すばらしい!
続きを期待、なのだ。
一度あげとこう。
140 :
通常の名無しさんの3倍:02/04/18 23:50 ID:UtD8ih06
すばらしい!
続きを期待、なのだ。
141 :
通常の名無しさんの3倍:02/04/20 01:27 ID:pgv3x6rk
一度あげとこう。
影武者キエルがサンベルトで交渉をやり直すと知ったハマーンは、それを阻止すべく
暗躍を開始した。
ロランをそそのかし、ミリシャを焚き付ける。ハマーンの得意とするところである。
会場を通り抜け、ソレイユへ潜入する。キエルを発見し襲いかかる。
「…女王になった気分はどうだ?え、キエル・ハイム!」
「それは、こちらの台詞です!ハマーン・カーンとやら!陛下の身体と入れ替わった
気分はどうです?迂闊でしたね記録をのこしたままとは、それとも、蛮族である
私に機械を扱えるわけがないとでも?」「な!」キエルの言葉にハマーンは虚を衝かれた。
「ほざけ!ならば、私が好きで入れ替わったとでも思うのか!」と叫ぶ。
争う二人と、事態の異常さに付いていけないロランとハリーは立ち尽くすのみだった。
そこにやってきたのは、アッカマン率いる完全武装のDC。銃口を二人の女王に向ける。
「精神状態が不安定な陛下にはこれ以上従えません。これより指揮は我らがとります。」
「アッカマン!(キエルを指して)この偽者を倒せば良いだけではないか!」
「先程申し上げたはずです。陛下にはこれ以上従えないと。偽者・本物はこの際
関係ありません!」
事実上の反乱であった。「…何だと。」ハマーンは愕然とした。
二人を連行しようというDCにハリーとロランは即座に行動を起こした。
即ち二人の奪還そして脱出である。
スモーの手の中でハマーンは“ここでも、私は裏切られ捨てられたのだな…”と
寂しく、一人うなだれていた。そのうち微かな鳴咽がキエルの耳に聞こえてきた。
キエルはそんなハマーンをそっとしておいた。
月とアメリアの戦争の小競り合いの回数は日増しに多くなっていった。
大抵は食料や物資をめぐる争いであった。ブルーノとヤコップという月の兵隊を
捕らえて聞き出したところ「月からの補給物資が来ないんですー。」と言うことだった。
斥候からの月からの輸送船の発着回数が減っているという報告もその言葉を裏付けた。
「月のアグリッパ・メンテナーだ。」混迷する状況を喝破したのはハマーンだった。
帰還作戦部隊の補給や月の維持を一手に引き受けるアグリッパ・メンテナー
そもそも、何百年にも渡って練られつづけたこの計画がこうも簡単に破綻するだろうか?
ならば破綻の原因は何処に?疑問の行きつく先は常にアグリッパであった。
私は月へ行かねばならない。月に全ての答えがあるのだ。ハマーンは決心した。
仮ではあっても、月の女王としての自分の立場と責任をハマーンは自覚していた。もし、元に戻れるとしてもそれまでは出来る限りのことはしなければならない。
たとえ民から見捨てられた女王だとしてもだ。
“月へ行ってアグリッパ・メンテナーと対決しなければならない。”と覚悟を決めた。
良スレになってきたなぁ
age
age te oko-
“シャングリラ評議会のツジ議員は辞職か否か?”「辞職に全額を賭けます。」「おおーっ」
黒歴史の知識を利用して、ディアナは賭博で軍資金を稼いでいた。
アクシズからマシュマーとミネバと共に脱出し、グレミーの執拗な追撃を躱し、逃げ込んだのが
シャングリラであった。賭けに勝って賞金を現金でもらい去っていくディアナを皆は畏敬を込めて「赤の女王」と呼んだ。1度ならず帰り道の途中で賞金を横取りしようとする者もいたが
女王に騎士は付き物と言わんばかりに、凄腕の用心棒(マシュマー)が不埒者を追い払った。
「しかし、軍資金を賭博で稼ぐとは前代未聞ですよ。ハマーン様」
「シッ。ここでは私の名はディアナ・ソレルですよ。うっかりハマーンの名を使って正体が
バレでもしたら…(微笑)」
「し、失礼しました!ハマじゃなくてディアナ様!」「それで、よしなにです。」
「しかし今回は少し儲かりましたね。」「かなりです!一生遊んで暮らせるくらいの金額ですよ!」
「…そうでしたか?」(あの金額を少し等とは…底知れぬお方よ。)とマシュマーは思った。
この間は、自分達が留守の際のミネバ様のベビーシッターを引き受けてくれるリィナ・アーシタに、
お礼にと大金を渡そうとして騒ぎになったこともあった。
「こんな大金いりません!」と真面目なリィナは驚いた顔をして自分にお金を返しに来たのだ。
「何で?…どれ、何だこの金額は!!ディアナ様これはあまりに相場とかけ離れていますよ?!」
「…そうでしたか?」キョトンとした顔で言う。
自分とリィナは顔を見合わせて、その後二人で相場を決めたのだ。
もっとも、リィナの兄であるジュドーは金を返す必要はないと、最後まで駄々をこねてたらしいが。
あれだけの大金を平然と貰おうとするジュドーもある意味で大物といえるだろう。(w
「ジュドーという少年かなり図太い玉といえましょうな。」
「ですから、あの子はZZを手に入れることが出来たんですよ(微笑」
「は?ZZとは?」
「何でもありません。ところでマシュマー。Zガンダムはいかほどの値打ちがあるのでしょうね?」
「そりゃあエウーゴの象徴みたいなMSですからね。安くはないでしょう。」
「そうですか(満足」
「お姉さん!儲け話ってなんだよ!」とジュドーと仲間達が尋ねて来る。
「あいつらを呼んだんですか?!ハマーン様!」
「今はディアナですよ。彼らは私が呼んだのです。さて。」
ジュドー達に、ディアナはニッコリと微笑んで告げた。
「うまくやれば、Zガンダムが手に入るという話ですよ。」
マシュマー・ジュドー他。全員絶句。
期待あげ
保守点検、安全第一。
宇宙、アーガマ・ブリッジ
「エンドラはどこだ?!」とブライトが怒鳴る。
「アクシズに戻るまでには、補給と修理が必要な筈だ。ええいマシュマー!何故、補給ポイントを
思い出せないのだ!エンドラの先回りが出来んではないか!」とマシュマーがうめく。
「捕虜が黙っててもらおうか!そもそもお前達が正体を早く明かしてさえいてくれたら…」
「すみません。まさかこんなことになるとは…」とディアナ。
「謝る必要はございませんよ。おい!我々はアクシズで、ネオ・ジオンではない。捕虜と呼ぶのは
やめてもらおうか!それに、この手の責任は連邦軍の軍人である貴公が取るべきだ!」
「何だと!アナクロ!」「やるか!無能艦長!ヤザンはそちらの軍人だろうが!」
「ティターンズはもはや連邦軍ではない!」「責任逃れか!」「この…!」
「いい加減にしてくれよ!ずっと喧嘩ばかりじゃないか。本腰いれてリィナ達を捜してくれよ!」
ジュドーがうんざりして言う。
「ジュドーの言う通りですよ。一刻も早くエンドラを見つけ、リィナとミネバ様を取返しましょう。
私も及ばずながら二人の救出に全力を尽くすつもりです。どうか、あなた達もよしなに…。」
「そう願いましょうか!ハマーン・カーン。大体ですね、あなたがグレミー達を抑え切れ…」
「よくも、ハマーン様に!Zを奪えなかった腹いせにミネバ様とリィナを攫ってエンドラ
に逃げ込んだのはそちらのヤザンではないか!同じ連邦として恥ずかしくないのか!」
「そこまで知るか!しかも奴が逃げるのに使ったのは隠してあったお前のMSじゃないか!」
「そうとも、私の愛機だった!折角直したのに、それも奪いおって…奴の代わりに連邦は私に弁償すべきだ!…この際だ、何ならZで代わりとしてもいいが。まあ今乗っているMK2でもいいけど。」
「連邦を代表して答えてやる。絶対にお断りだ!」
この騒ぎを知って子供たちがブリッジにやって来る。
「御免よ。あたしがヤザンにリィナやミネバちゃんのことバラさなければ…」とエル。
「…エルは気にしなくていい。」とジュドー
「しょうがないよ。エルはヤザンに脅されて無理矢理だったんだし。」とビーチャ
「…うん。」エルは力無く頷いた。
「そもそも、アイツより先にアーガマが来るの俺らが知ってたのが致命的だったんだよな。
アイツが疑るのも無理はないさ。」とモンド
「私がアーガマの事をあなた達に言わなければ良かったのかもしれません…こんな事になるとは
…これは私の責任です。」
思わぬ運命のしっぺ返しに後悔しながらディアナが呟く。
「お姉さんのせいじゃないさ…リィナやミネバのことはヤザンに隙を見せた俺たち皆の責任だ。」
頷く一同「お姉さんのおかげでMS乗りにもなれたしねー。」「あんたはボール乗りの間違いでしょ」
子供達のおどけた会話が始まった。
「ありがとう。ジュドー。子供たち」ディアナは心から礼を言った。
アーガマからZを奪おうとしたジュドー達が、結果としてネオ・ジオンを打ち破る。
ところがそれをより良く手助けしようとした結果がこれだ。
歴史通りヤザンがやってきたのは良いが、先に強奪準備を済ませた子供たちに疑いを持った
ヤザンがエルを脅して全てを吐かせたのだ。ヤザンは強奪の時に姿を見せず、その代わりに、
自宅に居たリィナとミネバを攫ったのだ。自分たちが強奪したZと共に戻ってきた時にはもう
手遅れだった…。宇宙へ出る前に、と必死で追撃するもマシュマーのMSを手に入れたヤザンは
強く、アーガマに事情を話し助力を得たにも関わらず、結局ヤザンはエンドラに逃げ込むことに
成功したのだ。
そして、今アーガマはグレミー達にミネバを渡させまいと傷ついたままエンドラを追撃している。
“ミネバ・ザビを保護せよ”という連邦の命令の元、ブライトも頑張るが先のエンドラとの戦い
で負傷してしまった。傷を押して指揮をとるブライトは痛々しかった。
一度、ブライトとディアナが偶然出会い、二人で話しをした時、
いつも怒鳴ってすみません。でもブリッジに、マシュマーや子供たちがいるとこっちも張り合いがあるんですよ。というブライトの言葉にディアナは微笑んだ。ブライトはその笑みに少し照れた。
騒ぎは一段落したようだ。ディアナは前方の宇宙を眺め、歴史の未知の領域に入ろうとする自分と
もうすぐ来るであろうZZに思いを巡らした。
その頃、エンドラ艦長室
「ワッハッハッハ。シロッコの奴が死んで、俺もこれまでかと思ったが。運命の女神はまだ
このヤザンを見捨ててなかったな! ミネバ・ザビに子守り付きとは気が利いてるぜ!
これなら、Zなんぞ要らんな!…いいぜ。また一旗あげてやるさ!ネオ・ジオンでな!」
「あの…ヤザンさん。お酒はほどほどに…ミネバ様を無事にアクシズへお届けしなければ…」
「ゴットン!この間、グレミーに画面越しで言われたろうが!今は俺が艦長だ!艦長と呼べ!」
「はい艦長…短い天下だったなあ(泣)」
ネオ・ジオン、アクシズ
「あのような男に艦とMSを与えてよろしいので?」とラカン
「ヤザンのことか。」とグレミー「はい。いくらミネバ様を奪還したとはいえ、あの男は…」
「有能だが信用出来んと言いたいのか?ラカン」「はい。」
「フッ。あんな奴でも使い道はたくさんあるさ。最悪、強化人間にするという手もある…無論、
我らへの忠義を叩き込んでな!さぞかし有能な手駒になってくれるだろうさ。」
すごい、戻っている!
157 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/02 14:52
てぃすと
158 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/02 20:40
でも、ハマーンとウィルの話無くなったね。
159 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/04 06:47
あげよしなに
どきどき
161 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/07 10:53
あげ
162 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/09 07:30
続きまだかな?
ハマーンとウィルの話ってどんなの?
保守
ハマーンがディアナになる前のこと。
アクシズでハマーンは核爆弾の使用について幹部の一人と話し合ったことがあった。
「…我々の今後の戦略において、核のカードは不可欠と言えるだろうな。」とハマーン
「…それは核の使用も含めてでしょうか?」と幹部
「勿論だ。政治的にも軍事的にも核は有効なカードだよ。“コロニー落し”に比べれば、
核のもたらす被害等、些細なものだ。それにうまく使えばデラーズのように一発の核で
多大な戦果を挙げる事もできる。(笑)」
「大勢の人間が死にますよ。味方を巻き込む可能性だってあります。」
「フ。味方の多少の損害も計算の内さ。」
「…人は数字ではありません。あなたはやはり政治家だ。現実を知らなさ過ぎます。」
「そうか…貴公の支持を期待したのだがな。…もういい。下がれ。」
ウィルゲムが飛翔してから、しばらく。DCとの戦闘の回数は多くなった。
機械人形ならともかく、宇宙船を手に入れたミリシャはDCにとって脅威と感じているのだろう。
たとえそれが、まだ月へ行くには調整不足な宇宙船でもだ。
「この調子ですと、月に行く時はもっと激しい攻撃を食らいそうですな。」というミハエルの懸念は
現実のものになりつつあった。出発寸前にDCからの総攻撃でもかけられたら、で無防備同然の
ウィルゲムはひとたまりも無いだろう。それだけは避けたいと誰もが思っていた。
ハマーンも例外ではなかった。何としてでも出発前にDCの戦力を削いで置かなければならない。
それが今のミリシャの大きな課題となっていた。
その頃、ロスト・マウンテン(LA)ではDCの調査隊が核爆弾を発見し大騒ぎになっていた。
DCと調査隊の通信を偶然傍受したハマーンは不敵な笑いを浮かべた。
“核爆弾。最強のカードだ。手に入ればDCも迂闊にはコチラに手を出せないだろう。”
ハマーンはDCより早くLAに行き核爆弾を手に入れるべく、グエン達に上申し、機械人形による
奪取部隊を編成した。しかし、気がかりな事がある。それは、グエン達もロラン達も核爆弾の持つ破壊力に対する認識が不足しているという事だ。グエン達はともかくロラン達にとって核爆弾は、伝説でしかなく、実際の威力を知らないのが原因だろう。
“それなら、それでもいい。なまじ知っていて、躊躇されるよりはましだ。”とハマーンは思った。
「いいか!私の言う通りにすれば、無事に作戦は終わる。それと核爆弾には私の許可無く触るな!」
「何故、触っちゃ駄目なんだよ?たかが爆弾だろ?」とギャバン
「危険なんですよ。」とロラン「見たことあんのかよ?それに危険じゃない爆弾ってあるのか?」
「それは…伝説に…」「もういい。あまりロランを苛めるな(苦笑)行くぞ!」
奪取部隊は出発した。
奪取作戦は成功した。調査隊は大して抵抗もせず、投降した。
核爆弾も皆生きており、すぐに使えるという。核というカードを手に入れハマーンは満足だった。
“さて、これらを運び出したら、どう使おうか?”本来の政治家としてのハマーンが首をもたげた。
ハマーンが心の中で核爆弾を弄んでいる、その時だった。DCが攻めて来たのだ。
事態を重く見たDCはこれまでにない規模で攻撃を仕掛けてきた。
「フン。まるで総力戦みたいだな。だがお前らには核爆弾は渡さんよ!」
ハマーン達は核爆弾を持って退却しようとしたが、DCの攻撃に一機づつ潰されていった。
その時、坑道から自分の分の核爆弾を持ち出そうとしたギャバンからハマーンに連絡が入った。
「…起爆装置が動いてるだと…攻撃のせいか?!…各機、緊急事態だ!今すぐLAから退避しろ!早く!!それと持っている核爆弾は捨てろ!誘爆の可能性がある!」
ハマーンは絶叫した。
誘爆を防ぐべく、ハマーンは自分の核爆弾を捨てると、味方の生存者を手に乗せ全速力で離脱した。
ターンエー、ボルジャーノン達もそれに続く。DCのMSが捨てた核爆弾を慌てて回収する。
坑道ではギャバンが核爆弾を坑道の奥に捨てようと必死になっていた。
でも、そんなギャバンのボルジャーノンを侵入したDCのMSが狙撃した。
LAは閃光に包まれ大爆発を起こした。そこにいたDCの大部隊も消滅した。
いち早く安全圏へ脱出したハマーン達は夜の“朝日”を呆然と見つめた。
ウィルゲイム・ブリッジ
「出発前にDCの戦力を削いで置かなければならない。この課題はうまく達成できましたね…。
一発でも残っていれば、こちらの最強の切り札になったでしょうに、残念でしたね。」
グエンはいつもの涼しい顔で帰艦したハマーン達にそう言った。
「だが、ギャバンを…味方を巻き込んでしまった…」と俯くハマーン。
「味方の多少の損害も計算の内だ。DCもあれだけの手駒を一気に無くしてしまえば、
当分の間は何もできんだろう。立派な戦果だ。」と満足そうにミハエル。
グエンとミハエルの言葉は、いつぞや自分がアクシズの幹部に言った言葉と変わらなかった。
どれだけの人間が死んだか。どんなに再生した大地を荒れたか。彼らは解っているのだろうか。
“…人は数字ではありません。あなたはやはり政治家だ。現実を知らなさ過ぎます。”
幹部の言った言葉の意味をハマーンは悟った。もし彼が今此処に居たら謝りたかった。
通路でハマーンはソシエと会った。
ソシエはギャバンの死を知ったのだろう。涙ぐんだ目でハマーンを睨み据えて、
無言で思いっきり平手撃ちをした。ハマーンは黙って受けた。
“…人は数字ではありません。”その通りだと思った。
その後、ロランと共に機械人形による船の周辺パトロールに出た。
LAの跡を望遠で見る。そこには巨大なクレーターが出来ていた。
“まさに死そのものだ…こんなものをカードにして、私は何をする気だったのだろうか?
…私は政治家というよりも思慮が足らない愚か者というべきだな(苦笑)…“
しばらくその光景を見つめていると、ロランから通信が入ってきた。調査隊がいるという。
ハマーンが行くと、そこには被爆し、既に虫の息の調査隊がいた。彼らのMSには核爆弾が
2発積んであった。最後の力を振り絞って調査隊長は核を捨てるようハマーン達に頼むと
そのまま息を引き取った。機体から降り、彼の最後を看取ったハマーンは彼の願いを叶えよう
と思った。もはや、ハマーンに核を自分や他の誰かのカードにしようという気はなかった。
結局。ターンエーのサイロに土と共に核爆弾を隠し、グエン達には内緒にした。
宇宙に出たら捨てよう。そうロランと決めた。それしか自分達には出来ないのだから…。
夜、ウィルにだけ、ハマーンは全てを告白した。
ウィルは黙って聞いて、それから力一杯ハマーンを抱きしめた。
ハマーンはそのままウィルの胸で泣いた。
>お詫び。
ロスト・マウンテンならLAでなくLMだった。
今、気がついた。うっかりミスです。
皆さん、スイマセンでした。
171 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/13 11:22
神なのでage
保守
173 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/16 12:01
定期age
もうそろそろ圧縮時期
神の到来を待とう
神よ〜
age
178 :
通常の名無しさんの3倍:02/05/23 15:26
そろそろかな
まだまだ〜
アーガマ、MSデッキ。
「ZZ出る!」
「おう、ジュドー頑張れよ!」とメカマン。「ああ!」
「MK2出るね!」
「エル、気をつけろよ!」とメカマン。「うん。」
「整備が遅れたが…Z出るぞ!」
「マシュマー、手前逃げんじゃねーぞ!」とメカマン。「騎士は逃げんと毎回言ってるだろ?!」
Zに乗ったマシュマーは、宇宙を駆けるZZを見ながら、いつものように、その場で作戦を
練らねばならなかった。正直言って、桁外れのMSの一つであるZZはそれ専用の作戦運用法が
必要であり、ディアナ様からZZが届く前に運用法を考えて置いてくださいと言われていたのに、
スペックや概要を聞いて、そんなMSなんて来ませんよ。と笑い飛ばした自分が馬鹿だった。
そのツケは今こうして、その場で作戦を必死で考えるとう形で返ってきたのだ。
パイロットの適正、チーム・ワークの形成と応用、訓練に次ぐ訓練、それら一切無しの状態で
戦うのは自殺行為。で、現在それでやっている自分達は“命知らずの馬鹿集団”というわけだ。
「あなたは隊長なのですよ。マシュマー。あの子たちをどうかよしなに、守ってくださいね。」
そうディアナ様に言われたものの、ジュドーたちの戦いぶりはお世辞にも良いとは言えず、
急ごしらえの作戦はうまくいった試しが無い。何よりもジュドーが言う事を聞かない。
そのフォローに走る自分はいつも命懸けだ。
「ハマーン(ディアナ)様、自分は隊長というより、保父さんという感じでありますよ(泣)」
「オイ、作戦区域に入ったぜ。何ぶつぶつ言ってんだよ。オッサン?」とジュドー。
「…気分悪いの?」とエル。
そーいや、何かのためにと通信はONにしておいたんだった。敵に傍受されてたって知るか。
連携やチームワークなど無くそのまま戦う自分達に隠すモンなんて無いんだ。
開き直って、それでも練った作戦を伝えるマシュマー。了解という声がするが当てにはならない。
敵が来た。
「よし、作戦通りに行くぞ!保父さんに付いて来い悪ガキ共!」
「保父さん?!ねえ、ところで作戦ってなんだっけ?」「そんなの関係ない!俺は勝手にやるぜ!」
これだよ。解っていたよ、お前らが人の作戦を聞いてないのは…。
まあいいさ。「好きなようにやらせてもらう!保父さんとして先ず、悪ガキのフォローだ!」
咄嗟にMK2を攻撃する敵を撃破すると、敵陣めがけてZは飛び出していった。
3機の虎の子MSがアーガマから出撃していく。最早、馴染みの光景だ。
出撃するMSを見ながら、「アーガマ、戦闘速度で前進!」と艦長席からハマーンことディアナが
クルーに的確にいくつもの指示を出す。「医療班、ブライト艦長の具合はどうですか?」
戦闘の傷か激務の過労ゆえか、とうとうブライトが倒れた。
以降、ディアナが、なし崩しにアーガマの指揮を取る事になった。上層部からの連絡の時は、
ブライトに艦長席に座ってもらい、連絡が終わったら、ブライトは医者の付添いで病室に戻って、
ディアナはどっこいしょと艦長席に座る。そんな変てこな日々が続いてた。
続き期待カキコ
| ageよしなにーず!
\
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ age
.., -ー-、.. ..,-ー- 、.. age
. 〈=◎=-,___> <___.-=◎=〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|(゚ー゚*|-| `i, i’ |-|*゚ー゚)| < ネタもないのに
⊂llこ,円(){.,!、ノヽ,!、.}()円、こll⊃|ageてよしなに。
. |== ∪、|^| |^|,U ==| \_____
〈_,〈__),ノ y' y'ヽ(__〉,_〉 age
. ∪ ∪ ∪ ∪ age
185 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/01 10:09
さがりすぎage
まだまだ〜!!
187 :
通常の名無しさんの3倍:
age