帰ってきた特撮ヒーローの華麗なる敗北

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1名無しより愛をこめて
旧スレ
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sfx&key=979484919
ヒーロー、登場、しかし、敗北、格好悪い、だから、せめて、華麗に、負けてね
2名無しより愛をこめて:2001/01/28(日) 21:44
勝率ワースト1のヒーローっていったい誰だろ?
3名無しより愛をこめて:2001/01/28(日) 21:47
少なくとも、G3は今ン所敗北率100パー。他に100パーの
奴いたっけ(藁?
4名無しより愛をこめて:2001/01/28(日) 21:59
投手の場合勝率5割、打者で打率3割、それで一流。
正義のヒーローは厳しいね
5名無しより愛をこめて:2001/01/28(日) 22:00
仮面ライダーは敗北することは許されんのだ!
(by 初代おやっさん)
6名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 02:39
タックルじゃねぇの?
7名無しより愛をこめて :2001/01/29(月) 04:20
ライブキングに腕を踏み折られるウルトラマンタロウ
・・・痛そうだな。
8名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 11:20
それならレオ一話で足を折られるセブンのほうが・・・
9名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 13:53
片腕もがれたゼロワン。ただロボットだからあまり痛みがあまり伝わってこないのが難点。
中身の人のわき腹が膨らんでいて片腕がコスチュームの中に入っているのまるわかりなのが
別の意味でイタイ。
10名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 15:25
バードンのくちばしでタロウをメッタ刺し☆
11名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 15:34
日が落ちて能力が低下しているところハカイダー四人衆にバイクで引きずりまわされるゼロワン。
12名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 16:47
やっぱり帰ってきたウルトラマンじゃない?。特に2匹の怪獣相手にしたときの勝率は半分以下じゃない?。
13名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 23:07
新マンが2匹の怪獣相手に対戦したのは以下のとおり。
サドラー&テッドン →勝ち
ツインテール&グドン →初戦敗退
シーゴラス&シーモンス →海に返す(ただし、初戦はシーモンスに敗退)
ナックル星人&ブラックキング →初戦敗退
ビルガモ&バルタンジュニア →勝ち(ただし、別々に登場)
コダイゴン&グロテス星人 →勝ち
ゼットン2代目&バット星人 →勝ち
5割はかろうじてこえているか
14名無しより愛をこめて:2001/01/29(月) 23:22
2匹の怪獣と闘う時点で劣勢になるのは仕方ないのでは?
初代ウルトラマンの時は怪獣がたくさん登場する話でもウルトラマン
と闘うのは1匹だったじゃない。
15名無しより愛をこめて :2001/01/29(月) 23:26
エースだってなかなか・・・
ドラゴリー&メトロンJr&ムルチ の時はフクロにされてたぞ。
(なぜよりによってムルチなのか理解に苦しむが・・・)
16名無しより愛をこめて :2001/01/30(火) 02:44
なぜかタロウは強かったよな。
改造ベムスターと、改造サボテンダーと、改造巨大ヤプール(藁
相手に勝ったぞ。
17名無しより愛をこめて:2001/01/30(火) 02:52
惑星を角砂糖一個分の大きさに変えてしまうという圧力があるバキューモンの体内。
これに耐えた新マンって……案外タフなんじゃねえか?
このスレであんまり大きな声ではいえないけど。
18名無しより愛をこめて:2001/01/30(火) 02:58
つまり、ブラックホールに放り込まれても大丈夫なのか?>新マン
19名無しより愛をこめて:2001/01/30(火) 03:00
2号の頃にゲスト出演で出てくるやいきなり負けたうえ
「諸君はこの青年を覚えているだろうか」と言われた本郷
20名無しより愛をこめて:2001/01/30(火) 05:29
>>16
しかしベムスターには初戦敗退だったぞ。
実際ベムスター倒したのってZATのようなもんだし。

テンペラー星人にとことんやられるタロウ、それをタロウの成長のためと助けに行かないウルトラ5兄弟。
・・・・・・
逃げまとう地球人のことも少しは考えろ・・・
21名無しより愛をこめて:2001/01/31(水) 03:34
あげ
22やられフェチ:2001/01/31(水) 03:48
ハイ、ちょっとごめんなさいよ。
mentaiサーバに取り残された「ウルトラの母」スレでリクエストを受けた
妄想が半分上がったんでUPさせてもらいますね。
 妄想スペクトルマンスレに書き込もうかとも思ったんですが、やはり
スレ違いになると思うんで・・・
23やられフェチ:2001/01/31(水) 03:49
【 妄想ウルトラマザー編(1) 】

■地球に送り込んだ息子タロウが怪獣ライブキングとコスモリキッドの挟み撃ちに遭い、
ウルトラの母は矢も盾も堪らず、銀十字軍団々長の職をかなぐり捨てて地球に飛ぶ。

 火の玉となって大気圏に突入したウルトラの母は、愛する一粒種の待つ戦場へと突き進む。
「タロウ、どうか無事でいて!今行きますよ-----!!」
 戦場の上空に達したウルトラの母が見たのは、二大怪獣の攻勢に防戦一方のタロウの姿
だった。力無くダラリとぶら下がった左腕を、右手で庇っている。骨を砕かれたに違いない。
「危ない、タロウ・・・・!!」
怪獣ライブキングが不気味な笑い声を上げながら、傷付いたタロウの腕を掴む。
「シュアあ、フウぅうううッ!!」
悲痛な叫び声を上げ、ライブキングに引きずり回されるタロウの首に、コスモリキッドの長い
舌が巻きつき締め上げる。
「スワアアァッ!ふアアアア--------!!」
右腕一本で必死に戒めを解こうとあがくタロウに、情け容赦の無いライブキングのボディー
ブロー。堪らずにがっくりと膝をつき、足元を流れる川に倒れ込む。コスモリキッドがその頭を
踏みにじる。
「おのれ、よくも・・・・・・!!」
倒れたタロウを満足げに見下ろす二大怪獣に、ウルトラの母は火の玉の姿のまま急降下、
猛烈な速度でライブキングとコスモリキッドに体当たりを喰らわせる。何に襲われたのかも
判らぬままライブキングは粉々に爆散し、コスモリキッドは衝突する前に高熱で川に溶け落ち
てしまった。ウルトラの母は地上に降り立つと、急いで息子のもとへ駆け寄った。ぐったりとした
タロウの身体を抱き起こす。
「タロウしっかり!私ですよ、判りますか・・・・・!?」
その声に満身創痍のタロウがうっすらと目を開けた。
「ああ、母よ・・・・僕は・・・僕は負けたのですね・・・・・・?」
初めて見る息子の虚ろな表情に愕然としながらも、母は努めて平静な口調で傷付いたタロウ
をいたわる。
「今は傷を治す事です、さあ、一緒に光の国へ帰りましょう」
タロウを横抱きにして立ち上がると、飛び立つ足場を求めてウルトラの母は川を横切ろうと
数歩進んだ。と、その足首が黒い手にグイ、と掴まれる。
「あアッ------!!」
咄嗟にタロウの身体を投げ出して自分の下敷きにするのだけは避けたが、自身は受身を取る
間もなく大地に倒れた。振り返った足元には、川面から頭と腕を出して自分を睨みつけている
コスモリキッドの姿があった。
「おまえは---------!?」
                                         ( つづく )
24やられフェチ:2001/01/31(水) 03:50
【 妄想ウルトラマザー編(2) 】

■浅い川底の何処に潜んでいたのか、コスモリキッドは水面から出した顔を醜く歪ませながら
ガラガラ声を張り上げた。
“おい、そいつをどこに連れてこうってんだ?邪魔するんじゃねえよ”
言いながらその全身を水面から現わす。かすり傷ひとつ負っていないその身体を見て、呆然と
なるウルトラの母。
「そんな・・・・私の身体の熱で確かに溶けたはず・・・・・」
コスモリキッドは掴んだままの足首をグイと引き寄せながら勝ち誇ったように笑う。
“オレ様の身体は溶けるも戻るも自由自在よ!おまえがぶつかる前にとっさに川に逃げ込んだ
という訳さ。くたばってなくて残念だったな!!”
自分の迂闊さに歯噛みしながらも、ウルトラの母は懸命に身をよじり、背後の敵に光線を放とう
と両の腕を構える。だが、大気を切り裂く息子の悲鳴にその動きは凍りついた。
向き直った彼女の眼前に、タロウの傷付いた腕を踏みにじるライブキングの姿があった。
「タロウ-----!!やめなさい、責めるなら私を・・・・」
木っ端微塵に吹き飛んだその身体をどうやって再生させたのか、目の前の敵に対する疑念と
怒りは、タロウを守りたい、これ以上傷付けたくないという想いに一もニも無く掻き消されていた。
“そうかい、オレ達の言う事を聞くってのかい?ならこのボウズは助けてやらんでもないなァ”
不敵にうそぶくライブキング、だがコスモリキッドは相棒に食って掛かる。
“おい、この青二才をブチのめして食っちまおうっていったのはおめェじゃねえか?今さら・・・”
掴み続けていた銀十字の闘士の足をギリギリとねじ上げる。
「うっ、くッ・・・・・うむゥ!」
軋む足首の痛みを懸命にこらえるウルトラの母を見下ろしながら、ライブキングは相棒に
目配せする。狡猾なその目の輝きに、さすがにコスモリキッドも相棒の考えを理解した。
ニンマリと笑みを交し合うと、ライブキングは気絶しているタロウを置いてコスモリキッドと交代
した。コスモリキッドは横たわるタロウのカラータイマーに片足を置き、万一の時に備える。
ライブキングは咳払いを一つし、努めて重々しい声でウルトラの母に命じた。
“立ちな、奥さん”
掴んでいた足を放し、女らしいまろやかな曲線の尻を蹴る。無礼なその振る舞いに、カッと頭に
血が登りかけるが、目の隅に横たわっているタロウを認めて辛うじて踏み止まる。今は相手に
逆らわず、タロウを救い出す機会を待つのだ。必ずその瞬間はやってくる・・・・・。
 だが、怪獣たちはそんな彼女の気持ちを見透かしていた。ライブキングはウルトラの母に後ろ
を向かせると、両手で反対側の肘を掴ませる。
(後ろ手に縛り上げるつもりね・・・・)
たとえ人質を取られていても、卑屈な態度だけは取るまい-----昂然と頭を上げて敵の戒めを
待つ母に、ライブキングは意外な言葉を投げかけた。
“よォし、これであんたの両手はピクリとも動かせねえ、エェ奥さんよウ?”
                                           ( つづく )

25やられフェチ:2001/01/31(水) 03:51
【 妄想ウルトラマザー編(3) 】

■(こいつ、何を言っているのかしら?触れてもいないのに私を縛り上げたつもり・・・・?)
敵の言葉の意味が判らず、当惑する銀十字団長は思わず振り返る。そのすらりと優美な肢体
に不釣合いなほど豊かに張り出した胸乳が、ごつい手指に掴まれた。
「ヘア、ウッ・・・・は、離しなさい!!」
思わず自分の肘を掴んでいた手を離し、ライブキングの手を振りほどこうとする。
“おやァ、不思議だなあ?オレは確かに奥さんの手を縛り上げたはずなんだが・・・”
ヘラヘラと笑いながら、たわわなバストを揉みしだく。
「何を訳の判らない事を!その汚い手をどけなさいッ!!」
だがライブキングは彼女がいきり立てば立つほど、落ち着き払っていくようだった。
“奥さんよォ、何かお忘れじゃあござんせんかねェ?あんたの態度しだいで可愛い息子の身に
 何が起こるか・・・・・・?”
言われてその身体が凍りつく。背後ではコスモリキッドが失神したままのタロウを引っ立たせ、
その首筋に歯を立てている。早くこの顎を閉じさせろ、その目が叫んでいる。
 ウルトラの母は敗北を認めない訳にはいかなかった。がっくりと肩を落とし、その手からも
力が抜ける。ライブキングはそんな彼女の心に容赦無く追い込みを掛けていく。
“あんたの手を縛ったのはな、「馬鹿には見えない鎖」ってやつなんだよ。無理にほどこうと
すれば相棒が息子の首を・・・・・”
「やめて!!わ、判ったからタロウに手出しはしないで!もう、逆らいません・・・・・」
眩暈がするほどの屈辱。非戦闘員とはいえ、銀十字団員数千人を束ねる自分が、いま下劣な
怪獣に屈服しようとしている。あの時なぜ真っ先にタロウにマザー光線を当て、傷を治してやら
なかったのか?そうすれば、少なくても足手まといになるような失態を演じるようなあの子では
ないのに---------!!
“ホラホラ、判ったら大人しく「縛られ」なよ。奥さんだってこんなに乳首立たしてさア、ナニゲに
 期待しちゃってたりして(藁)”
胸の頂の突起を太い指でひねり上げられる。
「アウッ!!こ、これは生体センサーです、相手の体調を調べる為の・・・・」
指の跡が残るほど肘を握りしめ、懸命に耐える。
“ほう、体調をねェ・・・んじゃ、ひとつオレ様のセガレの調子でも診てもらおうかな、と”
グイと腰を突き出すと、太鼓腹の下からこれまた醜悪な肉棒がにょいん!と飛び出した。だが
ウルトラの母の胸に届くほどの長さはない。突き出された性器に当惑し、ライブキングを探る
ように見上げると、怪獣は巨体を揺すって、
“気が利かねえなあ、見てるだけじゃ判らんだろう?触診だよ、しょ・く・し・ん!”
お下げのような頭の飾りをグイと掴んで強引にひざまずかせ、柔らかな乳房をえぐるように押し
当てる。ズン、ズンッと突き上げられ、たまらず仰け反れば、
“どうだい、銀十字の団長サマの診断は?”畳み掛けるようにチクチクとプライドにヒビを入れる
ような揶揄が投げつけられる。
「うッ・・・・・この、卑怯者!」
“おいおい勘違いするなよ、正直はおまえらの専売特許だろうが?”
横合いからコスモリキッドが口を挟む。見ればその長い舌がスルスルと伸び、あろう事かタロウ
の股間を這い回っているではないか---------!?
「な・・・何をしているのッ!?その子には手を出さない約束でしょう!!」
                                             ( つづく )
26名無しより愛をこめて:2001/01/31(水) 11:01
わはは(汗)
俺的にはウル母よりユリアン希望。
27名無しより愛をこめて:2001/01/31(水) 11:55
ウルトラの母、奥さんか・・・・・・。まあ、たしかに奥さんだな。
28名無しより愛をこめて:2001/01/31(水) 17:13
最終回でボロボロになって火花を散らすRVロボ
29やられフェチ:2001/01/31(水) 18:12
>>26
 お説ごもっとも。こちらも母の人間体がペギー葉山だと思うと妄想も大ブレーキ
なので、苦肉の策として勝手に人間体を由美かおるに設定して、どうにかここまで
漕ぎ着けた次第(w)。

>>27
 え〜、こういう下卑たノリっていっぺんやってみたかったもんで・・・・
目指せ三文エロ小説(滝汗)!後半も進めてるんでもう少しお待ちを・・・
30名無しより愛をこめて:2001/01/31(水) 22:59
ライブキングにはあの特徴的なバカ笑いもやって欲しいところ。
31ライブキング:2001/02/01(木) 00:12
ぼひょひょひょひょひょ♪
32名無しより愛をこめて:2001/02/01(木) 00:59
ZATはなにやってんだー
33名無しより愛をこめて:2001/02/01(木) 11:36
あげ
34やられフェチ:2001/02/02(金) 03:36
【 妄想ウルトラマザー編(4) 】

■ウルトラの母の必死の抗議を、ライブキングは柳に風と受け流す。
“おやぁ〜?そんな約束したっけかなァ、あんたが逆らったらタロウの命を貰うとは言ったがね、
 なあ相棒?”
“そうともよ、俺がこうしておまえの息子のセガレを・・・エェややこしいな!とにかく、イジクリ回し
 ちゃいけねえなんて約束はしてねえぜ!”
満足げに頷いたライブキングはウルトラの母に向き直ると、
“な、オレ様の言った通りだろう?いいじゃねえか減るもんじゃなし、ヒャアッハッハッハァッ!!”
“ぐわッはっはっはっはっはっ・・・・!!”
二大怪獣は巨体を揺すり、腹の底から笑い合う。その中間に立つウルトラの母は、一頭だけでも
耳を聾するような轟音をステレオで浴びせられる事になった。
「ああ、やめて!うあァ・・・・」
両手で肘を掴んだままでは、耳を覆う事も出来ない。ただでさえ鋭敏な聴覚は完全に過負荷の
状態となり、共鳴する恐ろしい笑い声に脳髄そのものを掻き回される悪感にウルトラの母は身を
悶える。怪獣達はそんな彼女の様子を面白がってどんどん距離を詰め、最後は母の身体を押し
包むとその耳元でゲラゲラと笑いを放ち続けた。
「ヘあァッ!ゥアウ・・・・あガ、はクゥゥ・・・・!」
狂ったように頭を打ち振って悶える銀十字のリーダーの胸乳を、再び鷲掴みするライブキング。
「ヌワゥッ、やめンンンウ!」
揉むというよりは握りつぶしにかかっているのではないか、そう思えるほどの恐ろしい力が
ウルトラの母の乳房に襲い掛かる。背後ではコスモリキッドが片手でタロウの折れた左腕を、
もう片方の手で母の両手首を束ねて掴み、逃げる事を許さない。長い舌はタロウの股間を離れ
て彼女のそれに取り付き、嫌な臭気を放つ唾液をネトネトと塗り広げていく。
“オウ、気が利くじゃねェか相棒!じゃ、お先に一本抜かせてもらうぜ”
ウルトラの母の胸をゴリゴリと揉んだまま、ライブキングはその陽根を彼女の股間にあてがった。
“相棒のヨダレはな、これでなかなか具合のいいローションなのさ。今まで辛かった分、気持ち良く
 してやるぜ、奥さん”
ライブキングの言う通りだった。息子の危機を知って光の国を飛び立った時から、彼女の心は不安
で張り裂けんばかりだった。地球に着いた途端に目にしたタロウの無惨な敗北に打ちのめされ、
怪獣共には屈辱的な言葉を浴びせられ、そのうえに女性を象徴する部位に今まで受けた事も無い
ような暴行を加えられたのだ。情熱的ではあるが優しさに満ちた夫の愛撫しか知らぬ彼女には、
到底受け容れ難い凌虐と言えた。それら全てが僅か数刻のうちにその身の上に起こったのだ。
低劣な怪獣に指摘されるまでもなく、心身共にウルトラの母は疲れきっていた。脳を掻き回すよう
な下卑た笑い声が、耳にこびりついて離れない。それが彼女の心から集中力を奪い取っている
事に、しかし彼女は気付いていなかった。
                                      ( つづく )


35名無しより愛をこめて:2001/02/02(金) 04:39
>>32
スカイホエールに搭載する巨大電動こけしの完成待ち。
36名無しより愛をこめて:2001/02/02(金) 05:09
↑コンドルとスワローには巨大手錠をってか?(藁
3735:2001/02/02(金) 05:31
問題は、せっかくボール・ギャグを作っても、
ウル母の口には、はまらんということだ。
38やられフェチ:2001/02/03(土) 22:15
どーも、外道デス(w
>>35=>>37殿
 確かにTV版のウルトラさんは口が開きませんが、はばかりながらこちとら
妄想屋でござんす。マクー空間の如く、我が妄想世界の中では全ての要素は
ヒーロー・ヒロインをいたぶる為に都合の良いベクトルを向かせる事を大前提
としておりますんで、どうかご安心を。
律儀だなあ(w
40南夕子フェチ:2001/02/04(日) 00:58
もえたぎった炎の剣がエースの左胸を貫通。
ビクンと悶絶するエース。これほど衝撃的だったシーンは俺の脳裏には無い。
ファイヤーモンスよ、よくぞやってくれた。
夕子が変身していたらなぁ
戻ってきてくれ南夕子隊員
41こっちへ来い:2001/02/04(日) 01:10
42南夕子フェチ:2001/02/04(日) 01:49
逝きましょう
43名無しより愛をこめて:2001/02/04(日) 01:58
次はウルトラマンエース夕子Ver.のスレ出来そうだな・・・
44名無しより愛をこめて:2001/02/04(日) 23:30
age
45名無しより愛をこめて:2001/02/05(月) 00:13
すまん。つづきをつづきを (目まで光を失いつつある
46某ピンク:2001/02/05(月) 00:17
イったヮ・・・
47名無しより愛をこめて:2001/02/05(月) 20:31
フラッシュキングがザ・ズコンダに破壊されるシーンは、本当に鮮烈だった。
48名無しより愛をこめて:2001/02/05(月) 21:47
初めて巨大化して大苦戦の末ゼロンを倒すがナヨナヨばったりっと倒れ伏すスペクトルマン
は、本当に鮮烈だった。
49名無しより愛をこめて:2001/02/06(火) 20:47
結構トラウマになるんだよな、こういうのってさ
50名無しより愛をこめて :2001/02/06(火) 20:51
スノーゴンにバラされた新マン。
あの“ゴリリッ”という効果音が耳から離れない
51名無しより愛をこめて:2001/02/06(火) 23:05
血まみれタロウ
52名無しより愛をこめて:2001/02/06(火) 23:11
やられフェチどん、続きはまだかいな?
53はっは:2001/02/07(水) 00:53
 だったらもっといろんなシリーズも期待!!!!
54名無しより愛をこめて:2001/02/07(水) 01:32
さあて、こんどこそアイアインキングかぁ?
55名無しより愛をこめて:2001/02/07(水) 13:26
age
56名無しより愛をこめて:2001/02/07(水) 13:34
>55
あげんなデブ
57名無しより愛をこめて:2001/02/07(水) 13:34
>>54
陵辱されてるヒマ無いんじゃないのか?
58やられフェチ:2001/02/07(水) 21:11
ぬぉおおおお〜スマヌう皆の衆〜〜ッ!!
ゆんべとは仕事がどーにも終わらんで全然妄想出来んかったあああ!!!
今夜もこのレス以外はホーム(スペクトルマンスレ)に詫び入れるしか出来そうに
ありもは〜ん!!
 ウル母妄想はあと1回でカタ付けるんで、もちっと待っててちゃぶ台・・・って
ダジャレってる場合かオレエエエエ!!
59名無しより愛をこめて:2001/02/08(木) 12:46
やられage
60NGより愛をこめて:2001/02/08(木) 16:51
へっへっへ。
61名無しより愛をこめて:2001/02/08(木) 23:27
>>58
助けに来たユリアンとアンドロフロルにも・・・
62名無しより愛をこめて:2001/02/09(金) 01:05
>>40
剣がエースの胸を貫いた瞬間、ピクンと反応するエース。
絶叫とともにゆっくり倒れうめき声とともに絶命(胸には燃えたぎる剣)!!!!!
ウルトラ兄弟中最高の壮絶死シーンです。
63名無しより愛をこめて:2001/02/10(土) 00:53
やられフェチさん、エースもいたぶって
64名無しより愛をこめて:2001/02/10(土) 04:13
エースのブロンズ像を持ち帰って、股間なでまわしたかった。
65名無しより愛をこめて:2001/02/10(土) 06:05
改めて、新マンがやられる姿やジェロニモンの羽矢が胸に
刺さって苦しむ初代ウルトラマンをエースに置き換えて妄想
するともう一度抜ける。
逆に、ファイアモンスが新マンの胸(股間?)を貫くのも新鮮。
66やられフェチ:2001/02/10(土) 20:26
>>61 え〜、せっかくのご要望なれど、それやると途方も無くダラダラと書いて
   しまいそうなんで今回は勘弁して下さい(汗)。

>>63 お気を悪くなさらないでほしいんですが、ウルトラ戦士の中でもエースが
   いちばん苦手なんですワタシ(冷汗)。「夕子のピンチ研究家」さんに
   お願いしてみた方がいいの出羽?ご期待に沿えずすんまそん・・・・

 
67名無しより愛をこめて:2001/02/10(土) 22:50
>>やられフェチ
 仕事選ぶなよ、プロなんだから。
68やられフェチ:2001/02/10(土) 23:07
>>67
 ワラタ。
 でも今のところビタ一文貰ってませんゼ、ギャラ(w
69名無しより愛をこめて:2001/02/10(土) 23:14
>>68
「プロ」ってのは最大級の賛辞だよ、頼むよ。
70はっは:2001/02/11(日) 01:11
私もお待ちしてまーす
71名無しより愛をこめて:2001/02/11(日) 01:22
>65
新マン股間突かれて悶絶&炎でドテ焼き状態萌え萌え。
太陽エネルギーいくらあっても足りんわ。
72名無し:2001/02/11(日) 02:59
タロウとゼットン
 タロウとファイヤーモンス
 新マンとバット星人
 セブンとナックル星人
        けっこういろいろあったよ
73やられフェチ:2001/02/11(日) 17:35
え〜、度重なるリクエスト並びにヨイショ(笑)に負けました。
あくまでも自分の土俵で相撲を取らせてもらいますんで、登場するキャラクターや
怪獣についてはいっさい突っ込まないで下さいヨ。結局これで午後が潰れちゃった
んですから・・・・
74やられフェチ:2001/02/11(日) 17:35
【 妄想ウルトラマンA編(夕子Ver.1)】

■月の王宮に変事を知らせる使者が駆け込んでから数刻、南 夕子は女王専用の連絡艇に乗り込み、
現場へと急いでいた。突如現れた巨大な怪物に、鉱石の採掘場が全滅させられたという。尚も怪物が
現場に居座っているとの報告に、彼女は立ち上がった。今この月世界に、ウルトラ戦士としての力を
発揮出来る者は自分を置いて他に無い。それに、平和が続く月での暮らしに少々飽きつつもあった。
この災禍を自分の手で解決し、ルナリアンの心を引き締める事が出来れば・・・月世界の王としての
政治的な判断もあり、止める家臣を振り切っての出動であった。

「陛下、間もなく現場上空です」パイロットの報告に頷く夕子。
「よし、全周を警戒しながら接近しなさい」
 自身も後席から天地を素早く見回しながら、ふと夕子は地球での日々を、TACの隊員として地球
防衛の為に奮闘した日々を思い出す。そう、あの頃は毎日がこうした緊張の連続だった。そして自分
の傍らにはいつでも彼が、北斗星司がいた・・・・・
 一瞬ではあったが夕子の目が自分の内面に向いた、その瞬間を狙い澄ましたかのように、連絡艇に
向けて赤い光弾が放たれた。夜を迎えつつある月面の、クレーターの陰に隠れての巧妙な射撃に、
連絡艇はひとたまりも無く撃墜された。
「しまった!・・・・脱出ッ!!」
パイロットの操作よりも早く機外に自身を射出した夕子は、素早く座席を蹴って身軽になり、飛行服
の手袋を投げ捨てるのももどかしく、両の手にある指輪を打ち合わせた。
「ウルトラ・タッチ-------!!」
悠久の月の歴史上、空前ともいえる閃光に包まれて、ウルトラの血と意志を継ぐ守護神が出現する。
すらりと優美なその身には、しかし満々たる正義貫徹の決意が漲っていた。油断無く身構えた女神は、
クレーターの底に潜む敵に、凛とした大音声で呼ばわった。
「月世界の安寧を乱す不届き者よ、女王の名において命ずる。卑怯な振る舞いを止め、直ちに姿を
 見せよ!」
と、クレーターの脇の岩陰から、ゆらりと姿を現わした人影があった。ルナリアンとは違う人相の
その者は、Aに向かってうやうやしく一礼する。
“これはこれは、女王陛下がわざわざのお出ましとは・・・いや、恐れ多き事にて・・・”
                                      ( つづく )
75やられフェチ:2001/02/11(日) 17:36
【 妄想ウルトラマンA編(夕子Ver.2) 】

■現れた怪人物に、ウルトラマンAは月の女王として問うた。
「その方、何者か?何ゆえ採掘場を襲い、無辜のルナリアンの命を奪ったのか?有り態に申せ」
顔を上げた異星人は、自分を睨み据える女王の峻厳な眼差しに臆する事もなく、むしろ彼女とのやり
取りを楽しむかのような陽気さで答えた。
“はい、やつがれはザンパ星よりまかり越しましたる地質学者でございます。当地で産出される鉱石、
 ルナリウムについて研究致しておりました。先日見つけた鉱脈を助手と共に掘り進むうち、反対側
 から採掘をされていたお国の皆さんに気付くのが遅れまして、施設もろとも破壊してしまいました。
 ええ、まったくの偶然、残念極まりない事故と申せましょうか・・・・”
慇懃無礼な口調ながら、その眼には反省の色もなく、その身からも悔悟の念は立ち昇ってはいなかった。
怒りを抑えて女王は尋問を続ける。
「この件を事故と申すのか?その方にルナリウム採掘の許可を与えた憶えはない。そもそもお前とその
 助手の入国の報告を、私は受けておらぬ」
“では陛下、この機会に私めにそのお許しを頂戴しとう存じます。亡くなられた方への補償は、我が
 研究の成果でもって充分にさせていただきますれば---------”
「黙れ慮外者!!資源の開発は本来人の幸せの為に行うもの、死者の骸の上に築いた繁栄が、長続き
 すると思うてか!?金で命を購おうとするその方の申し上、いちいち許し難い!おまえの助手共々
 この場で成敗してくれる、さあ、そのそっ首を差し出せイ!!」
死者の尊厳を泥足で踏みにじるが如き言葉に、Aは遂に怒りを爆発させた。エネルギーを込めた手を
振りかぶり、ずい、と敵に近付く。
“やれやれ、またずいぶんと荒事のお好きな女王様だ・・・”
自分が生命の危機に直面している事など意にも介さぬように、ザンパ星人は肩をすくめると、傍らの
クレーターに控えた「助手」を呼んだ。
“オイ、責任を取れとの女王様のお言葉だ、出て来てお詫び申し上げろ!お慈悲にすがるんだ”
漆黒の闇に沈むクレーターの底から、名状しがたいおめき声が湧き上がる。次の瞬間、その闇と見ま
ごうばかりの巨大な黒い塊が、火山の爆煙のように噴き上がった。
「 ------------!! 」
巨体に似合わぬ跳躍力でAの間近に降り立ったのは、巨大なカボチャを乱雑に積み上げたかのような
醜悪な生き物だった。
“お初にお目もじ致します、我が忠実なる助手のペテロにございます。さあペテロ、お前からも陛下に
 ご挨拶しないか!”
言われてペテロはしおらしくそのブヨブヨとした巨体を屈める。と、その口とおぼしき穴から赤熱した
光弾が放たれてAの足元に炸裂した。
「わッ------!」
 咄嗟にジャンプして避けるA。
“あっ、誤解なさらないで下さい!こいつは何か喋るとその言葉が熱線になってしまうんです。先ほど
 陛下の艇を撃ってしまったのも、何か近付いてくるのを私に教えようと声を上げてしまって・・・”
弁解するザンパ星人の語尾に嘲りの笑いが滲む。Aとてそんなふざけた言い訳を聞く耳は持たなかった。
「問答無用---------!!」
                                       ( つづく )
76やられフェチ:2001/02/11(日) 17:37
【 妄想ウルトラマンA編(夕子Ver.3)】

■一旦跳び退って間合いを取ったAは、疾風のように駆け寄るとペテロに連続パンチを叩き込む。だが
ブヨブヨした身体が拳の威力を減衰させてしまい、手数の割には相手へのダメージは少なかった。
「おのれ、ならば・・・!」
中天高く跳び上がったAは、着地の瞬間にペテロの脳天に必殺のチョップを見舞う。しかし彼女はここが
月面である事を忘れていた。地球に比べて6分の1しか引力のない月世界では、上空からの攻撃に位置
エネルギーという余得は付かない。女の体格と質量では、地上で繰り出す技の方がまだ効果がある事を、
月に帰って初めて変身した夕子は理解していなかったのだ。
「うッ、ク・・・は、離せッ!!」
“女王様に触れて頂いた喜びに、ペテロめ打ち震えておりますぞ”
柔らかい体に受け止められた右手が、頭の中に潜り込んだまま引き抜けない。そのうえ手首を絡め取った
筋肉が収縮し始め、グイグイと月の女王の右手をねじ上げていく。
「ンぬゥウ・・・フアアアッ---------!!」
苦し紛れに頭部からビームを撃とうと構えたが、すかさずペテロが熱線を放ってビームランプを破壊して
しまった。添えていた左手の指も焼け焦げてしまう。
「うぁウ!こ、こんな・・・・」
“・・・筈では無かった、そう仰りたいのですか、陛下?我らを滅するなど容易な事と・・・冗談では
 ありませんぞ、我々には大望がございます!この月に一大拠点を築き、ルナリウムのエネルギーを利用
 して地球の気象をコントロールし、邪魔な先住生物のみを殲滅する。我がザンパ星人の宿願である地球
 征服を実現する為にも、我々はここで躓く訳にはいかないのです・・・・・”
地球、と聞いてAの顔色が変わる。大切な人々の暮らす第二の故郷、指一本触れさせる訳にはいかない。
「ち、地球になど、行かせぬ!私の名誉に掛けても、ここでお前達・・・」
軋り出すような言葉を遮って、ゴキ、ボリリッと嫌な音がした。
「わあアアアアッ、ンオオオオォ--------!!」
ペッ、と吐き出すように離された右の手首を抱えて転げ回るA。その手はあらぬ方向にねじれたまま、
ダラリと下がっている。大地に跪き、懸命に痛みを堪えるAを、ペテロは黙って見下ろしていた。
“ご無礼お許し下さい、陛下。ですが、ルナリアンと事を構えるつもりはございません。我等はこの地
 より一歩も出ない事をお誓い申し上げます。どうかお目こぼしを”
月の女王として、ウルトラ戦士として、その言葉を受け容れる訳にはいかなかった。たとえ敵わぬ相手
だとしても・・・・Aはペテロと星人をキッ、と睨みつけると、昂然と頭を立てて言い放った。
「うぬ等の野望通したくば、我が屍を踏み越えよ!!」
焼け爛れた左手で脱臼した右手を掴み、元の角度に戻すとそのまま右肘を膝に打ちつける。ゴキャッ!
「グあぅ!オ、ああァッ・・・!!」
脳天まで貫くような痛みに叫びながらも気力を振り絞って立ち上がり、懸命にファイティングポーズを
取る。
“陛下、お覚悟良ぉ〜く判りました。そういう事ならこちらも本気で参りますぞ、ペテロ!!”
手下に言い捨てて戦場を駆け去るザンパ星人が、腰のベルトから何やら装置を取り出した事に、Aは
気付かなかった。
                                       ( つづく )

77やられフェチ:2001/02/11(日) 17:38
【 妄想ウルトラマンA編(夕子Ver.4)】

■改めてペテロと対峙するウルトラマンA。だがその強力な数々の光線技を操る両手は傷付き、握力
さえ半ばは失われていた。手近な丘の頂きに駆け上ったザンパ星人が、彼女の戦力の激減を見透かして
揶揄する。
“さてさて、威勢だけはよろしいようだが、どうやって戦うおつもりかな?ご自慢の光線技も、その
 手で撃ち出すのは難儀でしょうなァ”
あくまでも慇懃無礼なその物言いが、月の女王の神経を逆撫でする。
「困難に打ち克つのが我等ウルトラ戦士の務め、そして我等の誇りだ!思い知れ!!」
気高く叫ぶ彼女の声が悲鳴に変わる。ルナリウム鉱を含んだ岩塊が跳んできて、彼女の無防備な背中
を直撃したのだ。
「馬鹿な!なぜ後ろから・・・・!?」
考える暇は与えられなかった。採掘場に転がる無数の岩塊が次々にフワリと浮き上がり、Aめがけて
殺到してきたのだ。あるものは一直線に、あるものは急激にその軌道を変えながら、四方八方から
襲い掛かる礫(つぶて)に、防戦一方のウルトラマンA。
「うグ!くッ、この・・・・グハッ!!・・・・あうッ・・・・」
“いかがですかな、先祖伝来の遠隔指示器による「ルナリウムの舞い」は?ウルトラセブンに倒され
 た先代の品を改良した最新バージョンでございますよ・・・・”
比重の大きなルナリウムをたっぷり含んだ重い岩の塊が、Aの肩に、腰に、手足に衝突する。ひと際
大きな岩が避けきれずに頭に当たり、一瞬意識が遠のきかける。すかさず殺到した二弾が、ふくよか
な両の乳房を押し潰さんばかりに激突した。
「グわゥ!!や、やめて・・・・!」
反射的に胸を庇った両の手に、駄目押しの岩塊が直撃する。手指の骨までもがきれいに砕け散った。
「ウギャァあああ!!ワアアァッ・・・・・!!」
激痛にのたうつ月世界の女王に、情けを持たぬ礫がなおも追い討ちをかける。うつ伏せに倒れ伏した
その胴に当たった一発は肋骨をへし折り、砕けた破片が肺を突き破る。
「ぐェぶ・・・ガァふ!!」
血反吐を吹いて転げ回るその身体に、針のように鋭い岩が次々と突き刺さる。見る間に彼女の優美な
肢体は針鼠さながらの様相を呈した。その体表は自らが流した血潮で鮮烈な赤に彩られ、灰色の月面
に突如として咲いた一輪の薔薇を思わせた。
ペテロとその主人は今やすっかり力を失い、胸のカラータイマーを弱々しく点滅させて倒れ伏す月の
守護神を冷ややかに見下ろしていた。
ペテロがその口から赤い光弾をボッ、ボボッと吐く。
“いや、止めは刺さんよ。これから陛下を都へお連れする、その時のルナリアンの出方次第だ。さあ”
ザンパ星人に促され、Aの後ろに回ったペテロはそのまま前に倒れ込んだ。Aを下敷きにしたまま
クルリと前転する。立ち上がったペテロのブヨついた身体に、Aはまるで塗り込められたかのように
埋もれていた。
“どれ、こうして磔されたようにして・・・”
ザンパ星人は遠隔指示器で失神しているAの両腕を操り、「形を整え」た。
“これで良し、と・・・・さて陛下、王宮までご同道願いますぞ”
頭の上にザンパ星人を、ダブついた腹に全ての力を使い果たしたウルトラマンAを乗せたペテロの巨体
が、静々と動き出す。
                                    ( この項 了 )
78やられフェチ:2001/02/11(日) 17:42
今読み返してみると位置エネルギー云々という部分は不安だなァ・・・
まあ、妄想世界のお話ですから、皆さんあんまり重箱の隅つつかないで
下さいね(w
 これからしばらくはスペクトルマンに集中したいんで、くれぐれも
オイラをそそのかしたりしないで下さい。あっ、でもウル母妄想だけは
カタを付けますから。
79名無しより愛をこめて:2001/02/11(日) 17:45
G3だな。
8067=69:2001/02/11(日) 17:58
ヨイショじゃないよ、少なくともワタシのは。
早速ありがとうございます。

 「彼女の優美な肢体」

みたいな表現はエースにぴったりですね、ごちそうさま。
81名無しより愛をこめて:2001/02/11(日) 18:05
スペクトルマンはいいよね。革っぽいコスチュームで激弱なんがいい。
82やられファン:2001/02/12(月) 00:21
はっはっはっはっ!やられフェチさんエース編つくったんだ。律儀だねぇ。
しかしすげぇな。「プロ」の鑑だな。だから好きだよ。
「サラマンダー編」はやく作ってね。
83大平 透:2001/02/12(月) 02:00
やあ、やられフェチ君、お疲れ。あっ、いやそのままそのまま。
エースネタご苦労。是非新マンもいたぶってやってくれ。なになに?
うん。今日のは休日出勤として振替休日を認めてやろう。但し
新マンのを書いた後でな。
84名無しより愛をこめて:2001/02/12(月) 02:50
やられフェチさま最高です
85やられフェチ:2001/02/12(月) 05:40
 えーと、昨日言った事と逆の事やっちゃってすんまそんが、A=月の女王編書いてる時に別な妄想が
アタマもたげちゃって、体力のあるうちにそっちも形にしちゃう事にしました。
 白状すると「ウルトラマンA」って本放送の時からほとんど観てないんですよ(うひゃー!)、その
デザインも気に入らなかったし、スーツアクターさんのガタイが太っ腹すぎると思ったんで・・・
それでも書こうと思い立ったのは、妄想屋としてどこまで“悪球打ち”が出来るか自分でも知りたいと
思ったからなんで・・・・Aのデザインに惚れ込んでる皆さんには申し訳無いけど(汗)。
 で、今回は幸か不幸か我が妄想、どうにか走ってくれました。不思議なもんで走り出すまでは時間が
かかるけど、走り出すと止まんないんだよね(苦笑)、まるでディーゼル機関だ。

【 妄想ウルトラマンA編(対ヒッポリト戦〜つれづれなるままに〜) 】

■奸智に長けたヒッポリト星人の罠に落ち、各々の任地で次々とブロンズコーティングされてしまう
ウルトラ兄弟達。絶望に天を振り仰いだまま、仁王立ちしたその逞しきフィギュアーがコレクション
されていく。光の国からのウルトラサインで異変を知った星司と夕子は、今しも宇宙船団を組んで
襲来しつつあったヒッポリトを月面で迎え撃つ。
 だが、敵はかどわかして来たウルトラ兄弟のブロンズ像(高性能爆薬を背負わされている)を前面
に押し立て、点火装置を振りかざしてAに屈服を迫る。必殺のメタリウムを構えた彼の手が怒りに
震えながら下ろされた瞬間、ヒッポリトは悪魔のような笑いと共にハンドミサイルの雨をAの無防備
な身体に見舞った。続けざまの直撃にキリキリ舞いするウルトラマンA。倒れても倒れても、星人は
無慈悲にAを立ち上がらせては至近距離から彼の分厚い胸板を、雄雄しく天を衝く頭の角を、胴回り
と同じ程に逞しい腿を狙い撃つ。
 遂にAが再び立ち上がれぬほど消耗した時、ヒッポリトはその筒状の口を横たわる彼の股間にあて
がった。弱い電撃を放ってその鼠頚部に刺激を与えるうちに、さしものAも牡の生理には抗い切れず
にその雄渾な肉棒を露出させてしまった。すかさずそれを咥え込み、淫靡な刺激を与えつつ吸い立て
るヒッポリト星人。必死に身を起こして逃れようとするAだが、身体の痛みがそれを許さない。身を
うねらせて悶絶し、とうとうウルトラマンAは仇敵の口にしたたかにその精気をぶちまけてしまう。
なす術も無く見守る兄達の眼前での信じられぬ程の屈辱に、声も無く滂沱の涙を流すA。その時彼の
精神の中では、星司が夕子に呼びかけていた。自分はもう駄目だ、このうえは君だけでも生き延びて
くれ・・・・・泣いて拒否する夕子を振り切り、星司は自分の存在をAから切り離し、エネルギー体
となってヒッポリトの口に吸い込まれていった。
                                
 月面ではヒッポリト星人がAの変化に瞠目していた。精気を吸い続けるうちに、Aの身体が一回り
小さくなったように感じたのだ。それは気のせいなどではなかった。自分が吸い立てていた陽根が
急激に萎縮してそのまま煙のように消え去ると同時に、逞しかったウルトラマンAの肉体が見る間に
丸みを帯びた女性のそれへと変化していく。分厚い胸板の頂きが張り出して丸い乳房となり、手足の
フォルムもすっきりとしたたおやかな曲線へと移ろう。さすがのヒッポリト星人もこれには戸惑いを
隠せなかった。その僅かな隙を逃さず、A=夕子はのしかかった星人の身体を跳ね除けると月の大地
に立ち上がり、身構える。
 だが状況は依然彼女に不利なままだった。兄弟からのテレパシーで撤退を促されたAは、歯を食い
縛って戦場を飛び去る。ヒッポリト星人の哄笑をその背に受けながら・・・・・

 この後調子に乗ったヒッポリトはウルトラ兄弟の股間にもおイタをして暴れん棒を引きずり出し、
向かい合わせに立たせた4人のそれを特殊ロープ(ブニョがレオの手首縛る時に使ったヤツ、時系列
なんて無視無視!)でひとまとめにして、4人の前立腺に電極刺して「斉射」させるという、書いた
ヤツの精神疑われそうな鬼畜な遊びをしつつAを待ち受けます。果たして夕子は兄さん達が腎虚に
なる前に救い出し、ヒッポリトを倒せるのか-------------!?


 ここまでアレなネタでも、きっと「まだ、まだまだ生ぬるいデス」てレス来るんだろうな・・・・
86匿名希望、でも読んでる:2001/02/12(月) 09:00
おもしれー先読みテー

女になったエースがさらに・・・

ぜひ先を読ませてください(願)
87名無し:2001/02/12(月) 23:03
私も期待してます
88やられフェチ:2001/02/13(火) 22:58
>>86,>>87
 外道RPG風の続きを作ったんで、Aに関してはここまででカンベンしてね。
スペクトルマンスレが阪神スレになっちゃいそうだから。
89やられフェチ:2001/02/13(火) 22:58
【 妄想ヒッポリト編(RPG風)-1- 】

《89》
  今や完全に女性体に変貌したウルトラマンAはキミに背を向けて飛び立った。キミは最初のうち、
 逃げ去るAを見逃そうと思う。女になって弱体化したうえに、満身創痍の身だ。何よりこちらには
 ウルトラ兄弟という人質がいる・・・
  だが、突然キミの気が変わる。逃げ去るAの後ろ姿、そのまろやかなヒップがキミのイタズラ心
 に再び火を点けたからだ。
“フンッ---------!”
 雄々しく飛び立ったキミはあっという間にAに追いつき、死角である真後ろからその腰にタックル
 する。
「アッ・・・・は、離せ!!」
 いきなり抱きすくめられたAは驚いて振りほどこうとする。狼狽するその腰の動きを愉しみながら
 キミは這い登るようにしてAの背中におぶさり、豊かな胸を思いきり揉みしだく。
「ううッ!や、やめろッ------!!」
 必死に振り向いてパンチを見舞おうとするAの機先を制し、キミは嘴(くちばし)からタール液を
 吐いて彼女の顔にかけてやる。
「ウあ!目が・・・ッ」
 視力を奪われて苦しむウルトラマンAの身体を、キミは放り出す。狼狽したAは月面に墜落した。

 Aは立ち上がったか? :立ち上がれば →《90》へ。
            
             気絶していれば→《91》へ。
90やられフェチ:2001/02/13(火) 22:59
【 妄想ヒッポリト編(RPG風)-2- 】

《90》
  かなりの高度から地面に落ちたAは、それでも気丈に立ち上がった。だが先刻来のキミによる
 容赦の無いハンドミサイル攻撃にその全身は傷付き、その目は黒いタールに覆われて光を失って
 いる。今にも崩折れそうにブルブルと震える長く形の良い脚が、ピムピムピム・・という警告音
 を放ちながら赤い点滅を繰り返すカラータイマーが、キミの嗜虐の心を掻き立てる。
「どこだヒッポリト、どこにいるッ!?」
 のしかかる恐怖を跳ね返そうと懸命なのだろう、Aはヒステリックに叫びながら虚空に向けて
 パンチやキックを放つ。その語尾が震えている。キミは地表スレスレに浮いたまま大きく回り
 込んで彼女の背後に立つと、その首筋に手刀を叩き込んだ。
「グあウ!!カ、ハッ・・・・」
 ドウ、と倒れたAの手足を、取り出した宇宙ロープで素早く縛り上げる。右手首と左足首、左手首
 と右足首を結んだそのロープを交差させたので、手を解こうともがけば脚が痛み、もがく程に体力
 が失われる仕掛け。ボンデージプレイの基本中の基本、「Hog-tie(ホッグタイ)」の変形だ。
“いい恰好だなA、やはり縄は女の身体にこそ映えるというものだ”
 言いながら曲線美に富むAの身体に指を這わせれば、おぞましさと悔しさにウルトラマンAは全身
 を激しくうねらせる。
“おお、ますます美しい!もっともがけ、もっと悶えるがいい---------!!”
 血が滲むほどに歯を食い縛り、見えない目に涙を滲ませて睨み上げるAの不屈の闘志にキミは感動
 し、彼女が泣いて許しを請う姿がますます見たくなる。そして、悪魔のようなアイデアがその脳裡
 に閃いた。
  キミはAの目を覆っていたタールをふき取ってやると、自分の嘴をもぎ取り(どうせまた生えて
 くる)彼女の目の前にかざす。
“さっきは気の毒な事をしたな、セガレなしではおまえも寂しかろう。こいつを代わりに付けてやる”
 ようやく焦点を結んだウルトラマンAの目が、凝然と見開かれる。
「な-------何を・・・・!?」
 キミは素早くAを仰向けに転がすと両足を大きく開かせ、スーツの上から秘裂とおぼしきあたりに
 嘴を突き立てた。
「ヘィアワああああ!りゅアアアァッ!!」
 身も世も無い悲鳴を上げて悶絶するA!キミは構わずグイグイと嘴を押し込む。
“見ろAよ、男に戻ったおのれの姿を!その為におまえの目を開けてやったのだからな!!”
 狂ったように笑うキミの足元で、Aは新しいペニスを引き抜こうと必死になって太腿を捩り合わせ
 る。もちろん引き抜けるはずもなく、逆に肉棒は太腿が擦れるたびに甘味を帯びた電流を発して
 彼女自身の理性を焼き焦がそうとする。
「ンうムンンッ、ふゥグあゥッ!!・・・・んあン、はォッん・・・・!」
“無駄だムダだ、そいつは既におまえの神経組織と同化してあらゆる刺激を快感に変え、おまえの脳
 に送り出しているのだ”
 キミがAの下腹部を踏みつけると、彼女は上体をビクンと仰け反らせて喘ぐ。そのままグリグリと
 踏みにじると、
「あ”う”ン!!・・・・オ”ッ、駄・・・おか、・・・か・・く、な・・・ゃうゥ・・・!!」
 真新しいペニスから精液ならぬ潮を吹いて、夕子=ウルトラマンAは絶頂に達した。
“さて、兄弟達にもおまえの新しいセガレをお披露目してやろう”
 キミはAに呼びかけ、両手足を束ねた宇宙ロープを引き摺って歩き出す。
「お願い、やめて・・・兄さん達にこんな姿を見られるなんて・・・・・」
 キミにとっての勝利の凱歌、ウルトラマンAの哀訴を背に受けながら、キミは歩き続ける。

                                〔 END 〕
91やられフェチ:2001/02/13(火) 23:00
【 妄想ヒッポリト編(RPG風)-3- 】

《91》
  かなりの高度から大地に激突したウルトラマンAは、傍らに降り立ったキミが足で蹴っても気を
 取り戻さない。ゴロリと転がして美しい乳房を踏みにじってみても、彼女は苦しげに
「うん・・・ンんん・・・・・・」
 とうめき声を上げるばかりで目を醒ます気配がない。
“フン、つまらん。これではいたぶり甲斐が無いではないか・・・・”
 キミは宇宙艇を呼び寄せるとAの身体をウルトラ兄弟のブロンズ像が並べられた拠点に運ぶ。
“見ろ、頼みの綱のAもこのザマだ!これからおまえたちを大宇宙の笑い者にしてやろう”
 キミはAにそうしたように、ウルトラ兄弟の4人の股間をもてあそんでそのペニスを露出させると、
 彼らを十字に配置し4本の肉棒をを宇宙ロープで束ね合わせる。そして彼らのアヌスから電極を
 入れて前立腺に刺し、電気的に同時に射精出来るように調整する。
 それからAを胡座(あぐら)縛りにすると宇宙艇に吊り下げさせ、ウルトラ兄弟の束ねられた肉棒
 の真上に彼女の秘裂が来るように配置し固定した。
  そうしておいてからキミはウルトラマンAの意識を回復させ、彼女に呼び掛ける。
“月面にようこそ、ウルトラの花嫁よ!君を巡って兄弟達が争うので、私が解決案を出してやったぞ”
 訳が判らず、がんじがらめに縛り上げられた身を懸命にもがくA、その目が下を向いたまま大きく
 見開かれる。
「兄さん・・・・貴様、兄さん達に何をしたッ!?」
“君との子供が欲しくて、人前にも関わらずこんなに大きくしているのさ。だから私がこうして・・
 キミは手を振って大袈裟な仕掛けに目を向けさせる。
“彼らの子種が同時に君に届くようにイコールコンディションにしてやったのさ、もっとも出した精子
 が君のそこに届くかどうかは本人次第だがね”
 そう言ってキミは悪魔じみた笑いを放ち、電極のスイッチを入れる。4体のブロンズ像がブルブルと
 震え、くぐもったうめき声が塗り固められたその口から漏れる。
「ぬウウゥん・・・・
「ッア!・・ウぐうッ!!
「ぃリュアアあッ
「デュエ、へェうゥ・・・・!
 程無くして束ねられた4本のペニスから白い屈辱が奔流となって噴き上がる。
「あッアッ!兄さ・・・駄目!そ・・・嫌あァッ---------!!!」
 ウルトラ兄弟のすぐ頭上に吊り下げられたAの秘裂に、ウルトラペニスから打ち上げられた精子が
 子宮まで貫通するかのごとき勢いで突入していく。
“さあさあ、Aは誰の子を産むのかな?兄弟の特徴が全部混ざった出来損ないが生まれるかもなァ”
「嫌ッ、イヤァ!星司さん、助けてお願い!星司さァああああん-------------!!!」
 半狂乱で泣き叫ぶ夕子=ウルトラマンAの涙が、秘裂から滴る白濁と混ざり合ってウルトラ兄弟の
 黒光りする顔面を汚していく。
                                〔 END 〕 
92名無し:2001/02/15(木) 00:22
次回もお待ちしてます
93やられフェチ:2001/02/15(木) 00:42
ひとつ忘れてた事を思い出しました。
↑のRPG(風妄想)、>>90>>91ではどっちが良かったでしょ?
これからの妄想レスの参考にしたいんで感想やダメ出し、自分なら
こう展開する・・・・等々書き込んでやって下さい。
あ、こんな妄想するんじゃない!!てのは受け容れられないんで(w
94名無し:2001/02/15(木) 01:03
カラータイマーという表現があったので>90支持
95匿名希望、でも読んでる:2001/02/15(木) 17:36
>>90ですね
96やられフェチ:2001/02/15(木) 21:29
>>94,>>95
 レスありがと、なるほどカラータイマーね・・・>>91は書いてる途中で眠く
なっちゃったんで、タールで目潰し喰ったはずのAが兄さん達を見ちゃってる
とか(藁)破綻もあったしなァ。それにやっぱりどんな形であれAが犯される
方が評価されるってことかな。さてこの後どれ位レスが付くかな?ファンが
二人なら投票はこれにて終了〜〜〜となるわけですが・・・・・・
97>96:2001/02/16(金) 11:58
90 気絶はつまらない
98やられフェチ:2001/02/16(金) 21:15
え〜と、きぜ・つ・はつまら・な・いと・・・・・(何インプットしてんだか)
>>97 レスありがと! 
99名無しより愛をこめて:2001/02/17(土) 07:02
>>やられフェチ
 性的な陵辱より、肉体的にいたぶってほしい。
 カラータイマー粉々にぶち砕いてくださいまし。
100名無しより愛をこめて:2001/02/17(土) 07:07
>>やられフェチさま
 ボロボロにいたぶられ変身する力をなくし、人間の姿に戻ったふらふらの夕子をさらに嬲る
 というのは、やはりポリシーに反するの?
101やられフェチ:2001/02/17(土) 08:39
おはよーさんです、なんかオイラこのスレ立てた人間でもないのに最近デカイ顔
しちゃってるな〜(時々我に返ったりして・・・)。

>>99,>>100

 ははァ、あくまでもガチンコファイトの後に力及ばず敗れるというのがクルわけ
ですね。カラータイマー粉砕か、死んじゃいますけどいいのかな?
 基本的にヒーロー・ヒロインを殺さないようにいたぶる事、手足を切断したり
引きちぎったりしないように話を進めるのがポリシーといえばポリシーですかね、
もちろん首も引っこ抜いたりしないし。あ、新マンがドロボンにカラータイマーを
取られて仮死状態になるって話は萌えたな、身体ふにゃふにゃってのには萎えた
けど。他にやりようがあるんじゃないかと思ったし。
 あと、人間体に戻った夕子をさらに嬲るのは、夕子役が星 光子サンじゃなければ
萌えモエでやっちゃったりするかも。井川 遥たんとか(w
102名無しより愛をこめて:2001/02/17(土) 09:22
>>101
 私的には死んでも構わんと思うが、気になるようなら適当に蘇生
させれば?もちろん再度いじめるためにではあるのだが。
103名無しより愛をこめて:2001/02/17(土) 15:35
ここって、ヒロピンとはまた別?
104名無しより愛をこめて:2001/02/17(土) 22:59
>>やられフェチさま
ユリアンとかはどうですか?
変身後より変身前の方が魅力的。
ttp://www.geocities.co.jp/Technopolis/1153/novel2.htm
ちなみにここに「ユリアン絶体絶命」というのがありますねん。
けっこうまじめな方みたいなので物足りなかったりする。
105やられフェチ:2001/02/18(日) 05:06
>>104
 そのサイトは難波 六さんの「ウルトラレディ」のユリアンネタですな。彼が
晴海でデビューした時にじかに「ウルトラレディVol.1」を買った憶えがあります。
あの頃は本文中の誤字も多く(〆切りギリギリで校正してるヒマ無かったんだろう
な)まんま80にオンブに抱っこの設定で微笑ましい限り(日●製作所の社員寮に
お住まいだったようです)だったですが・・・・・なんてナマ言ってもいられない
けど(こっちの方がネームバリューじゃ足元にも及ばないし、さりとてこれ以上
悪名を轟かせたくもないし)、あちらは正義のヒーローやヒロイン物の王道を進もう
とされているのであり、ピンチはその後の逆転大勝利というカタルシスを増幅する為
のスパイスと位置付けているはずです。このスレに集う皆さんにしてみれば喰い足り
ないのは至極当然の事かと思われます。
 で、お尋ねのユリアン嬢についてですが、ウルトラの母以来久方ぶりに登場した
ウルトラのお姫様です。こちらも当然のごとく食指は動いておるのです、おるのでは
ありますが、物事には順番というものがございます。現在ワタシは「妄想スペクトル
マンスレッド(第ニ部)」をホームグラウンドとし、ここには(一応、あくまでも)
ゲストとして書き込みをしている身なのです。まずこのスレに妄想ウルトラマザー編
の仕上げの一話を上げ、次にホームで新ネタを上げるのが目下の急務なのであります
(・・・て、ワシャ政治家かい?)。そうしてのちに初めて、次なる獲物を求めて
妄想レーダーのスイッチを入れる予定なんで、今は皆さんのご提案を候補のリストに
入れさせてもらう、といったところでどうかご了承頂きたく・・・・

↑日頃仕事で書いてる文書に似てきてしまいました、すんまそん・・・・・・


106やられフェチ:2001/02/21(水) 01:58
さてと、だいぶ時間がかかったけど、ウル母妄想が遂に上がったんでUPします。
この後はしばらくホームグラウンド向けのネタ作りに励むんで、こちらへのネタは
しばらくお休みさせてもらいます、ゴメソ。
107やられフェチ:2001/02/21(水) 01:59
【 妄想ウルトラマザー編(5) 】

■ウルトラの母の神経は限界に達しようとしていた。背後からライブキングに抱えられ、その醜悪な
性器で股間を擦られ続ける屈辱、人質に取られた最愛の息子がいつその命を奪われるかもしれないと
いう恐怖、それらが入れ替わり立ち代わり棘のついた風船のように彼女の心に膨れ上がる。叫び出し
たい、そうすればこの悪夢から抜け出せるのではないか、そんな思いが胸をよぎる。そう、これは夢、
目が醒めれば自分は光の国にいて、クリニックで部下に囲まれてモニター越しに自慢の息子の活躍を
観ながら惜しみの無い声援を送っているのだ・・・・・・・
“オイ、心ここに在らずて感じだな?もっと気を入れんと出るモンも出ねえゾ”
ライブキングの罵声が飛び、母は慌てて腰の動きを再開させる。そう、怪獣が動くのではなく、彼女
が男根を腿で挟んで腰を前後するよう命じられていたのだ。
「ご、ごめんなさい・・・・」
そう詫びる語尾が震える。本来ならば見つかり次第ウルトラ戦士達に抹殺されるような凶状持ちだ、
何が悲しくて頭を下げなければならないのか。
“不真面目な奴にはお仕置きが必要なんじゃないか?” コスモリキッドが冷酷に言う。
“どんなお仕置きだい?”
“そうさな・・・・そのふざけた頭の飾りを取っちまうってのはどうだい?自分の手でな”
ウルトラの母は信じがたい思いで二大怪獣を見る。小さそうな脳味噌の一体何処に、こんな残虐な事
を思いつく智恵が備わっているのだろう・・・・?
“ヒャッハハッ、そいつァいい!オイ聞いたろう、「馬鹿には見えない鎖」を解いてやるからよ、
 そのダサい飾りをてめえでもぐんだ、ホラ!”
ライブキングは母の両手を乱暴に解くと頭の脇の飾りをその手に掴ませる。
“嫌ならいいんだぜ、坊主のこのご大層な角も見てるとイライラして・・・・・・”
メリメリ、メキャッ-----------!!
「ヌゥグウウウウッ!おおおォ・・・・ッ!!」
タロウの名が出た瞬間、ウルトラの母は反射的に銀白に輝く頭の飾りをもぎ取っていた。何としても
タロウを守りたい、そんなウルトラの母の悲壮なまでの決意に一瞬怪獣達はたじろいだものの、そこは
骨の髄まで腐り切った品性下劣な生き物だ。偉大なる母の愛に感じ入る事もなく、逆に息子をダシに
すれば何でも言う事を聞かせられる事実を改めて確認し喜ぶばかりだった。
“よしよし、やりゃあ出来るじゃねえか?こいつは俺に寄越しな”
ライブキングは痛みと屈辱にワナワナと震える母の手から飾りをもぎ取ると、再び「見えない鎖」で
縛り上げる。そしてニヤニヤ笑いながらそれを母の背中に突き立てた。棒立ちの母の身体が弾け飛ぶ。
「ィヘあああア!!ユわンううううッ、しェヘアア---------!!」
“おいおい、まるで天使の羽根だぜ!相棒よ、お前の方がウルトラよりセンスがいいじゃねェか!?”
ゲラゲラと笑い転げる二大怪獣。狂ったように上体をもがきながらも、ウルトラの母は握りしめた両肘
を離さない。その気高い忍耐をも怪獣達は臆病な腰抜け女と罵り、笑い飛ばす。

                                  ( つづく )
108やられフェチ:2001/02/21(水) 02:00
【 妄想ウルトラマザー編(6) 】

■最愛のタロウの為に信じられないほどの精神力で持ちこたえるウルトラの母に更なる恥辱を与え
ようと、ライブキングとコスモリキッドは次なる責めに移った。ライブキングは彼女を跪かせると
自分でしごき立てていた肉棒から白い濁液を放ち、ウルトラの母の顔面を汚していく。そのまま
顔一面に塗り広げると、空気に触れた精液はたちまち重い粘液となって彼女の目鼻を塞ぎ、呼吸を
も奪っていく。
「ううう、むウウん、ンん・・・・ッ」
空気を求めてもがくウルトラの母。外せない事はないが、「馬鹿には見えない鎖」に縛られたその手
を使えばタロウがどんな目に遭わされるかわからない。だがここで自分が倒れれば、怪獣共は次に
タロウを嬲り殺しにするに違いない。
(うう・・一体どうすればいいの?・・・このままでは私もエネルギーが・・・・・)
懊悩するその意識が、ついに遠のきかける。その時、口を覆っていた粘液がベリッと引き剥がされた。
「うふァ!ハアッ・・・・ヘゥぶ!ンむブ・・・・」
息をつく間もなく新たな肉棒が捻じ込まれる。
(コスモリキッドね・・・こうなったら少しでも早くイカせて・・・・・)
射精後に生じる牡ならではの油断、そこに付け込んで勝機を探るしかない・・・・そう判断した母は
苦しい呼吸を懸命に堪えながら、持てるテクニックの全てを駆使して逞しい肉の竿に挑みかかる。喉
の奥深くまで吸い込み蛇のように舌を絡ませて胴を舐め、雁に歯を立てて甘く噛み、鈴口に舌先を這わ
せていじくり回す・・・・その間にもライブキングが背後から豊かな胸に手を回して揉み立ててくる。
「ンあキュ・・・ヘッ、あ!・・・・・」
無理矢理にテンションを上げて怪獣に立ち向かっているせいか、ただ単に久方ぶりに牡の匂いに囲まれ
そのエキスを浴びたからなのか、全身の感覚が普段よりずっと鋭くなっていた。やんわりとした指の
圧力を、意志に反して甘いと感じ始めている自分の身体にウルトラの母は戦慄する。
(早くこいつを・・・・)
なおいっそうの熱意を込めて励む彼女に、下品な野次が飛ぶ。
“おう、いいぜその舌!明日からは客を取れらァ”
“なんだよオイ、俺様の時よりずいぶん熱心じゃねえか?やっぱり見えなくても判るもんかねェ”
ライブキングの言葉に一瞬不審なものを感じたが、口の中の肉竿が絶頂間近の痙攣を始めた。母は
慌ててそちらに集中し、震えるように前後し始めた腰の動きに必死でシンクロする。
「ェぶ、んオフ!・・・ンムッ、カフゥ・・・・」
激しく突き上げながら劣情を噴き出す剛直から、最後の一滴まで搾り尽くそうとウルトラの母は
懸命に口の動きを合わせ、喉を鳴らさんばかりに吸い立てる。やがて彼女の口の中で肉棒は急速に
萎れ、縮んでいった。
(やった・・・後は何とかして・・・・・・・)
疲れきった風を装って倒れ伏し、地面に顔を擦りつけて目隠しを剥がそうとするウルトラの母の
耳を、再び恐ろしい哄笑が襲った。
“ギャアッハッハッハッ、やりやがった!”
“知らぬがホトケとはよくぞ言ったもんだぜェ-------!!”
何が起こったのか判らず、呆然と横たわる母の身体がグイ、と引き起こされる。その目を覆う粘膜が
ベリベリと剥がされた。
「 -----------------!!」
目の前の大地にタロウが倒れていた。両の眼の輝きは失われ、胸のカラータイマーの点滅も、今にも
消え入りそうだ。その股間にはだらしなく縮んだ肉竿がひくり、トクリと白い汚辱を漏らしている。
「そんな、タロウ・・・・私はてっきり・・・・・」
最愛の息子の傍らにへたり込んだウルトラの母の口から、意味を成さぬ低い声が漏れ出す。その口に
破裂しそうなほど膨張しきったコスモリキッドの豪棒が押し込まれた。
                                  ( この項 了 )
109匿名希望、でも読んでる:2001/02/21(水) 10:15
うーよかったあ
あ?Aの続きは書かないの?
110やられフェチ:2001/02/21(水) 17:59
>>109殿
 あ〜愛読者さんからのレスだ、いつもありがと。Aの続きは今のトコな〜んも
思いつけないんで、ちょっとカンベンね。あと、話のもってき方とかセリフ回し
とか、何か「これはよかった(アカンかった)」てのがあったら教えて下さい。
これでも結構気にしてるんですゼ。
111名無し:2001/02/21(水) 21:52
別にウルトラヒロインでなくてもいいです。
アニーやダイアナなども期待してます。

*もしかして・・・という絶望がありましたが
さすがはプロ。いいストーリーになってますね
まだ期待してますよ。
112お願いピンチさん:2001/02/21(水) 22:07
>107,108の母もの良かった〜〜!
見えずにくわえ込んで昇天させたのがなんと息子のムスコとは。
ピンチさんひねりが効いてきましたな。股間からエネルギーを放出して
逝ってしまうのは以前の「新マンの股間を熱く語れ」の設定にも通じる
ような。そこでお願い。新マンとユリアンの陵辱レズ合戦ものをあげてちょ!!
二人でレズプレイをしないとこのミサイルをおまえたちの愛する地球にぶち込むぞ
とナックル星人に迫られて落ちていく二人。宇宙空間なので新マンの股間エネルギー
も長時間持ってビンビン!!ユリアンも若さを武器に、倒れこんだ新マンに
顔面騎乗位攻撃!!ヘッヘァ〜〜ッ...。こんなのだめですか?
113やられフェチ:2001/02/22(木) 21:34
>>111
 >*もしかして・・・という絶望がありましたが(中略)

 実生活ではなかなか実現出来ませんが、このHNを名乗る時には言った事は必ず
 やり遂げようと心がけてます。今回は3週間ほどラグがありましたが・・・

 >まだ期待してますよ。

 ドキイィッ!!(脂汗)

>>112
 ううう、待ってましたよこーゆーレス!「ひねり」の事を取り沙汰してくれる人が
このまま出なかったら考えようかと思ってたぐらいです。それにしてもあっしの事を
その名前で呼ぶやら、新マンのレズにこだわるその趣味といい(しかもナックル星人
がらみ)、もしかしなくてもア〜タはあの方では?(笑)書いてみたい気もしますが
まずはご自分でも作ってUPされてみては如何なもんでしょ。
114私は誰でしょう?:2001/02/22(木) 23:49
助手「博士、ばれちまったようですぜ。」
博士「こら、よさんか、わしをその名前で呼ぶのは!また”あっ、ス○クトル
   マンスレの誰々”とか奴に推測されてしまうではないか!!しかし奴を
   あの名前で呼んでしまったのはわしの一生の不覚じゃ。恐るべしピ○チ
   コ*ク。後に続けた新マンネタで、わしの素性もばればれのようじゃ。
   ユリアンを混ぜてうまくごまかしてやろうと思ったのじゃが。
   しかしこれは負けたのではない。勝負はまだ一回の表じゃ...、」
助手「博士、バルタン星人Jrになってますぜ」
博士「ええぃ、うるさい、それに博士と呼ぶな!、何度言えば...、
   まったく人間て奴は...。砂糖が多い!茶がぬるい!」
助手「博士、それはセブンですぜ。確か第四惑星の何とか。それにわしは
   人間でなく」
博士「ええぃ、うるさい、またまた博士と呼んだな!!砂糖が多」
助手「博士、エンドレスですぜ。メビウスの輪。Aの話にもありましたぜ。
   嵯川のおっさんが説明してましたな。メビウスの輪。」
博士「ええぃ、うるさいうるさい、それにまたまたまたわしを...。
   いや、やめよう。」
助手「おっ、いきなり”やめよう”とは博士もしやザラブ星人では?
   青野武さんですか??」
博士「...。」
助手「ゴルゴ13ですか???」
博士「@#$%」
助手「えっ?」
博士「これだからサルは...。もういい。ラー。あっ!」

嵯川哲郎
「みんな、’新マンの股間を熱く語れ!’のスレッドは覚えているね?
毎回新マンの熱い股間描写で僕らを大きくさせてくれた伝説のスレッドだ。
そう、あの作者が帰って来たんだ。ピンチさんになんなく正体を見破られ、
恥ずかしがってゴリとラーの真似でカモフラージュをしているけど、
みんなもわかっているよね?さあ、これからどんな話が出てくるのかな?
みんなも応援しよう。」
115誰かは聞かないで:2001/02/23(金) 00:11
↑期待age
116私は誰でしょう?:2001/02/23(金) 00:58
助手「博士、期待されてるようですぜ。」
博士「いや、待て。また罠かもしれん。もう少し様子を見てみよう。」
117名無しより愛をこめて:2001/02/23(金) 01:02
願いsage
118名無しより愛をこめて:2001/02/24(土) 01:37
新マンage
119名無しより愛をこめて:2001/02/24(土) 23:48
age
120やられフェチ:2001/02/26(月) 23:40
博士と助手サンのコンビは何処いった?(w
あのやり取りを聞いて(読んで、だな)ると“ゴリとラー”とゆーより
“岸和田博士と安川君”を思い浮かべてしまうのはオイラだけか・・・・?
121名無しより愛をこめて:2001/03/01(木) 17:15
過去ログ探すのに苦労したよ。下がりすぎ。
がんばれ!やられさん!age
122名無しより愛をこめて:2001/03/01(木) 17:29
>>121
 ここはやられフェチの為のスレじゃないからねえ、彼も君のレス見て
頭ポリポリ掻いてるんじゃないの?(w
123やられフェチ:2001/03/02(金) 21:21
ポリポリ・・・・・(藁

>>121
 >>122さんも言われたように、ここはワタシのホームじゃないですし、今は
スペクトルマンの妄想ネタにかかってるんで他の新ネタってないんですよ。
期待してくれてホントにありがたいとは思いますが、しばらくお待ち下さい。
124名無しより愛をこめて:2001/03/05(月) 15:23
誰でもいいから新ネタきぼ〜んあげ
125名無しより愛をこめて:2001/03/05(月) 23:00
勃起したエース、涙を流すエース、精気をぶちまけたエース
ウオッ、ウウンム、デェアッってか。萌、萌
126名無しより愛をこめて:2001/03/05(月) 23:38
新マンはどーした、新マンは。
新マンが徹底的に股間攻めにあうネタ読みたいぞ、博士。
127名無しより愛をこめて:2001/03/12(月) 16:30
ほんとに負けて、絶命し帰らぬヒーローになったのはいないか?復活したのはなしでね
128名無し:2001/03/15(木) 01:19
イエローフォー
129孟宗竹:2001/03/16(金) 23:20
マヤ・インカのきらめき(1)
 ・
 彼は沈む夕日を眺めながら、何とかその記憶を掘り起こそうとしていた。遠い
昔、あるいはつい先日、幹部に引き連れられてヒーロー達を襲い、リーダーである
レッドを絶命させたことが・・・・ あれは現実、それともアジトの門番ぐらいの任務
にしか就くことのない我が身を恨んでの・・・・
       ・     
 それは決して彼の妄想なんかではなかった。しかし、「記憶」でもなかった。

                 ***

 デスマルク大元帥は、資料の山と格闘していた。それまで読んでいた書類を段
ボールに放り込むと、別の書類を手にとって表紙を開いた。
 「それにしても」と思いつつ、彼はタメ息をついた。
ゴーグルファイブとの一大決戦に敗れ、総統タブーと自分たちの根拠地を失ってから
というものの、悪の組織本来の活動からはかけ離れた日々を送っている。この資料も
いつ読み終えることになるやら見当もつかない。しかし、これも「ゴーグルファイブ
憎し」と思えば、明日の勝利を信じての地道な研究活動である。
 普通、ヒーローとの決戦に敗れた悪の組織は、ボスをはじめ、一族郎党全員枕を
並べての討ち死にが常であり、残党が密かに蜷倦土重来を目指し地下に潜伏を、という
例は聞くことがない。しかし考えてもみれば、そんなことはありえない。きれいに
カタがついてしまうのはテレビ番組の中だけの話であり、現実の世界では何事も単純に
成功することはないし、地球征服を狙っていた組織が見事に地上から完全に消え去る
こともまたないのである。
 しかし、それはまた、悪の組織にとっても、過酷な真理である。総力をつぎ込んだ
戦いに敗れたのである。まず、その事実だけは打ち消すことはできない。首領や幹部、
前線に立つ怪人や戦闘員、そして活動の本拠地である秘密基地。そのほとんどを
一度に失っており、それらの回復、復旧の見込みなど無い。いや、それらのアテが無い
からこそ、最終決戦を挑んだのであるが。
 とにかく、「地球征服」などという野望は実はゴールの見えないマラソンである。
はるか遠くのゴール、もしかしたら存在しないやも知れぬゴールに向かい、血ヘドを
吐き続けながら進むのである。
 大元帥はその日何冊目かの書類に目を通していた。「もはや給水ポイントも無い
マラソンだな。」そう思いながら、乾坤一擲の戦いをしかけるに足る怪人を探し
当てるための作業をずっと続けていた。
 以前のように毎週一つずつ作戦を実行する体力など、もとより今の組織には残って
いない。「ゴーグルファイブに一泡ふかせてやる」などというレベルの作戦では
意味が無い。さりとて物量作戦など夢のまた夢。勢い、作戦の眼目は、怪人の特殊
能力か、敵戦隊の弱点を突いたものになる。しかし、それだけの条件に合う怪人は
なかなか存在するものではない。
                 (つづく)
130孟宗竹:2001/03/17(土) 00:42
 「マヤ・インカのきらめき」(2)
 (承前)
 実はデスマルクが読み漁っている資料はデスダークの怪人モズーに関するものでは
ない。「ラプラスの悪魔」、「シュレディンガーの猫」とともにこの世に横たわる
厄介な問題である「再生怪人の法則」により、これまでの作戦に投入したモズーを
再び生産したところで、その能力と期待する活躍は戦闘員であるマダラマンと何ら
変わるところはない。そして新たなモズーを生み出す力もなし。そうして実行に移され
たのが、他にも数多く存在する「戦隊に討ち取られた組織」と提携し、怪人生産の
レシピを手に入れ、それをもとにして作った怪人を自戦力の柱とするのである。
 ジャシンカ帝国、大星団ゴズマ、頭脳集団ボルト、暴魔百族。様々な組織から多数
の書類が送られてきたが、「玉石混交」どころか、「石」ばかりではないのかとも
思えてくることもあった。しかし、中にはその組織が考えた作戦のひどさ故に命を
落としてしまったような有能な怪人も見うけられた。「ムダ死にだな。」自分なら
もっと使いこなせていたと彼は信じた。
 また、改造実験帝国メスが作り出した一連の怪人をマズルカが推薦してきたときは、
デスマルクの、暗黒科学者としての純粋な興味が沸くのを押さえきれないのを感じたが、
「実戦向きではない」と一言言い放って、却下したこともある。彼の毛ケフレンに対する
ジェラシーがそう言わせたのであろう。
 今日見ているのはゾーンの銀河闘士である。
 「フーン、これなんかはいろいろな作戦が考えられそうだが。」
 久々に面白そうなブツに行き当たったという思いが、自然に彼を座り直させた。
その怪人について詳しく読み直しつつも、デスダーク自身の態勢を盛り返しつつ
ゴーグルファイブにとどめを刺すような鮮やかな逆転劇と呼べるような作戦の
いろいろな細部が頭の中にとめどもなく湧いてくる。じっとしていられなく、
立ち上がって歩き出すと、それをジグソーパズルのように一旦一つの企みにまとめ
ようとしたが、その入り口で彼の思考はパタリと止まった。
 「ナンダ、ふざけやがって!!」
 デスマルクは憤慨しつつ乱暴に椅子に腰を落とした。その資料にはなんと、その
銀河闘士が特殊能力を発揮するには大量のダイアモンドを必要とする。という一文が
記されていたのである。
 「そんな大量の貴金属があるならば、こんな他の組織の技術など頼りにせんわ!」
 新しいアジトの建設や、限られた数の戦闘員のみを使っての警備や諜報、そして
資材・食料の調達など、まさに新しく生まれ変わったといっても過言ではない組織
の再生に血涙を流してきた彼にとって、この書類に書かれている内容は、これ以上
ないと言うほどの痛烈な皮肉になっていた。
 とはいっても、タブー亡き後のデスダークの最高位に就く者である。しばらくして
彼は気を取り直すと、次の資料に手を伸ばそうとした。
 すると
「お呼びでありますか」
部屋の入り口にはマズルカが立っていた。作戦に思いを馳せている時に彼女を早速呼びつけて
いたようだが、そんなことさえ覚えていなかった。
「そんなに興奮していたのか。ワシともあろう者が」そう思いながらデスマルクは
威厳を保ちつつ、用事はなくなった、退室してよい、と伝えた。
 デスマルク様の声が上ずっていたようだと、部下から呼び出し命令を伝達された時に
聞き、何事かと慌てて駆けつけたマズルカであるが、いつもの気まぐれかと思い、
床に落ちていた書類を、大元帥の机の上に置くと、それでは、ときびすを返した。
 その時、デスマルクの頭に何かが閃いた。
「待て、マズルカ! ゴーグルファイブの資料を持って来い。いや5人分は要らぬ。
・・・・そうだ、ゴーグルピンクのものだけでよい! フフフ」

                 (つづく)


131名無し:2001/03/17(土) 18:03
めっちゃ期待してます。ゴーグルピンク〜〜!
132孟宗竹:2001/03/17(土) 23:32
  「マヤ・インカのきらめき」(3)

 「まるっきり春」というまではいかなくても、冬の名残を見つけるのはもはや困難に
なってしまった気候である。なんとなく心が踊り出すようなこんな日に、ミキは
前からの約束どおり、あかねとショッピングに出かけた。
 最初から仲良かった二人であるが、ここの所あかねはミキにべったりである。
 「ミキがデスダークに襲われた際、巻き添えを食わないように」という理由で、
以前は「二人で出歩く」ということが実質ご法度になっていたので、基地の中でしか
ミキといっしょにいられなかったあかねは、街に平和が戻った今、それまでの分を
取り戻そうとするかのように、度あるごとにミキを連れ出すのであった。
 もちろんミキもそれが苦になることはなかった。あかねのことを、歳の少し離れた
本当の妹のようにかわいがった。快活な少女でありながら、相手を思いやる心を持った
思慮深い面も見せることがある、頼もしいと同時にミキにとっても誇れる妹であった。
 そんな少女のまぶしい未来のことを、ミキは時々想い測ることがある。最近は特にだ。
 デスダーク一味を倒すことによって、一応の平静は訪れた。しかし、いつまた新たな
邪悪な者どもが現れ、再び戦いと混乱の日々に陥るかも知れない。いや、それよりも、
「デスダークは本当に滅びたのか?」 ・・・念のため決戦終了直後に現場を捜索し、
デスマルクやデスギラーといった連中の死体を確認した。体の組織の一部を回収し、
未来科学研究所の技術を尽くして調べ上げた結果、「死体は本物に間違いなく、かつ
完全に絶命している」ことが判明した。
 しかし、中心となって分析を行った黒田は、「ただし、分析の内容を信じるならば、だ。」
との一言を注釈として付けた。
 現場での捜索・回収に一番熱心だった赤間は、そのセリフを聞いたとき、「言われなくたって
判っている。」とでも言いたげな表情を見せていたのが、今でもミキの脳裏に
残っている。
 「そう、これが現実の世界なんだわ。」ミキは暗い考えにとらわれた。
おとぎ話の世界では、娘は王子様と結ばれて、いつまでも幸せに暮らしましたとさ、
で片付いてしまうのだが、自分たち生身の人間が生きていく世の中はそうは行かない
のである。
 しかし実際に1年間、戦いの渦中にわが身を晒し、苦闘の末に敵を倒した挙句、
得たものがかりそめの平和だなんて・・・・。
 取り敢えず「ゴーグルファイブ」は活動は休止することとなったが、解散は
先延ばしとなった。そしてデスダークが完全に消滅していることを確認する任務には
「コンボイ」を中心とした未来科学研究所が就くこととなった。
 ミキたち5人には、定時に連絡を入れることと、定期的に基地内でのトレーニング
に励むことなどが課せられた。
 ミキは、ワガママだと受け取られかねないので自分の願いを言い出せないでいる
あかねの心情を見越して、他の4人よりも頻繁にトレーニングに顔を出した。
「私は女性だから、週1回のトレーニングでは筋力が落ちちゃうのよね。」などと
他の連中には言い訳していた。
 あかねの方は、平和な世の中になったのはいいが、「これからミキお姉ちゃんとは
〜」と不安が募っていただけに、これからもまた会えるんだと思うと、嬉しくて
しょうがなかった。
 それ以来、二人は仲の良い姉妹となったのである。
 
133孟宗竹:2001/03/18(日) 00:11
「マヤ・インカのきらめき」(4)
(承前)
 信号が青に変わると、二人は目指すブティックのある方向ヘ横断歩道を渡り始めた。
そして半分渡ったところで、ミキはあかねの腕を引くと、渡りきると同時に自分と
あかねの身体を街路樹の陰に素早く移した。
 「駅で電車を降りたときから、いや、電車に乗ってるときにも・・・・」
よりによってあかねと2人でいるときに、と思うと、これは単なる気のせいで
あってほしいと真剣に考えた。あかねが巻き添えを食うことを恐れただけではない。
これから輝ける青春が待っている彼女たちのためにも、デスダークはもはや
存在してはいけない連中だ。これからは絶対に平和だけが続く世の中でなければ
ならないのだ。たった1年だけ戦った身であるが、オリンピックや世界大会の
代表候補の座をかなぐり捨てたミキは、いたいけな子供たちの前には、明るい
未来だけが広がっていてほしいと願った。
 「ミキお姉ちゃん、どうしたの?」あかねが不安そうな表情で、ミキの顔を
のぞく。
「ううん、何でもないの。」あたりを見回したが、怪しい人影は見当たらない。
やはり、私の錯覚か。ミキはそう思う、というより思い込もうとした。
もしかしたら、2,3日前から見るようになった変な夢のせいで、神経過敏に
なっているのかもしれないとも考えた。
 しかし、冷静に考えれば、コンボイたちは毎日各地に取り付けたセンサー類
で監視体制を整備している。世界各地の奥地を探検している赤間からはこれと
いった情報はもたらされていない。最初は「実は最後の決戦の時にマズルカを
見かけたんだ」といって騒いでいた黄島も、「やっぱりもう生き残ってるワケ
ないんじゃないの?」としか言わなくなったし、ミキが基地に顔を出すと必ず
研究室で、難しい顔をして何かの研究に取り組んでいる黒田も、「これが証明
できれば、やはり既に・・・・」などと言葉を漏らし、そろそろ結論が出せそうな
雰囲気を漂わせていた。
134孟宗竹:2001/03/18(日) 22:43
  「マヤ・インカのきらめき」(5)
(承前)
 ミキは戦士の感覚を研ぎ澄ましてあたりの気配を探った。しかし怪しい存在、
自分たちを監視する者の影は感じられない。相手が完全に気配を絶とうととしても
ミキにはその隠れた姿を見抜く自信があったし、またその能力は充分あった。
この1年、常に精進を重ね、戦士としての力は保たれるばかりか、むしろ
少なからずアップしているほどであった。
 しっかりと周辺の安全を確認したミキは、念のため基地に連絡を取ろうとも
思ったが、あかねが不安がるといけないと思い、
「さ、行きましょ」とだけ告げるとあかねの手を握って店の方へ歩き出した。努めて
明るい笑顔を作りながら。
 あかねも一瞬不審に思ったが、すぐにミキについて進めるよう大きな歩幅で進んだ。
ミキは、あかねの表情を斜めから見つめた。ついこないだまでは、横に並んで立っている
あかねに話し掛けるときは、下をのぞきこむような感じだったのが、今では斜め横に
顔がある。
「子供が成長するのは速いわ。」すぐにでも肩を並べるようになり、いつかはあかねの
方が高くなるかもしれない。そして身長だけではない。少女から女への変貌の始まりを
予想させる体型の変化がわずかに見られる。腰周りには厚みが、胸にもかすかな隆起が
認められる。実は前回二人で出かけた買い物は、あかねのブラジャーが目的の品であった。
 さすがに最初につけたブラジャーは、母親が買ってきたものであるが、身につける
のが初めは恥ずかしかったし、なんとなくうっとしかったので着けないことも多かった。
それが、クラスの友達が最近、「見せっこしよう」といって見せてくれたブラジャーを
見たその日に、あかねは新しいものを買ってくれるよう母親にねだった。
 「この前買ってあげたでしょう。」「下着なんですから、気に入るとか気に入らない
とか関係ないでしょう。それとももう合わなくなったっていうの?」
母さんも女だから解ってくれると思った自分が甘いと気づくと、すぐに矛先を収めて
「じゃ、ミキお姉さんに相談してみる〜」をいつも使っている手段に訴えた。
 母さんがミキ姉さんを信頼しているのは解りきっているし、何より母さんも自分が
忙しいことを自覚しているので、「また、ミキさん。あんまりいつもだと迷惑を・・・・」
とかブツブツ言っても、最後には、「じゃあ今度だけよ。母さんから頼んどいて
あげるから。」というところで決着するのである。
 (つづく)
 
135孟宗竹:2001/03/18(日) 23:47
 そんなやり取りがあってミキはあかねのブラジャーを選んであげたのであるが、
その際「じゃ、お礼に今度は私が、ミキ姉さんの買い物に付き合ってあげるね。」
といって、次に出かける約束をした。
 もっともそれは、いつもの決まりきった流れで、一度の外出で双方の買い物を
するよりも、どちらか片方だけの買物をしたほうが、ミキ姉さんと何度も一緒に
でかけることができることを見越した、あかねの子供っぽい考えからだった。
 ミキもそんなことは当然解りきっているのであるが、そこはお姉さん、いつも
「それじゃあお願いするわね」と気軽に応じることにしている。
 そして、途上での不気味な気配のことを忘れかけてきた頃、二人は三軒目の店に
入った。ミキのお目当てのものがある店である。
 実は、ミキが買うものはすでに決まっていた。先日外出中空き時間ができたので
ふらっと手近な店に寄ったところ、そこにあったスカートが一発で気に入ってしまった
のである。しかしもうあかねと買い物の約束をしているので、その場で買ってしまうの
ためらわれた。気に入ったんだからとりあえず買ってしまって、あかねとの買物の時は
別のものを買えばいいとも考えたが、そのスカートを気に入れば気に入るほど、 普段
いつもはきたいから、やっぱりあかねといっしょに買ったほうがね、と思いなおし、
後ろ髪を引かれつつも店を後にしたのだった。
 2,3日してから「考えが甘かったかな〜」とちょっぴり後悔もしたが、日曜日が
待ち遠しくなっている自分が少し微笑ましかった。
 あまり目当てのスカートをすぐに見つけるとさすがに不自然かな?と思いつつ、
少しせわしすぎる位に店内のあちこちを品物を見て回った。
 その思いっ切り不自然な動きを目の当たりにして、現場指揮を任されていた
デスギラー将軍は、一瞬ぎくりとした。
「しまった、感づかれたか!?」
すぐに腕時計型の小型モニターに目をやり、ターゲットの心拍数や体温、
呼吸速度などの数値を確認した。しかし変化はあまり見られない。
「早まるな!! 作戦は予定通り進行中、各自持ち場を離れるな!」
  (つづく)
136孟宗竹:2001/03/19(月) 23:36
 「マヤ・インカのきらめき」(7)
(承前)
指揮官が無線を通じて出した指示により、実行部隊の全員の間に緊張が走った。
 程無くミキは、お目当てのスカートの方へ歩みを進めた。デスギラーからはちょうど
死角になる位置だったが、当然計算済みである。すばやく無線で報告が入る。
「蛇よりメンバーへ。ククルカンは獲物の前に立った。」
「ククルカン」はミキに対してつけられたコードネームである。デスダークは
今回の作戦に関しては、非常に綿密に計画を立て、また実際を想定した訓練を重ねた。
デスギラーは作戦の遂行に自信たっぷりだったが、作戦自体はここからが本番である。
内容の大筋はデスマルクによって練られたものであるが、細部を詰め、そしてこの場
で成功に導くのはこの自分である、という自負は持っている。デスダークの栄えある
再生の歴史の一歩目は、このデスギラーによって記されると思うと、思わず武者震い
がしてしまう。
 邪悪な企み、それも自分を狙ったものがこっそり陰で進められているとは、当然
知らないミキは、「他の誰かに買われてなくてよかった!」と内心小躍りしながら、
そのスカートを手に取ると、アカネに「これどう?似合うかしら」などと、
「ちょっとワザトラシイかな」と思いながらも、たっぷり余裕を持って演技した。
 白いタイトミニだった。もとよりアカネが、ミキの選んだものを「似合わない」
などとと言う訳が無い。しかしそのスカートを穿いたミキを想像したアカネは
目を見張りながら「ワァ、似合う似合う。ねえ、早く穿いてみて!」と言いながら、
試着室の方を振り向いた。
 ミキも「ウン、じゃあそうするわ!ちょっと待っててね。」と言うと、早速試着室の
方へ向かった。
 そしてデスダークの部隊には、「ククルカンは、獲物を手に洞窟へ侵入。続いて
扉は閉められた。」との報告がイヤホンからもたらされた。
 デスギラハーは呼吸を一回整え、さらに半呼吸置いてから命令を下した。
「コンドルよ飛べ。繰り返すコンドルよ飛べ。」
その命令が無線を通じで部隊に伝わると、それまでただの買い物客にしか見えなかった
一人の女性が、おもむろにミキのいる試着室に向かって進んできた。
 春めいた気候とは不釣合いなグレーのコートを着たその女は、ミキもアカネも
よく知っていた人物であった。マズルカであった。
 (つづく)
 
137名無しより愛をこめて:2001/03/20(火) 03:18
おっそろしく大長編になりそう・・・・
夏休み頃の書き込みでようやく桃園ミキがクツを片っぽ脱がされる方に1億リラ(w
138名無し:2001/03/20(火) 08:09
いやいや、これくらいじらされた方がピンチシーン(陵辱シーン?)はもえるでしょう。
楽しみにしてっまっせ。
しかし、よく書いてて自分がじれないよな
139妄想竹:2001/03/20(火) 23:51
  「マヤ・インカのきらめき」(8)
(承前)
 それにしてもミキ姉さんのスタイルはすごいなあと、あかねは思わずため息をついた。
 年齢がだいぶ離れているから、隣に立つミキの姿を誇らしく思いながら二人で
連れ立って歩いたが、2つ3つしか年齢差がなければ、とても二人で並ぶことなんて
できやしない。絶対に気後れしてしまう。
 すらりと伸びた美脚。きゅっと引き締まったヒップ。ほっそりとした胴。胸は豊かさ
とは縁遠いものだけど、そのすくっと立った佇まいは、テレビや雑誌で見るどんな
モデルたちにも決して負けることのない見事さだった。
 初めて一緒にお風呂に入った時など、心臓が壊れるかと思うぐらい鼓動が早くなり、
思わずふらふらしてしまって、ミキに「どうしたの!?のぼせちゃったの?」と
心配されてしまった。その神々しいまでの肢体の前では同性であることなんか
関係なかった。
 だからミキはあかねにとって、いつも素敵な笑顔で話し掛けてくれる自分だけの
お姉さんであると同時に崇拝の対象だった。
「私も将来、あんな素敵な女の人になりたいんだけど・・・」その先は考えるだけ
無駄のように思えて来る想いが胸に去来する。
 せめてこの店にあるような服の似合うようなカワイサが得られればなどと、
この年代の「女性」につきものの深刻な考えに少しの間捕えられていた。
 (つづく)

 
140妄想竹:2001/03/21(水) 00:35
  「マヤ・インカのきらめき」(9)
 (承前)
 マズルカはその正体と企みを悟られぬよう、努めて自然に歩いた。その耳には
イヤホンを通して「カウントダウン」が流れていた。
 ミキが今ミニスカート姿に着替えている、その試着室の前まで来ると、
ほとんど足音をさせずに立ち止まった。
 二人いる店員は、先ほどミキが目当てのスカートを手にしたときから、実行部隊の
他のメンバーが、客に扮して店の商品について質問攻めを続け、どちらも釘付けに
してある。試着室は当然店の奥にあるので、外にいる人間や新しく入ってくる客の
目は気にしなくてもよい。あかねに対しても、「客」の一人が床に落し物をして
注意を引き付けているはずだ。しかしマズルカは一応周囲の視線が自分に
向いていないか確かめた。
 「ここまではうまくいっている。」引き続きカウントダウンが流されていて
聞こえるが、カーテン一枚隔てて向こうにいるミキの様子も手に取るように分かる。
「試着室に超小型カメラを仕掛けたほうが確実に作戦が遂行できるんじゃないか」
なんて言っていたデスギラーの下賎なこと。レディーの着替えを覗くなんて、
大部隊を率いた将軍のすることではないな。」作戦会議でのやり取りが一瞬脳裏に
甦る。
 それもつかの間、「作戦はここからが正念場」との思いが湧き上がり、
思わず彼女は険しい表情になる。体をかがめ腰を引くした。マズルカはここで
初めて不自然な姿勢を取った。そしてコートの中に隠し持っていたあるものを
右手でつかんで取り出した。そのものとは、「白いブーツ」であった。しかも
試着室に入るまでミキが履いていたものと寸分違わぬデザインであった。
 (つづく)
141妄想竹:2001/03/21(水) 01:57
 というわけで「孟宗竹」です。
 本当は、作品が一本完結する前に表に出て口上垂れるのは気が進まなかったの
ですが、「あまりレスつかないな〜。でもストーリー殆ど進んでないし当然か?
それに早い段階で評価してもらうのもアレだしな〜。」と思っていたところへ
2つもレスがついていたのでとうとう姿を現しました。

 >137
 「試着室に入る」ということはクツ(ミキの場合は「ブーツ」それも「白の
 ロングブーツ」、じゅるる。)を脱ぐってコトです。・・・でもちょっと
 ドッキリした。

 >138
実はストーリーの骨子は書き始める前からすでに出来上がっています。
 ただそれは、映像やセリフや小道具などが各シーンごとに頭の中にまとめている
だけの状態なので、シーンとシーンのつなぎなどは、キーボードに向かいながら
考えているので、その途中に更に新たなギミックなどを思い付いたりするので、
(あかねの「ブラジャー」や「一緒にお風呂」のくだりや、「コードネーム」は
まさにそれ)最初に考えていたよりも2倍3倍の長さに膨れ上がっているのです。
 ま、申し訳ありませんが、どうか気長にお付き合い願います。
142137:2001/03/21(水) 19:09
>孟宗竹どん
 茶々入れちゃってゴメソ、でもこれからも他の人から「長くてジリジリする」と
いう趣旨のレスは付き続けると思われるんで、その辺は覚悟されたし。また、他の
妄想が書き込まれる事であなたの長編がズタズタになる可能性も大ですぞ。こちら
はこれ以上の書き込みはしばらく控えてROMさせてもらいます、ガムバレ。
(あまり人目につかぬようsageでレス)

143孟宗竹:2001/03/21(水) 23:47
  「マヤ・インカのきらめき」(10)
(承前)
 ミキを捕獲・拉致する場所が彼女が行くブティックに設定された後は、ブーツの
すり替えを行うのは、彼女が「店の商品に着替えるとき」と「自分の服に着替える
とき」のどちらにするかかが焦点となった。
 「自分の服を着るよりも、店の物を着るほうが時間がかかるだろう」
「いや、ショートパンツとミニスカートの違いという観点で考えないと」
「それよりも、これから試着をする心理状態と、試着が済んだという心理状態では、
自ずと行動の速度が違ってくるのでは?」などと侃侃諤諤の議論となり、すぐさま
都内のデパートにおいて観察実験が行われた(結局このときには「超小型カメラ」が
試着室内に設置された)。
 結果は「店の衣服を試着するとき」の方が所要時間がはっきり長いという結論を得た。
 続いて、有能な者ばかりを選抜して実行部隊が編成され、各自の役割を徹底的に体で
覚えこませると、現場となる店と同一のレイアウトのセットを組み、綿密なタイム
スケジュールに沿ってのシミュレーションが始められた。
 しかし今度は、一度だけマズルカに「すり替え役」ではなく「ミキ役」を割り当てた
ところ、普通の部屋で着替えて計測した所要時間よりも、試着室で着替えた時間の方が
はるかに長くなってしまったということが起こった。
「ええい、何をもたもたしているのだ。」デスマルクが苛立たしそうに叱責する。
 結局、ショートパンツなどを脱ぎ着するときには、片足で立ちながら腰を折り
身体を前方に少し傾けることでバランスを保つことが必要になってくるのである。
 それを狭い試着室の中で行う場合は困難度が高まり、時間が長引いてしまう
のであった。
 「ならば好都合。かえって作戦の遂行時間が今よりも長く設定できますので、
安全確実に実行できます。」すり替え役のマズルカがそう発言したが、
最後まで言い終らないうちに、再びデスマルクが声を荒げた。
「バカ者! おまえたちは桃園ミキがゴーグルピンクになる前の経歴を
知らないのか!」
 その場にいた全員に緊張が走った。
「新体操の選手だったならバランス感覚は通常よりかなり優れているはず。
片足立ちなど得意中の得意であろう。マズルカが普通の場所で着替えるよりも
速いかも知れないではないか!!」
早速科学者陣は、ミキのバランス感覚に関する研究を始めた。
 ミキ(当然変身前)のマダラマンたちとの格闘シーンを収めたテープが
多くあれば問題ないのであるが、デストピア崩壊以後そうした資料はほとんど
残されてはいなかった。その替わりにミキが新体操の選手時代に国内外の
大会に出場した際の映像の方が簡単に入手できた。あるルートを通して。
「どの世界にも趣味人と言うものがいるものだな。」デスマルクは変に
感心した。
  (つづく)
 
144孟宗竹:2001/03/22(木) 00:47
 またまた孟宗竹です。
 137さん、「茶々」だなんてとんでもない。
 最初のうち、ほとんどレスがつかないので「誰も読んでくれてないのかな〜」
と不安になったくらいです。
 しかしレスがついたらついたで、それがまたプレッシャーになったりするん
ですよね。(あ、レスの内容によるものではないので誤解なさらないで下さい。
あくまで、「レスがついた」という事実に対して感じるのですが。)印税が
入るとはいえ、こんなことを生業としているプロの作家たちはすごいですね。
(「だからプロなんだ」ともいえるし、長く経験をつむうちに図太くなるものかも。)
 ということで、私は気楽に、気長にキーボードに向かうことにします。
 あと、「ageで行くかsage行くかも、僕にとっては難しい問題なんだなァ。
   それでは、また。
145孟宗竹:2001/03/22(木) 23:27
  「マヤ・インカのきらめき」(11)
 (承前)
 そして映像データをもとにして割り出された所要時間を使って、シミュレーションが
が行われた。タイムリミットが早まったとはいえ、基本的な手順に変更点は無い。
マズルカは手馴れた手つきでブーツのすり替えをこなせるようになった。
 しかし、これまで腕組みをしたまま淡々と訓練を続けていたデスギラーが横槍を
入れた。
「着替え時間の設定を、あと2秒短くしてもらいたい。」
何を今更と、その場にいる者は顔を見合わせた。ただデスマルクだけは冷静に
「ほう、理由を申してみよ。」
と言った。ところがデスギラーはなんと口ゴモルだけで、はっきりとした理由を
語らないのである。
 何といってもデスマルクは科学者であった。理由の無い修正・変更など到底
認めるはずが無い。それでもなお、デスギラーは時間設定の変更を求めるだけ
だったので、その場をしらけた雰囲気が覆った。
 デスマルクが癇癪を起こし始めるに至って、ついにデスギラーも引き下がった。
「それでは今のままの時間設定にて・・・・」
シミュレーションが再開されたが、当然デスギラーの顔には納得したことを
感じさせるような表情では無かった。
 実は、この作戦が立案された当初から同じようなことの繰り返しであった。
ゾーンの銀河闘士を使うこと、桃園ミキをターゲットとすること。そこまでは
よい。しかしその他の細かい点については、現場で指揮を執る私に任せるのが
普通ではないか。少しも私の意見を取り入れないとは・・・・
 そもそも大元帥は、作戦の実行に関しては素人なのだ。ミキが絶対にあの
店にやってきて試着室に入るのだと、どうしてそう簡単に断言できるのか。
 デスギラーは実際、憤懣やるかた無し、といった心情だったが、それを
必死に押し隠して軍人としての務めを果たそうとした。ただ現場指揮官の
責務として、舞台に選んだ店以外のブティックやデパートであろうとも、
ミキが試着室に入りさえすれば作戦が決行できるよう、デスマルクには
黙って部隊の全員を揃えて居残り特訓を抜かり無く行っていた。
 (つづく)
146孟宗竹:2001/03/23(金) 23:22
  「マヤ・インカのきらめき」(12)
 (承前)
 「あれだけ訓練に時間を費やしたのだから」
緊張はしても、不安はなかった。カウントダウンの音がはっきり聞こえる。試着室の
中でミキが着替えている気配もはっきり感じられる。マズルカは自分が意外に
冷静であることに気づいた。
 「よし、これならいける」自信が確信に変わる。
 右手に持ったブーツを床に置く。まったくの訓練どおりに手順を進める。
どういうふうに置けば音を立てないか研究済みであった。
 次はロングコートすそを左手で少し持ち上げ、さらに左肘を上げて脇に
空間を作ると右手で、先ほど自分が置いたブーツの横にある、ミキ本人の
ブーツをつかんだ。一つ深く息をして呼吸を整えた。意を決して、するりと
それをコートの内側に収めた。
 そのときだった。
「パタリ」と乾いた音が響いた。
 全身の血液が逆流しそうになった。下を向くと、先ほど自分が床に置いたブーツが
片方だけ倒れている。
 マズルカは、そのまま薄れてしまいそうな自分の意識を、必死に現実世界に
つなぎとめようとした。
 (つづく)

 
147孟宗竹:2001/03/27(火) 00:32
   「マヤ・インカのきらめき」(13)
 (承前)
 「作戦は失敗か」自分を叱責するデスマルクの歪んだ顔が脳裏にちらりと浮かぶ。
逃げ出したい衝動に襲われたが、カーテンを隔てた向こうにいるのがゴーグルピンク、
いや、桃園ミキであることを思い出すと、彼女の様子を探ろうと必死に神経を集中
させた。
 ミキの動きに変化は無いようだった。「気付かれては無いのか」
 しかし、心拍数はどんどん増大する。なんとか訓練で覚えたことを思い出しつつ、
倒れたブーツに手を伸ばした。
 ただ、気が動転しているので、「カウントダウン」の音声が聞き取れない。今のは
「4」だったか「5」だったか、それとも「6」なのか。
 一秒の間隔が永遠に感じられる。「次」が「3」なら時間が無いが、「4」あるいは
「5」ならブーツを立てることは十分可能だ。エエイままよと、右手でブーツを
つかもうとした瞬間、「4」のカウントとデスギラーの「退け!!」の声が同時に
イヤホンに響いた。
 カウントが「4」ならばまだ時間はあるのだが、作戦要綱上、現場指揮官である
デスギラーの命令が優先する。マズルカは弾かれたように姿勢を伸ばすと、客を
装ってその場を離れようとした。
 倒れたブーツを見てミキが不審に思うかもしれないが、それはそのときである。
こうなれば、あとは自分がミキに気付かれないように立ち去るのが先決だ。
 しかし「3」のカウントダウンが告げられ、「2」を待つ間だった。
「シャァッ」という音が、実行部隊全員の耳にイヤホンを通じもたらされた。
 ミキが試着室のカーテンを開けたのである。想定より2.5秒早かった。
 (つづく)


148孟宗竹:2001/03/27(火) 23:41
  「マヤ・インカのきらめき」(14)
(承前)
 カーテンが開けられたことにより、試着室の正面に位置していた監視係の「ジャガー」
は、思わず声を上げそうになり、必死にこらえた。それは、「基地」内で「ジャガー」
から送られてくる映像を注視していたデスマルクも同様だった。
 しかし、基地のスクリーンに映っていたミキのミニスカート姿は、こちらを向いては
いなかった。半身の彼女は、左手でカーテンを開けながら、右手で自らの髪を整え
ていた。その視線は試着室の奥の鏡に向けられていた。鏡を隅々まで見渡せば、
そこにマズルカの後姿が少しでも映っているのが見えたかもしれないが、ミキが
気付く訳がない。もとより、マズルカは普通の客を装っている。そしてミキが前を
向いたときには、マズルカの姿は既に死角に入っていた。
 デスマルクは、いつのまにか自分の体が椅子から半分ずり落ちていることに気付くと、
無言のまま座りなおした。
 最後の手段である、ミキに対する高圧電流の使用を一瞬覚悟したデスギラーも、
一旦は椅子から半分浮かした腰をまた椅子に下ろした。
 が、状況を完全には把握できないマズルカは、ミキが自分を追ってこないことだけを
背中で感じ取りつつ、店の出口を目指した。「ジャガー」からの映像は、腕時計型の
受像機に映し出されてはいるのだが、彼女に課せられた残る任務は、ミキが履いていた
ブーツを、その場に落とすことなく立ち去ることのみであり、受像機をはめている
左手は、コートの下に隠し持っているブーツを、しっかりと抱えているのだった。
 (つづく)
149孟宗竹:2001/03/30(金) 23:13
  「マヤ・インカのきらめき」(15)
 (承前)
 あかねは「もうそろそろ着替えたかな?」と思って、試着室の方に体を向けた。
こちらに向かって歩いてくる女性客の肩越しに、ちょうど試着室のカーテンが開くのが
見えた。思わずそちらに駆け寄ろうとしたが、ロングコートを着たその女が、
そのまま真っ直ぐに進んできたので、あかねは驚きながらもとっさに身体をよけた。
女が通り過ぎたあともう一度試着室のほうを見ると、ミキが上半身を出してこちらを
向いていた。
 「どう、あかねちゃん。似合ってる?」
あかねは再び駆け出すと、ミキの正面まで来てその姿をまじまじと見た。
 「似合う、似合わないとか、そういう問題ではない。」あかねはそう思って息を
飲んだ。
 少々シンプル過ぎるデザインだとあかねは思っていたが、想像していたよりもずっと
似合っている。だがもともとそんなレベルを遥かに越えているのだ。
 以前一緒にお風呂に入ったときには、「女神が現れた」と思ったが、今日はまるっきり
「天使」である。まさに「春の天使が降りてきた」ようだった。
 まるっきりかなうハズがない。しかしこれならコンプレックスも抱きようがない。そんな
美しさである。そのミキ姉ちゃんと二人でいられることをあらためてあかねはうれしく
思った。
 ミキはそんなあかねの反応を見て、自分でも満足した。そして、10日以上も売れずに
店にあったことに感謝した。
 (つづく)
150孟宗竹:2001/04/02(月) 23:10
  「マヤ・インカのきらめき」(16)
 (承前)
 マズルカは、どうしても走り出しそうになる衝動に抗いつつ大股で進む。
強力犯担当は、他に店内に配置されている。いざとなったら彼らに任せれば済む話だ。
それに所詮相手はゴーグルピンク。たとえ背後から飛びかかってこられても問題無い。
やはり単に自分に与えられた任務さえ終わらせれば。
 ただ、あかねがいない方向から店を出ようとしたはずが、突然あかねが視界に
飛び込んで来たときは、とっさに「この娘を人質にして」という考えが頭に浮かんだが、
結この作戦は、「企み」とは気づかれてはならないのだ。そのことを思い出し、
そのまま出口に向かった。
 デスギラーは、道路の向こう側の店の入り口からマズルカの姿が現れるのを認めた。
両目がつりあがった彼女のその形相は、正面からだとどう見ても異様な雰囲気に
満ちていた。が、ここは東京のど真ん中である。誰も気に留める者などいない。
というより、誰もマズルカのことなど注視しているはずが無いのだ。ある一団を
除いては。
 デスギラーは、マズルカが脇に必死に抱えている物を夢想した。あれでは、「私は
何かを抱えています」と自分で言っているようなものだ。デスギラーは苦笑した。
 しかし陰謀は白昼堂々進行している。それも女性のブーツを盗むという陰謀が。
誰も気づく者はいないし、気づかれても騒ぐ者は本人以外いないような陰謀である。
 さらにデスギラーは、そのブーツの臭いを嗅ぐ自分を頭に思い描いた。
 灼熱を持った砲身がにわかに頭をもたげるのが股間に感じられる。
 マズルカが道路を横切ってこちらに近づいてくる間が、永遠の長さを持っている
ように思える。
 (つづく) 
151孟宗竹:2001/04/02(月) 23:40
  「マヤ・インカのきらめき」(17)
 (承前)
 作戦の細部を詰めている段階で、「マズルカが盗んだブーツ」をどう処分するかが
議論の的となった。
「店の外なら現場付近に捨てても問題無かろう。」という意見も出たが、
デスギラーの「現場およびその周辺には、われわれ仕業であることを臭わす物は
一切残さないというのが、大原則だったはず。それが理由で試着室にも
監視カメラを置かないことに決まったと記憶しているが。」という一言で結論が
出た。放置せずに、回収することになったのである。
 ややもすれば、下腹部の疼きに神経が集中しそうだったデスギラーであったが、
「ジャガーより報告。再び扉は閉じられた」とイヤホンから聞こえると、彼は
表情に緊張感を取り戻させた。
 ちょうどそのときマズルカがデスギラーの横に立った。その様相は、呑気そうに
オープンカフェのテーブル席に腰を置いて作戦を遠目に眺める指揮官を非難して
いるかのように興奮していた。
 デスギラーは、努めて彼女とは対照的な態度を漂わせながら、テーブルの下の
手提げ袋を、目で示した。
 マズルカは一つ呼吸を深くすると、コートの下に隠し持っていた「それ」を、
その手提げ袋の中にスッポリ落とした。
 デスギラーは表情一つ変えるでなく、マズルカを全く無視する形で、ミキの
いる店の監視を続けていた。
 ねぎらいの言葉も無かったが、マズルカも失望するふうでなく、きびすを返すと、
街の人ごみの波の中へ消えていった。
  (つづく)
152名無しより愛をこめて:2001/04/04(水) 23:41
エロマンガ小説の板?のがいいのでは・・・
153名無しより愛をこめて:2001/04/04(水) 23:43
漫画でやってよ。
読むの疲れる。
154:2001/04/05(木) 23:37
読まなきゃいいじゃん。

オレは待っているんで続けてね。
155孟宗竹:2001/04/07(土) 23:28
 ウーン、さすがに年度末、年度始めは多忙です。
書き込み無しの日が続いてて申し訳ありません。
あと、敵アジト内での展開からは、別板或いは別スレに
移ることも考えています。
156sage:2001/04/12(木) 00:13
とりあえず・・・好き系ネタなので上げとこう!!
157名無しより愛をこめて:2001/04/12(木) 00:15
ジバンの33〜35話見てぇ〜よ!(泣)
158名無しより愛をこめて:2001/04/12(木) 07:48
股挙げ
159孟宗竹:2001/04/12(木) 21:51
   「マヤ・インカのきらめき」(18)
 (承前)
 そうこうしているうちに、更に報告が入った。
「ククルカンに羽根が生えた。繰り返す。ククルカンに羽根が生えた。」
 テーブル下の手提げ袋の中のものに集中していた意識を、再び店の中に向けた。
白いブーツを履いたミキが歩みを進める。デスギラーにとっては見慣れた姿だ。
ブーツフェチのデスギラーにとっては。
「だから着替え時間をもっと短くしろといったんだが・・・・まあ、何とかうまく
いったから良かったが。」
 ミキのブーツ姿の映像を超の字がつくほど長い時間見つづけていた彼は、ミキが
片足で着替えるのが異常に早いことなど容易に想像がついていたのである。
 ミキの使用済みブーツが入手できたことで、デスギラー個人にとっては、
作戦はもうすでに終了したようなものだった。しかしまだ「桃園ミキの身柄を
確保・連行する」という最終ステップが残っている。そしてその前に
「ターゲットの瞬間洗脳」という、今回の作戦の最大の目玉がある。
「さて、大元帥閣下のお手並みを拝見させてもらうとするか。」
現場指揮官としての責務のため今一度気を引き締めつつも、彼のデスマルクに対する
屈折した思いが湧き上がってくる。デスギラーは舌なめずりを一回すると基地に連絡を
入れた。
「閣下、状況は全て整いました。」
「現場は良いそうだが。」
故意に「現場」を強調しながら、デスマルクは後ろにいる技術者の方を振り返った。
技術者はコンソールを念のため一瞥すると、「シグナル、オールグリーンです!」
と返答した。
 「よし、瞬間洗脳装置始動させよ!!」
デスマルクの命令する声が、基地の指令室内に響いた。
 (つづく)
160孟宗竹:2001/04/18(水) 00:02
  「マヤ・インカのきらめき」(19)
 (承前)
 「しかし、何も買う気がねーのにねちっこい客だったな」
店員は、一人で心の中でぼやいた。人通りの多い場所柄、単なるひやかしで帰って
いく人間は元々多い。ここで2年も勤めている彼もなれているはずだったが、
さっきの客には、最近類がないほど手を焼かされてしまったので、さすがに気分が
悪い。
 「いや、何も買わなかったのだから「客」じゃないが・・・。」
悪態をつきながらレジの方へ戻ってくると、店の奥の方からやってくる人の気配を
感じた。
「奥の方には、確か少し前に来た、姉妹らしい二人連れの客がいたはずだが。」
年上の女性客の顔を思い浮かべると、店員ぽい表情を取り戻しながら顔を上げた。
「それこそ最近類を見ないほどの美形だな。彼女なら何も買わなくたって、一日中
接客できるけどな。」
などと気楽なことを考えつつも、職業柄、すぐにミキが手に抱えている商品を確認
した。
「フーン。あそこにあったミニだな。」
その商品を客が身に付けているところ頭に描こうとしたが、思わず目が合いそうに
なった。その瞬間である。
 (つづく)
161名無しより愛をこめて:2001/04/18(水) 00:17
「マヤ・インかのきらめき」(19・5)
sageでやれ。頼むよ・・
(つづく)
162孟宗竹:2001/04/18(水) 23:29
「マヤ・インカのきらめき」(19・6)
頼まれちゃあな。
じゃ、sage
163名無しより愛をこめて:2001/04/19(木) 00:04
感謝。
「マヤ・インカのきらめき」(19・7)
(つづく)
164へのへのもへお:2001/04/19(木) 23:45
上え参ります。↑
165名無しより愛をこめて:2001/04/21(土) 01:48
頼むからやめて。
166孟宗竹:2001/04/21(土) 22:57
  「マヤ・インカのきらめき」(20)
 (承前)
 店員は思わず「ン?」と目を凝らした。一瞬その女性客の体が光った、というより
火花にでも包まれたように見えたのである。それはほんのわずかな間の出来事だった
ので確かめようが無かった。そしてそんな些細なことは彼の脳裏には残らなかった。
 というのも、彼女が「カッ」と大きく目を開いたかと思うと、いきなり商品を
その場に放り投げてまっすぐ駆け出したからである。
 一体何事なのか、彼には見当もつかなかったが、気配を感じて近づいてきた連れの
女の子をも、彼女が思いっきり突き飛ばしてそのまま立ち去って行くのを見て、ただ事
ではないことだけは理解した。
 大声で呼び止めても、無駄だろう。それよりも先にと、まず床に倒れている女の子の
そばまで駆け寄った。
 突然のことに受身を取ることもできなかった女の子は、かわいそうにぐったり
横たわっているままである。打ち所が悪かったのだろうか。最悪のケースも
頭に浮かぶ。冷静さを取り戻そうとしつつ、呼吸をしていることだけは
確認できた。
 「とんでもないことになったなー。」参ったなというのが正直なところである。
「何で俺が出勤しているときにこんなことが起きるかな〜」心の中で舌打ちしながら
立ち上がると、一応店の外の方を見回した。無論あの女性客は見当たらない。
 ふと気づくと、もう一人の店員がそばに立っていた。「おまえが何とかしろよ」と
視線で語っていた。
 その場にしゃがみ、念のため女の子の容態をもう一度確認すると、意を決した
ように立ち上がり、レジのそばの電話機まで駆け寄ると、受話器を手に取った。
 (つづく)

167名無しより愛をこめて:2001/04/22(日) 23:53
hage
168名無しより愛をこめて:2001/04/23(月) 00:27
163だけど、孟宗竹氏の騎士道精神に↑
169名無しより愛をこめて:2001/04/24(火) 19:19
さらにhage
170孟宗竹:2001/04/24(火) 23:45
  「マヤ・インカのきらめき」(21)
(承前)
 「結局ゴーグルピンクは我々の手に落ちたか。」
 オープンカフェの椅子に座ったままデスギラーは、店から走り出したミキを目で
追った。
「しかしこうも簡単にコトが運ぶとは・・・・。成功するときとは案外こういうもの
かもな。」
 この作戦実行の前提である、ミキたちが買い物をする店の特定についても、彼は
デスマルク大元帥に反発した。女の買い物に関し、この店に行くなんて他人が断定
できるわけが無いだろう。
 大元帥は根拠として、この一週間の間に睡眠中のミキの意識を3回スキャンした
結果を挙げていた。その3回すべてでミキの脳裏にイメージとして認識されたのは
実にあのミニスカートのみであったのだという(ちなみにあかねのことは2回、
現在ミキが付き合っている男でさえ2回であった)。
 とはいえ、そのスカートがある店に立ち寄っただけでは作戦の遂行は不可能で
ある。何故大元帥がこの店で作戦を行えることにあれほど自信が持てたのかいまだ
不可解ではあるが、現に桃園ミキの心身はデスダークの支配下となっているのだ。
 「現場では結果が全て」と胸に刻むと、テーブルの下の手提げ袋をつかむと、
デスギラーはおもむろに立ち上がった。
 新たに客もこないし追加のオーダーも入らないのをいいことに、オープンカフェの
店員は雑誌を読みふけっていた。突然レジの前に人影が現れたので、慌てて職場復帰
した。
 客は手に持っていた一万円札をカウンターにぞんざいに置いたので、
「小銭はねーのかよ」と思いながら「お客さん伝票は?」と言おうとしたら、
「つりは要らない。」と客のほうが先に告げた。
なんだと思い直したときに一羽の鳥が店先から翼を羽ばたかせて飛び立った。
「ん、カラスか?」と思って客の方に向き直ってみると、何故かさっきまで目の前に
立っていた客の姿は見当たらなかった。伝票が無いとレジが打てないので、カウンター
から身を乗り出して辺りを見回したが、それらしい人物の姿は見つからない。
 いや、そのとき初めて店員は気付いた。それまで店舗のテーブル全部を埋めていた
客たちが一人残らず姿を消していたのである。
 その客たち全員の飲食代は当然一万円では足りるわけが無い。店員はもうすぐ出勤
してくる店長にどう言い訳しようか途方に暮れた。しかし頭に浮かぶのは店長に
ねちねち責められる自分の姿だけであった。
 (つづく)  


171孟宗竹:2001/04/24(火) 23:49
あ、ageちゃいました。堪忍、堪忍。
172名無しより愛をこめて:2001/04/25(水) 03:21
hage

173名無しより愛をこめて:2001/04/27(金) 20:18
hade
174孟宗竹:2001/04/27(金) 23:17
  「マヤ・インカのきらめき」(22)
 (承前)
 奇妙な出来事があったブティックから数百メートル離れた場所に、一人の若い女性が
立っている。雑居ビルの脇の路地から、大通りの方を向いている。
 それは紛れもなく桃園ミキであった。しかしその表情にはあまり生気が感じられない。
能面のような顔を大通りに向けているが、その視線の焦点はどこにも合っていない
ようだ。
 そのミキの前の道路を救急車が走り抜けていく。しばらくしてサイレンの音が
やんだので、この近くに止まったのかもしれない。
 そのとき、不意にミキの背後から手が伸び、彼女の肩を叩いた。
 ミキは驚くでもなく、クルリと後ろを向くと、その手の主であるデスギラーの顔を
認めると、まじまじと覗き込んだ。
 デスギラーも満足そうに頷くと、自らの基地にいる上官に連絡した。
「デスマルク閣下、桃園ミキの身柄を確保しました。」
「ウム、ご苦労。」デスマルクはそう応答すると、別のマイクに向かって指示を
出した。
 するとミキは自分の腕時計を外すと、手首のうちちょうど時計で隠れていた部分に
貼られているシール状のものを剥がした。それは直径2センチほどの大きさで肌色を
しており、厚さに至ってはまさにシールそのものであった。実はその裏にゴーグル
ファイブへの変身ツールが貼られていたのである。
 普通の社会生活を送りながら、いざというときに備える戦隊の性格上、自分の
正体を明らかにするものはあまりおおっぴらに身に付けるのは得策ではない。
 しかしながら、技術上の限界からかなり大きな変身用ブレスレットを使用していた
ゴーグルファイブであるが、弛まぬ開発努力の成果により、変身ツールのチップ化に
成功していたのである。
 ただ、そんな重要機密事項でさえデスダークは情報を嗅ぎ付け、詳細な内容の
入手を狙っていたのである。
 しかも今回はメンバーの一人が掌中に入ったのである。未来研究所の組織や基地に
関する情報はどこまで得られるかはっきり言って不確定である。しかし、ゴーグル
ファイブ自身の能力や開発に使われている技術などは細大漏らさず明らかにすると、
デスマルクは自信タップリに語っていた。文字どおりゴーグルファイブは丸裸にされて
しまうのである。
 ミキはその大事な自分の変身ツールをデスギラーに渡した。デスギラーがそれを
掌で受け取るや否や、幌付の青いトラックがどこからともなくするすると前進
してくると、二人の前で止まった。
 デスギラーに促されると、ミキはマダラマン扮する作戦実行部隊の手を借りて
幌で覆われているトラックの荷台に乗り込んだ。
 それを見届けるとデスギラーはトラックの助手席に納まった。
 静かにトラックが発信する。交通量の多いこのとおりでは、そのトラックは
すぐに車の波間に隠れてしまった。当然その行き先など誰も知る由はなかった。
 (つづく)
175 :2001/04/29(日) 01:08
176孟宗竹:2001/04/30(月) 23:32
  「マヤ・インカのきらめき」(23)
 (承前)
 未来科学研究所は文字どおりはちのすを突付いたような騒ぎになった。
 最初は「あかねちゃんの親御さんに連絡を!」とか、あかね自身の容体を皆心配して
いたのだが、「ミキお姉ちゃんと一緒に出かけたよ」と、他のコンボイのメンバーに
聞かされていたのに、そのミキと連絡が取れないことで本郷博士や黒田や青山たちは
不審がった。
 そして、あかねが倒れた時の詳細を現場まで尋ねに行った青山からその詳細について
連絡が入るに及び、基地内に緊張感が走った。しかし詳細といっても、突然の出来事
であり、唯一の目撃者である店員も不可解なシーンを目の当たりにしたため、あまり
記憶と呼べるほどその瞬間のことは覚えてはいなかった。気が動転しながらも救急車を
早く呼んだだけでもまだ立派といえるだろう。
 念のためブティック近辺で青山は独自に聞きこみ調査を行ったが、買い物客で賑わう
町並みの中で、たった一人の女性の足取りを追うなどといったことはまず無理である。
変身ツールからの発信電波の記録をトレースしてみても、都内をしばらく迷走した後
発信自体途切れている。
 数少ない手がかりからでは、この出来事の背後に陰謀が存在するのかどうかは判断
するのは難しい。かと言って闇雲に探し回っても成果は期待できないだろう。メンバーは
一旦待機することになった。
 あかねの両親に状況を説明しようと青山はあかねが運び込まれた病院に立ち寄ったが、
父親は一旦職場に戻り、母親もあかねの着替えを取りに自宅に向かったとのことで、
病室前には黄島が居るだけだった。黄島が沈鬱な表情をしていたが、両親ともに一旦
病院を離れるくらいなので、あかねの容体は心配する程のものではないらしい。青山は
そう理解しながら黄島のそばに立った。
 「あかねちゃんはどう?」
「ん、さっき見たら眠っていたけど。単なる脳震盪だったから大丈夫だと思うんだが、
やはり、仲良しだったミキに突然突き飛ばされてしまったショックの方が・・・・」
青山も「そうか」と無言でうなづいた。
 しかしながら、黄島の表情の暗さの主たる原因はミキの行方の方である。いくら
人間の足で捜索するのが非能率的とはいえ、じっとしてはいられないというのが
本音だ。そのときふと黄島は思い出したように声をあげた。
「そうだ赤間にこのことを連絡しなきゃ!」
今更ながら重要なことを思い出した自分が腹立たしいが、しょうがない、あまりに
自分も周囲も混乱していたのだから、と思った瞬間、病院の階段を物音をほとんど
させずに黒田が駆け上がってきた。二人に近づくと心配するなという表情で
「もう赤間には連絡を入れてある。飛行機の便が取れ次第戻ってくるそうだ。」
さすが黒田とちょっとほっとした雰囲気を見せた二人に向かってさらに
「ま、ここまで大騒ぎすることでもないかもしれないけど、念のために態勢だけは
整えておかないと。だから少し冷静に状況を分析する必要はあるな。・・・・それより、
あかねちゃんの方はどうなんだ。」
黒田が一人現れるだけで、こうも安心させられるのか。二人は自分の未熟さが恥ずか
しく思われた。しかし、逆に黒田がことのほか二人を冷静にしようとしているという
ことは、事態があまり芳しくないことを暗に語っているのである。
 3人は表情を引き締めると、病室の前を立ち去ると、未来科学研究所に向かった。
 (第一部完)



177名無しより愛をこめて:2001/05/02(水) 22:22
スンマソン、サルベージっと
178名無しより愛をこめて:2001/05/03(木) 00:10
age
179孟宗竹:2001/05/03(木) 21:33
 皆さん、長らくのご愛読誠に有難うございます。
以前申していたように、第2部より、別板にて披露致したい
と思います。理由は、より過激にヒロインを陵辱したいがため、
「大人板」ならきがねなく表現ができるだろうと考えたのです。
(と言ってもすぐに再開というワケにはいかないと思いますが、)
興味の有る方は、あちらでもご愛顧のほど宜しくお願いします。

それでは第2部のさわりを・・・・・・
********************************
  「マヤ・インカのきらめき」(145)
 「っうく。っうく。っうく。っうく。・・・・・・」
呆れたことに、ワニカエルギンのミキへの陵辱はいまだに続いていた。
 双方とも快感とはかけ離れた地平で堂々巡りを演じている。
 怪物の白濁した体液が、ミキの口腔内に1度、胸に2度、そして膣内に3度
放たれていた。そして今度はそのもはや表情のかけらも残されていない
顔面に放出すべく、ワニカエルギンはミキの股間から自分のモノを抜くと、
手を添えた。
**********************************

 じゃ。


180孟宗竹様へ:2001/05/04(金) 07:52
どこの板で書くのか、あるいは新しく立てられるのか、行き先を残しておいてください、お願いいたします。
181孟宗竹様へ:2001/05/04(金) 15:34
182孟宗竹様へ:2001/05/04(金) 19:34
180と181は同一人物ではありません

by180
183孟宗竹:2001/05/04(金) 23:51
180殿ヘ
「SM・フェチ板」に移ろうと思っています。
「ラ・セーヌの星陵辱」というスレもありますし。
UPするときは判り易いスレタイトルにしようと思っています。

それにしても「スペクトルマン陵辱」スレなど、やられフェチ
さんが書かれているスレが遂に荒らされ始めましたね。
残念な限りですが、僕としてはここが荒らされる前に「第1部」
だけでも終わらせることができて、何とかギリギリセーフかなと。
 というわけで、向こうの板に先回りなんかしていぢめたりしちゃあ
やーよ。
184孟宗竹:2001/05/05(土) 00:29
あ、「スペクトルマン陵辱」スレ>「妄想スペクトルマンスレッド(第2部)」ね。

 この板に書き込んだという事は、当然「やられフェチ」さんの作品に
触発されて書き始めたんですが、中でも、「妄想ウルトラマザー編」の
ラストのオチに、「目からウロコ」。
 今まではいろんなサイトのヒロピン小説を読むだけだったんですが、
「実は息子のムスコ」で、サッとさげるのを見て、それまで「○○ピンクの
悲鳴がいつまでも洞窟に響いた・・・・」とかいうフェードアウト系の終わり方の
作品を読み飽きていた自分は、思わず膝を叩きましたね。
 ただ、やはり実際に自分で書き始めてみると、鮮やかなラストシーンなんか
(自分には)簡単には書けるわけが無いことに気づきまして。(汗
 やはり今回の作品も「いつまでもミキの悶絶の声が・・・・」という締めくくりの
文で完結したりして・・・・・・トホホ。
 ま、ストーリーのアイディアはイロイロ思い浮かんでも、実際に仕上げられる
数は限られるので、まずはこの作品で完全燃焼できるよう頑張ってみるつもりですが。
 では。
185孟宗竹:2001/05/05(土) 22:59
 皆さん今晩は。さて、「マヤ・インカのきらめき」の第2部を
書くにあたって、不都合なことが一つ有ります。
 それは、「大川めぐみの裸体を見たことが無い」という点です。
といっても妄想なんだから、頭の中に勝手に思い描いた彼女の肢体を
文章で表現すればよいのですが、その妄想をより膨らませるために・・・・
と思うのですが、元々ペギーや立花レイとかと違って脱いで無いので、
無理な話なんだけれども。
 水着姿さえ拝めないので、似た体型のAV女優のスチールで代用する
しかないんですが、彼女に似た女優って誰かいるのかな・・・・
「三浦あいか」あたりがそうかなとも思いますが、何せキャラが違いすぎると
かえって妄想の邪魔になるし。
186孟宗竹:2001/05/05(土) 23:30
で、184で書いた「アイディアはイロイロ」のうちの一つに、
立花レイを主役としたモノがあります。
内容は実験帝国メスに捕われの身になったレイが股間に男根を
移植されるされるというもの。
射精の快感の虜となったレイは陵辱鬼と化して次々と女性を
襲います。
遂にはメスによってペットとして与えられたハルカ(=イエロー
マスク)に襲いかかり・・・・というもの。
ただ私は「レズもの」ってこれまで殆ど読んだことが無いし、
責め方が思い浮かばないなあ・・・・・・
ということで路線変更。まずタイトルですが「メギド呪いのビ○ー
パンツ」(がく−
ストーリーは当然あのまんまです。
187>孟宗竹殿・・:2001/05/06(日) 18:24
アナタを外道に引きずり込んでしまったバカです(w
書き込みやスレ立てのきっかけがオイラのネタだったという人が出てきたので
たいへん驚いています。中でもアナタはウルトラマザー編を挙げられました。
あれはこちらの妄想の中でもよくまあ思いつけたもんだと後で自分が感心する
ような展開に出来たので、誉めてもらえて嬉しいかぎりです。ただ、
>この板に書き込んだという事は、当然「やられフェチ」さんの作品に
>触発されて書き始めたんですが(以下略)
 「当然」てところがちょっと引っ掛かります(汗
 ともあれ第一部完結、お疲れ様でした。SM板に行っても頑張って
 創作に励んで下さい。お互い頑張りましょう。ちなみに、このスレの
 >>137を書いたのはオイラでした。


188名無しより愛をこめて:2001/05/06(日) 20:36
追記:>>187=137=>>142 です。
  
189○られ○ェチ:2001/05/07(月) 23:01
ウーン、「孟宗竹どん」なんて言葉遣いから、ひょっとして・・・・とも
思っていたんですが。まさか本当にそうだとは。書き込みを見たのは
昨夜なのに、24時間も沈黙しちまった。
>「当然」てところがちょっと引っ掛かります(汗
アリャ、書き間違えです。正しくは→このスレに書き込んだという(以下略)です。
それまでヒロピン小説は読むだけだった私が「じゃ自分も書こう」と
思ったのが「アノ作品」であり、半月以上このスレに誰も「新作」を
UPしなかったので「それならば」と早速書き込み始めたのです。
190189=孟宗竹:2001/05/07(月) 23:10
↑ヒエー!スイマセン。上のレスの投稿者名は「○られ○ェチさんへ」が
正しい名前です。本文中ならまだしも、名乗りを間違えてしまってはしゃれにも
なりません。僕の不注意でした。大変申し訳ありません。
191孟宗竹:2001/05/07(月) 23:35
迷惑ついでにもう少々。
で、主人公はまず桃園ミキ以外になし。以前から「俺ならこう書く」と
他人の作品を読んで思ったとき念頭あるのはミキタンだけ(恥
(実は桃園ミキを主人公にした小説を書くのは18年ぶり2回目)
そして作品をUPする直前の1週間から10日の間にストーリーの骨子は
ほぼ作り上げたのですが、なんせ肝心のラストが・・・・
ゴーグルピンク→ダイアモンド→ワニカエルギンという簡単な発想で
プロットを練ったのですが、「時間を自由に操れる」というワニカエルギンの
能力をヒネリの中心に持って来たとき、かなり厄介でストーリーに破綻を
きたしかねない「諸刃の剣」となりつつあるのです。
もう「ヒネリ」にこだわらず、アッサリとしたラストにすっかなー。
192名無しより愛をこめて:2001/05/08(火) 20:00
新たなる書き手求むage
193孟宗竹:2001/05/09(水) 23:35
ハイ、あいも変わらず孟宗竹です。
皆さんもすでにお気づきのことと思いますが、私も掲示板に書き込むこと
ぐらいしかできぬレベルです。
ただ、や○れフ○チさんと違うのは、あれほど多くの作品をUPするほどの
バイタリティーが無いという点です。
いやぁ〜、マジでうらやましいっす。アイディアはたくさんあるんですけどね。

194ねえ、誰か新作書いてよ:2001/05/12(土) 23:25
age
195名無しより愛をこめて:2001/05/15(火) 23:09
どっこいしょっと。
196名無しより愛をこめて:2001/05/21(月) 02:46
ごめんなんしょ
197名無しより愛をこめて:2001/05/25(金) 00:02
ミキタンだいしゅきage
198名無しより愛をこめて:2001/05/25(金) 00:18
まだあったのかこれは…
199名無しより愛をこめて:2001/05/25(金) 00:25
あったみたいですね。
200名無しより愛をこめて:2001/05/29(火) 02:48
ハゲッ
201名無しより愛をこめて:2001/06/01(金) 01:26
最近これを知ったから凄く遅レスだけどさ、>91の胡座縛りってどんなの?
202竹内邦夫@大陰陽師:2001/06/01(金) 02:38
ギニィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイピィィィィィィッグ!!!
203名無しより愛をこめて:2001/06/01(金) 02:42

カラアゲくんだよなこいつ
竹内騙ってるけどさ・・・
sageてないし
204名無しより愛をこめて:2001/06/06(水) 00:25
ウォ〜ウウォウウォウ 転身ダァ〜〜〜!!
205204よ:2001/06/10(日) 19:25
そりゃ逆だ。

転身ダァー!ウオォウウォウウォウウォウ
気力ダァー!ウオォウウォウウォウウォウ
206名無しより愛をこめて:2001/06/14(木) 23:59
立ち止まらないぜ〜
振り返らないぜ〜
207名無しより愛をこめて:2001/06/18(月) 00:56
ファイティン!ファイティン!
ウィアライブマン!!
ハートが燃えてる!
208竹内邦夫@ギニーピッガー:2001/06/18(月) 01:12
ギニィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイピィィィィィィッグ!!!


209名無しより愛をこめて:2001/06/18(月) 05:50
 
210名無しより愛をこめて:2001/06/19(火) 00:48
僕らにぃ教えるーそぉのぉ日ま〜でー
211名無しより愛をこめて:2001/06/23(土) 00:32
「うん」とか「スン」とか言え。
212名無しより愛をこめて:2001/06/27(水) 01:06
「やられフェチ」さんコールはどこでも起きてるね。
213名無しより愛をこめて:2001/06/30(土) 01:04
チクショウ
214名無しより愛をこめて:2001/07/06(金) 23:21
倉庫行きはイヤ〜ン
215名無しより愛をこめて:2001/07/09(月) 22:20
ヨシッ
216名無しより愛をこめて:2001/07/13(金) 00:15
ゆ〜めをかなえて!
217名無しより愛をこめて:2001/07/15(日) 22:42
age
218名無しより愛をこめて:2001/07/18(水) 00:12
みんなの夢を砕く者、
219 :2001/07/20(金) 15:30
220:2001/07/25(水) 07:54
倉庫行きはイヤ〜ン
221名無しより愛をこめて:2001/07/26(木) 01:02
222名無しより愛をこめて:2001/07/26(木) 01:05
死体ヤメレ1
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