ガンダムSEED　逆襲のシン・アスカ EPISODE �]

ガンダムＳＥＥＤ　デスティニーで主人公の座を追われたシン・アスカが、
こんどこそまっとうな主人公として返り咲く！

シン主役の種死アフターについて語り合い、ＳＳを投稿し、職人をＧＪ！するスレです。

荒らし煽りは徹底スルー、職人さんへの敬意を忘れずに。

前スレ：
ガンダムSEED 逆襲のシン・アスカ EPISODE �\
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1189523353/

まとめページ：
ガンダムクロスオーバーSS倉庫
http://wiki.livedoor.jp/arte5/d/FrontPage

>>1
新スレ立てお疲れ様です。

スレ立て乙！今度炒飯奢ってやるよ！

>>1
スレ立て乙！
>>2
続き楽しみにしてます

>>1乙しても良いのです。

>>1
乙。

ところで、運命弐式は色々と調整が苦労しているが、プランAならば量産も比較的可能で、高性能かつ使いやすいのにナゼ使わないのだろうか？

見た目がアレだからじゃね？
ＣＥの基準は見た目の格好良さっぽいしｗｗｗｗ

>>1乙

そして前スレ>>1000自重ｗｗｗ

前スレ>>1000ありがとう期待する

>>6
世間には時に理屈に会わないこともあるってことさ
パンジャンドラムとか

プランAの雄姿……じゃなかったシンの雄姿（＆世界規模の羞恥プレイ）がみれますなｗｗ＞前スレ>>1000

前スレのＧＳＣＩ氏の降臨に俺の血と肉とアロンダイトがそこらじゅうで沸き立っているぜ…
それはともかく>>1乙

改修型デスティニー�Uの名前がどうなるのかwktkしつつ>>1乙！

前スレの話題を引きずるようでなんだが、
もしかして正統派ライバルとしての凸って描かれた事が無い？

特に信念も成長もなく、すぐに裏切る凸はライバルとして役者不足な感じがする

やっぱラスボスにはなんたって最高のスパコーがいるからな。
凸は所詮前座にすぎない。

いろんなＳＳで叩かれまくりの凸だけど、阿部さんSEEDの凸だけは嫌いになれないｗ

部下の後始末に奔走し、精神薬と胃腸薬が手放せなくなり。
政争に巻き込まれて、飛ばされた先でこたつに小さな幸せを見出す凸は好きだな。

>>17
あの凸は自らの足できちんと立っている凸だからなあ。
ラクスの甘言も「寧言絶つべし」って断った猛者だもの。

どこのか教せーてくれないか？

キラと殴り合ってダブルＫＯしたり復讐天使なんて物騒な名前の機体に乗る凸か

阿部さんスレはお人好しで優しい綺麗なキラが見られるSSスレの中でも異色スレだからな

お人よしなキラならアスカ姉弟スレを忘れちゃいけない。

>>11
これでペア組ませられてた日には金的と猥褻で凄いこ(ry

誰も影で努力を欠かさないディアッカを話題に出してないことに俺が泣いた。
ディアッカ、シンの狂人具合をよく理解してるんだな。ある意味、一番
客観的に物事を見てるのがこいつか？

ディアッカって序盤から一番余裕ある奴だよな。

反逆者のレッテル貼られた時も暢気に賭けしながら「グゥレイトォ！」だし。

>>13
ルナ主役スレだと、パトの息子として父の覇道に殉じる悲劇の武人パターンと、
人の話聞かないラクシズに愛想尽かして最後までミネルバで戦い抜き
戦後ルナと所帯持つハッピーエンドパターンがあったね。

「対フリーダムの特訓です、かつて共に戦った貴方は不本意かもしれませんが…」
「いや、俺も混ぜろ。いい加減あいつらに話が通じないのにも疲れた」

この件には大いに笑って溜飲が下がった。

>>26
某クロスオーバーだと、政治的に成長して物凄くｶｺｲｲんだがな、、
書き手でこのように変わるとは、、、


脚本家の罪、重すぎるな

キラを実質負かしたシンがX運命のニコルのような体たらくの凸に負けるとは考えられんね
善戦こそしても取引先の相手の捨て駒で終わりそうな気がする

激しくニコル以下だろ…

あれはあれで外身も中身も変わりすぎｗ

逆に、凸は空気嫁ないままで、キラが普通にかっこよく書かれていた作品もあったが。

もうこの際、キラも凸もシンもかっこよく書かれている作品とかあるんじゃね？

探せばあるかもな
逆襲ってテーマじゃ無理だから、もしも〜系だな。

>>32
>>17の作品はキラも凸もシンもかっこいいというか、篝が男前過ぎる

>>32
個人的な意見でいいなら今まで話題に出てきた中に既に有る
いい加減スレ違いな気もするが

このスレのメイリンはひょっとして嫁なんじゃないかと思えて来た

格好良いキラ凸なら隻腕もだな
キラ＋暁には痺れた
シンもこのスレのとは別の意味で狂人だし

『我が崇高なるジオン公国、ならびに同盟国同志の諸君！』
　ジオンの商用テレビ帯が一斉に切り替わり、さらには同盟国の一部チャンネルにもリア
ルタイム中継される。
　壇上にはジオン・アルテイシア・ダイクン大公、そしてエザリア・ジュール、トーマス
・シティ市長。テレビ中継のみならず、ホールには多くの見学者が詰め掛けている。
『先日、プラントのクライン政権より発表された、傲慢かつ欺瞞に満ちた発表とやらは、
既に諸君らもご存知かと思う』
　公に姿を現す時の正装、男装にマントという姿で、アルテイシアはその声を上げる。
『2度にわたって無実の罪を擦り付けたという事実もさることながら、まず忌まわしきは、
己の保身と体制の維持のために自国民を虐殺し、その犠牲を省みない腐敗したプラントの
現状だ！』
　言って、ばっ、と、アルテイシアは、壇上の後ろに設置されたスクリーンを示す。プロ
ジェクターが、シンやイザーク達のMSの記録から編集された、アーモリー・シティ内の映
像を示す。テレビ中継は、直接その画像に切り替わった。
　地獄絵図。得ることの出来ない酸素を求めて喉をかきむしり、あるいは吐しゃ物を撒き
散らしながら、タブンによって殺害されたアーモリー・シティの映像。
　強烈だった。たとえ見るものがブルーコスモス過激派だったとしても、この映像に爽快
感を示すものなど、正常な心理状態ではありえない。さらに、ミーアのカメラに捉えられ
た公園のシーン。群集からどよめきが起こる。
『これがクラインの自由と平和の実態だ！ 自由と言う名の無法、平和という名の抑圧、
それはもはや許されざる一線を越えた！』
　「おおっ」群衆の中からも、どよめきが起こる。
『諸君!! この戦争はもはやジオンの独立という枠を越えた！ 我々は悪逆非道のラクス・
クラインに正義の鉄槌を下し、排除しなければならない！』
　その間も流される、アーモリー・シティの凄惨な映像。それを見つめる双眸の群れに、
もはやコーディネィターもナチュラルも、ブルーコスモスもザラ派もデュランダル派もな
い。あるのは悪鬼の如き独裁者、欺瞞の歌姫ラクス・クライン。
『例え多くの困難が待ち構えていようとも、我がジオン公国は、人に普遍の正義を取り戻
さなければならない！ 立ち上がれ、国民よ、そして同盟国の同志達よ！ ジーク・ジオン!!』
「ジーク・ジオン！」
「ジーク・ジオン！」
「ジーク・ジオン！」
　シュプレヒコールは、巨大な波となり、トーマス・シティの全コロニーを揺るがした。

機動戦士ガンダムSEED
　逆襲のシン 〜ジオン公国の光芒〜

　PHASE-26

「彼らは、本気で戦うつもりなのですね」
　ジオンはプラント本国を電波ジャックするような真似まではしていない。通信傍受艦の
持ち帰った録画で、ラクスはアルテイシアの演説を見た。
「ラクス、僕はもう我慢できないよ」
　傍らにいたキラは、歯を食いしばりながら、忌々しそうに言う。
「許せないじゃない？ ラクスが、プラントのコロニーに毒ガスなんて使うはずないのに」
「古来より、自らの野望の為に、群集に敵を作らせ、無闇に煽る為政者は数多くいます。
パトリックおじ様や、デュランダルがそうでしたでしょう？」
　ラクスは、柔和な表情でキラに語りかける。
　だが、キラの表情は晴れず、その手をぶるぶると震わせている。
「……でも、これは度が過ぎてるよ」
「そうですわね……」
　アーモリー・シティ内の映像を流すビデオに、ラクスも沈痛そうに目を伏せ、ため息を
ついた。
　ピンポーン。
　インターフォンの呼び出し音がなった。
『閣下、重大な情報です。至急お知らせ申し上げたく』
　ハインリッヒ・ラインハルト補佐官の声だ。
「どうぞ、お入りになってくださいませ」
　ZAFT大統領武装親衛隊総隊長元帥であるキラが、この部屋にいる事は、公人としても問
題ない。
　扉が開き、ハインリッヒはあわただしく入ってきた。
「閣下、ジオン公国軍に動きがあります」
「！」
　ラクスより先に、キラが反応した。
「ジオン公国軍は、先日、オペレーション・エッジによって失った衛星軌道ステーション
の代替として、L2宙域に新たな大規模ベースステーションの建設を意図しています」
　ジオン本国とは、地球を挟んで反対側になる。不便なようにも見えるが、アーモリー・
シティがジオン制圧下になった今、連絡の不便はさほどない。それよりも、これでほぼ、
地球全域の監視をカバーできる。
「最終的には、軍事工廠コロニーに発展させる計画のようですが、さし当たってのベース
ステーションは、数日後にも設置を行い、来月初旬には完成するとのことです」
「来月初旬！」
　技術的にも造詣の深いキラは、驚いたような、感心したような声を出す。
「これが完成しますと、我々は地上圏と、切り離されてしまうことになります」
「ラクス！」
　キラは、ラクスの意思を問うように、その顔を見た。
「これ以上、彼らの跳梁を許しておくわけにはいきません」
　言って、ラクスは立ち上がった。
「プラント国防軍宇宙軍に、最大限の動員を。それと、『エターナル』を準備してくださ
い」

「ラクス！」
　キラが、力強く声を出す。
　かつての3隻同盟が1隻、『エターナル』は、『アークエンジェル』と共に、プラント国
防軍に属している。
　普段はプラント本国艦隊の主力艦の1隻として活躍しているが、ラクス・クラインがエ
ターナルを準備せよ、と言ったときは、特別な意味を持つ。すなわち、国防軍と武装親衛
隊、両者の統帥権の頂点にある、最高指揮官自らの出撃だ。
　エターナルは、その後に建造されたヴィクトリアス型と同等の改装が施されている。た
だ、ヴィクトリアス型ではミーティアの母艦機能はオミットされ、通常の側面旋回砲塔に
なっている。
「守ってくださいましね、キラ」
　ラクスはそう言って、キラの顔を見、手をそっと握った。
「もちろんだよ、ラクス」

「よくあんなもん、1週間で用意できたなぁ」
　大型MS搭載戦闘艦『マリア』、貴賓室。
　集結する艦隊の傍らで、新たに設置される公転軌道ステーション『ロウ・ルナ』の、ブ
ロック部材が、大型コロニー間カーゴに搭載されていく。
「ジオン脅威の技術力、って訳か」
　シンが感心したように、窓越しに見ながら言う。
「そんなわけないでしょ」
　質素なソファに腰掛けた、アルテイシアがそう言った。
「え？」
　軽く驚いて、シンは振り返る。
「ハリボテよ」
「えーっ!?」
　シンは驚愕の声を上げ、窓ガラスに顔面を押し付けて凝視する。
「中央の管制用中継ブロック以外は、低質の鋼線を編んで、その上をバルサ材やら再生ペ
ット(液化石炭)樹脂やらでそれらしく固めただけ」
　それを見るシンの顔が、だんだんと呆れ顔になっていく。
「けど、あんなもん、あいつら気にするかな」
「釣られるわよ」
　シンが不安げに言うが、アルテイシアはそう、断言した。
「メサイアの時だって、あれだけの戦力を持っていたんだもの、わざわざ衛星軌道上で戦
わなくたって、アプリリウスを直接抑えちゃえば勝ちだったのよ？」
「あ…………」
　戦争とは他の手段を用いて行う外交手段の延長線上である。そして戦争とは壮大な陣取
り合戦である。戦略級兵器も、相手の抵抗力を殺ぎ、自国の領土を保全し、敵国の領土へ
侵入しやすくするための手段である。
　正面戦力でぶん殴りあうのは、本来の戦争の定義からすればこちらが余禄に過ぎない。
特に近代戦以降は。
「でも、やっちゃうのよ、ラクスとキラは。だって彼らがやっているのは、戦争じゃなく
てヒーローごっこだから」
「…………」
　アルテイシアの軽口を聞きながら、シンは、険しい表情をした。
「……シン、どうかした？」
「いや、なんでもない」
　シンはそう言って、アルテイシアの向かい側のソファに腰掛けた。
『殿下、艦隊は出立致します。目標、L2公転軌道宙域』
　艦内の優先通信で伝えられてくる。
「結構、実戦の方はお任せいたしますわ」
　L1宙域の集合点に集結していたジオン公国軍本国艦隊主力は、続々と移動を始めた。
　『ロウ・ルナ作戦』の開始である。
「でも、アルテイシアまで一緒に来なくても……」

　シンは、不安げに言う。
「あっちも、ラクス自ら出撃するんでしょ？ それなら、私だって決戦に立ち会う義務も
権利もあると思うわ」
　対照的に、アルテイシアはサラリとした表情で、そう答える。
「けど……」
「それに、この戦いで負けるのなら、行き着く結果は同じよ。そうでしょ？」
　それでも憂うようなシンに、アルテイシアは仮面を外した顔で言い、不敵に微笑んだ。
「…………」
「だったら私は、シンのそばに居たいわ」
「アルテイシア……いや、フレイ……」
　自然に顔が近づいていき、2人はキスを交わした。

「よいしょ、と……」
　『ミシェイル』格納庫。
　シホは、ニュー・ジン・バンシーの肩部装甲に貼ってあった、四角い、塗装と同じ色の
ステッカーを剥がす。
　その下から、シホのパーソナルマークである、デフォルメナイズされた鳳仙花のイラス
トが出てきた。
「もらうまでに大分傷物にされちゃったわね。まぁ、相手も強かったし、しょうがないか」
　腕を組みながら、苦笑気味に呟く。
　先のトルネードストール作戦では、これにイザークが乗っていた。だが、イザークには
新たなGタイプが与えられる予定だったので、本来はシホが乗るべき機体に、イザークが
仮搭乗していたのだった。
「まぁ、壊さなかっただけ良しとしましょうか」
　言いながら、シホは一度タラップに降りると、コクピットのハッチを開き、シートに収
まった。起動スイッチを入れる。

　ZEONIC-Sires
　General
　Universal
　Nuclear fusion power source
　Dynamic and
　Advances
　Module unit
　OPRATING SYSTEM

　TPRF-MS2017F/S1 New GINN-S

　Maintenance Mode

「さてと、調整調整と」
　核融合エンジンは起動しない。艦内からの電力でコンピュータを起動させ、ソフトウェ
アを自分用にカスタマイズしていく。

　そして、一方のイザークはと言えば……
「よし……」
　同じくミシェイルの格納庫で、自機となるそのGタイプMSを見上げていた。
　TPRF-XMS1F『インビシビリティレジェンド』。
　格闘戦用に軽量化された機体だが、背後には、大気圏内用のX翼をつけた、『ガンバレ
ルドラグーン』を5基、背負っている。その名の通り、同様の形態のガンバレルストライ
カーをドラグーンシステムで無線化したものだ。しかもドラグーン子機へのエネルギー供
給はデュートリオン電送システムを使用し、従来のガンバレルに対する泣き所がなくなっ
た。装着時は追加スラスターとして機能し、高機動性を確保する。
　これらの特徴はミーアのスタードラグーンで既に採用されていたものを、さらに洗練さ
せたものだ。
　やはりVPS装甲は採用していない。かつてのデュエルに似た塗り分けをしているが、青
の部分はミーアよりもさらに暗く、黒に近い紺をしている。
　イザークにとって、デュエル以来のGタイプMSである。
　しかし、イザークの顔は決して晴れやかではない。コクピットブロックの装甲を手で撫
で、俯いて憂い気な顔をしている。
　イザークはかつて、非武装のシャトルを、感情のままに、撃墜したことがある。このイ
ザークの行為は、決して褒められるものではないが、かと言って責められる問題かという
と微妙だ。戦時下においては非武装の輸送機が真っ先に狙われるのは当然のことである。
太平洋戦争では、当時国際条約で禁止されていたはずの無制限潜水艦作戦を、アメリカは
やっている。
　一見関係ないように見える民間人でも、いずれは前線の力となって回ってくる。事実、
ヘリオポリスは連合のG兵器開発に携わっていたのである。きっかけはどうあれ、ZAFTと
しては逃がしたほうがむしろ問題だ。
　これは避難民を乗せたシャトルを、護衛もなく“放り出させた”、ハルバートンこそ責
を負うべきだろう。もっとも本人は無責任にも乗艦と共に自爆し墓の中だが。
　とはいえ、一時的な感情のままに撃墜したと言う“きっかけ”が、その後のイザークに
重くのしかかっていた。
　だが……ジオンを立ち上げるに当たって、シンと交流を持つようになり、やがて聞いた、
彼の過去。民間人を巻き込んでのオーブでの戦闘、フリーダムの誤射によるシンの家族の
死。
　────キラも過ちをする。
　それ自体は構わないだろう。キラもスーパーコーディネィターとは言え、人間である。
ミスはする。
　だが、それを奴は省みることがない。それを知らされた。シンに『また花を植える』と
言った。何を言っている！ いくら俺が花を植えたところで、落としたシャトルの乗員が
帰ってくるわけではあるまい！
　そして、そのキラを正当化し、お互いを絶対化するラクス。
　────変わったのではない、元から、ああだったのだ……
　イザークは絶望した。そして、同時に為さねばならないことを知った。

　────人を惑わす、美しい花を咲かせる毒草を、自分の手で刈り取らなければ。
　その目的が近づいてくる。その時が近づいてくる。
「キラを討てよ、シン」
　誰に聞こえるわけでもなく、しかしイザークは、力強く口にした。

『プラント軍月軌道艦隊の移動を確認。本国艦隊と合流するようです』
「了解。貴隊も我々と合流を図ってください」
『了解しました』
　マリア艦橋。アビー・ウィンザー少将が報告を受け取り、新たな指示をする。
　バーツ型の設計を若干変え、ミラージュコロイドで姿を隠した観測艦『パティ』は、プ
ラント軍月軌道艦隊が本来の停泊軌道を離れ、プラント本国からやってくる主力艦隊との
合流に向けて移動し始めたことを報告してきた。
「主力艦隊各艦へ。最大戦速、先行のカーゴ隊に追いつきます！」
　アビーは指示した。プラント軍の動きを見極める為、カーゴ隊には申し訳程度の護衛し
かつけていない。
　マリア、ミシェイル。加えて改二ミネルバ型とも言うべき新造艦が3隻。『パオラ』
『カチュア』『エスト』。最大の変更点は陽電子砲タンホイザーを省略した点にある。た
だ、パオラだけは、その後から上甲板にかけて、ひな壇式で、特殊な形状の砲塔が2基、
増設されていた。
　『ジュンイチロー・コイズミ』、『ミツマサ・ヨナイ』の2隻を露払いに、大型戦闘艦、
MS空母、そして無数の護衛艦が、直掩のMS数機ずつを伴い、L2点目指して突き進み
始めた。

　一方。
　プラント軍も、『アークエンジェル』を先頭に、『オリフィエル』『アナエル』『ザハ
リエル』のソロネ型、『ヴィクトリアス』『インプラカブル』『インファティガブル』そ
して『エターナル』を中心に、ロディニア型MS空母2隻、エスコート役のナスカ型、ロー
ラシア型を引きつれ、集合をかけている。

　後世に『新月の決戦』と呼ばれる一大決戦が、今、幕を上げようとしていた。

>>38-46
誤字発見。
>>41 ×優先通信→○有線通信です。
それとレス番ミス。
>>46は9/9です。

　orz

　今回は以上です。

支援

もはやキラは哀れにすら思えるな…こいつは出会った、というか遭った相手が悪すぎた…
ラクソは早く死ね

ニュー・ジン・バンシー・ガンダム

ひと思いに殺すのは生ぬるい。
初戦で鉱山送りにされた士官のように劣悪な環境にほりこんで償わすくらいじゃなきゃ。

そういえば撃沈された船から脱出して漂流している敵兵士をわざわざ殺すのって
戦争犯罪なのかね？いったん船上へ引き上げてから殺せば
捕虜殺害になるんだけど

>>51
そんなことしてたらどこかからガンダムを用意したお迎えが来るんじゃないか？ｗ

>>52
戦争犯罪以前の問題で、「弾を無駄にするな」って上官に殴られる。

ビームサーベルや重斬刀でも同様だな。前者はパーツが疲労するし、後者も
整備の手間が増える。

フレイの「コーディネイターなんてみんな死ねばいい」の台詞が少し解ってきた。
元々復讐目的でキラに近付いたがそのキラがここまで酷いとこうも言いたくなるだろう

いやいや、今のフレイにはもうその考えはないでしょ。
突き詰めれば結局は個人の性根の問題、仮にキラクスがナチュラルだったらだったで、
スーパーブーステッドエクステンデットになって（勿論心身へのリスク一切無し）
やはり世界制覇に乗り出してたに違いないって。

＞『パオラ』 『カチュア』『エスト』
で、二番艦が『マリア』で、初代が『ミネルバ』………
それ、なんてＦＥ？　そのうちミシェイルが出てくるんちゃうか？

>>58
シンの最終機体がインパルス�V、別名『ファルシオン』とかになってくんないかなと望んでいる漏れw

>>58
おーい志村、三番艦三番艦。

>>58
ミシェイル「もう出ています！　＞＜；」

ふと思ったんだが…
ＧＳＣＩ氏の凸って疫病神であると同時に勝利の女神でもあるんだな

CSA氏の凸もそうだぞ。

…………オーブにとってのな。

イタリア？というとイタリアの潜水工作部隊に失礼か

>>62
GSCI氏の凸はエミュ子討伐部隊内では白眼視されるんだろうな
下手するとキラからも　（まあキラが立ち直れればの話だが）

しかし、恐ろしい存在であるぞ凸は。
幾ら落ちぶれようと必ず這い上がり地位を確保する。
しかも、ついた陣営は勝利が約束され当人も必ず重要な局面で活躍する。

もしかすると、ラクス以上の怪物かも試練。

ハリボテで釣られるラクシズ……

ダミーバルーンやダミー隕石で敵を欺くやり方はUC作品にもある

>>66
なんかヨブ･トリューニヒト＋柱の男並の恐怖生物に思えてきたぞ…
「ジオン〜」でも今頃真空の虚空のどこぞでわずかなＤＮＡ片から
ウジュルウジュルと再生しつつあるのかも……

>>69
うまい例えじゃないか？
（ヨブ・トリューニヒト-爽やかな弁舌）+自分の命を守りきれる身体能力=アスラン・ザラ

こういう式が成り立ちます。みなさん覚えておくように。

ヨブは分かってる上で内心嘲笑ってるけど、凸は１００％善意のつもりでやってるからなぁ。
どっちが悪いという問題でもないけど。

他人の理解できない善を遂行する奴といえばジョジョ６部の神父をおもいつく。
自分がもっともどす黒い悪だと気づかない。

人間なら功名心があるのは普通だし勝ち馬に乗りたいのも理解できる。けど
そのために法を犯しておいて「間違ってない」と言える精神はちょっと理解
できないなぁ。ただの社会不適合者じゃなかろうか。でもザフトの大半は凸
予備軍という事実からすると、コーディ的にはむしろ普通？

同じに見えても勝ちが確定した後に流されて尻馬に乗るのと
嗅覚で動いて功績を上げて勝利を促進させるのとは違うと思われ。

藤堂高虎みたいな奴か
主君を次々換えて最終的には大名に

あいつらのメンタリティは自分たちを守ってくれる力があるものだけが我が主君
といわんばかりで戦乱の時代の国人領主みたいだ
中央集権国家の人間とは思えない

シンが主役のスレの筈なのにこのスレにいるとどんどん
ブルコスの主張が正しく思えて来て困る

もしエミュ子がエターナルを撃沈したときに凸がいたら、どんな行動を取ったかなぁ。

>>78
多分「ラクスウウゥ」とか叫んだ。でキラが殴られてる間は「キラアアァ！」
って叫んだ。戦闘終了後は何食わぬ顔で地球行きの艦隊に紛れてる。

エミュ子がアスランの存在を認識してたら寝返り勢と同じ処理されただろきっと。

>>80
それでも当たり前のように生きてそうなのがアスランクオリティ

GSCI氏の凸はまとめの14話とか読む限りシンとはほぼ逆のスタンスだし、
理解しあえる時は来ないんだろうなあ。

それは別に構わんが、粛清の意味でカガリとシンに一発ずつ殴られるべきだと思っている俺がいる。

しかし、ここでアスラン復活となったが
よくよく考えると権力の座を追われたラクスが再起不能となりキラもあのとおり。
さらにオーブは世界に対し今までの負債を支払うことになるであろう状況下で
カガリとの関係を断った事で責任を背負い込む立場からしっかり逃れてやがる。

エミュ子を裏切った目先の権益優先の無能とは情勢への感度が違いすぎて薄ら寒いほどだ。
このアスランをエミュ子は一体どう評するのか興味はあるな。

>>83
その辺は独断専行の結果だから凸の意図したものではないけどね。
今回の取引にしても受けようが受けまいがかなりキツい。エンブレイスと
セレニティに挑むのはぶっちゃけ「死んでこい」と言われてるのと同じだ
し、取引を受けない場合でもラクシズが崩壊した以上、どこいっても嘲笑
の的。

特に凸相手じゃエミュ子も容赦なさそうだ

アスランってなんつーか運が良いな。

行き当たりばったりの行動が最終的には大当たりになるし。

>>83
独断専行の結果だろうが意図してなかろうが
結局は、本格的にラクス・カガリの権勢がヤバくなる前に離脱出来て
さらにリスクは高かろうが再起を図れる可能性が
向こうからやって来たってトコにGSCI氏凸の怖さがあるわけで。

凸の恐ろしい所は全ての背信行為を利己ではなく、まったくの正義感で行っているところである。
その正義感に神が褒章を与えるかのごとく、裏切る度に地位が上がり名誉が高まる。
逆に凸に裏切られた勢力はどんなプライド、信念を持っていようとも天罰を受けたかのように瓦礫する。

これが負債補正か……

凸は自分では正しいと思うことやってるんだよな。
利益とか二の次で。でも結果的にそれが悉く利益に繋がる
凸…恐ろしい子ッ！

しかしこれで凸も愚連隊参戦か……メンバー豪華過ぎだろｗ
かつての敵が集う男塾的展開は燃えるモノがある
死亡確認の当てにならない所とかまんま男塾ですよ

ただシンは海賊の下っ端だからな。シンより上の社会的地位だと、アスランなら
あっさりゲットしそうで嫌だ。つーかシンを見ても「金的金的って可哀想に」
くらいしか感想を抱かない奴に思わず好感を抱いてしまったｗ

だが負債補正もなく、また「人間」の定義というか要求水準をシンを基準にしてる
エミュ子の前ではアスランのスーダラ処世術も通用するとは思えないのだった…

某懐かし漫画風に言えば
「フハハハハ、そんなズルをこの鉄槌管司さまが見逃すと思ったか〜鉄槌！！」
てな具合に…

亀だが、衛星軌道上で戦わなくてもアプリリウスに直接突っ込めば勝ち、と作中であるけど、
首都に突っ込んだとしてもどの道ミネルバとは戦わなければならなかっただろう
「ミネルバ落とした俺TUEEEE！」という考えがあるかどうかは別にしてね

寧ろ、ミネルバとガンダムを戦力を集中させてさっさと片付けて、
後の残存部隊は赤子の手をひねるようなもんだから適当にやっとく、という考え方の方が合理的なように思う

精兵と弱兵、どちらから先に当たるかって感じか？
精兵に当たった後に弱兵に当たると、消耗度合いによっては負けそうな気もするが

>>94
アプリリウスを落として、プラントの実権を握れば、ＺＡＦＴ籍のミネルバは戦わず下るんじゃね？
ミネルバ含むＺＡＦＴの兵は、プラントの軍隊であって、デュランダルの私兵じゃないんだし。

首都に突っ込んだだけじゃ戦わなきゃいけないが、制圧してしまえば勝負は決してしまうので、戦わなくても蹴りはつく
って意味じゃ？

首都を制圧してしまえば確かにほぼ自動的に勝ちにはなるが、
その動きをミネルバが知らないはずはないわけで・・・
よほどうまく誘導するか、足止めするか、さっさと制圧するかしないとﾐﾘ

ミネルバの位置と速力がはっきりしないからなんとも言えんな。
一つだけ言える事は、ラクシズに軍隊の規律なんて理解できないということだな。
あ、そもそもザフトは軍隊じゃなかったんだっけ？

ただ一つ言えそうなのは、
ラクシズには本拠地を迂回して占領しようとか、まずは敵主力を潰そうとか、
そういう考えは一切なく、ただただ適当に進んで適当に戦え、としか考えてないという事だけ

つか、フレイが言ってるようにラクシズは戦争してない。やったのはヒーロー
ごっこ。だから目的はプラント議会の制圧じゃなくてデュランダル議長の殺害。
仮に議長がメサイアじゃなくてアプリリウスにいたなら、途中の障害をすべて
排除しながらアプリリウスにカチ込んだだろうな。

戦争はいかにして相手に「参った」と言われるかの勝負なんだけど、
デュランダルはどういう状況になったら降伏していたのかが気になる

川上稔がEU2のレビューでその辺りかなり語ってたな。領土一つ取るために二つか三つ占領しなきゃならんとか何とか。

ま、種世界の戦争は経済活動じゃないから関係ないか。

凸はシンに落とされ、重傷を負ったことも、カガリに憎まれたことも何とも思ってないんだな
むしろ同情すらする余裕がある

つーかこいつ、自分はどこでも何とか生きていける、思想や心情なんて生きていくための方便と割り切ってない？
嫌悪や不快感はあるにしても

自分の傭兵部隊でも設立すればその勝ち馬を嗅ぎ分ける嗅覚を役立てさせそうだな凸

凸に信用第一の商売は出来んと思われ

戦力外通告だされかけたキラや廃人寸前のラクスに加えて飢餓地獄のプラントを
見て空気も読まずに「これがお前の望んだことなのか、これがお前の正義なのか!?」とあいかわらず
上っ面だけの傷だらけの英雄を演じるんだろーなー凸スケは。

嫌悪や不快感の存在さえ怪しいし、自分の思想や心情を単なる道具としか思って
ないっぽい。
なんつーか、散々裏切りまくって手に入れたオーブ軍一佐の地位も、全然惜しんで
無さそうだし、これからの人生も悲観してなさそうだし。実はスゲー大物なのか？

やっぱ衛星軌道で反省鍋。

実はラスボスに相応しいのはキラでもラクスでもなくアスランな気がしてきた。

お前らの所為で凸ランがシンやＤ、５０人とは別のベクトルで発狂しきった狂人にしか見えなくなった

(ノーマルスーツ同士、ナイフで決闘するシンと凸の姿が思い浮かんだなんて言えない・・・)

なんにせよ、ラストのラストは生身同士で面を向かい合っての決闘ｏｒ会話が燃える俺。

そして、最高潮に盛り上がった所で第三者にバン！ってかｗ

エミュ子を口八丁手八丁で孕ま、もとい丸め込んで乗っ取る凸の図というビジョンが頭を

エミュ子を説得中にアズ子が発砲、エミュ子死亡。
憤るシンに内心うっとりしてるアズ子が想像できたぜ。

いや、アズ子はシンに憎まれても喜んでそうな感じがするんでｗ

>>114
なにその欝話ｗ最終決戦前に縁起でも無いｗｗ

エミュ子はそんな安い女じゃねぇだろ。

>>113
キラだな。

あいかわらずKYなやつだな。

しかしアレだな
考えてみたら凸とシンのタイマンでガチなやりとりってのは
逆シンＳＳの大きな見せ場のひとつだよな、凸のキャラ付けも含めて。

狂気にまで昇華した信念を持つシンと対決するには
コウモリ凸じゃ力不足を感じる

4機がかりでﾌﾙﾎﾞｯｺ……

メサイア戦で信念も事の正否も関係無しに時代を握ったラクスを見てしまえば
凸みたくなっちまうのも分からんでもないなぁ。
既にキラ・ラクス・カガリに対し特別な感情も持ち合わせておらず
シンに対しても怨みも無ければ敵対心も無いみたいだし
むしろ、しがらみから脱け出せてサバサバしてる。
さらに再び訪れた戦乱の中でどう行動するか考えるタフさもある。

シンの生き方が感動は与えても肯定はされない物と同じで
アスランの生き方も非難はされても否定されるものじゃあないから
エミュ子も一概にアスラン否定して終わりって感じにはならんと思われ。

ここで最終戦に参加しないなんてオチになったら俺は
アスランをマジで尊敬する

あーだこーだと言われているアスランですが、彼は毎日メイリンに
リアップして貰っているのです。

再登場した凸が冷静でタフなのは、毛根の損傷が最小限で済んだからだろうか。

逆に考えるんだ。
火傷でツルッぱげになって、もはや開き直っていると

どう行動するか考えるタフさっていうのは、真逆だと思うが
自分で判断した結果なんて凸には一度もないぞ
何か言われれば従って、新しく何か言われればそっちに従う
フラフラフラフラしてる、まさに蝙蝠
種世界では、嫁の加護があるので絶対に落ちぶれないってだけ

最終戦はシンエミュvsキラ凸

光芒ルナはシンとアルテイシアの仲を知ったら空鍋するか、
「シン退いてそいつ殺せない」になるのかね。

>>128
それは原作の凸の話でわ？

話は変わるが、最近プランA研究員が萌えてしょうがない……

実際に造っちゃったっぽいんだよなあ……なんかゲンブツ見せようとしてたっぽいし
どんな落ちがつくのか楽しみだぜ！＞プランＡ

股間アロンダイトを雄々しく隆起させたまま敵機に突撃、しかし構造的というかスタイル的な欠陥で頭部が先に命中して大破するプランA

>>134
外見に囚われてそんな想像しかできないのが素人の浅はかさだ。
プランＡは、外見からでは測れない高性能機。きっとエミュ子に一突き食らわせてくれるさ。

「正面、輝点多数……ジオンのMSです！」
　エターナル。それを告げるチーフオペレーターは、メイリン・ホークのオーブ移籍後に、
それを継いだプレア・リード少尉。
「やっぱり彼らは、こっちの動きを知る方法があるんだ……」
　キラは、呟くように言ってから、席を立つ。
「行って来るよ、ラクス」
「はい、お気をつけて……」
「他の艦にも迎撃を出すように…………」
　ラクスとキラがしばしの別れを惜しむように見つめあい、艦長席のアンドリュー・バル
トフェルド“中将”が指示を出しかけたとき……
　ズガオォオォォン……
　────“戦争”は、暴力的に開始された。

機動戦士ガンダムSEED
　逆襲のシン 〜ジオン公国の光芒〜

　PHASE-27

　エターナルの艦首、右側面の砲塔────『ミーティア』が、叩き潰されていた。破壊
は反対側のミーティアにまで及び、爆炎が広がっている。
「くそっ！ 隔壁閉鎖だ！ 自動消火装置に任せろ！」
　バルトフェルドが、艦長として指示を出していく。
　破壊されたミーティアの周囲からコラージュコロイドの粒子が飛び散り、“犯人”が現
れた。
　ジオン公国軍、偵察観測艦『パティ』。
　エターナルに狙いを絞り、隙間を縫って体当たりを敢行してきたのだ。
　もちろん、パティもただでは済まない。質量ではパティの方がずっと小さい。
　艦首の240mmビーム・リボルバーカノンは完全に破壊され、37mmビームガンと30mm
機銃を備えるターレットも旋回不能になった。バーツ型に搭載されているほとんどの武装
が使えなくなったことを意味する。
　パティは軽く後進をかけ、不気味な軋みを上げながらエターナルから離れる。その次の
刹那、無数の火線がパティを貫き、ほとんど一瞬にして散華した。
　だが、エターナルの被害は深刻だった。
「駄目だ！ カタパルトが歪んじまって使えない！」
「なんだって!?」
　コンソールの前で憔悴しきっているバルトフェルドの言葉に、キラは驚愕の声を上げた。
「はやく修理させて！」
「もうやってる！」
　だが、エターナルがパティの体当たりによる混乱に包まれている間にも、ジオンの先鋒
MS部隊は近づいてくる。

　プラント宇宙軍の搭乗員の質も、L1会戦の頃に比べればずいぶんと“マシ”になってい
た。激しい戦闘が始まる。
『ブリッジ！ 一体これはどういうことなの!?』
　格納庫で待機していたアンビテンから、ルナマリアの問いただす声が、艦内通信を通じ
て聞こえてくる。
「ジオンの珍走が体当たりしてきやがった！ ミーティアとカタパルトがお釈迦だ！ カタ
パルトは今直させる、少し待っててくれ！」
　バルトフェルドは、声を荒げてルナマリアに答えた。

　この時点での戦力、ジオン側、大型戦闘艦5隻、MS搭載巡洋艦6隻、大型MS空母5隻、護
衛艦69隻。MS総数303機。
　対するプラント軍側、大型戦闘艦8隻、MS搭載戦闘艦13隻、大型MS空母2隻、駆逐艦69隻。
MS総数352機。
　なお数ではプラント側に有利だが、決め手となるモビルスーツの数では圧倒的な差はな
い。さらに加えて────

「『われ敵旗艦奇襲に成功せり。ジオン公国に栄光あれ』以上です」
　マリア艦橋。
　マーシェ・イズミ少尉は、パティが最後に放った通信の内容を受け、できるだけその事
実を淡々と伝えた。
「独断専行を……」
　アルテイシアは咎めるような言葉を口にしたが、その様子はどちらかというと優しく、
そして哀しげな物だった。
　艦橋全体が、沈痛な空気に包まれる。
「聞きましたか？ 敵にはしばらくの間、混乱が期待できます。どれほどの物かはわかり
ませんが……」
『ああ、でも他の連中にこう伝えてくれ。こんな無茶はしないでくれってな』
　通信用のディスプレィに映るシンが、少しぶっきらぼうに言った。
　マリアの右舷発艦デッキの扉が開放される。
「シン・アスカ、エンデューリングジャスティス、出るっ」
　ガイドLEDが、格納庫側から前方へ向かって順次点灯する。リニアカタパルトが作動し、
エンデューリングジャスティスを打ち出した。
「クレハ・バレル、ミーア、いっきまーす！」
　続いて、ミーアがリニアカタパルトから発進する。VPS装甲でピンクに染まった補助翼
が、まるで風にたなびくように開いた。
「ちぇーっ、結局あたしだけ量産機かよ」
　コニールはぼやくように言いながら、発進待機位置に入る。
『キミは、その機体でも充分強いから……』
　通信用ディスプレイに、レイの顔が映る。どこかはにかんだ様子だ。
「そりゃ、女の子へのほめ言葉じゃないぞ」
　にやっと笑いながら、コニールはそう返した。
『そ、そうか……っ』
　レイは顔を紅潮させて、目を伏せてしまう。コニールはそれを見て笑った後、レバーを
握りなおした。
「コニール・アルメタ、ジム・クロスウィズ、出るよっ」
　リニアカタパルトから、エールストライカー装備のジム・クロスウィズが射出され、エ
ンデューリングジャスティスとミーアを追いかけていく。
「レイ・ザ・バレル、インパルスII、出る」

　ミーアやインビシビリティレジェンドの性能評価用として製造された『ガンバレルドラ
グーン』、それを装備する『ナイトホークシルエット』を背負い、インパルスIIはレイの
操縦で飛び出して行った。
　前線では5隻のMS空母から飛び立ったジオンのMS部隊と、プラントの迎撃MSとが
激しい戦闘を演じている。
　初っ端、旗艦に奇襲攻撃を受けたショックで浮き足立っていたのか、位置的にはかなり
プラント艦隊に近い位置での戦闘となっている。だが、迎撃のプラントMSも一歩も引か
ない。
　ニュー・ジン・バンシーが一気に間合いを詰める。振り下ろされるファルシオン・ビー
ムサーベルを、ギャン・カビナンターのバックラーが受け止める。激しく火花が散る。別
のニュー・ジン・ソルジャーがビームサーベルで、突きを入れてくる。ギャン・カビナン
ターは捻ってかわし、シールドに内蔵された『ヒルドールヴ』3連装ビームガンでニュー
・ジン・ソルジャーを撃ち抜く。だが、射撃の一瞬を突かれ、ニュー・ジン・バンシーに
ファルシオンで袈裟斬りにされる。
　ギャン・カビナンターが上段から斬りつけてくる。ニュー・ジン・ソルジャーがそれを
シールドを構えて受け止める。ニュー・ジン・ソルジャーがシールドを抱えたまま横から
薙ごうとするが、ギャン・カビナンターは一気に後退して間合いを稼ぐ。そこへニュー・
ジン・バンシーが240mmイオンビーム・リボルバーカノンで、撃ちかける。ビームはスク
リーミングニンバスで弾かれる。だが、同時にニュー・ジン・ソルジャーの放った、レー
ザーヒートブーメランが迫ってきて、スクリーミングニンバスと火花を散らしつつ、ギャ
ン・カビナンターの胴体に突き刺さった。
　プラント軍MSもジオン側に被害を強いていたが、2機1組の集団戦を取り入れているジオ
ン軍MSは、その戦術の強さを見せ付ける。
　しかし、プラント軍側もまったくの無策ではない。
「本艦の上方、大型艦、高速で接近します！」
　ミシェイルの艦橋で、ジョージ・グラディス少尉が、オペレーター席で声を上げた。
　暗闇の中から、赤を基調としたモビルスーツが、姿を現した。
　ZGMF-317F/X『パクフアープ』。
　ギャン・カビナンターをベースとしつつさらに強化した、プラント軍初の量産核融合MS
……に、なるはずの機体。全身をAPS装甲に包んでいる。
　だが、この戦場に間に合ったのは、エターナルに搭載されている2機を除けば、ここに
出現した18機だった。
　高性能MS、そしてカルメ型機動戦闘艦3隻で、ジオン艦隊の側面を突く────
「バカが！ その程度の想定をしていなかったと思うのか!?」
　その正面にインビシビリティレジェンドが立ちふさがる。ガンバレルドラグーンを切り
離す。
　ガンバレルドラグーンは一気にパクフアープ隊の背後に回りこむ。あらぬ方向から降り
注ぐビームガンに、2機、3機と爆散させられていく。
　さらに、ランチャーストライカー装備のジム・クロスウィズ数機が、アグニIIを射撃す
る。パクフアープが数機、炎に包まれた。

「ちっくしょぉぉぉぉぉっ!!」
　パクフアープを駆るジーク・ナカムラ中尉は、インビシビリティレジェンドに向かって、
一気に間合いを詰めようとする。
　だが、インビシビリティレジェンドの背後から、40発の『コロネード』対装甲アクティ
ブホーミングミサイルが飛び出してきた。インビシビリティレジェンドから放たれた物で
はない。ジークはバックラーを構えさせ、スクリーミングニンバスとあわせてそれに耐え
る。
『ジーク、ジーク突出しないでっ』
　ニーナが叫ぶ。ニーナはジークを援護しようとするも、アグニIIの火線が熾烈で、なか
なか接近できない。
「こいつは……っ!!」
　ミサイルの後を追って、ニュー・ジン・バンシーが飛び込んできた。使い捨てのミサイ
ルランチャーを切り離し、斬りこんで来る。その肩には、鳳仙花のマーク。
　パクフアープのアンチビームバックラーが、ファルシオン・ビームサーベルを受け止め
る。バチバチと激しく火花を散らす。
「このっ……」
「やはりっ、一筋縄ではいきませんかっ」
　上段から斬り下ろしたファルシオンを受け止められ、ニュー・ジン・バンシーの、コク
ピットで、シホも歯を軋ませた。
『シホっ、無理するな！』
　インビシビリティレジェンドにTPRF-BHL01ビーム長刀を構えさせ、寄ってくるパクフ
アープを牽制しながら、イザークはシホに声をかける。
「隊長に言われたくありませんっ！」
『じゃあ、好きにしろ！』
「死なない程度に、そうしますっ！」
　イザークの冗談めかした声に、シホも冗談交じりに答えつつ、ジークのパクフアープと
斬りあっていく。
「ジーク、ジーク!!」
　ニーナは、他に集まってくるニュー・ジンシリーズと切り結びながら、必死にジークに
声をかけ続ける。しかし────
　ドンッ！
　彼らの母艦、ラーレ・アンデルセンが無数の火線に貫かれ、炎上した。
　ナツメ型の陣形を組んだジオン艦隊第2戦隊、パオラと、Ｊ・コイズミ型『ライゾウ・
タナカ』を先頭に、武装親衛隊の艦隊のさらに即方に回り込んできていた。
　パオラの艦首のひな壇砲塔が激しく火を吹き、他の艦艇の射撃とあわせて、カルメ型3
隻を次々に炎に包んでいく。

『バルトフェルド中将！』
　アンビテンのコクピットから、ルナマリアが艦橋に呼びかける。
『カタパルトより扉を、歩いてでも出ますっ』
「解った……っ。おい、格納庫の扉をパージしろ！」
「りょ、了解です」
　ルナマリアの言葉を、バルトフェルドは苦い顔で認める。
　ドムッ
　エターナルの格納庫の扉が爆破された。アンビテンはフライトデッキに立つと、軽く飛
び上がりながら、MA形態に変形する。損傷したエターナルにあわせて微速前進していた艦
隊を追い抜き、双方のMSの乱戦が続く空間へと飛ぶ。
　続いてケルビックフリーダムが格納庫から出る。飛び上がってエターナルの正面に陣取
り、神々しい光の翼を開いた。
「！」
　艦隊の先頭に煌く光に、シンは気付く。
「奴だ！ クレハ、行くぞ！」
『了解です！』
　瞬時に向きを変え、2機はケルビックフリーダムの光めがけて飛び始める。
「レイ！ 置いてきぼりって事はないよな！」
『ああっ……』
　1機のジム・クロスウィズとインパルスIIが、さらにそれを追う。
　追いすがるギャン・カビナンターを、インパルスIIのガンバレルドラグーンが、牽制し、
引き離す。
　シンはファトゥムからラケルタを抜き、連結させながら、ケルビックフリーダムを目指
す。
「!?」
　別のスラスターの輝点が、エンデューリングジャスティスやミーアの方に向けて近づい
てくる。
「セイバー？」
　シンが呟きかけた時。接近してきたMAは、その正面でMSへと変形した。
『シン！ シン！』
　通信に割り込みをかけられてきた。シンには聞き覚えのある声。
「ルナ！」
　通信用ディスプレイの中に、赤毛の女性の顔が映った。
「何しに出てきた!?」
　険しい表情と険悪な声で、ルナマリアを責める様に聞き返す。
『シン、もうやめて、お願い！』
「そんなくだらないことを言う為に、出てきたんじゃないだろうな!?」
　シンは、アンビテンに向けて、容赦なくラケルタを構えた。
　振り下ろされるラケルタに、アンビテンはアルフレート・ウェポンキャリーシールドで
受ける。

「止まってっ」
　アンビテンは脛と並行するビームキックで、エンデューリングジャスティスの腰を蹴り
上げようとする。
「そんなものまで、あいつと同じものをつけてんのかよ！」
　シンはアンビテンにシールドを叩きつけるように圧し、間合いを取り、ビームキックを
かわす。
「！」
　ルナは、急機動でアンビテンをずらす。アンビテンのいた空間を、ミーアのフルバース
トが薙ぎ払う。
「お前に構ってる暇はないんだ！」
　シンはエンデューリングジャスティスのスラスターを全開にし、アンビテンをすり抜け
る。ミーアもそれに続いた。
『待って、シン！ あの時は、私が悪かったからっ！ だから、優しいシンに戻って！ お
願い』
　アンビテンは、MS形態のままエンデューリングジャスティスを追ってくる。
「ちっ……コニール！」
　片手で通信を強制的に切り替える。
『任された！』
　言うが早いか、アンビテンの背後から、高圧縮粒子ビームの礫が降り注ぐ。
「!?」
　ルナマリアは、反射的に振り返らせ、シールドを構える。ビームシールドを展開し、制
圧射撃を凌ぐ。
「どーん!!」
　自ら口で言いつつ、コニールのジム・クロスウィズは、シールドタックルでアンビテン
を突き飛ばした。
「ぐぅっ……」
　適当な間合いが開いた瞬間、コニールはジム・クロスウィズをパンサー・ビームアサル
トライフルからファルシオン・ビームサーベルに持ち替えさせる。
「このっ、邪魔する気なら……っ！」
　ルナマリアも、体勢を立て直させつつ、ラケルタを抜き、連結させて構える。
「ナチュラル機になんか負けないわよ、絶対！」
「簡単にやれると思うなぁぁっ！」
　ファルシオンとラケルタが交錯し、お互いのシールドにぶつかり、バチバチと激しく火
花を散らした。

「！」
　キラは、ロックオンアラートに顔を上げ、そして、ケルビックフリーダムは、翼をはた
めかせるように動いた。
　直後、ケルビックフリーダムの陣取っていた空間を、ミーアのフルバーストが薙ぐ。
「うぉぉぉぉぉぉっ!!」
　ラケルタを振り上げたエンデューリングジャスティスが、その目前に現れた。
　ケルビックフリーダムは腕のビームシールドを構え、それを受け止める。
　バチバチバチバチッ
　激しい火花が飛び散る。
「来たのか、シン」
「クレハ、頼む！」
『あ、はいっ』
　シンの合図に、クレハは一度、軽く目を閉じる。
　シンのSEEDをイメージする。そして、自分の指先でそれを軽く叩く。
「！」
　シンのSEEDは発動した。
「うぁぁぁぁぁっ、キラぁぁぁぁぁぁっ!!」
　ラケルタの“X”を描くような斬撃が、ケルビックフリーダムに向かって、踊るように
繰り出される。ケルビックフリーダムは一撃目をビームシールドで受け止め、そして下が
り、回避する。
　ケルビックフリーダムの胸が瞬いた。フルバースト。だが、シンはその射点を相対的上
方に避けている。だが、そこへ、ケルビックフリーダムはラケルタを構えて斬りかかって
きた。エンデューリングジャスティスの盾が受け止める。キラはもう一方の腕で二刀流の
斬撃を試みるが、シンもラケルタを振り上げた為、それをビームシールドで受け止めなけ
ればならなくなる。
　ギャン・カビナンターが、キラを助けようと近寄ってくる。しかし、ミーアのスタード
ラグーンに、次々と火達磨にされていく。あるいはそれを逃れた者も、ミーアのミストル
ティン・ビームサーベルで両断され、あるいはフルバーストで薙ぎ払われる。クレハも、
SEEDを発動させている。
「近寄らせ、ない！」
　クレハが1対複数の戦いを強いられている間にも、エンデューリングジャスティスとケ
ルビックフリーダムは、激しい斬りあいを続けている。
『シン！ 君は、本当に僕に復讐する為にあれだけの事をしたのか!?』
　踊るようなエンデューリングジャスティスの斬撃をビームシールドで凌ぎながら、キラ
はシンに向かって呼びかける。
『これが、君の戦い方なのか!?』
「はっ、それじゃ、本当に何も知らされていないんだな！」
『何!?』

　大振りになったエンデューリングジャスティスの一瞬の隙をつき、ケルビックフリーダ
ムの二刀流の斬撃が振り下ろされる。エンデューリングジャスティスはビームシールドを
拡げ、それを凌ぐ。
「アスラン・ザラは死んだぞ！」
『えっ!?』
　キラの口調に、同様が走る。
　ケルビックフリーダムはエンデューリングジャスティスを蹴飛ばすように振り払い、間
合いを離した。だが、フルバーストの気配はない。
　そして、シンは叩きつけるように言った。
「アスランは衛星軌道ステーションにいた！ アンタが殺したんだ！」

ケルビックフリーダム(ZGMF-X30F/Ps、ZGMF-X30F)
○ストライクフリーダムの後継機として建造された機体。
　 『エンゲージ』と呼ばれる意識接続システムを搭載し、操縦の作業の大幅や省力化を図っている。
　 その為、スーパーコーディネィターにしか扱えない。
　 ZGMF-X30F/Psは、キラの為の『エンゲージ』のデータを取得する為の"スキャナ"だった。
動力：シーゲルII式常温核融合励起型熱核融合炉+小型パワーエクステンダー
装甲：APS装甲(Advanced Phase Shift)
固有武装
　F&T-GAU/L48 CIWS/48mm多条集束レーザーバルカン
　MIF-801『エクストレームラケルタ』ビームサーベル×2
　MA-M2021『アステロイド』ビームライフル×2
　MGX-10000『アポリュオン』複相複元高荷電粒子砲(胸部)
　MIF-F80『ヒュドラ』複相高荷電ビーム砲×6(肩部、脇腹)
　M181TE『ドラウプニルII』長射程4連装ビームガン×2
　G18SX ゲシュマイディッヒパンツァー
　MX001『フェルディナンド』ビームシールドジェネレーター
　『クリュティエ・ドラグーンシステム』
　　EQFU-6X機動突撃銃×8
　　　短銃身ビームガン及びF&T-R10レーザーフィールドエッジ搭載


アンビテン(ZGMF-X31F)
○インフィニットジャスティスの後継機として建造されていた機体。
　 MA変形機能を備える。
動力：シーゲルII式常温励起型核融合炉+小型パワーエクステンダー
装甲：APS装甲(Advanced Phase Shift)
固有武装
　MIF-M31L 近接防御システム
　　14mmショートリコイル機銃+24mm多条集束レーザーバルカン
　MIF-M331G『カリドゥスHi』長銃身複相ビーム砲
　MIF-801C『エクストレームラケルタ』ビームサーベル×2
　MA-M2031『ホイッスラー』ビームライフル
　RQM131 『セントー』ビームエッジブーメラン
　MR-Q31 ビームエッジ
　MX003『アルフレート』ビームシールドジェネレーター内蔵ウェポンキャリーシールド
　G18X アドバンスドスクリーミングニンバス
　※このうち、近接防御システム、カリドゥスHi、Q31ビームエッジをMA形態でも使用可能。ビームエッジブーメランはビームエッジラムとして使用可能。

ギャン・カビナンター(ZGMF-314A)
○プラント国防軍の戦争第二世代MS。
　 量産機としては初めて核分裂エンジンを搭載し、VPS装甲を部分的に採用。
　 高コストと引き換えにゲルググシリーズやネモ・ヴィステージと対等以上の性能を実現した。
○しかし、慣熟訓練が終わり実戦投入可能になるまでには、ジオンも第二世代のニュー・ジンシリーズとジム・クロスウィズに移行していた。
動力：小型PWRジェネレーターユニット
装甲：硬化処理合金系装甲+胴体VPS装甲
固有武装
　FMI-GAU25C CIWS/20mmガトリングライフル
　MX3312 ビームシールドジェネレーター内蔵アンチビームバックラー
　M261A 『ヒルドールヴ』シールド内蔵3連装長射程ビームガン
　G14B アドバンスドスクリーミングニンバス
　M71-AAA 『ランゲ・アーマーシュナイダー』対装甲アキナス
　ウィザードシステム

パクフアープ(ZGMF-317F/X)
○プラント初の量産核融合動力MS。
　 しかし、新月の決戦までには、武装親衛隊分の少数機が間に合ったのみだった。
　 コンポーネントはギャン・カビナンターをベースにしている。
　 なお、名前はPaladin which Keeps Freedom And Absolute Peace(自由と絶対の平和を守る聖騎士)の意。
　 当初は『ガルバルディ』という機体名称が予定されていたが、キラとラクスの意見により変更された。
動力：シーゲルII式常温核融合励起型熱核融合炉+小型パワーエクステンダー
装甲：APS装甲(Advanced Phase Shift)
固有武装
　FMI-GAU25C CIWS/20mmガトリングライフル
　MX3316 アンチビームバックラー
　MX3317 ビームシールドジェネレーター内蔵アンチビームシールド
　M261A 『ヒルドールヴ』シールド内蔵3連装長射程ビームガン
　G17 アドバンスドスクリーミングニンバス
　M71-AAA 『ランゲ・アーマーシュナイダー』対装甲アキナス
　ウィザードシステム

>>136-144
今回は以上です。

GJ！
さて、キラはアスランが死んだこともジオンのせいにするかな？

GJ！
盛り上がってきた!wktkして待ってる！！

ただジンとギャンが戦ってるとこいちいちフルネームで書かなくてもよかったのでは？

あれ？　いつの間にザフトは核融合炉のパーツのコピーに成功したんだ？
ケルビックフリーダム×２とアンビテンにパクった分使って品切れかと思ったが量産してるし。
日本の職人を北朝鮮も真っ青な手段で拉致・洗脳したのかな。

>>148
するね、間違い無く。
でなければ「仕方がなかったんだ」「知らなかったんだ」「君たちが悪いんだ」のどれか

ルナも何だかんだ言ってラクシズ色に染まってるな〜
＞＞「ナチュラル機になんか負けないわよ、絶対！」 　こうきたか。
そのセリフはロウやバリーさんに勝ってから言えっつーの。

>>150
日本の職人にも物好きはいるよきっと

>>150
欠陥かかえたまま使ってるんじゃね？

密輸品のパーツを使って完成させたって描写がなかったっけ？
ドムトリオの一人がジオンに情報流してルナマリアに撃破されたとき。

>>152
あいつらはシビリアンだと思ってた

ルナの弱点はもうバレバレだからね〜
落ち着いて射撃戦で戦えばそうそう負けるはずはないのだが・・・

>>148
いや、殺したのが『前のキラ』で今回のキラにそんな記憶がなかったら
「そんな言葉で僕を惑わそうとするなんて……卑怯じゃないか！」とか言ってくれそうだぜ

盛り上がってきたんだけどさ、これで

連戦連勝正義は無敵
口論→動揺→今だ必殺→あぼん→はっきり言って無傷

とかならんことを願うよ

流石に序盤のアレは無いだろｗ決戦なんだからさ

決戦といってもラクスのことだから他に伏兵があるだろうしわからんぞ。
例えばここでキラを倒そうと大量生産のクローンキラが潜んでたり

キラと戦う
　　　↓
苦戦するも皆の力を合わせて勝つ
　　　↓
やった勝ったとジオン勢大喜び
　　　↓
キラおかわり登場しかも空を埋め尽くすほど沢山
　　　↓
これからが本当の地獄だ

なにそのダイナミック的エンドフラグｗｗｗ

この調子でいくとあと一ヶ月くらいで終わりそうだな

シン「俺たちの抵抗はここからだぜ！」

>>149
あー…確かに同感。あれでちょっと分かりにくくなってると思う
でもニュー・ジンは二種類あるしなぁ…ジン・ソルジャーとジン・バンシーとか？
それはさておきCSA氏GJ！

>>162
ドラッグオンドラグーンを連想したｗ　いや新宿じゃなくてよ

>>159
さすがにそれはないと思うけど……しかし、読み物としての面白さを一旦脇において、
因果応報的になすすべなく滅ぼされる恐怖と悔しさを味あわされるキラクスの図というのも
見てみたいという本音もチョッピリあったりして。
>>162-163
大丈夫、「コ・ギ・ト・エ・ル・ゴ・ズ・ム」と入力すれば途端に全員それぞれ
己が唯一の存在であろうと同士討ちを始めるから。

我思う故に我在り　　か

やめといた方がいい、
「違う、僕は！………」
結局反証しないままラケルタビームサーベルでコクピット刺しに来るから

>>167
テラコブラw

コギト・エルゴ・スム　な　ズムじゃねー

『エンゲージ』の情報一切合財を各方面にぶちまければキララクは社会的に終わる気がする。

ラクシズにシンと同じ目にあってほしいという意見はあるかもしれないが、
シンにラクシズと同じ事をしてほしくないという意見もあるのではないか。

ラクシズは自らの行いで自滅して欲しいという意見もあるでよ。

>>174
GSCI氏のがまさにそれだな。自滅の結果生まれたエミュ子が異常に人気だがｗ

これで酸欠を完治させて復活してきたら本当のバケモンだが…
いや…ラクスにはまさかがあるんだ、まさかが…！

ストライクデスティニーか……ストフリに片手持ちの大型武器があればアロンダイトと二刀流できるんだが。
すると、ベルマルク・ナインは誰になるんだろう？イザークとディアッカ？

……結局、『川上キャラの濃い部分を種キャラに上書きする』のが最良か？

誤爆orz

レイとコニールが順調に死亡フラグを立てている件について

サラダフラグが立ったかｗ

この二人の場合、どっちかが生き残って死んだ方の菩提を弔うという様子を
どうにも想像できない…
なぜか両方ともＶガン出身だがドゥカー・イク＆レンダやキスハール＆カリンガ、
あるいはカムジン＆ラプラミズのような揃っての大往生のヴィジョンばかりだ。
無論二人して生還するに越した事はないんだけど。

投下が早いのは嬉しいことだが、CSA氏 本業は何やってんだろ？
まさかニー(ry

　きっと主婦なんだよ。暇だぞアレは。

テメー主夫なめんな！意外といそがしいんだぞ？

貧乏旗本の次男坊でしょ？

まじめに考えて、サークル活動をしていない大学生だろう。
オレもそうだし。

>>182
そんなの関係ないっ！！

そうだ、関係ない、第一知ってなんになるんだ
職人の日常を知ろうとするのは知的好奇心的な物だが
世の中知らなくてもいいことはたくさんあるんだ。
あえて追求しないのが華だよ、意外と速筆なのかもしれんぞ？

>>176
完全復活ラクスと立ち直ったキラの絡みが楽しみだな
可能性としては

�@キラがまた洗脳される

�A自分が襲われた後に何が起きたかとエミュ子の真意を知って、反省して真人間になる

�B結局反省しないが、自分達の行いを自覚したキラがラクスを見限る


キラがシンと組んでラクスと敵対する話を呼んでみたいなと思う俺

そして凸をかどわかすラクス、
デスティニーIIの一部品になったエミュ子というわけですね。

うぬら心臓機能はもとより酸欠による脳障害からの完治も既に既成事実なのか？

ラクスだからな、あいつらなんでもありだ

階段から落ちて頭打ったEND

ラクスは意識不明のままお神輿になると思う

キラは反省して完全復活して最終決戦で大手柄も立てるが、
戦後新体制での栄職要職を全て固辞して、片田舎でラクスの介護に生涯を捧げる
エルガイムｵﾁかな？

ラクスやキラにとって一番理想的なのはエリア88最終回の風間シン状態のような気がせんでもない
（エリア88のシンはかっての親友であり自分を陥れた男から精神的に強いショックを受けて
　自分が一番幸せだった頃に記憶が戻ってしまった）

ルナが何かに似てると思ってたけど、やっと分かった。無印時代の凸と同じなんだ。動機も行動も。
多少偏執的ではあるけど、男女の関係でやるとそれなりに自然だから気付かなかった。

>>196
どっちかが女の方が良いんじゃとは無印は思った

>>197
コテは見なかった事にしてくれｗ

誰も言っていないがパティの特攻が格好良過ぎる

キラ再起の理由→エミュ子への復讐じゃダメか？

エミュ子には自分達の栄耀栄華がいかに脆いものであったかを論理的に指摘され、
しかも直後のザフトの寝返りでそれをきっちり証明されてしまったわけで、
いずれ復活して戦うにせよ「復讐」を大義とするのは筋違いのように思える。
といって、じゃあ何を掲げるか、と言われるとよくわからないが…

いや、恋人を廃人同然にされたわけだし、筋違いだろうが逆恨みだろうが
直接手を下したエミュ子を抹殺する、というのは理由になるかな、と。

キラの場合それ言い出すと、
「ダルマ責めで何人嬲り殺し＆廃人量産したと思ってる？」と総ツッコミが来そうな…
というのはいささか酷過ぎる見方かねえ。
何よりそれだと読む側のの感情移入の面でもいかがなものかと。

>>202
再起したとしてもエミュ子に
「貴方が『今まで』『正義の為に、と称して』『多くの人間へ』『同様に行ってきた』
ことなのに、何故激昂するのですか？」（CV：水銀燈）
と精神的にトドメさされるセリフで発狂するんじゃなかろうか、キラ。

＞CV：水銀燈
まてやコラ。

じゃあ

CV　会長

>>204
こうじゃないか。
「怒りを覚えたという事は、自分の行動に非があったと自覚しているのですね？」
ＹＥＳ→「ならば相応しい処遇を」でセレニティ
ＮＯ→「理解できていないようですね」で分離＋高速機動＋フルバースト

ここで復讐心で決意決起することが、キラにとって最後の人間復帰フラグ
だと思うのは俺だけだろうか

そしてトリーズナーキラ爆誕

エミュ子たんﾊｧﾊｧ

プランAハァハァ

>>210>>211

待てよ？じゃあその２つが、無機物属性つながりでカップリングしたら最強じゃね？

エミュ子『とりあえず、シンのコピーをインストールして、戦闘データを移植して……』

また別の女性がキラに優しくしてラクスを見捨てさせるよう仕向けるとかは？
フレイからラクスにホイホイ付いてったのと同じ要領で

誰だ、その優しい女性はｗ

ラクスのそっくりさん（CGでも可）を作成。奇跡的に意識が戻ったとか言って
モニター越しにキラと話させる。ニセモンにそれっぽい奇麗言言わせてキラの
やる気復活、対エミュ子の駒に仕立てる。その様を見てほくそ笑む仕掛け人アズ子。

なんてのを妄想した。

ハロウィンだから仮装してｼﾝに迫る女性陣、目のやり場に困るｼﾝ

とりあえずこのスレ最大の萌キャラはエコー７とえみゅ子が同率一位だという事がわかった

>>218
トップはダントツでプランＡ。
エコー７とえみゅ子は同率二位です。

俺のプランAは激しいぜ（性的な意味で）！！

黙れフォールディングレイザー

>>216
なにそのミーア・キャンベル。

「どうせ出てきたらロクなことにならんから出てくんな！」って総ツッコミ受けそうだな、キラ。
でもやっぱり出て行っちゃってロクでもないこと起こすビジョンが俺にははっきり見える。ゼロが教えてくれた。

「はぁぁぁぁぁっ」
「うぁぁぁぁぁっ」
　ファルシオンとラケルタが交錯する。一瞬、刀身ビームが干渉し乱れる。お互いのシー
ルドにぶつかり、粒子を弾けさせる。
「！」
　アンビテンのビームキックが迫る。ジム・クロスウィズはバーニアを一気に吹かし、相
対的上方にすり抜ける。
「この！」
　ドンッ
　ジム・クロスウィズのシールドに仕込まれた、105mm短銃身ビームガンが射撃される。
「そんなところにまでビーム砲を！ ……っ!!」
　アンビテンは紙一重の回避を続ける。ルナマリアが毒つきかけた瞬間、ビームガンの射
撃の横を回りこむように、セイバーエッジ・レーザーヒートブーメランが迫ってくる。
「させないわよっ」
　急機動でブーメランを回避、そのまま一気に間合いを詰めて、ラケルタを振りかぶる。
「わわっ」
　ビームアサルトライフルを構えかけたジム・クロスウィズだったが、コニールは慌てて
ラケルタをシールドで凌ぐ。
「コニール！」
　叫び、インパルスIIを飛び出させかけたレイだったが、後方警戒モニターに複数のスラ
スターの輝点が見えたのに気付き、歯噛みして反転する。
「くっ」
　ギャン・カビナンターに、Δフリーダムの姿も見える。Δフリーダムは、本来は攻撃機
として使う意図で、搭載されていたのだろう。
　ドラグーンで、火力に優れるΔフリーダムを、接近する前に阻む。グラディウス・レー
ザーヒートソードを抜き、ギャン・カビナンターに向かって構えた。

機動戦士ガンダムSEED
　逆襲のシン 〜ジオン公国の光芒〜

　PHASE-28

「旗艦をやられただけであの体たらくか」
　ジオン艦隊第5戦隊司令、ヨシオ・オウ中佐は、のたのたと列方陣形を守るプラント軍
艦隊を見て、呆れたようにつぶやいた。
「プラントの艦艇は我が軍に勝る高機動艦ばかりです。あれでは特性を殺しているような
物だ」
　この艦の艦長であるロベルト・アンダーソン中佐も、同意するように頷いた。
「よし、艦長。プラントの欠陥コーディどもに艦隊戦のなんたるかを教育してやる」
　オウ中佐はスクリーン上のプラント艦隊を指して言う。欠陥コーディ、とは過激だが、
“プラントの”であり、コーディネィター全体を指しているわけではない。敵軍を罵倒用
語で呼ぶのは、アメリカ合衆国海兵隊以来、世界各国での伝統だ。

　事実、ナチュラルのオウの言葉に対し、コーディネィターのアンダーソンは妙に楽しそ
うに笑いながら答える。
「つまり、当艦の名前の通りに、敵に強烈な打撃を与えると言うことですね？」
「そういうことだ。第5戦隊、全艦増速！ 第1戦速！」
　Ｊ・コイズミ型MS搭載巡洋艦4番艦、『ヘイハチロー・トーゴー』は、自身を先頭に、
8隻の護衛艦を引き連れ、まごつくプラント艦隊の相対的上方から突撃を敢行した。
　ZAFT軍時代から、プラントの軍艦運用は稚拙なままだった。戦場に数を送り込めない為、
必然的に単艦でのゲリラ的戦術を取るしかない。だが、それでは機動性の高いモビルアー
マーの邀撃の格好の的である。悪いことに、このモビルアーマーを封じる手段として、モ
ビルスーツの開発、早期の実戦投入に成功してしまった。その後、連合も、ブルーコスモ
ス派とハルバートン派の対立などで、大戦力を持ちながら、その統率の取れた運用が出来
なくなり、ZAFTはまともな艦隊運用を知らぬままユニウス条約に行き着くことになる。
　混乱していたプラント艦隊だが、ジオン第5戦隊の接近に気付くと、側方に展開してい
たナスカ型と駆逐艦3隻が、向きを変えて増速した。
「変針右25度、下15度。変針後に球陣形から錐陣形に！」
　オウの声に、Ｈ・トーゴーが向きを変え、それに続くバーツ型護衛艦は、傘を広げるよ
うに、円錐形の陣形に一斉にならび変わった。
「目標、正対するナスカ型！」
　そのナスカ型、『メンデルスゾーン』が、先に主砲を閃かせた。収束火線砲はＨ・トー
ゴーを掠める。Ｈ・トーゴーは軽い回避運動を取るが、主砲の照準装置はメンデルスゾー
ンを追尾し続ける。
　メンデルスゾーンのレールガンが命中したのか、1隻のバーツ型が、木っ端微塵になっ
た。だが、戦隊の勢いは止まらない。
「撃(て)────ッ!!」
　アンダーソンの声と共に、Ｈ・トーゴーの4門の主砲が閃いた。同時に、7隻のバーツ型
が、艦首の長銃身リボルバーカノンを射撃する。幾条ものイオンビームがメンデルスゾー
ンの装甲を貫き、一瞬にして吹き飛ばす。
「ミサイル射撃自由！ 敵駆逐艦を近寄らせるな！」
　16基の小規模ミサイルランチャーからM11『ファルクラム』対艦ミサイル、2基の多目的
ランチャーからM12『ベア』対艦ミサイルが発射される。同時に、7隻の護衛艦からも『コ
ロネード』対艦ミサイルが発射された。その数、133発。全て、アクティブホーミングだ。
　ニュートロンジャマーの影響下だと思い込んでいたのか、プラントの駆逐艦は、それ以
外のECMを活用せず、回避運動とCIWSの機銃で対処しようとする。だが、事実上の飽和攻
撃になす術はない。3隻の駆逐艦は無数のミサイルに破壊され無力化されていく。大型の
ベア・ミサイルが命中した1隻は、木っ端微塵に吹っ飛んだ。
「砲戦目標、前方の改エターナル型！」
「照準出来次第射撃を許可！」
　Ｈ・トーゴーの主砲が閃く。狙いをつけられたのは、ヴィクトリアス(改エターナル)型
『インプラカブル』。元々、エターナル型の系列は、機動性は高いが、その大きさに比し
て火力に乏しく、防御力に至っては見るべきところもないと言って良い。

　下方後部の3番砲塔も含めた、6条のイオンビーム砲が、インプラカブルの艦体を貫く。
即座に火が吹出し、炎に包まれた。長くはもたない。
「変針右55度、上60度。錐陣形から単陣形に、護衛艦は全速、当艦このまま。離脱！」
　Ｈ・トーゴーが向きを変えると同時に、護衛艦はそれを追い抜き、一列になって最大速
度で突き抜けていく。
「左方主砲戦、左62度、改エターナル型！」
　アンダーソンが指示する。Ｈ・トーゴーの旋回主砲が左側に見える、『インファティカ
ブル』を捉えた。
「射撃と同時に全速、撃────ッ!!」
　6条のイオンビーム砲が、インファティカブルに向かう。インファティカブルは回避運
動よりも、第5戦隊への攻撃を必死に行っていた。それにより護衛艦2隻がさらに姿を消し
ていたが、インファティカブル自身の回避運動も遅れた。全門命中とはいかなかったが、
艦体に1発、フライトデッキの扉に1発、命中した。炎が吹き上がる。
　炎に包まれながらも、インファティカブルは第5戦隊を追い続けてくる。Ｈ・トーゴー
は高圧パルスイオンスラスターを全開にして逃げるが、インファティカブルのほうが速い。
「やられるか？」
　オウが口にした瞬間、インファティカブルはプラズマビームに貫かれて、今度こそ木っ
端微塵になった。
「マリア！ ミシェイル！」
　M48慣性核融合ドライブ高圧プラズマ砲で、群がるプラント軍駆逐艦を薙ぎ払いながら、
マリアとミシェイルはジュンイチロー・コイズミ、ミツマサ・ヨナイをエスコートに、突
き進んでくる。
「一斉変針、下60度。タンホイザー射撃用意！」
　マリア艦橋。アビーが命令を下す。
　ジオン艦隊第1戦隊は、一斉に下方へと向きを変えた。Ｊ・コイズミとＭ・ヨナイは主
砲を激しく瞬かせる。
　マリアとミシェイルの陽電子砲ハッチが開き、タンホイザーが姿を現す。
　ミネルバの弱点という情報を知っているのか、開いたタンホイザーの側面に、防御火器
の射撃が集中する。
　だが、ジオン側もマリアへの改設計時に、そんな点を見逃しているはずがない。露出し
たタンホイザーの周囲は、金色のアンチビーム防盾で守られていた。
「タンホイザー、撃────ッ！」
　大気放射化を抑える為の外周粒子ビームに包まれ、陽電子ビームがプラント軍艦隊に向
けて射撃される。
　主力艦に命中する前に立ちはだかろうとしたナスカ型2隻は、一瞬にして蒸発した。ソ
ロネ(改アークエンジェル)型『オリフィエル』は、ミシェイルのタンホイザーに中央艦体
を貫かれ、分解していく。同『アナエル』は、マリアのタンホイザーに左前部MS格納庫を
もぎ取られ、激しく火を噴出した。
「回頭！ 敵戦艦を追撃！」
　アークエンジェル艦橋。マリュー・ラミアス“准将”は、アークエンジェルを単艦、プ
ラント艦隊を襲撃して離脱にかかるジオン艦隊に向けさせた。

「マリュー！ くそっ！」
　ムウ・ラ・フラガ“大佐”は、コクピットで毒ついた。金色のモビルスーツ。ZGMF-X01A
『アカツキ』。無論レプリカである。本来のORB-01はオーブ本国にあるが、部品を既存の
M1アストレイやムラサメに提供してしまい、今は動くことが出来ない。
　核動力化し、泣き所の稼働時間の問題を解消したが、その結果、総重量は100t近くなり、
運動性は悪化した。ムウの個人の能力により、何とかそれをカバーしている。
　だが、ジオン側が艦隊の直掩として貼り付けてきたのは、スナイパー仕様のジム・クロ
スウィズだった。艦隊に近づく敵MSをつるべ撃ちにする意図だった。レール狙撃砲には、
全身のビームコーティング『ヤタノカガミ』も意味を成さない。
「くそったれ！」
　ムウは、高推力化したバーニアを吹かして、ジム・クロスウィズを振り払い、アークエ
ンジェルを追う。
「んっ!?」
　一方のマリア艦橋。
「改アークエンジェル型、1隻追尾してきます」
　マーシェ・イズミの報告に、アビーははっと顔を上げた。
　おおよそ迷彩効果というものを無視したトリコロールカラーの、木馬のような艦。それ
は『アークエンジェル』しかない。
「ミシェイルに指揮を引き継ぎます。本艦は回頭180度！」
　スクリーンに映るアークエンジェルを睨みつけ、アビーはそう命令した。
「大元帥殿下、本艦はアークエンジェルを討ちます。よろしいですか？」
　命令しておいてから、アビーは振り返って、指揮官席のアルテイシアを見た。
　ミネルバと異なり、ナチュラルの指揮官を乗せることを考慮した指揮官席は、スツール
から、バケットタイプのシートに変更されている。
「構いません。戦闘での指揮はあなた方に一任しています」
　アルテイシアは咎めることもなく、口元で不敵に微笑み、そう言った。
「『本艦の任務はあくまでマリアのエスコートと確信する』ジュンイチロー・コイズミ、
反転してきます！」
　Ｊ・コイズミの主砲が、先に閃いた。
　イオンビーム砲がラミネート装甲に当たり、アークエンジェルの艦体が瞬く。
「効いていない筈がない、イオンビームと粒子ビームは違う……っ」
　Ｊ・コイズミの艦橋で、青みがかったストレートの髪を、男性にしてはやや長めに切り
そろえた艦長は、細い目で睨みながら、言う。
　イオンビームは液状の酸化重金属溶液に荷電して投射する。密度が粒子ビームより高い
分、貫通力は桁違いのはずだった。
「背後の艦に構わないで、ミネルバ級を狙ってっ！」
　マリューは指示する。元連合の士官であり、ラクス・クラインに“認められた”ナチュ
ラルの1人であったが、もともとは技術士官で軍人としての指揮経験には乏しい。
　ゴッドフリートが必死にマリアを狙う。だが、逸れていく。一方、マリアのM48主砲も
アークエンジェルを狙ってくるが、命中しない。彼我の相対速度が速く、射撃諸元が一定
しないのだ。

「タンホイザー射撃準備！」
　マリア艦橋で、アビーが指示する。再びマリアの陽電子砲ハッチが開く。
「メインスラスター停止、惰性で前進！」
「えっ？」
　アビーの指示に、艦橋のスタッフは、一瞬、誰もが驚いたような声を出した。アルテイ
シアだけが、落ち着いた様子で微笑んでいる。
「タンホイザー発射後に、全速、────────！」
　アビーのその指示は、さらに艦橋スタッフを驚かせたが、それとは関係ないかのように、
実行に移されていく。
「撃────っ！」
　マリアのタンホイザーが、再び閃いた。その時！
　金色のモビルスーツは、ほぼスラスターを全速にして、アークエンジェルの前面に躍り
出た。迫り来るタンホイザーのビームに向かって、シラヌイの機動砲塔を展開し、巨大な
ビームシールドを展開する。陽電子さえ散らすビームシールドが、その奔流を圧しとどめ
る。
「やっぱ、俺って…………」
　グシャッ
　台詞の途中で、ムウの意識は途絶えた。────────永遠に。
　陽電子の奔流の直後に、マリアの艦首が姿を現し、レプリカ・アカツキにぶつけて来た。
いかな高性能ワンオフ機といえど、自身の10倍に達しようという質量には勝てない。
「ムウーッ!!」
　アークエンジェル艦橋で、マリューの悲痛な叫びが上がる。レプリカ・アカツキは四肢
を引きちぎられた状態で、半ば圧壊した胴体は、暴走した原子炉の爆発に飲まれて消えた。
「ローエングリン、射撃準備！」
　復讐に燃えるマリューは怒声を飛ばす。今の機動で、マリアはアークエンジェルに下腹
を晒す格好になっている。
　大気圏内での運用を前提とした、ミネルバ型とアークエンジェル型には、共通の欠点が
ある。下面にはほとんど火器がないということだ。
　ここから体勢を入れ替えることなど、“あの”アーノルド・ノイマンにも無理だろう。
　ムウの仇を────命令を叫ぼうとして、マリューははっと息を飲んだ。
　ミネルバはメサイア戦役での戦没艦だ。故にその欠点を洗い出して、ジオンは建造に踏
み切った。マリアを建造する時点で、そんな欠点はとっくに承知済みだった。
　ちょうど艦橋の真下に、46cm重金属イオンビーム副砲塔を増設していた。それがアーク
エンジェルの艦橋に照準を合わせた。ほとんどゼロ距離射撃、しかも、構造の細かい艦橋
の装甲は、必ずしも充分ではない。
「ミネルバの、仇────ッ!!」
　マリアの砲撃手(ガナー)は、確かにそう叫んだ。
　次の瞬間、アークエンジェルの艦橋はイオンビームに貫かれ、その中で、高温の重金属
溶液が暴れまわった。
　指揮能力を失い、反撃のしようがないアークエンジェルを、マリアに続くＪ・コイズミ
が、止めを刺していく。

「さよならです、ラミアス艦長。あなたはいい人だったが、一軍の指揮官としては最低で
した」
　ジュンイチロー・コイズミ艦長、アーノルド・ノイマン“ジオン公国軍”大尉は、炎に
包まれ行くアークエンジェルを敬礼で見送り、そう呟いた。
「思えば貴女が、その艦の指揮を採ったことが、我々の不幸の始まりだったのかもしれま
せん」

「────嘘だ！」
　キラは、叫ぶように言った。
『嘘じゃない。アスランはアンタに殺された！』
「嘘だ────ッ！」
　ケルビックフリーダムのフルバースト。だが、エンデューリングジャスティスはそれを
こともなげに避けた。
『嘘じゃないわ、キラ』
「!?」
　通信に割り込みがかかる。通信用ディスプレィに、仮面の大公が姿をあらわした。
『アスラン・ザラは、衛星軌道ステーションにいた。回収された記録では、プラント軍の
襲撃に乗じて、こちらのMSを奪って脱走を図ろうとしたようね』
　キラの脳裏に、その時のことが、確かに“思い出された”。
　炎上する衛星軌道ステーション。蒸発するジオンのMS、警備艦隊。
『やめてよね、まだ抵抗しようって言うの？』
　単機で飛び出してきたゲルググ・イェーガー。それめがけて、キラは確かに、引き金を
引いた…………
「嘘だ、嘘だっ！」
『私の言うことが信じられない？ まぁ、無理もないわね』
　ディスプレィの中の女大公は、その仮面をそっと外した。
「ぇ……ぁ……フレイ……フレイ!? ど、どうして……っ!?」
　キラは驚愕し、言葉を失いかけた。
『あんな別れ方をしたんだものね、私達』
「ぁ……ぅ……ぁぁ……っ……ラクス……ラクス……っ」
　キラはエターナルを呼び出した。
「ラクス！ 僕は、アスランを殺したの？ 僕は、どうすれば良いの？」
　ディスプレィに出たラクスは、にこり、と、慈悲深い女神のような微笑を浮かべ、そし
て、答えた。
『全ては彼らの過ちなのです。キラ、貴方は貴方の信じるもののために、戦ったのです』
「僕の、信じるもの……？」
　キラは呟く。
　────僕は何を信じて戦ってきたんだろう？ ラクス？ アスラン？ いや、それと
も他の誰か？ いや、そもそも僕は戦いたかったんだっけ？
　その時、キラの脳裏に、1人の少女の顔が浮かんだ。その少女は、あまりに自分に似す
ぎていた。
「ラクスぅぅぅぅぅっ」
　キラは顔を上げた。
「そうやって、キミはいつも、僕を戦わせるんだね！」
　────ケルビックフリーダムのフルバーストが、エターナルの艦橋に向かって撃ち込
まれた。

>>224-230
少し中途半端ですが、今回は以上です。

後2回ぐらいで終わるかもです。

訂正一箇所

>>228
マリアの副砲塔は、“40cm連装重金属イオンビーム砲”でした。

投下する前に設定資料読み直そうよさぁ……orz

朝から投下乙ですー。
まさかリアルタイムに遭遇するとは思わなかったｗ

ジオン、負けるといってたけどなんだか勝ちそうな雰囲気ですね。
予想を超えてプラントが不甲斐なかったということなのか…

シンくらいしか生き残らなかったけど本懐は果たしたってオチが妥当かな？
兎も角艦隊戦ＧＪ。

ノイマンさんを欠くアークエンジェルなんて･･･そりゃ落ちるわ

プルよりhttp://www.aya-mode.com/index.shtml

キラが完全に壊れてきて吹いた
だから精神を弄くるのは程々にしておけとあれほど(ry

キラよりノイマン量産したほうが強くね？

戦艦とノイマンをセットで量産した場合の生産性にもよるかも。

ノイマン量産してもMSパイロットではないから使うばところがげんていされるだろ
しかも回避オンリーだし

フルバーストをかわせるだけで神への反逆になると思うぜ

>>240
到底間に合ってない無能艦長の目視後の回避命令で戦艦にバレルロールかまさせて
避けるって神の領域すら越えた業をやってのけた男だからな。
奴が量産された日には全艦隻が不沈艦ってー無敵艦隊ができあがるぜ。

ノイマン量産＋ＭＳ関連の設備を陽電子リフレクター発生装置に換装した
ポストＡＡ級をＭＳ母艦の護衛として大量建造するだけで厨艦隊となります

しかし、メサイア戦終結時点でのＡＡクルーなんてラクス政権下では
特権貴族階級と言ってもいい立場に居られただろうに、なんだってノイマンは
わざわざジオンに走ったんだろう？
ひょっとして某航海日誌分が多量に含まれてたのかな？

あと、先代のキラは第10話で一度フレイの素顔を見ているはずだが、今回、
『ジオン大公アルテイシアが実はフレイである』という事を知ってはいても
素顔に関してはまた初めて見たかのようなリアクションなのは、
トラウマで心の最深部にしまい込んで表層意識上忘れてたか、余計な事として
キッチリ記憶を移植されなかったのか？
ついでに凸の存在も完全に消去しておかなかったのが敗因かな。

何でジオンにいるんだノイマンｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
蝶よくやったＧＪ！！！！！！

ケルビックに喰われたキラはフレイ＝ジオンの発言してたけど
今のキラはフレイのことを初めて見たような反応だな。

ノイマンはプラントの軍艦が気に入らなかったようです。

確かにノイマン登場で気分爽快な気持ちもわかるがそろそろ自重汁
こんなにノイマンノイマン言ってて
逆シンスレバージョンの航海日誌来ちゃったらどうするｗ

騙るスレで第二次ノイマン戦争が起きるな

>>248
大歓迎ですが何か？

アークエンジェルの搭乗員って勝ち組ではあるけど、そのまま特権階級になったら人としてどうかって言われると……だしねぇ
真っ当な常識というか倫理観があればラクスのところには残らないのじゃないか？
種死のときにアークエンジェルに乗った人もまさかあんなテロやりまくるとは思ってなかった人もいるだろうし
状況的に艦を降りるに降りれなかっただろうから

>>250
そこはＣＳＡ氏の答え次第じゃね？
氏の許可あれば本当に投下来ちゃいそうだが。

つまり、作品中で言ってる「指揮官としては最低でした」がノイマンがジオンに転じた心境を物語ってるんだろうな。

まぁ、他にも艦長になってみたかったとかあるんだろうけど。
ラクスの下にいたら、階級だけ上がってもずっと魔乳に顎でコキ使われるのが落ちだろうし。

>>250,252
えーと、Ｊ・コイズミ艦長ノイマン航海日誌ですか？
自分は構わないですよ。ただ、名前の印象ほど出番ありませんけど……

>>254
作者いいのかよ！？
職人がコテで語るスレ見るかぎりエデン氏はまだ新シャアにいそうだから
Ｊ小泉航海日誌は冗談にならないぜｗ

と言うか、むしろ見たくなってしょうがないんですが。
(本家ノイマン日誌今読んでます)

てかノイマンは大尉なのに館長になれるのかｗｗｗｗｗ

やっとスレを無駄に消費するニートのオナニーヘイトSSが消えると思ったのに・・・。

>>258
残念だったったな、死ね。

とはいえ、エデン氏とやらが書きたいとか明言したわけではないのに
何やら盛り上がってる奴は痛いというか、無礼だと思う。

誰に対して無礼なんだ？

後、良くも悪くもスレが急に伸びたりするのでコテ出してあんまり喋らない方が良いかもしれない……。

ラクシズ叩いてるとよく湧いてくるキチガイをいちいち気にするのはやめようぜ

お前らノイマンを語るのはいいがチャンドラのことも思い出そうぜ。
特に某航海日誌の半分はチャンドラでできてるんだから。

作品書いてもいない奴に無礼働くなとか
職人は黙って作品だけ書いてろとか

どんだけ〜

どういう訳かはわからんが、新シャアにおけるラクシズアンチの表のフラグシップはシンだけど、
航海日誌が始まる前から影のフラグシップはノイマンみたいな空気あったな。
誰か理由知らんか？

本来なら分別があるはずのナチュラルの連合士官だから…かな？
それはそうと、大金星挙げたマリアの砲撃手は誰なんだろう。
こないだよその自主映画でユニゾン坊主ｽﾞとミイラ男を演じた三人の誰かかな？

意味が良く解らんが、旧ミネルバクルーの名無しだろう、多分

原作準拠でいうと、ノイマンが基本的にマリューの指示聞いてないのが理由だと思われ。
劇中だと、マリューの回避ー⇒ノイマンの神・操舵　で避けてるけど実際問題、
マリューくっちゃべってるだけ、回避は全部ノイマンの独断専行って考えたほうが自然に見えるし。

っていうかノイマンスレで聞いた方がよくね？

ラクシズ叩きでしか笑いが取れないＤＱＮ小説をココに落として良いとでも？

三次は荒れる原因だろ
ここはCSA氏だけがSS書いてるわけじゃないんだし

シン、記憶が崩壊しかけたレイと一緒に、悪の組織ラクシズより逃亡
→しかし、ラクシズ軍に取り囲まれるシン、一人、命がけでラクシズ軍を倒す
→ラクシズ軍を倒したものの、瀕死で倒れるシン、そこへレイが
→シン、デスティニーガンダムをレイに托して逝く
→レイ、シンの記憶を自分の記憶と勘違いをしていき続ける
→「俺はソルジャー、クラス1st レイ・ザ・バレル！」

バカだなぁ、ラクシズ叩きだけで二時も三時もできる、って考えればいいんだよ
ってゆーかいい加減スレチだな

>>270
作者氏も含めてのリクがある状況だ。
実現するかはさておき、お前に口出す筋合いはねーよ。

も　り　あ　が　っ　て　ま　い　り　ま　し　た

まぁ、最高なスレ違はCSA氏な訳だが、
そこら辺考えると三次とか論外だな。

職　人　叩　き　が　は　じ　ま　り　ま　し　た

>>276
間違っちゃいないが、それをココで言うな
スレが荒れるから

ではこの争いに乗じてベル子とお食事してきますね。

よし、この騒ぎに乗じてキラにプランＡを…

「機動舞士ＳＥＥＤストライク」のノイマンは出番は少ないが叩き上げの軍人というかんじでかっこいいぞ？
こちらのキラはおかしなほうにブッ跳んでておもしろい！

>>276>>278
お前達が一番スレ違い


>>276>>278は自演でしたか^^:ｻｰｾﾝ

ちょっと待って頂こう、プランＡに相応しいのはグレイトな炒飯だ

>>281
あんな意味不明のトンデモ最低作品ほめる奴がいるとは・・・

>>282
ルリ「でも事実です」

>>281
有田屋乙！
でもタイトル間違ってるぞ

嘘だ！　ベル子かシホを乗せて恥らう姿で萌えるんだ！

いや、白髪のおかっぱ隊長が頬を赤くしながら出撃するのが良いのだ

ラクシズ叩きが始まると途端にスレ荒らす奴が湧くな
わかりやすいことで

スレが荒れると>>289見たいに誘導する奴がいるな
わかりやすいことで

ラクシズ叩きのないスレなど無い
そして荒らしのいないスレもまた無い

たかが放置すらできない奴が多すぎる

プランAの安定感を見習って来い、研究員と一緒に。

>>290
わかったから真っ赤な顔少し冷まそう、な！
そんな時の誤字ほど恥ずかしいものもないからな。

プランAヲタウザすぎ
あとベル子は俺の物だとか
エミュ子はもらったとか
アズ子は俺の嫁とか

こんなんでスレの４割が埋め尽くされている

このプランＡが量産のあｓｄｆｇｈｊｋｌ

>>292
放置できてな件

>>294
んでお前は誰が好きなんだ？

もちろんシンだが？

シンも事あるごとにちゃんと「金的」いわれてるじゃない

>>299
君が何を言いたいのか分からないよ

みんな落ち着け！
最近過疎ってる某スレのようにコーヒーを一杯飲んで落ち着くんだ。

今なら言える


ななこの同僚になって守ってやりたい

>>287
夢が小さすぎる。

プランＡ、大量産
　↓
ベル子もシホもミナ様も、女性キャラはみーんなプランＡに搭乗
　↓
全員、研究員のヨメ

これぐらい大きな夢を持とうぜ。

もしもミハシラ軍やジオン軍やデュランダル派のエースが姉弟スレのシンたんだったら…

あれは疎ってるからコーヒー飲んでいるのであって
コーヒー飲んでるから落ち着いてるのではないが

荒らしが自分の正当化をしてやがるｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>304
各勢力のアイドルになる。
あとエミュ子がミハシラ軍につくなｗ

>>306
典型的な荒らしレス乙

研究員>>303の給料が大幅カットされますた

>>309
クビにならないところが優秀さを感じさせるな。
俺も好き勝手やるけどクビ切られないような人間になりたいもんだ

ラクシズ叩き→荒らし｢ヘイトだスレチだ｣→荒らすなカス→プランＡで落ち着こう→
荒らし｢プランＡとか秋田んだよ｣→自分を正当化すんな荒らし→荒らし｢典型的レス乙｣（今ここ）

マジレスすると、どっちも荒らしだよ

自覚のある荒らしと、無自覚な荒らしの違いしかないな

スレがのびてるからついにGSCI氏の作品でプランＡがマジで
出撃したかと思ったじゃねーか！
あとＣＳＡ氏のルナは俺が貰っておきますね

>>268
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1179923378/153-189

シンの戦いぶり、そして『金的のシン』というタームが地球全域に繰り返し
放映され定着しているとすると、今頃現代のつべやニコ動にあたる動画メディアで
「金太の大冒険」と組み合わせたＭＡＤが山ほどうｐられてるのだろうか…？



てか実際に誰か作って。

映像提供：ジェス

必死に削除依頼を出すコニール

アズラエ娘がそういうの潰してるんじゃね?企業イメージ的に考えて。
むしろ、連合軍にもD-ｔecにも目の敵にされてるガルナハンの自虐ネタのがありそうじゃね？

ＣＳＡ氏は余程タチの悪いのに粘着されてたんだな。とりあえず頑張って、
後２回？３回？解らないけど完結して欲しい。コーヒースレのあれじゃないが、
書き切れば勝ち、だからな。

そしてGSCI氏の更新はまだなんだろうか・・・

荒らし耐性０の厨房が多いスレはここですか？

いえ、ここは流れの速さに負けて、荒らしきれないのに気付くことすら出来ない荒らしのいたスレです

なにせ股間をいきり立たせた守護神と、股間を撃ち抜かれた英雄がいるんだからな

>>319
それこそ風景画のエデン氏のように荒らしとか叩きを完全無視して、むしろそれを糧にして
書ききれるかストレスと荒らしに潰されるか、のどっちかだろう。
俺は前者だと信じてる。

>>322
いろんな意味ですげぇｗ

お前らMG運命買ってやれよ

PGプランAなら…

買うに決まってんだろ？
改造してアロンダイトを股間に装備がガチだよね

ならば俺はあえてアロンダイトを股間と尻に突き刺しておこう

MGグーンがあればMGプランＡが作れるのになぁ
つか、ＭＧアッガイ出したのなら、MGグーンも出すべきだと思うんだ。

けどマスターグレードは作るの面倒なんだよな。
完成度高いけど。改造技術とかも無いし、HGで十分だわ。

売れないと、ますますシンの扱いが悪くなりそう

お前ら、いい加減落ち着け
インカ帝国初代皇帝閣下もあきれてますよ？

>>332
なんだそれ？
って調べてみたらマn（セレニティ）

GSCI氏のサイトが閉じちまった

GSCI氏のサイトは知らないんですが、どうかされたのでしょうか

１．忙しくなった
２．やる気がなくなった
３．何故かデリられた

私は自分のサイトなど持っていないのですが。

何故か、となりのトトロのサンダルのシーンを思い出した

>>337
すばやい反応どうもです。
いつも楽しく読ませていただいてます。

しかし、となると334は何を言ってたんだろうか。
気にしないほうがいいのか。

何の関係もない二次創作サイトを、２ちゃん職人のサイト発見って言う奴は結構いるよ

単なるバカだったんだろ……GSCI氏もお疲れ様です。

>>328
ストライクフリーダムの?

消えたってことは、GSCIさんのSSを勝手に自分が書いたって言って保管してたんじゃね？

落ち着け。それより俺のエクスカリバーを見てくれ

>>344
凄く………普通です。

>>343
とりあえず見つけたら突撃と言う事で。

今まさに逆シンがクライマックスなのに、なんでそんなことしなきゃならんのだ?

プランAも良いが、ジオン量産機も気になる漏れ。
ストライカーパック付けられるゲルググとかジンとか、……燃えるだろ？

何故か何でも屋を思い出した俺


…ちょっと吊ってくらぁ

CSA氏もGSCI氏もがんがれ　マジがんがれ
いつも楽しく読ませてもらってるぞ

>>346
思考が荒らしと同じだぞお前（汗
普通は作者本人が抗議するもんだぞ
荒らしが沸くたびにｽﾙｰできず醜い争いを繰り返すのはこんなバカが複数人いるからだろうな。同族嫌悪って奴？

さてプランＡにアズ子とかなな子とか乗せようと言っている皆、肝心なお方を忘れちゃいないか。
そう、あの武装に最もふさわしい漢の魂をもった女傑さ。
我らが姉御、ヒルｄ



ﾏｰｽﾞ「あ、姐さんいつから後ろで俺の書込み見てたんで？
　　　　な、なんですかその手に持った白兵戦用アロンダイトは……
　　　　ああっ俺が悪かったからそのやめていたいいたいお尻は嫌アッ――！」

プランＡ三体によるジェットストリームアタックか。
エミュ子でも勝てそうに無いな。

股間のアロンダイトをエミュ子に三本ぶっ刺すんですよ

やめろ！
エミュ子の代わりに俺を刺せ！

>>355
お前の愛を知った

>>355がエミュ子とのフラグをたてたみたいだから
今から叩き潰しにいきます

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:.... .... ..　.　　　　 く　 /　　　 　三三三∠⌒＞:.... .... ..　.:.... .... ..
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:.... . ∧∧　 　∧∧　　∧∧　 　∧∧　.... .... ..　.:.... .... ..... .... ..　.
... ..:（　　 ）ゝ （　　 ）ゝ（　　 ）ゝ（　　 ）ゝ無茶しやがって… ..........
....　 i⌒　/ 　 i⌒　/ 　i⌒　/ 　 i⌒　/　..　..... ................... ..　.　...
.. 　 三　 | 　 三　 | 　 三　 | 　 三　|　　... ............. ...........　.　.....
...　 ∪ ∪ 　 ∪ ∪ 　 ∪ ∪ 　∪ ∪　............. ............. ..　........　...
　　三三　　三三　　三三　　　三三
　三三　　三三　　三三　　　三三

>>355「服を脱いで四つん這いになれば（エミュ子を無傷で）返してもらえるんですね？」

>>353
股間のアロンダイトで連結するプランA3体を想像してもうたわい

キラ御乱心

キラの守りたいモノが仮にフレイだったとして、ラクスに攻撃する理由無いよね。
あーあ、このキラもスキャナに潰されて終わりかな。

９９％の同質化と１％の反抗……

ラクスにそそのかされて戦わされてたってことに気付いたんだろ。

しかしこのキラも無数に存在するコピー・キラの一体にすぎなかった・・・




なんてこともありそうでこわいｗｗｗ

トチ狂って味方を撃つようなラスボスじゃ燃えないから、コピーだろうね。

>>256
職人コテスレで発見。


203 ： ◆EDNw4MHoHg [sage] ：2007/09/29(土) 21:36:23 ID:???
いきなりヲチスレ以外のスレで名前が上がった上、
何人かにそのスレ版の航海日誌書いてくれって言われてびっくりした。しかも寄生先の二次の作者の承諾付きで。
すごく光栄なことだし嬉しいが、
連載してるのがもう一つあるからそっちが終わった時期にまだ俺に書く時間があったら書くか検討しようと思う。

少なくともＧＳＣＩ氏が書き終えるまでは投下はないようだ。
投下すらさせたくない奴らがこれから騒ぎだすのは目に見えてるけどな。

ＧＳＣＩ氏が終わるのを待つ配慮があるなら、特に不満はない

あれ？
たしかＥＤＮの人ってアンチにトリップばれした可能性があるからトリ変えしたんじゃなかったけか？

>>367に同意

ＧＳＣＩ氏が終わらせても、絵師さんやプラモ職人さんが投下してくれる可能性があるから
荒れるのはいやだな

GSCI氏の連載終わったらCSAｱﾝﾁはこのスレに用はほとんどなくなって荒れにくくなるはずだからあんま問題ないんじゃね？

みんな 『因縁の終わり』 の事を忘れちゃいないか？
続きまだかな…

アンチスパイラルが銀河おもちゃにしているの見て吹いたｗ

誤爆

>>364
むしろ俺はあのヒキが無数のケルフリ軍団登場フラグだと思った。
爆炎が晴れるとそこには絶望が。

>>362
JUDO自重しろ

　あなたはもう泣かないで────

　私の本当の思いが、あなたを守るから────

機動戦士ガンダムSEED
　逆襲のシン 〜ジオン公国の光芒〜

　PHASE-29

「!?」
　真紅と群青、2機の動きが止まった。高出力のラケルタがジム・クロスウィズのシール
ドに食い込んでいる。
「何があったの？ エターナル、エターナル、応答してっ！ っ！」
　僅かな隙に、ジム・クロスウィズはシールドで受け止めていたラケルタを振り払うと、
ファルシオンでアンビテンに斬りかかってくる。
　ルナマリアはビームシールドを拡げてそれを受け止めると、エターナルに向かってアン
ビテンのスラスターを吹かした。
「待て！」
　コニールもそれを追って、ジム・クロスウィズのスラスターを吹かす。だが、アンビテ
ンのほうが速く、引き離される。

　誰もがその目を疑った。
　ラクス・クラインの最強の剣、キラ・ヤマトの“フリーダム”が、そのラクスの乗るエ
ターナルの艦橋を、フルバーストで粉砕した。
　さらにもう一撃。エターナルの艦体にケルビックフリーダムのフルバーストが入る。ア
ポリュオン複相複元砲は、容易くエターナルの装甲を撃ち抜いた。
　エターナルは炎に包まれ、早くも断末魔の様相を呈している。
「うわぁぁぁぁっ」
　ケルビックフリーダムは、己の上方に向かって一気に離れていく。
「！」
　反射的に動いたのは、ただ1機。
「っ、待って下さいっ」
　真っ先に追いかけ始めたエンデューリングジャスティスを、ミーアがさらに追いかけて
いく。
　砲火を交わす双方の艦隊が、点にしか見えなくなるほどに離れた頃、ケルビックフリー
ダムはそこで動きを止めた。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
　エンデューリングジャスティスは、その正面に向かい合う。
「シン……僕は……僕は……」
「…………」
　2機は向かい合ったまま動かない。キラは嗚咽を上げるように言い、そして叫ぶ。
「そうだったんだ！ 僕は君から全てを奪った！」
「!?」
　シンは険しい表情で、エンデューリングジャスティスからケルビックフリーダムを睨ん
でいたが、キラの言葉に、眉を少し緩める。
「けれど僕には最初から何もなかった！ だから、僕は君の痛みを理解できなかった！ 痛
みを理解しないまま、僕は奪い続けてきたんだ！」
　────ラクスの望むままに。キラはそれは口に出さなかった。
「…………違うだろ」
　低い声で、シンははっきりとした言葉で口に出した。
「アンタ、本当は持ってたんだ。1つだけだけど。だけどアンタは最後の最後でそれを守
れなかった！ だからアンタはあの時、本当は俺にこう言いたかったんだよ！ 『苦しんで
るのはお前だけじゃない』ってな!!」
　それを突きつけるには、キラは優しすぎた。キラの歪んだ優しさは、シンの憎悪を燃え
上がらせただけだった。
「運が悪かったんだね、僕達。あんな出会いじゃなければ、理解しあえたのに」
「お互い未熟だったんだろ。アンタは俺に本当の言葉をかけられなかった。俺はアンタの
言いたいことを理解できなかった」
　言いながら、お互い、エンデューリングジャスティスとケルビックフリーダムにラケル
タを構えさせる。
「はぁぁぁぁっ！」
「うわぁぁぁっ！」
　2つの刃が、激しく交錯する。

「ごめんなさい……」
　艦砲で撃ちあうほどの光を放ちながらぶつかり合う2機を、マリアの艦橋の窓から見上
げながら、アルテイシア──フレイは1人、呟いた。
「私にもっと勇気があれば、キラ、貴方を苦しませないですんだ。私にもっと力があれば、
シン、貴方にキラを討たせないですんだ」
　プラント軍は、エターナルと、ラクス・クラインを失い、戦意を喪失しかけていた。モ
ビルスーツには戦いを続けている部隊もあったが、完全にジオンのMSに圧倒されている。
　ジオン艦隊も巡洋艦ライゾウ・タナカが姿を消していた。エストは激しく炎上しており、
カチュアが接舷して、退艦作業を始めている。そのカチュアも艦首部分がずたずたに破壊
されていた。
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
　一体のパクフアープが、マリアに向かって突進してくる。
「よくもミリィをーッ!!」
　突進を止めるべくニュー・ジンシリーズやジム・クロスウィズの小隊が立ちはだかるが、
素早い動きで刻まれ、あるいは振り切ってマリアに迫る。
『エルスマン、止まってーっ！』
　肩に鳳仙花のマークを入れたニュー・ジン・バンシーが、それに追いすがってくる。
「うるさい、俺は、俺はーっ!!」
　マリアの艦橋。アルテイシアはスラスターの輝点に気付き、視線を向ける。パクフアー
プはビームサーベルを振り上げた。
　次の瞬間、パクフアープの腕が無くなった。レール狙撃砲の弾体がビームサーベルもろ
とも引きちぎっていった。
「ごめんなさい、エルスマン」
　シホのニュー・ジン・バンシーが、ファルシオンでパクフアープの胴を貫いた。
「────」
　アルテイシアは、仮面を外した素顔のまま、哀しげな瞳で、デブリと化していくパクフ
アープを見つめていた。

　エンデューリングジャスティスの、連結されたラケルタが、ケルビックフリーダムを横
に薙ぐ。ケルビックフリーダムはビームシールドでそれを受け止める。
　そのまま、もう一方の刃で上からクロスするように斬り付ける。ケルビックフリーダム
はそれを後ろに下がってかわした。ケルビックフリーダムの胸が瞬く。フルバースト。そ
れをエンデューリングジャスティスは捻ってかわす。
「！」
　クリュティエドラグーンが、エンデューリングジャスティスを捉える。
　次の刹那、その半数が破壊された。スタードラグーン。シンはラケルタを分離し、残り
を薙ぎ払う。
　ケルビックフリーダムの、二刀流の斬撃が、エンデューリングジャスティスに迫る。シ
ンは正面にシールドを構えさせて、ビームシールドを拡げ、凌ぐ。
　バチバチと激しい火花が、2体を照らす。
「羨ましいね、君にはいつも、仲間がいる」
「アンタにだっているだろ」
「仲間？ 僕を利用してただけさ。だって僕は……」
　ケルビックフリーダムが、構えなおそうと引く。エンデューリングジャスティスは間合
いが広がるのを許さず、詰めると、連結させたラケルタで上段から斬りかかった。ケルビ
ックフリーダムは、右に回避する。エンデューリングジャスティスは、筆記体の“L”を
逆に書くように、さらにケルビックフリーダムを凪ごうとする。ビームシールドに受け止
められる。
「僕は、彼らの痛みを知らなかったからね」

『あってはならない存在だと言うのに！』
『解らぬさ、誰にも！』
『知らぬさ！ 所詮人は己の知ることしか知らぬ！』

　クルーゼの言葉がキラの脳裏に蘇る。
　キラは知らない。知らなかった。シンの痛みを、フレイの苦しみを────
　多くの人の嫉妬と羨望を。

『それでも、力だけが僕の全てじゃない！』

　────そう言ったはずなのに……

「アスランはどうしたんだよ！」
　シンは、怒りの形相で問いただす。問いただしながら、正面からケルビックフリーダム
を斬りつける。ケルビックフリーダムのビームシールドが、それを受け止める。
「アスランは、敵だよ」
「何、言ってんだ？」
　シンは呆けかけた。ケルビックフリーダムのラケルタが迫り、それを回避する。

「親友だって言うのに、アスランはいつも僕の敵だったよ」
「でも、いつも最後にはアンタの味方をしてたじゃないか、それで営倉にまで放り込まれ
て！」
　エンデューリングジャスティスが、ケルビックフリーダムを横一文字に薙ぐ。ケルビッ
クフリーダムは自身の上方へ向けてそれを回避する。胸のアポリュオンが瞬く。
「っ、ちぃ！」
　回避がワンテンポ遅れた。エンデューリングジャスティスの左腕は、シールドごと吹き
飛んだ。
「アスランだけじゃないよ、誰もそうなんだ、僕に勝てないってわかると、みんな僕の味
方になるんだ」
「うあぁぁぁぁっ!!」
　エンデューリングジャスティスが、片腕で迫る。ケルビックフリーダムは間合いを取っ
て回避しようとしたが、一瞬早く振り切られたラケルタが、ケルビックフリーダムの左腿
を斜めに切り裂き、その脚を切り落とす。
「だから、シン────僕に解る基準点は…………」
　二刀流のケルビックフリーダムが迫る。シールドのないエンデューリングジャスティス
には、回避することしかできない。踊らされるシン。
「君だけなんだよ」
　キラとの死闘を乗り越えて尚、キラに刃を上げる者。唯一の存在。
　だから倒さねばならない。この戦いが決まらなければどちらにも未来はない。
　ケルビックフリーダムのバースト。アポリュオンは撃たず、それ以外の火器のみが発射
される。アポリュオンの空間コンデンサ動作が無かった。シンの回避が遅れる。
「しまっ……」
　キラはコクピットを狙ってきた。ラケルタの切っ先が、姿勢を崩したエンデューリング
ジャスティスの胸に向かって突き出されてきた。
「シン！ 僕は君を乗り越える！」
　キラが勝利を確信した瞬間────
「やめてぇぇぇぇっ」
　別のモビルスーツが、紅いモビルスーツが、ケルビックフリーダムの前に躍り出た。
「！」
　ラケルタはその喉元を貫き、慣性でコクピットブロックまで引き裂いた。
　紅いモビルスーツ。Gタイプの紅いモビルスーツ。それは味方のシグナルを発していた。
「アス……ラン……!?」
　核融合炉が分解し、高圧のガスがコクピットブロックを粉微塵に砕く。
　その後ろから、エンデューリングジャスティスは飛び出してきた。
　ケルビックフリーダムは────避けない。
　エンデューリングジャスティスの刃は、ケルビックフリーダムを袈裟斬りにした。

「かわいそうな人……」
　ミーアのコクピットから、クレハは残骸へと変わるケルビックフリーダムを見送った。
「傷ついて、傷ついて、傷つくことに耐えかねて、目を閉じて……他人に見ることを任せ
きりにして……なお傷ついて…………貴方も苦しんだでしょうに。でも、やっと終わった
の、貴方の旅も、長く辛い旅も…………」

『おおぃ、シン、無事かぁっ!?』
「コニール……」
　近寄ってきたジム・クロスウィズ。
『あの、赤毛女はどうした？』
「ルナは…………」
　泣きじゃくる事はなかったが、シンは目尻から涙を流す。
「ルナは、俺の盾になって……」
『…………』
　コニールは言葉を失った。彼女にとって、先ほどのルナマリアは敵に過ぎなかったが、
シンを庇って倒れた相手を、罵ることも憚られた。
「どうして、俺たちはこんなところまで来てしまったんだろうな……」
『シン！』
　シンの言葉に、コニールは声を荒げた。
『シンは、守りたい物の為に、ここまで来たんだよ』
「…………でも、俺はキラを倒す為に」
『シンは誰かを守らずにはいられないんだよ……仲間の為に、ガルナハンの為に、……あ
の人の為に』
　哀しげな表情をしつつ、コニールはシンに語りかけた。
「…………」
『アスカ大佐』
　コニールに変わって、クレハが通信用ディスプレィに現れた。
『帰りましょう、アスカ大佐』
　やはり悲痛な面持ちで言うクレハに、シンは嗚咽になってしまいそうな声で言い、そし
て、頷いた。
「あ、あ…………っ」

『私はジオン公国大公、ジオン・アルテイシア・ダイクン。プラント軍に告ぐ、降伏の意
思あるものは救難シグナルを発して停止しなさい』
　マリアから、アルテイシアがプラント軍の全周波数帯に渡って呼びかける。
　救難シグナルを発していたパクフアープの1機が、破損したもう1機を抱えながら、
ニュー・ジン・ソルジャーの誘導に従って、ジオンのMS空母『アスベル』に降り立つ。
　破損した機体は、アスベルのクレーンで、格納庫内に運ばれていく。
　もう1機のコクピットから、ZAFT大統領武装親衛隊のパイロットスーツを着た、少女兵
が飛び出してきた。運ばれるパクフアープを追っていく。
　ジム・クロスウィズが近寄ってきて、破損したパクフアープのコクピットを、強引にこ
じ開けた。
「ジーク！」
　コクピットブロックにまで、ビームサーベルによる傷が伸びていた。搭乗者には直接傷
はついていなかったが、搭乗者は、パイロットスーツの中までから空気が抜けた状態で、
絶命した。
「ジーク、ジーク!! うわぁぁぁぁぁっ！」
　ニーナは、その場でへたり込むような姿勢をとり、泣き崩れてしまった。

>>377-383
今回は以上です。

乙でした。ひとまず終局ですかな？
ポンポン死ぬなー。

いたのかエロスマン、しかもミリアリアとよりを戻して。
ま、死んだから意味ないが。

なんて悲しいキラの覚醒･･･ドリアン海王を思い出した

つーかラクス本当に死んだんかいな？
それこそコピー用意しててもおかしくないように思えるんだが

さすがにクローン軍団はなしか……
ルナは、“シンが”キラごと「一緒に地獄へ堕ちろ！」とトドメ刺すってのも
頭をよぎったけど、シンを庇いましたか。

でも……このまま『ジオン大勝利！　希望の未来へレディゴー！』なＥＤには
なりませんよねぇ(^_^;)。

キラの覚醒が唐突すぎるせいが、今一感動にのれないな。

色々やってきたあの腹黒ピンクがそう易々とくたばるとは到底考えられない。
まだ何かをやらかしてくるに違いない。

もう書くのめんどいからおわらせよっｗエンドか
それともまだもうちょっと続くぞいエンドか楽しみだなw

風景画という前例もある。
あれはみんなメサイア決戦で終わると思ったが、見事に延長戦に突入した。

ＧＪ！
ジオン側の名前有り死亡者は生存描写の無いイザーク、レイ、エンスルトかな？
全員生存だと種死最終回のラクシズと同じになっちまうし。

>>392
まだ回収されてない伏線があるからもう、一波乱ありそう。

……クローンだもんな。


ラクスが有事に備えて自分のクローン程度作っても不思議じゃあない

質問スマソ
風景画ってなに？

>>396
自然の風景を描いた絵画の事。

あと、ここは質問スレじゃないから、次からは面倒でも質問スレで聞いてこような？

http://www.hsjp.net/upload/src/up4077.lzh

仮組みだけどエールゲルググ・イェーガーとおまけのジオン「帝国」版ＭＩＡガンダム。
おまけの方の手足頭が違う機体なのは見逃して。

>>397
意地悪なのか天然ボケなのかわからんなwww

別に全員生きててもいいんじゃね？なぜ死人を出さなきゃ気がすまないのかよくわからん。
某ファイナルだってメインキャラ全員生存だし、GSCI氏に至っては敵味方に死人０だぞ。

『Ｄ』が死んだっぽいが……でもＧＳＣＩ氏のＳＳにおける悲劇、不幸の基準に
照らし合わせると、死んだ方がむしろ楽って場合が殆どだからな。
より悲惨な結末として生きてるかもしれん。

最近の女子高生は小説に対して、死ななきゃリアリティがないとか言うらしい

もうアホかと……

本編のラクシズ全員生存がムカつくのは
PSダウンしたデスティニーに対比して
勝ち誇るラクシズ軍団カットがいかにも悪の陣営大勝利！に見えるからだと思う
最終回当時立ったスレで一番記憶に残っているスレタイは
「ラクシズ軍団大勝利！希望の未来へレディーゴー！」だったｗ

>>403
それおれも覚えてるｗ
中は見てなかったがｗｗｗ

>>398
胸がw

>>398
どう見てもｵﾊﾟｲﾐｻｲﾙです。
本当に(ry

つーかせめてMIAのノーベルガンダムを使うとかしようZE

「考えを変えるつもりは無いんだな」
「ええ。僕は絶対に志願しませんよ」
　連合軍基地のシャトル発着場で軍人が向き合っている。歳若い方はコーディネイター、
もう1人はナチュラルだった。
「お前は腕が良い。作戦に参加する資格は充分だ」
「命令が下れば従いましたが、来ませんでしたからね」
　肩を竦める。彼は去年連合軍に入隊したコーディネイターであり誰よりも、ナチュラルよりも
宇宙に住むコーディネイターを憎んでいた。
「地球連合の今後にも関わってくる戦いだ。連合軍人として生きていくつもりなら……」
　生粋のブルーコスモス主義者である年配の男の言葉を、若い彼は激しく首を振って拒んだ。
「プラントに住んでる連中を、わざわざ助ける必要は無い！ あいつらは化物だ！ 遺伝子の
話をしているんじゃありません。性根の問題です！」
「俺も、プラントのコーディネイターを救うつもりはない。連合の為だ」
「結果は一緒だ！ 彼らが連合に感謝すると思いますか？ 今後協力していくと思いますか？
被害者根性と自分達に都合良く歪んだエリート意識しか無いんですよ、彼らには！」
　エイプリルフール・クライシス、ブレイク・ザ・ワールドという2つの災い。宇宙に
住まうコーディネイターが引き起こしたこの事件によって母なる星は疲弊し、地球で
生活するコーディネイターは耐えがたい苦境を強いられた。混乱によって財産を失い、
生死を彷徨った事さえある彼のプラントに対する感情は、ごく一般的なものなのである。
　思想ではなく、必要の問題だ。だから彼は連合軍に身を投じた。
「……彼らは、プラントという組織によって歪められているだけだ。人は変わる」
「変わりませんね。化物は化物のままだ。2000万人、苦しみ抜いて死ねばいい！」
「シン＝アスカを見ろ」
　そっぽを向いていたコーディネイター兵士は、その名前を聞いた瞬間に吹き出した。
飲んだ唾が悪い所に入ったのか、激しく咳き込む。
「ぁっ……あんな、あんな特別なのを引き合いに出さないでください！」
「ま、まあな。それにオーブ出身だったか……だが、元ザフト兵で特務隊の男だ」
　言った本人も軽く吹き出し、2人とも微妙な笑顔で向かい合い直した。シン＝アスカは、
今や他の誰よりも話題に上っているＭＳパイロットである。オーブ戦における獅子奮迅の
活躍、たった1人でエンブレイスを前にして切った啖呵、そして二つ名が、彼を超がつく程の
有名人かつ英雄に仕立てているのだ。
　地球連合艦隊とザフト残党との間でも情報交換が行われており、間も無く金的のシンは
コーディネイター、ナチュラル双方にとって共通の存在となるだろう。
「俺は『金的』を信じる。信じて、行く」
「なら生還してください。あのクズ共を助けるついでに戦死なんて、止めてくださいよ？」
　2人の兵士はどちらからともなくお互い敬礼し、それぞれ反対側に歩いていった。

「何よりも問題なのは、戦略砲セレニティによる超長距離精密射撃だ」
　地球の衛星軌道上に続々と艦艇が集結し補給と修理を行う中、イズモに戻ったミナは
モニター越しの人々に告げた。幾人かが相槌を打つ。
『戦略砲のポジションは解ってるのか？』
「不明だ。エミュレイターから送られた地図に表示されてはいるが、信用ならぬ。だが、
調べる方法はある」
『当ててやろうか。気に食わない奴を進入禁止エリアに放り込んで、発射方向を観測する』
　ミナと個人的に契約を結んでいる傭兵の1人が発言し、苦笑を誘った。ミハシラ軍司令
ロンド＝ミナ＝サハクの人柄を考慮すると、あまり笑えないが。
「セレニティは通信衛星、航宙用ビーコンを利用して標的を捉える。つまりアクセスログを
調べれば、おおまかな所在地は判明する。……移動しない限りは」
『データを見たが、移動用の推進装置がくっ付いてたよな？』
「そう。であるからして、先程の発言は正しいのだ」
　ミナの、笑み混じりの言葉に一瞬場が凍った。
『ええっと。じゃ、誰を放り込むんだ？』
「シン＝アスカだ。無論、気に食わないという意味ではない。彼と彼のデスティニー�Uは、
エンブレイスに対し初撃を掛け、かつ囮になり得るだけの能力を有している」
『さすが金的のシン。災難に継ぐ災難だな』
「その二つ名、本人は気にしているので、面と向かって言わぬ方がよいぞ。……作戦だが」
　一拍置いたミナの言葉に、彼らが表情を引き締めた。
「拘束したクライン派組織『ターミナル』の工作員から入手した緊急コードを使い、敵の
大まかなポジションを掴んだ後、進入禁止エリア付近の通信衛星、航宙用ビーコンを一斉に
ダウンさせる」
　ミナはそこで言葉を一旦切り、面々を見遣る。1人が、嘆かわしげに首を振った。
『宇宙開発の夜明け以前まで戻るってわけだ。船を操る連中にも、腕が必要になるな』
「次に、部隊を対エンブレイス用、対セレニティ用に分け、対エンブレイスチームを
先行させる。セレニティを発射させる、あるいはロックさせる事で正確なポジションを
把握し、対セレニティチームを一気に前進させ、陽電子砲の斉射によって戦略砲を破壊。
対エンブレイスチームと合流し、数の差でエンブレイスを押し潰す」
　言葉が終わると、別の傭兵が軽く右手を上げた。
『質問です。戦略砲に、陽電子リフレクターが装備されていたら？』
「装備されていない。確認を取ってある」
『もう1つ。制限時間は？ 送られたデータを見る限り、エミュレイターがダウンした
通信ネットワークを放置するとは思えません』
「よい質問だな。復旧には、最長で30分を要する。それを過ぎれば、あのザフト艦隊を
一射で壊滅させた光の雨が、絶え間なく降り注ぎ続けるだろう」

『ハッハァ！！』
　最初に声を発した傭兵が、大笑いして手を叩いた。
『どこの軍隊も乗り気じゃないって理由が、やっと解ったぜ。こんな滅茶苦茶な仕事を、
サーペントテールの奴らがよく引き受けたな！』
「勝算があると踏んだのだろう。報酬も悪くないはずだ……それとも、降りるか？」
『冗談じゃない。こっちは好きでＭＳに乗って、他人様をぶっ飛ばして金貰ってるんだ。
こんなんでビビったら仕事が来ねえよ』
『細かい所の調整は、此方に任せて頂くという事でよろしいのですね？ 代表。少しでも
成功確率をアップさせるための試みです』
　その言葉にミナが頷いた。
「任せる。作戦開始は4時間後だ。敵はハッキングしたＭＳと戦艦を引き連れているが、
こちらは数で勝る。敵にこれ以上準備期間を与える前に叩くべきだ」

　アークエンジェルから１隻のシャトルが発進し、大気圏突入準備に入った。医療設備を
内蔵したその船に、何とか意識を回復させたキラと、未だ目覚めぬラクスが乗っている。
アークエンジェルが間も無く作戦行動に入るので、キラ達を地球へ降ろす事になったのだ。
「ラクス……」
　シートに腰掛けたキラが、固定されたベッドで眠る桃色の髪の女性を覗き込む。
「僕らは地球に行くんだ。連合軍の病院に君を入院させるみたいだね」
　キラはずっと、ラクスと共に戦ってきた。彼女の指し示す方向へ進み、彼女が見定めた
敵を討ち、彼女が望む平和の実現の為に生きてきた。キラ＝ヤマト唯一の望みは、自分の
ごく身近な存在を守る事だった。その為なら手段を選ばなかったし、倫理観も彼を阻む事
はできなかった。
「その後の事はどうなるか解らない。僕も、ラクスも……」
　キラには絶対的な力があった。あらゆる物事を上手く行かせる素質が備わっていた。
そして彼はその力を余す所なく使い、2度の世界戦争を終結させた英雄という名声を得た。
「ラクス……僕らは、間違ってたんだね。ずっと間違えたまま……来ちゃったんだ」
　桃色の髪を撫でる。彼女の呼気が一瞬だけ乱れ、鼻に掛かった声が上がった。思わず
顔を上げるキラ。だが、その後の変化は無かった。再びうなだれる。
「世界は、じゃない。国が、でもない。本当に振り返らなくちゃいけなかったのは、当の
僕らだったんだ。考えるべきだった。どうして今まで上手くいってたのか、どうして皆
僕らの言葉を聞いてくれたのか」
　目をきつく閉じる。涙が零れ、無重力の機内に散った。シャトルが震動する。大気圏の
突入準備に入ったのだ。
「ごめん、ラクス。守れなくて……ごめん……」
　キラの掠れ声は、大きくなり始めたエンジン音に掻き消された。

「それにしても忙しすぎですよね」
「仕方ないだろう。ネオロゴスはプラントとそこに住んでるコーディネイターを無傷で
奪還したいんだ。もう一度、自分達の意のままにする為にな」
　溜息をついた研究員が後輩に返答する。データを収めた端末を無重力の中でやりとり
しつつ、細い艦内通路を歩く2人。アシスタントを呼びつける余裕すらない。
「一ヶ月待ってくれれば、デストロイMK�Uとアークエンジェル級3番艦が間に合ったのに」
「MK�U？……ああＧカイザーか。まあ、なあ……でもあれ、初期のコンセプトを没に
されちゃったからな」
「4機合体変形なんて、会議に出したら潰されるに決まってるじゃないですか……」
「いや、分離したままでもそれなりに戦闘能力があるし、何よりアスカさんと彼の3人の
部下に乗って貰おうと思ったんだが……アドゥカーフの連中とも話進んでたし」
　嘆息し、研究員は天井を仰ぎ見た。放り出された端末を、後輩が慌てて受け取る。
「未熟なお前には解らないだろうな。創造性を否定された研究者の気持ちが」
「あんな複雑な機構持ってる上に30ｍオーバーの大型じゃ、耐久性が保てませんよ」
「そんなものは根性でカバーできる」
「またぁ、自分が乗るわけじゃないからって……あれ！？」
　部屋に入った2人の前に、笑顔のアズラエルが立っていた。背後に撮影機材を持った
ダイアモンドテクノロジー社の従業員が数人、何かを話し合っている。
「ど、どうされたのですか？ お嬢様……さっき、最後のシャトルが出たっていう放送が
ありましたが」
「今回の戦闘を、我社のプロモーション映像に使おうと考えたのです。宣伝は最も重要な
活動の1つ。私が立ち会ったところで、不思議な点は何一つ無いでしょう？」
　シン＝アスカの前でもないのに笑みを絶やさない少女に対し、這い上がってくる恐怖を
覚える2人。歩み寄られれば、そのまま一歩下がった。
「念の為にお訊ねしますが、シンの乗るデスティニー�Uは完璧でしょうね？」
「も、勿論です。120％……もとい100％性能を発揮できます」
　120％では想定外の結果という事になり得る。慌てて言い直す研究員。冷や汗が浮き出す。
「良かった。これまでは、残念な結果に終わっていますから……」
　元々デスティニー�Uは、アズラエルの意向を受け、対インフィニットジャスティス、
対ストライクフリーダム戦用に開発された機体である。つまりアズラエルに言わせれば、
それに乗ったシンはノーダメージでキラ、アスランを打ち倒せる筈だったのだ。
　あどけない笑顔のまま、少女は続ける。
「それで、今回こそは確実かつ完璧な勝利が約束されているのでしょうね？」
「いえお嬢様、エンブレイスは強力無比な機体。それにパイロットの腕もゴフォ！？」
　アズラエルの視線が冷気を帯びる寸前、研究員の肘が後輩の鳩尾にめり込んだ。無重力
ゆえ、壁に叩きつけられバウンドする後輩。

「完璧な勝利をお約束いたします、お嬢様。デスティニー�Uは生まれ変わったのですから」
「けっこう。ならば今までの事は水に流しましょう。……研究予算の、不明瞭な点もね」
　蒼の瞳が底光りを放ち、アズラエルは2人に背を向けた。
「し……失礼いたします」
　ぐったりした後輩を引っつかみ、隣の部屋へ駆け込んでドアをロックする研究員。
「安請け合いも、いいとこですよ……先、輩」
「あの場で殺されたければ、正直に言ったのだが」
　研究員は短く応える。冗談を言っている風には見えない。
「しかし……ヴォワチュール・リュミエールユニットの相互干渉だけは未だ不安だ。出力に
上限を設けたいが、そうするとエンブレイスにはまず勝てまい……」
「どう、なるんですか……？ その、相互干渉って」
　咳き込みつつ身体を起こす後輩に手を貸しつつ、研究員は額に汗をにじませる。
「解らん。ただひとつ解っている事がある。……もしデスティニー�Uが負けるような事が
あれば、我々はお嬢様に……」

「『人類』側の作戦は、こんなところね」
「成功確率は低いが、他に手はあるまい。この情報が何処から来たのかが気がかりだが」
「月の使者から」
「なるほど……」
　薄暗い室内の壁に投影された映像の前に、何人もの男女が集まっている。
「対セレニティチームに合流すべきだな。予めストライクフリーダムを発進させ、1機のみ
対エンブレイスチームに加えるという手もあるが」
「そうだな。私とストライクフリーダムならば、単独で動ける。ＭＳとセクメトの改修は？」
「終わった。ダイアモンドテクノロジー社は、協力を惜しまなかったからな」
　暗闇の中、まるで共鳴するかのごとく言葉が交わされる。映像に最も近いセクメトの
艦長の目が、プロジェクターの光を受け青白く輝いていた。
「ならば作戦に参加するという事で、『50人』は一致したわけね？」
　返答の代わりに、彼らは殆ど同時に立ち上がった。照明がつく。虚ろな視線を互いに
交錯させ合い、生ける屍の如く通路を歩く。此処はコペルニクスの外縁に存在する、海賊達が
利用していた工場設備である。月都市コペルニクスは、『自由都市』なのだ。
　格納庫に人々が入ってくる。青と白のセクメトが血紅色に染まり、ぬめるような光沢を放っていた。
「ＭＳの搬入準備を」
　誰かがそう口にする。4機のデルタフリーダムとストライクフリーダムは、その翼部分が
黒と濃灰の追加パーツで一回り大きくなっている。全てのＭＳにパイロットが搭乗し、
起動させる。堕天使達はベッドから一斉に離れ、直立し、カメラアイを真紅に輝かせた。

今回は此処までです。

リーアルタイム！！リーアルタイム！！

なんだ…スーパー金的タイムの始まりじゃねぇか！！
ＧＳＣＩ氏ＧＪですッ！！これから読むけど

リアルタイムＧＪ！
シンちゃんホンマ有名になったなぁ…………良い意味でも悪い意味でも。
嘗ての敵と共闘とかキラさん改心フラグとか、見所目白押しだ！


しかしまぁ研究員は螺旋族の源流か勇者の血統に違いないｗｗｗｗｗｗｗ

ちらりとアストレイ陣の名がでましたか。
ぜひ研究員とロウとでパーフェクトデスティニー�U(プランA仕様)を
作ってもらいたいですがちょっと時間がないですな。

ともあれここまで金的の名が広まるとは(笑)
未来の教科書には『最強の戦士・金的のシン』と載るのでしょうかｗ

ＧＪ！
コーディネーターとナチュラルではなく、地球とプラントにこそ壁があるってのが分かるなぁ。
地球に居るコーディネーターって全員が50人候補でもあるんだよね。
そして、デスティニー2の開発者にすら分からない機能。
これは勝利の鍵か、それとも…？
最後に向かって全て収束しつつあるこの光景に期待は膨らむばかり。

ところで、Ｇカイザーをマジで見たいんですがｗ
プランAといいこれといい、研究員はほんとに仕事してるのかと時々突っ込みたくなるｗ

それこそ教科書検定に引っ掛かるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ＧＪ！
いよいよ最終決戦も間近。
アストレイ組も絡み始め、役者はそろったってとこですかね。
にしても、Ｇカイザーかぁ。きっとバリッバリな機体なんだろうなぁ。
勇者で育った身としては是非見てみたいw

「金的、金的〜」と騒いで、クラスの女子にセクハラするガキどもの姿が目に浮かぶようだｗ

むしろ女子が男子の股間を蹴り上げる金的ごっこが流行ります。
…想像したらマジでカオスな上とても痛かった。ごめんなさい。

Ｇカイザーか。でも作るのが研究員だからなぁ。

グーン、バクゥ、ザウート、ザムザザーなんかが合体しそうだ。

畜生・・・格好いいシーンなのに・・・格好いいシーンなのに！
どうあっても金的で吹くわｗ
GJですGSCI氏！

バクゥ＝二つに割れて足

ザウート＝二つに割れて腕

ザムザザー＝胴体

そして、プランＡが頭部から胸部になって合体！
爆誕Ｇカイザー！！　と、夢見ておこう。

何かGカイザーときてコンパチカイザーをイメージしてしまった

>>421
いや、やはり頭文字Gつながりでザウートの代わりにガズウート、
ザムザザーの代わりにゲルズゲー、バクゥの代わりに犬ガイアだなｗ

Gカイザー＝ゴールデンボールカイザー＝金的帝王
と解釈した俺が通りますよ。今回もＧＪしたっ

Ｇカイザーとデスティニー�Uはロウなら何とかしてくれる
運命を核としていま友情合（ｒｙ ゴフゥ!?

>>427
ヒルダ「シン！」
痔「シン、いけるよな！」
遺作「シン、失敗するなよ！」
シホ「シン、システムオールグリーン！」
シン「いくぜ、みんな！」
『合体、デスティニーカイザー!』
この番組は皆様の笑顔のために
ダイヤモンドテクノロジー社の提供でお送りします

結局キラ脱落かよ
これで凸参戦となったら
裏切りの匂いがプンプンするぜ！

４機合体のGカイザー……研究員がシタン先生に思えて仕方ないんだぜ？

男のロマンは変形合体ロボと理解している研究員は流石だ
もちろん戦闘中そんな事が出来ないなんて考えてないわけないよな！！

>431
モ、モチロン。

結局５０人がしたことは「Dの手伝い」に過ぎないんだよな
しかもDがラクシズを追い落としたことで結局ナチュラルとコーディの戦争が回避されたわけで
５０人は自分達の目的とは反対の方向に事を進めてしまったわけだ

まあ、Dのエミュ子への胎教（？）で反逆するかイチバチっぽいから……。
50人もDの憎悪を計算以上に目測を誤ったんだろうと思ったり。

自分達が抱えている心の闇を他者も持ち合わせているという
可能性を読みきれ無かったってトコか。

>>372
ワン＆オンリーで、かつ更正や酌量の余地が皆無そうな最悪狂人キラと
仮に本懐遂げても救いもフォローもこれまた皆無そうな復讐専用鬼シンの
ガチ殺し合い…というのは一見よくありそうでいてその実案外少ないものだ。
また自分の勝利と支配を後悔してるっぽいラクスというのも珍しい。
アスランが善意のつもりで取り返しのつかない災いを招くのはまあＴＶどうりとして、
カガリはどう考えているのか未だ語られてない。
諸々含めて後編が楽しみだ…

そういやＧＳＣＩ氏の方のロウはどうなったんだろ？
エミュ子とセレニティの建造に深く関わってそうな気が・・・

>>425
ゲルズゲーのダガー部分が引っ込んで足が折りたたまれたり…見てみたいな
そして実用性も抜群じゃないか？
陽電子リフレクターにグリフォン2のビームキック、腕固定装備は強力なガズウートの火器
ゲッターのように組み替えられそうだし、何故これを採用しなかったのか理解に苦しむところ。

>>431
その点は問題ない
1分近い合体シーンの間、敵は画面外で何も出来ないという決まりになっているのさ

合体中はポジトロン・トルネードを発生させてるんだよｗ

目をつぶってても合体できるから問題ないんじゃないのか?

インパルスだって、おおむね大丈夫だったしなｗ

１分以上かかってるように見えて実はコンマ５秒以下なので無問題です

超音速合体　マッハ・オープン・フォーメーションがあるので
むしろ合体中が安全

思うにプランAを変形合体ロボにすればいいんじゃね？
デスティニー�Uを素体にアロンダイトを射出して股間にドッキング

これでアズ子の目も欺ける筈だ！

ちょっと遅いけど、ＧＪ！
あんまり注目されてなかったけど、連合のコーディパイロットの彼って
タイミングが悪かったら「50人」になりかねん人間だったんかも・・・とおもったり。

インパルスは三機合体だった、だから四機でも問題は無い

研究員いい加減にしろｗｗｗｗｗｗ

根性とか4体合体とか、何か技術者として間違ってる。
嫌いじゃないけどね。

なんかあったなー
胸にガイア右足セイバー左足カオスで両腕アビスな蝶合体スーパーインパルスの絵

フォルダ漁ったけど行方不明
眠いからもういいや……だれかうｐ

某所でたまーに貼られてるよな、実際に4体合体してる模型が。
カラミティとソードカラミティがシンメトリカルドッキングしてたやつも持ってた
が先代のVAIOがHDクラッシュしてロストしちまったぜ。orz

ttp://www.hsjp.net/upload/src/up4087.jpg
デュエルセイバー……

>>450
KOTOKO自重

>>446
待て。インパルスは4機合体じゃないか？

シルエット入れると４機合体＞インパルス

>>450
いや、見れないからそれ

盛り上がってるところ悪いが、Ｇカイザーは出ないだろう。合体機構も没になったらしいし、
一ヵ月後の完成じゃ対エミュ子戦に間に合うのは物理的に不可能。

ＧＳＣＩ氏が続きを書くなら話は別だがな。

思いついた！戦闘機三機の組み合わせで三っつのタイプに変形合体するって画期的じゃね？
相手の攻撃を分離してかわすの

>>456
思いついたってお前、それはひょっとしてギャグで（ry

>456
分離形態、合体飛行形態、ロボット形態のΖΖガンダムですか？
（＞＜；）
　/つと ﾉ　　わかんないんです＞＜
　しー-Ｊ

顔文字使うなｳﾞｫｹ

>>455
悪のＭＳ獣軍団に対してたった一機で立ち向かう、
鉄の城　Ｇカイザー！！

みたいな続編を思いついた私は破廉恥な男（ｒｙ

研究員の好きにさせてると、兵器を使用するのに叫ばなきゃならないようになるな

アズ子さんの説得は、ダイナ○ック系な、
ピッタリ＆マッチョなパイロットスーツ用意しときゃうまくいきそうだし。

先輩、プランＡの雪辱を晴らせるか？

きっとエミュ子との戦いの最中、Ｇカイザーに乗り換えるんだぜ？

プランＡとプランＧを合体させたらいいんじゃね

>>456
アクエリ(ｒｙ
ゲッタ(ｒｙ

>>462
つ【モビルトレースシステム】
ついでに内緒のコクピット内録画用モニターも仕込んで、
「ぴちぴちスーツ＋苦痛に耐える姿もリアルタイムで保存できます」
とプレゼンすればあるいは

>>456
初代ガンダム？
Ｖガン？

ギンガイザー、でそ

『金的』のカリスマ?は凄いな、人の心をこれだけ動かすなんて。

コーディネイターでも股間を蹴られれば悶絶する人間だという事をわからせてくれるからな。

金的って英語で何と言うの？
Ball busted?

"balls on a platter" で「イチモツ」という意味になるそうだ。

用例　「I want his balls on a platter」
　　 →「奴の****を切り取ってやる!!」

キョンがガキの頃親が厳しくてゲームの一つも買ってもらえなかったので
キョンの家に来てもベーゴマとかメンコ、将棋とかのアナログな遊び道具しかない電波を受信した。

誤爆?

ごめん誤爆だorz

>>472
「ならオレはてめーのそれ以外を切り刻むッ！」も訳してください、メ〜ン！！

「コニール・アルメタ、ジム・クロスウィズ、出るよっ」
　ガイドLEDが、格納庫の方から前方へ向かって順次点灯する。リニアカタパルトが作動、ジム・クロスウィズを宇宙(そら)へと打ち出す。
「あ、あたしが"これ"使うことになるとは、思っても見なかったな……」
『仕方がない。シンは精神的にも肉体的にも疲労しすぎているし、エンデューリングジャスティスもまだ修理中だ。ミーアとインビシビリティレジェンドはこれを運用できない』
　通信機を通して、レイが言う。ほぼ横に並んで、インパルスIIが飛行している。イントルーダーシルエット。
　2人が母艦としていたのは、マリアではない。マリアとカチュアは、現在入渠中。2人はパオラ搭載になっている。
　そのパオラの、特徴的な艦首のひな壇砲塔が艦体と分離し、戦闘機のような形状を取った。
　『ミーティア・ハンター』。ジオン側もまた、ミーティアの製造を行った。火器周りを見直した以外、ほとんどレプリカに近いものだったが、ジオンMSは量産機ですら核融合エンジンを搭載する為、電力の供給に問題はない。
　ジム・クロスウィズと、インパルスIIの背中に、それぞれミーティア・ハンターが1機ずつ、覆いかぶさってくる。
　サブコンソールのディスプレィに、マルチロックオンシステムのUIが表示された。
「コーディネィター用兵器かと思ってたけど、意外と単純なシステムだな」
　UIの画面を見て、コニールは呟く。
『俺達の第1目標は、艦艇だ』
「解ってるって！ 行くよっ!!」
　既に、プラント軍艦隊と味方が交戦している。インビシビリティレジェンドと、シホのニュー・ジン・バンシーが先頭に立ち、ギャン・カビナンターとアクト・ドムの混成部隊を相手に暴れまわっていた。
　ミーティアの砲撃による閃光が迸り、先頭のローラシア型が一瞬で炎に包まれた。
「ミーティア、だとっ!?」
　トーマス・シティ襲撃部隊を率いるラオ・ミン少将は、旗艦プリンシパリティの艦橋で、驚愕の声を上げた。
　次の瞬間、ミーティア・ハンターの61cm重金属イオンビーム砲が、プリンシパリティの艦橋を斜め上から貫き、艦の下まで貫通した。

機動戦士ガンダムSEED
　逆襲のシン 〜ジオン公国の光芒〜

　FINAL PHASE

　Jul・1・C.E.79。
　後に『新月の決戦』と呼ばれる、L2宙域での会戦は、自体はジオンの勝利に終わったも
のの、ジオン側の損害も激しく、なお数字上の戦力数ではプラント有利となっていた。
　しかし、ラクス・クライン大統領と、その“最強の剣”キラ・ヤマトの逝去は、プラン
トに政治的空白をもたらし、経済の悪化に拍車をかけ、国民の士気を低下させた。
　所謂“クライン派”で固められていた軍部は、状況を好転させるべく、ジオン本国トー
マス・シティの襲撃を強行。
　7月5日に発生したこの戦闘には、『新月の決戦』で損傷したジオンの大型戦闘艦は、
マリア、カチュアは修理中で動けず、ミシェイルとパオラは完全な修理は出来ず応急処置
のみで迎撃に出撃した。『第二次L1会戦』。しかし、プラント側の政治的要求によって性
急に行われた作戦は行き当たりばったりとなり、そこにミーティア・ハンターの登場も加
わって、ジオン側の圧勝に終わった。

「国破れて山河あり……にしては、ずいぶん俗物的なものが残ってしまいましたね」
　ハインリッヒ・ラインハルトは、政府専用シャトルの中で、離れていくアプリリウス・
シティーの姿を見ながら、そう呟いた。
「ヘルベルトに続いて、弟も逝ってしまいましたか……すみません。貴方はナチュラルだ
ったでしょうに……プラントのために死んでもらう形になってしまいました」
　シャトルは一路、地球へと向かう。

　ラクス・クラインの逝去の後、プラントの政治は事実上ストップしていた。混乱と暴走
を続ける軍部を他所に、ラクスの元で補佐官を勤めていたハインリッヒは政治的権力の掌
握に成功。第二次L1会戦での敗北によって軍部のクライン派も発言力を失った。
　7月7日、ハインリッヒ・ラインハルト臨時大統領代行による政権は、ジオン公国に対し、
講和を前提とした期限付きの停戦を打診。7月11日、停戦発効。
　ジオン、プラントを初めとする主要交戦国の代表は南極、東オングル島に集い、講和条
約の模索に入った。
　この条約において、ジオンがプラントに突き付けた主な要求は以下の通り。ジオン公国
の独立の承認。アーモリー・シティの正式な割譲。高雄と、それ以外の内のユニウス条約
時点より後にプラントが得た地上拠点からの撤退。各国間の戦時賠償とは別に、オーブ連
合首長国への不法な経済介入に対して同国に8000万アースダラーの賠償金支払い。ZAFTそ
の他の政治閥による私兵組織の保有の禁止。その他各軍備縮小要求。
　これら要求を呑む事は、プラントにとってこの戦争における完全な敗北を意味したが、
国内の混乱に対処しながら戦争を継続する事はもはや不可能となっており、プラントはこ
れらをほぼそのまま受諾した。
　8月11日、南極条約締結。ジオン独立戦争は、その勝利によって幕を下ろす結果となっ
た。

「終わったな……」
　南極講和会議から帰還したカガリ・ユラ・アスハは、オノゴロ島の、海岸の慰霊碑の前
にいた。
　連れるのはただ1人、レナ・セイラン。
　カガリはズボンのポケットを手で探り、何かを握って取り出した。
「…………よろしいのですか？」
　レナは、意外そうな表情で訊ねた。
「青二才の、一時の気の迷いだった。それさえなければ、ユウナを死なせないですんだか
もしれない。そう思うと、とても手元には置いておけない」
　そう言うと、カガリは、それを岸壁の下の海へ向かって放り投げた。
　指輪は陽の光に煌きながら、波間へと飲まれて消えていった。
　2人は階段を上がり、旧市街地跡の、モニュメントのある公園を歩く。
「レナは、これからどうするんだ？」
　カガリは、友人に話しかけるような口調で、レナに訊いた。
　レナの歩みが止まる。カガリはさらに数歩、前へ出てから止まった。
　キチッ
　撃鉄の起こされる音。
「代表も意外と甘いようで……」
「そうでもない」
　カガリは振り返り、肩をすくめて、苦笑した。
「最初からこうなるって、予想はしてたさ」
　苦笑交じりに言い、カガリは、直立したままレナを見る。
　レナの指が、引き金にかかる。
　カガリは、さすがに笑顔で立っている事はできず、反射的に身を竦める。
　タンッ
　乾いた、拳銃の発砲音。
「ぐっ！」
「!?」
　悲鳴を上げたのはカガリではなかった。悲鳴はカガリの背後から聞こえてきた。カガリ
は驚いて振り返る。
　そこには、紅い髪を長く伸ばした、まだ顔にあどけなさの残る女性。
「お前は!?」
　カガリは目を円くした。
　紅い髪の女は、レナの拳銃で右肩を撃ち抜かれていた。そして、その右手には、ナイフ。
それも、軍用の大型戦闘ナイフだ。
「貴女のせいで、アスランさんがーっ!!」
　紅い髪の女はナイフを左手に持ち替えると、振り上げながらカガリに向かって襲い掛か
ろうとした。
　レナの拳銃が、続けざまに2回、発砲される。
　女の胸は、その髪と同じほどの鮮やかな赤に染まり、その場に倒れた。

「…………」
「代表、いえ、カガリ・ユラ・アスハ、貴女にはまだしてもらわなければならないことが
あります。ここで死なれては困る」
　紅い髪の女────メイリン・ホークの亡骸から顔を上げ、カガリは、淡々と言うレナ
の顔を見た。
「この先は、生きる方が戦いです、カガリ様」
　レナはそう言って、目を細めた。

　8月15日、南極条約により、旧東アジア共和国は中華共和国と国号を変更。同日、日本
再統一、国号を日本国とした。

　8月18日、戦勝の浮かれ気分も醒めない中、ジオン公国はアーモリー・シティの編入に
伴う政治形態の変更を国内に発布した。開発独裁とも言えるジオン・アルテイシア・ダイ
クン大公による親政を廃し、新たに最高立法府、最高行政府、最高司法院を設置して憲法
の制定と行政府長及び立法府議会の普通選挙の実施を行うとするものである。

　8月26日、アーモリー1。
　旧官庁街の一角が取り壊され、コンクリート製の慰霊碑が建設されている最中だった。
武装を取り外され、インターフェイスを溶接で封印し、白く塗装され、肩に
MNA(Materials for Non-military Affairs ＝ 非軍事用資材)と書かれたネモ・ヴィステージ
が、高さ15mの慰霊碑の鉄筋を組み上げている。
　屋外の除染はほぼ終わり、プラントや大西洋連邦から借り上げ(体のいい徴発)の物も動
員した、大型カーゴ延べ300隻により、環境水入れ替え作業もほぼ終わっている。しかし、
主に一般家庭だった建物を中心に、未だ安全ではない空間も存在し、各所にトレーラーの
移動医療施設が展開している。
　慰霊碑は、アーモリー・シティの犠牲者だけではなく、この戦争での死者全てを鎮魂す
るメッセージが添えられている。
「…………」
　その建設途中の慰霊碑を、シンは遠目に眺めていた。表情は、ニュートラル。感情を感
じさせず、ただ、慰霊碑を見つめるために、目を少し細めている。
「シン？」
　アルテイシアはシンの顔を、不安げに覗き込む。仮面は付けていない。
「……自分は何者なのか、か…………」
　シンはそう呟いた。
「ゴーギャン？ それとも、アレクサンダー大王かしら？」
　アルテイシアは、素の表情で訊ねる。
「キラだよ」
「…………それか」
　短く言うシンに、アルテイシアは呟くように返す。
「あいつ、結局は1人の人間になりたかったんじゃないのかな。英雄でも、最高の存在で
もない、ただ普通の他人のように、悩んだり、苦しんだり、苦労したりする1人の人間に
さ」
　シンがそう言うと、アルテイシアはやや顔を俯きがちにした。
「…………あの日まではそうだったのよ。彼も」
「あの日？」
　シンはアルテイシアのほうを見て、聞き返す。
「ヘリオポリスがZAFTに襲撃されて、キラがストライクに乗り込んだ日」
「…………」
「確かに、他人とは別格の存在っぽいところはあって、なんでもそつなくこなすところは
あったけど、でも、誰もそれ以上には見なかった。あくまで人間の枠の中にいた。それが、
あの日を境に、変わってしまった」
　アルテイシア──フレイは独白のように言いながら、だんだんと面持ちを沈痛にさせて
いく。
「今更になったけど、議長のデスティニープランの意味がやっとわかったよ」
　シンの言葉に、フレイは軽く驚いたような表情になって、顔を上げる。

「適職が、自身の生活が保障されるなら、誰もコーディネィトをしようとは思わなくなる。
新たなコーディネィターが生まれる要素がなくなる」
「加えて」
　フレイは正面を見て、呟くように続ける。
「職業需要の調整から、プラントはナチュラルの移民を大量に受け入れざるを得なくなる
わ。ナチュラルとコーディネィターの垣根はなし崩しになくなる」
　シンは、軽く驚いたように、フレイの顔を覗き込む。
「研究畑の人間が考えそうな、建前理論だけどね。現在いるコーディネィターの問題を、
軟着陸させるには、1つの手段だったでしょうね」
「コーディネィターは新種なんかじゃない」
　ZAFT時代、シンがずっと悩まされてきたジレンマだった。シンは生来のプラント人では
ない。
　禁止されているはずのコーディネィターが、看過され続けてきた最大の理由は、宇宙開
発の為、過酷な宇宙空間での生活に耐える為だった。
　だが、プラントが完成し、宇宙空間での生活がそれ以前に比べて負担の軽いものになる
と、地上はコーディネィターを拒絶してプラントに押し込めた。
　宇宙空間での兵士、モビルスーツの開発も、最初はプラントの方が先行した。だが、ま
もなくナチュラルでも扱えるMSが登場した。メサイア戦役ではまだ僅かに残っていた性能
上の優位性も、ネモ・ヴィステージの登場で完全に覆された。
　コーディネィターは一過性の存在である。そして────
「コーディネィターは、もうその役目を終えた」
　シンは低い声で、しかし、はっきりとそう言った。
「そうは言い切れない面もあるけどね。遺伝に由来する病気とか、奇形児とかの出産率は
抑えられるわ。それに、大西洋連邦にはいまだに存在する有色人種への白色人種の差別、
肌の色を自在に変えられるのなら、それは成立しなくなる」
　フレイは、苦笑しながらシンを見る。
「…………」
　シンは驚いたように、目を円くする。
「そもそも、コーディネィト技術はそうした問題の解決のために研究されてきたものなの
に、いつの間にか別の方向に向かいすぎてしまった。頭ごなしに否定したブルーコスモス
も同罪。そもそもの問題はナチュラルとコーディネィターという区分なのよ。遺伝子配列
そのものが変わるわけじゃあるまいし、別種の生き物なんかじゃないのよ。これがあるか
ら、ナチュラルにはブルーコスモス思想が安易に蔓延して、コーディネィターはさらに優
秀なコーディネィターを作ろうとして、両極端に走っちゃったわけ」
「…………俺達は、これからどこへ向かえばいいんだろう」
　シンは、視線をフレイから慰霊碑のほうに戻し、呟くように言う。
「軟着陸させる必要があるでしょうね。デスティニープランとはまた別の形で、コーディ
ネィターをナチュラルに返す必要がある」
「“アルテイシア”は、それをするつもりなのか？」
　シンは再び、フレイのほうを向く。

「それまでウチの国が残っていればね。今できる事は、その準備段階よ」
「準備段階？」
　シンは、理解できないというように、首をかしげた。

　9月12日、ガルナハン。
　その日、長きにわたってかの地の象徴とされた火力発電施設は、吹き上げる白煙を止め
る時が来た。
　南極条約締結と同時に、ジオン公国は軍事機密としてきたミズノ式常温核融合励起型熱
核融合炉のノウハウを、超小型化技術に関する一部を除いて開放した。
　そして、ガルナハンの復興を目的として、直接の出資によって民生用ミズノ式炉第一号
が、重水分離施設、重水生産施設と共に建設され、この日、営業運転を開始したのである。
　エイプリル・フール・クライシス以降、地球を悩ませてきた慢性的かつ深刻なエネルギ
ー不足は、順次解消されていくことになった。またヘリウム3を使用しない、地上で確保
できるエネルギー源の確保により、プラントやジオンに頼らない産業構造の構築が可能に
なった。さらに、環境兵器であるニュートロンジャマーはその意味を1つ失った。

　9月26日。
　ジオン公国はジャンク屋組合に対し、南極条約発効に伴う、ヤキン・ドゥーエ戦役時に
制定されたジャンク屋組合の成立を認める国家間協定の一斉破棄、個人単位を逸脱する武
装、大規模兵器の所有の禁止、保護を必要とする場合には主権国家に対してしかるべき手
続きを経てそれを求める事、回収した工業生産品、もしくはその遺棄品・廃材の国境を越
えた持ち出しの禁止などを、速やかに履行するよう通告した。
　南極会議において主権国家に類する権利を認められなかったジャンク屋組合は当日中に
拒否の姿勢を提示。これに対しジオン及び同盟国はジャンク屋組合の“討伐”を開始した。
　ギガフロートは太平洋上において鎮圧された後、日本近海に回航され解体された。ジャ
ンクαも同様に解体され、資材はプラントの復興用として充てられた。
　この戦いにおいて、ジャンク屋組合の戦闘員ロウ･ギュールは奮戦し戦果を上げたが、
150ガーベラを折られ日本軍の捕虜にされた。日本軍がZGAT-209ED/J『ジム』用に開発し
たシールドの前に折れたという。
　大規模な戦闘は10月3日に終結し、投降あるいは死去しなかったジャンク屋組合の残党
は大西洋連邦に逃げ込んだといわれている。

　12月23日。
「ひとつだけはっきりさせなければならない事がある。それは、我々氏族は、いや、氏族
を名乗っている者達は、この地の支配者であるべきではないということだ」
　この爆弾発言を上げたのは、カガリ・ユラ・アスハ代表その人である。
　オーブにおける氏族階級の特権の否定、首長制の廃止、共和制への移行が唱えられた。
　これに対し、有力氏族は反抗してクーデターを画策。12月25日、後に『オーブ12月クー
デター』と呼ばれる氏族階級、有力資本家、軍部によるクーデター発生。だが、アスハを
支持する市民側のカウンタークーデターにより、代表官邸の占拠すらままならず失敗に終
わる。
　C.E.80年1月1日、国号をオーブ連邦共和国に変更、旧来の支配階級の有効期限を7月
1日と定め、選挙による代表者の選定が行われることになった。

　ロンド･ミナ･サハクはオーブ12月クーデター勃発と共に消息を絶つ。以降、彼女の記
録は断片的なもののみ残される。

　いつかのオーブ、オノゴロ島。
「マユ……父さん、母さん、全部終わったよ……」
　海岸の慰霊碑の前、シンは花束を供えながら、そう呟いた。
「でも、正直解らない、俺は、このままでいいのかな」
　シンの目尻から、涙が滲む。零れる。
「俺は結局、吹き飛ばしてしまった、この為に……多くの人を……花を……」
「勝者の罪よね」
　背後でした声に、シンは反射的に振り返る。
「アルテイシア……」
「権利とか義務とかじゃない、罪。勝者の罪は誰も裁かないし、更に罪を重ねていくしか
できない」
　アルテイシアはシンの隣に立ち、慰霊碑に短く祈りを捧げる。
「シンは幸せかもね。それを意識できるんだから」
　アルテイシア──フレイは苦笑する。
「いいのかな、俺……この先……」
「私が言える事はこれだけ」
　シンが困惑の表情で言うと、フレイはシンの手を握って引き寄せる。
「死ぬなら、私がこの座を追われてからにしなさいっ」
「…………」
　シンは絶句した。

　組織として長続きはしないと思われていたジオン公国だが、当事者たちの意にも反して
長きに渡って、所謂ダイクン朝の治世は続いてしまう。
　急進的勢力によるテロが頻発した時期もあった物の、これらが支持を得て大規模化する
ことがなかった。
　人類は疲れすぎていた。
　事後処理も含めれば、C.E.70年の血のバレンタインから南極条約体制の確立に至るまで
を含め『10年戦争』と呼ばれる、長きに渡る混乱の時代は、老若男女人種を問わず、休眠
とも言える平和を欲していた。
　現状でジオンには、体制を覆す意思が育たなかったのである。
　経済状態の安定は、むしろ新たな人口流入を呼ぶほどであった。アーモリー･シティの
再入植も順調に進む。
　もちろん、しばらくの後に、人類は業として逃れられない愚行を繰り返すのだが、それ
はまた別の物語である。

　ジオン･アルテイシア･ダイクン──フレイ・アルスター
　公婿としてシン・アスカを迎える。立憲君主議会制以降後は、『君臨すれども統治せず』
の姿勢に入り、純粋な意味での“アドバイザー”以上の政治介入は控える。一男二女に恵
まれる。40歳ごろから顔面のケガを由来とする慢性的な偏頭痛に悩まされるようになり、
43歳にして長子ステラ･アスカ・ダイクンを後継に退位した。

　シン・アスカ
　C.E.80年にジオン公国軍少将を拝命。それ以降自らモビルスーツの操縦をとることはな
くなった。アルテイシアの公婿として迎えられる。第2世代コーディネィターであったが
相手がナチュラルということもあり、上から長女ステラ、次女マユ、長男キラに恵まれる。

　コニール・アルメタ
　本人かなり悩むも、戦後、ガルナハンには戻らずジオン公国軍人として残る。そのMS格
闘戦技術の高さは、従前にそう呼ばれたムウ・ラ・フラガの後を襲って“最強のナチュラ
ル”と呼ばれる。レイ・ザ・バレルと結婚。一女を出産するも生涯職業軍人。

　レイ・ザ・バレル
　戦後はジオン公国軍MS教練隊教官となり、第一線を退いた。親友シンより1年早く結婚。
妻コニール・バレルとの間に一女をもうける。享年67歳で逝去、死因は“老衰”。この時
代にしては決して長くはないが、テロメアから推測できる絶対寿命の倍以上を生きたとさ
れ、人類が未だ神の手を逃れ得ていないことを示した。

　クレハ・バレル
　戦後もしばらくの間第一線に留まったが、後に軍を退く。その後しばらく隠遁生活を送
った後、作詞作曲家として再び世に姿を見せた。評価は平凡ながら固定のファンもついた。
しかし、『スーパーコーディネィターの遺伝子は残すべきではない』という信念により、
生涯独身を通す。

　イザーク・ジュール
　シンとは対照的に、将官昇進を拒み一線でMSの操縦桿を握り続ける。結婚はシンより遅
く、シホとエザリアの2人にサンドイッチにされ、強引に誓約書にサインさせられたとい
う伝説が残る。

　シホ・ハーネンフース
　エザリア・ジュールと共謀しイザーク・ジュールに押しかけ女房。自らもMSの操縦桿を
握り続けるも、一男を出産、それを機にモビルスーツを降りる。第一線にこだわる夫を追
い抜いて准将に昇進。アビー・ウィンザーの後を襲って宇宙軍艦隊司令長官に収まる。

　エザリア・ジュール
　立憲君主議会制への移行時、周囲に請われるも一度政界を去る。この間に拒む息子を結
婚に追いやる。周囲の推薦を断りきれない形で第2代最高行政府長に立候補、選出される。

　アビー・ウィンザー
　戦後の軍の組織改編により艦長職から離れ、初代宇宙軍艦隊司令長官となる。その後要
職を歴任。最終的にはジオン公国軍参謀総長、初の大将を拝命する。

　ハインリッヒ・ラインハルト
　プラント臨時大統領代行として、完全公選大統領制への移行の道筋をつける。自らは次
代の大統領の下で行政長を勤めた後、政界を去った。

　カガリ・ヒビキ
　オーブ連邦共和国初代大統領に政権を渡した後、アスハ家としての存在を否定しヒビキ
姓を名乗る。アカツキを初めとしてアスハ家の私財の殆どを国庫に“返納”。国が補償し
た年金も生活必要分以上は受け取らず、オーブの島のひとつで半自給の隠遁生活を送る。

　レナ・セイラン
　氏族の影響を残してはならないと一度は政界を退いたが、初代大統領下での経済復興が
停滞したのを見て、第2代オーブ連邦共和国大統領に出馬、選出される。

　ドクン、ドクン、ドクン、ドクン…………
「キラ・ヤマト？ ああ、あの子ですか。あの子は所詮試作品に過ぎませんよ。スーパー
コーディネィターが実現可能かの試作品です。最高のコーディネィターへの一段階に過ぎ
ません」
　試験管やフラスコ、電子顕微鏡やコンピューターのディスプレィが並ぶ研究室の中。彼
は悦に入って言葉を続ける。
「最高のコーディネィターを作るというなら、その素材から最高のものを選ばなければ意
味がないでしょう？ たとえば、そう……SEEDを持つスーパーコーディネィターをも倒す
男、彼の遺伝子なんてどうでしょう？」
　コンピューターを操作し、何らかの情報を見ていた彼は、そこまで言うと、会話の相手
を振り返った。その顔に浮かぶのは、────狂気。
「ねぇ、同志マルキオ？」

Fin…………？

>>477-490
以上です。

『ジオン大勝利！　希望の未来へレディゴー！』
結局こうなってしまいました。orz
ハッピーエンドしかかけない男が戦争モノに手を出すもんじゃない。or2

GJ!　そしてお疲れ様でした。

最後の最後がなんともアレですが……
まさか次回作フラグ？ｗｗｗ

いい物語をありがとう、GJ!
最後の下りで仮面ライダー555の最終回を思い出した

GJ!!
無事完結、お疲れ様でした。
あのハッピーエンドでも全然問題無いと思いますよ。
そして、ハリウッド的ラストに密かにwktk

GJ!!!
ハッピーエンドでも全然問題ないと思いますよ？そして最後のは次回作フラグ･･･？


駄目元でも連載を希望してみて本当によかった･･･
いい作品を読ませてもらえたことと願いを叶えてもらえたことに二重の感謝を

最終話GJです
ジムのシールド・・・ルナチタンかｗｗｗｗｗｗ

意味深な終わり方なので妄想が色々浮かびますね
文章化したいけど自分には文才がない・・・

MGS２もこういう驚愕のラストですね、あとはホラー映画？

ＧＪ！！

あれ、でもノイマンの消息は？

イザーク……

連載終了おめでとうございます。
一応日本刀の技術を持って作られた１５０ガーベラが日本製の盾の前に折れるのは皮肉かな。

イザークﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗ

>>シホとエザリアの2人にサンドイッチにされ
ここで変な想像をした奴、手をあげろ

>>491
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。

始めることよりも終わらせる方が難しい。
完結、おめでとうございます。
ハッピーエンド、いいじゃないですか！
自ら掴んだもので幸せになるシン。正しくシンの逆襲でした。

皆様ありがとうございます。

えっと、保管wikiの方、後日談を約1名追加しました。
ええ、本当はID持ってたんですけど、自前の作品を自分で保管庫に放り込むと言うのも変なので、
有志の方に任せていました。すみません。

>>501 GSCI氏
ありがとうございます。そちらもクライマックスですね。月並みですが、頑張ってください。

連載終了お疲れさまでした。

イザーク(´・ω・`)・・・
それはそうと連載終了お疲れ様です
今まで楽しく読ませていただきました

ＣＳＡさん、お疲れ様でした。
ジオン“公国”は残りましたか。
表向きアルテイシア＆シンは病死したことして、ジオンは共和制に移行。
アルテイシアはフレイに戻り、シンは偽名を名乗って（キャスバルとかクワトロとか・藁）、
どこかで平穏に暮らす……とかかなーと予想していたのですが。

PS.ノイマンの後日談は番外編？　保管wiki版にも載っていなかったので？

流石にあんな扱いしてたらガーベラだって折れるよな。
つか、CSA氏はホントに容赦無いな。
ラクシズは脇役含めて8割ぐらい死んどるｗｗ

作者にすら忘れられる背景っぷりが実にノイマンじゃないかｗ
航海日誌の特別編（Ｘ運命じゃない方のやつ）の印象だとアビーに…な感じもするｗ

>>507
９割８分じゃね？
主旨替えしたカガリや（たぶん物語開始前に）ジオンに鞍替えしたノイマン除けば、
名有りで生き残ったのって、オリキャラのハイリッヒとニーナくらいしか
いないと思うんだが。

>>509
…すみません、ハインリッヒでしたorz

ＧＪ！！
ＣＳＡ氏、お疲れ様でした！

とりゃーえず今は乙以上に言う気が起こらんね。
完結乙。

GJ。完結おめでとうございます。
あの150ガーベラを折る盾って…。ジ○ンスクードでも用意したのか日本軍。

お疲れ様です。
ラスト近辺を見る限り次回作は、スパコディ化したコピー・シン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｖｓ
　　　　　　　　　　　　　　　シンの息子として転生したキラ

ってかんじでしょうかｗ

みんな150ガーベラが折られたことにつっこんでるようだが
開発から１０年近くたった素材でできてるガーベラが次世代の素材で
できたシールドで叩き折られるのは必然だと思うぞ。

理屈ではそうでも、いざ実際に伝説が崩壊する瞬間というのはショッキングなんだと思う。
ジャンク屋のエースともあろう者が約６年間改良とかしてなかったのかという
疑問もない事はないけど。
ところでヒルダとマーズ、あとニーナのその後もチョッピリ気になったりして。

ただのガーベラならともかく１５０ガーベラだからな……

問題はＣＥ世界のドラえもんが150ガーベラのアップグレードを
十年のあいだに何回行ってるかだな。そのままのはずがないんじゃね？

日本刀は実際は折れやすいからなぁ

>>652
GJです。いやまぁそうだけど、ズラてｗｗハゲてｗｗｗｗｗ
個人的にですが、この作品に関しては、アスランとくっつく方向に向かってほしいですねぇ。

誤爆です。すいません。

でわ、ラストエンゲージ

中二病大爆発ですなあぁ

ＭＳ名とか子供の名前とか





































とてもおもしろい　ギ　ャ　グ　小話を蟻が十

>>520
禿しくどこのスレかkwsk。

詮索はなしの方向で。


以下、シンの逆襲はまだまだ終わらない！

謎が謎を呼ぶノイマンの老後ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

軍を退いて輸送船の船長をしてると予想

完結乙！！

しかし終わってみれば終始ジオンが押しっぱなしだったなー。
なんというか、本格的な戦争SLGを難易度「低」でプレイしてる様な、そんな感じ？
あと最後のハリウッド的演出は蛇足っぽいかも。

なにはともあれお疲れ様！！

ところで、いきなり登場してすぐさま退場したメイリンはスルー推奨なのか？

亀レスすまそ
めっさＧＪ！！！！！！！！！！！！！！
最初はフルボッコ的展開はどうかなぁ――と思ってたけど、これはこれでｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

一応元の差があった為か、戦闘終了後の残存戦力はプラント＞ジオンらしい。
が、まあ確かに描写だけみるとジオン押しまくり、勝ち逃げだな。

しかしそんな事を言ったらＧＳＣＩ氏の方のオーブ戦も・・・って、あっちは
結構やばかったっけ？

>>525
ノイマンの老後は読者の心の数だけ存在します

>>528
ムネオも魔乳も炒飯も同じ様なもんだから気にすんな

>>528
風景画の冥臨思い出した。いきなり負傷→入院で姿を消し、
復活してエターナル配属後、初台詞の直後にピンクもろともブリッジを吹き飛ばされアボン。

>>533
そういやそっちはお姉ちゃん生き残ったんだよな。
……不幸と災厄の種を宿して。

ジオン版だったら、
「戦争を生き延びたものの、クローンキラの子を出産直後に死亡。
１人残された赤子はシンフレorクレハに養育される」
って感じになったんだろうか。

>>534
まずはsageようか。

>>534
そういえば風景画のルナは凸にﾚｲｰﾌﾟされて孕んだ子を生んでたな
災厄の種は残ったどころか芽が出てしまった

>>536
子ども生まれたんだっけ？
クロスオーバー保管wikiで、妊娠判明した所は知ってるんだけど。

あの話のラクシズヘイトっぶりに併せて「不幸と災厄の種」と書いたけど、
実際はどう育つか…後天的要素次第だと思うけどね。
「ラクシズの血を引く子なんて、不幸と災厄“しか”生まん」と
返されそうだけど(^_^;)。

>>537
だからメール欄にsageと入れろっての

>>537
風景画は敵味方問わず死にまくったからな…
旧キャラは篝以外皆殺し、新キャラも生存は異界送りなシン以外ならルナとアーサーくらいだｗｗ

>>537
sageろ
つか、ｷﾓｲ顔文字使うなボケナス

顔だと思うからキモイんじゃね？

いっぱい笑わせてもらいました完結したことには素直に評価しますおつかれさま。

>>540
落ち着け
sageないのは問題だがお前の言い方も悪いぞ

なんか最終話に既視感あるなと思ったらアレだわ。
武士沢レシーブ。

GSCI氏金的GJ！
CSA氏完結GJ！

プランA製作中の前スレ２４です。
足が折れたんでせっかくだからフル可動にしてます。
あとは腕、一部外装、塗装で完成予定。ちなみにガニ股化に成功
作成中のプランAを見た姉はひたすらキモがっていました。所詮プランAの魅力は漢にしかわからないのでしょう。
ちなみにアッガイはコレｶﾜｲｰとかいってさらっていかれました。せっかくネコミミセンサーをつけたのに・・・

画像はまた後日。

>>545
アッガイを好きな人に悪い人はいません！
正座して完成をまってるぜ！

>>517
150ガーベラに対抗して150シールド作ったんじゃね？

ジム用のシールドで折ったとあるからなー。
ガーベラ振り下ろされる→二機がかりでシールド使って白羽取り→別の機体が剣の腹にシールドチャージ！
とか？

単純に金属疲労か硬度＆パワー負けかでへし折れたんじゃねーの？

正直あれだけ馬鹿でかいと側面からブースと全快でシールドタックル当てれば折れそうな気がする。
インパクトはあるけど１５０ガーベラって実用性低そうだし

ＣＳＡ氏、ＧＪでした！

いや、本当に良かったです！
連載、早く続きが読めて嬉しかったし、何より読んでて痛快で楽しかった！

ありがとうございました！！

>>550
戸田漫画にそれを言うなｗ＞実用性

>>496
俺はフロントミッション３アリサ編のエンディングを思い出した
>>519
実は１０年も使ってたから砥ぎすぎて１５０ガーベラがガーベラのサイズに削れてたのかもしれん
そしてもろくなってたのかも

むしろ、８が歯茎を剥いて嗤うような人型ロボじゃなかったことに安心すべきだろ

>>545
プランＡ完成までのつなぎとして・・・


アッガイ持った姉うｐ

とりあえず完結にはGJを贈りたい

作品的に見ると
ムウ、魔乳、炒飯、明倫が見方によっては「作者が殺したくて出した」みたいな感じに見えて残念
戦闘では数でプラント>ジオンなのに、量産機の戦いで1：2が成立してるのが不思議
100：50の戦力差でジオンがこれをやると、100：25になるわけで・・・
残りの75がその間フリーになるのでは？
量産機の戦いでジオン機体が撃破される直接的な描写がプラント機に対して少ないかな〜？
とも思う。
CSA氏が戦術描写を細かくやる人なので尚更目立つのが残念。
各キャラのその後は完全に蛇足。
露骨にジオンキャラだけが栄光を手に入れてるし。
というか、続きそうな終わり方をしているのに、その後を明確にしては色々弊害が出るのでは？

>>555
生死に関わる問題だ、ここは姉なんかよりネコミミアッガイをうpすべき。

>>556
ヒント：
保有総戦力の差であって戦場に投入された数じゃない。
唯一、数で圧倒できているL1会戦ではジオンを舐めてかかってるフシがある。
ドム・ハイマニューバは設定的にもザコメカ。
プラントのコーディに協調の文字はない。

そんな中俺は545本人をupすべきだと思う

もう姉もネコミミアッガイもプランAも545もうｐすればいいよ

>>490
完結お疲れ様です
ふと思ったんですがマルキオと話している『彼』ってまさかユーレン・ヒビキだったりして？
>>533
風景画で思い出したけど、あっちのキラは死ぬ間際にフレイの亡霊もしくは幻影と邂逅して
「自分ってもしかしてラクスの道具でしかなかったんじゃ？」と悟っていたような

キラの不幸はラクスと出会った事で、フレイが生きていればキラと結ばれるのがBEST
という考えを持っている人はけっこう多いのかもしれん

風景画の人はフレイとの組み合わせと言うよりも、ピンクの存在自体が最低最悪、最大の災厄と考えた上で
フル理論武装してるからね…その集大成が風景画だし。
ラクシズアンチというより単なるピンクアンチ。

種世界最大の厄災は、余計なカミングアウトしたジョージ・グレンと
ラクスに匹敵する程の異常な影響力に変な思想まで持ってるマルキオ導師の2人じゃないか
種後半でラクスが変貌したのはあの導師が洗脳したからだろ

ほら、丸き尾もジョージも直接武力行動には出てないから

むしろ、問答無用で成敗できない分性質が悪いだけじゃね？

マルキオを殺す作品ってほとんどないよなぁ・・・全ての黒幕的な奴なのに

>>563
ＡＡに確保された時点で軍艦を不容易に歩き回るバカ女だったが？

つ某FINAL

まとめにイラスト貼り付けてあるのはいいけど上の本文からイラストの間に広大な空間が開くのはなんとかならんかいのう。

炒飯は確かに添え物っぽいが、ムウとマリューは意味ありだろ。
マリューは技術士官の分際で艦の指揮とって、
ムウはそれを止めるべき立場なのにむしろ推しちゃったんだから。
中立国の領海入ってドンパチやるわ、
挙句連合から脱走して戦艦テロリー。
そりゃあこの2人が消えなきゃノイマンだって納得いかんでしょうよ。

まとめサイトのイラスト、アラスカでデスティニー�U初登場時のイラストがオーブ戦に来てない?

>>570
こういう思考をヘイトって言うんだろうな。

>>572
巣に帰れ。

ぼーっと読み直してビックリしたんだが、シンとフレイは自分の子供にステラ、
マユ、キラなんてつけたのかよ！これって結構一般的に容認される風習なのか？
いやーカルチャーショックだわ。

インド洋辺りの津波被害食らった地域で生まれた子供にツナミって名前をつけたのは
知ってたが、これはまた別の話だろうし…

>>567
前半の頃はプラント議長の娘でありながら世間知らずの天然さんであったのは事実だけど
種後半以後ほど攻撃的ではなかったと思うんだ、多分…

もし種死の頃に種前半時の性格だったら、
「デュランダル議長の手の者が私達を襲ってきたのでしょうか？　私達はどうすればいいのでしょう？
　話し合いをすれば和解ができないものでしょうか？」
悩んではいるが何もいい考えが浮かばずに人任せな感じがする
まあこれはこれで問題ありというか、まんま初期のキラから戦闘能力を引いたような感じになると思う

何も良い考えが浮かばず人任せってｗ普通何にも良い考え浮かばないし人任せにも
なろうってもんだろｗｗまあ前作は「私達が成功して平和になったとしても、その平和は
敗者の犠牲の上に成り立つもの」って言ってたから、何もしないか理由を聞こうとして
プラントに戻ったと思うよ。そういう性格のラクスなら自由も永遠もＡＡも手放してるだろうが。

>564
しかしＮＪＣの拡散を積極的に(しかも軍事利用方面に)推し進めたりと
表に出ないだけでマジヤバな事ばかりやってるよアイツ・・・

そういやCSA氏の世界って言うのは、NJCが意味のない世界になって終わってるんだな……

>>574
ステラ、マユは創作物なら、まだフツーに有り得るレベルだと思う。

キラに関しては、シンとフレイが彼に最終的にどういう感情を抱いたか、
を表してるんじゃないかな。
まあ、俺の貧弱な語彙で表現するなら、
「普通の人間として幸せを掴んで欲しい」
ってとこだろうか。


ただ普通に生きて行くにあたって、歴史書に悪人として載るであろう
名前を付けられた本人は迷惑かもしれんｗ

>>561
1）ＴＶでの導師と、死に損なった基地外科学者らしく体のあちこちサイボーグ化した
　　ユーレン、時は早くもCE81年頃
2）CE.100年代頃の老境の、あるいは代替わりしたマルキオ○世と、
　　その当時に改めてスパコディ創造の狂気に取り憑かれている新キャラの基地外

どちらとも取れなくもない…かな？
>>569
更に言うならあの絵は35話ごろのオーブ戦ではなく、27話の初出撃で
手動で地上に出現した際のモノじゃなかったかな？

>>567
それも演技だったって事になったんじゃなかったっけか？
福田の発言かなんかで。

>>581
つ「後付設定」





あ、「思いつきの」って付け忘れた

この終わり方…ＣＳＡさんはB級ホラーが大好きと見たｗ

もしヒビキ博士が生きていたら
クローン技術とスパコディ技術、それに記憶のコピー・操作
これらを使って自身のスパコディ化を企てる気がする・・・

それだとまたキラが生まれるだけじゃね？　素材(ヒビキの遺伝子)が
同じなわけだし。

自分の記憶コピーするんじゃね？

まあキラ並の能力はスパコの条件じゃないわけだし。

>>584-585
なにその冥王計か（ﾀｰﾝ

＞＞５８９

　つまり、失敗してクルーゼの体に入ってしまった挙句、成功して別人格として育ったキラに殺されるんだな！

実は消えずに残っていた最初期のキラと人格が統合されて、
多少マシになった倫理観のもと責任とって色々抹消するの間違いじゃね?

シンの遺伝子使うって話だろ？


　そして余計な正義感に目覚めて、スーパーヒーロー化するわけだな。

ごめん、ところで風景画ってどこのこと？

>>592
この板で「風景画」で検索してみるといいよ

風景画とCSA、意外な共通点があった。

ラクスを毒花扱いしてるw
風景画ではユウナに、CSAではイザークに。

今の風景画は廃れてる。
クロスオーバー倉庫でＸと種死のクロスを読めばわかるよ。
ラクシズ嫌いな人にはたぶん面白いだろうし広く支持されてる。
他方で作者含めて徹底的に騙るスレと対立してることも付け加えておく。
ＧＳＣＩ氏のＳＳしか四でない人には会わない可能性がある。

いや、そもそも、騙るスレと対立してないSSスレなんてないし。

作者にもよるが新人スレはほとんど対立してない

基本騙るスレって荒らす為に立てる代物だから、友好的な所なんてないと思われ

そういう意味で、GSCI氏のＳＳは、本当ならこのスレには合わないって事か

なんでそうなる。
「対立」もへったくれも、あんな騙るスレなんていわばゴキブリの巣を
あたかも各ＳＳスレと対等の存在であるかのように言う事がそもそも間違ってんだろ。

いや、「ラクシズ嫌いの人なら多分面白いし支持する」であろうＳＳが、ＧＳＣＩ氏の
ＳＳしか読んでない人には合わないかもって>>595に書いてあるから。
このスレって、基本はラクシズが嫌いでシンが連中を「叩く」「裁く」話を読みたいんだろ？
上の書きこみにあった。ＧＳＣＩ氏のＳＳは誰も裁かないし、むしろ作者が重点的に
叩いてるのは主人公であるシンだしｗ それが受け入れられてるのが面白いなあと。

>>601
みんなそこまで狭量じゃないよｗｗ

個人的にうまい下手に関係なく肌が合わないとかそういう感じのを
ぶつくさ言う場所は自分もよく利用するのであまり悪く言って欲しくないが

＞むしろ作者が重点的に 叩いてるのは主人公であるシンだしｗ
主にシンの股間？とおもってしまった実際には一回だけだが

>>601
かってに不特定多数の他人の嗜好を決めつけるなよ、騙るスレの住人はホント荒らしだな…

>>600
ゴキブリに失礼だろ、あいつらは気色悪いだけで騙るスレと違って実害はないんだから。
騙るスレは放射性廃棄物。

>>ラクシズが嫌いでシンが連中を「叩く」「裁く」話を読みたい
住人の大部分がこう思ってたら、今頃GSCI氏への批判が続出してる筈だろう。
スレタイだけで判断されちゃ困るな。

ラクシヅを断罪する話よりもシンが正統派主人公する話が読みたいです。

ま、GSIC氏のは正統派というよりいささか変化球だが、
それでもど真ん中に投げ込んでることはまちがいない。

ラクシヅ叩きとシン主人公は別に対立してなければ依存してるわけでもない。
（さらにいうならラクシヅ批判はラクシヅたたきに依存してない。逆はめいっぱい依存関係だが）

シン主人公なら絶対ラクシヅ叩きメインだろうと意気込んでやってくる連中には肩透かしだろう。

>>1にもある、シンをまっとうな主人公に…、いや、百歩譲っても
人間として絶対的に不自然な行動を取らせるな、という点さえ押さえれば
金的狂人としてかつての敵も含めて全ての人命救助に挑む話でも
仲間にも安定した精神状態にも恵まれ本懐遂げて位人臣を極める話でも
掛け値なし待ったなしのガチ復讐鬼として死戦に蟷螂の斧振るう話でも
話のカラーが全く異なっていてもそれぞれ十分納得して楽しめるわけだ。
ラクシズが生き延びるか滅びるかはそれぞれの話によるわけで必須条件じゃない。
まあ騙るスレのチンピラどもはＴＶどおりの完全正義で無敵扱いにしないと
あれこれへ理屈かき集めてヘイトだヘイトだと因縁つけてくるわけだが

あんまり餌やりすぎるなよ？

この流れなら言える！

アズ子は俺の孫

>>604
>>605
なら直接語るスレに行って全員今すぐ論破してみろ、チキン野郎。

むしろ>>604と>>605が騙るスレ住人なのは確定的に明らか

最近、イライラしてませんか？
プランＡ分の不足です。プランＡ分を接種しましょう。

プランＡ効能
・細かい事がどうでも良くなる多幸感
・研究員と深いシンパシーを感じる酩酊感
・女性キャラが自分の嫁になったかのような幻覚
・どうしてもプランＡを語りたくなる常習性

>>613
Ｑ：プランＡ分の常用による副作用が心配です。スレ住人の健康状態に問題は
　　無いのでしょうか。

>>614
Ａ：副作用はありませんが、多用すると以下の症状が出る場合があります。
・女性キャラ全員をプランＡに乗せたがる。
・作中のＭＳ全ての股間にアロンダイトを付けるべきと言い始める。
・Ｇカイザーは４体のプランＡが合体するんだと確信して、その活躍を妄想する。
・研究員こそが主役だと思い始める。
・女性キャラ全員、研究員の嫁。

　以上、プランＡは用法用量を守って正しくお使いください。

こういうときこそ萌えを！一心不乱に萌えを求めるんだ！
と、言うわけでラクスとホーク姉妹は俺が持って帰りますね

では自分はヒルダ姐さんと共に戦場へ行ってくる。

じゃ、俺はプランAを持ち帰って世界に普及しますね

その後、>>616の姿を見た者はいなかった………

>>616
なんというニッチ市場

>>616はこの世の邪悪と悪徳を全て背負って旅立った
彼に感謝を奉げましょう。

>>616…無茶しやがって…

だまされるな！
奴はラクシズの力でGカイザーを強奪するつもりだ!!

「駄目だ！ 新しいデスティニー�Uでも、あいつには……！」
　エミュレイターをインストールしたエンブレイスは、余りにも強力かつ無慈悲だった。
左の翼、右腕、左脚と右眼を破壊されたデスティニー�Uがアークエンジェルの残骸に叩き
つけられ、機内のシンは歯を食い縛り、自機から離脱していくエンブレイスを睨みつける。
　彼女の意のままに動く自動操縦のザフト機が、味方を押し包んでいく。状況の打開を
図ろうとする部隊が、次々とエンブレイスによって無力化されていった。
「くそ、これが……これが俺の限界なのかよ！」
『いいえ、まだ諦めてはいけません！ アスカさん！』
「ど、どうしてアンタが！？」
　開かれた通信回線から力強く響く研究員の声。
『その機体を捨て、アークエンジェルの貨物搬入口から……！ 急いで下さい！』

「な、こ、この機体……」
『それこそが真の切り札、エンブレイスに勝利し得る唯一の機体……』
「なんて性能だ。デスティニー�Uを遥かに超えてる！」
　格納庫の隅に押し込められていた機体に乗り込んだシンが、各部のチェックを行い起動
させる。ついさっきまで整備されていたかの如く、機体は素早いレスポンスを返した。
「そっちは大丈夫なんですか！？」
『……既に、避難し終えてあります。そちらは、早く……出撃を！ ゴホッ』
　先程よりもずっと弱々しい研究員に訝りつつも、シンはコントローラーを押し込んだ。
今は、振り返る事など出来ない。
「シン＝アスカ、行きます！」
　オニギリ型の頭部が持ち上がる。股間のアロンダイトを握り締めるアームに動力が入り、
ソードが雄々しく勃ち上がった。尻から光翼が膨れ上がり、損傷によって塞がれた発進口
へ突撃。実体部より巨大なビーム刃がハッチを切り裂き、漆黒の宙へ駆け上がっていく。
『頼むぞプランＡ、我が最高傑作……シン＝アスカを……人類の、明日を』
　格納庫の奥、吹き飛んだ隔壁で胸から下を押し潰された研究員は、遠ざかる光に微笑を
浮かべ、静かに目を閉じた。艦のエンジンが爆発し、全てが光の中へと消える。

　壊滅寸前の『人類』側を見つめていたエンブレイスが、何かに気付いたかのように
振り返る。モノアイが瞬いた。
『……なんという』
「行くぞエンブレイス！ これが最後！ 俺の、全てだああぁっ！！」
　巨剣と化したビーム刃の根元両脇に、両腕のクロー先端から球形のビームシールドが
展開した。ガニ股から、太った胴部から、そして尻から極大の光を吐き出し、プランＡは
白き裁定者へ挑みかかる。
　一瞬の交錯。宇宙に輝きが溢れ、静寂が満ちた。

掲載ミスが発生しました件について、深くお詫び申し上げます。

自身の責任を強く噛み締め、必ずやお叱りと激励に応えてまいります。重ねて
深くお詫び申し上げます。

騙るスレなんて今はこのスレに見向きもしてないけどな。
住民同士喧嘩するのは見苦しいだけだぜ

>>608はとりあえず騙るスレヲチしてこい。全然的外れな意見で連中に突撃の口実作る餌やるな。

>>GSCI氏
どんまいです。これからも続き期待してます。

なんと言う……まさかこのタイミングで小ネタ――げふんげふん、掲載ミスとは。
流石です。

いきなり最終決戦を投下ミスしちゃうなんてGSCI氏のうっかり屋さんw

>>GSCI氏
ＧＪ！
シンお前も漢だ！分かってるな？責任持ってエミュ子を幸せにするんだ！












えっ！？掲載ミスだって？ハハハご冗談を。

掲載ミス、うわぁいｗｗｗｗ

こんな酷いネタバレをするなんて･･･謝罪と賠償を(ry

アンタって人はどこまでエンターティナーなんだーｗｗｗｗ
GJ

>>626
見向きもしてないわりにくどい餌撒き乙、
空気読もうや、な？

＞巨『剣』と化したビーム刃

あれ、コレは誤字なのでは・・・？
『剣』じゃなくて『根』じゃ）ｒｙ

　 　 _ 　∩　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　∩　　　　　　　　　　　　
(　ﾟ∀ﾟ)彡　プランＡ！プランＡ！　(　ﾟ∀ﾟ)彡　プランＡ！プランＡ！
　⊂彡　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⊂彡

　　　__＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __＿
　 ／： 》：、. ∩　　 　　　　　　　　　　　　 ／： 》：、. ∩　
　（===○=） 彡　プランＡ！プランＡ！　（===○=） 彡　プランＡ！プランＡ！
　 / / ⇔　）　　 　　　　　　　　　　　　　　/ / ⇔　）　
　　　 ⊂彡　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　⊂彡

┳＿o＿　Ｕ　　　　　　　　　　　　　　　　┳＿o＿　Ｕ
（ ）　H＿）彡　　プランＡ！プランＡ！　（ ）　H＿）彡　　プランＡ！プランＡ！
└⊂　⊃彡　　　　　　　　　　　　　　　　└⊂　⊃彡

>>634
お前が空気嫁。

　 　 _ 　∩　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　∩　　　　　　　　　　　　
(　ﾟ∀ﾟ)彡　プランＡ！プランＡ！　(　ﾟ∀ﾟ)彡　プランＡ！プランＡ！
　⊂彡　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⊂彡

これから騙るスレの話題出す奴とそれに反応する奴は等しく荒らし認定でいいよ。
SS純粋に楽しんでる人間にとってはどうでもいいことだし、ぶっちゃけどっちもうざい。

>>GSCI氏
気にするなとは言わないけど落ち込まずに頑張ってください。応援してます。

正直、投下ミスなのか小ネタなのかを判別できていない小者がいる気がするｗ

それ有り得ないだろｗリアクションの1つなんじゃないの？

だってそうでないと、>>624がホントに最終決戦だって信じてる奴がいるって
事になっちゃうだろ？ ・・・え、俺なんかまずい事言った？

なんという掲載ミス…GJすぎる
研究員かっこいいなー

掲載ミスをするなんてなんというドジｗ

まぁ、この後は登場するかもしれない真のラスボス？相手にエンブレイズとプランＡが合体して立ち向かうわけですよね？

これは研究員の断末魔のクラッキングに間違いない

使い込みがばれて粛清された研究員の見た一瞬の夢だろ

スレ住民のプランＡを妄信する毒電波がＧＳＣＩ氏を逆汚染してしまったんだ！
和んだぜ、ありがとう！

そして今ようやく気付いた。

＞巨剣と化したビーム刃の根元両脇に、両腕のクロー先端から球形のビームシールドが
卑猥にも程がある形状ー！？

俺達はとんでもない思い違いをしていたのかも知れない……

何時までも止まないプランAコール、そして今回の投下ミス……
そう、ここから導き出される事実はたった一つ。


GSCI氏の正体は研究員だったんだよ！！！！

うわはっはははあぁｗ
>>647、今頃気づいたのはオマイだけだぞ？GCSI氏は研究員、俺たちは助手なんだぜ？

>>648
俺、整備兵で良いな。
プランＡのアロンダイトを、毎日ピカピカに磨くんだ。

>>648
俺たちの心の叫びがプランＡとシン、そして研究員こと、GSCI氏に活力を与えるんだな？
よし！俺の元気も使ってくれｗ

オレなんて毎日プランＡに五体投地で崇拝してるぜ！
プランＡが神々しくも夢の中に出てきたその日からな！

ちょ

超展開かと思ったらプランＡかよっｗｗｗｗ

なんというエンターテイナー

GSCI氏。もう、ほんと大好きだwww

とうとうプランＡ神が御光臨なされたのか。
GSCI氏、これはあなたの掲載ミスではありません。
プランＡ神のご意志です。
気に病むことはありません。

プランAは、御神体だなｗ　
どっかの神輿で女性に担がれたり
宇宙秘宝館の奥に堂々と展示されるに違いない

ターンエー世界でもプランＡがマウンテンサイクルから発掘されて・・・

だめだ妄想が止まらない！

「間違いない、これはモビルスーツだ。でもどうして、こんな卑猥なモビルスーツが・・・」

完璧に想像できてしまった・・・顔を赤らめるソシエ嬢すらｗ

もうＧＳＣＩ氏のアロンダイトに貫かれても俺は満足だｗｗｗｗｗ
ＧＳＣＩ氏愛してるッ！

荒れていたスレが１つになった！
すごいぞ僕らのプランA！！

　　　　　　　　　　　 ＿＿
::＼　　　 　　　　　/ 。:::。ヽ
＼::＼　　, ---、./::::┌┐::::丶　,----、
＼＼::＼//　/├..--┴┴--┼/　 /__ |
.　＼＼::＼＿| 〔≡〔○〕〔≡〕:|＿|_|::|_||
.　　 ＼＼::＼├-、＿＿ , -┤ |_＿| |_
.　　　　＼＼::＼ _,-----、__|'((::::((○)
.　　　　　(＼＼::＼)//_○）|:／／／
.　　　　　/ /,ヽ＼::とヽ::::∈__）]／
.　　　　 /／ヾヽ((:((::::((◎) //　ヽ
　　　　／　　| |　 [￣]]￣　| |　 　 ＼
　　　/＼ 　丶|_／ ￣＼＿|/　 　／`|　
　　　ヽ　 ＼　　/　 　　 　ヽ　 ／　　/　　
　,--、/＼　　ヽ　　　 　　　＼/　　／ヽ,--、
　ヽ　＼　/` -'　　　　　　　　ヽ-'ヽ　／　 /
　　|＼　＼　　　　　　　　　 　　　／　／|
　　| ::.＼_ )　　　　　　　　　 　　( _／..:　|
　　|　::::::::|　　　　　　　　　　　　　|::::::::　|

投下されてすぐに後書き先に見て本当に本バレだと勘違いしてた俺が来ましたよ
やられたぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

よーし、Gカイザーを妄想してみよう

とりあえずGとあるということはグレート合体があるんだろう
ということは1機は手足が分離して増加装甲になる、つまり両手両足がドラグーンシステムということだな

無論、ロケットパンチ、ロケットキックで中の人ごと飛んでくんだろ？

主役繋がりかw
なんにせよドリルは外せんな

よし、股間のアロンダイトの先端をビームドリルにすればいいんじゃね？

ソルカイザーも必要だ。そして全機の合体による最強のMS、
アルティメットカイザーが誕生する。

研究員（とも）の想いをこの身に刻み
無限の欲望（やみ）を勝利（ひかり）に変える
天上天下！
一機当神！！
超銀河Ｇカイザー！！！

>>先程よりもずっと弱々しい研究員
これを最初見て笑いをこらえているからだと思ったのは俺だけで良い

>>660
ちょｗ

>>660
よくやったｗ

勃ち上がったか…プランＡ…これで人類は救われる

まとめにもうあがっている！！

次回はＧカイザーか、元の話を忘れそうだぜ

「くっ、プランAが！？」
『終わりです。その卑猥なMSごと破壊してあげましょう』
「先輩っ！！」
「今こそ封印を解くんだ！シン＝アスカ！！」
「オラオラ、助けにきたぜ？」
「真の主役は遅れて来るってね」
「何やってんだい、アンタ達！」
「四つの力合わさる時、異界の神現れん」
「行けえええええええ！Ｇカイザアアアアアアア！！」

究極×股間


股間の剣を解き放て……！！

>>666
それはまずいだろ・・
シンじゃなくて速水な人が主役になっちまう

エミュ子にまで卑猥なMSと認識されるのかｗｗ

エミュ子「えっちぃのは……許しませんッ…!!」

　老朽化した輸送船の中で、男は目を覚ます。随所に加えられた改修によって、辛くも
廃棄を免れ続けている船内の空気は浄化剤の匂いが僅かに混じっており、子供の頃水泳の
授業で入ったプールを思い出す。コンテナ状の小型ベッドから這い出し、無重力の中を
漂ってドアに辿り着く。むき出しのケーブルで簡単に接続された開閉ボタンを押すと、
目の前に作業着姿の女性が立っていた。
「おや、もう起きられるかい？」
「はい。ご迷惑おかけしました」
　ジャンク業者を名乗る彼女に礼を言ってすれ違い、男は細い通路に出る。丸い小窓から、
離れていく幾筋ものスラスター光が見えた。
「あれは？ ……民間船ではない。軍用艦……艦隊か」
「エミュレイターってのをやっつけに行くんだとさ。ナチュラルとコーディネイターが、
協力して共通の敵を叩く……っての？ アタシがガキの頃は信じられなかったけどね」
「エミュレイター……何の、模倣者なのです？」
「知るもんか。ザフト繋がりの何からしいけど……そっちこそ、何か知ってたんじゃないのか？
ザフトのスーツを着て、ぶっ壊れたグフに入ってたんだから」
　女の問いに、男は曖昧な笑みを浮かべて首を横に振る。彼は記憶の殆どを失っていた。
デブリ海で漂流物に引っかかっていた所を、ジャンクを漁りにきた彼女に救助されたのだ。
「とにかく……私は、もう行きます」
「行くってどこへ？」
「解りません」
「ぁん？」
　訝る彼女に、男は笑みを絶やさず言葉を続ける。虫も殺せないような、か弱い微笑。
「殆ど何も覚えていませんが、帰らねばならない場所があるのです。会わねばならない人
がいるのです。そして、それは此処ではないし貴女でもない……お世話に、なりました」
　エアロックの方へ行こうとする男。その目の前を、鍛えられ日に焼けた右腕が遮った。
「待った。お代を頂いてないねえ？ 助け賃とか空気、食料、水とかも」
　投げかけられた疑問に対し、男は答えに詰まる。
「そ、それは……その、私のグフを既に売り払ったのでしょう？」
「『あんたの』グフじゃないだろ？ アンタから代金を受け取らないとね。言っとくけど、
余分な小型艇やノーマルスーツは無いよ。アンタが着てたのは、もう使い物にならないし」
「しかし、私は帰らねばならない！ きっと……きっと、待っているのです、みんな……」
　目の前で手を振って見せる女。煉瓦色の髪が揺れた。
「そのまま待たせときな」
「そんな！ ぉぶっ！？」
「アテも無いくせに慌てるな。デブリ海に生身で放り出されりゃ、会えるってのかい？」
　顎を掴まれ持ち上げられ、タコ口になったままの男が勢いよく首を振る。

「じゃあ、とりあえずアタシの船で働きな。ＭＳ使えるんだろ？ 雇ってた奴が大怪我して
辞めちまってねえ。代わりを探してたんだよ。ジンとか乗れるね？」
「まあ、ザフト系はひととおり……勝手に決めないで下さい！ 私には……」
　更に食い下がろうとする男の前で、先程のように親指と人差し指を開閉させる女。
「そんなに大事な場所なら、人なら、あんたを待ち続けるに決まってるだろ。記憶が元に
戻るまで、ヒントのひとつでも思い出すまで……此処に居ろ」
　背中を向け、最後の一言を小さく零す彼女に、口元を押さえていた男が顔を上げる。
「貴女は……」
「まず、アタシにこさえた借金を何とかしな。目先の事をやっていくんだ。アタシの事は
船長と呼べ。あんたは……確かアルファべットで呼ばれてたんだったね。……『Ｃ』？」
「『Ｄ』です……多分」
「よし。早速行くよ、ディー。仕事だ仕事」
　床を蹴って貨物ルームへと流れていく彼女を、『Ｄ』は呆気にとられたまま見つめる。
「何やってんだい、ディー！？ 来な！」
「ぁ、はい船長！」
　救いの女神は、最後の最後で男に微笑みかけた。微笑んだまま、伸ばしたその手で彼を
暗い淵へと突き落としたのだ。

　一刻を争う計画だった。よって映画やドラマに出てくるような、開始前のスピーチや
戦地へ旅立つ前の休息は無く、シン達は艦から降りることすら無く、敵地へと赴いている。
「本格的な作戦が始まる前に、全兵士に向け何かメッセージを……シン＝アスカ」
　だから、イズモの通信室に呼び出されたシンはまず混乱した。マイクを差し出している
ジェスが無言で親指を立てる。背後で薄笑いを浮かべるミナ。
「いや、特に何も……俺はただ、誰よりも前に出て戦うだけ。以上だ」
『短すぎるぜ金的のシン！』
『金的！ 金的！』
「うわっ！？」
　通信室のスピーカーから入ってきた、金的コールに本気で怯えるシン。
「こ、これ双方向で繋がってるのかよ！」
『金的！ 金的！』
『金的！ 金的！』
　ザフトのナスカ級から、連合のアガメムノン級から、そして何よりイズモの艦内から、
一斉にコールが鳴り響く。今まで情報が遮断されていたプラントのザフト兵も、シンの
地上における様々な意味での大活躍を知ったのだった。
　コーディネイターの底力を知らしめると同時に、金的を受ければもがき苦しむ同じ人間だと
ナチュラルに伝える役割を果たしたシンは、新たな英雄となったのである。

　コーディネイターとナチュラル。両者に本当に必要だったのは、百の言葉や現実味の
無い博愛精神ではなく、ほんの小さな勇気と痛みだったのだ。
　ともあれ、シン＝アスカにとっては迷惑でしかなかったが。
「もっと喋れ、シン」
「し、喋れったって原稿も無いですし！」
「誰がお前の棒読みなど期待するか。本心を伝えればよいのだ」
『金的！ 金的！』
　各方面からの精神攻撃に身悶えするシン。だが、覚悟を決めたか大きく息を吸い込んだ。
「今回の作戦……」
　喋りだした途端、金的コールが止む。その沈黙にまた胃を重くしつつ、シンは言葉を
搾り出した。
「今回の作戦に参加するアンタ達は……仲良しじゃあ、ないんだよな」
　食堂で鉢合わせ、険悪な雰囲気になりかけたブルーコスモス主義者とザラ派のザフト兵が、
同時に真上のスピーカーを見上げる。
「まあ仲良しどころか、本当なら敵と味方に分かれて戦ってる間柄かもしれない。しかも、
この戦い、勝った所で自分1人が良い目を見るわけじゃない。払われる報酬もきっと、
作戦の成功率を考えたら、そう高くないんじゃないかと思う」
　挑発しあっていたミハシラ軍構成員と宙賊が、罵りあいを止めた。
「強いて言えば、全員が得をするんだ。そんな戦いに……作戦上仕方ないって言っても、
こんな少数で臨まなくちゃならない……損な話だよな。アンタ達にとっては、そうだろ？」
　狂気に冒され、損得についての認識が希薄になったシンには理解し難い話だったが、
構わず続ける。アズラエルに教えられたからだ。自分の考えが絶対ではないという事を。
平和が欲しい、という至極当たり前に思える願いについても、細部は千差万別なのだと。
「だから、生き残ろう。こんな割に合わない仕事で死ぬなんて馬鹿げてる。悪巧みするに
しても、人を騙してカネを巻き上げるにしても、まずは生きていないと話にならない。
戦うこと……そうだ、戦うことだって、生きていないと出来ないじゃないか」
　シンは其処で俯く。口下手で、感情のままに喋り続ける事が恥ずかしくなってきたのだ。
「さっきの繰り返しになるけど、俺は……俺は、誰よりも前に出る。誰よりも前に出て
戦うが……死にたがっているつもりはない。死ぬっていうのは……逃げだからだ。特に、
俺みたいに……散々殺してきた人間にとっては」
　顔を上げる。顔の見えない人々に呼びかけた。
「俺は、死ぬつもりはない。誰かを死なせるつもりもない。負けるつもりもない。勝つ。
勝って生き残る。……力を、貸してくれ！」
　返ってきたのは沈黙だった。がっくりと肩を落とすシン。喋るには向いていないという
自覚があったが、流石に何のリアクションも返されないと落ち込む。
　が、反応はあった。遅れていただけだった。

『金的！ 金的！』
「……」
『金的！ 金的！ 金的！』
　パワーアップした金的コールと、爆笑が。
「ちゃんと聞いてたのか、アンタ達はあぁっ！！ あっ！？」
　笑いを堪え、肩を震わせながら通信ネットワークを切ったジェスをシンが睨みつける。
「案ずるな、シン。しっかりと伝わっていた」
「そもそも俺の話なんて、誰も聞いていなかったじゃないですか……もう、失礼しますね」
　疲れ、腹も立ったシンを見送った後、ミナはブリッジに呼びかけた。
「セレニティの照射エリアまで、後どれほどか」
『10分後に、イズモが突入します、サハク司令官』
「そうか。広域ジャマーの最終チェックを急げ。艦の指揮はアルファ１に任せる。余も
アマツで出るぞ」
『しかし司令官……』
「英雄シン＝アスカとの約定だ。全員で戦わねばならぬ」
　悪戯っぽく笑い、ミナはマントを翻した。

「これが貴方のヘルメットです。ミラーシェイドと、ボイスチェンジャー……」
「わざわざの配慮、感謝する」
　クサナギの格納庫。その片隅で、パイロットスーツ姿のアスランがメットを受け止める。
「いいえ、貴方はアスハ政権時代に裁かれた反逆者ですので……此方の事情ですよ」
「そうか。ところで」
　アスランは己の機体を見上げる。
「ムラサメに仕掛けられた自爆装置について訊きたい」
　背広姿の男が、唇の端を持ち上げた。眼鏡のレンズが光る。
「ふふ……外し方を？」
「いや、爆発の威力だ。コクピットを破壊してパイロットだけ殺すのか、それとも……」
「動力部にセットしてありますので、火力は期待できますよ。貴方が妙な行動を取るか、
もしくは我々が戦術上必要と判断した場合、起爆させます」
「なら、使い道があるかもな……そうだ、もうひとつ確認したい。俺がこの作戦で死んだ時、
後で受け取れる筈の『生活補助金』は……」
「契約書通り、全額メイリン＝ホーク様へ」
「完璧だ」
　頷き、アスランはメットを小脇に抱えて昇降機に乗った。下から、男が声をかける。
「ただ貴方が死亡した場合、我々が約束を守らねばならない理由は無くなります」
　ちらりと下を向くアスラン。メットをかぶり、軽く敬礼してコクピットハッチを開けた。

金的支援

「イズモ、エリア内に突入しました！ ……5秒経過！」
　今、宇宙は暗い。視覚的な意味ではない。近辺の航宙用ビーコンを全てダウンさせる
事で、セレニティの超長距離砲撃を防いでいるからだ。事前に調べ上げたセレニティの
座標目掛け、慣性航行のまま艦隊が進む。マニュアルが辛うじて残っていた発光信号で
やりとりする各艦。画像や音声など、ネットワークにアクセスする類の通信を使えば、
ポジションを割り出されてしまう可能性があるからだ。
「15秒経過！ ……ロックされていません！」
「まだだ。後20秒でどうなるか……」
　目を細め、ミナは顔の前で指を組む。右の人差し指が僅かに震えた。高揚しているのだ。
ブリッジは静まり返っている。誰かが唾を飲み込む音が大きく響いた。
「20秒経過！ ッ正面、ＭＳ反応複数！ 視認距離に入ります！」
「く、近い。だが、レーダーをアクティブに切り替えるわけには……迎撃せよ！」
　ミナの言葉の直後、ブリッジの展望窓を真紅の光翼が覆う。オペレーターの何人かが
身を縮こませた。
「し、シン＝アスカのデスティニー�Uです！」
「解っている。見間違えようもない」
　微かな苛立ちと共に、鋭い声を発するミナ。アマツに乗った自分が鮮やかに迎撃したい
のだが、作戦が2段階目を迎えるまで、動くわけにもいかない。
「蹴散らせ、シン！」

　特火重粒子砲を構えたジンとシグーが1機ずつ、ゲイツＲが2機。エミュレイターは、
ＭＳを選り好みしなかった。プラント領内に待機させてあったザフト機にアクセスし、
手当たり次第に自らの組んだ戦闘機動パターンをインストールし、『ドローン』とした
のである。ラクスの代行者としての権力を持つ彼女だからこそ出来た事であった。
　イズモの接近を捉えた4機のＭＳが省電力モードから復帰し、大砲を抱えたジンが、
黒と黄の戦艦に狙いをつける。しかし、左へ流れたモノアイが悪魔を捉えた。
　残光を引く緋色のツインアイ。血に染まった腕部。黒と赤の大型ウィングユニット。
黒を基調とし、赤のラインを入れた全身を包めるほどの光翼。接近を察知した2機の
ゲイツＲがビームライフルを向けるも、ハイスピードを保ち、かつ複雑な回避機動で
襲い掛かるデスティニー�Uをロックオンできない。
　両掌が打ち合わされ、そこから光が溢れ、頭部パーツが持ち上がる。ツインアイが一際
力強く輝き、目元の血涙が闇に映えた。両腕を振り抜けば、宿った光が炎と化す。足裏を
通って足甲部へ回ったビーム発生器にも光が走った。
　距離が詰まりきり、1機のゲイツＲが発砲。しかし間に合わない。紅色の炎で染まった
右掌に弾かれ、ヴォワチュール・リュミエールの加速力を纏ったデスティニー�Uが直進。
二射目より速く突き出した掌がライフルを融解し、その速度で頭部を鷲掴みにする。

黒い悪魔支援

　目前に迫った高機動ＭＳから離れようと、大砲を捨てたジンが跳び下がる……寸前で、
機体の左膝から右肩にかけ3本の光線が走った。ゲイツＲの頭を掴み飛び去りつつ、黒と
赤の悪魔がクローモードにセットした左掌を軽く振り抜いたのである。
　単なる枝分かれしたビームサーベルではない。反り、尖り共にまさしく『爪』と化した
ビームクローに切り裂かれ、小指部分が掠めたトサカ状のブレードアンテナが割れる。
切断された各部から炎が上がり、断面に沿ってパーツがずれ。広がった。
　残ったゲイツＲが機体を振り返らせた時、デスティニー�Uが其方へと振り返って、先程
頭部を大破させた機体を投げつける。真紅のツインアイが輝き、右腕の積層装甲が一斉に
開いた。内部が血の色に光り、右掌から鮮血を噴出すかのごとくビーム光が膨れ上がる。
　インフィニットジャスティスに乗るアスランを撃破した、あの長大な光の杭が2機の
胸部を貫通。杭が消滅すると同時に四肢を痙攣させる。残り火を纏わせる右腕を振り抜き、
デスティニー�Uは最後の犠牲者に狙いを定めた。ウィングユニットがほぼ真上を向き、
光る翼がはばたく。
　３機が次々に餌食となる中、シグーは真下へ回っていた。悪魔のスピードを生み出す
長大なウィング。そこを狙うべく突撃銃を構えた途端、デスティニー�Uが相対的
下方へ『降ってきた』。シグーのモノアイが最期に捉えたのは、光翼、右の足裏に回った
ビーム刃、そして真紅の双眸。脳天から股にかけて溶断され、トリガーを引かれたままの
突撃銃が無意味に銃弾をばら撒き続ける。
　まず、三枚に下ろされたジンが爆光を放った。次いでまとめて貫かれたゲイツＲ２機と
蹴り裂かれたシグーが同時に爆発する。一瞬の炎と光の中、デスティニー�Uの姿が濃い
影を生み出した。血色のツインアイが、搭乗者の狂気と共に燃えていた。

　簡易ビーコンとして配置した４機のドローンを破壊されても、エミュレイターは行動を
起こさなかった。部隊が消滅した座標をチェックし、周囲のドローン群を準備させる。
２、３度の衝突で、敵艦隊の規模が判明するだろう。充分に装備を揃えられなかった機体
を配置し倒させれば、敵の意気は上がり大胆になってくる。それに戦略砲を迂闊に撃てば、
詳細な威力や射程距離を読まれ、対策を立てられてしまう。
『集いなさい、人間……規格外の捨駒達。狡猾にして、慈悲も諦念も知らぬ征服者達』
　彼女は『人類』を愛しており、人類の内である人間をも等しく愛していたが、それと
同時に警戒してもいた。前進し、団結しそれまでの常識では考えられなかった力を発揮
する彼ら。しかしその歩む方向は自由意思によって決定され、時に大きな禍をもたらす。
　ラクス＝クラインの思考を有する彼女にとって、人間とは試練を要する存在だった。
『戦いなさい、立ちはだかる障害を打ち倒し、何処までも進んでいくために』
　セレニティのリングがゆっくりと回転し始め、眩い金の輝きが純白の天使を照らしだす。
我が子を抱き締めるかのごとく広げられていた巨大なウィングユニットが180度回転し、
後ろへ伸びる。ブレードアンテナが立ち上がり、蒼穹色のモノアイが一斉に発光した。

今回は此処までです。

ＧＪ!！
みんないい味出てる！！
乙っしたー

ＧＪ！

なんという金的の無駄遣いｗ

　 　 _ 　∩　　　　　　　　　　　　 　 　∩　　　　　　　　　　　　
(　ﾟ∀ﾟ)彡　金的！金的！　(　ﾟ∀ﾟ)彡　金的！金的！
　⊂彡　　　　　　　　　　　　　　⊂彡

　　　__＿　　　　　　　　　　　　　　　　 __＿
　 ／： 》：、. ∩　　 　　　　　　　　　／： 》：、. ∩　
　（===○=） 彡　金的！金的！　（===○=） 彡　金的！金的！
　 / / ⇔　）　　 　　　　　　　　　　 / / ⇔　）　
　　　 ⊂彡　　　 　　　　　　　　　　　　⊂彡

┳＿o＿　Ｕ　　　　　　　　　　　　┳＿o＿　Ｕ
（ ）　H＿）彡　　金的！金的！　（ ）　H＿）彡　　金的！金的！
└⊂　⊃彡　　　　　　　　　　　　 └⊂　⊃彡

おいちゃんまた投下事故かと思っちったｚｅ！　ＧＪ！

GJ！
輝く爪と翼をもった黒と赤の悪魔キターーー！！

GJ!
デスティニー�U、カッコ良すぎ！！

そして何より、金的！ 金的！

念の為伺いますがー……
これは本編の方でいいんですよ……ね……？

>>692
本編です。

ところで、掲載ミスの分がまとめに載ってしまっているのですが……

記憶喪失ネタはラクスでくるとおもいきやDですか。
しかも幸せなのか不幸せなのか微妙なさじ加減・・・GJとしか言い様がありません。
金的コールも最高潮ｗ　最初から最後までクライマックスですｗｗｗ

作者乙！
今の所、人類の団結や反撃すらもエミュレイターに踊らされているような感があるが
金的はその思惑の遙か斜め上を逝ってくれると信じている。

もう、なんかな。感無量。第一話からここまで着たのかと思うと。
たしかに英雄はここに居たよ。ＧＪ！

味方にとっても敵にとっても厄介な凸が帰ってきたな
今回は首輪に鎖が付いてるようだが、シンと会ったら一悶着有りそうだ

それにしてもキラのときといい「D」のときといい、この世界の神様はめっちゃ
悪趣味と見えるな。

しかしアスラン、まず自爆装置の威力を確認するのか。
確かにここぞというときに戦果をあげてきた切り札ではあるが…ｗ
いかん、いつどこで起爆するのか楽しみになってきたｗ

裏切りと自爆はアスランの華だなぁ…。

自爆しねえアスランはただのアスランだ

自爆するアスランは何なんだよｗ

流石自爆はザラのお家芸だな！！

>>703
上手いｗ　山田く〜ん、座布団一枚

>>701
ふと脳内で映画「紅の凸」が上映されたじゃないかｗ
しかしいい響きだ「自爆しねえアスランはただのアスランだ」

スクランブルコマンダー２の精神に「自爆」はあるのだろうか？

つか可変機に乗ったアスランは高確率で搭乗機を壊すというジンクスがあるが…
大丈夫だよな？

ていうか隠者以外(ry

種死に入ってからは自爆してない、ブランクがあるのが心配だ。

レクイエムでムウのアカツキがいなければ自爆していたに違いない。

スーパー厨房大戦と化して来たなｗ
中二病度が負債を上回っていれば勝ちってなｗ

種死に入ってからは自爆してないけど機体の損耗率高すぎ。

ザクは2回ぐらいボロにしたし、セイバーは達磨。グフも大爆発。

>>702
そりゃ訓練されたアスランなんだろ

何気に隠者もリフターをレクイエムの中に不法投棄してたりする

超高コストのワンオフＭＳをボンボン自爆させる凸には
ガズウートがお似合いだ

>>711
なんだこのゴミは？

……しかし何故だろう。
シーンを切り取ってそれだけで見ると大義と女のために命を懸けるカッコイイ男に
見えないこともないのに、「こいつうぜぇ」とか「空気読めよ」とかしか思えない。

ＧＪ！

このエンブレイスは間違いなくゲッターの意思が宿った萌えキャラ
エミュ子はオレの嫁

>>716
キチガイは放置しろ

常識的に考えて、エミュ子は俺の嫁だからして、>>718の嫁は架空の存在のはずだ。

>>718>>720
エミュ子はシン一筋だから諦めな。
現実から逃げるなよ。











俺は７子の婿だがな。

ほう、７子を嫁にする、じゃなく婿入りすると申したか、

つまり貴様、ミナ様を事実上のお姑様として仕える覚悟があるというわけだな。

つまり>>721は俺の孫になる訳か

わたしはベル子さんとシャワールームで一緒に緊張をほぐしてますね。

そんな流れは無視して
ＧＳＣＩ氏乙です！
金的！金的！
あとまとめに載ったのは偏に住人の愛だと信じている

凸は量産機に乗ると実力が三割増しになる(種死参照)から戦闘に期待

みんなプランAを飲み過ぎてこんなになっちゃつて…

とても面白いんだけどぶっちゃけオリキャラとかアスランの描写のが面白い
プランAとかいうガンダムエレクチオンでごまかそうと金玉祭りでごまかそうと
この作者がシンを賛美しまくってるのは明白
特に、キラきゅんと似たような要素のフサツとか人々を救いたいとかいう如何にも主人公な
志を狂ってる、狂人と言い切る事で過剰賛美をごまかそうとしてるのが非常に萎える
非常に奇麗な狂い方がとてもあざとい、目の焦点が合わず涎を垂らし常になにがしか排泄しつつけてるとかならともかく
あくまでも読んでる人間から嫌われないよう嫌われないようしているのが見え見え
金的もここまで来るとわざとらしい、シンを損な目に遭わせて物語のバランスをとろうとしてるのかもしれないが
金的ネタは本筋から乖離したコントにしか見えない、いっそ本当にプランAに乗って大勝利して金的の物語を締めれば筋が通るかも
あとスレタイの逆襲はどこらへんに盛り込むのだろう

たかがネタ板のＳＳに対してこんな感想がつくとは
注目されるというのは面倒臭いものですな

何かしら楽しめれば良いんじゃね。シンだけの物語じゃないことは、脇キャラ描写に
割かれた分量を考えれば明白だし。>>728がオリキャラとかアスランの描写の方が
面白いって言うんなら構わないだろう。叩く為だけに読むとかじゃなきゃさ。

>>729
新シャアをネタ板だと思ってないか、GSCI氏を何か深いものを込めた高尚な（失笑）
作品を目指してる物書きだと勘違いしてるのかもな。

まぁキティはスルーするしかないさ
スルーを知らないガキには大人な態度でスルーしてやるしかないんだしさ

それに…まだ００８３や０８の荒れ具合に比べれば天国だよ……

>>728
まあ見方はそれぞれだよね。俺は違う感想を持ってるけどね。

>>728
とても面白い

ここまで読んだ。

>>728
「金的！　金的！！」

まで読んだ

＞オリキャラとかアスランの描写のが面白い
それで十分じゃないか

面白ければ良い

>>728
具体的根拠ゼロの感想文乙。

>>728
あまりにもカッコいい描写に、俺…嫉妬！
かっこよすぎて悔しぃ…でも感じちゃぅ(ビクビクッ

まで読んだ

スレの人気は728子が独り占め

>>723が何を言ってるのか理解できない

>>740
>>723は「婿」と「孫」を書き間違えたなりすましのネカマだったンだよ！！！

GSCI氏GJ!!
デスティニー�Uかっこよすぎるよ（＊´Д｀)ﾊｧﾊｧ

ってことで
ttp://vista.undo.jp/img/vi9165552547.jpg

即保存しますたＧＪ！

何これＧＪって言うしかないじゃないの！ＧＪ！

遅レスですがGSCI氏GJです。

>>742
保存したぜGJ!

>>728
過去ログも保管庫も>>1も無視った発言乙

>>742
ＧＪ！ 今回の話の絵と理解して構いませんか？このシーンを字で書いた覚えが
あるもので……違ってたらごめんなさい。新型パーツまで丁寧に描いて頂いて、
感激しました。有難うございます。本当に格好良いです。

レスありがとうございます。
>>GSCI氏
>あの長大な光の杭が2機の胸部を貫通。
のところを描かせていただきました。

>>742にGJするしかないじゃないか！！


しかしこうして絵で見ると本っっっっ当に悪役にしか見えませんねｗｗｗ

悪役にしか見えないって…褒め言葉だろ？
それにしても絵師は本当にＧＪだ。いや、それだけじゃ言い表せないぜ･･･

シンは青ベースより赤ベースの方が似合う？

っていうかＤについて触れないのは何故なんだろうか…
それが気になって仕方ない

この話まで、Dは野郎だと思ってました。
ZAFTだと別に女性パイロット珍しくないしぃ……

いや、Ｄは野郎だろ？

Ｄは『やりとげた』からな
やりとげた人間は物語にいちゃいけないんだよ、悲しいけどな
だから俺たちはこれからやりとげる「金的様御一行」を支援するのさ！

　 　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　プランＡ！金的！
　⊂彡
　 　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　金的！プランＡ！
　⊂彡

ちょっと待て、Ｄが野郎でないと新たな境地が開けてしまうんだが

復讐に生きるおにゃのこ、D
うはｗｗｗテラモエスｗｗｗｗｗ

お前等って奴は、アズ子にエミュ子に７子に、その上Ｄ子までご所望か！


……大好きだっ！

無精ヒゲ生えたとかトランクス一枚だとかあったからＤは男だろ。

萌え、終了

いやいや、ザフトに再入隊するために顔も名前も性別さえも変えてしまったんだよ。

落ち着け。ザフトに再入隊してシンと初めて顔合わせたときからＤは男だってのｗ
煉瓦色の髪＋日に焼けた肌の船長が女なんだよｗ

皆が勘違いでＤに萌えてる間に、俺は悠々と女船長を嫁にもらっていく。

一気にキモい流れになったな・・・
アズ子やプランAはともかくこれはさすがにひくわ

いや…
マジに返されても困るんだが……

ダブルオー開始の混乱期だからか、変なのが紛れ込むようになったな

では、誰もベル子が好きではないようなので俺が嫁にもらっておきますね。

そんな流れをぶった斬りつつ、プランＡでエミュ子に突貫してきますね！

オマイラ勘違いしてんぞ

エミュ子最終形態がプランＡだぞ

つまりふたなりになるのか！　と思った俺はもう後戻り出来ないだろうなあ。

えぇい、本当に自重しろ！ｗ

まったく脈絡もなしに、エミュ子に股間を撃ちぬかれるデスティニーを想起した。

こんな流れの中
プランA-gguy発進

ttp://vista.undo.jp/img/vi9174355783.jpg

セロテープは最高の工具

なんというビームクロー、これのプリティな機体がデスティニー�Uか

>>772
このプランAすごいよ！　流石グーンﾀﾝのお兄さん！

>>772
なんか蛾をイメージしたｗ

吹いたｗ　特に股間のタンク辺りにｗ
ただ、やっぱりグーンのような非人型の機体でないとプランＡの魅力は最大限に引き出せないと思った。
・・・偉そうなこと言ってスミマセン

ビームクローが格好良すぎる
ガンダムも一撃だ

この機体があればジオンは地球連邦に勝てたのに……！！

体育座りすると大変なことになるんじゃねｗ？
それも魅力かな

>>779
虎眼流門下生みたいになると申したか

>>780
ちゅぱ太郎と申したか

>>779
アッガイたんが体育座りできないなんてゆゆしき事態じゃないか!!

ttp://genzu.net/sokan/
で、出来心で試したらえらいことに……

フレイ−[知り合い]−シン
クレハ−[友達]−シン
アビー−[知り合い]−シン
フレイ−[微妙]−クレハ
フレイ−[師匠]−[弟子]−アビー
シホ−[同志]−アビー
シホ−[元恋人]−フレイ
シホ−[女王様]−[愛の奴隷]−シン
クレハ−[見せ合いっこ仲間]−アビー
シホ−[攻]−[攻]−クレハ

イザーク−[見せ合いっこ仲間]−シホ
イザーク−[共犯者]−ディアッカ
イザーク−[悪]−[正義]−キラ
イザーク−[コスプレ仲間]−アスラン






イザーク−[見せ合いっこ仲間]−プランA

暇な人向けです。
ttp://image01.wiki.livedoor.jp/a/5/arte5/d02410b8efb3eeb7.pdf
ttp://image02.wiki.livedoor.jp/a/5/arte5/890317efef3e8c78.pdf

>>785
おー、これは読み応えがある、プラモでの再現に挑戦するのにいい参考になります。
インパルス�Uやケルビックはじめ、エース級ワンオフ機等のも拝読したいところです。
ところでお尋ねしますが、ジオンの量産機の多くは濃紺系の塗装が多いとされてますが、
実際の色合いとか塗装パターンは例えばティターンズ版ガンダムマーク�Uとか
ＧＭクウェルとかに近いものという解釈でよろしいんでしょうか。
例えば四肢は主にロイヤルブルーで胴などがミッドナイトブルーといった具合に…

>>786
そのような感じになるかと思います。
(しまった色について書いとけばよかった)
連邦軍カラーのハイザックと、ＷＷII後期〜ベトナム戦争の米海軍機が頭にあったので。

ワンオフ機について編集中、今週中ぐらいには上げます。

>>787
ありがとうございます、なるほど一般兵用ハイザックもありましたね。
しかし…いま再確認してみたら、1/144ではランチャーやソードはともかく、
エールストライカーはＨＧのストライクかスローターダガーにしか付いてなかった…
複数用意しようと思ったらしんどい事に、どうしましたものやら。

あーお前ら、別スレまで行ってプランAの話題は自重しろな

>>785
めっさ暇だから、全部読んじゃったよｗ
凄い読みごたえあった、ＧＪ！！

>>789
ＫＷＳＫ

>>789
同意。
俺もこのスレ大好きだけど、時々外部に持ち出す輩がいるのが悲しいよ。

唐突に発生するプランA祭りや女性陣祭りは
ある意味このスレに必要だけれども
外部から見たら理解できないものだろうし。

とりあえずもうしばらくはひっそりと進行して欲しい俺がいる。

>>791
タイミング的に(春日部に住む女子高生)のあのスレ。
わからないなら君はそのままでいてくれ。

>>791
kwsk書く必要ない。どっちのスレにとっても害にしかならんからな。話題出した奴とそれにのった奴が反省すればいいだけの話。

外部でプランAはさすがにな。自重しる。
それで向こうが荒れたらやってることは騙ろうスレの連中とベクトルがちょっと違うだけでやってることは同じだし。
てなわけでプランAやその他話題はここで楽しもうぜ。

似たような流れが前にあったな。あのクロススレと同じ運命を辿って欲しくは
無いもんだが。さりとてＧＳＣＩ氏に小ネタ書くの止めろとは言えないし。

wiki見たら何かエクシアとキュリオスとかって中位天使の名前らしいな
セラフとかケルビックとかでるんじゃね

そのうち太陽繋がりでアポロンとか出てくんじゃね？

ガンダムメタトロン
これのネーミングで変形すればメリケンでも売れそうだ

ガンダムアークエンジェ……すまん、なんでもない

俺はメガトロンのほうが…いや、なんでもない

あ、あと遅ればせながら>>398氏、見させて頂きました。
仮組とは言えGJです。
ゲルググにバックパックってどんだけくどいんだよって本人も思っていたのですが、
いざみてみると意外と様になりますね……
それにゲルググに背部スラスターが追加されると性能的にも高そう!?

>>801
高機動型ゲルググを否定するとな？
ジョニーライデンなめんな

ゲルググキャノンもだ。

>>802-803
まあ、もちつけ。

つうかやってる事は同じだべ。
エール背負えば高機動、ランチャーかドッペルホルンで火力支援。
しかも換装可能。

行動時間の増えたゲルググＭもなにげに否定されてる・・・

腕部レーザーバルカンなめんな

つか、換装機体って素の戦闘力が低いからパックに頼らざるを得ないと言う事だろ？
ゲルググは素で強い

それなりの能力を持った機体にバリエーションを与えるための装備だろパックは。
ある程度の汎用性と状況に応じた特化装備という。

CEの場合、パック換装タイプはザクやドム、１０５ダガー等一部を除き素だとパッとしないのがほとんど、やたらとMSが空を飛んじゃうのが原因の一つかな？

おまいらはとんでもない事を忘れている
ジェットストライカーの喰らい判定マジで大きすぎ

てかパック交換で全然ちがうタイプになるのってパイロットに優しくないよな、ものすごく

整備や工場にとっては優しいと思う。あと経理。

まあ、各々が使うパックを決めておけばいいだけだし。
いいシステムだと思うよ。戦争って面から見たら優秀だ。

空中戦のジェット、砲撃用のキャノン、万能用のエール、
一撃必殺、禁断の核
武器としてBRが不満ならBZを持っても可
このパック、やろうと思えばストライクダガーにも付けられそうだし、
とりあえずの数を揃えようと思えばかなり優秀

しかし種死はパックの性能はそこそこなのに素体の量産期がヘボすぎて涙を誘うｗｗｗ

種のパックはじゃかさばり過ぎて宇宙戦艦ならともかく、
地上じゃ専門の設備がないと前線じゃ使い辛くないか？

砲戦は対空や基地防衛で使えるだろうけど侵攻には使いづらいよなぁ

ストライカーパック用の設備の整った基地や戦艦、スカイグラスパーが無いと換装そのものが出来なさそうだ。

>>817
量産体制が整えば設備も自然に導入されるだろ。
それより生産にかかる資材が少なくて済むことが重要だろ。改良も比較的簡単そうだし。

>>810
それを戦闘中にこなすインパは更にパイロットに優しくない訳で。
そしてソレを唯一使いこなせたシンがテストパイロットに抜擢されそのまま正規パイロットに起用された裏話も有るんだけどね
……非王道でだけど

あらためて衝撃って面倒くさいMSだな

衝動だろ

戦場での換装か…がんがーくろすおぺれー…いや、スマン。なんでもない。

>>822
ヤマダ自重

>>818
そんなの大規模な基地や戦艦以外は導入されるわけがない。
ほとんどの部隊が○○パック付けっ放し、現場でのパックの脱着はMS同士でやってね、だ。

改めて普通のランドセルのようなパックの方がいいと思われ

ストライカーパックはやたらゴテゴテしていて重心も悪いからな

バックパック換装はプラモデルのシステムとしては面白いんだが・・・
そもそも種類が少ない＆換装しない機体のほうが強い奴多いとか･･･

なんだか愚痴っぽいことを言いつつプランＡ作成中の前ｽﾚ24こと今ｽﾚ545です。
ＶＬの位置をケツに修正しつつデスティニーのヒザアーマーと腰バーニアを移植
そして最大の特色である股間のアロンダイトの迫力を増すために
百分の一ﾃﾞｽﾃｨﾆｰを買ってきてアロンダイトを装着！すごく･･･大きいです･･･
後は腕部だけで完成ひとまずとなります。
なんとか今週中にくみ上げて今月中には塗装まで含めて完成させたいところです。
画像は日曜に

あとｱｯｶﾞｲﾈｺﾐﾐﾓｰﾄﾞと姉は嫁に行ったためなかなか会う機会がなかとです。
私の画像は恥ずかしいので勘弁してください。

ＰＧのソードとランチャーを出さない番台に幻滅した

>>824
08みたいなゲリラ戦やるような部隊だと大変だよな。
まっ、CEの戦争は雨でも泥でもオイルでも汚れない綺麗な戦争だったな。

泥塗れの方がかっこいいと思うのはもう古い世代なのかな・・・

寒い時代になったものだ

>>830
男は泥や汗が好きだが、腐女子は泥や汗は嫌いだって言うな。
どんな時でも、シャンプーの香り漂う様なのが良いって。

>>832
どんな時でもシャンプーの香り漂うって……
最前線の仮設トイレには栗の花の匂いがするって言うのはデマだったのだろうか……

いや、栗の花の匂いがつきものなのは変わらないだろ。
腐女子の好きな世界なら特に。

>>830
どちらを格好良いと思うかは個人の感性による
そういうのを安易に時代のせいにするのは年取った証拠だ

>>834
失礼ＮＥ！
８０１穴と８０１液にヘンなニオイなんかないわＹＯ！！

>>830
そういえば1stの時代のガンプラには敢えてダメージ表現やウエザリング塗装をするのが流行ってたな（ホビージャパンとか）

種のMSってなんだかんだで傷跡刻むのむずくね？

無敵装甲なうえに発色するからな

G・W・Xは劇中でよく腕とかにダメージ喰らって壊れたりしてほどよく
「良い意味」でダメージ表現が似合ってたな。
俺的にはやっぱり程よく泥とか煤が付いて歴戦の勇士！ってかんじが好きだな。

ボンボンで連載してたF91思い出した。奇麗な状態だったのは初陣だけで次の話
からあちこち細かい傷がついてたのが印象に残ったなぁ。

ここはブライトさんの格言から学ぶべきだ。
親父に殴られないといい子には育たず、
また、敵に撃墜されないと立派な主人公にはなれずってな。

撃墜されて、別人、もとい２人目になってしまった主人公も…
しかもロクでもない方向に進化して。

>>842
キラは種でアスラン、種死でシンに墜とされたけど
シンはインパルス時代一度も撃墜されてない…
つまりその差が後半に出たのか(´･ω･`)

>>841
連邦のMSがビームライフル一発でシールドごと腕が焼け焦げて戦闘不能になってたのが印象深かったな。
機銃の薬莢が民間人に直撃して死者が出たり、「子供を盾にすれば敵は攻撃して来ないんだ!!」と
連邦の軍人がMS持ち出して学生達の避難の邪魔したり。 戦場の血生臭さが嫌と言うほど描かれてたっけ。

チャンネル変えてるときにチラッと見ただけだと、種が同じガンダムだとは思えなかったな。
仮面ライダーやウルトラマンの変遷のような物と当時は思ったものだが…。

逆方向だなw＞変遷

思いついた、人間の醜悪さを嫌というほど前面に出す逆シンはどうだろう？
……「されど罪人は竜と踊る」とか言わない。

それっぽいの以前投下されなかったっけ?
アビーが強かったやつ、あとカタツムリな。

>>845
劇場版でいえばヒーローきどりで自分勝手な行動の結果が父親の死とか

>>845
>>848
劇場版だから当然と言えば当然かも知れないけど動きも種とは段違い。
弱体化した筈の連邦軍も種の棒立ちＭＳとは比べ物にならない程動き回って（橋に激突させられた後ビームライフルを乱射したヘビーガンとか）ちゃんと「戦闘した」後に撃墜されてる。

>>849
よ〜考えたら種死も劇場並みの予算かけてんだから、
せめて半分と言わず２/３ぐらいは動いてほしかった。

>>850
２/３じゃねえ１/３だ。

>>850
劇場版っていぼるぶのことけ？

おまえは何を言っているんだ

>>845
まてまて、あれで仮面ライダーもウルトラマンもただの勧善懲悪じゃない。
「故郷は地球」とか「ノンマルトの使者」とか、そういった話も結構あるんだ。

仮面ライダーもウルトラマンも勘違いされてるがただの勧善懲悪物とは一線を画しているよ。
原作版仮面ライダーは昔ちょっとトラウマになったぜ。
タロウや帰ってきたで涙目になったのも良い思いで。

今更だが昨日話題になったごっすんカラオケvar
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1249747

誤爆失礼

>>854,855
いや、仮面ライダーやウルトラマンが単純な勧善懲悪じゃないのは知ってる。むしろファンです。
仮面ライダーが悪の組織の改造人間からイマジンに憑依されて戦う一般人に代わったように
ガンダムも味付けを変えてきたのかなーと、思ってたんだよ。種を初めて視聴したときは。

…何でああなっちゃったんだろうなぁ。

最近の仮面ライダーは、最終回に

「この戦いに正義は無い」

とか言っちゃうからな……。

まあ、アレはもう最近とは言いがたいか？
石ノ森仮面ライダーも、正義とはあんまり関係なかったしな。

セブンは好きだが、ン十年後の話の最終回が最悪にクソだったからなぁ……。

最終回に正義ってなに？
って言う問いに答えられないなら仮面ライダーの名前を
使うなって言うのは同意する。

でもスレ違いじゃね?

＞＞８６０

　いや、スレ違いですまん。
　だが、俺は正義といえないことが悪いとは思わんなぁ。
　
「この戦いに正義は無い。あるのはただ純粋な思いだけ」

はライダーシリーズでも屈指の名台詞だと思ってるしな。

主人公が一般市民を守って大怪我を負い、死に瀕して初めて、自分の願いが

「戦いをとめたい」

というものである事に気が付いた所なんか、もう……。

最後の最後、主人公の願いが実は叶っていた所なんか、もうDVD見返すたびに泣いてるよ、俺。

つ【そんなあなたにﾌﾟﾗﾝA】

例外的なエピソードもあるけど
仮面ライダーやウルトラマンはいい意味で勧善懲悪だと思うぞ
むしろ例外に捕らわれすぎて、全体を正義じゃないとか言い出す方が歪んだ見方じゃないか

種は色んな勢力の意見を聞かせて勧善懲悪じゃないってしておきながら最後はラクシズが絶対正義にしてるから･･･

種は力が正義、遺伝子がすべてを決めるからね。

>>864
っていうか、負債のあの発言って現実にあるような善悪だけで語ることのできない
世界を描くという意味ではなく、ただ単に視聴者に訴えかけられる確固とした正義を
持ったキャラをかけない事を意識した、脚本破綻宣言だったんだよ！（AA略