あっ！キラｯ！やめてくださいなっ！

たまにはこういうシチュでもいいじゃねーか(´･ω･`)

これ言ってるのだれ？
カリダ・ヤマト？
あ、そうだ２ゲット

たまにはこういうシチュでもいいじゃねーか(´･ω･`)

似たようなスレがあるやないか

シチュー食べたい

たまにはこういうシチュでもいいじゃねーか(´･ω･`)

だからシチューよこせって

明日はシチューにしよう

やめてくださいと言いましたのに！
　　　　　　　　　　　　　||
　　　　　　　　　　　/⌒ ⌒ヽ
　　　　　　　　　ノ　ﾚ∧V从｀;　ごめんよ、ラクス
　　　　　　　　（　　（´∀｀*W　　痛ッ…くっ……あっ♥
　　,〃.⌒ﾉﾉ　　ヽ.　三三三
　 ( （(（!´ﾞﾘ)）　　）　三三三
　　) ﾘ#ﾟヮﾟﾉl　ノ　（＿（＿_）
　 ( ⊂)У}つ\
　　)ﾉんムゞ
　　　(ノＵ

キラは台所で料理をしているラクスの背後に忍び寄り
後ろから乳房をわしづかみにした

>>2
それだ！

おまえら全然カリダママンのことわかってないな
カリダママンなら
「こらっ！キラッ！やめなさい！」
だよ

コレ神スレじゃないのー(´・ω・｀)？

>>1
なんかオバサンみたいな言い回しだなｗ

神スレはどうなったの？

ここは神スレの生まれ変わりかヾ(゜∀゜)ノ？！

期待してる

キララクSSスレの続きはここか？

>>16
板違いだから移転させられた

移転先はここ

やっ…キラ…わたくし…こんな…あっ2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/animetr/1122397102/

移転とはいえ書き込めないので、事実上過去ログ倉庫行き・・・

保管庫
つttp://web1.nazca.co.jp/angelspring/

神達、続きキボンヌ！！
ていうか気付いてくれ…気になるよあの続き！！

>>20
板違いで移転させられた・・ってことは、此処はもうエロは駄目って
ことなのか？
だったら、エロパロ板の方にキララク専用スレ立てたほうが良さそうだが・・
このままじゃ、今までの神は投下しにくいと思うがどうだろう？

age

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1122397102/l50
これが●でも読めないんですけど

保管庫ｲｯﾃｷﾏｽ

あのー皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。あの夜に小説投下すると言っとったもんです。実はまだ出来てなかったんです。けど旨くいけば昼の正午くらいには投下できそうです。もう一度落としてもよろしいですか？

ｶﾓﾝ

待ってます(・∀・)

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125693026/l50
↑職人様が投下しやすいように立ててみました
またスレ違いで移転食らったら面倒なので今後はどうかこちらでよろしくお願いします

>>31
乙です！
>>28お待ちしております！

スイマセン・・間違えてあげてしまいました。

>>24
エロパロ板で特定カプスレを立てるのは禁止

>>28
待たせていだだきます

ローカルルールも確認せずに何でスレ立てるんだよ
しかも種スレは別にあるじゃねぇか
これだから種厨は嫌われるんだよ

それで無くとも種スレは今荒れてるからな。
下らん事で余計に荒らすのは止めてくれ。

新シャアの他のｴﾛｽﾚもなぜ削除されないのか疑問

>>36・37

スイマセンでした・・・。

>>38
キラとラクスは嫌ってる人多いから・・・かな？

>>38
此処のエロ描写が他に比べて過激過ぎたんじゃないの？
それか削除人の好みの問題

>>40
削除申請してる奴の趣味か

>>41
ミリアリアとかメイリンとかマンコが臭いとかも
かなりひでーぞｗ

今からどうします？
神の続きを読みたいし、ここもエロパロの方も、削除の可能性があるので
どこか、したらばとかでもいいのでｽﾚ立てしてそっちに移動した方が
難民とかでも良いのかな？

エロパロの方は以外に消されずに残るかも試練。
此処は知らんけど

エロパロは他にも特定カプスレ立ってるしな・・
ただ、荒されることは覚悟しておいた方がいいかもしれん。

>>28ですが一応できました。どこに投下すればいいですか？

>>47
エロパロは荒れてるからひとまず此処に投下したら良いと思う。

なに結局前スレの続きはここになるの？
俺も投下しようと思ってるの２、３あるんだけど

キラハロか

ここでやろうよ
エロパロ板は空気が悪い

あっ！キラｯ！やめてくださいなっ！納豆にマヨネーズをまぜるのはっ!

あっ！キラｯ！やめてくださいなっ！齧ったさくらんぼを流すのはっ！

とりあえず此処で神の投下を待ちます。

皆さんスイマセン>>47ですが今日デートなので帰ってくるのが深夜になりそうです。とにかく１２時までには投下しようと思っています。待っててください。

ゆっくり楽しんで来い
投下なんざモーニングコーヒーを飲みながらでもいいんだ

ガンガレ>>55さん

さて、今帰ってきましたよｗ着替えてきてから投下します。

リアルキター！？お待ちしてます。

まずはデートの内容を聞こうか

投下しますよー

ああ、吉良気持ち地位ですは。9m(^◇^)誰が小説なんて書くもんか！藻前らみんな騙されてたんだよｗ今までの全部嘘だったんだよｗ

ｶﾓﾝ

神待ち

>>62
マジむかつく！死ね

>>62
神の正体は夏厨かよ・・

いつか本当の神が来てくれることを祈ってage

ぶっちゃけ、こいつ等は種が終わった段階で
子作りにでも励んでた方が、種死では子育てに追われて
世界中に迷惑をかける様な真似をしなくて良かったのではないかと
マジレス

過疎ぎみなこのスレになんとか命を与えようと作品投下します。

テーマはキラへの独占欲に支配されたラクス。
その演出のためラクスの嫉妬をさそうキャラを使おうと思ったのですが、
フレイは他の人がよくやるのでスルー。キラカガは好きじゃないし、
ミリィとかもインパクトが弱い。考慮の結果なぜかアスランに。でもホモネタではありません。
舞台設定は運命44話～46話。時間軸はミーアイベントが始まるよりは前。
前提として二人は既にやりまくり

問題点
全体的に冗長ぎみかな。特に濡れ場に行くまで
ラクスの変化が唐突すぎかも

どう？

ｶﾓﾝ

このスレ落ちてなかったかよかった
神降臨キボンヌ！！
似たようなアスメイスレは普通に稼働してるみたいだしな…

>>69
待ってます

期待age

あんまりエロくないの、投下してよいか？
やってることは、やってるんだけど。

おｋおｋ　どうぞー

青く深い闇の中から透明な風が吹き込んできた。
僕はベッドの端に座ってパソコン関係の雑誌を読んでいたのだけれど、
先ほどからその風のせいで文章がまったく頭に入ってこない。
なぜなら、風とともに、僕より少しはなれたところで、同じベッドに腰を沈めているラクスの
甘い香りが僕の鼻を掠めていくからだ。何度も、何度も。
「ラクス」
僕がそう呼ぶと、彼女はにこやかな笑顔を浮かべながらこちらを振り向く。
その笑顔に、どきりとする。
すかさず僕は、彼女の白くて、折れてしまうんじゃないかと思うほど細いその腕を
掴み、自分のもとへと引き寄せた。そして、やんわりとガラスを抱くように優しく
ラクスを包み込む。
「・・キラ？」
突然の僕の行動に、ラクスは少し驚いた声を上げる。
「どうか、しましたか？」
「なんかね。今、すごいラクスのことが好きだなあって思ったんだ。
そしたら、抱きしめたくなった」
「キラ・・・」
自分の気持ちを素直に吐き出すと、ラクスの表情はとても柔らかいものになった。
僕は彼女のこの表情がすごく好きだ。まるで、この世には僕しかいないと錯覚させ
らるような笑顔なのだ。
「私も、キラのことが大好きですわ」
なんて可愛い事を言ってくれるのだろう、この人は。ガラスを砕いてしまってでも、
彼女を思い切り抱きしめたい衝動に駆られる。
でも僕はそうはせず、ラクスのこめかみと頬にキスをする。
そして数秒、瞬きをすることも無く、彼女と見詰め合う。
心なしか、彼女の瞳には次に来るものへの期待が映っているように思えた。
そして僕は迷わず彼女の唇へ、自分のものを寄せたのだった。

その夜は、とてもいい風が窓から吹き込んでくるので、私は窓のそばへ行き夜風に
あたっていました。
潮の香りが鼻腔をくすぐり、肌の上をなでるようにして通り抜けていく心地よい風に
少し眠気を感じ始めました。
キラは先ほどから何かの雑誌に夢中で、ピクリとも動きません。
なんとなくその雑誌に嫉妬している自分に気づき、羞恥の念にかられ意識を外の
闇に移そうとしたとき、彼が私の名を呼んだのです。
声のした方に顔を向けると、無意識にも私の顔はほころんでいました。
すると、突然キラは私の腕を掴み、気づいたときには彼の腕の中に自分がいました。
夜風に冷やされていた体が、キラの熱に溶かされていくような感覚。
一瞬にして、私の睡魔はどこかへ消えていきました。
「・・キラ？」
キラは雑誌を読んでいたのに、どうして突然こういった展開になるのか解らず、
驚きの声を上げました。
「なんかね。今、すごいラクスのことが好きだなあって思ったんだ。
そしたら、抱きしめたくなった」
「キラ・・・」
自分のことなどすっかり忘れて、雑誌と仲良くしているとばかり思っていたキラが
少しでも自分のことを考えてくれていた・・。
そう思うと、胸に何か熱いものがこみあげてきて、
頭で考えるよりも先に自然と愛の言葉が口からこぼれていました。
「私も、キラのことが大好きですわ」
そう伝えると、キラの表情はとても穏やかなものになり、私の顔にキスを落としました。
アメジストの瞳が、私を見つめ、私も見つめ返す。
私はこの次に来るものを知っている。これが初めてではないから。
すると予想していたとおり、唇にやわらかい感触を感じたのです。

そろりと唇を舐めると、ラクスの唇が薄く開く。
自分の舌を差し込んで、やわらかい舌を絡め取ってやり、
軽く吸ってやると、ラクスから声が洩れてきた。
その官能的な声だけで自分がどうにかなってしまいそうだった。
「ん・・・んぅ・・」
「ラクス・・いい？」
唇を離して、ラクスにそう問いかける。
女性とアレをするための状況に持っていくのには、いちいちめんどくさい手順がある。
はっきり言ってそんな準備運動みたいなものはすっ飛ばして、
いきなり襲い掛かってしまい気もするが、そうしてしまうと
抵抗されるのは目に見えている。
事を荒げずにスムーズに進める為には、其れなりの事があるのだと
ラクスと付き合い始めてから知った。
ラクスは僕の質問の意味を理解したのか、瞳が大きく揺れた。
何も言わないときは、彼女のOKの合図なのだ。
僕も結構、ラクスのことが解ってきたみたいだ。
そして僕は、目の前にいる愛しい人をベッドへと横たえた。

キラが唇を舐めてきた。
それは、今までの交わりで経験しているものだったので
自然と唇が開く。すると、キラの熱い舌が入ってくる。
はじめてこれをされたときは、本当に驚いた。
でも、何度も口付けているうちに次第に慣れ、
そしてキラは私の気持ちのいいポイントを責めてくるので
今はこの行為が好きと言えるぐらいになっているのです。
「ん・・・」
ふいに洩れてしまった自分の声に恥ずかしさを覚え、
必死に声を出さないよう抑えてみるものの、それはかなわなくて。
「ラクス・・いい？」
キラが唇を離し、問いかけてくる。
一瞬、キスがよかったのかと訊ねられたのかと思ったけれど、
彼の瞳はそうは言っていない。
あの行為のことを言っているのだと、私は一目見て理解したのです。
私も、キラをもっと感じたい、と心からそう思ったので否定しませんでした。
するとキラは、私を優しくベッドへ押し倒しました。

僕等はまだ、初めて互いの体をつなげてからそう日が経っていない。
僕はラクス以外に経験があったけど、ラクスが初めてだったことに、かなり驚いた。
（アスラン、ラクスに手出してなかったんだ・・・。無駄に女にもてるくせに。）
はじめはそう思った。でも多分、多分だけど。アスランはラクスのことが好きだったけど、
恋はしていなかったんじゃないかと思う。ラクスも多分、そう。
いくらアスランだからって、手を出さないわけが無いだろう。
現に、カガリとは関係を持っているんだから。
とにかく、驚いたけれど、その反面ラクスの初めての相手が自分ということに
ものすごい嬉しさを感じた。
なんだか、ラクスを自分色に染めることができるような気がして。

僕はすべすべとした真珠の肌に唇をよせていく。
顔に、首筋に、胸に、腹に、そして太ももに。
彼女のすべてが愛しい。
太ももを撫でさすってやり、胸のふくらみに手を這わせ、愛の言葉を耳元で囁いてやる。
するとスイッチが入ったように、ホワイトパールだった美しい肌は
ピンクパールへと変化を遂げる。
僕だけが彼女の色を変えてやることができる。
しるしを、刻むことも。
なんだか優越感で胸がいっぱいになった。
直接的な刺激を与えてやると、彼女の唇からは美しい声が洩れてくる。
世界中のどんな楽器よりも、美しい。
瞳は涙で濡れて光を放つ。目を見るだけで判る。僕のことが好きなんだと。
それは行動にも現れていて、僕の肩に回されている腕に力が入ってくる。
そして、白いシーツの上で、僕等は絡み合った。

初めて私がこういった行為を経験したのは数週間前だったわけで。
まったく知識が無かったわけではなかったけれども、恐怖心はありました。
それは、そういう雰囲気になったとき、キラがとても「男」に見えたからかもしれない。
別に普段、キラに男らしさを感じないわけではなくて、
ただ、いつもと違う種類のような・・・。
むしろ「男」というよりは、「雄」に近いような。
私を求めるとき、彼の瞳にはその炎が宿っているように感じるのです。
でも彼は、そんな雰囲気をまとわせているにもかかわらず
行動はまったく逆で、私に優しさと愛情を一心に降り注いでくれたのです。
だから、初めてでも彼をすんなりと受け入れることができました。
ただやはり、痛みまで打ち消すことはできませんでしたが。

キラがいつものように、私に触れ、私に囁き、私を見つめる。
キスを繰り返し、軽い快楽を与えてくれて、声が抑えられなくなってくる。
「あっ！キラ…そこはやめ…」
彼に触れられるだけでは足りなくなってきて、キラの肩に回していた手を
背中にまで這わせると、男性らしい筋肉が感じられる。
しばらくその肉ざわりを楽しむ。
この体も、この髪も、この瞳も、この吐息も。
すべて自分のもので。
そして、キラが私の中に入ってくる。
ずっとこのままでいたいと思うぐらいに、胸の中は幸福感で満たされてきて。
そして私たちは同じ律動を奏で、そのまま高みへと昇り詰めていったのです。

終わりだけど、
無駄に長い上に本気でエロくない…
削除人のカモフラージュ程度にならないかなー
次の方に期待する

ＧＪ！
また期待してるぜ

ＧＪ！
クロス型はけっこう好きだぜ

エロいのと萌えるのは必ずしもイコールではないし、エロ少な目でも
自分は十分萌えました。
ＧＪ！！！！！
またの降下をお待ちしてます。

GJ！
すっごく萌えました！！やばいよ！！！

>>83
乙。こんな感じのエロも十分萌える

>>83
素直にうまいと思った
GJ

ｲｲﾖｲｲﾖｰこういうのも好きだお（*＾▼＾*）

>>83
乙！いやー十分！萌える萌える！！
また機会があれば是非…！

やっぱりここはいいな
そいや前スレの人の続きはどーなってるんだ…気になる

神GJ
また投下おながい

久々の神降臨ＧＪ！
いいねえ。

夜這いはまだですか

個人的にラクスの嫉妬がみたい
嫉妬に狂ったラクスがキラにﾊｧﾊｧ

>>83
GJ!GJ!また投下お待ちしております。

そして前スレの神の続きもお待ちしております…。

俺はキラの嫉妬がいい

キラの嫉妬は自分も見たい。
しかも、暗黒キラ降臨ぐらいのやつ
・・・・自給自足するしかないか？←文才なし

神がきてくれれば、それでいい

試着室プレイとかいいかも知れない

あっ！キラｯ！やめてくださいなっ！
外にアスランとメイリンさんが・・・あっ

ふふ・・・服なんかなんでもいいんだよ・・・
ボクが興味あるのは「中身」だけだしね・・・

そう言うと、キラはラクスに声を上げさせない為、彼女が戸惑っている隙を狙い、唇を唇で塞いだ。
それと同時に、肩に置いていた手を黒装束の内に潜り込ませると、一気に剥いて胸を肌蹴させる。
「んんぅっ……んぅ……っ…ぷぁっ……キっ、キラ…な、なに…っ…んむぅ…っ」
侵入させた舌でラクスの口内を味わい尽くすと、唇をゆっくりと下方へ向かってずらしていく。
「んぁ…っ…ぷぁ……はっ…や…キ、キラ…ぁん……な、何を…っ…んんぅ！」

クスッ・・・外の二人に君の可愛い声が聞こえちゃうよ？

もしかして神きた！？

神の光臨を待ち続けるだけってのもなんか悪いので
リレー小説するのも良いかもな
俺がレスした>>101みたいなのなら誰でも書けるだろ

つか無印を見た後にﾃﾞｽを見るとキラの黒さにかなり萌える
嫉妬したキラがラクスを縛って(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ

「エエ～っ。アークエンジェルって温泉まであるんですかぁ｡」
アークエンジェル艦内の食堂で、メイリン・フォークの楽しげな声が響いていた。
緑の軍服にツインテールの赤髪が不釣り合いだが、それがこの少女の可憐さを浮き立たせている。
そして、メイリンの話し相手となっている少女もまた、このアークエンジェルでは、目立った存在である。
『忍び装束』とでも表現すればいいのだろうか。軍服とは異質なものであるが、戦いの衣装としては軍服と通じるところがあるのだろう。
「はい。何でも長期間の作戦行動になった際、クルーの心身の健康維持を目的として、改修の際に作られたそうですわ｡」
ラクス・クラインは、彼女らしい穏やかな口調で答える。
「すごいですねー、私も入ってみたいな。ラクス様も、入ったことあるんですか」
「ええ。オーブに来るまでは、わたくしもあのような趣向のバスルームは存じ上げませんでしたが、彼の国では人気があるんですよ。」
ラクスはふと、地球に残ったカガリのことを思い出す。
以前、カガリが自身の行動について迷っていたころ、二人でお湯に浸かったことを思い出した。
「そうですわ、今度ご一緒しましょう、メイリンさん」
ラクスの誘いに、メイリンは急激に頬を赤らめた。
「あ、あのっ、それは、その………」
かつて、モニタのむこう側、おおよそ自分とは縁がないだろうと思っていたアイドルが、こんな近くで自分と話しをしていることさえ、メイリンにとっては驚きのことである。
そのアイドルが、裸で同じ湯に一緒に浸かると考えれば、同姓といえど彼女を赤面させた。
「以前、カガリさんともご一緒したのですけど、お背中を流しっこしたりして、楽しかったですわ｡今度、ねっ、メイリンさん｡」
おどおどするメイリンに、ラクスは片目をつぶって半ば強引に約束を交わそうとする。
「あ、ハイ……」
メイリンはつい返事をしてしまった彼女は、何となくこの話題は気まずくなり、話題を変えようと思い立った。
「あの、ところで………ラクス様は化粧水とか何を使っていらっしゃいますか｡」
質問しつつ、自分でも、雑誌の取材みたいだなと感じ、心の中で苦笑いするメイリン。
「え？化粧水ですか。わたくしのは………」
それから、彼女たちの会話は、男性には暗号にしか聞こえないような言葉が飛び交って、大いに盛り上がった。
「そのメーカーなら、コペルニクスに本社があって、限定品のルージュとか売ってるって雑誌に載ってましたよ｡」
「わあ、それならば、コペルニクスに着いたら、キラやアスランを誘ってお買い物に行きたいですわね。」
ラクスはにっこりと笑う。ラクスがあまりに自然にそう言ったから、この時メイリンは、その言葉は冗談だと思っていた。
「いけたらいいですよねー」
軽はずみに相づちしたことを、メイリンは数時間後多少なりとも後悔することとなる。

　「ね、いいでしょキラ｡」
ラクスの唐突な思いつきとお願いに面を食らうのは、今回が初めてではない。しかし、キラは今回ほど困ったと感じたことは無かった。
「いくら何でも、危険すぎるよラクス｡」
キラは、ラクスをなだめるように、手にしていたカップを、ベッドに腰掛けた彼女に手渡した。
ラクスは、キラの私室に入るなり、メイリンとの会話の内容を話し、コペルニクスショッピング計画を持ち出したのだ。
「でも、わたくしこのところ艦の外の空気を吸ったことがありませんのよ。変装をしますし………キラ、やっぱりわたくし、わがままがすぎますか｡」
ラクスは自分でもちょっとずるいかなと思うような、甘えた声で、上目遣いにキラの顔を伺う。キラも彼女の性格は重々承知で、半ば作戦かなと思いつつも、その仕草には不覚にもドキリとした。
キラは、少し考えて、彼女の右側に座り込む。
「ストレス、たまってるの？」
キラがラクスの髪を撫でながら囁いた。彼女の甘い香りが彼の鼻腔をくすぐる。今し方の上目遣いの表情と相まって、彼のなかに黒い炎が立ち上りつつあった。

　ラクスは隣に座るキラから、何となく嫌な気配を感じていた。
「キラ、今、ふしだらなこと考えてません？………駄目ですからね｡」
ラクスは言い放ちカップを持って立ち上がると、パソコンが置かれたデスクの方へ歩き、椅子に腰掛けると
カップの中身、『タイガーブレンド』と勝手に名づけられたコーヒーをすする。
「ラクス、拗ねてるでしょ｡」
キラ自身にとっても、迫ろうとしたことを彼女に気付かれる事は意外ではなかった。ラクスはカンが鋭いし、これまで何度もお互いの体を重ねてきたものだから、その雰囲気を感じ取られてしまうようだ。
ここ最近は、そんな雰囲気になったとき、彼女は素直に応じてくれたのだが、今日は、自分でわがままと言いながらも、ショッピング計画を否定されて、ご機嫌がよろしくない。
「べつに、拗ねてなんかいませんわ。ただ、そんな気になれないだけです｡」
ラクスは、キラの方を振り向かず答えるが、あからさまに声に棘があった。
そんな彼女の言葉に、キラはため息を軽く吐きつつ、ご機嫌を回復するにはどうしたものかと思案する。
「さっきの話、アスランが聞いたら怒ると思うよ。わざわざ殺されにいくようなものだって……」
キラの言葉に、ラクスはむっとした顔を彼に向けた。
「アスランは関係ありませんわ。もうっ、何かというとキラは、アスラン、アスランって｡」
その彼女の言い方にキラは苦笑する。そう言えば、最近はアスランと会話したことばかり彼女に話していたなと思い、それが彼女を嫉妬させていることに気がついた。
コペルニクスで町に出かけるというわがままは、抑圧された今の生活環境だけが原因ではないらしい。
キラはラクスのもとに歩み寄り、彼女の方に両手をそっと置く。
「ごめん、ラクス。でもね、僕は怖いんだ、君をまた守りきれるかわからない｡」
「キラ………わたくしは今後、あなたに守られたいと思っては居ません｡」
ラクスは言いながら、右手を左肩に置かれたキラの左手に添えた。
「ラクス？」
「私は、決めたのです。今回は自由な未来のためにあなたと共に戦うと……」
キラは、ラクスの言葉は、お互いの言葉のやりとりの中で、たまたま言う機会があって出たものであると感じた。町中で彼女を護衛する必要性がかわるわけではない。
しかし、ただ守られるだけの女ではない事を主張しているのだとも感じた。
「……そこまで言うほど、町に出てみたいの、わがまま歌姫は………」
キラは優しく囁きつつも、彼女に後ろから抱きついて、その自由を奪う。
「きゃっ……キラ、やめ………ん………」
彼女のはかない抗議の声は、キラの唇によって途切れた。
「ふっ……んんっ………っはぁ………」
十数秒の舌を絡めるキスから解放され、艶やかな唇が糸を引いて彼の唇を離れる。
「あまりわがまま言うなら、お仕置きだよ、ラクス」
我ながら苦しい正当化だと、キラは自嘲したが、衝動は抑えられそうになかった。
「ずるい………」
わがままはどっちだと言わんばかりの抗議の視線ですら、キラにとってはそそるものに感じたが、彼は肩をすくめておどけた仕草をしてみせる。
その仕草をフェイクにして、しなやかに、右手を彼女の襟元に這わせ、服の中に忍び込ませた。
「あっ、んんっ………やっ、だめ……」
忍び込んだ手は、外側から乳房を持ち上げるように包み込み、棚処で弾力を確かめ、人差し指が乳首を軽く撫でて愛撫した。抵抗するそぶりは見せるものの、ラクスは本気で抵抗はしない。
「堅くなってきたよ、ここ………」
キラは彼女の乳首をこりこりと指先でなぶり、反応を楽しむ。その度に、彼女の方がすくみ、押し殺した艶っぽい声が彼の鼓膜を打つ。
「んんんっ………や……やめ…て……キラ……｡」
ラクスは懇願しながらも、彼がこの行為をやめてくれるとは思っていなかった。彼女自身、肉体的にも気分的にも、もう受け入れているのを感じてはいたが、羞恥心は最後の抵抗をして、それが言葉となる。
「駄目｡」
キラはいたずらっぽく言い放って、ラクスを軽々と抱き上げて、そのまま後方のベッドに一緒に倒れ込んだ。
倒れ込む際、ラクスの短い悲鳴が部屋に響き……そして、しばらくして甘美な吐息にかわっていた。

方…×
肩…○
脳内で訂正してくれ。

初めての投下なんで勘弁
つづきはまたいずれ書きます。
駄文失礼しました

GJ。

ネ申多いなここ

>>110
GJ！
いいよいいよ～！

ここは素晴らしい！

>>110
乙！！
いいところで焦らしが……続きマターリ待ってます、神！！

神ＧＪ！！
そしてフォークではない、ホークだ！！

続き待っとりま～す！

新しい神降臨！GJですた！
続きも(*´Д｀)ﾊｱﾊｱしながらお待ちしてます。

「ふぁ………はあんんっ…ふぅんっ………」
ベッドに押し倒され、口内にキラの舌が執拗に入り込んでくる。忍び装束は、帯がゆるみ完全にはだけ、白
い双丘があらわとなって、彼の右手は、ラクスのはだけた左胸を捕らえ円を描くように愛撫し、堅くなった
乳頭が掌に擦られ彼女の体を震わせる。押し倒された際に半ば開いてしまった脚の間に、キラの右膝が入り
込み、彼女の内股を圧迫し刺激した。
「キッ…キラぁ………んふぁっ………もうやめ…て……ください……」
唇が離れた隙に、ラクスは、キラの胸板に両手をあてがい、彼を押し返そうとするが、無意味な抵抗でしか
なかった。彼女自身、キラのことは誰よりも愛おしい存在である。体を重ね快楽を共にすることは嫌いでは
ない。しかし、今回はキラに完全にイニシアチブを取られ、いいようになぶられていることが気に入らなか
った。
そんな彼女の自尊心を崩すのに、キラは彼女との交わりから得た経験値をフルに発揮する。
「ふぅむぅっ………」
ラクスの唇を再び自らの唇で塞ぎ、今度は舌を差し入れずに、下唇を唇で挟むように刺激する。さらに上唇
と下唇と交互に、甘噛みしたり、舌先を尖らせて刺激した。その間も右手は彼女の乳房をさするように、優
しく愛撫するが、股間に差し入れた膝は、彼女のショーツに触れる程度にあてがい、あえてそこを刺激する
ような事をしないでいた。左腕は彼女の首を抱いて、左肩の筋の辺りを指でツボを押すように刺激し、それ
が乳房への愛撫に対し感度を高めていた。
「んんっ………」
キラは、ラクスが愛撫に反応し、無意識に内股を自分の膝元に擦り合わせてくるのを見計らって、口内への
攻撃を強める。舌を差し入れ、上あごの裏側を舌先で刺激する。そこは、彼女の口内で最も敏感なところで
あることを彼は知っていた。
「うぶっ………んんんんっ」
ラクスは堪らず呻き、両腕をキラの背中に回した。まぶたを強く閉じ、鼻腔から熱のこもった息をして、口
内に侵入してきた舌先に自らの舌を絡ませ、吸い付いた。下腹部は明らかに熱を持ち、刺激を求めて、腰が
もじもじと蠢き、ショーツの濡れた部分をキラの膝に擦りつける。彼女の女の性にも熱い炎が灯った

（落ちたかな………）
キラはラクスの反応と膝にあてられた部分の濡れ具合から、内心細く笑む。
唇をねっとりとした透明な糸をわざと引くように離し、今度は彼女の右耳からうなじにかけてを、唇で刺激
し、キスマークを付けていく。
「あっ……キラ……んんんっ……ダメです……痕はつけな……んああっ……」
ラクスの抗議も、濡れそぼったクレパスに膝の強い圧迫がかかって、途切れてしまう。
「大丈夫。ここなら、髪を下ろしてれば気付かれないよ｡」
キラはそう言って、唇を這わせて、今度は彼女の右腕、肘の裏側の柔らかな部分にもキスマークを付けた。
その部分も、ラクスの敏感な部分であった。
「んんんっ！」
右肘から電気が走ってくる感覚を覚え、ラクスは呻き、思わず自分の首を抱いているキラの二の腕に艶っぽ
い唇を押しつけた。そんな仕草が、キラの欲情に拍車をかけていく。
「ここは……運が悪いとばれちゃうかもね」
肘の裏側につけたピンク色のアザを舌で撫でて、キラは、わざと冷ややかに口元をゆがませてみせた。しか
し、ラクスにはそんな彼の悪ふざけに、抗議することすらできなかった。
キラは、ラクスの唇を再度味わうと、今度は首筋に舌を這わせ、こぼれている右の乳房の先端を口の中に含
んだ。軽く吸い付いただけで、ラクスの体は弓なりにはねて踊る。彼は、いつもにも増して敏感に反応する
彼女の姿に、益々欲望の炎が自己の中で燃え上がるのを感じながら、乳房を弄んでいた右手をゆっくりと下
に這わせていく。それにあわせてラクスの体が、不安と期待に震えを強めていった。

うっはあ　昼間っから　なんともGJであります

激しくGJです(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
続き楽しみにしております。

皆導入部が秀逸なのがすごいな
フィーバーъ（　ﾟｰ＾）gj

「ああっ………はあっ………」
キラの指がショーツのシミを軽く押さえると、ラクスは熱い吐息を漏らした。化繊の薄い布地は溢れた蜜を
吸収しきれずに、表面にまでヌメリを湛えている。
「ラクス、もうこんなになってたの？」
意地悪く、キラが耳元で囁き、中指と薬指でクレパスの両側を交互に上下させて、左右の陰唇同士で擦りあ
わせる。その刺激は大して強いものではなかったが、ラクスの内股が差し込まれたキラの膝を刺激にあわせ
て締め付ける動きをさせた。
「だって………、キラがわたくしの弱いところばかり………ん…ああっ！」
キラの中指がショーツ越しにラクスのクレパスに埋没し、彼女の恥ずかしい言い訳を途切らせる。
中指がスリットに合わせて縦に押さえつけられて、指先の腹で膣の入り口を刺激し、第二関節の裏側が陰核
を押さえつける。そのまま交互に陰核と膣口を押さえつけて刺激し、時折小さく円を描くように愛撫した。
さらに、白い双丘への攻撃も、交互に行われ、ラクスの快感を高めていく。口に含んだ乳首のしこりを甘噛
みし、吸い付いて舌先で転がし、小さな乳輪の細かな突起の感触を楽しんだ。
「あっ……ふぁ……ああんっ………キラっ、ダメェ………」
ラクスは昂ぶっていき、両足の膝を曲げ、つま先をシーツに立てて腰を浮かせる。
キラは、ラクスが十分昂ぶってきたことに気をよくして、「チュッポン」とわざと音を立てて乳首から口を
離した。一度全ての愛撫を止めて、彼女から体を離す。
「はぁ……はぁ……キラぁ………」
高ぶり続けた快楽に一時の休息を与えられて、乱れた呼吸の中、ラクスはキラに視線で懇願する。それは、
この先のみだらな一時を催促するものだ。
キラがショーツに手をかけると、ラクスの腰がふわりと浮き上がった。ゆっくりとショーツを膝元まで下げ
ていく。透明な粘液が薄い布地と火照ったクレパスを橋渡しし、落ちて白いシーツをかすかに濡らした。

「ほら、すごいよラクス｡」
キラはラクスのショーツを脱がし取り、その濡れている部分をわざとラクスの視界に入れてやる。特に卑猥
な言葉を言わなくても、効果はてきめんだった。一度は冷めかかった頬がこれまで以上に朱に染まり、視線
を背けた。その布地を床に放り投げると、それ以上は脱がさずに、彼女の両膝を開き、濡れそぼった秘部に
顔を近づけた。
「やっ………キラ……恥ずかしいですわ………」
ラクスは、口ではキラの行為を中止しようとするが、彼女自身、羞恥よりも快楽への欲求が勝っていた。開
かれた足を閉じようとせずに、右の拳を口元に運んで、親指を噛む。
「ホント、ここまで濡れたの初めてじゃない？」
キラは、両手の親指で陰唇を左右に大きく開いて、いやらしい光沢を放つピンクの肉ヒダを監察する。
「………恥ずかしいことばかり言わないでください」
かすかな声でラクスは反論する。キラは、のどをクックッとならして笑いを抑え、女の匂いを放つ花弁の中
心に舌を這わせた。陰唇を開いていた親指も、そのまま脚の付け根のツボを押す。何度か試してみて、その
部分を押したまま花弁を愛撫すると、彼女の感度が明らかに高まることを発見していた。
「ひあんっ………あああああっ…………」
ラクスは羞恥と刺激に身を震わせ、甘美な声をあげる。その甘い声が鼓膜を刺激するのに満足しながら、キ
ラは、しばらくあふれ出す蜜を舌で味わい、右手の中指を膣内に挿入する。
「はあああああっ…………」
敏感な体内に侵入してくる刺激に大きく息を吐きながら、ラクスは再び自らの親指を噛んだ。声を押し殺そ
うと苦悶しているのを、キラも気配で感じ取り、さらに攻撃の手を強めてやろうと含み笑った。

神キテター（*´Д｀）ﾊｧﾊｧ
続き楽しみにしてまつｗ

キラは、舌を泉から離して、左手でピンクの薄い茂みの恥丘をつまみ上げた。肉が引っ張られて、半ば皮
を被っていた小振りな陰核がぷっくりと顔を出した。そのピンクの小さなしこりを唇で甘噛みし、前歯を軽
く当てて舌先で転がしてやった。
「ひっあああっ…………あっあっあっ……それっ……ダメェ………」
普段の彼女の落ち着いたイメージとは遠くかけ離れたあえぎ声が、部屋の中に木霊すると、蜜壷に差し込ま
れたキラの中指を、膣口付近の筋肉が収縮し締め付けた。その締め付けてきた筋を中指が容赦なく刺激した
。どんどんラクスの快感は高まり、口元からはだらしなく唾液が溢れて彼女をさらに艶やかにしていた。
「キラ………っ………わたしくし………もう………」
ラクスは攻め寄せてくる快楽の波に耐えきれずに、訴えかけた。キラも、彼女が何を要求しているかわかっ
ていたが、敢えて無視し愛撫を続けようとした。
「ダメっ！お願い………」
ラクスは思わず腰を大きく浮き上がらせて、キラの攻撃から逃れた。楽しみを中断させられたキラは、別段
怒った様子は無かったが、それならばと思い、ズボンと下着を素早く脱ぎ捨てると、いきり立った男性自身
を恥じることもなく彼女の眼前に突きつけた。
「ラクス、交代だよ……」
キラの言葉に、少し困った顔をしたラクスだったが、要求されていることは、かつて何回もしていることで
あった。意を決して、大きく口を開き、熱く堅いそれを口に含んだ。
「………ん………ちゅぶっ………」
卑猥な水音を発して、ラクスは昂ぶった勢いのままに口撃を続けた。
「すごくいいよ、ラクス」
ラクスの髪を揺らして男性を貪る姿は、キラの征服欲を充足させ、同時に少しだけ罪悪感を覚えたが、それ
すら快楽を高める効果を及ぼしていた。

ラクスの口撃は、キラのように相手の弱点を狙い澄ますようなものではない。一生懸命にしゃぶりつき舌を
這わせているが、男を屈服させるほどの執拗さは無かった。しかし、キラはラクスが自分のものにしゃぶりつ
いていることに満足し、それ以上のテクニックなどは要求しなかった。
「ラクス、僕もまたしてあげるよ｡」
キラは囁いて器用にラクスの上体をベッドに倒し、即位のシックスナイン状態となった。
「ん？………ふむぅお………」
ラクスの抵抗する間を与えず、さらにキラの攻撃が加えられた。左腕で彼女の左足を保持して大きく開脚させ、
舌先で陰核を転がし、音を立てて愛液を啜る。ぐちゃぐちゃに濡れた膣内に右手の中指と薬指を差し入れ、膣
内の奥に少し突き出た突起物を二本の指でしごき弄ぶ。
「んっぶわあ………やっ……キラっ…そこは………んん……ひいっ………」
下腹部の収縮する感覚に襲われ、ラクスはキラの一物から口を離しあえいだ。キラが弄んでいるのは、彼女の
子宮の入り口である。突き出た筒状の先端の小さな穴を指先でなぶっては、舌で陰核を擦りあげる。膣内が収
縮運動を開始し、彼女の限界が近いことを彼は感じ、攻撃の場所を、膣内の別の場所に移した。
「ふぅううん………はああああああっ………やめてっ………キラぁっ」
ラクスはキラの一物に頬を寄せて、脚に両腕を絡ませしがみつく。キラは、彼女の膣内のちょうど恥丘の裏側
あたりにある少し堅いヒダの部分を、二本の指先で激しく擦り付けて刺激する。キラの刺激にその部分は少し
しこってきて、盛り上がり始める。同じ手の小指は彼女の菊門を軽く擦るように刺激していた。
「ひっ……はっ……やめ………はああっ………だめっ…だめっ……もうっ………あああああああああっ！」
悲鳴のような嬌声をあげ、ラクスは大きく全身を震わせると快楽の中に果てた。キラの右手に肘までぐしょぐ
しょに濡らす熱い飛沫を迸らせながら……………………

自分で書きながら、やりすぎたかと反省。
削除・移転がありませんよーに
つづき、実は完成済みだが、種割れ描写がまずいかと、訂正しようか思案中
皆の意見を参考に投下判断します。
参考までに、駄文は現在１４までありますが、エロは１０までで、あとはエピローグ的なもの
１１～１４は投下するに、スレタイとあわないかもしれん。アンソロジーとして楽しみにして
いるかたがいれば投下しようと思います。
フォーク・・・すみませんホークですよね・・・ホント申し訳ないッ

　即位…×
　側位…○

ＧＪＧＪＧＪ！！

続きﾜｸﾃｶしながら楽しみにしてまつ。

てか種割れ描写気になる…！(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ

ネ申ＧＪ！！
種我がまずい理由が思いつきません(*´∀`) ﾊｧhｧ
だってキラが最強になっｒｙ･･･なんでもありませんわｗ

神キテター！！！
種われコイコイですよ！！続き楽しみ…(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ
エピローグ的なものもキボンヌ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.イ　／　 /　　　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／‐' ／　／　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/-‐''"　　／　　　　　　　　　　　　　`､　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　 ,. -'‐ｧT ──-t- ､　　　　　　　　', 　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f‐''"´　／　i 　　　 |ﾞ､　｀`'' -､　　　　 | ｀` ヽ､　＿　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 / 　　 !　　　　|　ﾞ､　　　　`' -､　 l　　　　＼　｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 /-‐=､''" ',　!　　ト -ヽ__　　　　　ヽl　＼　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 , ' 　　 ,ｲ. ｼﾞ.l7! 　ﾞ､|ヽ　| ,r.‐､!,.｀`　 !　　 , |､　＼!　　　ﾞ,
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 /! !. 　 |':l　　　　ヽl　l7l　 i　　 |　　　'l ヽ　　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　/　ｲ.　　 `　　,　　　　 .l'ﾉ　　!. 　i　　　　i　＼　　　 |
　　　　　　　　　　　　,　' 　　　　/ 　 ! ／／／ <　　／／／　 !　| 　　　ﾞ､　｀ヽ、　 ,'
　　　　　　　　　　-="-ｧ　　　　　i 　　ヽ　　　rｧ─- ､　　　　 _| / 　　　　ﾞ､　　　ヽノ
　　　　　　　　　　　　　 i 　　　　!　　　 i ＼.　　.,,＿__,,.)　　　／ |/ 　　　　　ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　l　　, 　　 r　　　 | 　｀､　　　　_ ,.　べ　　|　　　　　　　､ヽ　
　　　　　　　　　　　　　　ヽ/ヽ、　 |　　　　　　　.`l ""´　l　.　　　ヽ/　　　　　　　_,）｀`
　　　　 ┏┓　 ┏━━┓ 　　　　ヽ.｣　＿＿_,.／ ' ´　＿＿_　`ｰ､_ ／　,ノレ'　　　 ┏┓┏┓
　　　┏┛┗┓┃┏┓┃ ┏━,.r '´　　　ー-｀　　'´ - ‐　￣　　｀'ｰ､ ━━━━┓┃┃┃┃
　　　┗┓┏┛┃┗┛┃ ┃ ,/　 _,.　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　┃┃┃┃┃
　　　┏┛┗┓┃┏┓┃ ┗ ,レ' ´　　　　　　　　　　　　　　　　i　　　　　 l ━━━┛┃┃┃┃
　　　┗┓┏┛┗┛┃┃ 　／　　　　　 ,　　　　　　　　　 ,l　　　　　 l 　　　　　┗┛┗┛
　　　　 ┃┃　　　 ┃┃ ｡'i　　　　　　 !　　　　 r',ヽ　　　　l l　　　　 l 　　　　　┏┓┏┓
　　　 ┗,､r;,　　　┗┛ i'ﾞ　　　　　　 !　　　ヾ'-'　　　　l. l　　　　　l 　　　　　┗┛┗┛
　　　 _,r'´､l.ﾚ'､　　　　　 '､　　　　　 ,　'、　　　　　　　　 ,/　l　　　　 ,.!v-､,_
　　　l　L.., } 　 ! 　　　　ハ､　　　　 , ‐'　　ヽ、　　　　　　ノ　 /!　　　 /`,/_,l　L,
　　 lﾞl　ﾍ｣/ 　 l.　　　　　/　　｀''┬ ' ´　　　　　｀'ｰ----- '´　,／ l　　　/　 !:ｲ､_ﾉ l、
　　くヽﾆ/　　 /＿_,. -─‐'ｰ､　ﾊ　　　　　　　　　　　／　 ,!　, ‐''!　 '`ヽ:<ノ ,l
　　｀Tﾞ l　　 !　　　　　　　　 '　 ! .!　　　　　　　　　　　　 ,f´　　 !　　　 l　　　|　ﾞT´
　　　ヽ.＿＿　　　　　　　　　　,/　 l　　　　　　　　　　 l　　　　 l　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　｀ｰ　　　　　　　 -'　　　'　　　　　　　　　　　 '　　　　 '　　　　　　‐ '´

た・・種われ描写。是非そのままで投下おながい。
(*´Д｀)ﾊｱﾊｱがとまらない。
いつまでもPCの前で続きをお待ちしてます！

・・・・・・すまん、間違ってあげてしまった＿|￣|○

最高！GJです！！！
種割れ激しく気になります。
～１４までぜひとも投下お願いします。

ＧＪ！感動した！！
種割れ設定どんとこいですｗ
キラ様最強モード（*´Д｀）ﾊｧﾊｧ

㍉とメイリンの続きは～？

エロパロＳＥＥＤスレに来てたよ～
再アップとつづき

萌え死んだー（*´Д｀）ﾊｧﾊｧ

職人さん乙でした

>127
全部投下でかまわんﾉｼ
久しぶりに本気でネ申だと思った
全部読ませてくれ

「ふぁ………はぁ……んん………くうっ………」
意識が朦朧とし、その瞳も焦点が定まらないラクスの体は、本人の意識を無視して痙攣を続ける。
キラは、ラクスの膣内から指を抜き、持ち上げていた左足を離してやり、濡れていない左手で彼女の髪を優
しく撫でてやった。髪をさする程度の軽い愛撫でさえ、ラクスは全身を震わせた。
（ちょっとやりすぎたかな）
キラはラクスを少し休ませようか、このまま責めようか迷った。しかし、自身の下腹部に熱くたぎった一物
がそそり立ち、彼女の濡れて甘美な香りを放つ肉壁の感触を求めていて抑えようもなかった。
まだ軽く断続的な痙攣を繰り返すラクスの体を、両腕で彼女の両足を開脚させて対面に抱きかかえると、キラ
は濡れたシーツの上にあぐらをかいて座し、その股間の中心に、吹き散らしたばかりの潮を滴らせる花弁
をあてがって沈み込ませた。
「ふ…んんああああっ！」
堅い一物が収縮運動を続ける膣内の奥に差し込まれ、肉壁が反射的に歓喜して震えた感覚に、ラクスの朦朧と
していた意識が一気に回復し、というより、意識の深淵で抑圧された何かが弾け、反応、代謝、五感の作用、感受性
といった人間の全ての能力が一気に上昇し、それに伴い、刺激に反応し脳内物質が溢れる。あまりの快感にかつてな
い嬌声をあげた。
ラクスの体重を自分の股間と、両足を抱え持つ腕に感じ、キラも快感に歓喜した。予想以上に彼女の中は濡れ
そぼって彼の分身を一気に迎え入れたため、根本まで一気に入り込み、子宮を押し上げていた。
「キラっ………あたしっ………こんなっ………すごいのっ………感じすぎてっ……はああああっ！」
膣内がキラの一物の突き上げに反応し、オーガズム蠕動を繰り返していた。女性が最も性的快楽を感じている
状態である。ラクスもオーガズムに達したことは以前にもあっただろうが、今回のように連続してしまったの
は初めてであろう、もはや理性の部分が飛びかけていた。自己の一人称すらも、上品な「わたくし」から「あたし」に
換わっている。本人達は気付いていないが、進化の覚醒により、種の保存という分野の能力上昇し、精を子宮内招き入
れようとするため、オーガズム蠕動が連続したのだが、その感覚に理性がついていけなかったようだ。
キラはそんなラクスの反応を見て、少し不安を覚えたが、いつもの何倍も感じて快楽を求めてくる彼女を責め立てず
にはいられなかった。細い腰が自分の腕の中にあって、甘い吐息がキラの頬を擽った。愛する女性が本性をあらわに
して肌を寄せている。彼女に対する全ての思いがこの一時に集中したとき、彼の抑圧されたものも、ラクス同様には
じけ飛んだ。今の彼は進化の覚醒により、男性としての本能が特化する。
二人の行為は、端から見れば野性的なあまりに激しいものに変化した。

ｷﾀﾜｧ*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ(ｎ‘∀‘）ηﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･* !!

黒ラクスをかいたやつが終わった
投下しようかと思ったが>>127の続きを待ってからのほうがいい？

名前入りなら構わないんじゃね。
あとでアンカーはってもいいし。

激しくアルミ合金製のベッドをきしませながら、二人はお互いの肌の熱さ、感触を貪り続けた。時間にして
数分のことだったが、ラクスは嬌声を張り上げ、キラの名前を連呼した。キラも彼女の名前を何度も呼び、
一心不乱に腰をねじ込んでいった。
「んんっ………ああああっ…っはあ……つっあああ！………いいのっ……キラぁ……かたぁい……あついいいっ……」
支離滅裂な言葉を発しながら、ラクスは腰を激しくよじる。そこへキラが激しく突き上げる形になり、様々な
角度で彼女の膣壁を刺激し、奥の子宮が下腹部を暴れるまわるように突き上げられて、さらなる快感を得ていく。
蠕動し続ける膣壁はラクスの全身を震わせ、キラには味わったことのない快感をあたえた。
「ひっ………キラ………ひぃあああううっ」
半ば開け放たれた口唇は充血し唾液を滴らせる。キラはその唇を何度も唇で塞ぎ、舌を絡め合った。お互い素肌の
感触を直に感じるため、お互いの衣服は、はぎ取られ床に散乱していた。二人が快楽を昇りつめるのには、いつも
の行為の半分の時間を要しなかった。
「キっキラああああっ………あたしっ、あたしぃぃっ………もう……もう……」
ラクスがキラの背中に回していた腕に力を込める。同時に、キラの下腹部の熱いたぎりもほとばしる寸前だった。
「ラクスっ……僕も………んぐうっ」
「ひいいっ………ああああああああああああああッ」
キラの呻きに合わせてか、ラクスの膣内蠕動も最高潮に達し、そのショックに彼女の嬌声は絶叫になる。その膣内
の奥で、キラの熱い白濁がほとばしる。
「あ…あ…あ…ん……ふぅ……」
完全な絶頂を迎え、血圧が一気に急降下し全身が脱力して意識が混濁する中で、ラクスは腰をうごめかせて、何度
も精を放つキラの一物の先端を、子宮頚部を擦り付けて、最愛の男の存在をもっと感じようとしながら、彼の腕の
中で意識を失った。脱力し寄りかかってくる彼女の肢体を優しく抱きとめながら、キラは意識を保てたが、いつもの数
倍の、大量の精を放つ自身の分身を制御できず、快楽に呑まれていった。

「ん、あれ、艦長さん何やってんのこんなとこで」
ちょっと軽い感じの男の声に、女性は栗色の髪と豊満な胸元を揺らせて跳び上がった。
「ロアノーク一佐……ちょっと………そうそう、散歩を……してたのよ｡」
マリュー・ラミアスは平静を装って、金髪の元青年将校、ネオ・ロアノークに振り返って答えた。彼女の立っていたのは、
居住区の通路のキラの私室の扉前である。アークエンジェルは現在、地球から月軌道に向け航行中で、月面都市コペルニ
クスまでは、あと数時間であった。コペルニクスでの活動について、キラの意見を聞こうとマリューが彼の私室を訪れた
のは１、２分前のことだったが、その扉を開けることをとまどっていたところだ。
「散歩……ねぇ………」
ネオの怪訝な顔を、マリューはまともに見ることができない。つい今し方まで、扉の向こうで聞こえていたあの娘の声が
耳から離れない。２８歳の女性が聞いても赤面するほどの嬌声だった。ほんの少しではあるが、下腹部に妙な疼きを覚え
ていたから、特に今、この男の顔はまともに見られないのだ。
「そんなことより、あなたはブリッジの夜間当番でしょ、今の時間はッ」
マリューは、言い放ちながら、その場を離れようと歩き始める。慣性によって居住区は相応の重力が発生している。その
ための大きな弧をえがく構造の通路である。
「あっ、ちょっと待てって」
ネオはマリューの魅力的な腰元を追う。
「なんですかぁ？」
マリューの気のない問いに、ネオは苦笑する。
「いや、ブリッジからの景色が綺麗だったからさ、あんたを呼んでやろう思って、たまたまブリッジにあがってきたザフ
トの坊やにちょっとだけ代わってもらったんだ………で、さあ……………」
ネオの一生懸命なお誘いに苦笑しながら、マリューは、キラ達がこれまでの抑圧された生活にストレスを溜めているのか
もしれないと考えていた。その反動が性的な衝動になられても困る……何かいい解決策をかんがえなければ……などと、
半ば強引に、艦長らしく今回の事を冷静に受けとめようとしていた。

下半身に心地よい気怠さを感じながら、キラはラクスから体を離した。彼女の開かれた両足がびくんと震えて、
その合間から「ぷちゅ」と卑猥な滑り気のある水音を立てる。それでも彼女は目を覚まさずぐったりと横たわっ
ていた。汗が玉となって艶めかしい光が彼女の肢体を飾る。眠っているが、しばらくは安らかな寝息と言うには
ほど遠い荒い呼吸が続いたが、しばらくして美しい双丘が規則正しい上下運動を繰り返すようになった。そのこ
ろを見計らって、彼は彼女の裸体を抱きかかえ、向かいの使用していないベッドにその体を寝かせ、毛布を掛けた。
「ラクス、おやすみ」
キラはラクスの額に口づけをし、自分の下半身の汚れをティッシュでぬぐって、服を着直した。汚れたシーツな
どをクリーニングＢＯＸに詰める。オートメーション化されたクリーニングサービスシステムだ。
「流石にラクスの衣装はなぁ」
キラはシワが寄って、彼女の潮で大きなシミが付いてしまっている忍び装束と下着の方は別にした。その凝った
デザインのためオートのクリーニングでは無理のようだった。
キラは、自室を出ると、部屋にロックを掛け、ラクスの私室に向かった。

ラクスの私室に入る前に、誰とも出会わなかったのは幸運だった。室内はデスク上でハロが充電されているくら
いで、女性らしい部屋とは言い難い。それでも、クローゼットを開けると、ラクスの私服や私物が整理整頓され
ていた。キラは持ってきたアタッシュケースに新しい下着と忍び装束を手早くしまってクローゼットを閉めよう
とした。
「ん？」
キラはふと視界に入ってきた雑誌に目を落とす。角が何カ所か折り込まれていて、開くと、コペルニクスのショ
ッピングモールの特集記事が載っていた。いくつか赤マルのついた店舗もあった。
（束縛されない自由な生活……か……）
キラは意を決めて、ラクスの部屋から立ち去り、自室に彼女の着替えを置いてくると、再び部屋にロックを掛け
て、ブリッジに向かった。

ブリッジでは、ネオと、何とか連れてくるのに成功したマリューが二人で月面鑑賞をしていた。お留守番役を押し
つけられたアスラン・ザラは、二人が戻ってすぐ、ネオに体よく追い出された。自動航行システムにより、艦のコン
トロールは保持されている。余談ではあるが後世の歴史家の中に、手動航行時の艦のコントロールを一任されている
アーノルド・ノイマンこそが、アークエンジェル不沈伝説の最大の功労者ではないかと指摘する者も多いが、それは
また別の話。
「なかなかのもんでしょ、この美しい光」
ネオはマリューの左脇に立って大げさに片手を月に向けながら、マリューの表情を伺う。彼女の魅力的な赤いルージュ
がほころんだ。
「そうね、でも、ほんの少しとはいえ、職場放棄したことは事実よ」
マリューは悪戯っぽく言ってみせる。とはいえ、本来大佐と同等の一佐である彼が、ブリッジ休息時の見張り役をする
こと自体異質ではある。人手不足のアークエンジェルならではかもしれない。
「それは……ご愛嬌ということで」
ネオの調子いい言葉にマリューは肩をすくめ、苦笑した。何となくだが、ムウよりも今のネオの方がお調子者なのかも
しれない。
ネオは、隣の女性に惹かれている自分を最近納得し始めていた。断片的なムウ・ラ・フラガの記憶だけではなく、完全
に調律された理想世界を否定し、凛として自由な明日を目指して戦うこの女性の姿に惹かれているのだ。もしかしたら、

それに協力して戦うことこそ、戦争の道具としての人生を決定づけられた少年少女達を救うことができなかった彼の罪
滅ぼしとなることと感じたのかもしれない。
「知っているかい、月は女性を魅力的にするって……」
ネオが不意に勝負に出た。が、マリューの肩を抱きにいった彼の手は、冷たくはじかれる。
「オオカミ男の例もあるから、油断しないわよ」
細く笑んで言い返したマリューは、ネオの言葉にふと、先ほどの歌姫の乱れぶりを思い出し、一理あるのかなと考えた。
ずいぶん昔から月と女性の生理現象については様々な学説があるのも事実だ。
「それもご愛嬌と言うことで……」
再度挑戦するネオの手を止めたのは、後方で開くブリッジの駆動音だった。

ｷﾀｷﾀｰ
乙、神最高
禿モエス

エロパロにも神光臨！
ヤバイ萌え死ぬ
神多すぎ

キラは無重力のブリッジ内に体を流して入ってきた。
「どーして、艦長がここにいるってわかるかねぇ」
溜め息ついてネオはキラの顔を伺う。そのキラの口元が少しゆるんだ。
「俺がここに連れ込むことお見通しってか……」
バツ悪そうにネオは金髪をかきむしる。肩をすくめ、マリューは平静を装うことができるようになった。
「で、お願いってなにかしら」
キラは一瞬迷って、切り出す。
コペルニクスでのアスラン、メイリン、ラクスとキラ本人の息抜きのための外出。ネオもマリューも初めは驚いたが、
マリューはキラ達に変なストレスがたまっているのではと考えていたし、ネオは少年達の自由な時間を大事にしてや
りたかった。すぐに答は示さなかったが、キラの提案は受け入れられることとなる。
その結果、彼らの心象に大きな変化をもたらす事件が起こるなどとは、誰にも知るよしのないことであった。

「ふう……ストレス……ねえ」
マリューは今し方キラが出て行ったハッチを見つめながらつぶやく。
「ん？」
ネオがその言葉に怪訝な顔を彼女に向けた。
「ううん、何でもないわ」
そう答えたマリューの腰を今度こそという趣の手がのびる………が、悲しいかな交代の時間が迫っていたのだろう。
メイリンとミリアリアがブリッジのハッチを開けて入ってきた。女性陣の夜間当番は２人以上のようだ。
「ついてねえなぁ、しゃあない、艦長、またの機会に」
諦めたネオは、さらに一言「おやすみ」と告げて交代要員に簡単な引き継ぎをしブリッジを出て行った。その際、
メイリンとミリアリアの会話の内容が少し聞こえたようだ。
（温泉ねえ………混浴っつう手は使えないかな……）
ネオはエレベーター内でにやけて思案する。
ネオを見送りつつ、マリューは少し存したかなとも考えていた。タイミングの悪さに少し苛立ちもあった。そんな自
分に気付いて苦笑する。
（欲求不満かしら………これって十分ストレスよね。）
近づきつつある月の光が、彼女を照らし、いつもの唇のルージュがより魅力的に光っていた。

とりあえず、作ったもの全て投下させていただきました。
構想としてはまだ続きがありますが、今週の見ないと作れない部分が…。
またの機会に………

「坊主、今ここは二十歳未満入室お断りなんだけど」
ネオが不機嫌そうに、ブリッジに入ってきたキラに言い放つ。マリューは一瞬、どうしようか思案した。ネオの言葉よ
り、先ほどのキラの部屋での情事を知っているだけに、言葉に詰まった。
「すみません、でもどうしても艦長に相談というか、お願いがあって｡」
キラは無重力のブリッジ内に体を流して入ってきた。
「どーして、艦長がここにいるってわかるかねぇ」
溜め息ついてネオはキラの顔を伺う。そのキラの口元が少しゆるんだ。
「俺がここに連れ込むことお見通しってか……」
バツ悪そうにネオは金髪をかきむしる。肩をすくめ、マリューは平静を装うことができるようになった。
「で、お願いってなにかしら」
キラは一瞬迷って、切り出す。
コペルニクスでのアスラン、メイリン、ラクスとキラ本人の息抜きのための外出。ネオもマリューも初めは驚いたが、
マリューはキラ達に変なストレスがたまっているのではと考えていたし、ネオは少年達の自由な時間を大事にしてや
りたかった。すぐに答は示さなかったが、キラの提案は受け入れられることとなる。
その結果、彼らの心象に大きな変化をもたらす事件が起こるなどとは、誰にも知るよしのないことであった。

「ふう……ストレス……ねえ」
マリューは今し方キラが出て行ったハッチを見つめながらつぶやく。
「ん？」
ネオがその言葉に怪訝な顔を彼女に向けた。
「ううん、何でもないわ」
そう答えたマリューの腰を今度こそという趣の手がのびる………が、悲しいかな交代の時間が迫っていたのだろう。
メイリンとミリアリアがブリッジのハッチを開けて入ってきた。女性陣の夜間当番は２人以上のようだ。
「ついてねえなぁ、しゃあない、艦長、またの機会に」
諦めたネオは、さらに一言「おやすみ」と告げて交代要員に簡単な引き継ぎをしブリッジを出て行った。その際、
メイリンとミリアリアの会話の内容が少し聞こえたようだ。
（温泉ねえ………混浴っつう手は使えないかな……）
ネオはエレベーター内でにやけて思案する。
ネオを見送りつつ、マリューは少し存したかなとも考えていた。タイミングの悪さに少し苛立ちもあった。そんな自
分に気付いて苦笑する。
（欲求不満かしら………これって十分ストレスよね。）
近づきつつある月の光が、彼女を照らし、いつもの唇のルージュがより魅力的に光っていた。

１４９は１５１に置き換えてください。
冒頭が欠けてしまった。

マジでいいもん見させてもらった
神、GJ

ネ申　乙　

テーマはまあ「黒ラクス」といったところで。
ではそれじゃ漏れも投下

先の戦争において奇跡的な働きを成し遂げた伝説の戦艦・アークエンジェル。
その中を、一人の美しい女性が優雅な仕草で歩いている。
時代がかった独特の衣装をまとい、ピンク色の長い髪をなびかせるその姿は、一度見たら一生忘れられないくらい印象的だ。
彼女の名はラクス・クライン。
その日、彼女は整備兵からたまたま頼まれたデータディスクを渡すため、キラ・ヤマト―ラクスの最愛の人―を探していた。
彼の部屋にも、MSデッキにもいない。食堂だろうか。
そう思って食堂を目指し目的地につくと、キラがいた。
「あ、キラ！ふふふ、みつけましたわ」
愛する人の姿をみつけ、ラクスの頬はつい緩んでしまう。
しかし声をかけようとした矢先、彼が誰かと談笑しながら食事をともにしているのに気付く。
その相手はアスラン・ザラ。
キラの無二の親友でありかつての自分の婚約者であった男。婚約者といっても所詮親同士がいつのまにか決めていたことだし、当時の
まだ幼さを十分に残した二人にとって結婚というのはあまりにも現実離れしていて実感がもてない言葉だった。
ゆえに二人はそれなりに仲良かったものの互いに恋愛関係にはいたらず、
何よりも今はラクスもアスランもそれぞれが真に自分が求める相手をみつけている。
ラクスとアスランの関係は志を共にする盟友といっていいものになっていた。
そのアスランと共にキラは楽しそうに二人で食事をとっている。
（もう…部屋にもいないと思ったらこんなところで…お食事にするならどうしてわたくしを誘ってくれなかったんですか…）
そんなキラにラクスは緩んでいた頬を可愛らしく膨らませる。そして、何となく二人から見えない位置にたってその会話に耳を立ててみた。
「そういえばお前、3年生の時に出されたロボット工学の宿題だって結局俺に頼ることになって」
「あれは最初はちゃんと一人でやり切る自信はあったんだよ。ただ･･･その･･･」
「その、なんだ？」
「いや、ほら丁度あの時って新しいハードがでたでしょ。それで母さんが誕生日祝いにかってくれて」
「で、買ってもらったゲームに夢中になって時間がなくなったわけだ」
「ま、まあそういわれるとそうなんだけど･･･」
「まったく･･･どうしてそう計画性が皆無なんだお前は？
さっきだって前もってデータを用意しとけばメイリンに無駄な手間をかけさせる必要もなかっただろうに･･･」
「う～ん･･･それはやっぱりアスランのせいだと思うよ」
「はぁ！？」
「ほらアスランってさ、文句言いながらもボクが困ってると最後は必ず助けてくれるじゃん。はじめてあった時からずっと。だからボクの
中できっとね『いざとなったらアスランがやってくれるから大丈夫』って刷り込まれちゃってるんだよ♪」
「お、お前～！」
子供の頃の話に興じながらアスランと食事をとるキラをみて、ラクスは何だか自分一人が取り残されたような気になる。
そして居た堪れなくなってその場を去った。まだアスランと話をつづけるキラを残して…

ラクス・クライン。
誰に対しても分け隔てなく優しく接する彼女には、まるで母を思わせるかのような温かな包容力と、
その場にいるだけで周囲の目をひきつけてやまない圧倒的な存在感があった。
しかし、その実彼女はどうしようもなく孤独な人間だった。
はやくに母親を亡くし、敬愛する父親も立場上ともに過ごす時間は限られていた。加えて心を許して話し合える友人は皆無だった。
プラント一の歌姫であり、政府の重鎮の父を持つ
彼女には、誰もがみな必要以上に形式ばって恭しく接するからだ。婚約者のアスランとて例外ではなかった。
ハロを常に持ち歩いて自分の話し相手としていたのも、そんな孤独を紛らわす為の彼女なりの心の自衛手段だったのかもしれない。
そんな時に出会ったのがキラ・ヤマト。誰よりも純粋で優しい青年。
父親を失った時、ラクスは彼の前でしか泣くことができなかった。彼は、父親すら失ったラクスにとって自分の心を曝け出せる唯一の存在だからだ。
キラがいるからラクスは孤独に陥らずに、今日まで生きてこれた。そういっても過言ではない。
だから、彼女は大戦後傷ついたキラを支えて彼のそばにいるためだけに、故郷も歌姫という立場も放棄した。

彼のそばにいたい。ラクスの中にはそれしかなかった。
宇宙に出た時、ラクスはエターナルの艦長室で寂しさのあまり人知れず涙を流すこともたびたびあった。
それくらいキラのそばを離れることは彼女にとっては辛いことだった。
心優しい彼女が再び戦いに身を投じるのは、キラとキラのいる世界を守りたいという願いがあるからだ。
キラと二人で平和に暮らせる世界であればただそれだけでいい。ラクスにとってはキラが全て。
だが対するキラはどうだろうか。キラが自分のことを心から愛してくれていることはラクスにも十分わかっている。
キラはラクスに対しては何も隠さない。不安で心が押し潰されそうな時、悲しみで涙が堪えられない時。
そんな時、キラは必ずラクスのもとへきて自分の思いを彼女に曝け出す。
ラクスはそんなキラをいつだって無条件に受け止めてあげてきた。
ある時は彼の吐露する言葉をそばでずっと聞いてあげたり。
ある時は彼の涙を黙って受けてとめてあげたり。
ある時は彼の求めるままにその肢体をささげてあげたり。
そこにあるのは、コーディネーターとか国家とかそうした全ての衣服を捨て去ったありのままのキラの素顔。
それを知ってるのは唯一自分だけだと思っていた。
しかしこうして見てみるとキラもまだ自分が知らない顔をたくさんもっていることにラクスは気づかずにはいられなかった。
聞けばあの2人は4才の頃からの親友同士だという。それに対してラクスがキラと初めて会ったのはほんの3年ほど前のことだ。
キラと接してきた時間を単純に比較してみてもアスランの方が遥かに多い。自分が知らないキラの姿をアスランが知っていたとしても
何も不思議なことはない。それでもラクスには納得がいかない。
アスランとの殺し合いを経た時、メンデルで出生の秘密を知った時、戦争が終わってそれでも心の傷がいえなかった時。
キラが一番辛い時にそばにいて彼を支えてあげてきたのは他でもない自分である。その自負がラクスにはある。
にも関わらずキラは今アスランに自分の知らない顔を見せている。
そもそもキラはさきほどの食事の時のように、アスランと一緒にいる時間が最近はとても多い。
そしてそれにつれて自分と一緒にいる時間が減ってしまった。宇宙にあがって離れ離れになった時、あんなにも寂しい思いをさせられたというのに･･･
もちろんこれから大きな戦いを控えて、パイロットとしてだけでなく技術士としても優秀な二人が忙しくなるのは仕方のないことだ。
それはラクスもよく分っている。
だが人間の心というものは分別や理性だけで割り切れるものではない。
最近のラクスの心を支配しているのも分別や理性をこえたものだった。
「自分がキラに対して抱いている愛情と同じくらいのものを、果たしてキラは自分に対して持っているのだろうか」
そんな自己本位な疑問だ。

そんなことを考えながら憂鬱な心持ちになってぶらついていると、向うから誰かが近づいてくるのが見える。アスランだ。
「やあラクス」
「あ･･･ア、アスランですか。こ、こんにちは」思わず返事がしどろもどろになってしまう。
「ん？どうかしたのか？」
「い、いえ別に･･･」
「そうか？･･･あ、そのディスクはもしかしてキラに？」
「あ、は、はい」
「なら俺から渡しとくよ」
「よろしいのですか？」
「ああ。というか俺もキラと一緒にやんなきゃいけない仕事がこれからあるから」
「･･･そうですか。ではお願いしますね」
「ああ。これは･･･ああ例のデータか。やっと見つかったのか。ふ～、まったくキラのやつは･･･」そう言いながらアスランは苦笑する。
「え、キラがどうかなさいましたか？」
「キラさ、今メイリンや俺と一緒にMSのOSの調整をやってるんだけどしょっちゅう、あれがないこれがない、でメイリンを
困らせてばっかりで。プログラミングの腕は相変わらず凄いんだけどね」
「そ、そうですか」

「しまいにはメイリンに『キラさんて凄いのか凄くないのかよくわかりませんね』って言われてるし。昔から優秀なくせ
になんか抜けてて。そこがあいつのいいところなのかもしれないが」
アスランがさり気なくいった「昔から」という言葉にラクスは胸が締め付けられる。
「まあそれはいいとして･･･君もあの放送以来色々大変だろ？少しは休んだらどうだ？」
「い、いえ。わたくしは大丈夫ですわ。それに大変なのは他の方々も一緒ですし」
「そうか。まあ俺がわざわざ言わなくても君にはキラがいるから大丈夫か」
「･･･ア、アスランこそあまり無理をなさっては･･･」
「ああわかってるよ。でもカガリがあんなにがんばってるんだ。俺だけ休んではいられないさ」
アスランはそんな言葉を残しておそらくキラがいるだろうMSデッキへと向かう。
アスランの背中を見送りながら、黒く醜いものがラクスの心の中で膨らもうとしていた。
「アスラン･･･あなたにはカガリさんがいるでしょう･･･どうしてキラのことばかり･･･
キラを一番わかったあげられるのは･･･わたくしのはずなのに･･･」
それはキラに対する愛情があまりにも深いが故に生まれた負の感情であった。

………
……
…

その夜キラはどうも寝付けなかった。最近立て続けに起きた様々な出来事のせいで心がざわついてるからかもしれない。
（ラクス･･･もう寝たかな）
彼女の顔が見たい。声が聞きたい。このように心に暗いものが宿んでいるときは、彼女の存在を感じることがキラには何よりの薬である。

ピピピッ　ピピピッ

突然部屋のコールが鳴った。誰だろうか。

「･･･キラ？あの･･･おきてますか？」インターホン越しに遠慮がちな声が聞こえる。
「ラクス？･･･うん、起きてるよ」
「少し･･･お話がしたいのですが･･･よろしいですか？」
「うんもちろん。ボクも丁度ラクスと話がしたいと思ってたから」
「あ･･･でしたら･･･よろしければわたくしの部屋にきていただけませんか？」
「わかった。ちょっと待っててね」
そう答えてキラのほうから通信を切る。
（それにしてもラクスはほんといつもいいタイミングで来てくれるな）
考えて思わず顔が綻んでしまう。どうして彼女は、傍にいて欲しいと思った時には、本人に何も伝えなくても必ず向うから先に応えてくれるのだろうか。
理屈を超えたラクスとの深い絆を感じながらキラはラクスのいる部屋へと向かった。

………
……
…

アークエンジェルの中にあるラクスの部屋は、他のクルーたちの部屋からやや離れていて、防音もしっかりしていた。
歌が好きで暇があれば一人でも歌を口ずさむ彼女へのラミアス艦長の配慮のおかげだ。

「ラクス入るね」
「はいキラ」

部屋に入るとラクスがピンクのパジャマを着て、ベッドの上でちょこんと可愛らしく座っていた。
プラント一のアイドルと呼ぶにふさわしい、花のように可憐で美しいその顔が
キラの姿をみとめると、いつもの優しい微笑みを向ける。しかしそこにやや暗さが含まれているのをキラは感じ取る。
（ん？あれは･･･）
見るとベッドからやや離れたところに毛布で覆われた何かが不自然な形で置かれていた。
まあラクスの個人的な荷物か何かだろう。わざわざ毛布で覆っているのは誰にもみられたくない代物だからだと思われる。
それを根掘り葉掘り問いただすのは、いくら自分とラクスの関係でも失礼というものだ。
そう考えてキラはそれについて何を聞くまでもなく、
ベッドの横のスタンドライトだけを点した薄暗い部屋を歩いて、彼女の隣に腰掛ける。
「眠れない？」そう言いながらラクスの華奢な肩を抱き寄せる。先程感じた暗さを掻き消すように優しく。
「はい。キラも？」ラクスもキラのするがままに任せて、顔をキラの肩におく。
最愛の人を前にして顔にはすっかり安心しきった表情をうかべる。
「うん。色々考えちゃって。あのレクイエムのこととか…」
「･･･」だまってラクスはうつむく。
プラントを襲った悲劇。あそこで生まれ育ったラクスには、自分が感じたのを上回る衝撃があったに違いない。
自分もあれをみてもちろんとても悲しかったが、同時にラクスの心の痛みを考えるとキラはどうしようもなく切なくなった。
「どうして人は同じ過ちを繰り返すのかな･･･あんなことをしても誰も喜ばないのに･･･憎しみや悲しみが増えるだけなのに･･･」
「キラ･･･」
「･･･デュランダル議長はそんな人のあり方を変えて、平和な世界を築こうとしているのかもしれない。必要以上に欲望や不満があるから
戦いが起きる。だったら遺伝子であらかじめ人々の全てを調べてそれぞれが自分の能力・素質に見合った役割を全うして生きれるように
すればいい。そうすれば無駄な欲望や不満もなくなるから戦いも起きない。彼の考えってそういうことでしょ？」
「はい。おそらく」
「でもさ、それって幸せな世界かな？ボクは違うと思う。だって人は遺伝子だけじゃ全てはわからないよ。ボクは人にはもっと
尊くて大切なものがあると思うんだ。例えば―――――心、とか」
「･･･」ラクスは自分の肩に置かれたキラの手を黙って優しく握った。
「･･････ラクスってさ、アスランの婚約者だったんでしょ？」
「キ、キラ？」予想もしなかった方面の台詞に、ラクスは思わず目を見開いてキラを見上げる。
「出生率低下が著しいプラントでは婚姻統制をしてて自分達の婚約もその一環だ、って前アスランがいっててさ」
「は、はい。確かに･･･」
「そういうのもさ、遺伝子という運命によって人の人生をきめてることになるよね？」
「ええ･･･」
「そこでもしさ、君達が運命だからと言ってただそれに従っていたら、ボクはラクスとはきっと･･･」
そういって複雑な表情を浮かべてキラはうつむく。
（･･･キラ･･･）
キラのいいたいことがわかり、ラクスは目を細めて自分が握っている手を、その存在を確かめるように、少し強めに握りなおした。
「議長がつくろうとしている世界が運命の名の下にそういうのが許される世界だとしたら･･･たとえその世界では戦いが
起きないのだとしても･･･わがままかもしれないけど、ボクはそんなのは認めたくないんだ」
キラもまた、ラクスの小さな手をしっかりと握り返す。彼女が自分の傍から離れないように。

その温もりに甘えるだけで何もしてあげられず反対に傷つけて、そして守れなかった、赤髪の少女。フレイ・アルスター。
正直にいってキラも当初はラクスに、死別した彼女の面影を重ねることがあった。
しかし、もう違う。
自分に必要なのは、もう戻ってこない過去ではなく、目の前にいる最愛の人なのだと、その最愛の人のおかげで気付くことができた。
フレイのことを忘れたわけではない。だが今の自分が生きていられるのは他でもないラクス・クラインの存在があるからだ。
彼女のそばにいたい。彼女がそばにいて欲しい。
だから、運命だろうとなんだろうと、自分から彼女を奪おうとするものも、それを肯定するようなものも許さない。
たとえわがままといわれようともそれがキラの本心である。

そんなキラの自分への掛け値なしの愛情を感じて、ラクスはこの上ない安心感と満足感を覚えた。
しかし一方で彼女の中には･･･

「･･･ねえ、キラ」
「ん？」
「わたくしもあなたと同じ気持ちですわ」
ラクスは顔を少し上げて、目の前にあったキラの頬にそっと口づけをする。
「あなたに出会ってわたくしは知りました。人ってこんなに優しいのだと。あなたの隣にいて、あなたの優しさを感じて
、それだけでわたくしはいつも満たされてきました。今、わたくしがこんなにも幸せな気持ちでいられるのは、他でもないあなた
のおかげです、キラ」
自分の想いを囁きながら、ラクスはキラのサラサラな薄茶色の髪をやさしく撫でる。彼女はキラのこの髪の感触がとても好きだ。
触れているだけで、温かいものが胸をいっぱいにする。
「ラクス･･･」
「キラ、愛していますわ…あなたがそばにいること…それがわたくしの幸せです」
「ボクもだよラクス」
二人は見詰め合って、今度は唇と唇とのキスをする。ただ唇を重ねるだけの控えめなキス。
それでも触れ合っている部分から、温かい吐息と共に相手の愛情が自分の体に流れ込んでくる感覚に、二人は酔いしれた。

「･･･んふ･･･」
「ふうぁ～･･････んふ･･･きぃらぁ･･･」

重なり合った唇からラクスが甘えるような声をもらす。普段は凛とした態度でふるまう彼女が自分にだけ聞かせてくれる声。
それをうけてキラはラクスへの愛しさをますます募らさせ、彼女の肩においた手を
背中に回して、抱きしめる。衣服を通しても確かに伝わる彼女の体温によって先程までの心のざわめきも消えていく。

「ちゅう･･･はふぅ～･･･」
「ん･･･ふ～･･･」

そうやって唇を重ねて、いくばくかの時が経った。
「ぷはっ………ありがとうラクス。おかげでもう眠れそうだよ」名残惜しそうに先に唇を離したのはキラだった。
「…いえ。わたくしもあなたのおかげで大分安らぎましたわ」
「うん。じゃあ明日は早いし、ボクはこれで･･･」
このままラクスを抱きたい。そういう気が起きなかったわけではないが、先日も防音がきいてるのをいいことに
ここで彼女と交わったばかりだ。明日はまた早いし、
周りがそれぞれ必死にがんばっている時に自分達だけがそういう行為にばかりうつつを抜かしていたら申し訳ない。
節度というものは自分でしっかりわきまえるべきだ。
そう考えキラはそのままベッドから立ち上がろうとするが･･･
「あ！あ、あのキラ！」ラクスが何かを決意したかのように言う。
「ん、何？」
「あの、これを･･･」そう言いながらラクスが差し出したのは3cmほどのやや大きめの錠剤だった。
「えっと･･･これは？」
「昼、軍医さんからいただいたお薬で、これを飲んでから寝ると疲れがよく取れるそうですわ。キラ、最近忙しくて
疲れていらっしゃるようなので、どうかと思いまして･･･」
「ああ、そうなんだ。ありがとうラクス。じゃあさっそく飲んでみようかな」
キラはラクスの言葉を微塵も疑わず、その錠剤を自分の手にとってそのまま口に含む。

「んん･･･ちょっと大きいな。水がないと飲めないや･･･あ、そこに入ってる水もらうね」
そういってキラがベッドの隣に置いてある冷蔵庫に手を伸ばそうとした時･･･
「･･･キラ！」
「え、何？ラク、んんんーーーー！？」
突然ラクスが飛びついて再びキスをする。二人は体を重なりあったままベッドに倒れこむ。あまりもの勢いの為、
歯がぶつかったがそれでもラクスは気にせずキスを続ける。とまどうキラの口を舌で強引にこじ開け、そのまま口内を蹂躙する。
その激しさは先程のキスの比ではない。
「ん…ちゅっ…んぅ……ぁ…っ」
「ぶちゅ･･･んぐ･･･は、はふ、ふ！？･･･ちゅうぅぅ」
キラの首に両腕を絡ませて逃げられないようにした上で、ラクスはキラの上に乗る体勢をとる。その間も舌を使って、キラの唇を、舌を、
歯茎を、頬肉を愛撫しつづける。
「ん、ちゅ……ちゅっ…ん…っ…じゅうぅぅぅ～」
「んちゅ、んん！？」
突然キラの口に信じられないほどの量の何かの液体が流れ込んできた。ラクスが舌をとおして懸命に自らの唾液を送ってきているのだ。
もちろんキラにそれに対しての嫌悪感などない。むしろ、それはとても濃密で甘い味がする。
「ちゅう･･･ぷはっ･･･キ、キラ！」
キラの口を解放したラクスの目には、さっきまでの穏やかな目とは全く違う色を帯びている。
「飲んで！キラ！わたくしの唾で･･･わたくしの唾と一緒に･･･キラ、飲んでください！」
それはまるでケモノのように欲情した雌の目。
「ラ、ラク、ス！？」先程の薬と大量のラクスの唾液をまだ含んだ口を半開きにして、キラは信じられないといった表情でラクスを見上げた。
前の大戦が終わった後、キラとラクスは何度も肌を重ねてきた。すでに心と心で深くつながっている十代の男女が、体と体での
より深い繋がりを欲するのはごく自然なことだ。加えてラクスは清楚な印象とは裏腹に、意外と性欲が強い女性だ。
若さとキラへの深い愛もあってかなりの頻度で肌の交わりをキラに求める。
それでも彼女は上品に育てられた上に異性との接触も少なかった為、性的な羞恥心が強いのも確かだ。
だから行為を始める時は、キラから彼女に求める場合をのぞくと、雰囲気の中で自然とそうした行為にいくよう少しずつ誘導してきたり、
せいぜいちょっとしたサインを送ってきたり、というのが常だった。
ここまで積極的にかつ露骨にラクスからキラにいくことはほとんどなかった。
「どうしました、キラ？まだ飲んでないのですか？ああ、足りないのですね。では･･･はむ…っ…ちゅ、ちゅっんじゅぅぅ～」
「ちょっとま･･･ちゅぅ…んっ……ん、ん」
キラのそんな違和感を知ってか知らずか再びキラの口をふさぐ。舌をからませながら先程と同じように大量の唾液を流し込む。
その間ラクスはキラの胸板に自分の乳房をおしつけて、その細い脚をキラの脚にからませて、太ももと股間をつかって
鉄のように硬くなっていたキラの性器をズボンの上から愛撫する。そして、ラクスの秘所からはすでに
たくさんの愛液が分泌されているのを、キラは己のイチモツを通して感じ取っていた。
「じゅる･･･くちゅ･･･じゅ、じゅる…」
「ふあ･･･うんちゅ･･･ごく･･･ちゅ･･･ごく･･･んく」
立て続けに送られるラクスの唾液と、全身を使った懸命な愛撫、そして主にその下半身から漂わせている雌の匂いをうけて、
キラの理性は少しずつ溶かされていく。薬もいつのまにか喉元を過ぎていた。愛する女性の生暖かい唾液と共に。
「はむ…っ…ちゅ、ちゅっんぅぅ～くちゅ･･･ぺちゃ」
「んぐ･･･びちゃ･･ごくん」
「･･･んはぁっ･･･キ、キラ･･･もう飲みましたか？」
いったいどれだけの時間そうしていただろうか。
ラクスがキラの口から再び離れると、二人の口の間に光る唾液の糸がつくられる。
二人とも衣服は乱れに乱れ、体は汗でぐっしょりぬれ、口の周りは唾液で覆われていた。
「う、うん･･･もう、とっくに･･･」
ラクスから解放されて、いくらか理性を取り戻したキラはやっとの思いで尋ねる。
「いったい、ど、どうしたの、ラクス？」

「ちゅるる･･･ぺちゃ･････････何がですか？」今しがたつくられた唾液の糸を口で啜ってから最後にキラの唇を舌で軽くなめ
上げると、それまでの情熱的な行為が嘘のようににっこり微笑んで問い返してくる。
「だ、だって君がこんな･･･今まではこんな風には･･･」
「何をおっしゃいますかキラ。わたくしも一人の女です。愛する殿方との交わりを求めるのはごく自然なことですわ」
微笑みながらも、顔を真っ赤に火照らせて目を欲情の色で満たしたラクスは、その白く細い指でキラの頬をなぞったり、
喉仏をくすぐったり、耳を軽くつまんだりしている。先程までの激しいものとは対照的な静かで控えめな愛撫。
「い、いや･･･そういうことじゃなくて･･･いつもだったら･･･あふ･･･ら、ラク･･･うう」
じらすようなその動きにかえって感覚を刺激されて、キラはまともに言葉を紡ぐことができない。
「それよりもキラ。ほんとにお薬はもうお飲みになられましたか？」
「う、うん」あの大きめの錠剤が飲み込めたのは他でもないラクスの唾液のおかげであることを思い出し、恥ずかしくなったキラはつい彼女から視線をはずす。
「そうですか。では･･･」

ラクスは急にベッドから身を起こして、目の前に置いてあった、毛布に包まれている「何か」へと向かう。
結局アレは一体何なのだろうか？そんなキラの疑問に応えるようにラクスは毛布を引き剥がす。すると･･･
「んんんーーーー！！」
「え、･･･ア、アスラン！？」
現れたのは口に猿轡をはめられた上に縄で体の自由を奪われて芋虫のような体勢をとらされたアスランの姿だった。
「時間がかかってごめんなさいねアスラン。キラのお口が気持ちよすぎてつい夢中になってしまいましたの。苦しくなかったですか？」
そういってアスランの口につけた猿轡を外す。
「ラ、ラクス！？」キラには何が起きているのか全くわからずラクスに事情を尋ねようとするが、ラクスはそんなキラに一瞬いつもの
微笑みを返して「大丈夫ですわ」と一言いっただけで、すぐにアスランの方へと目を向ける。その目は、キラが今まで一度も
見たことがない、恐ろしいほどに冷たいものだった。
「ぷはぁっ！ぜはぁー･･･げふ！げふっ！･･･んん。ラ、ラクス！これはどういう･･･んぐ･･･ことだ！？キラも･･･いる･･･のか！？」
長い間口を封じられていたせいでその呼吸は荒い。怒りの表情をうかべて自分の前に立つラクスをアスランは睨みつける。
「どう、とは？」ラクスは普段の彼女からは考えられないほどの冷徹な調子で答える。
「き、君が突然俺の･･･けふっ･･･部屋に来たと思ったらいきなり気を失って･･･はー…気が付いたらコレだ！な、何をした！？」
「そんなに怒鳴らないでください。あなたを気絶させる為に使ったのはコレですわ」
そういってラクスが寝巻きのポケットから出したのは、小型だがコーディネーターの強靭な肉体でも通用するよう改造したスタンガンだ。
アスハ家別邸で襲撃を受けて以来、ラクスの身を心配してキラが護身用に持たせたものだ。
それをどうしてアスランに使う！？アスランが彼女に危害を加えることなんてあるわけがない。訳がわからずキラはラクスを見つめる。
「その後は、気が付いた時に抵抗されたら面倒ですので縄で自由を奪わせていただきここまで運んできました。
女一人の身にとっては大変な重労働でしたわ」
「･･･何が目的だ？」やっと呼吸の整ったアスランはつとめて冷静な口調で問い質す。
戦士として数々の死地を生き抜いてきた彼にはこうのような状況では先に冷静さを失った方が負けだとわかっていた。
どのみち防音がきいたこの部屋では何を叫んでも無駄だ。
「とりあえずはそこでおとなしくしててくださいな。いずれわかりますわ」信じられないほどの冷たさをもったラクスの表情と声に
内心動揺しつつも、冷静を装いアスランは今度はキラの方へと目を向ける。
「キラ。お前はどうなんだ？」
「ど、どうってアスラン。ボクも何が何だか･･･ただラクスに部屋によばれてきてそれで･･･」
先程の様子からも嘘を言ってるようには見えない。アスランはキラの無実を確認し、やや安堵するが状況はかわらない。
「･･･まずは落ち着いて話をしたい。抵抗はしないからこれを外してくれラクス。キラでもいい」アスランは当然の要求をするが
「何をおっしゃいますの。そのままおとなしくしててくださいと申し上げたのを忘れましたか？」
明らかに様子がおかしい今のラクスにはそんな要求は通じない。それをみてキラが
「と、とにかく、ラクス。アスランずっとこのままじゃかわいそうだよ。ボクが外すから･･･」
といってベッドから立ち上がろうとすると･･･
「う、うう！？」突然キラの体の奥から何かがこみ上げてくる。

「･･･く、な、に、これ･･･？」キラはそのままうずくまってしまう。
「キ、キラ！？」キラの突然の変化にさすがのアスランも慌てる。
「キラ、ご気分はいかがですか？」ラクスはキラのほうを向いて静かに尋ねる。
「うう･･･ラク･･･ス･･･？」
「ラクス！？一体何を！？」自分はおろかキラにまで何かしたのか！？アスランは激しい怒りをたぎらせてラクスに問いつめる。
「大丈夫ですわアスラン。キラは別に苦しんでるわけではありませんわ」
「何！？」そういわれてキラをみると確かに痛がったり苦しんだりはしていないようだ。しかし、
呼吸はあらく顔は真っ赤に火照って様子がおかしい。そして、しきりに下半身をもじもじさせている。
「キラには先程お薬を飲んでいただきました――――超強力で速効性の媚薬を」
「な･･･！？」その言葉をきいてアスランは絶句する。恋人同士が行為を盛り上げる為にそうしたものを使うのは、
少々過激な気もするが、理解はできる。しかしどうして自分にそれを言う！？どうしてわざわざ縛り付けてまで自分の目の前でやる！？
「キラ。どうですか、今のご気分は？」
「うう･･･ラクス･･･これは一体･･･？」
「答えてくださいな、キラ。おつらいでしょうが、がんばって、ね？」ラクスはいつものような優しい調子で声をかける。
しかしそのいつも通りの優しさが今のキラにはかえって怖く感じられた。
「体中があつくて･･･頭が･･･真っ白に･･･」
「あらあらはっきりしませんね。ちゃんと正直におっしゃってくださいな」
「しょ、正直にって･･･ほんとに･･･つ、つらいんだよ･･･」
「なら今あなたはどうしたいのですか？」
「え、え･･･？」
「聞こえませんでしたかキラ。あなたはわたくしと何をしたいのですか？」
「何をしたいって･･･ラ、ラクス･･･」そのラクスの言葉にキラの心の中にある期待感が生まれる。
「わたくしはキラのことを愛しています。あなたが望むこと、して欲しいこと。何でもかなえて差し上げますわ。だから遠慮なさらずに
今わたくしと何をしたいのかおっしゃってくださいな。ね？」
そんな甘い囁きに心が折れそうになりながらも、キラはわずかに残る理性を振り絞って
「でも･･･アスランがいるし･･･て、ていうかはや･･･く、アスランを･･･解放して･･･あげ」
「ふふ。こんな時にもお友達のことを気にして、キラはほんとに優しいのですね。でもココをそんなにさせていっても
説得力ありませんわよ？」
そういってラクスはキラに近づいて痛々しいほどに隆起したイチモツをズボンの上から優しくさする。
先程の積極的なラクスの求め方、そして薬の効果。今のキラにラクスのその手をはねのける余力はない。
「う、うわ！ラ、ラク！？･･･んぐ･･･」
「キラ、どうして我慢なさるんですか？」アスランがいるんだ。当たり前だ。しかしそれは言葉にはでない。
「わたくしのこと嫌いですか？わたくしの体では満足できませんか？」
「そう、いうことじゃ･･･」
「じゃあどういうことですの？」優しく微笑みつつも愛撫の手はゆるめない。時折指で先端の方を軽くつまんだりする。
その微妙な力加減がかえって地獄の責め苦となりキラを襲う。
そして何の前触れもなく耳にラクスの温かい息を吹きかけられてとうとう彼の中で何かが壊れる。
「･･･ラ、ラクスとしたい･･･」
「ん、わたくしと？何をですか？」
「ラ、ラクスとセックスがしたい！したいんだ、セックスが！はやくコレを何とかして！もう･･･我慢、が･･･んく･･････ううーーー･･･」
自分の思いを叫んでからキラは涙を流す。それは友の目の前で己の自尊心を破壊されることの、屈辱と苦しみからでた涙だ。
そんなキラをみてラクスもさすがにうしろめたさを感じるが、すぐに振り切って、キラの頭を慈しむように抱きしめる。
「よくいえましたキラ。がんばりましたね…」
「ひくっ…うぐっ･･･ひく」
「正直におっしゃってくれてわたくし本当に嬉しいですわ。ああ、そんなに泣かないで、ね？大丈夫、わたくしは
あなたのこと嫌いになんてなりませんわ。ずっとそばにいますから。キラ、大好き･･･」
ラクスは赤子をあやす母のような優しい手つきでキラの髪をしばらく撫でてから、その目元の涙を口で残さず啜る。

「じゃあごほうびに今日はキラが満足するまで好きなだけ気持ち良くしてあげますからね、ちゅ♪」にっこり微笑んでキラの唇に軽くキスをする。
「あ…ラ、ラクスゥ…」
一度臨界点を超えれば、キラの中にあるのはもう肉欲だけだ。ラクスにされるがままにベッドに再び倒れこむキラの顔には、これからの
行為への期待感とケモノじみた欲情の色だけだった。
「では、アスラン。みててくださいね」
「･････････は？」訳がわからず今まで二人を呆然とみていたアスランに、ラクスは思い出したように声をかける。
「わたくしとキラの愛の営みを。ふふ」
そしてなぜか勝ち誇ったかのような笑みを浮かべる。その笑みに、何か得体の知れない恐ろしさを感じてアスランはゾッとする。
そんなアスランをよそに、ラクスはさっそくキラのズボンをパンツごと引き剥がす。
「あらあら。もうこんなにさせて･･･」すると異常なほどにはれ上がったキラのイチモツがあらわれる。亀頭の先からは
すでにかなりの量の先走りがでていた。
まるで何かの凶器のように禍禍しくそびえ立つそれを前にして、嫌悪感でアスランは思わず目を瞑る。
反対に子供のように無邪気な喜びを顔に浮かべたラクスは顔をキラの股間に近づけて質問する。
「キラ、今おつらいですか？」
「うん。つらい、つらいよラクス･･･」
「じゃあ、とりあえず一回出しましょうか、ね？」
そういうとキラの返事も待たず、ラクスは舌で口の周りを舐め回してもう一度湿らせてから、
ラクスと何度も交わってきたせいで黒ずんでいる亀頭を、横から唇で挟み込みながら舌でその側面をチロチロと刺激する。
「あむ、ふ～、ぴちゃっ･･･れろれろ～」
シミ一つなくスベスベしたその素肌とは対照的にザラザラしたラクスの舌の感覚をうけて、キラのそれは薬の効果もあってすぐに･･･

ドピュッ！ビュシュル！ドピュッッッッーーー！

「あ、ああーーー！」
「きゃっ！･･･まあ、すごい･･･」
天井にまで届きそうなすさまじい勢いの射精を目の前にしてラクスも一瞬驚く。
いくら愛する男相手でも顔射をされて喜ぶ女性は一般には少ない。しかし、異常なシチュエーションとある黒い感情によって、
キラ同様すでに何かの臨界点をこえているラクスは、顔を背けずむしろ嬉々とした表情で最後までキラの精液を顔面でうけとめる。
「ふふ。もうキラったら、ちょっと舐めただけでこんなにだしちゃって。たまってらしたのね」
そう言いながら、ラクスは射精を終えたイチモツを手で優しく弄りながら、もう片方の手で顔や服に付着した精液を
あらかたすくい集めてからそのまま飲み干す。
「んく、ゴク･･･んん、ふふおいしいですキラ･･･あなたの味がしますわ」
「はぁーー･･･はぁーーー」
やっとの思いで欲望をはきだしたキラは満足げな吐息をもらして、射精の余韻にひたっている。
そんなキラの姿にラクスもまた満足気な表情を浮かべてから、今度はアスランの方へと体を向ける。
「ねえ、アスラン。今わたくしの指についているのがキラのザーメンですわ♪」
「――――な！？」ラクスが普段ならキラがお願いしない限り決して言わないような卑猥な言葉を吐きながら、
指を自分の顔に近づけるのを、アスランは顔をしかめ何とか身をよじってかわす。
いくら親友だからといって、そんなものをみせつけられて男が喜ぶはずがない。
アスランの反応は至極当然なのだが、ラクスはそれが気に入らなかったようだ。
「何をしているのですか、アスラン？」かすかに怒りをうかべるラクス。
「何をって･･･君、俺は！」
「これはあなたの親友であるキラのザーメンです。いやですか？親友なのに汚いとおっしゃるのですか？」
「汚いとかそういう問題じゃない！こんなことされて喜ぶ趣味は俺にはない！」
「まあひどい…わたくしは全然そんなことはありませんわ」
その言葉を証明するように、指に付着したキラの精液をおいしそうになめとる。それからキラの方へ向き

「あらあら、まだこんなに硬いまま。これじゃあまだまだ足りませんわね。でも大丈夫ですわキラ。
わたくし約束しましたからね。だから何回でもしてあげますわ」
「はふー･･･あ、ありがとう、ラクス」こんな風になったのは他でもないラクスのせいなのだから、ありがとうなんて言う必要もないのだが、
そんなことを考える余裕はキラにはない。
「ふふどういたしまして――――ところで、アスラン」
これからキラと本格的に交わる為にパジャマのボタンに指をかけながらまたアスランに声をかける。
「･･･もういい加減にしろ。何がしたいのかわからないが俺はもうコリゴリだ、こんなのは。キラだって･･･」
操られているようにしかみえない友を気遣うアスランの言葉を鼻で笑いながらラクスは答える。
「本当に親友思いですのね。アスランは」
「茶化すな！」
「でもキラのザーメンを目で見るのは今日が初めてですよね？」
「―――な･･･に･･･？」予想外の台詞に虚を取られる。
「わたくしはもちろん初めてではありません。キラに処女を捧げてからそれこそ数え切れないほど見てきました。今みたいに飲んだ
ことだってありますし、いっつも中に出してもらってますわ。アスラン。確かにあなたはキラの親友ですが、ここがあなたとわたくしの決定的な差です」
「き、君はまさか―――！？」
そこまでいわれてアスランはラクスの真意を悟る。彼女は自分に嫉妬しているのだ。キラと親しい関係にある自分を。
誰にでも優しく接するラクスだが、その一方でキラに対して強い独占欲をいだいていることをアスランは前から見抜いていた。
おそらくキラはそれに気付いていない。ラクスだって、自分が恋人に向けるそうした感情が
やや度を過ぎていることを自覚はしていないだろう。
それはキラとラクス、それぞれとそれなりの年月をともにし、二人の関係を近くからかつ客観的にみてきたアスランだからこそわかっ
たものだ。
それでもアスランはそれほど気にはしていなかった。恋愛感情に独占欲はつきものだ。自分だってユウナ・ロマ・セイランのように
カガリにちょっかいを出す男がいたら不愉快だ。
しかし、今のラクスはいったいどうしたことか。確かにキラとは親しいが、それはあくまで男同士の友情だ。それに自分には
既に心を決めた女性が他にちゃんといる。それはラクスだってわかってるはずだ。そんな自分でさえも
キラと親しい関係を持つことを許さないというのか！？キラへの想いを自分に見せつけるために、こんなことまでするというのか！？
自分の見込みを遥かに超える彼女のキラへの執着心を感じ取り、アスランは恐怖で顔を青ざめ言葉を失う。
そんなアスランをよそに衣服を脱ぎ終わってからあらわれた一糸纏わぬラクスの肢体。
程よい大きさで形崩れもしていない乳房に、キラのイチモツに負けないほどに勃起したピンク色の乳首がうかんでいる。
抱けば折れそうなくらい細く引き締まった腰に、肉付きのよい尻。
一般的に容姿が優れたコーディネーターの中であっても、その美しさは群を抜いている。
「ああ、綺麗だよ、ラクス」
それはもう見慣れた肢体ではあるのだが、キラはまるで今日はじめて見たかのようにいう。
透き通るような白い肌が欲情の色でほんのり赤みを帯びているのがなんとも艶かしい。
慈愛と官能を兼ね備えた肉体美を前に、みてるだけで再びイきそうになる。
「ふふ、ありがとうキラ。あなたにそういってもらうのがわたくしの何よりの喜びですわ」
そして、さらに追い討ちをかけるようにラクスはアスランへ語りかける。
「それとアスラン。まだ終わりませんからね。あなたが知らないキラの姿をわたくしはたくさん知っているということを、今日はたっぷり
教えて差し上げますからね。ふふふ」そういって歪んだ笑みをアスランに向けるラクス。
それをみてアスランは悟る。もう彼女を止めることはできない、と…
「ではキラ。おまたせしてごめんないさいね。そろそろはじめましょうか♪」
対照的にキラにはこの上ないほどの温かな笑みを浮かべる。それでいて妖艶な雰囲気を持たせることを忘れない。
「え、でもアスランが…あ、あのやっぱり放してあげてから…その」
とりあえず欲望をはきだしたことで多少落ち着きを取り戻し
ラクスがアスランの名を口に出したことで彼がいたことを思い出したキラは、自分の痴態を友に見られたことに羞恥で顔を染め上げながら、
戸惑いの声を上げるが

「もうこの後におよんで何をおっしゃいますの。
もうわたくし我慢できませんわ。今日はこのままわたくしにさせてくださいな、キラ―――――はむ･･･んちゅぅぅ」
無様に射精するところまでもう既にみられているのに、何を今更気にするというのだろうか。
いまだアスランのことを気にかけるキラに多少の苛立ちを覚えながら、そんなキラの思考と理性を今度こそ完璧に停止させるために、
ラクスは再び上からキラの口をふさいで愛撫を開始する。
「ラク…！？んちゅ！？っ…ちゅちゅ、ちゅむ……ん、ぷぁっ…ひちゃ」機先を制されキラも動きを止める。
ラクスはキスをとにかく好む。それも舌をはじめとする口にまつわる全ての部分を使った激しいキスを。
だから二人が前戯で一番時間を費やすのはキスだ。
本番に入っても、正上位だろうが座位だろうがラクスは自分の口への愛撫を可能な限り続けるようキラに求める。
彼女が後背位をあまり好まないのはキスがしにくい体勢だからだろう。行為を終えての後戯においてもラクスのキスへの執着はかわらない。
ラクスが「アレの日」で本番ができなくても、二人は口での深い交わりは欠かしたことがない。
好きこそ物の上手なれとはよくいったものだが、そのためキスにおけるラクスの技量はなかなかのものだ。
まず、キラの首を両腕で固定し、自らの唇をキラの唇にひっつけそのやわらかさを堪能した後、舌を少しだけキラの口内へとすべりこませる。
そして唇の裏側や前歯の表面、歯茎を舌先で軽くぺろぺろ舐めまわす。
「ちゅちゅ…ちゅっ…ぴちゃ、んんちゅ……」
「はふ………んぅ……んっ･･･ちゅ」
しかしそれ以上は進まない。キラの舌にはあえて触れない。ひたすらキラの口の入り口近くだけを焦らすように刺激する。
さらにラクスはキラの首に回していた手の片方を剥き出しの肉棒のほうへもっていって
　シュッシュッシュッ！
「んふ！？はふ！？」
そのまま肉棒を微妙な力加減で扱きはじめる。そこに残っていた先程の精液がほどよい潤滑油となっていた。
ラクスの細くしなやかな指での愛撫をうけてキラの感覚はますます刺激される。
「ふぁ…っ…ひゃ、ク、ちゅ……ん…ん……」
キラがとうとう耐え切れなくなってラクスの舌に触れようとおずおずとその舌をつきだしてきたやいなや･･･
「はむ･･･んちゅんじゅぶぅぅぅ～～～！！！」
「んちゅ！？じゅぼっ、んじゅあ！」
ラクスは自分の舌をキラの舌に絡ませてそのまま自らの口内まで一気に引っ張り込み、口をすぼめて思いっきり吸い込む。
「じゅじゅじゅじゅぶじゅぶ～、じゅちゅう～～～！」
「んじゅあ･･･はちゅ･･･んちゅぶっ！」
キラの舌を引きちぎってしまいそうなほどの激しい吸引。
　シュボシュボシュボシュボシュボボッ！
「んぐ！？んじゅッ！？」
同時に手の動きも一気に加速させる。
今までの大人しいじらすような動きが一瞬にして激しいものとなり、キラは思わず体をびくんと痙攣させて･･･

ドピュッッッドピュドピュッ！

二度目の射精。勢いよく飛び出した精液がラクスの手に絡みつき、残りはベッドへと着地する。
「じゅぶちゅう～～」
しかしラクスはその動きをやや弱めただけで舌の吸引と手淫による刺激自体は送りつづける。
射精の余韻にひたることもなく快楽を立て続けに与えられ、キラは再び肉棒を硬直させる。
先端にやや痛みを感じたが、薬の効果もあり、それもまたすぐに甘い疼きへとかわる。
「じゅるる～･･･ん、んむっ…じゅ…ゅる…ぷはぁっ！」
自分の息が切れたところでラクスは苦しそうに口を離す。がそれも一瞬で
「キ、ラ･･･はあ、はあ･･･はあ…あ、なたの息･･･下さい･･･ふちゅ」
「ラ、ク･･･んちゅっ」
口を大きく開けて再びキラの口に食らいつく。キラは言われたとおりラクスの口に懸命に自分の吐息を送り込む。

「ふ～･･･ふ～、ん～」
「すぅ～～～･･･んふぅ～♪」
ラクスは幸せそうに目を蕩けさせながらそれを吸い込む。ある程度呼吸が整ったところでまた自分の舌をキラの口内に突っ込んで
「はぁ…む、ちゅっ…んっ、んんぅ……ちゅ…んぅ…っ……じゅ…っ」
舌をキラの頬肉の内側に擦りつけ、歯の付け根を愛撫したりして、キラの口内で舌を縦横無尽に暴れさせる。
巧みな舌使いがキラを翻弄する。
「ぷぁちゅ………んんぅ…っ…はぷっ……ぢゅ、ぢゅるぅ……んんぅ…っ」
キラもそんなラクスに負けじと、
自分の舌をラクスの舌に絡ませて、その温かくザラザラした舌肉を存分にあじわい、時折歯で彼女の舌を軽く噛む。
同時に手を、ラクスの乳房に、尻肉に伸ばして揉みしだく。
「ふぁっ！はひっ！…んじゅ……ぶちゅ…んちゅっ……んんっ！」
痛々しいまでに勃起したピンク色の乳首を指でこねくり回すとラクスは舌の動きをわずかに鈍らせる。
触ると吸い込まれそうなほどに柔らかい桃尻を撫でまわすとラクスは歓喜で喉を振るわせる。
ほどよく脂肪のついたやわらかいその肢体。すべすべの肌触り。蕩けそうな舌の感触。
そして、自分の愛撫にいちいち体を反応させるラクス。キラはその全てに酔いしれる。
「んむ…ちゅ…ちゅっ……じゅる…んっ……はふっ…ん、あっ……ちゅ…っ」
しばらくしてラクスは指でキラの後頭部を軽くノックして、何か言いたげな視線をおくる。
（キラ･･･さっきわたくしがしたようにしてください）
キラはそのメッセージをすぐ理解し
「ぶちゅちゅぅ～～、んじゅぶじゅぶ～～～～！」
「んふー！じゅる、くちゅ…じゅ、じゅる…！！！」
キラは同じようにラクスの舌を吸い込む。自分の中に彼女の全てが入ってくるかのような感覚。とてつもない快楽に頭がくらくらする。
ラクスの方も与えられる刺激に酔いしれて、つい手淫の動きも忘れる。
「んじゅはぁっ！はー･･･はー･････････ラ、ラクス･･･ぼく、もう！」
息苦しくなってラクスの口をひきはがしたキラは自分の欲求を訴える。
「入れたい、ラクスの中に入れたい！」ラクスとの情熱的なキスによって、彼の欲求はすでに頂点に達している。
「はー･･･ひあー･･･わ、わたくしもですわ、キラ･･･ここがこんなになっちゃって･･･」
ラクスはキラの手をとり、己の秘所に導く。そこには既に洪水のような量の愛液があふれている。
「うわ！す、すごいよ、ラクス」
「だ、だって･･･キラがあんなに舌をっ･･･、はふっ！？」
キラはその花弁を広げ指を膣内にさしこみ、そのままジュブジュブと音を立て掻き回す。
「ちょ、ちょっとキラ･･･い、いきなりそんな…いやん･･･ああ！」
「ああ･･･ちょっと入れただけなのにすごい締まるよラクス･･･ボクの指を、ラクスのアソコが食べてるみたいだよ」
「ま、まっ･･･キ、ラああああ！あ、だめ･･･あふうそんなに指曲げないでくださ･･･ひあ！？あ、そこは･･･クリトリ、ス！？はひぃ！
そ、そこ指で挟まないで！い、いっちゃ･･･んん･･･も、もうキラ！！！」
「いでっ！！！」
そのまま達っしそうになるのを堪えて、キラの脇腹を力一杯ラクスは抓る。
「も、もう！はー、はー･･･入れたいっていっておきながらどうして！それに今日はわたくしに･･･させて下さいっていったのに！」
「ご、ごめん･･･ラクスのアソコがすごくいやらしくてつい･･･」キラの素直な言葉にラクスも怒りをおさめる。
「んふふ･･･もうキラったら･･･でしたら指よりもコッチの方で味わって下さいな、わたくしを」
優しくそう囁きながら、キラのイチモツを手にとって、ラクスは騎上位の体勢をとる。

いよいよ本番。やっとラクスの中にはいれる。キラがそう思った瞬間･･･
「じゃあ、キラ･･･アスランにもみせてあげましょうね、わたくし達の愛の深さを」
「え、え…？」
今まですっかり忘れていた名前。突然予想もしなかった単語がでて、キラはきょとんする。
「ほら、アスランですよ。そこに転がってるあなたの親友ですわ」

そういってラクスが顎で指した先には、確かにアスランがいる。ラクスの狂気と痴態をみせつけられ、恐怖しているのか、あるいは
欲情しているのか、何とも言えない表情で歯を食いしばってるアスランが。しかしキラは
「そ、そんなことより入れてラクス！はやく！ボクは･･･」
「ふふふ、いいのですか？アスラン、みてますわよ？せめて縄をといてあげてからにしてはどうですか？」
「ア、アスランって･･･もうラクス！どうして･･･！？お願いだから入れてよ！はやく！アスランのことはもう･･･どうでもいいから！！！」
「キ、キラ･･･」
ラクスの淫らなせめをうけて、キラの中にはもう彼女の肉体への欲求しかない。アスランのことなど今度こそ頭から消え去った。
アスランは絶望する。とうとう友に完璧に見捨てられたという事実に。それを友の口からはっきり告げられたことに。
「ふふ、そうですよね…キラはアスランよりもわたくしの方がいいですよね？」
「うん、うん！だから･･･」
アスランに勝った！キラがアスランよりも自分を選んだ！親友よりも自分を求めた！
「くすっ…ふふ･･･ふふふ･･･わかりましたわキラ･･･わたくしもそろそろ我慢の限界ですし･･･じゃあ･･･いきますよ」
歪んだ達成感と優越感、キラへの愛情、これからの行為への欲情。様々なものが入り混じって、とてつもなく妖しい表情を浮かべるラクス。
キラのイチモツをビショビショに塗れた自分の秘所に愛しそうにあてがい、そのままラクスは腰を一気に落として
「んふ―――――んんんうぅぅっ！！」
「うわ！！！…す、すごい、き、きつい！」
キラの剛直を根元まで自らの胎内へと吸い込む。
「あぐ…ラ、ラク！い、いれたばっかりなのに…もう、そんなにしめつけ、て！それにあ、あつい！」
「キ、キラのも…か、たいっ！！！ああっ！あふう！！」
久しぶりの生で感じるラクスの肉壷にキラは感動を覚える。
初めて彼女を抱いて以来、キラは行為の最後にはラクスに中出しをするのが常だった。
『孫の顔をみるのは早いに越したことないわよね～♪』
そんなカリダの冗談を真に受けたラクスがそれしか許さないからだ。
キラとしても、愛する女性の体内に自分の精を直接そそぎ込むことに勝る快感はないし、
ラクスとの間に生まれる子供なら何も問題はない―お互い年齢的に父親母親というのは早い気もしたが―からそれに従った。
しかし、あの日再び剣を手にしてから状況は変わった。戦いに身を投じる中で子供をつくるなど当然許されるわけがない。
コーディネーター同士の自分達に妊娠の可能性があるかどうかはわからないが、万が一ということもある。
膣外射精という手もあったが、密着度の高さを重視するラクスは、無意識にこちらの腰に脚を巻き付けたりして離さないよう
にするので、失敗する可能性が高い。
いわゆる安全日なら大丈夫かとも思ったが、何も言ってないのに何故か事情を心得たバルトフェルトに
『あれは100％大丈夫というわけではないからな。ちゃんと考えろよ、若者！』と止められた
ちなみに、なら最初から我慢して何もするな、というのはこの二人には無理な相談だ。
だからアークエンジェルに戻ってからは行為の際は必ず避妊具を使用した。
しかし、今はラクス自身の感触に直につつまれている。
それを阻むものは何もない。火傷しそうなくらい熱い媚肉がぎゅうぎゅうとしめつけて自分の肉棒に極上の快楽を与えてくれる。
妊娠の心配をする余裕もないキラは久しぶりの感触をうけてほどなく･･･
「あう、ご、ごめラクス！もう！！！」

ドピュッ！びゅ！ビュル！ビュビュビューーー！

キラの白濁液がラクスの中で放出される。三度目の射精に関わらずすさまじい量と勢い。
そして
「あふぅ！キ、キラァー！そ、そんなに、出されたら、わたく――んんんーーーー！！！」
ラクスもまた、情熱的な前戯でたかぶっていたところに、
久しぶりにキラ自身と生で触れ合い、己の愛穴で直接キラの射精を受け止めて、そのまま達する。
愛する人の欲望と愛情が自分の体内に流れ込んでくる感覚。その快感は筆舌に尽くしがたい。
彼女が中出しにこだわるのはこれも原因だった。

「はー…はー…」
「はぁー…キラァ…ああ、キラの熱いのが中で…キラァ…好きぃ…」
ラクスは肢体を痙攣させながらそのまま力なくキラの上に倒れこんで、キラの胸板の上で余韻にひたる。
ラクスの膣からは、出したばかりのキラの精が少しだけ零れ落ちる。
絶頂をむかえて、幸せそうな顔で熱の入った呼吸をしているラクス。そんな彼女の自分に圧し掛かる体重が愛しい。
キラの肉棒はまもなく回復を見せる。

「ぁん…キラぁ」ラクスもその硬さを感じて、意識を取り戻す。
「ラクス…ご、ごめん…ぼく…」
「は、はい…わかってます…でも、す、少しまって下さい…はー」
「うん…」
キラはラクスのピンク色の髪を優しく撫でながら彼女が落ち着くのをまつ。それをうけてトロンとした目を愛しそうにキラにむけるラクス。
視線が絡み合って、すぐに彼女の膣を突きあげようとする衝動もせり上がってきたが、
キラもまた三度目の射精で、さすがに少し疲労感がでてきたので彼女とともに体を落ち着かせることにした。
「はー…はー………ふふ、もう…大丈夫ですわキラ…」
「ほんとに？」
「はい。わたくしも…もっとして欲しいですもの。もっとわたくしを愛してくださいキラ…」
「うん。もちろんだよ」
キラがそういうとラクスは再び体を起こして、体勢をととのえる。
「キラ…じゃあわたくしが動きますから…たくさん気持ち良くなってくださいね」
「うん…ラクス」
ラクスは、手をキラの引き締まった腹筋の上において、腰を揺すり始める。
「ふ…んっ、んっ、んんぅ……あ、はっ……やぁん…っ！」
「ラ、ラクス…あう…いい」
先程放った精液と次々と膣奥から分泌されるラクスの愛液が、極上の潤滑油となりその動きを助ける。胎内に収まりきらなくなった
分の液はドロドロと結合部から溢れ出ている。
「ふ…んっ、んっ、んんぅ……あ、はっ……やぁん…！はうっ、キ、キラッ！」
膣壁の無数のヒダが陰茎を摩りあげ、子宮の入り口が亀頭に何度も口づけをする。熱々の媚肉は、生き物のように蠢いて肉棒を締め付ける。
「わたくし！はふっ、ああん！はっ、はっ、はぁぁっ……んっ………」
ラクスの体はキラ以外の男は知らない。文字通りキラ専用のものとなっているラクスの肢体。
「んっ………くっ！ラク…！」
キラとだけ、そしてキラと数え切れないほどの交わりを経験しているその性器は、どうすればキラが喜ぶかを本能的に熟知している。
「んああぁっ……っ…キラ！はぁっ…はぁっ……っ……ぅくっ…んっ！」
だからたとえラクス本人が意識しなくても、彼女の性器は全てがキラにとって最高の快楽を与えるよう機能する。
膣肉は絶妙なタイミングで締め付け、キラの肉棒の弱いところを効果的に刺激する。まるでそれ自体が意志をもってるかのように。
「ラクス……くっ……す、すご！」
「キ、キラ…まだ、で、す…ひぅ！ぅっ……ああ、んっ……もっと……よくなって…ください…はふぅっ！」
ラクス本人も、キラにさらなる快楽を与えるため、そして自らもそれを得る為、意識的に腰を揺する。
前後左右に、そして円をなぞるような動きで、キラの剛直と自分の膣壁が触れ合う箇所を次々とかえていく。
キラの肉棒が淫裂の入り口ギリギリにくるところまで腰をうかし、次の瞬間には一気に腰をおとして
子宮の奥に届くほどの勢いで膣内にキラの分身を飲み込む。脚をバネにしてその往復の速度を加速させる。
「キ、ラ…いい、はひぃっ！…いい、で、すか！？…ああん！」
「う、うん！いい、いいよっ！」
「ああん！うふぅっ…、う、うれしい…です…ひやあっ！！！」
ラクスの淫穴が自分の肉棒を貪欲に食べている。魅力的な乳房が腰のリズムにあわせて揺れている。
とてつもなく淫らな光景にキラの脳髄は刺激される。

自分を気持ち良くしてくれるために懸命に腰を振る彼女の姿がこの上なく愛しい。
快楽を貪るために雌犬のようにひたすら腰を振る彼女の姿がこの上なくいやらしい。
もっとラクスを感じたい。もっと気持ち良くなりたい。
キラはそんな衝動に支配され、更なる快楽を得る為、自らも負けじと下からラクスの腰を突き上げる。
「ひ、ぅっ……キ、キラ！？いきなり！ああ、んっ……そ、そんな……あぁうっ！だ、め！わたくっ…はひ」
突然のキラの動き。今までは自分が主導して動いていたのに、キラがいきなり反撃にでたのでラクスは
「キラ！？……はひっっ　あ、や、そ、そこはっ……！ああ！わたくし…い、きぅ、そうに…」
「うん！うん！ラクスいって！くっ…ぼく…ラクスにいってほしい！」
ラクスが絶頂に近づいているのを感じ、キラは彼女の膣に腰を激しくうちつける。結合部からは体液がビュッビュッと勢いよく
吹き出す。
「い、いやっ……やめっ……あぅぅっっ！あはぁぁぁぁぁ！！！」
甲高い嬌声をあげて、ラクスは再び達する。膣内がぞわっと蠢き、キラの分身を握りつぶしてしまいそうなほどに締め付ける。
「くっ！すご…」その締め付けにキラもまた達しそうになるがなんとか堪える。
「ああ…はひ………キラぁ…キラァ…」
自分の名前を意味も無く何度もつぶやきながら、脱力して再びラクスが倒れこんでくる。やわらかい乳房がキラの胸板にで形をかえて押し付けられている。
熱い。絶頂をむかえてヒクヒクと痙攣するその肢体の隅々までが情欲に支配され熱を帯びている。それがキラの肌に直に伝わる。
――――――我慢できない。
「ごめん！ラクス、ぼく！」
「え？…あ、やあっ！まだ…いった、ばかり…ああん！」
キラは耐え切れなくなり、彼女の背中を抱きしめながら起き上がると、正上位の体勢をとり、腰の動きを再開する。
「あう…ラクスの中…いったばっかりで…熱くて…締め付けて…ドロドロしてて…き、きもちいいっ！！！ラクス…！」
「ちょ…キ、キラ！…はふぅっ！」
返事はまてなかった。ラクスが欲しい。とにかく欲しい。
ラクスの腰をつかんですさまじい勢いで淫穴に肉棒をつきさす。肉と肉がぶつかりあう激しい音がパンパンと響いてる。
「キラぁ！そんな…はふっ…わ、たくし…ひぃ！！」
キラの容赦の無いせめをうけて、ラクスも昇りつめた所を無理矢理ひきずりおろされる。
「大丈夫だよラクス！ラクスも、もっと気持ち良くなって！」
キラは腰を八の字を描くように動かしてラクスの膣をぐじゅぐじゅと掻きまわす。絶頂直後の敏感な媚肉はその動きに歓喜する。
「いやあ！キ、ラ…それ…すごい…すごいです！！！ああぁぁぁ！まって…ちょ…ひふぅ！」
さらに腰をあげ、膣内でラクスが一番感じる箇所に剛直を集中的にたたきつける。
幾度となくラクスと交わってきたため、キラもまた彼女の弱点を知り尽くしていた。まもなくしてラクスは再び
「はあん！そこ…ばっかり…されたら！わ、たくし…もう…また、また…キラァ！だ…めぇ！！」
「うん！うん！ラクス！今度はボクも…くっ…一緒に！」
「いやあ、あああああん――――――っっっ！！！！」

どびゅっ！！！びゅ！びゅる！びゅ、びゅ、びゅ…！

二人は同時に果てる。三度絶頂を向かえビクンビクンと身体を震わせるラクスの胎内の奥深くにむかってキラは精を放つ。
…が、キラはなんと射精の最中も動きをとめなかった。
「キ、キラ！？あぐぅ…だ、め…そんな…出しながら…う、うごか…ないで！！…い、いたい！！！やめて下さい！」
キラの常識外れのせめに、ラクスは涙目になって悲鳴をあげる。
「ラ、クス…ご、めん…ごめん…でも…止まらないんだ…ごめん！」
射精をむかえ極度に敏感になっている肉棒に刺激を与えるとかなりの痛みを生む。キラも先端にぎりぎりした痛みを感じていた。
さらに今の自分の動きが愛するラクスを苦しめていることもわかっていた。
しかし、更なる快感をもとめる欲求が他の全てに勝り、キラは腰を振りつづける。
キラの欲望はどんなに射精してもおさまる気配をみせない。むしろ出せば出すほど高まっていく。ラクスを………壊したい。

「ラクス…ご、めん…く、るしい？」そう言いながらもキラは動きを止めない。いや止めることができない。
「は、い…ちょっと、体がおかしく…で、も…もういいです…はひ、ひや！キラの…好きに…はふん！」彼のいう通り
苦しみを感じてはいたが、ラクスはそんなキラを…ただ、受け入れた。
「ありがとう！ラクス、ラクス！…きもちいい、よ！…君の中、ニュルニュルしてて…！」
「あっ、あっ、こ、こんなの……っ！キラっふかいぃ！やあ！そこそんなに…はひぃ！」
ラクスは絶頂の余韻にひたることなく、また快楽の奔流へと巻き込まれていく。
そのラクスの歌う甘美な喘ぎ声がキラをさらに刺激する。彼女からこの声を引き出しているのは自分である、という事実がたまらない。
彼女の官能の歌声がもっとききたくて、キラは腰の速度を加速し、子宮を突き破るほどの勢いで突きあげていった。
「ラクス！もっと感じて！」
「ああああ！だ、め…それ…激しすぎ…で、すっぅ！」
人格がふっ飛びそうになるくらいの強烈な快感がラクスを襲う。それを与えているのは目の前にいる…キラ。
ラクスはあの薬を使ったことを今更になって後悔し始めていた。
親友であるアスランの目の前で、キラの全てを自分のものにする。
その演出のために、大急ぎで手配し手に入れたものだったが、ここまで強力だったとは…
キラと交わる時、彼はいつもやさしく自分を抱いてくれた。自分の心と体に最大限のいたわりをこめて抱いてくれた。
が、今のキラは雄の欲望に支配され、自分をそしてキラ自身も壊してしまいそうになるほどの勢いで、胎内を突き立ててくる。
その姿に…ラクスは戦慄した。
しかし、同時に――――――――彼女の心はとてつもない歓喜にも満ちていた。ただ一心不乱に自分を求めてくれるキラに対して。
（キラが…わたくしを…わたくしだけを愛してくれている！）
嬉しい。愛しい人が自分を文字通り全身全霊で愛してくれることが。それがただ嬉しい。
（キラ！大好きなキラ！わたくしのキラ！）
ラクスは脚をキラの腰に巻きつけて、腕を背中にまわし、キラの体を自分の方へと懸命に引き寄せる。
「キラ！わたくし…わたくし…あなたのこと…もう絶対はなしませんから！！！」
「うん！ラクス…くっ…ぼくも！」
最愛の人を離さないように、強くひたすら強く抱きしめる。
「キラ！キラ！いい！？…わたくしの…はふっひ…体…きもちいいですか！？」
ラクスはキラの体に巻きつけた腕と脚を支えに自らもキラのリズムにあわせて腰をふり、意識的に媚肉を力一杯締め付ける。
愛しいキラに、自分の体で最高の快楽を与えるために。
「キラ！答えて！あ、なたが…はふっ…きもちよくなるのが…ひあっ！…わた、くし、一番気持ち…いいんです！」
「きもちいいなんてもんじゃないよ、ラクス…ぼく…こわれそう…！」
「はい！はい！いい、ですよ…こわれても、ひふっ…大丈夫…わ、たくしが…ああん！…ちゃんと、受け止めますからっ！！」

………
……
…

ケモノのように、というよりまさにケモノそのものの姿で交わる二人をアスランは呆然と眺めていた。もう二人は互いを求めることしか
頭に無い。
大切な仲間と思っていた者達から自分一人が取り残される感覚に、心が折れそうになる。
「ふふ…ふふふ…アスラン！」ラクスがキラの欲望を受け入れながら、突然アスランの名をよぶ。
「これが、わたくしの…わたくしのキラですよ！ふふ、みてますか！？すてきでしょ…わたくしのキラは！」
「ラクス！…うっ…まだ、そ、んなに…しめつけて…！」
わたくしのキラ―――――そう呼ばれた友はその言葉の通りラクスだけをひたすら求めていた。
「はふ！で、も…キラ！いいんですか！？アスランがみてますよ！…ああん！…あなたのいやらしくて、だらしない姿を！いいのですか！？」
「うくっ…ラクス…すごっ！…あく！」
キラの耳にもう「アスラン」という名前は届かない。口からはラクスを求める言葉しか出てこない。目にはラクスの肢体しか映っていない。
（キラ…お前…）

見捨てられたとか、裏切られたとか、そうは思わなかった。ただアスランはキラに憐れみを覚えていた。
ラクスによって自尊心や何もかもを壊され、支配されているキラを。
その友に手をさしのばすことは―――――もう、できない。
「キラ！もっと…わたくしを愛してください！わたくしを…こわしてしまうくらいに！キラ、キラ！」
そんなアスランの心中を知ってか知らずか、ラクスは自分のことしか考えられなくなったキラに、快楽と喜悦の叫び声を上げている。
（ラクス…）
尊敬していた人物の、独占欲と情欲に心を支配されたその姿に、アスランは戦慄をおぼえる。
（くっ！ラクス…どうして！？君はキラのことが大事なんだろう！？大切にしたいんだろう！？これじゃ…キラを壊してるみたいじゃないか！
君は…君はそういう愛の形をのぞんでいたのか！？）
だがそんなアスランの心の叫びは口にはでなかった。いっても今のラクスには無意味だともうわかってたから。
（くそ…俺は…）
悔しかった。悲しかった。かけがえの無い仲間達に自分の声が届かないのが…

そんなアスランをよそに二人は
「いい、いいよラクス！君の中、あついよ…すごい！」
「キラ…あっ！…もっと、もっとわたくしの名前よんで！！！」
「ラクス！ラクス！…くっあぐ…ラクス！ラ、クス…っく！」
とどまることをしらない欲望。キラもラクスも既に何度も達していた。しかし、二人はいつまで経ってもやめようとしない。
狂ったようにひたすら肉をぶつけ合う。
「キラ！キ、ス…キスしてください！」
「うん！――――じゅっ…んぶ…っ…んん……ぢゅっ…ん、んっ」
キラは言われたとおりに、ラクスの口内の舌をつっこんで、無茶苦茶に暴れさせる。
「んくっ…ぶじゅぅ…はひ、ぢゅっ…じゅる……ん、くぷ…っ…んあんっ！」
ラクスも、技巧も何もかもを忘れ、がむしゃらにキラの舌に食らいつく。
肌、性器、口。愛する人と全身でつながっている感覚が、二人に至上の快楽を与える。
「んじゅ…ぷはっラクス！…ぼく！」ラクスの胎内はすでに彼女の愛液とキラの精で充満していて、これ以上何かを受け入れる余地はない。
「また…君の、中に…出すよ！！！」それでも、もう何度目かわからない射精を訴えるキラ。
「はい！はい！…出して…キラ、好き！好き、ですっ！！！」
キラの腰に巻きつけていた脚をがっしりと挟み上げ、彼の精を自分の一番深いところで受け止めようとするラクス。
「…ぐぅっ！」
「はふ――――あああぁぁっっ！！」

ドピュッッッドピュドピュッ！

………
……
…

「ヒ、ヒクッぐす･･･ご、ごめんなさい･･･ア、スラン、ぐすっ」
果てることがないとさえ思えた欲望を一通りはき終えて疲労から寝入ったキラのそばで、
シーツを羽織って力なくすわりこんで、泣きじゃくりながらラクスは、やっと自由にしたアスランにひたすら謝った。
狂気と欲望に支配された先程のまでの彼女とは対照的に、その姿は捨てられた子犬のように惨めで憐れだった。
「わ、たくし…ぐす…キラに…わたくしのこと…思って欲しくて…ただ、それだけで…ひくっ、それであなたのことを…
傷つけて…アスラン…ぐすっ、ご、めんなさい」
「ラクス…」
ここまでしといて何を今更――――そう思わなくもないが、アスランは彼女を責めなかった。ラクスにはある種の共感すら覚えていた。
キラやカガリとちがって、自分も他人に心を開くのが決して得意ではないからだ。

むしろ繊細で責任感が強い彼は、そこまでキラ一人に固執するほどの孤独に彼女をおいつめたことに、少し罪悪感も感じていた。
婚約者でありながら、勇気を出して彼女の方へ歩み寄らなかった自分にも非がある。ましてや彼女の愛するキラは、
彼女の願いとは裏腹にいつ死んでもおかしくない状況にまたおかれているのだ。
確かに酷いことをされたが、そんな彼女を責める気はなかった。
「わたくしは･･･ア、アスランにも、カガリさんにも･･･バルトフェルト隊長やマリュ―さん達にも･･･もう誰にも･･･ひくっ死んで、ほしく
ないです･･･うぐっぐす･･･やっぱりみなさんわたくしの･･･ひふっ･･･大切な人だから･･･くすっひくっ･･･でも一番」
「わかってる。キラは死なせない」
一番死んで欲しくないのはキラ。その言葉を遮るようにアスランはしっかりと力強く言う。
その思いは自分も一緒だ。
仲間を殺されたあまりに、ありったけの憎悪をもって友に銃を向けて、心から後悔した。
そんなかつての自分と同じように、憎悪に身を焦がして友へ殺意をぶつけた真紅の瞳をもつ少年をとめられず、己の無力に泣いた。
もうそんなことを繰り返すつもりはない。
「ア、アスラン･･･ひぐ･･･わたく、し･･･ひくッ」
「もういい。ラクス。俺は気にしてないよ」
今泣きじゃくるラクスがみせたのは己の心の中の負の部分だ。人の心は綺麗なものだけで占められている、そう思うのはただの傲慢だ。
そうではない。こうやって誰しも醜いものをもっている。
そういう不完全な存在だからこそ人は尊いのであり、いかにしてその弱さと上手く付き合って生きていくかを考えればいいだけなのだ。
アスランが戦いの中でみつけたのはそんなことだ。
とまあカッコつけたことをいっても、根本的に女の涙に弱いわけで、場の空気をかえるため彼は
「あ～･･･それよりもラクス」
「？」
「やりすぎには注意しろよ。コーディネーターと言っても限界があるんだ。あと部屋。匂いすごいから何とかしとけ」
「え、ええっ！？」
呆気にとられたラクスを残して軽く笑いながら部屋をさる。

しばらくの間何を言われたのか理解できなかったラクスだが、その言葉を飲み込むと顔を羞恥心で染め上げる。
というかキラ以外の人にあんなものをみせたのは―――――正気を取り戻して、今更そんなことを思い出す。
（わ、わたくし、どうしてあんな！？ああ、もういやぁぁぁぁ～）
頭が真っ白になる。しかし、アスランの気遣いのおかげで涙は止まった。
「･･･アスラン･･･ごめんなさい･･･そして、ありがとうございます」それが今の彼女の本音だ。

「すー…すー…むにゃ…」
…子供のような寝息をたててるキラに目をやる。キラが起きたら彼にも謝ろう。ラクスはそう心に決めた。
そして、彼の頬を両手で軽く挟み、額をくっつけてラクスは微笑みかける。
「キラ。あなたは不思議な人ですね。どうしてアスランといいカガリさんといい、あなたの周りにはあんなに
良い人ばかりが集まるんでしょうね」
「うう～ラ、クス～♪･･･んにゅう･･･すー、すー」
どんな夢をみているのだろうか。甘えた笑みを浮かべながら自分の名前を寝言でつぶやく彼の唇にキスをして囁く。
「わたくしもあなたに惹きつけられた者の一人ですわ。キラ、愛していますわ」

後書き
う～ん、ちょっと構成考えずにやったから行き当たりばったりかな。
特にラストは自分で書いてて怖くなってなんだか温い結末になってしまった。ここ反省すべしかかな。
あと現実離れした媚薬のこととかは突っ込まないで。

黒ラクスたんｷﾀｰ　乙！

乙！
だけど、黒いか？
まあ許容範囲かと。
凸の扱いはひどいけどw

ほ・・本当に此処は神ばっかりのスレだな(*´Д｀)ﾊｱﾊｱ
最初、隠された毛布の中からアスランが出てきたときは思わず笑ったが・・
こんなラクスも又魅力的ということで。

暇人さん、完結乙！
種割れキララク、堪能しました(*´Д｀)ﾊｱﾊｱ
覚醒したことで種保存の本能に目覚めた二人、まさかラクス妊娠しちゃう
んじゃなかと思ってどきどきでした。
続きもあるんでしょうか？マッタリとお待ちしてます！

すっげーＧＪＧＪ
神多すぎ
最高(；´3｀)ハフハフ

神様サイコーです！！(；´3｀)

おい黒ラクスかいた人。
ここはキララクスレだぞ。
最後の凸がキラよりもかっこいいじゃないかwwwww

>>180
ゲラゲラ、確かに。
でも無理ないだろ。
奴はセクースで腑抜けになってるんだから。

獣のように関わる二人を目の当たりにして、全く(*´Д｀)ﾊｱﾊｱしなかった
アスランが、むしろすごいというか・・・(;^_^A
そもそも、セックルそのものが自尊心とか何もかもを解き放って相手の
前で素の自分をさらけ出す行為なんだから、それを憐れと思うアスランは修行
ガ足りないな・・。そんなもん行為に持ち込んでたら、絶対エクスタシーは得られない

>>182
キララクスレでは凸は所詮当て馬なのだから仕方ねえべ
てゆうかキララクは本編でも多分やってるだろうけど、アスランはまちがいなくチェリー。
だからまあそこらへんのことはわかってなくても仕方ないな

自分でもアスランの言動が不自然だとは思った。
ラクスの嫉妬を誘うキャラとして使ったのだが、いまいちだったな…
フレイはやりたくなかった。他の人よくやるし、死人への想いは漏れにはうまくあらわせん。
ミリィ達はインパクト弱いし、カガリもキラとそういう風になるのは今の本編の二人みるとすげえ不自然になるし。
むずかしいな…キララクってカプとしてガチ過ぎてラクスの嫉妬を誘うキャラが扱いにくい。
そこらへんアスランはやりたい放題でいいな。

や・・アスランって着眼点はいいとオモ。
ただ、このアスランがチェリーなのか、済なのかは解らんが、二人の行為
に対する反応が淡白かつ冷ややかなのがちょっと・・・・
むしろ触発されて目覚めちゃうとか、極端な反応があった方が面白かった
のかもしれん。

まあどうでもいい話だな。

　　 / |　　　/ | キタ━━━!!!
　　　 /,_ ┴─/　ヽ　　　　　 , 、　　,、
　　（・_.,》.'(・_,》)ﾐヽ　　　. /　L--/ ｌ、キタ━━━!!!
　　/ ,,_＿,ニ、、ﾉ( |　　　 (・;;》 (・;;》　| 　　　/L--/ｌ、ｷﾀ━━━!!!
　　|　Y~~/~y} ｀,　~ |　　　｜y-,‐vi`ﾉl | 　　(・.》 (・.》ｌ　　　/L--/ｌ、ｷﾀ━━━!!!
　　 | .,k.,.,!,.,.,r|　,!　く　　　　|, kｌ　r| i ＾<　　 | 'ｆT~ｦ x |　　(・〕_(･〕x|　　 /L/ｌｷﾀ━━━!!!
　／ <ニニニ'ノ　　＼　／ (二二‐ '　＼　/ ｌ==_」　<　　,ｌｆmﾖ !　L　〔ﾟｆｦﾟ.〕　､.｡.,

>>184
GJ
凸がキラに触発されて、メイリンが餌食になる話きぼんぬ。
それを密かに観察する女帝だったら最高w

なんてゆうか本当に神スレだな！！

他スレに嫉妬されて削除されないかが心配なほどだよ

>>188
そういう話いいなｗｗ
なんてゆうかキララク完全固定でもなくそういうのもみたい

乙!!

うんでも、他カプはよそでな
ここはワンカプ固定のみ
そういうスレ

神の同時多発降臨（*´Д｀）ﾊｧﾊｧ
もうエロくて最高！
アスランへの嫉妬だったら黒キラＶｅｒでも可能かな？

同時多発ｴﾛ

>>193
ﾜﾛﾀwww

神さまｶﾓｰﾝ（*´Д｀）/

神ＧＪＧＪＧＪＧＪ！！！
黒いラクスイイ！凸が笑えたww
また機会ありましたら宜しくおねがいします

なんかこー、ちょっと徹底的に黒いキラとかも見てみたいなw

「この方が……わたくしの夫となる方ですか」
少女の手にした一枚の写真に、ザフト軍服姿の少年が写っている。
「ああ、ラクス、嫌ならいいんだぞ。おまえはこのプラントの歌姫として、市民に十分希望と安らぎを
あたえてくれているんだから」
シーゲル・クラインは愛娘のピンクの頭を優しく撫でる。
「この方、お名前は？」
「ん……アスラン・ザラ君だ」
シーゲルは短く答えた。アスランの父、パトリック・ザラとは２０年以上のつきあいである。今彼らが
生活しているアプリリュスの建設に関わっていたころ知り合い、共に秘密結社「黄道同盟」を結成しプ
ラント自治権の確保やコーディネーターの未来のため力を合わせてきた。自分が今、評議会議長の立場
にあるのも、彼の協力があってこそだろう。
「素敵なお名前ですわね」
ラクスはにっこりと笑って答えた。
　　・
　　・
　　・
「かわいい………」
ラクスは小さなペットショップのウインドウをのぞき込む。その隣に、父シーゲルが立っていた。娘と
父水入らずで買い物に出かけた際のことである。ウインドウの中には、白い短毛の親猫が横たわり、そ
の腹部に４匹の子猫が群がっていた。
「ラクス、うちでは飼えないぞ………」
シーゲルは優しく言う。
「わかっていますわ、でも……少し見ていってもいいですか」
「それはかまわんが………」
シーゲルは手に提げていた荷物を歩道の路面に降ろした。ふと、娘の顔を見て怪訝に思う。その表情に
影が見てとれたからだ。
「ラクス………どうしたんだ」
「ぁ…いえ」
短く答えたラクスの心情は複雑だった。目の前の猫の親子………コントロールされていない生命誕生の
奇跡を、ラクスはうらやましいと思っていた。自分がコーディネーターであることに初めて不満を感じ
た。第二世代である自分は、遺伝子的な判定により婚姻する相手を行政が決定する。それは強制ではな
かったが、子供がほしいならば従わなければならない。今の自分は子供を産みたいと思っているわけで
はないが、漠然と将来を考えて、本当に愛する男性と出会い、相手の子供を産むという、ナチュラルに
は当たり前の幸福が、この時、彼女にとってははかない夢と感じられた。

ブリッジから居住区に戻ってきたキラは、食堂の自販機前にいた。ラクスとの夜食用にビスケットタイ
プの栄養補助食品とミネラルウォーターを二つずつ購入する。その彼の後ろ姿を見かけ食堂に入ってく
る人影があった。
「よ、ボーズ」
「ムウさん！」
ネオは、慣れつつあるものの違う人名で呼ばれて少し不機嫌そうな顔をするが、キラが購入したものを
あわてて背中に隠したのを見てすぐにニヤリとする。
「大人の甘美な時間を邪魔しといて、しっかり青春してるねぇ………お相手はピンクのお姫様かい」
先ほどのお返しとばかりに、ネオは言い放つ。キラはばつの悪い顔をした。
「すみません………」
「ま、いいんじゃないの、恋愛は自由だしな」
ネオは片目を瞑って、財布を取り出し、カップコーヒーの自販機にカードを差し込む。
「うーん、このなにげに怪しいブレンド、いってみようか」
タイガーブレンドのボタンを押し、抽出が終わるのを待つ。キラは何となくすぐにこの場を立ち去るの
が気まずくて、近くのベンチに腰掛けた。裸で眠るラクスを一人部屋に置き去りにしていたので、早く
部屋に帰りたかったが、ネオとマリューの今の関係も気になった。
「なあ……ムウ・ラ・フラガってのは、そんなにいい男だったのか？」
抽出が完了したコーヒーの紙コップを手に持って、ネオが尋ねる。先ほどのお気楽な声とは少し違う落
ち着いたトーンの言葉だった。
「急にどうしてそんなこと聞くんです？」
キラは目をぱちくりとさせた。意外な質問だった。
「俺と同一人物だって言うんなら、きっといい男だと思ってさ」
キラの隣に腰掛けながらコーヒーを一口啜る。香りのハーモニーがネオの鼻腔を擽った。
「おっ、これはまたいいねぇ」
キラはネオの感嘆の声に苦笑する。
「バルトフェルトさんがブレンドしたものを、アークエンジェル内限定で販売したものですよ、それ」
キラの説明にネオも苦笑した。
「俺と同じく、なかなか違いのわかる男だな」
その後、小一時間ほどキラ達は雑談にふけってしまった。そんな彼らを、通路の方で、たまたま通りか
かったマリューが口元をほころばせてしばらく見守っていたのに彼らは気がつかなかった。

「う……ん……」
ぼやけた視界が徐々に鮮明になり、無機質な灰色の天井をとらえる。気怠い上体を起こし、周囲を見渡
すと、キラの私室であることを認識し、毛布の感触を素肌で感じて、寝る前の情事を思い出す。
「キラ……」
愛する人が隣にいないので少し不安になった。向かいのベッドに置かれた開いたアタッシュケースに、
自分の衣服を確認して、キラが用意してくれたことに気付く。しかし、そのキラは部屋にいなかった。
「どこに行かれたのかしら………」
とにかく服を着ようと思い、ベッドから立ち上がった。
「んあっ……」
ラクスは小さくうめく。立ち上がった際、下腹部の奥にまとわりついていたものが下りてきて内股をつ
たう。真っ赤に顔を染めながら、彼女は右手の指先でそれをすくった。
「………………」
細い指にまとわりついた白い粘液は、彼女の粘液と混ざって、薄い暗闇の中淫靡に光る。言葉に出さな
かったが、その量の多さと時間が経っても失わない粘質さにすごいと感じた。思い起こせば、信じられ
ないくらいに乱れてしまい、キラもいつもより何倍も激しく自分を責め立てた。
「と………とにかく」
羞恥心をかき消すように自分に言い聞かせ、ティッシュでぬぐって、下着を用意する。持ち歩いている
ポーチから生理用品を出して下着にあてがい、黒い忍び装束を着る。ブラシを手に取ると、乱れきった
髪を整え、結い上げた。
キラが帰ってくるのを待とうかと思ったが、下腹部の淫靡な違和感に耐えきれず、キラ宛に書き置きを
すると、あまり見られたくないものをキラの使ったアタッシュケース内にしまって、キラの部屋をあと
にする。一応、部屋のロックはしておいた。
ラクスは一度自室によって、忍び装束からアークエンジェルのクルーがよく着ているＴシャツとズボン
に着替え、バスセットを持ってシャワー室に向かった。

「あちゃー……」
自室に戻ったキラは、ラクスが書き残した置き手紙を見てネオとの話しに時間をくってしまったことに
後悔する。手紙には「おやすみなさい、准将様」とだけ書かれている。あからさまに、拗ねてしまって
ることを伝えようとする文章だ。今から彼女の部屋に行こうかとも思ったが、寝ていたらかえって逆効
果だろうし、彼女の機嫌をとるには、もうコペルニクスについてから自由時間を取ってやるしかないな
と考える。いざとなれば、艦長の一佐より階級は上なんだしと職権乱用を覚悟した。
　キラは、とにかく汗を流そうと思い、バスセットを持ってシャワー室に向かった。
　通路を一人歩いていく途中で、ネオの私室の扉が開き、部屋の主が顔を出す。
「おっ、なんだ、おまえも風呂にいくの？」
ネオの右手にはバスセットが抱えられていた。
「あ、いえ、僕はシャワーにしようかなと………」
キラは答えると、歩を早めて、ネオの隣に追いついた。
「あっそう。つきあい悪いな……」
ネオが不機嫌そうにキラをのぞき込んだ。キラは困った顔をし、
「そんなことはないんですが、今風呂に浸かると寝てしまいそうで………」
とお茶を濁す。ネオは「冗談だよ」と笑って歩を進める。
「そういや～、以前風呂でのぼせたやつもいるって、整備士のおっさんがいってたな。あれおまえのこ
とか？」
「はあ、あのときはやっぱ疲れてて………」
キラは答えながら、以前天使湯の中で少しのぼせてしまい、たまたま入ってきたマードックに助けても
らったことを思い出した。あのときは、女湯の方から、ラクスとカガリの会話が聞こえてきて、最初は
まじめそうな会話だったのに、途中でカガリの初恋話やらラクスとアスランの初デートの事などになり
つい聞き耳を立てるのに夢中になってしまったのだが、彼以外、その事実は知らない。
「じゃあ、僕はここで」
シャワー室の前に辿り着き、キラは立ち止まる。
「おう、じゃあな。さーて、艦長さんでも入ってないかな天使湯」
ネオがおちゃらけて手を振りながら歩いていくのを、キラは見送ると、男性用シャワー室の扉を開き中
に入っていった。

⊂⌒~⊃。Д。)⊃萌え死ぬ･･････

ツ、続きじゃないですかい！！（*´Д｀）ﾊｧﾊｧ
萌える…どうなんのか楽しみだww