シャア板駐屯基地の諸君、任務ご苦労。
諸君らが要求してきたMSの補給であるが・・・
我が軍の現状では、損壊したMSを組み合わせた現地改修機を
送るのが精一杯だ。
すまんが、しばらくの間はこれで何とか持ちこたえて貰いたい。
ドムスナイパー
ゲルググタンク
デザートゾック
なお、次の補給は未定である。
―――諸君らの活躍に期待する。
健闘を祈る。
2
イーノ
Oh,セイラ 諦めないで 君の信じた夢を
Oh,セイラ その想いを 忘れずにいて
Oh,セイラ 迷わないで もっと感じるままに
Oh,セイラ 今始まる 新しいstory,just for you
4
デザートゾックは使えると思うぞ。
ドムスナイパーも割と使えると思うぞ
・・・まさか獲物はバズーカ!?
セイラいたずらな答えにとまどう
僕が見えるよ
セイラありがちな間違いだったと
伝えておくれ
セイラ生まれつき器用になれない
意味を少しだけ
セイラ教えてよ終わりも知らない
綱渡りの僕に
パイロット「メガ砲が9門?すごいMSが来たじゃあないか!」
整備兵「そ、それがそのう…」
パイロット「どうした?」
整備兵「もともと水冷式の冷却システムがお世辞程度にしかいじってなくて…
これだとホバーするだけで手一杯みたいなんです」
パイロット「…ビームは?」
整備兵「…」
パイロット「…」
パイロット「で、このドムは?」
整備兵「はあ。カメラを偵察用ザクの物に換装して、精度を上げたとかなんとか」
パイロット「ほう。使えそうじゃあないか」
整備兵「ですが、メーカーの違うMS同士を組み合わせたせいか
近距離だと大きく画像にぶれが出るんです」
パイロット「狙撃用ってわけか?で、獲物はどこだ。まさか、バズじゃあないだろうな」
整備兵「いいえ。壊れたダブデの砲台を取り外してMS用に」
パイロット「まさか…あそこにあるデカブツか」
整備兵「重量がありすぎて、持ったままの状態では高速移動は不可能となります」
パイロット「…」
整備兵「…」
パイロット「し、しかし、あの新型は使えるんじゃあないか?」
整備兵「ゲルググタンクですか」
パイロット「ビームライフルが使えるんだろ。これなら…」
整備兵「それが、使ったのはマニピュレイターが両手とも破損した機体だったそうで」
パイロット「…作業用アーム…」
整備兵「ビームナギナタはどうにか使用できるようにしたそうですが」
パイロット「…」
整備兵「…」
部隊一同「…」
健闘を祈る
みごとなネタスレだった。〜完〜
アッガイスナイパーの方がいい
アッガイ真淫レイヤー
八頭身アッガイ
age
ヤタ!今度こそ朕がWECTだ!!お前等朕にひれ伏せ!クソ共が!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/\ /\ /W\/../
/ /\ \(´∀` )./
())ノ__ ○二○二⌒/../
/ /||(二ニ) (___/../ 几l
γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0
l| (◎).|l |((||((゚ )/⌒/||三三三・) || (´⌒(´
__ ゝ__ノ  ̄(___) ̄ ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
朕はWECTなり!朕はWECTなり!朕はWECTなり!朕はWECTなり!朕はWECTなり!朕はWECTなり!
WECT IS GOD!WECT IS GOD!WECT IS GOD!WECT IS GOD!WECT IS GOD!
>>1st信者へ 旧式おせ〜んだよ、氏ね、カス、ゴミ(ププ
>>08信者へ ジャングルに帰れ(ププ
>>0080信者へ ザクマニア辞めろ(ププ
>>Z信者へ とても嫌でしたね(ププ
>>0083信者へ 何だ、その武器ゴテゴテのガンダム(プ
>>ZZ信者へ DQNと幼女しか出せないのかよ(ププ
>>CCA信者へ 引きこもりとロリコン氏ねよ(ププ
>>F91信者へ 一生木星でイモの皮でも剥いてろ(ププ
>>V信者へ 旧ザク以下だな、おめぇは(ププ
>>GWX信者へ お前ら厨房臭いぞ(ププ
>>∀信者へ 全肯定してんじゃねぇよ(ププ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください
バラして組み直して
ゲルドム
ゾックスナイパー
ドムタンク
を作ったほうがいいのではないか?
20 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/09 15:55 ID:t1pNSns9
素直に戦場の跡に行ってもうちょっとMS部品仕入れたほうが
良いと思う。(バーニィ戦法)
ヤタ!今度こそ朕がWECTだ!!お前等朕にひれ伏せ!クソ共が!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/\ /\ /W\/../
/ /\ \(´∀` )./
())ノ__ ○二○二⌒/../
/ /||(二ニ) (___/../ 几l
γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0
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__ ゝ__ノ  ̄(___) ̄ ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
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デザートゾックは放熱器を脚部に集中させてレベル1の水地に
ドムスナイパーは高地を占拠
ゲルググタンクは・・・・、どうすりゃいいんだ?
ザクフリッパー
パイロット「何でボールが…此処は地上だぞ?」
整備兵 「大丈夫です。バーニアは強化されているそうです」
パイロット「だからどうした!それで飛べとでも言うのか?」
整備兵 「一緒に鎖が付いてきましたが…」
パイロット「・・・」
25 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 01:50 ID:LpBfQ7LN
>>20 61式戦車とかドップとかの残骸だらけだったら悲惨だな。
27 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 23:04 ID:Qv0KuXZi
>>25 キュイとか妙なものばっかりだともっと悲惨。
グフタンク
29 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:02 ID:a7DgSo7E
ギャンキャノンの存在意義は?
>>22 ゲルタンは
レベル2以上の高地の陰に隠れて近づいてきたところで接近ナギナタでどうよ?
アッザムタンク
ビグロタンク
グラブロタンク
ザクレロタンク
ブラウブロタンク
エルメスタンク
ビグザムタンク
33 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 21:49 ID:Wjvv0Umg
アッザム=ルナタンクと思うと
実はルナタンクタンクになってしまうのだが。
35 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:37 ID:z36mjbkr
>>31 高速振動剣扱いとしても、一撃で決まるか?
次の射撃ターンまでにヒマワリ確定だろ、移動力無さそだし
デザートゾックと言うからには潜れるのだな、砂に
萌え!
38 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/16 18:59 ID:8ccpfusa
アッザムはフォンブラウン攻略に活躍したルナタンクを地上で使用
できるようにした物なのだ。 まあGジェネの設定なのだが。
sage
age
アフリカ戦線で戦っている者ですがドムを支給して欲しいと言ったら
ドムマリーナとかいう水中仕様が送られてきました
自分、宇宙に上がる予定の部隊ですが…
リック・ゾック(サイコミュ搭載)ってのが配備されました…
強 い ん す か ? 使 え る ん す か ! ?
45 :
矢口真理:02/11/22 03:16 ID:???
あげッチュ!
それなりに面白いスレだと思うのだが・・・・
>>1の新たな補給を期待してage
何でリックアッガイが無いんだ?
デザートアッガイもな。
アッガイマリーネは微妙だな
フィン・ファンメル
アッガイキャノンはお約束か
52 :
名無し:02/11/23 14:38 ID:Y7IjbnDg
高機動型アッガイも開発すれ
漏前ら水冷式の機体で何するつもりですか?(w
54 :
46:02/11/24 18:11 ID:???
何で俺が毎回ageてやらねばいかんのか・・・・
補給部隊『ザクレロタンク、受領願います!』
気の利いた返事を頼むよ
↓
>>55 こんな立派なものが来るとは思わなかったよ!!
ありがとう。
ところで、戦力の補充はまだかな?
まさか、この獅子舞じゃ戦えないしね。(微笑
究極の寄せ集め改修機、ゴーイデダグザブザンガドク28号・グフ♪を知ってるヤツは・・・
きっと30代。
補給部隊兵「補給のMSをお持ちしました・・・その・・・
スペック書を読み上げます・・・原文まま・・・
『圧倒的火力・機動力を合わせ持ち、かつ経済的な
運用を可能とするため、戦地での部品調達も可能な
連邦軍製部品を流用可能にしたもMSである。また、
下半身にはドムをそのまま流用することでコストを
上げること無く機動力を確保した。』
以上、戦果を期待します!」(ダッシュで帰還)
小隊に届いたMSは・・・下半身はドム。
上半身は連邦のガン・タンク。
名称:ガン・ドム。
小隊長は、次回補給品リストに頭痛薬と胃薬を追加した。
パイロット「また色物?」
整備兵「……まあ、とりあえず、ドムの機動性を保持しつつ、連邦のV作戦MSの火力を保有してます」
パイロット「ほう。なかなか強そうじゃないか」
整備兵「ですが、連邦のMSを無理矢理乗せたせいか、出力がドムより低いんです」
パイロット「おいおい、そんなんでビーム兵器が使えるのか?」
整備兵「大丈夫です。武器は全部実体弾を使用します」
パイロット「じゃあ、ビームサーベルじゃなくてヒートロッド?」
整備兵「腕は速射砲になってます」
パイロット「速射砲って、グフの腕でも流用したのか?
まさか…あのいかにもバランス悪そうなやつじゃあ…」
整備兵「ビンゴです。後、重心が高いですから、高速移動時は注意してください。こけます」
パイロット「…」
整備兵「…」
パイロット「ん?コクピットハッチが開かないぞ?」
整備兵「あ、そこは違いますよ。もっと上です。」
パイロット「上ぇ?胸部か?」
整備兵「残念ながら、もう少し上です。」
パイロット「・・・もしかして、あのガラスがそうなのか?」
整備兵「大丈夫です。内部はジオン標準タイプに換装済みですから。」
パイロット「俺が言ってるのはそういう事じゃない。
あの、ムダにバカ長い砲に左右を挟まれて正面90度の視界すら
確保できていないガラスばりのコクピットで俺に何をやれ、と?」
整備兵「・・・バックミラーを取り付けましょうか?」
パイロット「・・・そこを動くなよ。俺が殴りに行くまで。」
パイロット「全システム、よりによってオールグリーン。
ガンドム、イヤイヤながら発進準備完了。どうぞ。」
整備兵「ふぁい。進路クリア。テフトドライフ、発進どうぞ。」
パイロット「ちゃんと発音しろよ。」
整備兵「前歯を折ったの、誰でふか?」
パイロット「ホバー全開!ガンドム、発進する!」
整備兵「ダミーターゲット射出しまふ。腕部速射砲テフトどうぞ。」
パイロット「ターゲットロック。速射砲発射!!
・・・・当たんねぇぞ、オイ!」
整備兵「高速機動してるんでふから、予測射撃しなきゃダメっスよぉ」
パイロット「・・・次、来い!」
整備兵「へい。ダミー射出しまふ。」
パイロット「肩部高射砲テストに移る!発射ぁ!」
整備兵「あ、待って・・・・」
ちゅどーん
整備兵「・・・聞こえまふかー?ってか、生きてまふかー?
ダンパーの付いた低反動砲とはいっても、ガンドムの重心だと
停止して足下を固定しないとひっくり返りまふよぉ。
って、もうひっくり返ってまふね。はっはっは。」
パイロット「・・・ワザとだな、テメェ・・・」
向こうの方では私の機体と同時期に持ってこられた敵の砲撃仕様MSとドムの
下半身を組み合わせた兵器のテストをしているようだ、
乗り込む前になにやら言い合っていたようだが何かトラブルでもあったのだろうか?
そちらの方を見ていると声がかかった
「少尉殿!発進準備完了いたしました!」
私は軽く手を上げると新型だというMSへと乗り込んだ
機体番号MS-09FA、機体名称「フルアーマードム」
重量級のずんぐりとした機体がFA装備のためいっそう大きく見える
装甲の強化に加え大型のジェネレーターを追加することで強力な
ビーム兵器の搭載が可能になったそうだが、さて
「FAドム、起動する!」
ほう、ジェネレーター出力は通常の5倍以上か、モニターも見やすいな
そんな感想を抱いていると整備兵から通信が入った
「歩行試験に移ってください」
?????歩行?????
63 :
FAドム:02/11/25 22:13 ID:???
…………「歩行試験」の意味が整備兵を問い詰めてやっと分かった
このFAドムはその重量のためホバー走行が出来ないらしいのだ
さっきの5倍以上の出力もホバー走行を犠牲にしてのものだったとは……
歩かせてみたがこれがまた遅い、最高時速で50qとは何かの冗談か?
しかも30q以上の速度で旋回すると転倒するらしい……絶望的だ
総重量200t近いと言う話なので仕方の無いことなのかもしれないが
ここまで遅いのではあっという間に蜂の巣になってしまう
それ以前に敵の所までたどり着けないかもしれない
こいつが到着するころには戦闘はもうすでに終わっているだろうから
上が何を考えているのか本気で分からなくなった
武装類がまともに動いたことが唯一の救いだ……
・・・・・・あっちじゃ大砲ブっ放してコケてるし、
こっちじゃ一歩ごとにすごい地響きで機動性皆無・・・
俺たちの部隊はなにか上に嫌われるような事でもしたのか?
ああ神様、どうか俺にはマトモな機体を・・・
整備兵「お待ちかねのMSですよ、ピカピカの新車とはいきませんでしたが。」
ドキドキしながらトレーラーの上に上り、迷彩色のシートを剥がす。
見なれたこの顔、この胸、このコクピット。ザクだ。神様ありがとう。
整備兵「起動してみますか?」
俺はコクピットに座り、起動シークエンスを投入する。心地よい振動と共に、
モニターに青空が映る。トレーラーの荷台が立ち上がっていくのだろう、
徐々に視界が回転してゆく。そして眼前に地平線が映り、景色が固定された。
整備兵「バーニアをふかして、飛び下りてくださいねぇ。」
ば、ばーにあ???
まぁ指示には従うしかない。軽くペダルを踏み込み、機体を浮かせる。
着地はセミオート。特に問題は無い・・・・うわぁっと!!!
階段を昇りきろうとした時に、足下を見なかった為にありもしない最上段を
踏もうとして足で空振りをした経験のある人はいるだろうか?
一瞬、それに似た感覚をコクピットで味わった。
が、次の瞬間何ごとも無かったように機体は地面を踏み締める。
システムチェック。異常は無い・・・いや。低い。視線が低い。
通常のザクなら見下ろすハズの建物の屋上を見上げている。
俺はハッチを跳ね上げ、ワイヤークレーンで地面に向け滑り降りる。
そして、俺の表情は凍り付いた。
整備兵「・・・えーと。名称はザッグ。ハイブリッドMSです。
下半身と左腕には試作機の物を利用していますが、
ザクマシンガンは使えますし機動力も通常のザクを上回ります。」
俺「・・・あのフザケた短足とドリルが試作機のモンだと?」
整備兵「アッグタイプ、と聞いております。ホバー走行ができますので
機動力は保証いたします。・・・ガンバってくださいね。」
俺は自分の機体を一度見上げた後、遠くを見た。
コケたままの大砲。あれから何mも移動していないドン亀。
・・・この戦争、負けたな。
下がりすぎ
パイロット:ガンドムにドムFAにザッグ…
なんだか嫌な予感がしてきた。俺のMSは大丈夫だろうな…
整備兵:まあ、たぶん。改修機なんで、あんまり期待されても困るんですが、一応、そこそこの能力はありますよ。
パイロット:とにかく、こけやすい・重すぎるって事がなければ、多少は我慢する。
整備兵:ええと、ですね。スペック的には悪くないですよ。
何しろ、ミノフスキークラフトで飛行が可能。ビーム砲を装備し、格闘戦用のビームサーベル装備で格闘戦もOKです。
パイロット:なんか、高スペックと聞くと、逆にイヤーな予感が高まるんだが…
で、なにと何をくっつけたんだ。
整備兵:ええ。アッザムにギャンの上半身を付けた機体で、ギャムと名前はなってます。
パイロット:下半身、キャタピラですら無いのか…
整備兵:足なんて飾りなんですよ。偉い人は宇宙と地上の区別が付いてないんですよ。
パイロット:…はっきり言う。泣けてきた。
整備兵:…まあ、気休めかも知れませんが、上半身がゴッグなゴムなんて代物で無かっただけ良しとしましょう。
68 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/26 00:46 ID:jPYTcdU1
>>67 むしろマトモな機体に思えてきた。
ギャムちゃん。
今日届いたMSも色物ばかりな様だ。全く、くっつければ良いという訳でもあるまいに。
だが、残り物には福というではないか。せめて私の機体だけでもまともであってほしい。
「で、どれが私の機体?」
そばにいた整備兵に訪ねると、防水シートがかぶせられた機体を示した。
その目に憐憫の情が見えたのは私の気のせいだろうか。
「ほう、グフか」
私は、ほっとした。特徴的な両肩のスパイクアーマーがシート越しからはっきりわかる。シートの下からはドダイのランディングギアが見て取れた。どうやら、ドダイに乗せられたグフらしい。
「そうです。ベースは、グフH型だそうです」
「H型?」
「何でも、ドダイを使わない飛行システム開発の目的で、C型を元に試作されたものだそうです」
C型だと、両腕ガンタイプか。まあ、この際目をつむろう。元来格闘向きなグフなのだから近接射撃用の砲でも問題はあるまい。ヒートサーベルが使えなくなるのは残念だが、ガンドムを思えばましな方だ。
「で、飛行システムはうまくいったの?」
「Hタイプでも、本当の意味で飛行できたのは、こいつとH−13ってタイプだけらしいですよ」
そのとき、ふと気がついた。
「なあ、何でドダイに乗ってるのに、あんなに背が低いんだ?」
「やっぱり気がつきましたか」
整備兵は作業車でシートをはぎ取った。
「足がない、な」
「足なんかあるから大気圏内での飛行ができないんって、足の代わりにドダイを」
「そりゃあ、確かに飛ぶだろうけど……」
「まともに飛行できたグフってことで、フライトグフ、略してフグだそうです」
すまなそうな整備兵の顔を見ながら、私は思った。どうやら、残り物にはフグがあった……
連邦の木馬部隊も上層部からモルモット扱いを受けていると聞いた事はあるが…ここほどひどいものは支給されてはいまい。
これならMSなどより戦車か戦闘機の方が遥かに闘いやすい気がしてきた。
「喜んでください、連邦の戦闘機を捕獲しました!」
なに?
「先日戦車MSモドキを撃墜した際に腹部のコア・ファイターを摂取しました。」
おおっ!あのガンダムにも使われていると言う…
「それがこれです!」
整備兵は格納庫の扉を開いた。そこにはマゼラ・ベースの上に乗るコア・ファイターの姿が…
… 載 せ ち ゃ っ た ん だ ? …
「マゼラ・トップが大破しちゃったんで、丁度いいかな…って(てへっ)」
可愛くねぇんだよ、オマエの(てへっ)はよ!
「改造の際に邪魔だったんで、コア・ファイターの可変ギミックとコクピット内の学習式コンピュータは外しました。」
…それって主武装は…?
「コア・ファイターのバルカンだけですね、ミサイルも邪魔なんで外しましたから。」
…神様、ジオンはやっぱり悪い事をしているのでしょうか…?
一方そのころ。
パイロット「オレのジムは整備あがってんの?!」
整備兵「頭まるごと無くして帰ってこられても、スペアの頭が無いんですよぉ」
パイロット「泣き言ゆーな!こっちは命がけなんだ!オレたちがヤラれりゃ、
お前らだって生きちゃいられないんだぞ!誰のおかげで生きてやがんだ!」
整備兵「(かちーん)わかりました。では、最善を尽くします。」
パイロット「頼むよ!とにかくマトモに前が見えりゃいい!」
整備兵「できましたよー」
パイロット「早いな。やりゃぁできるじゃないか。」
整備兵「突貫で艤装しましたから。もう壊されても次は無いですよ。」
パイロット「そうそうヤラれるかってんだ!どれどれ、出来ばえは、と・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。」
整備兵「はい?」
パイロット「あれは何の冗談だ?」
整備兵「前は見えますよ。機能には全く支障はありません。」
パイロット「なぜ頭が黒い?」
整備兵「塗料が無くて。」
パイロット「じゃぁ、なぜメインカメラが黒い十字型になってるんだ?」
整備兵「ピンクの縁取りがチャームポイントです。では、他の作業があるのでこれで。」
パイロット「おいこら!テメェ!・・・・行っちまいやがった。
あーあー、御丁寧に型式番号まで書き換えやがって・・・
RDM−79・GOMだぁ?チクショォ・・・・・」
連邦軍も台所事情は厳しいようです。
このまま交換続けていったら、
そのうちジオンと連邦のMS、入れ替わってそうだな……
隊長執務テント内「・・・で、ありますので・・・物資の搬入を・・・明日・・・
・・・モビルスーツは・・・ガン・・ムが1機・・・以上です!」
連邦パイロットA「おい!聞いたか、今の!」
パイロットB「ああ、隊長のテントからだったな。たしか、ガンダム1機って。」
A「おいおい、オレたちもいよいよガンダム部隊か?!」
B「よぉっし!みんなにも知らせようぜ!」
翌日。
隊長「おはよう、諸君。かねてよりのMSの補給の件だが本日・・・」
パイロット全員『はいはいはいオレがオレがオレが!!!』
隊長「おいおい、今回は1機しか来て無いんだよ。それに、現地改修の中古機だぞ?」
A「はい!しかしその機体はエースと呼ばれる者が乗るのが正当だと思われます!」
全員『そうだそうだ!』
隊長「・・・。なるほど、昨日の補給部隊からの情報がすでに伝わっているんだな。
しかも・・・(にやり)いや、いいか。ま、お前らがそこまで言うなら
平等にクジびきで決めようじゃないか。さぁ、全員1本づつ引け。」
パイロットA「やったぁ!あたったぁ!!ガンタンク卒業だぁ!!!」
隊長「おめでとう。では、後でハンガーに来るように。」
パイロットA「隊長!ガンダムを拝領に参上しました!」
隊長「(ぷっ)・・・いや、何でも無い。この先のリフトに入ってるよ。行こうか。」
パイロットA「はい!」
隊長「ところでな、ガンダムが来るって誰から聞いたんだ?」
パイロットA「いや〜実は自分が偶然隊長のテント前を通りかかったら聞こえまして。」
隊長「そうか・・・今日から1週間。耳掃除を命じる。忘れるなよ。」
パイロットA「・・・は?」
パイロットA「・・・たたったたた隊長・・・・ここここ・・・・・・これは・・・・」
隊長「そうだ。お待ちかねの新配属MSだよ。」
パイロットA「きゃきゃきゃきゃ、キャタピラなんスけど・・・・・・
・・・それに、あの上半身は・・・・・・・・・・・・・・」
隊長「うん。物資が無くてな。戦場で拾ったジオンの『ドム』だ。主兵装は
両手に1本づつのバズーガ。ジム用を使っているので、片手で扱える。」
パイロットA「ガンダム・・・じゃない・・・」
隊長「うん。ガンタンクのBパーツが余ってたんでな。腰に回転ターレットを
くっつけて、その上にドムの上半身をそのまんま載せたそうだ。
で、愛称がガンタンク・ドム、縮めて『ガンドム』。気に入ったか?」
パイロットA「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
隊長「そうか、声も出ないくらい感動したか。大事にしろよ。はっはっは。」
この時、数日後の戦場で運命の敵と出会う事をパイロットAはまだ知らなかった。
ガン・ドムVSガンドム
ギャムvsゴム
君は生き残ることができるか?
76 :
FA:02/11/27 01:29 ID:???
今日はあのドン亀の火力テストらしい
射撃訓練用地まで巡航速度で1時間以上かかるらしい
ザクなら30分かからなかったのに……
「予定地点に到着しました……少尉?起きてますか?」
……はっ、いかん!あまりの退屈さについ寝てしまったなんとか誤魔化さねば
「あ、いや、考え事をしていただけだ」
う〜む、我ながら陳腐な答えだ
「……まあいいです、それではレールガンの射撃テストを行って下さい」
やはり誤魔化しきれ無かったようだ
気を取り直してレールガンの射撃を実行する
右腕に装備した全長12mの砲身を目標へと向ける
「ターゲットロックオン距離1500、ファイア!」
ボタンを押すと次の瞬間目標が吹き飛んでいた
初速マッハ8(整備兵談)は伊達ではないらしい
「ターゲット切り替え、距離2000、ファイア……ファイア……?撃てないぞ?」
整備兵からの応答も無い
横を見てみると整備兵の乗っていた装甲車が横転していた
77 :
FAドム:02/11/27 01:30 ID:???
「えー、レールガンは装弾に時間がかかるので連射は出来ません」
レールガンの衝撃波で横転してしまった装甲車を起こすと整備兵が弾が出なかった原因を言ってきた
「それ以外はこれといった欠陥も無いので優秀な武器ですよ」
……ちょっと待て、自分達がどうなったかもう忘れたのか?
ここまで強烈な衝撃波が発生するのではMS以外との連携が取れないではないか
足元に歩兵がいる状態でこいつをぶっ放すわけにもいかんだろう
ミンチ肉が出来るかもしれん
そこんところを突っ込んでみると
「…………大型メガ粒子砲の発射テストに移ってください」
逃げやがった
まあいい、こいつのメインウエポン(らしい)の威力を拝んでやろうじゃないか
「ターゲットロックオン済み、距離2000、大型メガ粒子砲発射準備……?完了してないぞ?」
おかしい、なぜかエネルギー不足と出てくる
まさか使えない武器を付けたんじゃなかろうな?
「あ、忘れてましたがレールガンもエネルギーを食うんでレールガンを撃った後はしばらく
メガ粒子砲は撃てません」
……は?もう一度?
「メガ粒子砲はエネルギーレベルが最大でないと撃てないんです、レールガンはそんなことないんですが」
レールガンを普通のバズーカーに変えろと、いやエネルギーを食う武器を二つも平行して
使うなと小一時間説教してやりたかったがこいつを作ったのは整備兵ではないので我慢する
ああ、ストレスがたまる。今夜はやけ酒だな
そんなことを考えている間に発射準備が整ったようだ
装甲車はレールガンの時の教訓からかかなり後方で待機している
「ターゲットロックオン済み、距離2000、大型メガ粒子砲発射!」
ドゴーン!!!
78 :
FAドム:02/11/27 01:31 ID:???
モニターに青空が映っている
「少尉ー、大丈夫ですかー?」
今日は雲も少なくいい洗濯日和だ
「凄い威力でしたね」
こんな日は外で昼寝でもすると気持ちがいいんだが
「さっきの衝撃ですが」
基地の屋上で風に吹かれながら本を読むのもいい
「メガ粒子砲で広範囲に渡って瞬間的に膨張した空気が爆発のように広がったみたいですね」
任務なんてどうでもいい気分になってきたな
「しかし、こいつが転倒するほどだとは思いませんでしたが」
このまま寝ちまってもいいような気がする
「こいつを起こせるMSを今呼んでますんでしばらく待機しといてください」
……もうやだ
保守
前田吟
81 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/27 20:53 ID:hqlVp5Md
今暴かれる、”整備統合計画”の実体。
ユーコンタンク・・・
パイロット「おい、これって・・・」
整備兵「苦労しましたよ、ユーコン1機に対して、マゼラベース7機ですからねぇ」
パイロット「そうじゃなくて…何処で戦うんだ?」
整備兵「ハァ?」
パイロット「水中戦用MAなのか?」
整備兵「冗談じゃないですよ、マゼラベースに耐水性能などありませんよ」
パイロット「んじゃ、陸戦用なのか?」
整備兵「武装は魚雷ですよ、地上の何処で撃つ気ですか?」
パイロット「…もういい、俺は退役願だして田舎に帰る…」
83 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/27 23:03 ID:zqIrL55q
はぁ。分かってはいるんだよ、ユーコンタンクが失敗だなんて。
現場合わせが身上の俺たち整備兵だってスランプはあるんだよ。
でもしょうがないじゃないか。補給で届く物資の内容は
てんでムチャクチャで、それでいて必要な物は必ず足りない。
MSだってマトモなもんが来たのはいつだか思い出せないぞ?
だいたいツギハギMSは最前線で仕方なく作る物で、
リビルトとはいえ生産工場から来る物じゃないだろうに・・・
グチを言っても仕方が無い。かき集めた部品と拾ったパーツで
何とかするのが俺たちの仕事だ。まずは何があるのか確認しないとな。
グフの頭部と機首の無いドップがあるのか・・・
・・・くっつけて『グップ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小隊長。俺にも頭痛薬と胃薬ください。
何か私は上層部に嫌われる嫌われる様なことでもしたのか?
ならば、そういってくれ。
平謝りに土下座することだってかまわない。降格、減給も我慢しよう。
だが、こんな嫌がらせじみた補給だけは勘弁してほしい。
「なあ、うち以外の部隊もこんなモンなの」
補給部隊の部隊長に質問したときのあの言いよどんでもごもご口を濁した態度から察するに、うちの部隊以外は色物を押しつけられている訳ではないらしい。補給が届くだけまし、という意見もあるだろうが、補給内容によりけりだ。
「新しい機体を持ってきました」
補給部隊のこの言葉を聞くたびに、胃が重くなる。
「今度は、敵の捕獲兵器です。我が軍と兵器系統が異なっているため、運用面でやや難しいところはありますが。
ええ、いろいろな兵器を運用されている部隊なので、使いこなせると思いまして」
今回は、少しはまともかもしれない。物量で勝る連邦の兵器なのだから、セコハン兵器をくっつけた色物ということはあるまい。
「V作戦で作られたMSのバリエーションだそうです。白い悪魔の支援機計画によって開発されたようですね」
「V作戦ねぇ……」
その言葉を聞いても、対して感慨を持たないのは、すでに我が部隊にはV作戦機を用いた、ガン・ドムなどというしろもの、いや色物があるからだろう。
「では、受領のサインもらえます?」
「まずは、現物を見てからだ」
「ではこちらに」
「機体は、これです。
ガンタンクのBパーツと、Gアーマーアパーツをコアファイターで繋いだ物だそうです」
これは……ゲッター3?
「全く、苦労しましたよ。ミディア補給機を襲撃して捕獲したのは良いが、手がなかったモンで、余っていたゴッグの手をつけてみました」
「…元々、そういう物じゃないんでない」
何か、根本的な部分で間違えている気がしてならない。
「そんなことありません」
「じゃあ、サインするから帰って良いよ」
私は、頭を押さえながら追い払うように手を振った。
「まだ、ほかにもあるんですが」
「次は、ゲッター1?ゲッター2?」
「いえ、さっきよりは断然ましですよ。連邦が量産を開始した新型MS、GMのバリエーションです。どうやら、NT用サイコミュの実験兵器らしいです」
とりあえず、人型だ。私は、ほっとした。それだけで、ずいぶんましに見える。たとえ頭部の形状が変でも、胸に不可解な板がついていても、腕が妙に太くても。
「ところで、武装は?」
「ジオンの試作NT用MS同様のシステムです。連邦はエルメスのビット同様の無線式みたいですが」
それって……ロケットパンチ?
「ところで、今回の補給、肝心な物はまだなのかな」
「肝心な物とは?」
「頭痛薬と胃薬…」
ふぅ。部品を求めて西東、今日も行く行く修理屋さん、と。
ジオンの勢力圏に攻め込んだはいいけど、補給線が伸びきっちゃなぁ。
今回補給に来るハズだったミディアは撃墜されちゃったみたいだし・・・
航空兵力増強でGアーマーBパーツとコアファイターが来る予定だったのに。
Gスカイイージー1機でも、有ると無しじゃ戦局は変わるしな。
なんとか航空兵力になる部品が手に入るといいんだけど・・・
お。ガンペリーか。でも撃墜された友軍を見るのはイヤだねぇ・・・
しかしこちらも生きるため。使える物は使わせてもらうよ・・・なむー。
む!この量産型ガンキャノンは使えるな・・・ありゃ、キャノン砲が
両方ともブった斬られてるよ。両腕もヒジから先が無い。
ははぁ、武器を失ったんで撤退中に破棄したのか。ゼイタクな。
整備兵「おーいガンドム、こいつも拾って帰ろう。」
パイロットA「その名で呼ぶな!!!!!」
文句をいいつつ、ドムの腕でガンキャノンを抱えて牽引していくガンドム。
ガンペリーのパーツも載せてあるのに、なかなかパワフルに走り出す。
腕のあるタンクMSにこんな便利な使い方があるとは驚きだった。
よし、今回の収穫はこんなモンか。
さてと、ここからが俺らの腕の見せ所、ってね。
よし、完成だ。今回はなかなか自信があるぞ。隊長にテストしてもらおう。
隊長「航空兵力が完成したって?」
整備兵「まぁ見てください。我ながらいいデキだと思っています。」
隊長「ん?、ガンキャノン?これが航空兵力??キヤノン砲も無いようだが。」
整備兵「固定武装としては、両腕にガンタンクの速射砲を取り付けました。
しかし、最大の特徴は後ろ姿にあります!!」
隊長「後ろ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こ、これは・・・」
整備兵「はい、ガンペリーのVTOLローターを一機搭載しました。
キャノン砲の上下機構に接続したので、ごらんのように折り畳みもできます!」
隊長「1つ聞いていいか?ボディの色が緑と白の塗り分けなのは何故だ?」
整備兵「シャレです。決してゲッター3に対抗したネタなワケではありません。」
隊長「何の事だ?」
整備兵「いえ、気にしないで下さい。こっちの話です。愛称はどうします?」
隊長「VTOLガンキャノン・・・Vガンキャノンでどうだ?」
整備兵「微妙な名前ですね。」
隊長「どうやってもウォーカーとかギャリアっていう語呂が無くてな」
整備兵「何の事です?」
隊長「お互い、こだわるのは止そう。」
パイロットB「システムオールグリーン。いい感じですよ。」
隊長「そうか、そりゃ良かった。ローターの上下はどうだ?」
パイロットB「良好です。現地改修機とは思えないですね。」
整備兵「作った甲斐がありますね。それでは、飛行テストに移ってください」
ふいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん。
パイロットB「VTOLローター展開、回転数上昇中。Vガンキャノン、出ます!」
ひゅごぉぉぉぉぉんっぉんぉんぉんぉん・・・・・・・・・・・
隊長「・・・見えなくなっちまったな。」
整備兵「ガンペリーのローターコントロールそのまま流用はマズかったですね・・・」
隊長「どういう事だ?」
整備兵「ガンペリーのペイロード(積載量)はMS2機。さらに自重を加えても
VTOL浮上する性能があります。その浮上力はあのローター3機で
発生してますので、MS1機の重さ程度では軽すぎたのかもしれません。」
隊長「で、対策は?」
整備兵「今回の飛行データからフィードバックする予定です。」
隊長「どうりで、自分で飛行テストをしないわけだ。」
整備兵「そういう隊長こそ。」
隊長「お互いワルよのう!・・・で、昇っていったヤツはどうなる?」
整備兵「さぁ・・・着陸練習してませんからねぇ。」
ひゅるるるるるるるるるる・・・・ずどーん・・・・
隊長「あ、落ちたな。機体は無事かな?」
整備兵「ガンキャノンは丈夫ですから大丈夫でしょ。おーいガンドム、回収たのむわ。」
パイロットA「あ・・・悪魔かコイツら・・・」
流石にFAドムは失敗だったのを認めたようだ、あれをふまえた新作が届いたと言う。
正直言うと期待しているものの、何故か胃がキリキリする。
格納庫に言ってみるとそこには1回り膨れ上がったザクがおいてあった。
フルアーマー・ザクというわけか…
「喜んでください、機体の軽量化に成功しました!」
ほぉ・・・
「通常のザクに僅か500`増しただけの重量でのFA化ですよ!」
新素材?たった500`など・・・俺はザクを軽くたたいてみた。
ベ コ ン
・・・べこん・・・?
俺が軽く叩いた場所が、見事なほどに凹んでいる…
おい、これは何の冗談だ?
「あーっ!機動実験前に壊さないで下さいよ!アーマーの素材はボール紙なんですから!」
ボール紙の追加装甲か、そりゃ軽量なわけだ・・・しかし・・・
この装甲にどんな意味があるのだ?
「えっと…『コケ脅しと気休めくらいにはなろうかと思われ』と、注意書きが同封されてました。」
上層部の連中、俺たちを殺る気満々だな…
とりあえず俺は泣いた、誰もいないトイレの中で1人っきりで・・・
90 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/30 08:17 ID:a4g43nA0
上げてみる
面白い・・・
ガン・ドムvsガンドム運命の日はまだ先か。
>>89 勿論、ボール紙の下には通常のザクが入っているんだろうな?
だとしたら今までで一番まともな機体かもしれない。
僕は新米パイロット。本日付でこのMS小隊に配属となった。
「あの小隊は戦時下に置かれながらも、常にユーモアを忘れない、いたって優秀な部隊だ。」
上官殿がそう褒め称えていただけに、楽しみでしかたがない。
ユーモアな心を持つジオンの英雄部隊か…そんなところに配属なんて、僕は運がいい。
今日の補給で、新MSと一緒にパイロットが来るらしい。
かわいそうに……
いきなり連邦兵器に乗せても操縦できないだろうから、我が軍の兵器に乗せないと。
さすがに、装甲の一切合切をへっぺがして、ボール紙にしたような機体には乗せられないだろうからなぁ…
いっそ、FAドムに乗せておくか?
まあ、一緒に来る機体にでも乗せるとするか。
キミが新しく配属されたパイロットか?
新兵「はい、よろしくおねがいします!(ぺこり)」
・・・可愛そうにな・・・
新兵「は?」
なんでもない、こっちのことだ。ところで今回補給できた機体は?
整備兵「1つはグフの改良型のようです、え〜っと…『FAシリーズ第3弾・遂に登場!』と…」
ぜ っ て ー 使 え ね ぇ よ ! !
整備兵「他にはドダイにグフの足がついた『歩行式爆撃機』が…」
足 つ け る 意 味 ね ぇ よ ! !
整備兵「あと、連邦軍から摂取したガンキャノンの下半身にマゼラベースを取り付けた…」
ジ オ ン 版 ガ ン タ ン ク か よ っ ! !
新兵「あの…この部隊に配属決まったとき、上官殿がこれを支給してくださったのですが…」
ん?これは…頭痛薬と胃薬?
新兵「たった今、その理由がわかりました…」
…神よ、アナタはなにも知らない新兵までもを見捨てたもうたか…
小隊長殿、ツッコミが板についてこられた(藁
「マゼラベースにザクの右腕を直接接続するだと?」
「はい。ザクマシンガンを持たせれば戦車として充分に使用可能です。
ザクマシンガンは主砲並みの口径がありますから」
こうした経緯で改修された(どう考えても役立たずな)急造戦車『ザクタンク・イージー』だが、
意外な戦果を上げたという噂話がある。
なんでも、アフリカ戦線でこの機体を駆って、連邦MSを墜としまくった猛者がいたらしい。
兵装を使い切った後も、マニュピレータで直接敵MSのメインカメラを握りつぶす荒業を使ったそうだ。
その操縦士は現地採用で何とか言う格闘技の使い手だったとか、頬に傷のある男だったとか、
色々なバリエーションの尾ひれがついていかにも嘘臭い話であるが、戦争末期の混乱により、
今となっては真偽を確かめる術はない。
ただ、その男の通り名だけはどの噂でも共通している。
右腕の生えた異様な戦車が、凄まじい破壊力の技を繰り出す姿からついた名前が『黄金の右』だった、と。
>>49 小隊長殿、今回の補給品の中にアッガイのマリネ・・・・もとい
赤貝のマリネが含まれておりました!
>>97 噂によると素手でMSを破壊したとも・・・・・・。
絶対にありえないが。
いつものように小隊長がポリポリと頭痛薬と胃薬を食べていると、
白髪頭だが強面の男が隊長室にやってきた。日に焼けた肌が叩き上げである事を
うかがわせる。『整備班、班長だ。入るぜ。』
小隊長「ああ、よく来てくれた・・・いつも悪いな、ゲンさん。」
整備班長「おいおい、よしてくれよ。・・・それにしても顔色が悪いな。」
小隊長「あれを見て笑っていられるほど人間が出来てないよ、俺は。」
整備班長「ガンドム、フグ、ザッグ、ギャム、FAシリーズ。ロクに武装も無いゲッター3に
サイコミュMS。こいつは名前も無いんだろ?蒼々たるメンバーだなオイ。」
小隊長「今日付けで歩行爆撃機に足付きマゼラアタックが来たよ・・・・・・
・・・上は俺たちにどうしろっていうんだ?」
ぽりぽりぽりぽりぽり。小隊長の頭痛薬と胃薬を食べるペースが早まる。
整備班長「まぁ落ち着け。見方を変えりゃ何とかなる。」
小隊長「ホントか!頼むよゲンさん、あんたの腕だけが頼りなんだ・・・(ぽりぽり)」
整備班長「まず、簡単な所から行くぞ。歩行爆撃機、あれは足を外せば
純粋な『ドダイYS』が一機手に入るんだ。ギャムだって、上半身を
外せば立派なアッザムになる。」
小隊長「ああっ!そうか!」
整備班長「それから、FAザクとFAグフはどっちみち戦場じゃ役に立たねぇ。
だが、あのバカバカしい段ボール装甲をとっぱらってバラしちまえば
貴重な補給パーツに化ける。」
小隊長「おおっ!ゲンさん!!あんたスゲぇよ!!!」
整備班長「問題は連邦モビルスーツだな。Zタイプ・・・サイコミュ搭載MSの事だ。
とりあえず名前はGMガーZ、とでもしておこうか。こいつは、まず
パイロットにニュ−タイプの素養がなけりゃならねぇ。」
小隊長「ニュータイプ?赤い彗星みたいなヤツでないとダメって事か?」
整備班長「まぁそうなんだが、ノイローゼでプッツン来てるようなヤツでもいいらしい。
小隊長、あんたどうだい?」
小隊長「遠慮するよ。後で適任者を探してみよう。」
整備班長「いるといいがな。ゲッター3はとりあえず局地戦用だな。ゴックの手は
手持ち火器も使えんし、固定火器も無い。びっくり箱くらいには使えるだろう。」
小隊長「ゲンさん、作戦参謀やってくれない?」
整備班長「俺は5つの頃に親父の湯たんぽエンジンのバイクをバラして依頼、
機械ひとすじでやってきたんだ。今さら道を変える気はない。
とりあえず明日からでも作業にかかろう。」
小隊長「頼むよ・・・」
しかしその頃。整備工場では、すでに1人の男が動いていた。
真夜中の整備工場。
整備兵「オレはスランプじゃない・・・オレはスランプじゃない・・・(ぶつぶつ)」
目の下にクマをつくった男がブツブツと口の中で言葉を発しながら作業をしていた。
翌朝。整備工場には、一台の立派なドダイYSが完成していた。その機体の上には、
満足そうな笑みを浮かべて整備兵が眠っている。
整備班長「こ、これは・・・こいつ、俺が思った事をすでにやっていたのか。」
班長は少なからず感激し、自分の部下への教育が間違っていない事を確信した。
・・・・・が。その隣のブロックを見た班長は、その思いを撤回した。
整備班長「シゲぇ!起きろぉ!」
班長は眠っているシゲと呼ばれた男の頭を乱暴に振り回す。
整備兵シゲ「・・・あ、班長。おはようございます。」
整備班長「挨拶はいい!説明をしろ!!」
シゲ「いやなに、パーツが余ったのでついでにドダイを一機作ってみたんですが。」
班長「それに関しちゃホメてやる。だが、俺が言ってるのはそれじゃない。
あっちのリフトの、アレはいったいなんだ?!」
シゲ「足だって必要です!偉い人にはそれが分からんのです!!!」
隣のリフト。そこには、フライング・グフ略してフグが入っている。
ドダイYSにグフの上半身を固定する事で飛行を可能にしたその機体下部には、
受領当初には付いていなかった足がしっかり付いていた。
シゲ「作業は簡単でした。両方のドダイを真ん中からスライスして、下半分を
入れ替えただけでしたから。名前は、パーフェクト・フグでどうでしょ?」
整備班長は、ザイコミュMSのパイロットにこの男を推薦する事にした。
>>101 とりあえず言っておくが「無駄な改修機が来た」
スレなんだから禁句(分解しろ)を書くのはやめような
今気付いたんだけど、名前欄に『管理』って書いちゃマズかったのか?(^^;
なんか『””』で囲まれてるんだけど。初心者でゴメーン。
105 :
101:02/12/01 01:48 ID:???
>>103 そうだね。あんまし実用性を考えすぎたかも。ゴメン。(^^;
>>104 本物の管理人さんかどうかが判るようにするためでないの?
俺もよく知らんけど
>>103 いいんじゃない? 更なる奇形が出来るのなら(w
>>107 この場合、明らかに使える機体になっちゃったからなぁ……(w <ドダイYS
だが、フグに足つき爆撃機の足をつけちゃったのはこのスレらしいといえるだろうが(藁
>>108 なに、実戦に出して撃破させてしまえば良いのです(藁
使えるといっても所詮元に戻っただけですし。
この部隊なら真っ先に前線に出すでしょうから。
それとも新しく配備される機体と交換さすとか(鬼だ、俺)。
>>109 そして、さらに使えない機体(ゾックライトアーマーとかビグザムの足がついたアッザムとか(w)が届くという罠
とりあえず、使えそうな機体を作っちゃいけないわけですか(w
整備兵「オーライおーらい、壊さないように下ろしてくれよぉ。」
パイロットA「元から壊れてるだろうに。」
拾ってきたパーツを地面に下ろすガンドム。すっかり慣れたようだ。
今回の獲物は頭の無いグフの上半身、ザク中隊長機の頭、などなど。
隊長「・・・いいなぁ・・・」
そのガラクタの山を見てつぶやいた隊長の独り言は、ガンドムの集音機に届いた。
パイロットA「ん?何がいいんだ??」
ガンドムパイロットは整備兵にその事を伝える。ガラクタの山を見つめ、悩む2人。
整備兵「・・・あ、もしかしたら・・・」
赤い1本ラインの隊長マークの入った隊長のジムとガラクタの山を何度も
見比べた整備兵が何かに気付いた。
翌朝。
隊長「こ・・・・これは・・・・」
自分のジムを見て絶句する隊長。整備兵が得意げに説明する。
整備兵「突貫で作業しましたよ。いやぁ、我ながら良い出来です。」
隊長「ツ・・・ツノが・・・・・・・・・・」
整備兵「かっこいいでしょ?ジオンの隊長マークのツノなんて目じゃありません。」
整備兵の言葉どおり、そのジムの頭部の左右にはバッファローのような
巨大なロングホーンが付いていた。色もしっかりジムカラーに塗られている。
どうやら、グフのショルダーアーマーを移植したらしい。
整備兵「いつも御苦労なさっている隊長へ、我々からのプレゼントです。
連邦軍の隊長マークは赤線1本で味気ないですからねぇ。
GMロングホーンカスタムってトコですか?」
隊長「ば、ばかやろぉ・・・・」
力無く抗議の声をあげる隊長の目には、しかし嬉し涙が溢れていた。
整備兵「隊長!ガンダムです!ガンダムの捕獲に成功したとの報告がありました!」
なんと!?
整備兵「今から『例の補給部隊』が、捕獲したガンダムをベースに改修した機体を持ってくるそうです!」
奴らが…不安な事には変りないが、まかりなりにもガンダムだ、あのドン亀やかけ合わせMSよりはマシに仕上ってることを祈ろう…
数時間後、『例の補給部隊』のトレーラーが到着し、受け取りのサインをすませて格納庫へと向かう。
おお…見た目はガンダム…否、陸戦型の量産ガンダムそのものだ…機体色はジオンカラーに変更されているが、他に目立った改修点は見当たらない。
早速テストしようじゃないか!動かせるか!?
整備兵「勿論ですとも、乗りますか?」
俺は素早くコクピットに滑りこんだ。
すごい…いや、すごくない…パワーゲージはザクとタメだ…っていうか、コクピットの内装が、何処かで見たものばかりなのが少し気になる…
整備兵「どうです?簡単に乗りこなせそうでしょ?なにせ使いなれた機体そのものですから!」
…なんとなく気が付いた…つまり、外装だけ陸ガンで、中身はザクなワケだ・・・
おい、コイツの武器はやはりマシンガンとヒートホークなんだろう?コイツのジェネレーターじゃビーム兵器は使えそうにないからな。
整備兵「隊長…アナタはニュータイプですか…?」
俺はコクピットの中で胃薬を噛み締めながらつぶやいた…ニセガンダムでも、他のMSに比べれば遥かにマシだよ…
戦況は厳しい。MSの量産化成功以降、連邦の地上軍は勢いを増してきている。
我が方も、連邦のMS部隊に対して多大なる損害を与えているはずなのだが、それをものともせずに進んでくる部隊がある。
どうやら、精鋭部隊のようだ。目的は、我が軍の基地。ここを破られると、戦線を一気に収縮する必要が生じる。
「…うらやましい」
私は、思わずつぶやいていた。
無理な突進を可能とするには、潤沢な補給が在ると見るべきだ。それも、最新型MSというよりも実績のあるものが使われているはず。
……間違っても、色物が来るはずは在るまい……
だが、うらやましがっていても始まらない。我が部隊は、連邦の精鋭部隊をくい止めるため、陣を構えた。
主力は、私の乗る偽ガンダムとガン・ドム、ザック。とろいFAドムは、穴掘って隠し、陣地代わり。逃げ足早そうなFAザク/FAグフはおとりにくらいはなるだろう。
上空支援は、ドダイとパーフェクトフグ、それにギャムだな。タイミングは難しいが、ギャムを隠しておいて、敵がきたら出せば、それなりに効果が見込めるはずだ。
ゲッター3は……移動砲台にもできやしない。
とにかく、できるだけの事はやった。後は待つだけだ……
どうやら、早速このGMビッグホーンの出番らしい。司令部からの命令は、敵の戦線突破。いわゆる電撃戦だ。
損害を省みずに敵戦線を突破し、その突破口を後続する部隊が広げていく。
物量に勝るとはいえ、主戦場が宇宙である事は間違いなく、地上部隊にはさほどMSは回ってこない。従って、面で押していく作戦は不可能で、このような電撃戦となった。
上層部は見落としている。この電撃戦というものは、敵よりも高機動なMSを集中的に運用して初めて可能なものだと言うことを。
ドムとかがでてきた場合、機動性で劣るGMはあっさり包囲されてしまう。
ましてや、この先に待ち受けている部隊は、実験部隊だという噂ではないか。信頼性こそ低いだろうが、その性能は予想もつかない。
……使えない兵器で頭を悩ます事は在るまい……
だが、やらねばならない。
私のGMビッグホーンの後には、GOMにガン・ドム、それにこの間完成した、GMの下半身にグフの上半身をくっつけたGUM。それと61式戦車の上にボールを載っけた陸上戦闘機型ボールが三機。
上空支援と偵察は、Vガンキャノン改。
とにかく、できるだけのことはやった。後はやるしかない……
よく考えるとFAドムって迎撃戦ではすげー強烈な戦力だな
ラウンドフェイサーの装甲外したような、いやそれ以上の機動力が望めるわけか
あ、逆だった。FAザクと勘違いした(w
あれ?FAザクは通常装甲+段ボール?わけわかんなくなってきた。
そう、
FAドム→ドン亀(高火力)
FAザク→ノーマルザク(張りぼて付き)
>119,120
>>94によると、「装甲の一切合切をへっぺがして、ボール紙にしたような機体」
ってなってるんですが。>FAザク
もしこれが事実だとすると‥‥(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>121 >>89では
>「通常のザクに僅か500`増しただけの重量でのFA化ですよ!」
とあるので
>>120の解釈であっていると思われ
どうやら
>>94を書いた人が間違ったようですね
つーかFAってのは増加装甲の意味なんだが
>>94 のはザクライトアーマー?
いや、ペーパーアーマーか(w
戦闘前の陣形配置中。
連邦軍・隊長「全機、配置に付け!陣形を乱すなよ!」
全パイロット『了解!』
隊長「特にGOM!お前が破られたら大変なんだからな!」
GOMパイロット「お、俺ってそんなに重要なポジションなんですか?!」
隊長「あたりまえだ、いつも俺たちはGOMがいるから安心してられるんだ!」
GOM「た、隊長・・・(じ〜ん)←感動している」
ガンドム「そうそう!もしGOMが破れたりしたらと思うとゾっとするよな!」
Vガンキャノン「ああ、全くだ!GOM無しじゃ安心して突撃できないぜ!」
GOM「み、みんなぁ・・・・(じ〜〜〜〜ん)」
グム「たしかにGOMが外れたらヒヤヒヤもんだよなぁ!」
陸戦ボール1「あ、俺、外れた事あるぞ!」
GOM「え??」
陸戦ボール2「そりゃ災難だったなー。当たらなかったのか?」
陸戦ボール1「ものの見事に大当たり!今じゃ家で俺の帰りを待ってるぜ!!」
ほぼ全員『うわっはっはっは!!』
GOM「え?え??え????????」
隊長「そりゃぁ生きて帰らんとな。さぁ、下ネタはこれくらいにするぞ!お仕事、お仕事!」
ほぼ全員『了解!!』
GOM「・・・・・あ。もしかして・・・・」
陸戦ボール3「・・・ニブすぎですよ。」
GOM「ど、どいつもコイツも覚えてやがれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
※よい子はこのネタは分かりません。(・・)ノ
マ・クベ「モルモット部隊はどんな様子だ?」
ウラガン「は、あのイロモノ戦隊でありますか?」
マ・クベ「…というよりは、在庫処分部隊と言ったところだが。」
ウラガン「あの兵器でそこそこの作戦を展開している模様です。」
マ・クベ「・・・そろそろ『あれ』をあたえてみるか・・・」
ウラガン「新型の『あれ』ですか?しかしあ・・・」
マ・クベ「そう、『あれ』は今まで支給したイロモノよりも更にすごいイロモノだ。彼らがどう扱うか楽しみじゃないか・・・ククク・・・」
ウラガン「大佐…アンタ鬼でしょ?」
126 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/02 13:49 ID:/su9gfSH
ザクライトカスタム(ZLC)出ま〜す
うおぉ!軽い。サスが沈みもしねぇ
ああぁ快適・・・こんなMS欲しかったんだ
管制「バーニア試験開始を許可する」
了解!垂直ジャンプいきま〜す
装甲の無い軽量化ザクは、15Gの急加速で気絶したパイロットとともに上昇し、墜落した。
先日の戦闘で、我が愛機ズゴックは右腕を損傷した。
補給の厳しい現状、修理パーツもろくになく、頭部ミサイルの備蓄も底をつきかけている。
遠近両面に置いて戦闘能力を著しく損ない、出撃すら許されない。苛立ちの募る中、顔見知りの整備兵が朗報を持って帰ってきた。
先の戦闘で確保した連邦軍のパーツを流用することで、両方の欠点をまとめて改善できそうだと。
私は小躍りして喜び、改修が終わるのを待った。
ガッシャアアアアンッ!
唸る。愛機の右腕に取り付けられた新しい兵器が、ジムの胴体にめり込み、破砕してゆく。
シールドの上からですら、殺しきれない慣性力が容易くジムを吹き飛ばし、地面に打ち倒す。
戦場での転倒は、そのまま死に繋がる。起きあがる間もなく、私の追撃がコクピットごと胴体を粉砕した。
おそらくまともな死体ではないだろう。自分でしたこととはいえ、あまりぞっとするものではない。
だが戦場で感傷に浸る暇はなかった。
私は伸びきったチェーンを巻き取り、ザクの頭部ほどもある巨大な鉄のかたまりをセットし直した。
最中、銃撃が機体を掠める。新手だ。
私はジムの攻撃を水辺に息を潜めて躱しながら、唐突に水面から宙へと飛び出し、射出スイッチを押し込む。
轟音と共にハンマーが飛び出し、ジムの頭部を粉砕する。着地すると同時に、排出された薬莢が地面にめり込んだ。
「いやー隊長、大戦果でしたね。ハンマー使えました?」
「ああ、最初見たときはどうなるかと思ったが……近〜中距離の間合いで自在に使えるのは便利だな。敵さんも驚いていたようだ」
「よし! じゃあ今度は鎖の長さを延長して、長距離戦闘にも対応できるようにしましょう!」
「おいおい。あんまり長いと今度は鎖を巻き取るのが大変だ。右腕も重くなるしな」
「なーに、そうしたらそのまま振り回せばいいんですよ。これ、今度の新型MSコンペに提出しようかなぁ」
このハンマーガンは一部で妙に評価され、試作型MSに採用された。
残念ながら終戦などの影響もあって量産にはいたらなかったが、
もしも量産されていたら、グリプス戦役あたりでもハンマーが猛威を振るっていたかも知れない……。
なお、その試作MSには、ハンマーの破砕音があまりにも印象的だったとこから、「ガッシャ」と名付けられた。
補給じゃないけど許してヽ(´Д`)ノ
>128
成功話もなかなか燃えるからオッケイ!!!
ちょっと間抜けな、でもそれなりに成功話もよいのう。
今私は塹壕にこもっている
偵察に出た小隊からの連絡で敵が目の前まで迫っていることが確実となったからだ
狭い操縦席でじっと座っているのは気がめいるものだが整備兵が用意してくれた音楽が
いい気分転換になっている
旧世紀のロボットアニメの歌だそうだがなかなかいい
後は偵察部隊からの連絡があり次第迎撃するのみだ
……十分後
偵察兵「敵機確認!」
整備兵「メガ粒子砲発射システム出力上昇」
少 尉「デルタ1より各機へ、これよりFAドムはメガ粒子砲を発射する
進路上の機体は至急退避せよ
繰り返す、
これよりFAドムはメガ粒子砲を発射する
進路上の機体は至急退避せよ」
小隊長「進路クリア、各機衝撃に備えよ」
少 尉「メガ粒子砲発射!」
距離が遠かったため正確な被害はわからないが敵の部隊は退却していく
こちらの基地の被害は……窓ガラスがメガ粒子砲の影響でだいぶ割れたようだ
こりゃあ掃除が大変そうだと思ってシートに体をあずけるとさっきの歌がまだ流れてきていた
「〜〜〜我ら幼い、人類に〜〜〜」
スイッチを切りながら呟く
「人類って奴はいつまでたっても……」
新米兵士「こちらドダイYS。ミノフスキー粒子濃度高レベルにつき、目視哨戒中。
現在のところ異常ありません。どうぞ。」
小隊長「了解。MSをまわせなくてスマンな。」
新米「いえそんな。先輩方を差し置いてまで乗れませんよ。(これの方がマシだし)」
小隊長「ははは、次の補給のMSは優先してお前にまわそう。(お前もこっち側に来い)」
新米「ははは、楽しみにしてます。(まともなMS、来てくれ〜〜〜)」
びーっびーっびーっ。
新米「赤外線センサーに反応!警戒願います!!」
ドガガガッガガッガッ!ドゥン!!
新米「メーデーメーデー!不意打ちを喰らいました!推力低下、不時着します!」
隊長「生きて帰れよ!総員第一戦闘配備!MS部隊は迎撃戦用意!」
Vガンキャノン「哨戒中と思われるドダイを発見、撃墜しました!」
小隊長「了解!引き続いて航空兵力はまかせる!総員、突撃!!」
いよいよ、戦いが始まった。
隊長「オールグリーン!ジオニックガンダム、出るぞ!」
ガンドム「進路クリア!ガンドム、発進する!」
ザッグ「ホバー全開!ザッグ、先行します!」
FAグフ「間もなく敵侵攻予想ルートに到着、待ち伏る!」
FAザク「FAグフと共に共闘します!援護射撃用意願います!」
FAドム「ジェネレーター作動良好、リニアガン、メガ粒子砲いつでも行けます!」
ギャム「ミノフスキークラフト臨界!上空より援護します!」
P.Fフグ「高度上昇中!敵航空兵力を目視しました!」
隊長「FAザク、FAグフ、ザッグは軽量を活かして敵をかく乱しろ!
FAドムは援護射撃!ガンドムは稜線射撃で前線を援護しつつ、
ホバーを利用して素早く回り込め!ゲッター3、歩行マゼラは
守備隊だ!全員、生き残れよ!」
全員『了解!』
整備兵「格闘戦主体で建造したそうです。」
格闘戦…俺はギャンやグフを想像したが、そんなマトモなMSは支給されまい。ある程度の覚悟は出来ている。
胃薬をかじりながらMSハンガーへと入る。見たくなかったが見るしかなかった。
…そらみたことか、やっぱイロモノだ…
整備兵「ベースはザクUで、右側にザクT・ドム・グフの腕が、左にはズゴック・アッガイ・ゲルググの腕が装備されてます。」
…阿修羅…
整備兵「更にバックパック上段にビグロ、中断にザクレロ、下段にはグラブロのアームが…」
全身腕だらけかよ…
整備兵「これだけ腕があれば、どこから敵がこようと対処できますよ。」
阿修羅…否、千手観音ザクを前に、俺は卒倒しそうになった。
整備兵「ですが、このMSにもいささか欠点がありまして…」
欠点だらけだと思うが…何か?
整備兵「上半身に腕をつけすぎて重くなりすぎてて、歩行はおろか自立すら不可能なんですよ。」
FAドム以上に機動力がない…っていうか、置物なMSが来てしまった…
ああ…悪い夢だと思いたい、目が覚めたら戦争も終わっていると…
Vガン「敵機確認!ドダイに乗ったグフタイプ!攻撃開始!」
フグ「当たるかよぉぉぉっ!」
空中戦において優位である上空から攻撃を仕掛けるVガンキャノン。
が、フグはドダイのアフターバーナーを吹かしそれを躱す。
フグ「そこぉっ!」
Vガン「おっとぉ!」
フグの下からの反撃も柔軟な機動性を誇るVガンキャノンは難無く避ける。
しかし!
フグ「これは予想できまい!」
フグはVガンキャノンの真下に入ると突如機体を上空へと方向転換し、
そのままの姿勢で突進する!
Vガン「な、なんだとぉ!なぜドダイから落ちない?!」
ドダイに上半身が固定されているフグならではの機体運用である。
マシンガンの何発かがVガンキャノンの機体を揺らす。
Vガン「ちいっ!だが、こちらにも手はある!」
突如VTOLローターを折り畳み、自由落下状態になったVガンキャノン。
フグ「何!急降下だと!」
Vガン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!一度落ちたのは伊達じゃないんだ!!」
遥か上空で交錯する2機。間一髪、激突は避けるフグ。しかし、完全に
背後を取られてしまった!
Vガン「もらいっ!」
ローターを再展開して姿勢を制御したVガンキャノンがターゲットをロックする。
しかし、またもフグの驚異の動きを目の当たりにする事になる。
フグ「おおおっ!下を向けぇっ!!!!」
機体下部から突如現れたように見えたフグの足。実は、飛ぶ時に
抵抗にならないように後方に向けて畳んであったのだ。そして
その足を勢い良く前方に振り出し機体バランスを変える。
体育で習った鉄棒の逆上がりのように、と言えば分かりやすいか?
そのまま急上昇するしか無いかと思われた機体は、くるりと向きを変え
急下降、そのままVガンキャノンへと肉迫する!!
フグ「お前も来いっ!」
ガシャァァァアアアン!!
今度こそ空中で激突した2機は、もつれるように地面へと向かう!
フグはアドバンテージである両手の指を使ってVガンキャノン唯一の武器である
両腕を完全にあさっての方向へと向け、バンザイさせた状態で相手を肩に担いでいる。
が、それはフグにとっても武器であるフィンガーバルカンを使えないという事でもある。
ドダイ内臓のミサイルもこの位置では使えない。ギリギリまで押さえ、
土壇場で放り出すつもりである。
Vガン「キン○バスターなんぞ、喰らってたまるかよぉ!」
わけの分からない事をわめきながら、ほぼ逆さま状態のVガンキャノンはローターを
逆噴射でフル回転!なんと、MS2機が空中でホバリング停止してしまった!
一瞬、双方がお互いの出方を観察する。が、動けるのはフグしかいない。
アフターバーナーを吹かした瞬間、フグは相手を掴んでいた手を放す!
Vガンキャノンもそれは読んでいた。手が離れた次の瞬間にはフグに
速射砲を向ける!同時に発射!あてずっぽうで放たれた両機の弾丸は
互いに致命傷には至らなかったものの各々の翼とローターにダメージを与えた。
ギリギリで姿勢制御をしながら両機は落下していき、どちらもその着地点に大きな
クレーターを作り行動不能となった・・・・
痛み分けでひきわけ。
>>131 書いちゃったものはしょうがないけど
先に書かれた物(
>>130)を無視するのはどうかと思うので
つじつま合わせよろしく
序章〜ラウンド1までの作者っす。
また、ジオン・連邦の両ガンドムと連邦側MS作者でもあります(w
他にも関わってますが、それはまた次の機会に。
一気にここまで書き上げました。お目汚しですが・・・
フグの作者の方すみません、道連れにしてしまいました(^^;
とりあえず今夜はここまで。もし希望があれば続けますが、
自由に続けてくださってもかまいません。
でわよろすく。
138 :
131:02/12/02 22:37 ID:???
>>136 >先に書かれた物(
>>130)を無視するのはどうかと思うので
げ!ホントだ!書き込む前には130は無かったんで気付かなかった!
ゴメンなさい〜!とりあえずFAドムの塹壕入りは115であったので、
展開は基本的に115・116を踏んで書いてたつもりです。
でもやっぱり長文は人の来ない時間に書き込まなきゃダメだね。反省。
131さん
あまり御気になさらずともけっこーですよ
>>130も元ネタがアレですからね……
と言いつつどんな風になるのかワクワク(w
(
>>130から)
一撃で、前衛部隊のセーバーフィッシュ部隊が全滅……
なんて火力だ。
やはり、予想に違わぬ、強力な敵だな。
よし、側面から迂回するぞ。
しかし、味方部隊をおとりに使ったみたいで、寝覚めが悪いなぁ。
まあ、そのつもりで呼んでおいたんだけど(<鬼)
(
>>131に)
141 :
140:02/12/02 23:00 ID:???
>>130,131
一応、こんな感じで繋いでみたが、どう?
いまいちか(w
ちなみに、115,116で、フグ(Pフグではない)書いた香具師で、FAザクを、500kgも軽量と読み違えた馬鹿だったりします(w
142 :
131:02/12/03 00:14 ID:???
あ、少し進展してる(w
ではそれを踏まえて修正して、と。
今夜の最後、4連発いきまーす。
ジオン軍陣地に向け、疾走するGMロングホーン、GOM、GUMの
イロモノGM3兄弟。
隊長「なんだと?!」
GOM「どうしました、隊長?」
隊長「いや、なんでもない。独り言だ。」
一方、待ち構えるFAザク・グフ。ザッグも合流。
FAグフ「偵察兵からの情報ではMS3機、戦車3両。後方からの援護射撃後、突入する!」
FAザク・ザッグ『了解!』
>>130 FAグフ「GO!!」
GM部隊の前方で何かが光る。隊長はそれに不吉な気配を感じた。
隊長「何か来る!全機、散れ!」
GM3機が飛び退いた瞬間、元の位置を高エネルギーが通過していく。
GOM「メ、メガ粒子砲だと?!」
隊長「ボール部隊は左右に展開して援護射撃に集中してくれ!
セイバーフィッシュ部隊!応答しろ!オイ!クソっ!やられたかっ!」
GUM「隊長!敵MS3機、来ます!!」
ザッグ「あのフザケたドムもどきをやります!」
FAグフ「俺はグフもどきだ!」
FAザク「じゃあ俺はツノ付きを!」
メカ戦だーい。(あらほらさっさー)
GOM「来る?!は、早い!」
ホバーで左右に機体を振りつつ接近してマシンガンを連射するザッグ。
しかもひと回り小さな機体は狙いが付け難く、GOMはシールドで防戦一方。
ザッグ「そんなシールドぉ!」
左手のドリルが回転し、GOMのシールドを正面から削っていく!
GOM「うわぁぁぁ、シールドがぁ!」
しかしそこに後方のボールから支援砲撃が!たまらず引くザッグ。
ザッグ「ちっ!もう一度だ!」
シールドの裏に亀のように縮こまっているであろうGOMを、シールドごと
ブチ破る勢いで肉迫するザッグ!しかし、勢い良く吹き飛んだのはシールドのみ。
ザッグ「なに?!」
GOM「俺は破れるワケにはいかないんだよぉぉぉっ!!」
シールドを目隠しにしてGOMは飛び上がっていた。その手にはすでに
ビームサーベルが用意されている。
ザッグ「しまったぁ!」
慌てて引いたのが間違いだった。間一髪で致命傷は避けたものの、
ザッグはそのチャームポイントのドリルを失う。
ザッグ「くそっ!!後方!援護射撃頼む!!」
GUM「重装甲タイプか?!その割に動きはいい!」
FAグフ「ヒートロッドが使えないのは痛いが(増加装甲が燃えちゃうので)
ニセモノごときにやられはせん!」
フィンガーマシンガンを撃ちつつヒートサーベルをかまえ、肉迫するFAグフ。
GUM「あの重そうな装甲で接近戦だとぉ!なめるなぁ!」
すっかり見た目の重さに騙されているGUM。重い=フットワークが悪いと
思い込んでいるので、接近戦に応じるべくこちらもグフ用サーベルを抜く。
隊長「まて!焦るな!」
GUM「何だこの早さは!!」
あっさりと懐への侵入を許したGUMは、サーベルごと右手を切り落とされる。
FAグフ「ヒートロッドは怖いのでね!先に落とさせてもらった!死ねぇ!」
返す刀でGUMの胴を薙ごうとした刹那、隊長の援護射撃に阻まれる。
FAザク「お前は俺が相手だ!」
ザクの花形技、ショルダータックルでロングホーンを吹き飛ばす!
どうやら、ショルダーアーマーとシールドは本物らしい。
隊長「ぐぅっ!隊長マークにかけて倒れるものかよっ!」
FAドム「支援要請受信!デルタ1、リニアレールガンを使用します!」
小隊長「了解・・・・ってちょっとまったぁ!」
FAドム「発射ぁ!!!」
ふしゅっ・・・・ぐおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっん!
すでにヒビだらけだった基地のガラスは衝撃波で全て粉々にくだけ散った。
ドアが吹き飛んだ所もあり、中には倒壊してしまった建物もある。
FAドム「お、俺のせい・・・?」
隊長「・・・そうだよ。」
一方。初速マッハ8のレールガンの弾丸は、しばらく重力を物ともせず直進する。
つまり、水平射撃をしても徐々に山なりの弾道になるのだ。(本当か?)
そして弾丸は一瞬の後にMS戦の戦場を通過するが、すでにMSの頭の高さを
超えた位置を通過してゆく・・・マッハ8のソニックブームを残して。
瞬間、戦場には暴風、いや爆風が吹き荒れた。
全員『な、なんだぁ?!』
MSのカメラアイの風防ガラスにもヒビが入り、くだけ散る。
ピンクのモノアイが完全に露出したMSもいた。
そして・・・
紙でできたFAザク・グフの増加装甲は完全に吹き飛ばされていた。
FAザク・ドム『オ〜!モ〜レツぅ〜!!』
スカートを掴んで足を隠そうとする2機。律儀なGM部隊とザッグはコケた。
GUM「あの装甲はハリボテだとぉ!!」
怒り心頭のGUM。飛びかかろうとした瞬間、隊長からの通信が入った。
隊長「左だ!」
そこには、コケてしまったザッグがいた。もちろん、爆風でコケたのである。
片腕でバランサーが狂ったのか、なかなか起きられない。
GUMの左手のフィンガーマシンガンが唸り、ザッグのホバー足が破壊された。
元FAグフ「しまった!脱出してくれ!!」
GOM「このノーマル野郎!うらやましいじゃねぇかっ!」
スキを付き、サーベルで切り掛かるGOM。が、グフは解禁になった
ヒートロッドで牽制して距離を取る。
元FAグフ「2対3は歩が悪い!隊長と合流するぞ!クラッカーを!」
ザクが隠し持っていたクラッカーをGM部隊に投げ付ける。
同時に、ガンドム(ジオン)からの援護射撃も来た。
シールドに隠れたり後退したりで陣形が乱れるGM部隊。
そのスキに、ジオン部隊は後退していった。
148 :
131:02/12/03 00:25 ID:???
どう数えても5連発だし・・・(^^;
とりあえずこれで今夜は打止めー。
駄文でスマンねー。
おやすみなさーい。
誰かプラモ作ってくれないかな?w
模型板とコラボレーションするとか。
ユーコンタンクが駆けつけた。
トレーラーに乗せられた千手観音ザクも駆けつけた。
いざ行けジオンの英雄たち!
小隊長「今度の補給物資は何かね?」
整備兵「は、『ジオングの脚』1対だそうであります」
小隊長「聞かない名前のMSだな」
整備兵「なんでも決戦用に開発された機体だとか」
小隊長「ほう、そんな貴重な物がこんな前線までまわってくるとは珍しい。
・・・なんか『脚』というよりは『触手』と形容したほうがよさそうな形だな」
整備兵「宇宙用ですから、必ずしも人型にこだわる必要ないのです」
小隊長「・・・毛がびっしり生えてるようだが」
整備兵「バイオニクスベースの素材を使用してるんでしょう。さすが最新型だなァ」
小隊長「・・・なんか、イボイボから黄色い汁を出してヒクヒク蠢いてるようだが」
整備兵「あれが噂に聞く『サイコミュ』ってやつですかね?」
ほしゅ
一体どこの星から来たのでしょう
補給部隊のミデアが来た。今回はMSが支給されるらしい。
輸送兵「持ってきましたよ、新型ですよ!」
ミデアのコンテナの中から、ガンダムが姿をあらわした。
あ・・・確かに顔や腕や脚はガンダムだが…ボディが若干間違っていないか?
整備兵「コアファイターは高価ですんで、コストを下げて開発してみました。」
で、コアブロックの代りの「あれ」はなんなの?
整備兵「コアにはボールを使用しています、名付けて「コアボール」です。」
今時こんなデザイン、BB戦士でもやらんだろうな・・・
155 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/04 19:44 ID:0PY3zgwe
>>153 南極から拾ってきた『古のもの』じゃないのか?
>>153 クトゥルーだ〜
そのうちみんな半漁人……
は、流石に嫌だな(w
>>153ザクダゴン、強そう・・・
サイコミュが敵に作用して発狂させる、とか
戦闘ネタ入りまーす。3連投稿っす。
ジオン基地には補給部隊が到着していた。
補給部隊隊長「ええい、パイロットが出払ってるならワシが出る!」
補給部隊員「隊長!危険です!」
補給部隊隊長「今出なければ、我が盟友ガデムにあの世で申し訳が立たんわ!
老兵とて、若い者にはまだ負けぬわ!!」
トレーラーから立ち上がる千手観音・・・ザク・サウザンハンズ。
補給部隊隊長「ワシとて、格闘戦の草分けよ!出るぞ!」
GOM「前方にMS発見!1機のようですが・・・なんだぁありゃ?!」
後光のようにも見える手を全て広げ、進路を塞ごうと待ち構えるMS。
補給部隊隊長「フン、ヒヨッ子どもが!ここは通さぬ!」
隊長「的が大きいという事だ!撃て!」
GM3機の一斉射撃!しかしザク千手は盾の付いた数本の腕を身体の前面に構え、
直撃をものともせずに突進する!
補給部隊隊長「ウォォォォォォォォォォオ!」
迫りくる異様な機体に思わずひるむGM3機。その一瞬が判断を鈍らせた。
隊長「いかん!散れ・・・ぐわぁっ!」
言った時にはすでにGMロングホーンは数本の腕でガッチリと掴まれていた。
さらに勢いが乗ったままの千手はロングホーンを盾にGOM、GUMにも迫る!
一瞬だが指揮を失った両機の反応は明らかに遅く、GUMは突き飛ばされた
隊長のGMロングホーンを抱きかかえるように後方に転び、GOMもまた
有り余る腕にからめ取られて転んだ2機の上に投げ飛ばされ、3機は
おだんご状態で身動きが取れなくなった。
補給部隊隊長「青いわガキ供ぉ!」
再び走り込んで来た千手ザクの蹴りがGUMのコクピットハッチを直撃する!
GOM「うわぁあああああああっ!」
コンソールにスパークが走り、ハッチは異様なきしみ音を上げる。
補給部隊隊長「ええい、連邦のMSは堅さだけは一人前か!」
千手ザクの執拗なストンピング蹴りがGOMのハッチをさらに変型させていく。
GOM「ちくしょぉっ!やられるかぁっ!」
破れかぶれの操作で突き出したGOMの両腕が千手ザクの足を自らの腹部上で捕らえる!
補給部隊隊長「なんと!まだ動くか!しもうた!!」
隊長「そこおっ!」
その隙を逃さず、GMロングホーンは狭い視界の中で捕らえた千手ザクの軸足を撃った!
足首を破壊され、後ろに向かって倒れていく千手ザク。
間髪入れずGOMは千手ザクの足を捕らえたまま立ち上がり、ビームサーベルで
掴んだその足を斬り落とす!
補給部隊隊長「ぬかったわぁ!」
後方に大きく倒れた千手ザクの脚部が断続的に爆発する。
隊長「なんてヤツだったんだ・・・無事か?!行くぞ!」
立ち上がり、再び走り出すGM部隊。しかし。
補給部隊隊長「まだだ・・・まだ終わらんよ!」
ピココココココ・・・・
GUM「後方から猛スピードで追い掛けてくる金属反応・・・・うわぁぁぁっ!!」
隊長「なんだ、どうした・・・うわわわわっ!!」
GOM「うおぉっ!さ、貞子が追ってくる?!」
ヒジを高くあげた全ての腕をフル回転させ、地を這うように追い来るそれの
その正体は言わずもがなの千手ザク。
補給部隊隊長「地獄の底まで追ってやるわ!」
捕まったら殺される。いや、呪われる。よりによって先日の慰安映画会で
『リング』を見たばかりのGM部隊はそう思ってしまった。
隊長「逃げろぉっ!!」
限界速度で走るGM部隊。だが、老兵の意地がその距離を縮める。
補給部隊隊長「うぉぉぉぉぉっっっっ!!」
最後方のGUMの足下に追い付いた刹那、腕力にモノを言わせて飛び上がる千手ザク!
その無数の腕の何本かはすでに機能を停止し、ザクの頭部に被いかぶさっている。
しかしGOMの後部カメラに写るその姿は、極めて貞子によく似ていた。
GOM「か、母さぁ〜〜〜〜ん!」
マジ泣きのGOMパイロット。しかし、まさに追い付かんとしていた千手ザクは振り上げた腕を
GOMに振り下ろす事は無く、そのまま地面に落ちて二度と動き出す事は無かった。
隊長「恐ろしい執念だ・・・しかしなぜもう追わない?」
追わないのでは無く、追えないのだった。
補給部隊隊長「ウぉ、うォ、うぉえ〜〜〜〜〜〜〜〜っぷ。!」
うつ伏せになったMSは、その構造上コクピットの操縦者は真下を向く事になる。
その状態でムチャクチャな歩行の上下運動をすれば酔って当然・・・・。
ゴメン。こんなオチでマジゴメン。(^^;
164 :
131:02/12/04 21:16 ID:???
ちなみに俺は131なワケだが・・・
正直、ちょっと自分が間違っているような気がしてきた(^^;
戦闘ネタは自粛した方がいいかな?率直に言って欲しいっす。
そんなことありません!笑いとかっこよさが絶妙に混じって
実に読みごたえがありました。
細かい設定まで生かした良作でしたよ1ぜひ続きを!
いくつかパラレルでもいいんじゃないですか
>131
戦闘ネタ最高っす♪
千手ザク萌え〜♪
で、ユーコンタンクはやはり使えないのですか?(笑)
最早言葉も出ない。
今回のイロモノは『足つきグラブロ(武装はクローのみ)』が来たのだ。
整備兵「隊長…なんかカニ食いたくなったっすね…」
そうだな…カニでも食いにいくか、何もかも忘れて…
一同「と〜れと〜れピ〜チピチ カニ料理〜♪」
全員泣いていた。そして全員頭痛薬持参であった。
↑もちろん足は8本ですよね?
>168
アッザムの脚が8本ついてます。
説明不足で申し訳ない m(__)m 吊ってきましょうか?^^;
>>169 ・・・・・・よりによってアッザムの足ですか・・・・・・烈しくワロタ。
曹 長「また俺のグフにFAパーツが送られてきたと聞いたんだが」
整備兵「ええ、今回は張りぼてじゃありませんよ」
曹 長「ほう、どこにある?」
整備兵「目の前にあるコレですよ」
曹 長「……グフってこんなに下半身でかかったっけ?」
整備兵「なんでも機動性上昇のためにホバー走行を可能にしたそうです」
曹 長「……肩についてる大砲はなんだ?」
整備兵「グフ乗りの方から遠距離攻撃力が足りないとの不満が寄せられていたため
大型のカノン砲を搭載してみたそうです。折畳式にすることによって
従来の数倍の口径の砲を搭載しているそうです」
曹 長「(横から見てみる)……シルエットが台形に見えるんだが?」
整備兵「背中に砲弾とホバー推進用の燃料を積んだ結果だそうです」
曹 長「……手がえらく動かしにくそうなんだが?」
整備兵「増加装甲の陰に隠れているようですね
肩は固定、腕の稼動範囲は80度前後だそうです
あ、ヒートロッドは装甲に当たるため使用禁止と書いてあります」
曹 長「……………なあ、コレって本当にグフか?」
整備兵「……私に聞かれましても」
>>165 ホメていただいて嬉しいです(=^^=)
とりあえずがんばって続けますので、生暖かく見つめてくださいませ。
>>166 ありがとうございます♪
千手ザクは
>>133では本来歩けない設定で描かれてありましたし、
今回の戦闘はどなたかが書いた
>>115>>116を元にしているので
実は登場させるのは考えてなかったんですが(^^;
>>150でトレーラーで応援に駆け付けた、とされてたので
歩けないというのを一旦忘れて、1stガンダムのガデム補給部隊をマネて
突如乱入させました。(^^;
補給部隊隊長を必要以上に熱い老人にしてしまったので(w
連係させるハズだったユーコンタンクの出番が今回は無くなってしまいました(^^;
また後で書く中で出すつもりなのでしばしお待ちを(w
>各補給部隊の方々へ
みなさんの考えたMSを勝手にガシガシ壊しちゃってゴメンなさい。
とりあえず
>>115>>116で出たMS・MAで戦闘は進めていきますので、
みなんさんの作った愛するMS・MAを生暖かく見守って下さいませ。
今このスレにどれだけのMS・MAがいるんだ?
保守
だいぶ消耗したものの、進軍してゆくGM部隊。と、突如その時!
先頭を走るGMロングホーンの左手の林の影から大きな何かが
進路を塞ぐように飛び出す!
隊長はジャンプして避けざま、その機体を蹴り上げた。
ごしゃぁぁん!ずぅぅぅぅぅぅん・・・・
GMロングホーンが振り返り、油断なく銃を構えながら見ると。
隊長「・・・・・・・・潜水艦?これはユーコンか?」
こちら側からは、たしかにそう見えた。
GOM「いえ・・・キャタピラが山ほど付いてますよ。」
きゅらきゅらきゅらきゅらきゅら。
全てのキャタピラが空しく空転し、あるいは地面に傷をつける。
きゅらきゅらきゅらきゅらきゅら。
GUM「あ、キャタピラが反転した。」
きゅらきゅらきゅらきゅらきゅら。
どうやらどうにか体勢を立て直そうと努力してるらしい。
もちろん、それは空しい努力でしかないのだが。
きゅらきゅらきゅらきゅらきゅら。
乾いたキャタピラの音だけが辺りに響いた。
隊長「・・・・いくぞ。」
再び走り出すGM部隊。後方モニターの画像の中でどんどん小さくなってゆく
ユーコン・タンク。そのハッチが開き、中から出た男が機体を蹴っているのが見えた。
『・・・もしかしたら、あれは明日の俺たちの姿かもしれない。』
口にこそ出さなかったが、3人全員がそう思っていた。
177 :
131:02/12/06 22:29 ID:???
とりあえず出してみましたユーコンタンク。(w
こんなんでいいのかなぁ(^^;
>177
ユーコンタンク (・∀・)キター!!!
我ながら使えねぇモノ作ってしまいますた・・・でも面白いです♪
「新装備、到着しました」
まただ、今度もどうせロクなもんじゃないんだろう・・・
もう、胃薬がタバコみたいなもんだ。ヒマさえあれば何時でも齧っている。
だが、今回はいつもと様子が違う。何故なら声をかけてきたのはカリホルニア・ベース所属の
技術開発部隊の連中だからだ。
「今度はなんなんだ?」
「デザートゾック用の新型冷却機です。ココの惨状を聞きつけたウチの技術士官達が ”あまり
にも悲惨過ぎる”と同情して突貫作業で開発したモノです。で我々がそれを取り付けに
来たわけで・・・」
整備兵の言葉を聞いて、思わず涙ぐむと同時に、またイヤな予感が脳裏をよぎった。
「で、それはどんなモンなんだ?」
「これを付ければ陸上を全速でホバー移動しながら、9門のメガ粒子砲全てが20分間、全力で
連続射撃が出来るものですが」
「すぐ付けろ!いま付けろ!さっさと付けろ!」
ロクなもんじゃなくても、全力で移動しながら9門のメガ粒子砲がそれだけぶっ放しできるのなら
悪い話じゃない・・・・・・その時はそう思った。
しかし、やはりウチに来る装備は所詮イロモノだけという事をイヤと言うほど思い知らされるのに、
たいした時間はかからなかった。
「デザートゾックの改修、終わりました!」
「おう、今行く!」
急いでハンガーに行き、デザートゾック改を見る。
ゾックの腰の三角形の張り出しが撤去されて、代わりにその張り出しの3分の1程度の厚さで、
縦横は元の張り出しと同じ程度の長方形の板が付いている。あれが新型冷却機だろう。
「なんか、珍しく随分まともなモンだな」
「あ、そっちからじゃ冷却機本体は見えませんよ、こっちに来てください」
なに?本体は見えない?どういう事だ?
とりあえず言われるままに、ゾックの右手にいるその整備兵の方へ行く。
そこからゾックを見て・・・・・・俺の目は文字通り「点」になった。
180 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/07 01:11 ID:WWzAxAlN
そこから見たゾックは後ろ側の張り出しも無くなり、以外とスマートになっていた。
それはまだいい。しかし、ゾックの後ろにある「アレ」はいったい・・・・・・?
そこには、ゾックと同じぐらいのサイズのプロパンガスボンベ(それもダルマみたいな
形のヤツだ)にしか見えないものが2個、これもどう見てもリヤカーにしか見えないモノ
(勿論、相応に巨大なヤツだ)に乗せられて、異様に太いパイプでゾックと繋げられていた。
当然、ゾックの腰のあたりに巨大な引き手が回されている。
「な・・・、なんなんだ、これは・・・?」
「これがデザートゾック用の新型冷却機です。これを牽引しながら稼動する事で、全速で
ホバー移動しながら、9門のメガ粒子砲全てが20分間、全力で連射出来ます」
甘かった。俺が甘すぎた。話を聞いた時、一瞬でも感謝した俺が馬鹿だった。
だ、だが、まだ防御戦闘なら何とかなるだろう。冷却機を隠せばイイのだから・・・
しかし、整備兵は俺のそんな考えを見透かしたように、無情な言葉を吐いた。
「それから、このゾックを使う時は常に全速で移動してください、停止状態だと冷却機の
吸気量が足りないので、機体の核融合炉の起動から2分で自動的に機体の融合炉ごと、この
冷却機が停止します」
ぐはぁ!!常に動いていろだと!?そんなモンどうしろと・・・・・・
しかし、打ちひしがれている俺に、さらにトドメの一撃が打ち下ろされた。
「あ、あと、冷却媒体に液体ナトリウムを使用しています。ご存知かと思いますが、液体
ナトリウムは強腐食性の物質で、また漏れ出した場合、空気中の水分と反応して爆発的
反応、というより文字通り爆発しますので、絶対に被弾しないでください」
あ・・・あほか・・・使えねぇ・・・絶対、使えねぇ・・・
止まる事も、被弾する事も許されない、移動砲台・・・。
しかも、ハンガー内に置いておくだけでも、液体ナトリウムの漏洩に注意しなけりゃならん
代物・・・・・・・。
まだ、元のままの方がマシだ、そうだ、元に戻させ・・・、いない。連中がどこにもいない。
「では、我々はこれで。武運長久を祈ります。」
外からスピーカーの声が聞こえた。あわてて駆け出すと連中は、既にファットアンクルに乗り
込んでいる。
「ちょっと待てー!!!ゾックを元に、ぶわっ!!!!!!」
俺の事など完全に無視して、ファットアンクルは離陸すると、あっというまに空に消えていった。
182 :
整備兵:02/12/07 01:52 ID:???
え?ゾックの冷却器に使うから風速80q以上出る大型扇風機を作れ?
無茶言わんでください。そんな羽根もそれを回せるエンジンもあり……
あ!!!!!あった!もしかして!!!
これ使えば行けそうですよユーコンタンクのスクリュー
冷却器の横にユーコンタンクを移動させれば
冷却器をユーコンタンクに隠して射撃できますから一石二鳥ですね
あれ?ちょ、ちょっと待ってください。
げ、すいません、ユーコンタンクってスクリューとっぱらっちゃってます。
とりあえずスクリューは流用するとして、なんかエンジン探さないと・・・。
整備兵「知ってますか?ザクの高機動型で、『MS-06-R』ってのが開発されたんですよ。」
ああ、聞いている…あのライデン少佐やマツナガ大尉らの乗機だろう?
整備兵「そのRタイプの新型がココに配備されるんですよ。」
あ?確かあれは宇宙空間仕様のハズでは?・・・もしかしてムダなのを承知でこのイロモノ部隊に!?それはいくらなんでも非道過ぎる!否、費用の無駄使いだ!!
整備兵「陸戦型…っていうか、陸地専用MSに改修してあるそうです、『MS-06-R』から数えて28機目の成功作らしいですけど…」
カ ン の 良 い 人 は も う お わ か り だ ろ う
ガレージの中には、黒い詰襟(学生服)を着たザクが立っていた。足元は下駄履きである。
…やはり…
ザクR-28『おはやう』
整備兵「喋ったぞ!?しかもマ・クベ大佐の声で!?」
…いいんだ、もう何もかもいいんだ…このロボット3等兵をどっかに捨てて来い…
>>184 俺としてはオチは
「大バカ者!」
ってハリセンで頭を叩いて欲しかったが(w
あ〜る・28号の声・・・・そうか、もう15年もたつんだねぇ(^^;
ってゆーか、そのネタが分かる俺と年齢層が似てるんだろうな(w
186 :
131:02/12/07 23:13 ID:???
そいでは戦闘いきまーす。3連続でーす。
その頃。陸戦ボール部隊は苦戦していた。
陸戦ボール1「くっ!固まるな!狙い打ちだぞ!」
陸戦ボール2「みんな無事か?!」
陸戦ボール3「くそぉ、落ちろぉ!!」
ギャム「ふん、ザコどもがなかなかガンバるじゃねぇか!
だが手も足もでないだろう!悔しかったらここまで来てみろ!」
かたやミノフスキークラフトで空の上。かたや数で勝っても地べたの上。
むしろ今までよく逃げまわっていたと言えるだろう。が、
このままでは戦いの結果は火を見るより明らかだった。
陸戦ボール1「ちくしょう!こうなったらアレをやるしかない!頼むぞ!」
陸戦ボール2「何!まさかアレをやる気か?!よし!後ろに付くぞ!」
陸戦ボール3「行くぞ、ジェット・ストリーム・アタっ・・・」
1&2『ちっが〜〜〜〜〜う!!!』
陸戦ボール1の背後に2が回り込み、マニピュレーターを伸ばす。
さらに、3も2の背後に回り込み3機は接近してゆく。
ギャム「戦車もどきに何ができるってんだ!まとめて黒コゲになりな!」
機体下部から放出される銀色の紙屑のような撹拌箔。
そしてフワリ、と降りてくるアッザム・・・いや、ギャム・リーダー。
陸戦ボール2「行けぇっ!」
マニピュレーターを伸ばし、器用に陸戦ボール1のロックを外す陸戦ボール2。
そして隠されていたロケットエンジンが陸戦ボール1を大空へ打ち上げる!!
陸戦ボール3「頼むぞ!」
さらに2のロックも3によって外され、1の後を追うように飛び出してゆく。
途中で落下するリーダーとすれ違い、ボール1&2はギャムへ肉迫する!!
ババッババッババババババッババババッババ!!
陸戦ボール3「ぐわぁぁぁぁぁ!!」
独り地上に残された3は上空から迫るリーダーの攻撃に成す術も無く倒れた。
ギャム「ふん、さぁ援護に向かうか・・・」
ピピピピピピピ!!
ギャム「なに!接近警報?!」
来るはずがない、と思っていた油断が発見を遅らせた。
どがぁん!!!
次の瞬間には大きな振動がコクピットを揺らす。
ギャム「し、しまった!どこだ!」
急いでカメラを回すが、敵機の姿はどこにも見えない。
パニックを起こすパイロットを他所に、新たな警報が鳴り響く。
ギャム「何?!着陸脚が脱落?!底部砲塔も?!ああっまた足が!」
ボールは、もともと作業用ポッドである。一見不器用そうに見える
そのマニピュレーターも、実は建設・組み立て・分解・運搬など
実は多機能で汎用性は実に高い。溶接・溶断用のレーザートーチなども
標準で搭載しているので、基地建設や修理などで戦地でも活躍している。
ボール1「よぉっし、これで足3本もげた!もうすぐタダのUFOだぜ!」
ボール2「おおっと!こりゃメンテハッチだな。これを回して、と・・・」
頼り無くフラフラと飛行しながら、部品をバラまいていくギャム。
ギャム「ああっ装甲が、弾薬庫が、冷却液が・・・落ちて行く〜!や〜め〜て〜!!」
対空砲や対地砲を敵機に向ける事はできるが、距離が余りにも機体に近すぎるため
自機を誤射しないための安全機構が効いて発射できない。そうこうしてる間に・・・
ギャム「はっ!こいつらいつの間に!」
そう。パニクっている間に2機のボールはマニピュレーターでギャムの機体を
器用によじ昇り、上部に埋め込まれたギャンの上半身&コクピットを
切り離す作業にとりかかっていたのだ!
ギャム「このっ!このっ!このぉっ!!」
腕を振り回して応戦しようとするが、もちろんボールはその腕が届く距離内に
いるわけがない。
ギャム「こんな事なら盾と剣を持っているべきだったぁ〜!」
パイロットはあまりにもギャムが高性能なため、まさか近接戦をする事は
なかろうと(ってゆーか出来ないだろうと)ギャン用サーベルもシールドも
装備していなかったのである。
ボール1「ふぁいとぉ〜!」
ボール2「いっぱぁ〜つ!」
間抜けなかけ声と共に、ギャムの上半身を上部装甲ごと持ち上げるボール達。
遠くから見たら、芽の部分を輪切りにされた巨大なタマネギだっただろう。
ギャム「やめろぉ〜〜〜〜〜っ!」
ぽいっ。
投げ捨てられた上半身。しかし、パイロットは落下途中でしっかり
パラシュートで脱出したようだった。
ボール1「おい、コクピットはあそこだったようだぞ。」
ボール2「ああ。機体もコントロールを失ったようだな。長居は無用だ。」
ボール1「そうだな。3のヤツも埋葬してやらなきゃな・・・」
黒コゲ陸戦ボール3「・・・勝手に殺すな。」
最後のバーニアを吹かし、発射した場所へと戻る1&2。
しかし、リーダーによって黒コゲにされた陸戦ボール3と
2機のキャタピラベースは走行不能だったので、彼らが
友軍に合流できたのは作戦終了3日後だったという・・・
190 :
131:02/12/07 23:21 ID:???
今夜は以上です〜。お目汚ししました。(^^;
おやすみなさ〜い!
≫190
ギャム哀れ…(w
トリプルボール カコイイ!(・∀・)
192 :
115:02/12/07 23:41 ID:???
>>190=131
乙。
しかし、自分でつくといて言うのも何だが……ギャム、役たたねぇー(w
今ちょっと忙しいんで無理だけど、暇見て無駄改機の一覧作りたいですな
後、ギャムの残骸で、何かできないかなぁ(藁
分解アタック・・・・・・禿げしくワロタ。
これって理論上は全ての兵器を撃破できなくないか?
いや、格闘戦ができる機体なら普通に対処できると思われ。
ギャムの場合、「自分の機体なのに手が届かないところ」とか多そうだし。
195 :
あげ:02/12/08 13:06 ID:???
ておく
GMの改修機が届いた。
ん?・・・赤く塗装したのか・・・
輸送兵「ジオンの赤い彗星にまけないようにですね。」
なんか肩が出っ張ってるようだが・・・?
輸送兵「変形・合体機構を採用しています、その為です。」
・・・ってか、でかすぎやしねぇか・・・?
輸送兵「全高105メートルあります。」
・・・これってGMじゃないだろ・・・?
輸送兵「いえ、GMだと言ってました、『さる偉い御方』が。」
・・・で、コイツの主武装は・・・?
輸送兵「詳しくはわからないんですが…理論上宇宙全体を無に還すことさえ可能だと…」
捨てろ捨てろ!!穴掘って深くに埋めてしまえ!!!
>>196 イデ○ンかよ!
一年戦争どころか宇宙が終わるな。
199 :
登場MS・MA(2) :02/12/08 18:55 ID:p45PNUXy
間違って、ageちゃったよ(鬱
それはさておき
>>198-203 で、抜けがあれば、追加等、よろしくお願いします。
おお、リンクまで入れていただいているとはありがたい
しっかし、連邦の機体が少ないな
なんか書くかな……
なんか、こっちの大隊でも我が部隊と似たような状況が(w
↓
ttp://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034564831/ とはいえ、地上部隊なのにムサイやらリックドムやらの
宇宙用の機体が届いたあっち(他にも敵と味方がお互いに
補給先を間違えてMS置いて行ったとか)と、イロモノの
現地改修機ばかりの我が部隊と、どちらがマシなのやら。
こっちの隊長「宇宙用とはいえ、マトモな機体が来るだけうらやましい」
あっちの隊長「イロモノとはいえ、ちゃんと地上で戦える機体なだけうらやましい」
どっちもどっちか・・・・・・、もうジオソだめぽ つд`)
なあに大丈夫、あっちの部隊だってイロモノは山盛りだ。
「モナボタンク」とか「無敵鋼人ダイジオン」という名前で外見が想像できるか?
こっちじゃ封印された巨大GMだって、あっちのスレじゃ稼動中。
(誰かの機転で、当初よりずいぶん大人しいものになったが)
正直、イロモノ度でもいい勝負してると思われ。
209 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/09 02:51 ID:bt92tN9d
タイトルに惹かれて流し読みしようとしたら、全部読んでしまった
このスレおもしろいです
ザクレロタンクの画像もナイスです
想像力が乏しいので、もっと作って欲しかったりして…
つーか、いきなり「オリジンザク」かいっ!
陸戦型ガンダムに増加装甲?
補給兵「はい、多少機動性は落ちますが、防御率と火力はケタ違いにアップします。」
しかし、こないだ見てきたしなぁ…ジオンのドン亀MSにハリボテMSを…
補給兵「大丈夫です、FSWS(地球連邦軍武装システム)をご存知でしょう?これは軍全体での開発企画ですから、今までのゲテモノMSとは違いますって!」
コイツ、やっといままでのがゲテモノMSだと認めたな…で、どんな感じに改造を?
補給兵「見てもらったほうが早いですよ、あれです。」
…どっかでみたな、この東洋的デザイン…ヨロイにカブトに刀に槍…
武 者 ガ ン ダ ム じ ゃ ん か よ ! !
補給兵「隊長?どうしたんです?」
今まででは格段にマトモなMSだが、使いたくても使えないだろ、著作権とか色々で…
>>213 槍ってビームシャベリンを長くしたような感じ?
ともかく機動テストをキボンヌ。
>>214 う、今の若い人にはリアル武者ガンダムは分からんか?(^^;
ボンボン黄金世代はもう三十路前後だよなぁ(w
それより下だとSD武者ガンダムしか知らんかな?
>>215 俺リアル武者ガンダムマーク2持ってますよ。18ですが。
あとリアルナイトガンダムも。中身はマーク3で。
先だって行われた戦闘の結果は、まあ、痛み分けというところか。
パイロットは全員無事だから、役立たずな機体が失われた事など気にならない。
補給兵:「先だっての敵精鋭部隊との戦闘で失われた戦力補充のために、新型MSを持って参りました」
……敵精鋭って、どう見たって、うちと同じだぞ、あれは。嫌、使えない度で言えば、ジオンの方が一段上か。まあ良い。とにかく、陸戦型ボールなんて色物の代わりに、GMが到着したのだから。
補給兵:「何でも、ジオンでは、MSに強力な火力を持たせた局地防衛用MSを使用しているとか。それも、ドムベースなので、ガンタンクと違い、かなりの機動性を有すると聞きました」
「その様な事は気にしなくても良い。とにかく、我々は、一機でも多く、GMが欲しいのだ」
嫌な予感がしてきた。
補給兵:「いえ、そうはいきません。この部隊は、現在最も前線に位置しており、しかも、敵勢力は強力な試験MS部隊だと聞き及んでいます。幸い、この部隊も歴戦のエース部隊」
「そんなことはない。我々は、普通の、MS大隊にすぎない」
補給兵:「そんな、ご謙遜を。そこで、我々は、エース部隊にふさわしい試作器を持って参りました。」
「謙遜などでない。我々が欲しているのはGMなのだ」
補給兵:「では、現物を引き渡します。まずは、サインを」
……聞いちゃいねえ。これ以上は言うだけ無駄か……
「で、どんなMSなんだ」
補給兵:「ハイ、敵が機動性と火力を同居させたMSを開発したのなら、こちらも対抗するまでです。そこで、機体の徹底的な軽量化と、格闘戦様に間接の見直しを行いました。火力についても、ビーム兵器と実体弾を同時に採用しています」
「凄そうだね」
GMライトアーマーという機体があるらしいと聞いている。それの運動性能を高めた機体だろうか。
補給兵:「これです」
「これって……ガンキャノン?」
補給兵:「ハイ、これが新しく開発された格闘用MS、ガンキャノンライトアーマーカスタム。通称、シャイニングガンキャノンです。武装は、両肩の240粍砲と、ビームライフル。そして、格闘戦用に、右腕に、ヒートクローを内蔵しました」
うれしそうにそういう補給兵を見ながら思った。
敵の指揮官も、同じ思いなんだろうな……
>>206 あっちじゃ連邦ボロ負けなんですけど・・・・つДT)
あ、みなさんもう次のステージへ(^^;
ただいまガンドム最終章(かな?)執筆中ですが、
所用で明日のアップは無理っぽいっす。
忘れた頃にポロっと上げますので、どうぞ
ずんどこ進んでくださいませ。かしこ。
>>219 あっちの連邦ってジサクジエンのジバク付きだからレス付けにくいんだよ。(藁
良スレ保守あげ。
はあ〜、Vガンキャノン1機じゃ頼りないから、何とかして航空戦力を
作れってさ〜・・・、2個1でも共食いでもいいからなんとかしろって
元々の機体がもう無えんだから、そんな事出来るわけ無いってーのに。
そんなこと出来るぐらいならこっちも苦労しねーよ、まったく。
とりあえず、保管庫で使えそうな部品見てくるか・・・。
ガンドムが出来てから、やたらと集めまくったから、ここも訳わかんなく
なってきたな。
え〜と、使えそうなモン、使えそうなモンと。フライマンタの機首が3つ
有るな。と、ミデア改のメインエンジンが5個と、サブエンジンが3個?
なんでこんなにエンジンばっか有るんだ?ま、いいか。
後は・・・お、セイバーフィッシュの主翼が有るじゃねーか。
おー、ガンキャノン用のスプレーミサイルランチャーも見っけ。
と、こっちはミデアのテイルブーム2機分、しかも尾翼付きじゃん、
上下逆にすりゃ使えるな、よしよし。
これで何とか・・・ありゃ、まいったな主胴体が無えよ。どうすべ・・・。
ん?こりゃ・・・さすがにこれは無理・・・まてよ、これってミデア改の
エンジンなら飛ばせるんじゃねーか?
よし、これでいいや。
一応こんなもんかな?
後は工作用の金属ブロックと桁材だな。ま、これぐらいはいくらでも有るしな。
これで後は、俺らの腕の見せ所ってな。
なに?航空戦力が出来た?
整備兵「はい、それも2機。飛行試験も完了しています」
ああ、さっきから妙に五月蝿かったのそれか。
整備兵「こっちです」
しかし、よく機体が残ってたな。まあ、共食いの機体でも正規の機体なら問題無いな。
「ハンガーにて」
なんだ?61式しかいないじゃないか。どこに航空機があるんだ?
整備兵「もっと、ちゃんと見てくださいよ。あれは61じゃありません」
61式じゃないって・・・なんだこりゃ!!お、お前ら・・・これ・・・
整備兵「そうです!これが、新戦力の61式重支援戦闘攻撃機(仮称)です!!」
な、なんちゅうモン造りやがるんだ、コイツら・・・。つーかこれでよく飛べたな、オイ・・・。
整備兵「ええ、そりゃミデア改のメインエンジンを2基積んでますから、多少空力が悪くても
パワーで押し切れますよ。さっきも言ったじゃないですか、飛行試験済みって」
た、確かにMS3機積んで飛べるミデア改のエンジンなら余裕有るだろうが・・・・・・
225 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/11 00:09 ID:yajS52R+
整備兵「見ての通り、主胴体には61式を使ってます。で足回りが全損していたので、
ちょうど窪みみたいになっていたその部分を利用して、後半に上下逆にしたミデアの
テイルブーム、前半にミデア改のメインエンジンを左右1基ずつ取りつけました。
勿論、左右の巾詰めして有りますがミデアの尾翼も流用してます」
・・・・・・・・・・・・・ウチの整備部隊の技量は認める。確かにすごいもんだ、しかし・・・
整備兵「で、61の前面装甲を切り欠いて、そこにマルチプルランチャーごとフライマンタの
機首を取り付けて、同じように側面装甲を切り欠いてセイバーフィッシュの物を流用した
主翼をつけました。当然ながら61の車体を貫通する桁を新造してありますので強度は
問題ありません」
しかし、発想そのものが・・・
整備兵「それに一応は側面の主翼取り付け部から下面にかけては、空力的に整形してあります。
あと、さすがにミデア改のエンジンはでかすぎて普通の着陸脚は使えなかったんで、
Gパーツのキャタピラユニットを使いました」
・・・・・・・・・・・・・
整備兵「武装は、機首のマルチプルランチャー4基と主翼下のスプレーミサイルランチャー
2基、それと61式重支援戦闘攻撃機(仮称)の真骨頂、背面に装備した120ミリ
連装キャノン砲、と言うか61式の砲塔そのものですが。まあ、さすがに側面や
後面に向けて撃つと、バランスが崩れて落っこっちまうんで前方60度にしか
向けられない様にしてありますが、あ、上下の射界は元のままですよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
整備兵「いやー、さすがに操縦系統と燃料タンクの取りまわしは苦労しましたよ。さいわい61の
車体がドンガラだったんで、主砲弾のラックと自動装填装置と一緒に押し込めちまいましたがね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
整備兵「どうしました?いやだなー、そんなに嬉しいんですか?なんせこの2機で、ウチの航空戦力は
一気に3倍ですもんねー。あっはっはっはっは。そういやコイツの名前、どうします?
仮称のままじゃ言いにくいっしょ?」
・・・・・・分かった・・・・・・後でその機体の名前考えるから、今は一人にしてくれ・・・・・
整備兵「わっかりました。よーし、おーい全員メシくいにいくぞー」
その他「おー!!!」
神よ、どうか・・・どうか・・・この私を・・・
スマソ、下げ忘れた。
逝ってくる
前田吟
飛行戦車キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
戦車を飛ばすアイディアは昔からあるんですが、飛んだのは多分コイツが最初でしょうね(w
しかも主力戦車改造だし(禿藁
ジオンは対抗馬として、ドダイにマゼラアタックを載せるんでしょうか?
あ、マゼラトップって、飛べるんですよね(^^;
231 :
1/3:02/12/11 22:25 ID:???
眼下には森林が広がっている。周囲にはミデア特有の爆音。振動。そして明らかにそれ以外の爆音と振動。
「くそっ、捕捉されたかっ」
「振り切れないのか!?」
「無理です! 普段のコイツならまだしも今は…」
最前線に補給物資―俺とその他諸々―を届けるために多少無理なコースを選んだのが仇になったらしい。
周囲にはドップが、また、地上からもザクマシンガンと思われる火線がこちらを捕らえようとしていた。
「!! 隊長! 002が!」
「見ればわかる! 貴様は操縦に集中しろ! 何としてでもここを乗り切るぞ!」
「りょっ、了解!」
我々の後方を行くミデアが落とされたらしい。この機もそろそろか。ならば…
「アレを使わせてもらいます」
「待て、アレは前線で使うための貴重な…」
「このまま落とされたら同じことです」
このミデアの積荷はMSが1機。しかもかなり大型だ。連邦の切り札ということだがこの際仕方ないだろう。
シートをよけてコクピットに乗り込む。こいつに乗るのは初めてだが、GMから派生したタイプだというからまあ乗れないということはないだろう。
「ハッチを開けてください。自分が地上から援護します」
「…わかった。だが貴様も「補給」の一部であることを忘れるなよ。」
「了解。出ます!」
開いた後部ハッチからシートを纏ったまま。俺は地上に落下していった。
232 :
2/3:02/12/11 22:26 ID:???
落下中にマニュアルを開く。少しでも情報を得ておきたい。
「武装は…頭部バルカンとビームサーベル*2…か、ジェネレーターをいじってあるのか?」
それならばスプレーガンか、それに見合う射撃武器があるはずだ。不思議に思いながらこの機の全身像を見たとき俺は絶句した。
「―――。」
そこにあるのは樽に手足とGM顔がついたようなMSだった。両手に当たる部分にビームサーベルが内蔵されている。
「えーっと?」
硬直している間に、樽MSは地上に到達し―
―グシャ。
「あ。」
バーニアを吹かしていなかった為だろうか、あっさりと両足部分の駆動機関が使用不能になった。
「〆⇔‖〃※∪!!!!!!!!!」
ミデアから何やら通信が入る。というか、バーニアを吹かしていてもコイツなら足が折れていそうな気がするが。
「…これも作戦のウチです。こちらでいくつか引き受けますから今のうちに離脱を」
一方的に通信を切る。実際、何機かのドップはミデア隊を離れこちらに向かってきている。
また、動かない敵を見て組し易し、と考えたのだろう。ザクが数機向かっていることが確認された。早かったな、俺の死も。
「だが、せめてコイツの性能を見てから逝かせてもらおうか」
両腕のサーベルを起動する、と―
はるか彼方で爆音が3つ轟いた。
233 :
3/3:02/12/11 22:27 ID:???
レーダーを見ると、数キロ先、可視領域外というかレーダーでもギリギリでしか確認されていなかったMSの反応が数機消えていた。
見ると、樽の両腕から半端ない長さのビームサーベルが飛び出している。どうやらこれに当たったらしい。
「・・・・・。」
とりあえず振り回してみる。またもや反応がいくつか消える。今度は空に向けてみよう。
「うわ?、うわあぁぁあ」
混線したのだろうか、どれかわからないが落ちゆくドップからの断末魔が入ってきた。
「あはははははは…」
なんだか少し嫌になりながらサーベルを振り回す樽。胴体部分のバーニアでくるくる回りながら前後左右上空に腕を向ける。
ドップが、ザクが、ミデアが、ガウが、さらには遠くの基地に居合わせただけのドムやグフに至るまでありとあらゆる機体が部品の山と化した。
その日、俺は連邦一のスコアを上げた。
そして1ヵ月後。
「貴様の腕と功績を見込んで、試験部隊への配属を斡旋しておいた」
「はぁ」
「前線付近だが、常に最新の機体が与えられる」
「はぁ」
「一層の奮闘を期待する!」
「はぁ」
ミデア隊の隊長はなかなか根に持つタイプの人間らしかった。
>>231 そんな強力な機体があったらガンダムいらんな(w
「隊長、あたらしいMS来ましたよ〜」
整備兵が呼んでいる。またどうせろくなもんじゃないんだろうなぁ……
「今度はジムタイプの試作機だそうです」
お、なんだかまともなMSに見えるぞ。なんか黒いけど
「カラーリングは夜間の行動時に目立たないように決定されたそうです」
夜間?
「はい、こいつのコンセプトは『ステルス』だそうです」
……は?
「塗料にはレーダー波を吸収するものを使用、
排熱も極力目立たないように工夫されています」
……歩く時の音はどうすんだよ
「ご心配なく、ローラーブレードを装備させてありますので
普通に歩くよりは音も振動も少ないです」
……武器使ったら音出るぞ
「それに関しては火薬を使用せず発光と発熱のするビーム兵器も使用していません」
……へ?
「具体的に言うとクロスボウとナイフですね」
…………
「報告はこれだけですがなにかありますか?」
なあ、本気で6階建てのビルクラスの起動兵器が目立たないと思うか?
「私に聞かれましても」
……上は何を考えているのか(涙
>>231 いくらなんでもやりすぎ
数キロ伸びるビームサーベルなんて作れるんなら
Ζ以降のMSに搭載されてるはずだしな
狙いもつけてないのに反応が消えていくのもおかしい
「61式スナイパー戦車」
ベテラン戦車搭乗員向けに製作された61式の最高峰カスタム車
マゼラアタックこそ無駄の象徴だな
>>235 ・・・都市迷彩でビル風に塗装すれば案外(略)。
>>239 なるほど、ジオン風の張りぼて装甲ですな(w
241 :
連邦軍:02/12/13 01:18 ID:???
新しい改修機がやって来たらしい。
しかもそのMSのパイロットに俺が選ばれた。
真に光栄の極み………普通の部隊だったらな…
この部隊に入ってどれだけ経つだろうか…
今まで数え切れないほどの想像を絶する技術と
同じく想像を絶する機体を目の当たりにして来た…
今回もハズレだろうな…
整備兵「こちらです」
嗚呼…ついに来たか…
整備兵「貴方は運が良いですね。久々のマトモな機体です」
いやわかっている…この部隊の機体がマトモなわけがない…
…って…久々っていうか一度でもマトモなのが来たことがあるか?
前を歩く人影が見える。僚友の兵士Gだ。
そういえばアイツに昨日の晩メシのデザートのプリンを無理矢理奪われたっけ…
今すぐにでも殴りかかりたいが…気持ちが萎えて力が出ない…
…アイツも今回届届いたMSに乗るのか…憎たらしい奴ながら南無……
242 :
連邦軍:02/12/13 01:22 ID:???
整備兵「ジムスナイパーの能力を最大までに引き出しつつ、
現地の廃材を利用した画期的なMSだそうです」
兵士T「ジムスナイパー…それ“だけ”聞けばマシな機体に思えるな…」
画期的…なんて胡散臭い言葉なんだ…
整備兵「射撃性能と射撃時の安定性を向上させた自信作です」
兵士T「自信作…いやわかっている…どうせゲテモノなのは…」
整備兵「とりあえず見てください」
兵士T「もう何が来ても驚かないぞ……」
…で…
整備兵「どうです?立派なものでしょう?」
兵士T「…確かに立派だ…少し気になるところはあるが…
もしかしたら今回のは当たりなのかもしれないな…」
何が違うかって、足が四本もあることだ。それぞれジオン軍のMSザクのものだが、
一応高さも調節されているし、『安定性』はあるように思える。
整備兵「ホバートラックを中心に四本の足とジムスナイパーの上半身を
取り付けてあります。武器を持たせれば接近戦に
上半身の360度回転もできますよ」
兵士T「接近戦も可能か…先日戦闘していたジオン軍のMAの二の舞を
踏むことも無くなるな…だが射撃性能はどうなのだ?」
整備兵「頭部にはザク強行偵察型のカメラを装備、ブレも完全に補修してあります」
兵士T「それは凄い…それで肝心の遠距離攻撃用武器は?…まさか
最後の最後でゲテモノとか言うんじゃないだろうな」
整備兵「安心してください。通常のロングレンジ・ビームライフルを
腰部分にあたるホバートラックの上部、ジムスナイパー上半身の
前方に固定装備となります」
兵士T「移動型砲台型か…しかも接近戦にも対応できるときた…
この部隊に入って今まで色々なゲテモノMSを見てきたが…ついに気に入っ……」
兵士G「気に入った!今まですっとゲテモノを見てきたが…
今回のは大丈夫そうだ!俺のMSに相応しい!」
…へ?
整備兵「あ、言い忘れましたがこの機体は二人乗り専用です。
一人が前足と砲台、もう一人が後ろ足と上半身を担当します。
二人の息が合わないとマトモに動くことすら出来ませんが、
気心の知れた英雄部隊のお二人なら大丈夫ですよね」
なんで前足と後ろ足の担当を分ける!?そんな必要があるのか!?
っていうか…
兵士T「…お前も乗るのか……」
兵士G「…そっちこそ……」
整備兵「名前が決まっていませんが…どうしましょうか?」
その時、俺は初めてGと心が通った気がした。
兵士T&G「…ジムスナイパー:ニニンバオリカスタムで…」
整備兵「センスが無い名前だなぁ…ジムスナイパーツインカスタムなんてどうでしょう?」
兵士T&G「……好きにしてくれ……」
244 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/13 14:00 ID:6uFm4L99
あげ
245 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/13 15:06 ID:sNdu37NE
ドズル様!
今回の補給リストの「ビグザムマリナー」なる機体について
説明を求めます!
>>245 海水をジェネレーターの冷却に使用し、稼動性能を大幅に上げるものである!
ただし、他の水陸両用機のように、海水を溜め込んで陸上に上がるようには出来ておらん!
そんな事をしたら、自重で足が折れてしまうという技術士官の話だ!
従って、水中でのみ使用せよ!
ちなみに、その他の仕様は通常のビグザムと全く同じであると聞く!重装甲とIフィールドで
守られておるからして、安心して戦うがいい!ガハハハハ!
追記:水中でメガ粒子砲ぶっ放したら水蒸気爆発起こるんで撃つんじゃないぞ!ガハハハハ!
248 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/13 23:20 ID:W+p/Dc2z
「↑というような通信を傍受しましたが・・・。」
…あちらもあちらで大変ということか。
見つけたら魚雷をあるだけ叩き込んで忘れよう。
「残骸をウチでつk」
それだけはやめてくれ。後生だから(涙
>245
助けてくださいシャア少佐! 浮上できません!! シャア少佐ー!
>>249、ビグザムマリナーには、自らの巨体にかかった水圧に耐える能力はない。
残念だが・・・しかし無駄氏にではないぞ。少なくとも小ネタにはなった・・・(ぉ
沈む
>>249の最後の通信。
『ビグザムマリナー専用浮き輪の開発求む。』
252 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/14 17:25 ID:U2XhhRcF
むしろ鋏と足をつけて蟹型ビグザムにしてほしい。
メガ粒子砲は泡を吹き出すように改造。
253 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/14 17:48 ID:gXOClXu5
ザメルタンク
ザクタンクタンク
ガンタンクタンク
グワジンタンク
チバタンク
ファルメルタンク
パプアタンク
>>253-254 なんでもタンクつけりゃ良いてもんでも(汗
しかし、ガンタンクタンクってどんなんだよ(w
256 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/14 22:12 ID:O4+joOfT
258 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/14 22:32 ID:O4+joOfT
Bパーツを2つ用いて、
地にキャタピラ、天にもキャタピラ。
上手く説明できないや、スマソw
>>258 言わんとする事はわかるが、コアファイターに両方Bパーツつけるってのは、案外大改修になりそうだ(w
昔ナムコのゲームでそんなの戦車があったな。
上下ともキャタピラ、ってやつ。
>>256 それだと全く役に立たないから、ガンタンクのキャノンを1つ付けて
こんなふうにするのはどう?
▼_
▲
非常時には、ガンダムハンマーII(仮)として使えます。
パイロットがどうなるかは知らん。
FAドムとコンビ組ませて、いざとなったら勇者王ですかw
>>261 さらに改造して、↓みたいにするのはどう?
_▼_
▲
その場で旋回して回転しながら主砲を撃つ(w
一応、180度ひっくり返っても戦闘可能。
パイロットがどうなるかは知らん。
さて、我々の部隊に『デザートアッグ』なるMSが配属されたわけだが……
さてどうしよう。
どうやら両手のドリルを土に突き立てても地面を掘れないことに気付いたようで
「砂ならなんとか…」とのことである.
266 :
名も無き一般兵:02/12/15 22:51 ID:71QVKQz6
提案であります!
防砂加工を徹底的に施し、
砂中に潜り上をMSが通過する寸前に浮上、
敵を急襲するというのはいかがでしょうか。
我々も時には「待ち」の姿勢に入ることも必要かと思われます。
なんなんだ、この巨大なバックパックは…まるで登山者のようではないか…
整備兵「ジェネレータを通常の3倍出力に強化した機体だそうです、その名もGM-X3だとかで…」
3倍のジェネレータ?つまり3倍の性能なのか?
整備兵「ビーム兵器の出力、MS自体の機動性及び運動性も理論上3倍の性能となります。」
それはすごいが…推進剤不足で稼働時間は1/3とかいうオチでは?
整備兵「バックパック両脇に大型プロペラントタンクを搭載しています、推進剤も3倍量です。まぁそのためにバップパックもかなり巨大化してしまったわけですが。」
圧倒的ではないか!何故今までイロモノばかりのこの部隊にガンダム以上の機体が!?
整備兵「あ、一応注意書きも同封されてました、読みますか?」
・・・・・・来た・・・・・・・(鬱
整備兵「えーっと、『ベース機のGMは、ノーマルGMそのものなので、フルパワーでの武器の使用及び機体の運用にはフレーム自体が耐えかねる。よって、常に1/3の出力で運用する事。』だそうです。」
・・・・・・・・・・・・・・・(禿鬱
整備兵「つまり、通常のGMそのもの…いや、巨大バックパックのせいで通常のGMの1/3の性能になってしまったワケですね、今回のオチは。」
・・・・・・・・・・・・・・・(死
明後日から新規搬入分のMSは全部、足が無いタイプになるらしい。
確かに宇宙基地を守るだけで手一杯だし要らないけどさ、足。寂しいよね
269 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/16 21:11 ID:9IfFARNF
>>266 やってみたら水圧ならぬ砂圧で圧壊してしまったぞ
パイロットは助け出せたが機体が全壊だ
罰として今後一週間基地内全てのトイレ掃除を命ずる
あー、シロッコ、ジ・Oの隠し腕のついでに、
腕のあたりに『隠し足』を取り付けておいたのでな。
なんとかして使うが良い。
271 :
シロッコ:02/12/16 23:36 ID:Z3RZ829u
史実よりちと早いが
カチャ(#゚ω゚);y=ー ( ゚д゚)・∵. ターン
MS06S指揮官用ザクとマゼラベースを組み合わせたエースパイロット向け
ザクタンクを提案いたします。
これまでの機体の三倍の能力が得られるはず。予算の投入をご検討ください。
なるほど。これなら通常の3倍の速度の作業効率が期待できるな。
よし、量産化のプランも含めて上層部に打診してみよう。
貴様、もしやするとこの機体のおかげで十字勲章モノかも知れんぞ。
>>272と
>>273を昇進とし、開発部より転属。
ザクタンク部隊の部隊長となり、最前線で チ ッ テ コ イ
整備兵「今度はマトモな機体ですよ。」
何度その言葉に騙されたことか・・・
実際に見てみるまで信じられんな。
整備兵「これです。」
整備兵が自信満万に指を差す先には全長60mほどの・・・ビル?
MSじゃないよな?
整備兵「わかります?
なんかMAって呼んでるみたいですけど・・・」
だから車両に積載してない訳か・・・
しかし、こんなデカイ物を地上でどうしようっていうんだよ?
整備兵「あ、大丈夫です。
なんと!Iフィールドなるものが搭載されていて
ビーム兵器は無効らしいですよ。」
実弾兵器はどうすんだよ?
整備兵「気合でなんとかしてください。」
まあ、実弾なら避ければいいか。
整備兵「そうそう、もともと宇宙専用らしいですから
機動力は無きに等しいって書いてますよ。」
無言で鉄拳
整備兵「がふん!
いきなり何するんですか!?
私の所為じゃないでしょう!!」
あ、いやスマン。
整備兵「でも火力は凄いみたいですよ。」
そうなのか?
整備兵「一会戦で戦艦を8隻撃沈したって書いてありますね。」
それは凄い。
整備兵「それも20分でです。」
本当か!?それならいけるぞ!
整備兵「・・・あ、エネルギーが20分しか持たないって書いてますね。
それも宇宙空間で・・・。
地上なら3分って所でしょうか。」
カップ麺かよ(脱力)
整備兵「主力武器はメガ粒子砲、28門から2門に減っているみたいですね。
あとはクローミサイル・・・足についていますね。」
おい・・・歩行していたら撃てないだろうが。
それどころか誘爆しないか?
それより燃料はどうした?
整備兵「は?」
は?じゃない、MS用の燃料はどうしたと聞いてる。
整備兵「あー、燃料ですか?
なんか、コレ運ぶのに精一杯で1週間後になるとか・・・。」
燃料が無いとコイツも他のMSも動かないだろうが!
コイツはただでさえ燃料食うみたいだし。
整備兵「安心してください、コイツは3分動けます。」
他のMSは?
整備兵「同じくらいは・・・。」
連邦の的に決定か・・・(しょぼーん)
整備兵「大丈夫ですって、ビームは効きませんから。」
ビーム兵器ってそんなに出まわってたか?
整備兵「ないでしょうねぇ。」
よく考えたらエネルギー切れだとビーム効くんじゃないか?
整備兵「ばれたか(てへっ)」
おお神よ・・・
278 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/19 15:08 ID:7wxoX5eX
遂に蟹が来たか・・・
279 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/19 16:23 ID:dUCpBX9S
でも、カニを地上に降ろすのは、無駄運用だけど無駄改修じゃないよなあ。
メガ粒子砲が減ってるから改造はされてるんだな。その内容に期待(W
ほしゅ
age
職人降臨待ちage
GM1/3対陸戦用カニに期待age
284 :
277:02/12/23 10:44 ID:???
なあ、主装備減っているんだよな?
整備兵「そうですが、何か?」
その分何につかってるんだ?
もしかして、エネルギー効率良くなってるんじゃないのか?
整備兵「ええと・・・
あ、応接室とバストイレ付って書いてますね。」
そんなものなにに使うんだ!?
整備兵「私に聞かれても・・・。
あ、でも『快適空間をお約束します』って書いてますよ!」
将軍様でも来るんかい(脱力
いや、それはないか、こんなゴミ埋め立て部隊には・・・。
>>284 それでは「【北】補給で将軍様が来た!!【共和国】」スレになってしまいますがな。
小隊長日記より抜粋
○月×日
友軍の撤退を支援しろとの命令が来た。それと同時に作戦で用いるMSも補給された。
見たところ、先行量産型GMのようだが、まだパーツだけの状態なのでなんとも言えない。
胃の痛みは激しくなるばかりだ。
○月△日
組みあがった1体をみて胃に激痛が走った。上半身が後ろを向いている。
下半身が前を向いているのは不幸中の幸いというべきだろうか。MSもアレなら整備兵の腕もアレなのか。
とりあえず整備班に、元のとおりに組みなおすように厳命して、布団を被って寝た。
もちろん胃薬を飲んでからだ。
○月□日
朝、ハンガーに行くとおもしろGM(命名)が増えていた。胃痛に頭痛が加わった。
幸い、今回の胃薬と頭痛薬は意外に飲みあわせがいいようでとてもよく効いてくれた。だが、いつまで効いてくれるのだろう。
○月○日
どうやら、この不思議MSは「撤退戦専用先行量産型GM」というらしい。
上半身を後ろ向きにつけることで、後方の敵軍に対して正確かつ有効な攻撃を加えつつ、撤退速度は落ちないという「画期的な」代物だそうだ。
「これで、撤退中に取り残されて包囲されてしまう部隊も減るだろう。連邦万歳!」
という上層部(しかも連名)の推薦状は、今まで見た無能文書の中でも1、2位を争うものだった。
その日、俺はベッドにもぐって泣いた。胃痛と頭痛が激しかったから。
疲れを知らないスレに賞賛せざるを得ません。
このスレはageておく!
「隊長。追撃戦用に、新型のGMが3機補給
されました。」
どうせ使えもしない粗悪品だろう。今度は
地底戦型GM(1日ザクより弱い)か、GM
トレーナータンク(武装なし)か……
全く期待せずにハンガーに出向いた俺を待っ
ていたのは、予想を裏切る端正な……いや、
他の基地ならごくごくまっとうなシルエットの
MSだった。
おお、GMだ。
3機ともちゃんと真っ当な人型をしている。
しかも、ビームライフルまで装備されている。
頭以外のボディ全面が、宇宙服のような白色
の布で覆われているのが少し気になるが、よく
ある冬季迷彩か砂塵防護かどっちかだろう。
「今回はまともな機体のようだな。」
整備兵「はい、GMライトアーマーを更に進化
させた、高機動型攻撃用試作タイプだそうです。」
試作タイプ?それを聞いたとたん、ふと悪寒
が走った。
整備兵「1機目がGMスーパーライトアーマ
ー。余分な装甲を排除して軽量化、高機動性
を確保しただけでなく、余ったジェネレータ
ー出力でビームライフルの使用を可能にした
ものです。
2機目は、GMウルトラライトアーマー。
スーパーライトアーマーのフレームを極限ま
で肉抜きして、さらなる軽量化を進めたもの
です。計算では、ホバー駆動のジオンのドム
に、走って追いつけることになっています。
3機目は、GMフェザーライトアーマー。
フレームの材質をエンプラ、つまりプラスチ
ックに置き換えて、ノーマルのGMの半分以
下の重量に押さえたものです。計算では、ジ
オンのグフ飛行型にジャンプしてビームサー
ベル攻撃が出来るとの事です。」
俺は妙にスカスカに見える、GMの機体を
覆う白い布状の物を見やる。
「……とすると、あの布の下は、装甲なしと
言う事か。」
整備兵「パザマソルティックみたいなもんで
すね。」
「何か言ったか?」
整備兵「何でもありません。説明書を続けます。」
整備兵「装甲代わりのスーツですが、ケプラー
繊維製で、一応、トカレフ弾位は弾くそうです。」
ザクマシンガンでさえ、トカレフ弾の数百倍
は威力があるだろうけどな……
待てよ、でも、ここらに破棄されている損傷
GM等の装甲材を付ければ、真っ当なGMにな
るんじゃないか。
整備兵「なお、注意書きがあります。今回配備
の高機動型攻撃用GMは、フレーム強度をぎり
ぎりに作っているので、余分な装甲や実弾系の
武装は装備しないでくれ、とのことです。
最悪の場合、フレームが折れるそうで。
また、同じ理由で、行動中は転ばないで下さ
いとの事です。」
……つまり、一撃でもくらったら、いや、転ん
だだけでおしまいか。玉砕覚悟の出撃しかでき
ないな。
そう思うと、装甲代わりの白いスーツが、死
に装束のように見えてきた……
292 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/24 23:35 ID:HVvxnm/0
>>291 ……ゲリラの対戦車ライフルでアボーンできそうな機体に乾杯!
>>292 対戦車ライフルどころか、普通のアサルトライフル(AK−47とかM−16等)で十分だよ(w
>>293 それを軽量化による機動力で逃げ切る訳ですな……
295 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/25 19:02 ID:xHOyrdW4
>>294 しかし、いくら高速だからと言って六階建てのビルに相当するサイズでは……
つか、ジャンプどころか走っただけで足が折れそう
いや、彼らなら上手く運用する、して欲しい、出来るハズ…
ライトアーマーにも程があるが…
ライトアーマーGMをFAドムと対決させてぇ…(w
300age
>>299 レールガン一発、弾当たらなくても衝撃波でアボーン(w
このライトアーマーシリーズ、案山子にするしか手の施しようがない気がする…
スーパーライトは装甲外しただけだから大丈夫じゃない?
今までで一番まともなんじゃなかろうか。
>>303 ダンボール増加装甲ザク&グフが居ます。
漏れは
>>299の対決が見てみたい
「サクサク動くが蚊トンボなみの脆弱」
VS
「単なる砲台(しかも連射無理ぽ)」
さぁどっちが栄光をつかむのか(w
良スレage
ちょっとした提案でも。
アッガイとザク。あとマゼラトップ。
この3つで職人さんよろ。
警報
水差し厨が糞スレを量産しています。
500位まで下がったら上げた方が良いと思われます。
了解。巡回スレが450をきるとageます。出来るだけネタも書きますが、
容認してください。
マゼラドップとか強そうだしなぁ・・・
310 :
通常の名無しさん:02/12/27 19:57 ID:tuW+Jmxa
>>307 「高機動型アッガイ、受領願います」
「この機体は、脚部にマゼラトップを使用することでホバー移動が可能、しかも2門のマゼラトップ砲によって大火力を達成しました。腕部はザクのものを使用することで、MS用の武器を運用できるようになってます。」
アイデアは考えたが、SSに絡められん。気の効いた返事を頼みます。
↓
>>307 案1:
「ザクに水陸両用機の強力なジェネレータを搭載、パワーアップしますた!」
「何のジェネレータ積んだんだ?」
「アッガイです!」(自身満々)
・・・意味ねえよそれ・・・
案2:
「アッガイの火力増強型です!肩にマゼラトップ砲を装備しますた!
これで偵察後の脱出時も安心です!」
「防水加工はどうなってる?」
「ただ付けただけなので・・・」
・・・水潜ったら火薬しけって砲撃てねえじゃねえか・・・これだからスペースノイドは・・・
案3:
「アプサラス随伴機として、マゼラトップを改修しますた!」
・・・いや、ザクの頭はつけなくていいから・・・
すまん、対したネタ浮かばなかった・・・スマソ。
>>311 ×自身満々
○自信満々
だな。逝って来る。
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
3はきついなう・・・
むしろ、簡易アプ(意味不明)な感じ?
兵1「丸くて、ザク頭で、飛ぶ、火力がある・・・」
兵2「マジ!?」
みたいなのはどうだらう?
追加。
案4:
「ザクのバックパックの替わりにマゼラトップを装着することで、空を飛べます!・・・計算上は。」
「・・・これ、どっち向きに飛ぶのか考えたか?」
二人で空を見上げる。
・・・だめじゃん・・・
案5:
「アッガイのバックパックの(以下略」
・・・砲を撃つときは4つんばいになるわけか・・・まあ、ザクよりアガーイタンの方がかわいいとは言えるが・・・
案6:
「アッガイの頭をザクに交換しました。これで15%の軽量化を実現しますた!」
・・・かわいくないので却下。
案7:
「アプサラス随伴機のとして、マゼラトップに案6で外したアガーイタンの頭をかぶせますた!
装甲厚がが2倍以上になってます。砲は重くなったので外しましたが」
・・・空飛ぶアガーイタンの頭・・・そもそも武器ないじゃないかコレ・・・
駄目だ・・・ただのイロモノになってしまった・・・逝って来る。
316 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/28 18:25 ID:65btOxLR
age
317 :
救護班:02/12/29 13:33 ID:???
うちの隊長さんも胃薬と頭痛薬が手放せなくなってるな・・・おかげでこの部屋も医局並に充実しちゃったよ
まああんなイロモノ達に毎日毎日顔を付き合わせていれば嫌でも飲みたくなるか・・・
ま、ウチの部隊じゃ麻酔薬とかモルヒネとか使ったことすらないからな・・・これはこれでいいかもしれん、な?
隊長ガンガレ保守。
あるスレにこんなのがあった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
しかし・・・俺の小隊は遊ばれてないか!?
オーストラリア方面軍第XXX機械化混成部隊 内訳
俺(隊長) ザクU(両手はカマ)
A B3グフ(外装はプラスチック!?MAX塗り!)
B ゲルググ(中身は旧ザク・・・ビームライフルは使えず。)
C グフ (両手とも指がヒートロッド)
\(`д´)ノ俺達はモルモットかYO!?
なお、異動した部下達の乗っている機体はもっと悲惨だと言う
ザクU (武装・・・・対ボール用ヒートバット)
リックドム (「オルテガハンマー」・・・・コブシを強化しただけ!?)
技術者メ!ろくなしにかたしねぇぞ!うわぁぁぁぁん\(`д´)ノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これをネタにガンガレ! 職人!
age
321 :
通常の名無しさんの3倍:02/12/30 23:23 ID:jpdOyzoH
砂埃舞う荒野に、奴はいた。
「くっ、出来る!だがぁっ!!」
理解しがたい軌道をとり、信じられない角度から射撃を行う敵の新型に俺は翻弄されていた。
俺の機体は既に初撃を片腕に食らい、肩から先が吹き飛んでいた。その影響か時おりモニターにノイズが走る。
だがこちらも最新型の試作機だ。そう易々と落とされるわけにはいかない。
脚部に当たる部分からの連装砲で牽制しつつ、残った腕に構えたバズーカの照準を合わせる。
火力では劣っているかもしれないが、機動力ではこちらに分がある。上手く死角をつければ――
「なにっ!?」
その瞬間、俺は信じがたい光景を目にした。敵機が跳んだかと思うと、空中で前転しつつ砲撃してきたのだ。
とっさに回避行動を取るが間に合わず、脚分に当たる部分と残った腕を破壊された俺の機体は、その場で行動不能になった。
それを見届けたのか、奴はこちらに背(?)を向けると悠々と砂埃の中に消えていった。
「あれが…連邦の新型か…」
コクピットから出た俺は、奴への復讐と、今後一層激しくなるであろう戦いを思い、独り戦意を燃やしていた。
「隊長さんよ」
ゲンさんか。どうしたんだ?
「一昨日戻ってきたのが目ェ覚ましたぞ」
そうか、わざわざありがとう。それで?
「ああ、なんでも操縦訓練中に『やたらと速いザクタンク』と遭遇して、無我夢中で動かしていたら気分が悪くなって気ィ失ったんだと。」
それでオートパイロットで帰ってきたってわけか。
「隊長さんよ」
なんだ?
「やっぱ、ガンタンクタンクってのはいくらなんでもやりすぎだと思うぞ」
…上の連中に言ってくれ。俺のせいじゃない。
戦場には、無数のキャタピラ痕を吹き消さんとするように、今日も強い風が吹いている。
アイキャッチ)
ホ シュ―――!
おめあげ
ほしゅ
325 :
マターリ保守:03/01/02 22:28 ID:afg2jHQI
整備兵A「…なぁ」
整備兵B「なんだよ」
A「巨乳GMってどうよ」
B「…いいんじゃない?」
A「じゃあ巨乳ガンタンクは?」
B「…いただけないな」
A「巨乳ドムはヤヴァイよね」
B「ヤヴァイね」
そんな昼下がり。
人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、
育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3は
ジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦い
でジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に
恐怖した。戦争が膠着状態に入ると、以外にまじめなで失敗を経験したことのない人
ほど何が手段で何が目的か判らなくなりがちなのも世の常と言うものだった。
ギニアス・サハリン技術少将殿の元で新型MAを研究していたという技術士官が我が部隊に配属された。
聞けば新型MAは現地生産の試作型ゆえ、パーツも間に合わせで建造していると言う。
そんな彼に我が部隊の格納庫を見てもらった。流石に絶句していた。
が、そこはプロ。胃薬も飲まず、すぐに立ち直り、このイロモノ兵器で間に合わせてくれると言う。
神 は 我 を 見 捨 て て は い な か っ た (喜)
数日後、試作型が完成したとの報告を聞き、俺は格納庫へと向かった。
技術士官「ザクとMAのパーツがあってよかったよ、完璧に仕上げたよ。」
俺の前には、ザクの頭を乗せたアッザムが…
技術士官「名付けて『アプサラス零式』!!イロモノの新型にゃふさわしいデザインとネーミングでしょう♪」
神 は 我 を 見 捨 て て い た か (鬱)
翌日、この技術士官をアプサラス零式に搭乗させ、連邦基地に特攻させる俺がいた・・・
あぼーん
329 :
救護室:03/01/04 11:10 ID:???
>>327 大丈夫か隊長?とりあえずいつもの胃腸薬と頭痛薬にトランキライザーおまけしとくよ・・・
しかし・・・何でウチの連中はあんなイロモノばっか・・・俺のザクタンクが一番まともなこの部隊って一体・・・
補給兵「例によって新型、持って来ました。受領サインお願いします」
隊長「(例によって、ってなあ・・・確信犯かよ)」
補給兵「今回『も』まともですよ。外見上の変化はほとんど無いでしょう?」
隊長「確かに、普通のアッガイに見えるが」
補給兵「ええ。当然、実験改修機ではありますが」
隊長「(ヒトゴトだと思って、面白がってやがるなこいつ)」
補給兵「えー・・・今回の改修ポイントですが。特殊装甲と、新しい動作プログラミングの導入により、闘わずして相手の戦意をくじくことが可能、だそうです」
隊長「ほう?」
補給兵「更には、新型装甲の副次的効果により、もともと軽量かつ高機動のアッガイが、さらに機動力アップされている、とのことです」
隊長「」そろそろ嫌な予感がしてきたな・・・で、見た目はそう変わっているように見え無いんだが、新型装甲ってのはどんなもんなんだ?」
補給兵「近寄っていただければ、一目瞭然かと」
隊長「ふむ・・・こ、これはっ!」
補給兵「(にやり)どうです、すごいでしょう。技術部では、これを『FMアーマー』と呼んでいます」
隊長「 確 か に 素 晴 ら し い 手 触 り だ な 」
補給兵「はい。動作のほうも必見ですよ。あのモコモコした動きが、更に可愛らしさが強調されるようになっています」
隊長「・・・」
補給兵「以前から女性兵士には人気あったんですよね、この機体。さしづめ、歩くヌイグルミと言ったところでしょうか」
隊長「だからといって、戦場をコレで駆けぬけろ、と? この文字通りヌイグルミそのものな機体で」
補給兵「ええ。ですから、その可愛らしい外見と仕草で『戦わずして相手の戦意を喪失させる』のですよ」
隊長「念のため聞きたいのだが、FMアーマーってのは・・・」
補給兵「私らの間では、もっぱら『ふわもこアーマー』ってことなんじゃないかとの噂で」
隊長「(さすがにそろそろ、うちの隊でも誰か死ぬかな・・・)」
あぼーん
sage
保守
ふわもこ保守
なぁ、1つ質問してもいいかな・・・?
補給兵「はい?」
このガンタンクなんだが・・・
補給兵「正式には『ガンタンクY型』ですが?」
その・・・トリプル・・・なんで肩のキャノン砲がガンキャノン?
補給兵「軽量化です。」
で・・・ボディはガンダムなわけだが・・・
補給兵「マイナーチェンジデザインです。」
はっきり言え、『Y』は『寄せ集め』の『Y』なんだろ・・・?
補給兵「でも、バックパックはGMですよ?」
・・・勝手に吼えてろ、若僧が・・・
命中率・耐久力は落ちるけど、機動力は大差無し、破壊力も中距離戦闘なら充分。
なにより胴体がガンダムだから、やられてもコアブロックで脱出が可能。
この寄せ集めガンタンク、見かけによらず使えるぞ・・・
そか?
「命中率と射程と対弾性が落ちて、機動力が全く上がっていないガンタンク」
なので、見かけ以上に使えないと思うのだが。
それ故にこのスレ的に「合格」かとw
それとガンタンクって、確か元々コアブロックシステム採用していなかったっけ?
>377
してた。
ハヤトがガンタンクの上半身切り離して砲台になってその間に中に入ってたコアファイターでリュウがホワイトベース連絡に行ってた。
339 :
山崎渉:03/01/07 02:45 ID:???
(^^)
>>336 頭はガソタンクなんじゃないの?
もちろんコアブロックの操縦系は取り外し済み。
>>340 >頭はガソタンク
それはさりげなくいやだなぁ。
マニピュレーターがボールだとか……と言ってみる。
342 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/07 23:59 ID:gtc5WBkc
隊長「なぁゲンさんよ」
班長「なんだよ」
隊長「俺が口出しするのはおこがましいんだが、あんたのところの若い奴らの教育をもうちょいしっかりしてくれないか」
班長「…そいつぁ心外だな。確かに多少の無茶ぁするが、今まで一度だって」
隊長「…コイツを聞いてくれ(>336-331)」
班長「(無言でハンガーへと向かう)シゲェ!!! 今すぐ若ぇの全部掻き集めろぉ!!! もう1回一から叩き直してやらぁ!!!」
シゲ「…ついでにageておきますか…?」
班長「当ぉ然だぁっ!!」
>336-341だね…スマソ。
344 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/08 01:13 ID:eZmOP4Z6
そもそも改修とは弱点をなくすことだ。
で・・・
隊長「ギレン閣下のご提案を取り入れた改良型ザクが来たぞ。」
隊員A「おお〜!!」
隊長「ザクの弱点はコックピットだ。ここをやられて拿捕されたザクは数知れない。
そこで、この新型はコクピットの位置を変更してあるそうだ。」
隊員B「それなら安全性は高まってますね!」
隊長「・・・非常に言いにくいんだが、従来のコクピットの位置に核融合炉が来てるんだ・・・」
隊員C「つまり、拿捕されるくらいなら敵もろとも・・・と・・・」
隊長「すまんが、
み ん な の 命 を く れ 。 」
隊員一同「・・・(;´Д`) ウツダ・・・」
保守はsageでもできるから保守
このスレ読んでて思いついたこと
ザンスカールのMS実験部隊「イエロージャケット」って普通にこんな紋ばかり
送られてきてるんだろうなぁ・・・・胃薬、頭痛薬と一緒に
347 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/09 15:44 ID:55rBRhBJ
あげ
「敵拠点強襲用にガウを配備するだぁ!?」
頭痛薬をかじりながら隊長は声を上げた。まさか俺達だけでジャブローを落と
してこいとでも言うのだろうか。
「はい。この前線に配備されている連邦の部隊は新型特殊兵器を使用する実験
部隊であることが先日の戦闘データで明らかとなりました。そこで、拠点を強
襲することで先手がとれるようにと上層部の判断により今回の配備となりました」
(・・・うそこけ。何が「明らか」だ。明らかになったのは連邦はもう地上に
なんて戦力を割く必要が無いと思っている事だろうが。ゲルググを人数分配備
してくれれば明日にでも拠点制圧できるっつうの。)
「で、今回の補給はガウのみなのか?」
「はい。MSは供給量が不足しています。われわれも現地での改修に頼らざる
得ない状況にあります。」
(まあ仕方ない。MSは次回に期待するか。)
「では機体は格納庫の方へまわしておきます。我々はこれで失礼します。」
「ああ、ご苦労さん。え?」
(なんでガウが格納庫に入るんだ?うちの格納庫なんてのは名ばかりでMSが
やっと入るくらいの高さしか無いんだぞ?)
「お、おい・・・いっちゃったよ。?・・・なんか急いでんのか?」
とりあえずガウを確認するか。
「あっ、隊長!スゴイですよぉ!ガウが配備されましたよぉ。」
「ああ、いま補給部隊から説明を受けたところだ。機体はどこにある?」
「ここですよ。すぐ使える状態になってますよ。」
「MS用のトレーラーじゃないか」
「違いますよ。この上に乗ってるのがそうです。」
「は?」
俺は一瞬目を疑った。確かにトレーラーの上に置かれているのはガウの機体だ。
しかしこのガウ、下半分が無い・・・MSを搭載する部分が・・無い・・・
「何だこのヒラメみたいなのは。」
「何だってガウじゃないですかぁ。メガ粒子砲も付いてるんですよぉ。」
「とっととこいつの説明をしろ。」
「な、なんでまた。何か急いでるんですか?」
「さっき来たボケナスをこいつのメガ粒子砲で吹き飛ばすんだよ」
「ぶ、物騒な事言わないで下さいよ。」
「俺は本気だ。おまえも吹き飛ばされたいのか?」
「説明しますよ。しますとも。えっへん。等機体はガウの主武装を最大限再利
用する為の改修機である。」
「主武装?メガ粒子砲のことか?」
「そのとおり。但し、ミノスフキークラフトの損壊によりギャロップの駆動系
を利用して移動を可能にしている。」
「それって・・・ホバー移動って事か?こいつは・・・飛べないのか?」
「ホバーだって飛んでるじゃないですか。」
バキャ
「な、殴ったって性能は変わりませんよぉ・・」
「おまえがくだらん事を言うからだ。で、他には?」
「駆動系がギャロップの為、翼の上にMSを乗せても移動できるそうです。」
「それじゃスピードがギャロップと同じになるだろうが!」
「エンジンはガウのままなのでギャロップよりは速い事になっています。乗せ
なければガウより速いそうです。」
「そんなスピードがあるのか?メガ粒子砲の高起動戦車といったところか・・・」
「MSを乗せなかった場合の速度はマッハ1を超えるそうです。」
「速過ぎるだろ。有視界戦闘じゃ照準が合わせられんぞ。」
「そうですね。適当に重りでもつけますか。」
「ふざけるな。スピードがなけりゃあこの図体だ。いい的になるだけだ。」
「あとですね。これはガウの仕様なんですけどね・・・」
「何をもったいぶっているんだ?そろそろオチなのか?」
「ガウのメガ粒子砲って左右と下にはある程度射角をとれるんですけど上には
動かないんです。」
「地面すれすれを移動するのに真正面にしか撃てないと?」
「そうです。」
バキャ
「MSのヒザより下しか狙えないって事かよ!」
「い、いや・・・足首くらいだと思いますけど・・・それよりデッキとメガ粒
子砲の位置が左右とも10m程度離れてますんで一人で乗るのはお勧めできま
せんね。片翼ずつ合計3人で乗るのが妥当だと思いますよ。実際ガウなら砲手
が別にいるのが普通ですしね。」
バキャ
「説明は終りだな・・・もう聞きたくも無いが。おら起きろ!さっきのボケナス
砲手に強制スカウトしてやるんだ。当然、もう一人はおまえだ。」
「か、勘弁して下さいよぉ」
>>348-351 なかなか面白いが、細かいツッコミ。
ガウはミノクラじゃなくて、単に熱核ジェットだ。推力の約1/3を下面推力に振り分けている
ので、何とか飛んでいられたりする。
朝起きたら。
滑走路に巨大な雪だるまが並んでいた。
「なんだあれは!」
叫ぶ。
思わず、叫ぶ。
この部隊に配属されて、長いことどうしようもない機体ばかり見てきたが…。
そこへ、整備兵が駆けつけてきて言った。
「はっ。ボールに、拿捕したザクの頭を乗せて寒冷地仕様に白く塗装いたしました。
通称、ボール改『ゆきだるま君』でありますっ」
赤くしたら、達磨になるだろうか。
整備兵の血で赤く染めるのだろうか。
355 :
救護室:03/01/10 22:54 ID:???
お、隊長さんまた来たのかい?毎回毎回あんなのと面付き合わせてたら胃にも来るわな・・・
はい胃腸薬と頭痛薬、それと・・・コイツは俺のとっておきのバーボンだが睡眠薬って事で、な?
>>352 し、知らなかった・・・
あんなイビツな爆撃機飛ばすのはミノクラだけかと・・・鬱
「 完 璧 な 作 戦 に な ら ん と は ・ ・ ・ 」
>>355 ドクター、すまないが酒はやめておくよ・・・
酔いから冷めるのが怖くなりそうだからな。
できることならこの戦争が終わるまで酔って全てを忘れていたいんだが・・・
補給兵「まいど。新しいブツ、持ってきましたよ」
隊長「今度はどんなイロモノもってきやがったんだコノヤロウ」
補給兵「ひどいなあ。隊長、最近顔色悪いから、その身を案じて持ってきたってのに」
隊長「(゚д゚)ハァ?」
補給兵「今回はこれっす。まあ見てください」
隊長「アタッシュケース一つ? 仕様書か」
補給兵「いえ、今回はこれだけです」
がすっ!
補給兵「い、痛いなあ。ナニするんすか」
隊長「バカヤロウ。こんなちっぽけなモノの中に、モビルスーツが入るわけねーだろーが」
補給兵「は? 誰がモビルスーツだと言いました?」
隊長「(゚д゚)ハァ?」
補給兵「だから、身を案じて、って言ったじゃないすか。 まあ、見てくださいよ。」
隊長「・・・・・・なんだ、このやけに簡素なラベルしか貼ってない瓶の群れは」
補給兵「胃薬と頭痛薬がメインですね。 あと、精神安定剤と栄養剤、睡眠剤が少々」
隊長「・・・・・・」
補給兵「医局の連中も、はりきってましたよー。 ていのいいじんた・・・・・・いや、困ってる人の役にたてて嬉しい、って」
隊長「(ついに、ゲテモノMSだけじゃなく新薬のテストまでやらされるハメになったかよ・・・・・・)」
隊長、マジ泣き。
>>358 ひでぇ(w
これが時代の狂気ってやつか…。
ちょっと落ちすぎ
>>358 ついでに戦闘薬(ひろぽん)も・・・・テスト用の新型?
「ビグザムを1機配備する?それは本当か?」
「ええ。格納庫にもう運び終わりましたので。」
格納庫にかけていく隊長。
「…で、この殆ど足だけの機体は何なのだ?」
「ビグザムの脚部です。爪ミサイルも抜かれていて、直接蹴るだけが能の機体です。」
「ふざけんなバーロー!!」
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保守
366 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/14 17:34 ID:3NVDmeFk
下がりすぎ
補給保守。