◆◆全権は【キシリア閣下萌えPart2】私にある◆◆
1 :
通常の名無しさんの3倍:
ダムエー新バージョンではピアスと黒手袋、
おまけに妹属性まで添加されて萌え度アップ。
ジオンのキシリア・ザビ少将閣下とその周辺(マ・クベ、
ギレン、ライデン、三連星etc…)に適当に萌えるスレッドです。
SS、画像、AAを投稿してくれる職人さんは常に大歓迎。
時に(;´Д`)ハァハァ、あるいは(((( ;゚∀゚)))ガクガクモエモエ しつつ、
マターリとキシリア様を語りましょう。
過去スレ、保管庫、周辺人物のスレへのリンクは
>>2以降でつ。
6 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/26 01:27 ID:xXItHisc
「だから言ったじゃないか!2chに書き込みするには串刺さないと逝けないって(怒」
「そんな事言ったって串なんて言われても全然わかんないよう(涙」
「しかもお前葉っぱ系だし、オタクだし、背中からサーベル出てるって指さされてんぞ?(嘲」
「・・・自作自演ばれて叩かれていたくせに(ブツブツ」
「あぁ↑?てめぇみてぇな奴が居るから俺らの学校が地元の工房/厨房/消防に見下されて居るんだろ(激」
「てめぇは俺の知り合いに頼んでみぞおちに必殺パンチ食らわせて貰うからな?」
「はぁ掲示板にスレ立てよっーと」
「ふ、負け犬が・・・(怯」
「専門学校行ってるくせに何の専門知識も身に付かないな?金の無駄遣いだろ?白痴かお前?(疑」
-------卒業後-------
「なぁお前さぁオンラインゲームやりながらファイル共有しているけど頭大丈夫?」
「馬鹿かお前最強の防壁ソフト入れてるから大丈夫だよ!」
-------昨日---------
「おまえいい加減日常会話でにちゃんねる語使うなよ!こっちが恥ずかしいだろぼけ!」
「あ、てめぇむかつく!お前ゼッテーA型だろ?コピペして荒らすかんな!反省しろよ?」
「プッワロタ」
「うわっ( ´Д`)キモッ」
「( ゚Д゚)イッテヨスィ」
隣のオネぇさん
「あの人達あたま大丈夫かしら・・・警察か病院どっちに電話すればいいかなぁ・・・怖い、もうこんなアパート出たい・・・グスッ」
------今日---------
「・・・」
「・・・」
返事がない、只の屍のようだ
>>1さん、乙です!
閣下AAテンプレ
,│-│、
lヽ《》/.)
/(*゚ー゚)ゝ
< \/ >
ノU〔〆=〕U
/ ∪∪
ヘルメット無し
/ノ人ヽ
(*゚ー゚)
< \/ >
ノU〔=@=〕U
∪∪
閣下AAテンプレその2
閣下AAテンプレその2
ばにーさん
ハ ,ハ
/ノ/ノ
/ノ人ヽ
(*゚ー゚)
♥-♥ つ
U〔▼〕
(/"U
水着
/ノ人ヽ
(*゚ー゚)
@-@ つ
U〔▽〕
(/"U
>>9 うわ、ズレた・・・しおまけに文章は2回入ってるしスマソ
AA劇場その1
|
|∧∧
|・ω・`) ・・・キシリアサマ
|o旦o ←ジョニー
|―u'
|
|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ そ〜〜
|―u' ♥
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ッパ
| ミ
| ♥
/ノ人ヽ
(*゚ー゚)
</o♥o\>
ノ 〔=@=〕 >
∪∪
AA劇場その2-1
/ノ人ヽ
(*゚ー゚) <シャワーアビテクルカラ、マッテロ
< \/ >
ノU〔=@=〕U
∪∪
(((゚∀゚;)y-~ シャワーマダ? ((( ;゚)3y-~ ソワソワ (((゚∀゚;)y-~ オワッタ?
↑
マ
AA劇場その2-2
.
/ノ人ヽ
_ (*゚ー゚) _ <ヤッパイイヤ、ヨウナイカラカエレ!
| / っっ |
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒\
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒ |
\|______ |
(´・ω・`) <ナマゴロシカヨ
(∩ ∩)
イトシイケレド ニクイオカタ・・・
AA劇場その3
☆ ☆
☆ ☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆
☆ ☆
☆ ☆
☆ ☆
☆ ☆
∧_∧ ☆ ☆
(・ω・)丿 ☆ ッパ 鉱物資源十年分&忠誠ト愛ハイリマセンカ?
ノ/ /
ノ ̄ゝ
/ ̄\./ ̄\
/o /ノ人ヽ
| 0 (*゚ー゚) | <シカトウケトッタ
\ (ノ つ /
\ /
゙∪∪"
以上、前スレで上がってたAAでした。
>>8についてはほんとにすんませんです。逝きます。
こうでしょうか。
ばにーさん
ハ ,ハ
/ノ/ノ
/ノ人ヽ
(*゚ー゚)
♥-♥ つ
U〔▼〕
(/"U
水着
/ノ人ヽ
(*゚ー゚)
@-@ つ
U〔▽〕
(/"U
>1
お疲れさまです〜。
可愛いAAがイパーイ♪
ダムエーまだ読んでないから外してるかもしれないけど、
オリジンで今後気になるのは、閣下とマのツーショットが
見られるのか?ということ。
時期的に見て、ガルシアを訪ねた後の閣下はマのところ
にも視察に行くと思うんだけど、そこを描いてくれるかなぁ。
マが中将になっちゃったから、さすがにアッザムの操縦は
無理だろうけど、肩を抱いて避難させるシーンは見たい。
あと、閣下に怒られてシュンとしてるとこも(w
でも、オリジンではマの方が上位の将校だから、あんなに
手厳しく叱ったりはしないかも。大佐のままで良かったのに・・・
今月のダムエー小説のキシリア様は激萌えでつね
さっそくの種保守。
さぁ、ダムエ買いにいこ。
20 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/26 22:01 ID:7+LnFlW8
完走&Part2スタート、おめでとうございます!
ところで前スレの960さんが書いておられた「かの有名な大階段」って
もしかしてエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」の事ですか?
自分は昔、レンタルビデオで一度だけ観ました。
洋泉社の「映画秘宝」では「あの階段のシーンで映画界の男を極めたエイゼンシュタイン」
と書かれてあったのをふと思い出してしまいました。
しかし安彦大先生のマ・クベには、ほのかなさり気ない色気がありますね。
そのさり気なさが自分はお気に入りです。
>16でつ。
ダムエー読みました。
閣下はマのところに視察に行くみたいなんで、来月号か
さ来月号くらいにはツーショット見られるかも。(・∀・)
マ曰く「なにごとにも峻厳なお方」だって。
マに対してもガルシア少将と同じような態度を取るのかな?
ちょこっとでいいから、妖し気なムードを醸し出す二人で
あって欲しい。
ちょうどラル&ハモンが出てきてるし、オープンな仲かつ
兵たちの前でも甘甘なラル×ハモン VS 秘密の仲
かつ兵たちの前では(でも?)謹厳なマ×閣下という
対比があった方が面白そうだし。
>18
カッコ良かったねー
上に立つ者としての責任感や使命感が、よく出てた。
でも学徒動員兵向けのギャンをもらったマは、
ヤパーリMSの操縦には不慣れだったんだな(w
>20
そうです。その階段です。
で、昨日それについて書き込む前に、画像でも探そうと思って
ちょっと調べたんですが、今号のオリジンの53pみたいな
階段+建物込みのベストショットな写真はありませんですた・・・
(漫画だから描ける構図なのかも?)
>21
>でも学徒動員兵向けのギャンをもらったマは、
ヤパーリMSの操縦には不慣れだったんだな(w
それを言っちゃあ身もフタも・・・(でもワラ
マの顔、確かにビミョーですた。<ダムエー
正面向きの顔はわりと(・∀・)イイ!と思ったんだけど横顔が・・・
鼻が下向きで顎がちょっとしゃくれてるから、かなり老けて見える。
もうチョイ若く描いて欲しかったなー
>22
マはがんがって練習したんだよ思うよ<操縦
覚醒しつつあるアムロ相手に善戦できたのは、ギャンの性能の
せいだけとは思えない。
「キシリア様からいただいたのだから、完璧に乗りこなせなければ」
とか言って、毎日模擬戦やってたんじゃないかな。グラナダで。
んで、夜はウラガンに湿布貼らせてた、と。
閣下が貼ってあげてたりして(w
ダムエーでマ・クベの出てくる最後のコマが気になる
・壷を片手にしなっとしたセクシーポーズ
・目線はひたすら壷へ
・話してるのは閣下がこれから来るということ
つまり、壷を見ながら閣下の柔肌を思い出してハァハァ中
もう待ちきれないぞ(゚Д゚)ゴルァ!!!
これで正解?
25 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/27 20:25 ID:8uTrQ36O
>24
ほぼ間違いなく正解と思われます。
>24
「オーディエンス!」の余地も無くファイナルアンサー。
>25-26
やっぱり正解か(w
マジな話、マにおける壷って、閣下の代替物なんだろう
と思ってる。
マが壷趣味にハマったのは恐らくオデッサに行って
からだろうと思う(オリジンでもそういう設定みたい)し、
寂しかったんじゃないのかなぁ。
それに、死ぬ間際のセリフはよく笑いのネタにされるけど、
あれは結構イミシン。
自分が最後まで撫ぜまわしていた品物を形見に贈るなんて、
凄くエロチックな行為に思えるから。
というか、骨董品の中でもとりわけ壷ってのは、
そのフォルムや表面の肌目の感じから、女性の肉体の代替物として
愛好される事が多いと、かなり前に読んだ事がある。
もちろんこれを読んだ時、自分の頭を真っ先によぎった人物は
マ・クベであり(w
さもありなんとばかりその文章に全面的に同意してしまった。
だから彼にとって、壷を愛でる行為がそのまま(意識的だろうと無意識にだろうと)
閣下を愛撫する行為と同じなんだろうな、という説には賛成します。
>28
賛成、ありがd。
そう考えていくと、あの壷をチーンとするシーンも
妙にエッチイような。
大体、「音色」って言い方はねぇ・・・(以下自粛
マは、も少し額が狭い方がヨカタ・・・
閣下=壷説に全面的に同意
だって閣下の性格を語り始めた途端、壷に熱い眼差しを注ぎ出してるんだよ
それまでは窓の外見てたくせに
右手の掌の上に壷を乗せるポーズも、映像作品にはなかった新ポーズ
ああいう持ち方は落とす可能性が高いから普通やらないよね
壷愛好家なら尚更やらない
それを敢えてやらせたところに、安彦御大の意図を感じる
壷談義に触発されて、性懲りも無く新作を書いてみました。
壷談義の時の皆さんの解釈をお借りしていますが、どうかお許しください。
閣下の側仕えの女性から見たマ×閣下で、表タイトルは「Love Story」、
裏タイトルは「壷物語」です(w
長編になる予定(無謀な・・・)ですが、ひとまず5レスお借りします。
「こちらがキシリア様の親書です」
私は2枚のカードをマ・クベ様に差し出した。
1枚は月基地グラナダとジオン本国の状況、今後の指示などを収めた政治向きのもの。これは週に1度、親衛隊員がグラナダから地球のマ・クベ様の元へ運んでいる。もっとも私がその任に就いたのは初めてだったけれど。
キシリア様の乳姉妹から親衛隊員となり側仕えをしている私が地球までやって来たのは、もう1枚のカードのためだった。それはキシリア様から託された、秘密のカードだったから。
「ユウ中尉、ご苦労だった…」
語尾を震わせるゆったりとした話し方が以前と全く同じで、昨日お会いしたばかりのような錯覚に陥ってしまう。この地に赴任するマ・クベ様をグラナダでお見送りしてから、もう1ヶ月が経っているというのに。
この方は、どこにおられても同じだ。周りの空気を静謐なものに変えておしまいになる。
「キシリア様はお元気か?」
「はい、お元気でいらっしゃいます。『将官たちは石頭ばかり。マ・クベが居ないと不便なものだ』と、時々愚痴をこぼされていますが」
マ・クベ様の口元がふっと緩む。愚痴をこぼすキシリア様のお姿を想像されたのだろうか。
そのまま何もおっしゃらず2枚のカードをじっと見つめ、首を回して机の隅にある物に視線を当てられた。視線の先にあったのは美しいフォルムを持つ白い壷。なぜこのような物をここに?
「これは?」
「北宋の壷だ。千年以上前の様式だな…」
「はぁ」
千年という言葉の持つ重さより、マ・クベ様の態度が気になった。なぜああも熱い視線を向けているのだろう?
それに、この地にこれほど不似合いな物はない。ここは地球上にあるジオン公国ヨーロッパ方面軍オデッサ基地の司令室。部屋の中こそ落ち着いた佇まいだが、一歩外に出れば機械と人の喧騒がひしめく砂漠の中の鉱山基地なのだ。
ややあって、いつもの怜悧な眼差しに戻られた。キシリア様のお名前を口に出された時から漂っていた仄かに甘い雰囲気が、すうっと去っていくのが分かった。
「確かに受け取った。明日の夜、また顔を出してくれ。暫くいられるのだろう?」
「はい、3日後にグラナダに戻ります。それまでにご返信をいただければ幸いです」
「分かった。ウラガン、宿舎に案内してやれ」
「はっ」
敬礼をして司令室を出、マ・クベ様の秘書官・ウラガン少尉に従う。
少尉とは以前から顔見知りだったので、最近の様子を聞いてみた。マ・クベ様は骨董趣味に嵌られ、あの壷をことのほか大切にされているという。
おかしなこともあるものだ。現実主義の実務家でそんな趣味など無かった方なのに。少尉も首を傾げていた。地球の重力にひかれると、あの方でさえ別の人間になってしまわれるのだろうか?
キシリア様へのお土産話にするには、まだまだデータが足りない。もっと調べてみなければ。
案内された部屋に入り、軽装に着替えてほっと息をつく。大役を果たした安堵感で身体から力が抜けてゆくのが分かった。
2枚のカードは、どんなことがあっても死守しなければならないものだった。
暗号化されいくつもの暗証番号と網膜判定を潜り抜けなければ見ることができない物とはいえ、戦時下でありジオン内部にも敵を抱えておられるキシリア様のこと、決して油断はできない。
まして、あの2枚目のカードは・・・
お二人は秘密の恋人同士だった。
キシリア様の前にマ・クベ様が現われた日を、私は鮮明に覚えている。
12歳にして中等教育を終えたキシリア様には新しい家庭教師が必要となり、そこで選ばれたのが当時大学院生だったマ・クベ様。鉱物学と政治学さらには経営学まで修められた英才で、少女ながら政治に関心を持ち始めたキシリア様には格好の先生だった。
正直なところマ・クベ様の第一印象はあまり良くなかった。滅多に表情を崩さずどこか人を小馬鹿にしたような目をしておられたからだ。
12歳の少女に勉学を教えるなど願い下げだと、その目は言っていた。キシリア様の家・ザビ家の威光に逆らえなかったご自分に、怒りを感じていたのかもしれない。
しかしキシリア様と引き合わされ、いくつかの応答をしてからは違った。
その聡明さと気高さに心打たれたのだと、後にマ・クベ様はおっしゃっていた。その日からお二人の知的探求が始まり、マ・クベ様はご自分のあらゆる知識を惜しげもなくキシリア様に注がれた。またキシリア様も、よくそれに応えられた。
キシリア様が24歳という若さで軍の要職を立派にこなしておられるのも、この頃の努力の賜物だろう。マ・クベ様の知識や経験を全て吸い取ってしまおうという勢いで勉学に励まれたのだから。
キシリア様のお父上・デギン様にその才を認められて政府の官僚となった後も、マ・クベ様は週に2日ほどキシリア様の元に通って来られた。キシリア様が家庭教師を続けることを望まれたからだ。
マ・クベ様も激務の合間に時間を作り、以前にも増して熱心に教えられるようになった。優秀な教え子と離れがたかったのかもしれない。
あの頃お二人が一緒にいる時は、いつも溢れるほどの言葉が飛び交っていた。学問的なことはもちろん人間観察から他愛もない雑談まで、語っても語っても語り尽くせないようだった。
話が合うとはこういうことを言うのだろうと、私はおぼろげに思ったものだ。普段は口数の少ない方たちなのに、お二人でいる時だけはとても饒舌になる。他の者が入っていけない独特の雰囲気が、お二人の間にはあった。
いつの頃からだろう、お二人が言葉少なになっていったのは。
刺々しい間柄になったとか白けた雰囲気が漂い出したというのではない。むしろその反対だった。言葉を交わさずとも伝わる何か・・・そういうものがお二人の間に生まれてきたのだ。
私がそのことに気がついた時、既にキシリア様は少女から女へと変貌を遂げていた。同い年の私が淡い初恋を知った頃、キシリア様は大人の女の世界へ伸びやかに飛んでいかれたのだ。
もともと美しい方だったが、そこに漂い始めた色香は女の私にさえ眩しかった。
子どもの頃からお仕えしたキシリア様をあれほど美しく変えてしまったマ・クベ様を、私はほんの少し憎んだものだった。少女の時をなぜ惜しんでくださらなかったのか、と。
しっかりした自我を持つキシリア様のこと、マ・クベ様に引きずられたとは思い難い。きっとお二人の間で時が熟したのだろう。
それが分かりながらも拘りを持ってしまう私は、自分の知らない世界に行ってしまわれたキシリア様に羨望と不安を感じていたのかもしれない。
やがてキシリア様が正式な軍務に就かれることになった時、マ・クベ様はその副官に抜擢された。
それはキシリア様のご希望だけでなく、デギン様のお望みでもあった。女性の身で軍人として生きていこうとする娘を心配したお父上は、気心の知れた有能な副官をつけることでキシリア様の負担を減らそうとなされたのだ。
マ・クベ様の他に軍人出身の副官が数人任命され、私もキシリア様の秘書役を務めることになった。親衛隊も組織された。
この時以来、お二人は公私ともに密接なパートナーとして歩んで来られた。とはいえ「私」の部分を知る者はごく僅かだったけれど。
ジオン公国の公王・デギン様をお父上に持つキシリア様には、お立場というものがあった。
キシリア様との関係を公にすることをマ・クベ様は望まずキシリア様も同様だったので、お二人の仲の秘匿には細心の注意がなされた。表向きマ・クベ様はキシリア様の元家庭教師にして現在の腹心の部下―――それだけの関係とされたのだ。 <ツヅク>
38 :
3倍:03/04/29 09:05 ID:Ael1BB+B
auの携帯買った。テレビの画面がとれるので早速シャアをしかる凛々しい閣下を撮影し待ち受け画面にした
>38
ゲェ〜〜〜。羨ましい。
新たな職人さんの登場を喜びつつ保守
いい時代になったものだ
新鯖記念保守
>>40 ですね、イイ時代ですねぇ。しみじみ。
ダムエ表紙の連邦ほのぼの絵みたいなのジオン側でやってくれないかなぁ。。。
ジオン側のイラストは野望のようなちょとコワいのが多くて(好きですが、それも)
マがラルのことを「いつまでも日陰者ではな…」と言ったシーン、
後姿に描いてるのが気になった。
どんな顔して言ってるんだろ?
「日陰者」という言葉に閣下にとっての自分を重ねてたりする?
今回いいなぁと思ったのは塩沢ボイスを再現したみたいな
セリフの書き方になってたこと。
語尾が「…」で終わるパターンの多さや、日陰者発言の時に
「な…」だけが別の吹き出しに入ってるのが堪りません。
さすが安彦御大、分かってらっしゃる。
>42
そういうの見てみたいね。
でも似合いそうなのはランバ・ラル隊ぐらいかな?
閣下の関係者には似合わなそう(w
>43
42じゃないけどレス
意外に黒い三連星とか似合いそうだよ>ほのぼのシーン
童話にありがちなでっかい熊さんのように(笑)
45 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/01 21:38 ID:W5ad1GVF
>42・43・44
いいですねぇ、激しく同意。
ゆうきまさみさんのクランプのピンナップ(ダムA)みたいな
いい意味でリラックスした雰囲気のを。
>44
でっかい熊さんワロタ
そこまでは気がつかなかったよ(w
>45
おお、クランプ!
手に持ってるお酒(?)が印象的だった
あれでいくと酒場で騒ぐ三連星かな?
キシリア派が一堂に会したところを想像してみようw
>一堂に
激しくバラエティ(w
>>37の続き
若くお美しいキシリア様はジオン公国軍の大輪の薔薇で、それに憧れる者たちが次々と入隊してきた。
しかしキシリア様は軍の宣伝に使われているご自分の立場を心底嫌っておられた。見かけで判断されるのではなく実力で認められたい、そうお考えだったのだ。親の七光り、お飾り軍人と言われてしまう状況を打破したがっておられた。
やがてキシリア様は歳より老けて見える格好をされるようになった。
艶やかな赤い髪を年老いた女のように後ろにまとめてヘルメットで隠し、きつい顔立ちに見えるメイクを意図的になさる。声に張りを持たせ歯切れの良い言葉を使って相手を威圧することも、この頃から始められた。
素顔のキシリア様を知っている私にはそれが勿体無く思え、またその努力が痛々しく見えて仕方なかった。けれど不思議なもので、ひとは仮面を本当の顔にしてゆく。キシリア様はいつしか冷徹で峻烈な為政者としての顔をご自分のものにされた。
本当にこれでいいのだろうか? 私は時折不安になったが、キシリア様が懸命に軍務に勤しんでおられるのを見ると、何も申し上げることができなかった。
宇宙世紀0074年2月、新型MS(モビールスーツ)の試作品が完成した。これは人の形をした戦闘兵器で今後の戦争を大きく変える可能性を秘めていたけれど、この兵器をどう使っていけばいいのかは未知数だった。
そこでキシリア様は専門の部隊を作る必要性を兄上のギレン様に説かれた。そして翌年の11月、その提案を受け入れる形でMSの実験的部隊・教導機動大隊が設立された。
教導機動大隊には、「黒い三連星」の名で知られるようになるガイア軍曹・オルテガ曹長・マッシュ曹長や「赤い彗星」ことシャア・アズナブル少尉などエース級のパイロットが所属し、演習によって有効な戦術を次々に編み出していった。
またコクピットの内装や装甲材質および形状の変更などいくつかの問題点を浮かび上がらせ、これらを改善していくことにも多いに貢献した。
この頃になると、キシリア様のことを親の七光りと言う者はいなくなっていた。念願通り、見かけや素性でなく実力で認められるようになったのだ。
一方でMSを巡る考え方の違いは、ご兄弟の間に複雑な蔭を落とし始めた。MS中心の戦力編成を主張するキシリア様と艦隊中心の編成に拘るドズル様が対立なさり、配下まで二分する争いになってしまったのだ。
この争いはギレン様の仲裁により公国軍を分割・再編成することで一応解決し、キシリア様は少将となって月面及び地球攻略を担当する突撃機動軍の司令官に任命された。もちろんMS中心の戦力編成だ。そしてドズル様は中将で宇宙攻撃軍の司令官に。
後味の悪さは残るものの教導機動大隊を独立・増強できたので、キシリア様にとっては意義のある再編成だったと思う。
再編成により、マ・クベ様はキシリア様の元で中佐として経理補給総監におなりになった。月面や地球上に展開する公国軍の兵站を一手に握る、とても重要なポストだ。
キシリア様の後ろに蔭のように付きそうマ・クベ様。お二人のことで無責任な噂が立つこともあったけれど、それらはすぐ立ち消えになった。
12歳という歳の差や冷酷にも見えるキシリア様のマ・クベ様への態度、そしてそれに甘んじるマ・クベ様の姿勢が目くらましになったのだ。事情を知っている私でさえ、仕事中のお二人を見ていると厳しい上官と部下としか思えなかった。
副官として仕えるようになった日から自分はキシリア様の下僕になったのだと、マ・クベ様は心得ているようだった。そう思えてしまうほど、キシリア様のためならどんな労苦も厭わないのだ。
優秀な教え子と教師から冷徹な上官と忠臣へ。関係の変化はお二人の間にどのような風をもたらしたのだろうか。
宇宙世紀0079年1月3日、ジオン公国は地球連邦政府に宣戦布告し独立のための戦争を始めた。
長い間地球連邦政府に搾取されてきた私たちスペースノイドにとって、待ちに待った日がやってきたのだ。4日には早くも月都市グラナダを占拠、キシリア様は治安が落ち着くのを待って突撃機動軍の本部をここに移動なさった。
グラナダに到着するや否や、キシリア様は地球降下作戦の最終的な詰めに入られた。
2月から3月にかけて実施する予定の大規模な作戦で、突撃機動軍を上げての一大イベントになる。兵站関係はもちろん作戦後の人事についても決めておかねばならず、キシリア様とマ・クベ様はその準備に忙殺されていた。
キシリア様が一番悩まれたのは、オデッサに降下させる予定の資源採掘部隊だろう。
オデッサはヨーロッパ地方にある良質の鉱物資源を産する土地で、ジオン国の資源の少なさを考えるととても重要な拠点だった。資源発掘のための本格的な基地作りと発掘そのものを行う資源採掘部隊の司令に、キシリア様はマ・クベ様を任じようとされた。
地球は連邦軍の本拠地であり、今後の戦局によってはオデッサは連邦軍に奪い返されてしまうかもしれない。そうなれば司令官といえども安全とは言えまい。良くて捕虜、悪ければ戦死。そんな危険の伴う土地で鉱物資源を発掘してゆく―――並みの者に勤まる任務ではない。
キシリア様はマ・クベ様にならそれが出来ると思われたのだ。鉱物学に詳しいことも買われたのだろう。
キシリア様は人払いをし、ご自分の司令室にマ・クベ様と私だけを残された。本当は私も席を外したかったけれど、お二人は司令室では決して二人だけにならないようにしていたので、同席せざるを得なかったのだ。
「マ・クベ、オデッサ資源採掘部隊の司令官を命ずる。地球降下後はオデッサに基地を設け、欧洲方面軍司令として資源発掘の任にあたれ」
キシリア様の硬質なお声が響く。
マ・クベ様は暫く押し黙っておられた。いつも通りのポーカーフェイスでお心のうちを探ることは難しかったけれど、顔をややうつむき加減にして、少しばかり上目遣いの目はここではないどこかを見つめていた。
やがてマ・クベ様は静かに顔を上げると姿勢を正し、真っ直ぐにキシリア様と向かい合われた。
「お心のままに」
何の動揺も見られない声。そしてひざまずいてキシリア様の右手を取り、手の甲にそっと口付けなさった。それは見ている私まで胸が苦しくなってしまうような切ない光景だった。
キシリア様のお手が微かに震えておられる・・・
マ・クベ様が部屋を出ていかれた後で、私はキシリア様に申し上げずにはいられなかった。
「キシリア様、これで本当によろしいのですか?」
この12年間というもの、お二人はいつも一緒におられた。でもマ・クベ様がオデッサ司令になってしまわれたら、そうはいかない。次にお会いできるのはいつのことか。グラナダでの別れが永遠の別れになってしまうことだってあり得るのだ。
キシリア様は私を睨むようにご覧になると、毅然とした態度でおっしゃった。
「マ・クベならやってくれよう」
「しかし・・・」
「ユウ、これは政治なのだ。私情を交えることは許されぬ。それに他の者をあてたのではマ・クベも承知すまい」
「なぜですか?」
「オデッサは政治的に重要な土地だ。私の一番の腹心を司令官に任ずる必要がある。他の者がその座につくことをあやつも望まないだろう」
キシリア様は為政者になられたのだ。そしてマ・クベ様もそんなキシリア様に殉じようとなさっている。
お二人の前にはどのような未来が待っているのだろう? 幸多いものであれと、私は祈らずにはいられなかった。
3月に入ると本格的な降下作戦が開始され、マ・クベ様も資源採掘部隊を率いて3月4日に本国より地球に降下なさった。
キシリア様はマ・クベ様に専用MS・ザクと大佐の地位を贈られた。司令官であるマ・クベ様がMSに乗ることはまずないけれど、せめてもの心づくしだったのだろう。MSが貴重品である現在、専用MSを持てるのは限られた者だけだったから。
このザクがマ・クベ様の守り神となってくれますように・・・
降下部隊は補給路に苦しみながらもいくつかの拠点を占拠することに成功した。
マ・クベ様もオデッサに無事降下なさり、着々と基地を築いておられる。資源採掘も順調で、キシリア様はマ・クベ様への信頼をさらに深いものにされた。
<ツヅク>
今回は以上です。
長いわりに説明場面ばかりですみません。次から(少しは)動き出す予定です。
それから管理人さんのご好意で、
>>2の「キシリア様スレ保管庫」に
>>35の
家庭教師時代(閣下12歳、マ24歳)に当たる番外編を載せていただきました。
「家庭教師とお嬢様 〜マのお耽美・若紫計画〜」というのがそれです。
挿絵まで描いていただき、本当にありがとうございました。>管理人さん
応援&保守!
職人さん、グッジョブ!保管庫も見てきたよぉ〜
そして日付け変わって土曜保守。
>>55の続き
オデッサ2日目の夜、私は司令官室の隣にある居間にマ・クベ様をお訪ねした。ウラガン少尉の話通り、壁にしつらえた棚にはいくつもの壷が置いてあった。
当番兵がお茶を淹れて去った後、部屋にはマ・クベ様と私だけが残された。
「カードは2枚とも見た…」
「はい」
「もっと詳しく教えてくれないか? あれだけでは足りない…」
「政治向きのお話でしたら、私よりアラン少佐からお聞きになった方が良いかと存じますが」
今回護衛を兼ねて付き添ってくれた親衛隊副隊長のアラン少佐は若いながら目端の利く人で、キシリア様のプライベート面の秘書を務める私よりはそういう任に向いていた。
「アラン少佐から報告は受けている。ユウ中尉にはキシリア様の日常のことを聞きたいのだよ」
「日常のことと言われますと?」
「他愛もない話が聞きたい。女同士がよく長話をするではないか。あの調子でキシリア様の最近のご様子を教えて欲しいのだ…」
「分かりました」
そういう話なら私にもできる。いやむしろ得意分野と言えよう。
キシリア様は魅力的なご主人でエピソードに事欠かないお方だ。口外できぬことが多く普段はあまり語ることができないが、腹心のマ・クベ様になら話は別だ。
私は最近読んだ面白い本の粗筋を語るがごとく、キシリア様のことを熱を込めて話し出した。
髪を少し短くされたこと、最近酒量が増えたように感じること、司令室が広く感じられるとポツリとおっしゃったこと、軍の権威に拘り過ぎる将官たちにお腹立ちなこと、地球に降下なさった弟のガルマ様を案じていらっしゃること・・・
マ・クベ様は相槌を打ったり簡単な質問をされたりするだけで、殆ど私一人にしゃべらせていた。視線は穏やかだったけれど宙をさ迷うことが多く、時々例の壷にとまる。
そのうち手にとって表面をそっと撫で始めた。男性にしては細い指先が細やかに動き、とてもセクシーに見える。この方にこんな一面があったなんて。
思わずマ・クベ様の顔を伺う。壷に向ける熱い視線の中に微かな寂寥の影を見つけた時、私は見てはならないものを見てしまった気がして、はっと目を伏せた。
その反動で言葉が途切れてしまう。
私の様子に気付いたマ・クベ様が、こちらに視線をお戻しになる。壷を撫ぜる手も止まり、いつも通りの怜悧な表情―――先ほど私が見たものは幻かと思われた。
「話し疲れたのか?」
「いえ、こんなお話でいいのか不安になりまして・・・」
慌てて誤魔化す。触れてはいけない何か、そこから気を逸らすためなら嘘も方便だろう。
「それでいいのだよ。だが、今日はここまでにしておこう。ご苦労だった…」
「はい、失礼いたします」
「キシリア様への返信は中尉がここを経つ間際に渡す」
「はい」
「明日は自由時間を与えよう。興味があるなら基地を見学していくがいい。ウラガンに頼みたまえ」
「ありがとうございます。そうさせていただきます」
敬礼をして部屋を出ようとした私を、マ・クベ様の声が追いかけてきた。
「もっとも、グラナダと違ってここはむさ苦しい男ばかりだ。婿探しには向かないぞ」
「そ、そんなつもりで来たのではありませんっ!」
マ・クベ様が私にこのような軽口を叩かれるのは初めてだったので、戸惑って大声を出してしまった。気が利かないことこの上ない。
「はっはっは、そう決めつけるな。縁はどこで結ばれるか分からないものなのだよ」
余程上機嫌でいらしたのだろう。笑い声までおたてになる。長年見知ったつもりでいたけれど、こんな気さくなところもあったとは新しい発見だった。このこともキシリア様に報告せねば。
オデッサ3日目の日、私はウラガン少尉に基地を案内してもらった。
子どもの使いになってはいけない。キシリア様にきちんと報告できるよう、こちらからも沢山の質問をして情報収集に努めた。
また、マ・クベ様のこともあれこれ聞いてみた。マ・クベ様がキシリア様の日常をお聞きになったように、キシリア様もマ・クベ様の日常をお尋ねになるだろうと思ったからだ。
少尉に言わせると、マ・クベ様はかなりタフに仕事をなさっているとのことで、一日の勤務は12時間以上。碌に休日もとらず、たまの空いた時間は壷磨きに時間を割かれているとか。気分転換と称してザクに乗ることもあるらしい。
あの華奢な身体のどこにそんなエネルギーがあるのだろう。
オデッサがジオン軍の占領地となってから、まだ日が浅い。連邦軍に奪い返されぬよう基地としての形を整えることと鉱山発掘を急ピッチで進めていくことを両立させなければならない今は、一番大変な時期なのだ。
もともと顔色の良い方では無かったが、以前よりさらに顔色が悪くなったように見えたのはそのせいかもしれない。頬も少しこけたようで、頬骨が目立つようになっていた。
その分、セクシーさが加わったのは皮肉なことだ。マ・クベ様は確か36歳、男盛りでおられる。そうそう男盛りと言えば―――
「マ・クベ様の側仕えに、女の方はいないのですか?」
作夜伺った時は、男の当番兵がお茶を淹れてくれた。いつもああなのだろうか。
こんな曖昧な言い方で伝わるか心配だったけれど、少尉には通じたようで素直に教えてくれた。
「いませんねぇ。身の回りのことは当番兵にさせてますし、そういう方面にはとんと興味が無いみたいです。基地の七不思議と言われています」
七不思議という言い方と間延びした口調がおかしくて、私は思わず吹き出してしまった。
「大佐には今の言葉は内密に。ご本人は何もご存知ないのですから」
早口で付け加える少尉。こんなこと言える筈も無いのに生真面目な人だ。
「では最重要機密事項ということで」
「そう願います」
ころころ笑い出した私を見て少尉も白い歯を見せる。実直そうで爽やかな笑顔が印象的だった。
<ツヅク>
>>57-58 ありがとうございます。
職人を名乗れるほどのレベルではないので、
見習中ということでおながいします。
面白い
66 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/05 14:03 ID:c1gxqwxt
復活age
復活記念カキコ
オリジンで前にガルシアがマ・クベの悪口言ってた時、ギレン様の気持ちがわからんと
言ってたから、オリジンではマ・クベを取りたてたのは閣下じゃなくて総帥ということになるのかな。
なのに総帥を裏切って閣下につくという展開だと、マ・クベの名の由来と思われるマクベスに
そのまま当てはまる。
マクベスをそそのかす妻に当たる人物が閣下ということで。
(↑ポイントは「そそのかす」ではなく「妻」にありまつ。ここ重要w)
68 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/05 18:37 ID:apoUFEvv
あぁぁ復活して良かったぁ、一時はどうなる事かと。
しかし新たな職人さんも加入して下さって、ますます充実してきそうで
これからが本当に楽しみです。
>67
「マクベス」は確か’72年頃だったと思いますが
ロマン・ポランスキーのが凄く良かったです。BSでやってた時録画しておけば
良かったと激しく後悔。
>67
キシリア様が候補に上げて、最終的な決定権はギレン総帥なのかなーと思っとりました。
>69
マがもともと閣下の腹心の部下で閣下の推薦によって今の地位を得たなら、
ガルシアは閣下に向かってマの悪口を言わないと思うんだよね。
それでは推薦したり腹心にしていたりした閣下をも貶めることになっちゃうし。
だからオリジンでは、閣下とマの表向きの繋がりはあまりなくて、だからこそ
ガルシアが安心してw 閣下に向かってマの悪口を言った、となるのかなぁと。
でも実は閣下とマは裏で繋がっていて(愛人関係があるかは分からないけど)、
閣下はガルシアのマ評をフフンと思いながら聞いてる、と。
この推測が合ってるかはいずれ分かると思うんで、外れてたら笑ってやって(w
>70
私もアレ?と思いましたが、ガルシアはそういう気のきかないキャラという事?と解釈してました。
あのシーンに深い意味は無く、単に話の流れを持っていきたかっただけなのかもしれないですが。
そこを色々妄想するのが楽しいですね。
あらためて見てみたら、閣下はマ・クベが適材かどうかについては言及してなくて、
ガルシアの兵力少ないんだよという不満に突っ込んでますね。
なんか、マ・クベ云々の話題は上手くはぐらかされたような。
ラム酒で酔っ払う閣下見たかった……。
>71
ああ、なるほど。<気のきかないキャラ
それもありそう。
閣下がマのことに言及しないのは、恐らくわざとやってるんでしょうね。
閣下とマの繋がりがどういうものにしろ、あそこでマについて何か言うと
相手がガルシアだけに面倒なことになりそう。スルーするのが吉かと。
個人的には、閣下が開口一番マの名前を出したのに萌えました。
そんなに大事な相手なのねーと妄想して楽しんでます(w
ラム酒酔いは、やはりマのところでやってほしいなぁ。
色っぽくなっちゃう閣下にドッキドキのマ。
って、妄想先走り過ぎ(w
73 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/06 01:19 ID:aEcYnxg7
>72
ラム酒酔いは是非マのところで…
その想像だけで、ごはん3杯は軽くいけちゃいますな。
>72-73
閣下にゴマをすろうと、いいラム酒を手土産に渡すガルシア。
閣下はそれをマのところであけて、二人で(゚д゚)ウマー
酔っ払っちゃってマにしなだれかかる閣下、ときめくマ。
オデッサの夜はこれから始まる・・・
これでどうでしょ?
別に、酔っ払っちゃってダメダメなマ、怒り狂う閣下、罰として
アッザム運転バージョンもありまつ(w
>>63の続き
その後MSの練習場に行き、ザクを借りてひと暴れした。重力に不慣れでうまく操縦できなかったけれど汗を流すのは気持ちが良かった。
ザクを借りたいと言った時のメカマンの顔を思い出す。女にMSが操縦できるのかと訝しげだったのだ。ウラガン少尉の口添えが無かったら貸してもらえなかったかもしれない。
コクピットから降りて砂漠の風に吹かれてみる。
見渡す限り砂、砂、砂の荒涼とした大地。生き物はおろか植物の影さえ見えないこの地に貴重な鉱物資源が眠っているなど誰が信じよう。
キシリア様の夢が眠る場所―――それを叶えるために一人地球に降り立ったマ・クベ様は今、着々と夢を現実に変えておられる。そのために失ってしまったものを省みる暇もなく・・・
お二人のために私ができること。
お互いの日常をお伝えするだけでは足りない。次に来た時はもっと時間をかけて練習しよう。この辺りの地形も覚えておかなければならない。来ないで欲しいその日のためにも。
ウラガン少尉にお礼を言って宿舎に戻り、シャワーを浴びる。着替えは一般の下士官用の制服。これは便利な道具で、私の素性を覆い隠してくれる。
親衛隊員の制服を着ている人間に気安く近づいてくる者はいない。キシリア様の側仕えだと知られたら尚更だ。私自身は平凡な人間で、キシリア様の乳姉妹でなかったらこんな身分にはなれなかっただろうに、他人はそう思ってくれないのだ。
それを鬱陶しく感じる時たまにやるお忍び遊び―――もっとも今回のは仕事だけれど。
下士官用の食堂は喧騒に包まれていた。
早めの夕食時間にあたるせいもあり、兵士たちが三々五々連れ立ってやってくる。私は目立たない席に座り、本を読んでいるふりをしながら人々の声に耳を傾けた。
仕事の愚痴、上官の悪口、基地やジオン国の噂、連邦軍の話、女性のこと、いずこも同じだ。
でもまだ出来たばかりの基地のせいか活気があるように思えた。愚痴をこぼしながらも、どこか前向きなのだ。聞きようによっては愚痴のふりをした仕事自慢に聞こえる話も多かった。辺境の地にも関わらず士気は高いようだ。
マ・クベ様は人身収攬術に長けておられる。
その怜悧さと策謀家の性格ゆえ同僚や上官には嫌われることも多いけれど、案外部下の評判はいい。仕事のできる人間は年齢に関わらず取り立て、思い切った裁量権をお与えになるからだ。任された方は喜んで懸命に期待に応えようとする。
それに実務家ではあるけれど娯楽への理解も深い。この食堂も、基地のしかも下士官用のものにしてはかなり豪華だ。メニューはバラエティに富んでいるし味もいい。恐らくかなりの予算を割いているのだろう。ジオン本国にいた時より贅沢な食事をしている者も多そうだ。
士気を衰えさせないよう細々と気を配っておられるのだ。キシリア様が見込まれただけのことはある。
もう一度着替え、ウラガン少尉に集めてもらった兵士たちと酒保に行く。マ・クベ様の当番兵たちをねぎらうという口実で一席設けてもらったのだ。
最初は硬くなっていた彼らも、酒量が上がるにつれ口が滑らかになっていった。頃は良しと質問を切り出す。
「そうそう、マ・クベ様には決まった方はいないの? キシリア様が心配なさって、誰かいるなら結婚の労をとってやろう、一人で基地住まいは寂しいだろうからと、おっしゃっているんだけど」
「それなんですよ」
一人の兵士が身を乗り出す。こういうことに興味のある年頃、すぐに食いついてくれた。しめしめ。
「決まった相手どころか、影も形もないんです」
「あればっかりは不思議だよなぁ。アプローチも結構受けてるのに」
口々に答える。そうそう、その調子。
「へえ、マ・クベ様ってもてるのね。アプローチってどんな?」
「手紙の取次ぎを頼まれたり、用もないのに周りをうろうろしたり、すれ違いざまウィンクしてみせたり・・・当番兵が男ばかりでは不自由だろう自分も入れてくれと、ウラガン少尉に売り込んだ女もいたよな」
「いたいた!」
随分積極的な女性がいるのね。それだけマ・クベ様は人気があるということか。司令官という地位に惹かれた女性もいるのかもしれないけれど。
「で、マ・クベ様はどう?」
「黙殺してますよ。中には勿体無いような相手もいたというのに、贅沢な」
ウラガン少尉の言った通りだった。少尉の話を信じない訳ではないけど、こういうことは他でも確認しておかないとね。男の人同士って妙に庇い合うことがあるから油断ならないもの。
「繁華街に行くこともないし、何が楽しくて生きてんだか」
「壷磨きじゃないか?」
どっと笑いが起こる。私も一緒に大笑いした。
「女嫌いなのかねぇ」
「といって男が好きでもないみたいだぜ。やっぱりあれか?」
「うーん、どうだろ」
そう言って目配せしあっている。何だろう?
「あれって何?」
彼らはしばらく顔を見合わせていた。やがて一人が恐る恐るという感じで口を開いた。
「あのですね、キシリア閣下と司令はそういうご関係なのでしょうか?」
「そういう関係って?」
「つまり、その、大人の関係というか・・・」
予想していた質問なので慌てはしない。今までにも数え切れないほど聞かれてきたことだ。
「まさか! 歳が離れ過ぎているわ。それにそんなご関係だったら、結婚の労をとってやろうなんておっしゃる筈ないでしょ」
「そうですよね」
「ってことは司令の片思いなのかなぁ」
「さあ、そこまでは何とも・・・」
マ・クベ様には申し訳ないけど、こっちは曖昧にしておくに限る。変に否定するのもおかしいし、いずれにしろ目的は果たしたのだ。
彼らの話は自分たちの恋愛談に移っていった。私も適当に冷やかしたりしながらその話に乗った。自分の目的を考えると後ろめたい気持ちもあったけれど、一緒に騒ぐことが楽しかったのもまた事実だったから。
出発直前にマ・クベ様はキシリア様への返信をしたためたカードをくださった。こちらも2枚だった。
「これをキシリア様に…」
「はい、必ずお渡しします」
「ところで、良い情報が集められたか?」
「何のことでしょう?」
「ふふふ、まあよい。調べられて困ることなど何もしていないからな」
ばれていたか。口止めはしておいたものの、この方の目を誤魔化せるか不安だった。仕方がない、白状しよう。
「私の独断でしたことです。キシリア様のご命令ではありません。どうか誤解なさらないでください」
「分かっている。キシリア様はそういう方ではない」
「はい」
「キシリア様の潔癖さは私のそういう行為を許さないだろう。あの方を失ってまで欲しいものなど私には何もない。ユウ中尉も心配はほどほどに……な」
諭すようにそうおっしゃる。キシリア様の性格をよくご存知なのはマ・クベ様も同じということか。取り越し苦労をしていた自分が情けなくなる。
「申し訳ありませんでした」
「構わんよ。それに調べられるのは初めてではない」
「え!?」
私の他にもそんなことをした人間がいるのだろうか?
マ・クベ様はそれ以上何もおっしゃらず、遠くを見るような眼差しでふっと笑われた。何か楽しいことを思い出しておられるようだ。
そのまま壷に目をやる。数秒の沈黙の後私の方を向かれたマ・クベ様の瞳には、またあの寂寥の影が宿っていた。
「キシリア様にはくれぐれもよろしく伝えてくれ…」
「はい、かしこまりました」
私は何も気がつかないふりをして敬礼を返した。
帰りの船の中で、私は父のことを考えていた。母を亡くした後の父が時折マ・クベ様のような眼をしていたことを思い出したのだ。生きているうちは派手な夫婦喧嘩をすることもあったけれど、仲の良い夫婦だった。
マ・クベ様はキシリア様と離れてお寂しいのだろう。もしかすると陶器はキシリア様の身代わりなのかもしれない。あの方の凛とした佇まいは、冷ややかで美しい陶器そのものだったから。
キシリア様にはただ「陶器集めをなさっています」とだけご報告しよう。必要があればマ・クベ様からお伝えになるだろうから。
第三者が触れてはならないことだと、私は自分を戒めた。
あれはマ・クベ様が降下作戦を控えて本国に向かわれる日の朝だった。
キシリア様の寝室の隣にある小部屋に探してきた資料を置いて出ていこうとした私は、寝室に通じる扉が少しだけ空いているのに気がつき、閉めるために近づいていった―――
ベッドでまどろむキシリア様とマ・クベ様のお姿が見えた。
お二人の部屋は秘密の通路で繋がっていて、マ・クベ様がこちらに来られるのは珍しいことでは無い。でもいつもは明け方前にはご自分の部屋に戻られていて、今日のように朝までおられたのは初めてだった。
寝過ごされたのだろうか? いやキシリア様がお引きとめになったのかもしれない。今日出発なさったら、次にいつお会いできるか分からぬお二人なのだから。
マ・クベ様は布団から少し身体を出していて、肩と鎖骨のラインが見えていた。右の二の腕はキシリア様の腕枕、肘から下はその背中へと回されている。
キシリア様は身体の左側を敷布につけマ・クベ様の肩口に頭を置いて、寄り添うような形で眠っておられた。長い髪がご自分の背中とマ・クベ様の腕に流れ、朝日の中で鮮やかに輝いていた。
お二人とも穏やかなお顔をなさっている。過ごした時間の優しさが部屋全体に満ちているようだ。
失礼なことをしていると知りながら、私はお二人から目を離すことができなかった・・・
<ツヅク>
>76の3節目、「人身収攬術」は間違いで「人心収攬術」です。お恥ずかしい。
第1章はこれで終わりです(長いよ!)
第2章に入る前に、二人の家庭教師時代の番外編をいくつかUPしようと思っています。
今のところ考えているのは「復活のキャスバル」と「逆襲のキシリア様」。
SS職人タソグッジョブ!
連休鯖停止の間に書いていらっしゃったんでしょうか?ご苦労さまでつ。
ところで
誰か「ws野望外伝 蒼き星の覇者」購入してプレイした人いる?
詳細キボン
84 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/06 20:00 ID:ykkQGr1X
>74
オデッサの夜はここから…
それ、是非激しくキボン!!
今月26日発売のダムエーあたり
二人のツーショットが拝めるかもしれないと今から楽しみ。
ところで、みんなはマのこと何歳ぐらいだと思ってる?
公式設定では年齢がはっきりしてないんだよね。
私は外見から30代〜50代の間かなと。
で、アムロたちの敵方の人間で年齢がはっきりしているのが
ギレン35歳、シャア20歳(ランバ・ラルも35歳という説があったような)
だったりするのを見ると、30代後半〜40歳くらいかなと推測してる。
大佐という地位を考えるともっと年上でもおかしくないんだけど、
1stが子ども向けアニメとして作られたことを思うと、
「子どもから見た敵対する大人の年齢の上限」って40歳ぐらいが
ギリギリのような気がするし。
87 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/07 15:05 ID:kDs6QTuO
>85
40歳±2歳位かな?。
閣下も30±2歳くらいが良かったんだけどさー…。
>>85 >ランバ・ラルも35歳
げ、マジですか・・・?
まあアニメだしな・・・
「Love Story」の番外編、「家庭教師とお嬢様」シリーズ第3弾です。
第1弾「マのお耽美・若紫計画」、第2弾「マのお耽美 包囲網」は
キシリア様スレ保管庫さん(お世話になっています)にありますので、
良かったらご覧ください。
◆読むに行くの面倒臭いぞ(゚Д゚)ゴルァ!!! な人向け10秒で分かる粗筋◆
閣下が12歳の時に家庭教師となったマ・クベは、閣下の心身を
GETすべくマ・クベ包囲網を敷いて暗躍中。
閣下を騙して手の甲に口付けするところまではいったものの、
今回は強力なライバルが現れる―――
今日の授業はシェークスピア、中世の戯曲家だ。私は「ロミオとジュリエット」のことをキシリア様にお話する。恋物語を学ぶことで、少しずつそういうモードになっていただきましょうか…
あらすじを説明し終わった時、キシリア様は呟くようにおっしゃった。
「ロミオとジュリエット・・・まるでキャスバルと私のようだわ」
な ん だ っ て !?
キシリア様にそんな相手がいたとはっ!!!
いや、焦ってはいけない。敵を知らざれば百戦危うからず。まずは情報収集から―――
「キャスバルとは、どなたですか?」
「!」
キシリア様のお顔が真っ赤になる。ご自分の失言に気がつかれたようだ。心の内に思っていたことを、うっかり口に出してしまったのだろう。
「キシリア様の恋人でしょうか?」
「違います! 私はただ、将来子どもを持つことがあったら、ああいう子が欲しいなと思っただけで・・・」
いつになく動揺しておられる。それを恋と言わずして、なんと言おう。
しかし「子」というのが解せない。一体いくつぐらいの男なのだろう?
「何歳ぐらいの方ですか?」
「・・・私より4歳年下です。だから恋人なんかじゃありませんわ!」
ということは、今9歳ぐらいか!? 私のライバルが年端もいかぬ坊やとは、思いも寄らなかったことよ…
「それがどうしてロミオとジュリエットなのでしょう? 家同士の仲がお悪い? ダイクン派の方ですか?」
畳み掛けるように聞く。こういう時は相手に考える隙を与えてはいけない。次々に話を展開させねば。
ジオン・ダイクン様の急な死の後、片腕だったデギン様が首相に就任された。キシリア様のお父上だ。しかしダイクン派の人間は、デギン様がジオン様を暗殺したのだと考えていた。
理想家のジオン様と実践派のデギン様では肌合いが違い過ぎた。二人の間に齟齬が見られるようになり、ここ数年はずっと不穏な空気が流れていた。それがジオン様の死をきっかけに吹き出したのだ。
ザビ派とダイクン派の抗争は深まるばかりで、少し前にはザビ家の次男坊・サスロ様が爆弾テロで亡くなられた。ダイクン派の親を持つ子がお相手なら、キシリア様が自分たちをロミオとジュリエットになぞらえるのも分かるというものだ。
キシリア様は恥ずかしそうに目を伏せながらお答えになった。
「キャスバルはジオン様のお子様ですから・・・」
キャスバル・ダイクン、そのひとであったか―――
ジオン・タイムスの表紙を飾った幸せそうな一家。金髪の兄妹はジオン様によく似た、気品溢れる美しい子どもたちだった。
なるほど……な。少女というのは、ああいう王子のような男に惹かれるものだ。童話の世界を引きずっているのだろう。
実年齢よりずっと聡明なキシリア様ゆえ、そういう段階は通り過ぎたと思っていた。私のすることに敏感に反応なさるから尚更だ。しかし、精神面は案外うぶくていらしたのだな…
これは作戦を変える必要がありそうだ。情操教育にもっと力を入れなければ。帰ったら早速カリキュラムを見直そう。
と、その前に今の状況を―――
「よくお会いになっているのですか?」
「まさか! もう何年も会っていません。昔はよく一緒に遊んだものですが、お父さまとジオンさまの仲が怪しくなってからはそれもなくなりました」
「そうですか。今でもお会いしたいと思われますか?」
ジオン様のお子たちは行方不明になっていた。サスロ様の報復のためにギレン様がダイクン派を厳しく粛正したため、暗殺を恐れて地下に潜ったのだ。地球へ行ったという噂もあった。
「そういう気持ちもありますが、やめておいた方がいいでしょう」
「なぜ?」
「私が覚えているのは思い出の中のキャスバルです。今のあの人のことは知りません」
「知りたいとは思わないのですか?」
もう一歩踏み込んでみる。
「思いません。知ったところで、今さら昔に帰れるものでもないでしょう。ジオン様やサスロお兄さまのことがありますからね。ザビ家の娘である私の行く道はキャスバルとは相容れないもの。美しい思い出を残してくれただけで良しとすべきでしょう」
自分に言い聞かせるように、そうおっしゃる。冷静な判断のできる方だ。とても13歳とは思えない。
美しい思い出というのは気に入らないが、思い出と戦争をしても勝ち目はない。そんな無駄なことに労力を費やすより、今を生きるキシリア様を私という存在で包み込むことに注力した方が賢いというものだ…
「そうですか。辛いことをお聞きして申し訳ありませんでした」
「いいえ。先生に聞いてもらえて良かったと思っています。今まで誰にも話せなかったことを話すことで、心の整理がつきましたから。先生みたいな大人からしたら笑ってしまうようなお話でしょうね。でも笑わずに聞いてくれて、感謝しています」
「笑ったりしませんよ。真剣な気持ちを笑うほど、私はひとが悪くありませんから」
他の者の話なら大声で笑ってやるところだが、キシリア様にだけはそんなことをしたくない。いや、できない。
それにキシリア様は自分の中で既に答えを出しておられる。その安堵感が私を鷹揚にしていた。この様子なら今後気にかける必要はなさそうだ…
「それから、このことは誓って秘密にいたします。私とキシリア様だけの秘密ということで」
「ありがとう。そうしてもらえると助かります。他の者には知られたくありませんから」
どういたしまして。
秘密の共有は二人の間を近づけさせる。私との間でだけ分かち合った秘密があるということは、キシリア様のお心の内に私が自分のポジションを得るということだ。それのきっかけになったのが他の男のことというのは面白くないが、まあ淡い初恋ぐらい見逃して差し上げましょう。
しかし、私を驚かせ不安に陥れた罪は重い。どうやって償っていただこうか、ふふふ…… 【Fin】
参考文献:「機動戦士ガンダムIII」 富野由悠季著 角川スニーカー文庫
95 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/07 20:02 ID:5TuaxXzP
>88
講談社の「ガンダム者(ガンダムを造った男たち)」の中に書かれてあったのですが
閣下の年齢が24歳に設定されていたのは、
やはり実際にTVを観ている子供との年齢の開きが
大きすぎてはいけない、という配慮だったのだそうです。
多分今の時代なら30歳ぐらいで充分オッケーではないか、と思うのですが(閣下なら)。
あまり直接的な答えでなくてすみません。
それこそ御大が年齢上げてくださるかも。
スレ違い覚悟で、
キンゲでヤサッバ:32歳(w 以外は結構的を得た年齢層だから
(立場上こうでないとイケナイ年齢とか、ちゃんと老若男女のバランスがバラけてるとか)
禿御大はやってくれそうですねぇ。
マは32、3歳くらいを個人的にきぼんしてます。
何か総帥より年上という気がしないんだよな・・・
何かと老けすぎ!ヘン!と言われがちな(笑)閣下の24歳という
年齢設定も、私の場合は見る前に事前情報として知っていたからか、
本編見ても特に何も感じませんですた。
まあ、この辺は製作スタッフの胸先三寸な訳ですがね。
>>94 この子が後でライバル?になるなんて、
マは思いもしなかったんだろうなぁw
にぎわいをよろこびつつ100げと
私にとってのマ×キシの魅力をつらつら考えてみる。
1 歳の差カップル
10〜20歳ぐらい離れてると思われる。そこが(・∀・)イイ!
こんな年上の、若い頃には恐らく濃密な恋愛もしただろう
男性をメロメロにさせちゃう閣下ラブ!
2 マの年齢が微妙
若い男が始めて恋した女に夢中になるのも、年老いた
男が若いというだけでその女に夢中になるのも、よくありがち。
でもマはちょうどその中間地点の年齢(と思う)。
閣下に魅力がなければ、あそこまで夢中にならない筈。
3 腹黒カップル(誉めてるつもりw)
目的のためには手段を選ばない冷酷さと、激しい情熱を
併せ持つところがよく似てる。
同じ目的のために手を取り合って進む最強のパートナー。
4 美形カップル
分かりやすい美男・美女ではないけど、よーく見ると
二人ともカナーリ美形。フェロモン出まくり。声もgood!
5 女王様と下僕
個人的にツボ(w
単純な下僕じゃなく、一癖も二癖もあるところも魅力的。
102 :
通常よりぷちめの名無し:03/05/08 21:10 ID:12Yw/j3Y
「夫婦漫才」
マ「ど〜も、新人芸人頬コケッコーのマです〜」
キ「同じくキシリア様ですー」
ウ「いややわ、あんさん、自分で様つけてどないするの〜」
マ「おい、なんで夫婦漫才なのにウラガンが出てくる
のだ?帰れ!」
キ「いつから私たちは夫婦になったんだ!?」
マ「いやですねえついこの間ですよ」
ウ「やっぱ漫才ってトリオじゃないですか?三馬鹿トリオ」
キ「何を言っている!少なくとも私は馬鹿じゃない!」
ウ「えっじゃあ私だって馬鹿じゃないですよ!(ちらっ)」
マ「いま、こっちみただろ」
キ「決まりだな、お前、今日からピン芸人だ」
ギレ「芸人になるのは戦争終わってからにしろ!!」
ウ「お後がよろしいようで・・・」
マ「よろしくないって。」
103 :
通常よりぷちめの名無し:03/05/09 10:59 ID:6wDAmq+U
「怖い」
マ「どりゃああああ!」
ずかーん、どっかーん!!
マ「ふう、制圧ーっと」
ウ「♪ちゃららちゃーちゃーちゃーちゃっちゃちゃー!!
マ・クベはレべルが上がった!」
マ「な、何だ!?レベルって何だ!おいウラガン!」
ウ「お前はもう充分に強い!さあゆけ!ハー○ンを倒せ!
宝箱に銅の剣が・・」
マ「怖いよ!お前が怖い!!」
暖かい時代になったものだとおもいながら、
私の希望するマ×キシをだらだら考えてみる。
マは閣下にめろめろ。閣下はそれを知っててマを上手く操るために関係を持ってる、
マも当然それを分かってて、それでも尽くす。
相手の気持ちを知っていながら、無視するあたりが、閣下的かと。
そのうち閣下のほうにも微妙な気持ちが…ってのも希望。
ジョニ×キシはもっとラブな感じで。
昔の自分と今の自分のギャップに悩む閣下などを希望。
てか、ジョニ×キシってありなのかと不安。私は大好きなんだけど。
沖のマンが読んでないし、手に入りにくいらしいんで、
二人の詳しいなれそめだけでも、知りたいと言ってみ(略。
>104
そのマ×キシ、いいですね。
駆け引きや計算もあるけど、どこか純愛だったりするところが個人的に萌え〜
あと、私も知りたいです。<ジョニ×キシのなれそめ
このスレに来るまでジョニーの存在自体知らなかったので、情報きぼん。
>104-105
>ジョニキシの馴れ初め
ジョニーは軍の高官の息子。ある日街に出ると、ジオン軍の兵士達が
貧しい家の人々を強制立ち退きさせ、跡地に軍の施設を作ろうとしている。
非道な行いに、兵士につめよるジョニーだが、逆に返り討ちでボコられ。
そこに黒塗りのお車で現れたキシリア様、兵士に一発平手をかまし、
逆に強制立ち退きそのものが、父デギンの許可を得ていない
不法行為である事を指摘。ジョニーにも「大丈夫?」と優しく介抱。
その夜、政府高官の家族が出席するパーティーが開かれるが
顔に青アザ作って、ダンスもしないジョニーに父親は渋い顔。
しかしそこに、ドレスアップした閣下が自らジョニーにダンスを申し入れる。
見つめ合って踊り、お互いのサイド3への想いを語り合う二人。
な感じだと記憶。年齢はジョニーも閣下も中学〜高校くらいかなー。
閣下に仕えるのは、自分の当然の義務。
見返りなんていらないし、
見返りを期待して尽くしてるなんて思われるのは、むしろ心外!みたいな
下僕と女王様って言うより、むしろ騎士と貴婦人みたいなマ×キシってどう?
昨日から保管庫に繋がらないでつ。
You don't have permission to accessってなるんだけど、家からなのでつが…。
108 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/09 19:13 ID:SOroC3Dl
>106
ありがとうございます。そういう馴れ初めなのか。
109 :
通常の名無しさんの3倍: