続・黒髪プリンセス

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1通常の名無しさんの3倍
4月8日、一般的な小学生の始業式。
その夜シャクティは、お風呂上りの後、結局袖を通す事の無かった小学校の制服を見つめていた。
地球帰還後、学校に通った事の無い事を皆に心配され、制服も買ってもらっが結局断ってしまった。
カルルが心配だったし、何よりウッソと離れるのが怖かったのだ。
「とっともったいなかったかな?」と思い、体に巻いていたバスタオルを落とし、
ちょっとだけのつもりで制服の上着を着た。
鏡をみて意外と可愛いなとポーズを決めたとたん、ノックもせずウッソが入ってきた。
「きゃ・・・こ・これは・・・その・・ちょっとだけ・・・」
いきなり部屋に入ってきたウッソに、着ないと宣言した制服を着ているところを見られ、
アセってパニくっているところをウッソに優しく抱きしめられた。
「着てみたかったんだろ、可愛いよ」

ドキドキドキドキドキ

優しい言葉に、半ば安心しつつテレつつ真っ赤になっいると、ウッソがお尻を触ってきた。
・・・・・生手の感覚で。
「でもねシャクティ、パンツは穿いた方が良いと思うよ」
結局、悲鳴を上げるシャクティだったとさ。

----------------------------------------------------------------------
ソフト路線版、金髪プリンセスです。
本番控えめのHネタでお願いします、必要に応じて多少はOKかな?

過去スレは >>2-10 ぐらい。
2通常の名無しさんの3倍:02/04/08 23:20 ID:d0P.Olc2
●過去スレ
黒髪プリンセス 〜マリアの娘〜
http://ebi.2ch.net/shar/kako/995/995254604.html

●ハード路線はこちらへ
逆襲の金髪プリンセス
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1018074473/
3通常の名無しさんの3倍:02/04/08 23:23 ID:???
春休みも終わったので「黒」も復活させました。
こちらもよろしくお願いします。m(_ _)m

続・黒髪プリンセス
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1018275602/
4通常の名無しさんの3倍:02/04/08 23:48 ID:???
>>1よ、マテ。
いきなり俺妄想爆発か(w
制服という概念がカサレリアに似つかわしくないよ
シャクスレで充分だったんじゃない?
51:02/04/08 23:54 ID:???
>>4
いや始業式に会わせて無理矢理ネタ作りしたのよねん。
たしかに、強引なのはスマソ。
ちなみに、スレノ趣旨は、過去スレ見たほうが早いと思う。(w
6通常の名無しさんの3倍:02/04/09 04:11 ID:???
>>1
>>4に同意したい気分だぜ。
時期的なネタならピクニックとか花見とかそういう
もっとさりげないものを選ぼうや。
71:02/04/09 07:59 ID:???
そだね、ちょいと無理矢理すぎましたわ。
ちょいと反省。

あとね、過去スレの住人は解ると思うけど、あくまで、ソフトエロ路線であって、
シャクティネタだけではありません。そんな訳で、皆もよろしくネ!!
8通常の名無しさんの3倍:02/04/09 17:51 ID:???
おお!オレの好きだった名スレが立ってる!>>1サンクス!
9通常の名無しさんの3倍:02/04/10 13:34 ID:???
足切り早いみたいだからサクサク書き込まないとあっという間に
10肉体疲労時の栄養補給に:02/04/10 17:38 ID:OVFfpfuQ
「ひ、久しぶりだったから疲れたよぉ」ハァハァハァハァハァ
「私もうだめぇ〜」ハァハァハァハァハァ
「ソシエお嬢様、リポ○○ンD飲みます?」ハァハァハァハァハァ
「飲むぅ」ハァハァハァハァハァ

<完>

イケないこと考えた人、私と一緒にそこで正座。(藁
11通常の名無しさんの3倍:02/04/13 08:39 ID:4g/K4zi6
どうした?
がんばれよ。
12脳内補完永遠のフォウ:02/04/13 19:24 ID:???
しんしんと雪が降る山に二人の男女は、、、いた。
その雪を眺める女は男に寄り添って呟いた。
「寒いね・・・」
男は正面を見たまま、女の肩を抱く。
「そうだね」
男と女の向く先は一面の雪景色。
そこには儚くも閃光の花火が咲く。
それを見る女の頬に一筋の涙が伝った。
男はそれに気付かなかった。

<糸冬>

駄文スマソ 計二十九回逝ってきます
13通常の名無しさんの3倍:02/04/13 20:40 ID:???
保全age
14ケガ:02/04/13 21:37 ID:Vq1dxyo6
ソシエ「やだロランっ、ケガしてるじゃないっっ!?」
ロラン「え? ケガ?」
ソシエ「ほらロランっ、消毒したげるからこっち来なさい」
ロラン「・・・・え、救急箱は?」
ソシエ「いらないわよ、そんなもん」

  ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ ぺろっっ

ロラン「ソっ、ソシエお嬢様っっ!?」
ソシエ「じゃ、お・だ・い・じ・にっ☆」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

・・・・・・さて、ここで問題です
   ロランはどこをケガしたのでしょうか?(藁
15通常の名無しさんの3倍:02/04/13 21:52 ID:???
私も正座付き合います。(w
16通常の名無しさんの3倍:02/04/13 22:02 ID:???
こーいうスレなのか?
17通常の名無しさんの3倍:02/04/13 22:05 ID:???
>>16
ソフト・エロならなんでもOK・・・・・らしい。

諸所の事情で職人が出払ってるからなぁ。
金ともども、新スレでいきなり元気が無い。
職人が戻ってくるまで我々で保全しましょう。
18通常の名無しさんの3倍:02/04/14 07:33 ID:???
ウッソ×スージィって需要ありますでしょうか?
19通常の名無しさんの3倍:02/04/14 09:32 ID:???
アリアリ(w
20通常の名無しさんの3倍:02/04/14 09:51 ID:???
あ、こんなスレあったんだ(爆
初心者なんで別のスレに書いてました。

職人さんが帰ってくるまで、頑張って書こうかナ。
21通常の名無しさんの3倍:02/04/14 13:18 ID:???
「ねぇ、ロラン。明日の献立、何?」
「明日?蟹、鱚を揚げようと思うんだ。」
「じゃ、もらうわ。」
「えっ・・・・・んっ・・・な、何するんですか、ソシエお嬢様っっ!?」

<完>

ソシエちゃんは、けっこう積極的。(w
221/8:02/04/14 15:41 ID:???
「ねえウッソ君、熱いシャワーが浴びたい」
「マルチナさん? どうしてさ」
 屋根裏のウッソは、ターミナルの画面からマルチナの声が聞こえた方に視線を移して、素朴に聞いた。
「この前お風呂壊れちゃって、みんな水浴びでしょ?」
 不満げなマルチナの表情。家にあった給湯器は電化製品の宿命に逆らえなかったのか、つい先日派手に壊れてしまったのだ。
「イヤなの?」
「イヤよ。冷たいもん」
「じゃあ、何とかします」
 何事も無かったかのようにウッソは画面に目を落として、何やら操作を始めた。
「……ウッソ君、何やってんの? ちゃんと聞いてる?」
 軽い苛立ちを覚えたのか、狭い屋根裏にマルチナはすこし無理矢理に登って、画面をのぞきこんだ。
「き、聞いてますよ」
 密着してきた柔らかい体の感触とほのかに甘い匂いに、ウッソはわずかに頬を赤くする。
 ウッソが横をちらっと見ると、可愛らしい横顔がほんの10数cm先に迫っていた。若いせいか、途端に鼓動が速くなる。
「…今降りますから、マルチナさんも下へ行ってください」
 名残惜しいのをぐっと我慢して、ウッソはそう促した。
232/8:02/04/14 15:42 ID:???
「それで、どうするの?」
 マルチナに話を聞いて、シャクティは数分遅れて降りてきたウッソに尋ねた。
「うーん……」
 普通ならば給湯器を直そうとするが、ウッソの発想は例によって普通とは微妙に異なっていた。
「……ビームサーベル風呂」
「は?」
 驚いたようなマルチナの声。シャクティは慣れているのか、表情を微動だにしない。
「V2のビームサーベルを低出力にして川に当てれば、温まってお風呂になるよ」
「でもウッソ君…沸騰、しない?」
 不安げなマルチナにウッソは笑って「しませんよ」と答え、数秒して「多分」をつけ加えた。
「ウッソ……」
 それまで黙っていたシャクティが、ウッソの袖を引っぱる。
「え、何?」
「魚や植物が死んでしまうわ」
 シャクティの顔は、わずかに曇っている…ように見えた。
「あ、そうだね…別の方法考えないと」
 色々試行錯誤した挙句、結局ウッソはその晩給湯器の修理に追われることになった。
243/8:02/04/14 15:44 ID:???
2日後。
 ウッソの家には、新しい風呂場ができていた。オデロ達男数人を手伝わせただけあって
「蛇口からお湯も出るし、シャワーも…動く」
 見かけはあまり良くなかったが、それでもきちんと風呂場としての機能は果たせた。
 風呂場を見た女性達は口々に、(主にウッソに対して)質問を浴びせかけたり、風呂場の感想をもらした。
「ねえねえウッソ、使えるの?」
「ウッソ君、ちゃんと温度は調節できる?」
「バスタブも綺麗になってるね」
「でも、もう少しお風呂場全体が綺麗にならないかな」
「……私は、水浴びでもよかったんだけど」
 最後のはシャクティだ。
254/8:02/04/14 15:46 ID:???
その夜。
 ウッソの家付近で、闇の中を動く影が3つ。
「二人とも、覗きなんてやめようよ」
「なんだよウッソ、今さら怖気づいたのか?」
「ここまで来て帰るなんて、男じゃないね!」
 オデロとウォレンが小さな声でウッソを煽り立てる。
「……」
 言ってみたものの、風呂場の中を直で見てみたいという欲求には勝てず、そのまま付いていってしまうウッソ。
「オデロ、そういえばトマーシュさん達は?」
「馬鹿、大人数で行ったらバレるに決まってるだろ。あいつらの番は明日だよ」
「そうだよ。3人だって多いぐらいなんだ」
 オデロにウォレンが相槌を打つ。
「じゃあ僕帰るよ」
「待て。ウッソ、お前には共犯になってもらわないと困る」
 オデロの言葉を聞いて、やっとウッソは自分が無理矢理誘われた理由が分かった。口止めだったのだ。

 風呂場の裏まで来ると、3人は立ち止まる。目の前は壁だ。
「確か、ここの板を外すと…」
 兄貴分であるオデロが、板をゆっくりと慎重に外した。すると、中に人が数人入れるぐらいの大きさの空洞が現れる。
 壁の中のもう一つの壁には、向こう側、つまり浴室の中を見通せる透明な長方形の部分があった。
「まさか、鏡がマジックミラーになってるなんて思わないよな」
「鏡の部分だけ壁を切り取るなんて、そうそう思いつかないよね」
 ウッソは、どうしてこの二人はこんなに悪知恵が働いてマジックミラーなんて探してこれるんだろう、と不思議に思った。
265/8:02/04/14 15:50 ID:???
 ふいに、浴室内に明かりが灯された。と同時に、わずかにはしゃぐような声が聞こえてくる。
「お、おいウォレン、この声…」
「う、うん。これは…」
「オデロさん、この声って、エリシャさんとマルチナさん…?」
 ひそひそと3人が会話する。
「ウッソ、お前はむこう向いてろ」
「どうしてさ!」
「エリシャさんの裸を見せられるか」
「マルチナさんのもね」
「分かったよ…」
 ウッソはとりあえず目を逸らした。そうしなければどうなるか分かったものではなかった。
「おお……!」と二人が小さな声で歓声を上げるのを、ウッソは聞いているだけのはずだった。
が、(少しぐらいなら…)とウッソもミラーの向こう側を見てしまう。
 男二人は鏡の向こうに夢中で、ウッソの動きにまったく気づかなかったようだ。
 その視線の先、湯気の向こうには、二人の年の近い少女の白く瑞々しい肢体があった。
 まだ成熟しきっていないが、二人の体は確かな丸みを帯びていて、胸の柔らかそうな膨らみもしっかり見てとれた。
 少女達がタオルを取ったり石鹸を手にするごとに、その乳房はふるふると震える。ウッソは、自然と下の方へと視線を移す。
 しかし、小さな椅子に座ってじゃれあう少女達の下半身は、オデロとウォレンのせいでよく見えなかった。
 見ようと思っても、男二人にバレるとまずいので身を乗り出すことはできない。ウッソは歯がゆい思いで邪魔な男二人を睨む。
275.5/8:02/04/14 15:52 ID:???
「お姉ちゃん、また胸大きくなったんじゃない?」
「でも、マルチナのほうが大きくなってるよ」
 そう言って、マルチナの胸にそっと手を伸ばし、さわさわと撫でる。
「お、お姉ちゃん、ちょっ、くすぐったいって」
「お姉ちゃんが揉んでもっと大きくしてあげようか」
 エリシャが不敵な笑みを浮かべると、妹は、胸をさっと覆い隠す。
「い、いいよ…」
「遠慮しないの」
 エリシャは向かいあうマルチナに無理矢理背中を向けさせて、その膨らみかけの胸を鷲づかみにする。
「や、やぁっ、そんな掴んじゃ、痛い」
「ごめん。今度は優しくするから」
 そう言ってやわやわと揉みしだくと、小さめの胸がぐにぐにと自由自在に変形する。 
「お姉ちゃん、悪ノリしすぎっ…あ!」
「ここをこんなにしちゃうなんて、エッチな妹を持って恥ずかしいわ」
 隆起した乳首を指でつまんで、あくまで優しく弄ぶ。
「やっ、やめてよぉ…お姉ちゃん」
「体が火照ってきたんじゃない?」
 確かにエリシャに比べて、マルチナの方が朱く肌が染まっているように見える。
「下の方はどうかな?」
「お、お姉ちゃん目が本気…」
 マルチナは姉のしようとする一線を越えてしまう危ない行為に、たじろぐ。
「冗談よ。はい、おしまい」
 あれほど執拗にいじめていたのが嘘のように、さっと日常に戻る姉。
「…もう、お姉ちゃん変態…」
 顔を真っ赤にしたマルチナが、わずかに目を潤ませて抗議する。
「早くシャワー浴びて上がりましょう」
 その冷静な声は、いつものエリシャに戻っているように見えた。
286/8:02/04/14 15:53 ID:???
二人が体を洗い終えて出て行った後。
「見るなって言っただろ!」
「ウッソにはシャクティがいるじゃないか!」
 小声で憤激する二人に、ウッソはただただ「ゴメン」と繰り返した。
「ウッソ、これでお前も共犯だからな」
「分かってるって」
「二人とも、また誰か来たよ」
 我に返ったウォレンがささやく。
「誰なの?」
 耳を澄ますと、脱衣所からかすかに声が漏れてくる。
「スージィ、本当にハロも入れるの?」
「うん。一緒に洗ってきれいにしてあげるの!」
「お湯につけて大丈夫かしら…」
「ハロ!」
 シャクティのおっとりした声と、スージィの元気な声、それにハロの奇妙な電子音声。
「おいウッソ…」
「僕、やっぱりやめるよ」
 オデロの問いかけに、ウッソは独り言のように呟いて外に出ようとする。
「いいの? シャクティだよ?」
「ウッソはもう共犯になっちまったから、俺は構わないぜ」
 ウォレンはウッソを引き止めようとするが、オデロの言葉を聞いて「あ、そうか」と一人納得した。
「うん、僕はいいや」
 あっさりとウッソはその空間から外に出た。一応物音は立てないようにしながら。
297/8:02/04/14 15:53 ID:???
「シャクティはいいとしても…」
 ウッソが出て行った後、オデロが呟いた。
「何?」
「スージィの裸を覗くのには抵抗があるな」
 さすがにオデロも、兄貴分として罪悪感を覚えているようだった。
「そうだね…」
 そう頷いたウォレンだったが、オデロにここを去る気がないことは分かっていた。そして、ウォレン自身もその気はなかった。
「フロ!フロ!」
 浴室の扉が開く。と同時に、ハロが浴室内に突然入り込み、跳ね回った。
「ハロ、狭いんだから跳ねちゃダメ!」
 それを追って、一糸まとわぬ姿のスージィが慌てて駆け込む。
 あられもない扇情的な姿と言うよりは、女っぽい顔の少年や生まれたままの赤ん坊の姿に近いように、オデロ達には見えた。
 まだ幼い肢体は肉づきが薄く、どこか硬い感じがする。胸も膨らみらしい膨らみもなく、なだらかな丘になっている。
「スージィ、滑らないように気をつけてね」
 一人と一匹とは対照的に、シャクティの声はあくまで平静を保っている。
「うん!」
 上下左右に跳ね回るハロを一生懸命に目で追いながら、スージィは返事をする。
307.33..../8:02/04/14 15:55 ID:???
「えい、静かにしなさい!」
 一瞬その細い両腕が伸びて、その中にハロが飛び込む。ハロの弾道(?)を計算して、予測コースに手を伸ばしたのだ。
「はー、やっと捕まえた」
 安堵のため息をついて、スージィはハロを薄い胸に抱きながらその場にぺたんと座り込んだ。
「捕まえたの?」
 シャクティも遅れて浴室内に足を踏み入れた。すべすべとした褐色の肌。さっきの二人よりはまだ幼さを残しているが、
スージィに比べればずっと背も大きく、胸もわずかに膨らんで体には柔らかさが備わってきているようだった。
「うん!」とスージィがシャクティのほうを見て無邪気に微笑んでみせた瞬間、油断したせいか、ハロがいきなり飛び出した。
「あっ!」
「あ」
 一瞬のことに驚くスージィ、ハロを目で追うが、全く動じていないシャクティ。
「や、やべぇ!」
「こっちに向かってくる!」
 飛び出したハロは、一直線に鏡の方へと向かってきた。男二人はとっさに鏡の横に逃げる。
パーーン!
 耳障りな音とともに、鏡が、マジックミラーが粉々になる。
 スージィたちは入り口の方にいたため、ガラスが降りかかることはなかった。オデロ達もかろうじて逃れた。
317.66.../8:02/04/14 15:57 ID:???
「……」
「……」
 ハロがてん、てんと転がる音が浴室内に大きく響く。
 スージィとシャクティの視界には、いるはずのない男が二人。オデロ達の視界には、さっきより鮮明な二人の裸が映る。
「オデロ ウォレン 脳波レベル オチテル スージィ 脈拍数キュウジョウショウ ダイジョウブカ」
 シャクティはあくまで平静を保っていた。というよりは、とっさのことに反応できなかった。
 スージィの顔が見る見るうちに真っ赤になっていき、シャクティは何事もなかったかのように浴室から出て、顔だけのぞかせる。
 カサレリア中に響き渡る悲鳴は、シャクティが今まで聞いたどの鳥よりも大きく、一帯の眠った人々を起こすには十分すぎた。
328/8:02/04/14 16:01 ID:???
 翌日。
「け、結婚できないぃ!」
「母ちゃん…俺のこと誉めてくれるのか…? 父ちゃん…ずっと俺のこと嫌い…嫌いじゃなかった…? 本当かよ…!?」
 呆然と何かを呟く二人が発見された。
「私に言ってくれれば、いつでも見せてあげたのに…」
「お、お姉ちゃん!?」
「冗談よ」
 それを見た二人の少女が、そんな会話を交わしていた。
「オデロ達キライ! ウッソはあんなことしないよね?」
 怒るスージィに、ウッソは「もちろんだよ」と平然と答えていた。「僕はお姉さんが好きだから」次の一言は余計だったが。
 シャクティだけは、やはり何事もなかったかのように楽しそうにカルルの相手をしていた。
33通常の名無しさんの3倍:02/04/14 16:09 ID:???
いきなり長文スマソ

あと、5.5/8の最後に入れるはずだった
『「マルチナさん、まんざらでもなかったみたいだね」
 そう迂闊にも呟いてしまったウッソが、直後に頭を二発殴られたことは言うまでもない。』
が抜けていました。重ね重ねスマソ
34通常の名無しさんの3倍:02/04/14 19:01 ID:???
>>22-32
(・∀・)イイ!!
職人さんマンセー
35通常の名無しさんの3倍:02/04/14 21:00 ID:???
「おーっす2人とも!元気でやっとるかね!?」
扉を開けて、スージィは安アパート全体に響き渡るような大声で言った。
出迎えたのはウッソだけだった。

ウッソはウォレンとともに、冬の間のカサレリアの収入不足を解消するため、
ウーイッグまで出稼ぎに来ていた。

「…って、あれ?ウォレンは?」
「朝メシ買いに行ってるけど、そろそろ帰ってくる頃だよ。」

戦後5年経過したとはいえ、大規模な空襲のあったウーイッグの町並みは、
未だ復興していない。働き口はいくらでもあった。
スージィは、そんな2人のために、差し入れを持ってきたのだった。

「向こうはどう?みんな元気?」
ウッソは尋ねた。

「元気だよ〜。カルルなんかいたずらばっかりで元気すぎるぐらい。
 この前なんかお皿洗ってるエリシャにちょっかいかけて、エリシャキレちゃって
 お皿10枚くらい割っちゃって大騒ぎしてたんだよ〜。
 あ、そだ、エリシャんとこの雨どいが雪で壊れちゃったの。春になったら
 ウォレンに直させなきゃね。春で思い出したけど、うちの裏手のネコヤナギの花が
 咲いたの。春ももうすぐだね〜。あ、それから…」
36通常の名無しさんの3倍:02/04/14 21:01 ID:???
ウッソはスージィの話しぶりから、カサレリアではいつもと変わらない生活が
続いていることがよくわかった。
そこにウォレンが帰ってきた。

「あ、ウォレンお帰り〜。元気でやっとるかね?」
「スージィ、久しぶり。元気そうだね。向こうのみんなはどう?」
「元気だよ〜。カルルなんか…」

ウォレンが不用意にウッソと同じ質問をしたため、ウッソはさっきと同じ
報告をもう一度聞くハメになった。
 :
 :
「…で、2人とも今日は休み?」
「僕は休みだけど、ウォレンは出勤だよ。」
「そーそー、ちょっとサボっただけで休出だよ。まったく勘弁して欲しいよな。」
「じゃあ、今日はウッソがウーイッグ案内してね。あ、今なんかイヤそうな顔した!」

ウッソは以前の経験から、スージィにつきあうととんでもなく疲れることが
わかっていたため、思わず顔に出してしまっていたらしい。
「そ、そんなこと無いよ。ちゃんとつきあうってば。」

スージィは満足げににっこりと笑った。
37通常の名無しさんの3倍:02/04/14 22:40 ID:???
ウッソの予感は正確には当たらなかった。
確かにショッピングにつきあわされはしたが、以前のように10軒も20軒も
回るわけでなく、洋服と小物を買っただけだった。

「スージィ?今日はどうしたの?」
カフェに入っても、普段ならよくわからないパフェなんかを頼むのに、
今日に限って飲み物しか頼んでいない(と、言ってもカフェオレだが)。

「どうしたって…何がどうしたのよ?」
スージィは怪訝な顔でウッソを見る。
「いやその…なんていうか…今日は落ち着いてるからさ…」
「そうかな?」
よほど機嫌がいいのか、スージィは失礼な質問に対してもニコニコしている。

「ねぇ、ウッソ。」
「ん?」
「あたしとウッソって、周りから見たらどんな関係に見えるのかな?」
「…そりゃ、やっぱり兄妹なんじゃないの?」
「…妹ねぇ…」
ウッソは気づかなかったが、スージィの表情が一瞬曇った。
38通常の名無しさんの3倍:02/04/14 22:40 ID:???
「ねぇ、ウッソ。」
「ん?」
「ウッソとシャクティって結婚するの?」

ウッソは思わず飲みかけのコーヒーを噴いてしまった。
「な、何だよ藪から棒に!?」
「にひひ〜赤くなってる。やっぱりそうなんだ?」
「まだそうと決まったワケじゃないよ。」
冷静さを取り戻そうとしながら、ウッソは答える。

「…やっぱりそうなんだ…」

スージィの表情が再び曇る。今度はウッソも気づいた。
「…スージィ?」
「ん?何?」
答えたスージィの表情は元に戻っていた。いつも通りの笑顔だ。
「???」
「もう遅いよ?帰ろ?」

こうして、2人は帰途についたのだった。
39通常の名無しさんの3倍:02/04/14 22:53 ID:???
全然エロ本編に行かないプロローグだけでえらく長くなってしまいました。
スマソ。戦後5年後くらいでウッソ18歳スージィ12歳くらいの設定で。

一応続きます。「消えろ。職人気取り厨。」と言ったご意見あればお早めにドウゾ。
40通常の名無しさんの3倍:02/04/14 22:56 ID:???
>>39
ぜひ続編を〜〜〜
41通常の名無しさんの3倍:02/04/14 23:13 ID:???
>>39
がんばってぇ〜
42通常の名無しさんの3倍:02/04/15 01:56 ID:???
>>39
お世辞でなく期待(;´Д`)ハァハァ(何
43通常の名無しさんの3倍:02/04/15 02:20 ID:???
「スージィ、今日は泊まっていくの?」
「うん、マーベットさんにもそういってきた。」
夕飯が済み、まったりとした時間を過ごしていると、ウォレンが
へとへとになって帰ってきた。聞けば、作業用プチモビが現場に届かず、
すべて人力でこなしたのだという。

「きょ…今日くらいはベッドで寝かせてくれ…」
「わかったよ、今日は僕が床で寝るよ。」
ウッソ達の借りている安アパートは、所謂1Kと言われる物で、備え付けのベッドが
2つあるだけだ。
普段スージィが泊まるときは、くじ引きでウッソとウォレンのどちらかが床で眠る
ルールになっていた。今回はウッソがウォレンにベッドを譲る形になった。

ウォレンはベッドに倒れ込むと、そのまま眠ってしまった。
「スージィももう遅いから寝なよ。僕ももう寝るから。」
「え〜?もう寝るの?」
スージィはまだ話し足りなさそうだったが、しぶしぶベッドに入った。
ウッソも毛布にくるまり、ベッドのそばで眠る事にした。
44通常の名無しさんの3倍:02/04/15 02:29 ID:???
>>40
>>41
>>42
ありがとうございます。でも苦戦しています。
エロ〜なシーンて書いたこと無いので。
続きは明日以降になるかと思われます。
45通常の名無しさんの3倍:02/04/15 07:39 ID:???
逝くぜ!偽ジンさんかと思った・・・
46通常の名無しさんの3倍:02/04/16 00:34 ID:???
もうそろそろ春だとは言っても、夜になれば冷え込みは厳しい。
ウッソは寒さでなかなか寝付けなかった。

「…ウッソ?起きてる?」
ウッソが寝付けないのを察知してか、スージィが小声で聞いた。
「…起きてるよ。」
「寒い?」
「大丈夫だよ。」

そうは答えたものの、ウッソの体は震えている。
「ウッソ、あのさ…」
「何?」
「…ベッド、…半分貸したげるよ…」

声しか聞こえなかったが、その申し出は妙に色気をおびていた。
ウッソはドキリとした。
「…スージィ…それって…」

「にひひ〜だってこっちのベッドも寒いもん。
 ウッソが入ってきたらちょっとは暖かくなるかな〜って。」
いつも通りのスージィの声。

「…スージィ…?」
「ささ、早く入った入った。風邪引いちゃうよ?」
スージィに添い寝をしてあげるのは今回が初めてではない。
とまどいはしたが、結局スージィの申し出を受けることにした。
47通常の名無しさんの3倍:02/04/16 21:20 ID:???
ドキドキ!
48通常の名無しさんの3倍:02/04/17 01:28 ID:???
GOGO!
49通常の名無しさんの3倍:02/04/17 02:04 ID:???
ベッドに入った2人は、しばらく黙ったままだった。
最初に口を開いたのはスージィだった。

「…ウッソ…あのね…」
「ん?」
「最近オデロの夢を見るんだ…」
「オデロの…?」

スージィにとって、オデロは実兄のような存在であった。
空襲で焼け出されてからは、いつもオデロがそばにいてくれた。
魚釣りを教えてくれたのも、ナイフの使い方を教えてくれたのも、オデロだった。

「けどね、特にこれと言って何もしないの。一緒にゴハン食べたり、魚釣りしたり、
 台所にオヤツ盗みに行ったり、モビルスーツの整備したり…」
「オデロはいつも、あたしのことを『最高の妹だ』って言ってくれるの。」

スージィの言葉が途切れた。
50通常の名無しさんの3倍:02/04/17 02:10 ID:???
あらすじはすでに決まっているのですが、書く時間がありません。
ゴメンナサイ。

というか、他の職人さん達の登場の妨げになってますか。なってますね。
   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ イッテキマス
 ∪   ノ
  ∪∪
51通常の名無しさんの3倍:02/04/17 02:11 ID:???
>>50
イカナイデ・・・・
   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ カワリニボクガイクカラサ・・・
 ∪   ノ
  ∪∪
52通常の名無しさんの3倍:02/04/17 18:14 ID:???
マッテマス
53通常の名無しさんの8倍:02/04/17 19:37 ID:???
イカナイデ・・・・
   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ カワリニボクガイクカラサ・・・
 ∪   ノ
  ∪∪
54通常の名無しさんの3倍:02/04/18 23:10 ID:???
食堂にて

ウッソは、シャクティと向かいあって食事を共にとっていた。
ガツガツガツガツ!!!!
シャクティ『そ・・・そんなに沢山・・・食べるの?ウッソ?』
ウッソ『だって、お腹がすいちゃって・・・ウッ』
食べ物が喉につかえて苦しみだしたウッソに、すかさず
シャクティ『たいへん!!ウッソ!これを飲んで!!』
牛乳の入ったコップを手渡すシャクティ
ゴキュゴキュゴキュ〜
シャクティ『大丈夫なの?ウッソ・・・??』
ウッソの背後に、スージィがそーっと近付き・・・
スージィ『うっそ!!!!(バーンと背中を叩く)』
ウッソ『ブ!ふぁ!!!』
シャクティ『きゃあぁぁぁぁぁぁぁ〜』
シャクたんの顔に牛乳が、勢いよくかかってしまった・・・
シャクティ『・・・ウッソ・・・』

通り掛かったオデロさんが一言
オデロ『ウッソぉ〜真昼間から顔射かぁ?濃い〜ヤツをたくさん、シャクティにかけやがって!』


出張版?でした(謎
55通常の名無しさんの3倍:02/04/19 02:17 ID:???
ウッソの位置からはスージィの表情はわからない。

「…スージィ?」
「…嬉しいんだよ…。ほめられて嬉しいんだよ……けど…」
「………」

ウッソはとまどっていた。スージィのこのような姿は見たことがない。

「ウッソ…。ウッソも、あたしのこと『妹だ』って言ったよね。」
「…あたしは、いつまでも誰かの妹でなきゃいけないの?」

ウッソは、かすれた声で答えた。
「…何を言ってるのか…わかんないよ。スージィ…」

「…わからなくても…いいよ…」
スージィはウッソの方に向き直った。

「抱っこして…ウッソ…」
56通常の名無しさんの3倍:02/04/19 02:18 ID:???
スージィはウッソの胸に体を預けた。

「…え…あ…その…」
ウッソは声にならない言葉をしゃべるほか無かった。
どういう経緯でこの状況に至ったのか、さっぱりつかめない。
ウッソは完全に混乱していた。

「…ウッソ…すごくドキドキしている…。ウォレン起きちゃうよ…。」
「…妹にこんなにドキドキしちゃいけないんだよ…。ウッソ…。」
スージィはいたずらっぽく笑った。

ウッソは、これまでに味わったことのない感覚に襲われていた。
頭の奥が痺れて、何も考えられない。
鈴の音の時とも、エンジェルハイロゥの時とも違う感覚。

「…手…」
不意にスージィが言う。
「手…見せて…」
スージィは、行き場を失っていたウッソの手を取った。
「ウッソの手、好きだよ…。暖かくて…柔らかくて…女の子の手みたい。」
そう言いながら、スージィはウッソの手をいとおしそうに撫でる。
57通常の名無しさんの3倍:02/04/20 01:20 ID:???
この後どうなるんだぁ!!ワクワク
58通常の名無しさんの3倍:02/04/20 19:32 ID:???
がんばってくださぃぃぃ!!
5956とか:02/04/21 01:43 ID:???
すいません。今日は某国家試験があるので書けてません。
と、言っても確実に落ちるのですが(つД`)

応援してくださってありがとう。そしてゴメンナサイ
 ∧||∧
(略)
60通常の名無しさんの3倍:02/04/22 00:24 ID:???
>>59
どっちも頑張れ!!
61通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:40 ID:???
「…ウッソ…。ウッソ、キンチョーしてる…?」
ウッソは答えなかったが、様子を見て明らかだった。

「あたしもおんなじ…。あたし、すごくドキドキしてる…。…ホラ…」
そう言って、スージィはウッソの手を自分の胸に当てた。

スージィの鼓動が衣服越しに伝わってくる。そして、わずかな膨らみも。
スージィの手がウッソの手から離れる。が、ウッソの『手』はスージィの胸を
触り続けていた。
『手』が、別の意志を持ったかのようであった。

「…くすぐったいよ…。」
スージィの吐息が徐々に熱を帯びる。
62通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:41 ID:???

「…ウッソ…もっと…ちゃんと……さわって…。」
「………」
『手』が、スージィのお腹の方から衣服の中に侵入する。

「…ん…」
スージィの肌は、汗でしっとりと湿っていた。
『手』が、小さな膨らみの頂上にある突起に触れた。

「…ん…ぅん…」
『手』は、衣服のせいで動きに制限が加えられていたが、
確実にスージィの幼い性感を刺激していた。

「…暑い…脱ぐ…」
スージィはウッソの胸の上に座るようにして、上着を脱いだ。
スージィの上半身があらわになる。
63通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:41 ID:???
自由になった『手』は、スージィの内腿をキュロットスカートの
布地越しに刺激を与えはじめた。

「…んぁん…あふ…」

『手』はスージィのそこが布地越しにも熱くなっているのがわかった。
『手』は容赦なくスージィを攻め立てる。

「…はぅ…あ…う…うく…」

ぱたり

ウッソの顔に水の雫がこぼれた。
64通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:42 ID:???
ぱた… ぱた…

涙。

「…ぅく…えく…」

スージィが大粒の涙を流している。
ウッソは急速に『心』を取り戻した。
「…スー…ジィ…」
ウッソは狼狽えた。スージィを傷つけてしまったと思った。

「……メンね……。」
スージィが先に口を開く。

「…ゴメンね…ゴメンね……ウッソ…あたし…ズルいよね…。」
スージィは謝罪を繰り返す。

「…スー…」
言いかけて、ウッソは理解した。そして自分の鈍感さを呪った。

自分では無かったのだ。

「…スージィ…ごめん…。」
ウッソは泣きじゃくるスージィの肩を優しく抱きしめた。
抱きしめた手はさっきまでの『手』ではなかった。

いつしか、2人は眠りに落ちていった。
65通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:43 ID:???
「ウッソもウォレンも!朝だよっ!起きなさい!」
スージィは、早朝の安アパート全体に響き渡るような大声で言った。

「…うぐ…朝から元気だねぇ…」
ウォレンはあくびをしながら答えた。

「……」
目覚めたウッソは、昨夜の事が夢だったかのように感じていた。
今のスージィからは、昨夜の雰囲気は微塵も感じられない。
いつも通りのスージィだった。

「ほ〜らほら。朝ご飯作っておいたよ。今日は2人とも仕事でしょ?」
「スージィ…送っていかなくてもいいの?」
ウッソが尋ねる。

「あ〜!絶対にあたしのことバカにしてる!一人でだって帰れるよ!」
スージィはふくれっ面で答える。
66通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:44 ID:???
「…いや…まあ…そうだけど…」
ウッソが複雑な表情をするのを見て、スージィはにっこりと笑った。
「大丈夫だよ、あたし。ありがとう。」
そういわれてしまうと、ウッソは返す言葉が無くなってしまうのだった。

「スージィ、料理上手くなったね。」
ウォレンが、スージィの作ったハムエッグとトーストをほおばりながら
スージィを誉めた。
「へっへーん、そうでしょ。シャクティに教えてもらったんだ。
 ほうれん草がポイントなんだよ。」
スージィが自慢する。

ウッソは、結局複雑な表情のままだった。
67通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:45 ID:???
「ここまででいいよ。」
ウッソは、スージィを町はずれまで送りに来ていた。

ワッパを進めようとするスージィに、ウッソが声をかける。
「…スージィ…あの…」
「何?」
スージィは立ち止まり、振り向かずに言った。

「あの…なんて言うか…その…」
ウッソは不明瞭な言葉を連ねる。

「オデロは、そんな奥歯にモノの挟まったような言い方、しなかったな。」
スージィは振り返る。
晴れやかな笑顔だった。

「スージィ…」
68通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:45 ID:???
「ねぇウッソ。」
「何?」
「シャクティとは、昨日みたいなことしたの?」
ウッソはとたんに真っ赤になる。

「…その…まだ…してないよ…。キスだけ…。」
ウッソは正直に答えた。

「じゃあ、あたしにもキスして。」

ウッソは、言われるままに、スージィにキスをした。
唇が触れるだけのキス。

「…シャクティ…ちゃんと幸せにしてあげてね…。」
スージィが言う。

ウッソは黙って頷いた。

「じゃね!また来るよ!」
スージィはワッパに飛び乗ると、カサレリアに向かって走らせた。

ウッソは、スージィの背中が見えなくなるまで見送った。

ウーイッグの町並みに植えられている街路樹の芽がほころび始めていた。
もうそろそろ出稼ぎをしなくても、生活が出来るようになる。

春はもうすぐそばまで来ていた。
69通常の名無しさんの3倍:02/04/22 03:49 ID:???
一気に行きました。一応完結です。
スレ汚しすいませんでした。

「ワケワカラン」「エロクナイ」「スレチガイ」「ジョウホウショリギジュツシャシケンオチル」
   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ イッテキマス
 ∪   ノ
  ∪∪
70通常の名無しさんの3倍:02/04/22 05:07 ID:???
>>69
まあまあ、逝くまでも無いですハアハア
71通常の名無しさんの3倍:02/04/22 21:30 ID:XJcU/fv6
>>69
むしろ
ハアハアです
72通常の名無しさんの3倍:02/04/24 07:48 ID:???
ガンバ!!
73通常の名無しさんの3倍:02/04/24 23:15 ID:???
保守age
74通常の名無しさんの3倍:02/04/26 07:46 ID:???
あがれぇぇぇ!!
75通常の名無しさんの3倍:02/04/27 00:09 ID:???
うをぉぉ、スランプじゃ、ネタがほすぃぃぃ!!
76通常の名無しさんの3倍:02/04/27 00:49 ID:???
Vのネタが好印象だた〜よ! 頑張れ、職人さん!
77通常の名無しさんの3倍:02/04/28 03:00 ID:???
がんばれぇぇ
78通常の名無しさんの3倍:02/04/29 09:41 ID:???
GWアゲ
79 :02/04/30 00:35 ID:???
うーん、ネタ提供をしたほうが良いのかな??
80通常の名無しさんの3倍:02/04/30 17:46 ID:???
>>79
その方がいいのでは
落とさせはせん、落とさせはせんぞぉ!!
【バレンタインデーの翌日】

「ソシエお嬢様でしょっ。最後に食べようと思っておいたいちごチョコ食べたの」
「いいじゃないの。義理とはいえ、いっぱいもらってんだから」
「いちごチョコは好物だから、とっといたのにぃ」
「そんなにいちご好きなら、あげるわよ」
「えっ、本当? あっ、んっ。そ、ソシエお嬢様、な、なにを」
「ほら、いちご」

そういって、ソシエは小さな舌を出す。

-----------------------------------------------------------------
さて、ソシエちゃんは何をしたんでしょうか(w
どこかで読んだことあるなぁ。
エヴァSSかなんかだったか?
84通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:40
【二日酔い・1】

「う・・・うーん。イテテテ・・・」
「あら、ウッソ起きたの?。オハヨ。」
「え?。マ、マーベットさん!!」

<FIN>

 それは犯罪です
85通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:40
【二日酔い・2】

「う・・・うーん。イテテテ・・・」
「あ、ウッソ。オハヨ!」
「え?。ス、スージィ!!」

<FIN>

 それも犯罪です
86通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:40
【二日酔い・3】

「う・・・うーん。イテテテ・・・」
「みんな、ウッソが起きたわよ」「「「「「オハヨ!ウッソ!!」」」」」
「え”?。シュラク隊の皆さん!!」

<FIN>

 うらやましーなぁ、オヒ
87通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:41
【二日酔い・4】

「う・・・うーん。イテテテ・・・」
「お風呂にするか!?お食事にするか!?選択しろ!!ウッソ!!! 」
「おかしいですよ、カテジナさん!!」

<FIN>

 なんかちがう
88通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:41
【二日酔い・5】

「う・・・うーん。イテテテ・・・」
「ウッソ・・・オハヨウ」ガバ!(真っ赤になって布団で顔を隠す)
「シャ、シャ、シャ、シャクティ!!」

<FIN>

 テメー、許さん!!
89通常の名無しさんの3倍:02/05/03 11:41
【二日酔い・オマケ】

「う・・・うーん。イテテテ・・・」
「やあ、御目覚めかい?。ローラ」
「え?。グ、グエン様!!」

<FIN>

 やめてくれ。
【教訓】:記憶が無くなるまで飲むな
90通常の名無しさんの3倍:02/05/03 14:12
「ソシエお嬢様、なにか楽器できますか?」
「できるわよ。」
「ソ!・・・ソシエお嬢様、なにを・・・」

----------------------------------------
ソシエちゃんは何を演奏したんでしょうか。
変な事想像した人、私と一緒に正座。(w
91通常の名無しさんの3倍:02/05/03 14:27
>>89 
実は酒に酔って記憶を無くすのではなくて、睡眠によって記憶を無くすらしい。
だから泥酔しても一人で家に帰る事が出来るんだって。もちろん寝たら忘れるけど。
つまり酔った勢いでヤルのも、あくまでも君自身の理性によるものだよ(w
92通常の名無しさんの3倍:02/05/03 14:34
>>91
ってことは、ウッソの理性って・・・・・。(w
93通常の名無しさんの3倍:02/05/03 16:57
「うーん、うーん、はっ」
「どうしたの? 悪い夢でも見たの?」
「うん、ちょっとね。って・・・何故となりにソシエお嬢様が・・・」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
自分のやったことは覚えておきましょう。
プルツーって有りでしょうか?
95通常の名無しさんの3倍:02/05/04 10:29
ソフトエロなら何でもオーケィ!!
9694:02/05/04 19:22
出来ました。
合計20レスくらいになると思われます。

エロと言うよりも「スカ」入ってるので嫌いな方は脳内あぼーんしてください。
プルツーはかつて無い危機に見舞われていた。
断続的に続く波状攻撃。
すさまじい肉体的&精神的ダメージ。
このときほど、キュベレイMk-IIが無力であることを思い知らされたことは無かった。

「ぐうッ…このあたしがッ…何でこんな目にッ!」
─────少し時を戻してみよう。

「今日の予定は…シミュレータによる脳波測定と…
 あ、その前にキュベレイのテスト飛行があるから。
 用意しておきなさい。」

熟年の研究員らしき女性が、プルツーに今日の戦闘訓練スケジュールを
手短に伝える。
まったく、愛想もくそもない。
プルツーは朝食を食べながらちらりと女性を見やった。

「プルツー、ひじをついて食べるのはやめなさい。」
女性が言う。
「何故だ?」
「お行儀が悪いからです。」
「ふん」

プルツーはひじをつくのをやめない。いつにもましてご機嫌ナナメだ。
女性は『やれやれ』といった表情をした。

「アイスが食べたい。」
唐突にプルツーが言う。
「もうすぐテスト飛行よ?あんまり食べると…」
「食べたいったら食べたいったら食べたいッ!!
 食べさせてくれないなら、出ないからね!」
プルツーはだだをこねる。
「わかりました。少しだけですよ。」
女性は食事係を呼びつけ、アイスクリームを持ってこさせる。
「私はちょっとテスト飛行の準備をしてきます。
 くれぐれも食べ過ぎるんじゃありませんよ。」
女性がその場を離れる。入れ替わりにアイスクリームを持った食事係が入ってくる。
「お持ちしました。」
無言で受け取り、もふもふとアイスクリームを食べるプルツー。

『プルツー、そろそろ出撃ですよ。準備なさい。』
スピーカから先ほどの女性の声が聞こえる。
「はいはい、わかりましたよ!」
プルツーはノーマルスーツに着替え、格納庫に向かった。

……後には綺麗に平らげられた「2000ML」と書かれたアイスクリームの
カップが残された。
─────で、現在の状況である。

『敵』
ここではそう呼称しよう。
まさに今プルツーを苦しめているのは紛れもなく『敵』だ。

MSの巨大化が進むにつれ、パイロットへの負担を減らすため、様々な試行錯誤が
繰り返された。MSへのトイレパック標準装備は、比較的早い段階で実装された。
しかし、それは量産機についてのみである。
キュベレイMK-IIについてはどうか。
キュベレイMK-IIは比較的大型のMSであったが、サイコミュを搭載するにあたって
否応なく巨大化したものであった。
更にニュータイプ専用と言うこと、稼働時間、設計者のポリシーもあいまって、
トイレパックは搭載されてなかった。
むしろ搭載されていては、作者が話の展開に困る。
…話を元に戻そう。

「ぐぅぅぅっ!何でッ!何でこのあたしがッ!こんな目にッ!」
プルツーはコクピットの中で誰に言うでもなく叫んだ。

『敵』の勢力は思ったよりも強大だ。
波状攻撃をかけ、確実にプルツーにダメージを与えてくる。
防戦一辺倒のプルツーには為すすべもない。

さっさとテスト飛行を中止して戻れば、この苦しみから逃れることも出来ようが、
プルツーは、あの女の『どうしたの?プルツー!』というヒステリックな叫び声が
キライだった。だから、テスト飛行をプログラム通りに終わらせて帰投しようと
考えたのだ。
「くそっ!このっ!このっ!このぉぉぉっっ!!」

宇宙空間に浮遊するターゲットを次々と落とすキュベレイMK-II。
その動きは鬼気迫るものがあった。
「これでッ12個めッ!」
ターゲットを脳内にイメージし、ファンネルに攻撃命令を出そうとしたとき…

…ぐるぐるっ

野生動物のうなり声のような音がプルツーの下腹部から聞こえた。
『敵』の攻撃だ。

「…くうっ!」
何とか今のターゲットは破壊できたものの、次のターゲットをイメージ出来ない。
プルツーの顔色は真っ青になり、背中には脂汗がにじんでいた。
「…はぁっはぁっ…はぁっ…」
プルツーは呼吸を整える。『敵』の攻撃は若干収まったようだ。
プルツーは自分のお腹に手を置いてみた。
この下に『敵』がいる。
この戦いに勝利するには、『敵』を体外に放出すればいいのであるが、
それを出来る場所は決まっている。そしてその場所はここではない。
ノーマルスーツには「おしめ」がついているが、それは液体を吸収する目的で
つけられているのであって、固体、もしくはゲル状の物質を無効化する機能は
無い。
プルツーは、自分が『敵』に敗れてしまった時のことを考えた。
尻の周りに広がる生暖かく、ねばねばした感触。
『敵』はプルツーの尻の谷間だけでは飽きたらず、幼い割れ目にも侵入しようとする。
ノーマルスーツ内に広がる異臭。
このお気に入りのノーマルスーツは廃棄せねばなるまい。

それだけではない。帰投後、ハッチを開ける作業員、他のMSのパイロット、
何より、あの女に笑われて、シャワールームに連れて行かれて
ノーマルスーツを脱がされて下半身だけ温かいシャワーで流されて
そのあとなんかみんなが妙に優しくて…

……ヤだッ! ヤだヤだヤだヤだヤだヤだヤだッッッ!

想像しただけで気が遠くなる。
「…何であたしがこんな目に遭わなきゃいけないのよッ」
思いっきり自業自得である。

いくらわめいても、叫んでも戦況が好転するはずもない。
むしろ悪化している。『敵』はさらに勢力を拡大しつつあった。

きゅぅぅぃ〜〜〜ごろごろごろごろ……

「はぅッ…あぅぅっんッッ!」
これまでで最大規模の『敵』の攻撃だ。
プルツーは、たまらず体を「く」の字型に折り曲げた。
『敵』の攻撃はそう長く続かず、再び小康状態に入る。
その昔、この『敵』の攻撃を「おなかの急降下」と表現したTVCMがあったが、
プルツーのそれは「おなかの大気圏突入」とでも言うべき状態であった。

『シャア少佐!助けてください!減速できません!!』
……プルツーは…なんかイヤな亡霊を見た。
自分の未来を暗示しているかのような亡霊を振り払い、次のターゲットを
イメージする。
「13ッ!」
ターゲットを破壊するファンネル。ターゲットは全部で15個。あと2個だ。

このような状況になってしまっては、一刻も早くターゲットを殲滅して
帰投するしかない。
プルツーはターゲットに集中しようとした。
だが。
ぎゅるるるり

「あぅっ!…ヤだ…ヤだぁッ…!」
『敵』の攻撃が再び始まる。
突然本体からの命令が途切れて、右往左往するファンネル達。
キュベレイMK-IIのコンソールに「脳波レベル低下」の警告が映し出される。

ぎゅるっぎゅるっぎゅるっ…

『敵』はなおもプルツーを攻め立てる。

………もうだめかも……もういいよね?……こんなにがんばったんだもの。
………もういいよね?

プルツーはふと自問自答した。『敵』の攻撃の激しさに気が遠くなる。
……朝食べたのは何だっけ?…アイスと…食パンと…ハムエッグ…
コーンサラダ……コーンサラダ!?

プルツーは我に返る。

「ダメだダメだダメだそれだけは絶対ダメだそんなことになったら『コーン』なんて
 あだ名つけられて戦場でそれが通り名になって由来聞かれてああもうあたし
 自殺するしかない!!」
プルツーの脳内で、どのような想像が駆けめぐったかはあえて書くまい。
ともかく、プルツーは『敵』の攻撃をなんとかしのいだ。
彼女を支えているのは、気力のみであった。その気力も尽きようとしている。
「…たすけて…誰か…誰か助けて…プル…助けて…」

プルツーは、自分で手にかけた姉の名前を呼んだ。

『どうしたの?もう一人のあたし。』
プルの亡霊がプルツーのそばに舞い降りる。
「…助けて…助けてよ…」
プルの亡霊は『ん〜』と考える仕草をして、
『あはは〜。我慢できなかったらしちゃえばいいのよ。
 あたし、よくやったよ?』
と笑いながら言った。
「…うるさいッ!!お前に聞いたあたしがバカだった!
 役立たずめ!もう消えろ!!」
『ひっどーい。そっちが呼んでおいて。
 ま、とにかくがんばってね〜♪』
プルの亡霊は姿を消した。
「くっそぉぉぉッッッッ!!」
気合いとともに、キュベレイMK-IIのファンネルが14個目のターゲットを落とす。
けっして『敵』の名前を呼んだわけではない。

…どいつも…こいつも…みんなキライだッ!…どっかいっちゃえ!!

キュベレイMK-IIがビームをやたらめったらに乱射する。
その一つのビームが偶然にも最後のターゲットを撃破する。

『──テストプログラム終了──』

機械的な音声が、プルツーに終了を告げる。

プルツーの瞳に希望の光がともった。

…終わったッ!帰れるッ!いける、これならッ!
キュベレイMK-IIは艦へ進路を取った。
あまり加速するとGがかかり、『敵』に有利になるため、慎重にアクセルを踏み込む。

……焦るな…ここでツメを誤っては元も子もない…

プルツーは自分に言い聞かせた。

艦を肉眼で確認できる距離になったとき、

ぎゅるっぴ〜〜が〜〜ごろごろごろ…

『敵』の総攻撃が始まった。
「うぐ…くそッ…もう少しなのに…がんばれ…がんばれあたし…」
プルツーは自分自身を励ました。
ノーマルスーツは汗でびっしょり。
我慢しすぎたせいか、割れ目の奥からは、透明な液体が分泌されていた。
『キュベレイ!聞こえているか!
 1番を開くから、そっちに着艦しろ。』
「…わかった。」
誘導員の指示に、平静を装って答えるプルツー。

…もうすぐ…もうすぐだ…あたしは勝てる!

いつになく慎重に着艦するキュベレイMK-II。この状態では少しの衝撃が命取りだ。

キュベレイMK-IIが艦に収まり、ハッチが閉じられる。
格納庫内のエアを充填している間がやけに長く感じる。

…早く…早く…早くッ
エア充填完了のランプが灯り、整備兵がキュベレイMK-IIにとりつく。
そのうちの一人がキュベレイMK-IIのハッチを開けてくれた。
プルツーは、ふわりと体を浮き上がらせ、コクピットから出る。
整備兵は二、三言プルツーに声をかけたが、プルツーはかまわず自分の部屋に向かった。あの女も出迎えてくれたが、「ああ」「うん」といった生返事を返しただけであった。

無重力の中を自分の部屋へと向かうプルツー。廊下がやけに長く感じる。
自分の部屋の前にたどり着き、自分の部屋のロックを外す。
慎重に、一つ一つ番号を押し間違えないように。
扉が開く。すぐ左手にあるドアを開く。
そこには、『敵』を殲滅できる最終兵器があった。
手早くノーマルスーツを脱ぎ、下着姿になった。
…ああ…あたしは勝った…勝ったんだ。

勝利の喜びを噛みしめながらパンツを下ろし、最終兵器に腰掛けようとした。


───そのとき

どどどどがーーーーーーん

艦全体に衝撃が走る。

「何事だ!」
ブリッジの艦長。
「左舷後方に岩が衝突しました!」
「損害状況は!?」
「L-253番からL-255番までの装甲板に若干のダメージ。
 艦内被害報告ありません。」
「損害は極めて軽微です。」
「よし、ウンがよかったな。」
損害は軽微?
果たしてそうであったろうか?

戦いは終わっていた。
激しい戦いであった。
誰にも知られることの無かった戦いであったが、戦いはそこにあった。
戦いの結果は、戦い合った両者しか知り得ないことであった。

だが、これだけははっきりしていた。
戦いの後、プルツーに残ったものは「快感」であったと。
プルツーの割れ目の奥から流れ出す蜜が、それを証明していた。
連続投稿警告がガンガン出てしまいました。
ラストは意図的に落としてません。読者諸兄のご想像でお願いします。

ちなみに…
無重力の状態で…すると噴出力で…その…なんだ…壊滅的に…。

   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ イッテキマス
 ∪   ノ
  ∪∪
118書き忘れ:02/05/04 19:39
↓への回答の一つでもあります
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/shar/1013703159/l50
プルツーがなんかかわ(・∀・)イイ!!
頼むからタイトルつけてくれ・・・・・・・・・・・
確かにタイトルつけとくべきだった…
ここですか桂正和を連想させるスレは
123通常の名無しさんの3倍:02/05/06 19:07
>>122
言いえて妙だな。
個人的には、赤松健系統も読んでみたいが。
124ショート・ショート:02/05/07 19:31
ソシエ「ん・・・。ロランッ、虫歯があるわよ」

何して気づいたんだか。(w
125通常の名無しさんの3倍:02/05/09 07:50
職人応援age
126通常の名無しさんの3倍:02/05/09 08:28
このスレ
妄想が激しいですね
君たちドーテイですか?
>>126
なぜ判ったんだー
新作期待
age
保全
>>124
黒人奴隷即売会で品定めをしてる時に。
132通常の名無しさんの3倍:02/05/13 07:41
>>132
勘弁してくれage
133通常の名無しさんの3倍:02/05/14 07:57
age
134通常の名無しさんの3倍:02/05/14 19:51
ソシエはロランのモノを掴むと先端をチロチロ…となめた。すぐさま粘ついた液体が舌に絡む。
ロラン「お嬢さんやめてください! 口でなんて汚いですよぉ」
ソシエ「そんなこと言ってるけど、こっちはあたしになめて欲しそうにしてるじゃない」
ロラン「そんなことされたら誰だって…ああっ!」
ソシエ「んっ…チュルジュル…はぁ…ん…れる…ちゅっ…」
ソシエの口端から一筋の滴が流れ落ち、あたりに卑わいな音が響く。
ロラン「もう…いいでしょ…っ。ハァハァ、こんな事やめてください」
ソシエ「(無視)あふぁ、ロランのって大きいのね。あごが痛くなってきちゃった。今度は…」
カリ…コリ 茎を握ったまま玉を口に含み、甘がみする。
ロラン「ううーっ…お嬢さん僕もう…」
ソシエ「クスクス、速いわね〜もう我慢できないのぉ〜? あたしが良いっていうまで我慢しなさいよ。あむっ…んっんんっ」
ロランの限界が近いことがわかるとソシエは顔を大きく動かし、わざと速度を上げた。
ロラン「うぁぁっ!? そんなに速くしたら!」
ソシエ「まだダメよ! 我慢できなかったらムチでおしおきだからね!」
ロラン「でもっ…もう…限界だっ!」
ちゅぽん
ソシエ「あっ! お姉さま何するのよ!」
キエル「まったく! お行儀悪いでしょ。ロランも落ち着きなさい。はいリンゴ飴」
ロラン「ありがとうございますキエルお嬢様ぁ。ひどいですよソシエお嬢さん! ああ、僕のリンゴ飴こんなに食べちゃって…」
ソシエ「ちょっとぐらい良いじゃない。ケチね〜」

祭りの屋台より
135134:02/05/14 19:52
スレの路線と微妙に違う気がする…ヽ(;´Д`)ノ ユルシテ
136ショート・ショート:02/05/14 19:59
マ「ウッソ、ちょっと・・・・・・」
ウ「なんですかマーベットさん」
マ「ちょっと耳貸しなさい。あのね(ゴニョゴニョゴニョ)」
ウ「え?どういう意味ですかそれ?」
マ「よしっ、まだ貞操は守られているな」


マーさん、狙ってる?(w
137小ネタ・W:02/05/16 03:17
デュオとカトル、なぜかワイ談中。

カトル「うーん‥女の子の胸は大きいほうがいいと思わない?」
デュオ「‥‥そうかぁ?やっぱり男のロマンは手のひらサイズの胸を責めることじゃねーか?」
かんかんがくがく


デュオ「おーヒイロ、ちょうどいい時にきたぜ。おまえ、女の子の胸は大きいのと小さいの、どっちが好みだ?」
ヒイロ「‥‥‥なんだ、それは」
カトル「ヒイロだって性欲くらいあるでしょう?どっちのほうに刺激されるかって話だよ」
ヒイロ「‥‥そんなくだらんことに興味はない。アイツのように触れたときにふるえてくれればそれで十分だ」



デュオ「‥‥おーいヒイさん、そのアイツって‥‥」
カトルが何で女に興味を持ってるのかと思ったら
ココはトロワスレじゃなかったのね…(w
職人さん待望カキコ
保全
kakiko
保守
143通常の名無しさんの3倍:02/05/21 10:13
hozenAGE
144 :02/05/22 20:06
age
145ショート・ショート:02/05/22 20:48
『Vガン3人組が大人になったら』その1

 会社の帰り、ウッソとオデロとウォレンが一杯飲んでいる。
ちなみに、3人とも携妻者になっていた。

ウッソ:「そろそろ、ぼく帰らないとシャクティが・・・」

オデロ:「なんだ早速お前、尻に引かれてんのか!
    いいか女にはな最初にびしっと躾とかなきゃだめだ。
    飲んで遅くなってもメシ・風呂・寝るぞの3つですませなきゃいかん
    なっウォレン」

ウォレン:「そうだよ」

 へえ凄いな、オデロはともかく、マルチナさん、けっこう勝気な性格
 なのになぁ
 ウォレン、大人しそうに見えるけど結構凄いんだ。
146ショート・ショート:02/05/22 21:04
『Vガン3人組が大人になったら』その2

 −オデロ帰宅−

オデロ:「ただいま」
エリシャ:「メシ」
オデロ:「済ませてきました」
エリシャ:「風呂」
オデロ:「結構です」
エリシャ:「寝るわ」
オデロ:「おやすみなさーい」

 ちっ外では格好いいこといちゃたが情けない・・・
 しかし、ウォレンは相槌うったが本当はどうなんやろ。
147ショート・ショート:02/05/22 21:05
『Vガン3人組が大人になったら』その3

 −ウォレン帰宅−

ウォレン:「ただいま」オドオド
マルチナ:「メシ!」
ウォレン:「ごめん、ゆるして、明日は必ずつくるから」
マルチナ:「風呂!!」
ウォレン:「出勤前に必ず洗っておきます」
マルチナ:「寝るわ!!!」
ウォレン:「今、布団ひきます」

 ううっこんなんだって恥ずかしくて言えないよ。
148ショート・ショート:02/05/22 21:05
『Vガン3人組が大人になったら』ラスト

 −ウッソ帰宅−

ウッソ:「ただいま」
シャク:「おかえりなさい」パタパタと出てきて上着を受取る
ウッソ:「メ・・・」
シャク:「食事、出来てる」ニッコリ
ウッソ:「ふ・・・」
シャク:「お風呂も沸いてる・・・一緒でいい?」顔を真っ赤にして上目遣いで
ウッソ:「寝・・・」
シャク:「ベットメイキングも終わってるの・・・」抱きついて

 何も言わせてくれないんだもんなぁ・・・(*^_^*)
>>145-148
激ワラタ
イイ!!
150ショート・ショート:02/05/23 18:55
「初陣前夜」@

とある日の事。
ウッソ達、子供全員用の大部屋にオリファーとマーベットが訪れた。

オリ「次の戦闘で、オデロとトマーシュにも出てもらうことになった。」
マー「後方での物資の運搬だけど初陣には違いないわ、頑張ってね!!」

不安と期待の入り交じった、複雑な顔をしてる子供達。
不安を紛らわせるつもりだったのか、オリファーがとんでもない事を言い出した。

オリ 「なぁに、不安だったら"お守り"を、女の子から貰っておけばいい。」
マー 「ば、バカ、子供相手に何を!!」
スー 「"お守り"って何?」
オリ 「これだよ。」

マーベットが止める間もなく、オリファーは手帳を取り出し広げた。
そこには・・・・・"縮れた毛"がセロテープで止めてあったのだ!!
一瞬静かになる子供部屋、だが、

マー「ば、バカーーーーー!!」バキィ

殴り飛ばされ、お空の星になるオリファーであった。
151ショート・ショート:02/05/23 18:56
「初陣前夜」A

翌日、るんたった気分のオデロが近づいてきた。

オデ「ウッソ、トマーシュ、チョットこっち来い!!」

手招きした物陰でオデロが手帳を広げた。

オデ「じゃーん!」
トマ 「あ”あ”・・・そ、それ」
ウッソ「まさか、エリ・・・」」
オデ「おうよ!!」

そう、オデロの手帳には"お守り"が貼り付けてあったのだ!

ウッソ「で、でもどうやって??」
オデ「ふっふっふ、昨日の晩チョットな」ニヤリ
トマ 「ま、ま、ま、まさっ・・・・・」
ウッソ「・・・・・・・」
オデ「ん、どうした?」

突然、ウッソとオデロが両手で口を塞いでイヤイヤをするので
妙だなと思い振り返ると、そこにはエリシャが・・・。

エリ 「あれほど人に見せないでって言ったでしょぉぉぉ!!」バキィ

多少、ガニ股気味で歩きにくそうな歩調で近ずくエリシャに
殴り飛ばされ、お空の星になるオデロであった。


●続きます。
>>151
ワクワク!
153 :02/05/25 23:12
age
154 :02/05/27 07:46
ガンバレーー
>>137
たしかに、ヒルデたんは手のひらサイズ系でドロシーたんは巨乳系という気がする。(w)
156ショート・ショート:02/05/29 22:09
「初陣前夜」B

一方、トマーシュは、欲しいと思いつつも、相変わらず告白できずにいた。
いつものごとく、真っ赤になってドモって肝心なことを言えないのだ!!

そんな様子を見かねたオデロが、実はエリシャに寝物語に話していた。
当然、エリシャからマルチナには伝わっていたのだが、肝心のトマーシュが
言い出せないのでは話にならない。
そこで、偶然、バッタリ出会うように、トマーシュとエリシャがセッティング
したのだが、はてさて、どうなるか・・・・・。

トマ 「マルチナサン、オマモリクダサイ・・・ダメダワケワカラン、ストレートニ、インモークダサイ・・・ヘンタイジャン・・・ブツブツ」

トマーシュが、まるで危ない人のように、独り言を話しながら歩いてると、
曲がり角で”偶然バッタリと”マルチナと出会ってしまった。

トマ 「ままま、マルチナしゃん!」
マルチ「トマーシュ!」

いつものごとく、真っ赤になってマトモに話せないトマーシュだが、マルチナも
エリシャからトマーシュが自分の事をどう思い、何を欲しているか聞いていたため
お互いが、目をあわせられないでいた。
しかしながら、オデロに、思いっきり焚き付けられていたトマーシュは、意を決して
マルチナに「お守りください」と、お願いするつもりでいた。
・・・が、人の往来する廊下である事も忘れていた。

トマ 「ままま、マルチナしゃん、あの、その、おま、おまま」

トマーシュが何を言うつもりなのか察したマルチナは、誰が聞いてるか解らない所で
話されたら堪らないと、すぐそばにあった備品庫にトマーシュを押し込んだ。
トマーシュの手を引いた時、思ったより手が大きく背が高い事に気づき(単に
マルチナがチビなだけだが)少し驚いたマルチナだった。
157ショート・ショート:02/05/29 22:10
「初陣前夜」C

小窓から日が差し、そこそそ明るい備品庫の中、トマーシュとマルチナが
向かい合っていた。
お互い、真っ赤になり何も言えずにいたのだが、トマーシュが意を決して切り出した。

トマ 「今度、戦闘に出るのは知ってるよね・・・・・でさ、その・・・おまも・・・」
マルチ「ストップ!・・・何が欲しいのか、お姉ちゃんから聞いてる・・・・・・
  でも、その前に、話す事が有るんじゃないの?」

マルチナが、すでに赤くなっていた顔を更に真っ赤にし、意を決し話すしたのを見て
やっと落ち着いたトマーシュ。
情けない自分を恥じつつ、一呼吸を入れ、落ち着つき、意を決して話す。

トマ 「マルチナさん、好きです、付き合ってください!」
マルチ「よし!、じゃ、アッチをを向いて」
トマ 「・・・・・・・・・・・・・??」
トマ 「こっちを見ないで、早くドアの方を見なさい!!」

なにが「よし」なのかさっぱり解らず、呆然としているとマルチナに怒られ、
無理やりドアの方を向かせられた。

マルチ「良いと言うまでこっち見ちゃダメだからね。」

一瞬、訳がわからず不満に思ったトマーシュだが、背中から微かに衣擦れの音が
聞こえてきた。もしかしてくれるの??等とドギマギしていると後ろから呼ばれた。

マルチ「こっち見ていいよ」

笑顔で『お守り』を手渡ししてくれるマルチナを想像しつつ、振り向くと・・・
158ショート・ショート:02/05/29 22:11
遅くなった上に、さらに続くとは・・・・・。
どこが、ショート・ショートなんだか。鬱だ。
159通常の名無しさんの3倍:02/05/29 22:13
ウォレンだろ
160ショート・ショート:02/05/30 20:05
あ・・・・・やってもーた。
回線切って、首吊って逝って来ます・・・・・。
帰宅/ウォーレン編、激しくワロタ。なっさけなーい アヒャヒャ
いいでつよ、このシリーズ。職人さんありがたう。
162通常の名無しさんの3倍:02/06/01 12:34
逝く前にガンガって欲しい!
職人さんガンガレ!
163通常の名無しさんの3倍:02/06/02 14:49
この調子でガンガレ!
またお願いします
165通常の名無しさんの3倍
圧縮直前age