すいません誰か今までのストーリーどれがボツでどれが採用なのか
教えてくれませんか?
書くとき矛盾するとイヤなんで・・・
全部ボツといってみるテスト
955 :
952:02/06/16 19:02 ID:ggIglGjF
アクシズのグレミーは地球連邦との宇宙の主導権を賭け
ルナツーと月都市グラナダへの進撃を始めようとしていた。
「戦力の振り分けは決まったか?」
ラカンが尋ねる。
「大体な。向こうも必死だろうからな。ルナツーさえ落とせば連邦艦隊は宇宙での拠点を失うことになる。
こちらもそれなりの戦力を割かねばならん。ガザの嵐隊やアリアスもこちらに回す」
「そうだな。ルナツーさえ落とせばマスドライバーで
地球の対空防衛網を黙らせることができる」
マスドライバーで隕石地球にを落とせば、それを地球から止める事は不可能に近い。
「うむ。その後で地球に降下しダカールの議事会を掌握する」
「なるほど。空から狙われれば腰抜けの連邦政府に抗う術はない・・・か」
「ああ。むしろ地上ではカラバのほうが脅威になるかもしれん」
「カラバか・・・たしかにな。あの連邦の白い悪魔がいるとは聞いている。一度手合わせしたいものだ」
武人としての習性か、脅威と感じるグレミーとは対極の思いを抱いた。
「それとグラナダはオウギュスト・ギダンに任せておこう」
「ヤツで大丈夫なのか?」
ラカンは少し不満そうだった
「グラナダは中立地帯だぞ?メインは交渉になる。そう割り切れればそれなりに使える男だ」
「そういうものか・・・」
釈然としないようだがしぶしぶ納得したようだ。
抜擢されたオウギュスト・ギダンも動き出した。
(グレミー・・・・青臭いだけのガキかと思っていたが・・・大物かもしれん・・)
「よし!我々はグレミー閣下の勅命を受けグラナダへ向かう!」
「ゴットン!何をしている!お前も来るんだよ!」
冴えない顔をした男にそう叫んだ
「えぇ!?私もですかぁ!?」
(あぁ〜何でこんな事になっっちゃったんだろう・・・
そのうちハマーン様やマシュマー様とも戦うようになるんだろうなぁ)
上司に恵まれない我が身の不幸を呪いながら、渋々ついて行くゴットンであった。
こんなのじゃダメ?
まぁこのスパロボなノリはZZのキャラには合ってるかもな
好きにしとくれ
何度かアーガマに潜入するうちに、ジュドー、エル、イーノ、ビーチャ、モンドはアーガマクルーの顔見知りになっていた。
特にジュドーとウッソは喧嘩してお互いの主張をぶつけ合った仲なので、
ジュドーがアーガマの危機を救ってわだかまりが解けた今となっては、往年の親友のようなつきあいをしていた。
歳も近いせいか、ウッソはシャングリラの子供達と非常に友好的である。
アーガマにMSを盗みに(遊びに)やってきたジュドー達。
彼らがウッソにMSの操縦を教わっていた時の事だった。
珍しくもハマーンが格納庫にやってくる。
「あれ?ハマーンさん、どうしたんですか?こんな所に来るなんて珍しいですね。」
「私とて、自分のMSの点検くらいしておきたいのだ。・・・ん?その少年達は」
そう言ってジュドー達を見つめるハマーン。
角がなくなった彼女の瞳に魅せられて、しばらく動けなくなるシャングリラの子供達。
中でもジュドーは本当に固まってしまった。
彼はこの瞬間に一目惚れということが実在することを知った。
「あれ?どうしたのさジュドー?」
ウッソが彼の目の前で手をひらひらさせるが、全く気づく様子はない。
ただハマーンの方を見つめて時が止まっているのみだった。
「思い出したぞ!貴様はウッソの顔をあそこまで腫れ上がらせたこのコロニーの不良ではないか!!」
急に思い出したハマーンがジュドーに近寄る。
ウッソは、あれはお互い様だったとハマーンを制止するが、ハマーンの怒りが静まるはずもなかった。
一歩一歩ジュドーに歩み寄るハマーン。
彼の胸ぐらを掴もうとした瞬間、二人にはお互いの間に宇宙が見えた。
それはNT同士の共感だったのだろうか。
「・・・・ジュドー・・・アーシタ・・・」
「・・・・・・ハマーン・・・・・・カーン」
どれだけそうしていただろうか。ずいぶんと長い時間だったような気もするし、ほんの一瞬だったような気もした。
たまらなくなったウッソとエルの声が二人を現実に引き戻す。
ハマーンはその少年のことが忘れられなくなった。
ウッソ頑張れ!!ジュドーに負けるな!!
つまらん。
ジュドー出てから余計糞になったな
「ウッソ、アーガマじゃお前、ハマーンさんといつも一緒にいるのか?」
「べつに、いつもってわけじゃないけど・・・どうしたのさジュドー?ちょっと前からおかしいよ」
「ななな、なんでもないって」
「・・・あんまり調子に乗ってるとエルさんが怒るぞ」
「エルは関係ねーよ!!」
彼らはエレカに乗っていた。
二人で何をしているかと言ったら、前を走るエレカを追跡していたのだった。
前のエレカには追跡のターゲットとなる人物が乗っている。
それは言うまでもなくハマーンだったが、その隣の人物がいけなかった。
その人物が運転する赤いエレカは、制限速度の3倍はスピードを出している。
おかげで彼らも追跡に苦労していた。
久々の休暇を前にして、クワトロことシャア・アズナブルはそわそわしていた。
とにかくハマーンと一度話をしなければならない。
そう思っていた。
一方のハマーンはと言うと、何をする予定もなく暇を持て余しそうだと考えていた。
ウッソ達でも遊びに来てくれればよいのだが・・・
ハマーンの願い通り、ウッソはやってきた。ジュドーという最近できたお気に入りのおまけも引き連れて、
ハマーンの機嫌は最高によくなっていた。
そんな矢先にシャアがやってくる。
「二人で大切な話がある、どうしても明日はあけて欲しい」
彼は少年達二人の前でハマーンにそう言った。
自分の気になっている男が3人とも自分を誘いに来てハマーンは完全に舞い上がってしまった。
シャアの言う大切な話と言うのが仕事がらみである可能性があるため、少年達は結局身を引くしかなかった。
しかしここであきらめる子供達ではなかった。
ウーイッグ・カサレリア最強のストーカーと呼ばれた少年と、
自分たちのためならば軍からも、ものを盗み出そうとする少年にとって尾行などは朝飯前の行為であった。
シャアは柄にもなく緊張していた。
赤い彗星と呼ばれた時代、幾人の女を泣かせたかは覚えていない。
ララーという特別な女性もいたが、彼女を前にして緊張したことなどなかった。
(自分も老けておとなしくなったものだ)
などと自嘲していた。
一方のハマーンはと言うと、
(・・・それにしても重要とは何だ?アーガマの方針には従うと言ったはずだし、自分の軍についても事務的な作業は全て済ませてある。
カラバと我々、勢力の分散はいただけんが〜〜〜中略〜〜〜であったな。
・・・しかし休日に仕事の話を持ちこまんでもよかろうに。
まてよ、仕事の話でなかったとしたら何がある。
・・・・まさかシャアは私にあんな事やこんな事を!?
いや〜ん、大佐ぁ、ハマーン困っちゃう〜。
・・・!?、違う違う違う!私はそんな人間ではない!!
あのシャアがそんなことを言うわけがない。
それに私にはウッソがいてくれれば〜〜〜〜中略〜〜〜〜
・・・・大佐はすっごく素敵だし、ウッソはとっても可愛いわよね。
でも、あのジュドーっていう子も二人が持っていないものを持ってるっていう感じがするのよね。
キャッ、私どうしたらいいのかしらぁ。
・・・!?いかんいかんいかん!何を考えてるのだ私は!!そんなわけはないだろう!!
まじめに考えるのだハマーン・カーン!!【最初に戻る】)
景色を睨み付けたり、悶えたり、くるくる表情が変わっていた。
>その人物が運転する赤いエレカは、制限速度の3倍はスピードを出している
>ウーイッグ・カサレリア最強のストーカー
ワラタよ
つまらん。
ハマーンが14歳思考に戻るのがカワイイ!
968 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/16 21:20 ID:pnS0rXIC
ハマーン様あれで20歳だからな・・・
>>1-968 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д` ) < お 前 ら も う だ め ぽ!!
/, / \_____________
(ぃ9 |
/ /、
/ ∧_二つ
/ /
/ \ ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /~\ \ ( ´Д`) < だめぽ!!
/ / > ) (ぃ9 ) \_______
/ ノ / / / ∧つ
/ / . / ./ / \ (゚д゚) ダメポ
/ ./ ( ヽ、 / /⌒> ) ゚( )− 。o_,…
( _) \__つ (_) \_つ / > /フ я...
取り合えず書き込まないと、スレが落ちてしまう。
・・・期待きぼん
「ハマーンとシャアが!!?それは本当か?」
「間違いありません、護衛らしき者は子供が数人、
MSもついていません。千載一遇のチャンスかと・・・・・」
密偵は自分が見た事実をプルツーに告げる。
「フン、奴らも戦いから離れて平和ボケをしたか・・・・・
自分達の勢力の主要人物二人を護衛も無しに艦から離すとはな」
「では・・・・」
「うむ、出撃する!!キュべレイmk2とMSを数機用意しろ!!!
私自らハマーン・カーンとシャア・アズナブルを始末してやる!!!」
そろそろ新スレ立てる時期か・・・
シャングリラははっきり言ってボロコロニーである、
スクラップの山がいくつも乱立しているほどボロである。
で、ここにおわすは一大決心を決めたクワトロ・バジーナことシャア・アズナブル。
ハマーンは角が取れて少し丸くなって本来の魅力100%の状態なもんだから、
『撃墜王(意味はおして知るべし)』という異名を持つ彼も
今のハマーンにははっきりと言うとドキドキもんなわけね。
しかし!彼はウッソとかと仲良くしているハマーンを見て嫉妬の炎を燃やしちゃったわけだ、これが。
で、ここらで一発二人の微妙な関係をはっきりとさせないと拙いかな?と、
自らのプレイボーイ生活(死語)に終止符を打つ覚悟で決心を決めちゃったわけだ。
が!しかし!!!
前述したようにシャングリラはひたすらにボロい!!!
『そういった雰囲気』をかもし出す為に必要不可欠な、
『人気が無く、尚且つ綺麗な場所』というものが皆無に等しいわけよ。
だから彼は走る!!ひたすらに自分の枕詞である『通常の三倍のスピード』で
シャングリラの中を爆走する!!!自らの人生の転機に相応しい場所を求めて!!
だから彼は気付かなかった。
彼の後ろで『ええい!シャア・アズナブルのエレカは化け物か!!!』とか言いつつ、
必死に追いかけえている少年達&MSの団体さんがいたことを・・・・・
974 :
@:02/06/17 00:05 ID:VBVK1WzK
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д` ) < そろそろ1000か?
/, / \_____________
(ぃ9 |
/ /、
/ ∧_二つ
/ /
/ \ ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /~\ \ ( ´Д`) < まだ973だ
/ / > ) (ぃ9 ) \_______
/ ノ / / / ∧つ
/ / . / ./ / \ (゚д゚) ハズレ
/ ./ ( ヽ、 / /⌒> ) ゚( )− 。o_,…
( _) \__つ (_) \_つ / > /フ я...
つまらん。
976 :
952:02/06/17 01:01 ID:???
>>955 人のコト騙ってんじゃネーヨクズ!
(・∀・)サッサトシネ!!!
「シャア、いい加減にしろ。話したいこととは何だ!?まさかドライブのみで貴重な休日を潰すつもりではあるまいな!?」
いつまでたってもエレカを止めないシャアをハマーンは責め始める。
「すまない。話し合いのできるような場所を探していたのだが、なかなか見つからなくてな」
「だからその話とは何だ!?」
「それは、・・・その」
なかなか切り出せないシャアだった。
時刻はもう昼に近い。
レストランで昼食をとりながら、自分の思いを伝える決心をしたシャア。
そこはコロニーでも一二を争うほどの高級なレストランだった。
エレカを止めて中へと入ってゆく二人。
「ちっ、よりにもよってこんな所に入りやがって・・・・」
ジュドーは舌打ちをした。
こんなレストランでは、厨房忍び込んで食べ物を盗むことはできても、会話を聞ける席に着くことはできない。
それが悔しかった。
しかしウッソはあきらめかかったジュドーに言う。
「僕はパイロットなんだ。給料も全然使ってないから大丈夫だよ!」
そう言うとジュドーの手を取って、中へと駆けていった。
979 :
976:02/06/17 01:28 ID:???
>>977 オマエコソ
(・∀・)サッサトシネ!!!
980 :
948:02/06/17 03:28 ID:sVFFKaum
>>949,950十分ですこうゆう展開を求めてたんですよ。
しかし教導団と鎮圧部隊の扱いって代わりますか。
別に出てこないならいいんですが。
僕の思ってる通りにだしてよ〜ってか? おめでて〜な(藁
頼む位ならてめ〜で書け。
>>981 ミライの名の風上にもおけない奴だな(w
本題がでてきた!オモシロイヨ!
ギャビー・ハザード中佐。撃墜数138機。
ロバート・ギリアム大尉。撃墜数115機。
ジェラルド・サカイ中尉。撃墜数約100機。
「三桁エースが三人か。これは心強い」
「ゼク・アインの操縦にも慣れたようです。たった二日で、大したものですよ」
「さすがだな」
「茨の園」周辺宙域でMSの慣熟訓練が続いている。それを眺めているバロムとハスラーは満足気な笑みを浮かべている。
「アーガマ隊に回す分はどうなった」
「機体の整備は完了しました。武装については通常戦闘装備を機数分、それから長射程のビームスマートガンを2機分引き渡します」
「そんなところだな」
「そういう訳で、アーガマまで機体をフェリーしていただきたいのです」
MS部隊の隊長に指名されたのは最先任のハザードだったが、彼がブランクを理由に辞退した為指揮官はカリウスが務めることになっていた。
かつての曹長が中佐に指示をしているのだから、当人が緊張しているのは仕方のないことだ。
「引き受けた。隊員はこちらで選抜するが、よろしいか」
「もちろんです」
「それから、これは提案なのだが」
「は」
「こちらからベテランを数名アーガマに出向させ、アーガマからは若いパイロットを数名茨の園に引き受けたらどうだろう。組織戦闘のノウハウは彼らの参考にもなろう」
「・・・向こうにはシャア大佐がいますが」
「彼一人では手が回るまい。補佐する人間がいた方が良かろう。ギリアムに行かせようと思っているが、どうだ」
「・・・まあ、あちらの指揮官の考え次第でしょうね。こちらには、誰を連れてきますか」
「当然、若くて素質のある者だ。頭の切れる奴がいい」
「ついでに女の子ならなおよし、ですな」
サカイが珍しく軽口をたたく。一瞬固まったハザードだったが、ややあって大きく頷いた。
「そうだ。その通り」
「エゥーゴの新造艦の話...知っているか?」
食事の間終始無言であった男女の男が切り出した。
「ラビアンローズのか?報告はあがっていた。完成にはまだかかるのだろう?」
「流石だな。いや、こちらが甘いのだろうな。」
食事も終わり、運ばれたコーヒーに手をつけながら、サングラスの男が続ける。
「あれをこちらで頂く。その指揮をハマーン、お前に頼みたい。」
「戦力の不足は、こちらで手筈しているが...不満か?」
「ジオンの血が濃すぎるな。このデタラメな戦局で味方を増やすには都合が悪い。いずれエゥーゴとも話をつけねばなるまい。」
目を細めてハマーンが受ける。
「...女の金で生活するのが耐えられない..が本音ではありませんか?」
「茶化すな!このまま一造反部隊としておく訳には行くまい。クワトロ・バジーナとしての役目がある。」
「くく、大佐にはお似合いですが...」
「な!」
言い返そうとするシャアを無視し、ハマーンは続ける。
「しかし、その指揮はあなたが取ればいいであろう?クワトロ・バジーナならば交渉の余地もあろう、あなたは何処へ?」
ハマーンはおそらくシャアが言うであろう言葉を漠然と予測していた。
しばしの沈黙の後、サングラスをはずしシャアは言った。
「...私は地球に降りる。」
「やはり。..カラバか?」
「そうだ。今のところ話のわかりそうなのはあそこしかないからな。小なりとて勢力無くして交渉も成り立つまい。その間アーガマを預けたいということだ。」
「アーガマは納得しないだろう。」
「するさ。ブライトはあれで融通の効く男だ。そうでなくてはこれまでやってこれまい。」
「ニュータイプ部隊の艦長か。そうかもしれん。」
ハマーンは眉をひそめて言う。
「この状況では身分が知れればどうなるかわからないぞ。それに接触するのも容易ではあるまい。単身接触などと考えているなら無謀としか言えん。」
「わかっている。アーガマから数名連れて行く。カラバに接触するあてはいないことも無い。」
「信用できるものなのか?」
「わからん。だが、かつての上官と同僚を裏切りはしないだろう。」
「...?。アーガマからは誰を。」
「ウラキ夫妻とエマ中尉を連れて行く。」
「エマ中尉...」
「何か?」
「い、いや。ウラキ夫妻とはあの妙な二人か。脱走してきたと聞くが大丈夫なのか?」
「操縦の腕を見ればわかるな。腕は立つが器用な真似はできない性質だな。夫人のほうはアナハイムにいたこともあるらしい。役に立つかもしれん。」
軌道修正がんがれ!
始めはシャアを留めようと考えたハマーンだったが、シャアの止めても無駄な様子に諦めるしかない
ようだった。
「わかった...。次の補給でシャトルを用意させる。連絡があるまでアーガマは私の部隊が預かる。
それでいいな?」
「すまない、ハマーン。若者たちを頼む。」
「私もまだ若い。」
表情に出すまいと努めつつも拗ねた様にハマーンが言う。
「すまない。」
口元に笑みを浮かべながら、シャアはサングラスをかけた。
(大佐はいつも私を置いていってしまう...)
すでにカップの中のコーヒーは冷めかけている。ハマーンは窓の外を眺めていた。
記憶の中のシャアはいつだってそうだった。
シャアに素質を見出され、役に立つのが嬉しかった。
役に立つことでシャアのそばにいられるのが嬉しかった少女の日々。
それなのに二人になると大佐は決まって言うのだった。そう、今度も...
「負担をかけてすまない。」
ロンメル。駄目だ。戦争はうまいがこういう裏芸には向いていない。ビッター少将が御存命なら何とかなったろうが今更詮無いことだ。
駄目だな、地球に手足になってくれそうな者はいない。「星の屑」の時に使い切ってしまった。
・・・いや、一人いる。うってつけがいるではないか。
バロムは自分の記憶力と勘の良さに感謝した。技術家肌の男だが、あれはいい男だ。
エリオット・レム元中佐。モビルスーツという兵器の草創期から技術士官兼テストパイロットとして関わり、ザクを皮切りに高機動型ザク、ゲルググの開発に多大な貢献のあった人物だ。
戦争後は特に連邦軍に乞われて連邦軍技術本部付となり、今も地球にいる。
彼を介してコーエゥンと接触するのは難しくはないはずだ。コーウェンはガンダム開発計画の責任者であり、特に試作二号機はジオン系の技術が多く流入している。レムも関わっているはずだ。
・・・さて、誰を地上に降ろすか。
俺が行く訳にはいかん。使者が務まる程度の行動力と冴えた頭の持ち主が誰かいるか?
「見えねーよ、ウッソ!どーなってんのか教えろよ。」
「わ。大声立てないでよ。気づかれちゃうでしょうが!」
レストランの一角、どう見てもこの店に不釣合いな少年達がいた。
ウェイターは少年達の身なりに入店を断るものの、ウッソの提示する軍支給の支払カードに
仕方なく応じたのだった。
しかし店内に潜り込むのは成功したものの二人に気づかれ無い席を選べば当然距離が離れ、話の内容
など聞こえるはずも無かった。
そうこうするうちに、メニューもわからず注文した料理が運ばれてくる。
「お、おお〜!すげぇ。こんなの食った事無いぜ。」
「ぼ、僕だって。」
すでに少年達は本来の目的を忘れて食欲のままに動いていた。
991 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/17 17:07 ID:QXXRa6Dp
あのさ、冷静に言ってイイ?
なんかマイナーのジオンキャラばっか出してる奴、お前の文章なくていいよ。
お前の文章いれなくても充分他の人の起動修正で面白い。
なんか
>>988と
>>990は結構読みやすいのに
>>989は見てて吐き気がする。
しかも別にお前の文章なくても話繋がるし。
んで次スレはいかがいたしますか?
1000
993 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/17 17:11 ID:QXXRa6Dp
>>991 いや、別にいいんじゃないかな。
メインキャラクターの話とは別に展開される話として。
そういう描き方狙ってるのかも。
「・・・・・で、だ。」
「?」
間をつなぐために考えていた仕事の話題は出し尽くしてしまったシャア。
ここで行かねば男が廃る。
「お前は私のことを恨んでいないか?」
「いまさら何を言う?」
「いや、そのだな・・・私のことが嫌いではないのかと聞いているのだ」
「さあな。・・・・ふふふ、おかしな事を聞く。先ほどから様子がおかしいぞ、何か企んでいるなシャア」
(くっ、この私がここまで苦戦するとは・・・)
「トイレに行きたいのなら行けばよいではないか。我慢はよくないぞ」
「そう、トイレに・・・・ってちがーーう!!!」
思わずシャアが大声を上げた。
「ちがーーう!!!」
「「!?」」
シャア達の存在を思い出す少年二人。
口いっぱいにものをほおばって向こう側のテーブルをのぞき込んだ。
シャアが立ち上がってハマーンに何かを言おうとしている。
「ハマーン、私はお前のことが・・・」
「ハマーン、私はお前のことが・・・」
「「やばい!!」」
この先の言葉は言わせてはならなかった。
ジュドーとウッソは強行手段に出る。
まずジュドーが立ち上がってレストラン中に聞こえる声で叫んだ。
「赤い彗星のシャアって知ってるか!最近このコロニーで見たんだけど女を口説きまくってたんだぜ!
しかも即ホテルインしてっちゃって、スゴイよなー!!」
ウッソも応じる。
「戦艦に乗っている時も女性のクルーに手を出してるって噂だったよー!!大人って不潔だねー!!」
それはほとんど棒読みだった。
シャアは二人に尾行されていた事に気づいた。
二人はレストランの店員に「困りますよ」と言われ、再び席に着く。
どこか聞き覚えのある声だったが、ハマーンの理性を失わせるには十分だった。
「シャア!!!プライベートな事に口を出すつもりはないが、私もお貴様にとっては女遊びの獲物にすぎんと言うことか!!」
「ちがう!今のはデマカセだ!!私は断じて女遊びなどはしていない!!」
「見苦しいぞシャア!!」
普段静かなレストランの雰囲気は完全に怒濤の渦の中に放り込まれた。
1000!
1000
続きが気になりまくりだぁ!!
新スレに期待!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。