1 :
通常の名無しさんの3倍:
俺はZZまで行って欲しい。
逆シャアくらいまで(?)言ったらカミーユが未来へ行くってアイデアはイイ!!
けどそうなると、リガミリティアの爺達の中にウッソの変わり果てた姿が・・・
インテグラ(ヘルシング)VSヨシリン(クレヨンしんちゃん)
おれもZZ編見たいなぁ。
MS盗もうとするジュドー達とウッソの絡みが気になる。
刻の涙三倍さんの考えてる続き見たい。
>リガミリティアの爺達の中にウッソの変わり果てた姿が・・・
リガミリティアが存在するのだろうか……
>>7 だからさぁ・・過去と未来がタイムリーなのかよ?と小一時間・・・。
age
書いて良いなら書きます。
もう少し待ってて下さい。
刻の涙三倍さんヨロシク御願いします!
(前スレを読んで下さい)
「先の戦闘は我々の思惑でない所を理解して頂きたい」
クワトロの去った談話室で、ブライトがおもむろに口を開けた。
「承知している。私は自分をそこまで物の見えない人間だとは思っていないがな」
フッと微笑を浮かべるハマーン。
「でわ、我々は失礼いたす」
きびすを返し、立ち去るハマーン一行。
「ブライト艦長、少し時間を貰っていいですか?」
「ああ、構わんよ。ウッソ」
有難う御座います、そう言うとウッソはハマーンを追い掛けて行った。
「よろしいんですか?ブライトさん」
「ウッソと言う少年は信用するに値すると私は考えているよ。カミーユは違うのか?」
「僕も・・・ウッソは好きになれそうです。でも、ハマーンには気を許しちゃいけない。そんな気がしてならないんです」
「ウッソはハマーンに近づきすぎる、と?」
「はい」
「元々がアクシズからの出向だ、致したかあるまい。私としてもこのままエゥーゴに居て欲しいと願っているがね。
今は大尉が無罪で戻ってくるのを待とう。それまでに艦の発艦準備を済ますぞ」
「判りました」
(ハマーンとウッソ・・・一体何が?)
心に引っ掛かりを覚えながらも、今は考えまいとするカミーユだった。
「ハマーンさん!」
一行がアーガマの外に出るのを見計らってウッソは声をかけた。
「ウッソ・・・何か用か?」
「いえ、ちょっと・・・」
「皆の者はミネバ様を護衛したまま先に戻っておれ」
「「「ハッ!」」」
察したハマーンが命令を下す。
「これで良いか?ウッソ」
「有難う御座います」
「ここでは拙い。歩くぞ」
「ハイ」
「して、用とは?」
「いえ、あの・・・」
「まさか話がしたかったなどとは言うないな?」
(ドキッ)
図星を刺されるも、すばやく機転を利かすウッソ。
「僕はティターンズと戦って判った事があるんです。ティターンズは人を道具としか見ていません。
どうしてそんな事が出来るのでしょうか?人一人の命ってそんなに軽いんですか?」
「・・・・・」
「ティターンズがやっている事は許せない、いあ、許しちゃいけないんです!」
「許さないとするならば、どうするのだ?」
「人殺しがいけない事だと判ってます・・・けど、誰かが止めなきゃいけないんです」
「その為にエゥーゴに残るか」
「はい」
(少年とは、こうも成長が早いモノとはな・・・いや、ウッソそのものか・・・)
「判った、好きにするがいい」
「有難う御座います!必ずアクシズには戻ります、待っていてください!!」
「ウッソ」
立ち去ろうとする少年を何故か引き止めてしまったハマーンだった。
「なんでしょう?」
「いあ・・・なんでもない。期待しているぞ」
期待している・・・その意味がいまいち理解出来なかったウッソだったが、一礼をハマーンに返しその場を立ち去る事にした。
待っているぞ・・・
必ず私の元に帰って来い・・・
そんな言葉が出そうになったが、それを出せずにいたハマーンだった。
(何故ウッソと話をするだけで、こうも私は和めるのだろうか・・・?
ウッソと話がしていたい・・・もっと一緒に居たい・・・?
馬鹿な!!・・・私は一体何を考えているのだ!)
ウッソが去った後に後ろ髪を引かれるような感覚を覚えながら、ハマーンは先に行ったミネバ達を追うのだった。
リニアカー搭乗口で合流するハマーン。
ハマーンとともにリニアカーに乗り込む一行。
ジオン兵に回りを護衛されながら、ハマーンはミネバの隣に座った。
「ハマーン、あの少年は戻らぬのか?」
突然のミネバの問いに、ハマーンは少し動揺をした。
「ウッソはミネバ様の為、エゥーゴに残り偵察を続けるよう命令致しました」
「そうか・・・私はウッソが早くアクシズに戻ってくれる事を願っている」
「ミネバ様・・・」
ミネバの言葉に更なる驚愕を覚えるハマーン。
「私はウッソが気に入った。何よりウッソと会った後のハマーンの機嫌が良いのが嬉しい。ハマーンには何かと苦労をかけている。
あの少年がハマーンにとって安らぎなら私はウッソをアクシズで重く持ち入りたい」
「お戯れを・・・しかしありがたきお言葉・・・このハマーン、何に変えてもミネバ様にザビ家再興に尽くしたい所存です」
(このお方・・・やはり只者ではない・・・)
(しかし何故あの時、ウッソを感じたのだ、私は・・・・ウッソだけを・・・・
ウッソが私の安らぎ・・・・いやミネバ様の冗談だ)
ミネバに心の隙間を悟られないように表情を変えないのが精一杯のハマーンだった。
少し展開が遅いですかね?
戦闘シーンより、こういった場面の描写が重要かな〜って思ってます。
皆さんの感想を聞かせてください。今後の参考にします。
イイ!!
頑張ってください!
久しぶりに全部読み返してみました。
職人さんがんばれ!
イイ!!
と思うので保守る
21 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/03 10:49
マウアーが生きてて、フォウがしんだのでつまらなくなった罠。
外野が騒ぎすぎて、職人が去った罠。
23 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:09
じゃあ俺が書く!
え〜と…ウッソがタイミスリップしますた…それで、
V2でマラサイ落としますた…それで、
ジオと戦いますた…それで、
続く
24 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:11
ウッソたんの童貞を優しく奪ってあげてください>ハマーン様
25 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/03 14:57
>>21 フォウが生き残っても物語的に活かせまいて
26 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/03 15:01
27 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/03 18:45
なぜマラサイから一気にジオなんだ?
なんかかえって見たくなってきたw
なんか荒らしとすら思えないぞ、>23は。
28 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/04 12:27
あげ
逆走のシャアに1票。
30 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/04 17:52
あげ
さげ
ほげ
33 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/05 08:07
ひげ?
はげ!
35 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/05 12:53
職人さんカムバァァック!!
前スレでV2壊したの漏れです。評判いまいちだったんで遠慮っす。
37 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/06 03:40
職人さんはどこにいるの?
迷子になってるの?
帰ってきて遅れ〜!
38 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/06 06:44
39 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/06 10:56
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
宇宙に閃光が煌く、そして数瞬の後、ビリビリとした衝撃が戦艦を伝わる。
「か、艦長!!また一機落とされました!!残存MS数は残り三機です!!」
「く!何だ、あの白い機体は!!!!化け物か!!!!」
その船の艦長がそう叫ぶうちに、味方MSの最後の三つの反応が消える・・・・
「あれは・・・・・・あれは白い悪・・・・・・」
その言葉が言い終わる前にその戦艦に向けて放たれた光の奔流が彼等を貫いていた・・・・・・・
「お見事でした!!シロッコ大尉!!」
MSから降りるシロッコを敬礼と笑顔で出迎えるメカニック。
しかしその笑顔に反してシロッコの顔は暗かった。
「大尉?どうかなさいましたか?」
「うむ・・・・・この機体、確かに申し分ない性能を持ってはいるが・・・・・
戦闘記録その他から判断するに、どうやらあの新しい白いMSには劣るらしい、
どうやらあれの廉価版、もしくは大量生産版といったところか・・・・・・」
「こ、これ以上の性能をあの新型は持っていると!!!?」
メカニック達は驚きを隠せなかった。
つい先ほどまさしく『悪魔』と呼ぶに相応しい戦いを見せられて、
それ以上の性能だというのだからそれも当然であろう。
「パイロットとしては私のほうが上だとは思うが、
それでもこの性能差を埋めるのは難しい・・・・・・
そこでだ、この機体を分解してくれ」
「え!?し、しかしこの機体に使われている技術は
我々の持つ技術をはるかに上回り、下手にばらせば、
二度と元に戻せない恐れが・・・・・・」
「それは私も承知している、そこまで細かく分解する必要はない。
『何故、それが出来るのか?』はわからずとも『何処が、それをさせているのか?』はわかるであろう?
つまりこの機体を部品レベルではなく、装置レベルで分解してくれればいい。
そして・・・・・・この機体は私の設計したジ・Oの強化パーツとなるのだよ」
「な、なるほど!早速取り掛かります!!!!」
(エゥーゴと新型が地球にいるうちに出来うる限りの戦力を整えねばならんな・・・・
最後に勝利するのはこの私だ!!!!)
40 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/06 11:03
ハマーンがウッソにちょっかい出そうものなら、
シュラク隊のおねいさんたちにいじめられると思います。
こういうの女の人こわいから、ハマーンもうかつに手出せないと思う。
少し世間知らずなとこあるみたいだし、ファッションださいしね。ハマーン。
41 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/06 18:53
うおぉぉっ!!
イイッ!!
機体上げ!!
職人さん
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
次回に期待!
刻の涙三倍さんに期待age
シロッコの「言い方」が上手いなぁと思った。こういう所って実は大事だよね。
46 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/07 19:08
kitaiage
だが今ごろになって既に白い新型、
すなわちV2&ウッソが宇宙に上がっていることに気付いた・・・・・・・
鬱だ・・・・・・・
48 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/07 22:28
>>47 シロッコの話は少し前の話だったことにすればイイ!!
明日の晩には続きを書きたいと思います。
ageてくれてた方々に感謝!
>パイロットとしては私のほうが上だとは思うが、
>それでもこの性能差を埋めるのは難しい・・・・・・
事実かどうかは別として、とにかくシロッコなら言いそうってのが凄いステキ。
>パイロットとしては私のほうが上だとは思うが、
>それでもこの性能差を埋めるのは難しい・・・・・・
言わねーYO(藁
職人さん、カツは史実より早めに殺してください(藁
ウッソが私たちのところに帰ってきてから、もう一年が立ちました。
マーベットさんの機体をかばって爆発に巻き込まれてしまった
ウッソですが、
「機体の破片はなかったし、きっとどこかで生き延びている」と、
みんなは私を励ましてくれました。
でも、正直なところ、そうして日々が過ぎていくうち、
誰もが、本当はもう生きていないと思っていましたし、
私もそのことは分かっていました。
一月ほど経った時です。
誰も口にはしませんでしたが、ウッソの敵討ちだとばかりに
結束の強くなっていた私たちのところに、ウッソが見つかった
という知らせが届いたのは。
彼は何かにおびえているようでした。
そして、私たちの前から姿を消してから、一ヶ月が過ぎて
膠着している戦局のことを聞くと、何かを振り払うように
彼は部屋に閉じこもってしまいました。
でも、それからのウッソは別人のようでした。
あんなに冷たく、けれど悲しみを隠した彼の目は
これまで見たことがありません。
・・・そして戦争が終わりました。
ウッソの働きのおかげで私たちはカサレリアに
戻って、また平穏な日々をはじめることができました。
それから三ヶ月がたったある日、彼はみんなが街に出ていて
私たち二人だけのとき、彼がいなかった一ヶ月に本当は
何があったかを私にだけ話してくれました。
私はウッソが本当のことを言っているとすぐに分かりました。
そして、帰ってきたウッソが、なぜその一ヶ月のことを
隠していたかも。
彼は、彼が生きた歴史のその後がどうなったかを
誰にも聞きませんでした。
なぜなら、彼は、あのひとと約束をしていたからです。
あれから60年後の月食の夜に、カサレリアで80歳になっている
はずのあのひとと再会することを。
そして自分の眼でその後の日々を見届けること、
それこそが自分なりの誠なのだと。
今頃、彼は、あのひとと約束をした広場に着いているころです。
月が欠け始めています。
私は欠け始めた月を見上げているうちに、
その姿が涙にかすんでいくことに気づきます。
頬を熱いものが伝っていくのを感じています。
60年前と同じ月の光が、どうかウッソを導いてくれますように。
完結しちゃったのかよ(w
せめてエピローグでそういう話は書いてくれよ。
58 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 17:43
agya
上手い具合に終わったな
終了
次、また他のキャラ同士で職人さん宜しく
60 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 18:32
釈然としないので続きヨロシク!
61 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 19:24
>>シャクティ
そういう終わり方を人は打ち切りと呼ぶ。
62 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 19:46
ウッソはアナルセックスが好きです。
シャクティを無理やりおかしてました。
うんこを食べるのも好きみたい
63 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 19:47
ウッソはちんぽ好き?
大好き!
チンカスなめるのが得意です
65 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 19:51
ウッソはハマーン様に強化されて精神がおかしくなりました
グヘヘヘヘ
犯らせろホヒ
マンコなめさけろアヘ
チンポ食べさせろ
グフフハヘハヒ
ありゃ?終わっちゃったか。
じゃ、またの機会に。
68 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 21:30
終わっちゃだめだぁ!!!!!
69 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 21:48
打ち切りなんてひどすぎる(涙
OVAか、映画版で補完を!(w
70 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 21:53
53〜55 62〜66は無視の方向で・・・
刻の涙三倍さんカムバァック!
自分でSS書けない人間が、勝手に他人のSSを無視しろと言うのはいかがなものか?
その勝手さが、SS書きをこのスレから去らせてしまったのでは?
72 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 22:30
>>71 おいおい、どっかのガンダム掲示板みたいなレスすんなよ。
客がいなくなるだろ。
73 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 22:41
>>71 (゚Д゚)ハァ? 死ねよ。
俺は前スレでSS書いてましたが?
お前
>>53以降のアフォと同一人物か?
>>73 とりあえず、荒れる原因になるので喧嘩口調はひかえて欲しいのですが・・・。
>>73みたいな奴が書いてると思うと萎えるな。
読んでもいないが(藁
終われ終われ。
臭いな
>>73 だったらさっさと書けよヴァカ。
どうせ騙りだろうけどな(プ
>>73 「氏」ではなく、「死」などと平気で書く奴がSS書いているわけないだろ?
お前は氏んでいいよ。
79 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/08 23:50
喧嘩はやめようよ
刻の涙三倍さん戻ってきてくれ!!
/ /
/ /
ヽ  ̄ ̄`¨''' ー- .._ .l
/ ̄`` ヽ / l
/ ヽ/ ! l
/ .イ ./ / /----‐‐‐ヽヽ /./|
// l/ l l /-----‐‐‐‐ヽl ∠-' /
/ | l ./ /| l ○ ○ | .l l /
l/l /l ! l/l lヘ-<
キタ━━━━━l l / トメ \__/ l /‐' __` ー━━━━━━━━━!!
r ┴'''''77li、 \/ /|/r'''´ /ハl‐'
. | .//||\ ,.イ /.lヘト .// ||
ノ-‐ ノノ:::::| |  ̄ / .ト、 //::::||
/ ̄ ̄`¨/ ∠_ ̄`ヽヽ___/_`l /:::::::|L___
/ `==''´ `'ー- ̄ -‐'''¨´ ̄て_)、  ̄`\
やっとゴッドガンダムに乗り換えだぜ!
新車は(・∀・)イイ!!ねぇ アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
↑ごめん、なんも考えずにコピペで書き込んじまった。
故意に荒らすつもりはなかった。逝ってくる。
82 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/09 00:16
まさかこのまま職人さんがこないで終わることはないよね?
「館長!あと5分以内に目標地点到達します。進路オールグリーン!」
「了解した。アーガマは目標地点に到達後30分位置を固定する。各員!索敵怠るなよ!」
地球での一仕事を終え宇宙に上がってくる同胞を迎えるべく、アーガマは地球近海にあった。
「館長。」ふとトーレスが口を開く。
「なんだ?」作業的な口調でブライトが尋ね返す。
「レーダーに機影が探知されてるんですが、ワトロ大尉達のシャトルのものとは思えない方向からなんです」
「!!索敵!なにやってんの!ミノフスキー粒子撒布!モビルスーツ隊出られるものから出せ!」
「モビルスーツ!出ろってさ!アストナージ?」トーレスがデッキに間を置かずデッキにうながす・・・
「何だって!?こっちに言われても困るっての!パイロットに言えよ!」いきなり話を振られたアストナージがヒステリックになる。
「だいたい話が違う!こっちはゆっくり出来ると思ってGディフェンサーのチェックに入ってたところだぞぉ。」
一瞬トレースの表情が強張る。(こっちだって好きで言ってんじゃないよ)
「貸せ!」そう口に出しそうな瞬間をブライトがさえぎった。
「mrkUにGディフェンサーは装着してるんだな!?そのまま出撃させろ!」
「無茶言わんでくださいよ!パイロットまだこっちにきてないですよ?」
「作業していたのはウラキ少尉じゃないのか?」
「っ・・・・。そうだった・・・。おい!少尉このまま出ろってさ!」
コックピット内で一部始終を聞いていたウラキ。正直(やっと自分の出番か)と心の中で呟いていた・
「了解!ウラキ!ガンダムmrkU突貫します!」
ガッシャン!ゴォォォォォォォォォオ!!Gディフェンサーを装着したままmrkUは勢い良くカタパルトを踏み飛び出して言った・・・。
「おいおい・・・・。突貫って・・・。付けたばっかりなんだから壊さないでくれよぉ」アストナージの正直な気持ちがデッキ内に響き渡った。
「?」(流れ星?)
シャトル内で暫く身を任せていたウッソが前方で点滅する光を見つけた。
(違う!)「あれ!戦闘やってませんか!?」
>>83さんありがとうございます。
ウラキ少尉久々ですね。
疲れた寝る。おやすま。
僕にチンポなめさせて下さい!
レコアとの再会と別れ
コロニーレーザー
G―3
ロザミーの真実
核を除く大量殺戮兵器を躊躇いもなく使うティターンズ。
そして人間の改造・・・。
久方の休息の終わりに待っていたのは、あまりにも過酷な現実だった。
(戦争は悲しみしか生み出さない・・・なんでそれが判らないんだろう・・・)
この時代にも悪意をばら撒く存在がある事を確かに感じるウッソだった。
「ハマーンのアクシズはエゥーゴの敵なんですよ!」
メラニー・ヒュー・カーバインの命を聞いたカツが思わず吼えた。
・・・ハマーンと接触しグリプス2の破壊工作を依頼せよ・・・
それが彼の命だった。
「いや、まだ敵と決まったワケではない」
「大尉はこの作戦に賛成なのですか?」
「試す価値はあるだろう。・・・君はどう思う?ウッソ君」
自分に振られる事を覚悟していたウッソには、既に答えを用意していた。
「あれを使えば多くの人が死んでしまいます。ハマーンさんもそれを判っているハズです。大丈夫です、きっとてを貸してくれます!」
力強く答えるウッソ。
そう思いたいモノだな・・・そう言いつつ何故この少年に尋ねてしまったのかを考えてるクワトロだった。
「確かに了解した。メラニー会長にお伝え下さい」
「ではよろしく」
そう言って退室するメッセンジャー。
「今回の作戦だが・・・カミーユ、行ってくれるか?」
「命令ならば」
「僕も行かせて下さい!」
割って入るウッソ。
どうしたものかとクワトロと見合わせるブライト。コクリと頷くクワトロ。
「よし判った。ただし、出るのはZだけだ、いいな?」
「有難う御座います!」
(私はこの少年に何を期待しているのだろう・・・)
サングラスに映る少年を見つめるクワトロだった。
キャップを付けてみました。
それとクッキー切れで一度送信失敗・・・かなりキいた。
今晩はココまでで勘弁して下さい。
*終わりと言いつつ脳内補完で収まらなかったのでちょっとずつ書こうかと思います
イイです!
楽しみに待ってます >>刻の涙三倍
93 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/10 14:21
「命令を聞けない?貴方達、何を言っているか判っているの?!」
ブリーフィングルームに向かったカミーユ・ウッソ・ブライトを出迎えたのは、エマの怒号だった。
「いい加減にしなさい!!」
「裏切りを勧めるなんて汚いですよ!毒ガスを使うティターンズと何処が違うんですか!?
それにアクシズだって何時寝返るか判らないし、グワダンに後ろから撃たれるのはゴメンですよ!」
「そんな事しません!」
居た堪れなくなったウッソが叫んだ。
「ハマーンさんは約束を守ってくれる人です!」
「判るもんか!・・・ウッソだってエゥーゴの監視の為にアクシズから来たんだろ!」
「カツッ!!」
バシッと鈍い音とともにカツの左頬が赤く染まった。
「カツ、何を言っているのか判っているのか?」
「・・・・・」
ふぅとため息をつき、ファに向き直るブライト。
「ファもカツと同じ意見なのか?」
「はい」
「よし、二人とも自習室に入ってろ!今すぐだ!!」
「何故です?」
「理由は自分で考えろ!さっさと自習室に向かうんだ」
大人しくブライトの命令に従うカツとファ。
シンタとクムもそれに付き従う。
4人が出ていった部屋にカミーユ・ウッソ・ブライトとエマが残った。
ポンとウッソの肩を叩くブライト。
「気にするな」
「はい・・・でも、カツさんがなんであそこまでアクシズを拒むのか僕には判りません。
エゥーゴとアクシズに一体何があったのですか?」
「知らない・・・のか?」
右手を顎に添え、少し考え込むブライト。
「無理に知る必要はない。今は作戦の事だけを考えてくれ」
「わかりました・・・」
少し残念そうなウッソの顔を見て、話しても良かったかもしれないと思うブライトだった。
「この作戦・・・反対なのはカツとファだけじゃないのに・・」
「こんな時に『反対だ、反対だ』とわめかれてみろ、指揮に関わる!」
「すみません。・・・でもカミーユ、いいの?」
「交渉の話ですか?・・・命令とあれば仕方ないですし、それにちょっと興味もあるんですよ。(ハマーンと言う人間に)」
「よし、ウッソとカミーユは発進の準備をしてくれ」
「「はい!」」
96 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/10 21:44
神 光 臨
感動です職人さん。
エゥーゴとアクシズに一体何があったの?
刻の涙三倍さんサイコー
続き期待age
98 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/11 17:38
アゲ
「こんな所にお客とは珍しいわね」
自習室・・・とは体の良い独房の事だった。
そこには先に拾われた客が居た。ティターズのマウアーである。
声を掛けられたカツはマウアーを睨み返した。
「そんな顔で睨まないで欲しいわね。こっちはこんな所に閉じ込められて息が詰まりそうなんだから」
「そんな事、僕が知るもんか!」
先の事か、少し苛付きを見せるカツ。
「エゥーゴは何時になったら私を解放してくれるのかしら?」
「毒ガスやコロニーレーザーを平気で使うティターンズなんかに戻ろうとする奴を解放なんかするわけないだろ!」
「なんですって!」
突然、口調が強まったマウアーにカツは少し退いた。
(G−3をまた使うなんて・・・・それにコロニーレーザー・・・グリプス2が動き出したの?
ジェリドは・・・ジェリドはどうなったんだろう・・・)
「貴方名前は?」
「カツ・・・だよ」
「それじゃあカツ、お願いがあるの。私をもう一度この艦の艦長に会わせて欲しいの。大事な話があるって」
「今は作戦中だから駄目だ。・・・後でブライトさんを連れてくるよ
じゃあ、そう言って少年は扉の小窓から姿を消した。
メンテ
「いいの?」
不安そうにファが尋ねる。
「構いやしないさ。会わすだけだろ?それに同じ失敗を繰り返す程、僕は子供じゃない!」
自分に言い聞かせるように、カツはファに答えた。
ハマーンに会う為に、アガーマを発進したZ。
そこにはカミーユの他にウッソが乗り込んでいた。
「へ〜、これがZガンダムをのコクピットなんですね」
「そんなに珍しいかい?」
「そういうワケじゃないですけど」
そう言う割にはキョロキョロしっぱなしのウッソを見て、カミーユはクスッと笑った。
「そろそろグワダンのレーダー域に入るぞ。準備はいいか?」
「はい」
カミーユはエアーではためく様に仕組まれた白旗をZの右腕に持たせた。
dat落ち防止メンテ
103 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/11 21:53
揚げ
age
h
>>96 エゥーゴとアクシズと言うより、カツのアクシズ(ジオン)に対する思いと受け取って頂けたら幸いです。
その辺、巧く表現出来てないですね・・・
ブライトならカツの心情も知ってる、と自分は思っています。
もう一度Zを全部みて考察しなおすかな・・・。
では、続きを頑張って書こうと思います。
「ハマーン様、接近するモビルスーツを感知しました。」
「判別は出来るか?」
「最大望遠で映せます。モニターをどうぞ」
「(Zガンダム・・・)一機なのだな?」
「ハッ」
「白旗か・・・良し誘導灯を点けよ」
「かしこまりました」
アクシズのカタパルトデッキから伸びる誘導灯。
「良し・・・降りるぞ」
「はい!」
デッキから格納庫へと降り立つZ。
周囲には既にライフルを構えたジオン兵が待ち構えていた。
「・・・まさに、ジオンだな・・・」
「何か?」
「いや、何でもない。降りるぞ」
コクピットを開き降りていくカミーユとウッソ。
数名の兵に囲まれながら艦内へと連れていかれる二人だった。
「なんだぁ、坊主も一緒か?」
見た事のあるジオン兵に呼び止められるウッソ。
「坊主はよして下さい」
少し照れながら答えるウッソ。
「はっはっは、悪かったな。しかし聞いたぞ。また壊したんだってな?」
「はい・・・せっかく頂いたブーツだったんですけど・・・」
「悪いな、流石にもう予備はないぜ」
「いえ、今のままでも何とか戦えます」
「そうか。坊主なら巧くやれるな」
そんな会話をしている内に、ハマーンの待つ一室へと案内される。
部屋のドアが開くと、そこには二人のジオン兵を携えたハマーンが待ち受けていた。
age
110 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/12 23:03
ウッソは自分のチンポをどーやったらなめることかできるのか考えた。
111 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/12 23:05
死体はくさい
112 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/12 23:06
うんこ食べたい
>>106 刻の涙3倍さん、わざわざ答えていただきありがとうございます。
楽しみに読ませていただいてます。
(ウッソも一緒とはな・・・しかしV2は出さずとは、エゥーゴも考えてはいるようだな)
カミーユから渡された書状に目を通しながらも、別の事に考えをめぐらすハマーン。
「了解した。しかしそちらの視察団がグワダンに来る必要はない。私が直接アーガマに赴き、話を聞こう」
「え・・・貴方が?」
「私とてそれ程傲慢ではない。礼には礼を尽くす」
「判りました。ではデッキでお待ちしています」
カミーユが出ていくのにつられて、一緒に出ていくウッソ。何か釈然をしないものが胸に残るウッソだった。
「よろしいのですか?」
「アーガマの中をもう一度この目で見てみたい。キュベレイは出せるか?」
「ハッ」
促されて退室する側近。
(シャア・アズナブルめ・・・こういう出方をするとはな・・・フッ、フフフ・・・)
キラリと輝る瞳が、何を示唆していた・・・。
グワダンと接触する為に近づくアーガマ。
先に発進したZが水先案内人となり、それにガザCが三機付き添う。
グワダンの後部ハッチからもキュベレイが発進し、Zの隣に並ぶ。
流線型なボディ、腰に手を添える独特なスタイル。
(神々しくも、禍禍しくも見えるな・・・)
ふと、そんな事を考えるカミーユだった。
このスレ読んで、VのキャラやMSを過去に飛ばす話を考えた。
まるっきり戦国自衛隊の話だが・・・・。
サイド2ごと一週間戦争の直前に飛ばすとか、エンジェルハイロウの影響で
敵味方ごと飛ばされるとか
116 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/13 07:37
刻の涙三倍さんサイコー
期待age
117 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/13 08:57
どこまでひっぱる気なんだか...
脳内シアターはOTRだけでもうんざり
>117
じゃあ何でこのスレに来てるの?
スレタイにも「妄想」って書いてあるんだし、
脳内シアターがいやなら見るな。来るな。
少なくとも、貴様のような狭い厨房な考えじゃない人間だっている。
うだうだ喋る前にとっとと消えろ。以上。
119 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/13 11:58
>>118 要するに117は「僕をかまって」というメッセージです
121 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/13 12:57
OTRて何?
>>117 すみませんがOTRは知りません。
脳内シアター全開で逝ってます。
なるべくsage進行で行きませんか?>皆さん
dat落ちギリギリで上げるくらいが丁度良いかもしれませんね。
前スレもそんな感じだったんで。
ウッソがいても結局歴史は変わらないのか?
それともバタフライ効果で未来が大幅に改編されるのか・・・。
先が楽しみです、職人さんガムバレ!
アーガマのブリッジを掠めるように旋回するキュベレイ。
うおおお!と悲鳴にも聞こえる声が充満するブリッジ。
「ハマーン・カーンか!」
「キュベレイだ!!・・・・アレを完成させたとなると、アクシズの生産能力はかなり拡大しているな」
お披露目を終え、カタパルトデッキへと降りるキュベレイ。それに続くガザ。
三人の側近を携えて、ハマーンはアーガマに乗り込んだ。
一室に通されるアクシズ一行。
そこには先ほどのお返しとばかりにアーガマの主軸を成すメンバーが揃っていた。
無論、ウッソもである。
「13バンチいらいだな、シャア。・・・この縁、不思議とは思わんぞ。」
中央に立つクワトロに向かって言葉を出すハマーン。
「永遠に切れない仲らしい。それもいいだろう」
「良い返事だ。と言う事は、エゥーゴはかつてスペースノイドを支配していたザビ家の復興を認めると言うのだな・・・艦長?」
不意にシャアから視線をそらし、ブライトへと交渉を始めるハマーン。
「エゥーゴを支援してくれる人々は、その条件を飲むようだ」
「ザビ家の復興を認めねば、どうするつもりだったのだ?」
「地球に全面核攻撃を仕掛けるまでだ。・・・アクシズにはその用意がある」
その言葉とともに凍りつく場。
(これ以上地球を汚染したら・・・地球は・・・破滅するだけだってのに!)
(ハマーンさん?・・・これが交渉術だって事は判ってる。けど!!)
交錯するカミーユとウッソの思い。
だが、そんな事とは無関係に大人達の交渉は続いていく。
「グラナダのメラニー・ヒュー・カーバインの親書だ」
スッとハマーンに差し出すクワトロ。
「なるほど・・・サイド3をくれるか。で、私に何をやれと?」
「グリプス2のコロニーレーザーをグワダンの手で破壊して欲しい」
「フッ・・・シャアからそのような申し入れを受けるとは嬉しい。
だが、困ったものだな。お前はモノの頼み方を知らないようだ」
「!!」
一歩前へ出ようとするカミーユを制止するエマ。
だが、それ以上にショックを受けているのはウッソだった。
サングラスを外し
「頼む、ハマーン・カーン。コロニーレーザーを潰してくれ」
と頭を垂れ願するクワトロ。
「フッフッフ・・・約束は守る!我々の力をその目に焼き付けるがいい!」
そう言うときびすを返し退出するハマーン。
姿勢を戻し、出ていくハマーンを見つめるクワトロ。
「これでいいなら、安いモンさ」
「大尉!」
「気にするな」
だが、我慢出来ずに駆け出すウッソ。
「ウッソ、待つんだ!」
ブライトの制止など聞えてないようだった。
・・・?1さんカムバック
激しい雨が水の星にそっと
あの日のように命の火を灯す人よ
ただ走り抜けた金色のさざ波 信じている吐息ね
心に埋もれたDIFENCEでもいいよ
炎をage見つめつづけてくれるなら 難破船のように
STAND UP TO THE VICTORY
もう泣かないで いくつもの朝をむかえる人がいるから
STAND UP TO THE VICTORY
その向こう側に 何もなくてもかまわないから
かけがえのないお前に会いたいよと
・・アレ?
初期の頃に比べて、ハマーンは史実どうりの思惑で行動しているような・・・。
今後のストーリー展開も刻の涙3倍になりそうな予感。(w
>>128 でしょ?
作品として、とっても素晴らしいと思うけどね
>>127 STAND UP TO THE VICTORY + 水の星へ愛を込めてですか?
歌ってみるとワラタ
続きがメチャメチャ気になる!!
刻の涙三倍さん、期待してます!
先ほどの部屋から誰かが追いかけてくる・・・
そう感じるハマーンだったが、それが既に誰なのかは判っていた。
「ハマーンさん!」
居住ブロックから戦闘ブロックへと移動するエレベーターに乗り込むハマーン達に追い付いたウッソはそう叫ぶと
閉まるエレベーターに飛び込んだ。
「どうした?ウッソ」
愚問を、とハマーンは思った。ウッソがココに来た理由は判っている。
「何故・・・何故なんです!どうしてあんな事を!ハマーンさんだって判ってるハズです!あんな事ばかりしてちゃ
敵を増やすだけだって事を!」
瞳を潤ませながら訴えるウッソを、ただただ黙ってみつめるハマーン。
「だってそうじゃないですか!やられたらやりかえす、そんな事じゃ何時までも憎しみなんて消えやしないんですよ!」
「・・・ウッソ。私はネオジオンのハマーン・カーンなのだよ」
「!!」
先程アクシズでハマーンに会って以来の違和感の理由が、今判ったウッソだった。
「違う!それはハマーンさんじゃない!それはただの・・」
「もう一度言う!!私はハマーン・カーンなのだ」
ウッソの言葉を制した時、エレベーターは止まった。
「今からアクシズに戻ると言うのなら、話を聞いてやっても良いがな」
「それじゃ・・・」
「だが、それではお前が私に言った『ティターンズ潰し』は成せないがな。
もう判っているだろう?我々アクシズは表向きではティターンズと協定を結んでいる事を」
「そんな・・・」
「ウッソ・エヴィン!お前の働き、期待しているぞ」
そう言って閉まるドアの向こうに消えるハマーンは
(これで良い。・・・今はこれで良いのだ)
そう自分に言い聞かせるのであった。
ダンッ!
エレベーターの壁を両手で叩くウッソ。
「うわぁぁぁぁぁ!!」
(なんでっ!なんで僕はハマーンさんを止められないの!?
僕が子供だから?どうすればいいんだって言うの!)
一しきり嗚咽を吐き終え、冷静さを取り戻そうとするウッソだった。
(信じる道をいけばいいの?・・今はそれしかないんだっ!)
135 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/15 13:56
刻の涙三倍さん!(゚∀゚)イイ!!
このまま頑張ってくれ!!
応援&保全sage
137 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/15 22:42
非常にヨヒ!!
閑話休題
グリプス2を追撃する為にラーディッシュと合流し、補給を受けるアーガマ。
補給物資の中には無論モビルスーツもあり、今回の目玉としてリックディアスカスタムが納入された。
「あ〜あ、俺も早くイイモビルスーツに乗りたいなぁ」
支給されたネモを整備してたコウが、ぽつりと洩らす。
「なら、良い知らせを持ってきてやったぜ」
何時の間にかに背後に居たアストナージが答えた。
「良い知らせですか?」
「ああ、先の戦闘の結果が思った以上に好評でな、ホラあそこのリックディアス、お前さんにって事だぜ」
「本当ですか!?」
「ブライトキャプテンに聞いてみろよ。リックディアスとともにアポリー中尉の部隊に配属だってさ。ホレ、あそこにアポリーがいるから挨拶してこいよ」
「判りました!」
そう言うと「タンッ」とネモの装甲を蹴り、アポリーの所へと向かうコウ。
「アポリー中尉!」
「ああ、コウか。その顔じゃもう知っているようだな」
「ハイッ!次回からはよろしくお願いします!」
「OK,こちらこそな」
「へへ。・・・でも、こうなってくると欲も出てきますね」
「欲って?」
「やっぱり、ほらエゥーゴと言えばガンダムじゃないですか?俺も早く乗りたいなって」
「・・・ッ!!」
挨拶がてらの軽いジョークなのだろう。だが、そのセリフはアポリーにとって許せないモノだった!
勢い良く腕を伸ばし、コウの胸ぐらを掴むアポリー。
「お前・・・このリックディアスが誰の為に運ばれたモノか知ってるのか?」
「・・・・・え?(・・・・ハッ!!)」
(そうか・・・これは多分バッジ中尉が乗るはずだったんだ・・・)
バッジとアポリーは長年のツレだったのだ。自分はなんて軽はずみな事を言ってしまったんだ。そう後悔するコウ。
「すみません、中尉。・・・軽率でした」
「いや、判ってくれればいいンだ」
握り締めたこぶしを緩め、コウを許すアポリー。
「コウー!」
その時、上からコウを呼ぶ声がした。ニナである。
「新しいモビルスーツが支給されたんでしょ〜?見せてよ〜」
バツが悪そうに後ろ頭を掻きながらアポリーを見るコウ。
「行けよ」
「いいンですか?」
「俺達ぁ〜何時死ぬか判らないンだ。プライベートは大切にしないとな」
「ハイ!」
ペコツと会釈してニナを迎えに行くコウ。
(イイねぇ〜、若いヤツラは)
そう思うと、アポリーは自分の機体の調整に向かった。
隣同士で整備するアポリーとコウ&ニナ。
別に聞き耳を立てているワケじゃないのだが、二人の会話が耳に入る。
「ヘ〜、リックディアスもガンダリウム装甲なんだぁ」
「そうよ。エゥーゴとウチの会社で開発したモビルスーツなんだから」
「他に特徴は?」
「そうね・・・・」
仲がヨロシクッてイイじゃないの。カミーユとファは、ああは行かないもんなのか?
そんな事を考えつつ、コンソールをいじっていると・・・
「だからコウはニンジンが食べれないのよ!」
「そんな事、関係ないダロ!」
「あるわよ!意気地なし!!」
「なんだとぅ!」
「「フンッ!」」
(オイオイ、どうなってんだよ)
何時の間にか痴話喧嘩に発展しているコウとニナ。
ニナは怒って帰ってしまった。
(あーあ、こいつ等も先が思いやられるなぁ)
ま、しゃーないわな。と、コンソールの調整に戻ろうとした時、
「アポリー中尉!聞いて下さいよ!」
「な・・・なんだって言うんだよ?」
「ニナの奴ったらですね・・・・」
そう切り出すと、お互いの趣味から私生活の事まで、愚痴をきかされるハメになったアポリーだった。
(俺、コイツ(ラ)と上手くやっていけるのだろうか・・・・)
そんな不安がよぎるアポリーだった。
すみません、読み返すと駄目駄目ですね・・・。
タマには趣向を変えて、と思ったんですが・・・。
>>126、128
俺の脳内補完爆発ですみません。もし至らない所があったらヨロシク指導お願いします。
>職人さま
脳内補完上等っすわ♪たまにはマタ-リもよろしいかと(藁
本編と照らしあわすと、そろそろ中盤過ぎるころかな?
・・・・今後に期待
とってもイイ!!
職人さん、ありがとう!!
「あ、おはようございます。コウさん」
艦内の『夜の時間』が終り目覚めたウッソはコウに挨拶をした。
「・・・・・・・あ、ウッソ君か・・・・・おはよう」
「ど、どうかしたんですか?」
目にくまを作り、明らかに疲れ果てているコウを見てウッソは思わず尋ねた。
「アストナージさんと俺とニナとでV2のブーツの代わりを試作してたんだ・・・・
お蔭で徹夜だよ」
「ブ、V2のブーツの代わり・・・ですか」
青ざめるウッソ、何せコウには前科がある(前スレ参照)
「あ、大丈夫、今回のは普通だよ。
流石に今考えるとあれは拙かったよな・・・・」
「(今考えなくても拙かったと思うけど)そうですか、ありがとうございます。
で、どんなパーツが出来たんですか?」
その瞬間ウッソは目撃した、今まで生気を失っていたコウの瞳が輝きを増し、
今まであったはずのくまが消え去るのを・・・ッッッ!!!
その後ウッソが『聞かなければ良かった』と後悔したのは言うまでもない・・・・
職人さんガムバッテー
前スレから読んだよ
よかあたよ
す、すんません。何とか頑張って下さい。
>>126 いえいえ、謝らないで下さい。
一つ一つのご意見が、凄く参考になります。
良かったら、もう少しだけ自分の脳内シアターに付き合って下さい。
>>127いまさらですが。
難しくて歌えませんでした。
でもワロタ。
エンディングもよろすく。
「敵が多い?なんとかしなくちゃ・・・」
グリプス2の破壊工作の為、陽動作戦に出たアーガマとラーディッシュだったが、モビルスーツの数の違いに徐々に押されつつあった。
そんな中、自分の信じた道の確信を得る為、一人焦りを覚えるウッソだった。
(付け焼刃なブーツだけど・・・・やってみる!!)
「ガンダム!!最大パワー!!!」
ペダルを踏み込み一気に加速しようとしたその瞬間、V2はあらぬ方向へと加速しだした。
(進路が定まらない?やっぱり駄目だっていうの?)
パネルでV2の状態を確認するウッソ。そこにはミノスキードライヴの不安定な出力ゲージとバランサーの狂いが表示されていた。
「焦るな、ウッソ!今は時間を稼ぐんだ!!」
「(クッ・・・)判りました」
そうウッソを諭すカミーユだったが、味方が不利なのを明らかに感じていた。
「ここを狙うのだ。目標は一基の核パルスエンジンのみ。全ての機能を破壊する必要はない」
「いずれ・・・我々がコロニーレーザーを使用する時が・・・」
「察しがいいな?艦長」
(この強かさが宇宙で生きる術なのだよ・・・)
誰に語るわけでもなく、そう思うハマーンだった。
「後続のモビルスーツはどうした!!」
「パイロットが居ないんです!」
「(なんて事だ)アクシズはまだ動かんのか?」
「依然、動きなし!」
「艦長、私が出よう」
クワトロをこんな所で危険にさらしたくなかったブライトだが、現状がそれを許さなかった。
「動かすだけなら、自分も・・・」
「判った、大尉に続け」
トーレスの無謀とも言える進言だったが、今はとにかく数が欲しいブライトだった。
「艦長!!カミーユはどうなんです!?」
「ファ軍曹!お前謹慎中のハズだろ?」
「私を出撃させて下さい、艦長!!」
一瞬躊躇するブライト。だが
「ファはカミーユの事を感じている」
と言うクワトロの意見がブライトを決心させた。
「よし!謹慎処分を解く!メタスで出ろ!」
「有難う御座います!」
元気良く返事をし、ブリッジを出るファ。
「カツ!!何やってンの!?お前も行けよ!俺が出る所だったんだぞ!」
「トレースさんが?そりゃ無茶ですよ。カツ、出撃します!」
そう言って、ファに続くカツだった。
「このままでは・・・」
貼りつくハイザックを振り払う。が、その隙をバーザムが狙う!
「クッ・・・!!」
斬られる!そう思った瞬間、バーザムは直撃を受け爆発した。
先程振り払ったハイザックも光の閃光を浴び、無様な機械塊に姿を変えた。
「誰だ?」
「カミーユ!!」
「なにやってんの!?しっかりして下さい!!」
「ファ・・・カツ!!」
二人の援護に少し落ちつきを取り戻したカミーユは、新たなる敵へとZのバーニアをふかすのだった。
「そろそろだな・・・砲門開け!目標はグリプス2の核パルスエンジン!」
「ハッ!!第一・第二・第三主砲開け!!」
「よし!!主砲、発射!!」
グワダンから光の筋が延びていく。
そしてグリプス2は爆発とともに、その進路を変えたのであった。
「フフフ・・・。主砲はアーガマを狙ったのであろう?艦長」
「ハッ」
「アーガマを狙ったビームが逸れてグリプス2に当ったとは、不幸な事件だ」
「ティターンズ艦隊の有効射程距離から離脱しました」
「艦長、アクシズはアーガマとの集合地点へ迎え。・・・後は任せる」
そう言って、ブリッジを出るハマーンだった。
(最後の仕上げが残っている・・・)
・・・(ドキドキ)
刻の涙三倍さんにお願い
ネタを書くときはなるべく前の職人の続きからかいてくんないと
あなたの一人相撲になってしまうきがする。
だれも言いそうに無いので俺がいってみます。
いや刻の涙のネタ好きですよ。本当。だからこそおねがいっす。
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!!
すごくいいです(*´Д`)ハァハァ
期待&応援sage
そろそろアゲとこうかな
このスレには感動しました。
アーガマとの合流ポイントへと移動を完了したアクシズ。
そこには既にエゥーゴを代表する二隻が待っていた。
(フフフ・・・律儀なことだ。)
自室の窓からその光景を見ていたハマーンだった。
「何?それは本当か?」
サエグサからの報告を聞いたブライトは憤慨した。
「間違い有りません。入艦はシャアのみ許可する、と・・・」
「ハマーンめ!何様のつもりだ!!」
「構わんよ。私一人で行って来よう」
「しかし・・・」
「ハマーンとて、ココでエゥーゴと事を荒げる気はないさ」
そう言ってブリッジを出ていくクワトロ。
そのままポッドへと載り込み、グワダンへ移動するシャア。
それをブリッジから確認していたブライトは、気が気でなかった。
(大尉は最早ただのモビルスーツ乗りではない事を自覚してもらいたいものだ・・・)
クワトロことシャア・アズナブルにとって、アクシズを出奔してから二度目になるグワダンへの入艦だった。
二人の従者に通される謁見室も二度目である。だが、その造りはザビ家そのもので、それを忌々しく思うシャアであった。
両開きの扉が開く。
かなり広いその間の奥に、成人男性でも余すだろうその椅子に、ミネバ・ザビが座っていた。
「ようこそ、シャア・アズナブル」
ミネバとの距離が近まった時、ハマーンが口を開いた。
片膝をつき、ミネバに礼をするシャア。
「ご協力感謝します、ミネバ様」
コクリと頷き、シャアの謝辞を受け止めるミネバ。
「お前が戻って来た事、嬉しく思う、シャア・アズナブル。これからも私の為に働いてくれ」
「はい。・・・では、また」
「うん。ザビ家再興も近い。それが共に良き日である事を祈って欲しい」
「はい」
そう答えると、ミネバに背を向け退出するシャア。
「ミネバ様、これでエゥーゴはミネバ様の物で御座います。これ以降、ミネバ様の手足となりザビ家再興の為、働いてくれるでしょう」
「それは、シャアの功績であるな?」
「はい、勿論で御座います」
そんな二人のやり取りを肩越しに聞くも、黙って部屋を出るシャアだった。
「こんな茶番を何時まで続ける気だ?」
クワトロ、否、この場にいる限りはシャアと呼ぶべき男はハマーンにそう言い放った。
「ふ・・・・・流石に気付いていたか」
「お前との付き合いはエゥーゴの誰よりも長いからな」
「ならば私の目的にも当然気付いているのだろう?」
シャアはしばしの沈黙の後答える。
「・・・・・・未来を次世代に託そうとするのは正しいとは思う。
だが・・・・・・・」
「だが?」
「その相手がウッソ=エヴィンである限り私は賛同できん」
ハマーンの表情がみるみるうちに変化する。
「何故だ!!何故私に協力せん!!!
ウッソの力はお前とて感じておろう!!」
「私にも未来を託したい相手がいたのだよ」
見詰め合う二人・・・・・・・
「それはハマーン、お前だ。私はお前にこそ未来を託したかった」
「!!何故・・・・・何故あなたはここを出て行く前にただその一言を言ってくれなかったのです」
「・・・・・・すまなかった、私はニュータイプという者を信ずるあまりに、
言葉という物を過小評価していたらしい・・・・・・・」
「シャア・・・・・・」
158の後に書き込んだつもりだったのに・・・・・・
でも読んでみると結構繋がってるな
場面場面の映像が浮かんでくるよ。
160氏も上手いなぁ。
グワダンからアーガマへと戻るクワトロ。
ブリッジに戻ると、皆グワダンを食い入るように見ていた。
「ひょっとしたら、こいつと戦闘になっていたかもれないんだな・・・」
「ああ、しかし先の事は判らんよ」
そう言うクワトロの背中に、何かを感じるブライトだった。
「後はいいかな?」
「ええ、任せてください」
「すまんな」
何か深く考え込むクワトロを見ると、ブリッジに残ってくれとは言えないブライトだった。
擬似公園・・・それは、クルーの安らぎの場として設けられた施設である。
そこには、一人の男がベンチに座っていた。・・・シャア・アズナブルである。
グワダンでの事を聞こうと、カミーユとウッソはクワトロを探していた。
行きついた先は、二人の先客が居る公園であった。
ベンチに座るクワトロと、その背中を見つめるエマである。
「大尉」
そう声を掛けようとするカミーユを左腕で止めるエマ。顔は微動だにせずクワトロを見つめている。
(なんだろう・・・この感覚・・・怒り、責念、悲しみ、後悔、迷い・・・全てが入り混じった感覚は・・・)
(これは・・・シャアさんの?なんて・・・なんて苦しい思いなんだろう・・・)
((あの人は、こんなにも悩んでいたんだ!!))
結局クワトロには何も出来ずに、その場を去る三人・・・・。
だがカミーユとウッソは、少しクワトロへの考えを改めるのであった。
>>154 そうですね・・・すみません。
自分では気をつけていたつもりなんですが、文才のなさを改めて反省いたします。
>>160 とても上手いですね。自分は既成のストーリーを少し変えていく事しかないので、
大胆な変化を上手く書けないんです。
ちょっと反省の旅に出ます。
>164 刻の涙三倍さん
いえいえ、いつも楽しみに読ませていただいてますよ。
みんなでいいスレにしていきましょう!
刻の涙三倍さんが、早く旅から戻って来ることを願って保全sage
お早い帰還をもとむです。。。>刻の涙三倍さん
三ヶ月はブタ箱入りだな
カムバーク!!刻の涙3倍さん!!
近々ハマーンがジャミトフと会見すると聞きつけたウッソ。
アーガマのブリッジでシャアに話しかける。
「クワトロさん、今度グワダンへ行くときは僕も連れて行ってくれませんか?」
「・・・いいだろう。」
「ありがとうございます!」
先の戦闘でグワダンは見事コロニーレーザーを使用不可能にした。
怒り爆発のバスクを後目にジャミトフと会見する予定を入れるハマーン。
そこへシャアとウッソがやってきた。
「シャア、なぜウッソを連れてきた?」
「彼が来たいと言ったのだよ」
「・・・・ウッソ、なにか用か?」
「ハマーンさんはティターンズと手を切ったんじゃないんですか?」
「何のことだ?」
「ティターンズと会見するってどういうことですか!」
「「なっ!?」」
「・・・ウッソ君、何故君がそんなことを?」
「艦長とウォンさんが話しているのが聞こえてきたんです」
「立ち聞きとはよくないな・・・(うかつだったな、ブライト)」
「そんなことより、ハマーンさん!どうなんです!?」
「・・・これは戦術だ。大人の詭弁と罵ってくれてもかまわんよ。綺麗事では政治はできん」
「そんなことを言ってるんじゃないんです!!ティターンズのコロニーレーザーに攻撃したんですよ!いまティターンズに赴くなんて危険すぎます!!」
「ふふふ、私を心配してくれるのか?」
「っそ、そうですよ!いけませんか!?」
「なるほどな。ハマーンがウッソ君に入れ込む理由もわかるよ」
「な、何を言うか、シャア!」
「言葉通りの意味だが?(ニヤリ)」
「くっ、とにかく考えはある!心配する必要はない!」
「ハマーンさん!?・・・・分かりました、それじゃあ僕もティターンズの船に連れて行ってください!!」
「「( ゚Д゚)ハァ?」」
こうしてウッソもハマーンの護衛(?)としてジャミトフとの会見についていくことになった。
171 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/18 23:41
ウッソのナイフ投げが活躍しそうだ。燃える展開です!
ハマーンは青酸ガスを使うのだろうか・・・(ドキドキ)
面白い!前スレの雰囲気だ。
正 直 ウ ッ ソ な ど ど う で も い い
>>173 正 直 お 前 の よ う な 客 は い ら な い
>>175 必 死 ? レ ス に 脈 略 が な く て 正 直 意 味 が 分 か ら な い
客=このスレを読んでくれるシャア板住人
これでカテジナさんもタイムスリップしてくれば
間違いなくシロッコについて行ったりして
それかジェリドかヤザン。
みゃくりゃく・・・
181 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/19 14:51
182 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/19 23:20
マターリ行きましょう
183 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/19 23:25
ウッソがハマーンに会ったら、
ハマーン「うふふふ・・・可愛い坊や。遊んであげる♪」
ウッソ「・・・。(((((゜Д゜;))))」
ガルマ「待て!私のほうが坊やだぞ!」
ハマーン「・・・。」
ガルマ「シャアが認めたんだぞ!」
ハマーン「逝け!ファンネル!!」
ガルマ「グぎゃアアアああ・・・(俺の時代にはこんなもんなかった・・・ガクッ)」
185 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/20 18:14
職人さんキテ--------
刻の涙三倍氏の帰還熱烈要請sage
「ティターンズで最も注意すべき人物はジャミトフではない。
パプティマス=シロッコ中尉だ、
奴は恐らく近日中にジャミトフを暗殺するだろう・・・・・」
ブライトとの面会が適ったマウアーは開口一番そう言った。
「パプティマス=シロッコ・・・・・・名前は聞いている。
クワトロ大尉やカミーユの話では禍々しいプレッシャーを感じたとか・・・・・
しかしそう言える根拠は何だ?」
「その『禍々しいプレッシャー』というものは私にはよくわからん、
だが奴に直接会った人間なら多分誰もがわかる。奴は危険だ」
ブライトはしばし沈黙した後答えた。
「わかった、信用しよう。だが最後に聞かせてくれ、何故今になって話した?
今まで何を聞いても黙秘を続けたというのに・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「また黙秘か・・・・・」
ブライトは椅子から立ち上がり独房を出ようと守衛にドアを開けさせた。
その背中に向けて、否、多分独り言に近かったのだろう。
マウアーは呟いた。
「死なせたくない人が・・・・・・いるからだ」
「・・・・・・・貴重な情報を感謝する」
ブライトはそれだけ告げると独房を後にした。
188 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 01:06
ティターンズの戦艦にランチが到着。中からハマーンとウッソ、護衛の兵が出てくる。
そしてジェリドを従えたジャミトフと会見する。
その全く臆さないハマーンの態度からジェリドは何か強力な力を感じた。
(油断できない・・・まるでサイボーグのような感じだな。造られた人間・・・強化人間なんてものじゃない。・・・もっと厳しい女だ)
そして考えも早々に、ふとウッソと目が合う。
(あのガキは!?戦闘でカミーユと一緒にいる新型のパイロットじゃないのか!?なんでアクシズにいるんだ?)
ジェリドの困惑はさておいて、ハマーンが早速口を開いた。
「先日は不手際があり、大変遺憾に思っております。グリプス2の件は私の部下が・・・」
「前置きはいらん。そちらは何を望んでおるのだ?場合によってはグワダンを破壊するかも知れん」
ハマーンの前口上を拒否し、本題に入るジャミトフ。
「さてどうですかな?そうなればアクシズがゼダンの門を沈めましょう」
「アクシズが?」
「はい」
(大丈夫なのか、ハマーンさん?すぐに逃げられるようにしとかないと・・・)
話が不穏な方向に流れるのを察してウッソが懐にしまったブラスターとジャンパーの袖口に入れたナイフを確認する。
189 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 01:06
「要求は何だ?」
「ザビ家の復興を!」
〈ハマーンさん、マズくありませんか?〉
〈ついてきたのはお前だ。私に任せろ〉
「ザビ家の復興は既に約束しているはず。血判でも欲しいのか?」
「血判・・・?フフフ・・・ははは・・・」
声を殺して笑うハマーン。前時代な事を言うジャミトフを一笑する。
「紙の上に血を置いた物など、何の証明になりましょう!」
笑いから一転、殺気じみた声を出すハマーン。ジェリドは警戒した。
「私の欲しいのはあなたの命だ!」
(何言ってるんですか!?取り消してくださいぃぃぃぃ!!)
心の中で絶叫するウッソ。
「はははは、ティターンズの皆さんもそんなに険悪にならないで下さい!ね、ね!今のはジョークですジョーク!あははは」
思わずわけの分からないフォローを入れるが、時すでに遅し、両者は完全に殺気をもって対峙していた。
イヤリングに手をかけるハマーン。
「これには青酸ガスが詰まっている!少し強く押せば噴き出す。この部屋にいる人間を殺すには充分すぎる量だ」
「くっ!貴様ぁ!」
「撃て!ジェリド!!殺せば何にもできん!!」
ジャミトフの言葉に反応したジェリドがとっさに銃を構える。
190 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 01:07
「くっ、このぉぉぉっ!!」
ウッソがすかさずナイフを投げた。
ナイフは見事ジェリドの手元に命中し、彼がもっていた銃をはじき飛ばした。
「ハマーンさん!早く逃げて下さい!」
(ちっ、この声はやっぱりあのガキか!!)
ウッソの行動に驚いたハマーンだったが、すぐに平静を取り戻し声高らかに言う。
「これで決まったな!ゼダンの門には、アクシズをぶつける!」
「そうそう好きにはさせん!!」
ジェリドの声と同時に爆発の振動が部屋に響き渡った。うろたえるティターンズの仕官達。
「残念だが、手はず道りにすすんでるようなのでな」
扉を開けてアクシズの仕官が流れ込む。
ハマーンは、脱出ルートもしっかりと確保していた。確信犯である。
ハマーンの狙いは、ジャミトフの命だったのだ。
「ハマーン様、お早く!」
「ご苦労」
「ええい!」
「動くなと言ったろ!」
悔しがるジェリド達に怒鳴ると、床に青酸ガスを叩きつける。
(ハ、ハマーンさんが!?信じられない・・・)
「何をしているウッソ!!部屋から離れろ!」
「え、え?!」
「ちっ!」
呆然とするウッソに舌打ちをし、ウッソを抱きかかえて走り出す。
ジェリドとジャミトフはエレベーターで難を逃れたが何人かの兵士はすでに死んでいた。
191 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 01:25
脱出に成功し、ガザCの中でふっとため息をつくハマーン。
コクピットにはウッソもいた。二人ともノーマルスーツは着ていない。
「あ、あの・・・すみませんでした。」
ウッソはつい先ほどまで自分の頬に当たっていたハマーンの胸の感触を思い出していた。
照れた表情でウッソが謝る。
「事前に言っていなかったから仕方がない・・」
つられて赤くなるハマーン。
「「・・・・・・」」
静かな時間が流れるが、ハマーンが先に沈黙を破った。
「・・・ウッソがナイフを投げるなどと思いもよらなかったぞ。変わった特技だな」
「あれは、僕が幼い頃に母から半強制的に習わされていたんです」
「母親?・・・父親はいなかったのか?」
「父は戦争の指導者でしたから、母がいなくなるよりももっと前から姿を見てないんです。」
「・・・いなくなったとは、亡くなられたのか?」
その言葉にピクッとウッソの肩が震えた。
「一度再会はしたんです。V2を作ったのが母でした。でも・・・」
「・・・・・」
「敵のMSに捕まって、体を・・・うっ」
封じ込めていた記憶を掘り返してしまったウッソ。
強烈な印象が頭を襲い、嗚咽する。
そして、その強力なイメージはハマーンの頭にも鮮明に流れ込んだ。
192 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 01:26
一人の女性が、戦艦の上で下半身のないMSの手に捕まっている。
母さん!母さん!と何度も叫ぶのは自分のよく見知った少年だ。
たたずむMSの目はまるで猫の目のように鋭く威圧感を醸し出している。
MSのパイロットは興奮と恐怖が入り交じり、我が保てていない。
そして、最悪な瞬間はやってくる。
巨大な何かがMSに激突し、MSは吹き飛んだ。
母さぁぁぁん!!
目を覆いたくなるシーンだ。
母親の生死を確認すべく、MSにの近くに降下する少年。
MSの手のひらに見えるのは赤い色。
動物の臓器と思われるような塊がこびり付いている。
そして、オレンジ色のノーマルスーツのヘルメットを発見する。
うなだれた状態で手にしたそのヘルメットの重さがずしりと伝わった。
バイザーを開いたそこにあったのは血にまみれた人の顔。
・・・言葉がでてこない。何も考えられない。
そして、顔の形を作っていた肉がボトリと落ちる。
目の玉がぐるんと動いた。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっっ!!!
少年は絶叫した。
193 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 01:41
「うっ・・・・・・ウッソ・・・」
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
「・・・・・・・・」
「はぁはぁはぁ・・・・すみません、この先はちょっと」
「言わなくてもいい。私にも見えた・・・。」
「くっ、うぅっ・・・」
悲しみに涙をこらえるウッソ。
それを見たハマーンはスッとウッソを抱いた。
「ハ、ハマーンさん!?」
「・・・・・」
何故そうしたかは分からなかったが、体が自然に動いたのだ。
何と言葉をかけてやればいいのか分からなかった。
ただ自分をいつも支えてくれた少年に優しくしてやりたかった。
ウッソは泣き崩れた。
(私は自分のことばかり考えすぎていたのかもしれない・・・。
自分を一人だと思い、シャアを恨むことでしか生きてこれなかった。
ウッソもただ私を支えてくれるだけの人だと思っていた。
しかし現実はどうだ・・・この子は幼い頃から半確信的に戦争へ巻き込まれるような教育をされ、
私が父や姉と他界した時期よりも早くから、ずっと親という者に頼らずに暮らしてきたのだ。
そして再会した母親との、あの別れ方・・・・私は、私はどうしたらよいのだ。)
二人を乗せたガザCはアーガマへ救援信号を送りながら、静かにグワダンへと向かっていった。
凄く良いです。いや本当に。特に
>>192の部分は衝撃的でしたね。
それを感じ取ってウッソを慰めようとするハマーンも良い。
実はアンチだったけど、少しだけ考えを改めました(w
195 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 07:15
禿同。ウッソの母親が死んだ場面って結構衝撃的だったから。
こんなの子供番組でやっていいの?なんて思ってたYO。
196 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 07:42
富野は子供番組と自分の作品世界を履き間違えているところがあるよな。
そこがまたいいんだけど……。
197 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 11:47
原作よりエグい描写が凄く良い演出となってますね。
前スレから見入ってしまった。
文だけでも、その場面の描写がはっきりとイメージ出来ました。
良スレハッケソ
>>187~193
素晴らしいの一言に尽きると思います。
この方の文章と比べると、自分の文章の拙さに鬱だ・・・・
コテハンなんぞ名乗って職人気取りが呆れますね。
名無しに戻ります。皆さん、今まで有難う御座いました。
気が向いたら、またカキコさせて頂くかもしれません。では。
200 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 20:28
刻の涙3倍さんも含めてここの職人さんはスゲェよ!!
このままガンバレー!!
201 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/21 20:30
カテジナVSカミーユはどう?
やっぱカテジナは瞬殺されるん?
>>201 その後カテジナがカミーユの魂を連れて行きます。よってドローゲーム
最後に188さんに質問です。
実は昨日、更新される瞬間に見ていたんですが、一気に更新されてましたよね?
やはりテキストを書いて、コピペで投稿されてるんですか?
自分はここで書いて、何度か読み返した後ウンウン唸って踏ん切りをつけて書き込むを押しています。
誤字・脱字多いっすよね・・・
気になったので、質問させて頂きました。
>203 コピペでやってます。クッキー切れ食らって死にかけたことがあったので、それからテキストでやってます(汗
刻の涙三倍さんの文章かなりいいですよ。
いろんな職人さんが連携して作るから良いスレになっていくと思います。
どうかやめないで〜!
>>205 そんな感じが良いねぇ。フォオが染んだ(?)のが痛かったけど…マウアー生きてるから…何とかかんとか
>>205 そうだ、そうだ! 刻の涙三倍さんが落ち込む事は何も無いんだ! 頑張って!
この展開のすごさはどうだ?これを良スレと呼ばずにいられるか?
「ジャミトフ閣下!ご無事でしたか!!」
ジェリドとジャミトフを乗せたエレベーターが止まるとそこにはシロッコがいた。
「おお、シロッコか。アクシズのハマーンめ・・・・・
わしの命を狙うとはな、早く部隊を編成して追撃しろ!」
「はい、閣下の弔い合戦となれば兵の指揮も上がるはず、
必ずハマーンを落としてみせましょう」
「弔い合戦だと?」
シッロコは銃を抜いていた。しかしその引き金を引く前にジェリドが
ジャミトフの前に立ちふさがった。
「ジェリド中尉、そんな老人の為に命をかけるのかね?
私は君の事が気に入っている。私と共に来い」
ジェリドはその一瞬で計算した。
ここでジャミトフを助けたとしてもせいぜい一階級上がるのがいい所、
しかしここでシロッコと共にジャミトフを殺せば自分はシロッコの共犯者、
そしてシロッコは近い将来ティターンズの全権を握る男だろう。
その共犯者となれば(命を狙われる危険もあるが)すくなくとも側近クラスには
扱うはず、あとはシロッコがジャミトフにやるように寝首をかけば・・・・・・
「お供します、シロッコ大尉」
銃撃音が響き渡った。
ティターンズの頂点に立ち、地球、否、全人類の頂点に立とうとした男の
あっけない最後だった・・・・・・・・
今日初めて見て最初から読んでしまった!
まじイイッ!!感動した!!
212 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/22 23:09
職人様降臨希望age
213 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/23 01:59
ジェリド達の追撃隊は、カミーユ達の活躍で撤退していった…
エゥーゴとティターンズは、ハマーンの手の内で雌雄を決する形となった。
シロッコ「ハマーンめ…本気でアクシズをこのゼダンの門にぶつけるつもりか…」
アクシズを激突させてゼダンの門を破壊する豪快な作戦。
エゥーゴもゼダンの門より逃げるティターンズの兵力を叩き潰すべく、行動を開始する。
アクシズでゼダンの門を破壊するという作戦。
居住区であるモウサは、ぶつける前にしっかりと切り離している。
シロッコは、核パルスを搭載した一つの隕石基地が接近してくるという意味を軽く考え過ぎていた。
これでティターンズは本拠地を失ってしまうのだ。
しかもハマーンは、手薄になったグリプス2に軍を送り、グリプス2をも制圧してしまったのである。
アクシズ軍は殆ど被害が出ないのに比べ、ティターンズはこの戦いで激しく消耗してしまう。
戦果は良好だった。
しかし、このときハマーンは迷っていた。
ここのところシャアとの関係はなかなか良い。少なくとも軍事、政治における信頼関係は生まれつつある。
この機にウッソのことを相談してみてはどうか、と。
214 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/23 02:00
グワダンに連絡を入れるクワトロ。
『こちらエゥーゴ、グワダン聞こえるか?』
「こちらグワダン、聞こえている。ハマーン様に繋ぐ」
『頼む』
すぐにウィンドーが切り替わりハマーンの姿が現れた。
「シャアか?」
『先日のティターンズ掃討戦では大変助かった。協力に感謝する。』
「律儀だな。・・・・それで?拠点を失ったティターンズを更に追い込むべく再び交渉というワケか?」
『そういうことだ。そちらへ赴こう。』
「了解した。・・・・・シャア」
『ん?』
「カミーユという少年はウッソと仲が良いのだろう?連れてきてくれないか?話したいことがある・・・」
『話したいこと?』
「ウッソのことだ。・・・頼む」
『分かった』
こうしてクワトロとカミーユはグワダンへと向かった。
215 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/24 00:27
メラニー氏とクワトロ、カミーユがグワダンへ招かれた。
ハマーンは今後のティターンズ打倒の計画を早々に取り決め、メラニー氏を先にランチで追い返した。
部屋にクワトロ、カミーユ、ハマーンの三人だけが残された。
皆が一息つくと、クワトロがサングラスを光らせ、しゃべり出した。
「さて、ウッソ君のことで話があると言っていたな?」
「ああ。・・・・ウッソはアーガマで自分の素性を話したことはあるのか?」
「アクシズから来たとしか聞いていないが?カミーユは何か知っているか?」
「いえ、そういえばウッソの過去のことは全く知りません」
「だそうだ」
「・・・そうか。薄々気づいていただろうがウッソはアクシズの人間ではない」
「!?」(・・・やはりな)
216 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/24 00:28
「じゃあどこから来たって言うんです!?」
「・・・ふむ、では単刀直入に言う。ウッソは未来からやってきた人間だ」
「「未来!?」」
「そんなこと、信じられませんよ!」
「信じがたいが、ハマーンはそんな冗談を言うような人ではないな」
「・・・ウッソはある日突然宇宙空間に現れたのだ。あのV2と一緒にな。」
「V2?・・・あれはアクシズのMSじゃないんですか?」
「アクシズの技術力、と言うより現在の人類の技術力ではあれほどのMSは作りだせん。
シャアもカミーユビダンもV2の圧倒的な力を知っているだろう?」
「・・・なるほど。確かにそう考えればしっくりくるな」
「V2は未来の技術ってことか」
217 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/24 00:29
「ウッソは未来を知っている。そして私を正しい方向へ導いてくれたのだ」
「歴史がどうのこうのと、アムロに聞いていたらしいが、まさか本当に変える気だったとはな。」
「歴史を変えるってことはウッソの知っている未来は良くない方向へ進むと言うことですか?」
「だろうな。ウッソ君も必死だったからなぁ、ハマーン?」
「私が悪い方向へ事を運ぶというのか、シャア!?確かにウッソの知っている未来では私はコロニー落としをしたらしいが、貴様とて人のことは言えんはずだ!!」
「大尉が?」
「私がそのようなことをすると言うのか?」
「貴様はフィフス・ルナを地球へぶつけ、アクシズまでもを落とそうとしたのだぞ!!」
「「!?」」
「・・・しかし、まだ犯していない罪を責められても困るな」
「貴様、よくもぬけぬけと!・・・・まぁ、連邦軍のアムロ・レイ大尉のおかげで貴様の罪は減ったらしいがな」
「アムロ?奴が私の罪を?」
「ふふふ、シャア・アズナブルはアムロ・レイ大尉によって撃墜されると聞いているが(ニヤリ)」
「(ムカ!)認めたくないものだな、自分の老い故の過ちというものを・・・」
>老いゆえの過ち
藁タ!!
凄い・・・複線や過去ログを巧く繋げてますね。
いいなぁ・・・
220 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/24 23:01
あげろぉっ!
221 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/25 07:25
誰かこの小説を一つの新スレに移してくれたもうことなかれ・・・・
>>221 それだと、「この小説を一つのスレにまとめないでくれ」って意味だよ。
無理して難しい言葉使わない方がいいね。
223 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/25 11:17
>222 ワラタ
職人さんガムパレーーー!
225 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/25 18:08
定期保守揚げ
226 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/26 09:57
age
227 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/26 21:35
age
228 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/27 10:02
「思えば私はウッソに助けを求めていただけだった。あの子もまだ13歳の子供だというのにな」
「・・・でもウッソは貴方の力になりたいと言っていましたよ」
「私はその気持ちを利用していただけなのかもしれない。・・・嫌な女だ」
「そんな・・」
「ウッソの事を話して何がしたかったと言うわけでもない、ただ二人には知って欲しかっただけだ。・・それとウッソを支えてやって欲しい」
「・・・ハマーン・・分かった。私は同じ過ちはせんよ」
「同じって・・・?」
「ふん、頼んだぞシャア」
229 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/27 10:10
この後の展開にドキドキ・・・
230 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/27 10:43
時は少し遡り、ジャミトフとの会見で戦闘になった時のこと。
「脱出したアクシズのMSから信号が来ています!」
「よし、MS隊発進!!」
アーガマもゼダンの門へ向かい各モビルスーツ発進する。
カミーユは久しぶりにサラと再会した。
「やめろサラ!こんなことをして誰が喜ぶ?」
「パプティマス様が認めてくださる」
「利用されているだけだと、なぜわからない!」
アーガマに着艦するハマーンのガザC。
「ウッソ、またいつでもアクシズへ来い。待っているぞ」
「ありがとうございます」
「「・・・・」」
ハマーンは愛おしそうにウッソを見つめると、ウッソの唇に軽く自分のそれを合わせた。
「!?」
ガザCのハッチが開く。ハマーンはウッソをトンと押し出してすぐに離脱した。
無線からゼータにサラがいることを知ったカツ。
サラもカツの存在を知る。
「カツ!ハマーンのために戦うのはやめて!グワダンを沈めるのよ!」
「サラ!そんなにシロッコに抱かれたいのか!?」
Zのビームサーベルがサラの乗ったMSを貫いた。
「やられた!?脱出!」
「サラッ!!」
Zの手のひらがサラを爆風から守るように包む。
カミーユはサラをアーガマへ連れていった。
231 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/27 10:57
アーガマ内でサラを連れたカミーユと、カツが出会ってしまう。
「カツ・・・」
「・・・・・カミーユ、アクシズのハマーンから通信だって。グワダンに来て欲しいそうだ」
「待って、カツ!」
「・・・・じゃ」
冷たくあしらうカツ。
すぐに向きを変えて歩き出した。
(・・・グワダンから?何の用事だ?)
取調室に向かう途中でサラがウッソを見かけた
「カミーユ、あの子・・・」
「あ、ウッソじゃないか。無事だったか!」
「・・・・」
「ん?おーい、ウッソ!」
「!、カミーユさん!?・・・あ、あなたはサラさんでしたっけ?」
「・・・久しぶりね」
「そうでしたっけ?・・・僕疲れたんで部屋に戻りますね」
「なんか変だったな?」
「・・・」
どこか上の空のウッソだった。
ウッソ…未来に帰りたく無いかもな(w
>>232 フラニーさんが来たら修羅場だな(w
それはそれで愛でたいって事で(笑)・・・「めでたい」って漢字でどう書くのだろうか?(ヲイ
234 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/27 23:56
age
「・・・シャクティ」
ふと、幼馴染の皇女を思い出した。
過去の世界の、歴史と史実の世界がウッソを混乱させていたのは
間違いない。ハマーンの存在がシュラク隊のそれやマーベットのそれ
と激しく乖離していたのはいうまでもなかった。
自室の扉が開く。
「ウッソ・・・、元気出せよ。理由はわからないが、死ぬぞ」
カツだった。
「ありがとう、カツさん。ボクは誰にも負けませんから」
オデロがいたら・・・と想うウッソ。オデロの存在がどれだけ
皆を助けていたのかと改めて感じるウッソ・エヴィンという少年がそこにいた。
「じゃあ」とカツはそれだけを言って、静かに去っていった。
そして、ベッドに潜り込み、激しく嗚咽するウッソという少年が一人存在するだけの空間と変わった。
「・・・・ボクは・・・ボクは!」
少年は、さなぎの皮を一枚剥くために、?のである。
それがウッソ・エヴィンという少年の感性そのものにつながるのである。
236 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/28 05:12
揚げ!!
良スレだ・・・
だれか全部まとめてくれないかな
238 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/28 19:48
全部まとめてくれる方・・・頼みます。
虫が良すぎる。自分でまとめなさい。
240 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/28 20:19
まだ、途中なのに晒しちゃったら厨房が・・・
age
ウッソは睡魔に襲われる直前、懐かしい匂いが
そばにあることに気づく。
「・・・カテジナさん・・?いや、母さんか!?」
(ウッソ強く、生きて)
(ウッソ!あなたは男の子でしょ!)
幻覚が舞っていた。ミューラとカテジナが舞っているのだ。
「母さん!カテジナさん!ボクは、ボクは!!」
ガバッ!起きあがり、傍らにいたその幻覚に縋り付くウッソ。
「きゃっ!う、ウッソくん!?」
「・・・あぁっ、ご、ごめんなさい!ファさん・・・」
「いきなりびっくりしたわ、ウッソくん。
アラームが鳴っているのに、艦橋にあがってこないから
ブライトさんが呼んでこいって・・・」
「すいません!・・・いきなり、母さんとか、ウーイッグのカテジナさんの
匂いとか、そこに姿が見えて・・・ファさんの匂いって優しいんですね」
「こら、変なこと言わないの。さっさと着替えてあがってらっしゃい。」
「わかりました。ありがとうございます、ファさん。」
扉が開き、部屋を出ようとするファ。出る間際にファは体を反転させ、感性だけで
唇から声を紡いだ。
「辛いときは、甘えていいんだからね。私も、エマ中尉にも。」
扉は静かに閉じていった。
「ジュンコさんの香りも感じた気がする・・・」
ブライトがブリッジにあがってきたウッソを窘める。
「ウッソ、今は戦闘中だ。そんなことでは死ぬぞ。」
「ハイ、わかってますよブライトさん。もう大丈夫です。結局ボクは一人じゃ無いって事が
良く判りました。母さんも、カテジナさんも、そしてジェンコさんも・・・」
「・・・まぁ、いい。それよりもだ、アクシズからの打診に対して回答を遅らせている。
ハマーンは何を考えているのかだ。カミーユ、シャ・・・いやクワトロ大尉と共に再度
接触してきてはもらえないだろうか?」
「それじゃ、ボクも一緒に!」と割って入ったのはウッソ・エヴィン。
「いや、ウッソには一つ成し遂げてもらいたいことがある。アーガマに残ってほしい」
豪奢な金髪の男が異を持って発言した。
「ブライト、私は対ハマーンに対してはウッソ君がもっとも適していると感じるが、どうか?
ニュータイプ同士共感しあうのでは?」
「それは、大尉やカミーユも一緒ではないか?」
「この子の感受性は私やカミーユのそれとは大きく異なるのだよ、ブライト」
「むぅ・・・」
しかし、時間は議論の余地を与えてはくれない。歴史は絶えず変化するモノだからだ。
だめだ、ゼータの話を全く思い出せない。
ということで内面描写しかできない漏れは
逝ってきます。
246 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/29 10:00
ハマーンはゼダンの門にアクシズ本体をぶつけようとしていた。
エゥーゴ側はティターンズの戦力をゼダンの門に釘付けにしておく為の攻撃を開始、
ウッソ達もMSで出撃する。
そこへ、シロッコの命令でサラを救出にやって来たレコアのパラス・アテネが強襲した。
「レコアさん!勝手です!」
「世の中男と女しかいないのよ。それは思考とか信念とかとは別のものよ」
アーガマ内はレコアの直撃を受け大混乱に陥った。
そのどさくさに紛れてサラは脱出する。
カミーユとウッソがレコアを追った。
「ガキのくせにっ!!」
ライフルを二機のガンダムに向けて連射するレコア機。
しかし難なく避ける二人のNT。
「レコアさん・・・任務なんでしょ?ティターンズへ潜入して」
「やさしいのねウッソ君、でも違うのよ!」
基本的にレコアに好意を抱くカミーユにとっては、どんないいわけも納得できなかった。
「私にはアーガマにいても何もないのよ!」
「僕じゃ不足でしょうけど。守るくらいのことはできます。それじゃいけないんですか!」
「アナタの優しさは残酷なのよっ!消えなさい!!」
「そんなの、そんなのおかしいですよレコアさん!」
「私は女よ!ティターンズに自分の安らげる場所を見つけたの!お前達は敵だ!」
247 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/29 10:01
レコアはアーガマを裏切った自分にこうも優しく接してくれる人間がいることに内心驚く。
しかし、同時にそれは彼女にとって重みでしかなかった。
もはやアーガマに戻ることはできない。
どうして自分がこうなる前にそう接してくれなかったのかと。
「「レコアさん!!」」
「カミーユ!ウッソ!今言っただろ、敵同士だと!お前達は、子供のくせにっ!!」
レコアの叫びを聞いた瞬間、ウッソの頭の中に一人の女性の声がリフレインする。
『そうよ。あなたは子供のくせに重っ苦しいの。今度戦場で会うことがあれば確実に仕留めてあげるわ!』
「うわぁぁぁぁぁぁっっ!!」
ウッソとカミーユの共有された怒りが巨大なプレッシャーとなりレコアを襲った。
「くっ!」
よかよか^^
ところでシャアはブライトの事を「ブライトキャプテン」と呼んでいたように
記憶してるけど違ったかな? 結構シャアって礼儀正しい呼び方する印象あり。
確かにブライトの方はシャアを「大尉」と呼んでいたのはそうだと思うけどね。
後はレコアもカミーユ達の事を「お前」って呼ぶかな?なんて。あの女性は
「〜なのよ」「〜でしょう」という言い回しが多かった印象あるし。細かくてゴメン。
249 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/29 12:46
出たっ!!
ウッソの「そんなのおかしいですよ!」!!!!
これがずっと聞きたかった!
レコアさんに言うとは、なんかグッときました!!
リフレインしたカテジナの台詞もちょうどいいタイミングですね。
職人さんはZキャラとVキャラの共通点というか、つなぎ方が大変うまいです。
今夜も楽しませてもらいました(感謝)。
良スレage
いま読み直して重大な過ちが・・・・
>カミーユ、シャ・・・いやクワトロ大尉と共に再度
接触してきてはもらえないだろうか?」
読み返すと、若干戻っている。再度ではないのだ。(鬱
>>248 たしかにファはお姉さんぶる調子が強かった気がする・・・
いかんせん見たのが、4歳ぐらいだから記憶がかなり曖昧・・・
スパロボのファは血が牛なぁ〜
突っ込みどうも。
クワトロは感情が高ぶると口調が崩れる傾向だったキモするが・・・
>>253 >クワトロは感情が高ぶると口調が崩れる傾向だったキモするが
そうだね^^ 特にコクピット内では呼び捨てが多いね。
ちなみに文章でガンダムを語るなら、寧ろ内面描写の方が大事だと思うよ。
だからこそ頑張って下さいね^^
256 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/30 03:52
ガンダム版ジパングなのか?
257 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/30 04:21
いいモン読まさせてもらい揚げ!!
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ ⊃⊃"< .|
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
age
全部読みました。続きが気になる・・・
261 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/01 10:44
挙げ
サラに気付いたカツは後を追うが、結局撃てず、逃がしてしまう。
そしてレコアを追うウッソとカミーユの目前に一機のMSが立ちふさがる。
「大夫やられたな、レコア・ロンド」
「うるさいっ」
「カミーユは俺がやる!お前は下がってろ」
ジェリドのバイアランだった。
「今日こそ決着をつけさせてもらうぜ!」
「こいつ!」
激しくぶつかり合う両機
「おいウッソ、レコアさんを追うんだ!」
「け、けど」
「もう追いつけなくなるぞ!」
「戦闘中におしゃべりかよ!!」
「しまった!?」
「カミーユさん!」
ビームライフルの光が届きかけたその時、Zの前に機影が割り込んだ。
危機に陥ったカミーユを助けようとしたアポリーのリック・ディアスはジェリドに撃破される。
アポリーの死を目の当りにして、激情したカミーユのZはジェリド機へ突っ込んでゆく。
その時、アクシズがセダンの門に衝突。
飛び散る破片の中、カミーユはウッソのV2とシャアの百式に導かれて脱出した。
アポリー地味に戦死…やはり歴史は変えられないか!?
264 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/02 03:08
クワトロは無言で隣から聞える呻き声を聞いていた。
「何がエースだ、何がZだ!人、一人助けられない奴が、何自惚れてんだよ!・・ウウッ・・
うぉぉぉぉっっっ!」
BANG!BANG!BANG!
コンソールが激しく揺れる。
「カミーユ・・・さん・・、あの・・その・・・」
(ウッソ君、今はやめておけ・・・)
左のディスプレイに映るウッソに直接だけに直接音声を伝えるクワトロ。
(でも、これじゃカミーユさんがあまりにも・・・)
(君だって、たくさんの死と直面してきたはずだ。わかってやってほしい)
(・・・はい)
265 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/02 16:35
続き希望挙げ
age
267 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/02 18:19
史実から脱線してもいいんだったら
アポリーとロベルトはっ殺さないでホスイ
フォウも
フォウはすでに死んでるような?
>フォウも
瀕死でも記憶喪失でも昏睡でもいいから、生きていて欲しい
すみません。
フォウを殺した張本人です。
フォウはララァのように死んで華が咲くと思ったんです。
ララァが死ぬ事によりシャアとアムロの確執&関係が出来上がったように
カミーユとジェリドもそんな感じになるのでは?と
しかしアニメでのジェリドのへたりっぷりに納得がいかず
後の展開をココで考えていたのですが、駄文を載せるのを躊躇って
今現在に至ります。
272 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/02 18:44
でも死んでいた方がいいんじゃね?
どうせ生きていてもスパロボの様なノリになってるし。
ってすでにスパロボノリだな(w
これからいきなりフォウは「生きてました」ネタが出たら
ここまで職人さん達が頑張っていたのが崩れるぜ?
まあ、戦争に死人は付き物でなんだから、話の筋は職人さん達に任せましょう。
個人的にアポリーの死は残念だけどね。
274 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/02 20:08
アポリーの死はあっさりしていた・・・(TдT
275 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/02 20:16
ロベルトってまさか死んだ
了解。史実どうりがいいかもしれない。
今思ったのだが、スパロボって他の作品入れない方が
全然面白いんじゃないかって・・・
このスレにいて激しく感じた・・・
>>277 俺もそう思うよ。レイズナーぐらいしか知らないし。
携帯で見たいからage。
280 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/03 10:10
携帯で見るとパケ代が高くなるsage
アーガマでは戦死したアポリー達を弔う間もなく、宇宙の戦いが広がっていった。
先の会見のどさくさにまぎれてジャミトフを殺したシロッコは、
それをハマーンの謀殺としティターンズを掌握する。
アクシズではハマーンが、ザビ家の忘れ形見であるミネバをスペースノイド独立の象徴とし、
確実に温存した戦力で国力を伸ばしていった。
そしてエゥーゴではメラニーを始とする代表者やウォンら出資者と、
前線で戦うアーガマ隊やラーディッシュ隊との間に確実に亀裂が生じていた。
エゥーゴは元々ティターンズに対抗するために人員を集い、結成された組織である。
しかし上層部が、勢力を伸ばすアクシズを危険視しはじめ謀略を巡らせるようになると、
ウッソやカミーユ達パイロットやハマーンに対し比較適良い印象をもつクルーがこれに反発。
シャアも加わっていることもあり、エゥーゴはいつ分裂してもおかしくない状態だった。
歴史は確実に変わり始めていた。
君は ageの涙を見る。。。
284 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/04 07:26
この先が楽しみ!
285 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/04 21:21
最近83見かけなくなったな
286 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/04 22:10
回想ではにゃ〜んさまだしてもバチは当たるまい。
287 :
名無しさん:02/06/05 18:52 ID:aC37TlJY
もう終わりなのかage
288 :
名無しさん:02/06/05 20:18 ID:o3FycOoJ
ロベルトって死んだ?
マジで!
アクシズの手にあるグリプス2を奪取するためにエゥーゴ艦隊がメールシュトローム作戦を展開した。
エゥーゴの前戦部隊であるアーガマ隊とは落ち着いた関係を持っていたアクシズ部隊の指揮系統は混乱に陥った。
「ハマーン様!エゥーゴがグリプス2に対しMS部隊を展開しました!」
「何だと!?」
「コロニーレーザーを手中に収め、ティターンズもろとも我々アクシズを潰そうとしている模様です!」
「くっ、シャアめっ!!こちらもMS隊を展開しろ!」
「はっ!」
「僕は反対です!アクシズとは提携を約束しているんでしょう!?今攻めるなんて大人は卑怯者ばかりだ!」
アーガマのブリッジでは今回の作戦について動揺を隠せない乗組員が論議していた。
「カツ、落ち着け」
「落ち着いていられませんよ!」
「アクシズを裏切る、か。こんなやり方、ティターンズと変わらないですね」
「・・ウラキ中尉。・・・私も反対です。私たち元ティターンズ組は彼らのやり方に疑問を覚えてここに来たんです!それなのにこれじゃあ、何も変わらないじゃないですか!」
憤慨を隠せないエマが言った。
「アクシズと敵対関係になったらウッソはどうなるんです?大尉だって解りますよね!あなたは戻るべきです!ジオンのシャア・アズナブルに!!」
「・・・カミーユさん」
「「「「・・・・」」」」
カミーユがそう言うとあたりが静まり返る。そして一人の男に全員の視線が集まった。
「・・・分かった、裁決をとろう。アーガマ、ラーディッシュ両隊はエゥーゴの通達を破棄し独自の行動に出る、という考えに賛成な者は挙手を願いたい」
「「「「「うぉぉぉぉっっ!!!」」」」
クワトロがそう言い終わるやいなや、ほぼ一斉にブリッジのクルーが手を挙げた。
「みんな!・・・ありがとう、ありがとうございます!」
「気にするなウッソ君。俺達は俺達の戦争をするんだ。自分の信じることをするまでさ。」
涙目のウッソの肩にポンと手をおく人がいた。
「・・・ウラキさん」
「コウでいいよ、さてV2のブーツも直したし、準備は万端だ。いつでも出られるようにしとかないとな!」
「はいっ!」
歴史が……完全に変わった。
スバラスイ!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
イイ!!
スバラスイ
カナーリ ドキドキ・・・
age
296 :
名無しさん:02/06/06 08:40 ID:gdjUo77O
つまらん。電波かつ消防レベル。
>>296 お前がツマラン。
と言って欲しいんだろ?カマッテ妖坊君?
298 :
名無しさん:02/06/06 13:09 ID:AM2nvHfy
「では全員一致で決定だな」
シャアは会議室にてそう言った。
「うむ・・・・・今度の戦いは今までとは訳が違うからな」
「下手をすれば孤立無援、完全にどこの勢力からも外れてしまいますからね」
「じゃ、お気をつけて」
「ああ・・・・・・・坊やとカミーユも死ぬなよ・・・・・・・・・
ある意味敵味方に分かれてしまった相手に言う言葉じゃないけどな・・・・・」
「いえ、気持ちは嬉しいです」
ブライトという名艦長やシャアというカリスマを擁し
乗組員の結束が強いアーガマも完全なる一枚岩とはいかない。
メインクルーは全員が着いて来たが、何人かエゥーゴに離反することに
異議を唱える人間がいたのだ。
それに対してブライトは小型輸送艇を一隻与えて、地球へと帰還させる、
という作を取った。
ウッソとカミーユとカツはブライトに命じられてその見送りである。
少なくとも本人達はそう信じていた。
299 :
298:02/06/06 13:16 ID:AM2nvHfy
スマソ
>>298ウッソ&カミーユ&カツにファ&シンタ&クムを加えてくれ、
忘れとった・・・・・・
300 :
名無しさん:02/06/06 13:31 ID:AM2nvHfy
「あれ?」
最初に異変に気付いたのはカミーユだった。
(エンジン音・・・・・?まだ俺達が乗っているのに・・・・・)
そして次の異変が起こった時、全員がそれに気付いた。
「動いてませんか!!?この船!!!!」
「どういうことですか!!まだ僕らが乗っているのに!!!」
「すまない、ブライトキャプテンの命令なんだ・・・・・」
そこへタイミングよく、ブライトから通信が入る。
『カミーユ、カツ、ウッソ、ファ、シンタ、クム、
君達を騙してすまない。今度の戦いには君達は連れてはいけない・・・・』
「何で・・・・何でですか!!!ブライト艦長!!!!」
『・・・・・・・今度の戦いは今までとは訳が違う、
我々は現在地球連邦ともティターンズとも、そしてエゥーゴとも
敵対状態にあると言っていい。そしてアクシズが我々を受け入れるかどうかも
定かではない、つまり我々は完全に孤立無援と化す恐れすらあるのだ。
そのような『負け戦』に君達若い世代を連れて行く訳にはいかん・・・・』
「そんなの・・・・・そんなのおかしいですよ!!!」
「今まで遊びで戦って来たわけじゃないだよ!!!
死ぬ確率が高いからって船を降ろすなんて!!!!」
激昂するウッソとカミーユ。
『・・・・・・多分そう言うと思った、だから君達に黙っていたのだ・・・
その船は一度月に寄ってから地球へと降りる、地球へ行くなり、
コロニーへ行くなりアクシズに行くなりその後のことは好きにするといい。
わずかばかりだがその船に金も預けておいた。宇宙船に乗るには十分なはずだ』
ブライトの言葉にノイズが混じり始める、船がアーガマを離れているのだ。
ウッソ達の運命や如何に?
302 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/06 19:30 ID:Y2J/zUNj
あれれ?話が激しくカワタ!!
303 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/06 20:16 ID:i1iMQtmR
『ウッソ君聞こえるか?ウッソ君?』
「クワトロさん!」
『君の素性はハマーンから聞いた。V2は君の私物だ。あれを手放すのは少々惜しいが、船に積んでおいた。』
「え?」
『・・・今君のすべきことは何だ?』
「・・・ティターンズを倒すこと?」
『違うな。それは私たちで十分できる。・・・君には力がある。君は宇宙の平和を守りたいのだろう?』
「・・・はい」
『ならば、まずは身近にいる者を守ってやることだ。・・・カミーユ達を頼む』
「そんな!」
『お別れだ。また会うことがあれば未来のことをお聞かせ願おう。では』
「クワトロさんっ!クワトロさぁぁん!!」
た、たまらん展開・・・
305 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/06 20:32 ID:i1iMQtmR
アクシズの戦艦
「アーガマ隊、来ます!」
「ちぃっ、シャアはまたしても裏切ったのか!・・・ウッソは無事なのか」
モニターを見ながら舌打ちするハマーン
エゥーゴに対しての防御はまったく手薄になっているため明らかに分が悪かった。
「このままではまずいな。私もキュベレイで出るぞ!」
「待って下さい!アーガマから発進したMS隊の様子がおかしいです!」
「どういうことだ?」
「ティターンズ艦隊とエゥーゴ艦隊に攻撃を仕掛けています!」
「エゥーゴに!?・・・しばらく様子を見る。アーガマから連絡が入るかもしれん。周波数はあわせておけ!」
「はっ!!」
「エマ中尉、ウラキ中尉は隊を率いてティターンズ、エゥーゴの両MS部隊に奇襲をかけろ」
「大尉はどうするんですか?」
「私はアクシズと連絡を取る。辛い戦いだが時間を稼いで欲しい」
「「了解!」」
306 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/06 20:57 ID:i1iMQtmR
宇宙船の中
カミーユ、ウッソ、ファがこれからのことを相談していた。
「・・・これからどうする?」
「さっきクワトロさんから連絡がありました。V2が船に積まれているみたいです」
「Zはないのか?」
「あれはエゥーゴのモノですからね・・・」
「カミーユ、戦争のことは忘れて元の生活に戻りましょうよ。もちろんウッソ君も一緒に・・・」
「それはまだできないよファ。まだやらなきゃならないことはいっぱいあるんだ」
「じゃあどうするのよ?」
三人は目を合わせ、また考え込んだ。
横ではシンタとクム、そしてハロが遊んでいた。
「「「・・・はぁ」」」
それを見て三人は同時にため息をついた。
307 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/06 20:57 ID:i1iMQtmR
「とにかく今戦うとしたら、どこかの組織に入らなきゃいけないよな。補給もなしじゃ、いくらV2でも無理だ」
「そうですね。それにこのままだと地球にまっしぐらですよ。そうなったら民間のシャトルで宇宙に上がることになるから、V2はにどと宇宙に戻れなくなりますね」
「この船、奪ったらアクシズかどっかまで燃料持つかな?」
「ちょっとカミーユ、止めてよぉ」
「・・・・やりますか?」
「・・・・やるか?」
「えぇっ!?」
「僕とカミーユさんで操縦席をジャックます。ファさんは格納庫へ行ってV2を確保して下さい」
「そうだな。俺達が無線で連絡を入れたら外へ出て船に取り付いてくれ。ビームサーベルで脅してくれるとありがたいな」
「嘘でしょぉ!?」
「嘘じゃないさ。あ、シンタ達はV2に乗せてやってくれ、人質にされたらやっかいだからな」
「ちょっと待ってよ!私V2には乗ったことないのにどうしろって言うの!?」
「大丈夫です。オートパイロットシステムをオンにすればメタスよりは簡単に動かせますよ」
「へぇ、便利なのね。・・・まったく、仕方ないわね。やればいいんでしょ、やれば」
「サンキュ、ファ」
「もう」
「それじゃ行きますよ。」
ウッソがそう言うと、ファはシンタとクムを連れて格納庫へ、カミーユとウッソは操縦席へと走り出した。
「ウッソ、武器になりそうなものはあったか?」
「これぐらいしか・・・・・・・」
そう言ってウッソが取り出したのは作業用の工具一式だった。
「スパナとかはあんまり役に立ちそうもないが・・・・・
この作業用バーナーは使えるな」
「はい、他には大したものはありませんでしたし、そろそろ行きましょう」
一方ファは・・・・・
「このV2が個人的な持ち物・・・・・・
あのウッソって坊主はやっぱただものじゃねぇな」
「ああ、MSの操縦も凄かったけどアクシズでの地位も実は凄かったんじゃないか?」
「う〜ん、案外シャア・アズナブルの隠し子!!だったりしてな」
「はっはっは!大尉に聞かれたら殺されかねんぞ」
(見張り、ってわけじゃないけど人が二人・・・・・・
カミーユとウッソ君が動き出すまであと15分・・・・・・
それまでになんとかしないと・・・・・・)
「「わぁぁぁ!ファお姉ちゃんが怒ったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
「シンタ!クム!待ちなさい!!!」
二人の男がV2の前で話していると突如シンタとクムが走りこんできた。
「わ!な、何だ!!!」
「すいません!捕まえてください!!!」
「よし!わかった!!!」
子供達を捕まえようとする二人、しかし無重力なため、うまく捕まえられない。
そうこうしているうちに子供達はV2のコックピットに逃げ込んだ!!!」
「あ、こら!!出てきなさい!!!!」
それを追いかけてファがコックピットに飛び込む。
「ようやく捕まったか・・・・・早く引きずり出してくれよ」
が、しかし、それに答えたのはファの声ではなく、V2の起動音と
コックピットの閉まる音だった。
「お、おい!!!」
『ハッチを開けて下さい!!!でないと実力で穴を開けますよ!!!』
ファが格納庫で大立ち回りを繰り広げている頃、ウッソとカミーユは操縦席の前に居た。
「このタイプの船なら操縦席には二人の人間が居るはずだ、
ウッソは右側を抑えてくれ、俺は左側を抑える」
「はい・・・・・・1・2・3!で同時に飛び込みましょう」
頷き合う二人。
「1」
「2」
「「3!!!」」
ドアを開け、パイロット達が振り向く前にその頭にバーナーを押し当てる。
「動くな!!作業用バーナーでもこの距離なら人間の頭蓋骨に穴くらい開けられる!」
「な、な、なんだ!!!?」
そしてそれとほぼ同時に、独特の爆発音にも似たバーニアの音がする。
「どうやら・・・・ファも上手くやったようだな」
「そうみたいですね」
操縦席のモニターに大きく映し出されるV2、その手にはビームサーベルが握られていた。
「この船は僕達が乗っとりました!ただちに進路をアクシズに向けてください!!」
カツは完全に仲間外れか・・・・まぁそのほうがカツらしいか、
「アクシズに・・・・だと?」
「はい!そうです!!!」
きっぱりと答えるウッソ、それ対してパイロット達は・・・・・・
「「はっはっはっはっはっはっは!!!!」」
突如笑い出した。
「!!?わざわざ戦場に行くことがそんなにおかしいかよ!!!!」
「いや、すまない。そんなことを笑ったわけじゃないんだ・・・・・」
「ウッソ君、ちょっと右のパネルを見てくれないか?」
ウッソは訝しがりながら、バーナーを頭から外すことなく、パネルを見た。
「・・・・・・・あれ?・・・・・・あ!!!」
「そう、そういうことだよ」
「どうしたんだ、ウッソ!」
「この船・・・・・アクシズに向かってます!!!」
「え!!!」
「君達にはV2で途中で降りてもらうつもりだったんだが、
見ての通りこの船はアクシズに向かっている。目的はアーガマの支援だ」
「でも・・・・・何故?」
「・・・・・・俺達は正直に言って完全に勝ち目のない戦いに行くのが怖かった・・・
だが俺達よりずっと若い君達がそこから逃げ出せるというのに、
そのことを逆に悲しんですらいた・・・・そしたら恥ずかしくなっただけさ」
「・・・・・・今更降りろ、なんて言いませんよね?」
「ああ、勿論だ!!行こう!!!!アーガマへ!!!」
一方その頃、一緒に乗ったはずなのにまるで出番のなかったカツは・・・・・
「せまいところで悪いな、何か不都合はないか?」
部屋の外から訪ねる見張り。
「はぁい・・・・ちょっとぉせまいけどぉだいじょうぶです〜」
「ブライト艦長に言われたんでしょ?気にしないでください」
(全くなんで僕がカミーユやファの真似なんて・・・・・)
声色を使って6人がまだ部屋にいると精一杯騙していた・・・・・
(ちなみにウッソ達はエアダクトから部屋を脱出した)
313 :
312:02/06/06 22:17 ID:???
うう、カツはオチに使おうと考えていたのに先に突っ込まれてしまった・・・・・
欝だ、詩嚢
314 :
311:02/06/06 22:25 ID:???
>313
スマン、私が悪かった。
315 :
306:02/06/06 22:26 ID:???
全ての元凶は俺がカツのことをすっかり忘れていたことにあります。
スマソ。
「ところでよぉ、そろそろガンダムしまってくれねぇか?こいつの顔近くで見ると怖ぇんだよ」
「あ、すいません。ファさん、聞こえますか?うまくいきましたよ。V2はデッキに戻っても大丈夫です」
『え?ずいぶんとすんなりいったのね?じゃあコレも使う必要ないのね?』
そう言ってビームサーベルをちらつかせるファ。
ビビる船長。
「うわっ!そんな危ないモノ振り回すな!」
『何よ!カミーユだって「頭吹き飛ばすぞ!」とか言ってたくせに!!』
「また痴話喧嘩かよ。余所でやってくれってぇの、なぁウッソ?」
「あは、ははははは」
『『あはははは』』
副長の呟きに乾いた笑いをするウッソと、大爆笑のシンタ&クム。
「このぷっつんカップルが」
「『何だと(ですって)!!??』」
その後、船は壊されかけ、船長は殺されかけたことは言うまでもない。
バカップルさいこー
ドキドキ
319 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 12:33 ID:ZJuH0nYm
「アーガマのMSが一機、接触を求めてきています」
「よし、繋げ」
「はっ!」
『ハマーン、私だ』
「シャア、これはどういうことだ!?謀ったのか!?」
『フフフ、君はいい友人だったが・・・ではなくて、我々はエゥーゴから離反したのだ』
「何?」
『ご覧の通り、上層部の打診ではアクシズと敵対することになるからな。』
「しかし、そう簡単には…」
『ウッソ君の身の安全を考えての行動だよ』
「!!そうだ!ウッソはどうした!?」
『カミーユ達と一緒に地球へ降ろした。心配する必要はない』
「…わかった。そちらの隊への攻撃はやめさせよう」
『助かる・・・・綺麗になったな、ハマーン』
「なっ!?こっ、こんな時に何を言うか!」
『遺言になるかもしれんのでな。切るぞ』
「まてシャア!…ちっ……キュベレイを準備しろ!私も出るぞ!!」
「はっ!」
>>319 シリアスなシーンでガ○マなギャグを飛ばすなよ。
でもワロタ
シャア余裕あるな(w
俗物に認定しますた
322 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 17:42 ID:Luy1yVME
age
「ジュドー×ハマーン」スレと並んでる!
324 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 18:32 ID:WW0Az2qr
age職人さん早く続きを!!!!
325 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 18:56 ID:wXSuyvaC
職人さんはやくこないかな。
「く!!」
腕に一瞬激痛が走る、がその直後、身体全体にずっしりと圧し掛かっていた
疲労感がわずかばかりだが軽減する。
「整備と補給は!!?」
「終わってる!けどもう少し休んでろ!!!薬で騙せるような状態じゃないぞ」
「大丈夫!いけます!!!」(こんなに連続で戦うのはあの時以来か・・・・・)
アーガマは恐らくアクシズ、エゥーゴ、ティターンズの中で、
最も強大な戦力を誇る戦艦の一つであろう。
だがたった一つの戦艦が離反したくらいで大局が動くものではない。
そのある意味絶望的な状況下で彼らは必死に戦っていた。
が、戦端が開かれてから既に三時間、
その間、補給時以外はクワトロやコウ等のパイロットは常に出撃している有様だった。
三時間・・・・・それはただ狭いMSのコックピットに押し込められているだけで
パイロットに多大な負担を与えうる時間である。
その間戦い続けた彼らは既に限界ギリギリである。
パイロットの数が・・・・・決定的に不足していた。
「コウ・ウラキ!!百式!!!でます!!!!」
コウ・ウラキ、この日四度目の出撃だった。
327 :
326:02/06/07 19:41 ID:NNYJRz+s
ちょっと書き足りないかもしれないから書いとくけど、
カミーユがいなくなってZに乗る奴がいなくなったので、
クワトロ→Zガンダム、コウ→百式、エマ→ガンダムmk2のまま。
ということでコウが百式に乗ってます。
328 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 19:42 ID:f3w6dEQE
早く続きを!!!!!
「くっ、このぉぉぉ!!」
凄まじい気迫で相手に襲いかかるコウの百式
「ガトォォォーー!!」
『クワトロ大尉!ウラキ中尉が錯乱しています!』
『巨大な敵にかつてのライバルを重ねてしまうことはよくある。特にこのような極限の状態ならばなおさらだ』
『しかし・・・』
さらに敵を蹴散らすコウの百式
「ふへ、ふへへへ、カッ、カカカカカカロットォォォォーーー!!!」
『大尉!中尉が変な夢見ています!!』
『・・・・・。』
>>329 だからシリアスな展開で爆笑するような内容を書くなっての
331 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 21:33 ID:ZJuH0nYm
「ネモ、15番機撃墜されました!」
「左舷カタパルト被弾!損傷は軽微です!」
「弾幕薄いぞ!何やってんの!!」
アーガマのブリッヂではけたたましい叫び声が飛び交っていた。
ティターンズとエゥーゴの猛攻を受けて、艦内は激しく揺れた。
その衝撃で居住ブロックを中心とした周囲一帯の電気系統に異常が生じる。
ティターンズの捕虜、マウアー・ファラオはその事態に気づいた。
「・・・明かりが消えた。配線がイカレたのか?」
そう言って立ち上がり、ドアを強くスライドさせる。
・・・・・ガタッ・・
「出られそうだな」
・・・・ガゴンッ!・・・
「やった!・・・まずは武器とノーマルスーツを探さないと・・」
廊下に出るマウアー
戦闘態勢にある戦艦だ。両方はすぐに見つかった。
マウアーは考えた。
このままMSを奪って脱出するのもいいが、下手をすれば味方に撃たれるかもしれない。
ならば、今までずっとあんなところに閉じこめてくれたアーガマの連中にお礼をしてやるのはどうだろうか、と。
「ふふ」
マウアーはブリッヂに向かって走り出した。
332 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 21:42 ID:ZJuH0nYm
「艦長!このままでは持ちません!」
「持ちこたえろ!後少しでアクシズからの援軍が来る!!」
「現在の被害状況は!?」
「完全に不明です!」
戦闘の騒がしさは続いていた。
プシュッ
ドアが開く。そして入ってきた人間の手には白兵戦用のライフルが構えられていた。
ホルスターには銃も入っていた。
ノーマルスーツを着込んだマウアーが入ってきたのだった。
が誰も振り向かなかった。
(ふふ、こうも間が抜けているとはな)
「動くな!!」
銃を抜き、トーレスのこめかみに当てて声を張り上げた。
「「「「・・・・・・」」」」
静寂がその場を支配した。
333 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 21:57 ID:ZJuH0nYm
その部屋は外からの爆撃の音だけが響いていた。
「全員動くな!」
マウアーはそう言うともう片方の手でライフルをブライトの方へと向ける。
「「「「「・・・・・・」」」」」
全員がその女の方を見て黙っていた。しかしその静けさを破る者がいた。
「お前達!手を休めるな!!MS隊を支援するんだ!!弾幕は!?」
「か、艦長・・・」
「うるさい!仲間が必死で戦っているんだぞ!!自分の任務をまっとうしろ!!」
ブライトがそう叫ぶと皆がゾワゾワと動き出した。
「き、貴様ら!!動くなと言っただろう!!」
たまらずマウアーが声を張る。が、
「撃ちたければ撃て!私たちは最後まで自分の信じた正義を貫き通すまでだ!!」
ブライトの声にかき消された。
「な!?・・・自分たちの正義だと?エゥーゴだって軍だろう!」
「我々はもはやエゥーゴではない!組織と離反し、真の平和を目指して戦っているにすぎない」
「・・・真の、平和・・」
そう呟くマウアーの脳裏にジェリドの姿が映し出される。
「・・・私も・・・私も協力しよう」
力無く、銃とライフルを床に落とすマウアー。
「・・・・今パイロットが足りない。それでいいか?」
「そう簡単に私を信じていいのか?」
「信じるさ」
ブライトのその声を聞いたマウアーは、MSデッキに向かって走り出した。
ブライトがかっちょえ〜!
このSS始まって以来、一世一代の大舞台ですな。
335 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 22:27 ID:UIPomlMx
ageageageeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!ブライト最高!!!!!
おいおいこっちの方がZ本編よりおもしろいぞ!
337 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/07 22:36 ID:UIPomlMx
職人さんガンバレー。ところでハマーンって前スレでザビ家復興をやめ
てジオンダイクンの遺志をつぐって言ってなかった?いつの間にザビ家
復興にもどっちゃったの?
ブライト・・・漢だねぇ。
>337
アクシズ内の親ザビ家派に対するポーズじゃないの?
>337 282を書いたの漏れ何だけど、
「アクシズではハマーンが、ザビ家の忘れ形見であるミネバをスペースノイド独立の象徴とし・・・・」
っていうのを、戦後の日本でいう天皇みたいなノリで解釈してもらえるとウレスィ。
>謀ったな!!シャア!!
・・・は氏に行く者のブラックジョークで済むな。
今、折れの脳裏にアーガマ・ブリッジ内の情景がはっきりと映ったよ。
前スレが見れなくなっている・・・・とても悲しい。
マウアーって要所要所で良い味出してるなぁ。
346 :
343:02/06/08 10:14 ID:???
>345
おお!!見ることが出来た。とてもありがとう。
348 :
337:02/06/08 14:33 ID:5/F88PuG
>>339さん書き込み遅れてスイマセン。納得しました。ありがとうございます。
349 :
337:02/06/08 16:04 ID:efDUEp46
age職人さんカーム
350 :
サラダ将軍 ◆oFVq8VEg :02/06/08 16:04 ID:9UANW2rh
351 :
337:02/06/08 16:22 ID:efDUEp46
下手にフォウとかを生かしてもスパロボと同じの三角関係にするしかないもんな。
マウアーも使い方次第でこうもなるということを教えてくれた、ありがとさん。
353 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/08 17:48 ID:/2CqGeX7
age
354 :
通常の名無しさんの3倍 :02/06/08 18:29 ID:ihyIkmhA
筆おろし
355 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/08 20:11 ID:efDUEp46
age
356 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/08 21:56 ID:PPtfqXkv
age職人さんカム!!!
358 :
うなぎ:02/06/08 22:32 ID:6z7KSFAS
ハマーンがキュベレイで出撃した後のアクシズ。
「ラカン様!だめです!!ミネバ様には誰にも合わせるなとハマーン様に言われています!」
「どけ!ミネバ様に伝えたいことがある!!」
「しかし!!ハマーン様に!?」
バキューン!!!
「ハマーンの飼い犬が!!」
ラカンはそう吐き捨てるとそのままミネバのいる部屋に向かった。
「ミネバ様!ミネバ様に申すことがあります。」
「どうしたラカン?言ってみよ。」
「ハマーンは、ハマーン=カーンはミネバ様を殺そうとしています!」
「なに?そんなわけがないだろう?」
「いえ!ハマーンは表ではザビ家の復興と申しておりますが、裏ではジオンダイクンの理想
を成し遂げようとしているのはミネバ様もご存知でしょう?」
「ああ、しっておるぞ。しかしそれは私も望んでいることだ。」
ラカンは少し驚いたような表情をしたが続けた。
「その理想を成し遂げた後ミネバ様はどうなるとお思いですか!邪魔者としてハマーンに
始末されるのですぞ!!!」
ミネバがひどく驚いた表情をしたのを確認してラカンは続けた。
「ですから・・・、ですから私を摂政に!そしてハマーン討伐をお認めください!!!!!」
「わかった・・・・・・。」
ミネバがつぶやくのきいてラカンはにやりと笑った。」
359 :
うなぎ:02/06/08 22:35 ID:6z7KSFAS
うなぎです初めてこのスレにSSを書き込みました。ラカンにハマーン
を裏切らせて見たんですが、どうでしょう?
気に入らなかったらなかったことにしてくれても結構です。
では、失礼しました。
360 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/08 22:44 ID:2wQemzbW
>359
グレミーはどこ逝った?
361 :
うなぎ:02/06/08 22:47 ID:CoxLLVjR
>>360グレミーはまだ民間人です。ということにしといてくれると
うれしい。
いや、いいですよ。
自分もハマーンをアーガマ側に引き込むにはどうすりゃいいかと考えていましたから。
このピンチの側面をどう打開させるか
職人さん達 ガンガレ!!
もしやマシュマーVSラカンの対決が見れるのか?
365 :
235:02/06/09 03:01 ID:5eWpvwDI
ウッソ・エヴィン達がアクシズが佇む宙域を目指し移動している。
一歩また一歩近づくにつれ、戦闘の激しさが如実にその存在を示し始めていた。
366 :
235:02/06/09 03:02 ID:5eWpvwDI
「MSの残骸が・・・墓場だ・・・」と語ったのはカミーユ。もはや内火艇だけ
の戦闘力で移動するには無理があった。
「V2でます!」この時ウッソは自分が本来存在すべき小型艇と今の現状をダブらせて
見ているたのである。
「ウッソ頼むぞ!無理はするな!」「はい、わかっています。カミーユさん」
「やっぱり、ウッソ君は素直でいい子よね。誰かさんと違って。」
「ファ、何か言ったか?」明らかに深いな表情をするカミーユ。
「そう言うところが、子供なのよ、カミーユは」
フン!とお互いは顔を背けあった。しかし、それが逆にほほえましくも見える。
「・・・若いってのはいいことだ」とキャプテンは言う。
艦は進み続け、小規模なエゥーゴからの攻撃(GMU×2機)とティターンズからの攻撃(ハイザック×1、マラサイ×2)を退けた。
また、再度ティターンズの攻撃に見舞われた時、ウッソは神懸かり的な操縦法で、無血でハンブラビを奪取してしまったのだ。
こうして、相棒であるZを一時的にでも失ったカミーユはヤザンの怨念が篭っていそうな海ヘビ使いを入手したのであった。
もちろん敵パイロットは悪辣なヤザンなどではなく、間抜けな3流兵士だったが。
367 :
235:02/06/09 03:03 ID:5eWpvwDI
しかし、問題はここでおこった。4度目の戦闘の際のことである。
カミーユにとってハンブラビとの”初陣”の時である。元々Zに乗っていたため、TMSの扱いにはなれていた。
だが、Zは汎用機とは言っても基本的には中・長距離攻撃型MSなのである。
ミドルからロングレンジを主体とするため、また接近戦でもビームサーベルにおける”チャンバラ”しか行ったことは
ない。つまりZERO距離攻撃がメインなのだ。そしてハンブラビには海ヘビと呼ばれる、ショートレンジの武器が搭載されている。
通常なら(ウッソなら)使いやすいのだろうが、カミーユにとって(性格とその格闘家の血が)その距離は邪道であり、
不快感すら覚えてしまうのである。
「なんで、こんな兵器を奴らは作ってしまうんだ!」
とは言いつつも、そこはニュータイプ。たやすく扱ってしまうが、さすがに”目を瞑っていても”と言うわけにはいかないようだった。
カミーユのフラストレーションは貯まるばかりだ・・・。
(僕はゲリラだからなんて事無いけど、カミーユさんは軍人だから・・・)
そう言う風に感じてしまうのがやはり、ウッソがウッソたる所以なのだ。
最後のMSを撃墜したところでついにアクシズとゼダンの門のシルエットが映りだした。
「役者は全部そろったって所だな・・・。」
背後の宇宙(そら)では1秒ごとに水晶を割ったかのような、光の点が増大していくのであった。
368 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 05:01 ID:4gB3LFfd
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) |
/ |
/ |
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ヽ、 ノ |
``ー――‐''" |
/ |
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.| ―○し,,ノ |
!、 /
ヽ、 / 、
ヽ、 、 /ヽ.ヽ、
| | | ヽ.ヽ、
(__(__| ヽ、ニ三
ムーミンがこのスレに興味を示したようです
369 :
うなぎ:02/06/09 10:20 ID:Med+iIkw
「ファンネル!!」
「くっ!こうも敵が多いとはな。」
言葉とは裏腹に冷静に4機のバーザムを撃墜するハマーン
「グワンバン!間違いなくあーガマに向かっているのだな!?」
「はい!後三分ほどでアーガマと接触します!」
「そうか。今から補給のために戻る!」
「はっ!」
キュべレイはグワンバンに帰還し、ハマーンはグワンバンのブリッチに入った。
「マシュマー!マシュマーはいるか?」
「はっ!何でございましょうか?ハマーン様。」
「マシュマーお前も出撃準備を整えておけ!」
「はっ!!」
「ん!?」
ブリッチにいる通信員が声を上げる
「なにか?」
「ラカン=ダラカンから通信が入っています。」
「つなげ」
モニターにラカンの姿が映る
「ご機嫌いかがかなハマーン様?」
「何のようだラカン?」
「いや、こう言うべきかな?ザビ家の裏切り者ハマーン=カーンよ。」
「なに!?」
「貴様は裏切り者だ!ジオン=ダイクンの理想などくだらないものを望みおって!!」
「ハマーン様はミネバ様の摂政だぞ!口を慎め!!」
マシュマーが声を上げる。
「ふっ、摂政か、それは今は私だ!ミネバ様はそれを認めた!!」
「ミネバ様が?」
ハマーンは冷静を保とうとしているが、あせりが顔に表れているのは誰の目に見ても明らかだった。
「さらにミネバ様はハマーン=カーンを裏切り者とし、討伐することも認められた。」
「くっ!!謀ったなラカン!!」
ハマーンの顔はみるみる青くなっていった。
370 :
うなぎ:02/06/09 10:35 ID:JQ3LPTpq
グワンバンのクルー全員がハマーンの方を向く。
「くっ!そうだ私は裏切り者だ!!だがザビ家の政策では、無駄な争いを繰り返すだけだ!!
私を憎く思うものは私を撃て!私は逃げも隠れもしない!!私は自分の考えを曲げはしない!!!!!!」
しばしブリッチに沈黙の時が訪れる。そして沈黙を破ったのはマシュマーだった。
「私はハマーン様について行きます。」
「俺もです」
「私も!」
クルー全員が、それぞれの思いを口にする。だがその中にハマーンを批判する声はなかった・・・・・。
「ありがとう」
ハマーンの目に光るものがあった。
グワダンじゃなかったかい?
372 :
うなぎ:02/06/09 10:44 ID:JQ3LPTpq
373 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 11:01 ID:UpbjqJLu
/´  ̄`ヽ,
/ 〃 _,ァ---‐一ヘヽ
i /´ リ}
| 〉. -‐ '''ー {!
| | ‐ー くー |
ヤヽリ ´゚ ,r "_,,>、 ゚'}
ヽ_」 ト‐=‐ァ' !
ゝ i、 ` `二´' 丿
r|、` '' ー--‐f
_/ | \ /|\_
/ ̄/ | /`又´\| |  ̄\
皇太子様続きを気にしているようです。
うろおぼえだが、グワンバンのような気がする。この時期は。
375 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 12:05 ID:eGPV3BIg
うなぎさんって文章うまいね。ハマーン様カッコイー!
376 :
うなぎ:02/06/09 12:08 ID:BCwXYuUM
374さんありがとうございます。グワンバンでいいんですよね。
ところでスレに関係ないですけどIDの所???にするにはどうしたら
いいんですか?
>>376 メール欄になにか書き込めば???になる
378 :
うなぎ:02/06/09 12:18 ID:Fl0d/9wp
>>378 sageでも0でも半角スペースでもなんでもメール欄に書いてみて
380 :
うなぎ:02/06/09 12:46 ID:???
はいはい。
381 :
うなぎ:02/06/09 12:47 ID:???
おお!!なった!379さんありがとう!!
382 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 13:09 ID:5XPky0Gd
このままSSが続けばジュドーは必要ないようなと言ってみる罠
383 :
うなぎ:02/06/09 13:14 ID:???
「くう!敵の数が多すぎる!!」
ウッソは叫んだと同時に目の前のガルバルディβをビームサーベルで真っ二つにする。しかし次々と現れる敵MSにさすがのウッソとカミーユも手を焼いていた。
「畜生!!このままじゃやられる!」
さらにカミーユはなれないハンブラビでの戦闘だ、アクシズは目の前だと言うのになかなかたどり着けない。ウッソとカミーユさらに小型艇の全クルーにも疲労の色は隠せない。
その時ウッソの目にあるものが映った。
「戦艦が三つ、敵の本隊か?」
もちろんティターンズの本隊ではないのだが、大型船が三機このあたりのMSの母艦であることは確実であろう。
「この距離ならバスターで!!カミーユさん!!どいてください!バスターを撃ちます!!!!」
「バスター!?」
カミーユも気がついたのかV2の前から後ろへ移動する。
「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウッソの叫びとともにV2の肩に伸びた一本の棒からまばゆいばかりの光の線が伸びた。
光の線が三つの大型艦に届いた瞬間三つの大型艦は光の塊と化し宇宙から消えたのであった。それと同時にさっきまで血気盛んに戦いを挑んできたMSたちもまるで自分の家をなくした様に沈黙するだけだった。
384 :
うなぎ:02/06/09 13:19 ID:???
感想キボーン。
r‐、 , -、
! ヽ / }
ヽ、 ,! -─‐- 、{ ノ
/。 。 r`'、´ 続きまだぁ?
,rェ/ ,.-─- 、 ヽ、ェェュ、
. cし!!/ ヽ、._, ニ|cし3
. ∞ { ,' ∞
ヽ /,ソ
_{ゝ、.___,∠ヘゝ_
`ー--‐' `ー--‐'
職人さん頑張れー
それと出来ればプルも出してくれ〜
387 :
うなぎ:02/06/09 14:07 ID:???
「よし!もうすぐアクシズだ。通信回線開くぞ。」
通信回線は難なくアクシズとつながった。
「こちらアーガマ所属s−mn53ハマーン殿下につないでもらいたい。」
「s−mn53?ああ話は聞いてるよ。ハマーン様は今忙しくて通信に出れない。すまないがMSは武装を解除して36番ゲートから入ってくれ。小型船の方は42番ゲートな。」
「!? カミーユさん?」
「どうした?ウッソ」
「なにか感じませんか?なんかそのアクシズ全体が不安がってるような感じが」
「確かに。前に来たときとは違う感じがするな。でも今は黙って進もう。」
カミーユたちは指示に従い武装を解除し36番ゲートに入っていった。一方小型船は42番ゲートへと入ってゆく。36番ゲートと42番ゲートはちょうどアクシズの反対側にあたる位置だ。
ウッソとカミーユはMSを格納庫に入れるとコックピットから降りると同時に銃を突きつけられた。
ウッソと親しくなったアクシズの人々はどう動くか?
続きが楽しみだ。
ラカンの指導力にも疑問があるし(w
とにかく職人さんガムバレ!!
ピンチだ!!
プルよ、みんなをつれて逃げるんだ!!
本編以上にドキドキする(w 頑張ってね、職人さん。
391 :
うなぎ:02/06/09 16:54 ID:???
「なっ!?何をするんですか!?」
ウッソの表情には明らかに困惑の色が浮かんでいた。なぜならウッソに銃を向けたのは見覚えのある顔だったからだ。
「すまねえな坊主こっちも仕事なんだよ。」
そう。前にV2の整備をしていてウッソと親しくなった整備員だ。
「ハマーン様はな、俺たちを裏切ったんだよ。ザビ家復興をあきらめたんだ。」
ウッソは知っていた。しかしなぜ一般の兵士にまでそんなことが伝わっているんだ?そんな考えでウッソの頭はいっぱいだった。
「今俺たちの指揮をとっているのはラカン様だ。ハマーンのお気に入りのお前らを野放しにしとくわけにはいかないんだよ。」
「くっ!」
カミーユはすばやくポケットに入っている銃を取り出そうとしたが・・
ドン!!
一人の兵士が撃った弾丸はカミーユの手に握られた銃を叩き落した。
「こちらも手荒な事はしたくない。おとなしくついて来れば命までは取りはしない。」
「あなたたちは間違っていますよ!!確かにハマーンさんはあなた達に嘘をついていました!だけどそれは宇宙の平和のためなんですよ!!どうしてそれが分からないんですか!!!!!!!!」
格納庫内は静まり返った。そして沈黙を破りカミーユも叫んだ。
「ザビ家のやり方では戦争を繰り返すだけだ!!戦争は人の命を奪うんだぞ!!人が死ぬんだぞ!!たくさん、たくさん・・・」
「俺たちが間違っていたのか?」
一人がつぶやいた。
「坊主、いい度胸だ。ネオジオンの戦艦の腹の中で、ザビ家を否定してみせるのか?」
奥にいた兵士が低い声で言った。他の兵士たちがどよめく様子は、どうも普通の兵士ではないらしい。
「どこだろうと関係あるもんか!これ以上人を死なせて何になる!」
叫ぶカミーユ。その男は立ち上がると、暗がりから姿をあらわした。中年にさしかかろうとしている、いかにもベテランといった風格の男だ。
「・・・時として、人は大義の為にすすんで命を賭ける。俺は実際にそうした男たちを見てきた」
「それなら尚のことだろう!あんたたちはハマーンの掲げた大義に従ってきたんじゃないのか!」
「・・・」
「そのラカンって奴がどんな奴かは知らないよ!だがそいつはハマーンより正しいのか!」
「・・・」
「正しくなくても、大義なんかなくても、ザビ家を背負っていればそれでいいのかよ!」
血を吐くようなカミーユの叫び。ウッソも、そして格納庫の将兵も、半ば圧倒されるようにその叫びを聞いていた。
そして、男は大きく頷いた。
「そうだ。俺も、死んでいった将兵たちも、ジオンの大義に殉じたのだ。ハマーン・カーンはその大義を体現していた、だから我々は従った。ラカンのような野心家に頭を下げるいわれはない」
「分かってくれるのか?」
「・・・ああ。こんなことをしていては、いつまで経っても俺はガトー少佐に顔向けできないからな」
男は進み出ると、カミーユに右手を差し出した。
「私はカリウス大尉だ。この艦のMS隊の指揮を執っている。君たちに協力させてもらおう、地球圏とスペースノイドの安寧という大義のため・・・そして散っていった男たちの魂の輝きに報いるために」
つい書き込んでしまいました。
このくらいは許していただけますでしょうか・・・。
394 :
うなぎ:02/06/09 17:21 ID:???
>>392 星屑は見た事あるけど、ガトーはジオニズムの継承者だったの?
どちらかと言うと、ザビ家の為に一矢報いた人物だと思ってたけど・・・
まあ、ちょっとした疑問。文章悪くないし違和感ないので頑張ってね〜。
どっちかと言うとガトーは、ナチスの暗部に目を向けず、
欧州をスラブ民族の侵略から守るという、視野が狭いが純粋な信念で戦った
WW2ドイツのエース達ようなイメージがある。
397 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 17:40 ID:YjcJXDCK
>>392さんに突っ込みなんですけど、ここは戦艦の中じゃなくてアクシズ
の中なのでは?
>394
お褒め頂き光栄です。よろしければこれからもちょこちょこ書きます。
萌えは苦手なので男臭いパート担当で・・・。
>395
ガトーはザビ家に対するというより「祖国」「大義」に忠誠を誓っていた人間だと思います。
デラーズはギレン個人に傾倒していた節がありますが、ガトーは何かといえば「大義」「祖国」でしたから。
彼なら、もしもザビ家が傀儡と化し大義を持たぬ野心家が取ってかわれば、激怒して簒奪者を倒そうとするかと。
カリウスはガトーの後継者扱いです。階級もあがってそれなりに苦労したのでしょう。
>397
ぐあ。失敗です。脳内変換してくださいませ。この場合、カリウスはブロック指揮官になるかと。
/⌒ヽ⌒ヽ
・Å・ <チンコです、このスレに住み着くか迷ってます
″ 八 ヽ
( __//. ヽ,, ,)
| ! i 、 |
| i し " i '|
|ノ ( i i|
( '~ヽ ! ‖
| ! i 、 |
| i し " i '|
ヽ.. . 人 ..ノ
400 :
うなぎ:02/06/09 17:55 ID:???
400ゲトー>399住み着くな!!!
カリウスとカミーユって同じ声優だったね。
402 :
うなぎ:02/06/09 19:07 ID:???
「ありがとう。」「ありがとうございます。」
カミーユとウッソは声を合わせて言った。カリウスも少しだが微笑んだ。
そのころアクシズの内部では。
「どーして私がこんなとこ入れられなきゃいけないのー?」
声の主はプルだ。プルは牢屋に入れられていた。理由はもちろん、『ハマーンのお気に入りだから』である。
「うるさいぞ!少し黙っていろ!」
監守が怒鳴る。
「いやいやいやー!!!外へ出たいーーーーーーーーーーー」
プルが叫ぶ
「黙れと言っているのが聞こえないのか!!!」
こんなやり取りが小一時間も続いていた。
「やーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
「ちぃ!!うるさいガキだ!」
監守はとうとう堪忍袋の緒が切れたのか鍵を開け始めた。
「こらしめてやる!」
この言葉から下品な想像をしない者はいないだろう。
ガチャ!
鍵が開いた。その瞬間プルは監守をすり抜けてさっさと走っていった。監守はプルのあまりの素早さに呆然としていた。
「キュべレイは42番ゲートにあったはずだよね。」
プルは42番ゲートへ走っていった。
うなぎさん、ここのスレに書き込んだ者の一人としての意見として聞いていただければ
良いのですが、あんまり連続で書き込まれると、他の人が入りにくいです。
(事実刻の涙の三倍さん(だったよね?)が連続で書いていた時、
入りにくいという声があったし私も入りにくかったです)
掲示板によるリレーSSは読む人とだけでなく、
書く人同士のつながりも大事だと思うので、
連続での書き込みはなるべく止めていただけませんか?
更に言えば、このスレを全部読んでいれば既に読んでいる筈ですが、
このスレのルールとしてZで出たキャラ以外
(スレのネタの大元であるウッソと既に出てしまったコウ&ニナを除く)
使わないというルールがありました、
あんまりルール、ルールとしばられるのも問題ですし、
ZZのキャラはZの頃既に存在していたから歴史的におかしいわけじゃないですが、
そこらへんのことも考えていただけませんか?
405 :
うなぎ:02/06/09 19:13 ID:???
403さんご忠告ありがとうございます。なるべく連続は止めるようにします
ですからどんどん入ってきてください。
406 :
うなぎ:02/06/09 19:16 ID:???
404さんZZのキャラもだめですか?自分は歴史が変わってきてるから
出してもいいと思ったのですが・・・・。
>>405 ん?書ける奴がどんどん書けばいいんだよ。
つながりといっても、なかなか定期的に書く人もいないんだから、
アイデアがあるなら連続とか気にせず書き込んでくださいな。
>407そういう意見もあるなとりあえず面白ければいいんだ。
409 :
うなぎ:02/06/09 19:23 ID:???
モドキうぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
ダメってことはないとは思います、大体リレーSSなんですから、
ダメって決める権利は1さんぐらいにしかないですね(笑)
でもキャラの増加はリレーSSスレのクソスレ化の元ですから、
なるべく気をつけて欲しいな、と職人もどき兼このスレに期待する読者として、
うなぎさんにお願いする次第です。
411 :
うなぎ:02/06/09 19:26 ID:???
>409俺じゃない!!もどきさん誤解しないでください。
もどき!!そんなに言うなら自分で書けよ!!!
とうなぎは思っています。
定期的に書いてるつもりだよ、
39 144 160 187 210 298 312 326は私だが・・・・・・
これで足りないってのなら前スレのも書こうか?
前スレの1さんがスレを立てて直からのこのスレの住人ですよ、一応。
マターリ行きましょう
>412俺はそんなこと思ってないぞ。
416 :
うなぎ:02/06/09 19:57 ID:???
すみません。415俺です
皆、sage進行でいこう。
しばらく嵐(荒らし)を回避するため潜行すべきだ。
418 :
うなぎ:02/06/09 19:59 ID:???
賛成
419 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 20:05 ID:kj8Zjcjz
(どうも気にくわんな・・・・)
戦況は好転…とまでは行かないにしても、徐々に押し返してきた。
アクシズ艦隊の援護のおかげである。
しかしクワトロはこの様子に疑問を感じていた。
(先行して援護してくれるのはハマーンの率いる部隊と、後続の第一、第二波くらいだ。残りの艦隊の様子がおかしい。こちらにつく者、新たな勢力となる者、迷っている者・・・いったいどういうことだ?)
Zでキュベレイに近づき、通信を入れる。
「ハマーン、アクシズの艦隊様子がおかしいぞ。どうなっている?」
「部下の造反だ。ザビ家の独裁を望む者達が暴動を起こした・・・私としたことが」
「そうか。・・・・だがお前についてきてくれる者達もいる。そのことを忘れてはならん。悲しむ暇はないぞ」
「どういうことだ?」
「我々を援護してくれるアクシズの者は、ザビ家という名にすがらず、武力に屈さず、お前というカリスマを信じて戦っていると言うことだ。」
「!!・・・そうであったな」
突然、キュベレイのコクピットに通信が入る。
「どうした?」
『アクシズに到着した船に乗っていた少年達がそちらに向かいました!我々も援護にまわります!』
「何?」
『ウッソですよ!カミーユって奴とプルも一緒だそうです。NTの勢揃いですぜ、ハマーン様!』
「ウッソが!?」
「彼らが戻ってきたのか?」
「・・・ああ」
「いつもウッソ君達には助けられる。本当に救世主のようだな」
「これでもうしばらく生き残らねばならない理由ができたというものだ。・・・行くぞ、シャア!」
「了解!」
420 :
419:02/06/09 20:06 ID:???
ごめん!あげちまった!!
>420
でも内容スンバルスイ!!
ガムバレ職人さん!!
「カミーユ、聞こえているか?」
『はい、クワトロ大尉』
お肌の触れ合い回線で話す二人
「まずは謝罪しておこう、君達の覚悟は我々が思っているより遥かに強かったようだな」
『そんなこと良いんです、それよりも今は・・・・・』
「そうだったな、すまないが一度アーガマに着艦してくれ、
流石に戦い続けて限界でな。Zを渡すからしばらく休ませてくれ」
『?はい、わかりました(大尉が弱音?珍しいな・・・・・)』
クワトロのZ次にはコウの乗る百式に触れる。
「ウラキ中尉、カミーユ達が来てくれた。少し休ませて貰え」
『いえ、まだ・・・・・まだ行けます・・・・・』
コウの答える声は誰が聞いてもわかるほど弱々しかった。
「無茶はあまりすべきではない、私もそろそろ限界だ。
君の上官として言う、私と一緒に休みたまえ」
『大尉も・・・・・わかりました』
(なるほどな、クワトロ大尉はコウさんのことも思って・・・・・)
三人の乗るZと百式とハンブラビはアーガマに向かっていった・・・・・
ちなみに余談ではあるが三人のMSはお肌の触れ合い回線で話している間にも
合計4機のMSを落としている、流石はアーガマのエース達!
423 :
うなぎ:02/06/09 20:34 ID:???
うまい!!
424 :
うなぎ:02/06/09 20:36 ID:???
サッカー始まったから休憩。
なんだかんだ言っても、ガンヲタもサッカー見てるんだなー
後半も張り切っていきませう!
426 :
うなぎ:02/06/09 21:32 ID:???
yes!!!!
日本キタ-!!
うなぎさんも、もどきさんも頑張ってね。皆さん、凄くイイよ^^
まあリレーっていうか駅伝みたいなものだから、走れる人が走れば良い訳さね。
それにうなぎさんの騙りが出てたけど、スグに偽物と分かるから安心しなよ。
もどきさんも、それくらいの事は分かってるさ。やっぱ共感し合える人達は違う^^
初勝利だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
(板違いスマソ)
日本キタ-!!
この調子でハマーン、クワトロワショーイ!!
我が国の正義を思い知ったかぁ!!
経済的には日本の属国なんだから、身分を思い知れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!
わぁぁはっはっはっはっ!!!
北方四島の光は我らにあり!!
(板違いスマソ)私はもどきさんと苦楽を共にした初期からの住人です
432 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/09 22:30 ID:plWf/nif
( `_ゝ´)フォォー
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
一気にクソスレ化
>433 今日は無礼講だよ。無粋ですな
このスレでやらなくてもいいだろ
無粋なクソスレ
カリウスだカリウスだカリウスだ!!(落ち着けよ俺^^;)
>>396、398 同意です。
例えるなら
・ガトー少佐→ロンメル元帥
・カリウス→オットー=カリウス(そのまま?笑)
でしょうか?
これからも、職人さん方頑張って下さい!!
age
このままいけば皆殺しのZ最終回の悲劇が回避できる!!職人さんガンバ!!!
>>403 遅レスゴメン
前スレの後期からだんだんと書き手が減って、勢いに乗って書いてました。
自分としてはZの物語の中でウッソがどう歴史に立ち向かっていくか?
そこを焦点に書いていったつもりです。
もし間に入って行けなかったとするなら、自分の考える流れを全面に押し出しすぎたセイでしょうかね。
前にも書きましたが、ココは多くの人で作っていくスレだと思ってます。
自分の我が侭だけを押し通すのは、スレの流儀に反するでしょう。
ただ、私はZでウッソを未来に帰そうと考えてちくちくメモ帳に書いてました。
まぁ、最早その流れではないのでお蔵入りですがね(w
アーガマに着いた子供達。
カミーユ、ウッソ、ファはすぐに出撃。
カツは一度着艦したエマと会い、機体を探していた。
「エマさんはMkUで戦ってたんですか!?」
「そうよ、Gディフェンサーを換装している暇なんてなかったわ」
「僕出ますよ!外でドッキングしましょう!!」
「無茶を言うな。中尉は戦い詰めで疲れているんだ。かといってお前をMKUに乗せるわけには・・・」
ブライトが話を割る。
とその時、
「私がMkUで出よう」
「「あなたは!?」」
「・・・・・・あんた、出てたんじゃなかったのか?」
「ま、迷っていたのだ!」
「艦長、いいんですか?」
「この際四の五の言ってられんだろう。頼む、マウアー少尉」
「しかし!」
エマとカツに敵視されていることを感じたマウアーは口を開いた。
「エマ中尉、私はジェリドを説得したいだけなんです。もうティターンズには戻りません!」
「・・・・分かったわ」
エマはマウアーのまっすぐな視線を受け止めたのだ。
「それじゃあ行きましょう!合体のタイミングはそちらに合わせます。」
「頼むわね、・・・えっと、カツ君?」
「はい!」
>>「ま、迷っていたのだ!」
「道に迷ってたっていたのだ!」
に訂正。
カツ犬死のヨカーン(w
カツのあぼーん クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!! のかな?
カミーユとウッソは固まって戦っていた。
カミーユの的確な射撃で敵を追いつめ、ウッソの光の翼で一機に破壊するという、無駄のない戦い方を心がけていたからだ。
しかし、そんな二機に近寄る影があった。
「見つけたぜ、カミーユ、新型の小僧!!今日こそ貴様らを越えてやる!!」
「またアンタか!!そんなに戦いが面白いのかよ!!」
「うるさい!俺はお前に殺された仲間のためにも貴様に勝たなきゃならないんだ!」
「何っ!?」
「カミーユさん、変わって下さい!今のV2の状態ならこんな奴!!」
「待って!!」
ウッソの声が女性の叫びに遮られる。
「あ、あなたは!?」
「マウアー!?MkUを奪って来たのか!?」
「違うわ!私は自分の意志でティターンズを裏切ったのよ!!」
「「何だって!?」」
ジェリドとカミーユは驚いた。
マウアーの訴えは続く。
「ジェリド、ティターンズなんかにいてはあなたはダメになるわ!」
「な、何を言っているマウアー!」
「ティターンズが何をしているのか解っているんでしょ!?」
「しかし、俺は此奴らを越えるために!!」
「だからティターンズの名にしがみつくの!?」
「何だと!!」
「戦いは常に大きく見ろって言うでしょう、今のあなたは全体を見られているの!?」
「・・・・ライラと同じことを」
「お願い、ジェリド!私の元に来て!!」
「っ、やめろ!俺を惑わせるなマウアー!!」
「ジェリド!!あなたがティターンズに残るというのなら私はあなたを殺すわ!!」
「何っ!!」
マウアー機はジェリドの乗るバウンド・ドッグをロックする。
ジェリドはコクピットに鳴り響く警告音を呆然としながら聞いていた。
「よ、よせよマウアー。お前は、お前はぁぁぁ!!くっそぉぉぉカミーユ!!」
錯乱するジェリド。わき上がる全ての憎しみをカミーユへ向け、ビームサーベルを抜いてZに迫る。
「し、しまった!!」
「死ねぇぇぇぇぇぇ!!!カミィィィユぅぅ!!」
「ジェリド!ダメッ!」
ガバッ
・・・・・ズンッ
突然Zを庇うように出てきたMkU。
サーベルは無惨にもコクピットを直撃していた。
「・・・マウアー?・・・嘘だろ!?マウアー!!」
「あ、あの人が死んだ・・・」
ウッソが呟いた。
「まってろ、マウアー?今助けてやるから・・・」
彼女は死んでいない。ジェリドはそう思いこみたかった。
「な!?カミーユさん!あの人ハッチを開いてます!」
「何だって!」
バウンド・ドッグのハッチが開く。
ボンッ!
それが開ききった瞬間にMkUが小さな爆発を起こした。
立ちこめる煙が消え去った時、ジェリドの姿はそこになかった。
マウアーに機体を預けたカツはコアファイターでヤザンのハンブラビに突っ込んだ。
「僕だってまだ戦えるんだ!」
「何だ?ふざけてるのか!?」
ビームサーベルで斬りつけるヤザン。
「うわっ!!」
致命傷は避けたものの、ヤザンに撃破され、夢うつつのカツを乗せたコアファイターは、隕石に激突した。
カツは普通に死にました。
なんてこった・・・ジェリドとマウアーが・・・。
個人的に避けて欲しかった展開だけど、職人さん達上手いな〜。
ジェリドとマウアーは原作よりも悲劇的だ・・。
そしてカツはやっぱり死ぬ・・・・
(((!?・・・誰かが死んだ!?)))
カツの死を感じ取ったカミーユ達。
「カミーユ、ウッソ、私怖いよ〜」
「プル。こんな、こんなことあっちゃいけないことなんだ・・・」
「・・・そうだよ。こんなこと、終わらせなきゃダメなんだよ!」
「うん」
アーガマ
「エマ中尉!そんなネモでどうするんです!!」
「カツが・・・カツが死んだのよ。私は出るわ!!」
「中尉!!」
「へっ、またノコノコと獲物が出てきたか?」
「あなたがカツを殺したのね!許さない!!」
激しい攻防を繰り広げるが、所詮は半壊したネモだった。
ヤザンのハンブラビにはかなわず、どんどん押されていった。
「へへ、どうしたエマさんよぉ!」
「くっ!」
「ヘンケン艦長!エマ中尉のネモが!!」
「何っ!?」
「・・・・・ラーディッシュを捨ててネモを守りますか?」
「し、しかし」
「俺達はアンタに着いていきますよ。やりましょう!」
「み、みんな。ありがとう」
追い込んだエマの機体にとどめを刺そうとした瞬間、視界に巨大な影が入る。
「な、なんだぁ?くそっ!なめてやがるのか!!」
ネモに打つはずのライフルをラーディッシュのブリッジめがけて放った。
沈むラーディッシュ。
エマは呆然とするしかなかった。
カミーユ達がエマの元へと駆けつけたが一足遅かった。
物陰に隠れてMSから降りるカミーユ、ウッソ、プル。
エマもゆっくりと降りてきた。
「カミーユ?・・・ヘンケン艦長が・・・」
「エマさん・・・ヘンケン艦長やカツを殺した人をこのままにしませんよ!マウアーさん達も死んでしまって・・・そうじゃないとこんな宇宙は息苦しくて・・・」
カミーユはそう言ってバイザーを開く。
「「!!」」
「カミーユさん!!なんてことを!!」
全員が驚いた。
「エマさん!今はツライかも知れないけど、でも戦うしかないんです。こんな殺し合い、終わらせなきゃだめなんですよ」
ウッソが自分に言い聞かせるように言った。
「そうね・・・」
「エマさん、そのネモは捨ててV2に乗って下さい。あなたは絶対に守ります」
「「「ウッソ(君)!?」」」
「これ以上仲間をやらせはしませんよ!!」
「そうだな。・・・行こう!!」
飛び出す3機のMS。
「そんな所に隠れていやがったか!終わらせてやるぜ!」
「お前がぁぁぁ!!」
「何っ!?早いっ!!」
一機だけがずば抜けたスピードで向かってくる。
言うまでもなくウッソのV2だ。
ビームサーベルを抜くこともなく、シールドを張っての体当たりを仕掛けたのだった。
一瞬にして勝負はついた。
脱出ポッとドで逃げ出すヤザン。
それを守るように一機のMSが立ちふさがった。
「あなたたち、また私のじゃまをして・・・」
「その声はレコアさん!?」
ウッソが驚いた声を出す。
「アナタにはカツの声が聞こえなかったの?」
すぐさまエマがレコアに問いつめた。
「あなたも乗っていたの・・・カツがどうしたの?」
「カツは死んだわ。ヘンケン艦長も・・・アナタは女でありすぎたんだわ!」
「そう・・・わたしは女よ」
「・・・ウッソ君、彼女はもう戻ってこないわ。」
「だけど・・」
「全て終わらせるんでしょう!?」
(エマさん、泣いてる!?)
ウッソはヘルメットごしに、エマの目元で光るものを見た。
「あなた達は子供のくせに鬱陶しいのよ!!」
ライフルを連射するレコア機。
「っ!どうしてあなた達はそう自分勝手になれるんですか!!」
ウッソが「達」をつけたのは言うまでもなく、レコアの裏切りとカテジナの姿をダブらせていたからである。
「死ねぇぇっ!!」
当たらない、当たってもシールドではじき返されるビームライフルをうち続けてV2に迫るレコア。
「このぉぉぉぉっ!!」
ビームシールドの出力を上げて再び特攻するV2
「ウッソ!!やめろぉっ!」「ウッソ〜!!」
ようやく追いついた2機がウッソを制止するように叫ぶが、もはや遅かった。
ズバッ
レコアの機体はまっぷたつに切れる。
後れて、大爆発。
「・・・僕、僕がレコアさんを殺したんですね。僕が・・・」
「ウッソ君・・・」
「僕が、僕が知り合いを、仲間を殺してしまって・・・」
「しっかりしなさい!彼女は敵だったのよ!!」
「僕が、僕が・・・うわぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
「ウッソ君!!」
エマは悔いた。どうして自分でやらなかったのだろうと。
13歳の子供に人殺しの責任を押しつけてしまったことを。
『ウッソ!!しっかりしろ!!聞こえないのか!!』
『いやだよウッソ、おかしくならないで!』
V2のコクピットに入る通信もウッソの耳には届いていなかった。
「カミーユ、私はアーガマに戻るわ。・・・ウッソ君、このままじゃ・・」
「お願いします、エマさん」
飛び立つV2。
エマは震えるウッソを抱きしめていた。
カミーユは少しうつむいてプルに言う。
「生命は力なんだ。生命はこの宇宙をささえているものなんだ。それを…こうも簡単に失ってゆくのは…ひどい事なんだよな」
「・・・うん。そうだよね」
「この戦いの全ての元凶は何処だ?・・・黒い力を感じないか?」
「私わかるよ。・・・あっちの方からすごく嫌な感じがするんだ。」
「いこう!そして終わらせるんだ!!」
「うん」
457 :
235:02/06/10 01:46 ID:???
エマ、シュラク隊の真似をして、自らの生命を脅かす罠。
ああっ、ヘンケンまで・・・。
459 :
職志望:02/06/10 02:01 ID:???
一方その頃、アクシズでは。
「第二小隊、右から突っ込め。第四小隊はナックルバスターでも使って支援してやれよ」
「第三小隊、出遅れるな!貴様らそれでもジオンの伝統を継ぐ機動兵か!ジオンの紋章が泣くぞ、しのいで見せろ!」
カリウスが指揮するMS隊はラカン指揮下のアクシズMS隊を抑え込んでいた。戦力的には劣勢でも、「星の屑作戦」生き残りのベテランを多く含むカリウス隊は経験の浅いラカン隊を巧みに受け流し、出血を強いていたのだった。
「第二小隊、シュナイダー!へばるのは早いぞ、そんなザマではヴァルハラへは行けんぞ!」
「・・・諒解ですよ、カリウス大尉!こんなことでは・・・ソロモンの悪夢と轡を並べたって威張れなくなっちまう!」
「そうだ、ガトー少佐が見ているのだぞ!あの戦いは・・・こんなものではなかっただろう!」
カリウスも直属の第一小隊を率いて突進する。駆るのは往年の愛機に良く似た新型機、ドライセン。その試作初号機を奪い取ったのだ。
「あの小僧どもに、戦争というものを教えてやる!行くぞ、掛かれ!」
「ヤー(諒解)!」
事態はラカンの想像を超えていた。
ハマーンという支柱を取り除いてしまえば、求心力を失ったアクシズは彼の手に落ちるはずだったのだ。
それがどうだ。星の屑の生き残りたちを中心に、正面から刃向かってくるではないか。
ラカンは苛立ちながらも、畏怖の感情を隠せないでいた。星の屑作戦で壮絶に散ったアナベル・ガトーの伝説には駆け出しだった頃の彼自身が憧れたものだ。
その薫陶を受けたベテラン達が、彼に反旗を翻している。先頭に立っているカリウスはガトーの列機として名を馳せた男だし、ラカンにMS戦闘の何たるかを叩き込んだ男でもある。
「・・・おのれ、このままでは・・・」
「キュベレイの位置を確認しました。これは・・・エゥーゴと共闘するつもりのようです!」
「・・・」
ラカンはメインディスプレイに視線を走らせる。
少数の敵に圧倒されている手駒の様子に、彼は計算が全て狂ったことを悟っていた。
・・・ハマーンのカリスマを甘く見ていたか。それに・・・全大戦の死に損ないどもが、まだ牙を失っていなかったと!
こうなったら切り札を切るしかない。ラカンは腹をくくった。
ミネバ・ザビ。旗印として使えないのなら、その首を交渉材料にさせてもらう。
す、すごい展開・・・。これをアニメにしたら売れるかも・・・(w
Z本編を見たときは皆殺し展開に腹が立ったけど、このスレだと
このまま生かして出番なしの生殺しになるよりはいいかなと納得。
それと、キャラクターの死を認めさせる職人さんの文章力に感動。>特にジェリドとマウアーの
「気持ち悪い・・・・・・あの光・・・・見てると頭痛がする・・・・・・」
「大丈夫か?」
「問題ない、空を落とさせはしない・・・・・・出撃する・・・・・・・」
「!!?何だ、このプレッシャー・・・・・・・」
「どうかしましたか、大尉」
突如立ち上がったクワトロに訪ねるコウ。
「どうやら・・・・・ゆっくり休んでいるわけにもいかないらしい・・・・・・」
「・・・・・でますか、自分はもう十分休みましたよ」
「うむ、行こう・・・・・・・」
「!この感じ・・・・・フォウ!!?いや、ロザミィか!!!!」
カミーユの感覚は正しかった、アーガマに向けて黒く巨大な機影が進行していたのだ。
ただ一つだけ前と違うのは、V2の性能を凌駕する為に、安定性を捨て、
パイロットに更なる強化が施されていることだった・・・・・・・
個人的には納得がいかないことが多い、
他の職人さんがあえて史実を曲げて生かしたキャラを
(最終局面の更にクライマックスとかならわかるけど)
殺すのは少々流れを無視しすぎている気がする。
カツについても史実通りと言えばそれまでだけど、
あまりにも『愛が足りない』のでは?
このスレの主眼は『ウッソの存在で殺しまくりのZを少しでもマターリに』
では無かったのでしょうか?
「怖い・・・・怖いよ・・・・・・」
ミネバは玉座で震えていた、彼女のニュータイプとしての才能が、
この宙域全体に広がっている敵意と、憎悪と、そして悲しみを感じ取っているのだ。
「ミネバ様、ジオンの宗主である貴方が震えていては全体の士気に関わりますぞ」
だが、ラカンはハマーンと違い、それに気付かず、
ただ叱り付けるだけだった。
(ち、使えん小娘だ・・・・・・・・)
もしも・・・・・もしも平時であれば、ラカンなどの言葉に惑わされること無く、
ミネバはその悪意を感じ取っただろう。
どのような『悪意』かはわからないにしても・・・・・・・
だが、戦場が彼女にそれを許さなかった・・・・・・・
あまりに多くの、そして激しい感情が交差する戦場が、
ラカンの悪意を覆い隠していたのだ。
それが・・・・・・戦場という悲劇が更なる悲劇を呼んだのだった。
「落ちろ!!!雑魚供が!!!!」
サイコガンダムmk2が激しい光を放つ、するとまた沢山の光の大輪が宇宙に咲く。
「ううぅ、頭が痛い・・・・・・それもお前達が空を落とそうとするから!!!」
「ロザミィだ!!!間違いない!!!!」
突如ウェーブライダーに変形して飛んでいくZ。
「どうしたんです!カミーユさん!!!」
「ロザミィが戦っている!とめなくちゃ!!!!」
「ロザミィ・・・・さん?それって確かコロニーの中で出会った・・・・・・」
「そうだ!彼女が戦っているのが俺にはわかる!!!止めなくちゃ!!!!」
(カミーユさん・・・・・・感覚が前よりずっと鋭くなっているの!?)
ウッソもカミーユも気付いてはいなかったが、多くの悲劇的な死が、
カミーユを揺さぶり、それと共に、今まで起動していなかったZのある装置が動き出していたのだ。
そしてその『装置』は実はウッソの乗るV2のブーツにも内臓していた・・・・・
「第三小隊、マテウスです。Cブロックの残敵が投降しました。これで終わりです」
「ご苦労、よくやった。第二小隊に続いて整備に入ってくれ。まだこれから忙しくなるぞ」
「ヤー」
アクシズ周辺の宙域を制圧したカリウスの部下達はようやく一息ついていた。しかしカリウス自身にはまだ仕事が残っている。
「マシュマー・セロであります。大尉におかれては随分のお働き、このマシュマー感服致しました」
戦艦グワンバンの指揮を臨時に執っているのはマシュマーらしかった。カリウスは小さく頷く。
「こちらの状況だが、アクシズ周辺の掃討と封鎖は完了した。ラカンは幼女を人質にアクシズ内部に立てこもっている。ハマーン摂政は?」
「既にキュベレイで前線に出られました。やはりあの方は戦場においてこそ輝かれます」
「それで貴様が留守番か。辛いところだな」
「ハマーン様のご采配なれば。そちらでミネバ様を奪回する訳にはいきませんか?」
「いや、そこまでは無理だ。手が足りんよ」
「こちらから兵を裂いて送ってもよいのですが」
「無用だ。そちらも手が足りるまい。アクシズは封鎖と通信妨害で当面は押さえ込む」
「通信妨害・・・なるほど。ミネバ様の件ですな」
「ああ。ラカンはあの方を交渉材料に使ってくるだろうからな。そちらのケリがつくまで聞こえない振りをした方が良かろう。摂政にもそう伝えておいてくれ」
「僭越ながら、お見事な措置と言わせて頂きます」
「世辞はいらん。そちらもしっかりやってくれ。うまくすれば、我らの長きに渡る苦闘もこれで終わるのだから」
「肝に銘じておきます。それでは、ご武運を」
「貴様もな」
通信が切れると、カリウスはため息をついた。
・・・やはり手に合わないな。俺に少佐殿の真似は難しい。所詮器量が違う。
ただ戦場を駆けている方がどれだけ楽なことか。
「見事なものじゃないか、カリウス。もう少しで我らが大義が成就するのだ。私がやり残した分まで、しっかり見届けてきてくれ。頼んだぞ」
声がした、ような気がした。
「・・・ガトー少佐?」
空耳か?しかし何故かカリウスにはそうは思えなかった。
・・・そう、この宇宙にはまだ男たちの魂が行き場を失って漂っているのだ。
だから我らは戦わねばならぬ。安息をもたらすために。
>463 俺は今後の展開で必要性の見込めないキャラは、ひどい言い方するといらないと思う。
キャラクターが増えるだけでも結構職人さんが大変になると思うし、もともと1さんが出す気のなかった
奴らを無責任に出したり、復活させたりしたのだから文句は言えないと思うよ。
445のような職人さんは、キャラクターを出すならコテハン名乗って最後までつきあって欲しいと思ってるんじゃないかと思えますが。
カリウスカコイイ!!
前大戦の死に損ないどもカコイイ!!
まあ、主人公達が手を差し伸べ、心通わせた人達が次々死んでいくのは
Zらしい展開だと思うけど、>463氏の言う事も一理あると思う。
「今後の展開で必要性の見込めないキャラ」ってのも主観の問題だしね。
471 :
:02/06/10 11:32 ID:???
カリウス〜カコイイ
472 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/10 11:36 ID:ivmgvCnH
ジュピトリスではパプティマス・シロッコが戦況を聞いてニヤリと笑っていた。
「アクシズの分裂か。これで四つ巴となったわけだ・・・ふふふ」
(パプティマス様は何を考えていらっしゃるの・・・)
シロッコの側近であるサラは報告を聞いては焦っていた。
ティターンズ側の勢力は完全に劣勢化している。
アーガマやアクシズだけならどうとでもなるが、エゥーゴの大部隊相手には焦りを感じずに入られなかったのだ。
「サラ、私が何を考えているのかが知りたいのだろう?」
「!?」
心の中を読まれたような気分になるサラ。
「そう身構えるな・・・我が方の戦い、どう思う?」
「悪い方へと傾いているようです。このままでは危険です!」
「ははは、君の言うことはもっともだよ」
「パプティマス様!?」
「心配するな、向こうの出方を待ていたまでだ。ティターンズの戦力を温存しておいた。・・・もっとも奴らの共倒れ、などという都合の良いことは期待してはいなかったがな」
「しかし!温存するにしても領域を占領されてしまっては戦えません!」
「我々がこの戦いで手に入れようとしている物は何だ?」
「!!まさか、アレが使えるんですか!?」
「戦闘はそのための時間稼ぎにすぎん。すでに手は打ってあるさ」
その時、通信が入った。
ひどくあわてた様子の兵士が報告する。
『先ほどグリブス2に潜入した工作隊が、アーガマの工作隊と衝突しました!』
「何?」
『アーガマ隊も最後の望みをかけて、グリブス2を使うつもりらしいです!占領される前に援軍を!!』
「ちっ、私としたことが・・・奴らを追いつめすぎたか。策が裏目に出る前に片づけなければならんな。」
「パプティマス様・・・」
「ジュピトリス艦隊、全MS出撃だ!・・・サラ、出るぞ!」
「はい!」
現在の状況を整理したいと思います。
エゥーゴ:ティターンズと交戦中。押し気味。カツ、ヘンケン戦死。戦艦ラーディッシュ喪失。
ティターンズ:エゥーゴに押されている。ジェリド、マウアー戦死。ヤザン消息不明。
ジュピトリス:ティターンズを楯にして戦力を温存、コロニーレーザーの奪取を目論む。レコア戦死。
ハマーン軍:エゥーゴと共闘。ハマーンは前線、艦隊指揮はマシュマー。カリウス隊がアクシズを封鎖中。
アクシズ:ラカンがミネバを擁して立てこもっているが周辺は封鎖され孤立している。
>>473 おかしくない?
エゥーゴはアーガマ隊が独立したんじゃなかった?
あ、あれ?
エゥーゴは
「アーガマ・ラーディッシュ隊」と「その他のエゥーゴ」
に分裂してるんじゃ・・・
>473
間違い指摘しようとしたら既にされてた。
訂正版upキボンヌ。
477 :
うなぎ:02/06/10 15:56 ID:???
エゥーゴ:ティターンズ、アーガマ隊と交戦中。押し気味。
アーガマ隊:ティターンズ、エゥーゴと交戦中。カツ、ヘンケン戦死。戦艦ラーディッシュ喪失。
ティターンズ:エゥーゴに押されている。ジェリド、マウアー戦死。ヤザン消息不明。
ジュピトリス:ティターンズを楯にして戦力を温存、コロニーレーザーの奪取を目論む。レコア戦死。
ハマーン軍:アーガマ隊と共闘。ハマーンは前線、艦隊指揮はマシュマー。カリウス隊がアクシズを封鎖中。
アクシズ:ラカンがミネバを擁して立てこもっているが周辺は封鎖され孤立している。
「つまり封鎖兵力以外を連れてわしにまた戦場に出ろ、と言うのだな」
老人は皮肉そうな笑みを浮かべた。
「閣下のご出馬を乞うのも心苦しいのでありますが、艦隊の指揮を執れる人材がいないのであります」
「マシュマー・セロでは不安かね」
「あの若者は前線に立つ事を好みます」
カリウスが早口に言うと、老人は一つ頷いた。
「いいだろう、最後の奉公だ。引き受けた」
「感謝いたします。退役された方に再び戦場に立てとは、まことに・・・」
「いや、いいのだよ、カリウス大尉」
ユーリー・ハスラー退役少将はカリウスの肩を軽く叩いた。
「このままのんびりと朽ち果てるには、私も激しい男の生き様を見過ぎたのだ。デラーズやガトーのような犠牲はもう出したくない」
「同感であります」
「うむ。では、行こうか」
カリウス隊が押さえたアクシズの軍港区画には、やや旧式とはいえ数隻の艦艇が残っていた。その奥のドックには、あの星の屑の時にハスラーが指揮した懐かしい戦艦グワンザンがその巨体を横たえている。
「またこうしてブリッジに立つことになろうとはな」
ハスラーは小さく笑うと、モニターの向こうのカリウスに向けて敬礼した。
「後は頼んだぞ、大尉」
「お任せください」
「うむ」
周囲を見渡す。グワンザンの他、ティベ改級重巡1、ムサイ改級軽巡2。いずれもやや旧式化しており、少数精鋭を方針としたハマーンが連れて行かなかった艦だ。
これがジオン最後の戦闘艦隊になるのかも知れない。ハスラーは一瞬だけ感慨にふけると、古びた制帽を被りなおした。
「出撃する。発光信号、「我ニ続ケ」。ゲートを抜け次第最大戦速、急ぐぞ」
「了解であります」
あの時は彼はなにもできず、生き残った仲間たちを収容して逃げ落ちただけだった。その借りを今こそ返すのだ。
479 :
うなぎ:02/06/10 16:22 ID:???
「僕が、僕がレコアさんを殺してしまったんだ!」
アーガマのブリッチ内にウッソの悲痛の叫びが響き渡る。
「落ち着いてウッソ君!あなたのしたこととは間違いではないのよ。あなたがやって
いなければあなたも私も殺されていたのよ。」
「でもレコアさんを殺したのは間違いだったんですよ!!V2ならあの場から
逃げることもできたのに!!」
「でも・・・・」
「デモもこうしたもないですよ!!!僕はカテジナさんを・・・・」
ウッソは完全に錯乱していたすでにレコアとカテジナの区別もできなくなっていたのだ。
「トーレス、少し頼む・・・・」
そういうとブライトは立ち上がりウッソの元へ歩み出した。
「ブライト艦長?」
エマはブライトが来たのが意外なようだった。
バチーン!!!!!!!!!!!
「!?」
ブライトがウッソの頬にビンタをかました。
「ウッソお前が未来でどんなつらい事があったのかは知らない。だがお前は自分の
意思で戦場に戻ってきた。だったらいま自分にできることをしろ。後悔するのは
それからでも遅くない!」
ブライトは叫んだ。その叫びを聞いたあとすぐにウッソは走り出した。V2の元へ・・・
「人を殴るのはアムロのとき以来か・・。エマ中尉、私はひどい人間か?」
エマは何も口にしなかった。
480 :
465:02/06/10 16:32 ID:???
>>465はこれの後という方向で・・・・・お願いします
(ウッソはアーガマにいってたの忘れてたよ。始めるか俺の自爆ショー・・・)
481 :
うなぎ:02/06/10 16:35 ID:???
483 :
うなぎ:02/06/10 16:39 ID:???
宿将ハスラーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
485 :
うなぎ:02/06/10 16:45 ID:???
↑なんか開けなくなりました。ご迷惑をかけて申し分けない。
V2の純正バイオセンサーとブーツの例のものとの互換性はどうなってるんだろう?
完成された機体に二種類の制御システムを組み込むのは少しオカシイ気がする。
487 :
OT:02/06/10 16:48 ID:???
\ オニギリワッチョイ! / +
\ オニギリワッチョイ! /
+ +
/■ヽ /■ヽ / ■ヽ
(( ∩,,・д) (,,・∀・) (д・,,∩ ))
+ ヽ ⊂ノ (⊃ つ (⊃ 丿 +
(__(__) (__ノ__ノ (__)し' +
/⌒ヽ⌒ヽ
・Å・ <チンコです、このスレに住み着きます。
″ 八 ヽ
( __//. ヽ,, ,)
| ! i 、 |
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|ノ ( i i|
( '~ヽ ! ‖
| ! i 、 |
| i し " i '|
ヽ.. . 人 ..ノ
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,,--―'''""`ヽ'  ̄`ヽ、
/ ヾ / ~`ヽ
/ ヽ;: /"""ヾ ヽ
/ ;:;;:::'''' l /;:;;:::''' \ i
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| | ヽ |
/ ;/ ヽ ヽ
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i / ,,,,;;::::::::::::::: __ ヽ ヽ
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| ヽ\ / |
| l `ー-::、_ ,,..'|ヽ./
ヽ. :人 `ー――''''' / ヽ
/;:;:;:;;:;:;: _/ `ー-、 ,.-'" \ー-、
,.-'" \: \ .,.-''" |
/. \ ~>、,.-''" |
,,..-‐'''"" ヾ ,.-''"| /――――、/
うそはうそであると見抜ける人でないと
(掲示板を使うのは)難しい
ΛΛ
(メ゚Д゚) きいろーとー くーろは
_〃`ヽ 〈_ ゆーうきの しるし
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ 24じかん たたかーえますか!!
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、_____¥____人 | びじねすまーん!! びじねすまーん!!
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > ) じゃーぱにーず びじねすまーん!!
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| 大 |, |ヽ-´
/"" | 和 |: |
レ :| 魂 | リ
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| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
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〉 〈 〉 |
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(。mnノ `ヽnm
sageで行きましょう、よほどの理由がない限り・・・・・・・
このスレは厨房に荒らさせるには惜しい良スレです。
492 :
うなぎ:02/06/10 16:57 ID:???
>491賛成sage
_,.、,.、,.、_
,;:'゙ : " . ; ゙ ";,. __________
,:'. ; . ゙∧ ∧ ; .';,. /
.;: ゙ . ; ": ・ ・ . : '.:; < ageろおめーら
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':;, ゙ ; . " ー . ゙ . :;
゙ : 、,._, ._, ._., : "
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/:::::::::::::/,,ヽ
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,.-<二二ニ=ー l::::::::::::::l ト,゙ji
/ \ |:::::::::::::| し/
/ l ヽ::::::::;;t_ノ ♪坊や〜
l ・ ・ .l r~ ̄`ヽ 良い子だ 金出しな〜♪
l ・ に二ニ= ,. -' }
i______● ^} _,..- '" ,-、 /
\ ノラ ' _/::/-'"
` ァ-―''7"( _,. -'' `"
/|::| {::::::ヽ__,,..- '"
/ .i| \:::::::::::::::::::`-、,..--─-,,,
i | \:::::::::::::::::::::`::::::::::::::::::}
. l ト、 ` x;;;;:::::::::::::::::::::::;;;-''
| l \___,,..-''~゙ー--─<
不覚にもワロた>494
ぼっきドラえもん♪
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∵ Y∵∵
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(∵ __/ ○.ヽ,, ,)
丶1 三 | 三 !/
ζ, __|_. j
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| 八 |
| ! i 、 |
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|ノ ( i i|
( '~ヽ ! ‖
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その秀麗な容貌の割に血気盛んな青年であるマシュマー・セロは先ほどから苛立たしげに指揮座の肘掛けを叩いていた。
・・・いかにハマーン様のご下命とはいえ・・・このような後方で艦隊の指揮をせよなどとは・・・。
戦況は五分といったところだった。アーガマ隊とハマーン勢は戦力的に劣勢だったが、各個人の高い戦闘能力にものを言わせて何とか戦線を維持している。
・・・それだけではない。
正規士官としての教育も受けているマシュマーは、エゥーゴ本隊とティターンズ後方に展開しているジュピトリス勢が積極的に戦っていないことを見抜いている。それがこの膠着状態を招いているのだ。
この均衡は危ういのだ。ならばどうすればいい。
焦るばかりで考えがまとまらない彼が苛立ちのあまり立ち上がりかけたところで、メインスクリーンに通信が入った。
「マシュマー・セロ、貴様はMS戦闘は名手でも艦隊士官としては落第だな、違うか?」
「・・・げっ」
スクリーンに大写しになった老将の顔には見覚えがあった。それどころではない、彼から軍人としての教えを受けた事も何度でもある。
「ハ、ハスラー・・・閣下・・・一体どうして・・・」
「カリウスに担ぎ出されてな。この年寄りにもう一度働けと言うのだが」
一瞬だけ柔和になったその視線も、次の瞬間には往年の鷹のような鋭さに戻る。
「貴様のようないい若いものがその体たらくでは、わしもおちおち引退しておられんではないか」
「は、はっ!面目次第もございません!」
「もういい。貴様に艦隊は任せられん。以後は私が指揮を執る」
「・・・」
「何を呆けておるのだ!貴様は貴様本来の職務に戻れと言っているのだ!」
怒鳴りつけられたマシュマーはなおも数秒硬直していたが、その意味を理解するとその容貌すべてに喜色をみなぎらせた。
「つまり、出撃せよと!」
「馬鹿もん、それ以外にあるか?こちらからもMSを発進させるから、両隊の手勢をまとめて掌握して摂政閣下の指揮下に入れ。いいな」
「諒解であります!」
「よろしい、武運長久を祈る。くれぐれも摂政閣下の事は頼むぞ」
「無論であります、この命に替えてもハマーン様の御身はお守り致します」
「よし、行け!」
ハスラーが指揮を掌握したジオン艦隊は今までとはうって変わって積極的な動きを見せ始めた。
エゥーゴ本隊の戦意が乏しいと見るや、その全火力をティターンズ艦隊に振り向けたのである。
切所を心得た的確な指揮により、ジオン艦隊はティターンズ艦隊を突き崩していく。あの時の復讐を果たすかのように。
「ハマーン様!このマシュマー・セロが今参りますぞ!今しばらくお待ちください!」
水を得た魚のごとく、マシュマーは突進する。後続するキャラ・スーン以下の友軍すら振り切りそうな勢いで。
「うおおおおお、ハマーン様ぁ!」
今の彼は貴婦人を救いに駆ける薔薇の騎士そのものだった。
「強化人間だと?」
その黒い巨大なMSは友軍のMSを次々と落としていた、
そこでハマーン自らが相手をすべくファンネルを放ったのだが・・・・
その巨大さからは想像できないほど、俊敏かつ的確な攻撃で
ファンネルを落として見せたのだ。
そこへ丁度カミーユの駆るZが現れ、そのMSとパイロットの正体を語ったのだ。
「ええ、俺は前に強化されて戦わされていた少女と会った事がありました、
このMSからはそれと似た感覚を受けるんです・・・・・・・」
「ふん、所詮は紛い物のニュータイプ、直に落として・・・・・」
「や、止めて下さい!!薬と暗示で戦わされているだけ何ですよ!!!!」
「ではどうするというのだ?味方が次々と落とされているのだぞ」
「そ、それは・・・・・・」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,――――-ミ
/ / / \ |
| / ,(・) (・) |
(6 つ |
| ___ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /__/ / < なわけねぇだろ! バーカ
/| /\ \__________
501 :
うなぎ:02/06/10 18:19 ID:???
元アルビオン隊のメンバーは、今は何処に・・・シナプス艦長は生きているのだろうか?
キースは、ティターンズには属してなかった気がするな。
小説版だと死刑になってたよ、シナプス艦長。
____ __ ____
┌-∧-∧─ /===∠--""--" ̄`7
/= (´∀`) /===// ___ノ
_ /==c¶¶ つ,__=_// /─────--、''"'"
<  ̄ ヽ<シュ,/ ̄ ̄ ̄\77/ ̄ ̄\=\ 丿 丿丿、、、
L 百 ■ ■ 百| 。 |_| ̄ ̄ ̄ ̄ ````
\__ / , Y=l|、 //
| | ▼ | |iミi7-┬─ト-'"
| |_人_, ノ、 人リ | | |,,
「Lェ 〈─〈 〔〔 I]I[I | ゝェ| _ハ |
/_// ̄7l--i‐'\_\ / /'' / ノ
((ゥJi/ / |_/7リ ハ^ |__| ノ /
`'""|___|/ [ | ‖ | | レ'ュ.、\/
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/ `〉∠「7 >_ハレi_ `""
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ノ /へ/| `l ノヽ、|
< 〈 〔 ヽ、 | ,l l、ヽ
__>-)〉彡◎ノ / L 」、ヽ
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└――‐-``ー-┘ヽ/L__」ハ
L_|__|__」
505 :
うなぎ:02/06/10 20:27 ID:???
「ならば落とすしかなかろう?」
ハマーンがつぶやく。
「待ってください!!」
叫んだのはカミーユではない。ウッソだ。
「V2のスピードで後ろに回りこんでバーニアを破壊します!その間にカミーユさんはパイロットを助け出してください!」
「いい考えだけど・・・・ウッソ大丈夫なのか?」
「大丈夫です・・・・・僕はもうレコアさんの様な不幸な人を出したくないんです!そのためにやれることをします!」
「・・・・わかった。いくぞウッソ!」
ZとV2が同時に飛び出す。Zはウェイブライダーとなり、V2は光の翼を広げながら・・・・。
「お前たちはお兄ちゃんじゃない!!!!落ちろ!!」
ロザミィが叫ぶ。と同時に黒い巨大MSの前からV2が消える。
「何!?」
ロザミィの声とともに黒い巨大MSの背中が爆発した。うまくバーニアだけを破壊したのだ。
動けなくなった黒い巨大MSにZガンダムが取り付く。Zは腕でコックピットをこじ開けた。カミーユは迷うことなくそこに入ってゆく。
「離せ!!お前はお兄ちゃんじゃない!!私を殺しに来たんだ!!」
「ロザミィごめんよ!!」
カミーユはロザミィに鎮静剤を打ち込む。それからぐったりとなったロザミィをつれてZに乗り込むと物凄いスピードでアーガマヘ向かった。
がんばれ〜続き激期待!!
/⌒ヽ⌒ヽ
・Å・ <このスレもう終われ。
″ 八 ヽ
( __//. ヽ,, ,)
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508 :
うなぎ:02/06/10 21:01 ID:???
>>507良スレなんだから荒らさないでくれ!頼む!!!
510 :
うなぎ:02/06/10 21:07 ID:???
511 :
うなぎ:02/06/10 21:08 ID:???
つーかロザミィ生かしといてよかったんでしょうか?いまいち不安です
意見くれるとうれしいです。
512 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/10 21:09 ID:lTnwv2cW
>うなぎ
サゲ進行で逝こうよ
513 :
512:02/06/10 21:10 ID:???
って言ってsageてなかった・・・スマソ
514 :
うなぎ:02/06/10 21:10 ID:???
あ、忘れてました。
小説版だと廃人になったカミーユを逃がすため自爆した気がする
>511
キャラを生かすも殺すも職人さん次第だと思うよ。
職人さんのプロットに必要ならロザミアを生かすのも当然かと。
盛り上がって参りました!!
がんばりぇ〜職人!!
「アーガマ!聞こえるか?Zガンダム一時着艦する!!」
「カミーユ!どうしたの?今戦線を離れられたら・・・」とトーレス
「解ってる。一時着艦って言ったろ!ハサン先生に伝えてくれ!」
「だからどうしたんだよ!」
「ロザミィを保護したんだよ!」
「ロザミィ?何言ってんの・・・。解りやすく話せよ!」ロザミィを知らないトレースは困惑気味で怒鳴る。
「着艦後人質をおろすから医務室に搬入してそのまま保護してくれ」説明するのも面倒にそうにカミーユjはそう切り出した。
Zをアーガマに着艦させ、コックピットからロザミィを開放した。流れ作業の様にスムーズに医療スタッフにロザミィ委ねる。
Zのコックピット内でカミーユじは医療藩のメンバー内にハサンを確認した。そのまま拡声器で声を飛ばす
「ハサン先生!彼女は強化人間にされてしまってる・・・。でもロザミィは俺を『お兄ちゃん』って・・・。彼女を頼みます」
「解った!後はまかせてくれ。カミーユ」ハサンがこう答えたのには訳があった・・・。生き残る為にもカミーユの働きが必要だと感じていたから
519 :
235:02/06/11 02:21 ID:???
「それにしても・・・こいつは・・・」とはカミーユの言葉だ。
「そうですよね、カミーユさん。V2とは違って有限エネルギー体を背負っている
Zには補給が必要ですからね。」
この発言は的を得ていないようで、得ているのだ。長時間に及ぶ戦闘行為はZと、そしてパイロットである
カミーユの肉体的、精神的な部分を激しく削り取っていくのである。消費される物的証拠と、カミーユという少年の精神体は
もはや崩壊寸前といったところだが、そこは目的意識の助長により運命曲線がかろうじてバランスを取っているのであった。
条件はウッソも全くと言っていいほど同じであったが、エヴィン少年はカミーユのそれとは違い、そう言ったものに頼ってはいなかった。
「持ってくれ、V2!」これはウッソの決意である。
「俺を守ってくれたみんな、最後に力を!」カミーユには北極星の隣にある不吉な星が見えていたのかもしれない。
UC0087。歴史という生物は豪快に人々の魂を喰らい、血を啜り、未来という排泄物を世に送り出していた。
「お兄ちゃん・・・寒い・・・寒いよ・・・宇宙(そら)が呼んでいる気がする・・」
時を同じくして、摂政ハマーン・カーンは強力な圧力(プレッシャー)が空間と空間を紡いでいることに気付く。
「シャア・・?いやウッソ少年か・・・カミーユではないが、異質な何かが私を呼ぶのか!?」
キュベレイのハマーンは一時期抱いた「温もり」が欠落しかけていた。ハマーンの内側に戻らないウッソのせいで
魂がまたも劣化していたのだ。
「ウッソ!私はいつまで戦い続ければいいのだ!」
近くにいるはずなのに、孤独な戦いは続く。ダークブルーの深海で泳ぐ巨人達に休息は訪れるのだろうか・・・?
マシュマーの高機動型ギャン(とは言うものの中身は全く別物。ギャンにこだわるのは彼の趣味である)はその視界に彼の最愛の主を捉えていた。
そして一目でその異常に気づくのも、愛のなせるわざだったのかも知れない。
「ハマーン様!」
「その声、マシュマーか!艦隊はどうした?」
一瞬で我に返ったハマーンはいつもの冷徹な声でマシュマーを詰問する。
「ハスラー閣下がグワンザンで来援されました。指揮権は剥奪されてしまいました」
「・・・ご老体が?」
星の屑作戦の時、彼女もまたグワンザンに同乗していた。あの老提督のことはよく知っている。
「カリウス大尉が口説き落としたそうです」
「カリウス・・・ソロモンの悪夢の部下だった男だな」
「はい」
マシュマーは状況を手短に説明した。ウッソ、カミーユと出会ったカリウスがラカンに反旗を翻してアクシズを封鎖、そしてハスラーの出馬。
「・・・そうだったのか」
「ハマーン様は一旦艦隊へ戻られて下さい。ここは我らが時間を稼ぎます」
「しかし、戦闘はまだ・・・」
「いけません。ハマーン様のお力は最後の最後に必ず必要になります。それまではどうか無駄に力を使われますな」
「・・・」
「ここはこのマシュマーにお任せ下さい」
「・・・分かった。借りておく」
ハマーンはふと表情をゆるめた。シャアが言っていたのはこういうことなのかも知れない。
彼らはこの私に何かを託しているのだ。ならばこの身はもはや私一人のものではないのかも知れない。
「マシュマー」
「は」
モニター越しのマシュマーに、ハマーンはにっこりと微笑みかけた。今までに無い事だった。
「マシュマー、死ぬなよ。私はもうこれ以上誰も失いたくはない。必ず生きて戻って来い、これは上官としての命令であり、友としての頼みでもある」
一瞬マシュマーは茫然とした。しかし次の瞬間には、顔を真っ赤にして大きく頷いた。
「はっ!有り難きお言葉、それだけでこのマシュマーは死して悔いなどありません!」
「だから死ぬな、と言っておるだろうに」
「承知!」
ハマーンが艦隊めざして後退するのを見届けると、マシュマーは獰猛な笑みを浮かべた。
「ふふふ・・・今やこの私に敵などおらん。女神の加護さえ得たこの私に不可能など無いのだ!」
眼前にはティターンズのMS隊が迫る。しかし彼は全く動じていない。まるで負ける気がしないのだ。
「いくぞ!マシュマー・セロ、参る!」
この戦いを生き延びたティターンズの将兵は、この銀色のMSを「白銀のデュラハン」と呼び恐怖と戦慄をもって語る事になるが、それはまた後の話である。
マシュマーはZZよりカコイイ!!
誰かカガチがジュドーのなれの果てという設定で文章を書いてください。
>>523 このスレに要求することじゃないです、
どうしても見たければ新スレを立てて下さい。
525 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/11 11:37 ID:kUOK8tlQ
ウッソ一人でここまで歴史が変わるとは(w
アクシズを制圧していたラカンは悩んでいた。
一時的に圧倒的有利に事を運んだ物の、グリプス海域に投入した戦力はエゥーゴ、ティターンズの物量にも、アーガマとハマーン連合軍の少数精鋭部隊にもあっという間にのされてしまったからだ。
ここは一端引くべきか、それともアクシズに温存してある戦力を投入し勝負に出るか・・・
そこへ部下からの報告が入る。
「ラカン様!戦闘領域の隊からの連絡です。アーガマ、ティターンズの戦力グリプスを巡って衝突を開始しました!この戦闘でコロニーレーザーの使用をたくらんでいる模様です!」
「なに!?・・・・ふふふ、そうか。全部隊に通達!グリプスからは離脱!アクシズもここから離れる!!」
ラカンの腹は決まった。
ここでコロニーレーザーの被害を受けてしまえば大損害である。
ここは兵を引き、敵対勢力の共倒れを狙った方が得策である。
そして自分がアクシズを掌握したと言っても、カリウスのような跳ねっ返りがいつ現れるとも限らない。
自分がハマーンのような失態を犯さないためにも早めに手札を切らなければならない。
グレミー・トトというカードを・・・・。
ミネバの摂政として好き勝手にするのは少々問題がある。
自分のアクシズ支配に疑問を持つ者も当然いるであろう。
ザビ家とつながりのあるグレミーの坊やはてのいい隠れ蓑となる。
ラカン率いるアクシズが次なる戦いに備えグリプスの放棄を決意した瞬間だった。
「ふふふ、ハマーンのいなくなったアクシズは生まれ変わるのだ!ネオジオンとしてな!!ふふふふ、ふははははは!!」
ラカンの笑いが宇宙にこだました。
コロニーレーザーの中では、シロッコ、サラとシャア、ハマーンの戦いを繰りひろげていた。
「ふふふ、NT能力もMSの性能も、その程度で私にかなうとでもおもったか?」
右腕を斬られた百式。さらにサラのMSに右足も斬られる。
「ちぃっ」
追いつめられるシャア。
「シャア、無事か?」
「まだやられはせんよ。しかし、あのMSの機動性はどういうことだ?」
「うむ、機体の大きさからは考えられん。ウッソのV2とまではいかないが、それに通ずる性能だ・・・」
「ふははは!知りたいか?このジ・Oは未知の技術が積んであるのだ」
「「何!?」」
「そろそろ片を付けさせてもらう。ゆくぞ、サラ!」
「はい!」
ゴゴゴゴ・・・
ジ・Oがライフルの照準を定めようとした瞬間だった。
コロニーが激しく揺れた。
「何が起こった!?」
通信を入れるシロッコ。
『申し訳ございません!アーガマにグリブス2を占領されました!』
「ええい、何をやっていたのだ!」
『クワトロ大尉!!聞こえますか!?』
「ウラキ中尉、外の様子はどうなっている?」
『ブライト艦長の判断で、アーガマをグリブスにくっつけたんです。
そして今、一気にティターンズの工作隊を駆逐しました!』
パッと百式のコクピットのディスプレイにアーガマの部隊の映像が映る。
皆が手を掲げて笑っていた。
「やるな、ブライト。・・・それで?コロニーレーザーは使えるのか?」
『復旧はティターンズが8割方済ませていたようです。もう発射しますから退避して下さい』
「そうか。・・・・しかし敵の攻撃が激しくてな、こうして通信しているものの、今脱出するのは不可能だ。すまないがしばらく時間をくれ」
『・・・了解です。ブライト艦長に伝えます』
Vガンダムネタ没になったと思ってたけど、個人的に生き残ってて嬉しい。
「ちっMS戦では歯がたたんか。ハマーン、コロニーの居住区へ入るぞ」
「何を考えている!MSを捨てるというのか!?」
「このままではやられるのを待つだけだ。いくぞ!」
「・・・しかたあるまい」
「ふん、小賢しいまねをする。サラ、私は奴らを追う!お前はコロニーの外へ出ていろ」
「私もいきます、パプティマス様!」
「ダメだ。レーザーが発射されたら命はないぞ。」
「そんな!パプティマス様は!?死ぬおつもりですか!?」
「私なら大丈夫だ。早く行け、これは命令だ。」
「・・・・解りました。」
「大尉達は無事か!?」
「カミーユさん、あの敵の動き、おかしくありませんか!?」
「カミーユ、ウッソ!あの黄色いでっかいヤツ、すごくいやな気配をまき散らしてるよ!」
真の倒すべき敵を感じて駆けつけたカミーユ、ウッソとプル。
「一機近づいてくる!」
接近するサラのMSに身構える3機のMS。
(この感覚、サラか!?)
(カミーユ?あの子どもも!)
キュベレイの背中が開いて、勢いよくビットが飛び出した。
「ファンネル!!」
「待てプル!あのMSには知り合いが乗っている、殺しちゃダメだ!!」
「わかったよカミーユ!動けないようにすればいいんでしょ?」
そういうと、器用にファンネルを操作してMSの手足だけを打ち落とした。
「やるじゃないか、プル」
「へへへ」
「カミーユさん、早くサラさんを!」
「ああ」
「サラさん!」
MSから出てきた人を手で受け止め、V2のハッチを開くウッソ。
サラはウッソに近づいた。
「ひどい事してくれるわね」
「手荒ですいません。何でこんな所に一機だけでいるんですか?」
「・・・パプティマス様に捨てられたのよ」
「え?」
「パプティマス様は死を覚悟しているわ。それで私だけ脱出させたのよ」
V2にZが近づく。カミーユがコクピットから出てきた。
「シロッコがそんなことを?」
「カミーユ達は誤解しているわ。パプティマス様は優しい人よ」
「・・・・・」
黙ってしまうカミーユ。ウッソが口を開いた。
「サラさんは、シロッコっていう人の考えを知ってるんですか?」
「・・・わからない。教えてもらったことないもの。でもあの人についていきたいのよ!」
「だったら確かめればいいんじゃない?みんなで行こうよ。あのコロニーの中!」
「「「!?」」」
突然、元気よく発言するプル。みんなは驚いて彼女の方を向いた。
「・・・どうしたの?」
「・・・・・よし、行こう!!サラはプルのキュベレイに乗ってくれ」
「カミーユ、・・・ありがとう」
3機はクワトロ、ハマーン、そしてシロッコを追いかけてコロニーの中へと入っていった。
「私のMSをやったの、あなただったの!?」
「そうだよ☆スゴイでしょ」
「・・・・・」
黒いキュベレイの中で、会話するプルとサラ。
サラは事実を知ると、呆然としていた。
コロニーの元居住区の中、ハマーンとシャアがたどり着いたのは、劇場の後だった。
舞台上のシャアにライトが照らされる。客席にはハマーンが銃を構えていた。
「ヤツは来るのか?」
「ハマーン!後ろだ!」
シャアの目線の方に振り向くハマーン。そこにはシロッコがいた。
「ははは、動くなよ。」
「ちっ」
「大した役者だったなシャア、ハマーン」
「こんな芝居じみた事は、シロッコの領分であろう」
この後におよんで皮肉を返すハマーン。
「私は歴史の立会人に過ぎんからそうも見えるか…が、シャアよりは冷静だ。」
「私が冷静でないだと?」
「そうだよ。キサマは世界をその手に欲しがっている」
「勝手なことを言ってくれる。私はただ世界を誤った方向に持っていきたくないだけだ」
「ふん、戯れ言を。・・・ザビ家の復興はあきらめたのか?ハマーン」
「ザビ家復興は人類の進歩を促すきっかけになればよかったのだ。だが私が手を下さなくても、ニュータイプへの覚醒で人類は変わる。その時を待つ。」
「・・・愚民は天才によって統治されなければ永久に進歩することなどありえんよ。私は、現代を治める天才の出現を予感している」
533 :
新人涙:02/06/11 18:46 ID:???
少し前の地球では・・・
「アムロ、大変な事になったぞ。」
急ぎ足で、アムロの元へとやって来たのは小太りの男。アウドムラ艦長のハヤト=コバヤシである。
「どうしたんだ、ハヤト?」
「今、カイから情報が入ってきたんだが。」
「カイから?」
「ああ、要点だけ言おう。クワトロ大尉らアーガマ隊と一部の部隊がエゥーゴを裏切ったらしい。」
「なんだって!」
アムロの表情が強張る。
「どういう事なんだ?シャアはエゥーゴの指導者的立場のはずだか?」
「ああ、確かに大尉は例の演説後はエゥーゴの中心的人物になっていたはずだ。」
「じゃあ、どうして裏切りなんて・・・・。」
「解らんさ。カイの情報といっても、詳細は何も解らないらしいからな。只、信頼はできる男さ。」
そう言うと、ハヤトは歩き出した。
「シャア・・・・何を考えている。」
ここに又一人、運命の歯車が狂いだした男がいた・・・・・・・
「それは違いますよ!」
ズドンッ!!
弾丸がシロッコの横の座席に突き刺さる。
ハマーンは隙を見てシロッコの前から逃げ出した。
舞台の袖から銃を構えて現れるカミーユとウッソ。
「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂をひかれた人間達だろう!けど、そのために大勢の人間が死ぬなんて、間違ってる!」
カミーユが心の底から声を上げて言った。
シロッコは身をかがめて喋り出す。
「生の感情を出すようでは、俗人を動かす事はできても我々には通じんな!」
「人の心を大事にしない世界を作って何になるんだ!」
「天才の足を引っ張る事しか出来なかった俗人どもに、何ができた?常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ!ちっぽけな感傷は、世界を破滅に導くだけだ、少年!」
「それが、それがパプティマス様のお考えですか?」
「サラ、何故戻ってきた!」
「パプティマス様は私の命を考えてくれたじゃないですか!それってちっぽけなことですよ。矛盾してます!」
「・・・サラ」
「それでも私はパプティマス様についていきたいんです!早くお逃げになって下さい!」
突然サラが飛び出し、シロッコを連れて走り出す。
「サラっ!!」「サラさん!!」
突然のことで全員が動けなかった。
535 :
新人涙:02/06/11 18:51 ID:???
大変盛り上がって居る所ですが、この歴史でのアムロ達の動きを出してみたいと思い、書いてみました。
もし、不要と感じるのならこれ以上はカキコしませんが、続けてもよろしいでしょうか?
536 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/11 18:56 ID:kuTViA53
二人はジ・Oの元まで走った。
苦しそうなサラとは対照的に、シロッコは息切れ一つしていなかった。
「・・・・サラ、お前のMSは?」
「撃破されました。」
「どうやってここまで来た?」
「あのアーガマの人たちに連れてきてもらったんです」
「そうか・・・・それならばお前を預けられるな」
「!?パプティマス様!!」
「残念だが私は歴史の敗者となったようだ。お前をつきあわせるわけにはいかん」
「そんな!どうするおつもりですか!!」
「やれる事はやっておきたいのだ。奴らとも決着をつけねばならない」
「私も、私も連れていって下さい!!」
シロッコは「ふっ」と微笑むと、サラの鳩尾に拳を入れた。
「!?・・・・パプティ・・・様」
「すまない、サラ」
シロッコはジ・Oに乗り込むとすぐに各種センサーを起動させ、敵MSの所在を確認する。
カミーユ達の3機のMSはすぐに見つかった。
「こんな近くに降りてきて気づかないとは・・・」
半ばあきれ果てるが、サラを手に乗せてZのそばまで運び、すぐさま居住区の外に出た。
539 :
新人涙:02/06/11 19:13 ID:???
了解です。
おとといに書こうと準備してたのですが、確かにタイミング悪いですね。
では、このまま職人さんに頑張って貰いましょう。
コンコン。
ドアが鳴り外から声がする。
「グレミー・トト入ります」
「・・よく来たな、若造」
威圧的に語りかけるラカン。ラカン一人だけがその部屋の中にいた。
「ふふ・・今やアクシズの総大将たるお方が、一兵卒である私に何の御用かな?」
ラカンの威圧をものともせず、不適に笑うグレミー。
「若造、口の利き方を知らんとみえる・・・」
「敗軍の将には十分だと思うが?」
「敗軍だと!?貴様・・・まぁいい・・・本題に入る」
挑発とも思える態度を取り続けるグレミーに、はらわたが煮えくり返る思いだったが
グレミーの力抜きでこの局面を打開できるとは思えない。
「今、グリプスUのコロニーレーザーを巡ってエゥーゴ、ティターンズ、ハマーン軍が総力戦になっている。」
「何!?ハマーンはこちらに来ないのか?その好機にこんな所で何をしている!」
「漁夫の利を得るための準備だよ」
「・・!。私に・・・協力しろ・・と?」
「貴様がニュータイプ部隊を組織している事は知っている。」
「ほう・・・。だがオマエの部下になる気は無いな。私には・・・・」
「あぁ。旗頭はオマエだ。若造・・・ザビ家の血・・・利用させてもらう」
「・・・!知っていたのか。」
驚きを隠せなかったが、すぐに落ち着きを取り戻す。
「だが、ただの噂かもしれんぞ?」
「今は真偽など些細なことだ。アクシズ・・いや、ネオ・ジオンをまとめられればそれで良い」
「ふふ・・・そうか。良いだろう。私の出番が回ってきたようだな!」
「勝利の暁には・・・それなりの取り分はもらうぞ?」
「ああ・・地球はくれてやるさ。(ふん・・・戦争屋風情が・・・せいぜい利用させてもらう!)」
「話はまとまったな。(なんとか担ぎ上げられたか・・・)」
それぞれの思惑を乗せネオ・ジオンは動き出した。
やばい・・話のコシをへし折ってしまった・・・・スマソ
543 :
うなぎ:02/06/11 19:42 ID:???
俺もそろそろ書き込もうかと思っていたんですが、このまま538さんに任せておいた
ほうがいいですね。がんばれ538さん!!!!
「ウッソ・・・ひょっとするとお前の来た未来の技術ではないのか?」
「あんなMS見たことないですよ」
「仮に、奴が君のやってきた年代のMSを手に入れたとしたら、その機構を模倣してMSを量産するのではないか?」
「それは無理だな、アクシズでもウッソのV2を調べたが、とても真似できるような代物では・・・・っ!、そう言うことか!!」
「え?どういうことですか?」
「模倣はできなくともそのシステムを移し替えることはできると言うことだ。これはなかなかやっかいだな」
「ねぇカミーユ、未来ってどういうこと?」
「後でな。急いで走れよ、プル」
「なによ〜」
全員がMSに戻る。カミーユはZに乗る直前にサラを発見した。
何故こんなところで気絶してるのか疑問に思いながらも、来たときのようにプルのキュベレイに乗せて
コロニーから飛び立った。
グレミーって
>>360によるとまだ民間人って設定のようだけど・・・?
546 :
540:02/06/11 19:47 ID:ksCBGrR0
あ、そうなんだ?
>>526の続きをかいたつもりだったんだけど・・・・
547 :
540:02/06/11 19:48 ID:???
上げちゃった・・スマソ
548 :
545:02/06/11 19:49 ID:???
コロニーから飛び出すやいなや、すぐにアーガマに通信を入れるクワトロ。
彼らがコロニーレーザー内に残っていたため、発射をのばしていたアーガマはティターンズ、エゥーゴのMS隊の砲火を浴び、壊滅寸前だったのだ。
これで敵の艦隊を一気に叩く事ができる。
「今コロニーから離脱した。敵はまだいるが全員無事だ」
『よし!すぐに発射する!!』
「遅れてすまない!」
『こっちが沈む前に戻ってきたんだ、上出来だ!』
『艦長、エネルギーの充填完了!アーガマ、味方アクシズの部隊、射線上からの撤退完了!』
『よし!コロニーレーザー撃てぇぇっっ!!!!』
ズドォォォォォオオ!!!!
凄まじい勢いでコロニーからレーザーが飛び出す。
宇宙空間を走る一筋の光。
それが消えた瞬間、光の軌跡上でいくつもの爆発が起こった。
「敵艦隊の8割消滅!!やりました、作戦成功です!!」
オペレーターの一人がそう言うと、一瞬遅れて艦内は叫び声の渦となった。
「「「「「「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおっっっっ!!!!!」」」」」」」」」」」
『『『おぉぉぉおおおっっっ!!!!』』』
「・・・・・ハマーン、コロニーレーザの使用は成功したようだ。」
回線を通じて聞こえてくるクルーの叫びに笑みを浮かべながらハマーンに言うクワトロ。
「そうか。あとは奴との決着をつけねばなるまい。そのMSで戦うつもりか?」
ハマーンが見る百式の姿は手足が片方ずつついていなかった。
「むろんだ。私は赤い彗星なのだよ。」
「ぷっ、ククク。頼りにしています、大佐」
おちゃらけて、7年前の口調でシャアに言葉を返した。
「ふふふ、では行こうか、ハマーン!!」
「了解だ!!」
そこには、巨大なフォルムを輝かせたジ・Oが立ちはだかっていた。
ジ・Oのフォルムは変わらんの?
タイタニアみたいなんかな?
最後の戦いが始まった。
二つのMS部隊の距離が縮まる。
カミーユのZガンダムが先手を打とうとし格闘戦に持ち込んだ。
ジ・OとZのビームサーベルが交わり、粒子を散らす。
「くっ、重い!」
「その程度では私を倒すことはできんぞ!」
「カミーユ、どいていろ!!」
「いくよ!!」
ハマーンとプルのキュベレイがファンネルを放つ。
独特な動きで敵を翻弄するその武器も、V1のシステムが積まれたジ・Oの前には囮ほどにしか使えない。
ハマーンにはそれが解っていた。
全てのファンネルが打ち落とされる前に、シャアとウッソに合図をした。
百式のビームライフルがジ・Oの前に現れたファンネルを貫く。
誘爆を引き起こすファンネル。
その爆発は確実にジ・Oの視界を奪う。
V2はその隙を逃さずにビームサーベルを抜き、ジ・Oに襲いかかった。
「あなたは、どうして人を無駄に殺そうとするんですか!!」
「無駄などではない!これは必要な犠牲なのだ!!いつまでたっても変わらない、いや変わろうともしない愚かな民には指導者が必要なのだ!!」
「そんな理屈!!」
戦闘によって飛び散った戦艦の残骸に激突しながら、激しい攻防を見せる2機。
クワトロ、カミーユ、ハマーンは自分たちが援護しかできないことに苛立っていた。
コウは?
今晩中に完結か?
「こいつ!何て機動性だ!!」
「百式では無理か・・・」
「キュベレイのファンネルも全て落とされた。こうなってしまえば人形にすぎんな。」
そうこう言っている間にもジ・Oからビームライフルの攻撃がやまずに飛んできた。
普通のものよりも一回りは大きい光がMSの装甲ギリギリを走り抜けていく。
「そう好きにはさせん!!」
シャアの百式は覚悟を決めて、ジ・Oの懐に飛び込む。
「来たか!落ちろ!!」
ビームサーベルが振り下ろされる。
百式の腕がそのビームに飲み込まれて蒸発する。
シャアはあきらめずにバルカンを発射するが効いている様子はなかった。
「シャア!!」
シャアの危機に、ジ・Oに突っ込んでいくキュベレイ。
「そこ!!」
キュベレイの肩と顔が吹き飛ばされた。
「二人とも下がって下さい!!」
V2とZが援護射撃をし、二機は離脱する。
「くそっ、何とかならないのか!?」
「性能はV2の方が上なのに!・・・・僕がもう少し上手く使えたら・・・」
戦いのさなか、気絶していたサラが目を覚ます。
「パプティマス様は!?」
「静かにしてよ!!このままじゃみんながやられちゃう!」
モニタに目をやるサラ。
ジ・Oとウッソ達のMSが火花を散らす姿があった。
「どいて!!」
「何するの!!」
プルがもつレバーを強引に奪い、足下のペダルを押さえつけるサラ。
「やめて〜!!」
プルの悲痛な叫びも届かず、黒いキュベレイはジ・Oとの間を詰める。
「単機で来るとは血迷ったか」
ビームライフルを構えるジ・O。
「パプティマス様!!おやめ下さい!!」
「サラか!?」
「ティターンズが壊滅した今、こんな戦いは無益です!止めてください!!」
「それはできんと言ったであろう!」
「放して〜!」
「きゃっ」
プルが暴れ出した。
それと同時に、ジ・Oにその体を思いっきりぶつける。
「何だと!?」
突然のキュベレイの動きに対応できなかったシロッコ。
「プル、どいて!」
V2が大きな翼を羽ばたかせながら飛び込んできた。
「あたれぇぇええ!!」
「何だ、あれは!?」
うろたえるものの、すぐに離脱を試みる。
しかし黒いキュベレイがジ・Oから離れない。
「ウッソ君ダメぇぇぇ!!!」
「お姉ちゃん、放してぇぇぇぇ!!!」
「サラ!?えぇい、何と言うことだ!!」
このままではサラの乗ったMSまでがあの巨大な翼の餌食になってしまう。
「な、何やってるの、プル!!もう止まらないよぉぉぉぉ!!」
「ちっ」
シロッコのとった行動は一つだった。
ジ・Oはキュベレイの腕を掴み、遠くへと投げ飛ばした。
「避けられるか!?」
バーニアを最大にふかし、思わず目をつぶるシロッコ。
V2はジ・Oの真下を素通りしていった。
「はずした!?・・・けど!!」
ジ・Oの駆動系がダウンし始める。
光の翼の間を通ったMSは機能が停止してしまう。ジ・Oも例外ではなかった。
「動け!!何故動かん!!」
必死にレバーを動かすが、ジ・Oの目から消えた光がもどることはなかった。
それを機にカミーユがZをウェブライダーに変形させ、ものすごい勢いで突撃してくる。
「カミーユ!止めてぇぇ!!」
投げ飛ばされたキュベレイが再びジ・Oの元へと飛んでくる。
「お前だ!いつもいつも、脇から見ているだけで、人を弄んでっ!!許せないんだ…俺の命に代えても…身体に代えても…こいつだけはっ!分かるはずだ、こういう奴は生かしておいちゃいけないって、みんなには分かるはずだ!」
ライラが、カツが、レコアが、マウアーが、そしてフォウが…宇宙に散っていった人々の生命の力がZを包む。
「俺の身体をみんなに貸すぞっ!!」
カミーユはウェーブ・ライダーでジ・Oに突っ込んだ。
光の翼でTHE・Oを「何故動かん」状態にするとは。
うまい!!
体を潰されるシロッコ。血反吐をはきながら呟く。
「・・・・・これで・・これでいい。」
「シロッコ!?」
「・・・・サラを・・・頼むぞ・・少年!!」
「パプティマス様!!」
シロッコの言葉はサラにも届いたようだ。
次の瞬間、宇宙に白い光が広がる。
ジ・Oに搭載されたV1のパーツが輝きだした。
「あっ光が広がっていく・・・」
カミーユのノーマルスーツのバイザーは砕ける。
そして光が消え去ったとき、Zとキュベレイの姿がなくなっていた。
「終わった、のか?」
「・・・・」
戦いの終演を見つめるシャアとハマーン。
「カミーユさん?・・・プル!?サラさん!!」
ウッソは混乱していた。
ジ・O破片が漂う場所に、カミーユ達の姿が全く見あたらなかったからだ。
「大尉!カミーユさんとプルが!!・・・いないんです!!」
「消えた!?」
「どういうことだ!?」
ウッソが泣き出しそうな声で言う。
「そんな、せっかく・・・せっかく終わったのに。・・・これで平和になるって・・・カミーユさんはファさんと暮らすって言ってたのに・・・・」
そんなウッソにかけてやる言葉が見つからない二人。
「戦いも、その後も何もできないとは・・・・情けない!!」
「・・・シャア」
ドンッ!とモニタを殴りつけるシャア。
消沈したまま3機はアーガマへと戻っていった。
おいおいまさかUC153年にタイムスリップとか言わんよな・・・
で、未来に行かせる気な訳?
もしそうだとしたら一気に糞スレ化してしまうので、
やめてホスィ・・・・・・
まだラカンとかグレミーとか残ってるから続けるならそっちで続けてほすぃ
563 :
561:02/06/11 21:53 ID:???
>>560 考えることは皆同じですね、
それは止めて欲しい、全ての戦いが終わってウッソが消えていたってならわかるけど、
カミーユ、サラ、プルを未来に行かせてどうすんだ。
564 :
:02/06/11 21:53 ID:???
タイムスリップとか・・・・・
565 :
561:02/06/11 21:56 ID:???
まさか0079に行かせるとか?
『【妄想】もしもカミーユがギレン=ザビ様と出会ったら』
もしもそんなことになったら凄く鬱だ・・・・・・・
「・・・・・ここは、どこだ?」
目を覚ますカミーユ。外の様子が知りたいのに、モニターが死んでしまっていた。
「妙だな、体が重い?・・・・重力がある?」
足下を見ると砕けたバイザーの破片が下に落ちていた。
「コロニーにでも流れたのか?・・・・空気はありそうだ。」
計器で外に大気があるか調べてハッチを開いた。
「何だ!?コロニーじゃないぞ!!」
カミーユが降り立った所には大地があった。そして上を見上げると、コロニーの地面と同じ天井ではなく、まっさらな空だった。
「地球に降りるなんて、・・・そんなことは不可能だったはずだ」
とりあえず、ヘルメットを脱ぎ捨てた。
ふと目をやると黒いキュベレイが横たわっている。
「そうだ、プルとサラ!無事か!?」
駆けつけていってハッチを開いた。
「プル!サラ!しっかりしろ!!」
「「う、う〜ん」」
大きく伸びをする二人。どうやら居眠りをしていたようだ。
「あ、カミーユ。ヘルメット取って大丈夫なの?」
「ああ。どうやら変なところに流れついちまったみたいだ」
プルの気の抜けた質問に真剣に答えるカミーユ。
「・・・・・パプティマス様」
「・・・サラ、仕方なかったんだ。・・・すまない」
「カミーユを責めるつもりはないわ。あのお方も、こうなることを望んでいたのかも知れない・・・」
ブルーになる二人。
プルはキュベレイから飛び降りてあたりを見回した。
「ねぇ、ここどこだろ?」
げっ、書き込んでから気づいてしまった。
カミーユsaid とウッソsaidで話を進めようと思っていたのですが・・・
みなさん反対なら、558の最後の一行からなかったことにして下さい。
光の翼で「なぜ動かん」はかなーり(・∀・)イイ!展開だったんだが
はっきり言わせてもらうとマジでタイムスリップさせて
未来に(過去もだが)行かせるのなら止めてほしい。
漏れはむしろ見てみたい。カミーユとプルがVの世界を引っかき回しそう。
サラは・・・・・デムパな二人の歯止め役みたいな物か?
前スレの920でそんなこと言ってたな。
俺は572に賛成だな。サラはおまけっぽくて実は計算された演出だったのか・・・
でもV→ZならV2で戦国自衛隊的な楽しみが出来るんだがUC153年でZがやくにたつのだろうか?
たしかに時代遅れの機体に乗って歴史も知らないんじゃ絡みようがない気がする。
568 >カミーユsaid とウッソsaidで話を進めようと
これなら別にいいと思う。派生スレつくってもいいし。
賛成反対云々よりも今日一気にZ編書き上げた職人さんに感謝。
他スレでやればいいんじゃない?
相互リンクって形で残しとけばいいじゃない。
あくまでウッソ・エヴィンがハマーン・カーンと出会ったらどうなるかってスレでしょ、ここわ
>賛成反対云々よりも今日一気にZ編書き上げた職人さんに感謝。
今576が良いこと言った!!
職人さんありがとう。
派生スレに賛成
タイトルは
【妄想】もしもカミーユがカテ公と出会ったら
ひねりナシでスマソ・・・
>>579 電波対決・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
紫豚は役にたたんだろ(w
583 :
561:02/06/11 22:24 ID:???
忘れているかもしれないがこのスレは『【妄想】もしもウッソがハマーン様と出会ったら 』だ。
『【妄想】もしもカミーユがカテ公と出会ったら 』を見たい奴は、
それ用の新スレを建てるべきだ。
『ネタを書いて変えろ』等と言う奴がいるが、
『あるキャラを殺す』『ある物を壊す』等、あまりに大きな事態は以降の修正は(状況にもよるが)
不可能、マターリと数多くの職人より築き上げられたこのスレの方向を基本から変えるようなことは、
あまりしないで欲しい。
585 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/11 22:26 ID:03HCA8qM
で結局終わったのか?
前スレ920
>そして戦闘の混乱の中で、ウッソではなくて、
>間違ってカミーユさんが未来に戻ってきてしまうのです。
>そして、カテジナさんとカミーユさんの電波が
>すべての人たちを破壊していきます。
>次週、VZガンダム最終回、見てください!
別スレに移としてもホントにこれをやるのか(w
漏れは見たいけど
>>584支持者です。
早めにこの問題にケリを付けないと話が進まんな。
派生スレでいいんじゃないの
拉致があかないYO!
はっきり言ってZ編で終りでいいだろ?
どうしても続きが読みたいならZZ編でもV編でもなく、
CCA編にすべきだと思う。
だって未来にZキャラ送るのは問題だと思うし、
ジュドーははっきり言って出てきても何させればいいかわからないし。
カミーユを欠いたアーガマは戦いの傷を癒すために
1バンチコロニーシャングリラに停泊していた・・・
ファ「カミーユ・・どうして・・・」
ウッソ「ファさん・・」
ウッソはかける言葉も見つからずにただ立ち尽くすだけだった。
そのころ・・
「ねえ!ガンダムを盗むなんてどうやってやるのさ!」
「どうにでもなるさ!リィナを山の手の学校に入れなきゃいけないんだからさ!」
「ちょっとジュドー!」
つづく?
ラブラブのシャアとハマーンが地球連邦を粛清する!!!
漏れはまだV見てないから、このスレで物語がわかればウレスィ。
レンタルビデオが高いと思う俺・・・・鬱だ
地球に降りたでいいと思われ
というか、富野もこういう伏線をよく残すよな
とりあえずZZ編はつづいて欲しい。
カミーユ編は・・・・私が新スレ建てたら、今日書いてくれた職人さんは書き込んでくれますか?
595 :
589:02/06/11 22:41 ID:???
「ウッソ!君が私に人類の粛清を決意させたのだよ!!
君がいた未来、わずか100年にも満たない間に人類は一体どれだけの戦いを繰り返した!!?
そんな歴史を肯定するわけにはいかない!!!!
私は人類に戦いを捨てさせる為人類を粛清する!!!!」
「おかしいですよ!!シャア大佐!!!!」
「戦い続けた人類の証であるV2に乗るお前が何を言う!!!!」
「V2は伊達じゃありません!石ころ一つ!ガンダムで押し返して見せます!!!」
なんてな(笑)
>594 望んでくれる人がいるのなら頑張ってみたいです。
カミーユが飛んだヴァージョンは他のスレでやって
こっちは飛ばなかったことにするのは?
ところでZZ編やるとして、誰と戦うんだ?
ラカン?いまいち盛り上がらんと思うんだけど・・・
つーか、前スレの1さんだって、さんざん叩かれたけど、頑張ってネタ提供したからここまで発展したんだろ?
今日の職人さんだってカミーユ編書いて、続けりゃ絶対に盛り上がるって!
俺は応援してるよ!!
だから596で謝る必要なし!!
ブライト「ウッソ。よく戦ってくれたな」
ウッソ「いえ・・・でもカミーユーさんが・・・それに・・」
ブライト「クワトロ大尉か。以前行方はわからん。大破した百式はもぬけの殻だったしな」
ウッソ「死んではいないと思うんです」
ブライト「ニュータイプの感か?」
ウッソ「そうかもしれません。でも・・・」
ブライト「いなくなる理由がみあたらんな」
ウッソ「はい・・・」
つ〜か続けてよいのですか?
何で大尉が消えてるんだよ!?
アクシズに行ったんじゃない?
まだラカンが馬鹿やってるし
>>601 史実どおり…って書こうと思ったらこの場合いなくなる理由が無いか
逆シャアの前フリ?
605 :
600:02/06/11 22:52 ID:ksCBGrR0
606 :
600:02/06/11 22:52 ID:???
上げちゃった・・・スマソ
こーなったら、連邦と交戦しる。
Vの頃には役立たずに成下がってるし。
ここは職人に任せて外野はいったん黙ってみては?
・・・・・・折れもだが
611 :
235:02/06/11 23:08 ID:???
ちょっとマテ、ハマーンとの関係はきちんと
書かれてないが、どうするのだ?
612 :
600:02/06/11 23:10 ID:???
ファ「カミーユも・・大尉も・・どこに・・」
涙ぐむファ
ウッソ「(クワトロ大尉がいなくなる理由・・・)」
「(クワトロ大尉・・いやシャア・アズナブルは人類を粛清するために立ち上がったはずだ)」
「(アクシズを・・・地球に落とそうとして・・それで・・・)」
「おい!ウッソ!どこだ!?」
考えをめぐらせるウッソをトーレスが呼びに来た。
「どうしたんですか?トーレスさん。そんなに慌てて」
「あ、ファもいたのか!いいから!テレビを見てみろ!」
モニターには軍服を着た青年が写っていた。
「私の名はグレミー・トト!ザビ家の血を引く正統な後継者だ!」
ウッソ「何を・・何を言ってるんだこの人は・・・」
「我々ネオ・ジオンは地球連邦ならびに逆賊ハマーンに宣戦を布告するものである!」
ウッソ「なんでまだ戦争なんてしなくちゃいけないんだ!」
ファ「ウッソ・・・・」
グレミーの演説に嫌悪感を感じるウッソ
トレース「クソッ!地球連邦にたいした力なんか残ってないじゃないか・・・実質ハマーン頼みか・・・」
613 :
600:02/06/11 23:25 ID:???
宣戦布告後アクシズ内部・・・
ラカン「なかなかの名演説だったな」
グレミー「フフ・・これぐらいはやってみせんとな」
ラカン「もう貴様も後戻りはできんぞ」
グレミー「もとより戻る気はない。すぐに地球連邦に攻撃をしかける。
地球連邦の戦力などたかが知れている」
ラカン「ハマーン軍は後回しか?」
グレミー「アクシズはこちらが押さえてあるのだ。他では大した補給も受けられんだろう。
持久戦になるかもしれんがハマーンに勝機はないよ」
ラカン「アーガマは?」
グレミー「アーガマ?たかか戦艦一隻。放っておけ。今は連邦を叩くのが先だ」
614 :
600:02/06/11 23:27 ID:???
>611
あ、ホントだ。じゃちょっと書いてみるわ。
こういうのもなんだけど、職人さんに任せたらどうかな?
読んでる人の声はこうやって職人さんにもわかるだろうし。
アイデアとか、結構面白いネタで楽しませてくれてるし、そうそうムカつく展開には
ならないと思うのだが。
大体職人さんはまだZが未来に言ったとまでは書いてない。
別の人(新人涙氏)が以前書いていたアムロと絡めるのも面白いと思うし。
>> 556の続きからやりなおせ!
体を潰されるシロッコ。血反吐をはきながら呟く。
「・・・・・これで・・これでいい。」
「シロッコ!?」
「・・・・サラを・・・頼むぞ・・少年!!」
「パプティマス様!!」
シロッコの言葉はサラにも届いたようだ。
次の瞬間、宇宙に白い光が広がる。
ジ・Oに搭載されたV1のパーツが輝きだした。
「あっ光が広がっていく・・・」
カミーユのノーマルスーツのバイザーは砕ける。
グリプス2の攻防で傷ついたアーガマは、修理のためにサイド1のコロニー「シュングリラ」へ寄港する。
そのシャングリラに住むジャンク屋の少年「ジュドー・アーシタ」はプチMSで宇宙に出て、元ティターンズのパイロット、ヤザン・ゲーブルの脱出ポットを回収した。
アーガマが入港している事を知ったヤザンは、ジュドーとその仲間をそそのかし、Zガンダムを盗み出そうと企てる。
しかしアーガマに潜入したジュドーはウッソに見つかってしまった。
「あれ?何やってるんですか、あなた達?」
「やっべー、見つかった!!ビーチャ、モンド走るぞ!!」
「あ、待て!!」
格納庫にたどり着くも、ウッソに追いつかれてしまう3人。
「くっそ〜、なんてしつこいガキだ!」
「なにするつもりですか!?」
「ちぃ、こいつちょっと痛い目に遭わせてやる!」
ビーチャがウッソに殴りかかる。が、逆にカウンターを入れられてのびてしまった。
「あっちゃ〜、何やッてんだよビーチャ。早くガンダム盗んでかなきゃなんないのに」
「ガンダムを盗む!?僕のV2盗んでどうする気!?」
「何っ!?お前が乗ってるの!?」
「悪いか!!」
「ふ〜ん、こんなガキに使えるなら、軍のMSも大したことないんだなぁ。」
「何だって!!コイツーー!!」
618 :
:02/06/11 23:38 ID:???
その光の中でサラは暖かさを、カミーユはしっかりとした意思を感じたのであった。
「パプティマス様・・・」
「シロッコ・・・。もっと他に方法があっただろうに!」
ジュドーに飛びかかるウッソ。
「何しやがる!このガキ!!」
ウッソを殴るジュドー。思いっきり顔面にヒットしたと思った瞬間、自分の顔にも同じ痛みが襲う。
それはほとんど互角の戦いだった。
「この!V2を盗んだってどうしようもないだろう!!」
「コイツを売って金にするんだよ!!」
「!!、今まで何人ものなかまがMSで平和を求めて戦って命を落としたんだぞ!!なんでそんな自分勝手なことがおもいつくんだよ!?」
「平和のためだって?笑わせるな!俺達の生活はちっとも変わってないんだよ!!」
ウッソもジュドーもお互いの発言が無性に気にくわなかった。
自分たちの生活を否定された気になったから・・・。
二人の顔は見る間に痣だらけになった。
620 :
:02/06/11 23:39 ID:???
一人の職人がが書き続けると一気に糞スレ化する良い見本であった(藁
>620
お前みたいな書き込みも糞スレ化の原因だって分かれ!
えーと、とりあえず今の状態がよくわからないんですが。
ZZはちょっと待って欲しい。Zが完結してないし。
漏れも
>>616に一票
ウッソ以外のタイプスリップは無し
ジ・Oを大破させた宙域で・・
ウッソ「カミーユさん・・・見つかりませんでしたね」
ハマーン「あぁ・・・」
ウッソ「ハマーンさんはこれからどうなされるんですか?」
ハマーン「私はグワンバンに戻らねばならん。
アクシズの身の程知らずを潰しに行かんとな」
ウッソ「まだ・・戦うんですね」
ハマーン「シャア貴様はどうする?」
一緒に来てほしい。本音はそうだったのだろう。しかし、返答はなかった。
ハマーン「シャア?」
ウッソ「クワトロ大尉?どうしたんです?」
ウッソ「大尉・・・?クワトロ大尉?」
V2が牽引する半壊した百式を振り返ってみた。コクピットハッチが開いている。
ハマーン「くっ・・・・(また逃げるのかシャア!)」
ウッソ「まさか振り落とされたんじゃ・・!大尉!?どこですか!?クワトロ大尉!
ハマーンさん!大尉を探しましょう!」
ハマーン「いや・・・いい」
ウッソ「何故です!?漂流しているかもしれないのに!」
ハマーン「いいんだ!」
ウッソ「え・・?は・はい・・・」
その剣幕に押されて思わずうなずいてしまうウッソ
しばらく沈黙が支配したがハマーンが口を開く
ハマーン「ここでさよならだウッソ。戦いが終わればいずれまた会うこともあるだろう」
ウッソ「ハマーンさん、お気をつけて」
ハマーン「あぁ」
ウッソ「アーガマに・・戻らなきゃ・・・でも・・ファさんになんて言えばいいんだろう」
派生した新スレは、カミーユ達がタイムスリップしたという設定ですすんでホスィ。
っつーか萌える!燃える! カテカミ電波対決と、シュラク隊員とカミーユのからみがスゲー楽しみ。
>>シュラク隊員とカミーユのからみが
はっ!こんなイベントもあるのか。
・・・・正直タイムスリップ否定派だったが俺は寝返る。
職人さんファイト。
グワンバンに帰還したハマーン。
マシュマー「ハマーン様!良くぞご無事で!」
ハマーン「当たり前だ。私にはまだやることがある。簡単には死ねんよ」
マシュマー「アクシズ・・・ですね?」
ハマーン「そうだ。戦争屋風情が・・・」
マシュマー「アクシズの戦力など恐るるに足りません!このマシュマーに先陣を!」
ハマーン「あぁ。頼んだぞマシュマー・セロ」
マシュマー「はい!ハマーン様!この薔薇に賭けて必ずや・・!」
一方アクシズ・・・・
グレミー「ハマーンの艦隊がこちらに向かっているようだな」
ラカン「やはりハマーンが残ったか・・・」
グレミー「ふふ・・たしかに元味方同士だ。兵はやりにくいだろうが、まだハマーンは
私が手を貸している事を知らん。むしろ好都合だ」
ラカン「ニュータイプ部隊・・・期待していいんだろうな」
グレミー「任せておけ。強行軍のハマーン軍を退けることなど造作も無いことだ」
アクシズ宙域で戦闘が始まろうとしていた・・・
629 :
235:02/06/12 00:28 ID:???
とにかくこっちはハマーンとの絡みをちゃんと考えてあげようぜ。
あっちはあっちで初体験をすませてしまうカミーユ(藁
ハマーン軍の勝利を誰も疑わなかった
あれだけの戦力差があったのだ。
だが、現実は負けなかっただけだ。
勝てはしなかったのだ。
激戦だった。
ニュータイプ部隊への対応が遅れたのが痛手だった。
強行軍でなければあるいは・・・しかし結果論だった。
ハマーン艦隊はアクシズ攻略を諦め撤退していった。
ハマーン「グレミー・トトめ・・・!もう動き出していか・・・!」
マシュマー「も、もうしわけありません!ハマーン様!
先陣を預かりながらこの失態・・!どうお詫びを・・」
ハマーン「よい。グレミーの動きを読みきれなかった私の失態だ」
マシュマー「ハマーン様・・・」
ハマーン艦隊は戦力の再編を余儀なくされて、ネオ・ジオンの旗揚げを見ていることしか
できなかった。
マシュマー「一日出遅れただけでこの有様とは・・・」
カリウス「所詮我々にできたのは歴史を見届ける事だけだったのですね、ガトー少佐・・・」
ハスラー「男達の魂の輝き・・・等を幻視しようとした我々は、もはや時代に取り残されていたのだよ」
マシュマー「って言うかハマーン様ぁ・・・ちょっといい雰囲気になりかけてたのに・・・」
カリウス「一介の武人にもはや出る幕はなし、か」
ハスラー「・・・諸君、我々の役目は終わった。わしは帰って縁側でお茶でも飲んでるよ」
632 :
新人涙:02/06/12 00:39 ID:???
区切りがついたっぽいので、アムロsideねた再開しましょうか?
>>632 なんかこのままZZ、逆シャアまでいきそうだけど
個人的には気になる。再開キボン
635 :
235:02/06/12 01:00 ID:???
>>628 漏れ的にはもう一間隔ほしかった。
>>624の続き
「待て、ウッソ少年。こっちに来てはくれないか?」
「・・・あ、はい」(ハマーンさんはいったいどうしたんだろう?)
V2のコクピットへと吸い込まれていく、ウッソを不意に呼び止め
再度キュベレイの胸部に呼び戻すハマーン・カーン。
そして、ウッソ・エヴィンをその胸の中に静かに納めた。 「すまない、ウッソ・・・。シャア・・・!」
接触しているヘルメットがお肌の触れ合い回線によって ハマーンの小さく、プライドをかなぐり捨てた嗚咽が聞えてきた。
「暖かいですよ、聞えるんです、ハマーンさんの中から、暖かい心の声が・・・」
「そう言ってくれるなウッソ、私がただの女に成り下がってしまうではないか・・・」
泣いているんですか・・・?泣いちゃ駄目ですよ!
ハマーンさんは強い人です。たとえクワトロ大尉がいらっしゃらなくてもきっと・・・」
ハマーンは顔を上げ、バイザーをウッソへと接した。
「そうだな、そうだったなウッソ。私はこんなところで立ち止まってはいけなかったんのだ。
私の中にはお前と、そして私の想い人が永遠に存在し続けるだろう。
ウッソ、お前は不思議な奴だった。この私が、荒んだ精神(こころ)の持ち主が、こうも心変わり
するのだからな。」
体を不意に押され、V2へと流されるウッソ・エヴィン。小さくなるハマーンのバイザーから見える可憐な唇は
こう表現されていたのかもしれない・・・
「ア・リ・ガ・ト・ウ」岩塩で創られたかの様なオブジェと薔薇が優雅に表現されている曲線美はウッソが乗り込む
タイミングで急速に、『元戦場』を離脱していったのだった。
「ハマーンさん・・・ありがとうございました。ボクはこれから未来を見つけなきゃいけないな。
母さんのガンダムと一緒に。」
深く暗い海の底と同じ色に包まれるその一体に浮かぶ、白の巨人は自慢の「光の翼」を自己主張させ
同色の帰るべき家へと戻っていくのであった。
「シャクティ!もう少しだ!」根拠のない自信がどこからかわいてくる、13歳の少年であった。
なんかストーリーが混乱してる気がします。
637 :
235:02/06/12 01:07 ID:???
つーか、途中からみんな戦闘ばっかり。
急ぎすぎだって(藁
マターリsage進行だっていうのに。それよりもSSなんだし
ハマーンとの心の交流を描いていたんだから、そっちを重要視しないと
本質から脱線しる。
だから、ZZに走るのもいいけど、その前にある程度Z編の補完をしてからじゃないと
収集がつかんぞ。そもそも既に完結しているお話を決着付けずに終わらすのもどうかと。
とマジレスですた。
>637
禿同、あんまり話の展開を急ぎすぎると、スレ自体が破綻してしまいそうな気が・・・。
出したキャラは責任をもって扱わないと!
じゃあ、どの辺りからやり直せばいいんだ?
642 :
235:02/06/12 01:30 ID:???
すまない。
混乱させてしまったようだ。つまり
>>635にも書いたように
間に交わされているストーリーが省略しすぎていて、文章化の意味が
あんまりないって事だな。ころす、ころさないって議論はあんまりしても
意味が無い。で、結局戦闘に固執しすぎているって所が問題で、
>>640が言っ
ているようにやり直すのもせっかくだからもったいない。そこでだ、間にきちんと
補完文章をいれて、ストーリー自体を補ってあげるのが現状でもっとも有効且つ、
効果的かと。正直、ウッソはジュドーの代わりになっていたから、ZZに持っていくと
実はその存在自体がかぶってしまう恐れがあると過去議論されていた気もするが・・・
とりあえずガンダムは人間同士のドラマだっていう事に立ち直ってくれYO。
とまたもマジレスしてしまった。(鬱
643 :
新人涙:02/06/12 01:37 ID:???
>>533の続き(外伝っぽくいきたい)
クワトロの裏切り・・・
その衝撃はエゥーゴだけで無く、その支援組織であるカラバとて例外ではなかった。
しかし、幸いだったのは、既に地上におけるティターンズの勢力は、皆無に等しかった事である。
キリマンジャロの攻坊以来、地上はカラバによってほぼ制圧されていた。
地球のエリート部隊の戦力が宇宙にしか存在していないという皮肉な結果になっていたのだ。
「アムロ、カラバの上層部からの指令が来た。」
アウドムラ艦長のハヤトはそう言うと、メモらしき紙切れをアムロに渡した。
「・・・・・。正気か?」
アムロはそのメモを読むと、ハヤトに訪ねた。
「ああ、どうもお偉いさんの考える事は良くわからんよ。」
アムロが驚愕するのも当たり前である。
その紙には、カラバの組織がエゥーゴに合併吸収されるという内容だったのである。
「エゥーゴの狙いは一体何なんだ?」
「大方、味方とはいえ別組織の勢力を地球に置いては置けないという所だろうな。」
「それだけか?」
「いや、それはあくまで表向きの理由だろう。」
ハヤトはそう断言した。
644 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/12 03:50 ID:eDiM8k6E
とりあえずZを完結させてほスィー。
あれだけ仲の良かったハマーンとウッソの絡みが無いのも・・。
Ifだから独自のエピローグが見たいです。
クレクレ君でスマソ!
たった一人の職人が頑張りすぎる結果がスレの混乱に繋がったと思う。
Z編の最後の方を書いたのは見る限り二人、そのほとんど一人でしょう。
もう書いてしまった以上はしょうがないし、ここまで一気にかけることは尊敬するが、
度を超えた連続書き込みは出来れば止めて欲しい。
「まだまだ続きそうだな、もうしばらくこのスレに書き込めそうだ」
と思っていたのにわずか一日ネットに繋げなかっただけで、
一気にスレが進みまくって一気にスレが混乱してまくっている・・・・・・
正直に言って哀しいぞ。
またもどきの仕切か・・・あんたウザイよ。
自分は面白く読ませてもらったし、あの職人さんが書いてくれる文章なら続きは読みたいと思う。
(だからこそ新スレ建てたんだが・・・)
確かに混乱してしまった事もあるが、558までは新展開反対派にとっても最高に面白いと思うのに、
それを忘れて批判することしかできないとは正直に言って哀しいぞ。
ここのスレでも昨日の職人さんや、うなぎさん、その他の職人さんでZZ編キボンヌ。
荒らすワケでもなく正直な感想を述べさせて頂く
パートIIになってから300以降は駄目過ぎ
無駄なキャラ増やし・陳腐なセリフ多し
最終的に未来に飛んだのはカミーユとサラとプル?なんだそりゃ
ここ最近書いてた奴は前スレを理解して書いたのか、と聞きたいよ
勢いで書くなら誰にだって出来ると思う
いかに文章で情景を伝え、想像させ、読み手に納得させるか?
それが出来て初めて「職人」なんだろうな、とつくづく思った
無駄なキャラ増やしたのは一人の職人さんじゃないし、
陳腐だというのなら、お前が書けとまでは言わないがどこがどう陳腐なのか周りを納得させて欲しい。
>>文章で情景を伝え、想像させ、読み手に納得させる
十分それができましたが。職人さんだってプロの作家じゃないんだから、多少のことは多めに見るべき。
それに昨日の文章でそれができなかったというのならあなたの読解力がないに等しいと思う。
>>あなたの読解力がないに等しい
禿同 っていうか647は荒らし
647は自分の思い通りにならなかったから気に入らないだけじゃないの?
不満言うだけなら本当に誰にでもできる事だからね。
放置しよう。
651 :
614:02/06/12 09:37 ID:???
>>647-648 まあまあ、マターリしようや。
ただプルの存在には少し漏れも意表を突かれた。何でいるの?って感じで…
あと、
>>614でも書いたけど、物語が収束しかけている時に
また広げてしまうのはいかがなものかと。
あのままカミーユを行方不明にせずに大団円、のほうがいい話になったんじゃないかな。
652 :
まとめ:02/06/12 09:43 ID:???
もうゴタゴタはいいや。
誠に僭越ながら、自分がまとめて再開させたいと思います。
新人涙さん、カラバとの絡みで物語を作るのはすごく良いアイデアだと思います。
続き期待してます!
653 :
まとめ:02/06/12 09:44 ID:???
ジ・Oを大破させた宙域でウッソとハマーンはカミーユ達の捜索をしていた。
戦闘によって完全に作動不能に陥ったシャアの百式はV2に牽引されている。
「カミーユさん・・・見つかりませんでしたね」
「あぁ・・・」
「ハマーンさんはこれからどうなされるんですか?」
「私はグワンバンに戻らねばならん。アクシズの身の程知らずを潰しに行かんとな」
「まだ・・戦うんですね」
「シャア貴様はどうする?」
一緒に来てほしい。本音はそうだったのだろう。しかし、返答はなかった。
「シャア?」
「クワトロ大尉?どうしたんです?大尉・・・?クワトロ大尉?」
V2が牽引する半壊した百式を振り返ってみた。コクピットハッチが開いている。
「くっ・・・・(また逃げるのかシャア!)」
「まさか振り落とされたんじゃ・・!大尉!?どこですか!?クワトロ大尉!ハマーンさん!大尉を探しましょう!」
「いや・・・いい」
「何故です!?漂流しているかもしれないのに!」
「いいんだ!」
「え・・?は・はい・・・」
その剣幕に押されて思わずうなずいてしまうウッソ
654 :
まとめ:02/06/12 09:45 ID:???
「待て、ウッソ。こっちに来てはくれないか?」
「・・・あ、はい」(ハマーンさんはいったいどうしたんだろう?)
V2のコクピットへと吸い込まれていく、ウッソを不意に呼び止め
再度キュベレイの胸部に呼び戻すハマーン・カーン。
そして、ウッソ・エヴィンをその胸の中に静かに納めた。
「すまない、ウッソ・・・。シャア・・・!」
接触しているヘルメットがお肌の触れ合い回線によって ハマーンの小さく、プライドをかなぐり捨てた嗚咽が聞えてきた。
「暖かいですよ、聞えるんです、ハマーンさんの中から、暖かい心の声が・・・」
「そう言ってくれるなウッソ、私がただの女に成り下がってしまうではないか・・・」
「泣いているんですか・・・?泣いちゃ駄目ですよ!ハマーンさんは強い人です。たとえクワトロ大尉がいらっしゃらなくてもきっと・・・」
ハマーンは顔を上げ、バイザーをウッソへと接した。
「そうだな、そうだったなウッソ。私はこんなところで立ち止まってはいけなかったんのだ。
私の中にはお前と、そして私の想い人が永遠に存在し続けるだろう。
ウッソ、お前は不思議な奴だった。この私が、荒んだ精神(こころ)の持ち主が、こうも心変わりするのだからな。」
体を不意に押され、V2へと流されるウッソ・エヴィン。
655 :
まとめ:02/06/12 09:46 ID:???
小さくなるハマーンのバイザーから見える可憐な唇は
こう表現されていたのかもしれない・・・
「ア・リ・ガ・ト・ウ」岩塩で創られたかの様なオブジェと薔薇が優雅に表現されている曲線美はウッソが乗り込む
タイミングで急速に、『元戦場』を離脱していったのだった。
「ハマーンさん・・・ありがとうございました。ボクはこれから未来を見つけなきゃいけないな。
母さんのガンダムと一緒に。」
深く暗い海の底と同じ色に包まれるその一体に浮かぶ、白の巨人は自慢の「光の翼」を自己主張させ
同色の帰るべき家へと戻っていくのであった。
「シャクティ!もう少しだ!」根拠のない自信がどこからかわいてくる、13歳の少年であった。
656 :
まとめ:02/06/12 09:47 ID:???
グワンバンに帰還したハマーン。
マシュマーがすぐさま迎えに来る。
「ハマーン様!良くぞご無事で!」
「当たり前だ。私にはまだやることがある。簡単には死ねんよ」
「アクシズ・・・ですね?」
「そうだ。戦争屋風情が・・・」
「アクシズの戦力など恐るるに足りません!このマシュマーに先陣を!」
「あぁ。頼んだぞマシュマー・セロ」
「はい!ハマーン様!この薔薇に賭けて必ずや・・!」
一方アクシズでのラカンとグレミーは・・・
「ハマーンの艦隊がこちらに向かっているようだな」
「やはりハマーンが残ったか・・・」
「ふふ・・たしかに元味方同士だ。兵はやりにくいだろうが、まだハマーンは私が手を貸している事を知らん。むしろ好都合だ」
「ニュータイプ部隊・・・期待していいんだろうな」
「任せておけ。強行軍のハマーン軍を退けることなど造作も無いことだ」
アクシズ宙域で戦闘が始まろうとしていた・・・
657 :
まとめ:02/06/12 09:49 ID:???
ハマーン軍の勝利を誰も疑わなかった
あれだけの戦力差があったのだ。
だが、現実は負けなかっただけだ。
勝てはしなかったのだ。
激戦だった。
ニュータイプ部隊への対応が遅れたのが痛手だった。
強行軍でなければあるいは・・・しかし結果論だった。
ハマーン艦隊はアクシズ攻略を諦め撤退していった。
「グレミー・トトめ・・・!もう動き出していか・・・!」
「も、もうしわけありません!ハマーン様!先陣を預かりながらこの失態・・!どうお詫びを・・」
「よい。グレミーの動きを読みきれなかった私の失態だ」
「ハマーン様・・・」
ハマーン艦隊は戦力の再編を余儀なくされて、ネオ・ジオンの旗揚げを見ていることしか
できなかった。
658 :
まとめ:02/06/12 09:50 ID:???
アーガマに戻ったウッソ。
ブライトが出迎えてくれた。
「ウッソ。よく戦ってくれたな」
「いえ・・・でもカミーユーさんが・・・それに・・」
「クワトロ大尉か。以前行方はわからん。大破した百式はもぬけの殻だったしな」
「死んではいないと思うんです」
「ニュータイプの感か?」
「そうかもしれません。でも・・・」
「いなくなる理由がみあたらんな」
「はい・・・」
「カミーユ・・どうして・・・」
「ファさん・・」
「カミーユも・・大尉も・・どこに・・」
涙ぐむファ
ウッソはかける言葉も見つからずにただ立ち尽くすだけだった。
「(クワトロ大尉がいなくなる理由・・・)」
「(クワトロ大尉・・いやシャア・アズナブルは人類を粛清するために立ち上がったはずだ)」
「(アクシズを・・・地球に落とそうとして・・それで・・・)」
「おい!ウッソ!どこだ!?」
考えをめぐらせるウッソをトーレスが呼びに来た。
「どうしたんですか?トーレスさん。そんなに慌てて」
「あ、ファもいたのか!いいから!テレビを見てみろ!」
659 :
まとめ:02/06/12 09:51 ID:???
モニターには軍服を着た青年が写っていた。
『私の名はグレミー・トト!ザビ家の血を引く正統な後継者だ!』
「何を・・何を言ってるんだこの人は・・・」
『我々ネオ・ジオンは地球連邦ならびに逆賊ハマーンに宣戦を布告するものである!』
「なんでまだ戦争なんてしなくちゃいけないんだ!」
「ウッソ・・・・」
グレミーの演説に嫌悪感を感じるウッソ
「クソッ!地球連邦にたいした力なんか残ってないじゃないか・・・実質ハマーン頼みか・・・」
660 :
まとめ:02/06/12 09:52 ID:???
宣戦布告後アクシズ内部・・・
「なかなかの名演説だったな。グレミー・トト」
「フフ・・これぐらいはやってみせんとな」
「もう貴様も後戻りはできんぞ」
「もとより戻る気はない。すぐに地球連邦に攻撃をしかける。地球連邦の戦力などたかが知れている」
「ハマーン軍は後回しか?」
「アクシズはこちらが押さえてあるのだ。他では大した補給も受けられんだろう。持久戦になるかもしれんがハマーンに勝機はないよ」
「アーガマは?」
「アーガマ?たかか戦艦一隻。放っておけ。今は連邦を叩くのが先だ」
1・台詞ばかりで情景がうかんでこない、
2・説明ばかりで想像を膨らませにくい、
3・脳内補完が必要なほど展開が急すぎる。
4・設定と複線を作り過ぎて続きを物凄く書きにくい。
5・今の(スレ、及びSSの)状況を無視しているとしか思えないもの。
以上の理由で陳腐なものが多いと思う。
>>648 私は647ではないけどこうして陳腐な点ぐらい上げられる。
だがプロじゃないんだからそれを楽しんで読んでいる人がいるなら、
それはそれで問題ないと思うけど、こうして
『陳腐なものは陳腐だ!!』と言わないと現状維持のみで職人の質の向上に繋がらないと思う。
こういうところに(リレーとはいえ)SSを書く以上もっと上手くなりたいとは思っているでしょうし、
『賞賛しか聞きたくない』なんて奴はネットでSSの公開なんてすべきじゃない。
あんまりやると荒らしになるけど適度な批判はどんな場所でも必要だと思う今日この頃。
662 :
まとめ:02/06/12 09:59 ID:???
以上、Z編集結。
状況 ティターンズ・・・ほぼ壊滅。シロッコ死亡。サラ行方不明。
アクシズ・・・グレミー、ラカンが掌握。ネオジオンと名を変え連邦に宣戦布告。
ハマーン・・・グレミーのNT部隊に破れる。現在アーガマとの提携を考えている。プル行方不明。
アーガマ・・・未だ孤立状態。ハマーンの艦隊とカラバをバックボーンにしようと企む。再起を図る。カミーユ、クワトロ行方不明。
エゥーゴ・・・グリブスの艦隊戦で宇宙の兵力は弱まる。地上にはまだ兵力がある様子。
カラバ・・・様子を見ている。アーガマには協力的。
連邦・・・無能
−−−−−−−−−−−−−以下ZZ編突入−−−−−−−−−−−−−
SSの評価は書き手じゃなく読み手が下す
これが一般的な作品に対する評価の仕方だろう?
こういった多人数が見る所でSSを出している以上、それは受け入れて然るべき
プロじゃないから多少大目に見る、とか言うのは論外
SSに対し賛否両論はあって当然だ
それとも「マンセー」以外は全部荒らしか?
書き手の成長ってのは読み手からのアクションで決まると思う
ただ絶賛してるだけじゃ、SSが駄目になっていくという意味で書いたのだが
どうやら読解してもらえなかったようだな
どんなに工夫しても人間が考える事には限界がある
だから「アレ?」と思った事には声を上げて言い、書き手もそれを見て次への成長に繋げる
前スレではそういった流れがあったんだがな
664 :
まとめ:02/06/12 10:00 ID:???
グリプス2の攻防で傷ついたアーガマは、修理のためにサイド1のコロニー「シャングリラ」へ寄港する。
そのシャングリラに住むジャンク屋の少年「ジュドー・アーシタ」はプチMSで宇宙に出て、元ティターンズのパイロット、ヤザン・ゲーブルの脱出ポットを回収した。
アーガマが入港している事を知ったヤザンは、ジュドーとその仲間をそそのかし、ガンダムを盗み出そうと企てる。
しかしアーガマに潜入したジュドーはウッソに見つかってしまった。
「あれ?何やってるんですか、あなた達?」
「やっべー、見つかった!!ビーチャ、モンド走るぞ!!」
「あ、待て!!」
格納庫にたどり着くも、ウッソに追いつかれてしまう3人。
「くっそ〜、なんてしつこいガキだ!」
「なにするつもりですか!?」
「ちぃ、こいつちょっと痛い目に遭わせてやる!」
ビーチャがウッソに殴りかかる。が、逆にカウンターを入れられてのびてしまった。
「あっちゃ〜、何やッてんだよビーチャ。早くガンダム盗んでかなきゃなんないのに」
「ガンダムを盗む!?僕のV2盗んでどうする気!?」
「何っ!?お前が乗ってるの!?」
「悪いか!!」
「ふ〜ん、こんなガキに使えるなら、軍のMSも大したことないんだなぁ。」
「何だって!!コイツーー!!」
665 :
まとめ:02/06/12 10:01 ID:???
ジュドーに飛びかかるウッソ。
「何しやがる!このガキ!!」
ウッソを殴るジュドー。思いっきり顔面にヒットしたと思った瞬間、自分の顔にも同じ痛みが襲う。
それはほとんど互角の戦いだった。
「この!V2を盗んだってどうしようもないだろう!!」
「コイツを売って金にするんだよ!!」
「!!、今まで何人ものなかまがMSで平和を求めて戦って命を落としたんだぞ!!なんでそんな自分勝手なことがおもいつくんだよ!?」
「平和のためだって?笑わせるな!俺達の生活はちっとも変わってないんだよ!!」
ウッソもジュドーもお互いの発言が無性に気にくわなかった。
自分たちの生活を否定された気になったから・・・。
二人の顔は見る間に痣だらけになった。
>>663 言いたいことはわかったが、お前のそう言う態度が荒らしにつながると言っているんだ。
661と同じことを言っているのに、人に与える印象が全然違う。
そんな偉そうな物言いでは、人の反感を買うだけ。
向上のための批判というよりは、職人をけなして楽しんでいるようにしか見えん。
ま、要するに
「批判をしたね・・・・・親父にも批判されたことないのに!!!」
「批判して何が悪い!!批判もされずに一人前になった職人がいるか!!!」
ってことだね(藁
(ネタスレならネタスレらしい書き込みもいるでしょ?(藁))
このスレが立った最初の方からROMしていたが、最近またもや荒れてきた・・・
個人的には665>がまとめてくれたところから、とっとと続きを希望。
>>663 666の意見と同じ、向上の為の批判でも言い方次第では、職人さんの
やる気をそいでしまう。そんなことが続いていけばこのスレは・・・・
ということでこの話題はとっとと終了してはやく続きを・・・・
>>666 荒らしにマジレスすんなっての。
そいつは661のもっともな意見に得意げになって便乗するただのアホ。
せっかく再開したんだから喧嘩せずにマターリ行きましょう。
まとめさん、お疲れ
消えたカミーユ達は、未来じゃなくて同年の地球に現れたことにすれば
アムロ達の話が書けるんじゃ………時間移動ってのは、空間移動な訳で必ずしも
未来や過去に飛ばされるとは限らないらしい。
つーことでZZ編スタート!!
ZZ編(ジュドー達が中心)は、まだいいと思う。・・・激しく進行に問題がある気がする。
Zの主人公がどっか行ったままだし。連邦とティターンズ残党はすぐにグレミー&ラカン軍の
傘下になるかもしれないけど・・・・・分裂したエゥーゴが残ってる。
職人さんが、書きににくくなるかもしれない(と言ってみるテスト)。
ROM側の意見でした。でしゃばって、スンマセン!
正直急ぎ過ぎ・・・。
>631
渋い脇役達、出来れば復活して欲しいが、もう遅いか…。
前スレが懐かしいよ。
>>「!!、今まで何人ものなかまがMSで平和を求めて戦って命を落としたんだぞ!!なんでそんな自分勝手なことがおもいつくんだよ!?」
「平和のためだって?笑わせるな!俺達の生活はちっとも変わってないんだよ!!」
ウッソもジュドーもお互いの発言が無性に気にくわなかった。
自分たちの生活を否定された気になったから・・・。
すごくイイ!! この職人さん上手いなぁ。
>>661 3・脳内補完が必要なほど展開が急すぎる。
4・設定と複線を作り過ぎて続きを物凄く書きにくい。
これは仕方ないんじゃない?
他の問題点は職人さんが力を付けていけば何とかなるけど、
これは数名の人が書き込んでいくリレーSSみたいな物だからね。
他の人の考えてることを考慮してストーリーを進めるなんて難しいと思う。
かといって他人に予測できるような展開をつらつら重ねていったって、TV版のアニメにウッソというキャラが加わるだけで、
面白くも何ともないよ。
新しい展開を見せるたびに批判されるのは、仕方のないことかも知れないけど、職人もどきさんのような文句の付け方をしたり
ロムラーにいつまでもしつこく批判されていると、せっかく書いてくれた職人がかわいそうだよ。
678 :
661:02/06/12 13:58 ID:???
>>677 ネットSSなんてものは自己満足で書いているものである!!!!にしても
独り善がり過ぎない?って程度に思ってください。
俺も677に同意。
>>652 お疲れさまです。
>>663 一言言ってやりたいが、批判されてたようなので、もう言いません。
>>673 もともと無茶な設定から始めて、ここまで来たのだから職人達を信じよう。
>>674 望む展開があるのならアドバイス口調で言った方がいいと思う。批判だけしたり、あきらめ口調じゃ誰だって続きを書きづらくなります。
>>675 展開を整理していけば出てくるチャンスは大いにある。
とりあえず、Z編までの決着をつけて欲しいというのが皆の願いだろうけど、
批判ばかりだから職人が書き込みにくい空気になっていると思う。
スレ向上のための批判も良いが、こういう流れの時は職人の書き込みにもう少し寛大になって欲しい。
すごいな、一日見ていない間に進んでるから期待してたのに荒れてたんだ・・・
ここまでくると無理に続けることないよ。
あくまでこのスレはウッソがハマーンと会っていたらの話なんだから。
それで歴史が変わってみんな幸せになりましたってことで大団円。
ZZ編なんてなくていいんじゃない?
ドズルスレのようにならなきゃいいんだけどね。
ま、みんな各自好きなキャラを登場させたいのなら別スレたてれば良し。
ストーリーを意識し過ぎてエピソード性が欠如してきているような・・・・・
昔のもっとマターリしていたときは、エピソードこそが主眼でストーリーは後からついてきた。
しかし今はストーリーだけでエピソードが無いような・・・・・・
考えてみればかのドズルスレの崩壊も無理にストーリーを作ろうとしたからな気がする。
偉そうなこと言ってスマソ、ただ俺が言いたいのは、
『読んでる奴、書いてる奴、批判する奴だけでなく、
内容をマターリとさせなければ、スレが真にマターリすることはないのでは?』ってだけです。
じゃあこれで終わりの方向で
-------------終了----------------
自分が原因で一つのスレがここまでいってしまうとは・・・・
本当に申し訳ございません。
火種って・・・・・・一体何をしたんですか?(汗)
じゃあさ、責任取るって形で、あなたが558からやり直せばいいんじゃない?
書き込んでくれた他の職人さんには悪いけど、収集つきそうにないし・・・
派生したスレ見せてもらったけど、あの文章力ならもう文句言わせる事もないと思いますよ。
どうでしょう?
このスレを皆好きなのはわかるけど、
止め時を間違えると哀しいことになる。
(例・ドラゴンボール、北斗の拳等)
688 :
うなぎ:02/06/12 16:19 ID:???
>>686賛成。職人の一人として言わせてもらえば、もうひとつ新しいスレ作って
【妄想】もしもウッソがハマーン様と出会ったら。ZZ編てことにすればいいと
思う。このスレがこんなに荒れるのを見てるのつらいから。
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ...........ヽ
/ .............. |
| .............. |
/ ...............|
/ ...............|
{ ...................|
ヽ、 ....................|
`` ......................|
/ ...................|
| | ..................|
.| | | ..............|
.| し,,ノ ..................|
!、 ....:"''ヽ、./
ヽ、 .........''ヽ. ヽ、
ヽ、 、 /ヽ.ヽ、
| | | ヽ.ヽ、
(_____)_| ヽ、ニ三
ムーミンはこのスレを見捨てたようです。
本来「Z世界にウッソとV2がタイムスリップし、ハマーンと出会ったらどうなるか?」
という必要最小限のIFだけだったのにな・・・。
ジ・OにVのパーツを付けて強化したエピソードも前スレで無かった事になってたのに
何時の間にか復活してるし・・・。
最初の方の職人さん達はストーリーに矛盾がないように苦心してたのに、
現状では、話の繋がりを軽視してやや暴走してるような気がする。
確かに急ぎすぎ詰め込みすぎ。・・・最初の1さんなら、どう書くのだろうか?
ざっと読んで来たけどもはやこのスレの内容
スレタイと全然関係なくなってきたね。よって
−−−−−−−糸冬 了−−−−−−−−
もし続けるなら即刻スレタイを
「【妄想】もしもウッソがUC0087にタイムスリップしてきたら」
に変えるべし。
693 :
新人涙:02/06/12 17:52 ID:???
どうも、収集がつかない状態になりつつありますね。
やっぱり、アムロsideは辞めた方が良いのかな?
>691
「最後は未来に帰したい」って言ってたよ。
>693
個人的に見てみたいけどね。
ついでに、途中の矛盾も何とかして欲しい。
…クワトロが姿を消したのがどうも納得できない。
695 :
うなぎ:02/06/12 18:08 ID:???
>>693さんアムロsideがどうこうの前に、ジ.Oとの決着からやり直すべきだと
思う。少なくとも俺はね。
>>694 同意。シャアが離脱する理由が1カノッサも理解できない。
所詮連邦の一部でありAEの子会社であるエゥーゴではできない事を成す為に失踪したのだと思う。
シャアなら自分の右手であるアーガマ隊を手にしハマーン率いるジオンの残党とも同盟関係なのであれば、
まずアクシズを叩き、返す刀で連邦にも挑んで急激ではない世直しをしようとするはず。
逆シャアの時代のシャアは心が孤独だったからあんな暴挙に出ただけと信じる。
あと自作自演臭い応援カキコも増えたように感じるのは自分が性悪説を信じているからなのだろうか?
とにかく元に戻そう。このまま終わるのは悲しすぎる。
シロッコを倒した時点からのスタートでみんな異論はないはず。
今後の展開をちょっとだけ決めよう。
まず694と一緒で、漏れもクワトロ失踪に納得がいかない。できればアーガマに残って欲しい。
新人涙さんはアムロsideを書いていただけると嬉しいですが、タイミングを見計らって下さい。
あとは、
>>662でまとめ氏が提案してくれたモノを拾い上げていって、
状況 ティターンズ・・・ほぼ壊滅。シロッコ死亡。
アクシズ・・・グレミー、ラカンが掌握。ネオジオンと名を変え連邦に宣戦布告を計画。
ハマーン・・・現在アーガマとの提携を考えている。
アーガマ・・・未だ孤立状態。ハマーンの艦隊とカラバをバックボーンにしようと企む。再起を図る。
エゥーゴ・・・グリブスの艦隊戦で宇宙の兵力は弱まる。地上にはまだ兵力がある様子。
カラバ・・・様子を見ている。アーガマには協力的。
連邦・・・無能
って感じで良いですか?
>>697 それで言いと思います。こういう時にはあなたのような人がいると大変助かります。
コテ名乗ってる、新人涙さんや、うなぎさんが同意なさるなら、即刻その線で話をスタートさせましょう。
ハマーン派の旧アクシズ艦隊とエゥーゴ内のアーガマ、親クアトロ派が揃えば、
一大勢力とは言えないまでもそれなりの戦力が残ってる思う。
その力を背景にクアトロ、ハマーンがエゥーゴ主流派、カラバ、連邦と交渉…
っていう流れになるかな。
つーか、書き出して批判されるのが嫌だから、職人が消えちまったんじゃねーの?
一つ質問、そのやり直してではカミーユ達は未来に行っているのか?いないのか?
『カミーユサイド』な新スレはifとして問題ないと思うのだが・・・・・・
荒らしではない前置きしてすら、批判したら荒らし扱いに少し腹を立てて口調が強まったのは
謝辞します。
が、「批判されてこそSS書き」と言うのが持論であったために結果荒れてしまったかな?
それとこれだけは言わせて下さい。
「自分で自分の事を職人と言うのは恥ずかしいんですよ」
こんな事書くから反感買うと判ってても、言わずにはおれない自分が悲しい
自分が言いたい事の殆どは
>>680氏の通りです。
このスレが良き方向に向かっていくのを願ってます。
703 :
702:02/06/12 20:21 ID:???
■■■■■■■■■■■■■■■■ここから再開■■■■■■■■■■■■■■■■
搭乗するサラを救うため、驚異的な武器で迫るV2を省みず、キュベレイを投げ飛ばすシロッコ。
そのせいで回避のタイミングを逃したジ・Oは、直撃は受けなかったものの、
光の翼の間に捕らえられてしまう。
ジ・Oの駆動系がダウンし始める。
光の翼の間を通ったMSは機能が停止してしまう。ジ・Oも例外ではなかった。
「動け!!何故動かん!!」
必死にレバーを動かすが、ジ・Oの目から消えた光がもどることはなかった。
それを機にカミーユがZをウェーブ・ライダーに変形させ、ものすごい勢いで突撃してくる。
「カミーユ!止めてぇぇ!!」
投げ飛ばされたキュベレイが再びジ・Oの元へと飛んでくる。
しかしサラの叫びがカミーユに届くことはなかった。
「お前だ!いつもいつも、脇から見ているだけで、人を弄んでっ!!許せないんだ…俺の命に代えても…身体に代えても…こいつだけはっ!分かるはずだ、こういう奴は生かしておいちゃいけないって、みんなには分かるはずだ!」
ライラが、カツが、レコアが、マウアーが、そしてフォウが…宇宙に散っていった人々の生命の力がZを包む。
「俺の身体をみんなに貸すぞっ!!」
ウェーブ・ライダーがジ・Oを狙う。
バーニアの出力は最大である。
しかしそのスピードは留まることなく加速していく。
登場キャラ増やすのもいいけどさ、アムロとか。
とにかく本題を忘れないで欲しい。
以上
「カミーユさん!」「頼む、カミーユ!」「とどめを刺せ!」「カミーユ、いっけぇぇ!」
ウッソが、クワトロが、ハマーンが、プルがカミーユのウェーブ・ライダーに思いを託した。
機体を取り囲むオーラの色がいっそう濃くなった。
「いけぇぇぇぇぇっ!!」
(ふ、ここまでか・・・)
宇宙に衝撃が広まる。
カミーユのノーマルスーツのバイザーは砕けちった。
ジ・Oの装甲は貫かれた。
命の叫びがやんだ。
再び静寂が漆黒の海を支配した。
体を潰されるシロッコ。血反吐をはきながら呟く。
「・・・・・これで・・これでいい。」
「シロッコ!?」
「・・・・サラを・・・頼むぞ・・少年!!」
「パプティマス様!!」
シロッコの言葉はサラにも届いたようだ。
次の瞬間、宇宙に白い光が広がる。
ジ・Oに搭載されたV1のパーツが輝きだす。そして人目につかず、消えていった。
「終わったのか・・・」
708 :
うなぎ:02/06/12 20:38 ID:???
>>698さんカミーユ達が未来に行ってないのなら、喜んで同意します。
このまま終わるのは悲しすぎます。
シャア消したの俺です。
>>595さんの書き込み見てシャアならこんな事言いながらアムロと
決着をつけるんじゃないかと思ったんですが・・・
俺の中でシャアはララァに縛られているただのヘタレだったので
そうしました。不評ならはずしていいですよ。
>701
新スレ立ったんなら、別ストーリーって事で、
やり直しでは無かった事にしておいた方が良いじゃないの?
このスレとの整合性なんて考えたら、またややこしくなる。
711 :
うなぎ:02/06/12 20:51 ID:???
「終わったのか・・・・・」
誰かがつぶやいた。誰でもいい。ただ、アーガマは勝った。その事実だけが目の前にあった。
「いや、まだ終わってはいない。」
「なに?」
ハマーンのつぶやきにクワトロが答える。
「アクシズの反乱はまだ終わったわけではない。ラカン=ダラカンが残っている。」
「ああそうだったな。まだわれわれの戦いは終わってはいない。宇宙を真の平和に導くための戦いは・・・・」
「いこう。アクシズへ。」
「行きましょう!」
「いくいく!!私も行く!」
みんなの意気がまた高まる。
「私も行っていいかしら・・・」サラがつぶやいた。
「いいさ。いいに決まってる。」
カミーユ静かに答えた。
「やったな、カミーユ」
クワトロが微笑んだ。その笑みは今までの作った笑いではなく、心の底から嬉しそうな顔だった。
ハマーンは百式を牽引して半壊したキュベレイを子供達の元へと近づける。
シャアにも通信を入れた。結局自分たち大人は全く役に立たなかった。
そんなことを悔しそうに語りながらも、その顔はほころんでいた。
「ウッソ、よくやったぞ」
「ハマーンさんも、無事で良かったです」
二言目には女性の心配をするウッソが可笑しく見えたのか、ハマーンは笑い出した。
V2のハッチが開く。ハマーンもキュベレイから外に出た。
飛び出す二人。ウッソはハマーンに抱きつき、ハマーンはウッソを胸に埋めてしばらく宇宙を舞った。
713 :
うなぎ:02/06/12 20:54 ID:???
>>707の続きです。こんな感じならあとに続くんじゃないんでしょうか?
714 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/12 20:55 ID:V8uFjeFb
「・・・・パプティマス様」
「・・・サラ、仕方なかったんだ。・・・すまない」
「カミーユを責めるつもりはないわ。悲しいけど、あのお方もこうなることを望んでいたのかも知れない・・・」
自分がサラを励ますのはやはりおかしいだろうか。
サラの寂しそうな姿を見ると、喜びも薄れ、罪悪感で胸が潰されそうになる。
NTとして共感しあうサラはカミーユの心が痛いほど伝わってきた。
「・・・カミーユ」
「何だい?」
「カミーユの心の中には女の人がいっぱいいるわね」
急に訳の分からない事を言われて焦るカミーユ。
しかしそれは図星であった。
ロザミー、エマ、レコア、そしてファとフォウ。
今は亡き人も含めて、カミーユは彼女たちに恋心を抱いていた。
「気が多いのかな?」そんなことも感じたことがある。
サラは言った。
その女性達の中に自分も入れるかどうかと。
シロッコは確かに、こう言葉を残した。
−サラを頼む−と。
これはカミーユに対するサラの気遣いでもあり、本心でもあったのだ。
戦い続けた後なのに補給もうけないの?あ、でもエゥーゴから離反しているから、
受けたくても補給を受けられないか・・・・・・
716 :
うなぎ:02/06/12 20:58 ID:???
712→714→711こういう順序にしといてください。
717 :
火種(反省):02/06/12 21:01 ID:V8uFjeFb
>>686 さんがおっしゃったように、昨日投稿した文章を再度練り直して
704 705 707 712 714
と書かせていただきましたが、うなぎさんの話を折ってしまったようで申し訳ないです。
しかもsage忘れてました。
ホントにごめんなさい。死んできます。
サラが生きててカツが死んでるという事態がとても哀しく思えた・・・・・
カツだけにどうでもいいのか?
それって『マターリ系』であった筈のこのスレにしては哀しすぎるね・・・・・・・
(荒らしじゃないつもりなので感想と取ってください、
本編でもサラはシロッコと出会わなければ、みたいなこと言っていた気がしたので・・)
文章がうまいから許す。
死ぬことなく、ネタ書き込み続けて下さい。(派生と掛け持ちで大変でしょうが・・・)
ところでうなぎさん、アクシズへって言うのは打倒アクシズのことで、今から攻め込むなんてことはないですよね?
せっかく昨日の職人さん(火種さんだよね?)がみんなの意見を聞き入れて、内面描写の凝った文を書いて下さっているので
ストーリーはゆっくり進めて欲しいです。
ねがわくば、 このままZZ編に突入することを・・・・
>>702 誰も自分のことを職人なんて言ってねぇじゃん。「"職人"もどき」だけだろ?
みろよ、火種(反省)のこの謙虚な態度を。
なんか見てて哀れになってくる・・・
がんばれ火種!
宇宙に散った数多くの命、
しかしこの漆黒の闇の貪欲なる胃袋が満たされることは無いのか?
一つの戦いの終止符は新たなる戦いの序章となった。
彼等は既に満身創痍、味方も無し。
だが己自身が信ずる正義の為に。
だが今まで流した血を無駄にしない為に。
だが大切な誰かの命を守る為に。
彼等は闇の中を進み、そしてアクシズを目指す・・・・・
次回、機動戦士Zガンダムif『アクシズに渦巻く悪意』
君は刻の涙を見る・・・・・・
724 :
723:02/06/12 21:17 ID:???
スマソ、721さんの言う通りだ・・・・・・
この次回予告では今直ぐ戦いに行くことになってしまっているので
無視してやってください。
鬱だ・・・・・・回線切って首つってきます・・・・・
725 :
うなぎ:02/06/12 21:19 ID:???
>>717いやこちらこそ話を折ってしまってすみません。これからもがんばりましょうね火種さん。
>>721今から攻め込みはしません。ややこしくてすみません。ZZ編で、ラカンと戦う様になればいいな
と思って書いたしだいであります。
なんかこの名前で通ってしまってるようなので、コテにさせてもらおうかなと思います。
いつか名無しを取り返すことを夢見て、書き込みます。(汗
ではZZ編と言うことで、昨日私が書き込んだシャングリラの文章(ウッソVSジュドー)を
練り直して、話が繋がった所を見計らって投稿させていただきたいと存じ上げます。
今は建て直しに時期だもんな、ハマーンにしても、アーガマにしても。
アクシズって身近な脅威がある分、密かに補給や援助をしてくれるコロニー、
やそれに順ずる勢力もあるかもしれないし(w
728 :
うなぎ:02/06/12 21:48 ID:???
良スレ復活することを望む。そこでまたいくつかルールを作るといいと思う。たとえば、
1連続した書き込みは控える。
2批判はよほどのの事がない限りひかえる。(荒らしを防ぐため)
3自作自演の応援書き込みは止める。
どうでしょう?
一方アクシズ・・・・
グレミー「これでティターンズも終わりだな。エゥーゴも宇宙にはたいした戦力は残っていまい」
ラカン「やはりハマーンが残った・・・と言うべきではないのか?」
部下として従っていたラカンにはハマーンの実力は十二分に解っていた。
グレミー「ふふ・・たしかに元味方同士だ。兵はやりにくいだろうが、まだハマーンは
私が手を貸している事を知らん。むしろ好都合だ」
ラカン「ニュータイプ部隊・・・期待していいんだろうな」
グレミー「任せておけ。強行軍のハマーン軍を退けることなど造作も無いことだ」
強がりなどではなく、間違いなく自信から来る言葉だった。
史実より早く、青年の瞳は野心に燃えていた・・・
>>今は建て直しに時期
このスレもな(藁
あのジュドーとウッソの殴り合いはアンタだったのか。
一晩で100レス以上の大嵐を起こして(厨の起こす荒らしではなくて・・・)
それを自分で収束し、自分の書きたいネタのための新スレを人に作らせ・・・・・・
あんた2ch始まって以来のツワモノだよ。
731 :
うなぎ:02/06/12 21:56 ID:???
確かにツワモノだね(藁
>>730 語らないでください。
しかも煽りを起こすようなことを・・・
禿藁
734 :
うなぎ:02/06/12 21:58 ID:???
>>731また俺の偽者でたよ。火種さん、730はあなたの偽者ですか?
このスレは死にマシタ
勘弁して下さい。
730は私じゃないです。
語られたことは何度もあるけど、ここまで上手い語りは初めてです。
逆に感心してしまった。
あと、言うまでもなく736も別人です。
ネタ以外のレスでageるのは、ちょっとどうかと
739 :
うなぎ:02/06/12 22:12 ID:???
>>737お互い偽者はいやですよね。736は見た瞬間から偽者だとわかります
安心してください。
>火種さん
トリップはあかんの?
私は732 736です。
735 737のようなのはすぐにわかりますが、730は効きました。
別に支障はないので信じてくれなくても結構ですが、これだけは言わせて下さい。
良スレを荒れさせる原因になったことについては本当に反省しています。
>>737お互い偽者はいやですよね。736は見た瞬間から偽者だとわかります
>>私は732 736です。735 737のようなのはすぐにわかりますが、730は効きました。
あなた達は最高のコンビだと確信しました。
偽者に荒らされたくなかったらトリップつければいい・・・
そして何より名無しになるのが一番いい・・・
スマン・・・聞き流してくれ。
744 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/12 22:21 ID:smKwTJ9q
ID表示にすれば?
偽者と間違えないでしょ
それじゃsageれないよ
746 :
火種 ◆oJfa01bM :02/06/12 22:34 ID:V8uFjeFb
付けてみました。
・・・・・でも面倒だから名無しに戻ろうかな・・・
また荒れだしてしまうのでこの辺にしとこう。
名前を使われて荒らされても、すぐにわかるから反応しなくてもいい。
730のような巧妙なのもぱっと見ビビるが、一言言ってくれれば信じるから
気にせずネタの提供頼みます。
>>728 私は火種さんやウナギさんほど書き込んでいないけど出来れば加えて欲しいルールを書きます。
4・キャラクターを新しく登場させる時はよく吟味する
5・キャラクターを殺す時は(明らかに敵役なヤザン等を除いて)物凄くよく吟味する。
あまりにもアサーリ死に過ぎたキャラが結構いたきがするので・・・・・
お願いします(土下座)
749 :
235:02/06/12 23:36 ID:???
もはや昔に戻れないならこのスレ自体を地球に落とすしかないな。
シャア頼む。
750 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/12 23:54 ID:IorXoMgk
>749
なんとか軌道修正しつつあると思うので、今暫らくの猶予を…。
現在の生存主要キャラクター
エゥーゴ離脱グループ
ブライト=ノア、クワトロ=バジーナ、エマ=シーン、カミーユ=ビダン、
ファ=ユイリィ、サラ=ザビアロフ(新たに参加)、ロザミア=バダム(医務室で療養中?)
アクシズハマーン派艦隊
ハマーン=カーン、マシュマー=セロ、ユーリ=ハスラー、カリウス、エル=ピー=プル
ウッソ=エヴィン、名無し整備員
アクシズグレミー=ラカン派
ラカン=ダカラン、グレミー=トト、謎のニュータイプ部隊(w
カラバ
ハヤト=コバヤシ、アムロ=レイ
ってとこかな。
752 :
235:02/06/13 00:02 ID:???
>>751 貴殿の勇気に敬意を表す。
しばらくROMに徹します。
(ノ*゚▽゚)ノ うぉぉぉぉ!!
アクシズハマーン派艦隊の中に、ちゃんとカリウスの名前が残ってる♪
一時期、その存在すら忘れ去られたような雰囲気もあったんで、わたくしてきに非常にうれしいです(嬉)。
あとはうなぎさん、火種さんら精鋭職人さんたちにエールを。
「がんがれ〜」
生存主要キャラクター
「名無し整備員」
・・・おもむろにワラタ
5機のMSは自分たちの帰るべき場所へと戻る。
アーガマは満身創痍、ハマーンのグワバンは沈没寸前の状態であったが
兵士達の目は誰もが輝き、艦内は活気づいていた。
しかしハマーンは悩んでいた。自分はバックボーンとなる各組織との提携を結ばねばならない。
そのためにはジオンの赤い彗星と謳われたシャアや、一年戦争に勝利をもたらしたと言われる名艦長のブライト達と共に行動した方が望ましいことは明らかだ。
しかし自分がこのままアーガマに留まるとすれば、自分の率いてきたアクシズの軍は満足な補給も受けられず路頭に迷うことにもなりかねない。
・・・どうしたものか、そればかりがハマーンの頭の中を支配した。
ちょうどその時通信が入る。
グワザン隊のユーリー・ハスラー退役少将だった。
『ハマーン殿、そちらはどうか?まずはこの空域での戦闘の勝利を祝福しよう。』
「それはありがたいことです、しかし・・・」
『今後のことか?』
「はい」
ハマーンは自分の悩みをこの老兵に全てうち明けた。
そしてハスラーはハマーンの予想に反する言葉を用意する。
それはハマーンにとって大変喜ばしいことだった。
『アクシズの部隊については私が面倒を見よう』
「しかし、補給もうけられない状態で・・・」
『心配にはおよばん。我々はサイド3へ向かう。そうだ、ハマーン殿にお届け物があるな』
「サイド3?届け物?」
サイド3は戦後、ジオン共和国と名を変えて戦争とは無縁の生活をしていた。
そんな場所へ数隻とはいえ、戦艦を引き連れて行くなどどういう所行かと問いただしたくなるような素っ頓狂な答えだった。
『私が何年ジオンで働いてきたと思っておる?ハマーン殿がほんの赤ん坊だったとき・・・』
「で!ジオン本国に当てがあるのですな!!あとは頼みます!」
老兵のジオン国との信頼関係は実に頼もしかった。衰弱した連邦の目をごまかす事などたやすいし、
ジオン本国も多少のことなら大目に見てくれる。
ハマーンは喜んだが、よけいなことを喋りだす老人にあわてて、乱暴に通信を切ったのだった。
アーガマの連中に聞かれてはいなかっただろうかと、顔を赤らめて周りを見るが、どんちゃん騒ぎで幸い聞かれてはいなかったようだ。
これでしばらくはアーガマにいられる。
ほっと一息つくハマーン。
「そういえば、贈り物とは何の事であろうか・・・」
数時間後、MSと一緒にマシュマー・セロがアーガマに送りつけられていた。
>752
こうして見ると、アーガマにはそれなりの人材が残ったな…って
あっ!?コウとニナを忘れてるYO!(w
まあ、MSの不足が深刻だな。
またーりしてるね(^^)エヘへ
758 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/13 00:26 ID:yR0w5iHt
邪推って言い方が何か妙だが、ここで続けられそうなので
現状維持ってことでよいのでは。
ハマーンがアーガマに移る。
ハマーンの艦からアーガマへやってきたのは、その他にもプル、マシュマー等、有能な人材であった。
これで多少の方向性は見えてきたアーガマの部隊。
プルはウッソとカミーユに甘えっきりである。
そしてハマーンがやってくるという事で、ウッソはうれしさ故にはしゃぎだす。
実はそれがウッソを可愛いと思っていた女性クルーの嫉妬を買うことになっていた。
もちろん本人は気づいていない。
カミーユに少し控えめながらに恋人候補宣言したサラもアーガマを手伝うことになった。
それが元でファとの間で熾烈な戦いをすることにもつながった。
一方カミーユ自身はと言うと、ティターンズを倒してから少し態度が柔らかくなったエマにべったりである。
母親を失ったカミーユにとって彼女のような人間はいろいろな意味で魅力的なのだろう。
エマも美少年に好かれて悪い気はしていないようだ。
医務室で目をさましたロザミーは自分の心を取り戻した。
つまりロザミア・バダムとしての意識をしっかりと持つようになる。
しかし彼女はカミーユに対しての敵意は失っていた。
ティターンズ崩壊、以下ここ数ヶ月で起こった事件を把握し、カミーユが自分の恩人であると判断したのだ。
そして年上の女ロザミアと、甘える妹ロザミーを使い分けてカミーユにちょっかいを出すようになった。
現在アーガマは整備のためにサイド1コロニー、シャングリラを目指して進行中である。
この先どうなるかはまだ誰にも分からない。
761 :
新人涙:02/06/13 01:13 ID:???
>>643の続き(メインとは時間軸が多少ズレてます)
「それで、ハヤトは真の理由は何だと思うんだ?」
「・・・・・・」
沈黙。
と、其の時オペレーターからの通信が割り込んだ。
「艦長、通信が入っています。」
「わかった、すぐ行く。」
そう言って、ハヤトはその場を離れた。
残されたアムロはというと・・・
「ハヤトの奴、何が言いたかったんだ。」
そう言って、自分の指をかじった。
昔からアムロが考え事をするときは、そのような癖があった。
762 :
新人涙:02/06/13 01:27 ID:???
メインストーリーとは、かなり時間の流れが違ってすいません。
こちらの話は、あくまでメインストーリーを受けて成り立つと思っています。
なので、しばらくはマターリ進行になるかと思います。ご容赦を。
独り言・・・
ジュドーはこちらで抱えたかったなぁ・・・・・(駒不足)
>762
地球にいるであろうキャラは
キース、モーラ、アイナ、シロー…だめだこりゃ(w
シロー夫妻は微妙〜連邦からのお尋ね者だし(笑)。サンダースと可憐は、そのままだね。
765 :
うなぎ:02/06/13 07:51 ID:???
死にそうです・・・
>うなぎ
どうした?
767 :
うなぎ:02/06/13 07:59 ID:???
昨日から頑張ってテキストに書いてるんですが、なかなかはかどらなくて・・・。
みんなはよくネタが尽きないなと思う。
768 :
うなぎ:02/06/13 08:00 ID:???
俺はうなぎさんの文章がもっと見たい。
火種氏と新人涙氏はしばらく投稿を控えてほしい。
特に火種氏は大荒れの原因を作ったのだから少しは自重してくれ。
それともここは自己顕示欲の固まりが集まるスレか?(藁
>自己顕示欲の固まりが集まるスレか?
ホントだね(藁
ここはブリーフィングルーム、時には我の強いアーガマクルー達が、
喧喧諤諤と議論をすることもあるが、今は至って静か、
カミーユやエマなど数人の人が寛いでいた。
「あれ?エマさん、何処へ?」
突如立ち上がったエマに訪ねるカミーユ。
「ちょっとお腹が減ってきたから食堂で何か軽い物を作ってもらうわ」
「じゃ、僕も」
「あなたの分の作ってきてもらうからここで待っていて」
「そうですか、ありがとうございます」
そしてしばらくたつとカミーユはおもむろに立ち上がる。
「おい!カミーユ!!エマ中尉にべったりなのも別にいいけど、
度を過ぎるとストーカーになるぞ!!!」
「・・・・・・ただのトイレだよ」
からかいの言葉にそう短く答えて部屋を出るカミーユ。
問答無用で殴りかからない分、彼も大人になったということか?
部屋をでて廊下の角を曲がるとそこには食堂にいったはずのエマが立っていた。
「エ・・・・・!!?」
カミーユは声をかけようとした瞬間、エマの瞳に光る物を確認し、隠れる。
「ヘンケン艦長・・・・・・何で・・・・・私なんか庇って・・・・ううぅ」
(!!!俺は・・・・・・・・馬鹿だ!!!!自分を庇って人が死んだんだぞ!!!
エマさんが傷ついてないはずないじゃないか!!!!
本当は彼女にこそ支えが必要なんだ!!なのに優しくされて、調子に乗って・・・
俺は・・・・・・・俺は!!!!)
次の日からエマの周りでは『妙に優しいカミーユ』という怪奇現象が見られ、
アーガマクルーを大いに混乱させた。
追記・そのカミーユを見てファ等の女性陣が
嫉妬の炎をたぎらせていた事は言うまでもない・・・・
「職人志望」です。
カリウス大尉&ハスラー退役少将は何とか認められたようですので、こちらを中心に書いて行きたいと思います。
私 は 渋 い オ ヤ ジ が 好 き な の だ 。
---------------------------------
「と、まあ。面目ないしだいです」
戦艦グワンザンの作戦室にて、カリウスによる状況説明は終わっていた。
彼らはラカンがアクシズの移動を始めた為封鎖を解き、行きがけの駄賃に奪ったザンジバル改級機動巡に同志を乗せて脱出してきたのである。
「いや、よくやってくれた。一兵でも多く欲しい時に、これは大きい」
机の上には航路図が広げられ、ホワイトボードには友軍の兵力だの敵の勢力だのといった情報が書き散らしてある。
ハスラーはそれを一瞥した。結局戦艦1、重巡1、機動巡1、軽巡3といったところか。まずまずまとまった数にはなったらしい。
「パイロットは信頼できる連中ばかりです。摂政がアクシズにおられた頃から、ベテランは集められておりましたから」
「名簿を見れば分かるよ。皆わしがこの艦でアクシズに連れていった連中ばかりだ」
「・・・全く、運命とはまさに数奇なものですな。こうして再び集う日が来ようとは」
「そうかな?」
ハスラーは楽しそうに目を細めた。
「まだ我々の一年戦争は終わってはいなかった、それだけの事だ」
「・・・確かに」
カリウスも頷くしか無かった。
「それで、我々はこれからどうするのです?」
「まずはサイド3だ。あそこにはまだ協力者が多い。しばらく身を寄せる」
「・・・しかしあそこはもう我らの祖国では・・・」
「仕方があるまい。それから、持久戦の準備をしなければならぬ」
「持久戦?」
「そうだ。フォンブラウンやグラナダには我らの同志も残っている。アナハイムにも、脛に傷のある者は多い。反逆罪に時効は無いからな」
「・・・」
ややあって、カリウスはハスラーが何を言おうとしているのかに気がついた。
「・・・脅迫、ですか」
「奴らは我々が血を流す間に肥え太って来たのだ。それなりの代償は払ってもらうさ」
「あざとい話ですな」
そういうやり口は好きではないが、この際背に腹は替えられまい。
「しかし根拠地がないという事態はどうにもならぬと思いますが。ラビアンローズでも奪いますか」
「ふん、貴公も物忘れがひどくなったのか?貴公らが使った場所があるだろう」
そう笑うと、ハスラーは航路図上の一点を指差す。
「あ・・・そうですな、まだそれがあった」
図上には何も示されていなかったが、カリウスにはそこに何があるのかはっきり見えていた。
暗礁宙域、「茨の園」。彼がガトー達と共に臥薪嘗胆を誓ったデラーズ・フリートの根拠地だ。
「・・・本当に運命というものは数奇なものだ」
それとも歴史は繰り返すということなのだろうか。カリウスは自問してみたが、答えが出る訳も無かった。
「アクシズとティターンズが!!!?」
「そう、手を組んだらしい」
ブライトは告げた一言はアーガマに波紋を生んだ。
「でも!アクシズとティターンズは前にも手を組もうとして失敗してたんじゃ」
「忘れたの?コウ。前に『ティターンズと手を組むと見せかけてジャミトフを暗殺した』のは
ハマーンさんよ、その彼女がアクシズを追われ、狙われる今となっては・・・・」
「そうか、ティターンズにはもうアクシズを潰す大義が無い!
しかもその上『ジャミトフを殺したハマーン・カーン』という共通の敵がいる。
共闘を止める要因は最早無いということか・・・・・・・」
「指導者層を欠いたティターンズなどどうとでもなるとたかをくくっていたが・・・・
アクシズと合流するとなると厄介だな・・・・・」
呟くシャア、その言葉が全員に重く圧し掛かる・・・・・
「だがどちらにしてもアクシズもティターンズも元から放っておけはしない組織だ。
一つ一つ、目の前のことを片付けていこう。今は何はともあれ補給と修理だ」
ブライトがそう締めくくると解散する各自、
しかしその表情は入ってきた時より確実に暗くなっていた・・・・・・
これで物語が進みだしましたね。
アーガマ&ハマーン艦隊=修理・補給のため、サイド1・シャングリラへ向けて航行中。
ハスラー艦隊=体制を立て直すため、サイド3へ向けて航行中。なお、艦隊の本拠地は暗礁宙域「棘の園」に決定。
ティターンズ&ネオジオン(グレミー+ラカン)=「打倒・ハマーン」を名目に手を組む。
ハスラー艦隊がサイド3に向かって二週間後。
サイド3の外周部にある過疎コロニーに彼は住んでいた。
かつてドズル=ザビの遺族を脱出させるのに功があり、その折の戦いで乗艦を沈められた彼は、何とか脱出した後敗戦の混乱とどさくさに紛れてここで静かに余生を過ごしていたのだった。
名を変え、かつて高級将校であった事も隠して。
その彼が今日の農作業を終えて家へ戻ってきた所を、一人の老人が迎えた。
「やあ、久しいな。何年振りになるかな」
彼はぎょっとしたように動きを止める。顔が青ざめていく。
まるで亡霊でも見るような表情で、彼は老人を見つめた。自分も亡霊と似たようなものである事は棚に上げているのはいうまでもない。
「・・・ど、どちら様ですかな」
「ふん、貴公は相変わらずそういう芸は下手だな。そういう骨っぽさをドズル閣下は愛されたのだろうが」
「・・・一体何を言っているのですかな」
「貴公を口説きにきたのだよ、バロム大佐」
ハスラーはニヤリと笑った。
バロム大佐。ソロモン戦時、ドズルの参謀長だった男である。
>>773 構ってクソは放置!一見して偽者だとわかるでしょ。
「・・・つまり、ミネバ様は傀儡どころか人質という事ですか」
バロムはため息をついた。既に観念しているらしい彼は、先ほどまでとは打って変わって軍人らしい挙措に戻っている。
「こんな事では、ドズル閣下に申し訳が立たぬ」
「なればこそ、貴公の力を貸して貰いたい」
「・・・私は今では一介の農夫、世捨て人に過ぎません。今更何をせよと」
「貴公の知略と胆力、朽ち果てさせるにはあまりに惜しい」
「私は別に惜しくなど」
「わしが惜しいと言っているのだ。かつてソロモンに連邦艦隊を一手に引き受け、刀折れ矢尽きるまで勇戦敢闘した貴公の力量が是非ほしい」
「・・・」
「だいたいだな」
ハスラーはおもむろに立ち上がると、奥まった所に大事そうにおいてあるトランクを無理やり引っ張り出すとバロムが制止する暇もなくそれをこじ開けた。
中に入っていたのは、焼け焦げだらけのジオン参謀大佐の軍服だった。
「・・・一介の農夫が後生大事にこんなものを持っている訳があるまい」
「・・・」
バロムは放心したように立ち尽くしている。
「貴公が立つべきは要塞の司令室、戦艦の作戦室なのだ。こんなうらぶれた農家ではあるまい」
「・・・」
「それとも、貴公は地球圏の戦乱にも囚われのミネバ様にも背を向けて、あたら才能を空費して朽ち果てていくのか?それで貴公は軍人として、いや人間としての責務を果たしたと言えるのか?」
まくし立てるハスラー。
バロムは頭を抱えて座り込んだ。
「・・・私は・・・」
「貴公の力、今一度人類の為に使うべきではないか?頼む、立て、立ってくれ」
「・・・所詮、血塗られた道なのか・・・」
バロムはよろよろと立ち上がる。
「・・・閣下、しばらく外でお待ちいただけますか」
「・・・良かろう」
きっちり五分後、バロム大佐は古びた軍服を参謀将校らしく完璧な着こなしで身につけ、表へ現れた。
「・・・大佐!」
「さ、参りましょう。一刻の猶予もありませんぞ」
その口調までも、あの颯爽とした参謀大佐のものに戻っている。ハスラーは何度も頷くと、厳正な敬礼で大佐の現役復帰に報いる。
「感謝する」
「頼みます」
そして亡霊二人はがっちりと握手を交わした。
あの・・・
バロムさんって、誰ですか?
ソロモンで、ドズルにお茶を入れていた方ですか?
夜時間帯に入ったアーガマ。
居住区で休憩時間を与えられるパイロット達。
ハマーンは本来ならばブライトらと今後のことについて計画を立てねばならなかったが、
シロッコとの戦闘に参加していたこともあり、仮眠が許された。
クワトロはベッドの中で考え事をしていた。
ハマーンとは和解したものの、未だに何の発展もなかった。
7年前の少女の姿を思い出す。
そのころのハマーンは、何とか自分を大人に見せようと躍起になっていた。
なかなか相手をしない自分に近づこうと、彼女なりに頑張っていたものだった。
「変われば変わるものだ・・・」
シャアはハマーンにキスをせがまれたことがあった。
先に目を閉じてしまったハマーンを放っておくわけにもいかず、仕方なしに頬に軽く口を付けた。
するとハマーンは怒って、強引にシャアの唇を奪った。
「私は大佐となら、この先のことでもできます!」
そう断言したハマーンをやんわりと断って、事なきを得たのだが・・・・
まだ処女のままでいてくれているのだろうか?
そんなことばかりが頭に浮かんできた。
アーガマに来てからと言うもの、自分は色欲等の煩悩を一切断ってきたはずなのだが・・・
クワトロは起きあがり、服を着ると自室のドアを開いた。
ウッソはベッドの中で聞き耳を立てていた。
ウッソはハマーンがこの艦に来てからというもの、シャアの態度に妙に敏感になっていた。
ハマーンを取られたくない
人として素直な感情なのだがまだ子供のウッソは自分が嫉妬していると自覚できなかった。
「クワトロ大尉はもう寝ちゃったのか?」
偶然シャアの部屋と隣り合う形となったウッソ。
シャアに自分の知らない間にハマーンに近づかれたら・・・
そんなことを考えると、眠りたくても眠れなかった。
プシュッ
ドアが開く音が鳴った。
明らかにクワトロの部屋のドアの音だった。
ウッソは飛び起きた。
バロム大佐
…確か、ソロモンから脱出したゼナ、ミネバを見捨てようとしたマクベを諌めた人物。
でも、テキサスコロニー付近での戦いでワッケインの攻撃を受け
戦死したような気がする。
>780
お茶を入れていたかどうかは失念しましたが、ミネバとゼナを逃がした人です。その後ワッケインと交戦して乗艦を沈められました。
あまりに渋い人なので生きていたことにしました。地味な人なのでいいでしょ?
旧ジオン軍人シリーズとしては、ハザード、ナカガワ、サカイ、クルツらを合流させる予定です。ライデンとマツナガは有名過ぎるので除外。
>職人志望さん
全然わからない・・・・・マイナー過ぎない?
他の人が近寄れなくならなければいいんだけど・・・・・
慌てて部屋から出るウッソ。
廊下を見るとクワトロの姿をすぐに確認できた。
いつもは凛々しい彼の背中がなんだか挙動不審に見える。
ウッソは走り、クワトロに追いついた。
表面には出さないが、内心慌てたシャアは
「もう消灯時間は過ぎているぞ」
などと自分のことは棚に上げて注意してしまう。
そこに彼の怪しさをしっかりと確信できたウッソはクワトロに問いつめる。
「クワトロ大尉はどこに行くつもり何ですか?」
「ブリッヂの様子を見に行こうと思ったのだ。アーガマの今後の予定も・・・」
「ブリッジなら反対ですよ」
「居住区の見回りをしてからでもおかしくはあるまい」
訳の分からない会話を続けながら二人は歩を進めた。
シャアが早歩きになればウッソも足を早める。
まるで競歩の大会のようだった。
(冗談ではない!!)
シャアをここまで追いつめた人間は久しぶりだった。
そして二人はあるドアの前で立ち止まった。
「どうしてここで止まる!?」「どうしてここで止まるんですか!?」
それは言うまでもなくハマーンの部屋の前だった。
火種さんのネタ、マジでワラタ。
>>シャアが早歩きになればウッソも足を早める。
>>まるで競歩の大会のようだった。
>>(冗談ではない!!)
この三行が最高です。
>785
決して主導権は取れない勢力なので、地味にマターリといきます。
分かる人だけニヤリとしてくれればいいかな、と。
メインはウッソでありハマーンなんですしね。
789 :
785:02/06/13 14:32 ID:???
なるほど、あくまでもメインのサポート、ということですね。
失礼致しました
それにしても、アーガマの現有戦力(パイロット)はすごいな。
これでMSの(・∀・)イイ!やつが調達できたら、最強だよ。
裏ではハスラー・バロム・カリウスがサポートしてるし・・・
まだなぞに包まれてる、グレミーのニュータイプ部隊は対抗できるのだろうか?
シャングリラでウッソとジュドーが喧嘩。
「そこでまたぶち切れですよ」とか言って、ジュドー一味がティターンズに手を貸す・・・
激しく妄想、ソマソ・・・
シャア、カミーユ、ウッソ、コウ、ハマーン等のエース級に加え
(コウについては2ちゃんではその戦闘力は色々言われてるけど少なくともこのスレではエース級)
マシュマー、エマ、サラ、プル、ロザミーまでいますからね、
MSでいいのが入れば最早無敵だ。
しかし・・・・この面子にジュドーが加わったとしても、
どうやって『ZZを任せる』流れに持ち込めるだろうか?
絶対に実績があるけどMSがいまいちなシャアかコウにいってしまうきが・・・・
>>791 新人になるべく良い機体をまわせば戦死率も下がるので・・・・
って具合の理由を考えておりますが、それで良いでしょうか?
「MSの不足」でバランスがとれてるな。
794 :
791:02/06/13 15:14 ID:???
ってか新人が必要ないのでは?
ZZの最初のときはアーガマ所属のパイロットがファしかいなかったから、
しょうがないからZにジュドーを乗せたら大当たり・・・・・
って感じだったでしょ?
現在既に戦力が充実しまくっているのに、更にパイロットを増やす必然性がないような・・・
あ、でもアナハイムが大盤振る舞いしてせめて百式級の機体を沢山くれたら
補充の意味も出てくるかな?
つ〜か、シャングリラの連中を加えると収拾つかないんじゃ。
しかし、V2を保有するエゥーゴ側が、
ZZのような化け物MSをこれ以上開発・実戦投入するかどうか怪しい。
V2はさすがに無理だとして、カラバのZプラスや、思い切ってリ・ガズィ辺りを加えるってのはどうでしょう?
逆にティターンズ・ネオジオン側は、ラカンあたりが
「MSは強大な火力とパワーで戦うんだよ!」
とか言って、クインマンサやティターンズZZ(ジュドーはティターンズにつく)を開発・・・なんてな。
現 在 エ ゥ ー ゴ は ア ー ガ マ の 敵 で す
それを忘れないで〜
MSを供給してくれるスポンサーがいないのが辛いな。
V2を調査したハマーン派の技術者が同じ思想(高出力でコンパクトな汎用MS)のMSを急造するとか…。
799 :
うなぎ:02/06/13 16:05 ID:???
800 :
うなぎ:02/06/13 16:33 ID:???
「わっ!私はハマーンがちゃんと寝ているか見に来たのだ。心配だからな。」
クワトロ(シャア)がはなす。しかし表情はこわばっている様だ。
「そんなこと言って実は夜這いでも賭けに来たんじゃないんですか!?」
「なっ!!」
シャアの顔が見る見る赤く染まる。これぞまさに赤い彗星である。ウッソも嫉妬からなのか大胆な発言を続ける。
「くっ!冗談ではない!」
シャアはブリッチの方へ歩き出した。シャアの後姿はどことなくがっかりしているように見えた。
その後シャアの部屋から「子供がでしゃばりおって!!」という声が聞こえたといううわさが広まった。
801 :
うなぎ:02/06/13 16:36 ID:???
火種さんかってに続き書いてしまいました。すいません。
>>800 名前を騙る人がいるのでトリップをつける事を薦める
803 :
うなぎ:02/06/13 16:38 ID:???
802さんトリップってなんでしょう?すみません教えてください。
>>803 2ちゃんねるガイド参照、
それぐらいは自分で調べてみることをお薦めします
トリップこれでいいのかな?
806 :
新人涙:02/06/13 17:58 ID:???
>>791 禿同
このままでは、アーガマ隊が戦力過多になると思います。
ZZ系は戦力バランス的に、こちらで抱えたかったんです。
ちなみに、現時点では、アムロ達はエゥーゴ側の人間として扱うつもりです。
直接はともかく、当面はアーガマ隊とは敵対関係になります。
これは、アムロ達にはアーガマ視点の情報が皆無な為に起こる事象とでも言えばいいのかな。
いつの日にか、彼らの話と交差する事を祈って・・・
一人の職人さんにキャラが集中するのも負担になるだろうから、
自分は新人涙さんに任せるのに賛成なんだが…みんなはどう?
>>807さん任せるってどういうことですか?ほかの人は書くなって事ですか?
809 :
807:02/06/13 19:18 ID:???
>808
いや、「初登場」させるのを新人涙氏に任せるって意味です。
言葉足らずでスマソ。
807じゃないけど、ZZ系キャラは新人涙さんに任せたらどうかって意味だと思う。
811 :
810:02/06/13 19:19 ID:???
やっちゃった・・・
回線切って(以下略)。
アーガマがシャングリラに向かってるんだからジュドー達の登場は火種氏が書いた
登場が一番しっくりくると思う。
敵になるっていっても、「何で?」って感じだし・・・
>>812 同意。戦力過多になるならば地球に降下させるなりすればいい。
その時点でカラバが味方になれば新人涙さんもキャラを使えると思う。
むしろZZは出さなくていいのでは?と言ってみるテスト
それ以前にシャングリラに寄らなくていいのでは?
といってみるテスト
>>814-815 それこそウッソをなんでZの終わりで未来に帰さなかったの?
って論議になってしまう。
スレの流れでここまで来た以上、ZZキャラは出るのが必然っぽいような・・・
で、なんでZの終わりでウッソを帰さなかったの?と言ってみるテスト
>>816 まだスレを終わらせたくないから
別にZZ出てきたって良いと思う。
職人に任せるが吉。
>>812 ジュドーがアーガマ隊と対立するための伏線は、
>>619の
> 「この!V2を盗んだってどうしようもないだろう!!」
> 「コイツを売って金にするんだよ!!」
> 「!!、今まで何人ものなかまがMSで平和を求めて戦って命を落としたんだぞ!!なんでそん> な自分勝手なことがおもいつくんだよ!?」
> 「平和のためだって?笑わせるな!俺達の生活はちっとも変わってないんだよ!!」
>
> ウッソもジュドーもお互いの発言が無性に気にくわなかった。
> 自分たちの生活を否定された気になったから・・・。
> 二人の顔は見る間に痣だらけになった。
でいけるんではないかと。
フィルターをかけて見る
>「この!V2を盗んでどうしようっていうんですかっ!」
>「コイツを売って金に替えるんだよ!」
>「!!今まで多くの人が平和を求めて戦ってきたんですよ!?モビルスーツを売って金に替える・・・
そんな身勝手な事、僕は許せません!!」
>「平和の為だって?笑わせるな!俺達の生活はちっとも変わってないんだよ!!」
>「変える為に戦ってるんです!なんで判らないんですか!?」
>「そーゆー詭弁が笑わせるなってンだよ!!」
ジュドー14歳、ウッソ13歳だから「です」とか使わなくていいんじゃない?
それにジュドー達をわざわざ敵にする必要はないと思う。
だって「ハァ?何で?」って感じジャン。
821 :
820:02/06/13 20:26 ID:???
ごめん、言葉がたりなかった。
ウッソと殴り合いの喧嘩をした程度で敵の軍人になるなんて、相当の粘着君ではないでしょうか?
それにもともと、アーガマに入るのだっていやがってたんから、敵になることはあり得ないと思うのですが・・・
ZZキャラの初登場俺が書いてもいいですか?
そこは火種さんに任せた方が・・・
なんか書いてあったし・・・
今、ジュドー達の書き上がったんですが、どうしましょう?
という訳で火種さんよろしく!!
うなぎ氏がまだ書いてないならいいじゃない?
age
俺は続きから書く用にします。
グリプス2の攻防で傷ついたアーガマは、修理のためにサイド1のコロニー「シャングリラ」へ寄港する。
そのシャングリラに住むジャンク屋の少年ジュドー・アーシタはプチMSで宇宙に出て、元ティターンズのパイロット、ヤザン・ゲーブルの脱出ポットを回収した。
アーガマが入港している事を知ったヤザンは、ジュドーとその仲間をけしかけてガンダムを盗み出させようと企てる。
しかしアーガマに潜入したジュドー達は食料品の買い出しから戻ってきたウッソに見つかってしまった。
ウッソがジュドー、ビーチャ、モンドに声をかけるが、3人は慌てて走り出した。
彼らを不審に思ったウッソもそれを追いかける。
ウッソが3人に追いつくと、そこはMSの格納庫だった。
ウッソのしつこさに相当参る三人。
「くっそ〜、なんてしつこいガキだ!」
「なにするつもりですか!?」
「ちっ、こいつちょっとばかり痛い目みてもらうぜ!」
ビーチャがウッソに殴りかかる。
が、彼はウッソに逆にカウンターを入れられてのびてしまった。
その様子を見たジュドーがあきれて言う。
モンドはビーチャを起こそうと必死だった。
「あっちゃ〜、何やッてんだよビーチャ。早くガンダム盗んでかなきゃなんないのに」
「ガンダムを盗む!?僕のV2盗んでどうする気!?」
「何っ!?お前が乗ってるの!?」
「悪いか!!」
「ふ〜ん、こんなガキに使えるなら、軍のMSも大したことないんだなぁ。」
「何だって!!コイツーー!!」
ジュドーに飛びかかるウッソ。
「何しやがる!このガキ!!」
ウッソを殴るジュドー。振り切った拳が思いっきりウッソの顔面にヒットしたと思った瞬間、自分の顔にも同じ痛みが襲う。
ジュドーは驚いた。
今まで彼は喧嘩で負けたことなどなかった。
ましてや、自分より年下であろうものに顔面を殴られるなど、初めての屈辱だった。
そして、それはほとんど互角の戦いだった。
初期に書いてくれてた職人さんはどこへ行ったのでしょう。
シャアVSウッソの戦い?に激期待!
殴り合いのさなか、ウッソはジュドーに叫ぶ。
「この!V2を盗んでどうしようっていうんだよ!!」
ジュドーも怒鳴るように返した。
「コイツを売って金に替えるんだよ!」
その言葉を聞いた瞬間、ウッソの怒りは頂点に達した。
先の戦闘で死んでいった顔見知りの人間達。
皆自分より年上ではあったが、紛れもない仲間であった。
その命の犠牲の上でこのMSを動かし、みな平和を目指して戦ってきたのだ。
それをこの男は平気で踏みにじって、自分達の利益だけを考えている。
ウッソにはジュドーが許せなかった。
「!!今まで多くの人が平和を求めて戦ってきたんだぞ!!人がいっぱい死ぬんだぞ!!モビルスーツを売って金に替えるなんて・・・
そんな身勝手な事、僕は許さないよ!!」
つい口をわって心の中をさらけ出した。
しかし、それを聞いたジュドーもウッソと同様に、激しい怒りが沸いてくる。
「平和のため」その言葉を利用して、今までどれほどたくさんの軍人達がこのコロニーで好き勝手に振る舞ってくれたことか・・・。
それでも両親に捨てられた自分は、同じ境遇の仲間達とがんばってここまでやってきたのだ。
妹のリーナを育てるためにもそんな輩に負けるわけにはいかなかった。
「平和のためだって?笑わせるな!俺達の生活はちっとも変わってないんだよ!!」
ウッソもジュドーもお互いの発言が無性に気にくわなかった。
自分たちの生活を否定された気になったから・・・。
「変える為に戦ってるんだ!なんで判らないんだよ!?」
「そーゆー詭弁が笑わせるなってンだよ!!」
二人の顔は見る間に痣だらけになった。
気づくと二人はアーガマの人間達に囲まれていた。
ヤジや声援に気づき、ハッとする二人。
観衆の中には帽子に札を集めて、どちらが勝かと賭をしているものもいた。
カミーユとクワトロ、コウもちゃっかり参加していた。
カミーユとクワトロはウッソに、コウはジュドーに金を出している。
こんな事がハマーンに伝わったらただでは済まないだろうが・・・。
辺りを眺めるジュドー。
ビーチャとモンドも大人達に捕まっている。
「ちぇっ、失敗か・・・」
悔しそうにそう呟いた。
しかし、その様子を見つめる影が動き出す。
ヤザン・ゲーブル、今回の首謀者だ。
ヤザンは騒ぎに乗じて、ファらを人質に取り、Zの方へと歩み寄る。
「はっはっは!お手柄だぜ、ボーズども!」
その声に気づくアーガマの人間。
その様子をみてジュドーは一気にZに向かって走った。
そしてコクピットの外で止めようとするブライトを殴り倒してZに乗り込んだ。
「本物のガンダム、高く売れるよ!」
ボコボコの顔で嬉しそうに叫ぶジュドー。
しかし小競り合いの中、ヤザンがためらいもなくアーガマの人間を撃ち殺してしまう。
ジュドーはそれを見て激怒する。
プチMSに乗り込んだヤザンを押さえ込もうとZを起動させた。
火種さん最高ー!!
とりあえずここまでです。
ファが人質にとられてもカミーユは動かず。
やっぱ愛想が尽きたのか(w
836 :
新人涙:02/06/13 20:59 ID:???
職人の皆様、すいませんでした。
私の不用意な発言でこんなになってしまいましたね。
えっと、アムロの方は無視して進めて下さい。
ジュドーもそのままいっちゃって下さい。
---------------------------------
最後に私の言葉足らずだったみたいですが、誤解があるようなのでそこだけ。
ジュドー自身がアーガマ隊に対して敵対するという事ではありません。(理由ないし)
以下仮定
アムロinエゥーゴが何らかの方法でジュドー達を引き込んだとします。
別にジュドーがアーガマに対してどうという事は思ってません(そもそもアーガマと無関係)
しかし、アーガマ隊はエゥーゴに対して反旗を翻してます(エゥーゴ主観情報として)。
この場合、アムロやジュドーが積極的に敵対した訳ではなく、流れ的になんとなく敵対です。
この方が流れ的に面白い物ができるかなと思った訳です。以上
タイミングの悪さもあるようなので、一旦通常の名無しに戻ります。
このスレ本当に大好きなので、職人の皆さん頑張って下さい。続き楽しみにしてます。
新人涙氏の意見に対してまったく妥協無し…ほんとにこれで良いのか?
せめてジュドー達を早めに地球に降ろすとか、色々方法あると思うんだけど。
関連スレを乱立させ過ぎだよ。
ジュドーはウッソに何らかの形で助けられる→
ウッソにライバル心を持ちMSに乗る→
NTとしての能力を見いだされる→
何らかの形でアーガマを助ける→
親もいないようだし・・・という形でアーガマの仲間になる
って流れでどうだろう?
そうか?こっちのスレが荒れなくていいと思うけど。
>841 いいんじゃないかと思いますが。
あと自分としても、ジュドー達は早めに地球に降下させたいと思っていました。
「リーナをさらった連中が地球に行った」のような感じにさせればすんなりいくと思われます。
まあ、意地悪く言うと、
「批判用スレを立てたのは反対意見一箇所に集めて放置するためだ」
って思われかねない。
うなぎさんはすでに続きを考えられていらっしゃるでしょうか?
たぶんそうだと思いますので、私はちょっとだけ飛んで
>>841さんの流れで言う
『何らかの形でアーガマを助ける→』あたりから考えていきたいと思います。
ゲモン強襲で、思わぬ被害を受けるアーガマをジュドーが助けるって言う感じで・・・。
>>845考えています。ちょっと待っていてください。
>>843 リーナを一瞬リリーナって読んじゃったよ(*^_^*)
え、ここでわざわざバロムを登場させたのには訳があります。
エゥーゴと完全に訣別したアーガマ一行をサポートするには、エゥーゴの出資者どもやグレミーらとも張り合える策略家がいなければならない、と思ったからです。
以後、彼はハスラー艦隊の参謀として、茨の園を中心にハマーン・アーガマ・ハスラー連合軍の戦略的基盤造りに邁進する事になります。
ハスラー艦隊はジオン版「最後の大隊」だと思って下さい。生き残りのエース達を抱え、最後に一花咲かせようとしています。
華々しい戦いでその最後を飾ること自体が彼らの目的です。そしてそれで地球圏の安寧がもたらされれば言うことは無い、という立場です。
その為積極的に筋に絡むことはありません。
849 :
783:02/06/13 22:07 ID:???
>848
そうだったのか…中途半端なツッコミスマソ。
個人的に一押しなエピソードなんでガンガレ!!
>>うなぎさん
すみません、845の話でルーの初登場を使わせていただいてよろしいでしょうか?
>>835 すっかり忘れていました。カミーユはヤザンに飛びかかりたかったが、ファが殺されかねない状況で動くことができなかった。
ってことでお願いします。
>>850
ルーはエゥーゴから派遣されたパイロットでは?
絶対にこんなこというと『職人さんに何を言う!!』って感じに叩かれる。
だがあえて言おう!!カスであ・・・・・じゃない。
管理体制が厳しすぎると!!!!!
そうやってストリー決められて更に
『ここのパートは私かいてますから』みたいなことされちゃ、
火種、うなぎ、職人志望、新人涙(敬称略)以外の他の人間が入れなくならない?
少なくとも遠慮深い人なら書かないか、
『ここのパートは私が書いても良いでしょうか?』って訊ねなきゃ
書けなくなるじゃん。
あんまり完全に自由にすると前みたいに荒れまくるから
大体の方向なんかを決めるのはいいと思うけど、
そこまで管理体制を厳しくしたいなら、
2ちゃんねるではなく、自分のHPを持ってするべきだと思う今日この頃。
>>853 気にするな。俺はもうすでに書いてない。
良スレだけど職人にとってはきつすぎなのかもな
>853
いえいえいえ、うまく書ける人が書きゃあいいんですよ。
もしもバロムとハスラーが掛け合い漫才始めたり、カリウスが突然サラに一目惚れして萌えにひた走ったりしても、面白ければ私はゲラゲラ笑って大喜びしますよ。
一応どういう意図と必然性でキャラ出したか書いただけで、後は好きに料理してくれていいんです。逆に言うと、誰かに好き勝手に料理される覚悟無くしてリレー小説に参加なぞできません。
楽しければいいんです。楽しませて貰えればもっといいんです。
そのへんの調整が難しいんだよな。
じゃあさ、現在ネタを進めてるいる職人さんのストーリーとかぶったり、ちょっとぐらいストーリーからズレても、
それはそれ、これはこれって考えていける雰囲気になればいいと思う。
>857 そうだな、それでいいんじゃないかな。
その上で、どのストーリーが面白いかは読み手が決めればいいと思う。
>>851 852 そうです。その設定からなら非常に使えるんじゃないかと思ったのですが・・・
860 :
853:02/06/13 23:18 ID:???
>>856 一つ訊かせてください、
846〜860のレスを読み、
その上で『書いてます』って宣言しているパートを書き込めますか?
それでも書けると言うのなら私に言うことは何もないです。
自ら書き、そして誰かが書くのを楽しみにしていたスレですが。
今後二度と寄り付くことはないでしょう。
そうでないことを祈りつつ答えをお待ちしています。
急、軌道修正出来なかったのか・・・?
リレー小説は難しいな・・・。
ああ、渋オヤヂ党というのは私です。実態を示す事と職人などと付けるのが恥ずかしいので替えてみたのですが、どうもこちらの方を呼ばれる事が多いもので。
>860
誰かが定めたレールより自分が書いたネタの方が面白いという確信があれば、私は書きますね。
面白ければ読者も喜んでくれるでしょう。レールをひいた連中は気を悪くするでしょうし、もしかすると攻撃してくるかも知れませんが、そんなもんはつまらないネタしか書けずつまらないレールしかひけなかった負け犬の遠吠えだと憫笑してやればよろしい。
一番良いのはレールすら最初からひかない事ですがね。言い訳ですが、私がバロムの登場について考えていた事を書いた(848)のは、彼が死人ではないかという指摘があったからです。
以上、一応お答えまで。頼むから二度と寄りつかないなんて悲しい事は言わんでください。
ルーは志願兵と言ってみるテスト。
864 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/14 03:44 ID:NN9UWHsD
できればコーウェン中将も出してほしいな。けど無理か
865 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/14 06:03 ID:Sw9LJdxA
>>863 ルー登場の際はウッソに
「あの人の声・・・何かマチスワーカーさん(妻)に似ているな・・・」
の一言があればGOOD
声優ねたでスマン・・・
すみません昨日の11時ごろから停電していて続きが書けませんでしたので誰か
書いてください。
さすがに新規の人はもう誰も書けないだろう。
>864
生きているなら使えるかもしれませんが、彼は徹頭徹尾連邦の軍人ですから難しいかも知れません。
あのおっさんも好きなんですがね・・・。
Zはヤザンを追いつめるものの、なかなか捕まらない。
「このぉっ!・・・ってうわぁぁ!?」
バランスを崩して倒れかかるカミーユ。
思わず目をつぶるが転倒の衝撃はいつまでも来なかった。
目を開くと、ウッソのV2が自分たちの間に入っている。
片手でジュドーを支え、もう片方でヤザンのプチモビを捕まえていた。
ヤザンはハッチを開いて逃げ出す。
なんとかヤザンを撃退したジュドーとアーガマのクルー。
カミーユはすぐにファの元へと駆けつける。
「大丈夫か?」
「怪我はないわ」
Zから降りてくるジュドー。
アーガマの人間に囲まれるて焦るが、
周りの人間が興味の対象でジュドーを見ていることに気づく。
(いきなりZを起動させるとは・・・NTか?)
クワトロは驚いた。
「ガンダムはまたの機会に盗りにくる」
と言い残してシャングリラの少年達は去っていった。
ごめん、倒れかかるのはカミーユじゃなくてジュドー。
ネオジオンがシャングリラ・コロニーに、巡洋艦を入港させるよう要求していた。
彼らはコロニー側に賄賂を送りつけた。
敵対勢力のアーガマが入港してるのを知りながらも、私欲のため入港を許可するコロニー側。
艦長の席に座る人間が薄ら笑いを浮かべた。
「ふっ、コロニーの連中もバカだねぇ。・・・それにしてもグレミーめ、パイロットであるこの私に艦を預けるなんて、ボンボン育ちの考えることはわからんな。」
その顔は現在アーガマではしゃいでいるエルピー・プルの顔と全く同じだった。
コロニーでジャンク屋を経営するゲモンなる男が、ネオジオンの戦艦に腕を売りつけてきた。
ゲモンはゲゼというオンボロのMSを引っさげて戦艦の格納庫で騒いでいる。
プルと同じ顔の少女に通信が入る。
『プルツー様、ゲモンとかいう男が責任者に会わせろと騒いでいるのですが・・・』
「民間人か?・・・今行く」
プルツーと呼ばれた少女は格納庫へと向かった。
「アンタがこの艦の責任者か!?・・・まぁいい、嬢ちゃん、俺とこのMSゲゼの腕を買ってくれねぇか?」
ゲモンは下卑た笑いを浮かべながら大声で喋った。
「MSというのは・・・こ、コレのことか?」
「おうよ!俺様にかかりゃアーガマなんていちころだぜ!」
プルツーは頭を押さえてふらつき、下士官に支えられた。
このようなMSを見ることなど自分の美意識に反していた。
パイロットと共に醜悪な姿がプルツーの頭痛を引き起こすのだ。
「プルツー様!?大丈夫ですか!?」
「ああ、ありがとう。大丈夫だ」
「で、どうなされます」
「好きにやらせておけ・・・」
断ればまた騒ぎ出すだろう。
これ以上関わりたくないと思うプルツーだった。
ゲモンの家の前、
ジャンク品が沢山ころがっているのを見つけたジュドー達。
すぐに盗みを働こうと、仲間ぐるみで資材やらパーツやらを拾い出した。
しかし、ちょうどネオジオンの船から戻ってきたゲモンに見つかってしまう。
慌てて逃げ出すが、かなり興奮した様子のゲモンにイーノが捕まってしまう。
「貴様ら!このゲモン様のものを勝手に持ち出しやがって!!ただではすまさんぞ!!」
「「「放せよっ!!」」」
取っ組み合う少年、少女達とゲモン。
「俺様は今からアーガマのMSと決闘しに行くんだぞ!!」
「何!?アーガマに!?」
しばらく膠着状態が続いた。
お互いに、もう止めて自分たちのするべき事をしたかったがもつれ合いは続く。
少年達もゲモンも気を抜けばやられてしまう状態だったからだ。
その時ゲモンの頭から鈍い音が鳴る。
ゲモンは地面に倒れ込んだ。
倒れたゲモンの後ろに立っていたのは、流れ星のマークが入ったノーマルスーツを着込む
紫髪の女性だった。
そして女性の後ろには物騒にもMSが隠れていた。
そのMSは太っている印象は受けるものの、ガンダムにそっくりだった。
「あなた達、大丈夫?」
「助かったよ、アンタの名前は?」
「私はルー・ルカ。後ろに隠してあるMSはZZガンダムって言うの。スゴイでしょ?」
「ZZ?・・・・そうだ!このオヤジが狙ってるってアーガマにしらせなきゃ!」
ジュドーのその言葉を聞いた瞬間、ルーの顔が豹変する。
「アンタたち、アーガマの人間だったの!?」
「別にそう言うわけじゃないけど・・・どうしちゃったんだよ、怖い顔して」
「・・・・アーガマなんかに近づいちゃダメよ!私はエゥーゴの志願兵よ!今から裏切り者を沈めに行くところなんだから!!」
「「「「何だって!?」」」」
驚くジュドー達。
ふと横を見ると倒れていたゲモンの姿がない。
ゲゼと一緒にいつの間にか姿を消していた。
ルーはZZに乗り込み、一度コロニーの外へと出る。
エゥーゴのMS部隊を引き連れているようだった。
「コイツはやばい!!」
ジュドー達は一目散にアーガマへと向かった。
アーガマに連絡が入る。
「一機のヘンテコMSがコロニー内の学校を人質にして、アーガマのMS達との決闘を要求している。」
なんじゃそりゃ?
皆がそう思った。
ゲモンの要求は続く。
アーガマのエースMSが全て出てこない場合は校舎を破壊すると。
ブライトは考えた。
シャアの百式、ハマーンのキュベレイ、エマのMkUは修理のためにすべてバラしてあり、
使えたモノではない。
アホな男に思い知らせてやるには、要求通り、他の現在使えるエース級のMSでボコボコにしてやればよい。
と言うわけで、Zガンダム、V2ガンダム、プルのキュベレイがコロニーの学校に向かって発進していった。
ゲゼを取り囲むV2、Z、キュベレイ。
「きたなぁ、アーガマのMSぅ!このゲゼの力、とくと教えてやるぜ」
「「「で?」」」
ゲモンは己の過信故に、自分が今どれほど恐ろしい状態にあるか気づいていなかった。
(ふふふ、あのちっこいガンダムが一番弱そうだ・・・見てろ)
「行くぞ!!」
そう言うとゲゼはV2に飛びかかった。
V2は避けようともせず、上手くゲゼの腕を掴み、あっという間にカウンターをたたき込む。
吹き飛んだゲゼはZに体を押さえられた。
キュベレイが近寄ってくる。
「こんなところで暴れちゃいけないんだよ〜!」
ゲゼの手足をもぎ取るキュベレイ。
あっという間にゲゼは動けなくなった。
一方のアーガマ。
ジュドー達、シャングリラチルドレンが慌てて船に駆け込む。
ブライト達が事情を聞くと、ジュドーはルーの事を全て話した。
新型のガンダムが引き連れたエゥーゴのMS部隊がこのコロニーにいるアーガマを狙っている。
この事実に焦るアーガマクルー。
主力MSは皆修理中か、出払っているかだ。今カミーユ達を呼び戻したところで、間に合うものではない。
「まずいな・・・MSがないぞ」
「何言ってんの!そこにあるだろ!!」
ジュドーはそう言うと、数機のネモの方を見て、走っていく。
「おい、ジュドー!!」
「ジュドー、何する気だよ!?」
「正気か!?」
ブライトや仲間の制止も聞かず、ジュドーはネモに乗り込む。
どのネモも、どこかが破損していたが、ジュドーは一番状態のよいもを選んでいた。
それでも片腕がない。
ムチャは承知で、ジュドーはアーガマから発進した。
ルーの部隊は、ZZを中心にネモ(といってもカスタム機だが)4機で編成されている。
ジュドーの半壊したネモ一機でとうてい太刀打ちできる相手ではない。
戦闘領域に入る。
ネモ改が先制してジュドーのMSに攻撃を仕掛けてきた。
危なっかしくも、攻撃をかわすネモ。
「あのZZとかいうガンダムにルーが乗ってるのか」
ジュドーは何とかZZに近づこうとするが、ネモ改の攻撃に阻まれて、まったく進むことができない。
ネモ改のパイロットは混乱していた。
奇襲は成功するはずだった。しかし敵に感づかれている。
しかし、一機の壊れ駆けたMSが出てきたところで、なんの問題もないはずだ。
だが現実は違う。
動きはまるで素人なのに、攻撃が全く当たらない。
あのネモのパイロットから巨大なプレッシャーを感じていた。
その様子を見たルーが飛び出す。
「何やってるのよ!情けないわね!!」
ZZの動きは他のMSとは全く違っていた。
ものすごいスピードであっという間にジュドーとの間を詰めると、一気にハイパービームサーベルを振り下ろす。
蒸発するネモの顔。
ジュドーは叫ぶ。
「何でアーガマを沈めるんだよ!?」
「その声!?さっきの!?・・・・アーガマが敵だからよ!」
「違う!アンタはアーガマに対して個人的な感情で戦ってる!!」
「!!、うるさい!!」
無理にZZに繋げることなかったのに・・・。
せっかくifの世界が作られつつあったのにな
今の状況からしてZZキャラは不必要
その時、爆音を立てて一機のネモ改が爆発する。
驚いて周りを見る二人。
Z、キュベレイ、V2、と修理中のMSが駆けつけてきたのだ。
Zの姿を見たルーは叫びながらライフルを連射した。
「どうしてエゥーゴを裏切ったのよ!私は、私はあなた達に憧れてエゥーゴの志願兵になったのに!!」
「俺たちはエゥーゴのやり方に疑問を持ったからだ!!」
Zが突撃してくる。
ZZはライフルを構えるが、引き金を引くことができなかった。
「う、撃てない・・・」
ルーはアーガマに憧れていた。
その中でもZガンダムには特に強い思い入れを持っていた。
パイロットであるカミーユ・ビダンのファンでもあった。
そして自分はエゥーゴに志願する。
これで、あの憧れの人たちと一緒に戦える。
そう思った矢先だった。アーガマがエゥーゴを裏切った。
これほどのショックはルーにとって初めてのことだった。
エゥーゴと言うより、自分自身が裏切られた気持ちになった。
「私はあなた達に憧れていたのに!!私を裏切ったくせに!!・・・・どうして撃てないの」
ルーは自分の腕が振るえていることに気づく。
その様子を見たカミーユはルーに優しく話しかけた。
「なら俺達と一緒に来ればいい」
「!!」
「アーガマにこいよ」
「・・・カミーユさん」
ルーはZZを飛び出す。
カミーユがZのハッチを開けて彼女を受け入れた。
動かないZZを引っ張って、MS部隊はアーガマに帰投した。
予告していたところまで書き終わったので、ここで終わります。
私がコテハンなせいで、周りが書き込みにくいという意見が出ているようなので、
また以前の名無しライターとしてやっていきたいと思います。
ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
いや、以外と出来がいいと思われ。
>>877 こういう形なら、「ZZ編」ではなく。「ZPart2」として見れないか?
ZZのキャラもメインではないみたいだし、この繋げた方は上手いと思うよ。職人さんの文才に俺は感服しました。
Zで終わりたかったと言う奴らに一言
この物語の準主人公のハマーンが本当に活躍するのはZZです。
考えるスレにあった言葉、
「>結局zの話に終始しただけだったからね。
だから新展開を見せたんじゃないだろうか?
今までのZ編は歴史を徐々に変えていくという序章、ZZが本番。みたいな・・・」
外 野 は 黙 っ て 見 て ろ
オレモダケドナー
882 :
880 :02/06/14 12:12 ID:???
訂正。
以外→×
意外→〇
でした。スマソ!!
火種殿〜昼間から仕事の合間にレスガンガレ〜
スゲー!!イイッ!!
こんな文章を書く人物に「職人気取り」なんて失礼なこと言ってしまって本当に申し訳ない。
あなたは本物の職人です。
実力で納得させられました。
名無しに戻られる前に、一つ聞きたいのですが、あなたが書いてきたネタレスはどのくらいあるんですか?
できれば教えて下さい。
885 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/14 12:46 ID:ODysxzzo
一つ疑問が・・・・・・
壊れた描写のないハンブラビとコウ・ウラキは何処へ・・・・・・
なんかこの数日の間にスレの方向性がかわっちまったな
ウッソとの出会いによってハマーンのシャアに対する軌道修正の物語になるはずが単なるif物に・・
どう考えてもZZな流れにはならないはずがZZなぞり
あとSS職人は寡黙なクールガイのほうが格好いいな
>>886 マジで!? 今読み直したけどこの初期スレからここまでのほとんどが火種さんが書いてるじゃん!!
・・・こりゃぁ、もう一荒れきそうだな。
>SS職人は寡黙なクールガイのほうが格好いいな
それには同意だが・・・・
正直、火種さんがいなければこのスレはなかったような・・・
・・・やばいよ
考察スレで
「一部の職人気取りが暴走」とか「数多くの職人が積み上げてきたものが一人の職人気取りによって崩された」
なんて言ってる人がいたけど、それって思いっきり場違いな意見だったのか・・・。
あらら。
スゴイ事実発見だな・・・
火種さん、気を悪くしてもう書き込まないなんてならないで下さい。
勝手なこと言ってすみませんでした。
>正直、火種さんがいなければこのスレはなかったような・・・
・・・・・本当だな
>887
禿同、しかし、この意見はすでに少数意見にてZZ編は避けられぬ模様。
>>877 >>893 いや俺もZZキャラを無理に絡めるのには反対。
ハマーンのアクシズ出奔といい、アーガマのエゥーゴ離反と言い歴史はかなり変わってるんだからね。
ここまで変化してるんだから全くのオリジナルストーリーで行ってほしいものです。
オリジナルって難しすぎるんじゃない?
だからZでは物語にウッソが介入してきただけだと思うんだけど。
ZZキャラの絡めかたとかスゴイ上手いし、書かないのなら各職人の腕を信じて見守りましょう。
それに基盤となる設定も原作と大きく違うんだから期待はできると思われます。
>895
894氏が言いたいのは、ZZのキャラを導入してキャラ過多状態を招くより、
現在の状況を踏まえ既存キャラでストーリーを展開させるってことじゃないかな?
もしそうなら俺は>894に賛成。
897 :
894:02/06/14 15:03 ID:???
>>896 あんたは俺の心の代弁者だ!それが言いたかったのだーよ
あのさ、そんな今更な事を言ったってどうしようもないと思うよ。
それじゃ職人のやる気をそぐだけになってしまうかと。
ZZのキャラを導入してキャラ過多状態を招く
→地球に降下させたらどうだろう?
っていう風に打開点を言っていきましょうよ。
前向きにさ
>打開点を言っていきましょうよ。
>前向きにさ
これが今まで俺達、このスレの住民に足りなかった事だね。
大賛成だよ。
いまさらって、前から出てた意見じゃないか!(w
でも>898氏の考え方にはそこはかとなく同意。
「お前は少しここに入って頭を冷やせ!!」
ドン!大きな音を立ててゲモンは倒れこむ。ここはジャングリラ警察署の独房だ。ゲモンはウッソたちにやられた後アーガマの乗組員によって警察署へ連れて行かれたのだった。
「クソーアーガマのMSめ!少し油断したからやられちまったが今度はそうはいかねえぞ!」
ゲモンはまったく反省していないようだ。
「へへへ」
ゲモンはニヤつきながら何か小さいものをポケットから取り出した。そしてそれに向かって話し出した。
「こちらゲモン。失敗してさつに捕まっちまった。よろしく頼むぜ。」
10分後ゲモンのゲゼとはカラーリングの違うゲゼが警察署を襲撃し、ゲモンが逃げ出したという情報がアーガマに入った。
「おい!大変だカミーユ!」
「どうしたんだトーレス?」
「さっきのMSがまた学校の校庭でZガンダムを出せってわめいてるらしいぞ!」
「また?あんなMSなら簡単に倒せるのに・・・」
「とりあえず出撃してくれってブライトさんが言ってたぞ。」
「わかった。」
普通なら緊迫する場面だが、トーレスとカミーユはのほほんとしていた。さっきの戦闘を知っている者ならこのシーンで緊迫するものはいないだろう。
Zはアーガマを発信して5分もたたないうちに学校についた。
「またお前か?こりないな。」
「また?違うぜ〜。」
カミーユの問いに答えたのは聞き覚えのある声だった。
「ヤザンか!?」
カミーユはさっきのあきれた声とは違う鋭い声を出した。
「合いたかったぜZぁ〜!お前にやられた後俺は2日間も宇宙空間をさまよっていたんだ!だからその恨みをここで晴らそうという訳よ。まずはそのビームライフルを捨ててもらおうか?」
「くっ!外道が!」
Zは言われるままにビームライフルを捨てる。
「さて次はどうしようかな?そのビームサーベルも捨ててもらおうか?下手な事するとこの学校をぶち壊すからな。」
ヤザンはいやらしい声でカミーユを追い込む。その時アーガマからカミーユに通信が入る。
「カミーユ!学校の生徒、職員はさっきの出来事で集団下校したらしい!その学校は無人だぞ!」
「!」「!?」
カミーユは喜びの表情になった。反対にヤザンは苦虫を噛み潰したような顔をする。
「ちぃ!!」
ヤザンが一か八かの覚悟でZに突っ込む。その動きはゲモンよりはいい動きだったがZにゲゼで勝てるわけもなくすぐにZにやられてしまった。その後近くに隠れていたゲモンとともに警察
やったーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うなぎ殿
高校生なのにこの時間帯にレスなんて・・・・・・ヒッキー?
4時半なら帰宅部なら家にいてもおかしくないし、
サッカーファンなら早退しててもおかしくないでしょ。
帰宅部です。ヒッキーではありません。
やっとここまで追いついたか。
いろいろあったみたいだけど、とりあえず面白かったよ。
がんがれ。
>>902「署に連行されていった。」が抜けていました。スマソ
ageage
この流れで行くと、
×ルー→ジュドー
○ルー→カミーユ
だね。ウッソ様様だな、カミーユは。
火種さんカムバック!!
現在・・・・
ファ エマ サラ ロザミィ(これはどうかは判らん)
↓ ↓ ↓ ↓
カミーユ
それにルーが加わったら・・・
ファ エマ サラ ルー ロザミィ(これはどうかは判らん)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
カミーユ
・・・・・・になるのか?
ここのカミーユは将来大物になるかもしれん。
なんか楽しみだ(w
個人的にはサイド3、茨の園の拠点化ってのも好きだ。
ZZはこういう武器を使わない戦争が少なかったし。
ハマーンをめぐってのクワトロVSウッソが楽しみだ(w
ウッソ シャア ジュドー
↓ ↓ ↓
ハ マ ー ン
もてもてですな(w
ま、ハマーンの角がウッソとの出会いによって取れれば当然か・・・・・
ハマーンとウッソがメインである事を忘れないで、その上で頑張って〜!
(魂状態のフォウ) ファ エマ サラ ルー ロザミィ(これはどうかは判らん)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
カ ミ ー ユ
つまらん。
ドージンシですか
( ´ー`)y-~~なるほど・・・最近の駄作揃いは全て工房の仕業かね
仲良くじゃれあってんだから見逃せよ>>粘着ども!
正直、800は面白くない。
786までの続きは同じ人が書いて欲しかった・・・
925 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/15 13:45 ID:B43InPVz
富野エキスがもう少し欲しいなぁ。
NTじゃ無くても切れ者特有のセリフのはしょりとか。
説明口調のシャアはちょっと。
ごめんあげちゃった。
作業用ボールでコロニーレーザー砲内の整備行ってきます。
この展開はスパロボ世代だと小生はみたな。
スパロボ世代に冨野エキスなんてできるわけねえだろうがぁ!
禿同。職人さんに期待しよう。
火種さんも名無しに戻ったようだけど、
正直、今までのスレの展開だと新しい話を考え付いても書き込みにくかったからね。
前の展開を吟味した上で色々な人が自由に話をつくっていって、それを見てまた職人が考えて、
って言うリレーがこういったスレの醍醐味だと思うし。
その点、地上のアムロや茨の園のハスラーの話とかは、サイドストーリーとして期待してる。
読者にとっても、スレ上で先の展開を読めたり職人さん同士が相談するのを見るのは興醒めだし、
先が見えないのが面白いこともあろうし。
929 :
235 ◆ErblASns :02/06/15 16:30 ID:SUN0k27g
結局、スパロボになってしまった。
スパロボ=登場人物イパーイで収集がつかなく
使い切る人物と主軸となる人物を書き分けられなかったのが残念。
なんで、スパロボマンセーとアンチがそれぞれ激論を交わすかを、書き込みする者には
考えてほしかった。結局1番はじめはマンセーってヤシが書いていた訳では
無いのだろうよ。ウッソは時間旅行者であって、スパロボの様に時間と空間を
全く無視した展開ではなかったと漏れは思っていた。
もしPart3が存在できるならばもう一度立ち直ってほしい。
>>929 主軸にすべきはウッソ・ハマーン・シャアでカミーユ等は脇役で止めておけばよかったぽいね
やっぱり一般人が作るとスパロボ以上にもなれない
>>932 違うねスパロボ世代の工房が調子に乗ってマスターベ^ーションの如く連続投稿した結果だと思うね。
934 :
一読者:02/06/16 01:11 ID:???
>>932-933他
まぁまぁ、そんなカキコしないで。愚痴漏らしてどうなるわけでも無し。
単に読む人が不愉快になるだけだよ。
どうしても我慢できないなら、このスレから離れたら?
せめて、建設的な意見を提案したらどうかな。
>>898-899 の流れを思い出してYO!
935 :
一読者:02/06/16 01:19 ID:???
いや、スレから出て行け!って訳じゃない。
4、5行目は逆転させて読んで下さいスマソ。
不満を漏らしたい気持ちは分かるが、このスレは
読みたい俺ガン小説を書いてもらうスレ
ではないんだから。
偉そうな事カキコして申し訳ない。
スパロボに失礼だろ。
職人さんに任せるが吉
>>934 俺もそう思います。
歴史のifだし、妄想だしね(^^;
ノーマルスーツで宇宙を長時間漂う、
それは身体的、つまり物理的な危険は勿論、
精神的危険度が非常に高い行為である。
足の踏み場も無く、上も下もわからず、
自分が止まっているのか、それとも進んでいるのかすらわからない。
そんな世界に人間の精神は長時間は絶えられはしない。
よってたとえノーマルスーツの酸素が持とうとも、
一定時間を超えれば結果は同じ、死ぬか、良くて廃人か。
だが・・・・・・・・ここに一人『奇跡』を起こした男がいた。
「やはりだめか?」
「ええ、時間が経ち過ぎましたね、全く反応を示しません」
医者と思しき二人の男が話し合っている。
「元ティターンズのエリート候補もこうなっては哀れなものですね・・・・・
どうします?病院送りですか?」
「どこの、だ?我々ティターンズは地球を追われた身だ。
アクシズに受け入れられたと言っても役立たずを生かしておく余裕は、無い。
可哀想だが『処理』する」
軍医が患者を『処理』、その意味する所は・・・・・死刑宣告。
「・・・・・・わかりました、しかし本当に哀れですね。
シロッコ様さえ生きていればこいつも長生き出来たかもしれないのに・・・・・」
「シロッコ様・・・・・・あの白い奴とZガンダムとかいう奴さえいなければ!!!」
激昂する医師、その後ろで今まで死体のように動かなかった患者がわずかだが動く。
「Z・・・・・ガンダム・・・・・・」
「!!!反応を示した!!?」
「Z・・・・ガンダム・・・・・カミーユ・・・・・・カミーユ!!!!!」
そして突如立ち上がり、叫んだ。
「カミーユ!!カミーユ!!!カミーユ!!!!!
カミーユゥゥゥゥゥゥゥゥUUUUUUUUUUUUッッッッ!!!!!!!!!」
もしかしたらそれは『奇跡』ではなかったかもしれない。
なぜなら彼もまた『廃人』となるのを免れ得なかったから・・・・・
彼にはもう記憶は無い、彼にはもう過去も無い。
彼は友を失い、彼は師を失い、彼は恋人を失い、そして彼は全てを失い、
残ったものは・・・・・
果てしの無い憎悪
話が止まってしまったので、幕間狂言がてら「裏」の話を・・・。
-------------
月面都市、フォンブラウン。
月の中枢と言っていいこの都市も、周辺部は戦乱のせいでスラム化が進んでいる。
そんな場末の小さなバーで、二人の男が向かい合っていた。向かい合っていると言うよりは、片方が一方的に威圧している雰囲気だったが。
「・・・そんな法外な」
スーツ姿の、一見してビジネスマン風の男が情けない声をあげる。
差し向かいの男は表情も変えず、手元のファイルを指先で叩いて見せた。
「法外と言うのなら、それでもいい。これを公開させて貰うだけのことだ」
「脅迫するのか、この私を?」
「その通り。貴公が微妙な立場にいるのは私もよく知っているのだ。元ジオニックの技術部次長だった男がオサリバンの引きでアナハイム入りし、今では専務の地位にある・・・ふふん、ネタさえあればメディアは飛びつくさ」
ビジネスマン風の男、アナハイム・エレクトニクスのスタインバーグ専務は元々青白い顔を更に青くする。
「や、やめてくれ。どこに耳があるか分かったものではない」
「安心したまえ。この店はかつて公国軍の士官たちが愛用した馴染みの店でな。私が口止めしている限り、話が漏れることは絶対に無い」
ここでバロムは表情を緩める。
「貴公には美しい細君と可愛らしい娘さんがいるそうではないか。今更路頭に迷わせたくはあるまい?」
「や、やめてくれ」
「ならはっきりしたらどうかね」
口調が硬質に戻る。さながら蛙を睨む蛇の目つきで、バロムは哀れなビジネスマンを睨みつけた。
「破棄予定のドック船とコンテナ船がある事は分かっている。それに例の工場の工作設備を載せればいい」
「そんなことができるものか」
「ふん、横流ししての裏金作りはお手の物だろう」
「馬鹿な、ブツが大きすぎる」
「そこは天下のアナハイム社専務だ。何とかして貰う」
「・・・」
「MSは買ってもいいと言っているのだ。悪い取引ではないだろう」
「・・・勘弁してくれ・・・」
「・・・それとも今ここで死ぬかね。数ヶ月後に場末の売春宿かどこかから出た白骨死体として家族と対面する事になるぞ」
勝負ははじめからついている。バロムは獲物を眺めながら心中でため息をついた。
・・・このような真似はしたくはないのだがな・・・。
数日後、戦艦グワンザンの艦橋。戻ってきたバロムは、息をつく間もなくハスラーに帰還報告をしていた。
「と、言うわけです。『茨の園』復旧向けの資材と設備は何とかなりそうです。二ヶ月後には拠点として活動を再開できるでしょう」
「MSプラントの方は?」
「は、そちらはしばらく掛かりますね。ペズンを押さえられれば良かったのですが、あそこはティターンズの中でも最右派とされる教導団が立て篭もっています。今の戦力では難しいでしょう」
「むう」
「その代わり、アナハイムにMSの横流しを確約させました」
バロムの報告に、ハスラーは表情を綻ばせた。
「やるなあ」
「は。例のペズンで開発されたという汎用MSゼク・アインです。教導団がアナハイムに裏から量産を委託していたものを回すのだとか」
「なるほど。今では教導団より我々が怖い訳だ」
「そんなところでしょう。とりあえず第一ロットとして30機回すそうです」
「うむ」
ハスラーは傍らのカリウスに視線を走らせると、1つ頷いた。
「アーガマの諸君に5機ほど回してやりたまえ」
「5機?随分と吝嗇ですな」
「馬鹿言え、あっちは最新鋭機を山ほど抱えているのだ。本来ならやらんでもいい位だろう」
「なるほど」
三人はシニカルな笑みを浮かべるだけだった。
「しかしでかいMSだな・・・・・V2と比べるととんでもなくサイズが違うな。
出力も相当なものなんだろう?」
「ええ。現状で作れる最も高出力なMSらしいわ、そのおかげでこのサイズだけど」
アストナージの問いにルーが答える、二人は今ZZの前にいた。
「ふむ・・・・・しかしいいのかい?これは君の機体なんだろ?」
「いえ、元々はエゥーゴのものですし・・・・・・・
私以上に上手く使える人がいるのならその人に使ってほしいです」
「そうか・・・・・じゃ、何人か心当たりがあるし勧めてみよう」
クワトロ大尉の場合
「どうです?大尉、そろそろ百式ではきついでしょ?」
「私はガンダムにはあまり良い思い出が無いのでな、
遠慮させてもらうよ」
ウラキ中尉の場合
「どうだ?あのガンダムに乗れるんだぜ、ここらでお前さんも固定した機体に・・・」
「それは是非!!と言いたいですが自分が乗ったガンダムは
全て大破してるんですよ、あんまり縁起が良いとは思えないので、
非常事態じゃないかぎりガンダムに乗るのは遠慮しておきます。
このハンブラビの癖もやっとわかってきましたし、ね」
マシュマー・セロの場合
「どうだい?お前さんが持ってきた機体より性能は上だと思うぜ」
「貴様何をぬかすか!!!!このハマーン様からいただいた機体以外に
私がこの身を任せる機体などこの世に存在せぬわ!!!」
「・・・・見事に全敗だったな・・・・・・
機体は今一だけど腕は確かな奴全員にあたってみたんだが・・・・・」
「そうですね・・・・・・・」
「サラって子はMSのパイロットとして結構なものらしいけど、
シロッコの側近だったっていうし、直に信用するわけにはな・・・・・」
「本当にやるの?ジュドー・・・・」
「当たり前だ!この前は沈んでもらっちゃ困るからアーガマを助けたけど、
俺達の元々の目的はガンダムを奪って売り払うこと!
イーノは忘れたのかよ!!」
「でも・・・・ジュドーも知ってるだろ?
アーガマの人達は学校が人質に取られた時、
それを助けようとしてたって・・・・・・」
ジュドーの顔が歪む。
「それは・・・・・知ってるさ!!!
けど俺はリィナに良い暮らしをさせてやれるんなら何でもやるぜ!!
やりたくないなら別にいい!!俺一人でもやってやる!!!」
「あ!!待てよ!!!ジュドー!!!!」
「来てくれるのか?イーノ・・・・・」
「ジュドー一人じゃ心配だからね」
「・・・・・ありがとな、よし!!狙いは最新鋭機!!ZZだ!!!」
つまらん。
どこにでも涌いてくるな、あんた。
ウッソとハマーン、最近目立たないね
948 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/16 17:20 ID:gmXXVxRS
また本調子に戻ったから落ち着いてますな
職人さんコーウェン中将チョイ役でいいから出して下さい
是非ともお願いします。
>948
・・・やってみましょう。とりあえず書いてみました。
不評なら破棄します。
-----------------
バロム大佐は多忙を極めている。
指揮官・統率者としてはハスラーは有能極まりないのだが、緻密な計画や裏工作には向いているとは言い難い。他の連中は頭の先から脚の先までパイロット、といった連中ばかりだ。
自然と雑事は彼の元に集中するようになっていた。
「ふう。トワニング大佐でもいればよいのだが・・・」
かつて彼の同僚だったトワニング大佐は切れ者の策士だったが、今のところ消息が掴めない。
集まってくるのはかつてのMSパイロットばかりで、スタッフオフィサーには人材を欠いている。もちろんパイロットが来てくれるのはありがたいし、しかもかつてのエースも数多いので心強いのだが。
バロムはため息をつくと、手元のファイルを開いた。連邦軍の将官リストだ。一年戦争以降の将官を網羅している。
「・・・いかんせん、我々ではな・・・」
スペースノイドとアースノイドという二項対立が存在する以上、理想論は今のところ無力だ。その二項を止揚し得るほどのカリスマはいまだいない。
ハマーン・カーンはカリスマたり得るのだろうが、まだジオンの色が強すぎる。今しばらく時間が必要だろう。若く聡明でしかも美しい彼女なら球圏統合の象徴としてある意味理想的ではあるが・・・。
シャア・アズナブル。あれは駄目だ。今やその名はジオンの歴史から切り離せない。
しかもラカンがミネバ・ザビを擁している。あれは痛い。ザビの血が危険なのではなく、スペースノイドの分裂要因たり得るのがまずいのだ。
アースノイドの力も必要だ、バロムはそう結論しつつあった。アースノイドを束ねる指導者が出て、ハマーンと握手する。その演出が可能ならば、ハマーンのカリスマ性を際立たせると共にアースノイドの反感も消せる。
ちょうどいい具合にジャミトフは死んだ。ああいう頑迷な男では話にもならない。
「・・・この男を担ぎ出すか・・・」
バロムはファイルに視線を落とした。
ジョン・コーウェン退役中将。「星の屑」の責任を取らされる形で退役したが、反ジャミトフの領袖だった人物だった。ジャミトフ派に追い落とされたと見て間違いなかろう。
この人物を再び表舞台に立たせて連邦軍を代表させ、ハマーンと握手させる事に成功すれば、局面は一気に変わる。
「さて、それだけの力を持った人物なのかな」
調べてみる価値はある。
つまらん
すいません誰か今までのストーリーどれがボツでどれが採用なのか
教えてくれませんか?
書くとき矛盾するとイヤなんで・・・
全部ボツといってみるテスト
955 :
952:02/06/16 19:02 ID:ggIglGjF
アクシズのグレミーは地球連邦との宇宙の主導権を賭け
ルナツーと月都市グラナダへの進撃を始めようとしていた。
「戦力の振り分けは決まったか?」
ラカンが尋ねる。
「大体な。向こうも必死だろうからな。ルナツーさえ落とせば連邦艦隊は宇宙での拠点を失うことになる。
こちらもそれなりの戦力を割かねばならん。ガザの嵐隊やアリアスもこちらに回す」
「そうだな。ルナツーさえ落とせばマスドライバーで
地球の対空防衛網を黙らせることができる」
マスドライバーで隕石地球にを落とせば、それを地球から止める事は不可能に近い。
「うむ。その後で地球に降下しダカールの議事会を掌握する」
「なるほど。空から狙われれば腰抜けの連邦政府に抗う術はない・・・か」
「ああ。むしろ地上ではカラバのほうが脅威になるかもしれん」
「カラバか・・・たしかにな。あの連邦の白い悪魔がいるとは聞いている。一度手合わせしたいものだ」
武人としての習性か、脅威と感じるグレミーとは対極の思いを抱いた。
「それとグラナダはオウギュスト・ギダンに任せておこう」
「ヤツで大丈夫なのか?」
ラカンは少し不満そうだった
「グラナダは中立地帯だぞ?メインは交渉になる。そう割り切れればそれなりに使える男だ」
「そういうものか・・・」
釈然としないようだがしぶしぶ納得したようだ。
抜擢されたオウギュスト・ギダンも動き出した。
(グレミー・・・・青臭いだけのガキかと思っていたが・・・大物かもしれん・・)
「よし!我々はグレミー閣下の勅命を受けグラナダへ向かう!」
「ゴットン!何をしている!お前も来るんだよ!」
冴えない顔をした男にそう叫んだ
「えぇ!?私もですかぁ!?」
(あぁ〜何でこんな事になっっちゃったんだろう・・・
そのうちハマーン様やマシュマー様とも戦うようになるんだろうなぁ)
上司に恵まれない我が身の不幸を呪いながら、渋々ついて行くゴットンであった。
こんなのじゃダメ?
まぁこのスパロボなノリはZZのキャラには合ってるかもな
好きにしとくれ
何度かアーガマに潜入するうちに、ジュドー、エル、イーノ、ビーチャ、モンドはアーガマクルーの顔見知りになっていた。
特にジュドーとウッソは喧嘩してお互いの主張をぶつけ合った仲なので、
ジュドーがアーガマの危機を救ってわだかまりが解けた今となっては、往年の親友のようなつきあいをしていた。
歳も近いせいか、ウッソはシャングリラの子供達と非常に友好的である。
アーガマにMSを盗みに(遊びに)やってきたジュドー達。
彼らがウッソにMSの操縦を教わっていた時の事だった。
珍しくもハマーンが格納庫にやってくる。
「あれ?ハマーンさん、どうしたんですか?こんな所に来るなんて珍しいですね。」
「私とて、自分のMSの点検くらいしておきたいのだ。・・・ん?その少年達は」
そう言ってジュドー達を見つめるハマーン。
角がなくなった彼女の瞳に魅せられて、しばらく動けなくなるシャングリラの子供達。
中でもジュドーは本当に固まってしまった。
彼はこの瞬間に一目惚れということが実在することを知った。
「あれ?どうしたのさジュドー?」
ウッソが彼の目の前で手をひらひらさせるが、全く気づく様子はない。
ただハマーンの方を見つめて時が止まっているのみだった。
「思い出したぞ!貴様はウッソの顔をあそこまで腫れ上がらせたこのコロニーの不良ではないか!!」
急に思い出したハマーンがジュドーに近寄る。
ウッソは、あれはお互い様だったとハマーンを制止するが、ハマーンの怒りが静まるはずもなかった。
一歩一歩ジュドーに歩み寄るハマーン。
彼の胸ぐらを掴もうとした瞬間、二人にはお互いの間に宇宙が見えた。
それはNT同士の共感だったのだろうか。
「・・・・ジュドー・・・アーシタ・・・」
「・・・・・・ハマーン・・・・・・カーン」
どれだけそうしていただろうか。ずいぶんと長い時間だったような気もするし、ほんの一瞬だったような気もした。
たまらなくなったウッソとエルの声が二人を現実に引き戻す。
ハマーンはその少年のことが忘れられなくなった。
ウッソ頑張れ!!ジュドーに負けるな!!
つまらん。
ジュドー出てから余計糞になったな
「ウッソ、アーガマじゃお前、ハマーンさんといつも一緒にいるのか?」
「べつに、いつもってわけじゃないけど・・・どうしたのさジュドー?ちょっと前からおかしいよ」
「ななな、なんでもないって」
「・・・あんまり調子に乗ってるとエルさんが怒るぞ」
「エルは関係ねーよ!!」
彼らはエレカに乗っていた。
二人で何をしているかと言ったら、前を走るエレカを追跡していたのだった。
前のエレカには追跡のターゲットとなる人物が乗っている。
それは言うまでもなくハマーンだったが、その隣の人物がいけなかった。
その人物が運転する赤いエレカは、制限速度の3倍はスピードを出している。
おかげで彼らも追跡に苦労していた。
久々の休暇を前にして、クワトロことシャア・アズナブルはそわそわしていた。
とにかくハマーンと一度話をしなければならない。
そう思っていた。
一方のハマーンはと言うと、何をする予定もなく暇を持て余しそうだと考えていた。
ウッソ達でも遊びに来てくれればよいのだが・・・
ハマーンの願い通り、ウッソはやってきた。ジュドーという最近できたお気に入りのおまけも引き連れて、
ハマーンの機嫌は最高によくなっていた。
そんな矢先にシャアがやってくる。
「二人で大切な話がある、どうしても明日はあけて欲しい」
彼は少年達二人の前でハマーンにそう言った。
自分の気になっている男が3人とも自分を誘いに来てハマーンは完全に舞い上がってしまった。
シャアの言う大切な話と言うのが仕事がらみである可能性があるため、少年達は結局身を引くしかなかった。
しかしここであきらめる子供達ではなかった。
ウーイッグ・カサレリア最強のストーカーと呼ばれた少年と、
自分たちのためならば軍からも、ものを盗み出そうとする少年にとって尾行などは朝飯前の行為であった。
シャアは柄にもなく緊張していた。
赤い彗星と呼ばれた時代、幾人の女を泣かせたかは覚えていない。
ララーという特別な女性もいたが、彼女を前にして緊張したことなどなかった。
(自分も老けておとなしくなったものだ)
などと自嘲していた。
一方のハマーンはと言うと、
(・・・それにしても重要とは何だ?アーガマの方針には従うと言ったはずだし、自分の軍についても事務的な作業は全て済ませてある。
カラバと我々、勢力の分散はいただけんが〜〜〜中略〜〜〜であったな。
・・・しかし休日に仕事の話を持ちこまんでもよかろうに。
まてよ、仕事の話でなかったとしたら何がある。
・・・・まさかシャアは私にあんな事やこんな事を!?
いや〜ん、大佐ぁ、ハマーン困っちゃう〜。
・・・!?、違う違う違う!私はそんな人間ではない!!
あのシャアがそんなことを言うわけがない。
それに私にはウッソがいてくれれば〜〜〜〜中略〜〜〜〜
・・・・大佐はすっごく素敵だし、ウッソはとっても可愛いわよね。
でも、あのジュドーっていう子も二人が持っていないものを持ってるっていう感じがするのよね。
キャッ、私どうしたらいいのかしらぁ。
・・・!?いかんいかんいかん!何を考えてるのだ私は!!そんなわけはないだろう!!
まじめに考えるのだハマーン・カーン!!【最初に戻る】)
景色を睨み付けたり、悶えたり、くるくる表情が変わっていた。
>その人物が運転する赤いエレカは、制限速度の3倍はスピードを出している
>ウーイッグ・カサレリア最強のストーカー
ワラタよ
つまらん。
ハマーンが14歳思考に戻るのがカワイイ!
968 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/16 21:20 ID:pnS0rXIC
ハマーン様あれで20歳だからな・・・
>>1-968 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д` ) < お 前 ら も う だ め ぽ!!
/, / \_____________
(ぃ9 |
/ /、
/ ∧_二つ
/ /
/ \ ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /~\ \ ( ´Д`) < だめぽ!!
/ / > ) (ぃ9 ) \_______
/ ノ / / / ∧つ
/ / . / ./ / \ (゚д゚) ダメポ
/ ./ ( ヽ、 / /⌒> ) ゚( )− 。o_,…
( _) \__つ (_) \_つ / > /フ я...
取り合えず書き込まないと、スレが落ちてしまう。
・・・期待きぼん
「ハマーンとシャアが!!?それは本当か?」
「間違いありません、護衛らしき者は子供が数人、
MSもついていません。千載一遇のチャンスかと・・・・・」
密偵は自分が見た事実をプルツーに告げる。
「フン、奴らも戦いから離れて平和ボケをしたか・・・・・
自分達の勢力の主要人物二人を護衛も無しに艦から離すとはな」
「では・・・・」
「うむ、出撃する!!キュべレイmk2とMSを数機用意しろ!!!
私自らハマーン・カーンとシャア・アズナブルを始末してやる!!!」
そろそろ新スレ立てる時期か・・・
シャングリラははっきり言ってボロコロニーである、
スクラップの山がいくつも乱立しているほどボロである。
で、ここにおわすは一大決心を決めたクワトロ・バジーナことシャア・アズナブル。
ハマーンは角が取れて少し丸くなって本来の魅力100%の状態なもんだから、
『撃墜王(意味はおして知るべし)』という異名を持つ彼も
今のハマーンにははっきりと言うとドキドキもんなわけね。
しかし!彼はウッソとかと仲良くしているハマーンを見て嫉妬の炎を燃やしちゃったわけだ、これが。
で、ここらで一発二人の微妙な関係をはっきりとさせないと拙いかな?と、
自らのプレイボーイ生活(死語)に終止符を打つ覚悟で決心を決めちゃったわけだ。
が!しかし!!!
前述したようにシャングリラはひたすらにボロい!!!
『そういった雰囲気』をかもし出す為に必要不可欠な、
『人気が無く、尚且つ綺麗な場所』というものが皆無に等しいわけよ。
だから彼は走る!!ひたすらに自分の枕詞である『通常の三倍のスピード』で
シャングリラの中を爆走する!!!自らの人生の転機に相応しい場所を求めて!!
だから彼は気付かなかった。
彼の後ろで『ええい!シャア・アズナブルのエレカは化け物か!!!』とか言いつつ、
必死に追いかけえている少年達&MSの団体さんがいたことを・・・・・
974 :
@:02/06/17 00:05 ID:VBVK1WzK
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д` ) < そろそろ1000か?
/, / \_____________
(ぃ9 |
/ /、
/ ∧_二つ
/ /
/ \ ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /~\ \ ( ´Д`) < まだ973だ
/ / > ) (ぃ9 ) \_______
/ ノ / / / ∧つ
/ / . / ./ / \ (゚д゚) ハズレ
/ ./ ( ヽ、 / /⌒> ) ゚( )− 。o_,…
( _) \__つ (_) \_つ / > /フ я...
つまらん。
976 :
952:02/06/17 01:01 ID:???
>>955 人のコト騙ってんじゃネーヨクズ!
(・∀・)サッサトシネ!!!
「シャア、いい加減にしろ。話したいこととは何だ!?まさかドライブのみで貴重な休日を潰すつもりではあるまいな!?」
いつまでたってもエレカを止めないシャアをハマーンは責め始める。
「すまない。話し合いのできるような場所を探していたのだが、なかなか見つからなくてな」
「だからその話とは何だ!?」
「それは、・・・その」
なかなか切り出せないシャアだった。
時刻はもう昼に近い。
レストランで昼食をとりながら、自分の思いを伝える決心をしたシャア。
そこはコロニーでも一二を争うほどの高級なレストランだった。
エレカを止めて中へと入ってゆく二人。
「ちっ、よりにもよってこんな所に入りやがって・・・・」
ジュドーは舌打ちをした。
こんなレストランでは、厨房忍び込んで食べ物を盗むことはできても、会話を聞ける席に着くことはできない。
それが悔しかった。
しかしウッソはあきらめかかったジュドーに言う。
「僕はパイロットなんだ。給料も全然使ってないから大丈夫だよ!」
そう言うとジュドーの手を取って、中へと駆けていった。
979 :
976:02/06/17 01:28 ID:???
>>977 オマエコソ
(・∀・)サッサトシネ!!!
980 :
948:02/06/17 03:28 ID:sVFFKaum
>>949,950十分ですこうゆう展開を求めてたんですよ。
しかし教導団と鎮圧部隊の扱いって代わりますか。
別に出てこないならいいんですが。
僕の思ってる通りにだしてよ〜ってか? おめでて〜な(藁
頼む位ならてめ〜で書け。
>>981 ミライの名の風上にもおけない奴だな(w
本題がでてきた!オモシロイヨ!
ギャビー・ハザード中佐。撃墜数138機。
ロバート・ギリアム大尉。撃墜数115機。
ジェラルド・サカイ中尉。撃墜数約100機。
「三桁エースが三人か。これは心強い」
「ゼク・アインの操縦にも慣れたようです。たった二日で、大したものですよ」
「さすがだな」
「茨の園」周辺宙域でMSの慣熟訓練が続いている。それを眺めているバロムとハスラーは満足気な笑みを浮かべている。
「アーガマ隊に回す分はどうなった」
「機体の整備は完了しました。武装については通常戦闘装備を機数分、それから長射程のビームスマートガンを2機分引き渡します」
「そんなところだな」
「そういう訳で、アーガマまで機体をフェリーしていただきたいのです」
MS部隊の隊長に指名されたのは最先任のハザードだったが、彼がブランクを理由に辞退した為指揮官はカリウスが務めることになっていた。
かつての曹長が中佐に指示をしているのだから、当人が緊張しているのは仕方のないことだ。
「引き受けた。隊員はこちらで選抜するが、よろしいか」
「もちろんです」
「それから、これは提案なのだが」
「は」
「こちらからベテランを数名アーガマに出向させ、アーガマからは若いパイロットを数名茨の園に引き受けたらどうだろう。組織戦闘のノウハウは彼らの参考にもなろう」
「・・・向こうにはシャア大佐がいますが」
「彼一人では手が回るまい。補佐する人間がいた方が良かろう。ギリアムに行かせようと思っているが、どうだ」
「・・・まあ、あちらの指揮官の考え次第でしょうね。こちらには、誰を連れてきますか」
「当然、若くて素質のある者だ。頭の切れる奴がいい」
「ついでに女の子ならなおよし、ですな」
サカイが珍しく軽口をたたく。一瞬固まったハザードだったが、ややあって大きく頷いた。
「そうだ。その通り」
「エゥーゴの新造艦の話...知っているか?」
食事の間終始無言であった男女の男が切り出した。
「ラビアンローズのか?報告はあがっていた。完成にはまだかかるのだろう?」
「流石だな。いや、こちらが甘いのだろうな。」
食事も終わり、運ばれたコーヒーに手をつけながら、サングラスの男が続ける。
「あれをこちらで頂く。その指揮をハマーン、お前に頼みたい。」
「戦力の不足は、こちらで手筈しているが...不満か?」
「ジオンの血が濃すぎるな。このデタラメな戦局で味方を増やすには都合が悪い。いずれエゥーゴとも話をつけねばなるまい。」
目を細めてハマーンが受ける。
「...女の金で生活するのが耐えられない..が本音ではありませんか?」
「茶化すな!このまま一造反部隊としておく訳には行くまい。クワトロ・バジーナとしての役目がある。」
「くく、大佐にはお似合いですが...」
「な!」
言い返そうとするシャアを無視し、ハマーンは続ける。
「しかし、その指揮はあなたが取ればいいであろう?クワトロ・バジーナならば交渉の余地もあろう、あなたは何処へ?」
ハマーンはおそらくシャアが言うであろう言葉を漠然と予測していた。
しばしの沈黙の後、サングラスをはずしシャアは言った。
「...私は地球に降りる。」
「やはり。..カラバか?」
「そうだ。今のところ話のわかりそうなのはあそこしかないからな。小なりとて勢力無くして交渉も成り立つまい。その間アーガマを預けたいということだ。」
「アーガマは納得しないだろう。」
「するさ。ブライトはあれで融通の効く男だ。そうでなくてはこれまでやってこれまい。」
「ニュータイプ部隊の艦長か。そうかもしれん。」
ハマーンは眉をひそめて言う。
「この状況では身分が知れればどうなるかわからないぞ。それに接触するのも容易ではあるまい。単身接触などと考えているなら無謀としか言えん。」
「わかっている。アーガマから数名連れて行く。カラバに接触するあてはいないことも無い。」
「信用できるものなのか?」
「わからん。だが、かつての上官と同僚を裏切りはしないだろう。」
「...?。アーガマからは誰を。」
「ウラキ夫妻とエマ中尉を連れて行く。」
「エマ中尉...」
「何か?」
「い、いや。ウラキ夫妻とはあの妙な二人か。脱走してきたと聞くが大丈夫なのか?」
「操縦の腕を見ればわかるな。腕は立つが器用な真似はできない性質だな。夫人のほうはアナハイムにいたこともあるらしい。役に立つかもしれん。」
軌道修正がんがれ!
始めはシャアを留めようと考えたハマーンだったが、シャアの止めても無駄な様子に諦めるしかない
ようだった。
「わかった...。次の補給でシャトルを用意させる。連絡があるまでアーガマは私の部隊が預かる。
それでいいな?」
「すまない、ハマーン。若者たちを頼む。」
「私もまだ若い。」
表情に出すまいと努めつつも拗ねた様にハマーンが言う。
「すまない。」
口元に笑みを浮かべながら、シャアはサングラスをかけた。
(大佐はいつも私を置いていってしまう...)
すでにカップの中のコーヒーは冷めかけている。ハマーンは窓の外を眺めていた。
記憶の中のシャアはいつだってそうだった。
シャアに素質を見出され、役に立つのが嬉しかった。
役に立つことでシャアのそばにいられるのが嬉しかった少女の日々。
それなのに二人になると大佐は決まって言うのだった。そう、今度も...
「負担をかけてすまない。」
ロンメル。駄目だ。戦争はうまいがこういう裏芸には向いていない。ビッター少将が御存命なら何とかなったろうが今更詮無いことだ。
駄目だな、地球に手足になってくれそうな者はいない。「星の屑」の時に使い切ってしまった。
・・・いや、一人いる。うってつけがいるではないか。
バロムは自分の記憶力と勘の良さに感謝した。技術家肌の男だが、あれはいい男だ。
エリオット・レム元中佐。モビルスーツという兵器の草創期から技術士官兼テストパイロットとして関わり、ザクを皮切りに高機動型ザク、ゲルググの開発に多大な貢献のあった人物だ。
戦争後は特に連邦軍に乞われて連邦軍技術本部付となり、今も地球にいる。
彼を介してコーエゥンと接触するのは難しくはないはずだ。コーウェンはガンダム開発計画の責任者であり、特に試作二号機はジオン系の技術が多く流入している。レムも関わっているはずだ。
・・・さて、誰を地上に降ろすか。
俺が行く訳にはいかん。使者が務まる程度の行動力と冴えた頭の持ち主が誰かいるか?
「見えねーよ、ウッソ!どーなってんのか教えろよ。」
「わ。大声立てないでよ。気づかれちゃうでしょうが!」
レストランの一角、どう見てもこの店に不釣合いな少年達がいた。
ウェイターは少年達の身なりに入店を断るものの、ウッソの提示する軍支給の支払カードに
仕方なく応じたのだった。
しかし店内に潜り込むのは成功したものの二人に気づかれ無い席を選べば当然距離が離れ、話の内容
など聞こえるはずも無かった。
そうこうするうちに、メニューもわからず注文した料理が運ばれてくる。
「お、おお〜!すげぇ。こんなの食った事無いぜ。」
「ぼ、僕だって。」
すでに少年達は本来の目的を忘れて食欲のままに動いていた。
991 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/17 17:07 ID:QXXRa6Dp
あのさ、冷静に言ってイイ?
なんかマイナーのジオンキャラばっか出してる奴、お前の文章なくていいよ。
お前の文章いれなくても充分他の人の起動修正で面白い。
なんか
>>988と
>>990は結構読みやすいのに
>>989は見てて吐き気がする。
しかも別にお前の文章なくても話繋がるし。
んで次スレはいかがいたしますか?
1000
993 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/17 17:11 ID:QXXRa6Dp
>>991 いや、別にいいんじゃないかな。
メインキャラクターの話とは別に展開される話として。
そういう描き方狙ってるのかも。
「・・・・・で、だ。」
「?」
間をつなぐために考えていた仕事の話題は出し尽くしてしまったシャア。
ここで行かねば男が廃る。
「お前は私のことを恨んでいないか?」
「いまさら何を言う?」
「いや、そのだな・・・私のことが嫌いではないのかと聞いているのだ」
「さあな。・・・・ふふふ、おかしな事を聞く。先ほどから様子がおかしいぞ、何か企んでいるなシャア」
(くっ、この私がここまで苦戦するとは・・・)
「トイレに行きたいのなら行けばよいではないか。我慢はよくないぞ」
「そう、トイレに・・・・ってちがーーう!!!」
思わずシャアが大声を上げた。
「ちがーーう!!!」
「「!?」」
シャア達の存在を思い出す少年二人。
口いっぱいにものをほおばって向こう側のテーブルをのぞき込んだ。
シャアが立ち上がってハマーンに何かを言おうとしている。
「ハマーン、私はお前のことが・・・」
「ハマーン、私はお前のことが・・・」
「「やばい!!」」
この先の言葉は言わせてはならなかった。
ジュドーとウッソは強行手段に出る。
まずジュドーが立ち上がってレストラン中に聞こえる声で叫んだ。
「赤い彗星のシャアって知ってるか!最近このコロニーで見たんだけど女を口説きまくってたんだぜ!
しかも即ホテルインしてっちゃって、スゴイよなー!!」
ウッソも応じる。
「戦艦に乗っている時も女性のクルーに手を出してるって噂だったよー!!大人って不潔だねー!!」
それはほとんど棒読みだった。
シャアは二人に尾行されていた事に気づいた。
二人はレストランの店員に「困りますよ」と言われ、再び席に着く。
どこか聞き覚えのある声だったが、ハマーンの理性を失わせるには十分だった。
「シャア!!!プライベートな事に口を出すつもりはないが、私もお貴様にとっては女遊びの獲物にすぎんと言うことか!!」
「ちがう!今のはデマカセだ!!私は断じて女遊びなどはしていない!!」
「見苦しいぞシャア!!」
普段静かなレストランの雰囲気は完全に怒濤の渦の中に放り込まれた。
1000!
1000
続きが気になりまくりだぁ!!
新スレに期待!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。