もう、あのころにはもう戻れない・・・
死にたくないから、帰るところがあるから、
守りたい人がいるから、守らねばならない約束があるから、
目標がいたから、目的があるから。
そして、彼らはまた戦いを始める。
ガ ン ダ ム バ ト ル ロ ワ イ ヤ ル
第二回大会がとうとう始まる。
ルール等の詳細は
>>1-20に
2 :
元ヒラジマ ◆Q67ADeMRuQ :03/04/07 20:02 ID:7zsXG0pm
@ 行動ルール関係 @
このゲームには、行動値というものがあります。
通常は、これを消費して行動を行います。
一人の人間が行動できるのは一日ごとに4P分だけ。
矛盾しないようにしつつ、様々な行動を書き込んでおきましょう。
行動のリセットは午前0時
行動値が消費するのは、移動、探索、整備、戦闘などの大きな行動のみ
ただし、劇中で時たま使われる全体通信のみ行動を2消費します。注意してください。
尚、行動後は、位置、所持武器、行動方針、同盟相手等を明記してください。
なぜかというと、観客や、参加者間で行動の食い違いを防ぐためです。
@ 戦闘 @
まず大事なこと、
基本的に、戦闘の結果、撃破されたか、腕が吹き飛んだか、かすっただけか、シールドで防いだか等は、
『攻撃の受けて、防御側が判定します』。
先行破壊は、やめましょう。
戦闘時の行動については、基本的にビームライフルで撃つなどの攻撃行動は1行動とします。
撤退については、まず戦闘地帯から撤退で1行動しますが、
これは、マップの移動とは別ですので、移動する場合はまた別で行動を消費します。
そして、節度を守り、矛盾の無い様にしましょう。
@ 特殊ルール『達成値』(通称ID判定) @
達成値は、そのカキコで取った行動の成功・失敗をIDで決めるもの。
両者の合意があった場合、使用します。
AさんがBさんに攻撃したと書き込んだとします。
AさんのIDは『p9aJXZoA』 BさんのIDは『Atw4g6Qg』だった場合、
Aさんの9に対し、Bさんが6なので攻撃は命中。という具合です。
他にも、Cさんが逃げ出し、Bさんがそれを追いかけたなど、そのような場合にも使用できます。
『oHI+CUmX』のような数字の入っていないIDは『0』とします。
『sp02X9NT』のように大文字の『NT』が入っていた場合、数字と無関係に、相手を上回っているものとします。
ただし、両者共にNTを出した場合、NTは無効になります。
小文字の場合は無効です。
早見表
NT(二文字及び大文字)>N,Tのように一文字+大文字>9>8>7>6>5>4>3>2>1>0>数字なし
基本的に、両者の合意があったときのみ使用しますので、
その気ではなかった場合、無視してもかまいません。
しかし、ここぞという場面や、
あまりにも無視しすぎると叩かれますの節度を守ってください。
@ IDボーナスについて @
特定の地形で戦闘すると、
IDにボーナスやペナルティがつきます。
ボーナスはID+1
ペナルティーはID−1
となります。
ただし、汎用機と飛行する機体のみボーナスはありません。
@ 機体、武装、キャラクター @
厨房の入り込みを防ぐため、先生に参加を申し込んだ後、指示に従ってクジを引いてください。
キャラクターは、基本的にオリジナルで、年齢制限はありません。
名簿枠は20人〜40人くらい。
尚、特例として、61式戦車やドップ、ミデアといったいわゆるはずれ兵器は職人専用として自由に選ぶことができます。
ただし、この場合MSのクジは引けません。あしからず。
変形する機体を手にいれることがありますが、
変形には行動を1消費します。
しかし、その代わりに、MA形態では行動1消費で2マス移動可能です。
因みに、レフェリーも募集。
キャラクターとしては原則、軍人や管制室のオペレーター、政府高官など、
バトルロワイヤルに関係のある方とします。
求人広告:ガンダムバトルロワイヤル管制室
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1043595608 あなたも、バトルロワイヤルの世界の士官になって職人を補佐しませんか?
初心者でも大丈夫、丁寧スタッフが優しく一から教えます
アットホームな雰囲気で食事付き、今ならドレンちゃんキーホルダーもついてくるよ
明日の士官は君だ!
@ 所持品 @
初期に支給されるものとして、原作通り
ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
後は私物を少々となります。
私物が何かは基本的に自由とします。
ですが、ある程度節度を守ってください。
@ マップ @
『A〜Z × 1〜24』の624マス。
行動ごとに、今何処にいるのか書いておくこと。
禁止領域は、放送時間(現実時間午前零時)に放送され、それから36時間後に爆発とします。
尚、地図は最初から所持していますが、
物語の中では、参加者の場所は表示されません。あしからず。
@ 昼夜、天候 @
昼夜については、現実時間で一週間経つと変わります。
昼の時間の後、一週間経つと夜に変わり、またい習慣経つと昼に変わりこの時点で物語の中では2日目になります。
つまり、現実時間二週間でで物語の中で一日となり、
この二週間の最初の週がが昼、次の週が夜になります。
天候は、現実時間で午前〇時、日付が変わったら先生方から発表されます。
@ 索敵 @
どれだけ遠くの敵を見るこちができるかです。
策的範囲は、通常機で2、艦船等の大型機、狙撃、射撃型で3、偵察機で4です
@ 放送 @
原作に近づけるため、参加者の死亡、禁止エリアの発表等の放送は現実の日付が変わると発表とします。
参加者が死亡したからといって、すぐに各機体に届くわけではありません。
@ 爆弾 @
爆弾は、機体と、参加者の首輪につけられてあります。
首輪については【バトルロワイヤル】原作の首輪と同性能です。
@ 放棄された参加者 @
一定時間行動がない場合放棄とみなします。
このキャラクターを攻撃した場合、
唯一攻撃側が結果を書くことができます。
つまり、一生懸命がんばっている参加者の肥料とします。
ですが、この場合でも節度を守っください。
@ ミノフスキー粒子 @
一応これはガンダムの世界です。ミノフスキー粒子はあります。
各地形によってミノフスキー粒子の濃度は違います。
基地>森林>橋>市街地>砂地>穴倉>山>平地>河川>道路
まあ基地と森林ではレーダーや誘導が通用しないってレベルに考えればよさげですが。
@ その他 @
色々ややこしく書きましたが、
@行動は基本的に自由。
@参加したい場合はまず先生へ言う。
@戦闘の結果は『攻撃を受けている側』が決める。
@『両者の合意があった場合』、達成値を使用する。
@自分の居場所を毎回、明記しておく。
@禁止領域にいた場合は有無を言わさず死亡。
@基本は原作と同様
@分からない点等があれば、感想議論スレにて先生に聞く。
という以上の8点を守って下さったらあとは楽しく殺しあいましょ〜
@ 会場 @
第二回バトルロワイヤル会場
A B C,D E,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□□□□□彡彡彡□□■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■■■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓□■■■■■■■■■□
05□■■■■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□ □、平地
06□■■■■■■■□□□彡彡彡┃□■■■■□□□□□□ ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■ 彡、川
08□■■■■■□□□□彡彡彡彡┃□□□■■□□□□□□ ∴、砂地
09□□■■■■■□□彡彡彡彡彡┃□□□□□□□□□□□ ▼、市街地
10□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━ =、橋
11□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼▼□□□□┏┛□∴∴∴ △、山
12━━━┳━━━━┓彡彡彡彡彡▼▼□□□┏┛□∴∴∴∴ ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□□□┃∴∴∴∴┗▼===▼▼▼━━━┫□∴∴∴∴∴ ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□□┃□∴∴∴∴∴ ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴┣━★★★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★★∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□彡彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴∴□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━▼===▼┛△△△△△△△△△△△∴
21□□□□∴∴∴∴□彡彡彡△△△△●●△△△△△△△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
,λ、、λ
彡*゚−゚ミ 神です・・・よ、よろしく・・・(可愛い系)
.彡''.~゚~ミ
,;;彡,,,i,,ii,i,ミ
@ 各地形の特徴(1) @
□平地:特にこれといった物のない平地。
会場の中で一番の面積を誇る。
陸戦仕様のみここでボーナスがつきます。
彡水中:陸上から見つかりにくい。
減衰率、抵抗が非常に大きいため、実弾兵器やビーム兵器は大きく威力をそがれる。
そのため魚雷が有効だが、魚雷が無く、通常兵器だけなら零距離射撃をぶちかませ。
水陸両用型でないと機動性・運動性は大きくそがれる。
水密性の低い機体では進入さえ困難だろう。
尚、水陸両用機は戦闘時ボーナスがつきます。
砂漠戦仕様、陸戦仕様はペナルティがつきます。
∴砂地:遮蔽物が少なく、敵を発見しやすい。
足場が悪く、歩行型の機体は機動力・運動性そがれる。
砂漠戦装備を施されていない場合、微細な砂の影響で、
精密機器に故障を生じる恐れあり。
砂漠戦仕様にボーナスが、
水陸両用機にペナルティがつきます。
■森林:その枝葉は巨大なMSの姿さえも隠してくれる。
太い木には行動を妨げられることも。視界が利かず、罠が使えるかも。
ある程度まで、木が敵弾を防いでくれる望みもあるが、過信はできない。
木の実や獣など、山の幸が手に入ればキャンプ気分も味わえる?
火の始末には気をつけよう。タバコ一本、山火事ボウボウ。
全ての攻撃判定にペナルティがつきます。
(防御側にはペナルティ無し)
@ 各地系の特徴(2) @
△山地:一見丈夫な岩でも、崩れることがありうる。地上の移動は難しい。
歩行式ならともかく、ホバー型の機体での進入は不可能か?
地面の起伏を利用して隠れて狙撃するなど、待ち伏せ向き?
陸戦仕様にボーナスが、
水陸両用機にぺナルティがつきます。
●洞窟:隠れるのには最適か?しかし、小型のMSを除けば進入はできないだろう。
内部は光が入り込まず、たとえ宇宙でも使えるものでも、光学系のセンサーは利かない。
入り組んだ奥の方は、時に酸素が薄い場合もあるのでご用心。
敵が地下に立てこもった時は、古今、いぶし出すのに限るでしょう。
=橋 :岸と岸をつなぐ橋、
陸上機でも川を渡れる。
ただ、その下では水陸両用機が獲物を狙っているかも
━道路:果てしなく続く道路。
飛んでいる機体以外は1ポイントで2マス移動できる。
その上、非常に見通しがいい。
▼市街:MSを超える高さのビルが立ち並ぶ。
ビルで姿を隠すこともできるうえに、
さまざまな日用雑貨を得ることができるのがここの長所だろう。
★基地:軍事施設が建ち並ぶ。
MSを隠すほどの建物は市街に比べれば少ないが、
強力な武器が多数保管されているので、利用頻度は非常に高いだろう。
@ 最後に参加者様へ @
バトロワ参加者心得
一つ、場の空気をよく読む。
一つ、戦闘時、無理やり人を自分の土俵に引き込まない。
一つ、極力、相手がなにをしたいかを考える。
一つ、自分勝手な行動をしない。
一つ、決して放棄しない。
一つ、観客もいることも頭に入れておく。
一つ、誤字、脱字、変換ミスには気をつける。
一つ、ID待ちはしない。
一つ、避難スレで叩かれたら、怒らず、自分を見直す。
一つ、全てにおいて節度を守る。
一つ、自分は職人だと自覚する。
一つ、『生きる』為の戦いではなく、『魅せる』為の戦いをする。
一つ、死んでも泣かない。
一つ、先生のギャグには大爆笑する。
@ おまけ @
ゲーム「2ちゃんねる板対抗バトルロワイヤル」
http://www005.upp.so-net.ne.jp/br-2ch/ 暇つぶしにどうぞ。
期待保守sage
ホッシュ ホッシュ
二度と同じ轍を踏んではならない・・・
よって保守
保守age
残さなければ意味が無い…age
hosyu
保守
保守age
23 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/11 13:17 ID:v1yRCa0Q
保守
24 :
保守:03/04/11 22:08 ID:rZJaKUSy
保守age
保守ですか?
26 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/12 20:10 ID:4RRyHKSC
保守
age
もういっちょ
保守だ!
ここで保守
いつ始まるんだろう? 楽しみにしつつ保守。
32 :
山本勇次:03/04/15 11:10 ID:a11VNIIO
今年は勉強や、スポ−ツに力をいれる
|
|,.,.,,,,
|д・ミ <誰もいない。
|""" ほっしゅするなら今のうち
♪
♪
,,,,,.,.,,,,,
ミ ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ♪
"""""
♪
♪
,,,,,.,.,,,,,
ミ・д・ ミ <ほっしゅほっしゅ♪
"""""
保守
さらに保守
hosyu
4/20に開始かな…?とにかく保守。
hoshu
保守
hosyu
そろそろ50いくぞ保守
42 :
山崎渉:03/04/19 23:54 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
43 :
グリーン=キャット ◆OB2DYCUufc :03/04/20 00:41 ID:P9j44kDk
「私たちは殺し合いをする
私たちは殺し合いをする
私たちは殺し合いをする・・・・・・・・」
テスト兼で
44 :
山崎渉:03/04/20 01:14 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
45 :
クライン ◆VoNc1M3.8U :03/04/20 01:22 ID:TmVEPW5g
ではこちらもテストということで
「我々は殺し合いをする
我々は殺し合いをする
我々は殺し合いをする」
46 :
山崎渉:03/04/20 01:48 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
47 :
コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/04/20 02:13 ID:N+VWpl5U
「私たちは殺し合いをする。
私たちは殺し合いをする。
私たちは殺し合いをする――任務、了解」
48 :
山崎渉:03/04/20 06:51 ID:???
(^^)
49 :
エィケズ ◆Y3AfXLOLIs :03/04/20 08:08 ID:Y2jUETMo
「自分は殺し合いをする
自分は殺し合いをする
自分は殺し合いを ゲロゲーロ」
50 :
トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/04/20 08:43 ID:1Ex0k+Bc
IDテスト−
「私たちは殺し合いをする
私たちも殺し合いをする
私たちで殺し合いをする・・・」
一番早く戦場についた男、−エィケズ−はY-10高速道路の地形で潜んでいた
と、いっても高速道路に隠れるところなどなく、ただ隅っこで目立たないようにしているだけだったが
「………びぃむ、ろぉたぁ……」
エィケズは支給されたMSコックピット内部で一心不乱にマニュアルを読んでいた
エィケズに支給されたMSはリグ・シャッコー、ザンスカール帝国が開発したMSである
が、それをエィケズはもちろん知らない
「ふむふむ、なるほど、つまりこれでアレだ、飛べるわけだ……」
そう言うとエィケズはビームローターを起動させてみる、ヴーンと音がするとそれは盾の形になった
「で、こっちがシールド形態、次は飛んでみようか」
ビームシールドを変形させると今度はプロペラのような形になる、と
−ヴンヴンヴンヴンヴン−
「え?え?え?え?え?え?えぇぇぇぇぇぇー!?」
−ガタガタガタガタガタガタ−
右腕でビームローターを持っていたリグ・シャッコーはうまくバランスをとらずに
飛行形態へとしてしまった、その為右半身だけが浮かび上がり、左半身が地面に叩きつけられ
その場をぐるぐると回り、ようやく止まったときには付近のガードレールなどはボロボロになっていた
「………もっと広い場所でやろう、うん」
「ゲロゲーロ!!」
「ケロ、ケロケロ!」
「ゲェコォゲェコォ」
エィケズが一人勝手に納得しているのに反して、コックピット内部に放り出された
カエル−ケラ、ケル、ケロ−は猛抗議をする
「……ごめんごめん、次からは気をつけるさ、さぁて、次はビームサーベルといこうか」
そう言うと柄を取り出し、ビームサーベル形態にする
しばらく見ていると、それを振り回す
「ふーん、GMとあんまり変わらないんじゃないか?さ、次!」
ビームサーベルを収め、右腕をかざす
「ビームストリングスとかいうの!発射!」
−パシュ−音が聞こえると腕から糸状の何かが飛び出、標識を絡める、とその標識は簡単に斬れ飛ぶ
「………ジオンのグフの電磁鞭を細くしたやつか、なるほど」
ビームストリングスを収めると、次は肩につけていたハイパーメガランチャーを取り出す
「………よし、腕が落ちてないかこいつで試してやる!
ま、あまり無駄遣いはできないし、最小の出力で、と」
そう言うとエィケズは近くにあった看板に照準を合わせ、最小出力で発射させる
−ピシュン−赤白い粒子が目の前を飛んでいたかと思うと、狙った看板を直撃する
看板は簡単に貫かれ、最小出力に関わらず大きな穴が開く
「………さ、さぁて、まずは市街地にいって生活用品を集めようか」
「ゲコゲコ!?」
「いくぞ!飛べないから、歩いて!」
エィケズ一行は市街地に向かった、だが、どこをどう間違えたか、彼らは北へと進んでいった
【残り行動値:2】
【位置:Y-10→Y-08】
【所持武器:ビームサーベル、ビームストリングス、ビームローター、ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
【行動方針:O-12付近の市街地へと向かう】
【同盟状況:なし】
53 :
アルム ◆zFt4KYQnAU :03/04/20 09:59 ID:3fwVbYK0
「(あー仕方が無いと私は思いながらこれしか生き延びる道はないと仕方なくこの言葉を口にします・・)
私は殺し合いをする
私は殺し合いをする
私は殺し合いをする。
(言ってしまったァァッ!もう後戻りはできない、
生か死か、命をかけた参加表明を私は言ってしまいました!
これから私はどうなってしまうのか!それは、CMの後で・・・)」
IDテストです。
54 :
コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/04/20 10:11 ID:N+VWpl5U
見知らぬ機体、見知らぬ場所。
コックピットの中で目を覚ましたコォネは、しかしすぐに自らの置かれた状況というものを理解した。
モニターの片隅にウィンドウが開く。
「プログラム……開始……?」
その言葉に続いて流れるように表示される様々な情報。
少女の瞳は、無言でそれを追っていく。
やがて、"GoodLuck"の文字が表示されると、ウィンドウはひとりでに閉じてしまった。
自分が捨てられた事を悟り、彼女は俯く。
その唇から漏れた溜息は、悲嘆ゆえか、或いは安堵の為か。
「任務了解……」
モニターに映し出されるのは、荒涼とした山の斜面。
岩肌を剥き出しにしたその風景は、どこか月を彼女に思い出させた。
操縦桿を握り、機体をMA形態へと変形させる。
余分な感傷は既に消え去っている。
自らに与えられた最後の任務――他の参加者の殺害――を遂行する為、コォネは静かに飛び立った。
【変形−1・移動−2】【残り行動値:1】
【位置:N-22→M-20】
【武装:腕部2連装グレネード×2、頭部バルカン×2、シールド、ビームサーベル×2、対MS用ロケットランチャー×10】
【行動方針:市街地の探索】
【同盟:なし】
55 :
グレン=フォートレス ◆IGEMrmvKLI :03/04/20 10:53 ID:x5WCihKw
「私たちは殺し合いをする
私たちも殺し合いをする
私たちで殺し合いをする…え?!マジでするの?ちょっと冗談でしょ?!」
56 :
リーア・ミノフスキー ◆UktGzzmQ/o :03/04/20 11:51 ID:9v2kOwbU
「私たちは殺し合いをする
私たちは殺し合いをする
私たちは殺し合いを………しなきゃいけないの?」
『シナキャイケナイノー? シナキャイケナイノー?』
昨日まではただのハイスクールの生徒に過ぎなかった少女は、一人呟く。
隣では緑の球体が、少女の苦悩を知ってか知らずか、電子的な合成音で少女の言葉をリピートする。
(IDテスト。これより参加します)
57 :
京介=金田一 ◆8x8z91r9YM :03/04/20 12:09 ID:22SYSzZY
ガブスレイが投下された。
どこだ……ここ……
高速道路の上に、山のような金属の塊が鎮座している。
前後対称形の独特のデザイン。合計9門のメガ粒子砲。
一年戦争時の珍兵器として名高い、MSM−10ゾックだった。
「……こんな珍品で、何やれって言うのよ………」
少女は自分に与えられた機体を見上げて、溜息をついた。
殺し合いをする――そんな覚悟はまだできていない。
でも、せめてもっとマトモな機体が欲しかった。
機動力のある機体なら、イザという時も逃げられただろう。
小型の機体なら、隠れて時間を稼ぐこともできた。
……このデカブツでは、そのどちらも困難だ。
「……せめて、支給武器に期待しよう………」
少女は泣きそうになるのを堪えながら、脇に置かれた武器コンテナを開いた。
……………何もない。
巨大なコンテナの中には、虚ろな空洞が広がるだけで、何も入っていない。
「そんな……『ハズレ』ってこと?」
残酷な現実に、少女は呆然と呟く。
「ハズレー!! ハズレー!!」
緑のハロのリピートが、さらに追い討ちをかける。
と、その時。
「ハズレッテイウナヤ!! ハズレッテイウナヤ!!」
突如、コンテナの中から電子的な合成音声が響く。
少女が顔を上げた先には……飛び跳ねる桃色の小さな球体。
武器コンテナに入れるには、あまりに不釣合い、あまりに無意味なペットロボット。
「……あは、あはは……ハロがもう一体……これがあたしの支給品ってこと……?」
今度こそ泣きながら、虚ろに笑う彼女。二体の電子ロボットの声だけが響く」
「モウイッタイノハロ!! ハロフエタ!!」
「コレカラヨロシュータノンマッセー!!」
「……泣いててもしょうがないか。とりあえず、動かないと……」
しばらくして、気を取り直した少女はゾックに乗り込んだ。
もちろん、大小二体のハロも一緒である。
「移動は……ホバー式。うん、荒地じゃなきゃ結構動けるかな。水場でないと戦闘はキツイけど……」
パラパラとゾックの操縦マニュアルを確認していく。
実際に軍事用MSに乗ったのは初めてだが、ホビー用やプチモビなら経験豊富。
ホバー走行も、ドムを改修したホビーMSで経験済みだった。
ゾックならではの特徴だけを流し読みして、マニュアルを閉じる。
「まずは……川の方にいこうか。ちょうど街もあることだし」
少女はマップを確認すると、ゾックのホバーに火を入れた。
四本の足と前後の嘴から空気が噴出され、緑の巨体がゆっくりと動き出す。
【行動:支給武器の確認及び機体のマニュアルチェック(−1p)】
【行動:V11からU12に移動(道路の移動ボーナスあり、−1p)】
【位置:V11→U12】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:あまり深く考えずに迂闊に移動w】
【同盟:なし】
60 :
グレン=フォートレス ◆IGEMrmvKLI :03/04/20 12:53 ID:x5WCihKw
『日記 1』
養成所から長期の休みをとたくさんの宿題を貰った。宿題の中には日記もあった。
その時は日記なんて今時書く奴いるのか?と思ったが今ここに実際にそれを書いている自分がいる。
久しぶりに父さんに会うためにシャトルで故郷に帰る筈だった。その筈だった…。
ここで俺は一生後悔するであろう間違いをする。【帰りのシャトルを間違えたのだ!】
これが普通のシャトルならまだよかったけど――。
気が付いたら俺は大勢の人達といっしょに広い会場みたいな所にいた。
緒らh不安になり、横にいた男に聞いた。
「すいません、ここはどこですか?」
「子供ぉ?お前は拉致組か?だがここにきたからには殺し合いをしなきゃな」
殺し合い?どういう事だ?その時はまだ事態がよく分かっていなかった。
するとそこに銃を構えた大勢の軍人がやってきて唐突に言った。
「君達に殺し合いをしてもらいます」
よくは分からないが声を荒げて文句を言いに行った奴は銃で撃たれた。
まだアトラクションか何かだと俺は思っていた。大勢の人が反対して銃で撃たれていった。
残った奴はそれぞれ個室に連れて行かれて簡単な説明をうけて宣言をさせられた。
「私たちは殺し合いをする
私たちも殺し合いをする
私たちで殺し合いをする…え?!マジでするの?ちょっと冗談でしょ?!」
頭に鈍い衝撃があった。
次に起きた所はMSのコクピットだった。そこでマニュアルを確認してようやく気がついた。これが本物の殺し合いだという事に―――。
急いで俺は自分が乗っている機体を確認した。
[ZZガンダム]アナハイム・エレクトロニクス社が推し進める「Z(ゼータ)プロジェクト」で開発されたガンダム
マジかよ!?これがあの有名なZZガンダムかよ!だけど俺はザクぐらいにしか乗った事がないんだぞ?乗りこなせるか?
次に持ち物を確認した。教科書、宿題、筆記用具。宿題の中にこの日記を見つけて今書いている。
「これでよしっと…さぁてどうするかな?」
ペンと日記をしまってモニターを確認する。
「俺は生き残る、絶対に生きてやる――」
>59
(修正。武器確認などの行為にはポイントいらないそうなので、【残り行動値:3p】ですね)
62 :
グリーン=キャット ◆hS2n3.nIow :03/04/20 12:56 ID:g1NP62FK
とりあえず今日帰り遅いから行動のみ記載
機体確認
煙草吸いながら考え事
南に一歩移動して町に入る
店を物色
以上で行動終了!
詳しくは帰宅次第書き込みします
63 :
グリーン=キャット ◆hS2n3.nIow :03/04/20 12:56 ID:6IQC45DO
とりあえず今日帰り遅いから行動のみ記載
機体確認
煙草吸いながら考え事
南に一歩移動して町に入る
店を物色
以上で行動終了!
詳しくは帰宅次第書き込みします
64 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/20 12:57 ID:x7VMWQPz
ガブスレイが接地した。
シートの微細な揺れからそれを感知した京介は、ぎこちない手つきでモニターをチェックする。
短い間に幾度かの操作ミスをしたが、無事に現在位置が表示された。
どうやら、ここはS−19地点のようだ。中央から外れた、南東の位置。
「いい地形だ」
正面は見通しが良い高速道路があり、
背後は敵の侵入を防ぎ易く、隠れるには絶好の山岳地帯だ。
禁止エリアの制約がない現時点では、かなり有利な条件だ。
……もっとも、京介がMSを操縦できれば……の話だが……
プログラム開始前に、簡単なレクチャーを受けていたが、
それだけで動かせるなら苦労はない。
今のところできることは、歩く、飛ぶ、構える、くらい。
それも確認しながらの緩慢な動きになる。
「……まあ、当面はやり過ごすか。どのみち、最後の二人に絞られるまで
隠れているのが利口ってもんだ」
ガブスレイを振り返らせる。
そして、ゆっくりと山に歩かせた。
【移動−2】【残り行動値:2】
【位置:S−19→S−20】
【武装:後頭部60mm機関砲 フェーダインライフル ビームサーベル×4
メガ粒子砲×2 脚部ムーバブルフレーム・クロー
支給武器 ビームマシンガン】
【同盟:なし】
66 :
グレン=フォートレス ◆IGEMrmvKLI :03/04/20 14:15 ID:x5WCihKw
モニターを見ると武器コンテナを見つけた。
「支給武器ってのはこれか?なんか軽そうだなぁ…」
コンテナを開くとプロペラみたいなのが入っていた。
「これどっかで見たぞ?教科書、教科書」
コクピットにしまった教科書を出す。
「MSの特殊装備について――あった!なになに?
[ビームローターシールド] ザンスカール帝国が開発したMSを浮上させる武装、シールドとしてビーム等も防げる
……これはいいものだー!!でも工具持ってないから付けれないしなぁ……たしかマップに基地ってあったな。まずはそこ行くか」
「変形しても当らないようにここに差し込んで……変形!おお…すげぇ!…さぁ行くぞ!」
【行動:ZZガンダムからGフォートレスに変形(−1p)X23→X21(Gフォートレスで移動、−1p)】
【位置:X23→X21】【残り行動値:2p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ダブルビームライフル、21連装ミサイルランチャー×2 】
【行動方針:ビームローターシールド取り付けのために基地へ】
【同盟:なし】
67 :
コード・アクセルズ ◆4dygaRNWfY :03/04/20 16:51 ID:ZD9IW06f
「私たちは殺し合いをする
私たちは殺し合いをする
私たちは殺し合いを・・・するわけにはいかない!!」
その信念はこのキリングフィールドにおいて意味をなすのか・・・
それはまだ誰にもわからない・・・
(IDテスト、一応今日から参加です)
何もない平地、アプサラスVはそこから少しだけ浮きあがって停止していた
中でマニュアルを見ながらそのままホバリングの姿勢をとらせたコードは
自分の木刀を見ている
「殺し合い…因果なものだな…」
目を閉じて自らの精神を集中させる、しばらくそうしていたがゆっくりと木刀をおろし
自分のいるコクピットの操縦桿を握る
「操作できないことはない…慣れれば戦闘も可能か」
ふと周りを見渡す
視界の角に森が見えるが、後は平地だ
「とりあえず、動かなければ意味はない…まずは…」
目を閉じ冷静に頭を回転させる
「仲間を探す…そしてこの茶番を…終わらせる!!」
決意し、スロットルを引いて、移動をはじめる
ゆっくりと森へと入っていった
【移動−2】【残り行動値:2】
【位置:Z04→X04】
【武装】中央部大口径メガ粒子砲、ガトリングシールド(現在使用不可)
【行動方針】仲間を探し、この茶番を終わらせる
【同盟】無し
只今、私は鋼鉄の一つ目の巨人の体内に鎮座しております。
私が勤務しているビール製造工場の社員旅行中のこと、
昨晩乗っていたタクシーが連れ去られ、訳もわからずこの命をかけた
ゲームに参加することになってしまいました!
私はMSに操縦したことがありません。機会は少しながらですがあったときもあります。
しかし参加しませんでした。理由は2つありました。一つ目は私は乗り物に弱いもので、
すぐ乗り物酔いを引き起こすために断念させざるを得なかったのです。
今も多少不快感が付きまといます。
2つ目はその時のMSがGMといわれる連邦のMSの中の教習用のバリエーションであったからです。
私は、幼少の頃に誰かが乗り込んでいるGMに誘拐されたことがあり、以来、GMは苦手なのです。
おおっと、不快感が激しくなり始めました!
未消化物質を口から吐き出す前に対処をしなくては!
只今私が持っているものは護身用に習い始めた拳銃のマガジンと
お守り代わりに持ち歩いている拳銃用の弾薬を加工したネックレス!
後はウィスキーの入っている小さな水筒と、いざ嘔吐するときに出てきた物質を入れておく袋と、
乗り物酔いの薬が入っておりました!。あと、MSに乗せられるときに一緒に積み込んであった
コッペパンとミネラルウォーター2リットルが2つずつありました!
少し長引くので続く
早速服用させていただきます。包み紙を破って・・・口の中へ・・・・
入ったぁぁぁ!そして即座にペットボトルキャップをはずしおもむろに口をつけて・・・
行ったぁぁぁ!飲み込みました!
まだ多少不快感が付きまといますが、これで嘔吐したりはしなくなるでしょう。
これから行動を起こしたいところですが、MSはどうやって動かせば良いのか?
何かマニュアルのようなものがあるのか?このまま何もできずに巨人の体内で一生を終えるのか?
私はコックピット内を探し始めています。うん?これは?おおっと、分厚い本が見つかったァ!
一体中身は・・・ビンゴ!大当たりです!マニュアルらしきものでした!
「お〜でかいな〜・・・んじゃま・・・読み始めるとするかな?人生何事も臨機応変にな・・・」
神頼みでもしたい状況、私はネックレスを持って自分の目の前で握り締めて、祈り始めました。
「・・・できることなら、これを読み終わるまで、私を守っていてください・・・・・」
そして、私はページを開き始めました。
第一章・このMSについて
じっ・・・・・・・・・・・ぺらっ・・・・
【酔い止め薬服用−0 マニュアル熟読−1】【残り行動値:3】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1 コンテナ(ハロ在中)
【行動方針】今のところマニュアル読破
【同盟】無し
ゴウン、ゴウン、ゴウン・・・。
暗闇の中、アナウンスが流れる。
「目標エリア到達、プログラム開始5秒前、
4・3・2・1、生徒13番、トルヴァ=レナウン、投下。」
バシュゥゥ!!
赤いミデアから、一機のドムが投下される・・・。
ボッ、
パラシュートが開き、機体は軟着陸して行った・・・。
これより物語は始まる・・・。
「カーエールーのーうーたーがー♪
きーこーえーてーくーるーよー♪はい!ケラ君達!」
『ゲロ、ゲロ、ゲロ、ゲロ、ゲロゲロゲロゲログワッグワッグワッ!』
エィケズ達は間違った道に気づく事無く、Y-09を通り過ぎ、エリアY-08に入っていた
本来なら高速道路を通っているはずなので、バカでも気づくはずだが
エィケズ一行は全く気づいていなかった
「さーて、今は何処くらいまで来てるかなー?多分V-10くらいまで来て……」
エィケズは現在位置を確認しようと地図画面を呼び出す
赤い点は自分の現在位置、それが示した座標は……
「わ、わ、わ、わ、Y-08!?なんでじゃー!?」
慌てて周囲を見回すとそこには高速道路などなく、平原と前方には森が見えていた
「………ま、また……か……」
-超絶神懸り的方向音痴-連邦の時、エィケズがつけられたあだ名だった
小隊規模で行動した場合80%以上の確率で仲間とはぐれていた、そのせいで
仲間達に迷惑をかけたり、自分自身も何度も危機に陥っていた
オデッサ作戦時も、ビッグ・トレーから各機体が発進された時
自機だけ、見当違いの方向に飛び出した事があり、作戦に支障を与えた事もある
極めつけは宇宙での進軍に向け、ルナツーへと向かうはずだったHLVを
自分が運転してしまった事により、あろう事か敵軍基地-グラナダ-へと到着させてしまった
その時同じHLVに搭乗していた仲間は急いで自機でなんとか脱出できたらしいが
自分は馬鹿な事に-ア・バオア・クー-へと進んでしまっていたのだった
エィケズは己の極度の方向音痴さを呪った
(続くケロ)
元々成績や腕は確かなのだ、だが、方向音痴のため、その腕を示す機会が無いのである
「ゲコ、ゲコ」
「ゲロゲーロ」
「ゲェゴ」
ふと顔を上げると三匹のカエルがその場でピョンピョンと跳ねている
「……ありがとう、お前達は優しいな」
そう言ってエィケズはケラ達を指先でなでる
キッと、あまり凛々しくない顔をそれでも凛々しくしようと引き締め、左へと向く
「きっかり90°!絶対左方向へと走ったる!」
そう言うとエィケズはハイスピードで西へと向かった
【残り行動値:0】
【位置:Y-08→W-08】
【所持武器:ビームサーベル、ビームストリングス、ビームローター、ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
【行動方針:O-12付近の市街地へと向かう】
【同盟状況:なし】
分厚いマニュアルを一通り読破して、私の口からとある言葉が噴出して来ました。
「・・・・もう駄目、死ぬ、やばい、きつい。なんでMS説明してるのに詳細なデータが不明なんだ?」
マニュアルには只今私が乗っているらしいMSのことが書いてありました。
EMS-06 バタラ 木星帝国が開発した木星圏での使用を考えられた「宇宙」用のMSのようです。
しかし、書いてあるのはこの事にかかわる事だけで、他のデータは全くありませんでした。
「はぁ・・・まぁ、何事も臨機応変、気を取り直して・・・」
一通りの操作方法は見終わりました。ためしに今まで足元に落ちていたコンテナを開いてみることにしました。
足が動き、その場にしゃがみこみました。マニュピレータが動き、ゆっくりとコンテナを開いていきます。
中には・・・小さな段ボール箱が鎮座しておりました。
「やっぱ駄目だ、なんか死ぬ、ものすごい勢いで死ぬ、デンジャーで危ない!。
はぁ・・それにしても・・・中身なんだろ?。爆弾でも入ってくれればいいんだけどな・・・」
私は、段ボール箱の中身を調べようと慎重に段ボール箱を掴み、
コックピットを空けてコクピットの中に入れようとしました。
黄色い腕が自分にめがけて迫ってきます。殆どコックピットの前に密着した状態になると、
私はコックピットから身を乗り出し、慎重に段ボール箱を掴んでコクピット内に運びました。
「なんだろうな?武器だったらもう何でもいい・・・」
段ボールを開いて、見事に自分の期待が裏切られたことを知りました。
「ハロ!ゲンキカ!?」
「のぉぉぉぉぉ!私が何をしたぁぁぁ!?」
「ハロ!オマエダレ!ナマエオシエテ!」
「とほほ・・・・・・名前?」
続く
75 :
キャット ◆OB2DYCUufc :03/04/20 21:40 ID:q/mPGq36
機体確認はポイント減らないのね
なら残りの行動
作業で
んー。日付変わる前に帰れるかなー
「ふうぅぅ、着陸は成功っと。」
(しかし、なんだってこんな事に・・・、殺し合いだと・・・。
なぜ、そんなことをしなくてはいけないのだ?
俺はソロモンへ向かう途中だったはず・・・。)
「この機体は・・・、ドムか、珍しいな、最新の機体ではないか。」※注1
機体を確かめると、支給物資の入ったコンテナを開けてみる。
360mmバズーカと弾薬のカートンが2つ入っていた。
「後は食料と水、といってもこれだけか、これも確保しないと・・・。
地図で見ると・・・、ここはE−24。よし、I−20の市街地へ向かうか。」
【行動:コンテナ開封】
【残り行動値:3】
【位置:E−24】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(カートン×2)】
【行動方針:I−20の市街地へと向かう】
【持ち物:お守り 水×2 パン×2 ディパック×1】
連続スマソ
※注1:彼は一年戦争時代の人物ですのであしからず・・・。
私は我が目を疑いたくなりました。
なぜなら、段ボールの中から、発泡スチロールを被ったままの緑色の球体が飛び出してきて、
名前を聞き出し始めたのですから。
「ソウ!ナマエ!オシエテ!」
緑色の球体がひざで跳ねながらそう言い出しました。
いきなりのことで混乱している私はこう言いました。
「ア・・・アルム=ヴォーキサー・・なんだけど・・・・」
「アルム!?ダイジョウブカ?!」
「あ・ええ・う?だ、大丈夫かな・・?多分。」
少し落ち着きを取り戻し始めたところ、目の前に跳ねている緑色の球体がなんだかようやくわかりました。
確かハロといわれたロボットペットだったはずです。
確か今巷で大人気とか、自作し始める人まで出てきているとか聞いています。
しかし、これで生き残れそうになさそうな事は判明しました。
宇宙用の機体、武装は専用ラックに収納されたビームサーベル一本と腕に固定されたビームシールドだけ。
「何事も臨機応変に・・・武器がなければそろえればいい・・・それより前に・・飯・・・」
「リンキオウヘン!リンキオウヘン!ガンバレ!」ハロが反応した。
ぐぐぅ・・・・
腹の虫が鳴り始めました。私はMSに内蔵された専用の地図を取り出しました。
「一番近い町かなんかは・・・座標で言うとIの20か・・・必要な物手に入るかもしれないし、
それより飯・・なんというか・・コッペパンは喰う気がしない・・とっとと行こう・・」
「アルム!ダイジョウブカ!?ガンバレ!」
ハロの声援?を受けつつも、私は歩行性能は低いと思われるバタラを慎重に歩かせて、
ゆっくりと、しかし私は確実に一番近い都市へ向かって行きました・・・・
【先ほどの行動・マニュアル熟読の消費無しの為の残り行動値は4に修正】
【コンテナ開封−1 Fの23からIの23に移動−3】 【残り行動地0】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1 ハロ
【行動方針】とりあえずIの20の都市で腹ごしらえ、何か使えそうなものを探す。
【同盟】無し
かなりの時が過ぎた筈だ、ZZガンダムのマニュアルは全て読んで操作は大体分かった。
ZZガンダムは自動飛行でMSが接近すると警報が鳴るようにしてある。
はっきり言ってかなり暇だ……暇で頭が痛くなるくらいだ。だけどほかにコクピット内でできる事は――
忌 々 し い 宿 題 だ!
「(10x,8)(2x,4)………わかるかぁぁ!!!」
暇じゃなくなったが着くまではには別の意味で頭が痛くなりそうだ…。
【行動:X21→X17(Gフォートレスで移動、−2p)】
【位置:X21→X17】【残り行動値:0p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2 】
【行動方針:ビームローターシールド取り付けのために基地へ】
【同盟:なし】
80 :
ウィルト=ラインステッド ◆CpBYR0XE62 :03/04/20 22:51 ID:qpunHLFV
「私は殺し合いをする
私は殺し合いをする
私は殺し合いをする
(やれやれ、面倒なことだ)」
『5…4…3…2…1…降下』
上空から一機のMSが降ろされる。
(まったく、この感覚は何度味わっても良い気分ではないな。)
MSによる降下は何度か経験があるもののどうも馴染めない。
(しかし、この首輪はどうにかならんものか……窮屈だ)
一人心の中で色々と言っている内に地上が迫って来た。
「ここは……Q−16か、しかし厄介な所に落とされたものだな。」
降下を終えパラシュートを分離させると周辺を見渡しマップを確認していた。
(東には基地、北西には市街地か……そういえばコンテナがあったな)
コンテナを思い出しふと中身を確認する。
(『ミノフスキークラフト』かこいつは便利かもしれんな。)
とはいえこんな砂地のど真ん中で突っ立っているのもまずい。
(一先ず基地だな、射撃系武器も欲しい所だしな。)
そして東へと歩を進めた。
【行動】コンテナの確認等 −1、U−16への移動 −3【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2 ミノフスキークラフト
【行動方針】東の基地へと向かう
【現在地】U−16
【同盟】無し
「さて、ぼーっとしていても仕方がないか・・・。」
移動を開始する。
「開口部に砂が入ると面倒だ、I−23まで移動してから
街に向かうか・・・。」
移動中・・・
「さすがはドム、移動力は半端じゃあないな、グフとは段違いだ!」
順調に移動していくレナウンだったが、I−23で機影を確認した。
「なに、他の参加者か!!、機体は・・・。」
ドムのコンソールにはバタラ≠フ文字。
ここは平原、目視できる地点まで来てしまった、後戻りは出来ない。
(どうする、戦うべきなのか?いや、参加者とはいえ、俺の様に
無理やり参加させられたのかもしれんな・・・。
しかし、バタラとは始めてみるMSだな、相手もどんな奴かも
解らんし、慎重に行くか・・・。)
通信回線を開いた。
「聞こえるか、そこのバタラとか言うMS!!
こちら、ジオン公国軍のレナウン、トルヴァ=レナウンだ。」
【行動:移動−2 通信−1】
【残り行動値:0】
【位置:I−23】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(カートン×2)】
【行動方針:I−20の市街地へと向かう】
【持ち物:お守り 水×2 パン×2 ディパック×1】
おっとU−16までいけませんでしたね。
【行動】コンテナの確認等 −1、T−16への移動 −3【残0】
【位置】T−16
に訂正します。失礼しました。
町の外れに佇む機体。
運命という濁流の流され僕は今その前に居る。
「これが僕に支給された機体かー」
佇む機体、ドライセンに向かって一人ごちた。
そして迷わずそれのコクピットに飛び乗った。
システム起動
低い機械音と共に火が入る機体。
操縦方法は学校で勉強した。とりあえず手持ちの武装を確認する。
腕部のハンドガン。弾はきちんと入っているようだ。
そしてビームトマホーク。サーベルと違ってリーチは長いが
ビーム発生地帯が違うのでいまいち使いづらいかも。
「うぁー。トライブレードは無しか。役に立つ奴なのに」
そして支給されたコンテナの中身を確認する
GMの代名詞とも言われるビームスプレーガンだった。
「イマイチ頼りなさげだけどないよりましか」
右手に持たせ武装は完了した。
「さて、これからどうするな」
ポケットに手を差し入れ煙草を取り出し一服しつつ考え中。
「まぁ、なるようになれだ、とりあえず町は目の前だし、町入るか」
機体を町に向って動かした。
「おぉ。コイツはホバーついてるから平地の移動は楽だなー」
【行動】機体およびコンテナの確認。 煙草を吸って考え事−1 P-11へ移動 −1
【残り行動地】2
【位置】p−11
【所持武装】ハンドガン×2 ビームトマホーク ビームスプレーガン
【行動方針】適当(笑)
【持ち物】煙草2箱 携帯灰皿 ライター 日記帳 ペン 水×2 パン×2
ズモモモー
人気の無い街中を進む。何かいい広いものはないかと探しつつ。
暫く進んだところで雑貨屋を発見。
ふと思ったことがあり、入っていって物色。
そして目的のものを見つけた。
目的のものとは・・・緑色のペンキとペンキを塗るハケ
「ふふふ。せっかくの僕だけの機体だからねー。
僕の機体らしいエンブレム見たいのでもかこうかな」
道路に機体を根転がせ右肩に絵を書こうと近付く。が、
転んだ。
「ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁっぁぁ」
右肩に緑色のペンキをぶちこぼし見る間に緑に染まる右肩
泣く泣く今度は注意しながら左肩に移動しそして到着
「やっぱ僕のエンブレムっていったら・・・。これだな」
左肩に猫の絵を書いた
【行動】雑貨屋を物色してペンキとハケをいただく −1
肩に絵を書く
【残り行動地】0
【所持武装】ハンドガン×2 ビームトマホーク ビームスプレーガン
【行動方針】適当(笑)
【持ち物】煙草2箱 携帯灰皿 ライター 日記帳 ペン 水×2 パン×2
ペンキとハケは用済みなので捨てますた(笑)
「もう少し考えて行動すべきだったな」
苦々しくつぶやく男、その目線の先にはコンソールに表示された地図があった
わかりやすいようにマス目単位に書かれたそれに指差しながら
自分の現在地からある施設までの線を指でなぞる
「この方向へ進んだほうが早かったな……」
ある施設とは基地であった、だが彼がそこに向かう理由はおそらく他の参加者とは少しだけ違っているだろう
「おそらく他の参加者が向かうとすれば、基地か市街地、そして近いのはこの基地だな、ここなら…」
この茶番を終わらせるための仲間、男はそれを捜すために機体を反転させ、
まだ視界に入らぬ基地へと進路を向けた
【移動−4】【残り行動値:0】
【位置:X04→X08】
【武装】中央部大口径メガ粒子砲、ガトリングシールド(現在使用不可)
【行動方針】仲間を探し、この茶番を終わらせる
【同盟】無し
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
\ (^^)
http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ^^ )
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
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エィケズ達はそのまま市街地を目指す……はずだった
その巨大な影が彼らを脅かすまでは
−ビービービービー−
ケラ達と共に全速力で基地を目指していたエィケズの元に
−警告−の文字がモニターに映し出される、詳しい事を確かめようと
警告が指し示す方向へと向き直る、遠くの方に巨大な機影が見えた
しかし、それをエィケズははじめて見たような気がしない、何処かで知っているような気がしたのだ
−アプサラスV−その巨大な機影の正体は一年戦争時に開発された巨大MA
そのビーム砲は山の形さえ変えると言われている、エィケズはそれを噂で耳にしていたのだ
その事をようやく思い出したエィケズは体に汗がどっと吹き出るのに気づいた
カッカとする体に鞭打ち、考えを巡らせる
−やっちゃえ、やっちゃえ、あのハイパーメガランチャーならあんなの一コロだぜ−
エィケズの悪の心が問い掛ける
−そんな事はいけません、ここは話し合うべきです、こちらも誠意をもって見せれば、向こうだって解るはずです−
エィケズの善の心が問い掛ける
−なんだと!?偽善者が!!−
−あなたこそ、そんな恐ろしい考えをしていただなんて……およよ−
−ま、本人の意思に任せりゃいいんじゃねーの?−
=おめー誰だよ!?=
ぶんぶん、と頭を振る、目の前にはケラ達
「いいか、俺は今からあのアプ……アプ……」
そう言ってエィケズは急いで画面を参加者リストに変え、名前を確認する
「アプサラス、だ……あいつに攻撃する、もしくは勧誘しようと思う」
「ゲロゲーロ!」
「……逃げる、か。それもアリだな……じゃ、まずは攻撃したほうがいいと思う≪人≫はジャンプして」
−ピョン−熱血的リーダーのケラが飛び上がる
「それじゃ次は勧誘したほうがいいと思う≪人≫」
−ピョピョン−紅一点のケルと大食漢のケロが跳ねる
「逃げるは、俺が賛成……1対2対1で勧誘……か」
(続くケロ)
エィケズはケラ達を頭に乗せ、しっかりとつかまらせると右腕に装備したビームローターシールドを
展開させ、空中浮遊をなんとか試みようとする
「おっとっとっとっと……と、飛んでる、な」
まだ少しフラフラするものの、なんとかリグ・シャッコーは飛んでいた
そのまま前方……アプサラスのいる方向にどんどん進んでいく、アプサラスがリグ・シャッコーの
何倍もあるものだと、改めて実感し、ある程度距離を置こうと停止を試みるが……
「…………しまったぁー!止まり方わかんねー!!」
『ゲコゲコゲコー!?』
−バン!!−
リグ・シャッコーは見事にアプサラスにぶつかった、だが、損傷は双方に見られていない
どうやらうまく衝撃を避けれたらしい、が……
リグ・シャッコーの姿はまるで壁にひっついたカエルのごとく、情けなかった
「………そ、そうだ!通信!」
ようやく気づいたようにエィケズは急いで接触回線、通称−お肌のふれあい通信−をする
[こちらエィケズ=コート、怪しいものではない
もし、よければ仲間になって欲しいのだが……もちろん、無理やりに、とは言わないよ]
思いっきり怪しいのだが、それでもエィケズは、できるだけ相手を刺激しないように言った
【残り行動値:2】
【位置:W-08→X-08】
【行動:空を自由に飛ぶ(-1) X-08に移動(-1) お肌の触れ合い通信(-0)
【所持武器:ビームサーベル、ビームストリングス、ビームローター、ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)】
【行動方針:アプサラスの対処】
【同盟状況:なし】
市街地に降り立ったコォネは、すぐさま病院へと向かった。
医療品の調達のためである。
無人の繁華街を抜け、集合住宅の脇を通り過ぎる。
物陰を選び、影を伝うように走るのは工作員としての習性ゆえか。
ある意味でそれは非常に滑稽な光景であった。
首尾よく目的の品を入手したコォネは、ウェイブライダーの着陸地点へと駆け足で戻った。
途中、繁華街の食料品店で缶詰入りの保存食を物色し、消費期限の長いものからリュックに詰め込んでいく。
こうして一通りの準備を整えた彼女は、次なる目的地を検討するため、モニターに地図を呼び出した。
【探索:−1】【残り行動値:3】
【消毒薬、包帯、抗生物質入りの瓶、救急セット入手】
【現在位置:M-20】
【武装:変更無し】
【行動方針:他者との接触・武装の強化】
【同盟:無し】
今、私は町へめがけてバタラを歩かせております。
目の前に果てしなく広がる草原、一体何時になれば町にtぐぎゅぎゅぅぅ・・
ハロ「ハロ!アルム!ハラヘッタノカ!?ダイジョウブカ?!」
先ほどにもまして腹のすき具合が激しくなりました。しかし、パンはあまり好みでは無いというか・・
街までもう少しだと自分に言い聞かせながら動きつづけることにしました。
・・・・それにしても、慎重に動かしつづけるのは暇ではないにしても、何か精神的に疲れるものがあります。
そこで私は・・・
アルム「おい!そこのハロ、話し相手になってくれ!」
ハロ「ハロ!ワカッタ!アルムノコトモットシリタイ!ハナシテ!」
アルム「ああ、・・・私の趣味は・・・酒を飲むことかな・・
日課は・・・ここに来る前は朝4時に起きて地下室で拳銃の・・・」
ハロ「シュミハヨッパライ!ワカッタ!」
アルム「おぃおぃ違うって・・」
こうして、町まで向かう道のりを、ハロと話しながら行っていました。ちょうど座標で言うとIの23に当たるところを歩かせている時に、
突然、何か今まで聞いたことが無い音が後方から迫ってきました。ふと、振り返ると・・・目の前には・・・一つ目のMSが止まっていました。
ハロ「アルム!ナニアレ!?」
ハロの声を聞きながら呆然としていると、突然通信が入って来ました。
「聞こえるか、そこのバタラとか言うMS!!
こちら、ジオン公国軍のレナウン、トルヴァ=レナウンだ。」
アルム「うぇぇ!?つ、通信回線・・・もう開いてるのか!?
あ、ああ、こ、こちらえ、えっとあの、○○ビール工場に勤務していた、アル」
ハロ「アルム!アイツダレ!?」
アルム「知らないってば!え、えと、アルム=ヴォーキサーと・・・申します・・・
あ、あなたは?兵隊さんですか?!」
ハロ「オマエダレ!?オマエダレ!?」
私は訳もわからず、ただ頭に思いついた言葉を口にしていました。
【通信−1】【残り行動値:3】
【位置:I-23】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】目の前の謎のMS(ドム)をどうにかする
【同盟】無し
顔にかかる重量が不愉快で目を覚ました。
どうして眠ってしまったのか記憶はなかったが、アイマスクになっていた本を見て思い出した。
操縦マニュアルを読んでいたのだ。それは分厚く、専門用語が羅列されている。
(睡眠薬よりも強烈だな)
難しい本は得てして、そういう作用がある。
投げ出すように、不快の元凶を脇に捨てた。
(こんなものの操縦を覚えたところで……本当に誰か殺りに来るのか?)
いまいち実感がない。
(殺し合いなんて、それで給料をもらう連中同士がやればいいことなんだよな
それなのに……)
プログラムを仕組んだ連中は、無作為に抽出した一般人に戦闘を経験させようとしていた。
彼らは信用せざるをえないほど真剣だった。
彼らが何を信じているのかわからない。
プログラムの先に何を求めているのかもわからない。
だが始まってしまったからには、もはや、そんなことは関係なかった。
とにかく今は、連中の言葉を真に受けたバカ共から身を守らなければならない。
必要に応じて、防衛だけでは済まされなくなるだろう。
(まあ、保険だと思えば、覚えておくのも悪くない)
マニュアルの熟読に失敗した京介は、とりあえず実際に動かして
操縦法を身体に叩き込むことにした。
【移動0】【残り行動値:4】
【位置:S−20】
【武装:後頭部60mm機関砲 ビームサーベル×4 メガ粒子砲×2
脚部ムーバブルフレーム・クロー ビームマシンガン】
【行動方針:操縦技術の習得】
【同盟:なし】
……自作プチモビのコンテストに出場するはずだった。
『プチモビで特殊ルールの卓球をする』という課題を与えられ、
その課題に合った能力を持つプチモビをレギュレーションの中で自作。
コロニー単位の地域大会に優勝して、サイド規模の決勝大会へ移動する途中だった。
だが……そのコロニー間シャトルは、目的のコロニーには到着しなかった。
たどりついたのは……この『プログラム』。
「……ま、この『プログラム』とやらも、プチモビ大会みたいなモンだけどね〜」
高速道路を走るゾックの中で、リーアは呟いた。
「与えられた条件の中で工夫して、勝利を目指す。勝つのは一人。
ルールのギリギリの線を突き、冷静さを保ち、幸運に恵まれた者が勝利する。
……なんだ、私がいつもやってることじゃない………」
ニヤリと笑う。
……もちろん虚勢だ。プチモビ大会では、殺し合いなどしない。怪我さえめったにない。
だがこの虚勢は、彼女に冷静さを取り戻させた。当初のパニックを鎮めた。
「まずやることは……こちらの戦力の確認ね。ハロP、ちょっとこっち来て!」
「ハロピーッテダレヤネン!」
「リーア、ハロヨンダカ?」
「新入りのアンタの方よ! ハロGはちょっと黙ってて!」
少女は飛び跳ねる二体の球体のうち、小さい桃色の方を手に取り、大きい緑の方を蹴り飛ばした。
いつの間にか彼女は、勝手に『ハロP』『ハロG』と名前をつけていたらしい。
高速道路は走りやすい。
これが二足歩行のMSなら揺れてしょうがないのだろうが、ゾックの足はホバー式だ。
乗り心地は悪くない。
ましてや、障害物のない道路をまっすぐ行くだけなら、自動操縦で十分だ。
……そんなわけで、少女がちょっとした作業をする障害は、二体の『同乗者』しかいないわけで。
「ハロピーコロサレル! コロサントイテヤ!」
「リーア、ヤメロ! チイサイハロ、イヤガッテル!」
高速道路をひた走るゾックの中に、悲鳴のような電子音が響き渡る。
「殺しやしないわよ。ちょっと中身覗いてるだけだってば」
騒ぐ緑のハロをよそに、リーアは桃色のペットロボットの蓋を開き、内部回路を観察する。
「……小さいのに良くできてるわね〜。綺麗な回路ね〜」
「アア、ミラレテシモタ……ウツダシノウ」
「この程度で鬱になってんじゃないわよ! ……それはそうとハロP、あんた何か特技ある?」
「トモダチ、テンサイハッカー。IPヌイタルデ〜」
「冗談言ってるんじゃない!」
リーアはハロPの頭を軽く叩く。
……だが実際見たところ、ちょっとした回路に侵入する能力はあるようだ。
『本人』の言うような大規模ネットワークでのハッキングは無理だろうが、
軽い電子ロック程度なら楽に開錠できるだろう。
「ふ〜ん、あんた結構イイ子じゃないの。よろしくね、ハロP♪」
リーアは桃色の小型ハロを抱え上げ、軽くキスをした。
……ハロPを開けたついでに、その内部を少しいじる。
リーアはハロGの蓋も開き、中から工具を取り出す。
ハロGはその大きめの体の中に、自身を応急修理するための簡易工具を内蔵していたのだ。
あくまで簡易工具であり、本格的な改造・修理には不十分なものだが……
とりあえず、今の目的には事足りる。
ハロGから余裕のある電子パーツを取り出し、ハロPに移植。
二体のハロの回路を微調整して……
「……これで良し♪」
リーアはニンマリと微笑んだ。
今、彼女がやったこと……それは二体のハロに通信機を仕込むことだった。
元からある回路を活かして、二体のハロと離れていても連絡が取れるようにする。
むろん、こんな簡易通信機で、ミノフスキー粒子下で電波の届く距離は限られているが……
それでも、多少は行動の幅が広がるだろう。
リーアはそのまま、二体のハロの周波数を、ゾックの通信機のそれと合わせる。
【行動:ハロP、ハロGの小改造(簡易通信機の設置)(−1p)】
【位置:U12】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:とりあえず水場と街の方向に移動、あとは臨機応変】
【同盟:なし】
ZZガンダムのコクピットから降りる。
「ここが基地……何か雰囲気が暗いな…さ〜て、探索するか…」
手当たり次第に部屋をまわり、使えそうな物を探す。
数時間探して荷物をZZガンダムのコクピットにいれる。
「結局見つかったのは工具とシングルバーナーとサバイバルナイフ…食料…四日分…
それにザクマシンガンか…これは俺にサバイバルしろってことか?おっと!取り付け取り付け…」
工具を使って四苦八苦しながら腕部分にビームローターを取り付ける。
「これからどうするか…この首輪はたぶん爆弾だよなぁ…だれか外せる人いないかな?
よし、決めた!!とにかくまずは俺みたいにこの殺し合いに反対する奴を探すか!!」
【探索:−1】【支給武器取り付け:−1】【残り行動値:2】
【工具、シングルバーナー、サバイバルナイフ、食料四日分、ザクマシンガン入手】
【現在位置:X-17】
【武装:変更無し】
【行動方針:他者との接触・武装の強化】
【同盟:無し】
>>91 (・・・なんてあっけらかんとした返答だ(汗
とりあえず殺る気はないようだな・・・。
しかし、ジオンの名を聞いて兵隊さんはないよなあ(滝汗)
バズーカのロックオンを解く、不必要な警戒心を無くすためだ。
「うん、ジオンの名を知らんのか?
俺はジオン公国西アジア方面軍第14機械化混成部隊所属、
MSパイロット、トルヴァ=レナウンだ。
そうか、民間人か、ならば戦う必要はないな・・・。
どうだ?俺はこのままI-20の街へ向かうが、いっしょに
行かないか、いやならば別にいいんだが・・・。」
<俺はまだ気付いていなかった、これが殺し合いだという事を・・・。>
【行動:通信−1】
【残り行動値:3】
【位置:I−23】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(カートン×2)】
【行動方針:I−20の市街地へと向かう】
【持ち物:お守り 水×2 パン×2 ディパック×1】
市街地の西側には、河を挟んでもう一つの町が存在する。
そこから北西に向かうと、軍事基地に到達する。
東には高速道路が伸び、こちらも軍事基地へと至る。
さて、私はどうするべきか。
どちらの基地も現在地からはほぼ等距離にある。故に距離は取捨選択の条件にならない。
では、どういった基準で判断すべきか。
結局私は、河を越えて西進するルートを選んだ。
プログラム・エリア内を東西に分断するこの大河の西側には、軍事基地が複数存在している。
武装面の強化を図るなら、こちらに進むのが当然の選択だろう。
決定を実行に移すべく、コックピットハッチを閉じる。
操縦桿を握り締め、私はウェイブライダーの高度を上昇させた。
【移動:M-20→G-20:-3】【残り行動値:0】
【武装:変更無し】
【行動方針:軍事基地への移動】
【同盟:無し】
砂場を抜け西の基地へと向かう道路を歩行中であった。
(各装置異常なし……なんとか道路に出れたな。)
砂による異常がない事を確認しそのまま基地へと歩行を続けた。
基地の入り口へと着いた
(熱源反応なしか…しかし、こうミノフスキー濃度が濃いと信用は出来ぬか。)
警戒しつつも基地内へと侵入する。
基地内は静寂に包まれまるで時が止まっているかのようだ。
(しかし、静かだな……)
とりあえず、格納庫を発見すると慎重に近づき誰もいないことを確認し中へと入った。
「……やれやれ、思ったほど置いてなかったな。この格納庫は外れという事か」
手早く探した後、手にしたものはハンドガン一丁、缶詰複数
そしてポツンと立掛けてあったジムカスタムの専用シールドであった。
「射撃武器が欲しい所ではあるが、贅沢は言えぬか」
ハンドガンを懐にしまい、袋に詰めた缶詰をコクピットに持ってくると
(しかし、ザクにジムの盾を持たすのも似合わんな…)
と思いつつもMSを動かし右腕のマニュピレーターでシールドを掴んだ。
【行動】V−16への移動 -2 探索 -1 装備 -1【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】基地内の探索続行
【位置】T−16→V−16
【同盟】無し
コードの駆るアプサラスVは基地の方向へと進んでいた
大きすぎる機影が森を超え、再び平地へと出たところ、すべては順調だった…が
突然鳴り響くアラート、それに気づいたコードは目をコンソールに向ける
「警戒信号…敵か!!」
警戒心をむき出しにして、各種ディスプレイに目をむけ、『敵』を探すが、MSはうつらない
「……ちぃぃ!! 死角にいるのか!?」
必死になり周りを索敵すると、右方向のディスプレイにふらふらと飛ぶ小さなMSが写る
「……来たが……! 特攻だと!?」
こちらにドンドン向かってくるMS、攻撃されると感じたコードは接近を許さないために必死に
スラスターペダルを踏み込むが、一瞬間に合わずMSはその巨体にぶつかる
「損傷はほとんどなし…だが」
受け流したかたちにらしくダメージは装甲がへこんだだけ、しかし彼
もしかしたらここにいたかもしれない友の言葉を思い出していた
「MAは接近されたら…終わりか」
なるほどな、そんなことを考えながら苦笑した、俺はここで終わりなのか、と
だが彼は思い出した、自分がなすべきことを
仲間を探す
そのためにここに来たのだ、無論それは殺しあうためなどではない
「MSは触れている…なら、接触回線が使えるはずだ!!」
接触回線をあわてて開き、自分の提案を言うために一瞬息を吸い込む、だが
[こちらエィケズ=コート、怪しいものではない
もし、よければ仲間になって欲しいのだが……もちろん、無理やりに、とは言わないよ]
息を吸い込んだところで停止するコード
「……ククク、ハハハハハハ!!」
思わず笑ってしまった、自分はこのときまでずっと考えていた危機感
もしかしたら他のヤツはこの茶番に乗ってしまったのではないか
しかしその危惧は接触回線独特のくぐもった声で打ち消された
天は彼をまだ見捨てていなかった、その思いと同時に危惧していたじぶんがおかしくなって彼は笑ったのだ
一通り笑うと、息を吸い彼はこちらから通信を試みた
[……俺の名はコード・アクセルズ、ムリヤリでもない、むしろ歓迎だ……協力してくれ]
【接触通信:−0】【残り行動値:0】
【位置:X08】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲、ガトリングシールド(未開封)】
【行動方針:エィケズ・コードとの協力交渉中】
【同盟:なし】
……ハロ達の改造も済み、ゾックの運転に専念する。
広い三車線の道路を占領して疾走する、巨大MS。
右手の遠くには森が広がり、左手には荒野。なかなか開放感のある景色である。
「結構、このゾックたんのクセも分かってきた……。なんかドライブしてる気分」
「ドライブドライブ! ハロタチトドライブ!」
大小二体の球体の呑気な電子音に、リーアの口元に微笑みが浮かぶ。
だが、すぐに思考は「プログラム」のことへと移る。
(与えられた単純なルール……あの条件の中で、『必勝法』はなんだろう?)
リーアは考える。
広大なフィールドの中での殺し合い。
与えられた水と食料の量からいって、少なくとも数日はかかる戦い。
……一人で戦い続けるのも、逃げ続けるのも隠れ続けるのも不可能だろう。
おそらく、一番必要なのは……仲間。
最初から裏切りが約束された、偽りの仲間。
「単純なゲームほど奥が深いってことね……これはハードな大会だわ」
プチモビ大会の勝利方法を考えるのと同じ思考法で、リーアは結論を出す。
仲間の獲得。
ただし、説得に失敗したら……敵。
「ほんと、ハードなゲームよね……」
今の自分は冷静だ。多分この推測は間違っていない。
だが……戦争に無縁の生活をしてきた自分が、いざ銃口を向け合うことになったら……
このクールな思考を維持できるだろうか?
「維持しなきゃ……冷静さを失ったら、負けなのよね……」
それはプチモビ大会でも、散々知り尽くしたことだった。
……リーアは悩みながらも、街と川を目指して「ドライブ」を続ける。
……順調な「ドライブ」は、唐突に終わりを告げる。
突如ゾックの中に響く警戒音。
「……前方にMSの反応?!」
機体照合。EWACネロ。
知らない機体だが……名前からして、偵察機か。
「やばい……偵察用ってことは、向こうにはとっくに見つかってる!?」
リーアは慌てる。だが……今更引き返しても意味があるだろうか?
逆方向に行けば……ますます水場から離れることになる。
彼女は腹を括った。
「これから大事な話するからね、ハロPもハロGも黙っててよ!」
「ハロジーワカッタ、ダマッテル」
「ダイジナハナシ? ナンヤノ〜? ナンヤノ〜?」
素直なハロGを撫で、騒ぐハロPを後に放りやると、リーアは通信回線を開いた。
[こちらはリーア・ミノフスキー……聞こえますか?
貴方がもし望むなら……私には共闘する用意があります。
私には戦う意思は『逝ッテヨシ!!』ああもう邪魔しないで!
……失礼、戦う意思はありません。貴方が撃つならこちらも撃ちますが……]
……冷静に言葉を選んだつもりだった。
だが……声の震えに気付かれなかっただろうか?
リーアは通信の邪魔をしたハロPを軽く小突くと、胸部メガ粒子砲の発射準備を始めた。
……交渉決裂の場合には……撃つ。
【行動:U12→T12→T13と移動(道路の移動ボーナスあり)(−1p)】
【行動:EWACネロ(11番クライン)に通信、共闘を要請(−1p)】
【位置:T13】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:クラインの懐柔を試みる、駄目なら攻撃or逃走】
【同盟:なし】
エィケズがお肌の触れ合い通信を行って数秒
しかし、それはエィケズにとっては数分にも数時間にも思えた
と、音声が聞こえはじめる
[……俺の名はコード・アクセルズ、ムリヤリでもない、むしろ歓迎だ……協力してくれ]
しばしの沈黙、エィケズは震えだす
「ゲコゲコ?」
「大丈夫、ちょっと緊張してたからな……でも、これでようやく仲間ができたわけだ」
そう言うとケラの頭を指で撫でる、と
回線が開きっぱなしだった事に気づき、慌ててそちらを見る
[改めて自己紹介をしよう、俺はエィケズ=コート、連邦軍西ヨーロッパ方面軍所属の
エースパイロット!通り名は『白い流星』だ、よろしく頼む]
「ゲコゲコゲーコ!!」
「しぃっ!いいじゃんか、ちょっとくらい見栄はってもさ」
[コホン、こいつらは俺の仲間、右からケラ、ケル、ケロだ、挨拶]
そう言うとケラ達はピョンピョンと跳ねながらゲコゲコと鳴きだす
エィケズはアプサラスVにつかまったままだったリグ・シャッコーをなんとか動かし
上へと這い上がりどうにか安定できそうな場所を見つけ、そこにリグ・シャッコーをつかまらせる
[でさ、これから……どうする?俺はO-13付近の市街地で生活用品を集めたいんだけど
こういうのは神経から来るもんだからさ、やっぱりリラックスできるくらいの物資は欲しいんだよね
いやー、本当によかったよ、君と会えて、やっぱ仲間がいると心強いね]
【残り行動値:0】
【位置:X-08】
【行動:お肌の触れ合い通信(-0)
【所持武器:ビームサーベル、ビームストリングス、ビームローター、ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)】
【行動方針:これからについての相談】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ】
「ここで待っててもどうにもならないし……森のある北にいこう!
どんな野草があるかなぁ…食える奴があったらいいけど…」
コクピットに乗って思う… ま た 宿 題 か 。
【行動:X17→X13(Gフォートレスで移動、−2p)】
【位置:X21→X13】【残り行動値:0p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:脱出協力者探し・気まぐれで森へ】
【同盟:なし】
「うん、ジオンの名を知らんのか?
俺はジオン公国西アジア方面軍第14機械化混成部隊所属、
MSパイロット、トルヴァ=レナウンだ。
そうか、民間人か、ならば戦う必要はないな・・・。
どうだ?俺はこのままI-20の街へ向かうが、いっしょに
行かないか、いやならば別にいいんだが・・・。」
相手がバズーカをおろしながら、私に向けて通信を入れた模様です。
ハロ「ジオン!?ナニソレ!?」
私は、少したってから相手から届いてきた通信を呆然とながら聞いていました。
アルム「ああハロ・・・確かジオン公国ってのはな〜、
私の記憶だとあれだ、サイド3が首都だかなんだかの独立国家のはずだよ。
確か昔にオーストラリアに何か落としたんだっけ?・・・・マカロニだっけな?んで大きな穴があいたはず
・・・・!あの〜、すみません、あなたの言うジオン公国ってマカロニだかマロニーだか
カロリーだか落としてオーストラリアがどうにかなった、あのジオン公国ですか?!」
ハロ「マカロニマロニーカロリー!ナンカチガウ?」
このとき、相手の返答が来る迄に私はとあることを考えていました。
このまま相手の申し出を受けるか否か。
受ける→あのジオン公国?の兵隊さんに守ってもらえるかもしれないが裏切られると非常に危険。
受けない→町に行ったら兵隊さん?にやられそう。他のところへ行っても・・・食い物・・・ ぐりゅりぃぃぃぃ
私は暫し考え、結論を出しました。
アルム「私も行こうと思っていまして、ご同行させてください。ちょっと・・ぐりゅりゅりゅ・・・
ちょっと腹の虫が泣いておりまして、それに・・・こちらもこの訳の分からないゲームから脱出したいもので。
必要な物をそろえませんと。何しろタクシーで拉致られたんですよ!?もうアイヨーって感じでやられたんですよ?
こんなのに付き合ってられませんよ!大体あのタクシーの運転手は注意力がなS(世間話が長々と続くので省略」
【通信−1】【残り行動値:2】
【位置:I-23】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 トルヴァに同行してIの20の街に向かう
【同盟】トルヴァと同盟?
「さて次はなにしようかなっと」
地図を見ながら南の方へ行く
「うーん。街で食料探すのも良いけど・・・
やっぱ装備だな。食料も大事だけど、命を守る武装がなくちゃ
死んだらごはん以前だしねー。
それにコイツをドレスアップしてもっとカコイイようにしたいし。
よし。ケテーイ。武装といえば基地だ。
ここから一番近い基地は・・・南東の方か。
このまま南下してハイウェイに出れば道にもまよわないよねっと」
気楽に選択をし基地へ向かう・・・
最も人の密集している地域へ。
人が多いからそこいま最も死へ近い場所へ
緊張感すらなく(笑)
【行動】P−12→P−13→R−13→U−13(ハイウェイの為位置行動でニマス移動してます)
【残り】0
【現在地】U−13
【武装】腕部ハンドガン×2 ビームトマホーク×1 ビームスプレーガン×1
【行動方針】基地に行って武装を入手してドレスアップ(笑)
【同盟】誰ともあってませんがなにか(謎)
ご指摘スマソ
現在地はT−13です
アルファベットすら読めんのか自分(笑)
一応保守。
しばしの沈黙
息を呑み待っていた彼が最初に聞いた声は
「ゲコゲコ?」
カエルの声だった
何故ここにカエルが!? 激しい疑問に襲われたが気を取り直してまた耳を傾ける
「大丈夫、ちょっと緊張してたからな……でも、これでようやく仲間ができたわけだ」
結論は簡単だ、彼のコクピットにはカエルがいる、ただそれだけのことなのだ
何をあわてていたのかと内心苦笑する、するとまた声が聞こえてきた、今度はちゃんとした通信らしい
[改めて自己紹介をしよう、俺はエィケズ=コート、連邦軍西ヨーロッパ方面軍所属の
エースパイロット!通り名は『白い流星』だ、よろしく頼む]
嘘だ、そう確信し
「ゲコゲコゲーコ!!」
「しぃっ!いいじゃんか、ちょっとくらい見栄はってもさ」
[コホン、こいつらは俺の仲間、右からケラ、ケル、ケロだ、挨拶]
その通りであることも実証されたらしい、しかし3匹もいるとは
そんなことを考えながらまた耳を傾ける
[でさ、これから……どうする?俺はO-13付近の市街地で生活用品を集めたいんだけど
こういうのは神経から来るもんだからさ、やっぱりリラックスできるくらいの物資は欲しいんだよね
いやー、本当によかったよ、君と会えて、やっぱ仲間がいると心強いね]
[そうだな…なるほど基地へ向かうよりそちらのほうが効率が良いな…
わかった向かおう…]
そういうと彼は返答を待たずに進路を市街地の方へ向けた
進路を向け彼は思い出した、最初にもらって開け損ねたコンテナのことを
[こちらも自己紹介をしておこうか、コード・アクセルズ、サイド4 19バンチで剣術を教えていた
お近づきのしるしというわけではないが…その辺にコンテナがあるはずだが…開けてくれないか?
MAでは開けられないようでな 素手や木刀でも挑戦したのだがあかないのでMSに開けてもらおうと考えていた]
[中身がMS用の武装だったら君が使ってくれ、そうでなかった場合はこちらに頼む]
>110書き忘れ
【接触通信:−0 移動:−1】【残り行動値:3】
【位置:X08→V08】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲、ガトリングシールド(未開封)】
【行動方針:生活用品確保のため市街地へと向かう】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
舗装されて黒光りする道路を眼下に見下ろしながら、ウェイブライダーはフライトを続ける。
見上げれば、雲もまばらに青空が広がる。
更に高度を上げれば雲海の上の完全な蒼穹をも視界に納めることが出来ただろう。
だが、私にとってはそんなものは無意味だ。
戦術的見地からも、戦略的見地からも、これ以上の高度上昇はナンセンスである。
さあ、そろそろ軍事基地が見えてくる頃だ。
着陸の準備をしなくては――
【移動:G-20→D-17:-3】【残り行動値:1】
【武装:変更無し】
【所持品:変更無し】
【行動方針:基地の探索】
【同盟:無し】
エィケズが提案した後、すぐに通信が来る
[そうだな…なるほど基地へ向かうよりそちらのほうが効率が良いな…
わかった向かおう…]
[こちらも自己紹介をしておこうか、コード・アクセルズ、サイド4 19バンチで剣術を教えていた
お近づきのしるしというわけではないが…その辺にコンテナがあるはずだが…開けてくれないか?
MAでは開けられないようでな 素手や木刀でも挑戦したのだがあかないのでMSに開けてもらおうと考えていた]
[中身がMS用の武装だったら君が使ってくれ、そうでなかった場合はこちらに頼む]
言われ、エィケズは四苦八苦しながらなんとかコンテナがある地点まで這いつくばって行き
なんとか開けようととする
[しっかし、素手で開けようなんてムチャするよ
MSでも苦労するのにね、っと……開いたよ]
コンテナの蓋を周囲に置き、中を見る
それはどうやらシールドのようだった、しかし、何やら砲身が付いている
[えーっと、コード君。
どうやらこれはシールドみたいだ、砲身が付いているから
ガトリングシールドというヤツらしい、でも……]
エィケズはリグ・シャッコーの右腕のビームローターを見る、どちらが高性能かはハッキリしている
しかし、エィケズはガトリングシールドを無碍にする事はできなかった
それはコードの優しさを否定する事になると考えたのである
エィケズは左腕にガトリングシールド、右腕にビームローターを装備
なんとか右腕でサーベルとハイパーメガランチャーを使える事を確認する
[こいつはとりあえず俺が使わせてもらうよ
他に仲間が出来た場合、そっちに渡してあげたほうがいいと思うけどね]
「ゲコゲコ」
リグ・シャッコーはもう一度安定できる所に移動し、しっかりと掴まる
[あ、そうそう、言い忘れていた
俺、かなりの方向音痴だからはぐれたら忘れてくれて結構だよ
多分、合流場所決めても行けないと思うから………
それじゃ行こうか!市街地に向かって出発ー!!]
【残り行動値:4】
【位置:V-08(アプサラスVに乗ってるため行動値消費無し)】
【行動:お肌の触れ合い通信(-0)コンテナ開封(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:コードと共に市街地へ】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ】
>>106 「・・・コロニーだ、ブリテッシュ作戦も知らんのか?
このご時世に、ここまでのん気な奴がいるとは・・・、まあ良い、一緒に行くのか?」
アムル「私も行こうと思っていまして、ご同行させてください。ちょっと・・ぐりゅりゅりゅ・・・
ちょっと腹の虫が泣いておりまして、それに・・・こちらもこの訳の分からないゲームから脱出したいもので。
必要な物をそろえませんと。何しろタクシーで拉致られたんですよ!?もうアイヨーって感じでやられたんですよ?
こんなのに付き合ってられませんよ!大体あのタクシーの運転手は注意力がなS(世間話が長々と続くので省略」
「ま、まあ落ち着け、とりあえず街へ向かうぞ(汗」
そうしてアムルの愚痴を聞きながら市街地へむかう二人と一匹だった・・・。
移動中・・・
「俺は、ソロモンで連邦を向かい討つために、HLVで宇宙へと上がったんだが
計器が故障してな・・・、単独で近くの防衛拠点へと移動する際に、拉致されたんだ、
真紅のチべにな・・・。忘れもしない、あれは0079、十二月二十九日の出来事だ・・・。
君はいつ連れ去られたんだい?」
【行動:移動−3(アムルのスピードに合わせている為)】
【残り行動値:1】
【位置:I−23→I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(カートン×2)】
【行動方針:I−20の市街地へと向かう】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 ディパック×1】(水、パン共に一つずつ消費)
[しっかし、素手で開けようなんてムチャするよ
MSでも苦労するのにね、っと……開いたよ]
[自分でもそう思うよ]
内心苦笑し、言葉を返す
[それで、何が入っていた?]
少しの間の後、エィケズの言葉が返ってくる
[えーっと、コード君。
どうやらこれはシールドみたいだ、砲身が付いているから
ガトリングシールドというヤツらしい、でも……]
その後間がある、彼はMSの兵器に関しては詳しくは無いが、その名前と間から
少しだけ推測した
自分が当たったのはどうやら旧式の兵器、もしくはあまり役に立たない兵器といったところか
少し、ほんの少しだけ落胆したが続く言葉を聞く
[こいつはとりあえず俺が使わせてもらうよ
他に仲間が出来た場合、そっちに渡してあげたほうがいいと思うけどね]
「ゲコゲコ」
[ああわかった……そうさせてもらう]
エィケズが言い終わった後に操縦桿に小さな振動が走る
どうやらアプサラスの上を移動しているらしい
[あ、そうそう、言い忘れていた
俺、かなりの方向音痴だからはぐれたら忘れてくれて結構だよ
多分、合流場所決めても行けないと思うから………
それじゃ行こうか!市街地に向かって出発ー!!]
[ああ、行こうか!]
言い放つと彼はアプサラスを少しだけ加速させた
少し移動して彼は言い忘れていたことを思い出し、それを口にした
[言い忘れていたが、絶対にこいつの前に立つな
俺はノーコンでな、満足にくずかごにくずを放りいれることもできん
……コイツの火力ならおそらくは蒸発するぞ]
コードのせりふには苦笑すらなく、それがまぎれも無い本気であることを物語っていた
【接触通信:−0 移動:−3】【残り行動値:0】
【位置:V08→S08】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲】
【行動方針:生活用品確保のため市街地へと向かう】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
>>115 トルヴァ「ま、まあ落ち着け、とりあえず街へ向かうぞ(汗」
ハロ「ジオンハブリトマカロニデオーストラリアヲ・・・・ニコンダ?」
アルム「違う違う、煮込んでないない。煮込めないってば。
あっ、それにしても、あのバーテン人を乗せて余計に飲ませやがって・・」
私は話し掛ける前に鰤ムッシュだかなんだか聞こえた気がしましたが、
大して気にせずこのままぐちぐち世間話?を言い続けることにしました。
相手は何か・・・少しだけ浮いていて、速度を出そうと思えば出せるみたいですが、
こちらの慎重な歩行に付き合ってくれているのか、少し動いては止まり、少し動いては止まりを繰り返していました。
暫く歩いているとトルヴァから通信が入ってきました。
トルヴァ「俺は、ソロモンで連邦を向かい討つために、HLVで宇宙へと上がったんだが
計器が故障してな・・・、単独で近くの防衛拠点へと移動する際に、拉致されたんだ、
真紅のチべにな・・・。忘れもしない、あれは0079、十二月二十九日の出来事だ・・・。
君はいつ連れ去られたんだい?」
私は少し考え込みました。確か今年は・・・?0136辺りだったはずでは無いかと私は考えました。
そう考えると何かがおかしいと考えました次に出た私の言葉は・・・・
アルム「あー、すみません、兵隊さんは今歳はいくつですか?
確か私が拉致された年は・・・0136年辺りだったような気がするのですが・・
拉致された日時は・・酒の勢いで寝過ごしてなければ一昨日辺りだと思ったんですが・・」
私は、混乱しながら、そう尋ねました。
私は一体、今年は何年でしたかと、もう一回真剣に考えながらバタラを動かしつづけていました。
【通信−1 Iの20に移動中−3】【残り行動値:0】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 今現在が宇宙世紀何年か思い出す・トルヴァに同行してIの20の街に向かう
【同盟】トルヴァと同盟?
アプサラスVの上に乗ったリグ・シャッコーの中で
エィケズはケラ達とたわむれていた矢先、通信が入る
[言い忘れていたが、絶対にこいつの前に立つな
俺はノーコンでな、満足にくずかごにくずを放りいれることもできん
……コイツの火力ならおそらくは蒸発するぞ]
−ゴクリ−
大きく唾を飲み込み、慌ててもうちょっと安定している所へと移動する
[い、いやあ……くずかごのくずとかそんなのは関係なさげさげ
………確か君剣術を教えていたとか言ったよね
もしかして、射撃は苦手?]
「ゲコゲーコ」
「ケラケーラ」
(しまったぁ……こんな事聞いちゃ相手に失礼だよ、俺のアホー)
後悔の念で一杯のエィケズだった
【残り行動値:4】
【位置:V-08→S-08(アプサラスVに乗ってるため行動値消費無し)】
【行動:お肌の触れ合い通信(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:コードと共に市街地へ】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
管制塔を横目に、滑走路へのランディングを果たす。
ハッチを開く。日は中天に差し掛かり、降り注ぐ日差しにアスファルトから陽炎が上っている。
穏やかな風が髪を、頬を撫でていく。
改めて、自分の服装に目をやる。
タンクトップにジーンズ。腰のホルスターには、弾丸未装填の拳銃が一丁。
私を飼っていた男は、ラフな格好が好みだった。故に、こんな服を着せられていたのだ。
しかしこれでは、夜間の冷え込みに対応しきれない恐れがある。
その点に関しても、何らかの手段を講じておく必要があるだろう。
司令室を探し当てた私は早速、コンピューターから基地の全体図を呼び出した。
「格納庫は計12箇所……最寄の箇所は第7格納庫か……」
入手した情報を元に、格納庫へと向かう。
その途中、数箇所で腐乱した死体を見かけた。とりあえず、彼らの遺品から使えそうなものを頂いておく事にする。
埋葬してやる余裕も、謂れも無い。彼らの死因を詮索する気分にもならなかった。
死は、私にとってはあまりにも身近で当たり前の事象だから――
【続く】
勉強に悩みながら相変わらず自動操縦で空を飛ぶ。
「お腹減ったな……ん?たしかコッペパン2つ、水があったような…これだ!」
宿題と退屈から逃れるためかコクピットで御飯を食べる。
「ん?このコッペパン…湿気てるよ!!用意した人は何やってんの?!」
文句を言いながら一人寂しく流れていく――だけどこれはとても平和な時間だった。
【行動:X13→X5(Gフォートレスで移動、−4p)】
【位置:X13→X5】【残り行動値:0p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:脱出協力者探し・気まぐれで森へ】
【同盟:なし】
>>118 市街地が視野に入ってきた、とりあえず初期目的達成までもう少しである。
アルム「あー、すみません、兵隊さんは今歳はいくつですか?
確か私が拉致された年は・・・0136年辺りだったような気がするのですが・・
拉致された日時は・・酒の勢いで寝過ごしてなければ一昨日辺りだと思ったんですが・・」
「ン、年齢は26だが、・・・ひゃくさんじゅうろくねん!?いま、136年と確かに言ったな?」
「・・・・・・・考え中・・・・・・・。」
(おいおいおいおい、冗談だろぉ?だが、彼は独立戦争もジオンにも
反応が鈍い、ブリティッシュも知らない、それにあの見たことも無いMS。
参加者リストにも俺の知らない機体名が並んでいる・・・。
ゾッグは知っているな、あのアプサラスって撤退戦で基地で見たやつか・・・。
あとは知らんが、ん?ガ、ガンダムってまさか、白い奴!!しかも2体!?・・・ありえねえ・・・・・。
・・・・・やべ、頭痛くなってきた・・・、とりあえず今はこの事は置いといて、
物資を調達するか、頭痛薬も手に入れよ・・・。)
「ま、まあ、難しいことは後にして、無事に街に着いたし、君はそのすきっ腹を
どうにかしなよ、俺の分も確保してくれんか?俺はちょっと薬探してくる・・・。
君の分も傷薬とか持ってくるからさ・・・。」
【行動:通信-1】
【残り行動値:0】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(カートン×2)】
【行動方針:市街地で物資調達】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 ディパック×1】
「RX-178……」
目の前の機体の制式番号である。
調べてみたところ、既に動力炉は取り外し済みのようで、動かすことはできない。
つまり、他の参加者の搭乗機ではないということだ。
とすれば、大会運営側のささやかな厚意と言ったところか。
ならば無碍にする必要も無い。携行用武器だけでも頂いておこう。
MS運搬用トレーラーにビームライフルと予備のEパックを積み込み、滑走路へと戻る。
続いて管制室へ入り、椅子に無造作に掛けられていたフライトジャケットを羽織る。
基地の索敵機能が死んでいるのを確認した私は、再度自分の機体へと走り出した。
【探索:-1】【残り行動値:0】
【現在位置:D-17】
【武装:腕部2連装グレネード×2、頭部バルカン×2、対MS用ロケットランチャー×10
ビームサーベル×2、ビームライフル、Eパック×4】
【行動方針:他者との接触】
【同盟:無し】
大きく唾を飲み込み、慌ててもうちょっと安定している所へと移動する
[い、いやあ……くずかごのくずとかそんなのは関係なさげさげ
………確か君剣術を教えていたとか言ったよね
もしかして、射撃は苦手?]
「ゲコゲーコ」
「ケラケーラ」
[…ああ、死ぬほど、な
知り合い、もしかしたらここに来ることになったかもしれない友人に
MSで射撃をやらされたんだが…そのときどういうわけか
隣の的を打ち抜いた…つまりはそういうことだ]
コードは正直に過去に自分がしたことを話した…いや本気と書いてマジである
神がかり的方向音痴と悪夢のようなノーコン
はっきり言って最悪に近かった
[ところで君は…MSには詳しいか?]
もう一つの彼の弱点、それはMSの知識がほとんど無いことである
それは『ザクを知っているかどうか?』というレベルである
【接触通信:−0 移動:−2】【残り行動値:2】
【位置:S08→S10】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲】
【行動方針:生活用品確保のため市街地へと向かう】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
ズモモモモー。
「道路は続くーよ どーこまーでーも♪」
なんてのん気に歌なぞ歌いつつ基地に向かう旅路
そんな旅路での途中でそろそろ南に折れるころだという時に
前方に大きな物体を発見した。
「うーん。あれは・・・ゾックたんだー」
このゲームに参加させられて始めてみた他の参加者。
何も考えずに通信を入れる。
「はーい。そこのゾックたんに乗ってる人元気ですかー?僕は元気です。
そんなところでなにしてるんですかー。もしお暇なら僕と一緒に南の基地へ
ドレスアップにいきませんか?」
ひとしきり話した所でレーダーにもう一つの反応を発見した。
機体照合・・・・・EWACネロ。
ネロにも通信を入れる。
「はーい。そこのネロたんに乗ってる人元気ですかー?僕は元気です。
そんなところでなにしてるんですかー。もしお暇なら僕と一緒に南の基地へ
ドレスアップにいきませんか?」
【行動】ゾックに通信ー1 ネロに通信ー1
【残り】2
【武装】腕部ハンドガン×2 ビームトマホーク ビームスプレーガン
【行動方針】基地に行って装備の充実化
途中に出会った二人のお誘い(笑)
【同盟】やと人に会えた(笑)只今交渉中・・・なのかな(笑)
クラインに通信は伝わったはずだ。さて、彼はどう出るのか……
リーアはゆっくりと接近していく。
どれほどの意味があるか分からないが、降伏するかのようにゾックの両腕を挙げ……
しかし胸部メガ粒子砲はいつでも発射できるように。
EWACネロが、その手にした巨大な銃を向けたら、即座に反応できるように。
リーアの手のひらに、汗が滲む。
……と、その時。
『はーい。そこのゾックたんに乗ってる人元気ですかー?僕は元気です。
そんなところでなにしてるんですかー。もしお暇なら僕と一緒に南の基地へ
ドレスアップにいきませんか?』
緊張感をぶち壊すような声がゾックのコクピットに響く。思わず腰砕けになるリーア。
「く、クラインさんって……い、いや違う?!」
一瞬、目の前のネロからの通信かと勘違いした彼女だったが、すぐに間違いに気づく。
三叉路の西側、リーアが向かおうとしていた川沿いの街から接近するMSが一機。
……機種照合、ドライセン。番号05番グリーン=キャット。
「ドレスアップヤテー!」
「ハロジーゲンキ! グリーンキャットゲンキ! リーアハゲンキカ?」
騒ぐ二体のハロをよそに、リーアは熟考する。
(緊張感のない人……たぶん、殺し合いする気はない……
でもこの人と組んで私に利益はあるのかな?
ドライセンは強力なMSだから、戦力にはなるだろうけど……
この人の覚悟の薄さは、かえって足手まといにならないだろうか?)
リーアの冷静な部分は考える。しかし同時に、リーアの臆病な気持ちが弱気な囁きを漏らす。
(じゃぁ、敵対するの? 殺しあうの? 無邪気な人を殺しちゃうの?
それだけの覚悟があるの? 銃を手にしたこともないのに、ゾックのビームが当てられるの?)
しばしの混乱。
……結局、リーアは心を決めた。キャットの通信から一分程悩んだ末に、通信。
『……キャットさん、でしたね? こちらはリーア・ミノフスキー。
一つ、質問させて下さい。
南の基地で、何を探すつもりですか? そして見つけたもので何をするつもりですか?
それ次第で私の回答は変わるのですが』
南の基地。リーアの予定にはなかった目的地。
ゾックは汎用性の低いMSだ。機体特性だけで言えば、MAに近いものがある。
武器や各種の装備を見つけたところで、それが使用できる可能性は非常に低い。
この同盟が「いずれ破られる約束の偽りの同盟」なら、迂闊に敵に塩を送る真似はしたくない。
だから……リーアは結論を出す前に、キャットという男の本質を見抜きたいと思った。
ゾックはジリジリと移動し、沈黙を続けるネロと接近するドライセンの双方に向きあう。
いざ交渉決裂なら……メガ粒子砲を乱射して、川に向かって走り出すつもりで。
【行動:グリーン=キャットに通信】
【位置:T13】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:とりあえず交渉、失敗すれば戦闘or逃走】
【同盟:なし】
「君の任務はわかっているな?」
互いの沈黙を破り、立っている少し面長の男が先に口を開いた。
キッチリとした制服に身を包み、肩についている階級章から彼の地位は少佐であることがわかる。
だがその制服は連邦ともジオンともつかない。
話し掛けられた座っている男は明後日の方向を向いたまま黙り込んでいる。
先程の士官とはちがいがっちりとした体格に、穴のあいたジーンズ、ボロボロの連邦製ジャンバー。
普通に見た場合彼ら2人が部下と上官という間柄ではない事ぐらいはわかる。
男のその態度に憮然とした表情を浮かべながらも士官は勤めて冷静に話を続ける。
「今回のゲームには他にも参加者がおり、また一方で多くのギャラリーも存在して…」
「要はガキのお守りをすればいいんだろ?」
士官の言葉を途中で切り、男が無作法に言い捨てる。
そのままお互いに言葉を交わさない。再び沈黙が場を支配した。
『まもなく目標効果ポイントに到達します。』
「機体は用意されているんだな?」
立ち上がりつつ今度は男の方が先に切り出す。士官は依然憮然とした表情のままだ。
無言のまま士官は歩き出すと、格納庫横のスイッチに手を掛ける。
ゴゥン…とゆっくりと格納庫の扉が開かれると、膝を突いた脚部から徐々に機体の全容が現れる。
【MSA-007E EWACネロ】連邦制の早期警戒用量産型MS。巨大なディスクレドームが鈍い光を放っている。
そして、その横には通常のものより一回り大型のビームライフル。狙撃用のものだろうか?
「ほぅ…。また妙な物を持ち込んできたものだ。」
呆れ笑いを浮かべながら男は士官の方に振り返る。
その表情から彼が何を言いたいのかは自ずとわかりそうだ。
「MSの選定は公正なものだ。これもゲームの楽しみの一つというものだ。」
士官が口元を歪める。それを横目に男はツカツカとMSの元に近づき、
ジーンズのポケットに手を突っ込みながら脚部・腕部・背部と眺めていく。
「コイツは使い物になるんだろうな?」
今度は隣のライフルを触りながら、男は疑り深く士官へと話し掛ける。
「当たり前だろ!」
何が感に触ったのかわからないが、士官はヒステリックに答えを返す。
しかし、そんなことは気にせず男はMSを眺め終えるとコクピットに腰を掛けた
「では、君の武運を祈っているよ。」
コクピットの通信機から士官の声が響いた。声が幾分弾んでいるように聞こえる。
男は軽く忌々しく舌打ちをすると、慣れた手つきで各部の操作を始めるとブゥン…という鈍い音と共にネロのモノアイが光を放つ。
貨物機から降下を始めるとクラインはゆっくりとレバーとペダルを動かす。
姿勢制御用のバーニアが2・3度噴射されネロは先程とは正反対の方に振り返った。
続いて先程よりもさらに穏やかに静かにマニュピレーターが動き出す。
輸送機の中ではパイロットが降下していくネロの信号を確認すると、先程の士官に報告を始める。
「No.11の投下を確認しました。」
「全く、面倒くさい任務だ。幾ら大佐からの命とは言え私がこんなことを…」
士官はパイロットの報告には耳を傾けず、手元の書類に目を向けブツブツと愚痴を呟いている。
パイロットは構わず業務的に報告を続ける。
「目標地点とは若干ずれるかもしれませんが、フィールド内には間違いなく降りられます。
事前の整備点検で機体の方にも以上は認められず。…え?」
「どうした?」
ガシャ…、ドゥッ!!
瞬時に赤い閃光が貨物機の胴体部を貫く。
カメラのなかで小さくなっていく貨物機が爆発するのを確認すると、クラインはネロの姿勢を整える。
程なくしてガクゥンとパラシュートの開く衝撃が伝わってきた。
と、同時にバラバラと幾つかの残骸が落ちてくるのがカメラに移りこんでくる。
「なるほど、確かに問題無いな」
クラインは満足そうな笑いを浮かべつつ、地上との距離を取り着陸の準備にかかる。
ズゥゥゥゥン…
周りのコンクリートを少し崩しながら機体は軟着陸を果たした。
【行動:貨物機を撃墜+やっとスタート…】
【位置:T13】【残り行動値:2P】
【武装:狙撃用大型ビームライフル残り4発】
【行動方針:これから】
【同盟:なし】
んみょー。なかなかお返事ありませんねー。
お先に基地へいっちゃおうかなー。
なーんて考えていたら通信が来た。
ゾックの方からだった。
『……キャットさん、でしたね? こちらはリーア・ミノフスキー。
一つ、質問させて下さい。
南の基地で、何を探すつもりですか? そして見つけたもので何をするつもりですか?
それ次第で私の回答は変わるのですが』
まよわず即答
「何を探すって?いやー基地で探すものといったら武装以外ありませんよー。
古今東西基地までランチにでも行くって聞いたことありませんし。
んで。見つけたもので何をするかっていうと。まぁこの相棒に武装の追加を
してあげるのさ。ついでに趣味も兼ねてちょっとばっかし改造してあげたいんだよねー。
最終的には生き残るってのは目標だけどさ。でもあまり戦闘はしたくないね。
だってこの相棒が傷ついちゃうし。誰だって『人殺し』はしたくないでしょ(苦笑)
だから君は基地に行かないよーって言ったらそれまでゾックたんも傷つけたくないし
君を『殺し』たくはない。」
バカみたいにぽんぽんと自分の考えを述べてゆく。
ただ、前の機体に対していや。先の相手からの通信を違和感を感じ
いつでも撃ってきてもいいように微妙な間合い、そしていつでも回避行動の取れる
準備をして通信に一言付け加える
「ただ。僕に敵対して攻撃してくる相手に手心を加えるつもりはないよ。
敵対するものは全て容赦なく・・・潰す」
書き忘れww
【行動】リーアの通信に対して返答
【残り】2
【行動方針】基地に行ってドレスアップ
既に自分の頭の中身を話してるだけの協力行動w
【同盟】只今交渉中?
人というのは大体悪い予感というものが当たるものである
そして、それはエィケズにとっても当たるものであった
[…ああ、死ぬほど、な
知り合い、もしかしたらここに来ることになったかもしれない友人に
MSで射撃をやらされたんだが…そのときどういうわけか
隣の的を打ち抜いた…つまりはそういうことだ]
(やっぱり……)
エィケズは激しくうなだれる、先天性超絶神懸り的方向音痴と
激しく見当違いなMAが支給された青年
コンビとしては最悪なのではなかろうか
(なんてこったい!これじゃあ援護射撃もままならんじゃないか!!)
頭を抱え、戦闘があった時の事を考える
(アプサラスVは射撃が出来ない……それじゃあ只のでくのぼうじゃないか!!
それに俺も慣れてないMSでいっぱいいっぱいだし……死んだか?)
[ところで君は…MSには詳しいか?]
突然通信が入る、どうやら彼はMSにはてんで知識が無いらしい
[まぁ、人並み……かな、一応軍人なんでね、そこそこの知識はある
でも……この、ガブスがなんたらとかネロとかは知らないな……
聞いた事が無い、何処の所属のMSなんだか……
それとな、整備とかも人並みにできる、一応軍人なんでね
…………いや、人並みというかメンテナンスくらいかな?]
エィケズは自分が不器用な事を思い出す、そういえば小等部の頃、図画工作の成績はいつも『がんばりましょう』だった
最悪のコンビは市街地を目指す
【残り行動値:4】
【位置:S-08→S-10(アプサラスVに乗ってるため行動値消費無し)】
【行動:お肌の触れ合い通信(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:コードと共に市街地へ】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
滑走路に留めたままのウェイブライダーが、ようやく視界に入ってきた。
「……あ」
そうだ、補給もしておくべきだろう。
短時間のフライトだったが、それでも多少は推進剤を消耗している。
不測の事態に備え、できることは全てやっておく。
生き残る為だ。
司令室で見た地図を詳細に思い出す。
そう、整備用のドックだ。あそこならば、補給も十分に行なえる筈。
次の行動を決定し、コックピットへ乗り込もうとしたその時。
「ニャア……」
足元には一匹の猫。赤い首輪は人に飼われていた証しか。
「お前も……捨てられたペットか……」
痩せ細り、弱々しく震える猫。そっと喉を撫でてやる。
市街地から迷い込んだか、或いは基地の住人によって飼われていたのか。
骨と皮だけの痛々しい姿で。
「ニャア……」
最後に一声、か細く鳴いて。
その猫は音もなく、アスファルトの上に崩れ落ちた。
【行動:機体整備・猫の埋葬:-2】【残り行動値:2】
【現在位置:D-17】
【武装:変化無し】
【所持品:フライトジャケット追加】
【行動方針:未定】
【同盟:無し】
『何を探すって?いやー基地で探すものといったら武装以外ありませんよー』
『最終的には生き残るってのは目標だけどさ。でもあまり戦闘はしたくないね』
『誰だって『人殺し』はしたくないでしょ(苦笑)』
『ゾックたんも傷つけたくないし 君を『殺し』たくはない』
『ただ。僕に敵対して攻撃してくる相手に手心を加えるつもりはないよ。
敵対するものは全て容赦なく・・・潰す』
「……なるほどね〜」
リーアは呟いた。前半の呑気な口調、本心かららしい『殺したくない』との言葉。
そして……最後の一言に込められた殺気。
(のほほんとした性格は天然っぽいけど、芯にはしっかりした覚悟がある……
この人、『同盟相手』としてはかなりイイかもしれない……)
「リーア、ドウスル?」
「ドナイスンネン?」
迷うリーアを二体のハロが急かせる。
「……そうね。一人では生き残れない………」
次に会う相手が、このような好意的な相手だとは限らない。
いきなり戦闘を仕掛けてくるかもしれないのだ。同盟相手の選り好みはできない。
それに……基地に行けば、何らかの武器や整備施設があるだろう。
ゾックの汎用性の低さを補う何かが見つかる可能性は、低くない。
リーアは決断した。
『……先ほどの『お誘い』は、同盟の申し出と考えていいんですね?
だったら、こちらからも是非お願いします。行き先は基地ですね?
私もゾックを改造したいと思いますし。『ハロピーモ カイゾウシル!』
……だからハロP、大事な話の邪魔するんじゃない!!(ドカッ!)』
……相変わらず邪魔ばかりするハロPを蹴り飛ばす。
リーアは敵意のなさを示すべく、ドライセンに己の側面を向ける。
背中でも見せてあげたい所だが、生憎ゾックは前後対称。かえって誤解される。
『それはそうと……あっちのネロはどうするつもりなんでしょうね?
私もさっき共闘を呼びかけたんですが……反応がないんですよ』
先ほどから気になっているもう一つの機体について、キャットに話し掛ける。
……EWACネロの様子は、こちらの出方を伺っているかのようにも見える。
通信の回答がないことが、いささか不気味な気もする。
【行動:グリーン=キャットに通信、同盟受け入れを表明】
【位置:T13】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:クラインの様子見、基地に行ってゾックを改造】
【同盟:11番グリーン=キャット(同盟成立?)】
自力で操縦技術を物にしようとして早4時間。
実感したのはショックアブソーバーの利き具合だけだった。
これが無ければ、全身打撲ですでに死んでいるだろう。
普通に前進する分にはバランサーが働くが、
臨戦態勢を想定して地面にはいつくばろうとすると、思いっきり転び、腹を打つ。
どうせ誰も殺し合いなんか出来ねーんだから、いいけどさ。
こういうのは非難訓練と同じだ。
やっていることに、いまいち現実感がなかった。
【移動0】【残り行動値:4】
【位置:S−20】
【武装:後頭部60mm機関砲 ビームサーベル×4 メガ粒子砲×2
脚部ムーバブルフレーム・クロー ビームマシンガン】
【行動方針:操縦技術の習得】
【同盟:なし】
しまったぁぁぁぁぁ。最後の方で素に戻ってしまった。
なんでも迂闊にしゃべらないほうがいいな。相手も怖がるかもしれないし・・
と思っていたら相手から返信がきた。
『……先ほどの『お誘い』は、同盟の申し出と考えていいんですね?
だったら、こちらからも是非お願いします。行き先は基地ですね?
私もゾックを改造したいと思いますし。『ハロピーモ カイゾウシル!』
……だからハロP、大事な話の邪魔するんじゃない!!(ドカッ!)』
ん、誰か他にも乗っているのか?いやゲームのルールからして
二人乗っているとは考えられないし・・・
などと考えているとゾックが側面を向いた。
攻撃する意思はないというわけか。
こちらも攻撃体勢をといてそろそろと近付く
相手に触れる前に返信がもう一度はいる
『それはそうと……あっちのネロはどうするつもりなんでしょうね?
私もさっき共闘を呼びかけたんですが……反応がないんですよ』
反応がないのか。そうなのか。
いくつかの可能性を考えつつゾックに近付きそして
左手でゾックの肩にさわり接触通信に変える。
「とりあえず接触通信に変えさせてもらうよー。
あっちのネロたんはいわば強行偵察の機体。普通の通信だと
盗聴されている危険もあるかね。
まずはまぁ同盟ってことでいいかな。二人とも気が向かなければ
一人に戻ればいいことだしね。そのときは背中からドスンってのはごめんだけど(苦笑)
とりあえず基地まで一緒で。僕と君の相棒のドレスアップしようじゃないか。僕も手伝うよ。
それとあっちのネロたんの反応がないこといくつかの可能性は考えてみた」
(長いんで続く)
「可能性その1。まだ誰も搭乗してない。
僕の相棒は町の外れで待っていたからね。ネロたんも誰かを待ってるのかも。
または機体から降りてなにか捜索しに行ってるかもね。
ここらへんで探すものなんてなんもなさそうだけどさ。
生身の状態で誰かにやられてるかもしれない。そうすると
僕らも十分に警戒が必要になるかもね。
可能性その2。寝てる。
機体に乗ったままそのまま疲れてるのぐっすりと(笑)
まぁ可能性としては低いと思うけどありえない話じゃないのかも
可能性その3。こちらを『観察』している。
強行偵察の機体だけあってこちらの会話の盗聴ぐらいできるでしょ。
こちらがどう動くか見極めてから全く無防備な状態になってから
後ろからズドン。正直これが可能性として高いかもしれない」
早口に一通り僕の考えを述べる。
そしてふとそのこと以外で話すことを思い出す
「ところで自己紹介が遅れたね。僕の名前はグリーン=キャット。
正真正銘の学生。まぁ機械好きがこうじて工学系の大学に在学中。
ところでリーアさん。あなたと一緒にいる『ハロピー』って誰?」
自分の疑問のほうが頭の中にあってネロのことなど半分忘れてしまっていた。
【行動】リーアに通信。同盟をする
【行動方針】リーアの同乗者の確認。
ネロの動向の探り(半分忘れてるww)
【同盟】リーアさんと同盟。はぢめての仲間(笑)
捨て猫の埋葬を終え、機体の整備も完了した。
武装面でも課題だった火力の貧弱さを、RX-178のビームライフルを入手したことにより改善できた。
当初の目的はほぼ達成できたわけだ。
ここまでは順調に物事が進んでいるといえるだろう。
あとは他の参加者との接触だ。
与えられた任務が『最後の生存者』になることである以上、他者との戦闘は必要不可欠である。
任務を果たすこと、それが私の生きる理由。
芸を仕込まれた飼い犬は、ひたすらにそれを繰り返すのみ。
仕込まれた芸――MS戦闘技術、殺人技術、特殊工作技術、医療技術、そして……愛玩される存在としての技術。
捨てられた犬は、覚えた芸でしか生きていけない。
できないのならば、あの猫と同じ運命を辿るだけ。
少し感傷的になり過ぎたようだ。
さあ、任務に戻ろう。
先ずは武装を機体に適合させなければ。
MA形態でもビームライフルを扱えるように改造するのは少々骨が折れそうだが、ここの設備なら私にも不可能ではないだろう。
【行動:RX-178用ビームライフルの、シールドとの連結可能化・火器管制プログラムの修正:-2】【残り行動値:0】
【位置:変化無し】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:他者との接触】
【同盟:無し】
ドライセンが近づいてくる。
一気にホバーを吹かして逃げ出したくなるのを堪え、接近を許す。
……想像した通り、相手は接触回線で通信をしてきた。
『とりあえず接触通信に変えさせてもらうよー。
あっちのネロたんはいわば強行偵察の機体。普通の通信だと盗聴されている危険もあるからね』
キャットは前置きをする。
(盗聴……そうえいばありえる話だよね)
リーアは心の中で呟く。
『まずはまぁ同盟ってことでいいかな。二人とも気が向かなければ一人に戻ればいいことだしね。
そのときは背中からドスンってのはごめんだけど(苦笑)
とりあえず基地まで一緒で。僕と君の相棒のドレスアップしようじゃないか。僕も手伝うよ』
まずは同盟成立。
『それとあっちのネロたんの反応がないこといくつかの可能性は考えてみた』
……誰も搭乗してない。寝てる。そして『観察』している。
青年の推測は正確だ。そしてリーアも同じ可能性、同じ結論に達している。
「結構、似たもの同士なのかな……?」
呟いたところで、その推測を肯定するような通信が続く。
『……ところで自己紹介が遅れたね。僕の名前はグリーン=キャット。
正真正銘の学生。まぁ機械好きがこうじて工学系の大学に在学中。
ところでリーアさん。あなたと一緒にいる『ハロピー』って誰?』
「ハロピー! ハロピーッテユウタ!」
「そういえば、挨拶もしてなかったわね」
リーアはニッコリと微笑む。
音声だけにしていた通信を――ポーカーフェイスには自信がなかったのだ――、画像ありに切り替える。
そして接触回線を通じて、画面の向こうのキャットに微笑みかける。
『私はリーア。工業系のハイスクールの学生です。
プチモビやホビーMSの自作が趣味ですから、
資材と設備があればかなりのことができますよ。
あとこれが私の『同乗者』の『ハロP』と『ハロG』。
『ヨロシューナー!』『キャット、ヨロシク、ヨロシク!』
ハロGは私の自作。キャットさん、これからよろしくお願いします♪』
あまり容姿に自信があるわけではないが、それでも最大限の微笑みを浮かべる。
彼を敵にしたくない。彼とだけは殺し合いたくない。
……打算だけではない、一種の感情がリーアの中に湧き上がっていた。
なにしろ彼は、ハロ達を除けば初めての『仲間』なのだから。
【行動:グリーン=キャットに自己紹介(接触回線、−0p)】
【位置:T13】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:クラインの様子見、基地に行ってゾックを改造】
【同盟:11番グリーン=キャット】
唐突に音声回線から画像ありの回線に切り替わった。
『私はリーア。工業系のハイスクールの学生です。
プチモビやホビーMSの自作が趣味ですから、
資材と設備があればかなりのことができますよ。
あとこれが私の『同乗者』の『ハロP』と『ハロG』。
『ヨロシューナー!』『キャット、ヨロシク、ヨロシク!』
ハロGは私の自作。キャットさん、これからよろしくお願いします♪』
急なことでいきなり戸惑った。とりあえず女の子だってことだった。
なんで今まで気付かなかったのか。声で気づけよ、僕ってば
とりあえず気を取り直してこちらも画像あり通信に切り替える
「えっ。お、女の子。女の子がMSに乗ってるの(汗)
リ、リーアさんも工業系の学生だったのね。まぁこれも何かの縁かな?
こちらこそよろしく。ハロPもハロGもよろしくなっ」
ちょっと顔が赤面してるのが気付かれたかな?余計なことを
気にしつつ一つの疑問が解消されたことによりもう一つの疑問に向かうことにした。
「ところであのネロたんだけど・・・・とりあえず無視して先に基地へ向かおうか?
幸いリーアさんの機体は前後対称のゴックだし。
僕もむしろ向きで暫く遠ざかれば警戒は十分できるし。
なによりこのままここに居ても時間が経つだけでどうしようもないし・・・」
そして心の中で付け加える。
(ネロたんも傷つけたくないし。それに早くドレスアップもしたいんだよねー)
【行動】接触回線で会話
【残り】2
【武装】変わりなし
【持ち物】変わりなし
【行動方針】基地へ行ってドレスアップに絞る
【同盟】リーア=ミノフスキー
「リーア=ミノフスキーにグリーン=キャットか…」
相手からの通信など一切構わず、パラパラと配布された書類に眼を通す。
ディスプレイ上には警戒信号が流れているが、その操作盤上には
彼のだらしなく伸ばした足が乗っかっている。
こんなに余裕がある態度を取れるのもひとえに経験から来るものだ。
何事も油断は禁物などと言う奴もいるが、自分にはわかっている。
彼らが攻撃してくる気が無いということを、そして…
「(スキだらけ…なんだよな)」
彼ら自身はいつ攻撃が来てもいいように身構えているつもりなのだろう。
だが、いくら構えだけは立派でも所詮『張子の虎』というものだ。
こちらがその気になればすぐにコクピットを潰すことも出来る。しかし…だ。
──時間にして数刻ほど前。
クラインが地上に降り立ち、
この機体特有の長距離レーダーを起動させた直後からMSの反応はあった。
リーア=ミノフスキーの搭乗しているゾックである。一応警戒はしていたが、
彼女の動きはとても戦場にいるとは思えないほど穏やかなもので
尚且つ、接触して向こうが一番最初にしてきたことは『交渉』であった。
次に接触してきたのはドライセンを駆るグリーン=キャットである。
彼もまた最初にこちらに対して行ってきたことは『交渉』であった。
まぁ、こちらの場合そういうレベルの話でもないのかもしれないが…
共通していることはどちらも積極的に戦おうという意思が無いことだ。
こちらを気にしつつもお互いに話を進める彼ら。
無線傍受などいい趣味ではないが、向こうの挙動を探るにはいい手段だ。
失礼とは思いながら、通信をキャッチさせてもらう。
『南の基地で、何を探すつもりですか? そして見つけたもので何をするつもりですか? 』
『誰だって『人殺し』はしたくないでしょ(苦笑)』
『……先ほどの『お誘い』は、同盟の申し出と考えていいんですね?』
『それはそうと……あっちのネロはどうするつもりなんでしょうね?』
聞こえてくる会話が彼らの意思を伝える。どうやら互いに下手な交渉術でないようだ。
その内にドライセンが動きだし、ゾックとの接触を試みる。
やっとこちらの通信傍受を警戒しだしたらしい。すでに手遅れではあるのだが.…
ハァ…とクラインは軽くため息を漏らす。少し拍子抜けしたといえば嘘ではない。
だが、自分の目的を果たす前に余計な損害を蒙るのはもっとごめんだ。それに…
「前途ある若者を殺すのは忍びないからな。」
接触回線を続ける彼らを横目にクラインは機体の操作を再開する。
ネロが動きだしたことに両機が反応するが、そんなことはお構いなしに歩を進めていく。
マップを開き、しばし眺める。自分のひとまずの目的地はここからだと北西の方角になる。
彼らに伝えることも特には無い。せめて長く生き長らえることを祈るのみだ。
背を向け完全に隙を見せても、背後からの警戒反応は無い。
ペダルを踏み込むと、ネロはその足を速めその場所を後にした。
【行動:通信傍受&移動)】
【位置:R13】【残り行動値:無し】
【武装:大型狙撃用ビームライフル 残弾数4】
【行動方針:H4付近の基地を目指す】
【同盟:無し】
「さて、次は……と、こいつを忘れてたな。」
コンテナの中のミノフスキークラフトを眺めた。
初めてMS搭載が可能になった当初よりはやや小型でなんとかこの機体にも装着可能らしい。
ともかく格納庫内にあるものを利用して設置に取り掛かった。
「やれやれ、思ったより手間がかかったな。」
時間はかかったもののなんとか取り付けることが出来た。
「さて、後は少し調整をせねばな…」
コクピットにもぐりこむとコンソロールパネルを操作し始める。
(おそらくはこれで使える……はずだろう。)
しばらくしてパネル操作を終え
食料のパンをかじりつつ、コクピットハッチを閉めた。
【行動】取り付け -1 整備 -1【残2】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】基地内の探索続行
【位置】V−16
【同盟】無し
『えっ。お、女の子。女の子がMSに乗ってるの(汗)
リ、リーアさんも工業系の学生だったのね。まぁこれも何かの縁かな?
こちらこそよろしく。ハロPもハロGもよろしくなっ』
慌てたように応える、知的な青年。
リーアはムッとした表情が出ないように意識する。
(女の子、って……声で気付かないの? MSに乗ってちゃ悪いっての?)
彼女の密かな怒りに気付かず、青年は通信を続ける。
『ところであのネロたんだけど・・・・とりあえず無視して先に基地へ向かおうか?
幸いリーアさんの機体は前後対称のゴックだし。
僕もむしろ向きで暫く遠ざかれば警戒は十分できるし。
なによりこのままここに居ても時間が経つだけでどうしようもないし・・・』
答えるよりも先に、ネロが動いた。
……ふたりに背を向け、北西に去っていく。
『……どうも、やる気はなさそうですね。
私たちと組んでくれる気もなさそうですけど……。
じゃぁ、私達は基地に行きますか……』
リーアは答え、ゾックを南へ向ける。
(さっきのネロ……ひょっとして、見逃してくれたのかな……?)
ふとそんなことを思う。
警戒してても、MSの扱いに慣れていても、所詮は戦闘の素人。
向こうがプロなら二体一でも勝ち目はない。
リーアは警戒しつつ、ゾックを進ませる。
【行動:移動T13→T14→T15】
【位置:T15】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:基地に行ってゾックを改造】
【同盟:05番グリーン=キャット
「森〜森〜川も近くにあるみたいだから水には困らない筈だな…」
移動しながら考えていたのだが結構森のポジションがいい、近くには基地と川もある。
その事に気がつきふとこのままサバイバルしようかなとも思ったりした。
【行動:X5→R3(Gフォートレスで移動、−4p)】
【位置:X5→R3】【残り行動値:0p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:脱出協力者探し・気まぐれで森へ】
【同盟:なし】
あ、ネロたんが動く。
盗聴という言葉が自分の頭の中で響く。
(盗聴しててこちらが去っていく時に動くという事は・・・
仕掛けられるのか!)
内心冷や冷やしながらレバーを握る。自分で分かるぐらい震えている。
と、内心を見透かされたように一瞥されたと思ったらそのまま北西の方角へ
消えていった。
『……どうも、やる気はなさそうですね。
私たちと組んでくれる気もなさそうですけど……。
じゃぁ、私達は基地に行きますか……』
「う、うん。そうだね。それじゃー。心のつっかえもとれたところで
基地へ向かって出発進行ー!」
ズモモモモー
ネロが去っていったことで緊張の糸がほぐれたのか、
それとも女性と一緒にいることでなのか。いつもののほほん気分にもどる
「道路は続くーよ。どーこまーでもー♪」
さっきまでちょっと殺伐とした雰囲気から一遍まったりした空気が流れる。
そして何事も無く基地に到着。
しかしそこには先客がいた!
【行動】T13→T15→U16→V16
【残り】1
【武装】変わらず
【行動方針】基地に行ってドレスアップ
【同盟】リーア=ミノフスキー
立ち去るネロを、撃つことはできなかった。
……さっきまでは、「仲間にならないなら敵」と思っていたのに。
向こうもこの「プログラム」のルールは理解しているはず……。
なのになぜ、背を向けたのだろう?
『倒すべき敵』と『偽りの味方』しかないのがこのゲームなのではなかったのか?
「……味方にする価値も、今殺しておく価値もない、ってことなのかな………」
自虐的な笑みが口元に浮かぶ。
前を走るキャットは、どう考えているのだろう?
『道路は続くーよ。どーこまーでもー♪』
キャットの歌声。思わず顔がほころぶ。
「……ほんと、呑気な人ねぇ」
「ノンキヤネー」
「リーア、キンチョウヌケタ! ゲンキニナッタ!」
それぞれ勝手なことをいうハロ。
青年と二体のロボットに、リーアは心救われている気がした。
……次の高速ジャンクションを左折。目の前に基地が見えてくる。
「そろそろね。何かいいものがあればいいんだけど……」
「サガシモノ! サガシモノ!」
「ハロピー ノ カイゾウ! ハロピー パワーウp!」
「……ハロP、『うぷ』って一体何なのよ?」
相変わらず意味不明な言葉を話すハロPに、リーアは軽い頭痛を覚えた。
しかし……その基地に、先客がいるとは。
【行動:移動T15→T16→U16→V16(道路の移動ボーナスあり、2p)】
【位置:V16】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:基地でゾックを改造】
【同盟:05番グリーン=キャット】
あの機体は・・・・
素早くデータ照合を行う。
データ検索・・・照合・・・ザクV後期型
噂に名高い名機ザク。それもかなりの発展型に出会えるなんて
ちょっと感動。
んー。でもここに先客がいるってことはすでに
役に立つものは無いって考えるのが当然か。
でもこの基地はそれなりに広いみたいだから先に行けば
まだ何かあるかな。ふふふっ
そんなことを考え当然の如く相手に通信をする
「そこのザクVたーん。お元気ですかー。僕は元気でーす。
僕はこの基地にこの相棒をドレスアップしにきましたー。
でも君がここにいるってことはここにはめぼしいものって
もう残ってないよね?だからもうちょっと先に行きたいですけどー。
一緒に行きませんか?」
相変わらず何も考えてないような口調で相手に通信を入れた。
【行動】ザクV後期型に通信ー1P
【残り】0
【武装】変わりなし
【持ち物】変わりなし
【行動方針】この基地でドレスアップ
またもや説得ともいえない説得行動(笑)
【同盟】リーア=ミノフスキー
保守。
ぼくは頭が悪いからわからない。
格納庫から出たころレーダーが反応する。
「何っ?……1、いや2か。」
無論、多くの武器がある基地へと参加者が集まって来るのは予想できることだが、
こうも早い段階で複数機で来るとは予想できなかった。
西のほうを向き二機の機影を確認する。
(ドライセンにゾックか…随分と粋なMSだな、さて…どう出るか)
その時向こう側から通信が入る。
『そこのザクVたーん。お元気ですかー。僕は元気でーす。
僕はこの基地にこの相棒をドレスアップしにきましたー。
でも君がここにいるってことはここにはめぼしいものって
もう残ってないよね?だからもうちょっと先に行きたいですけどー。
一緒に行きませんか?』
おそらくドライセンのほうからの通信だろう。
(たしかリストによればグリーン=キャットという人物だったな…)
(『(一時的に)手を組め』ということか……二対一でお相手というのも正直面倒だが。)
ともかく、頭の中で考えていても相手には伝わらない。
こちらも返信する。
「私はウィルト=ラインステッドというものだ、君の言っていることは大体わかった。
一緒に行く?それも確かに魅力的ではあるが、その前に一つ聞こう…」
「もし、ここで君たちを止めると言ったら?」
【行動】返信 -1【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】相手の反応を待つ
【位置】V−16
【同盟】無し
>>122 うーん、確か・・0136ですよね・・社員旅行出発前に見ていた新聞に0136と確かに書いてありましたし。
絶対に0136だと、私は確信を持ちました。
「ン、年齢は26だが、・・・ひゃくさんじゅうろくねん!?いま、136年と確かに言ったな?」
「ええ、そうです。0136年です。間違いない無いと思います。」
・・・兵隊さんの反応はありませんでした。
怪しい。私はそう思いました。もしかしたら・・・兵隊さんは・・
1、 ジオン公国マニアの兵隊さん。
2、 ジオン公国の兵隊マニアさん
3、 本当にジオン公国の兵隊さんで、何かしらの方法でタイムスリップしてきた。
・・・う〜む、1も2もありえますし、3ももしかしたら・・・
アルム「たしかウラシマ効果とか言うものでいけるかもしれませんし、さっぱり・・」
ハロ「♪マサカリカツイダウラシマタロウ、クマニマタガリオウマノケイコ、リュウグウジョウニイッテミタラ、ヒトツワタシニクダサイナ?」
・・・思わず考えていたことが口に出てしまいました。多少焦りましたが、落ち着いてまた考えてみることにしました。
ウラシマ効果とは、光の速さで移動すると自分が年を取らなくなるんだかなんやら・・・
名前の由来は確かニホンの民話の話で似たような現象を起こした話があるとか無いとかで
そう付けられたとか聞いた覚えがあります
童話にもなっていてそれがハロの歌った歌だったような気がします。多少違う気もしますが。
多少多いので続く。
考えていると兵隊さんから通信が入りました。
トルヴァ「ま、まあ、難しいことは後にして、無事に街に着いたし、君はそのすきっ腹を
どうにかしなよ、俺の分も確保してくれんか?俺はちょっと薬探してくる・・・。
君の分も傷薬とか持ってくるからさ・・・。」
アルム「わかった。もし薬局に行くんだったら・・・いや、なんでもない。
(酔い止め薬持ってきてなんていえないですしね。)
デパート探してきますわ。そこで食料品とか調達してきます。」
ハロ「ハロ!デパート!」
私は、そういったあと、バタラを動かし始めました。
【通信−1 Iの20に移動中−3】【残り行動値:0】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 今現在が宇宙世紀何年か思い出す・トルヴァに同行してIの20の街に向かう
【同盟】トルヴァと同盟?
『そこのザクVたーん。お元気ですかー。僕は元気でーす。
僕はこの基地にこの相棒をドレスアップしにきましたー。
でも君がここにいるってことはここにはめぼしいものってもう残ってないよね?
だからもうちょっと先に行きたいですけどー。一緒に行きませんか?』
目の前のザクV後期型に、グリーン・キャットが相変わらず気の抜けた声で話し掛ける。
幸運にもと言うべきか、ザクVは問答無用で撃ってきたりはしなかった。
代わりに、いささか厳しい雰囲気を纏った声が返答する。
『私はウィルト=ラインステッドというものだ、君の言っていることは大体わかった。
一緒に行く? それも確かに魅力的ではあるが、その前に一つ聞こう…』
『もし、ここで君たちを止めると言ったら?』
……試されている。
先ほどリーアがキャットを値踏みしたように、今度はこちらが値踏みされている。
リーアはキャットの様子を見たが、彼は無言だ。
こちらに任せる、ということか。
今度こそ邪魔されないよう、ハロPの音声出力を強制的に切ると、通信を入れる。
『……こちらはゾックのリーア。もし、貴方が戦うというのなら……私達は応戦します。
ただし、こちらからは仕掛けるつもりはありません……』
リーアは一つ息をつく。ザクV……ネオジオン紛争時の名MS。
相手の技量は分からないが、そのスペックを存分に活かされれば、陸上のゾックに勝ち目は薄い。
機体のレベルとしてはドライセンとほぼ同等だから、二体一ならそう不利でもないかもしれないが……。
無闇に敵に回したい相手ではない。そして、前のネロの時のように『無価値』とは判断されたくもなかった。
慎重に言葉を選び、『餌』を撒いてみる。
『……この『プログラム』、一人で戦い続けるのは難しいですよ。
先のことは分かりませんが、協力できるのなら協力しあった方がよくないですか?
私達は整備関係には強いですから……そのザクVの追加ユニットの調整も手伝えますよ』
見るからに後付けの飛行ユニット。ザクV本体と塗装が違っていた。
この基地で見つけたのか、最初の支給品なのか……なんにせよ、彼が自分で取り付けたものだろう。
十分な微調整は済んでない可能性が高い。
(これで彼が「私も整備士だ」なんて言い出したら、整備士トリオになっちゃうわね……)
リーアは心の中で苦笑しつつ、相手の反応を待つ。
……ちゃっかりドライセンの後方に陣取ったままで。
【行動:通信(04番ウィルト=ラインステッドに同盟申し出)(−1p)】
【位置:V16】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:ウィルトを説得、基地でゾックを改造したい】
【同盟:05番グリーン=キャット】
159 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/24 15:48 ID:Yo85o/MU
>>156 いまさら気付いたんですが修正です。
【通信−1 Iの20に移動中−3】【残り行動値:0】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 今現在が宇宙世紀何年か思い出す・トルヴァに同行してIの20の街に向かう
【同盟】トルヴァと同盟?
を
【通信−1 探索−1】【残り行動値:2】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 デパートを探してデパートで食料品その他を入手
【同盟】トルヴァと同盟?
に修正です。
えーっと
>>159は私です。無駄レス&ageてしまってすみません。
「私はウィルト=ラインステッドというものだ、君の言っていることは大体わかった。
一緒に行く?それも確かに魅力的ではあるが、その前に一つ聞こう…」
妙な間が空く
「もし、ここで君たちを止めると言ったら?」
んー。そうきたか。ならばこちらは・・・
と考えていると先にリーアさんのほうから相手に返信が入った
『……こちらはゾックのリーア。もし、貴方が戦うというのなら……私達は応戦します。
ただし、こちらからは仕掛けるつもりはありません……』
『……この『プログラム』、一人で戦い続けるのは難しいですよ。
先のことは分かりませんが、協力できるのなら協力しあった方がよくないですか?
私達は整備関係には強いですから……そのザクVの追加ユニットの調整も手伝えますよ』
リーアの話は実に利にかなってるなー。うーん。
ならもう少し相手に揺さぶりをかけてみようかなっと。
「いやはははははは。止められるなんて微塵も思ってませんでした。
いやー。でもただで通して欲しいなんて言わないですよ。
もちろんリーアの言った通り僕らは整備しか脳が無いので整備させて
もらえるなら喜んで整備しますし、奥にもっと良い装備があったら分け合いましょう」
そしてわざと間を少しあけて付け加える。
長いので続く
「ただどうしてもこちらを止めると言うのなら・・・・僕たちに取れる選択肢は二つ。
逃げるか応戦するかですね。僕は迷わずにげちゃいますけどね」
一つ嘘を言った。正確には逃げながら応戦である。そして・・・
ちらっとゾックをみる、気が付けばきっちり僕の後方に控えていた。
相手にわざと見えるように少し交代し接触回線でリーアさんに話し掛ける
「もし、相手に僕らを攻撃するようであれば君はまず来た道をそのまま引き返して
街まで逃げて欲しい。とりあえず僕が足止めぐらいはするからね」
気が付けばまだ出合ったばかりのリーアさんを気遣う僕がいた
【行動】ザクV後期型に通信(回線開きっぱなしってことで消費0で)
【行動方針】基地で機体のドレスアップ
邪魔されるようであれば街まで後退(リーア優先)
【同盟】リーア=ミノフスキー
『いやはははははは。止められるなんて微塵も思ってませんでした。
いやー。でもただで通して欲しいなんて言わないですよ。
もちろんリーアの言った通り僕らは整備しか脳が無いので整備させて
もらえるなら喜んで整備しますし、奥にもっと良い装備があったら分け合いましょう』
『ただどうしてもこちらを止めると言うのなら・・・・僕たちに取れる選択肢は二つ。
逃げるか応戦するかですね。僕は迷わずにげちゃいますけどね』
キャットの通信。思わず溜息が漏れる。
とりあえず逃げる……これがこの人の基本行動方針か。
それに、こちらが意識的に『整備が得意』と言ったのに、『整備しかできない』とあっさり真実を言ってしまった。
交渉の基本戦略が違うだけなのだろうが……リーアは軽い落胆を感じる。
だが、ドライセンが静かに動き、ゾックに接触回線を開いてきた時――その落胆は一気に消滅した。
『もし、相手に僕らを攻撃するようであれば君はまず来た道をそのまま引き返して
街まで逃げて欲しい。とりあえず僕が足止めぐらいはするからね』
「……なにを言ってるの……?」
こちらがイザとなったらドライセンを盾にしようとしてたことは、見抜かれているはずだ。
なのに、この言葉。
短い付き合いだが、愚かな人物でないことは分かっている。死にたくないと思ってることも知っている。
なのに……なぜ私を庇おうとするの?
リーアは混乱しつつも、よく考えもせずに接触回線で言葉を返す。
『……いや、逃げるのなら、しんがりは前後対称のゾックの仕事でしょう。
踏みとどまって戦うなら、ドライセンが前衛でしょうけど……
大丈夫、絶対見捨てたり裏切ったりしませんから!』
……あくまで冷静な戦術を立てているだけだ。今の約束も、彼を上手に使うための嘘だ。
リーアは自分に言い聞かせる。
だが……このおどけた知的な青年に心揺れる自分にも、彼女は気が付いてしまっていた。
背後で口を封じられたハロPが何か言いたそうに飛び跳ねるが、リーアは無視する。
『機体のドレスアップ、一緒にするって言ったじゃないですか!
もし説得できない相手なら……ここで倒しておくべきです!』
【行動:接触回線で相談(−0p)】
【位置:V16】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:ウィルトを説得、駄目なら踏み留まって戦う
基地でゾックを改造したい】
【同盟:05番グリーン=キャット】
[まぁ、人並み……かな、一応軍人なんでね、そこそこの知識はある
でも……この、ガブスがなんたらとかネロとかは知らないな……
聞いた事が無い、何処の所属のMSなんだか……
それとな、整備とかも人並みにできる、一応軍人なんでね
…………いや、人並みというかメンテナンスくらいかな?]
[そうか…なら少しは大丈夫だな…先ほども言ったがこちらは剣しか扱えん男だよ]
自分で行って苦笑する
無力だな、はっきりとそう思う
たぶんまともにやれば自分は生き残れないだろう
だからなのだ、この茶番を終わらせようとしているのは
本当に情けない理由、それだけのためにコードは動いていた
[そろそろ町が見えてくる頃だな…如何する?]
動き続けるアプサラスV、そのカメラにだんだんと町が写っていった
【接触通信:−0 移動:−4】【残り行動値:0】
【位置:S10→P09】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲】
【行動方針:生活用品確保のため市街地へと向かう】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
[そうか…なら少しは大丈夫だな…先ほども言ったがこちらは剣しか扱えん男だよ]
−剣しか扱えない男−その言葉がズーンとエィケズへとのしかかる
(せめてさぁ、普通のMSを支給されてんならいいけどよりによって
射撃武器しかないアプサラスVだもんなぁ……あぁ……)
一人苦悩するエィケズを尻目にケラ達はモニターに映る光景を見て、飛び跳ねる
と、コードから通信が入る
[そろそろ町が見えてくる頃だな…如何する?]
[そ、そうだなぁ……一応確保したいのは水と食料、それとケラ達のエサに
生活用品、その他もろもろだなぁ
俺は……悪いけど待機させてもらっていいかな
はぐれると厄介だしね……]
【残り行動値:4】
【位置:S-10→P-09(アプサラスVに乗ってるため行動値消費無し)】
【行動:お肌の触れ合い通信(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:コードと共に市街地へ】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
>>156 いったんアムルと分かれ、薬局へと向かう。
「えーと、本屋に雑貨屋、金物店・・・・、薬局どこだー?おお、あったあった。」
機体から下り、薬局の中へと入っていった。
まずは、棚に陳列されている薬を一望する。
「ふーむ、これだけあると何もって行きゃいいんだ?
消毒液に包帯とガーゼ、小道具セット、虫下し、熱○まシート
睡眠薬、頭痛薬、目薬・・・。こんなものか?
ああ、あと栄養ドリンクと酔い止め薬ももっていくか・・・。」
手に入れた薬品を、近くの店から調達してきたバッグに詰め込む。
薬品セット×2を手にいれた!!
「よし、デパートへ向かうか。」
颯爽とコクピットへ滑り込む、ドムは砂塵を巻き上げながらアムルの待つ
デパートへ向かっていった。
【行動:探索−1 薬品調達−1】
【残り行動値:2】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(2カートン)】
【行動方針:市街地で物資調達】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
次に入ってきた通信はゾックのほうからであった。
『……こちらはゾックのリーア。もし、貴方が戦うというのなら……私達は応戦します。
ただし、こちらからは仕掛けるつもりはありません……』
(仕掛ける気はない……か。まあ、あるというなら今ごろはドンパチやっているだろうがな。)
一人心中で苦笑する。だがそれも次の言葉を聞くまでの事だった。
『……この『プログラム』、一人で戦い続けるのは難しいですよ。
先のことは分かりませんが、協力できるのなら協力しあった方がよくないですか?
私達は整備関係には強いですから……そのザクVの追加ユニットの調整も手伝えますよ』
(ほう、強請る訳か……思ったよりは強気のようだな)
テストパイロットとして様々な試作機を乗りこなし
外部の整備はメカニックに任せていたものの
コクピット調整等のことはそれなりにやってきている
調整など頼む必要はないのだ。
とは言え地上においてのクラフト運用は未経験であるだけに
完全に自信があるわけでもなかった。
(続く)
さらに思考を廻らそうとした時、ドライセンのパイロットから返信が届く。
『いやはははははは。止められるなんて微塵も思ってませんでした。
いやー。でもただで通して欲しいなんて言わないですよ。
もちろんリーアの言った通り僕らは整備しか脳が無いので整備させて
もらえるなら喜んで整備しますし、奥にもっと良い装備があったら分け合いましょう』
少しの間そして彼はさらに付け加える
『ただどうしてもこちらを止めると言うのなら・・・・僕たちに取れる選択肢は二つ。
逃げるか応戦するかですね。僕は迷わずにげちゃいますけどね』
(やれやれ、ここまで甘いとはな……)
「逃げる?そっちのゾックのパイロットは応戦すると言うが、
君は彼女を見捨てて逃げるつもりか?」
【行動】通信中【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】相手の反応を待つ
【位置】V−16
【同盟】無し
私は、立ち並ぶ高層ビルの中をMSの中で見つめていました。
アルム「えーっと・・・ここは・・どっかのオフィスで・・・ここは・・スポーツジムねぇ・・・ ぐりゅりりゅる
あ〜何処だぁぁぁぁ!」
ハロ「アルム!オチツケ!ナニゴトモリンキオウヘン!」
アルム「・・・そうだったな。臨機応変。臨機応変。・・・デパートがなければ作ればいい!
・・・・違う違う。えっと・・・ここは?・・・・・ビンゴ!ヒット!ゴール!ホォムラァァァン!ストライック!」
ハロ「ハロ!ドウシタアルム!デパートミツカッタ?」
アルム「ああ、見つかったさ。じゃぁ入ろうか。」
ハロ「デパート!ハイロー!」
私は、ゆっくりとバタラをデパートの前に横に寝かせました。
そして、ハロを抱えながらコックピットから出て、デパートの自動ドアの前に立ちました。ドアがゆっくり開きます
アルム「うわっ、なんか・・ちょっとな・・・」
ハロ「アルムドウシタ?!」
デパートに入って私は驚きました。デパートの中には音楽が流れ、ちゃんと電気も生きていました。
まるで、いきなり従業員だけが消えたような・・・・
ぐるりゃんぎゅるるん 腹の虫が再び鳴りました。
アルム「と・・・とりあえず・・・喰うぞォォォ!」
ハロ「オナカコワスナー!」
私は、デパートで見つけたものを片っ端から平らげました。
りんごは数十秒後には芯だけに、ハムのパックは数秒後にはパックだけに、
飲み物は数分後には空になり、あちこちに小さいペットボトルが置いてありました。
アルム「く〜喰った喰った。さて、兵隊さんの分も確保しておかないとね・・
何か入れるもの取ってくるか・・」
ハロ「タベスギチュウイ!キヲツケロ!」
アルム「はいはーい、わかってますよ〜ん」
私は、バックを探すことにしました
続く
カタカタッ
コンソールを手に、コックピット内でプログラムの調整を続ける。
同じアナハイム・エレクトロニクス製の機体なので、RX-178のビームライフルをMSZ-006に対応させるのは難しいことではなかった。
若干の改造は必要だったが、既に問題なく作業を終えている。
残すは火器管制プログラムの修正のみ。そしてそれも、もうすぐ完了だ。
カタッカタカタッ
……それにしても暑い。無駄な消耗を避けるために空調をOFFにしていたのだが……失敗だったようだ。
タンクトップは既に、汗でじっとりと湿っている。
別に不快感を覚えることは無いが、このままにしておくのも問題だろう。
気象データを入手していないので何とも言えないが、地形的に見れば夜間は冷え込みそうだ。
そんな時に湿り気を帯びた肌着を着ていれば、体調を崩す恐れがある。
カタッ
修正完了。
とりあえず、汗を拭くためのタオルでも探しておくか。
そういったものなら、恐らくは先程の街で容易く見つけられるだろう。
ここの基地で探しても良いが……先程の死体の腐乱状況から見て、衛生面で問題が無いとは言い切れない。
任務遂行前に感染症でリタイアとなっては、笑い話にもならないからな。
【行動:D-17→I-20へ移動:-4】【残り行動値:0】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:市街地での探索】
【同盟:無し】
アルム「ええっと、バッグとか売ってるのは・・・6階か」
ハロ「ハロ!バッグ!」
私は、エスカレーター前の何階であの・・なにが帰るのかが書いてある奴・・・を見て、
動いている上りエスカレーターを歩いて上っていきました。
6階に着いて、少し探してみると、比較的大きなデイバッグが見つかりました。
私は、そのディバックを2つ掴んで、また、1階、生鮮食品売り場へ降りていきました。
アルム「うわ〜改めてみてみるとすっげぇなぁ〜おい」
ハロ「アルムタベスギ!ギョウギワルイ!モットギョウギヨク!」
私は、私自身が食事を取ったあとを眺めて、驚きました。
アルム「腹減ってたからな・・・あんま気にしてなかった・・
ハロ「モットキニシロ!」
アルム「ま、それじゃあ食料品を・・」
私は、日持ちのしそうな物からバックの中に入れていきました。
缶詰や保存食、菓子などを交互に60パーセントほど詰めていきました。
アルム「重ッ・・・あとは飲み物っと・・・・」
ハロ「ハロ!ノミモノ!」
私は2リットル入りのミネラルウォーターを3本ずつ入れていました。
アルム「うーん・・・どうしとこう・・・入れたほうがいいかな・・・酒・・・」
ハロ「ハロ!コノヨッパライ!」
アルム「(無視)・・・どうせだから入れとこう。」
ハロ「ヨッパライー!ヨッパライー!」
私は、悩んだ末、ウイスキーボトルを2本ずつ入れていました。
もうちょっとだけ続く。
アルム「さてと、よっこいしょっ・・・っと。重ッ!・・・いったん外に運び出そう。」
ハロ「ツメスギーツメスギー!」
私は、何とかデパートの外に食料品を満載したディバッグを運び出しました。
アルム「はぁ・・・はぁ・・・ちょっと休もう・・・」
私は、コックピットに乗り込み、ハッチを空けたまま外の景色を眺めていました。
アルム「あ〜あ〜、天晴れ、快晴だねぇ。殺し合いなんて嘘みたいだな・・・」
ハロ「イイテンキ!イイテンキ!」
暫くぼんやりしていると、何か・・兵隊さんが乗っていたMSのホバー音みたいな音が聞こえ始めました。
アルム「・・・・誰だ?兵隊さん以外かもしれないし・・・」
ハロ「ハロ!ナンノオト!?」
私は、コックピットハッチを閉め、バタラを立たせ、辺りを見回しました。
アルム「・・・・誰だ?誰が近付いているんだ?・・・・」
【デパート内探索−1 警戒態勢−1】【残り行動値:0】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 ホバー音が何処から誰が出しているか知る
【同盟】トルヴァと同盟?
>>173 「デパートは・・・、あそこか。」
立ち並ぶ商店街の中に一際目立つ、建物があった。
正面入り口に移動すると、バタラが待っていた。
「どーした、えらく緊張しているようだが、他の参加者でもいたのか?」
あたりを見渡してみる。
「レーダーにも反応は無いぞ、それよりもホレ、薬品とってきたぞ。」
薬品セットを一つ、持ってドムから降りた。(少々無防備か?)
【行動:デパート探索−1 通信−1】
【残り行動値:0】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(2カートン)】
【行動方針:市街地で物資調達】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
『機体のドレスアップ、一緒にするって言ったじゃないですか!
もし説得できない相手なら……ここで倒しておくべきです!』
彼女自身に言われてはっとする。そして思い出す。
これは殺し合いのゲームだということに・・・。
そして彼女にその言葉をいわせたのは僕自身が彼女のいった言葉だ。
一緒に基地に基地に行こうという何気ない誘いの言葉。
僕を犠牲にすれば逃げられるのに彼女はそれを拒否した。
(ここで逃げたら僕は男として最低だな・・・)
あらゆる思いが頭の中に駆け巡る。その時、ザクV後期型のほうから通信が入った
「逃げる?そっちのゾックのパイロットは応戦すると言うが、
君は彼女を見捨てて逃げるつもりか?」
相手はこの会話を楽しんでいる。直感的に思った。
すなわち二人同時に相手しても勝てる自信があるのだろう。
そして僕の神経はこの言葉に逆撫でされた。
半分血が頭に上りかけている。自分を自制して返答の通信を入れた。
「いえいえ。逃げると言っても二人一緒にですよ。
でもいまの言葉訂正させてもらいます。
もし仲間になっていただけないのなら、もしくはそこを通してくれないのであれば、
僕はあなたと戦います。力ずくでもそこをどいてもらいます!」
そして一呼吸あけて次の言葉を紡ぐ
「ただ、僕はその機体を傷つけたくないし、あなたを殺したくはありませんっ!
たとえ僕ら二人がかりであなたを倒せなくても傷つけるぐらいできるでしょう。
そして僕らがあなたを倒したとしても無傷とは決して言えないでしょう。
まだこのゲームは始まったばかりです。こんなに早く消耗しても
どちらにとっても有益なことはないでしょう。
だからおとなしく僕らの言葉に従ってくださいっ!」
もはや説得とは言えず後半は脅迫になっている。
そしてその言葉を裏付けるかのごとくザクV後期型に右手のビームスプレーガンを
構えロックオンする。相手もロックオンされたぐらいこれで気付くだろう。
そして接触回線を通じてリーアさんに通信を入れる。
「ごめん。君にそんな言葉を言わせてしまって。
僕ってば最低だね。だから僕も逃げるのはやめるよ。
そして必ず勝とう。必ずねっ。
ハロP。ハロG。リーアを守ってやれよ。」
気が付けばリーアさんを馴れ馴れしくも呼び捨てにしている
ことに気が付き場違いなまで赤面した。
だがそれも一瞬のことで目の前の敵に意識を集中させる。
まるで吸い込まれるように・・・
【行動】通信および攻撃ロックオン(これは行動消費になるのかな?
なったらすいません。処罰はうけますので)
【武装】腕部ハンドガン×2 ビームトマホーク×1 ビームスプレーガン×1
【行動方針】基地でのドレスアップ
邪魔ものの排除
【同盟】リーア=ミノフスキー
>168-169 >175-176
『逃げる?そっちのゾックのパイロットは応戦すると言うが、
君は彼女を見捨てて逃げるつもりか?』
嘲笑うかのようなザクVからの声。
それに対し、少し熱の入ったキャットの声が答える。
『いえいえ。逃げると言っても二人一緒にですよ。でもいまの言葉訂正させてもらいます。
もし仲間になっていただけないのなら、もしくはそこを通してくれないのであれば、
僕はあなたと戦います。力ずくでもそこをどいてもらいます!」
『ただ、僕はその機体を傷つけたくないし、あなたを殺したくはありませんっ!
たとえ僕ら二人がかりであなたを倒せなくても傷つけるぐらいできるでしょう。
そして僕らがあなたを倒したとしても無傷とは決して言えないでしょう。
まだこのゲームは始まったばかりです。こんなに早く消耗しても
どちらにとっても有益なことはないでしょう。
だからおとなしく僕らの言葉に従ってくださいっ!』
ずっと逃げ腰だったキャットの熱い言葉。
……こんな口調では、協力要請というより脅迫だ。
余裕を見せるということは、相手はそれなりの大物だ。
冷静に考えれば、これは明らかな失策。ある意味絶対に言ってはいけない台詞のオンパレード。
なのに……なぜこんなに嬉しいのだろう? なぜこんなに勇気が湧いてくるのだろう?
リーアは自分の気持ちがよく分からない。感情が暴走を始めるのを自覚する。
(続く)
さらに、接触回線からのキャットの言葉が、その感情を後押しする。
『ごめん。君にそんな言葉を言わせてしまって。
僕ってば最低だね。だから僕も逃げるのはやめるよ。
そして必ず勝とう。必ずねっ。
ハロP。ハロG。リーアを守ってやれよ。』
「ハロジー、リーアマモル! リーアマモル!」
「****! ****!」
ハロGが叫びながら跳ね、ハロPも(音声を封じられたまま)転げ回る。
リーアは呼び捨てにされたことに気付いて頬を赤く染めつつも、はっきりと答えた。
『大丈夫、私たち二人の力を合わせれば、例え相手がエースだって!
……仕掛ける時は、同時にいきましょう。
でも、相手がこちらの声を聞いてくれるようなら、無駄な消耗はしたくない……』
接触回線を切り、ドライセンから離れて身構える。
いつでも射撃や突撃ができるように。
「武器を扱ったことはない……ビーム砲が4つもあっても、当てられる自信はない……
でも、MSの操縦自体は、私は子供の頃からやっていること!
攻撃を避けたり、クローで殴ったりなら、きっとなんとかなる……!!」
自分に言い聞かせ、操縦桿を握る。
奥歯を固く固く噛み締め、恐怖と緊張に暴走しそうになる神経を鎮める。
……大火力を誇るゾックの4門の胸部メガ粒子砲が、照準合わせを開始した。
【行動:接触回線で相談&戦闘の身構え】
【位置:V16】【残り行動値:4p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:邪魔者の排除、基地でゾックを改造したい】
【同盟:05番グリーン=キャット】
どうやら変に揚げ足を取った質問をしてしまった故か
誤解されたようだ………二機ともにロックされる。
(全く…若いとは厄介なものだな。)
「やれやれ……わかった。」
ため息をつく
と同時に、一気にペダルを踏み込み走行させる。
無論、二人に向かってではない。
立ち去るかのように近くの建物の影へと消え去る。
「………君たちには参りましたよ。」
そう言った後、回線を切った。
【行動】撤退 -1 【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】未定
【位置】V−16
【同盟】無し
しばらく走行すると足を止めた。
(…しかし、あそこまでされては。このまま立ち去る訳にはいかんな…)
いつもの冷静さは失ってないものの、
理性がこのままで済ますことを許さなかった。
ミノフスキークラフトを稼動させる。
(各部異常なし……あとは飛行時だな。)
異常がない事を確信するとスロットルを開く。
そのとたん機体は垂直方向に一気に空へと舞う、
「…っぐ!」
加速し過ぎたようだ、一瞬目の前が白色に包まれる。
視界を取り戻すとすぐさま、少しスロットルを戻し加速を下げる。
(宇宙ほど自由に行くわけではないが……行けるな。)
左手でビームサーベルを出すと上空から一気に二機に接近し
ジグザクに動きつつ下降、低空ギリギリを飛行し詰め寄る。
「通りたくば通るが良い、通れるのであればな!」
すれ違い様にドライセンにサーベルで攻撃を仕掛けた。
【行動】ドライセンに攻撃 -1【残2】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】戦闘
【位置】V−16
【同盟】無し
『大丈夫、私たち二人の力を合わせれば、例え相手がエースだって!
……仕掛ける時は、同時にいきましょう。
でも、相手がこちらの声を聞いてくれるようなら、無駄な消耗はしたくない……』
そう。無駄な消耗はしたくない。こちらの声さえ聞いてもらえれば・・・。
心音が高鳴る。通信を通じて相手に聞こえるぐらいに。
そして相手の返答が入った。
「やれやれ……わかった。」
嘆息の相手の声。呆れているのか?
「………君たちには参りましたよ。」
そして建物の影に消えていった。
引いてくれた・・・・。これでまた戦わずにすむ。
安堵の息を漏らし全身の力が抜ける気がした。
リーアさんに思わず通信を入れる。
「はは。やったよ。相手は引いてくれたよ。僕らは勝ったのかな?」
先ほどの口調とは変わりかなりおどおどしい口調に変わった。
ザクV後期型がこちらの視界から完全に消え去り、
そろそろ基地に入ろうかと操縦桿を握った時、
唐突にザクV後期型が空に垂直に舞い上がる。
「へー。あの機体。空が飛べるんだ」
場違いなつぶやきをもらす。
そして左手でビームサーベルを取り出した。
ビームサーベルを取り出した・・・と。いうと・・・。来るっ!
ジグザグに動きつつ下降し、そして低空ギリギリを飛んでいっきに
詰め寄ってきた。そのスピードもさることながら
戦闘に不慣れなため接近を容易に許してしまう。
長いから続く
そして相手から通信が入る。
「通りたくば通るが良い、通れるのであればな!」
相手の挑発に容易で僕の頭は容易に血が上った。
(ふふふふ。僕らの邪魔をするなら落とすしかないよね。ふふっ)
急に頭が冴え渡る気がする。
目の前のザクV後期型の動きさえ心なしか遅くなっている気がする。
まずはこの一撃をよけばくては・・・・。
考えるより早く体は動いてくれた。
僕のドライセンはホバーを使い左に動く。相手の攻撃をかわす為に。
自分の機体の動きさえのろく感じる。
(ええい。この動きでは当たってしまう。)
相手が降り違いざまにビームサーベルを降りぬいた。
その瞬間どうにか相手の攻撃範囲を抜け薄皮一枚の所で
避ける。いや、装甲の一部はもっていかれてるかもしれない。
ここからでは分からないのでこれが終わったら確認しなくては・・・。
そんなことを考えつつ、ホバーを使い機体を反転させて
相手の背中をみる。そして相手をロックオンするの間すら待てずに
ビームスプレーガンの引き金を引いた。
当たらないだろうがまぁいい。こちらの意思はこれで相手に
明白に伝わるはずだ。
そして開きっぱなしの通信を使いリーアに呼びかける
「相手が攻撃して来た。彼は僕らの敵だ。
なんしても落とすっ!」
もはや数刻前の面影のない声色であった
【行動】通信ー1 回避運動ー1 攻撃ー1
【残り】1
【武装】腕部ハンドガン×2 ビームトマホーク ビームスプレーガン
【行動方針】基地でのドレスアップを邪魔した者の撃墜
【同盟】リーア=ミノフスキー
183 :
グリーン=キャット ◆OB2DYCUufc :03/04/25 08:22 ID:iMyXzo5v
ID晒すの忘れてましたねー
戦闘なので念の為晒しときます
184 :
リーア ◆UktGzzmQ/o :03/04/25 12:36 ID:cRNY2THE
(サーバー不調につき携帯から行動の概要のみカキコ。後で書き直します)
キャットとともにザク3に攻撃。頭頂部フォノンメーザー砲発射。
行動値残り3。
『やれやれ……わかった。………君たちには参りましたよ』
呆れたような声と共に、ザクV後期型は建物の陰に引く。
……張り詰めた緊張が一気に弛緩する。それはキャットも同じだったようだ。
『はは。やったよ。相手は引いてくれたよ。僕らは勝ったのかな?』
リーアも彼に笑顔を返す。
『勝った……のかな? とにかく……良かった、二人とも無事で!』
手の平にじっとりと汗が滲んでいた。
ハッタリと威嚇だけとはいえ、二人とも初めての戦い、初めての勝利。
リーアとキャットは互いに喜びの笑顔でうなづきあう。
……だが。
不意に、通信機から殺気の篭った声が流れてくる。
『通りたくば通るが良い、通れるのであればな!』
ザクVからの再度の声。反応は……上方!?
重力を無視したかのように「空飛ぶ」ザクVが、空中でビームサーベルを抜刀する!
そのまま上方に舞い上がってから、低空飛行で急速接近。
不意を突かれたリーアは、即座に動けない。
ザクVはその勢いのままドライセンに斬撃をかける!
……ドライセンの反応は素早かった。
咄嗟に回避して――いや、攻撃は装甲を削っているかもしれない――ビームスプレーガンを放つ。
『相手が攻撃して来た。彼は僕らの敵だ。なんしても落とすっ!』
キャットが強い意志の篭った声で叫ぶ。その叫びに、リーアの金縛りは解けた。
『わ、わかりました! 行きましょう!』
ゾックはホバーを噴射し、回避運動をしつつ攻撃のタイミングを計る。
「空を飛ぶ相手なら……こっちの方が威力がある!」
リーアは軽くゾックに「お辞儀」をさせると、その頭頂部を中空に浮かぶ敵に向けた。
ゾックに内蔵された全火器の内で最大火力を誇る、フォノンメーザー砲。
冷却のための水のない陸上で、果たして何回撃てるものだろうか?
しかし、ここで撃つのを躊躇えば……キャットは倒されるだろう。
冷静な判断力を、焦りと恐怖とが蝕んでいく。
正確な狙いもつけずに、リーアは引き金を引いた。
極太の閃光が、ゾックの脳天から斜め上方に放たれる。
【行動:通信、ウィルトに対し攻撃(フォノンメーザー砲発射)(−2p)】
【位置:V16】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:邪魔者の撃墜】
【同盟:05番グリーン=キャット】
187 :
コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/04/25 18:24 ID:TG0O37l5
太陽は既に中天を過ぎ、西の空へ傾き始めている。プログラム開始から未だ半日も経っていない。
他の参加者との接触回数はゼロ。広範なエリアゆえ、分散すると発見に手間取ってしまうようだ。
だから、敵との遭遇前に、自分で出来ることをやっておく。
時間は無駄にできない。
レーダーに反応。光学による索敵開始。パターン照合。該当機種検索完了。
EMS-06『バタラ』、MS-06『ドム』と確認。
現状で入手しうる情報を元に、彼我の戦力を比較。
最適と思われる戦術の検討開始。
終了。
これより実行に移る。
機首を下方に向け、急速に高度を下げる。
加速。
剥離した気流。失われる揚力。加速する機体。破れる空気の壁。
MS-06をロックオンマーカーが捉える。
トリガー。
機首から放たれるメガ粒子の束。数は2本。発生源はビームライフル。
スラスター角度調整。主翼、揚力回復。機首、上方へ。
高層建築の屋上を掠めるように、ウェイブライダーは低空を飛び、再度急上昇する。
目指すは敵火器の射程外。
この機体ならば、射程から逃れずとも回避は可能。しかし、リスクは常に低く抑えるべき。
それが、一人目の飼い主から教わった、生き残る術。
【行動:ヒットアンドアウェイ・ビームライフル射撃×2:-3】【残り行動値:1】
【位置:I-20】
【武装:ビームライフル、2連装グレネードランチャー×2 (MA時使用可能なもののみ表記)】
【所持品:変化無し】
【行動方針:ヒットアンドアウェイによる敵機体の撃破】
【同盟:無し】
A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□□□□□彡彡彡□□■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■10■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓□■■■■■■■■■□
05□■■■■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□ □、平地
06□■■■■■■■□□□彡彡彡┃□■■■■□□□□□□ ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■ 彡、川
08□■■■■■□□□□彡彡彡彡┃□□□■■□□□□□□ ∴、砂地
09□□■■■■■□□彡彡彡彡彡┃06□□□□□□□□□□ ▼、市街地
10□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━ =、橋
11□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼▼□□□□┏┛□∴∴∴ △、山
12━━━┳━━━━┓彡彡彡彡彡▼▼□□□┏┛□∴∴∴∴ ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□□□┃∴∴∴∴┗▼===▼▼▼━11━┫□∴∴∴∴∴ ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□□┃□∴∴∴∴∴ ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴┣━05★★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★★∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□彡彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴∴□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━01===━┛△△△△03△△△△△△∴
21□□□□∴∴∴∴∴彡彡彡△△△△●●△△△△△△△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
番号01と02と13は同地点
番号06と08は同地点
番号04と05と12は同地点
一番 コォネ=カウフマン (16) 女性 Zガンダム
二番 アルム=ヴォーキサー (26) 男性 バタラ
三番 金田一=京介 (16) 男性 ガブスレイ
四番 ウィルト=ラインステッド (25) 男性 ザクV後期型
五番 グリーン=キャット (21) 男性 ドライセン
六番 エィケズ=コート (22) 男性 リグ・シャッコー
七番 エルア=ポゥ=ドートミア (20) 女性 ドワッジカスタム
八番 コード=アクセルズ (20) 男性 アプサラスV
九番 神楽=千鶴 (20) 男性
一〇番 グレン=フォートレス (15) 男性 ZZガンダム
一一番 クライン=J=シルバート (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン (26) 男性 ドム
一四番 ラビシュ=スケアクロウ (23) 男性
見てない間についに戦闘が……
バトロワっぽくなってきましたね〜
>>174 >>187 アルム「何処だ・・・・何処だ何処なんだ?!何処に何がいるんだ!?」
ハロ「ドコダドコダ!?」
ホバー音が大きくなってきています。
アルム「・・・・来るッ!」
ハロ「クルクルクルヨー!」
私は、弾丸のネックレスを握り締めました。
アルム「どうか・・なにとぞ・・・私をお守りください・・・っ」
ホバー音の音の正体が現れました。
・・・兵隊さんのMSにそっくりでした。兵隊さんか別の誰かどうか分かりません。
兵隊さんのMSにそっくりのMSはこちらに攻撃の意思は無いようでした。
相手から通信が入ってきました。
トルヴァ「どーした、えらく緊張しているようだが、他の参加者でもいたのか?」
兵隊さんでした。私は、一気に力が抜けたような気がしました。
トルヴァ「レーダーにも反応は無いぞ、それよりもホレ、薬品とってきたぞ。」
兵隊さんがMSを降りてバタラの近くに寄って来ました。
私もバタラを横にして降りようとしたその時です。
何か、遠い方から飛行機みたいなものが飛んできました。
その、飛行機みたいなものがこちらに近付いてきました。
・・・よく見てみると、何かライフルのようなものが見えました。
アルム「うわぁぁぁ!なんだあr・・・・・くっぎぎぎぃぃ・・・」
ハロ「ヒコーキ!!・・・アルムドウシタ!?」
私は、訳もわからず叫ぶと同時にMSを動かしていました。
もうちょい続く。
バタラの、ちょうど大腿部辺りに集中しているスラスターから火が噴き出ました。
そのまま上空に跳ねていきます。
私の頭の中からMSの動かし方がどんどん消えていきます。
MSのバイザーが降りたり上がったりして精密標準画面が着いたり消えたりしています。
私は、必死に操作していました。
私は、何かコックピットの中で収納しているような音が聞こえたような気がしました。
どんどん消えていくMSの動かし方から、わずかに思い出したのが頭に浮かびました。
脚部を収納しての高機動モード。
私は、必死に、色んな事をしながらバタラを動かしていました。
そこらへんのビルの隙間を潜り抜けたり横方向に何回か回転したり
空中をぐちゃぐちゃに動いていたりしました。
空中をぐちゃぐちゃと動いている途中に、光が2つほど、、どこかに向かっていくのを見ました。
ハロ「アルム!アルム!ドウシタ!?」
私の体にハロがどんどんぶつかって来ます。
痛みを感じながらも、私は、MSをほぼ訳がわからなくなっているMSの動かし方で
必死に動かしていました。
【戦闘開始 バタラの足を収納、高機動モードへ−1 回避行動−1】【残り行動値:0】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 謎の飛行機を振り切る
【同盟】トルヴァと同盟?
[そ、そうだなぁ……一応確保したいのは水と食料、それとケラ達のエサに
生活用品、その他もろもろだなぁ
俺は……悪いけど待機させてもらっていいかな
はぐれると厄介だしね……]
[ああ、わかった…カエルの餌はイトミミズでとかで良いのか?]
通信をしながらもアプサラスVは町の中へ入っていく
その大きな機体がその辺にぶつかりアプサラスを揺らすが、
広い場所を見つけそこに慎重に降り立った
コクピットが開き、中から金髪の男が現れる、男、コード・アクセルズはぱっと見る限り細身の男だ
身長は高いがただの優男、到底剣術をやっているようには見えない
コードは持っていた木刀を振り払うと、ビュン、という風きり音がする
ふと振り返ると自分の仲間のMS、リグシャッコーが見えた
【接触通信:−0 移動:−2 着地にてこずる:-1】【残り行動値:1】
【位置:P09→P11】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲 木刀】
【行動方針:生活用品の確保】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
[ああ、わかった…カエルの餌はイトミミズでとかで良いのか?]
[えーっと、イトミミズとミールワームと蜂の子をできれば生でお願いしたいな
あとはミネラルウォーターと洗面器もあれば幸いだ]
そう言うとケラ達はピョコピョコとうれしそうに跳ね回る
エィケズは胸に忍ばせていた『カエルのエサ』と書いてあるものを見つめる
だが、それはケラ達の体にもあまりよくは無く、嫌がっていたのであえて生のエサを取り寄せようとしたのだ
しばらくするとアプサラスが街に入ったらしく、何かにぶつかりながらも停止する
ふと正面モニターを見ると金髪の身長の高い男が目に入る
通信ではよく見えなかったがなかなかの美男子である
(さて、これからどうしようか……)
エィケズはとりあえず愛読書である-カエルの正しい飼い方『上級者編』-を読み始めた
【残り行動値:4】
【位置:P-09→P-11(アプサラスVに乗ってるため行動値消費無し)】
【行動:お肌の触れ合い通信(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:とりあえずコードの帰りを待つ】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
アムルに薬を渡そうと、ドムを降りてしまったことが、油断を招いた。
アルム「うわぁぁぁ!なんだあr・・・・・くっぎぎぎぃぃ・・・」
ハロ「ヒコーキ!!・・・アルムドウシタ!?」
「飛行機!?・・・マズイ!!」
謎の戦闘機はこちらに向けて急降下してくる。
急いでコクピットへ滑り込む、ロックオン注意のアラートがコクピットに
鳴り響いた、急発進をかける。
が、推進バランスを考えずに出力最大で脚部スラスターをふかして
しまったためにドムは尻餅をついた形になる。
(しまった!!・・・・・ここで終りか・・・。)
思わず目をつぶる。ビーム着弾、機体が激しく揺れる。
・・・・・、おそるおそる目を開けと、ドムの足元に二つの穴が開いていた、
さっきの砲撃によるものであろう。
「幸運とはこの事か、あそこで急発進していたらこのビームに貫かれていた・・・。」
心臓がバクバクと音を立てていた、しかし危機はこれで去ったわけではない。
体勢を整えると通信機を開いた、アムルの悲鳴が聞こえてくる。
「アムル、無事か!?第二波に注意しろ、落ち着くんだ!!」
(敵はブースター付きか?、さて、どう闘う・・・。)
【行動:回避−1 通信−1】
【残り行動値:2】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(2カートン)】
【行動方針:市街地で物資調達、コォネと戦闘中】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
ドライセンとすれ違う、しかし手ごたえは感じられなかった。
(……ほう、やるな)
おそらくこの背後を見せた状態で相手が攻撃を仕掛けるのは当然であろう。
すぐさま地面を蹴り上げ垂直上昇する。
次の瞬間真下をビームが抜けた。
おそらくドライセンが持っていたビームスプレーガンだろう。
(ロックせずに撃ったというのか……)
命中には遠いものの、真っ直ぐ飛んでいくビームを見ると
相手の信念とやらが形になったかのようにも思える。
機体を翻すとゾックが発射体制をとっているのを確認する。
(ほう、あれをぶっ放す気か……面白い)
一気にスロットルを戻し上昇速度を一気に落とす。
次の瞬間ゾックから膨大な光が放たれる。
その膨大な光は頭上を越え天空へと飛び去った。
「ほう、やれば出来るではないか…案外最初からこうなることを望んでいたかっ?」
別に誰に向けてというのはなく、一人問い掛ける。
サーベルをしまい右スカート部のビーム砲用のグリップを握り持ち上げる。
高度を落とし近くの建物の上に足をつけ
ビーム砲をゾックに向け構えた。
「海亀が陸に居るべきでは無かったな…」
右スカート部ビーム砲をゾックへ向け放つ。
【行動】回避 -1 ゾックに攻撃 -1【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド
【行動方針】戦闘
【位置】V−16
【同盟】無し
ザクVの行動は早かった。こちらの放ったビームスプレーガンを
あっさりと上空に身を翻しかわす。
(やはりはずしかた。だが、まだだ。次は・・・)
と、考えているとリーアから通信が入った
『わ、わかりました! 行きましょう!』
リーアの声を聞くと頭に上った血が沈むような気分に陥る。
おかげで周りを見る余裕ができた。
リーアはゾックを軽くお辞儀をしたような体勢を取り
頭からフォノンメーザー砲を放つ。
が。これもあっさりかわされ頭上を駆け上りかすりすらしない。
(空を飛べるだけでこんなにも有利になるのか・・・)
敵とはいえザクV後期型の無駄のない動きに感心してしまう。
だがそれも長く続かなかった。
ザクV後期型は空中でサーベルを収め、腰に手を伸ばす。
今度は砲撃がくる!とっさに回避行動に移る準備をする。
が、狙いはこちらではなかった。
高度を落とし建物の上に降り立ちビームを放つ相手は
リーアのゴック!それに気がついた時にはもう遅かった。
「リィーアァ。避けろぉ」
力の限り叫び、リーアに通信を入れた。
頭の中がすでに真っ白になりかけていた。そのためにミスを二つも犯した
一つは間違ってリーアにだけ通信を入れるつもりが全体通信をいれてしまったこと。
そしてもう一つは・・・・何故だか気が付けば全力でビームスプレーガンを
ザクV後期型に投げつけていた。
【行動】全体通信−2 攻撃? −1
【残り】1
【武装】腕部ハンドガン×2 ビームトマホーク
【行動方針】基地でのドレスアップを邪魔するものを排除
【同盟】リーア=ミノフスキー
急速上昇。旋廻。レーダーを確認。
光点は2つ。
第1、第2射とも回避された模様。
EMS-06の接近を確認。戦術の再検討開始。
機体形状による空力特性、及びスラスター推力を念頭に、彼我の空中戦闘能力を比較。
結論。かの機体は空中戦に於いて脅威とは成り得ない。
検討完了。
標的の変更。優先順位の再確認。完了。
下降。射撃。更に下降。射撃。旋廻。上昇。
標的までの距離、400メートル。高度差、100メートル。
機体損傷率、0%。推進剤残量、88%。装填済みEパックエネルギー残量、75%。
ノープロブレム。
戦闘継続を決定。
【行動:バタラに対しBライフル射撃×2・フライパス:-3】【残り行動値:1】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:敵機体撃破】
【同盟:無し】
>>196 >>199 トルヴァ「アムル、無事か!?第二波に注意しろ、落ち着くんだ!!」
私はアルムだ、と思った瞬間。
強烈な吐き気を私を襲ってきました。
アルム「そういえば・・・ぎっ!・・・薬の・・・っ!袋・・・ブ、ヴォオェェェェ!ゲホッゲホッ。ヴォェェェェェ!カハッ!」
ハロ「アルム!?ダイジョウブカ!?」
私は、操縦桿から手を離し、袋を取り出し、その中に嘔吐しました。嘔吐している間に、バタラは地面に向かって急降下してきています
アルム「げふぅ・・・・・・密封して・・・・・・うわぁァァァァ!落ちる!」
私は、嘔吐した袋を完全密封し終わった頃には、地面にかなり近付いていました。
無我夢中に動かします。脚部の方向を変えてバタラは再上昇しました。何かが擦れる音がします。
アルム「いったん吐けば落ち着いてくるな・・・げほっ・・・うわぁぁぁ!光がッ!」
ハロ「アルム!アッチアッチ!」
光が二閃、こちらを襲ってきました。
一つは立ち直り中、上昇中に。もう一つはその直後、私が混乱し始めた数秒後に。上昇中に襲ってきた光はバタラのギリギリ真下を通っていきました。
私は、混乱し、再び無我夢中に動かし始めました。
アルム「当たっちまう!避けれねぇ!やべぇ!ノーコンテストォォォ!」
ハロ「ノーコンテストー!!」
私は、右腕に当たると思いました。私は目をつぶりました。・・・目を開けてみると、右腕の突起から・・・・ビームシールドとか言っていたような・・・・が出ていました。
どうやらそれに当たったようです。被害はありませんでした。またもやバタラは降下し始めています
消えかけていたMSの操縦方法が蘇って来ます。私は、さっきより速い段階で効果から立ち直りました。
私は、兵隊さんに通信を入れます。
アルム「さて・・・兵隊さん、これからどうする!?」
ハロ「ドウスル?!ドウスル?!」
【戦闘続行中 回避行動−1 ビームシールド展開−1 通信-1】【残り行動値:1】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 謎の飛行機を振り切る
【同盟】トルヴァと同盟?
第1射、回避を確認。
第2射、命中するも対象の撃破に至らず。
防御手段の存在を確認。
武装名『ビームシールド』、左腕部より展開された模様。
対象の戦力評価を修正。
防御能力評価を上方修正。
敵パイロットの判断力評価、上方修正。彼我の戦力比を再検討。
気象条件、及び昼夜の変化による情報の修正を完了。
結論。戦闘継続の必要性、低下。
「……」
機首を巡らせ、当空域から離脱を図る。
チャフを散布し、追撃に備えておく。
追撃の可能性は……五分といったところか。
【行動:チャフ散布:-1】【残り行動値:0】
【位置:変化無し】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:空域からの離脱】
【同盟:無し】
ビームスプレーガンの射撃を飛んでかわすザクV。
その頭上を押さえるように放ったれたフォノンメーザー砲は、
今度は上昇を急に止めた敵の頭上の空気を虚しく焼いていく。
「あの動き……推進剤噴射じゃありえない!
まさか、ミノフスキークラフトをMSサイズにダウンサイジング!?
一体、なんでそんな技術が……!?」
リーアは驚く。彼女の知識の範疇では、まだ実現不可能な代物。
しかしあの独特の空中機動は、ミノフスキークラフト以外には考えられない。
呆気に取られるリーアの耳に、聞きなれた声が飛び込んでくる。
『リィーアァ。避けろぉ!』
キャットの絶叫。ハッと現実に戻る。
気が付けばザクVはスカートアーマー内蔵のビーム砲をこちらに向けていた。
咄嗟にリーアはフットペダルを全力で踏み込む。
203 :
リーア・ミノフスキー ◆UktGzzmQ/o :03/04/26 17:48 ID:Vfyelze1
……珍兵器と呼ぶに相応しい巨大MS・ゾックには、
そのおどけた外見からは想像つかない能力がいくつも秘められている。
合計9門のメガ粒子砲は、一年戦争時のMSとしては最高級の火力。
死角の存在しない、全周360°をカバーするモノアイ。
攻撃力よりも「手」としての機能を重視した、途中で指の曲がるクロー。
小回りは利かないが、平らな地面では相当のスピードを出せるホバー方式の脚部。
そして……そのホバーを利用しての、「ザクの数倍の」ジャンプ力。
ビーム砲が放たれた瞬間、ゾックは宙を舞った。
ザクVから放たれたメガ粒子の奔流は、虚しくコンクリートを穿つ。
「ここで殺されたくは……ないっ!」
建物の上に立つザクVの眼前に飛び上がった巨体から、4条の閃光が迸る。
宙を舞いながらの、胸部メガ粒子砲発射。
どういうつもりかキャットのドライセンの投げたビームスプレーガンがその閃光に巻き込まれ、
ザクVの眼前で小さな爆発を起こす。
【行動:回避行動、ウィルトに対し攻撃(胸部メガ粒子砲発射)(−2p)】
【位置:V16】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、ハロ×2】
【行動方針:邪魔者の撃墜】
【同盟:05番グリーン=キャット】
不意にどこかから声が聞こえた。
『リィーアァ。避けろぉ』
こんな事を言うのは今の所一人しか思い当たらない。
そう、ドライセンのパイロットだ。
だが遅い、躊躇せずにスカート部のビーム砲を放った。
(何っ?!)
突然、目の前で小さな爆発が起こる。
ドライセンの投げたスプレーガンがビーム砲に当たり爆発したのだ。
大した爆発ではなくこちらにまで衝撃は無かったものの視界を一瞬奪われる。
次の瞬間目の前に現したのはゾックの巨体だった。
(しまった…!)
胸部メガ粒子砲の砲門が光る
「ええいっ!」
地面を蹴り上げ横に跳ぶ
ゾックから放たれた粒子砲は右側をかすめて飛んで行った。
機体本体に異常はない、
だが手持ちのシールドの外側が
ほんの一筋の焼け跡程度であるが溶けていた。
その時、頭の中で何かがはじけた
(遊びが過ぎたようだな…)
スロットを開きゾックへと一気に迫る
左手からは取り出したサーベルが刃のごとく鋭い閃光を放つ
そのまま、後は仕留めるだけだ
「もう、十分だ…」
そしてゾックとすれ違った…
(続く)
すれ違う二機
まるで何事も無かったようにそのまま飛び立つ
チラッと後ろを見るそこにはすれ違う前と全く同じ
原型をとどめているゾックがいた。
それも当然だろう、すれ違う直前にサーベルの刃をしまったからだ。
(やれやれ…ともかく、飛行テスト終了だな)
そのまま、どこかへと飛び去っていった。
【行動】回避 -1 フェイント -1 撤退 −1 V−15に移動 -1【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(わずかに一部消失)
【行動方針】未定
【位置】V−16→V−15
【同盟】無し
>>200 バタラから通信を受信。
アルム「さて・・・兵隊さん、これからどうする!?」
ハロ「ドウスル?!ドウスル?!」
「無事か!?うまく避けれたとしても、武器が無ければ空中戦は無理だ。
ここは濃いミノフスキー粒子と障害物をうまく利用して、何とかやり過ごすんだ!!
相手も無駄弾は使いたくあるまい。
もし、降りてきたとしたら接近戦に持ち込むんだ、援護するからそのまま降りて来いっ!!」
上空のウェイブライダーへバズーカを3発打ち込んだ。
【行動:通信−1 攻撃−1】
【残り行動値:2】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(2カートン)】
【行動方針:コォネと戦闘中】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
PS:今まで名前間違えたままですいませんでした。<アルムさん
しかし、視界が晴れた時、ザクVは目の前から消えていた。
「え? 一体どこに……?!」
「リーア、ヒダリダ!!」
ハロGの声に慌てて目を向けると……急速に接近する『敵』の姿。
慌てて回避しようとするが、空中でゾックが機敏に動けるハズもない。
モノアイを光らせた『敵』は、必殺の間合いでビームサーベルを振り上げ、そして―――
……戦闘終了から数分後。
無傷のゾックは、そのままの位置に佇んでいた。
「リーア、ゲンキダセ! ゲンキダセ!」
「****! ****! ****!」
ハロGが心配そうに喋りかけ、声の出せないハロPが周囲を跳び回っても、リーアは何も反応できない。
死の恐怖。
絶対あのまま殺されると思った。
至近距離で突き出されたビームサーベル。
全てがスローモーションで見え、しかも避けることはできなかった。
「フフ……フフフ………ハハハハ…………!!」
リーアは泣いた。泣きながら笑った。壊れたように笑った。
負けた。勝てなかった。手加減された。逃げられた。
言葉で言うよりも辛辣に、『お前は無価値だ』と断言された。
恐怖。無力感。憎悪。自己嫌悪。その他諸々の激しい負の感情。
黒い嵐がリーアの精神の中を埋め尽くし、暴れ狂う。
キャットが通信越しに何かを言ってるのが聞こえる。
でも音が聞こえるだけで、リーアの脳には、その言葉は言葉として理解できない。
ゾックのコックピットには、ムッとするようなアンモニアの匂い。
恐怖に失禁していたことにも気づかず、リーアは虚ろに笑い続ける。
……激しい感情の嵐が通り過ぎ、彼女が正気を取り戻したのは、十数分ほども経ってからだった。
【行動:なし】【残り行動値:2p】
(すいません、最初の三行が欠けてました(汗 脳内で補って読んでください↓)
この間合いなら……私でも当てられるハズ!」
必中の自信を持って、胸部メガ粒子砲を放つ。
ビームスプレーガンの起こした小爆発の中に吸い込まれる閃光……
[えーっと、イトミミズとミールワームと蜂の子をできれば生でお願いしたいな
あとはミネラルウォーターと洗面器もあれば幸いだ]
コードはそういわれたのを思い出しながら拾ったバッグに蜂の子の缶を放り込む
バッグはかなりの数の食料がいれられ、右手には水の入ったポリタンクが提げられていた
そして左手にはどういうわけか日本刀が握られている
それらをもって、自分の愛機、アプサラスの下に戻ってきたコードは大声を出して
リグシャッコーに呼びかけた
「補給完了だ! 注文の品は全部あったぞ!!」
【町の探索:−1 もの探し:−1】【残り行動値:2】
【位置:P11】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲 日本刀 大量の食料と水】
【行動方針:相談?】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
「……すいません、ちょっとだけ探索してきます。個人的に必要なものができたので……」
ようやく発作的な感情の暴走が収まったリーアは、羞恥に顔を染めつつ、キャットに通信を入れる。
彼の答えを待たずに、ハロPを抱えてゾックを降りてしまった。
そのまま逃げるようにして、手近な建物の中に駆け込む。
……オシャレとは無縁のオイルにまみれた青春を送ってきたリーアだが、さすがに年頃の女の子。
汚してしまったジーンズ姿でキャットと会いたくはなかった。
通信機代わりのハロPは持ってきたし(ゾックの通信機と繋がるように設定してきた)、
ちょっとの間なら彼が守ってくれるだろう。
……最初の頃に考えていた、「キャットがリーアを裏切る可能性」は、今やリーアの脳裏には浮かばな
い。
自分がその可能性を忘れ去ってしまっていることにさえ、リーアは気づかない。
……十分後、リーアは建物の中で見つけた作業用のつなぎに着替え終えていた。
きちんとクリーニングに出した直後だったらしく、汗もオイルも匂わない。
男性用ではあったが、サイズは小さめ、ベルトを締めて袖をまくれば十分に着れる。
ただ、唯一の問題は……
「さすがに、女性用下着の替えはないみたいね……(赤面」
やはり多少の違和感がある。しかし贅沢は言ってられなかった。
「リーア、ノーパ(どげしッ!!)」
余計なことを言いかけたハロPを蹴り飛ばすと、リーアは乗り捨てたゾックの所へと引き返した。
ついでに、探索中に見つけた工具箱と、念のための予備として同じような作業服を一セット、持ってい
くことにする。
【行動:キャットに通信、探索(替えの服と工具箱入手)(−2p)】
【位置:V16】【残り行動値:0p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:ハロG、ハロP、工具箱、予備の作業服、パン×2、水×2】
【行動方針:ゾックの改造】
【同盟:05番グリーン=キャット】
森について数時間…
彼は深刻な問題を抱えていた…。
「暇暇暇暇ァァアァァ!!」
森に来てもする事がなかった。宿題しか。
「人はいないのか!人と話がしたい!このさいペットロボットでもいい!!人〜!」
人を求めて彷徨い始めた瞬間であった―-
【行動:R3→R9(Gフォートレスで移動、−3p)】
【位置:R3→R9】【残り行動値:1p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
-カエルの正しい飼い方『上級者編』-第82項目を読んでいたところで
外から声が聞こえた
「補給完了だ! 注文の品は全部あったぞ!!」
モニターを見るとコードが数々の荷物を持っているのがわかった
エィケズはリグ・シャッコーをアプサラスVにしがみついていた姿勢から
地面になんとか降り立たせると、コックピットを開け、ヘルメットを外し、外へと出る
ヘルメットが外れ、そこそこ調った顔立ちと短く刈り込んだ黒髪が目を引いた
「ケラ、ケル、ケロ、行くぞ」
『ケロー!』
-三人-はエィケズの手のひら、肩、頭に飛び乗る
エィケズはなんとか地面に降り立つとコードの目の前まで歩いていき手のひらに乗っていた
ケルを頭に乗せ、右手を差し出す
「こうして会うのははじめてだね、改めて自己紹介をしよう
俺はエィケズ=コート、連邦の白い悪魔だ」
そう言うと-三人-は激しく飛び上がり次々と鳴きはじめる
「………まずは礼を言うよ、多分普通にここを目指していたら俺は今頃明後日の方向に進んでいただろうし
それに……こいつ達のエサや俺の飯も手に入れてくれたしね」
そう言うとエィケズの体に乗っていた-三人-は突然コードに飛び移り、ピョコピョコと跳ね始める
「そいつらも君の事が気に入ったみたいだ……
……さて、これからどうしようか?」
【残り行動値:4】
【位置:P-11】
【行動:コードと話し合い(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:コードと今後について相談】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
日が西に落ちるころ、
山や森、街などに巧妙に隠されたスピーカーから、
隠れる者、戦う者のMSの無線から、から
この状況とは似つかわしくない音楽が流れた。
『威風堂々 ニ長調』、明るい行進曲。
有名なヴァイオリンのところに移る前に音楽が止まった。
「皆さんこんばんは。
楽しく殺しあっていますか?」
男の明るい声がスピーカーから流れる。
「まだ死者が出ていないようですね。
先生たちはとても残念です。
では、今から危険区域の発表をします。
『A-17』 『C-09』 『D-05』 『E-21』 『G-13』
『H-11』 『K-18』 『N-01』 『T-08』 『U-12』
以上です。
皆さん、入らないように注意しましょう。
それと、夜になって強い風が吹く可能性があります。
砂漠、空、橋にいる人は注意してください。
楽しく殺しあいましょう
それでは皆さんさようなら。」
スピーカーからの音はそれで終わり、
そしてまた静寂を取り戻した。
【行動】 【全体通信−2】
【残り行動値】【∞】
A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□□□□□彡彡彡□×■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■10■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓□■■■■■■■■■□
05□■■×■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□ □、平地
06□■■■■■■■□□□彡彡彡┃□■■■■□□□□□□ ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■ 彡、川
08□■■■■■□□□□彡彡彡彡┃□□□■×□□□□□□ ∴、砂地
09□□×■■■■□□彡彡彡彡彡┃□□□□□□□□□□□ ▼、市街地
10□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━ =、橋
11□□□□□□□×□彡彡彡彡彡▼06□□□□┏┛□∴∴∴ △、山
12━━━┳━━━━┓彡彡彡彡彡▼▼□□□┏×□∴∴∴∴ ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□□□┃∴∴×∴┗▼===▼▼▼━11━┫□∴∴∴∴∴ ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□□┃□∴∴∴∴∴ ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴┣━05★★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★★∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□×彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴∴□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━01===━┛△△△△03△△△△△△∴
21□□□□×∴∴∴∴彡彡彡△△△△●●△△△△△△△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
×は、次期禁止区域
番号01と02と13は同地点
番号06と08は同地点
番号04と05と12は同地点
「もしかしてこの殺し合いって人いないとか?」
ふとそんな事を呟く。
「リストにはかなりの人がいるのになぁ…」
ZZに乗りながら頭を悩ましていた。
【行動:R9→R7(Gフォートレスで移動、−1p)】
【位置:R9→R7】【残り行動値:0p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
>215
間違えました。
R9→R7をR9→R11に
一瞬の記憶の空白。
その間に何をしたのか思い出せない。ただ
時間は確かに動いていたし、自分も動いていた。
目に入ったのは飛んでゆくビームスプレーガンの閃光・・・・・ではなく
ビームスプレーガン自体が飛んでゆく。
狙いは外れたらしくザクV後期型の前の方に飛んで行く軌道。
次に目に入ったのはザクV後期型の放ったビームの光。
まっすぐゾックに吸い込まれるように放たれる
だが、偶然にも僕の投げたビームスプレーガンに当たり閃光を辺りに撒き散らす
そしてゾックはその鈍重そうな機体に似合わぬ跳躍をしてビームをかわしそのまま
ビームを放つ。すんでのところで右に跳躍したザクV後期型にはあたらなかったようだ。
そこからザクV後期型の行動は早かった。
空を跳んだままのゾックに向かってあっというまに詰め寄り左手からサーベルを放つ。
(ああ。リーアがやられた。畜生っ!)
左腕のハンドガンを西に飛んで行くザクV後期型に向かって打ち続ける。
(リーアがやられたのなら次は僕か。きっと勝てないだろうがただで負けるか。)
左腕のハンドガンの弾薬が切れる。かたかたと虚しい音を立てる。
(そろそろ踵を返してこっちに来る頃だな・・・。こいっ!)
左手に腰の後ろのラッチからビームトマホークを取り出し構える。
実はこっちはおとりで本命は右腕ハンドキャノンの零距離射撃。
これなら倒せなくとも多少なりともの損傷は与えられるはずだ。
しかしその思惑とは違いそのままザクV後期型は西の空へ飛び去った。
暫くその方向を見ていたが思い出したようにゾックのいた方向へ目を向ける
そこにはまったく無傷のゾックがいた。
(あいつ・・・・見逃してくれたのか。)
その言葉を吐いた時、既に敗北宣言をしているのと同異議であった。
しかし僕はその言葉の重さにその時は気が付かなかった。
「リーア大丈夫か。リーア大丈夫なら返事をするんだ。リーア!」
ゾックに通信を入れるが反応がない。
あの高さから落ちた為に気でも失ったのか?
機体を降りコクピットまで行こうとしたときゾックから声が聞こえ始めた。
「フフ……フフフ………ハハハハ…………!!」
リーアは唐突に笑い出した。声からするに泣きながら笑っているようだ。
その時、気が付いた。気を失ったのではない。
気が狂ったのだと。
ふいにザクV後期型の飛び去った方角をみると
太陽が大地に身を沈め始めていた。
これからこの大地にも夜の帳が訪れるであろう。
光と闇の間。
そう長くない時間の間に、コクピットで膝をかかえ
リーアの笑い声をBGMに聞きながら
自分の無力さを呪い続けた。
【行動】攻撃ー1 通信ー1
【残り】2
【武装】左腕部ハンドガン(弾切れ)右腕部ハンドガン ビームトマホーク
【行動方針】すでに頭に無し
【同盟】リーア=ミノフスキー
一瞬の記憶の空白。
その間に何をしたのか思い出せない。ただ
時間は確かに動いていたし、自分も動いていた。
目に入ったのは飛んでゆくビームスプレーガンの閃光・・・・・ではなく
ビームスプレーガン自体が飛んでゆく。
狙いは外れたらしくザクV後期型の前の方に飛んで行く軌道。
次に目に入ったのはザクV後期型の放ったビームの光。
まっすぐゾックに吸い込まれるように放たれる
だが、偶然にも僕の投げたビームスプレーガンに当たり閃光を辺りに撒き散らす
そしてゾックはその鈍重そうな機体に似合わぬ跳躍をしてビームをかわしそのまま
ビームを放つ。すんでのところで右に跳躍したザクV後期型にはあたらなかったようだ。
そこからザクV後期型の行動は早かった。
空を跳んだままのゾックに向かってあっというまに詰め寄り左手からサーベルを放つ。
(ああ。リーアがやられた。畜生っ!)
左腕のハンドガンを西に飛んで行くザクV後期型に向かって打ち続ける。
(リーアがやられたのなら次は僕か。きっと勝てないだろうがただで負けるか。)
左腕のハンドガンの弾薬が切れる。かたかたと虚しい音を立てる。
(そろそろ踵を返してこっちに来る頃だな・・・。こいっ!)
左手に腰の後ろのラッチからビームトマホークを取り出し構える。
実はこっちはおとりで本命は右腕ハンドキャノンの零距離射撃。
これなら倒せなくとも多少なりともの損傷は与えられるはずだ。
しかしその思惑とは違いそのままザクV後期型は西の空へ飛び去った。
暫くその方向を見ていたが思い出したようにゾックのいた方向へ目を向ける
そこにはまったく無傷のゾックがいた。
(あいつ・・・・見逃してくれたのか。)
その言葉を吐いた時、既に敗北宣言をしているのと同異議であった。
しかし僕はその言葉の重さにその時は気が付かなかった。
非常に申し訳ない。
文字数制限に気が付かなかったために
へんなふうになってしまった。
>219>220>218の順番に呼んで下さい
ヽ(`Д´)ノ ウワァァン
さらにへんになってることに気が付いた。
気づけよ自分。
欝だ詩嚢
この角を曲がれば馴染みのPUB。その3つ先のmotelで必ず世話になる。
そう、ここだ。ここに赴任して初めて飲み明かした店。
俺はいつもどおりコークとウーロン。
周りに冷やかされながら、店のママにだらしがないと笑われながら
この通りを5分ほど行くと壊れたネオンの看板をいつまでも直さないレコード屋がある。
店のオヤジは戦争も軍人も天敵のごとく嫌っており
俺はいつもそれとわからない格好をして店の中に入っていった。
だから、店でオヤジに声を掛けられるといつも余計な心労をおって帰る羽目になる。
思い出と言うほど立派ではなく、記憶というほど無機質でもない。
それに該当する言葉は無くとも誰もが持っている。
だが、自分の中で忘却しようとすればするほどそれは色濃く頭に浮かび
低いため息と共に軽い郷愁を呼び出す。
街はどこまでも静寂を保っていた。音の消えたコンクリートジャングル。
時折吹く風が店の看板を揺らし、塵を巻上げらせかろうじて人がいた証拠は残してはいる。
「ひさしぶりだなぁ…」
この街に入った瞬間意識せず出てきた言葉だ。
レーダーに機影が移りこんでいたのは知っていた。
しかし、それ以上にこの街に入りたかった。ただそれだけだ。
この街をあまり傷つけたくは無いがそれも無理なことになるかもしれない。
アプサラスVにリグ・シャッコー。顎に手を当て、2機の挙動を探りつづける。
出来れば…。そう、出来ればの話だが、余計なゴタゴタはゴメンというものだ。
どこか感じる理不尽さに軽く笑いが漏れる。これが今の現実だ。
【行動:R13→P13 −1p)】
【位置:R13】【残り行動値:3p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残弾数4発】
【行動方針:H4付近の軍事基地を目指す】
【同盟:なし】
アプサラスから降りてきたリグシャッコーのコクピットから黒髪の男が降りてくる
黒髪の男、エィケズは3匹のかえるをつれてコードにに近づいた
「こうして会うのははじめてだね、改めて自己紹介をしよう
俺はエィケズ=コート、連邦の白い悪魔だ」
同時に聞こえてくるカエルの声
何故カエルなのか? ふとそんな疑問が頭をよぎるが
気にせずに、右手に持っていたポリタンクを地面に下ろすと
差し出された右手を握る
「ああ、初めてだな
俺の名はコード・アクセルズ…叢生流の師範代だ」
「………まずは礼を言うよ、多分普通にここを目指していたら俺は今頃明後日の方向に進んでいただろうし
それに……こいつ達のエサや俺の飯も手に入れてくれたしね」
「かまわんよ…っと」
飛び移られたかえるに困惑しながらも、続く言葉に耳を傾ける
「そいつらも君の事が気に入ったみたいだ……
……さて、これからどうしようか?」
「…そ、そうなのか?
……これからか…俺は最初基地に向かう予定だったんだが…
今から基地へ向かうか?
そして…」
いってコードはバッグを下ろして二人の間に置いた
「これを何処に積むか…だ…」
【エィケズと会話:-0】【残り行動値:4】
【位置:P11】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲 日本刀 大量の食料と水】
【行動方針:相談】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
膝を抱えてくるまっていたところ唐突に通信が入った
「……すいません、ちょっとだけ探索してきます。個人的に必要なものができたので……」
どうやら元に戻れたらしい。
「ああ。分かったよ。」
と返信を入れるよりも先に彼女はゾックから飛び出していた。
小走りで基地の方へ向かってゆく。
目で追いつつ基地に入ったところで追うのを止めた。
そして思い出しように懐から煙草を取り出し火をつけ吸い始める。
考え事している時は煙草を吸っているときが一番頭が落ち着く。
今日これまでにあったことを徐々に思い出す。
街の外れにいたコイツにあったこと。
リーアとの出会い。ネロとの出会い。
ザクV後期型との出会い。そして戦闘。
そして・・・先ほどまでに漂っていた無力感まで思い出す。
不意に目頭が熱くなりはじめた。
(ここではなんて自分は無力なんだ・・・。)
何かを成す力が全く無い。歯がゆいばかりである。
しかし目的は早くもみつけられた。
(リーアは。彼女は守ってあげなくてはいけない。もう。あんな目にあわせてはならない)
その為には僕は強くならなくてはならない。何かを捨ててでも・・・。
色々と考えているうちにさらてとても重大に事に気が付いた。
いままでどたばたしていた為に、なれない環境に放り出されて忘れていたこと。
そして丁度タイミングよく彼女が帰ってきた。
帰ってきた彼女に対して通信を入れておかえりの挨拶よりも先に開口一番に告げた。
「リーア。ところで・・・・お腹減らないか?」
【行動】煙草を吸う−1 通信−1
【残り】0
【行動方針】ごはーんww
【同盟】リーア=ミノフスキー
突然音楽が流れはじめた。
「なんだこの曲?!壊れた?」
『皆さんこんばんは。 楽しく殺しあっていますか?』
「人?!機体反応はなし…全体通信か?」
そのあといろいろ喋ったあとにそれは切れた。
「まだ誰も死んでいないのか…」
心に安堵と不安がよぎった。
「この戦い…殺し合いは何なんだ一体…?」
(続きます)
しばらくの時間がたって今度はけたたましい音がコクピットに響いた。
急いでレーダーを確認する。
「え?!何?レーダーに機体反応!?アプサラスVと…不明?くそっ!」
混乱した頭の中にいくつもの選択肢がでる。
【逃げる】【戦う】【共闘】【通信】…。
「ま・まずは…まずはこの殺し合いに賛成なのか確認しなきゃ!」
慌てて通信回線を開き、上ずった声で言う。
『は、始めまして、自分はグレン=フォートレスと…言います。
突然ですけど貴方はこの殺し合い…をどう思いますか?』
【行動:範囲通信(−1p)】
【位置:R11】【残り行動値:3p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
>225
「リーア。ところで・・・・お腹減らないか?」
帰ってきた所に入ったのは、キャットからの通信。
言われてようやくリーアも己の空腹に気がついた。
グゥゥ〜〜、とタイミングよくお腹が鳴ってしまう。
「リーア、クウフク! クウフク!」
「メシ! メシ!」
二体のハロがからかうように飛び跳ねる。
リーアはクスッと軽く笑うと、ハロたちの丸い体をなでた。
その微笑には、先ほどまでの狂気の匂いは全くない。
(なんか、この人と一緒にいると、くだらないことで悩んでる自分がバカらしくなるわね……)
リーアは心の中で呟くと、苦笑した。
ゾックのコクピットを開けたまま、直接ドライセンの方に大声で呼びかける。
「そうですねー! でも、あの建物には食べ物は見つかりませんでしたよー!
もっとあっちの方に倉庫があるんじゃないですかねー!」
リーアは基地の奥の方を指差してみせる。
基地という性質上、どこかに備蓄食料があるはずだが……入り口近くのこの辺りにはないようだ。
「どうせ整備の施設も探す必要がありますしー、もっと奥に移動しましょー!」
笑顔で一方的に叫ぶと、リーアはゾックを基地中央部に向けた。
【行動:肉声で相談(0p)、移動(V16→W16)(−1p)】
【位置:V16→W16】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:ハロG、ハロP、工具箱、予備の作業服、パン×2、水×2】
【行動方針:食料の調達、ゾックの改造】
【同盟:05番グリーン=キャット】
ゾックのコクピットが開きリーアが身を乗り出し
大声でこちらに呼びかけてきた。
「そうですねー! でも、あの建物には食べ物は見つかりませんでしたよー!
もっとあっちの方に倉庫があるんじゃないですかねー!」
そうだ。ここには彼がいたからめぼしいものがないんじゃないかと思ってたんだった。
こっちもコクピットから身を乗り出し返答する。
「そうだね。でも申し訳ないけど。ちょっと先にいっててくれないか?」
彼女はこれで先に向かってくれるだろう。
さっきから気になっていたが・・・・
どうも・・・・体が・・・・・・思い通りに・・・・・・・・・動かない。
どうにかコクピットのシートにもたれかかったが
コクピットを閉めることもできずにそのまま意識は途切れた。
【行動】肉声で相談−0 気絶−0
【残り】0
>>206 彼我の高度差を考慮に入れたとは思えない、無駄な砲撃。
無論当たるはずなど無く、余裕を持って回避行動を採る。
重力に囚われ放物線を描き始める砲弾を眺め、私は嘆息した。
あのMS-09のパイロット、飛行する敵との戦闘経験が無いのだろうか?
或いは、機体と同じく中身も一年戦争当時の人間なのかも知れない。
「真逆。私らしくもない……」
愚にも付かぬ思考を停止し、操縦に意識を集中する。
太陽は既に西の稜線の奥へと姿を消し、残光が微かに空を照らしている。
暗闇が辺りを包み始め、有視界戦闘は大きく制限される時間が遂に到来した。
更に、風も出始めている。
ここはやはり退いておくべきだろう。
「EMS-06のパイロットは……アルム=ヴォーキサーか」
呼び出した名簿で名前を確認し、通信を入れる。
「アルム=ヴォーキサー。お前の名前、覚えておこう」
それだけを告げ、回線を切る。
全く、私らしくない。
再び嘆息し、私はウェイブライダーを北の空へと疾らせた。
【行動:回避・アルムへ通信・I-20→I-16】【残り行動値:0】
【武装:変更無し】
【所持品:変更無し】
【行動方針:戦術的撤退】
【同盟:無し】
「ああ、初めてだな
俺の名はコード・アクセルズ…叢生流の師範代だ」
「かまわんよ…っと」
「…そ、そうなのか?
……これからか…俺は最初基地に向かう予定だったんだが…
今から基地へ向かうか?
そして…」
「これを何処に積むか…だ…」
コードの話が終わるとエィケズはケラ達を戻し、しばし考える
「………そうだね、確かあのコンテナがまだあっただろう
少し大きすぎる箱かもしれないがあそこに入れていていいんじゃないか?
それをアプサラスVにぶらさげたら問題は無いだろう
まぁ、戦闘か何かで失う可能性も考えて必要最低限の物はコックピットに忍ばせておくのが
いいと思うが……どうだろうか?」
言って相手の反応を待たないまま大きな荷物から蜂の子、ミールワーム、イトミミズをタッパーに入れ
洗面器を頭にかぶり、ミネラルウォーター2gのペットボトルを持ちコックピットの揺れても安定する席に置く
ふとモニターの地図を見ると自分とコードのいる地点からやや進んだ先で何やら点滅している
それが何を意味するのか
「コード、大変だ!近くにMS反応がある!
どうする!?接触してみるか!?」
【残り行動値:3】
【位置:P-11】
【行動:コードと話し合い(-0) 索敵行為(-1)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー(ほぼ満タン)
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:コードと今後について相談、EWACネロの対処】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
「そうだね。でも申し訳ないけど。ちょっと先にいっててくれないか?」
コクピットハッチから、キャットがその知的な顔を覗かせて叫ぶ。
なんでですか? と聞き返そうとして、リーアはふと口をつぐむ。
先ほど自分が「単独での探索行動」を必要としたその理由を思い出したのだ。
仲間同士とはいえ、確かにプライバシーは存在する。生理現象には逆らえない。
「わかりましたー! 後から来てくださーい! 適当に建物調べておきますねー!」
……致命的な勘違いに気付くことなく、リーアは基地の中心部に向かって移動してしまった。
ゾックを建物の陰に隠し、ハロPを抱えて降りる。
無人の基地。すでに太陽は西に沈み、空の色は紅を経て深い蒼い闇へと変わって行く。
人工の大地では絶対に見れない、大自然の作る微妙な色合い。
「そういえば、ここって地球なんだよね。……地球のどこなんだろう?」
ふと、今まで考える余裕すらなかった問題を思う。
コロニー生まれでコロニー育ちのリーアにとって、地球という環境は馴染みがない。
一回だけプチモビ関係のイベントのために降りたことはあるが、その時は時間の関係でろくに地球観光もできなかった。
「夜になると、冷えるのかな。天候管理がないのって不便ねぇ」
呟くリーアの髪を、少しばかし強くなってきた風がかき乱して通り過ぎた。
……ダンボール一箱分のレーションと缶詰類。ミネラルウォーターの2リットル入りペットボトル8本。
携帯コンロ、小振りな救急箱、毛布が数枚。缶切りや食器セットなど、忘れがちな必需品もちゃんと押さえている。
見つけた全てを、とりあえずゾックの足元に積み上げる。
ハロPによって電子ロックを解除された倉庫には、大量の備蓄食料と緊急避難時の必需品が眠っていた。
全てを持ち出す必要はないし、持ち出した所で持っていく手段はない。
懐中電灯(これもまた倉庫の中で見つけたものだ)で照らしながら選定し、持ち出してきた。
「まずはこんなものかな。二人で生き抜くためにはこれで十分……
次は……武器とか、改造用の材料とか、改造のためのMSドックとか……」
地図の上では一つのブロックになっているが、この基地中心部の建物の数は少なくない。
リーアは最初に支給されたコッペパンを食べながら、次の建物の探索に移った。
【行動:基地の建物の探索(生活物資発見)(−1p)】
【位置:W16】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:救急箱、毛布数枚、十分な水と食料、その他サバイバル小物各種 を追加】
【行動方針:各種物資の調達、ゾックの改造】
【同盟:05番グリーン=キャット】
コードに大声でMS発見の報告をすると
付近にあったらしいスピーカーから男の明るい声が聞こえてくる
「皆さんこんばんは。 楽しく殺しあっていますか?」
「まだ死者が出ていないようですね。
先生たちはとても残念です。では、今から危険区域の発表をします。
『A-17』 『C-09』 『D-05』 『E-21』 『G-13』
『H-11』 『K-18』 『N-01』 『T-08』 『U-12』 以上です。
皆さん、入らないように注意しましょう。
それと、夜になって強い風が吹く可能性があります。
砂漠、空、橋にいる人は注意してください。楽しく殺しあいましょうそれでは皆さんさようなら。」
エィケズを拉致したであろうグループの一人が放送した内容をなんとか思い出し
エィケズは地図の方に危険区域の場所に×印をつける、どうやら死亡者は出ていないらしく少し安堵をする
(……まだ、やる気になってるヤツはいないらしいな)
考えていると突然通信が入る、コードはまだアプサラスに乗っていない、ということは他のヤツからである
あの頭でっかちの方から来たのだろうか?そう考えていると内容が聞こえてきた
〜続くでよ〜
『は、始めまして、自分はグレン=フォートレスと…言います。
突然ですけど貴方はこの殺し合い…をどう思いますか?』
(グレン=フォートレス……通信個所は、R-11、か
途中どもっている所を見るとどうやら緊張しているか、それとも弱気なのか……
まぁいい、どっちにしろ交戦意志は無いらしいな)
安心させておいて撃つ、という考えが出ないのはいい事なのか悪い事なのか
エィケズはひとまず通信に答える事にした
[こちら06番リグ・シャッコー、エィケズ=コートだ
君の問いに答えるが、殺し合いをする気ならこんな所でアプサラスと一緒にいないよ
それで、君の考えはどうなんだい?]
通信が終えるとまた大声でコードに連絡をする
「コード!もう一機来たぞ!とにかくアプサラスに急いで搭乗してくれ!」
【残り行動値:2】
【位置:P-11】
【行動:通信行為(-1)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:Gフォートレス、EWACネロの対処】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
「………そうだね、確かあのコンテナがまだあっただろう
少し大きすぎる箱かもしれないがあそこに入れていていいんじゃないか?
それをアプサラスVにぶらさげたら問題は無いだろう
まぁ、戦闘か何かで失う可能性も考えて必要最低限の物はコックピットに忍ばせておくのが
いいと思うが……どうだろうか?」
聞いてきたエィケズはこちらの反応を待たないまま大きな荷物から蜂の子、
ミールワーム、イトミミズをタッパーに入れ
洗面器を頭にかぶり、ミネラルウォーター2gのペットボトルを持ち
コクピットへと入っていった
「わかった…そうしておく」
コクピットに入っていった仲間の背中にそういって、自分の荷物を持ってアプサラスの上へとよじ登る
コンテナの隙間からそれを放り込むと、左手に持った刀を抜いて横に振る
「重いな…」
コードはつぶやくと刀を納める
「コード、大変だ!近くにMS反応がある!
どうする!?接触してみるか!?」
収める同時に聞こえてくる仲間の声にエィケズは頭を上げた
「コード!もう一機来たぞ!とにかくアプサラスに急いで搭乗してくれ!」
「ああ、わかった! 敵でないことを祈るぞ!
続く声にアプサラスのコクピットに入り込んだ
【エィケズと会話:-0 コクピットに乗り込む:-1】【残り行動値:3】
【位置:P11】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲 日本刀】
【行動方針:Gフォートレス、EWACネロの対処】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
>235
[こちら06番リグ・シャッコー、エィケズ=コートだ
君の問いに答えるが、殺し合いをする気ならこんな所でアプサラスと一緒にいないよ
それで、君の考えはどうなんだい?]
数秒後に返事が返ってきた。
(リグシャッコー……なんで機体デ−タに入ってないんだ?
だけど……とりあえず戦わなさそうな言い回しだな…。)
開きっぱなしにしてた回線からすぐに返事を返す。
『俺の考え…?決まってるよ!俺は自分の意志でここに来たわけじゃない!!
俺はこんな…こんな殺し合いなんて御免だ…!!』
(多少声が大きくなったが戦う意思が無い事は分かってくれる筈だ…と思う)
【行動:通信中】
【位置:R11】【残り行動値:3p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
『俺の考え…?決まってるよ!俺は自分の意志でここに来たわけじゃない!!
俺はこんな…こんな殺し合いなんて御免だ…!!』
こちらの通信が送信されたのを確認すると数秒後にまた返信が来た
コードはどうやらアプサラスに搭乗できたらしく、エィケズは再びアプサラスの上にのっかり
安定できる位置に移動する
[そっか、了解了解、で……君はこれからどうするつもりなの?
まさかその問いを言いに来ただけなんて言わないよね]
再びグレンに返信をするとコードに通信をする
[コード、一応浮上しておこう、戦闘意志が無いとしても
用心に越した事は無い、それにネロの動きも気になる……]
【残り行動値:2】
【位置:P-11】
【行動:通信回線開きっぱなしで通信行為(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:Gフォートレス、EWACネロの対処】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
>>206 >>230 トルヴァ「無事か!?うまく避けれたとしても、武器が無ければ空中戦は無理だ。
ここは濃いミノフスキー粒子と障害物をうまく利用して、何とかやり過ごすんだ!!
相手も無駄弾は使いたくあるまい。
もし、降りてきたとしたら接近戦に持ち込むんだ、援護するからそのまま降りて来いっ!!」
兵隊さんから通信が入りました。
アルム「わ、わかった!い、今降りる!」
ハロ「コウカー!コウカー!」
私は、飛んでいく飛行機を見つめながら兵隊さんの近くへ降りていきました。
降りていく途中で、バタラの横を何か砲弾みたいなものが通っていきました。
その砲弾みたいなものは、飛行機まで届かず、飛行機のかなり下を通って、放物線上に落ちていきました。
飛行機がまた襲ってくると思って、真横のビルの裏に隠れようと考えた時に、
誰かから通信が入りました。
???(コォネ)「アルム=ヴォーキサー。お前の名前、覚えておこう」
恐ろしく冷たい女性の声が聞こえてきました。
そのあと、背筋が震えて、膠着して動けない私が捕らえたものは、
夕焼けの光を受けて北の方に向かって、どんどんと小さくなっていく飛行機の姿でした。
その飛行機が見えなくなるまで、私はぼーっとしていました。
飛行機が消えたあと、私は無表情で、無言で、バタラの足を出して地面に着陸しました。
もうちょっと続く。
私は、コックピットハッチを開きました。
コックピットに散らばっていた荷物から水筒を取り出しました。
水筒の蓋を外して、その中の蓋を外してそのまま、直で口をつけて水筒を傾けました。
あっという間に全部飲み干して、コックピット内に投げつけました。
私は、何故かハッチをあけた状態でまで大声でこんな事を叫んでいました。
アルム「GMがGMが!私を掴んで!自分の胸の前まで持ち上げて!そして・・・っGMがぁ!寄るなぁぁぁ!」
ハロ「アルム!?ドウシタ!?GMガドウシタ!?」
叫んだあと、落ち着いて考えてみれば自分が何故あんなことを叫んだかがわかりました。
私は、今まで生きていて2回、本当に死ぬかもしれないと考えてみたことが有りました。
2回目はさっきの飛行機が襲ってきて。一回目は、幼少の頃に、GMに誘拐されて。
あの頃の私は、GMに握り締められたあと、警察が駆けつけてきて、GMがいきなり私を掴んでいる
手を強く握って、それで骨折を起こしたことがあって・・・・
2回目の死ぬような思いをして、GMに握りつぶされそうになったことが強烈に蘇った。私はそう確信しました。
外の少し冷たい風が入ってきました。私はコックピットハッチを閉めようとしたところ、
外から音楽が大音量で流れてきました。
確か・・・これは・・・・どこかで聞いたことがあるような・・・
もう少しだけ続く。
ハッチを閉めながら、私が何の音楽かを考えていると、突然音楽が止まり、今度は明るい男の声が流れてきました。
と、同時にハッチが完全に閉まりました。
「皆さんこんばんは。
楽しく殺しあっていますか?
まだ死者が出ていないようですね。
先生たちはとても残念です。
では、今から危険区域の発表をします。
『A-17』 『C-09』 『D-05』 『E-21』 『G-13』
『H-11』 『K-18』・・・・」
ディスプレイに地図が表示され、男の声が座標を喋るたびに赤い×マークが描かれていきました。
私は、男の言葉が終わるよりも速く、コックピットハッチを再度開き、叫びました。
アルム「ふざけんじゃねぇぞぉ!このシャウエッセンクオリティ・・め・・・うぷ・・・・おヴぇあぁぁぁぁぁぁっ!」
ハロ「アジノモトー!・・・アルムハクナ!!ダイジョウブカ!?」
私は、叫びながらコックピットハッチから乗り出し、嘔吐していました。
吐き終わったあとに、私はこんな事をつぶやきながら、コックピットのシートに倒れこみました。
アルム「流石に直は・・・・きつ・・・かっ・・・た・・・。」
ハロ「コーノーヨッパライ!」
私は、コックピットハッチを閉め、そして、思いっきり水を飲み干していました。
アルム「口の中が!口の中が!」
ハロ「ジゴウジトク!」
【戦闘終了 通信−1 】【残り行動値:3】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 口の中の辛さを抑える
【同盟】トルヴァと同盟?
[そっか、了解了解、で……君はこれからどうするつもりなの?
まさかその問いを言いに来ただけなんて言わないよね]
(やった!これで孤独と退屈から逃れられる!)
そう思い、再び返事を返す。
『共闘…いや共存してくれないか…?
俺は今食料をある程度持っているし、うまい料理を作れるぞ!
…それに俺の乗ってるMSはZZガンダムだ…多少は戦力になる筈だ』
(だけど一応は警戒しておこう…罠かもしれない…)
【行動:通信中】
【位置:R11】【残り行動値:3p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
コッペパンをかじりながらリーアが向かったのは、4階立てのビルだった。
すっかり暗くなった建物の中に、電池の節約のため懐中電灯もつけずに入っていく。
「暗いなぁ……ちょっと怖いかな……」
「ハロピーガツイトルデー!」
「ありがと、ハロP。頼りにしてるわよ」
リーアは小さな同行者に微笑みかけると、暗い廊下を歩いていく。
長い廊下。微かに外から入る光。
リーアはふと、幼い頃に忍び込んだ夜の学校を思い出していた。
延々と続く真っ直ぐな廊下に、等間隔に並ぶドア。扉の上に突き出したプレート。
ただし、プレートには学級名ではなく、『庶務課』『会計課』などの名前が書かれているが。
「……なんか出そうで、イヤだなぁ………」
リーアは呟く。自分の囁きと足音だけが聞こえる。完全に無人の建物。
窓から差し込む光の加減なのか、廊下の所々に黒っぽい陰が広がる。
密閉された澱んだ空気が、奇妙に不快な匂いをかもし出す。
「帰りたいなぁ……でも情報は集めないとね。ハロP、鍵を開けて」
そう、必要なのは情報だ。この基地のどこに何があり、どこへいけば欲しいものが手に入るのか。
事務関係の部屋のコンピューターには何らかの情報が残っているかもしれない。
「カギ、カカットランデ〜」
「え? うそ? あ、本当だ……」
かかってると思っていた電子ロックは、機能していなかった。
かすかな不審感を抱きつつ、リーアは『庶務課』と書かれた部屋の中に踏み入った。
……廊下よりも暗い部屋の中は、目の慣れていないリーアにはシルエットだけしか見えない。
廊下でも感じた、何やら不快な匂いがより濃密に閉じ込められていた。
何やら嫌な予感。しかしそれが何なのかは分からない。
遠くの壁際にPCが並んでいるのを見つけて、半分手探りで机の間を進んでいく。
……と、その時。
リーアの足が、何か不愉快に柔らかいものを踏みつけた。
「………え?」
(続く)
リーアは反射的に数歩あとずさって、自分が踏んでしまった障害物を懐中電灯で照らす。
……半分吹き飛んだ頭の、濁った目。踏みつけられて不自然に歪んだ胸郭。
「い………いやぁぁぁぁぁ!!」
悲鳴を上げる。
銃弾で殺された事務員の死体。すでに変色したグロテスクな顔が、リーアを下から見上げている。
慌てて懐中電灯で周囲を見回すと、荒れた事務室の中にはあちこちに死体が転がっていることに気付く。
散らばった書類。壁の無数の弾痕。飛び散った血は黒く変色している。
銃が乱射され、事務員たちが一方的に虐殺された、その事件現場。
「ヒイッ、ヒィッ、ヒィッ……う、うグッ、ぐ、ぐぼげぇッ!!」
先ほどまで気になっていた臭いの正体に気付き、リーアは不快感のあまりその場に崩れ落ちる。
崩れ落ちてその場に嘔吐を始める。
今さっき食べたばかりのコッペパンを全て吐き出し、もはや胃の中が空っぽになっても胃酸を吐き続ける。
初めて見る死体。
腐乱を開始した死体。
昼間に会った二人の『敵』が手加減してくれなければ、自分もなっていたであろう死体。
戦争とは無縁のコロニーに育った少女にとって、それは耐えられる代物ではなかった。
情報収集という目的も忘れ、彼女は死体の転がる建物から逃げ出す。
『キャットさん、どこなの! キャットさん! キャットさん!』
抱えたハロPを通信機モードにして、リーアは叫ぶ。
この容赦無用のバトルロワイヤルにて、彼女が唯一頼れる相手。
青年の名を叫びながら、リーアは黄色い涎も拭かずに走っていく。
【行動:基地の建物の探索(収穫なし)、通信(キャットへ)(−2p)】
【位置:W16】【残り行動値:0p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:救急箱、毛布数枚、十分な水と食料、その他サバイバル小物各種 を追加】
【行動方針:なし(錯乱中)】
【同盟:05番グリーン=キャット】
(木馬に入店)
…やっぱり勝てない…精神面で勝つしかないの…?
でも精神も…
(ぶつぶつ言いながら、カウンターに座る)
『共闘…いや共存してくれないか…?
俺は今食料をある程度持っているし、うまい料理を作れるぞ!
…それに俺の乗ってるMSはZZガンダムだ…多少は戦力になる筈だ』
グレンから返信が入り、エィケズは少し考え事をする
(共存……か、なるほど、人に飢えていたんだな)
[ま、俺はいいんだけどとりあえずコードにも聞かないといけないしね]
グレンに返信した後、今度はコードに通信をする
[あー、コード……あの戦闘機みたいな方は共闘、いや、共存を求めてきた
俺は別に構わないが、どうする?]
一応そう通信しておいてもう一度考える
(『食料をある程度持っていて、うまい料理を作れる』
この点はかなり重要である、このゲームは体力、技能、精神面が重要になる
うまい飯を食えるという事は体力、精神面におおいに反映されるであろう
そして、ここからが問題であるが『俺のMSはZZガンダム』
……名前から見て連邦のV作戦で開発されたMS、-ガンダム-の派生型であると思うが
聞いた事がない、というより……=ZZってなんのこっちゃ=)
ZZガンダム:MS名:ハイメガキャノンを装備した大型MS、すごくつおい
【残り行動値:2】
【位置:P-11】
【行動:通信回線開きっぱなしで通信行為(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:Gフォートレス、EWACネロの対処】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
>245
誤爆スマソ
気が付けば日が沈み辺りは闇が訪れようとしていた。
(さて、後はどうするか……む?)
一つ忘れていたことを思い出す。
それは、射撃系武器を入手することだ。
(しまったな…)
来た道を引き返せば、夜間とはいえまたあの二人と遭遇する可能性は高い。
しばらく腕を組みマップを眺める。
ここから別の基地まではかなりの距離がある。
(………面倒だな。)
やはり、この基地で探すのが最も手っ取り早いだろう。
特にこの夜間の基地であればミノフスキーと視界の悪さで
昼に比べれば見つかりにくい。
無論、こちらからも他の機体を見つけにくいが。
(ともかく、手っ取り早く済ませたほうがよいな。
いつ禁止区域にされるかもわからんからな。)
かくして、砂地上空を低空飛行で迂回し再び基地へと戻ったのであった。
【行動】X−15を経由しX−17に移動 -4【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
【行動方針】武器入手
【位置】V−15→W−15→X−15→X−16→X−17
【同盟】無し
[ま、俺はいいんだけどとりあえずコードにも聞かないといけないしね]
返事を聞いてコクピットでガッツポーズをとったが肘をぶった。
(よしよしよし…!順調!これはほぼOKじゃないか?
やっぱりZZガンダムってのがきいたのかなぁ…少し旧式だけど強いし)
『とりあえずそっち行きます!』
うかれて返事を待ちきれずに機体を変形させて通信を入れて機体を動かした。
【行動:通信中・変形・移動(R11→P11)】
【位置:R11→P11】【残り行動値:0p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
夢を見た。夢を見た。夢を・・・見た。
いや。夢ではない。それは現実。それは記憶。
遠い過去の記憶。悲しき記憶。忘れられぬ記憶。
いまここに自分を至らせる記憶・・・・
脳裏に浮かぶ明るい玄関。自宅の玄関であった。
玄関に軍服をきっちり着込んだ父がいた。
「あたな。いってらっしゃい」
「パパー。いってらっしゃーい。またお土産にロボットの写真ちょうだいねっ」
「ああ。わかってるよ。グリーンはパパに似てロボット好きだなー。」
「うん。僕大好き。でもパパの方がもっと大好き。
僕大きくなったらロボット作ってパパに乗ってもらんだー。」
「いまから楽しみだよ。あはははは。それじゃいってくるよ。」
「いってらっしゃーい」
日差しの中に消えてゆく父の背中。
父を見たのはそれが最後だった。
父が出かけた数日後、木星からの侵略者がやってきた。
父はその時死んだ。
だが名誉の戦死などではなかった。
歴史の合間。人と時間では長いと思われる平和。
その為に生まれた油断。その油断。機体の整備不良により
父の乗る機体は交戦前に自壊した。
時は0136年を刻む。自分はまだ十歳に満たない子供であった・・・。
意識がゆっくりと戻り始める。始めに見えたのは歪み暗くなった景色。
歪んでいるのは自分が泣いている為だと気付くのにはそう時間はいらなかった。
夜になり唐突に風が強くなり始めたらしく、風が僕に向かって吹き付けてくる。
コクピットのハッチをあけたまま気を失っていたらしい。
コクピットをしめようとするが手が震えているらしくうまくしめられない。
(くそ。いうことを聞けっ!)
自分の体の異変に苛立ち膝をおもいっきし叩く。
すると不思議に震えがとまる。
その時この環境になれていないのは体ではなく心だと気が付く。
(気を強くもたないと自壊するのか・・・あの時のリーアのように・・・)
ふとリーアの笑い声を思い出す。
(いずれ自分もああなってしまうかもしれない。その時は僕は・・・)
頭の中に悪循環の考えが渦巻く。出口のない思考地獄。
だがコクピットを閉めディスプレイに新たな画面が写っていた時にその
考えは断ち切られ、新たな事を考え始めた。
写っていたのはゲームのマップ。そして所々に×印。
下にある注訳にて立ち入り禁止区域だと書いてある。
×印が今自分の居る位置に無いことに安堵の息を漏らした。
そこまで考えたところで腹の虫がグ〜と鳴り始めた。
(そういえばリーアに食料探しに行こうといわれと言われていたんだっけ。
確か奥のほうだったな・・・。)
機体のレバーを握り奥のほうへ動き始めた。
【行動】V16→W16 −1
【残り】3
【行動方針】ごはーんww
リーアの追っかけww
【同盟】リーア=ミノフスキー
暫くリーアを探し基地をうろつく。
基地だけあって様様な建物が連なっている。
(リーアは先にいって何をみつけているかな?
できれば体の休める施設でも見つかれば・・・)
自分勝手の事を思いつつ歩みを進める。
そして四階建てのビルの前に佇むゾックを発見した。
(いまゾックがここにいるということはリーアはビルのなかか・・・。)
まずゾックに乗っていないかどうか確認のために通信を飛ばそうとすると
リーアから通信が入る。
『キャットさん、どこなの! キャットさん! キャットさん!』
悲鳴の通信。発進場所はゾックからでなくビルの中から。
「リーア!僕ならいまビルの外に居るよ。どうしたんだ?リーア!」
【行動】通信ー1
【残り】2
【行動方針】ごはーんww
リーアのおっかけww
【同盟】リーア=ミノフスキー
[コード、一応浮上しておこう、戦闘意志が無いとしても
用心に越した事は無い、それにネロの動きも気になる……]
[あー、コード……あの戦闘機みたいな方は共闘、いや、共存を求めてきた
俺は別に構わないが、どうする?]
そう言われ、コードはアプサラスを浮上させながら答える
[仲間は多いほうが良い…そのはずだ]
コードがそういうのよりの少しだけ早く、接近してくるMSを見つける
確か『ガンダム』だったか、そう思いつつも飛行させたアプサラスを安定させた
次に通信網を開くと同時に声が聞こえてきた
『とりあえずそっち行きます!』
その声を同時に‘ガンダム‘が接近してきた
それを確認するともう一方に視線を移す
もう一つのMS…おそらくアレが‘ネロ‘だろう、そう考えながら
接近してくるMSと仲間、そして動きの少ないネロに通信を送った
《一つ聞きたい…この茶番をどう思う?》
言いながら、視線をネロへと向けた
【浮上:-1 通常通信:-1】【残り行動値:2】
【位置:P11】
【武装:中央部大口径メガ粒子砲 日本刀】
【行動方針:Gフォートレス、EWACネロの対処】
【同盟:6番 エィケズ=コート リグ・シャッコー】
「キャットさん、どこなの! キャットさん! キャットさん!」
ハロPを抱えて叫びながら、悪夢のような廊下を走る。
先ほどまでは幼い日の肝試しを思い出させる、ただの暗い廊下。
それが今や、死者の怨念篭る異界の風景へと変質している。
廊下の各所には黒いシミ。
それは、先ほど思い込んでいたような光の加減ではない。
ここで流された流血の跡。失われた命の痕跡。
恐怖に押し潰されそうになりながら、涙と鼻水と黄色い涎を垂れ流しながら、
少女は微かに光る出口目指してひた走る。
『リーア!僕ならいまビルの外に居るよ。どうしたんだ?リーア!』
ハロPから流れ出す、聞きなれた声。
リーアにとっては、それは地獄に垂らされた一本の蜘蛛の糸だった。
「キャットさん! キャットさん! 死体が、中に死体がたくさん……!」
半狂乱になって建物から飛び出す。
そこに立っていたのは、騎士のようにがっしりとした頼れるシルエット。キャットの乗るドライセン。
駆け寄ろうとして、足をもつれさせる。派手に転んで、ドライセンの足元に倒れ込む。
すぐに立ち上がろうとするが、膝が震えて上手く立てない。
極限の恐怖、そしてそれから解放された安堵に、すっかり腰が抜けてしまっていた。
「キャットさん……よかった……」
そのまま、安心したせいか、気を失ってしまう。
「リーア、オキロ! オキロ!」
「イキトルカー! オーイ! イキトルカー!」
転がってきたハロG(ゾックの留守番役)も加え、二体の球体が倒れ伏した少女の周りを飛び跳ねる。
リーアは気絶した姿勢のまま、安らかな寝息を立てていた。
【行動:通信(−1p)、気絶(0p)】
【位置:W16】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:変化なし】
【同盟:05番グリーン=キャット】
ホシュ
[仲間は多いほうが良い…そのはずだ]
コードから返信が来て、エィケズはほっとする
もし駄目だと言われたらどうしようと考えていたが無駄だったようだ
しばらくしているとアプサラスVが浮上しグレンから通信が入る
『とりあえずそっち行きます!』
[了解了解、こちらエィケズどうぞー]
少しふざけながら通信を返すと大きなMSが目に入る
ZZガンダムが今いる地点に到着した様だ
コードの方はどうやらネロに通信を行っているようだった
(このまま、なんとか……なる、かね……)
安堵したエィケズに突然睡魔が襲った、ケラ達もどうやら眠り込んでいるらしい
外を見ると暗闇がかっている、知らない間に夜になっていたようだ
(眠っちゃいけない、眠っちゃ……)
なんとか己の顔を叩いたり、まぶたをパッチリ開けてみたりした、その結果
-
-
-
エィケズはそのまま深い眠りについてしまった
【残り行動値:4】
【位置:P-11】
【行動:通信回線開きっぱなしで通信行為(-0)就寝(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:EWACネロの対処】
【同盟状況:08番 コード=アクセルズ アプサラスV】
漆黒の空を翔る猛禽が一羽。
鋼鉄の翼の羽ばたきは、吹き荒れる風をものともせず。
ただひたすら、北を目指して飛び続ける。
「……」
ウェイブライダーの操縦席。コォネは静かに目を閉じている。
眠っているわけではない。
その気になれば、たとえ一週間でも睡眠をとらずに彼女は過ごす事が可能だ。
彼女はそう造られているのだから。
瞳を閉じたまま、彼女はある音にじっと耳を傾け続けている。
カチッ コチッ
無機質ながらも、どこか温かみを感じさせる音。
その音は、彼女の左手首の辺りから聞こえてくるようだ。
そこにあるのは銀色の腕時計。
飾り気の無い、アナログ式の古ぼけた時計。
カチッ コチッ
秒針が、時を刻み続ける。
おそらくは、彼女が生まれた時よりずっと――ずっと、刻み続けている。
【続く】
良かった。
私の時はまだ、止まっていない。
自然と溜息が漏れる。
左腕の時計に目を遣る。最初の飼い主に拾われたときには既に、ココにコレは在った。
否――在ったらしい。
私は拾われる前のことを、何一つ覚えていない。
一番古い記憶は、初めての任務で誰かを撃ち殺した時のもの。
それが誰だったのか、私は覚えていない。
信じられないような目でこちらを見、何故と問いかけてくる二つの瞳。
暖かさの込められた双眸から、ゆっくりと光が失われていく。
その双眸が誰のモノだったか、私は覚えていない。
何一つ確かなものの無い私の過去。
この時計だけが、それを知っている。
この時計だけが、現在の私と過去の私とを繋いでいる。
【移動:I-16→I-08】【残り行動値:0】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:補給場所の発見】
【同盟:無し】
《一つ聞きたい…この茶番をどう思う?》
アプサラスVが確認できる位置まで移動した所で通信が入った.
(茶番…この殺し合いの事か…)
少し考えてから開きっぱなしの回線で答える。
『これは異常だ…!!なんで殺し合う?!それが俺には分からない…
分からないだけまだ正常なのかもしれないけど――』
(だけどいざとなったら俺も殺し合いに参加しないと生き残れないような気がする…)
【行動:通信中】
【位置:P11】【残り行動値:4p】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローター】
【行動方針:とにかく人探し】
【同盟:なし】
バズーカの砲弾は虚しく落ちてゆく・・・。
(牽制とはいえ、無駄弾だったか・・・(汗)
次の行動を判断を考えていようとしていた時、妙に明るい歌とともに、無線が入ってきた。
「まだ死者が出ていないようですね。
先生たちはとても残念です。
では、今から危険区域の発表を・・・
「くそっ、こんな時に聞けるわけが無いじゃないか!!」
一人叫んでも、放送が止まる訳は無い。
相手もメモを取っていることを祈りつつ、ビルの陰に隠れながら
地図の端に番号をを書き加えていった。
それと、夜になって強い風が吹く可能性があります。
砂漠、空、橋にいる人は注意してください。
楽しく殺しあいましょう
それでは皆さんさようなら。」
ノイズで溢れそうなレーダーを確認すると、敵機は市街地から離れていった。
「ふぃー・・・、とりあえずこの場は凌いだか。
しかし、このゲームに乗る奴なんていたのか、こりゃ考えをあらためにゃいかんな・・・。」
アルムへ無線をつなぐと
アルム「ふざけんじゃねぇぞぉ!このシャウエッセンクオリティ・・め・・・うぷ・・・・おヴぇあぁぁぁぁぁぁっ!」
ハロ「アジノモトー!・・・アルムハクナ!!ダイジョウブカ!?」
「・・・・・・うぷっ!」!(いかん!!釣られるな!!釣られてはいかんぞ、レナウン!!)
吐き気を抑え、通信に集中する。
つづく
アルム「口の中が!口の中が!」
ハロ「ジゴウジトク!」
「くっっっ・・・・はぁーーーっはっはっはっ!!」
思わず、アムルの一人コントのような通信に、笑ってしまった。
「ぷっ・・・、いや、すまんすまん、ついな。
それはそうと、大丈夫か?怪我でもしていなければよいが。」
【行動:通信−1】
【残り行動値:3】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(1カートン)】
【行動方針:コォネと戦闘終了】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
彼女からの返信。それは簡素で分かりやすかった。
「キャットさん! キャットさん! 死体が、中に死体がたくさん……!」
思わず絶句する。たしかに人の気配がまったくしないということに
気にも止めていないわけではなかった。
だが、彼女からの通信で理由が明白になった。
(人が元からいないわけでなく、人を消したのか。強引に・・・。)
このゲームの主催者。ティーチャーの行為に寒気を感じる。
だが納得するところもあった。
(人の命をこんな簡単に扱えるのだからこんなゲームを思いつくのか。
こんな狂ったゲームを!)
とりあえずリーアを救出しに行こうと思って出入り口に目を向けた時
リーアがそこから飛び出してきた。
すぐに飛び出そうとコクピットのハッチを開けようとするが
その動作すら遅く感じいらつく。
コクピットを開き彼女がどこにいるか目を凝らし探すと丁度機体の下に
倒れていた。
「リーア。大丈夫かっ!」
聞こえていないとは思ったが思わず大声を出す。
そして機体を座らせ機体から飛び出すようにおりる。
リーアのそばではハロ達が周りを飛び回り何かを喋ってる
「リーア、オキロ! オキロ!」
「イキトルカー! オーイ! イキトルカー!」
飛び回るハロ達の合間を縫いリーアに近付く。
「リーア大丈夫かっ」
彼女に近付き声をかけたが返事はなかったが、かわりに
安らかな寝息が静かに聞こえる。
(寝てる・・・のか。ふう。びっくりした・・・)
しかし安心するのはまだ早かった。
続く
リーアの顔を見るとなんというかとても大変な事になっていた。
死体をみて気がかなり動転したんだろう。
顔から出せる液体は出せるだけ出して汚れていた。
(顔ぐらいキレイにしてあげないとな)
なにか道具はないかと意味もなくあたりを見渡すと
ゾックの足元にいろいろと山積みになっているのを発見した。
(僕が寝てる間に彼女が見つけたもの・・・)
早足に近付き、まずタオルを探すが・・・見当たらない。
仕方なく毛布を二枚とペットボトルの水を二本持ち出す。
そしてリーアに近付き毛布に水をかけ彼女の顔を優しく拭いた。
顔の汚れが取れたところで立ち膝で座り、彼女を持ち上げ
軽く膝の上に背中を乗せる。
そして新しいペットボトルの封を切り、彼女の口の中に軽く中身を注ぎ、
強引にうがいをさせる。
一回。二回。三回。吐き出させた水に異物が紛れ込まなくなったところで
止めて、もう一枚の毛布を彼女に巻く。
そして彼女の背中と膝の裏をもち持ち上げる。
(体を休めるところまでまずは移動しよう。
ここは基地だ。しかもなかなか大きなところだ。
なら・・・・宿舎があっておかしくはないはずだ。)
彼女を持ち上げ自分も立ち上がり、ハロたちに指示を出す。
「ハロPはここに待機。なにか異変があったら教えてくれ。
ハロGは一緒について来いっ!」
そしてハロ達の返答すら聞かずにまだみつけてすら居ない
施設を探しに彼女をかかえ走りだした。
【行動】リーアの看病? −1
【残り】1
【行動方針】宿舎の発見
【同盟】リーア=ミノフスキー
X-17区域内に入った。
飛行を止め、余り音を立てぬよう歩行する。
(この辺でいいだろう…)
辺りには気を付けつつも手当たり次第に近くの武器のありそうな場所を探し回った。
(ふむ、ともかく見つかったか。ビームライフルあたりが希望だったが文句はいえんか。)
手にしたものはビームピストルとスモークグレネードそれぞれ二個ずつであった。
(ともかく……これで、一応は武装が整ったか…)
近くの格納庫へ向かい、MSに装備させた。
【行動】探索 -1 装備 -1【残2】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
ビームピストル×2 スモークグレネード×2
【行動方針】未定
【位置】X−17
【同盟】無し
彼女を抱えながら走る。宿舎らしき建物をさがしながら。
(あれは違う・・・・これも違う・・・)
なかなか目的の建物は見つからない。
ただただ時間が過ぎてゆく。
どれだけ探したのか。時間にしてはそうかかってないらしいが
僕にとっては長い時間だった気がする。
どうにかそれらしき六階建てぐらいの建物を発見する。
そして片っ端からドアノブに手をあて開こうとするが。
開かない。開かない。開かない。
四階の右から三番目の部屋。少し諦め始めていた時。
ドアは開いた。
無用心にも鍵をかけ忘れていた人に感謝する。
そしてその人が部屋の中で変わり果てた姿でいない事を期待する。
ドアを開き部屋のなかにおそるおそると入った。
暗い部屋。人気の無い部屋。
壁に電灯のスイッチを発見して念じるようにスイッチを入れた。
運良く電気はまだここには通っているようだ。
いや、ここはあえて残されているのかもしれないが・・・。
どちらにしてもありがたいことであるのにはかわらない。
部屋の中ははっきしいって汚れていた。
いや。この場合汚れているというのは正しくないだろう。
正確にいれば散らかっていた。足の踏み場もあまりない床。
ゴミだかなんだかわからないものが散乱している。
だがベットの上は流石にきれいとは言いがたいが物が散乱していることはなかった。
脚の踏み場に四苦八苦しながらベットのそばに近寄りリーアのベットに降ろした。
一息ついてふと足元をみるとハロGがゴミに埋まっていた。
リーアをベットに降ろし、手が空いたのでハロGをまずゴミの山から拾い上げ
ベットのうえにポンと置く。
そしてまず電気の次に水が出るか確認するために
台所に行き蛇口を捻る。水は出た。
次にトイレ、風呂場と確認をした。
きちんと水は出る。風呂場はお湯もでる。
(ここでなら一息つくことができるな。部屋さえ片付いていれば)
だが、部屋のきちんと片付いている部屋の住人は鍵などかけわすれまい。
鍵があいていたのにはあいていただけの理由はあった。
ただたんに住人がズボラなだけであった。
ズボラの住人の居た部屋にめぐりあえただけでも今は幸運だが。
なにはともあれとりあえず浴槽にお湯を張り始めて
部屋からタオル等を発掘しようと思ったとき唐突に思い出した。
ハロPを機体に置いてきたはいいが異変があったときに
ハロPから通信を受け取る方法が無いことに・・・。
彼女をここまま一人でおいていっていいのか少し考えたが、
ハロGがここにいれば目を覚ませば通信をいれさせればいい
ことに気がつき、彼女をおいてまず機体の所にいくことにした。
部屋を出る前にハロGに一言指示を出しておく。
「ハロG。僕はこれから相棒のところに戻るからリーアが目を覚ましたら通信をいれてくれ」
そしてハロGからの返答を待たずに部屋を飛び出していった。
【行動】宿舎の捜索 −1 水光熱の有無の確認 −1 機体へ戻る −1
【残り】1
【行動方針】なんだろうWW
【同盟】リーア=ミノフスキー
A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□□□□□彡彡彡□◎■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■■■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓□■■■■■■■■■□
05□■■◎■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□ □、平地
06□■■■■■■■□□□彡彡彡┃□■■■■□□□□□□ ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■ 彡、川
08□■■■■■□□01□彡彡彡彡┃□□□■◎□□□□□□ ∴、砂地
09□□◎■■■■□□彡彡彡彡彡┃□□□□□□□□□□□ ▼、市街地
10□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━ =、橋
11□□□□□□□◎□彡彡彡彡彡▼06□□□□┏┛□∴∴∴ △、山
12━━━┳━━━━┓彡彡彡彡彡▼▼□□□┏◎□∴∴∴∴ ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□□□┃∴∴◎∴┗▼===▼▼11━━━┫□∴∴∴∴∴ ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□□┃□∴∴∴∴∴ ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴┣━★05★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★04∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□◎彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴∴□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━02===━┛△△△△03△△△△△△∴
21□□□□◎∴∴∴∴彡彡彡△△△△●●△△△△△△△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
◎は進入禁止区域 ×は次期禁止区域
番号02と13は同地点
番号06と08と10は同地点
番号05と12は同地点
間違いがあれば、管制室スレへ報告してください。
>>261 私は、かなりの勢いでミネラルウォーターを一本飲み干しました。
私は、ペットボトルをほおリ投げ、その場で下を向いていました。
兵隊さんから通信が入ってきました。
トルヴァ「くっっっ・・・・はぁーーーっはっはっはっ!!」
私は、顔を上に上げる気力も無く、兵隊さんの笑い声を聞いていました。
トルヴァ「ぷっ・・・、いや、すまんすまん、ついな。
それはそうと、大丈夫か?怪我でもしていなければよいが。」
ようやく顔を上げ、今度はシートに寄りかかりながら、通信を返しました。
アルム「うぃーっす、特に異常は無しですかねぇ〜、ちょっと、ちょっとね、跳んでる途中でハロが
あっちこっちにぶつかってきたけどね。ちょこぉっと痛いけど大して問題無しですよ工場長!いやははははは♪」
ハロ「コージョーチョー!!ジロチョー!」
私は、ものすげぇガッツスペシャルな感じで酔いまくっておりました。ええ。酔っていましたとも。
なにやら考えることまでものごっつ変なことになってきたなとか私は今考えておりますッ!
アルム「いんや、間違えましたっ!兵隊さん!これからどうしましょ?夜っぽくなってきたんで
どっかの建物にでも入りませんか!?」
私は、めっさ酔っ払ったまま兵隊さんにシンクロナイスドな通信を送っていました。
【戦闘終了 通信−1 】【残り行動値:3】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 どっか入ってなんかする。
【同盟】トルヴァと同盟?
マップに拠れば、もうそろそろ見えてくる頃……アレか。
眼下に広がる黒い森の向こう、小規模な基地が暗闇に浮かび上がる。
推進剤残量は70%に近付いている。あそこで補給をしておくべきだ。
滑走路に向け一旦機首を下げ、続いてランディングの準備に入る。
無論、無人の基地に誘導灯の明かりなどある訳も無い。
暗視モードに切り替えたモニターを注視し、慎重にコースを採った。
車輪がアスファルトに接地。コックピットが軽く揺れる。
暫く直進した後、ウェイブライダーは停止した。
操縦桿を放し、ハッチを開けて飛び降りる。
強風が頬を叩く。髪を嬲る。
先ずは基地内の地図の入手、次いで機体の整備だ。
乱れた髪を手で落ち着け、フライトジャケットに袖を通す。
仄かな月明かりの下、基地の管制塔を目指して私は歩き出した。
【行動:I-08→H-05・基地内探索・機体整備:-4】【残り行動値:0】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:「任務」遂行】
【同盟:無し】
息を切らしながら深夜の基地を駆け抜ける。
さっきまではあまり気にならなかった風が今は
僕の邪魔をするかのごとく吹き付ける。
意味も無くイラツキよけい息があがる。
だが止まらずに機体のある場所へ駆け抜ける。
嫌な予感がしたために。
やっとの思いで機体に辿り着いたが、外見的には異常はないようだ。
念の為ハロPに異常はなかったが尋ねるがやはり異常はなかったようだ。
とりあえずハロPにはゾックに乗り込んで待機しておくように指示を出す。
そして僕は自分の機体に乗り込んだ。
まず僕はリーアのゾックを守る為にここいなくてはならない。
だが時間は過ぎてゆく。時間を無駄にしないためにはひたすら考える。
リーアを守る為にはどうすればいいか。
まず目先の問題としては、あのザクV後期型を撃破するためには
どうすればいいのか考え始めた。
機体の能力としては素の状態であれば互角並なのかもしれない。が、
相手は空を飛ぶ。こちらは飛べない。これだけでも機体性能としての差がでる。
そして相手の操縦技術。とてもじゃないが僕のほうがうまいとはいいがたい。
機体でも不利。操縦技術としても不利。対抗策としては
やはりこの基地でなにか良い武器でも探す。
今僕の相棒には右腕のハンドガンしか射撃武器はない。
しかもサイズ的にあまり弾数はない。操縦技術と機体性能を考えても
接近戦ではまず勝てない。まずなんでもいい、なにか射撃武装をつけなくてはいけない。
そして機体の改造。操縦の能力でかなわないのであれば
あとは機体を改造して能力をあげでもしなければ勝てない。
だが、時間が無い。改修をすれば幾日もかかってしまう。
そして道具もない。道具がなければ何もできない。
道具が無くてもできることすればプログラムの改竄。
プログラムの改竄でできるとしてもブースターの
リミッターの解除程度。ただ無理をさせすぎると自壊するだけである。
短時間で相手の能力を超えることは難しい。
あとは僕ができるといえば・・・。
相手を策にはめることか。
最悪道ずれに自爆ぐらいか・・・・。
様々な事を考え頭の中でシュミレートし、最善の策を拾いあげてゆく。
たとえ人を守る為だとはいえ人を殺すことを・・・。
どんどんこのゲームに染まっている自分自身に気がつかずに。
【行動】思考 −1
【残り】3
【行動方針】リーアを守る。
ザクV後期型の撃破?
【同盟】リーア=ミノフスキー
父が軍を辞め、単身赴任をやめて私達のいるサイド6にやってきたのは、私が13歳の頃。
丁度、グリプス戦役が終結し、本格的にネオジオン紛争が始まった頃だった。
「ジオン憎しの一心で、一年戦争の頃から整備兵続けてきたけど……
ティターンズの末路とか見ちゃうと、もう連邦さえも信じられなくなっちまってなぁ」
父はそう言って笑ったものだった。
私は記憶にないのだが、私が幼い頃、父方の祖父母はジオンの毒ガス攻撃で殺されたらしい。
しかしそれを上回るティターンズの悪行の数々、そしてその最期を見て、父は変わった。
一年間のグリプス戦役を得て、父の顔は穏やかになっていた。
母や私と共に、作業用プチモビの小さい工場で仕事をしながら、父はよく軍隊時代の話を語ってくれた。
「戦場から無事帰ってこれない奴ってのは、整備兵からは大体見当ついちまうんだよな」
プチモビの足を調整しながら、背中を向けた父は語る。
「まず冷静さを失ってる奴。憎しみや恐怖に取り付かれている奴。
そして……自分が何のために戦ってるのか、見失ってる奴。
操縦技術や機体の差よりも、こういう精神的な差の方が大きいんだ」
「ふ〜ん……」
その頃の私には、父の言葉はいまいちピンとこない。
「じゃぁ、もし冷静じゃなくなったら、どうなるの?」
「それはな……」
父が振り向く。
「………こうなっちまうんだよ」
帽子を取った父の頭は、顔面に撃ち込まれた弾丸で半分吹き飛んでいる。
変色を始めた肌。虚ろな目。ダラリと垂れた舌。先ほど見た事務員の死体の顔。
「………ヒッッ! い、いや、来ないで!」
「何がいやなんだい? リーアもじきにこうなるんだよ?」
いつの間にか、父の整備していたプチモビが、巨大な陰に変わっている。
二度と見たくない、あのMS。
恐怖におののく私に、
ザクVはモノアイを光らせると、
ビームサーベルを振り上げ、
そして……………!!
「いやぁぁぁぁぁぁッ!!」
絶叫を上げて飛び起きる。
激しい動悸。荒い呼吸。軽い目眩もする。
……ようやくにして、私は自分が夢を見ていたことに気付く。
過去の記憶と、つい先ほどの悪夢の入り混じった、不快な夢。
「……そういえば……ここはどこ?」
「リーアオキタ! キャット ニ ツウシン! リーアオキタ!」
寝かされていたベッドの脇、ゴミの山に埋もれるようにして、ハロGが喋っている。
部屋の中を見回す……独身男性のものらしい、散らかった部屋。
窓の外から見える夜の光景から、ここがあの基地のどこかの建物であることを理解する。
「……ひょっとして、キャットさんが連れて来てくれたの?」
「キャット イイヒト! キャット イイヒト!」
「……ほんと、いい人ね……」
リーアはハロGに微笑みかけると、少しカビ臭いベッドから起き上がった。
キャットが今どういう行動をしているのか分からないので、とりあえず待ってみることにする。
後から思えば、ハロGを使って一度通信を入れてみるべきだったのだが。
ちょっとだけ、今いる部屋の中を探索する。
どうやらここは、士官の寮か宿舎か、といった部屋らしい。
そして……散らかった様子が示す通り、かなりズボラな性格のようだ。
ゴミの山としか思えない物の中に、普通に財布が落ちていたりする。
「お金は今はいらないけど……何かないかな」
机の引出しを開けてみる。雑多なゴミに紛れて、無造作に拳銃が一丁、転がっている。
「これって……いや、でも使えるわね……」
実物を触るのはこれが初めてだが、映画などで使い方は知っている。
弾薬も入っていることを確認すると、セーフティーをかけて作業着のズボンのポケットに収める。
「……使いたくは、ないけどね……」
リーアは小さく呟いた。
……狭い部屋の中を捜すうちに、ふと水音がするのに気がついた。
小さなユニットバスの中を覗きこむ。
「あれ? お風呂沸いてるの?」
「キャット イレテタ! キャット オフロ!」
「……キャットさんが用意してくれてたんだ………」
そういえば、先ほどの悪夢でだいぶ寝汗をかいてしまっていた。
「……ありがたく、入らせてもらおうかな……」
リーアは呟くと、脱衣所で作業着を脱ぎ始めた。
【行動:通信(目覚めたことの連絡。ただしハロGの独断、リーアは通信自体に気付いてない)、
部屋の探索(拳銃発見)、入浴 (合計−3p)】
【位置:W16】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:拳銃(予備弾倉なし) を追加】
【行動方針:風呂にでも入って冷静になろう……】
【同盟:05番グリーン=キャット】
age
整備を終えた私は、ひとまず仮眠を取る事にした。
休める時に休んでおくのも、戦場で長生きする秘訣。
かつて私を指導した教官の言葉だ。
尤も彼は、その次の出撃であっさり政府軍に撃破されてしまったが。
帰還した彼の亡骸を見て、年上の同僚が涙を流していたのを覚えている。
とりあえず機体は格納庫に移し、システムにロックをかけておく。
整備兵用の休憩室と思しき部屋で毛布に包まり、壁を背にして瞳を閉じた。
空調システムが稼動していない為、空気は冷え切ってしまっている。
任務中、幾度と無く経験してきた寒さ。
慣れ親しんだ筈の、底冷えする夜。なのに――どうして今夜はこんなにも寒いのだろう。
毛布を胸元まで掻き寄せ、私は小さく溜息をついた。
腕時計の音が、ひどく遠く聞こえた。
【行動:機体格納・仮眠:-2】【残り行動値:2】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:一休み一休み】
【同盟:無し】
>>268 「そうだな、だんだん暗くなってきたし・・・。」
あたりを見回すと、随分暗くなっていることに気付く。
「よし、手ごろな民家でも探して休むか?
君も元気はあるようだが、豪快に吐いたからな・・・。
なにか軽いものでも摂って、少しでも栄養を
付けておいたほうがいいぞ、またあんな奴が
いつ出て来るとも解らんしな。」
【行動:通信−1】
【残り行動値:3】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(1カートン)】
【行動方針:コォネと戦闘終了】
【持ち物:お守り 水×1 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
気が付けば少し仮眠をしていた。
時計のデジタル表示は約2時間ほど進んでいた、
辺りは風の音が絶えず聞こえるが
それ以外に聞こえるものは何もなかった…
(これ以上ここにいる意味もないな…)
コクピットを開き機体の燃料の補給を行った。
幸い燃料は格納庫に残っていたためそれを利用した。
黙々と作業を続け、ようやく終えるとコクピットに戻りMSを発進させる。
(次は何処へ行く……まあ、北にでも行くか……)
北に行くのにこれといった理由はない、ただここから動き出したいだけだ
夜の基地を一人歩行する。
(しかし、相変わらず。風が強いな…)
機体や建物に吹き付ける風の音を聞きながらゆっくりと北上した。
基地の北端が見え目の前には砂吹雪が吹き荒れていた。
(こいつは厄介だが、行くしかあるまい……)
そしてミノフスキークラフトで闇夜の空に高く舞い上がり
砂吹雪を避けるように出来るだけ上空での飛行を行った。
【行動】整備 -1 移動 -3【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
ビームピストル×2 スモークグレネード×2
【行動方針】未定
【位置】X−17→X−14
【同盟】無し
黙々と考え事をしていたが、急に腹がぐ〜となる。
(そういえばお腹すいてたんだっけ。どたばたしているうちに
また忘れていた・・・。)
最初に支給されたコッペパンをたべようとしたが、ふとリーアが
既に探していてくれた食料があるのを思い出す。
機体をゾックの前に移動させ、しゃがみこませる。
そして機体から降り、荷物を物色する。
(おぉぉ。大好物の鯖味噌煮の缶詰はけーん。
ご飯と一緒に食べると更に美味しい一品っ!
ごはんは無いけど、まぁパンで代用だっ)
いきなりウキウキとしつつ缶詰を二個機体に持ち帰る。
「ではいっただきまーす」
くちゃくちゃと咀嚼する音が響くだけのコクピット。
いままでのどんな食事よりも侘しく感じけっきょくパン一個と
缶詰一個しか食べれなかった。
お腹もふくれ思考回路もまたのほほん気分にもどったところ
やることもないのでゾックに通信をいれる。
「おーい。ハロP。ちょっとばっかし話相手になってくれ」
【行動】食事 −1 通信ー1
【残り】1
【行動方針】ハロPとの会話
【同盟】リーア=ミノフスキー
ゾックに通信をいれてハロPに話かける。
「イキナリこんな所につれてこられて困るよな。
昨日までは僕は普通の学生だったんだけどなー。
人殺しなんてしたくもないし。まだ死にたくないし。
ほーんとなんでこんな所に連れてこられんたんだろ。
まぁ僕が電車で居眠りなんかしてて寝過ごすのが一番悪かったけどさ。
でもここに来て良かったと思うこともあるよ。
ここに連れてこられなきゃリーアとも出会う事はなかったからね。
なんていうのかな。世間一般に言う一目惚れなのかな?これって?
ただ単にこんな所に僕と同じく連れて来られてしまった女の子を
守りたいという自分勝手な感情なのかもしれないけどさ。」
ハロPに話かけてる最中に急に他から通信がはいる。
ハロGからだった
「リーアオキタ! キャット ニ ツウシン! リーアオキタ!」
どうもリーアが意識を回復したらしい。
ちょうどそのままハロPに通信を入れる。
「噂をすれば影。ハロP。リーアが目を覚ましたらしい。
僕はちょっと迎えに行ってくるからまた留守番を頼むよ。
なにかあったら通信をいれてくれ。」
そして機体を立ち上がらせそのまま宿舎に向かい始めた
【行動】通信(開きっぱなしのため0) 宿舎へ移動 −1
【残り】3
【行動方針】リーアのところまで行く
【同盟】リーア=ミノフスキー
281 :
クライン ◆VoNc1M3.8U :03/05/01 00:46 ID:8m26cdRj
先程の通信がふと思い出される。
こちらは相手に気づいていた。程無くして相手もこちらに気づいた。
仕掛けてくる気も無く、近づいてくる気も無く、彼等は何故交渉を始めるのか?
先程の2人もそうだが、とかくこのゲームの創造は自分を超える。
まぁ、無駄に血を流そうという若者がいないのは非常にいいことだが…
<<一つ聞きたい…この茶番をどう思う?>>
茶番…。確かにそうだろう。
だが、茶番という物はあえて乗るからこそ"茶番"としての楽しみがある。
意味も無く拒絶したところで結果が変わるわけではない。
しかしだ、乗るタイミングを見誤ることこそ最悪な物は無い。
まだこちらにもやる事はある。彼等にもやることがあるだろう。
楽しみは取っておくと言った野暮な物ではない。
戦力不足・心の準備・最初の目的・タイミング…etc…etc。
数々の事象が頭に浮かぶが、全てをひっくるめた上での結論は変わらない。
彼等との接触も同じだ。出会う場所さえ間違えなければ…というのも
結局、例え話にしかしかならなくなってしまう。
だからこそだ。無駄な戦いは起こすべくして起こさず過ごそう。
"共に長く生き長らえたいだろう…"
この点はお互いに共通のはずだが、徒党を組んで済む様なゲームでもないことだ。
「さぁな……。」
相手に伝えたのはこの一言だけ。意味も無い。
通信をしてきた相手コード=アクセルズは深く考えないことをお勧めする
あ、書き忘れ…
おまけにageてもうた…。…鬱だ
【行動:返信(−1p)、移動(-2p)】
【位置:0-11】【残り行動値:1p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数4】
【行動方針:誰とも関わらずH-04付近の基地を目指す】
【同盟:無し】
>279
『リーアオキタ! キャット ニ ツウシン! リーアオキタ!』
『噂をすれば影。ハロP。リーアが目を覚ましたらしい。
僕はちょっと迎えに行ってくるからまた留守番を頼むよ。
なにかあったら通信をいれてくれ。』
……キャットのドライセンが動き出した頃。
リーアは湯船に浸かりながら、今日一日のことを思い返していた。
プログラムの開始。支給された伝説の珍兵器。お調子者な新しいハロ。
そして……EWACネロの取った謎の行動と、キャットとの出会い。
「……あそこで会ったのが、キャットさんで本当によかった………」
二人でホバーを吹かしながらのドライブ。ほんの僅かな楽しい時間。
たどり着いた基地での戦闘。探索中に見つけた死体。一気に気が滅入ってくる。
「……ずいぶん取り乱しちゃったな……私って、こんなに弱かったのね……」
父の言葉を思い出す。
冷静であれ、憎しみや恐怖に支配されるな、そして目的を忘れるな。
「そういえば……私の目的って、いったい……」
最初は、生き残ることだった。最後まで生き残ることだった。
そのためなら、他の参加者を利用して、いざとなれば殺すつもりだった。
でも今は? 自分が生き残るために、キャットを殺すことができるのか?
「……できない、と思う……」
ザクVと一緒に戦ったキャット。リーアをこの部屋に運んでくれたキャット。
一貫して「人を殺したくない」という態度を貫いているキャット。
理屈ではない。心の奥の何かが、彼を敵とみなすことを否定している。
「……何かないのかな。二人揃って生き残る方法って………」
リーアは自分の首にはまった首輪を撫でる。爆破装置が組み込まれているという、望んでもいないアクセサリー。
これをなんとかすれば、このプログラムの枠組み自体を破壊できる。二人揃って逃げ出す道も見える。
……逆に言えば、『ティーチャー』の側には、この首輪を外されないだけの自信があるということだ。
全てのプログラムの終了後『優勝者』の首輪は外すだろうから、これを取り去る方法は存在するハズなのだが。
「何を組み込んでるのかな? 爆弾と、通信機と、生死の判別ができるセンサー類と……」
そこまで呟いて、ふと気付く。
……盗聴器。
自分が『ティーチャー』の側の技術者なら、この首輪に仕込まないわけがない。
会話を盗聴できれば、参加者の動向を知ることは容易い。
今の自分のように『プログラムの枠組み自体を壊そうとする不届き者』の早期発見も可能だ。
リーアは熱い風呂の中で冷たい汗をかく自分を自覚する。
もう少しの所で、全ての可能性が失われてしまう所だった。
「……ま、簡単に外せるような首輪なら、苦労しないんだけどね〜。やっぱ戦うしかないのかな……」
今度は『意図的』に独り言を呟きながら、心の中で思う。
(確実な方法を見つけるまでは、キャットさんに言うわけにもいかない……。
ソフトウェア的な方法は私にはできないし……機械的な分解するにも、設備も道具も技術も情報も……)
リーアは一人悩みながら、浴槽から身を起こした。
お風呂から上がってサッパリしたところで、リーアは己のミスに気付く。
「……タオル、どこにあるんだろう……」
汗を流すことに頭が一杯で、すっかり忘れてしまっていたのだ。
「……すぐに見つかるよね………」
リーアは裸のまま、乱雑に散らかった部屋の中を捜し始めた。
風呂に入ってリラックスできたのはいいが……少々緩み過ぎの感もある。
【行動:タオルの捜索(−1p)】
【位置:W16】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:変化なし】
【行動方針:首輪の外し方を見つける、ゾックの改造、その前にとりあえず身体を拭くw】
【同盟:05番グリーン=キャット】
裸って…襲われるぞリーアたんw
私の髪を優しく撫でる手。
子供がお気に入りの人形を愛しむ様に、その手は私の体を抱き寄せる。
そう。
私は人形。
心の無い人形ならば、何も感じなくて済むから。
痛みも、悲しみも、憎しみも。
火照った肌の熱さも、息絶えた肌の冷たさも。
何も感じなくて済むから。
心の無い人形の心なら、どんな現実でも壊せないから――
「……!」
気配を感じ、私は跳ね起きる。
右腕はそれよりも速く動き、既に引き金を引いていた。
短い悲鳴。
足元には、血を流す一匹の野犬。森から迷い込んできたのだろうか。
横たわるソレの首に右足を乗せ、力を込める。
ゴキッ
鈍い音が、室内に響いた。
【行動:野犬撃退:-1】【残り行動値:3】
【所持品:変化無し】
【武装:変化無し】
【行動方針:休息】
【同盟:無し】
287 :
ただすぃ:03/05/01 04:04 ID:uZqEzMlL
(・ム_・)ヨピソ
いそいで宿舎にまでかけつける。
機体に乗ったままなので今度の移動はさそど時間はかからなかった。
機体を飛び降り、階段を駆け抜け、右から五番目の部屋へ入る。
「リーア。目が覚めたのか!」
喋りながら部屋の中に入ると・・・何故か裸のリーアがいた。
(あわわわ。なんで裸で部屋にいるんだっ!)
とにかく急いで踵を返し玄関へ走る。
「ご、ごめんっ!暫く表にいむぎぅっ」
派手に大きな音が鳴り、頭に大きな衝撃を受ける。
いくらなんでも焦ってたからってドアを開け忘れて突撃してしまったのだ。
あまりに大きな衝撃に体は飛ばされそのまま気を失った。
【行動】ドアに突撃っ −1
【残り】2
【行動方針】気絶中のため無し
【同盟】リーア=ミノフスキー
「リーア。目が覚めたのか!」
叫び声と共にドアが開いたのは、ちょうど洗濯物の山からタオルを発掘した瞬間だった。
「……え?!」
目が合ってしまい、金縛りになる二人。
先に正気を取り戻したのはキャットの方だった。
「ご、ごめんっ! 暫く表にいむぎぅっ!」
慌てて部屋を出ようとして、閉まったままのドアに突撃。
……大きな音とともに、気絶してしまった。
「わ、わぁっ、大丈夫ですか、キャットさん!」
リーアは慌てて倒れるキャットに駆け寄った。
とりあえず服を着ると、彼の身体をさっきまで自分が寝ていたベッドに横たえる。
大した怪我ではないことを確認すると、濡れタオルを用意して彼の額に当てる。
「……見られちゃった、んだよね……」
リーアは頬が染まるのを自覚する。
恋愛に興味がなかったわけではない。人並みに知識もある。
ただ……そんなことよりもメカいじりの方が楽しかっただけだ。
「……キャットさんが起きるまで、看病してても仕方ないわね。一度ゾックの所に戻ろ……」
リーアは自分の動揺を振り払うように呟くと、ハロGを抱えて部屋を出た。
ハロGに来た道を案内させ、ゾックの元に戻る。ゾックの前の荷物を積み込む。
「ハロP、留守番ご苦労さま!」
「マイド〜♪」
そのままゾックを動かし、例の宿舎の前、ドライセンの隣に止める。
二体のハロを抱えてゾックを降り、ハロGにはキャットの所に向かわせる。
「キャットさんが起きたら、連絡ちょうだいね!」
「リョウカイ! ハロジー イッテクル!」
階段を跳びながら登るハロGを見送ると、リーアは1階の廊下に並ぶ扉の一つに向き合った。
しばらく前、キャットが開けようとして挫折した、鍵のかかった扉。
その扉を、ハロPに頼んで電子錠を解除する。
これから目的の物が見つかるまで、この宿舎の部屋を虱潰しに調べていくつもりだった。
「個人所有のPCなら、どこかの部屋にあるはず……そして、そこから情報を得れば」
先ほど死体に錯乱してできなかったことを、再度やろうというのだ。
「お願いだから、もう誰も死んでないでね……」
リーアは恐る恐る、部屋の中に足を踏み入れた。
【行動:移動(ゾックと宿舎の往復)、探索(PCの捜索)(−2p)】
【位置:W16】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:変化なし】
【行動方針:首輪の外し方を見つける、ゾックの改造、そのための情報収集】
【同盟:05番グリーン=キャット】
>>286 昔の夢。
飼われていた頃の夢。
「はぁっ……ん……っ」
醒めてもなお、肌の熱は私を灼く――違う、これは発作だ。
強化措置を受けたゆえのリスク。
飼い主がペットを繋ぎ止めるために用意した、見えない鎖。
「はぁっ……はぁっ……ん……くぅっ!」
熱い。体の芯が、燃える様に疼く。
唇を噛み締める。表皮が微かに破れ、血の味が口の中に広がる。
麻薬の禁断症状にも似たこの苦しみ。
今の私に出来ることは、ただ過ぎ去るのを待つ事のみ。
口の中が乾く。
水を求め、リュックの中を引っ掻き回す。
あった。
キャップを取る手がもどかしい。
ミネラルウォーター入りのペットボトルに口をつけ、一気に煽った。
口の端からこぼれた水が、胸元へと伝って服を濡らしていく。
冷たい感触が外側と内側の両方から、体の熱を奪っていった。
【行動:発作:-1】【続く】
>>291 空になったボトルを部屋の隅に投げ捨て、一息つく。
どうやら発作は治まってくれたようだ。
一回発作が来れば、当分は再発しない。
経験則からそう判断し、私は安堵した。
「あ……」
ここで私はミスに気付いた。
一日と経たぬ内に、生存の要である水を浪費してしまった。
あろうことか2リットルも。
とりあえず、これは補給しておくべきだろう。
基地の中にも飲料水くらい備えられている筈だ。
支給されたコッペパンを齧りながら、私はゆっくり立ち上がった。
髪の先から、ジーンズの裾から、水が滴り落ちる。
頭から水を被ればこうもなろ――
「くしゅん」
――とりあえず、体を毛布で拭いておこう。
【行動:水補給:-1】【残り行動値:1】
【所持品:毛布追加】
【武装:変化無し】
【行動方針:「任務遂行」】
【同盟:無し】
日はすっかり落ちていた。
ちょっと仮眠をとるつもりが、熟睡していたようだ。
何時頃だろうか?
まあ、それはたいした問題ではない。
重大なのは、すでに進入禁止区域の発表がなされたであろうことだ。
(……ここ、大丈夫だよな)
わからない。動いた方がいいだろうか。
だが、動くことで侵入してしまうこともありうる。
(死ぬかな……オレ)
嫌な汗が額を伝う。爆破まで、あとどれくらいあるだろう。
(う〜。クソぅ)
悩んだ末に、現状を維持することに決めた。というよりも、考えてもどうにもならないので、
面倒くさくなったのだ。
(誰かを見つけて聞くのもいいだろうけど、戦闘になったら……)
なるのかな? ならねーだろうな。
でも、この広大なMAPの中でどうやって探すよ? ろくに走れもしないのに。
まったく、操縦技術の未熟は致命的だ。いや、性格の問題かもしれない。
【移動0】【残り行動値:4】
【位置:S−20】
【武装:後頭部60mm機関砲 ビームサーベル×4 メガ粒子砲×2
脚部ムーバブルフレーム・クロー ビームマシンガン】
【行動方針:操縦技術の習得】
【同盟:なし】
>>277 トルヴァ「そうだな、だんだん暗くなってきたし・・・。」
よし、手ごろな民家でも探して休むか?
君も元気はあるようだが、豪快に吐いたからな・・・。
なにか軽いものでも摂って、少しでも栄養を
付けておいたほうがいいぞ、またあんな奴が
いつ出て来るとも解らんしな。」
アルム「わかりましたっ!・・・そういえばですねぇ、デパートを探している途中ですけどねぇ、
色々どっかのオフィスとかスポーツジムとかあったんですけどもぉ!
確かホテルもあったような無かったような・・・
いきませんかぁ?ぬはははは♪」
ハロ「アルム!デキアガッテル!コーノーヨッパライ!」
アルム「そーですよー、私は酔っ払いですよ〜♪」
私は、ダイナミックに兵隊さんに答えている間に、確かホテルがあったような場所にドラマチックに向かっていました。
【通信−1 ホテル探索−1】【残り行動値:2】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 ホテルにとりあえず入る。
【同盟】トルヴァと同盟?
また夢を見た。夢をみた。だが、やはし夢ではなかった。
見たのは記憶の断片。自分の足跡。
引き戻ることの出来ない間違えた道。
高校時代の友人。無二の親友。アレフ=バンレード。
昼食後の些細な会話。
「よお。キャット。今回のテストの結果どうだった?」
「うーん。整備応用はパーフェクトなんだけどな。
何故だかいまだに整備基礎は君に勝てないよ。」
「基礎が出来ないのに応用が出来るなんて器用なやつだよ。おまえってば」
「うるさい。僕だって気にしてるんだから。一応な」
「嘘だろ。お前そんなに繊細な奴じゃないだろ」
「やかましい。まぁそんな口を聞けるのこれまでだ。
今度のテストでは完全に君を追い抜いて、僕がトップだっ」
「あー。無理無理無理。お前なんかに絶対まけねーよ。」
「くそっ。事実っぽいから余計にむかつくな。
まぁいい。その話は置いておいて今日帰りまたゲーセンな。
MSシュミレータで君のドライセンに今度こそ勝つぞ」
「はっ。お前のZZなんて敵じゃねえよ。
いつも一発狙いのハイメガばっか撃ちやがって」
「その一発狙いでやられたんはどこのだれかさんかな〜っと♪」
「ぐっ、まぁいい。俺のドライセンに勝てるやつはいない。
ホバーでうごきまわってりゃ大抵の攻撃は当たらんからな。
そして敵の動きをみて接近してビームトマホークでばっさり。これ最強。」
続く
上空での飛行を続ける、相変わらず近くには他機の反応は無い…
(次は……市街地あたりが近いな)
西へと機体の進路をとる。
U−13区域内に入った。
(この辺りは陸地のはずだな…降りても構わんだろう…)
ゆっくりと高度を下げ陸地に足をつけた。
【行動】移動 -4【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
ビームピストル×2 スモークグレネード×2
【行動方針】市街地へ向かう
【位置】X−14→U−13
【同盟】無し
「最低通り魔だな。」
「そりゃひでぇな」
「真実だろ。まぁその言葉撤回したきゃ、今日勝負だ!」
「望むところだ。と、言いたいところだが。今日は無理だ。
今日ちっとな委員会の集まりがあってな。帰りが遅いんだよ。
まぁ、お前がちょっとばっかし。そう2、3時間ぐらい残ってくれれば
万事解決なんだけどな」
「やだ。僕はゲーセンで待つよ。連勝記録をうちたてて待ってるよ」
「あー。お前には無理無理無理。絶対無理」
キンコンカンコーン。昼休みの終了のチャイムが鳴り響く。
その日。僕はゲーセンでアレフを待った。
無理だと言われた連勝記録を偶然手に入れ
勝ち誇った目をして迎えてやろうとした。
だが、アレフは何時まで待ってもこなかった。
七時になり学生の身分ではいつまでもゲーセンにはいられなくなり帰宅した。
家に帰りアレフの携帯に電話をしたが全く出ない。いや電源が入ってない。
どうしたものかと思ったが、逆に明日学校でアレフに自慢したときの
アレフの顔を想像し、むしろ明日が楽しみになった。
そして。翌日。
朝学校にきてみてもアレフの顔は無かった。
始業のチャイムが鳴っても来ないアレフ。
遅刻でしてんのか。あいつは。と、思っていたが現実は更に酷だった。
「残念な話ですが。昨日の夕方。アレフ君が交通事故で亡くなりました。」
開口一番の先生の言葉。
その瞬間僕の世界は暗くなった。
「アレフゥゥゥゥゥゥー」
昔の友人の名前を叫びながら飛び起きた。
(ふう。やな事を思い出したな。今更ながらに。)
一人ぐちると唐突に頭に痛みが走る。
触ると頭にこぶができていた。
周りを見渡すとリーアを寝せていたベットに僕が寝ていたのだ。
(何時の間に・・・・なんで僕はここにいるのだろ?
たしかビルの近くでご飯を食べて・・・・うーんそこから先が思い出せない。
なにか重要なことを忘れている気がする・・・)
暫く悩んだ挙句。忘れることならたいした事無しと判断して体を完全にベットから起こす。
周りをまた見ると足元でハロGが跳ねながら喋っていた
「キャットオキタ! リーア ニ ツウシン! キャットオキタ!」
「ああ。おはよう。ハロ。」
【行動】気絶からの復帰
【残り】2かな
【行動方針】・・・
【同盟】リーア=ミノフスキー
まず部屋の中を歩きまわるがリーアは部屋にはいなかった。
僕がベットで寝ていたことから考えるときっと既にリーアは意識を回復して
どこかに行ったのだろう。
自分はどうしようかと暫く考えたが一人でこの部屋で待ってもしかたないので
基地の探索に出かけることにした。
思い立ったが吉日。さっそくでかけようとしてとりあえず
ハロGに声をかける。
「ハロG。これから僕はちょっと出かけてくるからね。
リーアが帰ったらそう伝えておいて。
連絡が取りたければ機体に通信を入れてとも伝えておいて。」
「ワカッタ ワカッタ」
そういえばいままでハロの返事を聞く事もなく飛び出していたことを
唐突に思い出し、自分自身を鼻で笑った。
「さて。宝捜しにでかけますかっ。」
誰に言うでもなく何かに喋りかけた。
そとに出るとゾックがドライセンの横にいた。
ここにゾックがいるということはリーアはまだ中にいるのか・・・。
何をさがしているだろう。ドアは開かないというのに。
ドアがあかなきゃまた死体を見ることもないだるう。
なら安心かな。
さて僕は自分の探し物をしに行きますか。
機体に乗り込みそれらしき建物を探して動き出す。
またもや続く
死者の躯を漁るようで申し訳ないがコンテナの中を拝借させていただくことにした。
コンテナを開くと180mmキャノンが一つと90mmマシンガンが一つ
マシンガンのマガジンが二つ入っていた。
そして残っていた左腕のシールドも外しコンテナにいれ
機体から強引にコンテナをはずし抱えもち
早足に格納庫からでた。
そして格納庫からでて振り返り一人心の中で祈る。
(あなたたちの武装を借りていきます。
生き延びるために。どうか安らかにお眠りください。)
しばらく祈った後そこを立ち去る。
胸になんともいえない不快感を抱えながら・・・・
【行動】基地の捜索 −1 武装の入手 ー1
【残り】2
【武装】180mmキャノン(弾数4) 90mmマシンガン マシンガンのマガジン×2
シールドの追加
【行動方針】生き残ること リーアの保護
【同盟】リーア=ミノフスキー
まだ通っていない道を重点的に行き
目的の建物。MSの格納庫を探す。
しばらく進むと建物のスキマからなにかが見えた。
何かと思い近付くとそれはジムカスタムの右足だった。
そして右足以外は何もなかった。が、地面をみると
理由は分かった。辺りに散乱する機械とオイルの残骸。
戦闘の跡。むしろ一方的な虐殺の跡。
このゲームに反対した基地の兵士を虐殺した名残である。
「なんて惨いこと・・・。これがこの基地の本当の顔か・・・。」
機体の中で手をあわせ搭乗していた兵士の冥福を祈った。
そして地面を見ているとオイルの跡が一方向に伸びているのを見つける。
その先を見るとMSの格納庫らしき建物が見える。
そこに入るのは躊躇したが、目的のものが見つかるかと思い、
思い切ってそちらに向かった。
MS格納庫に入り結局後悔した。
そこでみたのは表とは更に比較できぬほどの残骸。
おそらく表でみたジムカスタムは偶然あそこまで生き延びれたのでは
ないかと推測できるほどの光景が広がる。
だがその光景の中でたった一つの希望を見つける。
頭を潰され右腕が無くコクピットを潰されただけの陸戦型ガンダム。
しかもコンテナを背負っている。
まーた。順番間違った。えぐえぐ(泣)
300>299でお読みください。
しっかし長くなってごめんなさい
『キャットオキタ! リーア ニ ツウシン! キャットオキタ!』
ハロPを通じてハロGの声がする。
「わかった。でも今まだ忙しいから……彼が動いたらまた連絡お願い!」
リーアはハロPの方を振り向きもせず答える。
……一階の部屋を端から調べ、3つ目の部屋に求めるものはあった。
個人の部屋に持ち込まれたPC。勝手に立ち上げ、情報を探す。
パスワードを聞かれるが、部屋を漁って身分証明証を見つけ出し、生年月日などを入れてみる。
……名前のイニシャルと生まれた月日がパスワードになっていた。
「もうちょっと考えなさいよ……個人情報抜かれるわよ……」
ブツクサ呟きながらも、内心ではこの素直なPCのオーナーに感謝する。
基地のローカルネットに接続、情報を引き出す。
「……なんだ、通り過ぎたあの建物もMS倉庫だったのね……」
基地の概略図を呼び出し、倉庫やドッグの位置を確認する。
ついでにその中身も、調べられるだけ調べる。
「……基地のMSは基本的に連邦系か……
鹵獲機もあるようだけど、ゾックに使える道具があるかどうか……」
おそらくキャットのドライセンは大丈夫だろう。手持ち武器なら互換性は高い。
しかし……リーアのゾックの場合、そう簡単にはいかない。
ゾックの両腕はクローだし、大掛かりな改造のためにはそれなりの設備が必要だ。
「十分な大きさと設備のあるMSドックは……地図の上では隣のブロックになるのね」
場所は見つけた。ではどう改造するか。
「派手な改造する時間はない……たぶん材料もない……
効果的なのは、ゾックのパーツを一年戦争以後の時代の高性能なものに交換すること……」
特に冷却系。内蔵のメガ粒子砲の交換でもいいのだが、あいにく武器関係の機械はよくわからない。
冷却システムだけなら自分でも分かるし、部分的な交換で済むから時間もかからない。
どれほどの効果が出るか自信はないが、少しでも内蔵火器の使用可能回数が上がるなら、やるだけの価値はある。
「スクラップ置き場は……MSドックの隣か。丁度いいわね!」
リーアはPCの前から立ちあがった。
ドアを出ると、一階の廊下にはハロGが待っていた。
「キャット オデカケ! ヒツヨウナラ ツウシン!」
「……もういっちゃったのか。食事とか毛布とか、半分渡しておきたかったのにな」
確かに、宿舎の前にはゾックのみしかいない。
PCに集中しすぎてドライセンの移動に気付かなかったようだ。
「キャットさんは武器を探してるんだろうし……私は私でさっさと改造しちゃうか!」
リーアはゾックに乗ると、基地の東の端にあるMSドックを目指して発進した。
【行動:PCからの情報入手、移動(W16→X16)(−2p)】
【位置:X16】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:変化なし】
【行動方針:移動してゾックの改造(冷却系を改良して地上での能力を上げる)】
【同盟:05番グリーン=キャット】
体を拭き終わり、フライトジャケットを羽織ってファスナーを上げる。
裏地が素肌に冷たく触れる。
何となくぎこちない感じもするが、じきに慣れるだろう。
濡れた服と荷物一式をコックピットに投げ込んだ後、水の調達の為に食堂と思しき建物へ私は向かった。
自動ドアを開けると、暗闇の中から嗅ぎ慣れた異臭が漂ってきた。
眉をひそめ、私はじっと目を凝らす。
中には一度に100人位が座れるだけの椅子とテーブル。
そして、散乱する肉片と肉塊、床を濡らす黒ずんだ血だまり。
ある者はテーブルの上にぶちまけられた挽肉のように臓腑を晒し。
ある者は壁に叩きつけられたホールトマトのように血の海にその身を沈め。
またある者は床に落ちて崩れた豆腐のように頭蓋から脳漿を溢している。
彼らが異臭の正体だった。
どうやらココも、プログラムの犠牲にされたらしい。
厨房へと進む。ここも似たようなものだった。
そんな中、私は冷蔵庫を目指す。
微かに聞こえる運転音。この区画は、どうやら電源が生きているらしい。
扉を開け、中を覗く。
目的のものを見つけた私は、素早くソレを取り出した。
【昨日の行動の詳細描写につき、消費無し】
『下戸という生き物は実に不便なものだ』
酒飲みの頭の中では俺のような人間はこのような認知をされているのだろう。
同様に煙草を吸う人間(=スモーカー)からもだ。
そう言っている自分は当然下戸な上に禁煙家である。
じゃぁ、何故俺のコクピットに大量の酒と煙草が存在している?
我ながら人がいい方だとは思っていたがこれほどとは思っていなかった。
瓶の蓋から漏れるアルコールの香りに頭痛を起こし、
箱から漏れるニコチンの匂いに胸焼けを起こし、そして深いため息を一つつく。
奴らからすれば下戸の人間などすでに人知を超えた存在になるのかもしれない。
それはお互い様と言っても、世論的には俺たちのほうが一歩上だ。
何度このことで衝突したかなど当然覚えていようはずも無い。
だが…それでもこれは紛れも無くアイツ等が好きだった物ということ。
少し揺れるコクピット内でガシャガシャと耳に触る音が響く。
いつのまにか日は沈み、辺りは闇に包まれている。アレもこんな一見平和な夜のことだった。
ネロが速度を上げる。3つの光点が小さくなりやがて消えた。
アルコールの匂いが急激に強くなる。パリ…パリ…というガラス同士の擦れ合う音。
座席の奥に放り込んどいた酒瓶が一つ割れたのだろう。急激に募る不快感。
ガン! 蹴りこむようにハッチを開き、中の換気を行う。
やはり、アルコールは俺の敵だ。どうでもいい事を再認識してしまったようだ。
【行動:物資(?調達:-1P、移動-3P】
【位置:0-6(でいいのかな?)】【残り行動値:0p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数4】
【行動方針:誰とも関わらずH-04付近の基地を目指す】
【同盟:無し】
食堂から外に出た私は、東の空を見上げた。
未だ夜の明ける気配は無い。鶏たちが鳴きだすにも、いま暫くの時間が必要だろう。
だが、血の匂いを存分に嗅いでしまった私の体は既に覚醒し切っている。
交感神経が刺激され、ジャケットに包まれた肌に薄らと汗が滲み出すのが分かる。
「難儀な体にしてくれたものだ」
昂ぶる衝動を理性で押さえ込み、機体へ向かう。
調達した飲料水入りのボトルをシートの後ろに投げ込み、ハッチを閉じる。
さあ、任務を再開しよう。
黎明未だ訪れぬ空、鋼の猛禽は東へと羽ばたいた。
【行動:H-05→P-05:-4】【残り行動値:0】
【武装:ビームライフル(Eパック内残量75%)、Eパック×3、頭部バルカン×2
腕部2連装グレネード×2、シールド、ビームサーベル×2、対MS用バズーカ×10】
【所持品:変化無し】
【行動方針:参加者との接触】
【同盟:無し】
>>294 アルムの案内でホテルへと向かっていく、もう、辺りは暗くなっていた。
水を飲みながら、ふと思いをめぐらせる・・・。
(今日はいろいろあったな・・・、無事にこの意味の解らん物を抜け出せるのだろうか・・・。
それにしても、アルムの元気の源は何なんだ?少なくとも、
戦いの後の雰囲気ではない、幾多の戦場を巡った俺でさえ、今だ緊張が抜けんというのに・・・。)
思わず呟いてしまった・・・。
「アルムは幸せ者だな・・・。」
【行動:通信−1 ホテル探索-1】
【残り行動値:2】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(1カートン)】
【行動方針:コォネと戦闘終了】
【持ち物:お守り 水×0 パン×1 薬品セット×2 ディパック×1】
基地の東の端、MS修理工場。
「これは、予想以上に厄介ね……」
リーアは眉を寄せて呟いた。
目の前には、MS整備用のクレーンで装甲を外された、スケルトン状態のゾック。
「ホビー用のザクやドムならかなり『遊んだ』から、大丈夫と思ったけど……
同じジオン系なのに、こんなに特殊パーツが多いとは思わなかったなぁ」
MAM−10ゾック。特殊な機体の多い一年戦争時の水陸両用機の中でも、特に変わった機体。
それは知っていたが、にしても独自規格のパーツがこんなに多いとは。
あるMSのパーツを別のMSに移植する。普通の整備士はあまりやらないが、彼女にとっては馴れた作業だった。
ホビー用MSの製作などをやっていると、「一年戦争時の外見で最新鋭の中身」などという要求も出てくる。
そんな時、ただ古いMSの外装を新しいMSに被せるだけでは上手くは動かせない。
旧式と新式のパーツを上手く組み合わせることが必要になる。リーアはそんな作業を繰り返しやってきたのだ。
が、しかし……今回のゾックの改造、そう簡単にはいきそうにない。
「ザクにハイザックのパーツ組み込むだけなら、何度もやってるから一時間でできるけど……
このゾックの場合、適合するパーツを見つけるのが大変だし、接続部を新造しなきゃいけないし。
改造後の微調整もかなり大変そうだなぁ……。きっと、どんなに急いでも丸一日はかかっちゃう……」
24時間。それはこの『プログラム』ではとんでもなく長い時間だ。
そしてその間は、移動することも戦闘することもできない。
「……やめよ。これはムリね………」
仕方なく、リーアは自分の当初のプランを放棄することにした。
「装甲開いたついでに、整備しておこうかな。
あ、ここ、回路が焼き切れてる……直しとこ……」
整った設備が残っていたことに感謝して、リーアはゾックの整備を開始した。
【行動:ゾックの整備(−1p)】
【位置:X16】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2】
【所持品:変化なし】
【行動方針:改造に代わる武装強化の方法を探る】
【同盟:05番グリーン=キャット】
未だ明けることのない深刻の闇の中
市街地への向かう西への道路を走行していた。
(あれか……)
しばらくすると、前方に町らしきものが見えてきた。
明かり一つなくそびえるビルの群は不気味さを漂わせている。
(ふむ、まるで生きた廃墟だな……)
ともかく街へと繋がる一本道を進んだ。
【行動】移動 -3【残1】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
ビームピストル×2 スモークグレネード×2
【行動方針】市街地へ向かう
【位置】U−13→P-13(路上移動)
【同盟】無し
コンテナを抱えながら宿舎へ戻る。
宿舎にもどると今度はゾックがいなかった。
どこにいったのかと思いつつ、搭乗したまま待つことにする。
待つ間いろいろな事が頭の中をかけめぐり、
とうとう待てなくなってリーアに通信を入れた。
「リーア。体は大丈夫か?気分は悪くないか?
目的の物はみつかった?僕は見つかったよ。
だからというわけではないんだが・・・
そろそろこの基地を出ないか?
北か南にいけば街がある。
街まで行けば今度こそ体を休める施設があるはずだ。
それに近くに川が流れているんでゾックにも有利になるはずだ。
だから行ってみないか?街に・・・」
本音と言えばこの基地の凄惨さに恐れをなしたのかもしれない・・・
【行動】通信 −1
【残り】3
【行動方針】生き残る リーアの保護
街に行く(リーアと要相談)
【同盟】リーア=ミノフスキー
その通信を受けたのは、ゾックのクローで火薬庫の扉をブチ破った時だった。
激しい雑音の向こうから、聞きなれた声が聞こえてくる。
『リーア。体は大丈……[ザザッ!]……くないか?
目的の物はみつかっ………[ザザーッ!!]………』
どうもこの辺りはミノフスキー粒子が濃いようだ。
すぐ隣のブロックからの通信なのに、所々途切れてしまう。
『……ろそろこの基地を出ないか? 北か南にいけば街が……[ザザッ!]
……けば今度こそ体を休める施設が……[ザーーッ!]……
[ザザザッ!]川が流れているんでゾックにも有利に[ザーピーザーーッ!!]』
「イドウ! イドウ!」
「ゴキュウケイ! ゴシュクハク!」
「……ハロP、意味分かって言ってるの? でも確かに、そうよね……」
無意味に騒ぐハロたちをよそに、リーアはうなずく。
この基地で装備を整えようと考えるのは、誰もが同じなはずだ。
あまり長居すると、先ほどのザクV後期型のように、好戦的な相手と再度遭遇してしまう可能性は高い。
何より……こんな死体のたくさんある忌まわしい場所からは、さっさと逃げ出したい。
リーアは返信を返す。
『わかりました! 今、こっちも探し物が見つかりそうなので……
30分ほど待って下さい! そしたらそっちに行きます!』
MS整備工場の隣、火薬庫。リーアはクローで破った扉の中に入る。
さすがにここは鍵も厳重で、ハロPの能力でも開けられなかったのだ。
暗い倉庫の中には、MS用火器の弾薬類が山のように積まれている。
「これだけあるなら、何か使えるものが……」
期待を込めて部屋の中を見回す。
……が、ここにあるのは、弾薬だけ。発射のための銃器がなければ何の意味もない。
キャットのハンドガンの弾ならあるかな? とも思ったが、リーアはその弾丸の規格を知らない。
どうも実際に使えるものは少なそうだ……
「あ、これならゾックにも使えるかも!」
しばらく探し回って、リーアが見つけたのは、MS用の手榴弾。円筒形のドラム缶のような形の手投げ弾だった。
ただし、数は多くない。たったの4つ。
「これなら、ゾックの爪でも掴んで投げられるわね……そうだ、グレネードラックを作らなきゃ」
リーアは手榴弾を持ってMS修理工場に引き返すと、簡易改造作業を開始した。
【行動:キャットに通信、火薬庫の探索(手榴弾発見)、グレネードラックの増設(−3p)】
【位置:X16】【残り行動値:1p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:改造を済ませてキャットと街へ行く】
【同盟:05番グリーン=キャット】
先程関知した反応……該当する機種はMSA-007E『EWACネロ』か。
引き返して撃破するべきか、それとも見逃すか。
或いは交渉し、利用するか。
「……」
はっきり言えば交渉は苦手だ。
男を篭絡する術ならば心得ているが……件のパイロットに通用するかは不明。
ならば、殺すか。
機首を返し、反応のあった地点へと向かった。
鋭敏になっていく感覚。
希薄になっていく感情。
そして私は機械になる――
――標的を発見。
光学による索敵完了。MSA-007Eと確認。
ミノフスキー濃度測定終了。
気象条件、データを更新。
使用戦術の検討を開始。
完了。
プランB<MS形態による地上戦>採用。
これより戦闘を開始する。
【行動:P-05→O-06・変形:-2】【残り行動値:2】
【武装:ビームライフル(Eパック内残量75%)、Eパック×3、頭部バルカン×2
腕部2連装グレネード×2、シールド、ビームサーベル×2、対MS用バズーカ×10】
【所持品:変化無し】
【行動方針:目標機体の撃破】
【同盟:無し】
MS修理工場に戻ると、近くにあるジャンク類で手榴弾の運搬用スペースを作る。
モデルはジェガンの左右の腰にあるグレネードラック。
連邦軍の新型機。ロンドベル隊などに配備されてるという高性能機。
リーアは実物は見たことはないが、MSカタログや雑誌でかなり研究したものだ。
パイプと板とを組み合わせ、溶接し、それらしい形を作っていく。
「間違って落っこちないように、簡易ロック機構も作って、と……」
ろくに図面も何も引かずに手早く作業を進め、十数分で全ては終了した。
ゾックの両腰に即席のグレネードラックを取り付け、先ほど発見した手榴弾を収める。
「うん、ピッタシだね!」
「ピッタリ! ピッタリ!」
「キヨウデンナ〜♪」
「そうでしょ、そうでしょ〜。二人とももっと誉めて〜♪」
ハロ二体の感心するような声に、リーアはその貧弱な胸を大きく張る。
……ペットロボットに誉められても何も得るものはなかろうにw
キャットに予告した通り、きっかり30分後、リーアのゾックは元いた場所に戻ってきていた。
ちゃんと、肩に緑の猫を描いた見慣れたドライセンが待っていてくれた。
どこかで見つけたのだろう、陸戦ガンダムの盾と二本の銃器を手にしている。
ゾックの手をドライセンの肩に置き、接触回線を開く。
「お待たせしました! さぁ、いきましょう!」
【行動:グレネードラック製造(前回行動分の描写、−0p)
移動(X16→W16)(−1p)、接触回線での通信(−0p)】
【位置:W16】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:キャットと街へ向かう】
【同盟:05番グリーン=キャット】
316 :
開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/05/06 00:01 ID:tyAXRA0O
「ぷつっ・・・きぃーん」
突然、マイクを入れたときの独特の音が、
無線やスピーカーから流れた。
・・・
だが、それ以来何も聞こえてこない。
壊れたのだろうか?
そのとき、スピーカーから空気の流れるとても小さい音が流れてきた。
「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」
・・・
「
わっ !
」
ギャーギャーギャー。
森からたくさんの鳥が飛びだっていく。
町からは犬の鳴き声がこだまする。
それを知ってか知らずかスピーカーから男の声が流れてきた。
「みんな、おはよう。
大会二日目が始まりました。
でも残念だな。
まだ誰も死者が出ていないんだ。
このままだと先生君たちを爆破しなきゃいけないんだ。
それはとてもとても悲しいことだ。
だから君たちはがんばって殺しあうように。
では禁止区域の発表をします。
次の禁止区域は、
『Bの13』 『Dの10』 『Gの6』 『Hの16』 『Kの12』
『Mの9』 『Pの4』 『Sの14』 『Tの11』 『Xの21』
以上です。」
A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□□□□□彡彡彡□◎■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■■■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓×■■■■■■■■■□
05□■■◎■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□ □、平地
06□■■■■■×■□□□彡彡彡01□■■■■□□□□□□ ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■ 彡、川
08□■■■■■□□□□彡彡彡彡┃□□□■◎□□□□□□ ∴、砂地
09□□◎■■■■□□彡彡彡×彡┃□□□□□□□□□□□ ▼、市街地
10□□□×□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━ =、橋
11□□□□□□□◎□彡彡彡彡彡▼06□□□×┏┛□∴∴∴ △、山
12━━━┳━━━━┓×彡彡彡彡▼▼□□□┏◎□∴∴∴∴ ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□×□┃∴∴◎∴┗▼===▼▼04━━━┫□∴∴∴∴∴ ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□×┃□∴∴∴∴∴ ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴×□□彡彡彡□□∴∴∴┣━★05★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★★∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□◎彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴∴□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━02===━┛△△△△03△△△△△△∴
21□□□□◎∴∴∴∴彡彡彡△△△△●●△△△△△×△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
◎は進入禁止区域 ×は次期禁止区域
番号01と11は同地点
番号02と13は同地点
番号06と08と10は同地点
番号05と12は同地点
一番 コォネ=カウフマン (16) 女性 Zガンダム
二番 アルム=ヴォーキサー (26) 男性 バタラ
三番 金田一=京介 (16) 男性 ガブスレイ
四番 ウィルト=ラインステッド (25) 男性 ザクV後期型
五番 グリーン=キャット (21) 男性 ドライセン
六番 エィケズ=コート (22) 男性 リグ・シャッコー
七番 エルア=ポゥ=ドートミア (20) 女性 ドワッジカスタム
八番 コード=アクセルズ (20) 男性 アプサラスV
九番 神楽=千鶴 (20) 男性
一〇番 グレン=フォートレス (15) 男性 ZZガンダム
一一番 クライン=J=シルバート (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン (26) 男性 ドム
一四番 ラビシュ=スケアクロウ (23) 男性
十五番 エーリッヒ=フォン=レーダー (28) 男性
十六番 エリアード=ジーン (18) 男性
十九番 デイビット=リマー (29) 男性
十四番以降は参加準備中
319 :
エーリッヒ=レーダー ◆YRw44Fr1Os :03/05/06 00:17 ID:dtAFxBJa
私たちは殺し合いをする。
私たちは殺し合いをする。
私たちは殺し合いをする。
「格納庫はこちらになります。」
女性兵士が誘導してくれる。こちらは高級官僚、さすがに丁重な扱いだ。
兵士に続いて、ハッチをくぐる。そこには格納庫が広がっていた。
「これに乗っていただきます。」
これに乗って戦えと?
「君、これではMSの操縦レクチャーを受けた意味がないではないですか?」
「操縦系は同様のものに改修されています。搭乗をお急ぎください。」
丁寧だが…容赦の無い口調だった。
「まあ、いいでしょう。君の官姓名は?」
「ジェシカ=リンチ少尉です。御武運を。」
「ありがとう。覚えておきましょう。」
帰ったら、死んだ方がましな目に遭わせましょう。帰れたら。
30秒後、輸送機からマゼラ・アタックが投下され、
パラシュートで地上(D−20)へと降下していった。
【機体】マゼラ・アタック改:トップ・ボトムどちらからでも操縦可能。後は普通。
【行動】降下
【残り行動値】4
【位置】D−20
【武装】175mm砲、35mm三連装機関砲、スモーク弾×6
【行動方針】帰ったら、ジェシカ少尉を辱めるw
【持ち物】漬物1びん
「いきなり砂漠とはついていないものです。」
どうにか降下には成功したものの、なんの遮蔽物もない砂地に降りてしまうとは。
「おまけにこんなものを頂いてもですねえ。」
支給武器とやらはMS用のバズーカ。マゼラに手は無いよ。
今、MSに見つかればひとたまりも無いです。どこか隠れられる場所を…。
「そういえば、降下中に、北の方に軍事施設のようなものが見えましたね。」
地図でも基地が存在することを確認すると、とりあえずそこに向かうことに決めた。
クレイバズーカの入ったコンテナをロープで繋ぐと、北へ向けて全速でマゼラを発進させた。
猛烈に砂煙が上がるのは、仕方が無い。
【機体】マゼラ・アタック
【行動】牽引準備(−1)、D−17へ移動(−3) 【残り】0
【位置】D−17
【武装】175mm戦車砲、35mm三連装機関砲、クレイバズーカ(コンテナ内)
【行動方針】基地に向かい、隠れ家を探す。
【持ち物】漬物1びん
リーアへの通信を送り、暫くすると返信があった。
『・・・・りました! 今、こっ[ガガッ]物が見つ・・・・・・……
[ガガピー]待って下さい! そした[ザ〜ザ〜]行きます!』
どーも少し離れているせいで、通信状況がよくないらしい。
また待つのかと思いつつも拝借してきた武装のチェックを行う。
コンテナに入れてきたのは180mmキャノン 90mmマシンガン
マシンガンのマガジン×2 シールド この四点である。
全ては持ち運ぶことは出来ないだろう。持っていくものを選定しなくてはならない。
右手にマシンガン。左手にキャノン。ドライセンでは腕にシールド用のラッチが
無いためそうなるとシールドは持っていけない・・・・だがふと思いついた。
シールドを地面に裏返しに置き、接続用のジョイント部分にめがけ左腕を振り下ろす。
けたたましい金属音が辺りに鳴り響く。
そして左腕にはハンドガンを犠牲にしてシールドを埋め込んだ。
マガジンは流石に持ち運ぶスペースは無いため
いま置いていくしかなかった。
一通り武装のチェックは終わったが、まだリーアはこない。
なんとなくこのゲームの参加者全員の名前と機体のデータを出し
目的の名前を探し出す。
ザクV後期型。パイロット名 ウィルト=ラインステッドさん。
初めての戦闘の相手。そして勝てなかった相手。
次また戦闘になった時に勝てるのだろうか?
そんなことを思いつつ一つだけ胸に刻み込んだもの。
そう。相手の名前だけは胸に刻み込んだ。
(続く)
<<訂正>>
考えたら、コンテナ引きずって普通のスピードで動くのは無理がありますよね。
なので、とりあえず、行動力2消費で1マス移動にします。
それから、基本的には見晴らしのいいトップの方に乗っています。
【行動】牽引準備(−1)、D−19へ移動(−2) 【残り】1
【位置】D−19
そして煙草を吸おうとして懐をさぐり煙草を取り出すと
一緒にぽろりと抜け出してきたものがあった。
それは一冊の手帳。正確に言えば日記。
更に正確にいえば雑記帳なのかもしれない。
アレフが死んでから付け始めた日記。
最初はアレフが死んだことの悲しみが綴られる。
そして休みを利用しアレフをひき殺した相手を探し
その手がかりを日にちごとに書き綴られている。
そのうちいつになっても相手が見つからない苛立ちが
そして最終的には世間への恨み辛みが書き綴られ
気が付けば書くこともなくなってしまった。
が、捨てられなかった日記。
すなわちアレフを忘れきれない証でもあった。
煙草を吸いながらその日記を眺めていたが
唐突にコクピットのハッチを開け、日記を持ち体を乗り出す。
そして煙草を日記に押し付け燃やし始める。
ほどなくして日記は燃えはじめた。
それを吹き付ける風の中に投げ捨てる。
(アレフ。今まで君の事を忘れらなかったが今日こそ忘れるよ。
そして新しい明日へ歩き出すよ。君の為にも・・・)
そんなことを考えながら煙草を口につけたがもう火は消えていた。
その煙草も風の中に投げ捨てコクピットのハッチを閉めた。
(まだ続くんですww)
そしてほどなくしてゾックはやってきた。
腰になにかラックらしきものをつけているので
ゾックの改修は終わったらしい。
そしてこちらの肩に手を置き、接触通信で話し掛けてくる。
「お待たせしました! さぁ、いきましょう!」
「ああ。そうだね。そろそろ行こうか!」
空も白み始めたころ僕らは基地を後にした。
【行動】武装チェックおよび強引なシールドの装備ww −1
強敵の再確認および過去との決別 −1
接触通信 −0
移動W16→V16→T16
【残り】0
【武装】右腕部ハンドガン ビームトマホーク
180mmキャノン 90mmキャノン シールド
【所持品】日記は焼失
【行動方針】リーアと街へ向かう
【同盟】リーア=ミノフスキー
少しかきわすれますた。
もちろん左腕ハンドガンは大破。破片に支えられシールドがささってます。
左腕にキャノン。右腕にマシンガンもってます。
しっかし、間違って90mmキャノンって書いてるし。
この世界じゃそれじゃ豆鉄砲ですな
「お待たせしました! さぁ、いきましょう!」
「ああ。そうだね。そろそろ行こうか!」
忌まわしい思い出の残る基地を後にする。
夜が白み始め、背後の基地の向こうから日が昇る。
……あの死者たちは、誰にも埋葬されることなく、あのまま朽ちていくのだろうか。
太陽の光に安心したのか、恐怖を押さえて死者への憐憫の気持ちが湧き上がるのを感じる。
「リーア、オハヨウ! オハヨウ!」
「テツヤ ゴクロウサン!」
リーアの暗い気持ちをブチ破るかのように、ハロたちは元気に跳び回る。
「この子たちってば……。いいわね、アンタらは悩みが無くって」
思わず愚痴りつつも、その顔は無意識のうちにほころんでしまう。
基地を出て道路に入った、その時。
それは何の前触れもなく起きた。
『すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
わっ !
』
通信機から飛び出した唐突な大音量。
「わっ! び、ビックリしたぁ!」
リーアは思わず飛び上がる。
ホバー走行中のゾックの右前足がガードレールを擦るが、なんとか体勢を立て直す。
「じょ、冗談キツイわよ、『ティーチャー』……」
彼女のボヤキを知ってか知らずか、男の声は少し楽しそうな気分さえ滲ませて言葉続ける。
『みんな、おはよう。大会二日目が始まりました。
でも残念だな。まだ誰も死者が出ていないんだ。
このままだと先生君たちを爆破しなきゃいけないんだ。
それはとてもとても悲しいことだ。
だから君たちはがんばって殺しあうように。
では禁止区域の発表をします。次の禁止区域は………』
「…………」
リーアの顔が曇る。無意識のうちに、自分にはめられた首輪を撫でる。
「……一定期間、一人の死者も出なければ全員爆破、か………」
それは最初に言われた『プログラム』のルールの一つ。参加者から時間を奪うための仕掛け。
前に考えた「首輪を不正に外す方法」は、まだ考えが固まっていない。
(精密作業のための工具は、時計屋があれば見つかるはず……
電波による盗聴と遠隔爆破を防ぐ方法は、もう考えがある。
街に行けば、そういう『環境』はどこかにあるはず。
ただ……首輪の内部構造がしっかり分からないことには、何もできない。
私とキャットさんの技術力でなんとかなる相手かどうかも、今は分からない……)
命を賭けて首輪の解体作業をするには、今は不確定要素が多すぎる。
キャットと自分が共に生き延びるためには、もっと時間が必要なのだ。
つまり……現時点で、他の参加者と出会ってしまった場合には。
「今を生きるために……殺さなきゃならない」
あの残虐非道な『ティーチャー』が、いつ全員爆破に踏み切るかは分からない。
他の参加者も殺し合いをしてないようだし、他人任せでは可能性が低い。
リーアは密かに覚悟を決めた。
(次に会った人は悪いけど……死んでもらう!
キャットさんと一緒に戦えば、きっとうまくいく!)
リーアは、自分が今まで築き上げてきた倫理観を捨てようとしていることに、気付かない。
今まさに17年間の自分の人生を否定しようとしていることに、気付かない。
ゾックは一路、西に向かってひた走る。
【行動:移動(W16→V16→U16→T16)(道路の移動ボーナスあり)(−2p)、】
【位置:T16】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:キャットと街へ向かう】
【同盟:05番グリーン=キャット】
相対距離450m。
武装選択……ビームライフル。
敵機武装分析……Lレンジビームライフルと確認。
EWACネロの機体情報を検索。
完了。
近接戦闘用兵装の未装備を確認。
但し目標が何らかの手段により入手している可能性有。
プランBを修正。
13の修正案より第3案を採用――
『
わっ !
』
「……」
『みんな、おはよう。 大会二日目が始まりました。
でも残念だな。
まだ誰も死者が出ていないんだ。
このままだと先生君たちを爆破しなきゃいけないんだ。
それはとてもとても悲しいことだ。
だから君たちはがんばって殺しあうように。
では禁止区域の発表をします。
次の禁止区域は、
『Bの13』 『Dの10』 『Gの6』 『Hの16』 『Kの12』
『Mの9』 『Pの4』 『Sの14』 『Tの11』 『Xの21』
以上です』
「……」
――何て、間の悪い……。
【続くかも】
【やっぱ続きませんw】
アルム「あれぇ?どっこだったけぇなぁ〜あぁ〜ああ?」
ハロ「アルム!ミギ!ミギ!」
アルム「あんリャ?そうだったけなぁ?」
私は、まだどっかで見たはずのホテルをやたらと探しておりました。
トルヴァ「アルムは幸せ者だな・・・。」
兵隊さんの声がスパイラルして聞こえてきました。
アルム「そーでもないんだなこりあ。訳わかんない女の声が聞こえてきたしねぇ。ま、あの戦闘機みたいなのの
運転手かもしれませんがねぇったらこりゃっこりゃっと。・・・あ〜ここだここだ、見つかった〜」
ハロ「ミツカッタ!ミツカッタ!」
私は通信を変則的に返しながら探して、ようやく目的のホテルに辿り着きました。
アルム「んで、これからどうしましょ?・・・・外も明るくなってきちゃったようなんですがぁねぇ?」
ハロ「モウアサ!オハヨーオハヨー!」
私はバタラをホテルに背を向けて立たせて、通信をファンタスティクに入れました。
【通信−1 ホテル探索−1】【残り行動値:2】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 もう夜も明けたしどうするか考える
【同盟】トルヴァと同盟?
眠りについて大分立ち、エィケズは目をこすりながらも頭を動かした
(全く、殺し合いの中でもよく寝れたな……しかし、まだ発展してないのか)
アプサラスは先ほどの位置から全然動いていなく、着信履歴も無い
「ケラ、ケル、ケロ……こんなに動きが無いんじゃ、俺達がここにいる意味が無い
選択肢は三つ、一つはここにいるみんなを殺す、一つは何もせずここに残る
一つはどっかに移動する……さぁ、どの道を選ぶ」
そう言うとケラだけが右へと移動し、ケルとケロが左へと移動する
「そうか……よし!」
エィケズはスロットルを最大に引き、ビームローターで空を飛ぶ
そして十分高度を取ると、移動をはじめる
「コード、グレン、すまないな、俺には今ここにいる意味が見出せない
また、縁があれば会おう!さらばだ!」
あれから約2時間、先生とやらが放送をしてきたのをなんとか聞き、地図に書き込む
エィケズは南東の基地へと向かう事にしていた……だが、何故か北へと向かってしまうのであった
【残り行動値:0】
【位置:P-07】
【行動:通信回線開きっぱなしで通信行為(-0)移動(-4)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:基地へと向かう】
【同盟状況:契約破棄】
333 :
クライン=J=シルバート ◆ea8RzeRxqo :03/05/06 18:29 ID:YOeaETsH
──preemptive attack
巨大な鉄の塊が軋み、不規則な機械音を奏でていく。
カメラに入り込むのは『ROCK』の文字、生身の腕が素早く動いた。
次の瞬間放たれる紅き閃光。コクピットへと伝わるのは振動・衝撃そして始まりの合図…
明け方の…まだ完全に夜が明けきらない張り詰めた空気の中、ソイツは姿を表した。
仮眠とも言えないまどろんだ状態で警告音に飛び起き、覚めきらない頭で索敵を開始する。
機影自体はあっさりと見つかった。反応は空。自分の頭の上。
最初に思ったことはこちらの分の悪さ。空からの攻撃というのは思うより防ぎにくく
機動力を生かして飛び回られたりした日には対処には困難を要する。
ならばこちらは一撃に賭けるしか無いわけだが、武器は"コイツ"1本だ。効率があまりにも悪すぎる。
…しかし、相手は降りてきた。空は意外と不自由なのか?なににせよこちらに勝機が見えた。
カメラの向こうでヤツはゆっくりとライフルを構え始める。動きが妙だ。
手馴れているという感じでもあるが、マニュアル通りというか、機械的というか…。
そう…機械的。イメージ的にはシミュレーターなどで見るプログラムのような。
それよりも行動だ。彼らとは違う。通信はしてこないし交渉もしてこない。つまりパイロットは…
「やる気か…」
心無し安心した。これで良心の呵責なしに済ませることが出来る。
まずはうかつに仕掛けたことを後悔してもらおう。そのための"先制攻撃"なのだから。
【行動:No.1コォネ・カウフマンへの攻撃 -1P】
【位置:0-6】【残り行動値:3p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数3】
【行動方針:Zガンダムとの戦闘】
【同盟:無し】
>>333 敵機を目前にして些事に気を取られるとは……迂闊。
銃口を向けられた瞬間、シールドを前面に押し出し前方へ跳躍する。
衝撃。そして轟音。
「……!」
シールドに施された対ビームコートは、持ってあと2発分。
損害状況を確認。
左腕関節部、損傷率8%。左腕マニピュレーター、損傷率10%。
戦闘続行可能と判断。
――大出力の火器の欠点。
それは冷却時間の長さにある。つまりは連射が利かないって事だ。
初弾を耐え、懐に飛び込め。
至近距離から、きついのを一発お見舞いしてやれ――
教官の教えに忠実に行動する。
スラスターの推力を前方に向け、一気に加速。
体に掛かるGに耐えつつ、敵機をロック。頭部バルカンを斉射。
懐に飛び込み、至近距離からビームライフルの銃口をコックピットに押し付け――トリガーを引いた。
【行動:防御・急接近・バルカン斉射・ビームライフル射撃:-4】【残り行動値:0】
【武装:ビームライフル(Eパック残量69%)、Eパック×3、頭部バルカン×2(残弾数70%)、腕部2連装グレネード×2、ビームサーベル×2、シールド】
【行動方針:任務遂行】
【同盟:無し】
>>331 「あの戦闘機からか?ふ、ん・・・。一方的に攻撃してきた奴がか、
次に会う時はどうだかな・・・。」
バタラの動きが止まった、どうやらホテルの前まで到達したようだ。
アルム「んで、これからどうしましょ?・・・・外も明るくなってきちゃったようなんですがぁねぇ?」
ハロ「モウアサ!オハヨーオハヨー!」
西を見ると、まだ薄暗いが、朝があけてくるのがハッキリとわかる。
「・・・もう夜明けか、だが少しでも休息は大事だ、もし戦闘になったら集中力が持つか解らんぞ。
それに中で食事も済ませておいたほうがいい、町を離れたら
新鮮な食い物なんぞ見つかる保証はないからな。」
そう言うとドムのコクピットから降り、ホテルへと向かう。
「そうそう、救急セット、ここに置いておくからな。」
バタラの足元に救急セットを置き、まずは厨房へと向かった。
【行動:通信−1 ホテル内探索-1】
【残り行動値:2】
【位置:I−20】
【所持武器:Hサーベル×1 ジャイアントバズ×1(1カートン)】
【行動方針:休息、食事】
【持ち物:お守り 水×0 パン×1 薬品セット×1(−1) ディパック×1】
「朝か……」
気が付けばもう太陽が昇りかけていた。
先ほど入った放送によればまだ死人は出ていないらしい、
ともかくMSで移動しながら町の探索を始めた。
(まあ、これぐらいあれば問題なかろう…)
非常用の飲料と食料、医療品、そして缶詰を開けるための缶きりである。
それらをコクピットに持っていくとハッチを閉じた。
(さて、もう少し町の中央の方に行くか…)
周りを注意深く警戒しつつさらに西へと進んだ。
【行動】探索 -1 移動 -1【残2】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
ビームピストル×2 スモークグレネード×2
【行動方針】市街地の探索【位置】P−13→O-13
【同盟】無し
あの忌まわしい基地をでて暫くたった時である。
唐突に通信が入った。
「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」
・・・
「
わっ !
」
唐突に大音声が鳴り響く。
「あ、あたまがキンキンするっ。ぐわー」
目の前が真っ白になりかけるが、気をどうにか保つ。
だが、耳鳴りがして耳がよく聞こえない。
ディスプレイを見るとまた新しい進入禁止地区の指定が入ったようだ。
そしてまだ誰も死者が出てないことが知らされる。
すこしがっかりしたが、一つだけ喜んだこともあった。
ウィルトさんがまだ生存していることである。
まだ生きているということは・・・
「僕の手で・・・・ふふふふ。」
我ながら恐ろしいことを考えている。
まずは彼を見つけなければこの手で始末することはできない。
これから街に行くが北にも南にも街がある。
きっとどちらかに彼がいると思われる。
さて、どっちかな・・・・。
(続く)
そして道の分岐点までいったところで
ゾックに近付き接触回線で通信を送る。
「さて、ここから分かれ道なんだけど。
どっちへ行く?僕としては北の街のほうがいいと思う。
北の街のほうが大きいから誰かしらほかの参加者がいるはずだ。
リーア。君はどう思う?」
【行動】移動中の詳細のため消費無し
【残り】0
【行動方針】生き残る リーアの保護
ウィルトの撃墜
【同盟】リーア=ミノフスキー
>>333 (
>>334訂正版)
敵機を目前にして些事に気を取られるとは……迂闊。
銃口を向けられた瞬間、シールドを前面に押し出し前方へ跳躍する。
衝撃。そして轟音。
「……!」
シールドに施された対ビームコートは、持ってあと2発分。
損害状況を確認。
左腕関節部、損傷率8%。左腕マニピュレーター、損傷率10%。
戦闘続行可能と判断。
――大出力の火器の欠点。
それは冷却時間の長さにある。つまりは連射が利かないって事だ。
初弾を耐え、懐に飛び込め。
至近距離から、きついのを一発お見舞いしてやれ――
教官の教えに忠実に行動する。
スラスターの推力を前方に向け、一気に加速。
体に掛かるGに耐えつつ、敵機をロック。頭部バルカンを斉射。同時にライフルをウェポンラックへ格納。
ビームサーベルを抜き放ち、間合いを詰め――当たれ!
【行動:防御・急接近・バルカン斉射・ビームサーベル:-4】【残り行動値:0】
【武装:ビームライフル(Eパック残量75%)、Eパック×3、頭部バルカン×2(残弾数70%)、腕部2連装グレネード×2、ビームサーベル×2、シールド】
【行動方針:任務遂行】
【同盟:無し】
>>334 「まずいな…」
先制攻撃を加え一番最初に出た言葉がこれだった。
とてもタイミングは完璧とは言い難いが、相手の意表を突いた攻撃ではあったと思う。
ただ問題はダメージだ。駆動系統への直撃でも…と期待はしていたものだが
直撃寸前にシールドで防がれたところを見ると思っているよりダメージは低いだろう。
そうなるとこちらの武器の性質上多いに問題あり、というものだ。
次弾発射までの猶予など当然与えてくれるわけも無い。
パイロット…熟知しているか、それともパターンを分かっていると言うか、
いずれにせよ修羅場をくぐってきた相手ということは間違いない。敬意を表しておく。
さて、次の段階だ。こちらはこれでほぼ丸腰になった。
先程の一撃に恐れ怯えて、とっとと家路についてでもくれりゃいいんだが、当然そんなことは無い。
関節部から小さな火花を散らし、ゆっくりと体勢を整えるガンダムの名を冠する機体。
おいおいガンダムは連邦の味方だろ?あ、Zは反連邦組織の機体だったか?
くだらないことを思い返しているうちに相手からのROCK反応が映し出される。
頭部からのバルカンか。これは牽制球。本命は…
背部のスラスターを一気に吹かせこちらに一直線に向かってくるZ。
来た!こいつが本命だ。何が来る?サーベル?ライフル?確かグレネードも装備していたはずだ。
ガシャ… Zが此方の懐に飛び込んでくる。同時に動く右腕。ライフル。
コクピットを直接狙ってくる!?一番確実な方法で来たか!
懐に飛び込まれる瞬間機体制御用のバーニアを一気に噴射し機体をひねる。
Zのライフルからビームが飛び出した。ネロの左腕部が宙を飛ぶ。直撃は避けた。避けたなら次は…
「銃ってのはぶっ放すだけじゃぁないぞ!」
右腕に持っていた大型ビームライフルを構えると、勢い任せにZに殴りかかる。
こういうのは果たして受けたことがあるかどうか、もし交わされたら、後は…逃げるか?
【行動:No.1コォネ・カウフマンへ格闘戦 -1P】
【位置:0-6】【残り行動値:3p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数3】
【行動方針:Zガンダムとの戦闘】
【同盟:無し】
>>339(340訂正版)
「まずいな…」
先制攻撃を加え一番最初に出た言葉がこれだった。
とてもタイミングは完璧とは言い難いが、相手の意表を突いた攻撃ではあったと思う。
ただ問題はダメージだ。駆動系統への直撃でも…と期待はしていたものだが
直撃寸前にシールドで防がれたところを見ると思っているよりダメージは低いだろう。
そうなるとこちらの武器の性質上多いに問題あり、というものだ。
次弾発射までの猶予など当然与えてくれるわけも無い。
パイロット…熟知しているか、それともパターンを分かっていると言うか、
いずれにせよ修羅場をくぐってきた相手ということは間違いない。敬意を表しておく。
さて、次の段階だ。こちらはこれでほぼ丸腰になった。
先程の一撃に恐れ怯えて、とっとと家路についてでもくれりゃいいんだが、当然そんなことは無い。
関節部から小さな火花を散らし、ゆっくりと体勢を整えるガンダムの名を冠する機体。
おいおいガンダムは連邦の味方だろ?あ、Zは反連邦組織の機体だったか?
くだらないことを思い返しているうちに相手からのROCK反応が映し出される。
頭部からのバルカンか。これは牽制球。本命は…
背部のスラスターを一気に吹かせこちらに一直線に向かってくるZ。
来た!こいつが本命だ。何が来る?サーベル?ライフル?確かグレネードも装備していたはずだ。
ガシャ… Zが此方の懐に飛び込んでくる。同時に動く右腕。ライフル?いやサーベル。
コクピットを直接狙ってくる!?一番確実な方法で来たか!
懐に飛び込まれる瞬間機体制御用のバーニアを一気に噴射し機体をひねる。
Zのサーベルが空を切る。ネロの左腕部が宙を飛ぶ。直撃は避けた。避けたなら次は…
「銃ってのはぶっ放すだけじゃぁないぞ!」
右腕に持っていた大型ビームライフルを構えると、勢い任せにZに殴りかかる。
こういうのは果たして受けたことがあるかどうか、もし交わされたら、後は…逃げるか?
【行動:No.1コォネ・カウフマンへ格闘戦 -1P】
【位置:0-6】【残り行動値:3p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数3】
【行動方針:Zガンダムとの戦闘】
【同盟:無し】
『さて、ここから分かれ道なんだけど。どっちへ行く?
僕としては北の街のほうがいいと思う。
北の街のほうが大きいから誰かしらほかの参加者がいるはずだ。
リーア。君はどう思う?』
巨大なT字路で尋ねられ、リーアはディスプレイ上の地図を覗き込んだ。
北の街は……最初、リーアが目指していた場所だ。キャットが来た方向でもある。
リーアは素早く考えを回す。
(大きな街……時計屋はある……あとはあの『環境』だけど……
そうだ、大きな病院があれば一挙両得、同時に解決できる!)
一呼吸の間に考えを決め、返答する。
『そうですね、北の街に行きましょう!
個人的には、大きな病院があると嬉しいんですけど!』
……盗聴している『ティーチャー』の部下がいたとしても、こっちの意図までは見抜けまい。
リーアはキャットと共に進路を北に向けた。
(……大きな総合病院があれば、そしてそこに『あの設備』があれば……
盗聴を気にせずキャットさんとお話できる! そうすれば、首輪を外す第一歩が!)
内心の想いを独り言で呟かないよう意識しながら、リーアはゾックの操縦に専念した。
【行動:移動(T16→T15→T14→T13→S13)(道路の移動ボーナスあり)(−2p)、】
【位置:S13】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:街へ向かう、首輪を外す、誰でもいいから殺して『全員爆破』を回避する】
【同盟:05番グリーン=キャット】
『そうですね、北の街に行きましょう!
個人的には、大きな病院があると嬉しいんですけど!』
病院?
病院なんかで何がしたいのだろうか?
まぁあれだけ大きな街なら病院ぐらいあるだろう。
たいして考えずに違うことを考え始める。
市街地での戦闘方法を頭のなかでめぐらし始める。
【移動】T16→T14→S13
【残り】2
【行動方針】街へ行く リーアの保護 ウィルトの撃破
【同盟】リーア=ミノフスキー
南西へ向かっていると勘違いしつつ北上しつづけるエィケズ
しばらくすると、その異変に気がついた、と、同時にレーダーに反応が浮かび上がる
「………あー!なんで北に来てんだよ!俺のバカー!
しかも付近にMS反応が二つもあるし、どうなってんだよ!」
急いでパネルを叩き、機種を確かめる、一機は先程のネロ、もう一機はZガンダム
(Zガンダム……名前から見るとさっきのZZガンダムとかいうのと同じ系列か?)
そこまで考えて、自分の相棒、ケラ達を見る
「はい、多数決、選択肢は二つ、一つは戦闘か何かしらないが、とりあえず接触する
もう一つはこのまま迂回して関わりあわずに基地まで行……」
そこでケラ達は全員左手に乗りかかる
「……そんなに俺の方向感覚が信用できんか………仕方無い、接触してみますか」
そういい反応があったポイント、O-06へと移動する
反応があった二機は戦闘をしていた、それをやや後方からエィケズは確認する
「ふむ……今戦ってるのは01番、コォネ=カウフマン…そして11番、クライン=J=シルバート
Zの方が1番、ネロの方が11番か……
今、俺達の選択肢は三つ、一つはコォネに接触、一つはクラインに接触、一つは逃走、さて、どうする?」
またもや全員一致で左手に乗りかかる
「そうか……わかった」
そう言うとエィケズは通信回線を開き、相手を呼び出す
[こちら06番、エィケズ=コート!コォネ=カウフマン、君に聞こう
俺はこれから基地に向かいたい、だがしかし、諸事情により、行けないんだ
そこで、俺がその11番を倒すのを手伝う、それで俺を基地まで案内してくれないか?]
【残り行動値:1】
【位置:O-06】
【行動:コォネに通信行為(-1)移動(-2)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:基地へと向かう、コォネとクラインへの対応】
【同盟状況:なし】
>>341 ビームサーベル回避を確認。
追撃を――
視界の隅にソレを捉えたと同時に、無意識に体が動いた。
「!?」
バックステップ。一瞬崩れた体勢をすぐさま整え、今しがたシールドで受け流したソレに目を向ける――ライフル?!
「……」
何て、非常識――いや、これも私の油断だ。
私が殺した人間の中には、弾の切れたレミントンを鈍器代わりに殴りかかってきた者もいた。
その経験を生かせなかったのだから。
ビームサーベルを再び構え、距離を詰める。
もう、私に油断は無い。
即ち――もう標的の命は無い。
【続く】
>>344 後方に反応。機体照合。完了。
新手か?
いや、違う――
『こちら06番、エィケズ=コート!コォネ=カウフマン、君に聞こう
俺はこれから基地に向かいたい、だがしかし、諸事情により、行けないんだ
そこで、俺がその11番を倒すのを手伝う、それで俺を基地まで案内してくれないか?』
――黙考。
基地に行けない?
……新手のブラフか。まあいい。協力したいというのなら、利用させてもらおう。
「こちらコォネ。了解した」
EWACネロを牽制しつつ、リグ・シャッコーのパイロットに承諾の旨を告げる。
馴れ合う気は無い。
もしも私を罠に嵌めようというのなら、彼も殺せばいいだけだ。
【行動:回避・通信:-2】【残り行動値:2】
【武装:ビームライフル(Eパック残量75%)、Eパック×3、頭部バルカン×2(残弾数70%)、腕部2連装グレネード×2、ビームサーベル×2、シールド】
【所持品:変化無し】
【行動方針:標的の撃破】
【同盟:エィケズ(?)】
二日目の朝が始まった。
ぼんやりと聞いていた放送で進入禁止区域が新たに発表されたが、
MAPはまだまだ広い。焦ることはないだろう。
が、士官連中は急がせたいらしく、無条件で全員の首輪を爆破することを匂わせていた。
つまり、未だ誰も戦闘をしていないということだが、
これで動き出す者が出てくると考えるべきだ。念のための心構えは必要だ。
誰も殺し合いなどしたくない。だが、むざむざと死にたくもない。
さてと……
MSの操縦技術が定まっていない京介としては、
練習を続けるより他にやることはなかった。
コツを掴めば、すぐに上達するだろう。
それまでは、この有利な地形とマシンガンによる狙撃で凌げばいい。
まあ、その時はその時だ――
【移動0】【残り行動値:4】
【位置:S−20】
【武装:後頭部60mm機関砲 ビームサーベル×4 メガ粒子砲×2
脚部ムーバブルフレーム・クロー ビームマシンガン】
【行動方針:操縦技術の習得】
【同盟:なし】
街へと進む。考えながら操縦しているのでひどく無口に。
基地へ向かったときにのん気に歌っているような面影もすでにない。
考え事をしているときには早く時間は過ぎてゆく。
だがその考え事を中断したのは鳴り響くアラームであった。
他の参加者が近くにいることを示すアラーム。
素早く機体照合をする。
機体は・・・ザクV後期型!
ふふふ。こんなに早く出会えるとは思わなかった。
これで・・・
暫しの間また考えを巡らし考えがまとまったところで
リーアのゾックに接近し接触通信を行う
「リーア。ウィルトさんがいた!」
興奮した子供のような声を出す
「さて、ウィルトさんにもう気付かれてるかどうかわからないが
僕らのとれる行動はいくつかる。
第一にこのまま真正面からぶつかる。
第二に迂回して先に病院を探す。
第三にこれも迂回して水際まで行きそこまで誘い出す。
個人的には第三案を推すよ。」
いったん言葉を区切りそしてまた喋りだす。
「それと個人的に頼みがあるんだけど・・・。
ハロをどちらか貸してくれないか?」
【行動】S13→Q13→P13
【残り】0
【行動方針】生き残る リーアの保護
ウィルトさんの撃破
【同盟】リーア=ミノフスキー
>>335 トルヴァ「・・・もう夜明けか、だが少しでも休息は大事だ、もし戦闘になったら集中力が持つか解らんぞ。
それに中で食事も済ませておいたほうがいい、町を離れたら
新鮮な食い物なんぞ見つかる保証はないからな。」
アルム「わっかりましたぁ!んでは・・・」
ハロ「リョーカイ!リョーカイ!」
私は、バタラから降りようとハッチを空け、バタラを動かそうとした時、外から声が聞こえてきました。
トルヴァ「そうそう、救急セット、ここに置いておくからな。」
アルム「うぃぃっす。分かっちゃったりしてみちゃったりします〜♪」
ハロ「ワカッタリワカラナカッタリワカラサレタリワカラサレナカッタリ!」
アルム「ハロ、訳分からんぞぉ〜ぬはははは♪」
私は、バタラを地面に横たわらせて、ハロを小脇に抱えてコックピットから降りちゃったりしました。
アルム「これだなこれこれ。救急セット〜ボンゴレ〜♪」
ハロ「ボンゴレ!アルム!シッカリシロ!」
私は、救急セットを肩に担ぎながらホテルに入っちゃったりしちゃいました。
【通信−1 ホテル内探索?−1】【残り行動値:2】
【位置:I-20】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
【行動方針】 ホテルで何をするか考える。
【同盟】トルヴァと同盟?
「こちらコォネ。了解した」
相手から返信がくる、するとエィケズは左腕にビームサーベルを構え
空中から降下しつつそのままネロの方向へと突き進む
「気の毒だが、これも仕方無い事、うらむならあんたの運と俺の優柔不断さを恨んでくれ」
そのまま頭上から下に振り下ろし、同時に右腕を構える
「隠し腕!ビームストリングス!」
左上方からのビームサーベル、右からのビームストリングス
エィケズは二段の攻撃をネロ搭乗者―クライン―に仕掛けた
【残り行動値:0】
【位置:O-06】
【行動:ネロへ攻撃(-0)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% >
左腕:ガトリングシールド】
【行動方針:基地へと向かう、クラインの撃破】
【同盟状況:コォネ?】
街へと進む。リーアの頭の中は、首輪を外す方法のことで一杯だ。
迂闊に独り言も言えないので、つい無口になる。
「アソボ〜? モシモシ、モシモシ〜?」
「リーア、カンガエゴト! ハロP、ジャマダメ!」
不審そうに飛び回るハロPを、付き合いの長いハロGが押さえ込む。
(文字通りハロGは短い手足を出し、小柄なハロPを押さえ込んでいるw)
……考え事をしているうちに、目の前に大都市のビル群が現れる。と、その時。
「……他の参加者?!
機種照合……ザクV後期型!」
脳裏に忌まわしい思い出が蘇る。あのモノアイの輝きを考えただけで身体が震える。
接触回線を通してキャットの声が聞こえてくる。
『リーア。ウィルトさんがいた!』
どこか楽しげな風さえある興奮した声。
『さて、ウィルトさんにもう気付かれてるかどうかわからないが、僕らのとれる行動はいくつかある。
第一にこのまま真正面からぶつかる。第二に迂回して先に病院を探す。
第三にこれも迂回して水際まで行きそこまで誘い出す。個人的には第三案を推すよ』
「確かに、第三案が一番かもね……」
つい半日前の、屈辱的な敗北。
多少は武装の強化を図ったとはいえ、彼との絶対的な技量差を埋めるほどとも思えない。
ならばその差を地形で埋める必要がある。幸い、今の場所なら川は近い。
了承の程を伝えようとした時、キャットからさらなる通信が届く。
『それと個人的に頼みがあるんだけど・・・。ハロをどちらか貸してくれないか?』
ハロを? やはりキャットも一人で寂しいのだろうか?
『水際で戦いましょう! それが一番可能性があります! 病院は彼を「片付けた」後でいいですから!
それと……ハロを貸すのはいいですけど、どうするんですか? 通信機としてはかなり貧弱ですよ?』
【行動:移動(S13→R13→Q13→P13)(道路の移動ボーナスあり)(−2p)、】
【位置:P16】【残り行動値:0p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:首輪を外す、ウィルトさんを倒して『全員爆破』を回避】
【同盟:05番グリーン=キャット】
『水際で戦いましょう! それが一番可能性があります! 病院は彼を「片付けた」後でいいですから!
それと……ハロを貸すのはいいですけど、どうするんですか? 通信機としてはかなり貧弱ですよ?』
「いや。通信装置として貸してほしいんじゃなくて、ハロ自身に用事があってね。
ちょっとばっかしてつだってもらおうかと」
考えている事。
それはハロにレーダー及び周りの状況を知らせてもらうこと。
そうすれば機体操縦に今まで以上に集中できる・・・ハズだ。
「まずハロを貸してもらう前に考えた作戦の要害を伝える。
まず僕がウィルトさんに陽動の攻撃を仕掛ける。
君はこのまま直進してマップでいうM13あたりまで行ってほしい。
そして着いたら通信を入れて欲しい。そしたら僕がウィルトさんを誘導しつつそっちへ向かう。
合流したら近くの川に飛び込んでしまおう。先の戦闘で相手の武器はサーベルと
ビーム砲しかなかったから川の中に攻撃の手段はないはずだ。
でもこちらには君の機体がある。ねちねちと攻めれば。勝てる!」
まくし立てるように言う。
そして最後にまた付け足す。
「あとハロ貸してもらえるならハロGがいいな。
同じグリーンだからね。気が合うかも?」
緊張感の無い言葉を吐いた。
【行動】接触通信
【残り】0
【行動方針】生き残る リーアの保護 ウィルトさんの撃破
【同盟】リーア=ミノフスキー
さらに町の奥へと入るとそれなりの建物が立ち並んでいた
このプログラムの会場にならなければ
この町は今ごろは賑やかになりつつあるころだろうが、
町は依然として静まっていた。
(しかし、どうも落ち着かんな……)
当然レーダーに反応が映る街中でやや乱れがあるものの相手の機体を確認できた。
(ドライセンか……こちらを追ってきた…というわけでは無さそうだが。…む?)
もう一機反応する…機体はゾックである。
(ふむ、当然といえば当然か……)
クラフトを作動させ上空に飛ぶ。
(まあ、仕掛けるのは自由だがな……先手を打たせてもらう)
スロットルを開き飛行速度を加速させた。
(っふ、悪いが今は時期ではないのでな……)
東にいる相手をふり切るように一気に南へと飛んでいった。
南から町を抜けるとこちらの捕らえていた相手もレーダー範囲外となった。
目の前には広い大地が広がっていた。
【行動】移動 -4【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
ビームピストル×2 スモークグレネード×2
【行動方針】未定
【位置】O−13→Q-15
【同盟】無し
一通り自分の言いたい事を喋って
ハロGを借り受けるためにコクピットのハッチを
あけようとした時それはおきた。
ザクV後期型がレーダーから動いたのだ。
(先手を打たれるのか。時間が足りない・・・)
だが相手の反応は違った。
南に遠ざかってゆく。そして完全に反応は消えた。
【行動】特になし
【残り】0
【行動方針】生き残る リーアの保護 打倒ウィルトさんww
【同盟】リーア=ミノフスキー
A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□□□□□彡彡彡□◎■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■■■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓◎■■■■■■■■■□
05□■■◎■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□ □、平地
06□■■■■■◎■□□□彡彡彡01□■■■■□□□□□□ ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■ 彡、川
08□■■■■■□□□□彡彡彡彡┃□□□■◎□□□□□□ ∴、砂地
09□□◎■■■■□□彡彡彡◎彡┃□□□□□□□□□□□ ▼、市街地
10□□□◎□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━ =、橋
11□□□□□□□◎□彡彡彡彡彡▼08□□□◎┏┛□∴∴∴ △、山
12━━━┳━━━━┓◎彡彡彡彡▼▼□□□┏◎□∴∴∴∴ ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃∴∴◎∴┗▼===▼▼05━━━┫□∴∴∴∴∴ ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□◎┃□∴∴∴∴∴ ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴04∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴◎□□彡彡彡□□∴∴∴┣━★★★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★★∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□◎彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴15□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━02===▼┛△△△△03△△△△△△∴
21□□□□◎∴∴∴∴彡彡彡△△△△●●△△△△△◎△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
◎は進入禁止区域 ×は次期禁止区域
番号01と06と11は同地点
番号02と13は同地点
番号08と10は同地点
番号05と12は同地点
一番 コォネ=カウフマン (16) 女性 Zガンダム
二番 アルム=ヴォーキサー (26) 男性 バタラ
三番 金田一=京介 (16) 男性 ガブスレイ
四番 ウィルト=ラインステッド (25) 男性 ザクV後期型
五番 グリーン=キャット (21) 男性 ドライセン
六番 エィケズ=コート (22) 男性 リグ・シャッコー
七番 エルア=ポゥ=ドートミア (20) 女性 ドワッジカスタム
八番 コード=アクセルズ (20) 男性 アプサラスV
九番 神楽=千鶴 (20) 男性
一〇番 グレン=フォートレス (15) 男性 ZZガンダム
一一番 クライン=J=シルバート (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン (26) 男性 ドム
一四番 ラビシュ=スケアクロウ (23) 男性
十五番 エーリッヒ=フォン=レーダー (28) 男性 マゼラ・アタック
十六番 エリアード=ジーン (18) 男性
十九番 デイビット=リマー (29) 男性
マゼラ・アタックは、砂煙を巻き上げて走り続けている。
タイヤもなにもないコンテナを引きずっているが、砂地なことが幸いして、かろうじて動くことができるようだ。
「これだけ砂煙を上げていても、だれにも見つからないとは、レーダーもついているものです。
この地図が信用できれば、そろそろ、基地が見えてくる頃のはずですが。」
とたんに、前方はるかに点々と建物が見えてきた。
【行動】移動(−2) 【残り】2
【位置】D−18
【武装】175mm戦車砲、35mm三連装機関砲、クレイバズーカ(コンテナ内)
【行動方針】基地に向かい、隠れ家を探す。
【持ち物】漬物1びん
手応えがあった。重量のある物同士がぶつかり合う独特の衝撃がだ。
しかし、どうにも憮然とした表情が崩れなくて困る。受け止められたのだ。
パイロット、熟知しているか…。いやそれは違う。今のは反射的な行動に見えた。
つまりは反応したのか、恐ろしいまでの戦闘への執着心で。
距離を置き再びサーベルを構えなおすZ、距離をこちらへとじわりと詰める。
なるほど、このパイロット…楽しませてくれる。戦い方はあくまでも正攻法。
ただし、そこに訓練か経験かは知らないが自分流のアレンジを加えての。
もう一度繰り返そう。このパイロット、実に戦い方が面白い。楽しませてくれる。
『ガチャ…』
こちらも再びライフルを構えなおす。死ぬつもりなど毛頭無いが、もう少しだけ…
もう少しだけ、このパイロットの戦いを見ておきたい。
気を抜いたら命を落としかねない緊張感。これが戦場のスリルという奴だ。
こいつに心を許して戦いを続ける物も多いが、こんなものは常に味わう物なんかじゃない。
自分が認めた相手、自分をさらに高めてくれる相手。それに遭遇した時にやっと開放するものだ。
ピピピピ.…
瞬間、一気に湧き上がる憤り。いつもと変わらないレーダー反応のはずだった。
趣味であれ、欲求であれ、楽しみを奪われることに怒りを感じない人間はいない。
近づいてきたのはリグ・シャッコー。昨日見かけた機体のうちの1機だ。
探るような動きをしつつ、近づくシャッコー。Zの方も気づいている。
戦闘時より厳しい表情浮かんでくる。シャッコーのパイロットがどんな奴かは知らないが、
自分にとっておまえの第一印象は最悪な物だということだけを伝えたいだけだ。
(微妙に続く)
リグ・シャッコーがZに接触を図る光景に、ふと昨日のことが思い出される。
出会うパイロット全てが交渉を持ちかける少し異常とも言えそうな光景。
あのシャッコーのパイロットもそうなのか。そうならば、ならば…。
ならば、何故こちらに仕掛けてくる?
先程の探りはただの戦力分析だったのだろう。
確かにこの状況を見ればどちらの方が有利かは火を見るより明らかだ。
機体もそうだ。強行偵察型と高機動戦闘型。ガンダムタイプとジムタイプ。
彼が向こうにつく理由は山のように存在するというわけだ。
「(このコウモリ野郎…!)」
大型ライフルを咄嗟にシャッコーの方へと傾ける。
実質、右腕1本で持っているライフルはひどく安定しない。
相手の攻撃の右方だけに意識を集中させる。ライフルを落とされたら元も子もない。
ムチ状の武器は掠めただけで済んだが、サーベルは防げそうも無さそうだ。
左腕部の残った肘関節部より上を振り上げる。ネロの左肩から下は完全に無くなった。
バーニアを2・3度吹かし、シャッコーの方へと改めて向き直る。
ロックが掛かった。戦闘中に声を上げるなど久しぶりのことだ。それも叫び声なんて…
「そこのぉっ! 邪魔をするなーーっ!!!」
しかし、腕1本ではライフルの衝撃を完全に受け止められるわけも無く、
機体はそのまま転がるように倒れこんだ。ビームの行方は…?
此方のカメラからは確認することが出来ない。見えるのは空と雲だけだ。
【行動:No.6エィケズ・コートへの攻撃 -1P】
【位置:0-6】【残り行動値:3p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数2】
【行動方針:目の前の事態を何とかする】
【同盟:無し】
『いや。通信装置として貸してほしいんじゃなくて、ハロ自身に用事があってね。
ちょっとばっかしてつだってもらおうかと』
接触通信でキャットの声が聞こえてくる。
『まずハロを貸してもらう前に、考えた作戦の要害を伝える。
まず僕がウィルトさんに陽動の攻撃を仕掛ける……』
作戦を語る。スラスラと出て来るところを見ると、街までの道中、ずっと考えていたらしい。
それだけに、その作戦は的を得ているように思えた。
『あとハロ貸してもらえるならハロGがいいな。同じグリーンだからね。気が合うかも?』
緊張感のない言葉。言葉を返そうとした、その時。
ザクVが動いた。ミノフスキークラフト独特の飛び方で宙を舞う。
一瞬緊張するが……こちらを振り向きさえせず、南東方向に街を抜けてしまう。
「逃げた……のかな?」
「サヨ〜ナラ〜♪」
「ニゲル! ニゲル!」
二体のハロが飛び跳ねる。が、リーアは己の言葉の間違いに気付く。
(単に逃げるなら、こっちとは逆方向にいくはず……
あっちは砂漠……川を利用する私達の狙いを読まれたんだ!)
そのままザクVは迷いなく直進し、やがてゾックの有効センサー範囲から消えた。
『キャットさん……これは、追撃は無理ですね。砂漠の方に逃げられちゃいましたから
それより……街の北の方に、大型のMAらしき反応があるんですけど……どうします?
まだこの距離じゃ機種まではわかんないですけど。
あ、そうそう、今のうちにハロGを渡しておきますね。可愛がってあげて下さい♪』
「ハロG、ちょっとキャットさんの所にいてね。いい子でいるのよ?」
「ハロジー、リョウカイ! リョウカイ! キャットイイヒト!」
リーアはコクピットを開くと、ゾックの三本爪で器用にハロGを摘み、ドライセンの方に差し出した。
【行動:接触回線(−0p)、ハロGを手渡す(−1p)】
【位置:P16】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:首輪を外す、誰かを倒して『全員爆破』を回避】
【同盟:05番グリーン=キャット】
362 :
コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/05/08 14:22 ID:lDhmzEo6
>>359 ビームライフルを構え、リグ・シャッコーに対峙するEWACネロ。
私に隙を見せるか。死に体を晒すか。
無論、見逃す道理は無い。
――閃光。
狙撃用ビームライフルが火を噴く。
――跳躍。
脚部スラスターを一気に吹かす。
――転倒。
EWACネロの機体が反動をまともに受ける。
――加速。
背部バーニアが圧倒的な推力を生み出す。
――停止。
仰向けに倒れた機体は無防備な姿を晒す。
――強襲。
ビームサーベルを逆手に構え――コックピットへと振り下ろした。
【行動:ビームサーベルで攻撃:-1】【残り行動値:3】
【武装:ビームライフル(Eパック残量75%)、Eパック×3、頭部バルカン×2(残弾数70%)、腕部2連装グレネード×2、ビームサーベル×2、シールド】
【所持品:変化無し】
【行動方針:標的殲滅】
【同盟:エィケズ(暫定)】
以上、書き忘れでした(・ω・)ゞ
エィケズの攻撃は、ネロの左腕真っ二つに斬り裂いていた。
そして一旦間合いを取り、ビームストリングスを機内に収める。
腕を一本とられ、戦意喪失したかと思い、ネロを身構える。
ネロはエィケズの読みとは裏腹にこちらへとビームライフルを構える。
しかも、かなりの大型である、避けるには遅すぎる、防御するには近すぎる。
その結果―――――リグ・シャッコーは左腕のガトリングシールドと右腕のビームローターシールドを突き出した。
ライフルが発射されると、二つの盾がそれをなんとか受け止める。
だが、ガトリングシールドはもはや使い物にならなくなり、ビームローターも出力が弱まっていた。
今度はこちらが攻勢に出る番だとばかりに、リグ・シャッコーはサーベルを再び高々と振り上げた
―――――しかし、そのサーベルはネロへと向かわず、振り上げた勢いで
接近していたZガンダムへと向かっていた……
【残り行動値:3】
【位置:O-06】
【行動:Zガンダムへサーベルで攻撃?(-1)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター(出力低下)、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% > 】
【行動方針:基地に向かう、クラインの撃破】
【同盟状況:01番コォネ=カウフマン?】
>>364 交差する切っ先。
振り下ろしたサーベルは、標的の命を確実に奪うはずだった刃の一閃は、もう一振りの刃によって弾かれた。
全天周モニターに映し出される、リグ・シャッコーの小柄な体躯。
その手に握られたビームサーベルこそが、私を阻んだ障害。
素人ゆえの状況判断ミスか。
或いは元より、漁夫の利を狙っていたのか。
「……」
無言のまま、私は機体を後ろに下がらせる。
続いて、通信。
映像回線も併せて開き、モニターの向こうの男の顔をじっと見つめる。
「どういうつもりかは知らないが……邪魔をするならお前も殺す」
淡々と、言葉を紡ぐ。
「それが嫌なら、お前がそいつに止めを刺せ」
【行動:通信:-1】【残り行動値:2】
【武装:変化無し】
【所持品:変化無し】
【行動方針:標的殲滅】
【同盟:エィケズ(早くも崩壊寸前かもw)】
――ヤヴァイ――
サーベルを振り上げた瞬間、エィケズは「ハッ」とした、Zガンダムが近づいてきていたのを知らなかったのである
己が振りかぶったサーベルはZのサーベルと激突し、粒子が爆ぜた
その結果、ネロに隙を与えてしまう、もちろん故意では無かった
だが、そんな事言っても信用してくれるとは限らないし、足手まといになるのは目に見えていた
エィケズの腕は悪くない、悪いのは―運―と―度胸―であった
優柔不断が故に一瞬の迷いを見せる、それは戦場では命取りになるものであった
コォネから通信が来た、その時はじめてじっとモニターを見てビックリしたのが
コォネはまだ16,17の女の子であった事である、その―女の子―が軍人であるエィケズでさえぞっとするような事さえ言った
「どういうつもりかは知らないが……邪魔をするならお前も殺す」
「それが嫌なら、お前がそいつに止めを刺せ」
しばし呆然とする、ケラ達はどうしていいのかわからないようにウロチョロしていたが
エィケズが宥めると元通り、洗面器の中に入り込んだ
エィケズは決心したように目を閉じると、深呼吸をし、コォネに話し掛ける
「了解した、この連邦軍のエースパイロット―白い流星―であるエィケズ=コートに任せなさい、お嬢さん」
最後のあたりで声が裏返ったが、それでもなんとか取り繕う事は出来た
そして――エィケズは観念したようにビームサーベルをネロに向かって振りかぶった
【残り行動値:2】
【位置:O-06】
【行動:ネロへサーベルで攻撃?(-1)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター(出力低下)、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% > 】
【行動方針:基地に向かう、クラインの撃破】
【同盟状況:01番コォネ=カウフマン?】
暫くのあいだ南の方角を見てポカーンとしていると
リーアから通信が入った。
『キャットさん……これは、追撃は無理ですね。砂漠の方に逃げられちゃいましたから
それより……街の北の方に、大型のMAらしき反応があるんですけど……どうします?
まだこの距離じゃ機種まではわかんないですけど。
あ、そうそう、今のうちにハロGを渡しておきますね。可愛がってあげて下さい♪』
ゾックのコクピットが開き器用に爪でハロGを掴みこちらへ差し出す。
こちらもコクピットを開きハロGをこちらの方へ迎い入れる
ハロGをコクピットにのせ挨拶をする
「宜しくな。ハロG」
「ヨロシク! キャット ヨロシク! キャット」
激しくコクピットを跳ね回りながら喋るハロG。
ひとまず跳ね回るハロGを捕まえ脚の上に置く。
そしてリーアに通信を入れる。
「追撃は無理だね。というか逃げられるなんて考えてなかったよ・・・。」
ちょっと落胆したように話始める。
「あと街の北のほうの反応。大型MAらしいってのが気になるけど・・・
無視してとりあえず川べりに移動して病院をみつけよう。
君の目的を先に果たそう。」
ついでに心の中で付け足す。
(大型MAに対抗できるだけの火力もこちらにないからな
火力をカバーする手立てはあるが・・・死ぬかもしれないからな・・・)
【行動】接触通信 −0 ハロGの借り受け−1
【残り】3
【行動方針】生き残る リーアの保護 打倒ウィルトさんww
病院の探索
【同盟】リーア=ミノフスキー
>>357 基地の近くにマゼラを停車させた。
「コンテナを引きずって、舗装された敷地を走るわけにはまいりませんから。」
コンテナから牽引用のロープを外すと、コンテナを放置したまま、再びマゼラを発進させる。
これを盗もうとするような人間が近くにいるなら、とっくに攻撃を仕掛けてきているという判断だ。
「なにか、これを活用できる方法を見つけてこないとなりませんね。」
【行動】牽引解除作業(−1) 【残り】1
【位置】D−18
【武装】175mm戦車砲、35mm三連装機関砲、クレイバズーカ(コンテナ内)
【行動方針】基地内でバズーカの活用法を探す。
【持ち物】漬物1びん
>>368 フェンスを踏み潰して、基地の敷地内に進入する。
格納庫だったらしい建物の陰にマゼラを止めると、マゼラを降りた。
開いたままの扉をすり抜けて、格納庫の中へと入る。
内部は意外なほどに何もなかった。天井から、整備用クレーンだけがぶら下がっている。
「はずれですか。」
まあ、いい。ほかにも建物はたくさんある。まずは、基地内の見取り図でも探すとしようか。
【行動】移動(−1)、基地内部探索(−1) 【残り】2
【位置】D−17
【武装】175mm戦車砲、35mm機関砲、クレイバズーカ(コンテナ内)
【行動方針】基地の見取り図を探す。
【持ち物】漬物1びん
──空が見えた。空が……。
ここが戦場であることを思い出させたのは警告音と振動。
カメラの前にぼんやりと映っていたのは交わる赤と黄の閃光。
ぼんやりとしているのはカメラではなく自分の脳髄。
よくわからないが自分は生きている
「××××…」
「○○○○○○!」
声だ…。会話だ…。誰だ…?どこだ…!? …目の前か。
通信内容はまるで理解できない。頭痛が走る。
意識が戻った頃には全て終わっていた。
そして、またすぐに始まっていた。
シャッコーがサーベルを打ち下ろす。同時に動いたのはネロの右腕。
お互いにコクピットの前で腕が止まった。一歩ずれれば焼肉とミンチが完成していた。
Zは狙っていた。この時を逃せば死ぬ。もちろん… "両方" がだ。
「シャッコーのパイロット…知っているか?
一人勝ちされるってのはすこぶる気分が悪い…。
俺は『殺せ』とは言わないさ。 で、どうする?」
【行動:No.6エィケズ・コートへの攻撃? そして通信 -2P】
【位置:0-6】【残り行動値:2p】
【武装:狙撃用大型ビームライフル 残段数2】
【行動方針:目の前の事態を何とかする】
【同盟:無し】
>>370 膠着。
エィケズ=コートの躊躇が生んだ、静止した空間。
コォネは思考する。
この隙を突き、2人まとめて撃破するのも良い。
だが、今後を考えれば最上の選択とは言えないだろう。
共闘を持ちかけられたという事実。他の参加者の間でも、同様の事が行なわれていると考えるべきか。
「は……ぁっ……」
発作の兆候。忌々しげに舌を打ち、コォネは戦闘の継続を断念した。
ビームサーベルをしまい、右腕を掲げる。
横たわるEWACネロの若干手前、ダークグレーの地面に狙いを定め、彼女はグレネードを撃ち込んだ。
爆発。標的に命中したか否かを見定めず、そのまま跳躍。
変形。更にリグ・シャッコーへ向け、先程と同じ通信回線を開く。
「私はお前を戦力として評価している。正確にはお前の乗る機体をな。
その気があるならついて来い。基地までの道、案内してやろう――」
そこまで言って、コォネの目は視界の端になにやら飛び跳ねるモノを捉えた。
「――蛙か」
笑顔までは至らない。だがそれでも、険の取れた彼女の顔は、確かに16歳の少女そのものだった。
【行動:クライン機への攻撃(?)・エィケズへ通信・変形:-3】【残り行動値:1】
【武装:ビームライフル(Eパック残量75%)、Eパック×3、頭部バルカン×2(残弾数70%)、左腕部2連装グレネード、ビームサーベル×2、シールド】
【所持品:変化無し】
【行動方針:発作の沈静・道案内(?)】
【同盟:エィケズ=コート(暫定)】
『追撃は無理だね。というか逃げられるなんて考えてなかったよ・・・』
『あと街の北のほうの反応。大型MAらしいってのが気になるけど・・・
無視してとりあえず川べりに移動して病院をみつけよう。君の目的を先に果たそう』
「そう……ですね」
リーアも少し落胆する。
だがしかし。北のMAは動きがないようだ。
病院を探して、「あの施設」でキャットとお話するには、今はチャンスかもしれない。
『じゃ、移動しましょう!
見つけたいのは、大きな総合病院……小さい診療所とかは必要ないんで!』
リーアはゾックを都市の中央部に向ける。
360°をカバーするモノアイを回し、街の中を探し始める。
【行動:接触回線(−0p)、移動(P16→O16(−1p)】
【位置:O16】【残り行動値:3p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏光型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×4】
【所持品:変化なし】
【行動方針:首輪を外す、大きな病院を見つける】
【同盟:05番グリーン=キャット】
――どうすればいい?
エィケズは悩んでいた、それは、時間にして数秒の事だったが
エィケズにとっては数分、数時間にも思えた
先程自分が振ったサーベルは、ネロパイロットによる上手い戦術で振り下ろす事はできなかった
よほどの戦闘経験があるのだろう、ネロパイロットからは通信が入る
「シャッコーのパイロット…知っているか?
一人勝ちされるってのはすこぶる気分が悪い…。
俺は『殺せ』とは言わないさ。 で、どうする?」
その通信が入ると同時に背後からグレネード弾が飛んでくる
それは、Zガンダムのパイロットがおそらくネロを撃破するべく発射したものだろう……
とっさにエィケズはそれをサーベルで振り払っていた、だが、数発に当たるだけで、残りのものは流れ
リグ・シャッコーの左腕部にも被弾する……もし、反応が遅かったら
――自分も殺されていたかもしれない
ヒヤリと背中が冷えるのを感じながら、考えているとまたもや通信が入る
「私はお前を戦力として評価している。正確にはお前の乗る機体をな。
その気があるならついて来い。基地までの道、案内してやろう――」
――どうすればいい?
迷ったあげく、エィケズは通信回線を―クライン―に開いた
[すまない、俺はどうしても勝たなければならない……長いものには巻かれているしかないんだ
あなたには悪いと思うが……ともかく、すまなかった]
上手く言葉にできずに、通信を切る、続いて―コォネ―に通信をはじめる
[了解、この白い流星の力、存分に使ってくださいな]
少し見栄を張り、ビームローターを起動させる、出力が低下していたが、飛行には問題無かった
そしてエィケズの乗るリグ・シャッコーは基地のある西―――の真逆、東へと向かうのだった
【残り行動値:1】
【位置:O-06→P-06】
【行動:クラインへ通信(-1)コォネへ通信(-1)P-06へ移動(-1)】
【所持武器:腰:ビームサーベル、両腕:ビームストリングス
右腕:ビームローター(出力低下)、肩:ハイパーメガランチャー<EN95% > 】
【行動方針:基地に向かう】
【同盟状況:01番コォネ=カウフマン?】