し言いづらかったのでそれ以上何も言わなかった。
ブリーフィングルームへと二人して入るとそこにはすでにアムロ、アスラン、ルナマリア、そしてデュランダルが座っているのに気付き
背筋を伸ばして敬礼をする。
「掛けたまえ。」
というデュランダルの言葉で敬礼を解き座席に座ると同時にデュランダルが口を開いた。
「みんな、先日の戦闘ではご苦労だったね。君たちがいなければどうなっていたかわからんよ。昨日の会議ではミネルヴァの
MSパイロット全員が叙勲の候補に挙がるほど誰もが君たちの働きを認めている。特にシン・アスカ。」
シンが
「はい!」
と力強く返答するとその元気良さにアムロは少しだけ安心する。
支援
2/7
「君には今までの功績、特にフリーダムの件、ベルリンでの地球軍大型MSの件そして今回のヘブンズベース攻略戦の功績を踏まえて
“FAITH”にしてはどうかと私は思うのだが、どう思うかね?」
この問いに全員が驚き、そしてルナマリアが
「すごいじゃない!シン!あんたまでFAITHになるなんて。これでミネルヴァだけでFAITHが三人もそろうことになるのね!」
と心底喜んでくれているようだった。当のシンはと言うと神妙な面持で少し悩んでいる様子で、喜んでいるルナマリア以外の三人は
シンの方を見ているだけ。アムロは少し険しい位の表情で見ているがシンはそのことには全く気付いていなかった。そして意を決したように、
「デュランダル議長。そのように自分を評価いただき大変光栄です。」
と答えた。
デュランダルは少しほほ笑むと
「では。」
とシンが申し出を受け入れてくれたと喜ぶ。が、
「大変申し訳ないのですが、FAITHへの任命はできればやめていただけたら、と思います。」
さして表情を変えないままデュランダルはその意図を知りたがった。
「自分は、まだ実戦に出てからさして時間が経っていません。経験が圧倒的に不足しているんです。
それなのにたまたまMSが人よりうまく扱える、と言うだけでFAITHとしての責任、名誉、期待などにうまく答える自信がありません。
それに…これが一番の理由となるのですが、今ここでFAITHとして任命されると自分自身、ここが到達点だという風に
考えてしまうかもって思ったんです。なんて言うか…ここで満足してしまうんじゃないかって…」
デュランダルはそれを聞くと声高に笑った。そして
「君はまだ自分に不満があるようだね。いや悪いことではない。人間は今の自分に満足してしまったらそこで成長は止まるものだ。
そうなると立ち止まるしかなくなる。それからまた走り出せれば良いのだが人は止まってしまい楽を覚えると
なかなかまた走りたがらないからね。」
ルナマリアが
「なんでよ〜」
とシンに絡んでいる処にブリーフィングルームの艦内電話が鳴り響いた。
3/7
ルナマリアが素早く立ち上がりそのまま受話器を取ると
いくつか返事をした後、
「議長、カーペンタリアから通信が入ってるとの事です。そのままお繋ぎしますか?お部屋へ回しますか?」
その場にいた全員がはっとする中、デュランダルは
「ここで聞くよ。ありがとう。」
と即答すると受話器を取った。
通信先のカーペンタリアと言うとオーブに最も近いザフトの基地。そして議長への直接の通信、その事から
内容を予想することは難しくはない。そのことを踏まえデュランダルはこの場で聞く事を決めたのだった。
シンはと言うとそのことにはやはり気づいている様だったが表情はいつものように表には出ていなかった。
デュランダルは通信先に2度程 “それは確かな情報か?” と聞くことがあったがその他は割合聞き流すかの如く話し、
通信を切った。そして5人の方へと体を向けるとひとつ溜息を漏らし、
「今の通信だが…皆も状況的に把握できたろう?ジブリール氏の行方の事だ。」
シンが落ち着いた声で聞き返す。
「オーブ、ですか?」
その場の空気が一瞬凍りついたかのような静寂の後、
「ああ、その通りだ。氏はオーブのセイラン宮に匿われているとの事だ。これは確かな情報でユウナ・ロマ・セイラン及び
ウナト・エマ・セイランとの接触の様子も確認が取れている。引き渡し要求をしようと思うが…
正直我々が氏を探している事を知った上でのこの所業。正直に要求に応じるとは聊か思えん…」
シンはまたも落ち着いた様子で
「オーブ本国と開戦する事になる、と?」
と聞き返す。オーブ出身であるシンがそのことを言った事で他のパイロットは何とも言えない表情になっている。
「それもやむなし…かな。あくまで要求に応じなかった場合だ。そして悪い報告がもう一つある。」
4/7
またもデュランダルはため息を漏らし、
「実は、昨日の未明の事だが…メンデル周辺を警戒中の部隊が何者かと交戦、戦闘不能に陥る、という事態が起きた。」
5人が一様に驚きの声を上げるとデュランダルは続きを話す。
「これは未だ確かな情報か確認が取れていないのだが…その何者か、というのがどうも“エターナル”らしいんだよ。」
この“エターナル”という言葉にアスランが椅子から立ち上がりながら反応し、アムロは隣に座っていたルナマリアに、
「エターナルって言うと確か3年前の…」
と確認すると、
「ええ。3年前のヤキン・ドゥーエ戦役の終盤にプラントから強奪、その後、歌姫の騎士団の旗艦として“活躍”した宇宙戦闘艦です。
戦役後のどさくさで行方不明のまま処理されちゃいましたけど…」
と、“活躍”という言葉を強調することで皮肉とする。
「しかも、だ。エターナルから発進したMSはZGMF−X88Sガイア、それにフリーダムとよく似た機体、だと言う。どこから
そんなものを調達したのか…」
半ば放心気味にアスランが
「フリーダム…キラ…?」
とつぶやく。
「本当にその者たちが“エターナル”でそれに乗っているのがあの『ラクス・クライン』なら、オーブとザフトの間に
介入するつもりかもしれん。
まったく厄介な者達だな…ジブリールにしろラクス・クラインにしろ…しかもそれが同じ陣営に立とうとしている等
考えたくもないんだが…私は立場上常に最悪を予想しなくてはならないしね。」
それに対し、
「逆に言うと厄介者が一同に会す、という事です。うまく立ち回れば二つとも片が付く。」
とシンが言う。デュランダルは深く頷き
「それも全てオーブへの引き渡し要求の結果次第だ。では、私は失礼するよ。」
と言い、デュランダルはブリーフィングルームを出て行った。
5/7
その後5人は各々が無言のまま椅子に座っていたがアスランがふらりと立ち上がると、部屋から出ていく。
それを見てシンが続いて出て行き、追いかけるようにアムロが立った。
艦内の廊下を歩くシンに後ろから声がかかる。
「アムロ隊長?どうしたんです?」
シンはさっきの態度の事を聞かれる事が分かっていながら、あえてとぼけたふりをする。
「…シン…この間はすまなかった…」
シンは一瞬あっけにとられ、何のことかを不思議に思う。
「この間、食堂で言っただろう、ジブリールがオーブに向かうとしてもその前に見つかるはずだ、と。」
「ああ、そのことですか…あれは隊長が俺を元気付けるために言ったことでしょう?それに奴がオーブにいるのは
あなたのせいじゃありませんよ。」
「しかしだな…」
(この人…本気で俺を心配してくれてるんだな…)
そう思ったシンは自分の心の内をこの人にだけは話しておかなくちゃいけない、と思った。
「大丈夫ですよ。この間、隊長に気にするな、とは言われたんですがやっぱり考えずにはいられなかったんです。
オーブが一番可能性高いよなって。」
シンは決意めいた眼でアムロを見ながら話を続ける。
「俺、今だから言えますけどオーブにいたころはオーブって国がほんと好きだったんです。ナチュラルだから、
コーディネーターだからって何もないし、一生戦争とは無関係でいられるんだって、そう思ってました。
家族が仲良く暮らして、学校に行って友達と遊んで…そうやって平和に生きてくんだろうなって。」
シンの脳裏にはオーブで暮らしていた頃がフラッシュバックする。父や母、そして妹の笑顔、家族に囲まれた幸せな時間。
「でも…3年前、地球軍にオーブが攻められて…それでも地球軍に屈しない態度はすごいと思いました…でも…それが俺の家族を殺し…
国を焼き…オーブを変えてしまった。今のオーブはその国名だけが存在を続け、中身はまったく別な国です!それを撃つのに…
俺は躊躇いはしません。いや、俺が撃たなきゃいけないんです。あの時のオーブの生き残りとして、あの頃のオーブが好きだった者として。
その理念に殉じた沢山の人の想いを思い出させるために!…そう考えたら、ちょっと気持ちが楽になりました。
さっきの態度も無理をしていたわけでもなく、そういう考えからなんですよね…。」
アムロは初めてシンの本心を聞いた気がした。そしてそれが”オーブを撃つ”理由を無理にこじつけた訳で無いことも感じ取ることが出来た。
6/7
そしてアムロはかつてカミーユ・ビダンに言った言葉を思い出す。
“戦いの中で助ける方法もあるはずだ”
と。それが人であろうと国であろうとその考えには変わりはない。シンの言葉はその時の自分の言葉とよく似ている。
滅ぼすため討つのではない。生かすために撃つのだ。
「シン…それがお前の本心ならもう俺は何も言わない。しかし忘れるな。お前の周りには仲間がいる。決して一人ではない。
一人で何もかも背負い込む必要はないんだ。」
そう言うとシンは穏やか笑い
「はい!ありがとうございます!」
と言い、振り返り歩き始めた。その足取りには迷いは見られなかった。
翌日、ミネルヴァはオーブ領海近くを航行していた。三時間ほど前になるがデュランダルがオーブ政府に対し、
セイラン親子とジブリールが接触している証拠となる画像と共に引き渡し要求を突きつけた。が、いまだオーブ政府から
返答は行われてはいない。返答の期限まであと二時間程。その時間をこのまま迎えると言う事はすなわち開戦を意味する。
ミネルヴァデッキ内はあわただしく人が走り回っていた。その中にアスラン・ザラはいた。かつてアレックス・ディノとしてオーブに
居住していた彼は今自分が置かれている状況に正直戸惑いを感じているが、しかしザフト軍人として、いや、一個人として今回の問題は
許すべきではないと考えている。そして同時に “カガリが残っていたらこんな事にはならなかったかも”という思いがあった。
そしてそのカガリを拉致したアークエンジェルと親友だったキラ。
(あいつを三度討たなくてはならないのか…)
かつて友は自分の仲間を殺し、自分は友の仲間を討った。それは一度は許しあった罪。
しかし友は戦場に舞い戻ると仲間を次々といたぶった。多くの死傷者が出た。友は直接手を下してはいない。それを免罪符にするように。
「キラ…お前がまだそんなふざけた手段で自らの罪に言い訳をするというのなら…俺は迷う事無く!三度お前を討つ!」
オーブにキラが来る事を半ば確信しつつ、アスランはレジェンドのコックピット内で覚悟を決めた。
7/7
そして回答期限まで残り30分となった時、オーブ政府から全周波にて通信が入った。
そこに映し出されたユウナ・ロマ・セイラン。彼はへらへらとした表情でしかしながらはっきりと
「オーブ政府を代表して要求に対し回答する。貴官等が引き渡しを要求しているロード・ジブリールなる人物は
我が国内には存在しない。
それにも関らずこのような武力による恫喝には大変遺憾に思う。よって直ちに軍をひかれる事を要求する。」
すでに戦闘準備を終えているミネルヴァはじめザフト軍。
その通信をνガンダムのコックピット内で待機しつつ聞いていたアムロはその通信に呆れながら
「本物の馬鹿だ…」
とつぶやく。アムロと同じように自機のコックピットにて通信を聞いていたシン、アスラン。両名とも開戦するなら要求に対し
何の回答もしないだろう、と思っていた。この通信はオーブを撃つ事に覚悟を決めていた彼らの逆鱗に大いに触れた。
ミネルヴァのブリッジに居たデュランダルは表情を変えぬまま、
「攻撃開始。」
とだけ指示を出した。タリアの号令でブリッジが遮蔽し、ミネルヴァが戦闘態勢に入ると共にMS部隊が発進し始めた。
先にセイバーとνガンダム、そしてレジェンドが発進しデスティニーが射出される。デッキから射出された瞬間シンは一瞬目を細めた。
皮肉にも空は蒼く眩しく輝いていた。
今週はここまでです。
次回からはオーブ戦です。話を書き始めた頃から書きたかった所だったので
やっと来たか、という感じです。
ではノシ
乙でした!
ついにやってきたオーブ戦、カガリが成長したシン相手に生き残れるのか見物ですねw
370 :
sage:2008/06/21(土) 13:47:13 ID:riiMQ1WT
乙です!初のリアルタイムでした。
GJ!
すげぇ…みんなかっこいいぞ!
GJ!!!
いや、もうね、シンとアスランが成長しててカッコイイ
シンはまだ自分をだましてると気付いてはいないけど、考えを固めて行動に迷いは無くせたか
アスランが伝説乗ってキラの自由と戦うのは、とても珍しいな。期待が高まるぜ
ルナは小ネタで出番があった割りに影がうす(ry
原作でも意味がわからなかったもののひとつ、ジブをかばうというユウナの選択と言動、どういう解釈が出てくるのかもちょっと期待
>>368 乙です。しかし残念なお知らせが
>>360 × シュミレーター
〇 シミュレーター
ですよ。内容はGJです。
GJでした。
エターナルから出撃したのはストフリとガイアか。
前者は当然キラとして後者は虎の赤い奴か、それともひょっとしてムネオの紫とか?
ベルリンでアムロに墜とされて以来出番がないし、そもそもラクシズ視点からの
描写がほとんどないので、TVと大差はないのかと思いつつも色々推測の余地が。
多分存在自体はしてるだろうインジャスを持ち出してこなかったのも、
この期に及んでアスランを引き抜けるつもりで温存してるのだろうか…
保志
うーん・・・フェイスにするのはやめてほしい、ってなんかシン偉そうだな。相手はプラント最高指導者なのに
こういう場合って辞退させてください、みたいな感じじゃないだろうか
そこが、まだ若いシンと言うことで、いいと思う。
>>358 誰が自重しろと言いましたか。躊躇うことなどないのです。赴くがままに迸らせなさい。
何様だよw
ラクスの真似じゃね?
ラクス様じゃあ、仕方ないな
って事は373氏は服従遺伝子持ちか?w
行動はともかく全くといっていいほど出番がなく、なのでたぶん同人アヌメと
ほぼ同じなんだろとほとんどの読者に思われているであろう373氏のラクスが
いざ登場してみると理路整然と感情論・補正・洗脳抜きで説得力のある主張をして
ジブ公も議長もグウの根が出ないほど論破してみせ、読者をも仰天せしめたら
それはそれで面白かったりして。
いやもちろん具体的にどう申し開きするんじゃと訊かれても見当もつかないけどな。
趣味レーションと覚えてしまってる人多いな
物凄く多い誤字だね
CEでのレーションは手作りが基本とかw
暖かいパスタとワインが付いているのは基本
砂漠の戦場のど真ん中でも大量の湯を沸かして茹でるんだな
でもイギリス軍のレーションキットはマジでティーセット付いてるんだぜ
イギリス人は紅茶を摂取しないと生きていけない生物ですから
レーションキットどころか、イギリス軍の戦車には給湯器がついてて車内で紅茶が作れるぜ。
一方イタリア軍のレーションキットには歯磨きセットがついていた。
口臭させたままでレディは口説けないからな。
イタリア軍レーションといえば紙パック入りワインと
野戦ジェラート製造機
おお、投下が!
373氏GJです!
ただ“戦いの中で助ける方法もあるはずだ” はクワトロの台詞ではないかと
ダカールでの台詞を考えるとアムロはこの意見には賛同しないような気がします
>>368 373氏GJ!
次回はアスランvsキラ? シンvsキラ? アムロvsキラ?
どの組み合わせか楽しみー
次回も期待しておりまする
さてさて、98です
徹夜で書いてたんでネムネムです
まだ書きあがってないので月曜の夜くらいになると思います
でわでわ ノシ
現状で無限正義に誰が乗ってるのか気になるぜ
でνガンみてキラ、泣くなよw
食事は兵士の志気に直結するからオプションが豊富なのはたいしておかしくない
レーション見るだけでその国の食文化が大まかに理解できるくらいだし
水の貴重な砂漠でパスタとか、米炊くために火を起こして煙で見つかるとか、そんなまぬけなのはまた別
さて・・・脱ぐか
ヘタリア軍の砂漠でパスタとかはネタだぞ。わかっているとおもうが
米炊くために火を起こして煙で見つかるのは事実らしいよ。
うどんのゆで汁が水質汚染の主因の県もあるよ
>>403 大丈夫、失敗を繰り返さないよう、旧日本軍はロウソクで米を炊くようになったから馬鹿じゃない
>>401 現在のイタリア軍は合同演習やPKOの時に野戦冷蔵庫、野戦ジェラート製造機
野戦パスタ茹機を持ちこんどるぞw
まあ自衛隊も野戦炊飯器を持ち込んでるからな
ま、スレ違いだが
ファーストでマチルダさんが来てくれるまではホワイトベースの食糧事情は
シャレにならないほど酷かったわけだが、その点遺作を利用してサクッと
口減らしに成功した連合は合理的であったなw
塩探しとかがバックボーンになってるよな
NJの影響である場所で餓死者続出でも、倉庫では満載の食料が腐ってましたの世界でゲバブのタレ論争やってる場合じゃねーぞw
あれはプラントの技術で作られた、ケバブに似た何か。byソイレント社
いやな社号だなw
>>398 さて、明日に備えてまとめで復習しなければ。
しかし状況的にソイレントグリーン的な何かが無かったとは言い切れないような・・・
チュナのいる天国
>>416 遺伝子調整に失敗した赤ん坊は廃棄されるか移植用に臓器を取られるんだっけ?
もしコーディーの出産率がナチュラル並みだったら、余分な赤子は加工されて缶詰かなんかにされそうだ
なんという夢も希望もない未来社会……
ここは、ブルコススレじゃない。過度な表現はやめてくれ。
種見ているとあの世界の住人が遺伝子調整なんてできる様に思えない紳士は俺だけか?
大体のコーディはバカで感情的だしナチュラルにいたってはそれ以上のドアホだし・・・
他にも親の望み通りの形の コーディじゃなかったこと等が理由で
捨てられたりしたらサーカス行きだしな。
>>421 金で子供の外見が自由に出来ますってなったら実際にもありえなくもないから怖いな。
CEは、ジョージ・グレンのせいで人間の生命に対する倫理観が吹っ飛んじまってる。
それってジョージの責任なのか?
後先考えず、ヤバイ情報垂れ流すなって事じゃね?
>>420 お前さんはアズラエルをドアホと言うのか?
ナチュラルは過激な思想もってる奴が目立つが、中身はコーディよりまともな人が多いぞ
人生が金で買える、赤ん坊に値札がつく社会。
うん、宗教が価値を亡くしたのは羽クジラじゃなくてあいつのせいだ。
>>425 軍需産業のボスのくせに抑止力理論も理解してないやつをアホ以外のなんと呼べとw
ラクス様〜!!!!!おっとアブねトリップしてた…
>>374さん
素で間違ってました…ご指摘感謝致します
趣味レーション…まずそ…
>>397さん
あれ…クワトロでしたっけ…記憶違い
98氏、下半身丸出しでwktkしときます。
シャアですね。
Z36話の
>>427 プラントにはジェネシスがあったんだからもう抑止力云々言ってる場合じゃないだろ
あそこで仕掛けず手を拱いてたら地球はジェネシスで滅んでた
>>430 そういう事態に自発的に持っていったこと自体が「死の商人」にあるまじき
金の卵を産む鵞鳥を絞め殺すがごとき愚行だよ
これ以上は考察スレの方が適切ジャマイカ?
それ以前にこの板では既に周知のことに何を必死に食い下がってんだがw
まーな。
一言付け加えるなら。
一言で言えば、ナチュラルに対する潜在的な敵意を持っている奴らが、
宇宙空間という攻撃が容易な場所に固まっているんで、
地球ではプラントの抑止の為に宇宙での食料生産の研究を禁じていたんだよ。
ところが、あの馬鹿どもはそんなことすら理解せずに協定無視して、
ユニウスを改造し宣戦布告も無視したから
馬鹿どもの言う『ユニウスの悲劇』が発生し、
更に馬鹿どもが報復として、大量殺戮を引き起こすインフラ破壊兵器の大量投下を起こしたんだ。
抑止理論がどうこう言う話が通じる段階は、ユニウス7が食糧生産の為の研究コロニーに改造された時点でとっくに通り過ぎてんだよ。
はいはい。
ブルコス住人は巣に帰って下さいね^^
>>431 安心しろ、自発的にそういう状況に持って行かなかった場合は、抑止力理解してないアホのプラントが地球人類巻き込んで自爆してたのであの時点では皆殺しが実は最善なんだよ
それが最善だった事は、皮肉にも続編の種死でブレイクザワールドが発生する事によって
皮肉にも証明されている
既に結論の出ていることや設定の判明してる事に対し延々と俺理論を押し付けるように書き込むのは
ただの荒らしのするである
確かに、
>>431の発言とかは
人口半分ジオンに殺されたファースト的にも、人口1割ザフトに殺された種的にも
人の死を愚行と断じてる的な意味で、作中で出てる「奴等は悪魔!宇宙人の化け物!」って結論やそれを補足する殺害数に対する
原作見てない俺理論だから荒らしだな
439 :
433:2008/06/23(月) 19:22:23 ID:???
>>434 お前に言ってんだよw
種キャラ=全員基地外
コーディーもナチュも関係ない
サブの惑星だからしょうがない
ホモ・サピエンスじゃなくてホモ・インスマスが繁栄してる地球じゃなかったかw
>>440 登場人物の行動はどうしても脚本書いてる人間の能力以上にはならないからなぁ……ハァ
+(0゚・∀・) + ワクテカ + まだかなー
能力だけじゃなくて思想も不味いというかなんというか・・・
同じ馬鹿であっても見ていて清々しい馬鹿と不快な馬鹿がいるだろ?
種は能力だけじゃなくて性質・性格的にもヤバイw
※連投規制回避の為に途中、モデムの再起動しますので投下が止まった場合は10分ばかりお待ちください
『 機動戦士ガンダムSEED bloom 』
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1210101579/284 の続きです
目の前に広がる灼熱の砂の大地。
艦長席に座るマリューは眉間に皺を寄せ、展開するザフト軍を睨んでいた。少なくとも彼女の表情からは、余裕と言う物は見受ける事が出来ない。
戦場を突き進むアークエンジェルは、左舷側から前方に展開する多数のザフト軍を相手に善戦している物の、圧倒的戦力差から圧され気味の戦いを強いられていた。
その状況を打開する一撃必殺の兵器ローエングリンが発射を待ちわびるように、アークエンジェルの両前脚に当たるカタパルトデッキ下から砲身を覗かせていたが、左舷側遠方に配置されたザフト軍モビルスーツ、ザウートの砲撃を喰らい、彼女たちを横殴りの衝撃が襲った。
「……っ。……被害は!?」
体勢を立て直したマリューが顔を歪めて叫んだ。ブリッジ要員に怪我は無い事に安堵したが、すぐに外に視線を投げると見る見るうちに顔から血の気が失せて行った。
直撃を喰らったであろう左舷カタパルトデッキからは黒煙と炎が見え、切り札であるローエングリンの二番砲塔が跡形無く吹き飛んでいた。
「なんてこと……」
「な、なんてこった……。二番ローエングリン大破! 二番カタパルトデッキも使用不能です!」
呆然とマリューが呟き、チャンドラが髪を掻き毟りながら被害を報告を上げた。
クルー達は顔を青ざめさせたが戦場はそんな暇すら与える事は無い。次々と繰り出される砲撃に白い船体が激しく揺れる。
「……っ! 破損箇所へのエネルギー供給をカットしろ! 整備兵と格納庫の被害状況は?」
「あっ、はい! 格納庫は分かりませんが、ロッカールームに移動していた整備兵は全員無事です。ノーマルスーツを着るように指示を出したのが幸いしました」
「手の空いている者を使って、各所の消化作業を急がせろ! お前達、攻撃の手を緩めるなっ!」
声を掛けられたトノムラが慌てて応えると、ナタルは眉を吊り上げて声を張り上げた。
その声に応じるように、アークエンジェルの兵器が唸りを上げ、弾とミサイル、ビームを吐き出して行く。
「残ったローエングリンは使えるの?」
「使用可能ですが、まだ射線上にスカイグラスパー両機とストライクがいます! 待ってください!」
「早く離脱するように言って!」
火器管制をしているパルがマリューの問いに答えると、彼女は怒鳴りながら指示を飛ばした。
「アンチビーム爆雷、再度発射します!」
「全弾薬の残量、六五パーセント切りました!」
「……消耗が早すぎる」
サイ、ミリアリアから報告を受けたナタルは、早すぎる弾薬の消費に思わず顔を顰めた。
高々三十分強の戦闘とは言え、開戦当初から火器をフル回転させている。特にイーゲルシュテルンやミサイルは迎撃の為にほぼ休み無く発射され、弾薬の消費量は軽く通常の三、四倍を越えている。だが、それだけの弾薬を持ってしても圧倒的な数の差を覆せないのが現実だった。
ストライク、スカイグラスパーが移動を開始した事で手薄になった正面から火線が走った。
「正面より熱源接近!」
『来るぞっ!』
チャンドラの報告に甲板上での迎撃に戻ったアムロの声が被る。
「くそっ! 当たって堪るかよ!」
ノイマンは歯をを食いしばり、舵を思い切り右へと切った。それとともにアークエンジェルは大きく船体を傾けて砲撃を辛くも回避した。
その間、甲板上のνガンダムは、傾いた船体から跳び上がりながら左舷遠方のザウートへ攻撃。船体が元に戻るとすぐに着地しすると右膝を着き、左膝頭と左腕でアグニを固定。コンマ数秒の後に砲口から光が走った。
「νガンダム、射程範囲内にいる左舷のザウートを撃破しました! 残りのザウートは全てレンジ外です」
「アムロ大尉はストライク、スカイグラスパーの援護を。ウォンバットは左舷と正面へ振り分けて発射しろ。足らないようならスレッジハマーと対空榴散弾頭ミサイルを使え」
声を上擦らせながらカズイが報告すると、ナタルは一度頷いてから指示を飛ばした。
アムロの攻撃にしてもザウートを落としただけで、敵の数その物を大きく減らした訳では無い。狙撃して来る敵機がレンジ内から消えただけで、未だ焼け石に水である事には変わりはなかった。
しかも、ローエングリンを発射しようとした事で陣形が崩れ、挙げ句、目に見える形でアークエンジェルがダメージを負ってしまった為に、ザフト軍を勢い付かせてしまっていた。これ以上、押し込まれれば事実上、突破は不可能になる。
「まずいわね……」
戦況をモニターで確認したマリューは呟いた。
とにかく突破するなりしなければ次は無い。撃墜されればそれで終わりなのだ。
「ストライクとスカイグラスパーの離脱を急がせて! ローエングリンは現状維持よ。ただし、チャージはまだしないで。やられたら大事になるわ」
再度一発逆転を狙いマリューは指示を出すとサブモニターへと目をやり、敵将アンドリュー・バルトフェルドの示した地図に目を向けた。
マリューの頭の中では最悪の想定を踏まえ、もう一つのルートへ切り替える考えが湧き始めていた。
ストライクが左手に持つバスター用三五〇mmガンランチャーが散弾を吐き出し、三機のジン・オーカーの装甲に無数の穴を開ける。そして――爆散。
続くように右肩のコンボウェポンポッドの一二〇mm対艦バルカン砲、三五〇mmガンランチャーが稼働し、次々と敵モビルスーツを撃破して行く。
「このままじゃアークエンジェルが……」
ストライクを操るキラの顔からは、苦戦しながらも何とかしなければと言う焦りがにじみ出ていた。
それも、アークエンジェルのローエングリン二番砲口を破壊された事で、発射の為に移動した距離、行動が全てが無駄になり後退を余儀なくされたが、これ以上は退がれば戦線の維持は不可能となる。
ましてや、この広い戦場全てをカバーするのは不可能だ。せめて敵を近付けさせないようにするだけで、最早、手一杯となっていた。
そのストライクの上空を行くムウは、ジン・オーカーを捉えると操縦桿を倒してトリガーを押し込む。スカイグラスパー一号機に取り付けられたアグニが火を噴き、他の機体をも巻き込んで二、三機をまとめて消し飛ばした。
「……トールのバカはどこに行きやがった?」
すぐにムウは機首を上げて機体をロールさせながらも辺りを見回したが、敵はその暇すら与えない。
「――っ!? ちっぃ!」
襲い掛かる銃撃をムウは操縦桿を引き込み、スカイグラスパーを上昇させて辛くも攻撃を回避。そして、すぐにストライクのフォローに向かった。
『――各機、しゃ――り待避せよ! 確認で――だい、ローエング――を発射す――』
「アークエンジェルはまだローエングリンを撃つつもりか!? キラ、早く待避しろ!」
アークエンジェルからの通信回線を聞き取ったムウは、一度、後ろを振り返り母艦を確認してからキラに声を掛けた。
「えっ!? ど、どうしてですか!?」
「聞いてなかったのか? アークエンジェルは残り一門でローエングリンを撃つつもりだ。さっきの指示は生きてるんだよ」
「……ほ、本当だ。急がないと! 移動開始します!」
ムウの言葉を確かめるようにキラはアークエンジェルへ目をやると、ローエングリン一番砲口を確認。すぐにストライクを射線から回避させるようにスロットルを開け、左舷側へと移動を移動を始めた。
その頃、スカイグラスパー二号機は――。
「……よしっ!」
襲い掛かってきた敵航空機が、スカイグラスパー二号機の後方で爆発。カガリは小さく握り拳を作った。
「はぁ……」
「もう少しだ。がんばれ」
何とか敵機を退けた事でトールが息を吐くと、カガリは勇気付けるように声を掛けた。
このまま行けばすぐに到達出来る距離に、見覚えのあるレセップスが艦砲射撃と対艦ミサイルでアークエンジェルを攻撃しているのが見えた。
「証拠にも無く、バカスカ撃ちやがって!」
「ブリッジを狙う! 撃ち落とされるなよ!」
「こんな所で死んで堪るかよ! 行くぞ!」
「ああ! 絶対に落としてやる!」
息巻く二人はお互いの意志を確かめ合うと、トールは巨大な船体を目指してスカイグラスパー二号機を加速させる。
若き鷹が無謀とも言える戦いを仕掛けようとしていた。
無数の点がコンソールモニター上をうごめいていた。
大多数は敵軍のマーカーで染められているが、その中、味方機である二つの点が一定の範囲表示から離れて行く。
「ストライク及びフラガ機、射線上からの待避確認!」
「レセップスからの砲撃、来ます!」
コンソールモニターを食い入るように見詰めていたトノムラが声を張り上げるが、それと時を同じくしてチャンドラが砲撃を知らせた。
「回避してっ!」
「当たって堪るかよ!」
「対艦ミサイル、多数接近!」
「イーゲルシュテルンで撃ち落とせ!」
アークエンジェルを次々をザフト軍の攻撃が襲い掛かる中、マリュー、ナタルが指示を出して対応して行くが、正面から接近するミサイル群の数が予想を上回る。
「大尉!」
『分かっている!』
険しい顔つきのマリューが甲板上のνガンダムへ向かって叫ぶと、ブリッジにはアムロの声が響き渡った。
弾丸をはき続けるイーゲルシュテルンにνガンダムの砲撃が加わり、ミサイルは瞬く間にその数こそ減らして行く。
しかし、イーゲルシュテルンでは落とすにしても範囲が限定される為に、近距離で撃墜したミサイルの爆発そのものは殺し切れず、幾度かの衝撃がアークエンジェルを襲った。
やがて揺れが治まるとマリューは顔を顰めて苛立ち気味の声を上げる。
「ローエングリン発射まだなの?」
「待ってください。現在、ケーニヒ機がレセップス付近で戦闘中です。撃てば巻き込む事になります」
「早く待避させて!」
「呼びかけているんですが、Nジャマーとジャミングの影響で聞こえてないのかもしれません」
「……こんな時に! 良いから呼び続けて! あうっ!」
トノムラとのやり取りをしていたマリューは、イーゲルシュテルンが辛くも撃ち落としたミサイルの爆発に再び体を揺らした。
「……っ! 艦長。犠牲は致し方ありません。早急にローエングリンを発射すべきです」
業を煮やしたナタルがインカムを通して捲し立てるような口調でマリューに告げる。すると、それを聞いたミリアリアが、慌てて席を立って物凄い剣幕で詰め寄った。
「待ってください! トールが戦ってるんですよ! 何で味方に撃たれなくちゃいけないんですか!?」
「このままではケーニヒ少尉の無断出撃の為にアークエンジェルが撃ち落とされる事になる。仕方あるまい。持ち場に戻れ」
「違います! 無断出撃だって、あのレジスタンスのカガリって子の所為じゃないですか! トールの所為じゃ無いわ!」
必死に反論するミリアリアだが、ナタルは取り合おうともしない。
こうしている間にもアークエンジェルは突破する為に、敵陣との距離を詰め始めている。そうなれば、それだけ被弾率も上がって行くのは必然。一刻でも早く前方をこじ開けなければ、撃沈は時間の問題だった。
その中、淡々と少年が――サイがナタルに声を掛けた。
「ウォンバット装填完了。発射しますけど、良いですか?」
「任せる。続けて発射しろ!」
「了解。発射します」
ナタルの了承を得たサイは、モニターの光を眼鏡に反射させながらスイッチを押し込む。
しかし、その冷淡なサイの態度は、ミリアリアの怒りに火を着ける事となる。
「……サイ。どうして平然としてられるのよ! トールが死んじゃうかもしんないのに!」
「トールだけじゃない。キラだって戦ってるんだ。やらなきゃ俺らだって同じだろう。だから……ザフト軍は倒さなきゃ駄目なんだよ!」
サイは目線をモニターから動かす事無く、何故か言葉尻だけを強めて言葉を返して来た。まるでその言いようは、憎しみを向けているようにも見えた。
「……あんた、トールの友達でしょう! なんでそんな風に言えるのよ!」
「文句を言ってる暇があるなら、今はザフト軍を一人でも多く倒しなよ」
「……なによ……それ……」
「アークエンジェルが落ちたらトールやキラは帰る場所が無くなるんだぞ。そうなったらザフト軍に殺されるに決まってるだろう」
友達だと思っていたサイの言いようにミリアリアは目を見開くが、彼の言う事はあながち間違いではなかった。
幾つかの戦場で一部のザフト軍兵士達が、投降した地球軍兵士に対して虐殺を行っているのは間違いない事実なのだが、生存者がいない以上、そこは死人に口なしと言う事なのだろう。
その事を踏まえれば、アークエンジェルが撃沈されれば、キラやトールはおろか味方と言う味方は殺される危険性はかなり高い。
「ウォンバット、正面モビルスーツ群に発射します。……ミリアリア。戦う気が無いなら出て行った方が良いよ」
「そんな……」
「ミリアリアがそんな事言ってる間にもトールは死ぬかもしれないだろう。出来ないなら俺が一人でも多く倒すからさ。ミリアリアは部屋に戻りなよ」
「……そんな言い方……ないじゃない。酷いよ……」
あくまでも淡々と応えるサイの言葉に、ミリアリアは立ち尽くしたまま、悔しそうに涙を滲ませた。
そうして二人の間に亀裂が生じた間も戦況は動き続け、最前線とアークエンジェルとの距離が詰まり始め、益々被弾率が上がり始めた。
レジスタンスとの連絡役をしていたキサカは地図が映るモニターへ目を向けながらも、カガリのしでかした事で問われるであろう罪の回避と、彼女をどう生きて帰還させるかを考えていた。
――本国に迷惑を掛ける事になるが……仕方ないか。
キサカは苦慮しながらも、カガリの身を守る為にマリューの元へと歩み寄った。
「……ラミアス少佐。耳を貸してもらいたい」
「何です。こんな時に」
振り返ったマリューが不審な顔を向けると、キサカは彼女の耳元で囁いた。
「カガリを助け出し罪を不問にしてもらえるのならば、艦の補給と修理は無償で行わせてもらう」
「えっ!? だけど、それは……。そんな事で軍を動かそうと思うなんて――きゃあっ!」
「……っ。大丈夫か?」
「ええ」
話の腰を折るかのように激しい揺れがブリッジを襲ったが、キサカはその程度で折れる事はなかった。
「ラミアス少佐。これはあくまでも取引だ」
「取引って……保証も無いのに聞ける訳が無いでしょう! それにアークエンジェルはモルゲンレーテ製の戦艦なのよ。いくら組織が大きいと言っても、完全な修理なんてレジスタンスには不可能よ」
「……我々の組織はモルゲンレーテにも通じている。勿論、多少の融通も利かす事も可能だ」
「だから彼女はヘリオポリスでキラ君に助けられた。……あなた達は一体何者なんですか?」
「素性を証す事は出来ないが、約束は必ず守る」
「ヘリオポリス、モルゲンレーテ、オーブ……ウズミ・ナラ・アーサー……。アークエンジェル、GATシリーズ……開発協力……。サハクですか?」
マリューはキサカの言葉を聞くと、口元に手を当てて呟き問い返した。
沈黙。そして――。
首を軽く振ったキサカが再び口を開く。
「カガリの罪と救出。それと引き替えに、艦の補給と修理は無償で行わせてもらう。上手く行けば、ストライクの修理もモルゲンレーテに頼んでみる。それでも駄目か?」
「だから罪を不問した上にこの状況下で助けろと? ……拘束も可能なんですよ?」
「既にサイーブから組織に連絡が行っている。拘束するのならば、我々の組織も連合と事を構えなくてはならなくなる。私としてもそのような状況は避けたい。そちらもプラントと戦争状態の中、余計な敵を増やしたく無いはず。
……私はカガリを。そちらはケーニヒ少尉とモビルアーマーを失わなくて済む。この艦の現状と今後を考慮すれば悪く無い話だ」
厳しい視線を向けるマリューに、キサカは平然と言ってのけた。
確かにキサカの言う事が事実であるならば、艦をあずかるマリューに取って願っても無い事だが、この戦況で絶対など有り得ない。
「この状況下では助けると言っても保証なんてできませんし、もし、彼女が死んだ場合は?」
「無論、致し方ない事だろうが……最低限、補給だけは必ず保証する」
「……このままでは仕方ないわね」
マリューは吐き捨てるように呟き、これをきっかけに頭に浮かんでいたもう一つのルートへの変更を決断した。
「ナタル、後退信号を上げて。針路を南に変更。トゥルカナ湖へ向かうわ」
「艦長!? どうしてですか?」
「このまま戦闘を続けても、突破は無理よ。南に行くにしても高地沿いならアフリカ戦線の戦力も少ないはずよ。それに南アフリカ領内に入ってしまえば、ザフト軍との遭遇率はぐっと下がるわ」
明らかにこれ以上戦っても不利な戦況を覆す事は出来ない。それなら、もう一つのルートに賭けると言う事だった。
だが、ナタルはここまで戦いながらも。と言う思いからか、マリューの判断に異議があるのか渋い顔を見せる。
「しかし……」
「お願い。私達は生き残って、ジョシュアまでたどり着かなければならないの」
「……分かりました」
渋っていたナタルではあったが、この時ばかりはマリューの言葉に頷く以外はなかった。
「艦の針路を南へ! 後退信号を上げろ! 転進後は後方の守りを厚くするのを忘れるな!」
「フラガ少佐にケーニヒ少尉を連れて戻るように伝えて。ストライクはアークエンジェルの守りに着かせなさい」
事が決まれば彼女たちの動きは早い。ナタルとマリューが声を張り上げ、次々と指示を出して行く。
一言で言えば、――「負け」が確定したと言う事だ。だが、彼等に意義のある敗走とする為にはザフト軍の追っ手を振り切らなければならなかった。
また再び、戦場が動き始める。
アークエンジェルの船体がわずかに跳ねると、艦首が少しずつ南へと向いて行く。
甲板上で敵機へと攻撃を繰り返すνガンダムのコックピットで、アムロはトリガーを押し込みながらもナタルの声に耳を傾けていた。
『以上の理由からトゥルカナ湖へ向かう為に針路を南に変更します』
「この戦況では仕方ないだろう。……了解した」
明らかに戦況は不利な上、これ以上続ければ撃墜は時間の問題と言う事もあって、アムロもナタルの言葉に頷く他なかった。
運の良い事にザフト軍が南下しながらの進軍だった為、北から東にかけて展開している。南側には一切展開おらず、逃げるアークエンジェルには好都合だった。
だが、逃げる前にやる事がある。その事をナタルが口にする。
『まずはストライクとスカイグラスパーを後退さなければなりません』
「俺がストライクとスカイグラスパーの援護をする。ナタルはキラ達が後退出来るようにミサイルを。その後は追撃して来る敵への牽制を兼ねて、各方向にミサイルを撃ち込め。それからトールはどうするつもりだ?」
『一応、フラガ少佐に救出をしてもらう予定ですが……最悪は切り捨てるしかないでしょう』
無断出撃をしたトールの事をアムロが問うと、ナタルは言葉を選びながらも最後ははっきりとした口調で答えた。
この状況下で救出が無理であるならば、誰であろうと切り捨てなければ全員が死ぬ事になりかねない。良くも悪くも彼等は軍人なのだ。
「分かった。敵機への牽制を頼む。ストライクに余裕があるようなら、キラには殿を務めさせてくれ」
『了解しました』
頷いたアムロはナタルに指示を出すと、後部甲板上へと移動しながら砲撃を繰り返した。
その頃、前線上空を飛ぶムウはアークエンジェルの動きの変化に機敏に反応していた。
「……アークエンジェルが向きを変えてるだと!?」
一瞬、ムウは目を細め、何故アークエンジェルが動きを変えたのかを思考したが、答えが出る前に、白い船体から赤く光る後退信号が打ち上げられた。
「えっ!? ……後退?」
「……一体どうなってんだ? ……だが、この状況なら仕方ないか。キラ、後退するぞ。遅れるな」
煌々と輝く後退信号を見たキラが呆然と呟くと、ムウは表情を険しくしながらも戦況から納得する。
戦線離脱の為にスカイグラスパーは機首を上げ、ストライクは火器を駆使して敵機との距離を空けようと後方にブーストを掛ける。
そこへ、トノムラの声で新たな指示が出された。
『こちらアークエ――ル! 各機に通達。全機後退せ――。これより――は南へ転進する。ストライクは本艦の――て殿を務めろ。フラガ機はケーニヒ機を救出――帰還。ただ――ケーニヒ機が撃墜され――はその限りでは無い』
「無茶言いやがって!」
この状況で新人であるトールを助けに行けと言うのはかなり厳しく、ムウは思わず吐き捨てた。だが、そう言いながらも元から見捨てる気は無かったようで、レーダーに目を向けた。
レーダーには無数の点が確認出来たが、敵側からのジャミングがあるのか距離がある場所は、かなり曖昧な状態で二号機を確認出来ない。
その間にもストライクはバックブーストを繰り返し、敵機を引き離しに掛かっていたが肝心な時にトラブルに見舞われ、思わず言葉を漏らした。
「こんな時に!」
「どうした!?」
「弾が切れです! 右肩の武器は全部無くなりました!」
ムウが聞き返すと、キラは左手に持つガンランチャーで応戦しながら答えた。
少なくとも、今のストライクからは弾幕を張れるだけの武器が消えた事になる。後退するにしても数を相手にしなければならず、更に苦しくなったと言える。
トールを助けに行かなければならないムウは、ストライク一機で逃げながら戦うのは無理があると判断。すぐにスカイグラスパーを切り返すとストライクへと向けた。
「キラ。換装するぞ」
「こんな状態じゃ無理ですよ!」
「エールの方のエネルギーが切れた訳じゃないだろう! 無理でもやるんだよっ!」
「……分かりました。お願いします」
「行くぞ」
ムウの声と共に、キラはスカイグラスパーの位置を確認すると、ストライクを敵モビルスーツ群に背を向けて走らせた。そして――。
ストライクが高く舞い上がり、右肩のコンボウェポンポッドが砂の大地へと落下して行く。
「ストライク、頼むからもって!」
キラは祈るように叫んだ。
ザフト軍モビルスーツからすれば、跳躍したストライクは良い的でしかなく、容赦無く弾丸が撃ち込まれ、エネルギーゲージが瞬く間に減って行く。
その瞬間、ムウは閃いたようにアムロの気配を感じ取った。
「アムロか!? 来るぞ、キラ!」
向きを変えつつあるアークエンジェル甲板上からビームが走り、敵モビルスーツ群の一部を薙ぎ払い、続けてミサイルが襲い掛かった。
「アムロさんとアークエンジェル!?」
キラの背後でザフト軍モビルスーツが、砂を巻き上げながら次々と爆散して行った。
ストライクの右肩に新たなコンボウェポンポッドが装備され、アグニは砂の大地に突き刺さるように着地した。
すぐにキラは左肩から九四mm高エネルギー収束火線ライフルを引き抜き、三五〇mmガンランチャーと接続。対装甲散弾砲をストライクの右手に持たせると、砂に突き刺さったアグニを左手で構え、敵モビルスーツ群へと向けた。
ストライクは新たにパックを装備した事でエネルギーゲージの半分以上を回復。ビーム兵器を使うには十分な量だ。
「これならやれる。そこを退けっ!」
キラは珍しく荒々しい口調で躊躇い無くトリガーを押し込むと、両腕に抱えた対装甲散弾砲とアグニが火を噴き、攻撃は瞬く間に複数の敵をまとめて葬り去った。
今の攻撃で流石に恐怖が芽生えたのか、敵の動きに戸惑いが感じられた。それが証拠に、ストライクが一歩踏み出すと、ジンオーカーやバクゥは気迫に圧されたように後退った。
だが、今となってはそれも無意味であり、優先するべきは撤退なのだ。
「キラ、後退しろ」
「でも、トールを助けないと」
「お前は戻れ。あのバカは俺が助ける。アークエンジェルを守れ」
「だけど!」
ムウの言葉に抗うようにキラは食らい付いた。
確かに通信での指示は、ストライクはアークエンジェルを守り、殿を務めなければならない。それは命令であり、余程の事が無い限り兵士として遵守しなければならない絶対条件なのだ。
「これは命令だ。早く行け。トールは必ず連れて帰る。アークエンジェルを頼んだぞ」
「……分かりました。アークエンジェルで待ってます」
気迫のこもった口調でムウが言うと、その言葉の意味にキラは唇を噛むと頷く以外に選択肢は無かった。
再びストライクが後退を始めると、スカイグラスパーは一気に上昇して行く。その上昇する機体の中で、ムウは感が冴えたように何かを感じ取っていた。
「――トール!? 向こうか!?」
クルーゼの時のほどハッキリはしないが、確かにトールの気配。不思議ではあるが何かを感じ、ムウは思わず目を向けた。
その視線の先には、豆粒のような大きさのスカイグラスパー二号機とレセップス。
「あのバカが深追いしやがって! 落ちるじゃねえぞ!」
顔を険しくたムウは、操縦桿倒してスロットルを最大まで開放。一気に機体を加速させて行ったのだった。
目の前のレセップスに一撃を食らわそうと、スカイグラスパー二号機が襲い掛かろうとしていた。
しかし、それを阻むようにレセップスから撃ち出される砲弾が、トールの目では捉えきれないほどの速度で横を通り過ぎて行く。
「くそっ! 迂闊に近づけねえ」
「あきらめるな! もう少しだ。頑張れ!」
吐き捨てるトールに、カガリは砲塔式キャノン砲を操りながら叱咤したが、次の瞬間、機体が揺れ、アラームが鳴り響いた。
「ちっぃ! シールドに当たった!?」
トールはわずかにコンソールモニターへと目を向けて被弾箇所を確認。装着していたエールストライカーパックのシールドに敵弾が当たったのを理解した。
もし、これがこれがシールドではなく、機体その物に直撃していたら、今頃は機体ごと二人は爆炎に飲み込まれ、命を散らしていたはずだ。しかしながら、少なからず二人に幸いしたのは、当たった箇所がシールドであった事と、弾が機銃レベルであった事だった。
しかし、ここは戦場。早々、攻撃が止む事は無い。案の定、レセップスから迎撃ミサイルが撃ち出された。
「迎撃ミサイル!? 上昇するぞ!」
「分かった! 撃ち落としてやる!」
「そんなの簡単に落とせる訳無いだろっ!」
無茶な事を言うカガリに、トールは文句を言いながら慌てて操縦桿を引き込み、スロットルを最大まで開放した。
スカイグラスパーは加速しながら一気に天を目指して上昇し始める。
「ぐぅぅぁ……」
「うぅぅ……」
急激な上昇による加速度が二人を襲う。トールとカガリは歯を食い縛り上昇を続けた。
やがて頂点に上り詰めたスカイグラスパーは、限界が来たように空中で静止。トールは息を吸い込みながら後部モニターに目をやり、ミサイルの来るタイミングを測った。
「すぅぅ……」
実機訓練を始めた際にもムウが同じ技を使い、肝を冷やした事を憶えてる。しかも、バルトフェルド隊との演習時、スカイグラスパーに乗ったキラに対してムウが同じ技で撃退していた。
トールはこの技は二度経験しているが、同じ様に出来る自信は無い。だが、今の自分に出来る事と言えばこれくらいしか思い浮かばなかった。
背後からミサイルが接近する――。
トールは機首を真下に向けるようにして操縦桿を倒し込み、ペダルをニュートラルに戻した。その瞬間、ミサイルが跳ねたように見えた。
「――今だっ!」
機首が真下に向き掛けた所で、トールは一気にペダルを踏み込むと、接続されたエールストライカーパックのノズルに再び青白い火が点った。
間一髪、ミサイルは先ほどまでスカイグラスパーが静止したいたであろう場所を通過。そして爆発する。
その間にもスカイグラスパーは、真下に見えるレセップスに向かって、無謀とも言える加速を始めていた。
「うわぁぁぁ!」
「くぅぅ……! 叫んでないで狙えよ!」
「……わっ、分かった」
慌ててカガリはコンソールを叩くと、スカイグラスパーに装備されている火器の全てを作動させてトリガーに指を掛けた。
「くっ……! 当たれーっ!」
カガリの叫び声と共に、砲塔式大型キャノン砲、中口径キャノン砲、二〇ミリ機関砲、そしてエールストライカーパックの五七mm高エネルギービームライフルが火を噴いた。
乱射される火器達――。そのうち一発がレセップスの艦橋を真上から貫くと、ブリッジのガラスが吹き飛び、爆発とともに火の手が上がったが、二人の目の前にも砂の大地が迫って来ていた。
「だぁぁぁぁー! 間に合えぇぇーっ!」
「いやぁぁぁー!」
トールは歯を食い縛りながら操縦桿を目一杯引き込むと、後部シートではカガリが女性らしい悲鳴を上げる。
最早――と思われたが、スカイグラスパー二号機は寸での所では砂を巻き上げながら、機首を空へと向けて急上昇して行った。
「はぁはぁ……」
「た……助かったぁ……」
流石に生きた心地がしなかった二人は脱力したようにシートに体を預けた。
しかしながら、戦闘は終了の時を迎えてはおらず、突然の警告音の後に、激しい振動が二人を襲う。
「うわっ!?」
「きゃぁ!」
『――馬鹿野郎っ! 早くエールパックを切り離せっ!』
二人が悲鳴を上げると、コックピットにムウの怒鳴り声が響き渡った。
「えっ!?」
『死にたいのか! 早くしろっ!』
「は、はいっ!」
ムウの怒声にトールは訳も分からず、慌ててコンソールパネルを叩き、エールストライカーパックを切り離した。
スカイグラスパー二号機からは被弾したエールストライカーパック一式が分離され、砂の大地に向かって落下して行く。そのわずか数秒後にエールストライカーパックは爆発と共に砂の上に飛び散った。
その光景にトールとカガリは思わず身を振るわせる。ほんの少しでも分離が遅れていれば、機体ごと吹き飛んでいただろう。
『ボケッとすんな! 戦場なんだぞ! 早くアークエンジェルに戻れ!』
「りょ、了解しました!」
今の出来事で萎縮した為に動きが疎かになったのか、ムウが再び怒鳴り声を浴びせると、トールは慌てて操縦桿を握り直し、機体をアークエンジェルへと向けた。
二機のスカイグラスパーは戦線を離脱し、南へと向かう母艦を目指して高度を上げたのだった。
約三十分後――。
全速力で戦域を離脱したアークエンジェルは、痛々しい傷を残したままでアフリカ南方のトゥルカナ湖目指して航行している最中だ。
十分ほど前までは追撃する敵機もいたのだが、各パイロット達の活躍とアークエンジェルの火器をフルに生かし、振り切る事に成功。しかし、その為に予想以上の弾薬を消費する事になった。
だが、それだけでは止まらず、大破したローエングリンとカタパルトデッキの問題も残っていた。
既に二番ローエングリンは応急修理すら不可能。二番カタパルトデッキもほぼ同様で、カタパルトが作動せず、挙句装甲が一部捲れ上がっている為に、下手にエアロックを開く訳にはいかない状態だ。
兎にも角にも高々一回の戦闘ではあったが、熾烈を極めた事と実質的な敗戦に各員の精神的消耗も激しく、不安の残る船旅となっていた。
そして、整備兵達が忙しなく動く格納庫――。
真っ先に帰還したスカイグラスパー二号機のコックピットから、トールとカガリが姿を現した。
「やったな、おいっ!」
「ああ……」
機体を降りるや否やカガリは嬉しそうに、疲れの見えるトールの頭を抱えるようにして無邪気な顔を見せた。
本来、アークエンジェルの目的は敵陣を突破し、紅海に出る事であったが、カガリに取っては亡くなった仲間の敵討ちの為の手段でしかなかった。最も、倒した敵が砂漠の虎で無いのが残念ではあったが、目的が達成出来ただけに喜びも一入のようだ。
その二人の元に、かなり不機嫌な顔をしたムウがやって来た。
「喜んでるとこを悪いんだが、トール。誰の命令で出撃した?」
「それは……」
トールはカガリを引き剥がすと、ムウの問いに口ごもった。
「誰からも命令を受けて無いんだから、言える訳無いのは当たり前か……。ったく――」
立ち尽くすトールから視線を外したムウは、髪を掻き毟りながら呟き、
「――ふざけんなっ!」
格納庫に響き渡るほどの怒鳴り声を轟かせて、トールの頬に拳を叩き込んだ。
殴られたトールは吹き飛ぶように倒れ込んだ。隣にいたカガリは驚きのあまり呆然としたが、すぐにトールにか駆け寄り、ムウを睨み付けた。
そのムウの行動に驚いたのはトールとカガリばかりではなく、ストライクを降りて来たキラも同様だった。
「――トール!?」
「キラ。止めるな」
「でも!」
トールの元に駆け寄ろうとした所をアムロが止められ、キラは思わず声を上げるが、
「軍人である以上、キラにも理由は分かるだろう」
アムロの淡々とした言葉にキラは唇を噛んだ。
確かに理由はどうあれ、トールが無断出撃してしまった事実に変わりは無い。しかも、ローエングリンを発射する好機さえ潰し、目的である敵陣突破の芽を摘んでしまったのだ。軍隊である以上、これは許される事ではなく誰も庇う事など出来る訳がない。
だがそんな中、カガリだけはトールを庇うようにムウの前に立ちはだかった。
「こいつは戦ってレセップスを落としたんだぞ! 何も殴る事は無いだろう!」
「ガキは引っ込んでろっ!」
ムウは自分を睨み付ける少女を一喝して力任せに退かすと、床に尻を着けたままのトールに厳しい目を向けた。
「おい、立て。もう一発だ」
「……はい。済みませんでした」
頷いたトールは脚に来ているのか、ダウン寸前のボクサーのように立ち上がった。
「やめろっ! あれは私が勝手に動かしたから……。だからこいつに責任は無い! 殴るなら私を殴れ!」
一度は退かされたカガリではあったが、無理やり二人の間に割って入り、再びムウの前に立ちはだかった。
自分を庇おうとするカガリの行為にトールは驚きを見せるが、ムウは彼女の言葉をきっかけに、更に顔を険しくした。
「また操縦持って行かれたのか?」
「……はい」
「演習の時にも言ったはずだ。あの時は仕方ないとしても、今度はレジスタンスのお嬢ちゃんだ。お前、ズブの素人に操縦持って行かれて、やる気あんのか? やる気が無いなら止めちまえ!」
間に立つカガリを無視してムウが怒鳴ると、トールは、
「あります! ……今回の事は全部、俺の責任です。本当に申し訳ありませんでした!」
と言って、腹の底から思い切り声を出しながら目一杯頭を下げた。
だが、カガリがきっかけだったとは言え、正規パイロットとなったトールが、コントロールを奪われた上に遵守すべき事も守れず、挙句に味方に迷惑を掛けて作戦を失敗させた事には変わりは無い。
少なくともコントロールを奪い返した時点でアークエンジェルに戻っていれば、ここまでにはなってなかったはずなのだ。
「歯、食い縛れ。それから、お前。邪魔だ、退け」
ムウは表情を変える事無く、トールとカガリに冷淡な口調で告げた。
「だから、あれは――」
「――退けって! あれは俺の責任なんだから、お前は退けよ」
間に立つカガリは尚も反論しようとした所で、トールがそれを遮るように彼女の肩を掴んで言った。
「だけど……お前」
「頼むから退いてくれ」
「……私の所為で……本当に……済まない……」
カガリはトールを見つめ、悔しそうな表情を浮かべた。そして、肩を落として小さく謝ると後ろにさがった。
するとトールは一歩前へ出て四肢と奥歯に力を込め、いつでも殴られる体勢を取った。
「……良い覚悟だがな、お前がレセップスを落としに掛かってた所為でローエングリンが撃てなかったんだ。状況把握も出来ない上に射線まで塞ぎやがって!」
少しだけ息を吐いたムウは、鬼の形相でトールの頬に一撃を叩き込んだ。
再び倒れこんだトールの元にカガリが駆け寄る。トールの口元からは血が薄く滲み、腫れているのが一目で理解出来た。
だが、殴った事だけ全てが済む訳では無い。ここは軍艦であり、トールは軍人なのだから。
「少しの間、営倉にでも入っていろ。済まないが、このバカを連れてってぶち込んどいてくれ」
ムウは出払っている警備兵の代わりに手隙の整備兵に声を掛け、トールを営倉に入れるように指示を出した。
事情を知る整備兵達はトールに同情的な目を向けつつも、作戦その物を失敗させてしまった事もあって、複雑な表情を浮かべている。それだけに元の原因を作ったカガリに向ける視線は、やはり好意的では無いようだ。
「どうしてあいつが……何もそこまでしなくても良いじゃないか。お前達、同じ仲間なんだろう? なんであんな――」
「――黙れっ! 好き勝手やりやがって! お前がどこの誰だか知らないが、保護者に感謝するんだな。本当なら捕まえて銃殺にしてる所だ。それから、許可の無い者は立ち入り禁止だ。こいつを格納庫から摘み出せ!」
カガリはトールの処分の事でムウを親の敵のように睨み付けながら抗議するが、ムウはトールを殴った時以上に険しい顔を見せて怒鳴り、叩き出すように言った。
近くにいた整備兵達は頷くとカガリを取り囲み、格納庫の扉の外へと連行して行った。
本当ならばムウ自身の手でカガリの事を殴り倒したい所ではあったが、スカイグラスパーから降りる前にトールの事を問い質した所、マリューからキサカとの密約を聞かされ、それ故に罰は罰としても、トール一人だけを責める結果になったのが気に食わなかった。
だが、アークエンジェルの状況を考慮すれば、背に腹は変えられずマリューが受け入れると判断した以上はどうしようも無いのが実情だ。
「……全く、何なんだよあのガキは」
ムウは苛ついた様子で髪を掻き毟って溜息を吐くと、背後からアムロが彼の肩に手を掛けた。
「アムロか。……悪い。見苦しい所見せちまった」
「いや。俺も一応、マリューから話は聞いてはいるが……。軍人としてムウは間違ってはいない」
「ああ。分かってる。実際、トールの奴は違反やっちまったんだからな……。ただ、人としてはな……」
複雑そうな顔を見せるアムロの言葉に、ムウも仕方ないと言う感じで疲れた表情を見せながら呟いた。
勿論、「人としては」と言う意味は代償の為に部下の懲罰原因を作った人間を野放しにしておかなければならない事だった。
そこへ事情を聞かされていないキラがやって来て尋ねた。
「あの……。トールは……どうなるんですか? それにあのレジスタンスの子が原因なんですよね?」
「少しの間入ってもらうが、人手が足らないからな。頃合いを見て再教育する。罰に関してはトールも一応、軍人だからな。やっちまった以上は受けさせる以外は無いんだ」
「……あの子は何も無しなんですか?」
「一応、もう決まってるだけどな。協力関係とは言え、また同じ事されたんじゃ堪らないからな。……マリュー相談するつもりだ」
「……分かりました」
それまで眉を寄せていたキラではあったが、ムウの返答に一応の納得を見せた。
曖昧ではあるが、話の決着が着いた三人は引き上げようと歩き出した。そこへ、インカムを付けたマードックが大きな声で三人を呼び止める。
「待ってください! 大尉さんと坊主は引き続き、待機してくれって連絡が。フラガ少佐はブリッジへ行ってください」
「了解した」
マードックに対してアムロが頷いて応えると、珍しくムウが申し訳なさそうな顔を見せた。
「疲れてるのに済まない」
「まだ追撃があるだろうからな。仕方が無いさ」
「結局の所、落ちはしなかったが……」
「始めから数が違い過ぎた。だが、俺達はまだ生きている」
「……そうだな。まだ俺達は生きているんだからな。……それじゃ、ブリッジ行ってくるわ」
確かにアムロの言う通り、無茶を通り越した戦いを生き抜き、まだここにいるのだ。ムウは少し笑顔を見せると、後ろ手を上げてブリッジへと向かって歩いて行った。
その姿を見送るキラは、何とも言い難い顔で言った。
「雰囲気、重いですね……」
「……今は仕方が無いさ」
敗走の事もあってアムロは軽く頷いた。
まだ離れて二日も経っていないと言うのに、キラはラクスがいた頃が少しだけ懐かしく思えた。
プラント本国の某コロニーに住むホーク家――。
姉、ルナマリアと妹はメイリンはリビングのソファに腰を下ろし、テーブルに載せられた大量の菓子をボリボリパリパリと音を発てて食べながら、テレビへと目を向けてた。
テレビの中には淡いピンク色の髪をしたアイドル――ラクス・クラインの姿。
『いいえ。そのような事はありません。アークエンジェルの方々は、とても良い方ばかりでしたわ』
画面の中のアイドルはニコニコと記者の質問に答えて行った。
ハッキリ言って地球軍に捕まっていたと言うのに、どうしてこんなに明るくしていられるのかと、二人は頭の上に?マークを点滅している。
眉間に人差し指を当てたルナマリアが、目を細めながら意味が分からないと言わんばかりの表情を作った。
「……ラクス・クラインの言ってる事、信じられないわね」
「でも、ラクス様は民間人なんだし、地球軍だって……」
「じゃあ、そのラクス・クラインが乗ってた船を沈めたのは、どこの船?」
「……地球軍」
姉の問いに答えたメイリンは、動物の絵柄が描かれたチョコ菓子を口の中に放り込むと、思わず腕組みをして考え込んだ。でも答えは出ない。
その間にカメラはラクスの両隣に座る人物を映し出した。
左側に婚約者のアスラン・ザラ。右側には救出交渉を行ったアンドリュー・バルトフェルドが座っていた。
ルナマリアは袋に入った小分けの醤油煎餅を取り、軽く拳で叩いて一口サイズしてから袋を開封した。ボリボリボリと小気味良い音を発て、口の中で煎餅が砕かれて行く。そして紅茶を一口含んだ後に言った。
「どう見てもおかしいでしょう。ラクス・クラインを残して全員死んでるのよ。あんな目に遭ったのに、なんで地球軍の肩を持つような事を言えるのか、私には信じられないわ。まあ、遺族は怒り心頭でしょうね」
「でも、ラクス様が嘘吐くと思えないよ。同じ地球軍でも……違うのかな?」
「そんなの分かんないわよ。でも、アスラン・ザラの様子からして、何かあったとしか思えないわ」
メイリンが首を傾げると、ルナマリアはアイドルの婚約者を見ながらまた煎餅を口に放り込んだ。ボリボリボリ。
食べてた菓子が無くなったメイリンが、テーブルの端に置いてある黄色い色に白いハトの描かれた手提げ状の箱を指して言った。
「お姉ちゃん、サブレ取って」
「もう、自分で取りなさいよ」
「ありがとう」
ルナマリアはブツクサ言いながらも箱ごと手渡すと、妹は中身を取り出し、ハトさんの頭から被りついた。サクサク。
そうしている間にも、気が付けば記者の質問はラクスの婚約者へと向かっていた。
『……無事で良かったと安心しています』
今まで口を開く事が無かったアスランが、あまり芳しくない様子で問いに答えている。
ハトさん尾っぽまで食べつくしたメイリンは、オレンジジュースをストローで啜ると不思議そうな顔で画面を眺めた。
「やっぱり、何かあったのかな……?」
「でなければ、あんな顔をしてないでしょ。……メイリン。水羊羹取って」
「何が良いの?」
「抹茶」
「……はーい」
妹は姉の注文通り、緑色した背の低い円柱を手渡した。
テレビではアンドリュー・バルトフェルドが記者の質問に答えていた。
『地球軍側も素直に応じてくれましたから、そこまでの苦労はありませんでしたが……。いやー、実際戦いましたが彼等は手強いですよ。……私としても、また戦場で戦いたい相手です』
バルトフェルドは相手がどのような敵なのかを質問されているようだった。
金属の蓋を開けたルナマリアはプラスチックのスプーンを手にすると、プルプルした緑色の物体をすくって口の中へと含んだ。モゴモゴモゴ……ゴックン。
「アンドリュー・バルトフェルドかぁ……。活躍したし、凄い出世するんだろうなぁ」
「ラクス様助けたんだもん。出世するんじゃないの」
ルナマリアの言葉にメイリンが頷いた。
すると、姉のアホ毛が一瞬、跳ねるように動いた。どうやら何か思いついたらしい。
「将来、指揮官ってのも悪くないわね。私もザフトに就職しようかなぁ」
「……」
姉のらしくない夢見がちな言葉に、妹は思わずこめかみを押さえて目を細めた。
――お姉ちゃん、軍人なんて向かないし無理だよ無理。無理。無理。無理。
妹の心の中ではそんな言葉が繰り返された。
だが、そんな妹の心中など気付く事なく、そのリアクションのみに姉は頬を膨らます。
「……何よ?」
「あのね、お姉ちゃん。……軍隊じゃ、そんなスカートはけないし、お洒落な服も無いんだよ。お洒落出来ないの我慢出来る?」
「もしかしたら規則が変わるかもしれないし、そんなの分かんないわよ」
「軍隊だもん、あり得ないよ。それにお姉ちゃんが指揮官じゃあ……」
普段はもっと強気なルナマリアだが、将来について悩むお年頃の為か、今日は少しナイーヴ。少し不貞腐れながら食べかけの水羊羹をテーブルに置いて、紅茶を啜って妹を睨んだ。
「何よ……」
「ううん。なんでもなーい」
「……なんかムッカつくわねぇーっ!」
プチンと切れる音がした後に――いきなりスパーンと良い音が響いた。
「あっ痛っ!?」
突然の痛みにメイリンは頭を押さえて見上げると、そこには……。
スリッパを武器に凶暴化した――姉の姿。
見る見るうちにメイリンの瞳は潤み、口がへの字を書き始めた。
「うぅぅぅ……うわぁぁぁーん。お母さーん! またお姉ちゃんがまた殴ったぁぁぁ」
妹、メイリンは泣きながらリビングを飛び出すと、母のいる部屋へと走って行く。
「こうなったら、やったろうじゃない! ミニスカ穿いたモビルスーツ乗りの指揮官目指してやるわよ!」
一方、リビングに一人残った姉、ルナマリアは拳を握りしめ、将来への決意を叫んでいたのだった。
まあ、兎にも角にもホーク家は今日も安泰なようだ。
今回は以上です
皆さん、こんばんわです!
今回も至らない点が多々あると思いますが何卒ご了承ください
遅れて申し訳ないっす・・・orz
今回、話重めです
だからホーク家だけは明るいノリでやってます
2日ほど寝てないから、どこか吹っ飛んでるかも(w
カガリはどうでしょうか?
ちと心配です(w
皆さん、今回もありがとうでした |・∀・)ノシ デハデハー!
えーと、厄病神以外の何者なんですかカガリはw
ミリアリアがナイフを振り下ろす相手ですかw
トールもサイもだんだん軍人になっていくなぁ
いい事か悪いことかは別として必要な事なんだろうなぁ
ざっと読んで気付いた誤字は
証拠にも無く→性懲りも無く
ではないでしょうか
この馬鹿ガリが・・・・・。
よりにもよって斜線を潰すかヲイ
>>463 待ってましたよ!
ムウが片鱗を見せてるんですかね。
これからが楽しみであります。
ブライトにカガリを殴って欲しい気分だw
プラントに煎餅あるんだw
サブレもwwwww
うまいよなアレ
GJ!!
今回のモルゲン補給フラグ、どう考えても
ストライクy&νガンダムの技術モロパクフラグでもあるんだがいいのか?
サイフレ&バイセンはサイコミュ関連だからまだ良いとしても
PS装甲、戦闘データ、ガンダリウムetcetc
オーブに流出させたらシャレにもならんモノが満載なんだが・・・。
・・・こうなると、カガリはある意味で自国のために動いたのか結果的に?
次はカガリ単独で出て落ちて欲しくなる
戦力補給のためにジャンクのジンあたりでもかえばよくねぇ?
っておもわなくもないが
そろそろ某ジャンク屋がおりてはているころだろうし。
νガンダムの技術を守る為にモルゲンレーテに余計なところを触られないようにアムロ達に頑張っていただきたい。
あれ、でも種本編はキラのOSを修理の代金にしたわけだけど、今回の件で修理と補給の代金が前払いした事になる、
M1の棺桶フラグか?
いやキラのOSを代金にM11機とかか?(νガンダムの替りのアムロの乗機として)
GJっすー
AAの暗い雰囲気とホーク家のゆるい空気のギャップに吹いた
ちょこちょこ助詞が抜けてるんですが細かすぎて粗探しのためにもう1回読み直すのはやだなあ、みたいな
ボロボロの戦艦が最新&未知の技術ぶら下げて、ほいほいやって来るんだぞ?
垂涎の餌を前にしては、口約束の契約なんぞ反故にして当たり前だし、
モルゲンのドックに入ったら多少のプロテクト程度じゃ解析はとめられん。
せめてνガンダムだけでもモルゲンに秘密にしときたいもんだけど
つってもサイコミュなんて別の概念から生まれたものを物に出来るのかね
モルゲンレーテは。 現物があって解析が出来て設計図もあるけど必要な物が無いなんてよくあること
つまり、ギレンの野望の鹵獲兵器みたいな。
GJです。
ただマリューさんのセリフの『ウズミ・ナラ・アーサー』って何者?
遅ればせながら乙乙乙乙ぅ〜。
まぁちゃんとカガリにも「成長フラグ」が立った!という事で。
周りの大人が怒ってくれるって大事ですから・・・・。
>>463 GJ!
少年達が皆成長していってるな。
カガリはこれからなのか?
>>469 どの道どこかで技術は漏れるだろうしそれの最初がオーブになるのも仕方ないといえば仕方ないような。
ただ、オーブの場合種死時に自動的にザフトにも技術が渡ることになるんだよな。
サイコミュもそうだが、一番モルゲンレーテに渡ってまずいものは融合炉やビームライフル
に使われているミノフスキー粒子じゃなかろうか?
>>477 エロゲ好きでカガリの親戚でユウナの友人とかじゃね
482 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/24(火) 07:24:17 ID:+p0++bbt
乙です。
誰か馬鹿ガリにお前のせいで大勢死んだ今度もお前のせいで大勢死ぬ所だった、と怒鳴りつけてくれないかなあ……
それにしてもオーブに子供を叱り、諭せる大人はいないのだろうか。
98氏GJ!
馬鹿ガリは自分のせいで人がぶん殴られるのを見てどう思ったかが今後の成長に影響しそう。
ザク○ロみたいに自分の為に人が死ぬのは当たり前になったら・・・
あと、カガリの罪を不問にするとの制裁を与えるのは別物だと思う。
絶対にやってはいけない事をやったのだから最低限の制裁はあるべき。
次に同じ事したらアムロの修正が入るだろうな。
ジュドーの出番ですね。わかります。
いえ、酷過ぎるのでウォンさんの出番です
ここでのキサカなら、
「AAひいては連合側に裁かせない代わりに責任持って自分でブン殴る」
とかやってくれるんジャマイカと密かにwktk
CEの科学者はミノフスキー粒子を解析できないと思うんだがなぁ・・・
UCの世界ではミノ粉を応用するまでに八年ぐらい掛かったのにCEではすぐ応用できないだろう
ミノフスキー物理学は物理学の全てを覆す新説様なシロモノだということを考えると普通の科学
者は存在を否定するかもしれない。
それにCCAでアクシズ落としを止めたのだって地球全体に漂うミノフスキー粒子がアムロ・レイの感応波に共鳴した
為だっていわれるぐらいの物質の存在を普通はしんじないだろ
488 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/24(火) 09:27:15 ID:rFBBr8Xa
しかしまあ本当だったら修正すんのはキサカあたりがやらにゃあいかんのだが……
>>479 ムゥ・モーガン、ブレア、クルーゼ、レイと連合、ザフト全体で5人しかいないしもれても怖くない気もするけどね。
>>480 コピーはほぼ無理だと思うぞ。
それこそ全部バラして解析すれば作れるかもしれんが20年〜30年はかかる(順調にいって)
そしてビームライフルも核融合炉につないで真価を得るタイプだし。
物にできたとしてもできるのはハイペリオンのビームマシンガンぐらいでないかなぁ?
まぁ。それでもビームの携帯が楽になるのは大きいかもね。
後ザフトの民間協力者ででコートニーとオーブでリンナ位か空間認識能力者。
いや、UCのビームライフルはミノフスキー粒子利用の粒子砲が主体だ。
故に、未知粒子利用の粒子砲以上の解析は不可能だろう。
いや、それ以前に、CEの電子機器にはミノフスキー粒子耐性が無いから、
解析する事自体が不可能か。
普通に考えると、解析可能なのは取り外しできる手足だけ、
胴体部は手のつけようが無いブラックボックスってのが結論だと思う。
戦艦の主砲クラスの威力が放てるライフルか。
魅力的だよな。流石にその威力の速連射はできないと思うけど、
ある程度の時間の間隔で撃てるのは凄まじいな、
ストフリやデスティニーの最大の砲撃兵装より威力ありそうだし。
何か本編とは別の意味でヘリオポリス組の人間関係が複雑になってきてるな
サイ→フレイの件が原因でザフトに対して憎しみを持つ
フレイ→戦うことを躊躇わない友人達に対して抱く疎外感を持つ
ミリアリア→軍人らしくなっていく恋人や友人に対して疎外感を抱くと同時にカガリに憎しみを持つ
カガリ→やっと『組織』というものを理解し始めたようだが、その代償としてAAクルーから厄介者扱い
何かカガリ→トールのフラグが立っているような気もするが、その場合はミリアリアは間違いなくNice boat
カガリにナイフを振り下ろすんですね、わかります。
>>463 GJ!!トールやサイがどんどんかっこよくなっていくよ。これならフレイも惚れ直すじゃないの?
それにしてもカガリも十分むかつくが、キサカの方が何十倍もむかつく。保護者なら首に縄をつけて
監視&教育しろよ。
というか。帰省したのに馬鹿ガリを押しつけられたキサカが可哀想な件
出身地はタッシルらしいだけど
助詞が抜けてたりは他にもあるけど、ここだけはとても気になった
「証拠にも無く、バカスカ撃ちやがって!」は、
「性懲りも無く」ですよね?
このふいんき(なぜか変かry)のままでオーブに着くなりして身分が明かされたら
AAクルーのカガリへの反感はむしろ増大するんじゃないだろか。
あるいはオーブ否アスハの理念とやらを説かれても
「ハァ?王女サン自ら率先して破ってる理念がなにか?(pgr」
と、あっさりカブれる事もなく後半はさらに変わっていったりして。
そしてその結果ルナも廻る因果の果てに見る影も無いピザに(ターン
トールが漢だなぁ・・・
それとキサカは胃が痛いんじゃないか?
あれが上司、しかも国家元首の娘だぞ・・・
これでまたポカやられたらアムロよりもムウよりも先にキレるかもしれないし
はたまた心痛で寝込むかもしれないw
>>500 しかも故郷に帰るのについでに世界見せておけって感じでウズミにおしつけられた感が・・・・・・。(そうでなかったら予算は使えないだろうし)
胃痛ってLVじゃあねぇー気がする。
カガリの責任の所在を明らかにして、キッチリ叱れないキサカにもがっかり
そういえば、アスハ家に子供(親戚含む)はいないのかね?
カガリ自体もアスハ家の遠縁なんだろうけど(でないと養子にする理由が弱いし)
トールは兵士。カガリはただのガキ。トールには責任を取る権利があったが、カガリには何の権利もない。
つか、我が子がこんな不始末やらかしたら後なんて継がせないのがマトモな為政者ってもんだが…
>>503 そのへんの人間関係が良く分からないよな
本当の親であるユーレン・ヒビキと育ての親のヤマト夫妻とアスハ家の関係を
誰か知ってる人いる?
実の母親の方が姉(ヤマト婦人が妹)の関係だったってのは知ってるけど。
アスハ家との関係に関しては欠片も・・・・・・・。
アスハがカガリを受け入れた理由は種最大の謎
そもそもヤマト夫妻はヒビキ博士の子供と言うより、ブルコス最大の攻撃対象であるキラを託されたから苦しんでるのに
受け入れたのがカガリだけってのがね
しかも跡継ぎで考えるなら能力的に優秀なキラの方が魅力的な筈なのに
カガリ自身がなんで世界を見てまわっているかわかってないだろうな
見聞を広めるにしても本人がその事を理解してないから意味がない
ところでVガンダムの利用されている技術の中で一番利用価値があるのはOSジャマイカ?
負債が途中で声優が恋人よりも姉弟がいいといって設定変えたからとしか・・・・・・。
キラが夫妻になついていたからとかそれぽい理由はつけてみるけど
そもそも夫妻を養子にした方が楽じゃあねぇか?
年齢的には
Vガンダム?
ビームシールドかも
キラは男子だしな。能力的にも考えて。
ルナのスカートってかなり異彩を放っているような気が。
同じ女性の赤服のシホもリーカも普通の格好だし。
ただ連合もステラはしょうがないとしてもミューディもあんな格好だが。
Vならミノフスキードライブだろ
>>512 えっとー
MDつんだのはV2から
VはMクラフト
>>510 Vじゃなくてν。・・・・ハッ!!!しまったこれは釣りか!?
νの間違いだろ?
インパルスもVみたいな変形だったら良かったのに。
なんで、机に突っ伏して寝てるみたいな格好で空飛ぶねん。
ザクスプレンダーの上半身見た時も笑ったな。
突っ伏した体勢で飛ぶバウ並にかっこよくしろよ。
インパルスといえば分離状態で全パーツ空飛べるのに合体したらフォース装着時以外飛ばなくなるね
あ〜皆忘れてるみたいなんだが、νのビームライフルはCE世界には存在しないぞ、あるのはギラ・ドーガ辺りのビームマシンガン。フィンファンも一機しかないし。
しかもAAの連中、一部を除いてアムロはオーブ軍人ってことになってるからそこのところでなにかありそうだな。
ん〜やっぱ続きが楽しみ
そういや、ウッソ板更新完全に途絶えたのか?年一更新になってた気がしたが
武器の諸元データってνのOSには記録保存されてないのかね
>>488 >修正すんのはキサカあたりがやらにゃあいかんのだが
つ カガリちんを囲むスレ
的に鹵獲されたときの事を考えたら技術情報は入れんだろ
そもそもネオジオンと連邦はあの当時AE社が生産しているし。
よほどのことがなければ技術流出?なにそれってLVだとおもう
>>522 あそこのは「修正」じゃなくて「制裁」
いやもはや「拷問」だよw
ウズミはね・・・機密保持の為にヘリオポリス関係者を皆殺しにするような男なんだが(サーペントテールによって防がれたが)
バカガリはその娘で、キサカはその部下
あそこに関わるとロクな事にはならないよ?
>>463 乙っす
以前からなんとなく思ってたけどやっぱりトールとカガリのフラグ立ってるよねw
ホーク家の和菓子のラインナップに吹いたw
他の人が言ってるのも含めて誤脱字気づいた分だけ
>>446 >多数のザフト軍を相手に善戦している物の
→ものの
>各所の消化作業
→消火作業
>>447 >弾薬の消費量は軽く通常の三、四倍を越えている。
→超えている
>それだけの弾薬を持ってしても
→以ってしても
>>448 >証拠にも無く、
→性懲りも無く、
>450
>ウズミ・ナラ・アーサー
>>451 >罪を不問した上に
→罪を不問にした上に
>>452 >南側には一切展開おらず
→南側には一切展開しておらず
>>454 >ムウは感が冴えたように
→ムウは勘が冴えたように(敢えてこの表記ならごめんなさい)
>落ちるじゃねえぞ!
→落ちるんじゃねえぞ!
>>461 >一口サイズしてから
→一口サイズにしてから
>機密保持の為にヘリオポリス関係者を皆殺しにするような男
酷い話だが、カガリに対してちゃんとした跡継ぎの教育をしなかったのはその反動かもな
(少なくとも自分がやってる事がえげつない事と認識してるのでカガリには知られたくなかったとか)
530 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/24(火) 19:46:00 ID:MBoR8Edk
>>522 >>525 探しても過去ログに行ってるとしか出ないんだが、それでいいのか?
見れる場所があるならぜひ教えてくれ
98氏GJです。トール凄いですなぁ、ムゥがトールを乗せている時に2回しか使ってない操縦技術を
使ってあの場を乗り切るとは順調にパイロットとしても成長しているみたいですね。
それに比べて馬鹿ガリときたら…
このことを機に成長してくれるといいのだが…
>>519 1話あたりでその辺に漂っている物を抱えてたような記述があったような気がするがビームライフルは全く無かったっけ?
現状残っているのは使い物にならないフィンファンネル1機とビームサーベルだけに近いのは間違い無いが・・・
話の大勢に影響無いだろうから別に細かい事は良いか
ヘリポリの口封じって結局誰の指示かは明かされてなかったはずジャマイカ?
ギナ様まで危うく殺られそうだったから、サハクはシロとして、
アスハというか、ウズミの指示とするのもキャラ造形的にかなり無理あると思う。
おおお、98氏乙っす。今回も楽しませて貰いました
みんなが言ってるようにバカガリにはもう殺意しか沸きませんなぁwww
この話がどう転がっていくのが楽しみで仕方ないですw
個人的にフィンファンネルがいつ直るのか・・・アムロがアグニ構えながらファンネル飛ばして・・・とか妄想してますw
>>532 逆シャア劇中にνのビームライフルは破壊されてる
今持ってるのは一緒に流れてきたギラ・ドーガのビームマシンガン(現在弾切れ)
>>535 ビームパックはまだ少しだけ残ってるけど
アムロが逃避行に入った時の為に取って置いてあるんじゃなかったか?
>>507 実は間違えましたとか言うオチだったりして
スパコディは男の子ですよぅと聞いたが、赤子の活発さを見てカガリを男と間違えたとか……
綺羅も篝も、男女どっちの名前にも見ようと思えば見えるとおもいますし
>>533 つまりそれは、『セイランの指示』になるのは時間の問題と言うことだな。
>>501 > 世界見せておけ
どこかのドラまたなマナ板女史に預ければいいというわけですね
彼女ならばうまく調教してくれるでしょうし、主に破滅的な攻撃呪文で
はっはっはっはっはあれ目の前がアカイヒカリニ
いや、あの頃のセイランは下級士族だし
ヘリポリ襲撃掴んだ上でアングラ諜報司るサハクに悟られずに情報握りつぶした上で
ヘリポリ周辺宙域に大量のメビウス配備するとか、オーブの軍事部門統括するサハク以外で出来るのは
サハクに内緒でモルゲンレーテからデータ引っこ抜いて来てアカツキ作ってたトップのアスハ以外にいないし
>>539 その前に根本的なところをその姉に仕込んでもらうべきだと思うんだ
うん、スレ違いゴメ
そもそも98氏のνガンは駆動系が限界で乗り換え確定じゃなかったかしら・・・
CEの技術を流用したアカツキってのはどうだろう?
シラヌイパックもフィンファンネルとサイコフレームがあれば・・・
(厨装甲とフライトユニット以外の、機体そのものは現時点でも完成してる)
ここは再度
アムロ&ストライク
キラ&スカイグラスパーで出ていただきたい
νがもう限界だし
白い悪魔リターンズ
一瞬ストライクと1stが立ち並ぶ姿を妄想して微興奮した
もう少し落ち着かんとな…
>>542 UCの技術を流用した、じゃない?
今回のカガリの暴走をダシにオーブから巻き上げる手は行けそうだけどww
そういや、いつだったかアカツキに乗ってくれと言われて
複雑な表情をするアムロって話題があったような…
>>542 盛り上がってるところ水を差すようで悪いが
駆動系以外の無線サイコミュ技術なんかミノ粉が充満してないCEじゃどうあがいても使用不可と思うんだが
定期的にループするなこの話題w
GJ!!!
AA組が格好良過ぎる件について。
特に子供達はどんどん大人に、いや、成長していくな。
皆見事な花を咲かせて欲しいものだ。
前に行われた修正をトールが見ていることが、良い結果につながったんだろうな。
また、責任というものを明確に認識してたのも良いわぁ。
その対比としてのカガリも面白い。
キサカの取引によりその責任を回避、そういうこともありえると言う矛盾が良い。
トールは貧乏籤を引いた形になるけど、逆にこれが糧となる感じだしね。
実にGJ!!!でした!
ムウかっけぇなあ
一つの可能性としては、アムロがあの世界で拘束される危険性を下げるために
あえてサイコミュやコックピット周りを除いて、駆動系のデータを渡し
量産型を開発させて、νガンダムを先行試作型という既成事実を作ることもできるな。
て、こっち本スレじゃないかorz
UCキャラものだと修正を金科玉条にするのが多いなあ。
というか、修正はウォン・リーが言い出した言葉で通称じゃないのだが。
ムウがリュウ・ホセイの二の舞いにならんことを祈る
いや拘束されるよりもコーディよりも優れた新たなる人類“ニュータイプ”として祭り上げられるジャマイカ?
557 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/25(水) 19:56:57 ID:ibXYBQFl
トールが凄く格好良い。
私的にスーパーエースの僚機や後部銃手が務まるパイロットはある意味ありふれたそこらのエースより遥かに貴重だと思うけれど、
このトールならそこまでなれそうな気がする。
柿崎ですね、わかります。
>>558 死亡フラグw
自分もトールや他のヘリポリ組にカイやハヤトのようになってもらいたいが…
>>555 ブライトも使ってたぞ
あとかなり後代のVガンの時代も
まあウッソの受けた「修正」はウラヤマシスだがw
ってか軍隊における体罰という意味での『修正』という用語が
まさかZGにおいて創作されたものだとか思ってないよ……ね?
投下も大体一段落ついたかな。また核の冬がやってくるのか・・・
つ 海軍精神注入棒
>>555 ウォンさんにやられた後にエマさんがカミーユに忠告してたな。
「殴って気合いを入れることよ。アーガマは正規軍でないから甘いけどね」
>>561 思ってたんだろ。
多分リアル厨房で世間を知らんのだ。そっとしておこうじゃないか。
ガンダムでの「修正」ってのは左翼セクトからの流れだとオモ
禿御大は昔学生運動にちょっと関わったことがあるそうです
その流れで「総括(=リンチ)」という表現も使われてたな。
やばすぎる表現なので映像作品では使われないだろうが、逆シャア小説版「ハイストリーマー」で、
スウィートウォーターで反連邦活動してる連中がそういうことをしていた。
>>565 学生運動で退学になった安彦良和と混同してない?
禿御大は学生運動とかを規制する側だった大学自治会にいたんだよ
まあある意味「関わってる」がw
あの辺の描写は生々しかった
実際に見たり聞いたりしたんでしょうね
>自治会と言うからには左翼でいいんじゃ?
多分こう考えてる人間が多くて「トミノ学生運動」説が生まれてるんだろうな
自治会って言うのは大学側が設立するもんだから
そもそも御大自身が自治会で学生運動の妨害やってたと語ってたぞ
別に政治的意図があったわけでもなく、単に大学側にいた方が就職に有利かなと思ってたらしい
絶望にきくクスリとかどうかね
あ、当時の事にっていう意味でね
>>573,574
ありがと
ブックオフあたりで探してくる
結構有名だったと思ったがな
「自治会屋」の富野に学生運動家の安彦に加えて、学生運動の煽りで休講になると
バイトや遊びにと時間を有効利用していた完全ノンポリの高橋良輔
この三人の比較考察スレとかもあったし
学生時代に左翼系サークルの自主製作革命礼賛映画みた感想が
「硬質で観念的な映像からテーマを理解できないと作品は作れないのかと絶望した」だし
映像造ることにばっか関心あって
右だの左だのはどうでもよさげなのよね御大
自治会に入ったのは学部から逃げるためとか言ってるし
うーん、そろそろどうでもいいな。
なんでここまで脱線したんだ
これから成長しそうなトールは当分安全として
サイに死亡フラグ立ってる気がするのは気のせいでしょうか
バカガリのせいで死人が出そうな予感・・・
つか、カゴリ頃せよ
うわあ
命令してるよ…
皆さんこんばんは98です
ミスありありでしたね、ごめんなさい
ご指摘してくれた方、ありがとうです
以下が修正になります
まとめの方、wikiの方、申し訳ありませんが該当箇所の差し替えをお願いします
>>446 戦場を突き進むアークエンジェルは、左舷側から前方に展開する多数のザフト軍を相手に善戦している物の、圧倒的戦力差から圧され気味の戦いを強いられていた。
↓
戦場を突き進むアークエンジェルは、左舷側から前方に展開する多数のザフト軍を相手に善戦しているものの、圧倒的戦力差から圧され気味の戦いを強いられていた。
「手の空いている者を使って、各所の消化作業を急がせろ! お前達、攻撃の手を緩めるなっ!」
↓
「手の空いている者を使って、各所の消火作業を急がせろ! お前達、攻撃の手を緩めるなっ!」
>>447 高々三十分強の戦闘とは言え、開戦当初から火器をフル回転させている。特にイーゲルシュテルンやミサイルは迎撃の為にほぼ休み無く発射され、弾薬の消費量は軽く通常の三、四倍を越えている。だが、それだけの弾薬を持ってしても圧倒的な数の差を覆せないのが現実だった。
↓
高々三十分強の戦闘とは言え、開戦当初から火器をフル回転させている。特にイーゲルシュテルンやミサイルは迎撃の為にほぼ休み無く発射され、弾薬の消費量は軽く通常の三、四倍を超えていた。だが、それだけの弾薬を以ってしても圧倒的な数の差を覆せないのが現実だった。
>>448 「証拠にも無く、バカスカ撃ちやがって!」
↓
「性懲りも無く、バカスカ撃ちやがって!」
>>450 「ヘリオポリス、モルゲンレーテ、オーブ……ウズミ・ナラ・アーサー……。アークエンジェル、GATシリーズ……開発協力……。サハクですか?」
↓
「ヘリオポリス、モルゲンレーテ、オーブ……ウズミ・ナラ・アスハ……。アークエンジェル、GATシリーズ……開発協力……。サハクですか?」
>>451 「だから罪を不問した上にこの状況下で助けろと? ……拘束も可能なんですよ?」
↓
「だから罪を不問にした上に、この状況下で助けろと? ……拘束も可能なんですよ?」
>>452 運の良い事にザフト軍が南下しながらの進軍だった為、北から東にかけて展開している。南側には一切展開おらず、逃げるアークエンジェルには好都合だった。
↓
運の良い事にザフト軍が南下しながらの進軍だった為、北から東にかけて展開。南側には一切展開しておらず、逃げるアークエンジェルにはまさに好都合だった。
>>454 再びストライクが後退を始めると、スカイグラスパーは一気に上昇して行く。その上昇する機体の中で、ムウは感が冴えたように何かを感じ取っていた。
↓
再びストライクが後退を始めると、スカイグラスパーは一気に上昇して行く。その上昇する機体の中で、ムウは勘が冴えたように何かを感じ取っていた。
「あのバカが深追いしやがって! 落ちるじゃねえぞ!」
↓
「あのバカが深追いしやがって! 落ちるんじゃねえぞ!」
>>461 ルナマリアは袋に入った小分けの醤油煎餅を取り、軽く拳で叩いて一口サイズしてから袋を開封した。ボリボリボリと小気味良い音を発て、口の中で煎餅が砕かれて行く。そして紅茶を一口含んだ後に言った。
↓
ルナマリアは袋に入った小分けの醤油煎餅を取り、軽く拳で叩いて一口サイズにしてから袋を開封。口の中に入れられた煎餅は、ボリボリボリと小気味良い音を発て砕かれて行く。そして紅茶を一口含んだ後に言った。
とりあえずは以上です
皆さんの反応見てると、アムロを連合・オーブのどちらかに行かせば良いのか迷いますねぇ
簡易プロットはADVゲーム形式で書いてるから、一応、両方あるんだけど・・・本編に沿ってやってるから・・・うーん
まあ、それは追々ってことで・・・次回は一難去ってまた一難です
次回をおたのしみに |・∀・)ノシ オヤスミー
うほっリアル遭遇
乙です
乙です
98氏の作ったADVゲームやりたい
オーブの方が色々と面倒がなさそうではありますよねぇ。
どっちか終わらした後にIFで発表していただけると嬉しいかと
南アメリカ共和国とかどうだろ
いやいや、皆さんも乙です
ほんと迷いますよぉ
同人でもいいからゲームも作りたいなぁ
明日から新しい職場だし、他板のやつも書かないと・・・でも南アメリカ共和国は頭に無かったっす
続編の為には連合・オーブ・プラントは色々と変えなきゃいけないんで・・・大変
まぁ、続編は、種死であって種死じゃないんで・・・わはー
いっその事バンナムを買収して権利を頂いて…
うん、金がいくらあっても足りないなw
98氏が納得いくルートで作ってくれればそれでいいよ( ´∀`)
クロスデスティニーがノベルゲーとSRCを作ってるが、同人ゲームでも作るのにはかなり人手が必要だしな(主に絵師)
SRCは状況的にほぼ完全凍結っぽいけどね
98氏は作品をその内選択型のゲームにしてしまえばどっちにしようって悩みがなくなるんじゃなかろうかw
98氏は種死まで書く気だったのか!
こりゃ後1年は戦えるっ
水を差すようだが種死に突入できるまでの備蓄にしては足りないと言わざるを得ないと思う
いや楽しみなのは自分も同じですよ!
種死の機体やエピソードが前倒しで出てきたりして、厳密には種死に繋がらない展開とかじゃないの?
いやホーク姉妹を出してるし、種死みたいに種の何年後みたいな感じでやるんじゃないかな?
とにかく、後5年は戦えそうだぜ!
ヒント:種劇場版
98氏の種死か……
キラはオーブでカガリと共に国の再建に努めてて、ラクスはデュランダルを補佐役にプラントの議長として
働いているってとこかな
オーブ侵攻の展開次第ではシンはキラの後輩で良き関係を築いているというのもありだろう
その場合は新旧主人公がいるオーブを中心にして話を進めるのも面白い
プラントに好意的なキラ・カガリと、連合に擦り寄ろうとするユウナ達との駆引きとか
アムロやナタルはお春さんの下で軍務に就いていたが、ジブリの策でお春さん失脚になり、
他のクルーを人質に取られてファントムペインの指揮官にさせられるとか
(いやアムロが仮面を被って偽名にして、「初めてアイツの気持ちが良く分かったような気がするよ……」
とぼやく姿が見たいだけなんだがw)
>>600 当然タキシードでアークエンジェルの艦長の隣に座るのですね。
無理に種死までいかんでもいいよ思う。
ネタで言ってるんだから
マジレスするのもどうかと・・
98氏がbloomの同人ゲームを出してくれるなら意地でも買いたいな。
98氏のbloomを読んでると、
「大人が大人の役割をちゃんと果たしていれば、種ってこんなにかっこいい話になるのか……」
といつも思う
そう思うのは勝手だが書き込む必要はないよ
え?なんで?
まぁ、散々言われているからな…。
が、確かにそれは事実だ。
「確かにそれは事実だ」
>>606が思った感想ね。
またいつもの自治厨か
感想書かれるのもそんなにイヤなら雑談スレへのリンクくらい張れよ
どうもホーク姉妹って言葉を見ると
懐かしいロードウォリアーズを思い出す
>>612 いや、それホークは片方だけだろw
しかしホークの方は故人、合掌
614 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/27(金) 22:52:46 ID:HsaI1RKO
前スレの誰かの書き込みに触発されて
HGのνの余りパーツででアムロ専用ストライカーパック作ってみたけど
よく考えたらνと種MSて全然サイズ違うのね。ストライカーパックでかすぎ。
ツインファンネルにしたらさらにすごいことに。
とりあえずうpだ
νは一番でかい部類に入るもんねえ。
ちょっと調べたらνは頭長高22mの全高24mでストライクが全高17mか。
そりゃ合わないわwwwストライクのほう1/100使ってちょうどいいくらいじゃないかww
逆シャアはMSが巨大化の一途をたどってた最後の時代だからなあ
25m級のMSがいた時代でなかったけ?>CCAササビーとかナイチンゲールとかそのあたりだった記憶がある
ナイチンゲールは27.5mってでけー
619 :
通常の名無しさんの3倍:2008/06/27(金) 23:47:56 ID:HsaI1RKO
>>618 クインマンサは39.2m
まああれはサイコの同類だけど
フラッシュくらい焚いて撮れよ
と思ったが903iTVじゃ仕方ないか
フィンファンネルでか過ぎww
ハイパーバズーカで傾いてるしサイズ合ってないな
一応その後のΞだったかペーネロペーだったかが30m超の大型MSの終止符だったはず。
寝てる間に興味深いものが貼ってあるな
でも見れない…てか消えるの早過ぎだろorz
見たかった…
起きた時には時既に遅し。
つーことは、 98氏のアグニ持ったνってのは、ちょい大きめのビームライフルを持ったって感じなのか...
νはΖΖよりでかいからなw
Ξに関してはミノフスキークラフトが嵩張るからしょうがない
>>627 俺のイメージ的にはHWSのハイパーメガライフルを持っているνって感じ
勝手に
>>619氏の画像を上げた
>>619氏の苦情あればすぐに消します
tp://alkn.net/mini/upload.php?up=26625
DLパスは funnel
>>628 νやサザビーがデカいのはサイコミュ搭載だからだっけ?
ニューのサイコミュは後載せだよ
そういえばバルキリーも大型化してんだよな
マクロスの世界ももうちょっと時代が流れると小型化するんだろうか
っスレチ
>>633 確かミューガンダムで機体自体のテストはしていたらしいけどねぇー
で、ブライトからのオーダーを受けて(ハイマー)ニューガンダムの建造 このときにサイコミュを搭載
シャアが手心加えてサイコフレームを横流し
設計の一部変更が基本的流れで、最初から搭載していたような
ベルトチカの場合でサイコドーガのサイコフレームをぶんどっていれたのと混同してる?
所でミューに関して調べずに審議中とか張らないでね。マジで・・・・・。
>>634 あれはむしろ初代のVF-1のバトロイドモードが小さ過ぎたんだw
サイコフレーム試験機なんだけどね・・・
たまたまあった機体をサイコフレームの試験に使っただけ?
映像化してないセンチネル設定は同人誌上の妄想とでも思ってた方が無難だぞ……
当時の記録はアナハイムにも残っておらず
後にフリージャーナリストがエンジニアに聞いて廻った半端なルポが残ってるだけ
みたいな感じか
ペズン教導団と通常型MSの設定は好きなんだけどなぁ。
ゼータプラスは公式として扱って欲しいョ。
Z+は、ユニコーンでデルタ+がでたから公式扱いじゃあないか?
あれは放置されてたΖのプロトタイプじゃないのか?
放置って10年以上も放置していたAE社って一体ってことになりそうですが>デルタ
実験機、試験機とかはよっぽどの事が無い限り廃棄せずに倉庫にしまっとくのが普通だと思うが
>>646 組み立て直して百式作っていた記憶があるんだけど
数機あったんじゃねーの
J隊みたいに「保管にも金がかかるんだよっ!」ってなこともありうると思うぞ。
アナハイムって横の風通しがむちゃくちゃ悪い企業だそうだし、
「あれ?この倉庫って何入ってんだっけ?」
なんて事は日常茶飯事だったのではないかと。
っていうか。ユニコーンの時代にはリゼルなんて言う可変MSがロンドベルに納品されていることを考えると
普通に可変MSが再評価されて新造して納品されていると考えた方が良いだろう
CCAでΖが手に入らずアムロが悩んでたけど、Ζに代わる可変機のリゼルの開発やってたんだね。
アナハイムは・・・・公式じゃないムンクラは・・・・・
”Ζキャラが”で、カミーユがムラサメでΖもどき作ってるけど、運命inアムロでも、ムラサメΖ出てくるかな〜
あれは連邦が許可をくれなかったからだろ?
コピーのReZを個人所有してたがなぁ>アムロ
NTにガンダムタイプが渡るのを極度に警戒していたからな、連邦は。
まぁ。閃光でああなったし。
アムロだと下手すると完膚無きまでたたきつぶせていた可能性も・・・・・・。
は、おいといてと
種のMSでCCA時代の機体と戦うのは、ほとんど拷問だよなぁ。
連邦はガンダムタイプの機体をロンドベルに配備しなかった
だからロンドベルの予算内で発注するしかなかったってのが真相だろ?
最新鋭量産機のジェガンを配備して貰えたんだから、アムロ専用機にするガンダムもよこせってのは贅沢な要求かもしれない
しかし、ネオ・ジオンのNT専用機には太刀打ちできなかった
ササビーとアルパー意外には十分太刀打ちできていたけどね。
そりゃ量産機が普通にNT専用機に太刀打ちできたら
NT専用機の立場がないよw
>>659 おいおい、キラ機の機体は当代最強機(笑)とちがってUCのNT機ってサイコミュ以外は他の機体とテクノロジーかわらないんだから
NT兵器が非常に強力ってのは認めるがパイロット次第では太刀打ちできるのもまた事実だろ
量産機とNT機は反応速度が違うぞ。
NTの先読みと反応速度で攻撃を回避するんだから。
ヤザンレベルが数人居れば抑える事は可能だろうけど。
あのー、○○と××のMSどちらが強いかというのはここに限らず
よく話題にされてますが「時代」というものも考えるべきではないかと。
種運命のMSはMSという兵器が生まれてからほんの2年たらずのもので、
CCAの時代はたしか10年くらいたったものですよね?
Zでも5,6年ぐらいはたっていますし。(うろおぼえですみません)
パソコンでいうなら最新型だったWIN98と量産型?Vistaを比べるような
もので。
別にS・自由<ジェガン であってもS・自由が弱いというのはまた違うと
思うのですが。
量産型キュべレイとかファンネルが30基もあってなんだよそれと思ったな
量産機=性能が劣るとか思ってたし。後からそんな事はなかったぜというのはわかったが
ていうか量産機より強い試作機ってF1マシンと乗用車みたいな構図は
UCでも基本的にRXシリーズのガンダムタイプだけだしな。
アムロがガンダムで戦果を挙げすぎたから「エースに高性能試作機与えたら戦果とデータ収集の一石二鳥ktkr」
って思想が連合に蔓延したんだっけ?
400氏が作品を投下してから、そろそろ一ヶ月かな?
まだ二週間くらいだよw
もっとノインみたく言ってくれ
>>662 74年に試作機が完成(旧ザク)
64年に試作機完成(プロトジン)種の作中は確か70年
なので6年はたっていると
で。CCAは、93年なので約20年目ですね。
ちなみにZは、87〜88年なので13年前後と
>>664 F1よりもル・マンなんかのプロトタイプカーの方が例としてはより適切では。
>>664 > ていうか量産機より強い試作機
バイクがそうでしょ。
レーサーレプリカってレース車のデチューン版だし。
今のところ試作機の方が性能が良い機体ってのも実際あるんだけどねぇ
X-35とF-35なんかが・・・・・。
まぁ。開発失敗しているだけだが
プロトタイプジムとか、プロトタイプザク(旧ザクの試作機)
とかなら、正式機より強そうとは思えないんだがなー
「ガンダムよりもジムに乗りたい」とガキの頃から思ってました。「ザクに乗りたい」と思った事は無いけれど。
>>674 まて。MS-04は05よりも強かった設定だぞ。オリジンだが
それで先攻量産型ガンキャノン(オリジン型)をシャア+三連星であっさりと搭載艦含めて片付けていたぞ。
>>671 フォーミュラーカーなんて乗用車とは「タイヤが四つあっててハンドルとシフトとアクセルとブレーキで操作する」
ことしか共通性ないもんなw
>>676 開戦前から連邦にガンキャノンとガンタンクのあるオリジンは完全にパラレルと見るべきで
参考にならん
>>674 たしかにザニーやホシオカ製のが量産機より高性能とは思えないな。
>>673 世の中、性能が良ければ予算は青天井とはいかないからな
財務省はほとんどの場合で強敵だ
ザクVが黒歴史化するのかしないのか気になってしょうがない
すべては第一次ネオジオン抗争がどのような扱いになるか次第…
>>673 細かいこというとX-35はF35の試作機ではなく、JSFというカテゴリーの概念実証機だから
その関係はガンダムとジムの方に近い(無論あの二つよりはるかに共通点が多いが)
>>680 ガキンチョ時代がガンプラ全盛期ならしょーがないんじゃない?
まぁそうだとしても、GMに乗りたいってのは珍獣扱いだったろーが...
俺、ガンダムよりガンキャノンに乗りたかったけどなあ・・・
ビルバインでようやく主人公ロボに肩キャノンがついて狂喜したんだ・・・
>>685 それとは違うけど、初期のガンプラではガンダムよりガンキャノンの方が出来が良かったから好きだったな
(コアファイターがきっちり胴体に収まったしw)
連ジでも使ってたぞ、三段蹴りからの空中キャノン砲がカッケーwww
プラモの改造でガンダムにガンキャノンにキャノン砲をつけようとした奴はモレ以外にもいるはずだ。
プラモ魂乙
>>687 それってオリジンのRX-78-1ジャマイカ
リゲルグのキットを買うと、ゲルググキャノン用のパーツが丸々余るんだ
それをガンダムに付けてオリジナルのパーフェクトガンダムを作ってたなぁ
白い奴はいたのか?
→いませんでした!
→増加装備で緑色になって参戦してますた
ってのもあったな、オリジン
近藤版もそうだったな。
>>680 「ザクが嫌い」なんじゃなくて「操縦したいと思ったことが無い」だからそんな本気で怒らないで・・・・。
>>690 トロピカルドムのバックパックとそっくり交換すれば、
「プラモ狂四郎」のジオン少年隊のパーフェクトドムになるな。
なんでプロトの改修機がいきなりパーフェクトに昇進すんのか疑問だったけど。
おいおい
雑談するにしてもちょっと脱線しすぎじゃね?
そういやここ本スレだなw
俺も寝ぼけて雑談スレに来たかなと思っちまったぜwww
てなわけで、メビウス氏マダ-?
400氏マダー?
雑談かクレクレくんかの二択とは極端だのう
↑は荒らしだからかまうなよ
/ ̄ ̄\ 夜中の投下は最強だなww
/ _ノ \
| ( ⌒)(⌒) ____ 至福の時だおwww
| (__人__) / \
| `。⌒ソミヾ ゚ / ⌒ ⌒ \
| イリ ),丿 ; ∫ / (⌒) (⌒) \
) 。} )ノ。 | ⌒(__人__)"⌒ |
/⌒ヽ、 ノ'゜( ∫ \、 ` ー゚´ ,/
___| | \_Y´ 丶 ゚ __/" \、 ; ー゚ "。 \ ∫ ∬
| | | | Y`⌒ヽ、 ; ゜ ∬ | | / ,r'うi=ョ=ョ=ョ=と)\
| | | | /゙\,ィ゙i=ョ=ョ=ョ=ョ | | / _/ ⌒ノ\ ____ ,⊂ノ゙、ヽ i=
| | | 〆 /" \ ____ / .| | | ゙/~ └‐─‐‐とソ
機動戦士ガンダムSEED side A 第18話
CE71.3月19日――
大気を震わせる滑腔砲、機関砲の射撃音。
そして、耳を劈く爆発音は一時も熄む事無く混然一体となり戦場に木霊する。
それは、ただでさえ熱を孕んだ空気に圧力と死臭を加え、
人間が生存するに相応しくない地獄をこの場に出現させていた。
「クソッたれ!!『壁』共は一体何やってたんだ!!」
リニアガンタンクの内部で窮屈な身体を捩りながら兵士が毒づく。
直後、すぐ側の戦車が直撃弾を受け炎上する。
「ギャァァァァァッ!!」
奇跡的に即死を免れたものの火達磨になりながら堪らず車両を飛び出した兵士に
榴弾の雨が容赦なく襲いかかり、その身体をバラバラに引き裂く。
しかし、それに関心をはらう者はいない。
そのような、余裕・贅沢などそもそも許されていないし、
次の瞬間には己がそうなっていたとしても何ら不思議ではないのだ。
「無駄口を叩くな!!前が粘ったおかげでどうにか戦争になっているんだぞ!!」
同乗する上官――地球連合軍所属エドモンド・デュクロ大尉は複雑な表情を貼り付けながら怒鳴った。
『壁』というのは、主に連合に所属するコーディネイターで編成された部隊に対する蔑称であった。
今回のザフトの総攻撃に際し、連合に鹵獲されたジン数機、または雑多な火器を加えて戦線を支え、
既にその大半は役割を終えていた。当然の事ながら、全滅という形で。
――クッ…!!
何に対してなのか、自身でも判然とせぬままにデュクロは呻く。
愚痴を吐き捨てた部下を責めるつもりは無いが、
捨て駒として予定調和のもとに効率よく消耗し、すり潰された『壁』部隊が哀れに思えた。
ザフト軍は地球に味方するコーディネイターに対して特に遠慮が無い。
鹵獲ジンに搭乗していた者は、まず、間違いなく降伏を許されず殺されただろう。
こういう話になると、よくコルシカ条約などをしたり顔で持ち出す輩がいる。
確かにそれは、捕虜の権利を認めており、戦場での無意味な殺戮を禁じてもいる。
だが、結局は戦争である以上、敵を殺す事についての明確な規定など定められるはずも無く
戦場にあってそれは、当然のように反故され、黙認され、そして、隠蔽される。
表面に曝され、裁かれる事例など全体からすれば氷山の一角もいいところなのだ。
所詮、紙文書など銃弾と狂気が支配する戦場にあっては、モノの役にもたたぬという証左であろう。
「伍長、徹甲弾装填!!1号車より小隊各車――」
顔も知らぬ者達への憐憫も一瞬の事。
デュクロは、すぐさま鬼車長の顔を取り戻し、指揮を続けた。
南アメリカ大陸。
この地は、元々はブラジル・コロンビアなどの中南米諸国による南アメリカ合衆国の地であった。
しかし、C.E.70年2月18日――プラント最高評議会議長シーゲル・クラインによる
『積極的中立勧告』を南アメリカ合衆国が受諾した際、マスドライバー"ポルタ・パナマ"が
ザフトの手に渡ることを危惧した地球連合軍による電撃的武力侵攻を受け、
現在は大西洋連邦に併合されている。
南アメリカ大陸の大きな特徴として、真っ先に思い浮かぶのはアマゾン川流域に広がる熱帯雨林の存在だ。
省略してアマゾンと呼ばれるこの場所は、地球上のあらゆる生物になくてはならぬ
酸素を多く放出する地球の肺であり、人類とそれ以外の生物にとっては特別な場所なのだ。
それこそ、地球連合はもとより、ザフト軍でさえもアマゾンでの戦闘行為は自粛している程である。
そして、その様な事情により、南アメリカ大陸の戦線はアマゾンを迂回する形で限定される事となった。
連合軍は、大陸北部太平洋側には地形を利用した大小様々な野戦築城をなしており、
ザフトの積極的な攻勢が予測される大西洋側には、サンフランシスコ川に沿って
400kmに渡って伸びる長大な防禦陣――サンフランシスコ・ラインを構築する。
サンフランシスコ・ラインは、宇宙港を持ち、パナマへの橋頭堡ともなりえる
フォルタレザを防衛する要衝であった。
C.E.71年3月13日。
サンフランシスコ・ライン南部100km地点において、連合軍の最前線をこれまで支え続けていた
『壁』の消耗を正確に測っていたザフト軍はついにサンフランシスコ・ラインに対して総攻撃を開始。
それに際し、総攻撃を近い事を予測していたにも関わらず、地球連合南アメリカ方面軍の対応は後手後手にまわった。
司令部は、ザフトの戦力と速度を大きく見誤っていたのだ。
これは、部隊移動等の秘匿に腐心したザフトの忍耐が結実した結果であった。
それでも、何とかまがりなりにも態勢を整える事が出来たのは『壁』部隊の働きによるところが大きい。
彼等は、隣人から排斥される事となった元凶との戦いを、戦わねば自らの、
そして愛する妻子の正当な権利を護れないという悲愴な決意も手伝って凄絶に戦い玉砕した。
悲愴なメンタリズムを期待し前線に配置した司令部の救われざる軍官僚的思考に彼等は自らの犠牲を持って応えたのだ。
なお、『壁』部隊に水準を遥かに超え精神を破壊するレベルの試製強化薬が、
この時、密かに用いられていたという噂が後にまことしやかに囁かれる事になるが、
その真偽が明らかにされる事はなかった。
そして、CE71.3月18日までにザフト軍は、多大な犠牲を払いながらも、
各所で渡河を成功させ連合軍野戦陣に対して突撃を開始した。
対する地球連合南アメリカ方面軍は、軍司令部予備兵力として後置していた特機教導師団を急遽展開していた。
特機教導師団とは、教育総監部直属の機関・部隊でありモビルスーツの戦闘技術研究・開発を担当している。
モビルスーツ訓練教官・テスターによる集団であり、純粋なモビルスーツ部隊としては精々一個大隊規模だが、
実戦部隊とした場合、モビルスーツ部隊として最精鋭である(現状でも実戦に耐えうると判断された)ために
一個戦車旅団を初めとする実働部隊と併せて師団編成され、南アフリカ方面軍隷下に編入されていた。
ここに、南アメリカ戦線は大きな山場を迎える事となる。
右舷ほしゅがたらないぞ
なにやってんの
「グッ…!!」
空からの散発的な爆撃が地を揺らしデュクロは顔を顰める。
スピアヘッドによる空戦部隊もザフト軍空戦用モビルスーツ――ディンに押されつつあるのだ。
「全く、ジリ貧って奴だな…援軍はまだか!?」
「――敵、突撃…来ます!!」
叫びと共に眼前の粉塵の向こうから無数の影が迫ってくる。
ジンとは全く異なるシルエット。
それが、大気を切り裂き猛烈な勢いで疾駆する。
「四本足…バクゥか!!」
高い走破性、機動性を有すザフト軍陸戦用モビルスーツ――バクゥは、
これまで幾度となく連合軍の地上戦力を喰い破り、蹂躙し続けてきた難敵だ。
リニアガンタンクなど、バクゥの前にあってはノロマな亀同然なのだ。
これまでの戦いでその事をよく知っているデュクロはそれ故に戦慄した。
「接近されたら終わりだぞっ!!各車ありったけの弾をブチ込め!!」
徹甲弾の雨がバクゥ目掛けて降り注ぐ。
そのうちの幾つかは命中しバクゥの俊足を鈍らせるが、
阻む者に対して怒りを向けるかのごとく、その単眼が獰猛な光を放ち
レールガンとミサイルランチャーによる報復を敢行する。
「ヤバい!!全車緊急回避!!散れ!!」
回避運動をとって数瞬もしないうちに激震が戦車を揺らした。
爆風と巻き上げられた砂塵によって視界が封じられる。
「クソったれっ!!各車被害状――!!」
言い終わる間も無くデュクロは目を見開いた。
モニターの画面一杯にバクゥの巨体が映し出されている。至近だ。
反撃も、回避も、到底間に合わない。
「大尉ぃぃぃっ!!」
悲鳴が戦車内に満ちる。デュクロは死を確信し歯軋りした。
遺される甥の顔が脳裏を過ぎ、デュクロはこれから己を屠り去るであろうバクゥを
自身の意地を総動員して睨みつけた。
おっ リアル遭遇?
それにしてもラーメンが食いたくなってくるAAだな
「――やらせないっ!!」
次の瞬間、突如、側面から放たれたビームの連射がバクゥの装甲をこそぎとるように削り、動きを封じる。
手に持ったビーム・カービンを斉射しながら、巨大な影が背に炎を従えて、
バクゥに一気に接敵するのをデュクロの眼は捉えていた。
交差する一瞬、機影が逆手に持つ青白く輝く刃がバクゥの腹部を引き裂いた。
「これは…モビルスーツだと!?」
デュクロは、思わずそう口にしていた。
だが、その機体は連合が今まで運用していた鹵獲ジンなどとはまるで異っていた。
≪こちら『モノケロス』所属、イレブン・ソキウス曹長です。
戦車部隊は至急にD-16まで退避してください≫
自分を救った機体から少年――イレブンの声がスピーカーを震わせる。
「フゥ、助かった…か。援軍、感謝する」
デュクロは生命の危機を脱した事に安堵の息を吐きイレブンに謝辞を述べた。
あまりにギリギリのタイミングだったので運命の女神のイタズラかと揶揄の一つもしてやろうかと
一瞬考えなくもなかったが、ここは生きながらえた事を素直に感謝する事にした。
「た…大尉…」
同乗する伍長が情けない声を震わせている。
恐怖と安堵により、どうやら彼は、小便を漏らしてしまっているようだった。
もちろん、デュクロはその事を馬鹿にするつもりは無い。
「俺もお前もどうやらまだ運には見放されていないって事だ。小隊各車、一気に後退するぞ!!」
未だに震える伍長を尻目にデュクロは威勢の良い声を発し命令を伝える。
今、この場にいても自分達は足手纏いにしかならない。
速やかに後退する事こそが救援に駆けつけた者達に報いる事になるのだ。
「ほら、お前も何時までもボサっとするなっ!!」
後部座席から怒声を発し伍長の頭に蹴りを入れる。
伍長は弾かれた様に一瞬背を伸ばすと、ようやくリニアガンタンクを後退させた。
視界が広がると同時、スピアヘッドと共同してディンにあたる機影が見て取れた。
こちらは、見覚えのある機体だ。連合最強のエースが駆る機体――ガンダムMk-U。
「モノケロス隊長、アムロ・レイ少佐。さて、噂どおりか…な」
デュクロは徐々に小さくなってゆくモビルスーツの群れを見やりながら、
シニカルな笑みと共に誰とも無くそう呟いた。
投下をリアルタイムで見るのは初めてだ支援
特機教導師団司令部直属独立特殊MS部隊『モノケロス』。
古い言葉で一角獣を意味するこの名を冠した部隊は、装備と訓練に特権的な優遇措置が認められており、
隊長を務めるアムロは無論だが、各方面から選抜された隊員達の実力も極めて高いレベルを誇っている。
しかし、その反面、ブルーコスモス盟主ムルタ・アズラエルの私兵集団として揶揄されてもいた。
これは、アムロとアズラエルに対する勘繰りも大きな原因の一つではあったが、
それ以上に、ブーステッドマン、そして『訓練施設』の人間が同部隊に所属しているため
極めてブルーコスモス色の強い実験部隊として見られている事が主な要因である。
なお、隊を編成するにあたって、戦闘用コーディネイターであるソキウスの配属に関して、
連合高官の一部で物議を醸したが、これは事なきを得ている。
『ナチュラルのエースが戦闘人形を扱う。これは、我々が求めていた構図そのものではありませんか』
この様な言葉が飛び出し、それが連合高官の歪んだ優越感をいたく満足させるものだったらしいのだ。
ナチュラルの便利な道具としてのコーディネイター。
率いるは、コーディネイターの優位性を脅かすエースパイロット。
あまりにも、解りやすく、耳に甘美に響き、それでいて安っぽい事この上ない構図だ。
実に馬鹿馬鹿しい話だが、それでも、当のソキウス達はアムロと同じ部隊で戦える事を
素直に喜んでいるのだから、これ以上の言及は野暮というモノであろう。
「モノケロス各機、状況開始。地上チームは予定を変更しE-19から浸透するバクゥの殲滅を優――」
アムロは回線を開き矢継ぎ早に指示を送る。
状況が予測より遥かに酷く、迅速な対応が求められていた。
――BRF(ブリーフィング)の予測は甘すぎたな。
それ自体は、アムロも連邦に属していた頃から慣れている。
上層に位置する者達は、現実の悲観よりも虚ろな楽観をまず兵に強いるのだという
一種の悪癖は、どうやらどの世界でも同様らしい。
「――俺とクロトはブリーフィング通りにドダイでスピアヘッドの支援に移る…行けっ!!」
≪了解っ!!≫
通信を終えるとアムロは、ザフト軍のMS支援空中機"グゥル"とは全く異なり、
スペースシャトルの翼だけを独立させたような形状のS.F.S.(サブフライトシステム)を
Mk-Uから操作すると、ディンの編隊に向け機体を飛び込ませた。
「あれはっ!?」
「地球軍のモビルスーツ部隊――新型かっ!?」
ザフトのパイロット達にも動揺がはしる。
それでも、彼らはそれを即座に振り払い、自らを戦闘状態に持っていった。
これは皮肉にも、南アフリカ戦線において連合軍が鹵獲ジンと連合所属コーディネイターを
優先的に配備していた事による対モビルスーツ戦闘の経験が大きかった。
「連合も自前のモビルスーツを投入って事かっ!!しかし、地上戦でバクゥに勝てるなどと!!」
「クッ…!!」
獲物を狙う猟犬の如く迫り来るバクゥの群れの背から、間断無くミサイルが放たれる。
それをイレブンは、イーゲルシュテルンとビーム・カービンで弾幕を張りつつ軽快な機動で回避する。
「流石に…速いがっ!!」
一転、イレブンは突出したバクゥを中心に円を描く様に周囲を滑りながらビーム・カービンを叩き込む。
バクゥに決して引けをとらぬ運動性能を見せつけるモビルスーツの機敏さにザフトは今度こそ戦慄した。
「その動き…貴様も裏切り者なのかぁ!!」
「くっ…あなた達は何でいつもっ!!」
激昂したバクゥからの攻撃が群れを為してイレブンの機体――GAT-01D1e ロングダガーに迫る。
これは、先行量産された新型主力モビルスーツをソキウス用に改修した機体だ。
さらにイレブンは自機に基本装備の他に新開発のアーマーシュナイダーを持たせている。
これは、従来の高周波振動型ではなく、TCV(熱伝振動)を採用した新型でPS装甲すらも貫く事が可能だ。
旧来のモノと同じく、機体のエネルギーを損なう事無く使用出来るのが利点だった。
「前に出すぎだ、イレブン!!――そこっ!!」
後方から一気に飛び出した重装備の機体――ロングダガーに増加装甲フォルテストラを装備させた
セブン機が、上空から8連装ミサイルポッドの炎と噴煙をばら撒いて援護する。
土砂が弾け飛び、燃焼する爆炎が一帯の大気を灼いてゆく。
その渦中に他の機体――GAT-01D1 デュエルダガーも踊りこみ
一方的な殺戮の場は戦場へと変化を遂げた。
イレブンが高い戦闘力を発揮しながら切り込んでいき、セブンは支援射撃を行いつつそれに追従する。
それに動きをあわせ、エイト機とダガーもバクゥの群れを切り崩していく。
その突破力は、敵機体そのものだけではなく、そのパイロットの精神をも直撃するような鋭さを伴っていた。
「犬コロどもがっ!!ウザいんだよーっ!!」
態勢を崩したバクゥを、オルガ・サブナックのロングダガーが
容赦なくリニアキャノンとミサイルのシャワーを降らして焼き尽くす。
一見すると、無分別に火砲をばら撒いているようでもあるが、
実効果として、適切な箇所に放たれる濃密な弾幕は、他の敵機体への牽制も果たしていた。
もっとも、当人が考えてやっているのか、本能によるものなのかは判然とせぬが。
「くそ、ナチュラルが調子に――ぐわっ!!」
衝撃とともに背を貫いたビーム・サーベルの刃が台詞を言い終わる事を許さなかった。
斬撃はコクピットからギリギリ外れていたが、この場合は何ら慰めにはならないだろう。
「や…やめろーーっ!!」
「ハハッ!!」
酷薄な笑みを浮かべザフト兵の声を一笑に付し、シャニ・アンドラスは光刃を一気に滑らせて
コクピットユニットを搭乗者もろとも蒸発させる。
オルガ、シャニ、そして、空でアムロの僚機を務めているクロト・ブエルは、
連合が戦争遂行にあたり生み出したブーステッドマンだ。
彼らに敵の生命を奪うことに対する躊躇いなど期待するだけ無駄というものだ。
ブーステッドマンは、敵とみなす者に対し徹底的に容赦がない。
「いやー、子供は元気がいいよなぁ、勢いがある」
「しかし、いい大人がガキに楽させてもらうってもな!!」
無駄口を叩きつつ他のデュエルダガーのパイロットも緊密な連携で次々とバクゥを蹴散らしていく。
現在のOSで戦闘機動を行えるほどに優秀ではあるが、
彼等はソキウスやブーステッドマンとは違う生身のナチュラルだ。
その事を充分念頭に置いた上で、常に多対一という状況を作り出し彼等は彼等の仕事を忠実に果たす。
個体依存性の極めて高い兵器であるモビルスーツとはいえ、
極めて稀な幾つかの例外を除けば、やり様は幾らでもあるのだ。
「俺達と同じノーマルつっても、隊長と"ルーキー"はどうなんですかねぇ」
「モノが違うんだろうよ、モノが。大方、才能の女神様とやらにしこたま愛想をくれてやったんだろうさ」
「両方とも、モテそうだもんな〜」
気を抜けば死という状況下でも冗談と毒舌が飛び交う。これは間違いなく隊長の責任であろう。
アムロが"優秀な軍人"である事は今や誰もが認めるところだが、
かといって、"優良な軍人"であるかと問われれば、疑問符がつけざるを得ないという一例であった。
支援
支援砲撃
「あまり調子に…乗るなぁーっ!!」
「ぐっ…!!」
タイミングを見計らって放たれた、バクゥのレールガンが僅かに脚部を掠め、
前衛を務めていたイレブン機は損傷こそ負わなかったもののその姿勢を大きく崩した。
この強かさこそが、同地のザフト兵の錬度の高さを如実に示している。
「もらったぞ、新型!!」
「くそっ!!」
好機と見て、二機のバクゥが俊敏な動きで飛び上がり一気に襲い掛からんとする。
それは、正に獲物に喰いかからんとする野犬の動きだった。
「イレブン!!」
「拙いっ!!」
援護しようにも射線上にバクゥに割り込まれていては不可能だった。
既にフォルテストラを切り離し、身軽になっているとはいえバクゥの機動性は脅威である事に変わりは無い。
そして、かたやエイトも似たような状況に陥っていた。が、
≪―――右は殺る、左は自分でやれ≫
若いが、まるで感情を感じさせない声が届くと同時、
エールストライカーの大推力を活かし、空隙を貫くようにダガーが突入する。
装備の換装やフォルテストラを好んで用いる傾向の強いモノケロスにあって、
ストライカーパックを使用するダガーは珍しい存在だった。
「やるかァァァッ!!」
「―――!!」
2連装ビームサーベルを発生させ猪突するバクゥの顎をエールダガーは計ったように一気に蹴り上げる。
スラスターの膨大なパワーを付加したキックに弾き飛ばされ、バクゥはあおむけに無様に倒れこむ。
「………」
バクゥをその脚で踏みしめると、エールダガーは手に持ったビーム・ライフルの先端を装甲面に滑らせる。
そしてそれは、金属の擦れる音を響かせながら腹部の位置でピタリと止まった。
『コーディネイターは宇宙の悪魔です。
僕達、私達のお父さん・お母さんを殺したのはコーディネイターです。
私達の平和のためにコーディネイターを皆殺しにしよう!!』
何度も繰り返され、刷り込まれた声が彼の思考に響く。
既にビーム粒子はバクゥの装甲を貫いていた。
717 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 00:00:51 ID:jWUu25z0
支援
一方、空中ではスピアヘッドと共同でアムロとクロトがディン部隊と戦闘を開始していた。
「モビルスーツをこうも簡単に自由飛行させるかっ!!」
ディンの散弾をシールドで防ぎながら、
アムロはMk-Uの右背に取り付けたチェインガンを起動させる。
猛烈な勢いで吐き出される機銃弾は、大気圏内飛行の代償として
極端に軽量化されているディンの装甲を容易く穿つ。
「運動性ならコチラが上だっ!!」
「ありったけのミサイルだ!!たっぷり喰らえ!!」
編隊を組むディンの6連装多目的ランチャーから一斉に短距離誘導ミサイルが射出される。
それは、熱と煙で尾を引きつつ、獰猛な牙を剥いてMk-Uに襲い掛かった。
「…このくらい!!」
アムロは襲いくる計18発のミサイルを機動を全開にして回避、あるいはバルカンで撃墜する。
そして、機体をドダイから切り離して一気に上昇すると、
ディンに向かい自由落下で機体重量を押し付け光刃を浴びせた。
「なんで、ナチュラルにあんな事が出来るんだ!?」
それは"ドダイ履き"での空中戦闘をグリプス戦役の頃に幾多も経験している彼ならではの芸当だった。
ザフト兵には解り様も無い事だが、培った機動がまるで違うのだ。
「動揺したな…これなら、まだいけるか!?」
「バケモノがァ!!」
双眼に昏い光を帯びて接近するMk-Uはもはや同じモビルスーツとは思えない。
それでも、機銃を向け引き金を引く。それが無駄だと半ば知りつつも。
ビーム・ライフルの光。その光条が空を切り裂くたび悲鳴があがる。
「ひぃ…母さ…」
距離を詰めたMk-Uが頑強なシールドの先端でディンの胸部を刺し貫く。
そのままモビルスーツのパワーでシールドごと横薙ぎに振るう。
「そろそろ、バーニアがキツいか…」
そして、無残に引き千切られたディンに目を向けることなく彼は機体を後退させた。
「ドダイ――あそこかっ!!」
敵機をビーム・ライフルで牽制しながら、アムロは自動で周回飛行しているドダイに危なげなく着地する。
もし、一連の動きを俯瞰で見れば、正に惚れ惚れとするような戦闘機動である事だろう。
迷いも無く、一切の躊躇も同情も無く、無駄の無い"効率的な殺戮"だ。
「うっはーっ!!さっすが隊長、手際良く殺す――って!?」
不意に下方から伸びてきた火線をクロトはすんでのところで避ける。
≪クロト、余所見をするんじゃない!!≫
「分かってるよ…ったく。――クソッ、テメエラの所為じゃねーか!!滅殺!!」
クロトは怒りの矛先を敵に向けビーム攻撃で敵機を撃墜する。
些か、理不尽でなくもないが怒りは、ダイレクトに力に転化されてクロトに勢いを与えた。
彼は空中機動の高い資質を買われて、今回アムロの僚機を任されているのだ。
「せやぁぁぁぁッ!!纏めて、瞬殺っ!!」
絶叫を放って、クロトはロングダガーに両脚部の3連装ミサイルポッドのミサイルを一気に吐き出させる。
狙って撃ったモノではない。ディンに回避運動を強いるため攻撃だ。
「よし、捉まえた!!」
「しまっ――グッ…!!」
アムロは敵の意思の揺らぎを見逃さず、ビーム・ライフル、チェインガンの
正確な射撃で多数のディンを一瞬にして葬り去った。
ここにきて、壊滅状態に陥った事を悟った残りの機体は一斉に撤退していく。
「クロト今のはいいタイミングだったぞ」
「アハッ、まあ当たり前ってね」
調子づきながら上官に対してとは思えぬ口調でクロトは返答した。
この様な態度ではあるが、彼は彼なりにアムロを尊敬している。
力を直接的に見せ付けるアムロのような存在は、兵士として生きるしか路のない者には憧れなのだ。
それは彼のみならず、オルガ、シャニも同様だった。
「どうやら、下も終わったようだ。一旦補給に戻ろう。長くなるぞ」
「了ー解!!」
「ふぅ…」
アムロは、軽い溜め息を吐く。少し自由にさせ過ぎたかと思ったのだ。
ドダイのスラスターを噴射させながら二機のモビルスーツは空域を離脱していった。
支援
支援
第18話終了っす。
正直、オリジナル色の強い戦域なのでちゃんと出来ているか心配っす。
そいではノシ
アムロ、ソキウス3人、常夏3人、スウェン(達?)、名無しの一般兵数名
戦力充実し過ぎじゃね?
乙
ささ、これからゆっくり読ませていただこう。
うわーなんか3馬鹿がかわいく見えてきたーw
開幕で一瞬スレタイを確認してしまったwww
GJっすー
あああ、三馬鹿がああああ普通に活躍してるうううううう
で、ふと思い出したんだけどキラはパイロットだからっていきなり少尉にされたような気が
ソキウスは曹長でいいんかな
スタゲキャラきたー
セレーネの登場に期待
なんという精鋭部隊……
連合のモノケロス隊VSザフトのクルーゼ隊 のような精鋭部隊同士の対決が見られそうでwktkが止まらない!
ところで、妙にブルーコスモス過激派思想に洗脳されているっぽい人はスウェン?
なんか洗脳の文句がヘルシングのアンデルセン神父に見えたw
いきなり修正とは・・・orz
>>705 × 一個戦車旅団を初めとする実働部隊と併せて師団編成され、南アフリカ方面軍隷下に編入されていた。
○ 一個戦車旅団を初めとする実働部隊と併せて師団編成され、南アメリカ方面軍隷下に編入されていた。
>>713 × かといって、"優良な軍人"であるかと問われれば、疑問符がつけざるを得ないという一例であった。
○ かといって、"優良な軍人"であるかと問われれば、疑問符がつかざるを得ないという一例であった。
>>719 ×「クロト今のはいいタイミングだったぞ」
○「クロト、今のはいいタイミングだったぞ」
※注釈
ロングダガーの制式番号が原作と違いますが、これは開発経緯の変更によるものと考えてほしいっす。
常夏は、ソキウスと同じくロングダガーが扱えると考えてロングダガーに乗せているっす。
ナチュラル隊員のデュエルダガーですが、17話のストライクダガーの先行量産型カスタムなのでストライカーパックも装備可能っす。
修正の記入漏れっす;;
>>719 × 些か、理不尽でなくもないが怒りは、ダイレクトに力に転化されてクロトに勢いを与えた。
○ 些か、理不尽でなくもない怒りは、ダイレクトに力に転化されてクロトに勢いを与えた。
GJ、そして修正乙
眼福でしたよ
嬉しいことに初めてのリアルタイム遭遇。
お疲れ様です。今回も面白かったですよ。
デュエルダガーの面々はめんどくさい常夏、その他の世話は
ぜんぶ隊長に押し付けてるよーな気がする
そんで自分たちは、ソキウスとかに悪い遊びを教えてるよーな
734 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 00:38:54 ID:QIPqnbM0
400氏GJ!
アムロは、優秀な軍人であって優良な軍人ではないというのがツボッたw
乙です
ところで種世界のMS大隊って定数何機ぐらいなんだろう?
GOOD!GOOD!!GOOD!!!
さすが400氏、98氏とならぶこの板の双璧だぜ
GJ!
寝る時間が遅くなってしまったが後悔なんてしないぜ!
さすがにこの時点では連合の新型ガンダムはまだ出て来んか…
出てくる時期次第ではパナマ戦の行方も分らなくなるな。
ひゃっほー!
ちょっと出遅れ気味だがまず第一にGJ!
イレブンたちも個性が際だってきましたなぁ。
アムロ隊の面々は軍人らしくはないかも知れんけど、みんな生き生きとしていい雰囲気のチームだ。
コーディがただの能力任せの馬鹿じゃなかったり、ナチュも知恵と意地で頑張ってるし、両陣営とも兵レベルは原作よりかなり高そう。
さて、常夏たちがこんなにいい感じだと、兄貴が殴って以来描写ナシのAA組の人間関係が気になるな。
原作以上に改善されてるのか、逆効果でよりギスギスしちゃったのか?
凸らの改善もどう影響を及ぼしているのやら。今後とも楽しみにしています。
いつもいつも変り映えのしない台詞ぶつけられてイレブン君たら
いい加減相手すんのうざくなって来てるみたいだな。
400氏の作品内でのAAの利用価値はもはやプロパガンダ以外ないな。
>>741 正直それすらもう希薄というか用済みに近いんじゃない?
モノケロスの編成と実績を見る限り…
陽電子砲には価値があると思いたい
400氏GJ!
今回は戦闘にいたるまでの経緯がすごいな
連合の連邦に負けず劣らずな腐りっぷりや、ある意味戦争の真の犠牲者である『壁』部隊
ソキウスの不遇(曹長なのもこれが関係しているのか?)
そして、フォルタレザとサンフランシスコライン
これだけ南アメリカが真面目に戦争していると
原作がやっているのは一体何なんだと思わなくも無いw
> なお、『壁』部隊に水準を遥かに超え精神を破壊するレベルの試製強化薬が、
> この時、密かに用いられていたという噂が後にまことしやかに囁かれる事になるが、
> その真偽が明らかにされる事はなかった。
まさか盟主王、コーディをモルモットにしたのか?
そんなもったいないこと、この盟主王はやらんだろ
>>745 問題は初期に壁部隊が奮戦したから戦線が維持できたって所だな
モルモットではなく、強化薬でコーディの精神を破壊してバーサーカーに仕立ててでも
進撃を止めなければならなかったとするなら手を回したかも試練
まあ、明らかにされないって記述あるから読者の判断にお任せだろうな
>迷いも無く、一切の躊躇も同情も無く、無駄の無い"効率的な殺戮"だ。
これってニタ研が求めて止まなかった強化人間の最終系じゃね?
寝起きで投下発見!
400氏GJ!
「ルーキー」って言葉が出ているって事はやはりメビウスに乗ってたおっさん達もどれだけかはいるって事かな?
壁はジブリールから借りたか(ジブリール自身が出したか)、仕様変更前から弄られていて、
もはや仕様変更が効かない位末期だったかかと推察されるがはたして?
400氏GJ!!
強さを求めてるっぽい3馬鹿にはアムロは最適の上司なんでしょうね。
アムロは強さの象徴みたいになってるし。
>>726 連合最初のMS部隊にアムロが関わってるからUC式だとすると伍長とかでもMS渡される、サンダースとかバーニィーとか
あるいは一般ナチュパイロット=少尉の下にしとこうとかソキウスを仕官にはしないとかの思惑とか
>>735 陸ガン陸ザクのプラモセットの説明書にコジマ大隊の組織図がある
これによると極東方面軍機械化混成大隊にはMS小隊は8つ、計24
MS12機で一個中隊になるそうなので連邦式なら36機+α(予備機や随伴小隊、Mk-Uもこっちかも)の規模と推測
ソキウスはもうルーキーじゃないし多分スウェンの事だろうけど、
もろにブルコス的洗脳が施されているがソキウスを敵とみなさないだろうか?
GJ!!!
作品内での通常部隊(ここでは戦車)や脇を固める兵隊の使い方が相変わらず上手すぎる。
戦闘描写も敵を疎かにした描写(例・敵が的)じゃないから、味方が凄い映えて見えるし。
面白かった!
753 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 08:46:41 ID:N2Id8/WM
400氏GJ!!
クロトがいい!
AAの価値が無くなっていくな。
ナタルとムゥ引き抜いて即解散か?
・ストライカーパックはスウェンが運用中。
・データは大隊規模でとりまくりんぐ
・新武装もぞくぞくテスト運用(新型アーマーシュナイダーなんてかっこ良すぎ)
マジでAAはアラスカ着いてもおまいら今更何しにきた?扱いは必至だなw
孤立した奴らの扱いなんて元来そんなもんだろ。
いくら、予想外の戦果あげたとしても
軍の動きに連動していないから大して意味無いし。
>さらにイレブンは自機に基本装備の他に新開発のアーマーシュナイダーを持たせている。
>これは、従来の高周波振動型ではなく、TCV(熱伝振動)を採用した新型でPS装甲すらも貫く事が可能だ。
これってつまりヒートホークのCE版ということだな
発案者はアムロかな?
クロスでやって来たアムロ達TUEEEEE!
原作からいるAA?イラネ(゜凵K)
ってのは自重汁。
まぁ確かにAAの戦略的価値は低下しているが、原作あってのクロスな訳だし。
今回の話で活躍してたのはアムロよりも三馬鹿とソキウスのような・・・?
アムロが使ってるの名称ドダイなフライングアーマーか
原作のAAもな…
AAは原作からして連合の役に立たず情報漏洩までしてたから捨てゴマにされたわけで
その辺の事情を詳しく書くとこうなるわな
OS開発も追加装備の試験も全部連合側がやってたからね……
一応、戦果だけならものすごいんだがなAAは
AAの戦果か……
虎撃破
……あれ?
モラシム…
単艦で虎を倒してリビア砂漠一帯をザフトから解放したって十分すごいがな。
AAには新型艦の宇宙・地上での運用データがあるじゃないか
AAそのものも種デスの最後まで使えたからまだまだ価値はあるよ
>>766 でも、南アフリカも地中海もインド洋もザフト支配下だからすぐ別の部隊が来たと思うよ……
アムロ怖いよ〜
誤字かな?
704は滑空砲だと思います。
>>766 開放してないよ
ザフトのアフリカ戦線が縮小したのはジブラルタル駐留軍がアラスカで大敗して
同基地がパナマ戦の為にアフリカから戦力を徴収してから
ちなみにアフリカの近くはザフトの基地の宝庫
単艦では戦局は変えれません。種も前半はそうだったんだよね
あくまでザフトが勝てていたのはMSを運用していた
Njの戦局でも対応できていたという二点だけだからな。
国力に差がありすぎるし、相手もMSを運用出来るようになれば
後はどうあがこうが数に押しつぶされる。
で、数で押しつぶした側は戦艦3隻に大敗するんですね、TVで見ました
一隻の戦艦では戦局を変えられん
だが三隻の戦艦が束なれば・・・・・・そんなわけあるかボケぇw
gj
クロトの「うっはーっ!!さっすが隊長、手際良く殺す――のセリフの後、
「そこにしびれる、あこがれる!」が心の目で見えた
400氏アムロは、立場や人間関係がここまで出来あがっちまうと
定年まで軍にいそうだな
作品を読むに、教導団にはストライクダガーは配備されてないのかな?
後、時系列的にはどの辺りの出来事なんだろう?
って、先頭に書いてるじゃないか……。
この時期だとAAがオーブに寄航してる頃だから、既に連合軍が大隊規模で量産機を運用してるとなると
ストライクの地上戦のデータも無意味化しちゃうな。(キラのは操縦法やOSが特殊でデータとして参考になりにくいだろうし)
一日経過後に修正。いつもすんません。orz
>>705 それに際し、総攻撃を近い事を予測していたにも関わらず、地球連合南アメリカ方面軍の対応は後手後手にまわった。
それに際し、総攻撃が近い事を予測していたにも関わらず、地球連合南アメリカ方面軍の対応は後手後手にまわった。
>>712 × これは皮肉にも、南アフリカ戦線において連合軍が鹵獲ジンと連合所属コーディネイターを
○ これは皮肉にも、南アメリカ戦線において連合軍が鹵獲ジンと連合所属コーディネイターを
皆さん、反響ありがとうございます。
オリジナルの戦線なので違和感でないか心配だったので楽しんでもらえたなら幸いっす。
>>779 正確にはオーブ寄港前の9日前になりますです。
>>769 その状態を維持するための戦力が駐屯してないからな。
一応、サイーブがぐだぐだ言ってはいたが期待薄だよな。
三馬鹿が本編以上に生き生きとしてるのが微笑ましいな
死刑囚の彼らからしてみればやり甲斐があって薬物投与がないだけ天国なんだろうな
やっぱりパイロットは自分より強い者にしか従いたくないよな。
隊長だからとか、地位が上だからを振りかざす奴は最悪だわ。
俺はパイロットじゃないんでそこらへんはちょっとわからないな
坂井三郎の本なんか読むと
やっぱり腕がへぼい隊長には部下がついて行かないみたいだよ
自分が生きて帰れるかどうかも隊長にかかってるわけだし
人格者ってだけじゃ難しいみたいね
むしろ死んでほしくない人のがいい気がする
死んでもらっちゃ困るから自分が頑張るみたいな
785
パイロットの前に軍人だよね
君がどんな状況を想定してるのかは判らないけど、優秀な兵の上に凡庸な士官が着くなんて当たり前にある状況だよね。そのことに一々腹立ててたら組織は成り立たないよね
まあ一般人にゃ自称パイロットwの心境なんて解らんから妄想の中でぼくのかんがえたがんだむでも操縦しとけや。宿題してから寝ろよ。
パイロットや一般人というよりはバーバリアンやヤンキーや北斗の拳のモヒカンの皆さんの論理では
>>489 偉そうなご高説垂れ流す前にレスアンカーくらい勉強しような?
煽り厨だろうけど。
おまいら、止めろとは言わない
せめて雑談スレでやれ
( ´,_ゝ`)プッ
凡庸ならまだいいが、無能で有害ときた日には…
「2刻を過ぎた。撤退だ」
「新城!新城ォーッ!!」
796 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 23:19:28 ID:h46yLrjg
三馬鹿なんかは階級で従うタイプじゃねーだろ。
自分らより実力があるアムロに従ってるてのは納得できるわな。
まあパイロットが言うのならそうなのかもしれんな
今スレ内で何作も同時進行してる訳だけどクロス本編?終了後アムロはどうなるんだろう?
UC世界に帰るのか、CE世界に残るのか・・・
UCに残してきた家族がいるわけでもないけど
799 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 23:31:15 ID:qQk/wxM3
>>795 ナタルを上手いこと躾れば・・・冴香みたいに・・・どうだろう?ちんこ付いてないから無理か
スレチスマソ
あげちまった・・・
てか400氏のを読み返してみたら、AAは14話前編でキラのヤメテヨネーに
ムウが鉄拳制裁喰らわして以降具体的な出番も消息もなく、また同話内で
同じくムウの分析として、ナチュでも動かせる連合MSが大活躍してみせて、
データも持ってかれてあまつさえ砂漠に遭難、俺らもうイラナイ子じゃね?
と描かれていたのだった…
優遇冷遇補正ヘイト云々以前に、一応TV版を基にしたSSでここまで
事実上蚊帳の外ってのも珍しいよなあ。
大きな戦局にまるで関わっていないからなAAは。
特に重要な任務や役目を帯びているわけでもないからそれは仕方無いと思う
ファーストも結局最後でも趨勢には絡まなかったし。ヘイトや冷遇とは違うだろ。
実は時空転移の際にアムロ(+ν)が2人に分離して、到着日時も場所も別れてしまった
その片方が400氏、もう片方が98氏で、2人のアムロの物語が同時進行
なんて展開があったら面白そう
まあ既にどうやってもそうはならない所まで話は進んでるが
>>801 基本的に本編の裏側をアムロや影響を受けた人間を交えて保管ってスタイルだからな
虎を倒したってとこからも、AAは殆どTV版と変わらない道程をしているって事だろ
クロス+保管物って感じだ
>>802 アムロ達は戦略に組み込まれた形で動いているのに対し
AAはアラスカまでの道程を厄介事かかえて進んでいるだけだからなぁ
そりゃ、ムウも暗鬱となるってもんだわな
>>804 遂に400氏の時系列が98氏を追い抜いてしまった件について
>>802 AAは追手から逃げてる状況だからなあ。
>>802 一応陽動としての役割を果たしている、という見方もできるんじゃないか?
キラ達がぶつかった連中の全てがモノケロス隊のような精鋭の前に現われてくれるならともかく、
連中が各方面に散らばって戦果を上げ続けていたら連合の被害も馬鹿にならなかったと思うし。
>>807 別に陽動任務でやってるわけじゃないかんな。
そう思う上層部の人はいないと思うよ。
>>804 いや全然。
98氏のは劇場版で、400氏のはイボルブって差もあるしな。
>>808 WB隊は地球降下後にレビル将軍の戦略に
組み込まれていたからこそ独立部隊として機能できていたわけだしな。
お春さんが死んでしまって物理的&組織系統からも孤立したAAは
本当に根無し草に近い有り様。
>98氏のは劇場版で、400氏のはイボルブ
初耳。そういう設定前提だったんだ
400氏のはクェスがハサウェイを見つけられた云々て描写が冒頭にある
劇場版だとクェスは死んでるからね
そのままいじけてレジスタンスになってデス種で帰ってきそうだよなw
て、また雑談スレと間違えたorz
>>797 三馬鹿と聞いて
リリカルの魔力馬鹿トリオを連想した漏れはなのは厨
アムロの、自由にさせすぎたかって最後の発言にお父さんを感じたw GJ
400氏のアムロ、頼られているし、期待に応える実力もあるし、
父親役としても隊長としても申し分ないけど
一個人として向き合える相手は今の時点で飲み仲間な盟主しかいないんじゃないかとも思う。
帰る場所なくなったせいか、CEの環境に対応して生き抜くためか、
UC以上に戦士として最適化してしまってるし。
>>817 クェスに冷たくなかったはずのアムロが
戦闘中は寒気がするほど冷酷になってしまっているからな
あまり考えたくない展開だけど第二話で絶望こそしなかったが
何処かぶっ壊れたのかも試練
ニュートロンジャマーの衝撃が大きかったんじゃね?
アクシズ落下を防いだと思ってたのに
アクシズ落下なみの被害を目の当たりにみる羽目になったんだし
アムロは冷酷なとこが元々あるんじゃない?
仲間の死を悲しむ心はあるけど引きずらないし、戦闘中は棚上げできるかんじ
スレッガー死んでも「やったな!」だしミデア潰されても「誰が乗ってたんだ?」だし
卑怯な手を使った末にケーラをプチッしたギュネイ殺ったときも「ケーラの仇」ってそぶりなかっただろ
邪魔だから排除って感じで冷静に仕留めてた
>>801 俺は正直、AAの動向よりアムロと盟主王周辺の方が気になるし楽しみ
戦争・戦場は非情なものなんだから
冷酷云々言ってもしょうがない
さすがに最初の親しい戦死者であるリュウの死は結構引きずってたけどな
TVシリーズではアムロよりブライトのうろたえようが凄かったけど
そりゃブライトにとっては唯一と言っていい頼れる正規軍人だったからなぁ
>>795 返す返すも漫画版終了は惜しかった。
原作者が邪魔すんなよ……
>>824 ×頼れる正規軍人
○頼れる正規パイロット
WB不沈の陰の立役者、オスカーとマーカーの事も思い出してやってください・・・
>頼れる正規パイロット
このレス見る今の今までムウがリュウさんのポジションだったと気がつかなかった俺w
400氏の作品の時系列ではもう三馬鹿専用のガンダムできてんのかな?
三馬鹿ガンダムが登場したらレイダーがアムロのドダイ代わりになるのか
>>830 信用出来るけど、信頼出来ない感じ、かな?
>>825 北領で終わらせたのは逆に英断かもと思ってる
伊藤作画でみたいシーンは幾つもあるんだけどやっぱり描写が難しくなるし、圧倒的な文字情報が・・・
以降の脳内補完のためにキャラ設定を残してくれれば良かったんだけど
スレチスマソ
俺が消防の頃買った最初のガンダム関係書籍であるケイブンシャのガンダム大百科にも
オスカー&マーカーとタムラコック長はWBがア・バオア・クーまで生き残れた隠れた功労者
と書かれてたな
子供向きの本の癖になんて渋い人選だw
>>830 あまりに失礼だ。
ブライトが適切な戦闘指示を出せたのは、不眠不休で働く彼らが正しく戦況を把握してブライトに知らせてたからだ。
未だどっちがオスカーでどっちがマーカーかよくワカンネw
レーダーを「闇夜の提灯」と言った日本海軍は
>>830みたいなやつがいっぱいいたんだろうなw
400氏
いつもながらGJ!
むちゃくちゃ遅れましたが感想を……
17話からだと、アズラエルは正式量産型GAT-01は小数でも生産して、
アムロ所属の教導隊に配備されるかと思っていましたが…
18話を見ると、戦時省略型をベースにした改修機がメインみたいですね。
ドダイもあって、ダガー系で統一された理想的なMS部隊ですね。(補給が楽、MKUを除いて)
>モノケロス
アムロのパーソナルマーク「ユニコーン」が由来なんでしょうね
……なんかこういう小粋なネタは大好きです。
パイロットを見ると・・・地球出身コーディがいないにしても、特殊人材の雑煮みたいで、
それぞれの絡みがどの様に出るのか楽しみです。
>ソキウス
プラントのコーディに対して物凄くウンザリしてますね(^^;
『我』がどんどん強くなるみたいでいい感じですね♪
地球出身のコーディとの絡みもぜひとも見てみたいです。
>三馬鹿
個性はそのままで真っ当な兵士に見えるぜぉ!
>ルーキー
エールパックの推力の攻撃への利用とか、かっこよすぎ!
>>837 >18話を見ると、戦時省略型をベースにした改修機がメインみたいですね。
先行量産された新型主力モビルスーツって記述あるから先行量産型で
ダウングレード前の分ジャマイカ?
>ストライクダガーの先行量産型カスタムなのでストライカーパックも装備可能っす。
400氏の注釈もあるしそもそも戦時省略型ならストライカーパック装備できん。
しょ、消費・・・?100個のレスが消費だと?24時間も経たずにか!?
>>839 そして、もうすぐ記念すべき20スレ目だ
1スレからいたがこんな長寿スレになるとは思わんかった
他スレ同様に職人が出ては消えていったけど、
連載は定期的に継続されているし何より質に恵まれたな
>>831 信頼は出来るんじゃないかな?
>>836 いかにも頼りなさそうなキャラじゃんって意味なんだけど
>>831 は典型的な最近覚えたカッコイイ(と本人は思ってる)言い回しを使いたくて仕方ないだけのレスでしょ
もしも、○○が種・種死の世界にいたら
こんなスレタイが大量発生してた頃もあったんだよなぁ…
AA使った荒しが湧いたからね・・・
でも90日ルールになってから、容量使い切れずに落ちるスレが出てきているぞ
職人が1人しかいないようなスレはそれでも独立を保ち続けるのだろうか?
よそのスレのことはほっといてやれ
>>842 単純にそう思っただけなんだが……不快にさせたならスマン
ちょw初めてスレ来て400氏さんの作品読ませて頂きましたが、
天才ですか!あなたは!
あの種がこんな神作品に生まれ変わるなんて…
感動しました!ありがとうございます
あのエールダガーて、スウェン・カル・バヤンですよね?
既出だったらスミマセン
原作でも悪役として死んだ人はやはり悪役にして殺せるが
原作で死んでない人を殺せば色々面倒な事になる
原作で汚れ役だった面々が続々とナイスなキャラに変貌しているだけに
最終的にどうオチを付けてくれるのかが凄く楽しみだ
>原作で汚れ役だった面々が続々とナイスなキャラに変貌している
盟主王とクルーゼの事ですね、分かります(あとアスランも入れておいてあげようかw)
確実に後々面倒な存在になりそうなのがラクスだがさてどうなるやら
あと種の時点でラクスが敵役か死亡か殆ど出番が無い作品って2chだとどんなのがあるだろ?
自分が知ってるのは、Xスレでテファが「あれは危険だから拾っちゃ駄目!」といって救助しなかった話と
ルナ主役スレで救助してザフトに引き渡して以後全く出番が無かった話くらいなんだが
原作とのすり合わせは大変だな
個人的にキラVSアスラン クルーゼVSムウの構図は大事だと思うんだよ。 そこにアムロを入れなきゃいかん訳だし
ヒロインとしてのラクスは微妙だからいいや
巨大MAに乗ったラクスVSアムロでいいじゃないかw
ヒロイン? 400氏の作品だと候補キャラが、主任とミナにまだ殆ど出番の無いナタルくらいだな
854 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 11:27:54 ID:uR4aRgf1
>>840 職人さんが同時進行で何編も投下してくれてるからねえ
作品を語り合うだけで充分スレを消費していけるし、紳士がやたら多いしなw
今メインで投下してる4〜5人がいなくなったらと考えると怖いが
個人的には400氏の次の扉絵が気になってしまう・・・
>>853 ナタルをすごいプッシュしたいんだけど全然接点がないわな
いちお今までの展開的にはミナ様なのかな ヒロインつーより盟友になる可能性があります、ってかんじだけど
一応名無しの女性整備士もいたが……毎回いいタイミングで邪魔入れられてるんだろうかw
名も無き整備員タン、ガンガレ超ガンガレ
アムロはロリには興味無いからなぁ…
そういえば『密会』で女性器に関してカミングアウトしてたが、あの性癖は直ったんだろーか
>>853 ラクスinディビニダドの大群が脳裏に浮かんだw
名前の由来は「神」だし、核だし、操縦技術なくても使えるし
他にラクスが似合いそうな巨大MAってなんだろ、ラクスinラフレシアもいいかな
>>855 待った待った、あまたのSS中もっともきれいな部類に入るラクスと
馬鹿さで某ザクレロ氏のと一二を争うカゴリとに気を取られてつい霞みがちだが
98氏のナタルの激萌えヒロインぶりを忘れちゃいかんぞ貴様等。
>>860 やるとしたら今度こそ自力で操縦する事にしないとなあ。
コピーAIを手塩にかけて育て上げ、自信満々で最終兵器に搭載したのが
運の尽きの仇の致命傷となった某逆シンという例もあるし。
「私、シャアアズナブルが分別しようというのだアムロ」
「エコだよそれは」
…すまん
アチョリーナは?
それにしても、盟主王もスウェンをモノケロスに配置するなら洗脳解いてやれよ。
新兵のくせに怖すぎだ。コーディの核動力機を普通に倒せるくらい才能あるけどさ。
ところで、今回の話はどこまでが400氏オリジナルなんだ?
南米が激戦地でアマゾン設定とか、フォルタレザに宇宙港とか、サンフランシスコラインとか。
>>864 スウェンはソキウスに銃を向けるわけじゃなければおkじゃね?
南米については外道青でアマゾンは非戦闘地域として語られているし
フォルタレザは宇宙港がスタゲで出てきている
サンフランシスコラインはどの媒体にも記述無いから400氏のオリだと思われ
今回の話を見て思うが漏れがザフトの補給担当なら激戦の南米方面ならばともかく
アフリカの虎のところになんぞバクゥは送りたくないなとオモタw
突破力のある優秀な機体を威力偵察と称して全滅させる馬鹿に(ry
名無しで出ていたがたしかエドモンドと一緒にいた伍長はレイエスだったよな?
400氏の開幕AAと劇中のギャップがひどすぎる件について
漫画版スタゲで見たら間違いなく伍長はレイエスだった。
種死時では軍曹になってた。
あの開幕AAもまとめに載せてほしいと思っていたりするw
読者にションベンたれプギャーw
って、気にさせないのが不思議なもんだよなー
表現力って大事だわ
>>869 このスレのまとめには載ってるよ>開幕AA
83氏はまだかのう…。早くネオなアムロ(略してネムロ)の活躍がみたいのう。
83氏は、アムロ本格登場の場面まで書き貯めてくれている最中だと信じてる。
そして、シャアが遅まきながら漢になってアムロ救出→グリプス戦役以来の盟友関係になりアムロ活躍…
そこにZ主役の方が絡んでトリプルエース。
それを見たシンが大きく成長し、凸がアスランに返り咲き。
ホーク姉妹とタリア艦長は最終的に誰とくっつくか…
う〜ん、83氏の作品も序盤はすったもんだがあったが中盤以降が楽しみでしょうがないぜ!
まあそんな展開になるとは限らないけどなw
酔って浮かんだ都合の良い脳内妄想なんだ。
このまま気持ち良く酔わせてくれw
877 :
837:2008/07/05(土) 06:58:15 ID:zO0p4t6h
>>838氏
おお!?ご指摘どうもアリガトウゴザイマス。
「まとめ」のほうで読んでいたので、
あとがきを読まずにカキコしておりました。(汗
「ストライク」ダガーがストライカーパック無しで
「デュエル」ダガーがストライカーパック装備、
「モノケロス」配備の機体だけとはいえ、何か混乱しそうだナァ(^^;
ラクシズはエターナルが変形した超巨大MSに搭乗してシン達とガチバトル
そう考えていた時期が僕にもありました
>>878 え?AA、クサナギと三隻合体六変化するんだろ?
俺は和田と隠者が左右合体するって聞いたが
アスランはキラと合体したいらしいが
拒否られて姉で妥協したよ
スレチ
>>877 ストライクダガー自体が名前を残しただけの機体だからな。
今回出てきたダガーは名前こそデュエルダガーでフォルテストラ使っているけど
原作で当てはめるならむしろ105ダガーに近い。
そのためか、ロングダガーも原作のGAT-01DじゃなくてGAT-01D1eになってるし。
>>880 ウルトラレイカーや超竜神タイプではなくペスターとかパンドンとか
プラズマ&マイナズマみたいのしか連想できないわけだがw
>>883 105ダガーとデュエルを機種統合して、指揮官機の生産ラインを整理したってことか...
このまま量産されていたら間違いなく連合傑作量産機だったろうな。
戦時省略型が優先されたのが盟主じゃないけど、どうにも悔やまれる。
ロゴス的には最初から長く使える高性能機を量産すると新規購入が減るから
戦時省略型→省略無し→新型機
のコンボを狙ってるのかも
アニメとかゲーム業界の売り方だなw
HGダガーLやウィンダム…
>>888 そのうち分割商法も出てくるかも...
コクピットだけー
上半身だけー
下半身だけー
ウェポンユニットだけー
あれ?どこかで見た気が...
週刊ロゴスのMS、
創刊号はダガー(戦時省略型)の頭部が付いて1000000000ペリカ
893 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/05(土) 20:29:53 ID:C/WzQkC9
>>891 そのうち限定版とか出たりしてな
パナマ限定版
アラスカ限定版
オーブ制圧記念限定版
アズラエル解説DVD付き初回版
あれ?どこかで見た気が...
>>887 生産ラインのマイナーチェンジで長期の需要が望めるなら、
リスキーな新兵器開発よりも長く使える高性能機を作り続ける方が、
軍需産業的には儲かる。
やっつけ
ロゴス充実のラインナップ!
・ダガー CD-ROM初回限定版
・ダガー. CD-ROM通常版
・ダガー. DVD-ROM初回限定版
・ダガー. DVD-ROM通常版
・ダガー. 感謝ぱっくCD-ROM版 (先行版同包)
・ダガー. 感謝ぱっくDVD-ROM版 (先行版同包)
・ダガー.P.S. 初回限定版
・ダガー.P.S. 通常版
・ダガー.P.C. CD-ROM初回限定版
・ダガー.P.C. CD-ROMマウスパット付き通常版
・ダガー.P.C. CD-ROM通常版
・ダガー.P.C. DVD-ROM初回限定版
・ダガー.P.C. DVD-ROMマウスパット付き通常版
・ダガー.P.C. DVD-ROM通常版
・ダガー.WhiteSeason クリスマス限定版(DVD-ROM)
・ダガー.WhiteSeason CD-ROM通常版
・ダガー.WhiteSeason DVD-ROM通常版
・ダガー. SummerVacation 初回限定版
・ダガー. SummerVacation 通常版
・ダガー. Summer Vacation 限定生産CD版
・アズラエルのわすれもの(限定2万機)
・ダガー. 天使湯編
・ダガー. 天使湯編 再配布版
・ダガー.P.S. 〜ダ・ガー〜 プラスシチュエーション LOGOS THE Best
>>897 ロゴスは鬼だな
盟主王が善人に見えてくる
>>897 現実のレオパルドシリーズもそんなもんなのかもw
>>895 戦時省略している部分を元に戻すだけで新規開発はゼロ
おそらく生産ラインも元のラインを流用できるはずリスクは限りなく低く利益は増える
そこはソキウス付きだろうw
カイトは全部手に入れるつもりだろうなw
コレクターカイトか…
Mk-Uが狙われている!
>>897 噴いたww俺のアイスコーヒー返せwww
実際こんな感じかもw
ロゴス充実のラインナップ!
・ストライクダガー パナマ初回限定版
・ストライクダガー. 通常版
・ロングダガー. パナマ初回限定版
・ロングダガー. 通常版
・ストライクダガー. 新型OS版 (先行OS同包)
・ロングダガー. 新型OS版 (先行OS同包)
・105ダガー. オーブ戦限定版
・105ダガー. 通常版
・105ダガー. ヴィクトリア戦限定版
・105ダガー. エールストライカー付き通常版
・105ダガー. 宇宙仕様通常版
・105ダガー. ボアズ戦限定版
・105ダガー. ガンバレルストライカー付通常版
・105ダガー. 月仕様通常版
・ダガーL.ソードストライカー 南米限定版
・ダガーL.ソードストライカー 通常版
・ダガーL.ランチャーストライカー通常版
・ダガーL. エールストライカー 南米限定版
・ダガーL. エールストライカー 通常版
・ダガーL. ライトニングストライカー 限定生産オーブ版
・アズラエルのわすれもの(限定2万機)
・ダークダガーL. ガーティー・ルー編
・ダークダガーL. ガーティー・ルー編 再生産版
・105ダガー.P.S. 〜ダ・ガー〜 プラスシチュエーション LOGOS THE Best
正にダ・ガーポ
>・アズラエルのわすれもの(限定2万機)
兵器で限定2万は多すぎるwww
>>884のウルトラマン80のネタに思わずニヤリとした俺は、
間違いなくオッサン。
これをネタにした小ネタを誰か投下すると既に思っている漏れはNTのできそこない
他にも
通販特典付き
リペイント版
ダガーコンプリートBOX
サイン付き
ジャンク屋魔改造ダガー
というのを思い付いた。
ジャンク屋魔改造はロゴスに金が入らないからだめだろ
要するにジンとコンパチになった海賊版という奴ですね、分かります
腕とコクピットがジンのダガーですね
おいおい
雑談するのはかまわないが、脱線しすぎじゃね?
いやこのスレの量産機に対する深い愛情が垣間見えた
もうこれ以上はやめてやれ…
カイト・マディガンがダガー購入だけで破産してしまうぞ(w
ホビーハイザックならぬホビーダガーに隠れダガーに現地改造型ダガーリニアガンタンクにシビリアンダガーDSSDカスタム…
ダガーL(阪急電鉄カラー)
ダガーL(南海電鉄カラー)
ダガーL(京阪電鉄カラー)
あの事件のせいで名称変更になるダガー。
ガンダムパイロットになりたかったダガーパイロット
・・・すまん忘れてくれ
ダガーそれがいい
製作者は小手先の規制なんぞより
挫折だのトラウマ持ちだのとナード系反社会的美形キャラとかをカコヨク描くのを自重した方がいい
かわいそうな過去を持つ悪役はもう秋田
>>924 ふと思い出したが某ジョジョ第四部で殺人鬼の吉良は子供の時に母親からの虐待を受けたせいで
女性を殺さずにいられない性質になったという設定だったが、荒木先生はあえて本編では描写しなかったらしい
>>925 流石だなアラーキー
もしそんな設定をリアルタイムで知ってたら吉良が好きなキャラにはならなかったぜ
98氏マダー?
>>927 クレクレ自重しろと言いたいがたまに本当に作者が降臨するので侮り難し
400氏のアムロのヒロインの話題があったけど、ナタルの可能性は少ないんジャマイカ?
もうこの頃はムゥに惹かれている頃だし
主任は盟主っぽいから、オリが無いと仮定して残る可能性はミナ様?
もしMSVが出るなら乱れ桜かな?白鯨はエドだったと思たし
スタゲはワカンネ
>>929 そこで、異性ならなんでも頑張っちゃうのがエロ大名クオリティ。
まぁ、このスレのアムロだと、ホーク姉妹丼くらいなのかなw
なんたって連合(AA除く)は花が少ないからなw
>>921 その元ネタ、したらばでリアルタイムで見てたな。
妙に懐かしい。ちょっとまとめサイトに行ってくる。
興味がある。まとめサイト教えて。
仮面ライダーになりたかった戦闘員でググればおk
なおこれ以上はスレチになるので自重汁
>>929 ミナ様は今のとこ共闘フラグと対決フラグと死亡フラグが同時に立っていてややこしい
オーブ戦が発生した場合、下手するとララァやフォウと同じ轍を踏む羽目に
劇Zみたいな展開だとマスドラの自爆止めようとして
激昂したウズミかカガリに射殺されるわけですね。わかります。
ミナ様の生死の行方にアムロが関われるのは最後の土壇場とあるけど
それが救うか否かは明言されてないからなあ。
>>共闘フラグ
アスハを打倒してオーブを治める事となったミナ様が連合軍との友好関係をより強固にするために連合一のエースパイロット
で高名な佐官のアムロと『政略』結婚するわけですね。
オーブのワイドショーではサハク家夫婦の仲の良い風景が英国の王家用ワイドショーっぽく映し出されて後年
二人が結ばれるまでを描いたテレビシリーズも出来るわけですね。
BTWのときはミナ様のお腹の子供が鍵となるわけですね
マスドライバーにサハクとセイラン派(この時期でどれだけ力があるかは不明)
工作員を潜り込ませて、自爆プログラム解除 マスドライバー施設制圧になるのか
アムロは既にコブ付き(問題児多数)のイメージがあるから
たいていの女性はよっていかない気がする
ナタルは大尉あたりに戦時昇進して、モノケロス運用艦(AA級)の砲雷長にでも栄転って希ガス?
AA級での実戦経験を買われて
艦長その他はアムロの古巣である第10艦隊から優秀な連中とか
>>942 その流れ激しくキボンなんだが
スレ内はミナ様派が多数みたいで困るわ
別に困らないだろw
ましてや多い方の展開になるわけでもないw
>>938 花嫁衣装に着替えてぎこちないながらも幸せそうに微笑むミナ様を想像したらおっきした
ならば主任は頂いて逝きますね
逝っちまいな
別に良いが情報はすべて握られて隠し事は出来んぞw
>>945 実現したらラル&ハモンとかオリファー&マーベット(Vガンダム)みたいなノミの夫婦になるなw
身長190近い花嫁と170程度のおっさん。
>>944 作者氏もスレ見てる訳だし多少はプロットに影響与えられたり・・・しないか
952 :
:通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:09:11 ID:QaWm47aE
皆さんわかってないんですねw
最強のMSはストライクフリーダムですよ^^
最強のパイロットはキラ・ヤマトです^^
アムロとかカミーユじゃキラに勝てないんですよ
>>952 なんでジュドーの名を挙げないんだ?ジュドーなんか絶対キラに勝てないだろ。ZZ?ストフリに比べればカスじゃん。
954 :
:通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:22:11 ID:QaWm47aE
ジュドー<アムロ<カミーユ<キラだからですw
ジュドーは雑魚過ぎますから論外ですw
>>952 ハハハハッ!ヘイユー面白い冗談だな。もしここがテキサスだったらユーは既に死んでるぜ!
UCニュータイプ>UCオールドタイプ>>>>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>キラ≧CEパイロット
でしたっけ。
957 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:34:41 ID:QaWm47aE
逆です!Zガンダムとかよりストライクフリーダムミーティアの方が強いですから!
わかってない人多いですね^^
宇宙世紀のパイロットはストライクフリーダムのフルバーストで一瞬でやられちゃいますよ^^
各職人でヒロインが違うのがいいな
98氏はナタル、400氏はまだわからないが候補はミナさまor名もなき整備士
メビウス・リンク氏はタリアからルナマリアへ
戦記ものに恋愛はいらないがヒロインの存在は戦場に咲く一輪の花
逆?
ああ。
UCニュータイプ>UCオールドタイプ>>>>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>≧CEパイロット≧キラ
でしたか。
夏だなぁ・・・
ああ、こういう言葉を思い出しました。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
って
962 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:40:16 ID:QaWm47aE
959の人はもっとガンダムを勉強しましょうね^^
ぼちぼち次スレの時期か
980踏んだ人よろしく
仮に今後の後付設定でストフリが1兆TWの動力に同出力のビームが撃てるとなっても
絶対に強い気がしないのは演出の偉大さだと思う
まじめにストライクフリーダムあたりはネモあたりで倒せそうではあるんだよなぁ。UCのベテランがのっていると
966 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:46:33 ID:QaWm47aE
宇宙世紀の軟弱なMSよりは強いですよ^^ストフリ
つ蚊取り線香
968 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:50:41 ID:QaWm47aE
それにキラより強いパイロットはいませんから!
UCのパイロットにあんな砲撃にあたる奴がいるとは思えんが
970 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:54:16 ID:QaWm47aE
969はガンダムのことなにもわかってませんねwwwww
キラは無意識の超能力で敵を止めますから当たります。
>>967 ストフリ落とすのには蚊取り線香の煙で十分と言うことですね。
しかし今スレは内容が濃かったな
連載陣も充実してたし
974 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 23:58:24 ID:QaWm47aE
宇宙世紀のMSを落とすのには息吹きかけるだけで十分
足止めてポージング決めて砲撃
CCAのレズン隊みたいに錬度高いパイロットなら名無しでも十分撃墜できる隙があるな
荒らしの相手する人も荒らしです
これから夏本番、スルーを覚えましょう
977 :
通常の名無しさんの3倍:2008/07/08(火) 00:00:52 ID:QaWm47aE
機関砲でやられたレズンは最弱wwww
NG推奨ID
乙
自演埋めに負けずにナイススレ立て
マジスレするとストフリなんざミノ粉で終了
よし、頑張って埋めるんだ
荒らしをかまう奴も荒らし
下種をかまう奴もゲス
ストフリ、インジャ、アカツキが小隊組んだとしても
森林地帯だったら、08小隊に勝てる気がしない
さらにイザークのスラザクとディアッカのブレザクが加わったとしても
ノリスのグフカスが08小隊に加わるだけで勝てる気がしない
イメージって大事だね
>>967は「落ちろ!カトンボが!」だろ。意訳的に考えて…
08小隊は確かに視界の効かない、あるいは未整備の環境だと強そうだな。ノリスグフも、
障害物が林立してる市街地とかだとエライ強そう。演出ってやつか。種はそういうの無いね
46時中空飛んでいるし。
なんか妙なのが沸き出したな……同一人物か?
同一人物ですね。ID的に
真性の種房の可能性もありますね。
次スレが立ったら止むとかさw
明らかじゃん
>>932 検索したけどまとめスレって見つからない・・・
何処にあるか情報プリーズ。
993 :
932:2008/07/08(火) 12:00:26 ID:???
UCのエースと比べて説得力に欠けるんだよな〜〜
CEのエース連中は
設定頼りのエースだからな
やっぱ演出って大事だよ
最近のガンダムには演出力が足りなすぎる
>>995 たしかにフルバースト撃ってりゃ艦隊全滅なんて機体なら誰が乗っても強さ変わらんだろうしな
00のグラハムは演出からしてエースだと思うけどな
空中換装がエースの証なんだっけ?
対スローネ戦が好きだったな
最近は機体の強さがそのまま戦力差
ある意味リアルだがつまんないw
まあ意図した事ができてないだけだろうけど
輸送機で可変MS落としてから最強名乗って下さい。
1000ならアムロは俺の嫁
1001 :
1001:
゚・ *:.。. * ゚
+゚
。 .:゚* + このスレッドは1000を超えました。
゚ 新しいスレッドを立ててくださいです。。。
゚ /ヾー、
r!: : `、ヽ
l:l::..: :.|i: 〉
ヾ;::::..:lシ′ 新シャア専用板@2ちゃんねる
`ー┘
http://mamono.2ch.net/shar/