歴代主人公が兄弟だったらpart6【ブラザー】
2
長男アムロ・レイ(29)
一家の大黒柱にして纏め役。個性の強い弟達を相手に四苦八苦している。
株式会社ラーカイラム所属
次男シロー・アマダ(24)
まじめで基本的に善良な次男。だが、たまに暴走するのが玉に瑕。
三男ドモン・カッシュ(20)
無骨で不器用な三男。武術オタクでやや協調性に欠けるのが欠点。
一般常識に著しく欠けている
四男コウ・ウラキ(19)
お坊ちゃん気質の強い、無邪気な性格。まだまだガキっぽいところあり。
五男カミーユ・ビダン(17)
名前にコンプレックスを持っていて粘着質。なぜか女にもてる。
六男シーブック・アノー(17)
性格は割とまとも。しかしそれが仇になって目立たない。
口癖はなんとー
七男ロラン・セアック(17)
一家の主夫。いい意味で優等生タイプ。女装は趣味ではない。(本人談)
本人の預かり知らぬ所でかなり有名らしい
八男キラ・ヤマト(16)
優等生。しかし裏では盗撮画像の販売もやっている。彼女のラクスや友人のアスランと平和にやっていたいのだが
学校ではフレイに虐めを受けている。かなり哀れな役回り。
九男ヒイロ・ユイ(15)
無口でなにを考えているかいまいちわからない。
何も考えていないのかもしれないが。彼女はリリーナ
十男ガロード・ラン(15)
行動力にあふれた、脳天気な奴。どちらかというとかき回すタイプ。
彼女はティファ
十一男ジュドー・アーシタ(14)
おおらかで一家のムードメーカー的存在。結構周囲に気が回るマメな性格。
だが、かなりお茶目な餓鬼大将的性格ではある。彼女はルー
十二男ウッソ・エヴィン(13)
こいつも優等生タイプ。周囲におもちゃにされて、引っ張り回される役割。
でも裏では盗撮行為をしている。
十三男アルフレッド・イズルハ(11)
末弟。一家の中ではマスコット的存在。
家内でのそれぞれの部屋の状況
ジュドー+ガロード(2F)(荒れまくり、ヤヴァい)
キラ+ウッソ(3F) (PC器具で埋め尽くされている。位置は計算し尽くされている)
シーブック+シロー(1F) (まぁまぁ綺麗。セシリーとアイナの写真が所々)
コウ、アル(2F) (特筆する点はない)
ドモン、ヒイロ(1F) (銃器にダンベルなどがずらりと揃っている。)
カミーユ、ロラン(2F) (埃一つ落ちていない。写真はフォウとディアナ)
アムロ(1F) (PC機器で埋め尽くされている(文字通りの意味で)
台所、居間、風呂等は1階、地階に。
2回に少し広い庭がある
ジュドーは庭に離れを勝手に建設。
ヒイロは地下に個室を勝手に作成。
なお皆の通う学園は中高一貫校で、授業は大学のような単位制、学年はない。
一応担任はいるが授業は各個人で自由に選択できる
(年齢が違うキャラを一緒に出せるようにとの一案。参考程度に。)
┌───┬──┬─-┬──────┬──┐- - - - - - - - - - - - -
│ 風 │ WC. │ . │台所.│ │
│ 呂 ├──┤ │ . |____ │ ウッソの畑
│ 脱衣室 │ リビング │ .|
├┬┬┬┼┬┬┘ & . │
│┼┼┼┼┼┼┐ │ ダイニング . │ - - - - - - - - - - - ┘
├┴┴┴┴┴┴┤ └───── ─┬┘
│ シーブック 玄関
│ & .├─── ┬─ ,───┴┐
│シローの部屋 │アムロ .│ ドモン │
│ │の部屋 │ & │
└──────┤ │ ヒイロ │
.└────-┤ │ △ ドモンのテントとか
└──────┘
┌──────┬─┬─────┬───┐
│ カミーユ& │ │ .│ │
│ロランの │ │ │ │
│ 部屋 .│.ガロード& │ │
│_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ .| ジュドーの .│ ベ .│
│┬┬┬┬┬┬┘ │ 部屋 ラ │
├┼┼┼┼┼┼ ├─────┤ ン │
│┼┼┼┼┼┼┐ ダ .│
├┴┴┴┴┴┴┤ │ コウ& . │ │
│ 納戸 .│ アルの │ │
│ .│ │ 部屋 . │ │
└──────┴─┴─────┴───┘
やった〜!2ゲット達成!3以降の屑共は氏ね
10 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 00:41 ID:omMImLxo
メール欄がキモイ
┌─────────────┐
│ │
│ ベランダ・・? │
│ │
├─────┬ ┬─────┤
│┬┬┬┬┬┘ │ │
├┴┴┴┴┴┐ キラ& . │
│ 納戸 │ ウッソの. │
│ │ │ 部屋 │
└─────┴─┴─────┘
13 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 00:43 ID:oGsdELTS
1さん乙カレー
15 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 00:45 ID:omMImLxo
キモイ奴に立てられちまったな.....
「ラクスたんマンセー」だって......種厨か.....
1でネタをやる奴も珍しいな。
(ZAFTの為に)とか逝っちゃってるよ・・・。
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□種種種□□種種種□□□□□種□□□□□□□□□□□□□種□□□□□種□□□□□□□□□□□□
□□□種□□□□種□□□□□種□種種種□□□種□□□□□種種種□□□種種種種□□□□□□□□□
□種種種□種種種種種種種□□種□□□□□□□種□□□種種種□□□□□種□□種□□□□□□□□□
□□□種□□種□種□種□□□種□種種種□種種種種□□□□種□□□□種□□□種□種□□□□□□□
□□種種種□種種種種種□□□種□種□種□□□種□□□□□種種種種□種□種□種□□種種種種種種□
□□種種□□種□種□種□□□種□種種種□種□種□□種種種種種□□□□□□種□□□□□□□□□□
□種□種□□種種種種種□□□種□□□□□種□種□□□□□□種□□□□□□種種□□□□□□□□□
□種□種□□□□種□□□□種□□種□種□□□種□□□□□□種□□□□□種□種□□□□□□□□□
□□□種□□種種種種種□□種□□種□種種□□種□□□□□□種□□□□□種□□□□□□□□□□□
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□□□種□種種種種種種種□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
1に釣られた馬鹿数名
21 :
種:03/01/21 00:52 ID:???
厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨
厨厨厨種種厨厨厨厨種種厨厨厨種種種種種種種種種種厨
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厨厨厨種厨種種種種種種種厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨厨
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>1
乙枯れと言いたいけど・・・。
種ネタが嫌われてる中で、そのメール欄はどうかと・・・。
ラクソはキモイ
種厨なのか?
>>1よザフトのために逝ってしまえ(藁
二度と戻ってくるな!!
種厨の工作員が、腹いせにこの良スレを潰しにきたか・・
おまいらマターリしる!!
建ててくれた人にそこまで言わんでも。シャア板の人は冷たいな。
(´-`).。oO( ラクスたんマンセーだって・・・。 )
>1
だからなに?
みんなメール欄に「ラクスたんマンセー」とか書かれてただけでギャアギャア騒ぐな
いちいち反応しやがって無視ってもんが出来ないのか。
>30
どちらにせよ「存在そのものがうっとうしい」奴だな。
1は絶対釣り師な罠
カミーユ「意見がある奴はネタでその気持ちを表せ!そんなこともできない奴は修正してやる!!」
キモイ1が居るのはこのスレですか?
>>38 今種ネタあるけど貼ってもスレが荒れるだけだろ
>>1を叩く奴も煽りということで無視してください。
まあ、釣り氏でもなんでもスレは在るんだから
ここを活用していけばいいじゃん?
>>36 なんでそんな奴が立てちまったのかね・゚・(ノД`)・゚・。
>>1は別に釣ってないと思うが。せっかく新スレ立ててくれたんだからちゃんと使おうよ。
>>ALL
とりあえず、このスレは叩き厳禁だ。
言いたいことがある人は議論スレに来てください。
種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種種種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種■■■■■■■種種種種種■種種種種種種種■■■■■■■種種種種種■種種種種種種種種種種種種種■種種種種種種
種種種種種種種種種種種種種種■■■■■■種種種種種種種種■種種種■■■■■■種種種種種種種種種■種種種種種種種
種種種種種種種種種種種種種■種種種種種■種種種種種種種種■種種種種種■種種種種種種種種種種種種■種種種種種種種
種■■■■■■■■■種種■種種種種種種■種種種種種種種■種種種種種種■種種■■■■種種種種種■種種種種種種種種
種種種種種種種種種■種■種種種種種種■種種種種種種種種■種種種種種種■種種種種種種種種種種種■種種種種種種種種
種種種種種種種種種■種種種種種種種種■種種種種種種種■種種種種種種■種種種種種種種種種種種■■■■種種種種種種
種種種種種種種種■種種種種種種種種■種種種種種種種■種■種種種種種■種種種種種種種種種種種■種種種■種種種■種
種種種種種種種種■種種種種種種種■種種種種種種種■種種種■種種種種■種種■種種種種種種種■種種種種■種種種■種
種種種種種種■■種種種種種種■■種種種種種種種■種種種種種■種種■種種種■種種種種種種種■種種種種■種種■種種
種種種■■■種種種種種種■■種種種種種種種■■種種種種種種種■種■種種種種■■■■■種■種種種種種種■■種種種
種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種種種種■■種種種種種種種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種■■■■■■■■■■種種種■種種種種種種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種種■種種種種種種種種種■種種種■種種■■■■■種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種■種種種種種種種種種種■種■■■■■種種種種■種種■種種種種種種種種種種
種種種種種種種種■種種種種種種種種種種種■種種種■種種種種種■種種種種■■■■■■■■種種
種種種■種種種■種種種種種種種種種種種■種種種種■種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種■種■種種種種種種種種種種種■種種種種種■種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種■種種種種種種種種種種種■種種種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種■種種種種種種種種■■種種種種種種種■種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種■種種種種種■■■種種種種種種種種種種■■■■■■■種種種種種種種種種種種種種
種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種種
ジサクジエンで暴れてるあほはここですか?
普通、メール欄なんか見ないよな
見るよ。
>53
どうだろう?
ブラウザによってはメール欄も本文と一緒に表示されるから...
>>56 それにしても、わざわざ1をしらみつぶしに見る馬鹿にしては早い
>>57 俺のブラウザではこう表示されるのだが...
>1Name:通常の名無しさんの3倍 sage ラクスたんマンセー
スレ開いて一行目でこれがでてきたら..
/) /)
/ 種 ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ●_ ● | < タネチュー。
(〇 〜 〇 | \_________
/ |
| |_/
/) /)
/ 種 ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ●_ ● | < アンチ タネチュー。
(〇 〜 〇 | \_________
/ |
|アンチ |_/
>1
だからなに?
アンチ種厨うぜぇ
いい加減にしろって
種厨もな...
>>64 議論スレで話そう。ここで煽っても調子に乗るだけ。
ラクスたん(;´Д`)ハァハァ
種厨(;´Д`)ハァハァ
バレバレの自作自演して必死だなw
おまえもな
アンチ種厨(;´Д`)ハァハァ
| |_∧
|_|ω・`)
| と )
| ̄|u' 旦
""""""""""
フォウ「・・・というわけなの。」
「へえ、おもしろそうだな。」
カミーユ「この声は・・・フォウとヒイロ!?くっ、家に帰ってきたら修正してやる!」
ヒイロ「任務終了、帰還した。」
カミーユ「ヒイロ!お前にはリリーナがいるんじゃないのか!それを・・・歯を食いしばれっ!!」
ヒイロ「何を言っている?」
カミーユ「しらばっくれるな!」
プルプルプルプル〜♪
カミーユ「電話か。はい、もしもし・・・」
フォウ「カミーユ、今から家に行ってもいい?」
カミーユ「ああ、いいよ。ちょうどいい。」
フォウ「何の話?」
カミーユ「いや、こっちの話だよ。じゃあね。」
ガチャッ
カミーユ「ちょうどいい。はっきりさせてもらおうか。」
ヒイロ「だからどういう事なんだ?」
ピンポ〜ン♪
カミーユ「やあ、フォウ。久しぶりだね。」
フォウ「今日はカミーユに会いたいっていう人がいるから連れてきたのよ。」
カミーユ「俺に会いたい人って?」
フォウ「私のお兄さんなの。カミーユが私の恋人としてふさわしいか確かめるって聞かなくて。」
カミーユ「兄さんか。そういえば会ったこと無いな。」
フォウ「いつも戦闘員として活動してるから、なかなか家にいないのよ。」
ゼロ「よろしく。ゼロ・ムラサメだ。君がカミーユか。」
カミーユ「その声は・・・」
ゼロ「うん、この感覚・・・あの時の俺に似ている奴・・・」
ヒイロ「また会ったようだな。」
ゼロ「こんなに近くに住んでいたとはな。」
カミーユ「えっと・・・どういうこと?」
ヒイロ「こいつは俺の同業者だ。何度もともに修羅場をくぐりぬけたことがある。」
カミーユ「ってことはさっき聞いた声はゼロさんのだったのか。ごめん、ヒイロ。」
ゼロ「そうか、ヒイロの兄か。ならフォウを任せても大丈夫だろう。」
カミーユ「ありがとうございます。」
ゼロ「では俺はまた行く。次の任務があるんでな。フォウはどうする?」
フォウ「カミーユ、泊まっていってもいい?」
カミーユ「ああいいよ。全然オッケー。じゃあ、ゼロさん、さよなら。フォウは任せてください。」
ゼロ「ああ、またな。」
フォウ「でもカミーユ。本当に私が浮気してるなんて思ってたの?」
カミーユ「まさか。俺はフォウのこと信じてたから。」
フォウ「ありがとう、カミーユ。」
ファ「へ〜、よくそんなことがいえるわね。カミーユ?」
カミーユ「げっ、ファ!?なんでここに・・・」
ファ「カミーユに私の作ったクッキー食べてもらおうと思ってきたのに、まったく!」
フォウ「カミーユ、これはどういうことだ?」
カミーユ「いや、えっと、その・・・」
プル「プルプルプルプル〜♪カミーユいる?カミーユに会いたいって人がいたから連れてきたよ。
プルツーと乗ってるのが一緒だから話してたらカミーユに会いたいって・・・」
カミーユ「やば・・・」
ロザミィ「見つけた、お兄ちゃん♪」
ファ&フォウ「カミーユ!」
プル「アハハッ、なんかやばそうだし、バイバイ♪」
その後延々と喧嘩はつづいた・・・
カミーユ「ねえ、誰か出してくださいよ・・・」
劇終
ネタ一番乗り♪でも改めて読むとあんまし面白くないや。スマソ。
いろんな意味で怖い
ゼロってギレンの野望にいたヤシだっけ?
ゼロシステム
教えて君ウザー
唐突だな...
プルは…そんな…喋り方…しない……・゚・(ノД`)・゚・。
83 :
ジュドー、風邪を引く の巻(5):03/01/21 11:05 ID:Vd/l6If1
ハマーン「薬が効いてきたようだな。熱が下がっている。ン、唇が蒼いな・・・この薬の特性上、
最初の1,2時間は寒気を催すのだ。電気毛布などで対処するのだが、そのようなものは・・・無いか。
大丈夫、代わりのものがある、それを以って、暖めてみせよう。」
そう言うとハマーンは服を脱ぎ始めた。見る見るうちに柔肌をさらけ出し、下着だけの姿になった。
ハマーン「怖がる事は無い、人の肌は最適の暖房器具なのだよ。今そこに行く・・・ン、冷たいな、寝汗か、
何、私が濡れる事など気にするな。こうやって抱きしめていればやがて暖かくなる・・・こら、そう身じろぐな
どこを触って・・・嫌、構わぬよ。もし、お前は男だからなんというかその、その気になったとして、あらぬ行為に及ぶのだとしても、
いいのだぞ・・・熱いな・・・吐息が・・・バカ、そっちを向かずとも良い。・・・硬いな・・・体中が。もっと気を楽に持て。そう緊張しては
体に障るぞ。今お前は母の胸に抱かれる赤子のようにして居れば良い。」
そのような事を言いながら実は自分が悦に入っているハマーンだった。
84 :
ジュドー、風邪を引く の巻(6):03/01/21 11:29 ID:Vd/l6If1
プル「ねぇ、今ジュドーの事、感じた!?」
プルツー「何か、恥ずかしいみたいな、怒ってるみたいな、嬉しいみたいな、ちょっぴり厭らしいみたいな感じ!」
プルs「急げーっ!!」
更に速度を上げるプルs。学校を出て一時間、本来ならとっくの昔に兄弟宅に着いているのだが途中、立ち寄った洋菓子店で
見舞いのケーキをあれこれ選んで遅れたのだ。今もプルツーが小脇に大事そうに抱えている。
目的地の家が目前となった。プルが一気に突貫しけたたましくドアを開ける、2人とも飛ばすように靴を脱ぎ、ロランの制止を振り切って戦闘機のズーム上昇のように
階段を駆け登る。先ほど感じたジュドーの気配がより強く伝わる。微妙に危険だ、プルsはそう想った。そしてジュドーの部屋の扉を想いきりよく開けた。
プルs「ジュドー大丈夫!?あぁ、変なおばさんがいるぅっ、こらーっジュドーから離れろーっ!!」
プルツーは…そんな…喋り方…しない……・゚・(ノД`)・゚・。
>>74-75 もてもてカミーユ (・∀・) イイ! そもそも本編でも美人に好かれるんだよね。羨ましい。
>>83-84 独り悦に入るハマーン先生 (・∀・) イイ! プルsVSハマーン先生の展開に期待待ち。
87 :
ジュドー、風邪を引く の巻(7):03/01/21 11:55 ID:Vd/l6If1
ハマーン「なんだ貴様等は!?ジュドーの風邪に障る、出て行け!」
プルs「2人でベッドに裸だぁー!やらシー、ジュドー困ってるんだぞー、おばさんこそ出てけーっ!」
ハマーン「私は二十歳だ!それとこの行為はジュドーの体温が低下するのを押さえる為の医学療法だ、何も分からぬお子ちゃまの出る幕は無い、立ち去れー!」
プルs「何よー、そーいうことならあたし達がやる!ジュドーとはお風呂も寝るのも一緒なんだから!」
ハマーン「くぅっ、しかし、私はジュドーの婚約者でもある!見ろ、この指輪を。ジュドーがはめてくれたのだぞ!?」
プルs「自分で買ってきた指輪をジュドーにはめてもらうならあたし達にだってできるぞー!」
ハマーン「ギクッ、だがジュドーは私の為に色々尽くしてくれる。ジュドーは私だけの者だ!」
プルs「ならジュドー、あたし達にもやさしいもん、ジュドーはあたし達の!」
ハマーン「何だとっ!」
プルs「なにようっ!」
だがその時、にらみ合っていた三人が一斉にジュドーのベッドを飛び退った。とてつもないプレッシャーを感じ取ったのだ。
見ればジュドーは鬼のような形相で、全身から怒りのオーラを放っていた。
ジュドー「お前等、いいかげんにしろーっ!!」
夜、自宅の部屋にて、コウとアル。
コウ、ノートPCを広げて「ここの住人達は面白いって、キースが教えてくれたんだよなぁ」
アル「僕にも見せてよぉー」
コウ「こら、アル。お前には未だ早いって!」
ノートPCを片手で高く上げて、余った片方の手でアルを押しのける。
アル「いいじゃんかぁ!」抵抗するアル、
コウ「良くないよぉ、子供には早いんだ!」手でアルを軽く押し返し、シッシッとアッチへ行けとジェスチャーする
アル「ちぇ、ケチ」部屋から出ていく。
コウ「五月蝿いのも居なくなったし、さて……」ブラウザーにURLを打ち込む、
【ムーンレイス】ディアナ様に嘆願しよう!part12【地球の民】
ここは地球帰化作戦後の帰還民達が日々の悩み、相談、要望を
月の女王であるディアナ様にご報告するスレです。
雑談、ネタもある程度はOK
煽りやアンチにはディアナ様の名において法の裁きが下ります。
810 :サンベルト入植者:03/01/13 23:12
ディアナ様。昨年は不作だった為、穀倉の量が少なくなってきています。
月からの支援物資を希望します。
811 :ディアナ☆ソレル :03/01/14 12:09
>>810 承りました。既にミラン執政官には報告してあります。
間もなくサンベルト一帯に支援物資が運ばれてくる事でしょう。よしなに
812 :サンベルト入植者 :03/01/14 23:39
>>811 早速のご返答と希望の受け入れありがとうございます。ディアナ様!!
813 :ハイム夫人:03/01/15 05:48
すいません。スレ違いかと思いますが私の悩みを聞いて下さい。
夫は炭鉱の増産、増産で家を留守しがちなのです。
最近、夫の顔も見ていません。仕事も大事ですが、
家族の時間も大切にして欲しいと思います。
なにかいい、アドバイスがありましたら教えて下さい。
814 :ポゥ@少尉:03/01/15 14:32
>>813 なんだ?こいつ、正気なのか?なんて不愉快な書き込みだ。これだから蛮族は!!
815 :ハイム夫人:03/01/15 22:09
やはり、スレ違いでしたか・・・回線を切って、逝ってきます・・・
816 :ジェシカ:03/01/16 00:52
お、奥様!!こんなところに書き込みを・・・すいません。すいませんです。みなさん方
817 :ディアナ☆ソレル:03/01/16 12:50
ハイム夫人、このスレで不快な思いをされたのでしたら、ディアナの名の元に謝罪いたします。
>>814 ポゥ@少尉、スレ違いには煽りを入れるものではありません。スルーを推奨します。よしなに
818 :ポゥ@少尉:03/01/16 14:45
すいません。ディアナ様……、まさか、禁固刑十年とかでありますか? 。゚(´Д⊂ヽ゚。
819 :フィル@大尉:03/01/16 21:18
>>818 十五年だよ、十七年だ
819 :ポゥ@少尉:03/01/16 22:43
………… (´・ω・`)
820 :フィル@大尉:03/01/16 23:59
………スレの住人不足の折そんな事も言っておれんので、
貴様もディアナ様がお喜びになるようなネタを書き込みするなり何なり、罪滅ぼしをするんだ
821 :ポゥ@少尉:03/01/17 10:08
は、はい。ありがとうございます 。゚(´Д⊂ヽ゚。
コウ、ノートPCを前に掲示板を見て「なんだ、馴れ合いかよ……。キースもこんなの何処が面白いんだか」
バン!、勢いよく部屋のドアを開ける音。
シロー「おい、コウ!お前、アルに何した?…歳も離れてるのに、
兄さんのお前が、相手して泣かせてどうする?」
シローの後ろにアルが横から顔を覗かせ、涙を拭きながらコウを観て、ニヤリと笑ってる。
コウ「(チィ、又、アルの嘘泣きかよ!)違うんだよ!シロー兄さん!」
シロー「弁解無用!(ゴン!とコウの頭に拳骨を落とし)お前もいい加減、
子供っぽい事から卒業しろよ!」ガンプラの箱の山を見回しながら、
(コウの趣味の一つはガンプラ集め。と、しときます。ここでは)
コウ「痛っっうう……(頭を押さえつつ)それと趣味とは関係ないだろ……」
シロー「趣味がお子様だから、何時までも子供のままなんだよ!」後ろを向き部屋を出ようとし、
アルはシローが後ろを向いているのを観てコウに向けて舌を出し、アカンベー
コウ「(かぁーっとしながら、アルに向けて)このチクリ屋!!」
シロー、振り返り、ギロリと睨み「何だ?」
コウ「や、何でもないよ。シロー兄さん……ははははっ(引き攣り笑い)」
コウ(……糞、アルめ。上手い事やりやがって。アイツの嘘泣きには皆、弱いからな)ガックリ肩を落とし、
ロラン、コウの部屋に入る「コウ?」(年齢が近いのと、心配してるから親しみを込めて今だけ呼び捨て)
コウ「ロランか………、何だい?」
ロラン「あの、さっきシロー兄さんから聞いて……、良かったら、プリン食べません?一個余っているんです」
コウ「本当?、だからロランって好きなんだよ!」【コウの好物=プリンと、しときます。ここでは】
ロラン「わぁ、コウ、離れて下さいよぉ!(抱きつくコウを押しのけ)今、持ってきますから」
それをベランダから窓越しに見ていた御曹司
グエン「ぐぅ、出遅れたか……。兄弟とは羨ましいものだな……、
私も兄弟ならばローラと、あんな事やこんな事が……。ローーラァーーーー!!
(今の思い出を胸に今宵は……)」ベランダを飛び降り、一路帰路へ
コウ「Σ(゚Д゚;) 今の音。何だ!?」
アル「ロラン兄ちゃん、ちょっと・・・」
ロラン「どうしたんです、アル?」
アル「この犬、なんだけど・・・」
仔犬「わんっ」
ロラン「わぁ!かわいい仔犬ですね。どうしたんです?」
アル「うん、公園で遊んでたらついてきたんだ。飼っちゃダメ、かな?」
ロラン「僕は構いませんけど。でも、さすがにアムロ兄さんには聞いた方がいいでしょうね」
夕食時
アムロ「う〜む。犬一匹ぐらいなら食い扶ちが増えても支障はないがそれ以外にも金はかかるし、何より世話が大変だぞ」
アル「世話なら僕がする!お金は・・・」
シロー「少しくらいなら俺が出すよ。ちゃんとした収入があるのは俺とアムロ兄さんだけだし、動物の世話ってのはいい事だしね」
アル「ありがとー、シロー兄ちゃん!」
ヒイロ「巧く調教すれば何かの任務にも役立ちそうだ」
アル「この子に危ない事させたら怒るよ」
ヒイロ「・・・わかった」
ジュドー「ドモン兄ちゃんは『仔犬は喰える!』とかいいそうだよな」
アル「うあ゛ぁあ 。・゚・(ノД`)・゚・。 」
ドモン「馬鹿にするな!そんな事は言わん!・・・確かに仔犬のうちは喰えるらしいが」
キラ「兄さん、反論になってないよ・・・」
コウ「お茶が欲しいな・・・」
>続く
ウッソ「名前はどうするの?」
アル「えーーっと、ミンチ!」
アル以外「却下」
アル「・・・ダメ?じゃあ、なにがいいかなぁ?」
ヒイロ「メテオ(任務用)」
アル「え〜〜」
シーブック「ベラってのはどうかな?」
アル「でもこの子、男の子だよ」
シーブック「なんとぉー」
ドモン「風雲再起はどうだ?」
アル「それって馬の名前じゃなかったっけ?」
ドモン「強そうな名前ではないか」
ガロード「なんでもいいんじゃねえの?別に」
カミーユ「そうだな、許可はでたんだ、アルがゆっくり考えればいい」
アル「うん!」
コウ「(お茶は自分でやるか・・・)」
こうして一家に新しい家族が加わった。
>続く
アル「ミネバちゃーん、遊びにきたよ」
ハマーン「君か、よろしい。中に入れ」
ミネバ「よく来たな、アル」
アル「今日はこの子も一緒なんだ」
ミネバ「?」
アルの服から顔を出す仔犬
仔犬「くぅ〜ん」
ミネバ「・・・なんだ?」
アル「仔犬だよ。昨日拾ったんだ」
ミネバ「これも犬なのか?私は家にいる大型の番犬しか見たことがない」
アル「そうなの?でも、かわいいでしょ?まだ名前が決まってないんだけど」
ミネバ「・・・そうだな。かわいい。・・・・・・よいな、アルは。そのような者と一緒に居られて」
アル「ミネバちゃん?」
ミネバ「私はこの屋敷から自由に出られぬ身だ。同じ年齢の知り合いも今はアルぐらいしか知らぬ」
アル「・・・(そっか、ミネバちゃんは友達がいないんだ)」
仔犬の頭を撫でるミネバ。その表情は柔らかい
アル「ミネバちゃんの家ってお金持ちなんだよね?」
ミネバ「そうだ」
アル「じゃあ、ミネバちゃんがこの子を貰ってくれないかな?僕の家は兄弟が多くて飼うのが大変なんだ。だから、ミネバちゃんの家で飼ってもらえばこの子も幸せになれるよ。あ、でも番犬にはしないでね。この子は僕が居ないときにもミネバちゃんと一緒に居る友達なんだから」
ミネバ「友達・・・・・。わかったアルの頼みだ、何とかしよう」
アル「ありがとう!で、名前は何にする?」
ミネバ「・・・・・・・・ミンチィ」
アル「 Σ(゚Д゚;」
>終わり
今後、仔犬の設定はアリ、ナシ、自由にどうぞ。
アルのほのぼのネタで癒されました
グッジョブ
ディアナ様に嘆願しよう!
>>88-91 コウとアルは同室。って設定を使いますた
コウの趣味をガンプラ集めで、部屋にはガンプラの箱が積まれているとか(あくまで趣味の一つとして、他に趣味があると仮定)
コウの好物がプリンだとか、勝手に書いてますが気にイラナイ方は、
脳内でこのネタの削除、もしくはパラレル化して下さいませ。
あと、しつこいかもしれませんが。ロランがコウの事を呼び捨てなのはこの時だけ・・・と
コウは兄さんなんですが、精神的にお坊ちゃんなのでロランの母性本能??が
擽られる形で心配してしまう。というニュアンスと。受け取って頂けたら幸い。
>>93 おぉっ!!
コウが進化してるw
>>92-94 (・∀・)イイ!!
ちょっと...○○セル○ーガを思い出しましたが...
98 :
96:03/01/21 12:16 ID:???
ディアナ様に嘆願しよう!
>>88-91 更にスイマセン。「終」入れ忘れましたが、これでこのネタ終わりです。
エクセルサーガ?
エク○○サー○をパクったわけではないのですが、『ミンチ』をネタに使ったら思いっきりそうなってしまいました。
>>92-94 仔犬物語職人さん乙です。ほのぼのネタ。癒されますね。ミネバ様とアルの交友(・∀・)イイ!!
102 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 12:27 ID:mlKY8p8N
>ディアナ様に嘆願しよう
シローのキャラがアイナ絡み以外でも立って来たなぁw
>>99 だろうね。アッチはメ○チだがw
ちなみに漏れも連想してまったw
103 :
シーマ:03/01/21 12:38 ID:???
ちくしょう、なんて良スレだいここは!!
104 :
ジュドー、風邪を引く の巻(8):03/01/21 12:47 ID:Vd/l6If1
ジュドー「病気のときくらい静かにできないのかー!ゴホッ、ゴホッ!」
介抱しようと近づく三人。しかし、ジュドーは腕を振って止める。
三人「きゃあっ!」
彼の手がそれぞれの体に当たる。力が無いので痛くは無いが、何故か心に痛い。
ジュドー「なんでこんな時までお前等の迷惑受けなきゃいけねーんだよ!?ほんとに、お前等の存在そのものが鬱陶しいんだよ!」
冷水を浴びせ掛けられたような衝撃を受ける三人。ハマーンなどは立っていられずその場にへたれ込む。
私が、ジュドーには、好かれていない・・・鬱陶しい・・そんな・・・
プル「ジュドー、ひどい・・・」
プルツー「あたし達こんなにジュドーの事好きなのに・・・」
プルs「・・・そんなジュドー嫌いだーっ!」
プルsが目にためた涙を一気に流し出そうとしたその時、とある異変が起き、三人は心底驚くのであった。
ジュドー「うるせい、うるせ・・い、うるせ・・う、うう、ぐ、ううっ、うあ、うあぅ」
なんとジュドーが嗚咽を漏らし始め、表情が怒りから悲しみに変わり、双眸から一滴、二滴と涙がこぼれ始めた。
呆然とするハマーンとプルs。
ロラン「・・・始まったようですね。大丈夫ですよ、ジュドー。」
突然、ロランが現れ、ジュドーの前で肩ひざを着いた。我が手で弟の頭をなでて胸に軽く抱き、背中を優しくたたく。
ロラン「誰も貴方をいじめてたりしてないですよ。安心して、大丈夫大丈夫。」
するとジュドーの嗚咽がはっきりとした声に変わった。
ジュドー「兄さん…うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
プルs「・・・ジュドー、泣いてる・・・」
更にほけーっとする三人に振り向いてロランは言った。
ロラン「プル達、下に行ってジュドーの着替えを取ってきて。台所のテーブルにたたんであるから。
先生、今のうちに着替えて、布団とシーツを取りかえるのを手伝ってもらえますか。」
プルs「う、うん。」
ハマーン「わ、分かった。」
訳のわからぬ態で三人はそそくさと動き始めた。
>>92-94 ミネバとアルのネタが広がっていくのうれすぃ。
あとコウワロタ。
>>88-91 出た!泣き虫ポゥ!漏れは使いたかったけど微妙に使いづらくて敬遠してたキャラなんだけど。
職人さん乙です
>>104 >ジュドー「(略)お前等の存在そのものが鬱陶しいんだよ!」
確かにそんな事、言われたら流石のハマーン先生もプルsもへたれ込むわ(藁
UP! NEXT に期待大。
コウ「アル、これから模型屋行くけど付き合うか?」
アル「うん、いいけど行ったら何か買ってくれる?」
コウ「駄目だよ。俺だって塗料買いに行くだけなんだから」
アル「別にプラモ買えなんて言わないよ、欲しいのがあったら自分で買うし。紙ヤスリやパテでいいんだから」
コウ「う〜ん、それなら俺も使えるから別にいいか。いいよ、それ位なら買ってやる。兄弟共用にさせてもらうけどな」
そんな訳で二人はバイクに乗って模型屋へと買い物に行った。因みにコウのヘルメットは自分で塗装したガンダムの頭部を模した配色。アルのはガロードとジュドーに誕生日プレゼントとして貰った二人の手製のフリッツヘルム型ヘルメット(ザク色)である。
コウ「さて、と…まずは切らしていた白とワインレッド、後はつや消しか…」
模型屋に着き、目的の物を探し始めるコウ。アルは目的のものは兄が先に揃えてから買えばいいと考え、安売りのプラモが積まれているワゴンの中を漁り、その中の一つに目を留めた。
コウ「ん〜と、これで全部か。後サフもそろそろ切れかかってたから買っておこうかな…」
アル「ねえねえ、コウ兄ちゃん」
コウ「ん、どうした。欲しい奴揃えたか?」
アル「兄ちゃんさ、確かZガンダム持ってたよね。まだ作ってないヤツ」
コウ「ん?確か1/144のが一個あったと思ったけど…それがどうかしたか?」
アル「それ作らないなら僕にくれない?ちょっと作ってみたくなったんだ」
コウ(ガンダムを作る?アルが!?何だって急にそんな事を!?)
アル「ねえ、いいでしょ?途中で投げ出さないでちゃんと作るからさ」
コウ「……わかった、やるよ。けど、ちゃんと完成させろよ」
アル「勿論だよ!ありがとう、コウ兄ちゃん!」
コウ(そうか、アルがZガンダムを…とうとうアルもガンダムの魅力に気付いてくれたんだな…)
感慨に耽るコウだったが彼は気付いていなかった。レジに向かっていくアルの手にプラモの箱が一つ握られていた事を。
それから一週間ほど経った彼らの部屋。そこにはアルが作ったグフ(塗装、合わせ目消し、ヒートロッドのハンダ線巻き等の改修済み)の隣で圧倒的な自己主張をしているZザクの姿と、それを見て満足げな顔するアルの姿があったとか。
コウ「(´・ω・`)」
>>110 コウとアルのプラモ絡みネタ,早速のフォローには驚き!!正直嬉しいス。職人さん乙です。コウはガンダム派でアルはジオン派なのですね(藁
(時間を少し戻して…パラレル扱い)
冬の日の朝、ラーカイラム社、社内、
「今日から皆さんとご一緒に働かせて頂く事になりました。
チェーン=アギです。宜しくお願いします。」ペコリとお辞儀、
ブライトCEO「彼女は今年度の新入社員になる。
未だ学生だが卒業までの少し間、研修も兼ねて今日から来て貰う事になった。みんな、色々と教えてやってくれ」
私はチェーン=アギ。
今日からラーカイラム社で働く事になりました。
本当は大学卒業までノンビリとしていたかったけど、
会社からお呼びが掛かれば仕方ありません!
学生気分を抜いて、気持ちを引き締め、社会人一年生としての生活が始まります。頑張るぞ!
プルルップルルップルルップルルップルルップルルッ!!
ブライトCEO「そこ!電話鳴ってるよ!なにやってんの!!」
研修と言っても決まったカリキュラムはありません。
現場で雑務をこなしながら会社に馴染め、と言う社風らしいです。
現場からの叩上げが多いこの会社独特のモノだそうで、
周りが戦場のような忙しさに中、私はする事も無く唯、椅子に座り、
会社の社則や資料を読む事で午前中の時間を潰しています。あ、そろそろお昼だ、
ケーラ「ねぇお昼、一緒に行かない?奢るよ」
チェーン「え、いいんですか?」
アストナージ「お、ケーラの奢りなら俺もご一緒したいなぁ〜」
ケーラ「アストナージは駄目、チェーンさんの分だけ奢るの。私はそこまで気前よくない」
チェーン「けど、悪いです…」
ケーラ「奢られるのも新人の仕事の内、さぁ、行こ、行こ」
トゥース「俺も行くよー待ってぇ!」
ケーラさんの奢りで行き着けのお店、喫茶店スウィートウォーターにてランチ、
会社の先輩の皆さん達とご一緒させて貰いました。
ケーラ「ここのランチプレートは私のお勧めなんだ。どう?」
チェーン「はい、美味しいですね」
アストナージ「ケーラは何時も、ランチプレートしか頼まないもんなぁ(笑」
ケーラ「いけない?…美味しいんだからさ、いいじゃない」
食後のコーヒーを飲みながらお話が始まりました。
午後の就業までの間の貴重な一時です。
先輩方は新人の私にも気をかけてくれているみたい、
ケーラ「で……初出勤の感想は?、どんな感じ?」
チェーン「そうですね……皆さん、忙しそうにされてる方ばかりで、私だけ何もしてないのは悪いような」
トゥース「未だ、初日だからなーこれからジャンジャン忙しくなると思うよ、人使い荒いんだよ。ウチは」
チェーン「そう、なりますかね?(少し不安顔)」
ケーラ「(その様子を見て)アストナージのさ、報告ファイル、去年の分が未だ貯まってるでしょ?」
アストナージ「え?そうだけど…何でそんな事、外回りのケーラが知ってるんだよ」
ケーラ「総務のキリング部長が何かにつけてガミガミ言うから、
『アストナージ君に会ったら伝えて置いてくれ!去年分の報告ファイル提出が遅れているぞ!』ってね。
私と顔を遭わす度に毎度、同じ事言ってるよ」
アストナージ「本当に?アチャ………やばいなぁ。けど、今は手を付けられないよ」
ケーラ「だから、それをチェーンさんに整理して貰ったらどう?」
アストナージ「おお!、名案。名案。早速お願いしようかな。出来る?」
チェーン「あ、はい、私に出来る事ならお手伝いさせて下さい」
アストナージ「いいの?助かるなぁ。やる事は簡単だからさ、午後イチから頼めるかな?」
チェーン「はい!」
116 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 13:34 ID:CZbBmr9t
哀 ふるえる哀 それは別れ唄 ひろう骨も燃えつきて ぬれる肌も土にかえる
荒野をはしる死神の列 黒くゆがんで 真赤に燃える
哀 生命(いのち)の哀 血の色は大地にすてて
新たな時をひらくか 生き残る 哀戦士たち
荒野をはしる死神の列 黒くゆがんで 真赤に燃える
死にゆく男たちは 守るべき女たちに 死にゆく女たちは 愛する男たちへ
何を賭けるのか 何を残すのか I pray, pray to bring near by the New Day
哀 かなしみの哀 いまは残るだけ 名を知らぬ戦士を討ち 生きのびて血へど吐く
疾風のごとき死神の列 あらがうすべは わが手にはない
死にゆく男たちは 守るべき女たちに 死にゆく女たちは 愛する男たちへ
戦う男たちは 故郷の女たちに 戦う女たちは 信じる男たちへ
何を賭けるのか 何を残すのか I pray, pray to bring near by the New Day
(新卒社員チェーン・アギ 2の続き、略・・・・)
アストナージ「いいの?助かるなぁ。やる事は簡単だからさ、午後イチから頼めるかな?」
チェーン「はい!」
エイパー=シナプス先生「女将(店主)を呼べぇぇええ!!」 (避難所スレ >235)
奥のテーブルから店内中に響き渡る大声を張り上げている人が居ます。
突然の大声に驚きました。
チェーン「Σ(゚Д゚;) な、何ですか?……あの人」
トゥース「ああ……アレはここらじゃちょっとした有名人だよ。飲食店の料理を貶めて回るのが趣味らしい」
ケーラ「……関らない方がいいわ」
?
社内に戻ると早速、アストナージさんのお手伝い。
入社して始めてするお仕事は報告ファイルの整理です。
しかし…………初っ端から躓いてます。
チェーン「あれ、おかしいなぁ……なんで開かないんだろう?」
クリス「どうしたの?」
扉の前で立ち往生している私を見かねて、社員の方が足を止めてくれました。
チェーン「あ、すいません。この扉、私のIDカードだと開かないんです」
クリス「(カードを確認して)ああ、これはビジター用のカードだから、
ここのLvの扉は開かないみたいですね」
チェーン「ええ、そうなんですかぁ……どうしよう。中にある資料を、調べて来ないといけないんです」
クリス「貴方、失礼ですけど……新入社員の?」
チェーン「ハイ、今日付けで配属された、チェーン=アギと言います」
クリス「やっぱり(微笑んで)アムロ部長の班に一人、入ると聞いていたから……(カードを取り出し)これで」
プッシューーーッ、(ドアが開いた)
チェーン「わぁ助かりました。ありがとうございます」ペコリ、
クリス「良かったら……私のカード、お貸ししましょうか?」
チェーン「え…借りちゃって、いいですか?」
クリス「暫く作業を続けるんですよね?(カードを渡して)それなら必要だと思うし」
チェーン「本当に済みません。終わったら直ぐ、お返しします」
クリス「いいぇ、困った時は助け合わないと……それじゃ、頑張って下さいね」
チェーン「あ、あの、このカードは何処へ返しに行ったら……」
クリス「技術評価部NT-1分室のクリスチーナ=マッケンジーの席までお願いします(去っていく)」
チェーン「マッケンジーさんですね。判りました」
クリスチーナ=マッケンジーさんか、親切な人。憶えておこう。
さあ、仕事に取り掛からないと、
今日で入社三日目。まだまだ緊張の日々です。
所属部内の人達も、私の顔を大体は覚えてくれたみたいです。一人を除いては…
そもそも私がこの会社に進もうと決めたキッカケというか、
学生時代から密かに憧れてる人には未だ、会えないでいます。
その人の名前はアムロ=レイ。
業界紙や、一般誌までにも取り上げられるこの業界では有名な人です。
現在はラーカイラム社在籍……の筈なのに、私は入社してこの三日間。姿を観ていません。
アムロ部長の部内予定データを見ると、
外での打ち合わせや会議でビッシリ埋まっています。
社内には殆ど居ないみたいです。凄く忙しい人みたい、
私の第一希望であるラーカイラム社に入社が決まり、
それもあの、アムロ部長の下に配属された時には、凄く嬉しかったんですけど
同じ部内に居ながら姿を見かけないのは……少し、残念ですね。
あ、そろそろ終業だ。
私は研修中なので定時退社させて貰っています。
チェーン「お先に失礼します」
トゥース「お疲れー」
アンナ「お疲れ様ー」
定時を過ぎても、社内の半分位の人達は残って仕事を続けています。
私もああやって頑張れる日が来るのかな?
……と、正面ロービーに向かうと、……あああっ!?居ました!!
そう、あのアムロ=レイが、
アムロ「アストナージ、ゲタ(社用車)の用意はどうか?」歩きながら、
アストナージ「駐車場に用意してます」それを追いかけ、
アストナージ「アムロ部長、フィフス・ルナがネオジオン社との提携を決めたようです」
アムロ「何?……フィフスを、シャアの手に落ちるのを阻止できなかったとは、
ちいっ……先に出る!ケーラには現地で合流すると伝えろ!」駐車場へ急ぎ足で向かう、
チェーン「アストナージさん!」
アストナージ「ああ、チェーンか、これから帰る処?」
チェーン「そうなんですけど…、今の、アムロ部長ですか?」
アストナージ「そうだよ。今は人が居なくてね。営業と現場を兼任していてる。忙しい人だ」
チェーン「そうですね。凄く忙しそうな感じでした……」
アストナージ「さぁーてぇ、俺も、もうイッチョイ頑張りますかぁ。…あ、チェーン、お疲れ様」
チェーン「あ、お先に失礼します」
アムロ部長、一緒の会社に居る筈なのに、何だか、遠い世界の人みたい……
私の事にも気付いてなかった。
ま、顔を合わせた事が無いから当然と言えば、当然よね。仕方ないか……
今日はラーカイラム社の新人歓迎会の日です。
私を含めた数名の新入社員達を歓迎する為、わざわざ
ここ、居酒屋ミハルを貸切にして開かれています。
同じ部の方々は勿論、他の部も人達も来ていて、総勢、30名程の賑やかな席になりました。
一つだけ残念なのは、アムロ部長が欠席しているという事位かな、
ケーラ「チェーン、飲んでる?」
チェーン「はい、ケーラさん、……あの、」
ケーラ「んっ…?」
チェーン「今日は、アムロ部長、来てらっしゃらないんですよね」
ケーラ「うーん、アムロ部長は今、ルナ2でしょ、ロンデニオンでしょ、他にも複数の案件を一人で抱え込み過ぎなのよ。
部長は平気な顔してやってるけど……私だったらとっくにパンクしてるかな、あの仕事量は」
チェーン「そうですか…、ケーラはアムロ部長の事、良くご存知なんですか?一緒に、外回りをされてますよね」
ケーラ「ご存知って訳でも無いけど……、そうね。一つだけ、他の人より、アムロ部長について詳しい事があるわ」
チェーン「何です?それ?」
ケーラ「それはさ、アムロ部長がね………、極度に忘れっぽいって事!?」
チェーン「ええ?……そうなんですかぁ!?」
ケーラ「そう!……しっかりしているようで見えて、アレでかなり忘れっぽい人でさ」
トゥース「そうそう、アムロ部長の物忘れで、ケーラさんは結構、酷い目にあってんだから」
ケーラ「忙しい人だから、余計なのかもしれないけど……、それにしてもルナ2とロンデニオン、同時に
客先での打ち合わせが入っていた時には驚いたわ。どっちを断るか、直前まで散々悩んでねぇ(ふぅ……)」
トゥース「アレは病気かもね。あそこまでスッポリ抜けてるのは珍しいよ(笑」
チェーン「はぁ……、そんなに、ですか」
アストナージ「おお、美味いなぁ、このサラダ。(モグモグ)おい、ケーラも食べないか?」
メラン副部長「うっ、ぷぅ……うぅ」青い顔で口を押さえて、
トゥース「うわぁ……。副部長!!、ピッチ早過ぎですって。ブライトCEO!ロッパー、来ます!」
ブライトCEO「ゲロ射出、あと3秒。全員、退避運動に入れ」
ミハル(日替わり店主)「ちょっと!お客さん、大丈夫かい?」
アムロ=レイは私の思っていたような完璧な人でも無かったみたい、
皆さん、次から次へとアムロ部長の失敗談を話してくれたお陰で
私は部長に、少し…親近感が持てました。
歓迎会の帰り道、
私は家の方向が同じマッケンジーさんと一緒に帰る事にしました。
マッケンジーさんは私と殆ど歳が違わないのに、
非常に落ち着いた雰囲気の在る人です。
年齢を聞くまではずっと、年上だと勘違いしてました。
チェーン「マッケンジーさんが私より二つ下だったなんて、驚きです」
クリス「そうですか?……私、老けて見えます?」
チェーン「あ!そういう意味じゃなくて、落ち着いているなぁっと、思って…」
クリス「そんなつもり、全然無いんですけどね。……メイクでも変えてみようかな?」
チェーン「え?メイクを……ですか?」
クリス「そう、チェーンさんみたいに可愛くなるように!」
チェーン「え、……そんな事ないです!マッケンジーさんも十分綺麗です。って」
クリス「……冗談です。チェーンさんより、私の方がお肌の張りはイイと思ってますから(クスクス…)」
チェーン「あー、酷い!そんな事ありませんっ!私だって負けてませんよ(クスクス…)」
マッケンジーさんは大学でロボット工学の研究をしていたそうです。
しかし、大学を途中で除籍し、ラーカイラム社に入った為、
会社では私よりも1年先輩になります。
チェーン「マッケンジーさんは、なんで、大学を辞めて会社に入ってんですか?」
クリス「う…ん、強いて言うなら……気楽なキャンパス生活が私の性に合わなかったのと…
早く社会に出て、実際の現場で、自分を磨いてみたかったから……なんて。格好つけ過ぎ?」
チェーン「いいえ、そんな事ありません。立派だと思います!」
クリス「学生生活を否定してる訳では無いんです。…それも、大事な事だと思います……
どっちが正しいか間違っているか、誰にも決められない。って、……
私は自分のしたい事をしよう!って、……それでラーカイラムに」
チェーン「……マッケンジーさん、凄いですね。私なんか、未だ未だ子供で」
クリス「そんな事、私は不器用なだけです。……あ、あと『マッケンジーさん』は堅苦しいからクリスでいいですよ」
チェーン「堅苦しい、ですか?(困った顔で)」
クリス「ええ、……大体、私の方が年下なんですよ?チェーンさん(微笑み)」
チェーン「そう……、分かリました、クリス。……私の事もチェーンでいいです。クリスは先輩なんだから(微笑み返し)」
クリス「分かリました。チェーン!」
出勤前の朝の一時、慌しいですね。
シャワーを浴びて、髪をセット、鏡を見ながら服装のチェック、
チェーン「このキャロット、少し、短いかな?」
私は歓迎会の帰り道、一緒だったマッケンジーさんの考えに刺激され、
月曜日から少し早く出社する様、心がける事にしました。
早く行った処で新人の私は何をする訳でも無いですけど、心がけです。気持ちの持ち様、
それにしても冬の朝は、寒い!、体が強張ります。
チェーン「はぁー…、寒い。寒い(白い息を手に吐きながらか)」
掃除のオバサン「おはようございます。お早いですね」
チェーン「おはようございます。朝からご苦労様です」ペコリ、
月曜日の朝の社内、出社時間まで少し余裕があるので未だ、誰も来ていません。
静けさに包まれた部内を見回しながら、
一週間前の今日、ここで入社の挨拶をした事を思い出します。
さぁ、何をするか……机の掃除?、花に水遣り?
取り敢えずは窓のブラインドを上げようかな、
私がブラインドを上げていると、パーティションの仕切の奥から音が聞こえてきました。
あら?、誰か居る……月曜日のこんな朝早くに……誰だろ?
(ゴソゴソ……)
こっちに来る、……あっ!?、あの人……、アムロ部長!!
アムロ「ふぁぁ〜ああっ(欠伸をし、身体を伸ばしながら)ん……誰だい?」
チェーン「あ、はい。先週、入社して、この部に配属されたチェーン=アギです」
アムロ「そうかぁ……、君が今度入った、新入社員の…、そういえば始めてだね。
アムロ=レイだ。これから宜しく頼むよ」
チェーン「ハイ!宜しくお願いします。………あの、コーヒー、いれますね」
アムロ「ああ、助かるね」
驚きです!、入社して一週間、同じ部に居ながらスレ違いで遭えなかった
アムロ部長と、月曜日の朝早く、二人きりでお会いする嵌めになろうとは、
ああ、どうしよう、緊張する………。
アムロ部長は日曜日、夕方出張先から戻ると
そのまま、会社で徹夜の作業を続けて、社内で一泊した後、
月曜日の午前中、これから又、外に出られるそうで、
その少し、間、奥の打ち合わせスペースのソファーで寝ていたようです。
会社に泊まって徹夜で仕事なんて、凄いなぁ……、忙しい人、
アムロ「(コーヒーを飲みながら)ありがとう。御免よ。歓迎会、出席出来なくて」
チェーン「い、いぇ……そんな事。お仕事優先ですから」
アムロ「可愛い新入社員が入った。って……、ちょっとした評判になってる、僕も観たかったんだ」
チェーン「え!、そんな噂立ってるんですか?」
アムロ「ああ、アストナージや、ケーラからも君の事は聞いているよ。
よく頑張る可愛い新人が入った。とね(微笑み)」
チェーン「は、はぁ……、(若干、もじもじしながら)ありがとう、ございます」
アムロ部長は私の事を部の人達から聞いて、知ってくれていたようです。
嬉しい!
けど、ああ…………、話をしてるとドンドン緊張しちゃう、もう大変、
まさか……、こんなに朝早く、初対面の
アムロ部長とお会いするなんて、不思議な感じがします。
チェーン「(アムロの机に飾られた家族の写真を見て、コウの大学入学の際のスナップ)
これ親戚の方々、ですか?それとも、何かのサークルの集りなんですか?」
アムロ「全員兄弟だよ」
チェーン「え?……、この写真、全員がご兄弟なんですか?」
アムロ「ああ、多いだろ、しかも全然顔付きが似てない……。よく間違われるよ」
チェーン「……賑やかそうですね」
アムロ「そうだね。偶に五月蝿いと思う事もあるけど……、それに大所帯だから中々大変でね。
そのお陰か、僕はこうやって(手を広げて)月曜日の朝を会社で迎える事にもなるのさ」
チェーン「……はぁ、大変ですね」
アムロ「……(初対面だから、会話に詰るな……。しかし、普段、社内を留守がちな僕としては
部下とのコミニュケーションも取っておかないと。
ブライトにも『上に立つ者として、部下とのコミニュケーションは重要だぞ!』って五月蝿く言われてる……。
ここは何か、会話の糸口を見つけねば……)」
気まずいです……。部の先輩達からアムロ部長の人となりを聞いてはいましたが、
いざ、本人を目の前にすると会話に詰ります。ああ、どうしよう……。
チェーン「……(アムロと向かい合い、コーヒーを飲む)」
アムロ「……(同じようなタイミングでコーヒーを飲む)」
アムロ「(女性との会話に困った時は服でも誉めておけばいいんだけっか?
何かの雑誌で読んだ気がしたな、実践してみるか)……その、スカート、流行ってるの?」
チェーン「え?……このスカート、不味かったですか?」
不味い!!今朝、少し心配はしたけど、今日のキャロットスカート。
やっぱり、短すぎた?
職場には着てくるモノじゃなかったのかな?
アムロ「(慌てて)ま、不味いとかじゃなくてね。その、センスがいいと思って……、
君に似合ってる……。うん、チャーミングだよ」
チェーン「(頬を赤く染め)……あ、ありがとうございます……。あの、」
アムロ「(ヤバイ…セクハラしちゃった?我ながら苦しい言い訳だった)何?」
プシューーーッ!(ドアの開く音)
トゥース「おはようございますーっ。あれ、アムロ部長にチェーン??
こりゃ、珍しい組み合わせですね」
アムロ「(トゥースの方を向き)ああ、おはよう!昨日、少し徹夜しちゃってね」
トゥース「又ですか?身体、壊しますよ。気をつけて下さいね。
アムロ部長は我が部のエースなんです。倒れられでもしたら、皆にも迷惑がかかっちゃうんですから」
アムロ「ああ、そうだね。気をつけてるつもりだよ……。処で、トゥース。ルナ2の件だけど……」
ふぅ…………。
今日は朝からアムロ部長と二人っきりでお話しする機会が有り、驚きました。
けど、少し……、嬉しかったです。
さぁ、今週も頑張らないと!
…………アムロ部長、キャロットスカートが好きなのかな?
(アムロとチェーンの初対面。冬の朝の出来事。
それ以来、キャロットスカートはチェーンのお気に入りアイテムとなったとか、ならなかった……。とか)
書き忘れました。新卒社員チェーン・アギは「13」で一旦終了。す、サブキャラメイン話スマソ
131 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 13:53 ID:hC768/QR
>117
シナプス雄山ワラタ(w
このスレ、全体的に超優良スレだす。職人各位、がんがれー
>>104 なんか、ふつう女としては、兄弟とはいえ好きな男が他の奴にしがみついて泣いて、
しかも頭なでられたり抱きしめられて背中をポンポンされてたりして慰められてたら複雑な気分だよな。
ハマーンとかはロランに嫉妬しそうだ。
133 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 14:08 ID:Vd/l6If1
しばらくして・・・
ロランの指示のもと、ジュドーの世話をこなした三人は、すっかり落ち着きを取り戻し、屋すらかな寝息を立てるジュドーの寝顔を確認して
一階に降りてきた。ロランの入れてくれたお茶をいただく為、三人はテーブルの席に着いた。
それぞれに一息つくと、最初にロランが口を開いた。
ロラン「驚いたでしょう、あの子は風邪を引くといつもああなるんです。」
三人「え・・・?」
ロラン「子供の頃からなんです、熱が出て意識が朦朧とすると、訳も無く怒って、わめいて最後には泣き出すんです。誰でもあるみたいですね、小さい頃には。」
プル「え、じゃあそれって・・・」
ロラン「最後に風邪を引いたのは九つの時ですけど、成長してないんですね。なりは大きくなっても。」
プルツー「うふふ、ジュドーおっきな子供だって。」
ロラン「僕等兄弟がいくらあやしても暴れっぱなしだったんですけど、母が来ると途端に抱き着いて泣き出していたものですよ。実は兄弟の中では一番のあまえんぼうだったんです。」
そう話すロランを見ながらハマーンは思い出した。今彼が弟の事を語っている時の目が、ジュドーを我が胸に抱きしめていた時の目と同じ、慈愛に満ち溢れている事を。
我々が近づこうとすると追い払おうとしていたが、あの時私の目はジュドーにはさぞかし浅ましい物に見えていたのだろう。
そう恥じ入る途端、顔が見る見る熱くなるのが自覚できた。
ロラン「でも、次の日には必ずけろっと治ってしまって、昨日の事なんかちっとも覚えていないんです。その代わりいつも以上に明るく振舞って・・・実は自分のした事を少しは覚えていて
謝るのも照れくさくてそうなるのかもしれないですね。彼は、人に嫌われるのが大嫌いなんです。病気の後は必ず兄弟に対して気を回していたものです。」
プルsがはっとする。彼女等は自分が一時ジュドーを嫌いになってもジュドーは自分達をずっと好きでいてくれる、そう思う節があった。そういうジュドーに着け込んで自分達はさぞかしわがままをしていただろう、と悟った。
の両側に三人三様にうなだれてしまった。自責の念が募る。ロランはそれを見て慰めるように言った。
134 :
ジュドー、風邪を引く の巻(10):03/01/21 14:27 ID:Vd/l6If1
(先ほどの133はジュドー 風邪を引く の巻(9)という事で)
ロラン「さっきジュドーがひどいことを言ったかもしれませんが、気にしないでください。全然本心なんかじゃないですよ。さっき言った通りですから明日は必ず皆さんのところに合いにきますよ。お見舞いの御礼を言いに。」
そう言われた時、三人の心が軽くなった。ロランが、あの慈しみの眼差しで見つめていたのだ。
ハマーン「かなわぬな、貴公には。もしも女であったならお互い違う形で相対していただろう。・・・もしも聞こえが悪かったら謝る。」
ロラン「いいえ。ジュドーと同じような言い方ですね。そういう所が引き合うのかもしれないですよ。」
ジュドーと同じ、引き合う!?ハマーンの胸が高鳴った。
ロラン「そういえばプル達、ジュドーが貴方達を心配してたんですよ。自分の風邪をうつしてないかって。妹達に迷惑はかけられないって。」
プルsの表情に明るさが戻った。自分達が妹!揶揄であってもこんなに嬉しい事は無い。
兄弟宅を出て、三人一緒の帰り道。あんなに敵対していたのに、今はプルsがハマーン寄り添い、ハマーンもそれを許している。
プル「ジュドー、早く良くなるといいね。」
プルツー「エー、だって明日には良くなるって言ってたもん、ねー、ハマーン!?」
おばさんからハマーン、呼び捨てだが不快に感じない。純粋な子達だ、ハマーンは思った。
ハマーン「そうだな、お前達が心配で風邪など患ってばかりも居れぬだろう、明日には必ず元気な姿で二人の前に現れる事だろう。」
不遜な口調だが嫌な感じがしない。優しい人だな、プルsは思った。
136 :
ジュドー、風邪を引く の巻(11):03/01/21 14:51 ID:Vd/l6If1
プル「ねぇ、ハマーンはほんとにジュドーと結婚するの?」
ハマーン「ふ、婚約の事は実は勝手に私が言ってる事だ。法律で決まったわけでもない。」
プルツー「なーんだ、よかったー。」
ハマーン「だがこの先は分からぬぞ。いきなり明日にでも私がジュドーの元に嫁いでいるかもしれない。」
プル「じゃあ、あたし達ライバルだね。どっちが先にジュドーのお嫁さんになるか競争!」
競争、か。まっすぐな言い方だ。この先の事は本当に分からない。この娘達のどちらかとジュドーが添い遂げるかもしれない、でもそうなったとしても
恐らく自分は心から祝福できるのではないか、そう考えるハマーンだった。
ハマーン「さて意地悪な質問だが、2人のうちどちらがじゅどーの 花嫁になるつもりだ?」
プルs「2人で一つだから、一緒にお嫁さんになるーっ!」
ハマーン「は?・・・ぷっはははは、それはいい。」
プルs「ああー、バカにしてるーッ」
ハマーン「いやすまない、ではライバルとしてこれからもよろしくな。・・・ン、そのケーキ、渡してこなかったのか?」
プルツー「アーッ渡し忘れたー!・・・もう渡せない・・・」
プル「・・・仕方ないから2人で食べようか。でも三つ買ってきたから一つ余る・・・そうだ、ハマーンも一緒に食べよう!」
ハマーン「そうか、ならいただこう。丁度この近くに私の行き付けの喫茶店がある。そこでお茶と共にするか。まぁ、マスターには許してもらおう。」
>>136 人悶着有った後に仲良くなるハマーンとプルsのほのぼのネタ良い!
138 :
ジュドー、風邪を引く の巻(終):03/01/21 15:08 ID:Vd/l6If1
ビーチャ「あーあ、今日はジュドーがいなくてつまんねーかった。何か、ハマーンも午後からいなくなって自習になったから良かったけど、関係あんのかな?
意外とジュドーん家行ってたりして・・・明日聞いてみよう。ン、どうしたエル、何見てるのってそこの喫茶店、あ、ハマーンがいる。誰か知らない女の子達といるぞおい!学校サボってお茶かぁ!?
しょうがねぇなぁ、ったく。明日ジュドーに教えたろ。しかし、いつものハマーンと違ってすッげー優しそうだな、女の子の口拭いてやったりして、あれ、笑ってる!おいエル、あんなハマーンお前知ってたか!?
ハマーンって優し綺麗なひとだったんだな。何だか急にジュドーが羨ましくなってきた・・・っててて、つねるなよ!ま、なんにしても、ジュドーに教えたろ!」
了
明日は特別授業の日。孤島にて、ミノフスキー粒子戦闘濃度内での中、高、大合同MS授業が展開される事となった。
ハマーン「明日の授業はMS、MA操縦授業。ルールは2人組でのバトルロワイヤル形式だ。
尚参加メンバーはカミーユ、エマ、ジェリド、カクリコン、ファ、フォウ、ジュドー、ビーチャ、イーノ、エル、プル、プルツー、
シーブック、セシリー、ウッソ、ヒイロ、ロラン、ソシエ、ガロード、ティファ、カリス、パーラ、キラ、ラクス、アスラン、カガリ
フレイ、ハサウェイ、クェス、カツ イザーク ディアッカ 二コル コウだ。メンバーは先程発表した名前順に2人ごとに区切っていく。
では健闘を祈る。最終的なルールはこの紙に書いてあるので見て置くように。尚使用機体は1時間以内に報告するように。1時間30分後、全員の使用機体を貼り出す。」
紙の内容
ガンダムBRルール
一 機体強奪、機体乗り換えは認めない
一 交戦前から補給等に不備のある機体への攻撃は禁ずる
一 パイロットがコクピットから降りている機体は攻撃禁止。但しこのルールを悪用する者は失格。
一 コクピット、エンジン部に対する攻撃及び細菌兵器、ナノマシン、核に関わりのある機体は禁止
一 MSを所有していないOTの者は借りてくるように。
一 NTは現場で機体を支給する。但しカツ、ハサウェイ、ティファは戦闘能力が低い為その限りではない。
一 開始1時間前までに使用機体を報告する事。
一 頭部、及び下半身、両腕など、戦闘力を著しく削ぐ破壊を受けたらまけとする。
それでは健闘を祈る。
ロラン「ええっ、ターンA禁止なんですか?」
全員「当たり前だろ」
ロラン「はぁ…。」
ちなみに1時間半後貼りだされた機体表↓
第1組カミーユ(ザクU)エマ(Zガンダム)
第2組ジェリド(ギャブラン)カクリコン(ギャブラン)
第3組ファ(アッガイ)フォウ(ズゴック)
第4組ジュドー(ザクU)ビーチャ(ZZ)
第5組イーノ(百式)エル(ガンダムMkU)
第6組プル(ケンブファー)プルツー(ガンダム)
第7組シーブック(グフ)セシリー(グフカスタム)
第8組ウッソ(ドム)ヒイロ(ウィングゼロカスタム)
第9組ロラン(カプル)ソシエ(カプル)
第10組ガロード(DX)ティファ(GXディバイダー)
第11組カリス(ガンダム)パーラ(Gファルコン)
第12組キラ(ソードストライクガンダム)ラクス(ランチャーストライクガンダム)
第13組アスラン(イージスガンダム)カガリ(ガンダムへビーアームズカスタム)
第14組フレイ(ガンダムヴァサーゴCB)ハサウェイ(Ξガンダム)
第15組クェス(ガンタンク)カツ(ビグザム)
第16組イザーク(デュエルGアサルトシュラウド)ディアッカ(バスターガンダム)
第17組二コル(ブリッツガンダム)コウ(GP01)
そして、次の日。BRが開始される。各所に散らばり、開始の放送を待つ。
ハマーン「では、戦闘開始だ!!」
かくして、BRが開始された。
第1組 相談中
エマ「まず、どうするの?」
カミーユ「ほっておいてもジェリド達が来る。それを倒した後で考えよう。」エマ「そうね…。」
第2組 進撃中
ジェリド「近くに奴が居る。早速仕掛けるぞ。」カクリコン「おう!!」
第1組 第2組 交戦
ジェリド「いくらなんでも旧ザクには負けない!!」
カクリコン「死ね!!」
カミーユ「そうは行くかよ!!エマさん、操縦任せます。」
エマ「分かったわ。」
カミーユはエマのZ(ウェイブライダー)に飛び乗る。
ジェリド「飛べたからって負ける訳ではない!!カクリコン、あれをやるぞ。落ちろ!!」
挟み撃ちで、ビームサーベルを構えて迫る。
エマ「あまりスピードを出し過ぎるとザクが落ちる・・・仕方ないわ。」
ウェイブライダーがギリギリで上昇、2つのビームサーベルを体で受け止める。しかし、
その瞬間カクリコンのギャブランの上半身と下半身がヒートホークで切り分けられる。
ジェリド「何?カクリコン!!」
カクリコン「折角のチャンスだ。ここで勝て!!」
カミーユ「貴様ら、よくも!!」
これにて、ジェリドとカミーユの一騎討ちが始まる。
ジェリドがビーム射撃を仕掛け、カミーユが避けつづける。その応酬だ。カミーユが痺れを切らし、言う。
カミーユ「怖くて降りてこられないのか?卑怯者?」(かかるか?)
ジェリド「そこまで言うなら降りてきてやろうじゃないか。」
ジェリドがカミーユに切りかかり、ヒートホークでコクピットを両断される。
カミーユは振り向きもせず、奥へ向かった。
第13組 移動
アスラン「ここで戦ってたのか…。」
カガリ「Zにギャブラン2機。ん…?うわっ。」アスラン「これはミンチ(ry」
カガリ「別の場所で狙わないか?」アスラン「ああ…。」
【三人脱落、残り31人、第1組 撃墜数2 第二組 全滅 第2組最終撃墜数1】
第5組 行動中
イーノ「あそこは絶対人が集まるからさ、混戦を利用して何とか撃墜数増やそうよ。」
エル「Ok。いくよ。」
イーノ「分かった。」
第8組 孤島内の洞窟に潜伏、作戦準備中
ウッソ「どうする?兄さん。」
ヒイロ「まずは潜伏。通りかかった奴を狩る。無闇に動けば敵の思う壺だ。」
ウッソ「分かったよ、兄さん。」
第17組 敵発見、攻撃準備中
二コル「ここに隠れててください。あそこで馬鹿みたいに目立っているビグザムを倒してきます。」
コウ「いや、一緒にいく。囮になるだろう?」(せっかくの目立つチャンス、逃してたまるか)
二コル「分かりました。行きますよ。」
第12組 相談中
キラ「あの大きい機体だけ妙に目立ってるでしょ。もう少ししたらあそこに敵が来ると思うんだ。」
ラクス「そうですわね。まるでシンボルのように密林から顔を出しておりますし。」
キラ「あそこに行けば危険だから、ここで待って行こうとする敵を倒そう。そっちの方が確実だ。」
ラクス「分かりましたわ。キラ様。」
第14組 相談中
フレイ「あそこに馬鹿どもが群がるはずよ。そこをこれで一気に叩くわ。」
ハサウェイ「それで無理だったら突っ込んで戦闘を仕掛ける。か。」
フレイ「そういう事よ。ふふふふふ。」
第11組 行動中
カリス「あのビグザムの所…あそこには絶対人が集まる。それを狙われる危険はあるけど、今はそこで敵を一人でも多く倒した方がいい。」
パーラ「そうだな。私達の機体じゃきびしいからな。」
カリス「行きますよ。」
パーラ「ええ。」
第10組 準備中
ガロード「皆があそこに集まってる時にサテライトキャノンで一気に勝ちに行くぞ、ティファ。」
ティファ「ええ…ガロード。でも、同じ事を考えてる人が…近くにいる。」
ガロード「そうなのか?じゃぁ先にそっちを倒そう。」
ティファ「分かったわ…ガロード。」
第14組 第10組 交戦
ティファ「ガロード…あそこ。」
ガロード「ディバイダーで牽制した後、一気に突っ込むぞ。牽制は頼む。ティファ。」
ティファ「分かったわ、ガロード。」
フレイ達が待っていると、いきなり攻撃が来た。
フレイ「誰…?このままには…しないわよ。行くわよ。」
ハサウェイ「身構えている時は…死神はこない。わかった。」
向かっていると、ガロードのDXが突っ込んできた。
ガロード「負けてたまるかぁ!!」
フレイがやられそうになるのを寸手の所でハサウェイが止める。
ハサウェイ「させるか!!」
フレイ「行くわよ。フフフ…。」
鍔迫り合いの最中のDXにクロービーム砲を仕掛ける…と、下方からの攻撃に妨害された。
フレイ「え…?」
ティファ「ガロード…あなたに…力を!!」
下からの援護によってビーム攻撃を悉く妨害されるフレイ。
ハサウェイとガロードの争いも続く。
ハサウェイ「早めに終わらせないと危険だな…あの援護を止めれれば…。」
ガロード「まだまだぁ!!」
ティファ「ガロードを守らないと…危険…。」
ガロードにビームサーベルで切りかかりつつ、ファンネルミサイルを展開する。
ガロードはミサイルをバルカンで撃ち落とすのに集中し、ビームサーベルの方ががおろそかになった。ビームサーベルをかわし忘れ、腕部にあたりかけた所で、
GXディバイダーが突っこんできて放ったビームサーベルによってΞの腕が切断される。
ハサウェィ「くっ…。」
フレイ「隙があるわよ。まだ戦うのかしら?」
しかし、GXディバイダーもわきに居たヴァサーゴのクロービームで下半身を持っていかれる。
ティファ「きゃぁっ…。」
ガロード「よくもティファを!!」
ガロードの猛攻でハサウェイのクスィーの頭部が破壊される。しかしその隙にフレイは味方を見捨て、逃げていた。
ハサウェイ「負けか・・・。」
ガロード「あいつ…仲間を見捨てて…。なんて奴だ。でもあいつは多分キラ兄さんが倒したいだろうし…。」
フレイ「フッ…フッ…フッ…。後はさっきの作戦で三人消すだけよ。ふふふふふ。」
145 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/21 15:36 ID:Vd/l6If1
>>144 フレイとBR マッチし過ぎで怖い・・・
フレイ...(;´Д`)
第16組 行動中
イザーク「まず、あそこのでっかいのに人が集まる。そこに突っ込もう。
ディアッカ「厄介なのに出会う前に撃墜数増やしとかないとな。」
イザーク「そういう事。行くぞ。」
【2人脱落、残り29人 10組、14組撃墜数1】
第3組 作戦模索中
ファ「水陸両用を手に入れたんなら、ここの湖の中で敵を待てば…ってあれ!!」
フォウ「同じことを考えてたようね。行きましょう。」
ファ「ええ。」
第9組 作戦模索中
ロラン「ここで待つんですか?」
ソシエ「ええ。誰かが来るもの…ほら。」
ロラン「では迎え撃ちましょう。」
第3組 第9組 交戦
ファ「いくわよ。3…2・・1…0。」
ファとフォウが同時にソシエを狙う。オールドタイプに対応できる訳もなく、即座に両腕を破壊された。
ロラン「ソシエお嬢様、大丈夫ですか?」
ソシエ「私の分も頑張りなさいよ。ロラン。でないと女装で登校させるわよ。」
ロラン「そ…それはちょっと…。」
ソシエ「なら勝ちなさい。」
ロランは半ばヤケクソで突っ込んできた。この動きだけは余りに意外であった為、予測していなかったらしくファ機がクローで足を失う。
フォウ「大丈夫?…負けないわ…。」
ロラン「ここで勝たないと…。」
ロランとフォウは同時に攻撃を仕掛け、同時に互いの機体の下半身を撃破した。
ロラン「ごめんなさい…ソシエお嬢様。」
ソシエ「頑張ったし…いいのよ。」
【4人脱落 残り25人 第3組 第9組 全滅 第3組最終撃墜数2 第9組 最終撃墜数2】
本部
ハマーン「9人脱落、3組ゲーム終了、今の所戦果にそう問題のある奴は…第2組以外いないな…。
強いて言うならガロードとフレイが不利なくらいか。これからどうなるかな。」
現状
第1組カミーユ(旧ザク)、エマ撃墜数2
第2組ジェリド、カクリコン 撃墜数1 終了
第3組 ファ、フォウ撃墜数2 終了
第4組ジュドー(ザクU)ビーチャ(ZZ)
第5組イーノ(百式)エル(ガンダムMkU)
第6組プル(ケンブファー)プルツー(ガンダム)
第7組シーブック(グフ)セシリー(グフカスタム)
第8組ウッソ(ドム)ヒイロ(ウィングゼロカスタム)
第9組 ロラン、ソシエ撃墜数2 終了
第10組ガロード(DX) ティファ 撃墜数1
第11組カリス(ガンダム)パーラ(Gファルコン)
第12組キラ(ソードストライクガンダム)ラクス(ランチャーストライクガンダム)
第13組アスラン(イージスガンダム)カガリ(ガンダムへビーアームズカスタム)
第14組フレイ(ガンダムヴァサーゴCB)、ハサウェイ 撃墜数1
第15組クェス(ガンタンク)カツ(ビグザム)
第16組イザーク(デュエルGアサルトシュラウド)ディアッカ(バスターガンダム)
第17組二コル(ブリッツガンダム)コウ(GP01)
第5、10、15、17組 交戦
こちらカツ達。
クェス「敵が来るよ。気をつけな。」
カツ「わかってるよ。それくらい。」
コウ「いくぞぉぉぉぉぉ」
クェス「させないわ。」
イーノ「そのデカブツ、もらったぁぁぁぁ」
カツ「へへん、ビームは効かないよ。」
エル「そっちは私の方があうわ。向こうは任せるわよ。」
二コル「こっそり……と」
まず、5、15、17のグループががぶつかり合う。
ガンタンクとビグザムの砲撃をかわすのが精一杯で、コウもイーノもエルも近寄れない。
コウ「くそ…二コル、早めに頼む…。」
イーノ「どうする…?このままじゃ…。」
エル「埒があかない…」
クェス「後1機、気配はあるけど…どこだ?」
カツ「このまま僕にひれふせぇ!!」
そこでいきなりガンタンクが火を吹き、動きを止める。
カツ「何?」
イーノ「え…?」
コウ(遂にやったか…。)
エル「何が起きたの?」
そこで呆然としたのが命取り。
実は裏で潜伏していたガロードがいきなりバスターライフルで攻撃を始める。
コウ「危ない…ガロード?」
エル「負け…ね。」
イーノ「僕も…か。」
カツ「不意討ちか。でも効かないよ。」
二コル「これは意外な来客に獲物を取られましたね…。後であなたを狩らせて貰いますよ。」
ガロード「へへん、こんな程度朝飯前だぜ。」
【三名脱落 残り22名 チーム17 撃墜数1 チーム10 撃墜数+2、3 チーム5 全滅 最終撃墜数0
第10、11、14、15、16、17交戦
見かけ上は一対一対一の睨み合いが始まる。そこに乱入が来た。
いきなりビグザムの脚部にミサイルが大量被弾、ビグザムが行動不能になる。
カツ「くそぉ!!」
カリス「ガロード、負けませんよ。」
パーラ「このGファルコンをなめんなよぉ!!」
二対一のバトルが始まる。コウと二コルは完全に忘れ去られてる。
コウ「…忘れられてる?…忘れられるくらいなら負けたほうがマシだぁ!!」
いきなり突っ込んでいき、DXに仕掛けるコウ。
カリス「邪魔はさせませんよ。」
二コル「はぁ…世話の焼ける。これが本当にあのキラの兄なんですかね…。」
コウに仕掛けたカリスが二コルの攻撃を食らい、戦闘不能になるのと、コウのガンダムが大破するのはほぼ同時だった。
二コル(うわーミンチよりひどいですね。)
…と、向かい合うGファルコンとDX(とこっそりDXの背後に忍び寄るブリッツ)に、突如攻撃を浴びせてきた者が居た。イザーク達である。
イザーク「ディアッカ、絶対こういう場所には二コルが居る。動き回れよ。」
ディアッカ「OK。」
ガロード「お前等…不意討ちかよ。そっちがその気なら…」
イザーク「いくらなんでも負けねーぜ。2VS1VS1の状況ならよ。」(実際は二コルも忍んでいるだろうがな。)
ガロード「勝負!!…パーラ、この状況だ。一旦手を組もうぜ。」
パーラ「Ok。」
二コル(イザーク達よりガロードの方が厄介ですね…。ここは…。)
交戦を始める5人。イザークとディアッカがガロードに挑みかかり、パーラはそれの牽制という形になっている。
またもや唐突にGファルコンが破損する。
パーラ「何がおきたってんだい?」
ガロード「まさか…ブリッツ?」
イザーク「今がチャンスだ!!ディアッカ!!」
そこに唐突によぎる赤い閃光。バスターとブリッツの一部を飲み込み、消えていく。
二コル「やられましたね…。」
ディアッカ「こいつはグゥレイトなやられ方をしたもんだぜ。」
ガロード「まさか…。クソッ!!」
イザーク「あの女め…狙い撃ちにされてたまるかよ。」
ガロードとイザークは一時撤退した。それを見送るフレイ。
フレイ「ふふふふふ…これからよ。これから…。チャンスはまだある…。最後に私でも勝てる相手を残すの…。そうすれば…。」
【6名脱落、残り16名。第11組 全滅 最終撃墜数2 第17組 全滅 最終撃墜数2 14組 撃墜数+2 3 第10組 撃墜数+2 3】
ハマーン「半分が脱落か・・・。一見ガロードとフレイが目を見張る活躍をしているが…セコイだけのようだ。その点カミーユは実力勝負。面白いな…。」
第1組カミーユ(旧ザク)、エマ撃墜数2
第2組ジェリド、カクリコン 撃墜数1 終了
第3組 ファ、フォウ撃墜数2 終了
第4組ジュドー(ザクU)ビーチャ(ZZ)
第5組イーノ、エル 最終撃墜数 0 終了
第6組プル(ケンブファー)プルツー(ガンダム)
第7組シーブック(グフ)セシリー(グフカスタム)
第8組ウッソ(ドム)ヒイロ(ウィングゼロカスタム)
第9組 ロラン、ソシエ撃墜数2 終了
第10組ガロード(DX) ティファ 撃墜数3
第11組カリス、パーラ 撃墜数2 終了
第12組キラ(ソードストライクガンダム)ラクス(ランチャーストライクガンダム)
第13組アスラン(イージスガンダム)カガリ(ガンダムへビーアームズカスタム)
第14組フレイ(ガンダムヴァサーゴCB)、ハサウェイ 撃墜数3
第15組クェス、カツ 最終撃墜率0 終了
第16組イザーク(デュエルGアサルトシュラウド)、ディアッカ 撃墜数0
第17組二コル、コウ 最終撃墜数 2 終了
第6組 移動
プル「あそこでやりあってるよ。」
プルツー「撤退してくる連中を叩けば勝てる。行くよ。」
プル「分かった。」
第7組 移動
シーブック「向こうに行ってる奴が居るだろ。セシリー」
セシリー「ええ。」
シーブック「連中が戦った後で狩ろう、セシリー」
セシリー「分かったわ。」
第4組 作戦会議
ジュドー「そろそろ動くぞ。場所はあっちだ。只一つ注意をする事がある。」
ビーチャ「なんだよ?」
ジュドー「ラクスさんを先に落としたらこの機体で勝つのは不可能になる。」
ビーチャ「どういうことだよ?」
ジュドー「お前、覚えてないのか?教室で、ラクスさんが喧嘩に巻き込まれると、キラ兄ちゃん切れるだろ?」
ビーチャ「それがMS操縦と関係あるのか?」
ジュドー「おおあり。MS操縦の方も滅茶苦茶上手くなっちゃうんだよ。」
ビーチャ「なるほど…わかったよ。」
ジュドー「じゃぁいくぜ。」
第12組 移動
キラ「同じことを考えてるのが居るみたいだね。ラクス。」
ラクス「そのようですわね。キラ…。」
キラ「行ってみようか。」
ラクス「分かりましたわ。キラ。」
第13組 移動
アスラン「丁度よくイザークがきたな…。」
カガリ「作戦開始するぞ。」
第13、16組 交戦
イザーク「逃げ切ったと思ったら…くそぉぉぉ…あれは…イージス…アスランか!!勝負!!」
アスラン「カガリ、あの罠…任せる。」
カガリ「分かったよ。」
イザークとアスランがビームサーベルでやりあっている。本来アスランのほうが上なのだが、何故か互角だ。
イザーク「この調子なら…勝てる!!」
アスラン(時間を…稼げ。じわじわ下がって…。)
段々イザークが押してきて、地上でのサーベル勝負となっている。
カガリ「いまだ!」
カガリが何かを投げると共に、アスランが急に引く。
イザーク「逃げるか、腰・・…え?チャンス!!…うわっ。」
カガリがスタングレネードを投げ、爆発寸前にアスランがイージスの機能を止める。
強い光に、イザークは少しの間、何も見えないはずだ。
アスランのイージスが又動き、デュエルの頭を破壊する。
イザーク「汚いぞ!!くそぉぉ」
アスラン「持ち込み禁止ではないからな。」
カガリ「そういう事だ。」
【1名脱落、残り15名。第16組 全滅 最終撃墜数0 第13組 撃墜数1】
第4、6、7、12交戦
プルツー「誰かが私達をつけてるよ。後に突然振り向いて打つよ…。」
プル「分かったよ。」
プルツー「…今!!」
ケンブファーのショットガンとガンダムのハイパーバズーカが後ろに向く。
そこにはセシリーとシーブックがいた。
急な攻撃に、足をやられるセシリー。しかし、シーブックは違った。
シーブック「なんとぉ!!」
かわして、すぐに暴れまわる。プル達は機体性能では圧倒的有利なのに、どんどん押されていった。
ジュドー「一気に仕掛けるぞ。」
ビーチャ「Ok。」
キラ「ラクス、ちょっと行ってくるね。援護射撃お願い。」
ラクス「分かりましたわ。キラ様。」
ジュドー達が仕掛けるのとキラ達が仕掛けるののタイミングがほぼ同時だった。
シーブックが又飛び上がり、ターゲットをビーチャに変える。
それに抗戦する2人を尻目に、キラがプルツーに切りかかる。
プルツー「くそっ…。このタイミングじゃかわせない。でも相打ちにはするよ。」
プル「負けないんだから!!」
プルがショットガン、プルツーが至近距離からのバルカン+バズーカで応戦する。しかしストライクには傷一つつかない。
プル、プルツー「何で?おかしいよ。」
キラ「フェイズシフト装甲の効果さ。ごめんね。」
キラの斬艦刀でなかよく2人とも散った。
片やシーブック。いつのまにかビーチャのZZを圧倒し、首をはねて勝利を得ていた。そしてジュドーと対峙している。
キラ「ラクス、今度はあっちをやるからもう一度援護お願いね。」
ラクス「分かりましたわ。キラ様。」
しかしこれが失敗だった。ジュドーとシーブックに突っ込んでいったキラにラクスのが崩れたバルカンによる援護射撃が当たってしまったのだ。
キラ「……え?一体…。」
ラクス「ごめんなさい…キラ様。」
そこで体勢が崩れた所をシーブックの攻撃で腕を落とされる。そしてその隙を狙うジュドーにシーブックが落とされる。
シーブック「くそぉ…。」
ジュドー「ラッキ〜」
キラ「ラクス、気にしないでいいよ…。」
ラクス「本当にごめんなさい…。キラ様。」
【6名脱落 残り9名 NO4 1機撃墜 NO61機撃墜 全滅 最終撃墜数1 NO7 2機撃墜 全滅 最終撃墜数2 No12 3機撃墜 撃墜数3】
第1組カミーユ(旧ザク)、エマ撃墜数2
第2組ジェリド、カクリコン 撃墜数1 終了
第3組 ファ、フォウ撃墜数2 終了
第4組ジュドー(ザクU) ビーチャ 撃墜数1
第5組イーノ、エル 最終撃墜数 0 終了
第6組プル、プルツー 最終撃墜数1 終了
第7組シーブック、セシリー 最終撃墜数2 終了
第8組ウッソ(ドム)ヒイロ(ウィングゼロカスタム)
第9組 ロラン、ソシエ撃墜数2 終了
第10組ガロード(DX) ティファ 撃墜数3
第11組カリス、パーラ 撃墜数2 終了
第12組キラ、ラクス(ランチャーストライクガンダム) 撃墜数3(うち自殺系1))
第13組アスラン(イージスガンダム)カガリ(ガンダムへビーアームズカスタム) 撃墜数1
第14組フレイ(ガンダムヴァサーゴCB)、ハサウェイ 撃墜数3
第15組クェス、カツ 最終撃墜率0 終了
第16組イザーク、ディアッカ 最終撃墜数0 終了
第17組二コル、コウ 最終撃墜数 2 終了
第4,12、13、14交戦
ジュドー「あんたに負けたら流石に恥なんでね。勝つよ。」
ラクス「あら…お手柔らかにお願いしますわ。」
ラクスがアグニを連射し、近づく事が出来ない。しかも、ザクの遠距離武装は全く効かない。
ジュドー「くそ…どうするか・・・。」
ラクス「確か…ここを…こうするんですのね。」
ラクスが乱射しているのが、偶然かすり始める。
ジュドー「そろそろ厳しいな・…何?」
ラクス「バルカンは…こうやって…。」
いきなりバルカンを喰らい、転倒するザク。その足にアグニが当たり、ジュドーも終わった。
そこにタイミングよく出て来るのがイージスとヘビーアームズ。
アスラン「ラクス…キラは?」
ラクス「私の誤射が原因で脱落してしまいましたの…。」
アスラン「ラクス…悪いですが…勝負。」
ラクス「ええ…分かりましたわ。」
それを遠巻きに見るフレイ。
フレイ「あの子がアスランに勝てるとは思えないしね。援護してやるわ。」
隠れ潜んでいたヴァサーゴのメガゾニック砲が炸裂し、ラクス、アスランにははずれたが、フェイズシフト装甲相手ではほぼ無力のヘビーアームズの腕を抉る。
アスラン「これは…まさか!!」
フレイ「私よ。どうしたの?そんなに驚いて。」
ラクス「フレイ様ですの…。」
フレイ「負けないわよ!!」
フレイがアスランに仕掛ける。アスランは、華麗に回避し、MA形態でフレイを鹵獲、ラクスの方へ突進してきた。
フレイ「捕まった?悔しいわね…。」
ラクス「あら…危ないですわ。」
ラクスがヴァサーゴを打ち抜こうとしたら、アスランがヴァサーゴの戒めを解き、逃れようとする。
ラクスの攻撃がヴァサーゴの片腕をもぎ、そのすぐ後、アスランのスキュラのよってストライクの脚部は破壊された。
アスラン「後は…あっちか…。」
【4名脱落、残り5名 第12組 撃墜数+2 5 第13組 撃墜数+1 撃墜数2 第14組 全滅 撃墜数+1 最終撃墜数4】
第1組
カミーユ「あっちでやりあってる?今が…チャンス…?…あそこのは…!!」
第10組
ガロード「こりゃあいいぜ。不意討ちで…ってあそこに居るの…。」
第8組
ウッソ「バレたみたい…ですよ。」
ヒイロ「ちょうどいい。そろそろ頃合だ。行こう。」
ウッソ「分かったよ、兄さん。」
第1,10,8,13組 交戦
ガロード「カミーユ兄ちゃん!!」
カミーユ「ガロード、話を聞け。相手は2人。」一旦手を組もう。」
ガロード「OK。乗ったぜ。」
ウッソとヒイロが飛び出してくる。
カミーユはウッソを、ガロードはヒイロを狙い、戦いを挑み始めた。
カミーユ「ここで負けてたまるかぁ!!」
ウッソ「僕は負けませんよ。」
機動性ではウッソに分があるが、パイロットとしてはカミーユの方が上。
ウッソの接近を上手く牽制しつつ、ザクマシンガンで相手のバズーカ攻撃を妨害していく。
カミーユ「甘いんだよ!!」
ウッソ「なら…これでどうです?」
ウッソはカミーユに急接近し、仕掛ける。
カミーユ「そこだぁぁぁぁ」
ウッソ「え?」
ザクがいきなり倒れこみ、ドムの脚部を破壊する。
ウッソ「勝てないか…。」
カミーユ「なかなかいい線行ってたぞ。」
そこで、上空を飛来する赤い物体を発見する。イージスである。
カミーユ「今度は奴か!!…ここは…。」
【1名脱落、残り4名 第1組 撃墜数+1 撃墜数3】
アスラン「後三人…って皆キラの兄弟かい!!とりあえず、静観して…。」
ガロード「負けないぜ。ヒイロのあんちゃん。」
ヒイロ「来い!!」
互いに一歩も引かぬ攻防戦だ。バルカンによる牽制とビームサーベルでの戦闘のみで、互角にやりあっている。
しかし、途中でヒイロが距離を取った。
ガロード「あれをやるつもりか。乗ったぜ。」
ヒイロ「そうか…。」
ヒイロがバスターライフルを、ガロードがツインサテライトキャノンを構える。
互いに同時に撃った。
ガロードの方が口径が大きい為、脇に漏れる。その余波を受け、アスランのイージス、カミーユのザクは腕を失った。
ヒイロ「なかなかやるな。もう1発だ。」
ガロード「よっしゃ、来い!!」
同じ現象が起こり、まだ両者互角である。
更にもう一発。ここで、互いの砲身が持たなかったのか、打ち止めになる。
ヒイロ「なかなかやる…な。」
ガロード「そっちこそ…。」
ヒイロ「最後の勝負!!」
ガロード「行くぜ。」
ガロードが、ウィングの腕を切り落とす。これで勝負は決した。
ガロード「今回は俺の勝ちだぜ。」
ヒイロ「なかなかやるな。」
第一回BR 終了
戦歴
第1組カミーユ、エマ撃墜数3 終了
第2組ジェリド、カクリコン 撃墜数1 終了
第3組 ファ、フォウ撃墜数2 終了
第4組ジュドー、ビーチャ 最終撃墜数1 終了
第5組イーノ、エル 最終撃墜数 0 終了
第6組プル、プルツー 最終撃墜数1 終了
第7組シーブック、セシリー 最終撃墜数2 終了
第8組ウッソ、ヒイロ 最終撃墜数0 終了
第9組 ロラン、ソシエ 最終撃墜数2 終了
第10組ガロード、ティファ 撃墜数6 優勝
第11組カリス、パーラ 最終撃墜数2 終了
第12組キラ、ラクス 最終撃墜数4(うち自殺系1)) 終了
第13組アスラン、カガリ 最終撃墜数2 終了
第14組フレイ、ハサウェイ 最終撃墜数4 終了
第15組クェス、カツ 最終撃墜率0 終了
第16組イザーク、ディアッカ 最終撃墜数0 終了
第17組二コル、コウ 最終撃墜数 2 終了
ハマーンの一口メモ
「意外にフレイという女がやったな。ひきょうなだけではあるが。」
コウはGM、ウッソはガンダム(ビームライフル装備)を選択したが・・・・・
なんとロランはガンダム(ハンマー装備)、ドモンは旧ザク(マシンガン装備)を選択。
アムロ「いきなり趣味っぽい対決になってしまったな・・・」
シロー「ロランはともかくドモンは何故旧ザク?」
ドモン「何を言うか!!正々堂々と拳で戦う旧ザクこそが漢に相応しいMS!!」
コウ「・・・・・とっとと始めよう」
ゲームが始まると同時にドモンはいきなりマシンガンをしまい、格闘モードに入る。
ウッソ「っていきなりですか!遠距離なのに牽制の射撃もしないなんて!!
おかしいですよ、ドモン兄さん!!!」
ドモン「喧しい!男なら飛び道具など邪道だ!!
しかしロラン、お前は中々よくわかってるな。1対1でガンダムファイトだ!!!」
ロラン「ああ、言ってますけど・・・・・」
コウ「ガンダムと1対1で戦ってくれると言うのなら受けるんだ!
なんとかそっちの決着がつくまでウッソは引き受けるから!!」
ロラン「はい!わかりました!!」
ドモン「ふ、俺の挑戦を受けるとはいい度胸だ・・・・・では!
ガンダム(VS旧ザク)ファイトォッ!!レディー・・・・ゴォォ!!!!」
ドモンの旧ザクがロランのガンダムに向って真っ直ぐ飛んでいく。
ウッソも(後が怖いので)大人しく支援など考えず、コウのGMへと向う。
ドモン「とおりゃぁぁぁ!!」
いきなり空中格闘で襲い掛かる旧ザク。
ロラン「警告にオートリアクション!セット、索敵!!」
言葉の意味はよくわからないが、とにかくロランはカウンターでハンマーを決めようとする。しかし、
ドモン「ふ、貴様の攻撃、既に見切った!!」
ハンマーの当たる寸前で旧ザクは地面に着地し、ハンマーを投げて隙だらけのガンダムの後ろに回る。
ドモン「裏拳!正拳!!肘鉄!!どおぉぉりゃああぁぁぁ!!!!」
ロラン「うわぁぁ!?」
掛け声とはまるで違う技だが、とにかく旧ザクの豪快な連続格闘がガンダムを吹き飛ばす。
コウ「ロラン!?くそ!!旧ザクでガンダムを殴り飛ばすなんて、流石ドモン兄さんということか!?」
ウッソ「ロラン兄さんの心配をしている暇があるんですか!」
コウもウッソに押されていた、ガンダムとGMの性能差はやはり大きかった。
シールドを活用して直撃は避けていたがシールド強度も限界に達していた。
コウ「くそぉ!!流石はガンダムだ!!GMとは基本スペックが違う!!!」
ウッソ「そんな『特徴が無いのが特徴』の機体で僕とガンダムは落とせませんよ!!」
コウ「・・・・・誰が・・・・」
ウッソ「?」
コウ「誰が『特徴が無いのが特徴』なキャラクターだ!!ゴルァ(゚д゚ )!!!
お前だって兄弟の中じゃ対して目立っとらんだろうが!!ゴルァ(゚д゚ )!!!」
ウッソ「だ、誰もそんなこと言ってませんよ!コウ兄さん!!!」
いきなりバーサーカーモード(もしくは強化人間モード?)に入ったコウのGMは
鬼神の如き強さを見せ、ウッソのガンダムに襲い掛かった。
一気に落とされるか?という所まで追い詰められたがウッソも意地を見せ、
ギリギリのところでGMにビームライフルを撃ちこみ、なんとか相打ちに持ち込む。
コウ「俺にだって特徴ぐらいあるんだぁぁぁ!!!」
ウッソ「そんな死にセリフ、可笑しいですよ!!コウ兄さん!!!」
勝負の行方はロランとドモンに託されたが今の所、ロランが一方的に攻められていた。
ドモン「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハァイィ!!」
旧ザクがひたすらガンダムを殴り続けていた。
しかしロランの必死の防御&旧ザクのパワーのなさが相成ってガンダムは未だに落ちていなかった。
ロラン(く!このままじゃ落ちる・・・こうなったらちょっと卑怯だけど!!)
ドモン兄さん!!こうなったら男、いえ。漢と漢同士、一撃で勝負を決めましょう!!!」
ドモン「おお!良くぞ言った!ならば・・・・・俺のこの手が真っ赤に燃える!!」
ロラン「勝利を掴めと轟き叫ぶ!!(は、恥ずかしいぃ・・・・)」
ドモンはハンマーを投げかけようとするガンダムに向って突進した。
ドモン「炸裂!!旧ザクパァァァァァンチッッ!!!!」
ロラン「撲殺!!ガンダムハンマァァァァ!!!」
今までドモンがガンダムを押せていたのは異常なまでの反射神経と、
積み重ねた格闘の経験によるものである。しかしあっさり挑発に乗ってしまったので、
真っ向勝負をしてしまうとガンダムと旧ザクのスペック差がモロに出てしまう為・・・・・
ガンダムハンマーが旧ザクに初めて直撃した、そしてその一撃で勝負は決してしまった。
ドモン「うわぁ!?く・・・・・修行が足りなかったか・・・・無念」
ロラン「ふぅ・・・・なんとか勝てました」
一回戦第四試合、ウッソ&ドモンVSコウ&ロラン
勝者コウ&ロラン
>163-164
イイ!!
ドモン...あんたは漢だぁ・゚・(ノД`)・゚・。
ドモンの無茶っぷりに合う機体だな・・・>旧ザク
age
正しいネタスレを保守
ガンガレ!
,,-==-、
〃/ヾヽヽi
川 ´∀`ノ お茶が入りましたよー。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
コーディ6人とフレイ達に全部取られました
age
>170
κ
r'⌒⌒ヽ、 ξξξξ
(リW,vW、v 僕のお茶だよぅ. ξξ・米・ξ ロラン君の淹れてくれたお茶で絶好調である!
ヾ ;ω・ノつ ξξ\仁lソξつ旦
,,-==-、 ,r'⌒⌒ヽ、
〃/ヽヽヾi (リW、W ,W
川;´∀`ノ……。 ヾ ・ω・ノ 僕が安心してお茶を飲むためにはぁ!!
>>167 実は最初は旧ザクではなく、アッガイに乗せて
『アッガイファイト』をやらせるというマニア向けのギャグも考えていたのですが、
流石に何人が理解出来るかわからなかったので、
ガンダムDXの格闘王、旧ザクにしました。
177 :
マスク:03/01/22 09:11 ID:???
ふっ、次はボールファイトでもやらせてみるか。
179 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/22 12:41 ID:gh1NF6rz
>>164 ドモン「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハァイィ!!」
全盛期の宮尾すすむかぁ!?
>>176 シャイニングアッガイでつか(w
>>177は判ってるみたいだけど、確かにどれだけ判るか疑問だなあ・・・
今日は寂しいな....(´・ω・`)
>>164 スパロボでバッシュに乗ってた奴みたいw
このぐらいのマターリ感が好きなんだが。
つい最近までは光速で追いつけなかったからなぁ。
>>179 多分エルガイムのヘッケラーが元ネタだと思う
ガロード「コウ兄貴ってほんっと影薄よなw」
ジュドー「いてもいなくても同じって奴?」
コウ(!?)
ガロード「ドモンの知り合いの覆面かぶった変なのいるじゃん」
ジュドー「ああ、シュバルツだっけ?」
ガロード「そうそう、ホントキャラ濃いし、ドモンの兄貴も実兄みたいに慕ってるからそのうちコウ兄貴より家族に馴染むかもなww」
ジュドー「ぎゃはははは!!言えてるぜ!!」
プチッ!
コウ「貴〜様〜ら〜!!この俺をバカにして、そんなに死にたいか!!だったら望み通りブッ殺してやる!!ゴミ共めぇぇぇ!!!」
ウッソ「コ、コウ兄さんが!コウ兄さんがおかしくなっちゃいました!!」
キラ「なんか野菜の星の王子だとか、プライドがとか叫んで暴れ回ってます!!」
アル「あ〜!家が〜!!」
アムロ「どうしてドモンが塞ぎこんでるんだ?」
シロー「何でもコウにぶちのめされたらしくて・・・」
アムロ「何!?そんな馬鹿な!?」
シロー「不意打ちだったらしいんですけどね。髪型が‘カカ何とか’とか意味不明な事叫びながらいきなり殴りつけたらしいですよ」
アムロ「・・・」
シロー「コウの奴、元に戻るかな・・・このままじゃ家が保たないよ」
188 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/22 22:44 ID:93IkATND
声優ネタかw
声優ネタは知らない人がいるからこれから禁止
禁止までいわんでも良いんじゃないか? っと
言うなら議論板でね<声優ネタの是非
ドラゴンボールくらいならみんなすぐ分かると思うが。
結構ワラタ
っていうかコウは存在そのものが声優ネタだからな。
ニンジン(キャロット≒カカロット)が嫌いなんて
スタッフは狙ってたんだろうね、確実に。
コウの存在って…
真新しいキッチンで不適な笑みを浮かべてるのは、白ずくめの制服を来たシロッコだった。
シロッコ「ホテル(ホテル・エレガント)でも修行した。使いやすいキッチンにキッチュな
フロアも作った。後、この店に足りないのは……ウェイトレスさんだな」
カミーユ「ヘンケン店長〜。もう(仕事を)上がらせてくださいよ〜」
サラ「ヘンケン店長……ああ、カミーユ・ビダンが……」
ヘンケン「壊れた振りしてもダメだ。忙しいんだから、もうひと踏ん張りしてくれ」
客でにぎわうマクダニエルの自動ドアが、また開いた。
サラ「いらっしゃいま……」
シロッコ「サラ! 私の店に来るんだ。ここはお前に相応しい場所ではない」
サラ「シロッコ……さま」
止めようとするカミーユを振り払い、シロッコに駆け寄るサラ。
シロッコ「サラ、私は店を持ったのだ。木星料理専門店ジュピトリスだ。来てくれるな?」
サラ「はい、シロッコ様」
カミーユ「!! 引き抜きだって!?」
ヘンケン「!! 木星料理だって!?」
カミーユ「そこに反応するのかよ!」
カミーユ「サラ! 行っちゃいけない! アイツは君を利用しようとしているんだ!」
サラ「ごめんなさい、カミーユ。こうするしかないの」
シロッコとサラは、森の熊さんを輪唱しながらマクダニエルを出て行こうとする。
カミーユ「お前は生きてちゃいけない人間なんだ! シロッコ!」
シロッコ「!! 体が動かん! なぜだ、なぜ動かんシロッコ!」
カミーユの右ストレートがシロッコのみぞおちに直撃!
シロッコ「それならば! カミーユ、貴様も一緒に連れて行く!」
シロッコ「サラ、エウロパ・スープとイオ・サラダ、4番テーブルに持っていってくれ。カミーユはその皿を早く洗うんだ!」
カミーユ「シロッコ店長〜。もう(仕事を)上がらせてくださいよ〜。ねぇってば〜」
196 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/23 01:05 ID:4F2mAoTM
なんかわけわかんないノリでワロタ。
木星料理ってどんなんだ?ヘリウム入り?
>>195 森の熊さん(w
ボリノーク・サマーンね。
微妙なzネタがイイ!
ヒイロとロラン
朝が来て……
ロラン「今日もいい天気ですね、さて、朝ごはん作りますか
……ヒイロ?お帰りなさい」
ヒイロ「ああ」
ロラン「疲れてるでしょう?休んだ方がいいですよ」
ヒイロ「いや、今日は学校がある」
ロラン「今までリリーナさんの護衛してきたんでしょ?倒れちゃいますよ」
ヒイロ「大丈夫だ」
ロラン「大丈夫じゃないです。疲れがはっきり顔に出てますよ。一日くらい
学校休んだって、ヒイロなら大丈夫ですから、今日は休みなさい」
ヒイロ「だめだ、リリーナと約束した」
ロラン「リリーナさんと……?」
ヒイロ「ああ、だから学校は休まない」
そんな会話が何回か繰り返されたある日。
ロラン「すみません、突然お邪魔して」
リリーナ「お気になさらずに……ヒイロのお兄様がどのようなご用件で?」
ロラン「リリーナさんと約束があるとヒイロは学校を休まないんですが、
ヒイロとどんな約束をしたんですか?」
リリーナ「約束?……ああ、私の護衛をしてくれてるんですが、学校に支障が
でない範囲で、というものです」
ロラン「もしかして、ヒイロその時、『わかった、学校は絶対休まない』って
言いませんでした?」
リリーナ「はい、学校を休まない範囲でと約束してくれました。」
ロラン「その約束、撤回できませんか?」
リリーナ「何故ですか?」
ロラン「リリーナさんは、学校に支障のでない程度の護衛でいい、という意味の
約束をしていると思いますが、ヒイロは、学校さえ休まなければ、好きなように
護衛してもいい、という意味で約束しています。だから、ヒイロはどんなに疲れ
ていても学校を休もうとしないんです。」
リリーナ「そんな……では護衛は――」
ロラン「護衛はヒイロの好きにさせてあげてください」
リリーナ「えっ?でもヒイロの負担になるなら……」
ロラン「ヒイロは、好きであなたの護衛をしています。ヒイロは頭のいい子ですから、
一日くらい学校を休んだって、大丈夫です、だから護衛はヒイロの好きにさせて
上げてください」
リリーナ「でも、それでは――」
ロラン「勉強するより大事なことってあるんですよ。昔からヒイロはほとんど感情を表
に出さない子でした。でもリリーナさんに出会ってから、変わりました。今も少し
ずつ良い方向に変わっています。だから、体にだけ気を使うようにだけ、リリーナ
さんから言って欲しいんです、お願いします」
リリーナ「わかりました……ヒイロは良いお兄さんをお持ちですね」
ロラン「そんな……僕なんてまだまだですよ。」
そして数日後、買い物からロランが帰ってくるとヒイロが待っていた。
ヒイロ「ロラン、俺は感情で行動することに異論はない、そう学んだ。」
ロラン「そうですよ」
ヒイロ「だから、余計なことはしなくていい」
ロラン「ヒイロ……行っちゃった。―――これ……?……余計なこと……か、ふふふ」
帰ってきたら洗おうと思っていた食器は全て綺麗に洗って戸棚にしまわれていた。
保守するのに、ただ保守するのはあれなんで、即興で書いてみました。
・・・即興なんで、つまらなかったらすまん。
>>200 ほのぼのはいいよ、ほんとに。
保守&サービス!グッジョブ!!
うむ!マジでグッジョブ!
ロランがからむネタはほのぼのが多くて好き。
ロラン、すっかりお母やんだねぇ。
ほのぼのしてて好きだけど。
ロランが「お母やん」役で落ち着いてしまうのは、
他の兄弟が図体だけでかい子供ばかりだからかね、やっぱり。
ジュドーなんかはやんちゃなところがある反面
妹思いの良い奴だったし、作品後半はかなり成長してたけどな...
あの年で妹を良い学校に入れてやるとガンバルのは並大抵なことではないと...
ジュドーは「お父やん」的な包容力だからかね
男女差別と言われるかもしれないけど、やっぱりロランが一番母性的なものをもってると想う
アムロ「しまった!今日は昼から取引先との会談があったんだ。すっかり忘れて午後から出社するつもりで準備してたから、これじゃあ間に合わない!」
ドモン「急いでるんなら俺が送って行ってやろうか?この時間なら道も空いているから問題無いと思うぞ」
アムロ「お前車の運転できたのか?…ま、この際なりふり構っていられないか。わかった、頼む」
ミゲル「はぁ…ネズミ捕りってのも結構暇なもんですね」
シロー「ボヤくなよミゲル。それだけ法定速度を守ってるドライバーが多いって事だろ」
ミゲル「あ、無線連絡だ。はい…はい!スピードオーバーの二輪車発見の通報が!?こちらの方面に向かってくる!?」
シロー「ようし!ミゲル、待ち伏せするぞ、準備しろ!」
ミゲル「了解!」
シロー「覚悟しろよ暴走車!タイヤの溝が無くなるまで追い続けてやる!」
ミゲル「……どうやら来たみたいですよ…ってえぇ!?自転車!?」
シロー「!(ドモン!…と後ろに乗ってるのは兄さん!?一体何やってるんだあの二人!?)」
ミゲル「あ、あの…行っちゃいましたけど…追いかけますか?」
シロー「いや…もういい…どうせ自転車が速度違反したなんて言っても誰も信じないだろう。見逃してやれ……」
ミゲル「はあ…」
因みに会談にはなんとか間に合った。減速をしきれずに会談場所のレストランの窓ガラスを自転車で破って飛び込むという形ではあったが。
209 :
208:03/01/23 20:14 ID:???
修正。セリフの所ミゲルをミケルでお願いします。
チョットワロタ
ついでにこち亀の両さんを思い出した
>>208 ミゲル再登場か!と思ったら違ったのね。
R思い出しますた 爆走自転車
>>208 ワラタ
窓を突き破る...OVA版w R
213 :
ヒイロの来客:03/01/23 23:16 ID:4nscFxc9
ヒイロに合いに来たトロワと五飛。
茶の間のテーブルを挟んで3人は向かい合ったまま身じろぎもせず、ただ黙って座っている。
そしていつもの通り何も喋らない。
その様子を、偶々居合わせたコウとロランが陰から窺っていた。
コウ「相変わらずだんまりか、気味が悪いな。」
ロラン「そうなんですけど、実は最近気がついたんです。彼らはあの状態で意思疎通を図っているらしいと。」
コウ「何、そんな事が!」
ロラン「今に分かりますよ。あ、コウ兄さん、ヒイロを見てください。」
良く見てみると、かすかに口元が緩んでいる。そして固く結んだ唇が何かが漏れるのを堪えるように
ピクピクしている。
ロラン「今あの子は笑いを堪えているんです。」
コウ「あ、言われてみればなるほど。」
更にはトロワが僅かに肩を小刻みに上下させているのが観察できた。
コウ「あれはひょっとして鼻で『クックック』って笑ってるって事か?」
ロラン「僕もそう思います。あ、もう一人のほうは様子が違いますね?」
五飛のほうに目を転じると、彼のこめかみに十文字の血管が浮かび上がっていくのが見て取れた。
顔全体も紅潮している。
ロラン「どうやらあちらは怒っているみたいですね。」
コウ「でこが広いから良く分かるな。」
ロラン「何だか雰囲気が変わっていたみたいですね。」
コウ「あぁ、なんとなくわかる・・・えぇ、涙!?」
三人共微動だにせず、なんの表情も変えずに突然、目の幅涙でおよよ泣きしていた。
コウ「どうして何が悲しくて泣いてるんだ、あいつら!?」
ロラン「僕に聞かないで下さい。あ、泣き止んだ。」
今度は、若干目元が緩み出し、硬く引き締めた口がやや緊張を解き、頬にうっすら赤みがさしていた。端から見てほんわかとした雰囲気。
コウ「まさか・・・喜んで・・いる・・とか・・・」
ロラン「間違いなくそうだと思います。いったい彼らはどの様にして通じ合ってるんでしょう?」
コウ「それこそ俺に聞くな。気味が悪いというより思いっきり変だ。どう見ても」
シャクティ「あの人達おかしいわ!」
ロラン「あぁシャクティ、いつの間に!っていうか・・・」
コウ「お前が言うかぁっ!」
>>213 挿絵ドゾー。
|⌒`ヽ
|,W 、W
|・ω・ノオチャ...?
|==-、
|ヽヽヾiオチャサメチャイマシタ
|´∀`ノ旦旦旦
|_||つ ̄ ̄ ̄
|,j,ふヽ
|゚ 。゚リ,)…。
|⊂ヽノ
ソシエたんも活躍させてくれえ。
フランの方も好きだけど。元気娘好きだ。
兄弟宅、朝。玄関にて、
アムロ「それじゃ、出張の間。家の事は頼むぞ、シロー」
シロー「任せとけって(次男の役目、果たしてみせるさ)」
アムロ家を出る。
それから10分後、
ロラン「本当に僕。修学旅行に行っていいんですか?兄さん達もアルも居るのに……」
コウ「大丈夫だよ!心配しないで行っておいでよ」
ロラン「けど……、色々心配ですし……、僕、やっぱり残りますよ」
ドモン「修学旅行を楽しみにしてたんだろ?いいから、行って来い!
数日間、俺達だけでもどうとにでもなる。ほら」
ロラン「そ、そうですか……、なら……」
玄関前で、シーブック。大きなバックを持ちながら「ロラン!早くしろよ!!」
ロラン「は、はい!行きますよ!!……、じゃ、家の方、宜しく頼みますね。
あ、あとソロソロ集金も来るかもしれないんで……」
ドモン「分った。分った。いいから早くいけ!」
外から玄関を開け、ジュドー「ロラン兄さん早くいこうぜ!」とロランの腕を掴み
ロラン「わ、わぁ〜〜。それじゃ、行ってきますぅ〜」ジュドーに引き摺られて家を出る。
コウ「やっと行ったね」
ドモン「ああ、アイツも心配性過ぎる。俺らも子供じゃないのになぁ……」玄関に立つ二人、
シロー「俺もそろそろ出る。今日は早めに帰るからな。皆が居ない分、お前等もシッカリ頼むぞ」
コウ「分ってるよ(僕は大丈夫だけど、ドモン兄さん心配だよね  ̄ー ̄)ニヤ )」
ドモン「任せておけ!(俺と違い、コウは心配だがな  ̄ー ̄)ニヤ )」出かけるシローを見送る。
アムロは会社の長期出張、
カミーユ、シーブック、キラ、ヒイロ、ガロード、ジュドー、ウッソ等は修学旅行へ、
(前スレpart5の修学旅行、修学旅行宴会ネタを参照)
家の留守はシロー、ドモン、コウ、アルが守る事に、
こうして、今日から少しの間、『シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番』が始まります。
兄弟宅、夕方、
アル「ただいま〜〜〜!!」
ドモン「おう、帰ったか」
アル「あれ?……(少し違和感を憶え)あ、そっか!、今日から皆、修学旅行で居ないんだよね」
ドモン「そうだ。だから俺が家に居る」居間に寝転び、TVを見て、尻を掻きながら、
アル「え〜〜〜〜っ、ドモン兄ちゃんは何時も居るじゃん!」
ドモン「な、何だとぉ……(子供の癖に痛い処を突いて来る。試合以外はトレーニングと言っても
一日数時間だからな。案外俺が暇しているのをアルに見破られていたとは)」
一瞬にして居間に緊張感が走る(ドモンが一方的に焦っていただけ)
暫くして、コウとシローが帰宅。
コウ「ただいま〜〜〜っ。あ、(居間のドモンとアルを見て)アル、帰ってたのか。
(鞄を居間に置き)……さぁ、シロー兄さん。これからどうするの?」
シロー「よし、いいか(他の三人を見回し)俺とコウはこれから買い物に行く。
ドモン、お前は残って風呂を沸かせ、ついでに炊飯器で飯炊きも頼む」
ドモン「分った」
アル「僕も買い物に連れていってよぉ」シローに縋りつく、
シロー「分ったよ。但し、お菓子は買わないぞ」
アル「うん!分ってる!」
コウ(シロー兄さんは口だけで、アルには甘いからな……。アルもアルで甘えるタイミングを心得てやがる)
シロー、コウ、アルの三人は近所のスーパー。カミオンへ、夕食の為の買出しへ出かけた。
スーパー。カミオン店内、
このスーパーは契約農家から直接買い付けた有機栽培野菜を販売しているのが特色。
ウッソの所属する学園の園芸部リガミティアも、社会実習の一環として、
部室の温室で育てたハウス栽培の果物を偶に、卸す事もあり、ウッソとは顔見知りの仲。
良質の野菜を安く買えるのと、ウッソとの繋がりもあり、ロランはこの店のお徳さんだった。
オリファー店長「イラッシャイませ〜〜。アレ?(以外な顔)今日はロラン君じゃないの」
シロー「ええ、そうなんです。チビ共はコイツ以外(アルの頭を上から軽く押し込んで)修学旅行に出てて」
オリファー店長「そうですか。修学旅行ねぇ。ロラン君もやっぱり学生なんだなぁ…」
シロー「え?」
オリファー店長「いやぁ〜〜。何時も関心してたんですよ。彼の事は。独りで頑張ってる。
まるであの家のお母さんみたいだってね。本当に出来過ぎた子だなぁと思っていたんですよ」
シロー「ええ、そうですね。だから、この際、良い機会だから羽根を伸ばして欲しいと思ってます」
雑談している二人を尻目に、コウは独り、お菓子コーナーへ
コウ(最近の食玩のオマケはオマケの範疇を超えてるよなぁ……。おお、これなんか、凄い造形!
昔の貧相さが懐かしく思える位に、最近の食玩の進化は凄いなぁ)
棚に置いてる食玩を見てると、
シロー「コウ!何処に居る?手伝えよ!」
コウ「あ、やばぁ!」渋々、シローの元へ、
カートを押し、店内を回る。コウとシロー
シロー「と……、そういえば、献立決めてなかったなぁ……。何を買ったらいいやら」
コウ「人参が入ってなきゃ何でもいいよ」
シロー「コウ。お前なぁー……。(暫く考え)よし!取り敢えず、人参は買うぞ!」人参の袋を一掴み、カートに入れる
コウ「え?Σ(゚д゚;」
シロー「好き嫌いは許さん。お前もそろそろ人参嫌いから卒業しろよ。アルだって食べられるんだぞ」
コウ「に、兄さん、酷いよ……何も今日じゃなくても……」
シロー「いいや!今日は人参をタラフク使う料理に決めた!」
コウ「……。(´・ω・`) (シロー兄さん、兄弟の中でも特に俺には兄貴風吹かすんだよなぁ……)」
兄弟宅、風呂場にて、
ドモン「ええと……、このまま、水を出し、風呂釜のスイッチを入れるんだよな……」
風呂釜の掃除を終え、水を注いでる。
(風呂釜掃除がこれ程大変だったとは……、ウチは13人兄弟だからな。
毎日洗っているロランは、さぞ大変だろう……こうやって自分でやってみると有難味が分る)
ドモン「良し!次は飯炊きだ」
台所、
ドモン「そういえば、俺、飯を炊いた事ないんだよな……、さて、どうする……」
(修行中、野宿はするが、飯盒炊飯などの洒落た事はやった事が無いのだった)
台所の棚を探すと【毎日のおかず100選】との料理本があり、ページを捲ってみるも。
基本的な料理の方法、炊飯器でのご飯の炊き方等は載っておらず……。
ドモン「………。こうなったら、イチかバチか!己の感性の赴くまま、実行するのみ!
(米びつから米を取り出し)くっ……。量が分らん!!4人分ってどの位だ?
(暫し迷い)まあ、適当でいいだろ。(炊飯釜に適当な量の米を入れ)
これで水を張るんだよな(炊飯釜に水を注ぐ)うん?水が濁る……。これでいいのか?
(ハッ!と手を打ち)あ、そういえば米は炊く前に洗うんだった!(昼の料理番組で見た、欠片の知識)
ふふ……っ。危うく失敗する処だった」一々緊張しながら台所に立つドモン
スーパー。カミオン店内、
アルはお菓子コーナーの棚から持ってきたお菓子を抱え、店内に居るシローとコウを探す。
アル「どこに行ったんだろう?」
クリス「あら!アルじゃない!」店内でカートを押してるクリス。会社帰りに寄ったらしい。
クリス「どうしたの?今日は」
アル「(略)…で、僕は兄さん達と買い物に来たんだ」
クリス「ふぅ〜〜ん。大変ね。お家のお手伝い、ご苦労様」
アル「う〜うん。平気だよ!(鼻息を粗く)」
クリス「まぁ、頼もしいのね(微笑)」
店内のシローとコウ、生鮮食肉コーナー、ガラスケースの前、
シロー「あとは肉でも買うか……」
コウ「兄さん、やっぱり人参は辞めようよ」
シロー「う〜〜ん、豚と牛。どっちがいいものやら」
コウ「兄貴ってば!」
シロー「牛は又、危ないとかニュースで聞くし、豚かな?……ねぇ、その豚バラ肉くれない?」
ストライカー(食肉コーナー店員)「ハイ!如何程包みましょう?」
シロー「そうだね。4人だから……1kgもあれば十分かな?」
ストライカー「へぇ、そんなに?、何、作るんです?」
シロー「豚バラ肉と人参の煮込み(←どんな料理だよ!)みたいなモノをね。作ろうと思ってる」
ストライカー「じゃ、4人だし、800gでも十分過ぎる程ですよ」
シロー「そうなんだ……。コッチは弟任せで馴れてないからなぁ。じゃ、ソレでいいや」
ストライカー「毎度!今、包みますね」
コウ「……。(´・ω・`) (シロー兄さん、無視ですか……あくまで人参を入れるのね)」
コウ「アル。何処に行った?(店内を見回し)アルーーー!!、あ!……」
アル「あ!、コウ兄ちゃん、クリスも来てたんだよ」アルとクリスがこちらに来る
クリス「こんばんわ、コウ君。アルから聞いたわ。お留守番……、大変よね。ロラン君が居ないと」
コウ、顔を赤らめて「い、いやぁ……、そんな事ないですよ(何時見ても綺麗な人だな。こっちが緊張する)
僕とシロー兄さん、ドモン兄さんも残ってますしね。なんとかなりますよ」
アル「僕も居るよ!」
コウ「お前は唯、買い物に付いて来ただけだろうが」
アル「そんな事ないよ!僕だって役に立つよ!」
コウ「ああ、分ったよ、あの、クリスさん、今日は……」と、アルを手で押しのけ、クリスと会話を続ける。
アル「(子供扱いされ、イラつき)僕だって頑張ってるんだぞ!」
無視された腹いせにコウのスネを蹴り上げ、逃げるアル。
コウ「くぅ………、痛えぇえええ。畜生」その場に屈みこむ
クリス「あの……、大丈夫?」
コウ「(涙目)だ、大丈夫です……。くそぅ、アルめ……」
クリス「兄弟で仲が良いのね(微笑)」
コウ「そんな事!今だって見たでしょ……、痛てぇ…。
アルは他の兄弟の前だと猫被るくせに、僕の前だと全然可愛くないんですよ。僕、アイツに嫌われてるみたいで」
クリス「そんな事ないと思うわ。アルはコウ君に認めて貰いたかった、コウ君が好きなのよ」
コウ「……そうですか?」
クリス「そうよ。何か……、私がお邪魔しちゃった感じがするな、御免なさいね」
コウ「そんな事(レジの方を見て)あ、シロー兄さんがレジに!すいません。行かないと!それじゃ」脚を引き摺りながら去る
クリス「焼けるなぁ……、兄弟かぁ(呟くように)一人じゃ……生きていけないものね…」
スーパー。カミオン店内、レジにて、
シロー「お、コウ。お前、何処に行ったんだよ」
コウ「御免……。兄さん(シローの隣にいるアルを睨む)」
シロー「あ、丁度良かった。このまま列に並んでてくれ。すぐ戻る」
コウ「あ、ハイって……、僕お金持ってないよ!」
シロー「すぐだからさ!」食品棚の方へ走るシロー、
レジの列に並んで待つ、コウとアル。二人共無言。
コウ(さっきのマッケンジーさん。アルが俺の事、好きだっていったよな……。アレ、どういう意味だ?
しかし、痛い…。畜生。アルめ、本気で蹴りやがった。モンシア先輩のタックル並だぜ)
アル「(コウを見上げて)サッキは………。御免ね」
コウ(なんだ?コイツから謝ってくるのは珍しいな………)
アル「痛かった?」
コウ「ああ。(何か気味悪いな)けど、俺はラグビーやってるんだぜ。これ位は全然、平気さ」
アル「なんだぁー、心配して損しちゃったよ」
前の客がレジ会計を終え、
ネス(レジ係店員)「次のお客様。どうぞ」
コウ「あ、ハイ!」
シロー駆けつけて来る「ハァハァ、ご免。待たせた」買い物籠にカレー粉を入れて、
ネス、レジ打ち「(略)…一点、ガンダムラムネ一点、…(略)…」
シロー「お前(コウを見て)又、オマケ付きの菓子を(ガンダムラムネ、食玩)……」
コウ「ち、違うよぉ!僕は入れてないよ!」
アル「それ、僕が入れたんだ」
シロー「なんだ?アルだったのか、しょうがないなぁ……。今日だけだぞ」
コウ(シロー兄さん、毎回同じ事言って、甘いなぁ……)
ネス「合計で\3487になります。」
コウは知らなかった。
先程の罪滅ぼしに、と。アルがコウの好きそうな食玩をコッソリと買い物籠へ入れた事を
スーパー。カミオン入り口前、ガチャポンブースにて、
(コウの密かな趣味?としてガンプラ集めの他、食玩集め、
ガチャポンHGシリーズのコンプリートが在る。と、しときます、このネタ内では)
なので、ガチャポンが目につくと必ずコインを入れる習性があるコウは
買い物帰りに寄るのでした。
ガチャポンケースを開けつつ、
コウ「このVGシリーズは新入荷なんだよね。と、さてさて……(中身を見て)
をを!Vガンダムだ!!良かったぁ〜『コンティオみたいなダサイ』の、じゃなくて、ガンダムが出て」
クロノクル「オイ!そこのお前!それを(Vガンダム)気軽に
ガンダムなどと言うな!ヴィクトリータイプと呼べ!!」
と、一言と言うとその場から去る。
コウ「(;゚Д゚) ハァ? 」
(何?このマスク男?……、ディープなマニアは怖いなぁ。着いて行けないや……)
兄弟宅、
シロー、コウ、アル「ただいまぁ〜」
ドモン「おう!待ってたぞ」
シロー「ドモン、風呂と飯はどうか?」
ドモン「完璧だ!」
シロー「よし、アルは先に風呂に入れ。食事は俺が作る!」
台所、
ドモン「兄貴、何を作るんだ?」
シロー「最初は【豚バラ肉と人参の煮込み】を作ろうと思ったんだが、
それじゃ、どんな味になるかワカランし、
丁度、玉葱とじゃが芋も家に余ってる、カレーを作るつもりだ。
レジに並んでる時に閃いて、カレー粉も買ってきた」
ドモン「カレーなら失敗は少ないだろうな」
シロー「ああ、但し、俺の特製!人参山盛りカレーだ!なぁ!コウ!!」
コウ「……。(´・ω・`) (シロー兄さん、無理に人参を増やさなくてもいいんですが)」
風呂場の方から
アル「わぁぁああああ!!」
兄貴三人「どうした?」
アル、真っ裸で居間まで来る「お風呂、冷たかったよ!」
シロー「ドモン!お前!風呂沸かしたんだろ?」
ドモン「そうだ!!俺はちゃんと水を入れて……(ハァ!?もしや……)」
コウ、風呂場に行き「風呂釜のスイッチが入ってないよ!ドモン兄さん」
シロー「ドモン〜〜〜っ、(呆れた顔付きで)お前は風呂もマトモに入れらないのか?
キングオブハートが聞いて呆れるぞ」
ドモン「……そ、そんな馬鹿なぁぁぁぁぁああああああ!!!」
確かに風呂釜のスイッチは入っていなかった…。
ドモンは風呂の用意をしながら、次に行う飯炊きの事を考えていた為、為、
すっかり、スイッチを入れる事を忘れていたのだ。
普段し慣れない事とは言え、凡ミスである。
ドモン「そんな……、俺が……、こんな凡ミスをするとは……未だ未だ修行不足と言う事か」その場で平伏す、
シロー「まぁ、いいさ……( #・∀・)
風呂が沸くまでは、先に飯にすればいい。コウは野菜の皮剥きを手伝ってくれ」
アル「僕もやる!」
コウ「いいから、お前は早く服着ろよ!何時までも裸だと風邪引くぞ」
シロー「今日は普段発揮出来ない、俺のオーバスキル!出させて貰う!!(密かに料理好き、上手くは無いが)」
コウ(シロー兄さん、目が燃えてる……。これで人参さえ入ってなかったらどれだけいいか……)
一時間経過…、
豚肉、玉葱、じゃが芋、特に人参が山盛りに入ったカレーが完成。
シロー「出来たぞ!(ロランのに比べると数段落ちるが、まぁギリギリ合格点かな)」
アル「やっとだよ!僕、お腹ペコペコ」
コウ「……お腹は減ってるけど(´・∀・`)(…やっぱり、人参山盛りですか)」
ドモン「……。(´・ω・`) 」先程の風呂釜の件を気にしてるらしく沈み気味。
シロー「(ドモンの沈み振りを見て)ドモン。お前は何時までもクヨクヨすんな。
ホラ、飯でも食って元気だせよ!……そうそう。飯はお前が炊いたんだよな。
お、ちゃんと炊けてるじゃないか!!」
ドモン「……ああ」
シロー「見ろよ!ドモンが炊いた白いふっくらしたご飯。綺麗に泡立って……って、え!!
……臭いも………ん!?、なんだ……、こりゃ!!」電気釜を開けて中のご飯の異変に驚く。
アル「変な臭いがするよ。このご飯………、うぇぇええええっ」
コウ「飯が泡立ってる……。しかも普通と違う妙な照りも入ってるし」
シロー「ドモン!?これはどうやって炊いた?」
ドモン「……可笑しいな、ちゃんと洗ったのに……、未だ洗い足りなかったのか?」
シロー「ドモン、洗った……、って……」
ドモン「あそこにある奴で(流しを指して)丁寧に洗ったつもりだが……」
コウ「って、兄さん、ママレモンで米を洗ったのを!?」
ドモン「……ああ、そうだ。いけなかったか?」
シロー「アホかぁああああ!!!、何処の世界に、洗剤入れて米洗う馬鹿が居るんだよぉぉおおお!!!」
ドモン「………………。(し、知らなかった)....(;´Д`)」再び、平伏す、
プルプルプルプル〜♪プルプルプルプル〜♪。電話が鳴る。
プルプルプルプル〜♪ガチャ。
シロー「ハイ。もしもし……。を!ロランか!!」
ロラン、修学旅行先のホテルロビーの公衆電話から「シロー兄さん、どうも」
シロー「そっちは楽しくやってるのか?」
ロラン「ハ、ハイ。色々と、面白いですよ(宴会を抜けて電話してるなんて、言えないもんなぁ)」
シロー「そうか、十分、楽しんで来いよ」
ロラン「そっちはどうです?キチンとご飯食べてます?アルは歯を磨きました?」
シロー「うっ!(少し言葉に詰り)まぁ…、その…、イラン心配はするな。
これから飯を食う処だ。忙しいんでな。それじゃ」ガチャ。受話器を切った。
ツーツーツー……。ツーツーツー……。
修学旅行先ホテル、ロビーにて、
ロラン「わぁ、イキナリ切るなんて……、シロー兄さん。幾ら、長距離電話だからって
もう少し話したかったなぁ……。本当に家の方、大丈夫なんだろうか?」
受話器を置きながら暫し、家の事を心配してしまうロラン。
ソシエ、ロビーのロランを見つけ「こら!馬鹿ロラン!!途中で抜け出すとは何事よ!」
ロラン「あ、ソシエお嬢さん!」
ソシエ「アンタはウチの使用人なんだから、宴会も同席して、付き合うものでしょうが!」(顔赤い。酔ってる)
ロラン「あわわ……(先生達に見つかるとヤバイや)そ、そうですよね。
ハイ…、さ、ソシエお嬢さん。お部屋に戻りましょ」ソシエを引っ張り、
ソシエ「大体ねぇ!使用人の癖に主人を放って、何処へ電話してんのよ!」
ロラン「い、家ですよぉ〜〜。もう、こんなに酔っちゃて……」
酔って益々、虎になるソシエにクダを巻かれる、修学旅行先での宴会最中のロランだったのです。
兄弟宅、
コウ「シロー兄さん、今の電話、誰?」
シロー「ロランからだ。あいつも心配性だな……。全く」
コウ「今日の事、話したの?」
シロー「話しても心配させるだけだろ(ちゃぶ台でカレーをよそり)だから、何も言わなかった。
さぁ、お前等も食べろ。飯は無いがな……」
アル「ドモン兄ちゃん、倒れ込んでるよ」
シロー「無視しとけ、暫くすれば元通りになるさ……(カレーだけ盛付て、アルに渡す)さぁ、食えよ」
居間で、黙々と食べる三人とその横で倒れ込んでるドモン。
シロー「どうだ?ロランみたいにはいかないが、中々、イケるだろ?
昔、警察宿舎で鍛えた腕だぞ(やや、自信ありげ)」
アル「う〜〜〜〜ん……。給食の人工蛋白よりはマシかな?美味しいよ」
シロー「こいつ!コウはどうだ?」
コウ「お、美味しいよ(人参以外はね。シロー兄さん)」
シロー「そうだろ。そうだろ。コウ。お前、もう少し人参足すか?」
コウ「え!?いいよ!!兄さん。もうイラナイよぉぉ!」
玄関から「ご免下さぁ〜〜い」
シロー「お、誰か来たみたいだ」
コウ「そうだね(助かった。これ以上人参を増やされたら堪んないよぉ)」
シロー「どなたですか?」玄関を開けて、
クリス「マッケンジーです。こんばんわ……、今日はロラン君が居ないと聞いて、
少しお節介かな?とも思ったんですけど。これを(籠を手に)持ってきました。
夕ご飯食べちゃってたら、朝ご飯にでも……、如何です?レンジでチンすればいいだけですから」
シロー「ああ、すいません。わざわざ……、有り難く戴きます」
アル、玄関に駆け寄って「クリス!」
クリス「アル!こんばんわ」
アル「クリス聞いてよぉ!ドモン兄ちゃんがさぁ……わっ」口を手で塞がれて、
コウ、アルの口を塞ぎ「(苦笑い)こんばわ、マッケンジーさん。
(シローが貰った籠の中を見て)わぁ!グラタンですかぁ!!美味しそうだな」
クリス「ええ、マカロニのです。我が家秘伝のレシピなんですよ」
シロー「今、食事中なんで、早速ご馳走になりますよ」
クリス「そうですか?嬉しいです……。あ、食事中でしたよね?
私、お邪魔しちゃ悪いので帰ります。それじゃね。アル(手を振り)」
コウ「全然邪魔じゃないですって、本当、わざわざ有り難う御座いました」
アル「じゃあねぇ!クリス!!」
シロー「この辺は変態がウロウロしてますから
(と、言ってもロラン目当てだから普通の女性は安心な訳だが)
お気をつけて」
クリス「ハイ、それじゃ。お休みなさい」
玄関を出て、一息つくと
外から家の玄関から声が漏れてくる。
コウ「アル!お前、余計な事言って我が家の恥を(ドモン)晒すような事辞めろよな!」
アル「なんだよぉ!本当の事じゃん!」
シロー「ほら、お前等、飯の途中だろが……、
マッケンジーさんから貰ったグラタン。未だ暖かいぞ。早速食うか」
コウ「美味そうだよね、これ」
シロー「俺のカレーよりも…、か?」
コウ「や、そんなは。ホラ!カレーにはカレーの。グラタンにはグラタンの美味さがあるじゃない!」
アル「コウ兄ちゃんは人参嫌いだから、シロー兄ちゃんの作ったカレーは(人参の量多め)美味しくないんだよね!」
コウ「なにを!!」
クリス、玄関外で「相変わらず……、か…。私にも兄弟が居たらあんなに仲良くなれるのかな?」
そんなこんなで『シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番』の一日目は無事、終わりを告げます。
もしかしたら二日目以降があるかもしれませんが、それは又、別のお話しと(一旦、終了)
グッジョブです。
なかなか味のある面子で笑いました。
グッジョブ!
特にネス初登場と酔っ払いソシエが俺的に嬉しかったりw
グッジョブです。
最近この四人は目立ってなかったのでかなり良かったです。
やっぱりほのぼのはいいなあ
某工業大学のディック・ルムンバ教授に来客があった。
ルムンバ「おお、君か。ささ、入りたまえ」
アムロ「ご無沙汰しています、ルムンバ先生」
アムロは工業大学に在籍していた頃、人工頭脳工学(サイバネティクス)の
研究をしているルムンバ教授に師事していた。
アムロに教えることはほとんどなかった教授は言うが、
アムロの方は恩師だと言って今でも訪ねてくる。
アムロ「先日はアルが先生の研究室にお邪魔したそうで。ご迷惑ではありませんでしたか」
ルムンバ「いやいや、こういう仕事をしているとあの年代の子供達と触れ合う機会はないからね。
いい経験をさせてもらったよ」
アルは同級生のドロシー、チェイ、テルコットと一緒に子供向けの新聞の一日記者として取材に来たことがあった。
(こんな感じ→
ttp://www.mainichi.co.jp/edu/maisho/anohito/2002/0907.html)
もっともアルは人工知能についてマニアックな質問ばかり繰り返し、
悪ガキのチェイは騒ぎ、肥満児テルコットは精密機械の並ぶ部屋でお菓子を食い散らかし、
子供向け新聞の趣旨に合う仕事をしたのはドロシーだけだった。
ルムンバ「アル君は好奇心があって結構だよ。将来が楽しみというものではないかね」
アムロ「アルは知識が偏り過ぎてるんですよ、僕みたいな兄弟にばかり囲まれてるから」
そう言いつつも、アムロは息子をほめられた父親のような照れくさそうな表情を浮かべた。
実際、アルとアムロの年齢差を考えれば親子のようなものだ。
世間話が終わると、ルムンバ教授とアムロは人工知能について話し合い始めた。
片や学会の第一人者、片や人工知能搭載の知育ロボットで成功した理系ビジネスマン。
話し合っている内容は部外者には非常に難解なので省く。
この話の途中で外から、「期限のレポートを持って来ました」と女子学生の声がしたが、二人とも話に夢中で、
教授は「そこに置いてくれ給え」と反射的に返しただけだったし、アムロも振り向かなかった。
レポートを提出に来た学生のチェーン・アギは来客がいるのに気づいたが、
彼女はルムンバ教授の研究室の所属ではなかったので、来客について詮索しようとせずそのまま帰って行った。
ルムンバ「ふう。ここらで一服しよう。ところでアムロ君、マッケンジー君はどうしているかね?」
アムロ「ええ、元気にやってますよ。我が社の開発部門で一番優秀な新人ですね。
クリスチーナにはハロの人工知能の教育をやってもらっていますが、
彼女の育てたバージョンからハロが「優しくなった」とユーザーの声がたくさん届いています。
男がやるのと女がやるのとじゃ、人工知能の性質にも違いが出るんですかね?」
ルムンバ「いや、それともマッケンジー君自身の資質ではないかな?」
アムロ「かも知れません。近所に住んでるんで、プライベートでアル達がよく世話になっています」
ルムンバ「しかし興味深い話じゃないか。人工知能に対する「親」の教育効果か。
いずれ論文でも書いて発表してもらいたいね。
こんなことなら中退する彼女の推薦文を書かずに研究室に残せば良かったよ。惜しいことをした」
(特にオチもないままで完)
「新卒社員チェーン・アギ」の設定を借りて書いてみました。
ディック・ルムンバ教授は、ポケ戦でアレックス開発の関係者として登場した車椅子に乗った黒人の学者からです。
シャア「ロランたんハァハァ」
グエン「ああ、愛しのローラ!」
コウ「また来たよ、しょうこりもなく」
アムロ「行け、ドモン、ヒイロ!」
ヒイロ「任務、了解」
ドモン「どぉぅりゃぁぁぁ!」
***
アル「ねえ、なんであの二人をいつも追い返すの?」
カミーユ「ロランに手を出そうとするからだろ」
アル「なんで手を出しちゃいけないの?」
カミーユ「なんでって…ロランは男だし、変態仮面の方は女装ローラにロリ妄想して
いる奴だし…」
アル「なんで男だとだめなの?」
カミーユ「それは…えーと…。他の兄さんの方が詳しいから、そっちに聞いてみろ」
ジュドー「答えられないから投げたな」
カミーユ「うるさい」
アル「じゃあ、コウ兄ちゃん。なんで?」
コウ「え!?」
シーブック「よりにもよってコウ兄さんに聞くのか」
アル「あの人達、ロラン兄ちゃんが好きだからくるんでしょ?なんでそれが駄目なの?」
コウ「え、えっと。よ、世の中にはな、許される恋愛とそうでないものがあってな。
普通はなんというかこう、お、おしべとめしべの組み合わせ通り…」
シーブック「だめだこりゃ」
ウッソ「説明してる本人も混乱してるしね」
シロー「恥ずかしいからって保健体育の教科書の生殖のページを
糊で封印してたような奴に説明させるのが、そもそもの間違いだな」
ガロード「うわ、ダサっ。本当かよ、それ?」
シロー「俺から糊を借りてやってたんだ」
コウ「ち、中学の頃の話だろう!?」
ジュドー「中学でも十分情けないよ」
コウ「ぐ…」
アル「うーん、コウ兄ちゃんの説明、よくわかんない」
カミーユ「そりゃそうだろうな」
ガロード「いきなりおしべとめしべだし」
コウ「え、えーと…」
キラ「あ、アル…。他の人に聞こう?コウ兄さん、変な汗かき始めちゃったし…」
アムロ「まあ、これ以上はただのイジメだな。
コウ、お前は後で保健の教科書をジュドーにでも借りて勉強しておけ」
ジュド「保険の教科書だけはマーキングも書き込みも完璧だぜ!」
ウッソ「それもどうかと思うけど」
コウ「とほほほほ」
アル「ヒイロ兄ちゃんはどうしてあの人達を追い払うの?」
ヒイロ「任務だからだ」
アル「任務」
ヒイロ「任務に疑いを持ってはいけない」
シーブック「うまく責任を逃れたな。任務って便利だ…」
カミーユ「いや、本気で言ってるだろう、あれは」
アムロ「うーん、しかし、アルにはまだそういう趣味を理解するのは早いし、
かといって放っておけばマイノリティーに対して差別意識を持ちかねないし…」
ドモン「(ドカドカ)おい、風呂あがったぞ。次は誰だー」
ロラン「ドモン兄さん、タオル1枚でフラフラしないでください。あと牛乳パックの直飲みも…」
ドモン「全部飲むから問題ない」
ロラン「飲み過ぎると乳牛になりますよ」
ドモン「そうなのか?闘牛ならともかく、乳牛は嫌だな」
ロラン「家では乳牛を飼う余裕はありませんからね」
ドモン「そうか、困ったな…。そうだ、∀の胸部に間借りして…」
アムロ「何あんぽんたんな会話をしてるんだお前らは」
キラ「物を考える空気じゃなくなっちゃった…」
ドモン「ん?会議中だったのか?」
シーブック「いや、会議ってほどのモンでもないけど」
カミーユ「ドモン兄さんじゃあ参加しても無意味だろ」
ドモン「何おう!?」
シロー「いきなりケンカをするな、お前ら!」
アル「ねえドモン兄ちゃん」
ドモン「なんだ?」
アル「兄ちゃん、さっき仮面の人たちを吹っ飛ばしてたでしょ」
ドモン「ああ、今日はいつになく飛距離が出てたな」
アル「あの人たち、どうして追い返さなきゃならないの?」
ドモン「うん?」
ガロード「アル、ドモン兄貴には聞くだけ無駄だぞー」
ジュドー「コウ兄さんより向いてな…」
ドモン「簡単なことだ」
ウッソ「…へ?」
ドモン「あいつらが押し掛けてくることをロランは迷惑に思っている。だから追い返した。それだけだ」
一同「…………」
アル「ロラン兄ちゃん、迷惑なの?」
ロラン「うーん…、悪い人たちじゃないんだけど、家にまで来るのはあまり有り難い事じゃない…かな?」
アル「そっかぁ。相手に迷惑をかけちゃあ駄目だよね」
ドモン「そうだ。お前も他人の気持ちを考えて行動するんだぞ」
アムロ「…そうか、そう説明すれば良かったのか」
シロー「目から鱗が落ちた気分だ…」
ウッソ「ドモン兄さんが輝いて見える…」
シーブック「俺達は難しく考えすぎてたんだな」
カミーユ「単純が功を奏したって事だ」
ジュドー「…にしても、ドモン兄さんに『他人の気持ちを考えろ』って言われてもなー」
ガロード「あんま説得力はないよな…」
ドモン「何か言ったか?」
ジュドー・ガロード「いえ、何も」
1月○日(晴れ)
今日も仮面の人とおんぞうしの人が家に来ました。
そして、ドモン兄ちゃんとヒイロ兄ちゃんに追い返されてました。
そして、ドモン兄ちゃんに「めいわくをかけるのはいけないことだ」とおそわりました。
そして、ぼくはあの人たちもロラン兄ちゃんの気もちを考えて行どうすれば
追い返されないのになとおもいました。
***
シロー「ふと思ったんだがな。さっきお前『ロランが迷惑がっているから』って言ったよな」
ドモン「言った」
シロー「もしそ、だ。もしも仮に、何かの拍子にロランがあいつらを容認する様なことを言ってしまったとしたら…」
ドモン「決まっている。恋愛は自由だ。ことわざにあるだろう。『人の恋路を邪魔する奴は』…」
シロー「それはことわざじゃないだろ」
アムロ「そもそもお前にはあれが恋愛に見えるのか?」
ドモン「違うのか?」
シロー「少なくとも、お前が思うような崇高なものとは違うだろう。大分歪んでいるぞ、あいつらのは」
ドモン「そうなのか?」
アムロ「お前も、コウと一緒に勉強しなおしてみた方がいいかもしれないな…」
終
243 :
:03/01/24 22:35 ID:???
ドモンが珍しくカッコ良く〆たと思ったらオチにワラタよ
ドモンは結局ドモンなのだなとしみじみとオモタよ
245 :
山崎渉:03/01/24 22:58 ID:???
(^^;
グッジョブ。教科書の生殖の部分を見ないようにしながら糊で封印するコウを想像してワラタ。
きっと家庭科のにんじん料理のトコも封印済みだろうな…
248 :
転校生:03/01/24 23:39 ID:Sas6rUg/
アルの学校に転校生がやって来た。
名前はマリーメイア、おすまし顔にベレー帽がチャームポイントの可愛らしい女の子だ。
大いに色めき立つ男子達。女子達のほうはなんとなく面白くない感じで静観している。
だが彼女が自己紹介を始めた時、事態は一変した。
マリーメイア「私、亡きトレーズ・クシュリナーダの娘でマリーメイアと申します。愚かな
アースノイドの民草を善導すべく日々勉強しております。私の養母が申しますに、世間を
知るには高級階層の方々とお付き合いするだけでなく、下々の貴方方のような底辺の生活レベルの人達と
接するのが一番です、との事ですので、ほんの短い間ですが皆様と共に勉学致しまして、早く山の手のスクールに戻りたいと思います。
まぁ、宜しければどなたともお友達になって差し上げても良いかと思っております。よろしく。」
やんややんやの大騒ぎだった教室の中が、今は水を打ったようにシーンと静まり返っている。
先生などはこれをどうフォローしていいのか分からず教壇でオロオロしていた。
アル「・・・何だかとんでもない子が来ちゃったな。」
その時、教室の天井裏からぼそりと、誰にも聞こえぬ声で一人ごちる者が居た。
影の声「任務・・・難航・・・」
歯医者さん氏んだんかいw
同年代のミネバと対決させてみたい子だな。
フレイの機体がヴァサーゴCBって・・
あまりにはまりすぎててワロタ。
是非、ガロードとのRund2を(w
253 :
小ネタ:03/01/25 01:07 ID:???
朝。
13兄弟の家では毎朝ちょっとした戦争が勃発する。
家屋の一角に位置する小さな部屋。俗にトイレと言われる場所である。
ジュドー「くっそー!誰だよ、今入ってるのは!!」
アル「もれるー」
ガロード「中の奴、今すぐ出ろ!続きは学校でやれ!」
シーブック「大体、誰が入ってるんだ?兄さん達は居間で見かけたし、ロランは台所だし…」
ザバーッ
アル「あ、終わったみたい」
ジュドー「出てきたら首絞めてやる!」
ガチャ
ギンガナム「絶好調である!」
一同「お前かーっっ!!」
>>253 ウッソの畑の肥料になるとか言って、野グソしてる奴がいるかもよ。
絶好調と月光蝶をかけたのか・・・(w!
ロランが出てくるときにいつも便座が下がっているので
(単に女性が居る家で働いているので礼儀として習慣になっただけ)
性懲りも無く性別に疑いを持ち出すドモン。
このスレのドモンも、10歳頃に東方不敗に弟子入りして音信不通だったのだろうか。
(10年ならギリギリでアル誕生に間に合うし)
>>257 が、難しい事は考えられないので
次の日には忘れてる、ドモン。
アムロは会社の長期出張、
カミーユ、シーブック、キラ、ヒイロ、ガロード、ジュドー、ウッソ等は修学旅行へ、
(前スレpart5の修学旅行、修学旅行宴会ネタを参照)
家の留守はシロー、ドモン、コウ、アルが守る事に、
はてさて四人はどうなることやら…
(
>>218-232の設定をお借りしています)
無事、夕食も終わりくつろぎの時間
シロー「さて、食べたばかりでこんなことを言うのもなんだが、明日の朝食はどうする?」
コウ「シロー兄さんはただでさえハードな仕事だから無理言うのは悪いし、ドモン兄さんはあれだし…(炊飯器を見ながら)」
ドモン「ぐっ…しかし任せろと言えんところが情けない」
コウ「まさかアルってわけにもいかないし、僕が作るよ。」
シロー「そうか、すまんな。悪いが頼む。」
責任重大、気合を入れたコウでしたが…
翌日AM6:30
ピピピ・ピピピ・ピピピ…
コウ「んん、もう朝か…。え?六時半?またアルが目覚ましいじったな…」
カチッ
ZZZ・ZZZ・ZZZ…
同AM7:15
コウ「ふあぁぁ、目が覚めちゃったよ。まあたまには早起きもいいよね。」
居間に向かいながら
コウ「ロラ〜ン、たまには朝食の準備手伝うよ。って、あれ?そういえば昨日からロランたち…」
(僕が作るよ)(僕が作るよ)(僕が作るよ)
コウ「やばい!!すっかり忘れてた!!どうしよう。後15分もすれば兄さん起きてきちゃうよ」
慌てるコウ。しかし、米も炊いていない状態からコウが15分で何を出来るというのか、いや、出来はしない(反語)
…ピンポーン
コウ「こんな時に誰だよ…はーい、どちら様ですか〜」
玄関を開けると、そこに立っていたのは怪しげな鉄仮面の男
カロッゾ「ふはははは、お届けだ」
男は紙袋を突きつけてきた。手に取ると、ほんのり暖かい。
カロッゾ「ふはははは、昨日シーブック君から電話があってね。兄弟たちのために朝食向けのパンを4人前注文したいと。
事情はわかったが朝食にパンだけというのも味気ないと思って、出張でパンをメインにした朝食を4人前作りにきたわけだ。
キッチンをお借りしても良いかな?」
コウ「シーブックがそんな事を…。ありがとうございます。ぜひお願いします」
さすがカロッゾ、パン食にあう料理は得意らしい。馴れた手つきでサラダやカリカリベーコンを作っていく。
カロッゾ「ふはははは、上手かろう」
コウ「でも、ここまでしていただいてなんだか申し訳ない気分ですよ」
カロッゾ「何、これで君らが朝パン主義のすばらしさに気づいてくれれば安いものだ」
コウ「はぁ」(朝パン主義?なんだそりゃ。それより間に合うか?)
カロッゾ「ふはははは、詳しくはシーブック君に聞くがいい。っと、これで完成だ。ジャスト15分」
コウ「!なんで思ってることがわかったんですか?」
カロッゾ「ふはははは、秘密だ。代金はシーブック君のバイト代から差し引くことで話がついているから安心したまえ。それでは」
同7:30
シロー「おはよう。って、コウこれお前が作ったのか?ずいぶん豪勢じゃないか」
コウ「ま、まあね。約束しただろ、僕がきちんと作るって」
さすがに怪しい仮面の男に作ってもらいましたとも言えずにごまかすコウ。
シロー「これだけできるなら、これからロランがいないときはコウが朝食当番だな」
コウ「いやそれはちょっと…出来ないわけじゃないけど、やっぱりきついしね」
シロー「それがわかれば上出来だ。毎日文句も言わずやってるロランに感謝しろよ」
これがきっかけでコウもカロッゾさんのお店にちょこちょこ行くようになるのですが、それはまた別のお話
終
さすがに12時間はまずい保守。
265 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/25 19:04 ID:ukuKZwfD
このスレのキラも豹変するんだろうな。
正直、これ以上キラネタを書いていく自信なくした
別にここのキラは今まで通りでいいんじゃない?せっかく立ったキャラを壊す必要はないと思うんだけど。
このスレの質を維持する為に今日の種はスルーだ!
こんな時こそ、このスレでマターリ
まあキラがひとり変わったところで
兄弟はあまり動じないだろう
コーディより強そーナ人いっぱいいるし
>>269 確かに覚醒ニュータイプやGFにはコーディでも勝てそうにないな
>>265-269 先週からフレイの扱いが難しくなったな。
まぁキラはあまり変わってないと思う。安らぎを求めるという意味ではだが。
>>272 そんな設定、ここには無いし...(苦笑
ドモンもキラもここでは一応普通の人。一応。
決まりなんてないさ
でもあんまりメチャクチャだとヴァー
前々から不思議だったんだが、なんでネタスレと原作が同じ性格じゃなきゃならないんだ?
色々な話が競合していくなかで、性格なんて変質していく。
なんで原作云々を言い出すのかがわからない。
ロラン「ご飯なのに、廊下に突っ立って、何してるんですか?アムロ兄さん」
アムロ「振り向かないでー」
ロラン「うわ!目がいっちゃってる!おーい、みんな、廊下に集ってこーい!!」
シロー「どうした?」
ロラン「アムロ兄さんが駄目なんです」
コウ「ちょっと、事情を聞いてみようか……ふんふん、なるほど」
アル「どうかしたの?お兄ちゃん達」
コウ「ウッソとおまえは食卓に戻ってなさい」
ウッソ、アル「はーい」(ウッソとアル、去る)
コウ「どうも、アムロ兄さんはEDになったらしい」
(続く)
ガロード「なあ、EDってなんだ?エンディングテーマのことか?」
カミーユ「イ(略)って言う奴だな」
ジュドー「なるほど、燃え上がれないし、立ち上がれないガンダムになったちゃったわけか」
アムロ「オゥ、I can't help believingユゥー」
ドモン「修行が足らん!師匠にしごいてもらえ!!」
兄弟(……こいつ、絶対、EDをガンダムの機体かなにかと勘違いしてるな)
キラ「いざというときは、コンドームを重ねて、ごまかすしかないないのでは」
ドモン「(コンドームというのは新しい武器か?)そんな物を使わず、直接闘(やら)らんか!」
カミーユ「むりむり、バイアグラでも使わないと、キラ」
ドモン「(フハイアグラ、不敗胡座?むう、新しい流派ができつつあるのだな)だが、しかしっ、東方不敗の方が強い!」
ロラン「さっきから、気になっていたんですけど、ドモン兄さん、性に関する知識はどれくらい有ります?」
ドモン「師匠と一晩、議論し合うほどだ(正義に関する知識はな)」
兄弟(……)
アムロ「あんなに一緒だったのにィー」
(続く)
280 :
転校生 その2:03/01/25 23:01 ID:IDBLlrQb
アルの悪い予感は的中した。
休み時間に学級委員長のドロシーが、取り合えず校内の施設を案内するからと
マリーメイアを連れ立った。彼女等が出て行くと教室内は一斉にマリーの悪口大会が始まった。
『いばりん坊だ!』『生まれが良いのを鼻に掛けて!』『性格ブス』『下々の貴方方って、自分は何様だ』
『後でいじめちゃおうか』『しかとでも良いよね』等言いたい放題。
様々な誹謗中傷が飛び交う中、アルは一人淡々と次の授業の準備をしながら、そんなクラスの風景を眺めていた。
そこにチェイとテルコットの二人がやって来た。
チェイ「なぁアル、お前あの女どう思う!?」
アル「うーん、変わってるよね。」
テルコット「たったそれだけ?アルはあいつの事ムカつかねーのかよ。」
アル「あの程度はうちじゃいつもなんだ。僕んちって兄ちゃんの友達とか近所の人とか良く来るけど、物凄く変な人ばっかりなんだ。
大声で人のこと馬鹿にしたり勝手に上がってきてキラ兄ちゃんの朝食食べちゃったり、いきなり庭でガンダムファイトやって家壊しちゃったり・・・」
2人「うわっ、ひでぇ」
アル「それでも怒ったり喧嘩だけじゃなくて、うまくなだめたりおだてたりして何とか相手とうまく付き合っているから、
今僕はよそに転校もしないでここに居られるんだ。出ないととっくの昔にテキサス・コロニー辺りに引っ越してたかも。」
ふたり「・・・・・」
アル「だからあれくらい言われても全然気にならないよ。むしろあの子、クラスで孤立しないか心配だな。」
チェイ「俺、アルのことすげー尊敬した。」
テルコット「俺らの全く知らないところで苦労してたんだな。アルって大人じゃん。」
3人がそんな会話をしていた時、隣のクラスの女子が息を切らして掛けこんで来た。
女子「ちょっと、ドロシーとあの転校生、けんかしてるわよ!」
アムロのEDに困り果てる兄弟。突如、シャアが出現する。
シャア「アムロのバカめ!アムロの意気地無しめが!女に乗らんアムロなどもう知らん!」
兄弟「でたー!!アルプスの少女大好き男!」
シャア「というのは嘘で、君を助けに来た。この絵を見ろ」
ばーん
シーブック「なんとぉー、アムロがたった!アムロ兄さんが立った!」
アムロ「ララァはいいよね……ララァだといつでもイけるから……」
カミーユ「こんな画像、修正してやる!」
シャア「無修正よりも修正済のほうがいいとは……これが若さか」
シャア、規制を入れようとするが、アムロが止める。
アムロ「何をする!黒く塗りつぶすだなんて!貴様だって無修正がいいだろうに!」
シャア「理性のもたん時が来たのだよ。この私、シャア・アズナブルが修正しようと言うのだ」
アムロ「エゴだよ!!それは」
ドモン「ところで、なんで兄さんは絵を見てあんなに興奮してるんだ?わかるか?ジュドー?」
ジュドー「さあ?でも、ドモン兄ちゃんは裸同然のアレンビーを見て慣れているからね。おれもプルで慣れているし。
アムロ兄ちゃんにとっては珍しいんじゃないの」
ウッソ「シャクティの裸姿で見飽きてるよ、僕は」
アムロ・シャア「!!!」
(終)
アムロ、シロー、コウと年長組の3人が宇宙港の到着ロビーにいる。
シロー「ドモンの奴遅いな。兄さん、今到着した便で間違いないんだろ?」
アムロ「そのはずだ。ドモンの方が乗る便を間違えたりしていなければな」
この日は東方不敗と修行の旅に出ていたドモンが久々に帰ってくることになっていた。
季節遅れに年賀状が来るぐらいで何年も音信不通だったのが、突然帰ってくると手紙が来たのだ。
アムロ「しかしこの写真(手紙に同封されていた)だと、ドモンの奴、だいぶ人相変わったな」
シロー「20にもなれば変わって当たり前じゃないか。それよりドモンの方が俺達の顔を覚えてるかが問題だよ」
そんなことを二人が話していると、
コウ「ねえ、あれ見てよ」
展望窓からシャトルを見ていたコウが二人を呼んだ。見に行くと、コウは貨物室から運ばれる馬を指さす。
シロー「あの白い馬、見事だな」
コウ「その白馬じゃなくて隣の見てよ」
アムロ「あれか。馬体は紙で作った張り子にしか見えないし、
その下から色の違う足が二本ずつ出ているように見える。ダミーだな」
そして3人が見ていると、馬の被り物の中から人間が2人飛び出した。
片方はお下げを結った中年男、もう一人はぼろい赤マントをまとった黒髪の青年。
手紙に同封されていた写真の男に間違いなかった…。
(続くかも)
>>282 「つづくかも」なんて言わずにぜひ続けてくれ。
アムロ、シロー、コウと年長組の3人が宇宙港の到着ロビーにいる。
シロー「ドモンの奴遅いな。兄さん、今到着した便で間違いないんだろ?」
アムロ「そのはずだ。ドモンの方が乗る便を間違えたりしていなければな」
この日は東方不敗と修行の旅に出ていたドモンが久々に帰ってくることになっていた。
季節遅れに年賀状が来るぐらいで何年も音信不通だったのが、突然帰ってくると手紙が来たのだ。
アムロ「しかしこの写真(手紙に同封されていた)だと、ドモンの奴、だいぶ人相変わったな」
シロー「20にもなれば変わって当たり前じゃないか。それよりドモンの方が俺達の顔を覚えてるかが問題だよ」
そんなことを二人が話していると、
コウ「ねえ、あれ見てよ」
展望窓からシャトルを見ていたコウが二人を呼んだ。見に行くと、コウは貨物室から運ばれる馬を指さす。
シロー「あの白い馬、見事だな」
コウ「その白馬じゃなくて隣の見てよ」
アムロ「あれか。馬体は紙で作った張り子にしか見えないし、
その下から色の違う足が二本ずつ出ているように見える。ダミーだな」
そして3人が見ていると、馬の被り物の中から人間が2人飛び出した。
片方はお下げを結った中年男、もう一人はぼろい赤マントをまとった黒髪の青年。
手紙に同封されていた写真の男に間違いない。
アムロ「虫も殺せなかったドモンがああなるとは…。昔の優しいドモンに戻ってくれ、というのは兄のエゴだろうか?」
コウ「エゴだよ。それは」
(これで続く)
285 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/26 02:53 ID:vzKI+qxK
凄く遅いけど大晦日〜元旦ネタいつか仕上げたる
ロリなかんじ。
>>286 アルが本編で女だったらバーニィはガノタからロリだロリだと言われていたであろうよと言ってみる
>>289 アムロ「人の弟、しかも小学生に手を出そうなどと!」
シャア「貴様こそ、ロランくんやキラくんに続きアルくんまで女装を始めたのは、
私を誘っているのだとなんで気がつかん!(ょぅι゛ょマンセー!)」
アムロ「ロリだよ、それは!」
294 :
シャクティでちょこっと:03/01/26 23:30 ID:X7gTiSZG
コウ「おいウッソ、シャクティこの寒いのにざるで川底さらってたぞ。」
ウッソ「ええ、まずい!さっき『昔この川は蜆が売れるほど取れたそうだよ、ひょっとしたら
今でも少しは底に埋まってるかもしれない』なんて話しちゃったものだから!」
ドモン「あんな綾瀬川の一歩手前みたいなどぶ川にか!?」
カミーユ「その手の冗談が通じないと言ってたのはお前じゃないか、迂闊だぞ!」
ウッソ『ぼく、行って止めてきます!」
やがてウッソはがっかりして帰ってきた。
ウッソ「もう食べたあとでした。カラス貝をおいしいムール貝って言いながら・・・」
金髪さんに反応するアムロがみたいな
カガリとかカテジナとか
296 :
新潟県 P・N 職人希望:03/01/26 23:39 ID:X7gTiSZG
あのー、part3か4辺りで書いてた、ロラン女になっちゃったネタもう一回
やり直したいと思ってるんですけど、いかがなもんでしょ?いまさらとか、
うざいから駄目って事ならあきらめますけど・・・
>296
漏れあのネタけっこう好きだから全然OKだけど
ティファを書いてくださった皆様、アリガd。
これまでの感謝ついでに300ゲット・・・
301 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/27 09:54 ID:ULy+m7sL
>294
シャクティのキャラも強烈になってきたね(w
是非ティファとの最競演キボンヌ
シャクティの変な影響を受け始めたティファの行動に頭を抱えるガロード……(・∀・)イイ!!カモ?
大晦日ネタ…紅白も使えるな…w
紅白…歌…(謎)
紅白・・・そういやぁ、音痴ってのは原作で触れてない部分だな。
某スレではヒイロの歌が殺人的だったようだがスレ違いなのでsage
キキッ・・・バタン
マーク「ふぅ・・・前回はあらぬ誤解をうけて酷い目にあったが」
マーク「聞くところによると、うちの家族の周りには危ない輩が多く、それで
誤解されたんだな。うん、そうだろう。」
マーク「誤解を解くため、俺が兄弟だってことをしっかり認識してもらわなくては」
ピンポーン
ロラン「はーい、どちら様ですかぁ?」
マーク「よぅロラン」
ロラン「あ!いつぞやの人!」
マーク「おいおい、マークだってばさ、おまえの兄貴だよ」
ロラン「僕にはあなたみたいな兄さんはいません!お帰りください!」
アムロ「ロランどうした?・・・あ、貴様は!!」
マーク「おお、アムロ兄さん。」
アムロ「貴様に兄さん呼ばわりされる覚えはない」
兄弟一同「なんだなんだ・・・あ、いつぞやの変人」
マーク「まったく、まだわからないのかい?マークだって、ほら、小さい頃家族
でとった写真だってあるんだぜ」
キラ「ちょっと拝見・・・こ、これは!!」
マーク「ふ、ようやくわかってくれたか」
キラ「見事なまでの合成技術・・・なんて自然なんだ・・・僕だってここまでは」
ウッソ「本当だ・・・キラ兄さんの合成技術もすごいけどこれはもっとすごい・・・」
マーク「い、いやあのね・・・」
シロー「なんだおまえら、写真の合成なんて何につかってるんだ?」
キ&ウ「い、いや・・・あははは」
マーク「あのー・・・」
カミーユ「合成写真まで持ち出して、うちの家族だと偽るとは」
マーク「い、いやその・・・」
コウ「お前なんかうちの家族であってたまるか!(これ以上影薄くさせてたまるか!)」
アムロ「一度ならず二度までも・・・いいかげんにしてほしいものだな」
ドモン「我が兄弟の絆、貴様にみせてやる!!」
アムロ「いくぞ!」
アムロ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」逆シャアのνばりのパンチのラッシュ!
コウ「でぇやぁぁぁぁぁ!!」ラガーマンの必殺タックル!
シロー「銃身が焼けるまで撃ち尽くす!」前にサバゲーで使ってた銃の乱れうち!
カミーユ「暗黒の世界に返れ!!」電波
キラ「(パキーン)出てけっていってんだよ!」V−MAX発動
ジュドー「貴様ぁぁぁぁ!」オーラパワーで背後になんかでてビクーリ
ガロード「んー、いわゆるホールドアップってやつ?」遅いって
シーブック「こんなとこにノコノコくるから!」マーク必死だな
ウッソ「きっと幻覚に踊ってるんでしょう、かわいそうに」お前も踊ってたけどナー
アル「変態はこの町内からでぇてぇけーーーーーー!」鉄パイプで自動車のフロントガラスぶち壊し(30年ローンの新車)
ヒイロ「任務了解・・・破壊する」ポチッっとな。新車爆破
ドモン「うぉぉ!人の家族を偽る奴は、馬に蹴られて地獄に落ちろぉぉぉ!!!」
ヒートエンド!!
マーク「なんでだよぉぉぉぉぉ!!!!」キラーン
アムロ「まったく、困ったもんだな」
ジュドー「しかし、ドモン兄さん前回の同じだったな決めが」
ドモン「う、うるさい!」
カミーユ「バカの一つ覚えってやつだな(プ」
ドモン「きさまぁぁぁ!バカとはなんだ!せめてアホといえ!」
カミーユ「なんだ!やるのか!?」
アムロ「まったく・・・お前らは喧嘩ばかりして・・・ま、仲がいいほどってやつかな」
シロー「ははは、確かに」
ロラン「では、仲良くご飯にしましょうか!」兄弟アタックに参加しないで夕食の支度してますた
一同「おー!はははは!」
まぁ頑張れマーク
>303
Wは各キャラが歌っているCDが2枚ほど出てる。その中でもヒイロの歌は
確かにアレだった・・・
VMAX……うちの家族は…騙らせやしない!!のほうが雰囲気でるかもw
>>306 五飛もやばかった気がする…。
カトルは良かった。
>>305続き
マーク「いたたた・・・うう、なんでこんなことに」
??「やぁ、君がマーク君だね」
マーク「誰だ!」
変態仮面'S「われ等変態仮面'S!!ロランタンハァハァ(;´Д`)」
マーク「ななななんだぁ!?」
シャア「ふ、みなまで言うな、君もロランタン狙いなんだな」
グエン「家族だと偽り接近するのはいいが、もう少し考えてやらねばな」
シャア「まぁしかし、われ等の同士という訳か」
ハリー「しかし、仮面をつけていないが」
シャア「ふふ、こんなこともあろうかと!鉄仮面に仮面を作ってもらった!」
グエン「さすが、抜け目ないな」
シャア「さぁ、これをつけたまえ、これで君もわれ等の同士だ」
マーク「ちょっ、いやま、まて!」
ハリー「遠慮することはない」
マーク「あぁぁぁぁぁ!!」
シャア「ははは、これで同士がまた一人!」
グエン「マーク君、今日から君は鉄面皮を名名乗りたまえ」
マーク「そ、そんな対人赤面症な奴みたいな名前はやだぁ!」
変態仮面'S「ふはははは!」
スマソ
なんでロランばっか狙うの?
シャクティの方がいいと思うけど。
ロランは母性が強いから、シャアのロリコンでマザコンと言う特殊性癖を完全にフォローしているため
>>311 ばっかりでもない。
ラクスやキラも狙ってるし
>>309の勝手に続き
マーク「うう・・・えらい目にあった・・・しかもこの仮面外れないし(泣」
ギンガンム「ぬぅ!貴様!朝パン主義の者だな!」
マーク「ええ!?な、なんのことだ?」
ギンガナム「問答無用!いざ尋常にしょぉぉぉっぶ!」
マーク「ひえーーーー!」
シャア「なぁ鉄仮面の親父さん。作ってもらった仮面なんだが、えらくいいにおいが
していたんが」
ハリー「うむ、思わずよだれがでそうだったな」
鉄仮面「ふははは、私の職業はなにかね?もちろん、あれもパンでできているのだよ、
もちろん食べれもするぞ」
グエン「さすがパン職人、パンであれだけのものを作れるとは」
鉄仮面「ふはははは、上手かろう?」
シャア「ふっ、味の方も美味かろう、かな」
ハリー「うまいこというな」
変態仮面'S「ふははははは!」
>>313 女装キラが狙われることもあったけど、ラクスを狙う話ってあったっけ?
ロランがシャアに狙われるのは、お母やん役をしているこの兄弟スレだからこそで、
本編のロランがシャアの性向に合うかはまた別だと思う。
>>304-305 マーク「なぜこの俺を認めんのだ!映像化もされたGセイバーの主人公なら、俺も兄弟のはずだ!」
米版シャア「しょせん、生まれが違う我々は鬼子ということさ」
マーク「黙れケツアゴデブ!」
318 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/27 14:22 ID:WlBFPjDG
オモシロかったW
でもマークの説明(前回の最後の奴)は毎回入れないと
読んでるやつも「こいつ誰…?」になるかも。
>マーク再び &
>>309 >>314 の職人さん。グッジョブ!
変態sの妙な連帯感面白くなってきたyo
大晦日…。もちろん学校など…ない。ちなみにアムロ邸では大晦日前日に大掃除をすませていた。
そして、昼の食事時である。
全員「いただきま〜す」
昼食はカレーライス。昼夜兼用である。
アル「からっ…。」
ガロード「そりゃカレーだからな。」
ジュドー「ガロード、いくらなんでもそれは寒いぞ。」
カミーユ「そんな寒い洒落を言う奴は修正してやるぅ!」
ガロード「なら手本見せてくれよ、カミーユ兄ちゃん。」
ドモン「反面教師にならないといいけどな。」
アムロ「それは面白そうだ。カミーユ、いってみろ。」
カミーユ「分かった。」(とはいえ、いきなりじゃ…<ピキーン>そうだ!!)
カミーユ「そう言えば、さっきラスクを食べてるラク…」
カミーユがいきなり背筋をそらせる。カミーユの目の前を何かが通り過ぎる。
アル「つづきは〜?」
ジュドー「どうせラスク食ってるラクスさんとか言おうとしたんじゃないの?」
ガロード「何だよそれ、ツマンネー。」
ドモン(それよりも、さっき物凄い速さで窓から飛び出ていった物体が気になるな…。あの速度なら素材によっては威力は銃弾並だぞ。)
カミーユ「つまらなくて悪いかよ!!」
ガロード「お、最初といってる事が違うぞ!!」
カミーユ「御託を…修正してやる!!外に出ろ!!」
ガロード「お、やるか?いいぜ。」
カミーユとガロードが立ち上がる。
アムロ「喧嘩はやめろ!!ドモン、ヒイロ、キラ、ジュドー、止めるの手伝え。」
カミーユが地下のMS格納庫に駆けていく。ガロードはジュドーに腕をつかまれ、キラに腕を捻られ制圧される。
キラ「ほどほどにしようよ…。喧嘩は。」
ジュドー「折角の休みなんだぜ。勿体ねぇよ。」
ガロード「それもそうだな。わりぃ。」(キラ兄さんが言うと説得力あんまり無いけど、ここで下手に怒らせてもやばいしだまっとこ。)
カミーユがZに乗り込もうと、走るがドモンにつかまる。
カミーユ「離せ!あいつを…。」
ドモン「平和な食卓害する輩は…我が拳で粉塵と…」
アムロ「お前もやりすぎだ、ドモン。石破を家の中で使おうとするな!!」
ヒイロ「ドモン、動くな。今動くなら…お前を…殺す。」
ドモン「分かった。」
そして、再び落ち着いた食卓が訪れる。ちなみにこの騒動の中でアルだけは平然と食事をして食べ終わり、マイペースにも昼寝を始めている。
ウッソ「それにしても今日のは美味しいですね。」
キラ「玉葱がとろけってるしね。」
ジュドー「ちょっと辛めだけどね。」
ロラン「あ…そうだ。今日何処かへ行く人います?」
ジュドー「俺、ちょっとコウ兄さん、ヒイロやガロードと…」
ガロード、コウ「馬鹿、今は…」
ジュドー「いけね。」
ドモン「隠さなくても今日3時からの4VS4ガンダムファイトには出るぞ。運良くカミーユにキラ、ロランが出てくれるらしいからな。」
カミーユ「ファとフォウの2人にデートに迫られて困ったからね。ファのほうだけこれを利用して逃げる事にしたんだ。賞金で家計も楽になりますし。」
ロラン「賞金を家計の足しにしていいらしいので、協力する事にしたんです。勝てば家計が楽になりますし。
指輪はいい換金先を知らないんで、キラにあげますけど。」
ドモン「俺は自分を磨く為にでるからな。賞金は一切いらん。家計に回す。」
キラ「実は今日ラクスが紅白に出るようで僕はその間やる事がないから出るんですよ。早めに歌って抜けてくるにしても
人気の都合上どうしても最低限六時くらいまでは抜けられないらしくて…。
それに優勝商品の副賞の天然ダイヤの塊を掘り出して作られた指輪はラクスへのプレゼントに欲しいから。」
ジュドー「兄さんには悪いけど負けられないよ。俺も賞金欲しいしね。」
ガロード「そうそう。ティファにプレゼントを買ってあげるためにもね。」
コウ(指輪は二ナに貢ぐんだ…負けられない!!)
ヒイロ「俺は…負けない!」
ロラン「それは5時くらいに終わるから良いんですけど、夕食に間に合わなさそうな人います?」
シーブック「間に合わなさそう…というより、間に合わないけどね。明日の3時ごろまでパン屋のバイトがあるんだ。」
アムロ「朝の3時まで?何でそんな時間に…。」
シーブック「今日閉店して、正月になったと同時に3時間だけ元旦パン販売の為に開店するんだ。」
ジュドー「俺も大会が終わって少ししたらルーに誘われてるんだ。」
ガロード「俺もティファと遊びに行くから遅れるぜ。」
キラ「あ、そろそろ化粧して髪を染めとかないと…。」
ジュドー「兄さん、大会に女装して出るの?確かに会場には機体搭乗状態で行くから問題は無さそうだけど…。」
キラ「スケジュール上そうしないと間に合わないんだ。」
ロラン「キラ…大変ですね…。」
キラ「大晦日にラクスのデート発覚なんてスキャンダルが出回ったら今度はあの人何をするかと思うと仕方ないんだ。」
アムロ「又マスコミ系統が一部潰れかねないからな…。」
ロラン「ジュドー、シーブック、ガロード、キラは遅れるんですね。他は…。」
カミーユ「フォウとのデートで遅れると思う。」
ヒイロ「リリーナのボディガードの任務がある。今日は帰れそうにない。」
シロー「アイナと…。」
ドモン「その後の個人戦部門にも出るからな。遅れると思う。」
ロラン「分かりました。…皆食べ終わったようですね。では片付けますよ。」
キラ「…反応速度とスラスター最大出力リミッターを甘くして…(ry」
ガロード「キラ兄ちゃんなにやってるんだ?」
キラ「大会規定で文明破壊兵器と核は禁止されているから、ランチャーストライクにロラン兄さんが乗ってカミーユ兄さんがエールに乗ることになったんだ。
僕はソードかランチャーを使うからね。で、カミーユ兄さん用にセッティングしてるんだ。」
ガロード「うわ、そりゃ強そうだ。覚悟しとかないとな。」
カミーユ「家計の為にも全力で行かないといけないからな。」
ジュドー「ストライクくらいZZでぶったおしてやるぜ。」
そしてある程度時間が過ぎ、大会会場…。
ストーカー「大会予選も終わった所で、予選突破チームの貼り出しをしておきますので御覧下さい。尚決勝トーナメントは四時からです。」
予選突破チーム
1ゴットストライク(ゴットガンダム、ソードストライク エールストライク ランチャーストライク)
2仮面同好会(サザビー、スモー、トールギスV シグー)
2ダークネスエネミー(マスターガンダム デュエルGAS イージス ジ=オ)
3民血隊(ガブスレイ、ザクU ジン ジン)
5強化人間ズ(キュベレイMkU サイコガンダムMkU ベルティゴ サイコガンダム)
6朝パン同盟(ベルガ=ギロス F91 ビギナ=ギナ エビル=ドーガ)
7戦乙女衆(キュベレイ ガンダムヴァサーゴCB ガーペラテトラ ザンネック)
8ジャンクスピリッツ「ZZ DX W0C Gゼフィランサス」
女装キラ「仮面同好会ってまさか…」
ロラン「…絶対勝ちましょうね。負けたら拉致される…」
女装キラ「負けてたまるかぁ!」
カミーユ「始まる前からVMAX…凄いな。ところでミンチ隊って…」
ロラン「負ける気満々ですね。」
ドモン「一回戦は何とか勝てるだろう。問題は二回戦。ロランとキラにかかってるな。
俺は師匠を抑えるので精一杯、カミーユもシロッコと互角だからな。」
女装キラ「負けませんよ…ラクスにプレゼントするんだ…あの指輪を」
カミーユ「決勝は決勝で後で考えた方がいいな。それにしてもシーブックも参加していたとは…」
ロラン「意外でしたね。」
シャア「この闘い、」
クルーゼ「なんとしても勝たせてもらわないとな。」
ゼクス「そう…勝って拉致する。」
ハリー「金髪美男子にローラを手にする為に!!」
イザーク「一回戦は楽勝だな。」
アスラン「ああ。しかし二回戦は…」
東方不敗「ふはははは、安心せい。ドモンはワシが倒してやるわ。」
シロッコ「私はカミーユを抑える。その間に残りの二人を倒せば勝ちだ。」
アスラン「イザーク、最初の方キラは任せてもらえないか?お前がロランを倒した後にカミーユの方を二人で攻めれば」
イザーク「分かった。こっちは任せろ。あいつを狩った後はストライクを任せてもらうぞ。」
アスラン「ああ。」(そうすればドモンとロランは落とし、イザークが落ちても三対二。カガリに指輪を…。)
東方不敗「久々にあの馬鹿弟子とやりあうわい。」
ラスティ「俺たちだってやれるところを見せてやろうぜ。」
ミゲル「もうミンチになってたまるか!!」
バーニィ「ガンダムに…勝つんだ!!」
ジェリド(俺はミンチを極めて見せる。)
フォウ「で、あの作戦で行くの?」
プル「そう。乱反射ビーム作戦だよ。」
プルツー「四方から乱反射して降り注ぐビームならかわせるわけがない。」
カリス「頑張りましょう…。」
カロッゾ「朝パン主義の名を広める為に!!」
ザビーネ「朝パン主義の為に!!」
セシリー「店の資金を稼ぐ為に!!」
シーブック(セシリーに指輪をあげたいな…。)
ハマーン「ジュドー…私を倒してみろ!!」
フレイ「私は…キラに勝つの。そして…」
シーマ「私を捨てた事を後悔させてやろうかねぇ…。」
ファラ「鈴の音が…聞こえてくるよ。ほほほほほ」
ジュドー「初っ端から厳しいな。」
ガロード「全くだぜ。しかもあの女まで紛れ込んでる。強くは無さそうだけど執念がな。」
ヒイロ「関係ない。敵は倒すだけだ。」
コウ(出番…いっぱいあるかな。)
BRネタと同じ事に成らないように期待
エビル・ドーガがあるのにザンスパインがない。残念。
あれに乗せないと見れないカットインがあるのに……
でも期待して待ってます〜。
>文明破壊兵器と核は禁止されているから
だからと言って何故、ストライクに乗り換えるのか解らんな....
月光蝶つかえないターンAでも十分使いものになるだろうし...
何故Zのカミーユがストライクに?
ふと思った。
ストライクは何故か他の機体より
高性能な扱いされてるけど
実際たいしたことはないのでは?
Ζでも十分対抗できると思う
>>331 GジェネNEOではMkII以上Z未満て感じのスペックですた
…それがあてになるかどうかは別ですが
このまま続行される前に指摘。「ゴット」ではなく「ゴッド」。
334 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/27 21:44 ID:sFfgU4kD
続きは今日書かれるのかな。
ツヅキタノシミ♪
コウよ、何故ニナに貢ぐ(w
そうまでしても目立ちたいのか。
危うく見落とすところだったぞ。
337 :
新潟県 P・N 職人希望:03/01/28 00:04 ID:tdVIUh8J
ある土曜日の夕方、ジャンク屋のバイトから帰ってきたジュドーとガロードは何やら
荷物を抱えていた。パラボラアンテナとBSデジタルチューナーだった。
ガロード「こんな不景気な世の中にとんでもねぇお宝捨てるバカが居たもんだよな。で、ばれないように
こっそりがめて・・・」
ジュドー「店のテスター使って調べて見たら、こればっちり使えるんだよね!」
ガロード「んでもって、更に改造して・・・」
ジュドー「某有料番組局もただで見れるようにしといたんだよね!」
アル「あっそうしたら今日は土曜日だ!」
ドモン「という事はあれか!」
シロー「我々の間で密かにブームになっていた・・・」
ロラン「見れるんですね、あれが。」
カミーユ「もう土曜日の7時半に電気屋のテレビの前に突っ立ってなくていいんだ!」
キラ「あのOPがいいんだよね。」
ウッソ「僕あの歌歌えますよ!」
シーブック「おい、なら早く機械セットしちゃおうぜ。」
コウ「屋根に登らないと・・・この作業は、ヒイロ、お前にうってつけだ。」
ヒイロ「任務、了解!」
そういえば、ガトーはキンバライト基地から宇宙に戻る時に
ビッター少将から餞別に大粒のダイヤをもらってたけど、そのダイヤはどうなったんだろう。
コロニーでニナにかっぱらわれてないだろうな?
339 :
新潟県 P・N 職人希望:03/01/28 00:37 ID:tdVIUh8J
そして一時間後・・・
全ての準備を整え、兄弟sは茶の間のテレビの前に揃って正座で、その番組が始まるときを待った。
アル「ああもうドキドキする!」
ガロード「後2,3分の辛抱だ。」
ロラン「ほら、今のうちにおトイレ済ませとくんですよ。」
ドモン「あ、いかん忘れてた。」
ジュドー「ガキかよ兄貴・・・って俺も!」
コウ「ああ、目の前に、煎餅と、・・お茶・・お茶・・・」
シロー「コウ、その涙は7時半までとっとけ。」
シーブック「アムロ兄さんが居ないのが悔やまれる・・・おいウッソ!?」
ウッソ「大丈夫抜かりはありません!我々にとっては第1話ですからね、DVDの標準録画でばっちりですよ。
因みに今日は第14話だからたしかシンシ・・・」
ヒイロ「止せ、ネタばれだぞ!」
キラ「あ、NEXT PROGRAMのテロップが出た!もうすぐだよ!」
カミーユ「OP見たら一緒に歌っちゃうかも・・・」
一同「絶対駄目!」
固唾を飲んでその瞬間を待つ兄弟s、そして、その時は来た。
TV「あ、キィィンキイインゲエエイヌァアアアアア!!」
アムロ「いやぁ、土曜なのに帰りが八時過ぎになっちまった・・・皆飯は食い終わったかな。しょうがない、ロランに迷惑は掛けられん。お茶漬けでもすするか・・・
ン、家が見えてきた・・・何だ、妙に騒がしいな、歌らしいのが聞こえる・・・何をやってるんだあいつら!?」
341 :
新潟県 P・N 職人希望:03/01/28 00:56 ID:tdVIUh8J
アムロ「何やってんだお前等、大声で歌うのを止めろっ!ドモン、物干し竿を両肩に担いで部屋の中を歩くのはやめろ、あちこちぶつけるって・・・
シローにコウ、その逆えびぞりの組体操は見苦しいぞ!キラにヒイロ、家の中でスケートなど、うわっ、しかもフィギュアの大技など決めるなぁ!
それに後の者達はモンキーダンスを・・・おまえら一体何があったんだ!」
弟一同「いまかぁけるぅ、こうのういぃのちいいぃ、ゥワオ!」
アムロ「うわおじゃねえ、いいかげんにしろーっ!!!」
ポカポカポカポカ・・・・・
アムロに頭を殴られ、一列に正座させられる弟達。猛烈な説教を食らってやっと我に返った。
弟一同「どうもすみませんでした。うわおじゃありませんでした。」
もう続かん
>>338 小説版読めば分かる
0083の小説版はマジオススメ(本編より出来いいかも)
>341
変態仮面一号「甘いぞアムロ!そしてその弟たち!」
アムロ「この感じ……シャアか!」
シャア「『今賭けるこの命』の後は「うわお」ではなく「いぇー!」だ!」
アムロ「そんな、理屈!」
シャア「しかし、正しい物の見方……もとい、聞き方だ」
仮面レス変態仮面「ということでロランタンは頂いてゆく!我ら変態仮面'sの欲求不満解消のために!」
ロラン「話の前後に脈絡がありませんよグエンさん!!」
アムロ「させるかっ!」
ジュドー「くらえ!」
ガロード「ゲームでも使った必殺技ーッ!」
といいつつ、ただのパンチを繰り出すジュドーとガロード。
弟一同「アムロ隊!えいえいおー!!」
アムロ「……おいおい、俺、ヤーパン忍者か?」
おはり
うーん、初挑戦だけど職人の皆さんみたいにうまくいかないなぁ。
ガロードVSフレイ 楽しみだな。
つか、フレイにヴァサーゴって合い過ぎ(w
>>339 歌詞の聞き取りがネタになってるので、これも。
>TV「あ、キィィンキイインゲエエイヌァアアアアア!!」
サントラとかないので確認できませんが、このパートは「I need King Gainer!!」という歌詞だと思います。
したがって、最初の「あ」は「あいにぃぃど」もしくは「あいにぃ」ではないでしょうか。
346 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/28 01:59 ID:r7rVy7Mm
まずロングレンジからの撃ち合いになった。
ゾックと180mm砲装備の陸戦用ガンダムという砲撃手がお互いにいるからだ。
しかしやはりお互いに被弾は無く、サイド7の建物が崩壊してサラ地になっただけだった。
そしてシローの180mm砲の残弾が0になる。
シロー「く!弾切れか!!」
このゲームではビーム兵器は時間と共に残弾が増え、
実弾兵器は撃ち切った後にしばらく時間が経つと残弾が完全回復するが、それまで撃てない、という仕様になっている。
(余談だが、その設定はゾック等の内蔵型メガ粒子砲ならともかくビームライフルはその設定ではおかしい、
とMSオタクのコウがつっこんでいた)
アムロ「よし!180mmキャノンの弾は切れた筈だ!ヒイロ!!援護を頼むぞ!」
ヒイロ「援護指令、任務了解。敵機の行動をおさえる」
キラ「シロー兄さんは死なせはしない!!」
突如シローの目の色が変わり、正確な射撃でゾックを捉える!!!
のだが如何せん武器がマシンガン、堅牢な装甲を持つゾックの前では大して効果が無く、
逆にゾックに集中するあまりに、アムロの行動を見過ごしていた。
アムロ「直撃させる!」
キラ「くそぉ!!」
驚異的な反射速度でシールドでバズーカの弾を防ぐが爆発で体勢が崩れる。
アムロ「落ちろぉ!!」
シロー「やらせない!!!」
次弾を撃つ!という所で陸戦用ガンダムが体当たりでガンダムをふっ飛ばす。
キラ「うわああああぁぁぁぁ!!!」
倒れたところへ、キラがマシンガンを浴びせ掛ける。
アムロ「く!シールドが!?」
シールドで防ぎつつ起き上がるが、強度の限界を超したのかシールドが壊れてしまう。
シロー「一気に攻めるぞ!ガンダムさえ落とせばゾックはどうとでもなる!!」
キラ「はい!!」
キラはバーニアを吹かし空中に昇りながらマシンガンを乱射する。
シロー「貰ったぁ!!」
降り注ぐようなマシンガンの弾を必死に避けるガンダムにビームサーベルで切りかかるシロー、
しかし異変が起こる。マシンガンの援護が止まったのだ。
シロー「キラ!?」
ヒイロ「任務・・・・・完了」
キラ「こ、こんな近くまでゾックが来ていたなんて・・・・・」
自分の頭上の相手にしか使えないがその破壊力と速度は通常のメガ粒子砲を遥かに超える
ゾックの頭部メガ粒子砲がキラの陸戦用GMを貫いたのだ。
遠距離戦用のゾックが自分から近づいてくることは無い、と判断したシローとキラの作戦ミスだった。
アムロ「余所見をするな!!」
シロー「!?」
落とされたキラに一瞬気を取られたシロー、目の前に迫ったガンダムに反射的にビームサーベルで斬りかかってしまう。
しかしアムロはシールドをなくし完全に自由になった両腕のビームサーベル二刀流で
左のサーベルで受け、右のサーベルで陸戦用ガンダムを貫いていた。
アムロ「最後の最後で気を取られたな、シロー」
シロー「くそ・・・・ここまでか」
二回戦第一試合アムロ&ヒイロVSシロー&キラ
勝者アムロ&ヒイロ
アムロとアストナージが仕事の合間に雑談をしていた時、アストナージがこんなことを言い出した。
アストナージ「ニホンという国じゃ、2月の始めにその年の厄払いに炒った大豆をまく習慣があったそうですぜ」
アムロ「変わった習慣だな」
アストナージ「ニホンの古い信仰では、豆を鬼に投げたら鬼が逃げるとか信じてたんですよ。
ここでも神社で毎年豆まきのイベントやってますよ」
アムロ「厄払いに鬼に豆をぶつける、ねぇ」
微妙に東洋趣味があるアストナージに教えられて、アムロはオリエンタルなものを売っている店で
節分用の豆と鬼の面を買い、豆は神社でお祓いまでしてもらった。
オリエンタルな店でギンガナムとガトーが刀のショーウィンドーに張り付いていたり、
神社で巫女たちに何故モンキーダンスを踊っているのか聞くと、
♪ 々 〃〆ヽ
♪ ∩ Πヾ( ゚v ゚ リゝ
〇=〇 ___("_"ミ |― /_/ ノ
0(*゚ゥ゚*) ♪ |_Π_|" ((  ̄ ヽ/ /\ ♪
(( ヽ ≠ 〈 0ル゚ゥ゚i々 〆/Ξ ̄) ))
〆( ロ∫ )) (( レσレ ヘ 《__/
(_(_| τι__Γ )) 》_〉
「氏神さまに奉納する神楽」だと答えられたりした。
が、それが本筋ではない。
アムロが家に帰ってくるとドモンとヒイロがいつものように変態ご一行を追い回していた。
アムロ「何やってるんだ?」
ヒイロ「任務遂行中」
アムロ「…ヒイロ、たまには家に上げてやろう」
ドモン「兄さん、相手は敵だぞ。本気か?!」
ヒイロ「任務変更了解」
アムロ「まあお茶でも飲んでゆっくりしてくれ」
そう言って、アムロは客間に招き入れたシャア以下変態ご一行にお茶を入れた。
アムロがお茶を飲むのを用心深く観察して、シャア、ハリー、変態仮面、パーマン6号(ゼクス)らもようやく口をつける。
グエンはお茶に口をつけずにアムロに聞いた。
グエン「アムロさん、いつも追い払う我々を突然招き入れた理由をお聞きしたい」
アムロ「贈りたい物があってね。今日はこの仮面をつけて欲しい」
そう言って一行の人数分の鬼の面を見せた。変態ご一行はそれが何の面だか知らなかった。
アムロ「仮面をつけて参加するパーティーをするんだ」
グエン「ほう、仮面舞踏会ですか?」
変態仮面「それは面白い趣向だな。誘われた以上断ることもあるまい」
変態仮面とパーマン6号は自分の仮面の上からその仮面をつけた。
シャアは迷わず赤い仮面を取ったが、首を傾げる。
シャア「角が生えている」
アムロ「角なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」
シャア「…どこかで聞いた言葉だ。しかしこの仮面…」
アムロ「始めるぞ!」
そういってテーブルの下からアムロが取り出した豆で一杯の大きな枡を見て、シャアがひらめいた。
シャア「この豆、そして2月3日の日付。これはアムロ、謀ったな、アムロー!!」
しかし気づいたとて今更遅く、出入り口は全て豆を持った兄弟にふさがれていた。
兄弟「鬼はー外ー!!」
シャア「四方から豆が来る!」
鬼が追い出されて福が残り、つわものどもが夢の跡。
兄弟は夜までかかって一面豆に埋め尽くされた床を片付けた。
ディアナ「豆を投げるなんて面白い習慣ですね」
ロラン「その豆を年の数だけ食べると一年健康に過ごせる言い伝えもあるんですよ。
ディアナ様もいかがですか?」
ディアナ「よしなに。それでは19個ほどいただきましょう」
ソシエ「あたしは16個(ホントは15個だけど)」
そこへギンガナムが神出鬼没に登場。
ギンガナム「嘘はいけないなァ、ディアナ!
小生にご飯を作ってくれるロラン君に特別に教えてやろう、ディアナの本当の年齢はなァ」
ディアナ「人前でレディの年の話をするうつけ者は逝ってよしなに!鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!」
ディアナの投げる豆をギンガナムはマトリックスばりの動きで全部口で受けて見せた。
ギンガナム「豆は全て小生が美味しく頂いているぞ、わかっているのかディアナ・ソレル!!」
ハリー「ディアナ様への侮辱は許さん、ユニバァァァス!!ついでに鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!」
ソシエ「うるさいわよ。鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!鬼は外!」
ソシエと舞い戻ってきたハリーも豆まきに加わり、
ロラン「せっかく片付けたのに元の木阿弥ですよぉぉ」
コウ「この部屋は…地獄だ」
カミーユ「ここは俺の部屋でもあるんだ。それを荒らしに来る奴は許せないんだよッ!」
カミーユ「節分に客で来たディアナとソシエですが、実はまだ、二階にいるのです…」
ロラン「あの、ディアナ様にソシエお嬢さん。人の家の部屋で何をやってるんですか?!」
ディアナ「気にせずとも福の神だと思っていれば良いのです」
ソシエ「座敷童子のソシエちゃんです!」
節分からしばらくたってもディアナとソシエはロランの部屋に居座るのだが、それはまた別の話。
カミーユ「おかげで俺は部屋を追い出されて、庭でドモン兄さんとテント生活だ…」
ドモン「自然に抱かれ、星を見ながら眠る。野宿生活もなかなか良いものだろ?」
カミーユ「大きな星がついたり消えたり。彗星かな?いや違うな、彗星はこう、もっとバーッと…・゚・(ノД`)・゚・」
>>349-352 グッジョブ!
変態仮面sで終わりかと思ったところに御大将登場とは、肝を冷やさせられました(w
354 :
新潟県 P・N 職人希望:03/01/28 13:45 ID:tdVIUh8J
>>341さん、遅れたけどフォローサンクス。
>>345さん、それは知りませんでした、逝ってきます。
>>337、
>>339 >キラ「あのOPがいいんだよね。」
>キラ「あ、NEXT PROGRAMのテロップが出た!もうすぐだよ!」
…お前w
357 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/28 17:38 ID:Foo1wyKM
>>349-352 面白かったyo ギンガナムに実年齢をバラされそうになって怒るディアナ様に萌え
節分の話のエピローグ(
>>352)の設定を受けて書いてます。
とりあえず、ロランの部屋(兼カミーユの部屋)に居座るディアナとソシエ
ディアナ「私はロランのベッドで寝ますので、ソシエさんはあちらのベッドをどうぞ」
ソシエ「ディアナ様こそ、使用人ごときのベッドで寝るなんてとんでもないです。
ロランのベッドはあたしが使いますから、ディアナ様はあちらをどうぞ」
カミーユ「人のベッドを……」
ロラン「カミーユ兄さんすみません」
カミーユ「……(修正したいけど、ロラン怒らせると飯が……)」
ディアナ「ほら、あの写真を見てください(勝ち誇った様子で、ディアナの写真を指す)」
ソシエ「ムッ……、ロラン、お姉さまの写真を飾るなんてとっちめてやる」
ディアナ「あれは私です」
ソシエ「あれはお姉さまにしか見えませんけど、そんな証拠がどこに?」
ふと、カミーユのベッドを見て、ロランのベッドより広いことに気づくソシエ。
ソシエ「……しょうがないわね、年長者は敬えと言うし、あたしはこっちで我慢します」
ディアナ「よしなに」
ソシエ「(ニヤリッ)でもそっちのベッドよりこっちの方が大きいわ、ロランはこっちの
ベッドで寝た方がよさそう」
ディアナ「な、何を……やはりここは慣れたベッドでないと」
ソシエ「あたしはディアナ様より、背低いし、ベッドは大きいし、それに月の女王様と
一緒のベッドに入らせるわけにもいかないし」
ディアナ「……くっ、ロ、ロランは自分のベッドで休みますよね?」
ソシエ「ディアナ様を狭いベッドで、まさかあたしだけ一人で寝るなんて恐れ多いこと
できないわ、ロランは、こっちのベッドに来るわよね」
ロラン「え、あの……」
アル「兄さんの部屋お客さん泊まるんだ、僕のところ来る?」
ロラン「うん、お願いするよ」
ディアナ・ソシエ「ロラン?」
ロラン「女性の寝る部屋に一緒には寝れませんよ、僕はアルのベッドで寝ますので、
あまりいいベッドじゃありませんけど、ゆっくり休んでください、ではまた明日。」
ディアナ・ソシエ「……(ガーン)」
アルに敗北する福の神と座敷童子であった。
福の神と座敷童子がつぼったので、書いてみました。
カミーユのベッドが広いのは、フォウは研究所住まいって言う話があったのと、
ウッソやジュドーとガロードの様に稼いでないから金がない。
ロラン、ヒイロ、キラは彼女んちがあるし。
カミーユだけ、場所がなかったからです。
362 :
349:03/01/28 22:48 ID:???
>>359-361 ネタを使ってくれてありがとうございます。
あなたのネタを見てから気がついたのですが、
ディアナ様のAAって七福神の大黒様のAAにもコンパチで使えそうです。
.., -ー-、.
〈=◎=-,___>⌒⌒ヾ
甲 |(゚ー゚*|-| `i, 宝 ) ウチデノコヅチデスヨー
⊂llこ,円(){.,!、ノ /
|== ∪、|^|__,,,,/
〈_,〈__),ノ y'
∪ ∪
福の神 ラクス
鬼 フレイ
でも作ってみたくなったw
キラがとある事情で自室に篭ってる時に二人の訪問者w
ディアナとソシエも朝食に加わるとなっては、ロランも二人分多く用意せざるを得まい。
それでも懲りないギンガナムが来るだろうし、ハリーも護衛と称して入ってくるだろうから、
やっぱりキラの朝食は食われるのか。
361,362の職人さんの好連携(´∀`)イイ!この手の和み系のネタ。好きです。
とある休日
ロラン「そういえば、冷蔵庫の中身もだいぶ減ってきちゃいましたね。お買い物行ってきましょうか」
アムロ「買い物か?じゃ、運転手と荷物もちでもしてやるか」
アル「僕も行く〜!」
こうして三人は商店街へ…
ロラン「お肉に、お魚、お野菜にお米も買ったし…あとは食パン2斤くらい買っておきましょうか。アムロ兄さん、キースのお店にやってください。」
アムロ「あー、でもパンだったらシーブックがバイトしてる店もなかったっけ?せっかくだからそこの店に行ってみたいな。
弟の働き振りを見てやるのも兄としてな。」
ロラン「そうですか。じゃ、そっちにお願いします」
カロッゾさんのお店のそば、駐車場に車を止めて歩いている三人。
キース「よっ、ロラン。久しぶり」
ロラン「わっ!ビックリしたぁ。キース、どうしたのこんなとこで。」
キース「今日は非番でね。ところでお前こそどうしたのさ兄弟でこんなとこ」
ロラン「う、うん。それはその…」
アル「シーブック兄ちゃんのお店にパンを買いに行くんだよ。」
キース「何っ!最近うちに来てくれないと思ったら、カロッゾさんの店に入り浸っていたのか!この裏切り者!」
ロラン「いや、決してそういうわけでは…ほら、うちご飯食が好きな人多いし…わかったよ、そっちのお店でいただくよ。
アムロ兄さん、悪いんだけど車回してもらえるかな?」
アムロ「俺は別にかまわないが、なんだかこの人が納得いかないみたいだぞ。」
アムロの指さしたところに立っているのは、いわずと知れた鉄仮面。
カロッゾ「ふはははは、キース君。お客様を脅かして自分の店に連れて行くとは感心できない行為だなぁ」
キース「カロッゾさん!…脅かしてなんかいませんよ。ロランは自分の意思でこちらを選んでくれました。」
ガンダム一家はさすが13人の大家族だけあって、一回の買い物で落とす金額も非常に多い。一言で言えばいいお客さんなのだ。
ロランの財布の紐がどちらに開くか、二人とも必死である。
カロッゾ「ふはははは、それなら提案だがねキース君。お互いの作ったパンを食べ比べてもらって、
ロラン君にどちらのパンがより美味しいか選んでもらうと言うのはどうかな?」
キース「え?そんなことしなくても、ロランは…」
カロッゾ「おや?自信がないのかな?そんなことでは今回はそちらに行ったとしても次回以降どうなることやら」
キース「(カチン!)そこまで言うならやってやろうじゃないか!」
カロッゾ「ふはははは、決まりだな。それでは、こちらのお三方に題材を出していただいて、
それにあったパンを作ると言うことで良いな?工房はうちの店のを使えば良いだろう。」
キース「異存ない!」
アムロ(ははは、もりあがってるなぁ(苦笑))
アル(うわぁ!面白そう!)
ロラン(僕たちの意向は無視なんですね…)
カロッゾ「それではお三方、お題を頂戴したい」
アムロ「和風のパンなんかあったら食べてみたいね」
アル「おやつに食べるパン。」
ロラン「僕は、なんでもいいです。お二人が一番と思うパンをお願いします」
キース「よし。それではパン職人ファイト」
カロッゾ「レディー」
二人「Go!」
そして30分ほど…
二人「出来たぞ!」
カロッゾ「それでは審査をお願いする。まずはアムロ君からで良いかな?私のパンは、これだ。」
出してきたのは一見普通の食パン。
カロッゾ「納豆と味噌汁を用意してみた。一緒に食べてみてくれたまえ」
アムロ(納豆とパン?和風とは言ったが、これはさすがに…)
キース「俺はこれだ。歌舞伎揚げパン。みりんと醤油でからっと和風に揚げてみた。」
(ただの食パンに納豆乗せて美味いわけないだろ。まずは一勝もらいだな)
二人のパンを見比べ、食べ比べるアムロ。
アムロ「どっちも美味いけど、あえて選ぶならおかずと一緒に食べれるカロッゾさんのほうかな。
納豆とも味噌汁とも全然違和感が無い。ビックリだよ」
カロッゾ「ふはははは、ミルクの代わりに豆乳を入れて作ってみた。和食にあって美味かろう。
キース君。お客様の注文の裏が読み取れるようになってこそ一人前だぞ」
カロッゾ「次はアル君のご注文だね。極上のクロワッサンとこれまた極上の紅茶を召し上がれ」
キース「俺はこれだ。クイニ・プティング・アマン。中にカスタードプリンが入ってて甘くて美味しいぞ」
ぺろり平らげ満足そうなアル。
アル「プリンも美味しかったけどさ、クロワッサンのほうが大人って感じだよね♪」
キース「そ、そんな!」
カロッゾ「ふはははは、アル君くらいの年頃は、背伸びをしてみたがるものだ。特にアル君は兄弟や
マッケンジーさん、ワイズマン君など影響を与える大人が多いからな」
カロッゾ「さて、勝負はついたわけだが、せっかくだ、ロラン君。ご注文のパン・オ・アルグを召し上がれ」
キース「くぅ…」
ロラン「美味しいです。すごく。でも…」
カロッゾ「?でも、なんだね」
ロラン「不思議ですね。すごく美味しいんだけど、キースのパンはもっと美味しく感じる」
キース「ロラン!慰めは俺を余計惨めにするだけだぞ」
ロラン「キース、そんなこと無いよ。素直な感想だよこれは」
カロッゾ「ふはははは、キース君。どうやら私の負けのようだな。以前(前スレ516)私が
言ったことをそっくり返されてしまった形か。私のパンには心がこもっていなかったかな」
キース「え?そりゃ、ロランに俺の取っておきを食べてもらいたいとは思ったけど、それだけでこんなレベル差が」
カロッゾ「埋まるのだよ。本当に食べてもらいたい人のための料理は、どんな腕自慢技自慢より心に響く。
ロラン君の選択が何よりの証拠では無いかね」
ロラン「キース、本当に美味しかったよ。ありがとう」
カロッゾ「ふはははは、いい話だ。それでは負け犬は去る事にしよう」
キース「待ってくださいカロッゾさん!俺は勝ったとは思っちゃいません。いつかまた勝負していただけますね?」
カロッゾ「ふはははは、いつでもどうぞ」
その夜
アムロ「…てなことがあってね。ロランが感動して山ほどパンを買ってたから、しばらくはパン食がメインになりそうだ。」
シロー「ふうん、いい話だね。」
ヒイロ「…気持ちを込めればそれが極上、か。」
(リリーナは喜ぶだろうか…)立ち上がろうとするヒイロ
シロー「最低限食える物を作れる程度の技術は必要だぞ。そうでないとかえって相手に迷惑だからな」
ヒイロ「…了解。俺はやめておく」
おわり
>>366-372 鉄仮面って変人なのにいいひとだ・・・
なんかいいな、キースと鉄仮面の関係って
>>364に書こうとしてたネタ突っ込まれた・・・ありきたりすぎかw
375 :
364:03/01/29 02:01 ID:???
>>374 そんなこと言わず書いてくれ。
ネタはアレンジしだいでどうとでもなる。
キラが朝食奪われるけど泣かないネタを考案中
>>366-372 鉄仮面のファンになってしまいまつた
オチもイイ(しかしヒイロは何を作るつもりだったんだか…)
職人さん、ありがとう!!!
378 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/29 04:45 ID:k4Sk0bVN
ジャぱんイイ!
大晦日…。もちろん学校など…ない。ちなみにアムロ邸では大晦日前日に大掃除をすませていた。
そして、昼の食事時である。
全員「いただきま〜す」
昼食はカレーライス。昼夜兼用である。
アル「からっ…。」
ガロード「そりゃカレーだからな。」
ジュドー「ガロード、いくらなんでもそれは寒いぞ。」
カミーユ「そんな寒い洒落を言う奴は修正してやるぅ!」
ガロード「なら手本見せてくれよ、カミーユ兄ちゃん。」
ドモン「反面教師にならないといいけどな。」
アムロ「それは面白そうだ。カミーユ、いってみろ。」
カミーユ「分かった。」(とはいえ、いきなりじゃ…<ピキーン>そうだ!!)
カミーユ「そう言えば、さっきラスクを食べてるラク…」
カミーユがいきなり背筋をそらせる。カミーユの目の前を何かが通り過ぎる。
アル「つづきは〜?」
ジュドー「どうせラスク食ってるラクスさんとか言おうとしたんじゃないの?」
ガロード「何だよそれ、ツマンネー。」
ドモン(それよりも、さっき物凄い速さで窓から飛び出ていった物体が気になるな…。あの速度なら素材によっては威力は銃弾並だぞ。)
まぁそれによって外でミンチみたいになっている何処かのミゲル君は置いといて、
カミーユ「つまらなくて悪いかよ!!」
ガロード「お、最初といってる事が違うぞ!!」
カミーユ「御託を…修正してやる!!外に出ろ!!」
ガロード「お、やるか?いいぜ。」
カミーユとガロードが立ち上がる。
アムロ「喧嘩はやめろ!!ドモン、ヒイロ、キラ、ジュドー、止めるの手伝え。」
カミーユが地下のMS格納庫に駆けていく。ガロードはジュドーに腕をつかまれ、キラに腕を捻られ制圧される。
キラ「ほどほどにしようよ…。喧嘩は。」
ジュドー「折角の休みなんだぜ。勿体ねぇよ。」
ガロード「それもそうだな。わりぃ。」(キラ兄さんが言うと説得力あんまり無いけど、ここで下手に怒らせてもやばいしだまっとこ。)
カミーユがZに乗り込もうと、走るがドモンにつかまる。
カミーユ「離せ!あいつを…。」
ドモン「平和な食卓害する輩は…我が拳で粉塵と…」
アムロ「お前もやりすぎだ、ドモン。石破を家の中で使おうとするな!!」
ヒイロ「ドモン、動くな。今動くなら…お前を…殺す。」
ドモン「分かった。」
そして、再び落ち着いた食卓が訪れる。ちなみにこの騒動の中でアルだけは平然と食事をして食べ終わり、マイペースにも昼寝を始めている。
ウッソ「それにしても今日のは美味しいですね。」
キラ「玉葱がとろけってるしね。」
ジュドー「ちょっと辛めだけどね。」
ガロード「これくらいじゃまだ甘いって。もう少し濃い目で辛くないと…」
キラ「そこまで辛くしちゃアルが困るよ。…ごちそうさま。」
ウッソ「そうですよ。皆が皆辛党なわけじゃありませんし。」
ジュドー「キラ兄さん、早いな。」
キラ「これからちょっとやる事があるからね。」
ウッソ「兄さんが遅いだけですよ。御馳走様。」
カミーユ「御馳走様。」
アムロ「御馳走様。」
ドモン「うまかったな…。」
シーブック「ちょっとそろそろ向こうで準備に入らないといけないから…行ってきます。」
ウッソ「行ってらっしゃーい」
ウッソは自分の部屋のある3階へ行く。3階の洗面台ではキラが髪を染めていた。
ウッソ「兄さん…もしかして…。」
キラ「4時頃ラクスの歌があるからね。その後抜け出して来るみたいで、ある場所で落ち合う約束をしてるんだ。」
ウッソ「それは大変ですね…。それにしても、いつもより念入りじゃないですか?」
キラ「今回はいつもより念入りにスキャンダル回避をしないといけないからね。化粧も念入りに…。」
ウッソ「なるほど…。大変ですね…。」
ウッソは2階に下りる。ジュドーとガロード、カミーユが外へ行く準備をしていた。
ウッソ「どこへ…」
カミーユ「デートだよ。」
ガロード「そういう事。」
ジュドー「んじゃぁな。」
ガロード「いってきまーす」
ロラン「遅くなるなら連絡入れてくださいね。」
ジュドー「分かってるって。」
シロー「僕もそろそろ行く。待ち合わせに遅れるといけないからな。」
ドモン「俺もそろそろ行って来る。ウォーミングアップも必要だからな。」
六人が外へ行きヒイロも何時の間にか消えている。
居るのはキラに作ってもらった試作OSに関して調査しているアムロ、昼寝中のアル、
影が薄すぎて居るのか居ないのかわからないコウ、家事をしているロラン、
女装中のキラくらいである。仕方なく部屋に戻り、サイト巡回を始めようとするウッソ。
キラが部屋に戻ってきた。
ウッソ「キラ兄さん、したくは?」
キラ「染めたのを髪に定着させてから洗い流すからね。定着させている間はやる事がないんだ。今化粧をしても流れちゃうし。」
ウッソ「詳しいね…。兄さん。」
キラ「もうデートごとだから10回や20回じゃないからね。」
ウッソ「なるほど…。」
キラ「全く、これも元はと言えばフレイがあんなことをしたせいで…。」
ウッソ「え?フレイさん、結構いい人じゃないですか?兄さんとそりが合わないだけで…。」
キラ「そんなこと無いよ…付き合うのだけはやめておいたほうがいいよ。別れた後が怖いから。」
ウッソ「そうなの…?そうは見えないけど…。」
キラ「ウッソにはシャクティちゃんがいるだろ?そっちを大切にしたほうがいいって。そろそろ定着したと思うからお風呂いって洗い流してくるね。」
ウッソ「行ってらっしゃい。兄さん。」
何気なく女装に詳しくなってるキラにワラタw
?
これで終わり?
>>387 1で通してるし2をいつか出してくれるでしょう
>>388 そうだよな、すまん
中途半端だけど続くと書いてないしどうしたんだろ?と思っちまった
アルが散歩をしていると公園に見慣れた顔があった。
シャア「まるでモノアイゾ○ドだな」
アル「シャアのおじさん、なにやってるの?」
シャア「ああ、アムロの弟のアル君か。ちょっとおもしろい物を見つけてね」
シャアの目の前にはビニールシートが敷いてあり、その上にはモノアイゾ○ドが十数体並んでいた。
どうやら商売で店を開いているらしい。
が、店員らしき物は近くにいない。
アル「ここの立て札に説明が書いてるよ。でも読めない漢字が多い・・・」
シャア「私が読んであげよう。なになに?
『このバクゥは番犬もできるハイテク玩具で通常は背中からBB弾を発射しますが番犬時はミサイルを出します』
ほほう・・・ってミサイル!?これを作った奴はかなり逝っちゃっているな」
アル「(ロラン兄ちゃんを追っかけているあんたが言うなよ・・・)でもこれかっこいいな〜。いくらかな?」
そのとき、公園に一人の男が入ってきた。どうやら店員らしい。
アンドリュー「いらっしゃい、バクゥなら一万五千円だよ!さあ買った買ったあ!」
アル「一万五千円・・・僕のお小遣いじゃ買えないよ・・・」
夕食後の団らん中。
シーブック「誰だよ、TVのリモコン持ってる奴」
ガロード「英会話講座なんて映してんなよ、チャンネル回せって」
アル「あ、シロー兄ちゃん!リモコンの上に座ってる!」
シロー「え、あ、悪い悪い。…この時間ってなに放送してるんだ?」
ピッ
ナレーション「…こうして、父の暴力から逃げるように、A子さんは
叔父夫婦の養女に出されたのです」
アル「何これ?」
カミーユ「家族捜索番組の再現VTRだろ」
ナレーション「『これからは幸せに暮らせる!』A子さんはそう思いました」
ドモン「無理だな」
ジュドー「次、『しかし』とか『ところが』とか言うぞ」
ナレーション「ところが」
ジュドー「ほれ見ろ」
シロー「うるさいぞ、ジュドー」
ナレーション「叔母はA子さんにつらく当たるのです。『やっかいな子だよ。これで
も食ってな』それは、育ち盛りのA子さんには耐え難いものでした」
ガロード「今日の家の夕飯より豪華じゃないか」
アムロ「悪かったな、これ以下で」
ロラン「あ、あの、明日給料日ですから、そしたら豪華な物にしましょう。ね?」
TV司会者「今日は会場にA子さんにお越しいただきました。どうぞ!」
カミーユ「何だ、オバさんじゃないか」
ウッソ「再現フィルムでは若かったのに」
キラ「それは思ってても言っちゃ駄目だよ…」
TV司会者「スタッフが探した結果、お母さん、見つかりましたよ!
…では、入ってもらいましょう。おかーさーん!」
A子「ああ…お母さん!」
母親「ごめんねぇ…会いたかったよ…!」
コメンテーター「良かったねえ。本当に良かったねえ」
カミーユ「コメンテーター、泣きすぎだろ」
アル「お母さん…」
コウ「あ。アル、思い出しちゃったか…?」
ガロード「やべ。今ちょっとキた」
ジュドー「俺も少しな」
ウッソ「いつの間にか共感してたみたいだね」
キラ「ヒイロはどう?」
ヒイロ「別に」
ジュドー「薄情者」
ドモン「再会したんだから終わりだろ。他の番組に変えろ」
シーブック「ドモン兄さんには余韻なんて関係ないんだな…」
ピッ
ナレーション「…ロザミアちゃんは今日が初めてのおつかいです。でも、お兄ちゃん
のゲーツ君と犬のバウンドも一緒だから、ちっとも怖くありません」
ガロード「ああ、子供のお使い特番か」
ジュドー「3.4歳児に無茶な買い物させるなってんだよ」
アムロ「昔、お前達にも試したことがあったな」
シロー「5.6歳くらいの時だっけ?」
アムロ「砂糖を頼んだのにポテトチップスを買って帰ってきた」
カミーユ「役立たずなのは昔からなんだな」
シロー「しかも、途中で二人がはぐれちゃって、ジュドーだけが先に戻ってきたんだ」
シーブック「TVの方もはぐれたみたいだよ」
ナレーション「大変。辺りを見回してもお兄ちゃんは見当たりません。犬のバウンドも心配そう」
ロザミア「おにいちゃーん!どこなのー。おにいちゃーん!」
バウンド(犬)「くーんくーん」
ナレーション「あらあら、とうとう泣き出しちゃいました」
ロラン「ああ…可哀想に」
コウ「スタッフも助けてあげれば…って、うわっ!ヒイロが無言で号泣してる!」
ヒイロ「……」
アル「ヒイロ兄ちゃん、子供物に弱かったの?」
ヒイロ「女の子と子犬は…弱いんだ…」
キラ「過去の任務で何かあったのかな…。あ、ほ、ほらお兄ちゃんが見つかったよ、
良かったね、ヒイロ!」
ロザミア「えーんえーん、おにいちゃんのばかぁ〜〜」
ゲーツ「ごめんなロザミア。ごめんな」
ロザミア「おにいちゃーん、うえーん」
ドモン「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ 。・゚・(ノД`)・゚・。」
アムロ「…今度はドモンか…」
カミーユ「ちょっと、TVにしがみつくなよ!」
ドモン「兄さぁん…にいさーん うあ゛ぁあ゛あ゛ぁ」
コウ「兄さん達、昔何かやったの?」
アムロ「何もしてないぞ、…多分」
シロー「昔はあいつも気が弱かったからなぁ。
俺たちが覚えていないところで何かあったのかもしれないな」
ウッソ「気が弱いドモン兄さん?想像できない…」
アムロ「まあ、その辺はいつか教えるよ」
ドモン「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
アムロ「で、ヒイロとドモンは?」
ロラン「泣いたら疲れたから寝るって…」
シロー「子供じゃないんだから」
カミーユ「なんか、もっと面白い番組ないのかな?」
ピッ
男「別れるってどういうことだよ!」
女「えー、そのまんまの意味なんだけど」
キラ「なんか怖い」
シーブック「あれだろ、彼氏と彼女が口喧嘩するバラエティ番組」
アムロ「下世話な話だな」
男「俺の何が悪いっていうんだ!」
女「ていうか、元彼に会っちゃって、あっちの方がやっぱいいかなーって」
男「いいって、何が!?」
女「テクニックと甲斐性」
コウ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ウッソ「うわ!コウ兄さん!?」
アムロ「あぁもう!鬱陶しい!TV消せ、TV!」
それからしばらくの間、夜の団らん時にバラエティ番組を観ることは禁止になったという。
終
乙彼!
全員のほのぼの(?)ネタはやっぱりいいですね。
ヒイロに笑たw
カミーユとロランの部屋。
カミーユは机に向かっている。ロランは不在。(というか台所)
アル「カミーユ兄ちゃん、宿題教えてくんない? ……兄ちゃんってば!」
カミーユ「ん、アル? 悪い、寝てた」
アル「えっ、今の寝てたの?」
カミーユ「つい癖が出ちゃってな。つまらない授業の時はこうやって寝てるんだ」
アル「勉強してるようにしか見えなかったよ。すごい、僕にも教えてよ!」
カミーユ「教えるほど難しい事じゃないんだけど」
アル「ちゃんとペンも動いてたじゃん。どうやるの?」
カミーユ「それは自動書記だよ」
アル「自動書記?」
カミーユ「俺、霊媒体質らしくて、あっち側の人達に時々憑依されるんだ」
〜〜〜〜〜〜
シロー「甘やかすなと言われたからって、泣かしてどうするんだー!」
カミーユ「暴力は良くない!っていうかこれくらいの話で泣くなアル!」
398 :
397:03/01/29 22:10 ID:???
Ζ最終回を見て、つい。
最後少しだけ末っ子騒動に便乗させてもらってます。
(都合悪かったらスルーしてください)
アルは幽霊ごときじゃ泣かないかな。
シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番1-14 の続きです
>>218-232 二日目、兄弟宅、朝の食卓にて、
シロー「美味いなぁ!このベーコン、(モグモグ)それにスクランブルエッグも、(モグモグ)パンに合うよ。
コウ、お前、ヤル時はヤルもんだな、見直した(モグモグ)」
コウ「や、そ、その……(四人組のお留守番〜朝食編〜を参照
>>260-262 )」
ギンガナム「小生、朝からパン食は好まんのだがなぁ(モグモグ)これは美味しいよぉぉおおお!
流石、ロラン君のお兄さん(モグモグ)このサラダもイケるねぇ(モグモグ)」
コウ「は、はぁ……、てっぇ!!又、アンタは勝手にぃ!」
シロー「ま、いいじゃないか(モグモグ)今週は人も少ないしな(モグモグ)一人や二人増えても」
コウ「シ、シロー兄さんがそう言うなら……」
ドモン「……」黙々と食べてる。一日目の失敗が堪えているらしい。
コウ「なんだ?アル、食欲ないのか?」
アル、半分程、残している「うん……、熱ぽくて……」
コウ「どれどれ(アルのオデコに手を当て、自分の額の熱さと比べ)熱はそんなに無いみたいだけど」
シロー「最近、寒いからな。風邪が流行ってるらしい(モグモグ)アル、暖かい格好していけよ」
アル「分ったョ……、僕、もう、行く」玄関へ、
シロー、玄関の方を見て「アル!熱が下がらなかったら保健室行けよ!」
ギンガナム「さて、(モグモグ)アル君の残りは小生が頂こうか……。」
コウ「ギンガナム!アンタ、人の家まで来て、そこまでするのかぁ!」
ギンガナム「人の残り物を食べて何が悪い?全く、(アルの皿を掴み、自分の皿に残り物を落とす)
マナー通りに食事をしてますと言うのは(一口で放り込む)阿呆の言うことだ(モグモグ)」
シロー「(一連のヤリトリを無視して)じゃ、俺もそろそろ出るか、コウ。後片付け頼むぞ」
兄弟宅の塀の外から朝の食卓の風景を覗き込む影……、
鉄仮面「ふはははは、美味かろう、ギンガナム。これで貴様にも朝パン主義の良さが伝わった筈!!ふはははは」
俺はドモン=カッシュ。
コロニー格闘技の覇者であり、師匠からキング・オブ・ハートの紋章も受け継いだ
ネオジャパンのGファイターだ。俺に恐れるモノなど、無い!
しかし、
昨日の家事全般の失敗……、(風呂釜のスイッチ入れ忘れ、炊飯器で飯が炊けなかった、事など)
未だ未だ、修行不足と認識した。
己の不甲斐なさを恥、今日は何時も以上に熱を入れてトレーニングをしていたら
辺りは真っ暗に、少々熱を入れすぎたか。
急いで家に帰ると、アルが熱を出して寝込んでいる。朝から調子が悪かったらしい。
シロー兄さんと、コウが看病をしていた、
唯でさえ、人の居ない時に、アルの奴……、普段からの鍛錬を怠っているからこんな事に……
よし、昨日の失敗を挽回する為にも、ここで本気を出す!!!
コウ「あ、ドモン兄さん、帰ってたの。夕飯もう直ぐだよ」アルの為に氷嚢に氷を入れながら、
ドモン「コウ、俺も手伝おうか?」
コウ「え………、( #・∀・)あ…、兄さんはいいよ。トレーニングで疲れてるでしょ?
夕飯まで居間で寛いでいてくれれば」アルの寝ている部屋へと急ぐ、
ドモン「そ、そうか……(台所に居るシローの方を向き)それじゃ、シロー兄さん!俺も何か手伝わせて貰うよ」
シロー「あ……、( #・∀・)や、その、こっちはもう、殆どやる事無いんだ。お前は……、そこでTVでも観てろ、な」
ドモン「わ、分った。しかし、何か手伝う事が有ったら言ってくれ」
シロー「ああ………、そうだな。その時は(多分無いけど)頼むよ」
何か、避けられてるような気もするが……、気のせいだろう。さて、今日の夕飯は何だろうか。
俺はドモン=カッシュ。以下略)……、昨日は中々アルの熱が下がらなくて
シロー兄さんとコウは深夜まで看病を続けていたようだ。
俺は少し心配しながら、熟睡した。
次の日の朝。日課である朝のロードワークから戻って来たら………。
三日目、兄弟宅、早朝の台所にて、
ドモン「シ、シロー兄さん!!いったいどうしたんだ!シッカリしろぉぉおお!!」
台所で倒れてるシロー「……ああ、ドモンかぁ……、少し……、フラフラして……」
ドモン、シローを抱えて「す、凄い熱じゃないかぁ!!シロー兄さん。蒲団を敷くから、早く横になって!」
シロー「すまない…………。アルに風邪をうつされたらしい………」
ドモン「礼なんか、いいよ、兄さん。さ…」シローを部屋に運び蒲団に寝かし、
ドモン「おい!コウ!シロー兄さんが倒れたぞぉ!!」アル達の部屋を開けつつ、
コウ「あ、おはよう……ドモン兄さん。ゲホッ、ゲホッ、そうなんだ。シロー兄さんまでも。ゲホッ、ゲホッ」
夜通し看病した為、少しヤツレているコウ。
ドモン「コウ、お前も顔色悪いぞ。大丈夫なのか?」
コウ「うん…、ゲホッ、ゲホッ、僕は未だ…、ゲホッ、ゲホッ、大丈夫、ゲホッ」
ドモン「そうか……。昨日は徹夜したのか?(横で寝ているアルはグッタリしている)」
コウ「徹夜って程じゃないけどね。ゲホッ、ゲホッ、アルの熱が中々下がらなく…、ゲホッ、ゲホッ、
何回か、起きて…、ゲホッ、ゲホッ、氷嚢を取り替えた位…、ゲホッ」
ドモン「咳が酷いぞ、コウ」
コウ「ううん、大丈夫…、ゲホッ、ゲホッ、それよりも、ゲホッ、ゲホッ、アルを……、
病院に連れていかないと、ゲホッ、ゲホッ」
アルが待ちこんだ風邪に、皆ヤラレてる…………。
ま、俺が平気なのは日頃の鍛錬の成果だろうがな  ̄ー ̄)ニヤ
兄弟宅、午前中、
コウはアルを連れて病院へと向かった。
俺(ドモン)はシロー兄さんから頼まれた洗濯モノを片付ける為に、洗濯機の前に立っているのだが…
どうにも勝手が判らない…………。
ドモン、山と堪っている洗濯モノを見て「さぁてぇ!ヤルかぁ!……、ええと、確か、
洗剤を入れ……、うん?、どの位の量入れるんだ?…………、ま、いい、適量と(素手で二掴み入れる)
で、洗濯モノを入れて……(洗濯層に洗濯モノをギュウギュウに押し込む)これでスイッチを押せば!」
洗濯機が動き出す。ブィィイィィイイイン!!!
ドモン「よおしぃ!これで完了。なんだ、簡単じゃないか。はっはははは」
俺は食べ損ねた朝食代わりとして、居間でカップラーメンを食べ、TVを観ながら寛いでいた。
が……、しかし、
シロー(か細い声で)「おい……、ドモン……、洗濯機が……、変だぞ」
廊下からシロー兄さんの声が聞こえた。んっ!?
俺は素早く廊下に脱衣所の洗濯機へと向かったが…………。
なんとぉ!!洗濯機から大量の泡が漏れて大変な事になってるじゃないかぁあああ!!!
シロー、廊下の柱にモタレかかり「ドモン……、早く…、洗濯機……、止めろ」
ドモン「ああぁぁぁぁわ……、えーと、どれが停止ボタンだ?ええと……、ア!これだぁあああ!!!」
俺の押したボタンが正しかったらしく、洗濯機から泡が吹き出るのが止まった。
なんだ?この洗濯機は…………、洗濯もマトモに出来ない代物なのか?
ドモン「兄さん、この洗濯機おかしいぞ。壊れてたんじゃないのか?」
シロー「洗濯は………、もう、いい………、( #・∀・)お前は………TVでも観てろ」
兄弟宅、夕方、
病院から帰ってきたアルは相変わらず寝てる。
連れていったコウも同じく、熱を出して寝てしまった。
シロー兄さんは午前中よりも、益々酷くなったようだ………。
今、家でマトモに動けるのは俺(ドモン)しか居ない。
俺は風邪に打ち勝った訳だ。ま、これも日頃の鍛錬の成果だな  ̄ー ̄)ニヤ
しかし………、寝てる全員の看病を俺がしなくてはイケナイ。
これも修行と思えばキツクは無い筈………。だが、正直、参った……。
こんな時、ロランが居てくれれば……。
プルプルプルプル〜♪プルプルプルプル〜♪。電話が鳴る。
ドモン、受話器を取り「何か様か?」
ロラン「わぁあ!吃驚した……。ドモン兄さん、怖いですよ。その出方は」
ドモン「おお!ロランかぁ!!」
ロラン「ハイ、こっちは今、宿泊先のホテルに着いた処です」
ドモン「そうか、そっちはどうだ?」
ロラン「色々と楽しいですよ(ジュドー達は毎晩宴会してるって話しだけど)あ、あの…、シロー兄さん、居ます?」
ドモン「えっ!……シ、シロー兄さんに何か様なのか?」
ロラン「今日辺り、新聞の集金が来るからその事を…」
ドモン「(少し沈んだ声で)そ、それがなぁ……」
ロラン「ハッ!どうしたんです?ドモン兄さん何か有ったんですか?」
俺は(ドモン)受話器を握り、迷っていた……。
ロランから電話があり、遂、「帰って来てくれ!」と口から零れだしそうだった。
ロラン「兄さん!?ドモン兄さん!?何か有ったんですか?」
ドモン「ロラン……あの、なぁ…………」
その瞬間、俺の脳裏に師匠のお言葉が浮かんだのだ!!
ドモンの脳内回想中〜〜〜ギアナ高地。
東方不敗「だぁからお前はアホなのだぁ!
そうやって危機的状況に陥る時にお前は、何時も誰かに助けられてきた!!
シュバルツ、レイン、他、シャッフル同盟の仲間達にだぁあ!!仲間に頼るのも良い!!
しかぁし、独りで困難に立ち向かわないで何が、キングオブハートぞぉ?
足を踏ん張り、腰を入れんかぁ!!自分の道は自分で切り開く!
それこそ……流派!東方不敗は!!」
ドモン「王者の風よ!」
東方不敗「全新!」
ドモン「系列!」
東、ド「天破侠乱!!見よ! 東方は赤く燃えているぅぅっ!!!」
ドモン「し、師匠ぉぉぉおおお」
〜〜〜脳内回想終了
ロラン「兄さん?」
ドモン「…………あ、や、何でもない。シロー兄さんは未だ帰ってきてないんだ。
集金の事は伝えておく。それじゃな」ガチャ。受話器を切る。
師匠。俺は危うく師匠のお言葉を忘れ、弟に助けを乞う処でした。お許しを……。
こうなったら、この状況、独りで乗り切ってみせます。師匠!!!
ツーツーツー……。ツーツーツー……。
修学旅行先ホテル、お土産モノ売店売り場、横の公衆電話にて、
ロラン「……もう、シロー兄さんも、ドモン兄さんもイキナリ切るんだもんなぁ……、
集金のお金の置いてる場所も聞かないで……」
ソシエ「ロラン、何、コソコソ電話してるのさ?」
ロラン「あ、ソシエお嬢さん!あの……、家に、ですよ」
ソシエ「嘘!どーせ、ディアナ様に電話してたんでしょ!!」
ロラン「そんな訳ないでしょう。本当に家なんですよ」
ソシエ、ロランの顔を覗きこんで「本当に?」
ロラン「こんな事で嘘なんかつく訳ないじゃないですかぁ……」
ソシエ「ふ〜〜ん、まぁ、いいわ……(土産物売店を見て)丁度良いからロランは私の買いモノに付き合うのよ。
お父様とお母様、ジェシカに、サムに、メシェー……、一杯買うんだから」
ロラン「なんで僕がソシエお嬢さんの荷物持ちをするんです?」
ソシエ「アンタはウチの運転手なんだから、あたしの荷物を部屋まで運ぶのも仕事でしょ」
ロラン「そうでしたね」
ソシエ「(売店のキーホルダーを眺めて)うーん、鯨かぁ」
ロラン「これなんかはどうです?(舐め猫のキーホルダーを持ち)」
ソシエ「ロラン、趣味悪ぅぅぅぅぅぅ……、今時、舐め猫なんか貰って誰が喜ぶのよぉ!」
ロラン「そうですか?(ディアナ様は好きなんだけどなぁ)一口にお土産って言われても、難しいですねぇ」
俺は(ドモン)この難局を独りで乗り切る決意をした!
まず、飯を作らないとな………病人には……お粥か?
しかし、どうやって作ったら(居間をグルグル歩き回りながら)…………そうだ!奴だぁ!!
ドモン、電話をかける「ああ、サイサイシーか、店が忙しいのにスマン。実は……
(略)…と、言う訳だ……。ん?、いいや、こっちに来なくていい。その代わり、
お粥の作り方を教えてくれ……、ふんふん……、成る程
(サイサイシーからお粥の作り方を聞き、メモを取る)ようし、大体、分った。ありがとうな!」
サイサイシー「いいって、いいって、ドモンの兄貴ぃ!けど、本当に俺が行かなくていいの?」
ドモン「ああ、俺、独りで十分だ!」
俺は台所で精神を集中させる為、座禅を組んだ……………。一時間半経過、
ドモン、クワァッ!と目を見開いて「見えた!見えたぞ!水の一滴!!!これぞ明鏡止水の極意成り!!」
スーパーモードに入る。手際こそ悪いが、サイサイシーの指示通りの手順でお粥を作っていると……
ピンポーーーーーーン!!
玄関口にて、
ルチーナ「集金ですーーーーーーーぇ!!」
ドモン(スーパーモード)「ん?何だ……」
ルチーナ「きゃ!(こ、この人、光ってる……普通じゃないよ)あ、あの新聞の集金を……」
ドモン(スーパーモード)「今、忙しい。今度にしてくれ」
ルチーナ「(目もテンパってる……ヤバそう)あ……、ハイ、じゃ、又、今度伺います」ソソクサと帰る。
ドモン(物分りの良い奴で良かった。さぁ、続けるか)
兄弟宅、夜、居間にて、
ドモン「さぁ、兄さん、コウ、アル。俺が作ったお粥だ。食ってくれ」
シロー「………。」
コウ「………。」
アル「………。」
アル「(小声で)僕、ヤだよ…。コウ兄ちゃんから食べてよ」
コウ「(小声で)俺もご免だよ…、ゲホッ、ゲホッ、シロー兄さん」
シロー「(小声で)し、仕方ない……。死にやしない……さ
(一口、口の中にお粥を放り込んで)モグモグ……(もう一口)モグモグ……。おっ!?
こりゃ、イケる!!お前等も食べてみろ…。モグモグ」
アルとコウも恐る恐る、口に運ぶと、
アル、コウ「お、美味しい!?」
ドモン、三人が食べてるの見ながら「良かった……。サイサイシーから作り方を聞いたんだ」
コウ「この溶き玉子も、モグモグ……、美味い!モグモグ……」
シロー「少し鶏肉も入ってるな、モグモグ……、中華風か?モグモグ……」
アル「ロラン兄ちゃんのと、同じ位美味しいよ。モグモグ……」
ドモン「ホラ、未だ、お替りはある。皆、沢山食べて元気を出してくれ!!」
鍋に用意されたお粥は見事、空に。
病人三人は各自寝床へ
シロー、部屋に帰る前に「ドモン、お前のお粥。本当に美味しかったよ。ありがとう」
ドモン「に、兄さぁぁあん…… 。゚(゚´Д`゚)゚。。 」
居間のちゃぶ台に平伏すドモン、
お粥を作る事だけに全精力を使い果たし、今では指一本動かすのスラ、やっとだった。
ドモン(普段のトレーニングでは使わない別の筋肉神経を使ったようだ……。消耗が激しい。
未だ、台所の後片付け、洗濯モノのやり直し、やる事が山のようにある……)
お粥を無事作れた達成感と、兄弟達が美味しく平らげてくれた安堵感に包まれ、
意識が薄れいくのを感じていた。
ドモン「ここで俺が倒れると…………………………チィ!もう、駄目だ……。
頼みたくは、なかったが……………」
腕時計のボタンを押した処、ドモンの意識が途切れた。
エマージェンシーコール!!!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!
とある場所にて、
「ドモンからのエマージェンシーコール!? 何か有ったのかしら??」
暫くして……。
兄弟宅、玄関口、
レイン「ドモンのエマージェンシが鳴っているのは、この家の筈だけど………、
自宅でエマージェンシって……(ドアを叩く)ご免くださ〜〜い(シーーーーーーーン)
明かりは付いてるから、誰か、家に居る筈?よね………」
家を上がり、散策するレイン。
居間のちゃぶ台で平伏すドモンを発見、
レイン「ド、ドモン!どうしたの?しっかりして……」
ドモンの身体を揺するも反応が無い。
レイン、携帯用のメディカルチェックキットを取り出し「どうやら唯の疲労らしいわね……良かった」
(それにしても、何故?エプロンを着けたドモンが居間で寝てるのかしら?
そういえば、兄弟の多い家なのに人気が無いわ……)
ドモンをそのままに、家の散策を続けるレイン。
洗濯機の横には山と積まれた洗濯モノが貯まり、
兄弟の各部屋では風邪をひいて寝込んでいるシロー、コウ、アルを発見。
レイン「こ、これはぁ Σ(゚Д゚;) !?」
「トントントントントントントントントントン」
ドモン「うっ…………、う〜〜〜ん……。(陽射しを手で覆いながら)なんだ?味噌汁の臭い?
ロランが帰ってきた?や……違うな」
四日目の朝、兄弟宅、居間にて、
朝になり、居間のちゃぶ台でで目覚めたドモン。
台所を見るとエプロンをつけて朝の支度をするレインの後ろ姿が在った。
レイン「あら?ドモン、起しちゃった?」
ドモン「あ、ああ………その……、レイン?」
レイン「何?………あ、そうそう、このお粥、後は暖めるだけでいいから、
病人さん達が起きて来たら食べさせてあげてね。ドモンの分は今、作ってるから」
ドモン「………分った」
庭にて、大量の洗濯モノを干しながら
レイン「今日は天気がいいわ!洗濯物日和ね。フンフフンフン♪フフ〜フン♪」
ドモン「(恥ずかしそうに)すまん、レイン。こんな事を頼んで………」
レイン「私はドモンのサポートクルーなんだから、
選手の体調管理から試合に臨む環境の整備をするのも、仕事の内よ!けど………、ね」
ドモン「(慌てて)な、なんだ?」
レイン「ううん。何でもない!(微笑み)」
他、レインの処方した薬の効果でシロー、コウ、アルの熱も下がり、翌日には回復したのだった。
五日目の夜、兄弟宅、
修学旅行組「ただいまー!!」
コウ「おかえり!」
シーブック「こいつ等(ジュドーとガロード)毎晩騒ぎしてるんだぜ!」
ガロード「そんな、バラさなくても……」
ウッソ「僕、畑、見てきます!」
ヒイロ「任務完了」
キラ「やっぱり、家が1番だね」
アル「お土産は!?」
カミーユ「ん?アルにはなぁ……」
一気に賑やかになる兄弟宅。
ロラン「何か変った事はありませんでした?」
シロー「いや(汗)何もない……よな?コウ」
コウ「う、うん!特に変った事は無かったよ(汗)」
ロラン、家を見回し「わぁ〜〜〜凄い!掃除、完璧ですよ!埃が殆ど、落ちてない!!
(箪笥を見て)洗濯もキチンとやってくれてる!!台所周りも綺麗だぁ!!凄いです!!」
シロー「あ?そうか………、それは……、ドモンが独りで頑張ってたからな……」
(シロー達は寝込んでいた為、レインの手助けを知らず、ドモンも語らなかった)
ロラン「え!?ドモン兄さんが?
(なんだろう、この胸のムカつき……もしかして、僕、ドモン兄さんに嫉妬してる?)
い、以外ですね……。ははははっ。あ、もう靴下の畳み方が違いますよ(こんな些細な事、僕は……粗探ししてる)
あ、ドモン兄さんはどうしたんです?」
コウ「今日は後楽園ホールで試合があるんだって、未だ帰ってきてないけどね」
ロラン「そうですか……」
ロランは驚きべき家事能力がドモンに備わってると勘違いし、
嫉妬心に燃やしている自分に対して自己嫌悪に陥るのだった。(終)
>嫉妬心に燃やしている自分に対して自己嫌悪に陥るのだった。(終) ×
嫉妬心を燃やしている自分に対して自己嫌悪に陥るのだった。(終) ○ 正解
>シーブック「こいつ等(ジュドーとガロード)毎晩騒ぎしてるんだぜ!」 ×
シーブック「こいつ等(ジュドーとガロード)毎晩大騒ぎしてるんだぜ!」 ○ 正解
416 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/30 00:58 ID:Pc/5nFjb
ドモンカコイイネ。
補助がレインやサイシーで良かった。これがアレンビーだったら……
418 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/30 02:34 ID:hQbCyjuM
キラ「ラクスの新曲らしいんだ。これ。昨日発売だったから買ってきたんだけど…。」
ウッソ「聞いてみよう。兄さん。」
誰も皆さまよいながら 答えを探して…
二人ならば時間さえも支配できると 思ってたあの頃
月日は流れ 宇宙(そら)の色も変わるように すれ違ってた心
[One moment in this time. Baby I'm worried]
巡り来る季節の中で
あの瞬間(とき)が止まればいいのに
二人まださまよいながら
この暗闇(そら)の彼方に愛を探して…
今の君に映る宇宙(そら)はどんな色なの? 聞き返せないまま
大切なこと忘れてしまっていくようで 少し戸惑う心
[How come you don't answer my heart is hurting]
目眩く(めくるめく)銀河の中で
その心たぐり寄せてる
二人ただ星を見上げて
あの瞬間(とき)の宇宙(そら)の色を重ねてる
大切なこと忘れてしまわないでいて 汚れを知らぬ心
巡り来る季節の中で
この地球(ほし)が消えさる時には
心ごとゼロに戻して
少年の瞳で見つめて
二人またあの夢の果てへ
歩き出す つないだ手を離さずに
ウッソ「あれ?これ…どこかで聞いた事が…。」
キラ「え?」
ウッソ「やっぱり。うpられてるよ。」
キラ「そうか…。」
キラが突然PCを凄い速度で弄りだす。
ウッソ「兄さん、何をしてるの?」
キラ「この曲がPC内に残っていたらフルオートで削除されるようなワームを作っているんだ。」
ウッソ「兄さん、正気?」
キラ「ああ。そっちでもクラインカンパニーに連絡しておいてくれないか?」
ウッソ「ちょっと兄さん、それは拙いよ。」
因みに、このワームなのだが何故か他の音声データにも作用してしまい、一時期MX厨等の間で
大混乱が起きたが、世間ではさして取り扱われる事もなかった。
421 :
授業中 :03/01/30 18:24 ID:QgMGKqdu
久しぶりに登校したジュドーとガロード。
しかし授業がつまらなく、早速2人でこそこそ雑談会開催。
ガロード「キ○ゲ、面白かったね−。」
ジュドー「キン○、最高だね−。」
ガロード「た○、微妙だね。」
ジュドー「○ね、ほんと微妙だねぇ。」
ガロード「いつ艦内レイプが起きるかと心配で。」
ジュドー「起きねー。作品違う。」
ガロード「いつ円盤軍団が攻めてくるかと」
ジュドー「それも違う・・ていうかアニメじゃねぇ。」
ガロード「アニメじゃねぇ。」
ジュドー「♪ほんとの事さ〜。」
ガロード「な、何だいきなり!」
ジュドー「♪みんなが寝静まった夜ぅ〜」
バキッ
突如飛来する黒板消し。
もんどりうってこけるジュドー。
ハマーン「貴様ぁ、人の授業に歌うとはいい度胸だな!!」
ジュドー「すいません許してください。アニメじゃねぇじゃねぇでした。」
ヒラコーのネタがあまりに面白かったんで遂使ってしまいました。
激しくスマソ
気に入らなかったらスルーして。
期待age!!
>397
さりげに小説版の設定が生きてるね。<カミーユが授業中寝てる。
>421
チョークじゃなくて黒板消しを投げるハマ―ン先生萌えw
5 :(*゚Д゚)さん :02/06/11 18:29 ID:???
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ .∧_∧
_( ´∀`) (´∀` ) ( ´∀) (´∀` )
三(⌒), ノ⊃ (
>>1 ) 糞スレは ≡≡三 三ニ⌒) .) 立てるなって
 ̄/ /) ) | | | / /) )  ̄.| | |
. 〈_)\_) (__(___) 1 〈__)__) (__(___) 2
∧_∧ ,__ ∧_∧ ヽ l // ∧_∧
( ´)ノ ):;:;)∀'''') ―― * ――― (´∀` )
/  ̄,ノ'' バ ) 言っただろうが // | ヽ ( ) ヴォケー!!
C /~ / / / / / | ヽ | | |
/ / 〉 (__(__./ 3 / | (__(___) 4
\__)\)
6 :(*゚Д゚)さん :02/06/11 18:30 ID:???
↑間違い探し
>>421 サイレントヴォイスなら許してくれただろうか?
おまけにポーズまでつけたりして(w
age保守
この頃毎日ヒイロ宛てに沢山の手紙が届いている。
しかも一目で女の子からと分かるものばかり・・
ロラン「なんだかみんなラブレターのようですね」
ドモン「けしからんな、ヒイロの奴!」
アムロ「郵便なんていつもは請求書しかこないのにな。一体どうしたんだ?」
コウ 「なんでヒイロなんだよ・・」
そこへ久しぶりに帰宅したヒイロ
ヒイロ「今帰った」
アムロ「お前がいない間にこんなに手紙が来てるぞ」
アムロが指差した先にはダンボール一杯の手紙(全て女の子からと思われる)
ドモン「どうしたというのだ、お前は?」
続く
節分の日の夕刻、ロランはいつになく幸せのオーラを漂わせながら商店街にやって来た。
口元には自然と笑みが浮かび、足取りも軽い。
ドンキーの前でベルレーヌが声をかけた。
「何かいい事あったんですか」
「これを使う日が来たんですよ!」
ロランは一枚の引換券を取り出した。
「ああ、ギレン寿司の!ちょうどキースが開店祝いに行ったわ。
他の店も一人ずつ招待されてるのよ」
「そうですか。どうりでいないわけだ。じゃあ、また」
ロランが向かったギレン寿司は、居酒屋ミハルの前にあった。
以前はタコ焼き屋・ガルマの店だったが、正月に閉店していた。
「ごめんください。あ、キース」
「よう、節分の太巻きか?」
一間間口の店内には見知った顔がちらほらといた。
キース、カロッゾ、ジョゼフ・ヨット(魚屋)、カテジナ・ルース(花&雑貨店)…
新米記者フラン・ドールが、店主のギレンに取材の最中だ。
「お品書きの『ふらきり』って何ですか」
ギレン「食せよ!国民!『ふらきり』お待たせだ!」
フラン「ウマー!」
ギレン「ぜひ好い記事にしたまえ。では、お集まりの諸君、
ギレン寿司より開店の挨拶をさせていただくぞ」
パチパチパチ、短く拍手が起こり、おもむろに演説を始めるギレン。
「商店街は一軒のタコ焼き屋を失った!しかし、これは閉店を意味するのか!
否!始まりなのだ!
郊外型寿司チェーン店に比べ、わがギレン寿司の資本力は300分の一以下である。
にもかかわらず、今日まで果敢に開店に備えてこられたのはなぜか!
諸君、わがギレン寿司の経営理念こそが正義であるからだ。
それは商店を営む諸君らが一番よく知っている。
我々は郊外大規模店舗圏に遠く、一商店街として大量消費から縁を切られた。
商店街に住む我々が、正当な利潤と営業を追求して、
何度、激安店の乱立者どもに踏みにじられたことか!
かつて、ケイザイ・ダイクンは
『低成長期の経済の革新は、駅前の民たる地元商店街から始まる』と言った。
その言葉どおり、各店は過酷な消費空間を生活の場としながら
共に苦悩し、練磨して今日を築き上げてきた。
本商店街はダイクンの夢と理想をまさに形あるものとしてきたのだ。
ギレン寿司が掲げるスシ一貫一貫の究極の味のための戦いを
客が見捨てるわけが無い!
私の兄弟店、諸君らが愛してくれたタコ焼き屋・ガルマはつぶれた!
何故だ!」
「タコにあたったからさ」居酒屋ミハルのカウンターで変態仮面sがいっせいにつぶやく。
ギレンの演説は続いていた。
フラン・ドールは勝手に『ふらきり』を客に勧めては反応をみている。
ギレン「しかしながら大型チェーン店の経営陣らは自分たちのみが飲食業の
支配権を有するとして国民の味覚を均一化して行く!」
フラン「お味はいかがですか」
キース「ウマー!」
ギレン「諸君らの父も兄弟も親戚も、その無分別な進出の前に経営縮小を余儀なくされたのだ」
カロッゾ「お代わりあるかな」
カテジナ「美味しい物を食べると訳もなく幸せになりません?アハッ」
ギレン「この悲しみを、怒りを、忘れてはならないっ!
それをガルマは閉店をもって我々に示してくれたのだ!」
ジョゼフ「お代わり、まだー?」
フラン「はーい!お待ちどうさま〜」
ジョゼフ「あ、ありがと(可愛いー)」
ギレンはすでに宴会場と化した店内を見渡した。
ギレン「まあ、いいか…。
国民よ!悲しみを食欲にかえて、食せよ!国民!
我ら駅前商店街の民こそ、本物のスシを食する民である事を忘れてはならないッ!
じーく・お寿司!だ!」
パチパチパチ!(拍手)
ロラン「開店おめでとうございます!!ギレンさん!」
たった一人、最後まで演説に付き合ったロランがギレンを見た。
ロラン「すみません、このチケット使えますか」
引換券には『年末謝恩セールト特賞!ギレン寿司開店記念
2月3日に限り、本券と太巻き20本を無料で交換!』の文字が踊る。
ギレン「ここで食するかね」
ロラン「持ち帰りにして下さい。弟たちが待っているので…」
キース「こいつの家、兄弟多いんですよ。あ、『ふらきり』いただいてます」
ギレン「ああ、どんどんやってくれ!
兄弟はいいものだ、多いとそれはそれで大変だがな、国民。
私は四人兄弟だ。君の所は?」
ロラン「13人です」
ギレン「さぞ賑やかな事だろう。よし、お待ちどうだ。太巻き20本!
おまけにこれもどうぞ、だ」
ロラン「え?いいんですか?ありがとうございます!」
深々と頭を下げ、ロランは店を出た。それを見送るギレンにカロッゾが聞いた。
「大将、おまけに付けたのはなんだい?」
ギレン「『生厨』といって、結構歯ごたえのある一品だ。
小さいお子様は止めといた方がいいぞ、国民」
フラン「ギレンさーん、『ふらきり』終わりましたよ〜」
ギレン「次!『味噌煮込みうどん』行くぞ」
ジョゼフ「ここ、寿司はないのか?」
一時間後、食卓に兄弟全員が揃った。
アル「わぁい!お寿司なんて久しぶりだね」
アムロ「節分に吉方に向かって太巻きを食べる習慣て、どこのだっけ」
ロラン「一人に一本ずつありますね。残りは切り分けて盛りましたよ、いいですかー」
コウ「お茶、お茶」
シーブック「アルがのど詰まらせちゃ困るからな、お茶こっちくれ」
ジュドー「おまけってこれ?開けるよー」
シロー「気前のいい寿司屋だな、どれ」
ガロード「俺にも開けさせてくれよ〜」
ふとカミーユに何かが憑いた。
カミーユ「この感覚…神経がザラザラする…この感じはああぁあぁっ!!」
アムロ「こっこれはっ!!」
ヒイロ「…みんな下がれっ!」
ドモン「石破ッ!!」
ウッソ「すわ!」
コウ「お茶…あったあった」
次の瞬間、食卓中に広がった『生厨』めがけて閃光が走った。
ズゴバアアッ!!!
卓袱台ごと星になる『生厨』。
ドモン「しまった、俺の太巻きも逝っちまった…」
キラ「僕のも…うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛」
コウ「俺のお茶…うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛」
ロランは夜空を見つめてつぶやいた。
「ただより怖い物はないってこの事ですね」
近所からは豆をまく音がバラバラとうあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛
響いていた。
ギレンのキャラ立ちが合わなかったら、パラレル扱いにして下さい。
あと、「駅前」商店街やキース、カロッゾ以外の人は
膨らませたい職人さんにお任せします。
校長の副業に藁た
たっ大将...
このスレに出張ですかw
ギレンのキャラ立ちが合わなかったら、パラレル扱いにして下さい。
あと、「駅前」商店街やキース、カロッゾ以外の人は
膨らませたい職人さんにお任せします。
アムロ=レイ
白い悪魔として業界で恐れられているが、OS開発に弟の協力を得ている模様。
白い悪魔の裏には、家族ぐるみでの協力という感動物語があるようだ。
シロー=アマダ
正義感の強い警官で、映画館では身内でも容赦なく補導する姿が見られた。
尚、クラインカンパニー、スウィートウォーター、ラーカイラム社等の台頭によって没落企業
と化したサハリンカンパニーの令嬢と付き合いがあるようだ。
ドモン=カッシュ
世界でも有名な武術の達人で、素手でMSを破壊する事もできる。
しかし、恋においては相手のレイン氏に押されている感じだ。
コウ=ウラキ
特記事項なし
ロラン=セアック
この家の家事一般を担当していると思われる。
まれにハイム家と交流しているようだ。
なおうっかりエプロンをつけた姿で外出して女性と間違われた経験もある。
ストーカー約五名が付きまとっているようだ。
シーブック=アノー
朝パン主義を推し進めているカロッゾ=ロナ氏率いるロナパンでバイトをしている。
因みにそこの令嬢のベラ=ロナと交流があるようだ。
一部の筋では海賊行為をやっていたキンケドゥ=ナウを名乗る者と同一人物との噂もあるが定かではない
カミーユ=ビタン
よく言われる、切れ易い青年という奴である。学校では喧嘩が絶えないがかなりモテるようだ。
キラ=ヤマト
クラインカンパニーのOS開発に関し、バイトの身ながらかなり中枢に組み込んでいる。
某裁判の後にクライン氏が言っていた通りその筋の能力は相当高いようだ。
尚、ラクス嬢、アスラン、カガリ両氏及びイザーク、二コル、フレイ氏等
上流階級の息子、娘系統と妙に縁があるようでもある。(以降諸事情により削除)
ヒイロ=ユイ
かの有名なリリーナ=ピースクラフト氏お気に入りのボディーガード。恋人同士という説も高い。
因みにラブレターの類が靴箱に山ほど届く事もザラではない
ガロード=ラン
活発的な青年で、フォートセバーンの取材においては助けられた経験もある。
正義感が強く、不思議と人をひきつける魅力があるようだ。
ジュドー=アーシタ
窃盗の常習犯でよく兄のシローにつかまる。
ジャンク屋のバイトをしているようである。
ウッソ=エヴィン
キラ=ヤマト氏と同部屋で、彼のパソコン技量を間近で見てきたせいか
その道に秀でている。よくバー酒楽に無理矢理連れ込まれ、酷い目にあっているらしい。
アルフレッド=イズルハ
特記事項なし
家全体に関して
よく、扉が開いたのに誰もでてこないでひとりでに閉まるという現象がある。
その数分後に突然路上に昔ラクス嬢と一緒に居たと思われる金髪美女が現れる。
何か関係あるのだろうか?
ヒイロ「俺もよく分からないんだが、どうもリリーナの護衛をしている時にテレビに映ったようだ」
ロラン「はあーそれを目ざとく見つけた女の子達からの・・・・」
アムロ「ラブレターという訳か・・」
ドモン「なんとも羨ましい・・いや・・」
ヒイロ「プリベンターの本部にも沢山来ていて困った」
コウ 「困っただってー?!お前贅沢すぎるぞ!!」
ジュドー「ただいまー!ヒイロ兄貴帰ってきてる?」
ガロード「やっぱ帰ってきてるぞ」
アムロ 「どうしたんだ、2人とも?」
ジュドー「何かさー俺たち学校の帰りにすごい数の女の子に囲まれてさー」
ガロード「『ヒイロ様のご兄弟でしょ?』なんて言われたんだぜぇー」
ヒイロ 「・・・」
ガロード「それでさ『これ渡して下さる?』とか凄かったんだよ。とにかく」
ジュドー「これってラブレターだろ?どうしちゃったんだよー俺あてのは1通もないし・・」
ウッソ 「おかしいですよ、ヒイロ兄さん」
ヒイロ 「いや・・それは・・」
続く
カミ−ユ「おいおい、玄関の前に女の子が沢山来てるぞ」
シーブック「アルなんて俺たちがいなかったら家に入れなかったぞ」
アル 「みんな『ヒイロ様ー』とか言ってたけど、どうしたの?」
コウ 「アル、『コウ様』とは言ってなかった?」
アル 「なかったよ」
コウ 「⊃Д`)」
キラ 「ヒイロ、また何かやったの??」
カミ−ユ「別に変な感じはしなかったな」
家のチャイムは繰り返し鳴らされ、ドアもドンドン叩かれている。
うるさいので電話線はコウが抜いてしまった。
カミ−ユ「あーーうるさい!」
ドモン 「ところで、ヒイロお前よく無事に家に入れたな」
ヒイロ 「この程度、たいした事はない」
アムロ 「たいした事ないってな・・家は迷惑だぞ」
ジュドー「誰か行ってこいよ」
ドモン 「ならば、この俺が行ってこようではないか」
ロラン 「兄さんはやめて下さい、女の子達が危険ですから」
コウ 「僕が行こうか??」
ロラン 「コウ兄さんもいいです」
コウ 「⊃Д`)」
アムロ 「もうすぐシローが帰ってくるな、あいつなら警官だしうまく場を治めるだろう
続く
キラとかも普通に集まられてラクスに誤解されかけて⊃Д`)やったんだろうなw
プルプルプルプルー♪アムロの携帯が鳴った。
シロー「アムロ兄さん!家の前がすごい人だかりなんですがご近所からの苦情ですか?」
アムロ「違うんだシロー。よく見ろ!女の子ばかりじゃないか?」
シロー「そういえば・・そうですね・・一体何事です??」
アムロ「カクカクシカジカ・・)という事でおまえにこの場を治めてもらいたい、というか何とかしてくれ」
シロー「・・・分かりました。やってみましょう」
玄関前で女の子を必死になだめるシローの声が聞こえる。
場は騒然となり、泣き声まで聞こえてくる。
ドモン「すごい事になってるな・・」
アムロ「まったくお前は罪な男だな、ヒイロ」
一同 「・・・(シーン)・・・」
ヒイロ「やはり俺が行ってくる、行かせてくれ」
ロラン「ここでヒイロが出て行ったら、シロー兄さんの苦労が水の泡でしょう!」
ヒイロ「・・了解・・」
続く
2時間後・・
シロー「やっと、みんな帰りました」
アムロ「ご苦労だったな、シロー」
ヒイロ「世話をかけた」
シロー「あんなに沢山の女の子に泣かれると、こっちが悪い事をしてる気になりましたよ」
♪ピンポーン
カミ−ユ「くっ、まだ懲りない奴が!俺が出てやる!!」
アムロ 「待てっ!カミ−ユ!!」
ヒイロも飛び出したが、カミ−ユの方が一歩早かった。
カミ−ユ「いい加減にしろっっ!!!迷惑なんだよって・・・うわぁ!!」
そこに居たのはカミ−ユのあまりの剣幕にあっけにとられたリリーナ。
ヒイロ 「リリーナ!!」
リリーナ「ひどいわ、ヒイロ!!」
リリーナは泣きながら帰ってしまった。
ヒイロ「カミ−ユ・・貴様・・殺す!!」
シロー「やめろ!ヒイロ!!!」
その日の夜、ウイングゼロがZやカミ−ユ製作のプチモビなどを破壊しつくしたのは言うまでもない。
終わり
>>427 からの職人さん、カイ記者の取材記録の職人さん乙です。
ギレン寿司の職人さん、面白かったですが
『生厨』『ふらきり』のワードが俺にはぴんと来ないす。誰か解説希望
>たっ大将...
>このスレに出張ですかw
ギレン寿司って他のネタスレにあるんですか?
知育ロボット「ハロ」で市場を席巻し、数々のヒット商品を作を生み出してきたラーカイラム社。
しかしそれらヒット商品の影で、市場に出せないという判断からお蔵入りした製品も少なくない。
例えばGPシリーズがそれだ。
Case1:GP01「ゼフィランサス」
ラーカイラム社会議室。開発部長(当時)のアムロ以下、開発部の面々が顔を揃える中で、
GPシリーズ開発スタッフのニナ・パープルトン主任(当時)が
新型ハロのサンプルのプレゼンテーションをしていた。
ニナ「AIの向上に加え運動力を極限まで高めたGP01です。
ニックネームはゼフィランサス、花言葉で「清い愛」です」
アムロ「GP01の性能の実演テストをして見せてくれ」
ニナ「はい」
起動されたGP01は部屋中を飛び回り、会議室は暴風が吹き荒れたような有様になった。
ひとしきり飛び回るとGP01はアムロをカメラアイでとらえ、
「アムロゲンキカ?」と電子音声を発しながら猛スピードで突っ込んでくる。
間一髪GP01の突撃をかわしたアムロ。その背後で、GP01に衝突された強化窓は砕け散り、
衝突しても勢いを弱めずにGP01はまっすぐ飛び、隣のビルの壁にめり込んでやっと止まった。
アムロ「…冗談じゃない、避けなかったら頭蓋骨が粉砕されていたぞ!」
ニナ「高機動型に特化しましたから」
アムロ「何でこんな危険な物が作る?!確実に事故を起こして会社の責任問題になるぞ!却下だ」
ニナ「いやあぁぁぁ、私のハロがぁぁ!」
Case2:GP03「デンドロビウム」
次にルセット・オデビー主任が呼ばれた。ニナと同期でライバルだ。
彼女は二つの大きなコンテナの下にハロが埋もれた形のサンプルを乗せた台車を転がしてきた。
アストナージ「おいおい、随分大きいじゃないか」
ルセット「動くので問題ありません。これがGP03、別名デンドロビウムです」
アムロ「花の品種名か。それじゃ、早速動かしてくれ」
ルセット「はい」
しかしGP03は起動しなかった。
ルセット「すみません。バッテリーが切れていました。3分で充電します」
充電を始めると、ラーカイラムの本社ビルが全部停電してしまった。
ケーラ「ちょっと、まさか会社中の電気使ってるんじゃないでしょうね」
チェーン「一体どれだけの電気を使うのかしら」
GP03の充電が終わると、停電も止まった。
ルセット「GP03はユーザーのあらゆるニーズに応えるため、
オプションユニット「オーキス」と一体化させて多機能を実現させました」
アムロ「具体的に何が出来るか見せてくれ」
ルセットはGP03の掃除機能や物干し竿機能やエアコン機能やそば粉ひきなどを実演して見せた。
クリス「それだけの機能を一台で全部やろうと言うのですか?」
アストナージ「他の家電で出来るようなことをハロにやらせる理由は?」
アムロ「これだけのオプションを全て乗せるのなら、とんでもない価格になる。買える人がいるのか?
それにさっきの停電のように、消費する電力が大きすぎるとユーザーの電気代の負担も大きい。商品化は無理だな」
かくしてGP03もお蔵入りが決まった。
Case3:GP02「サイサリス」
ケーラ「GP02もニナ主任の担当だけど、GP01があんな物騒なシロモノだったからね…」
アストナージ「期待出来んな」
ニナはそれなりに技術はあるが常識が無く、良い商品を作るという発想もなかった。
ニナは新しいサンプルを持ってきていた。ハロの顔が凶悪な面構えののデザインになっていた。
ニナ「GP02、「サイサリス」です。GP01と比べるとスピードは出ませんが、
代わりにボディを頑丈にしてみました」
アムロ「へえ。しかしこれじゃ弾力性が無くなって跳ねないじゃないか。転がってしか移動出来なくなる」
ニナ「…新機能はそれだけではありません。バズーカもつけました」
アムロ「…今なんて言った?」
ニナ「バズーカです。ユーザーが危険だとAIが判断した場合、バズーカで危害を加えそうな相手を撃ちます」
そう言ってニナはGP02を操作して折りたたんだバズーカを取り出させた。
アムロ「冗談じゃない。危険過ぎる。バズーカを直させろ」
ニナ「大丈夫です。安全装置がついてますから。ほら」
ニナが発射ボタンを押すとバズーカが火を噴いた。
ニナ「あれ??」
会議室のアムロたちがいる一角が破壊された。
チェーン「部長、大変です!ケーラさんがミンチになっちゃいました!」
アムロ「うわっ…アストナージ、見るんじゃない!」
アストナージ「ケーラが、ケーラがぁぁぁ!」
翌日にはケーラは何事もなかったかのように出社してきたが、もちろんGP02もお蔵入りになった。
ブライト「これがその様子の報告書か」
アムロ「ああ。面目ない。これでGPシリーズはGP04も含めて全部お蔵入りだ。代替案を明後日までに出す」
ブライト「わかった。しかしニナ・パープルトン、永遠に厄介者だな」
454 :
448:03/01/31 20:42 ID:???
>>449-450 さん達。回答ありがとうございます。
微妙にネタレスにリンクしてる訳ですか、これからリンク先を読み返してみます
>>451-453 軽くさくっと読めて、笑わせて貰いました。
>ブライト「わかった。しかしニナ・パープルトン、永遠に厄介者だな」
ヤ、ヤハリ・・・・・
ケーラのスレ内定番?なミンチ落ちもイイ!
キンケドゥ=ナウ「なんだ?と聞かれたら」
ベラ=ロナ「答えてあげるが世の情け」
キンケドゥ「木星の平和を守るため」
ベラ「木星の破壊を防ぐため」
2人「愛と真実の悪を貫く」
キンケドゥ「ラブリーチャーミーな海賊」
2人「銀河を駈けるクロスボーンバンガードの二人には」
キンケドゥ「ホワイトドール、白い機体が待っているぜ」
ハロ「ナーンテナー」
がちゃーん!
ロラン「2人とも何やってんの?」
シーブック「あ、いや、ほら、学校の演劇部の練習だよ、練習」
セシリー「そ、そう。学校では恥ずかしいから、家で練習しようと思いましたの」
ロラン「……お茶とお菓子、ここに置いておきます。それでは」
セシリー「なんだか、弟さん、ワシントン条約で保護されそうな絶滅危惧の動物を見る目つきでしたわね」
シーブック「だから、家で決めポーズと台詞を練習するのはやめようって言ったんだ」
(終り)
>>456 おもろい!
次は「やなかんじー」も併せておねがいしまつ。
「ドモンの兄貴!」
とても慌てたようなな声と共にガンダム兄弟家の扉が開かれる。
ドモンの友人、サイサイシーだ。
客として今に通されるサイサイシー。
ドモン「そんなに慌てて、どうした?」
サイサイシー「・・・実は中国に戻って修行してたんだけど」
アムロ「へぇ、中国か。」
サイサイシー「伝説の修行場って言われてた呪泉郷で、変な体になっちゃったんだよ!!」
ドモン「まさか!?キラがフレイにかけた水に落ちたのか!?」
ジュドー「マジで?おっもしろそーじゃん。水かけてみようぜ」
ガロード「そぉら!!」
さいさいしー「うわ!なにしやがる!?」
一同「「「「・・・・・・」」」」
アル「ただいまー。 あれ?クリス来てたんだー!!」
サイサイシー「違うわ!!」
そのころ・・・
ギュネイ「・・・・・俺は・・・もう生きていけん!!!」
水まきしてるおばちゃん「あ。」
ギュネイ「ピー、ピピピ!!」
デュオ「何て事だ!俺ゃ、どうすりゃいいんだぁぁぁぁぁぁ!!!!」
突如、雨上がりの道をトラックが走る。
デュオ「ガァーガァガァ!!!」
ニナ「これは!意外と使えるかもね・・・フフフ」
デニムおじさん「パフォ」
460 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/31 23:31 ID:swuw2x4h
hosyu
ジュドー「隙あり!」
カミーユ「甘い! って、何で待ち伏せしてるんだよ!」
ガロード「兄貴、ウォン先生に殴られたのに反撃しなかったって聞いたから
熱でもあるのかと思って」
カミーユ「もし熱があるとしたら、労わろうって気はないのかお前ら」
ジュドー「だってカミーユだしなー」
ガロード「なー」
カミーユ「どういう意味だよ。って言うか、熱なんてない。放っとけ」
アル 「じゃあ、単に敵わなかっただけなの?」
カミーユ「ばーか。いちいち殴り返してたら、兄弟みんなの立場が悪くなるだろ。
ただでさえ、ウチは問題児だらけなんだから」
ジュドー「カミーユ兄貴は確かに問題ありすぎだけど、他はそーでもないだろ。
俺、昨日殴り返しちゃったけどさ」
ガロード「そういや、先生のタイピン、すげえ高けーの。無断で売り飛ばしたら」
アル 「僕は教卓にトラップを仕掛けた事があるくらいだけど」
カミーユ「…………」
ジュドー「…………」
ガロード「…………」
カミーユ「遅刻して謝らなかったくらいでボコられたのはお前らの所為かああ!」
ジュドー「遅刻したんなら自業自得だろうが!」
カミーユ「そういう台詞は毎日学校に来てから言え!!」
ガロード「暴力はいけないんじゃなかったのかよ!」
カミーユ「黙れ!!!」
アル 「あの三人、帰るの遅くなりそうって、ロラン兄ちゃんに言っとかなきゃ」
(ちなみに本当は敵わなかっただけだったりするカミーユ)
(
>>428 さんの駅前商店街ネタを勝手に継承してます)
夕方、商店街にて、
ウッソ「二月は節分とか、太巻きとか、色々イベントがあって退屈しないよね。シーブック兄さん」
シーブック「そうだな。そろそろバレンタインも来るし……、ウッソはどうなんだよ?
酒楽隊の人達とか、園芸部の女の子達とか、マーベットさんとか、
それにシャクティだろ?一杯貰えて羨ましいなぁ……ふぅ(遠い目)」
ウッソ「そんな事ありませんよ!そんなに貰ったらホワイトデーのお返しも大変だし……、
あ、兄さんだって、セシリーさんが居るじゃないですかぁ!」
シーブック「え?そうか……貰えると、いいけどなぁ……(セシリーの気持ち、イマイチ分らないんだよな)」
カテジナ、店から出てくる「あら?ウッソ君。それにシーブック君じゃない?」
ウッソ「 Σ(゚Д゚;) カテジナ先生!?何でこんな処に?」
シーブック、店の看板を見て「『花と雑貨の店 ルース商会』!?こ、これは!!」
カテジナ「授業が入っていない合間の副業として花と雑貨の店を始めたのよ!ウッソ君」
シーブック「教職者が、副業をやってる?」
カテジナ「ウチの学校は私立だから就業規則が甘いのよ!というか、ぶっちゃけ何でもアリなのよ!」
ウッソ「そ、そんなのぉ〜〜、カテジナ先生は、校舎の二階の職員室で物思いにふけったり、
盗み撮りする僕を馬鹿にしていてくれればよかったんですよ!それが……。花と雑貨の店なんか始めてぇ!!」
カテジナ「私立と言っても代用教員の給料は安いの。給料が高かったら、
こうはならなかったし、店も開こうなんて思わなかったのよ。ウッソ君、それが何故分らないの!」
ウッソ「そんな理屈!!教員の副業として商売をする人から、僕は花など買いませんよ 」
(学校では園芸部なので、植物を売る商売には拘りがあるらしい)
シーブック「ウッソ、それは言い過ぎだぞ!(ウッソはカテジナ先生の事になると熱くなる。困った奴だ)」
シーブック「折角通りかかったんだし、何か買うのが礼儀ってもんだろ?な」
ウッソ「(不満顔)……そ、そうなんですか?」
カテジナ「流石!シーブック君。お兄さんだけあるわ。狭い店だけど、どうぞ見ていってね」
店内を物色するシーブックとウッソ、
シーブック「(店の置くにある一輪の白い花を見つけて)あれ……花なんだ。セシリーが欲しがってた花なんだよ!」
(セシリーがTVで世界の花博のニュースを見て、凄く欲しがってた珍しい花だ!こんな処に……)
カテジナ「あら?お目が高いわね、シーブック君。あれは遺伝子操作を重ね、品種改良された
珍しい花で、とっても貴重な品種よ!OPEN記念の客寄せとして特別に仕入れたの」
シーブック「(指した指が震えてる)あ、あの花は……幾らですか?」
カテジナ「残念だけど、この花は非売品でOPENキャンペーン用の景品なの……。
欲しかったら、ウチの店で\500お買い上げ毎に配っているスクラッチカードを削って当ててね。
特賞があの、(奥の白い花を指して)お花になっているから」
シーブック(チィ………。抱き合わせ商法か……)
ウッソ「そんな商売おかしいですよ!カテジナさん!!」
カテジナ「甘いよねえ!坊や!!目玉商品を武器に他の在庫を一掃させる。これは小売商売の鉄則よ!」
ウッソ「そんなの、消費者の心理に付け込んで……、汚い、卑怯ですよ。辞めて……辞めて下さい」
カテジナ「そんなにあの花が欲しいのなら、スクラッチカードを削って当ててごらんよ、坊や」
シーブック「や、ウッソ、仕方ないさ……(ノートとボールペンを持って)これ、下さい」
カテジナ「シーブック君はモノ分りがいいわね、聞き分けがいい子にはカードを一枚オマケよ」
二枚のカードを削ったシーブック。しかし、何れもハズレ……
シーブック(こ、これは地獄か?…………(;´Д`) いや、諦めないでかぁ!!)
カテジナ「あら、残念………。又来てね(何度挑戦してもハズレクジしかないわよ ( ̄ー ̄)ニヤリ)
後日、
カロッゾ「ふはははは、シーブック君。今月もご苦労だったね。ほら、バイト代だよ」
シーブック「ありがとうございます!カロッゾさん!!じゃ、僕は用事があるんで失礼します」急いで店を出る
カロッゾ「ふむ、あんなに急いで何処へ?かなり慌てていたようだが……」
商店街、ルース商会にて……、未だに特賞の花は飾ってある。
カテジナ「いらっしゃいませ〜!」
シーブック(今月でもう何度だろ?この店に通うのは……)
カテジナ「あら?シーブック君。又、来てくれたの?」
シーブック「(給料袋をレジに置いて)こ、これで買えるだけこの店の品物を下さい!!!」
カテジナ「おやまぁ、トチ狂って店の在庫全部、買う気で来たのかい?(袋の中身を調べ)それじゃ、ハイ。
先にスクラッチカードを渡しておくわ。丁度100枚よ」
シーブック「買い捲ればハズレはしないんだぁ!!」
凄い勢いでスクラッチ削るシーブック
店先を通りがかったビルギット、その様子を見て「シーブック……。お前、正気かい!?」
シーブック(ご免よ!ロラン、今月のバイト代入れられなくて……ああ、又ハズレか…これもハズレ…クソッ、まだまだぁ!!)
数年後、酒楽隊の店にて、
ビルギッド「前さ、シーブックって、パンを焼く事に関してはスペシャリストが居たんだよ。
そういうのって大概個人的には不幸だったんだよな?」
マヘリア「へーそうなんですかぁ」
よく分らんけど(終)
ジュドー「ビーチャ、お前何やってんだ?ひざの上にモンドを座らせて」
ガロード「いい年した野郎同士でやることじゃないだろ」
いつも能天気なビーチャが異様に暗い。ぶつぶつ何事かつぶやくのが不気味だ。
ビーチャ「へ、へへ、モンド、俺たち友達だよな…?」
モンド人形「モチロンびーちゃトボクハトモダチサ」
ジュドー「ん?よく見たら腹話術の人形じゃないか」
ガロード「なんだ、普段からビーチャの腹話術人形みたいなもんだから気がつかなかったぜ」
ジュドー「服装もサスペンダーとか蝶ネクタイとか、腹話術人形そのものだしな」
モンド人形「ウルサイナ。ボクガドンナカッコウシヨウトカッテダロ」
ジュドー「何があったんだよビーチャ」
ビーチャは虚ろな目をしながら答えた。
ビーチャ「うるさいな、どうせお前らにはわからねえよ」
ガロード「ははあ、フラれたな?」
モンド人形「がーん。イタイトコロツキマシタネ、がろーどクン」
ビーチャ「俺、この間エルに告ったんだけど結局玉砕したんだよ」
ジュドー「またどうせいらないこと言って怒らせたんだろ」
ガロード(いや、エルもジュドーが好きだからだって)
ビーチャ「それで俺の知らない間にモンドは彼女作っててさ」
モンド人形「やっぱり男に大事なものは誠実さですよ。君もこれからは行動を改めて誠実に生きたら堂ですか?」
ビーチャ「ってダサラだったかサラダだったか彼女連れで俺に言うんだ。これから二人でデートだってさ。畜生ー」
ガロード「なんか重症みたいだな」
ビーチャ「今まで、あんなに一緒だったのに〜(号泣)」
466 :
465:03/02/01 03:58 ID:???
タイトル忘れた。「ビーチャの奇妙な愛情」です。
467 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/01 11:49 ID:Bind8Xil
>459
デニムおじさん目茶ワロタ
469 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/01 17:45 ID:T9lQr4qO
hozen
イイ!age!
471 :
通常の名無しさんの3倍 :03/02/01 20:12 ID:CehrWOGc
台所にて
一杯のコップの水を見つめるキラ。実はこれ、先ほど呪泉郷の修行から帰ってきたサイサイシーに
汲んできてもらった泉の水である。またしてもフレイにぶっ掛ける事を画策しているキラなのだが、
ただ源泉をかけても効果が薄いのは先般の事例で明らかなのでキラは一策を案じ、
沸騰させて余計な水分を飛ばし、濃縮した泉を直接飲ませてしまえば飛躍的に効能は向上するはずと結論づけ、早速行動に移した。
ポリタンク一個分はあった泉水を沸騰に沸騰を重ねてできた濃縮娘溺泉が完成し、コップ一杯の水として今ここにある。
ものはできた。後はそれをどうやって飲ませるかだが、なかなか良案が浮かばない。
お茶にして飲ませるか、スポーツドリンクの粉に混ぜてスクイズボトルに入れて差し出すか、それとも・・・
「そういえば昼食の時、いつも小型の魔法瓶にミネラルウォーターを入れて持って来ているのを見てたな。
丁度同じような形の物があったはず、確か僕の部屋に・・・」
そういうとコップの水を置き去りに、キラは二階の部屋に行ってしまった。
そして入れ替わりに、苦しそうな顔をしたロランがやってきた。
「だ、だ、団子が喉に・・・み、みず・・・あ、あった!」
濃縮版娘溺泉を一気にあおる。
「ぷはぁ、苦しかった・・・ん、何だか体が変な感じ・・・あれ、これは一体!?」
「きゃぁーっ!!!」
女性の叫び声を聞いてキラが下に降りてくると、良く見知っている者の変わり果てた姿が台所にあった。
キラ「ロラン兄さん!?まさかあの水を!!」
ロラン「あぁ、胸が、おしりが・・・」
コウ「どうしたん、・・・ぶっ!!」
どてっ
その場にへたり込み、はちきれんばかりの胸元を押さえて目を潤ませているロランを見た途端、
たまたま台所に来たコウは鼻血を吹いて倒れてしまった。
ロランたんハァハァ&期待あげ。続きキボン。
しかしキラ、なんかやってることが異物混入毒殺犯みたいだな。
ロランたんの女性化の原因がこういう風に変わったのか…。
ロランの台詞がやらしいw
ブライトとフォウは変態兄妹だったのか・・・
リメイク乙!最初に自分が書いたものよりおもしろいです
呪泉郷の水なんだから、お湯をかければ良いだけでは?
(もっとも、それだと、水をかぶった途端、また女になっちゃうけど)
キース「ぅお〜い、飲んでるかコウぉ?」
コウ 「・・・あぁ」
キース「あははは、パァ〜とやれよパァ〜と」
モンシア「そこで登場したのが我等がラグビー部のエース、モンシア様よ!」
クラブの女達「凄〜い、じゃ今日の試合は何点ぐらい入れたの〜?」
モンシア「そいつは男の秘密もんよ〜」
クラブの女達「じゃ〜今日の試合は勝ったの〜?」
コウ 「・・・・」
モンシア「・・・け、どっかのひよっこがパスをちゃんと受け取ってれば
勝てた試合だったのによぉ〜」
コウ 「・・・・くっ」
キース「コウ・・・」
モンシア「それどころか、パスはこぼすわボールは相手に渡るわ、んでもってそんまま
トライされて逆転されるわ、散々だぜ」
・・・そう、今日は宿敵ジオン大と試合があり、結果敗北したのである。
試合は最後の最後まで接戦だったのだが、コウのミスで敗北したのであった。
アレン 「もういいじゃないかモンシア、ウラキだって十分分かってるさ。」
アデル 「自分もそう思います。」
ベイト 「やさしいねぇ〜、アレンは相変わらず後輩に甘いやつだぜ。」
モンシア「全くだぜ、誰かさんがあそこでヘマしなかったら勝てたものをよぉ
ねぇバニング監督?」
バニング「そういうときは身を隠すんだ!」
クラブの女達「きゃぁ〜!」
モンシア「駄目だ・・・酔って女の尻追いかけていらっしゃる・・・」
キース「コウ・・・あんまり気にするなよ」
コウ 「くそ・・・あそこで俺が受け取っていればガトーにボールを渡すこともなかった!」
アレン「ウラキ、闘いはお前達がいつまでもやかましいヒヨッコかどうかで決まる。
ガトーの強さはなんだ?奴の言ったセリフを思い出せ!」
コウ 「・・・」
ガトー(すばらしい見事なパスだ。ウラキ、反省会の言い訳の準備は済んでいるのかね?では・・トライするか!)
ベイト・モンシア「ハッハッハ!」
アレン「そうじゃない、やつは『この試合と大会のトロフィーは頂いていく。ジオン大、再興のために・・!』
と言ったんだ。ウラキ・・・お前の実力は誰もが認めている。しかしお前には雑念が多すぎる。
今回のミスもそういったことがミスに繋がったんじゃないのか?」
コウ 「アレンさん・・・・。」
モンシア「アレンよぉ、そいつに言ったって無駄無駄ぁ〜。また失敗するのがオチだっての。
それともなにかぁ?分かった振りをしてまた試合をオジャンにするつもりかよ?えぇ?」
キース「モ、モンシア先輩・・・・」
コウ 「・・・・くそぉぉぉぉぉ!!!」
キース「コ、コウ!」
モンシア「ほっとけぇ、あんな軟弱モンいらねーよ」
キース「そんな・・・・。」
アムロ「コウのやつ・・・遅いな。」
ロラン「祝勝会でもしてるんじゃないんですか?
今日ラグビーの試合があったみたいですし。」
シロー「まぁあいつももう19ですし、大丈夫ですよ。」
ジュドー 「案外、女の人と一緒にいたりs(ゴチ)」
ドモン「下品なことを言うな。」
ガロード 「無い無い、絶対無いってそんなこと。」
カミーユ 「兄に向かってなんてことを言うんだ!修正してやる!」
シーブック「・・・(明日はセシリーと何処に行こうかな。)」
キラ 「・・・(明日はラクスとデートだ・・・久しぶりだなぁ)」
ヒイロ「(明日はリリーナの護衛だ。)」
ウッソ「ロラン兄さん、明日シャクティの家行くんで
なにか野菜持って行っていいですか?」
アル 「でもさぁ、コウ兄ちゃんって律儀だから遅くなるなら電話の一本
ぐらい入れると思うんだけど・・・。」
(ピンポーン)
ロラン「はい〜今でまーす。・・・あ、確かコウ兄さんのお友達の・・・」
キース「キースです、あの・・・コウ帰っていますか?」
アムロ「コウならまだ帰っていないよ。」
キース「そんな・・・もう一時間も前に帰ってるはずなのに・・・。」
ドモン「・・・なにかあったのか?」
キースは今までの経緯を話し、コウを励まそうとしてガンダム家を訪問したことを告げた。
アムロ「・・・探しに行くか、シロー、ドモン、付いて来てくれ。」
シロー「全く、どこを歩いているんだ・・・。」
ドモン「分かった。」
ロラン「僕たちだって探しますよ。」
ウッソ「そうですよ、兄弟なんだし」
アムロ「いや、もう時間も遅い。ロランは皆のことを頼んだぞ。」
キース「あの・・・俺も手伝います。」
アムロ「(何か事情でもあるみたいだな・・・)分かった、シローは俺と、
キース君はドモン探してくれ。」
そして時間は少し遡り・・・・
コウ「ハァッハァッハァ・・・・おわぁっ!・・・・くそ!・・・
・・・くそぉぉぉぉ!!!」
コウはクラブを出た後、ひたすら夜の街を走り続けめぼしい物を見つけると
ひたすら物に当たっていた。
不良1「随分ご機嫌だな、えぇお兄さん?」
不良2「ちょっとこっち来いよ、おい」
コウ 「・・・・ぐはっ・・・く・・・。」
不良1「ここを学校の中と勘違いしてるんじゃないのかぁ?」
不良2「学生の坊ちゃんがこんなとこで一人でいちゃいけねーよ。」
コウ 「う・・・ハァ・・・ハァ・・・」
不良1「おらぁ!」
コウ 「ぐあっ!!!」
不良2「・・・そらよ!」
コウ 「が・・・・ぁ・・・」
不良3「おし、次は俺だぁ・・・まだお休みには早いぜ?」
コウ 「・・・。」
不良123「おらおら!ほらよっへへへ。」
コウ 「・・・くっ。」
不良1「・・・へっ、他愛もねぇぜ。」
不良2「お、こいつ、あの私立大のラグビー部だぜ。」
不良3「へへへ・・・もっと鍛えるこった。そうでないと負けちまうぜ?
ライバル校のジオン大にな・・・はっはっは!」
ドモン「貴様等・・・俺の弟に何をしている。」
不良3「あん?・・・なんだてめぇ?」
キース「コウ!大丈夫かよ!」
ドモン「・・・貴様等に袋叩きにあってたやつの兄だ。」
不良1「なんだぁ・・・保護者の出る幕じゃねぇよ・・・おらぁ!」
コウ 「・・・・ん・・・」
キース「おい、コウ大丈夫かよ?」
ドモン「・・・。」
コウ 「・・・キース、それにドモンに兄さんまで・・・どうして?そういえばさっきの連中は」
キース「チンピラどもはドモンさんが追い払ってくれたよ。」
ドモン「お前の帰りが遅いから皆で探していたのだ。・・・全く、試合には負け酒に酔ったあげくに
このざまか・・・。」
コウ 「・・・。」
キース「それは・・・俺のせいなんです・・・。
俺があそこでパスをミスらなかったらコウはトライ出来ていたんです・・・。」
コウ 「・・・違うよキース。」
キース「え?」
ドモン「・・・・。」
コウ 「問題はそこじゃないんだ・・・。アレンさんも言ってただろ?
ガトーの強さはなんだ?お前には雑念が多すぎるって・・・。
俺は・・・あのとき、チームの勝利よりガトーを抜くこと・・・いや、
抜いて目立つことを考えてたんだ・・・だからあんなミスを・・・。」
キース「コウ・・・。」
ドモン「立て・・・コウ。」
コウ 「え・・・(ドゴ)ぐ・・・ぐぁ・・・」
キース「な・・・!一体なにを!」
ドモン「コウ・・・お前は確かに冴えない男だ。影も薄いし地味だし運も限りなく低い。
だけどな・・・俺は一度もお前を情けない男とは思ったことは無いぞ。
それが・・・なんだ!お前は!見損なったぞ!
俺だけならまだいい!お前は親友のキースにまで心配をかけたのだぞ!」
キース「・・・・」
コウ 「・・・兄さんに分かるもんかよ!」
ドモン「なんだと・・・・!?もう一発喰らえ!(ボコ)」
コウ 「がぁ!・・・・ぁ・・・。」
ドモン「・・・コウ、お前はしばらく家に帰るな。一人になって自分を見つめなおせ。
行くぞキース君。」
キース「え・・・あ、はい・・・(コウ・・・・。)
・・・・あの、あのままにしておいて大丈夫なんですか?」
ドモン「知らん。金も持ってるだろうし、なんとかするだろう。
あぁ見えてもあいつはしっかりしているからな。」
キース「(・・・なんだかんだ言って心配してる・・・やっぱり兄弟なんだなぁ・・・)
で、他の皆にはなんて説明するんですか?」
ドモン「・・・考えてなかった。」
キース「・・・。」
コウ 「・・・・ぐ、とりあえず病院に・・・駄目だ・・・。
体が動かない・・・ドモン兄さん手加減してなかったからな・・・。
(だけど・・・あそこまで怒ったドモン兄さんは久しぶりだったな・・・・。
たしか・・・あのときはカミーユが喧嘩して、相手が降参しても殴り続けたことに
怒ったんだよな・・・・。・・・駄目だ・・・意識・・・が・・・。)」
チュンチュン・・・ガ、ガガガガゴーンゴーン
コウ 「・・・・ん・・くっ・・ここは?・・・知らない部屋のベットに・・・・。
・・・誰かいないのかな。」
コウは家の外に出て、あたりを見回してみた。
コウ 「・・・ここは・・・ジャンク屋?・・・あのショベルカーに乗ってる人が助けれくれたのか?」
ケリィ「・・・・・。」
コウ 「あ、あの」
ケリィ「食欲はあるか?」
コウ 「え?」
ケリィ「顔を洗え。それから飯にする。」
・・・しばらくの後、僕は先ほどの男と一緒に朝食を取っていた。
コウ 「・・・(カチャカチャ)」
ケリィ「・・・(モグモグ)」
コウ 「・・・あの、僕は・・・。」
ケリィ「・・・ラグビーの選手なら僕なんて言うな。」
コウ 「は、はい・・・でもなんで僕がラグビーをやってると?」
ケリィ「お前の荷物をチェックさせてもらった。怪しいヤツだとラトォーラが
心配するのでな」
コウ 「ラトォーラ?・・・・あの、朝食を作ってくれた女性ですか?」
ケリィ「そうだ。・・・お前試合で負けて逃げ出してきたのか?」
コウ 「え・・・。」
ケリィ「昨日ジオン大とナイメーヘン大の試合を見に行ってな・・・。」
コウ 「・・・。」
ケリィ「・・・フッ、ラトォーラ!俺はコーヒーは良い。晩飯のとき頼む。
・・・晩飯は俺の分だけで良いぞ。」
ケリィはその場を立ち去るとコウも急いで朝食を済ませ、後を追っていった。
ケリィ「・・・(キュイーンキュイーン)
コウ 「・・・あの、昨晩はどうも。自分はコウ・ウラキ。
アルビオン大学ラグビー部の選手です。」
ケリィ「何故逃げ出した?負けるのが怖くなったのか?」
コウ 「いやぁ・・・でも自分のせいで試合が・・・。」
ケリィ「・・・やめちまえ!そんなつもりなら早いほうが良いぞ。」
コウ 「・・・それが出来たら・・・・あ、あれは・・・?」
ケリィ「おい、待て!」
コウ 「これは・・・ラグビーの優勝トロフィー?それにMAまである!
ん・・・これは・・・ケリィ・レズナー?ケリィ・レズナーと言ったら
ガトーと肩を並べたていたあn」
ケリィ「勝手に触るな小僧!」
コウ 「うわぁ!(ドシャ)」
ケリィ「いいか、ここにあるのは全てガラクタだ!こいつは動かないし、
こんなもの、過去のものだ!二度と近づくな!」
コウ 「・・・・。」
アムロ 「コウのやつ・・・家にも連絡よこさないで・・・。」
シロー 「まぁキース君が連絡入れてきたからいいじゃないですか。」
ドモン 「・・・・。(モグモグモグ)」
ロラン 「どうしたんですか?ドモン兄さん。今日は静かですね。」
ジュドー「そうだよドモン兄ちゃん、いつもならカミーユ兄ちゃんと喧嘩してるのに。」
キラ 「今頃コウ兄さんもキース達友達と楽しく朝食取ってるんだろうなぁ。」
ガロード「しかしあれだよなぁ・・・。試合に負けたその日に遊びに行くなんて。」
ウッソ 「やっぱり遊んで暗い気持ちを消そうとしてるんじゃないですか?」
カミーユ「(・・・なんか調子狂うな。)」
ヒイロ 「・・・一人減るとなんだか少なく感じるな。」
アル 「ギンガナムさん、これあげる。」
ギム 「好き嫌いは良くないなぁアル君、今回だけだぞぉ。」
アムロ 「まぁコウのことだから帰ってくるときは連絡入れるだろう。」
ケリィ「おい!俺の言うことが分からんのか!そのMAに触るな!
・・・こいつ!いい加減にしないと・・・!(ガシ)」
コウ 「この基盤、熱損耗してます。交換しないと。」
ケリィ「ぐ・・・いいか、俺には人を雇う余裕なんて無いんだ。分かったら・・・」
コウ 「構いません。その代わり、少しだけここに置いてもらえませんか?」
ケリィ「お前・・・家には戻らないのか?」
コウ 「・・・まだ帰れません。」
ケリィ「何故だ?」
コウ 「・・・ケリィさんに助けてもらう前に僕・・・町で喧嘩したんです。
それで駆けつけた兄に助けてもらったんですけど・・・喧嘩の理由を話したら
殴られちゃって・・・自分を見つめなおせって言われたんです。
・・・それまで家に帰るな、と。・・・僕はまだその答えを見つけていません。
ケリィさんといれば・・・その答えが見つかりそうな気がするんです。」
ケリィ「・・・フン、煽てたって何も出んぞ。・・・勝手にしろ!」
コウ 「・・・。・・・あ、ところでこれだけの部品があればなんとか
なるんですけど。(ずらっと書かれた紙を渡す)」
ケリィ「・・・むぅ・・・よこせ!・・・フン、集めてやる!」
コウ 「ありがとうございます!」
モンシア「おいキース!ウラキの野郎はなんで来ないんだ!」
ベイト 「お前が昨日いじめたせいだろ?このいじめっ子〜」
アデル 「自分もそう思います。」
キース 「な、なんか風邪で休むらしいですよ。」
モンシア「ち、今日はバニング監督と顧問のシナプスさんに真面目なキャプテンのアレンも
いないからウラキでも鍛えてやろうと思ったのに。」
ベイト 「お前酷いねぇ〜」
アデル 「自分もそう思います。」
モンシア「仕方ねぇ・・今日はキースを鍛えたやっかぁ」
キース 「・・・(俺も仮病使おうかな・・・)」
コウ 「ここはこうして・・・よし、あとはドライバーで・・・て、あれ?
ここにあったドライバーは・・・・ラトォーラさん?いつのまに・・・。」
ラトォーラ「どうして・・・どうしてあなたはあの人に夢を与えるの?
夢は夢なのに・・・ケリィがどれだけ必死にラグビーに打ち込んでたか分かる?
それなのに・・事故で片腕をなくして・・・でもあの人はそれでも続けようとしたのよ。
・・・どこもまともに取り合ってくれなかったわ。片手でどうするんだね?って。
ケリィは諦めかけてたのに・・・あなたが来てからまた・・・。
・・・あの人はまだ燃え尽きちゃいないのよ!」(ダッ)
コウ 「あ、ラトォーラさん!」
ケリィ「ウラキ、ここを抑えててくれ。」
コウ 「はい。・・・ケリィさんはなんでジャング屋を始めたんですか?
・・・もとはラグビー選手だったのに・・・。」
ケリィ「・・・ジャング屋ってのはもう使えない機体やバラバラにされたパーツが流れてくる。
それらを組み合わせて新しい物を作るためにな・・・。
でもな・・・たまに来るんだよ。少し駄目になっただけでここにくる物が・・・。
少し頑張ればまた使えるようになる機体がな。この・・・MA、ヴァルヴァロもそうだ。」
コウ 「・・・。」
ケリィ「こいつらが俺とダブってな・・・。赤の他人と思えないんだ。
実はな・・・ラグビーが出来なくなってしばらくラグビーのトレーナーをやっていたんだよ。
ジャング屋と兼業でな。・・・俺はここに流れてくるパーツだ。
・・・なら、せめて新人達の礎になってやろうと思ってな。
そしてジャング品として流れてくる機体も直してやりたかった。
・・・俺にようにならないようにな。だが・・・違うんだな。
こうやってジャング屋の親父やトレーナーをやっていても・・・なにか、こう・・・
ここが自分の居場所だって気がしねぇ。俺の胸の奥でなにかが・・・
俺はやっぱりラグビーの選手なんだと・・・・。」
コウ 「ケリィさんは凄いなぁ・・・僕とは全然違う・・・。」
ケリィ「僕はやめろと言ったはずだぞ。・・・フン、お前も自分を変えたくて
ここにいるんだろ?」
コウ 「は、はい!・・・ぼ、・・・俺はまだ兄さんの言われた答えを見つけていません。
・・・でも、ここにいてそれが何か・・・少しだけ分かったような気がします。」
ケリィ「・・・お前、ここで働かないか?」
コウ 「え?」
ケリィ「お前はジャング屋としての筋が良い。どうだ?」
コウ 「で、でも俺は学校があるし・・・。」
ケリィ「ならアルバイトでどうだ?」
コウ 「・・・はい!よろしくお願いします!
・・・それでケリィさん、一つお願いがあるんですが。」
ケリィ「なんだ?」
コウ 「僕と・・・勝負してもらえませんか?」
ケリィ「なにぃ?」
コウ 「ボールを持ってどちらが先にトライできるかを勝負するんです。」
ケリィ「・・・良いだろう。俺もこの腑抜けた身体を鍛えんといかんからな。」
コウ 「・・・では行きますよ?」
ケリィ 「手加減はせんからな。」
コウ 「それは俺も同じですよ。・・・ラトォーラさん、お願いします。」
ラトォーラ「(・・・ケリィが生き生きとしてる。・・・今まで死んだような目つきをしていたのに。
・・・この子のおかげみたいね・・・。・・・ありがとう)」
(パン!)
491 :
後日談:03/02/02 02:12 ID:???
アムロ 「おい!ドモンにカミーユ!いい加減に静かに食べろ!」
ロラン 「アムロ兄さん、そろそろ出勤しないと遅刻しますよ。」
シロー 「そういやコウ、今日練習試合だって?」
コウ 「そうだよ、相手はジオン大。この間の借りを返さないと。」
ジュドー 「・・・げ、今日の朝飯嫌い・・・。」
ギム 「小生が食ってやろうか?」
ウッソ 「そんなのおかしいですよギンガナムさん!」
アル 「駄目だよギンガナムさん。ちゃんと食べさせないと。」
ガロード 「(この間のアルはなんだったんだ?」
シーブック「朝パン主義朝パン主義朝パン主義朝パン主義あ(略」
キラ 「・・・兄さん?」
ヒイロ 「食事完了。・・・別の任務に移行する。」
コウ 「ご馳走様。(・・・お茶が飲みたいな。喧嘩してるカミーユのお茶もらお。)
・・・行ってきまーす。」
ロラン 「いってらっしゃ〜い」
カミーユ 「あぁ!俺のお茶が!そんな兄さん修正してやる!」
ドモン 「隙だらけだぞカミーユ!」
カミーユ 「ぐぁ!」
アムロ 「・・・なんだか少し前向きになったな。コウのやつ。」
シロー 「そうですか?」
アムロ 「あぁ・・・。」
長文失礼しました。
乙です。
兄貴らしいドモンが(・∀・)イイ!!
0083も違和感無くて凄いな〜
ほしゅあげっ
コウが目立ってる。
ショタっぽいけどな
風呂に入り、定着しきらなかった一部の染料を流す。その後で持ち込んだ手鏡を見て
キラ「流れてるな…。よし…と。次は…。」
全身の毛を剃り終わるとシャワーで洗い流し、湯船につかる。
キラ「これで…よし…と。10分くらいかかったかな。はぁ…。」
少し経ち、全身をくまなく洗ってから風呂を上がる。
キラ「…染まってる…な。あ、アムロ兄さん。」
アムロ「あ、キラ。丁度よかった。後どれくらいで行くんだ?」
キラ「出るのが3時半ですから。結構時間はありますよ。」
アムロ「そうか。あのOSの試動作が終わったんだが、癖が強いのかまだ微妙に扱いにくくてな。調整を手伝って欲しいのだが…」
キラ「良いですよ。化粧しながらでいいなら…」
アムロ「分かった。頼む。」
キラ「後ウッソの協力も頼んでみたらどうです?ウッソも暇のようですし。」
アムロ「実はウッソにももう頼んである。」
キラ「じゃぁ化粧道具持って1階に行きますよ。」
アムロ「頼んだ。」
キラは三階に化粧道具を取りにいく。
アムロ(デート毎に化粧…大変だな…キラも)
1階でOS修正が開始される。因みにキラは化粧しながらなので片手打ちなのだがそれでも驚異的スピードである。
ややこしい専門用語の羅列、作業が3時頃に終わり、雑談が始まる。
ウッソ「アムロ兄さん、フレイさんってどういう人なんでしょう?キラ兄さんに聞いてみても危険…としか教えてくれないんですけど」
アムロ「ウッソ、やめておけ。あの女はお前の手におえる相手とは思えない。」
ウッソ「とても優しそうな感じでしたけど…。」
キラ「最初はね。でも少し揉めたり分かれようとするとかなり厄介だよ。行きはよいよい帰りは怖いって奴。最も僕も今帰りの途中でしかないけど。」
ウッソ「そう…なんだ…。」
アムロ「フレイと付き合い始めて少し経った頃のキラはカミーユ以上に手におえなかったの、覚えてるだろ。
フレイだけは止めとけって忠告しても暴走するだけだし。転校のちょっと前にラクス嬢と交流を持ち始めた辺りから更正が始まったけど。」
ウッソ「…僕はああはなりませんよ。絶対に…。」
カズィ「でも、本当にそうなのかなぁ…。」
アムロ「誰だ!!」
ウッソ「誰?」
キラ「……あれ、誰だっけ…。いなくなってる。あ、そろそろ時間だ。服選んで行ってくるよ。」
アムロ「分かった。」
ウッソ「行ってらっしゃい。」
カミーユ「あ、フォウ…。」
フォウ「カミーユ!久しぶりね。」
カミーユ「ああ…どこ行く?」
フォウ「5時ごろまでは気分次第で散策、その後で…赤●ンガ倉庫…なんてどうかしら?こだわりのあるお店があるらしいわ。」
カミーユ「じゃ、そうしようか…。」
フォウ「ええ。」
ジュドー「ルー、焦るなよ。時間はたっぷりあるんだしさ。」
ルー「良いじゃない。急ぐにこした事はないわ。バーゲンに行くんだし。」
ジュドー「バーゲンって…大晦日バーゲンか?それだと遅いんじゃ…」
ルー「何言ってるのよ?これから安くなるのよ。貴方の好きなジャンクパーツもあるわよ。」
ジュドー「ホントか?じゃぁ早速行こうぜ。」
ルー「ジュドーは現金ね。そこがいいところなんだけど。夕食は赤●ンガ倉庫でね。」
ジュドー「きにしないの。さ、行くよ。」
ガロード「ティファ!」
ティファ「ガロード!」
ガロード「…今日は何処いこっか…?」
ティファ「私は…ガロードについていくから…。」(ガロードが考えてくれているもの…。)
ガロード「…分かった。じゃまず…。」
ティファ(口で言ってくれなくても私にはわかってる…。)
シャギア「オルバよ、そっちの首尾はどうだ?」
オルバ「問題ないよ、兄さん。」
駅付近の歩道で待つキラ。
キラ(女装)「ここで待っていれば迎えが来るって言ってたけど…後五分か…。」
偶然付近にいたフレイ。
フレイ(あれは…キラね。カガリなら直接アスランの家に行けばすむはなしだもの…面白くなりそうね…。)
キラ(女装)(フレイ!ばれないと良いけど…。後3分…)「うわっ!!」
いきなりキラの体がバランスを崩す。後から襟首を掴まれ、車に引きずり込まれたのだ。
そして車はすぐ発進する。
フレイ「…これって…誘拐?まぁ…いずれにしてもあのこの目的は妨害されたんだし、大丈夫ね。」
カイ(あれは誘拐…?追跡してみるか。)
車内では意外なことになっていた。
キラ(女装)「いたたたた……一体…何が…?」
オルバ「迎えに着ただけさ。キラ=ヤマト君で間違いないね?カガリ嬢じゃないね。」
キラ(女装)「ええ…そうですけど」
オルバ「普通に迎えようとは思っていたけど、あのままだと危険だっただろう?だからこうした訳だ。
因みに車は2回乗り換える。万が一記者につけられていたら大変だからね。」
キラ(女装)「もしかして…クラインカンパニーの…」
オルバ「そういう事さ。因みに兄はラクス嬢を迎えに行っているはずだよ。今車に乗っているはずだ。」
キラ(女装)「ありがとうございます……。」
オルバ(クラインカンパニーはブラットマン卿の所と違って重役に謙虚な者が多いからね。居心地が悪くない。ブラットマンへの復讐も…はたしてくれそうだしね。)
オルバ「そろそろ乗換え地点だから…準備をしておいてよ。」
キラ「分かりました。」
紅白会場付近…歌い終わったラクスがプロモーションの服のままで人気の少ない裏口付近に佇む。
ラクス「父はここで待っていれば問題なく抜け出せる…と言っておりましたけれど…如何なさるのでしょう…?」
デュオ「お、あんただな。ラクスさんってのは。ちょっと来てもらうぜ。あんたの親に頼まれてね。」
ラクス「ええ。分かりましたわ。」
局を脱出、近くに止まっていた車に辿り着く。因みにデュオは覆面姿。ぱっと見誘拐犯だ。
デュオ「さ、この車だ。…こっちは作業完了したぜ。」
ラクス「分かりましたわ。」
シャギア「何者かに発見されたか?」
デュオ「その辺は大丈夫。このデュオ様がやったんだからな。」
シャギア「分かった。」
デュオ「後、ラクスさん。後に服と荷物が置いてあるから、次乗り換えた後で着替えちゃってくれ。」
ラクス「分かりましたわ。それと、助かりましたわ。」
シャギア(オルバよ、こっちの任務は完了した。)
それを影で見ていたフラニー。
フラニー「これは…スクープね。しかも私しか見てない。追うわよ…。」
ラクス側が乗換え地点に辿り着いた。
シャギア「次はこのキャンピングカーだ。運転は頼んだ。こっちはカモフラージュの為に出る。」
デュオ「分かった。さ、ラクスさん。後の方の個室で着替えちゃって。運転はしておくから。」
ラクス「分かりましたわ。後、シャワーも使ってよろしいですの?」
デュオ「30分以内で何とかなるなら大丈夫だぜ。じゃ、出発するぜ。後服と一緒にジーゲル氏からの伝達内容があるらしいぜ。」
ラクス「分かりました。ありがとうございます。助かりますわ。」
紅白での熱気などでかいた汗を流し、バスタオルで体を拭き、着替えを確認しようとするとそこの一番上に伝達内容がかかれたメモがあった。
≪服はあえてマフラー、コートも入れてある。フードは外ではできる限り被っておくとよい。ピンクの髪は目立つからな。
いつも大変だろう。正月付近くらいは精一杯息抜きをするとよい。≫
ラクス「あら、父上ったら。嬉しいですわ。本当に。」
服を着て、風呂から出て座席に座る。キャンピングカーは着々と次の合流地点へ向かっていた。
片やバイクで追跡してたフラニー。
フラニー「確か…ここにはいっていってたわね。なかなかでてこない…突入してみ…ってあの車!さて、まだまだ追うわよ…。」
フラニーは見事にラクスの乗っていない方の車を追っていった。
オルバ「つきましたよ。このキーを持ってあの車の前です。では。」
キラ(女装)「分かりました。ありがとうございます。」
キラを降ろし、オルバは車で去る。
キラ(女装)「ここで待つ…か。あ、キャンピングカーが着た。」
ラクス「キラ様!相変わらず見事ですのね。」
キラ(女装)「ラクス!!…冷やかさないでよ。」
ラクス「ふふっ…。」
デュオ「アツアツな所悪いんだが、この車は放置して、そっちので送るんだとさ。キー預かってるんだろ?」
キラ(女装)「ええ…。ここに。」
デュオ「じゃぁ2人ともさっさと乗りな。移動して赤●ンガ倉庫付近に降ろすから。」
キラ(女装)「分かりました。」
ラクス「ええ…。」
そして、見事に赤●ンガ倉庫に人が集まる。
505 :
471の続き:03/02/02 17:41 ID:Y1YODV6z
兄弟s宅茶の間。
ロランとコウの二人を除き、他の全員が一同に介して家族会議を開いていた。
議題はキラの責任追及とロランを元に戻す方法の模索。
アムロ「聞けばあの後、ドモンがやかんのお湯をかけてみたけど男に戻らなかったと・・・」
シーブック「何せ1000倍濃縮ですからね、相当の効き目でしょうね。」
ヒイロ「サイサイシーに頼んで今度は男が溺れた泉を持ってきてもらえばいいんじゃないか?」
ドモン「実はそちらの泉はここ最近枯れているのだそうだ。いつ又沸いてくるのか見当もつかないと
地元民も言っている。だから奴はやむなく娘溺泉で修行をするはめになったそうだ。」
ガロード「えーっ、じゃあ当分は女のまま!?」
ジュドーがこそこそ呟く。
ジュドー「なんかそこはかとなく嬉しそうじゃないかガロさんや。」
ガロード「へっへっへっわかりますかジュドさんや。」
ジュドー「これはその、言っちゃぁなんだがいきなり・・・」
ガロード「おいしい展開になりましたなぁ。」
他の兄弟にばれぬようエヘラエヘラしている2人だった。
カミーユ「しかしそんな物をほんの一時とはいえ放置するとは・・・迂闊だぞキラ!」
ウッソ「ロラン兄さんならまだしも他の人が、例えばドモン兄さんが飲んでいたらとてつもなくおかしいですよキラ兄さん!」
やかましい、とウッソを怒つくドモンを見ながら兄弟sはうっとなった。
ドモンの女装化・・・
アムロ「ドモンの三つ編みスカート姿はともかく、話を元に戻すと、ロランを男に戻すにはできるだけ早いうちに
あらゆる手段を用いて行う事、そしてこの事は外部漏洩防止の為ロランに関する一切を緘口する、特にシャアなどには絶対気づかせるな。
なお、ロランの寝姿やシャワーシーンなどを画像にしてインターネット掲示、生写真にして一儲けしようとか考えている奴にはキングオブハートの名にかけて
鉄拳制裁がなされるからそのつもりで。」
ドモン「承知ッ!!」
ジュド・ガロ「ギクッ!!」
ここはやっぱりジュドー達がアスランと手を組んでry
大晦日3に期待( ´ー`)ノ
>>505 ロランの女性化リメイクネタも期待待ち
508 :
505の続き:03/02/02 19:00 ID:Y1YODV6z
アムロ「以上の方針を以って皆には行動してもらう。人員は3つのグループに分ける。
シローが長でドモン、カミーユ、ヒイロの四名は護衛班、シーブックを長としてキラ、ガロード、ジュドー、ウッソの5名は
解析班、そして俺が長でコウ、アルの三名は対策本部、と以上のように編成する。護衛班はシャア一族の魔の手からロランを守れ。手段は問わない。
解析班はロランを元に戻す方法を科学的見地から見つけ出せ。呪いの泉なんて非科学の力に頼らずにだ。事は急を要し1秒たりとて無駄にできない。
心して掛かれ!」
一同「はっ!」
解散、とアムロが手を振ると皆一斉に散っていった。その時を同じくしてお風呂からロランが上がってきた。
少しでも長くお湯に浸かっていれば或いは男に戻れるかもしれないという少ない可能性にかけては見たが、
結果は彼女を見れば一目瞭然だった。
アムロ「こらロラン、バスタオル1枚でこのような所をうろつくなど、兄弟の目を気にしろ。」
ロラン「あぁ、すいません、気がつきませんでした。注意します。男物の服が合わないものですから。」
アムロ「今方策を纏めて行動に移した。後は皆に任せろ。それと今後はアルを常に同行しろ。いろいろ手助けになるはずだ。」
アル「よろしくね、ロランお姉ちゃん。」
丁度そこへ神妙な面持ちでキラがやって来た。
キラ「ロラン兄さん、ごめんなさい、僕、僕・・・」
ロラン「いいんですよキラ、勝手に人のものを飲んだ僕も悪いんです。自分一人が悪いと決め付けないで。」
キラ「ありがとう兄さん。」
はらはらと泣き出すキラ。
するとロランはキラを自分の胸に抱き寄せた。
ロラン「気にしないで、誰も貴方を責めたりしませんよ。」
アムロ『おいおい、薄布1枚の姿でそんな大胆な・・・早く女の体を自覚して欲しいものだ。だがもしかして、体ばかりか心まで女になりきっていたりしないだろうな。」
二人を見ながら心配するアムロだった。
ドモン女化も見たいw
510 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/02 21:55 ID:iPbLDtLL
>>508 兄とはいえ薄布のみの美少女に抱き締められる展開。
うらやましいなキラ。
しかしラクスとかフレイに知られたらまずいことになりそう。
511 :
フラン:03/02/02 22:35 ID:???
512 :
511:03/02/02 22:36 ID:???
510の間違いだった。
鬱。
>>503を読んで
何か違和感を感じて単だけど...
>>511を読んでわかったフランとフラニーが....
>>510 ラクスの場合 無言の圧力、又は超積極アプローチ(ラクスがこれをやると非常に怖い罠)
フレイの場合 直接行動
ラクスとフレイの戦いがある前スレの種学園みたいなネタを読みたい人が案外多い?
それとも毎回数人の人が同じ要望を書いてる?
>>515 案外多いなら種学ネタ連載開始したいんだけど、
漏れの場合今やってる大晦日ネタが完了しないと無理な罠。
>>516 大晦日ネタがんがって下さいね。 ギロンも大事ダケド
>>大晦日
キラとラクス以外の扱いが数行ずつ...(´・ω・`)ショボーン
このネタは今後種ネタメインで進行?
>>519 一応、特殊型デートだから二人はコマ割り大だっただけ。
これから虎の店で各キャラが絡み始める。因みに意識して無いと自然に
種のウェイトが広くなっちゃうのはご勘弁を。
シーブックとセシリーは後に見せ場あり?
キラ「そういえば、もう少ししたらバレンタインだね。」
イザーク「血のバレンタインの恐怖が…。」
ジュドー「あれだけはかんべんな。マジで。」
ガロード「あれはミンチになった奴多数だったよな…。」
カガリ「ZAFT学園に巨大チョコを投下したとか言うあれか?」
ラクス「確か、某人が義理チョコよとか放送で言って巨大なチョコをZAFT学園に…。死ぬかと思いましたわ。」
二コル「刺さった後で溶け始めましたからね…。チョコに飲み込まれて窒息死した人まで…。」
アスラン「犯人はいまだわからずだけど、この付近の奴なのは間違いないからな。」
キラ「あれは本当に一体誰が…。」
フレイ(あの時のコーディ殲滅作戦、大失敗だったものね。全く…。)
各キャラ達のバレンタインイベント希望!!
523 :
508の続き:03/02/03 16:23 ID:EBfEJScn
2階からヘロヘロとコウが降りてきた。鼻血はやっと収まったらしい。
ロラン「あ、コウ兄さん、大丈夫ですか?」
そういってコウに振り向いた時に、またやってしまった。
キラのあの意味もなくベルトと金具の多い服にタオルが引っかかり、更にロランも一歩前に踏み出してしまった為に
ハラリ・・・
その生まれたままの姿はコウの眼前に完全に露わとなり、しなやかな肢体、揺れる乳房、ピー(規制します)が彼の脳にインプットされる刹那、
思いっきりそのスイッチが入れられてしまった・・・
コウ「・・・ブブブーーーッッッ!!!!!」
彼の体のどこにこれだけたまっていたのかと言うくらい怒涛の大出血をぶちかまし、辺り一面全てを朱に染めた。
茶の間はその為当分の間使用できなくなり、後に『血の間』と兄弟の間で長く語られる事となる。
アムロ「ったく、これだからチェリーは!」
524 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/03 17:03 ID:EBfEJScn
>>521 すげーいい!このネタの切れ味、今後の参考にさせていただきます。
ロラン女化リメイク、更に気合入れます。
>521
笑いました。
普段種ネタはあんまり読んでないんだけど、これはイイ!
ロラン「今日は節分ですね。そう言えば、今年の恵方ってどっちでしたっけ?」
※恵方・・・節分にその方角を向いて丸のままの巻き寿司を食べると、その一年が健康に過ごせると言われる方角。毎年違うらしい。
シーブック「なんなんとぉぉー!(南南東)」
ドモン+鬼のお面「甘い!その程度の弾に当たる俺ではない!!」
アル「ドモン兄ちゃん、投げられた豆分身して全部捕まえるなんてやめてよ!」
おそまつ
>526
ワラタ。
シーブックネタの「なんとぉー」ネタって、なんだかしらんが
妙に俺のツボにくるんだよなー
鉄仮面「シーブック君、君の好物は何かね?」
シーブック「なっとぉー!」
鉄仮面「む、それは朝のご飯につき物じゃないか。君は朝パン主義を抜ける気かね?」
シーブック「滅相もない!」
鉄仮面「今日から君の家に配達するパンは納豆づくしだ。納豆あんぱんに納豆パイに納豆パター、
惣菜パンも全部納豆入りにしておいたからな。ふはははは、臭かろう!」
シーブック「なんとぉー(号泣)」
おまけ
アムロ「麻パンは生地がごわごわして好きじゃないな」
鉄仮面「なんとぉぉ!!私のパンに不満かね?(聞き間違えている)」
アムロ「やっぱり生地は綿が最高だ。柄は青い縦じまで」
鉄仮面「………ふははは、貴殿は縞パン主義者というわけか」
そこへ中央ブリーフ連盟構成員のカミーユや
フンドシ血盟団のギンガナム、ガトーがなだれ込んで口論に…。
赤●ンガ倉庫…。その奥にある店、レセップス…。
コーヒーに妙に拘る店長のいる食事拠ある。
店員「そろそろお客さんがくる頃ですね。」
虎「ああ…。今日はVIPも数名来るからな。さーて、営業を始めるぞ〜。」
ガロード「ティファ、疲れてないか?もしかして。少し休むか?」
ティファ「大丈夫…。私は…。」
ガロード「そう…なら安心だけど…あ…あれって…女装中のキラ兄さんか。面白そうだしからかってこよ。ティファ、少し休んでて良いぞ。」
ティファ「分かったわ…ガロード。」(あれは…違う。あの人は…本物)
アスラン「久しぶりだな…。こういうのも。」
カガリ「そうだな。所でそろそろじゃないのか?」
アスラン「そうだな…。ちょっと用をたしてくる。」
カガリ「わかった。ここで待ってるよ。」
ガロード「キラ兄さん!偶然だな。ほんと。」
カガリ「人違いだ!!」(何でこうなるんだ…全く!!)
ガロード「嘘が苦手だな。キラ兄さんも。どうせラクスさんとデートに来てて俺のこと見つけたから二手に分かれたんだろ?」
カガリ「そんなわけないだろ…馬鹿!」(何なんだ…全く。)
ガロード「で、いつも通り胸にはシリコン入れてんだろ?」
カガリの胸に触ろうとしてカガリに殴られる。
カガリ「何するんだこの変態!!」
ガロード「いてーな!幾らなんでもやりすぎだぜ。兄さん。」
カガリ「さっきから人違いだといっている!」
ティファ「ガロード…その人は…本物…。」
カガリとガロードの殴り合いの現場を少し遠くから見つめるティファ。勿論ティファの声はガロードに聞こえない。
現場に用をたし終わったアスランが駆けつけてくる。
アスラン「喧嘩相手は…キラの弟…か。喧嘩にすらなってない感じだが。」
カガリ「おまえはぁぁ!!」
ガロード「降参降参。切れたキラ兄さんには勝てないや。」
カガリ「何度言ったら人違いだと分かる!!」
アスラン「カガリ…少し落ち着け…。一体何があった!」
カガリ「こいつが…私の事をキラと間違えて胸に触ってこようとしやがったんだ。」
ガロード「え…まさか本当に?」
アスラン「正真正銘のカガリだ…彼女は。」
ガロード「マジかよ…。キラ兄さん今日も女装してたからつい…。」
アスラン「それはそうとカガリ、いくらなんでもやりすぎだぞ。銃器で殴るのは…。」
カガリ「…そうだな…。やりすぎたのはすまない。許せ。」
ガロード「俺も本物だとは思ってなかったよ。ごめん。」
ティファ「ガロードはいつもせっかち…ふふふ。」
カガリ「お前もデート中だったのか。ここに来るってことは…」
ガロード「レセップス目当てさ。勿論。」
アスラン「目的地は一緒…か。そろそろ行かないと開店に間に合わないぞ。」
カガリ「そうだった。急がないと…。」
ガロード「ティファ、行くよ。」
ティファ「ええ…。」
店で…。
店員「いらっしゃいませ。」
ジュドー「一番乗り〜と。」
ルー「やっぱり隠れた名店っていいわよね。すいてて。」
ジュドー「全くだぜ。」
ルー「この後は…ホテル行く?」
ジュドー「俺はまだ未成年だっての。何考えてんだよ。」
ルー「冗談よ。それにまだ行く所は一杯あるんだから。TV局のやるカウントダウンも覗きに行かなきゃいけないし。」
ジュドー「ミーハーだなぁ…。」
ルー「ジュドーもでしょ?」
ジュドー「そういう事言うなよ…。注文はどうする?」
ルー「まず、ここの店長お勧めコーヒー、その後で食事でしょ?」
ジュドー「まぁ…ここに来てコーヒー飲まなかったらそれは冗談にもならないしね。」
ルー「分かってるじゃないの。…あれって…ジュドーのお兄さんじゃない?」
ジュドー「鉢合わせかよ…参ったな…。」
ガロード「お、ジュドーじゃないか。」
ジュドー「ガロード!…結局こうなっちゃうのか。」
ルー「ここなら静かにデート出来ると思ったんだけどね。」
ガロード「実は同じこと考えてたんだよ。俺も。で、偶然…」
ジュドー「キラ兄さんにまで会ったって訳か?それにしても…キラ兄さんがホモだったとは…」
見事なタイミングでキラ(女装)とラクス(髪隠し)が来る。
キラ「呼んだ?」
ラクス「あら、これは珍しいですわ。デート中の鉢合わせなんて滅多にありませんもの。」
カガリ「私は女だ!」
ジュドーの方に突っ込んでいこうとしたカガリをアスランがとめる。
アスラン「それに俺もそういう趣味はないぞ。…おっと、カガリ、それはやめておけ。こんなとこで…。」
カガリ「悪い。」
ラクス「キラ様…弟さんにも悪気はないようですし、ここは…。」
キラ「大丈夫。気にしては居ないよ。ラクス。」
ティファ(嘘…ラクスさんが止めていなかったら、この人は怒っていた…。)
ガロード「…ってラクスさん?髪を隠すと分からない物だなぁ。」
ラクスがあえてフードを外す。因みに長い髪の一部は服の中にたくし込んである。
ラクス「フードを取れば分かります?」
ガロード「それなら分かるよ。」
ルー「見事に知り合いが揃っちゃったわね。」
ラクス「そうですのね。」
ティファ「これからですよ。」
ガロード「え…?」
ティファ「…来ます。」
ジェリド「マウアー、ここが隠れた名店でコーヒーが美味しくて有名な店のレセップスさ…って……え?」
マウアー「どうしたの?」
ジェリド「何でお前らまで…」
カガリ「お前は…。」
ジュドー「ジェリドまで…ここまで鉢合わせると、偶然には思えないくらいだぜ。」
ラクス「でも偶然ですのね…。凄いですわ…。」
カズィ「でも、本当に偶然なのかなぁ…。」
ガロード「今の声…誰だ?」
ジェリド「さぁ…。」
マウアー「気にしてもしょうがないわよ。」
店員「皆様、ご注文は…。」
ジュドー「そう言えば…注文のこと…」
ルー「忘れてた…わね。」
皆で適度に注文をする。そして、注文が終わってコーヒー、ワイン、食事が出回り始めた頃…。
カミーユ「ここが…例の…店だね。」
フォウ「ええ…行きましょ。」
カミーユとフォウが来る。
ジェリド「お、カミーユ。女二人でデートか?」
カミーユ「俺は男だよ!!」
即発で2人の殴り合いが始まる。その頃、周囲には酔いも回り始めていた。
店員「店長、止めなくていいんですか?」
虎「よく見てみろ。周りはあれを余興として見ている。どうせ物が破損したら保険が降りるんだ。ほおって置け。」
店員「分かりました…。」
虎(上手く行けば金髪のお嬢ちゃんを狙えるしな。)
ジュドー「お、向こう…喧嘩じゃないか。これは面白くなったぜ。」
ルー「個性的な人が多いからね。」
ジュドー「それもそうだ。ルー、赤ワイン飲むか?」
ルー「そうね。頂くわ。」(でも…お金どうするの?こんな高い物頼んで…。)
ジュドー(どさくさに紛れて逃げるなりするって手があるから気にするな。もし失敗してもこの場にラクスさんがいるから借りられるし)
ルー(もう…。全く…。)
ジュドー(良いってことよ。)
ルー(…で、そのラクスさんがこうやっていなくなったらどうするつもりなの?)
ジュドー(その時は仕方なく持って来たお金で払う。)
ルー(持ってきてたのね…。流石に)
キラ「ここのコーヒー…美味しいね。」
ラクス「それはそうですわ。父のお気に入りの店ですの。」
キラ「なるほどね…。ところで、ここでは食事は取らないみたいだけど…」
ラクス「食事は食事で場所は考えてありますわ。今日の為に父に頼んで色々根回しとしてもらいましたもの…。」
キラ「ラクス…ありがとう。」
ラクス「毎回迷惑をおかけしていますもの…これくらい当然ですわ。」
キラ「そう言ってくれると嬉しいよ…。所で向こうで喧騒が起こってるみたいだけど…。」(ジーゲル氏への恩返しも兼ねてOS開発今まで以上にがんばらなくちゃ…。)
ラクス「もう少ししたら迎えが来る時間ですわ。その辺は全く問題ありませんわ。そろそろ店を…。」
キラ「そうだね…。」
アスラン「2人とも…もう行くのか?」
ラクス「ええ。そろそろ次の方に…。」
キラ「又ね。」
カガリ「その格好で変なことしたら許さないからな。」
キラ「分かってるよ…。」
店員「お勘定は****円です。…おつりは…」
ラクス「美味しいコーヒーありがとうございます、又来ますわ。」
店を出て二人は次の目的地に向かった。
ガロード「ティファ、どう…?ここの店…。」
ティファ「美味しい…。このコーヒーも煎れた人の心が感じられるようで…。原料の(略)も引き立ってるし…。」
虎「この味がそこまで分かってもらえるとは嬉しいな。しかも原料まで。」
ガロード「お、店長。」
虎「特別に明日から店に出す予定だったコーヒーを1杯奢ってやろう。」
ガロード「そいつは良い。所で、店長、喧嘩止めなくていいのか?」
ティファ「ありがとう…ございます。」
虎「気にせずともいいさ。それに、今はお客さんもあれを楽しんでいる。ほおっておいて問題はないだろう…。」
ガロード「なるほどな。」
虎「…これが新商品さ。どうだい?」
ガロード「一段と苦味がきいて美味しいぜ…。」
ティファ「そして、一段と心が篭ってる…原料は(ry」
虎「これの原料まで分かるとは…。凄い彼女だな。大切にしろよ。坊主。」
ガロード「そういうのとは関係なくティファは俺が守る。絶対にな。」
虎(良い性格した坊主だ…。将来大物になるかもな。)「そうか。では夕食を楽しんでいってくれ。」
ガロード「ああ。ありがとよ、おっさん。」
フォウ「カミーユったら…。折角のデートなのに…。」
マウアー「お互い彼氏には苦労してるようね…。」
フォウ「何しろ喧嘩っ早いから…。」
マウアー「ですね…。」
2人「はぁ…。」
ジェリド「今度こそ貴様に!!」
カミーユ「貴様、言っていい事と悪い事が!!」
ジェリドが蹴った椅子を片足で防ぐ。その隙を狙ってジェリドがからになったワインの瓶を投げる。
カミーユ「こんな物!!」
カミーユ、見事受け止める。流石にこれには驚いたが、ジェリドは更に追撃をかける為、食卓から中身の入った赤ワインを手に取る。
そしてそれをカミーユに投げつける。カミーユはいとも簡単にそれを避けた。後方にはカガリ達がいる。
アスラン「あいつらは…全く…。」
カガリ「放っておけばいい。少し経てば収まる。」
アスラン「でも流石に空の瓶はこっちに飛び火する可能性も…」
カガリ「…だからほおって置けば…!!」
カガリは反射的に振り向き、瓶を受け止めるが、遠心力で中のワインがカガリの髪にかかる。
カガリ「…あ…髪が…。……貴様らのせいで!!」
アスラン「か・・・カガリ、銃は…」
カガリ「銃など使わん。こいつらなんて拳で十分だ。」
そこで静止にふみきる虎。
虎「お嬢さんみたいな方がそんなに獰猛になっては折角の美貌が台無しだ…。少し落ち着きたまえ…。」
カガリ「でも、この仕打ちは…!!」
虎「店の裏にシャワー室と風呂がある。好きに使ってもらって構わない。後汚れた服の変えは用意しよう。」
カガリ「…まぁいいや。」(ここでこれ以上やったら親父に何言われるかわからないしな。)
アスラン「ふぅ…。すまない、迷惑をかけて。」
虎「気にすることはない。困った状況にあるレディーを助けるのは男の勤めだ。後向こうはこの感じならもう少しで外でのMS戦になる。大丈夫だ。」
アスラン「はぁ…。ありがとうございます。」
虎の言葉どおり、外でのMS戦闘になる。マウアー、ジェリドVSカミーユなのだが言うまでもなく二人纏めてミンチになる。
ジェリド「俺を庇って…?」
マウアー「言ったでしょ。貴方のミンチ道には…私がついてるって。」
ジェリド「マウアー…。」
通りがかりのフレイ。
フレイ「これは…ミンチより酷いわね。二人揃って。」
次回予告
・カズィという他人、恋人という他人、敵という他人。
それぞれがカガリにどう影響するのか。虎ことアンドリューバルトフェルド
の行為の真意は?そしてカズィに再び出番はあるのか?
次回波乱万丈ガンダムブラザー大晦日編。
カガリの運命
ブラザーネタから脱線しつつあるネタを誘導しろ、ガンダム!!
デパートはバレンタインチョコを買い求める女の子で賑わっている。
そんな売場の一隅で・・
セイラ 「あら、リリーナさんとアイナさんではなくて?」
アイナ 「・・・こんにちは」
リリーナ「ちょうど良かったですわ!セイラさん」
セイラ 「こんな所でどうなさったの?」
リリーナ「わたくしもアイナさんもお兄さまにあげるチョコレートを選んでいましたの。
なかなか決まらなくて・・」
アイナ 「セイラさんもお兄さまに差し上げるのでしょう?」
セイラ 「確かにこの間兄さんから『アルテイシア、14日が楽しみだな』とかいうメールが
来たけど、私には関係のない事だわ」
リリーナ「そうですか・・私の所には『ヒイロとの決着は今度こそチョコレートで決める!』という
メールが来ましたの・・」
アイナ 「私は先日お兄さまの部屋の外で『アイナのチョコを食べれば・・少しは命が・・』という
つぶやきを聞いてしまって・・」
セイラ 「・・・2人ともほうっておきなさい。
バレンタインのチョコレートは本命の人にだけあげればいいのよ」
アイナ 「そうでしょうか?」
セイラ 「そうよ、そんな事で悩むなんて時間の無駄だわ。まったく・・お互い兄には苦労するわね」
リリーナ「・・・そうですね」
アイナ 「ところでセイラさんはどなたへのチョコを買いにいらしたのですか?」
セイラ 「それは内緒よ」
終わり
hosyu
>>529 フンドシ血盟団にドアンとランバラルも加入希望(w
>>540 バレンタインネタこれからも期待
>>542 ドアン、ラルよりも東方不敗の方がフンドシ派な気がする。
しかし、ギム、ガトー、師匠なんて濃すぎて誰も勝てないな。
544 :
523の続き:03/02/04 22:30 ID:ogJh0OLm
ガンダム家三男壮絶大出血の後・・・
直撃を受けたロラン、キラ、い合わせてしぶきを受けたアムロ、アルはこの後入浴。
因みにアムロの意向でロランとアルは一緒に風呂に入ることに。
本筋に戻り、ロランの性をかけたガンダム家の”裏オペレーション・メテオ”は開始された。
しかし、この情報は某一家に察知されていた。
シャア「いかんな、フラン嬢。他人の家の中を盗み見るなど。」
フラン「ふぉふぁふぇふぁひふふぁー!(訳:お前が言うかー!)」
シャア「しかし君のお陰で、ロラン君の思いもよらない出来事を知る事ができた。感謝する。ついでにこのネガも貰っておくよ。」
フラン「ふぁーっひゅうふぁんふぉふおっふへふぁーっ!(訳:アーっ、夕刊のトップネタ−ッ!)」
シャア「カイには怪しまれないようにフラン嬢のことは言いくるめておこう。連れて行け。」
ガトー「承知!」
545 :
544訂正:03/02/04 22:33 ID:ogJh0OLm
>>ガンダム家三男壮絶大出血の後・・・
間違えました、四男でした。
>>543 ギム、ガトー、師匠のフンドシ血盟団(藁 それいいね。
>>540 変態同盟の妹様達の苦悩をバレンタインに絡めるとは…萌えマスた!!
セイラさん、リリーナ、アイナと高貴な方々の会話が良いでつ!
終わりとありますが、この後、バレンタイン当日が気になりまった。
職人様乙でつ!!
夕刊のトップネタにされたら当然変態軍団も知ってしまうわけで……
どっちみち翌日にはバレているロラン(笑)
>>548 フランが捕まったので、
結果的にシャアが情報をシャットアウトしてくれたことになるのか。
ロランたちは不本意だろうが、知ってる人が少なくなって助かったわけだ。
歴代主人公が全て穴兄弟だったら相手は誰だろう?
大佐
またはフレイ
今日、ジュドーの部屋では久しぶりの話し合いが行われていた。
ジュドー「売上下がってるよ…又。」
ガロード「何でだよ…。画像は結構良いの集めてるのに…。」
ウッソ「やっぱり、キラ兄さんの力が大きかったのかな…前は。アイコラも本物並だったからね…。」
ジュドー「ウッソ、ためしにアイコラ作ってみて。」
ガロード「いつもキラ兄さんのを近くで見てたお前ならできるだろ?」
ウッソ「作れるけど、僕がやると少しだけ不自然になっちゃうらしいんだ。キラ兄さん曰く。」
ジュドー「そうか…。こうなったら最後の手段だな…。今までうpは遠慮していた、あの四人の画像を…」
ガロード「まさか…」
ジュドー「アイドルに有名な金髪美少年シリーズ、勿論向こうで代用効かせるけど。それにセシリーさん。
さらに某有名女性ガンダムファイター。さらにリリーナ嬢。これを別途料金で上げて行けば…」
ガロード「確実に売れるね…。」
ウッソ「もしバレたら…」
ジュドー「バレないって。」
ガロード「じゃ、早速うp…。」
(続く)
これの数日後。
キラ「例のサイト、一応確認しておかないとね。無茶やってないか・・・って別途料金
で上級画像…?まさか…ウッソ達…。…前僕が作ったセキュリティの乱数等が変えられて覗く事しか出来ない…。
…やっぱり…リリーナ嬢にカガリ…僕本人も混ぜられてるな。ガンダムファイターのアレンビーさん、
セシリーさんにさらに次回予告でハロのジャミング
にかかってぼやけた状態のラクスまで…消すか直接行動か…ん?」
ヒイロ「今入っていいか?」
キラ「いいよ。今丁度呼ぼうと思っていたんだ。」
ヒイロ「少し手伝ってもらいたいんだが…あるサイトに関して。」
キラ「このサイトでしょ。」
ヒイロ「ああ。ハッキングで飛ばすか、犯人を割り出せないか?」
キラ「飛ばすのはすぐは無理だけど、犯人はわかってるよ。アムロ兄さん達に余計な心配をかけないように、
当事者の関係者達だけで片をつけようと思って。」
ヒイロ「分かった。要はシーブック、俺達、ドモン…か。作戦は…」
キラ「アスランも呼んで、ガロードはシーブック、ジュドーはドモン兄さんとヒイロ、ウッソはこっちで二人で抑える。」
ヒイロ「では本人達に伝えてくる。」
キラ「お願いするよ。ヒイロ。」
ドモン等は怒り狂ってその場でジュドーの部屋に突っ込みかけたがそれを止め、
アスランを呼んだ上で作戦を再度しっかり練った後で三人が集まっている部屋に行く。
余計なツッコミを先に防ぐ為、キラとアスランは既にコクピット内で待機している。
ドモン「この盗撮画像はどういうことだ?」
ヒイロ「お前らを…殺す!」
シーブック「セシリーが知ってショックを受ける前に止めさせないといけないからね。」
(カミーユにもメールで伝えたんだが、反応なし…か。あいつがいれば心強いのだが。)
ドモン「とはいえだ。生身でここでお前らと戦っても勝ちは見えている上、反省もしないだろう。
ここはガンダムファイトで決着をつけようではないか。お前らが勝ったら見逃そう。負けたら…わかっているな。」
ガロード「消せってことだろ?別にいいぜ。」
ウッソ(こういうのに一番詳しいキラ兄さんがいないのは…)
ジュドー(確実に不自然だな。結構きつい闘いになるぞ。)
(続く。)
場所は適当な孤島。ガンダムが八機勢ぞろいしていた。
ドモン「では、始めるぞ。」
ジュドー「いつでもいいぜ。」(開始直後にキラ兄さんの乱入があるな。)
ウッソ「大丈夫なのかなぁ…。流石にV2アサルトバスターが落ちはしないと思うけど。」
ガロード「かかってこいって。」
ドモン「では、ガンダムファイト、レディーゴー!!」
ジュドー達はガロードを後方に下げさせ、二人で足止めを図る。今日は新月なので、ツインサテライトキャノンで一気に決めようという作戦だ。
ジュドー「ウッソ、後ろに一人も通すなよ。ガロードも一応警戒しておけ。」
ガロード「合点承知!!」
ウッソ「分かりました。」
ZZもV2アサルトバスターも武装数が多い。一斉射撃のような状態にされては、その火線をすり抜けるなどほぼ不可能だ。
ドモン「中々やるな。だが!!」
シーブック「なんとぉ!!」
ヒイロ「なかなかいい戦術だ。ク…。」
ドモンがゴットシャドーで、シーブックがフェイスオープンによる金属剥離現象を使い逃げまくる。
しかしすり抜ける事は出来ない。因みにキラは既に覚醒している。
上手く事前に来て、ミノフスキー粒子を散布、隠れていた二人。
キラ「あのDXにマイクロウェーブがきた瞬間に…」
アスラン「分かった。キラ。」
ガロード「マイクロウェーブ、来る!!」
キラ、アスラン「させるかぁぁぁぁぁぁ」
ウッソ「そこです!!」
展開されたDXのサテライトキャノン砲身に攻撃があたり、サテライトキャノンは使用不能になる。
しかしイージスはウッソの攻撃で盾を破壊される。
アスラン「くっ…。」
ガロード「しまった!!」
ヒイロ「任務第二段階へ移行。任務 ZZ撃墜。」
ウッソ「負けるわけには行かないんですよぉ!!」
アスラン「こっちに二人?拙い!」
キラ「ここで引けるかぁぁぁぁ」
五対三の戦いはまだまだ続く。
最奥面ではアスラン対ガロードが繰り広げられていた。
アスラン「中々やるな。貴様。だが絶対許す訳には行かない!!」
ガロード「全く…気迫は凄いな…。でもこんな攻撃に当たるほど間抜けじゃないんだよね。よっと…。」
ガロードは空中でアスランの攻撃をさらりさらりとかわしつづける。
ガロードの方からは一切仕掛けない。イージスのエネルギーは危険域に達しようとしていた。
アスラン「エネルギー切れを狙っている?仕方ない…この手で!!」
イージスは変形し、その異常なスピードを活かし、クローで捕獲、スキュラで倒そうとしていた。
アスラン「お前を…倒す!!」
ガロード「それを待ってたぜ。」
ガロードは二本のビームサーベルでクローを四本とも切断する。
バランスを失ったイージスのスキュラは見当違いの方向へ発射されていった。
アスラン「何だと?こんな事が…」
ガロード「俺の勝ちだ、悪く思うなよ。じゃな。」
ガロードはそう言ってウッソの方へ向かっていった。
アスラン「すまない…カガリ…キラ…。」
エールストライクとV2アサルトバスターはビームサーベルのみでの戦いになっていた。
エールのビームライフルはV2に当たっても無意味、しかもシールドで防がれる。
V2のビーム類はアンチビームシールド、ビーム以外はPS装甲で防がれるためだ。
鍔競り合いの最中にも会話がなされている。
飛び回り、接近して攻撃する。その繰り返しである。
ウッソ「兄さんだって元は仲間だったじゃないですか。何故!!」
キラ「ラクスのまでのせようとしただろう?させるわけには行かない!!」
ウッソ「あれはただの釣りですよ。兄さん。客を引っ掛ける為の!!」
キラ「いずれにしてもラクスが知ったらショックは受ける。そうさせる訳には行かない!!」
ウッソ「そんなの…エゴですよ!」
キラ「エゴだろうがなんだろうが…やらせるわけには行かないんだ!!」
そのまま長く戦いを続けている間に、ついにV2のビームサーベルがストライクの脚部に命中する。
しかし何故かすんなりきれない。火花が飛び散って少しずつ切断は出来ているのだが、さくっときることは出来ない。
脚部にそんなのったりした攻撃を仕掛けていれば当然上に隙ができる。
キラは隙だらけのV2の両腕切断、その上で頭部を破壊した。
ウッソ「こんなのおかしいですよ。兄さん!」
キラ「負けるわけには行かないんだ。ごめんね。」
(続く)
DXがエールストライクに向かってくる。
ガロード「キラ兄さんがウッソを落とした…嘘だろ?ビームサーベルであっさりきれないってのかよ。でも手はある!」
キラ「次はガロードか!!」
ガロード「今度は接近戦で…と。」
ガロードが一気に接近してくる。キラはとりあえずビームサーベルとシールドを構える。
まず、ガロードの一撃目。ビームサーベルで受け止める。
キラ「こんな攻撃で…倒せはしないよ。」
ガロード「最後まで分からないぜ、そういうのは。」
更にもう一つのビームサーベルで切りかかる。今度はシールドで受け止められる。
キラ「ビームサーベル二本…でも、残念だったね。行くよ…。」
ガロード「そうでもないぜ。これでチェックメイトだ!」
互いにバルカンを使用する。キラはあくまで相手の武器破壊、ガロードはPS装甲のダウンが狙いだ。
キラがDXの腰にあるバスターライフルを破壊、そしてシールドが壊されると同時にビームサーベルで受け止めていた方の
ビームサーベルを破壊する。またもや装甲で受け止めている間にDXの片腕を切断するのだが、
そこでエネルギーが尽きた。
ガロード「俺の勝ちだ。悪いね。」
エネルギー切れのストライクを蹴落とす。
キラ「ラクス…ごめんよ…うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛」
ガロード「さーて。次次…。今使える武器はバルカンにビームサーベルだけ…。厳しいぜ全く…。
ま、キラ兄さん達に勝てただけいいのかな。後は向こうだな…。」
(続く)
ドモン独りで圧勝しそうな闘いだな
一VS三の戦いは熾烈を極めた。
シーブック「取り囲んで実弾兵器で攻めるんだ。ZZは稼働時間の短さが弱点だ。」
ヒイロ「了解。マシンキャノン発射!!」
小刻みにマシンキャノンとバルカンを撃ちつつ防御を固める二人。しかしドモンが先走ってしまう。
ドモン「必殺、ゴットフィールド…ダッシュ!!」
ジュドー「最初からそれかよ。でも当たらないぜ。時間さえ稼げば有利になるからな。逃げ回るか。」
ドモン以外本気で倒そうと攻撃していない為ジュドーの側のエネルギーもある程度節約され、
決着はつかずにそのままつづくかとおもいきや、ここでジュドーがミスをした。
バルカンが脚部に当たったのだ。
ジュドー「何?」
ZZはバランスを崩した。
ドモン「今だ!!ゴットフィンガー!!」
バランスを崩し、地上に落ちたZZに馬乗りになって頭部攻撃をしようとするドモン。
そして上空から急降下してくるF91。
ジュドー「残念だったね。ハイメガキャノン!!」
間近にいたゴットは勿論、F91にも避けられる訳がない。
ゴットはそのまま撃沈、F91も片方の腕を消される。
ドモン「くっ…。」
シーブック「なんとぉぉぉぉ!!しかし、最大出力でそれを撃った後は動けないはず。行くぞ!!」
ジュドー「げ、向こうまでは落とせなかったか。糞…。もう駄目か。」
ジュドーが観念した瞬間目の前にDXが来て、ジュドーを庇って頭部直撃を受けた。
ガロード「やらせはしないってね。俺も只では落ちないぜ。」
シーブック「こっちも…やられたか。」
よく見ると、DXもF91の肩にビームサーベルを突き刺している。
ガロード「でも、ヒイロだけならジュドーが何とかするだろ。後頼むぜ。」
シーブック「拙いな…。」
ヒイロ「ターゲット二人、ロックオン…バスターライフル…発射!!」
地上で固まっている三人のいる地点にヒイロが容赦なくバスターライフルを浴びせた。
ガロード「おいおい、正気かよ。」
シーブック「なんとーっ」
シーブックとガロードの機体はスラスターが動作する為逃げられたが、ハイメガキャノンの反動の為スラスターが動作しない
ZZに逃げる手立ては一つしかない。分離だ。
ジュドー「仕方ない…こうするか…。」
ジュドーはコアファイターで脱出、残留パーツは勿論大破した。
コアファイターのまま戦おうとするジュドー。しかし機動性等でどう考えても勝てるわけがない。
ウィングゼロカスタムに手掴みにされ、ジュドーは投降した。
因みに下は後日談。
アスラン「所でキラ、お前がハッキングすればあいつらのサイトなんて楽に潰せると思うんだが、何でしなかったんだ?」
キラ「昔僕が作ったセキュリティの乱数を弄られて、どうしようもなかったんだよ。」
アスラン「ならサーバー本体にアタックかけてオールデリートかければよかったんじゃないのか?」
キラ「あ…忘れてた。」
アスラン「お前は優秀だけどいつもどこか抜けてるな…。」
キラ「ははは…。」
内容が…
犬の卒倒?
>>喧嘩ネタ
乙枯れ
一瞬ボツになった大晦日BRを貼り付けてるのかと思ったよ
566 :
:03/02/06 00:11 ID:???
hosyu
ネタが出んので単に保守アゲ
大晦日ネタは土曜以降に再開します。
(原作の風呂ネタ参考にしたいんで)
hosyuhosyu
カイ「クライン社と関連のある企業は全て取材拒否…。でもせめて一矢報いたい…。」
フラン「ならクライン嬢の関連で…。」
カイ「そこも全て封殺されている。取材を受けたら干すぞ…とでも圧力をかけたんだろう。」
フラン「本人に付きまとえば…。」
カイ「それもいいのだが、常に周囲に警戒しておかないと危険な上、例の金髪少女もいるからな…。」
フラン「私なら警戒されないかもしれませんよ。」
カイ「分かった…頼む。こっちは例の家を張っておく。」
フラン「分かりました。」
フラガ「張り込むのもいいけどあんまり無茶はしないでくれよ。クライン社の報復はこ〜わいから。」
カイ「分かりました。編集長。」
(続く)
571 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/06 04:12 ID:6JKWmOQY
ネタ書き込みたいんですが
今までの流れをよくは知らないので
変になるかもしんないでくけど大丈夫でしょうか?
>>571 どうぞ。というより恐らく皆大歓迎だと思います。
因みにイザという時の危険回避に冒頭に
(つかえる所は使ってOkですがパラレル扱いでお願いします。)
と書いておくとほぼ完全に危険回避できます。
とある朝。クライン邸…。
ラクス「父が近頃忙しいようで、寂しいですわ…。あら、何時の間にか時間ですわ。
そろそろ支度をして学校へ行かないとなりませんのね…。」
適当に服を選び、バックを持って家を出る…が、敷地内から出るには後数分はかかる。
ゆっくり歩きながら…
ラクス(そう言えば…まだ家にキラ様を招いた事はありませんでしたわ。
それどころかスキャンダル回避の為に、一時婚約状態だったアスラン以外の方は…
今は仕方ないんですのね…。そのうち父上でもどうしようもない程に噂が広まるか、
よほど大きいスキャンダルの隠れ蓑になるか…しか手はありませんものね…。)
そして、門の遠方に車を止めてそれを望遠鏡等で見つめているフラン。
フラン「ラクス嬢の登校開始を確認…。何かを思い悩んでいる様子…ね。
彼女が人を警戒するようには見えないし、周りに気をつけるべきね…。」
ラクス(今日は少し暇がありますわ。それに、父の情報ではある大手食品会社の商品表示の嘘
を誰かがかぎつけて、昼のテレビでそれが放送されるらしいですの。今日ならキラ様に変装して頂かなくても大丈夫そうですわ。
私は一応フードを被って分からないようにしたほうが宜しそうですが。)
フラン「学校まで徒歩…ああいったタイプの金持ちにしては健康的ね…。もっと地道につけてみますか。」
(続く)
574 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/06 04:38 ID:6JKWmOQY
572さんレスありがとうございます
ちょっと頑張ってみます
頑張ってくだされ。後キラフレ路線だけは前人未到の荒れ具合になるから気をつけて
ロラン「あ、あれってソシエお嬢様とディアナ様とキエル様!?」
夕飯の買出しの帰り道、
ロランは商店街の向こうから歩いてくる三人を見つけた
ロラン 「あ、お嬢様」
ソシエ 「あらロラン、夕飯の買出し?」
ロラン 「そうですけど、ソシエお嬢様達こそどうしたんですか?」
ディアナ「私達も夕飯の買出しに来たのです」
ロラン 「そ、そんな! やめてくださいよディアナ様!」
ソシエ 「な〜んでディアナ様だけやめて下さいで
私達には何も言わないのよ」
キエル 「お止よしなさいな、ソシエ」
ソシエ 「ほんっとロランはす〜ぐ、ディアナ様ディアナ様って言うのよねぇ〜」
ロラン 「と、とにかく夕飯の買出しなんて使用人にやらせればいいでしょう?
ディアナ「これくらい私にもできます
それにたまには歩いて買い物もいい事ですよ」
ソシエ 「そんなに言うならロランが作ればいいじゃない」
ロラン 「ぼ、僕、今日休みですよ」
ソシエ 「だから、あなたの家で食べればいいじゃない」
ロラン 「ぼ、僕の家ですか?・・・だ、だめですよ!」
ロランの脳内に強烈な家族達が思い浮かぶ、
キエル 「あら、良いアイディアじゃないかしら?ねえディアナ様」
ディアナ「そうですね、ロランのご兄弟はにぎやかな方が多いですから楽しみです」
ロラン「そ、そんな」
ディアナ「よしなに」
こうして三人は濃い家に付いてくる事になった、
ロラン(夕飯の材料足りるかな・・・)
続くかも
変だったらスルーしてくださいパラレル扱いでお願いします
577 :
コレン出るかも:03/02/06 05:47 ID:6JKWmOQY
ロラン 「ただいま〜」
ドアを開けると返事が返ってきた、
ウッソ 「お帰りなさいロランお兄ちゃん・・
あっ、ディアナさん達も一緒なんですか!?」
きれいなお姉さんの登場でうれしそうなウッソ
ディアナ「夕飯をご馳走なります」
ウッソ 「ちょうどいいですよ!
兄さんたちが帰ってくる前に食べちゃいましょうよ!」
ロラン 「え、兄さん達、まだ帰ってないの?」
ウッソ 「兄さん達なんてどうでも良いんですよ!さあ!どうぞ!」
ロラン 「す、すいませんいつもは帰ってくる時間なんですが・・
とりあえずお茶でも出しますね」
ディアナ「よしなに」
ロラン(連絡も入れないなんておかしいな・・
ジュド−達はともかくアムロ兄さん達まで)
向こうでは興奮気味のウッソがなにやらまくし立てているのが聞こえる
アル 「ただいまー」
ロラン 「あ、帰ってきたみたいですね」
ぱたぱたスリッパをならしながら迎えに出るロラン
気にも留めずに話すウッソ
アル 「ごめんなさい、遅くなっちゃって、
この人がザクの彫り物作ってくれてたんだ」
坊さんみたいで微妙に違う男を紹介してくる
コレン 「俺の頭のどっかにさぁ〜」
ロラン 「・・・・・・」
続きそうです
長くてごめんなさい
578 :
コレン出るかも:03/02/06 06:53 ID:DMvRO02x
アル 「コレン・ナンダ−さん、家に上げても良いよね」
ロラン 「・・・・・は、はい どうぞ・・・」
コレン 「ガンダムちゃんに馬鹿にされた記憶があってよ〜」
ロラン (今はディアナ様も居るって言うのになんでこんな変な人を・・)
その時、二階からコウが顔を出した
コウ 「ロラン?いるのか〜?」
ロラン 「え、コウ兄さん居たの?」
コウ 「くっ、お前だけはそういうことをいわないと思ってたのに・・!」
ロラン 「ご、ごめんなさい、そういう意味じゃないんです!」
コウ 「まあいい、そんな事より見てくれよとうとうできたんだ!
自作ガンダム10分の1!」
ロラン 「へぇ〜すごいじゃないですか!」
コウ 「だろ!」
和やかムードの場を切り裂くコレン
コレン 「てめぇはぁ〜!」
コウ 「え?」
なにやら怒っているようすのコレン
コレン 「そのまたぐらにィ〜!!
ロランをすり抜け10分の1ガンダムの下に潜り込むコレン
コレン 「ロケット パァーンチ!!」
別に腕は飛ばなかったがガンダムが股から上にコレンの腕によって砕かれる
二ナ 「いやぁぁぁ!私のガンダムが−!!」
幻聴を聞きつつ卒倒するコウ
コウ 「ごめん・・・二ナ・・」
二ナは関係ない
長くてごめんなさい駄目なら打ち切ります
>>576-
(・∀・)イイ!!
続き期待してます
フラニー「学校までの道のりの半分を通過…。たまに彼女は振り向いたりしてるけど語句自然、
何事もない…と。ここはガス管の工事現場…ね。」
ラクス(あの車…私を尾行してておりますわね…。気をつけませんと…。)
工事現場でヤザンは穴の上から下の三人に対し、道具を運んでいた。
ヤザン「こういうバイトはホント疲れるぜ…。これな。」
新たに差し込むガス管を加工していたのだが、振り向いてうっかり既存のガス管
を切断しようとしていることに本人は気がついていない。
ガイア「全くよのう…。助かった。」
オルテガ「ガイア、よそ見するな!そこは…」
ガイア「え…?」
ヤザン「元栓も閉じずにそこに穴あけたら中の油が噴出すだろうが!」
マッシュ「もう遅い、油が…。」
ヤザン「脇には溶接中に出る火花…にげろぉぉぉ」
結局、ヤザン以外はフラン達の目の前で大やけどをして、名実共に黒い三連星となる訳だが、
勿論それだけで終わる訳もなかった。
(続く)
582 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/06 11:20 ID:CtgdMp5j
フランは付近で火柱が上がっているにもかかわらず、
その大スクープを完全無視してラクスの尾行、
そして尾行の間の常にまわしているビデオ撮影に専念する。
フラン「火柱?そんなものは放置して尾行続行…ね。」
ラクス(これは…事故ですわね…。連絡を…。)
ラクスは冷静に消防署に連絡をした上で、現場から1ブロック位距離を取る。
尚、ヤザンは既に周囲に避難を呼びかけている。
(続く)
それとは全く関係のない位置で…アムロ邸前。
ドモン「一撃粉砕鍛錬之力の源也…最後に決めを…。
流派東方不敗は…全身系列…天破共乱…東方は………本当に燃えている?おい、皆!」
アムロ「…なんだ…って火事?」
ロラン「火事…ですか…?今やって…って燃えてるじゃないですか。」
ヒイロ「あの方角…商店街付近か。」
カミーユ「火事…!火の管理をずさんにするから!」
シーブック「あの方角は…とーなんとう!」
ウッソ「何で火事が…こんな事っておかしいですよ!」
キラ「火事?この地域はトラブルが絶えないなぁ…。」
ジュドー(火事?これは…)
ガロード「随分嬉しそうだな、兄貴。」
ジュドー「そんなこと無いって。(小声で)火事場泥棒のチャンスってだけだけどな。」
ガロード「そうか?じゃ俺の気のせいか。(その後小声で)同じこと考えていたようだな。」
アムロ「近所だし無視も出来んな。皆、消火を手伝いに行くぞ。」
皆「了解。」
アムロ「因みに火事場泥棒を企む奴は…キングオブハートの名にかけてドモンから粛正があるから留意するように。」
ジ+ガ「はぁぁーい。」
皆がガンダム迄運用して消火に向かうその最中、付近で…。
カイ(今日なら隙も多そうだ。いいスキャンダルが手に入るかもしれないな。)
そうこうしている間に商店街には人ごみが集まっていくのだった。
(続く)
>コレン出るかも
続きに期待大!!!
>ウッソ 「兄さん達なんてどうでも良いんですよ!さあ!どうぞ!」
エロ餓鬼ウッソの本性が出てて好いス
フラン「火事が酷い事になってきたわね…。でも、あくまで仕事優先ね。といっても
ラクス嬢のいる位置を撮影していれば自然に後での火事も撮影できるんだけどね。」
…あれは…ガンダム?しかもあんなに…。消火活動に協力する気かしら?
まぁ今の仕事には関係ないわね。集中集中…と。
カイ「現場は大混雑、もっと接近しないと見れないな…ん?ガンダムが二機ばかりビルに指を突っ込んで…
で二機とも他のガンダムに頭握られて爆発…なるほどな。これで一つ記事が出来た。撮影できたのは爆砕後だから
粛正した方のガンダムしか取れなかったが…。」
「MSを使って火事場泥棒、それを止める正義のガンダム…と。こんな感じだろうな。次々…。もう少し内部を調査しないと…。」
ジュドー「現場でなら兄さんもそんな暇は無いと思ったんだけどな…。」
ガロード「不意討ちなんて卑怯だぜ、全く…。」
ドモン「火事場泥棒はキングオブハートの名にかけて粛正する!!」
アムロ「…懲りない奴らだ。全く…。」
そうこうしているうちに、火はどんどん燃え広がっていた。
アムロ「拙いな…。こうも広がると…。」
カミーユ「付近に温水プールがあります。それを利用して…」
アムロ「分かった。」
しかし、そんな中でもカイはどんどん内部へ突き進んでいった。
カイ「こんな所で屈してちゃ、取材のチャンスは得られないんだよね。」
フラン「…仕事仕事……あそこ…ビルが崩れる?
したにはラクスさんが…危ない。でもジャーナリストとしてしっかり撮って置かなきゃ…え?」
いきなり、ガンダム一機が目の前に現れ、倒れつつあるビルを背で受け止める。
しかし、周囲のビルの重さもかかっている為かそのガンダムは動いたらビルが崩れガンダム事態も転倒する為、動けなくなってしまった。
そして外部スピーカーから声が聞こえる。「早く逃げて。ここは危険だから。」
フラン「運良くスクープゲットね。偶然とはいえ事件の発端からを撮影できた上、ラクスさんを守ったあのガンダム…。
何でラクスさんも逃げないの?何かに話し掛けているような…。こっち側のビルにも火が回り始めてる…限界ね。
できればパイロットも見極めたかったけど…無理ね。」
(続く)
カイ「…あれは……ガンダム…。ビルを支えてるのか…。でもあの状態じゃ限界が…。
ガンダムのパイロットが降りてくる?乗り捨てたという訳か。インタビューしてみる価値はありそうだな…。」
カイは中心部に辿り着いた時に、偶然支えとなっている状態のGを放棄し降りるキラの姿を発見した。
キラ「何でこんな事に…一体なんで…。早く逃げないと…。流石に危険と見たのかラクスも途中で逃げてくれたからいいけど…。
あの状態で僕が動いてたら…ラクスは助かってはいなかっただろうからね…。とりあえず急いで脱出しないと…。」
カイはキラを追いつづけ、そしてジャーナリストにとっては滅多に出会うことのないチャンスに出会う。
カイ「これは…シャッターチャンスだな。撮影撮影…と。これは最大のスクープになるぞ…。そしてあの時の雪辱を晴らすことにも…。」
因みに、火は途中で月光蝶と謎の緑色の光によって消し止められたようだ。勿論これも取材されていた。
そしてその日の夕刊。他の記者はあくまで火事があったということしか報道できなかったが、
ごく一部の三流ゴシップ新聞社だけは例外であった。(続く)
とある新聞社の記事
ガス管工事現場より発火、消し止めたのは民間人。
今日早朝、記者が偶然車に乗っていると、偶然ラクス=クライン嬢を発見。
何かスクープの気配を察したのか撮影を開始したその直後、彼女の目の前にあった
ガス工事現場から発火、火が燃え広がった。彼女が冷静に消防車を呼ぼうとしたが、
野次馬の存在も相成って、中々上手く消化ができない。実際消火したのは、
近所に住む、とある大家族である。その記者によると、なにやら翼のような物と緑色の光
が付近に広がった瞬間火が消えていたようだ。この事件の後、とある専門家に意見を聞いてみると、
ナノマシン関連であるという事のみしかわからないとのことらしい。
この事件により、消防署職員からは飛行性能を持ったMSの配備を上に要求する動きが見られているようだ。
因みに、裏にはこの火事の最中にあった出来事の記事もあります。
火災現場で火事場泥棒?
一部の人々が消火活動を行っていた最中に、まだ被害が来ていない部位のビルに指を突き立て、
中のものを盗み出そうとしていたMSが2体ばかり存在した。しかし、何者かのMSによって
その者の機体は破壊され、事無きを得たようだ。尚、この写真は火事場泥棒防止をしたMSである。
火災現場でついに発覚、ラクス=クライン嬢に彼氏が!!
前回、似たような記事を書いて名誉毀損で訴えられた者もいるが、今回は正真正銘事実である。
この四枚の写真を見て欲しい。因みに1枚目はこの事件の現場にいた記者が現場の撮影をしていた所、
ラクス=クライン嬢のいた場所の付近にあるビルが倒れかかってきたのを受け止める現場である。
勿論これだけでは何の意味もなさない。2枚目の写真はそのパイロットが機体を放棄する所。
この写真に写っている人物はこの写真では鮮明に撮りきれてはいないが、茶髪で美形の少年である事までは分かる。
これも勿論たいした意味はなさない。しかし3、4枚目は決定的である。
まず3枚目。これはラクス=クライン嬢が逃げる最中に、付近の電柱の倒壊に巻き込まれそうになった
所を身を挺して救う先程のパイロットである。
誰がどう見ても、赤の他人相手にここまでする物はいない。
この写真だけでも確実にこのパイロットとラクス嬢には何らかの関係があることが見て取れるだろう。
そして4枚目。身を挺して庇った結果、腕が下敷きになったパイロットを必死になって助ける
クライン嬢の写真である。目元に注目すると、うっすらと涙が浮かんでいる。
助け出す様子と平行してみてみると、明らかに彼氏であろうと思われる。
尚最終的にラクス嬢は近くの角材二本を使って電柱をどかし、その少年を抱えて病院へと向かった。
そして…社では…。
フラガ「あーらら、よくここまですごいスクープを手に入れちゃったねぇ…。」
カイ「ジャーナリストとして当然の努力をしただけです。」
フラン「これで三流から二流には昇格できた感じですね。」
フラガ「…それを言うなって…1流目指してるんだから。因みにビデオの方は
テレビ局に高額で売れたよ。」
フラン「本当ですか?」
フラガ「ああ。今夜は飲み会だな。」
病院内…。
ジーゲル「ラクス、気にはしていないのか?」
ラクス「ええ。いずれ分かってしまう事でしたもの。二度目では訴訟などでうやむやにも出来ませんわ。」
ジーゲル「そうか…。分かった。辛かったら何時でも言うんだ。私が何とかしよう。」
ラクス「分かりましたわ。父上。では…。」
ジーゲル「では又後で。」ツー・・・ツー・・・ツー・・・。
そこでキラが診察室から出てくる。
ラクス「キラ様…私が早く逃げなかったせいで…ごめんなさい。」
キラ「気にしないで、元々これは僕のミスが原因だから。あそこでストライクを
もっと早く乗り捨てていたらよかったんだからさ。」
ラクス「キラ様…。」
キラ「僕の方は大丈夫、只片腕骨折に火傷、それに頭を打って気絶してただけさ。
大丈夫だからそこまで気にしないでよ。後ここまで運んでくれてありがと。
入院の必要もないから明日から学校にもいけるしさ。後、心配かけて御免。」
ラクス「いえ、助けていただいたのは私も一緒ですわ。」
(続く)
アムロ邸、次の日夜。テレビではキラとラクスの絡みが様々なチャンネルで
放送されていた。
アムロ「ついにキラとラクス嬢の件、広まっちゃったな…。名前が出ていないのが唯一の救いか・・・。」
ヒイロ「ファンを名乗るヲタクの集団に襲撃を受けないといいが…。」
キラ「撮られてたなんて…そんな…うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛」
ジュドー「ま、キラ兄さんなら大丈夫でしょ。それよりも…」
(今ならラクスさんの画像をうpしても大丈夫っぽいな…。流石に片手じゃ切れても俺たちには勝てないだろうし)
ガロード(今のキラ兄さんは怖く無さそうだな。)
アムロ「一応言っておくが、キラが怪我しているのをいい事にネット上で何かを企んでいるようだとキ(ry」
ドモン「次は前よりもきついぞ。」
ジュドー、ガロード「ちぇ。」
カミーユ「それはそうと…例の事件の原因の三人、見事黒焦げになっちゃったらしいですね。」
コウ「工事現場の黒い三連星が黒焦げか。」
ロラン「後キラ、腕が治るまでは色々と手伝いますから言ってくださいね。」
キラ「ありがと。兄さん。」
こうして、カイの命を賭けた努力の結果、実名こそ出なかったが
前回失敗したラクスの恋疑惑に関して突き止める事が出来た。
これにより、カイの所属する新聞社は名をあげ、二流クラスなることには成功し、
取材拒否の減少にもこぎつけた。カイのジャーナリストとしての活躍はこれからである。
(完)
「・・・何だこれは」
ヒイロが日課であるゼロの整備をしているときに異変に気づいた。
コクピットが無くなっていたのだ。
ハッチを開いたヒイロが目にしたのはいつもの見慣れたシートと操縦桿
―ではなくガラリとした空間だった。
「こんなこと、こんなことするなんておかしいですよドモン兄さん!」
広々とした地下の倉庫に響くのはウッソの叫び。
ジュドーガロードと喧嘩し、なぜかキラも巻き込んだMS戦が始まろうとしていたときのことだった。
V2のハッチを空けた瞬間ウッソは心の底から叫び声をあげた。
おかしいですよ!―と
そしてそれはジュドー、ガロード、キラも同じであった。
「・・・で、ドモンは何処に行ったんだ?」
家長であるアムロが狭いちゃぶ台を囲んだ家族会議の中心となって口を開いた。
「ドモン兄ぃちゃんなら修行の旅に出るって言って、変な覆面かぶった人と出てちゃったよ」
アルが元気な声で言う。
「・・・まったく、機械音痴をバカにされたくらいでココまでするとは。子供か」
シローのため息交じりのせりふに一家が回想するのは昨日の夕飯時の出来事だった。
ロランからビデオ録画を頼まれたドモンだったのだが、録画に失敗。
それどころか何故かビデオデッキから煙が昇った。
それを見た兄弟は口々にドモンを貶したのだった。
そしてアルが呟いた一言。
「ドモン兄ちゃんだけサルでも動かせそうなコクピットだもんね」
それを聞いたドモンは薄ら笑いを浮かべて部屋に引きこもってしまったのだ。
さして気にしない兄弟たちだったが、ドモンは夜中にこっそり兄弟全員のガンダムのコクピットを
取り替えてしまったのだ。
そう、サルでも動かせそうなコクピットに・・・・
「仕方ない。明後日の土曜、アストナージに頼んで直してもらうか・・・」
「兄さん、俺達明日MSの試験があるんだけど」
アムロの提案にカミーユとシーブックが意見した。
「試験だと?何だってこんな時に!!」
二人の試験はそれはもう大切なものだった。
ガンダム兄弟にとってMSの運用試験は大事な得点源。
他の科目もそこそこ取れるものの、これが無ければ総合評価で大きな失点となる。
推薦で公立大学を狙うシーブックに至っては死活問題だ。
「まあしょうが無いじゃん。このコクピットのままガンダム持ってけば?」
しれっと言うジュドーの言葉にカチンと来るカミーユ。
「元はと言えばお前とガロードが必要以上にドモン兄さんをバカにしたからだろ!!」
「何で俺達のせいにするんだよ!カミーユの兄貴が自分の実力で試験に落ちるだけだろ!?」
「貴様〜!!修正してやる!」
「カミーユ兄さん落ち着いて!こんなことで喧嘩するなんておかしいですよ!」
こうなってしまえば後の祭り。
平和なはずの食卓は戦場と化し、兄弟各々の正義(成り行き)と、義憤(成り行き)と、情熱(成り行き)で
改造されたMSを持ち出しての大乱戦となった。
戦場には喧嘩の火種となったジュドー、ガロードの悪ガキコンビ。
その相手のカミーユに先の喧嘩の続きということでウッソ、キラが加勢したブチ切れ屁理屈トリオ。
それをたしなめるアムロ、シロー、ロランの常識人組。
輪に入れず取り残されたシーブック、コウ、ヒイロの根暗&影薄組の四勢力がそろった。
「ウッソの奴、MSで俺達に逆らうなんて百年早いってーの!」
ZZがビームライフルを連射する。―がまったく当たらない。
「何やってんだよジュドー。そんな射撃下手だったか?」
「んなこと言ったって当たんねーんだよ!」
ガロードの声に必死で返事をする。
コンピュータ補正もなく、コクピットに座った時の頭に入り込んで来るイメージもない。
ジュドーにとってモビルトレースシステムの射撃は高すぎる壁だった。
「こうなりゃ作戦変更!接近して叩くぜ」
「はいよ」
二人とも喧嘩の腕には自信がある。
少なくともウッソやキラには負けないと言う自負があった。
「ウッソ、キラ。あいつら接近してくるぞ。気をつけろ!」
「二人ともZZとDXを引き付けてください。重装備のV2アサルトバスターでケリをつけます」
「大丈夫なのかい?」
「任せてください。」
「こんのー!」「負けられるかー!」
ジュドーはカミーユのZに、ガロードはキラのストライクに向かって殴りかかる。
「そんな攻撃など!」
空手経験のあるカミーユにはたいしたことの無いスピードだ。
紙一重で避け、腹部に強烈なパンチを叩き込む。
「どわっ!痛ぇー!」
MSが殴られると痛みまで感じる―いつも無茶苦茶な闘い方をしているジュドーは、
自分がZZと共に痛めつけられる所を想像して戦慄した。
「悪いけど、キラには負けないね!」
すばしっこい動きでストライクを翻弄するガロード。
ジュドーと共にたくましく育っているだけの動きを見せた。
「へへ〜ん、いただき!」
背後から襲い掛かるDX。しかしその瞬間ストライクの目が光った。
DXの手をつかみ、あっという間にねじ伏せる。
後ろ向きで腕をひねられた状態のガロードも何が起こったか一瞬分からない。
「やめてよね・・本気で喧嘩したらサイが僕に敵うはず無いだろ」
「いだだだだ!!!サイって誰だよ!?」
ストライクが手を離すとDXはその場に尻餅をつく。
「今だ!カミーユ兄さん、キラ兄さん、行きます!!」
V2の肩に背負われているキャノンから凄まじいビームの光が噴き出す。
それはガロードのDXとジュドーのZZを確実に狙って飛んで行く。
「こんなことだろうと思ったよ!」「そんなミエミエのにやられるかっての!」
兄弟げんかでこんなシーンは日常茶飯事。
弟のビーム攻撃など余裕でかわしてきた二人であったが、運悪く今日は愛機の使い勝手が違った。
「ひょいっと・・・って何で避けられねーんだよぉぉぉぉ!!!!!」
「あまいあまい・・・ってぎゃあああ!!!」
「「あつっ!あちあちあちぃぃぃぃ!!!」」
これで少しは機体の気持ちも分かったと言うものだろうか、ビームに焼かれた二人は仲良く真っ黒になる。
倒れたDXとZZ。だがDXはよろめきながらも立ち上がる。
「く、せめて一人だけでも道連れに・・・」
そう言ってガロードが矛先を向けたのはウッソのV2。
白兵戦で勝てる見込みがあるのは自分より年少の彼だけだ。
・・・しかし
サクッ
無様に額に突き刺さるV2のビームサーベル。
実は早朝にドモンと訓練していたウッソ。
ナイフ投げの実力はヒイロすら凌ぐ腕前だった。
「喧嘩も収まったし、僕達が出ることも無いんじゃないですか?」
戦闘を傍観していたアムロ達。
ロランの提案で常識組みはMSを停止させる。
しかしここに呟く一人の男がいた。
「また目立てなかった。また目立てなかった。また目立てなかった・・・・」
目立つチャンスを狙っていたコウだったが、喧嘩なれした彼らの戦闘には入る隙も無かった。
「格闘の出来ないお前に何が出来る。死にたくなければ隅にいればいい」
正直すぎるのか、遠慮と言うものを知らないヒイロの言葉にコウはカチンと来る。
「隅にって、お前兄に向かって・・・」
「事実だ。MSの操縦も格闘も未熟な者が生き残るには 目 立 た な い こ と が一番だ」
ブチッ!
その後三十秒でガンダム兄弟の家は壊滅。
コウを除く兄弟全員が入院した。
数日後、自分が事件を起こしたことなどまったく忘れて帰ってきたドモンが見舞いにいく。
「いったいどうしたんだ、アムロ兄さん!?」
「ス、ステイメンが・・・ギャリック砲を・・・・うっ」
「シロー兄さん、何があったんだ!?」
「き、金色の戦士・・・・サイ・・人の・・誇り・・・ぐはっ」
「シーブック、カミーユ、ヒイロ!大丈夫か!?」
「「兄さん・・・七つの・・・ボールで・・・」」「・・・任務失敗・・・死ぬほど痛かった」
終
だから声優ネタは辞めろと
カイ変グッジョブ!
MFネタ藁た。
サイがなんとなくツボった。
一つツッコミ
ジュドーはカミーユより喧嘩は強いと思われる
一瞬昔のキラ化したわけかw
突然のサイがなんかツボにきた
オレもサイの部分で笑ったよ
annza
死ぬほど痛かったにワラタ
610 :
コレン出るかも:03/02/07 01:33 ID:d7YrB08B
アル 「コウ兄ちゃん!」
ロラン 「あ、あなたなにをやってるんですか!」
コレン 「こいつは生きてちゃあ、いけねぇんだよ・・」
神妙に言うがプラモに殴りかかった後で説得力がまるでないコレン
ディアナ「何事か」
騒ぎを聞きつけたディアナ達が廊下に出てくる
リビングでは三人がいなくなったのに気付かないウッソが喋り続けている
続きます
611 :
コレン出るかも:03/02/07 01:41 ID:d7YrB08B
ディアナ「あなたはまさか・・コレン・ナンダ−!?」
ロラン 「ええ!?ディアナ様この人と知り合いなんですか!?」
ディアナ「冷凍冬眠刑にした使用人がなぜ!?」
ロラン 「冷凍冬眠刑!?」
ディアナ「皿を割ったので・・つい」
ウッソ 「そ、そんなのおかしいですよ!ディアナ様!」
ようやく一人ぼっちに気付いたウッソが表れた、半泣きで
ウッソ 「僕が一人ぼっちで喋ってるのをほったらかしなんて・・
おかしいですよ!ディアナ様!!」
別にコレンの冷凍冬眠はどうでもいいらしい
ディアナ「お黙りなさい」
ウッソ 「は、はい」
一言で黙ってしまうウッソしかもちょっと嬉しそう
ロラン 「そ、それよりどうするんですか!この人」
その時どこからともなく声がした
「ふははははは!」
ロラン 「だ、だれだ!」
壁を突き破ってふんどし姿のギンガナムが表れる
ウッソ 「よくお似合いですよ!ギンガナムさん!」
後三つです
612 :
コレン出るかも:03/02/07 02:25 ID:d7YrB08B
ギム 「ふんどしを履こうとしない輩はぁ!
地に這いつくばってぇ、消えてもらう!!」
ディアナ「ギム・ギンガナム!貴公の差し金か!」
ギム 「ふははは!この家にディアナがいると知ってなぁ!利用させてもらった!!」
隣で壁の破片をもろにもらったコウが血を流しているが薄いがゆえに誰も気付かない
ディアナ「なにが狙いか!」
ギム 「ハハハハハ!とりあえず女王陛下にはお下がり願おうか!コレン!!」
アル 「さっき地下のほうに行きましたよ・・ガンダム壊すって」
ロラン 「え!まずいじゃないか!」
ウッソ 「何で止めないんだよ!おかしいじゃないか!アル!」
自分はなにもしないくせにアルに無理なことを言うウッソ
アル 「無理言わないでよ!」
その時天井裏からなにか飛び出してきた
ソシエ「なにあれ!」
ハリー「ロラン・セアック!刺し違えてそのエプロン!貰い受ける!!」
キエル「ハリー大尉!?」
顔面蒼白のキエルが叫ぶ
コウ 「こんなの・・・収拾がつかないじゃないか・・・・」
613 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/07 02:36 ID:ojOt67CS
614 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/07 03:34 ID:XsN0tiEu
必死の形相でロランの服を脱がすハリー
キエル「ハリー大尉なにを!?」
ハリー「キエル殿にはロランの裸を隠す盾となって頂く」
エプロンだけじゃ我慢できないらしい
キエル「愛してるといっていただければ盗撮でも立派にやって差し上げるのに・・・」
ロラン「何するんですか!?ハリー大尉!」
ソシエ「やめなさいよ!この変態!」
バキャ
台所から持ってきた炊飯器でハリーの頭を強打するソシエ
ハリー「ぐはっ・・無念!!」
ソシエ「お姉さまも正気に戻って!」
ゴス
とついでにキエルを昏倒させる
そしてコウの上に炊飯器を捨てる
コウ「ぐはっ!!」
ウッソ「良い感じに人が減りましたよ!ソシエさん!」
615 :
コレンが好き:03/02/07 03:36 ID:XsN0tiEu
ロラン(おかしいな、そろそろほんとに
兄さん達が帰ってきてもいいはずなのに)
ギム「ふふふ、不審に思っているなぁ!兄弟達が帰ってこないのを!」
ロラン「まさか!兄さん達に何かしたのか!?」
ギム「コウは忘れたがなぁ!他の同士が足止めしているのさぁ!」
ウッソ「僕は何で無事なんですか!?」
ギム「気にするなよぉ!坊主ゥ!!」
ウッソ「僕は!スケベだし盗撮だってしてるんだ!
コウ兄さんと違って薄くないはずだぁぁぁ!!」
ギンガナムに殴りかかるウッソ
ウッソ「へぶし!」
横から出てきたあっさり吹っ飛ばされるウッソ
ギム「メリーベルか!」
メリーベル「勧誘が下手なギンガナムなんて見てらんないよ!」
ギム「邪魔をするなぁ!」
せっかく出てきたメリーベルは見事に吹っ飛ばされて帰っていった
616 :
コレンが好き:03/02/07 03:39 ID:XsN0tiEu
どうやらふんどし同盟に勧誘に来たらしいギンガナム、
丁寧に断るときちんと壁を治して帰っていった。洗剤もくれた。
騒ぎが収まったのでみんなでご飯も食べて、ディアナ達も帰っていった。
コウ「誰も気付いてくれないなんて・・・、
・・・・この家は・・地獄だ・・・・・」
股の裂けたガンダムとともにコウも部屋に帰っていった
一人でご飯も食べた。
おしまい。パラレル扱いでお願いします
(コレンが好き。を勝手に続けさせて貰ってます。あと、フンドシ血盟軍も借用)
白の宮殿にて、
ギンガナム「ギム・ギンガナム、女王陛下の御召しにより参上いたした!!
呼びつけたとなれば、さぞ火急の用であろうな?」
ケンストン「女王の御前です。お腰のフンドシを隠して貰いますぞ」ズボンを渡す
ギンガナム「ふん、まったく。何千回ズボンを履かせりゃ気がすむんだ」ズボンを履く
ケンストン「見苦しいモノでございます、何万回でも」
ギンガナム「ふん」
ディアナの居る、女王の間に進むギンガナムとメリーベル、
ギンガナムは廊下でズボンを脱ぎ捨て、フンドシを露出させている。
ディアナ「相変わらずのフンドシとは……、むさ苦しい男よ」
ギンガナム「むさ苦しい、結構なことではないか。フンドシこそ男の象徴だ!!」
ディアナ「先のロランの家での騒動といい、そのような者には、フンドシを絞める資格はありません」
ギンガナム「なんと、今の言葉冗談と聞いたが?」
ディアナ「月の女王として命令します。ギム・ギンガナム、フンドシ全てを渡していただきます」
ギンガナム「なんの話かと思えば、フッハハハハッ、これは我らが下着。
それに、二千五百年の昔からフンドシを絞めてきた者以外、誰がフンドシを普及させようか?」
ディアナ「お前達、フンドシ血盟軍はフンドシを絞めているのではない、
パンツやトランクスで味わえぬ布の食い込みを弄んでいるのだ。
そのような者がフンドシを広めればどうなるか、フンドシ血盟軍を名乗る者ならわかっていよう」
メリーベルが飛び掛る「………ディアナ・ソレル、嫌いな奴!!
(ディアナの目の前まで行き)パットを入れたブラを着ける事しか知らない女王さんなんか」
ディアナ「その言葉、公言する覚悟があるのならおやリ、矯正下着を着る者」
メリーベル「矯正下着!?なぁ、なんでそれおぉぉ!!」
ディアナ「もしくはAカップの洗濯板さん」
メリーベル「キィーーーーーーー!!!アンタなんかぁ!!」
ディアナ「下着だけで体型を直す、嘘をつき続ける道を選ぶのか?」
メリーベル「こいつ!!!」
ギンガナム「やめろ、メリーベル」
メリーベル「なんで?」
ギンガナム「お前等、二人とも下着で体型を誤魔化して虚しくないのか?その点、フンドシは……」
その刹那、ディアナ様の片足タックルでテイクダウンを獲られると、
メリーベルにマウントポジションから、顔面へグーパンチ数10発を打ち込まれ失神するギンガナム。
更に、ディアナ様は失神したギンガナムに対して
フロントネックロックの姿勢から頭頂部へ向け、膝を数十発落としたとか
ディアナ「よしなに(ボコ!)よしなに(ボコ!)よしなに(ボコ!)よしなに(ボコ!)よしなに(ボコ!)」
(終)深夜に勢いで書いただけの……、当然、パラレル扱いで、スルーして下さい。
>>618 ネタで勝手に続き(勿論スルーしてください。)
カイ「いいスクープが手に入ったな。」
ハリー「させるか、ユニヴァース!!」
カイはハリーの褌股座アタックで撃沈した
615で横から出てきたの後に影にっていれて読んでください・・抜けてました
アムロ「やはり御飯系朝食はいいなぁ。」
キラ「そうだね。…と。」
シロー「片手だけで食べざるを得ない今の状況ならこの台を使うと楽だぞ。」
キラ「ありがと。兄さん。」
ドモン「それにしてもキラにあれほどの根性があったとはな。驚いたぞ。」
ギンガナム「小生もテレビで見させて貰ったぞ。少年の活躍を。」
キラ「そんな…僕はただ必死に…。」
ロラン「ギンガナムさんがいるのにキラの朝食が食べられていない?」
カミーユ「そう言えばそうだな。」
ギンガナム「いくら小生でも怪我人から食事は取りはしないわ。」
アル「誰のが食べられたんだろう?」
ジュドー「さぁ…。」
シーブック「こっちも無事だ。」
ガロード「俺のも無事だぜ。」
ウッソ「誰がやられたんでしょうねぇ…。」
カミーユ「分からないな。」
アムロ「誰だったかな…。本当に」
コウ「食事奪われた上に存在忘れられてるし…。うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁ」
ギンガナム「ここにいる者のを食べても誰も違和感を持たないようだな。よし、
あの少年の怪我が完治した後もここで頂くとしよう。」
既にネタになってるけど、コウそこまで影薄いか?
個人的にはシローとかの方が目立ってない気がする。
>>623 シローもはや背景キャラだな。主役になった話があったか?
0083の方が08よりまだ見ている人は多いということだろうか。
それはともかく、コウの影薄ネタはマンネリだな。
>>624 背景キャラ…確かに既にフレイやギンガナム以下の影の薄さだしねw
シロー「こんなーにかげーがうすーいのに」
コウ「夕暮れはおれをうつーしてるー」
シロー「ただーそれーだけーでしかーないのにー」
コウ「少しうーれしいよー」
イザーク「あいつら一体何歌ってるんだ?」
ディアッカ「影が薄すぎて気がふれちゃったんだろ。」
二コル「哀れですね…。」
(パート3のネタ勝手に続きかいちゃいました)
宗教と企業のコラボレーション、という明らかに間違った
コンセプトの元に創立された会社、ザンスカール・コーポレーション
その日もそこでは熱い議論が交わされていた
タシロ常務「さて、今日のプレゼンテーションを開始する。クロノクル部長」
クロノクル部長「はっ!まずはお手元の資料をお持ちください!」
カガチ専務「うむ、カイラスギリー計画とな?」
クロノクル部長「はっ!この計画は宇宙にあるカイラスギリーから
直接地球に荷物を放出する事によって宅配にかかるコストを大幅に削減する物であります!」
タシロ常務「馬鹿な!荷物が割れ物だったらどうするつもりだ!」
カガチ専務「それに荷物が人に当たった時の責任はどうするつもりだ!!」
クロノクル部長「安全性など飾りです!!えらい人にはそれがわからんのです!!」
タシロ常務「ええい!貴様まじめに考えろ!!」
カガチ専務「他に案はないのか!!」
ファラ部長「み〜んなギロチンで一刀両断だよ・・ふふふ」
タシロ常務「ファラ部長!!会議中にミニチュアのギロチンで遊ぶな!!」
バン!!
イク課長「すいません!!会議に遅れました!!」
タシロ常務「貴様!社内をバイクで走るなと何度言ったらわかるのだ!!」
カガチ専務「やはりエンジェル・ハイロウの建造を急がせるしかあるまい!」
タシロ常務「そんな予算どこにあるというのだ!!」
イク課長「とりあえずリンダと私の家を作りましょう」
ファラ部長「一家に一台ギロチンを!!」
クロノクル部長「荷物にも防塵用マスクは装着すべきです!!」
マリア社長「カロッゾさんのパンが食べたいわ・・・」
地球クリーン計画で売上が思ったほど伸びず、混乱気味の模様
>>627 やっぱり宗教系のビジネスだと、催眠商法とかの胡散臭い売り方は一通りやるのかな。
あと、電波な内容なのに瞬間風速的な発行部数は異様に高い、社長の著書とか。
ロランはお母やん役だからやっぱアルの耳掻きとかしてあげるのやろか
変態どもがうらやましがりそうだ
>>627 まだカロッゾパンを気にしているマリアにワロタ。
>>629 ロランならいいけどドモンとかにされたら耳が破壊されそう。
ヒイロは意外に巧そうだし任務だとか言いくるめればやりそうだが空気が張り詰めそう
ジュドーやガロードはなんか信頼できなさそう
>>631 コウやシローも焦って失敗しそう
アムロは絶対問題なさそうだけど空気が…。
ウッソとキラは問題なさそうだけど彼女がいると多少問題
(シャク=致命的ミスを導く ラクス→歌われるとキラの手元がお留守になる)
>>632 カミーユは出来るけど、自分でやれと嫌がりそう。
シーブックは失敗したら「なんとぉー!!」
ウッソは耳掃除をしてもらいたい時は酒楽に行く可能性がある。
>>633 それありそう。で、素っ裸にされて男根を箸で摘まれる訳ですねw
キラの場合はリムジンか何かの中でアイドルの子守唄の中で幸せに…。
>>634 でもすぐ後にもう一人がキラに耳掃除してやるとやってきて、
耳の奥の奥の奥のさらに奥まで耳かきを突っ込まれるスプラッター。
.::| ヾ ` ヽ. `ヾ',_ i! /::.::.:/./i:.:.:.:.:./ i:/
..::! ノ /::.::,::'//:.:.:.:./ ,〃
:..:| ,./ -=彡::彡'"´ ./:.:.:/ ´
!:.:| ``ャ、...__ ,, i::| /"'´
:!!:| ヽ、 `'ヽ、_゙ i:..! ´
:|i::| `丶 r`冫 ノ:..|
>>635 やっぱりそうなるのねw
で、家族の誰かが直感で気づいて止めに来る…とw
>>637 結局ナノマシンで治療、アルスター家と大決戦
風呂屋にやってきたギンガナム。
武門に伝わる古式ゆかしい男の風呂の作法にのっとり、風呂上りのコーヒー牛乳を飲んでいた。
むろん、フンドシ一丁だ。
そこへ銀髪のロングヘアーの男二人が続けて風呂から上がってきた。
一人は青年、一人は中年だが、下着はそろってフンドシだった。
三人の目が合い、一瞬でお互いに理解した。アムロやシャアだったら「刻が見える」と言っただろう。
そして三人はお互いに手を握りあった。
それが、フンドシ愛用者のギンガナムと東方不敗、ガトーが同志と認め合った瞬間だった。
その様子を見てしまった番台のバイト少女の証言。
シャクティ「おかしいわ、この人たち。みんなおかしいわ」
>>631 ドモンの膝枕は岩のようにゴツゴツしてそうな予感
やっぱ基本はコーヒー牛乳なのか・・・
ラクスの膝枕がごつごつ…怖すぎじゃゴルァ
ウッソ「シャクティ、もう良いだろう?もう遅いし帰ろうよ」
シャクティ「でも、まだ出てきてないわ」
ウッソとシャクティは深夜、あばら屋の庭で息を潜めていた。
シャクティ「学校でここの古井戸にニュータイプがいるって聞いたもの」
ウッソ「サダコがニュータイプなわけないじゃないか」
この古井戸には怪しい噂がいくつもあった。
曰く、夜中に井戸から這い出る長い黒髪の人影を見た。
また曰く、夜な夜な古井戸から不気味な声がする。などという話だ。
そしてこの井戸の幽霊は似た昔話になぞらえて「サダコ」と呼ばれていた。
シャクティ「ウッソ、聞こえる?古井戸から何かが出る」
ウッソ「うそ?!」
ウッソはあわててビデオカメラを構えた。シャクティの聞いた話はあまり信用できないが、
井戸の幽霊を確かめられたら学校で一躍ヒーローだ、とウッソは計算していた。しかし。
シャクティ「い、いやー!!」
古井戸の中から本当に黒い髪の人影が出てくると、
言いだしっぺのシャクティはパニックになって逃げ出してしまった。
ウッソ「ど、どこへ行くんだよシャクティ!!」
ウッソもシャクティを追って、大事なビデオカメラも置いたままあばら屋の庭から逃げ出した。
(続く)
645 :
644:03/02/07 15:10 ID:???
修正。
>ウッソもシャクティを追って、大事なビデオカメラも置いたままあばら屋の庭から逃げ出した。
ウッソもシャクティを追って、あばら屋の庭から逃げ出した。
シャクティのパニックでウッソも恐怖心が刺激され、パニックに陥ったのだった。
だから、大事なビデオカメラを現場に忘れてきたことも、家に帰って一息つくまで思い出さなかった。
(V学園祭ベースのお話です。例によってパラレルでお願いします)
園芸部リガ・ミリティアの郊外活動、
ヴィシニティの街、周辺の植物観察と研究をする為、
(アメリア大陸の土地独特の風土、植物は観光の名所としても有名)
園芸部リガ・ミリティア一行は休日を利用して、学園のマイクロバスで数時間かけ
ファラ先生の引率の元、遥々ヴィシニティまで来ていた。
園芸部一行はバスを降りて街を散策……、暫くして
ウッソ「先生、シャクティが居ません!」
オデロ「スージィもカルルも居ないぜぇ!!」
エリシャ「フランダースも!」
トマーシュ「あの三人と一匹は……、よりにもよってこんな、見ず知らずの土地で」
ファラ先生「ふぅ…(頭を抱え)仕方ない。貴様等、手分けをして探せ!!
私はバスに戻る。バスの駐車場を覚えていたら、戻ってくるかもしれないからな」
トマーシュ「分りました。みんな!手分けして探そう。カレルは僕と一緒に、
エリシャとマルチナは公園の方、オデロとウォレンとウッソ達はボストニア城の方を頼む」
ウッソ(シャクティ……、無事だよね?)
シャクティとスージィ、カルルマンにフランダースの三人と一匹は
園芸部一行から逸れ、見知らぬ街、ヴィシニティを彷徨い歩いていた。
スージィ「うわぁぁぁああん 。゚(´Д⊂ヽ゚。 」
シャクティ「泣くんじゃないの……(カルルマンをあやして)カルル?」
フランダース「ウゥゥゥゥ……」近寄って来る者達を警戒している。
ムロン「おや?犬に子供、赤ん坊まで居ますよ。姐さぁん」
キャンサー「泣き声が気になってみれば……お嬢ちゃん、何で泣いてるんだい?」
スージィ「うぇっぐ、みんなで来たけど、うぇっぐ、逸れちゃったの 。゚(´Д⊂ヽ゚。 」
シャクティ「あの、学校の部活動でこの街に来たのですけど、私達、途中で逸れてしまって、
始めて来た街なので…何処が何処だか…どうしていいか困っていたんです」
ムロン「姐さぁん、この子達、ほっとけませんよぉ」
キャンサー「アタシ等も、この街の者じゃないからねぇ……、近くに交番も無さそうだし、
かと言って……、今日はステージが入ってるから……。一緒に保護者を探してあげる訳にも(困り顔)」
ムロン「お嬢ちゃん達、何処から来たのぉ?」
シャクティ「カサレリアの方からです……」
キャンサー「案外、遠くから来てるんだね…………そうだ!今日のステージの帰り道、
丁度、カサレリアも通るから、帰りに送ってあげるよ。どうだい?」
シャクティ「(この人達、悪い人には見えない。私達だけで帰るのは無理、よね)お願いしていいんですか?」
キャンサー「ああ、いいとも!但し、私等のステージが終わるまで付き合って貰うけどね」
シャクティ「はい、お願いします」ペコリ、
ムロン「ホラ、泣いてないで、団子でも食べる?」スージィに月見団子を渡し
スージィ、泣き止んで「うん、ありがとう……モグモグ………、オイシイ」
ムロン「そうと決まったら、楽屋に行きましょうねぇ!姐さぁん」
ヴィシニティの中心から少し外れた場所に在る、骨董屋シド’sショップ、
リィナ「いらっしゃいませ〜!あ、お兄ちゃん!!それに皆さんも」
ジュドー「よう!リィナ。元気してた?」
ビーチャ「どもぉ〜」
エル「リィナ、久し振り」
イーノ「こ、こんにちわ…リィナ」
リィナ「あ、シドさんですよね。今、呼んできますから」店の奥に入る
ジュドー達ジャンク屋仲間はこの店の常連である。
アメリア大陸では長年、黒歴史として封印されていたテクノロジーの数々が
国交正常化に伴い市場に流通するようになり、
骨董屋を営むシド爺さんの裏の顔として、黒歴史のモノを流通させる商いも役もしている。
ジャンク屋達は他の地域では売り物に為らないような基本パーツの処分等に
この界隈の店を良く使うのだった。
リィナ、店の奥から戻ってきて「今、来るそうです。待ってて下さいね」
ジュドー、カウンターにもたれ掛って「元気そうだな、リィナ」
リィナ「お兄ちゃんもね……(表情急変)処で、ちゃんと学校行ってるの?ロランさんから聞いてるんだから!」
ジュドー「い、いやぁ……、それがさぁ……、ナァ?ビーチャ」
ビーチャ「え?ええ?俺かよ?……、や、それが、色々と忙しくてね」
リィナ「(ビーチャを睨み)お兄ちゃんを変な事に巻き込まないで下さいね!」
ビーチャ「や、変な事って………、仕事なんだけどなぁ……」
リィナ「お兄ちゃんも、みなさんも、未だ学生なんだから仕事よりも……」
カウンターから少し離れて、
ルー「(小声で)ねぇ、ちょっと!何であの娘、ジュドーをお兄ちゃんって呼ぶのよ?」
モンド「(小声で)え?そっか、ルーはこの店始めてだよな。俺もよく分んないけどさ、
孤児院に居たリィナ(スレpart4の442より)をこの店の爺さんに身元引き受け人をやらせた……、
とかの関係で、何でそうなったのか?成行きは知らないけどね。」
ルー「それでお兄ちゃん?って……納得いかないわ」
モンド「俺もその辺は知らないよ。ジュドーは男兄弟の筈だし。ま、世話になったからじゃねーの」
ルー「う〜〜ん(ジュドーとリィナの仲の良さに少し嫉妬心が芽生える)」
店の奥からシドの声「待たせたな。スマンが品物をこっちに持って来てくれないか?」
ジュドー「お、行かないと、じゃな。リィナ!」
ヴィシニティの街中、シャクティを探すウッソ、オデロ、ウォレン達、
通りから見慣れた人が歩いてくる。
ウッソ「(目敏く見つけたウッソ)あ、フレイさんだ!……こんにちわ!!フレイさん」
フレイ「あら?ウッソ君。こんな所で会うなんて、奇遇ね」
ウッソ「(隣に居るサイを見て、一気にテンションが下がり)あ……、二人で、お出かけですか?」
フレイ「ああ、サイは近所に住んでるから付き合って貰っただけよ。私、独りだと荷物が大変だから(微笑)」
サイ「お、おい!俺は荷物持ちかよ!」
フレイ「まぁ、そんなところかしら?」
サイ「酷いなぁ……僕達は、その…親同士が決めたとは言え、一応、婚約(小声で独り事に近い)……ごにょごにょ」
ウォレン「(小声で)ウッソ、この人誰なのさ?」
ウッソ「(小声で)兄さんのクラスメイトだよ。(フレイの方を向き直して)あの、フレイさん、
色の黒くて、小さな女の子と……、赤ん坊と犬も一緒だと思うんですけど。見ませんでした?」
フレイ「(暫し考え)ああ、ウッソ君の彼女ね。探してるの?」
ウッソ「か、彼女なんてぇ!!違いますよ!(激しく否定)妹みたいなもんです。
シャクティ達、僕等と逸れちゃって、今、探してるんです」
フレイ「見なかったわ、御免なさい。役に立てなくて」
ウッソ「いいえ、それじゃ、僕達、探しに行かないといけないんで」その場を立ち去る
フレイ「見つかるといいわね」
ウッソ、振り返り「はい!」
オデロ「おい、ウッソ。今の人、なんかヤバイぜ!年上として忠告しとく。アンマリ関らない方がいい」
ウッソ「そうですか?(キラ兄さん達と同じ事言うんだな)そんなに悪い人には思えませんけど……」
ウォレン「ウッソは年上好きだもんねぇ〜」
ウッソ「そ、そんな事ないよ!」
ヴィシニティの中央公園に在るステージ、
ステージ裏の控え室とリハーサル室を兼ねた大きめの部屋にて、
ドアには『レット隊様、リハーサル室』と紙が張られている。
モットケー「我ら〜〜〜た〜〜〜まと」
フレックル「宿れ〜〜〜〜〜〜」
キャンサー「宿れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ムロン「宿れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
レット隊の練習風景をリハーサル室の隅の方で見学しているシャクティ達、
スージィ「唄のツアーの最中なんだって、芸能人かな?面白そうだね。シャクティ」
シャクティ「レット隊ってそれ程、名前は聞かないけれど……(ミルクを飲ませて)カルルも喜んでるみたいね」
スージィ「私、踊り憶えちゃった!ほ〜〜ら、カルル(両腕を上げ、クネクネと妙なリズムで身体をクネらせ)
魂よ〜〜〜〜来たれ〜〜来たれ〜〜」
カルルマン「あはぁ、あはぁ」スージィの妙な踊りに喜んでる。
それを見て、
ゼノア「あの娘。中々筋がいいね。アンタ等の子供達かね?」
キャンサー「プロモーターさんかい、あの娘達は迷子さ。途中で拾ってきたんだよ。
けど……、面白いかもね?芸は未だ未だ甘いけど、所詮子供だし、余興で上げてみるのもさ」
ゼノア「今日のイベントは客に子供達が多い。
同年代の子が舞台に上がると親近感も増すかもな、話してみてくれんか?」
スージィ、踊ってる「宿れ〜〜〜〜〜〜、宿れ〜〜〜〜〜〜〜」
キャンサー「元気になったじゃないかい!」
スージィ「あ、(顔、真っ赤)は、はい(プロの人に観られてたよぉ……)」
シャクティ「ありがとうございます。カルルのミルクまで用意して貰って」
ゼノア「お邪魔するよ。私は今回のイベントのプロモーターでね、実は頼みがあるんだが……」
シャクティ「……何ですか?」
ゼノア「(略)と言う訳で、今日のステージ、レット隊に加わって踊ってくれないかね?」
スージィ「え!?本当に?出る!出る!!ね、シャクティも一緒に出ようよぉ」
シャクティ「スージィ、そんな……私達がプロの舞台で踊るなんて失礼よ」
キャンサー「なに、ダンスの技術は充てにしてないよ。余興みたいなもんさ、横に居て
アタシ等の真似していればいいんだよ。なんだったら、立ってるだけでもいいのさ」
スージィ「シャクティ〜〜出ようよぉ。踊り、楽しいよ」
シャクティ「でも……」
ゼノア「少ないけれど舞台に上がる以上、ギャラも出すからね」
と、その言葉に敏感に反応したシャクティ。目の奥に鈍い光が刺した!!
シャクティ「ほ、本当なんですか?(ゼノアに詰め寄る)本当にギャラは出るんですか!!」
ゼノア「ああ、そんなには多くは出せないけど(シャクティの迫力にたじろぎ)お小遣い程度だが」
シャクティ「やりましょう!スージィ!!」スージィの肩を力強く掴み、
スージィ「シャクティ、痛い、痛いよぉ……」
キャンサー「そっちの娘もヤル気が出たみたいだね。じゃ、早速、二人とも練習に加わわんな」
ムロン「あれれ?この娘達も加わるんですかぁ?姐さぁん」
シャクティ「宜しくお願いします。スージィもお辞儀して!」
スージィ「お、お願いしますぅ(シャクティ、目が怖いよぉ……)」
ヴィシニティの中央大通り、
サンスカールコーポレーションの宣伝活動の協力要請を説得する為、
(スレpart5の245を参照の事)
休日出勤にも関らずピピニーデンとクロノクルがシャクティを探していた。
クロノクル「今日のシャクティのスケジュールによると部活動の郊外活動で
この街に来ている筈なのだが……、ピピニーデン先輩、付き合わせて申し訳ありません」
ピピニーデン「私とて、椅子を尻で磨くだけの内勤で終わるつもりはありまんせよ
(社長の弟である縁故入社のお前に手柄を独り占めはさせんよ!)」
ジュドー「でさぁ、カミーユの兄貴が又…(ルーの方を向き、余所見をしてる)」
ドカッ!!
クロノクル「ぐうっ!?」
ジュドー「痛ぁ〜〜」
余所見をしていたジュドーはクロノクルに後ろから衝突してしまった。
ジュドー「ご免よ!大丈夫?」
クロノクル「くっ!!子供かぁ!!気をつけろ!!」
ピピニーデン「お怪我は?」
クロノクル「ええ、平気です。貴様等!!って…………、居ない?」
ジュドー達、物陰に隠れてクロノクルの様子を見てる。
ビーチャ「難癖つけられる前に、消えるの1番なのよね〜!!」
ジュドー「あの人、怪我してないかな?」
エル「平気、平気。ちょっとぶつかっただけでしょ」
ルー「あ、歩いて行っちゃうわ。大丈夫みたいね」
街灯備え付けのスピーカーから
「本日、午後15:00より〜中央公園野外ステージにおいて、レット隊の皆さんによる〜唄と踊りのショーが
始まります。尚、このイベントは入場料無料ですので、皆さん、振るってご鑑賞下さい〜」
ウッソ達とトマーシュ達は合流していた
オデロ「おい!今の放送、聞いたか?中央公園に行くぞ!ウッソ」
ウッソ「え?でもシャクティ達が未だ見つかってないのに」
オデロ「ステージに誘われて、シャクティ達が公園に来るかももしれないだろ?」
ウッソ「そ、そうですよね。もしかしたら観てるかもしれませんよね」
トマーシュ「カレル、僕達も中央公園に行くぞ。」
カレル「大勢の中から探すなら、人手が多い方がいいもんね」
ピピニーデン「何か催しモノがあるみたいですよ」
クロノクル「芸能部門を立ち上げるに際して、他のステージを観てみるのも勉強になります。行きましょう」
ジュド「入場料無料だってさ!」
モンド「いいね。行こう!」
エル「早く行ってさ、最前で見ようよ」
イーノ「レット隊??聞かない名前だなぁ……」
(続く)
ウッソがフレイ様に飲み込まれていく…。
カズィ化して下僕に…。
ロランが女体化した場合ララァに似ているような・・・。そうだと一番やばいのは
アムロじゃないか(w。このスレではアムロは長兄との設定のためすっかり常識
人になっているがはじけたアムロ見てみたいな。
657 :
544の続き:03/02/07 22:42 ID:fk6Xee/o
ガンダム家”裏オペレーション・メテオ”作戦本部室。
という名の台所。
夕食の準備で包丁を使っているロランと、椅子に座って今更朝刊を読んでいるアムロ。
別に読みたくもないのだが今はこれが必要なのだ。これを立てておかないと、丁度真正面の位置に
ロランが居て、鼻歌交じりに大根を切る度に彼(女?)のお尻が悩ましいほどに揺れるのが目に入ってしまう。
とにかく目のやり場に困る。
ただでさえ、毎日使っているシャンプーの匂いが今日はやけに芳しいというのに、体のラインがくっきり出るような服を着て
あまつさえその上からエプロンなど、理性があってもこれはたまったものではない。
だから、というわけで時々新聞の陰からこそっと覗き見してはさっと隠れるアムロだった。
アムロ『ええい、たかだか弟が妹になっただけで我ながら情けない!女性との付き合いならいくらでも有ったのに・・・』
658 :
657の続き:03/02/07 22:47 ID:fk6Xee/o
フラウ、セイラ、ララァ、ベルトーチカ、仕事上だけだがチェーン、色々思い出してみたが、いずれもうまくいかなかった云々は別にして、
今この時ほどこんな、甘く切なく酸っぱいような気持ちになった事があっただろうか・・・
「・・・ん」
なんだこのレモンのような初恋の味は!?
「・・さん」
俺はときめいているのか!?
「・いさん」
ばかな、血のつながった兄弟でそんな事!
ロラン「兄さん!」
アムロ「うわっ!!驚いた、なんだロラン、こんなに近くで!」
ロラン「もう、何度も呼んでるのにへんじしてくれないんですから。そんなに一生懸命読んでるなんて、何か面白い記事でも有りましたか?」
アムロ「あ、あぁ、あの、その、こ、ここにタマちゃん、タマちゃんの記事がな・・」
必死でごまかすアムロ、すると横から覗き込むようにしていたロラン、すっと後ろに周るとアムロの背中に持たれかかり、
あごを肩に乗せて新聞を見た。
ロラン「わぁ、かわいい!何だかいつも見るのと違ってすごくかわいく見えます。」
その時アムロは硬直していた。ロランの横顔最接近、髪の感触と香り、吐息、そして何より
背中に当たる胸の感触・・・それらを一気に体験させられて。
アムロ『ロラン頼む、女である事を自覚しろ!無防備過ぎる!しかもいつもより行動が女染みてる!
ひょっとしてゲシュタルト崩壊まで起こしてるのか!?・・・・・だがこの気持ち、不快ではないむしろ、心地よくはある。
まさかこの歳で味わうとは思ってもみなかったがこれが、これが・・・妹萌え・・・というやつなのか・・・』
一瞬心の中で超えてはいけない一線を踏み越えたいけない兄、アムロだった。
661 :
シャア:03/02/08 01:22 ID:???
■ー■ならば同士になれ!!
r'⌒`⌒ヾ
(ミ"""メ""ミ)
ヾ▼ー▼ノ
¥ つ/ニニニム
総帥 シャア・アズナブルが一体出た!
→Talk
「アムロ、私の同志になれ!」
→NO
「それでこそ私のライバルだ!」
シャア・アズナブルはローラを寝取る気だ!
懺悔室にやってきたアムロ。神父に自分の罪悪感を告白する。
アムロ「一回りも年下の妹に萌えてしまったんです(以下略)」
小一時間「妹萌え」の話を聞かされ、悔し涙がにじむギレン神父。
その代わりギレン神父は妹ではない方のシスターのセシリアに萌えていたりする、かも知れない。
>>658 挿絵。
r'⌒⌒^、=-、
( rνyy'ソヽヾi タマチャンカワイイ
ヾ*゚д゚ノ∀`ノ //
(っ ]¶[ `とノ / /
/ / ̄ ̄ ̄ ⊂)
__(__ニつ NT /
/TIMES/ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
666 :
HR編1:03/02/08 05:12 ID:gY/m6HAV
パラレルでお願いします。
朝のAA学園。
HR開始10分前とあって席の七割方は埋まっている。
ジェリド「眠いな、カクリコン」
カクリコン「ああ、そうだな」
こんな低いテンションの会話が続いているなか教室のドアが開けられる。
ジュドー「だからあれはおまえがわるいんだろ!」
ガロード「ミスをしたのはジュドーじゃねーか!」
イーノ「二人ともけんかはそのへんに…」
モンド「ほっとけよ、イーノ」
ビーチャ「そうそう、勝手にやらしとけばいいんだって」
そんなやりとりをしながら席につく五人
その近くで
ルー「あの連中がHRに間に合うなんてひさしぶりじゃないの?」
パーラ「たしか一ヶ月ぶりぐらいじゃない」
エル「天気が陽気だからね。あの連中の時間感覚が狂って
常人と同じような時間感覚になるのも無理ないってもんよ。」
などという会話も繰り交わされていたりした。
そんな中担任が入ってきて連絡事項を言い始める
マリュー「体育を担当してらっしゃるウォン先生だが胃潰瘍と十二指腸潰瘍に
なられた為、今日からしばらくの間、臨時の先生が教えられる事になった。
決して失礼のないように」
そういって教室から出て行く
ガロード「えー、ウォン先生病気かよ。あの先生の体育楽だったのに」
パーラ「あんたたちは他人事のように言える立場じゃじゃないでしょうが」
ビーチャ「えー、どーゆー事だよ?」
ルー「あんたたちがいつも馬鹿ばっかやってるから
先生の胃に穴があいたんじゃない」
モンド「そりゃいいすぎだよ。」
エル「いつもサボって校外に抜け出したり、
サボらないと思ったらみんなと違うことばっかしてるんだもん。
言い過ぎなんかじゃないわよ。」
パーラ「それにマリュー先生そのへんの事いってるとき
ずっとあんたたちのほう睨んでたじゃない」
イーノ「みんな、体育は一限目なんだし着替える時間も考えると
そろそろ…」
ジュドー「そうだな。みんなそろそろいくか。」
(今日はカテジナ先生やハマーン先生とかのアクの強い先生ばっかで
ウォン先生の授業だけが楽できたってのに、ついてねーなぁ。)
(一限目に続く)
668 :
シロー大活躍1/5:03/02/08 05:59 ID:0TFUN3nG
カミ−ユ「そんな大人、修正してやる!」
ドモン「くらえ東方不敗流!」
ロラン「止めてくださいよ二人とも!」
いつもどうりの朝、
アムロ「毎度ながら騒がしい家だな・・」
テレビ「朝のニュースです連続幼女誘拐事件の首謀者の立て篭もる廃ビルに
中継がつながっています、中継のベルトチーカさーん」
アムロ「なんだ?またシャアが何かしたのか」
ベルトチーカ「はい!こちら現場の廃ビルからの中継です!」
コウ「あ、ここに映ってるのシロー兄さんじゃないですか?」
ウッソ「ほんとだ!僕を差し置いてテレビに映るなんて・・おかしいですよ!シロー兄さん!!」
アムロ「ウッソ、あんまり思ったことをストレートに言うな」
ベルトチーカ「あ、今首謀者と思われる男が顔を出しました!」
ジャミル「ニュータイプを戦争に利用しようとしてる奴らがいる!
だから!私はニュータイプを保護しようとしているだけだ!」
シロー「わかった!とりあえず話し合おう!飴をあげるからー!」
ジャミル「ルチル、私を導いてくれ・・」
ベルトチーカ「説得は難航しそうですね、強行突入となると人質の安否が心配されます」
アムロ「シャア以外にもいるんだな・・」
ガロード「どうでもいいけどすげーモミアゲしてんなあのおっさん」
ベルトチーカ「ちなみに誘拐されたのはティファさん、
シャクティさん、プルさん、プルツーさんの四名です」
ガタッ!!
無言で飛び出す三名
ベルトチーカ「ゲストコメンテーターのクワトロさん、どう思いますか?」
クワトロ「ええい、モミアゲはどうでもいい!幼女を撮れ!幼女を!!」続く
669 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/08 06:01 ID:dT1r+v/a
670 :
シロー大活躍2/5:03/02/08 06:03 ID:0TFUN3nG
カレン「隊長!強行突破しかありません!」
シロー「まて、人質に何かあったらまずいことになる!」
サンダース「そうか、弟さん達の彼女もいるのか・・」
シロー「だがここで目立たないと我々は忘れられてしまうかもしれん」
カレン「モミアゲ男の良識に期待しましょう!」
サンダース「だが万が一の事があれば弟さん達が大暴れするだろう」
シロー「そうだ、この町が消えてしまうかもしれんそんなことになったらアイナにも危機が及ぶ」
ガロード「兄ちゃん!」
現場まで走ってきたらしいガロード、ジュドー、ウッソ
ウッソ「おかしいですよ!さっさと何とかしてくださいよ公僕!」
ジュドー「プルたちが人質ってホントなのかよ!」
シロー「お前らもう来たのか!?」
サンダース「だが人質を取られては・・」
ガロード「めんどくせぇ!俺が助けてきてやる!」
ジュドー「そうだ!モビルスーツなしでもこれくらい!」
一気に駆け出す三人
シロー「まて!無茶するな!」
ウッソ「僕らにできなければ次の世代がやってくれます!」続く
671 :
シロー大活躍3/5:03/02/08 06:11 ID:0TFUN3nG
シロー「まずい!せっかくの事件なのにこのまま終わりというのは実にまずいぞ!」
カレン「隊長!やりましょう!!」
サンダース「隊長!アイナさんと添い遂げるんでしょう!?」
シロー「そうだ・・ここで手柄を立てて出世すれば・・!」
サンダース「ご令嬢のアイナさんとも釣り合いが取れますよ!」
シロー「俺はアイナと・・添い遂げる!!」
シローが銃を乱射しながら突撃する!
ジュドー「うわぁ!何考えてんだあの兄貴!?」
ジュドーらがとっさに身を伏せる
ウッソ「こんなんじゃ!歩くこともできないですよ!」
サンダース「隊長ー!目立ってます!きっとアイナさんも見てますよー!」
さらにヒートアップするシロー
どっからだしたのか機関銃を両手に構えて突撃する
シロー「銃身が焼け付くまで撃ちまくってやる!!」
野次馬の罵声を浴びつつ廃ビルに突入するシロー
テレビの前の他の家族
シーブック「なんとぉー!」
コウ「兄さんが暴走しちゃったみたいですね・・」
アムロ「情けない、肉親の暴走を見てるだけなんて・・」
672 :
シロー大活躍4/5:03/02/08 06:17 ID:0TFUN3nG
廃ビルの中シローは
シロー「くそ、どこにいるんだあのモミアゲは!」
遠くの方から声がした
サンダース「たいちょー、そいつはエースですよー」
シロー「そうだ・・・・!守ったら負ける!攻めるんだ!」
今度はミサイルランチャーを乱射し出す
シロー「うおおおお!! 添 い 遂 げ るぅぅぅ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
ベルトチーカ「今、廃ビルが崩壊しようとしています!あの警官は何を考えているのでしょう!?」
クワトロ「もう我慢できん!幼女に当たったらどうするつもりだ!?」
ジュドー「やばいんじゃないのこれって!?」
ウッソ「アイナさんのことで頭がいっぱいなんですよ!」
ガロード「ティーファーー!・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ 」
ゴゴゴゴゴゴ
ティファ「・・・・」
プルツー「崩れるぞ!」
プル「うわわ!?」
シャクティ「ひなげしのはなを・・(床を掘ってる)」
ばっ!
クワトロ「あぶなーい!!」
673 :
変態大活躍5/5:03/02/08 06:20 ID:0TFUN3nG
ドゴーン
ベルトチーカ「く、崩れました!少女達の安否が心配されます!」
ガロード「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ガラッ・・
ジュドー「ガロードなくのは早いぞ!見ろ!」
クワトロ「怪我はなかったかい?幼女たち」
プルツー「ああ、大丈夫だ」
ティファ「あの・・ありがとう・・」
ベルトチーカ「感動的です!わが局の変態コメンテーターが身を挺して少女を救いました!」
何もできなかった三人が駆け寄ってくる
ガロード「ティーファーー!・゚・(´Д⊂ヽ・゚・」
ウッソ「ありがとうございます!サングラスの人!」
クワトロ「フッ、礼などいい私は幼女を守っただけだ」
立ち去ろうとするクワトロ
ジュドー「ちょっと待ってくれ!あんたってもしかして・・・」
クワトロ「フッ、今の私はクワトロ・バジーナだ、それ以上でも以下でもない」
ウッソ「・・・意外といいとこあるんですね・・あの人」
ジュドー「ああ」
瓦礫が吹っ飛んで中から人が立ち上がる
その手には気絶したジャミルが捕まっていた
シロー「見ていてくれたかぁー!アイナァーー!!俺はやったぞぉーー!!」
その日から家族達はシャアにちょっとやさしくなった
アイナはシローにちょっと冷たくなった 終り
シャア「ララァはあの世、まさに私専用色の髪の毛をしたアイドルは恋人疑惑もある上、クライン家関係者…はぁ…。」
ロラン「あなたが普通に訪問してくるのは…珍しいですね…。」
シャア「今回は別段妙な目的があってきたわけじゃないからな…。誰かに話を聞いて欲しかっただけさ。」
アムロ「まだラクス嬢のことまで狙ってたのか…お前…。」
シャア「いや…狙ってはいても無理なのは判っているさ。私もそこまで愚かではない。」
キラ(心臓に悪い話を聞いちゃった…。今まで以上に頑張ってラクスを守らないと…。)
シャア(つくづくアムロの家には恋愛を邪魔されるな。確かこの少年が例の金髪…)
アムロ(こいつは…懲りない奴だ…。)
シャア「所で…ここのアルバムは?」
キラ「前回の修学旅行の写真です。カツ=ハヴィンが外で無茶をやったせいで急遽1日で中止になった…。」
(実際は皆で彼に罪をなすりつけただけだけど)
シャア「例の女装コンテスト修学旅行か。…見せてもらってもいいか?」
キラ「構いませんよ。」
シャア「…中々よく撮れている…撮影者…K・B…プロのカメラマンか?」
キラ「いえ、只の学友です。」
カズィ「でも、本当にそうなのかなぁ…。」
キラ「あ…彼です彼です。神出鬼没なのが特徴で…。」
シャア「そうか……………これは!この赤髪の少女…名はなんと言うのだ?」
アムロ「シャア、そいつだけはやめて置け。」
シャア「何を言う!完全な赤髪、私のために生きているような少女ではないか。
これを狙わずしてはこのシャア=アズナブルの名が腐る!」
キラ「フレイ…アルスター…です。でも絶対に止めたほうが…。」
シャア「少年、ありがとう。これで…。」
アムロ「また悪魔に魂を引き摺られる馬鹿が生まれた訳か…。」
ほのぼのとしたガンダム1家の金曜の夜…。
アムロ「明後日…つまり日曜に初めてのMS操縦授業がある?」
アル「うん。四月からは週一であるみたいだけど。でも僕はMS持ってないでしょ。
それに操縦の仕方もまだ覚えてないし…。だから相談したんだけど…」
シロー「なるほどな…。でも、今は買う金は…」
アムロ「次回のボーナスが入れば問題ないんだけどな。」
ロラン「みんなが家計に付け足してくれたお金もこの前のDXとZZの修理でかなり使いましたからね…。
ストライクは幸いまだあったからよかったですけど…。」
キラ「どうもラクスがジーゲル氏に頼んで、僕の誕生日にあわせて新型ガンダム作っているみたいですからね…。」
アムロ「それは楽しみだな…。そのときストライクは…」
キラ「ラクスが欲しがってましたから…。多分その時にラクスに1機あげると思います。」
アムロ「そうか…。残りの一機を売ってアル用のMSを買うのは可能か…。でも今は…」
シーブック「どうするか…。」
ガロード「この際だ。俺たちの機体をそれぞれ1回ずつ試してアルが気に入った機体を貸し出すってのでどうだ?」
ジュドー「それいいな。」
アル「じゃぁ明日お願いね。」
ドモン「序に闘いのコツも指南してやるぞ。」
キラ「そう言えば、僕の方も明日ラクスに指南頼まれてたんですよ。どうしよう…。」
ロラン「一緒に教えればいいんじゃないですか?」
キラ「それもそうですね。ラクスの協力が得られれば的代わりのMSには事欠きませんしね。」
コウ「どういうことだ?」
キラ「クライン家周辺警護用のメリクリウスを持ってきてもらって、飛び回らせてそれを狙うんですよ。
あれならブラネイドディフェンサーがついていますから…」
ヒイロ「生半可な射撃武器では落ちないという事か。」
キラ「流石にサテライトキャノンだと落ちるけどね。どうせ今度の日曜昼の練習なら使えないだろうし。」
アムロ「なるほどな。じゃアル、明日は朝から訓練だ。よく寝ておけよ。」
アル「はーい。」(続く)
次の日の朝ご飯中…。
アル「訓練訓練〜」
アムロ「はしゃぐのもいいけど、下手をすると怪我をするから気をつけるんだぞ。」
アル「はーい。」
ギンガナム「訓練か…。小生がターンXで全身全霊を持って稽古をつけてやるぞ。」
ロラン「あなたがやるとアルの命に関わるので辞めてくださいね。」
アムロ「それはそうと、訓練場所はいつもの孤島でいいな。」
キラ「そうですね。あそこなら誰の迷惑にもなりませんから。」
ドモン「ギンガナム!貴様、コウの飯だけじゃ空き足らず、俺の飯まで!」
ギンガナム「食べるのが遅いのが悪いのだよ。」
カミーユ「貴様、修正してやる!」
アル「優勝できるといいな…。」
シーブック「優勝?」
アル「授業の後で、トーナメントみたいなのがあって、優勝するとザクVがもらえるんだって。」
アムロ「絶対優勝させるぞ。アルが優勝したら日曜の夜は鍋だ!」
ジュドー「お、そりゃいいや。アル、絶対頑張れよ。」
アル「勿論だよ。」(続く)
そして、練習の為にあらん限りのガンダムを持っていった上で孤島へ…。
アル「ここで練習するんだね。」
アムロ「ああ。…あそこにメリクリウスがいるって事は…。」
キラ「ラクスもいるってことだね。」
ラクス「あら、キラ様にお義兄様、お義弟様方おはようございます。」
キラ「あ、ラクス…。おはよう…。」
ラクス「もう既にメリクリウスの方も時間稼ぎ用に回避、防御オンリーの設定にして、準備万端ですわ。」
キラ「助かるよ…。ラクス。」
アムロ「アル、一通り乗って少し動かしてみてくれ。それそれの操縦の仕方は逐一教えるから。」
アル「分かりました。」
…小一時間後
アル「まず、ターンAガンダムは操縦法が今だ上手くつかめないので辞めておきます。
それと、DXは武装の少なさ、ファースト、Ez8、GPシリーズは高性能機に対抗できないから…」
アムロ「MSに関する知識は意外にあるのか…。」
アル「本とかで読んだ範囲ですけどね。…で、νガンダムは僕には動かせない、
ストライクガンダム関連は僕にとっては運用時間の短さが致命的、
ZZとZは可変機構がややっこしい…V2は余りにも早すぎる、
ゼロシステムやモビルトレースシステムは怖いから、F91がいいな…。」
コウ「…詳しい…。」
カミーユ「…凄い…。」
ガロード「これは驚いたぜ。」
ウッソ「…凄い…。」
アムロ「感心してないで次に入るぞ。移動しないで射撃、移動しながらの射撃、
移動しながらの格闘、最後に相手も仕掛けてくる中での戦闘…という順番で…。」
ラクス「では、メリクリウス二機を起動いたしますわね。」
キラ「お願い。…ラクスもストライクに乗って、射撃練習をしてみて。
操縦方法がわかってれば、後は訓練と反射速度と平常心の問題だけだから。」
ラクス「分かりましたわ。キラ様。」
アル「さて、頑張るぞ。」
(続く。)
678 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/08 11:29 ID:37IF2pPK
>675-677
続き楽しみ!
>>673 クワトロの時は多少、マトモ?なのね(w
シャクティを探せ!1-9は
>>646-654 にありますので。スイマセン。これから長文流します
ヴィシニティ中央公園野外ステージ、レット隊のショー開演まであと数分。
ウッソ、公園の入り口で見つけた皮の袋を拾いあげ「あ!」
ウォレン「ん?どうしたの」
ウッソ「(袋の中身を触りながら)これは……、シャクティのヤナギランの種だ……」
トマーシュ「て、事はこの近くにシャクティ達が居た。って事か?」
ステージ横のスピーカーより
「これから、レット隊の唄と踊りのファンタジーショーが始まります……。見て下さい!!!」
オデロ「この声?聞き覚えあるぞ」
舞台袖
キャンサー「いいかい!今日のステージ。ディアナ様に捧げるよ!!」
一同「おーーーー!!」
レット隊のショーが始まった。
舞台中央にキャンプファイヤーを灯し、その周りをレット隊の面々が囲むように踊る。
ムロン「つぅぅぅぅぅぅぅうううきの、魂よぉぉぉぉぉおおおお!!!」
キャンサー「…………………………………魂よぉぉぉぉぉおおおお!!!」
モットケー「…………………………魂よぉぉぉぉぉおおおお!!!」
フレックル「………………魂よぉぉぉぉぉおおおお!!!」
スージィ「………魂よぉぉぉぉぉおおおお!!!」
シャクティ「魂よぉぉぉぉぉおおおお!!!」
派手な炎を使った演出にレット隊のユーモラスな踊りで観客達の受けも良好。
カレル「あ!スージィだ!なんで踊ってるのを!?」
ウッソ「シャクティも、何でぇ!?」
着替えも終わってグラウンドに出てきた一行
ビーチャ「あー、今日の授業何なんだろうな?」
ガロード「前の授業がソフトだったから今日はサッカーじゃねぇの」
モンド「じゃあ、今日はキックベースでもするとしますか」
イーノ「みんなちゃんと授業受けようよ…」
ジュドー「なんにせよ、受けるもサボるも臨時の先生次第だな」
パーラ「ねぇねぇ、あれが臨時の先生じゃないの?」
そういってグラウンドの奥を指さすパーラ
ビーチャ「出席簿持ってるし間違いねーな。しっかし変わった格好してんなぁ
銀髪のお下げのおっさんに赤マントにバンダナ巻いた兄ちゃんじゃねーか」
ジュ・ガ「え!?」
モンド「それより俺はグラウンドに大量に突き刺さって並んでいる鉄板のほうが
気になるんだけど」
エル「ねえねえあの人ってジュドーのお兄さんだよね?」
ジュドー「ああ、そうだよ」
ガロード「なんかいやな予感がしないか?」
ジュドー「ああ。でも、出席簿持ってるって事は俺たちの名前ももう見てるだろ?
出なかったら後でアムロ兄さんやシロー兄さんにでなかったってこと
ドモン兄さんが言ったら…」
ガロード「あとで説教か…」
ジュドー「出るしかないな…」
ステージを最前列で見ているジュドー達、一同。
ジュドー「あ!!あれ、シャクティじゃない?」
ルー「知ってる娘なの?」
ジュドー「ああ、家によく遊びに来る、ウッソのガールフレンドだよ。
少し変ってる子だと思ってたけど、なんでこんな街で踊ってるんだ…………」
フラン「いい写真が撮れてる!取材に来た甲斐があった!!」
レット隊のショーの模様を芸能面に載せる為、取材に来ていた新米記者フラン。
クロノクル「あ、あれは………、シャクたん…(;´Д`;)ハァハァ」
ピピニーデン「どうされました?」
クロノクル「ハッ!?(我に返り)や、あそこで踊ってる少女。
私達が探しているシャクティ=カリンなのであります(シャクたん……。先住民風コスプレも萌えるなぁ)」
ピピニーデン「そうなのですか?ならば、我等、ザンスカールと契約する前に他の芸能プロが手を付けた?と」
クロノクル「いや、そんな事は……、シャクティは未だ、何処のプロダクションにも所属してない筈ですが」
ピピニーデン「早急に確認する必要がありますね」
クロノクル「くぅ……(俺がシャクたんをプロデュースするんだ!!他の奴には!!)確かめに行きます!!」
ピピニーデン「え?今……ですか?あ、クロノクル部長どちらへ?」
シャクティを探せ作者@あら?被っちゃいました??お先にどうぞ
シャクティを探せ作者@スイマセン。こっちは後、貼るだけなのでお先に貼らせて貰います
舞台袖、
シャクティとスージィはオープニングのダンスに出た後、
衣装直しをしながら、休憩を取りつつ、次の出番をスタンバっていた。
シャクティ「思ったより緊張しなかったわね」
スージィ「え?シャクティ、凄いね。お姉さんだけあるよ。
私、緊張しちゃって……、幕が開く瞬間。死ぬかと思った」
シャクティ「そう?私は身体が赴くままに……、自然に動いていただけだから……何も考えなかったわ
(少しトランス状態に入っていたシャクティ)」
スージィ「あ!そろそろカルルにミルクあげて来ないと!!私、控え室に行ってくるね」
シャクティ「スージィ!出番、もう直ぐよ!!」
スージィ「分ってる!!」
スジーィが舞台袖から関係者通路に繋がるドアを開けようとすると、ドアの外から口論が聞こえてきた。
ゼノア「ですから!!ここは関係者以外、立ち入り禁止なんですよ!」
クロノクル「私はあの娘の親戚なんだ!探していたんだよ!!」
ゼノア「そんな事言われても……、今は困りますよ!ショーが始まってるんです」
クロノクル「ええい!ウルサイ!!どけと言うのが分らんのかぁ!!」
ドアが乱暴に開き、ドアの近くで口論を聞いていたスジーィはその場でヘタり込む
スージィ「ひ、ひぃぃいいい!!」
ドアから勢い良く飛び出したクロノクル「シャクティ!!シャクティ=カリンは何処か!?」
それに気付く、シャクティ「え、クロノクル……さん?」
クロノクル「おお!シ、シャクたん…(;´Д`;)ハァハァ」
クロノクル「シャクティ=カリン!!シ、シャクたんはウチでデビューさせる計画があるんだよ!
こんな辺鄙な場所ではなく、ザンスカール商事が一大プロモをかけて売り出す予定だ!!
立派なステージを僕が用意するから(;´Д`;)ハァハァ……い、一緒に来て欲しい」
シャクティ「嫌です!!そのお話は前にお断りした筈です……。」
クロノクル「そんな……、シャクたん……、けど、ステージには興味があるんだろう?今日もほら」
シャクティ「これには訳が……、止めて!!離して下さい!!」
クロノクル、シャクティの腕を掴み「いいから、僕がもっと売り出してあげるよ!シャクたん…(;´Д`;)ハァハァ」
ゼノア、二人の間に割って入り「止めろ!!この娘も嫌がってるじゃないか!」
クロノクル「これは私とシャクたん、二人の間の話だ!!他人が割り込むなよ!!
さぁ、シャクたん、僕と一緒に……(;´Д`;)ハァハァ」
シャクティ「嫌だ!!助けて!!ウッソ!!!」
三人が揉み合う内に舞台の端の方へと出てしまう。
キャンサー「何だい!?」
ムロン「本番中でしょ!何やってんのぉ?」
ショーの最中のアクシデントに観衆はざわめく。舞台も一時中断、
観客の視線は舞台端で争っている三人へと焦点が移る。
フラン「これはニュースの匂いね!!dだ処で特ダネGETよ!!」写真を夢中で撮る。
ウッソ「シャクティ!?あの人……、クロノクル!?」
ジュドー「これヤバイんじゃないのを?」
ビーチャ「ジュドー行くか?」
すんません。先にお願いします
もうちょっとかかるんで
>>688 了解です。といいつつ、事後承諾で先にやっちゃいました。
少し急がないと種の時間になっちゃうんで・・・汗
舞台上の混乱に際して、最前列に座っていたジュドー達が飛び込んで来た
ジュドー「ちょっと、何してんのぉ!!アンタさ。シャクティが嫌がってるだろがぁ!!」
クロノクル「む!?お前は先程の子供?シャシャり出てきて私の邪魔をするかぁ!!」
ビーチャ「大人だからって、子供を好きにする権利は無いんだぜ!」
モンド「おっさん!その娘。放しなよ!!」
クロノクル「お、おっさんだとぉおお!?」
客席から立ち上がるピピニーデン「これだから、お坊ちゃんは……。又、尻拭いかよ」
オデロ「おい!俺達も行くぞ!!」
ウッソ「はい!」
トマーシュ「そうだね。カレルとウォレンはここに残って」
シャクティを中心にクロノクル、ジュドー等、ウッソ達、園芸部も舞台に上がり、大混乱になるも
観客は元々、無料イベントだったので面白ければいい!とばかりに
野次を飛ばしながら、歓迎ムード。元々、土地の風土として馬鹿騒ぎは歓迎される風潮が在った。
ウォドムでパトロール中のポゥ少尉(治安維持部隊所属)この現場をモニター越しに見て
ポゥ「なんだ?下が騒がしいな」
同機体に乗り込んでいるベンジャム「ハッ!今日は中央公園野外ステージにて、LIVEショーが行われているようです」
ポゥ、モニターを望遠にしてステージを見る「ショーと言うより、喧嘩に見えるが?」
ベンジャム「そうですか?届けによると『唄と踊りのショー:レット隊の公演』となっていますが」
ポゥ「集れば騒ぎを起す………。野蛮人め(頭を掻き上げて)行くぞ!!」
ベンジャム「え?公園の中をウォドムで、でありますか?」
ポゥ「そうだよ。コイツで乗り付けて暴動を止める」
ベンジャム「は、はい!!(人込みの中をウォドムで乗り付けるなんて……、ポゥ少尉。こりゃ、又始末書か?)」
混乱の場と化したステージ上にて、
スジーィ、駆け寄ってくる「あ!オデロォ!!」
オデロ「スジーィ、心配かけさせやがってぇ。大体なんで踊ってんだよ?」
スジーィ「そ、それは……、あ、それよりもシャクティをお願い!助けてあげて」
トマーシュ「分ってるよ」
クロノクル「くぅ……、次から次へと私の邪魔をしに、ノコノコと現れてぇ!」
ジュドー「観念しなよ!逃げらんないぜ!」
ビーチャ「その娘を放せば見逃してやってもいいけどさぁ」
クロノクルの注意を反らしてる隙にモンドが後ろから飛び掛る。モンド「この変態!!」
クロノクル「ハッ!?後ろか?ぐっ………、エエェェィイイ!!」
後ろから羽交い絞めにしようとしたモンドを投げ飛ばし、
シャクティを連れて舞台袖口から逃げようとするクロノクル。
ジュドー「行かせるかよぉおお!!!」
後ろから駆け寄るウッソ「兄さん!!!!」
ジュドー「ウッソか!?」
目と目のアイコンタクトで意志を確認し合う兄と弟。
ジュドー(ウッソ!!!俺の背中を使え!!)・゜゚・*:.。..。.:*・゜ウッソ(分りました!!)
ジュドーの背中を踏み台にして、ウッソがクロノクルに飛び掛り
ウッソ「シャクティを放せぇぇえええ━━━━━━!!!」
クロノクルの顎にシャイニングウイザードが炸裂。
崩れ落ちるクロノクル「ば、馬鹿な。私はこんなところで止まる訳には━━━…………」
シャクティ「ウッソ!!」ウッソの元に駆け寄ろうとするも
舞台袖から出てきたピピニーデンに捕まる。
ピピニーデン「フッ…、クロノクル部長から聞いていますよ。我社で推す未来のスター候補さん」
ウッソ「シャクティをどうするつもりなんだぁ!!」
ピピニーデン「我がザンルカール商事の広告塔として働いて貰うつもりだ。
(シャクティの方を向き)これは貴方の母上である、マリア社長の御意志でもあるのです!」
シャクティ「そんな、そんなの、嘘です!!」
ジュドー「ウッソ、こいつ、サッキの赤毛の奴より、隙が無いぞ」
ウッソ「…………」
クロノクル、ウッソに蹴られた顎を摩りながら立ち上がる。「さっきのお返しだぁぁあ━━……!!」
拳で力一杯、ウッソを殴り飛ばすクロノクル。
ウッソ、地面に平伏し「ぐぅぅうう…………」
クロノクル「き、貴様などぉ、リガミティアの人手不足に借り出されたぁ、園芸部員でしかない!」
ジュドー(クソッ、なんか状況不利になってきちゃった感じするなぁ……さて、どうする?)
ドスン! ドスン! ドスン!
大きな足音と共に巨大な影が公園に入って来た。ポゥ少尉の乗るウォドムだ。
全長40mのその巨体はヴィシニティの町並みからすると異形である。
ポゥ、スピーカー越しに「お前等、そこまでだぁ!!直ちに暴動を止めて解散しろ!!」
ジュドー、ウォドムを見上げて「正気か!?公園にウォドムを入れるかよ」
公園の別の場所で事の成行きを見ていたマルチナとエリシャ
マルチナ「姉さん、あれ!(ウォドムを指して)」
エリシャ「大きな……、案山子みたいね (;゚ -゚) 」
ウォドムのコクピット中
ベンジャム「解散するどころか、ウォドムを見て騒ぎが大きくなったようです」
ポゥ「ヒトの勧告を無視してぇ!こいつら正気なのか?」
ベンジャム「どうします?一旦引きますかぁ?」
ポゥ「いいや、このまま騒乱の元であるステージ前まで前進だぁ!」
ベンジャム「し、しかし……、観客が居るんですよ!?」
ポゥ「ユックリ動けば向こうから避けるさ……、まったく話が違うんだよ。
地球人は温和で騒ぎを起さない?何かあると直ぐ争いを起すじゃないか
(モニター越しに下の状況を見ると、ウォドムを指して物珍しそうに騒いでいる)野蛮人が、ふざけるんじゃない!!」
ドスン! ドスン! ドスン! ドスン! ドスン!
ステージ上、
ビーチャ「おい!ジュドー!!あのウォドムこっちに向かってくるぞぉ!!」
イーノ「ど、どうしよう........(;´Д`)」
オデロ「おい!あそこ、ウォレン達が居た席じゃあ!!」
トマーシュ「カレルは!?」
ドスン! ドスン! ドスン! ドスン! ドスン! グチャ!?
ウォドムのコクピット中
ポゥ「ん!?なんだ。今の感触?不愉快な………」
ベンジャム「し、少尉ぃぃい━━━━!!ひ、人を踏んでしまったようです( #・∀・) 」
ポゥ「 Σ(゚д゚lll) ほ、本当なのか!?」
騒ぎを傍観しているマルチナとエリシャ
エリシャ「あ!ウォレンがMSに潰されてミンチになった!!」
マルチナ「この、ヒトデナシ!!」(;゚Д゚)⊃
ステージ上、
ピピニーデン「騒ぎが大きくなり過ぎました。ここは一旦、引きましょう」
クロノクル「あ、ああ、そうですね。さ、シャクティも……」
シャクティ「嫌です!私は行きません!!」
クロノクル「ええぃ、聞き分けのない!!シャクたん〜(;´Д`;)ハァハァ……お願いだから大人しく…」
フランダース「バゥバゥ!!」クロノクル達の背後から飛び掛り、シャクティとクロノクル達を分断。
シャクティ「フランダース!?」
ジュドー「今だぁ!ウッソ!!」
ウッソ「はい!!」
ジュドーとウッソがクロノクル達に、それぞれタックルを噛ましたその隙にシャクティが逃げる。
オデロ「シャクティ、こっちに来い!!」
ビーチャ「あ、お前はぁ!?(ここで初めてオデロの存在に気付くビーチャ)」
オデロ「あ、アイツ!!」(スレpart5 >591-598 で喧嘩してますた)
トマーシュ「今はシャクティ達を連れて逃げるのが先だろ?」
イーノ「みんな、こっちから抜けられそうだよ!」
スージィ「あ!カルルが楽屋に居たんだ!」
オデロ「俺とスージィはカルルを拾う!後で合流しようぜ!」
ピピニーデン「ぐっ、引き時ですよ……」ジュドーを振り解きながら
クロノクル「シ、シャクたん〜〜……仕方なしかぁ……、ええい、こいつぅ!!」ウッソを突き飛ばし、
撤収するクロノクル等。
ジュドー「ウッソ、大丈夫かよ?」
ウッソ「ええ、兄さんは?」
ジュドー「これ位、平気だよ!みんなの処に合流するぞ……。シャクティも待ってるしね!(ウィンクして)」
ウッソ「ハ、ハイ!」
事の一部始終を取材していたフラン「凄い!凄いっ!!大スクープよ!!」
ヴィシニティの街、中央公園から少し離れた裏路地を二人で走り抜けている。
ジュドー「こっちだ!ウッソ」
ウッソ「兄さん、この辺に詳しいんですね」
ジュドー「ああ、よく来るんでねぇ。自然と……。お!居た、居たぁ!!」
中央公園の騒動から逃げ延びていたジャンク屋の仲間等と、園芸部リガ・ミリティアの一員が集結していた。
イーノ「良かった〜〜。遅かったから心配してたんだよ」
スージィ、カルルを抱えて「ウッソ、遅いよぉ!」
シャクティ「ウッソ!! 。゚(゚´Д`゚)゚。。 」感極まってウッソに抱きつく
ウッソ「……シャクティ、無事だったんだね。良かった」
ルー「(からかい半分で)焼けるわね〜〜」
ジュドー「ま、これからはシャクティを大事にするんだな、ウッソ」
ルー「誰かさんは(ジュドーを見て)妹が大事みたいだけどねぇ…………」
ウッソ、泣いてるシャクティをアヤしながら「え?………。妹!?って言いました?」
ジュドー「や!その!!ウッソ、あんまり気にすんな!!はぁはは、はははははははぁはははっ」
オデロ「あのよぅ……」
ビーチャ「な、何だよぉ!この前の続きをヤル気かよ?」身構える。
オデロ、手を差し出して「この前の事……。謝るぜ、悪かったよ……。俺、少し焦ってたみたいだ、
(エリシャさんからも仲直りしとけ!って五月蝿く言われてるしな)今日もさ、シャクティを助けてくれて、助かったよ」
ビーチャ「へ?あ、そうなの?(ホッとして)いやぁ〜〜良いんだよ。こっちも悪かったかなぁ?って……」
オデロ「これからも宜しく頼むぜ」
ビーチャ「ああ!」二人でガッチリ握手。
エル「ふぅ〜〜〜……ん。何か、有ったんだぁ?」
ビーチャ「え?な、ナンもないよぉ!!なぁ?(オデロを見て)そうですよね?(エリシャを見て)」
オデロ「う…………(顔が赤くなる)」
エリシャ「は、はぁ…………(動揺して、やや赤くなる)」
エル「何も無い訳じゃぁ〜〜無いみたいねぇ ( ̄ー ̄)ニヤリ 」
ビーチャ「本当に何も無かったんだってぇ!!あ!(エルに耳を掴まれ)イタ!痛いよ!!引っ張んなよぉ〜〜………」
ヴィシニティの中央公園野外、騒動の後で人は散ってしまい、静けさが支配している。
レット隊は取り残されたようにステージ上で座りこんでいる。
キャンサー「分ったぁ!!」
ムロン「……なんですぅかぁ〜〜……、姐さぁん?」
キャンサー「今、気付いたんだよ!あの娘。あの色黒のシャクティとか言う子。
稽古を見てて、何かぁ〜〜引っ掛ってたんだけどさ、あの子には宿命があるんだよ!そう………舞台嵐という…ね」
ムロン「舞台嵐!?」
キャンサー「ああ、そうさ。あの子は端役なんだよ。それなのにさ。観客の目は
(クロノクル他、一部だけだけど)メインのアタシ達よりもあの子を追いかけるようになってた。
これじゃ、ステージが壊れるんだよ!現に暴動寸前まで行ったしね……。全く、恐ろしい子を拾っちまったもんだ」
ムロン「そんなもんですかねぇ?」
あの騒動の後、園芸部リガ・ミリティアの一行はジュドー達ジャンク屋の仲間と別れ、
ファラ先生が待機していたマイクロバスに向かった。
全員、お小言を覚悟していたものの、何も言われなかったのが逆に恐ろしく感じつつ
時間も夕暮れに迫っていた為、当初の予定であった植物観察と研究は中止。そのままバスで帰る事に
バスの中
カレル「ファラ先生、静かなのが逆に怖くない?」
トマーシュ「そうだな、何かこう……、逆にプレッシャーを感じるよ (;゚ -゚) 」
途中、ハイウェイに在るドライブイン寄り、バスを下車する一行。
カレル「オシッコ!オシッコ!!」
ウッソ「ぼ、僕もぉ!!」
ファラ先生「コラ!慌てるなよ!!全く……」
オデロ「お!ここ食べ物売ってるよ!何か買ってくるかなぁ?」
トマーシュ「僕はシャガバターがいいな♪」
オデロ「トマーシュには聞いてねぇよ!ねぇ、エリシャさん、何か食べたいモノあります?」
エリシャ「さぁ?特に無いわ」
オデロ「そ、そうですかぁ…………」独りでトボトボ売店に向かう。
マルチナ「(小声)姉さん、オデロさんの好意を無にしていいのを?」
エリシャ「(小声)下手に乗ると……後が大変でしょ……軽軽しく受けられないわ」
売店のスナックコーナーにて、
ファラ先生「なんだ?スージィ(横に居るスージィを見て、少しモノ欲しそうにしている)
お腹でも減ってるのかい?チョコレートクリームでも飲むか?奢るよ」
スージィ「本当に!?いいのを!!」
ファラ先生「今日は色々疲れたろぅ………。親父。この子にチョコレートクリームを」
スージィ(やったぁ!!(*^v^*)V )
後日。学校でファラ先生の恐ろしいお仕置きが待っている事は、この時は誰も予想していなかった。
(当日は全員無事帰って来た安堵感と皆の疲労度も考慮して、お仕置きはスルーされていた訳で)
あれから数日が経ち……。
「【ヴィシニティ。真昼の中央公園で暴動発生!!】現地通信員の報告によると、
首都ヴィシニティで今月7日に開催されたチャリティイベントの催し物として開かれた
ステージショー最中に、一般市民が暴動を引き起こし、一時的に治安が悪化。
付近をパトロール中の治安維持部隊がMSを用い鎮圧するも、このイベントで
地球人とムーンレイス間の協調姿勢をアピールしたかったディアナカウンターにとって、
深刻な対立をさらけ出す皮肉な結果となった。重傷者一名のみの被害で留まる。
一部には暴動を先導した者達が居るとの噂も立っているが未だ確認は取れてない。
背景には、アメリア大陸に入植していたムーンレイスと地球人を巡る文化的宗教的な対立が……」
骨董屋シド’sショップ店内、
カウンターに立つリィナがノックスクロニクルを声に出して読み上げていた。
ジュドー「ありゃ〜〜……偉い事になってるのねぇ ( *´D`)ヾ テヘヘ」
リィナ「テヘヘじゃない!!お兄ちゃん!?これは大変な事なのよ!」
ジュドー「あの時は……………仕方なかったんだよぉ………ああするしか、さ」
リィナ「仕方なかったじゃないのぉ!!もう………、知らないんだから!!(ぷぃ、とムクれる)」
ジュドー「リ、リィナぁ……………」
シド「(二人を見て)全く。本当の兄弟のようじゃな……」
ジョゼフ「この記事。どう思う?シド爺さん。月と地球が頻繁に行き交う時代に、まだ暴動をやるなんて」
シド「理屈だけで世の中が動くわけじゃないし、仕方ないじゃろう?未だ、黒歴史を怯えてる人達が多いって事だろうが」
ヴィシニティの中央公園で起こった暴動騒ぎがキッカケで
平和を保っていた世論が少し、傾きだしたとか、出さなかったとか……。
ディアナカウンター治安部隊基地内にて、
ポゥ「今回の暴動鎮圧の件…………、まさか、禁固刑十年とかでありますか? (´・ω・`) 」
フィル大尉「十五年だよ、十七年だ ヽ(`Д´)ノ 」
ポゥ「はい……… 。゚(゚´Д`゚)゚。。 」
フィル大尉「…………人手不足の折そんな事もやっておれんので、貴様も罪滅ぼしをするんだ!」
ポゥ「……… 。゚(゚´Д`゚)゚。。 」
フィル大尉「今回の暴動を先導した首謀者の捕獲作戦を手伝え」
ポゥ「ハ、ハイ!ありがとうございます 。゚(´Д⊂ヽ゚。 」
この事件を機会に(株)ザンスカール商事と、ディアナカウンターの奇妙な?
対立構造が生まれたり、生まれなかったり………………。
(終 毎度の事ながら、不味かったらALLパラレルでスルーして、活かせる部分はご自由に〜)
ぞろぞろと集まってくるクラス一同
ほぼ全員が集まったくらいでチャイムが鳴った
東方不敗「わしが臨時の講師の東方不敗だ。そしてこのものが弟子のドモン
よしドモンよまずは出席をとれ」
ドモン「はっ、師匠。これより出席をとる。アスラン!」
アスラン「はい」
ドモン「あぁん?」
アスラン「えっ?」
ドモン「そんな声が…」
ぷるぷると震えるドモンの肩
ドモン「戦場で聞こえると思っているのか!!!!」
アスラン「でもココは戦場じゃ…」
ドモン「ええい!言い訳などするな!そんなものをするやつぁ男のクズだ!!
訓練でできんもんが本番でできると思っているのか!!
その腐った根性叩き直してやる!グラウンド二十周だ!!!」
アスラン「はっ、はいぃぃぃ」
半泣き顔でグラウンドを走り始めるアスラン、その間にも点呼は続いていき
どんどんグラウンドを走る生徒が増えていく
ガロード「ちっくしょう兄ちゃんなに考えてんだよ」
ジュドー「兄ちゃんはガンダムファイター会系が普通だと思ってるからな
自分が他人とずれてるってのに気づかないんだよ」
ルー(人がずれてるのはわかるのに、自分たちがずれてるってのはわからないのね)
どんなにでかい声で返事をしてもドモンよりでかい声を出せるものなどいなく
ドモンが納得しないので結局全員走らされているのであった。
全員が走り終えてすぐ
東方不敗「ではこれより本格的な授業にはいる」
ビーチャ「おいおいまじかよ」
東方不敗「今日貴様等に教えるのは流派東方不敗だ。」
クラス一同「!!!!!!!」
流派東方不敗を知るものはもちろん知らぬものも目の前のおっさんの言動から
これから自分の身にかかる事態を想像し真っ青になった。
東方不敗「ではまず今日は超級覇王電影弾という技を教える。まずは悪い例だ。
そこの者ちょっと来い。」
ジェリド「えっ、おれですか?」
東方不敗「うむ、おぬしじゃ。才能がありそうじゃからの」
ジェリド(悪い例の才能ってなんだ?)
東方不敗がジェリドを地面に突き刺さっている鉄板の前に立たせ、東方不敗自身は
ジェリドのすぐ後ろに立った。
東方不敗「二人の気を完全にあわせて放つと貴様ら程度でもこの鉄板ならば
五枚ぐらいは破れるであろう。」
パーラ「あの鉄板十センチくらいは厚みあるわよ」
エル「あんなの一枚だって絶対無理だって」
東方不敗「だが二人の気をあわせんと…」
そう言ってジェリドをかつぐと鉄板に向かって投げつけた。
直後にぐちゃりという音がグラウンドに響き渡る
東方不敗「こうなるわけだ」
カクリコン「ジェリドー!!!」
バーニー「うわぁ、ミンチよりひどいや」
ジュドー「バーニーさん!?どこからきたんだ?」
ドモン「ワイズマン!!なぜここに!」
バーニー「ココで僕が必要とされている空気を感じたんだけど…」
ジェリド(であったもの)をちらりと見て
バーニー「ジェリド君が十分に仕事を果たしたようだね。
ハハ、僕は必要じゃなかったようですね。
でも、でも、僕が一番うまくミンチになれるんだぁぁぁ!!!!」
そう言ってなきながら去っていってしまった
「ただいまー」
ロラン「あかえりなさい」
「遊んでくるねー!!」
ロラン「えっ!? クッキー作ったからたべて・・・」
「ごめん、友達と約束があるんだ!」
ロラン「・・・・・最近アルどうしたんだろう・・はぁ」
「バーニー、ごめん遅れて!」
バーニー「あぁ、もうはじめてるぜ、アル」
「わぁ、もう少しで完成だね」
バーニー「あぁ、このザクももう少しで完成だ」
「うん、そうしたら今度のサバイバルレースで絶対優勝できるね!」
バーニー「あぁ、今度こそ! 優勝したら、アル、お前のほしがってた
ビ デオカメラ買ってやれるぜ!!」
「本当!?」
バーニー「あぁ、もちろん、アルにも手伝ってもらったしな」
「はは、やったぁ!」
バーニー「よーし、今日はここまでにしようか、アル」
「うん!」
バーニー「ハンバーガーでも食うか、アル?」
「いいの、バーニー?」
バーニー「遠慮なんかするなよ、アル、手伝ってもらってるんだし
これくらい当然さ」
「やったぁ!!」
「ただいまぁー」
ロラン「アル、遅くなるなら、連絡でもしてくれれば迎えにいきましたのに」
「ごめんなさい、ロラン兄さん」
ロラン「ま、まぁそれよりも、アル、ご飯ができてますよ」
「ごめんなさいロラン兄さん、友達と食べてきたからおなか一杯なんだ・・」
ロラン「アル・・・」
「あやすみなさい・・」
東方不敗「結局あいつはなにをしにきたのだドモン?」
ドモン「さっぱりわかりません」
東方不敗「では、授業を再… なんとっ!!生徒がおらんではないか!!
ええい!このままでは講義量がもらえん!!生徒どもはわしに
明日の飯を食わせんつもりか!!」
ドモンと東方不敗がバーニーに気を取られている間に命の危機を感じた
生徒たちは逃げ出すことに成功したのであった。
ドモン「師匠!!大丈夫です。一人残っています。」
東方不敗「なんとっ!!貴様名前は?」
イーノ「イーノです。僕、流派東方不敗に興味があって」
東方不敗は(明日の飯を食うことができると思って)男泣きに泣いた
(完)
(よければ二限目以降も誰か書いてやってください)
次の日
シュタイナー「バーニー、調子はどうだ?」
バーニー「はい、ザクの整備も順調です、ミーシャ先輩の
足手まといにはなりませんよ」
シュ「そうか、まぁ気負わず自分の力を出すんだな」
バ「はい!」
アル「バーニー!」
シュ「お客さんだ、バーニー」
バ「よう、アル」
ミーシャ「よう、アル」
アル「こんにちは、ミーシャ、今度の大会でバーニーの足をひっぱちゃぁ
だめだからね!」
バ「あ、アル!」
ミ「あぁ、もちろんさ!エースの足を引っ張らないように俺も努力するさ、
なんたってバーニーはもう4機も落としているんだからな!」
ガルシア「あぁ、あやかりたいもんだぜ」
バ「ははは・・・」
アル「へへへ!」
ロラン「・・はい、わかりました、・・はい・・それでは」
アムロ「どうしたんだ?ロラン」
ロ「実は、最近アルが・・・・それで、学校から連絡が」
ア「・・、ま、まぁその友達づきあいは広いのはいいことだ」
ろ「本気でいってます兄さん」
ア「ん」
ろ「もしかして、アル・・・でも何と言うべきか・・」
ア「その、ロラン、アルも、難しい年頃だ、その・・あまり干渉しないほうが」
ロ「・・・・・うぅ、こんな日が来るとは思っていたけど・・」
シュ タバコをふかしながら
ミ「主任、バーニーもようやく一人前になりましたな」
シュ「あぁ、初めは無理だと思ったが、ここまで仕上げるとはな」
ミ「えぇ」
シュ「で、大丈夫なのか?」
ミ「大丈夫ですよ、・・滅び行く(有)工場のために優勝しますよ」
シュ「あぁ、滅び行く(有)のために・・」
アル「こんにちは って なんか忙しそうだねバーニー」
バーニー「あぁ、急にMSの整備の仕事が入ってきて、大忙しなんだ」
ア「ふーん」
バ「うちみたいな零細工場もやっと世間様に認められてきたのかな」
シュタイナー「(・・・零細・・)バーニー、少し休憩にするか、今夜は
遅くなりそうだし、今のうちに休んでおけ」
バ「はい、アルコーヒーでも飲みに逝くか、」
ア「うん!」
公園にて
アル「そうかぁ、大変なんだねバーニー」
バ「まぁな、うちは下請けだから、上には逆らえないんだよ」
アル「でも、今度の大会でいい成績を出せたら」
バ「あぁ、うちの工場も有名になってきっともっとよくなるだろうな」
アル「・・・バーニーがあの青いMSに乗ったらよかったのに」
バ「・・・・・」
アル「・・・・」
バ「でも、まぁ俺は気にしてないよ、それにザクも十分戦えるさ
(飛び道具はないけど)」
アル「そうだね、もし何だったら兄さんのMSを借りてくるよ」
バ「さんきゅう、あるでも、うちの工場の自作じゃぁないとな」
アル「だめかぁ」
バ「そんなしけた顔するなよ、大丈夫、ザクとケンプファーで十分さ」
アル「うん!]
買い物帰りのロラン
「・・・・・・アル・・・あんなに楽しそうに・・・・」
711 :
8時半の番組を見てとっさに:03/02/09 09:28 ID:M1Ojk+Dy
赤いダイヤを見つめながらにやにや笑うシャア。
シャア「ふふ、連邦は愚かだな。約束だけで資金を提供するとは。おかげでダイヤが買えたがな。
む、窓が勝手に」と窓を閉める。
タキシードを着たクルーゼっぽい人「高そうな宝石だな。よっぽど、民衆から資金を絞り上げたんだろうな」
シャア「貴様、何者だ?(うわあ、仮面のセンスがださい)」
タキシードを着たクルーゼッぽい人「『怪盗黒ヤマト』と人は呼ぶ。宝石はいただいていく。さらばだ」
シャア「まて!!(煙幕にせき込む)ごほごほ、誰か、誰か、怪しい仮面の男を捕まえろ!」
召使い「おまえか!!」
シャア「……私じゃない。私を捕まえてどうする!これでは道化だよ」
4時間後、テレビのニュース。
キャスター「今日、民家宅に仮面をかぶった男が侵入し、時価数十億の宝石類を盗んで逃走しました。泥棒は民家の主に『怪盗ヤマト』と名乗ったそうです。」
フレイ「キラ……盗んで盗みまくるのよ……うふふ……」
フレイの手のひらには、赤いダイヤが怪しく光っていた。
(了)
…クルーゼっぽい……それってキラの代わりにカガリがやったのか…
まさかウッソにキラを騙らせて…
>>710 ロランのアルに対する心配。兄弟のそれじゃなくて本当にお母さんやね。
714 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/09 10:36 ID:IcaIXXoq
親離れを寂しく思ってしまうお母やん。いいね。
バーニィ・・・・
一回、絵師に絵にしてもらいたいものだ
>>677続き
まずは自機の位置固定状態での射撃練習が始まった。
まずは無理に目立ちたがったコウが手本を見せる。
コウ「こうやって、相手をしっかりロックオンして…撃つんだ。」
しかし、コウは何故か外してしまう。
ラクス「あら、外れましたわ。一体どうしたのでしょう…?」
コウ「あれ?あれれ?もう一度…と。」
何度撃っても一発もあたらない。
アル「あたらないよ。コウお兄ちゃんどうしたの?」
アムロ「全く…何やってるんだ…。ニュータイプのは参考にしずらいから…
シロー、頼む。」
シロー「分かりました。やり方は…こうやってロックオンして撃つ!!といった感じで…あれ?
くそ、銃身が焼け付くまで撃ちつづけてやる!」
ジュドー「シロー兄ちゃんも駄目じゃん。」
ドモン「全く…だらしがないな。ここは俺が…」
アムロ「モビルトレースシステムは何の参考にもならんだろうが!お前は格闘戦の指南までまっていろ。…次は…ガロード!」
ドモン「…わかった。」
ガロード「全く兄ちゃん達もだらしがないな…。DX、行くぜぇ!」
ガロードが必死になって撃ったがかなりたまにしかあたらない。
ガロード「何者だよ・・・いくら回避に集中させる型だからって無人機にしては
いくらなんでも強すぎるぜ…。たまに当てるのが精一杯だ…。しかも動きに見覚えが…」
キラ「一体…あの機体は…?」
ラクス「オルバさんの戦闘データを流用したメリクリウスですわ。」
ガロード「そりゃ強い訳だぜ。あいつだってんならな…。」
アムロ「流石にそれじゃ訓練に使うには厳しいな…。あれに乗る事は…」
ラクス「無人制御システムをオフにすればできますわ。」
アムロ「じゃ、コウとシロー、乗ってかるく動かしてみてくれ。くれぐれも反撃とかはするなよ。」
二人「分かりました。」
(続く)
「ついに、ついに、ついに完成したぞ!これで俺も一気に目立つようになる!!!」
コウは猛烈に感動していた。こつこつ金をためて彼がやってきた偉業、その名も
GP-03SキャンピングMS化計画が完成したのだ。
あの無駄に武装の多いウエポンコンテナと同じ規格・サイズで団らんブロック、貯蔵ブロック、キッチンブロックなど
キャンプに便利な部屋をたくさん建造。これでマイカー旅行ならぬマイMS旅行もしやすくなると言うものだ。
「これで俺の旅行ネタを職人さんに書いてもらって…単独シチュで一気に目立つ!」
他力本願な所が少々アレだが…
「…というわけなんだよ。どうよ?デンドロビウムならではのこの改造。」
「へぇ〜、コウ兄貴もすごいことやるねぇ。そうだ、もし良かったら今度俺にも使わせてよ。いつも世話になってるフリーデンの連中がさ、
遠くで用件があるけど足が無いから断るって言ってたからこいつを使わせてもらえば喜んでもらえると思うんだ。」
弟に頼りにされて鼻高々のコウが断る理由も無い。
「ああ、いいよ。ただスケジュールは早めに教えろよ。俺だって使うんだから」
「解ってるよ。サンキュー」
「コウ〜、今度アイナと出かけるんだけどちょっと貸してもらえないか?」「うん。いいよ」
「来週の日曜、ビーチャたちとサイド7まで行きたいんだけど」「あんまり汚すんじゃないぞ」
「できれば、バイト先の社員旅行に使わせてもらいたいな、なんて」「カロッゾさんにはよろしく言っておいてくれ」
「任務に必要だ。借りていく」「おいおい、なんに使うかぐらい言って行けよ」
…おかしい。貸してばかりで一向に俺の旅行ネタが出てこないと言うのはどういうことだ?
「だって、コウ兄ちゃんって一緒に旅行に行くような人いないじゃん。」
そんなことは無い。そんなことは無いはずだ。きっとそんなことは無い… キースとか、モンシア先輩とか、アレンキャプテンとか…
「お前の交友関係って、部活オンリーだな」
うぅっ、それ以外にも…
「あの紫豚と旅行に行きたいのか?」
・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
結論:キャラを立てたいのはわかるが物でつるのは良くありません。もっと自分にあった方法を考えましょう
>>718 さり気無く
キラ、ウッソの彼女が大企業系がいないのがナイス(ヒイロは理由がリリーナでないので除外)
ラクスの方は、授業で何度か経験している為、使用経験のある
エール、ランチャーでは難なく狙って撃てる状況にこぎつけたが、
ロックオンがマニュアルのソードのビームブーメランに苦戦していた。
ラクス「中々難しいですわ。」
キラ「剣を振る方向とビームブーメランの出る方向の兼ね合いを体で覚えるしかないよ。
それは。もう一つ手がない事もないけど動かないで狙う場合はそれは無理だし…。」
シロー「冗談じゃない。1回めが見当違いな方向へ行っても戻ってくる時に正確な場合もあるし…。
しかも実質ビームライフルよりビームサーベルに近いからブラネイドディフェンサーだけで無効化出来ないし…。」
アル「ロックオンは…こうして…と…出来た!」
コウ「最初の方は油断して…え?」
油断しすぎて楽々当てられるコウ。
コウ「思ったより…出来るな…。」
アル「当たった、当たった〜」
シーブック「はしゃがないで、連続で当てられるくらいに練習してみて。」
云々と言いつつ、ゆっくりと練習は進んでいく。
アムロ「流石はアルだな…。」
ロラン「飲み込みが早いですね…。もう移動しながらの射撃戦ですよ。」
ドモン「ラクスとか言う奴も早いな。経験はあったとはいえ、もう格闘戦に入っている。」
アムロ「ラクス嬢は…キラと同じコーディネーターだからな。」
コウ「アル…いきなりにしても凄いぞ、これは…。そろそろ負けそうだな…。」
シロー「只のお嬢様だと思ってたけど…このままじゃ冗談抜きに負けそうだ…。」
アムロ「あの二人…冗談抜きに押されてないか?」
カミーユ「あ、兄さんもそう思いました?」
アムロ「…やっぱり…。いくらなんでもだらしがないな…。」
(続く)
そして、訓練の最終段階…。実戦である。
コウやシローのガンダムでは役不足もいい所だが
他の者では強すぎる為、アルとラクスで戦わせる事にした。
アル「よろしくおねがいします。」
ラクス「お手柔らかにお願いしますわ。」
アル(お手柔らかにってどういう意味だろう…。まぁいいや。)
実戦での練習が始まる。始まったと同時にラクスが見当違いな方向にビームブーメランを出して後退する。
アル「あれ、どうしたの?全然違う方向だよ…今なら…。」
アルがラクスに牽制をかけながら追っかけていく。
アムロ「なかなか賢いな…彼女は」
シロー「どういう事ですか?」
ガロード「只ミスしただけじゃん。」
ジュドー「いや…そうでもないぜ。ほら。」
アルが追いかけていくと、先程ラクスがいた位置付近に来た時に
目の前をいきなり戻ってきたビームブーメランが横切った。
アル「…え?何で…?1発しか撃ってなかったのに…。」
ラクス「先程撃ったのが戻ってきただけですわ。」
そう言ってラクスはもう一度ビームブーメランを…今度は的確な方向へ撃つ。
アル「うわっ…。」
何とか避けるが、アルは混乱する一方である。見当違いな方向へ行っても戻ってくる事は戻ってくる
と言う事を忘れていた為である。
ラクス「…今ですわね…。」
ラクスがアルに対し対艦刀で仕掛けようとする。
アル「仕方ないや。危険だけどこれをつかお。」
仕掛けようとするラクスの前でいきなりF91の顔が開く。
ラクス「あら、あれは何ですの…?分かりませんけどキラ様に教わったこれで終わりですわ。」
(続く)
ラクスがF91の前で対艦刀を空振りさせてビームブーメランを出す。しかしF91を通り抜けていった。
アル「なんとぉぉぉぉぉぉ!!」
F91が上に逃れてからストライクを蹴り付けて地上に叩き落し、ビームサーベルを突きつけるまで4秒とかからなかった。
アムロ「これなら…」
ジュドー「優勝できそうだな。…ん?」
キラ「…ラクスは…やらせはしない…」
シロー「誰か、キラを止めろ。」
ドモン「正気に返れ、キラ!!」
ちなみにキラが暴走しかけたが、
ジュドー、ガロード、ドモン、ヒイロの四人がかりで何とかとめることに成功した。
アムロ「全く…キラはラクス嬢のことになるとすぐ…。」
そして次の日…。(続く)
アル「やっとこの日が来たね。」
アムロ「俺は今日仕事が入っているからな…。誰か代わりに見に行ってやってくれないか?」
シロー「べつにいいですよ。」
コウ「僕も…。」
ドモン「修行があるからな。無理だ。」
ロラン「僕は家の仕事がありますから。」
カミーユ「デートが…。」
シーブック「バイトがあるから…。」
キラ「僕は今日、ラクスもテレビ出演で忙しいようですしいいですよ。」
ヒイロ「任務があるから…無理だ。」
ガロード「俺、ジュドーとジャンクパーツ漁りに…。」
ウッソ「僕はいいですよ。」(フレイさんが来る予感がするし…。わくわく。)
アムロ(フレイ…ウッソ、まだあの女に魂引き摺られてるのか…。でもこれをいうとキラが逃げそうだからな。)
「キラとウッソもいるんならビデオカメラ壊される心配は必要ないな。撮影の方頼んだぞ。」
キラ「分かりました。」
アル「兄ちゃんたち、絶対勝つから見ててね。」
ウッソ「分かりました。」
そして…MS訓練場…。(続く)
本スレ容量452KB
間もなく書込みできなくなります。
長文物かいてる職人さんは注意してね
>>725 名前変えただけの盗作まがいのことは、後で問題になって荒れるといやだからして欲しくないかな。
ネタ元としてアレンジするなら歓迎だけど。
アル「兄ちゃん大変だ!」
ロラン「どうしたんです?そんなに慌てて」
アル「商店街で恐竜型MSが暴れ回ってるよ!キースさんのパン屋の前で」
ロラン「なんだって!キースが!」
そのころ商店街では
コレン「出てこい出てこいガンダムちゃんよ〜」
キース「人の店の前で暴れるな!よそへ行け!」
コレン「おまえがガンダムのパイロットの知り合いだって事はわかってるんだよ!さっさと出せよ!」
キース「親父さんが怪我して大変な時だってのに、なんでまた・・・」
コレン「早く出さねーとこのドリルでミンチにしちまうぜ〜」
バーニィ(誰かに呼ばれたような気がしたが・・・気のせいだろうか)
キュイイイィィィィイイイイイン(ドリルの音)
コレン「へっへっへ、早く出てこないとこの店がどうなっても知らないぜ〜」
キース(くっ、万事休すか・・・)
ヒューン ズドオオオオン
突如として閃光がイーゲルに直撃した。
コレン「な、なんだぁー!?」
続く
>>726 そうですか
盗作か、パクリか、アレンジか
人によって基準が違うから難しいかな?
下手にスレ住人を刺激してここが荒れるのも困るから気をつけないと
>>725 弄ってもいいけど、空気を読んで、変えたら一部に叩かれかねない部分は変えない方がいいと思う。
例=カロッゾパン、カンパニー系列、学園関連
参観席サイド…。
シロー「もう少しで始まるな…。ウッソ、カメラの方は任せて大丈夫だな?」
ウッソ「ええ。まかせてください。」
フレイ「あら…ウッソ君じゃないの。久しぶりね。」
キラ(振り向いちゃ駄目だ…振り向いちゃ駄目だ…振り向いちゃ駄目だ…。)
フレイ「それにキラも…あ、横いい?」
ウッソ「どうぞ…フレイさん。」
キラ(バレた…・゚・(´Д⊂ヽ・゚・)
フレイ「所で、2人とも昨日は見なかったけど何処行ってたの?まさか…」
ハマーン「公共の場所で騒ぐな、フレイ=アルスター!キラ=ヤマト…お前もいたのか。奇遇だな。」(ジュドーがいないのが残念だ…。)
フレイ(運が悪いわねぇ…このタイミング。)
キラ「あ、ハマーン先生。」(助かった…。)
ウッソ(綺麗な人だなぁ…この人。)
ハマーン「弟の様子見か?後横いいか?」
キラ「ええ、そうです。ハマーン先生も…あ、どうぞ。」
ハマーン「勿論ミネバ様の…だ。」
シロー「あ、そろそろ始まるようだぞ。」
コウ(こんな時にも地味に台詞がないな…。)
アル、学園サイド。
生徒「アル、そのMS何処から手に入れたんだ?」
アル「兄さんから借りてきたんだ。今はかうお金がないらしいから。」
生徒「なるほどな。羨ましいぜ。俺なんて旧ザクだぜ。」
アル(僕にとってはそっちの方が羨ましいんだけど…。)
マリーメイア「ほっほっほっ。私はトールギス3よ。ほほほほほ…。」
生徒「懲りないな…あいつも。」
アル「それよりも扱いきれるかの方が心配だよ。あのMSは高性能な代わりにパイロットを選ぶからね。」
生徒「ふーん…随分と詳しいんだな。」
エル「おはよ。私、こんなMS借りてきたんだ。」
アル「これは…ガンダムヴァサーゴCB…こんな凄いの、誰から…?」
エル「近所にすんでた赤い髪のおねぇちゃんが貸してくれたんだ。なんか白髪のお兄ちゃんに仮面のおじちゃんの前で
ぶつかったら貸してあげる…とか言われたから」*part5 181参照
アル「ふーん…。よくわからないや。」
生徒「ほんとだな…。」
ミネバ(ハマーン…そなたに借りたキュベレイで勝利をもぎ取るぞ。)
教官カラス「皆さん…そろそろ始めますよ…ふふふ。」
生徒「はーい、分かりました。せんせい。」
(続く)
age保守
733 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/10 11:12 ID:bRa+/Mif
734 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/10 17:28 ID:0LYdNpmi
アムロとロランかな。
イーゲルに直撃したのはキャノン砲のようだが、特にダメージにはならなかったようだ。
コレン「このコレン様に喧嘩を売ってくるのはどこのどいつだぁ!?」
辺りを見回すコレン、そこへ自転車でロランがやってきた。
ロラン「大丈夫ですかキース!」
キース「ああ、俺も店も大丈夫さ。後はあいつがここから離れてくれればいいんだが・・・」
ロラン「僕の∀を出したいんだけど、あの人ガンダムを見るとプラモでも壊すような人だから逆効果になるかもしれない」
キース「ロラン、あんな変人と知り合いなのか?」
ロラン「前にディアナ様関係でちょっとね、ってなんか飛んできた!」
向かいのコーヒー屋の裏からMSが飛び出してイーゲルに突撃を仕掛けたが避けられる。パン屋の前で静止する謎のMS。
???「ここの店を潰されると少々困るんでねぇ、邪魔させて貰うよ」
キース「その声は、虎さんか!」
ロラン「虎さん?」
キース「いつもコーヒーを飲みながら店に入ってきてパンを多めに買ってくれるうちのお得意さんだ。店がコーヒー臭くなるから換気は欠かせない。」
バルトフェルド「私のコーヒーに世界で最も合うパンはここにしかなくてねぇ」
コレン「ふん、ガンダムが出てくるまでのいい暇潰しだ、行くぜぇ!」
一方、三男ドモンは
ドモン「ったく師匠もきついぜ、家でTV見ながらゴロゴロしてたからって風雲再起(MF)の清掃をしろだなんて・・・
む?風雲再起(馬)何やってるんだ?今は清掃中だから乗れないぞ。馬鹿駄目だって言ってるだろ・・・・・ぬおぉぉぉぉわああぁぁぁぁ!!!!」
続く
736 :
658の続き:03/02/10 21:39 ID:QJwh/hug
裏オペ・メテ(略します)防衛局室、という名のヒイロの部屋。
家の内外の各要所に配置した監視カメラを通じ、複数のモニターで監視活動を行う
シロー、ドモン、カミーユにヒイロ達であったが、今はある一ヶ所を映した画面に
皆釘付けになっていた。アムロとロランの嬉し恥ずかしBOYS BE・・・ショウが上演されていた。
シロー「兄さん、すっかり舞い上がっているぞ。」
ドモン「元は男の女にあれほど落ち着きをなくすとは・・・指導不覚悟!」
ヒイロ「しかしロランの様子もおかしい。普段の彼の行動パターンから大きく逸脱している。」
カミーユ「あれは明らかに、女の子の振る舞いだよ!」
シロー「まさか、身体ばかりか精神も女化!?」
カミーユ「あり得ますよ。」
ドモン「男としての自覚がなくなっていると?」
ヒイロ「恐らく・・・今自分がしている事に何の疑念も持っていないだろう。」
ドモン「恐ろしい。あの泉水、つくづく飲まなくて良かった・・・」
言われなくても他の3人は心底そう思った。
ドモンの女体化。
カミーユ「おえ・・・」
737 :
659の続き:03/02/10 21:40 ID:QJwh/hug
画面中の台所の中でいちゃつく2人。新婚さんの生活を彷彿とさせる場面が繰り広げられていたが、
いきなり舞台は急展開した。台所が突然煙で覆われ何も見えなくなった。
シロー「何ィ、しまったぁっ!!」
他のモニターを見回すと全て画面が砂の嵐と化していた。
ヒイロ「赤外線モードに切り替え、状況確認、侵入者と思しき熱源2、約1名を捕捉した模様!」
シロー「ちぃ、完全に出し抜かれた!ドモン、窓から突貫しろ!ヒイロはそこから支援行動、
カミーユは俺に続け、状況開始!」
3人「了解!」
ドモンは窓を蹴破って飛び降りた。シローとカミーユは装備を両手に階段を駆け下りていった。
ヒイロはモニターを睨み続ける。
ヒイロ「閃光手榴弾を使ったか、熱源が感知できない!」
738 :
659の続き:03/02/10 22:57 ID:QJwh/hug
窓から庭に降り立つや否や、台所の窓をぶち壊して突貫挺身するドモン。飛び蹴りで
屋内に進入するとあたり構わずパンチと蹴りを繰り出す。皿や茶碗の破壊音が鳴り響く。
台所の入り口ではシローとカミーユがサブマシンガンを構えて待機していた。赤外線暗視眼鏡を用いて煙と光の中を直視している。
シロー「ドモンが斬り込んだな、そろそろ閃光が小さくなってきた。よし、賊と思しき熱源2、確認!アムお兄さんと
ロランは近くにいないな、射撃用意、銃身が焼きつくまで、撃てぇぇっ!!!」
射線上にドモンがいるのもお構いなしに2人はフルオートで撃ちまくった。
ドドドドドド!!
ヒイロ「閃光減少、画面復帰、熱源再確認・・・これは!!」
モニターを見て血相を変えたヒイロはインカムに怒鳴った。
ヒイロ「03より00へ、射撃中止、侵入者は約1名を拉致して撤退した模様、繰り返す、侵入者は・・・」
煙も晴れて視界が開けた台所には、ドモンが放った拳と蹴りによる破壊の跡、シローとカミーユが穿った無数の弾痕、
芋虫の如くふん縛られて転がっているアムロと、等身大の二体のモビルスーツのダミーだった。
カミーユ「このタイムラグで賊はもう我々が捕捉できない距離まで逃げてますね、多分・・・」
ガンダム家を猛スピードで走り去る一台の朱塗りの乗用車。中には運転手のギンガナム、助手席にガトー、
後部席には右にシャア、左に御曹司、真中には居辛そうにろらん、と5人乗っていた。
グエン「手荒な行いだった事は謝る、ローラ。だが君の現状を利用しようとした者もいたのでね。」
シャア「アムロに話しても分かってもらえないと思ってね、仕方なくこのような手段を取った訳だ。理由は我々の家に来てもらえばわかる、ロラン君。」
ロラン「そんなに擦り寄ってこないで下さいグエンさん!こんな事をして正当な理由なんてあるんですか、シャア大佐!」
739 :
間違いなおし:03/02/10 23:16 ID:QJwh/hug
740 :
739の続き:03/02/11 01:46 ID:UA77rPZ+
シャアの屋敷。
応接間に通されたロランが見た者は、ソファにどっかりと不遜そうに腰を下ろしている
東方不敗と、俯き加減でロランにバツの悪そうな一瞥をくれたフランであった。
シャア「実は彼女が君の一大事を夕刊の見出し記事にしようとしていたのを我々が見つけてね。」
ガトー「我が身の立身の為に友人を売る行為を見過ごす訳にはいかんのでな、今ここにいてもらっているのだ。因みにその時のネガがこれだ。」
ギンガナム「ずるいよなぁ、人を踏み台にするなど!わかっているのかフラン嬢!」
正論だけに言い返せず、フランは下を向いて唇をかんだ。
不敗「ふん、反論できぬか、この悪党め。それもこれもお前が阿呆だからだ!」
ロラン「ちょっと待ってください皆さん!」
そう言うとロランはフランの横に座り彼女の肩を抱いた。
ロラン「確かに彼女は人として間違った事をしたかも知れません。ですが僕は彼女が今の仕事に一生懸命で大好きな事も知ってます。
わき目も振らずに頑張ってきた為に時として物事の善悪の区別もつかないほどのめり込んでしまったと僕は思います。」
シャアs「・・・・・」
ロラン「誰だって間違いは起こすものです。僕だって仮に彼女と立場が入れ替わっていたら同じ事をしているかもしれない。
それは皆さんも同じでしょう。」
シャアs『ギクッ』
ロラン「僕は彼女を赦します。いいえ、そもそも事の原因はあの水を飲んで女になった僕にあります。だから皆さんも彼女を責めるのは止めて
この事は忘れてください。」
両手で顔を覆っていたフランが、流す涙もそのままにロランの胸にむしゃぶりついた。
フラン「ごめんなさいロラン、あたし、どうかしてたの!」
ロラン「いいんだよフラン、すんだ事だから。もう泣かないで。皆さんお願いします、彼女を赦してって・・えぇ!」
ふと見上げるとシャア達も感涙に咽び喘いでいた。
シャア「なんという労りと友愛、ララァのように私を導いてくれ・・・」
ガトー「心、洗われました。」
不敗「ロランには教えられたよ。人間も自然の一部だと。」
ギンガナム「すごいよロラン、さすがガンダム家のお姉さん!」
グエン「これで何故私の横にいない、ローラ!」
ロラン「あの、もしもし・・・」
741 :
740の続き:03/02/11 02:40 ID:UA77rPZ+
シャア「すまないロラン君、フラン嬢を出汁に君を連れてきて如何こうしようと考えていたのも
事実だ。だが今一つ、君をここへ連れてきた理由もあるのだよ。それを今から話そう。二人とも、入り給え。」
後方の扉からゼクスとクルーゼが入ってきた。良くみると二人の仮面の下からそれぞれ二筋の滴が流れていた。
ゼクス「ぐす、それでは説明させていただきます。ロラン君、君はローラ・ローラが社交界で絶大な人気を誇っているのを知っているか。」
クルーゼ「謎の美少女ローラを口説き落としたいと願う名士の方々は五萬とおられてね。誰が先にローラをモノにするかと密かに小競り合いが生じているほどなのだよ。チーン!(鼻をかむ音)」
ロラン「・・・えぇーっ僕をですか!」
クルーゼ「それに近頃は変な噂も出始めた・・・ローラ・ローラに優しくしてもらえば幸運が訪れると。」
ゼクス「君はこの前のパーティでさる中年男性の口付をその右手に貰ったね。」
ロラン「はい・・・とても気味の悪い出来事でした。」
ゼクス「彼は有名な株主でね、次の日に彼の持ち株がいきなり高騰したそうだよ。」
クルーゼ「先月の舞踏会でとある老人のダンスのパートナーを勤めた・・・」
ロラン「足ばかり踏まれて大変でした。」
クルーゼ「我々の関連企業の会社の会長なのだが、あの後新製品の売上が爆発的に伸びて、赤字だった計上利益を
大黒字にひっくり返してくれたよ。」
ロラン「ええ、そんなまさか・・・」
グエン「話に割り込ませてもらうが、この例は枚挙に暇が無い。君の麗しい右頬にキスしたデブ親父がいただろう。」
ロラン「思い出したくない過去の一つです、それは・・・」
グエン「私もだ。あいつは君の兄上の会社に出資している財閥の重役だったが、後の株主総会で頭取に任命された。」
ロラン「あの、ひょっとして僕・・・」
シャア「ここまで聞いて分かったと思うが、君は期せずしてこの業界の”あげまん”になっていたのだよ。最早伝説を作った存在であると言ってもいい。」
いつもでれでれしているグエンやギンガナムまでが真顔でいるあたり、冗談を言っている訳ではないと悟ったロランだった。
742 :
740の続き:03/02/11 02:50 ID:UA77rPZ+
>>736 ドモン「元は男の女にあれほど落ち着きをなくすとは・・・指導不覚悟!」
”士道不覚悟”でした。どうしてもこれは訂正したくて書きました。良しなに
おお、おもしれー。がんがれ。
…ということは抱きしめられたキラの場合、キラの作ったOSが今までの数倍の売上を…
虎「アイシャ!!」
アイシャ「ナンデスノ?アンディー。」
虎「彼女に風呂や着替えの準備などをしてやってくれ…。」
アイシャ「…アナタネ。コチニキテ。」
カガリ「……。」
虎「君にも悪い事をしたな…。彼女がいっている間、少し裏に来たまえ。詫びも兼ねて
特製手作りコーヒーをご馳走しよう…。」
アスラン「…ええ…。分かりました。」
店の裏の応接間のような場所で…。
アスラン(確か…この飾り…宇宙鯨は…クライン社の子会社にのみ…。
何かあるのか…?でも最近は合同プロジェクトもあるくらいだから問題はないはずだけど…。)
虎「君はこれの実物をみた事はあるかね?」
アスラン「いえ…ありません…。」
虎「所でコーヒーはどうだね?」
アスラン「苦味が出てて…美味しいです。」
虎「そうか…それはよかった。…それにしても…何故鯨…なんだろうな。」
アスラン「え…?」
虎「鯨には羽根はないだろう…?」
アスラン「ええ…まぁ…。でも、木星宙域で入手された地球外生命体の存在証拠の…」
虎「私はそういう事が言いたいのではないのだよ。何故鯨…と名づけられたか…だ。」
アスラン「じゃぁなんだったらいいのです?」
虎「そういわれると…困るけど…な。…それにしてもこれは厄介な物だよな…。」
アスラン「やっかい?」
虎「こんな物がみつかったから企業間での抗争が過激化したんだろう?」
アスラン「…はぁ…。」
風呂付近でカガリ(何でこんな事に…)
カズィ「ほら、ここが最高の覗きポイントさ…。たまに蜜蜂みたいな女の人が…え?」
イーノ「そうなんですか…ってどうしたんですか?」
カガリ(なんか声が聞こえる…誰かが覗いてる…?でも服はあの女に持っていかれてるから拳銃はあそこにしか…。)
カズィ「…カガリ…か…。」イーノ「ああ、あの…。僕も見ていいかな。」
カズィ「別にいいよ。僕はもう少しした後での撮影が目的だしね。」
カガリ(あの穴から覗いてるのか…もう我慢ならねぇ!あいつらとっちめてやる!)
カガリが風呂に招待された後、バスタオルの中に隠していたサイレンサー付拳銃を素早く手にとり、その穴を目掛けて撃つ。
カガリ「覗いてる馬鹿は誰だ?殺されたいのか?」
見事にその穴をとおり、覗こうとするイーノをかすめる。
カズィ「…逃げよ。」イーノ「…うん。」
カガリ「…逃がしたか…。」
応接間、カガリが戻ってきた。
アスラン「…………」(…そう言えばカガリも…女の子だったな…。ついついキラに似てるから男相手みたいな感覚になるけど。)
カガリ「…………」(見つめるな、恥ずかしいだろ…馬鹿…。大体こんなドレスなんて…私は…。)
アスラン「……」(……キラにこの服着せたらどんな感じかな…。)
カガリ「…」(なんか言ったらどうなんだ…全く…。)
虎「…はっはっはっ…。」
アイシャ「フフフフフフフフ・・・。」
カガリ「…何がおかしい…。」
虎「いや…な。余りに純情なのでな。」
カガリ「……。」
虎「それはそうと…企業間抗争に関して…法律以外のルールはない。
…勝利とは…何だと思うかね?相手企業を…全て倒産まで追い込む事かね?」
カガリ「……。」アスラン「………。」
虎「…社長の息子二人…珍しい組み合わせなのでぜひともこの問いの答えを聞いて見たかったが…無理のようだな。では、ディナーの続きを楽しんでくれたまえ。」
カガリ「…。」アスラン「…。」
(実は途中で種以外がネタ切れ(F91除く)、続きはご自由にどうぞ+パラレル扱いで構いません)
747 :
741の続き:03/02/11 10:53 ID:UA77rPZ+
ガトー「そうした事でローラ・ローラを我が物にしようと企む輩が多く、近頃は至る所に
君を狙う捜査網が広がっているのです。」
シャア「実は君の家にもその網が掛かりかけていたのだが、その時は幸いまだ男であったし、
なんとか我々の情報操作とギンガナムの押し込み護衛で難を切り抜けてきた。」
ロラン「え、じゃあ毎朝家に来てキラの朝食を横取りしてたのは、裏にそんな理由が・・・」
思い当たる節はあった。彼が来た日は必ずドモンやヒイロ辺りが『家の周りに何か妙な人の気配を感じる』と
いぶかしんでいた。最もギンガナムの起こす騒動で有耶無耶になっていたが・・・
グエン「この問題については何度もアムロ殿と何度も協議しようとしたのだが、その、ローラに関して我々は
彼に対して信用が無くてね。全く取り合ってもらえなかった・・・」
不敗「この馬鹿がせめて気を利かして事の成り行きを説明してもいいものを、取りあえずの護衛と朝食を済ませると
満足してさっさと帰ってくる始末だ。」
ギンガナム「だがロランの作った朝飯のお陰でいつも絶好調である!」
748 :
747の続き:03/02/11 10:54 ID:UA77rPZ+
グエン「当たり前だ!そのような役目、本来なら私が勤めるものをそれを・・・」
ガトー「あの時のじゃんけんは恨みっこ無し、ということではなかったのですか、グエン・ラインフォード。」
クルーゼ「しかも貴方は少し遅出し臭かった。ズルはいけませんな。」
不敗「ふん、だからこのような大事な役目、じゃんけん如きで決めるなどとせずアミダすれば良かったのだ!」
ゼクス「そのアミダを書いたのは師匠、貴方でしたな。あの辺りは手口があからさまに怪しいというもの。」
シャア「ええい、このような時に互いを疑い合うなど・・・完璧な作戦にならんではないか!」
何だかロランを肴に口喧嘩を始めたシャアs。皆一様にいらいらしていた。
ロラン『皆さんとてもいらついてるな、いつになったら帰れるのかしら。こんなに暗くなったし、もう7時半過ぎてるし・・・
みんなは夕飯どうしてるかな・・・夕飯、あ、そういえばなるほど・・・』
ある事に気づいたロランは優しく微笑みかけてこう言った。
ロラン「あの、皆さんここでひとまず休題にして夕飯にしませんか?お腹がすいていらいらしているように見えるようですし、
話し合いは穏やかにしたほうが良いと思います。材料があれば僕が何か作りますから・・・」
シャアs「何、ロランの手料理!それは是非とも!!」
途端に目の色を変えるシャアsであった。
そこへこそこそ耳打ちするフラン。
フラン「いきなりうまく手なづけたわね、これを糸口に隙を見て逃げる?」
ロラン「そんな事をしても無駄だと思うよ。それよりもっとうまい方法がみつかりそうなんだ。」
ロランの脳裏にはある絵図が描かれつつあった。タイミングを見計らって兄達をここに呼び寄せよう、そして・・・
ロラン「台所をお借りしますね。フラン、手伝って。」
749 :
747の続き:03/02/11 12:21 ID:UA77rPZ+
所変わってガンダム家。
台所の片づけがやっと終わり、今は各人のガンダムの出撃準備を行っていた。
アムロ「ロランは必ず奴の屋敷の中だ、火力強襲で奪還だ!」
みればRX-78の装備は右手にライフル、左手にバズーカ、体にガンダムハンマーを巻きつけ
鎖と本体の間にビームジャべリンを挟み込んでいる。腰には何故かジャイアント・バズが無理やり装着されていた。
シーブック「この前の対戦の鹵獲火器まで・・・やり過ぎだよ、アムロ兄さん。」
アムロ「在庫の武器と弾薬は持てるだけ搭載しろ!金を惜しむな、なければどんどん調達しろ!」
ジュドー「なんかすげー気合はってるけど・・・」
ガロード「弟を拉致されて怒り狂う兄・・というよりも」
ジュドー「いうよりも?」
ガロード「カミさん寝取られて嫉妬に狂うダメ夫ってなかんじ。」
ジュドー「いや全く。これだけの火力を集中したらロラン兄貴も無事ですまないって言っても聞かねーし。」
ガロード「あの調子じゃロラン殺して俺も死ぬって言いかねないぞ。」
2人「はぁー、やれやれ。」
750 :
747の続き:03/02/11 12:22 ID:UA77rPZ+
丁度その時格納庫にアルがやって来た。片手に受話器を持っている。
アル「アムロ兄ちゃん、電話・・・」
アムロ「格納庫は危険だから来てはいけないとあれほど、それに今忙しいから後にしてもらいなさい!」
アル「でも、ロランお姉ちゃんからだよ。」
その一言で一斉に騒然とする兄弟たち。全員アルに注目し、整備の手を止めた為一気に格納庫が静かになる。
アムロ「そう言う事はまず初めに言いなさいっもしもし、ロラン!?」
アルから受話器を毟り取り電話に出るアムロ。もううろたえまくり全開である。
アムロ「手荒な事はされてないか!?今すぐガンダムで乗り込んで・・・って、何、いらない?後1時間もしたら呼ぶから
空身で来い?それはどういう・・・正装をして来るように・・・意味がわからな・・・考えがあるから言う通りに・・・
わかった。そうしよう。大丈夫なんだな、そうか。うむ」
受話器を切るアムロ、その周りに弟達が集まった。
アムロ「作戦を変更する。ガンダムを仕舞ってみんな正装に着替えろ。奴の屋敷に表玄関から入るぞ。」
フラン「ちょっと、ご兄弟を呼んで大丈夫なの?大騒ぎじゃすまないわよ。」
ロラン「平気だよ、きっと上手くいく。さて、携帯は仕舞ってと・・・」
フラン「胸の谷間に隠しておいたとは・・奴等も気づけなかったわね。」
ロラン「もしもの事を考えてしこんでおいたの・・・あ、フランお鍋吹いてる!」
フラン「あらやだ、いけない!アチチ!」
ロラン「こっちはチンジャオロースーできあがりっと。」
フラン「電話の片手間で、やるわねロラン!こっちもブイヤベース気合入れるわよー」
ロラン「次は鴨肉のローストっと・・・材料がいいから遣り甲斐が出るな。」
この状況を充分楽しんでいる二人だった。
751 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/11 13:05 ID:UA77rPZ+
(題名つけました、いちいち〜の続きって入れるのめんどいので)
女達の手際は大した物で、僅か1時間の間に2人はテーブルにクラスを掛け、
食器を用意し、調理をしながら給仕も行いシャアsに食前酒を注いでやったりした。
見目麗しき女性の立ち振る舞いは充分過ぎるほど彼等の目を喜ばせた。
差詰ロランのエプロン姿など我が家で拝めるなど思ってもみなかった6人の男たちは今やこの世の春を
謳歌していた。食事の前から酒もどんどん進む。
シャア「今宵のブランデーが甘く味わえる。ナナイの時とはえらい違いだ。」
グエン「ああ、ローラが前を通りすぎるだけで爽やかな香りが・・・」
ガトー「見苦しいですぞ、その様なあからさまに嗅いでは。しかし、あの時と同じ、可憐だ。part1
>>829参照)」
不敗「ふん、いつも同じ面を拝んで飲む酒とは雲泥の差だ。」
ギンガナム「いや全く。我輩も師匠の顔を見てそう思ったところだ。」
クルーゼ「私は彼女の前ならばこの仮面を脱いでも良い所存だ。」
ゼクス「ほう、貴公もか。」
最早全員耳に聞こえない効果音『でれ〜ッ』が頭上に鳴り響いていた。
ロラン『良し、この調子で後は兄さん達が来てくれれば・・・』
^
752 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/11 13:31 ID:UA77rPZ+
グエン「これだけ豪華な料理を出していただき、かような普段着でいただいては
まことに失礼。我々はこれから着替えてきますので貴方達もドレスアップしていただきたい。
この階段の登った右側に女性用のドレスルームがあります。晩餐会のときに着替えてそのまま衣装を置いていく
ご婦人方が多いので、古着で申し訳無いが好きな物を使って構わない。」
というわけでお嬢様方二名ただ今試着中。
フラン「ねぇ、今のうちに逃げたほうがいいんじゃない!?」
ロラン「僕達の足じゃどうせあっという間に連れ戻されちゃうよ。それにこの先の問題も解決できない。ここの皆さんも今日は
変な事をしそうにないし・・・あ、そのカクテルドレス似合う!」
フラン「あっ本当だ・・・ってこれでいいのかしら。ロラン貴方このチャイナかわいいわ。着てみて。」
ロラン「うん、これね。ちょっと、そんなに見ないでよ」
フラン「あんたって胸もお尻も大きいわね。女のあたしがドキドキしちゃう。今度ロランの弟君に頼んで泉の水作ってもらおうかな。」
ロラン「ええ、フランもスレンダーでいい線いってるのに、もったいないよ。」
フラン「む、持つ者が持たざる者に対して言う台詞ね、なんかむかつく!そういう事をいわせるのはこの乳か!?」
ロラン「きゃあ、そんなフラン、やめてぇっ」
フラン「この、この、よいではないかぁ」
ロラン「あれぇ、おやめになってぇ、あん」
何はともあれ、この状況を楽しんでいる二人だった。
753 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/11 14:09 ID:UA77rPZ+
丁度その時、屋敷の玄関前。
余所行きの一張羅に正装して戸口で身構える兄弟s。一番前には右正拳を腰溜めに
地面を大股に踏ん張るドモン。
ドモン「俺の殺気を感じてまず最初にここに現れるのは師匠に間違いない。ここで一戦交えるから
その隙に皆、頼む!」
弟達「了解!」
アムロ「・・・骨は拾いに来るぞ。後で。」
シロー「ム、扉の向こうに人の気配が!」
ドモン「ドアノブに手を掛けたな、来るぞ!」
ガチャ、ギイ〜
重く大きな扉が開くとそこには・・・
カクテル・スーツに身を包み、背筋はぴんと伸びているが、表情が既に酔っ払い親父の
東方不敗がいた。片手にはシャンパングラスが掴まれていた。
不敗「よーく来たなー馬鹿弟子がーッ今日は愉快だぞーッまあ入れーっ!!」
普段の闘争心も覇気も殺気も微塵も無く、お陰で攻撃するタイミングを逸したドモンだった。
不敗「まあそう堅くなルナー!はよ来いー!」
ドモンの首根っこを腕で掴んで、そのまま奥に行ってしまった不敗だった。
ヒイロ「・・・攻撃の意思は全く見受けられない。」
カミーユ「シャアの家なのにザラッとした感じがしません。」
アムロ「ああ、むしろ和やかな雰囲気が伝わってくる。ロランが大丈夫と言ったのはこの事か。」
キラ「とにかく中に入りましょう。」
賑やかな笑い声が応接間から聞こえる。あそこにロランがいる気配が・・・
アムロがその扉を開く。
シャア「遅いぞアムロ、待ちくたびれたよ。」
アムロ「何の騒ぎだこれは!?この状況でパーティなど!」
シャア「積もる話もあるのだ、こちらへ来い。ローラ嬢、よろしく頼む。」
ローラ「はい。」
後ろから声がして振り向くと、扉の陰に人がいた。良く知っている者で、飛びきりの美女だ。
754 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/11 14:56 ID:UA77rPZ+
目の前にいるロランはチャイナドレスに身を包み、後ろ髪を束ねてポニーテールにし、
ピンクの口紅とアイシャドウに彩られて佇んでいる。衣装と化粧で大人の雰囲気を醸し出し、
ポニーテールで少女の可愛らしさを感じさせるまさに憎いまでの演出がなされていた。
ローラ「兄さん、こちらに・・・」
兄の左腕を我が腕に抱いて、シャアの座る横の席にエスコートするローラ。
成す術なく、ひょこひょこと歩いていくアムロ。
シャア「やっと来れたか。君達も各々の席についてくれたまえ。」
傍らにいたフランにエスコートされ、おずおずと椅子に座る弟達。因みにコウはフランの胸元あけすけの
カクテルドレス姿に早くもテンぱっている。
全員席につくと、2人の淑女がグラスにシャンパンを(未成年者にはアップルタイザー)を注いでいく。
やはりいい思いをしたのはローラに給仕してもらった者達であろう。ほのかに香る香水が彼等の鼻腔を優しくくすぐる、
目線の高さに豊満な胸が近づいてくる、彼女の吐息が耳に掛かる。
ガトー「ウラキ、気持ちはわかるが何とかできないのか。ホレ、ナプキンだ。」
もれ出る鼻血を拭うコウだった。
シャア「今日はローラ嬢を通じて、ガンダム家と我が一族の今後の友好の発展を祈念して杯を開けてもらいたい。
乾杯!」
皆無言で厳かにグラスをかざし、飲み干した。
グエン「今日は色々ありましたが、それは取りあえず各々の胸に仕舞っていただいて、今宵のひとときを楽しんでいただきたい。
料理はローラとフラン嬢が腕によりを掛けて作ってくれました。思う存分味わっていただきたい。」
最初いまいち状況把握ができていない兄弟sだったが、雰囲気にもなれていつものペースに戻りつつあった。
ジュドー「俺この肉のローストいただき!」
ゼクス「このブイヤベースはなかなか・・」
不敗「ドモン、このチンジャオロースーはいけるぞ!!」
アル「ウッソ兄ちゃん、はい醤油。」
ギンガナム「このタン・シチュー、絶妙である!分かっているのかローラローラ!」
ローラ「はいはい、お代わりはありますよ。」
賑やかな喧騒が穏やかに場を包んだ。
いつも見てるだけで申し訳ないです。
皆様の想像力に脱帽です。
いつか私も喜んでもらえる話を書きたいです。
まだしばらくは研究します。
皆さん,大変でしょうが頑張ってください。
師匠に味王が入ってる…(w
>756
同じ今川泰宏キャラだから問題無いかと思われ。
でも、師匠のアルベルト化は、・・・・・・それはそれで見てみたいかも(自爆
続編期待してます
当然ageますとも
760 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/12 00:35 ID:2+JQw5eS
うーむ。ネタがない。行事やイベントネタで何か…
初期の頃のような一発ネタキボン
最近のネタに大作が多いから、一発ネタが出しにくくなってるような。
>>762 それで一発ネタを出したいけど、敬遠してる職人さんがいる?
だとしたら遠慮しないでうpして欲しいもんで
764 :
ロラン・ローラで大騒ぎ:03/02/12 07:08 ID:BJSDH22A
食が進み、酒も進み、話題は弾む。最初の険悪ムードはどこえやら・・・宴は酣である。
当初給仕に徹していたロランにフランも食卓に加わり華やかさが増した。グエンに注いでもらったシャンパンを飲み干し、赤らむ頬に色気も増した。
二人の女性を囲んで話は尽きず、笑い声が途切れない。
そんな情景を眺めながらアムロとシャアの2人は目を細めていた。
アムロ「・・・裏でそんな事になっていたとは知らなかったよ。俺ももっと耳を傾けるべきだったな、シャア。」
シャア「ロラン君が業界や政治の道具に成り果てるなど見たくも無いし考えたくもない事だ。自分の考えに正直になれば、
あのような事も容易いし、礼を言われることでもない。」
アムロ「別に言ってないが・・・」
シャア「彼女は社交の場において誰か一人の者になってはならないのだよ。一人を幸せにすると同時に周りの多くの者を不幸にしてしまう。
彼女はそんな力を持っている。本人が望むと望まざるともだ。」
アムロ「弟を疫病神の如く悪く言うのは止めてもらえないか、第一今のロランは君らにとってアイドルではないのか?」
シャア「当然だ。だがどんな良薬も多すぎれば毒薬になる。さじ加減は必要なのだよアムロ!」
次スレ立てこんなに早いの?このスレ
>766
容量見ろ
でもあと18KB、文字数にして全角約9000字分もあるんだから誘導くらいは事前にして欲しかった、とか言ってみる
あら、名前欄残ってた(w
容量に制限があるってことですか?2ちゃん初心者なので検索してきます。
このスレ好きで楽しんでます。もっと話が読みたい。
私も面白い話を書いてみたいです。
500k超えるヤバイんだけど
最近住人が減ってきてるスレだからもう少し余裕見ても良かったとも思う。
それに議論スレで話してたリンク追加をどうするのか?も採用されてないしね。
www.gundam.channel.or.jp/goods/videogame/ggeneneo/chara/home.html
全員の兄弟の顔を知らない人の為にこのリンクを追加する。しないで話してたのだが・・
毎度スレ立てのたびに微妙な問題が生じるな…。
議論スレがあるんだし、スレを消費してからでも良かったかもね。
このスレはあと17KB残ってる訳だが
山ア歩も来ないし、世直し一揆も来ないし、どうしたもんだろ?
放棄してdat落ちさせるのも板全体の為のような気もしてきた
昔の超長編名作貼り付けたら楽に埋まると思う。
新スレは大作専用、こっちのスレは小ネタ専用でいいんじゃないの?
>774
それは即ちコピペ荒らしだ。
職人さんのモチベーションを下げる効果が大きいのでやめてほしい。
>>776 創価!!それだ!小ネタSS専用で残った容量を活用しようYo! AA貼り付けでもいいし
新スレへと移った事だし、サブキャラネタはこちらでコソーリ.....
これで残り容量が大方、埋まると思います。
★ 取扱い注意:このネタのキラはフレイと付き合ってる最中のEVIL Ver.です。
では↓
放課後の学園内、体育会系部活の集る部室棟の前で
柔道着に身体を包んでいるサイがフレイを追い回す。
「フレイ?あのさぁ……俺達、ここのところ、お互い忙しくて、ゆっくり話せなかったけど………」
フレイは迷惑そうな顔付きで口を開き「何も話す事はないわ……部活、始まるんでしょう?行かなくていいの?」
「親同士の決めた事とは言え……俺達、一応は婚約者なんだぜ?それを……、最近じゃぁ……」
サイからしてみれば例え親同士が決めた、お仕着せの関係だったとしても
フレイがサイの友達であるキラに対して近付過ぎている事を心配し、内心焦っていた。
ここでフレイを引き止めて気持ちを確認しなくては……と
「あ、キラ……」フレイの声の先を見ると柔道着姿のキラが立っている。
少し険しい眼つきのキラ「サイ、何やってるんだよ?部活、始まってるのに」
「キラ!………これは、俺とフレイ……。二人の話なんだ。悪いけどさ………、外してくれないか?」
キラ「そんな訳にはいかないよ……。僕にも関係ある話だ」
サイ「 (;゚Д゚) キ、キラ!?………」
キラ「丁度良かった。今日は選考用の査定試合もあるし、それで決着つけようよ。
僕に負けたら、二度とフレイを付回さないで欲しい……」
自身満々のキラが恐ろしく思えたが……男として、ここで引く訳にはいかず
「………わ、判った!試合で決めようじゃないか」
恐る恐る承諾したが…しかし、サイに勝算など無い。それは自分が1番良く判っている。
売り言葉に買い言葉とはいえ、勝負を飲んだ事に後悔し始めるサイだった………………
学園の柔道場内、部活動中の柔道部員達の掛け声が響き渡る。
カミーユ「うぉりゃゃやぁぁあぁあああああ!!!!!」
ドスン!
ルー「うぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!」
ドスン!
ルーは投げ飛ばした相手にアドバイスを贈る「キャスリン!!内股に入る時の引きが甘いわ!」
ナタル「よし!次!!ミリアリア行け!!」
ミリアリア「ハイ!お願いします!!」
柔道部女子顧問のナタル=バジルールと、男子顧問のアルゴ=ガルスキーは
部員達に乱取りをやらせ、週末に控えた地区大会に向けた各人の仕上がり具合をチェックしていた。
ナタル「男子はカミーユが安定してますね」
アルゴ「そうだな………(回りを見て)ん?キラは何処だ?」
ガラガラガラガラガラ〜〜〜〜〜ッ
柔道場の戸が開き、キラとサイが入ってくる「すいません!遅れましたぁ!!」
ナタル「貴様等!遅い!!ここで鍛錬を怠ったら!今までの練習、全てが無駄になるのだぞぉ!!」
キラ「ハイ!すいませんでした!!」
サイ「すいませんでしたぁ!」
ナタル「罰としてぇ打ち込み100本だぁ!!分ったらさっさと練習しろ!!(隣のアルゴの方を向いて)
全く……、大会はもう直ぐだというのに……サイは兎も角、キラ=ヤマトは最近、弛んできてます」
アルゴ「………そうか」
ナタル「前もって伝えてある通り。これから男女地区大会出場者を決める査定試合を行う!
この試合での調子を見て、出場者を決めるつもりだ。全員、本番だと思って心して望め!!」
部員一同「押忍!!」
次々と対戦相手を替えつつ、部員同士での試合が進んでいく。
カミーユ「堕ちぃぃぃぃいいいろろろぉぉぉおおおお!!!」
ダン!!!! 投げ飛ばされたカツが畳みの上で受身を打つ音が道場に響いた。
審判を勤めるアルゴが腕を上げ「一本!!それまでぇ!!!」
カツ「くっ……糞。僕じゃ、カミーユには勝てないの?」
アルゴ「次!!キラとサイ。前へ!!」
他の部員達、勿論、顧問の先生等は知る由も無い、
キラとサイの二人による、フレイを賭けた愛憎入り混じる特別な試合が始まった。
サイ(いよいよだな………キラと。俺は………勝てるのか?………フレイ?)
試合の模様を見ている柔道部員達
カミーユ「やっぱり、キラが推してるな……サイは逃げ回るのが精一杯だ」
ルー「けれど、キラの多彩なコンビネーションと馬鹿力に、何時までも逃げ切るモノでも……」
キャスリン「あ!キラの大外狩り!!」
サイ「うわぁぁぁぁぁあああああああ〜〜〜〜!!!!(は、早すぎるっぅぅぅううう)」
ドスゥン!!! サイが投げ飛ばされる。
アルゴ「技有りぃぃい!!」
カミーユ「サイ、助かったな。一本でも可笑しくなかったっ……。な、何!?」
大外狩りで技有りを取ったキラ。
しかし、攻撃の手は緩めず、すぐさま寝技へと持ち込む。
サイの上に身体を置くと横四方のポジションをキープ、おさえこみに入る。
アルゴ「おさえこみ!!」
カミーユ「や!?違う………。キラの奴、腕絡みで関節を決めてるぞぉ!?」
ミリアリア「え、関節!?ナタル先生が本番通りって言っても………、練習でそこまで………」
キラは腕絡みでサイの左腕を掴むと、アームロックへと移行し、
サイの左腕、左肩を捻り上げるように絞め続ける。
サイ「うあ゛ぁあ あ゛ぁぁぁあああ゛あ゛あ゛ぁぁあ!!!!」
肩の関節が捻れようとしているも、サイには【まいった】をする意思は無かった。
サイ(自分から……まいった……と…………言うもんかぁよぉ!!!)
大会出場者を決める査定試合とは言え、あくまで部員同士での練習である。
だが、この二人の試合はそれとは異なる、異様な緊迫感に包まれていた。
教師の勤めとして、練習試合で選手を壊す訳にもいかないと、
試合を見かねた女子顧問のナタルが止めに入る
「キラ=ヤマト!やり過ぎだ!!アルゴ先生、止めて下さい。勝負は決しています!!」
「そうだな………そこまで!!」キラの判定勝利を下すアルゴ。
「大丈夫か?サイ=アーガイル……」ナタルが確かめるように問う。
顧問をしている部活動において、怪我人が出るのは
自身の監督不足だという自責の念に駈られるのがナタルの性分であった。
「………へ、平気ですよ。この位は……。痛っ!……くぅ」
捻りあげられた左肩を抑えながら立ち上がろうとするサイ。
道着も肌蹴、上半身から凄い量の汗が出ている、満身創痍だ。
反対に道着の乱れも無く、汗も書いていないキラは離れ際、サイに向けて
「本気で僕に勝てると思ってたの?………相手にもならないよ」とボソっと呟く
判定も下ったし……と立ち去ろうとするキラを止める声が道場に響いた。
アルゴ「キラ、待て!!」
キラ「なんです?」
アルゴ「………礼が未だ」
アルゴ「礼!」
ヨレヨレのサイは、なんとか立ち上がり肩を抑えながら礼をした。
キラも不満顔ながら礼をする。
夕暮れのキャンパス内。
柔道部の練習も終わり、校舎の外の手洗い場には上半身裸のサイが居た。
先ほどの練習試合で痛めた左肩が熱を帯びてズキズキと痛む為、
左肩から背中、上半身全体を蛇口から出る水道水に身体を浴びせ、熱る身体を冷やしている。
水の冷たさで冷静さを保ちながらも、心の中はキラに負けた悔しさがマグマの如く込み上げていた。
水浴びを終えて身体を拭きながら部室に戻る途中、
遠くからキラとフレイが一緒に帰る姿を目撃する。
夕日に溶け込む二人の姿に、サイは堪らない衝動を覚えた。
体育教官室にて、
ナタル「(略)…女子はルーで決まりでしょう。
男子は………キラ=ヤマトは確かに強い選手ではあります。が………、
今日の試合をみても、何か危険な感じが………、今度の大会。私はカミーユを推します」
アルゴ「……そうだな。参考にさせて貰う………。ん、未だ……、何か?」
ナタル「アルゴ先生……、今日の試合をみて、何か感じませんでしたか?
私にはキラとサイの間に何かあったように思えるのですが…………」
アルゴ「それは彼らの中で解決すればいい事だ。私達、教師の出る幕ではないな」
ナタル「し、しかし……」
柔道部部室にて、
サイが部室に入るとカミーユが着替えを終えて帰るところだった。
カミーユはサイを励まそうと
「肩、大丈夫か?アイツ、最近、増長してるんだよ……。
フレイと付き合いだしてからは、ざらっとしたプレッシャーを感じる。
査定試合と言っても誰もアソコまではやらない…………御免な、兄として謝っておくよ」
サイ「や……、練習と言っても試合だし……。キラも、熱が入ってたんでしょう………」
カミーユ「それにしても、普通の試合って雰囲気じゃなかったなぁ……キラと何かあったのか?」
サイ「 (;゚Д゚) な、何もないです………」
カミーユ「……なら、いいけど。その肩。アイシングしとけよな!」バックを持って部室を出る。
独り、部室に残ったサイはバックを取り出し、帰り支度をしていた。
柔道着を折りたたみ、帯を巻きつけたところで………動きが止まる。
キラとの勝負に挑み、為す術もなくも無く惨敗した自分、
夕暮れの中に消えたキラとフレイの二人、
他、様々な事がサイの中でフラッシュバック現象を起し、堪えていた悔しさが途端に込み上げてくる。
感情が抑え切れなくなり、床に両手、両膝をついた土下座の姿勢で平伏し、嗚咽し始める。
「うあ゛ぁあ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
うぅいぁうぁぅうううぁぁううぃあうぁうぅあぇぇぅぅぁゃぁあっぅぅぁぁぁ…………」
夕日も落ち、薄暗くなったキンャパス内を
女子の部室に置き忘れた書類を取りに戻っていたナタルは男子の部室に明りが灯っているのに気付く。
「残っている生徒が居るのか?…………」
明りを点けっ放しで部員達が帰った?
もしくは、この時刻まで残っている生徒が居るとしたら帰宅を促さなければ為らない。
どちらにしろ、確認する必要はあった。
男子の部室へ近寄ると、閉まりきっていない扉の隙間から泣き声が聞こえてくる。
「………人が、泣いてる?」
部室の扉を少しづつ開くと、床に突っ伏し土下座泣きをしている
男子柔道部員サイ=アーガイルの姿が見えた。
ナタル先生「サイ=アーガイル Σ(゚Д゚;) !? ど、どうした!?」
サイ「うあ゛ぁあ あ゛ぁ……バ、バジルール先ん……せぇぃ……ううぁぁううぃ、お、俺……」
土下座を泣きしてるサイに合わせて、しゃがみ込み、近寄るナタル
「今日の試合、キラとお前の間に何が有ったかわ、知らんが……」
サイ「うぅいぁ うぁぅうううぁぁ……どうしても……アイツに勝ちたかった………のにぃ、
俺は………俺ぁぁあ あ゛はぁぁ…………」ナタルにしがみ付く
ナタルはサイの肩に手を当てながら
「軟弱者!!練習試合で負けた位で泣くやつがあるか…………次が、あるだろう?」
サイ「先生ぃ………ううぃあ゛うぁう゛ぅあぇぇぅぅぁ………」
「いつまでも負け犬気分では……困るな」
部室の中の二人。暫しの沈黙が続き………
「そうだ!」ナタルは何かを思い出したように
ジャージのポケットからカロリーメイトを取り出し、サイに渡す。
「……部活が終わって…………腹が空いていないか?食べると元気も出るぞ」
少し落ち着きを取り戻したサイは部室のベンチに座り、
カロリーメイトを口に放り込んでいる。それを横に座るナタルが見守り
ナタル「ん、味はどうだ?私はチーズ味が好きなのだが」
サイ「モグモグ……なんだか……、少し…ショッパイ……です」泣き腫らした顔から笑みが零れる。
ナタル「元気が出てきたようだな………
強くなりたいのなら、私がビッシビシ!鍛えてやる……。ついて来れるか?」
サイ「………僕が……強くなる?……」
ナタル「男らしくない奴だ!返事はハイか、イイエか?」
サイ「ハ、ハイ!お願いします!!僕を強くして下さいぃ!!!」
ナタル「その言葉忘れるなよ!!明日から特訓だ」
サイ「ハイ!」
これをキッカケに、ナタル先生はサイに対して個人特訓を行う訳ですが
柔の道に打ち込みフレイに振られた心の傷が癒えていくのか?
コーチでもあり身近に居る年上の女性。ナタル先生にホノカナ恋心抱くのか?
もしくは色々あったも最後の最後は互いに許し合い、フレイと元の鞘に収まるのか?
は………SEED本編次第と言う事で(終了)
サブキャラネタ。お粗末様です。
種の中だとサイが好きなので頑張ってくれよ。との願いも込め……
キラが悪役なのは本編進行通り……ま、パラレルと思って下さい。
これで残りスレ容量は約4`
…上手い!昔設定でならキラフレも可能だしなw
assa
791 :
山崎渉:03/02/13 21:04 ID:???
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山発第250号
平成15年2月13日
2ちゃんねる
関係者各位
山崎渉実行委員会
実行委員長 山崎渉
【(^^)山崎渉再開のお知らせ(^^)】
拝啓 余寒の候、毎々格別のご厚情を賜り、まことに有り難うございます。
平素は山崎渉をひとかたならぬご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、早速ではございますが、先日サービスを終了させていただきました
山崎渉を皆様からのご声援とご要望にお応えして、再びサービスを再開する
運びとなりましたのでお知らせいたします。
つきましては、関係者の皆様には既に山崎渉の使用をお止めになった
方もいらっしゃると思いますので、この機会に再度ご使用いただけますよう
お願い申し上げます。
これからも何卒変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。(^^)
敬具
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>>792 時系軸上スレ生誕時より前の事と仮定したネタって事
では、dat落ちまでの間、ヒロイン三人組が
ここを管理しておきます。
_,.,. へヘ
´ ノノ , "⌒` 、/〃⌒⌒ヽ +
. + !(((!´゙リ)) ルハノルノノ〉〈〈 ノノ^ リ)) +
ノ リ.゚ ヮ゚∩ リ゚ー゚*∩!ルヽ||`∀´||
+ (( (つ ノ (つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
いえいえ、ヒロイン三人組がドツキ合いながら管理していますので
なんら問題ありません。
\ へヘ ★
/〃⌒⌒ヽ | ☆
(⌒\〈〈 ノノ^ リ)) ⌒ヽ /
\.ヽ ||`∀´|| ⌒;.;;⌒ヾ ★
(m;\ヽ::⌒, "⌒` 、 .; ) /
(´ ;m)ルハノルノノ〉: _,.,. /
☆─ (´⌒;: ⊂リ゚Α゚ # !ル´ ノノ +
(⌒:: :: ) :!(((!´゙リ))+
/ ( ゝ ヾ ノ リ.゚ ヮ゚ ⊃ ─
796 :
通常の名無しさんの3倍:03/02/14 00:37 ID:KgE1IZrP
>787
グッドジョブ!
>791
逝ってよし!
もうすぐ500kb
そういえば、ミラー係りさんはどうしたんだろうか?
登場がないから少し心配
\ へヘ ★
/〃⌒⌒ヽ | ☆
(⌒\〈〈 ノノ^ リ)) ⌒ヽ /
\.ヽ ||`∀´|| ⌒;.;;⌒ヾ ★
(m;\ヽ::⌒, "⌒` 、 .; ) /
(´ ;m)ルハノルノノ〉: _,.,. /
☆─ (´⌒;: ⊂リ゚Α゚ # !ル´ ノノ +
(⌒:: :: ) :!(((!´゙リ))+
/ ( ゝ ヾ ノ リ.゚ ヮ゚ ⊃ ─