歴代主人公が兄弟だったらpart7【ブラザー】
シーブック「ココは、」
ウッソ 「アムロ以下13名の兄弟(映像化作品限定)の、」
シロー 「家、職場、学校、外等での生活を書いてみるネタスレです。」
キラ 「以上、影の薄い人達からでした。」
3人 「お前らも最初のころは薄かっただろ!!」
キラ 「今では濃いですが何か?」
アル 「負け惜しみ、イクナイ!!」
3人 「クッ・・・。」
ドモン「このスレのルールを説明する。
1 年齢はある程度無視OK、
2 原作にある程度乗っ取ったキャラ設定、他の作品を崩さない作品推奨
(ただしあくまでも推奨。これに反すると思った作品も叩いてはイケナイ!)
3 自分がウザイと感じた作品とそれを煽った奴は無視
4 作品叩き禁止、公序良俗に反するような事は禁止、職人叩きは特に厳禁
5 議論は、議論スレで。このスレで議論はしない
守らない奴はゴットフィンガーが待っているぞ。」
アムロ「過去スレの倉庫は
http://members.tripod.co.jp/ybuewrei/brotherindex.htmlだ。
過去の雰囲気を掴みたい者は見ていくといいだろう。」
ガロード「参考までに、今までに出たネタでの各キャラの設定等については
>>2-10辺りにあるぜ。」
ジュドー「別にこの設定を絶対守れって訳じゃないぜ。でも読み手が入りやすくはなるかも。」
ヒイロ「…議論スレは
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1042456798&ls=50だ。」
コウ「後、職人さんにお願いです。自分で続けるネタについては終りに「続く」と書いてください。
続くと書かれてる作品は他の方は書くのを自粛推奨。書かれていないものは自由にリレーしてください。」
カミーユ(コウ兄さん、目立とうと長台詞取ったな…)」
長男アムロ・レイ(29)
一家の大黒柱にして纏め役。個性の強い弟達を相手に四苦八苦している。
株式会社ラーカイラム所属
次男シロー・アマダ(24)
まじめで基本的に善良な次男。だが、たまに暴走するのが玉に瑕。
三男ドモン・カッシュ(20)
無骨で不器用な三男。武術オタクでやや協調性に欠けるのが欠点。
一般常識に著しく欠けている
四男コウ・ウラキ(19)
お坊ちゃん気質の強い、無邪気な性格。まだまだガキっぽいところあり。
五男カミーユ・ビダン(17)
名前にコンプレックスを持っていて粘着質。なぜか女にもてる。
六男シーブック・アノー(17)
性格は割とまとも。しかしそれが仇になって目立たない。
口癖はなんとー
七男ロラン・セアック(17)
一家の主夫。いい意味で優等生タイプ。女装は趣味ではない。(本人談)
本人の預かり知らぬ所でかなり有名らしい
八男キラ・ヤマト(16)
優等生。しかし裏では盗撮画像の販売もやっている。彼女のラクスや友人のアスランと平和にやっていたいのだが
学校ではフレイに虐めを受けている。かなり哀れな役回り。
九男ヒイロ・ユイ(15)
無口でなにを考えているかいまいちわからない。
何も考えていないのかもしれないが。彼女はリリーナ
十男ガロード・ラン(15)
行動力にあふれた、脳天気な奴。どちらかというとかき回すタイプ。
彼女はティファ
十一男ジュドー・アーシタ(14)
おおらかで一家のムードメーカー的存在。結構周囲に気が回るマメな性格。
だが、かなりお茶目な餓鬼大将的性格ではある。彼女はルー
十二男ウッソ・エヴィン(13)
こいつも優等生タイプ。周囲におもちゃにされて、引っ張り回される役割。
でも裏では盗撮行為をしている。
十三男アルフレッド・イズルハ(11)
末弟。一家の中ではマスコット的存在。
┌───┬──┬─-┬──────┬──┐- - - - - - - - - - - - -
│ 風 │ WC. │ . │台所.│ │
│ 呂 ├──┤ │ . |____ │ ウッソの畑
│ 脱衣室 │ リビング │ .|
├┬┬┬┼┬┬┘ & . │
│┼┼┼┼┼┼┐ │ ダイニング . │ - - - - - - - - - - - ┘
├┴┴┴┴┴┴┤ └───── ─┬┘
│ シーブック 玄関
│ & .├─── ┬─ ,───┴┐
│シローの部屋 │アムロ .│ ドモン │
│ │の部屋 │ & │
└──────┤ │ ヒイロ │
.└────-┤ │ △ ドモンのテントとか
└──────┘
┌──────┬─┬─────┬───┐
│ カミーユ& │ │ .│ │
│ロランの │ │ │ │
│ 部屋 .│.ガロード& │ │
│_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ .| ジュドーの .│ ベ .│
│┬┬┬┬┬┬┘ │ 部屋 ラ │
├┼┼┼┼┼┼ ├─────┤ ン │
│┼┼┼┼┼┼┐ ダ .│
├┴┴┴┴┴┴┤ │ コウ& . │ │
│ 洗面台等 .│ アルの │ │
│ .│ │ 部屋 . │ │
└──────┴─┴─────┴───┘
┌─────────────┐
│ │
│ ベランダ・・? │
│ │
├─────┬ ┬─────┤
│┬┬┬┬┬┘ │ │
├┴┴┴┴┴┐ キラ& . │
│ 納戸 │ ウッソの. │
│ │ │ 部屋 │
└─────┴─┴─────┘
家内でのそれぞれの部屋の状況
ジュドー+ガロード(2F)(荒れまくり、ヤヴァい)
キラ+ウッソ(3F) (PC器具で埋め尽くされている。位置は計算し尽くされている)
シーブック+シロー(1F) (まぁまぁ綺麗。セシリーとアイナの写真が所々)
コウ、アル(2F) (特筆する点はない)
ドモン、ヒイロ(1F) (銃器にダンベルなどがずらりと揃っている。)
カミーユ、ロラン(2F) (埃一つ落ちていない。写真はフォウとディアナ)
アムロ(1F) (PC機器で埋め尽くされている(文字通りの意味で)
台所、居間、風呂等は1階、地階に。
2回に少し広い庭がある
ジュドーは庭に離れを勝手に建設。
ヒイロは地下に個室を勝手に作成。
なお皆の通う学園は中高一貫校で、授業は大学のような単位制、学年はない。
一応担任はいるが授業は各個人で自由に選択できる
(年齢が違うキャラを一緒に出せるようにとの一案。参考程度に。)
見ててものすごく萌えあがったので記念カキコ
10 :
シャクティとティファ(1/3):03/02/12 11:46 ID:TZi6mNuB
ココはアムロ達の住む家の有る町の駅前商店街。
今は朝早い時間なので殆どの店はまだガレージを下ろしたままだ。
そんな商店街を両手にいっぱいのパンの耳をいれた袋を抱えたシャクティが通り過ぎていく。
シャクティ「あら?アレは……ティファさん?」
ポツンと一軒だけ空いていたコンビニの雑誌コーナーに見覚えのある少女がいるのを見つけるシャクティ
何かを熱心に立ち読みしているようだが外からでは何を読んでるのかまでは判らない
興味を引かれたシャクティはコンビニの店内へと入っていく。
11 :
シャクティとティファ(2/3):03/02/12 11:48 ID:TZi6mNuB
コンビニ店内
ティファ「…………」
其処にシャクティがやってくる
シャクティ「おはよう御座います、ティファさん。」
ティファ「…………」
シャクティ「?…あの〜ティファさん?」
ティファ「…………」
ティファは雑誌に集中してる為かシャクティの呼びかけに気が付かないようだ
シャクティはティファが読んでいるのがアルバイト情報誌であることに気が付く
シャクティ「アルバイトを捜してるんですか?」
ティファ「……スースー…」
怪訝に思ったシャクティはティファと雑誌の間に手を入れてフルフルと振ってみる
ティファ「……スースー…」
12 :
シャクティとティファ(3/3):03/02/12 11:48 ID:TZi6mNuB
全く反応せずに雑誌から目を離さないティファ
シャクティ「まさか…」
シャクティはそ〜っとティファの手から雑誌を抜き取ってみる
ティファ「……スースー…」
予想通り雑誌を読んでいる格好のまま身じろぎしないティファ。
シャクティ「……てゃ!」
シャクティは無言でティファの頭にチョップを入れる
ビシ!!
ティファはピクリと身じろぎするとキョロキョロと辺りを見回し
隣にシャクティがいるのに気付く。
ティファ「夢を…夢を見ていました…夢の中での私は…」
ビシ!!
無言でもう一度チョップを入れるシャクティ
ティファ「??…おはようございます、シャクティさん…」
続くかも(w
ズレ修正テスト
┌───┬──┬──┬─────┬──┐- - - - - - - - - - - - -
│ 風 │WC. │ │台所│ │
│ 呂 ├──┤ │ |___.... │ ウッソの畑
│ 脱衣室. リビング. │ |
├┬┬┬┼┬┬┘ & .│
│┼┼┼┼┼┼┐ │ ダイニング. │- - - - - - - - - - - - ┘
├┴┴┴┴┴┴┤ └──── ─┬┘
│ シーブック 玄関
│ & ├─── ┬─ ───┴┐
│シローの部屋 │.アムロ ..│. ドモン ..│
│ │ の部屋 │ & │
└──────┤ │ ヒイロ. │
└────┤ │ △ ドモンのテントとか
└──────┘
ズレ修正テスト2
┌──────┬─┬─────┬───┐
│ カミーユ& │ │ .│ │
│. ロランの . │ │ │ │
│. 部屋 . . │.ガロード&..│ │
│._ _ _ _ _ _ _ _ _. | ジュドーの │ . ベ .│
│┬┬┬┬┬┬┘ │ 部屋 . . ラ │
├┼┼┼┼┼┼ ├─────┤ . ン |
│┼┼┼┼┼┼┐ . ダ │
├┴┴┴┴┴┴┤ │ コウ& | │
│ 洗面台等 │ アルの . | │
│ .│ │ 部屋 │ │
└──────┴─┴─────┴───┘
ズレ修正テスト3
┌─────────────┐
│ │
│ ベランダ・・? │
│ │
├─────┬ ┬─────┤
│┬┬┬┬┬┘ │ .│
├┴┴┴┴┴┐ . キラ& │
│ 納戸 │ ウッソの .│
│ │ │ 部屋 │
└─────┴─┴─────┘
16 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/12 16:17 ID:soSvl5Or
新スレおめ
>10
パンの耳はカロッゾの店からもらったのだろうかw
>17
キースの店もあるな。
どっちも「おう、持ってけ!」ってやってそうだ。
ところで、パンの耳ってただでもらえるのか、安く売ってるのか、どうなんだろう。
>>18 うちの近所はただでもらえる
最近はオカラがもらえないのが鬱だ
1時ごろ部屋で…。
コウ「暇だ…。休みなのは大学生だけ…。宿題も終わらせたし…やる事がない…。
アルも友達と遊んで遅くなるとか言ってたし…暇だしキースに電話を…。」
しかし、何処をどうかけまちがえたのかシーマにかかる。
シーマ「良いタイミングだねぇ。私も暇だったんだ。あんたの家に逝かせてもらうよ。
3時間後くらいにつくからねぇ…かくごをしときよ。」
コウ(まぁ…暇だったし…いいか。)
この日、偶然皆が皆友人を呼ぶとは流石のコウも思っていなかったようだ。
そして、3時間後…。
シーマ「来てやったよ。暇だったんだろう?」
コウ「…はい。」
シーマ「こうやって人の家に地上げ以外で上がるのは久しぶりでねぇ…。楽しませてもらうよ。」
コウ「…はぁ…。」
シーマ「もっとしっかりおし!それだから目立たないんだよ。…誰か来たようだよ。」
カミーユ「ただいま〜」
ファ「おじゃまします。」
コウ「どうぞ。 …ところでカミーユ、他の皆は?」
カミーユ「ジュドーとガロードは学校で花火暴発させて掃除、シーブックはバイト、ウッソは不明。
キラとロランとシーブックは多分もうすぐ…。」
シーマ「若い頃から男作って良いねぇ…。大事にしなよ。お互いさ。そうしないとこうかいするよぉ?」
カミーユ「…わかってます!そんな事は…。」
ファ「カミーユ、そんなきついいい方失礼でしょ。」
シーマ「なーに、気にすることはないよ。若いうちはこれくらい元気があった方がいいってもんだよ。」
カミーユ「この不快なプレッシャーは…キラはもうあの女とは別れたはずだ!ありえない!」
(続く)
その10分ほど前…。
フレイ「あら、ウッソ君じゃないの。」
ウッソ「フレイさん、こんにちわ。久しぶりです。」
フレイ「何か用事でもあるの?貴方の家とはずいぶん違う方向みたいだけど…」
ウッソ「いえ、商店街の酒楽の近くを通ると危険なんでいつも遠回りしてるんです。
ちなみに今日は暇ですよ。」
フレイ「貴方の家に遊びにいって良い?」(チャンスね。これは)
ウッソ「いいですよ。」
ウッソ「ただいま〜」
フレイ「お邪魔します〜」
カミーユ(…あの女か…不用意に怒らせると厄介だから当り障りの内容に…。それにしてもウッソは全く…。)
コウ「あ、ウッソか。誰をつれてきたん…って!」
シーマ「あら、随分派手な服を着た子ね。服に着こなされている感じで。」
フレイ(怒りたいけど…ここで起こったら計画台無しよ。当てこするように…当てこするように…。)
「あら、そんな事はないわよ。それに、私は年増なのに地味に攻めるよりはましだと思ってるわ。」
シーマ「誰が年増ですってぇ?小娘にしては中々言ってくれるじゃないの。お茶をおねがいできるかしら?」
カミーユ(この悪意の充満した空間から早く逃げたい…。)「分かりました。」
ファ「随分険悪ねぇ…。」
ウッソ(襲ってこない綺麗なおねぇさんが3人もいる…幸せ…。)
フレイ「…事実を言ったまでよ。いけない?」
コウ(これはどうやれば収まるんだ…?誰か来てくれ…。)
シーマ「ケツの青い餓鬼が言ってくれるねぇ…。そんなに後悔したいのかい?」
(続く)
イーゲルVSラゴウの戦闘が始まった。
バットのごとくミンチドリルを振り回すイーゲル。
だがラゴウには避けやすい攻撃だ。右へ左へ避けながらどんどん距離を縮めていく。
ビームサーベルを展開し突進した。
アンディ「この勝負もらった!」
誰もが虎の勝利の確信した、だが次の瞬間に皆の目に映った物は仰向けになって吹っ飛ぶラゴウだった。
イーゲルが頭突きをしたのだ。
コレン「このコレン様に白兵戦で挑むなんていい度胸してるじゃねぇか」
首を伸ばし倒れているラゴウに何度も頭突きをする。
キース「ああ、このままじゃ虎さん負ける、店が潰されちまうぞ!」
ロラン「こうなったら最終手段だ、∀を出すしか・・・」
そこへアルが大慌てでやってきた。
アル「大変だよ兄ちゃん!今度は馬型MSが反対側の商店街で暴れてるよ!こっちに突進しているから速く逃げないと・・・てもう来てるし」
ロラン達が後ろを振り返ると、そこにはドラゴンガンダムを引きずりながら走る風雲再起と角に必死になってしがみついてる兄ドモンの姿があった。
続く
ロラン達が後ろを振り返ると、
そこにはドラゴンガンダムを引きずりながら走る風雲再起と角に必死になってしがみついてる兄ドモンの姿があった。
何故こんな事になっているのか、ちょっと時間を戻してみよう。
30分前・・・
風雲再起の頭を掃除していたドモンは、いきなり暴走を始めた風雲再起に振り落とされないために角にしがみついていた。
ドモン「おい、止まれ!」
止まる気配はない。
ドモン「止まらないとゴッドフィンガーだ!」
さっきよりスピードが上がったようだ。
ドモン「止まったらうちで取れたにんじんをあげるぞー」
物で釣っても駄目だった。このままでは商店街につっこんでしまう。
ドモン「こうなったら世界の美人馬写真集だ!ほれほれ〜こうやって目の前にちらつかせれば」
この時ドモンは知らなかった。馬は真っ正面から見ることが苦手だと言うことを・・・
ドモン「もう駄目だーーー!突っ込むからよけろーーー!」
ドモンの馬鹿でかい声で人は避ける事ができたが建物はそうはいかない。
カテジナの花屋、ガトーのガトーショコラ屋、クラインカンパニーチェーン店ラクスのラスク屋、ギレンの寿司屋、被害はどんどん増えていく。
この店も例外ではなかった。
シーブック「外がうるさいけど工事かな?」
セシリー「どんどん音が大きくなってるみたいだけど・・・きゃっ!」
突然店に巨大な蹄が降ってきた。蹄は屋根に穴を開けて出ていってしまった。
もちろん店内はめちゃくちゃである。
シーブック「大丈夫か!?」
セシリー「ええ、でもお父さんは?」
当然彼は大丈夫だった。店の奥から包丁を持って出てきた彼はこういったそうだ。
カロッゾ「ふはははははは!馬狩ろう!」
ラクス、そんな暇潰しもしてたのかよ。アイドルなのに余裕あるな。
…それとも名前だけ使ってるとかw
>…それとも名前だけ使ってるとかw
その通りです
アイドル喫茶のノリで開いて、時々実際ラクスが店に出るって奴かw
>23
ラクスの店よりその前に出てた店が気になる。
アイツがパティシェなのか!?
しかも表から入ってこずに、こっそり通気孔をほふく前進したり、後ろから人の首を絞めたりしながら、
お菓子を配達するんだガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル
ガトーのショコラ屋・・・・・
俺の体を見てくれぇ!!
あのひとは、戦艦ミズーリでコックやってたから大丈夫なはずだ
>>10-12 シャクティとティファ
笑わせてもらいましたが。
チョップするとか、ティファがスースー…言うとか、元ネタあるんですか?
Xの本編を殆ど見たことが無いからXネタだったら解説を希望。
>>31-32 スースー、は寝息で、(つまり目を開けて寝てた?)
チョップで起こしたけど寝ぼけてたから
もいっかいチョップしてやっと起きたってことかな?
「おはようございます」って言ってるし。
もしかするとこれか?
ティファ「私の夢は現実です」
>33-34
10-12の作者ですがその解釈でOkです
>31-32
混乱させてしまってすいません
単なるノリで書いたので…
フレイ「後悔?私が?笑わせないでよね。」
シーマ「生意気言ってると後悔するよぉ?」
脇で
ファ「…一体何がおこってるの?聞いてたけど分からなくなってきた…。」
コウ「2人とも気が強いから…」
ウッソ(フレイさん…気が強くてなんかカッコ良い…)
ジュドー「ただいま〜…なんか剣呑な雰囲気だけどどうしたんだ?」
ガロード「今帰ったぜ〜」
ハマーン「失礼する。」
カミーユ「…2人…にハマーン先生?こいつらが又なんかやらかしました?
ささ、奥にどうぞ。」(この先生ならこの空気をどうにかできる…。)
ハマーン「分かった。」
フレイ「…ハマーン先生!」
ハマーン「お前は…フレイ=アルスターか。」
シーマ「お、これは又熟年の方が来たねぇ…。まぁ仲良くやろうじゃないの。」
ハマーン「貴様と一緒にするな、年増。」
シーマ「言ってくれるねぇ…。あんたもそう年齢は変わらないはずだけどねぇ…。」
ハマーン「私は20だ!俗物が!」
フレイ「そうよ、ハマーン先生はあんたと違って若いんだから!」
(続く)
ガロード「俺…ニュータイプじゃないけどさ…なんか凄いプレッシャー感じるんだけど…。」
カミーユ「…ああ…酷い事になってきたな…。」
ジュドー「すまねぇ…兄ちゃん。俺がガロードと昼食早食い競争からの大喧嘩なんてしなければ…」
ガロード「御免…。」
カミーユ「それ以前の問題だった。気にするな。」
ファ「あの人達…怖いわ…カミーユ…。」
コウ(何でこんな事になっちゃったんだろう…?ここは…地獄だ…。)
ウッソ(綺麗なおねぇさんだらけ…幸せ…。)
シーマ「大体、二人揃って赤髪にしちゃって、だらしないったらありゃしないよ。
どっかのアイドルにでも憧れたのかねぇ。」
ハマーン「これは地毛だ。」
フレイ「それに何であんな横恋慕女に憧れなきゃならないのよ!」
シーマ「お、なんかあの女に因縁でもあるのかえ?」
フレイ「貴方には関係ないでしょ?」
ハマーン「…横恋慕くらいでうろたえるとは…これだから俗物は。
もし好きな男がいるなら恋人がいようが婚約者がいようが奪い取るのが
女と言うものであろう。」
ファ「…聞き捨てならない…。」
カミーユ「え?」
(続く)
所変わってココは先ほどのコンビニからほど近い所にある公園。
立ち話もなんですからとティファを連れてシャクティは公園のベンチに座っていた。
シャクティ「食べます?おいしいですよ」
シャクティは抱えていた袋からパンの耳を取り出してティファに勧める
ティファは無言で頷くとシャクティから受け取ったパンの耳をかじり始める。
ティファ「おいしい…」
シャクティ「でしょう?カロッゾさんの所から頂いたモノなんですけど」
早朝の公園のベンチでモクモクとパンの耳をかじる白黒美少女二人
……端から見るとかなりヘンなシチュエーションだろう(w
シャクティ「バイト捜してるんですか?」
ティファ「……(こくん)」
シャクティ「何に必要なのか聞いてもいいですか?」
ティファ「ガロードにプレゼント…あげたい」
シャクティ「…ヴァレンタインデーのプレゼントですか?素敵ですね」
シャクティの言葉に顔を赤くして俯いてしまうティファ
シャクティ「で、幾らぐらい必要なんですか?」
ティファ「…五万円…ぐらい…」
シャクティ「五万!?結構な額ですけど…ちなみに今いくらぐらい貯まってるんですか?」
ティファはポケットから小さな可愛らしいがま口を取り出すと中を開けてみせる
シャクティ「……これだけですか?」
がま口からティファの手に転がり出たのは500円玉一枚のみだった
ティファ「全然足りません…」
シャクティ「全然というかなんというか…ヴァレンタインデーまで後一週間ないんですよ?」
ティファはシャクティの言葉に困った顔をして首を傾げる
ティファ「無理で…しょうか…?」
シャクティ「……どうしても五万円必要なんですか?チョコだけじゃ駄目なんですか?」
ティファはふるふるふると首を横に振って答える
ティファ「ガロードにはいつも迷惑かけてるから…どうしても…」
シャクティ「…………」
ティファ「…………」
39 :
訂正:03/02/13 11:47 ID:???
>38
タイトル「続シャクティとティファ1」でおながいします
暫く二人とも無言になる…やがて、
シャクティ「……ティファさんの気持ちは良くわかりました。私が何とかしましょう!」
ティファ「シャクティさん…」
シャクティ「その代わり多少辛くても恥ずかしくても我慢して貰いますよ?いいですね?」
ティファ「……(こくり)」
シャクティ「それから今から行くバイトのことはガロードさんには内緒にしてくださいね。」
ティファ「……(こくり)」
シャクティ「勿論、私が教えた事も内緒ですよ?」
ティファ「……(こくり)」
シャクティ「今から紹介するバイトには多少の元手が必要ですがそれはこちらで用意します。」
ティファ「……(こくり)」
シャクティ「そのかわり稼いだバイト代からその分とそれとは別に2割の紹介料を頂きますね。」
ティファ「……(こくり)」
シャクティはまるで凄腕の保険外交員のように立て板に水で説明を始める。
ティファは理解してるのか理解していないのか判らないがシャクティの言葉に一々頷いている。
シャクティ「これから行くバイトの現場では貴女はスーチーパイという二十歳の女性になって貰います。」
ティファ「……スーチーパイ?」
シャクティ「芸名とでも思ってください。本名ではさすがにマズイですから(w」
普通ならこの辺りでなにやらおかしな事になってきていると気付くところなのだが、
天然のティファには全く気付く由もなかった。
時は過ぎてやがてヴァレンタインデー当日
ガロード「ゴメンゴメン!学校が長引いちゃってさ〜」
ティファ「……」
ティファは無言で小さく微笑んでガロードを迎える
ガロード「アレ?今日は何時もとリップの色が違うね?」
ティファ「おかしい…ですか?」
ガロード「い、いや…別に…なはははは」
ティファが何気なく唇に指を持っていく仕草にドギマギしながらガロードは慌てて答える
ティファ「?」
ガロード「そ…それより今日はどうしよっか?いつもの店でいい?」
ティファ「……(こくり)」
ガロードはティファと連れだってファーストフード店にやって来ていた。
ティファを席に座らせガロードは二人分の注文をしに行く
ガロード「ティファ、お待たせ。」
ガロードはトレイからティファの前にハンバーガーとポテト、コーラの三点セットを置く
ティファ「ありがとう、ガロード」
ガロード「じゃ、食べようか」
それからガロードは今日学校であった事をティファに面白おかしく話す。
ティファはそれを真剣に聞きながら小さく微笑んだり頷いたりする。
やがてガロードの話が一段落したところでティファが切り出す。
ドモン「久々に帰ったぞ。」
レイン「お邪魔するわね。」
カミーユ「兄さん…どうにかして向こうの収拾を…」
ドモン「女の闘いには関わらんと決めた。あの陰湿なノリはついていけん。」
フレイ「そんな訳無いわ。横恋慕なんて卑劣以外の何者でもない行為よ。」
ファ「そうよ。最低の行為だわ。」
シーマ「これだからあまちゃんは…。そんなこと言ってると寝取られて泣くだけだよ。
寝取られる前に寝取る。これが女ってもんやぁね。」
ハマーン「そして、寝取られそうになったら男に嫌がられるくらいでも良いから
手段を選ばず捕まえて離すな。そう…今のフレイのようにな。」
フレイ「…そうなの…?」
レイン「騙されては駄目よ。横恋慕をされそうになった時は相手の女自身に文句を言い、
その上で男を引っ張ってくぐらいじゃ無いと駄目。捕まえて離さない程度なんて甘すぎるわ。」
ファ「…そうなの…?」
ガロード「どうなってるんだ?あれ。」
ドモン「女の闘いはいつ見ても怖いな…。」
ジュドー「フレイはキラ兄さんの事と重ね合わせてるだけ。昔は利用目的だったけど今はキラ兄さんが好きになった。
でもそれに気がついた時は兄さんはとっくにラクスさんの方へ…という訳。
多分ウッソに近づいてるのは将をいずんばまず馬を…って奴だろうな。
で、ファさんはカミーユ兄さんに関しての自分を重ね合わせてる。フォウさんの事があるからね。
シーマさんはどうせコウ兄さんを狙ってるだけ。正直柴豚はたいした障害にならないだろうけどね。
ハマーン先生はよく分からないけど、レインさんもファさんと似たようなパターンじゃないかな。」
ガロード「なるほどな。ま、説教されないですみそうだしいっか。」
(ハマーン先生はあんた狙いだっての。)
(続く)
「ガロード、これ」
「え?これってもしかしてヴァレンタインのチョコレート?」
可愛らしくラッピングされた小さな包みを見てガロードのテンションがあがる
「……(こくり)」
「うぉおおおおおおおおお!!」
いきなり大声で人目もはばからずに歓喜の声を上げるガロード
ティファ「ガロード?」
ガロード「さんきゅ!ティファ。すんげ〜嬉しいよ!!俺」
ティファ「それともう一つ……」
ガロード「え?まだあるの?俺幸せすぎて死んじゃうかも…」
今度は小さいがずいぶんと高級そうな包装のされた箱をガロードへと差し出すティファ
ガロードはその箱をやや神妙に受け取るとティファに尋ねる
ガロード「開けて良い?」
ティファ「……はい」
ガロードは丁寧に包装紙を剥がす。
出てきた箱はガロードの好きな時計メーカーのものだった
ガロード「これって…まさか…」
慌てて箱をあけると其処には銀色に輝く腕時計が鎮座していた
ガロード「ティファ?どうしてコレを?」
ティファ「この前一緒にデパートに行った時…ガロードが真剣に見てたから…」
ガロード「でもこんな高価なモノ…俺に似合うかな?」
そう言いながらガロードは自分の左腕に時計を填めてみる
ティファ「よく似合ってる」
ガロード「そうかなぁ…有り難うティファ」
そう言ってふとデパートのショウケースに並んでいた時の値札を思い出す。
「これ高かっただろ?随分無理したんじゃないの?」
ガロードはティファから一度も物をねだられた覚えがないだけに
嬉しいよりも申し訳ない気持ちが先に立ってしまう
ティファ「バイト…したの」
ガロード「俺のためにわざわざ…本当にありがとう、ティファ一生の宝物にするよ」
ティファはガロードの言葉に耳まで赤くして俯いてしまう。
ガロード「ティファ、ところでどんなバイトをしたの?大変だっただろ?」
ティファはふるふると首を横に振ってガロードに答える
ティファ「…一日でおわったから」
ガロード「い、一日?一日で??」
ティファ「……(こくり)」
とたんにガロードに背中に冷たい物が走る
ガロード(女の子が一日で大金を稼ぐバイトって…いや、ティファに限ってそんな…まさか…)
ティファ「?」
ガロード「あの…あのさ…そのバイトって誰かに紹介してもらったのかな?」
ティファはちょっと困った顔で目を伏せる
ティファ「それは内緒にしてくれって…」
ガロード「あは…あははは…そ、それじゃあしかたないなぁ…」
乾いた笑い声をだすガロード
ガロード「じゃ、じゃあ…どんなバイトなのか…」
ティファ「それも内緒なの…」
ガロードの頭の中でぐるぐるといけないバイトに手を染めるティファの映像が浮かんでは消えていく
ガロード「せ…せめてバイトのお店だけでも教えてもらえないかな……?」
ティファ「……駅前のビルの地下」
ガロード「……それってもしかして…XX(ダブルエックス)っていう店じゃ…」
ティファ「……(コクリ)」
ガロード「モ、モデルしたり?いろんな服着てポーズ取ったりした?勿論したしたしたした下着も…」
ガロードはコーラの入ったコップを持つ手をぷるぷる震わせながら無理に冷静を装うとする
ティファ「お店の人が…筋が良いって…きっと高く売れるって……高く売れる?」
ティファはそこで言葉を切ると小首を傾げてガロードに尋ねる
ティファ「何が……高く売れるの?」
ガロード「あはあはあははははっっっっっっっっっh」
ガロードはうつろな目をして暫く笑ったかと思うといきなりテーブルに両手をつくとティファに頭を下げる
ガロード「ゴメン!ティファ!!大事な用を思い出したから今日はコレで!!この埋め合わせは必ずするから!!」
ティファ「ガロード……?」
ガロードはティファに向かって左腕の時計を目の前に出してニカっと笑う
ガロード「時計…さんきゅうな!!」
そのまま猛ダッシュで店を飛び出していく
ティファ「…………?」
ガロードがその足でブルセラショップXX(ダブルエックス)に駆け込むまでが3分
店内の一番目立つ所に「本日新入荷スーチーパイちゃん(20)」というPOPと共に
目の所にモザイクの入ったティファの顔写真を発見してショックを受けるまでに15秒
店の店員にスーチーパイちゃん(20)の全グッズを購入予約して店頭からsageさせるまでに1分30秒
それから家に戻って自分の小遣いをはたき、尚かつ兄弟全員から金を借りまくって購入資金を工面するまでに25分
ガロード「作戦は一刻を争うんだよ!!!」
合計一時間足らずの間に新人ブルセラモデルのスーチーパイちゃん(20)のグッズは完売になり伝説のアイテムとなった…
その後、伝説のブルセラプリンセス スーチーパイちゃん(20)のアイテムを巡ってガロードと変態仮面四人衆との間で
熾烈な争奪戦が繰り広げられるがそれはまた別の話。
アムロ「ここ最近、毎日ガロードのヤツ居間で何やってるんだ?」
ロラン「ヴァレンタインにプレゼントで貰った時計を手入れしてるんですよ」
シロー「プレゼントを大切にする事は良い事だ」
ドモン「時折顔を赤らめたりぼ〜っと宙を眺めてニヤニヤしてるぞ」
シーブック「プレゼントをくれた彼女の事を思い出してるんですよ、きっと」
コウ「いいなぁ…」
ジュドー「俺なんてこの前チョットさわっただけであいつにドツかれたぞ!?」
ウッソ「ボクなんてなんにもしてないのにヘッドロックされましたよ…お前の彼女が悪いって…」
ヒイロ「……(リリーナはバレンタインチョコをくれなかった)」
カミーユ「あんまり磨きすぎるとすり減るんじゃないか?」
アル「まっさかー…でもあの調子で毎日2時間も磨いてたらありえるかもねー」
ガロード「えへへ〜〜ティファ〜♪」
(終わり)
長文しつれいしますた
…購入資金…100万は逝きそうだよな…どう考えても。
ジュドー5万(利子十一)
カミーユ3万
アムロ10万
ウッソ40万(無理矢理責任とらされてw)
アル100円
シロー7万
ヒイロ9900円
キラ30万
他三万
くらいか?w
…そして、夜…。
アムロ、シローが仕事が終わって帰宅、キラとシーブックがバイトを終わらせて帰ってきたときには、
家は凄い事になっていた。
シーマ、レイン、ファ、ハマーン、フレイ、そして偶然キラに
PCのセキュリティを強化して貰った物を受け取ろうとして来たカガリ、ウッソが部活をサボった
ことに憤慨して突入してきたファラ、ウッソをモドラット部に勧誘しに押しかけてきた
カテジナ、ロランにお料理を教わりに来たソシエ、ガロードに商談を持ち掛けに来たパーラ、
更には職権乱用で美男子揃いのガンダム家連中に手を出そうと思って来たナタル、
等が大喧嘩を繰り広げていた。
アムロ「一体…」
シーブック「これは…」
シロー「何が…」
キラ「おこったんだろう…。」
カガリ「あ、キラじゃないか。まえ頼んでたあれ、完了したか?」
キラ「あ…ああ…。ところでこれは一体…」
フレイ「ちょっと、私のキラにちょっかいかけないでよ、男女!」
カガリ「てんめぇ、だーれが男女だ!大体キラはお前を避けてるだろうがどう見ても。」
ナタル「そこ、不穏当な発言をしていると異性間不純交際と見なして停学にするぞ!」
ファラ「それは職権乱用だろうが!!」(ナタルにギロチン延髄蹴り)
アムロ「まさに修羅場だな…。」
キラ「いつ頃収まるんだろう…?」
コウ「はぁ…。」
(続く)
>>47 ガロードもジュドーと同じくらいにはもってそうだ
シーブックもバイトしてるしそれなりには…
ロランも執事とかしてるんだっけ?
ドモンは…ノコメントw
因みにこの一件は、アルの偶然呟いた、
「そう言えばもうすぐバレンタインだね。楽しみだなぁ…。」
という発言で総員我に帰って帰っていって収まった。
勿論この後家族会議で、二股をかけている者、
及びそれに類する状況の者は当日それなりに工夫をする
というルールが決められた。
財源
アムロ=給料。中程度
シロー=給料、中程度
ドモン=ファイトマネー。中程度
カミーユ=小遣い+マグダニエルバーガーのバイト、小程度
シーブック=小遣い+パン屋バイト、小程度
ロラン=いろいろな人に貢がれる。中程度w
キラ=違法サイト(旧)彼女よりの暴額のプレゼント+OS開発バイト 超大収入
ヒイロ=なにやら危険な任務をしているらしい。リリーナのプレゼントを考慮すると収入大
ジュドー、ガロード=違法サイト(新)+ジャンク漁り、収入中
ウッソ=違法サイト(新旧)、収入中〜大
アル=小遣いだけ、収入極小
>>38 続シャクティとティファ
の腹にイチモツある、腹黒シャクティ(・∀・)イイ!
>>50 女性キャラ総登場は賑やかで(・∀・)イイ!
フレイ×シーマ×ハマーン×ファ×レイン×ソシエ×ナタル×ファラの戦いは騒がしそう
さて、第2回血のバレンタインはどうするか。
バレンタイン当日が非常に楽しみになってきたんだが
勿論大作投入すると思う。
アムロ「さて、明後日はバレンタインだ…が、注意する事が三つ。
一つ、異常にもてる奴が数名いるが、貰いすぎないように。特に前回かなり洒落にならない数を貰ってきた
ヒイロ、ロラン、キラ辺りは要注意だ。まぁキラは本命がきまってきているから問題ないだろうが。
そして二つ、当日に限り家に人を無闇に連れ込まない事。
尚家に連れ込まなければ外でデートしようが構わん。
そして最後。これが重要だ。貰ったチョコは家に持ち帰る場合、可及的速やかに食べる事。
前回のガロードみたいに飾ってて溶けてパソコンを壊す…などということは無いように。」
全員「はーい。」
魔乳「さて、明後日の為に義理チョコの買出しに行かないとね。」
フレイ「あいつらへの豚の血の準備はOK。サイとウッソ君に本命っぽく見せたチョコも作ってあるし、
後は…睡眠薬を仕込んだキラへのチョコね。机の中に入れとけばいいわね。」
シーマ「昨日の屈辱は晴らすよぉ…。できる限り良いチョコを送ってやらないとねぇ…。」
(続く)
ラクス「あら、カガリ様、どうなさいました?」
カガリ「私は…ああいったものを作るのが…苦手…なんだ。教えて欲しい…。」
ラクス「…アスランに送る…チョコですのね。わかりましたわ。」
カガリ「…助かる。」
キラ(フレイが僕にくれたらチャンスだ…。ホワイトデーの時にクッキーにあの水を混ぜて…。
フレイが混ぜ物をしている可能性もあるから、それも考えて…。)
ウッソ(明後日シャクティもフレイさんもどんなチョコくれるかな…。酒楽の前通るのは全部食べ終わった後にしよっと。)
マウアー(ジェリド…貴方のチョコは、私が作るわ…。)
ファラ「私のギロチンチョコの餌食になるのはだれかぁねぇ…。」
(続く)
多分皆さんもバレンタインネタやるでしょうから、
種以外はあえて曖昧にしておきます。
良スレ!
シーマ様が普通に良い女に見えてきた俺は異常だろうか?(外見は勿論、内面も)
しかしこのスレではコウって名前付きには結構もててるよな・・・・・
ニナとか、シーマ様とか、ドロシーなんてのもいたし。
63 :
山崎渉:03/02/13 21:03 ID:???
----------------------------------------------------------------
山発第250号
平成15年2月13日
2ちゃんねる
関係者各位
山崎渉実行委員会
実行委員長 山崎渉
【(^^)山崎渉再開のお知らせ(^^)】
拝啓 余寒の候、毎々格別のご厚情を賜り、まことに有り難うございます。
平素は山崎渉をひとかたならぬご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、早速ではございますが、先日サービスを終了させていただきました
山崎渉を皆様からのご声援とご要望にお応えして、再びサービスを再開する
運びとなりましたのでお知らせいたします。
つきましては、関係者の皆様には既に山崎渉の使用をお止めになった
方もいらっしゃると思いますので、この機会に再度ご使用いただけますよう
お願い申し上げます。
これからも何卒変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。(^^)
敬具
----------------------------------------------------------------
前スレの耳かき談義と213を参考にさせて頂きました。
(初書き込み&全作品見てないので無礼があるかもしれません。
その時は遠慮なく手討ちにしてやって下さい。)
茶の間で、ロランが何やらごそごそしている。
ヒイロ 「…作戦か?」
ロラン 「いえ、耳を掻こうと…あ、ありました。そうですね…ヒイロお願いできますか?」
弟達とのスキンシップも欠かせない。そう考えたロランだった。
ヒイロ 「…了解。」
ロラン 「ん、相変わらず骨張った太ももですね。残さずきちんと食べて下さいね。」
ヒイロ 「…了解。」
………
ヒイロ 「…(ピクッ!)」
ロラン 「(どっきん)ど、どうしたんですかヒイロ!?」
ヒイロ 「…問題無い。カリッとした手応えがあっただけだ。」
ロラン 「そ、そうですか…」
………
ヒイロ 「…(ビクゥッ!!)」
ロラン 「(どどっきん!)ど、ど、どうしたんですかヒイロ!?」
ヒイロ 「………」
ロラン 「ヒ…ヒイロ!?」
ヒイロ 「………問題無い………………」
ロラン 「ヒイロ!?……ヒ、ヒイロォ!???」
じっと耳かき棒を見つめるヒイロ。そこには、やや大きめの耳あかがあった。
ヒイロの口の端がかすかに歪んでいる。
ちょっと嬉しかったようだ。
後日、不安に駆られて耳鼻科を訪れたロランだったが
特に問題は無かったそうだ。
65 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/14 00:27 ID:VkT7YPen
ワロタw。しかし、ヒイロに膝枕されるロランって、異様な光景だろーなw
ファラ先生のギロチンはギロチンドロップではいかんのだろーか。
>>60 俺的には強引なシーマ様に引っ張られるそれほど嫌がってもいないコウとかのSSを読みたかったりします。
やり方が強引で突拍子もないんだけど、頼りないコウの世話を焼く世話焼き女房というか、
母性本能が発揮されて暴走が多々あるも、根の部分では優しいとか・・
それに気付いているコウだからシーマの事が嫌いでもなく・・
けど、性悪気まぐれ女のニナのその時の気まぐれな誘いに乗ってしまうコウ・・
少し違うけど「きまぐれオレンジロード」か?
「マクロス.1st」の28話以降のミンメイ×輝×ミサか?
そんなシュチュエーションを妄想してみる
>>66 別に自由にやっていいと思うけど?こんな感じのもありかと
エンズギリが交された場合の新技にしてみるとか...
ファラ「聞き分けの無い子はギロチンだよぉぉぉおおおお!!!」
オデロ「アンタのギロチンはもう、見切ってるんだよ!!」
と、腰を低くして飛び掛ってきたファラ先生のエンズギリを交すオデロ
オデロ「へへ。どうだい!」
ファラ「チィ、小賢しいぃぃぃいいい!!!、けど、甘いねぇぇぇえええ!!!」
エンズギリが空を切ったファラはそのままの勢いで、壁を蹴り上げ上に飛び上がる。
オデロ「上!?」
ファラ「ギロチンの鈴の音は止められりゃあああ!!!しないんだよぉぉぉぉおおおお!!!!」
上から降下したファラの左脚はオデロの首筋を確かに捕らえ、ギロチンドロップの姿勢で床に叩き付ける。
オデロ「ぐべぇえええ!!!」
寝転んで身体が痙攣を起しているオデロの喉元に食い込んだ脚をどけ、立ち上がるファラ
「この技を出させるなんて・・・ふん、やるじゃないか」
等、
もしくは、単にバリエーションの違いで
その日の気分次第でギロチンドロップか、エンズギリかを使い別けてみるとか
>67のご要望に少しだけ応えまして…
「ハァ…私もヤキが回っちまったねぇ」
溜息を吐きながらも、ボウルをかき混ぜる手を休ませず、
いつも以上の鋭い視線は温度計に向けられている。
「シーマさん、随分慣れてきましたよ」
すでにチョコレートを型に流し終えたシャクティが、
冷蔵庫にトレイを入れながら、コンロの方を見つめて微笑む。
流しに置かれた失敗作を意図的に見ない振りをしながら。
シャクティがなぜ、シーマと一緒に、
しかもチョコレート製作をしているのか?
簡単に言えば、
「初代変態仮面」&「シス下だけ仮面」に追われていたシャクティを
たまたま気紛れにシーマが助けてから、付き合いは始まっていた。
意外と世話焼きな面があるシーマにシャクティは(意外にも)懐いている。
そこで、2/14が近づき、
お世辞にも料理が上手くないシーマがシャクティに教えを請うのは
当然とまではいかないが、ある程度の成り行きであったからだ。
(しかし、あのケツが青い坊やの何処が気に入ったのかねぇ…)
自問自答しながらも、決して答えには導かれないシーマは、
思考を再び目の前の物体へと向ける。
後ろで、シャクティの煎れる紅茶の匂いと、
ひたすらに甘ったるいチョコレートと、
ほんの少しだけ焦げた匂いを嗅覚に感知させながら。
「わーい、クリスお姉ちゃん、ありがとー♪」
「クスッ、じゃあ、気をつけてね」
ラッピングされた大きな袋を右手に、
小さな袋を左腕に抱えながら、アルはクリス宅を後にした。
大きな袋は、
「これは、みんなの分だから、アル、独り占めしたら駄目よ」
と、帰り際、最初に渡した物で、
小さな袋は、
「これは特別にアルだけにあげるわ」
と、少し項垂れていたアルに渡した物である。
そこで、話の冒頭に繋がる。
ここで終われば「隣のお姉さん」的な話だが、
誰もが予想していた通り、
彼女の家の冷蔵庫には
「凝りに凝りまくりやがったチョコレートケーキ(手製・18インチ)」
が、眠っていることにアルが気付く術は無かった。
で、
「嘘だといってよ、バーニィ!」(チョコレートケーキ、食べたかった…)
というアルと、
「嘘だといってよ、バーニィ!!」(二人で分けた為、体じゅu)
というクリスの叫びが後日、近所に鳴り響いたのだった。
>>69 シーマ姐さんъ( ゚ー^) 好い!
>あのケツが青い坊やの何処が気に入ったのかねぇ…
自分でも説明がつかない感情に流されるもコウの為に手作りチョコを作るシーマ様に萌え
なにげにこのスレ全般のシャクティは名バイブレーヤーと化してる。
当りの柔らかいジョバー役を演じているような
今日は職人さんが持ち込む
バレンタイン
時事ネタで一気に、
それこそ、初期のペース並みのスレ消費の予感。
個人的にはジュドーの修羅場が見てみたい。
74 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/14 11:15 ID:3TUOKojF
>73
報告乙!
取り敢えずガロードとキラのコウのバレンタインは描かれた訳かな?
今日中に全員分いくかな?
バレンタイン前日…。
二コル「はぁ…。」
イザーク「どうした?二コル。」
ディアッカ「もっとグゥレイトに行こうぜ。」
二コル「…はぁ…。」
イザーク「まさか、去年のアレ思い出してるのか?」
ディアッカ「アレは…ジーザス!!」
二コル「そっちじゃなくて…。毎年、もらえるチョコの量が常識を超えてるから
困ってるんですよ。去年なんか、学校であんな事件があったすぐ後なのに家の前の
ポストがチョコで埋まっていて、更にポスト前にも山積み…。更にそれが続いて、
三日経つとそれこそ冗談抜きに洒落にならない量が…。ホワイトデーにお返しをするにも、
住所が全国範囲だから洒落にならないし…。仕方なく近所だけ返しましたが…。それでも100万は…。」
今年はポストは封鎖、宅配便類は11日から16日まで完全拒否、深夜0時前にある家に
逃げ込ませてもらって、家ごとミラージュコロイドで隠蔽…するつもりですが、それでも
学校の靴箱が恐ろしい事になりそうで…。」
イザーク「贅沢な悩みだな…全く。俺なんて前回は…。」
ディアッカ「グゥレイト、羨ましいぜ…。」
(続く)
♪ピンポーン
アムロ 「また来たぞ・・」
コウ 「・・ヒイロになんでしょうね・・また・・(ゲッソリ)」
女の子1「あの・・ヒイロ様はいらっしゃいますか?」
アムロ 「出かけてて、今いませんよ」
女の子2「そんなー!せっかくじかに手渡せると思ったのに!!」
女の子3「私たちヒイロ様にチョコレートを作ってきたんです。渡して頂けますか?」
コウ 「あーー分かりましたから、お帰りください(フゥ・・・)」
女の子達から預ったチョコレートを側のダンボールに入れるアムロ。
玄関の脇には「ヒイロ」と名前が書かれたダンボールがすでに山と積まれている。
それは全て『宅配』『押しかけ』等でヒイロに来たチョコレートが入ったものである。
アムロ 「なんで俺たちがこんな事をしてるんだ?」
コウ 「さぁ・・・今日は出かけた方が良かったですよ」
アムロ 「俺はそろそろ出かけるぞ、後は頼んだからな」
コウ 「そんな!アムロ兄さん!!」
配達員 「こんにちはーヒイロ・ユイさんにお届け物ですー」
コウ 「あぁ・・・・」
続く
リリーナ「あの・・ヒイロ、これ受け取って下さいますか?」
リリーナの手には、綺麗にラッピングされた小さな箱があった。
ヒイロ 「(分かってるけど)なんだ?」
リリーナ「もちろんチョコレートですわ、わたくし一生懸命作りましたのよ!!」
ヒイロ 「・・・お前が作ったのか・・・??」
リリーナ「ええ。色々失敗してしまって、本とは違った出来上がりになってしまいました」
ヒイロ 「(イヤーな予感)」
リリーナは料理が下手である。
今まで「お手製」と名のつく物をいくつか食べさせられたが、一度としておいしい物はなかった。
しかもヒイロは何度か中毒を起こして入院しかけた事もあった。
ヒイロ 「わざわざ作らなくても、俺は買ったもので十分なんだが・・」
リリーナ「そんな、遠慮しないで下さい!手作りはヒイロだけなんですのよ」
ヒイロ 「・・・という事は・・・?」
リリーナ「お兄さまにも差し上げようと思ったのですが、アイナさんとデパートへ行った時に
偶然会ったセイラさんに『本命の人にだけ上げればいいのよ』とおっしゃっていたものですから・・・」
ヒイロ 「ゼクスにはないのか・・・?」
リリーナ「ええ、カードだけ送りました」
そこまで言われて食べない訳にはいかなくなったヒイロ。
ヒイロ 「とりあえず開けさせてもらう・・」
続く
アスラン「…カガリもラクスもいない…。ラクスは芸能活動関連なのは重々承知してるけど…
カガリは…一体…。」
キラ「はぁ…二月になって急にラクスがいなくなっちゃって寂しいな…。メールでのやり取りはしてるけど…。」
トール「ミリィもいないしな…。」
サイ「今年は前と違ってフレイからもチョコもらえるかな…。」
キラ「去年はごめん…。僕…。」
サイ「気にすることはないさ。もう良いんだよ。」
キラ「ありがとう…。」
クライン邸
ラクス「アスラン用とキラ様用は手作りチョコ、後一部の熱狂的ファンが集まってくる可能性
も示唆して義理チョコを…。」
カガリ「まだアスランの事好きだったのか?私のせいで…すまないな。」
ラクス「…そういうわけではございませんわ。今はアスランのことはあくまで友達として…ですもの。
それに…元々政略的婚約でしたから…。」
カガリ「…そうか…。そう言ってくれると気が休まるよ…。ところでこの金のと藍色のは…。」
ラクス「金箔とブルーベリーですわ。アスランの方に入れるための…。」(お二人の髪の色…ですもの。)
カガリ「…そうか…。ところで…。そこの木箱…」
ラクス「…これに関しては秘密ですわ。」
カガリ「…分かった。」
箱を開けると丸いトリュフが4つ、外見上は異常がないように見える。
リリーナ「さっ召し上がってください!」
ヒイロ 「(これは任務だ、任務だ・・任務了解・・)」
とりあえず1つ手にとって勢いよく口に放り込んだヒイロ。
ヒイロ 「!!!!」
リリーナ「どうかしましたか、ヒイロ?」
ヒイロ 「・・・聞かせてくれ、チョコに何を入れた・・・?」
リリーナ「えっと・・・今のには『蜂の子とキムチ』ですわ。おいしくありませんでした?」
ヒイロ 「・・・参考までに聞いておく。あと3つの中身はなんだ?」
リリーナ「『熊の手とハラペーニョ』『サルの脳みそとココナッツミルク』
『マグロの目玉にメープルシロップ』ですわ」
ヒイロ 「・・・お前はどうしてもこれを食べろと言うんだな・・・」
リリーナ「勿論ですわ、ヒイロの為に心をこめて作ったんですもの!」
それを聞いたヒイロは目を閉じて心の中で10数え、おもむろに3つまとめて口に放り込んだ。
ヒイロ 「!!任務完了!!帰らせてもらう!!!さようなら、リリーナ!」
リリーナ「??ヒイロ??ちょっ・・待ってください!」
アムロ 「ヒイロは帰ってきてから部屋から出てこないのか?」
ドモン 「なんか布団を被って唸っているが・・・」
ロラン 「リリーナさんのチョコ、手作りだったんですね・・・」
アムロ 「あまり様子が変だったら、病院へ連れて行け」
終わり
80 :
77訂正:03/02/14 12:42 ID:???
× 偶然会ったセイラさんに
○ 偶然会ったセイラさんが
…バレンタイン当日前夜…二コルが来た。
二コル「こんばんわ。」
キラ「二コル…。どうしたの?」
二コル「…自分の家にいると来るチョコの量が尋常じゃないから…。」
キラ「…なるほど…。泊まって行く?」
二コル「お願いします。」
因みに、キラはネット上で金髪少年として実名は知られてないとはいえ、
名を馳せている事をすっかり忘れていた。明日…悪夢がおとずれる。
ガロード、ジュドー、ウッソと共に二コルのミラージュコロイド関連の話を聞き、そのまま爆睡して
明日になる。
…朝、1階に下りてくると…地下にダンボールが二種類、3箱位あるのが見えた。
二コル「…まさか…。」
キラ「いや、ヒイロだよ。多分。」
二コル「…だと良いんですが…。」
アムロ「そうでもないぞ。」
キラ「…え?」
アムロ「妙に企業名を強調する連中が大量にキラに送ってきた。それだけならいいのだが…
金髪美少年へ…という意味不明なのが数名いて、ウッソとSモードドモン
の写真を見せても違うといっていたので恐らくお前だろう。その証拠に
カガリ嬢に似た人物の写真を逆に見せられたときもあった。ちなみに今の所
ヒイロと良い勝負だぞ。」
二コル「…僕の時並ですね…このペースは…。」
キラ「…そ・・・そんな…。」
アムロ「ちなみにお前ら二人以外のはまだとどいていない。取り合えず朝食…だな。
ヒイロとお前はあのチョコをできる限り早めに食べきってくれ。」
キラ「…はい…。」
(続く)
学校へ向かう途中はミラージュコロイドを使っていた為、二コルもキラも
チョコは受け取らずにすんだ。そしてかなり早い時間帯、学校で…。
イザーク「早めに登校はしてみたけどどうせチョコなんて……一つだけあった〜」
ディアッカ「お前にあるなら俺にも…一つだけあった〜グゥレイト!」
イザーク「早速開けてみようぜ。」
ディアッカ「そうだな。」
…あけたと同時に与圧してあった箱の中から豚の血が吹き出し、イザークとディアッカ
の服などにかかる。
イザーク「…にゃにぃ?」
ディアッカ「ジーザス!…まだ時間はある、家に戻って着替えてこようぜ。」
イザーク「血のバレンタインの再来…か。…そうだな。」
カズィ「…報告するよ。二人引っかかったよ。放課後用にもう一度セットしておくから。じゃぁ。」
フレイ「二人…。ラスティとミゲルに続き四人目ね。調子は上々ね…。メインの計画の引っ掛け文書作戦はどうなるかしら?」
(続く)
二コル「…この下駄箱が怖いんですよ…。…これは!」
キラ「…うわっ…。」
二コルの下駄箱内は5円チョコで埋め尽くされていた。
二コル「どう見ても義理チョコ…こんな悔しい思いをしたのは初めてですよ…。」
キラ「…僕の所は………ラクス!?…じゃないな。」
アスラン「…どう見てもラクスっぽいが…。…俺の下駄箱はなし…と。」
キラ「…見た目は普通の箱に、≪キラ様へ…Lacus Crain≫とあるけど、
明らかにラクスのサインと違うんだよ。」
アスラン「…サイン会の時のサインと同じだぞ。」
キラ「…今年に入ってからラクスがサインの書き方変えたらしいんだ。で、これが昔のサインだから…」
アスラン「あの女の偽装…か。」
キラ「そういう事。でも家で頂くけどね。貰って捨てるのは失礼だし。」
アスラン「…そうだな。変な混ぜ物がしてあるかもしれないから気をつけろよ。」
キラ「…わかってるよ…。」
カズィ「二コルは引っかかって、キラは蓋を開けずに気がついたけど受け取った。アスランは黙殺してた。」
フレイ「…わかったわ、ありがとう。」(蓋を開けずに気がついた?…それで受け取ったって事は…。)
(続く)
_アリア「トール、これ…。」
トール「お、さんきゅ。…ん…おいし〜」
_アリア「もう…一口で食べちゃって…デリカシーがないんだから…。美味しかった?」
トール「…ああ。…これ、手作りでしょ。程よくとろけて最高だったよ。」
_アリア「ありがと。」
サイ「…(´@ω@`)」
フレイ「…サ〜イ、これ。」
サイ「…(キター━━━(@∀@)━━━) ありがと、フレイ。」
フレイ「…じゃ、食べてね。じゃね。」
サイ(我が世の春がキター━━━(@∀@)━━━)」
(続く)
夕方4時頃
アスラン「…はぁ…。」
キラ「…今日も…」
アスラン「2人とも来なかったな…。」
キラ「他の人達からはもらえたけど…。」
アスラン「やっぱり…ね。」
キラ「…帰ろうか…アスラン。」
アスラン「…ああ…。」
帰宅中…。偶然アスランはラクスに出会う。
アスラン「…ラクス?今日は学校に来なかったみたいだけど…。」
ラクス「お二人の為にチョコを用意していたら時間が間に合わなくなってしまって…。」
アスラン「お二人…って僕にも?ありがと……。」
ラクス「これですわ。…あ、私はこれから行く所がありますので…。」
アスラン「…キラの所に…行くんだろうな。俺がカガリに傾いたのが悪いのに全然怒ってない…。
ラクスは優しいな…やっぱり。…中身は…。」
中身には、人型のチョコ二人が並ぶ形のチョコが入れてあった。片方は頭髪部に金箔、
もう片方はブルーベリーである。
アスラン「…なるほど、そういう意味…か。2人の仲を祝福…。後でカガリに見せてあげよ。」
アスラン(カガリ…どうしたんだろう…ってあれ?家の前に…車が?)
そして、車から金髪の何者かが顔を出し、ポストに何かを入れる。
アスラン「…??」
アスランは急いで駆けて行った。
カガリ(ばれちゃった…?参ったな…。)
アスラン「…やっぱり…カガリか。」
カガリ「……。」
アスランはポスト内を探りながら
アスラン「そんな恥ずかしがらなくてもいいよ…。これかい?」
中を覗くと、少し形が歪なハート型で、真ん中に金色の文字を入れようとして大失敗
したようなチョコが見えた。アスランは少し齧ってみる。
カガリ「…すまない。これでも私なりに…。」
アスラン「…美味しいよ。…気持ちが篭ってて。」
カガリ「…え?そうか?」
アスラン「…ありがとう…。カガリ。後、ちょっと見て欲しい物があるんだけど…。」
そう言ってラクスに先程渡されたチョコを見せる。
カガリ「…これは?」
アスラン「ラクスに渡された物なんだけど…多分、俺たちをイメージした物だと思ってね。
もしそうなら二人で半分ずつ食べたほうがいいかと思ったから」
カガリ(…あいつ…。それで秘密って…)「…分かった。頂くよ。」
(続く)
…キラは取り合えずチョコから逃げているにこると共にミラコロ展開で家に戻る。
コウ「…やっと来たか・・・キラ…。」
キラ「…え?」
コウ「お前のとヒイロのチョコが多すぎて既に地下の収納庫はMS収納庫を覗いては一杯一杯なんだよ。」
キラ「…ええええ…!所でラクスのチョコはきた?」
コウ「来てないぞ。一応。所で、チョコをアルが欲しがってるんだけど、あげていいか?」
キラ「うん。別にいいよ。後、この鞄の中の(注=フレイの含む)もいいよ。…メール?…じゃ、僕行ってくるね。
二コル、今日も泊まると思うけどよろしく。」
コウ「…分かった。」
二コル「…キラも大変ですね…。」
コウ「羨ましい限りだよ…。」
(続く)
キラ「確か指定されたのはここのベンチだけど…。」
ラクス「…キラ。」
キラ「…ラクス?声だけは聞こえるけど…。」
ラクス「…このままキラの家に…行っていいでしょうか?外でやると危険かもしれませんから。」
キラ「うん…いいけど…。」
ラクス「嬉しいですわ。では家でお渡ししますわね。」
そのころ家では
コウ「何でキラやヒイロばっかりあんなにもてるんだよぉぉぉ!!」
ヒイロにも許可を貰い、キラとヒイロの貰ったダンボール内のチョコを猛スピードで食べ尽くしていく
コウの姿が見られたがそれは又別の話。
そして、恒例の如く3階の窓から入り、キラの部屋で…。
ラクス「これですわ。キラ。」
キラ「あ…僕も、誕生日にこれ渡せなかったから今…。」
ラクス「これは…?」
キラ「ネットオークションで落札した指輪なんだ。破格の安値で落とせそうだったから…頑張ってみて、
成功したんだ。ちょっと大変だったけどね。」(サーバーにハッキングかけて超高級品を不正に値下げしたんだけどね。)
ラクス「…嬉しいですわ…キラ。」
キラ「…こっち…開けてみて…いい?」
ラクス「勿論ですわ。」
中からは木彫り細工が出てきた。
(尚表面には某OPで、下と上にキラとラクスが流れているシーンの)
キラ「…この木箱…もしかして…。」
ラクス「彫ってみたんですの。仕上げは人に頼みましたが…途中までは…。
因みに中のたくさんの小型チョコも手作りですわ。」
キラ「…ありがとう…。この箱は大事にするよ…。後チョコ…美味しいね・・。」
ラクス「…私も、これ…大事にしますわ。」
因みにこの日、二コルがミラージュコロイドでこの場面を見ていて、遠慮してアスランの家に泊まりに行ったのは別の話。
尚コウはダンボール積めのチョコを殆ど食べ尽くして鼻血を出してぶっ倒れた。
裏エピソード
フレイ「…私のところにチョコ…?誰かが間違えて入れたのかしら?取り合えず開けて…って豚の血?
…なんで私のところにはいってるのよ、カァァァァァズィイイイイ?」
カズィ「僕はそこには入れてないよ。」
フレイ「嘘おっしゃい、お仕置きよ。」
アスラン(俺を引っ掛けようとした罰だ。)
モツかれ&goodjob!!>血のバレンタイ弐章
豚の血まみれのフレイ様
(*´Д`)ハァハァ
エニル「こんにちわ〜」
ウッソ「はい…(うわ、綺麗なおねぇさん!)
エニル「ガロードいるかしら?」
ウッソ「あ、はい。どうぞ(ガロード兄さんの知り合いにこんな素敵な人がいるのか…)」
エニル「ちょっと上がって良いかしら?」
ウッソ「は、はい(うを!胸の谷間が丸見え…」
エニル「久しぶりねぇ、ガロード」
ガロード「げ、エニル!!」
エニル「”げ”、とは何よ、久しぶりにあったのに失礼ねぇ」
ガロード「何しに来たんだよ!」
エニル「ヴァレンタインのプレゼントを渡しに♪」
ガロード「手ぶらジャねーかよ…」
エニル「プレゼントは私のカ・ラ・ダ・よ」
ガロード「い、いらんいらんサッサと帰れよ!」
エニル「ウフフ…プレゼントを渡したら帰るわよ」
ガロード「と言いつつ腕をとるな、胸を押しつけるな、ベルトに手をかけるなぁ〜!!」
エニル「まぁ、いいからオネーさんに全て任しなさいな」
ガロード「ウッソ!!そこで見てないで助けろよ!!」
ウッソ「綺麗なお姉さん……いいなぁ」
エニル「照れちゃって可愛いわ、坊や」
ガロード「あのなぁ!四つしか離れてないのに坊や呼ばわり…」
カプ!
ガロード「みみみみ耳を噛むナー!!!」
エニル「そう言うとこが坊やだっていうのよぉ」
ティファ「貴方に……力を……」
キュピーーン
ピンポーンピンポンピンポンピンポンピンポン
ウッソ「あれ、また来客だ……シャ、シャクティ!!?どうして」
シャクティ「お邪魔するわ、ウッソ」
ウッソ「べ、別に良いけど…その手に持ってる物は何?」
シャクティ「サテライトキャノン」
ウッソ「サテライトキャノンって…どうみても釘バットじゃ…」
シャクティ「目標到達まで4.03秒…行きます」
ウッソ「あー今チョット居間は取り込み中で…」
シャクティ「引き金は私が引きます。」
ウッソ「シャクティ…なんか目が据わってるんですけど…」
エニル「な、何よ、アンタ!?」
ガロード「シャクティちゃん?」
シャクティ「ガロード…私を見て!!」
ガロード「……てぃ、ティファ?ティファなのかぁあああ!!?」
ガスボコメキグシャベコボキ!!
アル「……ミンチより酷いや」
本日の教訓
1.普段大人しい彼女こそ怒らせると怖い
2.ニュータイプの彼女を持ったら浮気は厳禁
3.電波の受信も程々に(w
電波シャクティ(・∀・)イイ!
怒らせると最凶ランキング
1 カガリ(ガンダム家のMS相手に生身で…)
2 ティファ
3 ラクス(参照=part1-2)
4 シャクティ(普通に怖い?)
5 フレイ
種には危険な方が多いようでw
>>89 フレイのチョコはどうなった?
コウに誤爆か?
因みに、コウは病院に行く際、偶然見かけたキャラに一瞬惚れかけたが、それは又別の話である。
*フレイがチョコに仕込んだ薬は、赤い髪の毛を見ると惚けてしまう薬である。
持続性一日。
因みに睡眠薬でなくなった理由は途中で何かがあったからです…( ̄ー ̄)
>>93 ??
ティファの電波に操られたシャクティが操り人形になってガロードをボコったのか?
シャクティの変装をしたティファがボコったのか?
・・すいません。解説希望
>>99 作者さまじゃないけど、多分ティファの電波をシャクティが受信したと思われ。
ひょっとしたらティファには、他のニュータイプに電波を送信する能力があるのか?とか妄想してみる
>99
作者ですが、ティファの電波(というかお願い)を受信したシャクティが
ティファの代わりに実力行使に及んであげた物と解釈してください
あくまでもシャクティの体はシャクティの意思の意思に基づいて行動しています
勿論シャクティに聞けば「電波が勝手に…気が付いたらガロードさんをボコっていました。」
と言うことでしょう(w
シャクティファンの方…ゴメンなさい(w
>100
X本編では主にジャミルと交信やんやん
カリスともあったかは忘れた
いちゃもんでは無く、話自体は面白かったですYo!
101の職人さん、早速の回答ありがとうございます。
そーすか、XのNTってテレパシーで相手を操れちゃうようなサイコな
能力すらも容認できちゃう位に逝ってる存在なのですね。
その辺の空気が分らないから少し引っ掛ってしまいました。
CSのアニマックスで放送してるから昔、最初の数話だけで挫けたXを
再度、見ようと思うも、中々・・・見る機会なくて、X自体の空気が読めないから困ってます>自分
シャクティのキャラ立ちも好きです。
貧乏なシャクティとか、
妙に計算高いシャクティとか(貧乏な故の知恵として)
素のシャクティとか、色々あって良いと思うし
>>103 いやそこまではっちゃけてはいないw
イタコ現象ならしてたがそれも同意の上で
ネタとして楽しむのが良
105 :
103:03/02/14 18:11 ID:???
了解。ネタとしてデェフォルメしてる訳ですか。
拡大解釈するとカミーユも最終話付近はイタコみたいになってるし、それと同じと
>103
>そーすか、XのNTってテレパシーで相手を操れちゃうようなサイコな
>能力すらも容認できちゃう位に逝ってる存在なのですね。
其処まででは有りませんよ(w
確かにXのNTはUC時代の物とはチョット違いますが、シャクティにNTの素養があるから
ティファのお願いが届いたと解釈してください
劇中でも普通の人間であるガロードはティファの心の声は聞こえませんし
出来ればXも見て欲しいですね。四話で一エピソード完結の形なので
来週の月曜日からまた新しいエピソードになりますんで
自分は本放送以来のX視聴なのでハマってしまってて(w
>104
フォローthx!
>>106 0:27〜の放送分は今夜からカリス編ですよ。
>>79 >ヒイロ 「!!任務完了!!
確かに任務だ(w
似たようなことがスパロボでやってたな。
あれは借→ティファだったと思うが。
不確かですまそ。
>>106 今、再放送分#9見ました。
ティファはガチなエスパー少女みたいな感じ・・・・あそこまで本編で逝ってると誇張し易いような気も
X。主人公側の三機のガンダムのデザインは好きなんだけど、当時、視聴をスルーしていたから今、見ると新作気分で新鮮に見れます。ま、そんな感想はいいか
バレンタイン間近の二月の或る日、
時刻は6時を廻り、
放課後のキャンパスは校舎の明りも職員室以外は消え、暗がりの中、所所に外灯が燈っていた。
セシリーは演劇部の稽古の帰りにキャンパスの外灯の下に居るシーブックとドロシーを見つける。
二人からはセシリーが歩いてくる方角が死角に入り、気付いていないようだ。
不意に悪戯を思いついたセシリーは、それを実行に移す。
(コッソリと近づいて二人を驚かせちゃおう!!)
普段は模範生として生徒達、教職員達からも一目置かれているセシリーも、
極親しい仲間内には悪戯の一つも仕掛けて、思春期の少女らしいバランスを保っていた。
(ふふ……、こんなに近づいても二人は気付いてない……、あとはタイミングを見計らって……)
セシリーは二人の会話が聞こえる距離まで歩み寄り
「シー………!?」
声を掛けようとするも、外灯に照らされた二人の仕草を見て絶句してしまう。
ドロシーはシーブックに対して後ろ向きになり、羽織っているブルゾンを少し下ろし、首筋を露にしている。
シーブックは後ろからドロシーに寄り添い、その無防備な首筋へ顔を近づけ、真剣な面持ちで弄っていた。
ドロシー「あははぁ!!擽ったいよぉ!シーブックてばぁ!!」
シーブック「じっとしててくれよ」
ドロシー「あっ!」身体がビクッと小刻みに震える。
シーブック「ごめん、痛かった?」
ドロシー「う、ううん。大丈夫……、平気。寒いからさ……早く……お願い………」
二人のシルエットは正しく、彼氏に後ろから抱きつかれてる恋人達であり、
この寒い最中、愛撫されている彼女の反応のそれである。
セシリー( Σ(゚д゚lll)シーブック!? ドロシー!? 二人は……━━付き合っていた!?)
余りのショックに暫し立ち竦み、そのまま気付かれないようにその場を去るセシリー。
シーブック「ふぅ〜。やっと嵌ったよ、このネックレス。なんで女物のアクセサリーはこうも留め金が小さいんだ?」
ドロシー「御免ね〜、シーブック。店に行く前に先に着けときたかったんだ。
これ(首のネックレスを手に持ち)校内でしてると停学モノだからね……そうだ!シーブックも来る?」
シーブック「『クラブシャングリラ』だろ?ジュドー達なら兎も角、俺は遠慮しとくよ。趣味じゃないから」
ドロシー「分ったよ。私じゃ、駄目なんだよね〜〜シーブックはさ。セシリー一筋なんだ」
シーブック「そ、そんなんじゃあ!!」
ドロシー「おぅ!分り易い  ̄ー ̄)ニヤニヤ……あ!そろそろ行かないと。そんじゃネ〜〜」
シーブック「じゃあなぁ!!店でジュドーを見かけたら早く帰るように言ってくれよぉ!」
翌日の朝の学園正門前、
シーブックとカミーユは一緒に登校していた。
アーサー「おはよう!」
サム「よう!シーブック。今日の放課後、付き合えよな!」
シーブック「え!?駄目だよ。今日はバイトが……」
カミーユ(シーブックは男友達が沢山いて良いなぁ……、俺なんかカツとか、ジェリドとか、
変な奴しか寄り付かない……。ま、その分俺には女子の知り合いが多いからイーブンか?)
向こうから歩いてくるセシリーを目敏く見つけたシーブック「セシリー、おはよう!!」
セシリーはチラリとシーブックを見たかと思うと、無視して早歩きで校舎の中に入ってしまう。
一瞬ではあったがセシリーの見せた表情。
顔を真っ赤にして額に縦シワを作る姿に、シーブックは只ならぬモノを感じる
シーブック「 (;゚Д゚) セ、セシリー……?」
カミーユ「なんだよ?喧嘩でもしてるのか?」
シーブック「さ、さぁ……!?」訳が判らないと言う顔付き
その日からと言うもの、セシリーに度々冷たい態度を取られるシーブックは
流石に変だと気付くも、何処か余所余所しくもあり、
他人行儀になったセシリーの接し方に戸惑うばかりであった。
バレンタインを数日後に控えた昼休みの校舎のカフェテリア。
ランチを食べている生徒達の話題は、自然と
『今年は誰が?誰に本命チョコレートを贈るのか?』に集中してくる。
イベント前の浮れ気分の中、シーブックはロランお手製の弁当箱を持ち込み、独り、黙々と平らげていた。
元々、その手の話題に疎かったシーブックでもあるが、
態度が急変したセシリーの事で頭の中が一杯の今、それ所では無かったのだ。
ファ「セシリーは演劇部の後輩から一杯貰えるからいいわよね〜。はぁ……
いいなぁ〜、私も偶にはチョコを貰える側になりたいなぁ」
セシリー「その分、お返しが大変よ。それほど良いモノではないわ」
シーブックの座る真後ろの席からセシリー等、数人の女子生徒の声が聞こえてきた!
シーブック( ( ゚д゚)ハッ!…………セ、セシリー!?)
シーブックの座っている席は丁度、背の高い観葉植物が置かれている場所で、
真後ろに座っているセシリー達には気付かれていない。
それに感づいたシーブックはズルイと思いながらも暫く、聞き耳を立てる事にした。
ルー「セシリーはシーブックなんでしょ?本命チョコ…」
セシリーはルーのストレートな物言いに、言葉が詰らせるも
「……ち、違うわよ!!なんで私が工学学科の生徒にチョコを配らなきゃいけないのぉ!?
関係ないじゃない!!」凄い剣幕で捲くし立てる。
エル、迫力に圧倒され「え!?そうなの………、意外。シーブックじゃないんだ………」
セシリー「単にウチの店でバイトしてるだけ、の人ですから。対象外よ……」
真後ろの席に座るシーブックは箸を持つ手を止め……凍り付く
シーブック(ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!!!)
バレンタイン前日の日の夕方、カロッゾのパン屋。
セシリーが珍しく厨房に入り、片隅を借りて手作りチョコレートを作っている。
社交性が高く、校内でも目立つ存在のセシリーは
(演劇部の花形スターでもある彼女には憧れを寄せる後輩の女子も多い)
演劇部の顧問やら、担任の先生、お店のお得意さん達等、
色々と付き合いも多く、毎年チョコを貰う女子生徒達へのお返しも兼ねて
好意を持ってくれる人、男女分け隔てなく全員に手作りチョコを配るのが
彼女のバレンタインでの恒例行事になっている。
毎年、セシリーはこの時期が来るとチョコを作り、皆に配るのが一苦労であり、
大変気が重くなる作業であった…………が、
シーブックとドロシー、二人のキャンパス内での情事を目撃してからと言うもの
今年は少し違うかな?との希望すらも潰された今では、余計に鬱陶しい気分で作業に臨んでいた。
しかも、店の厨房にはシーブックがウロウロしている、そんな中でのチョコ作りである。
セシリーはそんな自分の行為が余計に情けなく思えてくるのだった。
シーブックはシーブックで、ここ数日、急変したセシリーの態度に戸惑いながら
なんとかキッカケを作りたい一心でチョコ作りを手伝おうとするも
セシリー「いいの!これは私が勝手にやってる事なんですから……お店の人に手伝って貰う義理は無いわよ!!」
と、激しく拒否されてしまいお手上げ状態である。
シーブック(セシリーは何で?ここ数日、急に素っ気無くなったんだ?…………ま、
どうせ俺はセシリーからのチョコは貰えないんだろうし……、対象外だもんね……… (´・ω・`)
本命チョコの相手って………、もしかしてドワイト?や、ザビーネさんかも?)
鉄仮面「ふはははは!どうしたね?シーブック君。元気が無いなぁ!!湿気た顔では美味いパンも焼けんぞぉ!!」
シーブック「は、はぁ………」
バレンタイン当日。
授業の合間の休憩時間中、廊下での何気ない立ち話の最中に
それはドロシーのふとした一言がキッカケだった。
「アタシには関係ない話ナンだよねぇ〜〜〜バレンタインって奴はさ」
セシリー「 (;゚Д゚) な!……ドロシーには……その………シ、シーブックが居るんじゃない?」と
精一杯強がって、牽制も含めた質問を平静を装いつつドロシーに投げてみたら……
ドロシー「ハァ?何で私が、シーブックなの?」
セシリー「え!そ、それは…………だって……、私、見ちゃったのよ………二人がその…………」
日の落ちたキャンパス内で、二人を目撃した自分の行為を弁明するセシリー。
ドロシー「え?やだ!?セシリー、見てたのを!!」
セシリー「ご、御免なさい!!決して覗き見するつもりは無かったの。唯…………タイミングで…………」
ドロシー「アレはさぁ(略)と、言う事………もう、驚いたぁ!!そんな誤解してたんだぁ?全くねぇ ヽ(´ー`)ノ 」
ドロシーはセシリーに一部始終を説明した。
セシリー「 Σ( ̄□ ̄;) え!?本当に…………」
ドロシー「そう言えば、最近のシーブックは元気無かったよねぇ……まさか、アタシのせいだったなんて。
ははははははっ(腹を抱えて笑う)あ、御免、御免。笑い事じゃないよね」
セシリー「そうとは知らず………誤解して、シーブックに辛く当っていたのね………私は……。どうしたら?」
ドロシー「(不安げなセシリーを元気付けるように)大丈夫!シーブックはそんなにヤワな奴じゃないよ」
セシリー「………そ、そう?」
ドロシー「好きなんでしょう?シーブックを(セシリーの頬が赤くなる)そのセシリーの気持ちを示せばいいのさ!」
セシリー「気持ちを、示す?………」
その日の夜、
学校から急ぎ帰宅したセシリーは、昨日と同じく店の厨房に入る。
但し……、昨日とは違い、今日は空いているパン焼き竈を使ってパンを焼いていたのだった。
前からカロッゾが啓蒙している『朝パン主義』に対して少し懸念を見せていたセシリーが
店でパンを焼く事自体、珍しい話でもあったが娘のそんな突飛な行動に対しても
『朝パン主義』を理解しようと努力をしているのでは?との勝手な解釈をしたカロッゾは
店のパン焼き竈を一つ空け、セシリーが自由に使えるようにした。
バイトに来ていたシーブックは、
そんな珍しい光景に少し違和感を憶えつつ、もう一つの変化に気付き始める。
セシリーの自分に向けられていた眼つきが、昨日までの嫌悪感の混ざった厳しいモノから
優しく柔らかい好意的なモノへと変化しているのに気付く。
余りにも短期間で起ったその変化の差に対して、奇妙な感覚を受けるも
セシリーが前のように、好意を持って接してくれているので悪い気はしなかった。
カロッゾは昨日の沈み込んだ雰囲気とは打って変った厨房の光景を見つめ
(ベラがパンを焼く事でシーブック君も元気を取り戻し、昨日よりも厨房の雰囲気が穏やかになる。
パンが紡ぐ人の繋がりがこれ程までに強いモノだったとは……これがマイッツアー義父様の言わんとしていた
偉大なるパンの力か?ベラには『朝パン主義』のアイドルになる資質が十分に備わっていた。という事なのか)
微妙に根本的な部分で勘違いをしている鉄仮面、
改めて『朝パン主義』啓蒙に人生を賭ける決意を固めていた。
パン屋のバイトが終わり、
シーブックが外に停めておいた自転車のキーを外していると
店の裏口からセシリーが慌てて飛び出して来る。
セシリー「シーブック!!待って!……これ(紙袋をシーブックに渡し)持っていって……
父さんやシーブックみたいに、美味しくは焼けてないかもしれないけれど、
私が焼いたパンなの…………あ、貴方に……食べて欲しいのよ」
シーブック「え!?……あ、ありがとう。貰っておくよ」
セシリーが焼いたパンを貰える事は単純に嬉しかったが
それにしてもパンの入った袋を渡すだけなのに、このセシリーの思い詰めた表情は!?
もう、何がナンダかシーブックには理解不能だった。
帰り道、自転車を漕ぎながら
シーブック(なんだろう?今日のセシリー!?
今日の夕方から急に優しくなったりして……この前までは一時的に機嫌が悪かったけだけなのか!?)
「あ〜〜〜〜っ!!女の気まぐれはわかんねぇよぉ!!」大声を出し、自転車で坂道に挑む。
(けど…結局はセシリーからチョコ貰えないんだよなぁ……。義理でも食いたかったよ……セシリーのチョコ)
帰宅するシーブック「ただいまぁーー!!」
ロラン「お帰りなさい!バイトご苦労様。直ぐ夕ご飯にしますからね」
シーブックは居間で寛ぎ、
ここ最近のセシリー事などを頭の中で整理しようと、半ば放心状態でTVを見ていた。
ガロードが居間へと下りて来る「腹減ったよ〜〜飯未だ〜〜ぁ?」
ロラン「もう直ぐ出来ますよ〜」
ガロード「シーブックの兄貴、帰ってたんだ。
お!?(シーブックが持ち帰ったパン屋の袋を目敏く見つけ)パン、貰うよ!!」
アル「あ!僕も〜」
ウッソ「貰いますよ?シーブック兄さん」
パンを口に放り込み、ガロード「モグモグ……うん?今日はチョコパンなんだ。
菓子パンなんて珍しい……モグモグ……う〜〜〜〜〜ん。微妙……、つーか、美味くねぇ。
鉄仮面のおっさんの腕、落ちた?」
アル「モグモグ……人工蛋白よりはマシ位かな?」
ウッソ「モグモグ……なんてパンなんだ。まるで味がない……」
もしや!?
シーブックのゴチャゴチャだった思考が一本の線に繋がり、希望の光が閃く
『セシリーが焼いたパン=食べて欲しい?=チョコパン=今日は何の日だ!?』
シーブック「なんとぉぉぉおお━━!!!みんな!!もう、パンを食うなぁ!!!」
ガロード「なんだよ!?ケチ臭せぇ」
ウッソ「どうしたんですか?」
シーブックは慌ててパンの入った袋を回収、急ぎ部屋に篭り、袋の中身を確認したら
形の歪なパンが一つと、レシートのような紙切れしか残っていなかった。
シーブック、パンを頬張り「モグモグ……ガロードの言う通り、美味しくない……けど、
セシリーの、セシリーのチョコパンなんだ……モグモグ……ん!?
これ……、レシートじゃない?手書きのメモ?」
メモには綺麗な字で簡潔に
《今年はチョコパンで御免なさい。来年はチョコレートを期待していいわよ!》
と書かれている。セシリーの文字だ。
シーブック「セ、セシリィィィイイ…… 。゚(´Д⊂ヽ゚。 」
取り乱して部屋に入ったシーブックが気になっていた兄弟達は、襖の隙間から部屋を覗いていた。
アル「(小声)泣きながらあの不味いパン食べてるね」
ガロード「(小声)なんだろうな?」
ウッソ「(小声)無理して不味いパンを食べてるなんて、そんなのおかしいですよ……シーブック兄さん」
(終)
122 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/14 22:30 ID:1fusndg9
グッジョブ!!
やっぱ王道カップルには王道ストーリーがマッチするねぇ
個人的にはバレンタインデーにチョコパンな時点で誰か気付いてやれって気がするな(w
まぁそれはともかくグッジョブ!!
…地下倉庫に山積みされたチョコを数時間で平らげるコウの胃袋に感服w
125 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/14 22:56 ID:1fusndg9
ロランは兄弟にあげないのかな?>チョコレート
>>125 それを言い始めたらキラも変装してあげるのか?w
>126
それは意味がない>キラが変装
みんなの心のお母やん役のロランがあげることにいみがあるんじゃないか(w
まぁ、兄弟で義理チョコ必要としてる香具師は居ないだろうけど…
ほら、コウは本人が嬉しがるかどうか知らんけど
>>69 でシーマ様が用意してたし
あと、ロランの性格からして兄弟達にチョコを上げるのもアリな気もする。
本人的には自然な感じで。周りから見れば異常な光景ではあるが
>129
集まったチョコを使ってケーキとかのお菓子を作るとかの方がいいと思う。
アホみたいにチョコが集まって処分に苦労してるのが、兄弟達の本音だと思うので。
チョコが減ってくれるわけではないから、何の解決にもならないけど。
>>129 かなり義理臭いんですが。それに他の兄弟は山積みのダンボール数十個が2名、他も相当やばいし。
>>130 達っていうか困ってるのはあの2人だけだろw
ホワイトデーの混乱を予期して、もらえばもらうほど鬱になっていく一家。
キラとか地獄だろうな…。
企業から送られているのはスルーするにしても、
金髪少年関連のは相当厳しいぞ。いろんな意味で。
ヒイロもヒイロで金銭面が大変だろうし。
>134
ジャニーズなどの芸能事務所みたいに受け取りのシステムがあるわけじゃないしな。
粘着系女なんかが住所を突き止めて直接押しかけて渡しに来たかも知れないな。
そういえば過去のトロワスレで、同人作家ぷにぱんヒイロと家に押しかける腐女子との対決があった。
>>135 確かに。いっそ、ラクスの方の事務所に二人ともいれちまえよw
…でもキラはOS開発の方が将来も考えると数倍所じゃなく儲かる罠。
(ビルゲイツ>世界的超有名スター歌手)
ジュドー「…バレンタインも終わって、キラ兄さんとヒイロ兄さんの超異常量チョコも
コウ兄さんが一日で食べ尽くし、平和だぜ。」
ガロード「全くだな…。それはそうと、最近儲からないな。」
ジュドー「転売オークションはキラ兄さんのテリトリーで絶対俺らじゃ勝てないし…。
おこぼれを頂くにしてもたいしたこと無いレベルばっかり。」
ガロード「しかもそれのお金は全て家計に行ってるから文句の言いようも無い。
盗撮サイトもキラ兄さんの腕が治るまでの間ネット上で(ry)のがあるから無理。
更にキラ兄さんの腕が治るのはコーディネーターである事を加味しても早くて二週間後。」
ジュドー「どうやって儲けるかなぁ…。ジャンク関連もいまはぼちぼちだし…。」
ガロード「…いいこと思いついたぜ。あれ見ろよ。」
ジュドー「ラクスさんか。なんか大事そうに鞄を持ってるけど…なるほどな。
でも、俺たちだってばれたら…。」
ガロード「こういう時のバイクと覆面もちゃんとあるぜ。それにキラ兄さんは怪我してるからな。
問題は無い。」
ジュドー「よし、やるか。」
ガロード「おう!」
(続く)
ラクス「…あら、カガリ様。どうなさいましたの?」
カガリ「新しくバイクをかってな。試し乗りだよ。キサカは危険だと言って止めてたけどな。
ところでそっちは…。」
ラクス「少し散策をしていましたの。…きゃっ…。」
人気の無い歩道をバイクに乗った覆面2人組が突っ込んできてラクスの鞄をひったくって行く。
ラクス「…あら…あれにはキラ様に頂いた指輪も入ってますのに…。どうしましょう…。」
カガリ「ヒッタクリか…追うぞ。メットは二つあるから被って。後追いかけながら
携帯で誰かに応援もよぶんだ。」
ラクス「分かりましたわ。」
ジュドー「…追いかけてくるぜ。しかも…カガリさんまで一緒に。しかも向こうのバイク、
なんかゴテゴテした物がいっぱいついてるし。」
ガロード「この俺が作ってお前が操縦する改造バイクのスピードにはかなわないさ。大丈夫。飛ばすぜ。」
カガリ「…あいつら…。この特注バイクに勝てると思ってんのか?ま、性能の差を見せ付けてやるか。」
ラクス「ピッポッパッ…プルル、プルル、…キラ様のお宅ですか?キラ様は…あ、そうですか…。分かりましたわ。…では。
ピッポッパッ…プルル、プルル、……キラ様、キラ様…留守電…ですのね。なら…
ピッポッパッ…プルル、プルル、…」
カガリ「…応援はまだ時間がかかりそうだな…。」
ジュドー「バックミラーで見えたんだが…。おいおい、ラクスさん電話してるぞ。」
ガロード「キラ兄さんを呼ぶ気かよ…。でも片手まだ完治してないんだからMSに関してもたかが知れてるしな。
このままどっかのMS修理所にでも突っ込んで適当なMS奪って逃げようぜ。」
ジュドー「そうだな。」
(続く)
暴走し続ける風雲再起、とここでドモンがある策を思いついた。
ドモン「そうだ、携帯で誰かを呼べばいいんだ!」
流石師匠公認のアホ、最初にやるべき事を今更やるとは。
だがこの携帯、大会ばかりで世界のどこにいるかわからないドモンと連絡を取るためにレインが買った携帯。
レインが無理矢理渡したが、当然説明書など読んでいない。
かかってきた電話をとる程度のことしかできないのである。
ドモン「・・・どうすればいいんだ」
やはりお前はアホだ、ドモン。
と、そこへ奇跡が起きた。サイ・サイシーから電話がかかってきたのだ。
サイ「兄貴ぃ、さっき頼んでた出前のチャーハンできたけどどこに運べばいいんだー?」
ドモン「おお、お前か。商店街だ!あとドラゴンガンダムに乗ってこいよ!」
サイ「なんで?」
ドモン「いいから早くしろ!」
一分後
サイ「兄貴ぃ、これはどういう事だよ!」
ドモン「こいつを止めないと代金は払わないぞ、さあ止めろ!」
サイ「しかたない、止めるか・・・」
嫌々ドラゴンクローを伸ばして風雲再起の首に絡める。
腕がピーンと張り、止まる風雲再起。
ドモン「ふう、やっと止まった・・・約束通り500円だ」
サイ「まいどありー」
この一瞬のスキが命取りになった。
なんと風雲再起がドラゴンガンダムの足をけっ飛ばし、また走り出したのだ。
ドモン「おい!何とかしろ!」
サイ「今ので足が壊れた、踏ん張れないから無理・・・」
ドモン「何だとおおおお!?」
そして一行はキースの店の前へ・・・
続く
140 :
(株)ザンスカール1/2:03/02/15 13:01 ID:Ij4WDfcD
ザンス(略)社長室、カロッゾパン屋チェーン計画をマリアが一人思案中
マリア(そうだわ、昨日はバレンタイン!チョコ渡しにカロッゾさんに会えばどうにかなるわ!)
フットワークの軽い社長として知られる彼女は思い立ったらすぐ行動に移すのがモットー
マリア「クロノクル!来い!」
カテジナばりに吼えると怯えきった表情のクロノクルが表れた
クロノクル「な、なんだ姉さんが呼んだのか・・」
昔付き合っていたカテジナによって心に受けた傷はいまだに癒えないようである
マリア「チョコの材料を買ってきなさい!」
クロノクル(もしかして僕に・・・?「わかったよ姉さん!」
マスクの下で鼻息が荒くなったクロノクルが中途半端に速いスピードで走り去っていく
女王兼社長マリア、カロッゾさんにご執心
マリア「完成したわ!エンジェル・ハイロウ・チョッコレィート!
これを食べれば何も分からぬままこの会社と契約すること間違いなし!」
幻覚に踊るチョコの完成である。隣でもの欲しそうに見つめるクロノクルが涙を誘う
マリア「クロノクル!モビルスーツを出しなさい!」
クロノクル「わかったよ姉さん!」
二人でモビルスーツに乗り込み地球へ向かう
クロノクル「・・・良く考えたらゾロアットなんかで大気圏突入なんてできないよ!姉さん!」
マリア「ビームシールドがあるなら出きるって言ってたわ、海賊の人が」
クロノクル「こんなやられメカじゃ無理だよ!」
マリア「気合で何とかなさい!」
宇宙のど真ん中で立ち往生の二人
141 :
(株)ザンスカール2/2:03/02/15 13:06 ID:Ij4WDfcD
マリア「?あれは何でしょう」
クロノクル「なんでこんなとこに人が?」
ゾロアットを寄せ、漂う人を助けようとする良い人クロノクル
ところがその人が宇宙を泳いでゾロアットに自力で取り付いてきた!
メキメキメキっ!
クロノクル「!素手でモビルスーツの装甲を破ろうってのか!?」
バキィ!
カロッゾ「ふははは!怖かろう!」
マリア「カロッゾさん!?」
カロッゾ「前回パンを食いたがっていただろう!?」
そう言って取り出したのは出来立てホヤホヤのチョコパン
マリア「私からもこれを!」
さっき作った怪しいチョコを取り出した、何やら光っている
そこへシュバッテンを駆りタシロが現れる
タシロ「社長ー!大変です!わが社の株がぁー!」
マリア「だまらっしゃい!!」
チョコに封じられた小人さんのサイキッカーとマリアの念が同調してシュバッテンが押しつぶされる
艦長「総員退避ー!」
乗組員「駄目です!間に合いません!」
タシロ「ヒでぶーーー!!!」
気にも留めずに振り向くマリア
マリア「カロッゾさん!仕事の話で申し訳ないんですが」
だが、そこにはもうカロッゾの姿は無く、目の前の惨劇におびえるクロノクルがいただけだった
マリア「カロッゾさーーーーーーん!!」パンを握り締め絶叫する
ますます倒産へと加速するこの企業、誰か救ってくれる人募集
いっそアルスター社と結びつけるか?w
>>140-141 職人さん、乙
カテジナに受けた心の傷を抱えたクロノクル(藁
やはり、マリア姉さんには頭が上がらないのね・・・シスコン?
普通の人で周りに流される主体性の無いクロノクルに萌える
>137-138
ジュドーとガロードが犯罪者に…
主人公像はひとそれぞれだとは思うが、な。
さすがに笑えんよ。ネタだとしてもな。
確かに、最低限のレベルは維持させて欲しいよな。
グレーゾーンは構わず突っ込む奴らかもしれないがダークゾーンに突っ込む連中じゃないだろ。
しかも落ちが9割方読めるぞ。
>144
言いたかないけど正直禿同
ジュドーもガロードもそんな事するヤツじゃないよ…
/─--、...,,,,,___ ヽ i
,l |^''''--、.,,_ ヽ |
| 〉 ^''-、_ >
_,..--────---..ト-、__ ,/ ^'-,/
/ |  ̄'ー--'7 /
/ -=、 | |`''-、_ _,-' ̄ ̄^'-、 |
| \ ^'-, ヽ |  ̄~''/ li |
| ヽ/--、..,,__ ヽ | | l| | | ねー、いいでしょ、キラ〜?
│ ,ソ  ̄~-ヽ | 丿 | | |
| / ,-'=、_ | / ノ ヽ/
| | ,/ ノ / / ,/!
. | | / ソ =、_ / /_ソ_ノ やだよ、フレイ、昨日三回もしただろ?
| | / / ^ / /^ これ以上ヤッたら、僕干からびちゃうよ…
,/ | / / / /
/ | / ,/ // /
'>、 ノ / / // /
/ ヽ-ー=--/ / / / / /
/ / | ,/-'、 ,/ / l' /
< / /,/ ヽ/ ,/ | _,/
_,-''^''-,,___/ ,/ ,/ ̄^'-、 ,/ /ヽ--─-、 !
| '⌒ヽ ,/ ヽ/ /  ̄|''"
ロラン「あ、ディアナ様お久しぶりです。」
ディアナ「よしなに。今日はガンダムで洗濯ですか?」
ロラン「ガンダムで喧嘩禁止令が出てるからって物干し竿を使われてしまって…おかげでガンダム2体を出してしまう羽目に。」
ディアナ「こっちはストライク、あれはお」ラクス「おヒゲのガンダムですか?きょうはロランさん」
ディアナ「!?(先に言われてしまった)」
ロラン「こんにちは、今日はお暇なんですか?」
ラクス「はい、そちらの方は?」
ディアナ「月の王女ディアナ様です。」
ラクス「まぁ!お会いすることができて光栄ですわ。」
ディアナ「よ…よしなに」
今後妙な展開になる…可能性がある
ギレン「恐竜は絶滅してしまった、なぜだ〜!?」
ジュドー「最近こればっかりだな」
ガロード「ほんと、いつから恐竜好きなったんだ?」
フレイ「…シュミレートは上々。
出撃タイミングも考えて……。
こっちはあえて一日遅れの血のバレンタインにしておこうかしら?
チョコに…を混ぜて…ふふふ…。キラがあの子にあげた指輪…頂くわよ。」
因みにジュドーとガロードが次の日学校をサボった為、
机の中に入っていたチョコを勝手に食べたビーチャとモンドが凶暴化したが
ジェリドがミンチになっている隙にファラ先生のギロチン2連コンボ
で制圧されたと言うのは又別の話。
癪だねぇ・・・・数多くの男共を手玉に取ってきたこのあたしがあんな坊やに捕まるなんて・・・
しかし男と女はの関係は、惚れた方の目負けだってのは古今東西を問わず真実だからね。
負けた者の定めとして今日もあたしはあいつにつくすのさ。
アムロ「お〜い、コウ。なんかお前宛に小包が届いてるぞ」
コウ 「え、僕宛ですか?なんだろう、珍しいな・・・・」
アムロやロラン(っていうかローラ)への企業関係も付け届けはよくあるが、
ほかの兄弟への小包が届くなど珍しいことなのだ。
コウ 「中身は・・・・・・ウッ!!」
アムロ「どうした、コウ?・・・・ウッ!!こ、これは・・・・」
あの坊や喜んでくれたかねぇ?
あたしの送った「これで夜の生活はばっちり無敵!超強力精力剤セット詰め合わせ」
ああ、ああ、あたしって実は尽くされるタイプじゃなくて尽くすタイプだったのかねぇ?
コウ 「嫌がらせかな?一人身の俺に対して・・・・・」
アムロ「ところでコウ、他の兄弟の何人かが野獣のような瞳でそれを狙ってるんだがあげてもいいか?」
続く?
あくまでも一発ギャグなので続きを書きたい人がいたら勝手に書いてください。
ただもし書いて頂けるのなら出来ればお約束として上三行を必ず加えて欲しいかな?(w
アムロ「…又朝がきたか。」
ロラン「もう取り分けはして置きましたよ。」
アムロ「…全く、ヒイロに芸能界の勧誘、キラにはPC業界関連からの勧誘、
ロランには妙なイメクラ紛いやモデル事務所関連からの勧誘…。
いずれキラの女装が公表されよう物ならキラにロランと同じ方面からの勧誘が増える…か。」
ロラン「考えるだけで頭痛くなってきましたよ。」
ヒイロ 「俺は芸能界になど興味はない。そんな勧誘は全部断ってくれ」
アムロ 「確かに愛想なしのお前には向いてないな」
ロラン 「それはそうですね、微笑むヒイロの顔は見たことないですしね。(ニッコリ)」
ヒイロ 「!!」
アムロ 「(!!)そうだヒイロ、お前にこんな微笑みは無理だろうしな」
ロラン 「それに進退窮まって自爆するようじゃねぇ・・・」
ヒイロ 「とにかく俺には 興 味 な い 」
キラ「…僕も、進路は決めていますから…。」
アムロ「キラ、考え直せ。ラーカイラム社なら…」
キラ「ラクスと結婚したらどっちにしても向こうに就職するようになるし、
それに、それ抜きに考えても今向こうで僕が抜けちゃうとクライン社
がOS開発部門でラーカイラム社にかなり遅れを取って、シーゲルさんが忙しくなる
、そうするとあの人が家に戻れる時間が減ってラクスが悲しむ…無理ですよ。」
アムロ「…そうか。(ま、二人が結婚すればそれはそれである意味問題なしか)」
キラ「…ええ…。」
癪だねぇ・・・・数多くの男共を手玉に取ってきたこのあたしがあんな坊やに捕まるなんて・・・
しかし男と女の関係は、惚れた方の目負けだってのは古今東西を問わず真実だからね。
負けた者の定めとして今日もあたしはあいつに尽くすのさ。
シーブック「コウ兄さん、また小包が…」
シロー「送り主も同じ…」
コウ「……嫌がらせに違いない」
+激しく「僕が一番上手く(略)」モードに突入+するコウ。
この前に送られてきた「超強力(以下略)」はアムロ、シロー、カミーユ、
キラ、そして何故かヒイロに仲良く五等分され、ただでさえ凹んでいた所に、
テンドロメガビーム砲零射撃を喰らったほどの止めを刺されたのだが、
再び同一人物から送られてきた謎の小包にトラウマを拡大させていた。
シロー「とりあえず、開けてみるぞ」(また、同じ物だったら♪)
シーブック「兄さん、刑事なのに警戒心無さすぎ…」(同じ物でもなぁ…)
二人「こ…これは!?」
二人の目の前には「流行り物の春物衣服」
そして、メッセージカードが添えられていた。
「これで男を磨くことだよ」と、書かれたカードに顔を見合わせる二人。
コウは喜んでいいのか悲しんでいいのか、どちらともつかぬ表情のままで。
そして、サイズがぴったりだったことにコウは薄気味悪いものを感じるのであった。
シーマ「あぁ、尽くす喜びって、良いもんだねぇ」(←浸っている)
「姉御、まるでストーカーみたいですぜ……」
シーマ「何か言ったかい?」
「いえ、な、何も」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ヒイロ「リリーナの護衛をするのにも、体調維持は不可欠だからな」(ゴクゴク)
キラ…もうラクスとよろしくやってたのかw
フレイかもよ、肉体の方はw
いや…キラが自発的に取ってるってことは………
保守
癪だねぇ・・・・数多くの男共を手玉に取ってきたこのあたしがあんな坊やに捕まるなんて・・・
しかし男と女の関係は、惚れた方の負けだってのは古今東西を問わず真実だからね。
負けた者の定めとして今日もあたしはあいつに尽くすのさ。
ヒイロ 「コウ、お前に『また』届け物だ」
コウ 「!!!・・・今度は何だよ・・・(ゲッソリ)」
アル 「すごいよーコウ兄ちゃん、外出てごらんよーー!」
コウ(以下兄弟も)が外に出てみると、扉の前にはピッカピカのスポーツカーが停まっていた。
色は真っ赤、一般には中古のMSよりも高いと言われている車種である。
ロラン 「すごいですねぇー新車ですよ」
シロー 「お前、こないだからすごいじゃないか」
コウ 「知らないよーーー!一体誰だよ!!!」
ジュドー「いいなぁー兄貴!何処の金持ちの女に惚れられたんだよ??」
ガロード「まったく、羨ましいったらないぜ!!」
ドモン 「コウ、女に貢がせるなど、お前はけしからん奴だな!」
コウ 「だから・・・嫌がらせに決まってるって!!」
カミ−ユ「?ワイパーの所にカードが挟まってるぞ」
ウッソ 「読んでみましょう・・・・・
『私の可愛い坊や 今度この車でドライブに連れてっておくれ 』」
全員 「・・・・・・」
コウ 「うわぁぁぁぁー誰か助けてくれーーー!」
シーマ 「あぁ、尽くす喜びって、良いもんだねぇ」(←浸っている)
デトローフ「シーマ様、今度は車ですか・・・着々と計画は進んでいるようで・・・」
シーマ 「そうさ、あーー次は何を贈ろうかねぇー」
※シーマの副官 デトローフ・コッセル
シーマ様の恋(?)物語シリーズ良い!!
どんどんとコウが追い詰められていくのはホラー的な感じも.....
正直、このスレのおかげで、カロッゾとシーマが好きになってきた
2月14日のバレンタインデー、
月の女王であるディアナはソレイユで地球に降下していた。
ディアナ「参りますよ。ミラン執政官」
ミラン「ハハッ……」
リュックサックに大量のチョコを積めたミラン執政官がディアナの後に続く。
月と地球の友好を図る為、バレンタインデーという黒歴史からの
風習を利用してお世話になっている方々へチョコレートを贈ればよいではないですか……。
そんなディアナの気まぐれな一言から始まったディアナの無作為チョコ配布キャンペーンが始まったのである。
ラーカイラム社にて、
アムロ「え?僕に……ですか?」
ブライト「私にも?……」
アストナージ「こりゃ、珍しい。月製のチョコですか〜美味そ〜♪」
ディアナ「ディアナの名の元に、月と地球の友好の為にも受け取って頂きたいのです。よしなに」
ケーラ(なにさ!アストナージの奴。デレデレしちゃって)
チェーン(アムロ部長……。私もチョコを持ってきたのに……渡すタイミングが掴めない)
08分署にて、
シロー「月の女王様から貰えるなんて……、有り難う御座います!嬉しいです!」
サンダース「ほ、本官にも?……で、ありますか。誠に幸せであります!」
ミケル「僕にもですかぁ?」
ディアナ「常日頃のご公務、ご苦労様です。ディアナの心ばかりの気持ちを受け取り下さい。よしなに」
GF御用達のトレーニング場にて、
ドモン「トレーニング合間の負荷回復にはチョコの栄養価が有効なんだ!早速戴きます……モグモグ」
アレンビー「わぁ〜!!私の分もあるの!?美味そ〜……モグモグ……甘いぁ〜〜い!!(*^v^*)」
チボデー「ありがとうよ!お嬢さん!!……モグモグ……いけるよぉ、このチョコ!!」
ディアナ「みなさんに早速召し上がって貰い、私も遥々来たかいがありました」
レイン(モゥ、ドモンたら……私も用意してたのに……、あげないんだから)
大学ラグビー部部室にて、
コウ「ぼ、僕に?……勿論有り難く貰いますよ!(良かった……忘れられなくて)」
キース「僕にも?……ありがとうございます!!」
モンシア「嬉しぃ〜〜俺にもくれるんですか!!流石、女王様!!」
ディアナ「皆さんとは特に面識も御座いませんがこれを期に月と地球の…(略)よしなに」
シーマ(チィ、私が渡す前に飛んだ邪魔が入っちまったよぉ……。
余所の金髪女からチョコを貰ってるのを見るのはムカつくねぇ。コウ!!覚えてなぁ)
学園にて、
カミーユ「月の女王様のチョコ。戴きますよ(これで10個目か……今年は思ったより不作だな)」
カツ「ぼ、僕の分は無いんですかぁ!?」
ディアナ「(微笑)フフッ、慌てなくともちゃんと貴方の分もありますよ」
ファ(カミーユ……、毎年一杯貰ってるわね。私のは要らないんじゃ……)
ジェリド「う……ん、悪いけど、このチョコは美味しくないねぇ。俺が本当のチョコの味を……」
マウアー「ジェリドさん!!(又、この人は…食べ物にケチをつける病気が始まった……)」
ディアナ「まぁ!?初対面の者に向かい、なんと無礼な態度!!逝ってよしなに」
シーブック「ナ、ナントォォォォオオオ!!!僕に!?……いいんですか?」
ディアナ「勿論(微笑)」
セシリー(……シーブック、あのチョコを渡してる金髪の人は誰?……私はどうしたらいいの……)
キラ「……有り難う御座います」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ディアナ「甘いモノはお嫌いでしたか?」
キラ「い、いえ……少し寒気がして……誰かに見られているような……」
ディアナ「それはいけませんね。健康管理は大切な事ですよ。お身体の方、よしなに」
フレイ(キラ!!私というモノがありながら………許せない!!あの金髪女も覚えておきなさい!!)
ヒイロ「………確かに貰った」
ディアナ、無反応さに戸惑い「 (;゚ -゚) あ、あの…………………………、と、兎に角、よしなに」
ガロード「お!これ全部くれるのを!?」ディアナの持ってるチョコの沢山入った紙袋をみて
ディアナ「え?違いますよ…………ああ、そんなに一杯掴んでは………やれやれしかないのない人ですね」
ガロード、チョコを手掴みで取れるだけ手にし、口の中に放り込む「モグモグモグ……(ありがとうね!)」
ディアナ「鼻血にお気をつけて、よしなに」
ティファ(……ガロード、駄目よ………、そんなに……一度に食べては………糖分過剰摂取で倒れてしまう……)
ウッソ「僕にくれるんですかぁ!?わぁ〜ありがとうございます!!」
ディアナ「(この子は多少、マトモそうですね)フフッ、喜んで貰えると私も……」
ファラ「ウッソ、アタシの前で他の女に気を取られるのかい。それは目の前の女に対して無礼であろうが!」
ウッソ「(;゚Д゚) ……フ、ファラ先ぇ生!?うわぁぁぁああ〜〜ああ!!ぐぶっ…ぐわぁ」
ファラはスイカ大の大きさの鈴形チョコをウッソの口に無理やり押し込む
「そら、そら、そら、そら……アタシが丹精こめて作った手作りチョコをたぁ〜〜んと味わいな!!」
ジュンコ「そこ!抜け駆けはさせないよ!!」
チョコを渡す為、学園に来ていた趣楽隊の面々とファラとで、ウッソを巡るつかみ合いの喧嘩が始まる。
その混乱を尻目に……
ディアナ「( #・∀・)ミ、ミラン執政官……今のウチです!離れましょう……」
ミラン「( #・∀・)そうですな……」
学園を出て、
近所の商店街を歩く際中も、様々な人達へのチョコ配布は欠かせなかった。
カロッゾ「ふはははははは!私にチョコをくれる異性は娘を除き、ナディア以来だがなあ!!(∩Д`)゚。」
ディアナ「貴方のパンの評判は月まで響いてきています。これからもお仕事の方、よしなに」
記者フラン「ディアナ様が!!私にチョコを下さるのですか!?ス、スクープモノだわ!!」
ディアナ「これからも月と地球の掛け橋を勤めて下さいね、よしなに」
ギレン「ほう……、面識が無い人からでもチョコが貰えるのは嬉しいぞぉ!!国民!!」
ディアナ「私は貴方の治める国の民ではありませんが……、よしなに」
グエン「私に渡すチョコは無いと仰る!?それがディアナ=ソレルのやり方か!!」
ディアナ「貴方はロランから貰えればそれでいいのでしょうに……
ホモセクシャルに配るチョコなど、このディアナ=ソレルは持ち合わせていませんよ」
グエン「なぁ!?………」
ミラン「姫様……お言葉が過ぎますぞ!!」
ディアナ「あら!?」
ミラン「どうしました?」
ディアナ「ハリーがそこに居ました。ハリー!!ハリー=オード大尉!!」
ハリー「( ゚д゚)ハッ!…… デ、ディアナ様ぁ!!お久しゅう御座います!!」思わず、方膝を付き、頭を垂れる。
ディアナ「久し振りです………。ハリーよ。地球での暮らし振りはどうか?」
ハリー「ハ、ハッ……………そ、それは(まさか、ここでロラン君を追いまわしているとは言えまい)
もう、日夜、月と地球の友好の為に粉骨砕身、尽しております」
ディアナ「そうですか……そうそう、丁度良かった。序ですが貴方にもチョコをあげましょう」
ハリー「(;゚Д゚) ほ、本当ですかぁ!?身に余る光栄です……」
ディアナは少し意地悪な顔付きになり
「ところで…………、私とキエルさんのチョコでは、どちらが欲しいのですか?  ̄ー ̄)ニヤニヤ」
ハリー「ぐぅ………、そ、それは当然……、ディアナ様から戴けるモノに決まっています!!」
ディアナ「ホゥ……………そうですか(少し優越感に浸り)それでは……………、
ロランのチョコと、私のチョコではどちらが宜しいんでしょうね  ̄ー ̄)ニヤニヤ」
ハリー「ぐぅ…………………、そ、それは…………その………………」大量の脂汗が噴出し、固まってしまう。
ディアナ「さぁ、ドチラです?………答えなさい!ハリー=オード!!」
ハリー「…………………………そ……、その…………ですね……」
ディアナ「さぁ!!ドチラか?」(ハリーをからかうのは毎度の事ながら面白いです  ̄ー ̄)ニヤニヤ )
ハリーは結局、答えを出せず、ディアナとのヤリトリは30分超、続いたとか……
そうこうしている内に日も落ちて、夕方に。
ディアナ「ふぅ……、少し疲れました。ロランの家で休みましょうか」
ミラン「(リストをチェックしながら)大体の方々には配り終えましたし、一息つきますか」
兄弟宅にて、
ガラガラガラ〜〜ッ
ディアナ「ロラン!居るのでしょう?勝手に上がらせて貰いますよ!」
ロラン「わぁ〜〜ディアナ!?どうして急に………」
と、ロランが言い終わらない内にズカズカと玄関に入り、ブーツを脱ぎ出しているディアナ
ミラン「お邪魔しますよ。ロラン君」
ロラン「ミラン執政官まで?」
居間、ちゃぶ台でロランの淹れてくれたお茶を啜るディアナとミラン執政官
ミラン「(略)…という訳で、ディアナ様と私は一日中、チョコを配り歩いていたのです」
ロラン「はぁ〜〜〜……大変ですね。お勤めご苦労様です」
ディアナ「あ、そうそう。ロランの分もあるのですよ。さぁ、どうぞ……、
あ、コチラの小さい方はアル君に渡してください」
ロラン「……デ、ディアナ様からチョコを貰えるなんてぇ……、夢みたいですよ!! (*´∀`*) 」
ディアナ「それ程までに喜んで貰えるとは……渡し涯があります。宜しければ早速召し上がって下さい」
ロラン「ハ、ハイ!!……モグモグ……ディアナ様の下さったチョコ……お、美味しいですぅ 。゚(´Д⊂ヽ゚。 」
感激の余り、泣きながらチョコを頬張る。
ディアナ「あらあら、ロランたら、口の回りにチョコのお髭がついてますよ(微笑)」
ディアナの気まぐれで始まったチョコ配布キャンペーンは
若干のトラブルの種を撒き散らしながらも、成功したかに思えた。が………
翌日、
08分署に『商店街で独りの暴漢が激しく暴れ回っている』との通報が入り、
所轄であるシロー達が現場へ急行していた。
08分署、署長室内。
マリガン刑事「リリ署長!!た、大変ですぅ!!街に暴漢が現れて……」
リリ署長「分っています……。どうせ、ギンガナムでしょう?シロー達を向かわせましたよ
ムーンレィスってなんでもかんでも暴れれば済むと思ってるのよね」
マリガン刑事「噂によると昨日のバレンタインデー。
ギンガナムはチョコを貰えなかったからヤケになって暴れているとか……」
リリ署長「ギンガナムがそんなに可愛い訳ないでしょう ┐(´ー`)┌ 」
しかし、マリガン刑事の推測は正しかった事が後で分る事に
ギンガナムが暴れ回っている商店街周辺、
看板も壊され、ウインドウも割られ、ロス暴動さながらの甚大な被害を受けていた。
ミケル「うわぁ……こりゃ酷いやぁ……」
サンダース「隊長!!奴を止め為には警棒では無理です。発砲許可を願います!!」
シロー「取り敢えず、俺が説得してみる……。ギンガナム!!もう暴れるのは止めろ!!何がそこまでお前を駆り立てる……」
ギンガナム「あああ!?貴様等はいいよなぁぁぁああ!?ディアナからチョコを貰えたんだろうぉぉぉおおがぁああ!!!」
シロー「ま、まあなぁ……。けど、ディアナさんは歩き回ってそこいら中の人達にチョコを配ってたぞ?ナア?」
サンダース「その通りだ。ディアナさんのチョコは美味しかったぞ!ギンガナム!!」
ミケル「僕も貰えたけど……。(゚Д゚;) あ!?もしかして…………」
ギンガナム「その通りだよぉぉおお!! 。゚(´Д⊂ヽ゚。
お前等にチョコを配ったのがディアナなら、私にチョコをくれないのもディアナなのだ!!
ディアナ=ソレルは私に労いの言葉ひとつ無くぅぅう、月へ帰っていたんだよぉぉおお!! 。゚(゚´Д`゚)゚。。 」
その頃、月の都市。冬の宮殿にて、
ディアナ「…………」
ミラン「ディアナ様、どうなされました?」
ディアナ「何か…、一瞬……、思い出しかけましたが…………や、気のせいでしょう。ミラン執政官。今日のおやつは何か?」
地球で暴れているギンガナムの原因が自分に有るとは露とも知らず、
おやつはアンミツが食べたいです。よしなに……と。思いを馳せるディアナ様だったのです。(終)
>>168-176 不味いと思った部分はパラレル展開と考えてスルーして下さい。
リリ様、市長か、何かの政治家にした方が良かったかも?
>>177 乙
なかなか面白かった
余談だがジュドーが忘れられてるw
180 :
177:03/02/16 23:41 ID:???
>余談だがジュドーが忘れられてるw
Σ(゚д゚lll)ガーン そう言えば……言われて初めて気付き、スッカリ抜けてましたyo
シーマ様萌えの人間としてはシーマ様シリーズは最高
182 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/16 23:46 ID:bAAPWBRJ
(part6
>>764の続き)
屋敷の庭にて。2人の黒ずくめの男が草むらに隠れて中の様子を監視していた。
カクリコン「間違い無い、件のローラ・ローラだ。やはり女性、ロラン・セアックの女装と言う情報は誤りのようだ。
幸いシャア一族とガンダム家は油断しているようだ。チャンスだジェリド、やるなら今だ!」
ジェリド「ああ分かっている、催涙弾を撃ちこめ、それで一気に突入確保だ!射撃用意。」
カクリコン「OK、いくぞ!・・・何だこの音・・電気のこぎりのような・・・」
ジェリド「うわ、円盤みたいのが迫ってくる!感づかれたか!」
カクリコン「くそ、撤退だ、各人散開して逃げ・・・うぎゃああっ!!」
ジェリド「人だけを狙って攻撃するのか!?早い、逃げ切れない!うわ、マ、マウアーっ!」
屋敷の中ではシャアとアムロが中庭の景色を眺めていた。
シャア「最近我々の業界に参入してでかい面をしているティターンズ商事の裏の兵隊共だ。ここまで嗅ぎつけたのは大した物だが、それまでの事。
あのようなチンピラにはこの程度のお仕置きが丁度いい。」
アムロ「ミンチよりひどいな。いや、ミンチに失礼だったな。」
シャア「あのような者どもにローラ嬢を奪われてみろ、どのような事になるか・・・」
アムロ「俺やシャアだけでない、我々に関連する様々な企業があの悪徳会社にひれ伏す事になる。産業界の冬が来るぞ。」
シャア「それどころか無関係の世界にも影響が及ぶ。社長のジャマイカンはバスク・オムとつるんでいるぞ。」
アムロ「あの極悪政治屋か!?あんな男の為にロランの幸福を悪用させてたまるか!!」
シャア「当然だ。世の中どうなってしまうか想像に難くない。お互い自分の会社の為、世のため人の為に一苦労しなくてはならなくなった。そこでだ・・・」
周りの賑やかな喧騒をよそに、2人だけの大人の密談が始まった。
その頃
183 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/16 23:59 ID:bAAPWBRJ
不敗「いやぁロラン君、わしゃもう飲めないよー!」
ドモン「師匠、そう言いながらもうボトル三本目ですよ・・・」
ローラ「お強いんですね、さぁどうぞ。」
ギンガナム「小生のグラスも空なのである!」
ガトー「やかましい、貴様は手酌で充分だ。」
グエン「ローラ、注いでばかりいないで君も飲み給え。ほら、僕が注いだロマネ・コンティの70年物だ。」
ジュドー「やべ、あいつ酒の中に何か仕込んでるかも・・・」
ガロード「ここは一つ俺が・・・ア、グエンさんいいワインですねそれ、ちょっとお毒見・・・」
グイッゴクリッ バタッ
ガロード「ぐー、ぐー」
フラン「ア、寝ちゃった・・・グエンさん、これは一体・・・あ、いない」
シーブック『なんとー、カーテンの陰に隠れているぞ!」
カミーユ「そんな行為が赦せないんだよ、そんな御曹司、修正してやる!」
一同「おうっ!」
兄弟sと一族に追われて逃げ惑うグエン。いとも簡単に掴まり締め上げを食らう。
深い眠りについてしまったガロードはローラの膝枕にて介抱されたが、彼女の柔らかい腿の感触を感知する事はできなかった。
ガロード「ム・・・ティファ・・・気持ちいい・・・」
>>180 種では裏にラクスもいるともっと怖くなるかとw
185 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/17 02:55 ID:znMTA9hz
イーサン・ライヤー。シローが勤務する08分署の署長で、相当な切れ者という評判だ。
ライヤー「シロー捜査官、実は君に折り入って話があるのだが」
シロー「何でしょうか」
ライヤー「ココではなんだ…私のオフィスで話さないかね?」
しかし、彼にははた迷惑な趣味があった。
コジマ(警部)「署長の悪い癖が始まったな」
テリー「悪い癖、何ですか?それって」
コジマ「君はサイド七曲署から来たばかりだから知らないのか。所長の趣味は仲人だよ。趣味と実益を兼ねているがね」
テリー「縁結びをすればコネも出来ると?」
ミケル「しかし、捜査官にはお付き合いしている女性がいるはずじゃ…。署長はご存知じゃないんですか?」
コジマ「知らないはずだが、もし署長が知っていたとして、それで遠慮すると思うかね?」
カレン「ハッ、あの俗物にそんな繊細な神経あるわけ無いだろ」
テリー「頑張れデカ長(=シロー)…」(TへT)
(続く)
ライヤーのポストが>177のリリ署長とかぶってしまいましたが、オチどころはつけておきますので。
署長のオフィス。
ライヤー「まあ、かけたまえ」
シロー「はい。それで、今日はどういったお話でしょうか?」
ライヤー「うむ、先日の誘拐事件だが、君は実によく頑張ってくれた。私も面目を失わずに済んだよ」
シロー「いえ、俺、いや私は市民の安全を守るという義務を果たしただけです」
ライヤー「実にすばらしい。シロー君、君は天才だ」
芝居がかった様子でそう言ってライヤー署長は懐に手を入れた。
昨日のデートでアイナと見た映画では、そう言っていきなり部下を射殺しようとする上官が出てきた。
まさかとは思うが、上司でも油断ならない人物。シローは思わず腰を浮かせたが、署長が取り出したのは写真だった。
ライヤー「ところで、私事で恐縮なのだが、実は知り合いからこの娘さんの縁談を頼まれていてね。
将来有望な人物を、ということなので君を紹介したところ、先方がいたく気に入ってね。
一つ、今度の日曜日に会ってくれんだろうか?」
シローはもちろん、「俺はアイナと添い遂げる!」と断るつもりだったが、
ライヤーの続けた言葉が彼の口を封じた。
ライヤー「ところで先日、ウルグスクを視察に行って来たのだが、寒冷地ながらなかなか快適なドームシティだったよ」
ライヤーの声音はいつもと変わらない様子だったが普段見せない恐ろしげなプレッシャーを発し、シローは冷や汗を流す。
まさかとは思うが、必要とあらば汚い手でも使う署長だ。下手に怒らせると本当に辺鄙なウルグスクに左遷させかねない。
シロー「しばらく考えさせて下さい…」
ライヤー「なるべく早くしてくれ。期待しておるよ」
(続く)
夜、残業しているアムロの携帯電話にシローのコールが入った。
シロー「兄さん、相談したいことがあるんだけど。俺の人生に関わるかもしれない、重大なことなんだ」
アムロ「一体何なんだ」
シロー「上司に見合い話持ちかけられたんだよ!」
アムロ「な、何だって?!……一時間後に『ピンクエレファント』で。場所はわかるな」
一時間後、バー『ピンクエレファント』。
アムロ「どうして見合いなんか?しかも次の日曜日とは、話が急だな」
シロー「うちの署長が持ちかけてきたんだ。左遷をほのめかしながら」
シローは優秀な捜査官だがトラブルメーカーでもあり、去年は表彰数も始末書の数も署内トップだった。
アムロ「左遷させるにしても理由が必要だろう。…十分あるのか。しかし理由があるのにやらなかった」
シロー「兄さんはハッタリだと?だったら『俺はアイナと添い遂げるぅッ!』って啖呵切れば良かった」
アムロ「…こういう話は、持ち込まれた以上は無下に断るわけに行かないだろう。会わずに断るのは上司だけじゃなく先方に失礼だ」
シロー「うーん。俺、どうすれば良い?」
アムロ「会った方が、お互い断る理由もつけやすくなる。相手が気に入らなかったら、向こうから断ってくるかも知れないしな。相手は?」
シロー「これだ」
シローは署長に渡されたファイルを見せた。プラチナブロンドの美人の写真が貼られている。
(続きは明日以降)
癪だねぇ・・・・数多くの男共を手玉に取ってきたこのあたしがあんな坊やに捕まるなんて・・・
しかし男と女の関係は、惚れた方の負けだってのは古今東西を問わず真実だからね。
負けた者の定めとして今日もあたしはあいつに尽くすのさ。
アムロ「おい、コウ。今度はお前宛に」
コウ 「い、嫌だァァァッ!!!」
アムロ「落ち着けって、今度は小包とかじゃなく手紙だ」
コウ 「え?手紙か・・・・・てっきりまた何かが届いたものかと」
そう言いながら手紙を開け、中身を確認すると・・・・・
コウ 「ッッッ!!!!Σ(゚д゚lll)」
アムロ「お、おい!どうしたコウ!!急に固まったりして・・・・・」
ある意味プライバシーの侵害だが兄弟の異常を黙ってみているわけにもいかないので、
アムロは完全に石になっているコウの手から手紙を奪い取り内容を見る。
アムロ「む!こ、これは・・・・・」
温泉宿・アマダ旅館の二泊三日宿泊券(当然ペアチケット)
『この前送った車でここにいかないかい?』
シーマ「あの坊やと温泉宿で二人きり・・・・・・
どんな行為も、よ・り・ど・り・み・ど・り(ニヤリ)」
デトローフ「遂にそこまでイく気ですか、シーマ様」
コウ 「段々・・・・段々追い詰められてる気がするぅぅぅぅ!!」
ジュドー「ここまで惚れ込まれてんだから応えて上げたら?」
ガロード「お前がそれを言うか?」
シロー「どうでもいいけど、アマダ旅館って何だか気になる名前だな?」
(旅館についてはパラレル扱いして下さい、シャア板で泊まる場所と言えばアマダ旅館だろ?と思いましたので・・・・)
癪だねぇ・・・・数多くの男共を手玉に取ってきたこのあたしがあんな坊やに捕まるなんて・・・
しかし男と女の関係は、惚れた方の負けだってのは古今東西を問わず真実だからね。
負けた者の定めとして今日もあたしはあいつに尽くすのさ。
カポーン…
古ぼけた、だが、それが却って趣を醸し出している浴場。
総檜造りの「アマダ旅館」。
ここにコウは放心したまま、湯に漬かっている。
シーマ「坊や、湯加減はどうだい?」
タオルを身に纏っただけの妖艶な美女の存在。
それが初心すぎるコウをして、現実逃避という名の放心をさせている。
シーマは歳月と引き換えに得た艶気には自信があり、
それが、若さ、つまりは瑞々しさに打ち勝つことができると確信していた。
が、コウは狼になるどころか、石像と化していた。
シーマ(じれったいねぇ)
彼女はタオルを脱ぎ捨てると、コウに抱きつく。
コウ「!!……あ…あの……シーマさん?」
シーマ「あたしの物は、全部坊やの物」
コウが唾を飲み込む。
シーマ「だから、あたしを自由にしてもいいのよ」
ぷちん
コウ「シ、シーマさん!!」
シーマ「もう、がっつくんじゃないよ…時間はたっぷりとあるからね」
――陽光、いつもの寝室。
暫く、ボーっとしていたシーマは徐々に意識が鮮明になるにつれて、
シーマ「ゆ…夢なんて、やってくれるじゃないの……」
彼女はえぐえぐと泣き始めた。
その隣にはお手製「コウ抱き枕」。
それを抱きしめながら泣き続ける、熊さん柄のパジャマ姿のシーマ。
幸い、その光景は誰にも見られなかった。
シーマ様可愛い!最高!!職人さん、ありがとう
What?アマダ旅館
教えて厨で悪いけど、シャア板歴が少ないので解説希望です。
どこのネタスレの話です?
194 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/17 15:46 ID:g0rimbnR
正直シーマ様可愛すぎ。
シーマタン萌え
196 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/17 22:16 ID:5J6Wb+uo
大騒ぎだったパーティもやがて沈静化し、アル等兄弟s若年組がおねむになった為、
ころあいを見て宴はお開きになった。
一族側が用意してくれた数台の運転手つきリムジンに各々好き勝手に分乗して帰路につくことになった。
シャア「例の件、よろしく頼む。」
アムロ「そちらもな。」
車の窓越しでの短い会話と互いの目礼の後、車はゆるりと進み出す。
その時、窓からローラが顔をひょこりと出してこう言った。
ローラ「キッチンのテーブルにある物を置いておきましたから、良ければ後で召し上がってください。
今日はとっても楽しかったですよー!」
彼女の笑顔も声もあっという間に小さくなるほどリムジンは先まで行ってしまったが、男たちはその光景をいつまでも見送っていた。
クルーゼ「いい宴でしたな。」
ゼクス「当初は彼女を人質にして彼らと一戦も辞さない覚悟でいたものを、何をどう間違えたのか、仲良く酒を酌み交わす事になろうとは・・・」
不敗「完全に嵌められたな。あの少女、意図してこのような流れにしたのなら相当な策士だぞ。」
ガトー「あのようなはかりごとなら、いくらでも謀られましょうぞ。」
グエン「私に対する嫌味ですか?確かに私のした事は可愛げガありませんでしたが・・・」
シャア「分かっているならそれでいい。まあ、当初の目的以上の成果があったのだから良しとしよう。アムロと交わした約束の内容は追々話すとして・・ギンガナムが見えんが?」
後ろからギンガナムが何やら紙袋を抱えて持ってきた。
ギンガナム「全員見るがいい、この箱の中身を。ローラのお手製である!」
紙袋から白い小箱を手渡され、中身を確かめる一族。各人それを手に取った瞬間表情が変わった。
手の平ほどのハート・チョコと手紙が入っていた。
『14日は過ぎちゃいましたけど、バレンタインデーのチョコを作ってみました。大人の皆さんには甘いものはどうかとも思いましたけど、良かったら食べてみてください。』
皆、各々の表情と同じ清みきった夜空を見上げていた。彼らの目には、誰もが同じあの人の顔があの大きな星空の中に映っていた。
ローラ・ローラ
あの夜空に、笑顔できめっ!
197 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/17 23:22 ID:5J6Wb+uo
その頃、送迎リムジンのコンボイでは・・・
先頭車両にはフラン、ジュドガロ、ヒイロ、二番車両にはドモン、ウッソ、カミーユ、コウ、シロー、
最後尾はアムロ、ロラン、キラにアルがそれぞれ分乗している。因みにこのリムジンは前後対面席になっており、
それぞれ向き合って座っている。余談だがフランはヒイロと、ローラはアムロと対面している。
フラン『何よこの子さっきからあたしの事、冷めた仕草で熱く見て。ちょっと目をそらしなさいよ、でないとあたしも目のやり場に困るでしょ。
良く見るとなかなか可愛い顔してるけど、暗いと言うか、怖いと言うか、取っ付き難そうな雰囲気よね。
ア、ひょっとしてこの胸元が気になってるとか・・・このイブニングドレスとっても高そうなのをバックレてそのまま着てきちゃったのよね。
女の色香に弱い年頃だろうし・・・実はあたしのスレンダーなボディに内心メロメロとか・・・ローラの豊満な体とは違う女を感じたか!?』
ヒイロ「なぁ、あんた・・・」
フラン「『お、向こうから話題振ってきた!会話を弾ませてお姉さんと仲良くなろうって魂胆ね!よおし、いっちょその誘いに乗ってあげるわよ!』
なぁに、坊や。」
ヒイロ「胸元の淋しそうな服だが、寒くないか?」
フラン「・・・へ?」
ヒイロ「その薄い胸板で明け透けの服だと寒いだろう。この襟巻きを使え。」
ジュドガロ「どひゃひゃひゃーっ!!」
脇で2人が大笑い。
198 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/17 23:24 ID:5J6Wb+uo
ジュドー「おい、言ってることが正直過ぎるぞ!」
ガロード「その台詞じゃ全然親切になってないって・・・ぷぷぷ」
2人「だははははははーっ!!」
そのやり取りを聞いて顔を真っ赤にするフラン。
フラン「あんた達ぃ、あたしの”女”をなんだと思ってんのよー!」
ヒイロ「気にするな、リリーナと比べても変わりは無い。普通の女性だ。」
彼女の事は知っているが自分よりかなり年下。それと比べて変わりが無いじゃ、なんの発育も無い貧相女と言われているようなもの、フランのネガティブな発想が
そう結論付けた。勿論ヒイロに悪気は無い。
フラン「あんたねぇ、もうちょっとデリカシーってもんを身につけなさいよ!そんな事ズケズケ自分の彼女に言ったら逆上して刃物持って追いかけられるわよ!」
ヒイロ「何、なんでそれを・・・」
急にこめかみから汗が滲み出すヒイロ。どうやら身に覚えがあるらしい。
ヒイロ「いつもそうだ。リリーナに気を使ってあれこれ言ってみると、急に会話が止まったり、何やら淋しそうな作り笑いを見せて『気にしないで・・・』と言うんだ。
その後必ずあの眉毛女がなたを持って俺を追いまわす、『少しはデリカシーって物を持て』と・・・
教えてくれ、俺は後何回話せば彼女は心のそこから笑ってくれる!俺は後何回話せば、眉毛女のミンチを作らずにすむ・・・」
暑くも無いのに汗をだらだらかく3人。
フラン「あのさぁ、この子・・・」
ジュドー「しょうがねえよ、だって・・・」
ガロード「兄弟の中でも謎が多い人なんだ。」
フラン「・・・あんた、リリーナさんに何を言ったの?」
ヒイロ「それは・・・」
運転手「すいません皆様、急ブレーキします!猫が飛び出したーっ!」
四人「ぎゃあー!!」
199 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/18 00:34 ID:SOIEd63A
期待age
200 :
世直し一揆:03/02/18 00:34 ID:1ryYfzu7
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され
るな!!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉し、しかも好戦的・ファイト満々(キモイ、自己中心)
●妙にプライドが高く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと
する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に
はたいてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK!)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本
の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる)
●あら探しだけは名人級でウザイ(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、
世間体命)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ)
●表面上協調・意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をしストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
コウは悩んでいた。
彼の悩みと言えば「影が薄い」とか「彼女が欲しい」とかだと思われがちだが今回は違う。
彼を悩ませているのは・・・・・二枚の宿泊券だった。
他の物についてはまだあまり悩まなかった。
「超強力(以下略)」はそれほど高価な物でもなかった。
(それに兄弟が勝手に持っていったという免罪符もある)
「流行の春物衣服」はそれなりに金はかかるがやはり高価というほどでもない。
(後の事を考えて、試着を一度しただけでそれ以後着ていないし)
「真紅のスポーツカー」は届いて直後に車庫にしまい、それ以後全く触れていない。
(もしも傷でも付けた後に「やっぱり返せ」とでも言われたら・・・・・)
つまり基本的に手を尽けない事で様子見していたのである。
しかし宿泊券はそうはいかない、何故なら・・・・・もうすぐ有効期限が切れてしまうのである。
そんなの構わず放っておけばいいじゃん、と思うかも知れないが、
大所帯で金欠に苦しみ続けたこの通称「ガンダム兄弟」。
タダ券を無駄にするなど奥の奥まで染み付いた貧乏性が許さないのだ。
しかし使うとなればまさか送り主、つまりシーマ以外の人物と行く訳にはいくまい。
突っ返す、という手も無きにしも在らずだが・・・・・・・それはそれで後が怖い。
つまり現状維持は不可能で、進むことも戻ることも危険に満ちているという
当に八方塞な状態に追い込まれているのだ。
そこで彼はとりあえず他の兄弟に相談してみることにした。
アムロ「金持ちで美人でお前にベタ惚れ・・・・・これ以上何を望むんだ?」
コウ(まともな感性です)
シロー「そりゃ、確かに結構歳は上かもしれないがまだまだ年増ってほどでもないだろう。
大体年齢差なんて男と女の間にはそれほど意味が無い物さ」
コウ(10歳近く離れてるんですよ?)(原作と違い28か29くらいのイメージです)
ドモン「挑まれて逃げるは男子に非ず!貴様も男なら覚悟を決めていって来い!!」
コウ(喧嘩じゃないんだけど・・・・・)
カミーユ「抵抗をすると無駄に苦労をするだけだって!何でわからないんだ!!」
コウ(Σ(゚д゚lll)俺落とされるの確定!!?)
シーブック「まぁ怖い人ですけど・・・・・カテジナさんやフレイさんよりはずっといいじゃないですか?」
コウ(そりゃあの二人に比べれば大概の人間は菩薩だよ)
ロラン「あまり会った事はないですけど・・・・・本当は優しい人だと思いますよ」
キラ「シーマさんってアスランとかに聞いた限りでは独力で会社を興して
結構な大きさまでのし上がった人らしいですよ。頼りになるんじゃないですか?」
コウ(頼りになり過ぎるだよ・・・・)
ヒイロ「あの薬を飲んで以来、一睡もしていない・・・
こんな薬を用意出来るとはその女、只者ではないな」
コウ(本当に只者じゃないよな・・・っていうかお前は大丈夫なのか?)
ガロード「俺もエニルって姉ちゃんに付きまとわれてるけど・・・・・
ティファがいるからな、けどコウ兄ちゃんは付き合ってる人居ないんだろ?
だったら付き合ってみたら?上手くいかなければ別れれば良いんだし」
コウ(一度付き合うと「別れる」という選択肢が消えそうな相手なんだよ・・・)
ジュドー「貢がせるだけ貢がせたら?宿泊券も売り払って相手には
「暇が出来る前に期限が切れた」って言えばいいじゃん」
コウ(ジュドー・・・お前って悪戯好きだが基本的に良い子だけど・・・・・時々鬼だよな)
ウッソ「あんな綺麗な人に好かれるなんて・・・羨ましいですよ!コウ兄さん!!」
コウ(・・・・・流石はフレイやカテジナに惹かれる男だけのことはあるな)
アル「彼女が欲しいって言ってたじゃない。何でシーマさんだと駄目なの?」
コウ(・・・・・俺にだって選ぶ権利はあるだろ?)
兄弟達は殆どが賛成意見だった。
コウはまたしばらく宿泊券と睨めっこしていたがやがて呟いた。
コウ「そう・・・だよな。考えてみればシーマさんのことは俺はあんまり知らないし・・・
宿泊券だってただ単に旅行するつもりで送ったのかも知れない。
とりあえず付き合う付き合わないとかは別にして一緒に行って見るか」
そしてそこまで言うと彼は電話の受話器を取り、
宿泊券と共に送られてきた連絡先のダイヤルをプッシュする。
コウ「あ、もしもし・・・はい、そうです。コウです。
この前頂いた宿泊券についてなんですが・・・・・」
コウはこの時はまだ気付いていなかった。
兄弟の賛成意見の裏にはシーマからそれぞれへの付け届けがあったことを・・・
本日の格言「将を射んとすればまず馬を射よ」
続く?
204 :
203:03/02/18 01:53 ID:???
続きは実はあんまり考えていないのでもし思いついた人が居たら勝手に書いて下さい。
まぁ誰も書かないようだったら私が書くかも知れませんが(w
それぞれへの付け届け予想
アムロ対策=一部企業のデータ横流し
シロー対策=ペア旅行券
ドモン対策=筋肉養成ギブス
カミーユ対策=空手関連の器具
シーブック対策=バイオコンピューター工学に関する本
ロラン対策=食材
キラ対策=ラクスにハロとを大量輸送、アスランにPC関連器具を横流しし、
キラへの証言を頼む
ヒイロ対策=これは任務だ!!
ジュドー、ガロード対策=現金
ウッソ対策=一日デートw
アル対策=ザクU改プレゼント
アムロ「みんな聞いてくれ。近いうちに庭にプールを作らなければいけなくなった」
ガロード「庭にプール!まるでブルジョアだ」
ガロードたち年少組は、庭にプールがあるのは金持ちの特権というイメージがある。
カミーユ「作りたいじゃなくて、作らないといけないんですか?」
アムロ「役所からの通達なんだが、新しい条例では家の敷地面積が基準以上ある家庭はプールを作る義務が出来たんだ。
遊ぶためじゃなくて、火災時や水不足などの非常時に備える目的もある」
ロラン「でも、工事の費用なんてすぐに捻出できませんよ」
家計簿を握っているロランの発言力は強い。
アムロ「新規に限り工事費の半分までは補助が出ることになっているから、それを申請すればいい。問題は場所だ」
ウッソ「場所って、僕の畑しかないじゃないですか!おかしいですよ!」
シロー「まさにお役所仕事だな。杓子定規でこっちの都合なんか考えちゃいない!」
アムロ「貴様だって宮仕えだろうに!(w」
シロー「いや、俺だって上の役所連中相手に苦労してんだよ」
シローは警察の官僚組織の愚痴を始めたが、本筋には関係ない。
(続く)
アムロ「いただきまーす」
シロー「いただきます」
テレビ「んっ……あ〜ん♪」
ウッソ「…」
(このお姉さん、いいなぁ……)
アムロ「ヒイロはチャンネルを変えろ!!」
ヒイロ「任務了解」
(リリーナ…いや、俺にそんなことを想像する資格は無い)
ジュドー「ちぇ、これからがいいところなのに」
(ハマーン先生が…少し怖いが、それはそれでドキドキかも)
シーブック「アルの教育に悪いからね」
(セシリーとあんなこと…はぁ)
ガロード「それ以上に、コウ兄ちゃんが……」
(ティファとあんなこと…)
ロラン「コウ兄さん、大丈夫ですか?」
コウ「……」+激しく出血中+
ドモン「どうして、アルの教育に悪いんだ?」
(たかが、女の裸でそこまで騒ぐものか?)
カミーユ「……駄目だ、この人は」
ヒイロ「……」
(トンカツを奪うなら今の内だ)
ギンガナム「……」
(やるな、少年!!)
キラ。゚(´Д⊂ヽ゚。
アル「……子供じゃないのに」
癪だねぇ・・・・数多くの男共を手玉に取ってきたこのあたしがあんな坊やに捕まるなんて・・・
しかし男と女の関係は、惚れた方の負けだってのは古今東西を問わず真実だからね。
負けた者の定めとして今日もあたしはあいつに尽くすのさ。
シーマはカレンダーの日付を見て溜息を吐く。
本当であれば、「坊やとドキドキ☆クアトラブルトラベル」作戦の発動日。
が、彼女はテディベアを抱きながら、ベッドの上で天井を見上げていた。
先ほど測った温度計は39℃と、冷酷な「絶対安静」と言う名の判決を下していた。
3日も会社を休むという事は、会社のオーナーである彼女にとって初めての事で、
その為、通常の三倍とまではいかないものの、オーバーワーク気味であったツケである。
病院に行ったものの、病状はまだ改善していない。
この日、数えるのが馬鹿馬鹿しい溜息を一つ増やした時、チャイムが鳴った。
「どうやって、動けと言うんだい?」
彼女の台詞を嘲笑うかのごとく、それでもチャイムは鳴り続ける。
同時に、近所迷惑も顧みず大声を伴いながら。
「シーマさん、大丈夫ですか!!」
紛れもないコウの声に、シーマは衰弱した体に鞭を打って玄関まで早足で移動する。
鍵を開けると、深刻に心配した表情のコウの姿があった。
「坊やかい…どうして、あたしの家を?」
「シャクティが教えてくれたんです」
朝、シーマから風邪を引いたとの連絡を受けた彼はシーマの見舞いに行こうとしたのだが、
彼女の家を知らずに途方に暮れていた、
それを見かねたウッソ経由でシャクティから教えてもらっていたのだ。
「そうかい…あの嬢ちゃんにお礼、しなきゃねぇ…」
「そんなことより、大丈夫ですか?」
「フフ…あたしがこの程度の風邪でくたばる訳、ないじゃないの」
この態度は強がりであったが、コウに対しては大きな心配を更に与えるだけである。
「駄目です、寝ていなくちゃ」
普段なら、とてもではない行動ができる時がある。
「キャッ」
コウはシーマをお姫様抱っこで持ち上げると、寝室の場所を聞き出し、
そのままの体勢で、ベッドまで運び、そして降ろした。
(嬉しいねぇ…こうしているのも)
三十路の足音を感じていても、恋する乙女に年齢制限は存在しない。
先程のお姫様抱っこもそうであったが、
(思いを寄せる相手に)甲斐甲斐しく世話をされ悪い気分になるはずがないだろう。
だが、コウはとてもではないが、幸せな気分に浸るどころではなかった。
先程の自分の行為と、外見から想像できない可愛らしい部屋、
そして、美女と二人っきりというシチュエーションは初めての経験である。
余計な事を考えないよう、林檎を剥くのに全神経を集中させている。
彼を眺めるシーマの脳裏にちょっとした悪戯心が浮かんでいた。
「食べさせてくれないかい?」
「え?」
「病人に無理させる気かい?」
「……はい」
爪楊枝に林檎を刺し、シーマの口元まで運ぶコウ。
シャクシャクとした食感、甘酸っぱく、ほんの少し塩の味がする林檎。
おそらく、一家の料理番が見立てた林檎であろう。
彼女にとって、今まで食べた林檎の中で一番美味しく感じられた。
たとえ、それが料理番が選ばなくても。
あらかた、林檎を食べ終えさせるとコウは手持ち無沙汰のように視線をあちこちに動かす。
「ねぇ」
突然、シーマに声をかけられる、コウの体がびくんと跳ねる。
「今回は温泉諦めるけど、また、予定を立てるからね」
「は、はい……」
それだけ言うと、シーマは強烈な眠気に引きずり込まれていく。
コウはずっと彼女の脇で椅子に座ったまま。
彼女が目覚めるまで……
今回の教訓?
「禍福はあざなえる縄の如し」
その後、シャクティ宛に大量の物資が届いたらしい。
「情けは人のためならず」も教訓である。
やべぇ、シーマ様には幸せになって欲しい。とか想いだしてる俺がいる・・・・
そろそろシーマ×コウの間にライバルが入り込んでも面白いかも?
コウと同じ歳位か、コウより年下で若さと元気で引っ張る娘の登場希望
もしくはシーマ様が勝手に勘違いして焼餅を焼くのもありか?
211 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/18 10:21 ID:Q5kq66nb
>>201-209 とても面白かった。
特に207みたいな初期っぽい家族ネタ好き。
206の続きにも期待。
シーマ様のライバルはドロシーはどうだろう?
前にそんなネタがあったしドロシーならシーマ様にもひけはとらんはずだ
千と千尋の神隠し、どうにかして当てはめられないかな…。
湯婆波=カテジナorフレイ
ハク=イザーク
千=シャクティ?
鉄爺=ドズル
鉄爺のところで餌撒いてた女=パーラ、カガリ、シーマ
空の監視役=カズイ
とかw
>>210 ライバルとなるとアレンビーもいいのでは?
シーマ様嫉妬も勘違いと判明。んで、惚れちゃった者同士で意気投合。
そこでシーマ様のとんでもないアドバイスを受けてアレンビー暴走とかw
ある一日の家族会議
シロー「…今日の議題は…だ。明日から2日間の間、VIPが数名うちに泊まることとなったんです。」
ウッソ「ええー?」
アムロ「どういう事だ?」
シロー「実は…かなり緊急の事態で、最初は高級ホテルでの警備ですます…という話だったんですが、
相手がMSまでも運用してきた場合下手に高級ホテルにするよりは、
この家の方がよっぽど防犯レベルは高い…という話になって…。」
ウッソ「そんなのおかしいですよ、シロー兄さん。」
シロー「何とか抵抗はしていたんですが、そのVIPの名前を聞くと流石に…。」
ヒイロ「…勿論警備は俺達だけじゃないんだろうな。」
シロー「…ああ。警察側からこっちに泊り込みを一人、周囲での張込みを20名程…。
後特別に雇った警備員を二人…らしい。」
シーブック「その泊り込む人がアイナ=サハリンさん…とか?」
シロー「何故それを!」
カミーユ「私利私欲の為に家ごと厄介事に巻き込む兄さんなんか、修正してやる!」
ドモン「…おちつけ、カミーユ。…ところで、その特別に雇った警備員とは誰だ?」
(続く)
カミーユ「離せ、離せ!くそぉっ!」
シロー「一人はアレンビー=ビアズリーさん、そしてもう一人がコードネーム死神…としか分かっていないらしい。」
ドモン「…アレンビーか…。ガンダムファイトの特訓が楽しそうだな。」
ヒイロ「死神…奴か。奴もいるなら問題はなさそうだな。」
ウッソ「…でも、VIP招くのにうちみたいな質素な家で大丈夫なんですか?それに…場所に関する問題も…。」
シロー「それに関しては問題ない。そういう事をあまり気にしない人達らしいからな。
因みに理由は、最近某社で開発された新型の特殊ネットワークを別荘と本家で繋ぐ為の改装工事をする間、住む場所が無い、
しかもVIPだけに迂闊な所に泊まると命を狙われかねない…といった理由らしい。」
ガロード「それはそうと、VIPVIPと隠しているけど誰なんだ?」
シロー「…月の女王様とソシエ嬢、更にヒイロの彼女のピースクラフト家のお嬢様、
某薬品、化粧品開発企業の社長シーマ氏、政界の大物の娘ドロシー嬢、コロニー公社から何からと
幅広いシェアを持つカ…」
キラ「え?カガリはアスランの所が…」
シロー「…あそこの家は家で設置するらしい。後あの企業はそこまで大きくも無いので狙われる心配は殆ど無いとの事だ。
因みにラクス嬢、シャクティ嬢も来るとの話だ。因みに拒否する場合俺の給料50%カット、
受け入れる場合、それだけで特別ボーナスとして50万、必要経費は全て向こう持ち。
彼女らの精神的、及び肉体的無事を完全に護った時点で追加に450万の賞与を与えられるらしい。」
シーブック「…随分高額だな…。」
アムロ「…ここは…多数決といこうか。」
(続く)
>>212 ドロシーってGWのドロシー?
そうするとキャラ的にシーマ様と被るんだよね。
(強)シーマ→コウ(弱)←ドロシー(強)
コウがプレッシャーから押しつぶされないか心配(藁
けど、職人さんが書いてくれるならそれはそれでアリな訳だが
>>214 アレンビーは陽性キャラだからシーマ様との対比も効いてくるしいいかも!それ3世。
アムロ「…因みに俺は賛成だ。合計500万…家計はかなり楽になるだろう。
因みに企業間抗争関連も考え、PC内の企業関連データ及び書類は全て預ける事前提で。」
シロー「僕も賛成ですよ。給料カットは勘弁だし、受け入れればアイナと…」
ドモン「いい鍛錬になる。賛成だ。」
コウ「ドロシーにシーマさん…反対です。しかも気高そうな人が多いし…怖い。」
キラ「その前に質問です。急 な 事 情 で フ レ イ が 来 る な ん て 可 能 性 は 無 い よ ね ?」
シロー「安心しろ。彼女は一応婚約者がいる。ほぼ形骸化しているが、立場上サイ君の家に行くほかあるまい。」
キラ「…なら賛成です。」
アル「人がいっぱい来るの?楽しそうだね。賛成だよ。」
ウッソ「賛成…綺麗なおねぇさん…エヘへ…。」
ジュドー「賛成さ。楽しそうじゃん。」
ガロード「そうそう。」
ヒイロ「…それが…任務ならば…只従うのみ…。」
ロラン「あの2人には…いつもお世話になっていますし。賛成ですよ。」
シーブック「家計が楽になるなら…。」
カミーユ「賛成だ。」
アムロ「これで決定だな。コウ、板ばさみは辛いかもしれないが頑張ってくれ。
後ヒイロ、ジュドー、お前らが勝手に設置していたアレも利用するからな。」
ヒイロ「了解。」
ジュドー「わ〜かったよ。」
続きを書きたい方は自由にどうぞ。
ジュドー(…ガロード、ウッソ、お前らなんか嬉しそうだな。)
ガロード(ジュドーもな。だって最高のチャンスだぜ。)
ウッソ(えへへ…。)
アムロ「尚、居ないとは思うが覗きなどを企む輩がカメラを仕掛けるとも限らん為、当日朝にキラに調べさせる。
因みに着替えを覗こうなどと企むものがいた場合…」
ヒイロ「その者は…殺す。」
ドモン「キングオブハートの名にかけて成敗する。」
キラ「…その時は僕らが阻止するよ、兄さん。」
3人(…護衛も含めて考えるとガンダムファイター2人、プロのガードマンクラス2人、
盗撮関連器具の知識もあるPCマニア一人…難しいな…。)
シロー「因みに、家に来るのはそれぞれ仕事、学校などが終わった後で個別に来る。
荷物類は朝かなり早く送られてくるから部屋を整理して置くように。あ…因みに先程のでキエル嬢をいい忘れてた。
つまり敬称略でシーマ、ドロシー、カガリ、ラクス、シャクティ、キエル、ディアナ、ソシエ…
護衛でアレンビー、死神…そして警察側からアイナ…というわけだ。外の監視ははり込み側にある程度は任せていいが、
信じすぎないように。」
アムロ(今回においては特にジュドー、ガロードを一緒にしておくと何を企むか分からんな…。
後向こうが望みそうな組み合わせで…。)
「ジュドーはお前が自力製作した離れ、カミーユはジュドー達の部屋に一時移動してくれ。
キエル嬢達は恐らくそっちに行くと予想されるからな。それとシーブックは俺の部屋、
因みにアルはシローの部屋に移動。ウッソは…」
シロー「要は、彼女らの関係者を身近に置いておく事で彼女らも違和感無く護られることができる…か。
ウッソの方はドモン兄さん達の部屋でいいんじゃないか?」
ドモン「俺は普段殆ど部屋にいないからな。別に構わん。」
ヒイロ「問題は…ない。」
アムロ(ウッソとシャクティはまだ十分子供だ。問題はあるまい。キラとロランは女装地獄に陥る可能性もあるが人柱にするしかない。スマン。)
「因みに、警備総本部はヒイロが勝手に作っていた地下室にする。何故か電源なども完備されているしな。では荷物を運んで準備してくれ。」
全員「はーい。」
そして、次の日より、彼女達が来る事となる…。
次の日の朝五時…。インターホンが鳴る。
ロラン「はい…なんでしょう…?」
アイナ「警察の者ですが・・・。」
そこに突然飛び出してきた
シロー「アイナ!機材は…どこに?」
アイナ「あそこのトラックよ。シロー。」
カレン「…なーに呑気に喋りあってるんだい?急ぐよ、ほら。」
シロー「分かった。それはそうと…護衛の2人ってのは…」
カレン「一人先に来なかったかい?…ほら、あそこにいるよ。」
ドモン「…はっ…はっ…とりゃあっ。」
アレンビー「よいしょっ…。久しぶりのファイト、楽しいね。ドモン。」
ドモン「…ああ。…行くぞ!」
シロー「…なるほど…。」
カレン「いいから運ぶよ。隊長さんよ。」
シロー「そうだな。」
>>219-220 俺が頭悪だけだろうけど、賑やか・・・・とゆーか人大杉で場面としての絵が想像し難いかも・・
けど、続きを期待待ち
アルたんハァハァ…
このスレの楽しみ方間違ってますよね。ええ。分かってます。
今日もあらる所から出てくるシャア、今日は床からだ。
シャア「ロランく〜ん」
が今日は様子が違った。みんなにやにやしながらこっちを見ているのだ。
アムロ「シャア、金がないからって子供番組に出演したんだって〜?ニヤニヤ」
シャア(ギクゥ!)
アル「確か忍風戦隊ハリケンジャーだっけ?僕ももう見ない番組だよ」
シロー「犯罪じゃないけど、ねぇ?ニヤニヤ」
ドモン「赤い彗星として恥ずかしいと思わんのかぁ!!」
ジュドー「サメの着ぐるみはさぞ恥ずかしかっただろうに!ゲラゲラ」
ガロード「時代遅れのセリフ連発だったな!ギャハハ」
シーブック「流石にあれはちょっと…ニヤニヤ」
ヒイロ「……………………プッ」
コウ「今思い出しても充分爆笑できるゲラゲラ」
カミーユ「修正できませんプッ」
ウッソ「ウェンディーヌさんがいなかったら視聴率がた落ちですよニヤニヤ」
キラ「赤い彗星も落ちましたねニヤニヤ」
ロラン「…かっこ悪かったです」
シャア「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
シロー「…行ったよ、やっぱり通常の三倍の速さで」
アムロ「ふぅ、まさかあいつの誕生日ケーキを作ってる時に来るとは思わなかったよ」
キラ「何とか誤魔化せて良かったですね」
シーブック「ちょっと酷い気もしたが…」
アムロ「あれくらいでヘタレるような奴じゃないよ」
ロラン「ケーキできましたよー!」
その後ギンガナム等の妨害があったが、無事にケーキはシャアの口に入ったとさ。
特撮ネタはさっぱりだが、こういうほのぼの系は好きだぞ。
がんがれ。
>>224 こんな感じで、変態仮面が来たらおでん(煉り物のみ)を出すのかな
227 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/19 01:32 ID:4enlxuL0
土井先生か?めちゃくちゃ考えたぜ。
茶の間で、ロランが何やらごそごそしている。
ドモン 「ん、どうした?ロラン。」
ロラン 「いえ、耳をかこうと…あ、ありました。」
ドモン 「そうか。では俺がかいてやろう。えぇい、遠慮などするなロラン!」
弟達とのスキンシップも欠かせない。そう考えたドモンだった。
ドモン 「ん?どうしたそんなに汗をかいて。拾い食いなどしていないだろうな。」
ロラン 「い…いいえ…」
ドモンの何気ないロックを突破することは、ロランにはあまりにも無謀に思えた。
ドモン 「さあ、どこがかゆいんだ?言ってみるがいい。」
ロラン 「いえ、その……ちょ、ちょっと上です。」
ドモン 「ここか?」
ロラン 「いえ、そのちょっと右…いえ…ちょ、ちょっと下…」
ドモン 「こっちか?」
ロラン 「いえ、ちょっと左…あ…もうちょっと奥……」
ドモン 「………」
ロラン 「そう、そこ……あぁん、そっちじゃない……」
ドモン 「……〜〜〜!!!(耳かき棒バキッ!)えぇぇぇい!!!」
ロラン 「(どっきん)に…兄さん?」
ドモン 「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利をつかめと轟き叫ぶ!!」
ロラン 「ド…ド、ドモン兄さん!!?」
ドモン 「ばぁくねつ!!ゴォォォッドフィンガァァァァァァッ!!!!!」
ロラン 「い……いやぁぁぁ〜〜〜!!!…ぁぁぁ………はぁぁぁぁ……………」
光り輝く小指で耳をかきはじめるドモン。その下でなされるがままのロランだった。
………
ドモン 「どうだ、こんなに……ん?気持ち良くて寝てしまったようだな。まあいい。」
己の修行へと帰って行くドモン。茶の間に残されたのは、ぐったりと気絶したロランであった。
後日、牛乳パックを一気飲みするドモンの横を、頬を染めてうつむきながら通り過ぎる
ロランがいたとかいないとか。
>>229 おもしろいんだがちょっとアレだ。エロいな(w
リルハァハァしちゃったYO
こういうの好きだ。今後期待。
>>219 揚げ足を取るようでスマソだが、
>>216に
>シロー「…月の女王様とソシエ嬢、更にヒイロの彼女のピースクラフト家のお嬢様
とあったので、リリーナも来ると思われるのだが、名前が抜けてるyo…
>>229 徹夜明けでセンシティブな脳と股間に刺激的なネタだな(ワラ
しかしこのネタに興奮しかけている自分をヤバいんじゃないかコイツと
冷静に見つめる自分Bがありおりはべりいまそかり
…おやすみ。こういう夢見たりしてな。
家の中では…。
アムロ「キラ、…家の中に盗撮機材の類はまだあるか?」
キラ「これで最後です。…合計20個…風呂と脱衣所のミラージュコロイド仕様の2個はジュドー達としても
他の18個は…。」
アムロ「誰だか想像はつく。変態仮面、フレイ、ハマーン、仮面レス変態仮面…。いくらでもいるからな。
お前の部屋の1個はどう考えても…」
キラ「フレイじゃないですよ。今全部逆探知作業終わらせましたけど、
10個が変態仮面衆、5個がハマーン先生、残りの4個がグエン卿、最後の一つは
自室のPCを勝手に弄られないように、ウッソと一緒に買ったんですよ。
あの中には機密データがゴロゴロと…。最もあのデスクトップPCを起動する方法は
ノートパソコンに入れてあるとあるツールを使うしかは無いですけど。」
アムロ「ノートパソコンの方は大丈夫なのか?」
キラ「常に持ち歩いていますから。大丈夫ですよ。あっちも起動条件はかなり厳しいですし」
アムロ「なら問題は無いか。例の合同プロジェクトのデータが漏れたら大変だからな。
それはそうと…そろそろ下の機材運び込みを手伝うぞ。」
キラ「そうだね。頑張らないと。」
その後キラが、届けられたカガリの荷物の中に大量の金染めスプレーを見つけて
泣き崩れたり警察の機能の稚拙すぎるOSをキラとアムロの2人で書き換えたり、
死神ことデュオとヒイロが顔を合わせてかなり異様な空気が漂ったり
いつもの如く朝食を狙いに来たギンガナムがアレンビー、ドモンの
ダブルゴットフィンガーでミンチになったりキラがロランに頼まれて
洗濯物を干す為に引きずり出してきたソードストライクにゼクスとクルーゼ
が踏まれたりといろいろあったがそこまで致命的な事は何一つ無く、
内部護衛部隊も交えて朝食をとることとなった。
デュオ「早速3人も来たな。どっから情報仕入れたんだか。」
アムロ「…あいつらはストーカーですよ。ロランとキラの。」
アレンビー「男にストーカーする男…変わってるわね。」
ロラン「…多分…原因は別の所に…。」
アイナ「別の所?」
ジュドー「これ見れば理由は十分わかると思うよ。」
デュオ「…おっと。俺は原因に想像がついてるから見ないでいいぜ。」
ヒイロ「昨年デュオ=マックスウェル達成依頼リスト…大晦日…」
デュオ「人の手帳を勝手に掏るな!」
アレンビー「…もしかして…これって女装?片方は分かるけど…」
アイナ「片方は今回の護衛対象の一人、カガリ=ユラ=アスハ嬢…。」
ジュドー「ところがどっこいここにいるキラ兄さんに金髪仕様の鬘を被せると…。」
ガロード「なんとカガリ嬢に早変わり。もっとも顔の色が微妙に違うけど、それはメイクでどうにでも。」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
(続く)
句読点を打ってくれないと読みにくい
カミーユ「ジュドー、貴様…キラを何だと思ってるんだ!」
アムロ「全くだ。悪戯も程ほどにしろ。」
ジュドー「そんなに怒る事じゃないじゃんかよ……ったく…。」
ガロード「そうそう。只鬘被せただけじゃん。」
カミーユ「貴様ら、修正してやる!」
アイナ「なんか色々と事情があるみたいね。」
シロー「2人とも趣味でしてるわけじゃなくて状況その他の要因が相成って
させられてる…ようなもんだからね。」
シーブック「全く…静かに飯も食べられやしない。」
キラ「…まあいいや。これから起こると予想されることに比べたら…。」
(鬘をかなぐり捨て、涙目で食べつづける)
ロラン「これから予想されること?」
キラ「…荷物の運び入れをしているときに偶然見つけたんだけど、
カガリは金髪にするための髪染めスプレーを大量に持ち込んでるんだ。カガリのあれは地毛なのに。
更にラクスもディアナさん達も常識外れにいっぱい服類、化粧品を…。」
ロラン「…それってまさか…」
キラ「多分…と言うか絶対…」
2人「・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ 」
(続く)
名前欄の所にタイトルと何話目とか書いた方が読みやすいと思うなー
このスレの上の方の作品のやり方とか参考にしてみたら如何?
スマン。今回良いタイトルが浮かばなかった。
因みに随時タイトル募集中。
えーと....
>215-216,218-220,234-235,237
が同じ職人による続きモノのネタだよね?
タイトルは無理につけなくてもいいから「〜の続き」と名前欄に続き番号を入れて欲しいな。
それをしないと単発ネタなのか、続きネタなのか、続きだとしたらどの番号の続きネタなのか、
読む前に探さなきゃいけないから読む方が面倒なんだよね
保守
アムロ「すっかり秋だな。芸術の秋ということでみんな何かやってみないか?俺は友人のカイやハヤト
と一緒に昔のニホン軍の戦闘機の研究をしてみようと思うんだが。そういえばブライトは聖書
の考察をするらしい。」
カミーユ「俺は彫刻でもやってみようかな。ロダンって人が教えてくれるっていうんだ。フォウとロザ
ミィは薬物中毒の経験を活かして『トレインスポッティング』って本を書くらしい。」
ロラン「へぇー、本ですか。僕もなにか書こうかな。音楽家の話なんかいいかなぁ。ジャン・クリスト
フって名前の主人公にして、タイトルもそれを使おうかな。そういえば僕の友人のキースも本
を書くらしいんですよ。ダニエル・キース・レジェっていうペンネームで、『ボルジャーノン
に花束を』っていう話を。」
つまんなかったらすいません。設定はここだけのものです。
フォウとロザミィの『トレインスポッティング』
キースの『ボルジャーノンに花束を』
受けますた(藁 他に何かあるかな?
シローの『ロビン・フッド(ケビン・コスナー版)』
アムロの『ロビン・フッド/伝説のタイツ男』(上のパロディ)
アルビオンのパイロットたちの『アニマルハウス』、
ガトーの『沈黙』シリーズ、
キラの『アタック・オブ・キラートマト』
サイの『ガタカ』だなw
247 :
242:03/02/20 13:36 ID:???
>>243、244、245 レスありがとうございます。本を書くというアイディア
に関しては下の方にあったあっても読みたくないガンキャラの著書という感
じのスレを参考にさせてもらいました。
>>246 ガトーの『沈黙』シリーズ、受けました。
>215-216,218-220,234-235,237続き
シロー「…激しい殴り合いに発展してるカミーユ、ジュドー、ガロードと鎮圧してるアムロ、
更に今はどう見ても話の通じる状況じゃないキラはおいといて…。」
ヒイロ「…でもキラはアレのとき頻繁に女装せざるをえない状況に追い込まれていたから慣れた物だと思っていたが…。」
ロラン「…ここ1ヶ月程は例の大火事の件のおかげもあって女装してないですから。気が緩んだんでしょう。」
ウッソ「兄さん、あの人に頼まれちゃうと逆らえないからなぁ…。」
シロー「まぁそれは置いといて…だ。今回の仕事の障害となるものに関してだ。」
デュオ「障害かぁ。」
ドモン「何が敵だろうと殲滅するのみ!」
アレンビー「私たちは…負けないよ。」
シロー「まずは…変態仮面集団。ロランを狙うグエン卿、ハリー。
ハリーはディアナ様の忠実な部下だからディアナ様次第では味方に回るが、
グエン卿の執着心は危険。下手をすると人質と言う手段さえ使いかねない。」
デュオ「まあ…確かに…な。ま、その程度は問題ないさ。」
シロー「そして、シャア、クルーゼ。シャアに関しては直にラクス嬢を狙う可能性あり。
まぁラクス嬢に手を出した時点で奴の人生は破滅、おまけでキラとアムロによる粛正もつくだろうから
たいして問題はなし。ゼクスはリリーナ嬢を攫う可能性があるが、兄だし妙な事はしないだろう。
一番の問題は…だ。」
ウッソ「一番の問題?」
シロー「ドモンを修行に連れ去ったりシャアの味方をする恐れのある東方不敗、
ここにラクス嬢がいることを知った場合、確実に激昂して直接攻撃に出てくるであろうフレイ。
更には食物を漁りにくる上、ディアナ氏と対立しているギンガナム…なわけだが。
それぞれ顔写真を回しておく。彼らが接近したら報告して欲しい。」
デュオ「分かった。」
シロー「…では、御馳走様。」
全員「ご馳走様。」
シロー「学校、職場もそろそろ時間だぞ。急がないと危険だろう。」
そして、皆がそれぞれの職場、学校へ向かう。
(続く)
話し合いのしめくくりが「ごちそうさま」なのが家族って感じでイイね。
このスレでは、フレイがサイの彼女だったという
設定がほぼ触れられていないのでサイの悲劇度八割減。
良かったねサイ。
リリーナは今日も街頭で完全平和主義を訴えていた。だが、聞いてくれるものなど一人もいないよう
だった。昨日も一昨日もそうだった。街行く人はみな気の毒そうな目で自分を眺めるばかりだ。だが、
「素晴らしい意見だ。感服したよ。おっと、名乗るのが遅れたかな、私の名パプティマス・シロッコ」
リリーナ「シロッコ様・・・ですか。聴いてくださってありがとうございます。でも、そういってくれ
るのはあなただけのようですね。」
残念そうな表情のなかにも自分の言葉を聴いてくれたひとがいたことに対する喜びが隠しきれない。
それを見て取ったシロッコの両の瞳が妖しく輝く。真っ白な軍服に頭のてっぺんにわっかをつけた髪型
という変わった格好をしているが、シロッコはかなりの美青年であり、妙な色気さえある。
シロッコ「私についてきてくれないか?サラやレコアも君の話を聴きたいだろうし、ああ、サラとレコ
アというのは私の友達のような女性達なのだが。」
リリーナ「で、でも・・・」
シロッコ「今後の地球圏を導くのは女性だと思っている。(口説き文句)」
そう言うとシロッコは何気なくリリーナのほほに手を添えた。その瞬間、今まで人ごみの中でことの
なりゆきを黙ってというか、気配まで消して見守っていた少年が2人の間に割って入った。
ヒイロ「リリーナから手を離せ。リリーナ、こいつは危険だ。手を離さなければ・・・」
シロッコは黙って手を離し、少年の方に向き直った。しかしその顔にはあからさまな嘲笑が存在した。
ヒイロ「お前を・・・殺す。
to be continued・・・次回から一気に邪道な話です。
>>252の続きです。
ヒイロには勝算があった。この男はニュータイプとやらかもしれないが、体を使うことに関しては
普通の人間と大差はないはず。そして自分に勝てる力を目の前のヤサ男が秘めているとは思えない。
が、
シロッコ「勝てると思うな、小僧!ジュピタープラチナ THE・O!!止まれい、時よ!!!」
なぜか鳴り響く ドォオオーン!! という効果音と共になんとシロッコは時を止めたのだ。そ
して身を守ることさえできないヒイロの体に無数の拳を叩き込んだ。
シロッコ「俗人が!俗人が!俗人が!俗人が!俗人がぁー!!!」
その完全に一方的な破壊行為を充分だと感じたのち、振り返ると共にシロッコはつぶやいた。
シロッコ「そして時は動き出す。」
リリーナはなにが起こったのか、わからなかった。誰も何もしていないのにヒイロがいきなり吹っ
飛び、これ以上ないというほど殴られているのだ。
ヒイロ「任務失敗・・・すまない、リリーナ・・・」
そうつぶやくとヒイロは気を失った。シロッコはすかさず心配するふりをしてリリーナの肩に手を
掛けた。ヒイロを気遣うセリフをリリーナの耳元でささやきながら。と、その時、
「リリィイイイナァア!!怪しいヤツ、私の妹に手をふれるなぁ!!」
シロッコ「この声は?ギンガナムに似ているが、やつに妹がいたのか?」
to be continued・・・ この最低の話はもう少し続きます。すいません。
jojo厨逝ってよし
このごろヒイロの様子がおかしい……と気づいたのはロランだった。
家に居る時はほとんど地下の自室に篭っている。
夕食後もテレビを見ることもなく、自室へ戻ってしまう。
ロラン 「この頃ヒイロの様子、変じゃないですか?」
アムロ 「ん?どんな風に変なんだ」
ロラン 「それが…はっきりとは判らないんですが…
ドモン兄さん、同じ部屋にいて気がつきませんか?」
ドモン 「俺にも良く分からん。第一あいつは無口過ぎて普段から何を考えているのか…」
ロラン 「確かにそうですね」
シーブック「おかしいといえば…今日バイトの帰りにペットショップでヒイロを見ましたよ」
アムロ 「ペットショップ?」
アル 「さっき、ごはんが出来たってヒイロ兄ちゃんを呼びに行ったら部屋の中から
『ゼロ、ゼロ』って言う声が聞こえたけど…」
ロラン 「アル、ヒイロの部屋の中には入ったんですか?」
アル 「ううん。そういえば入れてくれなかった」
シーブック「怪しいなー」
アムロ 「よし、俺が行って様子を見てこよう。隠れてコソコソやるのは良くないからな」
ドモン 「いかがわしい事をしているようだったら、ゴッドフィンガーをくれてやろう」
続く
こうしてアムロがヒイロの様子を見に来たのだが、その場にいた兄弟は皆ゾロゾロとついて来た。
ヒイロ 「よしゼロ、うまいぞ!」「ゼロ、こっちだ!!」「こら、ゼロ!やめろ!!」
兄弟達 「……(あのヒイロが嬉しそうに喋っている!)」
アムロは軽く深呼吸すると、ドアをノックした。
アムロ 「ヒイロ俺だ、入るぞ…ん?開かない」
部屋の中「…(無言)…」
アムロ 「ヒイロ、どうしたんだ?ここを開けろ」
ヒイロ 「……何の用だ」
アムロ 「お前の様子がおかしいと聞いたので、様子を見に来た」
ヒイロ 「……別におかしい所などない」
アムロ 「しかし、お前をペットショップで見たという者がいる。隠れて何か飼ってるのか?」
シーブック「ヒイロ、兄弟間で隠し事はいけないぞ」
ドモン 「さっさと開けないと、こんなドアは俺が吹き飛ばしてやるぞ」
続く
カチャ…
開いたドアの目の前に立つヒイロの肩に乗っていたのは…「シマリス」だった。
まだ子どもらしいそのリスは、ヒイロの肩の上でシッポの手入れをしていた。
アル 「うわぁーーリスだ!可愛いーー」
ロラン 「リスだったんですか…」
ヒイロ 「騒ぐな!ゼロが怖がる!!」
アムロ 「どうしたんだ、このリス?」
ヒイロ 「リリーナの所から貰った、というか貰わされた」
ドモン 「なぜ隠す?男らしくないではないか!!」
ヒイロ 「このリスはまだ赤ん坊だ。手乗りにするなら今仕込まねばいけないと言われた。それに…」
ロラン 「…何ですか?」
ヒイロ 「家はペットを飼う余裕がないと…常日頃…」
アムロ 「まあ…確かにな」
アル 「おいでーゼロ!」
アルが手を差し出すと、ゼロはそちらへ行こうとした。
ヒイロは「アル、これを手に乗せるんだ」と、ひまわりの種を手渡す。
ひまわりの種を手に乗せてアルがもう一度ゼロを呼ぶと、ゼロはアルの手に飛び乗った。
アルの手の上で種を食べるゼロの仕草はとても愛らしかった。
続く
ロラン 「可愛いですね…」
シーブック「本当だー」
アル 「アムロ兄さん、ちゃんと家で飼ってあげようよーー」
ドモン 「アルもこう言ってる事だ、よいではないか、兄さん!」
アムロ 「うぅーむ…まぁ、たまには…」
ヒイロ 「元々はゼロは俺が貰った。餌代などは俺が出す」
アムロ 「そういう事ならいいか」
アル 「ヒイロ兄ちゃん、僕にも世話させてよ!」
ヒイロ 「ああ。俺が居ない時の世話はお前に頼もう」
アル 「やったぁー!」
ロラン 「良かったですね、ヒイロ、アル」
ゼロも喜んだのか、みんなの肩に次々と飛び乗った。
こうして一家に新しい家族(?)が増えた。
『ゼロ』シマリス♂
終わり
※設定上、マズイようでしたらパラレルにして下さい。
>>258 神!
トリィやハロとからませてもいいですか?
高度な人工知能を備えた家庭用ロボット・ハロ。
ガンダム兄弟の家には3体ある。長男アムロが開発者でメーカーの幹部なので、
それだけの数があっても不思議ではない。
1体目はアムロが所有している。彼が最初から設計したもので、市販されている全てのハロの原型だ。
量産品では省略されたいる手足があるのが特徴だ。
造られて10年以上たつが、いまだにテストベッドとしてアムロ自身の手で改良され続けている。
ライバルメーカーにすればこの初代ハロは宝の山なのだが、いまだその中身を暴いた者はいない。
もはやブラックボックスと化したこの初代ハロの全てを把握しているのは、製作者本人だけだろう。
2体目はアルの物になっている。もともとはカミーユが手に入れた市販品だったが、
内部の解析が終わるとカミーユは興味を失ってしまった。
3体目はウッソの物だ。量産型だが2体目よりずっと新しく、
人間と漫才が出来るぐらいに人工知能が強化されている。
その上、ウッソや機械科のシーブックやジャンク品集めの得意なガロード、ジュドーの手にかかって、
かなり無茶苦茶な改造が施された。ラーカイラム社の無償修理を受けることは不可能だが、問題無い。
261 :
258:03/02/20 17:58 ID:???
>>259 ありがとうございます。そうして頂けると嬉しいです。
>>250 >このスレでは、フレイがサイの彼女だったという
>設定がほぼ触れられていないのでサイの悲劇度八割減。
過去ログを読むと多少は悲惨な目にも遭ってる(つД`)
なお、ガロードがジャンクパーツばかりで違法に改造をしたハロを売ろうとしたが、
特許権使用料も払わず違法に作った物が流通するようになるとラーカイラム社、ひいては一家の経済の
首を絞めることになるとアムロにこっぴどくしかられたのだった。
さらにアムロの技術者魂は稚拙な改造も許せなかったらしく、改造技術についてもひとしきり講義されるはめになってしまった。
一方的に怒られてへそを曲げてしまったガロードだったが、
「そんなに自分の作った物を売りたいんだったら、うちの会社で作ってみろ」とアムロにラーカイラム社に連れて来られ、
短期のアルバイト扱いで働くことになった。彼は開発者会議で違法改造ハロにつけた機能を製品に追加することを提案した。
このアイデアは製品化可能と判断され、新バージョンから追加されることになった。
新バージョンの一台目はガロード自身が仕上げ、後日彼からティファに手渡されることになる。
ガロードの方にはアイデア料として少なからぬ報酬がラーカイラム社から支払われ、彼のプライドも満足した。
>>254 やはりやりすぎましたね。思いついたままついやってしまいました。
続きを書くのももうやめます。皆さん本当に申し訳ありませんでした。
…ラクスのハロは、完全にアスランのお手製。
アムロのハロとは根本的に違い、大きさも違う。
但し基礎OSの質が違うため人工ペットとしての機能はウッソのハロに匹敵する。
ちなみにピンクちゃんだけは異常なまでの多機能を搭載されているらしいが、それに関しては後々分かるだろう
267 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/20 22:39 ID:OeuOkxrh
>>250 思い出してしまったからには何か書くか・・・
とか思ったが作品中であんだけ悲惨だと、何も書くことが思いつかない・・
寒さで白い息を吐くロランが見たい
そして暖めたい
269 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/20 22:52 ID:m6LGkn1C
サイはせめてこのスレでは普通ないい奴でいさせようぜ
このスレではむしろアルたん
末っ子ハァハァ
>269
まぁ、キラからしてこのスレでは本編とは似ても似つかぬ良いヤツにかかれてるからなぁ
と言うか最近の香具師の言動を見てるとをガンダム歴代主人公に入れて良いのかとすら思えてくるよ…
最初はそうでもなかったんだけどな(´・ω・`)
>>271 今さら言っていいのか…
公式にはアスランも主人公だったりする…
ここまでスレも進めば今さら加えられないけど。
>>272 >ここまでスレも進めば今さら加えられないけど。
「兄弟に」という意味
白い悪魔(とその家族)の行動もあって順調なラー・カイラム社
ブライト「ハサウェイ!?どうしてこんなところに?」
ハサウェイ「父さんの会社に就職しようと思って面接に来たんだ」
アムロ「いいんじゃないか?ブライト、俺だって忙しいし、使える人材は多いほうが良い」
ブライト「しかし・・ハサウェイはまだ子供だ・・」
ハサウェイ「父さん!俺だっていつまでも子供じゃない、社会に出て働きたいんだ!」
ブライト「・・・分かった、とりあえず後で話そう。ロビーで待ってるんだ」
ハサウェイ「ありがとう!父さん!」
走り去っていくハサウェイ
アムロ「いい息子さんじゃないか、ブライト」
ブライト「・・・・」
ところ変わって面接試験場、なぜチェーンが面接官なのかは気になさらぬように
チェーン「では、どうしてこの会社に就職しようと思いましたか?」
クェス「あんたアムロとはどういう関係?」
チェーン「え?あの、志望理由は・・?」
クェス「私はこの会社に就職するためにインドで四年も修行したんだ!」
チェーン「え?え?」
クェス「あんたこの会社辞めなさいな!」
ケーラ「そいつをつまみ出しな!」
警備員に引きずられ追い出されるクェス
チェーン「・・・」
ケーラ「・・・・」
チェーン「あ、あの子採用するんですか?」
ケーラ「安心しな、そんな事ありえないさ」
警備員に引きずられロビーまで来たクェス
ハサウェイ「クェス!面接どうだった!?」
その状況を見て、分かれハサウェイ
クェス「子供は嫌いだ!ずうずうしいから!」
ストーカーのごとくクェスの面接する会社を調べ上げ、自分もその会社に入ろうという計画、失敗
ハサウェイ(ピキーン)「チェーンかー!」
腐ってもニュータイプ、面接会場へ走り出すハサウェイ
ハサウェイ「やっちゃいけなかったんだよ〜!」
面識の無い変なガキが飛び入りしてきてビックリしているチェーン
ケーラ「また変なのが!」
一番ビックリしてるのは面接に来たユウ・カジマ
手当たり次第に物を投げて戦うハサウェイ、だいたいユウに当たる
ユウの脳内会議、開催
ユウ「ここであの小僧をぶちのめすのは簡単だが面接官に悪印象を与える!」
ユウ「いや!棒立ちしていたって臆病なへたれと思われる!反撃すべきだ!」
ユウ「どうでもいいから止血ぐらいしろ!血が止まらん!」
ユウ「妙に手際に良い止血をしてみろ!変人と思われるのが眼に見えている!」
ユウ「ここは民主的に多数決にすべきだ!」
ユウ「何人居るかもわかってないのに多数決などできるかよ!」
ユウ「流派東方不敗の奥義をもってすればあんな餓鬼などミンチにできる!」
ユウ「それでは意味がない!我々の最終目的は就職ということを忘れるな!」
ユウ「どうでも良いから早く決めろよ!このままじゃ死ぬだろうが!」
ユウ「守ったら負ける!攻めるんだ!」
コウ「この会議は・・地獄だ・・」
そんな会議が展開中の中、投げるものが尽きたハサウェイが突っ込んでくる
が、あっさりケーラに投げ飛ばされ、壁にぶつかって痛みにあえいでいる
ちょうどそのタイミングで会議が終了、ミンチが採用されたようだ
ゴシャメキュ!
転がるハサウェイに止めが刺される。
チェーン「うわ・・」
結局、ブライトによって二人とも不採用、しょんぼり帰るユウ、今夜の脳内会議は荒れ模様
>274-275
乙。
ユウの脳内会議に続けてコウの発言?
字面が似ててわかりにくいから、いるならいると、簡単に説明した方が良かったと思う。
それにしてもユウ・カジマはどうやって面接を受けてたのだろう。
>276
なんか一家の言動に脳会議が途中で似てしまったため
いっそ入れようとか思って、ついでに似てるコウはそのまんま入れちゃいました・・
コウ好きなんすよ。あとパラレル扱いでお願いします。
荒れるのが怖いので朝っぱらにネタ投下してみるテスト。
基本的にギャグなので深く考えないで下さい。
パラレル扱いでも全然余裕。
肌に合わん、と思われた方。
激 し く ス ル ー で お 願 い し ま す 。
とある日曜の昼下がり。
ロランはいつものスーパーに夕飯の買い物に来ていた。
ロラン「ああ…夕飯だけじゃなくて明日の皆のお弁当の分も買わなきゃいけないんだよなぁ。
毎度夕飯の残り物詰めるのもなんだしな…。」
呟きながら歩くロラン。と、冷凍食品売り場の試食コーナーのおばちゃんに呼び止められた。
「そこのおにいさん!新商品なんだけど、試食してみないかい?」
ロラン「冷凍食品か…。(これなら弁当作りも楽だけど割高なんだよなぁ…)」
「試すだけ試してみなよ!気に入らなかったら買わなくていいからさ。」
ロラン「はぁ、じゃあ、ひとつだけ…。」
家計のことを考えるとあまり気乗りはしなかったが、おばちゃんの押しに負けて、手渡され
たミートボールをパクリと食べた。
???「(よしっ!!)」
物陰からそんな声が聞こえた気がしたが、ロランはそれどころではなかった。
ロラン「!?なんだ…?コレ…頭が……痛いっ!」
食べ終えたロランが「不思議な味ですね」と言おうとした途端、猛烈な頭痛が襲って来たのだ。
あまりの痛さにその場にうずくまる。
>>279は1/7です。間違えたー。
「お・おにいさん?だいじょ…」
グエン「どうしたんだ、ローラ!大丈夫か?」
慌てて声をかけるおばちゃんを遮り、凄い速さで物陰から飛び出し、すかさずロランの傍らに
膝をつきグエンが言う。
ロラン「…?グエン…様…?(あれ?頭痛が和らいできた…)」
グエン「や・やぁ、ローラ。偶然だね。(大嘘)それより具合が悪そうだけど、大丈夫かい?」
ロラン「ええ。なんか、今凄く頭が痛かったんですけど、治ったみたいです。…!!?」
バチバチバチッ!!
そう言いながらグエンの方を振り向いた瞬間、ロランの頭に電流が走った。と、同時に何故か
グエンから瞳を離せなくなっていた。鼓動が意味もなく高まり、暑くもないのに頬が紅潮する。
ロラン(こ…これは…グエン様が何時になく輝いて見える…?どうして…?)
ロランの意に反して身に覚えの無い感情が沸き上がってくる。
ロラン(ああぁあ。これは!この感情は!いやだ。こ…こんな気持ち悪いセリフ絶対言いたく
ないのに絶対絶対絶対絶対絶対…!!)
グエン「…ローラ?」
自分の顔を見つめたままフリーズしてしまったロランに心配げにグエンが尋ねる。
ロラン「…もぉ…だめだ……僕は、グエン様を好きになってしまったみたいなんですよー!」
続く
キモイからやめれ
グエンの頭の中で鐘の音が高らかに響いた気がした。
グエン(ホレ薬キイタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!)
(フフフフ…。スーパーのおばちゃんまでだまくらかして買収した甲斐があった!)
頭の中ではフェスティバル真っ最中であったが、なるべく平静を装いロランに言う。
グエン「嬉しいよ…ローラ。今の君なら私の元へ…来てくれるね?」
薬の効果に理性が負けてしまったロランは、少しぼんやりしていたが、「はい」と言いかけて
やめ、腕組みをすると、何やら考え込んでしまった。
ロラン「……。やっぱり…兄弟達に黙って行く訳にはいきません。せめてアムロ兄さんだけで
も…。説得してみます!」
グエン「は?ちょっと…ローラ!?」
言うが早いか、ロランは自宅へとダッシュして行った。グエンも慌ててその後を追う。
「イタズラ用の激辛ミートボール…とか言われてたけど…違かったのかしら?」
スーパーにはおばちゃんの呟きだけが残った。
続く
アムロ・ドモン「「グエンを好きになったから家を出たい〜〜!!?」」
アムロとドモンは、「弟」ロランから発せられた突拍子もない言葉の意味をすぐには理解出来
なかった。
そもそも、買い物に行ったはずのロランが手ぶらで、しかも息せき切って帰って来た挙げ句、
アムロに大事な話しがあると言って切り出すような話しではない。
他の兄弟はそれぞれの事情で出掛けていて、家に居たのはアムロとドモンだけだったが、皆が
居たら大混乱になることはまず間違いないので、それは不幸中の幸いと言えるかもしれない。
しばしの沈黙のあと、口を開いたのはドモンだった。
ドモン「!そうか!ロラン、グエンに脅されてるんだなっ!?」
ロラン「違うよ、ドモン兄さん。」
アムロ「…。違うのか…?じゃあ、嫌がらせか?ロラン。何か不満があるならちゃんと聞くから、
そういう心臓に悪い冗談はやめてくれ。」
ロラン「冗談でこんな事言わないよ!本気なんだ。だから…兄さん達にはちゃんと認めて貰い
たくて…。」
真顔で話すロランの額に、アムロが手をやる。
アムロ「熱は、無いみたいだな。」
続き
ドモン「!!そうか!薬だッ!あの変態ロランに変な薬盛りやがったな!!」
アムロ「それだドモン!そうに決まってる!」
兄弟の意見が一致した所に、無遠慮に扉を開け、グエンが侵入してきた。
グエン「ローラ!」
ロラン「グエン様。ちょっと待って下さいね。今なんとか説得……。」
言い終わらない内に、もうドモンがグエンに飛びかかろうとしていた。
ドモン「この変態野郎〜!ロランに何盛ったぁ!?カミーユじゃないが、修正してやるッ!!
俺の右手が(略)ゴォォォッド…」
ロラン「やめて下さい!!」
グエンとの間に割って入ったロランに、慌てて動きを止めるドモン。
ドモン「退けっロラン!」
ロラン「嫌です!暴力は止めて下さい!兄さん達にはグエン様はただの変態に見えるでしょうけ
ど、…僕もついさっきまで変態だと思ってましたけどッ!今は!!僕の大切な人なんですよ!」
その言葉にグエンは色んな意味で目頭を熱くした。
アムロとドモンは、と言うと、ロランにこんな気色の悪い台詞を言わせた元凶であるグエンを思
いっきり睨んでいた。
続く
>>283 arigatonn
グエン「ドモン君…右手を光らせるのを止めてくれないか?アムロさんも…声にならない声で威
圧しないで下さい。」
アムロ「この状況で怒るなと言う方が無理だろう?」
涙目のままグエンは続ける。
グエン「心配しなくても、ローラは大丈夫ですよ。家までくるのに7、8分かかりましたからね、
そろそろ…。」
ロラン「!!?うわ…頭が……割れそう!!」
またもや激しい頭痛がロランを襲った。
アムロ「ロラン!?」
ドモン「どうした!」
ロラン「う…ん。あれ?兄さん達?ここは…家?僕は…確か買い物に行ったんじゃなかったっけ?」
頭痛から解放されたロランはいつものロランに戻っていた。薬の事は覚えてないらしい。
アムロ「ロラン…良かった、元に戻ったのか。」
グエン「このホレ薬、10分しか効果ないんだよね…。(遠い目)」
アムロ「10分!?(またハンパな)」
ドモン「つーか、やっぱり薬の飲ませてたんじゃねーか。」
続く
グエン「ローラ。」
呼ばれてロランは改めてその存在を知った。
ロラン「グエン様、いらしてたんですか?(何しに?)」
グエン「ごめんよ、ローラ。たった10分でも…いや、本当は一言、一度でいいから、私の元へ来
ると言って欲しかったんだ…。」
ロラン「?? はぁ。(絶対言いたく無いけど、って何の話しだ?)」
グエン「(夢は叶ったから)こんな卑劣な手は二度と使わないと誓おう。ご兄弟にも迷惑をかけた
な。それじゃ、私は失礼するよ。」
ロラン「はぁ。お構いもしませんで。(結局何しにきたんだろう?)」
ロランがあっさり元に戻った事と、去り行く男の後ろ姿が余りに物悲しかったせいで、アムロとド
モンの怒りも静まってしまった。
アムロ「ただの変態かと思っていたが…。あの人……なんか…ね。」
ドモン「哀しい男だな…。」
アムロ「でも。」
ドモン「ああ。」
アムロ・ドモン「「変 態 は 変 態 だ !」」
その日以来、ロランに「見知らぬ他人からの飲食物はどんな物でも断る」と言う忍者の様な掟が課
せられたのは言うまでも無い。
余談だが、その日の夜、グエンを小1時間問い詰めたスーパーのおばちゃんが、お詫びにと大量の
冷凍食品を持って来てくれたので、数日間、ロランは楽にお弁当を作れたとか。
完
おもろ。俺は好きだぞ。次作にも期待。
>287
大量の冷凍食品の金の出所はグエンと思われる。
良い!っていうかロランが好きだから出てるとほのぼのしてしまう。
>>288-290 アリガトン。今度書く時があったら微妙なネタじゃなくて
突っ走ったギャグを目指してみるよ。
朝の五時、リグ・シャッコーと根性で地球に降り立った猛者がいた
クロノクル「さて、カロッゾパン屋・・・どこにあるのか・・」
今回クロノクルに与えられた仕事は
「カロッゾパン屋との専属契約をとって来い」だ
クロノクル「この辺の地理はファラ部長のほうが詳しいと思うんだが・・」
ファラ部長は教師をしていたことが判明し、使い方に難しさを
感じたため宇宙漂流刑に処された、救助されて今は教師に専念しているらしい
クロノクル「いまさら会いに行ったらギロチンが待っていそうだしな」
そのうち、考えている時間が無いことに気付きとりあえず歩き出すクロノクル
そう、自分が行けないことに怒り狂うマリアによって
会社をミンチにされる前に自分が契約を成功させねばならないのだった・・
クロノクル「パン屋と契約しただけで社運が変わるとも思えんがな・・」
クロノクル「こんな朝早くの日曜では道を聞くにも人がいないか」
人気の無い朝の町を徘徊するクロノクル
マスクの異様さと相成ってただの変態にしか見えない
そこへジョギング中の青年が通りかかる
クロノクル「あー君、この辺りで仮面をつけた男の経営するパン屋を知らんか?」
コウ「それならこの近くですよ、道が分からないなら案内しますね」
クロノクル「すまない、助かるよ」
二人は並んで歩き出す 続く
コウ「宇宙から来たんですか?」
クロノクル「ああ、仕事でな」
コウ「仕事でパン屋に?」
クロノクル「色々あるんだよ・・」
どうやらお互い気が合うらしい、日常の愚痴などこぼしつつ歩くとすぐにパン屋についた
コウ「・・・閉まってますね」
クロノクル「そうだな、早過ぎたか」
コウ「少し時間をつぶしましょうか」
クロノクル「付き合ってくれるのか?」
コウ「付き合いますよ」
クロノクル「悪いな・・・」
クロノクル「まあ姉も凄いが今までで一番酷かったのはあれだな、昔付き合っていた女が一番酷かった・・」
コウ「あなたもですか?
僕も付き合う羽目になった金髪の女に酷い目に遭わされたんです」
クロノクル「偶然だな、私が付き合っていた女も金髪なんだ
まぁ、今となっては過去の事だからな、気にしてもしょうがないかもな」
コウ「そうですね・・これからいいことがあるかもしれないですしね!」
クロノクル「そう考えることにするよ・・・・お、あの店開けるようだぞ」
商店街の店のうちの一つが開店する、
コウ「そろそろパン屋開いたかもしれないですね、行ってみましょう」
商店街の店が次々と開店していく中、二人は来た道を戻りだす
コウ「あ、開いてますよ。パン屋!」
クロノクル「本当だ・・ありがとう君のおかげだよ」
コウ「そんな事無いですよ、それよりこれから仕事でしょう頑張って下さいよ」続く
和やかに終わるはずのこの話をぶち壊しにする悪魔が背後から表れた
カテジナ「アハハハハ!!とち狂ってお友達にでもなりに来たのかい!?」
声に驚き振り向くコウの顔をトンファーで痛打するカテジナ
コウ「ぐぅ・・!だ、誰だ!」
クロノクル「あ、ああ・・・!」
恐怖のあまり声が出ないクロノクル
カテジナ「思いでというのは遠くなってこそ尊いものなのに、あなたはピンシャカと動き回って!!!」
トンファーでコウに止めを刺すとクロノクルに振り返る
クロノクル「う、うわぁぁぁぁぁ!!」
逃げようとするが足が動かない、
硬直しているクロノクルの首をつかむとそのまま自分の店へと引きずって行く
クロノクル「だ、だれかぁぁ!」
悲鳴がこだまする商店街、誰も助けようとしないのは彼女のことを知っているからであろう
コウ「ち、畜生・・」的を射たうめき声
それから鼻血もぬぐわずまま家に飛んでいくコウ
アムロ「!コウ、鼻血ぐらい拭け!」
今は兄弟にかまっている暇は無い、彼には分かっていた
今、一人の人生が危機に晒されていることが
コウ「ウラキ少尉!突貫します!」
自分の進路でティッシュを差し出すウッソを吹っ飛ばすと
モビルスーツの格納庫に駆け込む、
コウ「よし!ガンダム試作1号機、コウ・ウラキ行きます!」
我が家を崩壊させてガンダムがゆっくりと立ち上がる
アムロ「なにやってるんだー!」
シカトをかまし、ガンダムが走り出す
偶然、歩いていたバーニィがミンチになったようだ
296 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/21 16:03 ID:9fP+OlMc
なんか面白いw続き期待
コウとクロノクルか。
いい組み合わせを考え出されましたな。
続き期待。
大寒波襲来。電線が積雪によってブチ切れ、停電中…
ジュドー「さ、寒ぃ…(ジュルッ」
シロー「この家、電気ストーブやエアコンしか暖房が無かったんだな…(ガタガタ」
ドモン「むう、これしきの寒さで軟弱な!」
ガロード「シャイニングフィンガーで暖取ろうとして火事起こしかけた奴のセリフじゃないな…」
アル「暗くて怖いなあ…」
ロラン「手を握っててあげますよ」
シーブック「そうだ、MSの中に入ればエアコンがあるぞ!」
ウッソ「さっき試したけど、格納庫へのドアの電子ロックまで機能が止まってるんですよ…」
ヒイロ「…システムの不備だな…」
キラ「(グサッ)ゴメンナサイ…(´・ω・`)」
コウ「よし、コウ・ウラキ、とっか…」
カミーユ(寒さでちょっとイライラ)「ドア壊すつもり?修理代幾らかかると思うの!」
コウ「(´・ω・`)ショボーン」
アムロ「よし、せっかく大家族なんだ、おしくらまんじゅうで暖をとるか?」
アル「?何それ?」
シーブック「皆で、『おしくらまんじゅう、押されて泣くな』
と掛け声をかけながら一ヶ所に集まって押し合う遊びだよ」
シロー「ああ、あれは暖まるねえ。」
ジュドー「いいじゃんそれ。やろーぜ。」
ドモン「ふっ、燃えるな。」
アムロ「一応言っておくがなドモン。アルとかも居るんだから加減を考えろよ?」
ドモン「わ、解っている!(ギクリ」
某病院。
激務の合間のわずかな休息時間。勤務医のセイラは何か物思いにふける様子。
コーヒーの香りが彼女の鼻腔を刺激して、セイラは顔を上げた。そこにはテクス医師がいた。
テクス「コーヒーはどうかね?私オリジナルのブレンドだよ」
セイラ「いただくわ」
テクス「…セイラ君、私が踏み込んで良い領域なのかわからないが、何か個人的な悩みを抱えていないかね?」
セイラ「そう?そうかしら」
口で否定したし平静な様子だったが、洞察力のあるテクスは自分の予測は間違いないと踏んだ。
テクス「…たいがいの問題はコーヒー1杯飲んでいる間に解決するものだ。後はそれを実行できるかどうかだ」
セイラ「……」
テクス「悩みを抱えたままにしていると仕事にも影響する。私で良ければ相談に乗ろう」
セイラ「カウンセリングは有料かしら?」
テクス「当病院では副業は禁止でね。こういうのは、私も含めて全員がボランティアだよ」
セイラ「そのうちお願いするわ」
そのうちという機会が来る可能性が低いことは、二人とも承知している。
セイラにとって職場の先輩でしかないテクスは相談相手たりえないし、
テクスも心理学・精神医学を学んだ者として黙っていられなかっただけのことだ。
(テクスの医療の専門分野はX本編では設定されていたのでしょうか?)
…
アムロ「よーし、それじゃ行くぞ!」
全員『おーしくらまんじゅう!』
ロラン「ンッ…(ちょっと色っぽい声」
全員『…』
カミーユ「な、なんだ?どーしたロラン?(ドキドキ」
ロラン「い、いえ、なんでも…ありません。」
アムロ「そ、そうか?じゃ、続けるぞ…(ドキ」
全員『押ーされて泣くな!』
ロラン「…!?ひ…あ…んんっ…(またちょっと色っぽい声」
全員『……』
ガロード「…もー!何なんだよロラン兄!さっきから!(ドッキドキ」
ロラン「い、いえ…実はさっきから…」
なぜか言いにくそうなロラン
全員『?』
ロラン「一回目はお尻を撫でられたような…」
全員『!』
ロラン「それで、さっきは後から、その…む、胸の辺りを揉まれたような…」
ドモン「…誰だぁー!そんな不埒な奴は!お前かこの年上好みマセガキ!」
ウッソ「そんなのおかしいですよドモン兄さん!」
アムロ「ええい落ち着かんかドモン!…さすがにそんな奴は兄弟には居ない(と思いたい)。
ここはやはり…『奴ら』を疑うべきだろう」
キラ「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!それじゃ、この暗闇の中に『奴ら』が…?」
アル「怖いよぉ…」
ロラン「だ、大丈夫ですよアル。ほら、手を握ってあげているでしょう?」
アル「え?僕両手を組んでるんだけど」
一同『…』
ロラン「ひ…!?(バッ」
ヒイロ「待てロラン、手を放すな…クッ」
カミーユ「もう遅い…か。」
シーブック「どうする?変態が紛れこんだままこの暗闇の中で寄り集まるのは精神的にキツいぞ…」
アムロ「しかしバラバラになったらロランの身が危ない…そうだ!ハロ!おい、俺のハロ!」
ハロ「アムロ、ドウシタ、アムロ?」
ウッソ「あ、兄さんのハロだ。久しぶりに声聞いたな。」
キラ「なんか目立ってないよね」
アムロ「そこ、うるさいぞ!…ハロ、確かお前脳波レベルチェック出来たな。
…この部屋で興奮してる奴の位置をドモンにナビゲートしてくれ。出来るか?」
ハロ「ハロニ、マカセロ、ハロ。」
アムロ「よし、頼んだぞ!」
…
一同『(…ゴクリ。)』
ハロ「ドモン、ニジノホウコウ!」
ドモン「俺の中略!(ガシッ)ヒーーート!エッェーーーーンド!!」
コウ「ぶべらっ!」
ガロード「げっ!コウ兄ちゃんがミンチに!」
ドモン「違ったか…」
ジュドー「人違いで済ませる気だぞ…」
アムロ「あのロランの変な声で興奮したままだったのか…全く、これだからチェリーは!」
アル「兄ちゃん、チェリーって何?(首をかしげる」
ロラン「サクランボ…の事だと思ったんですけど…?(お揃いで首をかしげる」
ドモン「まぁいい、次で仕留める!」
シーブック「『まぁいい』…」
シロー「哀れコウ(合掌」
ドモン「さあハロよ!次は何処だ!」
ハロ「モウイナイゾ」
一同『何ぃ!?』
キラ「ということは…まさかやっぱりコウ兄さんが犯人…!?」
ドモン「実の弟に痴漢行為を働くとは!この鬼畜め!ゴガスッ!(ダウン攻撃」
アムロ「いやいやちょっと待てお前等…(呆れ
おいハロ、脳波レベル測定した時、人数も当然解ったろ?何人居た?」
ハロ「サイショ、15ニン。ソノウチコウフンシテタノ3ニン。ドモンガスタンバイシタトキ、13ニン。コウフンシテタノヒトリ。」
ヒイロ「…つまり…」
シロー「とっくに逃げられてたってことか。」
一同『はぁぁぁぁぁ…(タメイキ』
コウ(倒れたまま)「…(涙」
ハロ「コウ、ノウハレベルオチテル。ドウシタ?」
今回の寒波の被害
・電線が断線
・システムの甘さを指摘されキラがちょっとへこむ
・ロラン 触られ損
・ウッソ 疑われ心に傷(ドモンのせい)
・アル 「チェリー」という言葉に興味を持つ
・コウ 心身ともにでっかい傷(ドモンのせい)
ドモン「大自然の力は恐ろしいな…」
アムロ「俺はお前が恐いよ…」
いい目にあった奴
・シャア(尻)
・グエン(胸)
コウ「出て来い!カテ公!」
商店街のど真ん中で大音量のスピーカーが響く
コウ「満足だろうな!男を手に入れて!だがそれは、平穏な生活を奪われた彼にとっては屈辱なんだ!」
クロノクル「この声は・・さっきの青年か・・・?ごはっ!」
血を吐くクロノクル、ほんの数分で骨格が変形している
花屋の崩壊と共に悪名高いモビルスーツが姿をあらわす。クロノクル、生き埋め。
カテ公「私はクロノクルと言う巣を見つけたんだ!
それをお前やシャクティはそろいもそろって馬鹿にしてぇーー!!」
来る途中に、シャクティに何か言われたらしい
コウ「うおぉおおーー!」
街中ということでビームサーベルで切りかかる
カテ公「アハハハハ!」
被害を気にせずビームライフルを乱射するゴトラタン、町の中は阿鼻叫喚の地獄絵図
それでもビームサーベルで戦うコウ、しかし性能の差はやたらでかく
ビームトンファーによって難なくはじかれ、あげく蹴っ飛ばされて転がるガンダム
コウ「くっ!まだだ!」
ゴトラタンのビームライフルが狙っているのに気付き横っ飛びに回避しようとするコウ
しかし、自分の後ろにパン屋がある事に気付き防御しようとする
カテ公「アハハハハ!感動的な光景だ!機体はそのまま!パイロットには死んでもらう!!」
凄いところまで落ちてしまったカテジナさん、他人の台詞まで奪ってしまう
クロノクル「やらせん!」
カテジナのお古のゲドラフで飛び出すクロノクル
カテ公「クロノクル!?」
タイヤでビームライフルを粉砕する!
コウ「いまだぁー!」
ビームサーベルを振りかざし突進するガンダム!
カテ公「おのれぇぇぇ!」
ガンダムのビームサーベルがゴトラタンの片腕を切断し、返す刃で両足を奪う
カテ公「くそ!調子に乗りすぎた!?後退する!」
どっかに逃げていくゴトラタン
コウ「か、勝った・・」 続く
>>307 あー(w、なんかカテジナのセリフとか妙にわらけるわー。
コウ「どうでした?」
パン屋から出てくるクロノクルにたずねる
クロノクル「考えさせてくれと言っていたよ」
松葉杖が痛々しい、マスクが鼻血色に染まっている
コウ「そうですか・・」
クロノクル「そんな顔をしなくてもいい、サラリーマンなんてこんなものさ」
コウ「そんなもんですか?」
クロノクル「そうさ、それよりこの辺りの事を心配した方がいいんじゃないか?」
コウ「確かにミンチになった人もいますけど・・
大丈夫、明日にはみんな治ってますよ。それより、それより宇宙港まで送りますよ」
クロノクル「ありがとう、甘えさせてもらうよ」
ガンダムの中、クロノクルが切り出す
クロノクル「カテジナは、昔はあんなんじゃなかったんだがな・・」
コウ「・・・・そうなんですか・・」
クロノクル「いつのまにか、あんなんになってしまってな・・」
コウ(二ナは最初からだったな・・)
コウ「あ、つきましたよ」
クロノクル「ああ、ありがとう」
ガンダムから降りる二人
クロノクル「そういえば名前、言ってなかったな
私はクロノクル、クロノクル・アシャーでザンス(略)の部長を務めている」
コウ「僕はコウ・ウラキ大学生です」
二人は熱い握手を交わすとそれぞれの家路についた
普通に契約取り損ねたクロノクルは「マリアびんた」といってハンマーで殴られた
>ザンス(略)
うーん、なんか面白い。次作期待
魔法の国ザンスを思い出す
捜査で外回りのシローとテリー・サンダースJrは、腹ごしらえのために牛丼屋に入った。
ゼクス「いらっしゃいませ。2名様そちらのカウンターへどうぞ」
パーマン6号ことゼクスが、仮面で隠れていない顔の下半分でさわやかな営業スマイルを浮かべて言った。
シロー「ネギダク大盛り、ギョクと味噌汁つけて」
テリー「俺もそれで」
奇妙な牛丼屋だった。出入りする客が変態仮面ことクルーゼやマスクをしたクロノクル。
昔のシャアのコスプレをしたケツアゴのデブに、赤黒黄色のまだらのマスクの男。
顔を隠している客ばかりだ。
フルフェイスのヘルメットで来た青年もいた。青年はギュネイで、牛丼に紅ショウガを小山のように積んで食べていた。
客層はいわゆる仮面愛好家とは限らないらしかった。
テリー「どうなってるんですかね、この店」
シロー「見ろ、あの客を」
シローは向かいのカウンターで牛丼を食べている中年の紳士を目で示した。
テリー「…黒髪と黒いひげを蓄えた堂々たる紳士ですね。こんな店では場違いな気がします」
シロー「エギーユ・デラーズ氏に似てると思わないか?」
料金を払って出た後から、シローはあの店は「かぶり物愛好家の溜まり場か」と言い出した。
も、この変な牛丼屋の疑問は残った。しばらく歩いていると、
牛丼屋の店員の格好をした数人が割り引きクーポン券を配っていた。
牛丼屋店員「ただいま吉○家ではかぶり物でご来店の方に限り150円割引をさせていただいていまーす」
テリー「かぶり物…?」
シロー「これで謎が解けた。俺の前に座った客はやっぱりデラーズ カツラをかぶっていたんだ!}
吉○家(ゼクスの職場)
評価:★★ by シロー&テリー
313 :
312:03/02/21 22:51 ID:???
訂正です。
>料金を払って出た後から、シローはあの店は「かぶり物愛好家の溜まり場か」と言い出した。
>も、この変な牛丼屋の疑問は残った。しばらく歩いていると、
↓
料金を払って出た後から、シローはあの店は「かぶり物愛好家の溜まり場か」と言い出した。
テリーはシローの仮説に半信半疑だったが、しばらく歩いていると、
314 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/21 22:55 ID:P9S6FzF9
エレガントな牛丼屋…
マスクをしていて食べるに食べれず、
苦悩しているクロノクルが目に浮かぶようだ・・
>昔のシャアのコスプレをしたケツアゴのデブ
ま、まさかヤツか!?
ゼクスは某スレ同様○野家の店員なのか…(w
「GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH」というプレステの実写ガンダムゲームでのシャア。
微妙にデブでケツアゴ。
電堂ネタいけそうだな…w
シローの縁談、続き期待
323 :
312:03/02/21 23:26 ID:???
>昔のシャアのコスプレをしたケツアゴのデブ
まあ、ここでは単なるコスプレ野郎ということにしてやって下さい。
お遊びで背景キャラに入れただけです。
324 :
318:03/02/21 23:27 ID:???
>電堂(童?)
福田と嫁が関わったのは種だけで腹いっぱいなので、勘弁してつかあさい。
と言ってみるテストw
なんか今日は書き込み多いな
電童は面白いんだよ!
種がへっぽこ過ぎるんだチクショー!
>327
そうだな、電童の2クール目までは面白いよな。
だから一緒にアニメ板に帰ろう。
サブキャラネタ。クロノクルメインネタを御免!
ザンス(略)も勝手に使ってます↓
ズガン本部長「ここに集結した営業部は、ザンス(略)イチ、強力なムッターマ=ズガン営業部である!」
社員一同「ムッターマ=ズガン営業部!!ムッターマ=ズガン営業部!!」
「よく言うよ…………フワァ〜〜ッ」
恒例の月曜日朝礼を気だるく聞いていたクロノクルは思わず欠伸が出た。
「ギロチンという名のリストラ案で社員を脅かして営業部に組み込めば、なんでもやるよなぁ………ん?なんだ?」
クロノクルは秘書課のルペシノからメモを受け取る。
「これは、姉さん……、や、マリア社長からの直々のアポイントじゃないか……」
一瞬、悪寒が過る。
唯でさえここの処、業務成績が良くないクロノクルである。
任されている新規プロジェクトも尽く暗礁に乗り上げている今、社長直々の呼び出しとは?………
ズガン本部長の社員を鼓舞する朝礼はスピーカーを通し、社内全フロアに流れていた
「我がザンス(略)のマリア主義という理想を理解出来ずに、我が社の成功を妬むモノ達が
談合を組んで、市場シュアを奪うのであれば、我々も立たなければ成らないのである!」
4F第三営業課フロアにて、
「我が社の成功?……、フッ、笑わせやがる。半期の売上目標すら満足に達した事もない会社がなぁ……」
飛び込み営業の虎!と恐れられているゴッドワルド課長は、朝礼が聞き飽きたとばかりに
ゴッドワルド「オイ、外回り、行くぞ!今日は五軒落とす!!」
部下「え?でも……朝礼は未だ終わって……」
ゴッドワルド「ばぁ〜か、朝礼を聞いていれば契約が纏まるのかよ?爺の戯言は聞くだけ無駄さ!」
部下「あ、課長待って下さいよぉ〜〜」鞄を持ち、慌ててゴッドワルドを追う部下達。
放送はビル全域に流されていた。
「そして……、マリア社長の母なるお心を、人々に投げ与える機会を、全国展開しなければ、ならないからである!」
社長室にて、
カガチ専務「ムッターマ=ズガン本部長の後で、マリア社長にも、親しくお言葉を戴ければ、社員の士気もあがりましょう」
マリア社長「その前に……、私に報告があるというのは、そのドゥカー=イク課長でありますな」
イク課長「ハッ!」
バタン! 社長室のドアを開け、クロノクルが中に入る。
クロノクル「クロノクル=アシャー、参りましたぁ!」
マリア社長「クロノクル、ご苦労です……イク課長、続きを」
イク課長「地球クリーン活動が失敗続きでありながら、このように私の企画を採用していただいたのは、光栄であります」
マリア社長「モトラッド部の駈るモトラッド級の発案者であれば、当然であります」
クロノクル(モトラッド部!?確か、あのカテジナ=ルースの…… ((((´Д` ;)) )
イク「このボードをご覧下さい」
ホワイトボードをズルズルと引きずり出すイク課長。
画用紙にはイメージイラストが書かれており、その図を見て……
クロノクル「Σ(゚Д゚;) こ、これは…」
イク、イメージイラストを指し「このアドラステア級新造バスは、カガチ専務がお考えになったモノに
私が幾つかの技術的アイディアを提供させて戴いたのです」
クロノクル、イラストを見て(これがバスだと?……タイヤが二個しかついてないじゃないかぁ……まるで巨大なバイクだ)
イク「この特異な形は、見た目も派手で、それだけで宣伝効果が抜群、広告を打たずとも、他社の路線バスを圧倒しております」
マリア「広告費を削れるとは、結構な事であります……。私はギロチン(リストラ)を断行してまでも、
広告費を捻出する、今日のまでのやり方は好きではありません……」
カガチ専務「クロノクルよ、貴様が何故?社長室に呼ばれたのか、分るか?」
クロノクル「!?」
ザンス(略)の多角経営路線の一つとして、路線バス経営を始める事になり
その企画会議の場にクロノクルは呼び出されていたのである。
会議も終わり、
マリア「(略)という訳で、クロノクル……。今・度・こ・そ!……期待していますよ」
クロノクル「( #・∀・)ハ、ハイ……」
クロノクルが任されているプロジェクトの数々……
芸能部門を設立し、社長の娘であるシャクティ=カリンを歌手デビューさせ
ザンスカール・コーポレーションの広告塔とする計画は
再三の説得に応じ無いシャクティの頑固さにより、計画が頓挫している。
更に、社長の気まぐれから話が始まった、カロッゾのパン屋との提携話も逐一進まない。
どれを取っても成功していないのである。
そんな中でのクロノクルに持ち込まれた、新規プロジェクトの立ち上げ辞令であった。
新規顧客の開拓とザンス(略)ブランドの拡大。
立ち上げ予定の路線バス会社は、独立採算制を取り、独自の業績を上げなければいけない。等
クロノクルに科せられた仮題は余りにも大きかった。
ここで失敗すればマリア社長の弟と言う、血縁入社と言えども社内に居場所が無くなる。
正しく崖っぷち!!失敗は許されない。
クロノクル「しかし……、よりにもよって何故?儲けの少ない路線バス運営なんぞを……チィ」
社長室を出た廊下で壁を叩き、独り、歯軋りをするクロノクルだった。
数ヶ月後、アドラステア級新造バスが完成。
テストケースとして、まずは、町内を\100で回る市内ワンコインバスとしての運用を開始する事になっていた。
深夜、ザンス(略)路線バス会社停留所にて、
アドラステア級新造バスが数台、車庫に配備されている。
クロノクル、アドラステア級バスを眺め「いやぁ〜こいつの車検を取るのに、何度、陸運局に通い詰めた事か……」
イク「明日はいよいよ、運行ですな……。他社路線のバス運転手達に、バイク乗り魂を見せつけてやりますか!」
クロノクル「ま、まぁ……、その……鼻息を粗くする気持ちも分らんではないが、
これでも他社路線バス会社への根回しにも、色々と気を使ってな……、新規参入組みは辛いのだよ…。お手柔らかに頼む」
イク「まぁ!大舟に乗ったつもりで私に任せて下さい!はっはははははは!!」
イク課長は自分の発案したアドラステア級新造バスを、明日、いよいよ運行させる事が出来る喜びで有頂天になり
クロノクルの懸念など、気にも止めてなかった、そう……遠足の前日のお子様状態である。
クロノクル(私がここまで辿りつけただけでも、奇跡に近いのだ……この勢いに乗じ、
マリア主義を広めて、商店街周辺の町内の人々を包んでみせよう!)
今度こそ、微かではあるが……希望の光が見えている。とクロノクルは確信を掴んでいた。
ザンス(略)路線バス会社の開業初日。
バスの形状の物珍しさから、以前から話題になっており、客足も上々。
試しに乗ってみようか?等、一種のイロモノとして人気も上がり、用も無いのに
停留所に並び、アドラステア級バスの乗車待ちをする人も居る程である。
クロノクル「出足は上々だ!客受けもいい!さぁ……あとは頼んだぞぉ!!イク課長!!」
イク「ハッ!アドラステア級バスの処女運転における、運転手を務めさせて戴きます!」
バス車内、
アルとその友達はジュドーの引率の元、バスに乗り込んでいた。
アル「わぁ〜〜凄いねぇ〜隣のビルよりも高いよ!ジュドー兄ちゃん!!」
ジュドー「そうだな。車高が随分と高いもんな」
マリーメイア「このバスの車高だと走行時、電柱が邪魔になりません?
それにバスに付いている二輪タイヤの車幅からすると、通常の道路では車線をはみ出してしまうのでは?」
スージィ「マリーメイアの言う通りだよ!それにさぁ、少し、このバス自体も何処かで観た形だし…」
ジュドー「そりゃ、見た目からして、普通のバスとは言えないけどねぇ……」
イク「出発する!!」
ズガガガガガガガガッ!!! グチャ!! ボキッ!! ドドドドドドドッ!! グチャ!! ドドドドドドドッ!!
クロノクルはその光景を前にして、目を疑った「ば、馬鹿なぁ!?」
ザンス(略)路線バス会社の社命を賭けたアドラステア級新造バスは、バスそのものの、巨体を活かしつつ、
その巨大な二輪のタイヤを見事に活用して、道路をモノともせず……
というか、住宅地、道路、ビルの合間、関係無しにその巨大なタイヤで全ての建築物を踏み潰しながら
自ら道を作り、進んでいたのだった。
バス車内、
アル「 ヽ(゚∀゚)ノ このバス、カッコ良い!!周りを踏み潰して進むんだぁ!!」
ジュドー「 (;゚ -゚) こ、こんなバス……が、あってもいいモノなのか?」
アドラステア級新造バスの特性として、
学園で先行試験運用をされていたモトラッド部の駈るモトラッド級と比較しても、車体スケールから言うと
モトラッド級の特性である『地ならし』の数十倍の破壊力の走破性能は、設計時から保証されていた。
それを見込んでのイクの操縦方法である。
(モトラッド級は最大2人乗り。普通のバイクより多少大きい位
アドラステア級バスは通常のビル10Fにも昇る車高とバスとは言えない程の車体を有しており、
最大400名の乗員が可能です『本編と設定が違ってますがネタ内だけの話と、スルーして下さい』)
ドドドドドドドッ!! グチャ!! ボキッ!! ドドドドドドドッ!! グチャ!! ドドドドドドドッ!!
市内に道無き道を作り、バスの停留所に向けて、
道路の順路関係無く目標地点へ、一直線に進むアドラステア級バス。
イク「はっははははははは!!バイク乗り魂とはこう言う事なのだよ!!」完全に陶酔しきっている。
ハンドルを握ると人格が変るらしい……、付近の被害にお構いなくアクセルを踏み続け、爆走を止めない。
クロノクル「(l|ll・∀・)…………ね、姉さん…どうしたら、いいのかなぁ……」
数日後。ザンス(略)、本社ビルにて、
アドラステア級バスの初日運行が引き起こした被害届けやら、住民苦情やら、行政指導やら……
その他、その他のクレーム書類と、多額の保証金額の見積書の山に埋もれる中
カガチ専務「ええぃ!!クロノクルめ!この帳尻をどう合せるつもりだ!! ヽ(`Д´)ノ 」
又もや、プロジェクトに失敗したクロノクルに対し、ザンス(略)の風当たりは更に冷たくなってく……
書き忘れました。ザンス(略)路線バスは7で完結です。
と、もう一丁
ロランはスーパー『カミオン』で買い物中、
店長のオリファーに手作りのチョコ菓子を渡していた。
ヒイロとキラ等が大量にチョコを貰った為、兄弟宅の押入れのスペースをも圧迫する程であり、
処理に困っていたのだが、ロランが機転を効かせ、大量に余っているチョコを材料に
お手製のチョコお菓子を作り近所の人達に配っていた。
食べ物を粗末にする事も無く、日頃何かと迷惑を掛けているご近所さん達への配慮にも繋がる。
自分の考えとは言え、中々の名案。と、ロランも思っていた……
オリファー「お!ありがとう。僕は甘いのは苦手なんだけどね、マーベットが喜ぶと思うよ」
ロラン「日頃、安くして貰っているお礼ですよ。あ、ネスさんもお一つどうです?」
ネス(レジ係り)「私もいいの?じゃ、一つ、貰っちゃおうかなぁ〜〜♪」
買い物に訪れていたスージィとウォレンも、
ロランが配っている美味しそうなお菓子に目が止まらない筈は無い。
スージィ「ロランさん!そのお菓子、私も欲しいなぁ………」
ロラン「いいですよ(微笑み)ウォレン君もどうぞ」
ウォレン「やったねぇ〜〜〜!!」
二人共、その場で小踊りする。ロランの料理上手は知られていたし、
実際に目の前にあるチョコ菓子からは美味しそうなオーラが漂っていたからである。
「 (゚∀゚) ウマ━━━━━━!!」
ロランのお手製のチョコお菓子を食べた人達による、幸せの雄たけびが店内に響き渡る。
ロラン「食べた人に喜んで貰うと、お菓子も作り甲斐がありますね (*´∀`*) 」
ロランがみんなの笑顔を見た後に、店を出ると……
ズザザ━━━━━━━━ッ!!と、グエン卿登場。
ロラン「グ、グエン様……」
グエン「や、やぁ……偶然だね。ローラ…ゼェハァ…、ゼェハァ…」
ロラン「そうですね。グエン様?息を切らしてますけどお風邪でも引かれたんですか?」
グエン「そうじゃないよ…。ゼェハァ…健康の為に少々マラソンをね……それで偶々偶然!!(大声で協調)
マラソンの途中に…ゼェハァ…この店の前を通り掛かったら…ゼェハァ…ローラが居たと言う訳さ」
ロラン「へーそうなんですか」
グエン「処で……うっ!」
グエンの気持ちを知る由も無いロランは、無防備にも何気なく髪をかきあげる、
なんとも堪らない色香を辺りに放つロラン……。その仕草を見て言葉が詰るグエン。
ロラン「何です?」
グエン(イ、イカン……ここで正気を保たねば……)
「いやぁ、ほら、その……ローラがチョコ菓子を配ってると聞いてね……」
ロラン「え?ああ、これですか?(可愛くラッピングされたお菓子の包みをトートバックから出して)
宜しかったらグエン様もお一つ如何です?チョコが沢山余ってて、配るの大変なんですよ」
グエン「せっ、折角の好意は…素直に受けないとな……(グエンの心臓の音 ドキン!ドキン!)
ロ…、ローラの…て、手作り…か、菓子ぃ…貰っておくとしよう」
最後のギリギリ一線で、正気を保つのがやっとなのが、今のグエン卿の心境である。
ロラン「あ、グエン様。糸くずが……」
糸くずが付いてると思い、グエンの首筋の線を引っ張るロラン。が……
それはイヤホンの線であり、ロランが引っ張った事により、耳からイヤホンが抜け、
その線に繋がっていたカードラジオのようなモノが、グエン卿の内ポケットからズレ落ちてきた。
地面に落ちたカードラジオのようなモノから音が漏れる
「wwヘ√レvv~ホワイトドールはA-43ポイントに到達wwヘ√レvv~ホワイトドールはA-43ポイントに到達─wwヘ√レvv~─ 捕捉、間に合うか?」
ロラン「!?」
グエン「い、いやぁ〜〜!!こ、これはその……ラジオだよ!!そう!!ラジオさ!!ハハハハハァ
(慌てて、ラジオと思しき通信機のスイッチを切る)
それじゃあな!ローラ!!このお菓子、有り難く味合わせて貰う事にするよ!」と、走り去るグエン卿
ロラン「グエン様はいつも忙しい人だなー……あ、そろそろ帰らないと!」
商店街の街灯時計を見て、夕飯の準備に取り掛からねば、とスッカリ、主婦をしているロランだった。
グエン「*・゜゚・*:.。..。.:*ローラの手作りお菓子!! 。゚(゚´Д`゚)゚。。 存分に味あわせて貰う!!*・゜゚・*:.。..。.:*」
嬉しさの余り、商店街の街灯によじ登り、今、自分の受けている幸福を、全身で現すグエン卿。
通りかかったソシエは、そのグエン卿を見て
「グエン様は毎度、ローラ、ローラ、ローラ……って ┐(´ー`)┌ 馬鹿じゃなかろうか?」
その日の夜。オリファーの家にて、
オリファーが居間で呑気にTVを見ていると
付き合って数年経ち、倦怠期に入っている半同棲中のマーベットが
テーブルに置いてある可愛くラッピングされたお菓子を見つける。
マーベット「(;゚Д゚) オリファー、これは?」
「ああ、それはお店の常連さんがくれたんだよ。大家族だからウチとしても大切なお客さんなんだ。
それをくれたのは、よく気の利く子でね……。欲しいのなら、マーベットが食べていいよ」
お菓子には感心が無いとばかり、TVを見るオリファー。
丁度、TVにはオリファーのお気に入りの若手漫才師コンビのブルーノとヤコップが出ていて、
そちらの方に集中しているみたいだ。
マーベット「そうなの……」
チョコ菓子を手に取り(このお菓子、手作り?)口に放りこむマーベット。
(何、このチョコ?美味しい……義理だって言ってたけどホントなの?……
付き合いが長いから勝手に安心してたけど……、オリファーって意外にモテルのかも……
趣酒隊の人達は遊びだとしても………この菓子を作った娘。強敵だわ……)
ロランを男だとは知らず、ロランに対して静かな敵対心を燃やすマーベットだった。
(終)
>>路線バス、バレンタイン
面白かったッス!
マーベットさんの嫉妬とかもなんかイイッス。
ADxxxx 2/26
今日はいきなり停電が起きました。ドモンにいさんがコウにいさんを痛めつけたり、
ロラン兄さんが誰かに襲われたりしました。そして、その後皆で予備の自家発電機を作りました。
3階が朝までカタカタカタカタうるさかったけど、何でだろう…。それとチェリーってなに?
氏神様のところへ初詣にやってきたガンダム兄弟。
┏━━━━━━━━━━━┓::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┗┳┳━━┃禿┃━━┳:::::::::::::::::: :::::::::
┃┃ ┃神┃ ┃┃::::::::::::::::::::::::::::::
┏┻┻━━┃社┃━━━━ :::::::::: ドモン(右端)「今年こそ師匠に勝てますように!」
┗┳┳━━━━━━━┳━┛::::::::::::::::::::::::
┃┃ ┃┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: コウ(右から二番目)「良い出番が増えますように」
┃┃ ┃┃
┃┃ ┃┃ アムロ(真ん中)「新商品が売れますように。
┃┃ ┃┃ カミーユたちが大学合格しますように」
┃┃ ,,-==-、 へへ,r'⌒⌒^'、'⌒`ソ⌒ソツ
┃┃〃/ヾヽ r⌒⌒`( rνyy'ソWWル===ル=) アル(左から二番目)「学校の成績が上がりますように」
┃┃川 ´∀( r^^^^^iヾ ゚∀゚ノ・ω・ミ゚Д゚,,彡ア それからザクがムニャムニャ…」
┃ ( ~[¶]~ヾ ‘ー‘ノイ~ ]¶[ ~ヽ 人つゝ 人
ヽ⊇⊆_(⊇⊆)人つ|__ヽ_つミ__ノ ノ人 ガロード(アルの後ろ)「今年はティファと……ハァハァ(どもっている)」
| |\\\\\\\\\\[万札] \\\
| | \\\\\\\\\\\\\\\\ ロラン(左端)「ディアナ様にキエルお嬢さんにソシエお嬢さんに
(__| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| アムロ兄さんにシロー兄さんに(中略)アルに、
| 富 野 御 大 | (その他知り合い全部)にとって良い一年でありますように」
朝の10時ごろ…。警備体制も整い、迎える準備も整った状態で
デュオ、シロー、アレンビー、ドモン、アイナは軽く話をしていた。
デュオ「…そう言えば、この家…妙に特殊な警備、非常時用システムだな。」
アレンビー「普通の家とはどこか違うのよね…仕掛けてあるポイントも何もかも」
シロー「弟達が警備システムを改造しているからね。特に3階と1階のアムロ兄さんの部屋は警備が尋常じゃなく厳しいんだ。」
ドモン「男なら機械に頼らず拳で自分の身を護ればいいというに…
あの愚弟は俺に傷を負わすほど素質があるにもかかわらずそれをしようとしない。
あれだけの力を持っているなら(中略)というセットを一日10セット、
(中略)…それをするだけでも相当強くなれるのだが…。」
アレンビー「そんな素質がある子がいるの?後でファイトしてみたいな。
負けたら(中略)30セット…とかにして」
シロー(化け物かこいつら…。俺だったら1セットやるだけで動けなくなるぞ。)
デュオ(恐ろしいな…。)
ピンポーン…。
アイナ「あら、いらっしゃったみたいよ。」
シロー「そう…か…。出て来るよ。」(この狂気の会話は終わる…か。)
(続く)
玄関先ではわざと服装を入れ替えたキエル、ディアナ両名がいた。
キエル「…又このお遊び…彼らが気がつくでしょうか?」
ディアナ「それは…これから…分かりますよ。」
シロー「おはようございます。お二人様。ささ、こんな所ではなんですから中へ…」
キエル、ディアナ「では上がらせていただきますね。」(いつ気がつくのでしょうね。)
そして、中で色々と話が弾み始める…。
(続く)
>マーベットさんの嫉妬
ロランは罪つくりやね。
あとベルレーヌ(キースの勤めるパン屋の娘で、キースの彼女)
とかにもどうかすると嫉妬されそうだ
352 :
保守:03/02/22 21:48 ID:7SaIcJ/K
土曜の夜はデンジャラス
保守AGE
歴代主人公が穴兄弟だったら
>>354 相手が居ねーよ
アムロからアルまでカバーできる相手がよ
>>355 クリス!!アルをカヴァー出来れば後はどうにでもなる!
そのままじゃ無理だろうから変則パターン
パターン1:霊
思春期になると一家の守護霊ララァがやってきて一回だけ(略
パターン2:妄想
ロランは兄弟達の妄想の中で処理に使わ(略
パターン3:器具
兄から弟へおさがりで使っている(略
359 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/23 01:48 ID:jB3TDlUi
>356
シローも鉄壁
シーブックも(略
ヒイ(略
>>359 アムロはヤリチン
コウはマトモな女なら何でもあり
ドモンは多少厄介だけどやりようによっては楽
ジュドーは浮気系
ロランは楽勝
シーブックは初期の性格上意外に簡単に騙せそう
ヒイロは「これは任務だ」 これで終わり。
カミーユはもともと浮気性。
ウッソは論外
キラは…時期にもよるが結構楽
>>360 ガロードはティファまっしぐらでFAか?
>>361 ティファと会う前なら何とかなる。でもそうじゃ無いとまず無理
>>361 どうでもいいけどねこまっしぐらみたいだな
13ニンデリンカーン
なにやら下に走ってるな……大好きだけど
>361
ガロードはエニルにレイプされるでFA
今日はMS運用の授業の日…。砂漠での模擬戦が行われた。
イザーク「何だ…こいつらが相手かよ…。楽勝だぜ。」
ディアッカ「全くだな。」
サイ「…なんて運の悪い…。でも…」
フレイ(フフフ…負けないわよ…絶対…。コーディはミンチにしてやるんだから…。)
デュエルAS(イザーク)+バスター(ディアッカ)対ヴァサーゴCB(フレイ)+アシュタロンHC(サイ)
この勝負、始まって3秒後に…付近では大笑いがこだました。
…四人揃ってずっこけたのだ。
ジュドー「…いくらなんでもアレは無いだろ。あいつら…。」
ガロード「おいおい、冗談だろ?何やってるんだよあいつら。」
カミーユ「ジェリドでもああはならないのに。」
ジェリド「俺でもってのはどういう意味だ?」
カガリ「さっき負けてたからじゃねーのか?」
ジェリド「そういうお前はどうなんだ?」
カガリ「相打ちだよ。アスランと相手のキラが先に飛び出した時砂に埋もれかけて、
その後すぐ2人してOS弄って接地圧直してた隙を狙ってキラの方を沈黙させたはいいんだけど
ラクスも同じ事をやってきてな。一騎討ちでラクスが接近してきてずっこけたからそのチャンス
狙って飛び掛って全弾発射食らわそうとしたんだけど隠し武器みたいなのの攻撃喰らって相撃ちさ。
あの新型…一体…。」
ジェリド「…あの2人までこけたのかよ。」
カガリ「あいつらの機体はOS設定がややっこしい上に普通より重いんだ。仕方ないさ。」
ジェリド「へぇ…。」
(続く)
ジュドー「でも…それなら何であいつらはわざわざ移動したんだ?バスターは遠距離用、
デュエルもわざわざ追加パーツつけて砲戦強化してあんのに…。」
カガリ「単細胞だからさ。」
ガロード「カガリさん並に単細胞だからか。なるほどな。」
カガリ「てんめぇ!」
イザーク「…なんなんだ…これは。攻撃始めようとすると沈む…。」
ディアッカ「こいつは洒落じゃすまないぜ…。」
フレイ「あんたの機体ならMA形態もあるでしょう…。何やってるの…あんたは…。
折角私がプレゼントしてあげた機体無駄にする気?」
サイ「そうじゃ…ないけど…あっちは早すぎて操縦の仕方が難しくて…。」
フレイ「気合で何とかしなさい!」
サイ「そんな…。フ…フレイ!」
サイのアシュタロンはMA形態に変形、あまりの速さに空をさまようしかできない。
そして運悪く地面でもがいているディアッカのほうへ突っ込む羽目になった。
サイ「う…うわぁぁぁぁぁ…。」
ディアッカ「ジーザス!!」
双方完全に行動不能になる。
フレイ(馬鹿ね…特攻してまで頑張ろうとしてくれ無くてもいいのに…。
でも…今あいつらに負けるわけにはいかないわ。)
イザーク「くそぉ!」
イザークが何とか体勢を立て直すも、すぐ崩れ落ちる。フレイも同様だ。
イザーク「…まったく…。」
フレイ「何なのよこの足場は…。」
(続く)
ガロード「…つーかあのヴァサーゴって飛べるんじゃなかったっけ…?」
ラクス「…そのはずですわ。あの機体の最初のパイロットの方の時は少なくとも飛んでましたわ。」
ガロード「…あんた…シャギアと話した事があるのか?」
ラクス「ええ。うちに就職してらっしゃいますの。色々と助けてもらってますわ。
…貴方様のお友達でしたの?」
ガロード「…いや、ライバル…さ。ネットオークションの。」
ラクス「あら…そうでしたの…。知りませんでしたわ。」
ちなみに、勝負はマジ切れしたハマーン先生のファンネルによる強制終了にて幕を閉じた。
この後…少しの間、イザーク達は伝説のへっぽこコーディネーターと呼ばれることとなる。
保守
>>368 イザーク達は永遠にへっぽこコーディネーターと呼ばれることとなりつある(ry
371 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/23 23:12 ID:ACCK5tau
保守age
ネタ乞いあげ。
ヴァサーゴって飛べたっけ?
弟に乗っかってるってイメージしかない
飛べるよ
シャクティ、エリシャ、マルチナ、スージィの園芸部リガミティア女子達は
部活帰りの放課後、バーガーショップ《マグダニエル》に寄り、
何時もの如く、取り止めのない話をしていた。
そんな中で、カルルマンの世話をしながらその場に混じるシャクティは
他の子達から少し、浮いていなくもなかったが……
マルチナ「ねぇねぇ!姉さんは結局、オデロさんに本命チョコはあげたの?」
エリシャ「ブッ!(飲んでいたコーラを吐き出す)ケホ、ケホ………何よ突然!?……私より、貴方はどうなのよ?」
マルチナ「私!?、私は………(指折りをして、思い出しながら)
ウォレンとオデロさんとウッソでしょ?あとはトマーシュ部長かな?……勿論、義理!全部義理!!」
スージィ「あ、私もねーウォレンとオデロとトマーシュとウッソにあげたよ!」
エリシャ「シャクティは?」
シャクティ「あ、私は……」
スージィ「シャクティはウッソだもんねー  ̄ー ̄)ニヤニヤ 言わなくても分かるよ〜」
シャクティ「そうよ、けど……」
マルチナ「ふぅ〜〜ん、熱いんだぁ……。 ┐(´ー`)┌
あ!ところで……、もうすぐ三月のプロムパーティの時期でしょ?皆、誰と行くか決まったぁ!?」
エリシャ「そうねー……、全然決めてないわー……」
マルチナ「ラクスさんとフレイさんは、もう〜早くからパートナーを巡って、凄い事になってるらしいってぇ!!」
エリシャ「もしかして、キラ君を?………あの二人も飽きないのね」
スージィ「う〜〜ん、私は誰がいいかな?……」
マルチナ「スージィにプロムは早いでしょうがぁ!姉さんは……… ( ̄ー ̄) オデロさんの誘い待ち?」
エリシャ「(;゚Д゚) え!?………そ、そんな訳、ないでしょうに………」
マルチナ「え?じゃートマーシュ部長?………もしかして、あのビーチャとかいう人?」
何かにつけて突っかかるマルチナを少し、うざったく感じ
話の流れを変えようとするエリシャ「未だ……、考えてないわよ。シャクティは?」
シャクティ「私は…」
マルチナ「聞かなくても分ってる!ウッソでしょ?(シャクティの真っ赤になった顔を覗き)やっぱり、そうなんだ!」
スージィ「私もプロムに出たいぃぃ!! ヽ(`Д´)ノ 」
エリシャ「でも、ジュニアスクールは毎年、参加しないのよね…(略)」
毎度この調子で話が進み、
園芸部リガミティアの女子達の輪に入ると、シャクティは殆ど喋らせて貰えないのだった。
ひと通り、話も尽きた処でバーガーショップ《マグダニエル》を出た各人はそのまま解散する。
「じゃーねーバイバイ!!」
「又、明日……」
「うん、それじゃね〜!!」
あくる日、公園でティファとシャクティがベンチに座っているのを
ハロのロードテストを兼ねて散歩中のウッソが見かける。
ハロ「シャクティ!シャクティ!ティファモ、イッショ!ティファモ、イッショ!」
ウッソ「本当だぁ……ハロ!行ってみようか?」
シャクティ「この間のティファさんのバイト、評判が良かったみたいですよ。
見立ての厳しいお店のオーナーからもリクエストが出ている位ですから……」
ティファ「……」
シャクティ「………もう一度……、やる気はありますか?」
ティファ「……(首を横に振る)」
シャクティ「そうですか……(シャクティの眉間にシワが寄る)ティファさんが働いてくれると
私も色々と助かったんですけど……【紹介料がシャクティの懐に入るシステムらしい】
嫌なら仕方ないですよね……(寂しげな顔をするシャクティ)
あ、そうそう!今度の三月のプロムパーティは誰と行かれるんですか?」
ティファ「ガロードと……」
シャクティ「そうですか!私はウッソと一緒に……と思っているんですけど、未だ正式に誘われていないんです。
ウッソは………年上の人にしょっちゅう、惑わされているし………私の事を妹か何か?位にしか
思ってないんじゃないかと………何時も心配になるんです………ティファさんは、ガロードさんとの事で不安になったりしません?」
ティファ「ガロードは……いつも…優しくしてくれるから……」
シャクティ「いいですね……、ウッソにも常々、お兄さん達を見習って欲しいと…(略)」
ウッソがシャクティ達の座るベンチに向けて走ってくる「シャクティ〜〜!!」
ハロも一緒に跳ね飛んでくる「シャクティ!ティファ!イッショニイル!」
シャクティ「あ、ウッソ……」
ウッソ「ティファさん、こんにちわ!」
ティファ「……こんにちわ」
ウッソ「シャクティ、ティファさんと二人で何してるの?」
シャクティ「ティファさんとお話していたのよ。そうですよね?」
ティファ「……(こくり)」
二人で話をしていた………と言うよりは、
シャクティが一方的に喋り続けていただけなのだが……。
同年代の女の子達、園芸部リガミティアの仲間達の中では、中々喋るキッカケが掴めないシャクティは
自分よりも更に物静かな……や、殆ど喋らない無口なティファを相手に喋り続ける事で
日頃の鬱憤を晴らしていた。
ティファとしては、他の子とは少し違う雰囲気を持つシャクティに親近感を持ち、
シャクティの話に度々付き合い、聞き役に回る事は満更でもないようで
嫌な顔をせずに付き合っていたりする。
が……、偶に持ち込んでくる変なバイトの話は勘弁して欲しい……と、思っていたりもしたのだが……
ウッソはそんな二人見て(ふ〜ん、シャクティとティファさん……、仲がいいんだな)
翌週、ロストマウンテンのハイム鉱山内にて、
シャクティとティファはヘルメットを被り、暗がりの中をハンマーで掘削している。
カチン! カチン! カチン! カチン! カチン!
ティファ「……あの……シャクティ?」
シャクティ「なんですか?」
ティファ「この仕事は………その……私には合わないから……」
シャクティ「そうですか……ここからトルマリン鉱石が採掘出来れば、
手っ取り早かったんですけど……中々、採掘出来ませんしね……分かりました。他のを探しましょう」
更に翌週、写真スタジオにて、
カメラマンがティファを撮影している。
パシャ! パシャ! パシャ! パシャ!
「はい、お疲れさん!あ、シャクティさん。写真は明日、出来上がりますから」
シャクティ「お疲れ様でした」
ティファ「この撮影は?……」
シャクティ「それじゃあ……(バインダーの用紙を捲り)ティファさんは2週間後までに10kg太って下さいね。
次の撮影までには何としても太って貰わないと、Beforeの写真が撮れませんからね♪」
ティファ「……」
シャクティ「ダイエットフードの広告用モデルはみんな、逆撮りしているんですよ。
太るには三食キチンと食べるよりも、一日二食のドカ食いをした方がいいですね……それから……」
ティファ「 (;゚ -゚) …………」
2週間後……、元々、食の細いティファが無理をしてドカ食いをした為に逆に体調を崩し、
ヤツレてしまったのでBeforeの写真は撮れず……
シャクティに付き合うのも程々にしなければ……と思うティファだった (終)
シャクティが相変わらず黒いw
プロムって何?
383 :
帰宅:03/02/25 03:10 ID:K5R6Rvpq
夜の七時、今日は早めに帰ってきたアムロ
アムロ「ただいまー。ふー、今日もよく働いた…」
アル「お帰り兄ちゃんー!」ボフッ(抱きつく)
アムロ「おぅ。ただいまアル。」
ロラン「ほらほらアル、兄さんも疲れてるんですから…(アムロのカバンを受け取る)
お帰りなさい兄さん。一日、お疲れさまでした。」
アムロ「いや、今日は残業も無かったし、それほど疲れてないよ。」
ロラン「ふふ、それじゃご飯にします?それとも先にお風呂にしますか?」
いつのまにかシャア「それじゃ、君を。」
…
無言でシャアを玄関から叩き出すアムロ。
アムロ「疲れた…」
384 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/25 03:12 ID:YOs9yDch
>>382 たしかアメリカとかの高校で開かれる、ダンスパーティみたいなモン
だったと思う…
プロムパーティは学校の年度末の卒業(お別れ)パーティみたいなもの。
アメリカの青春ドラマじゃ、このプロムパーティに誰をエスコートするかで男も女も躍起になる、というエピソードは定番。
映画「メリーに首ったけ」でもプロムパーティが主人公とヒロインの出会うきっかけの一つになってる。
>383
何なんだよ、全員兄弟なのにこの円満夫婦ぶりは。
もっとやってケレw
まあ一家のお父やんとお母やんだしなw
>375-380
Good Job!!!
太ったティファ・・・激しく怖そうだな(w
心の中で(太ったなぁ…)とか思っただけで危険だしねw
学校で…。
フレイ「キラ、放課後ちょっと付き合いなさい。」
キラ「…今日はネット関連のバイトがあるから無理だよ。」(…こうやって誤魔化すしかないし…。)
フレイ「…そうなの…?パソコン関連ならキラが一番頼りになるってウッソ君が
言ってたからお願いしようと思ったんだけど…。」
キラ「…ごめん。…(後の方に行き、NPCを凄い速さで弄りだす。)」(ウッソ…君まで…。)
ラクス「あらあら、キラ様も大変ですのね。そう言えば父もキラ様の事を絶賛しておりましたわ。
仕事は的確、スピードも超一流、これ以上の逸材は滅多にいないと…。」
フレイ「あんたの所で働いてたの?」(この女…底が知れないわね…。でも…負けないわよ…。)
ラクス「ええ。そうですわ。昔キラ様にPCのOSを少し書き換えていただいたんですが、それを見た父が私に
これをやった者を紹介してほしい…といってらしたので、父にキラ様を紹介したんですの。
そうしたら父がキラ様に家からでもできるバイトの話を持ちかけてこうなったんですわ。」
フレイ「へぇ…そうなの…。」(絶対負けないわよ…。)
カガリ「何で今日に限ってこうなっちゃうんだぁ?全くあいつは…。」
カミーユ「フレイにあの事がばれないと良いんだが…。」
カガリ「確かにばれたら何するかわからないしな。」
(続く)
ファラ「このように落下時にかかる衝撃というものはX地点よりも高度のあるY地点から落とした方がより強くなる。この理論を利用して製作された処刑器具がギロチンだ。
フランスのジョゼフ=ギヨタンが1792年に開発し、当時の一般的な処刑法だった斧による斬首ではなく、通常人間では不可能な高い位置から刃を落とす事によって失敗して罪人を苦しめることなく確実に罪人の首を落とす事を可能とした『人道的な処刑器具』として脚光を浴びた。
因みにあの高い位置に設置されている刃は首を切り落とすのに必要な力を得るためだけではなく、見る者に与える真理的効果も考慮した設計でありこれにより…」
シーブック「なあ、この先生なんでことあるごとに話がギロチンの方向に脱線するんだ?」
カミーユ「知らないよ。ギロチンが好きなんじゃないのか?この前は音の共鳴から何故か鈴の話になって、そこからギロチンの家系がどうのこうのでギロチンの話に脱線しちゃって」
サイ「お陰でその日の授業で言うはずのテスト範囲を言ってくれないからえらい目にあってさ、なんなんだよもう」
トール「でもあの先生話に熱が入ってるからって下手に内職なんかやってると…」
ファラ「イザーク=ジュール!そこで何をしている!」
ミリアリア「ほらばれちゃった。あの先生見てないようで結構見てるのよね。イザークもいい加減懲りないのかしら?もうこれで三度目よ」
トール「あそこまで行くとイザークも半分意地なんだろ、今度こそばれない様にやってやるってさ。お、今日の技はギロチンチョークか。この前は延髄切りだったっけ?」
キラ「それは一回目。この前のは教卓と教壇を使ったギロチンドロップだよ。あの先生のギロチン技は半端じゃなく痛いからなぁ…あ、イザークが落ちた。」
>>383 こういう兄弟中心のネタ好き。
欲言えばもっと大勢登場して欲しいけど。
ともかく、次作に期待AGE
荒野に激しく砂埃を巻き上げながら走る人影、
体のいたる所に鈴を付け、紫色のパイロットスーツで疾走する女、
その形相とスピードは人間と呼ぶにはあまりにも凶悪過ぎた、
ガンダムファイターさえも尿を漏らして卒倒するようなプレッシャーを放出しながら走る、
いままさにエセフランス人ファイターがお尿を撒き散らしながら卒倒した、エレガントに
トレーズは尿がかかってしまったことによる、憤怒と憎悪を無理やり押し込めながらつぶやいた
トレーズ「エレガントにな、レディ・・」
レディが目にも止まらぬ速さでトレーズのズボンを換えると
トレーズは満足そうにハーブティーをストローですする
足元ではレディに落書きされるジョルジュの姿があった 続く
ザンス(略)の地上訪問販売部隊、通称「イエロージャケット」
そのもっとも大きな拠点ラゲーン支部にタシロは居た、
タシロ「売上は、どうか?」
支店長「はっ、好調であります!
壷等の売上は、現時点で前年比で五パーセント増しであります!」
タシロ「ふふふ、順調だな」
そう言いながら窓の向こうを見やる
支店長「はっ!」
タシロ「正面口のほうが騒がしいようだが?」
支店長「マリア様に会わせろと、信者達が抗議でもしているのでしょう。じき収まりますよ」
タシロ「実態を知らないと言う事は幸せかもな・・」
そう言いながら椅子から立ち上がる
支店長「どう言う事でしょうか?」
タシロ「どうでもいい事さ」
ビシャン
タシロ「・・・・」
窓に一人の警備員が張りついてる
支店長「・・・・」
しかも血みどろで
ファラ「タシロォォーーーーー!!
お前のせいで私は宇宙漂流刑になったんだぁーーー!お前も地獄を味わえぇぇーーー!!!」
窓の向こうから悪魔の予感、警備員がポップコーンのごとく跳ね飛ばされるのがとても悲惨
続く
ナタル「……………(生真面目に黒板に文字を書き綴っている)……………」
ジュドー「……zzZ。」
ガロード「んがー…ぐー…。」
ジェリド「……ガがガガ…ズズズ…。」
イザーク「スー…スー…。」
カミーユ「……あいつら…いびき凄いな。」
シーブック「ああ…。前の授業がMS戦だからな。仕方ないさ。」
カガリ「ケバブ…ルレ!*゜∀゜リ ウマァイイ!」
アスラン「…カガリ…いくらなんでもそれは…。やりすぎでは?」
カガリ「大丈夫大丈夫。みんなの鼾でかき消されるさ。」
二コル「そうだと良いんですが…。それにしてもあの真面目なキラやラクス嬢ですら寝入ってますね。」
カガリ「キラはどうせ徹夜でもしたんだろ?ラクスは夜遅くまで仕事でもあったんじゃないのか?」
ナタル「貴様ら……前の授業が前の授業だから多少は大目に見ていたが…もう許さん!因みにこれは連帯責任だ。
全員に被害が行くが文句は許さん。なお後の方の席のものは危険なので目は庇っておくように。…留散弾頭、てぇぇぇぇ!」
ナタルが何か丸いものの導火線に火をつけ、高めに放り投げる…と、いきなり中から大量のBB弾が爆裂四散し、降り注ぐ。
(続く)
>ファラ帰還
初登場を飾ったのに、初っ端から悲惨なジョルジュw
こっから先は激しくパラレルでお願いします。
すげー酷い展開になります、忘れてください
タシロ「艦を後退させろ!」
支店長「ここはオフィスビルですよ!?」
タシロ「目の前の敵が強い〜、後退するしかない〜」
支店長「じょ、常務・・?」
タシロ「私は正気だよ・・」
そう言い放つタシロの足は震え、液体が滴っている
彼もクロノクルと同じなのだ。助けてくれる友達は、いないが
そんなやり取りの間にファラはすべての警備員をギロチンの餌食にして
仇敵タシロを倒すべく、走り出していた
支店長「仕方ない!マク○ス!トランスフォーメーションだ!」
社員「了解!全艦に告ぐ(略)」
隣の棟と上の階、下の階がゆっくりと変形をはじめる
ファラ「なんだ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
各ブロックが組み合わさり、ラゲーン支部が本当の姿をあらわす、
多くの従業員の圧死と共に組みあがったそれは、なぜか100メートルの巨大なジムだった
タシロ「ふ、ふは、ふはははは!勝てる、勝てるぞぉー!!」
多くの従業員を犠牲にして立ち上がったジム、一般的にはイデ○ンと呼ぶ
支店長「よし!アームド・アタックをかける!」
いつのまにかかパイプをくわえる支店長、どうあってもマク○スと言い張るらしい
社員「了解!アームド・アタック!」
ファラをおもっくそぶん殴るイ○オン
ファラ「ぶべら!」
ミンチにこそならなかったが、かなり効いた模様 続く
イザーク「いだい…いだい…。」
ガロード「うわわ、なんだぁ?」
ジュドー「…ビックリしたぜ…。」
ジェリド「…なんだなんだぁ?」
カミーユ「事前に机の下に避難して正解だったな。」
シーブック「全くだ。」
ミリアリア「…連帯責任って何よ…もう…。」
フレイ「少しは真面目に聞いてる生徒のことも考えてよね…。」
サイ「フレイも寝てたのに…。」
フレイ「サイ、何か言った?」
サイ「いや…何でもない。」
キラ「スー…スー…。」
ラクス「……スー…クー…。」
カガリ「あの状況下で平気でねてられるとは…凄いな。」
アスラン「そうだな…。」
ナタル「MS戦の授業の後なら寝るのは多少多めに見るが鼾は許さん。覚えておけ。」
全員(癖に文句つけてもどうしようもないんじゃ…。)
完
タシロ「奴が動き出す前にとどめを刺せ!早く!」
イデ○ンのパンチがファラを襲う
ファラ「貴様はメッチェンの変わりにもならん!!」
ファラの長い足が必殺を繰り出す!
バギャァ!
ファラの放ったギロチンキックとイデオンパンチが激突する・・!
ひどく長い一瞬の後、イデオンの腕が遥か彼方に飛んでいく
タシロ「いやぁぁぁぁぁ!!たすけてぇぇぇぇ!!」
支店長の哀れみの目線に気付く事も無く泣き叫ぶタシロ
そうしてる間にもギロチンキックがイデ○ンを破壊していく
いつのまにか見物に来たらしいトレーズとジョルジュが塀の上から見ている
ジョルジュ「タシロにはつらいな」
トレーズ「どうかな?」
ジョルジュ「なんだ?」
トレーズ「ファラ教師の戦い方は物理法則にはまらない、
ギロチンが好きで好きでしょうがない・・といった感じだ」
ジョルジュ「ああ」
トレーズ「そういった相手と戦えるタシロは」
ギロチンキックがもう一本の腕を奪うのが見える
トレーズ「幸せだ」
タシロ「ママァァ!!ママァァァ!!助けてよぉぉーー!」
鼻水、小便、汗、涙、あらゆる体液を撒き散らしながら命乞いをするタシロ
隣でまずいものを見てしまったといった表情の支店長
なんとかタシロを落ち着かせようと努力するが、
もはや彼には一片の理性も残されておらず、ただひたすら泣き叫ぶしかなかった
幸せどころではない。 続いてしまってすいません
社員「駄目です!やられます!」
窓の向こうでファラがキックを繰り出そうとしているのが見える、
しかし防ぐための腕も、逃げるための足も無く、ただ呆然と事実を受け入れるしかない社員たち
一人現実を見ていない男もいるが、そんな事お構いなしにキックは炸裂する
バキィ!!
イデオンの頭は空高く舞い上がった
そのまま大気圏を突破し宇宙へ放り出される、美しい地球を見ながらタシロは昔の事を思い出していた・・
ファラ「まだまだわからない事ばかりですが、よろしくお願いします!」
タシロはこの時部長、彼の元に配属された少し子供っぽさの残る彼女は、
少し恥ずかしそうに、しかしはっきりとした口調で自己紹介をした。
鼻血が止まらなかった、ヤバイくらいかわいいファラにタシロは一目惚れしてしまったのだ。
その日からタシロにとって会社は天国になった
彼女がわからない事を聞いてくるのが何よりの楽しみだった。
食事に誘ったりもした、買い物に付き合ってもらったり、ホテルに連れこもうとしたり、
裏路地に連れこもうとしたり、色々アプローチしたが一向になびかないファラ。
業を煮やしたタシロはファラに聞いてみた
タシロ「ファラくんは付き合っている人はいるのかい?」
ファラ「え、あ・・あの同じ課のメッチェン君と・・その・・だ、誰にも言わないでくださいね」
照れながら走り去っていくファラ
タシロ、ハートブレイク。耳血を噴出し鼻血を爆裂させながら彼は叫んだ・・
タシロ「絶対に・・・絶っっっ対に!!引き裂いてやるぅぅぅ!!!!!」
会社の帰り道、彼は恥ずかしげも無く絶叫した 続く
次の日メッチェンは南極に白熊の生態観察とゆう仕事を任され栄転した
ショックを受け泣いているファラに、そっと言葉をかけるタシロ
タシロ「私も力を尽くしたのだが・・」
その瞬間、すべてを見抜いたファラ
ファラ「貴様などメッチェンの代わりにもならん!!」
メギャ!!
タシロ「ブギュウ!」
そう、この日が彼女が変わった日、そして初めて人にギロチンキックを放った日であった
この日からタシロは会うたびにギロチンにかけられ、
とうとう、宇宙漂流刑によって救われたと思ったが、彼女は戻って来た。
世界有数のいい人、クロノクルがたまたま通りかかった宙域に漂っているのを発見したのだ。
思考が終わるとそこは見なれた本社の会議室だった・・
イデ○ン頭が突っ込んでしまったため酷く様変わりしていたが
タシロ「昔は・・・良かったんだが・・な」
パン屋さんについての会議を中断させられ、
マジ切れしたマリアが妙なオーラでタシロを圧壊させた 終り
>>ファラ部長
かなり面白かったw脇役もイイ味だしてるし。
あと、なんか文体が独特で新鮮だ…
次は兄弟のネタキボン。
ハヤクハヤクー♪
アル「ねぇ、アムロお兄ちゃん」
アムロ「何だい?」
アル「子供って、どう作るの?」
コウ「ブッ」(何故か鼻血←お約束)
アムロ「ははは…」(そうだよな…もうそんな年頃か)
アル「ねぇ、どうやって作るの?」
クワトロ「それはだな…」
ロラン「クワトロさん、どうして僕の肩を抱いているんですか?」
カミーユ「そんな大人、修正してやる!!」
ゲシィ!!
バキィ
(ついでにドモンにも殴り飛ばされ、車田落ち)
ガロード「俺とジュドーの部屋、来るかい?」
ジュドー「そうそう」
シーブック「こらこら、アルを悪の道に落とそうとするな」
キラ「ウッソみたいにしたいのか?」
ウッソ「……僕だって、好き好んで箸で摘まれているんじゃないんですよっ!」
シロー「まぁ、好き好んで年上にコロコロ行くのは否定していないよな…」
何時の間にか、有識者(当然、ドモンは除外)による、
「第一回チキチキ・アルの性教育討論会」が始まっていた。
が、何時の間にかアルの姿が消え、それを誰かが気づき彼の姿を探し始めた。
アルは庭の縁側に腰掛けていた。
その傍らにヒイロの姿が。
ヒイロ「おしべとめしべが…」
11人「そりゃ、受粉だろっ!!」
アル「???」
こうして、有耶無耶のうちにアルの疑問は無かったことになった。
しかし、また、第2第3の疑問が出てくるだろう…
カミーユ「……ジュドー、なにやっているんだ?」
>>407 面白かったッス。
こういうネタ好きだ!
夕方。夕食の仕度の間に、僕はカミーユ兄さんの傷の手当てをしていました。
何でも、クラスメイトに名前の事を言われ、ケンカしたんだそうです。
早めに帰宅し、リビングのソファで夕刊を読んでいるアムロ兄さんは、何も言いませんで
したが、心配そうにたまにこちらをチラチラと見てました。
ロラン「あ、ほら動かないで。しみますよ。」
カミーユ「!っつぅ。」
僕が手際よく手当てをしていると、珍しく家に居たドモン兄さんが口を挟んで来ました。
ドモン「なんだお前、また名前の事でケンカしたのか。」
カミーユ「うるさいな。アンタには関係ないでしょ?」
…なんか険悪なカンジになってしまいました。
僕はドモン兄さんに、カミーユ兄さんを挑発しないで、と言おうと思ったのですが、そん
な事を言ったら余計にカミーユ兄さんが荒れそうなので止めておきました。
このまま、またケンカが始まってしまうのかと危惧していたのですが、次にドモン兄さん
の口から出たのは、意外な言葉でした。
ドモン「いい加減、名前の事でケンカするのやめろよ。カミーユ・ビダン…優しくていい
名前じゃねぇか。」
ガタッ。
カミーユ兄さんが座っていた椅子から落ちそうになりました。
続く
僕は、久々に聞いたドモン兄さんの「兄」らしい台詞に感動すら覚えたのですが、カミー
ユ兄さんはそうは思わなかったみたいです。
カミーユ「まさか…ドモン兄さんから、フォウと同じセリフを聞くなんて…鬱だ。」
ギンガナム「カミーユ・ビダンだけに、ビダン(美男)子なのであるっ!」
ありえない事が二つ同時に起きました。
1つは、何時の間にかギンガナムさんが上がり込んで居た事。
もう1つは、そのギンガナムさんが強烈に寒いオヤジギャグを飛ばした事です。
一瞬、場が凍り付きました。
余りの寒さに、僕はそのまましばらく凍り付いていましたが、その間に、ドモン兄さんの右
手が真っ赤に燃えたのと、カミーユ兄さんが「修正してやるっ!修正ッ!修正!!」と叫ん
でいたのを覚えています。
僕が我に返ると、ボロ雑巾の様なギンガナムさんが家からつまみ出されてるところでした。
ギンガナム「シ…シャア殿…これが…若さなのだな…。」
…人は中年になるとオヤジギャグを言わずにはいられなくなるのでしょうか?
あと、言い忘れてましたがアムロ兄さん。僕が凍り付いてる時、肩が震えてましたよ。
さてはギンガナムさんのオヤジギャグに ウ ケ ま し た ね ?
はぁ…。僕も年をとるとああなるんでしょうか?激しく…鬱です。
完
最後の三行にワロタ
イイ!
やっぱり兄弟中心のネタが一番好きだ。
ドモン「何やってるんだ、キラ?」
キラ「あ、兄さん。いやさ、この前またジュドーとガロードの出席日数がマズイ事になってるって学校から通知が来たじゃないか。それで二人の成績が良くなれば少し位なら大目に見てくれるんじゃないかと思って。」
ドモン「それと倉庫を引っ掻き回してるのと何の関係が?」
キラ「いつだったか知り合いの神さん家の引越しを手伝った時に色々いらない物を貰ったよね。確かその中に睡眠学習装置があったのを思い出したんだよ」
ドモン「ああ、そういえば…『プログラムは消化しきったからもう必要無い』とかいってくれた奴か。誰が使うんだって中も見ずに倉庫に放り込んでそれっきりだったが」
キラ「そう、それ。付属の学習プログラム自体は巨大機動兵器の操縦法ぐらいしかなかったけどそれを普通の学習内容に変えればなんとかなるんじゃないかなって…あ、これだこれだ。(引っ張り出してフタを開ける)ゲ」
ドモン「どれどれ……おいキラ、これ本当に役に立つのか?」
キラ「いや、僕に聞かれても…確かにこれも睡眠学習装置だけど、まさかこんなベタなモノ(枕の両脇にスピーカーが付いてる奴)だったなんて…あの家でコレ使ってた人たちってホントに機動兵器を動かせるようになったのかな……」
おまけ
ドモン「バーサーカーシステムじゃまずいのか?欲しければアレンビーのツテで貰ってきてやるが」
キラ「カンニングになるんじゃないかなぁ…電波受信とかしてる訳だし」
もはやガンダム一家の朝食にギンガナムが同席することに兄弟達が何の違和感
も感じなくなったある日、事件は起こった。もちろん原因はギンガナムにあるの
だが。
ギンガナム「小生今日はちょっとした知り合いを連れて来たのである。しかし朝
ご飯を食べると元気になるなぁ!シロッコ!」
シロッコ「生の感情をむき出しにして食べるとは・・・これでは人に品性を求め
るのは絶望的だな。やはり人は絶対者によりより良く導かれねばなら
ん。ほぉ、ご飯の炊き具合は悪くないな、シャア。」
シャア「正確な評論だな。では食べさせてもらおうか、この家の朝食のおかずと
やらを!む、この鮭の焼具合はなかなかやる!」
ハマーン「甘いな、シャア!この鮭はほんの少し焼きすぎだよ。(シャア、私と
来てくれれば・・・朝食ぐらいいくらでも作ってやるというのに)」
ロラン「やめてください!皆さん!兄弟のぶんがなくなってしまう・・・ギンガ
ナムさん、いったいどういうことなんです!?」
ギンガナム「小生がいつも素晴らしい朝ご飯を食べていることを自慢したかった
んだよぉ、ローラァ!」
戸惑うロランをよそに4人は次々と朝食を片付けていった。その都度いちいち
批評を行いながら。そしてついに全ての食事が彼らの胃袋におさまったとき、兄
弟達が朝食をとるためにリビングにあらわれた。そして彼らは惨状を目の当たり
にした。
ヒイロ「朝食、未確認。おそらくは侵入者に食べられたと思われる。」
アムロ「シャア、貴様!・・・人の家の朝食を勝手に・・・」
カミーユ「シロッコ、ハマーン、クワトロ大尉まで!人んちで何やってんです、
あなた達は!」
ジュドー「ハマーン!?何でお前がここにいるんだ?」
ウッソ「おかしいですよ!人の家の朝ご飯をすっかり食べてしまうなんて!」
続く・・・ やつらが知り合いなのはパラレルということで・・・
今日はネタが豊富。喜びage
>>414の続きです。414のタイトルはこれの1ということで。
朝食をすっかりシャア達に食べられてしまった兄弟達の中でも喧嘩早いカミーユ
とジュドーはすぐさまそれぞれシロッコとハマーンに飛びついていった。が、
シロッコ&ハマーン「勝てると思うな、小僧!」 「見くびっては困る!」
2人から発せられる独特の波動がカミーユとジュドーを襲う。しかし彼らもまた、
カミーユ「暗黒の世界に帰れ、シロッコ!お前はここにいちゃあいけないんだ!」
ジュドー「ハマーン、憎しみが憎しみを呼ぶだけだって分かれ!」
4人のNT独特の波動がぶつかり合い、彼らの周りだけでなく家さえ揺れ始めた。
その力はまだまだ大きくなると感じさせる。同時に彼らの圧倒的な力は他のものの
介入を許さないと告げている。
シロー「家が・・・震えている?」
コウ「NTの力ってこんなに凄いのかよ!こ、このままじゃあ・・・」
キラ「コ、コーディネーターでもこんなことは不可能なのに・・・」
ドモン「腕力なら負けないんだが、それとは違った力だな、これはぁ!」
4人の対決に危機感を覚えたアムロはウッソとシーブックを近くに呼んだ。ちな
みにギンガナムはこんな状況でも他になにか食べるものはないかと探している。
アムロ「いいかシーブック、ウッソ。このままじゃうちはもちろんお隣のコバヤシ
さんの家まで危ない。そうならないように俺達の力であいつらの力を相殺
する。こいつは賭けだが俺たちになら、いや、俺たちにしかできないんだ!」
アムロ「いくぞ!うぉお、νガンダムは、伊達じゃない!!」
シーブック&ウッソ「なんとぉーーー!!」 「ガンダム!!」
(おのおのが気合を入れるための叫び。特別意味はない。類義語に「ユニバース!」)
勢いよくアムロ達の波動が、カミーユ、シロッコ、ジュドー、ハマーンの力にぶつか
った。ぶつかりあった力は一瞬の急激な膨張ののち、一気に収縮して元から何もなか
ったようにして消えた。アムロ、シーブック、ウッソの賭けは成功したのだ。
続く・・・
続き期待age
アムロ「おい、おまいら!!新製品の企画きますた。会議室に集合しる」
ケーラ「ネタ詳細キボンヌ!」
アムロ「新製品は、アガーイですが、何か?」
トーレス「アガーイたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
ミリィ「アガーイたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
クリス「>トーレス>ミリィ ケコーン」
トーレス「>ミリィ(;´Д`)ハァハァ」
ケーラ「キモイヨ━!!」
ジョブ・ジョン「バカップル逝ってよし」
初代ハロ「オマイラ、シゴトノハナシシル!」
アムロ「--------終了-------」
ラクス「--------再開-------ですわ」
クリス「再開すな!ボケが。それより製品サンプルうぷキボン」
オムル「ジムタンうp」
ラクス「ピンクちゃんageですわ」
オムル「↑誤爆スマソ」
ラクス「ピンクちゃんageですわ」
アストナージ「ほらよ>アガーイ・サンプル」
チェーン「神降臨!!」
ラクス「ピンクちゃんageですわ」
トーレス「市場調査では人気ねーよ!!」
ラクス「ピンクちゃんageですわ」
アムロ「スポンサーの娘でも口出しの権利ねーよ!!」
ラクス「ピンクちゃんageですわ」
ガノタ「ピンクちゃんage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
アストナージ「ageてれば作ってくれると思ってるスポンサーの娘はドキュソ」
クリス「ピンクハロはまともなAIがないと(ユーザーの評判を貰うのは)難しい」
クワトロ「イタイスポンサーの娘がいるのはこの会社ですか?」
ラクス「ピンクちゃんageですわ」
ケーラ「エセお嬢、語尾に「ですわ」つけて必死だね(w」
クワトロ「そんな事よりきいてくれよアムロよ。仕事とは関係ないけどさ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)」
420 :
420:03/02/26 23:24 ID:???
>419
えぐい書き様になってスマン。スルーしてくれ。
二重に痛い。逝ってくるわ。
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
y=ー( ゚д゚)・∵. ターンエーターン・・・
俺は面白かったけどね。
他の所で似たようなネタが幾らでもある。それの改変みたいなものだからね。
焼肉バージョン、その他色々と。正直そういうのは困る。
>>414が1、416が2の続きです。416に2の番号を入れ忘れてしまいました。
波動がぶつかり合って消えた後しばらくは沈黙が支配した。シャアが静かにお茶
をすする音とギンガナムが食べ物を探す物音だけが存在していたなか、シロッコが
いつもの気取った口調で沈黙を破った。続いてハマーンも感慨深げにつぶやく。
シロッコ「フッ、時の運はまだ私に傾いていなかったか。サラとレコアのもとへ帰
るとしよう。」
ハマーン「朝食をいただきに来て良かったよ・・・強い子に、会えて・・・」
捨て台詞と共に帰っていく二人の背中には奇妙な満足感すら漂っているようにみえ
る。シャアは二人の背中をを無言のまま見つめていた。クワトロと名乗るときのサ
ングラスを掛けながら。
ジュドー「ハマーン、シロッコ・・・次はその力をもっといいことに使えよ。」
ウッソ「ハマーンさんって綺麗な人ですね、ああ・・・(ウッソ妄想に突入。)」
カミーユ「シロッコめ・・・(サラもレコアさんもヤツのどこがいいんだ?)」
そんななかガロードはふと違和感を感じ、その原因に思い至った。彼は何気なく
シャアに尋ねた。
ガロード「シャアのおっさん、あんたいつもロラン兄ちゃんにちょっかいだしたり
してうるさいのに、今はなんかやたら静かだよな。」
アル「そういえばそうだね。でもそんなことよりさぁ、シャアのおじさんもNTな
んでしょ。じゃあさっきみたいなこと出来るんだよね、すごいや。」
シャア「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもない。・・
・では、私もそろそろお暇するか。ロラン君、おいしい食事だった。」
無表情にそう言い捨てて去ってゆくシャアの背中は、さきほどの二人とは対照的
に寂しく感じられる。その後姿はいつもより小さくさえ見える。アムロにはその理
由がわかる気がした。あのララァを除けば最もシャアを理解している彼には。
続く・・・次回で終わりです。
>>414、
>>416、
>>425の続きです
ガンダム兄弟の家で朝食を発端とした騒動の起きたその日の夜、シャアは飲ん
でいた。辛いときについ足が向く居酒屋、青い巨星で主人のランバ・ラルと女将
のハモンに愚痴をこぼしながら。
ラル「キャスバル様、そんなに飲まれては体に毒です。もうおやめになったほうが。」
シャア「いいや、まだだ、まだ終わらんよ!ったく、ラル、父の恩を忘れたかぁ。
ヒック。チクショウ、私の父の言い出したNTというのはなぁ、変な波動が出
せるやつらのことじゃねぇってんだよぉ。それを、あいつらときたら・・・そ
りゃどうせ私にはジオングは使いこなせなかったさ、サザビーのファンネルだ
ってサイコフレームの力を借りてやっと動かしてたさ、しかし、しかしぃ、私
だってNTのはずだぁあ!・・うぅう、ララァ、私を導いてくれぇ・・・」
ついに泣き出してしまったシャアにラルとハモンが困り果てているとき、店の扉を開
けて一組の男女が入ってきた。
ハモン&ラル「すいません、きょうはもう・・・、あら?」 「ほぉ、小僧か。」
アムロ「やだなぁ、ランバ・ラルさん、もう小僧じゃありませんよ。・・・シャアもし
やと思ったが、ここだったか。相当酔ってるな。」
ラル「NTがどうのこうのとおっしゃられて、わしにはよくわからんのだがなぁ。」
セイラ「兄は鬼子です。出来もしないことを出来ると思い込んで・・・あぁ、兄さん。」
アムロ「男には飲みたいときもあるさ、セイラさん。特にシャアはいろいろ辛いから。」
ラル「アルテイシア様まで・・・それにしても小僧、大人の男になったものだな。」
セイラ「さぁ、兄さん帰りましょう。アムロが送ってくれますから・・・」
シャア「優しかったアルテイシア、ララァ、私だってNTのはずだよなぁ、ヒック。」
終わり。 ラルとハモンの居酒屋はパラレルでかまいませんし、使いたい人がもし
しゃるならどうぞご自由に使ってください。
>>416の訂正です。 最後の行は
ラルとハモンの居酒屋はパラレルでかまいません。もし使いたい方がいらっしゃたら、
どうぞご自由になんとでもしてください。
ということです。
428 :
427:03/02/27 01:30 ID:???
>>427の
>>416は
>>426のあやまりです。訂正でまちがえるなんて・・・
たびたび本当に申し訳ありません。あんなものを読んでくださったかた
ありがとうございます。
>朝食大決戦
グッジョブ!
…ヘタレだけど、悩みを聞いてくれる人が多いシャアは結構幸せなのかもしれない。
>朝食大決戦
いや凄い気に入りました。一見馬鹿でなにげに深いような。居酒屋
青い巨星のくだりはかなりハートウォーミングっす。
ガロードがシャアの異変に気付いたのは、ジャミルが重なったからって
いうのはちょっと深読みすぎかな?
ラル「……」
ハモン「……」
ガロード「(ぼそっ)……なぁ、ラルのおっさん」
ラル「(ぼそっ)わかっている、小僧よ」
ハモン「お二人とも、飲み過ぎは…」
ジャミル「ううう…ルチルぅ」
シャア「ううう…ララァ」
ジャミル「ううう……」
シャア「ううう……」
ガロード「はぁ……」
ラル「まぁ、小僧。男にはそんな時もあるさ」
ガロード「どういうことさ?」
ラル「飲んで、何もかも忘れたい時は、飲み潰れた方がいいのだ」
ガロード「ふぅん」
ジャミル「ルチルぅ…」
シャア「ララァ…」
ハモン「この二人とも仲良くなりますわ、きっと」
ガロードが当ても無く、天井を見上げた時、
一人の少年と二人の女性が店内に入ってきた。
ナナイ「社長、これ以上は…」
サラ「塾長、さぁ、帰りましょう」
ロラン「ガロード、ここに居たのですか」
ジャミル「ルチル!!」シャア「ララァ!!」
ロラン「二人とも、どうしたんですか!!」
ナナイ「私というものがありながら…」サラ「そんな男は…」
女性二人「飛んでいけ!!」
ガロード「おぉ、飛ぶ飛ぶ」
ラル「キャスバル様…」
ハモン「あなた…」
特にオチも無いまま、
何故ガロードが居酒屋に居たのか疑問を残したまま、終わる。
434 :
427:03/02/27 19:38 ID:???
>>429、
>>430 感想ありがとうございます。たしかにこのスレでのシャアは
孤独じゃなく、結構幸せですよね。そのぶんかっこ悪くなっちゃてますが。
ジャミルとガロードの関係をシャアにあてはめたか?というのは俺としては
それほど深く考えてませんでした。Xはちゃんと見てないんで(内容はある
程度知ってるんですが)、むしろこっちがああ、そういやそういう話あった
なーって思っちゃいました。
>>431 早速ラルの居酒屋を使っていただいてありがとうございます。楽しく
読ませていただきました。
駅前デパートにて
シャクティ「今日は、ティファさん」
ティファ「こんにちは……(ペコリ)」
シャクティ「こんなところで会うなんて奇遇ですね。あ、そうそう…」
シャクティはポケットから茶色の紙封筒を取り出すとティファに渡す。
ティファ「…?」
シャクティ「この前一緒にマグロ漁船で一本釣りのバイトした時のバイト代ですよ。ティファさん受け取らずに帰っちゃったでしょう?」
ティファ「…あの後過労で…一週間入院しました…」
シャクティ「インド洋は暑かったですもんね〜(w それにティファさん海に落ちちゃうし」
ティファ「…一瞬天国が…見えました…」
シャクティ「そう言えばイルカに助けて貰ってましたね…お友達ですか?」
ティファ「……(こくり)」
シャクティ「今度紹介してもらえませんか?イイ水族館のバイトがあるんですけど」
ティファ「(少し考えて)…伝えておきます…」
シャクティ「ところで今日は何かお買い物ですか?私は「試食コーナーを全箇所制覇しに来たのですけど」
ティファ「水着を…」
シャクティ「水着?」
ティファ「今度、ガロードがプールに行こうって…」
シャクティ「いいですねぇ。…それにしても素敵ですよね、ガロードさんて。優しいし、チョットワイルドだけどカッコイイし、なによりティファさん一筋だし…」
ティファ「そんな…こと…(照れ)」
シャクティ「…それに比べてウッソときたら…」
ティファ「?」
シャクティ「素敵なお姉さんは好きだし胸の大きいお姉さん好きだしお尻のキュッと引き締まったお姉さんは好きだし…(以下小一時間ウッソへの愚痴が続きますので省略)」
ティファ「……」
シャクティ「…というわけなんですよ。酷いと思いません、ティファさん?」
ティファ「……」
シャクティ「あの?」
ティファ「……クークー……」
シャクティ「……とりゃ!!」
ビシ!!
ティファ「……おはようございます」
シャクティ「もうお昼過ぎてますよ」
ビシ!!
ティファ「……こんにちは?」
シャクティ「…で、話を元に戻しますがどんな水着にするんですか?」
ティファ「コレ」
シャクティ「花柄のワンピですか?フリルがカワイイですけど…ティファさんももう15なんですし…」
ティファ「おかしい…ですか?」
シャクティ「もうチョット大人っぽいモノの方が良いのでは?(まぁ、胸の大きさは私と大差ないみたいですけど)」
ティファ「じゃあ…コレは?」
シャクティ「ビキニはスタイルに自信がないと恥かくだけですよ?(プールに飛び込んだ瞬間にトップがツルっと行っちゃったりしてw)」
ティファ「……(なにやら失礼な電波を…感じます)」
シャクティ「コレなんて如何です?素敵でしょう」
ティファ「白のワンピース…?」
シャクティ「これならガロードさんも喜びますよ。(それにティファさんの貧弱なプロポーションも十分にカバーできますしね。)」
ティファ「ガロードも…喜ぶ…(やや赤面)」
白のワンピースの水着を胸に抱いてレジへと向かうティファ
心なしか足取りも軽そうだ
シャクティ「ええ、ガロードさんはとっても喜びますよ…(ニャリ)」
そしてデートの当日
ガロード「ゴメン、ティファ。待った?」
ティファ「私も…今来た所…」
ガロード「じゃ、行こうか」
ティファ「ええ」
シャクティ「今日は楽しみましょうね、ティファさん」
ティファ「……(こくり)」
ガロード「そうそう、なんてったって久しぶりの二人っきりのデートなんだから……ってシャクティちゃん?!」
シャクティ「今日は、ガロードさん。」
ガロード「ど、どうしてココに…ウッソのヤツなら家に…。」
シャクティ「ウッソはなにやらお出かけだそうですから…別の女の人と」
ガロード「……(汗」
シャクティ「と言う訳で今日は宜しくお願いしますね、ティファさん」
ティファ「……(こくり)」
ガロード「あ…そう、あはははは…(ウッソのヤツ〜怒!!!)」
シャクティはティファとしっかり手をつないで歩き出す。
ガロード「とほほほ……」
隣街の屋内流水プール
シャクティ「泳ぐ前に腹ごしらえしなくてはいけませんよね」
ティファ「……(こくり)」
シャクティ「ここのレストランはなかなか美味しくて有名みたいですよ」
ガロード「今日は俺がおごるからなんでも好きな物頼んでよ」
屋内流水プール内のレストラン
がつがつむしゃむしゃぱくぱく
シャクティ「すいませーんお代わりお願いしまーす」
瞬く間に大盛りチャーハンを平らげるシャクティ。
ティファ「……けぷ」
ティファはクラブサンドを半分も食べないうちに満腹になったらしい。
シャクティ「あら、ティファさん。もういいんですか?」
ティファ「……(こくり)」
ずぞぞぞぞ…ずぞぞ…
今度は大盛りスパゲッティを豪快にすするシャクティ
まるで手品のように平らげてしまう。
「すいませーん、お代わりー!」
今度は牛丼だった。
しかも特盛り
がふがふもしゃもしゃ
ガロード「…シャクティちゃんは結構たべられるんだね…」
シャクティ「食べられる時には徹底的に食べておかないと今度いつ食べられるか判りませんから(にっこり)」
満面の笑顔で答えるシャクティ。
その浅黒い顔の口元には白い米粒が良く映える。
シャクティ「すいませーん、お代わりー」
ガロード「…もう勘弁してください(涙」
別の女…
又 フ レ イ か !
プールサイド
「おっそいなー、どっかで迷ってるのかなー」
ガロードはトランクス型の水着に着替えてプールの脇に来ていた。
屋内プールとはいえ季節はずれのせいか人はそれほど多くない。
人混みが嫌いなティファもこのくらいなら大丈夫だろうというのがガロードの読みだった。
「ガロードさん、お待たせしました」
花柄でフリフリのワンピース水着を着たシャクティが体をバスタオルですっぽり覆い隠すように巻き付けたティファの手を引っ張ってやってくる。
ガロード「お!カワイイ水着だね、シャクティちゃん」
シャクティ「この前ティファさんと一緒に買った水着なんですよ、コレ」
そういいながらシャクティは後ろでもじもじしてるティファをガロードの前に押し出す。
ガロード「……」
ティファ「……」
なにやらお互いの目を見て顔を赤らめる二人。
シャクティ「じゃーん!ご開帳〜!!」
そう言いながらするりとティファのバスタオルをするりと脱がすシャクティ。
シャクティの選んだ純白のワンピース水着は意外にハイレグっていたし、背中もパックリ。
ガロード「くぅ〜〜(感涙!!」
ティファ「……?」
ガロード「……(ティファがこんな大胆な水着を着てくれるなんて…オレ、神様信じるよ♪)」
ティファ「あの……」
ガロード「……(この微妙なふくらみが…イイ!イイ!イイ!イイ!イイ!)」
ティファ「ガロード……」
ガロード「……へ!?」
ティファ「恥ずかしいから…あまりみないで…(真っ赤)」
シャクティ「鼻の下伸びてますよ?」
ガロード「あはははははは…お、泳ごうか(汗」
ティファ「……はい」
流水プール内
物静かなティファだが泳ぎは意外と達者だった。
ガロード「ティファって意外と泳ぎ上手いんだね」
ティファ「……(えっへん)」
シャクティ「(さて、そろそろですかね…)」
ガロード「あれ?シャクティちゃんは?」
いつの間にかいなくなったシャクティに小首を傾げるティファ。
ティファ「……?」
ガロード「まぁ、いいか。子供じゃないんだし(気を利かせてくれたのかな?)」
散々泳ぎを堪能したガロードとティファはそろそろプールからあがろうと手すりへと向かう
ガロード「先にあがりなよ、ティファ」
ティファ「……(こくり)」
ザバっとティファがプールから上がる。
ガロード「じゃ、オレも…」
ティファ「ガロード…」
プールから上がろうとするガロードにティファが手を差し伸べる。
ガロード「さんきゅ、ティファ…………う゛っ!!!」
急にガロードの体が固まる。
「ガロード…?」
つー……ブバッ!!!!
ガロードの鼻から一筋たれたかと思うといきなり大量の鼻血が吹き出す。
「きゃ!?」
驚いたティファが思わず手を離すとガロードはスローモーションで仰け反りながら水面へと落ちていく
ばしゃーーん
ぶくぶくぶくぶく
ティファ「ガロード!?」
シャクティ「やれやれ、やっぱりちょっと刺激が強すぎたみたいですね(w」
いつの間にかティファの後ろにやってきたシャクティがティファにバスタオルをかけながら言う。
シャクティがティファに選んだ水着は下にニプレスとサポーターパンツを着けるのを前提に作られた水着で、
それを着けなければ白だし水に濡れれば当然透ける訳で…
むろんティファにそんな予備知識はない訳で…勿論シャクティも判っていて黙っていた訳で…
ティファの桜色の二つのポッチも下腹部の淡い茂みの影もガロードは至近距離で、しかもローアングルからばっちり見てしまった訳で…
ぶくぶくぶくぶく
シャクティ「浮いてきませんねぇ」
ティファ「ガロード…」
ガロード「がぼがぼがぼ(もももも萌え〜)」
その日の夜
アムロ「ガロードがプールで溺れたって聞いたが…」
ロラン「今、大事を取って自分の部屋に寝かせています」
シロー「大方準備運動もせずにプールに飛び込んで足でも攣ったんじゃないのか?」
ドモン「惰弱な…もう一度一から鍛え直さなければいかんな」
シーブック「あいつは結構泳げた筈なんだがなぁ…」
コウ「彼女とプール…いいなぁ」
ジュドー「ガロードのヤツ、ティファさんに見とれてたんじゃないのw…そう言えばシャクティも一緒だったって?」
ウッソ「そうみたいなんだけどシャクティは何も教えてくれないし…兄さんはなんだか知らないけど
僕に小遣いくれて『たまにはシャクティと出かけてやれよ』なんて妙なこと言うし…」
ヒイロ「溺れたときプールの底に頭をぶつけたと推測するのが妥当だ」
カミーユ「もしそうなら病院に連れて行った方が良いかもしれないな」
アル「大丈夫だと思うよ。ガロード兄ちゃんってば何だかもの凄く嬉しそうな顔して寝てるし」
ガロード「ティファ…も萌え〜むにゃむにゃ…」
数日後、駅前ビル地下のブルセラショップXX(ダブルエックス)の取扱商品リストに
スーチーパイちゃん(20)スケスケ水着写真セット(10枚一組一万円税別)が加わったことはガロードには内緒だ(w
(終)
>>443 …あえてキラを抜いたのは又朝帰りデート…と言う事を暗に示しているんですね?w
>444
そう考えて貰って結構です(w
今日は日曜日、現在時刻10:00。ということで兄弟達も各々の友人や恋人と一緒に過ごすため
に出掛けるか、またはその準備をしていた。アムロはカイ、ハヤト達と旧交を温めに、カミーユ
はファの買い物に付き合い、ジュドーはルーやビーチャ達と街に繰り出す。ヒイロはリリーナの
『護衛』にアルはバーニィとクリスのデートのダシに、といったように。がロランは主夫業にやす
みなしという言葉通り、これから掃除をする計画を立てていた。
そんなガンダム兄弟の家に向かってソシエ・ハイムは足取りも軽く向かっていた。可愛らしい
顔には笑みさえ浮かんでいる。家の二階からその姿を認めたシローは、予定より早くきちゃったな
とつぶやいて、リビングに下り、掃除の準備をしていたロランをつかまえた。
シロー「ロランお前、今日は掃除なんかしなくていいよ。もうすぐハイム家のソシエさん来るから。」
ロラン「え、ソシエお嬢様が?だったら余計綺麗にしといたほうがいいじゃないですか。」
シロー「違うよロラン。お前にはいつも苦労かけてるだろ、だから今日ぐらいみんな忘れてソシエ
さんとデートしてこいよ。お前だってシーブックやカミーユと同い年なんだぞ。」
実はシローは他の年長者の兄弟と話し合い、今日はロランに普通の17歳らしい日曜日を過ごさ
せてやろうとしていたのだ。そしてそのためにソシエには昨日、ロランから頼まれたと嘘をついて
ロランとのデートの誘いをかけたのだ。ソシエはすこし考えてから−実はそのふりをしただけだが−
OKの返事をした。そして彼女はいま幸福な歩調でロランの住む家に向かってきているのだ。
シロー「・・・そういうわけだ。俺も午後からアイナと待ち合わせてるし、みんなどこかしらに出
かけてくよ。夕食のことも心配しなくていい。あ、これもってけよ。」
そういうとシローはロランの手に1万円を握らせた。俺達も厳しいからこれぐらいしかやれないが、
と言いながら。ロランは彼の性格上の反射と言った感じで拒もうとしたが、結局は受け取り、
ロラン「ソシエお嬢様と、デート、かぁ。そうはいってもどうすれば・・・」
とつぶやいた。急な展開に頭がすこしついていかない、と困惑していると、ソシエの到来を告げ
る呼び鈴が彼女の気持ちを乗せたように明るく鳴り響いた。
続く・・・
きっとソシエさんだよ、とシローが玄関に出て行くと、ソシエが嬉しさを隠し切れていない
表情で顔をのぞかせた。やっぱり結構脈ありだな、ロランもあれでなかなかやるじゃないか。
そう思いながらシローはソシエを出迎えた。
シロー「ロランは今着替えてるよ。もうすぐ準備できると思うから。」
さすがにいつもの服装ではまずい。が、ロランは兄弟のなかでも服には無頓着、というよりは
自分のためにお金を使うのを避けるきらいがある。当然おしゃれな服など持っているはずがな
く、アムロが彼のとっておきのイタリア風のスーツを貸してやることにしたのだ。出迎えがロ
ランではなかったことにソシエは少しがっかりしたが、やがて出てきたロランを見るとそんな
気持ちはすぐにきえてしまった。
ソシエ「ふーん、まぁまぁじゃない。じゃあいきましょ、どこ行くか決めてあるんでしょ。」
ロラン「え、えぇ。まぁ。」
アムロのスーツはロランには少し大きかったがそれほどおかしくもなかったし、何よりもと
もとロランはかなり容姿がいい。こちらはコウから貸してもらった革靴を履きながら、ロラン
はソシエの服装をちらりと見た。上品さと可愛らしさが共存したワンピースは着る者を選びそ
うなものだが、ソシエはそういうものが違和感なく似合う少女だ。
ロラン「そ、その服とてもよくお似合いです。ソシエお嬢様お、お綺麗ですね。」
言いなれているはずの言葉もどもってしまい、とってつけたようになってしまった。すかさず
ソシエが対応する。
ソシエ「お世辞はいいわよ。それよりどうせ街にはいくんでしょ?早くしなさいよ。」
ロラン「お、お世辞じゃありませんよ。じゃあシロー兄さん、いってきます。」
ソシエ「ロランのお兄さん、さようなら、また今度。」
家の二階ではコウがうらやましそうに二人の後ろ姿を見送っている。相手のいるやつはいいよ
な、キースとナンパにいったとこで、どうせまともな戦果は上がらないんだろうし。
続く・・・家出るだけで2レスもかかってしまった。アムロがスーツ持ってるのは大人なんでそ
れぐらい、と思ってください。ヤツこそ1stで無頓着でしたからね。
キラがお勧めデートスポットの紙とかを渡してそうだな。
街に向かうまでの道すがら、ロランはとりあえず、僕から誘ったことになってるしなにか
しゃべらなければ。そう思ってはみたものの、ロランの頭には何も浮かんでこない。
ロラン「えと、キエルお嬢様や、メシェーさんはどうしてらっしゃるんでしょうね。」
ソシエ「お姉さまは昨日からハリーさんとどっか行っちゃたわよ。まったく、なにしてるん
だか、メシェーは彼とお父さんと一緒に人力飛行機飛ばすって言ってたわ。」
ロラン「ディアナ様はいったい何をしていらっしゃるんだろうか。」
これぞ失言。口を滑らしたとすぐにロランも気付いたが、これを聞いたソシエは、あんたホン
トはディアナ様と一緒にいたかったんでしょ!私の先に誘って断られたの!と、言ったきり黙り
こくってしまった。その後街まで二人は何の会話もなく、ロランはただ自分のうかつさと愚かし
さを呪い、気まずい雰囲気とソシエへの罪悪感に身を突き刺され続けた。
やがていろいろな店が立ち並ぶ街のメインストリートに入ると、ソシエはロランには何の断り
もなくバーガーショップ『マクダニエル』に入っていった。あわててロランがあとを追うとそこ
には白い軍服を着て、頭にワッカをはめた見覚えのある青年がいた。
ロラン「待ってくださいよ、ソシエお嬢さん!あれ、あなたはシロッコさん。どうしてこんなと
こに?」
シロッコ「なに、私の知り合いの女性がここでバイトをしているのでな、そろそろ終わるという
ので来てみたのだが・・・」
そこまで言うとシロッコはソシエの峰に向き直りいきなり、今後の地球圏を支配するのは女性だ
と思っている。などと口説き始め、はぁ?と呆けているソシエのあご先に指を持っていこうとし
た。それに気付いたロランは二人の間にすばやく割って入り、
ロラン「やめてください!ソシエお嬢様には僕が指一本ふれさせません!」
と叫んだ。その声は店の全員が振り返るほどに大きく、当然注目の的になってしまった。ロラン
は顔を赤く染めながらも、それ以上に真っ赤になっているソシエの手を引いて外に飛び出した。
続く・・・なんか書いててちょっと恥ずかしいです。
>>450の訂正です。下から五行目の ソシエの峰には ソシエのほうに の
誤りです。申し訳ありません。
珍しく男らしいロランに萌え。
萌えるんかい!
萌え以外に何がアル
新作期待age
456 :
ドモンの就職先:03/03/01 01:06 ID:g2LA0ibf
月曜日の昼、仕事もせずにソファーに転がりテレビを見ているドモンがいた
ドモン「・・・・」
ワイドショーに見入りながらケツを掻いている
その脇で掃除中のロラン、駄目夫のようなドモンをわき目に黙々と掃除を続ける
ロラン(僕は「みのさんのなんでも電話相談」が見たいのに・・)
ドモン「ははははは!」
ワイドショーの何が面白いのか、大笑いしながら口の中にあるせんべえを撒き散らす
ロラン(ああ、せっかく掃除したのにせんべえの破片が・・!)
ロランの額にひっそりと血管が浮き立つ
ドモン「お、ロラーンせんべえが無くなったーもってきてくれー」
ロラン「ハイハイ」
ドモン「ついでに茶もなー」
ロラン「・・・・」
血管がゆっくりと広がっていく、
だがさすがは一家の母と呼ばれるだけありぐっとこらえて、お茶とせんべえをもっていく
ドモン「悪いなロラン」
ロラン「・・・・・」(そう思うならせめてこぼさないでくださいよ)
ずずずずずずーぶはぁ
ドモン「あはははっはは!」
ふやけたせんべえとお茶が眼下に広がる。同時に、ロランの額の血管が破裂
ロラン「いいかげんにしてください!!ドモン兄さん!!!」
普段温厚なロランが強暴な声をあげる
ドモン「げほっげほっ、ど、どうしたロラン!?」
ビックリしてむせたドモン
ロラン「どうしたもこうしたもありません!大の大人が昼間っからごろごろしてないでくださいよ!」
ドモン「な、なに!ふ、普段はトレーニングしてるだろうが!」
ロラン「ここしばらく試合が無いからって、いつまでもそうやっていられると困ります!」
ドモン「だ、だからいつもは・・」
ロラン「仕事見つけてきて下さい!そうしないと家に入れません!」
そういってドモンは家から追い出された 続く
ドモン「・・・というわけなんだ」
公園のベンチに二人は居た、大学から無理やりコウをを引っ張ってきたのだ
コウ「ていうか、そんなの僕に相談するより職安行った方がいいんじゃない?」
ドモン「なにぃ!貴様、小学校中退の俺が!なんのコネもなくそうそう仕事にありつけるか!!」
恐ろしいほど後ろ向きな意見を堂々と言い放つドモン
コウ「大丈夫だよ、学歴不問ってとこも結構あるし」
ドモン「・・コウ、まさかと思うが厄介払いしたくて言ったんじゃないだろうな・・?」
ビク!!
図星のコウ、というか大学に戻らなきゃ行けないのは当然
ドモン「見損なったぞコウ!貴様がまさか実の兄を見捨てるような奴だったとは!」
無駄に鋭いドモンを恨めしそうに見つめるコウ
コウ「じゃあどうして欲しいのさ・・?」
ドモン「お前の友達のクロノクルと言う男に頼むのだ!」
コウ「な、何言ってんだよ!コネならアムロ兄さんにでも頼めばいいでしょ!」
ドモン「そんな男らしくないことなどできるか!!」
言ってる事が破綻しているドモン
コウ「と、とにかく!駄目なものは駄目!」
ドモン「俺の(略)」
コウ「うわぁぁぁぁ!!」
ドサ・・
昏倒したコウの上着から携帯を取り出し、名簿からクロノクルの名前を探す
ドモン「あったこれだな!」
番号はわかったもののどうやってかけるかがわからない
四苦八苦してると通りかかったカロッゾさんが教えてくれた、配達の途中らしい
プルルルル、プルルルル・・・ガチャ
クロノクル「もしもし?ウラキ君か?」
ドモン「コウの兄だ!お前の会社で俺を雇え!」
クロノクル「・・・何?」
ドモン「今すぐここに来い!話はそれからだ!」
ブッ! 続く
r'⌒⌒`ヽ ♪
(ミ""メ""ミ )♪
(▼∀▼ ツ
¶⊂ ⊂_)
/ ̄[原稿] /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|
| |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r'⌒⌒^、 !?
( rνyyソr'⌒⌒`ヽ そ
ヾ ゚ー゚(ミ""メ""ミ ) て
( ]¶[ (▼∀▼;ツ
| ||¶⊂ ⊂_)
| / ̄[原稿] /|
(_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|
| _|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r'⌒⌒^'、
(/yy'ソν) ……。
[原稿]゚ー゚ ソノr'⌒⌒`ヽ
∩/ ]¶[ つミ""メ""ミ )
(▼Д▼;ツ
(⊂ ¥⊂~\
歴代主人公が姉妹だったら
ローラ(ロラン)七女「みなさん、ご飯ですよーーー」
コナ(コウ)四女「う(夕飯にニンジンが入ってる…。)」
シーラ(シロー)次女「コウ、ちゃんとニンジンくらい食べなさい」
ガリア(ガロード)十女「あれ、ドミ姉どこいくの」
ドミネ(ドモン)三女「うるさい!修行よ!」
カミーユ(変更なし)五女「姉さんはいつもそうやって勝手なことばかり言って!」
アムコ(アムロ)長女「や、やめなさいカミーユ!みんなカミーユを押さえて!」
ジュディ(ジュドー)十一女「どぅどぅ、カミーユ姉ちゃん!」
アクア(アル)十三女「カミーーーーユーーーーーー!!!」
ウルスラ(ウッソ)十二女「アクアまで飛び出すことないのに!」
シェビー(シーブック)六女「ああー、麦茶こぼれたーーーー!」
キーラ(キラ)八女「ちょ、台ふきどこですか!ローラ姉さん!」
ヒロコ(ヒイロ)九女「………(食事くらい静かに食べたい)」
(作者注:各キャラの名前は性転換スレなどで使われているものなどを参考にでっち上げました)
\
r'⌒⌒^'、 \
( rνyy'ソ \\
ヾ ゚ー゚ノ | |
]¶[ ) | |
/ / 人
ヽ/ < >⌒⌒ヽ ∩
△/ //(V#"メ"""ミ) /
▽ ▽ 彡 ヾ▼Д▼ノ /
△ △ ¥ /
▽
紙降臨。
シロッコのちょっとした挨拶から、ロランがソシエをかばったのは使用人としての感情から
だったが、今日ばかりはそれが特別な意味を持っている。もっとも普段から二人はただの主従
関係と呼ぶには、ほんの少しだが親しすぎるが。あれ以来、先ほどとはまた違った気まずさが生
まれてしまい、ロランはそれを打開するために、目の前のデパートにソシエを誘ってみた。
ロラン「あの、ソシエお嬢さん、そこのデパートで買い物でもしませんか。新しい服とか見て
回るの、お好きでしょう?」
ソシエ「そうね、ロランがそう頼むなら入ってあげてもいいわ。それより、きょ、今日ぐらい
お嬢さん、お嬢様、とか呼ぶのやめなさいよ。」
ロラン「じゃあなんておよびすればいいんです?」
ソシエ「ソシエ・・・さん、でいいわよ。」
ロラン「はぁ、分かりました。ソシエ、さん、ですね。」
ソシエは本当はただ、ソシエ、と呼んで欲しかったが、恥ずかしくて頼むことが出来なかっ
た。もっとも頼んだところでロランは、恐れ多いとか何とか言って受け付けてくれないかもし
れない。ともかく、そんなやりとりを交わしながら二人はデパートに入り、まずはソシエの服
を見ようということでそのためのショップが入っている3階へとむかった。するとついたとた
んに、ロランの耳に聞きなれた声が飛び込んできた。
カミーユ「偶然だよ、ファ。フォウとここであったのはさ。いや、そう確かに今日はお前に付
き合うっていったけどさ、せっかくフォウとあったんだから話しぐらい・・・」
声のしたほうを見てみると、カミーユが右のファと左のフォウのに挟まれて、二人の間で右
往左往している。それを見たソシエは屈託なく言った。
ソシエ「ひっどい男。どっちにも振られちゃえばいいのよ。あれ、そういえばあの人もロラン
の兄弟だっけ?」
暗にディアナへの尊敬だか、敬愛だかが強すぎるロランを牽制したのかどうかは、分からない。
続く・・・
ロランはカミーユを助けようとはしなかった。冷たいようだけれど、あれこそ身からでた
さびってやつだし、自分たちが行ったところで何の解決にもならないのは明らかだ。とりあ
えず、全く別のほうにあるショップに入って二人は自分たちのデートに集中することにした。
当然ながらどのショップに入っても二人はカップルとして扱われた。ロランは日頃こういう
ところにくることさえないので、自然に何もかもをソシエがリードすることになった。今日初
めてデートらしい会話や雰囲気が生まれ、多少の気恥ずかしさは伴ったものの、二人は大いに
二人きりで何かをするということを楽しんだ。買い物はというと、結局ソシエは何も買わず、
ロランがソシエの見立てたシャツを買うことになった。いつもの習性でロランがお金の心配を
してしまうと、なんとソシエがそのシャツは私がプレゼントする、と言い出した。
ソシエ「いいのよ、遠慮なんかしなくて。あんたにはいつも世話になってるんだし。どうせ兄弟
多くて、お金あんまりないんでしょ。」
ロラン「人を貧乏人ぽくいわないでくださいよ。確かにお金はあんまりないですけど。でもいいん
ですか?なんか悪くって。」
そうはいったものの、ロランはこれもまた彼の性格のおかげで結局はソシエに押し切られ、シャツ
を買ってもらうことになった。ソシエにとっては自分がお金を出して、何かをロランと共有するこ
とが、自分が新しい洋服を買うことよりとてもすばらしく感じられた。
ふと時計を見ると1時をだいぶ回っている。時間を見たとたんおなかがすいたのか、とにかく何
か食べましょう、もうおなかが減りすぎたわ、とソシエがジェスチャー付きで言った。
ロラン「それなら公園に行きませんか?ドモン兄さんが、日曜日だけおいしいホットドッグのスタ
ンドが出てるって教えてくれたんです。」
ソシエ「ホットドッグかぁ、ロランのお兄さんのすすめに従うのもいいかもね。でもほんと兄弟多い
のね。」
そうして二人は街のオフィス街の真中にある公園に行くことにきめた。その公園は平日はオフィスで
働く人々の息抜きの場、休日は恋人たちの定番のデートスポットとして有名な所である。
続く・・・
公園につくとロランとソシエは適当な芝生の上に腰をおろし、そこにソシエを残して、ひとりで
ホットドッグを買いに行った。確かB&Jホットドッグって名前だったな、と周囲を見回すと何人
かが並んでいるスタンドがすぐに見つかった。ロランは小走りに近づき、列の最後尾につけた。な
にか知ったふうな声が聞こえるな、と思っていたが、その理由は自分の番がくるとすぐに分かった。
ロラン「ホットドッグふたつくださいな、っと、ああ、ブルーノさんとヤコッブさんじゃないですか。」
ブルーノ「よぉ、ロラン。俺たちここで日曜日だけ店出してんだ。結構評判いいんだぜ。」
ヤコッブ「パンはキースんとこからまわしてもらってんだ。あ、お前ふたつってことはデートだろ?」
ロラン「え、えぇ、まぁ、そんなとこです。」
ブルーノ「相手は誰だ?多分、ソシエの嬢ちゃんだろ。たく、やるじゃねぇか。」
ヤコッブ「全く、全く。ほら、出来たぞ。あ、お前でも代金はきっちり払ってもらうからな。」
そりゃ、もちろん。と答えてロランは代金を払い、二人分のホットドッグを受け取った。ソシエお嬢
様にも早く教えてあげようっと、ロランはニコニコしながらソシエのもとに帰っていった。
一方ソシエは、ロランがホットドッグを買いに行っている間、30メートルほど離れたところに
座っている男女を見つめていた。多分恋人同士だろう。ふたりで楽しそうに笑いながら、彼女の方
が作ってきたらしいサンドウィッチを食べている。あの二人もそれほどすすんだ仲とは見えないけ
れど、少なくとも隣に座っている人が自分の恋人だという共通の認識はあるだろう。自分とロラン
には、それがない。ロランは私のことなんて思ってるんだろ。ただのちょっと仲のいい主人としか
思っていないのかな。ひとりになったソシエはそんなことを想い、少しもの悲しくなった。
続く・・・
何か深夜の書き込み多し。
幸せやー。
ロランがソシエの元に帰ってきたとき、ソシエが何かを見つめていることに彼は気付いた。
ソシエの視線を追ってみるとそこには、シーブックとセシリーが笑いながらサンドウィッチを
食べている光景があった。ホットドッグをソシエに手渡しながら、ロランは視線の先の兄弟の
ことを話した。
ロラン「あれ、僕の兄弟です、また。そっか、シーブック達もこの公園に来てたんだ。」
ソシエ「そう、きれいな彼女ね。二人は恋人どうしなんでしょ?」
ロラン「はい。彼女は確かセシリーさんって方で、パン屋の娘さんです。あ、あのサンド
ウィッチ、きっとご自分でつくられたんでしょうね。」
そうね、とソシエがつぶやいたとき、ロランはソシエと顔を合わせた。表情にどこかし
ら寂しさがたゆとうている。なぜなんだろう、と疑問を抱えながらもロランはブルーノと
ヤコッブがホットドッグを売っていたのを話すことにした。
ロラン「そうそう、ソシエお嬢、いや、ソシエ、さん、このホットドッグ誰が作ったか知
ってます?聞いたらきっとびっくりしますよ。だってあの二人が・・・」
そこまで話したところでロランの話はさえぎられた。ソシエが急に口を開いたのだ。ほん
の少しだけれど、思いつめた顔をして。
ソシエ「ねぇ、ロラン、ロランは私のこと、どう思ってるの?」
そのとき確かに、風が吹いた。
続く・・・最後の一文はまぁ、ターンAっぽくちょっと遊んでみました。しかし当初考えていたより
ほんとに長くなってしまっている。10レス以内に収められるよう努力します。
>「ロランにも休日を」の人
名前欄じゃなくて、本文の1行目に
「>446、>448、>450、>464-466」と書いてもらえるとより見やすくなるわけだが
一時間後、ほっとけばいいのにきちんと来てしまうクロノクル
ドモン「遅いぞ!」
クロノクル「悪いんだが、私の一存では決められない・・って何をやっている!」
黙々と艦に乗り込むドモン、
ドモン「この艦を壊されたくなければ本社に連れていけ!」
ジャイアニズム宣言、発令。何か言いたそうなクロノクルは艦の装甲を一つ素手ではがすと静かになった
クロノクル「ところで携帯に出なかったが何かあったのか?」
ドモン「ピーピーうるさかったので粉砕した!」
クロノクル「そ、そうか・・」
人間社会に適応できない生物を乗せたまま艦は本社に向かう
続く
471 :
ドモンの就職先:03/03/01 21:11 ID:AspiN40x
本社ビルに着き満足げなドモン
ドモン「うむ!悪くないぞ!マスク」
クロノクル「さっさと行くぞ」(姉さん辺りに何とかしてもらおう・・・)
会議室の前で鬱っぽくため息をつくクロノクル
クロノクル「クロノクル、入ります」
会議室に入ると目に入ったのはデカジム頭とマリアのオーラで押しつぶされるタシロだった
クロノクル「また変な事が・・・」
絶句しているクロノクルの横で怒りに震えるドモン
ドモン「貴様!無抵抗のものをミンチにするとは何事か!」
飛びかかるドモン、床を粉砕しながら走る動きは、野生のゴリラ
クロノクル「やめろ!その方は社長だ!」
マリアに拳が当たるぎりぎりで止まる
ドモン「なんだ?おばさんのくせに社長か」
機嫌の悪いマリア、大爆発
マリア「子持ちが社長をやって何が悪いんだよ!そんなプーは修正してやるーー!!」
小人さん入りのエンジェル・ハイロウチョコを握り締め、怒りをドモンに叩きつける
ドモン「う!?」
サイキック・ウェーブで吹っ飛ばされるドモン、
たまたま後ろに居たイク課長がクッションになり一命を取り留める
イク「大人がそんな事をやっちゃいかん・・・大人は社会で働くべきだ・・」
ためになる言葉を言い残し逝ってしまうイク、出番を盗られたマチスがハンカチを噛んでいる
ドモン「し、師匠・・?師匠ーーーーーー!!」
声がよく似てるため勘違いしてしまったドモン
ドモン「貴様ーーー!よくも師匠をぉーーー!!」
怒りのスーパーモード発動、
ドモン「メン、メン、メェーーンッ!!」
角材を振り回しマリアに迫るドモン、そこにあらわる仮面の男
シュバルツ「それではマリアに勝てんぞドモン!!」
そのまま角材でど突かれ、ほとばしる鼻血と共に倒れこむシュバルツ
シュバルツ「立派になったな・・ドモン」
そのまま鼻血の海へと意識を沈ませる 続く
ドモンは素直に日雇い肉体労働しる!と思ってしまった。
相変わらず変な(失礼)文体で楽しい。
がんがれ。
もはや「シャッフル同盟」という職業に就いて
国連(地球連邦? ガンダムファイト国際委員会?)から給料もらうしかない気がする……
久々に来てみたが長く続いてるね。このスレ
その気力にはアッパレするものがあるよ。。
476 :
小ネタ:03/03/02 00:26 ID:???
朝食時に悲鳴が響く
ロラン「大変です!アムロ兄さん!」
アムロ「どうしたロラン、またグエン卿か?」
ロラン「違いますよ!みんなの下着がなくなって、代わりにフンドシがあるんです」
コウ(いやな思い出が・・)
ヒイロ「ギンガナムか!」
ギンガナム「いやいや小生はご飯を食べているだけで何もしておらんぞ」
ねこまんまをたべながら
カミーユ「ご飯に味噌汁をかけるなんて!そんな大人は修正してやるーー!!」
シーブック「いきなり切れる癖、直せよカミーユ」
ドモン「そうだ!不意打ちなど卑怯者のする事だ!」
ウッソ「あなた言うなんて、可笑しいですよドモン兄さん。いやまったく、ははは」
ドモン「笑うな!ウッソ!」
グシャ
ガロード「じゃあ、誰がやったんだよ、」
シャア「フンドシ姿のロラン君もなかなかだと思うが?」
アル(どっから入ってきたんだろう・・)
アムロ「お前ほどの男がなんてなんて守備範囲の広い!」
ギンガナム「フンドシの良さがわからない愚か者はぁ、地に這いつくばって消えてもらう!」
味噌汁に頭から突っ込むアムロ
シロー「不法侵入、窃盗罪、及び猥褻物陳列罪で逮捕する!」
シャア「なに!最後の一個は納得がいかんぞ!」
ジュドー「あんたの存在そのものが猥褻(略)」
シャア「エゴだよ!それは!」
引きづられて消えるシャア
アムロ「・・・・風呂に入ってくる・・」
ドモンネタに詰まったんで小ネタでお茶を濁しました
>>446、
>>448、
>>450、
>>464−466、
>>468の続きです。
(469さんご意見ありがとうございます)
ソシエに、私のことどう思うの?と訊かれて、ロランは心底困ってしまった。ひとつ
には、うかつに返答すれば何もかも台無しにしかねない、ということがあるが、何より
も問題なのはロラン自身、ソシエのことをどう思っているかがはっきり分からないから
だった。
ロランはキエルやディアナにソシエ以上の憧れを抱いている。しかし同時にソシエに
も、あの二人にはない身近な親しみを感じている。さらにそれらが恋愛感情か?と考え
れば思考はいっそう泥沼にはまっていってしまう。ふつうの17歳ならこのことで一日
中悩んでいられたかもしれないが、兄弟の家事を一手に引き受けているロランには、今
日までその余裕さえなかった。結局、ロランにはお茶を濁すような答えしかできない。
ロラン「ソシエお嬢さんは、素敵なひとだと思っています。今日一緒にいれて、僕は、と
っても、幸せですよ。」
ソシエ「そう、ありがと。ロラン、今日はお嬢さんはやめてっていったでしょ。」
は、はいと返事しながら、ロランはふと違和感を感じた。いつもならソシエは、ロラン
に曖昧なところを見つけると、容赦なく追及してくる一面があるのに、今はそれをしない。
ソシエ「ところでこのホットドッグ誰が作ってるの?」
ロラン「ああ、それ、ブルーノさんとヤコッブさんがつくったんですよ。」
ソシエ「あの二人が?結構器用よね、あの二人。前は人形劇なんかやってたし。」
ソシエは屈託なく笑いながら、ホットドッグに噛み付いたり、ロランの口元についたケチ
ャップをふいてやったりした。そんな楽しげな様子を見たロランは、とりあえずこれでよか
ったのかな、と思い、二人の間で交わされる他愛のない会話を自然に楽しむことができた。
ソシエには、ついロランの気持ちを訊いてしまった時点で、はっきりした答えが返ってこ
ないことが分かっていた。だったらせめて今日だけでも彼女は、ロランと楽しく過ごしたかった。
続く・・・
居酒屋「青い巨星」の事務室の応接テーブルで、アムロと店主のランバ・ラル、ハモンが向かい合っていた。
ハモンがラルに何か耳打ちする。
ラル「ふむ、よろしい。では採用決定だ」
アムロ「あの、なんていうか、ご厚意は嬉しいんですけど、僕には納得できません」
ハモン「なぜ?」
アムロ「まだ面接を始めたばかりじゃないですか」
ラル「フッ、ハハハハハッ。ハモン、一本やられたな、この小僧に」
ハモン「君の事をあたしが気に入ったからなんだけど、理由にならないかしら?」
アムロ「そんな」
ラル「小僧、ハモンに気に入られるなぞ余程の事だぞ」
クランプ(板前)「まったくだ。遠慮したらバチが当たる」
アムロ「僕、接客経験とかありませんよ。なのに簡単に決めちゃって、それで本当に良いんですか」
ラル「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきりものを言うとはな。いい度胸だ。ますます気に入ったよ。
ア、アムロとかいったな?」
アムロ「はい」(履歴書ちゃんと見たのかな?)
ラル「しかし、仕事ではこうはいかんぞ。明日から早速店に出て仕事を覚えてもらうからな。頑張れよ、アムロ君」
アムロ「は、はい、ラ、ランバ・ラルさんも、ハモンさんも、ありがとうございました」
…とまあ、実にいい加減な採用だったが、時給は良かったし、店の空気も合っていたので、
アムロは大学を出るまで、この居酒屋「青い巨星」でアルバイトを続けていた。
ハモンって和服似合いそうだよな…。
>>446、
>>448、
>>450、
>>464−466、
>>468、
>>477の続きです。
公園でゆったりとした時間を過ごした後、二人は映画館へとやってきた。時刻は3時過ぎで
客も多く、本来見ようと思っていた恋愛ものは見られそうになかった。
ソシエ「チケットぐらい買っておきなさいよ。ったく、しょうがないからちょっと子供向けだ
けどはりー・ポッターでも観る?」
ロラン「そうですね、たまにはこういうのもいいですよね。」
二人が席に座って上映開始を待っていると、またもやロランの耳元に聞き慣れた声が届けら
れた。談笑しながら隣の席に入ってきたのはアルとクリスとバーニィだった。
アル「あ、ロラン兄ちゃんも『はりー・ポッターと黄金の魂』観るんだ。パンフレット、見る?」
そういってアルが二人に渡してくれたパンフレットにはこう書いてあった。
意地悪な親戚と暮らしていた11歳のはりーはある日、急に魔法使いだと知らされて
ムーンレィス魔法学校の、シンエイタイ寮に入ることになる。そこでであった尊敬すべ
き寮監ディアナや、仲間達。赤いゴーグルをきらめかせ、黄と黒のローブをはためかせ、
金色の箒、ゴールドタイプを駆るハリーの雄姿を、心の底からお楽しみください。
ソシエ「なに、これ。」 アル「始まるよ、お姉ちゃん。」 以下、映画名場面
丸フォイ『シンエイタイはディアナの尻をおっかけてればいいんだよ!』
はりー『ディアナ様の尻と言ったかぁ!スニッチは渡さん、いけぇゴールドタイプ!
ユニヴァース!!掴んだ、これで我がシンエイタイがクィディッチに優勝だ!』
はーまいえる『一言好きとおっしゃってくれれば、あなたのためになんだってするのに。』
はりー『その代わり愛するというのでは、それでは貧しいでしょう。』
映画を見終わったあとのアルは大喜びで、やたらとバーニィやクリスに向けて、ユニヴァー
ス!とさけんでいたが、ロランとソシエにはすこし内容が子供向け?過ぎたようだった。
続く・・・
なんだこの映画w
481 :
ドモンの就職先:03/03/02 07:12 ID:o4FnDJm3
会議中だった社員達を次々とミンチに変え突き進むドモン
マリア「感応する魂を持った少年達よ!倒すべき敵はここにいます!!」
他力本願マリア社長、誰もこない事に憤慨しながらドモンを迎え撃つ
ドモン「どおりゃぁぁ!!」
角材でマリアと戦うドモン、しかし電波クイーンマリアの前では無力
マリア「だまらっしゃい!だまらっしゃい!だぁまらっしゃーーーーいぃ!!!」
本社ビルを無残な瓦礫に変えながら戦う二人
二人の間に割って入ると殺されそうなため立ちすくむクロノクル
バニング「そういう時は身を隠すんだ!」
出番を求めてさすらうバニング監督、一言いうと満足げに去っていった
続く
ホワイトデーに作ったクッキーを兄弟達(+その彼女達)にもふるまうロラン。
その美味しさにショックを憶えるヒロイン達。
やべぇ、なんか愛のエプロンを想像してしまった
さすがお母やん。
愛が籠もってそうですね。
>>446,
>>448,
>>450,
>>464,
>>465,
>>466,
>>468,
>>477,
>>478 の続きです。
ロランとソシエは映画を見終わった後、アルたちと分かれ、喫茶店でコーヒーを
飲んでいた。時刻はすでに6時ごろであり、ロランは夕食をどうするか考えていた。
ロラン「あの、ソシエさん、夕ご飯どうします?」
ソシエ「あんた、考えてなかったの。そう、じゃあ私がウチでご飯作ってあげるわ。
遠慮しなくていいのよ、お父様とお母様も組合の旅行でいないし、お姉様
もハリーさんと出かけてるし。」
ロランは畏れ多いのと、ソシエお嬢さんって料理できたっけな?という不安とで
その提案に賛成しかねたが、やっぱりソシエに押し切られてしまい、結局ハイム家
でソシエの手料理をご馳走になることになった。
ソシエ「あんた私に料理なんかできないって思ってるんでしょ、思い知らせてやる
んだから。メニューはカレーよ。(これなら私でも出来るしね。)」
二人はスーパーで材料を買い揃え、ハイム邸のキッチンにてカレーを作る準備に
とりかかった。エプロンを着けたソシエに、ロランは胸の鼓動が一瞬強く、はやく
なったのを感じ、それをごまかすために手近にあった人参に手を伸ばした。すると
それをみたソシエが鋭く、
ソシエ「ロランは何もしなくっていいって言ったでしょ!座って待ってなさいよ!」
そう怒鳴られてロランは、僕も手伝いますよ、と言ったのだがソシエは聞き入れず、
何がどうしても押しに弱いロランは、食事をするための部屋で一人、料理が出来る
のを待つことになった。
しばらくすると一人で時間を持て余していたロランの耳に、案の定かそうでない
かはともかく、ソシエの、アクシデントを告げる声が響いた。
ソシエ「ロラーン、バンドエイド、バンドエイドはどこにあるのー?」
続く・・・10レス超えてしまいました。まとめる力がないなぁ。
ソシエ萌えー
いきなり指切るかw
489 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/03 01:54 ID:4x0u+x0d
たしかスニーカー文庫の短篇集でソシエが料理してたが、絶望的に下手だったはず。
パニックになって電気コンロを叩き割って、火花散らしてたぞ。
本社ビルのあった場所がただの荒地になる頃、戦いは膠着状態になっていた
握り締めたチョコは溶け小人さんがこぼれだし、ドモンは服が破れフンドシ一丁だった
そのとき、瓦礫に身を潜めたクロノクルは見た、空から降臨するカロッゾを
カロッゾ「ふははは!!凄かろう!!」
久しぶりで少々はりきっているカロッゾさん、空からゆっくりと舞い降りる、
クロノクル(やっと話が終わる・・・助かった)
カロッゾ「パンの配達に来ただけだがね、ふははははは!」
マリアとドモンにパンを渡す、
マリア「美味しい・・」
ドモン「うまい、うまいぞぉぉ!!」
カロッゾ「ふははははは!存分に戦うがいい!!」
煽るだけ煽ってどこかに去っていくカロッゾさん
クロノクル「カロッゾさぁぁーーーん!」
続く
>>490 なんとなく、らん○1/2を思い出した。
水をかけるとローラ・ローラになるロラン
絶望的に料理下手のソシエ
イングレッサの蒼いいかづちグエン
スレ違いSAGE
>>446,
>>448,
>>450,
>>464,
>>465,
>>466,
>>468>>477,
>>479>>486 ソシエの声を聞いて慌ててロランがキッチンに入っていくと、ソシエは左手の人差し指
に血をにじませていた。どうやら玉ねぎを切っていったときにやってしまったらしい。ロ
ランはキッチンに置いてある救急箱からバンドエイドを取り出した。このへん、ロランの
ほうがハイム邸のキッチンに詳しい。
ロラン「やっぱり、僕がやりましょうか?怪我してしまったら………」
ソシエ「なによ、私には無理だって言いたいの!指の一本ぐらいなんでもないわよ!」
ソシエの怒声がキッチンに響き渡り、ロランは再びキッチンから叩き出されてしまった。
その後一時間半ぐらいして午後9時を少し回ったぐらいの時間になってから、ようやく
ソシエが二人ぶんのカレーをお盆に載せてやってきた。バンドエイドを巻いた指が二本ほ
ど増えている。ロランは先程から鳴り始めたおなかに、カレーの匂いを漂わせる空気が快
よく入ってってくるのを感じながら、材料を買ったのに付け合せのサラダが出てこないこ
とと怪我した指が増えていることには触れないようにしようと思った。
それぞれが席に着き、ロランは少しカレーを見つめ、口に入れてみた。意外とおいしいな、
もっともカレーをまずく作るのは、おいしく作るよりよっぽど難しいけど。
ロラン「このカレー美味しいです、ソシエさん。」
ソシエ「どうせ、お姉様がつくってくれたほうがいいんでしょ。どうせ私はカレーを作る
のに精一杯で、サラダを作ることも忘れてたわよ。」
ロラン「そんなことないですよ、ソシエさんがわざわざ作ってくれて、僕、嬉しいです。」
ソシエ「そう、お世辞ありがとう。(手料理作戦はとりあえず成功かも。猛特訓の甲斐が
あったわ。カレーごとき作れるようになるまでにどんなに苦労したことか……)」
続く・・・一応ソシエは右手に包丁を持ってるんですが、利き腕どっちだったでしょうか。
>>446,
>>448,
>>450,
>>464,
>>465,
>>466,
>>468,
>>477,
>>479,
>>486,
>>493の続きです。
ソシエの手料理を食べながら、ロランは一家の食を預かるものとして、色々と不満な点
を見つけたが、口には出さなかった。料理下手なソシエがわざわざ自分の為にカレーを作
ってくれたのが嬉しかったからだ。一方ソシエは、多少問題はあるけど、とりあえずカレー
は作れたわけだし、今度は肉じゃがとかコロッケに挑戦しようかしら、家庭的な
とこから攻めるのよ、ソシエ、と思っていたりしたが。
食事の間やその後も、二人の間では和やかな会話が続いていた。たいていはソシエが話し
役で、ロランはで合いの手を入れたりしている。話は弾み、気付いてみると時間は10時半を
回っていた。
ロラン「あ、もうこんな時間ですね。明日も早く起きて朝ご飯を作らなきゃならないし…」
ソシエ「帰るの、そう、じゃあ玄関まで送っていってあげる。」
玄関から出て見送るソシエと向かい合ったロランが、おやすみなさい、ソシエさん、と
言うと、ソシエは3秒ほど間を空けてから、すこしドギマギしながらロランに頼んだ。
ソシエ「呼び捨てでいいわよ。というか、今だけでもそうしなさい、ロラン。」
ロラン「え?そ、そんな、………えっと、こ、こうですか?お、おやすみ、ソシエ。」
ソシエ「おやすみ、ロラン。」
そう言うと同時にソシエは、ロランの左の耳元の髪をなでた。プラチナの美しい
髪がきゃしゃな指に乗って遊ぶ。ほんのすこしの時間そうした後、ソシエはもう一
度、お休み、ロラン、と言い、後ろを向いてドアの向こうにきえてしまった。
突然のことに驚いたロランは、すこし立ち尽くしてから、帰途に着いた。空に鮮やか
に浮かぶ満月を見上げながら、ロランは兄弟のことよりも、ソシエのことを考えていた。
終わり。 都合の悪い設定はスルーしてください。
うえから7行目の で会いの手は 、 合いの手の誤りです。申し訳ありません。
間違いやすくて。長い話を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
乙!面白かった。
アムロ「鳴かぬなら 鳴かせて見せよう ホトトギス」
シロー「鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス」
コウ 「鳴かぬなら どうでもいいや ホトトギス」
ドモン 「鳴いたとて まだまだ特訓 ホトトギス」
ロラン 「鳴かぬなら せめて餌付けだ ホトトギス」
カミーユ「鳴かぬなら 修正してやる ホトトギス」
シーブック「鳴かぬなら 南東に飛べ ホトトギス」
キラ 「鳴かぬなら 遺伝し弄れ ホトトギス」
ヒイロ 「鳴かぬなら 爆破決行 ホトトギス」
ガロード 「とりあえず ティファにあげよう ホトトギス」
ジュドー 「鳴かぬなら 焼き鳥にするよ ホトトギス」
ウッソ 「鳴かぬなら 鳴くまで餌抜き ホトトギス」
カガリ 「鳴かぬなら 鑑賞用だ ホトトギス」
ラクス 「鳴かぬなら それも愛しい ホトトギス」
フレイ 「鳴かないと 許さないわよ ホトトギス」
サイ 「鳴かぬのは フレイの心と ホトトギス」(靡かぬとかけてますw)
アスラン「鳴かぬなら 研究用だ ホトトギス」
コウ「鳴かぬなら 鳴くまで追おう ホトトギス」
だと思われ。(原作でガトー追いまくり)
>>499 「鳴かないの? 嘘だと言ってよ ホトトギス」
雛祭りの日に学校で
アスラン「カガリ…今日、空いてる?例の場所で写真を…。」
カガリ「…悪い。急の事情が入ってな。すまない。」
アスラン「…そうか…。最後の手段しかないな。」
カガリ「最後の手段?」
アスラン「キラにアレを頼んで明日写真を…」
カガリ「それは私が男っぽい事へのあてつけか!!この馬鹿!」
キラ「何で最近しなくてすむようになったのに女装させようとするんだよ!」
(カガリとキラのコンビネーションアタック(飛び蹴り)でアスランが数メートル吹っ飛ぶ)
ラクス「あらあら、お二人とも仲がよろしいのですね。」
フレイ「…ラクス…なんか怖いわよ。あんた。」
ラクス「あら…気のせいですわ。………それにしても…私達も
誰と戦わなければならないのか、考えないといけませんわね。」
フレイ「…そうね。」(何なのよこの圧迫感…尋常じゃないわ。でも…ライバルが増えたわね…。)
ドモン「いくぞ!流派(略)」
カロッゾパンで力を取り戻したドモン、気にせずパンを味わうマリア
ドモン「石破!天驚・・」
ロラン「なにやってるんですか!」
ビックリしたドモンの狙いは外れ、デビル細胞で復活しかけたシュバルツに当たる
ドモン「ロ、ロランどうしてここに?」
ロラン「心配で探しに行ったら公園でコウ兄さんがのびてました・・!」
ドモンが当たりの惨劇に気付き弁明を図る
ドモン「ち、違うんだこれは!俺がやったんじゃなくて・・・そこのマスクマンが!」
再生中のゲルマン忍者に罪をなすりつけるドモン
ドモン「俺は止めようとしたんだが・・その、い、色々あってな!」
ロラン「・・・・・・・・・・・・・」
ドモン「す、すまん・・」
ロラン「謝るならこの会社の人にでしょう・・」
ドモン「すまん」
ロラン「帰りますよ、ドモン兄さんはもう働かなくていいです」
悪戯を母親に見咎められたような心のもちで帰るドモン
関係ないと言わんばかりにパンを食べつづけるマリア
マリア「クロノクルあなたも食べなさい、分けてあげるわ」
クロノクル「姉さん・・」
会社の事などどこ吹く風、おそろしい破壊力で自分の道を突き進む姉
クロノクル(そうか・・この会社は社長が駄目なんだ・・)
なんとなく悟るものの、部長のクロノクルにはなす術もなかった。終り
>>495 >>506 双方の職人さん乙。
「休日を」は読んでて恥ずかしくなる程だったが、この手の好きです。
「就職先」もなんとか終わって良かったと
続きネタを書いておいて自然消滅しちゃうネタが多々あるから個人的にはどんなネタでも最後まで続けて欲しい!
自然消滅したネタの続きが気になるこの頃。
あとは…セイラさん(∩Д`)゚。誰かセイラさんの活躍する追憶ネタを希望。
アル「嘘だといってよ セイラさん」
509 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/03 18:32 ID:Dt6qhOW2
就職先なんとか終わらせたのはいいんだけど
亡くなったとは知らなくて、いやなタイミングで書きこんじゃってすまんかった
冥福を祈ります
たった13人きりの兄弟じゃないかAGE
514 :
通常の名無しさんの三倍:03/03/04 09:15 ID:vTwDFk9E
ヒイロが同人作家、「ぷにぷにぱんちゅ」をやっているパラレルと思ってください。
今日も今日とて新たな商売を探すジュドーとガロード、
ジ「はぁ、なんかいいバイトないかなぁ。」
ガ「デュオさんが紹介してくれるのはひどいのばっかりだしな。」
ジ「おかげで修理代のほうが高く付いちゃったり。」
ガ「ところで、同人誌を出すってのは?画材ならヒイロに借りれるし。」
ジ「おおっ、いいじゃん。いい稼ぎになりそうだ。」
こうして同人誌を出すことになったジュドーとガロード。芸術家肌なせいか、絵も
上手かったし、天性のユーモアセンスで、パロディギャグも次々思い付いた。何より、
これまでヤバイ商売をしていたので、「何かを作る」という二人の試みを、兄弟たちも
割と温かく見守ってくれた。
だがしかし、エロ同人誌を出す背徳感に、二人は耐えられなかった。ガロードなんか
特に、ティファに対し後ろめたかった。
どうする二人?このまま二人の計画は頓挫してしまうのか?
515 :
通常の名無しさんの三倍:03/03/04 09:33 ID:vTwDFk9E
514の続き
オレの名前はトロワ・バートン。落ちスレからやってきた者だ。ディアッカ
以上でもディアッカ以下でもない。
今回の依頼は、ヒイロからだ。「絵を描く歓び」を弟に伝えたいそうだが、
事が事だけに、奴も恥ずかしいらしい。その時俺の所持金は41円。
願ってもないバイトだ。ゼクスのところの吉野屋なら、ピエロの面をかぶって
いけば、150円引きで食べられる。
ふむふむ。絵はなかなか上手いが、デッサン力が足りないな。背景も手抜きだし。
どれ、ここはオレが「のぞみ印刷のトロワ」の腕前を見せてやるか。
冬コミでは、新進の同人作家「ぷにぱんユイたん」の作品が、一部で高評価を
得たそうだ。ヒイロにも、アシ育成のねらいがあったらしく、「ぷにぱんユイたん」
の二人をこき使ってると聴く。
オレか?オレは今、面をかぶってたらメシが食えないという事実に気づいたところだ。
始めるか、オレの自爆ショー
同人ネタやめれ>514-515
年下のきょうだいが12人もいるなんて萌えアニメみたいですね。
うらやましいねアムロ。
男ばっかだけどね。
駄スレ
>>517 いや、ロランはマジで羨ましいかもしれない
520 :
シャクティでちょこっと(1):03/03/04 23:48 ID:t2DFfr73
age
521 :
改めて、シャクティでちょこっと(1):03/03/04 23:50 ID:t2DFfr73
シャクティの家の庭。と言っても道路と自宅の間の僅かな地面の部分。
この前植えたジャガイモの芽を見つめるシャクティ。芽はカサカサに枯れていた。
シャクティ「・・・何故、私の家の周りにはぺんぺん草さえも根付かないのかしら。」
丁度そこへ猛スピード急停車でシャクティの横にぴたっと止まる一台のオープントップのスポーツカー。
シーマがハンドルを握っていた。
シーマ「はぁい、シャクティ!元気にしてた?」
シャクティ「シーマさん、今日は。この前贈ってもらった難民用非常糧食、たくさん美味しくいただいてます。」
シーマ「なぁに、あんな物で良ければお安いご用さ。今日は天気がいいから遠出して海でも見てこようと思ってね。」
シャクティ「・・・ええ、今日はいいデート日和ですものね。」
満面の笑みを浮かべるシーマの横には、虚ろな目で曖昧な微笑みを浮かべるコウの姿があった。
シーマ「うふふ、実はシーサイドホテルの最上級スイートに予約入れてあるんだよ。この前の温泉旅行がフイになっちまったから
今日はその埋め合わせさ。」
シャクティ「・・・素敵、良かったですね、コウさん。」
コウ「ア、はは、は・・・」
シャクテイの在らぬ方向を見つめ、力なく笑うコウ。
シャクティ「(よほど嬉しくて周りに見せびらかしたいのね、シーマさん。だからこの寒空にオープンカーで・・・)」
522 :
改めて、シャクティでちょこっと(2):03/03/05 00:21 ID:MRFLLTnt
シャクティ「でもシーマさん、コウさんは私の沐浴姿を見て鼻血を噴くほどウブな
敏感ルージュなんです。今夜に向けて気合が入るのも分かりますけど、お手柔らかにしてあげて下さいね。」
シーマ「んまー、そうだったのかい坊や!それでさっきからこんなに緊張しまくってたのかい。大丈夫、最初は刺激が強すぎないように優しく易しくしてあげるから。
んでもって、鼻血じゃなくて違う物噴かせてあげるからさ・・・って子供の前で何言わすんだいもうっ!」照れまくってコウの背中をバンバン叩くシーマ。コウは曖昧な虚ろ笑みでなすがまま。
シャクティ「2人とも楽しんできて下さいね。ア、お土産はバンドウイルカを鯨と称して売ってる怪しい缶詰だと嬉しいです。」
シーマ「あいよ、任しときっ!それじゃ行くよ。じゃーねー!」
二人を乗せたコンバーチブルは走り去り、シャクティは天使の作り笑いで見送った。
ふと、シャクティは在る事に気づき、思わず声に出した。
シャクティ「・・・質量不変の法則ね。」
一方がプラスになるともう一方はマイナスになり、ありとあらゆる物のバランスを保つ自然の理。それはこの世の有象無象に作用し、、例えば人の幸せにも作用するとか。
大量の食料が届いた途端にジャガイモが枯れた、浮かれポンチ絶頂のシーマと断崖絶壁に直立不動のコウ、これらも幸福量の質量不変の法則により調和を成しているのだ。
そんな事をつらつら考えながらシャクティは在る事を思いつき、言葉に出した。
シャクティ「そうだ、お土産がきたらティファを呼んでご馳走しよう。」
そう言ってシャクティはそそくさと家の中に入った。
その時知らずに踏みにじったジャガイモの芽はそのままずっと枯れ朽ちていた。
完
523 :
改めて、シャクティでちょこっと:03/03/05 00:27 ID:MRFLLTnt
駄文を書いた後で真面目な話ですが、井上瑶さんのご冥福をお祈りします。
消え行く昭和の匂いと共に、我々の我々の思いでも一緒に消えていくようで、
悲しいと言うよりとても淋しい限りです。セイラさん、安らかに。
なんというか、詩的なカンジ?
休日、レンタルビデオ屋に暇つぶしに来たジュドーとコウ
ジュドー「何かねぇかなぁ?(コレ見たいけど新作だから高いしなぁ・・・)」
コウ「プロジェクトGP・・・続巻は貸し出し中か・・・」
ジュドー「・・・・・!(お、そうだ・・・)コウ兄さん!」
コウ「ん?どうした?何かあったか?」
ジュドー「兄さん、‘あそこ’へ入ってみれば?」
ジュドーが指さす先はピンク色のアダルトな空気漂う『大人の世界』・・・・
コウ「う!?」
指さす先を見ただけでも鼻血が出そうになるコウ
ジュドー「何事も経験だぜ?」
コウ「だが・・・あそこは・・・地獄だ・・」
ジュドー「地獄じゃなくて天国だよ、あそこに入って一周してこれればちょっとやそっとじゃ鼻血噴かなくなるぜ?」
コウ「だが・・・・」
ジュドー「今なら人も少ないし!今のままじゃ一生彼女出来ないぜ?」
コウ「!?・・・クッ!コウ=ウラキ!突貫します!」
コウが大声で気合いを入れ、『大人の世界』へダッシュで突っ込んで行く。
店員も客もそんな変な奴を見逃すはずもなく、白い目で注目している・・・
ジュドー「(ヨシ!)」
コウ「でぇぇぇえい!!・・!?ブパァ!!!」
・・・コウは『世界』の中を目視確認出来る位置で壁に当たるように鮮血(鼻血)と共に崩れ去った・・・
アブナイ人だ。
店員「君!どうした!?」
コウ「・・・・・(やはり・・・地獄だ・・・)」
店内は(鼻)血の海に沈む(変な人)コウを、店員や客で囲む状態となった。
ジュドー「(今のウチ、今のウチ・・・♪)」
その夜、何故かジュドーが新作のレンタル専用ビデオをケース付きで持っていた・・・
長いし、面白くなくて申し訳ない。&井上瑶さんの御冥福を心より・・・
チェーン「アムロ部長、お先に失礼します」
アストナージ「俺も、上がりますよ〜。な、ケーラ♪」ケーラにウィンウする
ケーラ「もう、馬鹿……私も上がります。
明日はルナ2へ10時、直行ですから。アムロ部長も忘れないで下さいね」
「ああ、ルナ2に10時だよね。お疲れ……あ、ケーラ?…」
ケーラ「なんですか?」
「その…これからアストナージとデートでも?」
ケーラ「…ええ、けど、五月蝿いから少〜し、付き合うだけですよ」
やれやれと言った感じでドアを開けて退室。
言葉とは裏腹にケーラも満更でも無いようだ。
「案外あれで上手くいってるから不思議だよな……」
アムロは溜息をついて、独り、部屋に残り仕事を続ける。
木曜日の夜。この時間のオフィスはアムロの部署以外の明りは消えている。
「さて…」
ケーラ達が帰ってから暫く経ち、仕事を切り上げたアムロはフロアの電気を消して退室。
ビルを出て強い風に吹かれると、急に暖かいモノを食べたくなってきた。
「帰ってもロランはご飯を用意してくれてはいるだろうけど……」
帰り際、居酒屋《青い巨星》へと脚を向ける。
青い巨星の暖簾を潜ると
ハモン「いらっしゃい〜、アラ…お久し振りね」
アムロ「ご無沙汰してます。急にここの煮込みが食べたくなって…」カウンターに座る
ラル「小僧か…今日は懐かしい顔が揃う日らしいな」
アムロ「え…どういう事です?……」
カイ「よう!アムロ、久し振りだな」
アムロ「カイさん!何時、帰ってきたんですか?……」
カイ「今夜さ。で、ここに来たんだよ。へへぇ……親父さんの顔見ないと帰ってきた気がしないんでね」
ラル「嬉しい事を言ってくれるな……しかし、おだてても安くはせんぞ」
カイ「くぅ〜〜……駄目なの?参ったね。こりゃ」
ハモン「ふふふふ……、まるで昔に戻ったみたいね。貴方達、アムロ君に毎晩集りに来ていたでしょう」
大学時代、この店でバイトをしていたアムロを利用して、サークル仲間達が
安く酒を飲みに来ていた時期があった。カイはその頃からの悪友の一人だ。
ガラガラ〜 暖簾を潜り、新しい来客が入る。
ハモン「いらっしゃい〜、まぁ……アルテイシア様!」
セイラ「お久し振りです……あ!アムロ、カイ。どうして!?」
カイ「うぉ!珍しいねぇ!!」
アムロ「セイラさん……」
青い巨星の奥座敷にて
アムロ、カイ、セイラの三人は昔話に花を咲かせていた。
カイ「ブライトさんはさ……よ〜くアムロの事ぶん殴ってたよなあ〜…」
アムロ「…そうですね。そんな事もありましたね…」
カイ「1番やり合ってた当人同士がさぁ、今でも同じ会社で働いてるっても…不思議だよなぁ…」
アムロ「腐れ縁だと思ってますよ…」
久々に有った旧知の友の昔話は絶えず…
カイ「…ああ、そうそう!セイラさんの酒の強さには参ったね!俺は…」
セイラ「そう?」
カイ「最初見た時はさぁ…いかにもお嬢さん。って…俺等と雰囲気が違ってたのになぁ〜だろ?アムロ」
アムロ「…ええ」
カイ「新歓コンパで酒の飲み比べになって、最初は皆で女子を潰す計画だったのが…意外や意外。
すげぇ強かったなぁ〜…セイラさん。で、仕舞にゃ〜『軟弱者!それでも男ですか!』と朝まで付き合わされたっけなぁ……」
セイラ「そんな昔の事……カイは、記者として色々な地域を回っているのでしょう?今回は何処を回って来たのかしら?」
カウンターで三人を見守るラルとハモン。
ラル「アルテイシア様も益々、お美しくなられて…」
ハモン「三人とも、ついこの間までは子供だと思っていたら…」
数時間後、店を出た三人。
カイ「俺はこのまま、ホテルに戻るよ。そんじゃな!」背中を向けてアムロ達と別れる。
アムロとセイラは夜道を歩く、偶然にも、久し振りに二人っきりの時間が生まれた。
セイラ「アムロは又、仕事のし過ぎじゃなくて?……顔、少しヤツれているわよ」
アムロ「そうですか?…」
セイラ「病院に来なさい。健康診断してあげるわ……アムロも、もう若くは無いのだから、身体のケアは怠らないでね。
兄弟を背負ってるからと言って、無理を押して仕事をしていては駄目よ……あら、御免なさい。
職業病かしら?……余計なお世話だったわね」
アムロ「いいえ、それよりもセイラさんこそ…シャアの世話よりも自分の事を……」
セイラ「アムロ…私ね……」
アムロ「はい?」
セイラ「病院に居るからかしら?人の人生って…生きてる内にどれだけ好きな事をして、過せるか?
その人がどれだけ精一杯、悔いなく生きたか……で、幸せかどうか?が決まると思っているわ。
兄さんは……とても、幸せな人ね。色々な意味で……私はそんな兄を見ているのが幸せなの」
アムロ「それは……、シャアに縛られているんですよ!」
セイラ「そうかもしれないわね……けれど、私はそれでいいのよ。今のところはね……。
今日はアムロに遭えて嬉しかったわ。それじゃあ…」
アムロ「送りますよ」
セイラ「いいわ……。一人で帰れます。私の心配をしてくれて有難う(微笑)アムロ…」
アムロ「さようなら…セイラさん…」
暫くセイラの後ろ姿を見守るアムロ。
その姿は昔、アムロが憧れていた清楚さを保ちつつも、憂いを含んだ大人の女性のモノになっていた。
(終)
530 :
↑:03/03/05 08:00 ID:???
急ごしらえ&なんだか良く分らんアヤフヤなネタですが…これを持って、セイラさん追悼ネタとさせて貰い、
参列出来ないのでセメテもの想いを込め…
セイラさん安らかに 。゚(゚´Д`゚)゚。。
>>526-
>>529 乙。甘酸っぱい気持ちになりますた。
>521-522
いいかも、いいかも、Good Job!
停車している幼稚園バスに武装した男たちが闖入してきた。
ミケロ「ガキどもおとなしくしな。おめえらはこのバスともども、俺が交渉に使わせてもらうからな!」
子分達「逆らわない方が良いぜ。俺達の銃の引き金はちょっとばかり軽いからなァ。アヒャヒャ!」
わめくバスジャッカーをぽかんとした様子で見つめる園児達。
ショックで放心状態なのか? バスジャッカーは安心してバスを発車させた。
バスの運転手が公園の便所から飛び出してきたのはその直後。
彼は「俺の園児をやらせはせんぞー!」と雄叫びを上げると、スピードを上げていくバスに追いすがった。
園児達を人質にしてバスを弟分に走らせながら、バスジャッカーのリーダーのミケロは電話で声明を読みあげた。
ミケロ「次の要求を8時間以内に達成しない場合、30分ごとに人質の園児を一人殺す。
俺様が要求するのはたった2つだ。身代金1500万ドル、俺のガンダムファイターの地位回復、ドモンとの再戦…、
いや3つだ!身代金1500万ドル、俺のガンガルフライヤーの地位快速、ドボンとの再戦、俺様専用メタルファイヤーの開発…、
アヒャヒャ、4つだ4つ。
もう一度言うぞ、みのさん1500万ドル、尾瀬のガンガルフライヤーの珍走、モンドとの再戦……」
ラリっているのか数え方どころかろれつも怪しげなバスジャッカーを、人質の園児達は「アホか」と哀れむような目で見ていた…。
(つづく)
ミケロ・チャリオットが犯行声明を叫んでいると、
ミケロの子分「あ、兄貴!追っかけてくる奴がいる!」
ミケロ「邪魔するな!ファイナルアンサーはまだ言ってねーぞ!!」
内容の半分も言ってないのに中断させられてミケロは気分を悪くしたが、弟分に言われて外を見ると。
園児A「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
ゴリラかフランケンシュタインの怪物のような御面相の怪物が、人間とは思えないスピードでバスに追いすがってきていた。
パニック状態になった子分たちは銃を抜いた。銃撃すれば怪物を車から引き離せるはずだった。
が、そう思って窓から首を出したバスジャッカーの子分たちは怪物に首根っこをつかまれて車外へ放り出された。
さらに怪物は腕を伸ばして運転席のガラスを叩き割ると、まるでアクション映画のヒーローのように簡単に運転席からもバスジャッカーをつかみ出した。
園児B「組長先生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
ミケロ「怪物め!人質を殺せ!」
動揺したミケロが叫んだが、残った最後の子分は
子分「でも、30分たってません!」
と言うと走り続けるバスの窓から飛び出した。残ったバスジャッカーは主犯のミケロだけになってしまった。
怪物は自分で叩き割った運転室の窓からバスに乗り込み、ブレーキをかけた。
2メートルを越す巨体と凶悪な顔面から発する圧倒的なプレッシャーに、さすがのミケロも飲まれかけたが、すぐ強気を取り戻す。
ミケロ「誰だよオメエはよ?」
怪物?「俺はこのムンゾ幼稚園の園長のドズル・ザビだ!文句があるなら言ってみろ」
ドズルは昂然と胸をそらしてミケロの前に進み出た。
巨体に一瞬びびったが、落ちぶれたとはいえガンダムファイターの自分が一般人を恐れる必要はない。ミケロはそう考えた。
ミケロ「俺に歯向かうとは、死ぬのが怖くないらしいな。望み通り、俺の必殺の銀色の脚で殺してやるよ。食らいな!!」
瞬間、オーラをまとって輝くミケロの脚がドズルの頭蓋を砕いた。ミケロはそう思った。しかし。
ドズル「ふ、ふ、ふ。この程度、痛くも痒くもないわ。貴様が銀色の脚なら、こっちは鋼の拳よ」
ドズルの笑みを見たミケロは、次の瞬間に鉄棒で殴られたような衝撃を感じて意識を失った。
間もなく、バスジャッカー達は緊急出動してきたシローの08小隊に身柄を引き渡された。
シロー「御協力感謝します、園長先生。…相変わらずですね」
アルがこの幼稚園の出身でシローも何度となく迎えにいったことがあるので、ドズル園長とは顔見知りだった。
ドズル「フン、これしきの芸当が出来んで幼稚園の園長が務まるものかよ」
シロー「ハ、ハハハ…」
本当は突っ込みたかったが、さすがにドズルが相手ではシローも愛想笑いで返すしかなかった。
(おわり)
537 :
皆カガリ好きですか?:03/03/06 07:22 ID:WVtyFegm
鏡の前でキラが熱心に女装をしている
アムロ「なんだ?今日もラクスさんとデートか?」
キラ「そうですよ、そうでなければこんな事しませんよ・・」
シロー「キラの女装はますますうまくなってるな、もうまるっきり見分けがつかない」
コウ「好きこそものの上手なれ・・か」
キラ「・・・・」
コウ「え、いや、あんまり深い意味は無いよ」
キラ「・・・じゃ、時間も無いし行ってきますよ」
アムロ「ああ、フレイに見つかるなよ」
家を出て少し歩くとカガリに会う
カガリ「あ、デートか?」
キラ「そうだよ、ごめん急いでるからさ」
カガリ「わかった、ラクスによろしくな」
歩き去る自分そっくりのキラを見ながらカガリは余計な事を思いついた
続く
アムロ「俺もそろそろ仕事に行くかな」
シロー「日曜出勤なんて、兄さんも大変だな」
アムロ「そうでもないさ、仕事は楽しいしな」
そう言ってドアを開けると金髪軍服の娘と鉢合わせになる
アムロ「キラ?忘れ物でもしたのか?」
カガリ「うん、ちょっとね」
アムロ「あんまりラクスさんを待たせるなよ」
そういってアムロは会社に向かった
シロー「口紅でも塗り忘れたのか?キラ」
カガリ「あ〜、まぁそんなとこだよ」
とりあえず入ってきたものの、これといった目的も無いため立ち往生するカガリ、
というか誰かに気付いてもらって笑ってお終い、
みたいな展開を予想してたため、誰も気付かなというこの展開はかなりむかついた
カガリ(そうだ、キラの好きそうな物でもアスランに教えてやれば喜ぶかも)
こじ付け的に発見した目標に、心の底から満足するとキラの部屋に向かった
カガリ(待ってろアスラン、お前の友情のために力を貸すぞ!)
おまけのごとく思い出され、暇つぶしのダシにされたアスラン
続く
539 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/06 07:24 ID:s6sngGoa
もうここまで来たら自分でHP開設してそこでやって。
観てて辛いよ
>541
種ネタが?
えっおもろいよ、この話。
543 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/03/07 11:51 ID:fMhf1X1P
(大分間があきましたが又書きます。お嫌でなければ良しなに)
翌朝。ガンダム家の食卓。
昨夜の疲れがやや残った表情の兄弟たち。けだるい感じでもそもそと食事をしている。
今日は珍しくギンガナムがいないのでいつもよりは静かである。
シロー「イヤー、昨日の急ブレーキにはまいったなぁ。」
カミーユ「対面に座っていたシーブックに頭突きをかましてしまった。」
シーブック「お陰でまだこぶが痛むよ。」
ジュドー「ヒイロ兄なんかフランさんの胸に突っ込んじゃったんだよな。」
ヒイロ「すごく痛かった。」
ガロード「だからって『薄い胸などといって悪かった、実に強靭な胸板だ』ってのは誉め言葉になんないぜ。」
ヒイロ「それで怒っていたのか。国語をもう少し勉強しよう・・・」
ドモン「あれしきの事で取り乱すとは軟弱な・・・そこへいくとアムロ兄さんは何事もなかったようで大したものだ。
なあ、アムロ兄さん!」
アムロ「・・・ああ、当然だ。」
アル「僕はキラ兄ちゃんにぶつかって一緒に気絶してたみたいだけど、ロラン姉ちゃんハ大丈夫だった?」
ロラン「・・・ええ、平気、でしたよ。」
ウッソ「本当に良かったですよ。対面がコウ兄さんだったら、車内は血の池地獄でしたよ。」
コウ「・・・(反論する気力なし)」
キラ「・・・(無言で同意)」
だがこの時、新聞を読んでいなかったら、皆に背を向けてたくあんを刻んでいなかったら、アムロとロランはその真っ赤な素顔をまじまじと
見られていたことだろう。二人は思い出していた。昨夜のあのパニックの状況を・・・
544 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/03/07 12:18 ID:fMhf1X1P
アムロはあの時の記憶を反芻していた。打ち消そうとしても思い出してしまう、あの場面・・・
急ブレーキで乱痴気騒ぎになる車内。金切り声を上げるドライバー、中に浮いたアルを必死に押さえようと
Gに抗うキラ、そして今にも自分に飛び込みそうなのを必死に堪えるロラン。アムロももしもの時に備えて足場をしっかり踏ん張った。
するとやはり、女の力では急制動の慣性には勝てず、ロランが物凄い勢いで飛んできた。
ほぼ同時に強烈な衝撃と視界のブラックアウトがアムロに見まわれた。
自分もほんの数瞬、気を失ったろうか・・・段々回復する意識と共にアムロは思考を回した。視界も徐々に戻ってきて、周りの状況を確認しようと目を凝らしたとき、
彼はこの時、自分がとんでもない状況に置かれているのに気づいた。
自分の全く眼前には、ロランの顔意外見えなかった。しかも麻痺していた知覚、触覚が戻って初めて解った。唇に何かが触れている、いや、触れていると言うより密着している。
この感触、この温もり、この、先ほど味わったワインの味・・・
この時アムロは、ロランとキスをしていたのだ!
パシられてるキラがキレてドモンと取っ組み合いの格闘するやつキボンヌ。
546 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/03/07 13:02 ID:fMhf1X1P
密着する腰と腰、重なる胸と胸、絡み合う指と指、そして、結びつく唇と唇・・・
これほどまでに完璧に抱き合う事になろうとは作り事の世界でもない限りあり得ないと思っていたが・・・
そう、昔見たアニメで主人公の男の子が憧れの年上女性の深酒を諌めようともみ合いになり、偶然ディープなキスをしてしまうシーンがあり、
あまりに作りすぎた話だとせせら笑ったものだが、まさかこの身に実際に起こるとは・・・
身動きが取れず固まるアムロ。
しかし、ロランの柔らかい、甘やかな唇を心の片隅で楽しんでいる自分に気づいた。
アムロ『いかん!元は弟で、第一近親者と、事故とはいえ粘膜の接触などと!』
そんな事を考えていたとき、ロランのまぶたが開いた。彼女も気を失っていたらしく、暫く呆けていたがやがて事態を認識したらしく、目を大きく開いたかと思うと
そのまま硬直してしまった。
見詰め合う2人・・・
我に返ったアムロは焦って愚挙に出てしまった。
アムロ「いかん、離れろ!」
本人はそう言ったつもりだったのだが声になるはずもなく、それどころか互いの舌と舌が絡み合ってしまった。
びくうっ!!
ロランの体が感電したかのように跳ね上がり、その勢いで二人の体は離れた。
席からずり落ちて呆けているアムロと、紅潮した頬と潤んで涙ぐんだ目で何かを訴えるように兄を見つめるロランだけに、
永遠の一瞬ともいえる時間が過ぎていった・・・
『後で懺悔に行って来よう・・・』
そう考えるアムロであった。
>ロラン・ローラ
このネタ好きだ。がんがれ!
548 :
初心者:03/03/07 14:30 ID:???
・・・・ドゴンッ!ボキッ!ガッシャ〜ン!
ジュドー「ったく、日曜の朝から工事かよぉ?」
キラ「う〜ん、眠い〜」
三階でイケナイHPの話を徹夜でしていたジュドーとキラは突然の騒音に叩き起こされた。
二人は何事かと思いベランダに出てみた・・・するとそこには・・
キラ「うそ・・マジすか?」
ジュドー「おいおい、冗談じゃねーぞ・・」
二人の目に映ったのは隣の工事現場でドツキ合いをしてる二匹のザクだった、しまいには
鉄骨やらコンクリの塊が宙を舞う、たまったものではない。
ザクA「てめーらコーディやらNTのせいで俺らの仕事がなくなってるんでぃ畜生!」
ザクB「うっせーはげ!てめーが仕事中に酒飲むからクビになったんだろが!
自業自得だっつーの、いいかげんザクから降りろや!」
どうやらただの痴話喧嘩のようだった、アホらしい・・しかしほっとくと自分たちの家が
危険だと感じたキラとジュドーはしかたなくガンダムに乗って仲裁することにした、他の兄弟たちは
朝っぱらからなぜか居ないので、ガンダム二機で対処しなければならなかったが、ザクが相手
だから楽勝だと思われた。さっそく間に割ってはいる・・・
キラ「ど、どうか落ち着いてください、なにもMSで喧嘩することもないでしょう・・」
ハッチを開けキラがやさしい口調で語りかけた、しかし次のジュドーのセリフがよくなかった。
ジュドー「あんたら人の迷惑考えろよ、これだから大人は・・馬鹿ばっかりなんだよ!」
二匹の工事用黄色ザクはそこでもうブチ切れた、ザクAがヒートスコップで切りかかる・・
ザクA「小童に何がわかる!俺は明日の飯が食えるかどうかの瀬戸際なんだよ!」 続く?
初心者です、長文失礼しました。井上瑶さんのご冥福をお祈りします。
>>543-546 ああ…なんか少女漫画みたいだが、面白い!
続き期待。
>>548 ヒートスコップにワロタw
こちらも続き期待。
…ところで、痴話喧嘩ってのは間違い?
ザクA「小童に何がわかる!俺は明日の飯が食えるかどうかの瀬戸際なんだよ!」
ガキンッ!ジージジジッ! ヒートスコップがΖΖのボディを捕らえた、塗装が焼ける匂いがする。
ジュドー「ちぃ、油断した。ザクの癖に畜生!」
ジュドーは油断したことを少し恥じながら反撃しようとした、しかし動かない・・衝撃で
腰から下の駆動系が壊れたらしい、それに気づいたキラのストライクが助けに入る。
キラ「ぢ、ジュドー!大丈夫かい?怪我はない?」
ジュドー「ああ、大丈夫だよ、それよりあいつらは?・・」
ジュドーが聞いた刹那、こんどはザクBがストライクにコンクリの基礎を叩きつけてきた。
ゴキャン!と変な音がしてストライクはうつ伏せになる、シートベルトがキラに食い込む。
・・・・ピキーン・・・・ズモモモモモモモモ!
キラの何かが切れた、ちょうど学校でのフレイの虐めに耐えてたことも影響したかもしれない。
キラ「てんめぇーなにさらしとるんじゃゴルァッ!逝てまうどああっ!?」
今まで見たこともないような剣幕で罵声を飛ばすキラ
ジュドー「に、兄ちゃん?ど、どーしたの?」
ジュドーは明らかに別人のキラの態度に動揺の色を隠せない・・・
-----------------------------
数分後、二匹の黄色の工事用ザクは各パーツがバラバラの状態になっていた、原型をとどめない
とはこの事である。やっと警察が現着した時には事はすでに終わっていた。
近所の交番のフラガさんとラカンさんが来て四人を尋問する、こいつら近所なのに
何故もっと早くこなかったんだという気持ちもジュドーにはあったが、キラが正気を
取り戻したのが嬉しくてそんなことはもうどーでもよくなっていた。 完っす
≫549
すんません、痴話喧嘩って使い方間違いました。鬱です
ラカンもフラガも副業山舞なのにワロタ。
(ラカン=スペースウルフ フラガ=新聞社)
学校で…。
キラ「…フレイ、一体…。何の用で呼び出したの?」
フレイ「最近、私の事をすっかり忘れてラクスに懐いてるみたいじゃない。1年前はあれだけ仲が良かったのに…何でよ!」
キラ(…あのときの僕は頼れる人もいなくてフレイに頼っちゃってたけど…あのときの僕とはもう違うんだ!)
フレイ「折角ラクスも全国巡回ライブにいってていない事だし、又私の味を教えてあげるわ。」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
======================5時間後======================
一度はやめたものの、フレイの虐めが激化しつつある事なども関わって、更に
自分がいないと3人がトコトン暴走する為再び例の盗撮サイトに協力することにしたキラ。
キラ「あ…いたんだね。三人とも。一度はやめたけど又手伝うよ。」
ジュドー「兄さんも復帰か。助かるぜ。」
キラ「そうでもしなきゃ又カガリのやラクス、リリーナさん達の迄上げるだろ?
ヒイロやアスランに発覚する前に一々ハッキングしてデータ飛ばすのにどれだけ手間がかかるか…。少しは考えてよ。」
ガロード「…さ…最近はしてないよなぁ…。なぁウッソ。」
ウッソ「…そうですよ…ねぇ兄さん。」
キラ「…だといいけど。…ってこんなセキュリティじゃ網の目もいい所だよ。とりあえず直すから…ね。」
===========================次の日======================
カガリ「お、キラか。少し頼みがあるんだが…。」
キラ「何?」
カガリ「セキュリティを上げて欲しいんだよ。最近妙にウィルスが来るから。」
キラ「うん…わかったよ。」
=====================以下色々と中略=====================
毎日毎日バイト、フレイの虐め、サイト関連、学校での頼まれ事などがくる為殆ど寝ていない上、
キラのやるときはトコトンやる性格が災いしてキラは過労で倒れる事となる。
ドモン「その程度で倒れるとは…だらしがないぞ!」
アムロ「10日も異常なハードスケジュールを遂行してたら誰でも倒れると思うぞ…。」
>>554 キラが可哀相になってきた・・・けどやるときはやるってのがワラタ。
歴代ヒロインが姉妹のお隣さんを考えようとした。
……誰がヒロインなのか微妙な奴らが多くてやめた。
候補を全部含めるとものすごい量で……
前そういうスレが立ってたね。
…あっというまに落ちてたけど。
>>546 アムロとローラ。やばいゾーンに入ってない?
どこまで進むのやら..続きまち
>>546 ヤバげなネタだけど、なんか萌える。
続きキボン。
私の名はハリー・オード。ディアナ様の親衛隊長である。今日はディアナ様がお忍び
で市井の暮らしを拝見なさりたいとおっしゃられたので、その唯一のお供としてガンダ
ム兄弟の家にやってきた。私だけがお供を許されたということの、なんと光栄なことか。
ユニバース、ユニバース。と、兄弟の長兄アムロ君が近づいてきた。
アムロ「ようこそ、キエル・ハイムさん。ハリーさんも。」
ディアナ「お邪魔いたします、アムロさん。」
お忍びの行動ということで、ディアナ様はキエル嬢になられている。私も制服は着てい
ない。私もアムロ君に返事を返そうとしたその時、
ジュドー「へへ、キエルさんっていいお尻してるね。」
あろうことかジュドーとやらはディアナ様に暴言を吐き、挙句の果てには軽くだがディ
アナ様の、その、お腰の下あたりを触ったのだ。それを認めたとたん、私は叫びとともに
不届きものに制裁を加えていた。
ハリー「ディアナ様の尻といったかぁーー!」
気付けばジュドーとやらが私の鉄拳を受け吹き飛んでいた。ん、すぐ隣から何者かが
飛び出してくる。
カミーユ「尻を尻といって何が悪い!すぐ殴るなんて、そんな大人、修正してやる!」
いきなり殴りかかられた私は反射的に手を出してしまった。私の拳が少年のみぞおちに
綺麗にはいったようだ。
カミーユ「ぼ、暴力はいけない……。」
自分を棚に上げる言葉はともかく、その響きは私の背中に嫌な予感を滑らせた。
ディアナ「ハリー……あなたはなんということをするのです……」
許されざる不敬行為だったといっても、言い訳はきいてもらえないだろう。
続く……
ロランです。ハリーさんに殴られて気絶してしまったカミーユを介抱していると、ディアナ
様とハリーさん、お二人の会話が僕の耳にも入ってきました。
ディアナ「いきなり殴りつけるなど、あれではギンガナムと同じ、いいえ、それ以下です。
そのようなものに親衛隊を預けて置くことはできません。暇を差し上げます。」
ハリー「そ、そんな……それでは御身に何かあられたときには……」
ディアナ「そのときのために今日はロランに守ってもらいます。よろしいでしょう、ロラ
ン。」
すこし怖い微笑みを浮かべたディアナ様に急に話を向けられて、僕は黙って微笑み返すこ
としかできませんでした。なにかとんでもないことになってきています。
ディアナ「さぁ、ハリー、これであなたが私のそばに居る理由は無くなりました。」
おぼつかない足取りでふらふらと家を出て行くハリーさんは、ディアナ様の最後の命令
にあくまでも忠実でした。
それから1時間後、リビングに残ったのが一日親衛隊に任命された僕とディアナ様だけに
なったとき、ディアナ様はふふっと微笑まれ、僕に話しかけられたのです。
ディアナ「さっきのは冗談ですよ、ロラン。すこしハリーを困らせてやりたかったのです。
ハリーときたらこの頃はキエルさんと仲良くしたり、女装したロランに胸をと
きめかせたりで、私の警護をなんだと思っているのでしょう。そう思ってすこし
お灸をすえることにしたのです。私は別にハリーに女性としての愛情を感じ
ているわけではありませんよ、でも今まで私を守ることばかり考えていたあのハリーが……」
ようはすこしおふざけになられただけということのようで、夜には戻ってきて謝るでし
ょうね、そうしたらなんていってやりましょうか、とディアナ様がおっしゃるのを聞きな
がら、僕はディアナ様に臣下としてでも嫉妬してもらえるだろうか、と考えていました。
しかし、事態はディアナ様のお考えになられたとうりには進みませんでした。その日の
夜になっても、ハリーさんがディアナ様のもとに帰ってこなかったからです。
続く……
小生、ギム・ギンガナムである。今日ガンダム一家で起こったこと、小生は直接知って
いるのである。暇だったのであの一家に遊びに行くとなにやら騒がしい。そう思って窓の
外から覗いていると、ハリーが首になったではないか。これはチャンスである。ハリーの
MS操縦技術は素晴らしい。何よりディアナを陰に陽にサポートしていた。そんな男を
我がギンガナム隊に引き抜ければ、ディアナと小生のパワーバランスは逆転、小生が月を
支配し、闘争の世を築くのだ。ハリーが小生の申し出を受けるとは思えんが、上手く酒に
酔わせて入隊書にサインさせてしまえばよい。その後はだんだん後戻り出来ないところま
で追い詰めていく。ふ、ふははははぁ、我が世の春が来たぁーー!!
私、キエル・ハイム。先ほどのロランからの電話で、状況はある程度飲み込めたわ。今
ハリー殿は人生の全てを失ってしまったと錯覚しているはず。行き場をなくしたなら私の
ところに来てくださればいいのに。でも、ここであの方を私が支えてあげれば、ハリー殿
は私のことを一番に考えてくれるようになるかもしれない、いいえ、きっとそうなるでしょ
う。急いであの方を探し出し、この胸に抱きしめてあげなければ……
ソシエ「なに笑ってるのよ、お姉さま。なんか、怖い微笑みね。」
キエル「そう、ソシエ。そうね、もしかしたら我が世の春が来たのかもしれないのよ。ふふ。」
ロラン「え、ウッソもハリーさんを探すのを手伝ってくれるんですか。」
ウッソ「うん、ディアナ様とロラン兄さんが困ってるんなら、力になりたいんだ。」
ディアナ「ありがとう。ウッソ君。ハリーや私は兄弟の皆さんに迷惑を掛けたというのに…。」
うつむいてしまって…ディアナ様、綺麗なひとだなぁ。僕、ウッソは思う。ここでディアナ様
やハリーさんに恩を売り、将来ディアナ様の親衛隊に入るのも悪くないんじゃないかって。自慢
じゃないけど僕のMS操縦は完璧だし、機転だって利くほうだ。何より年上のお姉さんには好か
れる傾向あり!上手くいけばディアナ様とちょっとした仲に……なんとしてもここで活躍しなきゃ。
あぁ、ディアナ様ぁ。頑張れば、我が世の春が来る!!
続く……
ウッソ…w
565 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/08 12:22 ID:arPYvSm8
おもろいw
キエルやウッソまであのセリフを言うとはw
(・∀・)イイ!!
続きキボン!!
小生、ギム・ギンガナムである。ハリーを尾行させていたスエッソンによるとハリーは
はこの街の中心の公園に居るはずなのだが、おお、居たのである。む、ハリーは不良少年
とやらに絡まれているではないか。彼奴らは2人、ハリーの敵ではなさそうだが……何を
しているのだ!ハリーのヤツ胸ぐらをつかまれても無抵抗のまま呆けている。ええぃ、も
う我慢がならん、小生が割って入り、餓鬼どもをぶちのめしてやるのである!
ギム「きさまらぁ、その男から手を離せぃ!」
ビーチャ「なんだよ、おじさん。こいつがぶつかってきても謝らないからいけないんだよ。」
ギム「ほおぉ、このギム・ギンガナムによくも言ってくれるものだなぁ。小童どもがぁ、手打ちにしてくれん!!」
モンド「ビーチャ、相手が悪いよ、さっさと逃げようよ〜」
ふん、くだらん連中だ。が、ハリー貴様、そんな連中に好き放題やらせるとは、
ギム「何をしているのだ、ハリー・オード!それでも小生と命がけでやりあった男かぁ!」
ハリー「ギム・ギンガナムか……。私なんかになんの用だ。私はもうディアナ様に仕える
身ではない。だからお前と戦う理由は無い。それどころか、私には何も無いのだ。」
なんと完全な腑抜けになっているではないか。なんだ、小生の胸に熱いものが込み上げ
てくる。……小生にはハリーの気持ちが分かるのだ。あのディアナがディアナカウンター
などという市民軍を創立し、二千年間ムーンレィスの武を守り続けた我がギンガナム家を
否定したとき、小生もまた、ディアナによって与えられた誇りを、ディアナによって奪わ
れたからだ。それでもまだ小生には武門の男として生きるため、闘争の世を築くという野
望だけは残った。だが、ハリーにはそれすらないのだ。己の全てをディアナに捧げていた
がために。おのれ、ディアナまたもや己の勝手で一人の男の人生を奪うのか、貴様はぁ!
だがなハリー、立つのだ、男は生きている限り立たねばならんのだ!ハリー・オードォ!
ギム「悲しみを、怒りに変えて立てよ、ハリィイイ!男が腐ってしまえば、女の腐ったの
より酷くなるだけなのだ!わかっているのか、ハリィイ・オードォオオ!!」
続く……
私の名はハリー・オード。元ディアナ様の親衛隊長であり、今はもはや何者でもない。
先程からあのギンガナムが座り込んだ私を見下ろして何事か叫んでいるが、こいつは何が
言いたいのだろう。なによりもギンガナム、何故お前がそれほどまでに私にかまうのだ。
向こうから駆けてくる女性がいるが、あれはディアナ様!?いや、違う、キエル嬢だ。
彼女の姿を見ているのが辛く、私は目をそらした。どうしてもディアナ様を思い出してし
まう。彼女は傷つくだろうな、私がこんなことを考えていると知ったら。
キエル「ハリー殿、いったいどうしたのです。なぜここにギム・ギンガナムが。ギンガナ
ム、もしハリー殿に危害を加えようというなら、私が相手です。」
キエル嬢は私をかばうようにしてギンガナムと向き合っている。こんな私にあなたにか
ばってもらう価値などありはしないのだ、キエル・ハイム。
小生、ギム・ギンガナムは心底複雑な気分である。なんだというのだ、このハリーの情
けなさは。女性にかばってもらうなどと、貴様は武人としての誇りを失ったのか。そして
このディアナの影武者キエル・ハイムの凛々しさ、女ながら見事である。スエッソンのお
菓子馬鹿にも教えてやりたいほどである。しかもこのキエル、どうやらハリーとただなら
ぬ関係あり、と小生は見た。これを利用するのだ。キエルが傷つけられればハリーの怒り
と闘争本能が蘇り、立ち上がって小生に向かってくるための力となるはず。もはや当初の
目的を失っているが構わん、感情と闘争本能の赴くままに生きるのが小生。小生は今、ハ
リーに立ち直ってほしいのである。また戦いたいのである。
ギム「ディアナの影武者、そこを退けぃ!小生はディアナの犬、ハリー・オードを斬ると
決めたのである!」
キエル「それならばなおさらどけません。まず私を斬るがいいでしょう。あなたが無抵抗
の女を斬る様なまねを恥じないのであれば!」
見事な覚悟。しかしハリー、貴様これでも立たない気か。立て、立つんだ、ハリィイイーー!!
ハリー「お待ちなさい、キエル嬢。ギム・ギンガナム!私が相手だ!!」
やったのである、ハリーが、ハリーが立った、立ったのである!ご先祖さまー、ハリー
が立ったーのである。
続く……
僕、ウッソの優れた感覚でハリーさんを捜し当てると、そこではギンガナムさんとハリーさん
の壮絶な殴り合いが展開されていた。すこし離れたところには本物のキエルさんが、ギンガナム
さんの刀を持って二人の闘いを見つめている。
ディアナ「キエルさん、これはいったいどういうことなのでしょうか?二人を止めなければ。」
キエル「ディアナ様、私にもよく分かりませんがこれはハリー殿にとって大切なことのようです。」
ですから、誰にも止めてはならないのではないでしょうか。」
殴り合いは結局、ギンガナムさんの勝利で幕を閉じた。最後に二人は相打ちのような形に
なり、体格に勝るギンガナムさんがハリーさんをKOしたのだ。でも激しい闘いを物語るように
ギンガナムさんの足もガクガクと揺れている。そしてディアナ様を振り返って、
ギム「ディアナ、ハリーは貴様にはもったいない臣下である。せいぜい大事にするのだなぁ!」
そう言って去ってゆくギンガナムさんの背中はなにか、いつもと違ってすがすがしかった。
横たわるハリーさんにはディアナ様とキエルさんが駆け寄り、うらやましい状態になっている。
ディアナ「ハリー、暇を差し上げるといったのは冗談ですよ。私の親衛隊長はあなたしかいません。」
ハリー「ディアナ様、今日の私の失敗をお許しいただけるのですか。ありがとうございます。
……キエル嬢、あなたがいなければ私は……ありがとう。」
キエル「ハリー殿……」
すこし離れたところでその光景を見守っているロラン兄さんと僕に、ありがとう、というように
ディアナ様の微笑みが投げかけられた。ロラン兄さんは感動したようにディアナ様を見つめ返す。
僕も思わず何もかも報われたような気分になった。
でも、おかしいよ。だって今日の騒動の根本の原因はハリーさんだ。なのにその人が二人の綺
麗なお姉さんに囲まれてて、事態の収拾のために頑張った僕は微笑みひとつだけ?ご褒美ってい
うのは、もっと、こうシュラクのお姉さん達みたいに、ねぇ。
ディアナ「これからもよしなにな、ハリー……」
明らかに、間違いなく、どう考えても、おかしいですよ!ディアナ様!!
終わり。 都合の悪い設定があったら無視してください。
昨日5:25AMより続き楽しみにしてました、乙です!
クララが立ったーネタにワロタ
キラの部屋に着くと、金髪の少年がパソコンを弄っていた、ウッソである
ウッソ「あ、キラ兄さん忘れ物ですか?」
カガリ「ああ、何やってるんだ?」
ウッソ「サイトの更新ですよ、時間がある内にやっておこうと思って」
カガリ(たいした子供だな、私なら面倒臭くてやってらんないぞ)
カガリ「ちょっと見せてもらっていいか?」
ウッソ「いいですよ」
もちろんそのサイトはキラとウッソが共同でやってる盗撮サイト、
あられもない姿の女性達、おもわず卒倒しそうになる
ウッソ「これも載せようと思ってるんですけど、いいですよね」
カガリ「い、いいわけないだろ!」
心底意外そうなウッソ、貼って当然と疑ってなかったようだ
カガリ「こんなサイト今すぐ閉鎖しろ!馬鹿!」
ウッソ「そ、そんな!?ここまで頑張って作ったサイト、閉鎖するわけにはいきませんよ!」
カガリ「うるさい馬鹿!犯罪だぞ犯罪!」
ウッソ「な、なにを・・何を言ってるんですかキラ兄さん!?」
カガリ「私が止めろといったら止めればいいんだよ!」
バキィ!!
コーディ殺しの裏拳が炸裂し、朝食を撒き散らしながら後方へ弾け飛ぶウッソ
ウッソ「な、なにするんですか!?」
数時間前は美味しそうだったサンマの塩焼きが、口から顔を出している
サンマに気付いたウッソがゴクリと胃に戻す
カガリ「戻すな!気持ち悪いだろ!馬鹿!」
続く
ウッソ「ぼ、僕が気持ち悪い・・?
ど、どうして・・どうしてそんな酷い事を言うんですか!?僕は・・僕はそんな人に恋などしませんよ!!」
カガリ「私はキラじゃない!カガリだ!」
いつまでたっても気付かないウッソに苛立ったカガリが真実を告げる
カガリ「まったく・・いくら似てるからって、あんまりにも気付かないのは私に失礼じゃないのか!?」
かなりのショックを受けたらしいウッソ、肩が震えている
ウッソ「き・・・綺麗なお姉さん、ヴァンザァーイ!!」
NT能力全開、野獣の動きでカガリを肉迫、ウッソ君
カガリ「う、うわぁぁ!?なんだこいつぅ!?」
人間離れした動きに、嫌悪感剥き出しで逃げ出すカガリ
あまりのうるささに顔をしかめてドアを開ける
シロー「ウッソ!キラ!うるさいぞ、近所のことを考えろ!」
その目に映ったのは野獣ウッソと逃げ惑うキラ(カガリ)だった
シローの顔に緊張が走る
シロー「みんな!非常事態だ、ウッソの病気が発症!ロランの避難は最優先!!」
穏やかな朝に走る緊張感、ロランをモビルスーツの中に押し込めると
みんなが三階に集まってきた
コウ「とうとうキラまで病気の対象となるとは・・」
ガロード「ドモン兄ちゃんとヒイロ兄ちゃんもいないってのに」
二人は修行に護衛と忙しいらしい
シロー「あいつらに任せると家が壊れる、ここは俺達だけで何とかするぞ!」
キラ(カガリ)を守るためにすでにボロボロのシロー、色んなとこから血が出てる
ジュドー「たまには活躍しないとね」
ギンガナム「ここは小生に任せてもらおうか」
普通に居るギンガナム、もう家族も疑問を持つ気にもならないらしい
シロー「どうにかできますか?」
ギンガナム「はははは!愚問である!」
そう言って衣服を脱ぎ捨てフンドシ一丁でウッソに飛びかかる
ギンガナム「そんなに綺麗なお姉さんが好きかぁぁーーーー!!」
シロー「何やってんの!?」
三階のおぞましい参劇を尻目に家から逃げ出すカガリ・・・続く
ちょい長いネタを流します。
なお、何時もの様に都合の悪い部分はスルーで…ネタ的にはパラレルで進められればと思ってますが。以下続きます
真夜中のノックスの街。
時刻は午前零時を回り、中央に聳え立つボストニア城は静寂を保っている。
しかし……その静寂は突如、鳴り響いたサイレンの音と城の外観を照らすサーチライトが掻き消した。
ナイトキャップを被り、フリル付きのパジャマ姿のグエン卿が慌てて廊下に出る
「このサイレンは何か!?」
警備主任のミハエル大佐が部下に確認を取りながら、事態の確認を急ぐ
「ハッ!今、調べてる最中でして……ん、何?宝物庫のアラームなのか?」
廊下の向こうからヤーニが走ってくる
「ミ、ミハエル大佐……、ゼェ…宝物庫に…ハァ…この、カードがぁ!」
「見せろ!……何だというのだ?」
グエン卿がヤーニから奪い取ったカードの表は、骸骨と交差する骨の絵柄がプリントされていた。
裏には文字が綴られていた。その文字を読み上げると……
「CROSS-BONES!?」
グエン卿の隣り立つミハエル大佐はその単語を聞き、青ざめる
「………キンケドウ=ナウだと!!」
同時刻、ノックスの城下町をパトカーのサイレンが響き渡る。
ボストニア城からの通報を受けて出動したシロー以下、08分署のパトカー数台がノックスの街の大通りを走る。
シロー「今夜も早速、ご登場かよ…」
警察無線を聞くミケル「ハイ…了解!…シロー隊長、キンケドウはボストニア城から未だ出ていないようです!」
シロー「よし、城の出入り口に固めるんだ!手配急げよ!!」
シーブックは、ボストニア城の外壁を照らすサーチライトを避けて走る。
「ミリシャの出足…思ったより早いんじゃないの?」
その姿は全身黒づくめの特殊スーツを着て、顔を黒いアイマスクで隠し
全身を覆う程の大きなマントを靡かせながら、時たまサーチライトに照らされるその黒いシルエットは……
キンケドウ=ナウその人だった。
「…毎回、いいもんじゃないよ……夜、徘徊するのは。
不良になっちまう…(イヤホン越しの通信を聞いて)……08分署に通報した?了解」
シーブックこと、キンケドウ=ナウは宝物庫から盗み出した箱を抱え、ボストニア城の外壁を走り抜ける。
ボストニア城門前では、08分署のパトカーが数台横付けされ、
ミリシャ(ノックス領内施設警備隊)と警察が小競り合いを繰り返していた。
シロー「通報したのはそっちだろ?なんで現場に入れない?」
ヤーニ「通報なんぞしておらん!そもそもボストニア城は治外法権だ!ミリシャの領域なんだよ!
お前等よそ者が立ち入っていい場所ではないんだ!」
サンダース「隊長!キンケドウです!!」
シロー「何!?」
サーチライトが交差する夜空をキンケドウはマントを羽根のように広げ、軽やかに舞っている。
ヤーニ「ようし!目標を捕捉し、各自発砲を許可す……わっ!?何をする!!」
シローはヤーニの構えたライフルを手で抑える「発砲は止めろ!キンケドウを捉える事が先決だ!!射殺なんかさせやしないさ」
ヤーニ「何を…離せ!このを!」
キンケドウは下の騒ぎを見ながら夜空をグライダーの如く滑空している。
下からのサーチライトが照らす闇夜の中、ボストニア城内を抜け、ノックスの市街地へと飛んでいく。
「シロー兄さん……ご免ね。利用しちゃって…」
ボストニア城内には
「ミリシャは何をやってる!?アレはローラに贈るモノなのだぞ!!」独り、激昂するグエン卿が居た。
「方角から言って……この辺、の筈……よね?」
ノックスクロニクルの新聞記者フランは数ヶ月前から怪盗キンケドウ=ナウの事件の取材を続けていた。
今夜も警察無線を傍受して、キンケドウが逃げ込んだと思われるノックスの市街地へ向かい
写真の一枚でも撮れれば……と、カメラを構えている。
治安が特別に良い街では無いノックスを、女性が深夜に独りで出歩くのは危険が伴う。
が…フランは記者として、世間を騒がせている怪盗キンケドウを追わずには居られなかった。
世間、マスコミ全般の評判は……
『闇夜を舞う義賊、富める者から奪い、貧しき者を助ける、法の裁きを逃れる悪を正す者』
噂に尾ひれが付き、若干の誇張もあるだろうが、大方は庶民の味方。一部分においてはヒーロー視されていたりもする。
そのような評判の立つ怪盗キンケドウの真の姿を暴き、ジャーナリズムの元、白日の下に晒そうという志なのだ。
そんな気負いが彼女に無茶をさせているのかもしれない。
「もしかして…そこの裏通りに居たりして……」裏路地に入るフラン。
ガチャ!カラ〜ン!…カラ〜ン… Σ(゚д゚;三;゚Д゚) 「きゃあ!?」
自分の足で路地に落ちている空き缶を蹴ったようだ…薄暗い路地なので足元が見えていなかったようだ。
「……ふ〜〜ぅ…何だ、空きか…ん!?」
暗闇の中から突如、怪盗キンケドウ=ナウがフランの目の前に現れた!
不意を突かれたフランは、声が出せなかった……
キンケドウは咄嗟にフランを羽交い絞めにして、口を塞ぐ。
「な…、キ、キンケ……ぐ……は、離しなさ……」
フランは手足をバタつかせて力の限り抵抗するも、女の力では敵う筈もなく…成すがままにされ……
(私…どうなるの!?……キンケドウは人殺しをしないと聞くけど……)
これで最後?…とフランが半分、諦めかけたその時。
「こっちに降りていったぞ!!探せ!!カレンは向こう側を頼む!」
シローの掛け声の下、08分署の警官達がフランとキンケドウが鉢合わせしている裏路地の直ぐ脇を
駆け足で通り過ぎて行った。
キンケドウは警官達がこの付近を走り去ったのを確認すると、フランを放し、
「驚かせて悪かったね…」と言い残すと。路地の奥、暗闇の中へと走って行ってしまった。
フランは腰が抜けてその場に座り込んでしまった。
兎に角、最悪の事態は脱したのだ……ホッとして、一息つき
「はぁ……助かった…………………………ん……これは?……」
フランの手には銀のロケットが力強く握られていた。
どうやら、先程のキンケドウと遭遇した際、羽交い絞めにされないよう、
無我夢中で暴れた時にキンケドウの胸元を掴んだ時に首に架けてあったモノを引きち切り
結果として握っていたモノらしい。
「……キンケドウ……の、持ち物?……」
裏路地から移動したキンケドウは警察の追跡を交す為、
民家の屋根に登り、屋根から出ているエントツの影に隠れていた。
携帯スキャナを取り出し、宝物庫から盗み出した宝石のデータをモバイルで送信する。
「キッド。トレースした情報を送る、確認してくれ………」
通信待ちをしていたキンケドウにサーチライトが当る
サンダース「隊長!居ましたぁ!!あの赤い屋根の家、エントツの側です!!」
シロー「よし、左右から行くぞ!!カレンとテリーは左、サンダースは俺と右からだ!!」
シロー達は屋根に登り、左右からキンケドウを追い詰める作戦だ。
「そうか……これも違うのか……どうする?返すか?」
シドが無線に割り込み「wwヘ√レvv─今月も色々物入りでな……必要経費として貰っておこう─wwヘ√レvv─御曹司もこれ位で腹は痛まんだろう」
「分った……」シーブックは左右を見回し、ジリジリと警官達が迫っているのを確認出来る。
「今だあ!捕まえろ!!」シローの号令の元、左右から一斉にキンケドウに飛び掛る警官達。
「けど…」ブーツの底に仕込んでるアポジモーターが噴射。足元が光り、
「店の売上には入れてくるなよ!」
アポジモーターの推進力で警官達の頭上を飛び越えるとマントを羽根のように両腕で開き、再び闇夜に飛び去る。
キンケドウのシルエットが月夜に浮かび、それを苦々しく見るシロー
「チィ!!又、逃げられたのか……」
CROSS-BONESアジトにて、薄暗い照明の中、山積みされている機器のランプが点滅している。
シドはインカムを外して
「アイツも痛い処を突いてくる……しかし、こっちも準備には何かと金が掛かるんじゃがなぁ……」
ディスプレイの光りに照らされているキッドはキーボードを素早く叩きながら「シーブックは真面目なんだよ!」
シド「真面目な……盗賊か、アイツらしいと言えばらしいかもな……」
明け方。
キンケドウは自宅の塀を飛び越え、庭に入ると
素早く黒ずくめの衣装を脱ぎ、キンケドウからシーブックに戻り、道具一式をバックに詰める最中に
「あれ?…ロケットが無いや……どっかで落としたのかな?……後で探しにいかないと」
そんな事を気にかけながら、シーブックは窓から自分の部屋へ入った。
相部屋のシローは未だ、夜勤から帰って来てはいない。
自宅に入る処さえ気をつけていれば、後はスンナリと蒲団の中に戻れるのは何時もの事だった。
見当たらない銀のロケットの事を考えながらも
2,3時間したら学校に行かねば成らないシーブックはそのまま深く眠る。
朝の食卓。
夜勤明けのシローが帰宅。
ロラン「シロー兄さん、ご苦労様です」
ノックスクロニクル誌を広げるアムロ「昨日も又、キンケドウ=ナウが暴れたってなぁ…」
シロー「ふわ〜〜ぁ……そうなんだよ、俺の夜勤の時を狙って出てくるんだよな〜」
シーブック「 (;゚ -゚) ……ぐ、偶然でしょ?」
シロー、食卓を見回して「あれ?カミーユとウッソは?…」
ロラン「カミーユは部活の朝練でもう、出ちゃいましたよ。ウッソも朝の当番とかで…」
ギンガナム「コウ君。好き嫌いはイカンなぁ〜!どれ小生が…」
コウ「や、止めてくださいよぉ…」自分の皿を身体毎、庇う。
ヒイロ「……」
キラは自分をギンガナムの絡む対象から逸れてくれている事に感謝しながら黙々と食べている。
(ドモン兄さんは海外の試合に出かけてるし…カミーユも居ない、ギンガナムさんを止める人が居ないんだよな…)
「ふ〜ん……」朝の食卓の風景と化しているギンガナムは無視して…
ロランの淹れてくれたお茶を啜り、夜勤明けのシローはホッと一息入れていた。
TVが報じる朝のニュース。
昨晩のボストニア城の事件を現場中継で流しているの見て……
アル「ねぇ、キンケドウってカッコ良いよね!シーブック兄さん」
シーブック「え!?……ああ、そうだな」
シロー「カッコ良い、ってなぁ……そんな奴を持ち上げるマスコミもマスコミだ!」
アル「でも、キンケドウは悪人からしか盗まないんだよ!それで困ってる人を助けるんだって
正義の味方だって、そうなんでしょ?」
シーブック「え?……う、うん……そうだな…」
ギンガナム「まぁ…義賊とか言われているよなぁ…小生はよく知らんのだが……ロラン君!御代りを所望である!」
シロー「アル……ドロボーはドロボーなんだよ!良いも悪いも無いんだ」
アル「そうなの?」
ヒイロ「……俺には分らない、何が正義なのか…」
コウ「怪盗とか…カッコ良く言われてるけどねぇ…実際はどうなんだか?
……あ!ギンガナムさん、それ僕の卵焼きぃ!!」
ギンガナム「ん?…モグモグ……イラナイのかと…モグモグ……思ってな。
う〜〜ん、ロラン君の焼いてくれた卵焼き。美味しいよ!」
コウ「最後の楽しみに残しておいたのにぃ!!」
ギンガナム「食卓でな、自分の好物を残しておくというのはな、独りっ子が甘ったれて言うセリフなんだよ」
何時の食卓だと、ここで話も収まるのだが…今日は少し違っていた。
シーブックが独り、キンケドウの話を蒸し返す
「けどさ……人助けはしてるってぇ!噂は聞くよ…」
シロー「そんなの噂だけのでっち上げだろ?シーブック……。お前、いい歳なんだから…モノの判別を…」
シーブックはさらに食い下がる「キンケドウは人殺しだってやっちゃいないんだぜぇ!!」
シロー「確かにそうだけど……それもどーだか?その内にボロも出てくるだろう…」
シーブック「…そんな奴じゃない!!」
シロー「シーブック。お前、何、熱くなってるんだよ?……相手はドロボーなんだぞ?」
アルは二人に挟まれ、怯えていた「……… ((((゚д゚;))))))) 」
二人は睨み合い、和やかな朝の食卓が一辺、険悪なムードに変る。
シーブックが兄に噛み付くのは珍しい事で、食卓に居る誰もが途惑っていた。
アムロ「二人とも、その辺で止めておけ!」
ロラン「そ、そうですよ!朝っぱらから……」
シロー「ああ、俺はもー寝るよ」立ち上がると機嫌悪そうに居間を出る。
アムロ、新聞を折りたたみ「シーブック。お前が悪いぞ!シローは夜勤明けで疲れてるんだ…あとで謝っておけ」
シーブック「…うん、分った(ムキになり過ぎたか?……)」
シーブックとシローの思わぬ衝突で重苦しくなった朝食の空気を散らすように
各人、他所他所しく朝の時間を過した。
ロラン「あ!もーこんな時間だ!!ジュドー達を起してこないと!!」
キラ「僕、起してくるよ…」
ヒイロ「……食事完了。出るぞ」
ギンガナム「…仕方ない…卵焼きの代わりに小生の納豆をあげよう…」
コウ「……今日はそれで、我慢しますよ」
同日の朝。新聞社にて、
フランはデスクに座りキンケドウの落としていった銀のロケットを眺めて考え事をしていた。
カイ「よう!キンケドウ番になって暫く…何かネタは掴んだのかい?」
フラン「そうですねー……、掴んだと言えば掴んだような……」
ボンヤリと銀のロケットの中身を観ている。
カイ「なんだい?これ…写真?」
ロケットの中にはシーブックとセシリーの2ショット写真が切り抜かれて入っていた。
カイ「これ、アムロんとこの弟だろ?隣の女の子は…その知り合いか?」
フラン「そうなんですよ……そこまでは、前のアムロ=レイ汚職事件の取材で分ってる事で……」
カイ「どれ、貸してみなよ……(銀のロケットを手に取り)
ん?…このロケット、蓋の裏にプリクラが張ってあるな……大分、汚れてるけど……小さな女の子かな?…これは」
ロケットの蓋の裏には、薄汚いプリクラ写真が張られていた。
顔の輪郭で幼い少女と分る位で、写真だけでは誰だか、検討もつかない。
フラン「…何故…シーブック君の写真の入ったモノを……キンケドウが……謎だわ……」
思考を纏める為に暫くブツブツ呟いているフラン。カイの話も話半分で聞いているようだ
カイ「ま、程々にな〜……」
同日午前中、学園での授業中
シーブックは昨夜の活動が祟り、寝不足気味のようで机に肘を突き、居眠りをしていた。
ポゥ「そこ!私の授業中に寝るとは何事か!!このぉ!!」とチョークを投げ
シーブックに当る「いてぇ〜……」
後ろの席のミリアリア「又、グライダー作りで徹夜でもしてたんでしょ?」
シーブック「ま、まぁ…そんな処かな……(本当は…)」
斜め後ろの席のサム「ポゥ先生。お前に目ぇつけてるぞ」
シーブック「分ってるよ…」
「シーブック=アノー!!貴様……、毎回、寝てるな……そんなに……私の授業が退屈なのか?……」
涙目のポゥ。震えている。
他の科目での授業態度がさして悪くもないシーブックは何故だか、ポゥの授業では堂々と寝ているのである。
そんなシーブックの授業態度に……
舐められている?や、他の教師よりも劣ると見られている? 等の疑問が湧き出て、
怒りの感情よりも教師としての自分の無力さを感じ、悔しさの余り零れた涙のようだ。
ポゥ「……暫く、自習だ」泣きながら教室を出て行く。
シーブック(ヤバ、泣いてた……ポゥ先生の科目が連続で入る日に限って、前日に仕事が入るからツイツイ寝ちゃうんだよな……)
アーサーはケラケラ笑いながら「シーブック。ポゥ先生を虐めるのも程々にしとけよ〜」
カミーユ「そうだ!授業が進まないじゃないか…」
シーブック「そ、そんなんじゃ…(苦笑)」
後でポゥ先生に謝りに行かねば……と、気が重いシーブックだった。
(続く)
キッドって誰だっけ?
「ナイトライダー」のアレばっか思い浮かぶw
Xにでてた改造マニアのガキでは
カガリネタ面白い。
家の中の話が好きなのかも。
兄弟の中に泥棒と警官がいるのか(w
キッド「う〜ん、この方法だと可動部分に干渉しすぎて使用範囲が狭くなっちまうし…だからといって干渉しない程度のサイズにすると使う以前に役に立たない…ブツブツ」
ガロード「何一人でブツブツ言ってるんだお前」
キッド「なんだガロードとジュドーか。いやな、今度水中MS用の武器接続用シールドってのを作ろうと思ってさ、それの図面引いてんだよ」
ジュドー「水中MS用のシールドねぇ…また訳分からんモノを。で、なんでンなモン作ろうと思ったんだ?」
キッド「水中MS用の資料を見て思ったんだけどさ、奴等の腕の部分って柔軟な可動性を追求した反面汎用携帯武器の装備やアタッチメントの装着みたいな状況に応じた汎用性に欠けるじゃん…つまり、上陸地点の特徴に合わせた武器の交換ってのが出来ないんだよ。
それで、それを解決する為にB3グフみたいな武器の換装が可能なシールドを作れないかと思った訳だ」
ジュドー「…つまり武器の持ち替えが出来なくて不便、ってこと?でもそのための固定武装があるんだろ?ならそれで別にいいじゃん」
キッド「そーかぁ?だってさ、上陸地点が大雨だったりしたら主力武器のビーム兵器とか使い物にならなくて遠距離武器がミサイルだけだぜ?不便じゃんやっぱり」
ガロード「まあお前の持論は置いとくとして、それでさっきから腕への干渉がどうのとか言ってた訳か……」
ジュドー「シールドねぇ…お、そうだ。いい方法思いついた」
二人「「ん?なんだなんだ?」」
ジュドー「無理に腕に付けようとするから干渉を気にしなきゃならないんだよ。だから持ち手作って手の先に持たせる様にしてさ、持ち手はMSのタイプごとに作って交換できるようにするんだよ」
キッド「ふんふん。で、持ち手はどういう風にするんだ?」
ジュドー「水中MSって爪装備してる奴が殆どじゃん。だから持ち手の部分には穴空けてさ、そこに爪を差し込むんだよ。つまりズゴックならアレだ。あの…三極コンセントみたいに!」
キッド「ハハハハハ!…つまりアレか!ゴッグ系なら五極か!」
ガロード「後はアレだな。ディバイダーみたいにシールドの端にブースター付けてさ、必要なくなったらそのシールドを敵に向かってブッ飛ばすの。音声入力にして『ロケットシールド!』とか叫びながら」
二人「「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!」」
オチは無し
>578
「カレンとテリーは左、サンダースは俺と右からだ」
サンダースが二人いるんだけど…。
…キラがカガリに殺される…ヤヴァ過ぎ…るくらいおもしろい。
色々期待age
カガリネタ…最後は超獣アスラン(24話予告参照)と野獣ウッソの戦いですか?w
超期待
泥棒シーブック萌え
>>585 YES,Xだと割と重要キャラなんだけどね
自分もCSでX本編を見るまで存在すら知らなかったし、Xキャラはキッドクラスでも認知度が低いんだと実感
>>590 Σ(゚Д゚;
そうか…ロンゲの兄ちゃんの名前(ミュージシャンだった)をテリーだと勘違いしてた
フォローサンクス。……シローの部下にテリーマン(※ 超人強度95)が混じってたと…無理あるね
そんな訳で、アニマックスの逆シャアを見ながら続きを
ボストニア城の事件から二日が経ち、
新聞記者フランはシーブック達の通う学園に取材で訪れていた。
フラン「貴方、セシリー=フェアチャイルドさんですよね?」
セシリー「はい…そうですけど…」
フラン「セシリーさんに見て貰いたいモノがあるんですが…」
フランは怪盗キンケドウと遭遇した晩に現場で拾い上げた銀のロケットをセシリーに見せた。
「中身の写真、貴方とシーブック君。ですよね?…」
「…ええ、そのようですけど……」
セシリーはフランの持っている銀のロケットも、中に入っている写真の事も、全て初めて見るモノで…答えようもなかった。
そもそも、持ち主であるシーブック自体、銀のロケットの事は他人には秘密にしていたし
アクセサリーを身につけている事自体、男の癖にチャラチャラして…との気恥ずかしさから
他人には殆ど見せびらかずに黙って持ち歩いていた為、
シーブックと親しい友人達も…勿論、セシリーすらもシーブックの持ち物だとは知らない。
ロケットの中に入れてある写真にしても、修学旅行の際にクラスメート等、
大勢と撮った写真をシーブックが勝手に切り抜いたモノで、セシリーにとっては特別記憶のあるモノでも無かった。
その二人の様子を遠くから見つけたシーブックは、校舎の角にすぐさま隠れる。
シーブック(この前の新聞記者!?何でセシリーと……あ、アレ……ロケットを見せてるぞぉ!!
あの記者が持ってたのか…厄介な事になってきた……)
フランが去った後、シーブックはセシリーに事情を尋ねると
さぁ?と、セシリーもまるで要領が掴めないようで……
「怪盗キンケドウの事を私に聞いていたけど、そんなの知る訳無いのにねえ?……おかしな記者さんだったわ」
「……へぇ〜…そ、そうなんだ。本当、変だね……」
平静を装うシーブック。しかし、心臓の鼓動は激しさを増す一方だった…
それ以来、度々、学園に入り浸り、シーブックの周辺で取材を続ける新聞記者フラン。
家の周りでも張り込み取材を続けていた。
フラン「最近、シーブック君に変った事ありませんでした?」
コウ「え?……さぁ……」
フラン「シーブック君の様子、変じゃりませんか?」
アムロ「う……ん(少し考え)や、別に変った様子は…」
フラン「シーブック君のバイト先での様子なんですが…」
カロッゾ「ふはははは!彼は真面目に働いてくれているよ。朝パン主義への理解も早いしな…」
フラン「朝パン主義!?…」
カロッゾ「丁度いい!記者さんにも朝パン主義を理解してもらおうか、マスメディアの力は馬鹿に出来んからな」
小一時間、カロッゾの熱弁は続き…フラン記者も熱心に聞き入りながらメモを取り、
カロッゾ「どうだね!素晴らしいと思わんか!?朝パン主義の示す思想は!!凄かろう!!」
フラン「私はご飯党なので殆どパンは食べないんですよ……先程の続きですが、シーブック君の事で…」
カロッゾ「……」
フラン「シーブック君って、宝石とか貴金属類って好きなのかな?」
ジュドー「…(なんでもそんな事聞くんだか?)どっちかと言うと…興味無いみたいだけどね」
フラン「アル君にだけは特別よ(小声で耳打ちして)怪盗キンケドウ。この辺で観なかったかしら?」
アル「え!?…キンケドウが居るのを? Σ(゚Д゚;≡;゚Д゚) 何処?何処?」
ロラン「フランがシーブックの事をご近所中に聞き回っているよ。何かあったの?」
シーブック「……へー、そうなんだ…」
新聞記者フランの度重なる取材により不安に駈られたシーブックは
骨董屋シド’sショップへと脚を運んだ。
看板娘であるリィナが迎える「いらっしゃませぇ〜」
シーブック「…シド爺さん、居ます?」
リィナ「ええ、奥に居ますけど、何か御用ですか?」
シーブック「シーブックが来た。って伝えて下さい……」
店に居た常連のジョゼフはシーブックの事を観察した。
余り店で見ない顔だ。ノックスの街の者でも無さそうだし、余所者?…等と詮索をしていると
店の奥からシド爺さんが酷く慌てながら、シーブックと名乗る者を奥へと引っ張り込んで行く。
リィナ「あの人は?……」
ジョゼフ「さぁな?……シド爺さんは顔が広いから…大方、黒歴史のモノ売り込みに来たジャンク屋だろう」
店の奥座敷、骨董品、黒歴史と言われている機械部品のジャンクパーツ等が積み上げられており、
雑然としている。半ば店の在庫品の倉庫と化している更にその奥……
店の者も立ち入り出来ない場所に、地下に降りるエレベータがあり、その地下深く降りた場所に…
CROSS-BONESの、怪盗キンケドウ=ナウのアジトが在った。
骨董屋シド’sショップの地下深い場所。
薄暗い場所で唯一、灯っているハロゲンランプの明りの下、向かい合うシド爺とシーブック。
シド爺「吃驚したぞぉ!シーブック……お前、正気か?…正面玄関から気来おって……」
CROSS-BONESのメンバーは普段、店には訪れないようにしている。
シド爺はシーブックがその禁を破った為、慌てたのだ。
シーブック「分かってるよ!けど…、緊急事態なんだ」
キッドが脇から机を転がして顔を出す。
横で作業をしていたようだ「なんだよ?その緊急事態って!?」
シーブックは二人に新聞記者フランの連日の行動を話す
シド爺「う〜ん……そりゃ、やっかいじゃのぉ……」
キッド「ヘマしてくれちゃってぇさぁ」
シーブック「御免、俺のミスだよ。けど……どうしたらいい?」
キッド「その記者、どうする?」
シド爺「シーブックに付き纏う記者がどこまで掴んでいるのか知らんが……下手に動くのは不味いな、
暫くは相手の様子を見るしかあるまい……」
同じ頃、ノックスクロニクル社にて、
取材資料を山のように積んでいるデスクで作業していたフランは「掴んだ!!これよ!!」
と叫び、拳を握って立ち上がって周囲を驚かせていた。
フラガとカイはコーヒーを飲みながら顔を付き合わせると、フランの様子を恐る恐る観察する。
フラガ「な〜に燃えているんですかね……フランは?…」
カイ「さぁねぇ?…」
翌朝のノックスクロニクル、
フラン「編集長、今日は一大スクープを上げてみせますよ!明日の1面は空けておいて下さいね!!」と、デスクを立つ。
スレッガー編集長「お嬢ちゃん、鼻息粗いねぇ〜…おい、お前、何か知ってるか?」
フラガ「さぁ〜〜……けど、最近は連日、熱の篭った取材を続けてましたからね……
なにか大きなネタを掴んでるような気配はありますよ。それが何か、までは……」
スレッガー「じゃ、お嬢ちゃんの掴んだネタ。それに期待してみましょうか(ニヤリ)」
同日昼間、
フランは、学園内にある校内放送用の放送室に居た。
横には放送委員のファがインカムをつけて座る。
「……え〜ここで、我が、学園の放送部にスペシャルゲストです!
ノックスクロニクル誌の記者。フラン=ドールさんに来て貰いましたぁ!」
フラン「どうも…始めまして」
ファ「今日は何か、この学園に関連したお知らせが有るとか…」
フラン「そうなんです!単刀直入に言うと……私の綿密な取材の成果により、
この学園の生徒の中に……怪盗キンケドウが紛れている事が判明したんですよ!!」
ファ「え!?……キンケドウって、あの…キンケドウ=ナウが?…この学園に、生徒の中に、ですか?……」
フラン「そ〜なんです!今、世間を騒がせている怪盗キンケドウの正体を
私、ノックスクロニクルのフラン=ドールが大発表しちゃいます。興味のある生徒諸君は放課後、体育館に集って下さい」
ファ「凄い!!…それ、凄いです!!皆さん、放課後は体育館に要、集合ですね!」
このやり取りは校内放送を通して全校に流れ……校内が一斉にざわめき立った。
ジュドー「マジかよ!?」
イーノ「……お、面白そうだね」
エル「ね、行こうよ!放課後、体育館へ!」
ルー「キンケドウ=ナウの正体。放課後が楽しみね…」
放課後、体育館に向かう廊下の途中でキッドとシーブックが他人行儀に歩きながら雑談している
シーブック「……いよいよだよ」
キッド「シド爺さんには既に伝えてあるよ。こっちの様子も既にモニターしてるから…」
シーブック「……キンケドゥを続けてりゃ、何時かは……と覚悟してたけど…」沈み込んだ表情。
兄弟達に掛かる迷惑。社会的責任等、で頭が一杯になりそれがグルグル回っている感覚だ。
キッドはシーブックの尻を叩き「その時はその時さ!クヨクヨしたってしょーがねぇーじゃん!」
シーブック「ああ……」
キッド「足が付くモノはシド爺さんが始末するようになってる。何もしないで捕まるのを待ってる程、
阿呆じゃないよ…心配すんなって」
シーブック「それはそうだけど……CROSS-BONESを止めるって事は………リィズ、リィズはどうなるんだよ!?」
それまで感情を押し殺して話をしていたシーブックは突如、周囲に響く程の声を荒げる。
「え!?……それは……」
それまで空元気を絞り出していたキッドもシーブックの迫力に途惑う
確かにその通りで、CROSS-BONESの活動の停止は……リィズの事と密接に関係していた。
白昼、廊下で秘密の会話をしていた二人だったが、シーブックの大声に反応して人が近寄って来る。
ガロード「あれ?……キッド。それにシーブック兄さん!」
ガロードの姿に驚く二人
キッド「Σ(゚Д゚;) ガ、ガンダム棒や!!」
シーブック「Σ(゚Д゚;)ガ、ガロード!!」
ガロード「ヘェ〜二人って、知り合いだったんだぁ……」
シーブック「え?……あ、あ…そうそう!新型グライダーの設計をね……どうしようか?とか…
相談に乗って貰ってんだよ」
キッド「そ、そうだよ!」
夜の仕事の関係性を少しでも悟られない為に、シーブック、キッド、シド爺は
普段は接触を断っており、今回のような事態はさておき
シーブックとキッドの二人は学園内で大っぴらに接触もしていなかったので
ガロードが親しげな二人を見て、意外に感じたのは当然であり…
ガロード「ふ〜ん……そうなんだ……あ、早く行かないと、放課後の大発表会に間に合わないぜぇ!
あのキンケドウ正体が分るんだ。行くだろ?」
シーブック「う、うん……先に行ってくれよ……」
キッド「後から行くからさ…」
ガロード「あ、そう。じゃ〜先、行ってるよ!」
(兄貴とキッドって知り合いだったのか…あれで兄貴もグライダー好きなヲタっぽ処があるから
キカイ好き同士で気が合うのかもね……って、そうそう、キンケドウの正体。誰なんだろう?楽しみ。楽しみ!)
元気良く走り去るガロードの後ろ姿を見て
キッド「……俺達も、体育館に行こうか?」
シーブック「ああ…」
(もう少しだけ続く)
悪人からしか盗まない義賊…グエンはシーブックから見て悪人認定かw
命からがらに家を飛び出す、
カガリ「キラはとんでもないとこに住んでるんだな・・」
ほっと一息、と言うのは嘘。窓を突き破り飛び出す野獣
最近綺麗なお姉さんとのからみがないウッソ、ここぞとばかりに大暴れ
ウッソ「フンドシで世界が変えられるって、おかしいんだよ!」
そう言ってウッソは何かを投げ捨てた、
引き千切られてゴミになってしまった男の誇り、フンドシ。家の中から絶望の声が響く
悲鳴が誰のものか判別する間も無く走り出すカガリ、追いかけるウッソ
カガリがウッソに追いつかれるのは明白に見えたが
前屈みのウッソには全力で走るのが難しいらしく、いつ終わるともしれない鬼ごっこが始まった
一方家の中では
シロー「今家族が事件を起こしたら俺が首になる・・」
立ち上がるシロー
シロー「パイロットにはパイロットの戦い方がある!」
そういって署からくすねてきた対戦車砲を担ぐとウッソ達を追っていった・・・続く
二ナ「ガション、ガション」
口で効果音を演出しながら町を歩く二ナ、ガンダム風の歩き方
その横を風のように走り抜けるカガリ、その後を追うようにウッソが向かいから走ってくる
ガシ!
横を走り抜けようとするウッソの襟首を掴む二ナ
ウッソ「な、何をするんですか紫豚さん!」
二ナ「君も一家の笑い担当なら大局的に物を見ろ!」
ウッソ「な、何を・・・何を言ってるんですか!紫豚さん!?」
二ナ「な・・私はボケだぞ!」
ウッソ「漫才がやりたいなら自分で相方捕まえてそれでやってくださいよ!迷惑です!」
バシィ!
二ナ「こうならない様にって、祈ってたのにー!」
意味もなく平手打ちを食らわす
ウッソ「あ、あなた、なんなんですか!?」
涙を払い、いきなり真顔の紫豚、
二ナ「エヴィン君、私の相方をするには君はまだ、未熟!」
肩パッドから推進剤を噴出し、GP02のように飛んでいく。もうこいつ分けわかんない
ウッソはしばらく呆然とするがすぐにカガリの事を思い出し捜索に専念した・・・続く
ガトーなようなニナなような本当にわけわからんなw
アスランの出番待ちw
610 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/10 18:03 ID:+xdghNVy
本当に訳わかんねぇw
>602 の続きです。
放課後。
ほぼ、全校生徒に近い人数の生徒達が体育館に集った。
教職員の面々はその様子を見守る。
マリュー「凄い人数ね、ほぼ全校生徒。と言った処かしら?……」
ハマーン「俗物どもが……大体、誰があの新聞記者に体育館を貸したのだ?」
カテジナ「私ですよ……。あの記者(壇上に上がっているフランを指し)とは知り合い……と言うよりも
中身の人が一緒なので…生徒の中に犯罪者が居るかもしれないと分れば、放ってはおけません。校長の許可は取ってあります」
ファラ「お嬢ちゃんも粋な事してくれるじゃないかぃ?
ま、私の教えてる生徒の中にあの、キンケドウが居るとしたら
ギロチン100発のお仕置きじゃ〜済まないけどねぇ…」
マリュー「し、しかし……表沙汰になるのは……」
カテジナ「分っています。が……不心得モノにはそれなりの処罰を下すべきです。
キンケドウ本人、もしくは窃盗団に関っている輩が生徒が居るならば、どう繕っても新聞沙汰にはなりますよ」
マリュー「そ、それは、そうだけど……生徒達の事を思うと……もう少し穏便に…」
カテジナ「盗みをして犯した罪はつぐなわなければならないのです!
これは仕方の無い事なのに。何故、それを分ってくださらない!!」
マリュー「……カ、カテジナ先生」
ハマーン「……そろそろ、始まるようだぞ」
フランが体育館の舞台上から説明。
「この数ヶ月。私、ノックスクロニクルの記者フラン=ドールは世間を騒がせている
怪盗キンケドウ=ナウの事件を追ってきました……(略)」長い講釈が始まる
キラ「誰なんだろうね?」
カミーユ「シュドー、お前等の事じゃないのか?」
ジュドー「ちょ、ちょっとぉ〜!?冗談キツイよぉ。兄さん、俺達もそこまで大胆な事してないてぇ……」
カズィ「本当にこの中に居るのかな?……」
サイ「さぁね?しかし、驚きだよな〜あのキンケドウが俺達に混じってた、なんて」
ミリアリア「怖いわね……」
トール「そう?カッコ良くない?」
トビア「CROSS-BONESを掲げる盗賊。どんな人なんだろう……」
ベルナデット「トビア、興味あるの?」
セシリー「誰なのかしらね?シーブック、わくわくして来ない?……シーブック?」
シーブック「……」青い顔をしている。
フラン「丁度、今、ここに来ているようだし…皆さんに紹介して宜しいかしら?キンケドウさん?(ニヤリ)」
シーブックの鼓動が激しく為る。頭がカッカして、冷静を保つのがやっとだった。
「そう……貴方が怪盗キンケドウ=ナウの正体よ!」
フランが指した先に、生徒達の視線が集中する……
フランの指差した先にはドワイトが立っていた。
ドワイト「な!?……生徒会長である僕がぁ…何でキンケドウなんですか?…」
フラン「え……(違うの?……彼の動揺の仕方、本当に知らないようね…)
あれ!?え〜と……ドワイト=カムリは×と……。じゃー、今のは無しで」
手元にあるレポートにペンでチェックを入れてから再度、マイクを通して発表する。
「アーサー=ユング君。君でしょ!!」
アーサー「え!?俺がキンケドウ??」
フランは名前を挙げた生徒の反応を見ながら、次々にキンケドウの正体と思われる候補の名前を挙げていく。
取材レポートには、綿密な取材で選出していった候補者の数、108人分の名前が
学年別、出席番号順ビッシリと書き込まれていた。
フラン「え〜……と、じゃー……87番目……ウッソ君!君でしょ!?」
ウッソ「嘘を言うな!!…………そんなのを、おかしいですよ!カテ…フランさん!!」
次々と告げられていく108人の中に、シーブックは含まれていなかった。
(因みにジュドー、ガロード、カミーユはリストアップされていた)
新聞記者フランは端からシーブックを犯人とは思ってないようだ…
新聞記者フランは初歩的な処で勘違いをしていた。
セシリーとシーブックの仲を密かに妬んでいた怪盗キンケドウが
シーブックのアクセサリーを盗み、持ち歩いていた。と
……なので、その仲を妬む可能性のある人物達、
セシリーとシーブックどちらかに親しい周辺の人間関係をを徹底的に洗い出し、聞き込みしていたらしい。
フラン「…(略)と、いう訳でしょう?シーブック君」
「あ、そうそう!僕。怪盗キンケドウに盗まれたちゃったんですよぉ!ははははは……」
シーブックの乾いた笑いが虚しく響く。
フラン記者の勘違いと分り、心底安心すると共に、腰砕けになるシーブック
フラン「でしょう!怪盗キンケドウはセシリーさんに惚れていたのよ!
それで仲がいいシーブック君が付け狙われているんじゃないか?と私は張っていたわけなのよ!!
(ふふ〜〜ん。と、腰に手を当て、得意げになる)
けど、流石のキンケドウも敏腕記者で鳴らしている私、フラン様がマークしていると気付いてか?
ここの処、シーブック君には手を出せず仕舞いだったけどね!!」鼻息荒く捲くし立てる。
後日、フラン記者は怪盗キンケドウの正体を解明する
108人の容疑者をデッチ上げたレポートを08分署に提出したが……
リリ署長、ココアを飲みながら、
「この記者さんは小説家にでも転職なされた方が宜しいんじゃありません?」
フラン記者のレポートの内容の不確かさに、突き返される嵌めに……
怪盗キンケドウ=ナウは、今夜も闇夜に紛れて……世間を騒がせている。(終。続くかも?…)
怪盗キンケドウ乙。
オチはある意味読めていたようなものだが、過程で充分楽しませてモロタ
長編乙〜
面白かったし、続きもあるなら是非読みたい。
ただ、キンケドゥな
裏路地のゴミ箱の影にカガリは居た
カガリ「もう、出て行っても大丈夫か・・・」
出ていこうとしてすぐ思い直す
カガリ「けどまた遭ったらやだな・・・」
突然、ゴミ箱の中からバニング監督が溢れ出す
カガリ「うわぁ!」
バニング「いいかカガリ!戦いはお前がいつまでもピーピーやかましいひよっこかどうかで決まる!」
昨晩、酔いつぶれれてここで寝たバニング監督、二日酔いがひどいのか顔をしかめている
バニング「奴が言った言葉を思い出せ!」
カガリ「き、綺麗なお姉さん・・・?」
バニング「そうだ、俺も他にイイ言葉が思いつかん・・・悪かったな畜生・・・」
思いつかない事にしょんぼりしたバニングはすぐにゴミ箱へと引っ込んでいった
カガリ(別の場所に行こう・・・)
鬱気味のカガリ裏路地から抜け出すが、ばったりウッソと運命の出会い
ウッソ「ゲロまみれですよ!バニングさん!」・・・・続く
ウッソがじりじりと距離を詰める、
後ろを見せたらそのままやられてしまいそうで身動きの取れないカガリ、
シロー「待て!ウッソ!!」
牛丼屋の看板の上、夕日をバックに熱く現れるシロー。ガンダムのパイロットで唯一、太陽が似合う男
シロー「警察のためじゃない!それでも、家計のためなら戦える!!」
だが、カッコつけて現れたものの、
綺麗なお姉さんを前にしたウッソの目には映らず、シカトを食らう
シロー「お、俺はそれでもキラの事を救いたいと思う!」
シローちょっと涙目、夕日が妙にせつなくさせる
ウッソはもとより、さらにキラ(実はカガリ)にも気付いてもらえない
シロー(まだ、なにか方法があるはずだ・・)
このまま誰にも話し掛けてもらわず終わるのはあまりに悲しい
ウッソとカガリ、二人の間に緊迫した空気が流れる横で
水芸をするシロー、銃身が焼け付くまで撃ち尽くしてみるシロー
パイロットの戦い方を教えてみるシロー、プライドを捨て腹踊りするシロー
シロー「・・・・・」
それでも気付いてもらえない
シロー(落ち着け、落ち着くんだシロー・・・)
しばし思案にふける、そう、こういう時こそ冷静さが大切なのは職業柄良くわかっていた
・・・・・・・・・
シロー「うおおおおお!」
冷静さのかけらも感じられない判断、
シカトの恐怖を根性ではねのけ、孤独なシローが突貫する・・・・続く
619 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/11 08:56 ID:z/ZDF9Lb
本当にカガリネタは訳がわかんねぇw
ロラン・ローラネタの続きが読みたいage
621 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/11 13:59 ID:W1vDJW46
フロスト兄弟だ。 ∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i 兄弟といえば僕らだね兄さん。
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__ (__ニつ / FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
アスラン「アスランキック!!」
バガッ!
突然、横からキックを食らいごろりと転がるシロー、ちなみにキックに意味は無い
アスラン「キラから離れろ!この変態小僧!」
哀れカガリ、アスランさえもキラと勘違いしていた
カガリ「アスラン・・・」
ウッソ「どうして僕の邪魔をするんですか!?アスランさん!」
問題意識の欠如、ウッソの将来が真剣に心配
アスラン「普通、変態にからまれている友達は助けるだろう!」
キラを除くと唯一へたれじゃないコーディ、アスラン
遺伝子組み変えキックがウッソを襲う
ウッソ「ガンダム!最大パワー!!」
意味の無い叫びと共に頭を腕で防御する、
アスラン「なんとぉー!」
キックの軌道を遺伝子パワーで変える!
そして、アスランのキックはウッソの股間に吸いこまれていった
ウッソ「ふぐぅ!!」
その場にうずくまるウッソ
アスラン「キラ今のうちに逃げろ!」
カガリ「いい加減にしろ!私はカガリだ!」
アスラン「・・・・え?」
怒ったカガリがアスランに殴りかかる
カガリ「付き合ってんなら違いくらい見極めろ!!」
アスラン「ぶはぁ!ご、ごめ・・・ぐふぅ!」
切れカガリがアスランをぼこる間、変態野獣ウッソたんが復活する
ウッソ「股間にガタが来たってー!!」
嫌すぎる叫びと共に再起
同時に、コンクリートの地面で擦り傷だらけのシローも起きる
シロー「まだ、なにか方法があるはずだ!」
気付いてもらおうと必死である・・・・・・続く
623 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/11 18:00 ID:2kXrzxkh
意味もなく蹴られるシロー萌え。
保守
バレンタインも終わり、季節も春に入ろうとしている頃のとある土曜日。家の庭でツナギを着、機械油にまみれてMSをいじっていたガロードとジュドーが
訪問外交に出掛けたリリーナの護衛で一週間近く家を留守にしていたヒイロが疲労も露に家の門を通ろうとしている所を目に留めた。
「ヒイロ!?お前一体何やってたんだよ!三日前に『これから帰る』って連絡が入ってから音沙汰が無かったもんだから皆心配してたんだぞ!」
今にも倒れそうな危なっかしい足取りで歩くヒイロに駆け寄りながら、ガロードが声をかける。
「すまない……護衛中に要調査すべき対象が見つかって、調査を終えるのに予想外に時間がかかった…俺の…ミスだ……!」
ふらつきながらも懐を探って自爆装置を取り出し、スイッチを押そうとするヒイロをジュドーが必死に押し止めた。
「だあーわかった!わかったから自爆スイッチを取り出すな!押すな!とりあえず家の中に入るぞ!そろそろロラン兄が昼飯作る頃だし!」
「あ、そうだ。それでちょっと頼みたい仕事があるんだけど……おーいロラン兄ちゃん!ヒイロが帰ってきたぞー!」
ガロードが玄関から奥に向かって声を張り上げ、パタパタという音とともにエプロンで手を拭きながらロランが走って来る。
「ヒイロが!?一体今まで何をやって…って二人とも何ですかその格好は!これからお昼ですけどその前にお風呂に入ってください!」
「えーっ、別にいいじゃんこのままで」
「そうだよ、どうせ昼飯食べた後もまた仕事で汚れるんだから…」
口々に文句を言う二人だったが
「 い け ま せ ん !入らないのなら二人とも御飯抜きにしますよ!」
二人に顔を近づけ、伝家の宝刀「やらないのなら御飯抜き」を使ったロランには逆らえず、渋々と承諾する。
「ちぇ…それじゃヒイロ、さっき言ってた仕事の話は俺らが風呂入ってからで…」
「いや、構わない。今聞こう」
「今って…しょうがねぇな、んじゃ風呂入りながら話すとするか」
「で、だ。さっき言った仕事の話、さっき庭でいじってたMSあったろ?あれを売ろうと思うんだ」
シャワーの水音の混じったガロードの声を、ヒイロは風呂場からガラス一枚隔てた脱衣所でガラス戸に背を預けて麦茶の入った湯飲みを片手に聞いていた。
湯飲みを傾けて中身を飲み干すと、傍らに置いてあるヤカンから再び湯飲みに麦茶を注ぎ足す。
「庭にあったMS…外部装甲を見る限りではGX-9900ガンダムエックスに見えたが…まさかあれを売るつもりか?」
「そうだよ。流石ヒイロ。見てないようでよく見てる」
茶化すようなジュドーの声を背中で聞く。
「しかしあれにはサテライトキャノンとFシステムが搭載されている。迂闊に売却すると…」
「んなこたぁこっちだってわかってるよ」
咎める色を含んだヒイロの声を遮るようにガロードが返事をした。
「そりゃあね、俺だってこんな下手すりゃ後ろに手が回ることはしたかないよ。でもホワイトデーも近くてティファにお礼しなきゃならないってのにその前に先立つものもありゃしない状況なんだから、
もう主義云々言ってられないのが現実なんだよ」
悟りというか諦観というかそんな感情が入った声で世知辛い話を言う。因みにそうなった原因はカズィの情報提供によるスーチーパイちゃん(20)の新商品登場(
>>443参照)の発覚である。
本人は「この前偶然見ちゃったんだけど〜」などと言ってはいたが信用できたものではない。それが自分にとってどういう意味を持っているかを確実に分かっていて情報を流したとガロードは見ている。
「それで?売る相手は誰だ」
これ以上言っても時間の無駄と判断して脱線しかけた話を元に戻し、ぬるくなった麦茶を口にする。売却に際して自分に頼み事をしようというのだ、まともな相手でないことだけは確かである。
「え〜と…何つったっけか、ガロード?」
「アイム…アイム…何だっけかなあ?確かイットだかザットだかそんな名前だったんだけど…」
「! アイムザット・カートラルか!」
アイムザット・カートラル。非合法的なNT関連技術者として裏の社会でもそれなりに名を知られている人物である。思ってもみなかった人間の名前を出されて思わず声を上げる。
その拍子に口の中に残っていた麦茶が気管に入り、ヒイロは大きく咳き込んだ。
続く
>>622 ラクスがへたれなのか小一時間問いただしたくなったけどそれは置いといて神!
アムロ「キラが3泊四日の長期デートに突っ走っている間に、今回の家族会議は
…先日の反省もかねて、女装キラとカガリ嬢の見わけ方…についてだ。」
ドモン「そんなのは簡単だろう?目の前でラクス嬢に手を出せば…」
シロー「お前の場合はそれでも何とか生きていられるだろうが、他の奴だとそうもいかん。
勿論それ以前の問題で却下だが。」
ウッソ「パソコンを弄らせればすぐに…。」
シーブック「あくまで見わけ方…だろ?その方法は実用性に乏しいな。」
ガロード「髪の長さは?」
ジュドー「ならここにある2人の顔写真をみて区別つくのか?お前は。」
ガロード「…それは…。」
アムロ「他に思いつく奴は居ないか?」
11人「………。」
アムロ「…明日、キラの有人を呼び集めて聞いてみるか。カミーユ、ロラン、シーブック、準備を頼む。」
3人「分かりました。」
次の日…。
二コル「あの2人の見わけ方と言われても…そっくりですからね…。」
ディアッカ「見わけも何も殆ど同一人物だぜグゥレイト!」
ミリアリア「トール〜分かる?」
トール「僕にも分からないよ…ごめん。」
フレイ「見分けがついていたら苦労はしないわよ。ねぇ…ウッソ君?」
ウッソ「そうですよ…。僕にも分からないくらいですから。」
サイ(婚約者の目の前で…他の男に膝枕…(´・ω・`))
ジュドー(飼いならされてるな…ウッソ。)
シーブック(ああいう女だけには引っかかっちゃいけないな…。)
カミーユ(俺でも手を出す気になれないぞ。あの女だけは。)
ロラン「昔からの親友の彼なら分かるんじゃないですか?」
アスラン「すまない…。少し前までは目の色で見わけていたんだが、最近アイコンタクトを使い始めてからは見分けがつかないんだ。」
シロー「そうですか…。」
カズイ(僕にすら見分けがつかないくらいだから当然さ。)
イザーク「見わけ?そんなの簡単さ。こっちがキラ・ヤマトさ。」
(続く)
二コル「凄いじゃないですか、イザーク。」
アスラン「イザーク、見直したぞ。」
ミゲル「さすがイザーク。中々やるな。」
フレイ「…驚いたわ。さすがコーディネーターね。」
アムロ「ど…どこで見わけてるんだ?」
イザーク「考え方の問題さ。違いを探そうとするからするからそっくりに見える。
逆に同じところを探そうとすれば自然に違いも見えてくるということさ。」
サイ「で…違いは?」
イザーク「こっちの写真は見ていて傷が疼く、もう片方は疼かない。只それだけの差だ。」
全員(そんな理解の仕方するとは…さすが粘着魔。)
アムロ「そ……そうか…。ありがとう。」
因みに、この後2時間ほど話し合ったが、解決はしなかった。オチなし。
>626
シャクティファ/プール編に触れてくれて有り難う(感涙
続き期待してます……ヘタレ作者より愛を込めて(w
>>627 ガノタの間ではむしろキラとアスランこそへたれなんだけどね。まあ本編とは
パラレルだし。面白かったです
このスレ見てると全部のガンダムを肯定したくなるね
正直、このスレのために種を見ている
このスレを読んで何で
ヘンケン店長でバーガーショップのマグダニエルなのか?・・・・と
少し疑問に思っていたらアニマックスのZの放送を見たら本編でも本当に店長やってたからスゲェ受けた(藁
昔リアルタイムで見てた以外は他、CSで再放送とか偶〜に見てたけど
クワトロ大尉とウォンリーが待ち合わせしてる場所だとか、全然覚えてなかったからね。
634と同じくこのスレの為にCSでXとVを見て序に種も見るようになりました。
ネタが思い浮かばねえぞゴラァ!
ネタが無いわけじゃないけど書く時間が作れない罠
時間は有るがネタが無い罠
カガリ「うわ!変態が、変態がぁーー!!」
アスラン「男として再起不能になったはずなのに!」
股間を痛みに顔を歪めながらも堂々と立つ、ウッソの背中に光の翼が見えた気がする
シロー「・・・・・・・」
しつこいぐらいに気付いてもらえないシロー、これは何かの呪いなのか
シロー「俺の腕だって、なかなかだろぉーーー!!?」
不適切な日本語と共に対戦車砲を振り上げ、渾身の力をこめた一撃をウッソに見舞う
ガギャン!
対戦車砲でぶん殴られたウッソがあっさり倒れてしまう
カガリ、アスラン「逃げろー」
これぞ好機と一瞬で逃げるカガリとアスラン
シロー「・・・・・・・」
結局、誰にも声をかけてもらえないまま戦いを収めてしまったシロー
シロー「こ、これで・・終り?」
失意のどん底に叩き落される
バニング「シカトぐらいで、ガタガタ騒ぐな!」
ゲロを纏い、頭にネクタイを締めたバニングがゴミ箱から飛び出す
シロー「バニングさぁん!」
喜びのあまり、ゲロも気にせずバニングに飛びつく
その頃二ナはガトーを相方にしようと肩パッドの補給をすませ、大気圏を突破しようとしていた・・終り
無理矢理アスラン入れたら色々無理が出ました・・
全体的にパラレルでお願いします
ガロード「そ、Wデート」
夜になって珍しくウッソの部屋を尋ねてきたガロードがそう言って話を切りだした
ガロード「俺とお前とティファとシャクティちゃんで明日出かけるんだよ」
ウッソ「それはいいですけど…何処に行くんです?」
ガロード「詳しくは聞いてないけど…確かピクニックだとか言ってたな」
ウッソ「ピクニック!!ティファさんがそう言ってたんですか…?」
ガロード「ああ、計画はシャクティちゃんが立てたそうだけど」
ガロードのその言葉を聞いたとたんウッソの顔が見る見る青ざめていく
ウッソ「……やっぱり僕行くの止めます…」
ガロード「オイオイ…今イイって言ったばっかじゃんかよ!?」
ウッソ「兄さんは…シャクティのピクニックの恐ろしさを知らないからそんな事が言えるんですよ!!」
ガロード「ハァ?何言ってんだ、お前」
ウッソはガクガク震えながら頭を抱える
ウッソ「イヤだ、もうあんな目に遭うのは懲り懲りなんですよ!!」
ガロード「オ、オイ、ウッソ?」
ウッソ「とにかくぼくは絶対行きませんからね!行きたいならこないだのプールの時のように兄さん一人で行けば良いんですよ!!」
ガロード「駄目だ、絶対お前も連れてくからな!」
ウッソ「どうして!?」
ウッソは殆ど叫びださん勢いでガロードの喰ってかかる
ガロード「俺はティファとのんびりデートしたいんだ!シャクティちゃんの相手はお前に任せるつもりなんだからな」
ウッソ「冗談じゃありませんよ!!なら、Wデートなんて面倒くさい事は止めてティファさんと二人で行けば良いじゃないですか」
ガロード「ティファがシャクティと行きたいと言ってるんだからしょうが無いだろ」
ウッソ「それを真に受けるんですか?ティファさんが死ねと言ったら死ぬんですか?」
小学生みたいな屁理屈を言うウッソ
ガロード「ティファが死ねと言ったら俺は死んでもイイ!!」
真顔でキッパリ言い切るガロード
ウッソ(…駄目だこりゃ 兄さんはティファさんの事になると他の事は何も見えなくなるんだから)
ウッソ「そんなの、オカシイですよ!」
ウッソは呆れたようにガロードに背を向ける
ガロード「明日は首に縄を付けてでもお前を連れて行くからな」
ウッソ「どうぞご勝手に でも、ぼくは絶対に行きませんからね」
ガロード「集合は朝四時にシャクティちゃんの家の前だからな 三時半には家を出るぞ」
ウッソ「朝四時って後六時間も無いじゃないですか!」
ガロードはバレンタインデーにティファから貰ったご自慢の腕時計を見る
ガロード「おっと、もう寝なくちゃな じゃあ、明日」
そう言ってガロードは部屋を出ていく
ウッソ「冗談じゃない。もう二度とあんな目に遭うのはゴメンこうむるんだ…」
午前二時
ウッソはこっそりと起きると忍び足で家の地下にあるMS格納庫に忍び込む
ウッソ「ピクニックなんて冗談じゃないよ。ガロード兄さんはティファさんと一緒なら何があっても本望だろうけど僕はもうあんな目に遭うのは懲り懲りだからね」
そう呟きながらV2のコックピットへと上がる
ハッチを開放しようとしたがふと気になって持ってきたペンライトでその周辺を照らしてみる
ウッソ「やっぱり…」
誰かがハッチに細工をした痕跡が微かにだが残っていた
ウッソ「ガロード兄さんの仕業だな でもNTでスペシャルの僕にこんな手が通用するもんか…」
ウッソは慣れた手つきで仕掛けられていた警報装置を無力化させる
ウッソ「ハッチを開けたら警報が鳴るなんて陳腐すぎますよ、ガロード兄さん」
無事にハッチを開けてコクピットへと乗り込むウッソ
ウッソ「さて、これから一時間の間が勝負だ V2の機動性と僕の腕を持ってすればガロード兄さんのDXから逃げ切る事はそんなに難しい事じゃない!」
機動シークエンスを立ち上げながらウッソは素早く計算する
ウッソ「さて、何処へ逃げようかな…フレイさんの所かな、それともエニルさんの所、いやいや…」
V2を静かに立ち上がらせながらウッソは一瞬考え込む
ピー!!
コクピットに響く鋭い警告音にウッソは我に返る
ウッソ「対人センサー…!!」
ガロード「そらよ!」
バシュ!!
ガロードの投げたあげた特殊閃光手榴弾がV2のメインカメラのちょうど真ん前で炸裂する
ウッソ「しまっ……!!」
急激な閃光で視界が白く染まるウッソ
一瞬遅れて遮光フィルターが作動するが、暗闇に慣れていたウッソの目は一瞬視力を奪われる
その隙にワイヤーガンを使ってV2のコクピットにとりついたガロードは強制解放ボタンを作動させてハッチを開くと
手にしていたグロック17を模したBBエアガンをウッソに突きつける
ガロード「へへ…コレってホールドアップってヤツ?」
ウッソ「……」
ウッソは観念したように両手をあげる
ウッソ「もう逃げませんからいい加減に手錠を外してくださいよ…イテテ」
ウッソは後ろ手に手錠を填められてシャクティの家に向かう道を歩かされている
ガロード「駄目だ ちゃんとシャクティちゃんの家に着くまではね」
ウッソ「トホホ」
ガロード「ところで何でそんなに嫌がるんだ、単なるピクニックじゃねーか」
ウッソ「……僕が一年位前に一週間ほど外泊した頃があったでしょ」
ガロード「ああ、あったあった…確かシャクティちゃんと一緒にキャンプにいったんだっけ?」
ウッソ「…キャンプなんて生優しいもんじゃなかったですよ、アレは…」
ガロード「……」
ウッソ「シャクティが山菜や木の実を取りたいからって山の奥深くにどんどん分け入って行っちゃって、川に流されそうになるわ、崖から落ちそうになるわ、蜂に刺されるわ、蝮に噛まれそうになるわ、帰りの道が判らなくなるわ…」
ガロード「ハハハ…」
ウッソ「…挙げ句の果てに手斧一本で子連れの母親熊に立ち向かわなきゃならない羽目になるわでもう少しで死ぬところだったんですから!!」
ガロード「でも、シャクティちゃんを熊から守ったんだろ…大したモンダよ」
ウッソ「あの後シャクティがなんて言ったと思います?『熊の手って美味しそうだったのに残念ね』なんてのんきな事言ってたんですよ!?」
ガロード「…なんつーか…まぁ、シャクティちゃんらしいな」
ウッソ「だから、シャクティのピクニックとかキャンプとか海水浴とかにつきあうのは危険なんですって!今からでも遅くないですから帰りま…」
シャクティ「ウッソ!ガロードさ〜ん!」
ティファ「……」
いつの間にやら二人はシャクティの家の前に到着していた
ガロード「ま、そう言う訳だ 覚悟を決めろよ、ウッソ(w」
その日のピクニックの行き先は当初ロッククライミングで断崖絶壁登りだったのだが(どうやら燕の巣が目的だったらしい)
ウッソの強硬な反対により近くの沼にザリガニ釣りに行くことになった
ティファ「ガロード…来ます…」
ガロード「いいか、ティファ。落ち着いてゆっくり竿を引き上げるんだ…そーっとだぞ」
ティファ「ん…くう…」
ガロード「そう、その調子その調子。そのまま竿を立ててザリガニを手前に寄せて…」
ティファ「えい!」
ガロード「よっしゃあ!!ザリガニGET!!凄いよ、ティファ」
ティファ「ガロードの…おかげです…ありがとう…」
ガロード「いやーハハハ(照れ)」
パシャ
ティファ「きゃっ!?」
横に置いていたバケツの中に入れていたザリガニが跳ね、驚いたティファがガロードに抱きつく
ガロード「大丈夫か、ティファ?(でへへ〜来て良かったな〜♪)」
しゃぎゃー!
ばちやばちゃばちゃ
ウッソ「うわわわわわ!?」
シャクティ「頑張って、ウッソ」
ガチンガチンガチン!
じゃぼじゃぼじゃぼ
ウッソ「なんのこれしき〜!!」
シャクティ「ファイトよ、ウッソ」
しゃげー!!しゃげー!!
バシャバシャバシャ
ウッソ「なんでこんな小さな沼にワニがいるんだよ〜(涙!!」
シャクティ「ハンドバックぐらい作れるかしら(ワクワク」
ワニ「しゃげー!しゃげー!しゃげー!」
バチャバチャバチャバチャ
ウッソ「ガロード兄さん!そんな所でマッタリしてないで手伝ってくださいよ〜!!!」
ティファ「ガロード…ウッソ君が…呼んでる」
ガロード「聞こえない…聞こえない…(汗」
ワニ「しゃげ〜〜〜!!!」
(終)
しゃげー ワロタ
648 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/13 16:21 ID:7MwKJgQy
カガリネタ、デートネタ、乙です。
649 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/13 16:39 ID:hfwljVKL
デートネタワロタ
腹よじれますた
しゃげー!
遅レスだけどアスランキックもワラタ
どうでもいい事だがアムロの月収が30万って設定が納得いかない
まぁちょっと貧乏な方がネタも浮かぶってもんだけどね。
いつも家族と夕飯食べてるって事は残業無しか・・・<アリエネエ
そのせいで30万・・・?
>651
金額は気にせんで良いんじゃない。
こういうネタスレで数字なんか無理に決めても発想を狭めるだけだし。
チェーン「アムロがもう少し、私だけを見てくれれば…」
アイナ「お兄様に認めて欲しいですわ」
レイン「ドモンの馬鹿!! どうして、どうして…」
シーマ「いいところで鼻血を出して失神するなんてさ、
商売上がったりだよ」
フォウ「他の女性に目移りなんかして…」
セシリー「お父様がもう少しまともになってほしいわ…」
ソシエ「ディアナ様やお姉さまがいいのかしら…」
ラクス「もう少しだけ時間が欲しいですわ」
リリーナ「ヒイロが積極的になってくれれば良いのに」
ティファ「シャクティさんが変な話を持ってくるのは……」
ルー「何であたしだけ、ライバルが多いのよ!!」
シャクティ「どこかに儲け話が転がってないかしら…」
クリス「バーニィ、ガンダムを見たら突っ込むのはやめて…」
ガロード「(上の空で)あはは、この肉じゃが旨いな」
カトック「(同じく)死んだ女房も言っていたが、肉じゃがは旨いと、な」
ラル「(同じく)うむ、丹精こめてクランプが作ったジャガイモだからな」
ハモン「……あなた、このマッチは」
男三人(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル(聞こえない、何も聞こえない)
ラルの悲鳴とハモンの怒号の飛び交う中、ガロードは思った。
(ティファが俺に不満が無くて良かった……)
>653
Good Job!
ワラタヨ
シャクティはウッソの女癖の悪さよりもうか話カヨ(w!
ガロードはガンダム兄弟の仲でロランと双璧をなす尽くす君だからなぁ
656 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/15 09:26 ID:sAR7wacf
ほす
保守
sage
659 :
縁側の風景:03/03/16 06:21 ID:sPy5k5CF
レビル「ズズズ…」
鉄仮面「……ズ…ズズ」
東方不敗「ズズズ…」
ヒイロ「……ズズ」
ジュドー「(つーか、ヒイロ兄ちゃん、何故か違和感無い!!)」
ガロード「(鉄仮面はどうやってお茶を飲んでるのさ!!)」
兄弟達が通っている学校の放課後、カミーユとシーブックが教室でのキャッチボールを
終え、そろそろ帰るか、と話していると、教室の反対側から頬を寄せ合ってなにやら相談
しているらしいジェリドとマウアーの声が漏れ聞こえてきた。
ジェ「マウアー、これ、俺のこの前の模試の結果なんだけど、お前どう思う。」
マウ「そうね、あなたの実力ならきちんと努力すれば大丈夫だと思うけど。それに、奇遇
ね、私もその大学に行きたいって思ってたのよ。」
ジェ「本当か、マウアー。でもお前の模試、他の大学が第一志望だったんじゃないのか。」
マウ「あれは適当に書いただけよ。それに、私、あなたのそばに……」
相変わらず仲の良いことで、俺もセシリーともっと上手くやれたらなぁ、シーブックが
そう思ってカミーユの姿を探すと、カミーユは既に二人の間に割って入ろうとしていた。
今日はファもフォウも機嫌が悪かったため、カミーユはどちらにもかまってもらえなかっ
たのだ。そのイライラがジェリドとマウアーの熱愛ぶりでちょっとした限界に来ていた。
カミ「どうせジェリドには無理だよ、まだ時間はあるけどここって結構名門じゃないか。」
ジェ「なんだとカミーユ、お前に言われたくないな、成績は俺のほうがいいんだぜ。」
カミ「ちょっとの差だろ。お前はいざってときに弱いからな。」
ジェ「自分だけが特別だと思うな!お前こそ精神的に弱いだろうが!」
つかみ合いの喧嘩に発展しそうなところを、シーブックとマウアーがそれぞれカミーユ
とジェリドを抑える。
シー「よせよ、カミーユ、お前が悪いって。なにやってんだよ!」
マウ「ジェリド、およしなさい。」
カミ「教室でいちゃいちゃしやがって!そんな生徒、修正してやる!」
ジェ「俺はお前ほど女を口説いちゃいない!お前と違ってマウアーひと筋だ!」
ジェリドの恥ずかしい叫びが炸裂し、ジェリドとマウアーはもちろんカミーユとシーブッ
クまで真っ赤になったところで殴り合いは回避され、揉め事もそれっきりで終わった。
その後、家路につきながらカミーユとシーブックはこれからの進路について話し合った。
カミ「俺たちの場合、大学にいけるかどうかっていうのはさ、成績より学費の問題だよ。」
シー「だよな、でもカミーユさ、お前大学行く気なのか?」
カミ「実は俺よく考えたことないんだよな、お前はパン職人にでもなるのかよ。」
シー「俺もそこまで考えてバイトしてるわけじゃないよ。セシリーの近くにいれるからや
ってるところもあるからさ。」
カミ「ロランにも相談してみよう。あいつはハイム家の使用人としてやってくのかな。」
シー「ウチにとっても欠かせないよな。この前アムロ兄さんがロランのこと間違えてさ、
ミライさんって呼んでたもんな。」
カミ「おふくろさん、てことか。たしかにウチの母親的ポジションだもんな、あいつ。」
カミーユとシーブックとロランは同じ17歳であるため、3人だけの連帯感というもの
がある。とくに今回の場合、これからの人生どうするのか、ということに関して一種の選択を迫られている仲間なのだ。
2人が家に帰ってくると、ロランは慌ただしく食事の準備を整えていた。お帰りなさい、
と声を掛ける時間も惜しむように手早く料理をテーブルに並べていく。相談するのは食事
の後にするか、そう思ってカミーユが自分の部屋に向かおうとすると、聞きなれた大声が
風呂のほうからリビングに接近してくる。
ギム「うむ、いいお湯であった。小生は満足の一歩手前である、ローラァ!」
シー「なんとぉー……ついに人の家の風呂にまで入るようになったのかよ。」
ギム「おお、シーブック君、お帰りである。」
ロラ「満足の一歩手前ってどういう意味なんです、ギンガナムさん。」
ギム「風呂上りにはビールだということである。それがあってはじめて満足と言える!」
そういうとギンガナムはアムロやシローのために冷蔵庫に置いてある缶ビールを取り出し、
ごくごくと飲み始めた。さすがのカミーユも突っかかっていく気をそがれてしまった。
カミ「あんた、いったいウチのなんなんだよ……。」
続く……
本編でも色々と悩みの多い種キャラ軍団が何故か人生相談所を作った。で、最初の客が…。
アスラン「…今、カガリと付き合ってるんですがたがいに恥かしがってる
せいか中々進展が無いんだ。どうすればいいんだろう?」
二コル「え?まだアスラン童貞だったんですか?僕なんてもう3桁行くくらい経験してるのに!」
イザーク「ザラ隊の諸君。さて、栄えある我らザラ隊人生相談所の最初の仕事を伝える。
それは、これ以上ないという重大な、リーダーの恋愛相談である。」
ディアッカ「ふっ…ははは・・・はははははは。やれやれ、なかなか幸先のいいスタートだねぇ。」
キラ「意外だな。そっちの方向はアスランは経験豊富だと思ってたのに。アスランは髪の毛の事を相談すると思ってたんだけど…。」
アスラン「………。」
イザーク「恋愛で重要なのは押しだ。どれだけ押しが強いかで…」
二コル「押しが強すぎてよりにもよってあのラクス嬢を半ばレイプに近いような状況にまでしかけて
キラによってミンチにされたのは誰でしたっけ?」
イザーク「くっ…。」
ディアッカ「でも付き合い始めてからは積極性が大事だぜグゥレイト!」
イザーク「言葉数を減らすとナンパはかなりの確立で成功するのに喋りだすと女が離れていくお前の言葉か。参考になるな。」
キラ「でも、進展させすぎると後で後悔する時もあるよ。僕なんて…」
二コル「フレイに粘着されているキラが言うと切実ですね。」
イザーク「ま、変に粘着されるよりは…」
ディアッカ「一生童貞の方が幸せだな。」
二コル「童貞の負け惜しみですね。」
イザーク「何だと腰ぬけぇ!」
ディアッカ「童貞で悪いかよ!」
キラ「……(´・ω・`)」
アスラン(何で進展させる方法を相談して進展させないほうが良いって結論になるんだよ…\(`д´)ノ)
以前進学ネタでもめたことがあるようですが、この話は実際にカミーユやシーブック
が進学するということではなく、それ以前の段階で、これからの人生どうしようか、
という17歳の人間なら誰でも考えることを入り口にした話なので広い心で見守って
いただけると幸いです。
またジェリドのほうがカミーユより成績が良く、結構成績優秀という設定にしたのは、本来の
Zガンダムでは彼はエリート集団のティターンズのなかでも比較的優秀な人材という立場だっ
たのでそうしたのですが、この話の中だけの設定と思ってください。
前途多難なザラ隊人生相談所に、またまた客が来た。
カミーユ「二股がバレて…」
アスラン、ディアッカ、イザーク「自業自得だ。」
二コル「二股は、分からないようにやるのがコツですよ。」
キラ「僕みたいにならないだけマシなんじゃないかな?」
ジェリド「カミーユに勝てないんだ…どうやっても…。」
イザーク「分かるぞ、その気持ち。俺もどうやってもストライクに…。」
ディアッカ「お前らなんてマシさ。俺なんて何故か攻撃が敵を助ける結果になる事が多々…。」
二コル「……傷の嘗めあい…。」
アスラン「……こいつらが可哀想になってきた。」
キラ「…いい加減名前で呼んでよ。イザーク…。」
ラクス「最近、仕事のせいで中々お時間が取れなくて、キラ様とデートする時間が中々取れないんですの…。」
二コル(どうでも良いけど白昼堂々と言わないで下さいよ…。又僕の親が裁判で裏工作しなきゃならなくなるじゃないですか。)
アスラン(元彼の前でいうのか?それを…。ラクスの場合悪意がない分鬱だ…。)
キラ(気持ちは嬉しいのは嬉しいんだけど…本人の前でいわないでよ…。)
イザーク(……なんか気圧されるな…。)
ディアッカ(なんだかグゥレイトに重い雰囲気だぜ。)
人生相談所イイ!
もっとガンダム兄弟の悩みを聞いてくれ
勝手にザラ隊人生相談所の続きを書かせていただきました。何か問題があったらスルーして下さい。
ガロード「実は俺ティファって子とつきあっててさぁ、これがもう俺にはもったいないくらいのいい子なんだよ。この前も……(以下ノロケ話が小一時間続く)」
イ、デ「…………#」
ニコル「(まずい、二人がキレかかってる!)あ、あの、それで悩みというのは…」
ガロード「あ、悪ぃ悪ぃ。それで俺の悩みなんだけどさぁ、前々からエニルって人に言い寄られてて…」
イ、デ「いい加減にしろ――――――――!!!\(`д´)ノ」
アスラン「うわっ、なんだ!急にテーブルをひっくり返したりして!!」
ディアッカ「HAHAHAHAHA!つまりアレか!こういうことか!お前のそれは彼女のいない俺に対するアテツケとみていいんだな!い い ん だ な!!」
イザーク「その程度の問題なら自分で解決しろ!それからノロケ話はムカツクから他人の前でするな!分かったか!この腰抜けぇ!!」
ニコル「落ち着いてください二人とも!いくら自分達に浮いた話が一つも無いからってそれをひがんで他人に当たる事無いじゃないですか!」
アスラン「ニコル、なにげに酷い事言ってるな…キラ、何作ってるんだ?」
キラ「いや、この部屋のドアに『恋愛に関する悩みは極力ご遠慮下さい』って張り紙しといた方がいいかなと思って……」
>667
Good Job!!
歴代スレの金銀コンビニは浮いた話の一つも欲しいなぁ(w
サイ「どの分野で幾ら頑張っても…コーディに勝てないんだ…。コーディネーター
に勝つには多分コーディネーターの助言を聞くのが一番早いから…。」
キラ(コーディ…じゃなくて僕に…だよな。どう考えても。)
アスラン(どう助言しろというんだ?)
二コル(…難しい問題ですねぇ。)
ディアッカ(…このバナナ上手いぜグゥレイト。面倒だから皮はポイ捨てで良いな。)
そこで突如立ち上がり、サイに接近していくイザーク。
イザーク「進化の梯子を登り遅れた輩がコーディとまともに張り合おうとするのが間違いなんだ。
ま、劣等種は諦めて…ぶっ…。」
ディアッカの捨てたバナナの皮で大転倒するイザーク。
イザーク「ゴミをポイ捨てするなディアッカ!」
ディアッカ「イザーク、転んだから八つ当たりか?みっともないぜグゥレイト。」
イザーク「貴様…勝負だ!」
二コル「まぁ、コーディにもいろいろいますから。あの2人みたいなのも居ればこっちの2人みたいに
常識を超えた能力の持ち主も。結局大差はないですよ。」
アスラン「マ、そういう事だな。」
サイ「…そうか・・・。有難う。」
キラ(丸く収まってよかった…。)
>>669 フレイ争奪戦でもやらせるか?wウッソ、痔、遺作、サイで。
(遺作は自分から望んで、痔は嫌々w)
ウッソ「年上のお姉さんに好かれるんです…」
イザーク「…(無言でテーブルの端に手をかける)」
ニコル(落ち着いてイザーク!まだ始まったばかりじゃないですか!)
ウッソ「でもみんな僕をまるで玩具みたいに弄ぶんですよ!いつも面白がって僕のを摘んだりして!」
全員(何を!?)
ウッソ「シャクティだってあんなだし…だから別にいいじゃないですかフレイさんが好きで!フレイさんは僕に優しくしてくれるんですから!」
キラ以外(フレイが!?マジで!?)
ウッソ「いけませんか?優しくしてくれる人が好きで!?もう嫌なんですよ!玩具にされたり儲け話に利用されたりするのは!僕だって…僕だって……うわぁぁぁぁぁ!(泣きながら走り去る)」
ディアッカ「……まぁ、なんだ。グゥレイトな相談ではあったな」
イザーク「同情してやらなくも無いが…フレイを選んだ所で腰抜け決定だな」
ニコル「同上しますよ、キラ」
キラ(でもやっぱりウッソもフレイに利用されてるんだろうな…かわいそうに)
673 :
672:03/03/16 11:19 ID:???
訂正
×ニコル「同上しますよ、キラ」
○ニコル「同情しますよ、キラ」
今日は小粒でもぴりりと辛い良ネタが豊作だなぁ…
アル「友達がガンダムを見るたびに挑戦してミンチになるんです」
アスラン(イザークの方を見て「お前か?」という仕草)
イザーク(手を振って否定)
ニコル「一度きちんと言ってあげた方がいいんじゃないかな?『もうガンダムに挑戦するのはやめて』って」
アル「言いました!それでもガンダムを見る度に…クリスとだって約束したのに……」
ディアッカ「そういうのはやっぱり一度思う存分心ゆくまでやらせてあげた方がいいんじゃないのか?」
イザーク「という事は…」
ニコル「仕方ありませんね」
アスラン「しょうがないか…キラ、お前も手伝ってくれ」
キラ「僕も…?」
ディアッカ「うわぁ、こりゃあミンチよりグゥレイトだぜ」
なんと、相談所にキラが相談して来た。因みに何故かカガリも相談に乗ってくれるらしい。
キラ「弟は犯罪者予備軍…と言うか犯罪者2人と盗撮マニア、しかもフレイやシャクティを連れてくる。
兄は兄で喧嘩っ早いのやら人を流派東方不敗に勧誘してくるのやら仕事手伝わせるのやら…。
朝食はギンガナムさんの乱入でてんやわんやの大騒ぎ、学校ではフレイに襲われるわ
サイには妬まれるわ…更にラクスとのデートの時は女装をさせられる始末。もうヤダ…。。゚(゚´Д`゚)゚。。 」
イザーク「……悲惨だな…。」
ディアッカ「……正直今までおまえの事が羨ましかったけどそれを聞くと…。」
二コル「悲惨ですね…。」
アスラン「…………お前も大変だな…キラ…。」
しかし、ここで唐突にカガリがとんでもない事をしたせいで事態は急転する。
カガリ「よしよし。大丈夫だ。大丈夫だから…。」(参考資料=ガンダムSEED22話)
キラ「え…あ…うん。」
イザーク「………何でストライクばっかりいい思いを!」
ディアッカ「羨まし過ぎるぜグゥレイト!」
アスラン(付き合ってる男の前で平然とこういう事するからな…カガリは。他意はないんだろうけど。)
二コル「キラも女性の落とし方が上手いですねぇ。」
カガリ「落ち着いたか?キラ。」
キラ「うん…。」
この後、キラが四人にジト目で見られ、更にその少し後、カガリ共々ラクスに問い詰められた。
ラクス「アスランだけでは飽き足らず、キラ様まで…私に何か恨みでもおありですの?」
カガリ「いや…そういうつもりはないんだが…。」
ラクス「言い訳はいりませんわ。大体キラ(ry)」
キラ「ぼ…僕は只突然抱きしめられて…」
ラクス「その割には喜んでらしたとイザーク様達が言っておりましたわ。それに(ry)」
ラクスの説教は約9時間ほど続き、結局2人とも許してはもらえたが、キラが壊れかけた事は言うまでも無い。
>>660、
>>661の続きです
残業やらなんやらでカミーユ達より年上の兄弟は今日は遅くなるらしい。食卓では
コロッケが美味しそうに湯気を立てている。
ジュドー「あれ、アルお前も風呂はいったのか。」
アル「うん、ギンガナムさんと一緒にね。楽しかったよ。コロッケ美味しいね。」
キラ「なんか、すっかりなじんじゃってますね。僕も違和感ないし。ガロード、ソース。」
ガロード「あんがと。(もしも、もしもだぜ、俺とティファが結婚するとしたら、ギンガナ
ムのオッサンまで俺の家族として結婚式に出席するんじゃないか、こりゃ。)」
ギム「今日の夕食も旨いのである。みんなー、地球はいいところだぞーー」
ウッソ「早く帰ってこーーい、ユニヴァース、ユニヴァース!って、このセリフを僕らが
言うなんて、おかしいですよ!ギンガナムさん!!」
そんな一家団欒?な夕食の後それぞれが部屋に引き上げていき、カミーユとシーブックは
話を切り出した。どうにも後片付けが気になる様子のロランをみて、ヒイロが今日は自分が
やろうと言い出した。
ロラン「ありがとう、ヒイロ。」
ヒイロ「問題ない。気にするな、皿洗いなんて安いものだ。とくに俺の場合はな。」
傍らでヒイロが皿洗いをする音を聞きながら、3人はこれからの進路について話し合った。
カミーユ「で、ロランはハイム家の使用人でいいのか、これからさ。」
ロラン「うん、僕はそれでいいと思ってるんだけど。シーブックはどうなんだよ、カロッゾ
さんのところでパン職人になるっていうの。キースなんかはそうして頑張ってるけど。」
シーブック「そんな深く考えてないんだよな、俺。それも悪くないとは思うけどさ。」
カミーユ「ロランはよくそんなに考えてるよな。俺なんか特に何もないよ。」
ロラン「家計なんだけど、二人には正直に言うけどやっぱり苦しいのが実情なんだよね。」
シーブック「そうなると奨学金は必須だな。でもやってみればなんとかなるかも。」
と、そのときまだ帰らずにお茶を飲んでいたギンガナムが話しに割って入った。
ギム「ローラは進路をある程度決めているようだが、シーブック君とカミーユ君はまだの
ようだな。どうかな、我がギンガナム隊に入り、闘争の世を築くというのは。」
はぁ?という顔で三人がギンガナムを見返すと、一同の顔を見回しながらギンガナムが
続けた。
ギム「小生としてもありがたいのである。我が野望の実現のためには優秀な部下が不可欠。
どうだ、二人とも待遇は良くすると約束しよう。悪い話ではないと思うのであるが。」
ふと考え込むような表情になってしまったカミーユとシーブックをみて、ロランが身を乗
り出して反論する。ロランは頭のてっぺんから足の指先まで、ディアナ様万歳!だ。
ロラン「それじゃディアナ様に敵対することになる!二人ともそんな申し出受けませんよ。
ウチはみんなディアナ様の味方なんですから!(勝手に断定)」
カミーユ「ちょっとまてよ、ギンガナムさんもロランも。俺達は別に……」
ギム「我がギンガナム家を選ぶべきである。後悔はさせんよぉ、二人ともぉ!」
ロラン「むしろシーブックもカミーユもディアナ様の親衛隊に入ればいいんだよ。ハリー
大尉とディアナ様に頼んでみようよ。」
シーブック「いや、ちょっとおかしい方向に話がいってないか、これ。」
カミーユとシーブックの意向を完全に無視して、親衛隊、ギンガナム家と言い合うロラ
ンとギンガナムの間にヒイロがさらに口を挟んだ。
ヒイロ「リリーナは完全平和主義を唱えている。もしもリリーナの敵になるというのなら、
俺はそれが誰だろうと排除する。」
ギム「それでは完全平和でもなんでもないではないかぁ!子供の妄想も大概にすべきであ
る。ディアナよりも無茶なことを言うとはなぁ!」
ヒイロ「分かっている。それでも俺はリリーナのために戦う。」
ギム「ディアナにとってのハリーのようなものかぁ!よくも人生を無駄にする!」
もはや自分達の進路とは全然関係ない言い合いを続ける3人の傍らで、カミーユとシー
ブックはどうでもいいよ、というような気分になってしまっていた。
カミーユ「ヒイロのヤツは進路が決まってるんだな、えらいよ全く。ロランもあんなに俺
達をディアナさんの親衛隊に入れたがるんなら、自分が入隊すりゃいいのに。」
シーブック「あいつもあれで気が多いからなあ、ハイムのお嬢さんがたも捨てがたいって
ことだよ、きっと。」
終わり。
682 :
681:03/03/16 14:39 ID:???
やばい。誤爆した。すみません。
アレでコレなのでリンクは踏まないで下さい。
大変失礼しました。
ある休日、ロランは久々に∀を整備して馴らしてみることにした。∀はあの月光蝶シス
テムを搭載している。もしそれが整備不良が原因で発動してしまったら、ごく小さい発動
でも台風が直撃したかのような被害をこの街に与えてしまう。他の兄弟達のどんなガンダ
ムよりも危険な存在なのだ。ロランはアムロやカミーユ、キラたちの助けも借りて慎重に
∀を整備していった。そして、最後の仕上げとして馴らし運転をしてみることになった。
ロラン「じゃあやってみます。」
アムロ「特に問題はないだろうと思うけど、それでも充分気を付けるんだぞ。お前の∀は
僕のνさえ問題にならないほど伊達じゃない機体なんだからな。」
カミーユ「むしろ顔はヒゲ面で伊達どころか不細工だよなぁ、愛嬌あるけど。」
キラ「でも僕らって核爆弾すら子供扱いって感じの危険な存在と一緒に暮らしてるね。」
ロランは周囲の建物に被害を与えないように気を付けながら機体を動かしてみた。どう
やらなんのトラブルもなく終わりそうだな、そうロランが考えていたとき、トラブルはや
ってきた。ガンダムに突っ込まなくてはいられない性質の持ち主、バーニィが∀の姿をし
っかりと目撃してしまったのだ。傍らのアルがしまった、というふうに体を緊張させる。
バーニィ「うわぁ〜、大きいのに不細工〜、だな。うん、なんか体が熱く燃えてきた……!」
アル「あ、あれはガンダムじゃないよ、バーニィ。∀だよ、ホワイトドールだよ!」
バーニィ「そうなのか。でも、俺の脳みそのどこかにグヮアンダムちゃんにミンチにされ
た記憶があってよぉ〜〜。やっぱり俺はガンダムに立ち向う!」
そう言って走り出そうとするバーニィを止めようとアルは力いっぱい叫んだ。
アル「ガンダムにおひげがありますか?ありません!だよ、バ〜〜ニィ〜〜〜!!」
バーニィ「やっぱりあれはグヮアンダムだぁ〜〜〜」
アルの制止を振り切って∀に生身で突撃するバーニィ。ロランはその姿を認めると、何
とか怪我をさせないように機体を動かそうとした。しかしその時、
ロラン「なんだ、勝手に動いているところが、そんな、げっ、月光蝶を呼ぶんじゃない!」
整備不良だったのか極極極極小さい月光蝶が発動し、バーニィの周囲だけを取り囲んでし
まった。なすすべなく繭の中に閉じ込められてしまうバーニィ。急いで駆けつける兄弟達。
カミーユ「うわ、ある意味ミンチよりひどいや。」
アムロ「そんなこと言ってないで早く助け出すんだ。もうナノマシンが全身を覆ってる!」
『…その後何とか助け出されたバーニィさんはナノマシンの効果なのか、お肌も髪も
しっとりすべすべになっていて、精神的にもリフレッシュしておりストレスから
解放されたとか。 (フラン・ドール)』
月、ギンガナム、白の宮殿、女王の間、データベース、三面記事、記者フラン・ドール。
ディアナ「そんなお話があったのですか、地球では。お肌も髪もしっとりすべすべに……
今度ロランに頼んでみましょうか。」
ハリー&ミラン「それだけはおやめください、ディアナ様!今のままで充分お美しいです。」
ディアナ「女性はしっとりすべすべという言葉には弱いのです。よしなに。」
終わり
勝手に>676の続き
バーニィ「ガンダムに思う存分挑戦できる?」
アル「うん。思う存分ね。」
バーニィ「招待してくれ。その場所に。」
アル「うん。分かったよ。」
カガリ「で、何で私まで…。」
ラクス「私も…ですの?」
アスラン「たしかカガリにはアストレイ、ラクスはフリーダムがあったからね。」
ラクス「あら、キラ様にプレゼントする予定のフリーダム…ご存知でしたの?」
キラ「フリーダム…か・・・。」
アスラン「で、俺には少し前カガリに貰ったジャスティスがある…よく「俺が正義だ」…とか言ってる
禿げが盗もうとして来るからあんまり表には出さなかったんだが。で、イージスが余るから」
フレイ「私まで呼ばれたって訳ね。まあいいわ。親に貰ったヴァサーゴは今整備中だし、かなり暇だもの。
付き合ってあげるわ。あ、そろそろ来たみたいよ。」
バーニィ「ここか〜。お、見事にガンダムが揃ってる。わざわざザク改10機近く引きずり出して着て良かったよ。」
アル「(まず無理だろうけど)頑張ってね、バーニィ。」
二コル「では、始めますか?」
ディアッカ「だな。最初は誰が行く?」
イザーク「俺はもう少し後だ。真打ちは最初に出るものじゃないだろ?」
アスラン「では…俺から行くぞ。」
(続く)
五飛「見つけたぞ。禿げ。俺が正義だ。よって正義のガンダムは俺にこそ相応しい。」
アスラン「強盗が正義を語るな、禿!」
五飛「…力こそ正義、勝負だ!逝くぞナタク!」
二コル「禿げと禿げが禿げ禿げ貶しあって…虚しくならないんですかね?」
キラ「アスランはまだ一応禿げ予備軍だから。あっちは正真正銘の禿げ…。」
カガリ「実は大して変わらなくないか?」
イザーク「全く変わらないといっても過言じゃないだろうな。」
バーニィ「あれもガンダムか!そこのガンダム、勝負だ!」
五飛「そんなMSで挑戦?ナタクを愚弄するな!」
因みに、言うまでも無く五飛との勝負はバーニィの敗北に終わるが、勝ったと喜んだ瞬間
キラのフリーダムとディアッカのバスター援護射撃でナタクが撤退した。
二コル「ディアッカ、まともに援護射撃できるようになったんですね!」
アスラン「凄いじゃないか、ディアッカ。」
ディアッカ「こんなの当然さグゥレイト。」(実はザクと戦うのが面倒だったからザク狙ったなんて言えないなこれは…。)
キラ「じゃ、早速始めましょうか。まずはアスランから。」
バーニィ「ああ。」
アスラン「ジャスティス…出る!」
(続く。)
アスラン「…正直…アホらしくなってくるな。」
バーニィ「撃って撃って撃ちまくる!残弾が尽きるまで!」
ジャスティスが上空を移動しながらビームライフル、バーニィは類稀なその能力をフルに活かし、
全て避けてザクマシンガンやクラッカーを使うのだがたまに掠めてもPS装甲に弾き返され、すぐに残弾が尽きた。
バーニィ「残弾が尽きた?なら!」
アスラン「接近戦を仕掛けてくるか。なら!」
ロケットノズルを吹かせ、空中での接近戦を仕掛け、ザクがヒートホークを振り下ろしてきたのを
それをシールドで防ぎ、ビームサーベルで片足をもいで勝負がついた。
キラ「なんでビームライフルを当てなかったの?それにわざわざ接近戦に持ち込まなくてもあのままビームライフル撃ち続けてれば……。」
アスラン「あいつ、ああ見えて回避の腕は中々だ。気を引き締めた方がいいぞ。」
バーニィ「駄目か・・・。次はあの羽根つきと勝負だ!」
キラ「分かったよ。」
そして、戦闘が始まる。何を考えたかフリーダムは真正面から突っ込んでいった。
バーニィ「真正面から?なら!」
クラッカーとザクマシンガンで弾幕をはろうとするが…全てシールドで防がれた。
キラ「そんな程度の攻撃で!そろそろこっちからも行くよ。」
バーニィ「うおおおおお!」
技量差と機体性能差の両方が相成って、フリーダムの腰部レールガンによって
2体目のザクは腰部が吹き飛び、決着がついた。
(続く)
キラ「ほら、こうやってやれば…。」
アスラン「俺は元々格闘の方が得意だからな。」
バーニィ「次は…あれで…。」
そう言ってアストレイを指差す。
カガリ「分かった。じゃあ行くぞ。」
バーニィ「ああ。」
アスラン同様、上空からのビームライフルによる攻撃のみに勤めるカガリ。勿論当たらないが。
バーニィ「又この作戦か・・・。まずはマシンガンで…。」
カガリ「何故当たらない!…くっ…被弾したか、ちきしょう!」
はっきり言ってガンダムの装甲にザクマシンガン如きが当たった所でどうという事は無いのだが、
何故かカガリは熱くなった。そして、ビームライフルを構えて突っ込んでいく。
バーニィ「…来るか!」
ヒートホークを構え突っ込んでくるが、流石に近距離からのそれなりに狙いの良いビームライフル
まではかわせなく、又ザクが1機無駄になった。
(続く)
そして、その次の戦いでミラージュコロイドを使ったブリッツにたこ殴りにされ、
ソードストライクのビームブーメランに引っかかり、更にイージスに捕獲された後…。
バーニィ「さすがガンダム、中々強いな。」
キラ(元々ザクでいどむこと自体間違ってる…。)
アスラン(いくらなんでもなぁ…。)
カガリ(ザクで挑むの自体が間違いだ…。)
フレイ(楽しいわ…。弱い物を甚振り倒すのは。)
二コル(ブリッツに挑むのは論外…。)
アル(いい加減無駄だと理解してよ…バーニィ…。)
バーニィ「よし、次はあそこのデュエルだ!」
イザーク「じゃ、行くぜ。」
こうしてイザークとバーニィの戦いが始まったのだが…。
バーニィは中々攻撃に転じず、イザークのデュエルのビームライフルを避けつづけているだけなのだ。
イザーク「にげまわってないでかかって来い、腰ぬけぇ!」
バーニィ「…今だ!」
バーニィが突然クラッカーを使い、デュエルに直撃、PS装甲の為ダメージは受けないが衝撃は受けるため、
たまらず転倒する。その隙を逃さず、マシンガンを大量に叩き込み、なんとPS装甲はダウンしてしまった。
イザーク「…何だと?でも負けるかぁ!」
最後の力を振り絞ってこっちに突進しながらイーゲルシュテルン(バルカン)を撒き散らす
デュエルに、クラッカーを投げて止めをさすバーニィ。
バーニィ「ついに勝った!ガンダムに勝ったんだ。引き分けじゃなくて…勝ったんだ。」
アル「…嘘…。」
キラ「イザーク…幾らなんでもこれは…。」
アスラン「……こんな奴が同じエリートだなんて信じたくないな…。」
二コル「全くですね…。」
ディアッカ「…弱すぎだぜイザーク。」
フレイ「まだサイの方が強いわよねぇ。」
ラクス「そうですわね…。」
この後、ディアッカが負けて、更にイザークとディアッカ2人がかりで挑んでも
ディアッカの誤射が祟って負けて、2人のプライドがズタズタに引き裂かれたという噂もあるが、
それは又別の話。ちなみにバーニィはこれに味を占めてガンダム家に挑戦してきて、
GP01とEz-8の撃破に成功したというのもまた別の話。
完?
バーニィシリーズ面白かったです!
個人的にはザクフェチなんで次はキラもアスランも
ザクUF2型でやっつけてくださいw
はるか昔、中つ国と呼ばれる世界。魔王と呼ばれる邪悪な力の主が魔法の指輪を作った。
魔王は指輪の力で世界を闇で覆うため、各国に戦争を仕掛けた。
戦いは人間と妖精の連合軍の必死の抵抗で魔王が敗北し、魔王は肉体を失った。
そして魔王の力が与えられた魔法の指輪は、魔王の肉体を滅ぼした人間の王の手に渡った。
しかし肉体が滅んでも魔王の力は指輪に強く残り、指輪は手にした者の運命を狂わせていく。
人間の王もその後の戦いで魔王の残党に殺され、指輪の行方はわからなくなっていた。
魔王との戦いが歴史ではなく神話として風化するほどの年月が過ぎた時代、
クルーゼという者が湖の底に沈んでいた指輪を拾った。
指輪の呪いの力は時が経っても変わらず作用し、クルーゼは不老不死の力を得た。
しかしその外見は指輪に蝕まれた精神そのままに変貌していき、いつしか変態仮面と呼ばれるようになった。
クルーゼに拾われても指輪は真の主たる魔王を呼び続け、ある時指輪はクルーゼの手を離れた。
しかし運命のいたずらか、その指輪を拾ったのは小人のキラだった。
キラに指輪の価値はわからなかったが家に持ち帰って長い間隠して、年月が過ぎた。
年月が経ってキラにはアルという新しい家族も増えたが、アルの成長を見届けたキラは再び村を旅立つ決意をした。
キラは村では結構な財産家だったが、その財産のほとんど全てをアルに残していくことにした。
彼は指輪を含めた、昔の冒険で手に入れた宝のいくつかだけを持って、誰も知らないところへ行こうと思った。
お別れのパーティを開くつもりで、キラは村人や古い友人達に招待状を送った。
パーティ当日、村の入り口にいたアルは待ち人がやっと来たことを確認した。
待ち人は馬車でやって来た。
アル「良かった、アムロ、間に合ったよ。いつも旅してるからここには来ないんだと思ってた」
アムロ「キラが招待状を『踊る天馬亭』に預けてくれてたんだよ。それでわかったんだ。それにしても今日は急な話だね」
アル「キラの誕生パーティなんだよ!ねえねえ、花火持って来てくれた?」
アムロ「荷台に山ほど積んできたよ」
アムロはキラの古い知り合いだった。アルとキラが住むこの田舎の村で村祭りがある頃になると、
今回のように自作の花火を山ほど持ってくるのだった。
キラが言うにはアムロはすごい魔術師だということだが、
アルがいくらせがんでも「危険だからめったに使うものじゃない」とアムロは言って一度も魔法を使って見せてくれなかった。
パーティ会場の集会場では、村人達がおおわらわで準備をしていた。アムロの馬車が来ると、
ミーシャ「おっ、花火師の先生だ」
チェイ「アムロ、花火やって見せてくれよぉ」
アムロ「だめだめ、夜のお楽しみだ」
ソシエ「けちんぼー!」
せがむ村人達はアムロのことはただの花火師だとしか思っていない。しかし彼らはアムロが持ってくる花火を楽しみにしていた。
アムロは木を刈り込んでいる庭師の若者に声をかけた。
アムロ「やあロラン、精が出るね」
ロラン「あ、こんにちはアムロさん。今日は集会場の木を全部刈り込まなきゃいけなんですよ」
アムロ「間に合いそうかい?」
ロラン「パーティには間に合わせますよ」
アル「ロランはアムロの花火を魔法みたいだって言ってたけど、ロランの仕事も魔法みたいだね」
ロラン「そんなことないですよぉ」
ロランは謙遜したが、集会場の木々は人型や動物型に刈られて見事な出来栄えだった。
兄弟版指輪物語外伝・「キラの冒険」より。
ゴクリ(ゴラム)=クルーゼ「この洞窟の出口を知りたくば、私と
f´ ヽ
r'´ f"~`ヽ ヽ
Y f^>f'"~Yゝ,f-、ッ 〕
,.! /_`-、! ∧ /-'"//
゙、 \`_ヽ V r'_,フ/ !
! ノ i | i { |
〈 {ヽ!``__!__'"レ,イl や ら な い か?」
ヽ ir\ ,イ !.l
j:i:i:::ヽ` ':/::::!', l
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
ビルボ=キラ
;´从V∧)
W; ´Д`) キモッ!ヘンナオトコ!マホウノユビワデスガタヲケシテ ニゲナキャ!
/ つ つ
人 Y
し'(_)
SSが豊富でいいですな。
指輪はアムロがガンダフルね…
ロランお母やんネタも久しぶりに読みたい、とねだってみるテツ&トモ
アルは友達と遊びに行くので途中で馬車を降り、アムロ一人がキラの家に着いた。
キラ「いらっしゃい、来られないのかと思ってましたよ。お茶で良いですか」
アムロ「いただくよ。…それで、どうしても行くのか」
アムロは単刀直入に聞いた。
キラ「貴方への招待状に書いた通りです。ここには戻らないでしょう。アルのことをお願いします」
答えて、キラはアムロの視線から逃れるように顔を伏せた。
今回のキラの旅に特に合理的な理由はない。彼の中には何故かとにかく、「行かなければならない」という衝動だけがあった。
アムロ「アルは旅に出ることを知っているのか?」
キラ「言ってません。でも、賢い子だから気づいているかも。ついて行きたがるかも知れないけど、一人で行くつもりです」
そこへ玄関から激しいノック音と女の大声がした。
フレイ「キラー、いるなら出てらっしゃいー」
キラ「げっ。僕は留守ですよ」
アムロ「……」
外の来客はしばらく呼んだ後あきらめて帰って行った。しかし間もなく、別の女の声で、
ラクス「キラ様ー、居留守を使ってないで出てくださいませー」
アムロ「………」
二人目の来客は粘ったが、日が暮れてきてあきらめて帰って行った。
アムロ「…キラ、女の問題でこじれたから、ほとぼりを冷ますまで隠れようっていうんじゃないだろうな」
アムロは白い目でキラを見た。
キラ「ち、違いますよ(汗)」
そこへ三度ノック。
ロラン「キラさん、そろそろパーティが始まりますよぉ」
アムロ「…………」
キラ「何で、男にも手を出したのかと言わんばかりに僕を見るんですか!」
アムロ「……………」
>>698 アンタが書いてみる!Let' トラ〜イ
701 :
思春期1:03/03/18 12:31 ID:puFiMHxp
朝ごはん
ロラン「みんなー、ご飯ですよ!早くおきてこーーい」
ぞろぞろ
「いただきまーす」
アムロ「ろ、ロラン、た、タオルはどこだい?」
そういうなり、ロランのエプロンで顔をふく
ロラン「あ、アムロ兄さん、もぅ、ちょ、ちょっと、あーあ」
ロラン「もう!」
アル「それじゃぁ、いってきまーす」
ロラン「あ、アル、ハンカチは持ちましたか? 車には注意してくださいね
知らない人についていってはいけませんよ、学校が終わったら
まっすぐ帰ってきてくださいね、今日はシュークリームを作って
おきますから」
アル「はーい」
ウッソ「いってきます」
ロラン「いってらっしゃい」
ウッソ「・・・・あるばっかり・・・」
アル「ただいまー」
ロラン「お帰りなさい、ある、学校はどうでした、そうそう、シュークリーム
もう焼けてますよ、紅茶を入れますね」
アル「ロラン兄ちゃん、これから友達と遊びに行くんだ、悪いけど
シュークリーム取っておいてよ」
ロラン「えっ!?、そんな、焼き立てがおいしいのに・・」
アル「ごめんね、んじゃ、いってきます」
ロラン「えぇ、車には気おつけるんですよ、危ないことをしたらだめですよ
きちんと夕飯までには帰ってくるんですよ・・・はぁ」
ウッソ「ただいま」
ロラン「お帰りなさい」
ウッソ「・・シュークリームのにおい」
ロラン「えぇ、今焼きあがったんですよ」
ウッソ「・・たべてもいい?」
ロラン「えぇ、もちろん、ただ2つしかないから、ひとつはアルに残しておいて
くださいね」
ウッソ「・・・はい・・・」
食べ終わってウッソの部屋
ハロ「ウッソ!ウッソ!」
ウッソ「うるさいよ!離れろよ えい!」
ハロ「暴力反対」
ウッソ「・・初めから僕の分は作ってなかったんだ・・・」
夕飯時
アル「ただいまーー」
ロラン「お帰りなさい、あらあら、こんなに泥んこになって・・」
アル「へへ、みんなで戦争ごっこしてたんだ」
ロラン「怪我はしてないですか、まぁ、足をすりむいて、大変!消毒しないと」
アル「いいよぉー、これくらい」
ロラン「いけません!ばい菌が入ったら大変です、少ししみますよ、我慢してくださいね
アル「っ」
ロラン「ほら終わりました、よく我慢しましたね、えらいえらい、さぁ、着替えを
出しておきますから、お風呂に入ってください、お風呂から出たら
また消毒しますからね」
アル「はーい」
ロラン「夕飯も、もうじきできますからね」
ウッソ「ただいま」
ロラン「お帰りなさい、農作業ご苦労様」
ウッソ「はい、これ人参」
ロラン「ありがとうございます、人参を入れないとカレーにはなりませんからね」
ウッソ「どろどろになっちゃったから、お風呂に入ってきます」
ロラン「あぁ、いまあるが入っているので、もう少しまってください」
ウッソ「・・・・・・」
夕飯
「いただきまーす」
アル「人参いらなーい」
ロラン「、もう、だめですよ、きちんと食べないと、せっかくおいしく
料理したんですから・・ほら、ひとつでいいから食べてください
残りは残していいですから」
アル「ちぇ」
コウ「・・・僕も・・イイ」
ロラン「だめです」
ロラン「そうそう、アルの洋服も大分小さくなってきましたし、今度の日曜日
一緒にお買い物に行きましょうか」
ウッソ「!!」
アル「本当、やったー、実はザクのプラモデルがほしかったんだ」
ロラン「ある、おもちゃを買いにいくんじゃぁありませんよ」
アムロ「そうは言っても、どうせ買ってあげるんだよな、ロランはあるに甘いから」
シロー「そうそう、でもちょうどいい機会ですし、僕たちも付き合いましょうか兄さん」
アムロ「そうだな、今度の日曜日はみんなで買い物に行くか」
ウッソ「!!!!バン!!」
ロラン「!?、どうしました、ウッソ」
ウッソ「ひどいよ!その日は僕の参観日じゃないか、ロラン兄さんも、アムロ
兄さんも来てくれるって言っていたのに!!」
アムロ「!!」
ロラン「!!」
ウッソ「いっつも、いっつもアルばかり、・・くっ!!」
ロラン「う、ウッソ!」
バン、たったった
アル「出て行っちゃった」
・・・きまづい雰囲気・・・・
ギンガナム「・・うぅ、ご飯がおいしくない・・」
キラ「今日だけはギンガナムに感謝だな、アスランちにでも行こう」
シャクティ「・・そんな、考えすぎよウッソ」
ウッソ「でも、みんなひどいよ」
シャ「ウッソはそれだけ大人なんだから、みんな安心しているのよ」
ウッソ「そうなのだろうか」
シャ「そうよ」
犬「わん」
ウッソ「そうかもしれないけど・・でも」
シャ「ほら、お迎えが来たわよウッソ」
ロラン「ウッソ・・・」
ウッソ「・・・・」
ロラン「・・・帰りましょう、ウッソ」
ウッソ「・・うん」
家のリビングのソファで膝枕されながら
ウッソ「ごめんね、ロラン兄さん、」
ロラン、ウッソの頭をなでながら「・・えぇ」
ウッソ「でも僕は、まだ子供なんだよ」
ロラン「えぇ」
ウッソ「一人は寂しいよ」
ロラン「ウッソ・・」
その日は一日中ロランに甘える(甘やかされる)ウッソでした
次の日、
ウッソ「・・ん?」
ロラン「あぁ、起こしちゃいましたか?」
ウッソ「ううん、そうか、あのまま寝ちゃったんだ」
ロラン「えぇ、もうすぐ朝ごはんができるから、顔を洗ってきてください」
ウッソ「はい」
ウッソ「行ってきます」
ロラン「ウッソ、はいお弁当」
ウッソ「・・ありがとうロラン兄さん」
ロラン「ウッソ、いってらっしゃい」
ウッソ「行ってきます」
コウ「・・・・・・・・・・くぅ、」
グエン「・・・・・・・・・・・・」
>698どうよ
>>701-706 これだ!
こうゆうホームドラマがこのスレの醍醐味だ!
ええもん見させてもらいますた。
久々に来たら、ロランの母親化がさらに加速してるな(w
拗ねるウッソに萌え
>ロラン、ウッソの頭をなでながら「・・えぇ」
Vでもお母さんと再会したらベッドで一緒に寝てたしね。
スペシャルな子だけど甘えん坊なウッソな訳で
そのお母さんは首が飛んであぼーんするわけだが。
ウッソたん可哀想・・・(ノД`)
甘えん坊のウッソにちゃんと応えれるロラン萌えぇ
いいねー。癒されるねー。
ホームドラマミタイ。
715 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/19 05:56 ID:tqn9+2Kc
ウッソかわいー。
ロランやさしー。
お絵かき掲示板にイラストキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
お絵かき掲示板て何処?
誘導有り難いんだが・・・入れない。
コウは頼りない兄貴で終わりそうだな
弟がジュドーだったらおかしな絡みがあって面白そうだが。
>>719 俺は入れるなあ…プロキシ規制でもしてんのかな?
『 某日某所、限られたメンバーだけが集まった部屋である立体映像の再生が行われた。
どうやらよくある兄弟間の揉め事らしい光景が画面に展開。
カミーユ「ジュドー、お前、おれのチョコレート勝手に食べただろ!」
ジュドー「チョコのひとつやふたつでなに怒ってんだよ〜」
カミーユ「勝手に人のおやつを食べて、その言葉か!そんな弟、修正してやる!」
兄弟の一方が放ったパンチはもうひとりにはかわされ、不幸にも偶然居合わせたほかの兄
弟に見事に命中
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」(久々に)
ロラン「なにやってるんです、二人とも!キラを泣かせて。キラも男の子なんだから
そんなにすぐ泣くもんじゃないですよ。」
泣き出した兄弟が新たに画面に登場した銀髪の少年に抱きつく。銀髪の少年は仕方ないな、
というふうに泣きじゃくる兄弟を優しく抱きしめ、そっと髪を撫でてやる。
ロラン「キラと僕は一歳違いなんだよ、そんなに甘えてちゃだめだよ。」
夕食に野菜炒めを作っている先ほどの銀髪の少年。リビングのテーブルに座っているのは、
画面には初めて出てくる兄弟達。
ガロード「あぁ〜、腹減った。ロラン兄、飯まだぁ〜」
ロラン「いま作ってるでしょう。すこしは静かに待てないんですか。」
ガロード「いやぁ、ロラン兄の料理はうまいからさ、待ちわびちゃって。」
ヒイロ「同感だな。」
ロラン「嬉しいな、そういってくれると作り甲斐がありますね。」
微笑みあう三人の兄弟。銀髪の少年の顔が中心に来ている。
手に大きめのランチボックスを持っているのはこれもあの銀髪の少年。夜勤にでる兄にそ
れを手渡す。どうやらこの映像は銀髪の彼を中心に編集されているようだ。
ロラン「シロー兄さん、夜食です。多めに作っておいたから同僚の人たちと一緒に食べて
ください。」
シロー「いつもありがとな。お前の手料理は同僚の連中にも評判よくってさ。みんな喜ぶ
よ。じゃ、行ってくる。」
ロラン「はい。気を付けて。仕事が仕事だからな、何もなきゃいいんだけど。」
エプロンを付けたまま心配そうな表情を浮かべて兄をを見送る少年の姿がアップになる。
と、このシーンでこの立体映像が一旦静止。ブロンドの髪を褐色の指で優雅にかきあげ
ながら若き貴公子は嘆息した。
グエン「このシーンのローラはまさに至高と言えませんか、皆さん。兄を心配する不安な顔、それと絶妙なハーモニーを奏でるエプロン姿。私のローラの魅力が満載だ。」
ディアナ「わたくしはもっと元気一杯のロランがよい。グエン卿、静止を解いてください。
他の映像も提供してもらっているのでしょう。」
ハマーン「提供?それはともかく私は兄弟を慰めていたシーンこそ素晴らしいと思う。む
しろ巻き戻せ、俗物。」
シャア「あのシーンにはお前のお気に入りのジュドーも出てくるからな。年下の男ばかり
気にかけて……ふっ、それでは道化だな、ハマーン。」
ハマーン「ロリコンのうえマザコンの貴様に言えたことか、シャア!貴様こそどうしてこの部屋にいる。」
シャア「ロラン君はわたしの母になってくれるかもしれない男の子だからだ。」
クロノクル「シャア、言っていることがめちゃくちゃだが。とにかくここに集まっているということは目的は同じはずだ。一名違うのもいるが。」
そういうと男は埃よけのマスクの間から深いため息をはいた。それは日ごろの疲れと、
それがいま解消されていることを同時に示すものだ。
ディアナ「グエン卿、早く再生しませい。わたくしは健やかなロランの精神に癒されたい。」
シャア「父の名を次ぐのは辛いな。ロラン君のような癒しがいる。」
ハマーン「こういうベタベタしたのは嫌いだったはずなのだが……いつの間にか、な。」
クロノクル「お互いに気苦労が耐えんようだな、いろいろと。」
グエン「ローラ、私は、私はぁっ…!あ、うん、ええ、再生しますよ、皆さん。」
彼らは若干一名を除き、共通の目的を求めて集まった人々だった。日々の心身の消耗を
ある少年の姿を見ることで癒したい。それが彼らの目的である。
この目的、それは現代という時代の生んだある種の病なのではないだろうか。盗撮とい
う人道に外れる行為をしてまでも、彼らは刹那の安息を得ようとしているのだ。
さらに実は彼らの多くは社会的な地位の高い人々である。当然社会に対する責任も大き
く、その結果多大なストレスを感じるというのは理解に難くないことだ。
しかし同時に彼らのような立場にある者こそ、率先してこのような犯罪行為に対処して
いかなければならないのではないだろうか。そのはずが、彼ら自身の手によってこの卑劣
な犯罪が行われている。
そしてその動機はただ癒されたいだけ……。
皆さん、寒い時代だとは思わないだろうか。 』
あるオフィス。カイ・シデンは前述の記事をフラン・ドールから手渡された。彼女の隣
には何故かショートカットの少女、ソシエ・ハイムが攻撃的な期待と共に寄り添っている。
カイ「おいフラン、なんだよ、この最後の一文は。」
フラン「いけませんか?まえにカイさんがぼそっと呟いた言葉ですよね。私、それ結構気
に入ったんですよ。」
カイ「お前のようなヒヨッコが軽々しく使っていい言葉じゃねぇんだよ。寒い時代っての
はな、俺がまだ今のお前みたいな駆け出しのころにある人に言われた言葉なんだ。」
フラン「偉ぶっちゃって。で、この記事どうです?」
カイ「やってることはちんけな盗撮行為だが、メンバーが面白いな。」
ソシエ「もっと徹底的に叩くべきだわ。せっかくこの私が危険を犯して潜入してきたんだ
から。そうしたら案の定こんなことやってたのよ。」
カイ「お嬢さんの冷や水もこの程度でやめとけよ。おおかたアムロの弟に気でもあるんだ
ろ。ロランだよな、銀髪って。イヒヒヒヒヒ、微笑ましいこって。」
ソシエ「げ、下品な笑い方しないでよ。そんなんじゃないわよ、私はただ……」
カイ「とにかく今回のこの記事は載せてやる。ただし連中の実名は出さない。匿名でいく。
いいなフラン。それと最後の一文は変えろ、お前にゃまだ早い。」
フラン「匿名?なんで本名でいかないんですか。まさか怖気づいたとか。」
カイ「聞き捨てならねぇな。俺がティターンズの連中を商売相手にしてんの忘れたのかよ。
とにかく連中は匿名だ、いいな。」
ソシエ「せっかくディアナさんの株を下げるチャンスなのに……あっ!」
カイ「恋敵を倒したいならもうちょい正攻法で行くんだな、ソシエさんよ。イヒヒ。盗撮
のことなら俺からアムロに言っとくし、まあこの記事が牽制になって連中もこんな
ことはやめるだろうよ。」
カイ・シデンはそれだけ言うと黙りこくり、オフィスの窓から見える、寂れた町工場の
集まっている一画に目をやった。そして声に出さずひとりごちた。
怖気づいた、ね。その通りだよ、フラン。一見、こんな記事が実名で出たところで連中
は無視すりゃいいだけに見える。こっちの証拠だってソシエ嬢ちゃんの不法侵入で手に入
れてんだから偉そうにゃできねぇ。
だがな、こんな話題が出るだけで困るやつがいるんだよ。お前の知り合いなんじゃなかったか、
そいつ。話ぐらいしたことあんだろ。
よお、月の現体制を支えているのはディアナ・ソレルの聖母的なカリスマが大きい。逆
に言えばそいつが剥がれ落ちて、ディアナがただの女に戻っちまうのはまずいわけだ。
もちろんこんな記事ひとつで何があるって訳じゃない。ただ奴に反ディアナ派かって疑
われるだけさ。そしてそれほどやばいことはない。
ハリー・オード。赤眼鏡のとぼけた親衛隊長さん。施政者にも関わらずディアナが綺麗
で真っ白なお手手してられんのは、誰かが汚れ役を引き受けているからだ。ディアナ自身
にも知られずにな。
実際、奴の抱えているソレル家の闇を探ろうとして消息不明になっちまった記者、と呼
ぶのもおこがましいメンテナー家やギンガナム家の犬、は決して少なくない。
そんな奴にフランが疑いを掛けられるってのは避けなきゃならねぇ。俺と違ってあいつ
にはガキと旦那がいるからな。あまり危険な目には遭わせるわけにゃいかねぇだろうよ。
それに正直、俺自身も奴が怖い。ありゃティターンズの連中よりやばいぜ。ハリーには
迷いも保身もない。自分や他人がどうなろうと、ディアナさえ守られればそれでいいと考
えているからだ。それがやばいんだ。
しかし、真実なんて言葉を使えないほどちっぽけなことひとつ伝えるのに命の心配まで
しなくちゃなんねぇなんてよ。
ワッケインさん、結局は今も昔も、いつの時代もさ、寒い時代ってやつだよ。
それから数日後、フランの記事は結局、グエンたちの実名での報道を避けた形で世に出た。
当然世間の反応は乏しく、フランはそれから数週間の間、カイに対して反抗的な態度をとる
ことになる。
ロラン盗撮のその後はというと、フランの記事が牽制になったことと、カイに一部始終
を聞いたアムロの指示による一家の警備強化により、以後しばらくはグエンの元にロラン
を盗撮した映像がいきわたることはなかった。
また月までは、地球でさえほとんど話題にならなかったフランの記事が届くことはなく、
ディアナはいつも通り過ごしていた。ただ、グエンからの通信でようやく、グエン達との
会合がロランには秘密であり、映像もロランの許可無く非合法に手に入れたことを知る。
生真面目な彼女はその後ロランに謝罪に行くことに。
ソシエはちょうどディアナがロランに謝りにきた場面に遭遇してしまい、深く謝罪する
ディアナに対してパニックになってしまったロランが、
「ぼ、僕の映像なんかでよかったらいくらでも、も、持っていってください。」
と言うのを聞いてしまう。その後ソシエは後先考えずに、ロランを思いっきり引っぱたき、
ディアナを思いっきり罵ってしまう。その結果これまでのことを何もかもしゃべってしま
ったので、彼女がロランのために危険を犯したことも知られるのだが、それでもロランが
自分の想いに気付いてくれなかったため、ソシエは彼を再び思いっきり引っぱたいた。
終わり。 まあ、ハリーがとんでもなく悪い奴になってしまってるのでとにかくパラレルで。
ガロードとティファのAAがあったので貼っとく。
,.,.,.,...、 ♪ ____ .,.,.ヽv,,..
, '´ ヽ / ./ ./ ヽ、
| i iハル)))〉〉 ./ ./ /W〈 W从
ヽiリ*゚ー゚リ ./ .凵@ / リ゚ー゚*リ
リ 〈∩ つ/ ./_//.|\/ 〈 〉
く__\ ./ ./ | \ / Jし \
|_|UU ./ / .| \ と ./| ̄|\ つ
 ̄
>722-727
乙。カイとフランの師弟関係が立ってきましたな。…ジョセフ・ヨットは出ますか?
>722-727
世間の反応の乏しかった主な理由
:こんな事をする社会的に地位のある人間はグエン様だろう。
:なんだいつものことだ。
:他に集まった人も類友で然り。
:というかそんな映像があったら自分がみたい。
731 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/21 11:22 ID:IqjfFBiP
新聞社に「その映像ありますか?」とか問い合わせが来たりして。
そろそろ新スレか?