機動戦士ガンダムSEED TADA戦記

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1酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk
まずは「機動戦士ガンダムSEED TADA戦記」の作品紹介です。

 主要登場人物

多田隊長・・48歳  ザフト軍少佐(コーディネーター)
      この物語の主人公であり、ザフト軍の「超」が付くほどの  
      エースパイロットである。口癖は「六割満足」
      体型は小太りでマルメガネをかけていたりする。

佐藤中尉・・27歳  ザフト軍中尉(コーディネーター)     
      多田隊長の部下で、MSパイロット。
      多田隊長に最も信頼されている。

中村指令・・51歳  ザフト軍大佐(コーディネーター)
      多田隊長の上官で、ローラシア級MS搭載艦「ギコア」
      の多田部隊に指令を出している。

山田伍長・・27歳  ザフト軍伍長(コーディネーター)
      佐藤中尉とは、士官学校で同期であるが、「めんどくさい」
      という理由で士官学校を中退。多田隊長の部隊に所属する。          
ムスカ大佐・・34歳  連合軍大佐(ナチュラル)
       極悪非道で、勝つ為なら手段を選ばない。
       謎の新兵器を開発していると噂されている。
      
2酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 17:59 ID:x6shiolb
ストーリー

C・E70。経済圏の確立を求めるザフト軍(コーディネイター)と
地球連合(ナチュラル)の軋轢は「血のヴァレンタイン」事件を契機として、
ついに武力衝突へと発展した。MSを擁するザフト軍は、
各地で連合軍を圧倒していった・・・・
そんな中、多田隊長率いるザフト軍MS部隊は各地を飛び回り、
連合軍と激戦を繰り広げるのである。

3市東 大尉 ◆mYckfe7dDE :03/03/21 17:59 ID:???
何これ?
4通常の名無しさんの3倍:03/03/21 18:00 ID:???
消えろ
5酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 18:02 ID:x6shiolb
C・E70・・・
ザフト軍TADA少佐にひとつの任務が下った。
[L2宙域のプラントに駐屯する連合軍を友軍とともに殲滅せよ]と。
多田隊長はやる気満々である。
「ふふふふふ、今度もまたザコの連合軍をぶちのめしに行くかのぅ」
そう言って、ローラシア級「ギコア」のブリッジの席についた。
そこへ中村指令からの通信が入る。
「多田大佐は好戦的だな(藁 さて、任務は分かっているな?
君達は今から戦争をしにいくんだ、各員気を引き締めて行けよ。
そして全員生きて帰ってこい。」
通信がきれる。
「言われなくともわかっとるわい、指令・・・」
ギコアがL2に向けて発進をはじめる。
6通常の名無しさんの3倍:03/03/21 18:03 ID:???
7酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 18:07 ID:x6shiolb
ギコアがL2に向けて発進した数時間後、
ギコアのMSデッキでは佐藤中尉と他の隊員が、整備員と共に
自分の搭乗するMSの最終チェックをしている。戦闘中にもしも
故障したら、しゃれにならないからだ。山田伍長は
めんどくさそうにやっている。隊員達と整備士達は
雑談をしながら作業を進めた。そこへ遅れて多田隊長が来る。
「モルス整備士長、ワシの専用シグーはどうかね?」
「ええ、今のところ異常はありません。それにしてもいつ見ても
すごいですね、隊長のシグーは。ジンの5倍のパワーゲインだ・・・。」
多田隊長が専用のシグー、「タダシグー」のコクピットに座る。
「うむ、モルス整備士長はいつもいい仕事だ。佐藤中尉はどうかね?」
「私のジンは大丈夫ですよ。それより隊長、もうすぐL2宙域です。
いつ連合軍の偵察部隊と遭遇するか分かりませんから、
第二戦闘配備を発令しておきましょう。」
「おお、そうだな・・・総員第二戦闘配備!L2宙域に入る」
ギコアに艦内放送が流れる。
と、その時であった。
8市東 大尉 ◆mYckfe7dDE :03/03/21 18:09 ID:???
多田は少佐or大佐どっち?
9酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 18:10 ID:x6shiolb
>>8
少佐です。
10酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 18:16 ID:x6shiolb
本来はザフト軍に階級というものは無いらしいのですが、
この少説ではあえて階級がついています。
SEED本編のパラレルワールドと思ってください(^^)
11通常の名無しさんの3倍:03/03/21 18:33 ID:???
勇気のある方、削除依頼出してください
12通常の名無しさんの3倍:03/03/21 18:37 ID:???
>>12
関わるな。
13市東 大尉 ◆mYckfe7dDE :03/03/21 18:40 ID:???
自己暗示?
14酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 19:55 ID:x6shiolb
ギコアの目の前では友軍と連合軍の大部隊が付近のプラントで
戦闘を始めていた。友軍の部隊は既に12機中5機のジンを失っていて、
二隻の艦も被弾していた。連合の大部隊は今見ても戦艦は11隻、
MAメビウスは50機以上は飛んでいる。戦力が違いすぎたのだ。
「よぉしっ!総員第一戦闘配備!多田隊出るぞぉ!」
多田隊長が叫ぶ。
今、多田隊と連合軍の戦いが始まろうとしていた・・・
15加納 ◆adqnzXe1oE :03/03/21 20:28 ID:???
酔狂先生はよっぽど本編が許せないんだな
16酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 20:56 ID:x6shiolb
まずは多田隊長のシグーがカタパルトから発進した。
多田専用シグーは漆黒に塗装されており、肩には紅い
「鬼」のエンブレムが見える。
「よし、他のMSも順次発進せい!」
多田隊長の掛け声と共に多田隊のジンが次々と発進していく。
「隊長、山田伍長の発進が遅れています!」
佐藤中尉が報告する。
「なにをしとるんや、はよせい、はよう!」
発進の遅れている山田伍長に喝を入れる多田隊長であった。
ようやく山田伍長はめんどくさそうではあるがジンを発進させた。
戦闘が始まったら真っ先に死ぬタイプかもしれない。

ついに多田隊と連合軍の大部隊との戦いが始まった。
ギコアからの援護射撃を受けながら、進撃する多田隊。
タダシグーは腰に装備した専用のガトリング銃(鬼ガトリング銃)
をメビウスの大群に照準を向けて構える。
「ふふふふふ、落ちてよし!」
ドルルルルルルルルルルルルル・・・・・・
「うわー」「ぎゃー」「ひー」「カアサーン」
タダシグーの鬼ガトリング銃の一連射でメビウスが
7、8機ほど宇宙のゴミとなった。すごい命中精度だ。
それを合図に多田隊のジンは一気にメビウスの大群に
突っ込んでいった・・・・
17通常の名無しさんの3倍:03/03/21 21:04 ID:x6shiolb
新作きたーー!
18通常の名無しさんの3倍:03/03/21 21:06 ID:???
>16-17
何コレ・・・?
とりあえず氏ね>1
19通常の名無しさんの3倍:03/03/21 21:25 ID:x6shiolb
佐藤中尉と山田伍長のジンがマシンガンを乱射しながら突撃をかけた。
狙いは後方にいる艦隊だ。
他の3名の隊員たちのジンと友軍のジン8機も、
メビウスの大群を相手にしながら、艦隊に接近していった。
戦艦を落とせば連合軍の大部隊が弱体化すると考えたからだ。

そのころ連合の戦艦内では・・・
「13機のジンがこちらに急速接近しています!
どうしますか、ムスカ大佐っ!」
「ふっ、そのままでいいさ。充分に接近したら艦隊一斉射撃で
ザフト軍のMSを葬る。いくらMSでも至近距離からの一斉射では
避けられはしない。コロニーに設置してある長距離ミサイルも
発射準備をしておきたまえ、敵の戦艦もついでに葬る。」
焦るオペレーターにムスカ大佐が冷静に答えた。
「しかしそれでは味方のメビウスをも巻き込みます!」
「所詮メビウスなど捨て駒だ。メビウスに射線上撤退命令を
出したらやつらにこの罠を気づかれるだろう?」
「・・・・。」
そんなことはつゆ知らず、順調に艦隊に接近する多田隊と友軍のジン。
「よし、もうすぐだ!」
そのころタダシグーはギコアや友軍の艦の護衛を
ただ1機でやってのけていた。
「このワシがいる限り、艦には銃弾一発受けさせんぞっ!」
20通常の名無しさんの3倍:03/03/21 22:25 ID:???
なーんだ、ただの自演厨か。
このスレお気に入りに入れてたけど、消すね。
バイバイ。
21多田隊長:03/03/21 23:24 ID:???
       ,__,.-┬----┬-、__
    .,イ「::::::::::::|::::::::::::|:|::::::|:::ト、
   ,r'i::::V:::|:::::::::::|::::::::::::|::|::::::|::|::レ、
   y-|||||||||lllllllllliiiiiiiiiilllllllll||||||||||-y
   |Jil'"´           `"'liレ|
  .|                 .|
  |;7   ,,,,,,,,,, "';;;'" ,,,,,,|Lノi ヾ|
  | . ;;;r'´o`ヾ;;j ,ヘ, i;;ツ´o `'>;;;;|
,ヘ,|   `"-'''"´" .ゞ;r'  ´"''-i「ヽ,.;|ヘ
f´,┤i,       ,i个i、       |ヘ`i 
| .|..| ヽ;;,,     `こ´    ,,;;ソ  | i |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.L__|:::::::Y  . ヒニ二ニ'y  Y;;;;; .L_,.ノ  <  このワシがいる限り、艦には銃弾一発受けさせんぞっ!
  ト、::L   └------'´  」;;; |      \_________
   | `'-、    "'''''"    ,.-'T
  .ト、  .`'--;,__   .__,;--'´ ,┤
  |  ̄"'--、 .`'┬'´ ,--'" ̄ |


22佐藤中尉:03/03/21 23:27 ID:???
            _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \ 
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ 
       ' 「      ´ {ハi′          }  l 
      |  |                    |  | 
       |  !                        |  | 
      | │                   〈   ! 
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l | 
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_

      
       隊長、山田伍長の発進が遅れています!
23山田伍長:03/03/21 23:31 ID:???


              -― ̄ ̄ ` ―--  _
          , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー _     ブッブー
        _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、    ブーン
       , ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ      キキー
    ,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ● ::::::::::::::::: : : :,/
   と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
  (´__  : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
       ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: :●::::::::::::::::::::::: : : :_>
          ,_  \:::::_| ̄ ̄ |_::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
        (__  ̄~" |       | )) ̄
                  ̄◎ ̄◎ ̄

        戦闘が始まったら真っ先に死ぬタイプ
24ジン出撃:03/03/21 23:35 ID:???
タダシグ.∧━━.∧出る!!
    /,_ ┴─/ ヽ      , 、  ,、
   (・_.,》.'(・_,》)ミ ヽ    . / L--/ l、サトージン、出る!!
  / ,,__,ニ、、 ノ( |    (・;;》 (・;;》 |    /L--/l、 ヤマダジン、出る!!
  | Y~~/~y} `, ~ |   |y-,‐vi`ノl |   (・.》 (・.》 l   /L--/l、
   | .,k.,.,!,.,.,r| ,! く    |, kl r| i ^<   | 'fT~ヲ x |  (・〕_(・〕x|   /L/l
 / <ニニニ'ノ    \ / (二二‐ ' \ / l==_」 <  ,l fmヨ ! L 〔゚fヲ゚.〕 
25酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 23:36 ID:x6shiolb
>>20
反応はどうだろうと思ってわざとやったんじゃよ。
本当に自演がしたかったら、IDは伏せるもんじゃ。
まぁ、細かい事は気にしないことが一番じゃ。
>>21
もうちょっと太ってて、丸眼鏡を掛けていれば多田隊長は
イメージ通りじゃった。でも大体のイメージは掴めとるよ。
26市東 大尉 ◆mYckfe7dDE :03/03/21 23:38 ID:???

      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      | 全身から湧き上がるこの喜び!
      \         ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄| 八頭身にとどけ!
                 .\_ ___
     / )( )))          ∨
    / /´Д`), っ
    |    / ノ   と丶((( )))
    ヽ   /⊃    \( ´Д`)
     | /         /    ヽ
     / /          レ  ノ \_つ
    ( /          / /ヽ ヽ
               (_ノ  し'



27酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 23:38 ID:x6shiolb
よし、新作出るぞい!
28酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 23:39 ID:x6shiolb
ついに多田隊と友軍のジンが連合軍の艦隊を捕捉。
攻撃を加えようとしたその時であった。
「艦隊一斉射、撃てえぇーーーーーーー!!!!」
その言葉と共に連合軍の戦艦11隻から無数の閃光が走り、
13機のジンと多数のメビウスを撃ち抜いた・・・・
あちこちで起こる被弾した機体の爆発。
しかし、奇跡的に佐藤中尉と山田伍長のジンは、
被弾はしていたが爆発はしなかった。
「くそっ!連合軍め、味方をも巻き込んで・・・なんて奴らだっ!」
山田伍長が大破したジンのコクピット内でキレ気味に叫ぶ。
「パール軍曹、フェール伍長、鈴木伍長・・・・
他の隊員達はみんなやられてしまった・・・・」
佐藤中尉の目には涙が見えた。
そこで山田伍長が「まぁ、俺らの命が助かったのは奇跡的だ。
しかし、このジンも中尉のジンもいつ爆発してもおかしくない。
さっさと脱出しようぜ。」
「ああ・・・・」
辛うじて機能している通信機で通信する二人であった。
そして、二人はジンのコクピットから脱出した。
周りには多くの残骸が散らばっている。
「こっからギコアまでは遠すぎるよなぁ・・・」
山田伍長は力なさげに独り言を言う。
残骸を避けながら進む二人だったが、運悪く生存者を探しに来ていた
連合軍の作業用ポッド「ミストラル」と
ばったり遭遇してしまった・・・・
29酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 23:40 ID:x6shiolb
ほい
30中村指令:03/03/22 03:39 ID:???
|
|⌒彡
|冫、)  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|` / < 多田大佐は好戦的だな(藁
| /   \_________________
|/
|


|
|  サッ
|)彡
|
|
|
31多田隊長:03/03/22 05:28 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/   >>30指令
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   あまり若者をいじめないで頂きたい。
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /    ところでこの『指令』とは結構な誤字ですな。>>1殿
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
  \  l    `:、        ; _, ヽ'  /ー、        |
    \.      `ヽ、._         ,/    ̄ヽ、,,_    'l,
      \___      `ー------‐7''ヾ      ヽ 、`ヽ.  ヽ、


32通常の名無しさんの3倍:03/03/22 14:09 ID:2rYwu0i6
AAイイッ!
33酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/22 14:14 ID:2rYwu0i6
「しっ、しまった!くっ!」
佐藤中尉が慌てて腰のホルダーから銃を取り出し、
ミストラルに向けて数発発砲した。
しかし、銃弾はすべて弾かれ、逆に佐藤中尉と山田伍長は
ミストラルのマニュピュレーターに捕まってしまう。
「放せ、放せぇ〜!」
山田伍長は必死でもがくが、無意味である。
ミストラルのパイロットは連合の艦と通信をしていた。
「メビウスのパイロットの生存者は一人も確認できませんでしたが、
かわりにザフト軍の兵士を二人見つけました。今拘束しましたが、
この二人はどうしましょう?」
ミストラルからの通信にムスカ大佐が答えた。
「ほぅ、ザフト兵か・・・よし、ここに連れて来い。捕虜にする。」
「ハッ!」
二人を拘束したミストラルは連合軍の艦に向けて発進した。
「(´_`)。。○(これからどうなるんだろう?)」
山田伍長は不安でいっぱいだった・・・・
34通常の名無しさんの3倍:03/03/22 14:25 ID:???
>>1
いいからお前は現実逃避せずに勉強しろ。
35通常の名無しさんの3倍:03/03/22 16:14 ID:???
            ∧∧
            (*^ー^)○   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           丿つ-_-)<  放せ、放せぇ〜!
         〜( つ(∩∩)  \_______
''' '""'''''" ""~''"~ '''''"'''~''"'''''' """ ''"''''""'"~'''"'""'''''''~'""'""
 
    山田伍長は必死でもがくが、無意味である
36通常の名無しさんの3倍:03/03/22 21:52 ID:2rYwu0i6
酔狂先生じゃ。
>>34
来年は受験だから、ちゃんと勉強はしとるよ。
暇つぶしに少説を書いておるんじゃ。
37多田隊長:03/03/22 22:49 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/  
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   私はこの年になるまで数多くの戦場を渡り歩いてきた
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /    つもりだったが…初めて出会うな…このような輩には
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、   
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、  随分と若いようだが…
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
  \  l    `:、        ; _, ヽ'  /ー、        |
    \.      `ヽ、._         ,/    ̄ヽ、,,_    'l,
      \___      `ー------‐7''ヾ      ヽ 、`ヽ.  ヽ、




38通常の名無しさんの3倍:03/03/23 01:37 ID:???
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   ;  .:,';' .,:';  :,'
   ,:  ´   ´ ,;
   ;:   `'  ; ' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ,'  ;,',','  ,;' < これからどうなるんだろう?
  ;  ´´ , :'   \__________
 ,'   , ' '
39多田隊長:03/03/23 11:37 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/   >>38
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   メシはちゃんと食ったな?よろしい、ならば自決したまえ。
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /    腹が減っていては人間はどうしても弱気になる。
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、   それではいかん。男らしく死ねないからな。
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、  我々は軍人だ。骨を拾ってもらおうなどと、女々しいことを考えるな。
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
  \  l    `:、        ; _, ヽ'  /ー、        |
    \.      `ヽ、._         ,/    ̄ヽ、,,_    'l,
      \___      `ー------‐7''ヾ      ヽ 、`ヽ.  ヽ、


40通常の名無しさんの3倍:03/03/23 13:04 ID:rhr+qPtM
age
41通常の名無しさんの3倍:03/03/23 13:04 ID:???
俺はよく分かったよ。この前さ、アニメ板行ったんですよ。そしたら相変わらずあっちの住人と、ウチらの板からあっちに出張してる香具師どもが「板違いだ〜!」とか言い争って揉めてるのね。
で、やっぱり取ってつけたようにアニメ板にも糞種スレがあるわけですよ。そこにもやっぱりここと同じように
「カガリたんの下乳イイ・・・」とか「魔乳の揺れ毎回同じの使うな!」とか「フレイには様派・タソ派・呼び捨て派がある!」
とか言ってる糞種厨がいるわけですよ。
そこでアニメ板住人もキモがって、「シャア板へカエレ!」とか「板違いなんだよヴォケども!」とか「何のための専用板ですか?」とかしまいにゃ締め出しのAAで荒らされる
始末なのね。でもアニメ板の人に取っちゃ「ガンダム」って名前がついてるだけで、「1stも種も同じガンダムなんだ!」と思う人たちが多いわけですよ。
まあ漏れは1st一本だけ好きな1st厨やないし、ガンダムなら種以外であればどれも大体好きなんだけど、アニメ板住人にとっちゃそんなこと
お構いなしなわけね。そこで漏れは思いついたのよ。お前ら糞種厨どもはな、その厚顔無恥ぶりを十二分に発揮して、アニメ板逝ってそこの種スレだけで語ってろと。
アニメ板の住人にカエレ!とか言われても、シャア板にいる時と同じように、「カエルのツラにしょんべんの精神」で頑張ってほしい。そして二度とシャア板には帰ってこないでくれ
で、アニメ板の住人から苦情が来たらさ、「いや、あの種とか言うのはガンダムって名前はついてますが、実際の中身は全然ガンダムじゃなしですし、シャア板とも関係ないですよ。」
って言うからさ。そうした方がお互い干渉なしで良くないか?これは漏れからの提案なんだけど、君らの主張としても20年以上前の古くさい1st好きやZ・ZZ・その他種以外のガンダム好きと
一緒にシャア板にいるのは窮屈だろ?漏れらはただ単純にシャア板でマターリといきたいだけなのよ。君らは今盛りの種だろ〜!種以外はシャア板。種はアニメ板に住み着く。
どう?良い提案じゃない?お互いがお互い干渉しないで澄むわけだ。言っておくけど「古いガンダム好きが懐かしアニメ板いけよ〜」ってのはお門違いだからね。何せ種と種以外の作品全てじゃ
比較にならんから、そこのとこよろしく。じゃお願いだからアニメ板逝ってね♪
42通常の名無しさんの3倍:03/03/23 13:30 ID:rhr+qPtM
>>41
俺のスレを汚しやがって・・・・多田隊長の鬼ガトリング喰らって氏ねっ!
43多田隊長:03/03/23 13:44 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|     >>41
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、     おおよそ君はスレタイのSEEDに引かれてやってきたのだろうが…
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/     君の言っていることは残念ながら見当外れだ。
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)     このスレは元々『自称・先生』の来年受験生(恐らく高校)が
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /      暇潰しと称してショボイ小話を展開する絵に書いたようなクソスレ
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、    だったが、今はこの私、多田隊長が皆の悩みに答える
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、   なりきりスレと化したのだよ。
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``    ついでだから君にもアドバイスをしてやろう。
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _   
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’." たらふくメシを食って寝ろ。心が落ち着く。
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,  
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l






44通常の名無しさんの3倍:03/03/23 13:55 ID:rhr+qPtM
>>43
来年高校受験でつ
45通常の名無しさんの3倍:03/03/23 14:07 ID:???
多田隊長は麻雀上手そうですね。背中が煤けてますよ
46多田隊長:03/03/23 15:00 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/   >>45
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   そんなことよりメシを食いなさい、君。
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /    今は日本とて明日にも戦争になるかもしれない有事なのだからな。
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、   食える時に食う。陳腐な発想かも知れないが、これは真理なのだよ。
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、  
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
  \  l    `:、        ; _, ヽ'  /ー、        |
    \.      `ヽ、._         ,/    ̄ヽ、,,_    'l,
      \___      `ー------‐7''ヾ      ヽ 、`ヽ.  ヽ、



47通常の名無しさんの3倍:03/03/24 11:46 ID:qW8jNsJL
定期age
48通常の名無しさんの3倍:03/03/25 14:54 ID:MZYDjh9D
新作期待age
49通常の名無しさんの3倍:03/03/25 15:22 ID:???
逃げますた。
50酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/25 17:58 ID:MZYDjh9D
そのころ多田隊長の方は・・・
「なっ!なんじゃ、あの光は!ま・・・まさか、連合軍の罠か!?」
多田隊長は動揺しながらも、佐藤中尉や他の隊員達や友軍のジンに
通信を試みた。しかし、反応は全くなかった・・・
「くそっ!通信は不可能かっ!ならばワシらが直接あちらに向かうぞ!」
ギコアや友軍のクルーも唖然していながらも、多田隊長の指示で
ジンのパイロットの救出に向かっていった。
連合軍のメビウス部隊もわけがわからず、全機が撤退していった。
しかし、連合軍には更なる罠が待ち伏せていた。
「長距離ミサイル発射用意。標準、敵ザフト艦!」
多田隊長らに危機が迫っていた・・・・
51酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/26 21:11 ID:Pjh+X3jc
「ミサイルを発射しろ!」
ムスカ大佐の命令と共に連合軍の長距離ミサイルが発射された。
この長距離ミサイルは、兵器開発者でもあるムスカ大佐が考案した
ものであり、その誘導性はNジャマーで妨害されない限り、
高い着弾性を誇る。さらに、外装には連合軍が新開発した76発までなら
実弾による攻撃を無効にできるという、「PS装甲」とアンチビームで
覆われており、標的に着弾するまでに落とされる可能性はほぼ0で、
その着弾した威力は核兵器に負けるとも劣らない、最強のミサイルだ。

「ん、レーダーにミサイルの反応?数は1、連合軍め、
こしゃくなマネを!Nジャマーを使うまでもない、
ワシ自慢の鬼ガトリングで撃ち落してくれるわっ!」
タダシグーは鬼ガトリングを構えた。効き目がないことも知らずに・・・
52通常の名無しさんの3倍:03/03/27 12:16 ID:Sj6bwZrc
age
53酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/28 19:56 ID:NfscsfF0
ドルルルル・・・・
タダシグーが接近するミサイルをガトリング銃で狙撃した。
「やったか!?」
多田隊長が確認する。
当然の如く効いてはいないので、ミサイルはそのまま直進してきた。
「ぐっ!なんて装甲だ、あのミサイル。ワシの攻撃を受けても
ビクともせんとは。」
多田隊長は戸惑いながらも、ガトリング銃で狙撃しつづけた。
さらにギコアや友軍の艦からの砲撃も加勢した。
しかし、戦艦の主砲すら効いている様子はない。
徐々に接近するミサイル・・・・
「くっ、全艦Nジャマー散布しつつ、ミサイル回避運動!」
ギコアの艦長が命令を出す。
そしてミサイルはついに目前まで迫っていた。
「銃が効かないのならワシ専用の近接戦闘武器でっ!」
タダシグーは背中に装備されていた専用の斧(鬼斧)
を手にとり、ミサイルに特攻していった。
「うおぉぉぉぉ、やらせはせん!!やらせはせんぞぉぉぉ!!!」
多田隊長に当初の余裕など微塵も無かった。


事情により、4日間くらいは新作をうpできません。
54通常の名無しさんの3倍:03/03/28 19:59 ID:???
永遠にうpすんな
55通常の名無しさんの3倍:03/03/28 20:00 ID:???
そのまま死ね。
56通常の名無しさんの3倍:03/03/30 18:50 ID:yjG+a1BN
保守age
57通常の名無しさんの3倍:03/03/31 14:21 ID:mYwgatnu
六割満足
58通常の名無しさんの3倍:03/03/31 19:23 ID:mYwgatnu
l
59通常の名無しさんの3倍:03/03/31 19:26 ID:???
種にウスッペラィオヤジキャラしかいないからなんですか?
60通常の名無しさんの3倍:03/03/31 20:08 ID:???
目障りだからsageでやってくれよ。
61通常の名無しさんの3倍:03/04/02 13:21 ID:wWpHMbN+
j
62通常の名無しさんの3倍:03/04/02 15:01 ID:???
上げんな、死ね。
63通常の名無しさんの3倍:03/04/02 19:09 ID:wWpHMbN+
上げないと落ちるだろうが
64通常の名無しさんの3倍:03/04/02 19:17 ID:???
さて、ザフト軍に階級といふのは存在しないわけですが。
65通常の名無しさんの3倍:03/04/02 19:55 ID:???
カスのような作品だな、0点。
66通常の名無しさんの3倍:03/04/03 13:47 ID:0OLBompa
>>64

10 :酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/03/21 18:16 ID:x6shiolb
本来はザフト軍に階級というものは無いらしいのですが、
この少説ではあえて階級がついています。
SEED本編のパラレルワールドと思ってください(^^)

しっかり読めやボケ、お前の目は節穴でつか?(ワラ
まっ、お前も厨房だから仕方がないか(w
ちゃんと反省して、これからの展開に期待しろよ。
67通常の名無しさんの3倍:03/04/03 14:25 ID:???
66=1
68通常の名無しさんの3倍:03/04/03 14:53 ID:???
>>66=TADA厨
69通常の名無しさんの3倍:03/04/05 14:27 ID:T80L/98S
もうちょっと待って
70通常の名無しさんの3倍:03/04/05 14:31 ID:???
>>66
(のあとワラつける人、久々に見た・・・
71通常の名無しさんの3倍:03/04/07 19:54 ID:zeduzHos
aga
72通常の名無しさんの3倍:03/04/07 20:06 ID:???
アダ戦記が元ネタ?
73神 ◆3X1b8VAs/E :03/04/07 20:20 ID:???
                       ミ  ( ,,,,,, ∧,,∧   
                    ∧,,∧   η ミ,,゚Д゚彡  
           ミ __    ミ,,゚Д゚彡   (/(/     ミ  /)    
            て"  ミ   ミ つつ     彡      ミ `つ 
             ⊂   ミ    ミつつ 彡          ⊂  つ   
            彡"  ミ                   彡"。γ。ミ  
       ∧,,∧    ∨"∨ 彡                   ∨"∨ 彡   ∧,,∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ( ,,,,,ミ,,゚Д゚彡                                   ミ,,゚Д゚彡  < 神降臨!! 
  ⊂,,,,,,,,,,,,,,,つつ                                    ミ  ,つ    \_____
 彡                                          〜ミ ,ミつ  シャキン !
  フワリ・・・・                                        (/
このスレにはいないようだ。
74酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/04/08 22:15 ID:Lcl/2hcN
>>72
違う。ちゅーか、アダ戦記ってなんだ?初めて聞いたぞ。

そんなことより小説の更新遅れてスマソ・・・(次にうp)
もう受験生になってしまったので、勉強で忙しくなって余裕が
なくなってきました・・・
75酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/04/08 22:19 ID:Lcl/2hcN
ミサイルに突撃したタダシグーはミサイルにとりつき、
鬼斧を全力で振り下ろした。
ミシィッ!・・・
鬼斧が鈍い音を立てて軽くひしゃげた。
しかし構わずニ、三回と鬼斧を振り下ろす。
バギィ・・・ガシャァッ!
さらに続ける。
ドガァッ、ドガァッ!ドガァッ!ミシ・・・
ドガァッ、ドガァッ、ドガァン!!ポキ・・・
「ついに鬼斧が折れたかっ!?ちっ、なんて硬さだ。
しかし、ミサイルの軌道はずれたぞ。Nジャマーで誘導が
効いてないはずだから、もうギコアに直撃することはあるまい」
そう言ってタダシグーはミサイルから離れた。
そして、多田隊長の思惑通り、ミサイルは外れた。
「ほっ、助かりましたよ。多田隊長。」
ギコアから安堵に満ちた声が聞こえる。
「さて、それでは救出活動を続行するが、ワシは連合軍の
艦隊を一人で攻撃しに行く・・・もうこれ以上の
攻撃を受けぬ為にだ。その前にワシのシグーは
修理・改修が必要だな」
多田隊長はそういうとギコアのMSデッキに着艦した。
ギコアの全整備員は早速修理・改修にとりかかった。
76通常の名無しさんの3倍:03/04/08 22:19 ID:???
関西弁の方がハマらんか?隊長。
77通常の名無しさんの3倍:03/04/10 18:21 ID:JSD6TKrX
agf
78通常の名無しさんの3倍:03/04/11 18:47 ID:EtZOY6QM
ahu
79通常の名無しさんの3倍:03/04/11 19:02 ID:???
>>74
全言語のページからアダ戦記を検索しました。 約456件中1 - 10件目 ・検索にかかった時間0.23秒
80通常の名無しさんの3倍:03/04/13 18:45 ID:klBaqTOh
だっとおち回避age
811話をリメイク・1:03/04/13 23:13 ID:???
(ヘリオポリス空域・ヴェサリウス艦内で休息を取るイザーク達。談笑中、アスランが入ってくる)
イザーク「(急に表情を変えて)隊長は、何だって?」
アスラン「…皆、聞いてくれ。ヘリオポリス強襲は評議会の返答を待たずに開始されることになった。
     隊長命令だ。各自作戦行動に移れ、と」
ディアッカ「(口笛を鳴らす)思い切ったことを。ガセだったら、俺達ゃ只の乱暴者だな」
イザーク「(口元に笑み)いいじゃないか。せいぜい暴れさせてもらおう。ナチュラルどもをいたぶる分には胸も痛まん」
ニコル「イザーク。我々の任務は破壊ではありませんよ、それを…」
ディアッカ「オーケイ、ニコル。俺達のすべきこと、それは…火事場泥棒」
(イザーク、ラスティが大袈裟に笑う。ニコルは憮然とした表情を浮かべる)
(突然、ラウが入ってくる。全員敬礼)
ラウ「作戦前に士気が上がるのは結構。今回の任務は君達の働き如何にかかっている。吉報を、期待しているぞ」
全員「ハッ、クルーゼ隊長」
(ラウ、写真を机の上に並べる)
ラウ「見逃すわけにはいかない。地球軍に渡る前に、必ず奪取する」
(写真のアップ。そこには5機のガンダムが写っている)

(ヘリオポリス空域・降下準備完了。アスラン以下クルーゼ隊待機中)
(それぞれの様子がカットで入る)
ナレーター「コズミック・イラ70…従来の人類・ナチュラルと遺伝子改良を施されたコーディネーターの
      対立の図式は多くの悲劇を生み、本格的な武力衝突へと発展した。開戦当初、数で勝る
      地球軍の優位は揺るがぬものとされていたが、現実には11ヶ月が経過して完全な膠着状態に陥っていた。
      地球軍は現状を打開すべく、中立国オーブに極秘裡に新型機動兵器の建造を要請。
      しかし、これらの動向は既にザフト軍に察知されていた…」
アスラン「…時間だ、出るぞ。ザフトのために!!」
全員「ザフトのために!!」

(OP『INVOKE』)
821話をリメイク・2:03/04/13 23:14 ID:???
過去の回想。幼少のキラ、泣きながらおもちゃを拾い集めている)
キラ「……えっ」
(アスラン、無言で側に寄り、手伝い始める。キラ、何も言えない)
アスラン「直るよ、これくらい。直してやるから、泣くな」
キラ「う、うん」

(河原に腰掛けて、休んでいる二人。何気なく石を弄ぶキラ)
キラ「アスラン、前から聞きたかったんだけどコーディネーターって、何のことか知ってる?」
アスラン「お前…本気で言ってるの?のん気な奴だなぁ」
キラ「そ、そりゃアスランは何でも知ってるさ。僕は、だって…」
アスラン「プッ…ハハハハハ」
キラ「そんなに笑うこと!?」

(桜の木の下で)
アスラン「迎えが来たみたいだ。…じゃあ、また」
キラ「うん…寂しくなるね」
アスラン「いつでも会えるさ。世界は思ったよりも、ずっと狭いんだ。…もしかして、それが
     人の限界なのかもしれないな」
キラ「?な、何?」
アスラン「いや、何でもない。じゃあな。僕がいなくてもしっかりやれよ」
キラ「馬鹿にするなよ。ちゃんと頑張るから、心配は…」
(アスラン、寂しそうに笑う。キラ、涙を堪えた表情)

831話をリメイク・3:03/04/13 23:15 ID:???
(現在。キラ、フレイと二人でショッピングに来ている)
フレイ「キラ、どうしたの?ぼーっとしちゃって」
キラ「え、あ…ご、ごめん」
フレイ「私なりのアドバイスはするけど、最後に決めるのはあなた自身よ。その方がもらった
    相手も喜ぶと思うわ」
キラ「そ、そうだね。そりゃそうだ。えーっと」
フレイ「…でも、意外だね。キラが女の子にプレゼントがしたい、なんて。ね、その子って
    誰なの?私の知ってる子?教えてよぉ」
キラ「え、ええっ?い、いや、ダメ。教えられない、それだけは」
(街にニュースが流れている。戦争の様子を、克明に伝えたもの。しかし誰も気に留めず、雑踏に消えていく)

(並木道。キラ、フレイと二人で歩いている)
キラ「ありがとう、助かったよ。これで何とか恰好がつきそうだ」
フレイ「どういたしまして。うまく行くといいね。内緒にされてるのはシャクだけど」
キラ「ごめん…そうだ、お礼とお詫びをかねて、これから何か食べに行かない?」
フレイ「あ、ごめん…サイに食事に誘われてるの。そろそろ行かなくちゃ。じゃあね、
    うまく行ったら紹介してね」
キラ「あ、うん…ばいばい…ふぅ」
カズイ「高嶺の花は、友人のもの…切ないねぇ、キラ・ヤマト君」
キラ「うわぁっ!!な、何で、何でカズイがここに!!」
カズイ「教授がカンカンだぜぇ?頼りにされてんだから、真面目にやれよ」
キラ「また?今日は休むって言ったじゃないか」
カズイ「お前じゃないと動かねえよ。全く、どんな頭してたらあんなプログラムが組めるんだかね。
    やっぱりコーディネーターはその辺からして違うのか?」
キラ「嫌いなんだよ、その呼ばれ方。(アスランの回想)そう言えば、何で急に
   思い出したりしたんだろう…何だ?」
カズイ「ん?どうかした?」
キラ「聞こえなかったか?何か、振動のような…」
カズイ「い、いや…って、そうやって俺を煙に巻くつもりだな!そうはいかないぜ。連行するからな!」
キラ「ち、違うって!!」
841話をリメイク・4:03/04/13 23:15 ID:???
(カズイ、キラを引きずり始めた時、背後で大爆発が起こる。遅れてくる衝撃波。カズイ、何が起こったか理解できず、
呆けた顔で振り向くと、ジンが大地に立ち、こちらを睨んでいた)
カズイ「ひ、は、はぁ…」
キラ「MS・ジン…ザフトの機動兵器が、何でこんなところに…?」
(コクピット内のミゲル、苦々しい表情で舌打ちする)
ミゲル「民間人か…さっさと、行けよっ!!」
(突然、コクピット内のアラームが鳴り響く)
ミゲル「ターゲットを確認、か。流石はイザーク、早かったじゃないか。3台の馬車が仔牛を乗せて
    走行中…俺にはモルゲンレーテへ向かえ…了解した。残りはそこにあるんだな?」
(ジン、浮上。見上げるキラとカズイ)
キラ「見逃してくれた…のか?…えっ、だ、ダメだ!!そっちに行くな!!」
カズイ「な、な、何なんだよ…何がどうなってるんだよ…」
キラ「そっちはカレッジの方角なんだ、トールも、ミリィも、…サイも。皆いるんだよ!!」
(キラ、弾かれたように走り出し、カズイの乗ってきた車に乗り込む)
キラ「クソッ…いいように侵入されて…警備隊は何をやってるんだ!!」
851話をリメイク・5:03/04/13 23:16 ID:???
(港に停泊中の護衛艦内。艦長、苛立ちを隠せない)
艦長「こっちだって必死なんだ!!これは条約違反だろう!!」
ムウ「人のことは言えた義理じゃないがね…艦長、こうなったからには仕方ない。この船も
   発進させよう。このまま港内で沈むのも面白くない。ルークとゲイルはメビウスにて
   待機。ゼロも、いつでも出せるようにしておいてくれ!!」
カガリ「戦争…なのですか?」
ムウ「おっと…なぁに、ご心配には及びませんよ。ヘリオポリスは中立コロニー。じゃれ合いのようなものです」
カガリ「…嘘が苦手でいらっしゃるのね。分かっています、申し訳ありません。父が、あんなものを
    作らなければ貴方がたにもご迷惑をかけずに済んだのに…」
ムウ「…ま、まぁ深く考えないで。自分は任務を遂行するだけです。では!!」
カガリ「ま、待ってください!これを…(カガリ、自分の首飾りを差し出す)」
ムウ「…これは?」
カガリ「私のお守りです。貴方が無事に帰ってきてくださいますように、と」
ムウ「ご心配なく。このムウ・ラ・フラガ、産まれてこのかたご婦人を泣かせたことがないのが自慢なのですよ。
   (ムウ、メビウスに向かって走る)…あと10年、いや、5年もすればいい感じになるのになぁ…」
(カガリ、深いため息をついて俯く。その目にはうっすらと涙が浮かぶ)
カガリ「お父様の、裏切り者…」

(イザーク達、ガンダム搭載のトレーラー制圧完了)
イザーク「…1台はフェイクだったのか。やってくれるじゃないか」
ディアッカ「いや、そうでもないぜ。多分あれはどっちかの武装なんだろう。何にしても、こちらで
      確保できたMSは2機…アスランとラスティ…加勢がいるな」
ニコル「ディアッカ!?」
ディアッカ「ここは頼む。手ぶらで帰るのもカッコ悪いんでな?」
ニコル「で、でも!!」
イザーク「行かせてやれ。お前は早くコクピットに乗るんだ。こいつ、このままじゃまともに動けないぞ。
     …よしっ、さぁ、言うことを聞いてもらうぞ!!」
(デュエルの目が光る。上半身を起こし、ゆっくりと大地に立つデュエル)
861話をリメイク・6:03/04/13 23:17 ID:???
(モルゲンレーテ施設内。ジンとアスラン達の猛攻により、陥落寸前)
マリュー「チィッ…アークエンジェルとの交信は?まだ繋がらないの!?」
ハマナ「通信機自体が破損しているようです!さっきの爆音を考えると、恐らく…」
マリュー「…これじゃ殺されるのを待ってるようなものね。ハマナ、あなたMSは動かせて?」
ハマナ「歩行ぐらいなら、何とか…しかしはっきり言ってこいつらはまだ戦闘に出せる段階では…」
マリュー「何もしないで敵の手に渡るよりはマシだわ。私はX103に、あなたはX303に乗って!!」
ハマナ「りょ、了解!!」
マリュー「どきなさい、邪魔よ!!」
(マリュー、ラスティに向けて発砲。ラスティ、顔面を押さえて墜落)
マリュー「…アウッ!!」
(マリュー、後ろから発砲されて悶絶。振り向くと、血に濡れたナイフと銃を構えたアスランが立っている。
マリューの視界に喉から血を噴き出してひざまづく人影が見える)
マリュー「ハマナ…ハマナを、やったの?」
アスラン「ラスティが死んだ…血で償え。ナチュラルの雌が!!」
(マリュー、目を閉じる。突然キラが施設2階通路に現れた)
キラ「フレイ、どこだ!!返事をしてくれ!!ここだって聞いたんだ!!」
(アスラン、目を見開いて動きが止まる。信じられないといった表情で声の主を見つめる)
アスラン「キ…キラ…?いや、そんな…」
(マリューの目に輝きが戻る。アスランに向けて引き金をひいた)
マリュー「正気なのかしら?」
アスラン「…ぐっ…き、貴様…」
マリュー「心臓直撃なのよ?死んでなさいよ!防弾装備?なら、頭を…きゃあっ!!」
(マリュー、発砲され左肩から出血してバスターのコクピットに倒れこむ。同時にハッチが閉じる。
アスラン、胸を押さえながらイージスのコンテナに走る)
アスラン「く、くそっ…しかし、何故あいつが、こんなところに…?」
871話をリメイク・7:03/04/13 23:18 ID:???
キラ「フレイ!!いないのか!?フレイ!!…え?」
(キラ、はじめて3機のガンダムに気づく。そして、イージスの上の人影に)
キラ「あれは…知っている人だ。何でそんな風に思うんだろう…」
(突然、爆発が活発になる。辺りが益々炎で包まれる)
アスラン「キラ、キラ・ヤマト!!逃げろ、逃げてくれ!!」
(キラ、電流で打たれたようにびくっとなる)
キラ「そ、その声…アスラン、アスラン・ザラなのか!?…わあぁっ!!」
(通路から爆風が起こり、キラの身体を吹き飛ばした。
キラ「ああああぁっ!!」
アスラン「キラ!!」
キラ「し、死ぬ!?…こんなとこで…死ねない!!」
(キラ、ストライクに叩きつけられる瞬間両腕をクッションにしてストライクの上を転げまわり、
腰の辺りで止まった。肩で息をしている)
キラ「…生きてる…骨折もない…ついてる…」
アスラン「キラ!!…えっ、ああっ!!」
(バスターの腕がアスランの上に振り下ろされる。間一髪、ミゲルのジンが受け止めた)
アスラン「ミゲル!!」
ミゲル「ボサっとするな!!時間がかかり過ぎた。早くそいつに乗り込め!!こいつは…俺が仕留める!!」
アスラン「た、頼む!!」
(アスラン、イージスのコクピットにてイージスを立ち上げる。モニターをプログラムが流れる)
アスラン「G・U・N・D・A・M…ガンダム…!!」
(周囲の風景が映し出される。アスラン、キラのいた場所を確認する。そこには誰もいない)
アスラン「逃げてくれたか…いや、そうに違いない…」
(ミゲル、バスターを力技で押し戻す。動くので精一杯のバスター、劣勢になる)
ミゲル「いいMSだ。アスラン、こいつは俺が貰うぜ。中の奴を引きずり出してなぁ!!」
(ミゲル、ジンのサーベルをバスターのコクピット目がけて突き刺す。瞬間、バスターのPS装甲が展開される)
ミゲル「な、何だ?…これが、話に聞いていたPS装甲って奴か。ますます気に入ったぜ」
マリュー「くぅっ…このおっ!!」
881話をリメイク・8:03/04/13 23:18 ID:???
バスター、ジンを蹴り出して距離をとり、ライフルを構える。しかし、怪我のせいかOSの不備か、狙いが定まらない)
マリュー「こんな至近距離でも、撃てないと言うの?…あ、あうっ!!」
(コクピットが激しく揺られ、傷口から血が飛び散る。イージスが起動し、バスターを捕らえていた)
ミゲル「サンキュー、アスラン。MSのパイロット。3つ数える間に出てくれば命だけは助けてやる。しかし、
    それ以外の行動は戦意ありと見なす。いーち、にーい…さん!!」
(その時、背後にプレッシャーを感じて動きを止めるジン。視線の先に、今まさに起動するストライクの姿があった)
アスラン「まだ援護がいた!?」
ミゲル「…貴様ら…ウザいんだよ!劣等種どもが!!」
(ストライクにつかみかかるジン。ストライク、それを軽くいなしてすれ違いざまアーマーシュナイダーを
ジンの背中に突き立てた。つんのめって大地に突っ込むジン)
ミゲル「う、うおぉぉ!?」
アスラン「何だ今の動きは!あれがMSなのか!?」
アスラン(いや、それ以前に…こんなOSであれだけの動きをやってのける…あいつだけ完成品だったのか…
     それとも今、OSを書き直したとでも言うのか!?)
ミゲル「や、野郎ぉ!!」
(ストライク、もう一本のアーマーシュナイダーを取り出し、ジンのセンサー部を胴体から切断する)
891話をリメイク・9:03/04/13 23:19 ID:???
(ヴェサリウス艦内。戦果が報告される)
ラウ「MS2機を奪取に成功…2機?私の聞き間違いかな?」
アデス「いえ、間違いありません。予想外の抵抗にあって作戦が進まぬようです」
ラウ「戦場とは常に不測の事態の連続だよ、アデス。…私のシグーは出せるな?」
アデス「クルーゼ隊長!!」
ラウ「彼らはよくやった。私も指揮官としての責務を果たさねばな」
アデス「軽率です!留まって下さい!!」
ラウ「そう難しく考えるな」
(ラウ、ドアの外に出る)
ラウ(評議会有力者ご子息のボンボンどもか…温室の薔薇には荷が勝ちすぎたかね?)

(ヘリオポリス空域。ムウのメビウスとジン、交戦中)
ムウ「…ン!?この感触…ようやくお出ましかね、ラウ・ル・クルーゼ!!」
ラウ「貴様を排除し、作戦を遂行させる…両立するのはそう難しいことではないな、ムウ・ラ・フラガ!!」
(交叉した瞬間、閃光が散る)

(再びモルゲンレーテ。中破したジンの側に佇むストライク。そして、バスターを捕らえたイージス)
アスラン「こいつはもう死に体だ。こうしておけば!!」
(バスターのバッテリーを焼き切るアスラン。PS装甲が消滅する。同時に、バスターのテンションが落ちる)
アスラン「さて…この機体、どこまでやれるか」
(対峙する2機のMS)
キラ「来るなよ…もう、来ないでくれ…僕は、君と戦いたくないんだ…」
アスラン「はぁっ!!」
キラ「来るんじゃない!!アスラン!!」
(燃え盛るモルゲンレーテの中、刃を交えるMS2機)

(ED『あんなに一緒だったのに』)
90通常の名無しさんの3倍:03/04/14 20:54 ID:kYq+OBug
age
91通常の名無しさんの3倍:03/04/15 17:54 ID:vYfareVo
agex
92通常の名無しさんの3倍:03/04/16 16:48 ID:d+tKCH1j
kgh
93通常の名無しさんの3倍:03/04/17 19:29 ID:qnr71may
k
94通常の名無しさんの3倍:03/04/17 19:32 ID:jvjtbCuu
 
95通常の名無しさんの3倍:03/04/19 17:04 ID:FrJAwqE6
b
96山崎渉:03/04/19 23:12 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
97山崎渉:03/04/20 00:32 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
98山崎渉:03/04/20 02:12 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
99山崎渉:03/04/20 07:16 ID:???
(^^)
100通常の名無しさんの3倍:03/04/20 19:18 ID:Zl8vNTCv
100
101山崎渉 ◆yGAhoNiShI :03/04/21 15:43 ID:???
|    あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^;   . |
|     しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^)     |
\      (^^) http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^)        /
  \                                            /
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   ∧_∧
                   (  ^^ )
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                    |   |。  |  ヽ_ヽ
              _    |   |。  |   ゝつ
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 <      山  崎  !   山  崎  !   山  崎  !   >
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    、        、        、       、        、
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102通常の名無しさんの3倍:03/04/22 02:03 ID:???
ただでさえつまらない種を材料にそれ以上つまらないものを仕上げるとは。
苺に砂糖をかけるかのごとき無粋。
103通常の名無しさんの3倍:03/04/22 22:43 ID:ZcxCSs2X
pupupuwara
104通常の名無しさんの3倍:03/04/22 23:25 ID:???
>>81-89
面白かったよ。続き期待してます。
105通常の名無しさんの3倍:03/04/24 13:49 ID:???
sage
106通常の名無しさんの3倍:03/04/25 08:20 ID:???
sage
107通常の名無しさんの3倍:03/04/26 17:10 ID:???
sage
108山崎渉:03/04/30 03:11 ID:???
|    あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^;   . |
|     しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^)     |
\      (^^) http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^)        /
  \                                            /
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 <      山  崎  !   山  崎  !   山  崎  !   >
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109通常の名無しさんの3倍:03/05/02 16:59 ID:???
110酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/05/05 12:53 ID:cg7dFKBt


機動戦士ガンダムSEED TADA戦記は作者が受験勉強で忙しく、
続きすら考えてられなくなったので、連載終了をここに宣言します。

111通常の名無しさんの3倍:03/05/05 12:54 ID:???
もう飽きたのか。
112多田隊長:03/05/05 21:49 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|     
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、     暇潰しスレッドの名に恥じない、クソのような終了宣言だったな。
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/     さて、これからどうしようか…リメイクの続きでもやるかね?
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)    
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /     
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、   
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、   
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``    
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _   
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,  
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
113通常の名無しさんの3倍:03/05/06 20:22 ID:???
素直に落とそう

あと酔狂。全然面白くなかったよ。アリガトウ。
114酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/12 18:47 ID:???
第1話 「タダ、出撃」

タダ隊長はギコアで地球に向けて移動してたその時、突如メビウスの大群が襲い掛かってきた。
ヤマダ「なんだ、あいつらは?」
タダ「おまえら、とっとと出撃するぞ!わしのシグーがで奴らを叩き潰してやる。」
サトー&ヤマダ「はっ!」
ギコアから三機のモビルスーツが出撃した。
タダのシグーがその左腕に装備された「オーガガトリング」を発射した。
「ぐっ、なんだあのモビルスーツは!?」
メビウスが次々に破壊されていく。
タダ「ふん、大したことの無い奴らだな。」
最後に残ったのは三機のモビルスーツだけだった。
115酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/12 19:28 ID:???
 主要登場人物

ジャック・バカド・タダ・・48歳  ザフト軍タダ隊長(コーディネーター)
      この物語の主人公であり、ザフト軍の「超」が付くほどの  
      エースパイロットである。口癖は「六割満足」
      体型は小太りでマルメガネをかけていたりする。

ガイ・サトー・・27歳  ザフト軍兵士(コーディネーター)     
      タダ隊長の部下で、MSパイロット。
      タダ隊長に最も信頼されている。

アスク・ナカムーラ・・51歳  ザフト軍ナカムーラ隊長(コーディネーター)
      タダ隊長の上官で、ローラシア級MS搭載艦「ギコア」
      のタダ部隊に指令を出している。

ジョージ・ヤマダ・・27歳  ザフト軍兵士(コーディネーター)
      サトー中尉とは、士官学校で同期であるが、「めんどくさい」
      という理由で士官学校を中退。タダ隊長の部隊に所属する。          
ムスカ大佐・・34歳  連合軍大佐(ナチュラル)
       極悪非道で、勝つ為なら手段を選ばない。
       謎の新兵器を開発していると噂されている。
116通常の名無しさんの3倍:03/05/12 22:49 ID:???
>>114-115
待て待て待て、お前絶対酔狂本人だろ。帰ってくるな、こっぱげ。
117酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/13 15:20 ID:???
第2話 「大気圏突入」

ギコアは補給を受けていた。
大気圏に突入する前にナカムーラ隊長の部隊と合流したのだ。
ナカムーラ「わかったかね、タダ君。我々は地球に降りた後、地球軍の拠点を潰していく。」
タダ「無論わかっています。」
ナカムーラ「よし、補給がおわりしだい地球に降下する。」
ヤマダ「隊長、準備が終わったみたいです。早くカプセルに。」
タダ「ばかもん、敵はこういう時こそ襲ってくるものだ。
わしはギコアで待機しとる。おまえは先に行け。」
ヤマダ「わかりました、隊長。」
サトー「よし、行くぞジョージ。」
サトーとヤマダの乗ったカプセルが射出された。」
ムスカ「ふっふっふ、いまこそが狙い目だな。よし出撃しろ。」
兵士「はっ!」
タダ「ふん、来ると思ってたわい。」
タダはシグーで出撃した。
ムスカ「ちっ、まだ残っていたのか。カプセルを狙い撃て!」
バババババッ!!
メビウスの撃ったミサイルをタダは見事に撃ち落とした。
タダ「カプセルを狙うとは姑息なまねを!」
ヤマダ「ふー、あぶなかったぜ。」
サトー「流石隊長だな、ミサイルを全部破壊するとは。」
タダの放ったオーガガトリングが全てのメビウスを粉砕した。
タダ「ふん、六割満足だな。」
タダはギコアに戻ると、カプセルに乗り込んだ。
タダ「ギコアよ、しばらくお別れだな。」
そしてタダは地球に降り立った。
118通常の名無しさんの3倍:03/05/14 16:03 ID:???
プッ
119(σ・∀・)σ:03/05/14 16:06 ID:MdzR7XjT
((≡゜♀゜≡))いいよ〜
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/
120通常の名無しさんの3倍:03/05/14 16:12 ID:+TaUZSlx
もまえらしょべぇよ
こんなん書いたり見たりして面白いんか?
といいつつ漏れも見てるわけだがw
121通常の名無しさんの3倍:03/05/14 16:12 ID:???
見てないよ。だって面白くないもん
122酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/14 16:36 ID:???
第3話 「新たなる仲間」

タダ隊は地球軍の基地にきていた。
ナカムーラ「諸君、よく聞け。これよりタダ隊に新しいメンバーが配属される。
コバヤシ君、きたまえ。」
コバヤシ「ジム・コバヤシだ、よろしく。」
タダ「わしが隊長のジャック・バカド・タダだ。」
サトー「ガイ・サトーだ。」
ヤマダ「そして俺がジョージ・ヤマダだ。」
コバヤシ「クスッ、ジャック・バカド・タダって変な名前だな(藁)。」
ナカムーラ「コバヤシ君、口を慎みたまえ。彼は君の上司だぞ。」
コバヤシ「わかりましたよ、ナカムーラ隊長。」
ナカムーラ「では、私は用事があるので失礼する。」
コバヤシ「ちっ、こんなおっさんが上司だなんて漏れもついてないな。」
ヤマダ(おい、あいついま自分のこと漏れって言ってなかったか?」
サトー(ああ、あいつはいったい何なんだ?」
コバヤシ「さて、漏れはちょっくらパソコンでもいじってくるぜ。」
タダ(ふん、生意気な輩だな。)
どかーん
ヤマダ「なんだ!?」
サトー「敵だ!」
タダ「よし、出撃するぞ!!」
コバヤシ「やれやれ、やっと出て来たか。全員まとめてヌッコロシテヤル!!」
そして、タダたち四人は出撃した。
123酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/14 16:40 ID:???
キャラ紹介

ジム・コバヤシ・・19歳  ザフト軍兵士(コーディネーター)
      タダ隊に配属されたパイロット。若いがサトーや
      ヤマダより腕はいい。2ちゃん用語を使う。
124通常の名無しさんの3倍:03/05/14 17:52 ID:???
文章力が絶望的に無い。
少なくとも、セリフと地の文の割合はせめて1:1にしろよ。
せりふばっかりやんけ。お前は何も無い世界で口だけでしゃべっとるのか。
20点。
125通常の名無しさんの3倍:03/05/14 18:09 ID:EPbPHc14
酔狂先生の弟子よ・・・実につまらん。さっさと首吊って氏ね!
126通常の名無しさんの3倍:03/05/14 18:33 ID:???
おまえら、酔狂とその弟子の作品どっちが面白かった?
俺は作品としては、酔狂の方がまだ面白かったが、弟子の方が設定に忠実でいいと思う。
127通常の名無しさんの3倍:03/05/14 19:48 ID:???
おれ、酔狂先生は狂死郎の次に嫌いなんだよ。
128通常の名無しさんの3倍:03/05/15 00:18 ID:???
なんだよ、意外と人いたんだな、ここ。

ところで>>126
>弟子の方が設定に忠実でいいと思う。

>>117
>タダの放ったオーガガトリングが全てのメビウスを粉砕した。
>タダ「ふん、六割満足だな。」

…忠実?全滅が六割満足?師弟そろって日本語が壊滅的に下手だな。

129通常の名無しさんの3倍:03/05/15 17:45 ID:???
さっさと続きだせよ
130通常の名無しさんの3倍:03/05/15 17:47 ID:???
居るよ。読んでないけどw
131通常の名無しさんの3倍:03/05/15 18:00 ID:???
>>128
あれ、「六割満足」って多田の口癖じゃなかったけ?
132酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/15 18:41 ID:???
第4話 「ジンVSガンダム」

コバヤシは出撃するなり、真っ先に前線に飛び出していった。
ドドドドドド
コバヤシのジンが次々に地球軍の自走砲を破壊していく。
コバヤシ「プッ、弱すぎるぜ(藁)。」
タダ「新入り、一人で前に出すぎるな!」
コバヤシ「おっさんは黙ってろよ。」
コバヤシのジンがさらに前にでていく。
ドキュー―ーン
コバヤシ「何だ!?」
一条のビームがコバヤシのジンのすぐ横を通った。
コバヤシ「ビーム兵器だと!? だがストライクはクルーゼ隊が追っているはずだ。
…ん、あれは…。」
コバヤシの前に見たことの無いモビルスーツが現れた。
そのころタダ、サトー、ヤマダの三人は自走砲を相手に苦戦を強いられていた。」
ヤマダ「くそ、いくらなんでも数が多すぎるぜ。」
サトー「ちっ、このままじゃやられちまう。」
タダ「おまえら、弱音を吐くな。もうすぐ敵の戦力も落ちてくるころじゃ。」
コバヤシは敵のモビルスーツに苦戦していた。
コバヤシ「くそ、なんだこのモビルスーツは?」
ズバァッッ!!
敵のビームサーベルでジンの腕が斬れた。
コバヤシ「ちっ、こうなったら隊長に助けを求めるしか…。」
ドドドドドド
タダ「ようやく、全滅か…ん?」
コバヤシ「隊長、敵のモビルスーツにやられそうです。助けにきて下さい。」
タダ「…分かった。よし、お前達はそこに残っておれ。」
(地球軍にモビルスーツ? あれ以外にもまだいるというのか?)
サトー&ヤマダ「はっ!」
133酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/15 18:41 ID:???
ドシュ、ドシュッ
コバヤシ「ええぃ、隊長はまだなのか?」
ドバババババ
タダシグーのオーガガトリングが火を噴いた。
コバヤシ「隊長!?」
タダ「こいつ!!」
タダはシグーに装備された専用の斧「オーガアックス」で敵モビルスーツを攻撃した。
ガシィィッ
敵兵士「ちっ、M1のOSはまだ完璧ではないか…撤退する。」

タダ達四人は基地に戻った。
コバヤシ「隊長、ありがとうございました。もう舐めた口はききません。」
タダ「うむ、分かれば良い。」
こうしてタダ隊の絆は深まっていった…。
134酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/15 19:31 ID:???
ホーク・ナカタース・・19歳  地球連合軍兵士(コーディネーター)
      地球連合軍のエースパイロット。
      本当はコーディネイターだが、周りからの特別扱いを
      恐れナチュラルだと偽っている。そのため、本当の力
      はまだ人に見せたことは無い。

5話に登場した「敵兵士」とはこいつのことです。タダのライバルになる予定。
      
135酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/15 19:32 ID:???
↑は19歳ではなく、24歳です。
136通常の名無しさんの3倍:03/05/15 19:33 ID:???
読んでないけど、あなたが無駄な時間をすごして居るかと思うと嬉しいです。
これからも執筆を頑張ってください。
137通常の名無しさんの3倍:03/05/16 15:07 ID:???
ぷぷっ
138タダ隊長:03/05/16 17:40 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/  
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   >>132「六割満足」
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /   
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
  \  l    `:、        ; _, ヽ'  /ー、        |
    \.      `ヽ、._         ,/    ̄ヽ、,,_    'l,
      \___      `ー------‐7''ヾ      ヽ 、`ヽ.  ヽ、





139通常の名無しさんの3倍:03/05/16 21:04 ID:???
さてと、ageとくか。
140通常の名無しさんの3倍:03/05/16 21:04 ID:???
age
141通常の名無しさんの3倍:03/05/18 07:08 ID:???
tadage
142通常の名無しさんの3倍:03/05/18 17:20 ID:51zvXFEh
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ) 弟子よ・・・お前の作品「六割満足」
143通常の名無しさんの3倍:03/05/18 17:20 ID:n5RbYjHh
今流行の簡単な自宅バイト
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144通常の名無しさんの3倍:03/05/18 17:21 ID:51zvXFEh
,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)正直TADAは関西弁が似合うと思う。
145通常の名無しさんの3倍:03/05/18 17:22 ID:???
,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)このスレしぶといよ。
146通常の名無しさんの3倍:03/05/18 17:24 ID:51zvXFEh
,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ) >>145 激しく胴意。
147酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/18 18:32 ID:???
第5話 「ホーク・ナカタース」
ナカムーラ「タダ君、頼まれていたものを調べておいたぞ。」
タダ「それであれはなんだったんですか?」
ナカムーラ「あれはM1アストレイといってオーブの新型らしい。今分かるのはそれだけだ。
ではまたこんどな。」
ナカムーラ隊長との通信が途切れた。
タダ(何故オーブの新型を地球軍が、やはりオーブは地球軍の味方なのか…?)

ナカタース「やはりこのOSではまだだめのようだ。」
整備員「そうですか、しかしこれ以上のをどうやって…?」
ナカタース(まあ、ピンチになればOSを書き換えればいいだけだ。このままでも何とかなるか。)
整備員「しかし、大尉、このモビルスーツをどうやって手に入れたんですか?」
ナカタース「オークションで落札したんだ。」
整備員「ほー。」
ナカタース(本当はオーブから入手したんだがな。だが、まだこいつらに俺がオーブの権力者などと知られたくはない。)

タダ「よし、このままここにいてもまた奴らがせめてくる。こっちから叩きに行くぞ!」
部下一同「はっ!」
ヤマダ「面倒くさいけど、やるぞ。」
サトー「サトー、ジンでる!」
コバヤシ「ナチュラルどもをぶったおしてやるぜ!」
タダ「タダシグー、いくぞい!」
地球軍の基地を攻撃するため、4機のモビルスーツが出撃した。

148通常の名無しさんの3倍:03/05/18 19:11 ID:???
TADA萌えあげ
149酔狂先生:03/05/19 11:48 ID:xWa8piRx
弟子よ!お前にすべてを任せたぞぉぉ!!!!!!
がんばれ我が弟子よ・・・
150酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/19 18:49 ID:CSiLdBIf
師匠、がんばります!!
151通常の名無しさんの3倍:03/05/19 23:28 ID:pvtIm5vW
漏れ隠れファン
152通常の名無しさんの3倍:03/05/19 23:30 ID:pvtIm5vW
このスレのな
153通常の名無しさんの3倍:03/05/20 17:01 ID:???
最近弟子がいろんなスレにいるな。
俺が見たのは流石スレとカズイスレなんだが他のとこにもいる?
154通常の名無しさんの3倍:03/05/21 00:55 ID:???
>>153
ちょっとそのスレ見て来たけど、流石では誰も相手にしてなかったし、カズイの方は
皆いい感じに煮えてるからもう訳分かんないな。

しかし、酔狂弟子自体は皆に迷惑かけてるわけでもないからこのままどう転んでも面白く
なりそうにないTADA戦記を見守るのもいいかも知れない。待ってるぞ、続編!!
155酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/26 17:06 ID:???
さーて、明日には続編を出すとするか。
156酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/27 17:06 ID:???
第6話「決戦」
タダ「よし、ここが奴らの基地だ。ここで決着を着けるぞ!!」
ヤマダ(めんどくさいけどやるしかないか…。)
サトー(この前の戦闘で敵の戦力は低下しているはずだ。)
「いくぞ!!」
コバヤシ「ふん、あんな香具師ら簡単に殺ってやるぜ!!」
タダのシグーを先頭としてタダ隊のメンバーは敵の基地に向かって突っ込んでいった。
タダ「うおぉぉぉーー!!!」
ドドドドドド
タダシグーの放ったオーガガトリングが敵の基地を攻撃した。
ドカーーン
ナカタース「なんだ、攻撃か!?」
兵士「どうやらその様です、大尉。」
ナカタース「ちっ、出撃するぞ!!」
兵士「はっ!」
タダ「ん、遂に出て来たわい。」
基地からM1アストレイと多数の装甲車が出撃した。
ヤマダ「くそ、でてきちまったか。くらえ!!」
ヤマダの撃ったライフルが次々と敵の装甲車を打ち落としていく。
ヤマダ「やったぜ!! …ん?」
ズガーン
M1の蹴りがヤマダのジンを吹き飛ばした。
ナカタース「ふん、素人が。 死ね!!」
M1のビームライフルがヤマダのジンに狙いを定めた。
157酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/27 17:07 ID:???
タダ「させるかーーーーーーー!!!!!」
タダのシグーがM1に接近する。
ナカタース「ちっ、まずは貴様からだ!!」
ドシューーン
M1の放ったビームがシグーに向かってくる。
タダ「ふん、そんなもの!!」
タダのシグーはビームをかわし、オーガアックスを抜いた。
タダ「それーーー!!」
ガシィィィーーン
M1はオーガアックスをシールドで受け止めた。
ナカタース「ちぃっ、こいつぅ!」
M1がビームサーベルを引き抜く。
ナカタース「うおぉぉーーー!!!」
ズバァァッ
サーベルがオーガアックスを切り裂いた。同時にシグーのナックルがM1のに炸裂する。
2人の決着はまだ着かなかった。
158通常の名無しさんの3倍:03/05/27 18:17 ID:0YlC/nxr


    面 白 く な っ て ま い り ま し た !

159通常の名無しさんの3倍:03/05/27 21:35 ID:???
師匠と弟子合わせて今回のが一番面白かったよ。
160酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/05/28 15:16 ID:???
メカ紹介
タダ専用シグー
全長:21.43m
重量:59.87t
武装
重突撃機銃
62ミリ2連装ガトリングガン「オーガガトリング」
オーガアックス
解説
シグーのカスタム機で全身が真っ黒に
塗装されており、通常のシグーより軽
くなっている。(通常のシグーの重量は
80.22t)しかし、その分装甲は薄くなっ
ており、一発でも攻撃を受けると致命的
なダメージになる。
161通常の名無しさんの3倍:03/05/28 15:20 ID:pRE1D8I/
◎ちょっと見て見て!!◎
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
162通常の名無しさんの3倍:03/05/28 18:15 ID:???
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163通常の名無しさんの3倍:03/05/31 15:57 ID:xvG7kskN
ところでシグーの重さが80.22tって本当?
本当ならありがとよ、弟子。
164通常の名無しさんの3倍:03/06/01 20:55 ID:???
種小説を上げていいスレはここですか?
165通常の名無しさんの3倍:03/06/01 22:52 ID:???
おもしろい。
166通常の名無しさんの3倍:03/06/02 12:45 ID:???
酔狂は小説家になれ。
167通常の名無しさんの3倍:03/06/02 16:29 ID:???
>>166
酔狂ってまさか弟子のほうか?
それとも師匠?
168通常の名無しさんの3倍:03/06/02 16:31 ID:???
師匠の方
169通常の名無しさんの3倍:03/06/02 16:38 ID:???
師匠か、そうだよな。
弟子のは最近まともになってきたが、やはり師匠のほうが上だな。
170酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/02 19:05 ID:37bFbBNB
おお・・・まだわしのスレが残っておったのか・・・
久々にシャア専覗いてみて上の方にこのスレがあったんでびっくりしたわい。
既に落ちていると思っていたからのう。
しかもいつの間にかか弟子がいるし・・・
弟子の作品をちょっと拝見させてもらったが、なかなかの出来じゃとわしは
思う。わしの後を継ぎこれからもがんばってほしいぞ!
ではわしはこれで失礼する。また来るかもしれんが・・・
(なにぶん勉強で忙しく、2ちゃんに来る暇もあまりないからのぅ・・・)
171酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/02 19:08 ID:???
師匠、ありがとうございます。

さて明日にでも新作を出すとしますか。
172酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/03 18:31 ID:???
第7話「謎の反応」
タダ(こやつ、やりおるわい。これは機体の性能だけではない。
乗っている奴の強さも相当なものだ・・・。)
ナカタース(ぐっ・・・ひさしぶりに出来る奴に会ったぜ。)

ドドドドド・・・・・ドバーン
サトー「よし、こっちの奴は全員やったぜ!」
ヤマダ「こっちもだ。」
コバヤシ「・・・あとは隊長だな。」
サトー「ああ、隊長を助けに行くぞ!!」

タダとナカタースの激しい戦いはまだ続いていた。
タダ「うおおおおーーーーー!!」
ドガーーーー
シグーの蹴りをシールドで受けるM1。
ナカタース「ふん・・・。」
M1のサーベルがシグーに襲いかかる。
タダ「ええい、これでどうじゃあ!!」
ドドドドドド
シグーはM1の攻撃をかわし、オーガガトリングを発射した。
ナカタース「くっ、これ以上シールドが持たない・・・?」
ドドドド・・・・ドバァァン
激しい攻撃に耐えきれなくなったM1のシールドが砕け散った。
タダ「よし、いまがたたみかけるチャンスじゃっ!!」
ドカァァッ
シグーの蹴りがM1の頭部にヒットする。
ナカタース「・・・こうなったら本気を出すしかなさそうだな。」
そう言うとナカタースはキーボードを取り出し、凄まじい速度でOSを書き換え始めた。
ナカタース「・・・・・。」
173酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/03 18:32 ID:???
タダ「これで終わりじゃ」
ドドドドドド
ナカタース「ええいっ。」
ドガァァッ
M1は銃撃をかわし、シグーを突き飛ばした。
タダ「な、なんじゃ今の反応は!!」
ドガッ
たたみかけるように次の一撃がシグーを襲う。
タダ「くっ、急に機体の反応がはやくなった。まさか奴は・・・。」
ドドドドド
ナカタース「なんだっ?」
サトー「隊長、援護に来ました。」
ヤマダ「これが例のモビルスーツか。」
ドドドドド
ナカタース「ちっ、邪魔が入った、今日の所は撤退する。」
そう言うとナカタースは基地を後にした。
コバヤシ「隊長、これで借りは返したぜ。」
タダ(くっ、もう少しでワシはやられるところだった。一体やつは何者なんだ・・・?
なぜ途中で反応が上がった・・・?)
タダはさっきの出来事がいまだに信じられなかった。
174通常の名無しさんの3倍:03/06/03 18:47 ID:???
新作イイ!!
175通常の名無しさんの3倍:03/06/03 19:04 ID:hYNCxXpI
弟子は1話ごとにちょっとだけ作品の質がアップしてるな
176通常の名無しさんの3倍:03/06/03 20:45 ID:ZJndCoDq
新作キター

ナカタース強いな・・・まさかタダを圧倒するとは。
続きが気になる・・・
177通常の名無しさんの3倍:03/06/03 21:19 ID:???
新作なかなかいいな
ナカタース期待age
178通常の名無しさんの3倍:03/06/03 21:26 ID:hYNCxXpI
おい、おまいら、結局師匠と弟子の作品どっちがいいんだ?
俺は師匠に一票
179通常の名無しさんの3倍:03/06/03 22:27 ID:???
>>178
どっこい。
しかし、現在進行形の弟子の方がこれからの展開に期待があるので、
弟子に一票。
180通常の名無しさんの3倍:03/06/04 06:03 ID:???
うーん、微妙なとこだが、師匠に一票。
181通常の名無しさんの3倍:03/06/04 06:05 ID:AWoHhPw7
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/
/(^口^)/
踊ろうゼイ! ζζζζζ ・・・。ξξξξξ 祭り♪
182通常の名無しさんの3倍:03/06/04 06:11 ID:???
弟子に一票。
183通常の名無しさんの3倍:03/06/04 17:20 ID:???
弟子だな。
師匠はタダマンセーだったけど弟子はそうでもない。
よって弟子に一票。
184通常の名無しさんの3倍:03/06/04 17:34 ID:???
>>183
たしかに師匠の方はタダマンセーだが、文の構成力は弟子より上。
だから師匠に一票。
185通常の名無しさんの3倍:03/06/04 17:46 ID:???
今の所
師匠3票
弟子3票
五分五分だな。
186通常の名無しさんの3倍:03/06/04 17:56 ID:???
師匠に一票
鬼ガトリングに燃え萌え
187通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:22 ID:iDK+dSw+
あのタダ隊長にマンセーなので師匠に一票
188通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:25 ID:???
ナカタース燃えの漏れは弟子に一票
189スレイバー:03/06/04 18:30 ID:???
多田戦記まだやってたんだ。
190通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:32 ID:???
師匠5票
弟子4票
師匠リードだな
191酔狂仙人:03/06/04 18:33 ID:???
TADAとは酔狂先生の知り合いの先生らしい。
192集計人:03/06/04 18:34 ID:1RjbEMh7
ところで、この投票の締め切りいつまでにする?

ついでに師匠に一票
193通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:42 ID:???
>>200あたりまででいいだろう。
弟子に一票だ
194通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:47 ID:???
弟子に一票。
やはりザフトに階級はいらない。
195通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:49 ID:???
>>200までか。
まあ、このスレはあまり人が来ないようだからそこら辺が妥当だろうな。
弟子に一票。
196通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:50 ID:???
っていうか書いてくれんの?師匠も弟子も。
197通常の名無しさんの3倍:03/06/04 18:53 ID:???
師匠はもう書かないらしいが、弟子は書くらしい。
酔狂(師匠?)に一票。

(それにしてもこのスレって結構隠れファン多いな・・・)
198酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/04 18:59 ID:???
なんか知らぬまに人気投票が・・・。
>>196
俺はまだまだ書き続けますよ。
199通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:00 ID:???
>>198
いたの?w全然出てこないから捨てたかと思った。
200通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:09 ID:???
200get!!
弟子に一票
201通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:12 ID:1RjbEMh7
師匠7票
弟子8票
で弟子の勝利。
まだ続ける?
202通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:20 ID:???
>>201
弟子が次の作品を出すまでとりあえず続ける。
師匠に一票。
203通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:25 ID:???
やっぱキャラ投票にしない?
ちなみに俺はタダが好きなんだけど・・・。
204通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:50 ID:???
う〜ん、俺はナカタースかな。
あの渋さがいい。
205通常の名無しさんの3倍:03/06/04 19:56 ID:???
ところでこのスレの住人に聞くがこのTADA戦記の一体どこが面白いんだ?
キャラ燃えなのか、ストーリーが好きなのかどっちなんだ?
206通常の名無しさんの3倍:03/06/04 23:18 ID:???
師匠だな。
207通常の名無しさんの3倍:03/06/05 06:34 ID:???
弟子に一票
208通常の名無しさんの3倍:03/06/05 13:45 ID:???
TADA戦記のラスボスってナカタースなのか?
それとも他にいるのか?
タダ隊長は後半は専用のゲイツに乗るのか?
209酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/05 16:14 ID:???
>>208
ラスボスは多分ナカタースではないです。
機体についてはまだ未定。
210酔狂の隠れファン:03/06/05 16:31 ID:???
サポートスレ立てたから合体するよ。
211通常の名無しさんの3倍:03/06/05 16:46 ID:???
>>209
機体は鬼ガンダムSPだろ。
212通常の名無しさんの3倍:03/06/05 16:46 ID:???
>>210
帰れ養豚
213酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/05 18:16 ID:???
もうすぐ修学旅行なので旅行から帰ったら第8話を書くことにします。
214酔狂の隠れファン:03/06/05 18:47 ID:???
合体するよ〜
215通常の名無しさんの3倍:03/06/05 18:53 ID:???
まさかこのスレに荒らしが来るとはな。
良かったな、酔狂。
216酔狂の隠れファン:03/06/06 06:39 ID:???
gattai
217通常の名無しさんの3倍:03/06/06 18:28 ID:nFgQEFhJ
じゃあ、弟子。
これはどうだ。

ザフトはジャスティス・フリーダムに続く三番目のザフト製ガンダムを
開発していた。しかし、気づいたらジャスティスやフリーダムなどより
遥かに操縦性が悪く、コーディネーターでも扱えるものがいないだろうと
いう判断と、性能も二機よりも少し劣っている事から解体されようと
していた。(それでも核融合炉を積んでいて、他のMSより高い性能を誇る)

しかし、それを扱える者が一人だけいた・・・
その名は「タダ」
そしてタダはその機体を受け取り、タダ自らそのガンダムの呼び名を
考えた。その名も鬼ガンダム。全身を漆黒に塗装されており、
肩にはタダの専用エンブレム「鬼」の字が付けられてる。

ってのはどうだ?
218酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/06 20:12 ID:???
>>217
なかなか良いアイディアですな。
考えておきます。

俺は明日から修学旅行なので3日程ここを空けます。
6月10日には次の作品を載せられると思います。
219通常の名無しさんの3倍:03/06/07 22:09 ID:???
ナカタースはZでいうジェリドってわけか。
そのうちシロッコみたいな奴が出るのか?
220通常の名無しさんの3倍:03/06/08 20:14 ID:Co1fOUh+
タダの名言

タダ「やる気があるか無いかはそいつの動きを見ればわかる・・・
   やる気があるやつは自然と動きが速い。逆に、やる気の
   無いやつは自然と動きが鈍いのである。」
221酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/09 21:41 ID:???
旅行から帰ってきました。
明日新作アップします。
222通常の名無しさんの3倍:03/06/09 22:21 ID:2OdyzsL7
おかえり〜
223通常の名無しさんの3倍:03/06/10 17:04 ID:???
どこに逝ってきたんだ?
まさかアラスカじゃないだろうな?
224酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/10 17:13 ID:???
>>223
京都だよ。
今から5時間以内には新作が出ると思う。
225酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/10 18:46 ID:???
第8話「ムスカの陰謀」
ムスカ「彼が今日から我が部隊に配属されるホーク・ナカタースだ。」
ナカタース「ホーク・ナカタースです。よろしくお願いします。」
ナカタースは前にいた基地が破壊されたので、急遽ムスカ大佐の部隊に転属することになったのだ。
ムスカ「ナカタース君、我々は君がこの前取り逃がしたというタダ隊の追撃を命じる。」
ナカタース「タダ隊?」
ムスカ「ん?君はこの前こう言ってただろう?黒いシグーのいる部隊を取り逃がしたと。
あの部隊の隊長であるジャック・バカド・タダは機体を黒く塗ることで知られている
パイロットとしての技量も凄まじいものがある。」
ナカタース「ほう、では出撃の準備をしてきます。」
ムスカ「うむ。」
(ふん、この若造、奴と戦って無事でいられるとはな。なかなか良質な駒となりそうだ。)

タダ(くそっ、あのパイロットはやはりコーディネイターなのか…?)
「ところでモルス整備長、わしのシグーはどうかね?」
モルス「うーむ、これでは整備にちょっとばかし時間がかかりそうですね。それにしても隊長がここまでやられるなんてめずらしいですな。」
「あ、そういやこの前隊長に頼まれていたバクゥが完成しましたよ。次はそれに乗られてはどうです?」
タダ「うむ、そうするつもりだ。」

そのころ連合の基地ではムスカ大左が密かに計画を練っていた。
ムスカ(ふん、奴の乗っていたモビルスーツに爆弾を仕掛けておけばタダにやられたとしてもその場で道連れじゃ。」
(それにしてもあのモビルスーツは一体何なんだ…? ナカタースの奴なかなか口を割ろうとせん。
まあいい、明日にでも奴が死んだら調べておくか。)

サトー「…レーダーに機影。例のモビルスーツと自走砲が数機、それと戦闘機が一機です。」
タダ「よし、出撃するぞ!」
(戦闘機が一機で…? 妙じゃな。何かあるのか?)
こうしてタダ隊とムスカ率いる連合軍との戦いが始まった。
226通常の名無しさんの3倍:03/06/10 19:52 ID:pDnqoE7e
新作キター!!
227通常の名無しさんの3倍:03/06/11 00:32 ID:???
シグーってこれですよね。
こいつを黒くして、肩に紅で鬼と書いてあると思うと・・・なーんかしまりせんねえ。

http://www.mahq.net/mecha/gundam/seed/zgmf-515.htm
228通常の名無しさんの3倍:03/06/11 11:13 ID:???
弟子ってツクーラーだったんだ
229通常の名無しさんの3倍:03/06/11 11:36 ID:n8GJ9cQE
ナカタースはムスカの鉄砲玉に使われるんよ
230通常の名無しさんの3倍:03/06/11 19:23 ID:???
京都、いい所だろう。金閣寺には行ったか?
231酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/11 19:27 ID:???
>>230
行きましたよ。
中には入れなかったけどいい所でした。
でも一番印象に残ったのは清水寺でしたね。
前に京都じゃない小さい清水寺に行ったことがあるから
余計に印象的でした。
232通常の名無しさんの3倍:03/06/12 18:53 ID:???
保守
233酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/13 15:54 ID:???
よっしゃ、日曜には新作出るぞ
234通常の名無しさんの3倍:03/06/13 17:37 ID:N97rewlU
がんばって!
235酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/13 17:46 ID:???
>>234
どーも、がんばります。
236通常の名無しさんの3倍:03/06/13 18:36 ID:???
図に乗るから応援するなって。
237通常の名無しさんの3倍:03/06/14 11:27 ID:huLACWwk
では陰ながら応援させてもらいます。
238通常の名無しさんの3倍:03/06/14 11:37 ID:3OUPmGqP
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239酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/15 18:02 ID:???
第9話「サトー撃沈」

ナカタース「ん、黒いバクゥ? ムスカ大佐、あれも奴ですか?」
ムスカ「あの紅いエンブレムは間違いない。やれ!」
タダのバクゥには紅い字で「TADA」という文字が入っていた。
そしてタダのバクゥには独特の改造が施されている。
背中の武装はガトリングガンと巨大なブースターが合体したようなものだった。
そして足の部分には爪が装備されていた。
ナカタース「タダとやら、今度こそ倒す!!」
ドシュ、ドシュ
タダのバクゥは見事な運動性でライフルをかわした。
タダ「コバヤシとヤマダは雑魚を、サトーはあの戦闘機をやれ!」
部下一同「はっ!」
ドドドドド
ヤマダ「ちっ、こんな奴ら!」
コバヤシ「逝ってよし!」
ドカァァン
敵の戦車隊は次々に破壊されていった。
240酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/15 18:04 ID:???
そのころ、サトーは敵の戦闘機に攻撃を仕掛けようとしていた。
サトー「なんだ、この戦闘機は、たった一機で何を…?
そんな疑問を持ちつつもサトーは戦闘機に向けて攻撃した。
ドドドドド
ミウラー「…」
しかし、戦闘機はいとも簡単にサトーの攻撃をかわした。
サトー「何!? こいつぅ!!」
ドドドドド
ミウラー「…」
ムスカ「うるさい蝿だな、ミウラー、沈めてやれ!」
ミウラー「…了解。」
ドシューーーーー
・・・ドカァァン!!
サトー「うわぁぁぁ!!」
戦闘機の放ったミサイルがサトーのジンに直撃した。
サトー「ぐっ・・・命だけは助かったようだな・・・。」
241酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/15 18:05 ID:???
タダ「くっ、サトー・・・大丈夫か!? 今ワシが行くからな!!」
ナカタース「そう簡単に行かせるかよ!」
ドシュ、ドシュ
ドーン!
M1のライフルがバクゥのウイングに命中した。
タダ「このっ!!」
ドガァァァ
M1のシールドがバクゥの鉤爪を受け止めた。
タダ「ぬおぉぉぉぉ!!!」
ドドドドドドドドド・・・!!!!
至近距離からガトリングがM1を襲う。
ナカタース「ちぃっ。」
一瞬の隙をついてタダのバクゥはM1の前から姿を消した。
タダ(待ってるんじゃぞ、サトー・・・。)
しかし、サトーはムスカ大佐に捕まり、捕虜にされていた・・・。


242通常の名無しさんの3倍:03/06/15 19:39 ID:???
新作キター
243通常の名無しさんの3倍:03/06/15 19:52 ID:???
>>1
恥ずかしくありませんか?
244通常の名無しさんの3倍:03/06/15 20:33 ID:???
プッ
・・・と言いつつミウラーに燃えた漏れ
245通常の名無しさんの3倍:03/06/17 15:08 ID:???
保守
246通常の名無しさんの3倍:03/06/17 15:33 ID:5zy+Wcmn
小学生チャットに来てね
http://www13.big.or.jp/~fubuki/chat/chat1.html   
247酔狂の隠れファン:03/06/18 10:25 ID:???
保守しとくよ〜。
俺がいない間にサポートスレ潰れちゃったね
ちょっと悲しいage
248通常の名無しさんの3倍:03/06/18 10:40 ID:67ZhQmZT
249通常の名無しさんの3倍:03/06/18 15:13 ID:???
お、酔狂さんハケーン
250通常の名無しさんの3倍:03/06/18 23:09 ID:???
なかなか面白いじゃないか・・・
251通常の名無しさんの3倍:03/06/19 14:40 ID:???
黒バクゥイイ!!
酔狂さん、是非>>160みたいな感じでバクゥの設定キボンヌ
252酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/20 16:44 ID:???
タダ専用バクゥ
全高:11.07m(ターレット基部まで)
重量:76.94t
武装
クロー×4
62ミリ2連装ガトリングガン「オーガガトリング」
2連装ビームサーベル

解説
バクゥを改造した機体。
足に爪がついており、背中には大型ブースター3基と
タダ専用シグーから流用したガトリングガンを合体
させた武装が取り付けられている。
そのため地上での機動力は凄まじく、無限軌道使用
時のスピードは他の比ではない。
253通常の名無しさんの3倍:03/06/20 16:48 ID:???
>>252
タダバクゥ設定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
弟子さん、乙です!
254通常の名無しさんの3倍:03/06/20 16:55 ID:???
設定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
3基の大型ブースター(;´Д`)ハァハァ・
255通常の名無しさんの3倍:03/06/20 17:34 ID:???
タダバクゥ激燃え!!
256酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/20 18:03 ID:???
早く1/144シグーでないかなぁ
タダシグーを作りたい・・・
257酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/20 18:06 ID:???
んで現在タダバクゥ製作中です
完成したらうpするかも
258通常の名無しさんの3倍:03/06/20 18:07 ID:???
オーガガトリングは何を代用するのですか?
259通常の名無しさんの3倍:03/06/20 18:09 ID:???
>>258
1/144のB3グフとかヘビーアームズとかのを流用すればいいんじゃない?もしくはゾイd(ry
まあサイズやイメージ云々の問題もあるけど。
260通常の名無しさんの3倍:03/06/20 18:11 ID:???
>>258
オーガガトリングはオーガガトリングだよ・・・たぶん
>>256-257
プラモ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
是非うpキボンヌ
早く1/144シグー出ないかな
261通常の名無しさんの3倍:03/06/20 18:11 ID:???
ギラドーガってメガガトリングだっけ?
ビーム兵器としても登場してるんだよね
262酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/20 18:12 ID:???
>>258
まだ考え中です
スクラッチでいくか、なにかを流用するかのどちらかですね
263通常の名無しさんの3倍:03/06/20 18:28 ID:???
最初はただの小説スレだと思ってたが
登場機をプラモ化するスレなんて過去にないよな?
264酔狂の隠れファン:03/06/20 18:53 ID:???
さてここでオペレーション酔狂ブレイクを開始したいと思う
↓を他のスレに貼り付けてくるのだ!

みんなの憩いの場
小説あり、プラモありで大騒ぎ
機動戦士ガンダムSEED TADA戦記
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1048237158/
ここにきて酔狂先生の小説を読みつつ、ファンの間で雑談しましょう

                      酔狂の隠れファン


たのんだよ〜
265通常の名無しさんの3倍:03/06/20 18:59 ID:???
>>263
多分無かったと思うよ。
しかし、小説で出てきたMSのプラモ再現っつうのはなんか燃えだなぁ。
センチネルとかAOZっぽくて。
266通常の名無しさんの3倍:03/06/20 19:33 ID:???
弟子だけじゃなくて俺達も各自でタダシグーとかタダバクゥを作ってみるのもいいかもな
もっとも俺にそんな技量はないが
267通常の名無しさんの3倍:03/06/20 19:38 ID:???
ttp://members.tripod.co.jp/r0526/page068.html

スクラッチできる人は凄いんだね
268通常の名無しさんの3倍:03/06/20 19:48 ID:???
>>267
スクラッチってそんなに凄いの?
じゃあ、小説書けてスクラッチもできる酔狂弟子は意外と凄い香具師なのかもな
269通常の名無しさんの3倍:03/06/20 19:54 ID:???
ところで>>266の企画に参加する人はいるの
出した中から優秀なMSが小説に登場するっての良くない?
そういうのだったら俺も参加するんだが・・・
270通常の名無しさんの3倍:03/06/20 19:55 ID:???
>>269
そういうのだったら漏れもやる!
でも酔狂さんが承認してくれないとな
271通常の名無しさんの3倍:03/06/20 20:08 ID:???
小説用挿絵キボン
272酔狂先生の隠れファン:03/06/20 20:08 ID:???
age、age、age〜
>>269
いいんじゃない?
そういうのをまってたんだよ、僕は〜
273通常の名無しさんの3倍:03/06/20 20:16 ID:???
>>271
ジオラマだ再現するって手もあるぞ
274通常の名無しさんの3倍:03/06/20 20:46 ID:???
絵師さんカモーン
275269:03/06/20 20:49 ID:???
酔狂さん、いい返事をまってるよ
276酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/20 21:02 ID:???
>>275
別に構いませんよ。
ただ微妙に設定が変わるかもしれません。
277通常の名無しさんの3倍:03/06/20 21:04 ID:???
俺天才かもしれん

TADAバクゥ
ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1056110524.GIF
278通常の名無しさんの3倍:03/06/20 21:05 ID:???
ん、俺らの遊びで原作を壊すのも心苦しいな・・・
279酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/20 21:08 ID:???
あ、TADA専用機体は登場しない確立が高いです
280269:03/06/20 21:10 ID:???
やったー!
じゃあ、敵役でいいMSを作ってきます
281通常の名無しさんの3倍:03/06/20 21:45 ID:???
今思ったんだが、まさに同じことをバンダイって会社がやってるよな?

水差してゴメソ
282酔狂先生の隠れファン:03/06/21 09:33 ID:???
じゃあ、みんな、プラモでもつくってね〜
283269:03/06/22 08:34 ID:???
やっぱり辞退しようかな・・・
284通常の名無しさんの3倍:03/06/22 09:36 ID:???
質問。
地上偏はいつ始まるんだ?タダ隊の母艦はレセップスになるのか?
それともボズゴロフ級潜水艦になるのか?
隊員二人はザウートに乗るのか?
285通常の名無しさんの3倍:03/06/22 09:38 ID:???
>>284
もう地上編始まってるじゃん
286通常の名無しさんの3倍:03/06/22 10:12 ID:???
TADA専用ゾノ
鬼ミサイルと大型クロー装b(ry
287酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 11:26 ID:???
第10話「ムスカの失策」

サトーはムスカの手により捕虜にされていた。
サトー「貴様、何のつもりだ、放せ!」
ムスカ「ふん、うるさい奴だな、だが貴様には役に立ってもらうよ。
    それまで待ってるんだな。」
ドカッ!
そういうと、ムスカはサトーの腹に蹴りを入れた
対するサトーは手足を縛られているので抵抗することが出来ない
サトー「うぐっ・・・くそっ、いい気になるなよ・・・」

タダ「ん、アレは・・・。」
タダはサトーの乗っていたジンを見つけた。
ジンのコクピットは開いており、中には誰もいなかった。
タダ「ぬう、どうやらサトーは無事のようだな・・・だが、一体どこに・・・?」
ドシュ、ドシュ
タダ「ん?」
上空には戦闘機がいた。
タダ「くっ・・・。」
ドカァァン!
間一髪のとこでタダはミサイルをかわした。
288酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 11:26 ID:???
ピピッ
タダのバクゥに通信が入った。
ムスカ「よく聞け、こっちには貴様の仲間がいる。
    捕虜を殺されたくなければ基地を放棄しろ。」
タダ(サトー・・・。)
   「ふん、たかだか一人の兵ぐらいでワシがこの基地を放棄するわけが無かろう。」
サトー「隊長!?」
ムスカ(なに!? タダ隊は兵士の数が異常に少ないことで有名な部隊だ。
    現に今日だって四人しかでてこない。兵一人の命だって惜しいはずだ。)
タダ「うおぉぉぉ!」
ドドドドドド!!!
タダはオーガガトリングを発射すると同時に機体をジャンプさせた。
ミウラー「・・・ちっ、弾がかすったか・・・。 ・・・!?」
ミウラーの前にはバクゥの姿があった。
ミウラー「大佐、脱出を。」
ガシィィィィ!
タダのバクゥはビームサーベルで戦闘機の翼を切り落とした。
ヒュルルル・・・
戦闘機が落下していく。
ドサァァァ・・・!
戦闘機は地面に落下したが、幸い爆発はしなかった。
289酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 11:29 ID:???
タダ「サトー、大丈夫じゃな?」
サトー「ええ、なんとか・・・隊長、俺、信じていましたよ。」
タダ「うむ。」
そのとき、後からバクゥに接近する機体があった。
ナカタース「やっと見つけたぜ、今度こそ破壊する!」
タダ「サトーさっさと乗り込め。」
サトー「無理です、手足が縛られていて・・・。」
ナカタース「はぁぁぁっ!」
タダ「ちっ、こうなったらやるしかないのう。」
激突するバクゥとM1、ムスカは陰からそれを見ていた。
ムスカ「よし、ここでM1に仕掛けた爆弾を作動させるか。」
    ・・・ん、リモコンがない!? しまった、戦闘機の中に置き忘れたか!
    ミウラー、撤退するぞ。」
ミウラー「了解。」
タダ「しつこい奴じゃのう、これでどうじゃ!」
タダのバクゥは背中の大型ブースターを作動し、M1に突っ込んでいった。
ナカタース「ぐっ、早い!」
ドガァァァァァ!!
バクゥの体当たりを受けM1は倒れこんだ。
290酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 11:29 ID:???
タダ「よし、今のうちじゃ。」
タダはバクゥから降りると、サトーを引き上げ再び乗り込んだ。
タダ「よし、基地に戻るぞ!」
そう言うとタダのバクゥは猛スピードで基地の方に戻っていた。
ナカタース「待てっ! ・・・ん?」
ムスカ「ナカタース、今回は引き上げるぞ。」
ナカタース「・・・分かりました。」

ヤマダ「敵は全て片付けましたよ。」
コバヤシ「全く、大変だったぜ。給料は上げてくれよ。」
タダ「ご苦労だったな、サトー、コバヤシ。
   褒美といってはなんだが機体の改修ぐらいはしてやる。」
コバヤシ「本当ですか? ありがとうございます。」
サトー(あーあ、給料の方が良かったなぁ・・・。)
タダ「ああ、ナカムーラ隊長から新型装備のテストを頼まれたんだ。
   それじゃ、みんなお疲れだったな。」

こうしてタダ隊は更なる進化を遂げることとなった。
291酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 11:29 ID:???
新作できたよ
292通常の名無しさんの3倍:03/06/22 11:34 ID:???
その戦闘機って何人乗りなんだ?
293通常の名無しさんの3倍:03/06/22 11:36 ID:???
>>291
オツカレ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!

サトー、コバヤシの新機体に期待age
294酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 11:36 ID:???
>>292
二人乗りだが、押し込めば三、四人ぐらい入るよ
295通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:22 ID:???
>>294
その押し込まれた状態でサトーは墜落したのか・・・よく生きてたなw
296通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:27 ID:???
>>295
なんちゃってSFのさらになんちゃってSSなんだからOK
297通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:32 ID:???
ところでおまえらはどのキャラが好きですか?
俺はタダ隊長
「ふん、たかだか一人の兵ぐらいでワシがこの基地を放棄するわけが無かろう。」
に燃えた
298通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:33 ID:???
>>297
今のところ誰も。魅力的な新キャラに期待しましょう。
299通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:38 ID:???
余談だが、昨日の種で黒いシグーがコソーリ出てたようなんだが・・・
もしかしてタdうわなにをするyAめr・・・
300通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:43 ID:???
>>299
それって、ジン強行偵察型じゃないの?
301通常の名無しさんの3倍:03/06/22 12:44 ID:???
>>300
ひょっとしたらそれかもしんない・・・スマソ
302通常の名無しさんの3倍:03/06/22 13:03 ID:???
>>297
ヤマダがいい
あのカズイっぽいとこがなんとも
303酔狂先生の隠れファン:03/06/22 13:15 ID:???
誰か↓のスレ立ててくれない?

タダ隊長に燃えるスレ

ここは機動戦士ガンダムSEED TADA戦記の主人公、ジャック・バカド・タダに燃えつつも真面目に語るスレです

関連スレ
機動戦士ガンダムSEED TADA戦記
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1048237158/

たのんだよ〜
304通常の名無しさんの3倍:03/06/22 13:19 ID:???
>>303
ここでいいじゃん。俺ガンのスレをいくつも立てるのは論外。
どうしてもっていうなら俺ガン板をしたらばで作ってくれ。
305通常の名無しさんの3倍:03/06/22 13:22 ID:???
>>304
だれか立てる奴がいる悪寒
306通常の名無しさんの3倍:03/06/22 13:26 ID:0d1njZ0p
このスレイイヨ〜。
なんか多田隊長のキャラも好きだし。
307通常の名無しさんの3倍:03/06/22 13:41 ID:???
このスレに次スレができるのはそう遠くない・・・多分
308酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 14:18 ID:???
タダ隊長の設定を作ってみた

48歳
身長170.4cm 体重90.4kg
体型は小太りでマルメガネをかけている
髪は黒で一部しかない。
戦闘時はパイロットスーツやヘルメットは
着用しない。
309通常の名無しさんの3倍:03/06/22 14:22 ID:???
BUSHIだな
310_:03/06/22 14:24 ID:???
311酔狂先生の隠れファン:03/06/22 14:49 ID:???
今思ったんだけどここって良スレじゃない?
312通常の名無しさんの3倍:03/06/22 14:53 ID:???
ライバル登場とやらで糞つまらなくなった
313謝阿:03/06/22 15:05 ID:???
ヒトがゴミのヨーダ
314酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 15:20 ID:???
ヤマダの新装備がもうすぐ完成するよ。
といっても前にあったのを改修しただけなんだけどな。
315通常の名無しさんの3倍:03/06/22 15:59 ID:???
>>314
何故だ、何故よりによってヤマダなんだ?
タダバクゥが良かった・・・
316通常の名無しさんの3倍:03/06/22 17:10 ID:CpSIUlDM
この話好きなんですが、もう少し詳しく書いてあったらなぁ・・・
と、思ってしまうのですが・・・
特に1話とか、説明が足りないと思ってしまうんですよ・・
皆さんはどうお思いでしょうか?
317酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 17:19 ID:???
まあ、TADA戦記の1話は俺が書いた始めての小説でしたからなぁ。
暇があったらリメイクでもしましょうか?

ヤマダジン(11話登場予定)のプラモが完成したんですが
うpしましょうか?
318通常の名無しさんの3倍:03/06/22 17:37 ID:CpSIUlDM
>>317
あ、よろしかったら自分がリメイクいたしましょうか?
先生には新作をもっと出していただきたいですし、
なにより忙しいでしょうから。
・・・よろしかったらですが・・・なんか先生の弟子さんの作品を汚しちゃいそうだなぁ
もしよろしいのでしたら是非お手伝いしたいです。

ヤマダジンは是非みたいです!!
319酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 17:43 ID:???
http://cgi.2chan.net/up2/src/f7612.jpg
とりあえずヤマダジンことジン重装型です。
駄作だけどイメージということで。

>>318
ではリメイクやってみてください。
320酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 17:49 ID:CpSIUlDM
>>319
やったぁ!ありがとうございます師匠!
だいたいのイメージはできているので、できるだけ早くに作ってみますねぇ〜
あと、勝手にこんな名前にしちゃいましたW
321通常の名無しさんの3倍:03/06/22 17:52 ID:???
凄いことになってきてるな
弟子さん乙
ヤマダジンの2本の砲門に燃えてしまった
322通常の名無しさんの3倍:03/06/22 18:00 ID:???
ヤマダジンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ヤマダの乗る機体にしてはかなりカッコいいな
この調子でタダバクゥキボン
323通常の名無しさんの3倍:03/06/22 18:01 ID:???
>>319
重すぎて攻撃する前に落とされそうな機体だな
324通常の名無しさんの3倍:03/06/22 18:05 ID:???
>>323
タダバクゥの速さについていけないヤマダ機・・・
325通常の名無しさんの3倍:03/06/22 18:09 ID:???
>>324
想像したら萌えちまった
326通常の名無しさんの3倍:03/06/22 19:27 ID:0d1njZ0p
>>319
ファイルが見つからないのですが・・・・
327通常の名無しさんの3倍:03/06/22 19:42 ID:???
>>326
双葉は流れるの早いからな。
諦めろ、アンダーソン君。
328酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 19:44 ID:CpSIUlDM
はぁはぁ・・・やっとできた・・・
4ページ分にもなっちゃいました^^;
やっぱりこういうの書くのって大変なんですねぇ・・・
原作とかなりかわっちゃったし・・・><
それでもいいと言う人は、どうぞ見てください。
329酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 19:45 ID:CpSIUlDM
・・・長すぎ出ました・・
改良してきます><
330酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 19:59 ID:???
第11話「新たな武装」

ナカムーラ「タダ君、これが本部から送られてきた武装だ。
      この他にもこれから君のもとに届くから実戦で使い、結果を聞かせたくれたまえ。」
そこには大型キャノン付きのバックパックと手持ち用のビームキャノンがあった。
タダ「分かりました、では。」
ナカムーラ「うむ、良い結果を期待してるよ。」
そういうとナカムーラは去っていった。

タダ「こいつが本部から送られてきた武装じゃ。
   これでこの辺りの基地を潰しに行くぞ。」
サトー「ほう、火力は有りそうですが、随分重くなりそうですね。」
タダ「左様、こいつには砲台となってもらう。
   そしてそのパイロットは・・・ヤマダ、おまえじゃ。」
ヤマダ「えぇっ、俺ですか!?」
タダ「そうじゃ、それから今回の作戦ではサトーとコバヤシにはバクゥに乗ってもらう。」
コバヤシ「バクゥ? 何故俺達が?」
タダ「今回の作戦はわしらで敵を撹乱し、こいつの長距離射撃で基地を叩くというものだ。
   ということでヤマダ、基地はおまえに任せたぞ。」
ヤマダ「は、はい。」
タダ「よし、出撃するぞ!」
ガシィィン、ガシィィン
ヤマダ「ふー、思ってたよりも重い機体だな・・・。」
タダ「サトー、コバヤシ、いくぞ!!」
331通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:00 ID:???
かなり変わっちゃったのか(´・ω・`)
332酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 20:01 ID:???
連合軍兵士A「ん、機影3、ザフトです!」
連合軍兵士B「なにぃ? くそ、出撃か!」
敵の基地から多数の戦車と共に複数のモビルスーツが現れた。
サトー「なんです、あのモビルスーツは?」
タダ「ストライク・ダガー、連合の新型じゃ。
   とは言え戦闘力は大したことない、さっさとやるぞ。」
コバヤシ「けっ、見掛け倒しか。」
ドドドドド
連合軍兵士B「ふん、コーディネイターどもが、なめるなよ!」
ビシュ、ビシュッ
タダ「ビーム兵器か・・・。 だが、バクゥのスピードには勝てんよ!」

ヤマダ(はぁ、なんで俺がこんなものに・・・前線で戦うよりは楽か・・・。)
    「よし、くらえ!!」
ドカァァン、ドカァァン!!
ヤマダのジンに装備された大型キャノンが火を噴いた。
ドバァァァン!!!
連合軍兵士A「うわぁぁぁっ!!」
連合軍兵士B「なんだ!?」
サトー「すげぇ・・・よし、もう一度だ!」
ドカァァン、ドカァァン!!
ドバァァァン!!!
333酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 20:01 ID:???
連合軍兵士B「おい、俺はあいつを沈めにいく、お前達はバクゥを頼んだ!」
連合軍兵士C「わかりました!」
ドドドドド、ドシュ、ドシュッ
コバヤシ「ちっ、結構数が多いな。」
サトー「まずい、ジョージのとこに一機向かっていきます。」
タダ「ええぃ、オーガガトリングをくらえ!!」
ドドドドド
連合軍兵士C「おまえらの相手はこっちだ!」
タダ「ちっ、雑魚が。」
ヤマダ「まずい、なんか向かって来る。」
ダガーはヤマダのジンに向け、ビームを発射した。
ドシュ、ドシュ!
ヤマダ「うわぁぁぁ!!」
ビームがジンの左腕を貫いた。
ドドドドド・・・チュン、チュン
ヤマダは重突撃機銃で応戦するが、シールドで防ぎ切られてしまっている。
ダガーはサーベルを抜きジンに接近していった。
ズバァァン!
タダ「くそ、後はヤマダに任せるしかないか・・・。」
タダは目の前のダガーを切り捨て、そう呟いた。
ヤマダ「うわぁぁぁ、もうダメだ!!」
タダ「落ち着け、ヤマダ! 武器を捨てるんだ!」
ヤマダ「・・・そうか。」
ヤマダのジンは重斬刀を抜き、それ以外の武装をパージした。
連合軍兵士B「何!?」
ヤマダ「うおぉぉぉぉっ、俺だってぇ!!!」
ズバァァァァッ!!
ヤマダのジンは一歩踏み込み、ダガーを串刺しにした。
ヤマダ「・・・はぁはぁ、やった・・・。」
タダ「よくやったぞ、ヤマダ。おまえもやれば出来る。」
その後連合軍の基地は破壊され、タダ隊は帰還した。 新たな任務のために・・・。
334酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 20:03 ID:???
http://cgi.2chan.net/up2/src/f7640.jpg
再うpしました。
ちなみに背中のキャノンは可動式です。
335通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:06 ID:???
やばい、なんかハマるw

>>334
保存しますた
336通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:07 ID:???
弟子、乙!
今日は大作3本にプラモと絶好調だな
337通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:11 ID:???
旧シャアのとあるスレッド用のサイトだけど作品UPに使っていいですよ

ttp://rmko.hp.infoseek.co.jp/
338酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:13 ID:CpSIUlDM
さすが先生!やっぱりかなわないなぁ・・・
1話のリメイク、がんばってスペースとか消したのに5分割になっちゃいました・・
これでも乗らなかったらまた改良してきます;;
339通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:15 ID:???
>>338
テキストでうpしなさい
340通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:15 ID:0d1njZ0p
新作キター
341酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:28 ID:CpSIUlDM
ふぅ・・10になっちゃった;;
って、>>337さんが場所用意してくれてたんですね・・・すいません。
せっかく短く作り直したので、このままここにはらせていただきます。
342酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:29 ID:CpSIUlDM
第1話「タダ、出撃」 リメイク

辺りには、大量の連合MAの残骸が漂っている。
どれも新しい。どうやらつい最近、ここで戦闘があったようだ。
そのなかに、ひときわ目立つ1つの宇宙戦艦がある。
その戦艦の名は、「ギコア」

先ほどの宇宙空間から3機のMSが帰還してきた。
整備員達は急いでMSの修理、整備をはじめた。
343酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:29 ID:CpSIUlDM
ジンのコックピットから、2人の兵士が降りてくる。
兵士1:ふぅ〜、やっとおわったな!
兵士2:いてて・・・
兵士1:なんだ?メビウス相手に被弾でもしたのか?
兵士1が兵士2をからかっている。
2人とも見た目では同じぐらいの年のようだが、どうやら腕は兵士1の方が上のようだ。
兵士2:うるせー!!ったくよぉ、なんでサトーは無傷なんだよ〜
サトーと呼ばれた兵士:お前と俺をいっしょにするな。まったく、そんなに壊してばっかりじゃあ、整備員に怒られるぞ?        
兵士1はサトーと言う名前らしい。
サトーの言葉を聞き、兵士2はむっとした顔になった。
そのすぐあと、上から叫び声が聞こえる。
整備員:ヤマダさん!!
兵士2:ぎく・・・
整備員:毎回毎回壊しちゃって・・もうちょっとがんばってくださいよ!!
ヤマダと呼ばれた兵士:はいはいはい・・・わかりましたよ〜だ!
整備員:まったく・・・サトーさんと隊長はほとんど無傷なのに
兵士2はヤマダという名前らしい。
どうやら、戦闘で被弾するのは珍しい事ではないようだ。
小太りの男:まぁまぁ、ヤマダもほかの兵士に比べたらずいぶんと優秀だぞ?
サトー・ヤマダ:た、タダ隊長!
上の方から大きな声が聞こえる。その声の主に急いで敬礼する2人。
「タダ隊長」と呼ばれた男は、笑いながら、さきほどのシグーから降りてきた。
見るからにほかのシグーとは異なる彼の機体は、巨大なガトリング砲と斧を装備している。
タダ:今回の作戦は無事終了だ。2人ともご苦労だったな。さぁ、2人とも早くブリッジに戻るぞ。  
サトー・ヤマダ:了解!
344酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:30 ID:CpSIUlDM
3人はブリッジに到着した。
拍手と歓声で出迎えられる3人。
しばらくの後、ギコアに通信が入った。
クルー:タダ隊長、ナカムーラ隊長から通信が入りました。
タダ:つなげてくれ。
モニターにナカムーラ隊長の顔が映し出される。
ナカムーラ隊長は、タダの上官で、かなりの戦果を上げている名指揮官だ。
ナカムーラ:やあ、タダ君。任務ご苦労であったな。
      やはり、君に任せて正解だったよ。
タダ:なぁに、あれぐらい朝飯前ですよ。
ナカムーラ:ははは!・・おおっと、いかん。本題を忘れるところであった。
ナカムーラ:実は、タダ君。君と君の部下は私と共に地球に向かってほしいのだ。
タダ:地球・・ですか?
ナカムーラ:そうだ、先行した地球軍が意外と苦戦しているようでな・・このままでは
      今後の作戦に支障がでるかもしれん。
ナカムーラ:本部からの指令だ、いますぐ私の部隊と合流してくれたまえ。
タダ:了解しました。
ナカムーラ:まだその宙域にはいくつかの連合の艦隊が残っておる・・・
      気を抜くなよ、タダ君。
タダ:はっ!
タダとクルー一同、モニターに向けて敬礼をする。
ナカムーラ隊長との通信が終了した。
タダ:お前達!聞いていただろうが、ギコアは、これより
   ナカムーラ隊長の部隊と合流し、地球に向かう事になった。
タダ:今すぐ出発するぞ!総員準備にかかれ!!
ギコアは、地球付近のナカムーラ隊長の部隊へ向けて、出発した。
そのはるか後方に、連合の艦隊が息を潜めていた。
345酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:30 ID:CpSIUlDM
クルー:ムスカ大佐、やつらが動き出したようです。
ムスカ:ふふふ、予想したとうりだな。
クルー:これからどうします?
ムスカ:そうだな、あの艦の近くに味方艦はいないか?
クルー:近くに1隻、MA母艦がいるようです。
    さきほどやられていた艦隊の生き残りのようですね。
    先ほどの艦は救援が間に合わなくて・・・残念でした。
ムスカ:よし・・・ではその艦にいますぐやつを追うように通信を送れ。
    われわれが向かうまでの間、やつを逃がさぬように・・とな。
クルー:了解しました。
ムスカ:(さて、あのタダという男・・・どれほどのものか、見せていただこうか・・・
    せいぜいがんばってくれたまえ、捨て駒よ・・・)
346酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:31 ID:CpSIUlDM
先ほどの戦闘で護衛艦を全て失い、命かながら脱出してきた連邦の母艦。
疲弊しきった艦に、ムスカ大佐からの通信が入った。
クルー:艦長、ムスカ大佐から通信が入りました。
    あの艦を追えとのことです。
艦長:なに!あの化け物をか!?
クルー一同、騒然とする。
クルー:はい。どうやらムスカ大佐の部隊が到着するまで、
    やつらを逃がさないようにとのことですが・・・
艦長:おぉ、そうか・・・。彼なら相当な数の艦を保有している。
   彼と合流できればやつにも勝てるであろうな。
   ムスカ隊長はどのくらいで到着できそうか?
クルー:位置からして・・・10分ほどで追いつくかと。
艦長:10分程度ならこの艦の兵力でも十分に足止めできるだろう。
   やつをしとめる絶好のチャンス・・散っていった仲間の死を無駄にするわけにもいかん。
艦長:機関全速!やつの艦に突撃だ!!総員戦闘準備!
この艦の乗員は、これから起きる悲劇を予想できるはずも無かった・・・
347酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:33 ID:CpSIUlDM
ギコアは順調にナカムーラ隊長の部隊へ向かっていく。
その時、艦内に警戒音が鳴り響いた!
タダ:なにごとだ!
クルー:連合の戦艦が1隻、高速でこちらに向かってきています!
    先ほどの戦闘の生き残りのようです。振り切りますか?
タダ:なぁに、相手はたかが1隻。盛大に出迎えてやろうじゃないか。サトー、ヤマダ、いくぞ!!
サトー・ヤマダ:了解!!
3人はMSデッキに向かった。
MSに乗り込む3人。ヤマダは、いつに無く真剣な顔をしている。
タダ:いくぞ!2人ともちゃんと着いてこいよ!!
   タダ、シグー出る!!
タダのシグーはものすごい勢いでMSデッキから発進した。
そのあとから、サトー、ヤマダのジンが続けて発進する。
348酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:33 ID:CpSIUlDM
クルー:敵モビルスーツ、3機射出を確認!ジン2機と、シグーが1機です!
艦長:ムスカ大佐の部隊到着までなんとしても耐えきるのだ!!
   全MA部隊を出動させろ!
連邦艦から大量のメビウスが発進する。
さきほど沈めた船とは比べ物にならない量だ。
サトー:ちぃ、MA母艦だったか!
ヤマダ:いくらなんでも多すぎるぜ!!
タダ:お前達はギコアに近づくMAを向かい打て!わしは敵母艦をやる!  
サトー・ヤマダ:了解!
タダは敵母艦に向けて一気に突撃する。
10機ほどのメビウスが、タダのシグーに襲い掛かる!
タダ:墜ちろ!うるさいハエが!!
タダシグーに装備されたオーガガトリングが火を噴いた!
MAパイロット:な、なんだあれは!?
        うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
つぎつぎと撃墜されていくメビウス達。
ほとんど一瞬のうちに、タダに向かってきた全てのメビウスが撃墜された。
タダシグーは速度を緩めず戦艦に向かう。
349酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:34 ID:CpSIUlDM
艦長:なんだあの威力は・・・!信じられん!!
クルー:シグー、一直線に本艦に向かってきます!
艦長:ええい!対空砲火を集中させろ!!ムスカ大佐の部隊はまだか!?連絡は??
クルー:なんども救援信号を送りましたが・・・一向に動く気配がありません!
艦長:なんだ・・・と・・・

ムスカ:ほうほう・・さすがはタダ、やるではないか。
クルー:あの・・救援には向かわないのですか?
ムスカ:何を言っている?あいつらは捨て駒だよ。
    やつらの戦闘データを手に入れるための・・な。
クルー:な・・・・正気ですか!?
ムスカ:なにか文句があるのかね?
クルー:い、いえ・・・
ムスカ:なら、さっさとデータを集めろ!!
クルー:了解しました・・。
ムスカ:(くくくく・・・全てが順調に進んでいるな・・・)
350酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:34 ID:CpSIUlDM
サトー、ヤマダは、ギコアに襲い掛かる大量のメビウスを全て撃墜している。
ヤマダ:はんっ、ギコアには指1本触れさせねぇぜ!!
サトー:お、ヤマダ〜。いつに無くやるきじゃあねぇか!
ヤマダ:へへ、まぁな。
そのころ、タダがついに最後のメビウスを破壊し、敵母艦に向けて突撃した!
タダ:食らえ!
タダシグーのオーガガトリングが敵艦のエンジンや対空砲を破壊する!
艦内に爆発音が轟く。
艦長:くぅ・・被害状況は?
クルー:エンジン損傷89%!!艦稼働率10%を切りました!!
艦長:おのれぇ・・・ムスカめぇ!!!
こぶしを握り締める艦長。
次の瞬間、タダシグーがブリッジの前に現れる。
艦長・クルー達:!!!!!!!!!!!
タダ:終わりだ!!
タダシグーはオーガアックスをブリッジに振り下ろす。
ブリッジを破壊され、敵艦の機能は完全に失われた。
タダ:ふん、「六割満足」だな。
戦場に残っていたのは、3機のモビルスーツと、1つのザフト艦だけであった・・・
351酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:35 ID:CpSIUlDM
サトー:ひゅう、さすがは隊長だな!
ヤマダ:これで終了・・っと。
タダ:さあ、お前達、帰艦するぞ!
サトー・ヤマダ:はっ!
3人はギコアに戻った。
しばらくして、ギコアは再びナカムーラ隊を目指し出発した。

ムスカ:奴のデータはちゃんと取れたか?
クルー:ええ、ほかのシグーのデータと比べてみましたが、
    奴の機体は火力、機動力で大きく優れているようです。
ムスカ:ほほう・・・そうか、対策が必要だな。
    これからも、気づかれないようにあの艦を追跡しろ。
クルー:・・・了解しました。
ムスカ:(噂以上の腕だな・・・ジャック・バカド・タダよ・・・
     くくくく・・・これからが楽しみだよ)
ムスカの艦隊は、ゆっくりとギコアを追跡する・・・。
352酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/22 20:36 ID:CpSIUlDM
以上です。
こんなへぼいリメイクに10も使っちゃって申し訳ありませんでした;;
やっぱりむずかしいんだなぁ・・
353酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/22 20:36 ID:???
>>342-351
やばい、かなりの良作だ。
俺の奴の比じゃないな。
354通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:37 ID:???
ageるとハゲタカの標的になるから気をつけてな
355通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:42 ID:???
>>342-352
良作だ、確かに良作なんだが何かが足りない気がする。
356通常の名無しさんの3倍:03/06/22 20:50 ID:???
心象描写とか
357通常の名無しさんの3倍:03/06/23 07:53 ID:???
age
358酔狂先生の隠れファン:03/06/23 09:15 ID:???
タダ「うほっ、いい感じじゃな、サトー」
サトー「隊長こそ、良いもの持ってるじゃないすか?」
タダ「はっはっは、六割満足じゃな、サトー。ヤマダはもっとうまかったぞ、」
サトー「えっ、あのヤマダがですか!?」
タダ「うむ、おまえももっと修行せい。」
サトー「わかりました、隊長!」

続きかも
359酔狂先生の隠れファン:03/06/23 09:41 ID:???
弟子の子分さん、>>358のリメイクキボン
360通常の名無しさんの3倍:03/06/23 09:41 ID:6Kav0VxY
☆貴方好みのSaxy美女をクリックして☆
http://endou.kir.jp/yuminet/link.html
361通常の名無しさんの3倍:03/06/23 09:55 ID:???
>>342-351
うむ、かなりの良作だな。
だが弟子にあって君に無いものがなにかある。
とは言え、1話時点ではこっちの方が圧倒的に良い。
これからもリメイクを続けてくれ。
>>358-359
どこをどうリメイクするんだよw
362通常の名無しさんの3倍:03/06/23 10:05 ID:???
ヤマダジンのキャノン可動の仕組みが知りたい香具師の数→(1)
363酔狂先生の隠れファン:03/06/23 11:02 ID:???
サトー「おいヤマダ、おまえ隊長とやったらしいけど何でそんなに上手いんだ?
隊長、おまえのこと褒めてたぞ。」
ヤマダ「ああ、俺、結構特訓したんだ。その成果だよ。
サトーも俺とやるかい?」
サトー「ああ、頼む。」

サトー「へぇ、驚いたな、ヤマダのがこんなにでかいなんて。」
ヤマダ「まあね。ほら、サトー、まずはやってみてよ。」
サトー「ああ、ほれほれ。」
ヤマダ「結構上手いね、でもね・・・。」
サトー「あっ、ああっ・・・凄い、これじゃ隊長も・・・」
ヤマダ「わかった、サトー?おまえも特訓しろよ?」
サトー「わかった、ありがとうヤマダ」

弟子の子分さんこれもリメイクよろしく
それとage進行でいこ〜
364酔狂先生の隠れファン:03/06/23 11:08 ID:???
言い忘れたけど僕、弟子のお兄さんなんだ〜
365通常の名無しさんの3倍:03/06/23 12:36 ID:???
TADAの歴史

>>1-2酔狂先生 ◆hFeKpLZJUkが暇つぶしにスレを立てる
>>3-16そしていきなり叩きに合う
>>17-25酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk、自作自演をし、再び叩きにあう
>>26-49酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk、AA荒らしに合う
>>50-73新作アップするも、またもや厳しく叩かれる
>>74-80酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk、新作をだすがこれが最後の作品となる
>>81-109本編のリメイク作品登場
>>110-113酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk、遂に引退宣言
>>114-155スレがdat落ちしようとしたとこに彗星のように
酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1swsが現れる そして当然のごとく叩かれる
>>156-169 酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws、TADA戦記第6話を出す
このころから弟子の作品が受け始める
>>170-177酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk、再び現れるも弟子に
「わしの後を継ぎこれからもがんばってほしいぞ!」と言い残し、去る
>>178-201師匠と弟子の作品の人気投票が始まる
結果は7-8で弟子の勝利
366通常の名無しさんの3倍:03/06/23 12:37 ID:???
>>202-216酔狂の隠れファン登場 サポートスレを立てる
しかし後にdat落ちする
>>217-231酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws、修学旅行で京都へ行く
>>232-255このころからファンの数が増える
>>256-283遂に登場MSプラモ化の動きが
>>284-315TADA戦記第10話が出る 今回の話は結構長かった
>>316-329ヤマダジン完成 さらに酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc 登場
>>330-336酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws、1日で小説2本とプラモ1体という快挙を達成
>>337-356酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uct、TADA戦記1話のリメイクを出す
「かなりの良作だが、何かが足りない」と言われる
>>357-364自称酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1swsの兄の酔狂先生の隠れファンにより
謎の小説が誕生

そして今に至る
367酔狂先生の隠れファン:03/06/23 13:21 ID:???
>>365-366
おつかれ〜
サトー×ヤマダハァハァ
368通常の名無しさんの3倍:03/06/23 14:29 ID:???
hage
369通常の名無しさんの3倍:03/06/23 14:51 ID:???
ちょっと気になったんだが、ここに来てる人ってどういう人達なんだ?
年齢と性別を教えてくれんか?
370酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 15:06 ID:???
暇だったんでサトージンとコバヤシジンの武装の設定画を書いてみたんだけど
うpしますか?
371酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 15:08 ID:???
>>369
14の男です
372通常の名無しさんの3倍:03/06/23 15:35 ID:???
>>369
18のリア工男ですハァハァ
373通常の名無しさんの3倍:03/06/23 16:15 ID:???
30代前半のリアル1st世代ですがなにか?
>>365>>366
このスレの歴史解説乙。

なんとなくオリジナルMSを考えてみた。
ドリルグーン(21世紀のアッグ)

アラスカ攻略をサポートするために作られた特殊なグーン。
頭部のあたり等を改造されており、巨大なドリルが装備されている。
巡航形態が主で、地面や敵基地の水中などにある隔壁をその
巨大なドリルを高速回転させながら突撃。
味方の侵入路を確保した後撤退する。
ドリルの威力は絶大だが、本体重量が増加してしまい、
運動性能などが落ちているため、直接の戦闘は不向き。
サイクロプス発動時には既に母艦に帰還していたため、無事である。
374酔狂先生の隠れファン:03/06/23 16:17 ID:???
>>369
16で男、リア工ですが今ではほとんどいっていませんでつぅ
>>370
うpキボン

それから弟子の子分さんは>>358>>363をリメイクしてください
よろしくお願いします〜
375酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 16:22 ID:RHO5ziS7
みなさん感想ありがとうございました。
なにかが足りませんかぁ・・・むずかしいですね〜
もう1回、先生の作品を見て勉強してきますね。
もう作るのやめようかとも思いましたが、希望している人がいるようなので
2話のとかも作っていきたいと思います。

>>358
>>363
ええっと、自分そういう趣味はないもので・・・
376通常の名無しさんの3倍:03/06/23 16:29 ID:???
>>370
是非アップしてくれ
>>375
期待してます。
せめてストーリーが良くなってくる5話ぐらいまでは
リメイクしてみて下さい
377酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 16:43 ID:???
http://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/4pa30623164231.jpg
設定画うpしました。
厨房的(つーか厨房)だけど一応設定画っていうことで
378通常の名無しさんの3倍:03/06/23 16:51 ID:???
>>377
何これ?UPする画像間違えたんじゃない?
379通常の名無しさんの3倍:03/06/23 16:58 ID:???
このスレのコテハン紹介

酔狂先生
自称先生 個性的なキャラクターで密かに
隠れファンがつくが、その後引退
彼の功績はこのスレを立てたことだけである

酔狂先生の弟子
自称弟子 師匠に代わってこのスレを受け継いだもの
以外に若くまだ14歳らしい
最初はダメダメだったものの、最近ファンが増えてきている
登場メカの模型を作るなど、カリスマ性を発揮

酔狂先生の隠れファン
自称隠れファン しかし全然隠れてなど無く、特異な言動で
このスレを汚そうとする 弟子の兄で引きこもりらしい
しかしこのスレがここまで伸びたのは彼の功績かもしれない

酔狂先生の弟子の子分
自称子分 このスレの中では群を抜いた才能を持っている
しかし弟子のファンから「何か」が足りないと言われ、現在その
「何か」を探している
380通常の名無しさんの3倍:03/06/23 17:02 ID:???
>>377
ショボイけど、まあ自分がわかればいいものだしな
ところでこれをスクラッチする香具師いるの?
381酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 17:12 ID:???
>>378
いや、絵が下手なだけだよ。

じゃあ今日中にできるか分かんないけど
今から11話作ってきます。
382酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 17:13 ID:???
11話じゃなくて12話だった。
383通常の名無しさんの3倍:03/06/23 17:14 ID:???
>>337のうpろだにある小説結構面白い

そんだけ
384酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 18:23 ID:???
第12話「新装備の力」

ナカムーラ「タダ君、この前の装備はどうだったかね?」
タダ「使い方によってはかなり強力なものになりますが、
   近寄られるとマズイですなぁ。」
ナカムーラ「はっはっは、そんな当たり前のことを言ってもらっては困る。
      問題は実用的なのかそうでないかということだ。」
タダ「・・・実用的です。」
ナカムーラ「そうか、それなら良い。またジン用の新装備が2つ届いてるんだ。
      これを見たまえ。」
タダ「これは・・・!?」
ナカムーラ「そろそろ時間だ、また報告を頼むよ、タダ君。」
タダ「はっ!」
そう言うとナカムーラは去っていった。

タダ「よし、コバヤシはこの近接格闘装備を、サトーはこっちの中距離装備だ。」
コバヤシ「ウッス!」
サトー「了解!」

連合軍兵士A「ふむ、あれが今回の攻撃目標か・・・。
      それにしても小さい基地だな・・・。」
兵士が双眼鏡を覗きながら呟いた。
連合軍兵士B「おい、噂によるとあそこはタダ隊の基地らしいぜ。」
連合軍兵士A「タダ隊?」
連合軍兵士B「かなりの少人数で構成されてるらしいぜ。
だが、かなりの精鋭部隊だ。気をつけたほうがいい。」
連合軍兵士A「ほー、そろそろ出撃の時間だな。行くぞ!」
そして兵士達はそれぞれの機体に乗り込んでいった。
385酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 18:24 ID:???
ザフト軍兵士「ん、レーダーに反応、地球軍です!」
タダ「ほう、向こうから出向いてくれるとはありがたいのう。」
コバヤシ「へっ、新装備の威力を見せてやるぜ!」
サトー「よし、さっさと出撃するぞ!」
ヤマダ「隊長、俺、またアレに乗るんですか?」
タダ「うむ、データは1回だけじゃ取れんからな。」
ヤマダ(はぁ、今度はあんなことないよな・・・?)
4機のモビルスーツが基地から出撃した。

連合軍兵士A「なんだ、あのジンとバクゥは!?」
彼は見たこともないタダ隊の新装備に驚いているようだ。
連合軍兵士B「タダ隊ってのはこういう部隊なんだよ。
      向こうは4機しかないんだ、さっさとやるぜ!?」
連合軍兵士A「お、おう!」
ドシュ、ドシュ!
ドォン、ドォン!
タダ「ふん、進歩のない奴らだ、もっと狙って撃たんかぁ!!」
ババババババ!!
ドカァァァン!!!
タダバクゥのオーガガトリングが次々に敵の機体を破壊していく。
連合軍兵士A「な、なんだアレは!?」
連合軍兵士B「・・・・・・。」
タダのバクゥの余りの強さに驚愕して絶叫するものもいれば、
声すらでないものもいた。
タダ「ふん、少し暴れすぎたかのぉ。
   目的は新兵器のテストじゃ、わしは帰還するぞ。」
386酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 18:24 ID:???
サトー「隊長!?」
コバヤシ「やってやろうじゃないか、こいつをくらえ!!」
コバヤシのジンは背中に装備された巨大な剣を引き抜き、ストライクダガーに振り下ろした。
ズバァァァァッ!!
連合軍兵士C「どわぁぁっ!!」

連合軍兵士B「おい、あのバクゥ、基地に戻ってくぞ!」
連合軍兵士A「あぁん、弾でも切らしたんじゃねえの?」
連合軍兵士B「とにかく今がチャンスだ、ジンを叩くぞ!」
そう会話する兵士の前にサトーのジンが迫っていた。
サトー「よし、いくぞ!!」
ビシュ、ビシュ!!
サトーのジンは両腕に装備されたレールガンを発射した。
ドカァァァン!!!
連合軍兵士B「どわぁぁぁ!」
連合軍兵士A「おい!くっそぅ、これでもくらえ!!」
ドシュ、ドシュ!
ドォォォン!!
ダガーがビームを撃つより早く、ジンの腰に装備されたビーム砲が火を噴いた。
サトー「結構使えるな、この装備。」
ヤマダ「はーあ、めんどくせー・・・。」
そう言いながらもヤマダはキャノン砲で次々に敵の機体を破壊していた。
コバヤシ「アレが最後の一機だな、死ねぇ!」
連合軍兵士D「う、うわぁぁぁ!!」
コバヤシ「ほう、気に入ったぜ、この装備。」
タダ「遂に終わったようだな。」
387酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 18:25 ID:???
コバヤシ「この装備、結構良かったぜ。」
サトー「ええ、こいつは使えます。」
タダ「そうか、そいつは良かった。
   そう言えばヤマダはどうなんだ?」
ヤマダ「え、ま、まぁ。」
   (どうしていつも俺だけ貧乏くじを引いちゃうんだろう・・・?)
タダ「分かった、では本部に報告をしとく。
   あと、この装備は我が隊で引き続き使うなってる。
   頼んだぞ。」
ヤマダ(はぁ、まだアレを使うのか・・・。
    まあいいや。)

こうしてタダ隊全員に新装備が与えられた。

388通常の名無しさんの3倍:03/06/23 19:40 ID:SFNC41lk
新作キター!!
389通常の名無しさんの3倍:03/06/23 19:46 ID:???
最終的にはNジャマーキャンセラー搭載の鬼ガンダムきぼーん
390通常の名無しさんの3倍:03/06/23 19:50 ID:???
新作キター!! 設定画キター!!
相変わらずヤマダがいい味だしてるな
>>389
タダバクゥでも十分強いのにそんなもの出したら
恐ろしいことになるな
俺からも鬼ガンダムキボン
391通常の名無しさんの3倍:03/06/23 19:55 ID:???
最近ペース早いな。
おまけに質も上がってきている。
この調子で毎日頼むよ。

弟子の子分もリメイク頼む。
392酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:01 ID:RHO5ziS7
師匠お疲れ様です。いや〜やっぱりすごいなぁ。
2話のリメイク、まだ「なにか」はわからないけど、一応作りました。
微妙な修正あると思うので、9時までにはうpしますね。
393通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:03 ID:???
なにげに兵士A・Bがいいな
弟子乙。
394通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:17 ID:???
子分なんていたとは知らなかった。
395通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:25 ID:???
弟子乙
>タダ「ふん、進歩のない奴らだ、もっと狙って撃たんかぁ!!」
>ババババババ!!
>ドカァァァン!!!
>タダバクゥのオーガガトリングが次々に敵の機体を破壊していく。
>連合軍兵士A「な、なんだアレは!?」
>連合軍兵士B「・・・・・・。」
>タダのバクゥの余りの強さに驚愕して絶叫するものもいれば、
>声すらでないものもいた。
>タダ「ふん、少し暴れすぎたかのぉ。
>   目的は新兵器のテストじゃ、わしは帰還するぞ。」

この部分に燃えた
子分もがんばれ
396通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:36 ID:???
TADA戦記をアニメ化したら凄い燃えると思うんだが
397酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:37 ID:RHO5ziS7
ご声援ありがとうございます。
3回ほど見直して、間違いが無かったように思われましたので、
2話のリメイクをうpします〜。
今度は7枚分になっちゃいました・・・
短くまとめるのも実力次第。がんばらないとな・・・
398酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:38 ID:RHO5ziS7
第2話 「大気圏突入」 リメイク

数日後、ギコアはナカムーラ隊長の部隊と合流した。
小惑星の中に作られた基地の中で、ギコアは補給を受けている。
司令官室では、タダ、サトー、ヤマダが地球降下についての詳しい説明を受けている。
ナカムーラ:大体のことはこの前説明したとうりだ。
ナカムーラ:まず、私が先に専用の宇宙船で地球に降下する。君達はその護衛をし、
      私が無事に突破したあとに、カプセルで降下してくれ。
      地上部隊と合流したら、また次の任務を与えよう。
タダ隊一同:はっ!
ナカムーラ:まぁ、この作戦もこの基地の場所も連合には知られてはおらん。
      攻められる事はまず無いとは思うがね。
ナカムーラ隊長は笑いながら言った。
だが、ナカムーラとは違い、タダは真剣な顔をしている。
サトーはそのことを不思議に思った。
タダ:では、われわれは出撃の準備をいたしますので。
   隊長。どうか無事で。
ナカムーラ:あぁ、よろしくな。
タダ達は司令官室を去った。
タダ:補給が終わるまではまだ時間がある。
   2人とも、これから何があるかわからんから、しっかりと休んでおけよ。
サトー・ヤマダ:はっ!
タダはシグーの最終調整のため、MSデッキに向かった。
ヤマダ:(あ〜あ、どうせ連合なんか来るわけ無いのに・・・かったりぃ)
サトー:(それにしても・・・隊長はなにを恐れているんだ?)
2人の兵士には、タダの不安の理由がわからなかった。(ヤマダは考えてもいなかった)
その後、ヤマダはベッドに向かい、サトーはタダを追いかけた。
399酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:38 ID:RHO5ziS7
MSデッキにサトーが入ってきた。それを見つけるタダ。
タダ:どうしたサトー。休んでおけと言ったではないか。
サトー:申し訳ありません。ですが、隊長にお聞きしたい事がありまして。
タダ:なにかね?
サトー:あの・・・隊長、なにか不安な事でもあるのでしょうか?
    カプセルの安全性は完璧ですし、この作戦で何も恐れる事はないかと・・・
しばらくの沈黙が続く。
タダ:・・・サトー、お前は何も感じないか?
サトー:と、いいますと?
タダ:長年の勘でな、なにかいやな予感がするのだよ。
   詳しくはわからないのだが・・・漠然としたなにかをな。
サトー:そうですか、私にはさっぱり・・・
タダ:まぁ、私のただの勘違いかも知れんしな。
   ただ、たとえどのような作戦でも、気を抜く事は許されない・・・
   それだけは覚えて置けよ、サトー。
サトー:はっ!
サトーは部屋に戻る。
サトー:(気を抜く事は許されない・・・か。
     それに比べて、こいつはのんきだよなぁ。)
サトーのひとみには、いびきをかいて眠っているヤマダが映っている。
サトー:(ふん、幸せそうな顔してやがるぜ。
     エースパイロットにでもなった夢でも見てるのか?)
そう思いつつ、サトーはベッドに横になった。
サトーにはまだ、タダの言っていた「なにか」がわかない。

その小惑星基地をねらう黒い影の存在を、タダはうっすらと感じていたのだ。
400酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:39 ID:RHO5ziS7
慣性飛行で気づかれないようにタダを追いかけていたムスカの部隊は、ナカムーラの基地を発見し、
その近くのデブリ帯に身を潜めている。
クルー:大佐、これからどうしましょうか。このまま夜襲をかけますか?
ムスカ:あわてるでない。それに、いくら私の艦隊とて、
    ザフトの宇宙要塞を1つ潰せるほどの力はもっていない。
    本部に連絡を入れておけ。我々はこれまでどうり待機だ。
クルー:了解しました。
ムスカ:(なんとしてもやつはこの私がしとめなければいけない・・・
     そう、なにがあってもだ)
不気味な笑みを浮かべるムスカを見て、クルーは不思議に思った。
クルー:(それにしても・・・なぜ大佐はあのタダという男をここまでして追うんだ?
     たしかにやつは優秀だが・・・わざわざ大佐が動くほどでもないはず・・
     なにか、特別な理由でもあるのか?)

数時間後、ギコアの補給が終了した。
大気圏突入用の特殊シャトルに乗り込むナカムーラ。
ナカムーラ:では、護衛は頼んだぞ。
タダ:お任せを。
ナカムーラ隊長の宇宙船が発進した。
MSデッキに向かうタダ。
そこにはすでにサトーとヤマダが待機していた。
タダ:(ほぅ・・サトーのやつ)
2人は敬礼でタダを出迎えた。
タダはその2人に敬礼を返す。
タダ:よし、出撃するぞ!
サトー・ヤマダ:はっ!
ギコアからモビルスーツが発進した。
401酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:39 ID:RHO5ziS7
基地から発進する宇宙船とMSを、ムスカが見落とすはずは無かった。
ムスカ:ほほぅ・・・やつらはどうやら地球に向かうらしいな。
クルー:地球ですか!?宇宙軍のあいつが地球に・・・
クルーは内心ほっとした。
もうあんなやつを追いかける事は無くなる・・・やっと基地でのんびりできるな・・・と。
しかし、ムスカの口から発せられた言葉は、クルーの希望を打ち砕いた。
ムスカ:本部に連絡しろ、我々も地球に向かうとな。
クルー:(ええええええ!?)で、ですが大佐・・・
ムスカ:2度は言わんぞ、早くしろ。
    お前を含め、優秀なクルーは全て大気圏突入用のシャトルに乗り込め。
クルー:りょ、了解しました。(とほほ・・・)
ムスカ:だが・・このザフトの宙域で大気圏降下は危険が伴うな・・・
ムスカはしばらく考え込む。
クルーは心の中で、諦めてくれと必死に願っている。・・・だが。
ムスカ:よし、敵MSがカプセルに乗り込んだら、私の艦のMA部隊を向かわせろ。
    その他の艦は先に基地に戻らせろ。急いでな。
    やつをここで落とせればよし・・・落とせなくとも、我々が
    大気圏を突入するまでの時間を稼げればそれでよい。
    そのときは、私が直接やつを倒すまでだ・・・。
クルーはもう諦める事にした。

ナカムーラ:ではタダ君、お先にな。
ナカムーラ隊長のシャトルが大気圏突破をはじめる。
しばらくして、シャトルは完全に見えなくなった。どうやら成功したらしい。・・通信が入る。
ナカムーラ:タダ君、我々は無事に地球に到着した。君達も、早くしてくれたまえ。      
タダ隊一同:はっ!
タダ達は、ギコアに帰還した。
402酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:40 ID:RHO5ziS7
ギコアに戻ったタダたち。
ヤマダとサトーは、すぐにカプセルに入った。
だが、いつまでたってもタダが入ってこない。
不思議に思ったヤマダが問う。
ヤマダ:隊長、どうしたんですか?このカプセルは3機乗りですよ?
タダは、しばらく無言のあと、クルーに問う。
タダ:おい、カプセルはいくつ用意してある?
クルー:ええっと、予備のカプセルがもう1つありますが・・・
クルーはなぜかと思いつつも、タダの質問に答えた。
タダ:よし、では私はあとからそれに乗っていく。お前達は先にそれで地球に降りてくれ。
サトーの脳裏に、先ほどのタダの言葉が蘇った。
ヤマダ:た、隊長、どうし・・
サトーがヤマダの言葉をさえぎり、こう言った。
サトー:わかりました隊長。どうかご無事で。
タダ:うむ。
タダは笑顔でうなずく。
ヤマダ:おいおいサトー。どういうことなんだよ。
サトー:さ〜な。ほらいくぞ!
ヤマダにはさっぱりわからなかったが、何も考えない事にした。
しばらくして、カプセルがギコアから射出される。

ムスカ:ほう、どうやらカプセルが射出されたようだな。
    あのサイズは3機乗り・・やつもきっとあの中に違いない。
ムスカ:よし!MA部隊を出動させろ!!
    我々は戦闘のどさくさにまぎれて地球に降下する。
クルー:了解!
ムスカの艦から、大量のMAが発進した。
403酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:40 ID:RHO5ziS7
サトー、ヤマダの乗ったカプセルがまさに大気圏に突入しようとしたその時、
後方から大量のメビウスが現れた。
ヤマダ:な、なんでこんなところにメビウスが!?
サトー:(なるほど・・・隊長はこの事を言っていたのか)
慌てるヤマダとは打って変わって、サトーはやけに冷静だ。
MA部隊長:敵艦は無視しろ!カプセルだけを狙い打て!!
メビウスがミサイルを発射しようとしたその時。
バババババババ
後ろから打たれ、撃墜されるメビウス達。
MA部隊長:なに!?ここはあの船の有効射程距離外のはず・・・
      ・・・ん?なんだあの黒いシグーは!!
MA部隊の後方に、タダのシグーがいた。
MA部隊長:(ちぃ・・奴か!!これはどうあってもかなう相手ではないな。
       だが、せめて任務は果たさねば・・・!!)
MA部隊長:いいか、なににもかまうな!!カプセルを落とせればそれでよい!!
MAパイロット:はっ!
5機のメビウスからミサイルが発射される。
タダ:させるか!!
シグーのオーがガトリングが火を噴き、全てのミサイルを撃墜した。
ヤマダ:ひゅ〜♪さすがは隊長だな!にしても・・なんで隊長は残ってくれてたんだろうな。
    このことを知っていたのか?
サトーには、なぜタダがギコアに残ったかがわかった。
次々と破壊されるメビウス。
MA部隊長:このままやられるものかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
隊長機がタダシグーに向けてレールガンを発射したが、タダはあっさりと攻撃をかわし、
メビウスにオーガガトリングを放つ。
MA部隊長:む・・ムスカ大佐・・あとはおまかせしま・・・・
タダシグーが最後のMAを撃墜した。
404酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:41 ID:RHO5ziS7
シャトルの窓から戦闘の光景を見ていたムスカ達。
ムスカ:ほう・・・奴が残っていたのか・・・
    やってくれるじゃないか、コーディネイターめ・・・。
クルー:MA部隊は全滅したようですね・・・
ムスカ:ほう、それは残念だったな。まぁ相手が奴ではな・・仕方あるまい。
ムスカ:(意外とがんばってくれたじゃないか、あわれな捨て駒たちよ・・
     実際ここまでもつとは思わなかったよ・・ふふふふふ)
不気味な笑顔を浮かべるムスカに、クルーはまたしても恐怖した。
誰にも気づかれる事無く、ムスカのシャトルは地球に到着した。

ギコアに戻ったタダに、サトーたちから通信が入る。
サトー:隊長、先ほどはありがとうございました。
タダ:うむ。これから私もそっちに向かおう。ナカムーラ隊長に伝えておいてくれ。
サトー:わかりました。
通信が切れる。
タダ:(サトーもヤマダも、いつかはわしを越えるほどになってもらわないとな。)
笑顔を浮かべるタダ。
タダ:では、ギコアの諸君。いままでご苦労であったな。また会うまで、ここで待っていろよ!
クルー一同:はっ!
タダはシャトルに乗り込み、地球に向かった。
クルー達は、その様子をいつまでも見守っていた。

やがて、タダは無事に地球に到着した。
タダ:(ここが地球・・・か。なんだか体が重いな。
    それにしても、初めてくるところなのになんだか懐かしい感じがする・・・。
    ふっ、不思議なものだな。)
タダは、そんな事を思いながら、基地へと向かった。
405酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 20:43 ID:RHO5ziS7
以上です。
なんか、自分が書くとキャラの性格とかが変わっちゃってますねぇ・・・
自分的には、ムスカはブルコスなんじゃないかってイメージを持って
書いてるんですが・・・どうなんでしょうか?
M1ごとナクタースを破壊しようとしたし・・・
考えすぎですかねぇ?
406通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:49 ID:???
リメイクキター!
407通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:51 ID:???
キター!!
なかなか面白いな。だが
「ギコアよ、しばらくお別れだな。」
これを入れて欲しかった
あとは文句はないな

そんだけ
408通常の名無しさんの3倍:03/06/23 20:53 ID:???
リメイクキター
面白かったです。
3話も待ってます。
409酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/23 20:56 ID:???
おー、乙かれ。
やはり面白いですなあ。
なんかリメイク読むのにはまってしまった気がする。
そんでムスカがブルコスって説ですがまあそれは後で分かると思います。
410通常の名無しさんの3倍:03/06/23 21:13 ID:???
新作キター!!
リメイクイイ!
ここで原作とくらべて良いとこと悪いとこをあげてみる

良いとこ
文の構成力が上、キャラの描写がしっかりしている
ストーリーが長く、ていねい
ムスカの性格がいい感じ
悪いとこ
なんつーかタダの性格が違う
あとストーリーはもっと押しの強いのキボン
それからタダの名台詞が少ない
411通常の名無しさんの3倍:03/06/23 21:23 ID:???
子分さん乙です。
いまからコバヤシのキャラがどう再現されるのか
非常にたのしみです。
それから弟子さんの新作も楽しみにしてますよ。
412酔狂先生の隠れファン:03/06/23 21:56 ID:???
ここはage進行でよろしく〜
子分さんおつかれ〜

誰か僕の書いた小説リメイクしてくれる人いない?
>>358>>363なんだけど
413通常の名無しさんの3倍:03/06/23 22:03 ID:???
(・∀・)オニマシンガンヲクラエ!!
(・3・)ドルルルルル
414通常の名無しさんの3倍:03/06/23 22:14 ID:???
TADAキャラ魅力ランキング

タダ隊長
弟子>>>師匠>>子分
ムスカ大佐
子分>>>師匠>弟子
415通常の名無しさんの3倍:03/06/23 22:15 ID:???
416酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/23 22:50 ID:RHO5ziS7
感想ありがとうございます。
タダのキャラ違いますか〜。主人公が違っていたら元も子もありませんねぇ・・・
もう1回先生の作品見直してきます。
あと、コバヤシのキャラは熱血系にするつもりです。
でも2ch語使うって設定ですよねぇ・・・勉強しないとな。
他のキャラとかぶらないようにがんばります。
>>409
のちほど明らかになりますか〜。楽しみにしていますね。
あと、先生はそれぞれの登場人物ををどういうキャラで書いているのでしょうか?
リメイクである以上あまりに変えちゃうのもあれなんで・・・
教えていただけたらありがたいです。
>>412
少なくとも自分はリメイクするつもりはありません!
417通常の名無しさんの3倍:03/06/24 00:55 ID:???
http://members.goo.ne.jp/home/shacco/

マジな話で漏れは先生の友人なんだがこのHPで先生がタダ戦記書いてるみたいよ。
418通常の名無しさんの3倍:03/06/24 01:22 ID:l6m3yOSX
>>417
先生がまだ書いていたとは知らなかった。守衛隊とか出てきてますね。
ギックスというのも今後おもしろい人物になりそうですね。
419_:03/06/24 01:24 ID:???
420酔狂先生の隠れファン:03/06/24 05:59 ID:???
>>417
タダ戦記変わっちゃてるなぁ〜
ここの上のほうで先生が書いてるやつの方が面白くない?

ところで↓の広告を他のスレに貼り付けてくれる人いない?

みんなの憩いの場
小説あり、プラモありで大騒ぎ
機動戦士ガンダムSEED TADA戦記
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1048237158/
ここにきて酔狂先生らの小説を読み、
僕の書いた駄文もついでに読み、ファンの間で
タダ隊長について等雑談しましょう

                      酔狂の隠れファンより


たのんだよ〜


421通常の名無しさんの3倍:03/06/24 06:30 ID:???
>>420
貼ってきてやったぞ

ところでTADA戦記のキャラを本編のキャラに例えると
タダ→フラガ
サトー→ノイマン
ヤマダ→カズイ
ナカムーラ→ハルバートン
モルス→マードック
ムスカ→クルーゼ

だと思うんだがナカタースとミウラーは
どうなるんだろう
422_:03/06/24 06:59 ID:???
423_:03/06/24 07:41 ID:???
424_:03/06/24 09:04 ID:???
425_:03/06/24 11:18 ID:???
426酔狂先生の隠れファン:03/06/24 11:45 ID:???
機動戦士ガンダムSEED TADA戦記 〜欲情の渦に飲まれて〜

そのうちキャラ設定をアップしますよ〜

>>358>>363リメイクキボン
427犬マン:03/06/24 11:47 ID:???
3 名前:名無しさん :03/06/24 11:40 ID:ZJljDff8
ちっ!愚民ともが!愚民に用は、無いんだよ。


4 名前:シャア :03/06/24 11:42 ID:???
逝け!シャアガンダム!


5 名前:アムロ :03/06/24 11:43 ID:???
チィ!シャア軍がせめてきやがった!
氏ね!シャアガンダム!


6 名前:ガルマ・レイ :03/06/24 11:44 ID:???
>>4
>>5
やめるんだシャムロ!


7 名前:犬マン ◆pTdlvuIlVs :03/06/24 11:45 ID:???
>>4、5、6
氏ね!

428酔狂先生の隠れファン:03/06/24 11:57 ID:???
コバヤシ
タダ隊の中で唯一純潔を守り通しているこの物語の主人公
だが、技を極めているサトーに付け狙われている
429通常の名無しさんの3倍:03/06/24 12:40 ID:???
なあなあ、酔狂さん達の作品の感想だけじゃつまらないから
ここでタダ隊について雑談しようぜ?
まずはタダの名台詞について語ろう
俺的には「ふん、進歩のない奴らだ、もっと狙って撃たんかぁ!!」
なんかがいいんだけど
430_:03/06/24 12:51 ID:???
431通常の名無しさんの3倍:03/06/24 12:58 ID:???
タダの名台詞と言えばやはり「六割満足」でしょ
ところでタダバクゥのプラモまだ〜?
432_:03/06/24 14:11 ID:???
433酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 14:51 ID:???
>>416
では下に製作者用の設定をうpしときます。
>>417
師匠にあいさつして来ました。
>>431
後2週間ぐらいで出来ると思います。
なにしろ材料が無いもので…。
434酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 14:51 ID:???
ジャック・バカド・タダ
一人称「ワシ」ただし上官の前では「私」。
「〜じゃ」など、ジジくさい口調。
たまに常人では考えられない行動をする。
戦闘中は熱いキャラだが心は常に落ち着いている。

ガイ・サトー
一人称「俺」もちろん上官の前では「私」。
常識的な性格の持ち主だが頭の回転は意外と速い。
友人のヤマダのことは名前で「ジョージ」と呼ぶ。

ジョージ・ヤマダ
一人称「俺」タダ以外の上官の前では「私」。
異常なまでの面倒臭がり屋で、「面倒臭い」と理由で
士官学校を中退した。
タダ隊に入ったのは職を失ってさまよってた時に
タダと出合ったかららしい。やるときはやる男。
435酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 14:52 ID:???
ジム・コバヤシ
一人称は「俺」や「漏れ」などを使い分ける。
上官の前でも態度を変えない。
彼の少々変わった言葉づかいは生まれ育った地域の
方言らしく、周りからは不思議がられている。
以外と熱い性格だが、その性格が空回りして
ピンチに陥ることもある。

シュバイツァー・ムスカ
一人称は「私」。
かなりの戦略家で自分以外の命は
どうでもいいと思っている。
部下の中には彼がたまに見せる不気味な
笑みを見て凍りついた者もいるらしい。
そして必要があれば上官にすら銃を向ける。

ホーク・ナカタース
一人称は「俺」。上官の前では「私」。
一般的な性格だが、負けず嫌い。
本当はコーディネイターだが、
差別を受けるのが嫌なため、
ナチュラルとして地球軍に入隊した。
第1世代コーディネイターである。
OSを書き換えるなど、コーディネイターの中でも
かなりの才能を持っている。
436酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 14:55 ID:???
とりあえず設定です。

TADA戦記の方はすでに15話まで構想を練ってあるので、
毎日出すことが出来そうです。
あと今回から次回予告付きで行きたいと思います。
437通常の名無しさんの3倍:03/06/24 15:10 ID:???
設定キター!!
ムスカのフルネームはシュバイツァー・ムスカ
なのか、中々カッコ良いな

>>429
それもそうだな
タダ隊長の名台詞と言えば
「おまえら、とっとと出撃するぞ!わしのシグーがで奴らを叩き潰してやる。」
だろ
438酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 15:32 ID:???
今から13話書いてきます。
今日から毎日夜の8時頃に出すことにします。
439通常の名無しさんの3倍:03/06/24 15:37 ID:???
ウホッいい作家・・・
期限にこだわらないでじっくり作ってくれ、待ってるぞ〜
440通常の名無しさんの3倍:03/06/24 15:43 ID:???
新設定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

また8時ごろに来るぜ
441_:03/06/24 15:43 ID:???
442通常の名無しさんの3倍:03/06/24 16:18 ID:???
弟子さん。終わったらパートUもたのむよ。>>417のリメイク版みたいならいいんだけど
443_:03/06/24 16:22 ID:???
444通常の名無しさんの3倍:03/06/24 17:01 ID:???
age
445通常の名無しさんの3倍:03/06/24 17:25 ID:???
意外とファン多いな、まあそういう俺も毎日見てるわけだが。
446通常の名無しさんの3倍:03/06/24 17:29 ID:???
子分さんまだ〜?
447_:03/06/24 17:43 ID:???
448酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/24 18:17 ID:Ych1WP/Y
先生ありがとうございました!
これを見てがんばって作ろうと思います〜
で、3話のリメイクですが、ここ3日ほど忙しいのでもう少しまってください・・
用事終わったらすぐ作りますので!
449通常の名無しさんの3倍:03/06/24 18:21 ID:EOYkV5jE
仙人降臨キボンヌ
450仙人:03/06/24 18:29 ID:???
>>449
仙人降臨
451酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 18:35 ID:???
>>442
タダ戦記パートUですか・・・
面白そうなので暇があったらリメイクしてみます。
>>448
どうも。
じゃあリメイク頑張ってください。

13話完成しました。
でも今回の話はいつもと違った雰囲気なので
ちょっとヤバイかも・・・。
見直しをして、予定通り8時にうpします。
452酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 19:55 ID:???
第13話「ナカタース、散る」

ナカムーラ「タダ君、君達には後一つ、基地を攻撃して欲しい。」
タダ「後一つ、ですか?」
ナカムーラ「ああ、基地を制圧したら君達には再び宇宙に上がってもらう。」
タダ「ほう、宇宙にですか?」
ナカムーラ「うむ、君達の任務は宇宙にいる地球連合軍全てを滅ぼすことだ。」
タダ「まさか、我々だけでですか?」
ナカムーラ「いや、当然他の部隊も出る、だが君の部隊だけは単独行動だ。
      その方が君にとっては良いと思ってね。」
タダ「・・・ありがとうございます、ナカムーラ隊長。」
TADA隊は人数が少ない上に他の艦隊と余り組むことがないことでも有名である。
しかし、それが何故なのかはタダとその上司のナカムーラしか知らないらしい。

タダ「…ということだ、分かったな?」
タダは隊員達に作戦の説明をしていた。
コバヤシ「ム、ムスカ大佐!?」
サトー「コバヤシ、知っているのか?」
コバヤシ「ああ、聞いたことがある。 なんでも部下の命なんかどうでも良いと
     思ってるらしいぜ。」
タダ「うむ、これだ。」
タダの手にはムスカの顔写真があった。
サトー「こ、こいつは!!」
ヤマダ「どうしたガイ、見覚えでもあるのか?」
サトー「見覚えもなにもあの戦闘機の中で指揮を取ってた奴だよ!」
タダ「何!? アレは奴だったというのか・・・。
   まあいい、さっさと出撃するぞ!」
453酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 19:56 ID:???
整備員「大尉、大尉の機体に爆弾が付いてましたよ!」
ナカタース「何っ!? どういうことだ!?」
整備員「機体の整備をしてたら、コクピット周辺から爆弾が発見されたんですよ。」
ナカタース「そうか・・・。」
そう呟くとナカタースは自分の部屋に駆け込み、携帯電話を取り出した。
ナカタース「おい、ニック! 貴様、俺になんの恨みが!!」
ニック「ん、何だ、ナカタースか、何が有ったんだよ?」
ニックと呼ばれた男が答えた。
ナカタース「おまえにもらったM1に爆弾が付いてたんだよ!
      そんなことを出来るのはおまえしかいないだろ!?」
ニック「おいおい、待てよ。 おまえがどうしても欲しいっていうから
    上層部には内緒でやったんだぜ? 俺がそんなことする訳ないだろ?
    きっと軍の誰かがやったんだよ。」
ニックという男はどうやらオーブの関係者らしい。
おそらくM1の生産に関わってたのだろう。
ブィィィィン、ブィィィィィン!!
その時、突然警報が鳴った。
ナカタース「ちっ、敵がきた! ニック、また今度な!」
そう言った後ナカタースは携帯の電源を切り、部屋を後にした。

ミウラー「・・・大佐、出撃か…?」
ムスカ「いや、おまえはまだ良い。 はっきり言ってこの基地は不要なのでな。」
ミウラー「・・・了解。」
ムスカ(良い駒は最後まで取っておくものだからな。
    さてナカタースめ、どれほどのものかな・・・?)
454酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 19:56 ID:???
タダ「よし、攻撃開始じゃ!!」
ドドドドド・・・ズガァァァン!!
タダの叫び声とともに、カスタマイズされた4機のモビルスーツが
敵の戦車やモビルスーツを破壊していく。
そこへ赤いモビルスーツが現れた。
タダ「奴か・・・。ワシはあの赤い奴をやる。
   サトー達は他の奴を頼む!」
サトー「了解!」
コバヤシ「死ねやぁ!!」
ヤマダ「ええい!!」
ズバァァァ!!
ドカァァン!!
ドーーーン!!!
敵モビルスーツはどんどん破壊されていった。

タダ「うぉぉぉぉ!!」
タダのバクゥはビームサーベルを展開し、M1に突っ込んでいった。
ナカタース(今度こそはやられん、俺の持ってる全ての力で奴を倒す!)
カタカタカタッ・・・。
ナカタースはM1のOSを書き換えている。
ナカタース「はぁぁぁっ!!」
タダ「くらえぇぇぇ!!」
ガシィィィィッ!!!
M1のシールドがタダの攻撃を防ぐ、しかしタダはすかさずオーガガトリングを発射した。
ズガガガガガ!!
しかしナカタースは超人的な反応でそれを避けた。
タダ「な、なんじゃと!? またこの反応だ!」
ムスカ(ふむ、やはり奴はコーディネイターか。 前々から不思議に思ってたことだがな。)
この光景をモニターで見たムスカはそう確信した。 そして、タダも。
タダ「ぐっ、やはりこの動き、ナチュラルではない!」
455酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 19:57 ID:???
ピピッ
驚愕するタダの元に通信が入った。
ナカタース「あんたがタダか、俺はナカタースだ、覚えとけよ!
      といってもおまえはこれから俺が殺すけどな!!」
タダ「おい、おまえ・・・。」
ピッ
タダが何かを尋ねようとしたが、ナカタースは通信を切ったようだ。
ナカタース「これでどうだぁぁぁ!!」
ビシュ、ビシュ、ビシュ、ビシュ!!
M1しジャンプバクゥの真上からビームを連射した。
タダ「ぬぅっ…。」
ビームがタダバクゥのウイングに命中した。
タダ(ぐぅ、こうなったらもう全速で突っ込むしかない!
   危険が伴うが、やるしかない…。)
タダのバクゥはブースターを最大パワーで噴射し、無限軌道を使い、
再びM1に向かっていった。
タダ「うおぉぉぉぉぉ!!!!!」
ズバァァァァァ!!!!!!
ナカタース「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」
ドカァァァァァン!!!!!
M1は避けようとしたが、避けきれずに胴体を両断されてしまった。
しかしタダのバクゥも突撃時の衝撃で頭が吹っ飛び、推進部も熱で壊れてしまった。
そして、タダ自身も…。
サトー「隊長、こっちは終わりましたよ!」
タダ「あ、ああ、こっちもだ・・・。」
サトー「隊長、どうかしましたか?」
タダ「いや、なんでもない。 さあ、後は基地を制圧して終わりだ。」

そうは言ったもののタダは苦しそうだった・・・。
456酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 19:57 ID:???
14話予告

宇宙についたタダ隊だったが
遂に本領を発揮したムスカの部隊に遭遇する。
怪我を負ったタダはムスカの部隊に追い詰められ・・・。

第14話「宇宙の帝王」
457通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:06 ID:???
新作キター!!
タダはこれからどうなるんだ?
458通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:10 ID:???
新作だー!!

えっ、いきなりナカタース死亡でつか?
459通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:11 ID:???
ここでムスカ倒した後にパートUヴァルキリア戦突入ってのはどうよ?
460通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:13 ID:rOz0+S26
461通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:27 ID:???
ナカタース死んだの?
次回から宇宙編かぁ
462通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:31 ID:???
ナカタース、悲劇のライバルか。南無
463酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/24 20:50 ID:???
>>459
ムスカはまだまだ殺せないキャラなんで
今の段階でパートUのキャラを使うってのはどうでしょう?
464通常の名無しさんの3倍:03/06/24 20:56 ID:???
新作キター!!
ムスカ燃え!
465酔狂仙人:03/06/24 21:00 ID:???
>>463
ギックスを出すのはどう?
ちなみに搭乗するのは戦艦ヴァルキリア(メネラオス)、ブラックストライクガンダム(コピー)
466酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/24 23:13 ID:Ych1WP/Y
忙しいながらも書き込みます。
師匠お疲れ様でした〜
ナカタース死んじゃいましたか!?
個人的に結構好きなキャラだったんで、少しショックです・・
あと・・・わがままかも知れませんが、スピッドブレイクの描写が
こっちだと全然無くて、少しだけ残念でした。
・・・リメイク版このままだとぜんぜん違うのになっちゃうかもw
にしても、なんかおれって、ムスカと言いナカタースと言い
連合側が好きになっちゃってますねぇ・・・
ってことで、がんばって3話リメイク作りますね〜
467通常の名無しさんの3倍:03/06/24 23:32 ID:???
正直、パートUってどんなの?
468通常の名無しさんの3倍:03/06/25 00:07 ID:???
>>467
続き
469酔狂先生の隠れファン:03/06/25 05:32 ID:???
機動戦士ガンダムSEED TADA戦記 〜欲情の渦に飲まれて〜
PHASH1「サトー強襲」
サトー「おい、コバヤシ、ちょっと来いよ」
コバヤシ「あ、わかった」
コバヤシはサトーに連れられ、人気の無い部屋に入った。
コバヤシ「おい、サトー、な、何をする!?やめろ!」
サトー「そう恐がるなよ、コバヤシ」
サトーは優しい口調でコバヤシに言った
そして・・・
サトー「ほーう、コバヤシにもこんなでけえのが・・・」
コバヤシ「や、やめろ!」
コバヤシは部屋を出ようと思ったが、格好が格好だけに中々踏み切れない
サトー「まあそう言うなよ、楽しみはこれからだぜ・・・」

>>358>>363はこの物語の冒頭のつもりです〜
誰かリメイクキボン
470通常の名無しさんの3倍:03/06/25 05:37 ID:iQ8vvTnW
アソコを癒す清涼サイト
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/
471通常の名無しさんの3倍:03/06/25 06:52 ID:???
TADA戦記にハマッて中毒に陥ったのは漏れだけですか?
472通常の名無しさんの3倍:03/06/25 08:30 ID:???
ところでなんでタダ隊はいつも単独行動をするんだ?
まあ、いずれ語られるんだろうが
473通常の名無しさんの3倍:03/06/25 08:50 ID:???
>>469
新作キター!!
改造して使わせて頂きます
474酔狂先生の隠れファン:03/06/25 11:14 ID:???
ASTRAY VS TADA
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1056507025/
応援よろしく〜
475通常の名無しさんの3倍:03/06/25 14:44 ID:???
このスレでどの作者の作品が一番良いか再び人気投票をしたいと思う
師匠、弟子、隠れファン、子分

この中から一人選んでくれ
理由も添えてな
476酔狂先生の隠れファン:03/06/25 14:58 ID:???
機動戦士ガンダムSEED TADA戦記 〜欲情の渦に飲まれて〜
PHASH2「コバヤシ絶体絶命」
サトー「さーて、フィニッシュだ!」
コバヤシ「や、やめろ〜!」
シコシコシコ・・・ドピュッ!!
コバヤシ「はあはあ・・・」
サトー「気持ちよかったか?コバヤシ」
コバヤシ「おまえ、どうして・・・?」
サトー「コバヤシぃ、やってないのはこの艦でおまえだけだぜ、じゃあな」
(へへ、これで隊長にもご奉仕することができるぞ・・・)

リメイク待ってるよ〜
477酔狂先生の隠れファン:03/06/25 16:15 ID:???
合体
478通常の名無しさんの3倍:03/06/25 16:25 ID:???
479軍事くん:03/06/25 16:35 ID:SYwOpNYj
何とか言ってもここまだやってんじゃん・・・・
480仙人:03/06/25 16:46 ID:???
ちなみにタダの本名はタダ・ユキヒロらしい。
481通常の名無しさんの3倍:03/06/25 17:04 ID:eHssaRCe
酔狂先生とても久々に降臨じゃ。
実は2ちゃんでTADA戦記を打ち切った後もわしの友達のHPのに
よく遊びに来ておった。(>>417のところ)
しかし、その友達(そのHPの管理人さんで>>417)が2ちゃんのスレに
わしがココに来ていることを紹介してしまったんじゃ。
それを友達から聞いたわしは久々に2ちゃんに自分のスレを覗きに行った。
そしたらスレが立った当初と比べものにならないくらい人気スレと
なっておって驚いた・・・そこでわしは思った。

また新たなTADA戦記を書こうと・・・
>>417のHP上で)
482酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/25 17:06 ID:eHssaRCe
おっとわしとした事が名前を入れ忘れた・・・
483通常の名無しさんの3倍:03/06/25 17:08 ID:KOYBWvXt
484酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 17:32 ID:2rdksaHP
>>481-482
おお、酔狂先生!ご機嫌麗しゅう・・・。
先生が立てたこのスレ、大切にしていきたいと思います。
(最近荒らしが多いですが・・・人気スレの宿命ですかねw)

さて、3話のリメイクを書いてたら、「何でムスカはいきなり地球に
自分の基地を持っていたんだ?」って思ったので、
その辺の空白の時間の話を勝手に作っちゃいました。
残虐ムスカ大活躍させちゃいました〜。しばらくしたらうpしますね。
485酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 17:56 ID:???
どうも、弟子です。
師匠も頑張ってください。
なんかスレ乱立してるようだけど、まあ気にしないで下さい。
8時に新作うpします。
486酔狂先生の隠れファン:03/06/25 18:02 ID:???
弟子さん、タダ隊長の下着は何色ですか〜?
487酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:26 ID:tUumfWmh
みなおし終了〜
うpしますね〜全5ページでつ
488酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:27 ID:tUumfWmh
番外編−ムスカの策略

ムスカや彼の部下、そして捕虜をのせたシャトルが連合の基地に到着した。
ムスカ:(まったく・・・噂によると、この基地の奴らはいくら兵力が少ないとはいえ、
     今までに1つもザフトの基地を潰していないらしいじゃあないか・・・・
ふん、この基地の能無し司令官どもに基地を任せておいたのでは、
     いつまでたっても奴を倒す事はできんだろうな。まぁいい。それならば、私が指揮をとるまでだ・・・)
ムスカ:少し、席をはずすよ。
クルー:はっ。
ムスカは、ザフト兵の捕虜達が拘束されている部屋に入ってきた。
その捕虜の存在を知っているのは、ムスカただ一人だった。
捕虜1:なんのつもりだ!!
ムスカ:まぁまぁ、そう熱くなるでない。貴様らに頼みたい事があってな・・・
    とりあえず、私の言う事を聞いてもらおうか?
捕虜2:た、頼みとはなんだ?
捕虜1:やめろ!ナチュラルの言う事なんて聞くな!!
    こいつらがいままで俺達に何をしてきたのか・・・忘れたのか!!
そのとき、捕虜1の額に銃口が突きつけられる。捕虜は手足が拘束されており、身動きが取れない。
捕虜1:ちぃ・・・
ムスカ:ふっ、残念だなぁ。
    せっかくお前達に、逃げるチャンスを与えてやろうと言うのに・・・
捕虜3:なんだと・・・どういうことだ?
ムスカ:ほぅ、やっと聞く気になったかね。
    よかろう・・・お前達はこれから私の手伝いをしてもらう。
    成功したら、貴様らは自由の身だ・・・。
ムスカの悪魔の作戦が、今まさに始まろうとしていた・・・。
489酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:27 ID:tUumfWmh
ムスカは作戦の全貌を捕虜達に説明した・・・。
ムスカ:わかったかね?君達にとってはたやすい事だろう?
捕虜1:はん!連合が1枚岩じゃねえってのは本当だったらしいな。
    まぁいい・・・成功したら見逃してくれる上に、ナチュラルども相手に
    思いっきり暴れまわれるんだろう?
ムスカ:まぁ、そういうことになるな。
捕虜2:し、信じていいのか?
ムスカ:ああ、もちろんだとも。
    私はウソが大嫌いなのだ・・・。
ムスカが笑みを浮かべたことに、捕虜達は誰も気が付かなかった。
捕虜1:お〜け〜お〜け〜。信じるよ。
ムスカ:では早速はじめようか。・・・早く着替えろよ?
ムスカは部屋を去った。いつのまにか、捕虜たちは拘束具から解放されている。
捕虜3:・・・本当に大丈夫か?
捕虜1:なぁ〜に、たとえ逃げられなかったとしてもだ、このまま死ぬよりかマシだぜ。
    1人でも多くのナチュラルを道連れにしなきゃあ、わざわざ軍人になった意味がないっつうの。
捕虜2:にしても、あのナチュラルも、なに考えてるんだろうな?
    ここの司令官を殺せだなんて・・・。
捕虜1:知るかって〜の。
    さ・て・と、着替え終了〜。
3人の捕虜は、連合の軍服を着ている・・・。
クルー:大佐、退艦許可がおりました。
    ですが・・・大佐と、一部の護衛のみと言う事です。
ムスカ:(ふっ、全てが予想したとうりだ・・・)
    そうか・・・では挨拶に行ってくる。護衛は彼らに任せよう。
連邦の制服を来た3人の捕虜が入ってきた。
クルー:わかりました。お気をつけて。
クルーは誰一人、これから何が起こるかを知らなかった・・・。
490酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:28 ID:tUumfWmh
ムスカと変装した捕虜達は、司令官室へと向かった。
そこには、司令官のオザワ少将、副司令官のマツザワ大佐、その他の重役がいた。(←勝手に命名・・・すいません)
ムスカ:(いいか・・・わたしが合図を出すまで何もするなよ?)
捕虜1:(わかってるって・・・)
小声で声を交わす2人。
オザワ司令官が話をはじめる。
オザワ:やぁムスカ君、君の噂は前から聞いているよ・・・ずいぶんと活躍しているようだな。
オザワ司令官はいやみっぽく言った。
ムスカ:ははは、そんなことはありませんよ。
オザワ:ふん、君には宇宙に帰ってもらおう。
    ここは我々だけで充分なのでな。
ムスカ:しかし・・・私は本部からタダを討てとの命令を受けております。
    申し訳ありませんが、このまま帰るわけにはいきません。
オザワ:部下を何人も殺してまで勝ちたいかね・・・やつなら我々が代わりにやっておく。心配するでない。
ムスカをにらみつける司令官。それを見てムスカの顔つきが急変する。
ムスカ:・・・ほう、そこらへんの雑魚の基地もつぶせないような能無しがよくほざく・・・
マツザワ:・・・いまなんと?
ムスカ:なぁに、本当のことを言ったまでですよ。能無しどもめ。
司令室、騒然となる。ムスカ、不気味な笑みを浮かべている。
オザワ:く、口を慎みたまえ!ムスカ君!!
ムスカ:本当の事を言ってなにが悪いの言うのですか?
    貴様らみたいに家柄だけで上り詰めてきた奴らと私は違う・・・私は実力でここまで上り詰めてきた!!
マツザワ:きさまぁ・・・だまって聞いておれば!!
ムスカ:・・・確かにこの基地の兵力は貧弱だが、貴様らはそれすら有効に「使えて」いない・・・。
オザワ:貴様・・・兵の命を「使う」だと!?バカな事をいうでない!!
ムスカ:黙れ!!・・そんな貴様らのような能無しに代わり、この基地の司令官は、今日から私が務めることとなった。
    貴様らはもう用なしだよ・・・。
ムスカが右手を上げた。その瞬間、捕虜達が銃を構える。
491酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:28 ID:tUumfWmh
司令官達はしばらくの間沈黙した。
来るのが味方だったため、たいした武装をしていなかったのだ。
オザワ:な・・・冗談はやめたまえ・・・ムスカ君・・。
ムスカ:冗談?はっ、私はいつも本気ですよ?
    この基地は私のものだ・・・。
マツザワ:こんな事が本部に知れたら・・・貴様は銃殺だぞ!!
ムスカ:わたしは今までこうやって上り詰めてきた・・・そしてこれからもな・・・。
    なぁ〜に、ご安心を。ちゃんと、「合理的」に、私がこの基地を受け継ぎますので・・・。
    あなた方は安心してお休みになってください・・・。それではごきげんよう。
ムスカが右手を振り下ろした瞬間、兵士に扮した捕虜が銃を乱射した。
ほんの一瞬のうちに、司令室は血の海となった。
捕虜1:これで終わりですかい?だんな?
捕虜達は、銃口をムスカに向けている。
ムスカ:ほぅ・・・逆らうつもりかね?
捕虜3:・・・最初から従うつもりは無い。
ムスカは銃口を突きつけられていると言うのに、やけに落ち着いている。
ムスカ:まったく・・・これだからコーディネイターというものは・・・
    まぁいい、好きにしろ。
捕虜達が引き金を引きかけた・・・その時。
ムスカ:おおっと、1つ忘れていた。その制服は特別製でね・・・これを押すと・・・
ムスカは、手にしたリモコンのスイッチを押した。
バリバリバリバリバリバリ!
捕虜達:ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
強力な電流が流れ、捕虜達は気絶した。
ムスカ:ふん、一応礼を言っておくかな。ありがとう、君達は捨て駒にしてはなかなかのものだったよ・・・。
ムスカは、気絶している兵士一人一人の心臓を撃ちぬき、防犯カメラと録画装置を破壊した。
そして、自らを被害者と装うため、捕虜の手にした銃で自らの太ももを撃ちぬいた・・・。
ムスカ:(やれやれ・・・ここまで簡単にいくとはな・・・。まぁいい、全てが順調に進んでいるのだからな・・・)
492酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:28 ID:tUumfWmh
しばらくし、銃声に気が付いた兵士が司令室に入って来た。
兵士:なにごとですか!?
兵士の目には上官たちの変わり果てた姿、そして死んだ護衛兵の姿が映った。
兵士:こ、これは・・・いったい何が起きたというんだ・・・!?
ぞくぞくと兵士が司令室に入って来た、しばらくして、兵士は負傷したムスカを見つけた。
兵士:た、大佐!ご無事ですか!?なにがあったんです??
ムスカ:そ、そこの兵士が・・・裏切りおった・・・。
    どうやら・・これを手土産にザフトに亡命しようとしていたらしい・・・ぐぅ!
ムスカの演技に、兵士はまんまと騙されてしまった。
兵士:大佐!しっかりしてください!・・医療班を早くつれてこい!!
ムスカ:すまんな・・・私のせいで・・・こんな事になるとは・・・。
医務室に運ばれるムスカ。
表情はけが人の顔をしていたが、本心では声高々に笑っている・・・。

数日がたち、本部からムスカへと通信が入る。
本部少将:今回の事はまことに残念であった・・・。
     スパイを見抜けなかった君にも問題があるかもしれんが、奴らを倒したのは君であるし、
     まさか味方がいきなり裏切るとは思わんだろうからな・・・。今回は不問とする。
     その基地の司令官は君が受け継ぎたまえ。
     君なら必ずしや、オザワ君たちの仇が取れると信じている。
ムスカ:ははぁ、ありがとうございます。必ずしや結果を出して見せましょう。
本部少将:期待しているよ、シュバイツァー・ムスカ大佐。
本部との通信が終了した。
いまや自分のものとなった司令官室の椅子に腰掛けるムスカ。
ムスカ:(ふふふ・・・全てが順調に進んでいるな・・・
     まっていろよタダ・・・この地球が、お前の墓場だ・・・)
ムスカ:ふふふふふふ・・・ふくはははははははははは!!!
ムスカは部屋中に響き渡るほど、大きな声で笑った・・・・。
493酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 18:30 ID:tUumfWmh
以上です。
この話では、ムスカ北大西洋、基地の人たちユーラシア
ってことになってます。
・・・にしても、基地の人たち優しすぎるかな・・?
イメージ崩したらすいません。
・・・ムスカなんかサザーランドみたい・・・
494通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:32 ID:???
新作キター!!
ムスカ最高!!
495通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:35 ID:???
新作きたー
自分のふとももを撃つムスカに燃え
496通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:40 ID:???
弟子の子分=弟子の自作自演?
497西田竜也:03/06/25 18:42 ID:???
君たちみたいなおたく(世の中の汚物)は
もういらないってこと知ってる?
498通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:42 ID:???
>>496
いや、いくらなんでもそんな回りくどい事はせんだろうよ。
499通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:43 ID:???
TADA戦記のムスカってやっぱり某アニメのムスカなのかなぁ
500酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 18:45 ID:???
うおおおおー、荒らしキター!!
さすが優良スレだな
子分さん乙
ムスカいい味出してるよ
501西田竜也:03/06/25 18:45 ID:???
>>498
はい!きもり〜
502通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:46 ID:???
しかし、なんか最近このスレも荒れてきましたなぁ。
どうしたものか・・・
503酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 18:47 ID:???
と自分のスレを優良スレだと言って見る。
504西田竜也:03/06/25 18:50 ID:???
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505西田竜也:03/06/25 18:50 ID:???

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506西田竜也:03/06/25 18:50 ID:???


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507西田竜也:03/06/25 18:50 ID:???



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508西田竜也:03/06/25 18:50 ID:???




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509西田竜也:03/06/25 18:50 ID:???





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510通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:53 ID:???
子分さんおつかれ〜

>>503
500こえたことだし実際優良スレだろ

ってマジで荒らしすごいな
511通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:53 ID:???
弟子さん、タダ達は宇宙に行ったら機体とかどうなるんですか?
512西田竜也:03/06/25 18:53 ID:???
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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
  |  ⌒ヽ /  \  ̄ ̄ ̄     ノノ       \
  |      |´      | ̄―--―― ´ヽ     _  /⌒\
  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
       ̄       |   ̄        }      | \_/
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513通常の名無しさんの3倍:03/06/25 18:55 ID:???
西田竜也UZEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
514西田竜也:03/06/25 18:55 ID:???




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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
  |  ⌒ヽ /  \  ̄ ̄ ̄     ノノ       \
  |      |´      | ̄―--―― ´ヽ     _  /⌒\
  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
       ̄       |   ̄        }      | \_/
             | 、--―  ̄|    /

515西田竜也:03/06/25 18:55 ID:???





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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
  |  ⌒ヽ /  \  ̄ ̄ ̄     ノノ       \
  |      |´      | ̄―--―― ´ヽ     _  /⌒\
  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
       ̄       |   ̄        }      | \_/
             | 、--―  ̄|    /

516西田竜也:03/06/25 18:55 ID:???






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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
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  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
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517西田竜也:03/06/25 18:55 ID:???







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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
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  |      |´      | ̄―--―― ´ヽ     _  /⌒\
  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
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             | 、--―  ̄|    /

518西田竜也:03/06/25 18:55 ID:???








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           | ヽ`- ○- ´ /  ヽ  |
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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
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  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
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519西田竜也:03/06/25 18:55 ID:???









           ./, - 、, - 、   ̄ ヽ
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  ∩      人`、 _  |    _.- ´ | .|  \
  |  ⌒ヽ /  \  ̄ ̄ ̄     ノノ       \
  |      |´      | ̄―--―― ´ヽ     _  /⌒\
  \_   _/-―――.| ( T )      `l     Τ(      )
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520通常の名無しさんの3倍:03/06/25 19:04 ID:???
西田くんが馬鹿2ちゃんねらーの特許を
取得いたしました。氏ね!!!!!!!!!!!!!
521酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 19:06 ID:???
子分さん、死にキャラは勝手に名前つけちゃって全然構わないですよ
(リメイクバージョンのみのオリキャラを加えてみるのも面白いかも)
>>511
今の所タダはシグーに戻り、隊員達の機体は変わりません。
そのうち新型のゲイツがでたらそれに乗り換えるかも

8時にうp出来るようにがんばります。
(といってもあと予告書けば終わりなんだが・・・)
522西田竜也 ◆vFmqlMPHlE :03/06/25 19:24 ID:???
俺の偽が居るようだな、いい加減にせいキモリが〜〜〜〜〜〜〜
523通常の名無しさんの3倍:03/06/25 19:25 ID:???
>>521ガンガレ
524酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 19:55 ID:???
第14話「宇宙の帝王」

タダ達は宇宙に向かう準備を始めた、だがパナマにある宇宙港は破壊され、
宇宙への門は閉ざされたはずだった。 一体どうやって行くというのか・・・。
ヤマダ「隊長、宇宙港が無いのに、どうやって宇宙に行くんですか!?」
コバヤシ「おいおい、俺達はナチュラルなんかとは違うんだぜ?」
タダ「そういうことじゃ。 モルス整備長、準備は整ってるな?」
モルス「もちろんです、隊長。 それから、隊長のシグーの整備も出来てますよ。」
タダ「例の新機能は大丈夫じゃろうな?」
モルス「ええ。ではこの特殊シャトルに。」
このタダが設計した特殊シャトルは宇宙港を必要とせず、どこからでも飛ぶことが出来るのだ。
ドシュゥゥゥゥゥ!!
タダ達が乗ったシャトルは宇宙に上がった。

連合軍兵士A「ムスカ大佐、ナカタース大尉の生存が確認されました!」
ムスカ「な、何ぃ!?(や、奴め、まだ生きてたのか・・・まあいい、これはある意味チャンスかも知れんな。)」
ムスカ達は基地が制圧される前に艦に乗って密かに脱出していたのだった。
連合軍兵士A「その、大尉を運んできたんですけど・・・。」
ムスカ「・・・すぐに病室に移動させろ。」
連合軍兵士A「了解!」
ムスカ「・・・ん?」
ムスカは宇宙に飛んでいくタダのシャトルを偶然にも目撃してしまった。
ムスカ(あの黒いシャトル、間違いなくタダのだ。 ええぃ、早めに手を打たねば・・・。
    まずは宇宙の部隊と連絡をとるか・・・。)
    「こちらムスカ大佐、ザフトのタダ隊がそっちに向かっている。
    私が行くまで奴らを引き止めてくれ。」
ムスカは艦内に設置された謎の機械に向かってそう喋り、スイッチを押した。
そうすると艦からミサイルの様な物体が射出され、宇宙に向かって飛んでいった。
その物体はあっという間にタダ隊のシャトルを追い抜いた。
525酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 19:56 ID:???
タダ「ん・・・?」
タダはシャトルを通り過ぎていった物体に疑問を抱いたが、深くは考えなかった。
他の隊員達は余りの速さに視認すら出来なかったようだ。

そのころ宇宙ではギックス隊が地球を通過しようとしていた。
ギックス隊とは地球軍の精鋭部隊である。
そこへ地球からミサイルの様な物体が接近してきた。
ギックス「なんだ、アレは?」
副官「分かりません、ですが地球からミサイル等・・・。」
ピピッ
その物体は突然停止し、ギックス隊の旗艦、「ヴァルキリア」に通信が入った。
「こちらムスカ大佐、ザフトのタダ隊がそっちに向かっている。
私が行くまで奴らを引き止めてくれ。」
ギックス「ムスカか、タダ隊だと? 聞いたことのある名前だな。」
副官「どうします、ギックス大佐?」
ギックス「ふむ、まあ少しぐらいなら問題ないだろう。
     ムスカに恩を売るのも悪くない。」
副官「分かりました。 各員、出撃準備を!」
そこへ、タダ隊のシャトルが現れた。
ギックス「どうやらあいつのようだ。」
副官「よし、出撃しろ!」
ヴァルキリアからMAメビウスが出撃した。
どうやらこの艦にはストライクダガーはないらしい。
ヤマダ「くそ、俺達がここに来るのが分かってたっていうのかよ!?」
タダ「どうやらそのようじゃな。 わしがでて叩き潰してくる!
   おまえ達はこの空域を離脱しろ、わしは後から追う!」
そういうなり、タダはシグーのコクピットへ向かった。
実はこのシャトルにはタダのシグーとジンの装備しか入ってないのだ。
タダ「タダ、シグー、出る!」
副官「どうやら出てきたようですな。」
ギックス「一機だけか・・・まあ、あんなシャトルでは無理もないがな。」
526酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 19:56 ID:???
ドドドドドド!!
敵のメビウスの攻撃をかわそうと、シグーのレバーを引こうとしたとき、異変が起こった。
タダ「ぐっ!?」
タダの右腕に激痛が走った。
そう、タダはこの前の戦闘で腕を怪我していたのだ。
タダ「ええぃ、これじゃあまともに戦えもせん!」
ドドドドドドド・・・!!
そういいつつ、タダはメビウスめがけてオーガガトリングを発射した。
だが狙いがずれてしまい、ほとんどの弾がはずれてしまった。
タダ「ぬう、狙いが定まらん。」
そう呟くタダの腕はかすかに震えていた。

ヤマダ「おい、隊長、おかしくないか?」
コバヤシ「ああ、いつもの隊長ならあんな奴ら、もう片付いてるぜ。」
サトー(そういえば隊長、この前苦しそうな顔して腕をおさえていたような・・・。
    まあ、隊長ならなんとかなるよな?)
シャトルの中からその光景を見ていた3人だったが、もうその様子が見えなくなってきたようだ。
ギックス「あれが『鬼のタダ』か? ・・・噂ほどではないな。」
527酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 19:57 ID:???
そのころ、地球にいるムスカは艦内の病室にきていた。
ムスカ「どうやらまだ眠っているようだな。私が普通のブルーコスモスだったらすでに君を殺していた
    とこだったがね・・・。 存分に利用してあげるよ、もちろん、捨て駒として・・・。
    せいぜい感謝してくれたまえよ。」
意識の無いナカタースにそう言い残し、ムスカは去っていった。

ムスカ「ミウラー、準備は出来ているな?」
ミウラー「・・・いつでも。」
二人は格納庫にある灰色のストライクダガーに乗り込んだ。
このダガーは複座式に改造されているようだ。
ムスカ「それでは出撃だ。(ふふふ、遂に本領発揮だよ。 宇宙の帝王、シュバイツァー・ムスカのな。)」
ムスカはコクピットの中で、わずかな笑みを浮かべていた。
ポチッ
ミウラーがスイッチを押すと、ダガーの色が灰色から邪悪な紫に変わった。
そして、ストライクダガーは、宇宙へ向かって高く飛んでいった・・・。
528酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 19:57 ID:???
15話予告

ギックス隊の攻撃に苦戦するタダ。
地球から追ってきたミウラーの新兵器に追い詰めれらる。
シグーに付けられた新たな機能が発動する・・・。

第15話「無敵のMS」
529通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:04 ID:???
新作出たー!!!!

ナカタースまだ生きてたのか
つーか、いきなりギックスが出てくるとは・・・・・・。
530通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:08 ID:???
ギックスってブラックストライク(コピー)に乗ってて戦艦に天使の名前つけてるやつだっけ?
531通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:08 ID:???
新作キター!!
ミウラーのダガーはPS装甲搭載ですか?
とりあえず弟子乙
532通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:09 ID:???
>>530
そうだよ

弟子最高!
533通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:13 ID:???
>>417で読んだけど。ガブリエルってのがいい響きだった。
534通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:17 ID:???
ギックスキターーーーーー!!
535酔狂先生の隠れファン:03/06/25 20:22 ID:???
お、新作でたかいな
お も し ろ い v
じゃあ僕のやつの3話も書いてこようか〜?
536ギャリソン:03/06/25 20:24 ID:eHssaRCe
原作は俺なんだがな・・・
537通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:27 ID:eHssaRCe
ぼんきたー
538通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:30 ID:???
>>537
本名キターーー
539通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:31 ID:???
>>536-537
原作を作ったのは感謝するけど
自作自演はやめようよ

弟子、面白かたよ
540通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:34 ID:???
>>536
もうTADA戦記は君の考えていたTADA戦記とは大きく変わったのだよ・・・
541通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:35 ID:???
>>540は酔・・・
542酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/25 20:46 ID:???
6/30(月)〜7/3(木)まではテスト勉強をしないといけないんで、
TADA戦記の掲載は中止します。
543酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/25 20:56 ID:tUumfWmh
師匠おつかれさまでした〜
いやぁ、今回話が一気に急展開ですね!ヒュウ♪
自分もがんばって3話リメイクつくりますね〜
いやぁ、でもナカタースが生きててよかったw
544通常の名無しさんの3倍:03/06/25 20:58 ID:???
sageろ
545酔狂先生の隠れファン:03/06/25 21:06 ID:???
>>544
ここはage進行だよ〜?
ところで先生、タダのパンツは何色ですか〜?
546荒らし屋だがね:03/06/25 21:07 ID:???
記念カキコ
547通常の名無しさんの3倍:03/06/25 21:19 ID:???
>>546
よろ
548通常の名無しさんの3倍:03/06/25 21:28 ID:???
新作キター!!
「鬼のタダ」VS「宇宙の帝王」か
まだまだ面白くなっていきそうな予感
子分さんもリメイク頑張って!
549通常の名無しさんの3倍:03/06/25 21:38 ID:zjN/0Egy
いやー、最近TADAスレ絶好調ですね
いきなりスレが3つあるし、荒らしは来るはで
大変でしょうが弟子さん&子分さん頑張ってねぇ。
550通常の名無しさんの3倍:03/06/25 22:53 ID:???
ギックスも結構おもしろいキャラですね。MSには乗る予定あるんでしょうか?弟子さん
551酔狂先生の弟子の子分 ◆DMzTyHF5uc :03/06/26 00:33 ID:A0s3v4aF
・・・ふと思いましたが、3話ってリメイクの必要ありますか?
自分的には無いように感じましたが・・・
ってわけで、先に4話のリメイク作ってる今日この頃w
やっとナカタースが書けます!
ひゃっほーい!!
552酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 06:46 ID:???
>>550
ギックスは今の所ゲストキャラ的に参戦なのでまでMSに乗る
予定はありません。
ネタがつきた頃にMSに乗って出てくるかも。
>>551
うーむ、確かに3話は余り必要ないようにも感じますね。
4話の方が面白いしね。
553酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 06:51 ID:???
ってなんか誤字ありまくりですな

ギックスは今の所ゲストキャラ的な参戦なのでまだMSに乗る
予定はありません。
ネタがつきた頃にMSに乗って出てくるかも。

一応修正。
554酔狂先生の隠れファン:03/06/26 08:51 ID:???
ども〜、隠れファンで〜すぅ
僕、明日からちょっと入院しないといけないんで〜
今日中に「欲情の渦に飲まれて」のラスト作っちゃいますね〜
退院したらまたよろしこ〜
僕が帰ってくるまでに僕の作品のリメイクとタダのパンツの色を
頼みますyo〜
555通常の名無しさんの3倍:03/06/26 08:54 ID:???

        ヾ  /    < 仮面ライダー555が >
       ,. -ヤ'''カー、   /Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yヾ
 ー―ァ  /r⌒|:::|⌒ヾ
   _ノ オ{(  |0|  )} オオオォォォォ!!!!!
     __,ヽ,ヾ,_|V|,_ノ、/ ,r-,,=
    ,゛==ゝ_ViV_ノ~i/ 〃 `ー―-、
    /  /⌒`//´⌒c/^^^ ))))))))))
 ,,―イ  {ー''"~{ {~゛`ー`/'`'~/ー--―'
))   ,./ゝ_/∧ゝ_ノ  ノ
 ー''"  |ロ  ロ    |
 人,_,人,_,人,_,人,_,
< >>555ゲッツ >
 Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
556酔狂先生の隠れファン:03/06/26 10:43 ID:???
PHASE3「最後のフィナーレ」
サトー「タダ隊長、俺、極めて来ました!」
タダ「ほほうそうか、ではさっそくやらせてもらうぞ?」
サトー「はいっ!」
シコシコシコシコ・・・・・・
タダ「ぬおう、気持ちいのぅ」
サトー「本当ですか!?光栄であります」
・・・ドピュッ!!
サトー「ぬぉっ!」
タダ「ほっほっは、気持ち買ったよ、サトー またな」
557酔狂先生の隠れファン:03/06/26 10:45 ID:???
面白かったですか?皆さん
じゃあ最後に真面目なストーリーを快適麻〜SU
558通常の名無しさんの3倍:03/06/26 10:49 ID:???
究極合体
559酔狂先生の隠れファン:03/06/26 12:07 ID:???
タダ戦記 ファイナルバトル

タダ「うおおおおおお」
タダ隊長のオーガニックガトリングが火を噴く
玉葱の嵐だ
ムスカ「あぼーーーーーん!」
ムスカは玉葱のせいで涙を出しながら死んでいった

じゃあ僕のやつリメイクまってるyo〜

SEED YOU〜
560通常の名無しさんの3倍:03/06/26 14:52 ID:???
ageとく
561酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 16:42 ID:???
せっかく15話が途中まで出来てたのにPCがバグって消えちゃったよ。
何とか8時までに出来るように頑張ります・・・。
562通常の名無しさんの3倍:03/06/26 17:42 ID:???
8時前は人いないなぁ〜
とりあえずageとく
563通常の名無しさんの3倍:03/06/26 17:47 ID:???
スレはパート2いくの?
564通常の名無しさんの3倍:03/06/26 17:49 ID:???
>>563
この調子だといくんじゃない?
565酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 18:24 ID:???
やっと書き終えましたよ。
後は予告だけです。

>>563
パート2いきますよ〜。
566通常の名無しさんの3倍:03/06/26 19:01 ID:???
一時間前AGE
567_:03/06/26 19:04 ID:???
568HERO:03/06/26 19:09 ID:???
今だ!>>567にけりを!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
                  ∧∧       (´⌒(´
            ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ  (´⌒(´⌒;;
           ̄ ̄ ̄   ズザーーーーーッ
569酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 19:32 ID:???
とりあえず書き終わりました。
8時にうpします。
TADA戦記を保存しているメモ帳がついに二冊目に行きました。
ある意味凄いかも・・・。
570酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 19:57 ID:???
第15話「無敵のMS」

ムスカ「よし、そろそろ宇宙だな。」
ムスカはそう言った。
彼の座っている後部座席にはナカタースの姿があった。
ムスカの上にかぶさる形で寝込んでいる。
ナカタース「・・・・・・。」
どうやら、まだ意識を取り戻してはいないようだ。
ムスカ達の搭乗しているストライクダガーは、
背中に大気圏離脱用ブースターを装備しており、
単機で大気圏離脱を行うことが可能なのだ。
ムスカ(ククク、タダめ、そろそろ引導を渡してやるぞ。
    私が貴様を倒すためだけに造った、このストライクダガーSPでな!)

タダは宇宙でギックス隊を相手に奮闘していた。
タダ「ふん、射撃が駄目ならこいつで!」
そういうとタダはシグーの背中に装備されたオーガアックスを抜き、
メビウスに向かっていった。
ズバァッ、ズバァッ、ズバァァァッ!!
ドカァァン!!!
タダ「ふん、これでどうじゃ!?」
タダは一瞬で三機のメビウスを斬り落とした。
571酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 19:57 ID:???
ギックス「ほう、中々やるな。 だが、たかが三機では意味が無い。
     我々は全部で三十機のメビウスを持っているのだからな・・・。」
そう、今タダが破壊したメビウスは、全体の十分の一に過ぎなかったのだ・・・。」
タダ(ぐっ、腕が痛む・・・。 もう、駄目か・・・?)
その時、地球からモビルスーツが現れた。
ピピッ
ヴァルキリアに通信が入った。
ムスカ「こちら、地球連合軍大佐、シュバイツァー・ムスカだ。
    今まで戦ってくれて礼を言う。 下がってくれて良いぞ。」
ギックス(ふん、随分と勝手なことを言う・・・。)
副官「大佐、どうします?」
ギックス「ここは引くぞ。 我々も時間が無いんでな。」
副官「分かりました。 では、帰還信号を。」

タダ「帰還信号じゃと? だが、そう簡単には帰さんよ。 あのモビルスーツと一緒に
   墓場へ送ってくれる!」
そう言うとタダは機体に設けられたスイッチに手を伸ばした。
タダ(こいつを使ったらわしの体はボロボロになるじゃろう・・・。
  じゃが、死ぬよりはマシじゃ! 後で治療すればいいことじゃしな。)
  「よし、オーガシステム、起動じゃ!」
タダの叫びと共にシグーが姿を消した。 いや、正確には
速過ぎて見えないだけだろう。
ズバァ、ズバァ、ズバァ、ズバァ、ズバァ!!
ドドドドドォォーーン!!!
「うわぁぁぁ!!!」
戦場に凄まじい声が響き渡る。
突然全てのメビウスが爆発したのだ。
・・・だが攻撃を受けて一機だけ無事だったのがあった。
572酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 19:58 ID:???
ストライクダガーSPだ・・・。 盾は切断されたものの、装甲はほとんど無傷だった。
余りの衝撃だったため、シグーの斧の方が折れてしまっている。
ギックス「・・・やるな・・・。 メビウスはしかたがない。
     離脱する!」
どうやら戦艦は攻撃対象に入ってなかったらしく、無事だったギックスのヴァルキリアと
その護衛艦は離脱していった。
ミウラー「・・・・・・。」
ムスカ「流石だな、タダ。 だが、あんな動きをしたら、さぞかに苦しかろう。
    今すぐ楽にしてやるよ・・・。 やれ、ミウラー!」
その言葉通り、タダは苦しんでいた。
タダ「はぁはぁ、ゲホッ、ゲホッ・・・。 ぐぅ、この装甲、何故斬れない?
   PS装甲だとでもいうのか?」
タダは口から血を吐いていた。 あのスピードで動いたのだから、ある意味当然といえるだろう。
ダガーSPは大気圏離脱用ブースターを分離し、タダの方へ向けて撃ち出した。
タダ(ああ、わしはもうモビルスーツを動かすことが出来ん・・・。
   わしはここで死ぬのか・・・? サトー、ヤマダ、コバヤシ、そしてモルス整備長・・・
   みんな、スマンな・・・。)
ドシュウッ・・・・・・ドバァァァン!!
もう絶対絶命と思われたとき、一条のビームがブースターを貫いた。
573酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 19:58 ID:???
タダ「・・・?」
タダは後を振り返って見ると、そこにはあの艦があった。
黒いローラシア級。 それは、忘れるはずも無い。 ・・・・・・そう、タダ隊の母艦、ギコアだ・・・。
タダ「ギ・コ・ア・・・サトー達か・・・。」
サトー「隊長、早く戻ってください! 撤退を!」
タダ「わ・・・かった・・・。」
タダは最後の力を振り絞り、シグーを艦に向けた。
ムスカ「撤退するつもりか? ん?」
どうやら、ダガーSPのエネルギーが危険域に入ったらしい。
ムスカ(ふむ、今回は大気圏離脱でエネルギーを食ったからしかたないとするか・・・。 
    タダめ、貴様という奴は本当に悪運の強い奴だよ。 だが、次は無いぞ。)
    「仕方ない、撤退するぞ!」
ミウラー「・・・母艦はどうする?」
ムスカ「そんなものは適当な艦を見つけて、奪い取ればいいだけだ。
    いくぞ!」

サトー「隊長、大丈夫ですか!?」
タダは血まみれだった。 普通の人間だったら既に死んでいるであろう。
タダ「手術をすれば直るわい。 早く医務室に・・・。」
サトー「了解!」

タダとムスカ、逃れられない戦いの運命の中で二人はどう生きていくのであろうか・・・?
574酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 19:59 ID:???
16話予告
宇宙を漂うギコアを連合の別部隊が襲う。
怪我で出撃できないタダに代わって、
サトーが指揮を取るが・・・。

第16話「サトーの決断」
575通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:01 ID:???
ムスカ大佐強いですねー。ギックスはちょっともの足りないような・・・
今後の活躍に期待。
576通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:02 ID:???
新作きたーーーーーーー!!
オーガシステム燃え
577通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:04 ID:???
おいおい、今回は今までで一番の良作じゃないか?
578通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:08 ID:???
>>577
同意。
タダが死を覚悟したシーンは特に良かったよ。
579通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:16 ID:???
新作出たー!!
次回はタダ出ないのか・・・
ちょっと残念・・・
580通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:23 ID:???
http://members.goo.ne.jp/home/shacco/
タダ戦記2ならここで連載してます。ギックスがムスカ的存在です。
先生もまだまだ健在ですよ。
581通常の名無しさんの3倍:03/06/26 20:40 ID:???
新作キテター!!

やはりTADA戦記はいいね
582通常の名無しさんの3倍:03/06/26 21:10 ID:???
TADA戦記マンセーage
583軍事くん:03/06/26 21:13 ID:???
このネタってじつは盗作!!
つくったのは>536のギャリソンって奴!!
584通常の名無しさんの3倍:03/06/26 21:20 ID:???
>>583
盗作っつーか、弟子として後を継いで作品を作ってるだけだろ?
別にこれで金儲けしてる訳じゃないし、いいと思うが

とりあえずTADAまんせー!
ギャリソン君にも礼を言うよ
585通常の名無しさんの3倍:03/06/26 21:22 ID:Ly9S6RJD
586仙人:03/06/26 21:25 ID:???
>>583
実際に案を出したのはギャリソンと俺だよ。それを実体化したのがギャリソンでさらに発展させたのが酔狂のもろもろ。
587軍事くん:03/06/26 21:30 ID:???
     ,. -─‐-  、
        /./⌒ヽ、   \
.        /,/ ju:、 ij~ \__,. -‐:、    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        / ヽ 丶 \ヽij、 ,   li    |  俺の・・・
.      ,'/,ニ}.〉 〃\ i ヾニノ, -fr‐ ∠  時代が…!
.     ノ.l ! //、i{  。i!| u /ニ;|l    \_______
   /  ヽ7',ヘ\`ミ=┘''' r。" ̄ラ         __
__,∠-r‐'1  l ト,ヘ、u r v' `ト=彡′      (⊂iト、 }
   i.  |  | ト、`く,ゝ、__ ヽ  :|v/         (⊂iiヽ、''\
    |  ! ヽ.V >、×⊥工エ;ァ'、       (⊂iiヽ、."ゝ、}
    !  ト!  ト.`uく`r-r-r-//'| \      (⊂iiヽ、ゝ、 〉
.   |   N、|、 \ `ニ二´イ/:|   \    ̄\ ヘ ` 〉
  │  | ゞ)):、   ̄´ / / :|     \   /,{  ! 〉
   |    |'´ノノn>>,==イル'  |      ∧ / ′ /
588通常の名無しさんの3倍:03/06/26 21:31 ID:???
そんなに悔しがるなよ・・・
589酔狂先生の友人:03/06/26 21:33 ID:???
がんばって。小説書いてくださいYO!
590通常の名無しさんの3倍:03/06/26 21:33 ID:???
    ,. -─‐-  、
        /./⌒ヽ、   \
.        /,/ ju:、 ij~ \__,. -‐:、    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        / ヽ 丶 \ヽij、 ,   li    |  酔狂の・・・
.      ,'/,ニ}.〉 〃\ i ヾニノ, -fr‐ ∠  時代が…!
.     ノ.l ! //、i{  。i!| u /ニ;|l    \_______
   /  ヽ7',ヘ\`ミ=┘''' r。" ̄ラ         __
__,∠-r‐'1  l ト,ヘ、u r v' `ト=彡′      (⊂iト、 }
   i.  |  | ト、`く,ゝ、__ ヽ  :|v/         (⊂iiヽ、''\
    |  ! ヽ.V >、×⊥工エ;ァ'、       (⊂iiヽ、."ゝ、}
    !  ト!  ト.`uく`r-r-r-//'| \      (⊂iiヽ、ゝ、 〉
.   |   N、|、 \ `ニ二´イ/:|   \    ̄\ ヘ ` 〉
  │  | ゞ)):、   ̄´ / / :|     \   /,{  ! 〉
   |    |'´ノノn>>,==イル'  |      ∧ / ′ /
591酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 21:34 ID:???
TADA戦記にそんな歴史があったとは・・・。
で、このままここで小説書いてていいんですよね?
592902:03/06/26 21:35 ID:uhG3JNiW
ところで夜勤病棟ってどんな内容なの?
593仙人:03/06/26 21:38 ID:???
>>591
別に著作権とか持ってるわけじゃないからいいよ。
594酔狂先生の友人:03/06/26 21:38 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/   >>591
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   よろしい!許可しよう
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /   
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
595592:03/06/26 21:40 ID:uhG3JNiW
え、俺しかと?
596酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/26 21:40 ID:???
許可ありがとうございます。
それではまた。
597通常の名無しさんの3倍:03/06/26 21:47 ID:???
>>595
まずはsageよう。
話はそれからだ。ってかスレ違い。
598ギャリソン:03/06/26 22:05 ID:NXAKUlyI
この小説・・・本人に知れたら全員なぶり殺しだな
599通常の名無しさんの3倍:03/06/27 01:44 ID:???
TADA戦記がらみのスレッドに常駐している人たちは程よく煮えていてとてもいい感じだ。ギャリソンはウンコだが。
600通常の名無しさんの3倍:03/06/27 01:58 ID:BlHIpJn7
TADA戦記の何が嫌いって、中途半端にウケを狙ったキャラ名だな。初代酔狂が悪いのかも知れんが。
あいつもウンコだった。
601通常の名無しさんの3倍:03/06/27 02:08 ID:???
>>600
お前がウンコだ!!畜生、俺のスレッドを荒らしやがって!!
602通常の名無しさんの3倍:03/06/27 06:16 ID:???
そろそろ「酔狂先生の隠れファンの弟子」が降臨する予感
603通常の名無しさんの3倍:03/06/27 06:18 ID:Pm7rA693
“ヘ( ̄- ̄ )また〜りカモォーン♪
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/
604酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 07:29 ID:???
>>602
降臨しますた。
師匠よりも激しくこのスレを盛り上げていきます
ホモ小説はちょっとアレですが・・・
605酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 07:38 ID:???
やっぱ本スレは一番上にしないとね
TADAGEです
606通常の名無しさんの3倍:03/06/27 08:58 ID:???
このスレって土日に割りと盛り上がるよね
でも最近は平日でも一日で100レスぐらいいってるし、日曜には
次スレいくかな?
607酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 10:42 ID:???
          \                /
           \             /
             \          /
              \ ∧∧∧∧/
               <    ワシ >
               < 予 し  >
               <    か  >
 ─────────< .感  い >──────────
               <    な  >
               < !!!! い  >
               /∨∨∨∨\
              /  (ミ ミ )    \
            /   ( @@ )    \
           /      (, - .丿      \
         /        (∩∩)       \
608酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 12:10 ID:???
>>600
そこがなんか良いんですよ
これもTADA戦記の不思議な魅力の一つかな?
609通常の名無しさんの3倍:03/06/27 12:25 ID:???
このスレ8時前はほんとに人いないな
610酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 13:47 ID:???
>>609
俺がいるよ
611酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 14:00 ID:???
HAHAHA!
誰もいないときはTADAGEに限るなぁ
612酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 14:05 ID:???
最後の1ピース!
613酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 14:06 ID:???
成功だ!
614酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 16:25 ID:???
そろそろリア厨が出現する時間だな・・・
TADAGEでリア厨を迎えます
615通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:06 ID:???
阿呆な認識は捨てましょう

AA&コピペ=厨房
顔文字=腐女子
アニヲタ=キモデヴ


これは全部糞人間の認識です(^−^)/
616通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:11 ID:???
隠れファンの弟子=弟子の自作自演
617通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:13 ID:???
>>616
自分で自分のスレ荒らすのかよ(w
618通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:47 ID:???
タダマンセーのやつって実際には自作自演ばっかで3,4人くらいいないんじゃないの?
619通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:49 ID:???
>>618
3、4人どころか、一人しかいなかったりしてなw
620通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:55 ID:???
おいおい、荒らしは俺達TADAマンセーにとっては嬉しい行為だぞ
なんせ、自分の好きなスレが有名になったんだからな
621通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:57 ID:???
で、弟子の子分はまだ来ないの?
そういえば忙しいんだっけ
622通常の名無しさんの3倍:03/06/27 17:57 ID:???
>>620
本気で言ってんのか?それとも釣りのつもりか?
有名になったというよりは、頭悪い狂信者か信者装った荒らしが来ただけだろ。
623通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:00 ID:???
>>622
もちろん本気だよ
初期のころのレスを見てもらえると分かるだろうけど
あのころはほとんど人がいなかったからな
俺も影から見守ってただけだった
でも今は安心してマンセー意見が言えるよ
624通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:03 ID:???
>>623
でもタチの悪い厨(件の隠れファンとか)が紛れ込むよりは、
あの頃みたく細々とでもやってたほうが良かったよ、俺は・・・
625通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:05 ID:???
>>624
隠れファンは精神病院にいったんだろ?
まあ、最近新たのが発生したみたいだが・・・
626通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:08 ID:Mt4Llw1Y
待ち受け
http://m-no1.jp/
627通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:09 ID:???
>>625
隠れファンの弟子とかいうのか?
あれもきっと隠れファンの自作自演か何かだろうなぁ。
っていうかあいつら全然隠れてないし
628通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:12 ID:???
>>627
つまり、隠れファンが入院ってのは嘘だってことか?
でもわざわざ名前変えて出てくる必要もないと思うんだがなぁ
それにあいつ本当にいっちゃってたし
629通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:24 ID:???
>>628
確かになぁ・・・・
でもあんな基地外めいたカキコする厨は、中々いないと思うんだがなぁ・・・・
参ったな・・・・・・
630通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:31 ID:???
>>629
俺もお手上げだ
まあ、8時になったら弟子の作品が出るはずだから
それに期待しようぜ?
631あ○お○:03/06/27 18:39 ID:???
プッ!!
632通常の名無しさんの3倍:03/06/27 18:41 ID:???
この軍事くんとか言うのがまたクセモノだよな・・・
原作者の友人らしいがもう来なくていいよ
633あ○お○:03/06/27 19:37 ID:???
軍事だぁ?名に言ってんだ?この1人芝居野郎!!
おまえみたいなクズはじゃまだ
氏ね×100000
634酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 19:44 ID:???
やっと16話書けました。
それにしても最近荒らしが増えましたな。
635通常の名無しさんの0.3倍:03/06/27 19:51 ID:NuyNqFvf
○にはい・おが入ると見た模様。
636通常の名無しさんの3倍:03/06/27 19:53 ID:???
あいおお?
なにそれ?
637酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 19:57 ID:???
第16話「サトーの決断」

タダはギコアの病室で眠っていた。
ヤマダ「隊長、大丈夫かな・・・?」
サトー「大丈夫さ、もう手術は済んだんだ。 きっと助かる。」
コバヤシ「それにしても連合の奴ら、月で何をやってるんだ?」
サトー「さあな・・・。」
サトー達はシャトルで連合軍のコロニーまでいき、そこに保管されていた
ギコアで引き返してきたのだ。 その際、上官から
「連合が月に基地を建てているらしい。 まずはそれから破壊してきてくれ。」
という命令を受けたのだった。
タダ「ん、おまえ達、こんなとこでどうしたんじゃ?」
どうやらタダが目を覚ましたらしい。
サトー「隊長、具合は?」
タダ「まあ、まずまずといったところじゃ。」
ピピッ
そこへブリッジから通信が入った。
隊員「連合の戦艦を確認した! 出撃を!」
サトー「では、行って来ます。」
タダ「うむ、流石にわしもこの状態では出れん。 指揮はサトーに任せる。」
コバヤシ「待ってくれ、隊長! 指揮は俺が・・・。」
タダ「わしは一度言ったことはそう簡単には変えんぞ。」
コバヤシ「くっ・・・。」
サトー達三人は出撃のため、病室から出ていった。
タダ(ふん、本当はもう出られるんだがな。 あやつらが
   どれほどの力を身に付けたか見せてもらおう・・・。)
638酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 19:57 ID:???
コバヤシ「いいか、サトー!? 俺には貴様に従う義務など無いからな!」
ヤマダ「コバヤシ、一体どうしたってんだよ?」
コバヤシ「なんでもないさ、サトーは俺の上官ではない。 だから従う義務はない。
     それだけのことだ。」
サトー「おいっ、隊長がいないってのに俺達がまとまりを無くしてどうするんだよ?」
コバヤシ「すっかり上官面だな、サトー。 だがなぁ、シュミレーターの
     成績だって俺の方が上なんだ。 隊長に気に入られてるからって
     調子に乗るなよ?」
そう言いながらコバヤシは出撃していった。
サトー「くそっ、アイツめ・・・。」
ヤマダ「気にすんなって、ガイ。 おまえは優秀だから隊長に
    選ばれたんだぜ? あのタダ隊長が気に入らなかったとかで
    差別なんかする訳ないだろ?」
サトー「ああ、ありがとう・・・。」
ヤマダ「さあ、俺達も出撃しないとな。」
遅れて、サトーとヤマダも出撃していった。
サトー達が出撃したころには既にコバヤシが一人でメビウス相手に戦っていた。
敵は戦艦三隻とメビウス数十機のようだ。
コバヤシ「くそっ、何故、隊長はアイツを選んだんだ!?
     何故、俺では駄目なんだ!!」
ズバァァッ!!
まるで憂さ晴らしをしているかのような乱暴な動きでコバヤシはメビウスを破壊していった。
タダ「ふむ、コバヤシはまだまだだな・・・。 才能は有るんだが、
   あの性格ではなぁ・・・。」
モニターで戦闘の様子を見ていたタダはそう呟いた。
サトー「コバヤシ、一人で前に出るな! やられるぞ!」
コバヤシ「へっ、アンタに見せてやるよ。 俺の実力をな!!」
コバヤシのジンは専用の大剣を構え、機体を横に回転させながら
メビウスの群れに向かって突っ込んでいった。
ズバァッ、スバァッ、ズバァァッ!
ドカァァァァン!!
639酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 19:58 ID:???
メビウス数機が爆発した。 これは宇宙空間だからこそできる荒技だ。
コバヤシ「見たか!? これが技ってもんよ!」
しかし、調子に乗ったコバヤシはメビウスに囲まれてしまった。
コバヤシ「くっそー、メビウスごときが調子に乗るなよ。」
コバヤシはジンのシールドの装備されたバルカンをメビウスに向けて撃った。
バババババ・・・
しかし、シールドに装備されたバルカンの口径はたった30mm。
これではいくらメビウスといえども打落とせる訳が無い。
案の定、弾は装甲に弾かれ、今度はメビウスのミサイルが飛んできた。
ドカァァァン
ミサイルがジンのシールドに命中、爆発した。
いくら強力なシールドとは言え、同時に複数のミサイルを喰らえば、流石に耐えられない。
シールドはジンの左腕ごと破壊された。
コバヤシ「くそ、これじゃもう持たない! ・・・どうする?」
そして、今度は後からミサイルが来たようだ。
ドシュッ、ドシュッ!
ドバァァァン
サトー「コバヤシ、だから一人で行くなっていったろう!
    まったく、地上でも同じことをやったくせに!」
どうやらサトーの撃ったレールガン(両腕に装備されている)が
ミサイルを破壊したようだ。
コバヤシ「ケッ、誰も助けろなんて言ってないぜ?」
サトー「いいからおまえは艦を仕留めろ! ジョージも援護に回れ!」
ヤマダ「りょ〜かい!」
コバヤシ「チッ、了解しましたよ。 だが、一機で大丈夫なのか?」
サトー「ああ、大丈夫だ。」
コバヤシ「わかった。」
コバヤシとヤマダは敵の艦がある方に向かった。
640酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 19:59 ID:???
サトー「くらえ!」
サトーのジンに装備された武器が一斉に放たれた。
メビウスは6機程破壊されたが、まだ数機残っている。
ミサイルがサトーのジンに後から迫ってきた。
サトー「そんなものっ!」
しかし、サトーのジンの脚部に装備されたニ連ビーム砲は上下に回転することが可能だった。
つまり、前方にも後方にも攻撃できると言う訳だ。
ドシュ、ドシュ! ・・・ドバァァン
全てのメビウスがサトーの攻撃の前に宇宙の塵となった。
タダ「ふむ、やはり実戦ではサトーの方が上か。 それに、指揮官としても中々のものだ。
   やはり物事の全てを制するのは、判断力じゃな。」
一方、戦艦を攻撃しに行った、コバヤシとヤマダは戦艦の機銃を前に苦戦していた。
コバヤシ「くそっ・・・おい、おまえのジンの長距離砲で艦を攻撃できないのか?
     このまま近づくのは無理があるぜ。」
ヤマダ「そうか、その手があったか!」
ヤマダは自分のジンが対艦攻撃に向いてたことも忘れていたらしい。
コバヤシ「・・・じゃあ、援護してやるから早く攻撃しろ!」
コバヤシはヤマダのジンの前で右手に持っている大剣を回転させ戦艦の機銃を防いでいる。
つまり、ヤマダの盾になっているのだ
ヤマダ「わかった、わかった。」
ドォォォォン、ドォォォォン!!
ヤマダのジンに装備されたキャノンが火を噴く。
ドカァァァァァァァン!!!!!
あっという間に三隻の艦は轟沈した。
641酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 19:59 ID:???
サトー達はギコアに戻った。
コバヤシ「サトー、さっきは悪かったな。 何故おまえが選ばれたのか、
     分かる気がするぜ。」
サトー「気にするな。」
サトーとコバヤシはMSデッキでそんな会話をかわしていた。
ブィィィン
ドアが開き、タダが現れた。
タダ「三人共、良くやったぞい。」
サトー「隊長、怪我の方は・・・?」
タダ「怪我・・・? そんなもんとっくに治ってるわい。
   次回からはわしも出るぞ。」
サトー「隊長、治ったんですね。 今後もよろしくお願いします。」

タダ隊はどんどん進化していっている。
ムスカ達は今後どう対抗していくのであろうか・・・?
642酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 20:00 ID:???
16話予告

建造中の月面基地に到着したタダ隊だったが
そこにはムスカの部隊が護衛についていた。
再びタダと見えるナカタースだが・・・。

第16話「ブーステッドマン」
643通常の名無しの0.3倍:03/06/27 20:00 ID:NuyNqFvf
月の女王は余程物好きのようだな。
644ギャリソン:03/06/27 20:01 ID:6w94B+lc
>>635 いや、二つとも「い」だな
645通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:04 ID:???
新作キターー!!
で、ブーステッドマンって何?
646通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:05 ID:???
>>633=>>6441と見た。
647通常の名無しの0.3倍:03/06/27 20:05 ID:NuyNqFvf
ASEAN!?
648646:03/06/27 20:06 ID:???
×>>6441
>>644
649通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:07 ID:???
新作キテター!!
ブーステッドマン?
自分もわかりませんねえ
次回はナカタースくるぞー!
650通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:10 ID:???
今回も長いね〜
どんどん長くなってるな
いいことだけど
コバヤシ燃え
651通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:16 ID:???
TADAマンセー!!
TADA戦記サイコー!!
とりあえずサトー君に燃えとく
652通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:20 ID:???
中々面白いじゃないか
ところで原作者のサイト行って来たけど
TADA戦記打ち切りだってよ
653通常の名無しさんの3倍:03/06/27 20:29 ID:???
>>652
マジ!?
原作者が先に辞めちゃうなんて・・・
まあ弟子とその子分は打ち切りなんてせずに
がんがってくれ
654酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 20:45 ID:???
新作きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
今回の多゙の名言を抜粋

「ふむ、やはり実戦ではサトーの方が上か。 それに、指揮官としても中々のものだ。
   やはり物事の全てを制するのは、判断力じゃな。」

萌え〜
655酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 20:57 ID:???
最後の1ピースーーーーーーー!
ゲッツ!!
656酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/27 20:59 ID:???
あ〜組み立てシッパー意、とりあえずシャアに文句をいう

狂うぜ「シャア、貴様はもう用済みなのだよ・」
シャア「ぐはぉっ」
657酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 21:16 ID:???
     
       _
    (⌒ミ−
   (-@-@)
    \┴丿
      ̄ 
暇だったのでタダのAA
他にも希望があれば作って見る

ブーステッドマンとは薬で強化された人間のことで
本編だとオルガ、クロト、シャニに当てはまる
658通常の名無しさんの3倍:03/06/27 21:26 ID:???
とりあえず乙
他に希望っていっても・・・全部のキャラの
顔が見たいので全部作ってくれ!
659通常の名無しさんの3倍:03/06/27 21:34 ID:???
ギコアとかヴァルキリアきぼーん
660酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 21:42 ID:???
>>659
流石にそれは無理っぽいですな
でも一応挑戦はしてみるっす
661酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/27 21:45 ID:???
やっぱ俺には無理だわ
職人さんは凄いですね
一応キャラの小さいAAを明日ぐらいに
作ります。
662通常の名無しさんの3倍:03/06/27 21:46 ID:???
        |   ム ゙       jj    ,i'       |
、     ,/' 、  ヽ       ||    /        |
、ヽ、  , ' ゙ヽ::      __  j:|   〃     〆  .|
. ; `゙=;,、_   ¨ l,.-‐'.'."-、   '.、-、L    ,. _   . !、
ノ  ヽ ij `゙゙¬=、ュ{ "" ___;;::::...._ ヽ'i,./______/r''"_ ̄``ヽ/   >>18
. j   .|     ,.;:=| -=⊆、(__)_ノ`),rj'" ̄ ̄|´(,l,◯``); ,,イ)   六割満足
...__  | ヾ、=,'.i'.  `、ヾー-.. =='/|\    ト. -、 ̄、,,,  /   
  ヽ. `、 ~ !、、  `ヽ、''〃_,. 'イ ,j      |`ヽ、._ ,r'⌒ヽ、
    } 'l,       ,,〃 ̄ , :'  、 、   | `lヽ,,~(    `、
T-一'1 `、;;:..   . . . . : : . .   /  `   |. :、  `、    `、
j   j.   ヽ.    : : : ..   , . '(_  _   }: . .  )、_,...........ゝ---.、
   ハ   `、    : : . . ,:''   ̄ヾ~ 、..-へ  ,イて `}  }   ,.::``
.   | 'l    `、      /         ヽ,,  、 ./ ヽ二.__,.......,..__   _
.     ト.   `、     〈    _,......--t,..._ ,! /     ヽ  ,.. -’."
   l'  l、   `、.      , ,',-=ニTTlTヽノ'' /     _,..! '"~   丶_,
      | `、   `      ヽ、_`'-' ̄ ̄ ,ノ /  _,.-''" ヽ   r''ヾ~ヾ
  !   !  `、     ::     ~Tー─ヾ ./.  /r''"ヽ _,..,.--'へ..二_
\、    l    ヽ         !i  =' ノ=  /    ゞ::ニ"‐'  `l
  \  l    `:、        ; _, ヽ'  /ー、        |
    \.      `ヽ、._         ,/    ̄ヽ、,,_    'l,
      \___      `ー------‐7''ヾ      ヽ 、`ヽ.  ヽ、
663通常の名無しさんの3倍:03/06/27 21:49 ID:???
じゃあ、ムスカのAAキボン
664通常の名無しさんの3倍:03/06/27 21:51 ID:???
>>663
クレクレ君は巣に(・∀・)カエレ!!

弟子さん、まあ気が向いたときにでもまたおながいします・・・
665通常の名無しさんの3倍:03/06/27 22:04 ID:???
(O‘O)←ムスカ
666通常の名無しさんの3倍:03/06/28 02:02 ID:???
age
667通常の名無しさんの3倍:03/06/28 07:00 ID:???
なあなあ、ここの他に3つもTADAスレがあるけど
そこ行く人いないの?
隠れファンの弟子とやらが一人で暴れてるだけなんだが・・・
668通常の名無しさんの3倍:03/06/28 07:10 ID:xKhzd5vd
>>667    酔狂本人が認可してないからな
669通常の名無しさんの3倍:03/06/28 07:23 ID:???
>>668
許可とかいらねえんじゃないの?
このまま放置しとくのもアレだし
俺も行ってくるわ
670通常の名無しさんの3倍:03/06/28 07:30 ID:???
一応いってきたが盛り上がらない予感
671通常の名無しさんの3倍:03/06/28 08:25 ID:???
ところでおまいらTADA戦記の登場人物とメカでどれが好き?
おれはタダとコバヤシジンなんだが・・・
30mmの機銃とやらに萌えてしまったよ
672通常の名無しさんの3倍:03/06/28 08:57 ID:???
このスレも人多くなったなぁ
昔は一日10レスついてればいい方だったんだが・・・
弟子の子分は今日来るんだったよな
だからあげとく
>>671
俺はムスカとストライクダガーSPが好き
673通常の名無しさんの3倍:03/06/28 09:23 ID:???
>>671
ヤマダとタダバクゥ
674通常の名無しさんの3倍:03/06/28 09:42 ID:???
  ♪  (⌒ミ−
 タダ→ (-@-@)  ランタ ランタ
    ♪ヽ\┴丿ノ  ランタ タン
   @     (へ  )    ランタ タンタ  
             >    タン

タダとギコアがいいとおもふ
675酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 10:26 ID:???
   ヘミミ,
  (□-□)
   (. - ソ 
     ̄ 
ムスカのAA作ってみた。
白髪としわが特徴。
676通常の名無しさんの3倍:03/06/28 10:39 ID:???
ムスカキター!!
誰かこのAAを参考にでかいやつ作ってくれる
職人はいないかね?
677通常の名無しさんの3倍:03/06/28 11:03 ID:???
  ♪  
         ヘミミ,
        (□-□)
        (. - ソノ  ランタ タン
   @     (へ  )    ランタ タンタ  
             >    タン
678酔狂先生の隠れファンの弟子:03/06/28 11:22 ID:???
タダ隊長へ

   僕はこのスレにカキコするのを今日限りでやめます
   それではお元気で

                      酔狂先生の隠れファンの弟子より
679通常の名無しさんの3倍:03/06/28 11:34 ID:???
タダ「死ね、ムスカ!
ムスカ「ふん、まだまだ甘いわ、タダ!
ムスカの乗るハイパーストライクがタダのシグーを追い詰めていく
タダ「なんの、オーガシステム起動!」
がしぃぃぃん
コクピットにシグーの攻撃が決まった。
いくらPS装甲でも渾身の力でコクピットを攻撃されればひとたまりも無い
ムスカ「ぐわぁ、げほっ見事だ、ジャック・バカド・タダ


どうも駄文でした〜。
タダとムスカの最終決戦のつもり
また後々こういうのを書いていきたいと思います
680通常の名無しさんの3倍:03/06/28 11:56 ID:???
新作キターーー!

ってアレ?
まあ今後も続けてください
期待してまつ
漏れも今度こういうの作ろうかな〜
681通常の名無しさんの3倍:03/06/28 13:01 ID:???
>>678
どうせ今度は「酔狂先生の隠れファンの弟子の子分」とかいって
また出てくるんだろ?
いい加減にしろよ
682通常の名無しさんの3倍:03/06/28 13:17 ID:???
今日は8時前に鯖落ちの可能性が高いから
酔狂の作品を見れないかも知れんな
683通常の名無しさんの3倍:03/06/28 13:22 ID:???
なあ、TADA関係の雑談ってどこでやればいいんだ?
人がいないように見えるんだが・・・
684通常の名無しさんの3倍:03/06/28 14:37 ID:xKhzd5vd
>>683 新しく立てるか?
685通常の名無しさんの3倍:03/06/28 15:02 ID:???
酔狂先生の隠れファンの弟子=弟子の自作自演
686酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/28 16:47 ID:xKhzd5vd
今ワシガ新しく考えているTADA戦記にはムスカが作り出した最高傑作の
強化人間(ナチュラル)が出てくる予定じゃ。
身体能力は並のコーディネイターを遥かに上回り、反射神経等がもはや
人間の域を越えておる。しかし、あの非人道的なムスカが作り出した
強化人間じゃから、高い身体能力を手に入れたかわりに副作用が
ひどく、脳に障害を持ってしまい理性がほぼ失われてしまっておる。
しかしムスカの命令には絶対服従するように刷り込まれており、
もはやムスカの操り人形と化している。
687通常の名無しさんの3倍:03/06/28 16:54 ID:xKhzd5vd
>>686 打ち切りんなったんじゃないんすか?
688酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 19:57 ID:???
第16話「ブーステッドマン」

ムスカ「ふん、私の任務がこんな基地の護衛などとは・・・ん?」
ナカタース「・・・こ、ここは?」
ムスカ「ほう、ようやく目を覚ましたか。」
ナカタース「ムスカ大佐・・・。」
ムスカ「ここは宇宙だ。 ナカタース、この薬を飲め。」
ナカタース「薬・・・?」
ムスカ「そうだ、おまえはあの時の怪我で定期的に薬を飲まなくては
    いけない体になってしまったのだよ・・・。」
ナカタース「わかりました。」
ゴクッ、ゴクッ。
ナカタースはムスカに渡された薬を飲み干した。
ムスカ(ふっふっふ、眠っている間に貴様は別の人間となったのだよ。
    せいぜいブーステッドマンとして戦果を上げてくれよ・・・?」
実は、ムスカが渡した薬は手術の副作用を抑えるものだった。
ナカタースは眠っている間にムスカに手術され、強化人間となっていたのだ。

タダ「ふむ、目的は月か・・・。」
サトー「ええ、どうやら連合が基地を月に建てているらしくて・・・。」
タダ「では、シグーの様子を見てくる。」
タダはそういって部屋を出ていった。
689酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 19:57 ID:???
タダ「モルス整備長、わしのシグーの方はどうかね?」
モルス「機体への負荷が凄いですよ。 アレはむやみに使わないで下さいよ?」
タダ「わかっておるわい。」
アレというのはオーガシステムのことだ。
物凄い力を発揮できるが、パイロットや機体へのダメージも大きい。
ようするに無駄に乱用することは出来ないということだ。

・・・しばらくして、タダ隊は目的地に到着した。
タダ「どうやら、月に着いたようじゃな、出撃するぞ!
   ギコアは特装砲を用意しとけ! わしが合図をしたら月面基地に
   向けて撃て!」
特装砲とは連合のアークエンジェルにも装備されている特殊な火砲だ。
非常に強力だが、燃費が悪く、使用する機会も余りないので、
主砲とは別の、特装砲というカテゴリーで扱われている。
通常のローラシア級には装備されてないが、ギコアには試験的にこれが
装備されているのだ。
ムスカ「ん、黒いローラシア級・・・アレはタダの部隊だな?
    ふっ、これも宿命という奴かな?」
タダが現れたとき、ムスカの顔は笑っていた。
ムスカ「よし、MAをだせ!」
タダ「ふん、敵の戦力は戦艦10隻にMAか・・・。
   MAは全てわしがやる、お前達には戦艦を任せる!」
690酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 19:58 ID:???
サトー・ヤマダ・コバヤシ「了解!」
バババババ・・・!!
タダは重突撃機銃とオーガガトリングを乱射し、
一気にメビウスを破壊していった。
タダ「こんな程度じゃ六割どころか三割も満足できんわい。」
タダは、既に半分以上のメビウスを撃ち落していた。
ヤマダ「流石隊長だな。 俺だってこんな戦艦ぐらいやってやるぜ!」
ドォーーーン!!!
ジンのキャノン砲がいとも簡単に戦艦の装甲を貫いた。
コバヤシ「これでも喰らいな、ナチュラル共め!」
ズガァァァーーン!!
そう言うと、コバヤシは大剣を敵艦のブリッジに突き刺した。
サトー「弱いな・・・。」
ドシュ、ドシュ!
サトーは的確な射撃でブリッジを攻撃していった。
メビウスも全て破壊され、残るはムスカの乗っている旗艦、「ナイトメア」だけとなった。
ムスカ「全て落ちたか・・・。 ミウラー、出撃しろ。 そしてお前もだ、ナカタース。」
タダ「よし、あの艦にに砲火を集中させるぞい。」
そのとき、ナイトメアから2機のMSが出撃した。
一機はストライクダガーSPで、もう一機はナカタースの乗るストライクダガーだ。
だが、そのストライクダガーは明らかに普通のものとは違っていた。
ナカタースのダガーの色は赤く、装甲が強化されていた。
タダ「ちぃ、あの機体は・・・! 厄介なのが出てきたな・・・。
   まさかムスカの部隊だったとは・・・。
   それに・・・あの赤いのは・・・? 」
タダは、出てきたMSを見てそう言った。
691酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 19:58 ID:???
タダ「まあいい、特装砲で基地を攻撃しろ!」
艦長「はっ!」
ドシュゥゥゥッ!!
ドカァァァァン!!!
ギコアに取り付けられた特装砲が月面基地を一撃で破壊した。
ムスカ「ほう、凄い威力だな。」
自軍の基地が破壊されたというのにムスカは焦りなど微塵も感じてないようだ。
それどころかうっすらと笑っているようにすら見える。
ムスカ(ふん、こんな基地、私には関係ないのでな。)
タダ「わしはMSをやる! お前達はあの母艦を叩け!」
サトー「了解! よし、いくぞ!」
サトー達三人は、ナイトメアに向かっていった。
ムスカ「ミウラー、母艦を守るぞ。 タダは奴にやらせる。
   (まずはナカタースをどれ程まで強化できたか確かめないとな・・・。
    私のお楽しみはそれからだよ。)」
ムスカとミウラーの乗った、ダガーSPは母艦へ向かった。
タダ「ぬぅ、いかせるか!」
タダは後を追うがもう一機のMSが立ちふさがった。
ナカタース「ふん、タダめ、今日こそやってやる!!」
ナカタースの新たな乗機、ロング・ダガーだ。
こいつはアサルトシュラウドを装着したデュエルの戦闘記録を元にした
格闘戦用の機体だ。 そのため、操縦には高い反射神経が必要になるようだ。
692酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 19:59 ID:???
タダ「こいつっ、邪魔じゃ!!」
シグーはオーガアックスで攻撃するも、シールドで防がれてしまう。
ナカタース「こいつを喰らえぇぇぇ!!!」
ズガァァァッ!!
ロング・ダガーの蹴りがシグーに炸裂した。
タダ「ぐぅぅっ!」
タダのシグーが吹っ飛んだ。 その衝撃でタダ自身もダメージを受けたようだ。
ロング・ダガーはビームサーベルを抜きシグーに迫ってきた。
タダ「貴様の相手などしてられん、喰らえ!」
ビシュゥゥッ!!
ズバァァン!!!
ナカタース「何!?」
タダは本の一瞬だけオーガシステムを発動して、ロング・ダガーの脚を斬り捨てた。
タダ「一瞬だけ使う分には機体にもわしにも負荷がかからん。 便利なシステムじゃ。」
そう言いつつも、タダはちょっと苦しそうな顔をしていた。

そのころ、サトー達はナイトメアと戦っていた。
ヤマダ「こいつ、中々落ちないな。」
サトー「350m級の戦艦だからな。 だが、もう少しで落ちるはずだ。」
コバヤシ「おい、なんか来たぜ!」
サトー達の後からストライクダガーSPが接近してきた。
ムスカ「ミウラー、こいつらと死なない程度に遊んでやれ。」
ミウラー「・・・殺してはでは駄目なのか?」
ムスカ「タダが来るまでの時間稼ぎだ。 攻撃出来ないようにすればいい。
    奴に逃げられては困るのでな。」
ミウラー「・・・わかった。」

ムスカとミウラーにサトー達はどう立ち向かうのだろうか・・・。
693酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/28 20:00 ID:???
17話予告

ナイトメアを攻撃しに行ったサトー達だが
ムスカ達と戦うことになる。
ナカタ―スを撃破したタダが援護に来るが・・・。

第17話「復讐のナカタース」
694通常の名無しさんの3倍:03/06/28 20:05 ID:???
新作キター!!

ナカタース改造されちゃったのか・・・
すごいな
695通常の名無しさんの3倍:03/06/28 20:07 ID:???
新作きたーーーー!!
ギコアにちょっと燃えた

それから弟子の子分降臨まだ〜
696通常の名無しさんの3倍:03/06/28 20:11 ID:???
新作キター!!
ナカタース燃え
つーかムスカって最高に極悪だな
697通常の名無しさんの3倍:03/06/28 20:19 ID:???
ぐれいと!!
ロング†とは中々時期にあったものを出してくれるじゃないか
698通常の名無しさんの3倍:03/06/28 20:22 ID:???
新作乙〜
マジで弟子の子分さんは来ないんですか?
ムスカまんせー!!
699通常の名無しさんの3倍:03/06/28 20:33 ID:???
TADAマンセー!!
新作イイ!!
700通常の名無しさんの3倍:03/06/29 06:59 ID:???
teikiage
701通常の名無しさんの3倍:03/06/29 09:18 ID:???
TADAのスレが3つ落ちてたぞ
702酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 10:06 ID:DSJdsuTP
現在某HP上で新しくなったTADA戦記を書いているわけじゃが・・・・
ここにupしてもいいかのう?
703通常の名無しさんの3倍:03/06/29 10:07 ID:???
>>702
OK!
704通常の名無しさんの3倍:03/06/29 10:09 ID:???
>>703
激しく自演臭が漂うな

でも俺が許可するからOKだ
705酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/29 10:15 ID:???
>>702
いいっすよ、師匠。
どんどんやってください。
706酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 10:38 ID:DSJdsuTP
投下してみる。


ザフト軍特殊部隊「タダ隊」
これまでに多々連合宇宙軍に被害を与えた部隊で、連合軍から危険視されている部隊のひとつだ。
そしてついに連合宇宙軍でタダ隊を撃破する為だけに設立された部隊が生まれた。
そう、連合軍ムスカ准将率いる「テンペスト隊」である・・・
テンペスト隊のムスカにはタダ隊を葬る為に試作兵器等の開発が許されており、大西洋連邦からプロトタイプのストライクダガ―などが支給されている。さらにテンペスト隊旗艦「インフィニティ」(メネラオス級)は、
ムスカの指示により大改造されていて、強化人間研究所や試作兵器開発部所がある。

時はアークエンジェルが第八艦隊の犠牲のもと地球に降下したころであった・・・・
707酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 10:40 ID:DSJdsuTP
タダ隊はある連合軍宇宙要塞を攻略する任務を請け負うことになった・・・
ナカムラ指令からタダ隊の旗艦「オリオン」
に通信が入り、作戦説明が始まった。
「この要塞は現在までに我が軍が幾多のMS部隊を派遣したが
攻略できなかった・・・その要塞のデータを見ても分かるとおり、
かなり特殊な兵器で武装しているからである。
この要塞を攻略できるのは我が軍の中でも精鋭中の精鋭の君たちタダ隊
しかおらん。良い知らせを期待しているぞ・・・」
こうしてナカムラ指令から通信がプツッと切れた。そしてその通信から
5時間後、ついにタダ隊は目的の連合軍宇宙要塞を目前に捉えた・・・
708通常の名無しさんの3倍:03/06/29 10:42 ID:???
新作きたーーーー―
709酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 10:42 ID:DSJdsuTP
タダ「ほぅ・・・確かに特殊な兵器で武装しておるな・・・
今までに派遣された部隊はこいつでやられたのだろうな。
これはワシでも少々てこずるかもしれん。」
「タダ隊長、なぁに弱気になってるんだ?確かに今回の任務は
キツいだろうが、たかがナチュラル軍如きの要塞一つ、
さっさとぶっ潰してやろうじゃねーかぁ!」そうタダに
馴れ馴れしいのは最近タダ隊の増員で入ってきたヨコヤマである。
ヨコヤマはユニウス7出身で両親を連合軍の核攻撃で失っていて、
ナチュラルに激しい差別心を抱いていた。
「ヨコヤマ、口が悪いぞ!」
そう言うのはタダ隊設立以来からいる古参隊員のスズキである。
スズキはタダの忠実な部下であり、マジメな性格からか
タダからの信頼も厚い。MS操縦の腕はタダ隊の中でもピカイチである。
「へいへい、わかったわかった。古参ぶりやがって・・・けっ!」
「こいつ!!」
スズキは腕を振り上げた。この二人は性格からか仲が悪いのだ。
しかし、その中にニシがわって入った。「ヨコヤマさん、スズキさん
出撃前なんですよ、なにケンカしようとしてるんですか!ねっ、隊長」
ニシはヨコヤマと共にタダ隊の増員として入隊したばかりである。
そのお人好しな性格からか他の隊員から好印象である。
「うむ、ニシの言う通りじゃな。二人とも仲間同士そう
いがみ合うものではない。そんなんじゃ作戦にも影響が出る、
チームワークを大切にせい。」
「すみませんでした・・・」
スズキは反省したのかうつむいている。
ヨコヤマも少しは反省しているようだ。
「前方に敵部隊が展開しつつあるな・・・
よぉし、タダ隊でるぞ!!」
710酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 10:43 ID:DSJdsuTP
今日はこのぐらいでお終いじゃ。
次はいつ新作を作れるかわからんものでのう・・・
711通常の名無しさんの3倍:03/06/29 10:46 ID:???
先生キター!!
ニシとヨコヤマとスズキ・・・
712酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/29 10:53 ID:???
タダ戦記キター!!
ヨコヤマが良かった
新作期待してます
713通常の名無しさんの3倍:03/06/29 11:17 ID:???
新作キター!!
新作キボン
714酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/29 11:21 ID:???
予定よりちょっと早いけどTADA戦記掲載を一時中断します。
7月4日から再び新作を掲載したいと思います。
それまでこのスレを保守してくださるとありがたいです。
715通常の名無しさんの3倍:03/06/29 12:26 ID:???
>>714
テストがあるんだっけ?
716酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/29 12:35 ID:???
>>715
そうです。
流石に3年にもなれば
本気で取り組まないといけないもんで・・・
717通りすがりのリメーク:03/06/29 13:35 ID:???
第16話「ブーステッドマン」

ムスカは恐れていた。今まで、ほとんど「自由行動」と呼んでもよいくらい勝手気ままに戦線を渡ってきた。彼一流の
策略がそれを可能にしてきたのだが、今度ばかりは様子が違っていた。
突然の月基地の護衛命令。よもや極秘裏に進めてきた、「あの計画」が上層部に漏洩したのではあるまいか。
いや、しかし、とムスカは思い返した。それであれば、もっと強く、何か言ってきても良さそうなものだ。今度の
件は、やはり単なる戦力不足を補うだけの数合わせに過ぎないはずだ。
「失礼します」ブリッジに現れたのはナカタースであった。医務室には寄ってきたかね、とのムスカの問いに、ナカタースは
何とも形容のしようのない、複雑な笑みを浮かべた。それは、かつての彼からは想像も出来ない、別人のものと呼んでも
よいものだった。


ギコアのブリッジでは立った今作戦打ち合わせが終わったところであった。連合軍月基地攻略。攻略とは聞こえがいいが、
要するに徹底的な破壊である。住人は軍人、軍属ばかりであり、民間人を巻き込む可能性がないからこそ可能といえる、
殲滅作戦であった。

718通りすがりのリメーク:03/06/29 13:36 ID:???
「タダ隊長は至急整備デッキへ。」ラウンドスピーカが数分前から繰り返し喋っていた。タダがデッキに到着すると
モルス整備長が漂うファイルを丁寧にまとめていた。
出来たか、とタダが愛機を見上げて嬉しそうに声を上げた。モルスは、眉間に皺を寄せて説明を始めた。「オーガ
システムは調整しました、しかし、そうむやみに使わないでください、この間のような使い方だと次は保証できません、
それから、」タダは右手を上げてモルスの言葉を遮った。「わかっておる、わかっておるわい。」
モルスはタダの顔に子供のような無邪気な表情を認めたものの、わき上がってくる内心の不安は押さえられなかった。
いや、自分は調整に最善を尽くしたはずだ、そう思い直しながらタダにファイルを渡すと敬礼した。「御武運を!」


「総員、戦闘配置!」再びラウンドスピーカが唸りを上げた。慣れているとはいえ、誰もが緊張する瞬間である。


「カタパルトスタンバイ、シグー発艦ヨシ!」タダはカタパルト員の出した合図をモニタ越しに確認すると、通話器の
スイッチを入れた。
「ブリッジ、全ては作戦通りだ。わしの合図を待って特装だ、いいな!」「ブリッジ、了解。隊長、御武運を!」
「タダ、シグー、出撃する!」
719通りすがりのリメーク:03/06/29 13:36 ID:???
「前方にローラシア級確認、モビルスーツ発艦、4機確認!」
艦の色は確認できるか、そういうムスカの問いにオペレータは少し間をおいて答えた。「光学測距不可ですが、80%の
確率で黒です」
黒いローラシア級、か。これも宿命というものだな。ムスカは眼を閉じてそう思ったが、やがて表情は引きつった微笑に
変わった。
「モビルアーマー、全機発艦。目標は前方のローラシアだ!」




「隊長、敵モビルアーマー出てきます、数は、100、いやそれ以上です」
「コバヤシ、了解した。アーマーは全てわしがやる、おまえ達には戦艦を任せる。落とされるなよ!」

タダのシグーがアーマーの編隊に突撃していった。瞬く間に次々と閃光が走る。こんな程度じゃ六割どころか三割も満足できんわ
、そう思って遠方モニタに目をやると、既に3隻の戦艦が炎上している。連中も少しはやるようになったか、そう思って
笑みを浮かべてみる。

「隊長、敵モビルスーツを確認、そちらに向かっています、機数2!」コバヤシからの連絡を受けたタダは、我に返って
今度はメインモニタをにらみつけた。見覚えのあるストライクダガー。そしてそのすぐ後ろには、別の機体が続いている。

「赤いモビルスーツ、やつか?」

720通りすがりのリメーク:03/06/29 13:39 ID:???
タダは機体を前方加速させ、突撃銃を打ち込んだ。ストライクダガーは機体をロールさせて回避、ビームサーベルを抜いて
肉薄してくる。ガツン、という強い衝撃がシグーに走った。
シールドでストライクダガーの腕を押さえつけ、シグーはかろうじて撃破を免れた。
「ごきげんよう、タダ君」シグーの操縦席にやや歪んだ声が響き渡った。
「ムスカめ!」タダはストライクダガーの腹部めがけてケリを繰り出した。無重力の宇宙では、この攻撃は相手との間合いを
取るだけで、そうダメージを与えるものではない。
間合いを取って双方銃撃を繰り返すが、どれも決定的なダメージを与えるまでに至らない。時間だけが、刻一刻と過ぎていく
ばかりである。
「そろそろだな」コバヤシからの連絡で、敵戦艦が残り2隻になったことを確認して、タダはギコアとのチャンネルを開いた。
「ブリッジ、撃てー!」次の瞬間、ギコアの特装砲が月基地に向かって放たれた。モニタが真っ白くなる程の閃光が、周辺を
覆い尽くした。その閃光が収まると、月基地の変わり果てた姿がそこにあった。

この光景にムスカも焦りを隠すわけには行かなかった。このままでは帰る艦まで沈められてしまう。
「ナカタース、このモビルスーツは任せる。我々は艦の援護に戻る。」ライフルを2発、3発と放ってストライクダガーは後方
加速し、見る見るうちに遠ざかっていく。
721通りすがりのリメーク:03/06/29 13:40 ID:???
「ぬぅ、いかせるか!」 追いかけようとするシグーの前に、赤いモビルスーツ、ロング・ダガーが立ちふさがった。
「こいつっ、邪魔じゃあ!!」 タダはオーガアックスを振り下ろすものの、相手の動きは速く、シールドにはじき返される。

ロング・ダガーはシグーの右腕を掴んで自らの方へ引き寄せながら、強力なボディブローを放った。
「ふはははははははああああ!」常気を失ったナカタースの甲高い笑い声が、シグーの操縦席にも聞こえてくる。2発、3発と
ボディブローが続けて打ち込まれる。
「ぐぅぅっ!」タダは繰り返される振動と奇妙な笑い声で軽い吐き気を催した。
「貴様の相手などしてられん、喰らえ!」キュインという、何かの起動音がしたかと思うと、ロング・ダガーの脚は腿から下が
無くなっていた。
「!」機体損傷を示すモニターに、ナカタースの異様に見開かれた眼が映っていた。続いて強い衝撃が彼を揺さぶった。シグーの蹴りが
ロング・ダガーの胸部に入ったのである。

モルスめ、凝ったことをしてくれたわい、タダはそう思いながら苦笑いを浮かべた。オーガシステムは連続稼働では無理が多すぎる
ため、瞬間絞込稼働としたのである。これならば機体も操縦者も最小限の負荷で済む。


「サトー、こいつ、中々沈まないな。」 戦艦攻撃の3人は、最後の1艦を沈めるのに手こずっていた。
「350m級の戦艦だからな。だが、もう少しで沈むはずだ。」
「おい、なんか来たぜ!」 コバヤシの声に、ほかの二人も遠方モニタを睨んだ。そこには1機のストライクダガーが捉えられていた。


「こいつらと死なない程度に遊んでやれ。」 ムスカの物憂いげな声に、ミウラーは少しとまどったように応えた。
「・・・殺しては、駄目なのか?」
「さっきのシグーが来るまでの時間稼ぎだ。攻撃出来ないようにすればいい。奴に逃げられては困るのでな。」


「了解。」ミウラーはライフルの照準を一番手前のジンの右腕に合わせた。

16話 完
722通常の名無しさんの3倍:03/06/29 13:46 ID:???
リメイクイイ!!
時間があったら是非ほかもおながいします
723通常の名無しさんの3倍:03/06/29 13:50 ID:???
ニラいたら例のHP行け
724通常の名無しさんの3倍:03/06/29 13:50 ID:???
通りすがりのリメーク って弟子だろ。
725通常の名無しさんの3倍:03/06/29 13:53 ID:???
リメイクキターー!!
面白い!
726通常の名無しさんの3倍:03/06/29 14:03 ID:???
お、リメイクきてたんか
弟子のストーリーに文才の有る人が
手を加えるとマジで面白いな
弟子の奴も面白いんだが
やはりリメイクはいいものだな
どんどん投下してくれ〜
待ってるよ
727通常の名無しさんの3倍:03/06/29 14:11 ID:???
じゃあ弟子のテストの点を真面目に予想しようぜ?
今回は期末だから通常の学校では900点満点のハズだ
俺は500/900点ぐらいだと思うが、おまいらは?
728通常の名無しさんの3倍:03/06/29 14:19 ID:???
リメイクキター!!
>>717-721
確かに面白いんだが
これじゃ元と大して変わってないのは
気のせいか・・・?
>>727
400点ぐらい?
第16話「サトーの決断」 (エピソードナンバーがずれているようですが、原案のままとしました)

ギコアのガンルームの片隅で、3人の若者が不安そうな表情で集まっていた。

「隊長、大丈夫かな・・・?」ヤマダは、先程から空になったコーヒーカップを手にしたまま座っている
サトーに話しかけた。
「大丈夫さ、もう手術は済んだんだ。きっと助かる。」返事をしないサトーに代わってコバヤシが
さも楽観しているといった様子で応えた。とはいえ、彼にも一抹の不安が無いわけではなかった。
「それにしても、」と振り返って窓の外を眺めながらコバヤシがつぶやいた。「連合の奴ら、月で何を
やってるんだ?」
上層部から受けた命令は連合軍月基地の攻撃であった。ザフトの地球侵攻以後、連合はほとんどの
宇宙港を失っており、もはや月基地は干からびる寸前のはずであった。プラント側は再三に渡って
月基地の放棄を勧告、その際の人員輸送の安全も保証するといっていたのだが、未だに撤退する
素振りも見せてはいないのだった。

突然インターホンの呼び出し音が鳴った。応対に出たヤマダが、明るい表情で二人のところへと
戻ってきた。
「隊長の意識が戻ったそうだ。俺達に来いってよ!」

「隊長、具合はどうですか?」 サトーは医務室のベットに横になっているタダに声を掛けた。
「まあ、まずまずといったところじゃ。」タダはそういって三人に笑顔を見せた。
「呼び出したのはほかでもない。わしもこの状態では出撃できない。そこでだ、」タダはいったん
言葉を切り、反応を見るようにそれぞれの顔を見つめた。
「しばらくの間、MS戦の指揮はサトーに任せることにする。」
隊長の言葉にサトーは一瞬、とまどった表情を浮かべたが、すぐに踵を鳴らして敬礼した。
「ハイ、がんばりますっ!」
サトーの言葉にうなずきながら、タダは三人の表情を今度は確かめるように見た。

インターホンの呼び出し音が鳴った。ヤマダが出ようとするが、受話器を取る前にスピーカーから
声が流れ出た。緊急時の一斉通報である。
「進路上に連合の戦艦を確認。モビルスーツ出撃準備!」
「よし、仕事だ!頼むぞ。」

三人が出ていってしまうと、タダはベットから飛び降り、そそくさと制服に着替えてしまった。
「まあ、最初の試験としては適当な標的では、ある。」眼鏡をかけ直してタダはそうつぶやいた。
「いいか、サトー!? 俺には貴様に従う義務など無いからな!」ジンの操縦席の中で、コバヤシが
通話器越しにサトーに食ってかかっていた。
「オイ、一体どうしたってんだよ?」ヤマダが慌てて割り込む。
「なんでもないさ、サトーは俺の上官ではない。だから従う義務はない。それだけのことだ。」
「隊長がいないってのに俺達がまとまりを無くしてどうするんだよ?」ヤマダはやや呆れた表情で、
しかし諭すような口振りでいった。
「おまえまで上官面かよ、ヤマダ。 だがなぁ、シュミレーターの成績だって俺の方が上なんだ。
いいか、サトー。隊長に気に入られてるからって調子に乗るなよ?」

フン、と鼻を鳴らしてから、サトーが応じた。
「オープンマイクだ、コバヤシ。おまえこそ調子に乗るなよ。サトー、ジン、出る!」

チッ、というコバヤシの舌打ちまでがブリッジに筒抜けである。
モビルスーツ発艦終了、対空警戒そのまま、というオペレータの声を聞きながらタダがつぶやいた。
「やれやれ、コバヤシはまだまだだな・・・。才能は有るんだが、あの性格ではなぁ・・・。」


敵は戦艦三隻、モビルアーマー80機以上、コバヤシはこう連絡すると、今度は通話器を受信
のみにしてから叫んだ。
「くそっ、何故、隊長はアイツを選んだんだ!? 何故、俺では駄目なんだ!!くそっ、くそっ、
こんちくしょう!」
コバヤシの駆るジンは、次々と敵モビルアーマーの操縦席を打ち抜いていく。まるで憂さ晴らしでも
しているかのように。

「一人で前に出るな!やられるぞ!」サトーはコバヤシの荒れ振りに不安を感じて叫んだ。
「へっ、おまえに見せてやるよ。俺の実力をな!!」コバヤシのジンは、標準よりも大振りな対艦刀を
取り出すと、機体をゆっくりと、しかし徐々に加速しながらスピンさせた。そしてそのまま、
まるでコマか、竹とんぼのようになりながらメビウスの群に向かって進んでいった。
サトー機のモニタに、次々と生じる閃光の中に、ジンの姿が見え隠れしている様子が映し出された。

「見たか!? これが技ってもんよ!」 得意満面のコバヤシだったが、次の瞬間、その表情は引きつった
ものに代わった。自分の前も、後ろも、横も天地も、敵のモビルアーマーがその銃口をこちらに向けて
構えているではないか。
「くっそー、メビウスごときが調子に乗るなよーっ。」コバヤシはシールドに装備されたバルカンを
メビウスに向けて撃った。しかし、通称「豆鉄砲」と呼ばれるこの30mmバルカンでは、いくら
メビウスといえども打落とせる訳が無かった。
案の定、弾は装甲に弾かれ、今度はメビウスのミサイルが飛んできた。
「いかん、直撃だ!」ヤマダは煙に包まれて見えないコバヤシ機を案じた。やがてモニタには、左腕を
失ったジンの姿が現れた。ヤマダはすかさず機体をコバヤシ機の方へ向けようとする。しかし、自身も
モビルアーマーのミサイルにロックされていまい、うち払うのに精一杯の状況である。
「コバヤシーっ!」

「くそ、これじゃもう持たない!」敵の第2斉射を確認しながら、コバヤシは観念して唇をかんだ。
次の瞬間強い衝撃が操縦席を揺さぶった。
「コバヤシ、だから一人で行くなっていったろう! まったく、地上でも同じことをやったくせに!」
通話器から流れるサトーの声にコバヤシは目を覚ました。直撃を2度食らって生きている?すぐには
状況が理解できず、呆然としてそのままサトーの声を聞き続けていた。

「おい、コバヤシ、生きているのか!返事をしろ!」
ようやく、通話器が受信のみとなっていることを思い出しスイッチを双方向に切り替えた。ハア、
と深いため息をついてみる。


「聞いている、誰も助けろなんて言ってないぜ?」
「おめー、馬鹿かよ」ヤマダは、本当に呆れたという様子で通話に割り込んだ。敵の包囲の中に
サトー機が突入、コバヤシ機を抱えて離脱した様子を思い出しながら。あとほんの一瞬遅かったら、
2機とも沈められていた、かもしれない。

「コバヤシ、おまえは艦を仕留めろ! ジョージも援護に回れ!」 サトーは指揮官らしく2機に
命令すると自分は再びモビルアーマーの群に突っ込んでいった。
サトー機、敵モビルアーマーを全機撃墜の模様、味方モビルスーツ2機が敵艦に取り付きつつあります、
ギコアのブリッジにはオペレーターの声だけが響いていた。

「ふむ、やはり実戦ではサトーの方が上か。だが、指揮官としてはまだまだだな。」 タダは一人つぶやいていた。


コバヤシとヤマダは戦艦の対空砲火の前に苦戦を強いられていた。当たりはしないものの、弾幕が
厚すぎて有効射程まで近寄ることができなかったのだ。

「くそっ・・・このままではこっちのバッテリーがあがっちまう。コバヤシ、そっちの砲で艦を攻撃でき
ないのか?」 対艦刀を装備してきたのは、自らの手で敵艦のブリッジを潰すつもりだったからだ。
しかし、この状況では戦果を僚機に譲るのもやむを得ない判断であった。

「了解。援護よろしく!」奴さん、ようやくシャッポを脱いだな、ヤマダはそう思いつつ砲の照準を
敵艦ブリッジに合わせていった。



モビルアーマーを蹴散らしたサトーも加わって、2機がヤマダの援護に当たった。
「せっかくの刀が、それじゃ錆びてしまうな。」そういってサトーはコバヤシを冷やかしたが、
当のコバヤシは対艦刀を右に左にと翻し、シールド代わりに敵弾をはじくという、並のパイロットでは
まねの出来ない芸当を見せていた。


やがて、ヤマダのジンに装備されたキャノンが火を吹いた。あっという間に三隻の艦は轟沈した。

ギコアのモビルスーツデッキでは、頭を下げるコバヤシをヤマダが驚いた様子で見ていた。
「何故おまえが選ばれたのか、分かる気がするぜ。」 自分でも不思議に思うくらい、今のコバヤシは
率直に謝ることができたのだった。
「気にするな。それより、」と、サトーは刀を振り回す素振りを見せた。
「今度俺にも教えてくれよな」

ふと頭上に影がよぎり、タダがフロアに舞い降りてきた。

「三人共、良くやったぞい。だが、」タダの少し険しい表情に三人は姿勢を正した。。
「しかーし。まだまだ、一人前とは言えない。解るな?」 三人とも、隊長の顔を見つめて
うなずいた。
「隊長、怪我の方は・・・」 サトーが言いかけた。
「怪我・・・? そんなもんとっくに治ってるわい。次回からはわしも出るぞ。」



終わり
遡ってリファインするのって結構むずかしいです。
737通常の名無しさんの3倍:03/06/29 16:55 ID:???
リファインキター!!
なかなか面白いな
訂正です。
>>735

「くそっ・・・このままではこっちのバッテリーがあがっちまう。コバヤシ、そっちの砲で艦を攻撃でき



「くそっ・・・このままではこっちのバッテリーがあがっちまう。ヤマダ、そっちの砲で艦を攻撃でき


に訂正します。
739通常の名無しさんの3倍:03/06/29 17:08 ID:???
うほっ、新作キター!!
15話のも頼む
740酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/06/29 17:15 ID:???
リメイクどーもです。
にしても話数間違えてたとは
気付きませんでした。
今終わってるとこまでが17ですな。
では。
第13話 ナカタース散る (散ってないけど)

水平線の向こうに日が沈みかけていた。夕日の色が空が紫色に変わる瞬間がある。地上に
降りてからというもの、タダはその瞬間をその目で見ようとしていたが未だ果たせずに
いた。
今日の午後の会議で、タダ隊は再び宇宙へ上がることになった。出発は明後日の10時。
既に上空ではかつての母艦、ギコアが待機しているらしかった。
宇宙港まで移動している時間がないので、前時代的ではあるが貨物用打上ロケットを使う
ことになっていた。「ダルマ」と名付けられたそのロケットは、外見が余りにずんぐりとして
いたため隊員達は誰も「ダルマ」とは呼ばず「タダ」とか「隊長」とか呼んでいた。
部屋で書類に目を通していたとき、不注意な兵が通路で話していたのを聞いてタダ本人は
思わず苦笑いしたのだった。
今、タダは沈む夕日の前で、目を閉じて瞑想に耽っていた。しょせん我々は捨て駒に過ぎ
ないのだ。最小限の兵力で最大の戦果を上げれば、余力を他の戦線に回せるだろう、そう
考えて少数精鋭を貫いてきたのだが、どういう訳か自分の隊にばかり作戦が回ってくる。
もう、長いこと兵には休暇を与えていないのだ。自分は戦場に散る覚悟でいるからよいが、
彼らの中には若く、まだ将来のあるものも大勢いるのである。いったい、上層部は何を考え
ているのだろうか。そもそも、この戦争を本当に終わらせる気があるのだろうか。

それにしても意外だったのは、あのムスカが前線に出ていて我々と対峙しているということ
だった。情け知らずの狂人が相手では、こちらも命がいくつあっても足りないかも知れぬ。
サトーが生還できたのはまさに奇跡と呼んでよいものだったのだ。

そして、あの赤いモビルスーツ。あの動きはナチュラルのものではない。間違いなく
やつはコーディネーターだ。連合に荷担する亡命コーディネーターがいるのは知っていたが
前線で、しかもあのような新型モビルスーツを駆ってくるとはな。

彼は静かに目を開けた。日は既に半分ほど沈みかけていた。空が、確かに紫色に染まって
いるのを見届けると、満足そうな笑みを浮かべて再び目を閉じたのだった。


タダは少数の兵を交代で照会に当たらせると、他の兵には充分に休むようにと指示を出した。
そして自らも制服のまま、簡易寝台の上に横になるといびきを立てて寝入ったのだった。
- 強襲 -
警報が鳴り響いていた。タダは寝台から飛び起き、眼鏡を掛けると司令室に飛び込んだ。
何事か、と問いただす前に、哨戒兵が息を切って報告してきた。
「敵襲であります。敵は戦車10数両、モビルスーツ1機、他歩兵多数。既にこちらの
モビルスーツが応戦に出ました!」
タダは聞き終わると格納庫へと急いだ。「モルス、モルス整備長!」
「隊長、こっちです!」既に砲火の音がすぐ近くまで迫っていた。「バクウ、起動させて
あります、すぐに出られます!」
よし、そういって操縦席に乗り込んだタダは、信号灯を降っているのがモルスであることに
気がついた。通常、出撃整理を行うのは信号兵の仕事で整備兵の仕事である。
「まさか寝ている訳ではあるまい?」帰ってきたら修正だな、と独り言を言うと、レバーを
フルスロットルに倒し機体を跳躍させた。
「バクウ、タダ、出る!」

まだ日の出まで1時間はあろうという時刻である。あたりは闇に包まれており、目視で
敵影を捉えるのは難しい。モニタの感度を上げる。前方に閃光を確認すると、進路を
そちらに向けて全速前進で機体を走らせた。

「サトー、聞こえるか!」タダはサトーを呼び出した。思いの外ジャミングが強く、声が
ノイズに飲み込まれて聞き取ることが出来ない。
「た・・・ちょ・、・はよ・・・います」応答があった!
「援護する。当たるなよ!」バクウの背中の火砲が立て続けに火を吹いた。

モニタに3つの機影が映し出された。サトー、ヤマダ、コバヤシ全機無事のようである。
「コバヤシもヤマダも、モビルスーツは見ていないといっています」サトーからの連絡が
入る。
ヤツが来ていない。そんなはずはない。現に基地のレーダーは機影を捉えていたではないか。
一抹の不安が、タダの脳裏をよぎった。
「おまえ達は基地へ戻れ。ダルマを守備しろ。あれがないと宇宙へあがれないからな」
了解、という3人の声を聞いた後、タダはしばらくその場に留まった。周辺には戦車の
残骸が散らばっているだけである。赤外線モニタが映し出す薄い緑色の影は、ついさっき
まで生きていた人間のものであろう。

気がつくとあたりが白んできていた。もうじき日の出を迎えるのだ。タダはふと、昨日の
夕方見た、紫色の空を思い出した。

突然、強い衝撃が機体に走った。上から押さえつけられるような、厭な感覚がタダを襲った。
「な!」いったい、どこに潜んでいたかと思わせる、見事な不意打ちであった。水平方向への
攻守には圧倒的な威力を示すバクウであるが、背中を取られるのは極めて危険な状態である。

すかさず、上に載っているであろうモビルスーツを振り払おうとして、機体を左舷に傾けた。
左舷の次は右舷、その次はまた左舷。さながら川から上がった犬のごとき様子で、タダの
バクウは必死にもがいた。

ようやく背中が軽くなり、次の瞬間、敵のモビルスーツ、赤く塗られた「やつ」の機体が
タダの眼前に現れた。機体損傷モニタは背中のオーガガトリングが破壊されたことを示して
いる。
「やってくれたな!」タダはビームサーベルを展開すると、そのモビルスーツ、M1に
向かって突進した。向こうもサーベルを抜いて身構えている。タダの目は、M1がわずかに
跳躍の姿勢をとったことを見逃さなかった。
「逃がすか!」M1の跳躍に合わせるようにバクウを跳躍させた。しかし、M1は跳躍せず、
バクウの直下「腹の下」へと潜り込んだ。M1のライフルがバクウめがけて放たれた。
「しまったあ!」そう叫びつつも、タダはバクウの機体を捩らせて回避行動をとった。間一髪、
ビームはバクウのウイングを貫いただけで、胴体への直撃は免れた。着地してすかさず機体を
M1へと向け直す。先程よりも間合いを詰めて対峙する格好になった。
「くそ!」自分でもこれほどの焦りを感じるのは珍しい。タダは唇をかんだ。


「あんたがタダか、俺はナカタースだ、覚えとけよ! といってもおまえはこれから俺が殺る
けどな!!」 突如として通話器から聞こえる敵兵の声に、タダは愕然とした。
「ムスカの捨て駒が、何を言うか!」言い終わらないうちに、バクウはM1へと突進した。
今度も跳躍で交わされる可能性があった。しかし、ガトリングを破壊され主たる武器がビーム
サーベルのみとなった今、タダにできるのはこの攻撃しかない。
跳ぶか?サーベルを敵機の腰部へ打ち込むように狙いを定め、タダはなおも突進を続けた。
跳躍の気配を感じた次の瞬間、敵機が白く輝いたように見えた。

M1の操縦席ではナカタースが「勝ち」を確信していた。ばかなやつだ、突進するしか
能がないのかよ、と。今度こそ敵の胴体にサーベルを突き刺せばそれで終わりである。
ぎりぎりまで引きつけて、あとは跳ぶだけ。簡単なものだ。
しかし、この間際になってナカタースはその目を閉じることとなった。それは、強烈な
光線が操縦席内に差し込んできたためである。日の出を迎えた戦場は、辺り一面の闇を
払うように日の光に覆われていった。

ドスン、という衝撃。ナカタースは地面にたたきつけられた様な錯覚を感じた。それは
あながち錯覚とは言えなかった。機体損傷モニタは腰から下が無くなっていることを
示していた。爆発が起きないのが不思議なくらいであったが、ナカタースはそのまま意識を
失ったのだった。

バクウは頸部が破壊され、頭部だけが胴体から少し離れたところに転がっていた。
「危ないところだったわい。」タダはバクウが自力走行可能なことを確かめると、そそくさ
と戦場を離脱したのであった。



だめだ、リメイクするとつまらなくなってしまう。すみません。



747通常の名無しさんの3倍:03/06/29 19:06 ID:???
新作キター!!
TADA戦記の良さは押しの強さだからな・・・
でももっとリメイク頼みます
748通常の名無しさんの3倍:03/06/29 19:11 ID:???
新作きたー!!
個人的に15話のやつキボンヌ
749通常の名無しさんの3倍:03/06/29 19:52 ID:???
このスレ長くつづいてるな
他の4つのスレは全て落ちてるけどw
リメイク中々面白いよ
750通常の名無しさんの3倍:03/06/29 20:41 ID:???
リメイクおつかれ〜

とりあえずageてみる
751通常の名無しさんの3倍:03/06/29 21:03 ID:???
リメイク期待age
752酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 21:43 ID:DSJdsuTP
タダのシグーを先頭に次々とタダ隊のジンがオリオンから出撃していく。
タダ隊のMS部隊はシグー1機、ジン5機からなり、タダ隊のパーソナルカラーの
黒で塗装されている。タダシグーは通常のシグーとは装備が異なり、
重斬刀のかわりに重金棒という鋭いトゲつきの金棒を装備していて、
重突撃機銃のかわりにジン用の重粒子砲をタダがカスタマイズした
ビームバズーカを装備している。そしてバルカン内装防盾はグレネードランチャーに
換装されている。肩には「鬼」のエンブレムが赤く輝いている。
これがタダシグーだ・・・
「オリオンはこの後20秒間援護射撃じゃ。スズキ、アベはワシと敵要塞に
装備されているあれを破壊しに行くぞ!クロカワ、ニシ、ヨコヤマはその隙に
敵要塞内に侵入するんじゃ、侵入後は敵部隊の反撃が充分予想されるから
油断はするんじゃないぞ!」
「ハイッ!」
隊員たちはタダの命令にうなずいた。
その直後連合軍の要塞に装備されいている
「モビルチョッパー」が迎撃を開始した・・・
753酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/06/29 21:47 ID:DSJdsuTP
モビルチョッパーとは対MS用に開発された連合軍の試作兵器で、
センサー付の鋼鉄製の円状ノコギリを高速で打ち出すものだった。
その切れ味は抜群で、センサーによって補足した目標をどこまでも
追尾する高いホーミング性能までもっている。しかし、試作兵器ゆえに
この要塞にしか装備されていない。開発者はあのムスカだ。
「あれか、連合の試作兵器は?どう対応したらいいんだ?」
ニシ、ヨコヤマと共に増員として最近タダ隊に入隊したアベが淡々と話す。
「スズキ、アベ、あの八つ裂き円盤を避けようとせず正面から
迎え撃つんじゃ!今までのMS部隊は皆避けたつもりでやられておる、
あの形状から射撃武器を命中させるのは難しいじゃろう、
近くまで寄ったところを重斬刀で底面か上面を叩いて落としてやるんじゃ!
あの円盤は側面は脅威だが、上と下は平面じゃから、
そこを叩けばいいんじゃ、つまりあの円盤の弱点は上面と底面じゃ!」
タダがギアチョッパーの対処法を説明する。しかし、
高速で接近するモビルチョッパーを叩き落すのは、口で言うのは簡単だが
実践するのは困難を極めた・・・
第14話 宇宙の帝王

サトー達は帰還したタダのバクウを見て、呆然とするのみであった。隊長をここまで追いつめる
敵とは一体何ものなのか。また、そんな敵と対峙していたことに恐怖心すら抱くものもいた。
「隊長、よくぞご無事で」モルス整備長がまっさきに声を上げた。
「ああ、わしは無事だが、こいつはご覧の通りだ。すまんな。」そんなことより、とタダはサトー
らモビルスーツ隊の面々に顔を向けた。
「ダルマは無事であるか?」「ハ、無事であります、隊長。」コバヤシが応えた。
「よし、予定より早いがこれより宇宙へ上がる。ダルマへの積み込みを急がせろ。モビルスーツ隊は
一番最後だ。第2波が来るかもしれん。三人とも搭乗のまま、なおも警戒に当たってくれ」

タダは続けて通信兵を呼ぶと上層部に今朝方の戦闘状況を報告した。予定より早く宇宙に上がる
となれば、それなりの手配も必要になるからである。一応、護衛航空機を数機派遣してくれる
こととなったが、それもないよりはましである。そのほか、ギコアとのランデブーポイントの
変更など、やることは結構あり、彼は1,2時間ほど忙殺されることとなった。

連合軍のムスカのもとに、戦闘詳報がもたらされたのは戦闘終了後から2時間以上立ってからのこと
であった。それにはタダ隊のダルマの動きもいっしょに添えられていた。

報告に来た兵と入れ替わりに、白衣をまとった軍医が現れた。
「ムスカ大佐、ナカタース大尉はいかが致しましょうか」青白い顔の軍医は、やや緊張した面もちで
そう尋ねた。
ムスカは机の上のカレンダーに目線をやったまま、しばらく黙っていたが、やがて静かに言った。
「ナカタース大尉には素体になってもらう。彼にとってもそのほうがよいだろう。ちがうかね?」
「ハッ!では、至急第3病室へ移送いたします。」うむ、とうなずいてからムスカは付け加えた。
「見つからないように、やれ。いいな。」

軍医が出ていくと、彼は机の上の受話器をとり、宙間通信回線を開かせた。
「こちらはムスカ大佐だ。ザフトのタダ隊があと数時間で宇宙に上がる。私が行くまで奴らを引き
留めておいてくれたまえ。」
タダ隊の進行方向には、ムスカとは旧知の仲であるギックス大佐が率いる艦隊が控えていた。
ムスカは引きつった微笑を浮かべて呟いた。「動いてくれるよねえ、ギックス君。」


宇宙ではギックス隊の旗艦ヴァルキリア内で、対応が協議されていた。
「どうしますか、大佐。私はどうもあのムスカと言う男、信用できません」副官は自分よりも上級の
ムスカを呼び捨てにしてそう言った。
「ふん、まあ、少し恩を売るのも悪くないだろう。また、タダ隊とは聞き覚えのある隊だ。確か少数
精鋭を旨とする、ザフトでも猛者で通った隊だよ。そいつらを沈めるのも、決して悪いことでは
なかろう。」
ヴァルキリア艦内に戦闘警報が流れた。「下から敵が上がってくる。せいぜい歓迎してやれ!
モビルアーマー、発艦!」


地上のタダ隊では最後の貨物がダルマに積み込まれようとしていた。既に敵襲の可能性は薄らぎ、
サトーらモビルスーツのパイロットも全員ダルマに乗船していた。
「さらば、地球。今度来るのは戦争が終わってからになるかな」モルス整備長は名残惜しそうに
呟いた。
「ダルマ、準備ヨシ。世話になった、上げてくれ」タダの声が管制室のモニターから聞こえてきた。
「隊長、どうかご無事で。ダルマ、リフトアップ!」
ダルマの窓からは管制室が見えた。見送り要員となった隊員達は全員、帽子を振ってこちらを見て
いた。
激しい振動と轟音が響き渡り、窓の外の景色は少しずつ下へと流れ始めた。やがてそれは勢いを増し、
ついには目にも留まらない速さで遠ざかっていく。
視界は最初明るくなり、ついで少しずつ暗くなった。ついには完全な闇となり、眼下に地球の海や
雲が見えるようになった。
既に重力は感じなくなっていたが、だれも席を立とうとはしなかった。艦内は静まりかえり、今朝の
戦闘がまるで嘘のように感じられていた。


そんななかタダだけが席を離れ、前方にある操縦席へと進んできた。
「どうだ、ギコアは捕捉したか?」パイロットはタダの方を見て応えた。
「いえ、隊長。しかし、やっかいなものを見つけました。連合の戦艦です。」
何と言うことだ、とタダは思った。地上で第2波がこなかかったのは、宇宙で待ち伏せしていたから
なのか。
「向こうは気づいているのか?」「いえ、こちらは慣性航行中ですから、もう少ししないと捕捉され
ません。ギコアは敵の後方を進んでいるはずです。」
よし、とタダは呟いた。パイロットは船内マイクを差し出した。彼もタダとは長いつき合いなのだ
ろう。
「みんな、聞いてくれ。我々の進行方向に連合の戦艦が待機している。ギコアはその後ろだ。これより
わしが出て敵を陽動する。ダルマはこのまま進んで宙域を離脱、ギコアに合流しろ。」
隊員達もさすがに動揺は隠せなかった。一様にざわついた後、最初に口を開いたのはコバヤシだった。
「隊長一人では大変です。私もついていきます。」
次の瞬間、船内はしん、と静まりかえった。「なんだよ、なんか変なこといったか、俺?」
タダはなだめるように言った。「コバヤシ、おまえは最後まで警戒についていたから知らないのだろう
が、このダルマにはわしのシグーとジンの装備しか積んでいない。積載重量の都合でな。おまえ達の
ジンは新しいヤツがギコアに用意される手はずになっておる。」
「なんだよ、そんな話聞いていないぞ!乗る機体が無くてなんのためのパイロットなんだよ!」思わず
コバヤシが悪態を吐(つ)いた。
見かねてヤマダがコバヤシの腕を引っ張った。「いい加減にしないか。」
「隊長!」「隊長!」全員口々にそう叫んだが、タダは素早くシグーの操縦席に乗り込んでいた。
「シグー準備ヨシ。ペイロードを開けてくれ。」タダはダルマのパイロットに告げた。
「どうか、ご無事で!ペイロード、オープン」
「タダ、シグー、出る!」



ヴァルキリアのブリッジでは、タダ隊の予測よりも早く、ダルマを捕捉していた。
「どうやら出てきたようです。一機だけ・・・まあ、あのシャトルでは無理もないですな。」副官が
ギックスに告げた。
ギックスの表情は、しかし、いつもの戦闘前と変わらない厳しいものであった。彼は目前の数の多少で
戦局を判断してはならないことを良く知っていた。
「タダ隊とやら、その実力見せて貰うぞ。モビルアーマー隊、前方のモビルスーツを邀撃!シャトルも
見失うなよ!」



「ナカタースの容態はどうかね?」ムスカはガラス越しにナカタースの病室を覗きながら軍医に尋ねた。
「順調です。脳及び脊髄への加速剤の浸透は良好。後30分したら後催眠療法により記憶の書換を始め
ます。」
ムスカは、そうか、と満足げにうなずいて部屋を出た。戦場におけるコーディネータの驚異的な戦闘
能力に対抗するために生み出された技術「ブースター」。連合でもごく少数の者しか知り得ない
極秘情報をムスカは当然のように知っていたのだった。当然、非公式に、ではあるが。
しかし、今回の「実験」は連合でも初めてのものとなるはずである。なぜなら、「素体」であるナカ
タースはナチュラルではなく、れっきとしたコーディネータなのだから。
「私の眼を欺こうとした、君が悪いのだよ、ナカタース」ムスカはそう呟いてから、引きつった微笑を
浮かべたのであった。
宇宙では、タダがモビルアーマーを相手に苦戦を強いられていた。
「ええい、くそ!この右腕、いうことをきかんわい。」ダルマ打ち上げの変更作業に追われていて、
自分自身でも気がついていなかったのだが、今朝の戦闘で負傷していたのだった。ガトリングの
トリガーを引く度に激痛が彼を襲った。
「これでどうだ!」一瞬の隙をついて肉薄してきたメビウスの操縦席めがけて、シグーの蹴りが入った。
しかし、まさか圧倒的多数のメビウスを、一機づつ蹴って落とすことなど、さすがのタダにもできる
ことではなかった。
「これじゃあまともに戦えもせんな・・・」

ダルマの窓から、隊員達がタダの戦闘を、固唾を飲んで見守っていた。
「隊長、まさかけがをしてるんじゃ有るまいな?」誰かがそういった。それを受けて他の誰かが尋ねた。
「軍医、今朝の戦闘の後、隊長を診察したか?」
地上ではムスカが艦のカタパルトデッキに立っていた。
「ミウラー、準備は出来ているな?」ミウラーは、搭乗しているモビルスーツの操縦席から上半身を
覗かせて応えた「・・・いつでも。」
連合の最新鋭モビルスーツ、ストライクダガー。パイロットの消耗を抑えるべく本来は単座なのである
が、ムスカはそれを複座に変更させていた。さらに、特別にあつらえた大気圏離脱用補助推進装置を
搭載、モビルスーツのまま、宇宙に上がることができるようになっていた。
やがて、兵士が棺桶のような大きさの何かを、台車に乗せて運んできた。白衣を脱ぎ、普通の兵士と
なんら変わらない格好をしているため、遠くからは彼が軍医とは解らない。
棺桶は半透明のカプセルであった。そのなかには「ナカタース」が未だ眠りから覚めないまま、
安置されていたのだった。
「それでは出撃だ。」
ムスカはストライクダガーの操縦席の中で、引きつった微笑を浮かべていた。
「(ふふふ、遂に本領発揮だ、宇宙の帝王、シュバイツァー・ムスカのな。) 」
ミウラーがスイッチを入れるとモニターにはシステムの起動メッセージが浮かび上がった。
「G.U.N.D.A.M.」ダガーの色が灰色から邪悪な紫に変わっていく。

そして、ストライクダガーは、宇宙へ向かって高く飛んでいった・・・。


※リファイン者より
テレビのSEEDしか見ていないので裏設定など詳細はいっさい知りません。ナカタースの
改造や、ダガーの起動メッセージなど、一切「作り」です。
ダルマとは、小説版Zだったかにでてきた重量物投射装置(確か)で、そのままもらっています。
(歳がばれるな)。
ついでに第16話のオープンマイクは映画「アポロ13」のパクリです。
第15話 「無敵のMS」

タダは額に脂汗を滲ませていた。先程から撃破したモビルアーマーはわずか6機。それも全て
引き寄せてからの蹴り、オーガアックスでの打撃などであり、ガトリングを命中させることは
できなかった。いつもならば、もう全てのアーマーを撃破し、母艦にも損傷を与えている
時間である。
幸いなことに、モビルアーマーは全てこちらに引きつけており、どれもダルマへ向かおうとは
しなかった。勇猛で聞こえたタダ隊の、「鬼」こと黒いシグーが思いの外弱いので、ひょっと
したら落とせるのでは、それならば自分が落として表彰にあずかろう、という功利心からなの
だろう。
ヴァルキリアのブリッジでは、ムスカからの通信を受けてギックスが憮然とした表情を浮かべ
ていた。
「協力を感謝する。後は当方に任せて貴殿は撤収されたし、か。随分と勝手なことを言う。」
「どうしますか?もう少しで、あの黒いモビルスーツは落とせそうですが。」副官はここで機会を
逃す手はない、とでも言いたげであった。
「シャトルはどうなっている?」ギックスは副官に尋ねた。
「ハ、現在本艦の前方をこちらに向かって進んできています。接触まで後3分を切りました。」
「後ろにいるローラシア級の動きは?」続けてギックスが尋ねた。
「引き続き加速中、あと5分で有効射程距離内に入ります。」
ギックスは少し考えてから指示を出した。
「よし、本艦は当域を離脱して前方の敵シャトルを捕捉する。モビルアーマーに帰投信号を。」
「了解。艦速黒20。モビルアーマー各機は後部デッキより着艦するように指示を出せ。」副官は
そう告げるとギックスに言った。
「よろしいのですか。ムスカのいうままで。」ギックスは少し怒ったような表情で副官を見た。
「君は戦のことも、ムスカのこともよく判っていないな。今の我々には、この戦闘は帰りの駄賃に
過ぎない。これ以上損害を出しても何にもならないではないか。それより前方からよちよちと
近づいてくるシャトルを捕捉し、ムスカに引き渡すときに何らかの取引が出来ればそれのほうが
余程良くはないかね?」
シャトルでは、モルス整備長がそわそわと落ち着かない様子で、先程から体を揺すっていた。
「整備長殿、気分でも悪いのですか」部下がそう尋ねても、ああ、と応えるだけで一向に落ち着く
様子がない。
(隊長はアレを使うつもりだ。まだ調整が完全ではないというのになあ。どうか何事も起こりません
ように!)モルスはただ祈る他はなかった。
操縦室ではパイロットがひたすら軌道計算を行っていた。どう計算しても、ギコアの到着は敵艦との
接触から2分後であり、それより短くならないのだった。2分という時間さえ稼げれば、ギコアの
火砲で目の前の敵艦を沈めることも可能なのだが。
「ええい、何か方法はないのか、方法は!」パイロットは船内マイクを取るとしゃべり出した。
「みんな、我々はあと3分足らずで敵艦と接触する。後方のギコアが到着するのはその2分後だ。
この2分間、何とか敵に捕捉されないで済む方法を考えてくれ!」
目の前のモビルアーマーが次々に帰投を始めた様子を見て、タダは焦った。
「やつら、シャトルの方へ向かうつもりじゃ!」このままではシャトルのみんなが危ない。タダは
覚悟を決めて、頭上の赤いスイッチへと左手を伸ばした。モルスに頼んでおいた、とっておきの
システムの起動スイッチである。
「よし」遂に覚悟を決めてスイッチを入れようとした瞬間、目の前に紫色のモビルスーツが立ちはだ
かった。
「ごきげんよう、タダ君」通話器からやや歪んだ声が流れてきた。味方の声ではない。
「私はムスカ。連合軍のムスカ大佐だ。君と会えて光栄だよ、タダ君。」
タダは突然の敵将の声に戸惑いながらようやく返事をした。
「ムスカ。いかにもわしがザフトのタダだ。悪いが今おまえと遊んでいる暇はないのでな。失礼
する。」
タダはそう言い終わると同時に、頭上のスイッチを押した。一瞬、操縦室の照明が減灯したがすぐに
回復した。メインモニタには「O.R.G.A.」の起動メッセージが浮かび上がる。
「オーガシステム発動!」タダの叫びに応じるかのごとく、メインモニタの文字が代わった。「Ready.」
ムスカは目前のモビルスーツの変化に目を見張った。「なんだ、なんなんだ、これは...」
黒い機体が、最初は濃紺、次に明るい青、やがて黄色へと変化し、ついにはまぶしいばかりの光に
包まれていった。
「うーん、目が!」あまりのまぶしさにムスカとミウラーはともに目を閉じたのだが、次に目を
開けたときには既にタダのシグーはそこにはいなかった。
「ええい、くだらん目つぶしなど使いおって!」ムスカは忌々しげにいったが、珍しくミウラーが
それを否定した。「違うな、あれを見ろ。」
言われて外を見てみると、ギックスのモビルアーマーが次々と閃光を上げて撃破されていった。しかし、
当然そこにあってしかるべき敵の機影、今はタダのシグーがもっとも可能性があるのだが、
それを認めることが出来なかった。
「なんなんだ、これは...コーディネーターめ、今度は何を作ったというのだ!」ムスカの叫びにミウ
ラーは冷静に応じた。「レーダーは捉えている、ただ、動きが速いだけだ。」

ヴァルキリアのブリッジはパニックに陥っていた。
「味方モビルアーマー、次々に破壊されていきます。敵影、捕捉することができません。通常のシグーの...」
オペレータの声はいったんそこで途切れてしまった。
「通常のシグーの、なんだ?」副官がいきり立って問うた。
「パワーゲイン、計測不能。とにかくものすごい出力、運動量です!味方モビルアーマー全機撃破されま
した!」
「最初の撃破から最後まで、どのくらいの時間だ?」ギックスは落ち着き払ってそういった。
「44秒、いや45秒です。」
「45秒だと?20機以上のメビウスが、たったの45秒で全機撃破?信じられん、やつは化け物か!」
副官は呆然としてそう呟いた。
ギックスは声を荒げた。「対空警戒怠るな!次はこっちにくるぞ!」


「止まった...」ミウラーはそう呟いた。ムスカは我に返るとすかさず指示を出した。
「今だ、ミウラー。バッテリー切れかもしれん。ヤツを沈めるチャンスだ、行け!」
ストライクダガーは、レーダーに示されたタダ機の元へと加速していった。


「おい、なんだ今のは?」窓の外を見ていた隊員が声を上げた。「どうした?」「突然あの辺で閃光
があがったんだ、モビルアーマーかな?」「隊長だ、隊長がやったんだ!」
シャトルの中は歓声で割れんばかりだった。さっきまで全員で「2分間の時間稼ぎ」に頭を悩ませて
いたのだが、どうしても解決策を見いだせなかったのだ。
 そんな中、モルスだけが一人浮かない表情で、閃光の走った窓の外を眺めていたのだった。隊長、
どうか無事でいてください...
「タダ君、そんなに無理をして、随分苦しいだろうねえ?」
再びムスカの声が、通話器から響いてきた。シグーの操縦席の中は、タダの吐いた血が辺り一面に漂い、
ものすごいことになっていた。
「うーむ、さすがのわしも、ちとこたえたわい。」タダは目の前が暗くなるのを感じていた。今朝の
戦闘でもそうだったのだが、どうも今日は死を身近に感じすぎて困るわい。
しかし、シグーのバッテリーインディケータはまだ活動域を指し示していた。モルスは万が一に備えて、
バッテリー余力を充分見込んでシステムを調整していたのである。
「まだ、のようだな」タダは左手でコントロールレバーを操作しながらいった。
「ムスカ、このわしをなめて貰っては困るね。」次の瞬間、オーガアックスがストライクダガー目がけて
振り落とされた。

ガシン、と強い振動がしたがストライクダガーの装甲はびくともしなかった。
「何と!」これが話に聞くPS装甲か、タダはすかさず蹴りを放ってダガーとの間合いを取った。

「ミウラー、何をしている。追いかけろ。」ムスカはミウラーをせかして、自らはライフルの照準を
合わせて引き金を引いた。
タダはガトリングで牽制しながら、ヴァルキリアのブリッジへ回り込むように回避行動をとった。下手に
ヴァルキリアから離れてしまうと艦砲で撃墜される可能性があったからだ。また、こうしてブリッジを
楯に回避していれば、ストライクダガーもビームライフルを盲射してくることはあるまい。
「ええい、艦が邪魔だ!ギックス、早くそこをどけんか!」ムスカは、今度はギックスに向かって
指示を出した、というより八つ当たり気味に怒鳴り散らした。
ヴァルキリアのブリッジでは、目前に繰り広げられるモビルスーツ同士の戦闘に全員が気を取られていた
ため、迫り来る危機にギックスさえも気がつかないでいた。
「大佐、ムスカが何か言ってきています!」副官がそういうのとオペレータが叫ぶのがほぼ同時であった。
「高熱源体接近!回避不能!」次の瞬間、艦に衝撃が走った。
「右舷後方被弾。敵ローラシア級の艦砲です!第2波きます!」続いてさらに強い衝撃が艦を襲った。
「ええい、くそ!ムスカなんぞに手を貸して、このざまとはな!」ギックスはそう言い放つと叫んだ。
「右舷、左舷後方、アンチビーム爆雷射出。本艦はこれより全速で戦域を離脱する。加速して30秒後、
ランダム回避運動、いいか!」

ヴァルキリアが被弾したのを見て、ムスカは現在の自分の状況がどうなっているかに初めて気がついた。
「ええい、せっかくのチャンスだが今日のところは撤退する。まだ、このモビルスーツを失う訳には
いかないからな。ミウラー、離脱だ。」

「助かったのか」撤退するダガーとヴァルキリアを見て、タダはそう呟いた。
「こちらタダ。すまんが誰か手を引いてくれ。通信終わり。」救助信号のスイッチを入れるとタダは
目を瞑った。


1時間後、ダルマは無事ギコアに収容された。続いてヤマダのジンがタダのシグーを回収。タダは
緊急手術を施されることになった。

第15話 終わり
済みません、ネタがつきました、ごめんなさい。歳が解るネタばかりで、ごめんなさい。
訂正のお願い

>>765, 766 の各「シャトル」を各々「ダルマ」に訂正。
お手数おかけします。リファインとは言え、一度に数話まとめて書くのは結構
たいへんでし。
>>771
接触して1時間も掛けて回収、というのもなんか変ですねえ。本物の
スペースシャトルの船外作業を見ると、随分時間のかかるもの、という
印象があるのでこうしたのですが。まあ、30分でも15分でも、話の内
容には直接影響ないからいいです。
訂正。
>>743
通常、出撃整理を行うのは信号兵の仕事で整備兵の仕事である。

通常、出撃整理を行うのは信号兵の仕事で整備兵の仕事ではない。
に訂正。
775仙人:03/06/30 01:15 ID:???
いやあこのスレ盛り上がってますねえ。先生も新作書き始めたようですし。
ちなみに俺もオリジナル小説を書いています。
776仙人:03/06/30 01:18 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第1話

夜でも昼間とかわらぬにぎやかさが広がる大都市ニューヨーク。
夜には独特の雰囲気がある。人のにぎわうクラブ。町をふらつく放浪者。そしてなによりも犯罪である。

中央に位置するワールドポリス(以下WP)本部の地下駐車場から1台の車が飛び出すように走っていく。

「犯罪現場B-52地区へ急行中!犯人特定を急いでくれ!」
カードホルダーのようなケースには『WP認定警察 マーク・モリス』と記されている。

中央通りに出るとネオンやテレヴィジョンのチカチカ光っているのが見える。
その中を1台のベンツが走っていく。さっきのWPの車である。その黒いボディにはこの明るさかが合わないのか遠ざかっていく。
車はゆっくりとスピードを落としていき、ついたのは人通りの少ない裏通り。
いかにも事件がありそうなところである。
車から降りたモリスはベレッタを手にとり懐にしまった。
路地裏の入り口に入っていくモリス。ぼろぼろになった布切れが垂れ幕のようになっている。
入ってすぐにモリスは鼻を手で覆い隠した。
「っう(ものすごい異臭だ・・・殺人犯め。一体どこに。)」
どうやら追っているのは殺人犯らしい。

通路を道なりに辿っていくと十字路に出た。
その時、右の通路から音がした。
モリスは銃をその方向に構えながら足音を立てないように近づいていく。
額は汗でべっしょりぬれていた。

今後の文章力向上のためにも評価ください。続きは周りの反応を見て考えます。(まず載せないように考えています)
777通常の名無しさんの3倍:03/06/30 07:19 ID:???
ほう、随分このスレも盛り上がって来ましたなぁ
リメイクイイッスヨー
で、CRIMEBATTLE CITY
の方はまあ、2話を見ないと分かりませんね
タダは出てこないんすか?
778通常の名無しさんの3倍:03/06/30 08:31 ID:???
しかしここも感想を書く香具師少なくなったなぁ
リメイクも仙人も良かったよ
779通常の名無しさんの3倍:03/06/30 10:17 ID:???
お、先生も来てたんだ
どんどんここに投下してくれたまえ
780通常の名無しさんの3倍:03/06/30 10:35 ID:???
ここの小説って個人的に面白いと思うんだけど
まともな感想言う人がいないんだよな
あんま見てる人いないのかなぁ?
781通常の名無しさんの3倍:03/06/30 11:38 ID:jJv/HSvS
次スレどうすんの?
今からテンプレとかだれか作って
この調子じゃこのスレ、あと数日で1000いくぞ
782通常の名無しさんの3倍:03/06/30 11:42 ID:???
>>781
このスレにもついに次スレがくるのか
立ったときはすぐ落ちるだろうと思ったが
ここまで来るとはな・・・
弟子が戻ってくる前に1000いっちゃうかな?
テンプレはどうすんだろ
783通常の名無しさんの3倍:03/06/30 13:44 ID:???
誰かテンプレ作る香具師いないの?
784通常の名無しさんの3倍:03/06/30 15:13 ID:???
>>780
確かに
まともな感想がまともな作品へ発展させるものだからな
>>781
テンプレキボンヌ
785仙人:03/06/30 15:42 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第2話

物陰に何かいると気づいたモリスは銃のスコープライトのスイッチを入れた。ライトアップされる範囲は30cmほどだ。
ライトを中央にあてるとゴミが山積みにされており壁のようになっているのがわかる。
自分の聞き間違えと思い込んだモリスだったが、突然ゴミが動きだした。
「誰かいるのか?」
呼びかけるモリスに反応するかように声が聞こえてきた。
「あぁ、助けてくれ。撃たれた……。」
男は心臓付近から血が出ており右手には銃を持っていた。
「誰に撃たれたんだ。もしかして自分で撃ったのか?(麻薬で幻覚症状でも起こっているのだろうか)とにかく私に着いて来い。」
モリスは男の手をつかんで肩にかけた。だがその時。前方の暗闇のほうから一発の銃弾が飛んできた。弾は男の脳天に当たった。頭から血がこぼれ落ちるといき絶えた。
肩にかかっていた男の手がずり落ちていく。
「誰だ!?」
モリスは銃を構えた。
奥のほうの暗闇から男が現れた。
「サツは首をつっこまねーで欲しいな。こいつは俺達を裏切ったんだ。死んで当然だ。そしてそれを見ちまったおまえもな。」
いつの間にか十字路まで来ていた。
「マフィア同士の争いに巻き込まれた憶えはないが。他のやつらもいるんだろ。出てこいよ。」
暗闇からぞろぞろと人影が現れた。どうやら男の仲間らしいがその辺をうろついているようなチンピラだ。
「さあて覚悟はいいな。やっちまえ!」
一斉にモリスに向けて発砲した。
とっさにモリスは右のほうに横っ飛びした。なんとか銃弾の雨をかわす。
「いさぎよくねえなぁ。これだからサツはクズって言われるんだよ。」
ぞろぞろと男たちが近寄ってくる。
その時、モリスとは反対側のほうから声が聞こえた。
「ごちゃごちゃ言うなよ。チンピラどもが!」

皮の帽子を被っており前髪だけがが赤く染めらており鋭い目つきの男。

男たちは動揺した。
「赤い前髪……。マーキス・ハント!てめえがなんでここに!」
786仙人:03/06/30 15:44 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第3話

マーキス・ハントは裏では有名な殺し屋だ。赤い前髪は殺した人間の血と言われている。もちろんそんなはずはない。

「このサツは俺の友人でな。友を助けるのは当たり前だろ。」
モリスが影から出てきた。
「そういうことだ。この場で銃撃戦になれば逮捕だ。」
「偉そうなこと言える立場かよ!マーキスも殺しちまえ!」
そんなことはおかまいなしにチンピラは銃を構えた。と、いうより怒らせたようだ。
トリガーを引こうとした瞬間、マーキスは腰のベルトに入れていたマグナムを引き抜くと、同時に銃口から火が吹いた。
一瞬の出来事だった。
モリスが銃を引き抜こうとした時にはすでに物事は片付いた。
「さすがだな。こっちも危なかったがな。」
マーキスは帽子を手で押さえ込んだ。
「こんな雑魚、いくらいようが関係ねえよ。もっとも弱いやつほど数に頼るがね。」

二人は車のほうに戻った。その時ちょうど朝日が差し込んだ。
「殺人犯を追っていたつもりだが、まさかこんなことになるとは……」
「……」
マーキスは黙ってタバコを吸い始めた。
一度ふかしたあとなにやら話し出した。
「おまえが出くわしたチンピラども。この辺を仕切ってるビッグホーンってマフィアだぜ。これから何かと大変になるぞ。」
モリスは
「そうだな。しかし、例の殺人犯が気になる。この辺りにいるのは確かだ。」
「この町に逃げ込んでくるやつといえばビッグホーンと関係のあるやつばかりだ。ビッグホーンに雇われた殺し屋かも知れないぜ?」
マーキスは軽いノリで喋った。


自分でも下手だと思っていますのでいろいろと評価ください。
787仙人:03/06/30 15:46 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第4話

だが彼の言っていることもあらかさまではない。マーキスのように裏社会でもトップの殺し屋ともなるといろいろな情報も集まってくるのだ。

マーキスは時計をチラリと見た。
「もう3時だぜ。まだ犯人を追うか?」
「今日はもう帰ろう。昼夜逆転の日が1週間も続いたのでな。」
そういって2人は車に乗り込んだ。カギを差し込みエンジンをかけた。
暗闇に電灯の明かりが続く。


しばらくしてモリスの家についた。むしろ家というより豪邸だ。
「いつ見てもでかい家だな。まあ親父があれだけの実績あげてりゃあ当然か。」

モリスの父、ジョージ・モリスは世界一の財閥を築いたことで有名だ。

マーキス自身もよく寝泊りすることはあるが、ここ数日は出かけていたらしい。
「今日は泊まらせてもらうぜ。明日には犯人探しが控えてるんだしよ。」
「ああ。一応、リードには連絡を入れておいた。」

門が開くと車をゆっくりと進めていく。正面から見ると屋敷がライトアップされている。庭には電灯がいくつか立っている。あまり明るくはない。
車を車庫に入れるとシャッターが閉まっていく。真っ暗になったがすぐにライトが点灯した。

「あ〜だいぶ疲労がたまったぞ。早く休まないと死ぬなこりゃ。」
マーキスは冗談半分にぼやきながら車から降りて勝手に屋敷の中に入っていってしまった。
モリスはというといつの間には車の中で寝てしまっていた。
788仙人:03/06/30 15:57 ID:???
テンプレートですが俺のHPでよければどうぞ。

shacco's website
http://members.goo.ne.jp/home/shacco/
789通常の名無しさんの3倍:03/06/30 16:09 ID:???
おおっ、新作が大量だわい
いいんじゃないか、マーキスとか
文才のない我にはあまり評価はできんが
面白いと思う
ここに来ているリメイク職人ならちゃんとした
評価ができるであろうな
790_:03/06/30 16:13 ID:???
791通常の名無しさんの3倍:03/06/30 17:26 ID:???
age
792通常の名無しさんの3倍:03/06/30 17:27 ID:???
最近弟子の新作出ないけどもう辞めたの?
CRIMEBATTLE CITY微妙に面白い
もっと続けて〜
793仙人:03/06/30 17:42 ID:???
>>792
弟子は勉強らしいよ。
盛り上げようかと思ってCRIMEBATTLE CITYを書いてみたんだが好評なら続けようかな。
794通常の名無しさんの3倍:03/06/30 17:59 ID:???
>>793
弟子は勉強なのか・・・そういえばテストの季節だな
俺はもう終わってたったの367点(上限900)だった訳だが
弟子は何点ぐらいいくだろ・・・
それからCRIMEBATTLE CITY続けてみてくれ
795仙人:03/06/30 18:01 ID:???
登場人物のリードはリースの間違いです。すいません。
796仙人:03/06/30 18:05 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第5話

モリスが目覚めると隣にはマーキスが座っていた。
「やっと起きたか。一睡もできなくてな。これで四日連続寝てないなんて、体がおかしくなりそうだな。」
モリスは一息ついた。
「すぐに犯人探しだ。ビッグホーンの手がかりが掴めるかもしれないしな。」
車庫のシャッターが開いた。同時に門も開いた。
そのまま車を門まで走らせると車を止めた。
門の右端のところに1人の男がいた。胸の部分で腕を組んでいる。青い帽子を被って俯いているため顔は見えない。
その男の前で車を止めると窓を開けた。
それに気づいた男はするどい目をモリスに向けた。
「遅かったな……。それと昨日の出来事の詳しい事情を教えてくれ。」
「リース……。もういたのか。まあ車に乗れよ。話はそれからだ。」
どうやら仲間らしい。夜中に電話したリースというのはこの男のことだろう。
リードが乗り込むと車が走り出した。
窓の外を見ていた。マーキスが急に振り返った。
「これで三人そろったな。」
「詳しい事情だが昨日、殺人犯を追っていてな。だが取り逃してしまったというワケだ。」
リースは本を読んでいる。本をパタンと閉じた。
「なるほど。ならば一旦、本部について情報を調べてからにしたほうがいい。行動に出るのは夜になってからだな。」
リースも『一応』WPに所属している警察だ。
『一応』と説明を入れたが、彼の所属する『凶悪犯罪取り締まり科』はいかんせ、犯人が見つからず、ほぼ毎日が情報収集だ。本部に戻ることは滅多にない。

ちなみに俺はテストは300(上限500)くらい。平均なんだがなぁ。
797仙人:03/06/30 18:07 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第6話

本部は250メートルのビルであり、中は上まで見渡せる筒状になっている。
モリス達は情報管理室に向かった。自動ドアが開くとのコンピュータと4メートルもある本棚が無数に並んでいる。
マーキスは驚いた。
「おいおい……。こんなとこから探すのかよ。」
「データサーバーから最新のデータを探せばすぐに見つかるさ。ワールドポリスのデータは1分ごとに更新されているからな。」
そう言うとモリスはコンピュータを起動した。
「そういやあよ。警察官がこんなのんきに殺人犯を探してていいのかよ。」
「私以外にも複数、犯人を探してる警官がいてな。現在も探しているだろう。それに私は潜入捜査が主で情報収集のほうが多いからな。」
モリスも潜入捜査官としていくつかの犯罪組織を見つけてきたことだろう。今回の殺人犯もビッグホーンと関係があるに違いない。モリスはそう思いながら作業をしている。
しばらくするとリードは読書。マーキスは銃の手入れをしているというありさまだった。モリスもデータを隅から隅まで探し回った結果、ようやく見つかった。
「……。あったぞ。」
798仙人:03/06/30 18:08 ID:???
CRIMEBATTLE CITY
第7話

二人が一斉にコンピュータに駆け寄った。
「どれどれ。犯人の名はジャック=バートンか。」
「何か知らないか?」
マーキスはすぐに答えた。
「ビッグホーンの雇っている殺し屋だ。ついでに言えば俺の知り合いだな。」
マーキスはその男とのいきさつを話し始めた。同じビッグホーンの殺し屋だとか、自分は裏切り者だとか。
モリスは疑った。
「まさかな……。犯人が知りあいとは。仲間に銃を向けられるのか?」
マーキスはっへと笑った。
「『元』仲間だ。仕事なら仲間だろうと撃つぜ。もっともおまえらには撃たねえがな。」
笑いながら言った。
仕事なら仲間でも撃つ。殺し屋としての威厳がうかがえる。人は殺人を犯すときには必ず私情がはさむ。それを捨てなければ殺し屋など勤まらない。

「ビッグホーンは三十二番街に屋敷があるらしい。すぐに行くぞ。潜入捜査だ。」
モリスはコンピュータの電源を切った。
マーキスはマグナムをベルトに入れた。
「さ〜て。ビッグホーンの野郎に一泡吹かしてやるか。」
どことなく緊張感のないマーキスであった。」
799通常の名無しさんの3倍:03/06/30 18:14 ID:???
新作キター!!
マーキス燃え
ジャック=バートンに期待
800仙人:03/06/30 18:43 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第8話

ューヨーク三十二番街。そこは悪党達が集まる集会場のようなもの。
ごくふつうの町でコーヒーショップや個人経営の店といったものが立ち並ぶ。
その中の一軒のレストランにモリス達は足を止めているのだった。
テーブルに座っている三人。だがマーキスだけはなぜか落ち着かない。
「こんなのんきにしてて捜査だって?全くよぉ…え〜アメリカンコーヒー1つ。」
ウェイトレスが来た瞬間顔が変わった。マーキスはコーヒー好きだ。
「そうあせるな。リースの言った通り行動は夜になってからだ。目立つ行動はできんからな。」
リースも目でうむ、と答えた。
「昼は場所を特定することが先だ。やつらのテリトリーをつかんだらすぐに乗り込むぞ。」
モリスはコーヒーを一口飲んで立ち上がった。
「じゃ、行くぞ。だが用心しろよ。警察だとわかったらやっかいだからな。」
マーキスもコーヒーを一口飲んだ。だがその瞬間顔色が変わった。
「うぇ……。これブラックコーヒーじゃねえか!あのウェイトレス、間違いやがったな。うう……。」
マーキスはコーヒー好きだが苦いのは苦手らしい。
いまにも吐きそうな顔をしている。モリスはそんなことにも気づかず出て行ってしまった。
801通常の名無しさんの3倍:03/06/30 18:58 ID:???
CRIMEBATLLE CITY 期待age
802仙人:03/06/30 19:06 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第9話

車のところで待つ二人。やがてマーキスが出てきた。
「遅かったな。」
「遅かった何もない!ブラックコーヒー飲まされて金払えだなんて、なめてんのか。」
と。ここでリースが首をつっこんだ。
「コーヒーはもういいだろ。すぐに調査だ。」
モリスもうなずいた。だがマーキスはまだ納得いかないようだ。
「同意だ。連絡は携帯でな。ちなみに連絡する時は状況把握のために映像も映すこと。それでは、別々に行動だ。」
3人の調査が始まった。

モリスとリースはそれぞれ聞き込み。マーキスはタバコを吸いながら人ごみの中をぶらぶらしていた。
リースは調査しているうちに一つの情報をつかんだ。さっそくモリスに連絡を入れた。
「……私だ。調査して判明したことだがビッグホーンとは組織名でボスの名前はジェニッシュ・ホーンらしい。」
「なるほど。ではジェニッシュ・ホーンを手がかりに調査するぞ。マーキスにも伝えておく。……ああ。それじゃ。」
モリスとの通信は切れた。
「……。こんどは安ホテルの連中だな。」
情報を提供しないチンピラは力ずくで。これがリースのやり方だ。警察としては間違っているが。

一方マーキスはまだ人ごみの中をウロウロしていた。
「あ〜タバコも切れたか。ったく。これだか……!(あいつは……)」
マーキスの目に映った金髪の一人の男。その辺に入る人となんら変わりないがマーキスは後をつけた。やがて男は人気のない通りに入っていった。
803通常の名無しさんの3倍:03/06/30 19:31 ID:???
仙人は仕事が早いな
次回が楽しみ
804仙人:03/06/30 19:33 ID:???
>>803
すでに4話(スレ内12話分)書き終えていますよ。
805通常の名無しさんの3倍:03/06/30 19:34 ID:5meYxTkB
弟子が帰ってくるまで仙人が引っ張ってください。
まぁ、みんなもいいと思ってるでしょう。
806仙人:03/06/30 19:39 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第10話

マーキスは走ってその男を追いかけた。だんだんと近づいていくにつれてマーキスは呼び止めた。
「おいジャック!久しぶりだな。」
男は振り返った。
「ん?マーキスか。いろいろと噂は聞いてるぜ。」
裏切り者というのはビッグホーン全体に伝わっている。だがジャックはそんな差別感など全く出さなかった。
「久々に合ったんだ。飲もうぜ。」
ジャックは笑いながら気軽に言った。だがマーキスはいたって真面目だ。
「そうだな。だが。そういうわけにはいかねえんだ。ジャック、おまえには殺しの罪がかかっているからな。」
ジャックの表情から笑いが消えて真面目になった。
「ビッグホーンの犬の次は警察の犬か。こりねえ野郎だ。てめえは。」
マーキスは銃を構えた。
「関係ねえよ。無差別に殺しをする馬鹿と一緒にすんじゃねえ。いますぐにでも撃つぜ。おい、なに余裕こいてんだ。」
ジャックは余裕の表情だ。
「てめえじゃ俺に勝てねえよ。ガンマンとしては俺のほうが上だ。」
はあ?何言ってんだコイツ。とマーキスは思った。
「俺はマグナム。おまえはM16カスタム。どう考えても俺のほうが上だ。」
ジャックはコートの中に隠し持っていたそのM16カスタムを構えた。
マーキスのマグナムはハンマーの力に加えてガスの力も使った特殊なもので威力は高い。一方、ジャックのM16カスタムも威力を強化している。
807仙人:03/06/30 19:42 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第11話

ジャックの表情が変わった。
「では死んでもらおうか。俺の連射力にはかなわねえよ!」
トリガーを引いた瞬間、M16から弾が高速連射された。
マーキスは壁に隠れた。そのうち銃声がやんだ。
「俺の威力にかなうかよ。俺のほうが上だぁ?ざけんな!」
マーキスが横っ飛びして銃を撃った。
ジャックはとっさに地面に伏せた。すると外がなにやら騒がしい。銃声を聞きつけて人が集まってきたのだ。
「今回は引き分けだ!(横っ飛びしながらクイックドローだと!そんなことできるガンマンいるかよ!)」
ジャックは焦ってその場からとっさに逃げ出した。

マーキスはすぐに立ち上がり何事もなかったかのようにその場から出て行った。
「あんた。何があったんだ?」
「何でもねえよ。射撃練習だよ!わかったんならさっさと仕事に行けよ。」
めずらしそうにマーキスを見る人々。
「何じろじろ見てんだ。気味悪いってんだろ!」
そう言ってマーキスは走って逃げた。
「あ〜全く、ツイてねえ。ジャックと戦闘になるし、スーツは汚れるし。」
本当にツイてない日であった。
808通常の名無しさんの3倍:03/06/30 19:44 ID:???
なんか酔狂ファミリーっぽさのにじみでた作品だな
だが、そこがいい
809通常の名無しさんの3倍:03/06/30 20:12 ID:???
期待age
810通常の名無しさんの3倍:03/06/30 21:14 ID:???
新作かもーん
811通常の名無しさんの3倍:03/06/30 21:24 ID:slZD/M0R
まだやってんのか?ここ削除させてもらう
812通常の名無しさんの3倍:03/06/30 21:26 ID:???
>>811
はっ、ふざけるなよ
ここは良スレだぞ
813通常の名無しさんの3倍:03/06/30 21:38 ID:???
保守
弟子が戻るまでなんとしても守り通すぞ!
814通常の名無しさんの3倍:03/06/30 21:45 ID:???
除去する理由がない。
815仙人:03/06/30 21:50 ID:???
一応11話まで書きましたが感想ください。
いかんせ小説書くのは下手なもので。
816通常の名無しさんの3倍:03/06/30 21:53 ID:???
>>815
中々面白かったよ
微妙にミリタリーな感じだね
817通常の名無しさんの3倍:03/06/30 22:08 ID:???
>>815
ここはまともな感想書く人がほとんどいないからなぁ
多分見てる人は結構いると思うんだが・・・
結構面白かったからとりあえず続けてくれ
818仙人:03/06/30 22:40 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第12話

一方、モリスは相変わらず調査を行っていた。
「ホーンという男です。知っていれば情報を。」
そこにマーキスが息を切らせて走ってきた。
「どうしたんだ。何かあったのか?」
「ジャックと戦闘にあった。追っ払ってやったがよ。」
そのままマーキスはいきさつを話した。
黙って聞くモリス。
「そういうことか。あとは場所の特定だ。」
「場所ならわかってる。十二-C-三のクラブハウスだ。あそこだけは行きたくなかったんだが。」
元ビッグホーンなら居場所ぐらいはわかる。だがいままで一度もそのことを言わなかった。
モリスは携帯を取り出してリースに連絡を入れた。
「モリスだ。場所が特定できた。この街の十二-C-三だ。なに?一人で行く?わかった。」
マーキスがっちらっとモリスのほうを向いた。
「一人で行かせるのか?あそこは危険だ……。」
モリスは腰に手を当ててため息をついた。
「リースがそう簡単にやられると思ってるか?剣士だぞ。」
「そうじゃない!殺し屋だ。多額の金を払って一流の殺し屋を三人雇ってる。ジャックもその一人だ。」
モリスはそれを聞いて急いで車に乗った。時刻五時四十七分。行動開始まであと十三分であった。
819通常の名無しさんの3倍:03/06/30 22:41 ID:5meYxTkB
いいね〜
820通常の名無しさんの3倍:03/06/30 22:43 ID:???
TADA戦記に匹敵するぐらい面白いな
17話予告

瞬く閃光。聞こえない叫び。自らの意志に反して放たれた
銃弾は、何をもたらすのか。若者達の祈りが、一人の男を
再び修羅へと変えていく。
邪悪な意志が支配する宇宙に、果たして正義は存在するのか?

次回機動戦士ガンダムSEED TADA戦記 『復讐のナカタース』
その闇、切り裂け!ガンダム
822通常の名無しさんの3倍:03/07/01 06:30 ID:???
これは・・・SEED次回予告風ですな
823通常の名無しさんの3倍:03/07/01 08:22 ID:???
TADA戦記テーマソング

T・A・D・A タダ!!
そのなはTADA
オーガの力を宿しもの
ガトリングがうなる
巨大な斧を振りかざす
TADA TADA
鬼の戦士

これでフラッシュ作ってくれる人キボン
AAは↓をつかって
      _
    (⌒ミ−
   (-@-@)
    \┴丿
      ̄ 
   
    ヘミミ,
   (□-□)
    (. - ソ 
      ̄ 
824通常の名無しさんの3倍:03/07/01 08:23 ID:???
4行目の「そのな」を「その名」に訂正
職人さん待ってまーす
825通常の名無しさんの3倍:03/07/01 09:13 ID:???
     /  ,                \
    /   / l                 ヽ
  ,r'    /  ヾ,、               ゙,
. /   イ/    ` ` 、              }
 { i   | ゙      、,,`' 、 ,           j
 レ'、,  |      ,:r'"''‐ `'゙、  ,、‐‐、      l
   ゝ」、 、 , ,、‐''゙゙、゙'、-――t'''/ / l     |  
    ,ゝ‐、_,',.  ' ,O 〉     V .( ゙, j     i  ムスカのAA持ってきてやったぞ
    ',.ヽソ. '、,,、 -'"       / /     j   
     '‐レ゙             .,r'    ノ    
      l` `      、     i'" ゙ヽ、,/       
.      ゙、  ,,、 -‐'"      ノ    ヽァ、   
       ゙、'´ ..       ,r゙     ノ ヾ^゙ヽ、
.       ゙,        ./    ,、r'  /   \
        !、     /  ,、r'"   /      /`'ー-
         `'''"入 ̄ ,、r ''"   ,、/      /
          く  .Y'"   .,、r'"/      /
         /" ` 、', ,、r''" /_____/
     ,、 - ''"´ ̄ ̄`゙i zz,,,/ \
   ,、 '"  ,、 ''"    | /    \
826通常の名無しさんの3倍:03/07/01 10:52 ID:???
漏れーるおばさんと黄色いシチュー

ある日、漏れーるおばさんはシチューを作っていました
しかし、おばさんは尿意をこらえていたのでした
「ああ、早くトイレにいきたいけどもう少しで終わるし・・・」
しかし、尿意は限界まで迫っていました
「いまからじゃトイレに行くまで間に合わないわ
ここでするしか・・・でもそんなことしたらバレちゃうし・・・
そうだわ、シチューの中にいれればいいのよ」
シャアアアア
シチューの中に黄色い液体が注ぎこまれていった
シチューができたころに子供達が帰ってきた
「おばあちゃん、夕食は?」
「今日はシチューよ」
「げっ、何これ? 黄色くない?」
「これはイエローシチューよ」
漏れーるおばさんはそういってごまかした
まさか自分の尿が入ってるとは言えまい
「これ、何か臭くない?」
「確かに、本当に食べられんの?」
「そんなのブルーチーズと一緒よ
食べて見ればおいしいわよ」
「いただきまーす」
「うげっ、マズイ・・・」
「食べたことの無い味だ・・・」
「あ、2人とも大丈夫?」
(さすがにこのシチューはまずかったかしら・・・)   
827通常の名無しさんの3倍:03/07/01 12:03 ID:???
新作期待age
828酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/07/01 13:40 ID:exnWHHOn
ガギ―ン!スズキのジンが一つのチョッパーを重斬刀で弾いた。
チョッパーは回転が止まり、漂った。
「ぐぅっ・・・さすがにこれは厳しい・・・」
アベのジンも危うい所で向かってきたチョッパーを一つ叩き落とす事に成功した。
タダはクロカワ、ニシ、ヨコヤマと自分に向かってきたチョッパーを立て続けに
重金棒で払いのけた。もはや神技である。
「お前たち、今じゃ。第二射が来る前に要塞内に侵入するんじゃ!」
「わかりました隊長!ニシ、ヨコヤマ、目標は艦収容ハッチのあるあそこだ。
行くぞ!!」
クロカワのジンと共にニシ、ヨコヤマが要塞内のハッチ向かって突進した。
クロカワはスズキと同じくタダ隊設立以来からいる古参隊員である。
しかし、そのハッチはジンの重突撃機銃では破るのに時間がかかりそうだった。
「隊長、重粒子砲での援護お願いします!」
クロカワはタダに援護を求めた。
「うむ、わかったぞい。今そこのハッチを破壊してやるから
射線上から離れるんじゃ。」
タダシグーは背中にマウントしていた重粒子砲取り出し構えると、
即座に要塞内のハッチに標準を合わせ発射した。
ハッチは軽く吹き飛んだ程度だったが、ジンの重突撃機銃ですぐに
壊せるくらい損傷していた。
モビルチョッパーの第二射攻撃はまだ来なかった・・・
829酔狂先生 ◆hFeKpLZJUk :03/07/01 13:42 ID:exnWHHOn
その頃連合軍要塞内司令部では・・・
「えぇーい、モビルチョッパーの第二射の準備はまだ終らんのか!
このままではあのタダ隊に要塞内部に侵入されてしまうだろうがぁ!」
「仕方ありませんよ!これは一回使用するごとに
故障を引き起こすんですから!今までにこれが破られたことは一度も
なかったんです!」
「ぐぐぐ・・・まさかモビルチョッパーが破られるとは・・・
イーゲルシュテルンを起動させろ、弾幕を張るんだ!メビウス中隊に
発進命令を出せ!」
「ハッ!」
「あとムスカのテンペスト隊に救援信号を出しとけよ。
奴の部隊なら付近にいるはずだからな・・・」
要塞司令部は慌しかった。
830多田総統の弟子:03/07/01 13:43 ID:???
多田総統がまんぞくしてらられるぞ!!
その調子でがんばるのだ!!
831通常の名無しさんの3倍:03/07/01 13:45 ID:???
あれ?
先生今日は午前授業かい?
まあ、そのままつづけてくれ
832823:03/07/01 14:17 ID:???
クレクレ厨でスマンがフラッシュ作ってくれる人いないんですかぁ?

師匠いいよ
後はムスカが出てくれば・・・
833通常の名無しさんの3倍:03/07/01 15:45 ID:exnWHHOn
>>823 FLASH板で頼んでくれば?
834通常の名無しさんの3倍:03/07/01 15:46 ID:NxQ9Tj0n
2ちゃんねる大王
http://512kb.net/2chdaiou.swf
835通常の名無しさんの3倍:03/07/01 16:00 ID:???
>>833
行って来たけど画像がないとダメらしいな
誰か画像キボンヌ!!
ってなんでここまでしてTADAのフラッシュがほしいんだろう・・・
でも欲しいんだよ
836仙人:03/07/01 16:16 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第13話

リースの危機を知って猛スピードで車を走らせる。
「殺し屋は三人か。どんなやつらだ?」
「刀使いのジェイズにジャック。それとクロウという男がやっかいだ。もう聞くなよ。それ以上は知らん。」
モリスはビッグホーンのことを相当、嫌っているんだな。と思った。
「クロウ……。聞いたことのある名だな。」

車を進めるうちに廃墟化したような町に入っていくと奥のほうに大きな屋敷があった。
車をその屋敷の前で止めた。
「これがビッグホーンの家か。廃墟のようだが、本当にいるのか?」
マーキスは銃を手に取り言った。
「外見は古ぼけてるが中はふつうのナイトクラブだ。客はもう来ないがな。」
モリスも銃を手に取った。
「よし、行くぞ!」
二人は一斉にドアを蹴った。用心深く銃を構えるモリス。だが敵の姿は見当たらない。
「どうやら気づかれているようだ。私は右へ行く。おまえは二階を頼む。」
「オーケー。気をつけろよ。」
そう言って2人は別れていった。

一方、リースはというと屋敷の周りを散策していた。屋敷の周りはコンクリートで覆われておりちょうど後ろには倉庫が七、八つ置かれていた。
「……(ただのクラブハウスの後ろにこんな頑丈な倉庫があるはずがない。)」
そう考えていると後ろの倉庫のほうから音がした。
「!?(ただならぬ殺気が立ち込めている。)」
すると後ろから声が聞こえた。
「エルロイ・リース。剣士としての腕を見せてもらうぞ。」
リースは刀に手をかけた。
837通常の名無しさんの3倍:03/07/01 16:20 ID:???
おぉ、早く新作キボンヌ
フラッシュ画像もキボンヌ
838仙人:03/07/01 16:26 ID:???
「貴様……一体、何者だ。」
全身、スパイでもしているかのような黒いスーツを着ている。目はサングラスをかけているがその鋭い目つきがかすかに見える。
「俺はジェイズ。S級剣士ランクを持つ4人のうちの一人さ。」
リースは驚愕の表情だった。
「馬鹿な!S級認定を持つのは私とギックスだけのハズ。貴様のような外道にはその名は語らせん!」
いきなりジャンプして飛び掛った。
ジェイズも刀を抜いた。刀と刀が競り合っている。双方とも互角だ。
「さすがだな。(フフ……リース。貴様ごときにギックスと肩を並べるなどそれこそ外道だ。)」
ジェイズの押さえ込むような姿勢に体勢をくずしたリースはとっさに後退した。だがジェイズはそれを見逃さなかった。
かがみこむ状態のリースの左肩に刀を滑らせるように斬った。
なんとか位置をずらしたとはいえリースの左肩からは血がボタボタと垂れている。
「どうした〜?その程度か?ッヒッヒッヒ。」
まるで血を見て喜んでいるかのように微笑を浮かべながら言った。
「貴様の持つ、名刀『白金』。そしてこの俺の『黒金』とは対をなしている。正統派の白銀に対してこっちは殺傷能力だけを求めた究極の刀だ。どうやっても勝ち目はない。」
リースは左肩を押さえている。そして立ち上がるとよろよろと歩き出した。
「強さは刀ではない。持ち主の技量だ。」
839通常の名無しさんの3倍:03/07/01 16:28 ID:???
ギックスキター!!
840仙人:03/07/01 16:28 ID:???
ちなみに最終的な敵はギックスです。リースと同じく剣士で軍事庁の長官という設定。
841多田総統の弟子:03/07/01 16:32 ID:???
ここはへんな輩がいあませんから良スレですね!
小説期待してます!!
842通常の名無しさんの3倍:03/07/01 16:33 ID:???
つーかメール欄の糞はなんなんだ?
843仙人:03/07/01 17:22 ID:???
CRIMEBATLLE CITY
第13話

そのころマーキスは二階でホーンを探していた。
「っぐわ!」
部屋の一つから悲鳴が聞こえていた。ドアが開くとチンピラが転がっておりマーキスが出てきた。マグナムからは煙が出ている。
「この程度か?ビッグホーンもだいぶ弱まったな。」

このナイトクラブは一階のホールを中心の構造になっている。ホールにはステージがあり現在では垂れ幕が下がっている。
マーキスはそのステージの上にいた。
そのまま歩いていると突然、天井からライトアップされた。青や赤などの三、四色のライトでナイトクラブという感じの雰囲気になった。
やがて一人の男が立っているのに気づいた。
「おやぁ?マーキスじゃありませんか?久しぶりですねぇ。」
裏声のようにいやらしい声で喋る男。
マーキスは帽子を手で押さえてくしゃくしゃにした。
「てめえ。クロウ!俺の相手はジャックじゃねえのかよ?」
クロウは口元をニヤッとさせた。
「フフフ。彼は死にましたよ。裏切り者は死んで当然ですね。ックックック。」
マフィアの世界で裏切りがどれほどの行為かは一目瞭然だ。
「仕方のねえやつだ。てめえの曲がった根性も大嫌いだがな!」
クロウは先ほどと変わらずニヤニヤしている。
「彼は騒ぎを起こしたんですよ。それはビッグホーン内では厳禁です。従って処刑です。仮にも百の顔を持つ男である私にかかればおびき出して殺すのは簡単ですよ。」
マーキスはマグナムを腰から抜いた。
844通常の名無しさんの3倍:03/07/01 17:25 ID:???
クロウやべーーーーーーーーー!!
845仙人:03/07/01 17:35 ID:???
「話はどうでもいい。さっさと銃を抜けよ。」
クロウは銃を懐から取り出した。シルバーに輝くその銃は形はベレッタだがリボルバーがついているという構造である。
「さて、死んでもらいますよ。」
クロウはゆっくりとマーキスに銃を構える発砲してきた。紙一重で避けたがマーキスのほおをかすった。血が流れてきている。
マーキスは余裕の表情だ。
「目元まで髪が伸びてんのに俺が見えるのかよ。さっさと散髪したらどうだ?」
「フフ。ご心配どうも。でもこれが気に入っていましてね。あなたこそ、その赤い前髪は…」
「うるせえ!すぐに逝かせてやるぜ!」
マーキスは目にも止まらぬ速さでトリガーを引いた。クイックトリガーだ。
弾がクロウに向けて火を噴く。だがクロウは弾道を見切っているかのようにヒラリとかわした。
唖然とするマーキス。
「このまま死にたいですか?ヒーッヒッヒッヒ。」
マーキスは銃を構えようとしたが銃を撃ち抜かれた。
「さ〜て、覚悟を決めなさい、マーキス。かつての仲間に殺されるなんておもしろいじゃないですか。」
マーキスは焦っていた。
「その焦った表情が私にとっては快楽なんですよ。ッヒッヒッヒッヒ。」
その瞬間マーキスはクロウに飛び掛った。
「!?」
倒れこむクロウを銃も弾き飛ばされた。
「この野郎!さっきからなめやがって!」
顔面をおもいっきり殴った。四発殴ったところで気絶した。
マーキスは飛んでいったマグナムに手をかけようとした。その時、クロウが立ち上がった。
「思い切った行動をしますね……。一気に形勢逆転ですか。では、私はこの辺で失礼させていただきます。」
そういうとライトが一瞬消えた。もう一度ライトが点灯したときにはクロウの姿はなかった。
846通常の名無しさんの3倍:03/07/01 17:38 ID:???
クロウ強いな・・・
847仙人:03/07/01 17:46 ID:???
>>846
強いけど頭はイっちゃってますよ。
ちなみに百の顔を持つというのは変装のことです。
848通常の名無しさんの3倍:03/07/01 18:17 ID:7hv4taHb
age
849通常の名無しさんの3倍:03/07/01 18:19 ID:???
TADA戦記おもろい
850通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:26 ID:???
全然伸びてないなあ。
851通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:34 ID:???
>>850
弟子が来ないからだよ
852通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:36 ID:???
>>851
仙人と先生って最近書いてくれなくなってない?
853通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:38 ID:???
>>852
仙人は結構きてるよ
早く降臨キボン
854通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:40 ID:???
仙人の小説ってガンダム?
855通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:41 ID:???
>>852
というか、弟子の子分どうしちゃったんだろう?
856通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:42 ID:???
>>854
違うっぽい
でもTADAつながりでOK?
857通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:46 ID:???
>>855
弟子が勉強中になったあたりから消えたから前者の自演だったんじゃない?
858通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:47 ID:???
>>854
仙人はTADAの開発者だからOKだよ
面白いから続けてくれよ、仙人
859通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:48 ID:???
>>857
だがそんなことする必要もないしな・・・
文体も全然違うし・・・
860通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:52 ID:???
暇だから仙人の小説のキャラ投票でもしない?
ちなみに漏れはマーキスに1票。
861通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:54 ID:???
俺はクロウに一票
862通常の名無しさんの3倍:03/07/01 20:56 ID:???
マーキスに一票
ちなみに弟子その他のTADAキャラだとムスカに一票
863_:03/07/01 20:58 ID:???
864通常の名無しさんの3倍:03/07/01 21:03 ID:???
>>861
クロウって気味悪いキャラだよな・・・
865861:03/07/01 21:07 ID:???
>>864
ああ、でもそこがいい
ついでにTADAのコバヤシに一票いれとく
866通常の名無しさんの3倍:03/07/01 21:12 ID:???
主人公であるモリスには0票か。
ということでモリスに1票。
867通常の名無しさんの3倍:03/07/01 21:16 ID:???
そういえばモリスってあんま目立ってないよな
マーキスに食われちゃってる気がする
868通常の名無しさんの3倍:03/07/01 21:54 ID:???
じゃあリースに一票
TADA戦記はタダに一票
869通常の名無しさんの3倍:03/07/01 22:02 ID:exnWHHOn
モリスにイピョーウ
870通常の名無しさんの3倍:03/07/01 22:05 ID:???
オレはマーキスとタダに入れる
仙人
マーキス3
モリス2
リース1
クロウ1
弟子
タダ
ムスカ1
コバヤシ1

こんなところだ
871通常の名無しさんの3倍:03/07/01 22:06 ID:???
仙人
マーキス3
モリス2
リース1
クロウ1
弟子
タダ2
ムスカ1
コバヤシ1

改定しますた
872通常の名無しさんの3倍:03/07/01 22:17 ID:???
期待age
873通常の名無しさんの3倍:03/07/01 22:32 ID:???
マーキスってどういうところが気に入られてるのかな?
874仙人:03/07/01 22:48 ID:???
人物の詳細です。

マーク・モリス 183cm 89kg
大富豪の一人息子。現在、警部昇進候補。

マーキス・ハント 185cm 85kg
暗黒街有数のガンマン。ノリが軽い。

エルロイ・リース 187cm 92kg
剣士であり、WP認定警察。S級認定剣士のため剣所持が認められている。
モリスとは大学時代からの友人。

全員の年齢は伏せてあります。(一応、30代前半という設定)
875通常の名無しさんの3倍:03/07/01 23:12 ID:???
>>874
オサーンだな(藁
まあ、そこに熟練の技があっていいんだが。

ついでにクロウに1票。
876通常の名無しさんの3倍:03/07/02 06:51 ID:???
なんとなくage
死んだジャックに一票
877通常の名無しさんの3倍:03/07/02 07:01 ID:???
サトーに一票
878通常の名無しさんの3倍:03/07/02 14:20 ID:???
マーキス(3)
モリス(2)
クロウ(2)
リース(1)
ジャック(1)

こんな感じだな
そろそろ仙人のはやめて今度弟子の方のキャラ投票やんない?
(もうやってる香具師もいるけどそれは無効で)
そんで24時間後は師匠の方のキャラ投票をやると
ではスタート

俺はタダ隊長に一票

879通常の名無しさんの3倍:03/07/02 16:30 ID:???
じゃあ、サトーに一票
880通常の名無しさんの3倍:03/07/02 18:21 ID:???
モリスは一階を散策していたが一向にジャックもホーンも見つからない。もちろん、ジャックが死んだなどということは知らない。
廊下を歩いていると窓の外にリースの姿が見えた。なにやらもう一人の男と対峙しているのが見えた。すぐに状況を理解したモリスは窓に向かって突っ込んだ。

リースに窓ガラスの割れる音が聞こえた。ジェイズも聞き耳を立てた。リースはその瞬間を見逃さなかった。今だ!。草が飛び散る音が聞こえたがジェイズの前にリースはいなかった。辺りを見回すがどこにもいない。
「どこへいった?怖気ついて逃げたか。」
声を出して挑発する。だが一向に姿を現さない。
すると、いきなりジェイズの二、三メートル離れたところにある鉄塔からリースが飛び降りてきた。まだジェイズの視界には入っていない。
すかさず刀を抜きジェイズに向かって刀を下ろす。あと3センチとなっても気づいていない。そのまま頭から真っ二つになった。
声を出す暇もない。リースはその場で沈黙している。
「ジェイズ・・・・・・(やつがそう簡単に死ぬはずがない何かあるはずだ)」
その通りであった。死体の着ている服を剥ぐと中には綿がつまっているだけだった。
そこへモリスが来た。
「リース!大丈夫か!?」
「ジェイズが現れたがなんとか倒した。それよりこの倉庫を見ろ。中を詳しく調べる必要がありそうだ。」
モリスはうなずいた。
倉庫の戸を開けると中には軍用物資が大量に詰まっていた。
「これは……。グレネードににロケットランチャー。」
リースは二メートルほどあるミサイルを見上げた。
「これを見ろ。ミサイルだ。」
モリスは動揺を隠せない。
こんなものをいったいどうするつもりなんだろう。そう考えながら奥のほうに行った。
こんどは大量の木箱だ。そこでモリスは事実を発見した。
「送り先が『軍事庁第八倉庫』。まさかビッグホーンは軍事庁と取引を!」
「そうなるな。軍事庁の兵器調達ルートはマフィアもあるということか。好戦的なギックス長官のことだ。戦争でも始めるつもりなのだろうか。」

事実、アメリカはいまロシアと対峙しており、いつ戦争になってもおかしくない状況だ。
881仙人:03/07/02 18:22 ID:???
間違った。age
882通常の名無しさんの3倍:03/07/02 18:24 ID:???
新作キター!!
ついでにムスカに一票
883仙人:03/07/02 18:25 ID:???
モリスはこの事実をしっかりとカメラに収めた。
倉庫を出ると屋敷が炎上していた。
「屋敷が燃えている……。しまった!ホーンに気づかれたぞ。逃げられる前に探すんだ!」
急いで屋敷に戻る二人。そこへ一人の人が走ってきた。
「お〜い!俺だ!」
膝に手をついて息を切らすマーキス。
「いきなり炎上しやがった。やばいぞ、ホーンの部下どもが追ってくる。」
再び屋敷のほうへ走ってく。するとモリスは足を止めた。
「マーキス、リース。街のほうへ向かってくれ。警察に足止め準備を要請してくれ。私はホーンを探す。」
「わかった。だが気をつけろ。ジェイズがまだ生きている。」
「クロウもな。」
そう言って二人を後にした。
屋敷の中に入ると階段付近の絨毯の下に床のズレがあった。隙間のほこりを手で拭くとそこには地下へと続く階段があった。
884通常の名無しさんの3倍:03/07/02 18:28 ID:???
このスレマジ最高!!
続きが楽しみだ
ジェイズとクロウに期待!

>>878
タダに一票
885仙人:03/07/02 18:58 ID:???
コツ、コツ、と階段を下りる足音が響く。やがて明かりが見えてきた。そこは立体駐車場のようになっており、三台の車が止まっていた。
モリスは足音を立てないように慎重に歩いた。やがて話し声が聞こえてきた。すぐに柱に影を潜める。少し顔を出してみるとそこにいるのはクロウと少し小太りの男だった。
「で、おまえはあいつらの足止めをしとけ。俺はもう逃げる。ビッグホーンはまだ不滅だ。」
モリスはッハ、と何かに気づいた。「あれはホーン。逃げる前に逮捕しなければ。」密かに覚悟を決めるモリス。クロウは振り返ると柱にから伸びる陰を見てニヤッと笑った。
「だがその前に警察がいるようですが。さっさと片付けないと。」
モリスは気づかれた!と柱の影から出て来てクロウに銃を構えた。
「動くな!ジェニッシュ・ホーン!不法取引で逮捕する!」
「この状況でそんなこと言えんのか?警察さんよ。やっちまえクロウ!ジェイズ!」
そう言うとホーンは車に乗り込んで逃げてしまった。
「さて、あなたを狩りますよ。馬鹿な警察だ。クックック。」
モリスはトリガーを引いた。だがクロウは簡単にかわした。
「私には手にとるように見えますよ。ックックック。」
クロウの声高々な笑い声が駐車場に響く。
とっさにクロウは隠れていた車の陰から横っ飛びして発砲してきた。だがモリスの姿はなかった。
「おやぁ。抜け駆けはいけませんねぇ。私に脅えて逃げましたか〜?ックックック。」
するといきなりクロウの足元にモリスが飛び出してきた。
「警察をなめるなよ。」
クロウはその髪で隠れたするどい目でモリスを睨みつけた。
モリスのベレッタが火を噴く。銃弾はクロウの胸元に当たった。
血を吐いて倒れこむクロウ
「うおあぁ。っがは。馬鹿な……。一体……。」
そういい残して気を失った。
886通常の名無しさんの3倍:03/07/02 19:05 ID:???
クロウ燃え
仙人マンセー
887通常の名無しさんの3倍:03/07/02 19:36 ID:???
仙人楽しいよ、もっと続けて〜

>>878
ムスカに一票
888仙人:03/07/02 19:45 ID:???
登場人物(敵)

ジェニッシュ・ホーン
ニューヨーク有数のマフィア『ビッグホーン』のボス。

クロウ
マーキスと肩を並べるほどの銃の腕を持つ殺し屋。
不気味な笑い声を上げる。意外と智略家。

ジェイズ
珍しく刀を使う殺し屋。S級認定剣士でもある。
もの静かで感情を滅多に出さない。
889亀山を憎む者:03/07/02 20:47 ID:???
え?TADA戦記はおわったのか?
890通常の名無しさんの3倍:03/07/02 21:04 ID:???
コバヤシに一票
>>889
まだ終わってないよ
891通常の名無しさんの3倍:03/07/02 21:37 ID:duq5TL+x
>>889
ボンきたー
892仙人:03/07/02 22:26 ID:???
モリスはマーキスのように派手な戦い方はしないが地形、状況などを的確に判断し行動する知能派なのである。
マーキスなどと戦ってもおそらく負けはしないだろう。

ホーンはまだそう遠くには行っていない。そう考えているモリスは急ぎ足で地下駐車場を走り回った。だが一向に出口は見つからない。
しばらくすると壁の一片が動き出した。どうやら壁に似せたシャッターらしい。シャッターが上へ昇っていくと外からの光が差し込んできた。そこには長く伸びた人影もあった。
モリスはシャッターが開き終わるまで待った。そしてすべてが開くとそこにいたのはなんとジェイズだった。
「これが最後だ。死んでもらうぞ。マーク・モリス!」
ジェイズは刀を抜いた。
893通常の名無しさんの3倍:03/07/02 22:27 ID:???
モリス意外と違うな
894通常の名無しさんの3倍:03/07/02 22:28 ID:duq5TL+x
仙人降臨!
895通常の名無しさんの3倍:03/07/02 22:28 ID:???
間違えた
モリス意外と強いな
896通常の名無しさんの3倍:03/07/03 01:33 ID:???
ヤマダに一票!
897直樹を殺すもの:03/07/03 09:46 ID:0sGCrBiM
え?氏ね?
898通常の名無しさんの3倍:03/07/03 12:52 ID:???
やった、あと1日で弟子が帰ってくるぜ〜!
先生も仙人も子分も通りすがりもどんどん作品を投下していこうぜ!
899通常の名無しさんの3倍:03/07/03 16:40 ID:???
新作期待age
900通常の名無しさんの3倍:03/07/03 16:52 ID:???
900
901通常の名無しさんの3倍:03/07/03 18:56 ID:OvgGKell
ついにこのスレも900越えか・・・
次スレを本気で考えないとな。
902通常の名無しさんの3倍:03/07/03 19:04 ID:???
だれかテンプレ作る香具師いない?
903亀山を憎む者:03/07/03 21:14 ID:???
え?しるかよ!多田は氏んだ!
はい!小説終わり!!
904通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:17 ID:OvgGKell
     /^`~",  :\  ,ィ":::::::::::::::::::;;;;;iii>;,、
   ,.-",   /......:::::i::l /:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" ::ヤi、
  ,.i  .|  :キ:::::::::::|::V::::::::::::;:"~ ̄     ::i||li
 / 、  | ,;:::::l:::::::::::マ,.-‐-、j'_,.ィ>、、   .:::iii》
 i、 ヘ  :\:::::::キ;:::::::(:::j::):...) `‐-‐"^{"^ヾノ"
  ヤ、 \:::::\,::::\:;;;:iゞ:-:;ィ     ,.,li`~~i    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.,;iiλ\.,,ィ^-‐'`ー",:::|::;X'::7、   ・=-_、, .:/   <   この>>903をさっさとつまみ出せ!!
";ii::i`ゝ、::;;;:、-‐-;;;;i‐'''|  .}'.ヘ    ''  ./     \__________________
.;ill;;:\::::::::::::::::;ノノl} ィ|、./:ー-`=‐-、、ノ
iilllllli;;:::`:‐-‐'":;ノ  │丶=‐-、,,_`l, ,.へ
llllllllllllii;;,,___;;;iill|||( `Д´) \ー=、7^ヾ'‐-、、
||||||||||||||||||||j'::::(U>>903U‐"、:::::\..::/   \  `ヽ
             U U
905通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:18 ID:???
てゆーか、定期的にくるけど何者なんだ?
そう言えば今日は師匠キャラの投票だったような・・・
ニシに一票
906通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:29 ID:OvgGKell
ウィィィン・・・ガガガガガがガガガ!!!
「むっ!イーゲルシュテルンか!?しかしそんなものが
このワシらに通じるものか!」
タダのシグー、スズキ、アベのジンは難なくこれを避けた。
クロカワたちはイーゲルシュテルン起動前に既に要塞に取り付いていた。
「要塞内部に侵入する前にこの邪魔なモノを破壊しとくか」
ヨコヤマは独断でイーゲルシュテルンとモビルチョッパーに攻撃を始めた。
「ヨコヤマ、何をやっている!そんなものには構うな!
俺たちは要塞内部に侵入し、内部から攻撃するのが使命なんだぞ!?」
クロカワが制止するもヨコヤマは聞く耳を持たなかった・・・
「これさえ破壊すれば・・・俺だって出来ることを証明できるんだぁぁぁ!!!」
バババババッ
ヨコヤマのジンの重突撃機銃が火を吹く。
正確な射撃だ。要塞に設置されていたモビルチョッパー六基中三基と
イーゲルシュテルン数基が爆光を上げた。
その直後一基のモビルチョッパーが動き始め、
ヨコヤマのジンにチョッパーを発射してきた!
ついに故障を起こしていたモビルチョッパーが第二射攻撃を始めたのである。
「あっ・・」
ヨコヤマは突然の事に硬直した。そこにニシのジンがヨコヤマのジンの
盾となる形で庇ったのだ。
「ヨコヤマさん、危ないっ!」
ドガシャァァァン!!!
ニシはヨコヤマを庇うと同時に重斬刀でチョッパーを弾き落とそうとしたが、
タイミングがずれてしまいチョッパーの勢いは落としたが、
直撃を受けてしまった・・・
チョッパーは丁度ニシのジンのコクピット周辺で回転を止めた。
チョッパーは血で滲んでいた。
隊員達に衝撃が走った・・・
907通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:32 ID:OvgGKell
ヨコヤマは目の前の惨劇に唖然としていた・・・
「あ・・・・ああ・・・」
「二シーーーー二シーーーーーー!!!
返事をするんじゃァーーーーー!!!
二シーーーーーーーーーーーーー!!!!」
タダが呼びかけるもニシのジンからはノイズ音しか聞こえてこなかった。
「ヨコヤマ・・・お前が・・・お前が身勝手な行動に
出たりしなければニシは・・・」
クロカワの目には涙が滲んでいた。
「あいつはイイ奴だったのに・・・お人好しで・・・優しくて・・・
人に頼まれた事はキッチリこなして・・・
仲の悪い俺とお前の間を仲裁してくれたりもしたのに!!うう・・・」
スズキはやり切れない思いだった。
しかし、彼らがゆっくりとニシの死を悲しんでる暇は無かった。
すぐに残ったイーゲルシュテルンとモビルチョッパー、
さらには破壊寸前のハッチからメビウスがわらわらと出てきて
攻撃を開始してきたのである。
908通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:33 ID:OvgGKell
「ニシの死を悲しんでる暇はないわいっ!
戦争じゃ・・・仕方がないんじゃ!今は目の前の敵を倒す事に
集中するんじゃああ!!!」
タダシグーは重金棒を振り回しながら突撃をかけた。
「作戦変更!スズキ、アベ、クロカワは我が隊に抵抗してくる全ての
敵兵器を破壊するんじゃ!ヨコヤマはオリオンにて待機、
ニシの死を無駄にしてはならん!行くぞ。」
タダ隊はニシの死の悲しみを振り払うかのように必死で戦った・・・・
本気を出したタダのシグーが鬼の如く暴れまわり、スズキ、アベ、
クロカワのジンがメビウスや要塞に設置されたイーゲルシュテルン、
モビルチョッパーを次々と撃破していった・・・
ヨコヤマはタダの命令通りオリオンのMSデッキで待機していた。
「ああ・・・俺のせいだ・・・俺のせいでニシは死んだんだ・・・・」
そして数十分後、タダ隊との戦いでメビウス中隊は全滅寸前に追い込まれた。
「くっ、タダ隊め!予想以上の強さだ・・・んっ?あれは!!」
その時つい救援信号を受けとったムスカのテンペスト隊が
姿を現したのだった・・・・
909通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:35 ID:???
これ仙人のとこからのやつだな
もっともっと
910通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:36 ID:OvgGKell
以上、>>417のHPで見つけた先生の作品の続編。
もう数日前からできてるのに、先生が載せてくれなかったので
僕がかわりに載せておきましたよ。

ニシ・・・合掌。
911ちよ:03/07/03 21:37 ID:???
912酔狂先生と弟子さんと仙人さんのファン:03/07/03 21:38 ID:OvgGKell
このスレの1000は僕が頂きますよ・・・二ヤリ。
913通常の名無しさんの3倍:03/07/03 21:51 ID:???
1000の前にテンプレを!
914仙人:03/07/03 23:50 ID:???
テンプレねえ。用意できればしたいと思います。それとも俺のHPにテンプレスレ立てますか?
915仙人:03/07/03 23:57 ID:???
ところで弟子が戻ったら俺の小説はどうしましょう?
好評なら書きますが。
916通常の名無しさんの3倍:03/07/04 06:44 ID:???
>>915
書いた方がいいんじゃない?
つーか書いて
917_:03/07/04 06:48 ID:???
918酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 12:35 ID:???
試験終わったんで今日からがんばりま〜す
919酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 17:21 ID:???
18話完成しました。
8時にうpします。
都合があるので明日からは9時にうpすることにします。
920酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 17:26 ID:???
過去レス見てみたら凄いことになってるなあ。
仙人さんと通りすがりのリメーク改めリファインさん、ありがとうございました。
921酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 19:09 ID:???
突然だけど土日は定休日にします
色々忙しいんですいません
922亀山を憎む者:03/07/04 19:30 ID:???
嘘つけ!!弱者め!!!
923通常の名無しさんの3倍:03/07/04 19:35 ID:???
>>921
弟子がんばれ!!
924亀山を憎む者:03/07/04 19:38 ID:???
ナニいってんのあんた?
馬鹿じゃなーい?氏ね!!
925酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 19:59 ID:???
>>923
どうもありがとうございます

では今からいきます
926酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:00 ID:???
第18話「復讐のナカタース」

ムスカ「やれ、ミウラー!」
ミウラー「・・・・・・。」
サトー「くそ、なんだあいつは・・・?」
ヤマダ「紫色のストライクダガー?」
コバヤシ「へっ、色が違うだけだろ、ぶっ潰してやるさ!」
そう言ってコバヤシはダガーSPに突っ込んでいった。
ミウラー「・・・ふん。」
ドシュゥゥン!!
ミウラーの撃ったビームがコバヤシのジンの右腕を吹き飛ばした。
コバヤシ「ぐっ・・・。」
サトー「コバヤシ、お前は艦のブリッジを破壊しろ! 奴は俺達で食い止める!」
ヤマダ(なんで俺まで・・・。)
コバヤシ「ちっ、分かったよ。」
コバヤシはムスカの母艦、ナイトメアに向かっていった。
ムスカ「馬鹿が、虫けらニ匹で何ができる。 やれ、ミウラー。」
ミウラー「・・・・・・。」
ドシュゥ、ドシュゥ!
ミウラーはジンの腕、脚を性格に撃ち抜き、コバヤシのいる方に向かった。
ヤマダ「何っ!? つ、強すぎる・・・。」
サトー「くっ、コバヤシが危険だ!」
しかし、武器を失ったジンには成す術は無かった。
927酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:00 ID:???
コバヤシ「よし、こいつを沈めれば・・・ん?」
コバヤシはブリッジのすぐ前までたどりついたが、その後から、サーベルを抜いたダガーSPが
猛スピードで接近してきた。
コバヤシ「ちっ、あいつら、もうやられたのかよ!?」
ズバァァッ!!
コバヤシのジンが後を向いた瞬間、左腕が切り落とされた。
コバヤシ「くぅっ・・・。」
ミウラー「・・・これでもう害は無い・・・。 だが、一機残しとけば、後はやっても
     構わんだろう?」
ムスカ「そう焦るな、ミウラー。 タダを殺してからゆっくりやればいい。
    それとも、おまえではタダをやるのは無理か?」
ミウラー「・・・了解。」
ムスカ(シグーがこちらへ来ているようだな・・・。 ロング・ダガーの信号は途絶えていない。
    アレは私の大事な下僕だ。 そう簡単に死んでもらっては困る・・・。)
ムスカはモニターを見ながら妙な笑みを浮かべていた。

サトー「コバヤシ、帰還するぞ!」
コバヤシ「ああ、分かったよ。」
ヤマダ「コバヤシにしては素直だなぁ。」
コバヤシ「・・・もう懲りたんでな。」
三機のジンはギコアの方へ戻っていった。
928酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:00 ID:???
タダ「よし、あそこじゃな。」
タダはダガーSPを見つけてそう言った。
ムスカ「来たか・・・やれ。」
ドシュゥ、ドシュゥ!
タダ「くっ、なんて正確な射撃じゃ!」
タダは間一髪でビームを避けた。
ピピッ
タダのシグーに通信が入った。 敵のMSからだ。
ムスカ「タダ君、ムスカだ。 長い間ごくろうだったな。
    だが、そろそろ死んでもらうよ。」
タダ「ちっ、ムスカが乗っていたのか・・・。
   死んでもらう!」
ズガァァァ!!
オーガアックスでダガーのシールドを叩き割った。
だが、それ以上は破壊することは出来ない。
それは、ダガーSPがPS装甲を採用しているためだ。
ムスカ「ふん、実弾兵装しか持たない時代遅れのシグーで!」
ドシュッ、ドシュッ!
タダ「くっ・・・。」
ミウラー「・・・仕留める!」
ダガーSPはビームサーベルを抜いて突進してきた。
929酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:01 ID:???
タダ「なんのっ!」
ズバァァァ!!
次の瞬間、ダガーの右腕が無くなっていた。
タダ「ふん、油断しおったな。 装甲が駄目なら、関節部分を狙えばいいまでじゃ。」
口で言うのはたやすいものだが、実際に成し遂げるのはかなり難しい。
だが、タダはいとも簡単にそれをやってのけたのだ。
ミウラー「くっ・・・。」
ムスカ「ちっ、使えんパイロットだ。 帰還するぞ。」
タダ「ふん、逃げたか・・・。」
ナカタース「うおぉぉぉ!」
そこへナカタースのロング・ダガーが突撃してきた。
タダ「ちっ、まだ来るのか。」
ムスカ「ナカタース、戻れ!」
先に母艦に戻ったムスカが叫んだ。
ナカタース「うるさい、好きにやらせてもらう!」
ムスカ「ちっ、勝手にするがいい・・・。」
930酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:01 ID:???
いつものナカタースなら命令に背くことはないだろう。
だが、ナカタースはムスカ自身の手によって、戦闘中に凶暴化するようにされているのだ。
ナカタース「死ねぇぇぇ!!」
タダ「くっ、脚が無いというのにここまで動けるとは・・・。」
脚部が切断されているとは言え、ロング・ダガーの動きは素晴らしいものだった。
姿勢制御が難しくなっているこのロング・ダガーをここまで操れるのは
流石コーディネイターの強化人間、といったところだろう。
ナカタース「タダめ、今日こそ恨みを晴らす!」
ロング・ダガーがビームサーベルを抜いた。
タダ「このぉぉ!!」
ドドドドドド!!!
ナカタース「そんなもの!」
ロング・ダガーがオーガガトリングを避けつつ接近してくる。
タダ「くっ、わしのオーガガトリングを避けるとは・・・。」
タダもオーガアックスを手に取り、接近戦に臨んだ。
931酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:03 ID:???
ナカタース「喰らえぇ!!」
ガシィィィッ!!
シグーの斧がサーベルによって斬られた。 だが、タダはシグーのコクピットに蹴りを入れていた。
ナカタース「ぐっ!!」
ムスカ「そろそろ薬が切れる、帰還しろ! 薬が切れたらもう貴様はもう生きられんぞ。
    恨みは次に取って置くんだな。」
ナカタース「分かった。」

タダは、ギコアのブリッジに戻っていた。
タダ「月面基地の破壊はひとまず成功した。 補給を済ませるぞ。」
隊員「はっ!」

月面基地破壊に成功したタダ隊。 これからもまだまだ宇宙の敵を相手に戦うことになるだろう・・・。



19話予告

地球軍の大艦隊と戦うことになったタダ隊。
パイロットが四人しかいないタダ隊は新兵器で応戦する・・・

第19話「連合大艦隊」
932酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 20:04 ID:???
よし、age
933通常の名無しさんの3倍:03/07/04 21:04 ID:V+Psapfl
弟子は知識不足だ・・・
PS装甲って間接にも施されt(ry
934酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 21:05 ID:???
>>933
えっ、ソースキボンヌ
935酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 21:12 ID:???
てゆーかリメイクしないといけないじゃん・・・
マジで誰かソースくださ〜い!
936通常の名無しさんの3倍:03/07/04 21:19 ID:???



















937通りすがりのリメーク改めリファイン:03/07/04 21:27 ID:5byVv6Vb
まあ、間接が弱いのは間違いないのだから別にいいんじゃない?
938_:03/07/04 21:28 ID:???
939酔狂先生の弟子 ◆99/XBH1sws :03/07/04 21:30 ID:???
>>937
いやぁ、でもなぁ・・・小説とかに載ってるのかな?
PSは装甲だけだと思うんだがなぁ・・・

いや、ダガーSPは急いで造った為装甲だけにしか採用されてないっていう俺設定で問題なし
オリメカで良かったぁ・・・
940西少佐の右腕:03/07/04 21:50 ID:???
なにここ?オタクゥのあつまりぃ?
きもーーーい!!氏ね!ってゆーか逝ってこい!みたいな★
まずは弟子から氏ね
本編キター!ということで、行きます。
第18話 復讐のナカタース

ダガーの放ったビームはサトー機の右腕を直撃した。被弾した衝撃で機体は右に
ロールを始めた。
「大丈夫か、サトー!」コバヤシはサトー機の援護に向かおうとするが、ムスカ艦の
対空砲火がそれを阻んだ。
「うわー!」機体の姿勢を立て直そうともがくサトーだったが、左腕、右脚、左脚と
次々と被弾していく。
「このパープル野郎!」ヤマダ機のランチャーがダガーを捉えていた。しかし、ダガーは
機体をわずかに傾けてそれを回避、今度はヤマダ機へと肉薄してくる。
白兵レンジに侵入されたかと思った次の瞬間、ビームサーベルがヤマダ機のジンの、
腰から下を切り裂いていた。
「...!」ヤマダ機を包む閃光が周りを明るく照らした。

「速いっ!」ようやく対空砲火を振り切ったコバヤシであったが、ダガーのビームを
交わすのが精一杯で、攻撃を仕掛けることができなかった。
「さしものタダ隊も、このダガーの前には新兵同然だな。」
このダガーとナカタース、2機のMSでザフトのタダ隊を圧倒できる。予想よりも大き
な戦果に、ムスカはいつもの引きつった微笑を浮かべていた。
「それにしてもうるさい蠅だな。ミウラー、あいつは落としてかまわん。」
既にコバヤシ機は右脚を失い、推力を落としていた。対艦刀をはじめとして比較的
質量の大きい装備のコバヤシ機は、一度推力を失うとたてなおしがきかない。
「くそっ!」ビームサーベルを抜いたダガーに、苦し紛れにシールドを投げつけたものの、
ダメージを与えることなど出来るはずもなかった。
コバヤシは覚悟を決めて対艦刀を構えた。肉薄してくる敵機が、モニターに大写しになる。
次の瞬間、辺りは強い光に包まれた。
「おまえの相手は、このわしじゃあ!」ムスカの耳にタダの声が聞こえてきた。間一髪、
タダのシグーがコバヤシとダガーとの間に割って入ったのだ。シグーは一気にダガーを
味方機の側から向こうへと押し戻すと、蹴りを見舞って間合いを取った。
「遅かったね、タダ君。もう少しで大事な君の部下が残らず死んでしまうところだったじゃ
ないか。君も随分と残酷な隊長なんだねえ。」
「ふん、その減らず口も今のうちだ。」タダの右手が頭上のスイッチへと延びた。

「どうしたというのだ、ミウラー!」ダガーは立て続けに強い衝撃に見舞われていた。右、
左、上下、前後、あらゆる方向から揺さぶりを掛けられている。計器類は明滅し、モニター
には緊急事態を告げるメッセージが表示されていた。
ひときわ強い衝撃が機体にはしった。ムスカはめまいに続いて猛烈な吐き気を感じて、前か
がみとなったまま、動けなくなった。
「うーん、ミウラー、何とかしろ、おい、聞いているのか。」
ようやく振動が収まり、ムスカは体を起こして問いかけたのだが、ミウラーは既に気絶して
いた。ちっ、使えんパイロットだ、そう思いながらコンソールを自席へと切り替えた。
「どうだね、少しは応えただろうが、ムスカ!」タダの勝ち誇った声が聞こえてきた。
既にダガーのバッテリーゲージは危険域の手前を差していた。やつは、このことを知っていた
のだ。3機のMSを相手にビームを使い続けていれば、いずれバッテリーダウンでPS装甲が
解除されるということを。

「糞!やむをえん、撤退する。ナイトメア、援護射撃を!」
形ばかりの援護射撃のなか、ストライクダガーはシグーの視界から遠ざかっていった。
「ふん、まあ今は3人の救助が先だからな。見逃してやるわ。」タダはそう呟いて、モニター
を見つめた。そこには2つの救難信号が表示されていた。後一つ、ヤマダの信号を見つけることが
できないでいた。
「うん?」モニター上に新しく点が現れた。しかし、それはヤマダのものではなかった。

次の瞬間、ロングダガーのビームサーベルがシグーの右肩へと振り下ろされた。タダはかろうじて
それを交わすと、すかさずアックスを抜いて構えた。
「貴様!」続けてガトリングを放っていったん間合いを取ると、今度は前方加速してロングダガーに
体当たりをかけた。しかし、それは宙を切った。ロングダガーはタダの渾身の一撃を易々と交わしたのだ。
「うほおおおおおおお!タダああああああああ!死ねええええええええっ!」
常気を逸したようなナカタースの声が、シグーの操縦席に伝わってきた。既にシグーの右腕は切り落
とされていて、ない。
タダはかろうじて回避しつづけていたが、ロングダガーの攻撃は執拗を極めた。このままでは、バッ
テリーがもたない。さらに、相手のMSが脚部を失っているにもかかわらず機動力が衰えていない
ことも、タダの焦りを強くした。
「このわしにプレッシャーを与えるパイロットは、いったい何者なんだ!」
ギコアのブリッジでは、オペレータのよどみない声が流れていた。
「タダ機、敵モビルスーツと交戦中。3回目のスポットオーガシステムを発動しています。バッテリー残量、
危険域まで残り2分。サトー、コバヤシの救難信号を確認。タダ機との距離、離されています。」

「よし。」留守を預かる副官が声を上げた。あのダルマのパイロットである。
「特装砲、射撃用意。目標、敵モビルスーツ。但し直撃は避ける。オペレータ、射線上に味方はい
ないな?」
「味方なし。特装砲、準備ヨシ。」
間髪をいれず、副官の声が響いた。
「特装砲、撃てー!」一条の光線が前方に延びていくのが、ブリッジからよく見えた。
ヤマダの脱出ポッドを回収したのは、戦闘終了後から2時間以上経過してからであった。発見した
のはタダだった。いったん帰投した後、バッテリーを換装してすぐに捜索に出たのであった。
「まあ、ともかく、作戦は成功じゃ。味方の損失も最小限に済んだしな。」
目の前で落ち込んでいるヤマダの肩を叩いた後、隊長室に引き揚げたタダは、深々と椅子に座って
目を閉じた。
ギコアの射撃は敵モビルスーツの肩をかすめていっただけであった。それでも特装砲の破壊力は
すさまじく、肩部を破壊、PS装甲も一気に解除されてしまった。ヤツがあと一息のところまで
わしを追いつめていながら撤退したのは、それが原因だろう。
「しかしな...」とタダは思った。ヤツが撤退する直前に聞こえてきた、あの悲鳴ともいえる叫び
声ははいったいなんだったのだろうと。それまでの、奇妙な雄叫びとは異なる、あの叫び声は。

18話 完

※例によってジンの脱出ポッドの設定は造りです。
948通りすがりのリメーク改めリファイン:03/07/04 23:10 ID:5byVv6Vb
19話予告
吹き荒れる砲火。砕け散る装甲板。迫り来る驚異の前に人は木の葉のようにもてあそばれる。
誘われる彼らの行方に待ち受けるものとは。
次回「連合大艦隊」Not even justice, I want to get truth. 真実は見えるか
>>944
うーん、訳わかんない。オーガシステム発動中のタダ機が、いたる方向から
アックスを打ち込んでいる情景なんだけど。書いている本人がムスカ状態(w