822 :
7/8:03/11/06 18:48 ID:???
「じゃ、帰る。遅くなるとおっさんが煩いんだよね」
腰を上げて、土をぱたぱたと払うと、奴は俺に手をのばした。
俺はとっさに、またもその手から逃げてしまった。
しまった、と奴を見上げると、奴は膨れてこう言った。
「なんでいつまでたっても撫でさせてくれないんだよー!」
くるりと俺に背を向けて、2歩、3歩と歩いた後、オレンジは振り返って、笑った。
「戻って来たら、もっと美味いもの持ってきてやるから、そしたら撫でさせてよね!」
そう言って、奴は走って行った。
……よし、じゃあ美味いもの持って、早く戻ってこいよな。
そしたら、……一度位なら、撫でさせてやってもいい。
後ろ姿を見ながら、俺は呟やいた。
823 :
8/8:03/11/06 18:50 ID:???
あれからどれ位経っただろう。
戦争というものが、あの高い空の上でもあったと、街の人間が話しているのを聞いた。
戦争って何かは俺には分からないんだけれど。
なぁ、おまえは知ってるか?
今日の夕日は、あの時の様に眩しいオレンジ色。
あいつの髪の毛みたいな色だ、なんてほんやり思った。
俺は、ずっと待ってる。
お前が戻って来るのを、待ってるんだ。
誰か、あいつに会ったら伝えて欲しい。
俺は相変わらず元気に気ままに暮らしてると。
だから、はやく戻って来い、でないと、撫でさせてなんてやらないと。
あのオレンジの、―――クロトという奴に、伝えて欲しい。
いや…それだけなんだけどさ…
長編ネタ乙!!
感動しますた。
826 :
814:03/11/06 18:53 ID:???
以上。
長い上に、スレと微妙にズレた話ですまん。
いや、それだけなんだけどさ。
>>814 イイヨーイイヨー
最・高!!感・動!!
いや、それだけなんだけどさ
>>816ー823
長編乙!!・゚・(ノД`)・゚・
猫俺、なんかいいなぁ・・・
いや、それだけなんだけどさ
スレタイ投票について再度カキコしようと思ったらなんと素晴らしい長編が・・・
なるほど、猫俺とは盲点でしたね
俺の数だけ俺はいる
素晴らしい名台詞だ
さて、本題の投票なんですが、なかなか投票がきません
新板の過疎の影響もあるんでしょうけどちょっとあまりにも・・・・・・
というわけで再度宣伝させていただきます、ゴメソ
場所は保管庫の雑談板です
それではみなさん、再度よろしくお願いします
いや、それだけなんだけどさ
・・・・ヘタしたらこのスレで最後かも
830 :
1/2:03/11/06 19:13 ID:???
今日、俺の父親が死んだという連絡がはいった
話を聞いた時の俺は頭が真っ白だった
思わず俺は受話器を落としてしまった
それに只ならぬ雰囲気を感じた三人が急に俺のほうに近寄ってきた
あ、シャニ、受話器ありがとう
俺は正確な事情を聞いてすぐさま実家へ向った
三人組は仕方ないので留守番だ、留守中変なことしないでくれよ・・・
実家についた
父親の死因は脳梗塞だった
俺は父親の遺体の前に立った
・・・・顔には白い布がしっかりとかけられていた
・・・・俺はその布を取ることを決意するのに数十分を要した
そして通夜を終えての翌日、葬式の日
親戚一同で父親の思い出話で盛り上がった
そして俺は一つ親父に言われた言葉を思い出した
「何になりたいかではなくて、どうなりたいかで人生は決まる」
それを思い出した途端、俺は涙が止まらなかった
後はずっと葬式が終わるまで泣きっぱなしだった
父親の火葬のとき、俺は再び号泣した
さようなら、親父・・・・親不孝な俺を許してくれ
翌日の帰宅の日、母親が俺に渡したい物があると言い出した
それは何かの手紙だった
・・・・親父からだ
その手紙の内容は俺と親父が別れるキッカケとなったある喧嘩についてだった
俺が十六歳の頃、将来芸能人になりたいと親父に告げた
すると突然俺は親父に殴られた
親父はそして俺に馬鹿なこといってないで実家の農業を継げ、といわれた
ふざけるな!と俺も殴り返した
その結果、俺は家を出て現在にいたっていたのだ
そのことに関する詫び、農業を継いでもらいたかった理由、昔話
最後に「夢、いつか叶えろよ」と一言書かれていた
俺は枯れ果てたはずの涙が一気に流れ出した
俺はその手紙を大事に持ち帰った
電車の中で、故郷の畑をじっと見ていた
・・・・なんとなくそこで親父が手を振っているように見えた
ありがとう、親父
家についた
あの三人になんていったらいいのか、俺は考えた
しかし、何も思いつかなかった
ただいま・・・・・、俺はしんみりとした声で帰ってきた
「帰宅!!」
「遅かったじゃねえか」
「うざ〜い」
三人はいつもと何も変わらない
溜息をつきながら俺は家の中にはいった
入ってみて俺は驚いた、家の中が綺麗さっぱり片付いている
そして机には笑顔のおっさんとニコルいて、そしてちょっと不味そうな食事がそろえてあった
「この食事、オルガさん達が作ったんですよ」
俺のために・・・・俺は三人に振り返った、三人は照れくさそうだった
「早く食えよ」
「元気だせよな、ヴァーカ!」
「泣き顔うざ〜い」
その言葉に、俺はどうしても我慢できなくて泣いた、おいおい泣いた、よくも飽きずに泣いた
親父、俺幸せだよ
こんな言い奴等にかこまれて生活できるんだから
もしかしたらこいつらがずっと支えてくれていたら、夢が叶えられる気がしてきた
だから、安心してずっと見守っていてくれよ
いや、それだけなんだけどさ
一個長くなった、ゴメソ
というかつまらんネタだったな、すまない
いや、それだけなんだけどさ
>>833 「何故お前が謝る必要があるんだ?」
「長編感・動!これからも提!供!夜!露!死!苦!」
「マジでうま〜い」
・・・とのことだ。
いい作品をありがとう、
>>833 いや、それだけなんだけどさ
835 :
833:03/11/06 20:05 ID:???
>>834 すりヴとか
やっぱこのスレの住人っていい奴等ばっかりだな
泣きたくなってきた
ついでにいうとこれは実話には基づいていないということだけ言っておく
いや、それだけなんだけどさ
836 :
833:03/11/06 20:13 ID:???
「すりヴとか」
は自分でもなぜはいっていたかわからない文字なので無いと思ってくれ
いや、それだけなんだけどさ
>>836よ
それはあれだ、お稲荷の陰謀だ。
あと、読んでて親孝行は出来るうちにしよう、と思ったよ。乙。
いや、それだけなんだけどさ
お稲荷といえば
最近クルーゼこないな
あのままムショで暮らしているんだろうな、うんうん
そう思いながら飯を作っていると
・・・・・・ミシミシ
屋根から埃が落ちてきた
それは見事におれの作っていた夕飯に・・・・
頭にきたので物干し竿で埃を撒き散らす諸悪の権現に突き刺した
すると、割れた屋根からクルーゼ・・・・そしてマルコさんが落ちてきた
おかげで盗撮行為をしていたクルーゼはあえなく御用となった
そしてその代償は、マルコさんの袋叩きであった
ニコル・・これでお前の平和は守られ・・・た・・・・
いや、それだけなんだけどさ
知り合いから映画のチケットをもらった
しかし、俺はその日用事があったのでこの間のお詫びもかねてマルコさんに
チケットをあげることにした
コンコン
・・・・返事がない
まさかいつぞやの時のように殴られて倒れているんじゃ
俺は扉を勢い良くあけた
そこには・・・・・!
「おお、どうした」
「君も私達とお茶でも飲まんかね」
そこには正座をしながらニコっと微笑むマルコさん・・・・とクルーゼ
俺は警察に通報して捕まえにきてもらった
やっぱり脱走してやがった
ふう、いいことをした、と思ったらマルコさんに「気の良い茶のみ友達をよくも!」
と窓の外へぶん投げられてしまった
ニコル・・・これでよかったんだよな・・・・・
ドサッ
それから俺が目を覚ましたのは三日後だったという
いや、それだけなんだけどさ
最近伸びが悪い
そこで、何か飛びつきやすい長編なんてどうよ
みながやってる*/*じゃなくて
前やってた旅行編みたいな
>>840 賛・成!
てなわけで俺が初っ端書かせてもらっていいかな?
>>841 どう・ぞ!!!!
いや、それだけなんだけどさ
いや、それだけなんだけどさ
いや、それだけなんだけどさ
>>841 いいんじゃない?
早く執・筆!!
いや、それだけなんだけどさ
すみません。
私
>>841じゃないですが、小ネタ投下します。
仕事を終えて家に帰ったら、何故か玄関にオレンジ色の髪の少年がいた。
その子は、いきなりウチに向って「おか!えり!」と大声で出迎えてくれた。
ウチは、きっとあの男(ひと)がこれから預かって欲しいと言っていた
3人の息子達がとうとう我が家へやってきたのだと気づいた。
ウチは「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえして、奥の部屋にいくと、
緑の髪の少年がいた。「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で
堂々と大の字になって寝ている。着替えをしようと思って、ウチの
寝室にいくと、本棚の前に金髪の少年がいた。その子もまた図々しく
「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。困惑するウチにいきなり
オレンジ色の髪の少年は、「支度!!!」とかほざきよった。
何のことやねんと聞くと、「夕! 食!」なんて言いよった。
ウチはちょっとむかっ腹が立ったので、
「あんたたち、そこにお座り!」
「ええか。ウチは、ウチの大事な人から、3人の息子を
母親代わりに育てて欲しいと言われたんえ。それを一体
あんたらは、初対面のウチに、それもこれからあんたらの
母親になるウチに、そんな口の利き方、絶対許さへんで!ええか!」
するとおずおずと金髪の少年が口を開いた。
「お母さん、ゴメンなさい。俺達、今まで母親ってものを知らなくて…
俺、オルガって言います。長男です。」
すると緑の髪の少年が
「俺はシャニって言います。次男です。俺達が小さいときに母さんが
死んで、父さんは仕事でいつもいなくて…ばあやが俺達を育てて
くれたんだけど、こないだばあやも死んで…これから
母さんって呼んでもいいですか…?」
と言うので、ウチはこう言った。
「ええで。ウチはあの人にあんたらを預かって、と言われた時から
ずっとその気や。ウチをこれから母さんって呼びや。そんで…
そこのあんたの名前な何て言うんや?」
ウチはオレンジ色の髪の少年を向くと、
「ぼ、僕の名前はクロト。末っ子ォ!よろしくね!」
と屈託のない笑顔を見せた。
こうしてウチと三人の息子の生活が始まった。
三人の息子達は、みな容姿も性格も似ていなかった。
優しいあの男(ひと)のことや。もしかしたら孤児を
引き取って育てていたのかも知れへん。ウチと息子達の
生活が続いたある朝のこと…。
一番早起きのクロトは支度をすませ工事現場の仕事に行こうとしていた。
この子は勉強は性に合わないと、ずっと働いていた。
レイダーという建設機械をうまく扱って、ビルの解体工事
などを手がけているらしい。末っ子ながら世間なれしとる。
「母さん!夕べ俺のミョルニルに空気入れといてくれるって
言ったじゃないか!何で入ってないんだよ!ヴァーカ!」
「クロトごめんな!母さんすっかり忘れててん。悪いけど
母さんのミョルニル持ってってくれへん?」
「しゃーねーな。わかったよ。じゃ出ッ勤ィン!行ってきます!」
次に起きてきたのはオルガだった。この子は法律関係の仕事に
つきたいと、大学の法学部を目指して予備校で勉強していた。
毎日半端じゃない読書量と勉強をこなす、頑張り屋さんや。
「お母さんおはよう。じゃ俺予備校行ってくるわ…ふぁああ」
「ちょっとオルガ!朝ごはん食べへんかったらで勉強なんて
出来へんで!パン一枚だけでも食べてきや!」
「いいよ…もう…間に合わないし…行ってきまあす」
「んもう…」
ウチはしゃあないなあ、と思ってオルガを送り出した。
昼近くになって、次男のシャニが起きてきた。
「朝うざーい…ふぁあ」
「ちょっとシャニ!あんたええ加減自分の人生考えなあかんで!
音楽で生きていくって言ったって、そうそう簡単に
食べていける世界じゃないんやで!いっつも夜更かしばかり
して…働くか勉強するかせえへんと…。」
「説教うざーい…行ってくる…」
「ちょっと、シャニ!…もう…。ほんまにぃ…。」
今のウチは、この子に真っ当な道を歩かせることに躍起に
なっている。あとの二人は何も心配ないのに…。もっとも、
出来のいい二人の兄弟にはさまれて、何か屈折しているものが
あるのかも知れへん。
三人の息子を送り出すと、ウチはふと空虚な感覚に襲われた。
最近よくこういう感覚を感じることがある。
あの子達はやがて巣立ちしていく。その時ウチはまた
一人ぼっちになってしまう。涙までこみあげてくる…。
「あんた…ウチは寂しいんや…あんたは時々しか会われへん。
あんたに息子を預かってくれ、と言われたけれど、
あの子らはやがていーひんようになる。ウチは寂しいんや…
ムルタ、お願いやからウチのところに帰ってきて…
ウチと一緒に暮らしてほしいんや…」
ウチの大事なひと、ムルタはんは、名門の御曹司。ウチを
誰よりも愛してくれてる。ウチを大事な恋女房や言うてくれる。
せやけど、籍は入れてくれへん。
「すまん、それはでけんのや…すまん…お前は大事な
女房や思うてる。お前しか俺にはおらん。せやけどな…」
あのひとはいつもそう言うて逃げはるんや…。せやかて
確かにウチはどこの馬の骨ともわかれへん。まして
夜の女や…。ムルタはんが逃げはるのも仕方ないんや…。
ウチはひとしきり涙に暮れたあと、そろそろ仕事に出かける
時間だと気づいた。
「泣いててもしゃあない。ほな行こか…」
ウチは仕事にでかけた。
そうそう、ウチの職場はゲイバーすみれいいます。
ウチはそこでママやってますねん。よかったら一度ウチのお店に
来ておくれやす。
ある日、ウチはウチで働いている若い娘を家へ連れて帰った。
ウチの息子らと同じような年やから、ちょっと息子達には
刺激が強いかも知れへんけど、まあこれも社会勉強や。
「ただいま。帰ったで!ちょっとオルガ!今日は
お客さん連れてきたんや!悪いけどお茶入れてくれる?」
するとオルガ以外の2人も玄関に姿を出した。
「紹介するわ。こっちの娘が明日香ちゃん、で、こっちがイザベルちゃん」
すると3人の息子達は目を丸くして
「お、お前らなんで苦しい思いをしてるんだ!」
「驚ゥ愕ゥ!」
「お前お前お前!」
「何や、あんたら。この娘ら知ってんの?」
ウチはこの娘らと知り合いやったんや、世間は狭いなぁと思った。
すると明日香ちゃんが
「き、キラには絶対言わないで…」
と泣き始め、イザベルちゃんが
「クソックソックソッ!腰抜けェ!」
と逆ギレして壁を蹴り始めた。
いや、それだけなんどすえ。
最近俺の本棚に収納されている本が、異常に多くなってきている。
と、オルガが困った様子で俺に相談してきた。
とりあえず、本棚を見る。
つか、多いな〜オイ。
と思いつつ探してみると……。
おおお、あるじゃないですか〜、オルガのNot所有物な本が〜。
とりあえず俺はクロトにゴミ箱をかぶせた。
どおりで最近アイツ、RPGとかの進め具合が早くなったと思ったら……。
オルガの棚を使うなよ、お前。
いや、それだけなんだけどさ
AM 8:00
朝早く轟音が響いた。何なんだ、一体。
と、俺が窓を開けて下を見てみたら、ご自慢の愛車でアパートに突っ込んだおっさんだった。
とりあえず俺は窓から溜まったゴミをポリバケツに詰め込んで落としてやった。
AM 8:30
おっさんは一通りナタルさんの説教を受けて俺の部屋に来た。
何なんだよおっさん。こんな朝早くから。
「君こそ何を言っているんだ!今日は朝8:00にオーブ空港に集合だと言ったはずだ!」
…何のことだ?……、…思い出した!
昨日 PM5:20
「はっはっは!ぃやったぁぁぁぁぁぁぁ!!」
おっさんが相も変わらず俺の部屋に無断で入って来た。
近所迷惑なのでゴミ箱を被せて落ち着かせた。
…どうしたんだよおっさん。何かあったのか…。
「ふふふ、聞いて驚きなさい。知り合いのコネでラスベガスの旅5泊6日の旅を譲ってもらったんですよ。」
ふ〜ん、ラスベガス…。ってラスベガス!?マジかよ、おっさん!
「本当に決まっているでしょう。さぁ、早く君も準備をしなさい。オルガ達やニコル君達は明日のために買い物にでかけましたよ。」
そうか、分かった!と、俺も家を出た。
…でも、ラスベガスの旅を気前良く譲ってくれる人なんているのか?
同時刻
「署長!なんでラスベガスの旅行が急に中止になったんですか!」
「そうですよ!私なんてもう準備万全なのに!」
「いや…、それは…ね…。(アズラエル理事には…弱みを握られてしまったからなぁ…)」
AM 8:35
「思い出していただけましたか?」
あぁ、思い出した。って早く準備しないと!!
「早くしなさい!9:00には飛行機が出ますよ!」
分かってるよ!!
と、俺は荷物を持っておっさんの愛車に乗り空港へ向かった。
なんか変な形になってしまった、スマソ
もし駄目なら他の人、最初から書いて下さい
>>851 上手い具合に挟まったな、俺。
>>854 いいんじゃないスか?それ。
頑張ってくださ〜い。
いや、それだけなんだけどさ×2
>854の分もさ。
>>845-850 何か色々とワロタ
てか、『ゲイバーすみれ』……。
えーと、ムルタはそこの常連さんだったのか?
いや、それだけなんだけどさ
メンバー定例の五人
ニコル・痔・遺作・明日
でいいよな
いや、それだけなんだけどさ
あ、ペット達も連れて行かないとな
・・・・・え、メカスズメが面倒見てくれる?
俺はメカスズメェの尻尾を引っ張れと言われたので引っ張ってみた
・・・・・・
これで6日は安心だな
・・にしてもアスランよ、ペットフードをケツから出させるのは止めたほうがよくないか?
いや、それだけなんだけどさ
>>857 アスランとメカスズメェを連れてってもいいんじゃないか?
>>858 アスランはメンバーに入ってる
問題はうちのペット達だ
・・・・・ん?気のせいかな
メカスズメェがパピィとスズメェを食ってる気がするんだけど
・・・・・っておいおいおいおいおいおい
メカスズメェって肉食だったのか!?
俺が止めようとしたらアスランが
「これでこの子達も連れて行けるぞ」
といった
・・・・・ああなるほど
ちなみにメカスズメェの腹の中は
四次元で
飯が一杯
だそうだ
・・・・太らないといいな
いや、それだけなんだけどさ
いやー、ついたねー、ラスベガス
なあなあ、みんな、ラスベガスといったら?
カ ジ ノ
よっしゃあ!繰り出すぜぇ!
いや、それだけなんだけどさ
よし、荷物置いたら早速カジノに・・
「なあ、おい」
なんだオルガ、せっかくラスベガスまで来たんだからもうちょっと嬉しそうな顔しろよ。
「いや、そりゃそうなんだが
俺達、遊ぶほど金持ってないだろ?」
俺はアスランとニコルに頼み込んで金を貸してもらった。
3人はおっさんにたかって、ついでに財布を抜いていた。
・・・せめて借りた分は返さないとな
いや、それだけなんだけどさ
猫俺を書いた814なんだが、実は続きっつーか、シメの話があったんだが、
面白そうな長文が始まったし、載せたら折角のテンションさげちまうかな…とタイミングを逃したw
遅レスになったが、読んでくれた奴に感謝。
話ぶったぎってスマソ…。
>>862 話ぶったぎってもいい!是非読ませてくれ!
あれから随分と年月が流れた。
俺はよたよたとおぼつかない足取りで、空が見える場所へと移動する。
歳なんて取るもんじゃないな、体がもう、情けないくらい言うことを聞かないんだ。
あの日と同じ様に見上げた空は、ちかちかするくらい、満点の星空だった。
なぁ、あんなに無知だった俺も、今は若憎達に『物知り爺さん』なんて呼ばれてるんだぜ?
俺は、歳を取り、もう何もかも分かっていた。
戦争という物も。
おまえが、その戦争に行ったのだと言う事も。
…そして、恐らくはもう二度と、俺の前に戻る事はないのだという事も。
なぁ、空の上ってのはどんなところだ?
おまえは、そこで最後に何を思った?
俺のこと、すこしは思い出してくれたか?
……ごめんなぁ、クロト。
俺は、おまえに何一つ、恩返し出来なかったよな。
俺は、何も知らなかったあの頃を悔やんだ。
つまらない意地を張って、おまえの何気ない優しさを拒んだあの日の俺。
今なら、いくらだって撫でさせてやるのに。
何もかもが、遅すぎたんだ。
なぁ、そこから俺が見えるか?
今なら言えるよ。
独りぽっちだった俺に、手を差し出してくれて、ありがとな。
ほんとうは、嬉しかったんだ。
黒猫ってだけで、街のやつらにはやっかいもの扱いされてきた。
だから、おまえみたいな奴始めてで、どうしたらいいか分からなかったんだ。
なんだか、酷く眠い。
目を閉じて、次に目を空けたら、おまえに会えるだろうか。
ばかばかしい考えだけど、そんな気がするんだよ。
『僕ねぇ、あそこに行くんだ。』
俺は、あの日を昨日の事みたいに思い出せる。
『戻って来たら、もっと美味いもの持ってきてやるから、そしたら撫でさせてよね!』
約束破ったのはそっちだぞ?俺は、ずっと待ってたのに。
俺は自分の体をしげしげと見つめ、苦笑いを溢す。
…おかげでこんなにジジイになっちまったじゃねぇか。
あの頃いくらやっかい者扱いされても、俺の自慢だったぴかぴかの黒い毛並は、今じゃ見る陰も無い。
次におまえに会えたら、撫でられる前に飛び付いて、毛だらけにしてやる。
覚悟しとけってんだ。
決して短くはない年月は満ちた。
俺は、重くなった瞼を静かに閉じる。
星空はあいかわらず、ぴかぴかと瞬いていた。
霞んでいく意識の中で、聞き覚えのある、懐かしくも騒々しい声が聞こえる。
『おまえ、久・々!』
うるせぇな、ちっとも変わってねぇなおまえ………
『随分歳取ったな!驚・愕!』
しょうがねぇだろ、あれからどんだけ経ったと思ってんだ。
何だか、目の辺りが無性に熱くなったけれど、気付かない振りを決め込んだ。
『あぁ、いつかのネコじゃねぇか』
『毛がぼさぼさ〜』
野良なんだ、文句言うな…って、金髪と緑髪も居やがるのか。
へっ、3人まとめて毛だらけにしてやるか…。
俺は光の中を、声に向かって走り出した。
待ち望んだ、あの手に向かって。
(いや、それだけなんだけどさ…)
868 :
814:03/11/07 11:50 ID:???
人がいないうちにコソーリ投下。
微妙だが俺なりの結末なんで、気に入らない奴はスルーしてくれ…。
最後にもう一度、話ブッタギってほんとすまんかった!!_| ̄|〇
大人しく名無しにもどります…
いや、それだけなんだけどさ。
>>814 感・動!乙・彼!
ええもん見させてもらいました。
いや、それだけなんだけどさ
ええもん見せてもらったわ・・・・・・
泣いた泣いた・・・・・・
光の中の声に向って走り出したってところにすごい身震いした
泣いたところで・・・・
次スレのタイトル案のカキコがまた止まっている
>>1でもないのに言うのは何かもしれないが、強力しる
いや、それだけなんだけどさ
さて、カジノといえば、やっぱりスロットマシンだと思った俺は真っ先に向った
とにかく借りた分の金は返さないとかいけないので必死だ
十分後、どうも辺りが悪かったので場所を変えようとしたその時だった
「ええい、なぜ揃わないんだ、腰抜けぇぇぇぇっ!」
右足で椅子を踏みつけながらイライラしている銀髪と遭遇した
またスロットが回りだす・・・・
はずれ
「この腰抜けスロットがあああああ!」
や、やめろぉぉぉぉっ!
俺はイザークを止めようとした・・・・
遅かった
イザークの鉄拳によって・・・・
スロットを庇ったニコルがカジノを舞った
血のアーチを描きながら・・・・
その後、ニコルは病院に搬送
イザークはつまみ出された
ニコル・・・・ラスベガスでもお前のうだつは上がらないな・・・・
いや、それだけなんだけどさ
ちなみに、カジノへ行く前にホテルに荷物を置きにいった。
へっ、どうせ俺達は金がねぇから素泊りの安宿しか泊まれねえよ・・・・・
とか思っていたら、
「君達の宿泊先はここですよ。」
と、おっさんが案内した先は、一泊$10000はしようかという超高級ホテルだった!!
「いやあ、君達にもたまには上流階級の生活というものを味わってもらおうかと思いましてねえ。」
もう一人の上流階級のニコルもさすがに目を丸くしている。
「うひょー!」
「すげー!」
「まぶしー!」
トイレやバスタブは純金製、ベランダにはプール、部屋には50型の大画面テレビが置かれている。
部屋なんかいくつあるかわからん。何しろ丸ごとワンフロア使っているのだから。
しかも最上階。ベランダからは100億$の夜景が一望できる。
おっさん、俺は生まれて初めてあんたに心の底から感謝するぞ!!
そんなこんなで部屋の心配はなくなったが、金を返すという重大な命題が残っている。
目指せギャンブル王!!
クロト、お前スロットの目押しとかできねえのかよ?
「楽勝!!」
ジャッ ジャッ ジャッ チーン!
「「「おおおおおおおおお!!」」」
とりあえず元手は手に入れた。次はでかくカードといこう。
いや、それだけなんだけどさ。
「悲グゥレイトゥ!」
去り際に悲鳴が聞こえた
・・・・・俺はお前を応援しているぞ
ってこりゃニコルか
いや、それだけなんだけどさ
876 :
1/2:03/11/07 22:59 ID:???
さて、いよいよカードゲームのエリアだ
俺は無難にポーカーを選んだ
さて、一回戦目
・・・・・・・・・・一個も揃ってない
絵柄も滅茶苦茶だ、・・・・やっぱり俺って運が悪いな
俺はできるだけの少数金額をかけた
・・・なんか聞き覚えのあるような声が他の席からしたが気のせいとしよう
チェンジの時、俺は適当なカードをチェンジしようとしたが・・・俺も男だ、全部チェンジだ!
・・・・・・・・・・・・・ダメだ
俺に男なんて文字は似合わない、ペケばっかじゃないか
そして俺はそこでダウンすることにした
そこで俺は始めて改めてメンバーを見てみた
877 :
2/2:03/11/07 23:00 ID:???
「スリーカード完・成!!!!」とヤケに嬉しそうなクロト
「ツーペアうざーい」と低めのペアだったためやる気のないシャニ
カード適当に投げつけてるし
「ワンペアだ腰抜けぇぇぇぇ!」となぜかここにいるイザーク
・・・・・そして
「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!フルハウスだぁぁぁ!ははははははは!」
歓喜に踊るおっさん
フルハウスか、うーん、かなりいい札だな、勝ちはこれでおっさんのもの・・・・・ん?
「チュチュチュチュ」
・・・・スズメェ?
うお、フォーカード!?
最後のスズメェがなんとフォーカードだった
結局おっさん達の大量的にかけた金額は全てスズメェのものになった
コインはすべてメカスズメェに預けているらしい、便利だな
ペット集団はそれ以降も勝ち続け、俺達はただただ金を吸い取られた
ああ、ニコルとアスランに返すための金までもが・・・・
ちなみに
「くそぉぉぉぉぉぉっ!」ドカァッ!
ちゃぶ台返しをしたイザークはまたつまみ出された
いや、それだけなんだけどさ
カードゲームがアレなんで今度はダーツを始めた。
・・・・・
ニコルとアスランが圧倒的に強い。
ちくしょう、俺だって・・・
ブスッ
「やったぞ腰抜けぇぇぇ!!」
久しぶりに俺は殺意を覚えた。
いや、それだけなんだけどさ
>>878 ニコル、退院おめでとう
いや、それだけなんだけどさ
「ブラックジャックはそちらのテーブルでやっております」
係員が指さした方向のテーブルを見ると、人がそれなりに集まっていた。
よーし、ブラックジャックなら自信があるからな。バリバリ儲けてやるぜ。
とりあえずさっきクロトが作った元手の半分を賭ける。
ルールは簡単。勝てば二倍になり、負けたら無くなる、只それだけだ。
極意は、儲かった分しか賭けない。これで損はしない!
さて、俺、おっさん、アスラン、ニコル、ディアッカ、三人、…なぜかイザーク。
ディーラーがみんなに二枚ずつカードを分け、皆自分のカードを見る。
おっさんとニコルは馴れているのか、完璧なポーカーフェイスだ。
アスランは何か形容しがたい表情をしている。
三人はニヤニヤしている。
イザークとディアッカは小さく「腰抜け、腰抜け…。」「グゥレィト、グゥレィト」呟いている。
ニコルとシャニとイザークはカードを一枚ずつ要求。
ニコルはあいかわらずポーカーフェイス
イザークは「くっそぉぉぉっ!」と思わず叫ぶ。分かりやすい奴だな。
シャニはニヤッと笑っている。不気味だ。
さて、勝負開始だ。
オッサンは十九、ニコルは二十、アスランも二十、ディアッカは二十二だ。ったく何が「グゥレィト」だよ。イザークは二十五、あいつら三人は全員十九だった。
俺?俺は二十一だ。これでかなり儲かったな。だが、今からが勝負さ。
それから三十分後、クロトからもらったちょっとの元手が、数百倍に膨れあがっていた。
いや、それだけなんだけどさ
いやったあぁぁぁぁ!
と、ホテルの部屋で一人おっさん状態になっていると、オルガが横で本を読んでいた。
ラスベガスまで来ても、本か・・・つくづくお前らしいな。
で、何の本を読んでるんだ?
オルガが見せてきたのは、ラスベガスに関するガイドブックだった。
「後で苦しい思いはしたくないからな。」
確かに、後悔はしたくないな。
それで、何か情報はあったか?
「カジノとショーとスポーツがメインらしいな。」
カジノで儲かったらショーでも行くか。スポーツってのは何があるんだ?
「ゴルフとテニスが一般的だが、射撃場からスケートリンクまで何でもあるみてぇだ。」
流石、ラスベガスだ・・・この街では、遊んだもの勝ちだな。
よし!そうと決まればカジノで稼ぐしかない!
儲かったら、ショーでもゴルフでもどこでも連れてってやるぞ!
いや、それだけなんだけどさ
翌日、再びカジノへと出向いた俺はまずビリヤードを始めた
・・・・・これが始めてだ
緊張するな
「グゥレイトゥ!」
ってボールをスティックで跳ねさせるなディアッカ
炒飯じゃないんだ
「腰抜けぇ!」
・・・・・イザーク、それは絶対に違うと思うぞ
いくらビリヤード知らない俺でもさすがにスティックを穴の中にいれたりはしない
「モグラはでてこないのか腰抜けぇ!」
俺はとりあえずイザークの鼻にビリヤードのスティックをつめてやった
ふう、静かになった
しかし、流石はおっさんとニコル、上手いなあ
俺の入れる領域じゃないけど・・・・よし頑張ろう!
・・・・・・よーく狙いを定めて
おりゃあ!
スカッ
なんだかすごい「死ねばいいな、俺」と思った
いや、それだけなんだけどさ
ビリヤードの棒はスティックとは言わない。キューと言う。
どうでもいいか。
いや、それだけなんだけどさ
無知でゴメソ
吊って来る、被ってくる
いや、それだけなんだけどさ
悪い、気にすんな。イ`。
いや、それだけなんだけどさ
これから一発いきます。ではどうぞ。
887 :
1/2:03/11/08 03:43 ID:???
深夜になってニコルとおっさん、そしてシャニと一緒にカジノからクラブへ移動した。
他の連中は「疲れたぞ腰抜けぇ」「ジャックポットグレイトォ」「もう俺は寝るよ」「楽しい思いをした」「就寝!」といってホテルへ帰った。
連中、結構淡白なんだな。せっかくハウスとヒップホップの本場に来てんのに。
まあ、まだ何日かあるから後日行けばいいか。
そのクラブは珍しくビルの最上階にあった。
ビル自体はいろんなお店がテナントしているショッピングビルみたいなものだ。
5階から上はホテルで、最上階がクラブになっている。
客がトランスし過ぎて落ちないように張られた強化ガラスの窓からはラスベガスの夜景が一望できる。
ボディチェックを受け、場内へ入る。
いい時間に行ったせいでフロアはすごい盛りあがりだった。
今日はハウスのパーティーらしい。
四つ打ちの図太い音が腹の底に響いてくる。
客も相当入っている。
とりあえず踊ってナンボだな。
みんなして適当に踊り始めた。
888 :
2/2:03/11/08 03:48 ID:???
シャニは相変わらずトランス気味だ。
おっさんはというと、相変わらずすごいテクニックなんだが、さすがはアメリカ、ここではそんなに目立たない。
・・・とかいってたらフロアで踊っていた黒人の人とデュエットを始めた。
初見なのにすごく息が合っている。
「HAHAHA!You are so crazy!」
「Ah Hah? You too! HAHAHA!」
いきなり意気投合だ。あの人はあんなに社交的な人間だったろうか?よくわからん。
俺とニコルはフロアのほとりで地味に楽しく踊っている。
しばらくフロアがアガったあと、曲調が落ち着いたので俺達はカウンターに着いてドリンクを頼んだ。
おっさんと例の黒人は肩を組んでビール瓶を掲げて何か叫んでいる。もちろんギャラリーの輪の中で。
「さすがに違いますね、ラスベガスは。ちょっとHですけど。」
ん〜、まあ売春やったりクスリ売ってるやつがいたりするのは世界共通だけど、ここはおおっぴらだもんな。
「ステージのダンサーなんかすごいんだぜ、なにしろトップレスだったもん。」
ああ、確かに日本の普通のクラブではなかなかお目にはかからないな。ストリップショーみたいだ。
ドリンクが出てきた。バカラを一気に飲み下す。
そういやお前らは今日の戦果はどうだったんだ?
「僕はまあ、トントンですね。一応投資分は取り戻しました。」
「俺はちょっと負けた。明日は勝つ〜」
そうか、俺もちょっと負けだ。なかなか運が向かないもんだな。カモられるよりマシだが。
【WARNING】
ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1068230474.lzh【危険ネタ】
そんなこんなでちょっとドタバタしたけどなんとか落ち着いたな。
あしたもがんばって稼ぐぞ!!
いや、それだけなんだけどさ。
889 :
1/2:03/11/08 08:24 ID:???
さてと、今日もカジノに繰り出すか。
でも、昨夜の一件があったからまだ警備員もうろついてるだろうけどな。
しかし、他のメンバーはいなかった。
大方、俺が起きるのが遅かったから先に行ったんだろう。
俺はそそくさとホテルを出た。
町は朝早くだが既に込んでいた。
くそっ、アメリカってのは全部こうなのか?
・・・あれ?
自分の腰にかけていた鞄がない。ない。本当にない。
まさか・・・、スリにやられたのか・・・?
全財産というわけでもないが、昨日手に入れた金はあの鞄の中に全部入れてあった。
しまった・・・、うかつだった・・・!
俺は思い足取りでおっさんに電話をかけた。
『あぁ、もしもし。どうしましたか・・・?』
いや・・・、実は・・・昨日稼いだ金が入った鞄を盗まれちまった。
『・・・!分かりました、すぐそちらへ向かいます』
そして数分後、おっさんが一人で現れた。
890 :
2/2:03/11/08 08:25 ID:???
すまん、おっさん・・・!
「まったく、君は何をやってもだめだめですねぇ」
パァン!
おっさんの手に握られていたのはまぎれもなく拳銃だった。
・・・ど・・・、どういうことだよ・・・、おっさん・・・。
「君に会計を任せたのが誤算でしたね」
パァン!パァン!
おっさんの撃つ弾の一発一発が俺の身体に炸裂する。
俺は血みどろになり倒れた。
「愚かな人間はそこでのたれ死んでいなさい」
・・・く・・・、駄目だ・・・、意識が・・・・。
.
.
.
.
.
というところで目が覚めた。
本当に怖い夢だな。とりあえず鞄から金は抜いておいて保管しとかないと。
・・・あれ?金がない。ない。本当にない。
俺は部屋の中を探しまわったが全然見つからない。
「はっはっは!ぃぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
と、風呂場から聞こえるおっさんの声・・・。
・・・まさか。
と、俺が風呂場のドアを開けて見たものは、
おっさんが札束風呂に入っているところだった。
「おや、君も入りませんか?」
俺はおっさんを電気スタンドで殴り気絶させておいた。
いや、それだけなんだけどさ
>>890 やべ、すげえワロタ
いや、それだけなんだけどさ
ベガスネタいいな、継続継続!
読み返したらあまりおもしろくなかったな、今回は…
キャラを立てるのは難しいです。
駄文すいません、次は頑張りまつ
いや、それだけなんだけどさ
>>892 そんなコトナイヨー
面白いよ
継続キボン
いや、それだけなんだけどさ
さて、何処にこの金を・・・
「チュチュチュンチュ、チュチュッ」
なんだメカスズメェ、預かってくれるのか。
よし、それじゃあちょっと待ってろ、詰めやすいように今まとめるから。
そういって邪魔なおっさんをバスタブから引きずり出そうと
縁にメカズズメェが留まった。
「チュチュン」
次の瞬間、メカスズメェの口が風呂敷のように広がり、バスタブを包んだ。
札束はおっさん諸共飲み込まれていった。
・・・・・・俺は見なかったことにした。
いや、それだけなんだけどさ
>そういって邪魔なおっさんをバスタブから引きずり出そうと
→そういって邪魔なおっさんをバスタブから引きずり出そうとすると、
だった・・・逝ってくる
いや、それだけなんだけどさ
あれ、おっさん・・・・あれ?
・・・・これで世界が平和になってくれればいいよな
>>895 ドンマイ
いや、それだけなんだけどさ
AGENAIYO
イザークが、コインをスロットの台の下に落として泣いていた。
いや、それだけなんだけどさ
ニコルがカジノにいた貴婦人達に連れて行かれたようだ
いや、それだけなんだけどさ
ふっと後ろを振り返ると
メカスズメェの口からおっさんが顔だけ出していた
俺は満身の力を込めて中に押し戻した
いや、それだけなんだけどさ
「だめだめですねぇ、僕がいないとツアーが進行しないじゃないですか」
俺は力の限り、おっさんの髪の毛をわしづかみにして
メカスズメェの中から出してやった
え?俺の手にある金色の糸は何かって?気にすると体に毒だぞ?
いや、それだけなんだけどさ
誤>金色の糸
姓>金色の糸の束
おっさんに毟り返されてくる
いや、それだけなんだけどさ
話ぶった切るようで申し訳ないけど、ネタ書いていいかな。
ちょっと長いけど。
ドゾー
905 :
1/?:03/11/08 21:58 ID:???
一人暮らししてから一週間後、塾での勉強を終えて家に帰ったら、何故か玄関にクロトがいた。
クロトは、いきなり俺に向って
「おか!えり!」と大声で俺を出迎えてくれた。
俺は、なぜ俺の家の玄関にこいつがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえした。
家の奥にはシャニがいた。
「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で堂々と大の字になって寝ている。
まさかと思ってでかい本棚が置いてある部屋に行くとオルガがいた、奴もまた図々しく「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。
困惑する俺にいきなりクロトは。
「支度!!!」とかほざいてきた、何のだよと聞くと。
「夕! 食!」なんていってきた。
誰が作るんだと聞いたら横からシャニがさ。
「お前ぇ、お前ぇ、お前ぇぇぇっ!」なんて俺を指名してきた
「今は夕飯作るんだよ、また苦しい思いをしたいのか!」・・・とりあえず俺は指示に従った
こうしてコイツラとの奇妙な生活が始まった
夜、寝室は無茶苦茶狭く、奴等のシナプス・シンドロームに苦しむ声が聞こえた
眠れなかった
畜生、明日も学校なのに。
906 :
2/?:03/11/08 22:04 ID:???
翌朝。
目覚めるとまたあの三人がいた。
さっさと飯食って学校へ行こう、と思っていると
「朝・食!!」
と、クロトが叫んできた。
………え?ちょっと待てよ、お前等の分も?
仕方なく俺は朝食を4人分製造。久しぶりに遅刻をする羽目になってしまった。
そしてまた学校が終わり、塾に行く。
その塾も終わってやっと家に帰った。
すると……。
「ひもじい思いをしてしまった……。」
「腹の虫ウザーい……。」
「餓・死…寸・前………っ!」
ほぉーう、皆さん思い思いの言葉を呟いて。
俺はまた4人分の夕食を作った。
頼むから自炊してくれ。
907 :
3/?:03/11/08 22:14 ID:???
今日は休み。
だけど、暇だ……とはいえないのが受験生の切ないところだ。
しかも更に4人分の飯を作る苦しみ……畜生、俺は年端も行かない華の15才だぜ?
そして昼。
俺が机に向かっていつものように勉強していると、オルガが横から覗き込んできた。
あ〜っ、ウザいっ!…って、シャニじゃねぇんだから俺。ったく…何考えてんだ!集中集中集中!!
今やってるのは苦手かつ大嫌いな国語だっ!更に古文だから間違えやすいんだろ?だから集中したいのにっ!集中集中!!
俺がかなり混乱し、心の中で自問自答しながら問題集を解いていくと、横からこんな声が聞こえた。
「ここは"矛盾"だろ?苦しい思いをしたいのか?」
俺は反応して解答欄を見る。見ると確かに間違っていた。混乱していたせいか奇妙な間違え方をしていた。
いや…それよりも……。
「お前……古文とか得意なの?」
つい俺はストレートに訪ねた。するとあいつは黙って首を縦に振る。
そういえば……小説を読んでいたな、あいつ。てことは……。
俺は率直に訪ねた。
「あのさ……俺国語苦手なんだけど……教えてくれたりは……しないかな?」
するとアイツは、快く了承してくれた。
なんだ?コイツ。目的がわからない。でもそんな事は抜きにして、俺はこいつの特別授業を受けたのだった。
908 :
4/7:03/11/08 22:24 ID:???
こうして、俺はこいつの特別授業のおかげで古文が少し得意になった気がした。
凄く楽に解ける。すげぇよオルガ。
でも、実はまだ危険地帯がある。
その中の一つが「漢字」だ。
特に書き取りがダメだ。読むのならいいんだけど。
そう考えながら勉強していると、また横から視線が来た。
みると今度はあのゲーム野郎……クロトだ。
「こんな問題もわからないのかよヴァァァァァァァカ!!」
なんかいきなり叫ばれた。
見ると、やっぱ答えが間違っていた。「完璧」を「完壁」って書いてる。
あれ?もしかしてコイツも……と思って、また訊くことに……。
……いや、やっぱり止めた。なんかずうずうしいしな。
と思っていると、クロトが喋りだした。それは……。
「しょうがないな。回・答!!が見苦しいから指・南!!決・定!!」
という言葉だった。
結局俺はコイツの特別授業も受けることになった。
だけどもう一つ、バミューダ海域が存在する。
それは「詩」だ。
でも俺がそれで悩んでいると……え?言わなくて良い?
まぁ予想している通り、シャニが教えてくれたんだ。
コイツも音楽をずっと聴いてるから、感性ってヤツが何かいいほうにあるんだろな。
こうして唯一苦手だった国語は…こんな奇妙な形で「得意」になっていった……。
月日が経つのは早いモンで、もう高校入試の本番の日がやってきた。
俺はいつもどおり4人分の食事を作って、試験場所の学校へと急いだ。
俺が玄関で靴をはいてるときに、あの3人は「頑張れよ」と言ってくれた。
それを思い出すと、なんか敵はいなくなった気がした。合格できる気がした。
ペダルをこぐ脚が軽い。制服の襟が変な形になっちゃったけど、気にせず風を感じた。
試験はやっぱり侮れなかったけど、国語はすんなりとパスできた。
って、まだわからないけどさ。
でも全力を出したんだ。落ちるなんてことはない。
が、嬉々として家に帰ると……ひどいことになっていた。
壁に掛けていた時計とポスター、そしてさらにクロトがPCの前で呆然としてこう呟いていた。
「強・制……終・了………。」
クロト、それは「オチた」って事か?
周りの状況を見ると、滅茶苦茶不安になった。
910 :
6/9:03/11/08 22:42 ID:???
そして、来た。合格発表の日が。
流石に不安だ。あんなこと(>909)があったし……。
もう緊張してガチガチだ。愚痴よりも先にご飯をこぼしてしまう。
そんな俺を見て3人は笑っていた。ったく…人の気も知らないで……。
俺はさっさと片付けて、制服に袖を通し、靴を履いて玄関に立った。
……足が重い。畜生、俺って結構ゲンかつぐタイプだったんだなぁ。
そう思っていると、3人組が声を掛けてくれた。
「そう緊張するな。苦しい思いをしたいのか?」
「緊張しすぎウザーい。」
「走・行!!発・進!!」
クロト、最後のは違う。
でも俺は気にせずに微笑んだ。そして言った。ありがとう、って。
で、掲示板には勿論…俺の名前は書かれていた。
第一志望の高校に合格。入院してる母や単身赴任で会っていない父に電話をかけようと携帯を持った。
…でも、持っただけで特に何もしなかった。ったく、家族より伝えたい相手が出来たなんてどうなんだよ、正味な話。
こうして俺の受験生活は終わったのだった。
911 :
7/9:03/11/08 22:51 ID:???
俺は家の玄関を勢い良く空けて、合格したことを3人に伝えた。
3人は、自分のことのように喜んでくれた。いつもはそんな表情はしなかったのに…。
本当に、これで終わったんだ。これからはこいつ等とゆっくり出来るのか。
そう思っていた。そう思いたかった。
だけどそれは、ショセンゲンソウダッタノカ?
翌朝。
あの3人は俺の隣にはいなかった。
寝ぼけ眼で探すも、どこにもいない。
俺があいつらを必死に探していると、置手紙を見つけた。
見るとオルガの筆跡で、こう書かれていた。
「よう、お前がコレを読む頃には俺達はもうここにはいないんだろうな。
ずっと言ってなかったが、俺達はアズラエルに頼まれた家庭教師みたいな感じの人間なんだ。
最初はさっさと終わらせてさっさと退散する予定だったんだが、
お前の頑張ってる姿見てると、なんか終わらせたくなかったんだよな。
でも、もう用済みだ。これでもう高校生の仲間入りか。よかったじゃないか。
俺も良い夢見させてもらったぜ。ありがとよ。
オルガ・シャニ・クロト」
こう…書かれていた。
俺は、心が空になった感覚を覚えた。
何もない、3人もいない、食事も作る必要がない。
手間がかからなくていいはずなのに、なんでだろう……違う気がする。
そう考えながら……俺は卒業した。
で、卒業式が終わった。そしてぼーっとしながら俺は帰り着いた家のドアを開けた。
すると、何故か玄関にクロトがいた。
クロトは、いきなり俺に向って
「おか!えり!」と大声で俺を出迎えてくれた。
俺は、なぜこいつがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえした。
家の奥にはシャニがいた。
「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で堂々と大の字になって寝ている。
まさかと思ってでかい本棚が置いてある部屋に行くとオルガがいた、奴もまた図々しく「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。
……あれ?
なんで……お前等?
「お前が泣いてないかと心配でな。」
「なんか前よりぼーっとしてるねー。」
「どうでもいいよ、来いと言われりゃ来て住むだけさ。」
え?ひょっとして……。
「名・答!!」
「ウザいけど住んでやるよー。」
「苦しい思いはしたくないんだろ?」
俺はその言葉に嬉々とした。
またこいつ等と暮らせるんだ!そう思いながら俺は布団にダイブをした。
が、
「ただ、条件がある。」
というオルガの言葉に、そのまま固まってしまった。
まさか、遊んで暮らす金をよこせとか言うんじゃないだろな。
そう思っていると、答えはすぐ帰ってきた。
「条・件!!は簡・単!!」
「まぁ早い話〜、俺達を買って欲しいわけ。」
「そういうことだ。」
ああ、やっぱり。
要は金なんだろ?俺は泣く泣く貯金箱を取りに行こうとした。
すると、シャニに呼び止められた。なんなんだ?
「フライングウザ〜い。」
「最後まで傍・聴!!」
「じゃ、一度しか言わないからよく聞けよ。」
そう言うと、オルガはいきなりぺらぺらと語りだした。
「え〜っと、まずは俺達のこのIQだな。お前に勉強を教えられる分の知能が3つもある。
そしてMSも動かせるから、俺達の巧みな職人技でトラブルだって簡単に解決だ。
んで、最後に俺達の趣味の経費を考えると………。」
うわぁ……搾り取られそうだ。
そう思っていた。俺はそう思っていた。
そしてそれは現実のものになった。
「俺達がここで生活するための衣食住の保障と食費分の代金を一生分割払い……でどうだ?」
は……ははは。
高いなぁ…高いよ。高すぎる。
衣食住の保障の金?あはは…こりゃあ高い。
じゃあ、言わせて貰わないとな!
俺は高々と叫んだ。
「よしっ!買った!!」
こうして俺は、楽しい高校生活をingで満喫している。
俺はもう色々な無敵だ。国語だって教えてもらえるし、仲もかなりよくなっている。
結構喧嘩もするけど、楽しい生活が続いている。
ありがとう、オルガ、シャニ、クロト。あと……アズロエル…だっけ?忘れた。まぁいいか。
これから俺は、何にも負けない。
ありがとう、ほんとうにありがとう。
そして、これからもよろしく。
いや、それだけなんだけどさ
さて、面白いネタもたまり、900になったところで
そろそろサブタイに決着つけたいと思います
しつこいようですが、ご協力お願いしますよ
場所は「保管庫の雑談・要望板」です
いや、それだけなんだけどさ
終わりました。
すんません、色々と制限してしまって。
実は猫俺とかおばちゃん俺(!?)とか見て、凄い書きたくなったんですよね。
学生俺、無駄に長くしてしまって申し訳ありませんでした。
まぁ気に入らない場合はスルーよろ。
ではまた暫くベガスで笑わせていただきます。
第3セクターでした。
いや、それだけなんだけどさ
続いてもう一つ。
MSトーナメントの職人を募集しています。今のところ俺を合わせて三人です。
避難所にも来て下さい
キラフレ厨いい加減氏ね!!!公式はキララクなんだよ!!!!
勘違いしてんじゃねぇよ!!!カプで一番人気ないくせに!!!
キラはラクスを選んだんだっつの!!!フレイなんて恐怖&トラウマなんだっつの!!!!
この精神異常者の集まりめ!!!キラフレ厨は世界で一番迷惑!!!氏ね!!とっとと刑務所行けや!!!
公式はキララク、雑誌・グッズ・本編・小説・OP・ED・主題歌、何を取ってもキララクなんだよ!!!
キラフレ厨はいい加減滅亡しやがれ!!!!キモイからさっさと氏ね!!!!
キラフレ布教活動うっとうしいんだよ!!!とっとと氏ね!!!消えろ!!無くなれ!!!散れ!!去れ!!!氏ね!!!
シャア板から消えろ!!!みんな迷惑してんだよ、キチガイ軍団ははよ失せろやぁぁぁああああ!!!!
学生俺、オモシロカッタヨー
泣けるね
>>917 MS戦闘がかけない俺を許してくれ・・・・
>>920 アンカー打つな!!
いや、それだけなんだけどさ