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はあ・・・僕はいつまでチャーハン作らなくちゃいけないのかな・・・・
あぁ!!考え事してたら新しいスレ作っちゃった・・・マスター怒るかな?
前々スレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1143127136/l50 前スレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1147001413/l50
2なら蒼は俺のもの
3なら2は無効で俺のもの…ってコレやり始めると駄目だな
>>1乙
3なら>2から蒼を強奪
テンプレどうする?
まだ紅茶がほしいのか、あんたたちは!
紅茶がないのが悔しかった。俺はこの茶葉で全てを薙ぎ払う!
薔薇乙女からのお願い
● このスレはsage進行でお願いするわぁ(メル欄に半角でsageと入力しなさぁい)。
● 新規の職人さんはいつでも大歓迎、ジャンルは問わないかしら。自由に投下するかしら〜。
● 荒らしや煽りには反応せずに華麗に優雅にスルーですぅ。分かったですね人間?
● 基本は種キャラとドールズの絡みだけど、多少なら脱線も大丈夫。但しあくまでもほどほどにね。
● 職人さんに難癖をつけるのはよくないわ。文句があるなら自分で書きなさい。
● 逆にあからさまに持ち上げるのもスレのふいんきを壊してしまうから気を付けるの〜。
● 人のネタの続きを書く場合は最初に”勝手に〜”と書くこと……住民が混乱してしまうから……
以上の約束を守ることを誓いなさい。この薔薇の指輪に――
……これでいいわね、シンお茶を淹れなさい
あんたって人はぁぁぁぁぁっ!
薔薇乙女達の現況
(括弧内はミーディアム。☆は契約済)
水銀燈(☆キラ)
AAでラクスと暮らしている。よく喧嘩するが、何だかんだ言って結構うまくやっている。
金糸雀(カガリ)
カガリやユウナに溺愛されながら、悠々自適の贅沢ライフを送る。よくオーブの財政は破綻しないな……。
翠星石(三馬鹿)
放浪の末、ガーティ・ルーに居着いている。三馬鹿とは結構仲良くやっている。何故か勇者の隊長になったりもした。
蒼星石(ディアッカ)
ディアッカの所で炒飯作ったり漫才をやったりMSを操縦したりしている。最近はシリアスな話が多い。
真紅(☆シン)
ミネルバのシンとレイの部屋に住んでいる。ミーディアム同様の出番の少なさは言わないでいてあげよう。
雛苺(アスラン)
ミネルバのアスランの部屋に住んでいる。無意識の内にアスランの頭髪に大ダメージを……。
雪華綺晶(?)
故・クルーゼがどこからか見つけてきた。現在どこで何をしているか一切不明である。
薔薇水晶(イザーク)
イザークの部屋でのんびりマイペースに暮らしている。書道や水晶細工など、何気に器用で多趣味なのか?
あくまでも「仮」の設定なので、職人さん達はあまりこれに囚われずに、自由に話を作って下さい。
シン・アスカ:このスレでは主にシリアス担当。出番は多くないが、以外に主人公(?)している
ソードインパでフリーダムをぶった切ったり、デスティニーでフルバーストしたり、何気にこのスレ最強か?
アスラン・ザラ:雛苺とまったり生活中。シンとは結構仲が良い。ザフトで戦う決意を固めた。
レイ・ザ・バレル:シン、真紅と同室。茶請け担当。シンをさり気なく苛めるのが好き。
ルナマリア・ホーク:このスレでは主にモブ担当。誰か光を!
メイリン・ホーク:姉と共にモブに・・・。真紅、雛苺とは仲が良い。
キラ・ヤマト:銀様人気に肖り、登場が一番多い。主にギャグ担当か?
ラクスと水銀燈の板ばさみに日々悩んでいる
ラクス・クライン:当初は翠星石を引き取っていたが、いつの間にかいなくなっていること
すら忘れていた。水銀燈とは、キラを巡って対立中
カガリ・ユラ・アスハ:金糸雀のためなら、国税なんぞ何のその!馬鹿は馬鹿だが一応、国家元首は続けているようだ。おそらくAA内にはいない。
オーブ軍人:本国ではカガリに振り回され、AAではラクスVS水銀燈の戦闘に頭を悩ませる可愛そうな人たち。
イザーク・ジュール:ジュール隊を率いて頑張っている。最近は出番がない。
ディアッカ・エルスマン:蒼の子とのお笑いに命をかける素晴らしきバカ。シリアスも多い。イカスぜ!エルスマン!!
シホ・ハーネンフース:ジュール隊の良心。フォロー役はまんざらでもない。蒼星石とは姉妹のような間柄。
スティング・オークレー:翠星石を含めたファントムペインの良きまとめ役。翠のマスター候補?
アウル・ニーダ:基本的に本編準拠。翠星石とはケンカ仲間
ステラ・ルーシェ:本編同様、不思議少女。ただ、薔薇乙女メインの弊害で出番があまりない・・・。
ネオ・ロアノーク:以前は変態だったが、ジブリールが極度の変態だったために真人間っぽく見える人。
議長:ドールにMSを与えた張本人。何故、彼はアリスゲームに詳しいのか?最近、凄い良い人だということが判明した。
ラウ・ル・クルーゼ:既に故人。雪華綺晶を拾ってきた。雪華綺晶に萌えを学ばせようとするが・・・?
ちなみに、最近一番欲しいものはノワール。
ジブリール:翠星石ハァハァな人。他のドールズには興味がない。
前スレ
>>98をいじくって勝手に作りってしまった・・・
種キャラはいらなかった?
>>13 いや、乙
しかしオクレ兄さんが翠のミーディアム候補か…
ネタは浮かぶが書く暇がねぇ…orz
取り敢えず前スレ埋めないか?
・真紅
フォースインパルス
・雛苺
セイバー(大破した?)
・蒼星石
ソードインパルス
・水銀燈
フリーダム
・薔薇水晶
レジェンド(プロビ?)
・翠星石
ヴェルデバスター
・雪華綺晶
ノワールを狙ってる?
翠星石専用ヴェルデバスターの設定
基本的な武装はほぼ変わっていない。最大の特徴としては、腰のバヨネット複合ライフルが
翠星石の如雨露を形を模した物になっている、という所である。
これは、連結することにより如雨露の形状となり、先端のメモリを引き絞ることで
近距離ではビームの散弾を、遠距離からは大出力のビームランチャーを発射できる装備である。
(最大に引き絞ると、相手から視認できないほどの超々遠距離からの狙撃が可能)
この装備により、距離を選ばずに戦うことができる。
また、翠星石の衣装のスカートを模した大型スラスターが多数装備されているため、地上での機動力は
フリーダムと同等か、それ以上である。
落書き絵師さん、まだいたら↑を書いてくれないかなぁ
あ、カナリアを忘れてたw
カナはアカツキだよな?
雪華綺晶はスターゲイザーっぽいイメージがあるなあ
なんとなく
>>18 非武装だしなぁ…つか雪華綺晶いまだに戦闘シーンないからイメージしにくい
個人的には初期はPカオス、乗換えで白い天帝だと思ってた
>>19 え、確かスターゲイザーって惑星間なんたらを使えば攻撃も可能なんじゃなかったけ?
スタゲは高速移動で敵をぶった切るらしい
いや、見てないから知らないけどね…
デルタレイにも付いてるヴォチュワールリュミエールだっけ?
あれとほぼ同じものらしいな
>>20 元が光の翼のパクリだしなぁ、しかもそれだけだし
前スレでの本人wの要望通りノワールがいいかも。武装だけなら銀様自由とため張れそうだし
しかしカラーリングは白というこの矛盾、どうすりゃいいんだorz
名前を変えればいいんだよ。
ノワールがフランス語の「黒」だからそれに対抗してドイツ語で「白」に。
で、調べてみたら「Weiss」って出た。「ヴァイス」と読むらしい。
というわけで「ストライクヴァイス」になるんだけど……みんなどう思う?
なんでドイツ語に?
そうなると地獄からクロト蘇らせて、三木眞一郎声のキャラ作らなきゃならんわなw
ストライククリスタルとかどーよ?
>>24おいおい今気付いたんだが、
ヴァイスって英語ではちょうどviceってほぼ同じ発音の単語があって、しかも意味が「悪」なんだが
なんとも子安臭のする展開だなぁ…
ヴァイスクロイツのことか。
>>16 翠だけ飛べないのは可哀想だから、専用のジェットストライカーを装備可能にしようぜ
>>32飛ぶ必要がないからそこまでしなくてもいいとオモ
>>32 ヴェルデにはスモーみたいなスカートブースター付けるんだろ?
だったら海上戦でもブラストインパみたいなホバーできそうだし、無理に飛ばさなくてもいいと思う
35 :
24:2006/10/09(月) 01:39:32 ID:???
>>25 いや、ローゼンてドイツ語多いじゃん?だからフランス語よりはドイツ語の方がいいかなー、と。
>>28 え、マジで?でもそれはそれで良くない?
今の本編の展開的にきらきーはちょっと悪役気味だし。
確かにこのスレでは小悪魔的だが。
>>16 スカートスラスター兼バルスカはどうよ?
とっこさんみたいにガシャガシャ動くとか
保守age
やっと前スレ埋まったみたい。
>>前スレ1000が叶えば文句はないな
>>35 スパロボのヴァイスリッター(白い騎士)とか有名だよな。
>>39 オーベルテューレが劇場版って可能性が無きにしも非ず。
見失ってそのまま忘れそうな人の目に付くように上げますよ
前スレ
>>903の続き
〜翌日〜
「うぅん・・・あぅ?」
雛苺が目を覚ますと、アスランは既に起きておりパソコンの前に座っていた。
「あ、アスラン!おはようなの〜!」
「あぁ、おはよう。よく眠れたかい?」
アスランが気が付き、振り返る。その顔は笑顔だった。ここの所、アスランは沈んだ顔ばかりしていたため、
雛苺は驚いた。
「???アスラン、どうしたの?いいことあったの〜??」
「ん、いいこと・・・そうだな。あったかもな」
そう言いながら苦笑する。つくづく自分は性格が顔に出やすいらしい。
そんな事を思いながら席を立ち、朝食の用意をする。
「待っていろ。今、ご飯にするから」
「うん!花丸目玉焼きなの〜!」
「そ、それは・・・。今度、シンに頼もうな」
話を逸らしながら、そそくさと消えるアスランだった。
「ヒナ〜、待たせたな」
朝食の準備をして戻ってくると、雛苺はパソコンの前に座って画面を凝視していた。
「アスラン、これなぁに?」
「あぁ、それは俺の新しいMSの設計図だよ」
昨晩、議長に託された新たなMS。インフィニットジャスティスのデータだった。
この機体は未だ未完成であり、アスランは自分で完成させるためにデータを譲り受けたのだった。
「え〜、アスランばっかりずるいの〜!ヒナも、ヒナも〜!」
駄々を捏ねる雛苺の頭を撫でながら、アスランは語りかける。
「ははは、大丈夫だよ。これは俺のMSでもあり、雛苺のMSでもあるんだ」
「????」
そう、これは2人の強い意志を体現させるためのMSになる予定である。
「そうだ、これを食べたらローザミスティカについて詳しく教えてくれないか?」
その言葉に雛苺はさらに?マークを増やすのだった・・・。
数日が経過した。アスランは、連日格納庫と自室の往復を繰り返していた。
何しろ一からではないとはいえ、MSの設計など初めての経験である。頭の想像と実物はまるで違っていた。
(それでも俺は諦めるわけにはいかない!)
それでもアスランは、挫けることなく自分に出来る精一杯のことを続けるのだった。
「こんのォ!」
「ん、この声は?」
格納庫からの帰り道、ふと聞き覚えのある声が聞こえたので足を止める。
見上げると、MSの戦闘シュミレーションを行う部屋の前だった。
「あぁん!また負けちゃった・・・」
「ルナは焦りすぎだ。もっとよく敵を見ろ」
「はいはい、分ってるわよ。もぅ、レイみたいなこと言わないでよね・・・」
部屋を覗くと、シンとルナマリアが訓練を行っていた。シュミレーション機のスコアを見る限りでは、相当訓練を重ねているようだ。
(でも今は・・・)
ミネルバ隊のパイロットは全員、休暇中のはずである。ここに居るという事は、休暇を蹴って訓練に励んでいる、ということだろうか?
「皆、あなたと同じですよ」
「レイ、君もか?」
振り返ると、レイが立っていた。アスランの表情から、その疑問を読み取ったらしい。
「皆、考えている事は同じです。一刻も早く、この戦争を終わらせたい。そのために自分に出来ることをやっているんです」
「・・・そうか」
再びシン達を見やる。彼らの表情は皆、真剣だ。誰もが平和な明日を信じて頑張っているのである。
(俺も負けてはいられないな)
その姿を胸に刻み、決意を新たにするアスランだった。
「アスラン」
しばらく訓練の様子を見ていると、隣のレイが話しかけてきた。
「どうした?」
「俺を・・・殴ってくれませんか?」
「な、何?」
急に何を言い出すのだろう?不審に思い、レイの顔を正面から見る。
「俺は・・・正直、あなたを疑っていた。また、いずれザフトを、議長を裏切るのではないかと・・・」
レイはただ、淡々と語る。
「同じ艦で戦う仲間でありながら、その存在を疑っていた・・・だから」
「もういいさ」
レイの言葉を遮りる。レイの反応は当然だ。自分は一度は逃げたのだ。どんなに綺麗事を重ねようとも、
その事実は変わらない。
だから、自分は今度は逃げないと決めた。全てを守るために・・・。
「もういいんだ。お前が議長の腹心だってことは薄々気付いていた。
俺はもう逃げない。お前達、仲間を見捨てない。だからほら、仲間なら殴り合いじゃなくて」
手を差し出す。握手・・・これから共に戦場を駆け抜けていく仲間として・・・そのための信頼の証だった。
「・・・・・すみません」
レイはそっと、その手に自分の手を重ねるのだった。
「こんな所で何やってんですか?」
レイと別れた後、訓練室をうろうろしていると、今度はシンが話しかけてきた。
「ん、何ってほどでもないが・・・」
見ると、シンは機嫌が悪そうだった。MSの腕も立つし、基本的に良い奴なのだが、“部下”というものになれていない
アスランは、少々戸惑ってしまうのだ。
「MSの設計だか何だか知らないですけど・・・」
シンはそっぽを向きながら言葉を続ける。
「早く戻ってきて、訓練付き合ってもらいますからね」
その言葉に驚く。シンが自分に対して、訓練に付き合って欲しいなどと言うとは・・・。
「本気のアンタを倒すのは俺なんだ。だからっ!」
「わ、分った分った。今度、相手をするよ」
それだけ言うとシンは走り去ってしまった。よく判らないが、自分は頼りにされているということだろうか?
「本当に・・・素直じゃないのね」
後ろに立っていた真紅が、ため息を漏らす。アスランにはその理由が分らなかった。
〜連合艦・J・P・ジョーンズ〜
「ジブラルタルに奇襲をかけろ・・・ですか」
薄暗い室内で、ネオはため息まじりに命令を復唱する。できれば、新手のジョークだと言って欲しものだ。
<そうだ。そろそろ、我々も本腰だということをアピールしなくてはならないのでね>
通信モニターに映る人物、ブルーコスモスの盟主・ロード・ジブリールはニヤリと笑いながらワイングラスを揺らしている。
「しかし・・・ジブラルタルはザフト地上軍の一大拠点ですよ?奇襲如きで落とせるのなら苦労はしません」
こんな事を言っても無駄だと分りつつ、ネオは反論する。
ジブリールは所詮、政治家である。戦争は知っていても、戦場の事は何一つ判らないのだ。
どんなに強力な敵であっても、それに勝る力と数を持ってすれば勝てると思い込んでいる。
この点に置いては、先代の盟主であるアズラエルの方がまだ、話が出来た。
<心配はいらんよ。何もファントムペインだけで行って来いとは言わん。
ちゃんとした増援を送る>
こちらの話などまったく聞かず、ただ命令だけを一方的に言ってくる。
ネオは痛くなる一方の胃を押さえながら聞くしかなかった。
<では、頼むよ。あぁ、できれば最後に翠ちゃんとお話が・・・>
「作戦内容は以上ですね」
ただでさえ胃が痛いのに、そんな愚痴を漏らしながら通信を切る。
「ったく、軍人ってのは嫌な職業だぜ・・・」
この作戦をどうするか、それを考えるとまた胃が痛むネオだった。
「あぁ!違うですよ、ナイフ女!」
「うぇ?」
J・P・ジョーンズ甲板。そこで翠星石とステラはあやとりをしていた。
いくら物が進化した時代とはいえ、ここは戦場である。まともな娯楽はスポーツか、
こんな遊びくらいだった。
「・・・これじゃだめなの?」
びろーんと絡まった糸を掲げるステラ。それは何の形にもなっていなかった。
「きぃーーー!何度教えたら分るですかっ!」
翠星石は地団駄を踏んで怒鳴る。これで、約60回目の失敗である。
「うぇ・・・翠星石が怒った・・・」
じわりと涙ぐんでしまうステラ。それを見て、慌てて宥める翠星石。さっきからこれの繰り返しだった。
「こんな所にいたのか」
見上げると、スティングとアウルが立っていた。その表情は険しい。
「こ、こここれは翠星石が悪いわけじゃねーです!ナイフ女が・・・!」
「こい、戦闘だ」
言い訳を言い終える前に空気がピシリと凍る。“戦闘”。その言葉は、三人にとってスイッチが切り替わる悪魔の呪文。
「・・・わかった」
ぞっとするような声に振り返ると、先程まで泣いていた筈のステラが冷たい瞳を称えていた。
「おい、チビ人形。お前はどうする?」
普段は馬鹿ばかりやっているアウルも、今回は様子が違う。翠星石にはその変化が悲しかった。
「翠星石はいい。MSにもまだ馴れていないだろう?俺たちだけで・・・」
「翠星石も行くですっ!」
スティングの申し出を遮り、翠星石は叫んだ。自分は何のためにここにいるのか?
そう、戦争という悪魔に魅入られた彼らの心を救うためにここにいるのだ。
もはや、翠星石の中でアリスゲームは二の次になっていた。
この荒んだ時代で、自分を拾ってくれた彼らに報いたい気持ちの方が強いのだ。
「分った・・・行くか」
スティングは渋々納得すると、先頭をきって歩き出した。
その背中を翠星石はただ、見つめることしかできなかった・・・。
あんなにも晴れていた空は、いつの間にか暗雲が立ち込めていた。
次回から戦闘です
長い駄文ですいません
隠者はアスランと雛苺の2人乗りを考えているんですけど・・・
どうですかね?
GJ!!!!
シンツンデレwwwww
アスラン(迷い無し)がザフトにいるだけで随分戦力変わりそうだ
二人乗りアリだとおもう
雛一人でMS乗るよりも二人乗りのほうがアスランも安心だろうし
ブーストナックルよろしく雛入りファントム突撃するのもまた一興
>>48GJ!これはまた久しぶりにいい戦闘モノが来そうだ
2人乗りについてはいいと思いますよー
難しい材料だとは思いますがどう料理するのか楽しみにしてます!
51 :
通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 18:32:51 ID:vJRaNy2j
巻き巻きして〜〜
>>47の続き
運命の日というものは、以外に簡単に訪れるものである。
漫画やフィクションのように、悪い知らせや、胸がざわつくような事もない。
それは唐突で、突然にやってきて全てを蹂躙する。巻き込まれた人々は、必死に抗うか諦めて身を任せるしかないのだ。
そして、全てが終わった頃にやっと理解することができる。
それが大きな運命の歯車によって引き起こされたものなのだと・・・・・。
その日は朝から雨だった。いや、嵐と言ってもいい位の天気である。
そんな中、午前中の訓練を終えたシンは、一人休憩室で窓の外を眺めていた。
(オーブに住んでいた頃は、嵐なんてなかったな・・・)
そんな事を一人で考える。この雨のせいか、何となく落ち着かない。
「よう、シン!お疲れ〜」
振り返ると、ヨウランとヴィーノが手を振って走ってきた。全身ずぶ濡れである。
「どうしたんだよ?その格好?」
「いや、ドックから走ってきたんだけどさ。予想以上に濡れちゃって・・・へへへ」
ヴィーノが置いてあったタオルで頭を拭きながら答える。
プラント生まれである彼らには、雨や嵐に関する知識はほとんどないのだ。
シンは呆れつつも、話を続ける。
「そっか、お前達も休みなしだもんな。ミネルバはどうなんだ?」
「修理は大体終わったな。後は、補給物資の搬入とかだ。ほれ」
ヨウランはそう答えながら、シンに缶コーヒーを放ってきた。
「ホットでよかったか?ん、ヴィーノも」
シンは受け取ると、その暖かさを確かめるように両手で包み込んだ。
「へ、サンキュ」
「な〜に、俺たちゃいつもお前に守ってもらってんだ。今だって休暇返上で訓練やってんだろ?」
「僕達だって感謝してるんだよ?まぁ、機体を整備するくらいしか恩返しできないけど」
ヨウランとヴィーノの心遣いが嬉しかった。さっきまで感じていた落ち着きの無さが和らいでいくのを感じる。
「インパルスもバッチリだよ」
「いつも悪いな、二人とも」
シンが笑うと、二人も笑顔を返すのだった。
「しっかし、ヒデー雨だよな」
ヨウランがぼやくように窓を見やる。外は雨。止む気配どころか、その強さは大きくなる一方だった。
「シンは前にオーブに・・・」
ガァン!!
ヴィーノが何を言いかけたその時、大きな衝撃が走った。
一度ではない。衝撃は断続的に続く。
「な、何だ?!どうなっている?」
訳も分らず叫ぶシン。その疑問の答えは、すぐに放送によって明かされた。
<コンディションレッド発令!!繰り返す、コンディションレッド発令!!
パイロットは直ちに司令部まで集合!!>
「バカな?!基地内でコンディションレッド?」
信じられない、と言うヨウラン。それも当たり前である。コンディションレッドとは、つまり敵襲。
しかも、もう目の前までその敵が迫っている証なのだ。
「くそッ!どういう事だよ、これは?!」
シンはとにかく状況を把握するため、司令部へと急ぐのだった・・・。
「ダークダガー隊、攻撃を開始したようです」
「時間ピッタリか・・・やれやれ」
薄暗いブリッチ内。ネオはため息を漏らす。今日が来なければいいとどれだけ願った事か・・・。
しかし、現実は残酷にして無慈悲。ネオの願いなど聞き入れるはずも無く作戦は開始された。
せめて今日が嵐でなければ。せめて増援の到着が遅れてくれれば・・・。
要素はいくらでもあるはずなのに、全てが上手くいかなかった。
いや、上手くいったと言うべきなのか?
とにかく、ここまできてしまったのでは仕方がない。
ネオは、マイクを手にすると全艦隊に向けて命令を下した。
「聞こえるか、諸君?これより作戦を開始する。ただの作戦ではない。
これは我々の命運をかけた戦いだ。諸君らの奮起に期待する!以上」
一気に言ってしまうと、どさりと腰を下ろす。そして、マスクに隠された瞳を軽く閉じると覚悟を決める。
「お疲れ様です、大佐」
「イアン、後の指揮は任せる」
「は、はぁ・・・?」
副官であるイアンは、ネオの言葉に目を丸くする。
「俺も一介の兵士に戻って来るんだよ」
薄く笑いながら席を立つ。一度、覚悟を決めてしまえば行動は早かった。
「し、しかし大佐!!」
「・・・・・戦争の道具にされちまったアイツらを戦場に出しといて・・・。
それで暢気に艦隊指揮ができるほど、俺は人間ができちゃいないんでね」
「・・・分りました。御武運を」
ネオの胸中を汲んでくれたのか、イアンはそれ以上は何も言わなかった。
いい部下を持ったもんだ、そんな事を思いながらネオはハンガーへと駆けて行った。
「さぁて、いよいよだぜェ!」
連合軍の潜水艦内。アビスのコクピットに座るアウルは舌なめずりをしながら機体を起動させる。
<アウル、俺たちは囮だ。それを忘れるなよ?本体はステラや翠星石たちの降下部隊・・・>
「わーってるよ。けどさ、囮がやりすぎても困る事はねーだろ?」
通信モニターに映るスティングに嘲笑して見せる。久々の戦闘。それもかなりの規模である。
アウルは興奮を覚えずにはいられなかった。
<アビス、発進いいか?>
管制室からのコール。それを聞いた瞬間、全てが吹き飛んだ。作戦も、命令も関係ない。
俺が!この俺が・・・全部ぶっ壊してやるッ!!!
「アウル・ニーダ!アビス、出るよォ!!」
狂喜の笑みを湛えた深淵が今、解き放たれる。
「ちっ・・・アウルのヤツ」
通信を一方的に切られたスティングは憤慨しながらも、機体のチェックを済ませる。
正直、アウルの興奮も分らなくもない。
しかし、そんなアウルを間近で見ているからこそ、自分は冷静になれるのだ。
「どの道、俺たちは戦うことしか出来ないからな・・・」
自嘲気味に笑う。どんなに足掻いても所詮、自分達は戦う人形である。
それは、生まれつき戦うことを宿命付けられた薔薇乙女と、何が違うをいうのだろう?
(翠星石・・・ちゃんとやれるのか?)
生意気な人形の事を思う。大丈夫、あいつは強いヤツだ。一番近くで見てきた自分達が保証する。
(ステラ、アウル、翠星石・・・みんなで生きて帰ろうぜ!)
<カオス、発進お願いします>
発進のコールが響く。静かに目を開けると、スティングは声を張り上げる。
「ウィンダム隊、まずは港を潰す!俺に続けっ!
スティング・オークレー、カオス発進する!!」
吹き荒れる嵐を切り裂き、混沌が空に舞い上がる。
シンが司令室に着くと、既にミネルバ隊のパイロットは全員揃っていた。
議長がそれを確認すると、現状を説明する。
「諸君らも分っていると思うが、今この基地は攻撃を受けている」
内容はこうだ。この悪天候に紛れ、連合の奇襲部隊が基地に攻撃を仕掛けてきた。
敵機は視認性の薄いカラーリングを施した機体、通称“ダークダガー”が約20機。
この攻撃により、MSハンガーがほとんど潰されてしまったという。残されたハンガーも、破壊された建物などにより、
MSの発進が困難な状況になっている。
さらに運の悪いことに、今のジブラルタルには平時の戦力の半分以下しかいなかった。
今後、予定されている連合への大規模反撃に備え、各地に部隊が散っているのだ。
そんな中、現在ジブラルタルでまともに動ける部隊はミネルバ隊を含め、10に届くかどうかである。
「現在、近くを哨戒中の部隊も呼び戻している。ハンガーも復旧し次第、随時発進準備」
議長は命令を飛ばし終えると、ミネルバ隊の元にやってくる。
「すまないが、ミネルバ隊には最激戦区になるだろうと予想される港の防衛線に参加してもらいたい。すまないね、タリア」
「わかったわ、ギルバート。いいわね、みんな?」
艦長、タリア・グラディスは頷くと、各員に指示を出していく。
「アーサー、すぐにミネルバの発進準備を。アスランにはMSの指揮をお願いするわ」
「は、はいぃぃ!」
「分りました、行くぞ」
アーサーとアスランを先頭に全員が駆け出す。誰もが大きな戦いを予感せずにはいられなかった。
<アスランさん、雛苺ちゃん。準備はいい?>
メイリンからのコールがコクピット内に響く。
「ああ、大丈夫だ」「おっけ〜なの!」
ミネルバ内のハンガー。そこには新たな機体があった。アスランと雛苺の剣。
ようやく完成した、その機体に火が入っていく。VPS装甲が起動し、機体を真紅に染め上げる。
アスランは深く息をつくと、真っ直ぐに前だけを見つめた。
「アスラン・ザラ」「雛苺ぉ!」
「「ジャスティスセイバー、発進するッ!!」」
機体が加速し、発進する。
正義の救世主の名を持つMSの初陣だった・・・・・・。
ジャスティスセイバー
機体解説
ザフトで建設中であった、“インフィニットジャスティス”をアスランが改良し、雛苺との2人乗りになった機体。
∞ジャスティスの格闘戦能力+分離合体機構とセイバーの砲撃戦能力+可変機構をミックスさせた機体。
機体そのものはインフィニットジャスティスのままだが、背中にアスランのセイバーと雛苺のセイバーの残骸
から作られたアーマーモジュールを装備している。(雛苺はこの部分に乗っている)
このアーマーは、従来のファトゥムのように分離して独立行動を取ったり、展開し機体を覆うことでMA形態へ可変することができる。
また、アーマー内には隠し腕が装備されており、接近戦において変幻自在の攻撃をくりだすことができる。
動力は、ハイパーデュートリオンを採用。その他に雛苺のローザミィステカを吸収し、エネルギーとする謎の機関も搭載している。(笑)
これは、アスランのSEEDの能力が覚醒することで発動し、アスランから雛苺へ、雛苺から人口精霊を通して機体へエネルギーが循環するシステムであり、
作ったアスラン本人ですらよく判っていない代物である。
詳しいツッコミはなしでお願いしたい・・・・・。
武装
・MA-A1911 高エネルギービームライフル
本編と同様の武器。あらゆる局面において、ジャスティスの主力兵器として活躍する。
・MX2022 ビームキャリーシールド
“RQM55シャイニングエッジ・ビームブーメラン”
本編と同様の装備。搭載武器も変わらない。唯一の変更点として、MA時にセイバーの空力防盾と同様に、機体下面にマウントするように仕様変更がなされている。
・M106 アムフォルタス・プラズマ収束ビーム砲×4
背面のリフターに装備された大出力のビーム砲。アスラン機と雛苺機に搭載されていたものが、そのまま装備されている。使用する時には、2門を両脇から、残り2門を肩から展開させ、発射する。
・MA-7B スーパーフォルテス・ビーム砲×4
アムフォルタス内に装備されているビーム砲。アムフォルタス同様、核エンジンからの豊富なエネルギー供給により、威力が上がっている。連射性に優れる。
・腕部スレイヤーウィップ・アンカー×2
元々はヒナセイバーに装備されてしたもの。リフター内の隠し腕に装備されている。
両腕部に収納されている格闘戦用の鞭。鞭全体に高周波パルスを発生させ、それを接触した対象物に伝達し破壊する事ができる。
その威力は発泡金属製の装甲を紙切れ同然に破壊する程で、PS装甲の機体に対してもパルスによってパイロットを怯ませる効果が望める。
高周波パルス発生時は鞭が赤く発色するのが特徴。
又、鞭は超弾性鋼で出来ており柔軟性に富み、単純に叩きつける以外に敵機の一部や武器を絡め取る事も出来る。
オリジナルのスレイヤーウィップと異なり、ウィップ先端にクローを接続しており、
ブリッツガンダムの腕部"グレイプニール"や、ソードストライク、ソードカラミティの腕部"パンツァーアイゼン"のような
ロケットアンカークローとしての使用も可能となっている。
また、薔薇人形としての雛苺の特殊能力である"苺轍を操る力"とリンクする一種の非科学的な機構を備えており、
使用時は雛苺の意思に連動し、まるで独自の意思を持っているかのごとく、対象に襲い掛かる。
・シュペールラケルタビームサーベル×2
・ヴァジュラビームサーベル×2
・MR-Q15A グリフォンビームブレイド×2
・MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド×2
機体の各所に装備されている格闘戦用の兵器。隠し腕を使い、シールドのシャイニングエッジと同時展開させると、計9本の刃を形成することができる。
これにより、ジャスティスセイバーは接近戦において無類の強さを発揮するのだ。
大変見づらくて申し訳ないorz
ヒナセイバーの設定は以前、落書き絵師さんから頂いた
設定を使ってます
>>52 Gです!自分は絵の方面はさっぱりなので、うらやましいです
頑張って完成させてください!
可変機構を備えた隠し腕…ジ・Oのことかー!!!
職人さん乙、シンのツンデレっぷりが良いww
>>60GJです!いよいよ戦闘開始ですね!
新しい正義はいかほどのものか、そして翠星石に出番はまわってくるのかw期待してます!
本気で楽しみにしています。
>>64 腹いてーwww
確かに逆十字はないよ、銀様w
>>60 良作キテター!!
何気にシリアス連合って初めてじゃないか?
関係ないけど、オーブって南の島国だから
台風みたいな嵐って普通に毎年何回かあるんじゃないか?
>>66 どっこいマルキオの屋敷はどう見ても台風時の高波とか
意識してないつくりだったりする
負債の頭が悪いだけかもしれんが
家庭用連ザ2では核ミサイルを落とすミッションがあるそうだが
ここのスレの住人は当然レジェンドかプロビ乗るよな?
もちろんだ。通はレジェンドの機体色を薄紫に変えます
つか本当に機体色エディットはあんのかね?
じゃあ俺は蒼ドインパルスで
なら俺が苺セイバーで援護
雛苺 「雛のせいばーの実力、今こそ見せてあげるのー!らいふる発射ー」
ぶぴゅ。(ビームライフルからなぜかイチゴジャムが噴きだした)
シン 「・・・・」
ルナ 「・・・・」
デコ 「・・・・雛。あとでうにゅーやるからおとなしく艦に戻ってろ。な?」
雛苺 「ち、違うのー!これはなにかの間違いなの〜〜!」
2ちゃんのローゼンスレに片っ端から貼り付けてある
真紅「シン、ジャスティス盗ってちょうだい。」
シン「いくら赤いからって盗っちゃダメだろ!!」
真紅「あれが欲しいのだわ、私にも一つ作らせるのだわ」
シン「そんなのアスランに頼めよ」
真紅「えぇ〜いまどろっこしいのだわ!!こうなったら連合に寝返ってジャスティスを
鹵獲した後私が乗るのだわ!!」
シン「やめろよ、何言ってんだよ。それにあれ二人乗りだぞ」
真紅「そんなのは私とルナマリアで乗るから問題ないのだわ」
シン「な、なに〜!!いつの間にそんな仲良しさん!?」
ルナ「ふふふ、赤つながりよ、シン」
議長「む…誰か私の噂をしているな…?」
>>57続き
コツ、コツ、と指で操縦桿を叩く音がコクピット内に反響する。
<アビス、上陸ポイントに到着>
「状況は?」
ネオは自分の機体で待機しながら、戦況の報告を聞いていた。
<やはり、港の防衛は硬いですね。上陸部隊、苦戦している模様>
「やはり敵さんも、やすやすとは通してくれんか・・・」
きゅっと手袋をはめ直し、気合を入れる。そろそろ出番のようだった。
「ネオ・ロアノーク!ストライクノワール、出るぞ!!」
漆黒を纏いし仮面の騎士は、戦場で何を願うのか?
それは自分ですらよく分らなかった・・・。
「はっはぁッ!!邪魔なんだよォ!!」
<は、速い?!う、うわぁぁああーーー!>
アビスが手にした槍を一閃する。それだけで、3機のグーンが一瞬にして海の藻屑となった。
「ごめんねぇ、強くてさァァァッ!!」
そこは、既にアビスの独壇場だった。破壊、破壊、破壊──。
ここは海の中。深淵の名を関するMSに敵うものなど存在しなかった。ザフト軍のMSが次々と破壊され沈黙していく。
あらかたの敵を倒すと、アウルは陸を目掛けて機体を急上昇させた。
そして、浮上すると同時にカリドゥス、バラエーナ改、3連ビーム砲を一斉射撃する。
猛火の名に違わぬ火力が、港の防衛線を一撃で瓦解させた。
「さ〜て、次はどいつだよ?」
アウルは、狂喜の笑みを浮かべながら辺りを見回す。燃え盛る炎の中、そこに立っているMSはアビス一体だけだった。
その事に気をよくしたアウルは、ますます猛り、叫ぶ。
「アッハッハッハッ・・・アーッハッハッハッハーーー!!」
しかし次の瞬間、一筋のビームによってその笑いはかき消された。
「ッ?!何だ?」
そこには真紅に染まった一体のザクが立ち塞がっていた。
ルナマリアは、専用のザクウォーリア(スラッシュ装備)で港の防衛に当たっていた。
次から次へと押し寄せてくる連合の増援に戦線は苛烈を極め、次第に兵士達は疲弊していった。
そこから生まれた、一瞬の油断。──その油断によって、戦況は決した。
海上から急浮上してきたアビスの一撃により、ルナマリア機以外のMSはいとも簡単に撃ち抜かれてしまったのだ。
「何?・・・これは──?!」
衝撃から回復したルナマリアは、状況を把握するために辺りを探る。そして目に映ったのは、散々苦渋を舐めさせられたMSだった。
「アビス?!またあの部隊なの?こんのォォーー!」
起き上がり様に手にした突撃銃を乱射する。だが、それは簡単に避けられてしまう。
「嘘っ?!こんな──」
相手は明らかに機体を乗りこなしていた。以前にやり合った時とは、その錬度が段違いに上がっていたのだ。
ビームを掻い潜ったアビスは、ランスを構え機体を突っ込ませてくる。
慌てて、背からビームアックスを引き抜き、ランスを受け止めた。
「くぅ・・・っ!!」
<へっ、雑魚は雑魚らしくってねぇ!>
しかし、純粋な出力においてザクはアビスには敵わない。じりじりと押され、ついに弾かれてしまう。
「あぅっ!」
<量産機ごときで僕をやろうって?!舐めんなよォッーー!!>
負ける?そんな単語が頭を過ぎる。だめだ、負けるな!訓練を思い出せ!
そうだ。自分は赤服である。こんな所で負けるわけにはいかない!
「私だって!」
素早く機体を屈ませ、背中のビームガトリングを制射。それは見事にアビスを怯ませ、距離をあける。
だが、バックステップをしたアビスのカリドゥスが再び輝き出す!
「っ!!!」
避けられない。ルナマリアは息を呑み、思わず目を閉じてしまう。
<させないわ>
<な、何ぃ!!?>
その時、通信装置から声が洩れる。目を開くと、真紅のインパルスがアビスに体当たりをしていた。
<真紅ちゃん!>
間一髪のところでルナマリアの危機に駆けつけた真紅は、仲間の無事な声を聞き安堵する。
「ルナマリア、今の内に体勢を・・・」
そう促し、機体を正面のアビスへと向ける。今まで幾度と無く戦い続けてきた相手。
油断の出来ない相手だ。
<何なんだよっ!お前はぁぁぁーーー!!>
その叫びと同時に、放たれる一斉射撃。圧倒的な火力が真紅を襲う。
「ふん、子どもね。隙だらけなのだわ」
真紅はブーストを吹かすと、機体を旋回させ、簡単にビームの嵐をすり抜ける。
そのままアビスに急接近すると、ビームステッキを振り抜き一閃させる。
アビスはランスを構え、2機が交差する。
<ハッ、そんな機体で力比べをしようって?>
しかしこの拮抗こそ、真紅が望んだものだった。敵は忘れている。今、ここで戦っているのは自分達だけではないという事を・・・。
「今よ、ルナマリア!」
<オッケー!任せて!>
真紅の合図と共に、ルナマリア機がアックスを振りかぶる。そして、その一撃はアビスを捉えた。
<何、バカな!!>
損傷したアビスが崩れ落ちる。その隙を見落とすことなく、真紅は海目掛けて敵機を蹴り落とした。
<クソッ、クソッ、クソォォォォォ!!>
アウルは顔を憎悪に歪ませながら、海に落ちていくことしか出来なかった。
<助かったわ、サンキュー。真紅ちゃん>
敵機を退け、通信を交わす2人。
しかし、状況は以前ザフトの不利が続いている。その事を確認すると、2人は次なる戦場へと向かった。
爆音が響く戦場を駆け抜ける中、真紅は何かを感じ取っていた。
(・・・・・何?この感覚──誰かが・・・いる?)
それは姉妹の気配。確かに感じる、その気配が意味するものは・・・。
(まさか・・・ここでアリスゲームを仕掛けてくるっていうの?)
微弱な気配を感じつつ、真紅は目の前の戦いに集中するのだった。
ピッ ピッ ピッ
「捉えた!」
迸る光の奔流。4つの砲塔から放たれた光が、一瞬にしてダークダガーを鉄クズへと変える。
上空を飛ぶ、ジャスティスセイバーは基地内にいる奇襲部隊を相手にしていた。
<アスラン、今度は右なの〜>
「はぁッ!!」
雛苺の指示に従い、機体を反転させる。モニターに映る2機のダークダガー。今まさに放たれようとしているバズーカをライフルで打ち抜く。
その隙に一気に距離を詰め、振りぬいたシュペールラケルタを一閃。敵の頭部と両手、両足を吹き飛ばす。
「これで奇襲部隊は片付けたか」
MSを着地させ、レーダーで辺りを警戒しながらアスランは呟く。確かに奇襲部隊は片付けた。
しかし、胸の奥で何かがざわつく。おかしい・・・漠然といた不安が付きまとう。
<アスラン、どうしたの?>
「いや・・・何でもないんだが・・・」
雛苺の問いかけにも、曖昧に言葉を濁すことしか出来ない。その時、
ピーッ! ピーッ! ピーッ!
「ッ?!何だ?」
機体内に警告を促すアラームが鳴り響く。そして、慌てた雛苺からの通信が入る。
<大変なのっ!お空に変な飛行機がいっぱい・・・!>
(そうか・・・降下部隊っ!)
奥歯をかみ締める。この降下部隊こそが、連合の本隊だったのだ。
つまり、奇襲部隊を含めた海上からの上陸部隊すら、我々を欺くための囮・・・!!
「くそっ!──行くぞ、雛苺!」
<ハイなのっ!>
機体を可変させ、再び上空に舞い上がる。
基地陥落という最悪の事態を防ぐため、アスランは暗雲を突き抜ける。
「くそっ、コイツら!数ばかりごちゃごちゃと──!」
次々と飛来するウィンダムの群れ。それをケルベロスで撃墜しながらシンは悪態を付く。
海からやってくる連合の増援は留まることを知らなかった。
その光景は、シンに悪夢の2年前を思い出せる。
何も出来なかった自分。無残に焼け落ちた家族の亡骸。
俺は・・・俺は、もう二度と・・・っ!!
「俺が守るんだ・・・」
笑い合う仲間達。真紅、レイ、ルナ、メイリン、ヨウラン、ヴィーノ・・・それに艦の皆の顔が次々と浮かぶ。
「俺が守るんだぁぁあああぁぁぁッ!!」
今度こそ、全てを失わぬため、シンは力の限り叫ぶ。だが、それをあざ笑うかのような攻撃の嵐は続く。
<シン、出すぎだ。防衛線が・・・>
レイからの通信で我に返る。が、それは不自然に途切れてしまう。
「どうした、レイ!!?」
<グゥッ・・・!コイツ・・・>
「レイ、今行く!」
断続的に続く砲弾を掻い潜り、シンはブラストシルエットのホバーを全開にした。
「ウグっ・・・カオスか」
レイのザクの前にはカオスが立ちはだかっていた。ツインアイの光がまるで死神のように輝く。
<見つけたぜぇ、白いザク!!>
スティングは、歓喜に打ち震えながらライフルと盾のバルカンを一斉掃射する。
レイは間一髪ですれを避けるが、カオスの猛攻は続く。
<そらァッ!逃げてんじゃねーよ>
MA形態に可変すると一気に距離をつめ、カリドゥス改を放つ。だが、その軌道を読んだレイはすれ違いざまに
トマホークをなぎ払う。
「ここにはギルが・・・そして俺の仲間が居るんだ!そう簡単にはやらせん!」
二度と仲間を疑うなどという愚考を繰り返さぬため、レイは必死に応戦した。
再び、笑い合う世界を手に入れる。それがレイの新しい支えなのだ。
<フ、やるじゃねーか。それじゃあ、コイツはどうだ?!>
不意にカオスが動きを止めた。その様子を不審に思い、レイも足を止める。しかし、それは間違いだった。
「これは!?」
カオスの背に装備されている、機動兵装ポッドが切り放され、火を吹く。
放たれたポッドは変幻自在にザクを襲う。
「連合が改良したのか・・・ぐぅっ!」
ポッドからのビームにより、足を撃ち抜かれる。そして、その隙にMAと化したカオスのビームクロウが牙を向く。
(しまっ・・・反応が)
とっさの攻撃に反応が遅れる。致命的な間だった。
<これでエンドだ!>
死を覚悟したその時、後方から大筋のビームが放たれ、レイの危機を救う。
<レイーーッ!無事か?>
そこにはブラストインパルスを駆るシンの姿があった。
描写分りづらいかも・・・
ヘタですんませんorz
次回は翠星石、初戦闘!
できるかなぁ・・・
GJ
面白いっす
GJ!
割とシンより真紅とルナの方がいいコンビかも?とか思た
さていよいよ翠星石の出番、wktkしてますよ!
痔「む…」
蒼「どうしたんですか?マスター、シリアスな顔してますけど」
痔「いや、スレの流れに合わせてみた」
蒼「(エ━━━━ッ!!)」
痔「というのは冗談で」
蒼「(ホッ…)」
痔「今年のM-1…。強敵が現れたな…」
蒼「出るつもりだったんですかぁ!?」
痔「‘東京たわわ’か…。強敵だ…」
蒼「(何でそっち━━━━!!)」
痔「今年は俺プロデュースの‘僕っ娘&ツンデレ’で上位進出は間違いないと思ってたんだがな」
蒼「へ、何で僕と翠星石なんですか?マスターは?」
痔「俺は芸歴十年の規定に引っ掛かるからな」
蒼「マスター、その規定は‘コンビ結成から十年’ですよ」
痔「へ?そうなの!?」
蒼「僕の知る限りでは」
痔「そうか、まだ俺も出れるのか!」
蒼「(ハッ!シマッタ!!マスターがやる気に!!)スイマセン。僕少し薔薇水晶の処に…」
痔「何処に行く?」
むんず(痔が蒼星石の肩を掴む音)
蒼「イャァァァァァ━━━━!!」
お前何歳の時から芸人なんだよw
生まれた時から
きっと小学校ではクラスの人気者だったんだろうな。
>>86 やっぱりここはネタスレだなあw
痔&蒼のネタ久しぶりに堪能できました
GJです
>>93 GJ、相変わらず高度なシンクロだなぁ
しかし曲のほうに懐かしんでて一回目あんまり画面に集中できなかったりw
ザムザザーってカッコイイよね、名前が・・・
>>93 さすがあおあおさん、マジGJです!
めっちゃ鳥肌来た。特に最後。かっこ良すぎる!
ついでにおもったけどやっぱ種死って非バンクの戦闘はかっこいいんだよなぁ…。
翠星石「うぅ〜、緊張するですよ」
ネオ「あん?どうしたんだ」
翠星石「今度、翠星石のCDがでるですぅ。でも歌なんて歌ったことねーから、正直不安です」
スティング「だったら俺に任せな!!」
翠星石「き、ききき急になんですか?」
ネオ「あー、スティングはオリコン上位に食い込むほどうまいからなぁ」
翠星石「へ?!そいつは凄いですぅ!早く教えるですぅ!」
スティング「ふ、じゃあいくぜェ?俺様の美声に酔いな!」
アウル「おっと、歌ならボクだって負けちゃいないぜ?」
ステラ「ステラも・・・歌う」
ネオ「おー、そういや2人も持ち歌があったな」
翠星石「い、以外に芸達者な奴らですぅ」
ネオ「んじゃあ、今日はカラオケにでも行くかぁ!」
全員「「賛成〜!」」
ネオ「俺は〜ガ○リン♪」
ステラ「ネオって・・・音痴だね」
翠星石「いろいろとツッコミどころが満載ですぅ・・・」
蒼星石「楽譜なんて見てどうしたんですか、マスター?」
ディアッカ「え?今度、お前と俺でCD出すって聞いたからよ」
蒼星石「どこでそんな話が曲解したんだーーー!?CD出すのは僕だけですよ?」
ディアッカ「えぇ!?やっとキャラソン出せると思ったのにぃぃぃ!!頼むよ、俺とお前の仲じゃないか」
蒼星石「・・・・・すいません、流石に作品の枠は超えられないかと」
ディアッカ「俺も・・・俺も歌のの仕事がしてーよぉぉぉぉ!!」
カッコイイ軍人見上げれば吹いたwwww
真紅にパワーシリンダー@煌めく凶星Jを組み込んでみた
しびれたバトルで答えを探すだーけさああああああああああwwwwwwwwwww
アレは何度聞いても笑えるwwww
そういや痔ってキャラソン無かったんだよな……
まぁ、痔だからな。
まあほらなんだ海外(かの国)ドラマの吹き替えで定評がある人だから中の人は
雛苺「うゆ?どしたの、アスラン」
アスラン「いや、何でもないんだ……俺もキャラソンがないんだー!とか、そんな事思ってないから」
雛苺「……歌いたいの?」
アスラン「俺は、音痴だから……」
凸の歌が無いのって、石田彰が音痴だからって本当?
そういやそんな話も聞いたことあるような……。
と思ってwikiで調べてみたらこんなん出ました。
キャラクターに声質を合わせることとCDリリースに必要な歌唱のクオリティを両立できず、
また元々歌が得意な方ではないという理由から、基本的にはキャラクターソングを歌わない姿勢を取っている。
『機動戦士ガンダムSEED』キャラクターソングの依頼も「ガンダムでも僕を歌わせられない」と断ったらしい。
「歌を歌うか、声優を辞めるか、どっちがいいか」と事務所から迫られたらしいといったエピソードもある。
まあ、音痴かどうかはわからんがCDとして出せるほどの歌唱力はないってことかな。
正直CDとして出せるほどの歌唱力のあるキャラソングなんて聞いたことも無い
>>104 ジャイアン(音感、リズム感共に潰滅)ではないな。
いちおう、鼻歌でならベートーベンの第9を何とかトレースできる程度の音感はあるようだw
>>105 深海の孤独は割といい気がするんだが?あとアウルのキャラソンも個人的に好き
それに比べてシンとキラときたら…
>>105 スレ違いも甚だしいがハルヒなら割といけるんだぜ?
みくるは論外。
>>107 シンの歌は詩はいいと思うんだよな
何故、本編でそれを言わないのか、というぐらいに
>>108 とりあえず、後藤はみくる系よりマシンガントーク系の演技を
極めた方がいいと思う
スレ違(ry
( ・3・)<ageるですぅ!
感謝しとけこの野郎!ですぅ
>>110 蒼「………」
痔「どうした?」
蒼「いえ。ただマスターと翠星石って似てるなぁ…って」
痔「俺とあの性悪嬢ちゃんが?」
蒼「はい。‘迂闊で残念’なあたりが特に」
痔「‘狡猾で残忍’じゃねぇの?」
蒼「マスター。現実を直視しましょう…」
痔「非グゥレイトォ…」
スレが板の上の方にあると嫌がる職人さんが多い(荒らしと鉢合わせするのが嫌だから)
スレの認知度は回復or上昇するけど最悪の場合ネタ投下速度は落ちるよ
特に今は複数のスレが同時多発的に荒れている
ageは‘迂闊で残念’な結果になりかねないから気をつけてね
>>93 種の方の画質にやたらとばらつきがあるのはなんでですかね?
最近はコーヒーを中心に、SS系が荒れやすいからなぁ
ま、マッタリ行きませう
.ィ/~~~' 、
、_/ /  ̄`ヽ}
,》@ i(从_从))
||ヽ|| ゚ -゚ノ| ||
|| 〈iミ''介ミi〉||
 ̄ ̄
/「|
|E[]ヨ
└''‐'
__
≦ ノ,ノハヽ、≧
テ ` -tッァ-' テ
川
( ( ) )
頭部からデッカイメガ粒子砲を撃つ真紅を想像して吹いた
>>116 それはあれか、恒例のネタ目が粒子h(ry
>>114 そうか、腹のアレがローザミスティk(ry
>>117 ちょwwwwwwwテラマエストロwwwww
連ザのプラスモードでは凸が裏切らない展開もあるのかな?
議長から隠者貰ったら燃える
>>121 このスレ的にはリフターの中に雛苺入ってる品w
>>117 他所様のサイトの漫画を
bmpなんて保存失敗してあげるのはやめとくれ。
>>124 おなかのパーツが足りなあれ?誰か来たみたいだちょっと行ってくるよ
>>125 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ無茶しやがって… ..........
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.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
ラクス「目をそらさずにー全てこの胸ーにー刺さるー真ー実ならばー♪」
水銀燈「ばかじゃなぁい…歌ったら出てくるとでもおもったのぉ…」
ラクス「…呼んだ気は毛頭ございませんが。歌うのはわたくしの趣味です、それをいつもいつも邪魔をなさって…
しかも決まってサビの部分で」
水銀燈「あら、別に邪魔してなんかいないわよぉ?わざわざ聞きに来てあげてるんじゃなぁい。
聞き手がいないとつまらないでしょう?それより早く続き歌ってよ」
ラクス「…なら歌っている最中は静かになさってください。それに聞き手ならキラがいますわ(#゚д゚)」
キラ「まあまあラクス、水銀燈はラクスの歌がとっても好きなんだよ。水銀燈も歌ってるときは静かにしてなきゃ」
水銀燈「はーい」
キラ「(ふう…全く気が休まらないなぁ)」
ほのぼのしてるなぁ…GJ!
今日だけは言わせてくれ
翠オメ
凸「俺だって誕生日なのに…」
雛苺「うゆ。アスラン元気出すの〜」
シン「俺だって忘れられてたのに…そんなに祝って欲しいのか、あんたは!
今花丸ハンバーグ作ってやるからウジウジしないでくださいよ!」
凸「シン…お前…・゜・(ノД`)・゜・」
真紅「いい子ね、シン…で、私の分は?」
シン「あ゛」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
真紅「… ||ヽ||# ゚ -゚ノ| ||…」
シン「悪い、また忘れt」
MAD作ってるんだが動画ないなローゼンの動画が欲しいな・・・・キボン
最萌であんなにうpられたのに。
PS装甲ついてたのか銀様…
っておい
腹がついtうわなにをするやめろ
GJ!!
ダメだディアッカで吹いてしまうwww
ラク銀燈のはまり具合が凄いな
エラーになってる・・・orz
すいません、再うpお願い出来ますか?
下がりすぎだ
144 :
141:2006/11/01(水) 17:08:42 ID:???
>>139氏、GJ!!
最近は盛り上がりに欠けるが、まだ職人さんがいてくれると
嬉しいぜ
そろそろこのスレも一周年だしなぁ
ところでローゼン新作っていつ放送だ?
12月22日(金)・12月23日(土) TBS深夜 前後編で2夜連続放送予定
BS-iでも放送予定って言ってたよ
水銀燈「私は水銀燈。闇を纏わされ逆十字を標された薔薇乙女最凶のドール」
ラクス「…ですのに付けられた名前は夜の道を照らす街灯みたいなものという」
水銀燈「…なによぉ、お菓子みたいな名前のくせにぃ」
ラクス「それはラスク!わたくしはラクス・クライン、プラントの政界クライン派の筆頭にしてザフト最高評議会の議長」
水銀燈「(´・ω・`)知らんがなぁ…派閥とか政治なんて興味ないわぁ」
ラクス「…そうですわね、人形には政治など理解できませんわね」
キラ「みんな、お茶入ったよー」
2人「はーい今「行く」「行きます」わぁ」
キラ「(はぁ…疲れる)」
キ ラ 必 死 だ な
今にも戦争が始まりそうな状態をなんとか繋ぎとめてる感じw
150 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 01:09:39 ID:w2PsW4P9
水銀燈とラクスの一触即発状態を取材しようと「働きマン」の松坂が
これに加わったら、キラはどうなる?この三人を抑えられるか?
151 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 03:12:07 ID:Y+yTDZB5
俺ローゼンに関しちゃ信者ってくらい好きなんだが種だけはどう転んでも好きになれねえんだよ
なんだこの俺にとってヤマアラシのジレンマみたいなスレ
その例えはおかしい
そうだなおかしい
禿同。
>>155 appleオワタwwwと思いながらひらいたら……そういうことか。
まあ一般人は真紅といったらそっちなんだよな……。
商品企画ひとつでappleオワタとかしたり顔で言い切れる156が終わっている件
凸「苺大福は…売り切れか…」
売店のおばちゃん「最後の補給から結構経つからねぇ。
白玉粉やあんことかの原料ならまだ置いてあるんだけど」
凸「苺はフリーズドライされたものがいくつか残ってたな…
なら作るしかないじゃないか!すみません、その原料ください」
おばちゃん「はい毎度ね」
凸「と意気込んでみたものの、作り方が分からない…
オーブのお菓子だから、シンなら分かるかも。聞いてみるか…」
シン「作りたいのなら別に構いやしませんけどね!まずググるくらいしてくださいよ!…あっあんこ入れすぎです!そんな加減も分からないのか、あんたは!」
凸「ああ、済まない。これくらいか?」
シン「そんくらいです。…これで最後っと」
雛苺「シンの手作りうにゅー、おいしいのー」
シン「そりゃよかった」
凸「雛苺が最近うにゅーを食べてないって騒いでな…しかしシンがいてくれて助かった。ありがとう」
シン「別に…雛苺がぐずって周りの人にばれたら困るからですよ」
数日後
ミネルバクルー1「アスランとシンが人形遊びだけじゃなくお菓子作りも始めたらしい…」
クルー2「ウチのエース2人は乙女チックな趣味持ってんだな…」
クルー3「ここんとこの激戦続きで気が病んでるのかも…」
ちょwwwシンにそんな特技がwwww
ここの凸とシンはすっかりいいコンビだなw
つーか、忙しくてネタ書けねーーーーーー!orz
精神病疑惑かかっちゃったwww
まあ過去にも腹話術疑惑や人形遊び疑惑あったし
雛苺の格好でミーティングに出てきたことがあったからなぁ
164 :
156:2006/11/08(水) 00:49:09 ID:???
そう考えるとアスランってなんか悲惨だなw
事情があるとはいえ知られてなければ……
>>157 そんな真剣に言われても困るんだが…。
保守っとく
________
,. :-=´‐_‐_-;- 、.ヽ
/"´ _`ニ=-、`丶)ノ'",.ニ=-
_,.-''"::::::::::::::::::::::::´:::::::::::`ヽ、
ッ''" .::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: ::::\
,.-'´:::::::: .:::::::::::::::::::::::::::::;ィ:::;:::: ::: :、ヽ
-=´-ァ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::/ |:::li:::: ::::. ::::ヽ.
/::::::::::::: :::::::::::: ::::;/ |::|,,!:::iヶ;::::::::::::ヽ
,.':::;:::::::::: .::::::::.:::;∠''''''" l:ノフ仁メ、!::::::::::、:ヽ
. /:::;ィ::::::::::: :::::::::,、イー'゙i` ,'/ "iーケ`i::::::::::;:`iヾ 真紅、やったよ!今度でるゲームで俺、主役なんだ
'/ノ;:::::::::::::::::::::| "´ ̄ .::::/ヽ` ̄ ノ:::::;ノ:::ト、!
ィ-イ:::::::::::::::::;、l ' /,:イ´::ノ:! '|
!::::ハ::::i´!| ヾ _,:.‐.‐ュ、 ノ;:::/`'
V ヽ:ヽソ、  ̄ クイ/
ノ,ィ;::::::::ヽ、 /ィ_' ´
_,.`=', ` ` 'ー-‐''l/"7'
く{" '´! /'〉 }
ヾ.、 l ,. /" ,.'-------- 、..___
ヾ、 r'ゝ、,,./ /'/  ̄`ヽ、
,.-''"`|} /{ -' ,.-'"| /ヽ ─- 、 /`i
,. ‐'´ / ̄ ̄ヽ/'"´ | / ヽ / |
168 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 04:20:47 ID:gF6eEHG5
ほしゅ
>>167 └-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二 よかったわね、下僕
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ 私なんて冬の特別編では主役降格られたわ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ いや怒っている訳じゃないのよ
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |: 下僕のくせにいい度胸だといいたいの
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !:
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!: お仕置きの覚悟はできているかしら?
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |:
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |:
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
ご機嫌斜めだなw
久々の出番なのに
あと1ヶ月も待てません><
真紅「もう季節も冬ね」
シン「そうだな、寒くなってきたし」
真紅「つまり、乗り換えの季節ね」
シン「は?」
真紅「もう5スレ目だし、そろそろ私にも新機体が必要なのだわ
というわけでとっととデスティニーを私によこしなさい」
シン「ヤだよ!お前はインパルスがあるだろ!」
真紅「冬は別れの季節でもあるのだわ」
シン「変な理由で愛機を捨てるな!」
真紅「いいからつべこべ言わずよこしなさい!
私がデスティニーに乗った暁には連合なぞあっという間に叩いてみせるのだわ!!」
シン「いつもそうやって勝手が通ると思うな!無理なもんは無理だ!」
レイ「いや、そうでもないぞシン」
シン「何!?どういう事だよ、レイ!?」
レイ「この前Gジェネに参加したとき、デスティニーを一機、作っておいた」
シン「何だって!?」
真紅「でかしたのだわ!レイ!」
レイ「早速乗ってみるか?」
格納庫
真紅「これが私の・・・?」
レイ「そうだ、君のMS・・・デスティニーだ」
真紅「・・・シンのと比べると随分地味だけれど・・・」
レイ「気にするな」
真紅「全身青いし・・・」
レイ「気にするな」
シン「レイ・・・これって確か・・・“ブルーデスティニー”とかいう・・・」
レイ「気にするな」
真紅「・・・まぁとりあえず乗ってみるのだわ」
数分後・・・
(ちゅどーん!!どごーん!!)
アーサー「わああああああああ!!!」
タリア「爆発!?敵襲なの!?」
メイリン「い、いえ!格納庫で新型が暴れています」
格納庫
(ちゅどーん!ちゅどーん!)
ヨウラン「に、逃げろー!!」
ヴィーノ「うわあああああああ!!」(ごきゃっ!!)
シン「わーーー!ヴィーノの頭の上に瓦礫が落ちて髪の毛が全部赤くなってしまいどこが前髪か分からなくなったーー!!」
レイ「ふむ、やはり暴走したか」
シン「レイ!お前分かっててやっただろ!」
真紅「ナゼ・・・ッ・・・コロスッ・・・!!」
シン「真紅ぅぅー!!」
174 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 17:02:05 ID:OEVimgWs
さらに数分後・・・
真紅「ぜぇ・・・ぜぇ・・・な、何とか止まった様ね・・・」
レイ「酷い目に遭ったな」
シン「お前な・・・」
レイ「じゃあ続けてブルーデスティニー2号機、3号機のテストを・・・」
シン「やめんか!!」
真紅「こんなはっちゃけた機体に乗るくらいならインパルスのままでいいのだわ・・・」
シン「そうしてくれ・・・
けど、そうするとこの3機どうすんだ?ミネルバだってそんなにスペースないぞ」
真紅「それなら、良い考えがあるのだわ」
数日後
ディアッカ「蒼、なんかお前にミネルバから新型MSが届いてるぞ、3つも」
蒼星石「え?」
175 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/12(日) 18:22:05 ID:xpn/bdJc
なぜかシンのツッコミがシャープに感じられる…なぜだ?
<大佐、降下部隊の展開を開始します>
「りょーかいっと。・・・さて、ここまでは順調か」
ネオはコクピットの中で報告を聞きながら、現状を整理する。今のところ、作戦は順調である。大きな不安要素もない。
だが・・・・・胸の中で、このまま無事に終わるはずがないと戦士の勘が訴えかけているのだった。
(最悪の事態に対して手は打ってあるが・・・ザフトはどう出る?)
そんな事を考えていると、部下から緊急の通信が入った。
<大佐!輸送機に急接近するMA・・・いえ、MSが一機!>
「おいでなすったな!ウィンダム隊、続け。敵を仕留めるぞ!」
そう叫ぶと、ネオはストライクノワールを大空へ舞い上がらせるのだった。
<アスラン、見えてきたの!>
「よし、あれが輸送機だな」
アスランはモニターに映る、連合の大型輸送船の船団を確認した。
規模から考えれば、降下部隊の数は約100機ぐらいだろうか?何としても、MSの展開を防がねばならない。
一刻も早く、輸送船に辿り着くため機体のバーニアを全開にする。
────しかし、その行く手は一筋のビームによって遮られる。
「何?!」
<おぉっと、新型君!これ以上は通行止めだぜぇ?>
見ると、漆黒に染められた機体を中心に連合のMS部隊が周りを取り囲んでいた。
「ちっ・・・迂闊だったか」
あまりに先を急ぎすぎたため、接近するMS部隊に気付けなかった自分を責めるアスラン。
<悪いな。俺たちも真剣なんでね>
「そこをどけ!大体、こんなことをして何になる?何故、戦火を広げるんだ?!」
敵の大将を思しき人物へ通信を送る。だが、返ってきた答えは明確な敵意だった。
<さてね・・・。そいつを考えるのはお偉いさんのすることだろう?
軍人は与えられた命令に従うだけさ!>
その声を合図に、一斉射撃がジャスティスセイバーを襲う!
すんません、
>>177は
>>82からの続き
「くッ!やめろと言っているのに・・・ッ!!雛苺、分離だ!」
<ういなの!>
MS形態に戻ると、アスランは雛苺の乗るファトゥームHを分離させ、敵に突貫させる。
大出力のブースターを装備したファトゥームHは、超加速により敵陣に穴を開け、薙ぎ払っていく。
<なっ・・・何だ、ありゃあ?!>
ネオが驚いている間にも、ウィンダムは次々と紙屑のように切り裂かれ、堕されていく。
そして、その隙を縫うようにサーベルを展開させたジャスティス本体が突っ込んでくる。
「はあああぁぁぁーーーッ!!」
アスランは両手に構えたサーベルでウィンダムの肩を切り裂くと、シールド内のアンカーで敵を捕縛。
そのままハンマーの要領で振り回し、周りのウィンダムを吹き飛ばしていく。
<おいおい、マジかよ・・・>
ネオは汗に濡れた手をきつく握り締めながら呟く。気が付くと、20機いたウィンダム隊は全滅していた。
「さぁ、残ったのはお前1人だ。もう無意味な事はやめろ」
<はっ・・・敵に止めろといわれて、手を止める相手がどこにいる?!>
投降促すアスランだったが、ネオは圧倒的な実力差を見せられてもなお、戦う意志を貫いた。
<戦いってのはやるか、やられるか・・・。それだけだろう!>
その気迫と共に、手にしたフラガッハをジャスティスセイバーへと一直線に投げつける。
必殺の間合いのはずだった。しかし、
「敵は倒すしかない・・・・・そう言うのなら・・・!
俺は、お前を討つッ!!」
パ リ ー ー ー ン ! !
次の瞬間、アスランのSEEDが覚醒し、同時に機体の間接が淡い銀色に光り出す。
そして、超反応で飛来するフラガッハを回避すると、連結させたサーベルを振り抜きバーニアを全開にする。
<やるな!だが、これで仕留められるとは思っちゃいないさ!>
最初から攻撃が回避させることを予測していたネオは、慌てずにバックステップと共に、掌に仕込まれたアンカーを射出する。
<この軌道は見切れまい?>
「甘い!」
<なッ、バカ・・・な>
ネオは最後まで言葉を紡ぐことが出来なかった。我に返ったときには、アンカーによる攻撃すら見越したアスランによって、
ウイングが切り裂かれ墜落していたのだ。
<・・・・・>
やけにゆっくりと落下する機体の中から、遠ざかっていくジャスティスセイバーを見る。
<やれやれ、俺が5分も足止めできんとはな・・・。ははは>
ここまで圧倒的にやられてしまうと、既に笑いしか出てこない。
それほどまでに完膚なき敗北だった。
それでも気力を振り絞り、通信装置を開くと部下へと指示を出す。
<イアン、全軍に撤退命令!作戦はBに変更。アレの準備をさせろ>
これだけやられても、命令には従わなければならない。
つくづく、軍人とは嫌な職業だと思うネオだった・・・・・。
港近くの防衛戦線では、戦況が硬直しつつあった。
当初、数で勝る連合軍の奇襲攻撃により押されていたザフト軍だったが、次第に戦力を整え勢力を盛り返してきたのだ。
そんな激戦が続く中、真紅もまたフォースインパルスを駆り、戦い続けていた。
「この辺の敵も大分片付いたわね」
よく見れば、撤退を始めている敵もいた。どうやら戦局は決し始めたようだった。
<真紅ちゃん、そっちはどう?>
「こちらは問題ないわ。ルナマリアこそ大丈夫かしら?」
仲間との通信で気が緩みかけたその時、長距離から放たれたビームが真紅機を襲う。
「くっ・・・!これは?」
気が付けば、確かに感じる姉妹の気配。ということは、今の攻撃は薔薇乙女の誰かによるものなのだろうか?
「誰?!姿を見せなさい!」
真紅は、先ほどの攻撃から相手の位置を素早く割り出すと、機体をその方向へと向けた。
ジブラルタル基地を覆う森の中で一機のMSが慌てふためいていた。
翠星石の乗るヴェルデバスターである。彼女は作戦に従い、輸送機より降下したものの途中でステラと逸れてしまい、
仕方がなく森の中で機会を伺っていた。
ところが、唐突に姉妹の気配を感じ、反射的に攻撃をしてしまったところから、頭が混乱しだしたのだ。
「はわわわッ・・・。ヤベーです!誰かも確認せずに撃っちまったですぅ・・・。
もしかしたら蒼星石だったかも・・・。ど、どどどどうすればいいですかぁ?!」
<見つけた!>
突然聞こえた声に反応し、上を見上げると真っ赤に染め上げられたMSがマシンガンを構えて突っ込んでくるところだった。
「きゃー!きゃー!くく、来るなですぅ!!」
緊張により、MS戦のシュミュレーションのことなど頭から吹き飛んでしまった翠星石は、
ただがむしゃらに機体を動かすが、その攻撃は全て避けられてしまう。
気が付くと、敵MSは目の前に迫っていた。
<貴方、翠星石なの?!>
「え・・・し、真紅ですか?」
相手がビームステッキを振り抜き、自分がそれをバヨネットで受け止めた瞬間、互いの正体が判明する。
<翠星石、こんな所で何をやっているの?!>
「真紅こそ!何でMS何かに乗っているんですか?!」
疑問をぶつけ合いながら、鍔迫り合いを続ける。
<とにかく、一旦剣を引きなさい。貴方、連合にいる意味が分っているの?>
そんな問答を続けている間にも、真紅機の攻撃の手は休まらない。
右かと思えば、左。左かと思えば、右。その動きは、舞を舞うかのごとく乱れがない。
翠星石は次第に焦燥感を募らせる。
<翠星石、聞いてるの?!私はこんな所でアリスゲームをする気は・・・>
「えーーーい!!ゴチャゴチャうるせーですぅ!」
<くぅ・・・!>
翠星石は肩のミサイルポッドを全弾発射させると、隙をついて距離を離す。
いきなりの反撃に、真紅は驚きモニターに映る翠星石を見やる。
「翠星石だってアリスゲームをするためにここにいるわけじゃねーです!
こっちにはこっちの事情があるんですぅ!」
そうだ。自分は何も戦うために連合軍に身を置いているわけではない。
あの3人の心を救うためにいるのだ。そのためにも今、ここでやられる訳にはいかない。
「真紅がどうしてもどかないと言うのなら、翠星石にも考えがあるですぅ」
腰のライフルを連結させ、一気に引き金を引き絞る。銃口から光が溢れ出す。
<翠星石!やめなさい>
堪らず回避行動に移る真紅。だが、翠星石の駆るヴェルデバスターの機動力は真紅が思っていた以上に速く、簡単に後ろを取られてしまう。
(速い?!)
「やめるのは真紅の方です!覚悟するですぅ」
<きゃあぁぁぁ!>
至近距離で放たれるビームランチャー。辛うじて盾で防いだものの、衝撃で真紅機は後方へ吹き飛ばされてしまうのだった。
「真紅ちゃん!」
一部始終をモニターで見ていたルナマリアは、急いで真紅の元へ向かおうとする。
しかし、未だに立ち塞がる連合軍がそれを許さない。
さらに後方より、復讐に燃える深淵の死神が迫っていた。
<このォ!さっきはよくもやってくれたなァ!!>
「な、アビス?しつこいわね、まったく!」
振り下ろされるビームランスを捌きながら、愚痴を零す。
その間にも真紅機との距離はどんどん空いていく。
「アンタの相手をしている暇はないのよぉ!」
<うるさい、うるさい!ボクをコケにしてェーーーー!!>
アビスはルナマリア機を弾き飛ばすと、肩のバインダーを開き、フルバーストの構えを取る。
<さっさと死ねよ!>
「え・・・?」
そして猛火に光が宿り、火が放たれる瞬間────、
<いけないな、レディには優しくしろって習わなかったのかい?>
頭上からビームマシンガンが降り注ぎ、ルナマリアの危機を間一髪で救う。
「何?・・・何なの?」
<誰だよ?!ボクの邪魔するヤツはァ!!>
次々と武装を打ち抜かれたアビスは後退しながら敵を探す。
そして、凄まじいスピードで一機のMSが舞い降りてくる。
<待たせたな、お嬢さん。ハイネ・ヴェステンフルス、グフ・レボリューション。到着だぜ!>
眩いばかりのオレンジに染め上げられたグフのカスタム機の姿がそこにあった・・・・・。
勢いあまってハイネの専用機まで・・・orz
この先の展開でハイネ機だけ火力が足りなかったので出してしまいました
すいません・・・
一応設定↓
○グフ・レボリューション
ハイネ専用のグフイグナイテッドを、さらにハイネが好き勝手にカスタムした機体。
変更点は主に武装だが、脚部にはジンハイマニューバ2型の物を改良した増加ブースター
が装備され、大気圏内外のどちらにおいても高い機動性を発揮する。
なお、武器名は全てハイネ個人の命名によるもので、正式名称は別に存在する。
○武装
・ビームソード”HEART OF SWORD”×2
両腰に装備されたビームソード。MA-M757の先端に取り付けられる以外には特に変更点はない。
・メガビームガトリングガン”WILD RUSH ”
要はグフカスタムのシールドガトリングのビーム版
・MA-M757 ”HIGH PRESSURE”
スレイヤーウィップの改良版。先端にHEART OF SWORDと取り付け、鎖鎌のように
使用することが可能。
・対PS装甲用特殊大型弾頭”魔弾”
背中のフライトユニットに装備されたミサイル。実弾ではあるが、発射されると炸裂騨のように
破裂し、時間差で複数の実弾を当てることによって、一気に敵のエネルギーを奪い、PSダウンさせる代物。
こんな感じです
相変わらず、描写ヘタですんません
多分、あと2回くらいの更新で終わるかと思います
前々から思ってたんだけどさ・・・・・
MS(人形)にメイデン(人形)を乗せて操縦させるのって、なんか想像してすごく違和感があるのだが。
いや深く考えるな、心で感じるんだってんなら別にそれでもいいのだがな・・・・う〜む
>>182 ちょwwwこれは予想外www
歌名叫びながら戦うの想像して熱気バサラが浮かんだ俺スパ厨
そうか?俺の場合寧ろなんでMSを遠隔操作にしないかの方が気になるな。
ドールズ乗ってる方が寧ろ自然…特に薔薇水晶辺りが言動といい性格といい一番しっくりくる。水銀燈もいい感じだが
まあ全部遠隔操作にしたらガンダムというアニメを否定しかねないがw
ガンダムは乗らなきゃガンダムとは呼べません
たしか1年戦争だと最初は無線で動くガンポッドを使ってたんだけどミノ粉でアボン
種もたぶんNJの電波でどうのこうのみたいな理由なんじゃないか?
___
く/',二二ヽ>たかがバイザーが
_ |l |ノノイハ))やられただけです
/ ,堰[- 、 l∩#゚听∩ まだ戦えるです〜!
ハ/// ヽ、――ノ弋l_介」ン―― '_ー ―
ー' |c| ̄ヽ――――――' \)。 \
/ | .|__ \lニコ \。 |
|o⌒o /c/Eヨ| | / 二二ニニ―――、。 。 /
ヽ⌒|\\_// |Eヨ| | / / // ̄ ̄ l | | _(
| /^ 二_ノ ===' / /,へ\二____二\ B
/ ./|| ト___// へ // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
/⌒ヽ\ .|=U=| | || _ //⊂ニニニニニ⊃|
| | |/ |》‖《|_| | / |
ヽ//⌒|-廿-'||コ | / ⊂ニニニニニニ⊃/
|`- /[ll゚TT゚ll]\___`―`――――――― '\
ヽ | |/ニニヽ|/(O)  ̄ ̄ ̄\| \_\ ̄ | //
\\ / -、ヽ | ||c c| /, ―/ c|//
\ | || | | .||| | || | // / .|/
/| || | | ||| | || ___ .| .// / |
| || | | ||| | ||c| .| |c|//_ / |
.| || .| | ||| | ||_.|ニニニニ|_/_/ヽc___c/|
| || | .| ||| ノ / ノ /
保守
192 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 02:03:12 ID:Bvl5MLJu
>>182 GJですた!
翠星石が以外に強くて驚いた
2週間ぶりに覗くと、やっぱり結構進んでるな
しまった!sage忘れ
とりあえず、ユージン予約してから吊ってくるorz
______ 冊
ヽ , ┌──┐ ‖7、
\i二ニニ二i \ ) 悲しい時は さびしい時は いつもあなたが目に浮かぶ
<⌒: i´ノノノヽ))) >/⌒丶 独りの 時も逢いたい 時も いつもあなたは胸の中
‘|ヽ /Wリ゚ -゚ノリ / ` 、ノjj
| / ⊂)_介」つ /皿 | | | 遠く離れていても 例え別れていても この世の光と共に眩しく
(/ 冖 /\__ / r○ヽ0
|\三三\ |__/ | II | | あの日のあなたが
|/ ̄ |〃 | ̄ ヽ《n口|ロ|rffrへ
<〈 几 ハヽL且 ハ n〈__〉///〈三)
ミ丶冖丶丶冖丶 u彡 ///\ンゝ>
とと・二( とと・二(・ノ<二卯>
_____ 冊 \人人人人人人人人人人人人/
ヽ , ― 、ヽ ‖7、 ≫ 貴様等!後で ≪
\く/',二二ヽ>\ ) ≫ 軍法会議だぁ!です! ≪
<⌒: |l |ノノイハ)) >/⌒丶 /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
‘|ヽ /l∩#゚听∩/ ` 、ノjj
| /上 ノ弋l_介」/皿 | | |
(/ 冖 /\__ / r○ヽ0 \ イッテ ラッサーイ/
|\三三\ |__/ | II | | ∧∧∩ ∧∧∩ ∧∧∩ ∧∧∩
|/ ̄ |〃 | ̄ ヽ《n口|ロ|rffrへ ( )ノ ( )ノ ( )ノ ( )ノ
<〈 几 ハヽL且 ハ n〈__〉///〈三) (| | (| | (| | (| |
ミ丶冖丶丶冖丶 u彡 ///\ンゝ> 〜| | 〜| | 〜| | 〜| |
とと・二( とと・二(・ノ<二卯> ∪∪ ∪∪ ,∪∪ ∪∪
ドックマン大尉ですか?
197 :
落描き:2006/11/18(土) 13:50:01 ID:???
数日振りに覗いてみたら…GJ!
>>197 GJ!!
相変わらず、MSとドールの特徴がうまく融合されててイイな
グフもごつくてかっこいいし、182氏のSSと合わせると想像力が膨らむw
ところでオマケは蒼星石のブルデュエル?
.ィ/~~~' 、
、_/ /  ̄`ヽ}
,》@i(ノ_ハ从)) 異能者だと!触れえざる者だと!我前より消え去るがよい!!
,,ー-||ヽ!| 冉二0_______,,...-:':::":~~ ,,.. .~~""''':::..,,,..
(_》__≦_》|つ;,=0,―A' ̄ ̄~"''-::..,,,. ;;;;;,,,...:::--''''"~
a
痔「ちょっとハイラルの平和を救いに行ってくるぜ!!」
蒼「連合ザフトUと発売日と主人公の声が被ってるからといってそのネタはどうかと思いますよ・・・」
ドラマCD買った\(^o^)/
唐突に話題を振ってみる
もし、第3期があるとしたらきらきーの声優は誰だろう?
薔薇から引継ぎかな?
俺としては別人にやって欲しいが・・・
な・ん・の?
ごめん誤爆です・・・
ボトムズ流行ってるのか?
AA板に行くと、何故かローゼン&ボトムズのコラボAAが多いんだよね。
>>194-195は可愛いから良しとするけど。
メロウリンクも混じってるみたいですが・・・何故?
浮上
212 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 14:06:25 ID:Gl4DHas7
おいおい、一周年だってのに寂れてんな…
>>212らしいので即席ネタ
〜朝〜
「アスラン起きてなの〜」
ん…朝か…
「わかった、起きるから静かにしてくれ、ラ…」
ラクスぅ!?
何で!?
でも、この声は確かにラク…
いや、ミーアか!
「また勝手に部屋に!」
「ぅゅ-!」
ーードン
ん?誰もいない?
「はぁ、疲れているのか。俺は」
今は作戦行動の真っ最中だ
彼女が俺を訪ねるなんて不可能じゃないか
でも、何であんな声が…
「う〜。アスランヒドイの。雛頭ぶつけたの〜」
まただ。またラクスの声…、あれ?
「雛…苺?」
「う〜。いきなり起き上がるからびっくりしたの〜」
ひょこっとベッドの下から顔を覗かせたのは…
「うわわ!お前キラの…」
確か水銀燈とかいう…
「違うの〜!雛なの〜」
後頭部を両手で抑えながら抗議の声を挙げる水銀燈
いったい何を言っているんだ彼女は!?
まさか、何か企んでるんじゃ…
「その証拠に雛だからちゃんとお腹あるの〜」
水銀燈はそう言うと黒のワンピースをスカートからガバッとめくり上げた!
「ブッ!」
>>213続き
「うゆ?アスラン、どしたの?ちゃんと見てくれなきゃメーなのよ?」
「いや、しかし!」
「う〜、雛だと証明するにはこれが一番なの〜」
そうだ!これは‘確認’なんだ!
やましい‘行為’じゃないんだ、うん!
「う〜お腹冷え冷えなの〜早く見るの〜」
「わかった、見るぞ…」
う〜みゅ…黒のレースか…
て、違う!お腹だお腹!
その瞬間、俺の頬を風が切った…
へ?何だ、この空気の流れ…
空調切ってあるのに…って
「グワァァァ━━━━!!」
何故だ!何故振り返った途端に腹に吸い込まれなきゃならんのだ!?
てか、やっぱりお腹ないじゃないか!
「それは貴方がムッツリスケベだからですわ。FAITHのアスラン・ザラ」
へ!?この台詞は…
吸い込まれながら見上げたその顔は…
「ラクスぅぅぅぅぅ━━━━!?」
>>214続き
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「という夢を見たんだ…」
「不思議な夢ね」
「いいなぁ。夢でもいいから俺も銀さmイテイテイテ!」
「何が銀様よ!家来の癖に!不人気の癖にィィィ━━━━!」
「なあ、真紅荒れてないか?」
「気にするな、俺は気にしない」
いや、気にした方が…
「真紅…ヤメテ…」
「サブキャラが何を!生意気を言うのはこの口?」
ほら…
「アスラン。余り気にすると禿ますよ」
「禿いうなぁぁぁ━━━━!」
「クスクス…。おバカさぁん…」
「うゆ。水銀燈、何してるの?」
「なっ!雛苺!?何故気がついたn…」
「あのねあのね!」
「なっ、何!?」
「うにゅ〜食べゆ?」
「へ?」
「天然とよのか入りでおいし〜のよ〜」
「えっ、え…」
「はい!」
「うっ…」
「ね!美味し〜でしょ」
「そ、そうね…」
「またね〜なの〜!」
「…何なの…あの娘…。何か冷めちゃったわぁ。帰ろ…」
即席なんで特に深い意味も意図もオチもなし…
スマソ…orz
GJ!
シンがいつの間にか水銀党員になってるなw
グゥレイト!!
/巛 》ヽ、
_ヾノ"~^ヽ^
< ノ(´∀` リ―、
/-/kニ`Eヲlソイ
|ニ|ヽ0_0@)|ニ|
/ニ」_ //_〈lニ|
fЩ!ノ ̄〉二|リリ
Li_i」 |_i_i」
GJ!!
雛苺と銀様の掛け合いがいいねえ
すごい萌える(*´Д`)ハァハァ
.::::.::::::i:|:.: 〉 | | | | , .:! ,:′ ト、 | ミヽj ̄"''' ─=-─''" | |
::.::::.::::|:|::7 i | ト、_|__,!ノ .:::| /:: .,j!: | |ミ=┤ _ 1!|;i
:::.:::.::::|:|/ リ"´!二!二| ト、! /,イ .:/ |:.:! N-ヨ、| -、ェラ=ィヽ ,__,.z-} i|'
::.: ,イ心ト7 .:| 弋 (::。j`7 Vl/心、 .::/ j/ !|rヽハ'  ̄ ;''`i| l'ヾ''-"r' !'
`7ゝiイ :! `"´ ヒソ}, イ / j、辷ハ. 、 、 | |イ
\ヽ、::::| | ′ ゞ'ノ イ ゞ、ヽj彡 ヽ -、,j ,/ ノ
\:ヽ| | ‐- ,! i| {yヽつ | ゝニ彡ミン .イ_/
ヾリ .iト、 ´ /| | | "!、 ,, ,,;;;,,. i"
_」 .::||;:;\ _ _, イ ! ! /y 、\ /
, ィ´|;:;:;:| .::||;:;:;:;:;ト、;:;:;:;:;:;:;:;:;\| | !、 \. ヽ ヽ、 _ _/
::/::::|;:;:;ノ .::i;:;:;:;:;| |氷k;:;:;:;;:;:;:;:\ | _,.zヅ:::::`ヽ、ヽ、ヽ. ヾ;:/リ》
/:::::::!;〈 `ヽ__,ノノヱ7;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;〉、 _ _ _ _ -="_ヽ、ヽ、::::::::`:-ニ、:-、__yソ:{、
.:::::::::`7;ゝ--、__ _\;:;:;:;:;:;:;:;ノノ::::::| )ヽ:::::::::::::::\,r- 、  ̄:::::::::::ヽ、ヽ、ヽ-、_:::::::::::::Ti l:::;l二ヽ-、_
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違うの!全部殿下の筋書きなの!
そろそろ空気を読んで欲しい
222 :
220:2006/11/28(火) 17:02:17 ID:???
申し訳ない
水銀燈「…最近暇ねぇ。あーつまんなぁい…」
キョロキョロ
水銀燈「誰も居ないわよねぇ…あー、あー、こほん。
アリスになるため、わたくしも頑張りまーす♪みなさんもお気をつけてぇ〜♪
…なんちゃって」
ラクス「あなたは何を言っているのですか…」
水銀燈「なっなによぉ別にいいじゃない真似したって。ていうか居たんなら言いなさいよぉ」
>>223 そんなカワイイ銀様見てみたいな
そのままラクスとアイドル対決やって欲しい
銀様は素では可愛いんだよ!素じゃなくても可愛いけど。
銀ちゃんテラモエスw
‘銀様でないのが悔しかった…’
「俺はこのディスティニーで全てを“妬き”尽くす!」
「君が邪魔するなら…僕は…」
「何であんたがミーディアムなんだァァァ━━━━!!」
「という夢を見たわ…」
「いや、真紅…気にしすぎ…」
シンは連ザの最終解禁でタイトルバックをストフリに奪われたから少し錯乱気味なのです
だから水銀党員になってしまったのです
>>229 マジで?!
デスティニー版タイトルバックと合わせて2種類あるとかじゃなくて?
雪華綺晶「クルーゼ、暇・・・」
クルーゼ「むぅ、仕方がない。この前発売された”スターゲイザー”のDVDでも見るかね?」
雪華綺晶「見る・・・!ノワール、ノワール!」
クルーゼ(くっくっくっ!実は、あの世の伝手を使って、某盟主王からノワールは入手済みなのだ!
このDVDを見せた後、さり気なく雪華綺晶にノワールをプレゼントすれば・・・)
クルーゼ「フ、フフフフ・・・ハーハッハッハッハッ!!」
雪華綺晶「変なクルーゼ?」
〜視聴中〜
クルーゼ「どうかね?ご執心のノワールの活躍は?」
雪華綺晶「うん・・・」
クルーゼ「やっぱり、ノワールはかっこいいだろう?実はな」
雪華綺晶「・・・・・・すたーげいざー・・・・」
クルーゼ「は?」
雪華綺晶「スターゲイザー・・・・・かっこいい・・・!」
クルーゼ「何!?」
雪華綺晶「クルーゼ、スタゲが欲しい・・・!」
クルーゼ「な、ななな、何を言っているのかね?君が欲しいのはノワールだろう?」
雪華綺晶「スタゲ・・・!!」
クルーゼ「ノオオオオオオォォォォォォォオオオオォォォォッッッ!!!」
クルーゼいつになく気が利くと思ったら…結局そういう落ちかw
233 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 22:07:09 ID:WKO+pqej
クルーゼがすっかり女に貢ぐ親父になってるwww
カラーリングにしても雪華綺晶はスターゲイザーの方があってるな
水銀燈「例によってやる事が無いわぁ…ああ退屈ぅ…」
水銀燈「…今度こそ誰も来ないわよね…?あー、こほん。
I BELIEVE YOUR LOVE♪
あきらめない〜 傷つ〜いた 翼広げて〜
羽ばたく宇宙(そら) 限界(かぎり)のない
夢を描く 遥か〜♪」
ラクス「
.〃.⌒ノノ
!(((!´゙リ))
ノ リ ゚ ヮ゚ノリ
ノとVyVつノシ凵 ⌒☆カーン 」
水銀燈「え?鐘ひとつ!?
っていうかあなたいつもどこから出てくるの!?」
銀様とその歌なんか関連性あったっけ?
全然無い
今週は連ザも出ることだし、スレに活気戻ると信じてるぅ!
そんなことよりオーベルトゥーレ
OP曲がもうすぐ発売か
OP曲って何?
そろそろお前等イデオンスレにいる乳酸菌を引き取ってください
ちょwww
誰だよ?連ザでフリーダムのパイロット名を“スイギントウ”にしてた奴は!
地域によるが、神奈川なら俺
痔「今月最大のイベントといえばM-1だぜ」
蒼「でもクリスマスと被るりますよね」
痔「ナニィ!」
蒼「まさか…知らなかったんですかぁ!?」
痔「馬鹿なっ…。ミリアリアがデートをOKしてくれたのに…」
蒼(ああ。ミリアリアさんはM-1の日程、知ってたんだ。だから…)
痔「くそっ!俺はどうしたら…」
蒼(でも…利用させてもらいます!)
蒼「マスター」
痔「ん?」
蒼「せっかくだしミリアリアさんとデートに行ってきて下さい」
痔「しかし…」
蒼「M-1は来年でも大丈夫ですよ!ネタを創り込む時間が出来ると思えば…」
痔「蒼…」
蒼「ミリアリアさんと甘くてグゥレイトォな聖夜を過ごしてください」
痔「………」
蒼「マスター?」
痔「すまない蒼。お前がこんなに気を使ってくれているってのに、俺は…」
蒼「そっ、そんな!僕たちコンビじゃないですか!」
痔「いや…決めた。決めたぞ!」
蒼「マスター!?」
痔「クリスマスはお前と過ごす」
蒼「えっ、えーっ!(キタ━━(T∀T)━━!!)」
痔「お前と二人で…」
蒼「ふっ、二人で…」
痔「新たなる笑いの時代を築いてやるぜ!」
……………
…(゚д゚)
蒼「ナンダッテー!!(AA略」
痔「ん?どうした蒼」
蒼「…っ…だよ」
痔「なんだって?芸人は声が小さくちゃ務まんないぜ!HAHAHA…」
蒼「ガッカリだよ!!」
痔「おっ、やっくんか。でも彼はR…」
蒼「何時も何時も…マスターは僕の事なんか…」
痔「ちょwww鋏がいつもよりデカ…俺ヤバスwww」
蒼「マスターの…バカ━━━━!!」
キーン!!
蒼「なっ!」
痔「ふっ…伊達で炒飯職人やってる訳じゃないんだぜ」
蒼「そんな…中華鍋で。でも!」
痔「おっと!俺だって昔は赤だったんだ」
蒼「くっ!」
〜〜〜〜〜
薔薇「楽しそうね…」
遺作「俺にはわからん。しかし困ったな」
薔薇「ナゼ?」
遺作「この状況で‘クリスマスはアプリリウス周辺の警戒で出撃だ’などと言ってみろ」
薔薇「どうなるの?」
遺作「使いものにならなくなる」
薔薇「シホみたいに?」
遺作「あいつは…。しょ、正月に埋め合わせはする!」
薔薇「イザーク…ムキになってるの、ナゼ?」
遺作「ウルシャイ!!」
M-1の予選は9月からなんてツッコミは無しでおながいしまつ
( ;∀;)蒼…イイハナシダナー
痔の空気の嫁無さときたらw頑張れ青い子
むしろシホとイザークの関係について興味津々なんだが
252 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 13:02:16 ID:63+gABkx
薔薇隷少女だっけか?
アリプロの新曲
253 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 13:07:37 ID:P4fSKAdE
この空気読み人知らずめ!!
連ザ、核ミサイル迎撃をソードインパルスでやった
爆風に巻き込まれまくってちょっぴり切なかった
俺も最初ソードで頑張ってたが、ブラストがすげー楽な事に気づいた
やっぱり翠星石と同じ色の奴は役に立つですぅ
つまり赤色の真紅が役立たずだということにうわ何をするやめ(ry
ムチャシヤガッテ…
259 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 22:40:59 ID:FcWd1iER
来年あたりローゼンの3D格ゲー出るらしいからオーベルが終わったらそれまで待つか
雛苺「連ザU買ってきたの〜!皆でやるの〜」
真紅「あら、気が利くわね」
水銀燈「うふふ、楽しみねぇ。ジャンクになりたいのはだぁれ?」
真紅「ちょっと水銀燈。何故、あなたがここにいるの?」
水銀燈「別にいいじゃなぁい?」
蒼星石「まぁまぁ、二人共今日くらいは仲良くゲームしようよ」
翠星石「そうですぅ!どうせやるなら楽しくやるですぅ」
真紅「・・・そうね、ゲームの中で決着を付けてやるのだわ」
水銀燈「望むところよぉ」
金糸雀「どうせ、カナが一番に決まってるのかしらー!
他の機体なんてイチコロコロンブスかしらー」
薔薇水晶「じゃあ、起動させる・・・」
〜機体エディット〜
真紅「あら、インパルスの色が違うわ」
蒼星石「ホントだ。噂にあった色変えシステムは付かなかったみたいだね」
水銀燈「何でもいいわよぉ。あったわぁ!私のフリーダムぅ♪」
金糸雀「カナはシラヌイ装備にしようかしら?それともオオワシかしら?」
翠星石「・・・・・・」
薔薇水晶「・・・レジェンド・・・決定」
雛苺「ヒナはねぇ、ん〜と・・・いんふぃにっとじゃすてぃすにするの〜」
翠星石「・・・・・・」
真紅「まぁ、我慢するのだわ。フォースは扱い易い機体だし。さぁ、いくわよ!水銀燈」
水銀燈「ボコボコにしてあげるわぁ!」
金糸雀「ひぃー!つ、強いかしら・・・」
蒼星石「は、ははは。ごめんね、金糸雀・・・」(マスターに付き合ってゲーセンに入り浸ってたら、大分強くなってしまった・・・)
翠星石「・・・ねぇ・・・です」
薔薇水晶「ドラグーン・・・飛ばせない・・・」
雛苺「それはね、ここのボタンでやるのよ〜。ヒナが教えてあげる!」
ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ
翠星石「ねぇんです!翠星石のヴェルデバスターがねぇですーーーー!!・・・くすん」
次回作には多分出てくるはずだ。
スタゲMSは。
>>261 ストライクノワールはもう出てるんですよね・・・
>>263 ヴェルデもでてるのか?ノワールとスタゲが出てるのは見たけど。
隠しは、ハイネザク・遺作グフ・痔ザク・黒アッシュ・ザムザ・ゲルス・虎ガイア・スタゲ
のみだな
スタゲ使いづれー…orz
PLUSモードやるとここのドールズ込みな妄想が浮かぶのは何故だw
オクレ兄さん爽やかすぎwww
各ドールに連ザ風覚醒台詞を挙げるとすればどうなるだろ?
>>267 銀様はすぐに浮かんだw
銀様「私はジャンクなんかじゃない!!」
敵機撃墜時は「おばかさぁん」
作戦失敗時は「めぐ…ごめん…」
あたりか
翠ロックオン時覚醒
蒼「僕は君を断ち切る!!」
翠星石パワー覚醒時「喧嘩は…やめやがれですぅ―――!!」
>>269 このスレてきにはめぐじゃなくてキラになるんじゃね?
プラスモードの水銀燈のキラキラ状態がみたい
雛苺パワー覚醒時
「ペシャンコになっちゃえ!!」
ラッシュ
「ぜったいぜったい負けないんだからぁ!」
スピード
「遊んで遊んでぇ」
真紅敵機撃墜時
「無様ね…」
これは精神的に効くな
一般兵にドールズの名前付けてる俺きんもーっ☆
>>275 俺ガイル…
SS一般兵にソウセイセキって名前付けて
バルBR封印プレイ
ところでプラモって需要ある?
SS投げ売られてたんで色塗りとジャンクパーツで作ろうと思ったんだgちょ銀様貴女は呼んでn
蒼星石スピード覚醒時
「鬼ごっこは追い付かれなければいい!」
>276
ある
超ある
>>276 初期の頃に製作報告はあったが結局日の目を見ることは無かったから是非希望。
水銀燈(ストフリ)「行きなさい、ドラグーン!」
ラクス「ドラグーンを使った起き攻めですわね」
キラ「水銀燈、その調子!」
翠星石(バスターで妥協)「あー!本人のと同じで鬱陶しい羽根です!」
ネオ「落ち着け!落ち着いて対処しろ」
ステラ「上昇すれば、ドラグーンは避けられる…」
雛苺(∞ジャスティス)「ヒナもヒナもー!」
凸「闇討ち格闘か!いいぞヒナ!」
真紅(Fインパルス)「結構すごい腕してるじゃないの…」
ルナ「真紅、レーダーをよく見て!」
レイ「アラートにも気をつけろ」
翠星石「向こうは超コスト組だけあって強いですぅ…でもどっちも1回ずつ落とせばこっちの勝ちですからね」
水銀燈「雛苺、前衛は任せたわぁ」
翠星石「ガン逃げすんなです水銀燈!ゲームでもすぐ逃げる戦法取りやがってです!」
真紅「雛苺を2回落とせばいいのだわ。!今だわ、ぶっ放し前格闘!」
水銀燈「おばかさぁん…カットのフルバースト!」
翠星石「今です!そっちこそカットのチャージショットを食らいやがれです!」
水銀燈「この…っ!雛苺、カットしなさい!」
雛苺「うい!」
真紅「させないのだわ!」
シン「何で俺らの部屋でやるんだ…っつーかどっから来たんだよアンタら!」
280 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 22:20:10 ID:VeglTpjA
>>279GJ!
水銀燈後衛、雛前衛は納得だな!お互いの性格がよく現れてるし雛は水銀燈の指示をよく聞いて意外にいいコンビかも
しかし真紅と翠星石はどうだろうwお互い前に出過ぎ&意志疎通出来てないであっという間にやられそうな気がw
>>279 蒼「みんな楽しそうだなぁ」
痔「お前はいいのか?」
蒼「みんなが楽しんでるから…」
痔「蒼…( ;∀;)イイコダナー」
遺作「薔薇水晶! 俺のグフを使うんd」
薔薇「スターゲイザー…面白そう…」
遺作「なんだとキシャマァー!?」
勝手に保管
きらきーは浮かばなかった…
ここの住人も連ザで遊んでいるようだな
でも、ポッド回収ミッションで積むのは俺だけでいい…
>>283 連ザスレやWikiを見ることを強く勧める
285 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 16:41:18 ID:B5KH9J1/
/ 、,r'" ‐ ij ‐__,r======= 、__ - i -ヘ.\
. / / ,r;=':/ } ヽ⌒`= 、 ', \
/ / ,rァ''´ .:/ . .: ,:: } .. ヽ、ヘ \
\ .{彡' . .:/:: .: .::./: /:: / /: ヽ.. ヽ{ ヽ
丶、 / .: ::/:: .:: .:::/::,/:::::,/:.ハ::::.. :ヽ:. ヽ /
7 .:: ::.:::i丶、 .:::::::;ィ:: ィ:::::イ::/ ヽ、-‐:::i:::. : ',/
' .::: :::::::!:::...:::>くノ'´///:/-‐'´ヽ\:::}::::. ::|
. i :::::..:::、:::|「 辷オミ、ノ'´ ,.', ' 彳辷オTハ}:::::. .::| コイツ(異能者もどき)を持って
ハ:::::::::::、:、 弋‐' ノ /´ 弋ー'ノ /::::::::::/イ メルキア軍にくらがえするです!!
} 八:::、:::::::、、` ̄ ` ̄ /::::::::ィ/|
// i{\i\::::ヽ } ∠ - '´ j}. |
// i{ ` _ 「``、 ゝ.二.ア ィ i j「 |
// .}i ‐ i 、 |:::::ii:`丶、 ィ::::j{ 水 ji:::: |
// .::ヽ |:::::ii:::::ii::」` ー‐ ´L_::|::r┴ュ_ j}::::: 、
// .:::;r;ヘ ,---------------------、 Zユ 、
. // .//ゝ、/____[__///_]____/ ヽ 一'\ 、
. // ./ / 「 ヽ、::::::::::::〈,-─ii |::::::::::::::::::::::ヽ ヽ ',、
// ./ / 〉 i八 ヽ、::::: i|i゚,_、゚イ ::::::::::::::::::::::: ヽ ヽ 丶
///,::/|.ii」/!\ _____ ヽ/
/\ iー'ィ ノ、_ ::::::::::::::::::::///| 貴様何をする!!
/:::::/ノ ,i / \U ::::::::::::::/ .ノ
┌─────────.|| ./
│ [[二二二]] .|/
└─────────´
真紅「負けてしまったのだわ…」
翠星石「チビ苺のムチャな攻めを潰そうとすると、いいところで水銀燈の援護が飛んでくるです…」
水銀燈「前格見てからフルバースト余裕だったわぁ」
真紅「何誇張してるのよ。反応出来ず食らってたじゃないの」
翠星石「次は蒼星石たちの番です」
蒼星石(Sインパルス)&薔薇水晶(レジェンド) 対 金糸雀(アカツキ・シラヌイ装備)&雪華綺晶(ノワールで妥協)
ディアッカ「蒼、前衛担当になるが落ち着いて行こうぜ!」
蒼星石「はい、マスター」
イザーク「お前は援護役だ!あまり前に出る必要はないぞ!気楽に行け!」
ラウ「雪華綺晶、コスト的に君が前に出ることになるが…」
雪華綺晶「大丈夫…クルーゼ」
金糸雀「初対面の相方かしら…うまく連携できるか分からないけど、そんなの薔薇乙女一の策師にかかれば楽勝かしら!」
カガリ「カナ!もう始まってるぞ!」
金糸雀「はっ!出遅れたかしらー!」
雪華綺晶「廻る…廻る…ノワールが廻る…」
蒼星石「!開幕と同時のGH特射!」
薔薇水晶「させない…すてっぷドラグーン…ホップステップ玉砕…」
ラウ「えぇい、ノワールとレジェンドは相性が悪い!」
蒼星石「着地した!この距離では…ビームライフルで!」
金糸雀「させないかしら!バリア展開かしら!」
カガリ「ナイスタイミング!いいぞカナ!」
薔薇水晶「ち…アカツキも牽制しなきゃ…ステドラすてどら」
金糸雀「ヤタノカガミかしら!」
薔薇水晶「甘い…」
金糸雀「あっ!ビームスパイクが混ざってたかしらー」
薔薇水晶「蒼星石、今…」蒼星石「うん!」
雪華綺晶「廻る…ノワール…マワール…」
蒼星石「しまった!」
ラウ「付かず離れずの距離を保っての牽制たが…なかなか効いているようだな」
雪華綺晶「それでもまだ足りない…ノワールの攻撃はダメージが低いから…決定打になりえない」
カガリ「カナ、片追いされてる!逃げろ!」
金糸雀「助けてかしらー!」
シン「だ・か・ら!何で俺たちの部屋でやるんだよ!
それにどっから持ってきたんだこの筐体は(ビシ痛っ!」
真紅「外野は黙って見守っているものだわ」
雛苺「かなりあ、あいとあいとー!」
コスト合ってる組
金糸雀 ムラサメ(虎)&カガリ アカツキ
翠星石 ブラスト(バスター?)&ファントムペイン カオス ガイア アビス
蒼星石 Sインパルス&ディアッカ ブレイズザク(黒)
コスト割れ組
真紅 Fインパルス&シン デスティニー
水銀燈 フリーダム&キラ ストライクフリーダム
雛苺 セイバー&アスラン ∞ジャスティス
薔薇水晶 レジェンド&イザーク グフ(白) スラッシュザク
雪華綺晶 ノワール&ラウ プロヴィデンス
コスト割れ多いな
まあ、家庭用じゃどうにでもなるけど
ゲーセンでSインパ黒ザクコンビとは戦いたくないぜ・・・
>>287ワロタw廻る廻る〜ってマワールのことかwきらきーそれが言いたかっただけだろw
まあアケじゃスタゲは使えないからしゃあないが…
「付近を哨戒中だったヴェステンフルス隊、ホーキンス隊、バンズ隊、間に合いました!」
司令室にオペレーターの報告が響き渡り、皆は歓喜の声を上げる。
「そうか!これで何とか持ちこたえられるかな?」
議長も表情を緩め、安堵の息を付く。だが、喜んでばかりもいられない。状況はまだ好転してはいないのだ。
「港の防衛線を固めつつ、陣形を立て直せ。各員、気を抜くな」
「はい!」
何とかなりそうだ、皆がそう思った矢先。
「待ってください!連合艦隊に動きが・・・」
「レイ、無事か?」
シンは、カオスからザクを庇うようにインパルスで立ち塞がると、ケルベルスの照準を合わせる。
「またアイツらなのか?!くそっ・・・!」
視線の先には、今まで幾度と無く相対してきた敵の姿がある。アーモリーワンから始まった自分達の戦い。
全ての元凶。そんな相手に対して、シンは自分の中でかつてないほどに怒りが高まっていることに気が付いた。
<シン、気をつけろ。奴ら、今まで以上にできるようになっている>
レイが呻くように、通信を寄こす。
ことMSの操縦にかけては、自分以上の能力を有するレイが言っているのだ。
油断はできないとシンは考える。
<はッ!またテメーかよ、換装野郎!まとめてブッ倒してやるぜェーー!!>
その声と共に、カオスが再びMA形態になり、突っ込んでくる。
ビームライフルとポッドから繰り出される連携攻撃が、縦横無尽にインパルスに襲い掛かる。
「もうこんな事・・・ッ!許してなんかおけるかァァァァッ!」
パ リ ー ー ー ン !
シンの中でSEEDが弾け、全ての感覚がスローモーションになっていく。
こうなったシンが知覚するの世界の中では、もはやカオスはただの的でしかなかった。
急接近してくるカオスに向け、ミサイルポッドを乱射。と、同時にブラストシルエットを本体から切り放す。
そしてカオスに着弾し、溢れ出す爆炎の中に姿を隠す。
<何ッ??!>
ミサイルの雨を潜り抜け、スティングがサーベルを振り下ろした先。そこには切り放されたシルエットしか存在しなかった。
完全に仕留めたと思っていたスティングは、虚を付かれ一瞬の隙を晒してしまう。
「うおおおおッ!!!」
<ガハッ・・・後ろ?!>
強い衝撃に続いて、機体内に警告のアラームが鳴り響く。気が付いた時には、真後ろにビームジャベリンを構えたインパルスが立っていた。
<──チィッ!舐めるなァ>
それでもスティングは何とか体勢を立て直し、距離を空けつつライフルを撃つ。
だが至近距離にも関わらず、その攻撃は全て避される。
(何だ、コイツ?!この超反応は──)
「お前達が・・・お前達がいるからァァァァ!!」
シンは高ぶる感情のままに機体を滑らせると、手にしたビームジャベリンでカオスを突き刺す。
<ぐわああああッ!>
その一撃はカオスの横腹を捉え、機体の各所が爆発する。
<バカな・・・この俺が・・・この俺がァァァッ!>
スティングは初めて戦場で恐怖した。目の前にいる敵は、今までの敵とは違う。
明らかに異質で絶対的な存在。その敵の前に自分は平伏す事しかできない。
様々な感情が入り乱れ、目の前の圧倒的な力に対して、ただ恐怖する。
そんな自分が許せない・・・・・!
そして、最後の一撃が振り下ろされる瞬間──
<ダメェェェェ!>
漆黒の獣が割り込んできた。
「女の声?!」
今まさにカオスに止めを指そうとした瞬間、真横からガイアが割り込んできた。
シンはそのパイロットを思しき人物の声を聞き、一瞬動揺する。
しかし気を取り直すと、今度は憎悪の瞳を漆黒のMSへと向ける。
「今度はお前か?」
<スティングを苛めるヤツ・・・許さない!>
「許さないのはコッチの方だ!」
ガイアがサーベルを抜き放ち、インパルスがジャベリンを構える。そして、二機がぶつかり合う寸前、
パ ア ァ ー ー ー ン
空に鮮やかな信号弾が上り、次々と連合軍が撤退していく。
突然の出来事にシンは呆然となる。
<撤退?聞いてねーぞ?!>
<ネオ・・・呼んでる?>
ガイアとカオスも困惑気味だが、機体を反転させ撤退しようとする。
それを見たシンは、再び怒りの炎を宿らせ追撃しようとする。
「逃がさないぞ!待て」
取り敢えずここまで
最近忙しくて・・・orz
け、決して連ザで遊んでいたわけでは・・・!
次回は薔薇乙女を出せるはずです
>落書きさん
毎回、素晴らしい絵をありがとうございます!
>>290-292GJ!久しぶりに戦闘ものが堪能出来て良かった!マターリと次のいい仕事もお待ちしていますよ
だれかこのスレにうpされたMAD持ってる人いる?
居たら本当に心底申し訳ないけど再うpしてくださいおながいしますorz
痔の存在ワロス
ディアッカ「連ザのいいところはSEED持ちじゃなくても覚醒できるところだな」
蒼星石「そうですけど・・・どうしたんですか?」
ディアッカ「・・・すぅ(深呼吸)」
ディアッカ「・・・ミリアリアーーー!!チチ揉ませろーーーーー!!」
蒼星石「ッッッッ!!!?な、な、何てことを・・・!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ディアッカ「このプレッシャー・・・来たな」
蒼星石「こ、殺されちゃいますよマスター!早く逃げないと・・・!」
ディアッカ「安心しろ!俺には・・・グゥレイトな秘策がある!」
?「・・・久しぶりねぇ・・・二人とも」
蒼星石「ッッッッ!!(いっ、いつの間に部屋に!?)」
ミリアリア「ところでディアッカ・・・どうもさっき私の気分を非常に不愉快にさせる言葉が耳に入った様な気がしたんだけど
・・・気のせいかしら?(ゴゴゴゴゴ・・・)」
蒼星石「(な、なんて重圧だ!!まるでローゼン単行本をレジに持って行ったら店員が知り合いだったっていうくらいの重圧だ!!)」
ディアッカ「よう、ミリィ、改めてチチもませろ」
蒼星石「(こ、このプレッシャーの中、改めて言い直した!?すごい漢だ!!)」
ミリアリア「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「 ・ ・ ・ 解 体 ね ・ ・ ・ !」
蒼星石「(ひぃー!?薔薇乙女ならぬバラバラ乙女ー!)」
ミリアリア「あなたのその勇気ある愚かな言動を称え・・・全力で解体してあげるわ(スッ)」
蒼星石「(ゲェー!!あれは“二丁刃物”(トゥーハンド)!!!!)」
二丁刃物
両手に刃物を持つこと
小学生が家庭科の授業で包丁を両手に持ち、忍者ごっこをしたのが始まりとされる
例文 カガリ「人型機動兵器・・・お父様の二丁刃物ーーーー!!」
参考文献 殺る気がモリモリ湧いてくる本 著 アズラエル
ミリアリア「 死 ね !!(ヒュッ!!)」
蒼星石「マスター!!」
ディアッカ「ふ・・・」
パ ワ ー 覚 醒 !!(パリーン!)
ザシュッ!!
蒼星石「!! こ、これは!!」
ミリアリア「な、何!?」
ディアッカ「HAHAHAHA!!効かないな!!」
ミリアリア「こ、こいつ!!この!!この!!」
ザシュッ!!ザシュッ!!
ディアッカ「無駄無駄ァッ!!」
ミリアリア「ちぃっ!」
ディアッカ「そのチチ!もらったぁー!!」
ミリアリア「!?」
蒼星石「ゲゲェー!!マスターが両手を拡げた!!
そしておもむろに乳房をロックオンー!!」
ノロノロ・・・
ミリアリア「え・・・?(さっ)」
ディアッカ「あ・・・あれ?」
ミリアリア「・・・」
ディアッカ「・・・」
蒼星石「あーっと!!どうやらマスター!パワー覚醒はスピードが落ちると言うことを失念していた様だー!!」
ディアッカ「・・・(ぶしゅー!!)ぐふぅ!!」
蒼星石「ああーっと!!さらにパワー覚醒は例えよろけなくてもダメージはそのままと言うことすら失念!!
ここまでくるとむしろ清々しいほどの迂闊!!キングオブ残念賞!!」
ディアッカ「そ・・・それでも・・・」
も み た い チ チ が あ る ん だ !!
その後、怒りゲージMAXのミリアリアさんがスピード覚醒をして
マスターは軽く笑えるほど大変な目に遭いました
おしまい
ゲーセンでバスター使ってたらソードインパルスに乱入され切り刻まれたときに思いついたネタ
横格怖いよ横格
300 :
294:2006/12/15(金) 23:41:30 ID:???
>>295 なんかダウンロードしたら「ファイル破損」て書いてありましたOTL
スイマセン・・・・・・・・
302 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 17:43:52 ID:jCUi89Vh
____r'" ‐ ij ‐__,r======= 、__ - i -ヘ.\
. 厂 l`ヽ,r;=':/ } ヽ⌒`= 、 ', \
/ l \/ . . .: ,:: } .. ヽ、ヘ \
_/ l \.: .:.: .::./: /:: / /: ヽ.. ヽ{ ヽ
====r 、 r============ヽ_;.:::/::,/:::::,/:.ハ::::.. :ヽ:. ヽ /
| \ | \_____|l`l :: ィ:::::イ::/ ヽ、-‐:::i:::. : ',/
| | l| | |l |`!///:/-‐'´ヽ\:::}::::. ::|
| | l| | |l | | '´ ,.', ' 彳辷オTハ}:::::. .:|見えるです!
| | l| | |l | | /´ 弋ー'ノ /::::::::::/イ 奴の動きが
| | l| | |l |.」 ` ̄ /::::::::ィ/| 完璧に追えるです!!
ニニl| _ ィ个|/二二二二二l|l/ } ∠ - '´ j}. |
// i{ ` _ 「``、 ゝ.二.ア ィ i j「 |
// .}i ‐ i 、 |:::::ii:`丶、 ィ::::j{ 水 ji:::: |
// .::ヽ |:::::ii:::::ii::」` ー‐ ´L_::|::r┴ュ_ j}::::: 、
// .:::;r;ヘ |-一''"´ゝ. ノ' `ゝ< ヽァZユ 、
. // .//ゝ、 、| _ -‐‐\∠....r'´ヽ ヽ ヽ一'\ 、
. // ./ / 「 ハ ニ|- '´_ - 'フ:水く_「ヽ ヽ }ァ| ',、
// ./ / 〉 i八 '|- '´ /::/r'゙|::トi ノ}| i丶
相変わらず迂闊で残念な痔だw
シンの部屋にて
・・・・わいわい・・・・・
シン「・・・」
レイ「みんなすっかりこの部屋に入り浸って連ザU三昧だな」
シン「・・・そうだな」
レイ「この際だ、お前も一緒にやってきたらどうだ?」
シン「いいよ俺は、あんなの何が楽しいんだよ」
レイ「やってみれば案外面白いかもしれないぞ・・・まあ無理にはすすめないさ」
シン「ああ、いいよ俺は・・・」
レイ「そうか・・・さて夜も更けてきた、そろそろ帰ってもらわなくては明日に差し支えるな」
シン「・・・」
〜その夜〜
シン「・・・レイ・・・寝たか?・・・・よし!!」
連ザU起動・・・PLUSモード決定
チャカチャカ
シン「・・・」
アスラン「それでこそザフトのエースだ」
ムウ 「大した奴だよ。お前は」
シン「・・・ふ」
スティング「俺たちのコンビは最強だ、そうだろ相棒」
アウル 「僕らって、あれかな?マブダチってやつ?」
キラ 「一緒に戦おう。君と僕で」
シン「・・・ふふふ」
ラクス「いつでもあなたを見守ってますからね」
ステラ「シン・・・好き・・・」
シン「・・・ふ、へへへ・・・マユ聞いてくれよ、お兄ちゃん友達いっぱいいいるし、こんなに頼られてるんだぞ・・・
へへ・・・本当は俺だってこんな風に・・・こんな風に立派に主人公やって・・・主人公やって・・・主人公・・・ふへ、ひははは」
真紅「何か音がすると思ったら・・・可愛そうなシン」
レイ「・・・お前はもっと強くなれ、シン」
シン「ははは・・・・へへへへ・・・・」
チャカチャカ・・・・
デスティニー…
ブースト持続短いわ格闘機体なのに格闘が隙だらけだわ
赤ロック距離短いわチャージショットの性能も並みだわで
同じコスト590ん中でもストフリより遥かに使いにくい上タイトルバックも取られて…
(´;ω;`)
>>305 一応デスティニー版のタイトルバックはあるみたいだぞ
別スレでストフリとの2種類って紹介されてたし
…そこまで使い辛い機体だったのは初耳だが
昔どこかで最強の機体の1つと言われていたのは嘘だったのか
それとも家庭用にする際に弱体化したのか…
>>304 いつか来ると思っていたネタだったが、ワロスw
いいんだシン。2次創作では結構まともに主役扱いされてるから
>>305 そこを愛でカバーする、それが俺のデスティニー
ところで今日、仕事場の有線でアリスプロジェクトの新曲が流れたんだ
あの曲に合わせて、銀さまが動くと思うと仕事が手につかなかったよ・・・
>>306 アケと変化なし
低コストやCPUが相手なら同じ590の中ではもっとも強い
ただブーストで追いきれない相手にはややつらくなる
格闘の一つにまったく欠点のない厨性能の横格があるから、言われてるほど弱くはない
CSも優秀
デスティニーってMAに特種格闘当たらないって本当?
312 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 15:27:52 ID:YjNjNLiC
銀ちゃんノックなんて…野球はじめたん?
>>308 家庭用だと改悪があって、ブメのダウン値うp、横横特のダメージ減少となっている
ロケテでは最強だったのに、カプコンは何の恨みが…
まぁ、それでも弱くはない機体なんだ
ただ、他の590が厨過ぎるだけ
今日パイロットの名前をスイギントウにしてストフリ使おうとしたけど
急に恥ずかしくなってラクスで妥協した
>>313 そんなこといいだしたらロケテからストフリだって弱体化してる
ロケテ初期のストフリ、インジャはまさに厨だった気がする
そんな事を言うほど弱くないだろ
そんなに最強じゃないと気にくわないのかよ
・ドラグーンを使いこなせない(ストフリ、レジェンド)
・リフターの有効活用が出来ない(インジャ)
以上の理由でデスティニーしか使えない…(´・ω・`)
でも格闘はもちろん、地味にバルカンが強いので
よほど腕の差が無い限り他の590に見劣りはしないと思う。
ここローゼンスレだよな、オーベルとかそっちも語ろうぜ!
いやここ新シャアだけど
321 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 19:18:53 ID:DzHWkXoM
デスティニーの一番の利点は他の450コスの機体とあまり操作性が変わらない点だろ
ストフリとかブースト軽すぎでもうやってらんね('д`)
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::全く地方ローカルは地獄だぜ・・・・
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ
>>310 銀様素振りしたりまた燃えてたり雛金蜜地獄ってなんかエロすな響きだったりと盛りだくさんだな
あとローゼン格げー出るらしいが前回のようなことにならないといいですね銀様
銀様の剣って結構長いな。
水銀燈仕様フリーダムに持たせたら結構映える・・・か?
先生!水銀燈が花壇荒らしてます!
327 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 00:13:20 ID:VNTeF41K
>>325 水銀燈は雛見沢症候群にかかったのです。ミィーディアムが前原健一
だったのがよくなかったようです。
>>324 羽が集まって形成されるから。
もっと羽集めればどこぞの大親分みたく戦艦ぶった斬るくらいの剣もつくれそうだ
水銀燈専用ソードストライクフリーダムガンダムかw
三三三三三三≧ヘ丶、 / / ヽ::.::、::.::
-冖-冖ー¬<三三Y> \ / / , / , ヽ └ァl!::.:
└ヘ三三Z V / / / ,′ | l l ノ‖::
└ヘ三|} ∨ ,′ , l l | U ,′l , | 「::.:||::.:
└r介=、Y | l| l|l| | |l |/| | l l| |,ゝ:リ::.:
/ //l ト、_〉〉l廾|‐トl-l |l l厶L/__/ ハ l〈::.〃::.: ここはあなたの日記帳ではないのだわ
// 〈 く__川ヽ,小| r汽tミ ヽハノ 厶ヒく_,イ| |{://::.::;
/ \_/|l| 〉l∧ ゞヅ ´ 孔リ}> j l| |r卆::/ チラシの裏にでも書いてちょうだい
|l| |l|//」 ハ `゙´ //| |ゞ=く
l |l| |l|/ | レヘ、 `__ //イ !
| | | |lト、|! ,> 、 ` ` ,.. -¬ | ‖|
l | | |_〉ヽ」 レ'´:..:..:..:.≧fチ:..:..:..:|∧| |\
', レ′ 、 ヽ|:..:..:..:..:..:.ゞ=':-、:..:..:||:..:`Y |::.::.:ヽ
', |l \:.:.´ ̄:../:..:..:..:..:..||:..:..:.| j::.::.::.:∧
', ト、 ヽ三三二ニ=彳|}:..:..//::.::.::./::.::l
', |::.ヽ \ , =彡'´⊥〉/厶-┐r=彡
', |::.::\ ∨∠三三三三三三三三
※↑水銀燈
そういえばゲーム二作目もタイトーなんだよな
何故だろう、震えが止まらないのは
あーーーー、明日の今頃はみんなローゼンの新作をwktkしてまってんだろうなぁ
いいもん、DVD出るまで待つから
ああ、今からwktkして待ってるぜ。DVDが出るの・・・
ああ待つぜ
テレビの修理
もしかしてローゼン特別編ていまから?それとも明日の3時半から?
22金26:59〜
23土26:45〜
おお!じゃあ明日だね、ありがとう。
浮上↑
BS-i待ち
特別編、新聞見たけどどこにも書いてないよ…
>>336に書いてある時間にはウィンターガーデンとかいうのが書いてあるだけだし
ネットの番組欄にも「ウィンターガーデン&ローゼンメイデン」と書いてあるから
何時から何時までなのかが具体的に分かりづらい…orz
ローゼンメイデン、微妙に不遇の扱い?
とりあえず、
>>336が言っていた時間が開始時間で
終了時間は、今日は27:01って事でいいのかな?
342 :
341:2006/12/22(金) 17:47:25 ID:???
間違えた…orz
×27:01
○28:01
ちょっとMBS行って来r
アニメ板から正確な時間もってきた
「ローゼンメイデン・オーベルテューレ」
TBSにて12/22(金) 深夜3:30〜 12/23(土) 深夜3:15〜
BS-iにて1/11(木) 深夜0:30〜 1/18(木) 深夜0:30〜
銀様は好きだがめぐはあんまり好きじゃないんだよなぁ・・・
やっべもう銀様エロ杉グロ杉可愛杉
>>345 その気持ち俺にも分かるよ。
でも、アニメのほうはまだ良いんだ。
問題は原作のあの自殺願望志願超傲慢我がまま(ry 娘のめぐの方だ。
あれは、好かん。
放映記念age
あぁ銀様可愛杉だよ銀様ぁあああああぁぁぁぁぁ
蒼い子、見せ場あってよかったな。雛や金や薔薇は正にいるだけだったが・・・
ふふん・・・おもしろいじゃない・・・
あしたもみてあげるわ。
OPの水銀燈が膝をつくところの太腿がやけにエロいんですが。
ジャンクがガタガタ動いてる様は正にグロ画像だけど。来週は戦闘多そうだな。
銀様が鏡から出てくるシーンを見て
まるでS子みたいだと思ってしまいました。
銀様ごめんなさい
ラクス「納得いきませんわ…
どうすればあんなに弱々しかった貴女がこんなに曲がった…というか捻り切れそうな性格になるのか」
水銀燈「それは今夜の後編に期待よぉ。楽しみになさぁい!
て言うか前半天然ぶってて後半武闘派になる貴女に言われたくないわよ!」
354 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 13:43:59 ID:zrXdw816
種死が始まった頃は、ラクスが種の後半で偽物と入れ替わってて、ミーア(その時点では名前不明)が本物とか妄想してたんだがなぁ
銀様は好きだが
ラクスは嫌いだ('A`)
昨日の見忘れたー!畜生後半だけ見てもしょうがないからtube待ちだorz
_ __ ____
./ / / \::::::.:.`ヽ、
( ( ,ィ´ ヾヽ:::::.:.:.\
\ ヽ 〈::| 〉〉::::::::::.:.\
ヽ ( ヽト、 _ __ _ _ _//:::::::::::::::::::.:〉
)ノ _ ノ  ̄`フ ^ト、.:.::::::::::::/
(( ゙ー─r=r──-=_=<"´ l!  ̄`Y´ 僕の登場はまだかいクンクソ
) ,イ;;7 i:(;;;;ソ>:、、 | i
( lソ |:ト--‐'^l:l | |
) , ィ´ !::l j:| | |
r─‐ ┐ .(;;;). ゞ=ニニノ .:| |__
|:::::::.:.:.| (人 ノ .:| !::::::::::
l:::::::::.:(_,.っ i 1 Y´ .:l |:::::::/
``ー‐rー< ゝ-〈 入 !:::://
| \ \ _/.:::.\__ノ:://:
| ``ー--<フ7:::7r--ーr'"´ \:::::::::::::::::::://:::
\ こ〉‐〈こコ .:i \:::::::::::://:::/
``ー-----‐ / ,r'"´ ̄ ̄``┘ |::::::::://:::/::
/ ( /.:.::://:::/:::::
/ >‐r一─────'゙── ──
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>>359 心配しなくても己は次回予告後のスポンサー紹介場面の何処かに必ず出てるだろうが。
銀様完全にメンヘラーだなこりゃ
ふぇ? 槐先生って何歳?
転生とかそんなとこだろ
うはwwwww 銀様凄い握力wwwwwwww
ジャンク発言キタコレ。こりゃ銀様もキレるわぁ。
しかし雛と薔薇とカナブンのいらない子っぷりが凄まじいですね。
まさか銀ちゃんがダークネスフィンガーを使えるとは思わなかったぜ
真紅がかなり酷い扱いされてて吹いたw
せめてもう少し台詞を…と思ったけどいい性格だったら銀様が恨む理由無くなっちゃう
蒼い子空気嫁よ
真紅外道すぎワロタ
悪いのは真紅と蒼星石ではない!
悪いのはローゼンであって、真紅と蒼星石に罪はない!
…すいません、言ってみたかっただけとです…。
真紅も蒼星石も水銀燈も(つーかドールズ全員)好きな俺としては
今回の話はつらかった…orz
あんなかわいいドール達に殺し合いさせてるローゼンがマジで憎くなったよ。
まあ、あれだ
ドールにしてみれば「お父様」でも
ローゼン本人にとってはドール=「完璧な少女(アリス)に届かなかった失敗作」だからな
殺しあってアリスになってくれりゃもうけもんだし、全滅しても痛くも痒くもないわけだ
で、その酷い親からの自立とJUMの「理想の自分像との決別」をシンクさせるのが
ローゼンメイデンって漫画のテーマだから
怒るより今後の成長をwktkしてなさ〜い
よくやくツベ見れたわけだが…蒼い子が帽子をブメがわりに使ってたw
あれを見て「蒼専用Sインパルスにはフラッシュエッジのかわりに帽子型ブーメランが・・・でも形状的に難しいかな。」
とか思ってたのは俺だけで良い。
スピードワゴンかよwと思った>帽子ブーメラン
犬の名前もジョナサンだったしな
ジョナサンというとカモメしか思い浮かばない
氏ねよやぁぁぁぁ!
〇オーベル後編観賞後
キラ「ヤバい…ヤバいよラクス。水銀燈可愛すぎだよ」
ラクス「今回ばかりは同意ですわ。不覚にも…萌えてしまいましたわ…」
キラ「お茶を上手に淹れられて微笑んでる顔が可愛かったなぁ」
ラクス「嬉しさの余り真紅ちゃんに抱きついた時の顔も可愛らしかったですわ」
キラ「昔はあんないじらしい、なんていうかこう、守ってあげたくなるような…」
ラクス「小動物系というか、抱きしめてあげたくなるような…そんな可愛らしい性格だったのですね」
キラ「それが今となっては…」
ラクス「見る影もなし…」
水銀燈「なによぉ!?なんなのその目は!?私の何が悪いっていうのよぉ!?」
>>379 それなんて11歳の誕生日プレゼントは貰えた人?
ラクス「あんな笑顔も出来たのですわね」
水銀燈「何よさっきから…今も昔も私は私よ」
ラクス「見失わないで。ここがあなたの居場所ですわ」
水銀燈「…いつも憎まれ口ばっか聞いといて何よ急に…
でももうしばらくはここに居てあげるわ」
真紅が迂闊な事言ったから水銀燈がキレたのか?
まるでディアッカだな、真紅。
>>385 真紅の信念がそうなんだから仕方が無い
壊れた人形はローゼンメイデンとは認めないというな
まあ真紅も無印最終回以降は、その考えを改めたみたいだが
トロイメントの最後とか見ると、結構仲が修復されてきてるように思える
ラストはJUMと真紅と銀さまが友情トリプルインパクトをローゼンにぶちかましてくれると信じてる
翠星石も入れてフォースインパクト
寧ろ薔薇乙女九大英雄天王弾
薔薇すぃー含むドールズのパゥワーをJUMが撃ち出す訳ですね?
バラの指輪にエネルギーを集めるんだ!
>>390 ローゼン操るジャイアントアリスに纏めて握り潰されそうだ
まあなんだ、スレチだからそろそろ終わりにしとけと
ようつべで何で検索するとオベレージュ出てくる?
>>395 よく分からんがオーベルデューレのことか?確かovertureで出たと思うが…無理ならつべ板にスレが立ってるからそこから適当に探してみてくれ
確かもう一回放送するんじゃなかったか
マジか?関西圏の人のためかな?これが第三期につながってくれればいいんだがな
DVDを(ry
400 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/30(土) 18:27:14 ID:BU4JzVav
_____________
\
. ||| \ ,..-‐< ̄丁`ヽ、
___ ||| \ /:/::.::.::\ \ ヽ
_ 〆/__/_ヽ||. . | //:/:.::.::l:.::.::.::.:ヽ ヽ \
〃゚⌒l:l/__◎)o_\lレ/ ̄\ |:.:/::.;::.:/::.::.::.::.::.:| | \ ― A ―
(___|:〔|_ ○)__|l /\ |ハ:{::/乏弋_::.::.::.::.} レ、__」 ― T ―
/ ,--、 // ロー── // \. |. /::.ノ |!冫 ノ::./;::/ !l::.|::.::| ― で ―
_O) ̄)|=| | ̄_┬──┐' / | |::ハr-、 彳/// /::|::.|::.::| ― す ―
0ニ`ー二二|=| 〆 /^ロ__l二〕 /T |. 〉‐′_ // ∧::.l::.|::.::| / ぅ \
└┴┘ヽ_ノ-UUU|_/─┬┘ー'__/ . |. l| `孑‐'´} / \ ::|::.::| / ! \
∨《〔⊇|O ⊂ニニ⊃\|┌┴┐ . \ 〃 /| / /r冖 ̄ヾ|::.::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./{|/ / /}: : : : : : |}|::.:`、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..../└ヘ、/ /」: : : : : : ノ::|::.::.:ヽ
くらえ!必殺いやらし帽!
. '´  ̄`ヽ、
i´ノノノヽ))) ┌──┐
Wリ゚ -゚ノリ ─ = ≡ i二ニニ二i
⊂)_介」つ 彡
〈__l__〉
〈_ハ_〉
|||
___ |||
_ 〆/__/_ヽ|| __
〃゚⌒l:l/__◎)o_\lレ/ ̄ \,┐
(___|:〔|_ ○)__|l /\ |┘
/ ,--、 // ロー── // \\ /
_O) ̄)|=| | ̄_┬──┐' //
0ニ`ー二二|=| 〆 /^ロ__l二〕 /T
└┴┘ヽ_ノ-UUU|_/─┬┘ー'__/ ピンクのAT!
∨《〔⊇|O ⊂ニニ⊃\|┌┴┐ あの反応速度は?
\_〕/ ̄ |/ ̄| ̄ ̄|/|l l|__l | 彼女だ!
/ 〔 ̄l| 目 | |l | 間違いない!!
/|___/|__/ |___| |l__|
/┌┐/ / | l ┌┐|
=キ´^ヽー_/ |_| 〃^ヽ
人日ノ ̄\ (/人 日ノ|
〔 | | | | | | | | | | 〔
〔/ | | | 彡) (ミ ノ/ | | l」
└T□Tー <、 人_T□T、
/ 〔__〕ー\l /o\l//〔_〕
/__|_(o゚o) / o_o)_/_ゝコ
r‐─-n=ニコ
.{ 〈 ̄ /`ヽ、_}`> ====
く ``フ′ ヽ\ト、
/.Y´ | l__,=ヘ ====
{.ニ|二ニ|ニ二_|二ミ} ====
ヾ大=三}ー=ヲ^ーイ
{wv _ ,.-、lvへ、 ====
/ 〈__ノl\_)`ヽ、`ヽ、 ====
/ l! | \ \ j| |ヨ =====
/‐-、 l!. | _,. -‐┬-ヾノ
仁>、 ∨ァ‐T ̄[_,.ィ又_人{、
ヽ __ソ〈ァ、」フー大′ rュァ‐'′ =====
ヽ}〉L__)〈ノ=L{_r<.V> =====
くr'K_>| V^∧
K_>| V^∧
├‐┤ V ,∧ ===== (´⌒
《:____:》i i《:____:》ii (´⌒;;(´⌒;;
〔i〔二二〕_] [_〔二二〕i〕 (´;;⌒ (´⌒;;
また(ry
ヒナwwwwww
真紅「蒼星石、いやらしい子・・・」
原作がちょっとやばいらしいな・・・
なんか桃種さんの担当が原稿をなくしたらしくへたすりゃ打ち切りになる可能性があるとか・・・
まあ……最早原作が完結するの待ってたら何時になるか分からんし、もう3期はアニメオリジナルでもいいんじゃないか
これはないわ…
早く移籍してしまえ、ガンガンとかどうよ
あけましておめでとう
キラ「さて、ポットもカップも温まったし…みんな、お茶が入ったy…」
水銀燈「キラって性格悪いわねぇ」
キラ「(え?僕の話?)」
ラクス「そうですわね…まあ貴女には言われたくないでしょうけど…」
水銀燈「…あーあ、お腹切っちゃった。可哀想に」
キラ「(インパルスと戦った事?あれは違うんだしかも相手は避けたじゃないか!)」
水銀燈「ところでこれどういうお話なの?」
ラクス「元禄赤穂事件を題材にした復讐劇、とでも申しましょうか。正月番組の定番ですわ」
水銀燈「ふぅん…」
キラ「なんだ忠臣蔵の吉良か…はいお茶」
2人「ありがとう」
こういうやたら地味な話好きだ
まぁキラもヘタされたらはさみ打ちにあいかねんからなぁ…同盟されたらたぶん死ねるよw
あんまぁ〜ぇ
レイ「シン、準備はいいか?」
………
レイ「シン?」
凸「レイ、どうした?」
レイ「シンが居ないのです」
凸「なんだって!?た、確かに今回のスペエディはアイツにとって辛い展開ばかりだが…」
雛苺「うゆ?シンなら艦長さんに直談判しにいったの〜」
凸「はい?」
真紅「ミネルバをきちんとBS-iの映る所で墜落させろって言いに行ったのよ」
凸「ああ…」
レイ「関東には居ませんでしたし、DVDまで待てないと言ってました」
凸「うP系は画像が荒いしな…」
真紅「まったく、私としては余り知られたくはない過去なのだけど」
雛苺「でもでも〜」
真紅「?」
雛苺「ミネルバの墜落場所を決めるならアスランに頼んだ方が確実なの〜」
凸「!!!」
レイ「確かにそうだな」
真紅「本当ね。シン、馬鹿な子…」
雛苺「ね!アスラン、シンの為に頑張るの〜」
ヨウラン「ぐ、ぐぐぐ…」
ヴィーノ「お、抑えろヨウラン、まだお前が死ぬと決まった訳じゃない…」
あれ、スペエディ4って放送したの?
おーい、みんなどこ行った?
しまった!走って来るべきだった!
キラ「何この白いう〇こみたいなの」
銀「これは……!!」
ラクス「う〇こじゃありませんわ、キラ。これは茨です」
輝「うふふ…私は…輝綺晶…」
キラ「きらきしょう!?」
ラクス「まぁ、キラと名前が被ってますわねぇ」
雪華綺晶だ…スマン。
___,.. --───-、 ,.-───-- ..__
ヽ \(こ)/ /
ヽ \_ _/ /
| _,. -─ ァ'  ̄ヽー-- ..._ !
_____-‐ '´ /-──- \ ` 、|
厂 l`ヽ / \ /\
/ l \ / ヾ、./ ___ヽ
_/ l \ . / i i ゙ヾ |
====r 、 r============ヽ l l ト、 |
| \ | \_____|l`l. l ! l `\
| | l| | |l |`!. j | l ! \
| | l| | |l | | . ‐/‐/- 、 /! j \
| | l| | |l | |\_//ム.._/メ / ヽ
| | l| | |l |.」. ´{ .ィr Yz_,イ i
ニニl| _ ィ个|/二二二二二l|l/ , ヾ..ン ' ハシr=_,ニ二二ニ j
r─二ニー-干ーzく .____. fニ_ -┘ _ / そこ!迂闊なやつなの!!
ヽ=ヘ三ニ-\___/\ ,.ヘニ-‐=ニZ_  ̄`
` ー-ュ-─<ニ>_、._ _,.. <ァ'了--= _ `ヽ
/ >トr| `¨ ´ト‐<r'´ ̄ \こ>‐ー '"
ヽ. \__ __,/ \
,. ィ⌒ヽr=、_ _,. -─-ユ.fニ─-、. /_,ノ
{ // ̄`7トlく⌒ヽ、.\ // `ヽ、
ヽ、_ハ l // / / / !ハ \\ _ノ
/ Nヽ / /| i| ! 〉 }_,L_,. く
/ |ヽ.\/,.イ | | ト、\ /,.イ \
/ j `ー-' / | | | \ / |
誰か落書きさんの絵を保存している人いない?
>>427 そのネタははるか昔にアスランが言ったネタだッ!
それ自体を言ったのはシンじゃなかったか。
キラ「うふふ……ふふ……」
銀「やだぁ、キラってば、どうしちゃったのぉ」
ラクス「完全にきららちゃんに心を蝕まれておりますわね」
銀「ちょっと、キラは私のミーディアムよ!」
ラクス「あら、ヤキモチですの?」
銀「違うわよ!」
雪「お姉様の…ミーディアムちょうだい……」
こうして、黒と白の戦いが始まった……
キラ「もう食べられない…むにゃむにゃ」
>431
ヒドスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
, -――‐-v冖v-―――- 、
く: : : :r>―^ーヘノ)==ミ : : : :|
rクヘ:/ , , ヒr┬- 、: :/
. rク : :/ / l | 厶:ヾ、:_:》 :\
K_:_:/ / ,′ l |l | 厶 : : : : / うにゅーん
/| l/| レ1 / lメ、_/l l|ヽ、/ヽ、
. / l |イ l l| / / | /`7 リ=ミ__〉
. 厶イ>l | ● ′● /| /ヽ、`二}
く// ,小⊃ ⊂厶=<| \
{_{_fて( ヽ、 ー^ー' ィ乙ニ彡} 匸´
` ̄ /^Y¬] _レ⌒ヽ ` ̄
r'7 / :_:_∨_:__: : : :\
∠_/__/|:{ {:r介、: :}}: : : :〈
>>428-429 なんだあのネタ覚えていたのか。
実はアレ書いたのが俺なんだがスルーされてたから気付かれてないと思ってた。
>>434 欲しいとは思うが買ってないな。どうせ俺マカーだから動かんだろうし。
まあ買う価値はあるんじゃね?
>>435 昔の黒富野だったらなんのためらいもなくアリスゲームを進行させるに違いない。
後半できっと全員死ぬんだぜ。
>>436 >後半で全員死ぬ
それなんて伝説巨人?
ダンバインも全員死んでるし、ザンボットも壊滅。
ほんと富野は皆殺しだぜフゥーフゥー!
黒冨野は皆殺しだが白冨野はそうでもないような気も・・・
水銀燈が巨大化します
キラ「水銀燈がローザミスティちからで巨大化しただって!?」
水銀「通常の3倍の大きさよぉ!」
ラクス「・・・3倍になっても私たちと大して変わりませんね」
水銀燈「・・・」
銀「真紅が小さく見えるということは私が勝つと言うことよぉ」
キラ「三倍ってことは・・・ジロジロ」
銀「なぁに〜?胸をジロジロみたりして」
ラクス「そうですわ、女性の胸を・・・」
銀「・・・」
ラクス「・・・」
銀「・・・クス」
キラ「ら、ラクス、女の子は別に胸だけが魅力じゃないよ」
銀「そのわりにはキラったらずいぶんジロジロ見てたわね」
キラ「そ、そんなことないよ」
ラクス「・・・ゴゴゴゴ」
水銀燈って元から結構大きくなかったっけ?二倍ぐらいで丁度いいんじゃ。
見た目50〜60pぐらいだからやっぱり三倍ぐらいじゃない?まあ通常の『3倍』であることに意義があるんだよきっと
なんかいつだったか見たアニメの設定資料だと真紅がJUMの半分くらいで水銀燈はそれよりでかかったような。
気のせいだったかも知れんけど。
俺は水銀燈は絶対巨乳じゃないと許さない派
凸「キラのところのドールは通常の3倍になれるらしい、じゃあ雛苺も・・・」
ヒナ「うい!ヒナも3倍になるの〜」
凸「な、なんだって!?ああ!!こ、これは!!?」
ヒナ1「うにゅ〜〜」
ヒナ2「あんまぁ〜ぇ」
ヒナ3「アスランのぼり〜」
凸(数かよチクショウ・・・)
頭髪へのダメージも通常の3倍
うにゅーの消費率も3倍
そして雪華綺晶も3倍
452 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/15(月) 23:22:05 ID:FUhnLhvj
巨乳とかいうても… 人形ですよ〜!?
その巨乳人形を何に使うんだ?
SHIN君も男の子だもんね、ダッチワイフの一つや二つ持っててもおかしくないよね
と、水銀燈が言っていました
キラ「ん?なんだ光がひろがっていく?」
銀 「メイメイも3倍よぉ〜」キラ「・・・」
確か、以前に銀さまに卑猥なイタズラをしているシンのネタがあったような気がする
過去ログ保管してるところないの?
さぁ!まとめサイトを作るんだ
>>291の続き
同時刻──
「撤退?!くそっ、タイムオーバーってことかよ?・・・でも」
<ハッ、どこを見ている?>
アウルは信号弾を確認しつつも、目の前のグフを振り切れずにいた。
この敵は、今までような“雑魚”とは明らかに違っていた。強者だったはずの自分が否応なしに追い込まれていく。
「えぇーーい!しつこいんだよ、コノォ!!」
苦し紛れに肩の連装砲を乱射するが、簡単に回避され、距離を詰められる。
<こちとら基地に甚大な被害が出ているんだ。そう簡単に逃がすかよ!食らいな、HIGH PRESSURE!>
ハイネの叫びとともに、グフの前腕から高速で鞭が射出され、アビスを捉える。
「しまっ・・・うわああぁぁぁッ!」
電撃が迸り、アウルは苦悶に顔を歪める。だが、グフの追撃は留まることなく続く。
「お次はコイツだ!魔弾、発射!」
フライトユニットに装備されたミサイルが一斉に発射され、アウルの視界を埋め尽くす。
しかし、所詮は実弾。VPS装甲の前には無力・・・・・そのはずだった。
「何ぃ?!」
ミサイルが直撃した瞬間、機体のエネルギーが一気に最低値まで下がり、見る見るうちにVPS装甲の効果が失われていく。
(ボクがやられる?そんな・・・)
激しい衝撃によって薄れ行く意識の中、アウルは何も考えることができなかった。
「その機体、返してもらうぜ!」
腰からHEART OF SWORDを引き抜き、グフを加速させるハイネ。
そして二機がぶつかり合う瞬間────
「何ぃ?!」
目の前を遮るようにビームの嵐が駆け抜ける。
振り返ると、海上には連合の大型MAの群れが見えた。その数は有に20を超えている。
「へっ・・・冗談じゃないぜ」
額を伝う汗を拭うこともせずに、ただ呟くハイネだった・・・。
「な、何ですか?あれは────」
同じ頃、真紅から何とか逃げ延びた翠星石の操るヴェルデバスターは、目の前に展開しつつある大型MAの群れに驚愕していた。
海上からこちらに向かって進軍しているということは、連合軍だと思うのだが、出撃前のミーティングではあんな物の話は聞いていなかった。
「う、ううぅ・・・」
それに不気味なことに、MA郡からは“人間の気配”というものが一切しなかった。
それはまるで自分達のような“人形”のようで────。
その感覚がさらに翠星石を恐怖させる。
ピーピー
「ひゃあ!な、ななな何ですかッ?!」
突然、機体内に鳴り響いた通信コールに思わずビビってしまう翠星石だったが、
気を取り直し通信を受ける。
<嬢ちゃん、無事か?>
通信の相手はネオだった。極限の緊張の中、コクピットという閉鎖空間に閉じ込められていた翠星石は、
何時間かぶりに見る懐かしい顔に安堵の表情を浮かべる。
「ぶ、無事ですよぅ・・・う、うう・・・えぐっ・・・ね、ネコミミこそ無事なんですかぁ?」
翠星石は半泣きになりながらも、相手を気遣う。だが、状況はそれを許さなかった。
<俺たちは全員無事だ。それよりも、嬢ちゃん。アウルを引っ張ってすぐに戻って来い>
「え・・・?どういうことですか?」
<海上を進軍中のMA郡が見えるだろ?あれは連合が開発した無人MA部隊だ!
細かい命令設定なんてできんから、そこにいたら一緒に焼き払われちまうぞ!>
「ま、マジですか?!い、急がねーと!!」
そう叫ぶやいなや、ヴェルデバスターのスラスターを全開にすると、アビスを抱え込み海へと飛び出す。
<待ちなさい!翠星石ー!>
その背中を真紅のインパルスが追いすがる。しかし、翠星石はその手をするりと抜けるとスピードを上げた。
「真紅っ・・・!翠星石はアリスゲームをする気はねーです。今は他にやることがあるんですっ!」
結局、真紅は翠星石に追いつく事はできず、その背中を見守ることしかできなかった・・・・・。
「大佐、全軍収容完了です」
「よし、艦隊反転。撤退だ!」
イアンからの報告を受け、ネオは撤退の指示を出す。荒れ狂う海の中、船は静に動き出す。
「やれやれ・・・」
晴れない気持ちのまま、モニターに映るMAの群れをを見る。
連合の新兵器として開発中の無人兵器。ジブリールから送られてきた増援とはこのことだった。
連合のMAは絶大な火力と防御力を有するが、その操作には必ず複数のパイロットが必要だった。その問題を解決したのが、この兵器である。
もっとも、OSはまだ未完成であり、細かい設定はできない。ただ攻撃ポイントを設定し、そこにいる者を敵味方関係なく焼き払うのみである。
「無人兵器か・・・。理屈としちゃ正しいんだろうが・・・」
ため息を付きながら一人呟く。
「戦争ってのは、命のやり取りだ。だからこそ、人は戦うことの重みを理解できる。
それなのにあんなモンに頼るようになっちまったら・・・」
「まるでゲームのよう・・・ですかな?」
突然割り込んできた声に驚いて顔を上げると、副官であるイアンがこちらを見ていた。
「イアン・・・」
「エクステンデットを使えば非人道的。無人兵器を使えばまるでゲーム・・・ですか。
大佐にも困ったものですな」
やれやれ、と首を振りながらそう呟く。自分でも分っていた。
要するに自分は甘ちゃんなのだ。軍人、それも指揮する立場の人間であるのにも関わらず、任務に徹しきれない、ただの甘ちゃん。
部下に戒められるようじゃ、もう終わりかな?そう思いかけた時だった。
「まぁ、そんな大佐だからこそ、皆が付いてくるわけですが・・・」
「────は?」
「勘違いしないでいただきたい。皆は今の大佐が好きなのです。
こんな下らないことに心を痛めることの出来る大佐だからこそ、皆は命を張れるのです」
気が付くと、ブリッチ内のみんながネオを見ていた。
嘲笑や見下したような表情は一切ない。
あるのは力強い笑顔。信頼の眼差し。
「お前ら・・・」
「いらぬことを喋りすぎましたな」
そう言って目深に帽子を被り直すイアン。それは彼なりの照れ隠しだろうか?
「ふっ・・・すまないな、お前ら。よーし!帰るとするかぁ!」
こうして、ファントムペインを乗せた艦隊はひっそりと闇に消えていった・・・
更新遅い上にまだ終わってない・・・orz
もうほとんど待たれてないかもしれませんが、一応次で終われるハズ
スレ汚しすまない・・・一月中には終わる予定です
乙
>>464いやいやGJ!また続きが読めて良かったよ!
>>464 GJです!
他のSS系のスレでも、本格的なSSの投下がほとんどない状態で
まともなSSを久しぶりに読んだ気がします。
なんか新鮮で面白かったです
>>464 うむ、GJだ
ところで、ドールズが絡んだら種死本編は実際にはどのように
変化するのだろうか?
まぁ、シンが真紅のおかげでまともになって
本編にはついになかった運命VSストフリのガチバトルはあるんじゃなか?
半年前までは、
メサイア戦後に真紅と水銀燈がガチバトル、
その結果を見届けるために全ドールズとミーディアムが集結
なんてラストを妄想してた
少なくともオクレ兄さん達は(本編よりは)マシな方向に行くんじゃないかね
472 :
sage:2007/01/22(月) 22:42:00 ID:KoHKylGR
クレタ沖の戦闘でアウル、翠星石が行方不明
↓
スティング、ステラ記憶を消されてベルリン侵攻
↓
アウル、翠星石がやめるですー!と乱入
↓
記憶が消されていることが判明し、翠星石が心の中に入って修復
記憶が戻る
↓
ネオもムウとしての記憶が戻るが、ネオとしての罪を償うため
AA行きを拒否
みたいな話を妄想した
キラがニートになるとかアスランが保育士になるとか考えてました
キラは本編でもニートだろ
じゃニートから更正して真の軍人になるとかどうよ?
ニートから更正して鬼畜王で
ランス乙
ここは憎悪を書き付けるスレじゃないぞ
、と
まあ救済スレでもないけどな。そういや種キャラが薔薇乙女の世界に迷いこむ〜的な話は一度もないんだよな
一つぐらいあってもいい気がしたが
>>478 あんまりやる事変わらないからね
せいぜい本物の戦争があるかないかぐらいか…
イザーク「くそっ!核攻撃だと?各機、絶対に通すなよ!!」
蒼星石「クッ・・・この距離じゃバルカンもビームライフルも届かない!」
ディアッカ「下がってな、蒼!その機体じゃ、核迎撃には向いてないぜ」
蒼星石「マスター!」
ディアッカ「コイツを食らいなッ!!」
蒼星石「す、凄い・・・高機動型のブレイズザクであんな動きをしながら
ビームライフルを三連射・・・。一気に三発も迎撃した」
ディアッカ「へっ、ここから先は”ザフト最強の砲撃手”が一歩も通さねぇぜ!!」
連合兵「生意気なーー!」
蒼星石「危ない!マスター!!」
ディアッカ「ヒュ〜助かったぜ、蒼」
蒼星石「マスターは核を!周りの敵は僕が排除します」
ディアッカ「OK!俺達、コンビの力を見せてやろうぜ!」
・
・
・
・
ディアッカ「と、いう夢を見たんだ」
蒼星石「マスター、連ザのやりすぎです・・・」
ディアッカ「そうかなぁ?割と現実的だと思うけど?」
蒼星石「・・・マスターがそんなにかっこよく活躍できるのはゲームの中だけですから」
ディアッカ「・・・・・・・おい」
蒼ヒドスw
しかし緑ガナーザクやバスターは核落としのミッションじゃかなり役に立つよな
しかし、いつ見ても恥ずかしくて胡散臭いよな
>白き閃光
>最強の砲撃手
痔の場合、「砲撃が最強」なのではなく、
「砲撃手なのに突撃してくる」って意味で「最強の砲撃手」だからしかたない
今見た事を正直に書きます
マスターが僕やジュール隊の皆に黙ってwiiを入手していたんです
まあ、それだけなら驚いたりはしません
wiiでマスターが…マスターが必死な顔してゼルダの伝説をやっていたんです
普段「ゲームはゲームさ。息抜きにはいいが本気はないな」とか言っていたマスターが!
必死な形相でwiiリモコンを振り回していたんです
一体、マスターに何があったのか…
恐怖でその場を離れた僕には解りません…
ケンコウか?
そーいや、今回のリンクはアズラエルじゃなくてディアッカなんだよな
488 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/28(日) 05:10:18 ID:IgZloHwI
test
新作リンクのコンセプトはやんちゃ系だからな
カチャ
ラクス「あら、お早ようございますわ。よく眠れました?」
水銀燈「お早よう…あらぁ?見慣れない風景ねぇ。それに、なんかお腹のあたりに違和感が…」
サスサス
水銀燈「!ちょっと、何よコレ!」
ラクス「ここはファクトリー、キラや貴女の剣を建造した、わたくしたちの秘密工廠…。」
水銀燈「人が寝ている間にこんなところに連れてきて…私に何をしたの」
ラクス「ストライクフリーダムのカリドゥスの小型化に成功したので、勝手ながら貴女の空の胴体に仕込ませて頂きました。
わたくしがこのリモコンのボタンを押すと…」
ドゥッ!…ドカーン!!
ラクス「…なんて、冗談ですわ♪」
水銀燈「出た!今ホントに出たわよぉ!?」
ラクス「未来のアリスたるもの、お腹からビームのひとつくらい出せなくては」
水銀燈「余計アリスから遠退くわよ!勝手に人の身体いじくりまわして!ああ、お父様…私はどうすれば…」
ラクス「まあまあ、そんなにお気になさらずに」
水銀燈「気にするわよ!」
ラクス「怒るとお身体にさわりますわよ。まだ手術したばかりですから。乳酸菌採られてますか?」
水銀燈「っガキィィィィ!」
キラ「…という夢を見たんだ」
水銀燈「あーそぉ…」
おまいは俺かwでもそれやると服が破れて腹無しがバレる諸刃の刃、素人にはお勧めできません
とりあえずゴッドフィンガーから始めてみたらどうだろう?
それは真紅にしてやれw
493 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/31(水) 01:23:42 ID:3NF062/R
聞きたいんだけど、今発売中のキャラクターCDって買いかな?
2200円と少々高いので様子見なんだけど
>>493個人的に金糸雀、翠星石、真紅のはまあ買ってもいいレベルだとは思う。つっても探せば落ちてるだろうが…
あとここはsage進行で頼むぞ
ローゼンの本編はどうなるんだろう?
ん〜?原稿落としてごたごたってやつ?
アリスゲーム開始
右腕換装
雪華、その心のままに
Clear Shelter C.E.73
バーズとかマジ都市伝説
>>497あと薔薇の契約とか覚醒雛・苺とかありそうじゃないか
悪の水銀燈
SAKURADA NORI NAVIGATIONSHINK出撃
立ち上がれ!金糸雀
乙女たちの行方
真紅×雛苺×翠星石
コミックバース来月号もローゼンお休みらしいね。もしかしてこのまま打ち切り!?
権利を持ってるのは作家だから他で再開するだろ
最悪、タイトルだけ少し変えてな
ローゼンメイデン デスティニー
オーウ゛ェル見たんだけどさ、水銀燈って後からローザミスティ力もらって正式にローゼンメイデンになったんだね。
じゃあもとは金糸雀が第一ドールなのかな?それとも本当の第一ドールは他にいるのかな?
>>506 あれだ、ウイングゼロと同じ。
僕の考えた最強のドールだじょー!って試作一号機作ったらやべぇ、マジで強くできちゃった!完成させたら危険すぎる!封印、封印!
みたいな?だから第一ドールでいいんじゃね?
>>506 確かオーベルの前編で水銀燈が自分から第一ドールの水銀燈、って名乗ってたろ?
ドールはある時期(少なくともローザミスティカを与えられる前)に各々名前とナンバー、アリスゲームと姉妹に関する情報を与えられてるんだと思われる。
だから真紅も自分が五番目の姉妹だって自覚があったわけだし、七番目が存在することを知ってた分けだし。→『水銀燈は本物の第一ドールだよ説』
まあ、もしかしたら銀ちゃんが自分は第一ドールだと思いこんじゃってて、
他に本物の第一ドールがいるって可能性も無きにしもあらずではあるがな→『水銀燈が嘘ついてるんだよ説』
ぎ、銀ちゃんは嘘なんか付きません!
薔薇「・・・」
水銀「・・・なに?」
薔薇「仲間かなと思って・・・」
水銀「なに言ってるの?私はローゼンメイデン第一ドール。あなたはただの偽者じゃない。仲間なわけないでしょおぉ〜」
薔薇「嘘だ!!」
バサバサ・・・
水銀「な、嘘なんて言ってないわよぉ・・・」
薔薇「あれぇ、部品が足りないのに完成品なんておかしいよねぇ」
水銀「・・・」
キラ「っていう夢を見たんだけど」
水銀「あらぁ?圭一は薔薇水晶に会ったことあったかしらぁ?」
キラ「・・・誰だって?」
>>510 それは最後にはキラがバット持って殴り殺すのか?
>>507、逆に考えるんだ、
「何らかの欠陥があってあのまま放棄された」
と考えるんだ。
さて完璧なアリスになれる人形作ろう。衣装はゴシックだな。準備万端。
→水銀燈の上半身完成。下半身も途中までつくる?
…部品作っている間にちょっと行き詰まり感じてきたな、別に試作品作るか。
課題は知性、ちょっと賢そうなのを作ろう。
→自称策士完成(やべ、口調が失敗か?)
まずまずの出来だ。さて乗ってきたぞ、そんじゃ続けて2つほど趣味の違うのを作ろうか。
今度の課題は口調のアレンジだ
→僕っ娘と毒舌人形完成(ちょっとフランクすぎたかな?)
よし、アリスになれるドールを作る前に腕試しだ。
今度は性格のアレンジが課題だ。少し気位の高いのを作ろう。
→”なのだわ”完成
そういえば時代は幼女か。アリス作る前にもう一つ作るか
→うにゅー完成
そして雛苺を納品直後に…
よし、帰ったら途中まで作った奴を仕上げるか〜…やべ、ガサ入れだ、逃げろー!
→水銀燈放置のまま、ローゼン高飛び。
器を作ろうとするからこんなに面倒くさいんだ、今度は器を作るのをやめよう。
→雪華綺晶を創造
なんて妄想が浮かびました。
>>513 なにその伏線回収しない行き当たりばったりの脚本家みたいなローゼン
515 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/06(火) 13:14:02 ID:IzR0iVfW
sageわすれすまんかった
〜メサイヤ戦にて〜
水銀燈「あらあら、雑魚が勢ぞろいってところかしらぁ?」
真紅「みんな!!」
蒼星石「シン君は真紅の回復を」
翠星石「その間は翠星石たちが・・・!」
雛苺「押さえとくの〜!」
真紅「だ、だめよ!彼女には攻撃しては──」
シン「やめろ、真紅!」
真紅「な、何をするの!?シン、離しなさい!!」
シン「いいから!」
蒼星石「はああぁっ!!」
雛苺「苺轍!」
翠星石「スィードリーム!」
水銀燈「ふふふ、お馬鹿さぁん・・・・
ハ イ マ ッ ト フ ル バ ー ス ト ! !」
シン(み、見た・・・!ビームライフルで蒼星石の鋏を叩き落とし、
ドラグーンで苺轍を粉砕、そして腹ビームでスィードリームを相殺した)
真紅「あぁ、だから私は止めたのに・・・!」
ごめん、元ネタの記憶が結構曖昧だった
>>514 という事は、ローゼン=嫁!?
だから二人とも主人公なのにふにんk
>>518 「主人公が不人気だなんて、…別に金糸雀は主人公でもなんでもないのだわ」
>>517 うわ、微妙に見覚えがあるが思い出せねぇ…
とりあえず銀様ツヨスww
>>520 真紅、まずは現実をみるところからはじめてみようか
ガンダムクロスオーバーのところに載せてもらえるんじゃね?
このスレ?
>>523 「そうだわ、ガンダムSEEDの主人公は両作品とも主役はアスランだったのだわ」
>>525 真紅・・・・・酸素欠乏症にかかって・・・・・・・・・・・
「まったく…、くんくん探偵をだしなさい。ニュース速報などどうでもいいからはやくくんくん探偵をだすのだわ」
>>513 「そういえば、水銀燈のことを『不人気』などというのは、あまりにもかわいそうなのだわ」
劇場版にローゼン声優が二、三人は出そうな気がする
>>517 それは、三つの必殺技を同時に叩き込む構えでも取っていたのか?>フルバースト
メラがメラゾーマ並みの威力になったりしちゃうんですか?
>>531 ローゼン声優よりも先に三木眞一郎と平田弘明を呼んでこないとダメだよ!
あとTARAKOとか皆川純子とか!
ギルバート「そこに3つモンスターボールがあるだろう?キミにあげよう!1つえらびたまえ!」
しんく「あ!すいぎんとうだけズルいのだわ!ギチョウ!ワタシもほしいのだわ!」
ギルバート「まあまあ、おちつきたまえしんくタソハァハァ。さきにすいぎんとうタソにえらばせてあげなさいハァハァ」
しんく「…はなしかけないでちょうだいギルバート「……」
だれをえらびますか?
ザラノコ♀(lv.5)
ヒノアスカ♀(lv.5)
→キラリータ♀(lv.5)
すいぎんとうはキラリータをてにいれた!
しんく「じゃあわたしは…これにするのだわ」
しんくはザラノコをてにいれた!
あんたってヒトはぁぁぁ!!と、きこえたきがした!
ギルバート「これがわかさか…」
水銀燈「……という夢を見たのよぉ。これは何かの暗示かしら?」
キラ「いいかげんクリスタルかパール買えってことだよ」
ラクス(なぜピンクはないのでしょうか…?)
うん、荷物整理してたら赤と銀が見つかったから、ついやってしまったんだ。すまない
ワラタwシンカワイソス。つーか全員メスですか
ちゃんと相性がキラ>アスラン>シン>キラ・・・・なのな。
真紅 「それは違うわ… 違う… 私は…」
水銀燈「自分が上だと…例えば
ねぇ….ビュウ。
おとなになるってかなしいことなの…
∩___∩ ∩___∩
♪ | ノ ⌒ ⌒ヽヨヨ __ _,, -ー ,, ヨヨ / ⌒ ⌒ 丶|
/ (●) (●) ヨヨ (/ "つ`..,: ヨヨ (●) (●) 丶 サラマンダーより
| ( _●_) ミ :/ :::::i:. ミ (_●_ ) | はやーい!(・∀・)
___ 彡 |∪| ミ :i ─::!,, ミ、 |∪| 、彡____
ヽ___ ヽノ、`\ ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● / ヽノ ___/
/ /ヽ < r " .r ミノ~. 〉 /\ 丶
/ /  ̄ :|::| ビュウ | :::i ゚。  ̄♪ \ 丶
/ / ♪ :|::| :::::| :::|: \ 丶
(_ ⌒丶... :` | :::::| :::|: /⌒ ._)
| /ヽ }. :.,' :::( ::} } ヘ /
し )). ::i `.-‐" J´((
ソ ヨヨヨヨ ソ ヨヨヨヨ
こう思って私を笑っていただけなんでしょう。 …嫌な女」
真紅 「ちょ、ちょっと待って! あれと一緒にしないで頂戴!」
カードビルダーに種&薔薇乙女が参戦したらどういう特殊能力が付くか妄想
シン
隊長への反抗 (味方隊長機よりも前に配置中、テンションが徐々にアップする)
真紅
主人との絆 (自機が撃墜された際、味方隊長機のテンションがアップする。
また、味方隊長機が撃墜された際、自機のテンションがアップする)
キラ
敵戦力の無力化 (武器破壊を行うとテンションがアップする)
OSの書き換え (地形効果による移動力ダウンを抑える)
ラクス
クラインの歌 (テンションMAXの間、敵のテンションが徐々にダウンする)
水銀燈
アリスへの執念 (HPが1/2以下になると攻撃力がアップする)
カガリ
アスハの言葉 (テンションMAXの間、味方のテンションが徐々にアップする)
金糸雀
偵察能力 (敵軍ユニットの情報を表示する)
ステラ
死への恐怖 (HPが1/3以下になると攻撃力がアップする)
ディアッカ
味方へのバックアップ (部隊の最後方に配置中、テンションが徐々にアップする)
蒼星石
鬼ごっこは追いつかれなければいい (機動重視の状態で敵の攻撃エリアに捉えられている間、テンションが徐々にアップする)
イザーク
陣頭指揮 (部隊の最前線に配置中、テンションが徐々にアップする)
ラウ
破滅への道 (両軍の予備戦力ゲージが無くなると、テンションがアップする)
雪華綺晶
謎多き第七ドール (自機を攻撃エリアに捉えている敵のテンションが、徐々にダウンする)
アスラン、雛苺、翠星石、薔薇水晶が思いつかない・・・
/ノ´: /: : : : : : : : : : : : : :i: : : ::i: ::ヽ: : : : : :\ \
/": : :/: : : : : : : : : : : : : : ::|: : :|: |: : : ヽ: : : : : : :ヽ /
/: : : ::/: : : : : : : : : : : : :/:/}: : i: :|: : : : :ヽ: : : : : : :V
/: : : : :|: : : : : : : /: ::/:: / /: :/: / ヽ: : : : }: : : : : : :l
`.{: : : : : :|: : : : : : : : ::/.// /://:/-―--:、; |: : : : : : :|
|: : : :{: : |: : : :,斗ァ''フ" /" // \ヽ|: : i : : ::|
|:i: : :i: : :l r彡"´ " / }: :ノ : : ::|
l: i: : { : : l | __,.. / ''ェ;___,ェ; /: : : : /∧
. ',ヽ: : : : ヽl ,r==="  ̄ ̄ ./: : : :ノ/ l
\\: : : \ ! /, r '´ }: : :ヽl
|: : : { `ー > /{ * }: : ヽl
|:/: : { __ i/ ヽ ./: { }:_:: : : : l
. //: : : :{ "iヽ { :ヽ、 ⌒ /:__ : { / ノ: : : : :.'.,
l/: : : : : :} r−┘、: ::r`vr‐ - ´|: : : | _」_{./ ./: : : : : : : '.,
/: : : : : : : { `ヽ、 ヽ.L._ヽ. レ'V__ ヽ/: : : : : : : : : :'.,
/: : : : : : : : r ト *|ヽ/ ノ ヽ.'、 / { (___ 〕r、_: : : : : : : '.,
: : : : : : : : :∧.l.} }〔 ´ / ヽG=ニ:|( ./r'/rく: : : : : : : : :',
: : : : : : : ::/ )|.ト} }ヽ へ)|ノ\.{ |/ーi /`./ ( ヽ: : : : : : : : ',
: : : : : : : / .)|.「.) .} ∧ ) 7 .ヽ | { フ | ヽ: : : : : : : : ',
頑張って考えやがれですぅ
>>538 頼むから、MSがマシンガン食らうたびに機動停止するとかのあり得ないデザインの糞ゲーをここに持ち込まんでくれ
スマン もう二度と書かない
つーか特殊能力がどうみても連ザプラスじゃん
>>544 ディアッカは何をしてもネタにしか見えないから困るw
546 :
雛苺三等兵:2007/02/14(水) 16:38:38 ID:???
〜凸の部屋〜
ウィィィーン
「ただいま…」
雛苺「う〜」
部屋に入るなり俺は驚いた
雛苺が目に涙を浮かべながらこちらを向いたからだ
「雛苺?」
雛苺「ごめんなさいなの〜許してなの〜」
俺の足に抱き付きながら謝罪の言葉を連呼する雛苺
なにがなんだか…
「どうしたんだ?理由を話してくれなきゃ。一体俺は何を許さなきゃならないんだ?」
しゃがんだ俺の前で雛苺はぐずりながらも話はじめる
雛苺「あのね、今日はバレンタインだから真紅達とこっそりチョコを用意してたの〜」
バレンタイン…
そうだな。女の子だもんな
俺にとっては母さんの命日でも…
雛苺「でもでも〜、アスラン待機でずっとMSデッキだったでしょ〜」
「ああ…」
ん?雛苺の口元…
雛苺「でね〜、待ってる間にお腹が空いて〜」
まさか…
雛苺「雛、自分で食べちゃったの〜」
「ぶっ!」
やっぱりか!その口元の茶色い物体は!
雛苺「う〜、こめんなさいなの〜」
再び雛苺の目に涙が浮かぶ
「大丈夫さ」
俺は雛苺の頭に手を添えやる
雛苺「ふぇ…」
「まだ、ここに残ってるからな」
そう言って雛苺の口元を撫でる
「な?」
雛苺にかざした指には僅かだがチョコが着いていた
547 :
雛苺三等兵:2007/02/14(水) 16:41:32 ID:???
>>546のつづき
雛苺「うゆ?」
「俺はこれだけで充分さ」
雛苺の表情が若干だが和らぐ
雛苺「でもでも〜」
納得できていないのかな?
「じゃあ、雛苺」
雛苺「ゆ?」
「そこの棚にココアがあるからいれてくれないか?」
雛苺「???」
首を傾げる雛苺
まあ、そうだよな
「ココアはホットチョコレートとも言うんだ。だからトビキリ美味しく作ってくれよ」
雛苺「うん!」
雛苺の表情が一気に明るくなる
こんなバレンタインもいいかな…
ベッド脇の写真立に目をやる
「ね、母さん…」
ほのぼのは難しい…
ほのぼの乙です。でも名前欄が雛苺三等兵だからちょっと肩透かし気分だぜ
だがそれがいい!GJ!
あンまぁぁ〜〜〜〜〜イッ!!
まだあったのかこのスレwwwwwww
そういえば、似たような設定の話、ちょこっと下書したのだけれどもここ見つけたからやめたのを思い出した。
真紅は酒場で論理学の教授と知り合った。
「論理学というのはどういうものなの?」
「やって見せましょうか。お宅にはティーセットがあります?」
「あるわよ」
「ということは、かなりの紅茶愛好家ですね?」
「その通りね。生まれたときからよく飲んでいたわ」
「ということは、あなたの紅茶好きは親からの影響ですね?」
「その通りね。お父様からいろいろ作法を教えてを頂いたわ」
「ということは、お父様に愛されていますね?」
「その通りね。私はお父様に愛されているわ」
「ということは、あなたはジャンクではないですね?」
「その通り!ジャンクではありません」
「つまりこれが論理学ですよ」
「なるほど!」
深く感心した真紅は、翌日友人の水銀燈に言った。
「論理学を教えてあげるわ。あなたの家にはティーセットがある?」
「いえ。ないわよ」
「ということは、あなたはジャンクね!!」
ちょwww真紅ストレート過ぎるwwww
>>546-547 雛三等兵氏GJです
今回はほのぼのですか。雛が本気で凹んでるのがなんかかわいいですね(*´Д`)ハァハァ
自分もいつもの妙に軍事知識のある雛かと思いましたけどw
銀様からチョコが欲しかったです!!
「何だ、連合のMA部隊?!」
アスランが上空から戻ってくると、そこにはザムザザーやゲルスゲーといった大量のMAが進軍していた。
「くそっ・・・まずいな」
実際にMAとの戦闘を経験しているアスランは、その恐ろしさを理解していた。
ヘタをすると、数での優位さえひっくり返されない兵器の登場に焦りを覚える。
「とにかく、シン達と合流しなければ!」
機体を反転させ、シン達の下へと急ぐアスランだった。
「うおおおおおぉぉおぉぉおおおぉぉぉっ!!!」
叫びと共にビームライフルを乱射するシン。だが、その先にMSやMAの影は見えない。
何も無いところへ向かって攻撃を繰り返しているのだ。
<シン、シン!どうしたんだ?応答しろ!!>
レイが先ほどから通信を送っているが、一向に返事はない・・・。
「はあ、はあ、はあ・・・敵は、敵はドコだァァァーーー!!」
シンは恐慌状態に陥っていた。
先ほどのカオスとの戦闘の際、SEEDの能力を覚醒させたシンだったが、怒りと「大切なものを失ってしまう」という
感情が混濁し、SEEDの力が体の限界を無視し際限なく引き出されているのだ。
今のシンには何も見えてはいなかった。
「シン?!どうした、何をしている!!」
合流するため、港の防衛線へとやってきたアスランは暴走するインパルスを見て驚愕する。
<アスラン、シンが・・・おかしいの>
「どういう事だ、雛苺?」
同乗する雛苺も異変を察知し、通信を寄こす。
人間の精神の変化を敏感に察知することのできるドールは、より顕著に異常を察知しているようだ。
<何か、何か分んないけど・・・シンが真っ暗いところにいるの>
その言葉を聞き、アスランはふと思い出す。かつてニコルを失った時の事を。
あの時、自分は暗い感情に囚われ、キラとの死闘を演じた。
頭の中は、ただ目の前の敵を倒すことだけを考えて突き進んでいった。
よく見れば、今のシンの姿はその時の自分に似ている気がする。
<アスラン、無事でしたか>
そこまで考えたとき、レイのザクがやってきた。
「レイか。無事で何よりだ。──しかし・・・」
<ええ、シンが・・・>
こうしている間にも、連合のMA部隊が迫ってきている。迷っている時間はなかった。
「レイ、下がっていてくれ。シンは俺が止める!」
<え?ちょ、アスラン!>
レイの静止する声を振り切り、インパルスの目の前に立ち塞がるジャスティスセイバー。
そして、そのままインパルスに組み付き、シンに通信を送る。
「シン、聞こえるか?!何をやっているッ!!」
<う、うう・・・敵を、敵を倒すんだァァァーー!!>
「シン、お前──!?」
叫び声と共にジャスティスを振り払ったインパルスは、手にしたライフルの銃口を向けた。
そして放たれる一筋のビーム────
<アスラン!!>
レイの悲痛な声がシンの耳を打つ。気が付くと、ビームの直撃を受けたジャスティスが海へ吹っ飛んでいた。
「──え?・・・・・俺、は・・・」
シンの瞳に光彩が戻り、意識が正常になる。と、同時に自分が今やってしまったことを把握する。
「そ、んな・・・何で・・・」
時間はあったはずだ。アスランほどの腕ならば、十分にシールドでガードするくらいの時間はあった。
にも関わらず、ジャスティスは無防備な姿のままでビームの直撃を受けた。
何で?何で?・・・・・何で!!
「アスラン、返事をしてくださいよ。アスランッ!!」
声が枯れるくらいの勢いで叫ぶが、一向に海から機体が浮上してくる気配が無い。
「俺、何て事を・・・俺は、俺はぁ・・・っ!!」
コクピットの中で蹲り、両手で顔を覆う。
もう失わないと決めた。自分の仲間を、大切な人たちを絶対に守りぬくと決めた。
そして“力”を手にした今の自分なら、それが可能だと思っていた。
・ ・・・・いや、自惚れていた。
かつて、真紅に言われた、“力はただ力”でしかないという言葉。その通りだったのかもしれない。
たった今、自分が手にしている圧倒的な“力”によって大切なものを失ってしまったのだから。
<わかった・・・か?シン>
「えっ?!」
見上げると、海からジャスティスが這い上がっくるところだった。コクピットの右半分が焼け爛れている。
<お前の持っている力は強大だ。使い方によっては、多くの不幸を招く。
力を持つ物なら、それを自覚しろ!>
「あ、うぅ・・・」
モニターに映るアスランの鋭い視線がシンを射抜く。
アスランは、その身を持ってシンに教えたのだ。“力”というものの恐ろしさを。
<力はただ力だ。だが、それを行使する者のの思い一つで善にでも悪にでもなる。それを忘れるな>
「は、はい・・・!」
その言葉を聞きながら、シンは思った。
(ああ、アンタはやっぱり強いよ・・・。俺なんかより、ずっと・・・な)
「ったく、無茶しやがるぜ」
よろけたジャスティスを後ろから支える影。ハイネの駆るグフだった。
<すまない、ハイネ>
モニターに映るアスランの額には微かに血が流れている。
至近距離からのビームを防ぎもせず、まともに食らったのだ。その衝撃は大きいだろう。
「お前なら、そんな危ないマネしなくとも済んだだろうに」
<いや、シンの目を覚ますにはこれしかないと思ったんだ>
「ふっ・・・相変わらず不器用なヤツだな」
そい言うとジャスティスを抱え、港口まで一気に機体を加速させる。
そこには、シン、レイ、ルナマリア、真紅たちが揃っていた。
「さて、みんな無事のようだな」
それぞれ機体の損傷は激しいが、皆無事なようだった。
「よーし、お前ら!最後の大仕事だぜぇ?」
目前に迫ってきているMA部隊。それを退けることができれば、この戦いは終わる。
そうハイネが告げる。各人の表情が再び引き締まる。
「俺はMAってヤツと戦ったことがないんだが、真紅ちゃんによるとあの部隊はどうやら無人機らしい」
<えぇ、間違いないわ。彼らからは人の気配がしない>
ドールは微弱ながら人間の気配を察知することができる。その真紅が断言するのだから間違いないのだろう。
「ってぇ事はだ、ヤツらに細かい動きは出来ない。そこに俺たちの勝機があるってわけだ。
さぁ、議長期待のミネルバ隊の力、見せてやろうぜ!!」
「「「「「「了解っ!!!」」」」」」
ホント遅筆で申し訳ない
続きは明日で・・・
なんという展開…この話は間違いなく燃える!GJ!!
>>563 遅筆だろうが、いい話を書いてくれれば問題ない
一言言わせてくれ
凸かっこいいよ凸!
>>562続き
ハイネの号令と共に、インパルス、ザク、ジャスティスセイバーが空を翔ける。
「このぉッ!!」
シンはフォースシルエットからビームサーベルを抜き放ちザムザザーに突っ込んでいく。
ハイネの予測通り、敵の攻撃は単調で回避するのは容易かった。機体をロールさせ、急上昇する。
「もらったァ!!」
真上をとったシンはそのままサーベルを突き立てる。が、展開された陽電子リフレクターの前に阻まれてしまう。
と、そこに大量のミサイルとビームアックスが投擲され、リフレクター発生装置を正確に射抜いた。
<今だ、シン!>
<援護は任せてね>
「サンキュー、レイ、ルナ!」
三人の連携の前にあえなく撃沈するザムザザーだった。
ゲルスゲーの圧倒的な火力の中を滑るように駆け抜ける機体が一機。
真紅が操る専用のインパルスである。
攻撃自体は正確ではないとはいえ、多方向から襲い掛かってくるビームの嵐は脅威でしかない。
しかし、真紅は冷静にシールドで受け止め、僅かに射線軸をずらすことによって真っ直ぐに加速していく。
そして、ついに真紅機の間合いに入る。
「ここね、はぁッ!!」
放たれたビームマシンガンは、ゲルスゲーを打ち抜くかと思われたが、すべては突如発生したリフレクターに阻まれてしまう。
だが、真紅はそのまま機体を加速させると、マシンガン下部に装着されたフォールディングレイザーを
発生装置に突き立てる!
「眠りなさい、心無き哀れな人形よ」
ゼロ距離で放たれたバーストショットにより、頭部を打ち抜かれたゲルスゲーは墜落していった。
「ごめんなさい・・・。あなた達が悪いわけではないのにね・・・」
ぽつりと呟やいた声には悲壮が滲んでいた・・・・・。
「な〜るほどね、弱点はそこかァ?!」
”HIGH PRESSURE”に接続された”HEART OF SWORD”を振り回しながら、ハイネが雄叫びを上げる。
凄まじいスピードで薙ぎ払われた攻撃により、MA郡はリフレクターを展開する間もなく沈んでいく。
「ふん、この程度か。アスラン、そっちはどうだ?」
「大丈夫だ、ハイネ。これで決めるぞ、雛苺!!」
<ういなの〜!>
ジャスティスセイバーが銀色の軌跡を描きながら空を翔ける。全身に装備されたビームの刃がすれ違う敵を細切れにしていく。
フェイス2人(+1人)の前にはいかなる敵も無力でしかなかった。
こうして、全てのMAは倒され、ザフト軍はジブラルタルを守りきることができたのだった。
〜連合艦・エクステンデット調整ルーム〜
「──ん、ここは・・・?」
「気が付いたか、アウル」
アウルが目を覚ますと、そこには見慣れた天井が広がっていた。しばらくの間、思考が停止する。
「──って、おい!!戦闘は?どうなったんだよッ!?」
ガバッと勢いよく起き上がり、怒鳴り散らすアウル。対するスティングは、あくまで冷静に対応する。
「終わったよ。俺達、負けたらしいな」
「ハァッ?!負けた・・・負けたのかよ?!」
怒りと、恐怖と、悲しみ。それらがごちゃ混ぜになった感情を吐露する。
エクステンデットにとって、“負ける”という単語は“不必要”という単語とイコールなのだ。
じわり、じわりと心の奥から恐怖がこみ上げてくる。
「大丈夫・・・ネオ・・・許してくれるっていった・・・」
室内に消えてしまうような、小さな囁きに顔を上げる。そこにはステラが膝を抱えて座っていた。
「簡単に言ってんじゃねーよ!!ネオは許すかもしんねーけどさっ!!僕は知ってんだぜ、上の奴らが見切りをつけ始めてるってことををさァ!!!」
「落ち着け、アウル。今回は、今回は大丈夫なんだ。心配するな」
錯乱気味に叫ぶアウルを宥めようとするスティングだったが、手を振り払われてしまう。
「へっ・・・僕達は戦うことしかできないんだよ?こんな生き恥を何回も晒して・・・っ!
いっそこのまま──」
「そんな事いうなですっ!!!!」
死んだ方が・・・アウルがそう言いかけたとき、室内に突如大声が響き渡る。
いつの間にか、翠星石が入り口に立っていた。
「滅多なこと言うなです!生きてることが、生きていることが大切なんです!!」
「翠星石・・・お前」
「うぇ・・・生きる・・・」
スティングとステラは呆然と翠星石を見やる。自分たちにこんなことを言ってきた人(人形か・・・?)は初めてだった。
それが嬉しい。
生きることが大切。それは確かなことである。限りある生の中で人は、多くのことを学べるのだから。
自分達エクステンデットは“機械”。消耗品に過ぎないのだと、小さい頃から叩き込まれていた。
だから、生に対して無頓着だった。
しかし今、翠星石に言われて気が付いた。いや、思い出した。
生きることの大切さを・・・。
「ハッ・・・無関係なチビ人形には口出しして欲しくないね!」
それでもアウルは、その性格ゆえか素直に翠星石の言葉を受け入れることができない。
「だいたい、俺らには死んだって泣いてくれる奴だっていないんだぜ?!」
「翠星石が・・・泣くです。とっても悲しいですぅ・・・うぅ、そんな事言うなです。
・ ・・・・バカ人間」
そう言ってグズグズと泣き出す翠星石。それを見たアウルは、落ち着きを取り戻し、膝から崩れ落ちる。
「チビ人形・・・お前、本当に・・・」
「翠星石・・・泣かないで。ステラ、生きる」
そっと翠星石を抱きかかえるステラ。その頬には、一筋の涙が流れていた。
「そうだな・・・俺たちは今、生きている。それは・・・かけがえのない事なのかもな」
スティングが呟く中、部屋は暖かな静寂に包まれた・・・・・。
〜ザフト軍・ジブラルタル基地〜
「お前ら、ご苦労だったな!」
格納庫にハイネの快活な笑い声が響き渡る。
ミネルバ隊は、やっと終わった戦いに安堵を覚えた。
「詳しい報告はまだだが、まずはゆっくり休んでくれ。以上だ」
アスランの号令と共に解散になる・・・はずだった。
「あぁ、シン。お前は少し待て」
「は?俺、いや自分でありますか?」
急に名前を呼ばれ、きょとんとするシン。他のパイロットも何事かと振り返る。
「シン、お前、戦闘中に勝手に持ち場を離れたな?」
「・・・・・へっ?」
先程の戦闘をよく思い返す。そういえば、レイがカオスに強襲されたとき、勝手に助けに行ったような・・・?
「けど、あれは・・・」
「上官に銃も向けたよな?シ・ン・く・ん?」
「えぇっぇぇ?!」
気が付くと、背後にハイネが立っており、がっしりと肩を掴まれていた。
「どちらも大きな命令違反だな。どうするよ、アスラン?」
意地の悪そうな目線をアスランに送る。対するアスランも、これまでに見たことのないような気味悪い笑みを浮かべている。
「そうだなぁ・・・」
「「便所掃除3回」」
ハイネとアスラン、2人の声が綺麗にハモった。
それを聞いたシンは驚き、
「ハァ?!自分が・・・でありますか?」
と素っ頓狂な声を上げてしまう。
「ほら、時間がないぞ。早くしろ」
急かすアスラン。
「さっさと行け。メシまでに間に合わなかったら+1回な」
酷い追い討ちをかけるハイネ。
「って今からかよ?!くっそーーーアンタ達って人わーーーー!!」
泣きながらダッシュしていくシンだった。
「仕方ないのだわ」
その背中を見送りながら、真紅はゆっくりと歩き出す。
「お、真紅ちゃんは別にいいんだぜ?」
ハイネがからかうように声を掛けるが、真紅はさらりと受け流す。
「下僕の不始末に付き合うのも主人の務め・・・なのだわ」
ふぅ、とため息を付きながらシンの後を追っていく。
それを見たレイとルナマリアも──
「シンの戦線離脱には俺も責任がありますから」
「放っておけないしねぇ」
と歩いていく。
そして、事態を飲み込みきれていない雛苺も・・・
「真紅〜、シン〜!ヒナも一緒に行くの〜」
と駆け出していった。
「やれやれ・・・」
そんな様子を苦笑しながら見送るアスランとハイネ。
2人の考えは一緒だった。
「俺たちも行くか?」
「便所掃除に・・・な」
以上です
だいぶ長くなってしまいましたが終わりました
もし、要望があるようでしたら戦闘話を書きたいと思います
稚拙な駄文を失礼しましたorz
いやいや全然面白かったですよ!GJです!
白熱した戦闘もありましたけど最後の真紅達のほのぼのとした終わり方もとても良かったですw
宜しかったらまた何か作品投下をして下さい!ワクテカして待ってます!
超GJでした
敵の大群を打ち破る主人公たちってのはある種のカタルシスを感じるね
あと真面目な翠星石をみれたのも嬉しかった
また書いてくれることを期待してるよー
575 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/21(水) 00:47:26 ID:YD/jF5wo
a
>>572 遅れてGJですね!
よかったら次からトリ付けてくれると読みやすいかな
ふと思ったんだが今まで種世界から薔薇乙世界への干渉はなかったよな。ありなんだろうかそういうのも
おもしろければ何でもいいんじゃまいか?
ジュンとシンって似てるとことかあるもんな
それよりラクスとめぐの方が似t(ry
え、ラクスと似てるのは水銀燈だろ?
黒さを前面に出すか、出さないかの違いはあるが
ばーか、腹黒で表面だけ無垢を装うのと偽悪的だけど内面はピュアなのが似てるとでも言うつもりか
金糸雀「例によって全然出番がないかしら…暇だから生身で戦う時の新必殺技の開発でもするかしら。
策士たるもの切り札は複数用意しておくものなのよ。ピチカート!」
(傘がバイオリンに)
カガリ「ただいまー…お、これから演奏会か?」
金糸雀「違うかしら!新技の開発中かしら。えーと、まずは…惨劇の大地!」
カガリ「いきなり気が沈む曲だな…」
金糸雀「次は…始まりが故!」
カガリ「勇ましい曲だ」
金糸雀「続いて運命の扉!破壊と絶望!黒い波動!」
カガリ「いい感じだが金管楽器やコーラスが欲しいとこかな。
次はミッション開始とキラ、その心のままにをリクエストしたい」
金糸雀「だから演奏会じゃないかしらー!」
カガリ「え?違うのか?」金糸雀「うう…こんなことで…こんなことでカナはー!(種割れ)」
カガリ「おお、SEED発動!曲は妖気と微笑みか!演奏がより鬼気迫る感じに!」
金糸雀「…種割れしても演奏が上達するだけなら意味ないかしら…取り敢えず新技の開発は保留かしら」
カガリ「もうおしまいか?アンコールしていいかな?」
金糸雀「くどいかしらー!」
>>583 なにげに楽しくやってんだなこの二人はw
585 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/04(日) 02:46:31 ID:bNunZxQW
age
最近作品が無くて空しいな
春になれば職人さんが来てくれると信じてる
ここってスタゲキャラはOKなのかな?
全然ぉk
ラクス「議長というのも中々ストレスの溜まる仕事ですわね…。
…誰も居ませんわね?じゃあ…あーあー、こほん。
ラクス・クラインの今宵もアンニュ〜イ♪」
ラクス「…///」
水銀燈「聞いちゃった聞いちゃったぁ♪ラクスのモノマネ聞いちゃったぁ♪」
ラクス「なっ…いつ、どこから入ったのですか!」
592 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/07(水) 15:38:48 ID:OrC9kWS7
>>591 これのアフレコ場面は、田中理恵の一人芝居なんだよなぁ…
>>593 ドラマCDのくんくんとラプラスのアレを思い出した
アッー!
痔「ちっ…。俺としたことが…」
蒼「?」
痔「迂闊だった…。このままじゃ…」
蒼「で、財布眺めてどうしたんですか、マスター?」
痔「いや、もうすぐな」
蒼「はい」
痔「もうすぐ ホ ワ イ ト デ ー なんだ」
蒼「そうですけどマスター別に高級チョコなんて貰ってないじゃないですか」
痔「だから悩んでるんだ!」
蒼「!!!」
痔「_アリアのくれたチロルチョコ。俺はあれに何をもって応えればいいのか…」
蒼(別に期待されてない気が…)
痔「こんな事ならPS3とガンダム無双買わなけりゃよかったぜ」
蒼(幾ら使う気ですか、マスター!)
>>596蒼い子&痔ネタ久しぶりにキタ!GJ!
痔はそのままガンダム無双とPS3をミリに上げればいいと思うよ。きっとリアルで無双体験出来るから。ザコ役としてw
一方薔薇水晶はダンクーガパイロットのカウンセラーになった
ちなみに、今のと設定(ドールとミーディアムの組み合わせとか)が違う別の物語をここで投稿するとまずいですか?
>>600 >>11を見るとよろし
あと組み合わせが異なることを明記すれば
混乱は避けられると思う
個人的に、シンと翠星石のツンデレコンビが見たいぜー。
>>602最萌常勝コンビだなwなら俺は真紅とキラの不人気コンビをうわ何をするやめr(ry
>>603 水銀燈「不人気コンビなら既にあるじゃなぁい、ホラ、真紅&シンという元・主人公コンビが」
ラクス「な・なんてことを言うのですか!あなたは!」
水銀燈「だってぇ〜」
ラクス「そういうこよは口には出さず、温かく見守ってあげることが大事なのですわ
たとえ皆さんがそう思っていて、その言葉を代弁したとしても」
キラ「言葉が人を傷つけることだってあるんだよ。主人公という言葉が彼らのアイデンティティ
なんだから。それを否定してしまったら。彼らの存在意義が(ry]」
水銀燈「なにげにきつい事いってなぁい、あなたたち・・・」
シン「あ、あんたらって人(人形)はー」
真紅「私が主人公。私が主人公。私が主人公。私が・・」
シン「しっかりしろ真紅!主役ってのは大概一番人気にはならないもんだろ!」
真紅「…そうかしら?」
シン「ほら、ドラゴンボールの悟空しかり、ダイの大冒険のダイしかり。人気は大抵脇役に集まるもんなんだよ。
だから真紅、ある意味この人気投票はお前が主役ってことの裏付けでもあるんだよ」
真紅「シン…」
シン「紅茶でも飲むか?」真紅「ありがとう…ところでシン、以前あなたが持ってきた人気投票ではあなたが一位だったけど、
あなたの理論でいうと、あなたは主役ではないということになるのだけど」
シン「…まあ例外もあるさ…ハハハ…」
真紅「…」
シン「主役は俺主役は俺…」
真紅「無様ね」
暇なんで連ザ風に銀様の台詞を妄想してみる
キャラ選択時「乳酸菌採ってるぅ?」
作戦開始時「ズタズタのジャンクにしてあげるわよ」
「貴方たちの命、水銀燈に全部頂戴…」
ロックオン時「見ぃつけた」
「嫌な女…」(真紅をロックオン)
「信じられない恥知らずだわ」(雛苺をロックオン)
撃破時「つまんなぁい面白くなぁい」
「貰っちゃった貰っちゃったぁ♪」
「おばかさぁん」
復帰時「ガキィィィィ!」
「私を馬鹿にして!」
「ずるぅい…二人がかりなんて!」
覚醒時「私は…ジャンクなんかじゃない!」(ラッシュ)
「お父様が本当に愛しているのは…私よ!」(パワー)
「フフフフフ ハハハハハッ!」(スピード)
「うぁああああ!真紅ぅぅぅぅ!」(真紅ロックオン時)
相手覚醒時「なんなの?」
作戦失敗時「ごめんね…めぐ…」
>>604-605ワロタw真紅もシンもこのスレでは主人公として救済されて欲しいな
今年も最萌ガンガレよ!シン!
>>606プラスモードだったら絶対ブロックワード、特攻、速攻系持ってるだろうな銀様はw
そして一番キラキラ絵になりにくいキャラでもありそうだ
水銀燈「♪〜」(ワクワク)
水銀燈「まだかしらぁ〜?」(キョロキョロ)
キラ「あれ?何しているの、水銀燈?」
水銀燈「べ、別になんでもないわよぉ?」
キラ「でも、妙にそわそわしてない?」
水銀燈「何でもないったらぁ・・・」
ラクス「フフフ、いくら待っても無駄ですわよ?」
水銀燈「ッ!!──あなた、まさか?」
ラクス「はい、ヤクルトの配達は
昨 日 で 終 わ り に
してもらいましたわ」
水銀燈「!!!?!!!?!?!」
キラ「え、えぇー!ラクス、勝手に何を・・・」
ラクス「何か問題でも?」(ニッコリ)
キラ「・・・・・・・・・・・・・ないです」
水銀燈「────う、うわあああぁぁぁぁん」(バサバサバサ)
キラ「あ、水銀燈!待ってよ」
?「クックックッ・・・チャンスだ。生銀ちゃんを手に入れるチャンスだ!!」
な、生銀ちゃんだって〜・・・
なんか鮭っぽい・・・
銀ちゃんの刺身
銀「私ね、お腹食べられちゃったの・・・」
キラ「えぇ〜!?嘘だよそれ!最初から無いでしょお腹!誰も人形のお腹なんて食べたくないよ!」
銀「私のお腹はあなたのお腹の中に・・・返して!!」
シャキーン
キラ「ちょ!まっ!?あ〜っとぉ!?ラクスさん!ラクスさん!助けてラクスさ〜ん!!僕、水銀燈に刺身にされちゃうよ〜」
銀「えぃっ」
キラ「ラクスさ〜〜〜ん!!・・・」
なんだこの流れwGJ!
カガリじゃ?
一時期ドール集めようと虎視眈々だったし
真紅「唐突だけれど、これが某所で手に入れたデータなのだわ」
1・それでも、守りたい世界があるんだ…!
2・それでもっ!守りたい世界があるんだーっ!!
3・すぉれでもぉっ!!!守りたい世界があるんっだぁぁぁぁぁ!!!!
アスラン「……本当に唐突だな」
シン「なあ真紅。これなに?」
真紅「キラ・ヤマト……
彼が無印種最終決戦において、ラウ・ル・クルーゼに止めの一撃を放った時のセリフよ」
シン「や、それは分かるけど……」
真紅「なら、なぜこの台詞を三種類も書いたのか、答えられるかしら?」
アスラン「え、何コレ、クイズなのか?!」真紅「全問正解した下僕には、特別にこの……等身大くんくんをプレゼントするのだわ」
シン&アスラン「「……正直要らない」」
シン「因みにオチは?」
真紅「勿論、無いのだわ」
番外
キラ「クルーゼェェェェェェ!!」
Jのキラは熱血してたよな
618 :
600:2007/03/17(土) 23:24:26 ID:???
では別設定のものをちょこっと書かせていただきます。
○月×日
薔薇水晶を演習空間で拾う。
ぼろぼろの服は見ていて痛々しい。
ばらしー、でぃあっかにひろわれた。
しほ、おどろいていた。でもわるいにんげんじゃない。
その日、緑服の一般兵士ディアッカ=エルスマンはルーキー共との模擬戦を終え、演習予定のない宙域をなんとなくMSで流していた。
「ディアッカ、きしゃま、模擬戦が終わったというのになにをサボっておるー!ミーティングをやるからとっとと帰ってこい!」
「へいへい」
母艦へ帰えるため制動をかけ、方向転換する際、ふと視線の先になにか人影らしきものが見えたような気がした。
「まさか、な…」
近寄ってみるとそれは人間ではなく、ボロボロのドレスをきたプラチナブロンドの髪の長いアンティークドールだった。
「まったく、無駄骨かよ」
彼がそうぼやいたとき、その人形の口が動いたように思えた。
「…おいおい、マジかよ」
『呪われたアンティークドール』『髪の伸びる市松人形』…
シホの個室に押しかけた時に彼女が隠した雑誌の特集に載っていたそんな単語が脳裏を駆けめぐっていた。
押しかけたといっても別に他意はない、非番の日に酔った勢いでイザーク達と『具合が悪い』といって自室で寝ていたシホの見舞いにいっただけである。
シホの方も押しかけたことについて嫌々そうに見えたがイザーク付きで押し掛けたのでまんざらではない風だったと思う。
誰に何を言い訳しているんだ…
自分の心の中につっこみを入れてみるディアッカ。
それはそうと、なぜか今メインカメラの先に見える”彼女”にはそんなにネガティブな感情は動かなかった。
それよりも『助けたい』、そんな感情が先に立っていた。
彼女にザクを近づけてコックピットを開ける。
”人形”が引き寄せられるように彼の手元に流れてきた。
彼女をたぐり寄せると横抱きにしてハッチを閉めて帰投の途につく。
ディアッカは演習宙域から戻ってくると人形を抱えてすぐに自室にこもってしまった。
そんな報告を受け、烈火の如く怒っているイザークの為にシホはミーティングに呼ぶべく彼の自室へと押し掛けた。
「人間の女性に相手にされないのでとうとう人形に相手を変えましたか、あなたは…」
シホはベッドの上で正座をしている人形と相対してあぐらをかいているディアッカに話しかけた。
人形が寝ぼけた眼でシホの方へゆっくりと振り向いた。
「ばらしー、あいて?」
それを見てバネのように後ろへ飛び跳ね、後ずさりするシホ。
「kg路議gあがgまr;lがう、動いた!!!しゃべった!!!」
「そりゃ、そうだろうよ。生きているんだから」
「ど、どうして人形が生きているんですか!」
「そう作られたから、らしいよ」
「そんな、非科学的な!」
「いいんじゃないの、そんなこと。難しく考えなくてもさ。
それにシホの部屋の雑誌にあったような呪いの人形じゃなさそうだから心配なさんなって」
「み、みたんですかー!恥知らずがー!それにそんなこと、元裏切り者の言う事なんて信用できませんー!」
「うらぎりもの?」薔薇水晶がシホの言葉に小首をかしげる。
「ま、このお姉さんのいうことは大げさだからあんまり気にすんな」
「おおげさ、きにすんな」
「そうそう」ぽふぽふと薔薇水晶の頭を軽くなぜる。
「ばらすいしょう、ひかがきてき?」
「いいって、いいって。おまえは別に気にするな。科学なんて所詮理屈っぽい連中のお題目ばっかりなんだからさ」
「おだいもく?きにすんな」
「そうそう、気にしない」
とりあえず着せるものがないので、味も素っ気もないTシャツを渡した。
「それぼろぼろだから着替えろや」
薔薇水晶がゆっくりと脱ごうとする。
「ちょ、ちょっとまて」とあわてて後ろを向こうとするディアッカ。
『なんで人形にどきどきするんだよ、ディアッカ=エルスマン…らしくないぞ。
ザフト一の褐色のラヴハンター、グゥレイトォ=チャーハンマンの名が泣くぞ』
…誰も彼のことはそんな名前で呼ぶものはいない。
なぜかザフトの赤服を着ている薔薇水晶…
ディアッカ「グゥレイトォ〜!」
薔薇水晶「ぐぅれいとぉー…」
イザーク「何をおぼえさせているんだ、きしゃまは〜!」
シホ「はあ、なんであんなもの作ったんだろう…、
あと、隊長とお揃いの白服まで…それからやっぱりゴシックなドレスも抑えておきたいわね、じゃなくって…
はあ〜…」
>>619-620GJ!なんか異色なコンビだなwダブルボケでシホがツッコミ役にまわりそうwww
しかしなぜに宇宙空間を漂っていたのだばらしーよ…
面白い出会いだな
GJ!続きに期待する
GJ
期待してる
624 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/21(水) 04:37:03 ID:DIFcP49w
ほしゅ
また、別設定のものをちょっとだけ書かせていただきました。
どうぞよろしく。
○月△日
薔薇水晶は自分の名前しか覚えていなかった。
ま、いいんじゃないの、それでも。
ばらしー、じぶんのこと、いっぱいわかんない。
どらぐーん、びゅーんってとぶ。
なにかと、にてるきがする。わからない。
もびるすーつ、ぐにゅーんができる。
おもしろかった。
「きしゃまー!その人形をチャラチャラした格好させて艦内をうろうろさせんなといっただろうがー!」
今日も今日とていつもの通り、イザーク=ジュールの怒声が響く。
ジュール隊にありがたくない、平和な日々の一コマだ。
「細かいこと気にしなさんなよ、イザーク。
そういえば髪質細かいとかやわらかいとかっていってただろう。あんまり気にしてると、そのうち、は、げ、る、ぞ」
元同僚である以上の気安さでディアッカは自分の上司をおちょくるようにいつもの会話を楽しむ。
「俺はアスラン=ザラやハイネ=ヴェステンフルスとは断じて違ーう!!」
どこかでくしゃみをしているオーブのお姫様の護衛と黄色いザクのパイロット。
『気になるなら、育毛するしかないじゃないか!』『ザラとは違うんだよ、ズラとも!』
「ま、そういうことさ」
「何がそういうことだ!」
「だから、そういうこと。とにかくさ、薔薇水晶のことあんまり邪険にしなさんなよ」
ゴシック調のドレスを着ている薔薇水晶がディアッカの手を握ったまま、真っ赤な顔をして怒鳴っているイザークをぼーっと見上げていた。
「しかしだな…」
「イザーク、おまえ、まさか名前しか覚えていなかった薔薇水晶を素性がわからないから宇宙空間に放り出せ、とでもいうつもりか?」
「そこまではいっていないが、しかし、軍艦内の規律というものがだな…」
「ばらしー、じゃま?」
それまでおとなしくディアッカの隣で二人の会話を聞いていたらしい薔薇水晶が小首を傾げて上目遣いにイザークを見つめる。
「い、いや、べ、別に、じゃ、邪魔とはいっていない…、
しかしだな、軍として規律というものが…、
一般の関係ないものが艦内を勝手にうろうろするのは…」
ちらちらと薔薇水晶を見ながらあらぬ方向に目をそらすイザーク。
「ばらしー、じゃま?」
ちょっとうるうるした瞳で上目遣いにイザークを見つめる薔薇水晶。
「い、いや、だ、だからだな…」
さらに視線が泳いで挙動不審におちいるイザーク。
「あ、ここに居られましたか。イザーク隊長、ご存じでしたか?
ばらしーじゃなくて、薔薇水晶なんですが、昨日、試しに行ってみたテストでドラグーンの適正が非常に高いという結果が出たんですが…
薔薇水晶のこと、正式にテストパイロットにできませんか?」
最近、はやばやとばらしーファンにカミングアウトした某イザーク隊隊員くんがうれしそうに駆け寄ってきて隊長に上申。
イザークを探していたらなんと、ばらしーがそこにいた。それは彼にとってはささやかながら至福の時。
隊長にご報告申し上げているときもチラチラと薔薇水晶に視線をとばす。
「…あれ、お邪魔でしたか?」
「薔薇水晶、テストパイロットやるか?」
「あれ、おもしろかった。やる」
挙動不審なイザーク隊長をほっといて、ディアッカは薔薇水晶に話しかける。
「まあ、テストパイロットなら、別に艦内をうろついてもかまわない、か。なら仕方がない。うん、仕方がないな…
べ、別にきゃわいいとか思ったわけじゃあなく、仕方なくだな、うん…テストパイロットに指名してだな…、
まあ、我が艦に必要な人材なら…せめて軍服を着せてだな…、
いや、今着ているそのドレスが似合わないといっているのではなく、それはそれでかわいいのだが…、
たまにはそういうのもいいのだが、いや、そうじゃないな…
…とにかく、テストパイロットとしてだな、節度を持って…」
ぶつぶつ言いながら彼らの前から歩いて去っていくイザーク。
「どうしたんですかね、隊長?」
「さあな。なんだか知らないけど、お許しは出たみたいだな、薔薇水晶」
「また、あれ、やりたい」
「あ、いいですよ。じゃあ、今度はディアッカさんといっしょじゃなくて私とMSに乗ってみますか?」
「びゅーんとかばびゅーんとかぐにゅーんとかぐりゅ〜んとかだいじょぶ?」
「えっと、…たぶん、いや、やってみせます!」
さあ、名無し隊員くん、君の男気の見せ所だ。
この後、彼がMSに乗って初めて酔ったとか、戦闘してもいないのにお花畑が見えたとかはこの話に全く関係がないはずである。
艦長室へ早足で戻ったイザーク。
「イザーク=ジュール、一生の不覚。人形に胸ときめいてしまった…。
しかし、どうして、あそこでビデオを持っていなかったんだ〜、いっしょうのふきゃくだ〜〜!
だが、お母様、人形などにときめいてしまった不肖の息子をお許しください!
くっそうー、ストライクー、傷が〜傷が〜、うずくんだよ〜!」
ごろごろと部屋の中を転がり回り、また、ガツンガツンとテーブルといわず壁に額を打ち付け、つぶやく続けるイザーク。
その日、定期ミーティングに珍しく遅刻したイザークを、シホが呼びにいくまで謎の奇声とばたばたという物音はその部屋から続くことになる。
GJ!
イザーク何やってんだw
すみません、誤字発見いたしました。
「ごろごろと部屋の中を転がり回り、また、ガツンガツンとテーブルといわず壁に額を打ち付け、つぶやく続けるイザーク。」
は
「ごろごろと部屋の中を転がり回り、また、ガツンガツンとテーブルといわず壁といわず額を打ち付け、つぶやき続けるイザーク。」
でした。
失礼いたしました。
>>600氏GJ!全く誤魔化せてない遺作にワロタw
>>631 それ、うわさの「罵りCD」か?
アカウントとってないからワカランが・・・
実際どうなのよ?
シン「新しいゲームが出たんだって?」
真紅「その話題は止めて頂戴…」
シン「…今回も…地雷…だったのか?」
真紅「…(こくり)」
シン「…。」
真紅「カプコンに連ザ風の薔薇乙女のキャラゲーを製作するよう頼みなさい」
シン「いや無理だろ…常識的に考えて…」
勝手に続き
シン「ま、まぁさ・・・気を落とすなよ。ほら、宣伝でもしろよな、な?」
真紅「宣伝したところでどうせ地雷・・・」
シン「し、真紅がやらないなら俺が言っちゃうぞ?
えーと・・・PS2用ソフト”ローゼンメイデン・ゲ”・・・げ、げ、げ・・・
おーい、ゲの後って何だっけ?」
ルナ「ローゼンメイデン・ゲフェルニートじゃなかったかしら?」
レイ「違う。ローゼンメイデン・ゲッシュマイヒパンツァー、だ」
シン「・・・何か違うような」
真紅「フ、フフフ・・・・・・・どうせ地雷・・・地雷・・・地雷・・・」
例え地雷だろうと買う。それが俺のジャスティス!!
真紅「今なら水銀燈の懐中時計にゲームが付いてきてお得なのだわ」
シン「開き直っちゃったよ」
キラ「逆に考えるんだ。水銀燈の懐中時計を買ったらおまけに変なゲームが付いてきた、てね!」
ラクス「ナイスアイディアですわキラ!」
キラ「ちょっと割高だけど水銀燈のことを思えばこの出費は痛くないよね!」
水銀燈「ふぅん。『私のことを思えば』、ねぇ。でも本当に私のことを思ってるならぁ、これ、いらない筈よねぇ?」
キラ「そ、それは前作の特典、真紅ちゃん懐中時計!」
水銀燈「懐中時計は2つもいらない。この懐中時計はぁ…」
キラ「水銀燈!やめt」
水銀燈「ダァァァァクネス!!」
ベキべキ!
水銀燈「フィンガァァァァァァ!!!」
ガッシャーン!!
キラ「う、うわぁぁぁ!真紅ちゃん!僕の真紅ちゃんがぁぁ!!」
水銀燈「うふふ、ダメよぉ浮気しちゃ」
ラクス「……泣いてもいいのですよ?」
キラ「う゛あ゛あ゛あ・゚・(´Д⊂)・゚・ぁぁぁぁぁ!
僕は…じんぐぢゃんのとげいを…ま゛も゛れなかっt…うぅっ…」
水銀燈「ウフフ アハハh…って何よ、そんなに泣かなくてもいいじゃなぁい…」
ラクス「形あるものはいつの日か朽ち果てるものです」
水銀燈「そうそう」
ラクス「それに時計自体も安っぽくて、それほどいい出来とは言い難いですわ」
水銀燈「…。」
ラクスと銀って同じ声だったんだ
遺作「ローゼンの新しいゲーム、キャラごとに信頼度があるらしいぞ」
痔「しかも信頼度が上がるとキャラのCGが変わるんだってよ」
蒼星石「あれ?なんか…」
薔薇「……デジャブ」
>>642 前に出番のない子にはデジャブはないだろ
金糸雀「デジャヴっていうのは好感度上がると
表示グラフィックが変化するシステムのことだと思うのかしら」
カガリ「しかし、こういう時にしか出番が無いな、我々は」
あれっすか?
ロード画面では、ジュンのパソコン画面に好感度が高い
キャラが表示されて、ズームとかできるんすか?
最近、蒼い子株が急上昇している俺は
罵りCDじゃなくて、尽くしますCDとか期待している!
agu
そーれそーれにゅうさんきんいんりょー
今晩は。
またまた、別設定のものを2レスほど投下させていただきます。
どうぞよろしく。
○月●日
薔薇水晶がボルテール内限定、外部には秘密という面倒くさい条件で正式にテストパイロットに任命された。
隊長権限らしい、イザーク、大丈夫か?
ドラグーンの操作と格闘戦はすでにエースパイロット並だそうだ。…しかし、よくパイロットスーツがあったな?
ばらしーおしごとできた。しほ、よろこんでた。しほ、おいわいにぱいすーくれた。
おてせいってなに?
--------------------
「おいおいおい、新型じゃないか。これどっから仕入れてきたんだよ」
ボルテールに搬入されてきたMSをみてディアッカは目を丸くしていた。
「しんしゃのしーとにはってあるびにーる、びりびりやぶく、か、い、か、ん」
妙な快感に目覚めたか、薔薇水晶。
このザクのシートにビニールが貼ってあるかどうかはわからないが…
「プロヴィデンス=ザク。第二世代ドラグーンのテスト機です。ちょっとしたルートから入手しました」
シホが筋肉質な、決してセクシーではない胸(ディアッカ談)を張って自慢するように説明する。
「なんだ、シホのMSか、ご苦労さん」
「いいえ、違います」
「おれは遠慮しておくよ。太くてデカい”長距離武装(もの)”がないと落ち着かないタチだし」
「でぃあっか、ふとくてでかいもの」
へんなことだけ復唱するなよ、薔薇水晶。
「なんで下品なあなたにこんな苦労して入手したプロヴィデンス=ザクをあげなければいけないんですか!」
それぐらいで怒ることはないと思うぞシホくん。
「はいはい、イザークはとっても幸せ者だぜ」
「ま、あなたのような部下がいるので幸せといえるかどうか…
どちらかというとイザーク隊長のいるイザーク隊に所属することが出来る我々が幸せ者ですが。
しかし、残念ながら今回はそれも違います。非常に遺憾ですが。」
「へ?」
「このたび、このボルテールに非公式ながら隊長権限でテストパイロットが採用になりました」
「誰、それ?」
にこにこしながらディアッカの隣の辺りを指さすシホ。
指さす先にはプロヴィデンス=ザクを眺める薔薇水晶が。
「薔薇水晶?!」
「ん?」
「ええ!」
たくましい胸板をこれまたいっそう張って答えるシホ。
「あー、というわけで不本意ながらこのほどテストパイロットをこのボルテールに配備しなければならないことになった。
あー、ちょうどいいのがいなかったがMSに乗れるというし、薔薇水晶にその仕事をやってもらうことにした。
あー、仕方がないが他にいないのでな。これで一応はこのボルテールにばらしー…じゃない薔薇水晶が乗っていても、
あー、仕事として乗っているからいても仕方がない、ということだな。べ、別に乗せておきたいから決めたわけじゃない。
あー、しかしだ、人形がテストパイロットというのも外聞が悪いので一応、この艦艇限定でのテストパイロットとする。
あー、後、同じ理由でこの艦以外では極秘、厳秘、口外無用と言うことでみんなよろしく頼む。
あー、以上だ」
あー、というわけでなぜか、運び入れられた当日にさっそくボルテールの艦内放送でお披露目を行っているイザーク隊長。
搬入されたザクのコックピットはあらかじめ最初から子供でも操作できるようなサイズに作られていた。
どうも改装されたときにすでに”子供用のサイズ”で作られていたように思えるが。
なもんだから搬入当日からさっそく”テストパイロット”としてのお仕事をする薔薇水晶。
MSを調達した手前、テスト主任を仕方なく拝命したというシホ=ハーネンフース氏が薔薇水晶に”不本意ながら”付きっきりでレクチャー。
イザーク隊長が初日だし、自分が任命した手前”しぶしぶ”レクチャーからテスト飛行まで全てまめに付き添う。
その全てをなんとなく、ほけら〜っと眺めているディアッカ君。
『まあ、ボルテールのみんなになじんできているようだけど、本当にこれでいいのかねぇ、薔薇水晶よ』
柄にもなく黄昏れているディアッカ=エルスマンであった。
>>652 “不本意ながら”GJさせてもらう!
イザーク、クルーにまでバレバレだよイザーク
痔薔薇のハズが遺薔薇になっている件について…頑張れ痔悪化!
ワタシタチハキレイ
656 :
通常の名無しさんの3倍:2007/04/01(日) 09:35:53 ID:P4JwWlk1
ほす
今晩は。
こりずにまた、別設定のものを保守代わりに4レスほど投下させていただきます。
今回、やや暴走気味ですがどうかよろしく。
△月○日
シホはあいかわらずグゥレイトォにたくましい。あの右は世界をとれるよ。しかしステーキはサンキュ。
イザークは相変わらず人の話を聞かない。勘弁してくれよ。
やっぱり、びゅーんとぐにゅーんはたのしい。でもびゅーんするとちょっとあたまがいたい。でもたのしい。
しほ、へんなだんすがじょうず。ぷるぷるはさんきゅ。
--------------------
ディアッカ=エルスマン、ユルスマジ。
イツカボコッテヤル、カナラズボコッテヤル、アノウラギリモノ…
--------------------
MSテスト後、薔薇水晶がつぶやいたその一言で”それ”は始まった。
MSを降りた後、テスト主任のシホが薔薇水晶にテスト結果を見ながらしきりに彼女のことをほめていた。
ディアッカもそれを聞いて、「よかったな」といって満足げに頭をなでなで、ぐりぐりとなで回していた。
「あたま、いたい…」
そのとき、薔薇水晶がそうつぶやいた…
「この、裏切り者ー!!ばらしーに何をするーー!!」
その一言を聞いたシホがディアッカに腰の入った右ストレートを一発。
そしてあわてて薔薇水晶を抱えて医務室へ、そしてイザークへ報告。
ブリッジでその報告を聞いたイザークは…
「後、頼むぞ!」
といって医務室へ。
ブリッジスタッフがその声に振り向いたとき、イザーク=ジュールの姿は既にブリッジからかき消すように消えていた。
「…やれやれ」
誰ともなくそうつぶやくのが聞こえた。おそらくみんなの心の声か。
そしてほどなくボルテールの医務室では医師の前の丸いすに座った薔薇水晶と薔薇水晶を後ろから囲むようにイザーク、シホ、そしてディアッカの3人が医師を見つめていた。
(若干2名は医師をにらんでいるようにも見えた)
「「ドクター、ばらしーの容態は?」」
「イザーク、シホ…」
「ん?」
「え?」
「お前ら、いい親になりそうだな」
はれた両頬(左はシホの1発目のストレート、右はイザークのバックハンドブロー)を冷やしながら、ディアッカはしみじみと感想を漏らした。
「こんな時にそんなこといっている場合かーー!!そんなことをいっている間に…、ドクター、ばらしーの容態は!!!」
「イザーク隊長と私が、ばらしーの親?ばらしーが二人の愛の結晶?ということは二人はプリクラじゃない、二人は夫婦(めおと)?」
シホが両のこぶしを頬に当て、くねくねと腰を振りながら妙なダンスをしながら”にへらにへら”としただらしない表情を浮かべ、ぶつぶつと独り言を言い始めた。
『そんなことはいっていない』、『ウゲッ!キモいぞ、おいおい』と、非常になま暖かい腐った視線でシホを見守るディアッカ。
薔薇水晶も丸椅子を回して振り返り、そのダンス?を興味深げにじーっと見つめている。
シホのダンスと独り言のバックにはイザークと医師の会話が流れる。
『でも、この子、動くといっても人形でしょう?』
『ああ、そうだ、でも立派なジュール隊の隊員だ!俺はそんなことでは差別はしない!』
『だから無理です。診察できません』
「私の退職金を頭金にしてアプリリウスの高級住宅街あたり2LDKのマンションとか買って、
そりゃ当然、私は専業主婦だから、ちゃんと家に入って旦那様とばらしーの面倒を見ないと…
そして朝、旦那様をやっさしく、とぉ〜ても優しく起こしてあげて、二人に朝ごはんをつくって上げて」
「あさごはんはとーすとがいい。ぷるぷるのぷりんも」
「プリンは午後のおやつにしろや」
『きっしゃま〜、だからどうして薔薇水晶を診察しない!事と次第によってはだだじゃすまさないぞ!!』
『ですから、彼女は人形なので、私には診察できないんです』
「そしたら、旦那様の出勤にあわせてちょっとだけ早めにばらしーを幼稚園につれて行って
ターミナルで旦那様にいってらっしゃいをいって小さく手を振る」
「ばらしー、ようちえん?ようちえんてなに?」
「ま、気にするな…」薔薇水晶、スモックが似合うかも。
『医者のくせにそんな差別をするのか!!さっきもいったがこいつもジュール隊隊員だぞ!』
『隊長もわからない人ですね〜。ですから、人形は専門外なので、診ることが出来ないのです』
「帰って掃除、洗濯、昼の連続ドラマを見て、そしてご近所と茶飲み話」
「ご近所におれとミリーが夫婦で住んでいたりして…」
「みりーってだれ?」
「まあ、なんだ、俺の彼女だ」”元”な
「それで『ミリーさん、旦那さんは最近どうなの?』
『ごめんなさい、あの宿六がまた隊長さんのいうこと聞かないでサボってたっていってたでしょ〜
だから昨日、帰ってきてからまたメスで刺しちゃった、てへ。
ところでイザークさんは最近どう?』」
『専門外でも診るのが医者だろうが〜〜!!きょうび、内科でも傷の手当てくらいする!』
『いや、そういう問題ではなく…』
「やっぱり、刺されるんかい!」
「でぃあっか、さされる、きずのてあては?」
「そうそう、それで
『うちの旦那様は口では厳しいことをいっているけどばらしーちゃんにはバカ甘で。
…親バカっていうのかしら。ちょっと焼けてしまいますわね』
なんて会話をしてハーブティーとお手製のスコーンかなにかを食べながら優雅に過ごすとか。
それから夕飯の買い物に出かけて、そして帰りに隊長を駅まで迎えにいって…」
『問題なのは貴様の態度だ!
屁理屈はいらん!ジュール隊隊員のばらしーを診るのか、診ないのか?二つに一つだ!』
『ですから、あんた、人形は専門外で』
「いざーく、ばかあま?おやばか?」
「いや、今のあいつは単なる馬鹿だ」
「そして二人でばらしーを幼稚園まで迎えにいって3人で手をつないで家路につくの。
当然真ん中にはばらしーがいて、左右には私と旦那様。
私が買い物袋を持っているのをみて旦那様が…
『キョシヌケー、そんな荷物ぐらい、俺が全部もってやるぞー』
『いいえ、旦那様、お仕事でお疲れの上、カバンをお持ちでしょう。これくらい私が』
『いいや、お前らを守るのが俺の仕事だ、キョシヌケー!それくらい大丈夫だ!!』
『いいえ、それでは私の気持ちが』
『そうか、だったら半分だけでも持たせてくれ。
二人は夫婦なんだから、いっしょに支え合って行くのが当然だな』
『ではお一つ』『ああ』
私が旦那様に一つ買い物袋を渡して…」
『では医者のくせにキシャマはあくまでも診療を拒否する、というのだな!!
それはジュール隊に対する侮辱、ひいてはこの俺、イザーク=ジュールへの侮辱とみてよいのだな!』
『拒否とかいうのではなく、出来ないんですよ。わかんない人だな〜』
「それくらいだいじょうぶ?」
「いや、そのうち危ないかもな…」
「そこでばらしーが『ぱぱ、まま、とってもなかよし?』とかいってくれて、
二人は顔を真っ赤になって二人で顔を見合わせててれながら
『ああ、当然だな!』『ええ、そうよ』とかいって、
そしてそして見つめ合ったふたりはなんかいい感じになって二人は夕焼けの中、
ばらしーの頭越しに熱いキ、キ、キ」
『また、わけのわからんことを!きっしゃま〜〜!!このような屈辱、俺は許さ〜〜ん』
ドカ!
『ゲボッ』
「きき?」
「ああ、そろそろドクターの生命のな」
「えっと、だからキ、キ、キ、スを…」
「おい、それはそうとシホ、勤続年数まだそんなに長くないんだろう?
おまえさんの退職金じゃあアプリリウスでマンションや一軒家の十分な頭金なんかは出ないんじゃないか?」
ディアッカがシホに突っ込みをいれる。
でも、突っ込むのは今更そこかい…
「そりゃ、こう見えても結構貯金もありますし、婚約決まってから内助の功で倹約すれば…
え?え?え?キャーーーーー!!!!!どうして裏切りものがここにーーーーー!!!!」
「いや、最初からずっといただろう?」
「で、で、では隊長は?」
「ドクターが薔薇水晶は人形だから診察できない、してもわからないっていったら切れちまってあの通り」
「え、私たちのばらしーを?じゃない…」
イザークはさっきから周りのことなど目もくれず、ドクターをマウントポジションからの十字締めで落とそうとしているところだった。
のどから変な音を出しながらけいれんしながら赤くなったり青くなったりするドクター殿。
「ま、しかし、イザークも頭に血が昇っているから、簡単に落とせなくて却ってドクター苦しそうだがな」
「そう、どくたー、へんなおとだしてぴくぴくしてる」
ディアッカ、薔薇水晶、みてないで止めろよ…
我に返り、あわててイザークを止めに入るシホ。
「まあ、パウンドとかじゃなくてよかったよ。跡が残ると結構面倒くさいからな」
「よかった」
どこの不良だよ、ディアッカ=エルスマン。
「”旦那様”が聞いてなくてよかったよな〜。
しかし、シホって案外グゥレイトゥに古風なんだな」(ニヤニヤ)
「しほ、こふう」
「薔薇水晶、今度、基地に戻ったときに”こう見えても結構貯金もある”シホが飯奢ってくれるって。
薔薇水晶にハンバーグ、俺にはステーキを」(ニヤニヤニヤ)
「はんばーぐだいすき、しほ、ありがとう。ぷるぷるのぷりんは?」
「シホは”とぉ〜ても”優しいからプリンもつけてくれるとさ」(ニヤニヤニヤニヤ)
「この、裏切りものめーーー!!!」
「そういえば、薔薇水晶、頭痛いの大丈夫なのかよ」
「そういえばいたくない。しほのくねくねだんす みてたらなおった」
シホ、夢?叶うといいな
イザークはちょっと冷静になれwww
ばらしーモエスwww
シホの「妄想」と遺作の「親バカ」、痔の「突っ込み」にばらしーの「萌え」が織りなす最高のカルテットでしたwww
「おにーちゃん!手紙が来てる!」
と言う妹の声なんかこれっぽっちも耳に入らない位に俺、シン・アスカは集中していた。
目の前に有るのは出来かけのパッションピンクのザクU(角なし)。因みにそれなりに値は張った。
哀戦士をBGMに学校を休み、ようやくここまでこぎつけた。
よし、もう少し…………!
ガシャ!!
「おにーちゃん、て・が・み!!」
「うわぁ〜!」
危うくザクUがおじゃんになるトコだった。
「ああ、サンキュ」
さっと手紙を受取り、妹をさっさと部屋から追い出す。
手紙はその辺にうっちゃらかして、ザクUの仕上げに取り掛かる。
――暫くして――
ふと、手紙の事を思い出した俺は、コーヒー片手に手紙を見てみた。
それは何とも殺風景で、書いてある文字は20字ちょっとだった。
【巻きますか?巻きませんか?巻く/巻かない】
当然、何の事かサッパリで迂濶に変な事は出来ない様な気がする。
こういうのは捨てるに限るよな。
コーヒーを一口。
「っ!熱っ!?」
少し溢してしまった。コーヒーの染みは良い感じに
巻かないを潰していたのだが、そんなことは気にせず、俺は手紙をゴミ箱へシュート。…………外れてまた入れ直したのは内緒だ。
お、新作wktk
このガンプラ好きっぷりは…さては学園スレのシン(ry
シン「オフの日にみんなでゲーセンに来たわけだが」
レイ「今日の目的はアレだ」
ルナ「戦場の絆?あたし格闘機体しか乗れないのよね」
真紅「普段シミュレータで思う存分やってるじゃないの…」
雛苺「アスラン、このおっきな丸いの、なに?」
アスラン「この中に入って、ミネルバのシミュレータみたいな感じのゲームをするんだ」
メイリン「最大で8人まで一緒に遊べるの。オンラインで全国の相手と対戦できるのよ」
ハイネ「早速エントリーするか。ちょうど8人だな」
アスラン「ハイネ、ちょっと待った。
真紅や雛苺はペダルに脚が届かないかも」
真紅「ドール用のシートはないの?全く使えない店ね」
雛苺「アスラン、ヒナも一緒に遊びたいのー!」
アスラン「わかってるよ、ヒナ。とは言うものの、どうする…?」
ハイネ「面倒だからシン、アスラン、お前ら真紅たちを抱っこしながらやれ。多分大丈夫だろ」
シン「えー!」
真紅「不本意だけどそれしかないわね…」
アスラン「ヒナ、俺たちのコンビネーション見せてやろう!」
雛苺「うい!」
っていう夢を見た保守
今晩は。
>>664 >>667 両氏GJです。
夢、といえばこんなモノができました。
こりもせず、また別設定のものを保守代わりに3レスほど投下させていただきます。
今回もどうぞよろしく。
○月□日
薔薇水晶が何かを思い出そうとしているようだ。
悪い内容ではなければいいんだが…
でぃあっか、ばらしーをだますとはなかなかのてだれ。
でもありがとう。
----------
空を飛ぶ。
暗い暗い空を飛ぶ。
赤い赤い敵と戦っている。
ぼやけているけど、たぶんMS。
わたしとほとんど同じ大きさだから。
私は無数の青いドラグーンを飛ばして攻撃。
赤いモビルスーツも赤く小さいドラグーンで対抗。
私は負けない、絶対に。だって※※※のためには負けられないから。
…………
………
……
…
ぱちこん
ベッドの上で上半身だけひょこっと体を起こす薔薇水晶。
そしてきょろきょろと周りを見回す。
ここはボルテールの薔薇水晶とシホの部屋。
(最初はディアッカと同室だったが艦長権限で変更。
しかし、女の子を艦長室、というわけにも行かずシホと同室と言うことで収まる)
向こうのベッドではシホが寝息を立てて寝ている。
時折、隊長がどうのとか寝言を言っているが。
「ゆめ…」
薔薇水晶はまたベッドにポフッと横になる。
「ゆめ?」
『ゆめならおっきなぷるぷるぷりんのゆめがいい』
『かなしいゆめだったらいや』
「薔薇水晶、どうした?食欲ないのか?」
とある朝のこと、ボルテール内の食堂。
ディアッカと薔薇水晶(専用特別席)が向かい合って朝食を食べていた。
薔薇水晶はディアッカといっしょでないと食事をしない。
隊長命令で最近、ディアッカの食事は毎日3食規則正しく取ることになっている。
ぴょこんと立っているアホ毛が今日のチャームポイントか。
やはり、寝癖を直せよ、薔薇水晶…
「ゆめでぷるぷるぷりんたくさんたべた」
「で、お腹がいっぱいか」
こくりとうなずく薔薇水晶。
この瞬間、どこかでかすかにシャッター音が聞こえたのはきっと何かの間違いだ。
「ま、ほどほどにしとけよ」
「キシャマー、キシャマと同じイザーク隊の隊員を盗撮するとは、にゃにごとだー!!」
遠くで誰かの声がする。
「隊長、後でおわけしますから。…しかし、隊長もいつもうまいタイミングで通りかかりますね」
「そ、そういう問題では…な、ぐ、偶然だ…キョシヌケー!たまたまブリッジへ行く途中だったのだ」
「また、これは単なる隊の行動記録ということで」
「ま、まあ行動記録なら仕方がない。…後日、その行動記録は隊長に提出するように」
「了解であります!」
『やれやれ、またかよ』
薔薇水晶ピンナップ集がジュール隊のばらしーファンクラブやその他若干2名との間で裏で高値で取引されているという噂がある。
(キョシヌケーえん罪だー!俺は単に行動記録を…)
(裏切り者〜!私はただテスト主任として…)
ま、あくまで噂だ、噂のはずだ、噂に違いない。
「で、それだけか?」
「それで、へんなゆめもみた」
「どんな夢だった?」
「わすれた」
「本当か?」
「ほんと」
ジーー
じーー
真顔で見つめ合う二人。
「薔薇水晶は、嘘をつくと鼻がふくらむ」
パッと鼻を両手で隠す薔薇水晶。
「冗談だ」
「じょうだん?」
小首をかしげる薔薇水晶。
また、どこかでかすかにシャッター音が…
「キシャマー、キシャマと同じイザーク隊の隊員を、また盗撮するとはにゃにごとだー!!」
「またですか、奇遇ですね、隊長」
「たまたま艦内を巡回中だったんだ!キョシヌケー!」
『暇だな、イザーク…大丈夫かよ』
「鼻なんかふくらんでないよ」
「だました」
「ああ、騙した。
ま、いいたくなければいいけどな。
いいたくなったら俺かシホにでもいえよ」
『イザークはやめとこ、おおごとになる』
「わかった、いいたくなったらでぃあっかにいう……ありがとう」
「ああ」
「やっぱりおなかすいた。ぷりんたべたい」
「プリンは午後のおやつか、昼飯のデザートだ」
「…けち」
ふくれっ面になる薔薇水晶。
また、かすかなシャッター音の後に遠くで誰かの声がした。
『やれやれ』
〜翌日〜
「うぅ…………ん」
寝苦しさで眼を醒ますのは滅多に無い事だが、この日はそうだった。
別に悪い夢を見た訳じゃないんだけど………
布団をはねのける。
ガダンッ!
なんか重量の有りそうなのが落ちたみたいだ。
寝惚け眼を擦って、音源を見てみると………
鞄だった。そこそこの値はしそうな代物。
こんなのが乗ってたら寝苦しい訳だ。………でも、一体何処から来たんだ?コレは。まぁ、考えて判る訳じゃ無いよな。
好奇心に負けて、よせば良いのに中を開けてみる。
「わぁ…………」
中身は見事な人形だった。短い髪にシルクハット、動き易そうな服。古美術は門外漢だけど、古くて高価そうではあ
「おにーちゃん!朝から何暴れてんの!?」
ヤバイ。マユにこれが見付かったら何言われるか解ったもんじゃ無い。
とっさに鞄をベッドの下に滑らせ、部屋から出る。
「いや、ベッドから落ちてさ」
我ながら苦しい言い訳だが、マユはそう疑って無いみたいだ。
「おにーちゃん相変わらず寝相が悪いんだ。」
「まぁな。」
マユに空返事をしつつ、オレはこんな事を考えていた。
………あれ、どう始末すっかな?
なんだかんだで学校に来てしまい、具体的な解決策も無いままグダグダと放課になってしまった。
「よぉ!シン」
「どうも」
「元気無いね。どうしたの?アスカ君」
放課後、何時もオレとつるみに来る二人の先輩は流石にオレの変化に気付いたらしい。そういや、レイやルナは何も言わなかったな?薄情な奴らめ。
「すいません。ザラさん、ヤマトさん。少し相談があるんすけど」
「うん。何時でも訊いてあげるよ。でもさ、その前に」
ヤマトさんがくすっと笑う。………またかよ。これも何時ものパターンではあるけど。
「連ザやってこうぜ!」
ザラさんがニヤニヤして肩に手を回す。
「連ジなら強いんすけどねぇ」
そんなオレのボヤキにヤマトさんは苦笑を漏らし、
「やめてよね、アスカ君が本気出したら僕らが敵うわけ無いじゃないか」
とのたまいやがった。
…………この人達はオレの相談受けてくれる気があんのか?
あれから暫くして、オレ達は喫茶『天帝』に辿り着いた。
ここはレイの年の離れた兄貴だかがやってて、バルドフェルド先生曰く「この辺で本当のコーヒーを出す店」らしい。
「しかし、アスカ君は強いね。まさかザクで殺られるなんて」
「連ザでは正義と自由でボコボコにされましたけどねー」
連ザでぼこられる→連ジでお礼参り。
これを何回か繰り返してお開き。これが概ね何時ものパターンな訳である。
「いらっしゃい!」
「ども!」
カウンター席の端三席を陣取り、ようやくオレのお悩み相談会が始まる。
その前に
「ラウさん!オレブラック」
「僕はオレンジジュース」
「俺は………カフェオレ」
「はいよ」
「で、アスカ君。悩みって何かな?」
「はい、実は―――」
今朝あった事を話す。
が、話をする内にみるみる二人の顔がこわばっていく。特に鞄が出てきた件で。
「シン」「アスカ君」
「「言っとく(ね)」」
二人が意識してか無意識か声を揃える。
「「螺子は絶対に巻くな(ないで)」」
「はっ?」
キョトンとなるオレにむかって、ヤマトさんはこう呟いた。
「『乳酸菌足りてるぅ?』なんて悪魔の声、聞きたくはないだろう?」
「?」
ザラさんが二の句を継ぐ
「『無能デコ人間、そこどくですぅ』なんて罵られて抜け毛を多くはしたくないだろう?」
「はぁ…………」
よく………というか、二人が何を伝えたいのかサッパリ解らない。
「お待ち」
いや、ラウさんこのタイミングで飲み物持って来られても。
取り合えず、一気に飲み干す。
「じゃ、ありがとうございました。金ここに置いときますね。」
とにかく家に帰ってまず、人形に螺子が有ったかを確かめよう。
みwなwぎwっwてwきwたwぜw!w
GJ。
いいかげんこのスレも5巻き目まできたんだから
新しい組み合わせがあってもいいんじゃないかな〜っと思っていたところに
この展開。君はエスパーか?とにかく続き楽しみにしてます。
ではでは、>676様のリクエストにお応えして!
「ただいま〜」
「おっそい!!何処ほっつき歩いてたのおにーちゃん!?」
帰って早々煩い奴だ。まだ6時だぜ?………口が裂けても言えない事だけど。
「男同士の付き合いってのもあるんだよ」
内心の煩わしさを悟られない様、陽気っぽく言って、さっさと二階にある自分の部屋に入ろうとする。
「ご飯!」
とマユの張り上げた声に
「………後で」
疲れた声で返す。事実疲れてる。………なんかこう、精神的に。
カチャリ
施錠完了!これで誰かに見付かる事に関してビクビクしなくても済む。
「さてと…………」
ベッドの下から謎の鞄を引きずりだし、改めて中身を改める。似たようなフレーズが続いても気にしないでくれ。
…………やっぱ人形……だよな?
螺子は………有った有った。
これを巻いたらダメなんだっけ?
つーか、何で古美術な人形に螺子が付いてるんだよ。
これ巻いたら『乳酸菌足りてるぅ?』とか喋るってか?
んな馬鹿な。ファービーじゃあるまいし。
ガチャガチャガチャ!!!
「!!」
なっ何だ?
「も〜、何で鍵閉めてんのよ!?」
………何だ、マユか。
「何だよ?」
「ご飯だって言ってるでしょ!!」
「ヘイヘイ」
我が妹ながらホントに煩いヤツだ。一体誰に似たのやら?
飯も風呂もちゃちゃっと済ませ、もう一度人形とにらめっこタイムに突入している。
………何であの二人は『巻くな』って言ったんだろ?
………まぁ、それは良いか。考えても多分納得の行く答えは導けないし。
とにかく、今考えなくちゃいけないのはこれをどうするか?って事だ。誰かに渡すってのはどうだろう?………でも、
ルナやメイリンは駄目っぽいな。レイは論外だろうし。ヤマトさんやザラさんも何かトラウマが出来たっぽいし、駄目だろう。
先生方の誰かは………無駄だな。
にしても気になる。そんなオレに悪魔の囁きが聴こえてきた。
(どうせ誰かに押し付けるなら螺子巻いとけよ!)
そっか、そうだな!
普通ならここで天使が出てくるんだろうが、オレの心にそんな都合のいい存在は無いみたいだ。
カリカリカリ………
「ごくり………」
………むく
「えっ?」
うっ、動いた!?
バタン!ドカッ!!
急いで鞄の中に人形を押し込め、身近に有ったガムテープで鞄をグルグル巻きにして、押し入れに放り込む。
あれだ。オレは疲れてるんだ、きっと。
さっさと寝よう。それで、明日誰かにあの人形を引き取ってもらおう………
679 :
通常の名無しさんの3倍:2007/04/04(水) 00:29:29 ID:gwA05Iqv
もはやチャッキー
おお、お早い投稿乙です。
「はぁ〜」
結局大した進展もなく、今日も今日とて放課になってしまった。
「やぁ、アスカ君。まだ悩んでるのかい?」
「ええ、まぁ………」
ん?ヤマトさん指輪なんか着けてたっけ?
どうやらオレの疑問は届いたらしく、
「あぁ、…………聞かない方が良いよ。」
いい感じにお茶を濁された。心なしかヤマトさんはどんよりした笑みを浮かべている。が、触らぬ神に祟り無しって言うし此処は放置しよう。
「あっ!そう言えば」
「どうしたんだ?シン」
あれ?ザラさんも指輪してる。………まさかペアリング?
「いえ、実は………」
オレは昨日の経緯を話す。螺子を巻いた事。そうしたら人形が動いた事。
「馬鹿野郎!何で巻いたんだ!?」
「えっと…………諸事情で」
ザラさんの怒鳴り声にすこし恐縮しながらボソボソ返す。
「ねぇ、アスカ君。その人形ってさ」
ヤマトさんが外に目を向けて呟く。
「茶髪で、シルクハット被ってて」
「えぇ、でも何で?」
昨日の時点では人形の詳細は話してはいないはずなんだけど………
そんな事は意にもかえさずヤマトさんは話を続ける。
「オマケにオッドアイ」
オッドアイ?左右の瞳の色が違うってヤツ?でも、なんでヤマトさんが?
ガタン!
とっさの音に顔を向けるとザラさんが机につまずいていた。傍目にも明らかに脅えている。
「くっ、来るな!来るな来るな来るなぁ!!」
廊下に向かってそう絶叫。最早狂人くさい。
そんなギャイギャイわめいたら迷惑でしょうに。
そう思い、ふと廊下に目をやった。
………………凍りついた。
「…………何で?」
目の前に居たのはステラと、昨日厳重に封印した筈だった人形だった。
「この子ね、シンのいえの前でシンに会いたいって言ってたからつれてきた」
「そう………なんだ」
もうここまでくると笑うしか無い。もっとも、上手く笑えてる自信は皆無だが。
さて、どうしたものか?………仕方ない駄目もとでステラに頼むか。
「あのさ、ステ」
「アスラン!アスカ君!伏せて!!」
ヤマトさんが突然に叫ぶ。もう、何が何だか解らな
ガッシャーン!!!
盛大にガラスが割れ、破片が飛び散る。
「見付けたわぁ〜。ローザンミスティカを渡しさないぁい!」
犯人(?)はチビッコサイズで羽の生えたいけすかないヤツだった。
何が好かないって人をこばかにした様な喋り方に猫撫で声!
ステラの隣の人形が前に出ようとしていたが、眼で制し、代わりにオレが猫撫で声に詰め寄る。
詰め寄りつつ、拳を握りしめ………
パン!!
「なっ!」
予定通りならば猫撫で声の顔面にクリーンヒットする筈だったのに、羽が動いて防ぎやがった。
「ふふっ。人間如きが私に攻撃を当てられると思った訳ぇ?」
ヤツの声に、態度に、寒感が走る。それははっきりとした生命の危機をオレに告げている。
なんとしても防がなくては。
ドガン!!
なんて思う間も与えられなかった。気が付いたら廊下に吹き飛ばされて、目の前に猫撫で声がいる。
「お馬鹿さぁん。確実に殺してあげるわぁ。」
けっ!オレの人生、短かったよなぁ………
ちょwwww学校で何やってんだよwwwテラカオスwwwwww
>>クロニクルさん乙
新展開GJ!
新鮮だなぁ。普通の学生だし。
しかし、キラはやっぱり銀様なんだな。
GJ。
今日は投稿がたくさんあってたいくつしないな。
>>684 俺はキラには銀様か蒼がいいとおもっているので問題ナッシング。
「死になさぁい」
羽が確実にオレを捉える。誰か助けてくれても良いんじゃないか?
虚ろな眼を猫撫で声に向ける。
………けっ、嫌なヤツだ。薄笑い浮かべやがった。
そして、オレめがけて飛んでくる無数の羽は………
ガッガッガッガッ!!
何かに弾かれた。
「?」
「邪魔するのは誰かしらぁ?」
そこに居たのは………金髪の………
「情けないぞ、シン」
「本当に情けないのだわ」
レイと赤くてちっこいヤツだった。
「あらぁ、真紅だったの?」
猫撫で声はオレから間合いを外し、赤い奴とゆらりと対峙する。
じょじょにはりつめ、ピークに達した空気の中、二人は激突する!
寸前。
「はいはい、君達。ちょっと一緒に来てもらうぞ」
バルドフェルド先生が早業で二人を肩に乗せていた。
「離しなさぁい!」「離すのだわ!」
「ダメだ。クライン君がきっついお灸を据えてくれるだろうから覚悟する事だ。」
それからポカーンとしてるオレ達に向かってこう言って去っていた。
「さっさと帰れよ少年達!」
「ラクスのお説教部屋かぁ………」
ヤマトさんがしみじみと言った。
「何なんすか?それ」
イマイチ聞いた事がない気がする。
「あれ?アスカ君は知らないっけ」
そうして、お説教部屋の概要を教えてくれた。
曰く、学内最強(凶)の更正施設である。
曰く、どんな者も『らくすさまのおしえはすばらしい。まもらなくては!』となる。
さらに………
そんな学内最強(凶)の人物であるかいちょー事生徒会会長ことラクス・クラインにオレが目を付けられる寸前だと言う事も。
「あの………」
今更シルクハットの人形がおずおずと………って
「なんだ喋れんのか。お前」
「えぇ〜!?」
「なんだよ?」
「いや、リアクションが薄い様な………」
そりゃ、さっきまで死にかけてたんだからもう人形が喋ろうがエルボーかまそうが驚けない。それよりも!!
「疲れた!帰る!!」
さて、皆様いかがでしたでしょうか?
個人的には薔薇乙女達は喋りの癖を掴んでる(様な気がする)だけで、性格とかは改悪してしまうかもです。その時は暖かくアドバイスお願いします。
キラと水銀燈、アスラン翠星石について
アスランとキラにはシンに【薔薇乙女=ろくでもない代物】というイメージを植え付けるために乳酸菌と性悪をあてました。(大した抑止力には成りませんでしたが)
特にアスランは頭にダメージをおっています。可愛そうです。
GJ・・・・・いやまてまてまてまてまて
蒼が「あの………」
一言しか喋っていない事に絶望した!!!
GJ!キラとアスランのペアに対しレイ真紅はなんかピッタリ
てゆうかアスランの場合誰と契約しても前髪へのダメージは避けられないみたいだなw
何事も無かったかの様に帰宅し、何時の如く自室に引き籠り、椅子に腰掛け、机の上のグフカスタムの仕上げに入る。
「あの………」
あっ………喋って動くビックリ人形の事を忘れてた。「何だよ?」
シールドガトリングを手に取る。
「さっきはどうも」
「何が?」
もう少し丁寧にヤスリかけるか。え〜っとヤスリ、ヤスリ………
「助けてくれたよね?」
「ヤスリがどうしたって?」
「そんな事は言って無いよ………」
あぁ、ヤスリはオレの方の事情か。
「で、何?」
少しふてくされたご様子の人形は
「もういい………」
とそっぽを向いてしまった。オレとしては作業に集中できるから別に良いんだけど。
「君は」
なんだよ、もういいんじゃなかったのかよ?朝令暮改はカッコわりぃーぞ。
「僕の正体が気にならないの?」
「実は後ろにチャックが付いてて、人が入ってました!ってか?」
あれ?ヤスリが無い。どこやったかな?
まぁ、良いか。真面目な話くさいし、フルコンタクトが礼儀だろ。
体を人形に向け、眼を見る。
「いや、それは無いけど」
人形、真顔。ここは苦笑いじゃないだろうか?
「じゃ、魔法使いが作った人形か?」
あてずっぽうで言ってみる。
「ある意味それは近いかも」
「あ?」
そこから人形は自分達について話始めた。薔薇乙女の事、アリスゲームの事。
「んじゃ、何か?製作者の趣味で自我持たされた挙句に姉妹で潰し合いやらされてるのか?」
「簡単に言うとそうなるかな?」
可愛らしい見た目の割に生い立ちが辛いよなぁ……
「そっか、お前も大変なんだな、人形」
「いや、人形は人形だけど、名前も有るから」
「へぇ〜。で、何て名前?」
「蒼星石」
「洒落た名前だな、人形」
おいおい、睨むなよ。
………ったく。
「冗談だって、蒼。オレはシン。シン・アスカ。好きな様に呼びなよ」
そう言って、手を差し出した。
なんかえらくツンツンしてるなシン。後でデレがくるのか…?
「ども〜」
放課後、今日はヤマトさんにもザラさんにも関わらず、さっさと模型屋に直行していた。
AA(正式名称はなんかこっぱすがしい)はこの辺りでも穴場的な模型屋で、店長のマードックさんや近所の有名な教授であるデュランダルさんの力作パノラマなんかも有る。
「いらっしゃい。今日は何かな?」
そう声をかけてくれたのは店員のノイマンさん。レジの作業は神業的で、混雑する事はまず無い。
「ヤスリです」
「はいはい」
店の奥からぬっと大きな影が出てきた。
「らっしゃい!!………って、シンか」
きさくで豪快そうなこの人がマードックさんだ。
「どうぞ」
「ども」
オレとノイマンさんのやりとりを見て、マードックさんは不思議そうに唸る。
「あぁん?シン、ヤスリどうしたんだ?」
「無くしちゃって」
「ちゃんと掃除しないからだぞ?」
「マードックさんには言われたくないっす」
「言いやがる」
一同、爆笑。
「そうだ、シン新しいパノラマ見てくか?まだ造りかけだけどな」
ラッキー!マードックさんのパノラマはホントに参考になるからな。
「お願いします!」
【暫くして】
「いや、ここはザクUFZとアレックスの方が……」
「名勝負といえばデンドロとノイエだろ?」
「若い子むけにイージスとストライクってのも悪くは無いんじゃないですか?」
オレ達三人は次のパノラマの構想を練っていた。お題はずばり、『名勝負数え歌』
サザビーVSνを筆頭に十個近い名勝負をチョイスしていた。
「すいませ〜ん!」
「ん?女の子か。珍しいな」
この声は………
「多分オレの連れです」
蒼星石だな。
「マスター!マユちゃんカンカンだよ」
少し息があがってる気がする。走って来たか?
「あぁ、悪いな。マユにパシリみたく使わせて」
軽く手を合わせる。
「じゃ、また来ます!」
「おう!」「ありがとうございました」
「今日はコロッケだって、マユちゃん言ってたよ?」「ふーん………」
マユの奴は小うるさい癖に料理は上手いからなぁ
「どっちかって言うと、オレはハンバーグの方が――」
どん!!
「っとお!?」
誰かぶつかって来たみたいだ。でも、勢いの割に衝撃は少なかった様な
そんなオレの考えは、ぶつかって来た奴の顔を拝んで霧消した。
「猫撫で声!?」
ニヤリ
おぞましく口許を歪ませたヤツはフワリとオレから離れ、一気に距離を詰め、
バッバッバッバッ!!
凄い勢いでボディのラッシュを浴びせかける。
「このっ!」
蒼はシルクハットを手に取り、ブーメランの要領で猫撫で声に投げつけた。
が、猫撫で声は絶妙なタイミングでシルクハットの軌道から外れ、蒼に突進する。
「うわっ」「ちっ!」
蒼の動揺とオレの舌打が重なる。
「あぁぁぁっ!!」
走る激痛、止まらぬ悲鳴。蒼は何とか守れたけど、その代償はこれか。中々に高い。
………さて、どう切り抜けようか。
痛みをまぎらわすため、そんな事を考えてみる。
「いた。水銀燈!!」
と、不意に聞こえるヤマトさんの声。水銀燈ってなに?
「見えてるわぁ!!」
直後、ヤマトさんに応える様に猫撫で声が羽を飛ばした。
あぁ、水銀燈って猫撫で声の事か。………っておい!猫撫で声こと水銀燈が二人いる事になるじゃないか。一体どうなって?
羽が殺到する直前、オレ達の近くの水銀燈は掻き消えた。
「なんなんだよ、一体?」
「今日はもう遅いしさ、明日アスランの家ででも話そうか」
ヤマトさんは冷静だなぁ………
「はぁ………」
もはやオレは茫然自失といった感じだが、ヤマトさんは我関せずとでもいった風にこう言って帰っていった。
「おやすみ、アスカ君」
「おやすみなさぁい」
……………
蒼を見る。が、やはり同じ様に
「………………」
「えっと、帰るか!」
「そっ、そうだね」
おお、なんかスゴい謎な展開だな…先が読めん
>>693 蒼い娘が一瞬スピードワゴンに見えちまったぜw
「お邪魔しま〜す」
日時は翌日。場所はザラさんの家の玄関ちなみに隣には蒼もいる。
「よう!大変だったみたいだな。シン」
キラさん辺りから話を聞いていたのか、ザラさんは開口一番にそう言った。
対するオレは苦笑いで、
「自力じゃ絶対に死んでましたねー」
「………」
オレの発言はお気に召さなかったらしく、蒼は無言で睨み上げてくる。
「〜♪」
が、口笛吹いて誤魔化してみる。関わってると喧嘩必至だ。
「派手にやられたらしいな、シン」
「ふがいのない人間だわね」
相も変わらず痛烈な嫌味をかますヤツ。こんな野郎は一人しか知らない。
「悪かったな、派手にやられて」
オレの同年代唯一の親友、レイ…………と、いつぞやの赤いヤツ。
冷静に考えれば赤いヤツはかなり無礼だ。
…………って、同じく冷静に考えたら疑問に思った。
「何で居るんだよ?」
「色々あるんだ。気にするな、俺は気にしない」
やはり…………というか、何というか自分のペースを崩さない奴だな。
「うん?来たね、アスカ君」
「あっ、ヤマトさん。昨日はどうも」
そんなオレの謝辞も気さくなヤマトさんは「いいよ、いいよ」と笑い飛ばす。
………コホン
ザラさんがわざとらしい咳払いを一つ。そして、程よく空気が張ってきた頃合いに口を開く
「これより、緊急会議INザラ家を始める。…………ポロリもあ」
げしっ!!
「ぐはぁ!」
綺麗な、まるでお手本の様に綺麗な回し蹴りがザラさんの側頭部を捉え、対象となった哀れな人物は軽く吹き飛ぶ。
「んなの有る訳ねーだろがですぅ!」
「無いのだわ」
「無いわねぇ」
「……無いね」
あ〜あ〜あ、ジョークの苦手なザラさんが勇気を振り絞った小ネタなのに。人心を省みない外道な人形達だ。或いは人一倍笑いには厳しかったりしてな。
ちょいと質問
>>8のテンプレで言う「種キャラ」には
ASTRAY、STARGAZER、SEED MSVの人物も
含まれるの?
緊急会議(ザラさん命名)からの帰り道。オレは特に意味も無く会議とやらの内容を思い出していた。
相手はミーディアムを狙っている。
相手は異様に戦い慣れしている。
相手は薔薇乙女の影の様な姿でいる可能性がある。
つまり結論を言うと情報が少な過ぎて大した事は仕様が無い。これに尽きる。
「ったく…………結局グダグダに……………ん?」
さっき、街路樹の陰が揺れた様な?
…………フワ
気のせいかと眼を離そうとした時、そこから例の偽水銀燈が浮き出て来た。
「…………っ!!」
とっさに身構えた、その時だった………
ヒュ!!
偽水銀燈はクスリと笑い、オレの真横を通り抜けて行った。
「どうしたの、マスター?」
いぶかしげに蒼がオレを見ていた。
「いや、別に………」
やっぱ、気のせいか?
その出来事はやはり気のせいだったと思える程、そこから自宅までの帰路では一切何も無かった。
「さ〜て、今日は鉄拳でもやるか」
「何?鉄拳って」
…………あれ?
「ん?蒼もやろうな。案外……はまる…………ぜ」
何だってんだよ。からだがまともに………うごかねぇ。
ぐらり、視界が揺れる。
ズタバタッ!!
「マスター!?」
………そんな金切り声だすなよ。ベッドからだってよく落ちるんだ。階段からだって落ちるさ。それに、全然平気だって。
…………あぁ、勿論心配かけたくないからな。痩せ我慢なんて当たり前じゃないか。
>>697>>699 GJ!アスランの微妙なボケにワロタw翠星石の影響なのか随分ハイなキャラになってるなwww
そしてまた先が見えない展開が続いとる…続きwktkしてるぞ!
>>698含まれると思うぞ。でないとシホとかグレーゾーンに入っちゃうし
701 :
600:2007/04/07(土) 00:48:49 ID:???
>>700 「グレーゾーン、グレーゾーン、グレーゾーン……」
ブリッジの片隅で膝を抱えてうつろなまなざしでぶつぶつとつぶやいているシホ。
「ばらしーもぐれーぞーん?」
小首をかしげてディアッカに問いかける薔薇水晶。
…ローゼンメイデンではないがグレーではないだろう。
「いや、薔薇水晶は薔薇水晶だろう?
いいんじゃないの〜、おまえの好きにすれば」
「わかった」
「…………ター、マ………ター!!」
………誰か解んないけど、うるせえよ。ったくこっちは体ダルいし、重いしきついんだ。少し位は静かにしろよな。
「…………うぅ」
そんな長いボヤキは出ず、漏れたのはうめき声だけ。……こりゃ、相当キテるな。ダメージがでかい。
「マスター!?」
ここでようやく意識が完全に覚醒する。聞き慣れたハズの蒼の声がえらく久しく聞こえる。
あぁ、さっきから何か言い続けてたのは蒼か。心配性なヤツだな。
「………んん」
あ、れ………?ドコだよ。
体を起こし、辺りを見回す。
綺麗なガラス張りみたいな床の上にオレは立ってて、床を隔ててその上には曇り空。その下には満天の星空。
この世の場所じゃない様な印象。無機質で不気味。こんなとこが好きな奴とは友達に成れそうにない。
「………此所は?」
傍らの蒼に問う。
「此所はマスターの精神世界………って事にしといて」
「………なんか意外だな。もっと雑然としてると思ってた」
むしろ殺風景過ぎてある意味清々しい。………けど、何か違和感。
「ローゼン………イケスカヌ奴ヨ」
!?
なんだよ?今の。
聞こえてきたのは地を這う様な低く響き、どこか無機質な声。
嫌な感じ。折角忘れてた事を思い出してしまいそうな感じ。
「マスター!!」
蒼は金切り声と共に、オレを抱えて横っ飛び。
「うわっ!!」
「シンヨ………思イ出スノダ。本当ノオ前ヲ」
…………嫌な奴。腹の底から嫌える……いや、今さっき嫌った奴。
「………?」
マスター、どうしたんだろう?急に黙り込んだりして。
いぶかしげにマスターを見上げる。その綺麗に整った顔は嫌悪と憎悪に塗り潰されている様に取れる。
一体、どうしたって…………
「…………あれ?」
上の空が、晴れてきた………
僕の予想が正しいければ、この床がマスターの意識。上が表層で、下が深層。
………でも、此処まで淀んだ表面意識はかつて見た事がない。これじゃ自我が有るのかも怪しいよ
逆にここまで黒く澄みきった深層意識もやはり見た事が無い。
「マスターの深層意識は狂気に近いの?………でも、どこか優しい?」
ゴチャゴチャ考えてたら雲が薄れ、もうすぐに表層意識がはっきりしそう。
…………!!………嘘
そん………な。
表面意識は、完全に…………?
僕の頭上に広がるのは、狂気をたたえたどこまでも、どこまでも澄みきった星空だった。
何で?嘘だよね?ねえ、マスター!!
ミネルバ内・シンとレイの自室にて
イイじゃん♪イイじゃん スゲーじゃん!!
レイ「違ぁーう!!腕の角度はこう!もっとリズミカルに!」
シン「こ、こうか?」
レイ「やる気があるのか?!」
シン「だーーーっ!もういいよ、飽きた」
レイ「──これ位のことができないようであれば、主役など夢の又夢だな」
シン「・・・・・何?」(ピクッ)
レイ「残念だ・・・。主役といえば、かっこいいキメポーズ等もあったのにな」
シン「わかったよ、レイ!俺、頑張るから!!」
レイ「いい気迫だ。よし、行くぞ!」
俺 、 参 上 ! !
真紅「・・・アレは何をやっているのかしら?」
アスラン「何でも、シンが今度”トクサツ”というジャンルで主役をやるらしい」
真紅「ふぅん・・・」
雛苺「ヒナも〜!一緒にやるの〜」
アスラン「こら、邪魔しちゃ悪いだろ?」
雛苺「ぶぅ〜」
真紅「・・・・・・・・・」
アスラン「真紅?何を怒っている?」
真紅「───別に。下僕が主役をやろうが関係ないのだわ。
例えそれが、登場が一番遅くても、モモタロウ・ウラシマタロウ・キンタロウ
に比べて知名度が圧倒的に低いリュウタロウだったとしても、
平成ライダーにおいて銃使いはヘタレ路線であったとしても、
関係ないのだわ」
アスラン「・・・詳しいな」
イイじゃん♪イイじゃん スゲーじゃん!
モモタロスが「気にすんな、俺は気にしねぇ」と言ってくれたらうれしい。
ダディのことかーっ!!!
『君は何故容易く他人を傷付けるんだい?』
うるさい、お前には関係無い。
『これを一週間程着けて寝てごらん』
そんなの要らない。余計なお世話だ。
『そう言うな。ただ着けるだけでいいんだ』
……………
思い出される、古い古い記憶。金髪の人からブレスレットを貰った、あの日の、短気で乱暴で孤独だったオレが変わった日の記憶。
何故お前はそれを思い出させる?忘れたかったのに、無かった事にしたかったのに!
…………オレは初めからプラモ好きでゲーム好きでぶっきらぼうな奴なんだって思い込もうとしてたのに!!
「マスター!!」
誰だ、オマエ?聞いたことの有る声だ。
…………いや、オレはコイツを知っている。蒼星石。オレを無条件で信頼してくれる、唯一の存在。
そうだ…………オレは昔と違うんだ…………
「…………よう、お目覚めか?大将」
「…………あれ?オレは、一体………」
「過労だろうな、多分。それ以外だと新手の病気かも知れん」
軽々しくそう言ってのけたのはフラガ先生。今は絶滅危惧種的な町医者だ。
「あの、オレ………」
「階段からずっこけて、そこのおちびちゃんを下敷きにして、二人ともノビてたのをマユちゃんが俺に連絡。こんなトコだ」
「はぁ…………」
じゃあ、オレが今まで見てたのは?
「んん…………」
「蒼!大丈夫か?」
そんなオレの様子を見たフラガ先生は
「んじゃ、もう大丈夫みたいだから俺は帰るぞ〜」
とさっさとオレの部屋から出て行ってしまった。
どうも後に話を聞くと蒼も同じ様なモノを見てたらしい。
………落ち着いたら蒼に「ありがとう」の一言でも言っとかなきゃな。
「……………」
その時シン達には気付く余地は無かったのかも知れない。白い薔薇の少女が苦々しい顔をしていた事など………
………取り合えず、シリアス路線(?)は一旦お休みさせてもらい(かなり引っ張った割にはグダグダな駄作になってしまったので…………)、シンと蒼、キラと水銀燈とかのドタバタな日常を書いた一発的な短編をやっていきたいな。とおもってたりしています。
はやり私にはシリアスはダメみたいなので
>>704 早くもシンタロスネタかw
ヘタレにならないことを祈るよ
>>708 ごめん、俺に読解力がないだけなのかも知れないが、謎が多すぎて…
偽銀様とか何だったんだ?金髪って誰?
え〜っと…………偽乳酸菌は少しと言わず妄想を働かせて白薔薇さんの力を拡大解釈(視覚が騙せるなら他も騙せるだろ)をしてみました。
金髪さんは一応『お父様』(真紅談)のつもりです。
蒼シンクロニクルGJ!
銀翠蒼紅は出たけど残りのドールズはどこえやら…まあなんとなく予想はつくけどw
次はほのぼのですか!投下を心待ちにしてますよ!
あれから数日。あの嵐の様な何日かが嘘の様に平和で、オレ達いつもの三人は『AA』でのんのんと語り合っていた。
「やっぱ97、98の横浜が一番良かったですよ!マシンガンサイコー!大魔人バンザーイ!」
オレの素直な感想にザラさんがチャチャを入れる。
「馬鹿言え!やっぱ近鉄のいてまえ打線が一番さ!!ノリとローズのアベック不敗神話だって作りかけたんだぜ?」
ヤマトさんも紙にペンを走らせながらボソリと呟く。
「AKD砲…………」
そんなオレ達の野球談義にマードックさんは苦笑混じりだ。
「お前ら何時の人だよ?ガキにゃ解らんだろうが、黄金期の広島が一番良かったんだよ!」
って、アンタもですか!………それより
「キラさん、さっきから何書いてるんすか?」
キラさんは紙から目を離さず
「ん?暇だから。…………よし!」
ジャンジャジャーン!という擬音と共に紙をこちらへ向ける。
それには…………
「蒼と………」
「翠だな。……でもキラ、どうして西武のユニなんだ?」
確かに西武ユニで漫画チックにデフォルメされた蒼と翠が書いてあった。
西武?もしかして………
「もしかして、イメージは松沼兄弟ですか?」
「よく判ったね」
大当たり〜。でも意外とヤマトさんは絵心があるかも知れない。
「で、これが」
まだ有るのか?短い時間でよくそんな書けるなぁ………
「じゃん!」
………これは。
弾ける笑い声。オレ以外も笑ってる。だってこれは予想外だ。
「がに股打法の水銀燈って!!」
ちなみにヤクルトユニで真顔。
やっぱヤマトさんの絵心は逸品だ!
「この!ですぅ」
「やられないわぁ〜」
マスターの部屋で時間を持て余した薔薇乙女達がなんとなくゲームを始める。
これが概ねいつものリズム。水銀燈と翠星石は今『ぷよぷよ』をしてるのだろうか?二人共巧そうだ。
僕は格ゲーなら負けないと思うけど、ああいうのは苦手だ。
そんなことを思いながら慎重かつ大胆にコントローラーを動かす。
少しでも、失敗すると………
「………ああ、まただ。」
やり直し。
………本当にマスターはこれをクリアしたの?
そんな事を考えてると、向こうから『実況!!』という有名な音声が漏れてきた。………
「絶対に真紅なんかには負けないわぁよ!」
「寝言は寝て言うのだわ」
………あの二人はパワプロ好きだなぁ。きっと水銀燈はホーナーとか伊藤とか池山とか入れたヤクルトで、真紅は江夏とか北別府とか山本浩とか入れた広島を使うんだろう。ちなみに僕はローズとか波留とか進藤をいれた横浜がお気に入りだ。
「…………って、まただよ」
「蒼星石は何をしてやがるですか?」
いつの間にか翠星石がこっちに来てた。
「随分古いゲームですね?」
「まあね………。でも面白そうだったから」
確かにFCは最近見ないだろう。
「で、どうですか?感想は」
「クソゲーだね。その一言に尽きるよ」
「ふーん………。タイトル位教えるですよ」
「………スペランカー」
ああ、またやり直しだ。
ちょwww蒼星石ww
そのゲームはやっちゃだめだwwwストレスたまるだけだぞwwww
スペランカー先生はアイレム公式サイトの4コママンガでも絶賛活躍中
では蒼星石に新しくておもしろ〜いゲームをプレゼントしよう。
つ絶体絶命都市
『せい、せい!せっせい!!』
沖田総司の鋭い突きが、土方を襲う。不馴れなヤツだとこれで一発なんだけど………
「甘い甘い」
口内で呟いて、受ける。哀れ突きを放った沖田は返り討ちにあって、ゲームセット。
「あー、また負けた!」
そんな負け犬の遠吠えを聞きながら勝利の余韻に浸る。…………我ながら嫌なヤツだ。
「風雲浪士伝は僕に分が悪過ぎるよ。別のでやろう」
「テトリスとか、ぷよぷよとか?」
おどけてそう言ってみる。「………鉄拳!!」
「おいおい、蒼。んなにムキになるなよな」
暫くして…………
「も〜、無理。絶対勝てねー!」
King、吉光、一八が全滅だなんて………しかも蒼はキャラ固定せずに。
こんな無様なオレのうめきを聞いてくれるな、蒼よ。
………このままやられっぱなしでたまるかよな!
「よし、次はグランツーリスモやろうか!?」
「マスター、ムキになってるよ」
こんにゃろ、笑い噛み殺してやがるな?今にみてろ!
ステージはグランバレー。オレはNSXで、蒼はWRC仕様のインプレッサ。
性能的には圧倒的に蒼有利じゃなかろうか?しかし、オレはコイツに教えてやらねば
車の性能差が勝敗の絶対的要因では無い事を!!
LAPは2週。この辺はオレが若干有利か?
取り合えずスタート。やはりエンジンの性能は違うらしく、グングン引き離される。
………けど
『ズサササッ!!』
案の定、第一コーナでスピン。ざまーみろ。
「さっきのはノーカウントだよね!?」
確かにオレは勝った。先にゴールはした。………百分の一秒差で。
確かにこれはノーカンだな。
つーか、今日AAから帰ってから蒼とこんなん永遠やってるのは学生としてどうなんだ?
「やっぱ最後はパワプロか?」
「そうだね」
お互いの腕が均衡してるから、勝ち目が平等にある。
オレは投手が旧阪急主体のアレンジ楽天。
蒼はマシンガン打線+稲尾 、権藤、江夏の無敵投手陣のベイ。
さぁ、球宴を始めようか!!
「出来たわぁ〜」
「へぇ〜スゴいね。水銀燈は」
ものの20分でHGとはいえ、百式を組み立ててしまった。
意外だなぁ………水銀燈は絶対に不精者だと思ってたのに。
ドールズは基本的には器用なんだろうか?さすが完璧を目指して造られただけはある。
………最も、この世に完璧とか完全なんて不要な気がするけど。
「………ら、キラ!!」
「……ん?あぁ、どうしたの?」
一つ深く考えると他に気が回らなくなるのは悪いところだと思う。直さないといけないよなぁ。
「電話が鳴ってるわよ?」
「ありがと」
ベッドの上の携帯を手に取る。アスランかな?アスカ君かな?
そんな事を考えながら通話開始。
「はい、ヤマトです」
「キラですの?」
一瞬携帯をまっぷたつにしたい衝動に駆られた。
ラクス。ラクス・クライン。僕の中ではこのタイミングで………いや、出来れば常時声をかけて欲しくない人のランキングで一位の人間。そういえば、彼女に目をつけられてだったっけ、サイもトールもフレイも話をしなくなったのは。アスランも孤立したって言ってた様な…………
「キラ?聞いてますの?」
「あぁ、モチロン」
………何を言ってたの?どうして僕が話を聞かなきゃならないの?
「あの………僕まだ課題残ってるから、じゃ!」
「ちょっと、キラ……」
プツ。
有無を言わさずに通話を打ち切る。このまま聞いてるとアイデンティティーが崩れそうだ。
「疲れたからお風呂に入ってくる………」
ノロノロと自室から出る僕の背に水銀燈の
「明日適当にプラモ買ってきてねぇ〜」
が重くのしかかる。
………腹いせに姫路城でも買ってきてやろうか?
>>718GJ!ついに来たか恐怖の生徒会長w活躍に期待w
「ラウ」
「何だい?」
喫茶店も一段落して、ボケーとしているところに真紅が声をかけてきた。
余り良い予感がしないのではあるが、同じ屋根の下に暮らしているのだから多少の面倒事は引き受けてやらねば。
………と私自身に言い聞かせる。
「あれを退けて頂戴」
「ん………?」
アレ?アレとは………
「あれの事かい?」
レイの部屋の入り口の前にあるケージ。ここからでは中はよく見えない。
意外に楽な頼み事だった事に安堵しながら、ケージに歩み寄る。
ニャー
何だ、ウチの猫じゃないか。確かに人形には猫入りのケージは動かすのは辛いかも知れない。
「しかし、レイの奴もこすい事をするものだな」
ケージを片手に真紅に語りかける。
「…………」
が、真紅は顔をこわばらせて、微動だにしない。
成程………
「そうか、猫は苦手か」
どこか浮き世離れした美しさの人形の、しかし人くさい一面。これを見れたのは思わぬ収穫だ。
「レイの部屋で何をするんだい?」
無理矢理な気もするが、取り合えず話題をふる。
「みんなでゴルフを」
「そうか。実を言うと私はかなり巧くてね。やってみるかい?」
レイの部屋からみんゴルを取り、リビングにゲームをセットする。
「ハンデは?」
「要らないのだわ」
それからしばらくは遊んでいたのだが、気が付いたら風呂から上がったレイまで参加していて何故か笑いを堪えるのがえらく辛かった事も、言っておく事にしよう。
「…………ハァ〜」
ここ最近、長い友達に元気もボリュームも無い気がする。この育毛剤の減りも早い。
原因?有りすぎて逆に判らない。カガリ、ラクス、メイリンといった御三家の故意かどうかは解らないが度重なる言葉の暴力。これも痛い。
…………が、現状で一番の原因だと思われるのは
「デコ人間、女じゃないんだからさっさとしやがれですぅ!」
翠星石、コイツだ。シンのトコの娘とはどうやら双子らしい。
シンの奴、うらましい。今度交換を申し出てみようかな………
「聞いてるですか!?ダメガリデコ人間!」
ぐは。
駄目なのは百歩譲って認めよう。体重も痩せすぎ位なのは事実だ。
しかし、デコデコ言うのは許せん!つーか許さん。許したくない認めたくない。
「デコデコ言うな!性格ブス」
「殺るですか?デコデコ人間!?」
「デコデコデコデコ煩いんだよ、お前は!!」
「アスラン、女の子をそんな扱いじゃ駄目でしょ?」
「………母さん」
勝負あったな。いつの世も家庭内ヒエラルキーは女性が上位を占めるのだ。我が家も例外に洩れない。
洗面所で育毛タイムの防衛に失敗した俺はさしずめ脱走兵か?
そこで、ふと父さんが目に入った。
「男って、何でこんな弱いんだろう?」
虚ろに笑いながら、父さんに語りかける。
対する父さんはたった一言
「耐えろ」
ゴメン父さん。それやってると頭にオゾンホールが出来ちゃうよ…………
ハハッ!……あれ?なんで笑いが乾いてるんだろ?なんで、眼から汗が………チクショウ!!
明日、ニコルのピアノでも聞いてリフレッシュさせて貰おう。
明日にほんの僅かな希望を見い出し、俺は床に入った。
御三家って…。
アスランの親父は男前だが、ビビリなんだか…。
まぁ、頑張れアスラン。
蒼とゲームを朝までやり明かし、今は次の日の昼休み。聞こえているのは
何とも言えない絶妙なピアノと、
何とも言えない微妙な弦楽器。
いや、音楽には疎いんだけど、この違いはなんとか解る。
ここにザラさんが居るのか。用はヤマトさんに頼まれてちょっとお使いってとこだ。
「失礼します!」
…………ありゃ?
「…………すいません。失礼しました」
まさか、二人がこんなこんな趣味だったなんて…………
オレが見たのはここに居るのが明らかに場違いなバイオリン持ちのちっちゃいのとアマルフィーさんとザラさん。
「シン、お前は物凄く間違ってる」
スゴく真顔で言い含めるザラさん。
オレは対照的ににやける。
「勿論、冗談っすよ」
「そうか、そうだよな。…………で、何しに来たんだ?」
用事?えーっと…………
あぁ、忘れるトコだった。
「キラさんが呼んでました。………今にも死にそうな顔で」
「あぁ、成程」
これで用件が判るのかよ!流石親友は伊達じゃ無いな。
「どう?カナ巧くなったなの〜」
………カナ?
「何なんすか?アレ」
ザラさんの脇を小突いて囁く。
「二番目の薔薇乙女だそうだ」
「へぇ………。で、ミーディアムは?」
はぁ〜と溜め息を吐いてザラさんは疲れた笑みを溢す。
「…………じきに解るよ」
何だろう?人当たりが良い事で有名な(?)ザラさんがこんなになるのがミーディアムなのか?
ガララッ!
音楽室の引き戸を豪快に開け放つ馬鹿が来た。一体誰だよ?ドアが壊れるだろうが。
「どうだ!?金糸雀それと、悪いな、アマルフィー。個人教授みたいな真似させて!」
うっわ、お前かよ、アスハ。こりゃザラさんも嫌がる訳だ。
アスハことカガリ・ユラ・アスハは他人に理想を押し付ける堅物いいんちょとして、さらに想像の斜め上を行く自己中として有名だ。そういや、一時期ヤマトさんと兄弟とか言う噂がながれてたっけ?
…………勿論、オレも大半に漏れず嫌いな訳だが。
………もう教室かえろ。
あぁ、そうだ。ピアノを弾いてたニコル・アマルフィーさんはプロの管弦楽団と合わせる位の腕前のピアニストで、ザラさんとは友人らしい。
今度オレも聞かせて貰おう。きっとマユと蒼の相手で擦りきれたオレの心も潤うに違いない。
ニコルとカナも楽器繋がりでいいかなと思ったら…結局カガリかw
「…………やぁ、アスカ君」
「どっ、どうも……」
ところ変わって放課後の校門前。余命数日と言い渡された様な青白い顔で、こちらに軽く手を挙げる、そんなヤマトさんにオレは完全に呑まれている。
脇にはザラさんも付き添っていたので、まだ話の解りそうなそっちへ話を振ることにする。
「どうしたんすか、ヤマトさん?」
「いや、実はな………明日」
!?
走った感じは確かな寒感。命の危険を伝えてくる。別に話の内容じゃ無い。
ただならぬ何かが、此方へ………来る!!
「ご機嫌よう。キラ、アスラン」
恐怖のかいちょーのお出まし。そして、オレの予感は大当たり。今ならファンネルも動かせそうだ。
取り合えず、かいちょーに頭を下げる。
「キラ、明日楽しみにしてますわ」
「ウン!勿論ダヨ、ラクス」
うっわ、ヤマトさん不自然さ丸出しじゃないか。最近の電子音声だってもっと滑らかに喋るぞ?
「えぇ、では明日」
言いたい事を言ったらしいかいちょーは颯爽と去って行った。
「………キラが死にそうな理由はアレだな」
「つまりはかいちょーに無理難題をふっかけられた………と?」
ザラさんは首を振る。
「………いや、要求自体は簡単だよ」
………?じゃあ、何でヤマトさんは壊れかけてるんだろ?
「明日、ラクスと二人で買い物に行くそうだ」
………………うわ。それは、また………
「お願いだ、アスカ君!助けてくれないか?」
ヤマトさんがオレにしがみ付いて嘆願する。哀れっちゃ哀れだけど、オレにも用事は有るんだ。
「すいません。オレ、明日蒼を街に連れて行く約束してるんで………」
「…………それだ!!」
ヤマトさんの眼に生気………と言うか明日を何とか生き延びれる希望が沸いた。
(………あの、あんま面倒事に巻き込まないで下さいね)
と小声で一応、言ってみる。
ネタ的には全然いいんだが…
口調とかもう少しキャラ特性を掴んでくれ
御指摘ありがとうございます。
………けれども、上手く修正出来る自信は皆無です!ここは両沢氏の脚本を見る位の忍耐力で耐えて頂くと有難いのですが……
誰しも最初からうまく書けるわけがないからな
頑張ってくれ!
水銀燈「…続いてのお便り。M.N.超自由さん。ありがと。
水銀燈…いや銀様こんばんは。キ…いや超自由です。
実は僕の恋人と僕の人形の仲が悪く、毎日胃を痛める生活を送っています。
その人形は恋人を小馬鹿にした態度を取り、恋人は冗談がきかない性格なので
それをマジに受けとめてしまいます。
なんとかこの二人を仲よくさせる方法はないでしょうか。
ふーん、そうねえ…まずはこの恋人、この人かなり融通がきかなそうねえ。
とりあえずその人の言うことは放置でいいわ。そして人形の方、
あなたはそっちの言うことだけに耳を傾けなさい。そうすれば万事解決…
って何ハガキ送ってきてんのよキラァァァァッ!(ガシャーン)
ガラスの向こうでADが本名言うなって騒いでるけど気にしないわぁ。
編集でどうにかなさい、生じゃないんだし。
あら、そろそろお別れの時間ね。次に会うまでにせいぜい面白いネタでも考えなさぁい。
それじゃあ水銀燈の今宵もアンニュ〜イ、今日はこの辺で、さよなら」
CD版のアンニュイのジャンクにしてあげるはアスランの手紙が2つ混じってるよな
735 :
通常の名無しさんの3倍:2007/04/23(月) 12:47:01 ID:wz1m/ffw
保守
某アニメに声がまんま翠なキャラがいてワロタ
>>736 マシンガンな巻き貝を持っていて語尾が"ですぅ"なキャラですね?
「で、何処から回る?」
「………訊かれても困るよ」
場所は天帝の前で、時間は10時ちょい。オレの質問に蒼はアッサリとそう返した。まぁ、解らなくもないけど。
「どうしたら良いかなぁ………?」
ここにマユが居たら『おにーちゃんってデートの下準備もしないの?』なんて言われそうだ。
いや、デートじゃ無いけどな。
「やあ!アスカ君、蒼星石」
そこに偶然(?)ヤマトさん登場。いや、100%芝居なんだけど。
かいちょーから逃げたいヤマトさんと、蒼に街を案内するにも引き出しが少なくて大したトコには行けそうに無いオレ。
二人の利害は一致して、誰に見せる訳でも無いこの芝居から行動を起こそうという事になった訳だ。
ちなみに蒼は関節が目立つからボーイッシュな服を着せ、やはり目立つから帽子は取って貰った。
…………まぁ、似合ってるよ。本人に面と向かっては言い難いけどさ。
そんなことはさて置き
「あ、ヤマトさん実は…………」
と、また一芝居。蒼に状況を説明するよりは楽だからってのが大きい。
「うん!そういう事なら、僕が手伝うよ」
「マジっすか!?助かります」
今日はここからが大変だったって事を、この中の誰かが予想出来たろうか?
「少し休もうか?」
今にもダウンしそうなオレを見かねたのか、ヤマトさんが蒼とオレにそう声をかけた。
「………そうすっね」
まぁ、見た目通りの声しか出せない訳で。そんな軟弱な自分が少し悲しくなる。耐性つけなきゃダメだな、コレは。
何の話かって言われると、さっきまでのオレ達が辿ったルートに原因が有る。
ヤマトさん主導の元、街を歩いてた訳なんだが寄った店ってのが女性受けの良さげな場所が多かった。
流石ヤマトさん!と言うべきか。アルスター嬢やアスハやかいちょーの相手をこなしてるのは伊達じゃない。
が、オレはその手の店は初体験で、雰囲気に呑まれていた感が拭えない。
以上がオレが弱ってる原因。正直ガッコの授業よりも疲れた気がする。
「マスター、大丈夫?」
こちらも見かねたらしい蒼も声をかけてくる。
「全然平気!」
あぁ、イテェ。痩せ我慢丸出しじゃないか痛々しい笑顔までして。もう少し位は取り繕えよ、オレ。
身近にあった公園のベンチに腰を下ろす。
あぁ、やっと息が抜ける………
「…………ん?」
今さっき、見た様な顔がそこを通った?
「レイ!」
………あれは深紅だったかな?真紅だったかも知れない。良くは憶えてないけど。
「アスラン!居ました」
あれ?レイまで。何かあったのか?
「マジっすか?」
「嘘を吐いてどうなるんだ?」
いや、レイ今のは呟きだから。そんな突っ込まなくても………
ザラさんから聞いた話はこうだ。不運にもかいちょーに捕まって愚痴を聞かされてた水銀燈が失踪した。
以上。で、何がヤバイのかオレには解らない。そこで、こう言ってみる
「猫と同じでフラリと戻って来ますって」
「アスカ君はラクスの恐さが判っていないみたいだね」
ヤマトさんが自嘲気味に口を歪めて言い含めた。
「?よく解らないんすけど………」
その時、背筋に嫌な感じが走った。
>>737 翠星石「リキッドマシンガンをくらいやがれですこのフナムシ野郎!」
蒼星石「僕が社会の常識を教えてあげようか?」
あと雛苺とのりとドラマCDキャストでは水銀燈とシンもいるな。
>>740 CDの委員長は薔薇水晶だったりするぶっちゃけメインまわりのキャストはドラマCDのほうがよかった…
はっ!?真紅がはぶられとる!!
「無様ねぇ」
「無様かしらー」
「無様ですぅ」
「無様だね」
「無様なのー」
「・・・無様」
「・・・真紅、デスティニーインパルス、行くのだわ!」
コソコソ・・・
「誰もいないわねぇ・・・じゃあ、ちょっと練習よぉ」
「ミュージック、スタート!」
どーまんせーまんどーまんせーまん
「水銀燈・・・なに踊って歌ってるの?」
「キ、キラ!い、いつから見てたのよぉ!」
「しかも楽しそう」
「こ、これは真紅達と一緒にやることになったから、練習してただけよぉ!私のパートは重要なんだしぃ・・」
「まぁ、皆と仲良くやってるのならいいじゃない。他の人たちもフルカラーバージョン楽しみにしているし」
「なんでそんな事まで知ってるのよぉ」
「いや、最初のスレから見てたけど」
「これは内緒にしておいてねぇ・・・って、影に隠れて笑いかみ殺してるんじゃないわよ!そこのピンク!」
「なぜカナが般若なのかしらー納得いかないかしらー(涙」
元ネタ:ローゼンメイデンにレッツゴー!陰陽師を躍らせたい
745 :
雛苺三等兵:2007/04/28(土) 02:41:06 ID:???
凸「ごめんな、みんな」
メイリン「仕方がないですよ、最近補給が滞ってて苺系統の食品が切れてましたから」
凸「まあ、それで不機嫌になるあたりが雛らしいんだが」
真紅「まったく、手の掛かる子なのだわ」
シン「俺は気分転換になるから構わないっすけどね。当直のルナには悪いけど」
レイ「気にするな、俺は気にしない」
メイリン「はは…」
真紅「シン、言った通り一番良い葉を持ってきたでしょうね?」
シン「ああ」
真紅「あの子に紅茶の味がわかるかは疑問だけど」
レイ「心は通じるだろう」
真紅「そうね…」
凸「さて、ただいま雛いt…」
746 :
雛苺大佐:2007/04/28(土) 02:42:41 ID:???
例によって鏡の前で…
「あのね〜、雛は苺が好なの〜
あのね〜、雛は苺が好きなの〜
ほんと〜に、雛は苺が大好きなの〜よ
とよのかが好きなの〜、女峰が好きなの〜、とちおとめが好きなの〜、アスカルビーが好きなの〜、アイベリーが好きなの〜、レッドパールが好きなの〜、あまおうが好きなの〜、とちひめが好きなの〜、ももいちごが好きなの〜
愛知で、栃木で、福岡で、奈良で、徳島で、長野で、広島で、宮城で、北海道で、静岡で
この国のいろ〜んな所で作ってる〜ありとあらゆる苺が大〜好きなの〜
〜一応全文改変したがクソ長いので省略〜
nのフィールド発動開始!!
雛は準備万端なの〜
ローゼンメイデン、第六ドールよりベリーベル
目標!!シーズン終了間際で数量制限の解除された苺狩り農園!!
苺狩り作戦、状況開始なの〜
征くの〜、ベリーベル〜」
凸(゚д゚)
シン(゚д゚)
真紅(゚д゚)
レイ(゚д゚)
メイリン(゚д゚)
翠星石(゚д゚)
747 :
雛苺三等兵:2007/04/28(土) 02:44:45 ID:???
真紅「って、何故あなたがいるの!」
翠星石「わっ、私はあのバカ仮面がしつこく追い回してるせいで真紅やチビ苺が疲れてるのを冷やかしに来たんですぅ」
レイ「苺大福を抱えてか」
翠星石「こっ、これはたまたま余ってたからで…」
メイリン「全員で分けても余りそうですね」
真紅「そちらは物資が余っているようね」
翠星石「別にそんなこと…もあるですぅ!」
シン「嘘が下手だな。しかし、どうせなら銀様のg…、ちょ、痛い痛い痛いー!」
凸「イザークみたいだね〜( ´∀`)」
メイリン「あっ、アスランさん!?」
翠星石「大丈夫ですか?あれ?」
レイ「気にするな。シンはたまにああなるし、アスランがああなっても俺は迂闊で残念にはならん」
翠星石「よくわかんねーですぅ」
最近ネタがないよね
連載再開の目途立たないし
種の映画かローゼン第三期の情報でもあればねぇ…
最終回って…
柱まで切るとは バ ー ズ 始 ま っ た な w
しかしローゼンの続きはどうなるんだ・・・
「───クスクス、ようこそ。nのフィールドへ」
「そんなっ・・・!現実世界が侵食されるなんて」
「さぁ、真紅・・・。踊りましょう?」
ついに動き出す真の第7ドール
「僕はローゼンメイデン第1ドール、水銀燈のミーディアム・・・・・
邪魔をするなら──殺すよ?」
「キラッ?!お前──」
迷走するミーディアム達
「レイ・・・?お前は・・・」
「・・・・・違うな、俺は───ラウ・ル・クルーゼだ」
死んだはずの男が生み出すものは・・・・・混沌、そして破滅
「キラは渡さない!キラは私の・・・!」
「変なお姉さま・・・。所詮、ミーディアムは道具でしょう?」
戦場の中で交錯する思い──。それぞれが導き出す答えとは?
「アリスゲームとか、戦争とか・・・もう誰かが傷つくのはうんざりだ
俺は・・・もう何も失いたくない!!」
ローゼンSEED「赤と黒の狂想曲」
近日公開・・・・・・してもいいのかなぁ
是非公開してくれ
おっと?ついに雪華&仮面が動くのか?
────闇。
どこまでも続く広大な闇。そこに・・・僕は今でも囚われているんだ。
「それが人の夢!人の望み!人の業ッ!!」
(そんなことはっ・・・!)
深い闇が僕を捕らえて離さない。
「何が分る!分らぬさ。人は己のことしか知らぬ!」
(そんな事はない!僕は・・・)
もうやめてくれ。
「キミとて人が作り出した業の1つだろうに!人類の夢の果て、スーパーコーディネーター。
キミが生まれるまでにいったいどれだけの犠牲が必要だったと思う?!」
(僕はっ・・・僕だって普通の人間だ!)
そう、僕はただ平和に暮らしたいだけなのに・・・・・。
「憎み、妬み、そしてその身を喰らい合う!その果ての終局だ。
ふふふ・・・ハーッハッハッハッハッハッ!!!滑稽だな、人類は自らの手で滅びる!」
(それでもッ!僕には──!!)
守りたい世界があった。
皆が笑い合えるような、そんな世界。
それが・・・僕の目指した世界────。
そして次の瞬間、世界が砕けた。
「くぅっ・・・ハァ、ハァ・・・・・・・」
深夜。アークエンジェルの艦内。そこにある、キラの自室。
静かな部屋に苦しそうな呻きが、絶え間なく響いている。
「はぁはぁはぁ・・・」
ベットの上では確かにキラが寝ている。しかし、その顔は苦悶に満ちていた。
まるで悪夢に魘されているように、何度も寝返りを打ち、一向に静まるような気配はない。
そして、その声に導かれるように漆黒の羽が舞い降りる。ローゼンメイデン第1ドール、水銀燈である。
「・・・キラぁ」
何をするでもなく、ただ見下ろすように佇む水銀燈。
その表情は普段の彼女からはとても想像できないような、哀れみを含んだものだった。
「やっぱり、貴方は・・・」
そう言いながら、その手をキラの頬に寄せようとした瞬間、空気が変質した。
「何、これは?」
油断なく辺りを伺う水銀燈。この空気は、今まで彼女が感じたことのないものだった。
「・・・・・嫌な雰囲気ねぇ。誰なの?姿を見せなさぁい」
今まで感じたことのない空気。それでも彼女は理解していた。
これは感覚的にnのフィールドの空気に近いと。だから予想が付く。
今、ここにいるのだ。自分以外の薔薇乙女が・・・。
「悪趣味な子ねぇ。私が笑っている内に出てきた方がいいわよぉ?」
自分が見下されているような、遊ばれているような奇妙な感覚に苛立ちを覚える水銀燈。
彼女は背中の翼を広げると、臨戦態勢に入る。
すると突然、背後に気配が生まれた。
「ッ?!!」
「御機嫌よう、お姉さま?」
そこに立っていたのは、純白のドレスに身を包んだドールだった。
薄ら笑いを顔に貼り付け、静に立っている。
(何、この子?)
正直に言ってしまえば、その姿を見た瞬間、水銀燈は寒気を感じた。今までに会ったことのないドールだった。
しかし、それだけではない。何かが、何かが違う。
同じ薔薇乙女のはずなのに、自分とは根本的に違うような異質な気配を放っていた。
右目から生えている白い薔薇が、その違和感をより一層強める。
「初めまして、お姉さま。私は・・・ローゼンメイデン第7ドール、雪華綺晶」
「第7ドール?!貴方が・・・?」
ローゼンメイデン第7ドール。話には聞いていたが、実際には誰も会ったことのない謎に包まれたドール。
それが今、目の前にいる。何故、今このタイミングで現れたのか?目的は?
様々な疑問が頭を過ぎる。が、当の雪華綺晶は何も言わず静かに佇んでいるだけだった。
「それで?何の用かしらぁ?まさか、私を倒しにきたとでも・・・」
そい言いかけたとき、雪華綺晶がすぅっと手を掲げた。
それだけの動作だった。特にこちらを攻撃したわけでも、殺気を放ったわけでもない。
それなのに・・・水銀燈は一瞬にして飛びのき、雪華綺晶との間合いを離した。
(何、今の?!この私が・・・ッ!!)
ぎりっと奥歯をかみ締める。屈辱だった。理由はどうであれ、今のはまるで自分が恐れているように見えたではないか!!
「何を、怖がっているの?」
「・・・!!」
被さる言葉。屈辱以外何物でもない。私は見下されている。そんな感情が水銀燈を支配する。
「変なお姉さま?くすくす・・・」
「このッ!!」
激情が爆発した。水銀灯は瞬時に背中の翼を広げると、そこから無数の羽を撃ち出す。
しかし、それは融けるように雪華綺晶の周りの闇に消えていった。
「な・・・」
「怖がらないで、お姉さま。私は戦いにきたのではないわ」
「ふざけないで!何なのよ、貴方!!」
くすくすと笑う雪華綺晶。その姿が不気味さを際立てる。
「・・・ちょうだい」
「え?」
「それ、私に頂戴」
雪華綺晶が指差した、その先。そこには未だに苦しみ続けるキラの姿があった・・・・・。
そんなわけで長編っぽいのをお送りします
相変わらず未熟なんで、指摘があったらよろしくお願いしますorz
うひょー!いいね新しいシリアスもの
続きをローザwktk
761 :
通常の名無しさんの3倍:2007/05/01(火) 14:26:03 ID:U6XTuBXl
きらきーの不気味さがよくでてるなー
GJです
クルーゼは「俺」よりも「私」だと思うんだけど
やっぱり俺、参上!から来ちゃうのかなw
ん?
俺は本編みたいにレイが言ってるセリフだと
思ったんだけど…
>>763キラはレイとの面識は一回もないし会話も最終話のみだからそれはないだろうな
とゆうわけでクルーゼの一人称は「私」の方が自然かな
>>763 気にするな、俺は気にしない
あ、俺って言ってるなw
まぁ、関俊で間違いはないってことだ
「──ん、すい・・・ぎんとう?」
ゆっくりとキラが目を開けると、そこには水銀燈が佇んでいた。
虚空を睨みつけている水銀燈にキラは違和感を覚える。
「あらぁ?目を覚ましたのね、キラぁ」
「うん、どうかしたの?」
「別にぃ・・・」
フイと顔を背ける。今夜の彼女はどこかおかしい。だが、目覚めたばかりのキラにはその違和感の正体にまで考えが回らない。
「それより、貴方また魘されてたわよぉ?」
「それは・・・」
逆に水銀燈に問い詰められてしまうキラ。
微かにだが覚えている。夢の続き───。
2年前から自分を捕らえて離さない、ラウ・ル・クルーゼの呪縛。
あの時、自分は彼を否定し人類を信じた。しかし、その結果は・・・・・。
「僕は・・・僕達はどうして過ちを繰り返すんだろう?」
「興味ないわねぇ」
キラの呟きは水銀燈の冷ややかな一言に一蹴されてしまう。
キラは諦めたように苦笑すると、ふらりと立ち上がる。
「僕は少し涼んでくるよ。君はどうする?」
「私はここにいるわ」
「そう?」
部屋に残された水銀燈は、先程の雪華綺晶とのやりとりを思い出していた。
(それ、私に頂戴)
(はぁ?何言っているの)
(私もミーディアムが欲しいの)
第7ドールと名乗った彼女。水銀燈は彼女に対して、真紅とは違う意味での苛立ちを感じていた。
(スーパーコーディネーター。最高のミーディアム。素敵じゃない?)
(悪いけど、キラを貴方に譲る気はないわよ?)
(くすくす・・・・・分っているわ。だから──)
ぐっと拳を握りしめ、何もない天井を見上げる。
(真紅を倒す手伝いをしてあげる)
「真紅を倒すのは私よ!誰の助けもいらない・・・!」
募る激情のやり場も見つからぬまま、水銀燈はそう叫ぶことしか出来なかった。
「もうすぐ始まる・・・宴が始まる」
一面がクリスタルで覆われたnのフィールド内、そこで雪華綺晶はくるり、くるりと踊っていた。
周りのクリスタルには、現実世界の様々な出来事が代わる代わる映し出されている。
「ふふふっ・・・。さぁ、楽しく踊りましょう」
そう言って雪華綺晶が見上げた先、一際大きなクリスタルの中に映し出されたのは真紅とそのミーディアム、シン・アスカ。
今までの彼らの戦いぶりが、フラッシュバックのように次々と投影される。
それを見ながら無邪気な笑みを浮かべる雪華綺晶。と、ふいにその背中に声がかけられる。
「準備が整いつつあるようだな?」
物陰から1人の男が姿を現す。それは、2年前に死んだはずの男──ラウ・ル・クルーゼだった。
「クルーゼ!」
雪華綺晶は舞を止めると、彼に歩み寄り、まるで子どものように抱きつく。
「ふっ・・・アリスゲームも終局が近い、ということかな?」
「うん!私が終わらせるの。クルーゼはどうするの?」
クルーゼは薄く笑うと、雪華綺晶を撫でながらこう言った。
「どうやら運命は、私にも役を用意しているようだ。時が来たら舞台に上がるとしよう」
輝くクリスタルが広がる中、クルーゼの暗い笑みがいつまでも木霊していた。
薔薇との違いを出すために雪華は子どもっぽくしてみました
違和感アリ?
しかし、ローゼンの本編はどーなるんでしょうね?
移籍して続くんでしょうか?
>>768 GJ!!
子供っぽい雪華綺晶ってのもなかなか良いかもね。
結局本編見ても雪華綺晶がどんなキャラかよく解らないままだし…
本編マガジンあたりに移籍してくれると非常に助かるんだが
痔「やっぱりそうなのか…。俺の事をずっとそう思っていたんだな。自分に不似合いなかわいそうなマスターだと」
蒼「それは…」
痔「共に漫才をしていたのも、炒飯を美味しいと言っていたのも俺を哀れんでいただけ。下から見上げて笑っていたんだろ」
蒼「違う…」
痔「自分だけで充分だと…、自分は人気があるからマスターはいらないと、そう思って俺を笑っていたんだろ」
蒼「それは違う…、違う…、僕は…」
痔「うるさい!嫌な人形だ。少しばかり人気があるだけなのに。たまたま良い話に恵まれただけなのに…。俺の存在なんて、お前にとっちゃ自分の価値を高めるだけのモンだったんだな」
蒼「違う!僕はせめて、マスターがスレで少しでも目立てればと思って…」
痔「それが俺を馬鹿にしてるってんだよ! 私を一人前のネタキャラと、マスターと認めてなかった!」
蒼「だってマスター!」
痔「お前みたいなドール、アリスになれるわけがない!」
蒼「!!!………空気(←読めない)のくせに…」
痔「なんだと!?」
蒼「見せ場なし出番なしの…、空気(←何故か読めない)のくせに」
痔「!」
蒼「空気(←全く読めない)!!」
痔「という夢を見たんだ…」
蒼「はぁ…(また夢の剪定に行かなきゃ駄目かなぁ…)」
痔「そんな事ないからな…」
蒼「えっ?」
痔「俺がお前の事…」
蒼「なっ、何言ってるんですかマスター!」
痔「お前がいなきゃ俺は空気(←読めるはずがない)なのは自覚してるから…」
蒼「その自覚はなんか嫌です、マスター…」
痔の台詞、一カ所‘私’にしちまったorz
移籍するにしてもジャンプ系は嫌だなぁ
あそこは版権根こそぎだからよけいに時間かかる
ワロタwwあのやり取りを痔と蒼で再現出来るとはw
最近エッチな蒼星石に萌えるんだ
移籍するなら新潮社か一迅社の方が良いな。
特に一迅社は似たような経歴の作品が集まってるし。
新潮社は新潮社で集英社からも版権取ってくる手腕が頼もしい。
シン「キラ人形に♪キラ人形に♪キラ人形に♪」
水銀燈「ごっすんごっすん五寸釘〜・・・ってなに時代遅れなことやってるのぉ?」
という夢を見た
シン楽しそうwwwwww
……新潮社ってことはバンチ移籍か?
>>778 キラ=ヤマトは大変なものを盗んでいきました、か。
ピンク「キラ人形に〜肉を〜♪」
ごめん…orz
6/23 ローゼンメイデン8巻発売だってさ…
しかも最終巻…orz
>>781 「うゆ〜、キラがね〜シンからとんでもない物を盗んで行ったの〜」
「なっ、キラが!?シンが放心状態なのはそのせいか!」
「そ〜なの〜、ついでに水銀燈も、真紅から盗んでいったの〜」
「いったい何を?」
「主役の座とキャラ人気なの〜」
「ちょwwwそれはwww」
「僕は…、他人の恋人を盗みたいだけなのにー!」
「キラぁ、あなた充分鬼畜よぉ」
勢いで書いた、反省してる
俺は原作は追ってないんだが、8巻で終わりとなると
ジャンプよろしく「俺達の戦いはこれからだ!!」
みたいな最終回になるわけ?
瀬戸の花嫁がドールズの溜まり場になってきた件についてwww雛苺が黒すぎるwwww
>>786 案外ガウガウわー太みたいな終わり方で、別雑誌に移籍、ってパターンだったり。
あれは修学旅行編の途中のままで最終回で、別雑誌で総集編やってからそのまま
「2」として修学旅行編の続きから連載再開だったし。
>>788 ぜひそのパターンでお願いしたいな
しかし、今度ばらしーのフィギュアが出たりして
まだまだ稼げるのに何で打ち切りなんだろ?
編集部と大きく揉めたの?
無知でスマン…
ほかに移籍するから終わるんじゃね?
ローゼンメイデンなんたらで
トライガンって知ってるかい?
あれもいい感じに別雑誌に移ったからあんな感じで続いて欲しいものだね。
揉めたから移籍するのではなく、
移籍するから打ち切るのか
こりゃますますコミックバースは都市伝説と化していくな
バーズはとにかく黒鉄の続きを載せろといいたい。
まぁ、幻影やってるから無理か・・・
いや・・・未だに移籍するという話が正式発表されていないんだが・・・・
移籍云々はまだ希望的観測の域を出てないのが不安すぎる。
本当にこのまま、きっぱりすっぱりローゼンが終わる可能性もまだ捨てきれないんだよな。まさかとは思うが
きっとこんな終わり
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! ローゼン第8巻は、発売未定です。 桃種カケラ
水銀燈「チクショオオオオ!くらえ雛苺!新必殺音速メイメイ!」
雛苺「さあ来いヤマトオオ!ヒナは実は一回刺されただけで死ぬのよオオ!」
(ザン)
雛苺「グアアアア!こ このザ・ウニューと呼ばれる四天王のヒナが…こんなジャンクに…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
雛苺「グアアアア」
金糸雀「雛苺がやられたかしら…」
蒼星石「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
翠星石「ジャンクごときに負けるとはローゼンメイデンの面汚しですよ…」
ヤマト「くらええええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
水銀燈「やった…ついに四天王を倒したわぁ…これで真紅のいる桜田家の扉が開かれる!!」
真紅「よく来たなソードマスター水銀燈…待っていたのだわ…」
(ギイイイイイイ)
水銀燈「こ…ここが桜田家だったのねぇ…!感じる…真紅のホーリエを…」
真紅「水銀燈よ…戦う前に一つ言っておくことがあるわ お前は私のローザミスティカを奪うと『アルス』になれると思っているようですが…別になくてもアリスになれる」
水銀燈「な 何ですってぇ!?」
真紅「そしてお前のミーディアムは危篤になったので最寄りの病院へ解放しておいたわ あとは私を倒すだけなのだわクックック…」
(ゴゴゴゴ)
水銀燈「フ…上等よぉ…私も一つ言っておくことがあるわぁ この私にお父様の弟子が作った妹分がいるような気がしていたけれど別にそんなことはなかったわよぉ!」
真紅「そう」
水銀燈「ウオオオいくぞオオオ!」
真紅「さあ来なさい水銀燈!」
水銀燈の勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
やべっ
ところどころ変換ミスった
>>796 そこは「やっちゃったぜw」って言って欲しかったw
水銀燈主人公かよw
>>769の続き
「ったく・・・偵察任務なんて」
先程からシンの口からは愚痴しか出てこない。ここは、ジブラルタル基地からそれほど離れていない沿岸線。
今回シンは新たに受領した新型、「デスティニー」の試運転を兼ねた偵察任務を行っていた。
ここの所、連合との大規模な戦闘もなく、平穏(といっても戦時中ではあるが)そのものであった。
正直、シンとしてはこんなときこそ、休暇をとってゆっくりと体を休めたかったのだが・・・。
「うぅ〜、アスランって生真面目すぎるんだよなぁ・・・」
ミネルバ隊の隊長を務めるアスラン・ザラの一言により、休暇返上、任務続行となった。
「だいたいさぁ!デスティニーの試運転も兼ねてってさぁ、基地で演習やってた方がよっぽど・・・」
<シン、さっきから聞こえているんだが・・・?>
「いぃ?!」
慌てて通信機器に目をやる。回線はバッチリ開きっぱなしだった。
「あ、あははは・・・こっちは異常なし・・・であります」
上ずった声を上げながら、何とか取り繕うようにするシンだったが、返ってきたアスランの声は冷たかった。
<シン、基地に帰ったら5時間の講習を受けてもらうとしよう>
「いやっ!それは・・・!」
ただでさえ、机の上に拘束され、多大な集中力を要する知識講習を苦手とするシンにとって、
アスランの提案は苦痛以外何物でもなかった。
<あとぉ、うにゅ〜も食べたいのぉ!>
次いで聞こえる無邪気な声。アスランのジャスティスに同乗する雛苺からである。
<だ、そうだ。楽しみが増えてよかったな、シン>
そしてぷつりと通信は切れる。
「・・・・・うぐぅ」
悲しみのあまり、少々キャラが壊れてしまうシンだった。
(何だ・・・このザラついた感覚は・・・?)
同じころ、洋上を警戒飛行していた“レジェンド”に搭乗するレイは言い知れぬ違和感を感じていた。
(知っている・・・俺はこの感覚を・・・知っている?)
じわじわと体の奥から染み出してくる悪寒。これによく似た感情をレイは知っていた。
(癒されることのない、深い怨嗟・・・。これは、これは、俺の・・・)
嫌な感情を頭を振って追い出す。そんなはずはない。彼は死んだ。そして俺は・・・。
(信じあうことができる仲間にめぐり合うことができた!)
そう、だからこれは杞憂。そのはずだ。
<レイ、そちらは以上はないか?>
だからアスランからの定時報告が入ったとき、レイは躊躇いなくこう答えた。
「以上ありません」
<真紅、そちらは異常ないか?>
「えぇ、今のところはね」
専用機であるインパルスを操りながら、真紅は油断なく辺りを見回す。
そう、どこにも異常はない。正面モニターに映る風景も、レーダーにも何も反応はない。
──そのはずなのに・・・
(何、この感覚は?)
とてつもない違和感が真紅を襲う。視界がグニャリと歪むような感覚。
普段とは違う、どこかズレた風景に堪らない嫌悪感がこみ上げけくる。
<真紅〜、何難しい顔しているの?>
雛苺からの声に、はっ顔を上げる。
「雛苺、あなた・・・」
違和感を感じない?そう、続けようとしたとき──
「──ッ?!!」
ぐるんと視界が反転し、世界が色を失っていく。
全てを飲み込んだ“ソレ”は、一瞬にして灰色に染めた。
「そんな・・・現実世界が侵食されるなんて・・・ッ!!」
知っている。これはnのフィールドの気配。
しかし“こちら側の世界”にnのフィールドが表れるなど、真紅は聞いたこともない。
そして・・・闇の中から白い影がゆっくりと姿を現した。
「────クスクス、ようこそ。Nのフィールドへ」
ああああぁぁぁ!
遅筆ですいません・・・
遅筆だとか気にすることないですよ!満足いくものを書いてください!GJ!
今晩は、お久しぶりです。
では当方も遅筆でありますが、ちょっと書けましたので保守代わりに4レスほどですがよろしくお願いします。
○月◆日
薔薇水晶が次第に自分のことを思い出しているようだ。…MSの操縦が?それともドラグーンの操作がきっかけか?
俺には見守ることしかできない。…そう決めたのだから。
なんだかわからないけどなつかしいゆめをみたみたい。
でも、たのしくないかも。
まだでぃあっかにははなさないほうがいいかもしれない。
でぃあっか、ありがとう。
ディアッカ、ユルスマジ、ユルスマジ、ユルスマジ……
-------------------------------
どこか薄暗い部屋の中で二人きり。
誰かに抱かれている……顔はぼやけてよくわからないけど暖かい。
私はその人を見つめ、そしてその人に見つめられている……幸せ。
『美しい…』
「美しい?※※より?」
『ああ、君は僕の最高傑作だ……※※※※※※※※に負けない』
「負けない」
『そう、負けない……僕の人形は負けない』
「ん、※※様…」
………
……
…
ぱちこん
ベッドの上で上半身だけひょこっと体を起こす薔薇水晶。
そしてきょろきょろと周りを見回す。
ここは相変わらず、ボルテールの薔薇水晶とシホの部屋。
向こうのベッドではシホがすやすやと寝息を立てて寝ている。
『黒髪ですから文金高島田でも』だとか、では隊長のお母様にご挨拶を』だとか、にやけながら寝言を言っていたようがたぶん気のせいだろう。
「ゆめ…」
薔薇水晶はまたベッドにポフッと横になる。
「ゆめ?」
「またへんなゆめをみた」
「あのひと、だれ?」
『なんかなつかしくて、とてもいとおしいひと』
『またみたいけど、かなしくおもうのはなぜ?』
今日は待機なので、少しばかり遅い朝を迎え寝ぼけ眼なディアッカ。
昨晩は最近知り合いになったネット仲間の”モテモテ副艦長”と”仮面のイケメン隊長”から推薦された古いゲームで夜更かしをしてしまった。
『俺に似たキャラもいてグゥレイトォなゲームだったぜ。
あ〜あ、俺もあいつのマスターか主人公の相方みたいなかわいい子とお知り合いになりたいもんだな』
そういえばミリィはどうしたぁ?
『体はグゥレイトォで出来ている…
…ふっ、何か知らんがちょっとむなしい』
…意味わからん。
しかし、それでいいのかディアッカ=エルスマン。
「この〜、ディアッカ=エルスマーンーーー!!」
この宇宙空間に漂うボルテールの通路の中を文字通り、シホの右拳がディアッカの眉間に飛んできた。
「ぐべらぼ!」
彼のちょっとだけ広めのおでこがダメージを追う。
『暴力反対…だぜ、シホさん』
「何を偉そうに寝坊しているつもりつもりですか!この怠け者!!」
かなり痛かったのか、ちょっと涙目をさせて右手をプラプラと振っているシホ。
「すでにばらしーは食堂で待機しています。
私が食事を勧めても『食欲がない』といって食べません!!
早くいっていっしょに食事をしなさい!!」
「へいへい」
「べ、別にばらしーに食欲がないので彼女に何かあったか心配しているのではなく、早く食事を済まさないとテストスケジュールに影響が出るのです。
テストパイロットの健康面はテスト主任が気をつけないといけませんから。
そ、それに隊長がとても心配しているのでしかたないじゃあないですか」
「了解いたしましたー、テスト主任殿の仰せとあらば〜」
しかたなしに急いで食堂へ向かう。
時折、通路に貼られている「ばらしー盗撮厳禁!!」「頻繁な隊長の巡回禁止!!」等々のシホ直筆の張り紙が少し美観を損ねている気がする。
『あいつ、ハイスクールの風紀委員かよ?それとも学級委員長?
いや、少なくとも”委員長”ではない…あれはいいものだ。めがねで巨乳だし』
などと考えながら食堂に入るディアッカ。
気に入られるとふつうのカレーにコロッケを入れてくれるという噂のある配膳係のかわいいお姉ちゃんと適当に会話を楽しむディアッカ。
赤毛に白いバンダナ、スマイルなピンバッジがかわいい元気な少女である。
背中に少し冷たい視線を感じつつもそれを無視して短い会話をそこそこ彼は楽しんだ。
彼女に適当に定食を頼み、受け取るとチャイルドシート(某整備員自信作)のような薔薇水晶の指定席の対面(彼の指定席)に座った。
「薔薇水晶、おはようさん。遅れて悪い。さ、食べようや」
「しょくよくあんまりない」
「食べないと体に悪いぞ。それにドラグーンのテスト、させてもらえなくなるぞ」
「どうかしたか?」
「もうちょっと、まってほしい。そのうち、はなせるとおもう」
「いやなことがあるのなら、テストは休んでいいぞ。俺からシホにはいってやるから」
「いやなことではない…
…たいせつなこと、おもいだせるかもしれないから」
「それでつらい思いをするのはいいのか?
それにおまえがつらい顔をしていると俺も心が痛いぜ」
薔薇水晶はつぶらな瞳を見開いてディアッカのことをまじまじと見つめた。
何か慈父のような暖かい目で彼女を見つめ返すディアッカ。
二人の間にしばし沈黙の時間が過ぎる。
視線をそらし、沈黙を破ったのは薔薇水晶の方だった。
視線をザフトの旗が立つお子様ランチの上に落とし、ポツリと言葉をこぼした。
「でぃあっかがいるからつらくてもだいじょうぶ。
…たぶん」
「だったらいいがな。
でも側にいるのも心配してるのも俺だけじゃないと思うぜ」
食堂の入り口辺りでそわそわとせわしなく行ったりきたりしているシホとイザーク。
『隊長はいつまでそこにそうしているつもりですか!?』
『見回り…いや、、たまたま休憩中に通りかかっただけだ。
シホ、キシャマこそ、いっつまでそこにいるつもりだ!』
『私は、…いいんです!女性にそんなこと聞くなんて…』
『なにがだ?』
『なんででもです』
『俺だって隊長としてだな〜』
『何がですか?』
『なんででもだ!』
「やれやれ、…さ、早く飯をすませちまわないと、食堂の入り口でやってるケンカか漫才かわからんのが終わらんからな」
「わかった」
「じゃあ、朝飯、食べられるな?」
「だいじょうぶ」
「…でぃあっか」
「なんだ?」
「ありがとう。あなたがそばにいてくれてよかった」
「はいよ」
「でぃあっか」
「こんどはなんだ?」
薔薇水晶はディアッカを見つめ、少し頬を朱に染めながら満面の笑みをたたえて一言こういった。
「だいすき」
「俺もな」
照れもせずに答えを返すディアッカ。
『『なっに〜〜!!!!』』
食堂の外から悲鳴のような叫び声が聞こえた。
「あ、私、ジュール隊隊長、イザーク=ジュールであります!
最高評議会議長殿に質問であります!
ザフトには緑服より格下の階級はないのでしょうか?
…ないだと〜、いえ、ないのでありますか?
たとえば黄色服とかドドメ色服とか、ピンク色服とか…、え?ピンクは名誉ある色にしようかと思っているですか?
では、フェイスとは別に、いえ、逆に不名誉な軍人に与えられる権限が制限されるようなものはないのでしょうか?
どうしてそのようなモノが、ですか…
それなら左遷とか、でありますか?それではまずいのであります!!
あやつは手元に置いてこき使わなくては!それにばらしーが悲しむ!
いえ、特に具体的に誰かあてがあるわけではなく…
いえ、なにかジュール隊で起こっているわけではありませんが……」
「やはり、あの裏切り者め…
そういえば演習中に誤射とかで”ある緑服の乗るザク”が”間違って”撃墜されるなんてことがあってもおかしくないわよね…
いや、そんなことは…、シホ=ハーネンフース、あなた、名誉あるジュール隊の軍人がそんなことをしてはいけない…
でも、訓練にオルトロスの射撃訓練かなんかを入れておいて、一発でしとめれば後腐れなく…ダメよそんなことを考えては…
オルトロスの射撃訓練入れるくらいならやっぱり、整備不良かなにかであの裏切り者のザクが偵察中に爆発とか…
…でもそれでは整備員に頼んではばれる可能性が…そうじゃない、だからそんなことを考えてはダメ!
…ああ、でもやっぱり……」
GJでした!相変わらず遺作とシホのコントは秀逸ですねw痔も軍人の癖にエロゲなんかやってるしwww
保守
銀の子かわいいよ銀の子
811 :
600:2007/05/24(木) 20:12:00 ID:???
こんばんはたまに薔薇痔日誌を書いている600です。
私の中の薔薇痔日誌と同じ世界では水銀燈はやはりラクスと一緒にいてこんな感じです。
3レスばかりですが小物を書きましたのでよろしくお願いいたします。
最近、オーブの浜辺に面したとある孤児院で”天使さん”、”天使様”という単語がよく聞かれるようになってきた。
曰く”今朝の天使さんは機嫌が悪かった”とか
曰く”天使さんがいうからもっと乳酸菌を取ろう”とか
曰く”天使さんに『カラス』みたいな羽根っていったらにらまれた”とか
曰く”天使さんの前で『”ジャンク”フードが』っていったらなぜかグーで殴られた”とか
曰く”今日の天使さんにいつも以上に小じわが目立ってるっていったら思い切り蹴られた”とか…
曰く”『でも、天使さんよりラクス様の方が言葉遣いいいよね』っていったのを聞かれて泣かされた”とか
”天使”というあだ名の人が孤児院に住み込みで働くようになったのかと思われたがどうもそうではないようだ。
孤児院にいる子供達にその正体を訪ねてみてもあまり要領を得ない答えが返ってくる。
…………
………
……
…
ラクスとキラ達が住んでいる孤児院。
海に面しているベランダで深夜、ラクスが一人、手すりにもたれ、海を見ながらたたずんでいた。
「あ〜らラクス、こんなところにいたの?」
自分が呼ばれたのでラクスが振り向くと、そこには……黒い羽の生えた銀の髪の人形が空中に浮いていた。
「ええ、水銀燈、…起こしていまいましたか?」
「別に〜。ガキが一人、あなたがいないって起きだしたからね。
だからあんたがどこに遊びにいったのか見に来たんだけど」
ラクスの隣まで飛んできて、手すりに腰掛ける水銀燈。
「探させてしまってすみませんでした。その子はどうしましたか?」
「そばで私が独り言いってたら勝手に寝たわよ」
手すりに腰掛けたまま、プラプラと足をふる水銀燈。
「また、寝付くまでいてくださったのですね、ありがとうございます」
「だからそんなんじゃないって」
心持ちほほを染める水銀燈。
水銀燈は自分の心の動きをごまかすように夜空に輝く月を見上げた。
『月は今もこの空を照らしている。…昔、メグがいたあの病院から見上げたのと同じように。
くだらない感傷ね。私には似合わないわ…
この娘のそばにいると変なことを考える回数が増えてる気がするわね』
「今日も”紅い女の子と黒い女の子の話”をしてくれていたのですか?
今度、また私にも聞かせてくださいませんか?」
「まあ、そんな話もしゃべったかもね。
…でも単なる暇つぶしのお話よ、あれ」
「黒い女の子、あれはあなたなのでしょう?」
「さあ?」
「黒い女の子の初めてのお友達になってくれた紅い女の子、その方もあなたと同じ、ドールなのですか?」
「やめてよ、ラクス」
「誤解からケンカ別れをして、またケンカをして、そして最後に仲直りをする。…その方とは仲直り出来たのですか?」
「ラクスのそういうところ、大っ嫌い」
「詮索してしまってごめんなさい。でも私はそういう性分なのです」
「それ、直さないと友達、できないわよ」
「私にはあなたというお友達ができましたわ」
「やっぱりあなたのそういうところ私は大っ嫌いだわ」
身をよじり、ラクスの方に顔を向けると彼女を見つめていたラクスをにらみ、見据えた。
涼やかな視線で少し視線の低い水銀燈を見つめるラクス。
見つめ合う二人。
見つめ合ったまま、夜の潮騒の音とその星空の光だけが二人の周りを彩り、しばらくそのままで時が流れていった。
二人のそんな静寂をやぶったのは水銀燈の方からだった。
表情を崩すとラクスに話しかけた。
「ところで、ラクスはこんなところで何をしていたの?
あのガキと一緒で寂しくて眠れないとか?」
「ええ。…この世界はどこへ向かっているのでしょう?
世界の先行きが恐ろしくて」
そういってラクスは両方の自分の肩を自分で抱きしめ、ゆっくりと頭を左右に振った。
「ストップ!
いつものことだけど、なんであんた一人でそんなことが抱えられるのよ。
…まったくものすごい自信家ね。
なんか訳のわからないこと考えて悩み続ける位なら寄りかかって誰かに甘えればいいじゃないの」
するとラクスはちょうど彼女と同じくらいの目線になっている水銀燈の小さな手を取り、ピタリとその手の甲に自分のほほを押しつけた。
その突然なラクスの動きに水銀燈は驚いたようにビクリと体を1回震わせた。
しかし、それでもその手を動かして振り払うようなことは決してせず、そのままの姿勢でラクスのなすがままに任せていた。
「では今はあなたに甘えることにいたしましょう。
…先の大戦後にプラントから離れたことが間違いだったのでしょうか?
私が身を引けば収まる。
私にはプラントの政治に関わるには力もなくそして手が汚れてすぎている。
そう思ったことは誤りだったのでしょうか?
なによりもキラとの平穏な生活を望んだこと、それが誤りだったのでしょうか?」
「ちょっと待ってよ、ラクス。
だからそんなたいそうなこと私にわかるわけないじゃないの…
…でも、何かをすれば何かしら手は汚れるものじゃないの?
で、間違っていたと本当に思えば、そっから直せばいい。
あなたの信じた道を行けば酔狂な誰かがきっといっしょにいてくれるはず、そう、あなたを助けてくれるはずよ」
水銀燈の手から顔を上げ、彼女を見上げたラクスのまなざしは『あなたはいっしょにいてくださるのでしょう?』と問いかけていた。
水銀燈は一瞬ラクスに微笑みかけ、わざとらしくごまかすように視線を外した。
「そんな格好であんまりいつまでも夜風にさらされていると風邪を引くわよ。
あんたが寝込むとガキどもがべそかいて面倒くさいから出来れば寝込まないでほしいわ」
「そうですわね、今日はもう眠りましょうか」
彼女たちは並んで、屋内へと戻っていった。
「私も眠れないので枕元であなたの”独り言”、聞かせていただけませんか?」
「いやよ。それにそんなことしなくてもラクスは今夜はもう眠れるんでしょう?」
「そうかもしれませんね…少し残念ですが…ありがとう、水銀燈」
「なんのことかわからないけど、どういたしまして、ラクス」
『まったく、ラクスっていろいろと世話の焼けるお姫様ね。
私のいない間は誰に弱音を吐いていたのかしら』
声には出さずに胸の中だけで愚痴る水銀燈。
しかし、その言葉とはうらはらに表情はかつてのような闇も和らぎ、心持ち明るいようにも見えた。
『今日はよく眠れると思いますわ、いつもいろいろとありがとう、水銀燈』
ラクスは心の中でもう一度、その”親友”に感謝の言葉をかけた。
それ種割れじゃなくてペルソナ3
>>812-813 面白かったです。
「…でも、何かをすれば何かしら手は汚れるものじゃないの?
で、間違っていたと本当に思えば、そっから直せばいい」
深いですね。
たくさんいいセリフがありましたが、私はここが好きです。
あなたが描くカガ金が見てみたいです。
>>600氏GJ!やっぱり心の問題とかの話になると水銀燈は光るね。根が優しいからかな?
しかしなんか水銀燈とラクスが仲良しって1スレ目から見てる漏れには変な違和感があるw
このスレでASTRAYキャラとローゼンキャラの絡みを書きたいんですが
構いませんか?
いいんじゃないの?
ただジャンク屋連中出すと銀様が(ry
821 :
600:2007/05/27(日) 20:54:25 ID:???
今晩は、600です。
817、818様ありがとうございます。
一応は「痔薔薇日誌」なんてモノを書いておりまして、
>>600 >ちなみに、今のと設定(ドールとミーディアムの組み合わせとか)が違う別の物語をここで投稿するとまずいですか?
という最初の一言から始まっております通り、当方の“運命世界のドール達”はここの本流のとは一部、組み合わせも設定も異なります。
別世界の彼女らだと思って大目に見ていただければありがたいのですが。
それゆえ、「カガ金」があるかどうかは…
「でも、リクエストがあるうちは受けた方がいいんじゃないかしら〜」
>>600氏
>>818の「違和感がある」って表現のことでしょうか?確かにちょっと良くなかったですね…。訂正させていただきます。
否定的な意味では全然ないんで気にしないでください。
痔薔薇日誌、暴走妄想コンビとばらしー萌えを毎回楽しませてもらっています
応援してるんでこれからも頑張ってください!
823 :
600:2007/05/28(月) 20:58:30 ID:???
822様、当方も言葉が足りず申し訳ありませんでした。
設定がここのデフォと違うのでSEEDキャラとドールの関係も異なります。
故にラクスと水銀燈の関係も文中のラクス曰く“親友”になっています。
同様に設定が違うのでEEDキャラとドールの組み合わせも異なります。
なのでまだここには投下していませんが金糸雀がカガリの元にいるとは限りません。
だからカガ金が書けるかどうかは現状では即答できませんといいたかっただけです。
ただ、そんなことがいいたかっただけなので、特に“違和感”という表現に別段ネガティブな感情は抱いておりません。
ラクスと水銀燈の関係がここの標準と違うことを表現できている証なのでむしろ、“褒め言葉”と受け取っております。
痔薔薇日誌、ラクスと水銀燈ともよろしければもう少し書かせていただきたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。
(余力があれば書いてみたい別の組み合わせもありますが…)
相変わらずここはあったかいスレだなぁ
そういや最終回はどうなったんだ?
>>826 ココ以外のローゼンメイデンのスレを見にいってこい。うpされまくってるから。
>>826 私たちのアリスゲームはこれからなのだわ!としか言いようがない内容
最後はウサギが世にも奇妙なタモリになって終わり
世にもグゥレイトな物語
このディアッカ・エルスマンには夢があるッ!!
語呂的にイザーク・ジュールの方が違和感がないな……
831 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/02(土) 13:22:39 ID:6Bn5mavK
髪型的にはディアッカ
声的にはニコルにあうな
うわぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!
レイ「うるさいぞ、2人とも。寝てるときぐらい…」
シン「あ、あぁ…悪い何か嫌な夢を見ちゃってさ」
真紅「私もなのだわ。あぁ、恐ろしい!」
レイ「ふむ、珍しい。ちなみにどんな内容だったんだ?」
シン「よく覚えてないけど、新しいガンダムがいっぱい出てきて
気が付いたら俺らが忘れられていた…みたいな内容だったな」
真紅「私の夢は、これからという時に”後はご想像にお任せします”という
身勝手な形で私たちの存在が忘れられていくという内容だったわ」
レイ「夢で終わるといいな2人とも。
ふ、打ち切りと秋からの酸素…俺達はどこに行くんだろうな?」
もうアレの愛称みたいなモンが決まってるのかwww
このスレを開いた瞬間00をO2=酸素と引っかける
>>832は金糸雀に匹敵する頭脳派に違いないと確信した
835 :
600:2007/06/04(月) 20:47:31 ID:???
流れを読まず、なんとなく…
「おめでとう、ロード=ジブリール。晴れて君はロゴスの代表を名乗ることができるようになった」
「ありがとうございます、ご老人方。これも全て皆様のご支援があったればこそ」
「全く、君の働きと強運には感服するよ」
「私には幸運の女神が着いているのですよ」
「あやかりたいものだね。そのうち、その女神とやらに会わせてもらいたいものだよ」
「機会がありましたら」
その部屋の周囲を取り巻くモニターに映っていた老人たちの姿が消える。
それまで取り澄ましていたジブリールの表情に心なしかほっとした色が見える。
「やれやれ」
『これからが大変なのだ。いや、このために私はロゴスの頂点に立ったのだ。これから行うことのために。
…しかし、今はしばしの休息を取ることとしよう』
膝の上に乗せていたエクレール(彼がつけた黒猫の魂の名前)を降ろすと執務室を後にした。
途中、厨房に自ら立ち寄るとあらかじめ注文していたものを受け取り、いつもの部屋へ。
その屋敷には、最近ジブリール以外にだれも足を踏み入れない、踏み入れることを許可されていない部屋があった。
今も彼はその部屋の前に立つ。
二回ノックをすると「私だ、入るぞ」と告げてその扉を開いた。
扉を開けたとたん、何かピンク色のものがジブリールの足元に飛びついた。
「ジブ、遅いの!雛、一人でさみしかったの!!」
「ごめ〜ん、ヒナぁ。怖いおじさん達がうるさかったんだよ〜。その代わり今日はたくさんうにゅーを持ってきたからぁ」
「うにゅー、うれしいの!」
その部屋は壁はショッキングピンクに塗られ、白いベッドと落書きだらけの床、そしてぶちまけられたようなたくさんのぬいぐるみ。
その部屋の中で楽しげにうたいながら床に落書きをする雛苺。目尻を下げてにやけながら落書きする雛苺を見守っているロゴス代表。
非常にシュールな光景がそこには広がっていた。
それこそがジブリールの至福の時。
GJ
余りにも凄いギャップに吹いた(笑)
こんばんは、600です。
>>812-813で書いたラクスと水銀燈の出会いの前半部分だけですが書けましたので保守代わりに投下いたします。
2レスほどですがよろしくお願いします。
わたくしは今一人で午後の浜辺を散策しております。
両の腕に抱えたわたくしにはすこし重いと感じる紙袋にはカリダさんに頼まれて買い物をした調味料や果物が入っています。
普段、一人では買い物をあまりしないのですが、なんとなく一人になりたかったものですから今日は特別ですわ。
先日、孤児院の近くの砂浜で子供達の遊んでいるのをみていたわたくしへサングラスをかけた黒服の女の方が声をかけてこられました。
彼女はわたくしにザフト最高評議会新議長ギルバート=デュランダルの使いの者だと名乗りました。
そのデュランダル新議長の用件とはわたくしとキラのプラントへの帰還と、彼への協力の要請。
わたくしの心は大きく乱れました。
遠くでみていたのでしょう、後でキラに黒服の女性が誰なのかと質問してきました。
そのときにはとっさに道を聞かれて、その後なんとなく世間話をしただけですわと嘘を答えていました。
わたくし、どうして嘘なんか…
…わかりません。
今の“ラクス”=クラインはプラントへは帰れない。そう、帰れません。協力は出来ません、したくもありません。
今のキラはまだ、心が落ち着いていません。こんな時にザフトに協力などしたらまた心が壊れてしまうかもしれません。
今の平穏な生活をもう少し味わっていたい。そうわがままなわたくしが心の片隅で叫んでいます。
しかし、それでいいのでしょうか?もう一人のわたくしが心の中でそうささやきます。
ラクス=“クライン”としてプラントのためになにかをしなくてはいけないのではないかと。
たくさんの方々を巻き込んでしまった責任をとらなければならないのではと。
自らのなさねばならぬことをしなさいと。
しかし、これだけ同胞の血に汚れた自分がそんなおこがましいことを考えてよいのでしょうか?
…わかりません。
ようやく最近、心が落ち着いてきたように見えるキラにこの話をするわけにはいきません。
また、心が揺らいでオーブに来たばかりの頃の一日中おびえていたキラに戻ってしまうかも知れません。
では誰に相談すればよいのでしょうか?
マルキオ師?
『あなたが思うなすべき事をすればよい』そういっていただけるでしょう。
カガリさん?
『今のプラントに帰って何をする気だ!プラントに帰るくらいだったらここで私を助けてほしい。第一、今のプラントは…』
と、プラントに対する非難の言葉を並べたてることでしょう。
アスラン?
『ラクスがそんなことをする義理はない、ラクスは自分たちの幸せを考えてればいいんだ』といってくれることでしょう。
相談する人たちの答えは相談する前からなんとなくわかる気がします。
ではわたくしは誰に相談すればよいのでしょう?
そしてわたくしはどうすればよいのでしょうか?
今日、そんなことを考えながら買い物帰りに浜辺を散策しておりました。
何か蛍のようなかすかな光が目の前を遮ったような、その光に声をかけられたような気がして砂浜の方を見ました。
すると、美しい銀色の髪をした黒いドレスの小さな女の子が砂浜にちょこんと膝を抱えて座っていました。
何となく気になったわたくしは、いつのまにかその方の側へ近づき、少し離れて横に立っていました。
わたくしの方を振り向き見上げたその方は人形のようなお顔でわたくしをにらみ、そして立ち上がりました。
それから体についていた砂を両手で払い、立ち上がった次の瞬間、大きくてとても綺麗な漆黒の翼を広げたのです。
「あら、どちらの天使さまですか」
美しく大きな翼と凛々しく美しいそのお姿に、わたくしは思わず彼女にそう申し上げずにはおれませんでした。
…まったく、最悪ね。
どうしてこの時代に目覚めたのよ?
どうしてこんなところにいるのよ?
私は今日もこの名も知らない土地の砂浜に座り、ただ海を眺めている。
髪もお父様にいただいた服も潮風でガサガサ…まったく、最悪ね。
潮風、塩辛い…まるでめぐが流した涙のように。
枯れ木のようにやせ細ってしまっためぐ。最期の最期になっても彼女は私の方を見て笑ってて…
バカよ、めぐ。あんた大バカよ。
そして私は眠りについてもめぐの夢を見た。そしてこの世界で目覚めてもめぐのことが頭について離れない。
日が落ちるまでここにいて、近くのあばら屋に置いてある鞄の中で眠る。目が覚めたらまた、ここへ来る。
どうして私はここから動こうとしないのかしら。
メイメイはここにいろともここから離れろとも言ってくれない。ただ何も言わず見守っているだけ。
この世界のどこかで他のドール達が目覚めているのはなんとなく感じているわ。でも私はここから動かない。
ここから動いてどうするの?他のドールを探す?そしてドール達と戦う?
また、この世界でめぐにしたみたいに、誰かの命を吸って、そして奪ってアリスゲームを続けるの?
今はなんとなくそんな気にはなれない。私がアリスになるのをお父様が待っているのだろうけど…。
また、誰かを傷つけるのが怖い?この私が?誇り高いローゼンメイデンの第一ドールのこの私が?そんなバカな!
日がな海を眺めながらぐるぐるとそんなことを考えている。そして日が沈む。近くのあばら屋に戻って眠る。
そんなことの繰り返しを飽きずに何日、いえ何週間、もしかして何ヶ月過ごしたのかしら。
まあ、もともと日にちなんか数えてないけど。
そんなことを繰り返していた夕方。
私の側にふらふらと大きめな紙袋を抱えたピンクの髪の女が私に近づいてきた。
私は今は一人でいたい気分なのよ。だから近寄るな、このバカ女。
今日はちょっと早いけど、この女が鬱陶しいからこの場から飛び去ろうと翼を広げた。
「あら、どちらの天使さまですか」
このバカ女は私にそういった。よりによってこの私が天使ですって?!
…まったく、最悪ね。
「私は…そう、天使なんかじゃないわ。めぐ一人助けられなかった私が天使だなんて…」
私は天使なんかじゃない!めぐの生命を吸い尽くしてしまったただの悪魔よ!
…でも迂闊だったわね、何でこんなこと口走ったのかしら。
「…それでも、あなたは天使さまですわ。こんな時にあなたはわたくしの前に現れてくれたのですから」
「こんな時に?」
この時、この目の前の取り澄ましたバカ女の唇がほんの一瞬『え』と形作るのが見えた気がした。
そしてほんのわずか、ほんの一瞬だけどためらいのような驚きのような光がその表情にさしたことも。
そのかすかな違和感が、その場から飛び去ることをためらわせた。まあ、今までずいぶんと暇だったしね。
この目の前のバカなお姫様をいじってたらちょっとばかりいい暇つぶしになりそうな予感がしたから。たぶんそれだけよ。
「そうですわ。こんなに夕日の美しいときに」
へ〜〜、今更、何取り澄まして仮面をかぶっているのよ、あんたは。もう遅いのよ。
普通の人間ならさっきのはわからなかったかもしれないけど残念ながら私には見えちゃったのよ、迂闊なお姫様。
思わずペロリと舌なめずりしたくなるわねぇ。さて、この目の前のバカ姫の取り澄ました仮面をどうやって引っぱがしてやろうかしら。
ちょっとばっかし楽しそうかもねぇ。
GJです。二期の後ってことは雛苺と蒼星石は欠場ですかね?これからどうなるか楽しみです!
>>839 おお〜銀様とラクスの心理描写がいいですな
続き期待してます
あぁ、俺もネタ書かないとなぁ…
保守
843 :
600:2007/06/16(土) 03:42:30 ID:???
>>841様
ありがとうございます。
お待ちしております。
当方、遅筆の上、体調を崩してましたので後半部分が遅れております。
翠と蒼はやっぱりセットがいいよな
保守
最近寂しいなぁ…
―――僕は、死んだのかな?ええと、たしかローザミスティカをとられて…
『あなたの魂は器を離れてこの世界をさまよっているだけです。ある意味それは死といえるのかもしれません』
―――さまよっている?死?じゃあ、もしかして翠星石達にはもう会えないのかな
『会いたいですか?』
―――うん、会いたい
『しかし、会ってもまたアリスゲームを行い、ドール同士で殺し合うだけですよ?』
―――でも、翠星石達に会って少しの間でもいいから話をして、それから…
『すべてのドール達が集まって始まる大きなアリスゲーム、それを行うためだけの生。
そして、それはまたここへ戻ってくるつかの間の夢。
それでもよろしければまた、あなたに生きる機会を与えてさしあげましょうか』
―――それでもいい
『では、しばし楽しい夢をご覧ください』
ほしゅ〜
真紅「さあ、始めるのだわ」
翠星石「行くでがんすぅ〜」
雛苺「ふんが〜なの〜」
シン「普通に始めろよ!あんた達って人形は〜!」
いや、意味はない…
キラ「く!よりにもよってシンがかがみポジだなんて…なかなかイイじゃない?
>>848GJ!」
水銀燈「でもぉ、みうぃきが翠星石ってのは明らかにおかしいわねぇ」
キラ「そうだね。どちらかというと蒼星石の方が似てるっぽいかな。
なんか落ち着いてて品行方正よさそうな感じがピッタリだし。」
水銀燈「なんか今一ねぇ…こうなったら私がやろうかしらぁ?」
キラ「プッ!あはは!想像したら似合わな過ぎて吹いたw水銀燈には絶対ムリだよwww」
ラクス「でしたら私が」
キラ・水銀燈「 糸色 文寸 ム リ 」
ラクス「( ゚д゚ )」
>>849 共通点が髪の色と金持ちってことしかないぜ
>>850 虎「いや〜、どっちも薄いところがあるという隠れた共通点がある。
キャラとして影が薄いか女性として胸が薄いかということだがな」
「バルトフェルドがご自身でなりたいものはなんですか?
人のひなびた燻製ですか。おトイレの幽霊ですか。
そうしたいのだから、私はあなたの敵になるかもしれません。
敵だというのだから、私は撃ちますわ、ザフトのアンドリュー・バルトフェルド!」
「落ち着いて、ラクス!」
「そうよ、あんた、目が尋常じゃないわ」
「私は冷静です。あなた方こそ、落ち着いて乳酸菌でもとってください」
>>853 マリュー「そうよ落ち着いて、胸なんてあったって肩がこるだけよ」
「これは私と雛苺のゲームよ。邪魔をしないで頂戴」
「『ゲーム』だあ!!? やり合う気のない相手にムリヤリ喧嘩仕掛けんのがかよ!!?
そういう適当な誤魔化し方がなあ〜っ!!!
俺の怒りの炎に油を注いじまったぜ!!」
誇り高きジャンク屋の男、ロウ・ギュール。
「貴方はねえ、私の糧になるの。アリスゲームを制するためにね」
「糧になるだと? この俺がお前のか?」
失敗作と呼ばれたコーディネイター、カナード・パルス。
「何故…? どうして貴方は偽りの夢に抱かれないの?
夢はあんなにも心地良いものなのに…」
「俺はアリスゲームの真実を突き止めるって決めたんだ。
その言葉を嘘にはしたくない!!」
真実を追うジャーナリスト、ジェス・リブル。
過去と未来、虚と実、"N"と"R"。
二つの間にある越えられない壁を越え現れた、王道ならざる者。
彼等との遭遇により、戦う宿命を背負わされた乙女達、
そして彼女達に纏わる者達の辿る道は、本来のそれを大きく外れることになる。
新番組 Rozen Maiden SEED ASTRAY
道を外れたその先に、開くべき扉はあるのか。
アンニュイのvol2買ったんだが…
何であんなにネタ満載なの?
まだ聞いていないからわからんが、そりゃあ銀様だからだろう。
めぐの幸せ診察室を聞いてシンを思い出したのは俺だけではあるまいよ
翼の編集、原稿なくしたんじゃなくて捨てたみたいだな
展開っつか、あるドールが退場するのが気に入らなかったんだと
虎「やはり、ソースといえば、ケバブにはヨーグルトソースだろう」
銀「ヨーグルト…そうね、乳酸菌はたくさんとった方がいいと思うわ」
虎「いやあ、水銀燈くん、珍しく君と趣味があったようだな」
銀「私はわざわざまずいコーヒー作る趣味はないわよ」
虎「では折衷案として、撹拌したヨーグルトをコーヒーにトッピングし(ry」
水銀燈「…少し頭冷やした方が良さそうねぇ」
虎「うむ、ではひんやりとしてそうな水銀燈くんの膝枕で僕の頭を冷やすとしようか」
水銀燈「あんた、膝蹴りとかの方がよくない?」
キラ「最近、バルトフェルドさん見ないなぁ。水銀燈何か知らない?」
水銀燈「ああ、あの人なら北極にペンギン見に行くって言ってたわぁ。少し頭冷やしてくるって。クスクス」
キラ「そ、そうなんだ…」
水銀燈「遭難?そうねぇ、もしかしたらそんなことにもなっちゃったりしてるかも知れないわねぇ。
だとしたらご愁傷様ね。ご冥福をお祈りするわぁ」
ラクス「まぁ、今のはオヤジギャグですわねキラ?面白いですわ。クスクス」
キラ「……」
しかしどのスレ行ってもギャグ要員だな、虎。
虎「まあ、一流のバイプレイヤーの宿命だな」
水銀燈「でも主役にはなれないのよねぇ。ま、主役だかなんだかわからない連中よりはいいのだろうけど」
真紅「それは誰の事かしら」
シン「それは誰のことだよ」
水銀燈「さあねぇ?」
アスラン「いや、少なくともSEEDについては2作ともキラが主役じゃなかったか?」
シン「アスラン、あんたって人は〜〜!!」
ミーア「主役はアスランじゃなかったの?」
メイリン「アスランさんですよね?」
ラクス「いいえ、キラですわ」
シン「……」
真紅「スルーされたのだわ」
人気脇役と不人気主役どっちが幸せなんだろう。
あ、シンは不人気脇y(ry
翠星石「ローゼンメイデンの主役は役不足ですけどチビ人間ですぅ。で、ヒロインは主役が不満ですけど翠星石なんですぅ」
>>868 ミリアリア「水銀燈と真紅でどっちが幸せかってことかしらね」
ディアッカ「ま、どっちにしろ出番があるだけいいんじゃないの?」
ミリアリア「あんたにとっちゃそこが大問題よね」
蒼星石「死にキャラとしては少なくとも命の保障だけはされてる不人気主役は羨ましいけどね・・・」
>>871 ハイネ「割り切れよ、じゃないと……あ、俺たち死んでたか」
>>871 のり「JUN君って不人気だったの?」
巴「桜田君は不人気じゃない」
めぐ「天使様って不人気だったの?」
真紅「あんた達って人は〜〜!!」
シン「それは俺の決めぜりふだ〜〜!!」
>>873 めぐよ銀様は不人気とは程遠いぞ、そこの赤い貧乳と違って
>>874 真紅「誰なの、その“通常の3倍”貧乳になりそうなあだ名の人物は?」
>>875 特別編で上から目線で語ったり鬼畜発言したりするヤツのことじゃないかな
878 :
600:2007/07/27(金) 00:23:47 ID:???
すみません、しばらくぶりです。
「ラクスと水銀燈」止まっております。
“リハビリ”と保守代わりに久しぶりに痔薔薇日誌を3レス分ほど投下させていただきます。
何卒よろしくお願いします。
□月○日
職権乱用はいかんぞ、イザーク。まあ楽しかったからいいけど。
ま、いろいろとほどほどにしておけよ。
ばす、ねむい。
しほにおてせいのみずぎもらった。
それきたら、でぃあっかのめがてんになってた。
------------------------------
白いベッドで苦しそうにしている少女を悲しげな表情を浮かべ見つめる黒いドレスの少女。
私は彼女に甘い言葉を投げかける。
『※※※※※※※※……』
『その子、※※※※※※※※があれば助かるわ……』
『※※※※※※※※の力があれば造作もないこと』
苦悩する青い服を着た髪の短い少女。
『※※様……、※※様は泣いています。……※※※が見つからないと』
『このままならば※※様は悲しみ続けるだけ……』
『※※様の望みを叶えるためにも、始めましょう、※※※※※※を』
全くのウソではない、しかし真実でもない言葉。
蜘蛛の糸のような言葉の罠を仕掛ける私。
そして※※※※※※が始まる。私の望むままに。
私の愛する※※様の望みを叶えるためならば私は……
………
……
…
ぼ〜…………。
「よお、薔薇水晶、起きたか」
「なに?」
口元にあふれるよだれも拭かず、キョトキョトと辺りを見回す薔薇水晶。
彼女はまだ寝ぼけていて周囲の状況がつかめていないらしい。
「ここ、どこ?」
「ジュール隊慰安旅行の行きのバスの中だ」
ぽふぽふと柔らかく薔薇水晶の頭をたたくディアッカ。
「……そうだった」
ライトブルーのワンピースにばらしーマークのアップリケ付きのポシェットを肩にかけている薔薇水晶。
彼女はぐしぐしと左手の甲で目の当たりをこする。
ディアッカのズボンの太ももあたりは薔薇水晶のよだれで少しぬれているようだ。
シホがハンディカラオケで、柄にもなく声を張り上げ、オーバーアクションで歌っている。
『恋しましょっ乙女達!』とか歌っているが彼女の恋はうまくいっているのだろうか?
ディアッカは薔薇水晶が肩からかけているポシェットの中からガーゼのようなハンカチを取り出すと涎の跡と目の当たりを拭いてやる。
「ねむい……」
「まだ眠けりゃ寝とけ。当分つかないから」
「わかった」その状態のまま、パッタリとうつぶせになる薔薇水晶。
「おいおい、もう少しずれたらどうだ?」
「ねむい。あとで」そしてまたすーすーと寝息を立て始める薔薇水晶。
「……やれやれ」
「しかし、どうして、もうちょいと垢抜けた移動方法を使わないのかね、まったく」
窓の外に流れていく風景を横目で見ながらディアッカ=エルスマンはぼやく。
「イザーク隊長の発案だとかで。『慰安旅行の移動はバスに決まってるだろうキョシヌケー!』とかいってたそうですよぉ〜〜?!」
ばらしー追っかけ第1号だかファンクラブ第1号だかが後ろの席から顔を出す。
彼が目にしたものはディアッカの両の太ももの間に突っ伏している薔薇水晶の姿であった。
「キシャマー、そこ、うるさいぞ!!」
いつの間に手にしていたハンディカラオケで叫ぶイザーク。
「合いの手と合唱と歓声と拍手以外は他の者が歌っているときは控えろと言っておるであろうがーーー!」
手にするカラオケから流れているメロディは未来から来た青い耳なし猫の……
「し、しかし〜」
「問答無用ーー!!キッシャマ〜、口答えする気か〜!」
「ですが……」
「人が気持ちよく歌っているときに、変な声を上げおって!」
――その歌、気持ちよく歌えるモノなのか?
「だって……」
「終わってしまったではないか!」
次は配膳係の赤毛に白いバンダナ、スマイルなピンバッジがかわいい元気少女がハンディカラオケを握りしめる。
落ち着いた雰囲気のメロディーが流れる。
顔を赤らめて『その背中を、独り占めしたい〜けど〜』と歌ったり題名が歌詞に出てくる。
そのたびに彼女の隣の席に座っている一般兵士その1君が顔を真っ赤にする。
それに気付いた周りの連中からその1君に対して盛大なブーイングが浴びせられる。
朝一にバス押し込められ、カラオケ三昧の時間が終わり、ようやく昼過ぎには目的地に到着した。
――しかしカラオケの選曲が全て古いアニソンばかりだったのは気のせいか?
ぼやくディアッカ。
ついたのは大きなプール付きだが小さめなホテル。ジュール隊以外にお客は誰もいない、貸し切り。
行き先を発表した後、そこに決定した理由についてイザークは以下のように言っていたが。
『これならば皆、気兼ねなく騒げるであろう。
……べ、別にばらしーを他の連中に見せるとおおごとになり、ばらしーが危険にさらされるかもしれないとかそんなことは考えていないぞ』
「しかし、よくもまあこんなよさそうなところを貸し切れたな」
まだ眠り続けていた薔薇水晶を負ぶって両手に二人分の荷物を抱えたディアッカが外見の割に大きめなフロントに入り感心する。
背中でむくりと動く気配がして耳元で薔薇水晶がつぶやく。
「ばすじゃない?」
「ああ、もうホテルに着いたぞ」
「おりる」
「わかったよ」
ディアッカがしゃがむと薔薇水晶はひょいと彼の背中から飛び降りてまた左手の甲で口の辺りを拭く仕草を見せた。
「ばらしー、いきますよ!」
エレベーターの側にいる女性陣の集団の中からばらしーを見つけたシホが声をかける。
「ばらしーちゃん、おいでよ!」元気少女も薔薇水晶を手招きしている。
自分の名前を呼ばれた薔薇水晶はシホ達の方を見てからディアッカの顔をじーっと見つめる。
彼は手に持っていた小さめながら荷物いっぱいのピンクのナップサックを彼女に背負わせると微笑んだ。
「薔薇水晶、いってこいよ」
薔薇水晶はコクリとうなずくとトテトテ女性陣の方へと走っていった。
――ころぶなよ〜。
走る背中に心の中で声をかけるディアッカ。
急に立ち止まった薔薇水晶は彼の方へ振り返り一回大きくコクリとうなずいた。
――聞こえた?
そしてまた彼女は女性陣の方へトテトテと走っていった。
ついた早々、着替えると我先にとプールへ走るジュール隊一行。
「キシャマら、しっかりと準備運動をしてから泳ぐんだぞ!!」
首から上、二の腕の先と膝から下しか出ていない白黒ストライプの水着のイザーク。このCEの時代にそんな水着があったのが不思議だ。
「そうです、慰安旅行とはいえ軍人としての本分を忘れずに!」
まるでザフトレッドのような色合いのチューブトップ風のビキニのシホ。なんと腹筋が美しいこと……?
隊長と副長の注意も何のその、既に二人がそういっている間にもみんなはプールの中へ。
「「こら〜!!」」
仲良く泳いでいるのが配膳係のお嬢ちゃんと一般兵その1。普通のプールのはずなのに突然、彼だけ人為的な津波に襲われおぼれかける。
防水のカバーに入れたビデオ持参のばらしー追っかけ第1号だかファンクラブ第1号。きょろきょろと何かを探している。
せめて水着だけでも“赤”のバミューダ風海パンのディアッカ。
「薔薇水晶はどこだ」
そういいながら辺りを見回していた彼の水着の裾が誰かにくいくいと引っ張られる。
「ん?」
見下ろした先には白いバスタオルを肩からかけた薔薇水晶が立っていた。
「ここ」
またくいくいとひっぱった拍子にバスタオルが地面に落ちる。
濃紺の厚手の生地のクラシカルな雰囲気のあるワンピースの水着。頭は髪をまとめて黄色いゴム地?の帽子を被っている。
胸には個人識別用のためか白い布が縫いつけられておりそこには『ばらしー』と名前が書かれている。
(どっかで見たことある水着だな、誰の趣味だ?)
たくさんの雄叫びが聞こえる。
『ウォ〜〜眼福、眼福!』『我が人生に悔いなし!』『あれはザフトの水着だ!』『ビデオ、ビデオ!』『グレイト!』
「誰が選んだんだ、あれ?」ちょっと目が点になっているディアッカ。
(しかし誰だよ、どさくさに紛れて俺の決め台詞をとったのは?)
「隊長の指示で私が作りました」いつの間にか彼の背後に立ち、両手を腰に当て胸を張っているシホ。
『隊長、グッジョブb!!』『当たり前だ、キョシヌケ〜!俺はイザーク=ジュールだ!!』『俺、ジュール隊にいてホントによかった!』『隊長、あなたにずっとついて行きます!!』『おう!まかせろ!』
隊長の周りで数名の隊員達が薔薇水晶達の方を見ながら滝の涙を流している。
そんな連中に少々危険を感じるディアッカ。
騒々しい連中を見て小首をかしげ、知らず知らずに彼らを刺激している薔薇水晶。
「器用だね〜、シホさんは。まったく、いい奥さんになるね〜」妙に感心するやらあきれるやらのディアッカ。
「(ぼそっ)そんな、いいジュール夫人になるなんて、そんな」ポッ!
小声でそういうと、にへらっと笑いながら両手の拳を頬に当てちょっと腰をくねらすシホ。
――だれもそんなことまではいってないぜ。シホさんよ。
「……やれやれ」だめ押しを受けて砂を吐くような表情のディアッカ。
保守
かもすぞー
「天使様、お歌歌って」
ある晩の夕食後のことだった。
普段よくラクスに纏わり付いているはずの少女がぼんやりと窓の外を見つめていた水銀燈の前に立ち、唐突にそう水銀燈にお願いした。
「いやよ」
「どうして」
「どうしてもよ」
そういって水銀燈はふいっとテラスの方へ出て行ってしまった。
二人のやり取りを聞いていたラクスはそれまでそばにいた子供たちに謝り、水銀燈の後を追いかけて窓辺まで駆け寄る。
テラスに立ちつくしぼんやりと月を仰ぎ見ている水銀燈を見て、安心したような笑みを浮かべるととまた子供達の元へと戻っていった。
しばらくして先ほどの少女が、水銀燈のいるテラスへ現れ、水銀燈から少し離れたところで立ち止まりうつむいて立っていた。
「また、あんたなのぉ」
「天使様、ごめんなさい。……お歌歌うのいやだったのにお願いしてごめんなさい」
そのつぶらな瞳に涙をためて今にも泣きそうな表情で水銀燈に謝る彼女。
苦笑のような笑みを浮かべると、その少女のそばに歩み寄る水銀燈。
彼女の前に立つとほんの少し少女の方が目線が高い。
「別に。……いやだったんじゃなくて悲しい歌しか知らないのよ、私は」――悲しい思い出しか、ね。
「そうなの?」
「そうよ」
そういってつぶやくように歌い始めた。
夜空に彼女の歌声が波の音に交じり、静かに流れる。
水銀燈は歌い終わるとひとつ深いため息をついた。
「綺麗な歌……、なんてお歌?」
「さあ、なんだったかしら。題名はよく知らないわよぉ。昔、めぐがよく歌ってくれた歌」――遠い昔にね。
「めぐさん?誰?天使様のお友達?」
「さあね、そうだったかもしれない、誰だったかしら……昔のことだしねぇ」――私が殺した私のミーディアムだった人。
「ごめんなさい、昔のこと、悲しいこと、思い出させて」
「別にいいわよ。さ、中に入るわよ。あんたに風邪ひかれたら、わたしがラクスににらまれるからねぇ」
そういって少女の横に立ち、彼女の背中を押す水銀燈。
「あたし、天使様のお友達になる!」
「はあ?」
「だから悲しいこと、思い出さなくていいから。いっぱい一緒に楽しい思い出作ろう」
「ありがと」
かわいい友達と共に部屋の中に戻る水銀燈。
――ラクスに親友っていわれて今度はこんな小さな友達が出来て……まったくここにいると飽きないわね〜。
そう考えるとくすぐったそうな、おかしそうようなそんな笑みが自然と水銀燈の顔に浮かんできた。
「どうしたの?天使様」
「あんたって友達が出来て楽しいから笑ってるのかもね。……それに私の名前は水銀燈、よ。友達には名前で呼んでほしいわよねぇ」
「うん、わかった、水銀燈様」
「友達には様付けはないわねぇ」
「わかった、水銀燈」
「よろしい」
如何にも楽しそうにほほえみ合う二人の少女。
点呼してみる
1!
2
3
クワットロ
ウー!
これで全員だな。
女難みたいなの始まらないかな?
点呼に遅れた俺がいますよ
一時間レスが無ければ真紅は俺の嫁
>>893 真紅はくれてやる。
だが銀さまと翠の娘は俺の嫁
翠はやるが銀様と蒼い子はやるわけにはいかんな。
赤いのはいらねぇ
金糸雀以外はジャンク
人は居るんだよなぁ
点呼するなら呼んでくれよ
ho
保守!
24時間レス無ければ、漏れとスレ住人全員に「まきますか?まきませんか?」メールが来る
いいともまでレスが無ければ真紅は俺の嫁
今から一時間以内にレスがあったら銀様と翠の娘は俺のとなる。
思わず待っちまった…
手紙さえ来れば迷わず巻く!!
ラプラス「契約をご希望の方は住所、氏名、電話番号、ご希望のドールをお書きのうえ、
引き出しの中にハガキをお入れ下さい。
当選者の発表はドールの発送を以て代えさせていただきます。」
人は居るけどネタがでないよなぁ……
やっぱローゼンが打ち切りになったのは痛かったな
ネタはあるが携帯だから自粛してる
保守
初期の頃に書きかけたジャンクはあるが・・・
>>909 ジャンクと呼ばれた銀様が一番可愛かったりするんだぜ?
気になるじゃないか、投下してみるべきだ
保守ついでにテキト―に頭に浮かんだの書いてみる。
朝……真紅は少し早いお茶会を満喫していた。
「……ふう、やはりここで紅茶飲むのと心がほっとするわね。フローラルな香りに包まれて心が落ち着くというかなんというか……
さてそれではお茶をいただきながら趣味の読書でもしますか♪」
ドン!ドン!ドン!
「く、くおら真紅〜〜は、はやく……はやくトイレから出てこいよ!」
「下僕の分際でうるさいわよシン。私のお茶会と読書の時間を邪魔しないでちょうだい」
「あ、朝っぱらからなんでそんなのトイレでやってるんだよ!後がつかえてるんだからとっとと出ろ!」
「お断りよ。さて今日の社会情勢はどうなってるのかしら……(ガサガサ)」
「ど、読書って新聞!?」
「悪い?読み終わるまでちょっとまってなさいねシン」
「ま、毎朝毎朝個室のトイレ占拠してんじゃねーよ!いいから早く、早くでやがれ―――――ッ!」
原作と違ってここの真紅は未だに水洗トイレの意味がわかってないようであった。(んなアホな)
薔薇水晶「なつの、ばか」
hosyu ぬるぽ
もうこのスレも終わりだな。
よくもった方だと言うべきか。
>>917 では終わる前になんとなく、以前書きためたものを投下させて頂きます。
とりあえず4レス分ですがよろしくお願い致します。
ザフト所属運用試験艦ミネルバ
その専用MSドックでシン=アスカはエイブス整備班長と立ち話をしていた。
「シン、すまんな。コアスプレンダーとの接続の最終調整に手間取って」
幸い最終調整に手間取ったおかげでミネルバでのメンテナンスを行う必要ができた。
そのせいで他の3機より先にミネルバに運び込めたので悪いことばかりではないなとシンは思っていた。
「エイブス班長のせいじゃないっすよ。あれの面倒見るのは俺の仕事っすから。
班長こそ式典当日まで調整作業なんて大変ですね。」
「式典に出る訳じゃないしな、それにこれが俺の仕事だからな」とにやりと笑う。
「あれ?、そういえばヴィーノとヨウラン達の姿は見えないっすけど」
今日の作業中、同じ試験艦に配属された士官学校で同期だったお調子者二人の姿が見えなかった。
「あいつらシフトじゃないからってんで逃げやがった。
さぼって式典見物って魂胆らしい。あとでお灸を据えてやらんといかんな」
「じゃ、じゃあ、おれ、一旦部屋に戻ってから、少し出てきますんで」
とばっちりを受ける前に退散するためにシンは話を打ち切ろうとした。
「おう、式典、派手らしいから見てきたらどうだ。テスト航海に出たらここには戻ってこないんだしな」
「いや、いいっすよ。面倒くさいし」
そんな言葉とは裏腹に残りの時間、式典に浮かれる町中をぶらつくのも悪くないなとシンは考えはじめていた。
シンは自室に戻り、念のためメールチェックをしていると新着の中にあきらかに怪しいメールを見かける。
本文を覗いて、妙なことが書かれているリンクをなぞる。
「“巻きますか”、“巻きませんか”……なんだこりゃ」
ちょうど『巻きますか』の上をマウスでなぞっていた。
「シン!」
ポンと後ろから肩をたたかれ、その声に振り向くシン。
シンは気がつかなかったが偶然“巻きますか”をクリックしてしまい、そしてそのメールは消滅した。
「なんだよ、メイリンかよ。今、待機中じゃないのか?」
そこにはザフトの緑の軍服を着たメイリンがシンをのぞき込むように立っていた。
「ブッブ〜!待機はこれからですよ〜だ!
せっかくの自由行動だったからシンのこと探してたのにどっこにもいないんだもん」
「ルナとでもいっしょにいればよかっただろう」
「お姉ちゃんはレイと二人でザクの移動の手伝いにいったから。
私だけでぶらぶらしてもつまんないし、それにせっかくだから……」
後ろの方を消え入りそうに口ごもるメイリン。
「……で、シンは今まで何してたのよ」
と、メイリンは話をそらすようにシンに問いかけた。
「さっきまでインパルスの最終調整の手伝い」
「なんでそんなこと手伝ってんのよ。そんなのヴィーノ達の仕事でしょう」
「コアスプレンダーとの結合部分とかの調整もあったからな。
そういうのっていうのは整備班がコアスプレンダー操作するより、テストパイロットの俺が操作
したほうが早く済むんだよ」
「ふ〜ん」ちょっと納得がいっていないメイリン。
「それより、人が端末見ているときに肩たたくなよ、妙なメールみてたんだから。
妙なもん入ってる添付ファイルとか実行しちまったら大変だろう?」
「あ、ごめん、大丈夫だった?」
「まったく……」
さっきの怪しいメールを確認するために画面に視線を戻したシン。
「あ〜れぇ?」
見ていたはずの本文がない……
シンはメール一覧をスクロールして改めてさっきのメールを探す。見あたらない……
「どうしたの?」
他人のメールを見ても悪いのでシンの横顔をのぞき込むメイリン。
「さっきのジャンクらしいメールがない」
「ほんと?」
「……マジ」
「ちょっとどいて、シン!」
メイリンはすばやくシンを押しのけて端末の前に座る。
そして目にもとまらぬ早さでキーボードを操作して送受信ログやサービスを確認する。
「特になんにも怪しそうなのは出てないみたいだから大丈夫だと思うけど……」
しばらく操作して不審な点がなさそうなのを確認すると念のため、端末のウィルススキャンを始める。
「まったく、勘弁してよね〜」
艦の備品で安物の椅子をギシリと言わせて背伸びをするメイリン。
「はいはいって、……元はといえばメイリンが悪いんだろうが」
「ぶ〜〜!」
さっきまでの“できるハッカー”メイリンの姿はいずこへ。
彼女は子供のようなふくれっ面になった。
椅子を回転させてシンの方に振り向いた拍子にメイリンは見たことのないアンティークなトランクを
シンの部屋の中に発見した。
「シン、あんな渋い趣味のトランク、持ってたっけ。
……もしかして誰かからのプレゼント?」
さっそくメイリンのチェックが入る。
「いいや、知らねえよ。今さっきメイリンがきたときに持ってきたんじゃないのかよ」
担ぐのはやめろよ、とばかりに否定するシン。
「違うよ、こんな重そうなものもってこれないよ〜」
シンは興味本位でなんとなくその少し古びているが上品な作りをしている革製の鞄を開けてみた。
鞄の中には真っ赤なドレスの全長80cmほどの非常に精巧な人形があたかも眠っているような姿で
横たわっていた。
その非常に精巧に作られたビスクドールらしい人形は白い肌の上に真っ赤な上品そうなドレスを
身につけており、ヘッドドレスに覆われたブロンドのツヤのある長い髪はツインテールに結われていた。
その手のことに素人である二人にもとても高級そうなことぐらいは簡単に想像ができる代物であった。
「へ〜、シンって、こんな趣味あったんだ〜、知らなかったぁ」
横から覗いていたメイリンがにやにやとシンをのぞき込む。
「ねえーよ!、だから知らない荷物だって!」
「ほんとっかな〜」
「ほんとに知らねえーったら!」
年頃の女の子だからだろうか、メイリンは興味津々といった風で鞄の中のビスクドールらしい人形を
調べまくる。
「これ、ネジかな?……これ巻いたらなんか動くとか……」
――そういえば、メールに“巻く”とか“巻かない”とか書いてあったかな?
とちょっとうろ覚えなシン
――ま、いっか。
背中にネジ穴らしきところを見つけてネジを差し込むメイリン。
「大丈夫かな……」
「そう思うなら、やめとけよ」
言葉とは裏腹にひとしきりネジを巻くメイリン。
ネジを抜くと人形が急にビクッと体を起こした。
「うわっ!」
「キャっ!」
びっくりして少し後ずさる二人。
人形は立ち上がり、目を開けると座り込んでいる二人の方を見つめて言葉を発した。
「私のねじを巻いたのはあなた達かしら?」
青い澄んだ瞳が二人を射抜くように見つめていた。
「えっと、ねじを巻いたのはメイリンだろう!」
「で、でも鞄を開けたのはシンだよね、ここはシンの部屋だし」
「名前は、シンとメイリンでよろしいのかしら?」
「ああ、俺はシン=アスカ、こっちのはメイリン=ホーク」
「なんで私まで……」
「ところでいったいあんたは何ものなんだよ」
「私?……私は真紅。ローゼンメイデン第5ドールの真紅よ」
その綺麗で優雅そうな雰囲気の人形はその小さな体に尊大な雰囲気を漂わせつつ自らの名前を
そう告げた。
「そうじゃなくて!なんで人形が生きてるみたいに動いてしゃべってるんだよ!」
何か会話がかみ合っていない二人?
「別に人形だからといって自分で動かない、生きていない、と決めつけてかかるのはよくない
ことだわ。
実際、私は動いているのだし。
それにものには全て魂が宿るものなのだわ」
「そういうことじゃなくって!」
その“真紅”と名乗った人形は真っ赤になって怒鳴るシンをやり過ごす。
そして彼の隣にまだへたり込んでいたメイリンに命令口調で話しかけた。
「ねえ、あなた、さっき名前はメイリンといったかしら」
「ハヒ!?」
「メイリン、のどが渇いたわ。紅茶を入れてきて頂戴」
「あ、ハイ!」
真紅に命令されたメイリンは飛び上がり(たしか休憩室の自販機に紅茶があったよね)と
思いつつあわてて走っていった。
「ねえ、シン、……ところでここはどこなのかしらね?」
真紅は二人きりになるとシンにそう質問した。
「ザフト所属の試験艦ミネルバ、その俺の部屋さ」
「ザフト?ミネルバ?」
「プラントのコロニー、軍事工廠アーモリーワンの宇宙軍港の中だ」
「プラント?宇宙?」
「そうさ、そんなことも知らないのかよ」
シンはニヤニヤとチェシャ猫のような表情に変わった。
自分の身長の半分もない人形に尊大に構えられて非常にむかついていたシンはやっと優位に
たてた気がした。
「まず、ザフトとはなんなのかしら?あなた達の所属している組織の名前ようだけど……」
「こんなガキにでもわかる常識的なことも知らないのかよ〜」
「ええ、とても長い間眠りについていて、この時代ではたった今目覚めたばかりなのだわ」
「へ〜」
シンは意地悪坊主がいじめのネタを見つけたようなニタついた表情を浮かべる。
そしてすぐに何かいいまかそうとシンが口を開きかけたちょうどそのとき、
軽く肩で息をしながら紙コップを大事そうに抱えたメイリンが戻ってきた。
「シン、真紅さんは目が覚めたばっかりできっとここらへんのことわからないんだと思うよ。
だからそんな言い方しなくても」
真紅はメイリンから受け取った紙コップの紅茶に両手で抱えてひとくち口を付けると表情を
ゆがめた。
「メイリン…これ、本当に紅茶なの?ここまで口に合わない味の紅茶は初めてなのだわ」
「ごめんなさい。自動販売機の紅茶くらいしか思いつかなかったものだから…」
「これは”紅茶”を名乗るのもおこがましい味だわ」
「なんだったら後で探してくるけど。
……でも私これからブリッジの待機シフトに入らなくちゃいけないので時間がないから、
真紅さん、ごめんなさい!」
「メイリン、こんな奴のいうこといちいちきくこと無いぜ」
「ならしかたがないわ。今はこれでがまんするのだわ。
……ところでメイリンはこれから仕事なのね?」
「ええ、これからブリッジで待機任務なの」
腕時計で時間を確認するメイリン。
「メイリンは軍人なのね?」
どこから出したのか緋毛氈の上に座り、紙コップの紅茶を飲みながらメイリンへ話しかける真紅。
「あ、うん、シンもね。シンは最新鋭機のテストパイロット」
「すごいのね」
軽くため息をつき、さも感心したように真紅がつぶやいた。
「いやー、それほどじゃないけどな」
相手が訳のわからない人形でも褒められてうれしくないわけはない。
少し照れながらシンは真紅に謙遜して見せた。
「だってシンにも動かせるのでしょう?その最新鋭機ってよっぽどすごいのね」
「この人形野郎!」
――とことん気にくわない人形野郎だ!
「レディに野郎はないのだわ」
真紅はまったくシンの方を見ない、横顔のままでシンに抗議した
「じゃあ、そろそろいかないと。
……真紅さん、また後でね。シン、真紅さんと仲良くするのよ」
「へいへい」
「シン、返事がよくないわ。ハイは1回なのだわ」
「は〜い」
そうしてメイリンがシンの部屋を出て行く。
すると後にはいかにもまずそうに紅茶を飲む真紅と、その性悪人形のせいでとっても不機嫌なシンの
二人が取り残された。
「やれやれ」
こいつをどうあつかえばいいんだよと心の中で愚痴るシン。
「ねえ、シン。もっとこの時代のことを教えてちょうだい」
「……はいはい、おおせのままに」
「さっきもいったでしょう、ハイは1回なのだわ」
「はいよ」
ふと、シンは今はもういない妹とのじゃれ合いを思い出していた。
そして既にこの性格の悪そうな人形になんとなく逆らえないような気もしてきているシンだった。
以上です。
>>923 グッジョョョョブゥゥゥ!このスレは終わらん!まだ終わらんさ!
>>923 GJ!あんたはこのスレのメシアだ!
やっぱりシンはいいようにあしらわれてるなw
GJ!捨てたもんじゃないなこのスレは。
こんにちは。
実は917=600です。
「ラクスと水銀燈」が途中なのですが、以前書いて寝かしていたものを投下させていただきました。
今後、オリジナルのドールとSEEDキャラの組み合わせでこれを続けてもよろしいでしょうか?
(とりあえず書いてあるところまでですが)
>>927 オリジナルは『組み合わせ』に係るんだよな?
それなら問題ない、いつでも投下を待ってるぞ!
♪スジャータ♪スジャータ♪香り爽やか〜♪
コーヒーにスジャータ。
スジャータが一時をお知らせします。
ポーン
♪♪♪(あのテーマ曲)
水銀燈「水銀燈の今宵もアンニュ〜イ。
はぁい今晩は。今週もやって参りました水銀燈の今宵もアンニュ〜イ…。
うふふ、すっかり涼しくなりましたねぇーもうコオロギや鈴虫がそこらで泣いてますものねぇ。
日もだんだん短くなってぇ、残暑も徐々に収まりつつあるようよぉ。
さて今夜のゲストは、ザフト軍のエースパイロットにして超人気アーティストのハイネ・ヴェステンフルスさんです!
先日発表されました新曲はアーケードゲーム「戦国BASARA X」の主題歌だそうです。
ゲームセンターで聞ける日が楽しみですねぇー。
それでは今晩も一時間お付き合いください水銀燈の今宵もアンニュイ、今週の推薦曲まずはこの曲からです、ラクス・クラインでFeild of hope」
♪♪♪あな〜たの〜 ゆ〜めを み〜て〜た〜♪♪♪
シン「なんていうか、ノリノリだな…」
真紅「こんな水銀燈はイヤなのだわ…」
原作の再開はまだかね?
現実を見ろ
あれで完結だ
ガチのMS戦闘もの書いてみようかと思ったけど難しいもんだな。
933 :
通常の名無しさんの3倍:2007/09/21(金) 21:33:31 ID:sXy0naiv
まきひとは元気だろうか?
何か総合女難スレでもローゼンが流行り出したみたいだな。
あっちはシン&水銀燈コンビでなんかほのぼの時々殴り愛をしていた。
今晩は。
すみません、
>>919-922に投下させていただいた600ですが、話の間がスコンと抜けていたので穴埋めをしていたら遅くなりました。
(まだ穴埋め中)
3レスほど投下させていただきます。
よろしくお願いします。
カガリ=ユラ=アスハオーブ代表は極秘裏にザフト最高評議会議長に対して会談を求めた。
閲兵式のためにアーモリーワンに訪れるデュランダル議長にお忍びでの会見が実現し、彼女は護衛一人だけを
連れてオーブからここ、アーモリーワンまであがってきたのだった。
そしてアーモリーワンのある庁舎の一室で大使を連れてデュランダルとの会談に臨んだ。
「…我が方の大使の伝えるところではだいぶ複雑な案件のご相談、ということですが…」
「私にはそう複雑とも思えぬのだがな。
だが、未だにこの案件に対する貴国の明確なご返答が得られない、ということはやはり複雑な問題なのか?
我が国は再三再四、かのオーブ戦の折に流出した我が国の技術と人的資源のそちらでの軍事利用を即時やめて
いただきたいと申し入れている」
非常に微妙な問題を何の配慮も遠慮もなしに切り出すカガリ。
前大戦で流出した難民、特に技術者の軍事利用の停止と返還を迫った。
その流出した技術者による兵器開発に対して懸念と疑念も露わにする。
対するデュランダル議長は彼らの”自由意志”を盾に難民の返還を拒む。
また、技術流出についても技術が彼らの生活の糧であることを強調した。
プラントの軍備拡張については防衛のためといなされる。
まるでデュランダル議長に歯が立たないカガリ。
そしてそれでも閲兵式の時間も近づき、会場へ向かうデュランダル。
その移動の時間もカガリはけなげに彼に食い下がった。
「だが、強すぎる力はまた、争いを呼ぶ!」
彼女が信じる理念を議長へぶつけるカガリ。
「いいえ、姫。争いがなくならぬから力が必要なのです」
二人は力の象徴たる兵器の納められている格納庫の建ち並ぶ中を護衛達と歩きながらそんな会話をしていた。
今、オーブ軍の主力は2年前の大戦の時に当時、閑職に就いていて補給や避難活動に従事していたか、カガリと
共に宇宙にあがった元々カガリに近い所にいたグループかMSパイロットがほとんどである。
特に二年前の戦闘で全滅に近かった海軍と陸軍では人材不足の傾向が著しく、アマノミハシラから借りてきた戦力以外は
ほとんどがアスハ、というよりはカガリにより引き上げてもらったと思っているか、彼女の近しい者達で構成される。
カガリの見えないところで彼ら軍部は軍備の増強を再三にわたり国に迫り、アスハを恐れるかカガリを甘やかす者達が
それを『彼女の周りが言っていることだから』と容認する。
その結果、侵略しないはずのオーブが今や巨大空母を有し、装備面だけを取れば有数の軍事大国といっていい存在となっている。
その軍部を掌握しているとされる彼女がプラントの代表に軍備の縮小を迫る。
そんな矛盾を彼女は気がついていない。
彼女に親しい者達の声を聞き、彼女のシンパに賛同される。
そんな彼女の周りにいる者達の声こそオーブのすべての声を代表していると固く信じているカガリ。
ただし、もし、彼女が国内の軍事力を公に否定すれば軍部に奉戴されているカガリ自身がオーブ代表ではいられないのだが、
今の彼女にそれをわかる道理はまったくなかった。
“アスハ代表”の護衛として彼女についてきていたアスラン。
彼は二人の会話を聞きながらデュランダル議長とカガリとの政治家としてのキャリアの差を感じさせられていた。
――情熱だけで詰め寄ってもいなされるだけだろう、カガリ。
ただのカガリ=ユラ=アスハ護衛の“アレックス=ディノ”が彼女に代わってデュランダル議長と交渉するわけ
にはいかない。
しかしアスランが政治家として老練に見える議長に対抗できるかどうかはわからないことは確かだが。
しかし彼女よりはましだったであろう。
――カガリ、がんばれよ。
今は心の中で声援を送るしかできないアスランであった。
アーモリーワンの町中、久しぶりの町は彼女にとってすべてが物珍しく見えていた。
ステラ=ルーシェは店先の“楽しいもの達”に目移りしながら足取りも軽く寄り道を心の底から楽しんでいた。
「なんなんだよ、アレ?」
少し前を浮かれて歩いているステラをさめた目でみているアウル=ニーダ。
彼は相棒のスティング=オークレーに声をかけた。
「浮かれている馬鹿のふり、じゃないの?」
作戦遂行に特に問題はなければスティングは別にステラを注意する気はさらさらなかった。
「おまえも馬鹿のふり、やってみたら?」
スティングの眼はアウルにその方が注意を引かなくていいだろう? とでもいいたげだった。
「遠慮しておく」
――クールな僕に馬鹿の真似をさせるつもりかよ。
自分でクールな性格のつもりでいるアウルは心の中でそう毒づいた。
二人が会話をやめてステラの方へとまた、視線を向ける。
すると彼女はいつのまに古そうな革のトランクを両手で引きずるように抱えて歩いていた。
「なんだよ、その汚い鞄」
アウルは明らかにステラを小馬鹿にするような口調で彼女に鞄のことをきいた。
「さっきそこでウサギの顔の人にわからないけど巻きますっていったらくれた」
アウルの悪意ある口調に気がつかずステラは、側にある路地へと視線を向けた。
「返してこいよ。じゃなきゃ、ここにおいてけよ」
そんな荷物を抱えていたら作戦遂行に問題あることは火を見るよりも明らかだとスティングは判断した。
「かわいいのに……」
理由はわからないがその鞄はステラの“かわいいものレーダー”に大いにヒットしたらしい。
「そんなもの抱えていったら、これからの任務に支障を来す。失敗したらネオにどやされるぞ」
スティングはステラに注意する。
「ネオ、怒るの?」
「ああ、そりゃ仮面の色が変わるくらいカンカンになって怒るさ」
アウルは大げさにステラをあおる。
「アウル!」
――なんでこいつらはこうなんだ、まったくこいつら幼稚園児かよ。
あきれるスティング。
「ネオのお面、TP装甲なの? 怒られるのイヤだから中身見てから置いていく?」
ステラはなんとか妥協してくれたようである。
路地裏でそのアンティークなカバンをあけるそこには非常に精巧に作られた1体の人形が入っていた。
「かわいい……」
また、ステラの“かわいいものレーダー”にヒット。
「なんだこりゃ?」
しかしアウルの興味の範囲外だったらしい。
「変な趣味だな」
これを可愛いというステラが? 作った人間が? これを鞄に入れた人間が?
とにかくこれをみたスティングはそうつぶやいていた。
「これ……ねじ?」
人形と一緒に入っていたネジを手に取るステラ、そしてネジ穴を見つけてねじを巻く。
ネジを巻かれた人形が突然起きあがり、唐突にその口から言葉を発した。
「こんにちは。初めまして。僕はローゼンメイデンの第4ドール、蒼星石です」
そのショートカットでオッドアイの瞳を持つ人形は目を覚まし、ステラ達にそう自己紹介をした。
「……わぁ〜しゃべるお人形さんだ〜……こんにちは。私、ステラ。こっちはスティングとアウル」
新しくできたお友達に仲間を紹介するステラ。
「ローゼンメイデン? ……蒼星石? あなたのお名前、蒼星石っていうんだ〜」
「なんか見るからに怪しい代物だな」
アウルはしごく当たり前な感想を述べる。
「やれやれ」
――人形? ロボット? きょうびのおもちゃは精巧にできているもんだな。
スティングはあきれながらも妙な関心の仕方をしていた。
「ステラ、そろそろいくぞ」
スティングに促されるステラ。
「ごめんね、蒼星石。ステラ達、これから“任務”だから蒼星石のこと、連れていけない」
ステラはしゃがんで蒼星石の目線の高さに合わせるとお姉さんぶって、その人形に話しかけた。
「そうですか。……あ、あなたの心は……」
ステラを見つめ、そしてスティング、アウルを見回した蒼星石は彼女らの中の何かに気が付いた。
「え? 何? どうしたの?」
「いえ、ステラさん、あの……」
「なにやってんだよ、ステラ!」
アウルが蒼星石をつかもうとした。
蒼星石はひょいっとよける。
「あ、ごめんなさい」
「てめぇ! このチビが!」
むかついたアウルは続けて蒼星石をけり飛ばそうとするがそれも軽くよけられる。
「何をするんですか?」
敵意丸出しのアウルに身構える蒼星石。
「お仕置きだよ。それにくそ生意気なおもちゃは壊して捨てるに限るだろ」
アウルは彼の攻撃をことごとくよけるくそ生意気な人形に頭に来て、人影のない路地裏で人形にケンカを仕掛けようとする。
「アウル、やめとけ」
彼らを止めるスティング。
「やっかいごとはごめんだぜ」
――こういうイレギュラーは危険だ。関わらない方がいい。
――いや、こいつ、何かの時は囮か盾には使えるかも……。
――しかし、やっかい払いはできるだけ早い方がいい。
――だが、さっき俺を見つめたときに俺の中の何を見たんだ、この人形は?
「ステラとそこの人形、お前ら、どうしたい」
スティングはアウルを遮って立つと彼女らに問いかけた。
――今日は調子が狂いっぱなしだ。あの小娘達にあって余計な会話をして。……そして今度は動く人形?
今日は厄日かよ、と戦闘機械であるはずのスティングは書き割りの空に向かってぼやきたくなっていた。
「スティング、この子、連れてってもいいの?」
ステラは目を輝かせてスティングに質問する。
「おいおい、スティング〜」
アウルはぶーたれて、スティングに抗議する。
「そいつ、役に立ちそうだからな。ステラとそこの人形次第だ」
「じゃあ、連れて行く。蒼星石、ついてきてくれる?」
「わかりました、あなた方について行きます」
――この人達のあの“何か”を知りたいから。
蒼星石はその“何か”のために彼女らについて行くことに決めた。
この世界が今どのような状況かも、これから何が起こるかも、彼女らが何を起こすかも知らずに。
以上です。
乙。
“かわいいものレーダー”が“かあいいものレーダー”に見えて、
ステラが「かあいいよ〜、お持ち帰りー!」って言う場面を想像した俺は
きっとアニメ中毒なんだぜ。
>>942 あながち間違ってないんじゃねw
かあいいものレーダーw
ある夜中のこと――
寝静まった孤児院。
遠くで潮騒の音だけが聞こえていた。
水銀燈は何かに呼ばれたように目を覚ますとラクスの隣のベッドから降りて部屋から出て廊下へでる。
そして薄ぼんやりとした光が映る廊下の突き当たりにある姿見の前へとゆっくりと歩を進めた。
案の定、ぼんやりと光る姿見の中に1体のドールの姿が浮かび上がる。
「こんなところに臆病者のジャンクがいらしたわ」
そのドールが片眼と口元だけに笑いを浮かべて水銀燈を見下ろしていた。
「あら、あんた、たしか雪華綺晶とかいったかしら……。
こ〜んなところになんの用かしらぁ?」
水銀燈は見下ろして胸くそ悪い笑みを浮かべているドールへと挑戦的な声で挨拶を返した。
「お父様は悲しんでいらっしゃるの」
そんな水銀燈の言葉を無視するように雪華綺晶は言葉を続ける。
「だまりなさいよ!
だいたい、あんた、お父様のこと、わかっているわけ?」
「あなたよりはわかっておりましてよ」
小馬鹿にするように鼻で笑いでたらめな歌を一節歌う。
「くるりくるりと姉妹たちから逃げ隠れ、羽をふるわせ泣いている♪」
「何よ、それ。へたくそな歌ね」
「お父様のことも忘れ、アリスゲームも忘れた親不孝者、姉妹と争うこともやめた臆病者に
用はありませんわ」
「うるさいわね! だったら、こんなところに顔出すこともないんじゃない?!」
いちいち逆なでするような言葉を並べる雪華綺晶にいらついた声を投げつける水銀燈。
「ああ、そうでしたわ、忘れておりました。
そんなあなたでも一応は一時はお父様に愛情をかけられ作られたドール。
だから老婆心ながらお教えしたいことがあったのですわ」
「なによ、それ」
「あなたもとてもよくおわかりの通り、他のドール達も目覚めたのでまもなくアリスゲームが
始まります。
せいぜい、他のドールに倒されないようにがたがた震えながらそこで隠れておいでなさいな。
私はいつでも倒せるあなたは後回しにして差し上げますが、他のドールはそんなに優しくない
かもしれなくてよ」
「そうぉ? なんだったら、今ここであんたを壊してあげてもいいのよ?」
「……そんなこと、できもしない、する気もないくせに……ではごきげんよう」
雪華綺晶はあざ笑うかのような言葉を残し薄青い光とともにその姿を姿見の中から消えた。
「ちくしょう!」
水銀燈はすんでの所で姿見を壊すのは止めた。
まだ、その先に雪華綺晶の姿があるかのように水銀燈はしばらくの間姿見をにらみつけていた。
すみません、ご無沙汰しておりました。
>>936-938 を投下させていただいたものですが、
「ラクスと水銀燈」の方の閑話休題があったので時系列はさておき保守代わりに投下させていただきました。
念のためにあげとく
明日はどうなるのかな?
まずそうな気がしなくもない。
真紅水銀燈雛莓意外はあんまり所属一定しないよなこのスレ
まあ、そこは人それぞれ。
とりあえずかなり前に投下したのでは
紅-シン
銀-キラ
雛-凸
蒼、翠-痔
金-カガリ
のイメージで書いた。
悪い、まとめサイトどこ?
一から全部読みたくなった、良かったら教えてorz
まとめサイトはないが
ローゼンメイデン過去ログ倉庫ですべて見れる
953 :
>>951:2007/10/09(火) 22:06:20 ID:???
痔「くっ、しまった…」
蒼「どうしたんですか?マスター」
痔「俺としたことが…」
蒼(どうしたんだろ?最近真面目に働いてるからイザークさん達も喜んでたのに)
痔「真面目に働きすぎて今の笑いの流れを読めなくなっちまったー!!!」
蒼「ブーッ!」
痔「コンビ芸人なんて全然わからねぇ」
蒼「ま、まあ軍務には支障がないからいいじゃないですか」
痔「聞けば今年はピン芸人の当たり年だって話なのに」
蒼(僕の話は聞いてくれないんですか、マスター…)
痔「ムーディ勝山、小島よしお…」
蒼(まあ、ピン芸人の話なら僕は大丈夫だろうし)
痔「にしおかすみこに、白石稔か」
蒼(最後何か違うー!)
痔「取りあえずカンを取り戻すためにも今年のお笑いをネットでチェックだ」
蒼「は、はぁ」
痔「まずは‘らき☆すた(13話以降)’だな」
蒼(だから何でー!)
流石にネタ切れ気味だなぁ。
本編の流れに沿った長編で一本書ききれるだけの筆力が俺にあれば・・・orz
保守
原作が終ったのが痛いな・・・
移籍して連載再開とか無いのだろうか。
お久しぶりです。
600です。
仕事が忙しいです。
体調を崩して、少し書く余裕ができましたので痔薔薇日誌の区切りのようなものを書いてみました。
3レスほどですがよろしくお願いいたします。
黄色い人形と闘う私。
緑色の人形と闘う私。
そして黒い翼を持つ人形を背後からドラグーンのようなものをとばして突き刺す私。
紅い人形と闘う私。
そして、その紅い人形にぎりぎりのところで勝利した私。
そして※※※※※※※※をすべて集めて※※様にほめていただいた。
体が熱い。消えてしまいそうに、砕け散りそうなほど熱い。
でも※※様にほめていただいたから。
だって※※※※※※※※はすべて私のもの。
すべてそれは今、わたしのなかにあるのだもの。
私は※※様の望む完璧な存在になれた。
※※様、私は…
『あなたは偽りの存在』
『ただ、※※※※※※をあきらめ、ぬるま湯な日常につかっていた彼女ら』
『その彼女らに波紋を起こすためのきっかけに過ぎませんでした』
『それについてはあなたは十分働いてくれました』
『あなたをきっかけに幕は上がり、そして幕引きもしていただきました』
『でも、これからここで始まる世界規模の大きなお芝居にあなたの出番は必要ありません』
『そして※※※※の贋作であるあなたがこの世界にいるいわれもありません』
『この空を漂っていれば、もし運が良ければ誰かに拾われて、また、端役ぐらいにはなれるでしょう』
『ではごきげんよう。もし運良くまたいつかどこかでお会い出来るときまで』
『いや、おそらく会うこともありますまい。知らないどこかへと流され、朽ち果てて一生を終えるでしょうから』
………
……
…
よる、とびおきた。
ここは?
むこうのべっどにはシホがねている。
ここはシホとおなじへやのベッドのうえ。
思いだした?
いいえ、すべてを思い出したわけじゃない。
しかし、私が誰かだけは、少しわかった気がする。
私は薔薇水晶。
”彼女ら”とは違う存在。
何か大切なものを持たない偽りの存在。
誰かに望まれて生まれ、そしてその誰かは今はいない。
それだけは確実にわかる。
この世界が私のいた世界の続きなのか、流された果てに行き着いた別の世界なのか、それはわからない。
私は今、人形のくせに涙を流している。
今の私の涙を隠すものは何もないのだから……
「どうした、薔薇水晶?」
「なんでもない」
食事が終わるとディアッカは薔薇水晶を連れて後部デッキに彼女を連れて行った。
俗に乗組員達が「展望台」と呼んでいるところだ。
「何か思いだしたんだな、薔薇水晶? あまりよくないことか?」
「どうして?」
「そんなに長い間とはいえないけど、俺とお前の付き合いだからな。
それに、昨日までと違って、なんていうのか眼とか口調とかに強い意志と大きな迷いみたいなもの。
そんなものが感じられるんだよな」
「そう」
「ああ、で、何かを思い出したけど悩んでいるんだろう?
まあ、話せなければ別に言わなくてもいいよ」
「いう……約束だから……言わせて欲しい」
「そうか……」
「私は今朝、夢の中で過去を少し思い出した。
ウサギ頭の紳士に言われた。
私は偽りの存在。
“彼女ら”の為の存在。
“彼女ら”の為に必要な脇役だった。
でも今は用済み。
その世界に居場所はない。
用済みだから宇宙に捨てられた。
そしてディアッカ、あなたに拾われた。
私はただそれだけの存在、用済みな存在だった」
ディアッカはかがむと薔薇水晶の小さなその両肩にそっと手を乗せ、彼女とほぼ同じ高さの目線で彼女を見つめる。
そして彼はやさしく話しかけた。
「あのさ、薔薇水晶。みんな、自分の人生じゃあ自分が主役なんだよ。
俺の人生では俺が主役。イザークの人生ではイザークが主役。シホの人生ではシホが主役。
そしてお前の人生ではお前が主役。
それは誰にも変えられない。
居場所? それは自分で作るものだ。お前がここが居場所だと思えばここが居場所さ。
それじゃあ不満か?」
「私が主役? 偽物の私が?」
「ああ、お前の人生だからな。お前自身が過ごしている人生に偽物も本物もあるかよ?」
「ここが私の居場所?」
「それは誰でもないお前自身が決めることさ、薔薇水晶。
まあ、俺はお前が側にいてくれたほうがうれしいがな。
薔薇水晶、お前は少なくとも俺には望まれてここにいる存在だ。
たぶんイザークにもシホにもジュール隊のファンクラブ員とかいっている連中にも。
……いや、たぶん、この艦にいる全員にな」
「ありがとう」
ディアッカの首に抱きつき涙を流す薔薇水晶。
ここでは涙を隠す必要はないのだから。
「おいおい」
苦笑しながら薔薇水晶を軽く抱きしめかえすディアッカ。
「あ、薔薇水晶、こんなところにいましたか…??!!
あー、この裏切り者!! 年頃の女性に相手にされないものだから薔薇水晶に走りましたか!」
今日のテストの打ち合わせのため、薔薇水晶を探していたシホ。
人づてに薔薇水晶が“展望台”へいったと聞いたため、駆けつけたのだった。
そして今、そこで彼女はディアッカが薔薇水晶に抱きついているのを見つけたというわけだ。
「あなたのような人にばらしーはやれません!」
シホはディアッカの元から薔薇水晶を引き離して過保護な母親のように胸に抱きしめ、彼をギロリと睨んだ。
「やれやれ」
幼い子猫を守る母猫のようなシホを前に肩をすくめるディアッカ。
そんな二人のやりとりに微笑む薔薇水晶。
そして涙を流しながらくすくすと笑い出す彼女。
「どうしたのですか? ばらしー?」
薔薇水晶が急に笑い出したのでシホは心配になって胸の中の薔薇水晶をのぞき込む。
「ここにいられて……うれしいから……たのしいから」
「ええ。ばらしーはずっと私たちの側にいてください」
シホは薔薇水晶に慈母のような微笑みを見せた。
「わかった。私はシホの、ディアッカの、みんなの側にいる」
薔薇水晶はいつもよりも明るい心からの微笑みを二人に見せた。
「ええ」
薔薇水晶を抱きしめるシホ。
「ああ、いたければずっといろよ」
ディアッカはシホの胸の中にいる薔薇水晶の頭をぽんぽんと優しくたたいた。
「だから気安くばらしーに触れるんじゃありません。ディアッカ=エルスマン!」
「はいはい」
もう、あの悪夢を見ることはないだろう。
何故、ここにいるのか……
どうして、今、私は存在していられるのか……
わからない……
私は薔薇水晶。
イザークやシホにばらしーと呼ばれている、生きている人形。
誰かのイミテーションかもしれない、ただの生きている人形。
私はディアッカの、イザークの、シホの側に、ボルテールにいる。
今はそれだけでいい。今はただそれだけわかっていれば十分だから。
乙〜
やっぱり書く人がいないと進まんよな。