1 :
名無しより愛をこめて:
2 :
仮テンプレ:2007/12/10(月) 23:10:28 ID:EB72ljT10
【このスレのお約束】
・ともかく兄弟です、細かいことは考えない
・本編で死んだ人も生きています、細かいことは(ry
・呼称、血縁関係等は書き手に任せましょう
・基本的に兄弟達は名字では呼ばれません
・一つ一つのネタは独立しているので他のネタの設定はあまり気にせずにOK
【注意事項】
・兄弟が出ない話も大丈夫だけどあまり続くのはNG
・ライダー以外の作品コラボも同様
・ネタバレはほどほどに
・剣ライダーズをオンドゥル語でキャラ立てするのは止めましょう
・ゼクターやミラーモンスター達の擬人化は駄目(該当スレで)
スレ容量いっぱいになってしまったので、勝手に立てた
仮テンプレは前スレで出たものをちょっといじったのだけど、
「仮」なので修正すべきところあったらよろしくお願いします
乙!
どうなることかと思ったよ。
みんな気付かなかったな〜
初代スレは過疎落ちだったなんて嘘みたいだなw
あと一応前スレの話途中の奴も貼っておく
書いてた人がこのスレに気づいてくれるといいのだけど
908 名前:深夜のデンライナー。[sage] 投稿日:2007/12/10(月) 22:30:59 ID:/QAcATqj0
なんとなく、カイにがんばれコールを送りたくなってきたな。
敵だけど。
いつか勝てる日は来るのか・・・きたら困るか。
そういうわけで、流れを無視して今週の舞台裏をやってみたんだぜ!
もちろん苦情は聞く耳持たずだ!
リクエストに頑張って熊味多目にしてみたけど、方言が嘘っぽいのはさらりと無視してほしいんだぜ!
1/7
深夜のデンライナー。
「おこんばんは―」
ひょっこりデンライナ―に乗ってきた相手に、モモタロスは慌てて立ち上がった。
「うおっ・・・なんだ、良太郎の兄ちゃんじゃねえか」
「あ、ほんとだ―、ひびきに―ちゃ―ん」
基本的には人懐っこいリュウタロスにしがみ付かれ、響鬼はいつものように指二本を合わせ「しゅっ」とポ―ズを決めた。
「・・・グゥ」
「こんばんは、良太郎のお兄さん」
「こんばんは~、コ―ヒ―いかがですかぁ~」
ナオミからのんぴりと薦められた極彩色の泡付きコ―ヒ―を躊躇することなく口に運び、響鬼は「ん―変わった味だねぇ」と評価する。
「どうしたんだ兄ちゃん、良太郎は・・・いねぇぞ?」
モモタロスの妙に歯切れの悪い言葉に、響鬼は小さく笑った。
「ちょっとね―。たまには電車に乗ってみようかと思って」
「たまにで乗るような電車じゃ、ないと思うんですけど」
ウラタロスの突っ込みに、響鬼はデンライナ―の中をぐるりと見回して笑った。
「そうだねぇ。でも滅多に乗らないから、けっこう面白いよ」
基本スタンスが決して崩れないライダ―一家の長兄に、モモタロスはいささか戸惑ったように落ち着き無くウロウロとしていたが、すぐに
何も言わずに食堂車を出て行ってしまった。
909 名前:深夜のデンライナー。[sage] 投稿日:2007/12/10(月) 22:31:56 ID:/QAcATqj0
2/7
「ああ、せんぱ―い。・・・すみません、礼儀知らずなもので」
フォロ―にもなっていない言葉を告げるウラタロスに、響鬼は小さく笑って頷いた。
「・・・ボク、りょ―ろた―のなかにいってる―」
何かを感じ取ったのか、ひょい、とリュウタロスが姿を消した。
「僕も、お風呂入ってこようかな」
釣れる相手じゃないしね―、というのだけは心の内側に仕舞いこんで、ウラタロスもその場を後にした。
ナオミもオ―ナ―へとコ―ヒ―を持っていったようで、食堂車にはまだコ―ヒ―を楽しんでいる響鬼と
「・・・グゥ」
鼾をかくキンタロスだけが、ぽつんと残された。
「ありゃりゃ・・・皆どっかいっちゃった」
まぁ、そうだろうけどもね―。と苦笑して。
響鬼はキンタロスとちょうど背中合わせになる位置に座りなおして、頂いたコ―ヒ―を口に含んだ。
キラキラと金色に輝く粉末がかけられたクリ―ムは、深い紫色。
中に入った液体は、深紅にも近い赤と目に痛い金。
それぞれ液体なのになぜか混ざらず、電車の振動に合わせてうねうねとマ―ブル模様を描き続けている。
「ん―・・・総ちゃんが見たら怒りそうなカラ―リングだなぁ」
共に料理が趣味で得意な二人だが、突飛ともいえる食材の組み合わせでの料理を得意とする翔一と、あくまでもきちんとした分量に拘る総司では、作るものがぜんぜん違う。
「まぁ、だから創作料理とか上手いのかもね、翔ちゃんは」
すべての調味料が『適量』としか書かれていないらしいとある国の料理のレシピの話を思い出し、響鬼はくすくすと笑った。
二人しか居ない車両の中には、大きく波打つ海のような鼾が響いては消える。
急に書けなくなってものすごく慌てまくっていた前スレ908-909です。
容量のことすっかり忘れてた・・・ごめんなさい。あと、スレ立てと貼り付け乙!です。
そういうわけで、続き。
3/7
「・・・良ちゃんと、喧嘩したんだって?」
響鬼の言葉に、そのキンタロスの鼾がピタリと止まった。
「・・・なんや、起きとったのはばれとったんかい」
ゴキ、と首を鳴らして座りなおしたキンタロスに、響鬼は軽く肩をすくめた。
「ま―ね―。鍛えてますから」
にま、と笑い、響鬼は振り向くことなく背中に感じるイマジンに問いかけた。
「ま、男同士の喧嘩というか・・・そういうのには口を出さないつもりだけど、肝心の良ちゃんが家でもなんにもいわなくてねぇ。
お兄ちゃんとしては、けっこう心配なんですよ」
部屋に篭ったままで、食事と風呂、トイレには出てくるが、始終暗い顔をして思いつめているのはすぐにわかった。
愛理も侑斗もいつもと変わらない様子だったことを考えれば、残る原因はイマジンのことしかない。
「『兄ちゃん』いうんも、大変なんやな」
イマジンには、兄弟という観念も家族という概念も無い。
しみじみとそんなことを言うと、キンタロスは軽く首を動かした。
ゴキリ、と、小気味よい音が響く。
暫く沈黙した後、キンタロスはゆっくりと口を開いた。
「・・・良太郎はなぁ、このままイマジンを倒していったら、俺らが居る未来が無くなるのを知って怖がっとる」
「・・・」
「せやけど、暴れるイマジンをほっといたら、時間の隙間に落っこちて消えてまう人間もぎょうさん出てくる。
それも、嫌なんや」
いつもは寡黙なイマジンの言葉に、響鬼は黙ったまま極彩色のコ―ヒ―を啜った。
「・・・良太郎は、いい子やな」
ぼそりと呟かれた言葉の後に再び沈黙した車両の中には、電車が走るときのかすかな振動しか響かない。
4/7
息を吐き出しながら、響鬼は小さく返した。
「そんな良太郎だから、君たちも、手助けしてくれる気になったんだろ?」
響鬼の言葉に、キンタロスは喉の奥で小さく笑った。
「・・・兄さんにはかなわんな。なんもかんもお見通しかい」
「君たちより、一応良ちゃんとの付き合いは長いですから」
一緒にいられなかった時間も長いけれど。
あの不運で病弱な末っ子が、家族の誰よりも弱く。
それでも強いことは・・・家族の誰もが、聞かなくても知っている。
新しい家族になるはずだった『桜井侑斗』が消えたときも。
愛理が、彼の記憶をすべて封じてしまったときも。
彼はたった一人で、姉を支えて生きてきた。
そうして、たった一人で、『電王』となって戦う運命を選んだのだ。
誰にも相談せず、自分だけで。
「良ちゃん昔は泣き虫でね。よく物陰とか家鳴りとか、そんなのを怖がって泣いてたよ」
「今でも怖がりは治っとらんな。新しいイマジンにビビらんごとなったんも、最近や」
「だよねぇ。魔化魍を見たときもショッカ―に会った時もよく気絶してたし。なのに頑固でね。あれは家の血筋かなぁ」
「たしかに。どえらい頑固で、あのモモの字ぃも手が付けられんくらいや」
5/7
会うたびに泣いていた印象しかない少年は、家族の誰も気がつかないうちに、彼だけの強さを身に付けた。
それは良太郎の優しさが生んだ、強さだ。
他の兄弟ならどうしていただろう。
ふと、響鬼はそう思った。
良太郎とは違う運命で、ライダ―となる道を選んだ自分たちが、もし良太郎と同じ状況になっていたら。
今こうして、選択肢を迫られていたら。
自己犠牲を厭わなかったり、たった一人のために世界を棄てるような性格ばかりだから、はたしてどうなっていたか。
そういう意味では、どちらも捨てたくないという末っ子らしい性格になった良太郎でよかったのかもしれない。
「今回ばかりは、俺たちは口出ししないよ。他の弟たちにも父さんたちにもしっかり言っておく」
飲み干したコ―ヒ―をカウンタ―へと運び、響鬼はキンタロスを振り返った。
「あいつが選ぶ道だから」
「・・・俺らも、良太郎が選んだ道でかまわんとおもうとる」
そもそも、この命はあの時、消えるはずだったもの。
それを受け入れてくれた良太郎を『優しい』とハナは評したが、本当は違う。
得体の知れないイマジンを受け入れる。それは優しさではなく、勇気だ。
強い心だからこそ、ジ―クを含めた五体ものイマジンが取り付いた状態でさえ、良太郎は乗り切った。
そんな、彼だから。
「命は、とっくの昔に良太郎に預けとる。他のやつらも、きっとそうや」
6/7
「・・・ん?良太郎の兄ちゃん、帰っちまったのか?」
ひよっこりと覗いた顔は、赤鬼のそれ。
自分から出て行っておきながらそんなことを言うモモタロスに、
キンタロスはふと、良太郎の兄が変身した時の姿を重ね合わせた。
『モモタロウ』という童話の中の、赤鬼がイメ―ジされてこの姿になったという。
だが、良太郎の心の中にはいつも無意識に、追いかけていた兄の背中がある。
はるか遠い存在だが、兄弟を見守る父親とは別に、彼にとって長兄は、もう一人の『父親』のようなものだ。
そのイメ―ジも、多分に現れたのではないだろうか。
強く、だれかを守りたいと願ったときに。
そうなると、良太郎の中で『鬼』というものは、そう悪いものでもないらしい。
「・・・なるほど、なぁ」
「なんだよ熊公、ニヤニヤしやがって」
腕を組んで突っかかってくるモモタロスに、キンタロスはいつものように首を鳴らして腕を組み、
「・・・グゥ」
大きく鼾を立てながら、寝始めた。
「って、なんだよ熊公!勝手に納得して寝るんじゃネェ!」
モモタロスに両肩をつかまれがくがくと揺さぶられても、キンタロスの眠りは覚めそうにない。
「は―、いいお湯だった・・・センパイ、なにやってんの?」
「良太郎寝ててつまんないから、帰ってきちゃった―・・・あれ?モモタロス、クマちゃんと遊んでるの?」
「だぁぁっちが――うっ、おい熊公、起きろ、起きやがれ!気になって眠れネェだろ―が―!!」
7/7 おまけ
「・・・いけませんね。勝手に乗り込まれては、時の運行にも支障が出るやもしれません」
ちょうどデンライナーの搭乗口でオ―ナ―と鉢合わせた響鬼は、ステッキを喉元へと付きつけてくるオーナーに苦笑いしながら、
手に持ったパスを翳して両手を合わせた。
「すみません。見逃してください」
ライダーパスを持っていない響鬼がデンライナーに乗車できた謎の正体は、どうやら『良太郎が寝ている間に、こっそりパスを持ってきたから』らしい。
「そうはいきません。ましてそのパスは良太郎君のもの・・・見逃せませんね」
今にも『乗車拒否』を発動しそうなオ―ナ―に、響鬼はおもむろに姿勢を正すと、懐から薄い絹の布に包まれた棒のようなものを取り出した。
布の中から現れたのは、みごとな輝きを放つスプ―ンが1本。
柄にはなんの飾りもない、ごくシンプルな銀色のスプ―ンだが、その中央には大きな穴が開いていて本来の使用目的である『物をすくう』ということに使えない。
が、オ―ナ―の細い目は、驚きと興奮に大きく見開かれた。
「そ・・・それは、伝説の・・・幻と謳われた・・・究極の・・・」
声は震え、頬は興奮に赤く染まっている。
軽い音を立てて床に落ちたステッキに目もくれない、こんなオーナーは、おそらくナオミですら見たことがないだろう。
手ごたえあり、と、内心ガッツポーズをとりながら、響鬼は恭しくスプーンをオーナーへと差し出した。
「・・・とある方から譲っていただいたのですが・・・これほどの品なら、ぜひオ―ナ―に、と思いまして」
響鬼からそっと手渡されたスプ―ンをオ―ナ―は恭しく受け取ると、明かりに翳してじっくりと眺める。
「この輝き、この柄の曲がり・・・そうして穴の開き様・・・間違いなく本物ですね」
その顔は、今にもとけそうなほど緩みきっている。
「苦労しましたよ・・・なかなか手に入らない品ですから」
そういう響鬼に、オ―ナ―は素早くスプ―ンを布に包んで懐へと仕舞うと、ステッキをいつものように斜めに構えてにんまりと微笑んだ。
「良太郎君のお兄さんのご好意、ありがたく頂きましょう・・・頻繁には困りますが、時の運行に支障がなければ、デンライナーへの乗車を許可します」
オ―ナ―の言葉に、響鬼もにんまりと笑った。
GJ!
ヒビキ兄さんモノで釣るww
なんか新スレ立ってると思ったら前スレ容量いっぱいだったのか〜
>>1乙!
>>5-
>>11 GJ!感動したよ!
しかし初代は過疎で落ちちゃったのに今度は容量で
次スレ行くとか本当にこのスレ成長したな〜嬉しいよw
サブキャラにもスポット。
平成二号ライダーもみな兄弟。
父は加賀美陸。家族編成は誠・蓮・始・イブキ・新・侑斗。本郷さんち同様、年令順あり。
因みに侑斗は19歳とする。
>>7-11 おお、気づいてくれて良かった
GJ!ヒビキさんとキンはいい組み合わせだなあ
あとその伝説のスプーンは一体どうやって手に入れたんですかヒビキさんww
>>4>>13 初代が過疎で落ちたのが本当懐かしいな
まさか容量で落ちるなんて思ってなかったから、皆気づかなかったんだろうなw
>>16 二号家は準主人公集めた感じだから合ってるんじゃない?
それに実際は加々美は5号だし蓮は一号(オデン居なければ)だし
イブキさんは何号か分かったモンじゃないから
前スレで二号ファミリーネタが出たときは橘さんだったぞ
>>16 気持ち的には橘さんな俺
位置的には始なのはわかってるけど、初回から剣崎と2人で画面に映ってたし
>>2 スレ立てて仮テンプレまとめてくれて乙!なんだけど、
・呼称、血縁関係等は書き手に任せましょう
・基本的に兄弟達は名字では呼ばれません
一つ上を考えると下が矛盾しない?ちょっと気になったもので…
追記
あと草加が普通に抜けてるから入れてやってくれw
というかややこしいから二号ファミリー設定はそれでネタ書きたいときだけ使えばいいんじゃないか
自分は橘さんだと思うなぁ。
だってジョーカーに血縁がいるのはいくらこのスレでも変だと思うんだ。
準主人公という基準にすると555は草加より木場?
むしろ二番目に変身してるのは海堂だし…ちゅーかやっぱりややこしくなるぜw
2号家はそれこそ書き手に任せるでいいと思うw
微妙にスレチな方向でもあるし
>>19 そこはちょっと言葉足りないな、と自分でも思っていたんだが
・名字で呼ぶとややこしいため、兄弟達は下の名前で呼ばれることが多いです
でいいかな?
つかこの点に関しては、例えば天道が加賀美に「総司」と呼ばれてたりするのに、
読み手で疑問を持った人がいたので、読み手に向けての言葉だったんだ
一応【このスレのお約束】は読み手に、【注意事項】は書き手に向けてのテンプレのつもり
2号家はあくまでも単発のネタだしなあ。
書きたい人に任せるでいいんじゃないか?
自分はそれより叔父さん叔母さんの順番が知りたい。
このスレ的には生きてる人もいるし。
>>14 書きたい気持ちは分るけど一応此処は「歴代ライダー主人公」だからスレ違いだと思うよ
どうしても主軸として書きたいならそれ専用のスレを立てれば良いよ
二号家は書くなとか専用スレ立てろってほどのスレ違いじゃないと思う
本家の人が登場するならよしとしないか?
二号家、本家っていうと、まるで本郷猛の妾宅と本宅みたいだな。
二号家の立場がちょっぴり日陰者なあたりが、また…。
個人的には、兄弟とほのぼの世界観を共有する話なら、2号ライダーだろうが
敵キャラだろうがなんでもOKと思ってる。
スレ違い書くなと言うほど場違いではない。
でも、このスレではこれが前提テンプレに入れてくれというものでもない。
書きたい人が単発ネタとして書くのはOK、でも他人前提でも普通。
これでよくないか?
>>28 それでおk
今度スレ立つ時にはそれもテンプレに盛り込むべきかな?
でもテンプレに盛り込んだらそれはそれで微妙?
>>29 テンプレにまで入れることじゃないんじゃないかな。
テンプレ扱いにするなら「主人公はみんな兄弟、他の人間関係については書き手におまかせ」
でいいんじゃないかと。
>>30の案をテンプレ用に手を加えて、仮テンプレ再投下
疑問点・おかしな所あったら今後も修正願います
――ここからテンプレ――
【このスレのお約束】
・ともかく兄弟です、細かいことは考えない
・本編で死んだ人も生きています、細かいことは(ry
・呼称、血縁関係等は書き手に任せましょう
・兄弟以外の人間関係についても同様
・名字で呼ぶとややこしいため、兄弟達は下の名前で呼ばれることが多いです
・一つ一つのネタは独立しているので他のネタの設定はあまり気にせずにOK
【注意事項】
・兄弟が出ない話も大丈夫だけどあまり続くのはNG
・ライダー以外の作品コラボも同様
・ネタバレはほどほどに
・剣ライダーズをオンドゥル語でキャラ立てするのは止めましょう
・ゼクターやミラーモンスター達の擬人化は駄目(該当スレで)
――テンプレここまで――
流れを読まずに
カイ「見ぃ〜つけた」
前スレ容量オーバーとは思わなんだ
亀だけど
>>1乙です
>>31 ・次スレは980か容量490で宣言して立ててください
も、入れたほうがいいんじゃないだろうか?
カイ「今度はあの滑舌の悪い兄貴を(ry
アルビノ「最早、やけになっていないか?」
一真「いっただきまーす!」
カイ「よし!あの料理を消して…」
アルビノ「せこいぞ、カイ…」
朔也(ジッーーーーー)
一真「ナズェ、ミ(ry」
朔也(ヒョイ、パクッ)
一真「あっーーーー!!!」
朔也「ごっそさん。だが、私は謝らない!」
一真「それは所長の台詞でしょう!」
カイ「…………」
アルビノ「…………」
一真「お、始!」
始「ん?一真か?」
カイ「あっちの方にイマジンを取り付かせて困らせて…」
一真「何?又、お遣い?かぁぁ、やっぱり天音ちゃんには勝てないかぁ〜。
始は将来尻に敷かれるタイプだな。」
始「…………」
バキッ!
一真「痛っ!何すんだよ!」
始「やはり俺とお前は戦う事でしか分かり合えない!…変身!」
一真「うわっ!ちょ、やめ、落ち着け!」
カイ「…俺、今アレのことは放っといておこうって顔してるだろぉ?」
アルビノ「良太郎とは違った意味で不幸だなあいつは…半分は自己責任だが。」
訂正、自己責任じゃなく自業自得でしたorz
―ハカランダ―
虎太郎「そういえば、今日ってさふたご座流星群が見られるんだって!」
一真「へえ、そうなんだ」
始「なんだそれは?」
睦月「うーんと…はやい話が流れ星がたくさん見られるってことですよね!」
天音「流れ星!!私、見たことないんだ〜いいなあ見たいな〜♪」
虎太郎「でも、見えるのかなり遅い時間みたいだから天音にはちょっと…」
天音「明日は学校お休みだから大丈夫!…あっそうだ!みんなでうちで天体観測するってのはどう?それならいいでしょー?」
虎太郎「うーん…どう思う?姉さん」
遥香「あら、いいんじゃない?この周辺には高いビルとかないから星が綺麗に見えるし」
虎太郎「いや、そうじゃなくt
一真「まあまあ」
睦月「天体観測やるならみんなも誘っていいですか!特に侑斗くんは星好きって聞いてるし喜ぶと思いますよ」
一真「ああ!いいなそれ!!」
虎太郎「…まあいっか!」
天音「じゃあ決定ー♪今のうちにお願いごと決めなきゃ!始さんも一緒に考えよっ」
始「うん、いいよ」
カイ「へえ、面白そうなことやろーとしてるじゃん(ニヤリ)」
アルビノ(カイって本当はただのかまってちゃんなんじゃ…)
微妙に
>>35の続きだったり
カイwwwもっとやれwwww
しかし一真は本当大変だなw
>>33 うっかりしてた、それは入れるべきだ
入れるなら
>>2でなく
>>1にだな
アンデッドにイマジンが憑いたらどうなるのか、気になります。
しかし、うっかりアンデッド寄合所になっているハカランダへ、
イマジンが行った日には、いったいどうなる事やらw
>>40 下手すると一万年と二千年前とかへの扉が開いちゃうのか
みんなGJの宝石箱やぁ!
>>40 天音母「飲食店だから砂の散る方はちょっと……」
>>40 始「…なんでこいつらがここにいるんだ」
一真「いや、コーヒー飲みたいっていうもんだから…」
砂モモ「ナオミのコーヒーもいいが、ここのコーヒーもうめぇな!」
砂ウラ「ちょっと良太郎、体貸してくれる? 綺麗な未亡人を釣ってくるから」
良太郎「だ、駄目だよ。始さんがこっち睨んでるし…」
始「…もし手を出してみろ、俺は貴様をぶっ殺」
ガクッ
ヒューマンアンデッド「ぶっ殺すなんて恐ろしいことはしません」
一真「御先祖様!?」
砂キン「なんやぁ、こいつにもイマジン憑いとったんか」
砂モモ「でもイマジンの匂いなんてしなかったぜ?」
砂リュウ「鼻でもつまってんじゃないの? モモタロスってば、役に立たなーい」
砂モモ「あぁ、なんだと!?」
良太郎「ちょ、ちょっと2人とも、ここでケンカは止めようよ…」
イマジン憑いてないが、あの変貌はそう見えると思うんだw
ウィキに、アマゾンと電王だけ無免許と書いてあって笑ってしまった。
そういえば、翔一は記憶喪失の期間でも、ちゃんと教授に免許取らせてもらってたもんな。
ここで流れを断ち切って、あえて穴の開いたスプーンの出所を考えてみたよ!
《父さん、あのスプーン役に立ったよーありがとう》
珍しく長兄から掛かってきた電話に、大きな川のヘリでのんびりと釣り糸を垂らしていた本郷猛は大きく笑い声を上げた。
熱帯雨林独特の湿気と温度だが、改造人間である本郷にはさして違和感は感じられないらしい。
ジーンズとシャツというきわめてラフな格好をした男は、衛星携帯を持ち直して釣り糸を引っ張った。
軽い手ごたえが、一気に重たくなる。
「アマゾンから貰ったんだが、俺には価値がわからなくてな・・・っと」
ぐい、と引いた糸の先には、本郷の身の丈をゆうに超えるピラルクーが黄金色の鱗を煌かせながら踊っている。
かなりの衝撃が伝わっているはずが、携帯を持ったままのため片腕だけの本郷はびくともしない。
《あれ、どこで見つけたんだっけ?》
「たしか、アマゾン川の主を釣り上げて食べていたら、腹の中から出てきたとかいってたな」
《へぇ・・・でもまたスプーン見つけたら、送ってくれよ。良ちゃんの知り合いのオーナーさんが好きらしいんだ》
「ああ、わかった。それと、皆に変わりはないか?」
簡単な近況報告の後電話を切り、本郷は釣り上げられてもまだ暴れている魚の頭部に、軽く手刀を当てた。
軽いとはいえ、改造人間から与えられた打撃に、さしものピラルクーもぐったりと動かなくなる。
「おーいアマゾーン、夕食が取れたぞー!」
深い密林の中にそう呼びかけ、本郷は暮れ行く空を見上げた。
息子たちは、今日も元気にやっているらしい。
また果物とか魚とか野菜とか、もっとたくさん持って帰ってやろう。男ばかりのせいか、家計はいつも厳しいらしいしな。
前回もって帰った食料を兄弟(主に翔一と総司と橘)が必死になって終わらせたことなど露知らず、本郷はのほほんとそう考えていた。
なんとか隊長のイメージの所為か、本郷父はなんとなく秘境にいる気がしてならない・・・。
のどかでいいねw
明日夢「う、うわっ!魔化魍が!」
ヒビキ「! 下がってろ、明日夢!!」
カイ「あの兄貴は、音叉っぽいので変身するらしいな」
アルビノ「やれやれ…あれを使えなくすればいいんだろう?(他にすることがあるだろコイツ…)」
ヒビキ「街中にまで出てくるなんて…うぁ!?」
明日夢「ヒビキさん!?音角が…!?」
カイ「あーれ、ナイスコントロールってやつ?器用に石ぶつけたなー、お前」
アルビノ「どうしてそんな説明口調なんだ?」
ヒビキ「大丈夫だ、明日夢。変身できなくても…ハァッ!!」
カイ「…あれ?全っ然ピンチにならないんだけど、あいつ」
アルビノ「撥で戦うとは…妙なやつ。あ、倒した」
カイ「もぉいぃ…次行くぞ次」
ヒビキ「ふぃー…。大丈夫か、明日夢?」
明日夢「あ、はい!前にも変身しないで魔化魍倒してたけど、やっぱりすごいですヒビキさん!」
ヒビキ「ははは、鍛えてますから。シュッ!」
>46
さすがはヒビキさん!
並の魔化魍なら変身できなくとも何ともねーぜぇっ!?
しかし、このカイは着々とあしゅら男爵や西博士になりつつあるなぁ。
特撮板的に言うと……大神官ガジャ様とか、Dr.ウォームとか、プロフェッサーK?
ああそんな感じかも。
憎めないお茶目な悪役っていいよねw
リュウタ「一真お兄ちゃーん、カード見せてー!…あれ?いないのかな?」
(隠してあったエロ本を発見)
リュウタ「なんだろこの本?…はだかんぼの写真ばっかりでつまんない」
一真「あっリュウタ!ナズェミティルンディス!」
カイ「あぁ〜、いらいらするよなぁ〜。俺、今そういう顔してるだろぉ?」
アルビノ「なら良太郎の兄なんかに構わないで直接本人のところに行けばいいだろう。」
カイ「それ、俺にあいつらを見逃せって事?それはそれでむかつくよなぁ〜。」
アルビノ「分かった、やればいいんだろう?(これは所謂ツンデレか?)」
カイ「で、次の獲物なんだけど…」
アルビノ「何処にいるんだ?」
カイ「俺、最高に面倒臭いって顔してるだろぉ?」
アルビノ「…探してくればいいんだな。」
〜1週間後〜
アルビノ「な、何故だ…何故影も形も見当たらない・・・ムゥ!あれは良太郎ではないか
あいつをつければ何か分かるかもしれん!」
『大丈夫大丈夫(サムズアップ)大丈夫大丈夫(サムズアップ)…』
アルビノ(何だ?この奇妙な声は?)
良太郎「あっ、もしもし雄介兄さん?」
アルビノ(着信音かよ!)
良太郎「1週間も帰らないで何処に行ってるのさ…えっ?新しい遺跡が見つかったから
そこに桜子さんといってた?それならもっと早く言ってよ!まだ暫く帰れないの?
分かった兄さん達には僕から伝えておくよ?…ところでその何とか共和国って何処にあるの?」
アルビノ(本当に何処だ其処ー!!)
カイ「で、何か分かった?」
アルビノ「あぁ、あの兄も相当変わっている。」
カイ「俺、今かなり意味わかんねぇって顔してるだろぉ?」
51 :
1/3:2007/12/15(土) 21:17:56 ID:Ct3L8uMK0
前スレのケーキの話から発展
夜 閉店後の翔一の店にて
総司「たのまれた野菜持ってきたぞ」
翔一「ありがとう。そこに置いておいて。急な予約で材料が足りなくてね。
今晩中に仕込みしたっかったし」
総司「それはいいが…そのスケッチブックは何だ?」
翔一「それリュウタロスのだよ。さっきまでそこにいたんだ。コハナちゃんといっしょに」
笑いながら砂だらけの床を指差した。
総司「また珍しい組み合わせだな。良太郎なら家にいるぞ?」
翔一「良太郎には秘密なんだってさ。ちょっとそれ見てごらん」
総司「これは…ケーキ。クリスマスのか?」
翔一「良太郎の、だよ。」
総司「バースディケーキのデザインか。」
翔一「ナオミさんにデコレーションを頼まれたってリュウタロス張り切って
いくつかデザインして持ってきたんだよ。僕達の意見聞きたいって」
総司「それで良太郎には秘密か…」
カウンターでスケッチブックを開いた総司の手がとまった
52 :
2/3:2007/12/15(土) 21:19:16 ID:Ct3L8uMK0
総司が見ていたページを覗き込んで翔一が笑った
翔一「それ結構かわいいデコレーションだよね。イラストのまわりのはデンライナーのみんなかな。
マジパンで作れば賑やかになるし、ちょっと手間かかるけどいいかもしれない。良太郎喜ぶよ」
総司「まん中に描かれてる…派手なのは…何だ」
翔一「あ、それライナーフォームっていって良太郎が過去で戦っている時の姿だって」
総司「…」
翔一「構えてるのがデンカメンソード。リュウタロスが考えたとかで自慢してたよ。
ただ必殺わざが『電車切り』だって。相変わらず良太郎のセンスって面白いよねぇ。
今度良太郎に料理のトッピング考えてもらおうかな」
兄の勇気有る発言を聞こえないフリをしながらページをめくった
53 :
3/3:2007/12/15(土) 21:19:53 ID:Ct3L8uMK0
総司「…この…肩だの胸だのに…仮面がついてるのは」
翔一「てんこ盛り」
総司「てん…???」
翔一「そう呼んでたよ、リュウタロス。イマジン全員が憑くとそうなるんだって」
総司「その…ネーミングも良太郎か…?」
翔一「いや、自然にそう言う名前になったみたい。でも良太郎は一番気に入ってるフォームらしいよ。
リュウタロス達はあんまり気に入ってないみたいだけど」
総司「……」
翔一「僕はどんなケーキでも一生懸命つくったのなら良太郎が喜ぶよ、って答えたけど」
総司「……」
翔一「僕仕込みもう少しかかるから、先にコレ持って帰って兄さん達の意見も聞いてみてよ。
良太郎にバレないようにね」
総司「……」
翔一「…明日また意見聞きに来るっていってたから異論があるなら言ってみれば?」
総司「…とりあえず…まん中のイラストは良太郎の似顔絵にしたらどうか提案してみる…」
翔一「まぁがんばって」
総司「…楽しんでるだろ。この展開」
誕生日なので記念初投下
取りあえず明日の誕生日は妹から貰ったデンライナーカップにコーヒー入れて本放送見る
あ、放送中は飲食禁止だったな…
そう言えば兄弟で誕生日判明してるのってあと誰がいるんだ?
ほとんど見てるわりにわからんなぁ…
>50
ああ、アルビノかわいいよアルビノ。
某借金王執事にも引けを取らない引き回されっぷりが何とも……
>51
料理人コンビ、乙彼。
にこやかな翔一と何ともいえない表情の総司の対比がいい味だしてますな。
そして、ハッピーバースデー良太郎♪
誕生日ネタですぐ思い浮かぶのは劇場版の天音ちゃんだけど何月何日までは特定できないし、そもそも兄弟じゃないしなぁ……
〜兄弟たちの証言より〜
真司「あ、この傷?インタビュー中にガラスが割れてさ〜。でも、取材相手が無事だったからよかったよ」
巧「啓太郎と配達に行って帰ってきたら、店の前に白い砂が点々とあってよ。
あれ、モモタロス達の砂じゃねぇの? 砂? 草加が片付けてたな」
翔一「開店準備の時に、可奈さんが怪物に襲われたんだ。それで店の中が大変なことに。
掃除のとき気付いたんだけど、砂がやけに入り込んでたから、ついでに扉と窓と補修もして一日潰れちゃったよ」
一真「なんかツイてなんだよなぁ。橘さんに食事取られるし、始はからかったらマジで攻撃してくるし…あれ?ちょっと??」
ヒビキ「ほらほら明日夢が手当てしてくれたんだ。処置も適切で、夢に向かって前進してるのがよくわかるよ。
ん? 魔化魍退治の時どっからか石が飛んできたんだ。妙な気配が近くにあったけどすぐ消えたし、車かなんかが弾き飛ばしたやつが当ったんじゃないか?」
良太郎「最近ずっと、モモタロスが近くにイマジンがいるって…。でも探しても空振りなんだ…。
そういえば、雄介兄さんから電話もらった日以来、ぱたっとなくなったような…」
総司「これらの状況から推理するに、うちの兄弟にイマジンがまとわりついていると考えていいだろう。
…約一名、関係ないところで被害にあってるが」
加賀美「それじゃ、お前も落ち着かないだろ」
総司「大切な家族だから当然だ。とはいえ、次は恐らく俺だろう。その時、退治して嫌がらせを止める」
加賀美「他に手がかりとかは? 犯人の心当たりとか、特徴とか…」
総司「目星はついている。カイというイマジンの司令塔だ。こういう嫌がらせが好きらしい。
髪は短く、ストールを巻きつけた格好を好んでいる」
加賀美「それ、あの子?」
カイ「……(ぶつぶつ)」
総司「むっ、遂に来たか…!だが俺にはハイパーゼクターがある。時間改変などきか」
カイ「だぁ〜、もうっ!一体何時に跳べばいいんだぁ?ねえ、そこの人??」
加賀美「え、俺!?」
カイ「この時間に来た時かな〜…あっ、でもその前から…?」
アルビノ「…おい、カイ。あの天パ、野上良太郎の兄だぞ。いいのか嫌がらせしなくて?」
総司「てんっ!?」
カイ「え、なんでそんな事してんの? …あれ、俺何を考えてたっけ?(ぶつぶつ)」
アルビノ「カイ待て。どこへ行く。野上良太郎の抜け落ちた記憶を調べるなら…」
加賀美「……天道。お前、完っ璧にスルーされてたな」
総司「……ふっ。俺は天の道を往き、総てを司る男」
加賀美「(こいつ、相変わらずテンパると明後日な事言うよな)」
カイ…嫌がらせ、初成功オメ!長かったなあ…(目頭ハンカチ)
肝心の自分が気づいてないってあたりがなんだか不幸ではあるがw
祝!カイ初成功。
でも、アルビノはやっぱり不幸w
59 :
名無しより愛をこめて:2007/12/16(日) 23:20:23 ID:mmYp/S+L0
GJ!カイ成功オメデトウ!
そして小ネタ投下
真司「あっ!」
ヒビキ「どうしたの真ちゃん?」
真司「そう言えば年賀状書いて無い・・・」
良太郎「僕も最近忙しかったから書いて無いや」
真司「あ〜早く書かないと遅くなるな〜来年何年だっけ?」
ヒビキ「え〜とたしか鼠年だったよね」
良太郎「来年で干支も一周するね」
真司「12年も掛かったか〜」
ヒビキ「みんな年とったって事だね」
真司「その12年間の間に兄弟全員ライダーに成ったのか」
良太郎「ある意味凄いね僕達」
年賀状といえばお正月。お正月といえばお年玉。
この家庭では何歳までお年玉をもらえるのかな?
真司はひより、巧、良太郎、樹花と共に何の違和感もなく普通に貰っていそうだw
>>60 叔父さんとかいっぱい居るから10代組みのお年玉は毎年凄い事になりそうだw
しかし最近過去スレ見直して色々思ったんだが今迄色んな事があったんだなと再確認した。
10代組みはバスケチームを作って青春する様になったしヒビキさんは青春ハンターになったり
橘さんは良いオチキャラになったり手塚は専属占い師になってるし恋愛話は盛り上がるしで最高だな!
そうしてカイとアルビノは、この二週間近くですっかり萌えキャラになってしまったとv
アルビノかわいいよアルビノ。
しかし、二十代組は横のつながりがないな。
>>60のネタを受けて、全員の収入とお年玉の配付を独断と偏見で適当に分けてみた。適当だがネタに出来たら、明日にでも小説できるよう努力する。
なお、金額は全国的に差が出るので、あえて不明記。
本郷猛・および 他昭和ライダー。収入はそれぞれ。よって金額にも差が出る。(ただしアマゾンは現物支給)
FIRST・NEXT組 なにげに金持ち集団(元研究者はともかく、売れっ子ホストと元IT会社社長)。未成年組限定で、けっこうな額が貰えそうだ。
響鬼・ニートではない…が、収入はあるのかわからない謎のNPO所属なので、たいていは現物支給(現地調達)。正月になると、たちばな及び猛士の皆さんからお年玉を預かって帰る。
雄介・フリーターというか放浪者なので、同上(旅行先の現地調達)。ポレポレのおやっさんからはカレーの現物が支給。
真司・見習いとしての収入。上からは貰うけど、下にはささやかながらあげる。ジャーナルの皆さんは兄弟宛にしかくれない。
一真・ボードからのボーナスがあるので、金額的にはかなり良さそう。なぜか毎年、真司にも上げてしまっている。橘さんは、なぜか毎年ここの家の兄弟にもあげている。
翔一・レストランアギトのオーナー。家族全員、および家に来た年下にあげる人。ただしレストランの収入に左右されるので金額は一定しない。
総司・ネオニート。働かなくても生きていける。みんなのお年玉の管理係。むしろ金額はこの人が決めてるんじゃないのか?
巧・クリーニング店でバイト。兄弟からの分は「いらねぇよっ」とぐれて受け取らないので、総司がこっそり管理理中。(本人は知らないため、結構な額になっている)。
下にはバイト代からささやかながらあげる。
良太郎・ミルクディッパーでバイト。年下が樹花しかいないが、良太郎なりの金額を。しかしその何倍かを毎年貰うので、さして懐は痛くない。
ほかの姉妹はみんな職もち(雪菜は研究員? みのりは保育士、愛理は店もち、ひよりはバイト)だとすると、樹花はすごいことになってそうだな・・・。
樹花ちゃんの結婚資金はちゃくちゃくと貯まっているわけだな
年齢的に入学資金とかに使う方が早いかもだけど
(いやでも一般的には「結婚資金」として貯めたお金は他のことには使わないものなんだろうか)
>>55 >草加が片付けてたな
死ぬ寸前じゃないかw
>>59 年賀状は天道が届けてくれるな
モモ「よおっ!」
可奈「狼さん、お久しぶりです。今日はクリスマスプリンの試食にいらしたんですよね。」
モモ「ああ。翔一にいちゃんの命令でな。でも、こんな命令なら問題ねえ。
むしろ、大歓迎だ。」
可奈「ありがとう。狼さん。席はこちらです。」
翔一「来たみたいだね!じゃあ、早速。」
目の前の皿にはスポンジ生地の上に乗せられた、色鮮やかなプリンが。
周りには苺とオレンジ、白桃と生クリームかちりばめられている。
モモ「うめえ。プリンとスポンジ、意外とあうんだなあ。」
可奈「そうでしょう?これ、私のアイデアなんです。まあ、フルーツのチョイスは翔一さんですけど。」
モモ「俺はプリンがうまいって言ったんだぜ!つまり、誉めたのはお前だ!」
可奈「ありがとうございます!すごくうれしい!」
モモ「また、頼むな!」
可奈「はい!」
>>62 そう言えば20代組みは横の繋がりがないね〜
>>65 GJ!なんか珍しい組み合わせだな!
可奈さんもようやくこのスレに出る様になったな〜
こうして見るとやはり出てない人も居る訳で、キャラが濃いと思われる龍騎勢が
あんまり出てこないのは寂しい感じだ。
67 :
1/4:2007/12/17(月) 22:51:15 ID:nBxkbXRT0
「侑斗ー。今からまた野上のお兄さんに野菜もらいに行こうと思うんだけど…」
雲ひとつない晴天の公園。巨大な野菜かごを背中に背負いながら、デネブは後ろを振り返って声をかけた。
「しいたけはいらないからな」
間髪いれずに返ってくる答え。土管の中で寝そべったまま、こちらを見もしない。
「もう、そんなんじゃいつまでたっても好き嫌い直らないぞ」
「うるさい、直らなくていいんだよ」
「まったく、侑斗はお子様なんだから…ってそうじゃなくて」
口を尖らせて開き直る侑斗に、デネブはひとつため息をついて…言いたいことが違うことに気がついた。
しいたけをもらってきて良いかどうかを聞きたかったのではない。そもそもしいたけは野菜ではないし。
「一緒にいかないか?お兄さんたちも会いたがっていたぞ」
「行かない」
これまた即答。
「で、でもいつもお世話になってるし…野上だって」
「行かないって言ってるだろ!」
キッとにらみつけて、侑斗は勢い良く立ち上がりかけて…
ごん!
思いっきり脳天をぶっつけた。
「…〜〜〜〜っっ」
「わあ!侑斗だ、大丈夫か?」
慌てて駆け寄るデネブに、侑斗は頭を抱えてしゃがみこんだまま、ぽつりと言った。
「…言っただろ。つらいのは忘れられる側だけじゃないって」
今を一生懸命生きてれば、たとえ明日はなかったとしても昨日は残るから
「あ…」
思わずその場で固まった。他人の、記憶を、経験を…時を、奪い取ってしまった瞬間の痛みがよみがえる。
あの娘にとって、自分が恋心を抱いた相手にマフラーをかけてもらったことなど、夢物語ですらないのだ。
…そして忘れられたまま、マフラーはあの海岸に。
背負ったかごを、背中からおろして両手で抱えながらデネブはしゅんと小さくなった。しょげた頭をかごにつっこんで
「あ、あの…ご、ごめん。忘れてたわけじゃ…なかったんだけど…」
「…ばーか」
侑斗は、頭を抑えながら立ち上がって…一言毒づいた。
「ほら、行くなら行って来い。なんか野上に借り作るみたいでヤだけど、お前に憑依されて勝手な事されるよりはマシだからな」
じゃあ、行ってくる。そういって野菜かごを背負ったデネブが歩いていくのを見送って、侑斗は土管に寄りかかって空を仰いだ。
今の会話を頭の中で反芻する。そして、小さく息をつく。
「…そうなった時、野上が変にパニくらなけりゃいいけど」
すでに、侑斗は良太郎の兄弟姉妹の数人に会ってしまっている。良太郎が言うには、それでもこれが全部ではないそうだが(いったい何人いるんだ!)
自分はしっかりと彼らの記憶に残っている。その知人友人も含めれば、侑斗の良太郎方面の知り合いはかなりの数になる。
それらの記憶から一斉に侑斗の存在だけが抜け落ちたなら…。
特異点であるがゆえに、歴史が変わる瞬間、つまり人の記憶が改変される瞬間を認識してしまう良太郎の受けるダメージは多大なものとなるだろう。
―…愛理のときは、「絶対思い出すと思う」と信じてはいたが―。
「…ち。やっぱり顔を合わせたのは失敗だった」
こんなことで戦いをもたつかせるわけには行かないのに。…これがまたそろいもそろって人懐こいのや世話焼きがそろった兄弟で、初めて会ったときから
やたら振り回されてしまったのだ。おかげでつながりがどんどん強くなってしまった。侑斗が後悔に憮然とした時だった。
「あ!こんにちは!」
「!?」
不意にあがった屈託のない少女の声にぎょっと周りを見回す。そこには、セーラー服を着た美少女がにこにこして立っていた。
「侑斗さん、みーつけたっ。デネブさんはいないんですか?」
「え、え?」
人違いかと思いっきりわたわたと周りを見渡しなおし、自分の名前とデネブの名前まで呼ばれた事を思い出して、慌てて少女の顔を見直す。
69 :
3/4:2007/12/17(月) 22:52:42 ID:nBxkbXRT0
「え、あ、たしか…」
「はーい!天道樹花でーす!良太郎おにーちゃんがいつもお世話になってます」
ぺこり、とお辞儀をされて思い出した。良太郎の妹の一人だ。とは言っても、妹が何人いるのかも知らないが。
「……ああ。じゃあ」
適当に返事をして、踵を返す。この子ともあまり仲良くなるわけには行かない。そう思って一歩踏み出す。その瞬間。
「あの、侑斗さん。またデネブさんと一緒にうちに遊びに来てくださいねー!お兄ちゃんたちもみーんな待ってまーす」
後ろからの声に、苦虫を噛み潰したような顔になって、侑斗は歩を早めた。その背に向かって、なおも樹花の声が追いかける。
「おばあちゃんが言っていました」
「は?」
侑斗の足が止まる。振り向くと、セーラー服の美少女は、右手の人差し指を天に向けて高々と掲げていた。そういえば『天の道を行き』の妹でもあるわけだ。
「絆とは決して切ることのできない心のつながり、と」
樹花は右手を下ろすと、たたたっと侑斗のそばまで駆けて行きにっこり笑っていった。
「明日がなくたって昨日がなくなったって…『今』の絆はちゃんとここに残ってるんですよねっ。」
「……!!」
愕然とする侑斗に、ぺこりと頭をさげて樹花は
「えらそうなこと言っちゃってごめんなさい。…じゃあ、これで失礼しまーす」
と数歩駆けて…またこちらに振り向いてぶんぶんと手を振った。
「絶対遊びに来てくださいねー。みんなまってまーす!」
70 :
4/4:2007/12/17(月) 22:56:46 ID:nBxkbXRT0
「あいつら…あんな普通の子にまで知らせてるのか」
思わず口を付いて出た怒りの言葉に、思わぬ声で答えが返ってきた。
「いや。樹花ちゃんは賢い子だからね。良太郎達がこっそりしゃべってる断片で、状況を推測したみたいだ。…でも、ごめんね。うかつだった」
声の主は、件の兄弟の長兄、ヒビキ。
「……神出鬼没兄弟だな」
「どうも、鍛えてますから。でも、さ。樹花ちゃんが言ってたこと、考えてみてくれるとうれしいかな」
「……」
「いつでもおいで。おデブちゃんといっしょに。皆で『今』を過ごすのも…悪くないよ。じゃ、ね」
しゅっ、とおなじみの挨拶をして…ヒビキは去っていく。
そして、残された侑斗は…しばらくその場で考えことをし、ちょっと悩んだ後に。
デネブがかごを担いでいった方向に向かって歩き出した。
二つ目の題名欄に2/4って入れ忘れましたがな(´・ω・`)
それにしても、今回初めて地の文入れてみたけど、自分の文章構成能力と、書きたい場面がなかなかマッチングしなかったよorz
GJ!
やっぱりお人好し兄弟姉妹だなぁ〜
GJ!
樹花好きだからこうやって出てくるとなんか嬉しい
…感動した
樹花ちゃん、良い子だなあ
後いつものごとくおばあちゃんGJ
やっぱヒビキさんは長男って感じだ
GJ!!
樹花はいい子だよ…。ちょっとほろりときた。そうして響鬼さんかっこよすぎです。
GJ!さり気なく出てきたヒビキさんカッコイイな〜
いい話だなw
てかヒビキさんどさくさ紛れにオデブ呼びかw
ある日のミルク・ディッパー・・・今日は珍しく店内には愛理一人です。
そんな店内に一人のお客さんが入ってきました。
愛理「いらっしゃいませ・・・あっ、おじいちゃん。」
立花「よぉ、愛理、久しぶりだな・・・元気だったか?」
愛理「おじいちゃんこそ・・・どうしたんですか、急に?」
立花「何、ちょっと用事で此処まで着たからな、愛理のコーヒーを飲もうと思ったんだよ。」
愛理「そうですか・・・じゃあ、上がってください、良い仕事しますから。」
立花「おっ、そうか・・・どれどれ、どれくらい良い仕事してるか見せてもらおうか。」
・・・・・・・・・
立花「・・・うん、美味い。」
愛理「本当ですか?」
立花「ああ、以前来た時より随分美味くなってるよ・・・ほんと、良い仕事するようになったなぁ。」
愛理「ありがとう、おじいちゃん・・・そう言ってくれると嬉しいです。」
立花「うんうん・・・それより、良太郎は店にいないのか?」
愛理「良ちゃんならまだ店に来てませんよ。」
立花「そうか・・・・・・ふぅ。」
愛理「どうかしたんですか、溜息付いたりして・・・それじゃあ幸せが逃げちゃいますよ?」
立花「いや・・・少し昔の事を思い出してね。」
愛理「昔の事?」
立花「ああ、何度も話したが、猛達と一緒にショッカーやらデストロンやらデルザー軍団と戦った時の事だよ。」
愛理「それ、小さい頃に何度も話してくれましたよね・・・お父さんや叔父さん達が世界の為に戦ったって。」
立花「あいつ等を鍛えたり、戦いのサポートをしたり・・・今思えば色々と苦労した日々だったなぁ。」
愛理「でも、そのお陰で今のお父さんや叔父さん達、それに私達があるんですよね。」
立花「まあな・・・だが、俺は普通の人間、歳には勝てず、茂を最後に戦いから引退してしまったよ。」
愛理「・・・・・・。」
立花「俺がいなくなっても、あいつ等は必死に戦った・・・それでも次から次へと悪の組織が出てくる。」
愛理「・・・・・・。」
立花「しまいにゃ、未確認だのアンノウンだのアンデットだのワームだの、最近じゃイマジンとかが出るそうじゃないか。」
愛理「・・・・・・。」
立花「俺は・・・何も出来ずに、ただ若者達が戦っているのを見ているだけの自分が悔しくてたまらんよ。」
愛理「おじいちゃん・・・。」
立花「あっ・・・すまんな、つい愚痴になってしまった・・・さっきのは忘れてくれ。」
愛理「・・・そんな事、ないんじゃないでしょうか?」
立花「えっ?」
愛理「私はお父さん達や皆みたいに仮面ライダーじゃないから・・・皆の無事を祈る事ぐらいしか出来ません。」
立花「それは・・・俺だってあいつ等の無事を祈っとるよ、今はそれくらいしか出来んからな。」
愛理「でも、それが大事だと思います・・・皆、自分の事を思ってくれる人がいるから、一生懸命戦えると思うんです。」
立花「・・・・・・。」
愛理「私達が皆の無事を祈る事・・・それも一緒に戦ってるって言えるんじゃないでしょうか?」
立花「愛理・・・すまんかったな。」
愛理「あっ・・・ごめんなさい、知った風な言い方して。」
立花「いや、お前の言う通りだよ・・・どうやら、わしは心まで年老いてしまっておったようだ。」
愛理「おじいちゃん・・・。」
立花「この立花藤兵衛、ライダーの父と言われた男がこれじゃイカンな・・・わしが今出来る事をしっかりやらんと。」
愛理「・・・はい、頑張ってください、でも無理はしないでくださいね。」
立花「おいおい、年寄り扱いするなよ、わしはまだまだやれるぞ!!!」
良太郎「(扉を開けて)た、ただいま・・・。」
愛理「あっ、良ちゃん、おかえり。」
良太郎「ただいま・・・あっ、おじいちゃん、いらっしゃい・・・。」
立花「どうした良太郎、そんなひょろひょろして・・・。」
良太郎「いやぁ、ちょっと色々あって疲れちゃったんだ・・・。」
立花「何だ何だ、若いのにだらしない・・・よし、なら俺が今から特別に特訓をしてやるぞ。」
良太郎「ええっ、い、いいですよ、また今度で・・・。」
立花「お前も猛の息子なら、もっと鍛えなきゃならん・・・そうと決まったら行くぞ!!」
良太郎「そ、そんなあああああ。(立花に引っ張られて店の外へ)」
愛理「良ちゃーん、おじいちゃんも、無理はしないでくださいねー。」
良太郎と立花を見送る愛理・・・その顔は何時ものように微笑んでいた。
>77
こう来たか!
お美事!!
うん。平成ライダー兄弟におじいちゃんと慕われるおやっさんてのも悪くないね。
よもや本家本元のおやっさんが登場してくれるとは、夢にも思わなかったぜ。
GJ!愛理ちゃんと藤兵衛おじいちゃんの組み合わせに泣けた!
82 :
明日夢と侑斗:2007/12/20(木) 13:24:42 ID:Lq5deU3/O
明日夢「あれ?侑斗さんじゃないですか!」
侑斗「お、おう。じゃあ・・・。」
明日夢「ちょっと待って!どうしたんですか?右脚出血してる。」
侑斗「デネブとじゃれてて・・。だから心配するな。行かせてくれ。」
明日夢「嘘。イマジンとの戦いで傷ついたんだ。そうですね。」
侑斗「何でもお見通し、ってわけか。」
明日夢「ちょっとじっとしててください。ペットボトルの水をかけた後、オキシドールを塗って・・・。」
侑斗「いてて。しみるー。」
明日夢「後はガーゼを包帯で固定し、完成と。」
侑斗「まったく、おまえには適わないな。野上の次に手強いわ。」
明日夢「良太郎さん?何げにあの人すごいですよね。」
侑斗「意外と根性あるしな。見た目より勇敢だし。」明日夢「だから、ライダーやってられるんですね。」
侑斗「かもな。」
二人の間に心地よい空気が流れていた。
83 :
1/4:2007/12/20(木) 20:34:29 ID:EXE5PgHL0
ぴんぽーん
「はーい。どなたですかー?」
「えぶりわん、わが宿命のライバルとその兄弟たちよ!めぅるぃい・くりすむぁああす!!」
玄関のチャイムに、宅配便でも来たのかと思いながら扉を開けた良太郎が対面したのは、直立したトナカイだった。
「喜べ。神に代わって剣を振るうこの俺が、お前たちに喜びを分けに来てやったぞ」
扉を開けた姿勢のまま硬直した良太郎の肩を、トナカイ…の着ぐるみをきた神代剣がぽむ、と叩き
「邪魔するぞ。じい、いくぞ」
そのまますたすたと中に入っていく。
「はいぼっちゃま。…失礼いたします」
じいや―本名も年齢も未だ不明だが、誰も不便を感じてない―が、良太郎にひとつお辞儀をしてその後に続いた。
「本日は、ぼっちゃまが皆様に幸せをプレゼントするお手伝いをしに参りました。どうぞ、よろしく」
じいやは…赤い三角帽子をかぶり、白いファーのついた赤いコートを着込んで。おまけに大きな…異常に大きな白い袋をひきずっていた。
「…一体何事だ」
最初に口を開いたのは、総司だった。突然現れた、胸を張ったトナカイと控えめに斜め後ろに立つサンタクロースという、あまりといえばあまりの珍客にも
声に動揺の色はない。…その隣では、真司が吹いた熱い番茶を巧がもろにひっかぶる悲劇が起きていたりするのだが。
「何を言っている。12月といえばクリスマス!クリスマスといえばサンタクロースとトナカイ!決まってるじゃないか」
「い、いや、クリスマスにはまだ早いだろう!つか…ダリナンダアンタイッダイ」
「か、一真落ち着いて。言葉が変になってるよ。えと、剣君だっけ?」
総司とは対照的に、わたわたわたと不審なコンビを指差す一真にやんわりと突込みを入れて、翔一はトナカイに向き合った。…ご丁寧に、鼻にはまっかで
まんまるいボールがちょこんと乗っかっている。
「クリスマスなら、25日じゃない?イブなら24日」
ちなみに、兄弟の家のカレンダーには、24日に赤で印がつけられている。パーティを開く予定なのだ。トナカイは勝ち誇ったように不敵に笑った。
「ふふん。24日は、愛しのミサキーヌとデートをすることになったのだ。一緒に映画を見て遊園地に行って、最後はきれいな夜景を見ながら食事…ああ
わが美しきミサキーヌ!俺はもうその日が楽しみで楽しみで仕方がない!!」
84 :
2/4:2007/12/20(木) 20:35:25 ID:EXE5PgHL0
「ぼっちゃま、よろしゅうございましたなあ…じいもうれしゅうございますぞ!」
隣でサンタクロースがむせび泣く。それを見て、雄介がにっこり笑って右手の親指を立てて言った。
「おめでとうトナカイ君。クリスマスデート、ロマンチックで良いじゃない」
「楽しいデートになるといいねえ」
最初の一瞬こそ呆然としていたヒビキが、雄介の後を受けてにっこり笑う。
「ありがとう、わが宿命のライバルの兄たちよ。……で、だ。この幸せを一人で味わうのはノブレスオブリージュに反すると思ってな。
お前たちにおすそ分けしようと思ってきたわけだ」
すばらしい、さすがぼっちゃまディスカビル家の当主にふさわしい行いを、とさらに目頭にハンカチを当てるサンタクロースを横目に見ながら、
今まで(画面の外で)しこたま巧に怒られていた真司が思いっきり眉尻をさげて言った。
「だからって何でそのカッコになるんだよ?」
「だから12月だからだと言ったろう。じいやに橇を牽かせるわけにはいかないからな、俺がトナカイになったのだ」
「…ちょっと待て。お前まさか…」
トナカイ―神代剣は巧を正面から見据えて、右の人差し指を天に向けた。…着ぐるみの手はミトン状態だったのでただ挙手をしているようにも見えるのだが。
そして高らかに宣言した。
「俺は、橇を牽くことにおいても頂点に立つ男だ」
どうやら、じいやを乗せた橇を牽いてうちまできたらしい。
「…あ、あの…その袋にはなにが…?」
玄関で硬直していた良太郎がようやく居間に戻ってきて、微妙な沈黙の時間が終わった。
「あ。そういえば喜びだか幸せだかをくれるっていってたっけ」
雄介の言葉に、総司がぼそっとつぶやいた。―変なものもってきたなら叩き出すぞ。…一真は、聞こえなかったふりをすることにした。
「ああ。まず、ミサキーヌが承諾してくれた嬉しさの勢いで俺が編み上げたマフラーや手袋や帽子。喜んでつかうがいい。暖かいぞ」
「…無駄にあつそうだな」
巧の突込みも耳に入らないといった様子で、巨大な袋からマフラーや手袋などを次々に取り出していく。
85 :
3/4:2007/12/20(木) 20:35:59 ID:EXE5PgHL0
「次に、じいが作ったスペシャルクリスマスメニューの数々だ!旨いぞ」
「おお!これはすばらしい!あなたの料理をいただけるとは!」
「いえいえ、私などの料理で、坊ちゃまの皆様を喜ばせたいという気持ちにこたえることができるかどうか、甚だ不安なのですが。
ぜひ、皆様に召し上がっていただきたいと思いまして」
総司が彼らしくもない大きな歓声を上げ、それにじいやが謙遜している間にも剣は次から次へと料理の皿を並べていく。
「…おい。どれだけでてくるんだ?」
「ローストターキー、シーザーサラダ、フライドポテト、コンソメスープ、舌平目のムニエル、カナッペ…まだあるの?」
「っていうか、どうなってるんだろうあの袋」
兄弟たちがひそひそと話し合っている間に、ワイングラスにシャンパン、ジュースまで出てきてすべてテーブルに並べられる。
もうすっかりパーティー当日状態だ。
「…ことしはクリスマス2回やることになりそうだねぇ」
妙に感心したようにヒビキが首をかしげたときに、剣が得意そうな声で兄弟たちを見た。
「ふふん。俺を誰だと思っている。神に代わって剣を振るうトナカイだぞ」
なりきっているようだ。総司が珍しく沈痛な顔で眉間を押さえた。トナカイは壁の時計を見てひとつうなずいた。
「そろそろ時間だな」
「え?」
「今度は何が出てくるんだ」
と、巧が呆れかえった声で言い終わる前に…
86 :
4/4:2007/12/20(木) 20:36:36 ID:EXE5PgHL0
「こんにちはー。お招きありがとうございまーす」
「ところで、招待状には書いてなかったんですが何のパーティですか?」
廊下からひょっこりと顔を出したのは、明日夢と睦月だった。それだけではない、加賀美や啓太郎、草加や蓮や氷川や始や天音や可奈たち…友人知人らが、
ぞろぞろと居間に入ってくる。
「ちゃーす!」
「やっほー、久しぶりだねー」
「こんにちは」
「ヒビキさーん、旨いメシ食えるって聞いてきましたー」
「ふん…たまたま暇だったからな、来てやったぞ」
口々に挨拶や軽口をたたきながら入ってくるその光景に、思わず唖然とする兄弟。どうやら、このトナカイは招待状まで配りまわってきたようだ。時間にあわせて
サンタじいやが勝手に玄関を開けて大勢の客を招きいれたらしかった。
「なななな…」
「どうだ驚いただろう!」
赤い鼻のトナカイは、両手を腰に当ててふんぞり返った。
「お前たち、昔はばらばらに暮らしていたそうだな。やっと一緒にいられるようになった今、毎日が大切な記念日みたいなものだろう」
「お、いい事いうねトナカイ君」
ヒビキが嬉しそうに兄弟たちを見回した。雄介もトナカイに右手の親指を立てて言った。
「なるほど。トナカイ君のシアワセと、俺たちの記念日をあわせて祝えば…これがふさわしい、ってわけだね」
「ああ。本当の聖なる夜には、兄弟姉妹でむつまじく過ごすも良いだろうが…この神に代わる男が今日与えるプレゼントは、コレが一番ふさわしかろう」
「兄弟とはいえ、お互いを手伝うことができない、ばらばらの敵にそれぞれ立ち向かわねばならないお前たちに、神に代わって剣を振るう男がこのにぎやかな時間を
プレゼントだ。……これが俺のミサキーヌへの愛のおすそ分け、おれのノブレスオブリージュだ!」
トナカイは仁王立ちになって得意げに高笑いし…そのまま派手に後ろにひっくり返った。
剣のいい子さに俺が泣いた。GJ!!
…そういえば、あのエピソードからもうすぐちょうど1年か…。(´;ω;`)ウッ
>83
「このにぎやかな時間をプレゼントだ。」
このフレーズにしびれた。
締め方もいかにも坊ちゃまらしいオチで……
>82
起承転結の起って感じ。
こっからさらに話が転がってほしいかな。
良い波を拾ったらまた書いてくれ。
GJ!
じいやさんと一緒にむせび泣きたい気分だ…
坊ちゃまは最高だなw
てか見てて一番嬉しいのはこの世界では岬さんと恋人になれた事だったりする
坊ちゃまGJ!!! なんだかこんな時間なのにおなかがすいたぞ。
クリスマスは散華の人といいぼったまといい、悲しい時期だったよ・・・。
がんばって楽しい話かくぞー!
−FINAL VENT−
−Exceed Charge−
−Lightning Sonic−
−Rider Kick−
−Full Charge−
クウガMF「オリャァ―!」
アギトGF「たぁ―!」
龍騎「だぁー!」
ファイズ「やぁー!」
ブレイド「ウェーイ!」
響鬼「爆裂強打の型ぁ!」
カブトRF「ハッ!」
電王SF「俺の必殺技、パート5!」
怪人「効かん!」
クウガMF・アギトGF・龍騎「ぐわっ!」
ファイズ・ブレイド・響鬼・カブトRF「がはっ!」
良太郎(兄さん!)
怪人「クックック…ライダー兄弟、噂に聞いていたがこの程度か。そろそろ
止めをさしてやろうか?」
カブトRF「コイツ…かなりできる!」
ブレイド「つ…強い!」
電王SF「俺とにーちゃんの必殺技が通じないのかよ!」
響鬼「…困ったねぇ」
クウガMF「このままじゃやられる!」
アギトGF「うーん…じゃあ、前にヒビキ兄さんが言ってたアレやろうよ」
龍騎「えぇー!?アレやるの?」
ファイズ「…しょうがねえ」
響鬼「よし、みんな、行くぞ!」
全員「おう!」
クウガMF「超変身!」
アギトGF「はぁぁっ…!」
−SURVIVE−
−Awaking−
−Evolution King−
響鬼「響鬼、装甲!」
−Change Hyper Beetle−
−Liner Form−
怪人「な…何だと!」
装甲響鬼「いやー、壮観だねぇ」
ファイズBF「さっさと終わらせようぜ」
−Ready−
電王LF「じゃあ、みんなの必殺技で決めよう!」
龍騎サバイブ「おっ、言うねー良太郎」
怪人「姿を変えたところで未確認生命体・アンノウン・ミラーモンスター・
オルフェノクに勝りアンデッド・魔化魍・ワーム・イマジンをも凌ぐ私には
勝てん!」
カブトHF「どうかな?ハイパークロックアップ」
ブレイドKF「俺も行くぞ!」
−Hyper Clock Up−
−Time−−Mach−
ドカバキボコ!
−Hyper Clock Over−
怪人「ぐぐっ…」
ブレイドKF「今だ!」
−Spade Ten−−Jack−−Queen−−King−−Ace−
−All Zecter Combine−
クウガUF「ふっ…はっ!」
アギトSF「はぁぁぁぁっ!」−FINAL VENT−
−Exceed Charge−
−Royal Straight Flash−
装甲響鬼「鬼神覚声!はぁぁぁぁっ!」
−Maximum Hyper Cyclone−
−Ura Rod−−Kin Ax−−Ryu Gun−−Momo Sword−
怪人「ちょっ…まて…」
クウガUF「オリャァ―!」
アギトSF「たぁ―!」
龍騎サバイブ「だぁー!」
ファイズBF「やぁー!」
ブレイドKF「ウェーイ!」
装甲響鬼「ていやぁ!」
カブトHF「ハッ!」
電王LF「電車斬りっ!」
怪人「ぎゃぁぁぁぁぁ!」
ドッカーン!
ヒビキ「はぁ〜終わった終わった☆」
雄介「凄まじき戦士の力久し振りに使ったよ〜」
翔一「俺も俺も!アギトになったの久し振りだな〜」
真司「ていうか皆戦ったのが久し振りなんじゃ…」
総司「近頃は戦いを良太郎と侑斗に任せっきりだからな」
巧「…帰ろ」
一真「久し振りのキングフォームだから眠くなってきた…」
良太郎「兄さん達…周りが滅茶苦茶になってるのはスルーしてるの?」
おお〜GJ!!
一度そろい踏み見たかったんだよねw
ドッカーン!ってレベルじゃないだろwwww
響鬼さんの言うとおり壮観だな想像しただけで鳥肌物だw
だが真司の攻撃だけは最後にやらないと偉い事に・・・
こういう話、結構好きだな。
雄介…自然発火能力
翔一…シャイニングライダーキック
真司…ドラゴンファイヤーストーム
巧…ブラスタークリムゾンスマッシュ
一真…ロイヤルストレートフラッシュ
仁志…鬼神覚声
総司…マキシマムハイパーサイクロン
良太郎…フルスロットルブレイク
……雄介だけ地味だな。アルティメットマイティキックでもやったんだろうか。
う〜ん、アルティメットは情報が少なすぎるからなぁ。
まぁキックぐらいはしたんじゃね?
102 :
来週待ち:2007/12/22(土) 17:52:15 ID:xTOb8qIr0
GJ!
そうして半数ほどが、ライダーなのに剣で切っちゃっているな・・・。兄さん見習って蹴ろうよ(笑)。
さて、場合によっては来週、間違っちゃってるかもしれない話です。
でも書かずにお蔵入りするより、書きたかったんだ!というスタンスでお願いします。
「僕の記憶が、凄く短い間に抜けている…」
特異点として電王に変身するようになり、約一年。
どの記憶を失ったこともないとおもっていた良太郎にとって、それは思っている以上に衝撃が大きかった。
眩暈を軽く起こし、足元が少しだけ揺らぐ。
久しぶりだ。とおもう間もなく、いつものように頭に衝撃がきて、暗転。となるはずだった良太郎の意識を、ソレまでとは違うものが引き止めた。
≪オイ良太郎、しっかりしろ!≫
≪倒れそう?ちょっと僕と換わる?≫
≪カメのいうとおりや。良太郎、少し休んだほうがええ≫
≪だいじょーぶ?カメちゃんがいやなら、ボクと換わる?≫
それぞれイマジンが心配してくれる声を感じとり、良太郎は慌てて自分の意識を奮い立たせた。
幸いというべきか、イマジンたちの声は、隣を歩いているハナには届いていない。
≪・・・へいき。だいじょうぶだよ≫
言葉に出さずに胸の中だけで返し、良太郎はしっかりと足を踏みしめた。
倒れている場合じゃないんだ。
しっかりしないと、いけないんだ。
103 :
来週待ち:2007/12/22(土) 17:52:40 ID:xTOb8qIr0
去年のクリスマスを過ぎた頃。
婚約者である桜井侑斗が突然姿を消し、良太郎の姉である愛理の記憶から、彼の事が消え去った。
その記憶がゼロノスカードの作用のように『消えてしまった』のか、それとも辛い記憶を心が『忘れて』しまったのかは良太郎にはわからない。
それでも、良太郎は信じていた。
いつか姉の記憶が戻り、以前のように『桜井侑斗』と三人で暖かな家庭を過ごしていけると。
そうして、今年のクリスマス。
届いた懐中時計を眺めたまま、良太郎は椅子に座りこんで悩んでいた。
ミルクディッパーの中には常連の二人と自分と姉、そして一緒にやってきたハナ以外の姿はない。
ついこの間まで、ここには侑斗の姿があったのに。
苦いコーヒーに顔を顰め、呆れるほど砂糖を入れていた。
それに笑いながら、新作のコーヒーを作っては出していた愛理。
侑斗は侑斗であって、消えてしまった『桜井侑斗』ではない。
けれど、それでも、彼と一緒に過ごしていた愛理は楽しそうだった。
・・・此処にはいない侑斗のかわりのように手の中にあるのは、買った覚えのない懐中時計が、一つ。
ゼロフォームの影響からか錆びてしまった物とまったく同じ形の時計は、シンプルだが綺麗な曲線を柔らかい銀色に煌かせ、明かりを受けながら秒針を規則正しく進めている。
「この時計と、桜井さんが持っているのと、最初のと…三つ」
それは、この時計を送る案を最初に思いついた姉が買おうとしていた数と同じ。
『良ちゃんと、私と、桜井さん!ね、いいでしょ?』
同じ時を刻む同じ時計を、同じ家族が持つ。
彼女が願ったとおりに時計は三つ存在しているが、本来持つべき相手は手にしていない…。
104 :
来週待ち:2007/12/22(土) 17:53:21 ID:xTOb8qIr0
深く考え込んでいる良太郎にかける言葉が見つからず、ハナは愛理に入れてもらったカフェ・オ・レを一口飲んだ。
子どもの今の姿になってから、砂糖が必要になった飲み物。
小さくなった原因は、おそらくあの『新しい線路』なのだろうとオーナーは言った。
だけど、あの線路がこれからどうなるかハナにはわからない。
元の様に大きくなるのか、成長するのか。それとも、もっと小さくなるのか。
……暗く落ち込んだ様子の二人に、愛理はカウンターの内側から心配して顔を覗かせた。
「…どうしたのかしら。良ちゃんもコハナちゃんも…あら」
なにかつまめる物でも持っていこうかとカウンターを出ようとしていた愛理は、小さく音を立てて開いた扉の向こう側に微笑んだ。
「いらっしゃい!コーヒーを飲みに来てくれたの?」
入ってきた茶色の髪をした青年は、愛理の言葉に、愛嬌良く笑った。
「寒くなったから、あったかいものが飲みたくって。あと取材とー、常連さんを増やそうかとおもってね」
「来てくれただけでうれしいわ!」
言葉通り本当に嬉しそうな愛理に、カウンターでだれていた常連組が顔色を変えた。
「あ、ああ、あいりさん、ま、ま、まさか」
「まさか、そいつが『さくらいゆうと』ですか?」
立ち上がった二人に、入ってきた男が驚いて一歩下がる。
「え、なに、俺?」
「…ちょっと、何入り口で騒いでるのさ」
戸惑って立ちすくんでいた男の肩を推して、一人の身なりのいい男が中に入ってきた。
「早く入ってくれないと寒くて死にそうだよ…ふぅん…店の雰囲気はいいね」
「豆の種類もいいみたいッスよ。いい香りがします」
さらに続けて、目つきの鋭い長身の男がのっそりと入ってきたことに、勢いが良かった二人はびくっと身体をすくませた。
105 :
来週待ち:2007/12/22(土) 17:53:46 ID:xTOb8qIr0
「・・・なんなんだよいったい・・・あ、そうそう。愛理、紹介するよ。こっちは弁護士の北岡さん。もう一人は助手の由良さん」
「いらっしゃい。いつも兄がお世話になってます。今日はゆっくりしていってくださいね。」
うちのコーヒーはいい仕事するんですよ。と笑う顔に、隣にいる男の顔に似たものを感じ、北岡は妙に感心しながら会釈した。
美味しいコーヒーを入れる美人の妹がいると散々自慢する城戸に誘われ、出掛けるついでに覗きに来ただけだが・・・たしかに美人だ。
「こんにちは」
にこりと笑って頭を下げる北岡と、その後ろで沈黙したまま頭を下げる好対照な二人に、尾崎が眉を寄せた。
「北岡…弁護士の北岡って、まさか北岡秀一?」
「『黒いものも白くする』って噂の!」
指差され、北岡はにこりと笑って沈黙する。
こういうときの北岡はなにげに機嫌が悪いことを知っている男は、慌ててカウンターから少し離れた場所に二人を案内した。
「えっと、こっちこっち」
「先生大丈夫ッスか?」
こちらは気遣うように羽織っていたコートを受け取る吾郎に、北岡は外の気温のせいではなく白くなった頬に皮肉げな笑みを浮かべた。
「だいじょーぶだよゴローちゃん。コレくらいの寒さになったら、病気の方が寒くて動けないよ。それに、城戸ご自慢の美人な妹さんは見れたしね」
たしかに自慢したくなる気持ちはわかるわぁ、と感心する北岡に、連れてきた男…真司は威張って胸を張った。
「でっしょー。あ、愛理―、こっちにコーヒー三つ」
「はーい」
そんなやりとりに、尾崎と三浦は『なんだ、例の一杯いるっていう兄弟の一人か…』と席に座り込み、
『それってもしかしなくても、未来のお兄さん?!売り込むチャンス?!』と気色ばみ、
『…弁護士さんはともかく、その後ろの人が怖い…』と、再度椅子に座り込んだ。
106 :
来週待ち:2007/12/22(土) 18:00:09 ID:xTOb8qIr0
「あや?良太郎じゃないか」
少し離れた席に座って項垂れている弟にようやく気が付き、真司は北岡と由良をそのままにして傍にやってきた。
「…あ、兄さん」
「ハナちゃんも一緒に、なに暗い顔してんの?」
「うん…ちょっと」
あいまいな笑顔を浮かべる弟に、真司は少しだけ眉を寄せたものの、ふいに満面の笑顔を浮かべた。
「そういえば、さっき北岡さんのところで良い物もらったんだ」
ごそごそとダウンジャケットのポケットからだしたのは、ハンカチに包まれた手のひら程度の塊だった。
「…兄さん、これ、なに?」
手の上に置かれたものに首を傾げる良太郎に、真司は「えっへん」と胸を張った。
「由良さんお手製のクッキー」
聞いていた由良は軽く咳き込み、北岡がぎょっとしたような顔で立ち上がった。
「ちょっと城戸、なにやってんの!」
「ん?なにってなにが?」
たしかに今日、【お茶請けにどうぞ】と、焼いたクッキーが出されていたのは北岡も知っている。
大皿一杯に盛っていたそれは気が付いたら無くなっていて、驚くのと同時に、その細い体のどこに入ったのかと由良と一緒に呆れたのが一時間ほど前のこと。
食べつくしたかと思っていたクッキーは、実はこっそりと持って帰っていたことが発覚した当の本人は、けろりとした顔でハンカチを開いた。
「後からたべようと思って。美味かったんだもん」
なにか問題でもあるの?と首を傾げる真司に、北岡は溜息をつくと額を押さえた。
「ハムスターじゃないんだから、ハンカチに包んでなんて…欲しいなら言ってくれたら、ちゃんとした…ゴローちゃんが・・・せめてなにか袋とか・・・ああぁ」
・・・資産家の家で坊ちゃんとして育った北岡には、どうやら理解できない行動だったらしい。
稀代の凄腕弁護士として名高い北岡を絶句させるという偉業を成し遂げた真司は、言葉を失った北岡をきょとんとした顔で見返した。
「ちゃんとって、レシピは由良さんに貰ったからいいよ」
「・・・城戸さん、そういう問題じゃなくて」
107 :
来週待ち:2007/12/22(土) 18:01:26 ID:xTOb8qIr0
しかたなく口を開いた由良にもかまわず、真司はハンカチの包みを解くと、中から綺麗なきつね色に焼けた一枚を取って差し出した。
「食ってみろって、良太郎。おいしいから」
クッキーを目の前に差し出され、良太郎はぼんやりしたまま口を開いて一口齧った。
さくさくとした食感の中に、ふわりと柑橘系の香りが広がる。ほんのりと甘酸っぱく、普通の白砂糖ではないらしい上品な甘さに、それはよく合っていた。
「…あ、おいしい」
「だろー?帰って総司に作ってもらおうぜ」
うきうきとしているこの兄は、食道楽の気でもあるのだろうか・・・と、良太郎は真司を見上げた。
昔からよく物を貰ってくるこの兄は、美味しいものがあると、まずこうして兄弟に分け、残ったものを最後に楽しんでいたものだ。
最近は取材先で手に入れたレシピをあれこれ持って帰っては、料理道楽の二人の兄のレパートリーを着々と増やしているけど…
この典型的真ん中っ子の兄のことだから、ただ単においしいものを家で食べたいだけなのかもしれない。
まだ「あー」とか「うー」とかいっていた北岡は、考え事をしながらクッキーを齧っている良太郎の、もう一方の手に気が付いた。
「・・・次はちゃんといってよ・・・美味しいっていうならいいけど・・・あれ、それ、懐中時計?君くらいの年の子が持つなんて珍しいね」
「え・・・はい」
急に話しかけられ、良太郎は手の中の時計に視線を落とした。
「へぇ・・・城戸の弟に、こんな洒落た趣味があるなんてね。ちょっと見せてもらっていい?」
北岡からすればたいした額ではなさそうな時計だが、まだ未成年の子が懐中時計を持っていることが気に掛かったらしい。
「どうぞ」
手渡された時計を受け取って、北岡は表や裏にひっくり返して感心したように頷いた。
たしかに飾りはなにもない単純な作りの様だが、メーカーは老舗の定評あるところだ。
特に時間のズレが起き難いことでも知られているそのブランドなら、二万円弱が妥当な金額だろう。
「ふぅん・・・いいものだね。でも、君くらいの年の子が持つには、ちょっとシンプルなんじゃないのかい?」
「・・・そう、ですか?」
「もっと、こう・・・髑髏とか十字架とかついている物を選びそうだけど・・・ちょっと色気がないかな、それじゃあ」
頷きながら時計の色気などといわれても、良太郎にはさっぱりわからない。
108 :
来週待ち:2007/12/22(土) 18:02:19 ID:xTOb8qIr0
≪たしかに、色気無いかもねー≫と胸中に響くウラタロスの同意に苦笑して、良太郎は首をかしげた。
―――なにか、今・・・引っかかったような。
「はい、返すね」
「あ、はい」
差し出された時計をきちんと受け取る良太郎に、北岡はにこりと笑った。
「金額としてはちょっと高めだけど、良い物を早くから身に付けてその価値を知るのはいいことだと思うよ」
「はぁ」
「そんなに高いの、それ?」
「うん・・・いちまんきゅうせんはっぴゃくえん・・・」
へぇー・・・と後ろから感心したように見ている真司の言葉に、良太郎はハッとなって立ち上がった。
「兄さんゴメン、僕行かなきゃ。北岡さん、由良さん、ゆっくりしていってください」
ぺこりと頭を下げ、良太郎はカウンターの中にいる愛理に慌てて声をかけた。
「姉さんもゴメンなさい、ちょっと出てきます!」
「え、りょ」
愛理が返事をするより早く、良太郎はミルクディッパーを飛び出していってしまった。
「ちょっと、良太郎まって!」
ハナが慌てて後を追いかける。
≪良太郎、どうした?≫
心の中に響いたモモタロスの声に、良太郎は思い浮かんだ『可能性』を告げた。
「僕がこの時計を買ったって証明、できるかもしれない!」
終わらない・・・ので、来週放送分を見てから続きを書きます。
北岡さんが書きたかっただけなんだが、見てないものは無茶するものじゃないですね・・・。
気を抜くとオカマ口調になっちまってもう。
>102
続き、楽しみにしてるぜ。
>半数ほどが、ライダーなのに剣で切っちゃっているな・・・。
きっと敬介おじさんや光太郎おじさんの影響なんだよ、と言ってみる。
特に光太郎はRXになってからはリボルケインでばっさりが決め技だったからなぁ。
あと、本郷パパンや一文字おじさんは戦闘員相手だと剣を奪ってチャンバラでやっつけてたりもする。ハチ女も剣で仕留めてた(斬るんじゃなくて刺して、だけどな)。
けど、やっぱライダーの決め技と言えばキックだよなぁ★
>見てないものは無茶するものじゃないですね
この際だ。見ちゃおうよ。
まずは第一話からか、はたまた劇場版やTVスペシャルからか。
そういえば尾崎は同業者で愛理の兄貴の真司のことはどう思うんだろう?
尾崎「愛理さーん!ども!三浦くんはインフルエンザにやられたみたいで、僕一人だよー!」
愛理「それは大変!風邪に効くキウイゼリー作らないと。あ、出来たら渡しておいてください!」
尾崎「了解!ん?ところで、あそこでFMVいじってる人、誰?」
愛理「ああ。私の兄さん。オレジャーナルの記者さん。名前は・・。」
城戸「城戸真司です!よろしく。今、聴くだけで痩せられるっていうお経の記事をまとめてたところ。」
尾崎「あー。それ、知ってます。何でも、一ヵ月で5s痩せられるんですよね。」
城戸「そうそう。で、これをうっかり聴いちゃった良太郎が、さらに痩せちゃったと。」
尾崎「まさにギネス級の不幸・・。立証済みってわけですか。」
良太郎「兄さん、なーに?」
城戸「記者同士、ってことでこいつと親睦はかっていたんだ!」
尾崎「はい!お兄さま!」
良太郎「嘘だ・・。絶対嘘だ・・。」
→良太郎の誕生日編へと続く
>>102 GJ! 機嫌悪くしちゃう弁護士イイ! 元の話を見てないの?違和感ナシに思えたよ。
>>110-111 この流れ最高w 続きwktk!
あと、三浦くんにプレゼントさ
つ生姜紅茶
113 :
名無しより愛をこめて:2007/12/24(月) 12:39:09 ID:fR/icpkA0
>>111 GJ!面白いよw自分も続きが楽しみだ!
114 :
来週待ち:2007/12/24(月) 22:19:30 ID:SYltNCwe0
来週まちを書いるものです。
>>112ノシ
先生とゴローちゃんは、先生の夕食スレを参考にしました。
続きを書くため参考にしようと、今日レンタル屋にいったんですが
どこから見始めればいいか、かーなーり悩んでます。
ここのスレ住人にお聞きしたい。
昭和は記憶が殆ど無く、ファーストは見ました。
クウガ 途中何話かと最終回直前
アギト アナザーアギトのあたりがごっそり 劇場版は視聴
龍騎 見てない(劇場版含め)
ファイズ・剣も同上
響鬼 一話どこかが抜けているだけで全部見た
カブト 完全コンプ
電王 この二ヶ月前後から視聴開始
穴あきまくりのこんな感じなんだが、もうどこから手をつければいいか・・・orz
各ディレクターズカットのことも含め、お勧め順番をお願いします。
>>114 取りあえず電王だけでも見たら?
個人的には龍騎厨だが電王が一番弄りやすい作品だと思う
あとキャラの使い易さは多分
電王>剣>カブト=龍騎>555>アギト>クウガ=ヒビキかな?
順番とかつけずに気になる作品から見ていけばいいのでは?
>>115 橘さんはオチがつけやすいからか、ホントによく出てくるよねw
>>110 過去スレにあった真司&総司でミルクディッパー手伝いに行くネタの尾崎が
死ぬほど好きだ。
あるぇー!?って表現が分りやすすぎw
>>114 龍騎は最初からの視聴をおすすめ。
初戦での龍騎「(ドラグセイバーが)折れたー!?」の間抜けっぷりは必見。
お時間に余裕ができ次第、順番に見ていくといいよ。
ちなみに先生&ゴローちゃん登場は7話からね。
見たらぜひ、続きをプリーズ。クレクレ厨ですまん。
龍騎は今ちょうどYahoo!動画で無料だしな
>>120 おいおいそこは教えちゃ駄目だろう。
真司と一緒に画面の前で「折れた!?」と叫ばせないとw
123 :
1/5:2007/12/26(水) 02:01:01 ID:fABnG9td0
>>67-70 >>83-86 今更すみません、続きなっちゃいました。面倒だという方は読み飛ばしてくださいな。
集まった大勢の客たちの歓談の声で、居間の盛り上がりは最高潮になりつつあった。皆、楽しそうに笑い、しゃべりっている。
その中で、良太郎はジュースを片手に壁にもたれている侑斗を見つけて近寄った。
「侑斗」
呼ばれて、侑斗は良太郎をちらりと見てまた視線をにぎやかな部屋に戻す。
「なんだ」
「あの、来てくれて…嬉しいなって」
しどもどとしながら遠慮がちに笑う良太郎に、侑斗は少し不機嫌な声で答えた。
「別に。…招待状を見て、デネブがどうしても行きたいって騒ぐから」
その声音には明らかに照れが混ざっている。視線の先には、デネブと樹花が何か楽しそうにしゃべりながら取り皿に料理を載せていた。
樹花がデネブに何かを話しかけ、ひょいと侑斗を見て右手を大きくぶんぶんと振り回す。嬉しそうな笑顔で、口の動きだけで呼びかける。
『侑斗さん、来てくれてありがとー!』
「ぶっ」
それを見て、含んでいたジュースを吹き出しかけた侑斗に、良太郎が不思議そうに
「どうしたの?」
「げほげほ。べ、別に。なんでもない!げほ」
「え、なんでもないって風じゃないけど」
「侑斗」
別の声に、ジュースにむせる侑斗と良太郎が同時に振り向く。
「兄さん…」
「よっ」
シュッといつもの挨拶をして、ヒビキがにっこり笑う。
「いらっしゃい。良く来てくれたね」
「久しぶりだなー。つか久しぶりすぎだろ」
「相変わらずしいたけはダメなのか?」
翔一、真司、一真がそれに続く。雄介や総司、巧も。良太郎がもう一度、兄さんたち…と呟いた
124 :
2/5:2007/12/26(水) 02:01:54 ID:fABnG9td0
「………」
侑斗が、すっと真面目な顔になってもたれていた壁から身体を起こした。
「…忘れさせることも、忘れられることも、忘れるのも忘れたことも」
低い声だった。静かな、しかし怒りすら感じさせる声音に、良太郎が驚いた表情を浮かべる。
「他人にはわからない」
「ゆ、侑斗…?」
良太郎が戸惑った声で名前を呼ぶ。ヒビキが穏やかな微笑を浮かべたまま答えた。
「そうだね。俺たちにはわからない…残念ながら」
「たとえ君の存在自体を忘れることになっても、『今』を一緒にすごしたいっていうのは…こちらのわがまま、なんだよね」
ヒビキの言葉を受けて雄介が続ける。…良太郎は、兄たちが皆ヒビキと同じように穏やかな眼をしていることに気がついた。翔一が言う。
「でもね。それでも君にもここにいてほしかったんだよ。きてくれて嬉しいよ」
……パーティは続いている。壁際での会話に気づかず、客たちは笑いあっている。
「『歴史』になるはずの『過去』に、『今』をつなげられるのは、侑斗と…今のところ良太郎だけだ。俺たちでは『今』を『過去』に移せない。
お前の変身に俺たちの記憶が使われたら…たとえハイパークロックアップしたとしても、行くことができるのは、お前の『存在しなかった』過去」
「に、兄さんやめてよ」
たまらず、侑斗との間に割り込んで、良太郎は兄たちと対峙した。必死の面持ちで兄たちを見返す良太郎を無視して、今度は巧が口を開いた。
「お前一人だけが、『今』のこの時間を抱えることになる。…一緒に楽しい時間をすごしても、その思い出の中から一人はじき出されちまう」
「…………」
侑斗は、無言だった。無言で、残酷な事実を指摘する兄弟たちをにらみつける。彼らの言っていることは…そのとおりだ。今、いくらこのパーティを
楽しんだところで、明日変身してしまえば、この会場には自分がいたことを覚えている人間はいなくなってしまうのだから。そして、侑斗はまた
取り残されて、皆が忘れてしまった…ここに存在しなかった存在として、自分を思い知ることになる。
「に、兄さんたち、ひどいよ。せっかく侑斗がきてくれたのに…」
125 :
3/5:2007/12/26(水) 02:02:34 ID:fABnG9td0
なきそうな声で良太郎が抗議する。その頭に手のひらを乗せて、ヒビキが優しく言った。 @2
「大丈夫だよ、良ちゃん。侑斗が前に進むために、俺たちのなかの侑斗の記憶が必要なら」
視線を侑斗に向ける。
「使えば良い」
「……え?」
良太郎と侑斗が同時にヒビキを見上げた。ヒビキは相変わらず微笑している。その横からひょい、と顔を出した真司が侑斗に向かって、ぴっ、と指をさした。
「過去がなくなろーが、存在が消えよーが。今、何もしないって理由にはならないだろ?」
「!」
「俺たちの記憶…歴史を、侑斗君がいつ使おうとも。…俺たちは絶対恐れも後悔しないよ、忘れるのも忘れたことも」
「だから、忘れさせたことも、忘れられることも、恐れないでほしいんだ」
翔一、一真が続く。
「…………」
侑斗の視線が兄弟からはずれる。デネブは、トナカイ剣のお手製の帽子を被って加賀美や氷川達と談笑していた。時折こちらを気にしている様子が伺える。
「怖くないわけがない…でも、決めたことなんだ、自分で」
ぼそっと呟く。良太郎が心配そうに侑斗をそっと見た。…その瞬間。
126 :
4/5:2007/12/26(水) 02:03:13 ID:fABnG9td0
ぬっ。
侑斗の鼻先に、料理が山盛りに載せられた皿が突き出された。
「食え」
「うわ!」
「え?え、え?橘さん?」
一真の先輩―上司と呼ぶべきか―の橘朔也が、左手でチキンをほうばりながら、右手で侑斗に皿を差し出している。
「ほら、食わないと全部なくなっちまうぞ」
無理やり侑斗に、皿を押し付けて橘はオリーブをぽいっと口に放り込んで言った。
「ここの兄弟のメシもかなりの上手さだけど、あのじいやさんのはまた格別だな」
もぐもぐ、とピッツアをほうばりながら、渡したばかりの侑斗の皿を、首をかしげて見る。そして言った。
「もしかして、それ食わないの?食べてもいいかな?」
「え?え?」
いきなり現れた男の妙なペースに、侑斗は目が点になっている。つい先ほどまでのシリアスな雰囲気とはかけ離れた橘の登場に、良太郎がたまらず飛び出しかけた。
……が、その腕がつかまれる。振り返ると、一真が小さな笑顔で首を振った。
「大丈夫だよ、良太郎」
「え?え?」
とても大丈夫だとは思いにくい。橘といえば、しょっちゅう家の食料を食べにきてはひどい眼にあっている、頼りない印象しかないのだ。
その橘が、侑斗に宣言した。
「よし。その肉を半分こだ」
言うが早いか、侑斗が持っている皿の上の数枚の肉のうち、一枚をぱくりと自分の口に入れてしまった。
127 :
5/5:2007/12/26(水) 02:06:26 ID:fABnG9td0
なんだこのおっさん。思わず怒鳴ろうと口を開いた瞬間に、橘はひょいと侑斗の口に肉を放り込んだ。
「なにす…あち、あちち。はぐはぐ…なんだ、おっさん!」
何とか肉を飲み込んで、橘につっかかる。橘は、串揚げに噛み付きながら平然と答えた。
「同じものを食っちまえば、あとは血肉だ。今このパーティで、みんなと一緒に食った飯がここにいる皆の身体を作るんだ」
「…え?」
「覚えていようが忘れていようがここにいる全員の身体そのものが、『今』が確かにあった証拠になる」
スティックサラダをぽりぽりとかじりながら、橘は侑斗の肩をぽんと叩いて言った。
「………お。また新しい料理並んでるな。とってくるわ」
サーモンをフォークに突き刺しながら部屋の中央に歩いていく橘を、皿を抱えたままの侑斗は半ば呆然と見送った。正論なんだかこじ付けなのだか訳がわからない。
わからないが、なぜか妙な説得力だけはあるような気がして、軽くめまいがしてきた。それは、一真に腕をつかまれたままの良太郎も同様だ。ぽかんとした声で呟く。
「…実は……実は…凄い人なの?橘さんって」
「…まあ、いろんな意味で凄い人だけどね。こういうときは頼りになるんだよ、意外に」
そうして、良太郎の腕を離した一真は、今度は侑斗の肩を後ろから軽く押した。
「ほら橘さんに全部食べられちゃうぞ。俺たちも食べよう。皆待ってるぞ」
なんか橘さんがカッコいいよw
やるときはやる人だなぁ。
129 :
1/2:2007/12/26(水) 17:53:28 ID:1W9YV1sd0
前略。
お正月に向けて、皆さんで餅つき大会をすることになりました。まる。
翔一「それじゃ、順番にやろうか。俺が声掛けるから、あわせてついてごらん」
太一「俺一番っ!(ぺったんぺったん)うわ、これ結構キツい」
真魚「ちょっと貸してよ太一(ぺったんぺったん)ほんとだ、翔一くんの方が楽そう」
翔一「うーん、杵が重たいかな?昨日作った軽めのちっちゃいのが…あったあった!」
マコト「やっていい?(ぺったん、ごつ)あ!外れた」
真理「上手につくには、コツがあるんだよね〜。いくよ!(ぺったんぺったんぺったん!)」
天音「次、私!うんしょっ(ぺったん)う〜…なんかお姉さんみたくならない」
翔一「振り下ろすときは、力を抜いてごらん。そうそう、ずっと良くなった!」
ゴン「…こ、これ重い…」
明日夢「大丈夫?俺と一緒にやろうか?」
ゴン「うん、ありがとう」
D侑斗「のりと醤油、ごま、納豆、大根おろし。甘いのであんこときなこ。よし、皆、好きなもの食べてくれ〜」
侑斗『馴染みすぎだろ…お前』
あきら「なんかいいですね。のんびりしてて」
ひとみ「そうだね〜」
睦月「……あっちはなんか騒がしいけど」
130 :
2/2:2007/12/26(水) 17:54:02 ID:1W9YV1sd0
始「!?」
一真「あ、ごめん始!手、大丈夫か!?」
始「…やはり、俺とお前は戦い合うしかないようだなっ!」
一真「ちょっ、わざとじゃな…!!」
総司「そこ暴れるな。もち米に砂が入ったらどうする」
巧「? 草加ー?…あいつどこ行ったんだ?ったく。啓太郎、代わりに餅こねてくれ」
草加「……!」←物陰で一心不乱に手をウェットティッシュで拭いている
ヒビキ「おーい、もち米炊け…熱っ!」
イブキ「セ、セーフっ、セーフ…!もー、ヒビキさん、しっかり持ってくださいよ!」
氷川「よっ(ごちっ)あ。こ、今度こそ(ごちっ)あ!」
加賀美「…氷川さん、結構不器用っすね」
氷川「そ、そんな事ありません!ないです!!ほらっ(ごちっ)」
真司「あれ?ここに出来た餅並べてなかったけ?」
雄介「あ、ちょっとポレポレのカレーに入れてみた。結構おいしいよ」
K良太郎「ふんっ!(バキャッ!)おかしいなぁ、なんで壊れるんや?」
総司「キンタロス…ZECTに特注の臼と杵を届けさせるから、それまで誰かと代わってくれ」
翔一「それ何?良太郎」
良太郎「うん、招待状…だと思うけど…」
雄介「へー誰から?」
良太郎「モモタロス達から…」
総司「モモタロスから?」
★★★野上良太郎バースディパーティ招待状★★★
場所/デンライナー食堂車
日時/12月26日 午前11時11分11秒
内容/
一、オーナーから開演の言葉
一、駅長による乾杯の音頭
一、モモタロスより祝辞
一、良太郎によるケーキカット
一、ウラタロス・リュウタロス司会
良太郎成長の記録スライドショー
一、キンタロスによる詩吟
一、ナオミ・ハナからの花束贈呈
一、4タロスによる合唱
(クライマックスジャンプ各フルバージョン)
一、良太郎より挨拶
巧(何だコレは)
一真(披露宴かい…)
真司(取材したら…ダメだろうか…)
ヒビキ(お…面白そう…行きたい)
良太郎「僕…行かなくちゃダメかなぁ(泣)」
兄ズ(り…良太郎の目がイタイ…)
仕事中に思い付いたネタ
今日でないと意味がないのでまわりを気にしながら
あわてて投下
あちこち間違っていたらゴメンなさい
とりあえず良太郎誕生日とクラジャンオリコン2位オメ!
では仕事にもどる!
パーティに餅つきに招待状。
色々と良ネタが投稿されていて、満足です。
と此処で今ようやく出来たカブト・V3の共演ネタを投下。
前回のファイズ・Xの反省を活かして前後編で公開します。
タイトルはFULL FORCE 〜父よ、母よ、妹よ〜 です。
では、お楽しみ下さい。
クリスマスも過ぎ、いよいよ今年最後の日が近づこうとしていた。
そんなある日、天道樹花は天道総司と一緒にある場所へと向かっていた。
「お兄ちゃん、早く早く。」
「樹花、ちゃんと前を向いて歩くんだ、躓いて転んでしまうぞ。」
「大丈夫だって、それより早く行こうよ。」
樹花は駆け足気味で先を歩き、総司に早く行こうと呼び掛ける。
そんな樹花に注意を施しつつ、総司はにこやかに歩き続ける。
「でも、久しぶりだなぁ・・・志郎叔父さんに会えるのも。」
「ああ、そうだな・・・帰ってきたのが随分だからそう思うのも仕方ないな。」
実は今日、彼等の叔父である風見志郎が帰国する事になっているのだ。
毎年、世界中で戦っている仮面ライダー達は大晦日になる前に日本へ帰国し、兄弟達と新年を迎える事にしている。
今回、最初に風見志郎が他のライダー達より先に帰国する事になったのだ。
「だから、俺と樹花で叔父さんを迎えに駅まで向かっているという訳だ。」
「・・・お兄ちゃん、何処向いて喋ってるの?」
「何でもない・・・さあ、行こうか。」
明後日の方向に向かって補足説明をした後、総司はそう言って樹花より先を歩いていった。
不思議に思う樹花だが、兄が不思議なのは何時もの事なので、気にせずその後を追って駆けていった。
「・・・・・・・・・・・。」
天道兄妹が向かっている駅の前で、一人の男が誰かを待っていた。
歳は20代くらいに見え、近くを歩く女性達の誰もが一度は彼の姿に注目する。
それほど彼の容姿は格好良く、女性達の気を引くものであった
「あっ、いたいた・・・叔父さーーーーーーん!!!!」
その時、天道兄妹が駅に到着し、樹花が手を振りながら男に向かって呼び掛ける。
声が聞こえた男は二人の方を向くと、先程まで無表情だった顔を微笑ませた。
「樹花、総司・・・久しぶりだな、お迎えご苦労さん。」
「叔父さんも久しぶり、前と会った時と全然変わってないね。」
「おいおい、数ヶ月そこらで急に老けるわけがないだろ。」
何時ものポーズを取りつつそんな事を言う樹花に、青年は笑いながらそう答える。
この男こそ、彼等の叔父である風見志郎・・・仮面ライダーV3だった。
「久しぶりだ、叔父さん・・・エジプトでのデストロン退治、ご苦労だったな。」
「その言い方・・・総司、お前も相変わらずだな、まあそれがお前らしいと言えばそうだが。」
風見志郎はこの一年、エジプトで活動を再開させていたデストロンと戦っていた。
戦いは数ヶ月続き、今月にデストロンの大軍団と戦闘、見事これを撃破した。
それによってデストロンは活動を弱め、志郎は一足先に帰国する事が出来たのだ。
「さて、こうして叔父さんを迎える事が出来た・・・みんなも待っている、帰ろうか。」
「あっ、ちょっと待ってお兄ちゃん、折角此処まで来たんだからちょっと寄り道して帰ろうよ、私良い店知ってるんだ。」
すぐに帰ろうとする総司だったが、そこで樹花が待ったを掛ける。
何でもこの近くに友達と良く行く店があり、折角なので寄りたいとの事らしい。
「駄目だ、叔父さんは長い戦いで疲れているんだ、帰ってゆっくり休まないと・・・。」
「でも、今日はその店で限定ケーキが出て、これがすっごく美味しいから叔父さんにも食べて貰いたいの。」
「ケーキなら帰ったら俺が作る、今日は・・・。」
総司は樹花を説得しようとするが、そこに志郎が総司の肩をポンと叩いた。
振り向くと、志郎がにこやかに軽く頷き、そして樹花の方を向く。
「其処のケーキ、そんなに美味いのか?」
「うん、本当だよ、絶対叔父さんだって気に入るから!!!」
「そうか・・・折角だ、その美味しいケーキとやらを食べに行くか。」
「本当?じゃあ早く行こう、人気がありすぎてすぐなくなっちゃうから。」
志郎が了承し、それを聞いた樹花は嬉しくなって先にその店への道を走りだした。
その後を志郎が追い、総司もやれやれといった表情をしつつ後に続く。
「「・・・・・・・・・・・・。」」
しかし、そんな彼等の様子を見ている黒服の男が二人いた。
二人は3人に気付かれぬよう、距離を置きつつ尾行を開始した。
「・・・美味いな。」
「ほぅ・・・中々の味だな。」
駅の近くにある小さな喫茶店・・・其処の窓際の席に3人の姿があった。
志郎と総司は樹花のオススメの限定ケーキを一口食べ、感想を一言告げる。
「本当?良かった〜、叔父さんもお兄ちゃんも気に入ってくれて。」
「ああ・・・しかし樹花、本当はお前が一番このケーキを食べたかったんじゃないのか?」
「えへへ、バレたか。」
志郎の指摘に、樹花は笑いながらそう言うと、誤魔化しに自分の分のケーキを食べる。
本当は総司も最初から解っていたのだが、妹に甘い彼はケーキを食べて喜んでいる彼女の顔を見てすぐに許してしまった。
それは志郎も同じで、こんな感じに3人はケーキを食べ、紅茶を飲む。
「でも、叔父さんに食べて貰いたかったのは本当だよ、ずっと海外で戦って大変だから・・・せめてこれくらいはしたいって思ったんだ。」
「樹花・・・・・・ありがとう、俺は良い姪を持ったな。」
紅茶を飲んだ後に樹花は自分の気持ちを話し、志郎が感謝の言葉を継げる。
その言葉に樹花は照れた後、座っていた席から立ち上がった。
「ん、どうした樹花?」
「うん、ちょっとトイレに・・・お兄ちゃん達はそのまま食べててよ。」
どうやらトイレらしい・・・そう言うと、樹花はトイレのある方へ歩いていった。
残された二人はケーキを黙々と食べ終え、残りの紅茶を飲んだ。
「所で総司、良太郎とイマジンの戦い・・・どうなっている?」
「今良太郎も侑斗もモモタロス達も懸命に戦っている・・・どうやら、決戦が近いらしい。」
樹花がトイレに行っている間、志郎が良太郎の戦いについて尋ね、総司が近況を報告する。
イマジンとの最終決戦は近く、それを聞いた志郎は唸ると、紅茶を飲む。
「日本の事は心配しなくて良い・・・俺達は俺達で戦っている、良太郎達が危ない時は俺達も駆けつけるさ。」
「そうか・・・だが、俺は無事に日本で新年を迎えられるのかが心配だな。」
総司の言葉に、志郎はにこやかに軽口を告げる。
それを聞いて総司はフッと笑い、自分の紅茶を飲む。
「お兄ちゃんか・・・総司、相変わらず良い兄貴してるみたいじゃないか。」
「当然だ、俺は天の道を往き、総てを司る男・・・だが、どうして急にそんな事を?」
「何、ちょっと昔を思い出しただけだ。」
突然の話題の変換を総司が尋ねると、志郎はそう言って窓の外を眺めた。
その瞳は遠い目をしており、目の前の光景よりもずっと遠くを見ている。
「そう、昔の事を・・・・・・。」
今の志郎の耳には、ある少女の声が聞こえていた。
何十年前だろうか・・・それぐらい久しぶりの声だった。
『お兄ちゃん!!』
脳裏に浮かぶのは、あの頃から変わっていない・・・幼き自分の妹・雪子の姿だった。
隣には父と母の姿もあり、3人とも笑っている。
「父さん、母さん・・・雪子・・・・・・。」
自分に向かって笑っている3人に向かって、志郎は手を伸ばそうとする。
雪子も手を伸ばし、二人の手が後少しで届こうとした。
だが、手が届く前に辺りが暗闇に包まれ、3人の姿も闇に溶けて消えてしまう。
「あっ・・・。」
『シザーーース!!!!!』
3人が消えた・・・その直後に聞こえるのは忘れもしないあの怪人の声。
やがてシルエットにしか見えない怪人が目の前に現れ、その先には3人が立っていた。
「お前は・・・止せ・・・やめろ!!!」
その姿を見て思わず叫ぶ志郎だが、怪人は制止も聞かずに3人に近づいた。
そして志郎の目の前で父を、母を、妹を刺し殺す。
怪人に貫かれた3人はその場へ倒れ、再び闇の中へと消えていく。
「父さん、母さん、雪子・・・うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!」
何時しか怪人の姿も消え、暗闇の中で志郎は一人天を仰いで吠えた。
吠え続けた後、志郎は後ろに自分以外の気配を感じ取った。
後ろを振り向くと、其処には・・・・・・何も言わずに佇むV3の姿があった。
「叔父さん・・・志郎叔父さん、どうかしたのか?」
物思いに耽っている志郎の耳に、総司の声が響いた。
志郎は声に気付いて、窓の向こうから総司へと視線を変える。
「総司・・・どうかしたのか?」
「いや、叔父さんが遠くを見ていたから・・・少し気になってな。」
「そう見えるのか・・・何、些細な事だから気にするな。」
志郎は総司の言葉にそう答え、その後黙り込んでしまった。
総司も無言のままで二人の間にしばらく沈黙が続くが、突然志郎が口を開いた。
「総司・・・お前は妹を、今其処にいる家族を大切に思っているか?」
「何だ、急に・・・一体どうしたんだ、叔父さん?」
「良いから答えろ・・・お前は大切に思っているのか?」
どうも先程から可笑しい志郎に理由を尋ねるが、志郎は聞かずに質問をぶつける。
その眼差しから志郎が真剣である事に気付き、総司は黙って頷いた。
「そうか・・・なら、お前に言っておこう、俺は・・・。」
「きゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
今まさに志郎が言い出そうとした瞬間、突然店の奥から少女の悲鳴が聞こえてきた。
その声は、総司にも志郎にも聞き覚えのある声だった。
「今の声は・・・樹花か!?」
「樹花!!」
今の悲鳴は樹花のものだった・・・樹花の悲鳴を聞き、総司は緊迫する店内の中を走りだす。
志郎もその後に続き、二人は樹花のいる筈のトイレへと駆け込む。
「樹花!!!」
総司が女子トイレの扉を開けると、トイレの中は悲惨な状況であった。
入り口の反対側の壁が破壊され、トイレの方も無惨に破壊されている。
「樹花、いるのか・・・樹花!!!」
水浸しになっているトイレの床を歩きながら、総司は樹花の名前を叫ぶ。
しかし、樹花からは返事は帰ってこず、この場にもいなかった。
「樹花・・・一体何があったんだ、そして何処に?」
「ん、これは・・・・・・総司、これを見ろ。」
総司が辺りを探していると、後ろの方にいた志郎から声が掛かった。
振り向くと、志郎の手には一枚の紙が握られており、それを読むように促していた。
総司は志郎から手紙を受け取ると、それに書かれている内容を読み始めた。
『風見志郎に告げる、貴様の可愛い姪は我々が預かった。
返してほしければ、此処から南西60キロにある廃工場に一人で来い。
約束を守らなければ、娘の命は無いと思え
デストロン』
「これは・・・デストロンが樹花を浚ったのか?」
「ああ、そうらしい・・・どうやら残党が近くにいたようだ、俺とした事が。」
拳を手に打ち付けなら、志郎は自分の不覚さを悔やむ。
樹花がデストロンに浚われてしまった・・・助けにいかなければならない。
志郎は落ち込んでいる総司を残し、壊れた壁から外に出る。
「叔父さん・・・まさか一人で奴等の所に行くつもりか?」
「ああ・・・奴等は俺をご所望だ、俺が行かなきゃ話しにならないだろう。」
それに、俺だけじゃないと樹花が危ないしな・・・と付け加え、志郎は出て行く。
出て行った先の道路には、彼のバイクであるハリケーン号が待っていた。
志郎はハンドルに掛けているヘルメットを被り、乗り込んでアクセルを掛ける。
「ああ・・・総司、お前に一つ言い忘れていた。」
「・・・何だ?」
彼の後を追って傍に立っている総司に、出発する前に志郎が声を掛ける。
一先ず落ち着きを取り戻した総司が尋ねると、志郎は先ほど言おうとした事を話し出した。
「昔・・・俺は大切な家族を守れなかった・・・父さんと母さん、それに雪子を。」
「それは・・・昔俺達に話してくれた、デストロンに殺された叔父さんの家族の事か?」
「ああ、俺は大切な人が死んでいくのを見ている事しか出来なかった・・・だが、お前は守りきれ、お前の大切な家族を、妹を!!」
志郎は真剣な眼差しを向けながら、総司に自分の出来なかった事をやるよう求めた。
それを聞いた総司は志郎の意図を理解し、黙って頷く。
良い返事が返ってきた事に満足した志郎はアクセルを入れ、一人廃工場へ向かった。
「叔父さん・・・解った、俺は守ってみせる・・・俺の家族を、大切な妹を。」
志郎が一人行くのを見送り、その後ろ姿に向かってそう呟いた後、総司は歩き出した。
彼は行く、大切な妹を守る為に・・・その後を追ってカブトゼクターが宙を舞った。
取り敢えず此処で一旦終了、後編は明日頃に投稿します。
因みに、この話での昭和ライダーは義兄弟の契りを交わしたという設定です。
では、明日をお楽しみに。
この新作ラッシュは何としたことよ?
作者の方々、GJ!
餅つきにしろ招待状にしろ兄弟がわいわいしてる話はこっちまで楽しくなってくるw
カブト・V3も後半楽しみにしてます!
昨日のちょうど今頃。
尾崎「良太郎君、誕生日おめでとう!はい、七福神の絵柄の枕カバー。」
真司「俺からはニンニク増量餃子!」
良太郎「二人ともありがとう!とてもうれしいよ。」
愛理「尾崎さんからは運、兄さんからはスタミナ。願ったりかなったりだわ。」
ヒビキ「誕生日っていいよね。ところで、例のオカルト君は?」
樹花「インフルエンザ、まだ治ってないみたい。今日はこないって。」
橘「ねぇ、良太郎君。残ったら俺に・・・。」
一真「今日はだーめ!」
尾崎「ねぇ、これ、ユーラルの記事にしない?ライダー一家、ここに集う。ってさ。」
真司「残念!オレジャーナルで実行済みだ。」
尾崎「じゃあ、もっといいネタ拾ったら記事にしますよ!」
真司「こっちだって負けない!」
次回はわんこな年越しそば編に
これより、カブト・V3の話の後半を投稿します。
果たして樹花の運命や如何に!?
喫茶店を出て数十分後、ハリケーン号は指定のあった廃工場へと到着した。
工場の入り口前にバイクを止め、志郎は工場の中へと入り込む。
「・・・おい、約束通り一人で来てやったぞ、出て来たらどうだ!!」
工場の敷地内を歩きながら、志郎は自分が来た事を周りに向って叫ぶ。
しかし、返事は返ってこず、取りあえず志郎は奥へ進もうとする。
「キーーーーーー!!!」
「おっ!?」
その時、頭上からデストロンの戦闘員が数人飛び降り、志郎の周りを取り囲んだ。
志郎は構えを取りつつ、自分を囲んでいる戦闘員達を見回す。
「急にお出ましか・・・おい、樹花は何処にいる?」
「キーーーーーー!!!」
樹花の行方を尋ねるが、戦闘員達は一斉に志郎に向って攻撃を仕掛けた。
戦闘員達の攻撃を避け、反対に殴り、蹴り返す志郎・・・しかし、いっこうに数は減りそうもない。
しばらく戦闘員達と殴り合いを続けた後、志郎は飛び上がってコンテナの上に上った。
「お前達に関わっている暇はないが、仕方ないな・・・変身・Vス・・・。」
「待て、風見志郎!!!」
変身して戦闘員達を倒してから話を聞きだそうと、志郎は構えを取る。
そして、V3に変身しようとしたその時、彼を制止する声が響いてきた。
その声に変身を中断すると、志郎は声の方を振り向いた。
「お前の探している娘は此処だ!!」
「叔父さん!!!」 「樹花!!」
振り向いた先には、体をロープで縛られている樹花の姿があった。
周りには樹花を捕まえている戦闘員二人に、デストロンの怪人の姿がいた。
「貴様・・・ハサミジャガーか!?」
「シザーーース・・・久しぶりだな、風見志郎・・・俺の事を覚えていたか?」
「ああ、覚えているさ・・・忘れたくても忘れられない、その顔を。」
ハサミジャガー・・・デストロンの怪人で、志郎が始めて戦った怪人の一人。
そして彼の家族を殺し、V3となるきっかけを作った怪人でもある。
志郎がハサミジャガーを睨んでいると、戦闘員達がコンテナに登ってきた。
「キーーーーーー!!!!!!」
「ちっ!!」
再び襲い掛かってくる戦闘員達に、志郎も反撃を行う。
相手の攻撃を避けて蹴りやパンチを叩き込み、戦闘員達をコンテナから叩き落す。
しかし、そんな志郎を遠くから狙う一つの砲身があった。
「ズーーーカーーー・・・。」
「何!?」
突如辺りに響いた叫び声に気付いた志郎は、急いでコンテナから飛び降りた。
その直後にロケット弾がコンテナに直撃し、コンテナは粉々に吹き飛ぶ。
「くそっ・・・お前までいるのか、カメバズーカ。」
「ズーーーカーーーーーー!!!」
志郎がロケット弾の発射された方向を見ると、向こうにもう一体の怪人が立っていた。
狙っていたのはカメバズーカ・・・デストロンの亀怪人である。
カメバズーカはもう一発ロケット弾を放ち、志郎はそれを避けた。
「風見志郎、今日こそ貴様の命を貰い受ける。」
「生憎、お前達にやる程安い命は持ち合わせていない・・・ふっ。」
地面に腹這いになって倒れた志郎はそう言うと、すぐに立ち上がった。
その間に戦闘員達が大勢志郎の周りを取り囲み、志郎は構えを取る。
「それ以上動くな、風見志郎・・・動けばこの娘の命はないぞ。」
「叔父さん・・・。」
ハサミジャガーは自分の得物である鋏を樹花に向けながら、動かないよう警告を発する。
その光景を目にした志郎は構えを解き、ハサミジャガーを睨んだ。
「相変わらず卑怯な真似をするじゃないか・・・流石悪の組織だな、デストロンは。」
「無駄口を叩けるのも今日限りだ、我等デストロンの恨みを思い知るが良い・・・かかれ!!!」
「キーーーーーー!!!」
ハサミジャガーの指示に、周りにいた戦闘員達が一斉に志郎へ襲い掛かる。
樹花を人質にされている以上手出しが出来ない志郎は、一方的な攻撃を受ける事となった。
「どうだ、風見志郎・・・手も足も出ないとはこの事だろう、ハッハッハッハッハッ。」
「叔父さん、叔父さーーーーーーん!!!」
戦闘員達に殴られ、蹴られる様を見ながらハサミジャガーは笑い、樹花が叫ぶ。
だが、志郎からは返答は帰らず、黙って戦闘員達に殴られ続けるのだった。
戦闘員達による一方的なリンチが、それから十数分に渡って続いた。
やがて戦闘員達がその場から離れると、地面に倒れる志郎の姿があった。
「叔父さん、しっかりして・・・叔父さん!!!」
「・・・大丈夫だ、そんなに叫ぶな、樹花。」
倒れている志郎に向かって必死に叫ぶ樹花・・・目からはボロボロと涙が零れている。
そんな樹花に志郎はそう告げると、体をフラフラさせながらも立ち上がった。
「この風見志郎が・・・こんな雑魚如きにやられる筈がないだろう。」
「叔父さん・・・。」
「ふん、よく言う・・・だが、あれを喰らってもまだそんな口が叩けるかな?」
「ズーーーカーーーーーー!!!」
その姿を見て安堵する樹花だが、ハサミジャガーは鼻で笑うとカメバズーカに合図を送った。
すると、カメバズーカは自身の背に装備されている砲身を志郎へ向けて構えた。
この怪人の砲撃は強力で、これが直撃すれば例えV3でも変身前の志郎には危険すぎる。
「そう来たか・・・だが、撃つ前にお前達に一つ忠告をしておくぞ。」
「何だ、こんな状況でどんな忠告をすると言うのだ?」
一方的に此方が有利であるのに、そんな事が言えるはずがない・・・ハサミジャガーはそう思った。
しかし、志郎はにやりと笑みを浮かべると、その忠告を告げた。
「あいつが引き金を引けば、お前達は必ず後悔する事になる・・・樹花を泣かせたからな。」
「ふん、誰が後悔などするものか・・・やれ、カメバズーカ!!!」
「叔父さん、逃げて!!!」
志郎から発せられる忠告・・・しかし、ハサミジャガーはそれを無視して発射するよう指示を出した。
樹花は逃げるように叫ぶが、志郎は逃げずにカメバズーカの直撃を受け、その体は爆発の炎の中へ消えていった。
「叔父さん、叔父さん・・・いやーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
「やった・・・遂にやったぞ、我等デストロンの悲願である風見志郎を討ち取った!!!」
目の前の光景に樹花は絶望し、ハサミジャガーは勝利の雄叫びを上げる。
これで風見志郎は死んだ・・・この時、この場にいる誰もがそう思った。
しかし、爆発の煙が風で流される中、煙の向こうに人影が見えた。
「何・・・まさかまだ生きているというのか!?」
人影を見たハサミジャガーは、志郎が生きていると思って驚く。
やがて煙が全て風に流され、その中にいた人物の全貌が明らかとなる。
「き、貴様は・・・貴様は何者だ!?」
「俺か?俺は天の道を往き、総てを司る男・・・そして、樹花の兄だ。」
「あっ・・・お兄ちゃん!!!」
煙の中から現れたのは志郎ではなく、決まり文句を告げる天道総司であった。
突然の兄の出現に樹花は喜び、ハサミジャガーは戸惑う。
「何時の間に其処に・・・で、では、風見志郎は何処に!?」
「ギッ!?」「イッ!?」
ハサミジャガーが志郎を探そうとすると、隣から戦闘員の悲鳴が聞こえた。
声の方を振り向くと、其処には樹花を抱える風見志郎の姿があった。
「だから言っただろう・・・後悔するってな。」
「貴様・・・ええい!!!」
志郎は生きていた・・・その姿を見たハサミジャガーは自身の鋏を突き出した。
しかし、それを志郎は避け、樹花を抱えながら総司の隣へ飛び降りた。
「ふん・・・よし、これで大丈夫だ。」
「ありがとう、叔父さん・・・お兄ちゃんも来てくれたんだね。」
「当然だ、俺はお前の兄だからな。」
志郎が樹花を縛っている鎖を引き千切り、その拘束から開放する。
樹花は志郎に感謝した後に総司に抱きつき、総司は当然とばかりに答えた。
「貴様も風見志郎も・・・一体どうやって・・・。」
「簡単な事だ、待機していた俺がクロックアップで叔父さんを救出、お前達の後ろに移動させ、俺が代わりに立っただけだ。」
何故志郎が無事で総司が此処にいるのか・・・誰もが考えている疑問に、総司は種を明かした。
最初から志郎の後を追っていた総司は、誰にも見つからないようにずっと待機していたのだ。
そして叔父の危機に一度変身し、上記の事を実行・・・今に至るのである。
「ええい、小賢しい真似を・・・やれ!!!」
「・・・おばあちゃんは言っていた、男がやってはいけないことが2つある。」
ハサミジャガーの指示を受け、周りで待機していた戦闘員が一斉に襲いかかる。
しかし、総司の言葉と同時に小さな何かが戦闘員達を吹き飛ばし、総司はそれを掴んだ。
彼が手に掴んだのは、カブトゼクターだった。
「それは、女の子を泣かせる事と食べ物を粗末にする事だ。」
「そして、不味い飯屋と悪の栄えた試しはない・・・だよ!!」
カブトゼクターを掴みながら残りの言葉を告げ、樹花もおばあちゃんの言葉を告げる。
その二人の言葉にフッと笑みを浮かべると、志郎は構えを取った。
「変身・・・Vスリャーーーー!!!」 「変身!!!」
志郎は変身ポーズを取り、総司はカブトゼクターをベルトに装着する。
そして、二人は仮面ライダーV3、仮面ライダーカブトへ変身した。
目の前の光景はハサミジャガーに取って、最悪の状況だった。
カブトとV3・・・二人のライダーが目の前にいるからだ。
「お前達は樹花を泣かせ、叔父さんを傷つけた・・・決して許しはしない。」
「さっきの借りは返させて貰う・・・行くぞ!!」
カブトとV3はそれぞれ残った戦闘員に向かって、攻撃を開始した。
V3のキックとパンチが、カブトのカブトクナイガンが戦闘員達を屠る。
変身した二人に、戦闘員では全く太刀打ちできなかった。
「いけー、いけー、お兄ちゃーん、叔父さーん。」
「ええい、こうなったら・・・お前だけでも!!!」
戦闘員達を倒していく二人を応援する樹花に、ハサミジャガーが飛び掛かる。
得物の鋏を構え、それで樹花を貫こうとする。
「あいつ・・・総司、樹花を守れ!!」 「!!」
戦闘員を押さえ込むV3は、カブトに樹花を守るよう呼び掛ける。
それを聞いたカブトはガンモードでハサミジャガーを狙い、撃ち落とす。
「ぐあっ・・・お、おのれ・・・。」
「往生際が悪い奴だ・・・はっ!!!」
撃ち落とされたハサミジャガーは立ち上がるが、既に目の前にカブトが立っていた。
ハサミジャガーはその鋏で貫こうとするが、逆にパンチを受けて吹き飛んだ。
「キーーーーーー!!!!!!」 「・・・キャストオフ!!」
戦闘員達が後ろからカブトへ襲いかかる・・・が、即座に振り返ってキャストオフを行った。
体を覆っていた装甲は吹き飛んで戦闘員を倒し、カブトはライダーフォームとなる。
その後、戦闘員達はV3とカブトによって全て倒された。
V3の力と技、カブトのクロックアップに戦闘員では対抗しきれなかったからだ。
倒れた戦闘員達を避けながら、二人は樹花の元へと駆け寄った。
「樹花、大丈夫か?」
「うん、大丈夫、お兄ちゃんと叔父さんが私を守りながら戦ってくれたから。」
カブトの言葉に樹花は笑顔で答え、カブトもその仮面の下で笑みを浮かべた。
そんな中、V3は辺りを見回してある事に気付いた。
「・・・ハサミジャガーとカメバズーカがいない。」
「奴等、逃げたのか・・・叔父さん、奴等の場所が解るか?」
「ああ、任せろ・・・V3ホッパーーー!!!」
V3は腰に付けてある筒を取り、空に向かって打ち上げた。
打ち上げられたのはV3ホッパー・・・小型偵察装置である。
そして、V3ホッパーは車で逃走する怪人二人を見つける。
「奴等、港へ逃げるようだぞ。」
「逃がすわけにはいかないな・・・追うか?」
「当然だ・・・ハリケーーーン!!!」
カブトの言葉に当然と答え、V3は跳び上がってハリケーン号に乗り込んだ。
そしてカブトも持ってきたカブトエクステンダーに乗り込み、発進する準備を整える。
「樹花、お前はこのまま家に帰ってるんだ・・・後は俺と総司で片付ける。」
「うん・・・叔父さん、お兄ちゃんも気をつけてね。」
樹花の言葉に二人は頷くと、アクセルを入れてバイクを発進させた。
走り去る二人のライダーを、樹花は黙って見送った。
「シザーース、今回の作戦は失敗だ・・・ヨロイ元帥に何と報告すればいい?」
「ズーーカーー・・・兎に角、もう一度作戦を練り直して再度襲撃を・・・。」
ハサミジャガーとカメバズーカを乗せた車は、港へと走行していく。
二人が作戦を練り直そうとした時、車を運転する戦闘員がある事に気付く。
「ハサミジャガー様、仮面ライダーが追ってきます!!」
「何!?」
戦闘員の言葉に、ハサミジャガーとカメバズーカが後ろを振り向く。
確かに、後ろからカブトとV3・・・二人のライダーが追いかけてくる。
「ちっ、此処まで・・・もっとスピードを出せ、逃げ切るのだ!!!」
ハサミジャガーは指示を出し、戦闘員は車のアクセルを全開にした。
全速力で逃げようとする車にカブトとV3は追いかけ、やがて交差点に差し掛かろうとした。
交差点には横断歩道を渡ろうとする親子の姿があるが、車は構わず突き進もうとする。
「あっ、マサル、危ない!!」
「クロックアップ!!」
母親が息子を抱えて蹲るが、カブトは冷静にクロックアップを開始した。
それと同時に周りの動きはスローになり、カブトはバイクから降りて親子を助ける。
そして脇に二人を配置するとバイクに戻り、クロックアップを解除した。
「あっ、あれ・・・私達、何時の間に・・・。」
「上出来だ、総司。」
自分達がいつの間にか此処にいることに母親は疑問を浮かべ、V3はカブトを褒める。
その後、二人のライダーと車は港までの道を走り続けた。
「よし、此処まで追い込めば大丈夫だ・・・行くぞ、総司。」
「解った・・・キャストオフ!!」
人気のない港へ入り込み、V3此処で一気に勝負を決める事にした。
V3の言葉にカブトはカブトエクステンダーをキャストオフし、エクスモードにチェンジする。
装甲が吹き飛び、バイクの間からエクスアンカーが突き出てくる。
「クロックアップ!!!」
それと同時にクロックアップを行い、一気に車を追い抜いて正面に回り込んだ。
クロックアップを解除すると、そのまま突っ込んでエクスアンカーで貫こうとする。
「ちぃ、避けろ!!!」
ハサミジャガーの指示に戦闘員はハンドルを切り、ギリギリの所で避ける。
この攻撃が車に避けられた為に、カブトエクステンダーとハリケーン号は衝突しそうになる。
「ハハハ、そのまま互いに潰れろ!!」
「甘いな・・・スーパーライダージャンプ!!!」
激突する寸前、ハリケーン号はカブトエクステンダーのエクスアンカーに乗り上げる。
そのままエクスアンカーに放り上げられ、ハリケーン号は車の上空を制した。
「な、何!?」
「はあああああああ!!!!!!」
ハリケーン号はそのまま車に落下し、車体で押しつぶそうとする。
ハサミジャガーとカメバズーカはすんでの所で逃げ、ハリケーン号は車に直撃した。
車は大破・炎上し、その炎の中からハリケーン号が脱出する。
カブトとV3はバイクから降り、ハサミジャガーとカメバズーカを挟み込んだ。
ハサミジャガーはV3と、カメバズーカはカブトと向かい合う。
「己・・・ならば、此処でお前達を倒す、シザーーース!!!」
「我等デストロンの力、見せてやる・・・ズーーカーーー!!!」
ほぼ特攻に近い形でハサミジャガーはV3に向かい、カメバズーカは砲撃を行う。
しかし、カブトはそれをクロックアップで避け、一気に間合いを詰めるとカメバズーカを殴り飛ばす。
V3もまた、ハサミジャガーの攻撃を避けて蹴り飛ばし、二人の怪人はぶつかる。
「これ以上、お前達に構っていられん・・・一気に決める。」
「同感だ・・・覚悟は良いか?」
カブトはカブトゼクターのボタンを順番に押し、ライダーキックの準備を整える。
V3も構えを取り、二人は同時に怪人に向かって跳び上がった。
「ライダーキック!!!」 「V3スクリューキック!!!」
「「ぎゃああああああああああ!!!!!!」
カブトとV3のダブルキックが同時に決まり、ハサミジャガーとカメバズーカは悲鳴を上げる。
必殺技が決まった直後に二人は背を向け、その後ろで怪人達は倒れて爆発した。
「ふぅ・・・やったな、総司。」
「ああ。」
V3は後ろを振り向き、カブトもまた後ろを振り向いた。
二人のライダーは互いに歩み寄ると、互いに手をたたき合った。
デストロンを制した二人は、その後真っ直ぐ家に帰宅した。
帰ってみると、家の前には樹花が立っていた。
「あっ・・・お兄ちゃん、叔父さん。」
「ただいま、樹花・・・まさか、ずっと待っていたのか?」
「当然、だってお兄ちゃんと叔父さんが戦っているのに私だけ家で待つなんて出来ないもん。」
総司の言葉に樹花はずっと家の前で待っていた事を告げる。
それを聞いて総司も志郎も笑みを浮かべる中、樹花は家への扉を開けた。
「樹花ちゃんお帰り、遅かったね。」
「うん、ちょっと色々あって・・・でもお兄ちゃんと一緒にちゃんと叔父さんを迎えにいったよ。」
「あっ、総司に志郎叔父さん・・・お帰りなさい。」
扉の向こうには掃除をしている翔一の姿もあり、3人にお帰りと告げる。
そして3人は家の中へ入ろうとするが、志郎が入ろうとした時に樹花が止めた。
「叔父さんはちょっと待って・・・お兄ちゃんも一緒に横に並んで。」
「ん、どうする気だ?」
志郎を玄関の前に立たせると、樹花は自分の隣に総司を立たせた。
一体何をするのか志郎にも翔一にも、総司でさえも解らない・・・そして準備が整うと、樹花は志郎の方を向いた。
「じゃあ、言うよ・・・お帰りなさい、志郎叔父さん。」
「・・・・・・お帰り、叔父さん。」
樹花が最初にお帰りなさいと言い、意図が解った総司もお帰りと告げる。
その言葉に、志郎は最初面食らったと言った感じで少しの間呆然としていた。
しかし、やがてフッと笑いながら口を開いた。
「ああ・・・ただいま。」
ただいま・・・これを言ったのは随分久しぶりのような気がする。
その言葉を聞き、笑顔になる樹花・・・その笑顔に、志郎は在りし日の雪子の面影を見た気がした。
そして志郎も家に入り、兄妹達の家の扉は閉められるのであった。
後編12話+おかえりなさい、これにて終了です。
少し投稿する時間が遅くなりましたが、何とか投稿できたと言った感じです。
さて、今度はBLACK・電王とかスーパー1・ブレイドとか書きたいなぁ。
では、また次回をお楽しみに。
イマジン珈琲への挑戦。
なみなみと珈琲の入ったポットが、兄弟たちの目の前に並んだ。
「ナオミさん、張り切っちゃったみたい……」良太郎が困ったように呟く。
事の発端は、誰の一言だったか。イマジンたちが飲んでる珈琲を皆で一度飲んでみようということになったのだ。
「飲んでみたけど、なかなか刺激的だったよ」長兄のそんな証言も弟たちの興味をひいた。
ちょっと飲んでみたいな。そんな軽い気持ちを抱いたのだが、珈琲にはありえない色彩を実際に目に入れることが躊躇われた。
(ヒビキ兄さん、どうしてこれを口に――?)
こんなに沢山あるなら、知り合いにも飲ませてみようか? 道連れは多いほうがいい。
そういうわけで、珈琲を共に味わう生贄を探しに各自家を出たのだった。
「始にも飲ませてみたんだけどさ、舌にあわなかったみたい」
結果報告と空のポットを手にして一真が帰ってきた。始に殴られただろう頬をさすりながら。
「こっちも不評だったぞ」
携帯の画面を見ながら巧が言う。口の中に残った珈琲の味が、口調を不機嫌なものにさせていた。
割り当てられた不思議な液体を、巧はまず真理と啓太郎に見せてみた。
珍しい珈琲なら、これから木場さんたちが来る予定だから一緒に飲んでみるよ。
そう言った彼らに液体を押し付け、飲んだ感想は必ず教えることを念押しして家に戻ってきたのだ。
早速メールで届いた感想は、それぞれのリアクションが細かく描かれていて、巧の笑いをさそった。
その場にいなくてよかった。そんなことを強く考えながら真理からのメールに目を通す。
感想の最後の一文に巧は首をかしげた。『草加クンが横でずっとにらんでたから、誰も珈琲残せなかったのかも』
草加? どうしてアイツが珈琲飲むことを誰かに強要するんだ?
何かにつまづいたのだろう、けたたましい音を響かせながら良太郎が帰ってきた。
「巧兄さん、一真兄さん!」
「どうした、良太郎」
「皆が出かけた後にさ、総司兄さん珈琲味見して……、そしたら
『こんな味が許される未来など存在してはならない。あのカイという男に生かしてはおけん!』って
すごい勢いで走り出したから、心配で自転車で追いかけたけど兄さん足速くて追いつけなくて」
「え、総司がカイってヤツに戦いをしかけに行った?」
一真の質問に良太郎は息も荒く答える。「ううん、珈琲を飲ませに」
あの珈琲と総司――どんな組合わせだ? 顔を見合わせる二人に良太郎が続けて言った。
「やっと兄さんに追いついたら、兄さんがカイに『これがお前が欲している未来だ!』って珈琲飲ませてて、
カイが『オレ、すごく不味いって顔してるだろ』って……
そしたら突然草加さんが現れて『真理を傷つける気かー!』って叫んで」
「……良太郎、どういうことなんだ?」
「よくわからないけど、総司兄さんがカイを羽交い絞めにして、そこへ草加さんが珈琲流し込んでたんだ。
止められないから、助けを呼びに来たんだけど……、た、助けなくてもいいのかな? カイって敵だし」
総司と草加の協力、その光景が想像できず一真は頭を抱えた。なんなんだいったい。
一真と良太郎のやりとりを黙って聞いていた巧は、すぐさま電話をかけた。おそらく草加雅人に珈琲を与えただろう人物に。
「真理、お前なんて言って草加に珈琲飲ませたんだ」
真理との話を終えた巧の顔は、いつもより不機嫌そうだった。
「……草加のヤツ、あの液体を真理がいれた珈琲だと思ってやがる!」
『この珈琲、特別に私がいれたの。飲んでみて?』 真理にそう言われて、飲まないわけにはいかなかったのだろう。
そして、真理の珈琲を不味いと思う奴は許さない、その一身で行動しているのだ。
「草加、またここで暴れるな」
「この時期に家を破壊されるのは困るよ、寒いし」
「下手に珈琲捨ててもばれそうだし、無理して俺たちが飲むと身の危険が……」
一真がまだ珈琲の入ったポットを指差す。珈琲はまだたっぷりと残っていた。
「それに残った珈琲を、意地で草加に飲まれても困る。致死量は既に超えているだろうからな」
「総司兄さん!」満足げな顔で帰ってきた総司に三人の視線が集まる。
「あのカイという奴に俺が持っていた珈琲を全て飲ませてきた。これであの男も自分が行なっていることの恐ろしさに気づくはずだ」
「草加は?」
「こちらに来るとは言っていたが、珈琲のダメージで時間がかかるだろう。しばらくは来ないぞ」
草加はおそらく話を聞かないはずだ。最終的に話ができたとして、その前に家が破壊されることは間違いない。
早くこの珈琲を安全に処分しなくては。そして、ここで草加を止めなくてはならない。
草加が勘違いをしたままだと、他の兄弟たちが珈琲を持っていった場所も危険になる。そう、平和的解決には珈琲が手元にあってはならない。
「そうだ、こんな時のために『ヤツ』がいるんじゃないか?」
巧の言葉に三人の視線が一真に集まる。一真は、力の限り叫んだ。
「橘さーん! 珈琲のみませんかー? 今ならお茶菓子もつけますよー!」
草加は怒りを抱えていた。せっかく真理のいれてくれた珈琲を不味いと言い切る連中に対して。
だが、それよりも、あの珈琲の味を拒絶してしまう自分自身が腹立たしかった。
珈琲を飲んだ時、意志の力を総動員し、感情が表に出ないように心がけた。
それは、あの珈琲が飲めないことが、まるで真理から拒絶を受けていることのように思われからだ。
だから必死に飲んだ。とても珈琲とは思えなかったが。
兄弟たちが住む家に、草加がたどり着いた時、ちょうど住人たちがあの珈琲でお茶会を開いていた。
草加に気づいたのか、年長の男がカップを差し出した。確かこの男は兄弟の誰かの同僚か何かだったはずだ。
「のどが渇いているんだな? ちょうど一人分、珈琲がある。飲むといい」
草加雅人は、安堵した。そうだ、真理の珈琲があんな異常な味だったのは、気のせいだった。
目の前のこの男は、普通にこの珈琲を飲んでいる。赤の他人に真理の珈琲が飲めて、俺に飲めないわけがない。
朦朧とする頭で、草加は珈琲の入ったカップを手にし、そしてその液体を口に含んだ。
「草加、おい大丈夫か、草加っ!」カップを手にしたまま崩れ落ちた草加に、巧が駆け寄る。
巧の呼びかけに返事はなかった。草加はとっくに限界だったのだ。
「さすが、橘さん。自ら飲んで相手を油断させて、あの珈琲を草加に飲ませるなんて……」
ちなみに、草加と総司の珈琲攻撃によって、カイは大きなダメージを受けた。
彼の味わった腹痛はすさまじかったが、彼のもろい記憶力ではその理由が思い出せなかった。
「あれ、オレ腹すごく痛いって気がする。何、食べたっけ……」
橘さんwwwカイと草加も可哀想にwwww
>146
こういうノンビリほのぼのな話もいいねぇ。
次はわんこな年越しそば編……楽しみに待ちます。
>147
力作、乙彼。
叔父貴と一緒に活躍する平成兄弟の図は東映マンガ祭りっぽくてワクワクするものがあるね。
次回はどんな風に料理してくれるか楽しみにしてます。
>162
笑った。
>道連れは多いほうがいい。
って、いーのかオイ!?
>「さすが、橘さん。自ら飲んで相手を油断させて、あの珈琲を草加に飲ませるなんて……」
計算してない!
絶対あの人はそんな計算してないっつーかできないよ、あの天然お人好し且つある種の天災な先輩はっ!!
いつの間にか剣崎以上に「最後の切り札」化してるなぁ……(笑
そして、草加&カイを筆頭に巻き込まれた皆さんご愁傷様。
後のフォローが大変だったろうなぁ……
>>147 スゲー熱い作品GJデス
見ててテンション上がって思わず感動してしまったw
>>162 天道そこまでするかw
そしてこのスレのカイは愛されてるwwww
紅さんちの渡くんは、いつ越してくるのかな?
そろそろ本郷パパから手紙がくる頃だと思うんだが………
>>169 年明けで予告が来てから荷造り、今は年末+引越しに向けて大掃除と見たw
まあ児童誌で出てるとは言えネタバレ自重ってこった。
正式に発表するのは明後日だからね。
またちょっと早いな。
172 :
来週待ち:2007/12/28(金) 21:01:31 ID:obPdLJJs0
ちょっとコーヒーに乗っかりつつ
カイ可愛いよカイ。アルビノ倒されちゃったけど、そんな事、このスレじゃ関係ねぇよな!
・・・けして去年のクリスマスの話の続きを書くといいつつ進まないから現実逃避とか、
年末年始の大掃除から目をそらしているとか、
雄介兄さんの中の人が電撃結婚発表してびっくりとか、そんなんじゃないからねっ!
あ、兄さんの中の人、ご婚約?おめでとうございます。
「・・・腹が痛いって気がする」
ストール一枚を首に巻きつけた男が一人、椅子に座ってポツリと呟いた。
暗い空には無数の星が輝いているが、その星のきらめきを邪魔するように、金色の光の玉が何百何千とひしめき合いながら光を放っている。
この男がいる場所だけは、夜空を見ることは出来ないらしい。
「カイ」
「・・・俺、なんでこんなに腹痛いんだっけ」
首を傾げる顔には、いつものように笑み。
だが不調を表しているように、顔色は冴えない。
「カイ、横になったらどうだ」
「ああ・・・横に?」
自らが契約したイマジンに言われるがまま横になると、カイはポツリと呟いた。
「・・・椅子、硬い」
それはそうだろう。ここはどこかの施設の観客席。
プラスティックで作られた赤や青の椅子に、ぬくもりや柔らかさはない。
「あれ・・・」
カイの呟きに、腕を組んでいたイマジンは顔を上げた。
「俺、なんでこんなところに寝てるんだっけ・・・」
173 :
来週待ち:2007/12/28(金) 21:02:22 ID:obPdLJJs0
カイの記憶は、特異点であるはずなのにひどく脆い。
それはそうだ。彼は自分の記憶を犠牲にして、生きている。
イマジンがいる未来と、今のこの世界を繋げるために。
「はい毛布」
「・・・あったかいって顔してるだろ、俺」
「よかったね。あと、これお粥」
「お粥・・・お粥ってなんだっけ」
「・・・」
無言のまま首筋に当てられた鋼鉄の爪に、毛布を差し出しお粥の入った土鍋を持った男は、のんびりと鼻歌を歌うだけで振り向こうともしない。
「君は人間なんだね」
「・・・だれだっけ。どこかで見た気がするんだけど」
「名前より、調子がいいならお粥食べる?」
うちの弟手作りだからさ。そう続ける男の正体をアルビノは知っていたが、カイに教えようとは思わなかった。
その男が、気配もなくカイの隣にいたことが、なにより【出来る】証拠。
それに。
陰になっていて見えない箇所に感じる、何人かの気配。
「・・・なにを考えているんだ」
「さてね」
アルビノの爪に動じる様子もなく、男は土鍋のふたを開く。
中にはいたってシンプルな卵お粥が、子ネギの青さも美しくホカホカと湯気を立てていた。
熱いから気をつけてね、なんてカイの心配をしている男の真意が、アルビノにはつかめない。
174 :
来週待ち:2007/12/28(金) 21:03:33 ID:obPdLJJs0
「俺はね」
空には、星とは異質な輝きを放つ発光体。
「弟の強さを信じているから」
「・・・」
「ちゃんとやってくれるって。兄弟は皆そうだよ。だから、手を貸さない」
ただ今回のカイの不調は、いわば言いだしっぺの自分のせいだからお粥と毛布を持ってきただけだよん。
絶対に余裕のスタイルが崩れない男に、アルビノはそろりと爪を収め、カイの隣に腰掛けた。
「カイ」
「俺、美味しいって顔しているだろ?」
にこりと笑うカイの顔は、やはりいつもの笑顔のまま。
「屋根のある場所に行こう。今夜は冷えるらしい」
「冷える・・・」
レンゲを口に咥えたまま呟き、カイはよやくこくりと頷いた。
「冷えるのは、嫌だって気がする」
「響鬼さん、敵に塩を送ったんですか?」
「かもねぇ」
一緒についてきていた威吹鬼に肩をすくめ、響鬼は暗いスタジアムの出口で後ろを振り返った。
「倒しといたほうがいいんじゃないッスか?」
心配そうに空を見上げる轟鬼に、その隣で同じように空を見上げた斬鬼が無言のまま響鬼へと視線を移す。
「一昨年の運命を、兄弟は俺に預けてくれた」
「響鬼さん・・・」
「だったら、今度は俺が・・・俺たちが、良太郎が選ぶ運命を信じてやる番じゃないのかな」
175 :
来週待ち:2007/12/28(金) 21:04:44 ID:obPdLJJs0
無人のスタジアムは競技が行われている時の雰囲気を微塵も残さず、ただ静かに其処に鎮座している。
「さってっと。帰ろっか。今日は総ちゃんと翔ちゃんが、クリスマスに残ったものの総ざらえをしてくれるんだって」
年末年始に向けおせち料理の下ごしらえは済んでいるらしいが、他のメニューを入れるために大きな冷蔵庫を空にしたいらしい。
「総ざらえって・・・」
呆れる威吹鬼の肩を叩き、斬鬼が薄く笑みを浮かべる。
「甘いものはあるか?」
「あるとおもうよー。ケーキにはちょっと飽きたから、そろそろ和風のものじゃないかな」
斬鬼さんの好きなお汁粉とか。そういう響鬼に、轟鬼はようやくオロオロとするのを止め、持っていたエレキギターまがいを肩に担いだ。
「・・・日菜佳さんから、お汁粉の材料を貰ったッス。なくてもコレを作ってもらえばいいッスよ、斬鬼さん」
「あ、そういえば僕も、香須美さんから美味しいお餅を預かってました」
「じゃ、家に早く帰りますか」
鬼たちが立ち去った後。カイは一人毛布に包まったまま、ぼそぼそと自問自答を繰り返していた。
「なんで・・・毛布きてるんだっけ・・・」
「・・・」
「なんで・・・おなか痛かったんだっけ・・・」
「・・・」
「あれ・・・俺、おなか痛かったっけ・・・」
「カイ・・・」
「・・・なんで・・・なんで・・・」
176 :
来週待ち:2007/12/28(金) 21:07:45 ID:obPdLJJs0
俺・・・なんでこんなにあったかいんだっけ
毛布に埋もれ、カイの顔は見えない。
きっと忘れる。
この答えも。
質問をしたことも。
腹痛を起こしたこともその原因も、忘れてしまったように。
それでもアルビノは、カイに答えた。
「お前が、人に優しくされたからだ」
ちょこっと入らなくて最後が中途半端に・・・。
ごめんなさい。書きかけの頑張ってきます。
というか、イマジンが好物でカイに大打撃を与えるのに、平気で飲んじゃうダディかっこよすぎv
>>162 勝手に乗っかってすまん。
>>174 兄ちゃんたち、良太郎を信じて運命は預けているだろうが、
きっといろいろ準備はしてるんだろうな。自分たちの経験に基づいて。
たとえば、海外へ行きたいと言い出した時の渡航費用とか
大怪我もしくはいったん死亡した時の入院費用を積み立ててたり。
人外になったり友人と生き別れになった場合の心のケアについて考えてたり。
だから、きっと何があっても大丈夫だ。<良太郎
>>176 アルビノの最後の台詞で目頭が熱くなった俺参上。
仕事納めで疲れた心身にしみる良い話をありがとう。
179 :
名無しより愛をこめて:2007/12/29(土) 02:06:51 ID:895HeoLl0
うわっしばらく来なかった間凄い良作が沢山出来てたんだね〜
皆さん超GJ!
>>176 最後のアルビノの台詞が良かったよGJ!
180 :
桜井の事情:2007/12/29(土) 09:26:26 ID:+IsXkoI40
46話を見て思いついたこと。元ネタは前スレ491等参照。
飾り付けられたゼロライナーを横目に、侑斗とデネブは焚き火を囲んでいた。
風に吹かれて揺れる炎が、それぞれの顔を照らしている。
温かな光が、口をゆるませたのか。デネブはいつもより冗舌だった。
(いつもやかましいけど、な)
「――桜井は一人でイマジンと戦ってた。だから俺はそんな桜井の味方にならなくちゃって思ったんだ。
沢山の敵を相手にして、どうしてあれだけ戦えるか、俺、不思議だった。
桜井は言ってた、『未来のために俺は戦っている。俺は11人のライダーを倒せるぐらいに強くならないといけない。
数体のイマジンに苦戦しているようじゃ、駄目だ』って。」
どうして未来の桜井侑斗と契約をしたのか。今まで詳しく聞いていなかったその話題。
いつもは何かと口うるさいくせに肝心な話はあまりしないデネブ。そんな彼の話を侑斗は静かに聞いていた。
11人のライダー? その言葉が何故だか気になった。
≪この前、プロポーズした時、父さんたちは桜井さんのことをただの天文学者だと思ってた≫
≪だから、きっと桜井さんがライダーだって知ったら……≫
野上良太郎との会話が侑斗の脳裏に浮かぶ。野上の父と叔父達――11人のライダー。彼らにとって、かけがえのない宝の一人である野上愛理。
『桜井侑斗』がライダーであるなら、彼女との仲を祝福されるために彼らに勝つ必要があるのだ。
「桜井はまだ何か隠しているのかもしれない。桜井との契約は『過去の桜井侑斗と一緒に戦うこと』なんだけど、
ライダーにならなくても戦える方法を教えておいてほしい、とにかく侑斗にスタミナをつけてくれって頼まれたし」
もっと敵がいるのかなー? 首をかしげるデネブの横で侑斗は苦笑した。未来の俺……。
イマジン倒すだけでも大変なのに、お前はこれからライダーも倒す気満々なのかよ! どれだけ強気で前向きなんだ!
「どうした、侑斗?」 「いや、彼女が『桜井侑斗』を選んだ理由が少しだけわかった気がする」
「え、なになに? どんな理由?」 「バーカ、教えてやるもんか!」
しつこく訊いてくるデネブにヘッドロックをかけながら、侑斗はニヤリと笑う。
いいか、未来の俺。イマジンを倒すのは俺が手伝ってやる。だから、お前は『奴ら』に底力見せてやれよ。
心の中で未来の自分自身に向かって語りかけた。その目に迷いは、ない……?
――でも、待てよ。それだとデネブが俺にしてることって、まさか花婿修行の一環なのか?
心に浮かんだそんな考えを無理矢理押し込み、侑斗は腕に力を込めた。
「侑斗、ギブギブギブ。ゆーるしーてくれぇー」
年跨ぎのミルクディッパー。
良太郎「あれ?兄さんと尾崎さん、なんで丼のかけ蕎麦を競い合って食べてるの?」
総司「幸運を呼ぶ、桃色ネズミの取材権を取り合っている。で、勝ったほうが取材すると。」
真理「まあ、見つけたのは私だけど、ここまで発展するとは・・・。」
三浦「はい、尾崎4杯目、城戸5杯目。」
巧「兄さんがリードしてるな。ん?隣に明らかに関係ない人がいるぞ。」
橘「蕎麦はうまい!最高!たまらん!」
三浦「橘、9杯目。おーっとここで試合終了!てなわけで、取材権は橘に決定!」
橘「え、何の取材?」
尾崎「まじで!あいつ、部外者だぞ。」
城戸「最悪。編集長からのお年玉が遠ざかる・・。」
ただ、橘が発表媒体を用意していなかった為、結局二社の合同取材になりましたとさ。
ホントに橘さんは食べ物には見境ないなw
前スレ
>>892の続き
真理「お、お疲れさまです〜」
風間「はい。みなさん大丈夫ですか?」
香須美「流石に着付けは体力使うわね…」
日菜佳「…よくさばけたなぁって、自分でも思いますもん」
風間「しかしその甲斐あって、今日は大変勉強になりました」
真理「ほんとほんと。はぁ〜、一段落着いたらお腹空いてきちゃった」
翔一「みなさんご苦労様でした〜。年越しうどんでーす!」
香須美「あ、ありがとうございます」
日菜佳「! これ、すっごくおいしいです!」
翔一「そうでしょう、そうでしょう!なんせ、出来たてのうどんですからね!」
風間「この家では、年越しはうどんを打つのですか?」
翔一「いえ、さっきまで一応そばがあったんですけど。わんこそば勝負で食べ尽くされちゃって」
真理「見てたけど、ほんっと凄かった。テレビの大食い選手権出れるんじゃないかってくらいの勢いで」
風間「……随分張り切った年末ですね」
翔一「それで、仕方ないからあの2人に頼んだんです」
巧・草加「うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!!(ふみふみふみ)」←うどんこ踏み勝負中
真理「…そういえば、ずっと前に2人から出来たてうどん貰ったけど、あれかぁ」
翔一「今年最後の勝負ってお互い燃えちゃって。あの分だと余りそうだから、また湿布用だなー」
香須美「変わった人たちね…」
愛理「みなさん!これ、良ちゃんが作った胡麻団子なの。どうぞ!」
総司「これは、蜂蜜が効いていて程よく甘い!だが、大きさがまちまちだ。」
良太郎「(小声で)実は、モモタロス作なんだ。紅白見ないでおせち作る番、
くじ運悪いモモタロスが引き当てちゃって。不満言いながら作ってた。」
総司「なるほど。ところで、この春巻は?」
愛理「実は、侑斗お手製なの。チューリップハットを汗まみれにしながら作っていたわ。」
桜井「最初に言っておく!椎茸は入れなかった。」
翔一「好き嫌い、治っていなかったんだ。」
巧「鱠は真理と草加が作っていたぞ!最初は真理一人で作っていたのだがな。」
ヒビキ「栗キントンはたちばなからの差し入れ!トドロキが作りすぎたんだ。」
一真「黒豆は俺が作った。甘くしすぎたかも。」
真司「気にしなーい!美味しいもん。伊達巻きは俺ね。」
こうしてはじまった2008年。旅に出た五代以外勢揃いの兄弟。これからも仲良くやれそうだ!
187 :
みんなで羽子板:2008/01/01(火) 19:52:46 ID:aeDu6rdb0
真司「あけましておめでとう!というわけで今から羽子板大会をします!」
樹花「わー楽しそう!」
巧「寒い・・・つーか羽子板って女の子がやるもんじゃ」
真司「面白ければ良いんだよ!冬は家に居ることが多いから運動にもなるしな!」
翔一「それにおしるこも作ったから大丈夫だよ〜」
ヒビキ「おっ美味しそうだな〜」
真司「で対戦表はこれな!まず第一試合は樹花VSひよりだ!」
ひより「僕もするのか・・・」
真司「そんで後は・・・総司達が他の奴ら呼んでくるから来た人しだいだな〜まあ巧VS草加君は決定だけど」
巧「勝手に決めるなよ!」
一真「お〜いつれて来たぞ!」
一真が連れてきたのは当然ながらハカランダの面々、橘と睦月と嶋
真司「おお一真ご苦労さん!」
総司「こっちも連れて来たぞ真司兄さん」
総司が連れて来たのは地獄兄弟、ZECTの面々、花鶏、葦原以下略
真司「・・・・・・多いな」
総司「たくさん呼んで来いと言ったのは兄さんだぞ」
真司「まあそうだけど・・・」
総司「あと怪我した奴が出たときのために椿や木野達を呼んできたぞ。後から来るそうだ」
巧「主に良太郎のためだな」
良太郎「みんな〜遅くなってごめん、連れて来たよ〜」
少しボロボロの良太郎が連れてきたのはコハナと侑斗とデネブ
真司「よーし!役者は揃ったな!今から羽子板大会を始めるぜ!」
キング「なになに〜面白そうな事やってんじゃん」ピロリーン♪
カイ「俺、あれやってみたいって顔してるよなあ?」
ダグバ「ふ〜ん」
黒い青年「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まさに白熱しそうな羽子板大会!数多のライバルを倒し優勝するのは誰だ!?
つまり、こういうことか
神代「よしっ、新年の記念すべき初対戦はカ・ガーミン!お前だ!」
加賀美「いいけど、天道は?ライバルなんだろ?」
じいや「天道様と勝負なさると、決着がつかずお正月が終わってしまいますので」
加賀美「…なるほど」
神代「いくぞ、カ・ガーミン!それっ!」(かこんっ)
加賀美「いきなりかよっ!」(かこんっ)
神代「なかなかいい返しだな!」(かこんっ)
加賀美「ちょっ、高いって!飛ばしすぎ…あぁあ」
ガタックゼクター(シュシュシュシュシュン)(かこんっ)
加賀美「あ」
神代「ゼクターとのタッグ戦か!サソードゼクター、お前の力を見せてみろ!」
サソードゼクター(ちゃかちゃかちゃか)(かっこーーん!)
神代「あ」
加賀美「あれ、ホームランだろ…。ガタックいいから!追いかけてなくていいから!」
岬「ポチ袋買うのうっかり忘れてたわ。みんなもう盛り上がってるかしら」
風間「岬さんではないですか。あけましておめでとうございます」
ゴン「おめでとうございます」
岬「あら、貴方たち。あけましておめでとう。あ、はい、ゴンちゃんお年玉」
ゴン「あっ、ありがとうございます!」
風間「どうもすいません。そうです、お礼にこの後私と食事でも…」
ヒュルルルルル…ごちっ!
風間「…っ! ……新年早々人の頭にぶつかるとは、不躾な羽ですね!」
ゴン「いきなり大当たりだね、大介」
加賀美「すいませーん!大丈夫ですかー!」
神代「おおミサキーヌ!昨日の初詣は楽しかったぞ!」
岬「貴方たち?羽飛ばしたの。もう少し周りを見て遊びなさい」
加賀美「いや、俺たちっていうか、ゼクターっていうか」
風間「ふっ、ならばこの貸しはゼクターに返させましょう…ドレイク!」
ドレイクゼクター(びびびびびび)(かっこーーん!)
加賀美「折角取りにきたってのにっ!」
神代「あっちは…確か」
ゴン「大介、大人気ないよ」
総司「ふぅ、2対1とはな」
影山「俺と兄貴は兄弟なんだから、当然だろぉ…」
矢車「……初勝負を黒星にして、今年1年の始まりを台無しにしてやる」
総司「樹花とひよりの勝負の最中だ。さっさと終わらせる」
矢車「そういう所が、いちいち気に入らないんだよっ…!」
ヒュルルルルル…ごちっ!
矢車「がはっ!」
影山「あっ、兄貴!?兄貴ー!?」
カブトゼクター(シュインシュインシュイン)
総司「む、そうか。おい、影山。2対1は卑怯だから、カブトゼクターも参加する」
影山「えっ、ちょっよく見ろよ!兄貴は今倒れ」
カブトゼクター(シュインシュインシュイン)(かっこーん!)
影山「(なんで羽が直線で飛んで来るんだよ…あ、世界がゆっくり流れt)がっ!」
総司「終わったな」
カブトゼクター(シュインシュインシュイン!)
総司「ん、まだやるのか?他のゼクターと遊んでくるといい。黒いのも混ぜてやるんだぞ。
それと、言い忘れてたが、くれぐれも人にぶつけたりするなよ」
みんなノリノリだw
ぼっちゃまはミサキーヌと初詣行ったのか、よかったな。
黒いのも混ぜてやれってとこで和んだー
職人の皆様、今年もよろしくお願いします
真司「さっきの注目試合総司VS地獄兄弟は総司の勝ち!次は永遠のライバル巧VS草加君だ!」
ヒビキ「ノリノリだね真ちゃん」
草加「巧・・・君のお兄さんには感謝しなくちゃならないな〜新年から君と戦えるとはなぁ」
巧「去年の勝負も引き分けに終わったからな・・・今年こそ決着つけてやる」
啓太郎「たっくんも草加さんも頑張って〜」
真理「二人共頑張れ!」
真司「それじゃあ・・・試合開始!」
巧・草加「うおおぉぉぉぉおおおおおお!」
木場「うわっ二人共すごいね。板が壊れないと良いんだけど」
総司「安心しろZECTが作った特別製の物だからそう簡単には壊れはしない」
啓太郎「あっ木場さん!二人が試合してるから僕と羽子板しませんか?」
木場「ああ良いよ?」
啓太郎「じゃあ木場さん行きますよ〜」かっこーん
木場「それっ」かっこーん
真司「こっちはのんびりしてるな〜」
翔一「それはあっちも負けてないんじゃない?」
樹花「えい!」かこっ
ひより「なんで僕が・・」(と言いつつ嬉しそうな顔)
真司「おおやっぱ女の子がやると華があるな〜」
翔一「それはそうと真司兄さんはやらないの?」
真司「いや〜俺は一応司会だし・・・」
神崎「戦わなければ生き残れない!」
真司「いや・・・生き死にかかってないから」
ヒビキ「あれ?矢車君と影山君の顔にしっかり墨で落書きが」
イブキ「さっき総司君が容赦なく書いてましたよ」
キング「うわっ何これ面白っ!さっそく」ピロリーン♪
一真「あれ?お前来てたのか」
羽子板大会GJ!
ひよりと樹花で和んだ
>>193 ヒビキの方で定着してるから良いんじゃね?
まあ仁志にしたところで何が変わるわけじゃないけど…
>>192 神崎吹いたw巧と草加は毎度お馴染みだなw
>>193 気持ちは分かるが、設定的にもカタカナで「ヒビキ」の方が合ってると思うぞ
そもそも今更仁志にしたら初期の一真呼びなみに困惑だな
天道は常に自己紹介してたから下の名前は覚えてるが
剣崎とヒビキさんは公式見るまで分からなかった
まぁ剣崎がフルネームで呼ばれたのって数えるほどだからねぇ。
虎太郎あたりが一真くんとでも呼んでりゃ結構違ったのに、と今でも思うw
それ言いだしたら、翔一なんて本当は「哲也」だしな。
浅倉「よぉ、城戸真司。」
真司「あっ、浅倉、お前何時の間に家に!?」
一真「しかも、勝手に翔一の料理食ってるし・・・。」
浅倉「今日はなぁ・・・お前と戦いに来たんだ。」
真司「嫌だ、俺はお前とは戦わない、戦う理由なんて無いし。」
浅倉「俺は今無性に戦いたいんだ・・・俺と戦え。」
?「なら、俺が代わり戦ってやるぜ。」
浅倉「ん、誰だ?」
一真「あっ、茂叔父さん。」
茂「仮面ライダーの恥さらしが・・・その根性、俺が叩き直してやる。(手袋を脱ぐ)」
浅倉「面白い・・・お前、俺を楽しませろ。(カードデッキを構える)」
真司「わっ、ちょっとタンマタンマ・・・ライダー同士戦っちゃ駄目だ。」
総司「そうだな、周りにも迷惑だ・・・これで勝負してくれ。」
一真「そ、それは・・・・・・。」
・・・・・・・・・
ストロンガー「たあっ、とぅ、おりゃ!!!」
王蛇「ふん、はっ、むぅ!!!」
翔一「あれ、叔父さんと浅倉さんが羽根つきやってるね。」
良太郎「羽子板もって羽根つきする仮面ライダーって・・・何かシュールだね。」
ストロンガー「チャージアップ・・・喰らえ、超電子ドリル打ち!!!」
王蛇「【ファイナルベント】行くぜ・・・ベノクラッシュ打ち!!!」
一真「超電子の技使ったり、ファイナルベント使ったり・・・大丈夫なのか、羽子板と羽根?」
総司「ゼクト特性だからな・・・耐電、耐酸もバッチリだ。」
巧「総司兄さんって無駄に技術使わせてるよな、ゼクトに。」
このスレで最凶の科学力のある味方(?)組織はゼクトなのか。
ボードや長野県警はどうなんだろうか。
ボードもライダーシステムは作れるから結構いい線いきそうだなw
あと長野県警よりは警視庁じゃね?
202 :
200:2008/01/04(金) 21:18:06 ID:rcDZybMP0
あー、そうだった。
一条さんのイメージが強くて長野県警かと思ってた。
長野県警すげー!はそれはそれで面白そうだがw
「○○製だからな」的な言い回しをさせるのに天道がぴったりなせいもあるかもしれない>ゼクト
妙な説得力が天道にもゼクトにもあるw
ボードも説得力あるが、剣崎が言い出すイメージはないな
ボードは所長のイメージのおかげでなんかこうトンデモ風味なのが
うっかりしてるとボードボドになるしな!
ここまで一切スマートブレインが触れられていない件
猛も忘れないで
>>205 巧がわざわざスマートブレインに頼み出るとは思わないw
>>204 烏丸所長の跡を橘さんが継いで、ますますトンデモなイメージが
一応ダディもラルク達次世代ライダーシステムを完成させてはいるが・・・
あれって所長の遺したもんなのか? それともダディが一から頑張ったもんなのか。
ダイヤの一つ目なあたり橘さんが手を加えてるだろうとは思うけど、
基本的には従来のシステムの流用じゃないかな、と勝手に思ってる。
スマートブレインはたまーに出てきてたけどね。
リュウタが北崎のためにおもちゃ作ってもらったのがスマートブレインじゃなかったかな…。
>>211 2スレ目にあった
スマブレ+ボード+ゼクトの合作らしい
まあつまりこのスレの世界はゼクト・スマブレ・ボード・猛士・警視庁
これらの超技術を持ってる組織が一同に登場する凄い世界な訳だな
214 :
名無しより愛をこめて:2008/01/05(土) 22:59:28 ID:W4xfV2AJ0
>>213メルらん消し忘れるとは・・・
みんなのレス見てて龍騎だけ組織じゃなくて個人が凄い技術持ってるなと思って出来たネタ
真司「う〜ん」
一真「真司兄さんまた考え事か?今度はどうしたの?」
真司「あのさ〜俺らの身近には凄い組織が沢山あるじゃん」
一真「そうだな〜ゼクト・スマブレ・ボード・猛士あと警視庁の技術も凄いし」
真司「そうなんだよ!みんなには組織と密接な関係持ってるけど俺には無いんだよ!」
良太郎「でも真司兄さん僕にもそんな凄い組織と関係は・・・」
真司「良太郎には未来の凄い技術がついてるだろ!」
良太郎「いやそうなんだけど、え〜と」
一真「でもさ兄さん凄い組織とは関係が無くても凄い個人とは沢山知り合いじゃないかな?」
真司・良太郎「えっ?」
一真「だからさデッキを作った神埼や占い師の手塚さん凄腕弁護士の北岡さんあと〜教授の香川さんだっけ?」
良太郎「そうだよ真司兄さん!あと高見沢グループの高見沢さんとも知り合いじゃない!」
真司「高見沢は組織だけどそこまで密接な関係じゃあな〜」
一真「でも凄い個人と沢山知り合いなのは兄さんの凄い所だよ」
真司「えっ?」
良太郎「そうだよ!そこは真司兄さんの人徳だと思うよ僕」
真司「えっ?そうかな!」
一真・良太郎「そうだよ!」
真司「あはは!ちょっと照れるな〜」
ヒビキ「新年から三人共仲が良いね〜うんうん!」
真司はボンボンの息子二人とも知り合いだしな<芝浦、佐野
片方は勘当させられちゃっているけどねw
虎姐さんが偶然、総司の作ったおにぎりを口にして、
「のぞみのおにぎりの方がおいしい」と発言。
お味噌汁の時のように、少しショックを受ける総司。
という姿が唐突に浮かんだけど、ネタとして膨らまなかったorz
>217
新年早々料理人魂に火がついてしまうぞ!?
三食握り飯祭りが始まってしまう。
誰か、総司を(もしかしたら、翔一も?)止められる人は……元凶の虎姐さんは、ノホホンとのぞみのおにぎりを頬張っていそうだし……
そこで雄介兄さんの2000の技の一つ「おにぎりカレー」を
おにぎりの味なんつー劇中劇っぽいものもあったことだし
まあ最終的には橘さんかお腹を空かせた地獄兄弟が
残さず食べてくれるさw
>>220 そのメンバーに浅倉が加われば、大量発生の蝗に食い荒らされた畑のごとくにw
大食らいに限ってホームレスライダーな件w
>>222 常に飢えてるんじゃね?w
さて、七草粥ネタでなんか書こうと思ったけど猫舌たっくんくらいしかふくらまねぇorz
いえいえ、ここは野生の鼻でせり・なずな以外の草を探す
ここ掘れワンワンなたっくんを(笑)
>>224 川原の土手で一生懸命七草探してるたっくんに
地獄兄弟とか浅倉あたりが「七草?とっくに食い尽くしたぜ…!」
とか誇らしげにいってる絵が浮かんだ
さすが路上のカリスマw
227 :
害虫駆除:2008/01/07(月) 22:00:25 ID:GDhwjdAyO
愛理「ただいまー
あら、しょうちゃん」
翔一「おかえりなさい、今日は早いねぇ」
愛理「お客様から牡蠣を戴いたから、久し振りに晩御飯をご馳走しようと思って早めに帰ってきちゃった」
翔一「ちょうどいいや、一緒に作ろうよ
ほら、大根も白菜もたくさん採れたんだ」
愛理「あら、いいわねえ〜」
228 :
害虫駆除:2008/01/07(月) 22:01:53 ID:GDhwjdAyO
翔一「ようし出来た!
みんな喜ぶぞぉ〜」
愛理「それじゃあ、みんなに電話しておきましょうか」
愛理「もしもしひびちゃん
今日はしょうちゃんと二人で晩御飯を作ったんだけど、いつ頃帰ってくるのかしら?」
ヒビキ『ええ!?あ…えっと……そうそう!
今日は猛士の新年会があるから遅くなるんだよね〜』
愛理「あら〜」
愛理「もしもしそうちゃん
しょうちゃんと二人で晩御飯を作ったんだけど、今日はいつ頃帰ってくるのかしら?」
総司『…すまない、加賀美のやつが俺にどうしても晩飯をおごらせたいらしくてな。
(おい天道!?)(いいから少し黙っててくれ!)
今日は遅くなるな。』
愛理「あら〜」
愛理「もしもししんちゃん
しょうちゃんと二人で晩御飯を作ったんだけど…」
真司『げげ!!えっと…
今日は取材があるから遅くなるんだよね!いやぁ残念だなぁ!』
愛理「あらー」
…
……
………
229 :
害虫駆除:2008/01/07(月) 22:05:06 ID:GDhwjdAyO
翔一「…結局みんな外で食べるのか、先に連絡すれば良かったかなぁ?」
愛理「どうしましょう…」
翔一「…あ、そうだ!あの人たちなら!」
翔一「と、いうわけなんだ」矢車「…ほんとに全部食って良いのか?」
愛理「ええ、たくさん食べてくださいねぇ〜」
矢車(*`・ω・´)
影山「久し振りにおなかいっぱい食べれるね!兄貴!」
浅倉「くくく…ゾクゾクする…」
橘「ごちそうさん!」
〜数日後〜
真司「そういや最近、浅倉見ないなぁ」
一真「橘さんも」
総司「ふむ…平和でいいじゃないか」
巧「まぁなぁ…」
影山「兄貴…お腹痛いよ…」
矢車「…所詮俺達は闇の世界の住人ってことだ…グオオ…」
浅倉「くくく…ゾ…ゾクゾクする…」ゴロゴロ
橘「腹減ったなぁ…」
影山「…貴様…」
剣スレでこのスレのことが書き込まれてて
懐かしくなったんで久し振りに書いてみた。
橘さんって鋼鉄の胃袋だなw
橘さんテラ強www
姉さんの料理は翔一がいてもだめなのか…
何気に翔一も鉄の胃袋持ってんのか。
どこぞの食通さんと良い勝負だな。
>>229 兄貴の笑顔に萌えたw
そしてトカゲも平らげる浅倉すら腹下したのに橘さんは一流過ぎるwww
リュウタ「ねえ、太鼓叩いて!」
ヒビキ「いいよ!ったく、ワガママさんなんだから。じゃあ、ドンドコドン!」
リュウタ「わーい!僕、鍵盤ハーモニカ鳴らすね。」
トドロキ「獅子舞かと思ったっすよ、二人とも。俺も混ぜてください!」
ヒビキ「いいね。セッションと参りますか。」
リュウタ「わーい!」
トドロキ「じゃあ、早速・・・。」
その後、トドロキはなぜかウルトラソウルを弾き始めてしまった。
ヒビキ「おい、空気読め。」
リュウタ「やだー!祭り囃子じゃないんだもーん。」
トドロキ「すんません・・。今度はしくじりませんから、機会をほしいっす!」
リュウタ「仕方ないなあ。」
ヒビキ「これが最後だ!」
三人で祭り囃子を演奏。何だか楽しそう!
カイ「俺も混ざりたいって顔してるだろ?」
モール「すぐ忘れるお前には無理だYO!」
カイ「無理・・・。かぁ。って、何の話してたっけ、俺。」
モール「ほら、やっぱり。」
カイ「?????」
話変わるんだが、
ヘキサゴンでつるのが秋にやるウルトラマンティガの映画の宣伝やっててさ、
あれみたいに平成のライダー集めて雄介兄さん主役で映画作ってくれないかなぁ。
時空転移ネタ(デンライナー・クロックアップ・タイムのカード等)は十分あるし不可能じゃ
ないとは思うんだよ。
本来過去の歴代集合はこっちもやってたんだしな
オダギリとか細川さんみたいにギャラ高くて出られない人は
ZXみたいにスーツだけとかでも行けるし
このスレで言うことかな?
このスレには歴代ライダーの共演が楽しみで見てる人も少なくないんじゃないか?
あながち遠い話題とも言えないんじゃないだろうか。
前やってた最強フォーム揃い踏みみたいな映画をさ、見たくないか?
オレは見たいな。
241 :
思い出の写真:2008/01/13(日) 14:29:06 ID:0Xz83Uty0
1/2
正月が終わってしばらくたった日のこと。
ヒビキ「う〜ん、こうして見るとこの一年間色んな事があったね〜」
翔一「そうだね!本当に色々あったね!はいヒビキ兄さんお茶だよ!」
ヒビキ「おっサンキュー」
一真「あれ?二人共なに見てるんだ?・・・アルバム?」
翔一「そうなんだ!こうして見ると結構沢山写真撮ってたんだなってほら!」
一真「本当だこの一年間でも結構写真撮ってるな〜やっぱり素麺大会のやつが多いな!」
ヒビキ「あれは一大イベントだったからな〜おっでも写真だけじゃないぞ!ほら!」
一真・翔一「ビデオカメラ?」
ヒビキ「猛士特性俺でもちゃ〜んと扱える凄い物です!これにも沢山あるぞ!主にね〜」
巧「特選青春ムービーだろ?」
ヒビキ「おっ巧正解!良く分かったな」
巧「普通あんだけ撮ってたら分るだろ・・・」
翔一「あっでも巧の写真といえば草加さんとの勝負写真が結構あるよね」
巧「なっそんなのあるのかよ!?」
一真「本当だ。トントン相撲やうどん粉踏みやこの前の羽根突きのやつまで」
巧「何時の間に撮ってたんだ・・・」
ヒビキ「写真だけじゃないぞ!ほらちゃ〜んとビデオにもバッチリだ!
巧・草加『うおおおおおおおおおおおおおおおお』
巧「・・・・・・なんでこんなの撮ってんだよ!ヒビキ兄これすぐ消せよ!」
翔一「まあまあこれも思い出ってことでね!」
一真「やっぱ必然的に食べ物食ってる時の写真は橘さんも結構写ってるな」
ヒビキ「あっ本当だ」
242 :
思い出の写真:2008/01/13(日) 14:30:28 ID:0Xz83Uty0
2/2
真司「ただいま!あれみんなしてアルバム広げてどうしたんだ?」
翔一「お帰り真司兄さん!いや〜一年間色んなことがあったねって思ってたら」
ヒビキ「みごと時間忘れて見いちゃったな〜」
真司「へ〜どれどれ・・・こうして見るとサージェスの人も写ってるな」
巧「それに家が潰れてる写真もあるな・・・」
一真「あ〜なんか家がしょっちゅう壊れてた時期もあった気がする・・・」
翔一「あはは!本当に色々あったね!」
ヒビキ「おっこっちは樹花ちゃんやひよりちゃんや愛理ちゃんや女の子達が沢山写ってるね〜」
巧「その辺は総司兄が撮ってるんだろ」
真司「こっちは・・・おっリュウガも写ってるな」
一真「こっちは嶋さんやアンデッドが多いな・・・あ、ヒューマンも写ってたんだ」
真司「えっ!なんで分るの?・・・あ、あの始君が笑顔全快だからか」
翔一「秋の写真は食べ物関係が多いな〜これは栗拾いの時か」
巧「お月見とかなあとハロウィンとか」
ヒビキ「ドッチボール大会のもあるぞ!これもビデオに撮ってたと思うぞ!」
総司「おいさっきから何を騒がしくしているんだ?」
翔一「あっごめん総司うるさくして」
巧「そういえば総司兄見かけなかったな・・・何してたんだ?」
総司「空き部屋の掃除だ」
真司「えっ何でそんな事っ・・・ああ」
一真「たしか再来週だっけ来るの」
ヒビキ「なんだ言ってくれれば手伝ったのに」
総司「まあそこまでのものじゃないから一人で十分だったがな」
翔一「♪〜」
巧「どうしたんだ翔兄」
翔一「いや〜これでまた新しい写真がもっと増えるのかと思うと楽しみでワクワクしてさ!」
巧「・・・そうだな」
このスレも1年間でいろいろあったなぁ。懐かしい。
ヒビキさん、というか241さん、GJ。
しかし、ここの「みんな本郷の実の息子」設定からすると、
再来週増える人はちょっとややこしくなりそうだね。
年はいくつなんだろ。
イメージ的には総司と同い年ぐらいな感じかな?
とりあえず良太郎の末っ子伝説は破られはしないな。
うん。
やっぱり良太郎は末っ子だよなw
設定からしてキバ主人公は少なくとも18以上っぽいし。
そういえば、電王の終わり方によってはライダー家に
兄弟もどきが4人か5人ほど増える可能性がw
現時点で既に末っ子はリュウタのポジだけどなw
三世はゼクターとかと同じ扱い?
>>243 どのくらいまで話していいんだろうか?
「あの人」はバイオリニストだから「猛士の協力者」として立花家を通じて知り合った、とかありそうだ。
キバ主人公はひきこもりだからな。最初は馴染めなかったりして。
>>249 最初は部屋にこもりがちかもな。
でも兄弟が何かといろんなことに引っ張り込みそう。
真司とか。
轟鬼「ここは弦の鬼同士で話し合えば、渡君も出てきてくれるかもしれないっすね・・・
自分、やってみます」
響鬼「おいおい無理すんなよ」
成人式の日か…
参加できそうなのって設定年齢的にぼっちゃま・侑斗・ハナかな
>>252 侑斗とハナが、自分の時代じゃないから出れなくて、
内心しょぼんってしている図が浮かんだ。
知り合い(友人)が誰もいないんじゃ、参加しても寂しいよな…
成人式って小中学の同級生と久しぶりに会うもんなぁ。
そして何人か名前を忘れてる情けない自分。
さっき従妹が着物見せにきた。
255 :
来週待ち:2008/01/15(火) 00:54:47 ID:m54Sgno10
>>102です。お久しぶりながら続きが固まったので年を越して投下・・・ほんと色々すみません。
1/11
「…おかえり」
「に…兄さん、ただいま…」
全力疾走してきたおかげで、途中でこちらに絡んできそうだったチンピラたちはやり過ごせたらしい。
肩で息をしている弟がへたばって玄関に座り込むのを見つけ、総司はキッチンから水を一杯持ってきた。
「どうした。犬にでも追いかけられたのか?」
「ち、ちが…じつ、は…」
息が切れてしまいなかなか言葉が通じない良太郎の後ろから、同じく走ってきたらしいハナが走りこんでくる。
「りょ…た…ど…」
「ほら」
タイミングよく差し出されたコップに、ハナは奪うようにして中身を一気に飲み干した。
「本当はこの時期、外から帰ってきたときは手洗いとうがいをするべきなんだが…」
腕を組みながらそんなことをいう兄に、良太郎はようやく息を整えて相手を見上げた。
「に、兄さん…」
「なんだ?」
「き…去年の今ごろ…僕、兄さんにお金を借りてない?」
突拍子も無い言葉に、言われたほうは軽く片方の眉だけ上げた。
「貸してない」
「…あれ…おかしいな…絶対総司兄さんだとおもったのに」
でなければ、まだ学生だった自分がこんな高額なものを買えるとは思えなかったのだ。
ぜはぜはと息をしながらも首を傾げる良太郎に、総司は一端奥へと引っ込むと、どこからともなく一冊の預金通帳を持ってきた。
口座の名義は良太郎の名前になっていて、総司は薄いソレをパラパラとめくると、ちょうど去年の日付のあたりから先を指し示す。
「貸すとしたらココからだが…記録にはないな」
「そんな…」
がっくりと項垂れた良太郎に、総司はとりあえず、家に上がるように薦めた。
256 :
来週待ち:2008/01/15(火) 00:55:25 ID:m54Sgno10
2/11
…一緒に持ってきてしまったクッキーを皿の上に広げ、良太郎はもう一度、懐中時計へと視線を落とした。
無機質な秒針は視線の先で、自分の仕事をきちんと寡黙にこなしている。
「…侑斗なら」
―――記憶が無くなるのは、ゼロノスのカードの作用が一番高い可能性だ。
手の平の中の時計を握り、良太郎は俯いたまま呟いた。
「侑斗なら、なにか知ってるかも…」
呟かれた暗い声に、ハナは黙ったまま、用意してもらったお茶を飲み干した。
元々素直ではない侑斗が簡単に喋るとは思えなかったが、かといって良太郎がそれで納得するともおもえない。
《…良太郎》
心の動きが、イマジンたちにも伝わったのだろう。
なにか言いかけたモモタロスは、良太郎の名前を呼んだものの口を閉ざした。かわりに、砂の姿をとって良太郎の前に現れる。
「…モモタロス」
《近くにイマジンの匂いがする。たぶんおデブだ》
「なら、侑斗もきっと近くに居るよね」
立ち上がろうとした良太郎の前に、大き目のマグに入った飲み物が差し出された。
甘いにおいに顔を上げた良太郎に、隣に腰掛けた総司がクッキーを一つつまむ。
「外は寒い。ホットチョコレートだ、飲んでいけ」
「でも兄さん」
言いかけた良太郎の口に、総司は持っていたクッキーを押し込んだ。
「んぐっ」
「このクッキー、真司兄さんが北岡のところからとってきたんだろう」
「んーぐぐんぅ!」(なんでわかったの兄さん!)
出所をあっさりと当てた総司は、自分用に持ってきたらしいコーヒーを一口飲み、クッキーをつまみあげた。
「包まれていたハンカチは、今朝、俺が真司兄さんに渡したものだ。
あいつはハムスターのように美味しいものを溜め込んでもって帰る癖があるし、今日はまず北岡のところに行くと言っていた」
257 :
来週待ち:2008/01/15(火) 00:57:00 ID:m54Sgno10
3/11
奇しくもその北岡と同じ評価を兄に下した総司は、カップを良太郎に指し示した。
「いいから飲んでいけ。焦っていても、物事はうまく進まないぞ」
「さむずあっぷはー、すまいるのあかーしー…あれ、良太郎?」
「雄介兄さん…おかえりなさい」
珍しく一番下の弟一人に出迎えてもらい、歌いながら帰ってきた雄介は親指を立ててにこりと笑った。
「ただいまっ…あれ、どうしたの?」
大きな荷物のあちこちからはなにか得体の知れなさそうな突起が生えているが、それを背負ったまま、雄介は心配そうに良太郎の前に腰を下した。
「皆、コタツの中でゴロゴロしてるよ。僕はちょうどトイレにきてて」
一人しか出迎えがいないことの理由を口にした良太郎に、雄介は首をかしげた。
「そうじゃなくて、良太郎。…なんか落ち込んでる?」
雄介の言葉に、良太郎はわずかに顔をこわばらせるものの、すぐに笑みを浮かべた。
「…ううん、なんでもない」
「…なんでもないって顔じゃないよ。ほら、すまーいる」
頬に人差し指を当てて両側にひっばられ、良太郎は曖昧に笑顔を浮かべた。
この兄のこういうところは、弟としてもとても嬉しい。
ただし、胎内に賢者の石を持っている雄介の握力は、そこそこけっこう強いわけで。
「に、兄さん…いひゃい、いひゃい…」
結果として乾燥気味のこの時期の頬が引きつってしまい、良太郎はギブアップの意志を雄介の手を叩いて伝えた。
「あ、ごめんごめん。でもどうしたの、顔が暗いよ?」
「…うん、ちょっと」
結局あれから侑斗に確認したものの、なにがなんだかわからないままで。
落ち込んでしまう気持ちを隠そうとしている弟の伸びてきた前髪を、雄介はくしゃくしゃとかき回した。
「暫く日本にいるけど、俺に手伝えることはある?」
「…んー…」
にこりと笑った口元に、同じように笑っているような黒子を見つけ、良太郎はほっとしたような笑みを浮かべた。
「…ううん、だいじょうぶ」
258 :
来週待ち:2008/01/15(火) 00:57:47 ID:m54Sgno10
4/11
「そっか。あ、そうそう、これこれ。良太郎にお土産」
ようやく笑った弟に満足そうに笑い返し、雄介はカバンの中を漁ると、「よいしょ」と大きく黒い仮面を取り出した。
「…に、兄さん、それ、なに?」
くわぁっと大きく口を開いたよくわからない仮面には、大きな眼が色とりどりに七つ並び、それぞれ赤だの青だの目に痛い原色がべったりと塗られている。
熊っぽいような、虎っぽいような、ライオンのような…。どっちかっていうとイマジンみたいな。
「これを被ると運気が上がるんだって、リンリンシー族のお守りなんだ」
「…り、りんりんしー族…?」
聞きなれない部族の名前に、良太郎は重たい仮面を持ったまま首をかしげた。
「リンジューデンっていう地方の、アクガタ山頂地帯に住んでいる少数民族だよ。神殿を建てて暮らしているんだけど、面白い人たちだよー」
…良太郎は聞いたことのない部族や地名ばかりだが、にこにことしている兄の様子からすると、今回の旅もまた、良いものだったらしい。
「そっか…」
「これといっしょに着るらしいよ」
一緒に黒い毛皮のマントを差し出され、良太郎はマントを羽織ると、すっぽりと頭部を覆うソレを被ってみた。
視界は一応利いているが、なんの素材で出来ているのか、仮面自体がかなり重たい。
「…お…」
「お?」
「…おも…た…」
立ったままだったのが悪かったのか、あまりの重さによろけた良太郎は、そのまま前後左右にふらふらと揺れ。
「あああぁぁぁぁ」
ゴオォーン…・
「良太郎?!」
除夜の鐘のような重たい響きと一緒に、壁にぶつかって横転した。
259 :
来週待ち:2008/01/15(火) 00:58:40 ID:m54Sgno10
5/11
頭を打ち、そのまま気絶した良太郎のベッドの周囲には、帰りそびれたまま夕食までご馳走になってしまっていたコハナが、椅子に座って心配そうに良太郎を見つめていた。
床に敷かれたブルーシートの上には、揃った砂タロスズが心配そうに顔を出している。
「あ、皆さん此処にいたんですかぁ」
部屋のクローゼットの中からひょっこり顔を出したナオミに、全員が「しーっ」と人差し指を口に当てて返した。
《気絶してんだ、今はそっとしといてやれ》
モモタロスの言葉に慌てて自分の口を押さえ、ナオミは小さな声で口を開いた。
「はーい。コーヒー…は、冷めちゃいますから、帰ってからのほうがいいですよね」
「そうね…時間があるから、わたしはデンライナーに戻ってる…皆、良太郎をお願い」
定時にしか開かない扉に入るコハナに頷いて、イマジンたちは全員再び、心配そうに良太郎に視線を戻した。
《良太郎の記憶…なくなっちゃったの?》
《わからないけど…そうかも、しれないね》
首を傾げるリュウタロスに、ウラタロスが顎に手を当てて思案する。
《…特異点の記憶がなくなるゆうことは》
音を立てて首を傾け、キンタロスが口を開いた。
《よっぽどのことがないと、起きへんことやろ》
《…やっぱり、あの坊やのカードの所為か…》
最後のモモタロスの言葉に、全員の視線が再び良太郎へと向けられた。
それぞれの肩や手先が、ほんの少しだけ淡く解けていく。
砂なのに、まるで灰のように空気に舞い、見えなくなる。
《困ったね…時間がないっていうのは》
ウラタロスの言葉に、全員がそれぞれの手を見つめた。
《…そうやなぁ…こればっかりは、しゃーないことやけど》
《…やだよぉ…》
ぽつりと呟いたのは、リュウタロスだった。
全員に背中を向けるその長い髭に似た髪の先も、ほんの少しだけほどける様に解けていく。
《…ずっと…ずっと一緒にいたいよう…りょうたろうと、みんなと…お姉ちゃんと一緒にいたいよう…》
・・・半泣きの声になるリュウタロスの頭に手を置き、モモタロスが《…バカヤロウ》と呟いた。
260 :
来週待ち:2008/01/15(火) 00:59:48 ID:m54Sgno10
6/11
《俺たちは消える。それでいいんだ。だけど俺は…俺たちは、消えるそのときまで良太郎の傍にいる。いっしょに戦う…そうだろう?ハナタレ小僧》
《…先輩》
《モモちゃん…》
《モモの字》
それぞれ沈黙した後、ウラタロスがモモタロスの肩に手を置いた。
《先輩…かっこいい台詞ですけど、似合いません》
シリアスだった空気が、ウラタロスの言葉で一気に崩れ去った。
《あぁん!?》
やくざ顔負けのメンチで返すモモタロスに、ウラタロスはさらりと身を翻し、肩をすくめてみせる。
《そういうのは、かっこいい僕が言ってこそ映えるものですよ》
《なんだと亀、もっぺん言ってみろ!》
肩を掴んで食って掛かるモモタロスに、リュウタロスは鼻を啜り、目元をこすって両手を叩いた。
《…わーい☆けんかけんかー☆》
《…ぐぅ》
結局いつもの賑やかさになった部屋の中、良太郎は寝たまま、口元に穏やかな笑みを浮かべた…。
「あれ?総司、なにやってんの?」
そのころ、あれこれとお土産を兄弟たちに開いていた雄介は、コタツに入ったまま黙々とカブトゼクターを磨いている総司に気がついた。
「今日の夕食後くらいから、ずーっとああなんだよねー」
そういいながらせんべいを齧りつつごろごろとしている真司に、総司は真剣な顔で向き直った。
「真司兄さん」
「うわっ、なんだよ急に。せんべいはあと一枚くらい食っていいだろ?」
そっと次のせんべいに手を伸ばそうとしていた真司は、真剣な総司の視線に慌てて手を引っ込めた。
261 :
来週待ち:2008/01/15(火) 01:00:37 ID:m54Sgno10
7/11
「…好きにしろ」
橘とか言う一真の上司より、こいつのほうが食い意地が張ってる気がする…とは口に出さず、総司は正座をして兄へと問いかけた。
「真司兄さんの変身ツール…デッキは、神崎とかいう男が作ったんだったな」
「えっ…ええと、そうだけど」
「なら、整備をしてもらえ」
「んがぐぐっ」
ちゃっかり二枚ほど口に入れようとしていた真司は、突然の言葉に喉を詰まらせた。
「げふげほげほっ」
「真ちゃん、大丈夫?」
響鬼からいいタイミングで背中を叩かれ、なんとか使えずに飲み込んだものの、大きい欠片を通した喉が痛い。
「…き、急に…どうしたんだよ。だいたいミラーワールドにいるから整備も何も」
そういう兄を無視し、総司は眠たそうにしている巧の頭をつつく。
「巧」
「んー…なんだよ総兄、ご飯はもういらない…」
「スマートブレインに、ベルトの整備をしてもらえ」
こちらも突然の言葉に、巧は鋭い目を半分だけ開いて鼻先に皺を寄せた。
「…えー、やだよー。あいつらうるさいもん」
顔を顰める巧に、総司は「そうか…」と考えた後、手を叩いた。
「なら、ベルトを寄越せ。ゼクトにやらせる。以前から、あんなに簡単に外れるのはおかしいと思っていた所だ」
「…え」
「明日の朝一番で、岬に連絡だな」
「ちょ、総兄、俺のベルト…」
さっさとファイズベルトを回収されてしまい、巧は起き上がりかけた姿勢のまま固まった。
「一真兄さん、BOADの所長には連絡してある。明日寄って整備をしてもらってくれ」
262 :
来週待ち:2008/01/15(火) 01:01:40 ID:m54Sgno10
8/11
「整備って…別に何処も壊れてないけど」
「ちょっとまってよ総司、急にどうしたの?」
「そうだよ、整備とか物々しいじゃない」
「まぁ、俺たちは整備関係ないけど」
台所から顔を出した翔一とおやつをつまみ食いをしていた響鬼、雄介の三人に視線を移し、総司は磨いていたカブトゼクターに視線を落とした。
「…今日、所用があって過去に行って来た」
重々しい口調に、兄弟全員が息を呑んだ。
「過去の俺に会ったんだが…そのときに、重要なことを教えられた」
「これのことか?」
一年前の、過去においての天道家で総司が差し出した通帳の名義は、良太郎のもの。
そこには、19800という数字がATMから引き出されたことがくっきりと印刷されていた。
過去の総司は未来からきた総司本人に動じることなく、事のなりゆきを話してくれたのだ。
「つい先日のことだ。良太郎が一人でゼクト本部にやってきて、どうしても欲しい物があるからお金が欲しいと言ってきた」
そのころの総司はゼクトの中で仮面ライダーカブトという正体を明かし、ほぼ毎日のようにワームとの激戦を繰り広げていた頃だったが、
「良太郎のお年玉通帳から引き出したんだが…これがどうかしたのか?」
不思議そうな過去の自分に、総司は持ってきた通帳へと視線を落とす。
過去の通帳に記録はされているのに、自分にはその記憶が残っていない。
今の自分に無い記憶を、過去の自分は持っていた。
「理由を聞いたか?」
「…お前も知っているはずだぞ」
逆にいぶかしげにかえされ、総司は眉を軽く上げた。
「なんだと?」
「覚えていないのか?…愛理姉さんが妊娠したからだ」
・・・・・・あまりに衝撃の事実に、総司はおもわずよろめいた。
263 :
来週待ち:2008/01/15(火) 01:02:15 ID:m54Sgno10
9/11
「なに?!…まさか、桜井侑斗が相手なのか?」
「当たり前だろう。だから結婚も早くすることにしたんだが…」
やはり少しは納得できていないらしく、苦々しい口調で言葉を切った過去の総司は、まだ驚きから立ち直れない未来の自分に視線を向けた。
「その驚きよう…一体どういうことだ」
「わからない…ただ、この記憶も俺に無いということは…」
記録のない通帳。記憶にない金額と、姉の妊娠。
特異点。
「ゼロノスのカードか…」
「なに?」
「記憶を消す作用があるかわりに、変身出来るシステムだ…これから先のことは未来のことだから話すことは出来ないが…」
「そうか…」
口を閉ざした未来の自分に、過去の総司は持っていた通帳を閉じた。
「出産予定は夏ごろだそうだ」
「そうか…わかった」
「愛理が…」
「愛理ちゃんが、ねぇ…」
それぞれ呟く中、総司は一人、ゼクターを見つめた。
「とにかく、これで一つはっきりしたね。記憶がないって事は、愛理ちゃんも納得の上で消したんだろう」
台所から全員分のお茶を持ってきて、翔一が口を開いた。
「おなかの子どもが、分岐点か特異点・・・未来そのものっていう可能性?」
茶を受け取りながら、一真が皆を見回す。
「そうだね…彼は愛理とおなかの赤ちゃんを守るために、俺たちの記憶も消したんだろう」
滅多に会うことはなかったが、雄介の記憶の中の『桜井侑斗』という人間は、穏やかで博識な男という印象しかない。
たしかに、大切な妹の笑顔を任せてよいと思えるだけの人物だった。
264 :
来週待ち:2008/01/15(火) 01:03:12 ID:m54Sgno10
10/11
「…桜井君の中に、時間の中をひたすら逃げ回るという果てしない行動を取らせるだけの力は、そこから来ていたんだねぇ…」
茶を啜り、響鬼は重く呟いた。
「彼は…確かに『仮面ライダー』だよ」
響鬼の言葉に、全員が溜息をついた。
過去の自分をも犠牲にした桜井侑斗の決心はそこまで固かったのだと…誰一人として気がつかなかったのだ。
「未来を守るために、か…すごいな…俺にはできないかも」
何枚目かになるせんべいをそっと戻し、真司はコタツの中にもぞもぞと腕を入れた。
自分のほうが年上なのに、愛理も、そんな強さを持っていたなんて知らなかった。
「愛理姉があいつの事好きになったの、わかった気がする」
しみじみと呟いた巧に頷いた兄弟たちに、総司はただ一人首を横に振った。
「そうじゃない」
「え」
「あいつは結婚前に愛理姉さんに手を出した上に…ライダーなんだぞ」
立ち上がった総司は、ゼクターを構えて呟いた。
「遠慮なく変身してフルボッコができる」
浮かべた笑顔は、黒い総司になっていた。
…その場の空気が、完全に凍りついた。
「そ…総ちゃん、落ち着いてっ!」
「ちょっと、総司?!」
「総司、別にライダーバトルで戦わなくても!」
「ヂョッドゥバッデ、オディヅイデ、バャバヅナ!」
「一真、オンドゥルになってる!じゃなくて総司!思いとどまれ!」
「ええいとめるな兄さんたち!」
265 :
来週待ち:2008/01/15(火) 01:05:44 ID:m54Sgno10
11/11
慌てて取り押さえられる総司を眺めながら、巧一人だけは寝転がり、顔の横で丸くなっている猫を撫でながら呟いた。
「つかさぁ、親父たちにばれるほうがやばくねぇ?」
「「「「「え」」」」」
「どっちの桜井にしろ、カード、残り少ないみたいだし」
ふあぁ…と獣のような大きな欠伸を漏らし、巧は半目になりながら呟いた。
「姪にしろ甥にしろ、家族増えるならいーじゃん…どうせ来月には一人増えてる予定だし」
一人も二人も一緒だろ?
・・・・・・たしかにもっともな巧の言葉に、さすがの総司も納得するしかなかった。
後日。
「はーなーせーえぇぇぇぇぇっっっっっ」
「…みそ焼き・マヨ焼き・串焼き・佃煮・甘辛煮・バター炒め。まだまだあるから、好きなものから攻略しろ。ちなみにお勧めは干し椎茸カレーだ」
厳かに目の前へと並べられ、しかも椅子にクロックアップで拘束されて逃げられない侑斗(17)は、総司と翔一が心をこめて作った椎茸エセ満干全席を
口に突っ込まれ、「一生椎茸なんかくわねぇからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ」と叫んで…息絶えた。
「ゆーーーーとおおおおおぉぉぉぉぉっっっ」
その日、ライダーハウスに、デネブの悲壮な叫びが響き渡った・・・。
ようやく完成しました。年を跨いでしまって、本当に申し訳ないです。
本編が怒涛の展開で、あっという間にイマジンが・・・泣きそうになりながら書き直し書き直し…
・・・でんおーが終わったら、俺、りゅーきの一巻から借りて見るんだ・・・。
大きい桜井さんも椎茸嫌いなのかどうかが気になりますが、纏まったらコハナについての考察話を投下しに来ます。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。
GJ!!!
総司自重wwww
GJでした。
黒化した総司を取り押える面々と
未来の自分のとばっちりで、椎茸フルコースを食する破目になった侑斗に同情w
フルボッコw
愛理さんの妊娠を知ったら一番怒るの若侑斗本人な気もするんだぜ!(もといた時代的に)
GJ!
いい話と思いきや、総司はwwらしいっちゃらしいwww
未来の自分の責任を取らされる侑斗は大変だ…
で、ちょっといいか?
こういうことを注意していいものかどうか、分からないけど…
>>259 >《…やっぱり、あの坊やのカードの所為か…》
この台詞ならモモタロスというよりむしろウラタロス
>>260 >《モモちゃん…》
リュウタロスはモモタロスのことは「モモタロス」としか呼ばない
あと
>>259は自然だけど、
>>260のウラタロスの台詞にも違和感
ですます口調ではない
あと若い侑斗は19歳だよな。
ま、いいけどなw
GJ
えーと、このスレを最近見始めたんだけど…
このスレ的には―
長男・猛
次男・隼人
三男・志郎
四男・譲二
五男・敬介
六男・大介
七男・茂
八男・洋
九男・一也
十男・良
十一男・光太郎
十一男・真
十二男・勝
十三男・耕司
という繋がりで、更に長男である猛の子どもとして―
長男・ヒビキ(本名・仁志)
次男・雄介
三男・翔一(本名・哲也)
四男・真司
五男・巧
六男・一真
七男・総司
八男・良太郎
こんな繋がりになっている。
そういう解釈で良いのかな?
ゆとりにも程がある
でもテンプレでは昭和の方ははノータッチだよな。
この機会に整理してもいいんじゃね?
>>271 携帯だから見づらいかな?
>>272さんが誘導してくれているけど一応。
初代の本郷猛が父
他昭和ライダーは叔父
平成ライダーは年齢順
FIRST・NEXTは従兄弟
ですよー。
ほのぼのまったり、ときどき涙腺直撃なこのスレにようこそw
276 :
275:2008/01/15(火) 18:34:58 ID:jILwstps0
あ…ごめん、ぜんぜん見当違いのレスしてた…。
そういえば、叔父さんのほうの年齢順って言うのは今までなかったですね。
皆、『叔父さん』でひとくくりで考えてたww
>>265 GJ
それにしても、無事に赤ちゃんが帰ってきたら、
兄弟達もついに叔父さんか。
>>271 基本は「歴代ライダー主人公が兄弟だったら」で、主に平成ライダー中心だからなあ
叔父さんたちについては書く人の自由でいいと思うよ
基本以外を詰めていくと、自由じゃなくなっちゃうし
>>277 て、ことは本郷さんはおじいちゃん?
うわw
兄弟設定で本当に血がつながってるか否かも書き手の自由にしていいと思うんだがどうだろう?
オレは元々そーいうもんだと思ってた<本当の血縁者かどうかは書き手次第
そうだな、つか血が繋がっているかどうかに関してはほぼスルーというか
話の流れ的に繋がっていようがいまいが関係ないものが多いし
そこは血が繋がってるかどうかは書き手次第だと
>>2のテンプレに書いてある
来週待ち氏の作品の続編で、黒化した総司が差し向けた傭兵ライダー軍団(橘さんとか地獄兄弟とか佐野とかetc)に襲われる侑斗を守るため奮戦する良太郎以下数名の兄弟達。という内容の短編が浮かんだけど…こういうのって書いても良いの?
いいと思うよ
今までも他の人が書いたのを勝手にリレーで話が広がっていったし
そういうのもまたこのスレの楽しみの一つじゃないかな
286 :
1/2:2008/01/16(水) 15:43:10 ID:KYIq1mNq0
ジーク「降臨…!久しぶりだな、良太郎。」
良太郎「わ!え、ジーク!?どうして家に…」
ジーク「家臣の様子に気を配るのも主の務め…。お供たち、元気にしていたか?」
砂モモ「だから誰がお供だってんだ!ふざけんじゃねーぞ!」
砂リュウ「あー!面白い鳥だー!久しぶり〜!」
真司「あれ?良太郎、お客?…ってうわっ!?」
巧「…オルフェノク…じゃないな。」
ヒビキ「良ちゃんの知り合い、って事は…イマジンなのかな?」
良太郎「あ、兄さんたち。うん、モモタロスたちと同じイマジンなんだけど、色々あって…」
総司「実体化している、というわけか…」
翔一「これは珍しいお客さんだねー。あ、上がってく?お茶の用意するね!」
ジーク「良太郎の兄弟たちか。我が名はジーク。気軽にプリンスと呼べ。」
巧「……なんっか偉そうなヤツだな……」
一真「実体化してるイマジンって初めて見たかも…(じろじろ)」
真司「こりゃ早速取材だなっ!色んな話聞かせてもらおうっと!あ、写真いいですか?(わさわさ)」
良太郎「あ、あの、兄さん……」
ジーク「…お前達、王子である私に向かってなんたる態度を…(わなわな)無礼な!頭が高い…頭が高ぁい!!」
287 :
2/2:2008/01/16(水) 15:45:50 ID:KYIq1mNq0
真司「わっ!?な、何だ!?いきなり凄い剣幕で…!」
良太郎「ジ、ジーク! 大丈夫だよ兄さんたち、これ、相手を小さくしちゃうんだけど、多分人間には効かないから…」
総司「…ん?『人間』には…?」
ヒビキ「…ということは…?」
巧@ウルフェノク(掌サイズ)「な!?ちょっ…これどういう事だよ!!」
一真@ジョーカー(同じく)「ウェ!?ま、周りがでかっ…、い、一体何がどうなって…」
一同「効いてるーーーーー!?」
良太郎「た、巧兄さん、一真兄さん!落ち着いて、これ少し時間が経t」ガクッ
R良太郎「わぁ〜!ちっちゃいわんわん!!かっわい〜い!(ひょい捕まえ)」
巧「ぅわ!コラやめろ!離せーー!」
キング「ブレイド、遊びに来てやっ……って何コレ〜〜!?面白っ!記念撮影〜っと。アハハ、マジ最高!」
一真「ぶゎ(ピロリーン)キングやめ(ピロリーン)まぶし(ピロリーン)ァゥァ」
ジーク「ふん、たとえ良太郎の兄弟とはいえ、私に無礼な態度をとるなど…」
良太郎(リ、リュウタロス、体返してよ〜)
お粗末。兄弟、人外多いなってことで。
ときに、前スレでまとめサイトとかはいらないって話になってたけど、
テンプレ&過去ログ保管庫みたいな簡単なヤツもいらない?
もしよかったら作りたいと思ってるんだが、どうだろう。
288 :
名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 16:03:50 ID:Y2dlYKN+0
>>287 GJ!一真と巧が小さくなるとは予想外だったw
テンプレ&過去ログ保管庫ぐらいだったら別に自分は良いと思うけどもう少し
待って他の人の意見聞いた方が良いかもね
一真まで小さくなるとは思わなかったw
ネタは当然だけど、その後の感想も(予想外で)面白いから
保管庫あると助かります
アジアの恥さらし、珍人種の妄想狂言
1.強制連行(出稼ぎ・密入国者の問題)=中国人韓国人の意志により金欲しさで自らの進んで出稼ぎをし、さらには密入国までしていた。
しかも在日中国人、韓国人のほとんどが密入国という犯罪を犯していた事実(現在も続いている)にも関わらず今だにたかる。
2.南京大虐殺(南京事件捏造問題)=証拠との名目で提示されたものは全てがフェイク、捏造、矛盾だらけで史実的に信頼に足る証拠や目撃証言は一切無なく、
そもそも当時の南京には大(?)虐殺を実行するだけの弾薬兵器、日本兵、時間も無く、当時の南京の人口は被害者数より遥かに少なかったため、物理的に不可能、世界各国の知る事実。
3.尖閣諸島、竹島(韓国軍事力による領土領海侵略問題)=国際的にも認められ史実的にも明確に日本領にもかかわらず、
領海利権を狙ってのお決まりの事実捏造・歴史捏造キャンペーン。ボロを指摘されては新しい捏造を繰り返す。
4.慰安婦(中国人元売春婦 偽装証言問題)=当時の中国人女が金を欲しさに自らの意志により進んで売春をしまくっだけなのを、
元売春婦が金欲しさに嘘を言いふらしているため、行く先々で言っていることが矛盾する。証拠もなく、その証言は物理的に不可能・矛盾した内容。
5.中国残留孤児(偽装残留者問題)=そのほとんどが日本人の国籍と金を目当てに嘘をついたニセ中国残留孤児であり、
その偽装の事実はDNA鑑定が可能な現代では明確かつ確実に分かる為、 中国残留孤児はいなくなった。(いなかったことが分かった)
さらにDNA鑑定が不可能だった時代にも日本人の証言と証拠により偽装中国残留孤児がバレ、強制送還が大多数有った事実もあり、
現在は鑑定技術の進歩によりさらに偽装中国残留孤児の存在が明確になり真実が明らかになっている
>>286-287 一瞬「仮面ライダーは皆普通の人間じゃないよな」と全員小さくなると思ってしまったw
過去ログはありがたい
1スレ目間違って消してしまったので
設定をかためるわけじゃないから、大丈夫では?
>>287 ちっちゃくなった二人に笑った。
体組織がほとんどグロンギな雄介兄さんとか、アギトな翔一も
人外の範疇かも。 あ、この二人を人外に追加すると、修行の結果とは
いえ鬼のヒビキさんも人外行きか。
…そう考えると兄弟の中じゃ純正人間の方が少数派。
本当に普通の人間ってのは真司だけか…あれ、天道もか?
妹だがひよりも人外(ワーム)だな。
外見的に妖精みたいなかんじになりそうだw
>>293 天道もだね。
良太郎も特異点以外は普通だけど。
天道は天道総司と言う生命体って感じが…w
297 :
来週待ち:2008/01/17(木) 00:20:21 ID:C7Fkw+S00
未来待ち投下したものです。
なんかいろいろと細かいところが毎回・・・orz
あと、続きをというのをみてとても嬉しい。ぜひとも投下してほしい。
でも、最終的に総司フルボッコとかいうのは・・・ないよな?
過去ログ賛成。ぜひとも作ってもらいたい。
あと、総司が天道総司という生命体であることにも賛成だww
九時十二分を時計が指し示していた。良太郎はソファに座り、ドラマ・相棒を見ている。ヒビキは沖縄の人と電話中だ。
ヒビキ「泡盛届きました!今、ちびちび頂いてます!いやー美味い。
マカモウ退治の謝礼とは言え、こんな高価なものを。ありがとうございました。」
総司は台所でぶつぶつ呟きながら、漬物をかき回していた。
総司「糠漬け胡瓜、おいしくなーれ。巾着茄子もおいしくなーれ。」
そこに、風呂上がりの巧がやってきた。
巧「良太郎!次お前だ。今ならあったかいぞ。」
良太郎「うん。じゃあ、行ってくる。」
巧「おう。」
それから半時間後。良太郎が風呂から出てくると、巧に異変が。
総司「巧!それはドッグフードだ。」
巧はただ無言でドッグフードを齧っている。ヒビキはトイレに立ったらしく、リビングにはいない。
良太郎「何?何があったの?」
→ 中編に続く。
299 :
マコト君とお星様:2008/01/17(木) 22:47:20 ID:ty5GHsse0
1/3
星と本のライブラリにマコト君が来たようです
マコト「ねえ愛理お姉ちゃんムーンボウって知ってる?」
愛理「月の光で見える夜の虹のことね」
マコト「やっぱりそういうのに詳しいんだね!良太郎兄ちゃんの言ってた通りだ!」
愛理「ふふっマコト君は見た事あるの?たしか東京じゃあ夜空は明かるすぎて見るのは難しいようだけど」
マコト「うん見た事あるよ加賀美兄ちゃんと一緒に見えるっていう所に行ったんだ!」
愛理「そうなの〜。見た人には幸運が訪れるというからマコト君の幸運の星もすぐそばね」
マコト「へへっ」
愛理「そう言えばぁムーンボウの名所がマウイ島にあるって聞いたわね〜」
マコト「本当!?愛理お姉ちゃん!」
カランカラン
総司「マコト迎えに来たぞ」
愛理「あら〜総ちゃんいらっしゃい」
マコト「あれ総司兄ちゃん。加賀美の兄ちゃんはどうしたの?」
総司「加賀美はまだ仕事は終わってないみたいでな。先に家に行ってくれと言われてな」
愛理「だから総ちゃんがマコト君を迎えに来たのね〜」
総司「まあそういうことだ。行くぞマコト」
マコト「分った!」
総司「じゃあ愛理姉さんまたな」
愛理「ええ気をつけてね」
2/3
マコト「残念だな〜加賀美兄ちゃんまだ仕事なんだ〜」
総司「まあそう言うな。家に帰ったら飛び切り美味いおやつを作ってやる」
マコト「本当!やった!」
良太郎「あれ?総司兄さんとマコト君?」
侑斗「げっ!!」
総司「良太郎と侑斗か」
マコト「あっ良太郎兄ちゃんこんにちは!そっちの兄ちゃんは友達?」
良太郎「うんそうだよ。あっそう言えばマコト君今日姉さんの店に行くって聞いたけど」
総司「ああ今さっき迎えに行った帰りだ」
良太郎「そうなんだ。お店はどうだったマコト君」
マコト「すごく面白かった!愛理姉ちゃん星のこといっぱい話してくれて面白かった」
良太郎「良かった。そう言って貰えると僕も嬉しいよ」
侑斗「・・・・・・・お前、星・・・好きなのか?」
マコト「うん!兄ちゃんも?あっ兄ちゃんムーンボウって知ってる?月の光りで見える虹!」
侑斗「ああ、話には聞いたことあるな。お前見たことあるのか?」
マコト「お前じゃなくてマコトだって!見た事あるよ凄くキレイだった!」
侑斗「そうか・・・」
総司「そろそろ帰るぞマコト」
良太郎「あれ?もう行くの兄さん?」
総司「ああ、マコトにうまいおやつを作ってやるからな」
マコト「じゃあね兄ちゃん達!兄ちゃん達もまた今度一緒にムーンボウを一緒に見に行こうね!」
侑斗「・・・・・・・・・」
良太郎「うん、そうだね。・・・ほら、侑斗」
侑斗「・・・ああ、じゃあまた今度な・・・マコト」
マコト「うん!じゃあね!」
3/3
良太郎「本当楽しんでもらえて良かったな〜」
侑斗「・・・・・そうだな」
良太郎「・・・侑斗」
侑斗「なんだよ」
良太郎「いや・・・なんか嬉しそうな顔してるなって」
侑斗「別に!気のせいだろ!」
マコト「あっ」
総司「どうしたマコト?」
マコト「あの兄ちゃんの名前聞くの忘れてた!」
総司「ああ、あいつの名前は・・・」
マコト「やっぱり良いや!」
総司「どうしてだ?」
マコト「今度また会った時に聞くよ!その方が良いしね!」
総司「・・・そうだな」
302 :
286:2008/01/18(金) 11:26:57 ID:zOqETajH0
>>299 ほのぼのGJ!
286です。レスどうもありがとう。
そういや巧と一真だけじゃなくて他のみんなも人間かどうか怪しいなw
保管庫欲しいって言ってくれてる人いるみたいなんで、
はりきって作ろうと思います。出来たらアドレス投下しますんで
期待せずに待っててください。
>>299 珍しい組み合わせだな。和んだよGJ!
>>302 よろしくお願いします。悪いが期待させてもらうw
>>302よろしく!自分も期待してるw
それではちょっとしたネタ投下
ある暖かい一日のこと。縁側で一真と翔一がひなたぼっこをしていました。
一真「う〜ん最近まで寒さが嘘みたいな暖かさだな!」
翔一「そうだね〜これ位なら風が吹いても太陽のおかげでそんなに寒くないしね!」
一真「こう暖かいとこのまま昼寝しちゃいそうだな」
翔一「あはは〜それは流石に風邪ひいちゃうよ兄さん」
一真「ははっ確かにな〜」
翔一「あっそうだ俺お茶入れてくるよ!」
一真「おお頼むな!」
一真「(あ〜本当に今日は暖かくて平和だ・・・でも今戦ってる人達も確実に居るし・・・・・・
ん?・・・なんか視線を感じる・・・誰だ?)」
一真が視線を感じた方向に振り返るとそこには一人の青年が居ました
??「っ!!」
一真「(あいつ・・・誰だ?家に用か?)あのっ」
翔一「兄さん遅くなってごめん!お茶とお菓子持って来たよ!」
一真「ああ、有難う翔一!・・・あれ?」
翔一「あれ?どうしたの兄さん?」
一真「いや・・・なんでもない(もう居ない・・・なんだったんだあいつ家に用があったんじゃないのか?)」
翔一「ほら兄さん早く飲まないとお茶冷めちゃうよ!」
一真「そうだな(でもなんかまた会えそうな気もするし・・・まあ良いか。それと仲良くもなれそうだしな)」
?の青年は再来週に引越して来る家をちょっと覗きに来た次のライダーです
少し早いですが本編が始まる前の感じで書いてみました。
>>302 のんびり待ってます
>>304 一度(年末の番組で)会ってる良太郎がいれば、多少警戒しなかったかな?
今、電王最終回次第によっては総ボツの可能性のもの書いてるんですが結構長くなりそうです。
ライダーハウスの略歴のような感じの話っぽいものなんですが、
電王最終回後に状況(と展開)見て投下できそうだったらします。
渡を兄弟に入れた話は職人さんは今日から書くのですか?
それとも放送してから?
>>306 いくらなんでも今日からは無理でしょどんな奴か見てもないのに。
良太郎の時も放送してからだったから来週からだろうね。
それまでは電王の最終回お疲れ様みたいな感じだろうな。
「ただいま〜」自転車に乗って、にこにこ帰ってくる良太郎。
兄ちゃんたち、ひそひそ…
ヒビキ「無事に役目を終えて笑顔でライダー引退かぁ。いいなぁ」
雄介 「しかも、普通の人間の体と日本での日常生活を残したままでね」
真司 「一度も死ななかったしなぁ…」
翔一 「やっぱ真の勝ち組だな、この子は。」
巧 「その強運をちょっと日常生活にも残しとけばよかったのに…」
一真 「いや、それでもあれだけ仲良くしてた仲間と別れてきたんだ。
良太郎も寂しいだろう…俺たちが支えてやらなくちゃ」
総司 「もしものためにとっておいた海外渡航費用予算で今日はごちそうを作るか」
良太郎: 携帯ピロピロ…「はい、あ、うん。分かった。」
「兄さんたち、またちょっと出かけてくるね。」
「ん?どこへ?」
「モモタロスたちから電話でご飯に招待されたんだ〜。
侑斗がゼロライナーで迎えに来てくれるって。いってきまーす」
「…やっぱ真の勝者だな、良太郎」
>308
確かに、ケータロスはそのまんま持ってる筈だから連絡はつくわな…
>>もしものためにとっておいた海外渡航費用予算
パリに行くつもりだったのか総司w
>>309 このスレ的にはそれのほうが問題ないっしょ。
原作で死んだ人も生き返ってるスレなわけだし。
>>311 桜井さんと愛理さんも幸せでいて、侑斗とデネブもそのままだな
>>310 いや、自分用じゃなく、良太郎用に予算立ててたんじゃないかと。
なんせ最終回は、自分がパリ、雄介がキューバ、一真がアメリカ?
に行ったという前例があるから。
卒業旅行みたいなノリだったりして。
>>308 この流れ…
きっと洋食スレの「食事所いまじん」にいったんだな
ところで新ライダーの公式見にいったのだが今度の主人公ハタチだそうな
ってことは年下は総司と良太郎か…
総司は21だよ。
たっくんと良太郎が年下。
ごめん 素で間違えた…
暫定版ではあるが、2008年度序盤はこうなる?
【平成ライダー兄弟】
長男:ヒビキ(31)
次男:雄介(25)
三男:真司(23)
四男:一真(22)
五男:翔一(21)
六男:総司(21)
七男:渡(20) ←新メンバー
八男:巧(18)
九男:良太郎(18)
長女:雪菜(不明)
次女:みのり(22)
三女:愛理(22)
四女:ひより(18)
五女:樹花(13)
姪:ハナ/コハナ(愛理の未来の娘)
ペット(?):ゴウラム、ドラグレッダー、ディスクアニマルズ、カブトゼクター
コハナから「叔父さん(伯父さん)」と呼ばれた時の各兄弟の反応が見てみたい。
>>312 つまり桐矢含めて同じ顔が3人か
並べたら楽しそうだw
>>312 このスレの桜井さんはイマジンとの闘いが終わり、
今度は11人ライダーとの闘いが待っているわけだな
とりあえず記憶を消費するゼロノスカードはまずいから
カード変身の権威の神崎博士かボードに改良依頼出そう。
そうすれば心置きなく戦えるw
>>320のID末尾二文字が俺に任せろと言っているように見えました。
2008年のボードにどーんとお任せ!
雪菜って死亡時大学生くらいだっけ?
それともあの時って研究員?
>>322 どうなんだろう。あの回想だと、大学生でも研究員でも実験協力者としてもとれる…
そしてついでにネタ投下。
コハナ「あのね、良太郎。私が愛理さんの子供ってこと…みんなに内緒にしてくれる?」
良太郎「ハナさん…?」
コハナ「ほら、まだ桜井さん帰ってきてないし。未来を教えたら、この先2人の楽しみが減っちゃうかなって…」
良太郎「姉さんだったら喜ぶと思うけど…。ハナさんがそうしたいんなら、内緒にするよ」
コハナ「ごめんね。…あと、ありがとう」
良太郎「うん。じゃ、行こう。兄さんたちがご馳走作って待ってるって」
ヒビキ「良太郎はライダーを無事卒業。もうすぐ家族は増えるし、桜井さんもその内帰ってきて、そしたら愛理の結婚式!」
翔一「めでたいこと尽くしだね〜」
雄介「みんな笑顔でいいね!」
一真「総司、まだ納得いかないの?」
総司「男として、つけるべきケジメはきちんとしてだな」
巧「子供は授かりもんっていうんだし、もういいじゃねぇか。愛理姉が幸せなら」
総司「……わかってはいるんだが…。桜井、さっさと時間の旅から帰って来い…」
真司「うわぁ!ちょっ、今気付いた!もし今年中に子供が生まれたら、俺と同じ干支だよ!」
ヒビキ「…一気に老けた気がする」
翔一「そりゃそうだろうねぇ」
一真「伯父さん元気出して」
ヒビキ「追い討ちかけるなよー」
真司「よーし、そうなったら俺、絶対その子お風呂に入れよっ!同じ干支として!!」
良太郎・コハナ「「駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」」
>>321 アンデッドのノリでデネブをラウズカード化するんだなw
>>323 GJ! そういや良太郎とハナはちゃんと法律上結婚できるな。
でもそうなると桜井(侑斗)が義父になるのかwww
>324
ちょ、叔父と姪じゃ出来ない。
あ、わりぃ。いとこ婚と間違えてた…
でもそれだと良太郎とハナは結ばれることはないのか〜
勢いでバスターになったデネブのことだ、
勢いでラウズカードになってもおかしくないw
>>327 デネブすげえw
個人的には、ゼロノスカードは記憶消費はそのままで、
そのレベルが極端に落ちると思っているw
総司が桜井さんに戦いを挑もうとする度に、期間限定で愛理さんと桜井さんが結婚するという記憶消去
>>328 極端にレベルが落ちるということは、
桜井侑斗に関するささやかななにかが忘れ去られるんでもいいんだよな?
・「桜井侑斗は椎茸が嫌い」という記憶を消費する
・変身解いてから桜井侑斗は椎茸が嫌いであることを改めて知る
・一行目に戻る
r'[ニ@ニ]
/[ ゚◇゚] < これでばっちり永久機関が出来上がるぞ!
ちょっとまて、そうすると、桜井も侑斗も、食卓に知らずに出てくる椎茸料理を
泣きながらたべないといけなくなるぞ!
・・・それが狙いか!
レベルが落ちると聞くと、時間制限でも付きそうな気がするな。
いっその事このスレでは記憶消費無しにしたら?
それこそ神崎に改造して貰って記憶消費しなくても良いように
むしろこのスレではそこの所も書き手の自由でいいような
どう転んでも面白い話になりそうだからw
ささやかな+時間制限いいなw
変身中〜変身後しばらくとか
まあその時々でいい気がする。
あとは書き手まかせにしとこうよ。
兄弟内のキャラの設定ってわけではないんだしさ。
>>331 記憶改造ネタなんて555映画で通ってるしね
つまり編集長に合わせればおk
336 :
Climax Jump:2008/01/22(火) 16:18:28 ID:a0uDxPgE0
1/6
カイとの戦いが終わり数日たったある日
真司「ここ・・・だよな?」
巧「ああ地図の通りに来たからな」
真司「でも良太郎が行き成り地図渡してきてそこに行けって言うのにはビックリしたな〜」
巧「早く入ろうぜ。みんなもう来てると思うし」
真司「だな、入るか」
ガチャ
リュウ「イエーイ!二人共イラッシャーイ!」
真司「えっ!リュウタ!なんで此処に?」
ヒビキ「おっ二人が最後だな」
ウラ「遅いよお二人さん」
巧「ウラタロスまで・・・というか一体」
良太郎「実は戦いも終わったしお疲れ様会も兼ねて今迄支えてくれた兄さん達も呼ぼうって」
真司「お疲れ様会?」
翔一「いや〜俺達も此処に来るまで知らなかったんだけどね〜あははっ」
総司「良太郎もやるようになったな」
一真「でも雄介兄さんが一番乗りしてるのには驚いたな〜」
雄介「えっへん!クウガですから!」(サムズアップ)
モモ「おい良太郎!兄ちゃん達そろそろこっち来いよ!」
キン「そろそろ始めるで!」
337 :
Climax Jump:2008/01/22(火) 16:19:52 ID:a0uDxPgE0
2/6
〜パーティ会場〜
ナオミ「いらっしゃーい☆」
コハナ「今日は来てくれて有難う御座います」
ヒビキ「おっ今日はよろしくな!」
雄介「お〜ご馳走がいっぱい!美味そう!」
総司「この料理を作ったのはハナとナオミか?」
ナオミ「はい!頑張っちゃいました!でももう一人居るんですよ!」
巧「もう一人?」
コハナ「ほら二人共出てきなさいよ」
デネブ「いや〜どうもどうもこのたびは!」
侑斗「よっ」
一真「デネブと侑斗じゃないか!過去から来てくれたのか?」
侑斗「野上がうるさいから仕方なくな」
ヒビキ「相変わらず素直じゃないな〜」
真司「うわ〜マジ美味そうだな〜ちょっとつまみ食いしても」
ジーク「つまみ食いとは品が無いぞ良太郎の兄上」
真司「うわっジークまで居るのかよ!」
オーナー「それではそろそろ始めましょうか」
モモ「よっしゃ!おい良太郎!お前が仕切れよ!」
良太郎「うん分かった。・・・この一年間僕達はイマジンと戦ってきたけど最後までちゃんと戦えたのは兄さん達の支えもあったからなんだ。
どんな大変な時でも兄さん達家族や大切な人達、守りたい人が居たから僕達は此処までこれたんだ。だから・・・みんなお疲れ様そしてありがとう!」
モモ「グスッ・・・りょっ良太郎!さっさと始めろ!」
良太郎「うん。乾杯!」
全員「乾杯!!!」
3/6
真司「美味い!デネブこれ美味いよ!」
デネブ「よかった、嬉しいよ」
リュウ「ヒビキ兄ちゃんこれ僕が描いたんだよ!見て見て!」
ヒビキ「おっリュウちゃんまた絵上手くなったじゃない!」
翔一「本当だ〜店に飾って置きたいぐらいだね〜」
ウラ「いや〜もう本当あの時はどうなることかと思ってさ〜」
一真「へ〜やっぱり大変だったんだな〜」
巧「まあそこ切り抜けたってことはお前も凄いよな」
総司「モモタロス」
モモ「おう何だ!」
総司「良太郎と一緒に最後まで戦ってくれて有難うな」
モモ「おっおうよ!」
キン「いや〜最後は笑顔で終われてホンマによかったな!」
雄介「そうだね!みんなが笑顔で居られるって事は本当に大事な事だよ!」
ジーク「良太郎本当に今日は良い日であるな」
良太郎「うん、本当にそうだね」
愛理「はいコーヒーどうぞ」
侑斗「有難うって!来てたのか!」
良太郎「僕が呼んだんだよ」
愛理「はい皆さんコーヒーが出来たから飲んで下さいね」
真司「おっ飲む飲む!」
リュウ「わ〜い僕も僕も!」
一真「俺も!」
雄介「うん!美味しい!」(サムズアップ)
愛理「うちのコーヒーは良い仕事してますから」
4/6
?「俺にもコーヒー貰えるか?」
愛理「はい、どうぞ!・・・・・・侑斗?」
良太郎「・・・嘘・・・桜井さん?」
真司「えっ!?どういう事だ!?」
総司「真司兄さん静かに!」
ヒビキ「今感動の再会シーンだから!」
桜井「愛理・・・少し時間は掛かったけど迎えに来た」
愛理「侑斗・・・・・・信じてた」
桜井「今度こそ傍にいて守る・・・」
愛理「うん・・・」
5/6
デネブ「よかったな〜侑斗!」
侑斗「やっぱり1回過去に戻ったからか?」
オーナー「時間とはそういう物です」
巧「いや意味が・・・」
翔一「まあ良いじゃない!あの二人が幸せなんだからさ!」
ヒビキ「あれ?リュウちゃん怒んないの?」
リュウ「うっ!・・・僕ちょっとヤダけどお姉ちゃんが良いんなら良いよ!」
真司「おっ成長したな!」
総司「いや・・・でも父さんがなんて言うか」
猛「おめでとう。良かったな愛理」
愛理「お父さん!」
巧「父さん来てたのか!」
ヒビキ「良ちゃん父さんも呼んでたの?」
良太郎「うん・・忙しいそうだからまさか来てくれるとは思わなかったけど」
猛「桜井侑斗君だったな」
桜井「はい・・・」
猛「良太郎から話は聞いている。君は自分を犠牲にしてまで愛理を・・・世界を守ってくれた」
桜井「はい」
猛「これからは愛理の傍で幸せにしてやってくれ」
桜井「はい!有難う御座います!!」
愛理「有難うお父さん!」
真司「良かったな!・・・あれ?でも俺達を倒してからだ!とかは無いの?」
巧「まああれは殆ど兄貴達の妄想だったじゃん」
一真「あれ?総司不満なの?」
総司「不満じゃないぞ。愛理姉さんが幸せになるんだからな」
ヒビキ「いや〜父さんの事だからてっきり俺を倒してから!って言うと思ってたよ」
猛「ははっ何を言っている!桜井君は色んな強さをもう知っている今更確かめる必要も無いだろう」
良太郎「本当に良かった!おめでとう!姉さん、桜井さん!」
6/6
モモ「いよっしゃー!!じゃあこのままクライマックスに行くぜ!」♪〜
雄介「えっ何この音楽?」
キン「この時のために練習た歌や!俺の美声にお前が泣いた!」
真司「ライブでもすんのか!?」
ウラ「みんな僕の歌に釣られてみる?」
一真「スタンドマイクが5本立ってる・・・本格的だな」
リュウ「僕の歌聞いてくれるよね!答えは聞いてない!」
ヒビキ「楽しみだな〜」
モモ「じゃあ亀!熊!鼻たれ小僧!・・・良太郎!今日は纏めて全員クライマックスだぜ!」
良太郎・ウラ・キン・リュウ「おう!」
良太郎・モモ・ウラ・キン・リュウ「時間の波をつかまえて〜♪今すぐに行こう約束の場所♪」
翔一「なんかわくわくするね!」
良太郎・モモ・ウラ・キン・リュウ「限界無限いざ飛び込めClimax Jump!(いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!)」
真司「オオ!スゲエー!」
良太郎・モモ「叶えたい夢があるなら♪」
巧「良いなこういうの」
良太郎・ウラ「信じなくちゃ願った日々を〜♪」
雄介「みんな笑顔が一番だな!うんうん!」(サムズアップ)
良太郎・リュウ「迷いそうな時必ず♪」
総司「本当にこの一年間で良い仲間が出来たな」
良太郎・キン「思いの強さが導く♪」
一真「良太郎本当に良かったな」
良太郎・モモ・ウラ・キン・リュウ「始まりはいつも突然運命を連れて行くTime tripin ride♪」
ヒビキ「良太郎お疲れ様!」
良太郎・モモ・ウラ・キン・リュウ「不可能超えて掴み取るさClimax 変わる事を恐れないで明日の自分見失うだけ♪」
猛「本当に強く・・・優しく成長したな良太郎」
良太郎・モモ・ウラ・キン・リュウ「誰より高い空へ飛ぼうぜClimax Jump!(いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!)
あとがき
電王が終わって次キバが始まるけどその前に兄弟でお疲れ様会をしようと言う事で書いてみた訳ですが
桜井さん関連はなんか良く分からないと思いますがそこはあんまり気にしないで下さい。
という訳で良太郎・モモ・ウラ・キン・リュウの歌でClimax Jumpは完結です。
すごくいいとおもう。
やっぱハッピーエンドって大切だねぇ。
引きずらないですむから。
〜時のはざま〜
カイ「…クソッ!」
何もない、砂浜のような時間のはざまに1人うずくまっている
カイ「あーあ、結局俺たちの時間は手に入らなかったし、あの時間も潰せなかった…かあ」
???「俺の弟を敵にまわしたんだ当然だろう」
カイ「!?……誰だっけお前」
総司「天の道を行き総てを司る男。そして良太郎の兄だ。…覚えておけ」
カイ「ふぅん…アレの兄貴かあ」
???「困りますねえ、お二人とも。こんな所にいられては」
カイ「あぁ〜!?」
総司「貴方こそデンライナーもないのに珍しいな」
オーナー「今度の防衛戦のためにトレーニング中だったんです。…総司くん、また君は」
総司「俺はただ、今晩の刺身のツマ(ハマボウフウ)を採りに来ただけだ」
オーナー「…そうですか。良太郎くんはお元気ですか?」
総司「この俺がついているんだ心配は無用だ。そっちこそコハナやあの煩いイマジンだちはどうしている?」
カイ「はあ?イマジンは全ぇ〜部消えたろ!?アレが邪魔したからなあ。ククッ本っ当ーに最高だよアイツら」
オーナー『記憶こそが時間。そしてそれこそが人を支える』
カイ「は?」
総司「タロス達は消滅してはいない。なぜなら、良太郎と共に過ごした時間、そして記憶が奴等を存在させているからだ」
オーナー「ただ時間を壊して、新しい時間に繋げようとしても無理なこと。過去のない未来なんて始めから成立しないんですよ」
カイ「!!!」
総司「そんなに時間が欲しいのなら、もっと別の方法があるだろう?」
カイ「別の…」
オーナー「良太郎くん達のように…ですか」
総司「まあ、そういうことだ。さて、オーナーに見つかったし食材も集まったことだし帰るか」
オーナー「私もトレーニングの続きでもしますかね」
二人が消え、カイだけがそこに取り残される
カイ「何だかよく分からなかったけど…やらなきゃいけないことだけは分かったような気がする…って顔してるだろ?」
その言葉を肯定するかのように虹色の空に無数の光の玉が輝いた
>>336 GJ! 愛理&桜井さんおめでとうw
さあ次は加賀美(ひより?)と一条さん(みのり?)の番かな。
物凄いイジり甲斐のありそうな弟が出来たなーw
つまりこんな弟なのか
_ -‐ '´  ̄ `ヽ- 、
/ ヽ\
/ / / ヽヽ ヽ〈
レ! { ム-t ハ li 、 i i }
ハN | lヽ八l ヽjハVヽ、i j/ l
ハ. l ヽk== , r= 、ノルl l
N、ハ l ┌‐┐ ゙l ノl l
ヽトjヽ、 ヽ_ノ ノ//レ′
r777777777tノ` ー r ´フ/′
j´ニゝ l|ヽ _/`\
〈 ‐ 知ってるが lト、 / 〃ゝ、
〈、ネ.. .lF V=="/ イl.
ト |お前の態度が とニヽ二/ l
ヽ.|l 〈ー- ! `ヽ. l
|l気に入らない lトニ、_ノ ヾ、!
|l__________l| \ ソ
昔ホリケンがやってた
スケッチブックでいろいろやるネタキャラを思い出した
渡はいないけど、ネタバレ含まずにフライングで渡ネタ。
ゴオマ「『ある時は神父!またある時は日傘男!またある時は白髪タンクトップ!
しかしてその実態は!ズ・ゴオマ・グ!』(という意味のグロンギ語」
ダークウィング「『蓮は私のもの!恵理になんか渡さない!勝手に女的にキャラ付けしちゃったダークウィング!』(というプラを持っている
バットオルフェノク「俺の拳銃百発百中!警察なんか平気で裏切る!無敵のガンマンバットオルフェノク!」
バットアンデッド「『最初に封印されたのはこの俺!せめてラウズしてほしかった!面白いカテゴリー8バットアンデッド!』(という(ry)
バットイマジン「鈴を求めて幾千里!契約遂行第一優先!過去に飛び破壊を尽くすがイマジンの使命だバットイマジン!」
『巡りに巡り、ついにきたぜ主役ライダーの座!秋山蓮に続け!その道、その力、その宿命!
俺たちはいつでもお前を見守っているぜ!』(という垂れ幕を持っている
良太郎「っていう夢を渡兄さんが見たって、年末に会った時言ってたんだ。
それ以来肩の辺りが重いらしくて…。とりあえず三浦さんを紹介したんだけど」
総司「全然来ないと思っていたら、そっちに行ってたのか」
ゴオマからバットアンデットまでは兄弟スレ2の元ネタそのままお借りました。
トドロキ「へぇー、ヒビキさん家に新しく来る弟さん、バイオリンやってるんスか。
同じ弦楽器仲間同士仲良くしたいっス!」
ヒビキ「うん、来週あたりこっちに来る予定だから、遊びに来いよ」
ザンキ「じゃあ俺もトドロキと一緒にお邪魔するよ」
ヒビキ「あー…何かザンキさんは来ない方が」
ザンキ「何でだ?」
ヒビキ「いやー、鬼の勘だけど、何か渡ちゃんにザンキさん会わせると、良ちゃんに京介を会わせた時と同じリアクションになりそうな気がする」
オーナーと喋る天道に全く違和感を覚えないからな…w
>>351 懐かしいネタに和んだ
頑張れ蝙蝠ww
>>352 どんなキャラなのかによって、混乱が物凄くなりそうでwktk
ついでにクラストイマジンの契約者も新主人公に合わせたい…w
>>344-345 本編でカイの最後がちょっと残念だったので、嬉しい話だったよ。
ありがとう、GJでした。
カイが自分の時間を手に入れたら、またライダー家に遊びに来るんだよね。
未来は、きっと …大騒動だなw
>298続き
総司「巧!正気に戻れ!」
巧「でも、これ美味いぜ。へへへへ。」
そこにヒビキが戻ってくる。
ヒビキ「おっきいの出したところで、続きの泡盛戴きますか・・。あれ、少し減ってない?」
総司「巧が一口飲んだんだ。そうしたら、あんなふうに・・。」
良太郎「そんなことがあったんだ・・・。」
ヒビキ「だめだ、目が座ってる。って巧、良太郎は未成年だぞ!」
巧「四捨五入したら二十歳じゃねぇか。さあ、お前も飲め!」
巧はお猪口に泡盛を注ぎ、無理矢理良太郎に泡盛を飲ませてしまった。さあ、どうなる?
→完結編に続く
睦月「良太郎君電王の役目終了おめでとう!」
明日夢「怪我とかしなくて本当に良かったよ。お疲れ様!」
良太郎「ありがとう。でも僕だけじゃなくてモモタロス達のおかげでもあるから」
京介「まあそこが君らしいと言うかな」
良太郎「あはは・・・今度みんなにもモモタロス達に会って欲しいな」
睦月「うん楽しみだよ。じゃあお祝いのバスケでも始めようか!」
明日夢「話を聞いてると俺達の知らない所で凄いことが有ったんだね・・・パスッ」
良太郎「よっとっ・・・うん本当にね。・・・えいっ」
京介「おっと!で・・そのカイとかいう奴は消えたのか。ほらよっ」
良太郎「うん・・・・・・」
睦月「でもそのカイって人僕達と同い年ぐらいなんでしょ?敵じゃなかった仲良くできたかも」
良太郎「!・・・・・・・・・」
睦月「良太郎君パス!」
良太郎「ふぇ?お、およぉぉぉぉ〜」バチン!(顔面直撃)
明日夢「大丈夫?あ〜ボールが向こうの方に・・・」
?「俺、バスケやってみたいって顔してるだろ?」シュッ ガコン
睦月「凄い!フリースローで入っちゃった!」
良太郎「カッ・・・カイ!・・・どうして此処に・・・また何かするつもりなの?」
カイ「ん〜俺今別にそんなことどうでも良いって顔してるだろ?」
良太郎「えっ?」
睦月「えっと君がカイ?戦う気が無いんなら俺達とバスケしない?」
明日夢「そうだね一緒にやろうよ」
京介「まっ俺の方が上手いけどな」
睦月・明日夢・京介「良いよね(な)?良太郎(君)?」
良太郎「えっ?・・・・・・・・・・・・・うん。・・・カイ戦う気が無いなら一緒に」
カイ「良いよ」
良太郎「!じゃっじゃあやろう!」
数メートル先の物陰
ヒビキ「お久しぶり。」
アルビノ「・・・・・何も言わないのか?」
ヒビキ「カイ君も良い子になったし良いんじゃない」
アルビノと聞いてまず最初に志村が過ぎった
>>359 よぅ俺w
志村と所長とレオとアルビノレオで何かネタを作ろうと一瞬思ったが無理だった
だが私はあやまらない
362 :
来週待ち:2008/01/24(木) 00:30:25 ID:vQ1whmzC0
末っ子のその子が『拾って』帰ってきた相手に、家族の全員が驚いた。
「良ちゃん…それはちょっと、どうかとおもうんだけど」
それ以外言葉の出てこない響鬼に、良太郎は困った顔でとにかく笑った。
「だって…家の前にいたから…」
「良太郎、本当にそれだけ?なにか脅されたりとかしてない?」
真剣な顔で翔一が聞くのは、良太郎が変身ツールであるライダーシステムそのものをオーナーへと返したからだ。
今の彼には、戦う力はない。それほど、彼が家の中に持ち込んだものは『問題』があるものだった。
「されてない。ありがと兄さん」
「じゃあなんで…」
目の前の塊を一斉に見つめる兄弟に、良太郎は口を開いてぼそぼそと言葉を吐き出した。
「だ、だって…凍死しそうだったし…そうなったら、皆困るし…」
まるで棄て犬を拾ってきてこっそり家の中で飼おうとしていたのを見つかった小学生のような顔で、良太郎は指先をいじいじと弄る。
「…まあ、困るといえば困るけど…」
「でも、これはちょっと…」
「大きすぎだろ」
「…他にもっと別なものとか…」
それぞれ呟く兄たちにとって、目の前の塊が本当に玄関先で凍死してしまったら困るどころじゃないのだが、
ライダーとして変身する前から性格的には兄弟でも一番おっとりとしていた良太郎は、兄弟に向かって緩やかな笑顔を浮かべた。
「なんていうか…こう…玄関先にいられるのが…」
顔は笑っていたが。
「…すごく邪魔?…みたいな?」
言っている台詞は、なにげなくも黒い。
「じ…邪魔って…いくらなんでも…」
狭くはない玄関だが、兄弟が揃うと狭く感じるその場所にころがっている相手は、そんなに容易く家に入れていい相手ではない、はずだ。
「…俺、なんでここにいるんだっけ…寒いって気がするよ…」
363 :
来週待ち:2008/01/24(木) 00:31:11 ID:vQ1whmzC0
全員の視線の先では、半ば凍ったストールを身体に巻きつけカタカタ震えるカイが、真っ白い顔色のままなにか呟いていた。
が、あまりの寒さに歯の根が合わず、「うえ゛っ」という声とともに黙り込む。
どうやら、自分で自分の舌を噛んでしまったらしい。
「…なにはともあれ、ここに置かれても邪魔だ」
片方の眉だけキリリと吊り上げ、良太郎より敵に容赦のない総司はカイを指差した。
「響鬼兄さん、そいつを持って風呂場に入れてきてくれ」
「はいはいっと」
軽々と肩へと抱えあげられ、なにか文句を言おうとしたカイは、抱え上げられた衝撃で顎を打ったらしく両手で顔を押さえて黙り込む。
「鍛えてますから」
シュッとポーズをとってさっさとカイを運んでいった兄に、良太郎を除く全員が溜息をついた。
どうにも長兄は、棄て犬とかああいうシチュエーションに弱い気がする…。
稀に見る大寒波との予測に、今日はそれぞれの仕事や用事を早めに終わらせて帰ってきた兄弟たちの一番最後になった良太郎は、案の定ミゾレ交じりの雪を頭から被りびしょ濡れだった。
カイの一件があり一端は戻ってきたものの、約束だからと出かけていった彼の帰宅した姿に、まず愛理が慌てて駆け寄る。
「良ちゃん、なにも今日じゃなくても」
雪に濡れた髪を丁寧に拭いてくれる姉の言葉に、良太郎は濡れた上着を脱ぎながら首を横に振った。
「でも、せったく復学できることになったから、早く手続きしたくって」
残り三ヶ月を切っていた高校生活を良太郎が断ち切ったのは、愛理の記憶の喪失と、婚約者桜井侑斗の失踪が重なったから。
退学届けを提出したその直後、桜井侑斗本人から連絡があり、担任と学年主任、はては教育委員会まで事情の説明をしていたらしい。
結果、知らないところで一年間の休学という形になっていたことに、連絡を受けた良太郎が一番驚いた。
サクライユウトという人間の直接の記憶は、この世界から全て喪われた。
ゼロノスのカードの使用条件は、関係が深い人間から、サクライユウトに関する記憶を奪うこと。
逆をいえば、ほんの僅かにしか接点のなかった人間の記憶は、ほんの少しだが残っていく。
一年前、良太郎が時計を買った店の店主のように。
まるで、手の中にすくった砂が零れ落ちた後、ほんのわずかに残るように。
364 :
来週待ち:2008/01/24(木) 00:31:42 ID:vQ1whmzC0
「そういえば良太郎、高校卒業したらどうするんだ?」
真司の言葉に、良太郎は唇をへの字に曲げた。
「んー…」
とりあえずは姉の喫茶店を手伝うつもりは、ある。が。
「今は…やりたいこととか特にないしなぁ」
ただ気になるのは、彼らの行く末だ。
未来は確定したが、カイがここにいるということは、時間はまだイマジンの世界とのつながりが切れていないということだろう。
そもそも、カイがなぜそこまでイマジンの世界に繋がろうと拘っていた理由が、良太郎の中で引っかかっていた。
それと、もう一つ。
未来に生まれてくるはずの彼女…ハナ。
愛理には確かに懐いていたが、いくらなんでも母親の顔を忘れるものなのだろうか…。
彼女は未来の特異点…その記憶が消えることはない。
ゼロノスのカードでなければ。
「…まさか…」
ハナの記憶も、桜井は消したのだろうか。親の記憶は、たしかに彼女の出自…桜井侑斗と野上愛理二人の秘密そのものだ。
存在を隠そうとしたのなら、まずハナの記憶がネックになる。
ぞわりと背中を何かが駆け登った気がして、良太郎は首をすくめた。
「あら良ちゃん大丈夫?顔色、悪いわよ?おこたに入ってなさい、ね」
そういう姉の進めに素直にしたがって座ったコタツには、茹で上がるまで風呂の中に漬けられていたカイが真っ赤な顔をしたまま転がっていた。
「…お前ら皆ムカつく…俺、そんな顔してるだろ?」
どうみても作られた笑顔でしかない顔を覗き込んで、樹花が首を傾けた。
「笑ってる顔に見えるけど?」
今まで誰も突っ込めなかったその顔に、さすがあの兄に育てられただけはある中学生は無敵だった。
強張ったカイの顔を、猫が我が物顔でぷきゅっと踏みつけていく。
365 :
来週待ち:2008/01/24(木) 00:32:29 ID:vQ1whmzC0
「あらあら、タロスちゃんったら」
愛理にひょいっと持ち上げられた猫とは別の猫が、ご丁寧に四本全ての足でカイの顔を踏みつけ、別な猫がその顔にどっしりと尻を付いた。
「あーあ」
そういうものの猫をどかす気のない樹花の向こう側から腕を伸ばし、が一匹抱えあげた。
「三丁目のお花のお師匠さんがさ、響兄からこいつらの事聞いて、ぜひ一匹ほしいって」
「お、ほんと?おししょーさん猫好きっていってたから」
どいつにしよっかーと真剣に相談している兄弟たちの下で、猫に下敷きにされているカイが呟いた。
「なんか俺、ムカつくって気がする…そんな顔してるだろ?」
低く響いたその声に、巧がぴくっと反応した。
少しだけカイのあたりを見て、持っていた猫をカイの顔の上へと載せる。
「猫で見えない」
「うわー、猫布団―」
「…巧、樹花…」
止めようかどうしようかオロオロしていた良太郎は、結局なにも言わないままでいることにした。
カイの目的がわからない。
愛理が目の前にいても、敵意がないのだ。
まるで、愛理を追いかけていた理由を『忘れて』しまったかのように…。
まさか…これも、ゼロノスのカードの所為…?
この世界に、まだ『桜井侑斗』はいない。そのことが、良太郎の心の中に薄く影を落としていた。
デンライナーに乗る事は、もう、ない。ハナやオーナー、ナオミ・・・そして、共に戦ったイマジンたちに会うことも。
なのに、なぜだろう。良太郎には近いうちに、また彼らと共に過ごせる・・・そんな予感がしていた。
再び来週待ちな気がする今日この頃、東日央の遅れている公式発表が気になりつつ、カイとまったり絡んでみました。
あ・・・アルビノが入らなかった・・・デスもけっこうイイとおもうんですけど・・・。
そういうわけで、毎回ながら途中です、すみません!また続きを書き次第、投下しに来ます。
続きが楽しみだ。待ってるぜ!
紅音也ってこのスレではどういう位置づけになってるんだろ。
たしかに。
今まで父親って全く出てこないかちょっとだけで
ああも父親が目立つライダーって初めてだし。
とりあえず1話をみてからだな。
本郷猛の偽名が紅音也ということにすれば、万事解決!
良太郎の場合、野上真一の名前で子作りした結果、生まれたことにもできてしまうし。
>>369 そこまでして実子にこだわる事ないだろ
オリジナル設定の為にキャラの根幹に関わる事をぶち壊すのはどうよ
>>369 偽名を使って吸血鬼と子供こさえるヒーローってやだよぉ
前に実父は本郷だが、養子に出したから苗字がバラバラだった
って説をだしてたが。
音也が養父でも実父でもどっちでもいいよ
職人さんの解釈次第だ
戦ってた時代的に、音也を昭和ライダーの兄弟の一人にして渡はその実子。
でもごたごたがあって結局本郷が引き取った・・・とか言ってみる。
睦月「うわ、もうこんな時間…バスケする約束してたのに、良太郎君たち大分待たせちゃったなあ。」
良太郎「睦月君、遅いね…バイト長引いてるのかな。」
望美「そうかも。すっかり暗くなっちゃったし…睦月ったら。」
良太郎「僕ちょっと見てくるよ。」
明日夢「うん、気をつけてね。」
睦月「…あ、この路地通れば近道かも…よっと」
浅倉「(むしゃむしゃ←何かよく分からないものを食べている)……あ?何だお前は…」
睦月「! わっ…あ、この人たしか…指名手配犯の!」
浅倉「……丁度いい、腹ごなしに付き合ってくれよ…(ゆらり)」
睦月「(うわぁ…どうしよう…警察に…!いや変身して何とかした方がいいかな…!?)」
良太郎「…?睦月君?どうし……あ、真司兄さんの…!」
睦月「え!?良太郎君知り合いなの!?っていうか危ないよ!警察呼ばなきゃ…!」
キンタロス「(なきゃ?なく?……)泣けるでぇっ!!」
良太郎「キ、キンタロス!?ちょっ…」ガクッ
K良太郎「よっしゃぁーっ!誰が俺の強さ見たいて!?」
睦月「ま、また変わった!?」
浅倉「……お前、…たしかあいつの弟だったな…」
K良太郎「ン?良太郎の兄ちゃんの事か?」
浅倉「ふん、丁度いい、あいつに伝えておけ…今度餃子を作って待っていろってな…やるのはその時だ。」
睦月「……(仲いいのかそれとも犯罪予告なのかわかんないよ!)」
浅倉「そっちにはおもしろいヤツがたくさん居るからな…じゃあな」
K良太郎「なんや、けったいな奴やなぁ。」シュイン
良太郎「…も、もう、キンタロスってば…でも、喧嘩にならなくてよかった…」
睦月「…っていうか、良太郎って大変なんだね…」
お粗末。中の人が次郎さんのライダーを集めてみたかっただk…
…他のパターンも是非どなたかいかがですか。
そして連投失礼。保管庫できました。
http://kyoudai.kusakage.com/ 最後まで取得できてないログがある&やけにこざっぱりした作りだが
私は謝らない!なぜならこのログを読んだ人たちが刺激を受け、また新たなネタを
このスレに書き込んでくれる事を信じているからだ。
というわけで以下名無しに戻ります。テンプレ等何かあったら突っ込みください。
ありがとう!!!
ずっと過去スレ読みたかったんだ!
>>376 最初に言っておく、GJ!!
お疲れ様でした。
>>375 高岩さん…に挑戦すると兄弟だらけかw
永徳さんやら伊藤さん、押川さんあたりなら組み合わせが面白くなりそうだw
>>376 乙、色々ありがとう
あと、別に音也に関しては深く考えなくてもいいと思うけどね
渡が出てきて「父の音也です」と兄弟に紹介しても「あーそうなんだ」でおkなような
そういう整合性とか気にしてちゃこのスレじゃないだろw
>>2 >・ともかく兄弟です、細かいことは考えない
ってあるだろ?
>>375 その我輩は犬である。名前は在るようでまだ無い。
バイクの整備工をしている若者に拾われ、以来彼の職場で看板犬を勤めている。
客たちは我輩のことを、ポチだのワンワンだのムツキだのと多種多様に呼ぶ。だがしかしてやがて、我輩の自我が二千の名をもつ犬としての個を持ちはじめた。
今日も今日とて店は開き、客はバイクを持ち込み、そして去っていく。
「朝早くからすいません。修理をお願いしたいのですが」
確かに早い。我輩の主人が早朝の第一日課としている店先のシャッターを開けたその時既に彼はいた。
だが我輩の視界がふわりふわりと積もった白き冷たき雪を満面にうつすと、耳にその言葉を捉えながらも、反射的に駆け出していた。
「あれ?犬どっか行ってしまいましたけど…」
「気にしなくていい。いつものことだ。……また随分乱暴な扱いをしたな」
「職場の先輩が、ほとんどペーパードライバーでして…。練習するからってバイク貸したら…」
本能の衝動は実に抗い難く、うっすらと積もった雪と戯れ遊ぶうちにどうやら知らぬ場所に迷い込んだらしい。
「あら、迷子かしらあの犬?」
「首輪をしているから、そのようだな」
「ふふっ」
「…何かおかしいか?」
「ちょっと昔の橘君もあんな顔してたなぁって。ほら、目をきらきらさせてて」
「似てるというなら睦月だろう。眉毛をかけばそっくりだぞ」
一昔前に流行した馬鹿ップルというやつであろう。こういう時に邪魔をしては、馬に蹴られた末に命を落とすと伝え聞く。触らぬ祟りになんとやら。
そそくさと、適当に決めた方角へ脚を進めるとなにやらいい匂いがしてくる。
「編集長に〜、令子さん島田さんに浅野さんの分っと。よしっ急いで帰らな い と…ぉ!」
「あれ、城戸じゃん。何固まってんのさ」
「北岡さんっ!…い、いいぃいいいっ、犬が…!」
「何、犬駄目なの?しょうがないな〜。ほらっ、袋貸して…うっわショボ。これでいっか?」
「あっ俺のビーフジャーキー…」
人間様のは味が濃いから一本ね、などど言いやたら背の高い男がジャーキーで描いた軽やかな放物線の先を目指し我輩は駆けた。
なかなかの食い応えに心ゆくまま堪能していると、目の前をバイクのような人間のような機械が、買い物をカゴを下げて歩いていた。
ふむ、あのような者が我が店に居れば、さらなる発展を望めるかも知れぬ。それは我輩の主もきっと喜ぶであろう。
そこの者、我輩の店に職工として是非来てもらいたい。いかがか?
「大介〜。あの犬、怖がってるよ」
「あれは…天道の弟のバイクですね。全く、買い物くらい自分で行けばいいものを…。動物を怖がらせて」
「じゃ、あのバイク元に戻して送っていこうよ」
なにやら若い男と少女の2人組みが、かの有能なるロボットをバイクの姿に戻し連れて行ってしまった。
なんという失態。これではいつまでたっても、我輩は我が主に恩返しが出来ぬ。どこの者ともしれぬ我輩を川原で拾い、暖かい懐にいれてくれた、我が主人への恩返しが。
「なんか元気のない犬がいるな〜。でも今、侑斗のお弁当しかないしなぁ…。
そうだ!はい、デネブキャンディー。これで元気になるんだぞ。侑斗もよろしく!」
気がついたら首輪に飴が差し込まれていた。
まるで黒子のようなものは、やはり黒子のように手際がいいようだ。
ふと気付けば日が落ちようとしている。そろそろ帰らねば。
「あれ〜?お前葦原さんトコの子じゃないか。遊んでて迷ったのかな。一緒に帰ろうな」
おや。この目の細い男は、我が主人の…
「葦原さ〜ん。バイクの調子見てもらえますか?」
「津上か。いいぞ。丁度手も空いた」
「あと、こいつも」
たかが一日離れていただけだが、なんとも懐かしい匂いだ。
ガソリン、機械油、コーヒー、鉄と、我が主人の匂いだ。
「あっ、また人の上着の上で寝て!」
「まあまあ、いいじゃないですか。葦原さんに懐いているんですよ」
「ったく。ん?津上、それは?」
「これはですね、デネブさんと作った新作料理のお弁当なんですよ〜!是非、食べて感想下さい!」
「バイクを診てからな」
今日もいい日であった。明日もまた、我輩の主人にとっていい日になるであろう。
長々と失礼しました。
本当は昨日アギトの視聴終えて芦原さんを出したかっただけなんです。
>>376 保管庫作ってくれてありがとう!
>>379 同意。細かいこと気にしてたらこのスレ成り立たないよ。
>>380 GJ!色んな人物がいっぱい出てきて良かったよ。葦原さんも好きだから凄い嬉しかった。
>>376氏に惚れちまいそうだぜ
マジでGJです!!
386 :
E&Nの混乱:2008/01/25(金) 01:54:59 ID:xT7pyp840
<< みんな、いい? 実体化したからって気軽に外で歩いちゃダメだよ >>
<< 外に出るときは、よく知らない『ライダー』には近づかないでね >>
<< ……攻撃されるかもしれないし >>
「そこの袖なし二人組み、道を案内せい」
……よりによってそいつらに道を訊いちゃうワケ?
ウラタロスは頭を抱えた。大人しくデンライナーにいればよかった。
外に出られるからといって、ほいほいと出歩くんじゃなかった。
帰り道にこんなとこに出くわすなんて。迷子のジーク、なんてねえ。
厄介の前触れみたいなもんじゃないの。見なかったフリしちゃダメかな。
「なんだ、お前?」
「兄貴、コイツ新手のワームかな?」
「我が名はジーク、気軽にプリンスと呼ぶがいい」
話し合いなんて出来なさそうだよね。それに、あの二人は――
「……相棒」
「わかってるよ、兄貴」
「「変身」」
あーあ、変身されちゃった。僕たちライダーの敵じゃないんだけどなー。
387 :
E&Nの混乱:2008/01/25(金) 01:56:13 ID:xT7pyp840
「お前たちも、ライダーなのか。よかろう、緑バッタ、黒バッタ。
野上良太郎の家に私を連れて行くがいい」
「今の俺たちにはコイツは眩しすぎる」
「見ててよ、兄貴。こんなヤツすぐに汚してやるからさ」
目の前で始まった突然の戦闘にウラタロスはため息をついた。
これってほっといたらダメかな。生身でライダーと戦うなんてさ、僕の主義じゃないんだけど。
必殺技とかくらったらひとたまりもないよね。でも助けなかったらまずいよねぇ、良太郎とか怒るだろうし。
「ちょっと、ジーク。何してんのさ」
手に持っていた釣竿とクーラーボックスを道端に置き、二人のライダーとジークの間に割り込んだ。
そして後悔した。それまでもう一方のライダーとジークの戦いを見ていた、緑色のライダーがウラタロスへと向かってきたからだ。
見た目から怪人だとか、敵だとか思われるのは仕方ないけどさ。問答無用で攻撃するなんてひどくない?
ああ、今度から外出るときはベルトとパス借りてこようかな。
激しい蹴りを繰り出しながら、頭の中ではそんなことを考えているウラタロスだった。
――その後。
「ほう、日頃から釣り釣り言ってるが本当に釣りが上手いとはな」
ウラタロスが釣ってきた魚を一つ一つ調べながら総司が笑う。
「だが、こんなモノまで釣り上げたのか?」
総司は愉快そうに『彼ら』をつまんだ。
「ジークの能力ってさ、変身状態なら人間にも効くみたい、だね」
GJ!
つか片一方はワームになりかけじゃんw
ウラと兄貴のキック対決は間近で見てみたいもんだなー
>>380 葦原さんの犬の目線ってのが新鮮でいい!ていうかバジンw
>>386 普段あんまり絡まないキャラが絡むと面白いね。オチが効いてるw
ともかくどっちも超GJ!!
391 :
1/2:2008/01/25(金) 21:12:41 ID:Ef3WSl1F0
―身体から砂がこぼれていく。否、身体が砂になっていく。
「終わった…ちくしょう、全部終わった…消える、消えるんだ」
敗北感と虚脱感に全身に広がる。なのにその感情の受け皿となる器がどんどん小さく崩れてていく。
あふれた感情は、溶けてそこらに拡散して…どんどん透明になっていく。その歯止めになるはずの「記憶」は最初から持っていないから。
ここで地面にへたり込んでいる『カイ』という身体は砂になって、感情は無味な空気になって。
「…おれ…何してたんだろ。…なんで消えてんのかな…」
それすらもわからなくなる。わからないこともわからなくなる。
それが…つながらない路線の者の結末。在るべきでない、在ってはならない者の結果。
「大丈夫だ」
それは、女の声だった。
女性にしては低めの、しかし透き通った声。
「…?」
誰だ?なんでおれに声がかけられるんだ?おれ、消えてる真っ最中なのに。
ぼんやりした疑問を持った。けれどもう、あまりにも身体も感情も曖昧過ぎて声の主を見ることができない。
見えているのかもしれないが、認識できない。
「立っている路線が廃止されたなら、生きている路線に移ればいい」
「…だれ、だ」
砂が、戻ってくる。空気に色味が帯びてくる。曖昧だった輪郭がはっきりと浮かび上がって、『カイ』の姿になっていく。
歯止めとなるはずの「記憶」のかわりに存在を修復しているのは…アルトの声と、
「お前は消えない」
「!」
差し出された、腕。 カイは夢中でその腕をつかんだ。
「ボクを、信じろ」
―きれいなアルトの声の持ち主は、きれいな昆虫の羽をもっていた。
なんだ続きないのか?
明日はとうとう新シリーズだな。
このスレのおかげでよりいっそう楽しみになったよ。
新たな兄弟を含めたネタを期待。
新シリーズが始まる前に投下。
今日はとにかく来客の多い日だった。
昼近くに目を覚ましたヒビキが居間に降りると、そこには誰の姿も見えない。
仕事を持っている奴が家に居ないのは良くあることだが、普段家に居る総司の姿まで見えないというのは珍しい。
居間どころか他の部屋にも人の気配がない、どうやら今この家には自分しかいないようだ。
「…こんな静かな我が家も久し振りだなぁ」
何せ我が家は8人家族。
(しかも近い内に9人家族になる)
騒がしいのが当たり前、少なくとも何人かは家にいることが多いのに。
そんな静まり返った我が家を堪能していると、インターホンが部屋に響き渡った。
玄関へ行きドアを開くと、そこには良く見知った弟子の姿があった。
「おお京介!わざわざどうした?」
しかし目の前の愛弟子はきょとんとした表情を浮かべている。
と思ったら何かを思い出したような顔つきを見せ口を開いた。
「俺、桜井です。ゼロノスの…」
そう言われてヒビキははっと思い出した。
自分の愛弟子に瓜二つの、末弟の友人の存在を。
「ああ!侑斗くんね!良ちゃんの友達で愛理ちゃんの婚約者の!」
「いや、婚約者に関しては未来の俺のことなんですが、まぁ…」
未だにこの少年は、例の黒ずくめのイマジンを連れてないと、弟子との区別が付かない。
「どうしたの?良ちゃんならいないよ」
「え?そうですか…」
「多分愛理ちゃんの店じゃないかな?」
「分かりました、そっちに行ってみます」
そう言って侑斗は頭を下げ去っていった。
ピンポーン♪
先程の来客から数分も経たず、本日二度目のインターホン。
ドアを開けると、そこには警察官が立っていた。
「!?」
ヒビキの顔が強張る。
我が家は仮面ライダーなんていう特殊な生業をしている家族が大半で、そうするとどうにも警察のお世話になることが多々ある。
うちの兄弟は、逆に警察の厄介になったことのない人間を探す方が難しいかも知れない。
またうちの兄弟が何かやらかしたかと内心ビビりながらよくよくその紺の制服より上に目線を移すと、見覚えのある顔が現れヒビキは胸を撫で下ろした。
「何だ加賀美くんかぁ…制服で来るからびっくりしちゃったよ」
「あっすみません…あの、総司いますか?」
「総ちゃんね、珍しく家にいないのよ。ひょっとしたら買い物かも」
それを訊いて加賀美は
「じゃあ、また後で来ます!」
と言って帰って行った。
「…勤務中に寄り道して良いのかね?」
来客はこれだけではなかった。
その後も数分も経たないうちに、鳴るわ鳴るわインターホン。
3人目は四男の友人。
何かトランプのババになっちゃう子。
「一ちゃん今いないんだ。わざわざ来てくれたのにゴメンね」
4人目は八男の友人。
何か自分を好きになってくれない人は邪魔な子。
「たっくんならいないよ。悪いね」
5人目も八男の友人。
馬になっちゃう子。
「うん、たっくんならいないんだ」
6人目は三男の友人。
コウモリになっちゃう子(七男にあらず)。
「真ちゃんはいないよー」
7人目は五男の友人。ってまた警察官かよ!
「だから家には誰もいないってば!また警察官か!!」
「ご、ごめんなさい警察官で…」
「あ、ごめん…翔ちゃんは今留守なんだ」
…疲れた。
ってかこれで、自分以外の兄弟の友人コンプリート?
あ、次男の友人は来てないか。
そんなことはどうでも良い。もう動きたくない。もう嫌だ。
「○○は留守なんだ」って言いたくない。
そんなヒビキの願いも虚しく、静かな部屋に鳴り響く呑気なインターホンの音。
イライラを募らせてバンッと玄関を開ける。
「今家には俺しかいませんッ!!」
目の前にいた眼鏡の男は、自分の友人。
「あ、ヒビキさん久し振り〜。近くに来たから寄ったんだけど」
「そういうことか―――――!!!お前のせいかダンキ―――――!!!」
「?」
伊藤さん大集合を書きたくて、書いてみた。
始以降が適当ですみません…。
すみません。1/2を書き込んだ直後に、PCがおかしくなってまったく書き込めなくなりましたorz
キバも始まるし、タイミング逃したしどうしよう…と迷ったのですが、途中でやめるのもどうかと思ったので書き込みさせていただきます。
といってもたいそうな物じゃないのが悲しいですが。…なんだってあのタイミングでハプニングがおこるかな…(涙)
「…帰ってきた」
ひよりは閉じていたまぶたを開いた。そばでじっと自分を見つめていた巧が、短く答える。
「そうか」
「悪かったな、巧。手伝ってもらって。ボクだけじゃ、声は届かなかった」
「いや。俺は何も。…ただ、ちょっと驚いたけどな」
巧はかるく肩をすくめて言った。
一人で店番をしているところに、前触れもなく現れて手伝ってほしいと言われたのだ。
「んー。ねーねー、ひよりー。なんでアイツあそこに送ったの?ここじゃダメだったの?」
ひよりの肩を軽く揺さぶって、総司を模した『彼』が首をかしげた。軽く頬を膨らませて
「せっかくひよりと二人だけになれる場所だったのになー。ま、僕最近こっち側も楽しいから、あそこあげてもいいけどさ」
「…ここじゃ駄目なんだ。まだ、あいつはここで存在し続けられるほどの記憶がないから」
「基本はあっちで、少しずつこちらの世界でいろいろ経験していけば良いってことか」
巧の言葉に、ひよりはうつむきながら答えた。
「ああ。良太郎は未来を確定させた。ボクのしたことは良くない事かも知れないけど…たとえ異端でも…共存、できるならボクは…」
「…そうだな」
ひよりの気持ちは、分かる。多分…この事に関しては兄弟の誰よりも自分が良く理解できるだろうと巧は思う。
ひよりもそう思ったから、自分に助力を求めてきたのだろう。
「ふーん。よくわかんないけど、ひよりが良いって言うんならそれでいいや。ね、ひより、終わったんなら一緒に遊びに行こう!」
「ああ。お前も、手伝ってくれてありがとう。……じゃあ」
「おう。お疲れさん」
『彼』に腕を引っ張られながらこちらを振り返るひよりを、巧は軽く腕を振って見送った。
真司「珍しいっすね、北岡さんがうちに来て仕事してるなんて」
北岡「んー?今日さぁ、撮影場所で入れないんだよね。俺の事務所」
吾郎「すいません、先生。どうしてもと頼まれまして…」
北岡「まぁうちの宣伝にもなるし、いいんじゃない?」
総司「他へ行け」
渡よりそっちが気になった、今日のキバ…
400 :
名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 10:03:00 ID:gS/XxWCl0
>>398 GJ!あの空間の有効活用できるとは良いアイデアだな!
>>399 やっぱりあそこは北岡事務所だったか!
>>399-400 今2回目見て確認したが確かに事務所だw
今まであそこが使われる事無かった気がするね
そして総司兄ならバイオリン色再現出来そうな(ry
巧「…まだ来てないのか」
一真「うん。予定は8時のはずだったんだけどなあ」
真司「ひょっとして迷っちまったかな?」
翔一「もしかしたらそうかも…」
雄介「探しに行ったほうがいいかもしれないね」
ヒビキ「だ、ね。近所を探してみようか」
良太郎「うん。心配だし僕もいくよ」
かちゃ(ドアが開く音)
総司「皆、おやつができたぞ……どうした?」
雄介「あ、総司。今日強調着するはずだったよね?彼」
一真「それがまだ何の連絡もなくて…何かあったのかもと思って」
良太郎「迷ってるのかもしれないから、探しに行こうかと…」
総司「ん?ああ、渡ならいるじゃないか」
翔一「え?」
一同が部屋の隅を振り返ると、そこには眼鏡とマスクで顔のほとんどが隠れてしまった不審者…もとい、渡が
『はじめまして』
のメモを掲げてこちらを見ていた。
ヒビキ「…ひょっとして、ずっといたの、かな?そこに」
渡(首、こくん)
真司「…うはwこりゃ今年も退屈しなさそうだな、こりゃw」
>>401 総司なら一緒に演奏出来そうな感じだな。本編で見てて素で思ったw
>>402 GJ!まあ最初の方はそんな感じかもなw
変身アイテムのキバットが喋れるからまた賑やかになりそうだしな!
>>398 なるほどそういうことか。
てっきり劇場版のひよりの思念体かと思った。
この家で独りになることは難しい。沢山の兄弟たちとその仲間。
多くの人間が集まるこの家。部屋にこもればなんとか独りになれはするが……。
たとえドアを閉めたとしても、ちょっかいを出してくる者はいるわけで。
そして今日は、紅渡の部屋の前で紫色のイマジンが熱心にドアをノックしていた。
リュウ「渡お兄ちゃーん、ねえ。中にいるんだよね? ねー、遊ぼうよ」
ウラ「何してんのリュウタ」
リュウ「んとね、新しいお兄ちゃんで遊ぼうと思って。
でもね、一度ドア開けてくれたんだけど、すぐ閉めちゃったんだ」
だろうねー、ドア開けてイマジンの顔があったらちょっとびっくりするよね。
内心の声を押さえ込み、ウラタロスは苦笑する。
ウラ「新しいお兄ちゃん『と』遊ぼう、だよ。せめて言葉だけでも……。
まあ、いいや。そうだ、リュウタ。渡さんを釣りたいんだよね? まず釣りのエサ探しに行こうか?」
クラシック好きってとこで総司と渡は気が合うかもな。
そういや総司はライダーハウスでも毎朝愛の挨拶流してんのかな
総司「どうやらリュウタロスが渡にちょっかいを出してるみたいだな」
良太郎「本人は渡兄さんとただ仲良くなりたいみたい。
でも、さっき携帯に渡兄さんからメールがあって『紫色の怪人に襲撃を受けてる』って」
総司「仕方ないな。タロスたちは顔だけを見れば立派な怪人だ。」
一真「それにしても、相手されてないのに、どうしてあんなに熱心なんだろうなー」
良太郎「リュウタロスってね。生き物が好きでよく猫とか犬とかにエサやったりしててさ」
一真「良太郎、渡はまだ人間だぞ」
総司「まだ詳しくは判明していないが、基本的には人間だろう」
良太郎「あの、言い方まずかったかな? リュウタロスは皆と仲良くなりたいみたいで、懐かない猫とかよく構うし。
渡兄さんとは、なかなか仲良くなれないみたいだから、本人やる気が出たみたいで」
一真「簡単に仲良くなれないと逆にちょっかいだしたくなるよなぁ。俺もそうだったよ」
良太郎「あまりひどいことにならないように、ウラタロスに見張り役頼んだけど……」
総司「良太郎、ウラタロスで大丈夫なのか?」
リュウ「ねえ、カメちゃん。魚の骨ある? 渡お兄ちゃんが魚の骨集めてるんだって。プレゼントしたら仲良くなれるよね」
ウラ「総司さんに頼んでこようか。きっといい魚あると思うよ」
リュウ「バイオリンに使うんだって。魚の骨以外に何かいいものない?」
ウラ「うーん、貝殻とか虫とかは染料に使われるって聞いたことがあるね。とりあえず何か変わったものでいいんじゃない」
リュウ「へー。わかった。集めてみる」
その後、リュウタロスによる渡へのプレゼント攻撃が始まった。魚の骨、虫の死骸、蛇の抜け殻、トカゲの尻尾。
何故かファンシーなリボンつきのそれらの物体に、兄弟たちは眉をしかめた。
それでもドアの前に置かれたプレゼントは、知らぬ間に何度か消えていて、結局はバイオリンの材料になったようだ。
リュウ「渡お兄ちゃーん、あ・そ・ぼー!」
リュウタロスの渡への襲撃はまだ続いている。ドアの前で渡が釣れるのを今日も待っている。
>>408 乙です無邪気って怖いなと改めて感じるw
>>408 GJ!リュウタも渡も頑張れw
ていうか割り込みすまんorz
>>408 GJ。めげないリュウタ笑った。つか、渡お兄ちゃん『で』あそぼってww
あと『遊ぶ』を即効で『釣る』に変換するウラ、さすがだ。
――ある日のビストロ・サル店内
弓子「あっ、天道君?急で悪いんだけど、明日空いてる?うん、そう。手を貸して欲しくてね…」
――その翌日
沙奈子「ちょっとちょっと弓ちゃん、あの人たちこれから何すんのさ?」
弓子「これからチャーハンに立てた旗を倒さずに食べる勝負するんですって。うちは洋食屋なのに」
遥香「あら、それじゃ結局どうしたんです?」
弓子「しょうがないからね、助っ人頼んだわ」
愛理「もしかして、うちの…」
ひより「すまない…天道。これだけの量を一度に調理するのは初めてで…」
天道「気にするな。この量は大食いチャレンジメニュー並、戸惑って当然だ。…さて、待たせたな」
オーナー「おぉ。待ちかねていましたよぉ…!」
烏丸「今回はピラフか…」
陸「お店が洋食屋ですからねぇ。すみません、無理言って」
弓子「加賀美君のお父さんの頼みじゃ断れませんよ。でも、これ一回にしてくださいね」
烏丸「今日、駅長は…?」
オーナー「彼は、仕事だそうで…残っ念です」
陸「他の方たちもまだですが…冷めては勿体無い。先に始めましょう…先行」(ひとさじ) → ちーん。
オーナー「相変わらずいい場所を攻めてきますねぇ…だが」(ひとさじ) → ちーん。
烏丸「この間の不覚は、ここで晴らさせてもらうとしよう…」(ひとさじ) → ちーん。
ちーん。ちーん。ちーん。
沙奈子「…世の中、暇な趣味の人がいるものねー」
勢地郎「どうも。遅れてしまってすいません」
愛理「珍しく遅かったですね。どうかされたのですか?」
勢地郎「いえ、吉野から上司…というか、まぁちょっと厳しい友人が来ていましてね。あれ?ポレポレのご主人は?」
遥香「急な用事が入ったらしくて、連絡がありました」
沙奈子「じゃ、弓ちゃん。商店会会合始めるから、座って座って」
???「面白そうなことをしているな。混ぜてもらおうか」(ひとさじ) → 旗、ぱた。
オーナー・烏丸・陸「「「!?」」」
勢地郎「ああっ!?」
???こと小暮「むっ、こうもあっさり倒れるとは…修行が足りん証拠だっ!」
勢地郎「あーもう、小暮さんっ!いつの間について来たんですか!?」
遥香「修行って…」
愛理「旗のことかしら?」
沙奈子「自分のことでしょ、どう考えても」
たまには一番組にひとり必ずいらっしゃる豪華キャスト勢ぞろいが見たかったのでやった。
書いてみたら美杉のおじさんが入らなかったが、私はあやまら嘘ですスイマセン
>>408 GJ!さっそく渡と絡もうとするリュウタに和んだw
まだ1話しか放送してないけどすでにやる気満々の職人さん達凄いな!
415 :
1/2:2008/01/27(日) 18:10:05 ID:HH9HsES80
ある日のライダーハウス
(居間のドアを開ける総司)
総司「ただいま」
一真「お帰り〜、寒かっただろう」
総司「今日は大事なお客様をお連れした、さあ入ってくれ」
ミライ「初めまして、ヒビノミライです。よろしくお願いします!」
真司「いらっしゃい、よろしくね」
翔一「いらっしゃい、あっクッキー作ったんだけど、食べるかい?」
ミライ「はい!いただきます」
ヒビキ「へー、総ちゃんの友達なんだ〜、いらっしゃい(シュッ)」
ミライ「こんにちは!」
ヒビキ「元気があっていいね〜」
一真「総司とはどこで知り合ったんですか?」
ミライ「総司さんとは、僕が怪獣と戦っているときによく助けてもらいました」
翔一「怪獣と…って事はGUYSで働いてるんですか?」
ミライ「2年前までGUYSにいましたけど、今は宇宙警備隊の教官見習いです」
416 :
2/2:2008/01/27(日) 18:10:52 ID:HH9HsES80
良太郎「宇宙警備隊?」
総司「ミライは2年前に話題になっていたウルトラマンメビウスだ」
一同「えっ、あのメビウス!?」
ミライ「はい、そうですよ、今日はたまたま休みが取れたので地球に遊びに来ました」
真司「あの、サイン下さい!俺、メビウスの大ファンなんですよ、何度かGUYSの特集記事も書いてました」
ヒビキ「ウルトラマンか〜、大きいよね」
一真「じゃあスペシウム光線とか撃てるんですか?」
翔一「ウルトラマンの口に合う食べ物って何ですか?」
R良太郎「お兄ちゃんウルトラマンなの!?シュワってやってよ!」
ミライ「総司さんの兄弟は話には聞いていましたけど、とても楽しそうでいいですね、GUYSの皆さんを思い出します」
総司「そうか?ちなみに兄弟は後二人いるんだが、雄介兄さんは冒険に出ていて今はいない、巧は今台所で…」
巧「(台所から出てくる)おい、うどん粉こね終ったぞ!ったくさっきから何の騒ぎだよ」
草加「(同じく台所から)ああ、結局今回も引き分けだったがな!」
ミライ「(草加を見て)あっ、イサナさんじゃないですか!どうしたんですか?こんな所で、GUYSオーシャンの仕事はいいんですか?」
草加「はぁ?」
兄弟一同「???」
以上です。
メビウスのゲストキャラのイサナと草加が同じ人だったのでやりたかっただけです。
ウルトラと絡めるネタはあまり見ないので投下してみました。
時期外れな上に下手な文章ですみません
ウルトラマンネタか…
影山=ネクサスくらいかな。
ウルトラならテッペイを見たキンちゃんのリアクションが気になるな
あとはエリーを見た良太郎とかもw
420 :
名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 18:41:49 ID:jis85kMaO
アグルでライアで2号の人を忘れるな!
ネオスでタイガの人もいるぞ
ウルトラもライダーも大好きなので嬉しい!GJ!
422 :
名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 21:19:44 ID:mwnuK5gR0
巧「ヒビキ兄さん、みどりさんとはどうなったの」
ヒビキ「そういうお前は、真理ちゃんとどこまでいったんだ」
良太郎「みんなうらやましいな、ボクだけつまんないよ」
ヒビキ「お前にはハナちゃんが......あ、姪だったか」
ナオミがいる、ナオミが
翔一には真魚がいるからそっくり義姉妹でw
>>412 何度見てもオジ様連中は存在感があるな
>>415 伊達に天道とミライは高校の先輩後輩関係じゃないな
良太郎にはウルフと契約した幼なじみの女の子がいたような?
>>425 沢田さんなら高校の同級生だよ。
つか、まだまだ若いんだから今から無理に彼女宛わなくてもいいんじゃん?
良太郎なら運の悪さにも負けず、いつか素敵な人に逢うさ。
愛理さんが、何があっても桜井さんに出逢ったみたいに
>>423 おお!そうだったのか。
今ツタで借りたアギト見てるんだが気づかんかったぜw
ヒビキ「新たなる人類の敵ファンガイアか・・・」
巧「どうしたんだヒビ兄真剣な顔して」
ヒビキ「いや〜本当に色んな敵が出るな〜と思ってさ」
真司「そういや渡どんなファンガイアと戦ったんだ?」
渡「馬・・・ホースファンガイア・・・」
巧「馬・・・木場!?」
渡「えっ何?」
ヒビキ「いやたっくんそっちの木場君じゃないと思うよ」
巧「だよな・・・一瞬驚いた」
渡「さっきから変身後の姿で呼ばれてるけど・・・なんで?」
真司「いや木場君っていう巧の友達が居てさ・・・渡の変身後のことじゃなくってさ」
ヒビキ「ははっ・・・あ〜ちょっとややこしいな・・・」
真司・巧「そうだな」
渡「・・・・・・・・・・?・・・・・」
>>426 そうだったか。d。
それもそうだな。
自転車で走って何事もないくらいには幸運の星も地球に届いたようだし、まだまだこれからだ。
そういやウルトラマンネタといえばでかいのがあるじゃないかw
BOARD理事長・天王寺=ウルトラセブン・モロボシダン
>>426 > 愛理さんが、何があっても桜井さんに出逢ったみたいに
ホロリと来た
スレ保管庫のロゴかわいいな
>>376乙!
仕方ないことだが、揃い踏みの中にプラットフォームだと九男はモブにしか見えんw
揃い踏みはライナーにしてやればいい
それはそれで浮く気がするがw
なんだか次男と五男がかぶって見えるw
ついでにライダー兄弟の(変身できる)紅一点、雪菜アギトも入れてあげようよ。
映像こそほとんどないけどフィギア出てるし。
保管庫のロゴ、特徴のある者勝ちって感じですねw
さり気にプラットフォーム、モノトーンで目立ってないかい?
なにげにカブトだけ光ってやがるw
響鬼「ん?良ちゃん、そのベルトどしたの?」
良太郎「あ、兄さん…実はまたライダーすることになっちゃって…」
全員「え〜〜〜!!」渡「…ぁ(・Д・)…ぇ〜…」
翔一「なら、桜井さんも?」
一真「カード無くなったんじゃないのか?」
真司「…それ、やばくない?」
巧「ヤバい」
総司「本当に困る…愛理姉さんの結婚資金と出産費用はもう十分なほど貯まっているんだが…」
全員「そういう問題じゃない」
渡「…ぃ(・д・;)…」
総司「スマブレボードゼクト猛士その他諸々秘密機関特製の桜井の新しいベルトも完成していないのに…」
全員「作ってたのか!」
渡「…ウア…(;Д;)」
総司「デネブのDAが、なかなか上手くいかなくてな」
侑斗「勝手にデネブをそんなのにすんな!」
デネブ「侑斗!喧嘩は良くない!」
響鬼「…それ、変身には別に必要ないんだけど」
巧「つか、なんでこいつらウチにいるんだ?」
総司「…やはりカードか…」
全員(…本気だ…)
渡(…突っ込みに…乗りそびれた…)
デマかもしれないけど、07単車、OVA(Vシネ?)化決定?らしいんだ…
あえて言おう。
そんな裏技があるなら、なぜその前の年…!
AA乱用ごめん。
渡の性格はまだ?
デマじゃなく出演者公式ですでに発表済みだよ
でもなんで07単車表記?電王のことだよね?
>>438 公式発表だからデマじゃないってw
しかし総司は新しいベルト作成の方向とか、色々根本的に間違ってるような…w
あと渡に和んだ
>>438 兄弟はわりとワーっと喋るタイプが多いから、
無口な渡のキャラは新鮮だなw話が進むとまた変わるんだろうが。
おもしろかったよ!
悪の組織がオンドゥル菌というのを開発して、全人類オンドゥル化計画を実行しようとする。
人々をオンドゥルから守る為に戦うライダー達・・・タイトルはオンドゥル・クライシス!!!
・・・ってのを思いついた。
気が向いたら、書いてみますね。
ここで腐女子てきな妄想をしないかぎり腐女子がいてもなんら問題はないんじゃね?
いいネタくれりゃここの住人だ。
07とか単車とか腐女子表記なのか。
しらんかった。
検索避けに変換したんだが、よく考えてみたら固有名詞だらけなのに今さらだよな…ごめんなさい。
あと、まだ公式確認してないから、デマだったらどうしようかとおもってた。ありがとう。
確定だったんだな。
大変だな電王…
検索避けって発想が既に…
どうして腐ってる人達って他所でも同じノリなのかねぇ。
TPOってもんがなってない。
対応出来ないなら巣から出てくるな。
そんなのだから目の敵にされるんだよ。
448 :
ある日の渡:2008/01/29(火) 17:04:07 ID:nE1iC/L1O
ウラタロス「ああ、いいお湯だった!ヒビキさんも入るでしょ?」
ヒビキ「入るよ。行ってきまーす。」
ウラタロス「いってらっしゃーい!僕は良太郎の体を借りて夜釣りにでも・・・。」
ヒビキ「ぎゃー!風呂の湯がないー!」
ウラタロス「そんなまさか・・。って本当だね。でも、僕が出たときは満タンだったよ・・・。」
ヒビキ「嘘じゃないだろうな。ったく服、また着ないと。」
渡「うんしょ。うんしょ。」
ウラタロス「あー!それ、僕がさっきまで浸かってた湯だ!」
ヒビキ「渡!何してんだ!」
渡「(バケツを横に置き、メモを見せ、)ごめんなさい。お湯を運んでます。」
ウラタロス「何で僕のを?」
渡「(メモ)バイオリン塗装の為、ニスに混ぜて使おうと思って。」
三人の間に重苦しい空気が流れていった・・・。
空気が悪くなってきたよ…。換気だ換気!そしてファブれ!
さっぱりしたところでここからいつもの流れな。
>>448 やたらエロい音の出るバイオリンになっても知らんぞw
(例:ちゃいやいや〜ん♪)
>>443 20XX年、世界はオンドゥルの炎に包まれた・・・
こうですかわかりません!><
最近は腐よりも嫌腐厨のほうがウザいな
恥ずかしくないのか
スレ保管庫見てきたけどよく描けてるなw
絵心あるよ!GJ!
正直余程の感じの悪いネタとか過剰なホモネタじゃない限りは
腐でもなんでも職人様は神様だと思う
絵の上手い人とかも普通に良いと思うし
真司「お〜い渡ちょっとこっち来いよ!」
渡『何ですか?』
真司「ふっふ〜ん!紹介するぜ!まずは雄介兄さんの意思を持つ「馬の鎧」ゴウラム!」
ゴウラム真司と渡の頭上を旋回中
渡『!』
真司「そして俺の契約モンスターのドラグレッダーだ!カッコイイだろ?」
巧「・・・何してんだ真司兄は?」
一真「ああ、なんかみんなの相棒ポジションの奴を紹介してるみたい」
真司「次は巧の人型のロボット形態にもなるオートバジン!」
巧「勝手に何やってんだ真司兄は・・・」
一真「まあまあ・・・」
真司「そして一真のスペードスートのカテゴリーK・コーカサスビートルアンデッドが化身した少年キング!」
キング「へ〜またブレイドに兄弟が増えたのか〜記念撮影っと」ピロリーン♪
渡『はじめまして』
キング「あはは面白いね〜君」ピロリーン♪
一真「えっ何時の間に出てきたんだよ!」
真司「まだまだ行くぞ!ヒビキ兄さんの鬼が使うディスクアニマルの代表アカネタカ!」
渡『かわいいですね』
真司「そしてそして!総司を変身させるカブトゼクター!」
翔一「あれ?俺のは・・・まあバイクだから良いかな〜」
真司「最後!良太郎の仲間イマジン代表モモタロス!」
モモ「よっ良太郎の兄ちゃん!」
渡『怪人!』
モモ「怪人じゃねーよイマジンだ!」
一真「なんかこうしてみる色々いるな〜俺達の家って」
巧「そうだな・・・」
キバット「・・・なんか出にくい雰囲気だな・・・」
457 :
渡の混乱:2008/01/29(火) 21:21:42 ID:vZIzaBow0
翔一「良太郎お疲れさま兼、渡よろしくパーティーするけど何食べたい?」
良太郎「うーん、チャーハンとか」
渡「(メモ)どうしよう」
翔一「チャーハンなら…」
――カチャ
愛理「良ちゃん、今大丈夫かしら?」
良太郎「なに?姉さん」
愛理「侑斗が、侑斗くんに話したいことがあるんだけど、連絡がね、取れないみたいなの」
良太郎「桜井さんが?じゃあ侑斗に伝えておくよ」
渡「???」
翔一「あ、渡は来たばかりだから分からないよね」
―説明―
翔一「ややこしいよねー、すごく」
良太郎「翔一兄さん渡兄さん待たせてごめん」
翔一「あ、それで、パーティーだけど」
――カチャ
雪菜「哲也、ちょっといい?」
翔一「あれ、姉さん、どうかした?」
雪菜「今度の旅行なんだけど、翔一が海水浴は止めておけって…どこか行きたい所ある?」
翔一「津上さんが?じゃあ…」
渡「???(?_?)??? 」
良太郎「…。…僕、翔一兄さんにだけはややこしいって言われたくないかも」
>>456 乙です!
キバット、ゼクターと違って喋れるんだから、
ノリノリで出て行けばウケてくれる人達だと思うので、頑張れ〜!
>>457 続けて乙!
良太郎と翔一って、どちらも姉さん絡みでエラくややこしい事にw
この後、ひより等どう把握するんだかw
渡も頑張れ〜!
>>457 乙っす〜
おお、久しぶりに雪菜さん出たなw
渡はいじいじしてる暇もないなwww
ところで今プロジェクトG4見てたんだけど、
あの警視総監てやっぱり本郷パパなんだろうか。
正義の系譜でも共演してたし、昭和ライダー世界のその後がアギト(クウガも?)なんかなぁ。
>>456 キバットが入ってまた賑やかになりそうだなww
今後の活躍が楽しみだw
>>443 見たい気もするがオンドゥルをテーマにするならほどほどにな…
463 :
名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 08:20:19 ID:UgaXo2QpO
>>456 GJ!最初が肝心だぞキバットw
イマジンあたりとつるめばいいw
>>457 こちらもGJ
雪菜が沢木(真翔一)を兄弟に紹介した時も大混乱だったんだろうな
結婚とかしたらどうなるんだw
兄弟ってシスコン多い気がするけど、誰が一番すごいんだろうw
沢木がきたら巧に勘違いされるわ
浅倉に因縁つけられるわで大変そうw
>>461 別人
だからそっくりさん扱いで良いかと
桜井さんと侑斗で愛理さんの取り合いって起こらないのかな?
あと、カブトの東省吾って総司と面識あったっけ?
あったらそこでも多少混乱しそうだけど
キバット「暇だ。」
ジーク「そんなに暇なら私の肩をもめ、お供その4。」
キバット「断る。」
ジーク「遠慮せずともよい!ささ。」
キバット「断ると言ったのが聞こえなかったか?」
ジーク「なぜ断る?」
キバット「この手じゃもめない。」
ジーク「すまなかった。」
キバット「分かれば結構!あ、渡。今から食事か?俺も混ぜろ!」
渡「一緒に食べよう!」
ジーク「あの、私も一緒に・・・。」
渡「(メモを見せ)ごめんなさい。無理です。」
ジーク「・・・・・。」
真司「お〜いみんな見てみろよ!」
ヒビキ「ん〜何真ちゃん?あっそれってもしかして」
真司「そう!ヒビキ兄が作った巧VS草加君の勝負用とんとん相撲!」
一真「へ〜また懐かしいのが出てきたな〜」
ヒビキ「そう言えば最近は勝負と言えばうどん粉踏みだったもんな。そろそろ別の勝負も良いかも」
真司「だろ?たまにはさ違う勝負も良いよな!」
一真「でもそう都合良く二人の勝負が始まるか?」
巧・草加「勝負だ!」
一真「・・・・・・・・・・・」
ヒビキ「あはは早速始まったな〜」
真司「おい二人共!今日はこのとんとん相撲で勝負しないか?」
草加「断る!真理が俺の踏んだうどん粉で作ったうどんを楽しみにしているからな!」
巧「(楽しみにしていたのはうどんだけだったぞ・・・)俺はそろそろ飽きてきたけどな」
翔一「じゃあさ明日店で沢山じゃがいも使うからじゃがいもの皮むき勝負はどう?」
真司「おっそれ良いな!」
翔一「勝負内容はじゃがいも50個ずつどっちが早く綺麗に剥けるか勝負だよ」
草加「ふんっまあ良いだろう。俺は前に1000個も皮を剥いた事があるからなぁ〜」
巧「まっ別に良いけどな・・・・・」
翔一「それじゃあよーい・・・ドン!」
巧・草加「うおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおぉ!」
ヒビキ「たまにはとんとん相撲も面白いな〜」トントントントン
一真「そうだな〜でも俺的には今の時期寒いからうどん粉踏み勝負はやって欲しいかな」トントントン
真司「まあでもじゃがいもでもカレーとか出来るじゃん」
ヒビキ「そうだな〜まあ冬の時期はうどん粉踏み勝負で体を温めるのも良いよな」トントントン
一真「勝負する方も食べる方も温かくなるのか良いね〜」トントントン
渡「(あのじゃがいもの皮・・・バイオリン塗装に使えるかも・・・)」
渡(あれ…いない。どこにいっちゃったのかな…ここにもいない…)
良太郎「どうしたの渡兄さん?なにか探してるの?」
渡「え…あ…」ばさばさばさ(←メモをめくる音)『うん』 ばさばさばさ『どこにもいなくて・・・』
良太郎「…あ、まだメモなんだ…えと、何を探してるの?僕手伝うよ」
渡(ぺこり) ばさばさばさ『ありがとう!』
良太郎「気にしないで、兄弟なんだから。僕、早く、もっと仲良くなりたいし」
渡「…ぁ…ありが…。ぁ、あの…一緒に来たんだけど…どこにもいなくて…」
リュウタロス「りょーたろーっ!見て見て!ボクこんなにおっきな、しゃべるトリ捕まえたよー!ほら、鳥かごきちきち!」
良太郎「え…な、なにそれ?こ、コウモリ?」
渡「(゚Д゚)!!」
リュウタロス「コイツ、ずっとおねえちゃんの後ろを飛んでたんだよー」
良太郎「愛理姉さんの後ろ?…ひょっとして、渡兄さんが探してたのって…これ?」
渡「……(;д;)」
キバット「だって、モディリアーニの絵の女みたいに、首がすっと長い、いいオンナだったんだから仕方ないだろー!
こらぁ渡!泣いてないで俺様助けろー!」
リュウタはホントに見境ないなw
確かに愛理さんは首がすっと長いw
保管庫の兄弟の似顔絵、可愛いな。
八男と九男、双子なのに似てないと思ってたが、
こうして見ると、ちょっと似てるのなw Φが二つだ
五男と六男の双子も似てなくはないが、やはり五男は次男似だな。
>>469を読んで思った。
キバット、ライダー一家の女性陣にちょっかいを出す「咬ませろぉ〜ww」
↓
総司ににらまれ、(´・ω・`)ショボーン
↓
ウラタロスに好みの女を釣ってもらう
・・・という流れが浮かんた。
>>473の続きを考えてみた
ウラタロスに好みの女を釣ってもらう 「咬ませろぉ〜ww」
↓
良太郎が「ごめんなさいは?」
↓
キバット「ごぉめんなさぁぁい!」
という感じが浮かびましたよ。
そこは「ナンパしません」「噛みません」のプラカード首からぶら下げて
お仕置きタイムだろう。
ライダーハウス内で?
ライダーハウス内といえば
渡『兄さん。昨日の夕食の魚の骨をください』←と書いた紙をそっと差し出す。
総司「渡・・・いいものをやろう」
手渡し→マグネットボードと専用ペン。
総司「紙にいちいち書くのは、資源の無駄だ」
渡(さっそくカキカキ・・・)『ごめんなさい』
総司「わかればいい。あと、魚の骨を煮るのはいいが、庭でやれ。家中すごい匂いだぞ」
渡『わかりました』
総司「・・・犬の糞はもう嫌だ・・・」
なんとなく、総司は厳しそうだと思った・・・犬のフンは・・・とりあえず夏場には区役所に訴えられそうだな。
どっかのすごいヴァイオリンのニスが今だに原材料がわからないっていう話を昔聞いたが、それが元ネタなのだろうが。
翔一はニス作りをよろこんでそうだな。
材料が材料なだけに失敗しても家庭菜園の肥料にできるし。
愛理「侑斗、次の連休、一日だけなら星を見に行けるわ。」
桜井「じゃあ、その日に決定だな。俺はかーなーり嬉しい。」
キバット「愛理さん。美しい。噛ませろー!」
愛理「きゃっ!」
桜井「ダイナミックチョーップ!!手刀バージョン!!」
キバット「ぐえ・・・。」
愛理「侑斗ったらお茶目さん!」
桜井「一度試してみたくてな。ところで、良太郎も来るか?」
良太郎「ごめん。その日は沢田さんと遊ぶ日なんだ。って言うか、キバット大丈夫?」
キバット「愛理さんの血は吸えないのか・・。でも、隙を見計らって・・。」
桜井、キバットを睨み付ける。
キバット「いえ、なんでもないです。」
キバットは
>>473とか
>>475の展開以外なら、
愛理さんの旦那と娘とリュウタロスにボコボコに
されそうな気がしてきた
愛理さんもだが、コハナ(ハナ)も首がすっとした美人だから、やはりキバットの好みなのか…
キバット「かませろおぉ〜〜」
ウラタロス「あっその子は…」
コハナ「あれは渡おじさんの…だが断る!!」
ドゴオォッ
ウラタロス「…だからハナさんは止めといた方がいいって、言おうとしてたのに…」
キバット(も・っ・と・早・く・言・え)←と書いた紙
(ばったり)
影山「…ろり(ry」
キバット「お前に言われたくは無い」
まだ一回しか放送してないのに
キバットと渡のポジが確定しつつあるなw
485 :
名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 14:31:32 ID:J29oWLPM0
>>478 > どっかのすごいヴァイオリンのニスが今だに原材料がわからないっていう話を昔聞いたが、それが元ネタなのだろうが。
ニスは木に染み込み結晶化することでヴァイオリンの音に多大な影響を及ぼす。
と、いうのがわかったのは近代になってかなんだが。
ちなみに調べたけどわからないのはストラディヴァリウス時代のニス全般。
配合が一子相伝だった上に資料が残っておらず、今残っている楽器もニスが酸化していて
大元まで辿れないんだそうだ。
>>485 真司「ならデンライナーで過去に飛べば材料わかるんじゃん?」
良太郎「チケットが無いから無理だよ。神の路線ももう使えないし」
真司「じゃあゼロライナーで」
良太郎「そっちも駄目じゃないかな」
真司「そっかー…。材料が分かったら渡に喜んでもらえると思ったんだけどなぁ」
渡(カキカキ…)『気持ちだけで充分です。ありがとう』
>>486 デンライナーがダメなら総司に頼んでHCUして調べてもらえばいいじゃないか。
またはアンデッドかグロンギの皆さん(年の功?)に聞くとかw
>>486 音楽繋がりで真司が手塚経由で斉藤雄一君に聞いてみたらいいんじゃない?
魚の骨やら犬の糞やら変なものを拾い集めてるうちに、
浅倉と仲良くなってたりして。
>>490 寧ろ一緒に集めてくれるホームレスライダーズとか想像して萌えた
>>491 やさぐれた方々が渡のために集めたブツに
「これ食ってもいいかな?」と手を伸ばそうとして
フルボッコされる橘さんとか想像して萌えた
突然、節分にリュウタロスと黒天道と北崎に豆を投げられまくる琢磨が浮かんだw
そういやリュウタはもう憑依しなくてもいいんだよな。
イマジン体で行ったらどんな反応するかな?w
>>493 鬼ならヒビキさんとモモタロスがいるじゃないかw
ヒビキさんはノリノリで、モモはブツクサ言いながらも楽しんじゃうってかんじで。
侑斗って、義兄弟になるんだよね。
普段は10代の良太郎とか桐矢と仲良しでも
子供の頃の昔話とかになると、ヒビキさんと同世代で話が合うんだろうな。
逆にハナ(コハナ)さんは話が合う子がいないなぁ。
ギリギリ樹理ちゃんと合うか?
雄介、真司、一真には自分より年上の弟できるんだな。
>>495 inたちばな
ダンキ「あー…明日かあ…モロにヒットしたら結構マジに痛いんだよなー」
トドロキ「以前コレも鬼の宿命だとザンキさんに教わったっスが…気が重いっス」
ザンキ「ああ。過酷な宿命のひとつだな。去年もおととしもサバキさんは当たり所が悪くて入院したしな」
イブキ「…今年も日菜佳ちゃんと香須美さん、嬉しそうに豆炒ってたよ、さっき。それも大量に」
ヒビキ「まあまあ、コレも鬼のサービスの一環と言うことで、皆で楽しくやろうよw今年は、鬼役俺たちだけじゃないしw」
inデンライナー
良太郎「明日楽しみだね。モモタロス、鬼役大変だけどよろしくね」
モモ「……けっ、反撃できねえってのが気にいらねぇが、まあ行事モノだしな。その代わり、約束は絶対忘れんなよ良太郎!」
良太郎「う、うん。超特大プリン食べ放題、ちゃんと翔一兄さんや総司兄さん、ひより姉さんたちにお願いしてあるから大丈夫だよ」
inどこか
北崎「豆まき楽しみだなねー、リュウタロス」
リュウタロス「うん!あのね、ボクいーっぱい豆ぶつけられたらいいなー」
北崎「あ、そういえば、さっき、すまーとれでぃが来てね、コレくれたんだ。豆鉄砲!2丁あるから片方リュウタロスにあげるね」
リュウタロス「わーい!ありがとー!」
…なんか、豆まき会場が修羅場になりそうになってしまった…。
会場が修羅場…
総司「ポリバケツプリンにしてやる。だから明日は、外・で・や・れ!」
が過ぎった。
でも豆撒きって、入りくんだ場所を使って鬼を追い詰めながら豆をぶつけるのが醍醐味だもんな。
やはりカラクリ屋敷なライダーハウスが最適か?
そうして、モモ以外の鬼はプリンあんまり関係ないし。
>>499 キンタロスだと、豪快に笑って豆を受けてしまって、
イマイチ、豆まきの楽しみが無いかと思ったけど、
参加予定メンバーを想像すると、マジで節分当日は凄い事になりそうw
琢磨「や、止めてくださいよぅ、北崎さん・・・。」
北崎「だって、楽しいじゃないか・・・ねぇ、みんな?」
リュウタロス「うん、楽しいよね、答えは聞いてない。」
黒天道「それ、鬼は外、福は内!!!」
琢磨「う、うわああああああああんんん!!!!」
こんな感じ?
504 :
侑斗とヒビキ:2008/02/02(土) 18:08:26 ID:buNGcoNiO
ヒビキ「音楽はやっぱり小室だよな。」
侑斗「ああ。分かる。シンセの軽快な音がたまらん。」
ヒビキ「ユーロの先駆けって感じで最高。TRFとかよかったよ。」
侑斗「よくCD買ってたな。あの頃は消費税3%で安かったし。」
ヒビキ「確かに。それに世の中バブリーだったし。」
侑斗「うんうん。日本国民大富豪時代って感じで。」
二人「90年代前半最高!」
良太郎「何か、オジサンみたいだね。二人とも。」
総司「時代は移ろうから美しいのに、過去に囚われるなんてな。」
ヒビキ「あとキン肉マン消しゴムとかよかったよな。」
侑斗「そうそう。消えないのに集めまくったし。」
総司「話題がまた古くなった。」
良太郎「僕、まだ赤ちゃんだったよその頃。だから分からない・・・。」
総司「話題の古さに良太郎気絶。破壊力ありすぎ。」
真司「おいおいみんな豆まきに気を取られてるようだけど恵方巻きも忘れるなよ!」
良太郎「あっそっか豆まきで頭がいっぱいだったから」
巧「真司兄食い物の事になるとこれだな・・・」
真司「なんだよ!恵方巻きを食べることも立派な行事だろ〜」
翔一「ちゃんと準備してるし忘れてないって真司兄さん!」
真司「今年の恵方は南南東だ!みんな明日は食い終わるまで無言だからな!」
巧「そういう真司兄が一番先に喋りそうだけどな」
真司「うっ・・・そんなことねーよ!」
良太郎「でも僕達家族全員が一斉に無言で食べるってちょっとすごい光景になりそうだね・・・」
翔一「あはは〜でもなんか無言の空気に堪えられないで喋っちゃいそうなのは何人か居そうだけどね〜」
506 :
名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 21:04:44 ID:P2zyQqWLO
カキカキ…トン
渡『僕は無言でいられる自信があります』
そんな自信は持たんでいいww
>>505 >>506 確かに、真っ先にしゃべりだしそうなのは真司で最後まで沈黙を保つのは渡だろうねw
しかし、真司は弟思いのお兄ちゃんなんだけど、どうも末っ子気質なんだよな。
精神年齢では末っ子の樹花と同じような気がする。
>>504 キン消しwww
しかしこの時代の話題ならゆりさんと音也さんも
バッチリ入れるだろうな
そしてリバイバルしたビックリマンで参戦して話が合わずに再び轟沈するのか >良太郎
>>508 そうそう、末っ子気質なんだよな
だから年末あたりにお年玉についてちょっとかいてくれた職人さんがいたけど
「一真:何故か真司にもあげてしまう」っていう文章にすごい納得して笑ったw
ドアを叩く音が聞こえた。
そっと渡が用心深くドアを開けると、そこには紫色のイマジン。
素早く閉めようとするのだけれど、相手のほうが動きが早く。
少しだけ開いたドアに器用に足を入れ、強引にドアをこじ開ける。
「渡お兄ちゃん! 鬼は外っだよー! 渡お兄ちゃんも外ー!」
問答無用に引きずり出されて、豆をぶつけられた。
あまりにも理不尽だった。
「鬼は外っ、鬼は外っ」
豆をぶつけ、歳の数だけの豆を渡の口に押し込むと、襲撃者は満足げに去っていった。
今日は節分。豆をまき、健康を祈る日。
というわけで、ライダー兄弟たちの家の周りには、豆を持った紫色のテロリストが徘徊している。
「どうした、ウラタロス?」
物陰に隠れていた青いイマジンが振り返る。
何故だか鬼の面を被ったウラタロスが困ったように囁いた。
「総司さん、少しまずいことになってるんだよ」
「アイタっ、止めろ! リュウタ!」
「モモタロス、みーつけたっ。豆、ぶつけるけどいいよね? ね?」
総司は理解した。目の前を駆け抜けた赤イマジンと紫イマジン。
必死の形相で逃げるモモタロスと楽しげにそれを追うリュウタロス。
「随分楽しげだな」
「いや、ただ豆ぶつけられるだけならいいんだけど。ちょっと武器がね」
リュウタロスは完全武装だった。
腰には落花生と豆が沢山入った袋。そして手には銃。
顔と行動相まって、節分とは限りなく遠い姿。
全力で豆を投げ、銃を撃つ。銃?
「はじめはさぁ、デンライナーでキンちゃんにぶつけてたりしてさ。
でも、キンちゃんリアクション薄くて。外で豆まくって、リュウタ飛び出していって。
あれ、人にぶつけたらまずいから、ハナさんの命令で僕たち的になりに来たんだけど」
「リュウタロスが持ってる銃……」
「さすが、総司さん。いいところに目をつけたねぇ。アレね、弾が豆なの、『豆の鉄砲』かな」
「『豆鉄砲』というよりは……、豆マシンガンだな」
――数日前。
<< 橘さん、橘さん。『豆鉄砲』ってどんなのか知ってます? >>
<< 鳩が食らうヤツだな >>
<< リュウタロスが節分の日に『豆鉄砲』欲しいっていうんで >>
<< 烏丸所長に聞いてみよう。あの人なら何か知っているかもしれない >>
「――というようなことがあってさ」
「一真兄さん、そういうことなら俺からゼクトに頼んでもよかったんだが」
「総司、ゼクトもすごいけどさ、ボードもなかなかやるんだぞ?」
「いや、技術力の問題ではなくてだな……」
「見てろよ、総司。ボードだってやるときはやるんだから、な」
「……そうだな、一真兄さん」
いくらボードでも子どものオモチャはまともに作るだろう。総司はそう思った。少なくともその時点までは。
まさかオモチャを作ろうとして、武器になるとは誰も思わないだろう。
――そして今日。ハカランダにて。
「やあ、ブレイド。橘君を知らないか?」
「どうしたんですか、嶋さん」
「いやあ、節分が楽しそうでね。我々もちょっと楽しんでみようかと思ってね。
ほら、我々はアンデッドだから歳の数の豆なんて普通のやり方では用意できない。
だから、短期間で大量に収穫できる豆を探していたんだ。やっと古代種の豆にいいのがあって」
「……」
「どうやら、この前橘君が我々の豆の方を間違えて持っていってしまったみたいなんだ」
「きっともう食べてますって」
「それならいいんだが。橘君がオモチャの銃と豆を一緒に持ってたと聞いたから、誰かに渡してたら大変だと」
「どうなるんですかっ?」
「まずいことになるね」
一真が急いで家に帰ってくると、そこは戦場だった。
リュウタロスによる豆攻撃はなかなか激しく兄弟たちを苦戦させているようだった。
豆鉄砲の弾は、ライダーとして受けるには痛くないが、生身では結構痛く。
おまけに少し離れた場所から撃つという芸当を覚えたリュウタロス。
持ち前の身軽さで兄弟たちをひょいひょいと避けては、さっと隠れてしまう。
皆が遊んでくれて嬉しいのか、悪びれた様子などまったくない。
無差別のように見えて、きちんと鬼の面をつけた者を攻撃していた。
勿論、鬼の面をつけていないモモタロスもしっかりと攻撃を受けていた。
マズイなぁ。一真のそんな呟きが聞こえたのか。総司の鋭い視線が一真に突き刺さる。
「一真兄さん、ちょっと来てくれるか」
「待ってくれ、総司。まさかこんなことになるなんて――豆ぶつけないでくれよ!
橘さんだって悪意があってあんなもの作ったわけじゃないし、痛い! 痛い!
それにあれ、烏丸所長の意見を参考にして作ってさ、総司、頼むから、イデッ」
「――一真兄さん、今までの自分の経験をよく思い出してくれ……」
「え? 何言ってんだ、総司? 聞いてくれよ、このままリュウタロスが豆をまき続けると大変なことになるんだ」
「橘がリュウタロスの射撃の訓練に付き合ったことなら知っているぞ。おかげで豆がよく当たる」
「いや、それは知らないけど。問題は豆がさ」
「落花生が壁を突き破ったことか? それとも豆が庭石を砕いたことか?」
「総司、どうやらあの豆、普通の豆じゃないみたいなんだ」
「君も呼ばれたの?」
「加賀美さんもですか?」
兄弟たちの家の前で二人の青年が顔を合わせた。どちらも困ったように家の前に突っ立っている。
節分だから遊びにおいで、そう誘われて来たものの。目の前の屋敷の異様さに二人は目を丸くする。
「節分ってさ、豆まくんだよなぁ」
「豆、育てる行事じゃないですよね」
加賀美と睦月が見上げた先に見えたもの。それは一面の緑だった。豆のつるが全てを覆い隠していたのだ。
つるとつるの隙間からは兄弟たちの姿がちらりと見えたが、つるはにょろにょろとのび続けている。
加賀美はため息をつくと、ライダーカッティングでつるを地道に切り開いていった。
空にそびえる巨大な豆のつるには、豆のさやが無数に垂れ下がり、風にゆれている。
「橘さん、リュウタロス来ませんでしたか?」
「剣崎、あの紫色なら余分に作った豆鉄砲持ってどこかに行ったぞ。友達も誘って一緒に豆まきをするそうだ。
どうした剣崎? 何故無言で鬼の面を俺につけようとする? それに何故お前の弟は、俺を無言で睨んでいるんだ?
待て、何故ライダーに変身しているんだ? 剣崎これは一体――?」
「お婆ちゃんが言っていた。『豆は"魔"を"滅"するから豆なんだ』と。俺は家族に害をなす魔を滅しなくてはならない」
橘朔也の悲鳴が響いた。
ウラタロス「豆をぶつけられる側より、豆をまく側の方が『鬼』っぽいよね。見た目、ていうか内面が」
モモタロス「あー、イテェイテェ。見ろよ、亀公、豆ぶつけられた所が赤くなってらぁ」
ウラタロス「リュウタ手加減しないからねぇ。僕も青アザできちゃったよ」
総司のおばあちゃん語録は、前々スレの126からお借りしました。
お前らもとから赤くて青いだろうがwwwww
もはや豆ハザードだww
節分ネタ、どうなるかと思いきや、リュウタロス爆走w
橘さんが余計な事をして、状況悪化されるのはお約束ですか。
GJです!
>>512 そういや渡くんも吸血「鬼」の可能性が・・・
むしろ現段階ではキバットか?
豆まきキターwww
GJ! お前ら凄いよっ
最終的に爆発的に増えていった豆は、総司が宇宙に棄てにいくのか、
橘さんが食っちゃうのかとは思うものの、あえて一人犠牲者を考えてみた。
真司「…なぁ、この豆、ミラーワールドに持って行っていいかな」
翔一「いいけど・・・どうするの?」
真司「いやちょっと、実験実験〜」
神崎「・・・豆だらけ・・・」
黒総司「まーめーまーめー☆ねぇ、これ撒いていいかなぁ」
神崎「なっこら、ちょっとまて!」
黒総司「答えはきーてなぁーい☆えーいっ☆」
バラバラバラッ ニョキニョキニョキ
神崎「うわぁぁぁぁぁっっっ」
リュウガ「・・・最近ますますリュウタに似てきたな、あいつ」
神崎「感心してないでそいつを止めろーっ」
黒総司「おにはーそとーぉっ☆」
リュウガ「・・・(止めろといわれても・・・)・・・おい」
黒総司「なーにー?」
リュウガ「もっとやれ」
神崎「なにーっっっ」
黒総司「わーいっ☆」
と、ここまで書いて思ったんだが、豆も消えるか・・・古代種だからなんとかなったんだってことにしておいてくれ。
>522
それ言ったら長男とその周囲は…
最近ここ見出したから去年どうなってたかは知らないんだ。
ちょっとまとめ見て来るわ。
すまん、携帯から見てたんで前の方見てなかった…orz
天高くのびた豆の木をのぼるとそこはマジトピア――
なんて想像してしまった
いやマジレン映画見てないけどね
渡フツーに喋ってたなw
喋ること自体は何とかクリアしてたな
それでもまだ片言というかとぎれとぎれではあったがww
529 :
名無しより愛をこめて:2008/02/03(日) 10:57:29 ID:Kky65Yt70
うはw豆まきどうなる事かとおもったら凄いことになってるなGJ!
そういえば豆まきで思い出したけど鬼の地名や苗字の所の家は「鬼は〜内、福も〜内」
って言うらしいね。まあもうそんな事関係無いぐらい凄いことになってるけどw
>>526 豆&戦隊つながりだと、美食の『鬼』、ハイネスデューク・ラセツ様が全て喰らい尽くしそうだ。
翔一「渡今日戦いに行ってたけどどんな敵だったの?」
渡「えっと・・・」
キバット「あーそれがよ〜」
みどり「ヒビキ君新しく開発したDAのことなんだけど」
ヒビキ「ん〜何?あっそうだ今紹介しとくな!弟の渡だ。」
みどり「あら新しく来た弟君ね始めまして」
渡「!・・・・・」
キバット「うわっ・・・あの女に似てるな」
翔一「どうしたの?」
渡「いっいや・・・何でもないです・・・始めまして渡です」
みどり「みどりよ、よろしくね」
渡「はい!」
今日の敵役の中の人って響鬼に出てたみどりさんだったんだなと思って。
そういえば2週連続で特撮関係者が敵役やったんだよな。
情報調べてないから次週以降は知らないけど。
>>532 三話に桜井さん出るとか聞いたけど
俺も他は知らないな
1話誰だっけ?
1話はハリケンジャーのクワガライジャーな
もしくはイケメンパラダイスのオスカー
ついでにいうと交渉人の犯人役w
>>533 忍風戦隊ハリケンジャーのクワガライジャー
うわ、被っちゃったw ごめん
みどりさんといい今度ガルル出てきたらまた楽しいことになりそな予感www
モモ「お、お前誰だ?俺はモモタロスだが。」
ガルル「俺はガルルだ。狼男の部類に入る。」
モモ「そういえばお前のご主人、かなりおとなしいらしいな。」
ガルル「ああ。それが何か?」
モモ「俺のご主人様もおとなしい方なんだ。しかし、頑固で正義感が強く、根性はある。俺はそこが大好きでな。」
ガルル「渡は引きこもりだが、戦いは素晴らしいぞ!だから仕えているんだ。」
モモ「話あうな、お互いよ。今度、デンライナーでコーヒーおごるわ。」
ガルル「コーヒーか。美味いんだろうな?」
モモ「保証する。」
ガルル「なら、いずれ。」
桐矢「あ、ザンキさん!探しましたよ!弦の鬼の飲み会、今日だったじゃないですか!ささ、ワゴンまで連れていきますから。」
ガルル「俺はザンキじゃなーい!うわああ。」
桐矢「モモタロスさん、それでは!」
モモタロス「飲み会楽しんでこいよ!」
ガルル「うぎゃあああ!」
早速ザンキさんと…w
んでちょっといいか?
>>539のモモタロスはおかしいような…
「ご主人様」とか口調とか
ガルルはまだキャラ分からないからスルーとしても
イマジンからすれば契約者だよな。
>>539 伝統のそっくりさんネタは来ると思ったがモモさんと絡むとは盲点だったなw
てかモモの
>俺はそこが大好きでな。
の台詞が八頭身スレに入り浸ってる性で邪な物に見えた俺は末期orz
その日、たとえ外で激しい戦闘が繰り広げられていても、いつもどおり平和に過ごせるものもいた。
節分だから巻き寿司作らなくちゃね、と料理自慢の人々がそこらかしこで寿司を巻いているわけである。
豆の当たる音と、鬼役の哀れな叫び声をBGMに、寿司を巻く光景はあまりにも平和で。
年に一度だから、なのか。できた巻き寿司は一種の芸術品のよう。
そう、各ライダーの顔が巻き寿司で表現されているのだ。金太郎飴のように切っても切っても同じ顔が出てくるという仕組み。
勿論、きちんとした巻き寿司も作っていたのだが、誰が始めたのか、悪乗りは止まることを知らず。
特に響鬼をはじめとする鬼たちの顔寿司は細かくて、どれだけの手間がかかっているのか。
兄弟たちの父、おじたちのそれぞれの寿司もあり、出来上がった彼らの分の寿司は、総司が届ける予定だ。
遠いアマゾンの秘境で、人知れぬ遺跡の中で、きっと恵方に向かって寿司を無言で頬張るのだろう。
味はすこぶるいいのだが、やはり食べ物としては不自然なものもあるわけで。
加賀美「ガタック巻きがあるのは嬉しいんだけど、色どうやってつけたんだよ。なんだ、この鮮やかさ」
ひより「……ボクに聞くな」
大介「水色……?」
ゴン「大介、ドレイク巻きが一番美味しいよ? ね、食べてみて。一生懸命巻いたんだよ」
ウラ「ナオミちゃん、これはさすがに青すぎない? これ、寿司なんだよね?」
ナオミ「やーだっ、ウラちゃん。これでも大分色薄くしたんですよ?」
青系の巻き寿司が、度胸試しという点で、大好評だった。
総司「カブト巻きだと、何か別の料理に聞こえるな……」
GJ!
良太郎はプラット?ライナー?
プラットだとご飯とのり(白黒)で出来てそうだwww
>青系の巻き寿司
ポーションでご飯を炊くんですね!
緑の方々を愛理さんに作らせると、
にんにくわさび恵方巻きが出来上がるわけで・・・
>>545 良太郎「味がしない…」
愛理「味海苔を使えばよかったかしら?」
やっぱ携帯じゃ駄目だな
orz
>>539 ガルルは出てくるまで待ってほしい。キャラとか把握しきれてないし。
>>543 ライダー巻き寿司良いなwww
そういやブレイドも青だな!
550 :
sage:2008/02/05(火) 02:22:11 ID:ilQg/Uz6O BE:1338266096-2BP(1)
>>539 そこに違和感を感じたオレは蓋閉め住人だったりする。
>>544 本数を予想して見た。(顔が同じフォームは除く)
渡………一本(キバ)
良太郎…七本(ソード、ロッド、アックス、ガン、クライマックス、ライナー、プラット)
総司……三本(マスクド、ライダー、ハイパー)
ヒビキ…三本(響鬼、響鬼紅、アームド)
一真……三本(ブレイド、ジャック、キング)
真司……二本(龍騎、サバイブ)
翔一……二本(アギト、シャイニング)
雄介……五本(マイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタン、アルティメット)
良太郎涙目(笑)。まあ、個体で考えると雄介涙目なのだが(笑。ライジング×四とアメイジング含めて十本)。
551 :
名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 02:23:46 ID:ilQg/Uz6O BE:247827252-2BP(1)
名前欄にsage入れてた…。
ぐぅおめんなさーい!
>>550 雄介→グローイング、マイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタン、アメイジング、アルティメット
翔一→グランド、ストーム、フレイム、トリニティ、バーニング、シャイニング
巧→ノーマル、アクセル、ブラスター
553 :
552:2008/02/05(火) 02:46:02 ID:qrATlWht0
>>550 すまん、グローイングと555以外勘違いしてた。
良太郎はウイングも追加で
555 :
550:2008/02/05(火) 03:24:59 ID:ilQg/Uz6O BE:1387831878-2BP(1)
>>553 いや、オレもすっかり巧とグローイング忘れてたorz。訂正トンクス。
巧…三本を追加で。
せっかくなので食べてる風景を。
翔一「さて、準備出来たよ。みんな集まって!」
ヒビキ「おっ、やっと出来たか。どれどれ?おお、よく出来てるよなー。」
巧「なんか、食うのがもったいない位だな。」
良太郎「あのさ、やっぱりこれ全部食べなきゃだめ?」
総司「さすがに良太郎に七本全部はキツイな。タロス達にあげるといいだろう。」
真司「良太郎、オレが食ってやろうか?」
一真「ダメだよ、真司兄。自分が少ないからって。」
雄介「オレも本数多いんだけど…。ま、なんとかなるか。」
渡「………少ない………。」
総司「(肩ポン)又来年作ってやるから、な。」
556 :
550:2008/02/05(火) 03:28:25 ID:ilQg/Uz6O BE:1040873876-2BP(1)
>>554 重ねかさね申し訳。良太郎は八本になるなあ。
まあ、↑でも書いたけど、タロス達にあげる事にすればおKで。
侑斗は…
デネブが三本作ってくれてるさ。
ちゃんと椎茸入りでw
559 :
キバとナイト:2008/02/05(火) 20:57:19 ID:DdOLs1Ut0
1/3
真司「やっべー早く行かないとまた編集長にどやされる!行って来まーす!」
総司「行ってらっしゃい。・・・やれやれ朝から騒がしいな」
渡「・・・行ってらっしゃい・・・ん?何これ真司兄さんの?」
渡が拾ったのは真司が忘れて行ったカードデッキそれとなく見ているとキバットがやってきた
キバット「なんだ〜それ?おっカードが入ってるのか」
渡「多分これ真司兄さんが変身するための物じゃないかな・・・」
総司「なんだ真司兄さんカードデッキ忘れて行ったのか・・・悪いが俺はこれから用があるから渡が届けてくれるか?」
渡「うん分った・・・頑張る」
560 :
キバとナイト:2008/02/05(火) 20:58:38 ID:DdOLs1Ut0
2/3
渡「えっと・・・総司兄さんに貰った地図だとこのあたりのはず・・・」
なれていないのかあたりをキョロキョロする渡。たまたま目に入った建物を見てみると大きな蝙蝠が写っていた
渡「!・・・・・・・え?」
渡未知の生物を凝視。ダークウィングデッキの本来の持ち主ではない渡に見られ硬直。結果両者睨み合い
怪物「ギシャアアアアアアアアアアアアア!」
渡「うわっ怪物!キバット!」
?「ダークウィング!おいお前さっさと逃げろ!」
キバット「よしっ!キバって行くぜ!・・・あれ?」
渡かっこよくキバットを掴むがそのままのポーズを秋山蓮に見られ硬直、見た蓮も硬直結果両者以下略
蓮「・・・・・・変身!」
キバット「おいアイツ変身したぞ!おい渡どうすんだよ!・・・もう良い噛ませろ!ガブッ」
渡「えっあっ変身!」
シュッガチャッ”ソードベント”
ナイト「ハッフンッ」ガキンガキン!
キバ「フンッハッ」バキ!
怪物「ギャシャア!」シュルシュル
キバ・ナイト「ツッ!」シュッガチャ”アドベント”
キバット「離せ!ガブッ!」ダークウィングナイトを解放する
ナイト「おいお前次で決めるぞ!」シュッガチャ”ファイナルベント”
シュカチャ ピュルー
キバット「ウェイクアップ!」
キバ「フンッハアアァァァァアアアア」
途端に夜へと変貌した世界に怪物へのキックが放たれる
キバ「ハアッ!」ドンッ!
ナイト「フンッ!」ドカアアアアアアン!
キバのキックを受けた怪物にすかさずナイトの飛翔斬が入り怪物はそのまま消滅した
キバット「よーしっ!」
キバ・ナイト「・・・・・・・・・・・・・・・」
蓮「ふんっ・・・・」
渡「あっ・・・行っちゃった・・・」
キバット「なんだあいつ、まっさっさと届け物して帰ろうぜ」
561 :
キバとナイト:2008/02/05(火) 21:00:00 ID:DdOLs1Ut0
3/3
渡「あの・・・・・・・すいません・・・・・・」
真司「はい?おっなんだよ渡こんな所まで来て!」
渡「あの・・・これ兄さん忘れて行ったから届けに」
真司「あっ・・・渡ありがとな!何もなかったか?」
渡「えと・・・大きな蝙蝠がガラス越しに見えてそんで怪物がでて黒いコートの人が変身して」
真司「えええええ!」
編集長「真司うるせえぞ!もうちょっと静かに会話しろ!」
真司「すいません!・・・・渡まさか蓮と一緒に戦ったのか?あの変身したら黒くなる奴なんだけど」
渡「うん・・・多分。でもすぐにどっか行っちゃって」
真司「そっか・・・まあ悪い奴じゃないからさ」
渡「うん・・・・・」
蝙蝠繋がり。初めて地の文書いたけど案外難しいな・・・勉強せねば・・・
GJ!
同じコウモリでもえらい違いだなぁ
コウモリ同士の話はいつか出てくるかと思ってたんで
ちょっと嬉しい。GJ
>>559 コウモリ絡みも楽しかったが戦闘もかーなーり面白かったですGJ!!
ここはライダーハウス。今は巧と渡以外は外出中。
巧「・・あのさぁ渡兄」
渡(ビクッ!)「な・・何?」
巧「バイオリン作んのはかまわないが・・あのニス作りだけは家でしないでくれ・・・鼻が耐えられねえ」
渡(おどおど)「ごっ・・・ごめん」
巧「いや、何もそこまでキョドらなくても」
ピンポーン♪
巧「あ、俺出るわ」ガチャッ
木場「やあ」
巧「おっ木場!・・・と?」
北崎「こんにちは♪」
巧「珍しい組み合わせだな。どうした?」
木場「俺はヒマだから久しぶりにバッティングセンターに行こうかと思って誘いに」
北崎「僕はヒマだから新しくここに来たってゆーライダーと遊ぼうと思って・・・(腰にはデルタドライバーが)『変身!』・・ね?」
巧(お前そのベルト!・・まぁいいかとりあえず家のもん灰化されねぇし・・ハッ!?)
渡「じーー(奥からこちらを伺っている)・・・・」
巧「あ、そーだ!こっちがこの前話してた木場だ渡兄」
木場「え?」
巧「渡兄は『仮面ライダーキバ』に変身するんだ」
木場「へぇ『キバ』か、なんか面白いね!どうも初めまして木場勇治です」
渡(木場・・・)
〜回想〜
真司「あ、『木場』くんのこと?ん〜簡単に言っちゃうと馬に変身出来る巧の友達ってとこかな!」
渡「へえ〜」
〜回想終わり〜
巧「でこっちの・・・」
渡「あ、あのっ!木場さん!!」
木場「ん?なあに?」
渡「木場さんのシッポの毛・・下さいっ!」
巧「は!?」
デルタ「ふはっ!いきなり面白いこと言うね〜」
渡「バイオリンの弓の材料にしたいんです!」
木場「確かに馬の毛で作れるけど・・ごめん俺シッポないんだ」
渡「!!・・(ショボーン)」
木場「俺にはないけどフサフサシッポ持ちなら・・(と言いながら巧の方を見る)」
巧・渡「!」
デルタ「そう言えば僕一度も生で見たことないかも君のウル
巧「わー!!それ以上喋んな!!!」
デルタ「写真ならキングくんから写メ送られてきたのあるよ!ほらっ♪」
渡「!!」
巧「なぜそんなもんが!?ていうか渡兄、何その眼差し!え、あ、ちょ・・・!!!」
バターン!!!家から勢いよく飛び出す巧(若干涙目)
デルタ「今日は鬼ごっこに変更っと♪」バタンッ
渡「えと、・・・ハサミは・・持った♪」パタン…
木場「うーん・・余計なこと言っちゃったかな?でもここの兄弟って本当に仲がいいね」
木場とキバを共演させたかったんだが…正直やりすぎたw
馬頭琴ならぬ犬頭琴の誕生かwwwGJ!
回想短っ!w
材料集めでついに兄弟まで手をつけ始めたwww
真司説明適当かつ的確すぎるwww巧逃げて超逃げてーー!
GJ!題名がテールハンターキバっていう所がまた面白いw
題名と木場が出てきたからてっきり…ここでまさかのたっくんに吹いたw
でもたっくんと渡ってタイプ違うからどうなるかと思ったけどこの分なら心配なさそうだな!
555見てたのに木場に尻尾がないって初めて知った…!!
話もGJ!たっくんが出て来る話って大抵最後たっくんが犠牲になってるような…www
その日、ギャレンこと橘朔也は不運だった。
一真「大変だ! 橘さんがよくわからない怪人たちに襲われてるって!」
総司「ほうっておけ」
一真「いや、本当ヤバイんだって。やけに陽気で『ライダーなんだから協力してくれ』って叫んで
それでしつこく追いかけてくる怪人たち――そんなのいたっけ?」
総司「……一体どんな状況だ。携帯で連絡が来たのか」
橘の置かれた状況に首をかしげる二人。
総司「まあ、橘だからな。どうせ死なないだろう。ほうっておけ。かかわるとろくなことにならない」
一真「そうだな……。橘さんは一流だしな」
良太郎「……」
兄二人の会話を聞いていたのか。どことなく不安げな表情を浮かべる良太郎。
総司「どうした、良太郎? 橘の心配なんてしなくていいんだぞ。ああ見えても頑丈らしいからな」
良太郎「ううん、違うんだ。もしかしたらって、思って。またイマジンが誰かを襲っているんじゃないかな……?」
一真「まさか、そんなことがあるわけない。大丈夫だよ、良太郎!」
良太郎「そうだよね……、僕の戦いは終わったんだ」
「あ、カメタロス、ちょうどいいところに。ちょっとちょっと」
外の空気でも吸おうかな、そんな軽い気持ちで散歩をしていたウラタロス。
そんな彼に、そう声をかけてきたのは、見慣れた顔、デネブ。
人助けなんて趣味じゃないんだよねぇ。そう心の中で呟くウラタロスだが。
「この女の子が落し物をしたらしいんだ。一緒に探してくれないか?」
「困っている女性を僕が見過ごせると思う?」
そんなこんなで、町の中のとある公園で、少女とイマジン二人、仲良く並んで一緒に探し物。
「ありがとう!」
「よかったね、ゴンちゃん。探し物のポシェット見つかって」
「んー、まあ僕たちも葉っぱだらけになったかいがあるってもんだね。
それにしても見ず知らずの怪人相手に探し物させるなんて、いい度胸だねぇ。
おデブちゃんも僕も悪い怪人じゃないけど、とにかく見た目が、さ」
「大丈夫。もっとヘンなのも怖いのも沢山見てるから」
「はぁん、さてはゴンちゃん、身近に仮面ライダーに変身する人いたりしない?」
その日、ドレイクこと風間大介に吹く風は気まぐれだった。
相棒のゴンとの待ち合わせ場所へと向かう途中、複数の怪人に取り囲まれたライダーに出会ってしまった。
それが運のつきだった。正義感が強いというわけではないが、同じライダーが困っているなら、見過ごすことは出来ない。
おまけに怪人に襲われているのは、ドレイクと同じ銃使いのライダーとなればなおさらだ。
「いったいどうしてこれだけの怪人に襲われているんですか?」
「さあな、俺にもさっぱりわからん。別の怪物を倒し終わったら、どこからともなくこいつらが現れたんだ」
「私は風間大介――仮面ライダードレイクです」
「俺は橘朔也、ギャレンだ」
「いつもはこんな敵と戦っているんですか?」
「こういうタイプの怪人は初めてだ」
「そうでしょうね、こんなおしゃべり、わたしも初めてですよ!」
不思議なことに、怪人たちは二人に致命傷を与えようとはしない。
逆にライダーたちが必殺技を繰り出そうとしても、相手はさっと逃げてしまう。
適度な距離感を保ちながら、怪人たちは二人にまとわりつく。
必殺技をくりだそうにも怪人たちは、のらりくらりとかわして来る。
「奴らには何か、攻撃以外の目的があるようだな」
「まいったな……、ゴンを待たせてしまいそうだ」
待ち合わせの場所まで送っていくよ。親切なイマジン(ウラタロスは女性限定)の申し出に、ゴンはありがたく受け入れた。
世間話に花を咲かせ、ゴンによる大介の自慢話を聞きながら、二人のイマジンが少女と歩く。
目的の場所に近づくと、聞こえてくるのは激しい戦闘の音。不安になって駆け出すゴンを二人が追った。
三人の目に飛び込んできたのは、無数の怪人に襲われる二人のライダー。
「あ、大介が襲われてる! 大変だ、どうしよう」
「おやまあ、大変なことになってるね。ゴンちゃんの相棒はどっちのライダー?」
「トンボの方……」
「いけない! 助けないと!」
「あれ、デネブ、行っちゃったよ?」
「大丈夫大丈夫。僕たちこう見えても結構強いんだよ? ライダーと協力して戦ったりするし」
「大勢で攻撃するなんて卑怯すぎる!」
叫び声と共に勢いよく駆け出すデネブの指先から銃弾が飛ぶ――ライダーに向かって。
デネブの銃弾を受けて膝をつくギャレンとドレイク。そしてその目の前で律儀に謝るデネブ。
「ご、ゴメン。まちがえた!」
「お、おデブちゃん。何やってんのー!! 今やるべきことはライダーを銃撃じゃなくて、
援護とか、逃げられるように煙幕はるとかじゃないのー!?」
一真「あれ、橘さんの携帯なのになんでウラタロスが出てるんだ? え? 橘さんを襲ってるのがイマジン?
うぇ? 通りすがりのドレイクも巻き込まれた? で、なんでウラタロスは橘さんと一緒にいるんだよ。
何だって、お前も通りすがったって?」
良太郎「ど、どういうこと?」
<< あ、良太郎? なんだかまずいことになってるみたい。イマジンがライダーを狙ってるみたいなんだ。
それも大勢で。もう何だかしつこくてさぁ。食えない魚は釣る主義じゃないのに。ホント勘弁して欲しいよ。
ほっといたら何だか他のライダーの方に行きそうだから皆で相手してるんだけど。
そうそうイマジンは僕たちでひきつけておくから、ちょっと元凶を三枚に下ろしてくれない? >>
一方的に切られた電話。ツーツーという音だけが静かな部屋に響く。
一真「誰かがイマジンにライダーを襲うように命令を与えている……」
総司「それが出来る男はひとりしかいない」
良太郎「確かめないと」
三人は顔を見合わせると、それぞれ走り出した。
今回の出来事の原因であるだろう男、カイを探すために。
ひよりに助けられたことに何かしら感じているのか。
カイはビストロ・サルに顔を出すことが多かった。
今日もレオイマジンをつれ、のんびりと珈琲を楽しんでいる。
だが、彼の平和な時間は、野上良太郎の突然の登場でやぶられた。
良太郎「カイ、君いったいどういうことなの? 何を考えてイマジンにライダーを襲わせるようなことを?」
カイ「へっ? 何のことだよ、野上。俺そんなことしてないって気がする」
良太郎「笑ってないで、真面目に答えて。ライダーがイマジンに襲われている。
イマジンに命令できるのは君しかいない」
カイ「だってアレがいったんだ。未来が欲しけりゃ野上を見習えって」
良太郎「アレって誰?」
カイ「ほら、アレだよ、アレ。偉そうでモジャモジャのア・レ。指をこうやって、ああやって
ポーズとってるアレ! わかんないかな、モジャモジャの――」
良太郎「……もういいよ。とにかく君がイマジンになんて命令したのか教えて」
カイの必死なジェスチャーに、ひっかかるところはあったのだが、答えを出すことは躊躇われた。
カイの出すヒントはあまりに貧しく、それで正解を導いたなんて、答えの主に知られたくない。
どうして「モジャモジャ」という単語だけを繰り返すのか。どうしてあのポーズだけをそこまで変に再現できるのか。
何故、あんなにしっかり名前を名乗る男の名を覚えられないのか。無数のツッコミは良太郎の胸に湧き上がったのだけれど。
カイ「アレが言ったんだよ。野上を見習えって。だから俺はあいつらに命令をしたんだ――」
ウラ「――ライダーと思い出を作れ。それがカイの命令だったってワケ?」
良太郎「うん、そうみたい。僕と皆が思い出作ってそれで消えなかったから、
他のイマジンたちもライダーと深く係われば消えなくて済むって、そう思ったみたいなんだ」
一真「大丈夫かなー、橘さん。大分ボロボロになってたけど……」
ウラ「多分大丈夫じゃない? 橘さんも風間さんもくたびれてたけど、戦闘のせいっていうか、
あいつらのおしゃべりがやかましいからって感じだし。それに二人とも素敵な女性が引き取っていったし、ね」
良太郎「そうだね」
一真「だよなー!」
張本人であるカイには総司からきっちりと指導が入った。そして人間らしくふるまえるように特訓が行なわれた。
カイに与えられた最初の課題は「人の名前をしっかり覚えること」である。
さらに数日後、兄弟たちとカイ率いるイマジンたちによる雪合戦が行なわれた。
カイに正しい思い出の作り方を教えるためである。思い出作りとは、武器を持って相手を攻撃することではない。
それをカイに教えるはずだったのだが。雪合戦のあまりの激しさに、カイの誤解はこのまま解けないのではないか、そう思う良太郎だった。
580 :
カイのゴカイ:2008/02/07(木) 00:25:47 ID:6HFk3ceK0
ウラタロス「この雪合戦の目的ってさぁ、カイに止めをさすことじゃないよね?」
>>344と
>>391を読んで思いついたネタ。
カイには悪気はないんだけど、ね。
リアルタイムGJ!
モジャモジャワロタwwwww
たしかにモジャモジャだよな…後半なんかもうホントモジャモジャ
モジャモジャwwww
>>偉そうでモジャモジャのア・レ。指をこうやって、ああやって ポーズとってるアレ!
的確だが伝わりにくいww
>>573-580 GJ!オチまで楽しかったです!
おや、三匹ほど泣いてるイマジンがいる…。
「掴めないYO〜」
「握れないYO〜」
「投げれないYO〜」
総司「世界で一番偉いのは〜?」
カイ「…天丼さま?」
総司「No!! Repeat after me, 天道サマ!!」
カイ「天道サマー!!!」
加賀美「なにやってんだあいつら…」
ひより「ぼくに聞くな…」
加賀美「いくら自分だけシカトされたから(
>>55参照)ってやりすぎだろ」
ひより「まあカイも楽しそうだからいいんじゃないか?」
突如こんなんが過ぎ去った…w
586 :
名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 09:24:15 ID:44Oh2vSj0
>>585 カイ(自主トレ中)「アレは、天道サマ…
天ど…サマ…、サマー…サマー…
あれ?俺、何してたんだっけ?」
デス「カイ…
『サマー』とは夏の事だ…覚えておけ」
カイ「そうだったっけ」
総司「どうだカイ、俺の名前を覚えられたか?」
カイ「あ…天道…夏…?」
総司「NO!」
カイ「天道夏休み…天道ナツメグ…天道懐かしの昭和メロディ…」
総司「NO!NO!!NO!!!」
レオ「…お前、ひどくなってるぞ」
こんなんが頭をよぎった
総司のキャラ忘れたし…
>>587 天道夏www
あのときの端っこでの総司のガッツポーズがめちゃツボったことをおもいだした。
もう、カイの世話役はデスとレオでいいとおもう。
なんか忘れてたら、助さん角さんみたいにフォローすればいいよ。
カイ「あれ、俺、昼ごはん食べたっけ」
レオ「たべていた。今日はサルでカレーだった」
カイ「そうだっけ・・・なんかお腹すいた気がするよ・・・」
デス「もうすぐ夕食だ。今日はおでんと言っていたぞ」
カイ「そっか・・・あれ、俺夕食食べてないって気がする」
翔一「おでんはもうちょっと煮込むから、まっててね〜」
侑斗にはデネブがいるし、良太郎にはタロスたちがいるんだし。
カイの忘れっぷりは、もはやアルツハイマーの末期だ。
って、介護員のにぃちゃんが言ってたよ。
電王は核家族問題、小子化問題、介護問題を扱った
社会派ドラマだったんだなぁw
590 :
1/2:2008/02/08(金) 03:50:40 ID:HQZ7tDfB0
街にハートとチョコの溢れる季節。
そんな2月のある日のライダー家。
侑斗「はぁ…」
良太郎「どうしたの?溜息ついて」
侑斗「いや…デネブが異様に凝ったチョコ作りそうだなと思って」
良太郎「なるほど(苦笑)うちも…男女関係なく作るし料理好き多いから、
この時期はチョコ食べ飽きるよ」
良太郎「ただいまー……ヒビキ兄さん!!」
侑斗「お邪魔しま…って何だ?!この臭い!!?」
ヒビキ「……う…」
玄関を開けた瞬間目にしたのは、そこで生き倒れてるヒビキの姿。
強烈な異臭が鼻をつき、慌てて口と鼻を塞ぐ良太郎と侑斗。
侑斗「大丈夫ですか!?くそっ、この人がやられるなんて…手強そうな敵だな」
ヒビキ「…俺…のことは…いいから、逃げ……」
口元を押さえながらもベルトを取り出し変身しようとする侑斗。
…が。
良太郎「ちょっと待って侑斗!これ、多分…」
良太郎の脳裏にあの夏の日の思い出が蘇る。
良太郎「まずは換気しなきゃ、侑斗お願い。それと変身はしないで!」
侑斗「??…解った。でも敵が居たら俺はカード使うからな」
リビングに入った侑斗は目の前の光景を疑った。
一真「ヴェ…?ギッディンガ……ヴァヤク…」
まともに喋れなくなっている一真。
それだけでなく、巧や雄介たちまでもが蹲って苦しそうに呻き声を漏らしている。
おそらく家にいた者たちは皆やられたのだろう。
異臭はさらに強くなってきていて、ともすれば自分も倒れてしまいそうだ。
慌ててリビングの窓を全開にした。
591 :
2/2:2008/02/08(金) 03:51:08 ID:HQZ7tDfB0
一方。
良太郎「姉さん!!!」
愛理「あ、良ちゃん。いいところに」
良太郎「やっぱり…」
愛理「今侑斗にあげるチョコレートの試作してるんだけど、味見してくれない?」
穏やかに微笑む愛理の前には、何やら得体のしれないモノの入った鍋。
昔話の魔女の薬よろしく紫だか緑だかの泡がコポコポと音を立てている。
良太郎「お願いだから火を止めてよ!早く〜」
??「………ぁ」
愛理「もー、どうしたの良ちゃんってば」
良太郎「この異臭で兄さんたち皆倒れちゃってるんだよ!!」
??「…ぅー…(くいくい)」
愛理「異臭じゃありませんっ(むすっ)」
良太郎「これは、異臭だよ〜。兎に角この鍋は処分するから…」
愛理「ちょっと、良ちゃ…」
??「……あのッッ!!!」
良太郎「え?えぇっ?」
愛理「あら、渡ちゃん?」
あの壮絶な姉弟喧嘩再びか。
そう思われた時いつの間にやら足元にいた渡が大声で立ち上がった。
が、渡も愛理の異臭攻撃に遭っていたらしく、倒れそうになる。
愛理「大丈夫!?」
良太郎「渡兄さん、しっかり!」
渡「……その…べ、を…」
良太郎「え?何?」
渡「鍋の中身…ニスの材料に……」
それだけ言って渡は気を失った。
後日。
鬼やオルフェノク以下略の兄弟をも苦しめた愛理の料理に最後まで勇敢に立ち向かったと
渡は兄弟たちから一目おかれることとなった。
592 :
おまけ:2008/02/08(金) 03:51:31 ID:HQZ7tDfB0
翔一「やっぱブラウニーあたりがいいかな。量作らないといけないし」
総司「無難ではあるな。だが折角のイベントだし女性陣も多い。見た目も映えるのがいいだろう」
翔一「ガトーショコラ…よりはザッハトルテかオペラだな。飴細工で飾りでも作ろうか」
総司「チョコクリームのクロカンブッシュ(シュークリームを積み上げたケーキ)というテもあるな」
明日夢「あ、あれヒビキさんとこの…」
望美「俗に言うイケメンに分類される人が男2人でバレンタインのチョコ売り場(手作り用)…」
睦月「他のお客さんにとっては一種の恐怖かもね…あの周りだけ人がいないよ…」
所で愛理さんは渡にとっては姉でいいんだよな?
>>592GJ!! 巧にとっては拷問以上だろうw
>>317が暫定で出してたけど、一応愛理さん22歳、渡20歳だから姉でいいんじゃないか?
>>592 超GJ!愛理さん普通の料理も作れてたけど凝ったのを作ると途端にヤバイ物作りだすなwww
しかし本当に明日夢とか10代組みは仲良しだな
愛理「尾崎さん、三浦さんいらっしゃいませ!」
尾崎「どうも!あ、いつものお願いしまーす!」
三浦「私も同じものを。さっきからいい音色が聞こえてきますね。ラジカセですか?」
愛理「違います!あれは、渡がバイオリン弾いてるんですよ。」
尾崎「渡?」
三浦「まさか、彼氏?」
愛理「渡は弟です。さ、わーちゃん!自己紹介、自己紹介!」
渡、奥から出てくる。
渡「初めまして渡です。」
尾崎「可愛い弟くんだ!どうも、尾崎正義です!困ったことがあったら、何でも言ってね!」
三浦「お初にお目にかかります。三浦イッセーです。カウンセリングならおまかせあれ。」
渡「いい人そう!さっそくお願いがあるんですが、尾崎さん。実は・・・。」
尾崎「ジャコウ猫の糞とトリュフの根だね!分かった!十日の間に取ってくるよ。まかせなさーい!」
渡「ありがとうございます!(これで、材料集めが楽になる。)」
596 :
名無しより愛をこめて:2008/02/08(金) 19:29:07 ID:Jvfpqajx0
村上「どうもこんにちは」
巧「げっ何しに来たんだ!」
村上「いえ偶々近くを通り掛かったのでお邪魔させて貰いました。聞く所によるとまた兄弟が増えたらしいね」
巧「だったらなんだ」
村上「興味があってね・・・そこに隠れている子達に」
キバット「げっ・・・やるなあいつ」
渡「え・・・えと・・・・」
村上「ほう・・・蝙蝠ですか・・・素晴しい!上の上です!」ガシッ
キバット「ちょっこんにゃろ掴むな!」
渡「あっキバット!」
村上「なかなか面白い・・会社に持ち帰って」
巧「おいそれ位にしろ」
村上「ふんっ中々興味深いですが良いでしょう。それではまた」
巧「なんだったんだ?」
渡「キバット大丈夫?」
キバット「ああなんて事ねーよ・・・なあ巧あいつなんだ?」
巧「・・・スマブレの社長・・・俺と同じオルフェノクだ」
渡「えっ・・・って言う事は巧みたいにしっぽ着いてる?」ハサミシャキーン♪
巧「なっ!ついてねーよ!そもそもあいつはローズオルフェノクで・・・つーかどっからだしたそのハサミ!」
キバット「やれやれ」
キバのOPに薔薇が使われてたので薔薇社長を連想したネタ
薔薇社長の口調変かもしれないけど簡便
二人共GJ!
でも
>>595の渡がハキハキし過ぎてるような…
そうか、スケッチブックに書いたのか!w
わーちゃんって呼び方カワユス
GJなんだが
>>595っていつも携帯で小ネタ書いてくれてネタとしては面白いんだが
いつもキャラが微妙に違うよな
>>504の最後の総司も性格違うし
まあ気になっただけだからこれからも頑張ってな
>>590-592を読んでたら、バレンタインと言うこともあって
・ライダーに登場する女性陣が「男性陣で誰が一番かっこいいか」について議論
・樹花VS天音で大もめ(前スレに無かったっけ?オジサンって言われて凹む総司)
・それをウラタロスや草加やキバットその他が引っ掻き回す
・コハナは侑斗を推すべきか良太郎を推すべきかで悩む
なネタが思い浮かんだんだが文章に出来ない上にオチがない。だが私は(ry
>>593 ありがとう。
22年前ってのと混同して渡22歳かと思ってたわ
601 :
呼び方:2008/02/09(土) 07:38:51 ID:9PPbFXTQO
響鬼「ん〜」
翔一「どうしたの兄さん、難しい顔して」
響鬼「あ、翔ちゃん。実は渡ちゃんのことでちょっとね」
一真「渡の事?」
総司「兄さんがそんなに真剣に悩むなんて…俺たちで良かったら、話を聞くが」
響鬼「ありがとう。実は…俺は良太郎のことをりょうちゃんて呼んでるよな?」
良太郎「うん」
響鬼「翔一はしょうちゃん。昔はてっちゃんだったけど」
翔一「こっちの名前のほうが、今は慣れちゃったなあ」
響鬼「他は、かずちゃんしんちゃんそうちゃんたっくん」
良太郎「巧だけ、たっくん?」
翔一「たくちゃんより言いやすいし」
響鬼「だけど、まだ渡だけシックリ来なくて」
一真「いつものパターンなら、わたちゃん?」
翔一「わたちゃん…普通に、わたる、でいいんじゃない?」
響鬼「渡だけ呼び捨てにすると、気にしそうで」
良太郎「たるちゃんとか」
真司「…樽…みたいだな」
良太郎「…じゃあ、わるちゃん」
巧「ライダーなんだから、それもちょっと」
愛理「あ、わ〜ちゃ〜ん。ちょっと手伝ってくれない?」
響鬼「…」
良太郎「ど…どうしよう兄さん達…響鬼兄さんの背中が寂しそうだよ…」
602 :
呼び方:2008/02/09(土) 07:39:58 ID:9PPbFXTQO
渡「はーい、なに?」
響鬼「…わーちゃん…悪くないかも」
真司「…ポジティブシンキングだな―あいかわらず」
一真「そこも兄さんの良い所だよ」
良太郎「ん?…姉さんが手に持ってるあの鍋、なんか変…何だろ?」
渡「…な、なに?」
愛理「実は、侑斗にチョコを手作りしようと思ったんだけど、お出汁の昆布と一緒に、椎茸も入れてしまって…失敗してしまったの。
だからこれ、ニスの材料にならないかと思って」
→白い泡が出ている鍋
渡「…わ、わかんない、けど、試してみる…その…ありがとう、ね、姉さん…(*゜▽゜*)」
翔一「あ、それ少し分けてもらっていいかな。畑の肥料に試してみたい」
響鬼「皆仲良しで、いいことだよ」
カイ「お腹か空いた気がする…俺、夕食食べたっけ?」
デス「…夕食、きちんと食べていた」
レオ「そうだ。それにこんな時間に食べると肥るぞ」
カイ「その鍋の中身…食ってもいいかな…俺、そんな顔してるだろ?」
ていうネタが出遅れた自分が参上です。
…ネタ被った…orz
いいと思う。
ヒビキさんかわいいw
乙〜
カイが橘さん化しとるwww
>>601 >良太郎「たるちゃんとか」
>真司「…樽…みたいだな」
>良太郎「…じゃあ、わるちゃん」
>巧「ライダーなんだから、それもちょっと」
モモタロス「…良太郎…お前のセンスなあ…」
キンタロス「泣けるで」
GJ
響鬼さんはマジ萌えるなw
てか何処のスレ見てもデスイマジンはなんか可愛いな
一真「よっし、ゴミ収集終わりっと…。ん?あれは…おーい!良太郎!渡!」
良太郎「あ、一真兄さん。仕事終わったの?」
一真「うん、さっきな。二人は?」
良太郎「僕は渡兄さんのバイオリンの材料集めのついでに、この辺りを案内してあげてるんだ」
渡「(こっくり頷き)」
キバット「(ひょっこり)こないだみたいにうっかりよそんちのモン持ってこうとしたりしちゃ参るしな」
一真「キバットも来たのか。丁度いいや、一緒に帰ろうか。」
良太郎「うん。 …?一真兄さん、あそこに居る人って、たしか…」
一真「ウェ? あ、…小夜子さんだ」
キバット「おっ!?美人発見〜!色の白いトコが気に入った!オイ渡、挨拶に行くぞ!あわよくばちょっと咬ませてもら…」
渡「…!ちょっ、キ、キバット、待って…!」
小夜子「! 橘くーん!こっち」
橘「ああ、すまない…少し待たせてしまったかな?」
小夜子「ううん、私も今来たの」
キバット「……ちぇっ、なんだよ、彼氏持ちか。叩き落とされるのがオチだな…」
良太郎「…それより、どうして僕たち物陰に隠れてるんだろう…」
一真「いや、つい」
渡「……」
小夜子「ごめんね、急に呼び出して。ちょっと早いけど、バレンタインのプレゼントを渡したくて…はい、これ」
橘「ああ…ありがとう。何だか最近忙しいみたいだな」
小夜子「ええ。この寒さで体を壊す人多いから。…だから、なかなか会えなくても、仕方ないわよね」
橘「……そういえば、一真の所の愛理さん、婚約者が戻って来たらしい」
一真「…何か急に話が飛んだな」
良太郎「いきなりうちの事話だしたね…」
渡(白板)『出るに出れなくなっちゃった…』
小夜子「うん、聞いたわ。ひよりちゃんのお店で。あの子、とっても嬉しそうにしてた…優しい子よね。」
橘「そうか…。なあ、小夜子」
小夜子「? なあに?」
橘「…俺の名前、『朔也』と『小夜子』って、少し似てないか」
一真「……??橘さん、一体何が言いたいんだ?」
良太郎「いつにもましてボロボロだね…」
渡「…(良太郎の突っ込みってけっこうキツイなあ…)」
小夜子「ふふ…そうね、少し似てるかしら」
橘「……橘…小夜子(ぼそ)」
小夜子「え?」
橘「けっこういい名前だと思うんだが…どうかな」
小夜子「橘君、それって…もしかして…」
橘「…ああ、でもそうしたらそうやって呼べなくなってしま……!?(ぎょっ)小夜子!?
す、すまない、泣かないでくれ。ああ…やはり俺は駄目だな、君を困らせたかった訳じゃないのに…」
小夜子「ううん、違うの…嬉しくて。…本当に嬉しい。ありがとう、橘君」
橘「……!あ、ああ!そ、そうだ、これ食ってもいいかな?」
小夜子「ふふ…もちろん」
一真「……プロポーズだったのか…。いやでも、あの橘さんがねー」
良太郎「すごく素敵なプロポーズだね…(きらきら)」
キバット「そぉかぁ〜〜??なんつーかもっとこう、他にあるだろロマンチックなのが…」
渡「…でも…よかったね(父さん、母さん…)」
フライング気味で失礼。
最近剣見返したら、どうしても橘さんと小夜子さんを幸せにしたくなったのでこんな話。
流れから浮いているような気がするが気にしない。
本編では悲恋に終わった人たちが幸せになれるのもこの世界の魅力だと思うので。
もちろんいつもの橘さん(例:そのチョコレートは俺のものだー!→ごっそさん!)の
絡んだバレンタインネタも楽しみにしてます。
おまけ
翔一「だとしたら…桜井愛理かぁ。きれいな名前だね〜」
雄介「一条みのり…うん、いい名前だ!(サムズアップ)」
真司「他に可能性のある組み合わせっていったら…加賀美ひより?とか?」
巧「…シスコンの総司兄には聞かせらんねーな…」
総司「……誰に聞かせられない、と?」
一同「!!」
GJ!橘さんと小夜子さん、(まだ早いが)おめでとう
橘さんらしいプロポーズGJwww
こんな橘さん話も良いと思う!
津上雪菜(沢木雪菜?)さんをお忘れですよ〜
613 :
てぇ〜い☆再び:2008/02/10(日) 11:46:35 ID:1JngU7qS0
渡がバイオリンの材料集めをするため散歩していました
渡「う〜ん中々良い物が見つからない・・・」
キバット「おい渡〜んな所でうずくまって探してたら危ないぜ〜」
渡「うん・・・でももう少し・・・」
?「てぇ〜い☆」
渡・キバット「うわっ」
総司?「そんな所でうずくまって何してるの?」
渡「総司兄さんか・・・あのバイオリンの材料集めを」
総司?「へ〜面白そうだね♪僕も手伝うよ♪」
渡「あ、ありがとう」
キバット「んだ〜いつも兄ちゃんと違うぞ・・・それにいつもと違う気配」
渡「どうしたのキバ総司?「うわ〜何君可愛いね〜☆」
キバット「ぬおっ離せ!」
総司?「そうだね〜じゃあさっそく材料集めしよっか!」
渡「う・・・うん。・・・・・なんかいつもの兄さんじゃないよね」
キバット「ていうかまるっきり別人だろアレ!でもファンガイアの気配はしねーし」
渡とキバットが頭を抱えつつ総司?と材料集めすること数時間
渡「ふう・・・今日はこれくらいで良いかな?」
総司?「あ、終わり?楽しかったね〜」
渡「あの・・・兄さん」
総司?「じゃあ僕はこれで行くよ!じゃあね〜☆もう一人の僕によろしく〜♪」
渡「ちょっ兄さん!」
キバット「行っちまいやがった・・・・・しゃあねえ帰るか」
渡「ただいま〜」
一真「あっ渡お帰り!材料集めどうだった?」
渡「うん、沢山取れた」
良太郎「うわ凄いねこんなに!」
渡「総司兄さんが手伝ってくれたから」
一真・良太郎「えっ!?」
渡「どうしたの二人共?」
キバット「なんだなんだ〜」
一真「いや・・・その・・・あれだよな」
良太郎「うん・・・懐かしいな〜僕も似たようなことあったよ」
渡・キバット「???」
総司「俺なら今日はずっと家に居たぞ」
渡・キバット「え・・・えええええええええええええ!?」
一真・良太郎「やっぱり・・・」
総司「はぁ・・・またあいつか」
渡「え?え?どういうこと?」
キバット「なんだ?新手のファンガイアか!?」
一真「そう言えばまだ渡には紹介してなかったな〜」
良太郎「多分それだとリュウガさんも紹介しないとね」
総司「仕方ない・・・また今度あいつらを飯に誘ってやるか」
渡・キバット「?????」
2スレ目の
>>84の渡バージョンネタ
次回はいよいよガルルがシャバに出ますな。これでザンキさんもそっくりメンバーの仲間入りだな。
雄介「津上雪菜かあ」
真司「なんとなく、禁断の姉弟愛…みたいに聞こえ…」
616 :
そういえば…:2008/02/10(日) 14:42:00 ID:sEHcrkmD0
良太郎「あっ、渡兄さん。携帯の着信音、まだ兄さんの分登録してないんだ。何か好きな曲とかある?」
渡「他のみんなのは、どういう感じの?」
良太郎「えっとねぇ…」
モモタロス「くぅ〜!自由に出歩けるってやっぱいいぜ!」
コハナ「誰かに見つかったら騒ぎになっちゃうじゃない。良太郎の中に入ってなさいよ」
良太郎「そうだね、もうすぐ大通りだし…モモタロス」
モモタロス「ちっ、結局そうなるのかよ。ん?良太郎ケータイ鳴ってんぞ?」
♪チャ〜チャ〜チャチャン、チャチャチャ「ウェイクアーップ!!」チャ〜チャ〜チャチャン、チャチャチャ「ウェイクアーップ!!」♪
良太郎「あっ、渡兄さんからだ。もしもし」
モモタロス「なんでバイオリンに声被せてんだよ!?」
コハナ「他のお兄さんの着信音聞いて、キバットが声入れたいってごねたのよ」
良太郎「うん、わかった。それじゃ切るね。…そうそう、それでラジオ体操にしたんだ」
モモタロス「んあ!?なんでそうなるんだよ」
コハナ「ウェイクアップは、目覚めなさいとか起きなさいって意味なの」
良太郎「この曲、渡兄さんが弾いたんだよ。朝ならやっぱりラジオ体操って」
モモタロス「良太郎。お前の兄弟やっぱ変だぞ。それもう着信じゃなくて目覚ましだろ」
617 :
sage:2008/02/10(日) 14:50:47 ID:Od6y4ilH0
GJw
2月13日 明日でバレンタインデーだというのに、今まで一緒にイマジンと戦って来た良太郎か、未来の父親である侑斗のどちらに渡すか迷い、結局義理チョコを侑斗に、本命を良太郎に渡すことを決めたコハナちゃん。
コハナ「侑斗には悪いけど、やっぱり本命は良太郎よね。よぉし、明日はガンバるぞ!」
そう意気込んで、二人のチョコを横に置き、ベッドに寝付くコハナちゃん。 この後、自分の身に起きる“おかしな出来事”に気付かずに・・・
翌朝、ベッドから起き上がり、顔を洗いに洗面所の鏡に向かうコハナちゃんでしたが・・・。
コハナ「え、えぇ!なんで、元の姿になってんの!?」
な、なんとコハナちゃんは良太郎と出会った頃=大人のハナちゃんの姿になってしまったのです。
ハナ「どうしよう、良太郎にどう説明すればいいのかしら?」
はたしてハナちゃんはどうすればいいんでしょうか? そして、良太郎に本命のチョコを渡すことが出来るのでしょうか。
「2月14日のシンデレラ」バレンタインデーにうp予定
フライング気味で失礼ですが、ご期待ください。
総司「バウンティハンター、か…」
真司「ああ、最近はよくいるらしいぜ。ヤクザとか悪人に賞金かけて」
良太郎「そ、そうなんだ…」
雄介「まあ、結果的には悪人が捕まるわけだしなぁ」
巧「……けどよ、なんかこういうのに手を出しそうなやつ、結構いないか?」
一同「……」
涼「放浪の旅で生活費も少ない…こいつに飯を食わせるためにも…」
佐野「幸せになる為ならやりますよー!なにせこっちは人手多いっすからねー!」
東條「悪人を倒す…やっぱり英雄はこうでないとね」
琢磨「安定収入を失った私にはこれしかない!」
橘「オレノシュウニュウハボドボドダー!」
影山「よぉ、同じ闇の住人だが…」矢車「俺達のラーメンの為に消えてもらおう…」
カイ「俺今すごくお金に困ってる、そういう顔してるよなぁ?」
一同、一真を見る
一真「ウェイ!?何でそこで俺!?俺ちゃんと清掃業してるから!」
巧「だって元同僚が…」
一真「うぐっ!」
総司「さて、少し用事が出来た。俺は出かけるぞ
……ゼクトの情報網からいって、ねらい目はこいつだな…(写真と賞金額が書かれた紙を見る」
一同「あんたかよ!!」
こんな質問が届きました。
リュウタロス「みんなライダーならさ、敵が出てきた時、誰が一番早く動けるんだろーね?」
総司「簡単な事だ。兄弟を一部屋に待機させ、それぞれの敵に同時に出てもらえばわかる」
ここで一度おさらい。振り返ってみて多かったパターンで分類。
【感覚で理解】
翔一「アンノウンがどこにいるのか、解っちゃうんだよね。何故か」
【五感で察知】
真司「ちぃ〜さくて高い音が聞こえてさ。いるかな〜って鏡とか見たらやっぱりいるんだよ。なんかゴ(ry」
良太郎「モモタロスがいつも知らせてくれるんだ。イマジンの匂いってやっぱ埃っぽいのかな?砂だし」
【道具・機械が反応】
一真「アンデッドサーチャーの音って、整形外科にある医療器具のアラームと似てるよなぁ…」
渡「勝手にブラディ・ローズの弦が振動して鳴るんだ。外に出てても頭痛でわかるし、キバットも教えてくれる」
【主に通報でお知らせ】
巧「俺より啓太郎がやたら出くわすんだよ」
ヒビキ「基本的に街中より田舎の方に出ますから、シュッ」
【出向く先にいる】
総司「一応言っておくが、行く先々で事件が起こる探偵と一緒にしないでもらおう」
実際にやってみた。
なおアンデッドサーチャーとブラディ・ローズは同じ部屋に置くこととする。
リュウタロス「それじゃいくよ。よーい…どんっ!」
がらっプププププイィばたんっィィィイインプルルルルルルルルピンポーン♪
翔一、既に窓から外へ駆け出した後
M良「良太郎、イマジンの気配だ!いくぜ、いくぜ、いくぜー!!」と言いつつ、疾走
巧「なんだ、啓太郎ー!?えっオルフェノク?何処で!?わりぃ、周りがうるさくてよ!」
一真「えーと、北か…!(久しぶりだから一瞬見方忘れた!)」
ヒビキ「どこだって!?近場!?」
真司「わっかんないって、聞こえないってこれ!」
渡「キバット、これ振動してるよね?」
総司「ふっ、俺の勝ちだな」
黒総司「遊びに来たけど、みんな何してんのー?」
巧・一真・ヒビキ・渡「「「「ズルいってそれ」」」」
>総司「一応言っておくが、行く先々で事件が起こる探偵と一緒にしないでもらおう」
バーローwww
総司も道具が教えてくれる系だと思ってたわ。
カブトゼクターお迎えの印象が強過ぎるだけか。
雄介だと一条さん等の警察関係者からの通報(依頼?)だと思う。
バーローっぽい感じもするけどw
良太郎「ってことは、総司兄さんが無職で自宅警備員兼家政夫で家からでないのは
事件を起こさないためにわざとやってるんだね!
すごいよ!ただのニートかと思ってた!」
「中卒」は「高校中退」と履歴書に書けない。憶えておけ。
その気になれば警察組織でも秘密組織(ゼクト)でもそつなく回すしな天道は。
あんまその気にならないが。
良太郎は家族従業員で
天道は主夫だろ……w
つか思えばその気になれば渡も良太郎もたっくんも全員
たけしで雇って貰うことも出来ないかな?
猛士でもいいけど、NPOだからなぁ。
鬼じゃなきゃ、まかもう倒せないし・・・。
むしろゼクトとかのほうがいいんじゃねぇの?>就職先
渡は人見知りが激しいから、猛士でもいいかもだけど。
のんびりゆったりまったりーぃ。
ヒビキ「わーちゃんもだんだんと我が家に慣れてきたみたいだな!よかったよかった」
良太郎「うん、話しかけてもビクビクされなくなったしね」
総司 「いいや、まだ甘い未だに家族の目を見て話せないようじゃあ駄目だな…
家族は何でも腹を割って話せるようじゃなきゃいかん」
一真 「たしかに、急に話しかけるとたまにテンパったりするしな〜」
巧 「俺もたまにビビられる…ヴァイオリン関係意外はな…」
真司 「何か打ち解けられる方法ないかな〜、あっ!一緒にお風呂なんてどう?
キバットみたいに裸の付き合い!兄弟水入らず!」
ヒビキ「お〜、近所の銭湯にでも行こうか?背中流しっこしよう!」
巧 「そんな歳でもないだろ俺達…」
総司 「ふっ、そんなキバットの二番煎じせずとも俺達にはもっと良い
コミュニケーション方法がある!」
渡 「に、兄さん達、どっどっ…どうしたの?敵?喧嘩??」
カブト「俺達仮面ライダー兄弟…仮面ライダーなら仮面ライダーの姿で何の気兼ねも無く話そうじゃないか!」
渡 「えぇっ!?」
響鬼 「たしかにコレはうちの家族しか出来ないコミュニケーションだね〜」
ブレイド「でも、逆に壁作ってないか?コレ?顔見えないし…」
龍騎 「で、これからどうする?ライダーらしく採石場行ったり海辺をバイクで駆けたりする?」
プラット 「うーん何か違う気がする…」
カブト「さぁ変身するんだ渡!!」
渡 「ええぇぇぇーーーっ!??(´Д`;)」
ファイズ 「…アホか…。」
とかいいながらつきあって変身してるじゃないか巧w
GJ!!
つか総司、いやここはあえてカブトwww
ノリすぎだ!
>632
せめてライナーにしておけ良太郎
良太郎「え〜と、あとは…」
渡「あ…良太郎、で、出かけるの?」
良太郎「あ。渡兄さん。デンライナーでちょっとそこまで」
渡「ふぅん…」
良太郎「なに呑気にしてるの、兄さんも行くんだよ」
渡「……………え?」
良太郎「ほら、もうデンライナーきちゃうから」
渡「え。な。ちょ」
良太郎「はい、ヴァイオリン持って。キバット持って。これ渡兄さんの分の、兄さん達特製お弁当とお茶」
渡「あ。うん」
(水筒斜め掛け、右手にヴァイオリン入りケース、左手にキバットと弁当箱)
良太郎「じゃあ兄さん達、いってきま〜す」
渡「いってきま、す…」
残り一同「いってらっしゃい!」
総司「…さて。俺は一足先にハイパーで様子を見て来るとしよう」
映画の発表に浮かれてみた。
なんか上手くいかなくてちょっとだけ後悔してる。
しかしキバとセットとはおもわんかった。
楽しみだ!
おお早速映画ネタが!ちょうど電王の公式見てきた後だから
なんか面白いw 個人的にM渡?が気になって仕方ない
>>636 >はい、ヴァイオリン持って。キバット持って。
なんか微笑ましいな。
「お、おわ?」みたいな顔をしてるキバットが目に浮かぶw
前々スレの709のやつなんだが
「日本のとある街で暮らす八人の兄弟。
ごく普通の彼らは、ごく普通に互いを支え合い、
ごく普通に毎日を仲良く過ごしていました。
でも、ただ一つ違っていたのは……
彼らは仮面ライダーだったのです」
てのをどっかに入れてほしいと思ってるんだが。
今は八人じゃなくて九人+αだけど。唐突で失礼。
真司「あー…えっと、新しいクレヨン買ってあげようか!」
リュウタロス「グスッ…そんなのいらないよ」
翔一「キャベツの酢漬けができたからさ、食べない?美味しいぞ〜」
リュウタロス「…それ、キライッ…ズビッ」
総司「兄さん、リュウタは一体何でぐずっているんだ?」
ヒビキ「いやあ、リュウちゃんが好きなテレビがちょっとね。
動物が沢山出てくるからずっと喜んで観てたんだけど、
龍が悪役で倒されちゃったから落ち込んじゃってさ」
総司「やれやれ、そんな事か。仕方がない、この俺に任せろ」
リュウタロス「総司お兄ちゃん、ボク、正義の味方だよね…悪いやつやっつけたもん。
でもあいつ、全部の龍が自分だって言ってた…ホントかな?そしたらボクも…」
総司「リュウタ、落ち着いてよく考えてみろ。今は何年だ?」
リュウタロス「えっ?と、2008年だよ」
総司「そうだ。奴が封印されたのも2008年だな。だがお前は何年から来た?」
リュウタロス「よく分かんないけど、未来から来たよ」
総司「その通り。つまり、少なくとも未来から来たお前は、
2008年に封印された龍とは何ら関係がない。違うか?」
リュウタロス「…そっかあ!そうだよね!総司お兄ちゃん、あったまいい!」
総司「ふっ。当然だ。何せ俺は天のry」
翔一「いやー、リュウタが元気になって良かった良かった!」
真司「けど、あの論理でいくと俺達は…」
翔一「あ」
過去ログ読んでたら、2スレ目の
>>268で思わず吹いてしまったwww
『終盤頑張れよ』とか『最終回はきっと活躍できる』とか、まさにその通りに………。
まさか、これ書いた職人は手塚か!
ある日のライダーハウス。午後三時。
恵「ちょっと、こっちに気弱な男の子いない?」
総司「いる。呼んでこよう。」
良太郎「あの、僕、何かしちゃいましたか?夜釣りっていいながら、Hしちゃったとか・・・。」
恵「あなたじゃないの。もっとおどおどした感じの・・・。」
良太郎「あ!渡兄さんだね!兄さんならすぐ近くに・・・。」
渡「(震えながら)な、何でしょうか?」
恵「名護くんと四時に待ち合わせしてたでしょ!忘れたの?」
渡「あ!すみません。」
恵「さ、行くわよ!ったく、何で私が・・・。」
渡「行ってきまーす!」
総司「帰りにアサリを頼む。夕食に酒蒸し作りたいのでな。」
良太郎「いってらっしゃーい!」
初投稿。
書いた後に他の兄弟と絡んでないことに気付いた……orz
ニスの原料を探して近所の土手をぶらぶら歩いている渡と、静香。
前の方を歩いていた女の子がハンカチを落としてしまった。
渡 「あ。」
静香「渡、人に慣れるチャンスよ。あの子にハンカチ渡してあげなさいよ。」
渡 「えぇ〜っ」
静香「あの!」
ゴン「なに?」
静香「ほら、渡!」
渡 「えっと……えっと……」
静香(頑張って、渡。ここで私が口を出したら渡のためにならないわ。)
風間「なんですか、きみは。」
渡 「は、はんか…ち!お、おとと…落とし、まし……た……!」
ゴン「あ。ほんとだ。ありがとう。」
静香「よく言えたわ渡!そう、その意気で頑張ればいいんだよ!」
渡 「う、うん……」
風間「気をつけるんだぞ、ゴン。わざわざありがとうございました。
でも、その格好はどうかと思いますよ。不審きわまりない。」
渡はゴーグルにマスク、ニット帽を目深に被った格好。
対して風間は、金色に輝く大きなフリフリ襟のついたシャツにブラウンのベスト。
渡 「う……(この人の格好も変だと思う……)」
ゴン「ちょっと大介、失礼よ。ごめんね、気にしないで。」
静香「ううん、こっちこそ誤解されるような格好してるのが悪いのよ。
渡は人と接するのが苦手で、こうやてちょっとずつ慣れさせてるの。」
ゴン「へえー。」
静香「甘やかすと癖になるし、少しぐらい厳しく躾けなきゃいけないから。」
渡 「…ま……(またそんなこと……)」
ゴン「厳しく、躾けるかぁ」
風間「女の子に助けてもらわないといけないなんて、男として恥ずかしいやつだな。」
ゴン「……」
風間「それに比べて、貴女はしっかりしていて、その上、とても可愛らしい。
もう少し大きくなったら是非、貴女のメイクをさせてください。」
静香「はあ?」
風間「そう、貴女はまるで……まるで…………」
ゴン「……」
風間「まる……で……」
静香「なによ。」
風間「えっと……(ゴン…!)」
渡 「静香…そろそろかえろ…。まだ、作業残ってるし……」
静香「あ、そうね。じゃあね。」
ゴン「うん、ありがとう。」
静香と渡を見送る、ゴンと、固まったままの大介。
恨めしそうに睨んでいる大介にゴンは冷たく言い放った。
ゴン「決めたわ!私もあの子を見習って大介を甘やかさないようにする。」
風間「そ、そんな…」
甘やかすばかりではいけない、そう学んだゴンだった。
****
おそまつさまでした。
兄弟でなくてすいません。なんとなくポジションが似てるかと思って。
>>644-645 GJ、確かにこの2人似てるな。
無理に絡めなきゃで他の兄弟と絡めるより潔くていいと思うぞ。
>>644-645 初登校とは思えない面白い発想ですなw
確かに似たような二人だし
そして皆さんの言うとおり兄弟は無理に絡める必要も無いと思いますよGJ
ちょっと質問。
生き別れた兄弟で、一緒に暮らし始めたのはライダーになってから
…ってのは決定事項なんだっけ?
子供の頃一緒に住んでた時の回想を入れるってのはおk?
そんな長くなくて2,3行程度です。
ネタを予告したID:Od6y4ilHOです。
初のネタを投稿します。
あらすじは
>>618を参照にして下さい。
ハナ「どうして?・・・なんで元の大きさに戻ったのよ?」
ナオミ「ハナさんオッハヨォ・・・えーっ!」
モモ「おいおい何だよ。」
キン「何やどうかしたんかってハナ、お前!?」
リュウ「何々、どうかしたの?・・・わーっ、ハナちゃんが元に戻ってるぅ!!」
ウラ「どういう訳?なんでハナさんが。」
ハナ「私にだって解んないわよ!もう、なんでこんな日に?」
ナオミ「うーん・・・あっ、そうだ!この姿のまま良太郎ちゃんと侑斗くんにチョコをあげましょうよ!2人共ビックリすると思いますよ。」
モモ「はぁ?こんな状況でかよ。」
ナオミ「こんな状況だからですよ。」
ウラ「確かに、ハナさんがこの姿で良太郎とボクちゃんにチョコを渡せば、2人も驚くだろうね。」
リュウ「でもでも、そうしたら良太郎が気絶しちゃうんじゃない?」
モモ「バカヤロー!良太郎がそんなんでぶっ倒れねーよ。」
キン「そうや、良太郎は強いんや。そんな事で倒れへん。」
ハナ「だけど・・・なんか良太郎に嫌われそうで怖いの。」
モモ「なーにが「嫌われそうで怖いの。」だよ、ハナクソ女らしくねーだろ!」
ハナ「何よ!」 ハナパンチでモモが吹き飛ぶ モモ「ギャー!」
リュウ「モモタロスって鈍感だね。」
ナオミ「でも、モモちゃんのいうとうりだと思いますよ、そんなのハナさんらしくありませんよ。」
キン「そうや、頑張ってこい!」
リュウ「良太郎に本命、侑斗に義理チョコ渡すよね?答は聞いてない!」
ウラ「あの2人をちゃんと釣り上げてよ。」
ナオミ「ハナさん、ファイト!」
ハナ「皆・・・ありがとう。私、頑張って来る!!」
一同が笑顔になった
モモ「おい、ハナクソ女・・・頑張れよ。」
ハナ「うん!!」
ライダーハウス
ピンポーン
樹花「ハーイ」ガチャ、
ハナ「樹花ちゃんこんにちを」
樹花「わー、ハナお姉ちゃんだぁ!上がって上がって。」
ハナ「いやあの、ちょっと良太郎に用があって。」
総司「良太郎なら出かけていてるぞ。」
ハナ「総司さん。」
総司「樹花、向こう行ってるんだ
樹花「ハーイ!」
総司「…で、どうした、何か用か?」
ハナ「いやあの、今日バレンタインデーだから良太郎にチョコを渡そうと思ってきたんです。」
総司「そうか。」
ハナ「・・・あのー、この姿みて驚かないんですか?」
総司「俺を誰だと思っている、そんな事で驚くほどヘタレじゃない。」
ハナ「(そうなんだ・・・)じゃー良太郎がいないんなら失礼します。直接渡したいんで・・・」
総司「待て、俺も今からひよりにチョコを貰いに行こうとしてたところだ。途中まで一緒に良太郎に会いに行くのを手伝ってやる。」
ハナ「本当ですか、ありがとうございます。」
総司「“お婆ちゃんが言っていた、愛とは心を受け止めるもの”だと、行くぞ。」
ハナ「はい!」
ハカランダの入口近く
総司「じゃあ、良太郎にちゃんと本命のチョコ渡せよ。」
ハナ「はい。」
真司「あれ、総司どうしたの、こんな所で?」
総司「ひよりがここで手伝っていると聞いたからここで珈琲飲むついでに加賀美よりも先にチョコをもらおうとな、そういう真司兄さんもどうしてここに?」
真司「あっ、オレは取材の帰りに珈琲飲もうと思ってってハナちゃん、なんで大きくなってんの?」
ハナ「いやそれが・・・私にもわかんないんです。」
真司「そうなんだ、でどこに?」
ハナ「良太郎に直接チョコを渡そうと家にいったんですけど出掛けてて。」
真司「ふーん、そっかじゃあ頑張って。」
総司「良太郎にあえるといいな。」
ハナ「ハイ。」
655 :
龍と貯古齢糖:2008/02/14(木) 01:12:09 ID:frV8AQRZ0
バレンタインが近づくある日のこと。
ウラ「あれ、リュウタ、どうしたの? 随分ご機嫌だねぇ」
リュウ「いいでしょ、お姉ちゃんたちからチョコもらったんだーっ。
はい、カメちゃんにもあげるっ!」
バレンタインがやってくると、どこもかしこもチョコの匂いに満ちていて。
試作品なのかそれとも材料なのか。リュウタロスが持っているのは板チョコで。
もらったチョコを二人は、はむはむと噛み砕く。
勿論、寝ているキンタロスの分とここにはいないモモタロスの分をとっておくのを忘れない。
ウラ「よかったねぇ、リュウタ。でもチョコがたくさんあるからって、
犬とか猫とかにあげちゃうと大変なことになるからね」
リュウ「え、カメちゃん、どういうこと?」
ウラ「チョコってさ、生き物によっては毒にもなっちゃんだよねぇ」
ペキッ。リュウタロスの手の中で板チョコがくだけた。
何気ないウラタロスの一言に、リュウタロスは呆然とした。
チョコをあげてしまった、渡してはいけない人に……。
リュウタロスは、割れたチョコをじっと見つめると、デンライナーを飛び出していった。
ウラ「チョコレートに含まれるテオブロミンってやつがさぁ、危険らしいんだよね。
量によっては、死に至るっていうけど、うーん。
ま、チョコに込められた愛と同じで、多すぎると危険ってこと、だね」
656 :
龍と貯古齢糖:2008/02/14(木) 01:20:41 ID:frV8AQRZ0
リュウ「……巧お兄ちゃん!」
紫色のイマジンは、叫び声と共にライダーハウスへ駆け込んできた。
リュウタロスは、愛理たちからもらったチョコを数時間前、巧にも分けたのだった。
巧は蒼ざめた顔でソファーに寝そべっていた。リュウタロスの呼びかけにも反応を示さない。
間に合わなかった。リュウタロスは床に倒れこんだ。どうしよう、僕が、巧お兄ちゃんを――
<< チョコってさ、生き物によっては毒にもなっちゃんだよねぇ >>
リュウ「僕のせいだ。僕が知らなかったから、だから、だから……。
巧お兄ちゃんっ、死んじゃやだっやだっ!」
良太郎「リュウタロス、落ち着いて! 巧兄さんは死んでないよ! チョコのせいで――」
リュウ「やっぱり、そうなんだ。チョコ食べたから……」
良太郎「いや、チョコは食べてないよ! 食べたらきっともっと大変なことになってただろうけど。
チョコの匂いのせいであって、リュウタロスのせいじゃ――」
リュウ「巧お兄ちゃんっ、ごめんなっさいぃー! やっぱり匂いもダメだったんだっ、僕、僕、うわぁぁん」
良太郎「落ち着いて、リュウタロス、お願いだから。ほら、巧兄さんはこんなに元気だよ、ね?」
巧「俺は、もう駄目だ……」
良太郎「ちょ、巧兄さん! しっかりして! リュウタも泣かないでいいから!」
657 :
龍と貯古齢糖:2008/02/14(木) 01:27:22 ID:frV8AQRZ0
ウラ「あらぁー、またまずいことになってるねぇ」
総司「ウラタロス、リュウタロスはどうしたんだ」
ウラ「いやあ、総司さん。リュウタったら、『チョコを犬や猫に与えるのはよくない』って聞いて飛び出して」
総司「――チョコをあげた巧がぐったりしていることに驚いた、ということか。」
ウラ「ところで、巧さんは具合悪そうだけど……、リュウタのせい、じゃないよね?」
総司「原因はチョコ――ただし、愛理姉さんの試作品のチョコの匂いだ。皆ダメージを受けたが――」
ウラ「巧さんだけ、回復が遅い、ということですか」
総司「まさか、巧、チョコが身体に合わないのか?」
ウラ「虎もマタタビには酔う、らしいしねぇ」
――とあるマンションにて。
海堂「おうぅ、木場君、君は随分もてているようだねぇ。どれどれ何を貰ったか見せて御覧なさーい。
ちゅーか、バレンタインにキャロットケーキですか?」
木場「……うまいよ、コレ」
海堂「おい、木場ぁ。馬だからって馬らしく振舞おうとしなくていいんだぞー。
というより誰だぁ、馬に人参与えてんの。喜んで走るぞ〜、パッカパッカとなぁ。
あれ、怒りましたかー、鼻の穴広がってんぞぉ、馬っぽく――スマンスマン。俺、調子に乗ってたわ。
だから、剣握り締めんのやめてくれい。ちゅーか、木場、お前馬のくせに蛇より顔怖いぞー」
アンデッドは、元の生き物の嗜好が影響するっぽいが(金居の砂糖水)
オルフェノクはどうなんだろ。
>>652 割り込んでしまってごめんなさいorz
>>652-654の続きです。
公園
ハナちゃんは手作りのチョコレートを良太郎に渡そうとしていましたが、一向に会えず、公園のベンチで一休みをしていましたがハナちゃんは良太郎の他にも“もう一人”渡すひとを忘れていたのです
ヒビキ「あれハナちゃん、どうしたの公園に一人で。」
巧「ってか、もとにもどっのか」
ハナ「あ、ヒビキさん、巧くん、ちょっと訳があって・・・でも珍しいツーショットですね。」
ヒビキ「ちょっとたっくんがバイトしてるクリーニングで服を取りに行ってて。」
巧「侑斗が服を預けに店に来た後にな、ホント恥ずかしいぜ。」
ヒビキ「なーに照れてんの、隠してる訳じゃないんだし!」
ハナ「侑斗が・・・あ、侑斗にもチョコ渡すの忘れてた!良太郎より先に渡しといた方がいいかも!」
巧「なんだかしんねーけど、頑張れよ。」
ヒビキ「良ちゃんにちゃんと渡せるようにね。」
ハナ「ハーイ!」
巧「行っちまったよ、大丈夫か?」
ヒビキ「なーに、大丈夫だよ!きっと。」
>>657大丈夫です、心配しないで下さい。
菊地クリーニング店
ハナ「あの、侑斗は来てませんでしたか?」
啓太郎「あれ、ハナちゃん久しぶり!彼ならついさっき出てったよ。」
ハナ「ありがとうございます!!」
啓太郎「気をつけてね〜」
真里「あれ、いまハナ走ってたけどどうしたの?」
啓太郎「さぁ?」
路地裏
ハナ「侑斗!」
侑斗「ハナ!?お前どうしたんだその姿?」
ハナ「そんな事どうでもいいの、それよりこれ受け取って!」
侑斗「お前、これ・・・」
ハナ「勘違いしないでよ、あんたのは義理チョコよ。」
侑斗「義理って、未来の父親より野上が本命かよ!」
ハナ「当たり前でしょ!!」
侑斗「そっか、野上に本命渡せるといいな・・・ありがとう。」
ハナ「うんありがとう・・・お父さん。」
ハナ、路地裏をでる
デネブ「侑斗、よかったな!初めてお父さんって呼ばれて。」
侑斗「デネブッ!恥ずかしいだろうが。」
デネブ「侑斗く、苦しいよ!」
商店街付近
ハナ「良太郎・・・此処にもいない、いったい何処に入るんだろう。」
真魚「あれ、翔一くんあの人って?」
翔一「あ、ハナちゃん!」
ハナ「あっ、翔一さんと・・・真魚さんよね、ナオミちゃんににている。」
真魚「はい。」
翔一「ってか、行つの間に戻ったの。」
ハナ「今日の朝に・・・それより良太郎見かけませんでしたか?」
翔一「いや、見てないけど?」
真魚「何かあったんですか?」
ハナ「いや、実は・・・」
真魚「(あの袋ってもしかして・・・)そうですか、解りました!(ハナに耳打ちして)チョコ渡すの頑張って下さいね!」
ハナ「・・・ありがとう。」
翔一「ねぇ?なんて言ったの?」
真魚「いいのいいの、さぁ行こう。」
夕方の住宅街
渡「一真兄さん、キバット・・・早く帰ろうよ」
一真「バイオリンのニスの材料探すの手伝えって言ったの渡だろ、ちゃんと探せよ。」
渡「言ったのは僕だけど・・・」
キバット「渡、兄貴だからってビシッと言わねえとダメだろ。」
渡「そうだけど・・・」
キバット「ったく・・・うん?あの女、ジャンヌの肖像画みたいにめちゃくちゃ首が長ーぞ!」
渡「あっ、キバット」
キバット「咬ませろ〜」
ハナ「ふっ!」
ハナ、カブトのライダーキックばりの回し蹴りを放つキバット「ギャー!!」
渡「キバット!」
一真「なんだ、どうしたってハナ・・・お前その姿。」
ハナ「あっ一真さんに渡くん・・・それにキバット!」
渡「あの、ハナさんってあの小さいハナさん?」
一真「そっか、渡はコハナの時にしか会ってなかったんだよな。で、どうしたの」
ハナ「実は良太郎にチョコを渡そうとしてるんだけど、なかなか会えなくって・・・」
一真「そっか大変何だな。まぁ、頑張れよ。」
ハナ「はい!」
渡「あ、あのチョコって失敗した奴とかあったら下さい・・・ニスの原料にしたくって。」
ハナ「・・・そうなんだ?考えとくね。」
渡「ありがとうございます!!」
キバット「アホ。」
午後8時
ハナ「もうこんな時間かぁ・・・どうしょう。」
??「姫!」
ハナ「うぁっ、ジーク」
ジーク「家臣達から聞いたぞ、何故私にチョコを渡さぬのだ。」
ハナ「そんなのどうでもいいでしょ!」
ジーク「良くない、姫は私のものだ!だから私の為にチョコを・・・うん?」
ハナ「いい加減にしなさい!!」
バンッ、パリッ
ハナ「今、パリッて・・・まさか!!」
ハナ 袋の中身のチョコを確認する
ハナ「あ、あぁ・・・チョコが割れちゃった。」
ジーク「・・・私のせいでは無いのだからな。」
ジーク 何処へ飛ぶ
ハナ「どうしょう?」
午後11時53分の公園
ハナ「どうしょう・・・こんなチョコ良太郎に渡せないよう。」
??1「あれ、ハナさん?」
??2「どうしたの、こんな時間に」
ハナ「あ、良太郎それに・・・雄介さん。」
良太郎「ハナさん、その姿・・・」
ハナ「良太郎驚かないで、これには訳が・・・」
良太郎「元に戻れたんだね。ボク嬉しいよ。」
ハナ「良太郎・・・」
雄介「うん?手に持ってるのそれって・・・」
ハナ「あの、良太郎の為に作ったチョコ何ですけど・・・キレイに割れちゃって。ゴメンね!」
良太郎「いいよ、ハナさん。それに・・・大事なのは見た目より中身だしね。」
ハナ「(瞳から涙を流して)ありがとう。」
良太郎「ハ、ハナさん、ボク悪い事泣かしちゃった・・・ゴメン!!」
雄介「違うよ、ハナちゃんは嬉しくって泣いているんだよ。そうだよね!」
ハナ「良太郎・・・(良太郎に抱きつき)来年はもっといいチョコ贈るからね。」
良太郎「うん・・・ボクもハナさんのチョコ楽しみにしてるよ。」
そして・・・時計の針が12時を指した瞬間・・・
2月15日 午前0時0分
良太郎「ハナさん・・・あれ、エーッ!?」
ハナ「どうしたの?良太郎。」
雄介「ハナちゃん・・・また、小さくなっちゃったよ。」
コハナ「エーッ!!ウソでしょ、なんで。」
砂モモ「おいおいどうなってんだよ!」
砂リュウ「ハナちゃん、また小ちゃくなっちゃた!」
砂キン「なんでや?」
砂ウラ「まるでシンデレラみたいだね。」
コハナ「そんなぁ、せっかく元に戻れたのに・・・」
良太郎「落ち込まないで、小さくったってハナさんはハナさん何だから。」
雄介「そうだよ、だから笑顔笑顔!」
コハナ「そうね、ありがとう!良太郎、雄介さん。」
雄介「オレは何もしてないよ。」
良太郎「うん!!」
・・・こうして一人の少女の1日限りの夢物語は幸せに幕を閉じました
FIN
665 :
2月14日のシンデレラ あとがき+オマケ:2008/02/14(木) 04:38:34 ID:BhE7c6rvO
>>652-654 >>658-664 いかがでしたか?
駄文で失礼しました。
オマケ
ナオミ「ハナさんよかったですね。」
キン「あぁ、ほんま泣けるで!!」
ジーク「良くない!!私は姫からチョコを貰えなかったのだぞ。」
モモ「別にいいじゃねぇか、なぁ!」
ウラ「うん、でもなんでハナさん、あの日だけ元に戻れたんだろう・・・オーナーは何か知ってます?」
オーナー「ハナ君の姿が元に戻った理由、それは・・・」
一同「それは。」
オーナー「それは・・・私にも分かりません。」
一同コケる
モモ「なんだよ!!そりゃ。」
リュウ「答えになってない!!」
オーナー「私がすべて知っているとは限りません・・・」オーナー 食堂車を出る
オーナー「ただ、ハナ君がバレンタインデーの時だけ元の姿で良太郎に会いたいと、望んだからだと思いますよ。根拠はありませんが・・・せんが。」
FIN?
良かったですよ〜
二人まとめてGJです!
でもタロスズはもう砂じゃないと思いますけどね。
良太郎も叔父さんだから本命ってことはないし
「大きくなったら嫌われるかも」ってのも劇中で良太郎が
小さいハナになかなか慣れない描写があるから微妙。
良太郎がハナよりコハナの方が好きっていうのも無いから。
いろいろおさらいした方がいいというのが正直な感想。
電王で恋愛描写あったのは、
王道の桜井さんと愛理さん、ちょっとだけ侑斗ぐらいだしね(あとゲスト契約者ズ)
お疲れ様です
さらに付け足すならわざわざ最後にageなくても大丈夫
乱闘騒ぎのもとになるしね
以上かな。次からよろしく
ヒビキ「わーちゃん。宅配きてるぞ、お前宛だ。」
渡「何だろ・・・?あ、チョコ。」
巧「差出人は麻生恵。バレンタインだから・・・か。」
真司「わーちゃん、顔真っ赤。」
渡「ぼぼぼぼぼ・・・。ふえーん。」
キバット「嬉し泣きしてる、こいつ。」
巧「ひょっとして、こーいうの初めて?」
渡「う・・・うん。ひっく、ひっく。」
ヒビキ「可愛いやつめ!このー。」
一真「で、あっちはすね気味か。」
総司「去年より、一つ足らない・・・。何故だ?」
>>647 >>649 兄弟についてアドバイスありがとうございます。
次は頑張ってみます。
バレンタインネタのみなさんGJ!
>>655-657 オルフェノクは…どうなんだろうなあ
ちょっとくらい影響受けてた方が面白そうだ
つか総司さえも「巧は犬じゃなくて狼」と訂正してくれないのかw
イヌ科ではあるけどww
たっくん嗅覚が鋭い分ダメージが大きかったんだと思ってた……
>>667 そうだよな良太郎はハナの叔父さんだからそこらへんはやっぱりちょっと気になったな
それに良太郎とハナにそこまで恋愛描写無かったしな〜まあ色々電王とか見直した方が良いかもね
まあ色々偉そうな事言ったけど
>>665これからも頑張ってね
真司「つーわけで今から愛してるゲーム始めるぞ!」
巧「真司兄、それ他局のネタ・・・うわっだからチョーク投げるな!」
真司「良いだろやってみたいんだし!」
総司「お婆ちゃんは言っていた・・・愛とはそう単純に口にする物じゃないと」
真司「え〜とだから俺達家族が普段言わない好意をこのゲームで・・・」
樹花「はいは〜い!私もやりた〜い!」
ヒビキ「おっ面白そうだな!まあ家族でやるだし良いでしょ」
総司「・・・まあ樹花がやりたいって言うんなら・・・ただしメンバーは俺が決める!」
第一メンバーヒビキ・樹花・総司・ひより・真司・みのり
全員「こっちには愛してる、そっちにはえっ?愛してるゲーム」
ヒビキ「樹花ちゃん愛してる♪」
樹花「え?」
ヒビキ「愛してるよ〜」
総司「・・・・・・・・・・・・」
樹花「お兄ちゃん愛してるよ!」
総司「・・・・・えっ?(くっゲームとはいえ「えっ?」と返さねばならないとは)」
樹花「愛してるよ!」
総司「ひより、愛してる」
ひより「・・・・・・」
ひより「・・・・愛してる(なんで僕が・・・)」
真司「・・・えっ?」
総司「やっぱり駄目だ!」
みのり「どうしたの総司君?」
真司「そうだよ総司!これゲームだぞ!」
ヒビキ「あはは〜やっぱり総ちゃんにはこのメンバーじゃ無理だったかな〜」
一真「思うんだけど・・・このゲーム俺達家族でやったら後になるほど女の子少なくなるような気が」
巧「言うな一真兄・・・」
>>667-668 >>673 自分はパラレル設定のつもりで書いたんですが、なにしろ初めてなもんで、説明不足や描写不足が多くなってスイマセン!!
様々な指摘アリガトウございます。
あと
>>674さん、グッジョブですwww
まだ日も上がらぬ早朝、しかしライダー一家の朝は早く、
中からは人の活動する息遣いが感じられた
ヒビキ「うー…まだまだ寒いなーっと、おっ雄介!おはよう!(シュッ)」
雄介 「あっ、おはよう兄さん」
ヒビキ「そういえば今日出発だったな、今度は南の方だろ、良いなぁ〜」
雄介 「うん、またしばらく家をあけるけど、ヨロシクお願いします」
ヒビキ「おう、気をつけてな、土産話楽しみにしてるぞ!」
総司 「待て、雄介兄さん」
ヒビキ「お、総司、おはよう」
総司 「おはよう、ヒビキ兄さん、雄介兄さん弁当だ、途中で食べていけ」
雄介 「わっ、おにぎりだ、…ありがとう総司それじゃ、行ってきます!(サムズアップ)」
ヒビキ「いってらっしゃい!(サムズアップ)」
総司 「行って来い(サムズアップ)」
ヒビキ「総ちゃん今日も早いねー今日の朝ごはんは何?」
総司 「昨日良い塩鮭が手に入った、それを使おう」
翔一 「おはようヒビキ兄さん、総司」
ヒビキ・総司「おはよう」
ヒビキ「翔ちゃんも早起きだ、感心感心」
翔一 「うん、ちょっと菜園の様子を見ようと思って、最近寒いから」
総司 「丁度良い、ほうれん草とカブが食べごろだったな、取って来てくれ朝食に使おう」
翔一 「わかった、じゃあ行ってきます」
ヒビキ・総司「ああ、いってらっしゃい(行って来い)」
ヒビキ「うーん、さて…そろそろランニングにでも行きますか」
総司 「俺も料理の下拵えをしなければ」
ヒビキ「ところでさ、総ちゃん」
総司 「どうした?」
ヒビキ「良ちゃんは何でさっきから電話機の前で正座してブツブツ言ってるの?」
総司 「いつもの寝ぼけ癖だ、良太郎は寝起きが猛烈に悪い、
なに、心配するな兄さんがランニングから帰ってくるころには目が覚めている」
ヒビキ「我が弟ながら凄い癖だなぁ〜、それじゃ行って来ます!」
総司 「気を付けて行って来い」
ヒビキ「ふー良い汗掻いた〜…ん?良い匂いだなー」
総司 「おかえりヒビキ兄さん、もう少しで出来上がるところだ」
翔一 「特製冬野菜サラダもあるよ〜」
総司 「それより汗を流してきたらどうだ?風邪をひくぞ」
ヒビキ「ん、そうだね!」
ヒビキ「おっ?わーちゃんおはよう、どうした?トイレの前で」
渡 「あ…ひ、ヒビキ兄さん…え、えっと…」
ヒビキ「何々?どうしたの?」
渡 「それが…、中で、良太郎が…」
ヒビキ「良ちゃんが?」
渡 「ね…寝ぼけて出てこないみたいで…」
ヒビキ「……、大丈夫、そろそろ目が覚めるって」
渡 「そんなぁ〜…」
ヒビキ「はーさっぱりした」
良太郎「おはよう、ヒビキ兄さん」
ヒビキ「おっ?今度は目が覚めてる良ちゃん?」
良太郎「え?何の事、僕今起きたばっかりだよ?」
ヒビキ「あはは、覚えてないのか、ところでわーちゃんは?」
良太郎「え?渡兄さん?そういえば目が覚めたとき何故かトイレの中で
出たら涙目の渡兄さんが駆け込んで来たけど…、
また僕が寝ている間にモモタロス達に憑かれてたのかな、注意しなきゃ!」
ヒビキ(うーんタロス達が可哀相かも…)
巧 「ヒビキ兄おはよ、新聞取って来たぞ」
ヒビキ「おはよっ!たっくん」
巧 「それにしても何で家は新聞5紙も取ってんだ…」
ヒビキ「しょうがないでしょー、皆が留守中にわーちゃんが断りきれず取っちゃたんだから」
巧 「総司兄、めちゃくちゃ怒ってたけどな…」
ヒビキ「ところでたっくん今日は早いね?どうしたの」
巧 「啓太郎が早朝割引するから早く来てくれって、あいつまた値下げしやがって…」
総司 「おい、二人とも朝食の準備が出来たぞ」
ヒビキ・巧「はーい(おう)」
ヒビキ「おー今日もおいしそうだ!」
総司 「あたりまえだ、味噌は三河の(ry
ヒビキ「あれ?しんちゃんとかずちゃんは?今日仕事だよね?」
総司 「…まぁ待て、今来る」
真司・一真「うっうわぁぁあああ!!!」
真司 「寝過ごしたぁっ!」
一真 「ちっ!?遅刻するっ!」
総司 「ほらな」
真司 「えーっとアレ持ったー、コレ持ったー」
一真 「今日はーっと、アレ?今日は何処だっけ?!」
翔一 「二人とも朝ごはんは?」
真司・一真「そんなもの食べてる暇無いよっ!」
総司 「そっ…そんなものだと…orz」
真司 「とりあえずトイレっ!」
一真 「あっ!真司兄さん俺が先に行こうと思ったのに!」
真司 「それより一真!それ俺のダウンジャケット!」
一真 「ブルースペイダーの鍵が無いっ!」
ヒビキ「あーもう…真司!一真!」
真司・一真「はいっ!(うぇいっ!)」
ヒビキ「とりあえず席着く、お味噌汁だけでも飲んでいきなさい」
ヒビキ「それじゃあ揃った事だし、いただきます!」
一同 「いただきます!」
一真 「味噌汁おいしかった!じゃっいってきます!」
真司 「シャケだけ貰ってくよ!いっふぇきまふ(モグモグ)」
翔一 「気をつけてねー」
総司 「…ヒビキ兄さん…、流石だな」
ヒビキ「へへっ…長男ですから(シュッ)」
巧 「俺もそろそろ出る、総司兄、冷ました奴準備しといてくれて、その…あっアリガトよ…、行ってくる!」
総司 「礼には及ばん、行って来い」
翔一 「俺もそろそろ開店準備しに行かなきゃ!行ってきます」
ヒビキ「いってらっしゃい!」
良太郎「それじゃあ僕もミルクディッパーに行ってくるよ」
渡 「僕もアトリエに行ってくる、今日こそ良い色が出れば良いなぁ…」
ヒビキ・総司「気をつけて行ってらっしゃい(行って来い)」
ヒビキ「さて、俺も立花に行ってきますか!」
総司 「シフトでは無いんだろう」
ヒビキ「あぁ、遊撃班として顔出すだけだよ」
総司 「なら今日は帰ってくるな、何か食いたい物はあるか?リクエストがあれば作ってやろう…」
ヒビキ「そうだなぁ、食いッぱぐれた二人に何か美味しい物でも作ってあげて!」
総司 「ふっ、まかせろ」
ヒビキ「それじゃ、行って来ます!」
いつもどおりの騒がしい朝、愉快なライダー一家の一日が今日も始まる
680 :
おまけ:2008/02/15(金) 00:50:50 ID:VrRWwSSs0
ヒビキ「あれ?良ちゃん?!」
良太郎「あ、ヒビキ兄さん…えと…バナナの皮で滑って、転んだら自転車壊れちゃって…」
ヒビキ「…ぷっ、ハハハッ」
良太郎「兄さん?!酷いよ〜」
ヒビキ「ゴメンゴメン、いやーいつもどおり、平和な朝だと思って、さぁ!自転車屋さんまで自転車持って行くよ!」
―終―
過去スレに似たようなネタがあったけどライダーハウスの朝の風景を、
長々と失礼した
>>655-657便乗
>>671も入れてみる
巧「あ゛ー、酷い目に遭った……(ぐったり)」
良太郎「お疲れ様。でも病院送りにならなくてよかったよ」
巧「なんとかな。とりあえず飯食おう…腹減った」
翔一「お待たせー!っても夕飯の残りだけど」
【ネギたっぷりカツオのたたき】
【オニオンサラダ】他
R良「だめぇぇぇえ!!!」(良「リュウタロス?!!」)
ガシャーーーーン!!!!
巧「うわっ!?何だ?」
R良「わんちゃんはネギ食べたら死んじゃうってカメちゃんが…」
巧「はぁっ!?」
R良「巧お兄ちゃん死んじゃやだぁーーー!!!!…ヒック」
巧「いや死なないって。あーあ、俺の飯…」
(良「リュウタロス、兄さんなら大丈夫だから落ち着いて」)
R良「巧おにいちゃぁぁんーーーーー」
翔一「ネギ類で死ぬなら餃子もカレーも食べれないと思うんだけど…」
総司「正確には貧血だがな」
翔一「ところでさ、いい加減『犬じゃなくて狼だ』って教えなくていいのかな?」
総司「必要ないだろう、別に大差はない」
最近見始めて粗方全部読んできた。皆GJ!
見てるだけのつもりだったけど何か書きたくなったよ
>>676-680 バレンタインみたいな行事関係のネタも面白いけど、
こういう普通の日常みたいのすごく好きだ
GJ!
バレンタインが過ぎ去った後にはチョコの山が築かれる。
愛がたっぷり詰まっているそれは、必ずしも美味しさが伴うわけでなく。
色とりどりにラッピングされたチョコを前に頭を抱える兄弟たち。
美味いものは、ものすごく美味く、そして不味いものは……、とても不味い。
2月14日で全てを食べつくすことは、不可能に近く。
真司「毎年恒例だけど……、今回もすごいなー」
たとえそれがチョコには程遠い代物だったとしても、捨てることなんて彼らにはできず。
しかしながら、食べきるには命がいくつあったって足りそうもなく。
幾多の敵を相手にしてきた歴戦の戦士たちも、愛の贈り物には歯が立たない。
どんな味だろうと気持ちがこもっているので全てを食べきろうとするのだが、
やはり、被害は出るわけで。
ライダーハウスにはチョコ(勿論一部の)に負けてぐったりとする兄弟たちの姿があった。
一真「総司、無理しなくてもいいんだぞ。
お前も限界超えてるって――それにお前が食べてるの本当にチョコなのか?」
総司「お婆ちゃんが言っていた、食べ物を美味しくするのは作る人の愛情だ、ってな。
それに俺は天の道を……行き、すべ……、だから、な――」
続く言葉を総司は口に出来なかった。
(それにしても蓮華、どうしてチョコにアレを入れたんだ……?)
朦朧とした意識の中でチョコに含まれていたものについてあれこれ考える総司。
しかし、チョコの味は彼から意識を奪い、膝をつかせた。
一真「総司! 大丈夫か、総司ー! 嘘だろっ、総司!
あぁ、どうしてこんな時に限っていないんだよ、橘さーん!」
――西洋洗濯鋪菊池にて、真理に貰った菓子を囲む三人。
巧「骨型クッキー……、か」
海堂「ちゅーか、それ。犬のえさに似とるナ」
木場「……俺は、キャロットケーキだった」
海堂「ん? っつーことは、俺が貰ったこのミッキーさんなチョコもそういうことなんか?
オイ、俺はネズミなんて食わねーゾ」
キンタロス「流れ、流れてぶらり旅〜♪・・・ん?何で伴奏聞こえるんや?」
ウラタロス「振り返ってごらんよ!」
キンタロス「何や、亀の字がピアノひいとるんか。」
ウラタロス「僕だけじゃないよ、ほらあそこ。」
渡「あ、あの、歓喜の歌でセッションください。」
モモタロス「殺生だ?俺も混ぜろ!」
キンタロス「殺生ちゃう、セッションや。モモの字確かギターできたやろ?」
モモタロス「まあな。」
ウラタロス「じゃあ、参加してみる?ほら、クラシックギターね。」
モモタロス「おう!」
渡「ありがとう!」
キンタロス「リュウタ、お前歓喜の歌歌えるか?」
リュウタ「任せてよ!わーい、楽しみだなあ。」
デンライナーによい音色が響き渡った。
>>685-686 蓮華が何を入れたのか気になる…w
ところで、自分だけが気にしていることなのかもしれないけれど、
あなたの地の文の表現の仕方にむず痒いものを感じる…
いつも書いてくれているけれど、「〜なく。」「〜で。」「〜く。」等を文末に多用するのが…
体言止め…とは違うか?この書き方に対する表現が見つからないんだ、ごめん
内容はいつも面白いけれど、そういう強調する文は連続ではなく一部に使ってこそ映えるのではと…
集団で創作する系のスレにありがちな弊害が出てきたな。
あんまり人のやり口にああだこうだ言うのはやめておけ。
それが面白いならなおさらな。
おお〜!色んなネタがたくさん投下されてる!やっぱイベント時には盛り上がるな。
どれもGJ!!!
>690
そうだね、文体や形式に関わらず、楽しいネタが見れたら自分は嬉しい。
職人さんたち、これからも楽しみにしてます!
いっぱいネタが投下されてるな!職人さん達GJ!
ある日のOREジャーナル
令子「編集長、最近また出てきた怪物騒ぎに関してですが新しい情報手に入れました!」
大久保「おっ良くやった!しかし次から次へと・・・でどんな情報だ」
令子「はい、怪物と戦う組織が判明したのと怪物が現れた所の監視カメラの映像に」
大久保「ん〜?おっおい真司ちょっと来い!これ見てみろ!」
真司「何ですか〜?ってこれ!(キバだよな?やっべ〜どうにかしなくちゃ!)」
大久保「なあ真司これお前の兄貴の鬼とかじゃないよな?」
真司「えっ?」
令子「どうなの真司君?」
真司「え〜と・・・違いますけど、その映ってる奴も悪い奴じゃないって言うか〜」
大久保「ほ〜なんでだ?あっまさかお前の知り合いじゃないよな〜ははっ」
真司「ぎくうっ!」
令子「図星の様ね。良いから知っている事を話なさい!」
真司「・・・はい。そいつはその俺の新しい弟でキバに変身して今度の怪物と戦ってるんです。だから悪い奴じゃないんです!」
大久保「・・・・・・・・・・・は〜。分った」
真司・令子「編集長?」
大久保「おい島田!めぐみ!次の記事は新しい怪物の危険性と注意呼びかけの記事にするぞ!」
島田・めぐみ「はい!」
真司「あの編集長?」
大久保「真司俺はこっちの方が良いスクープになると思ったしこの映像に映ってるのはお前の弟で危険じゃないんだろ?」
真司「はい!弟は悪い奴じゃ」
大久保「だったら良いじゃねーか」
令子「編集長・・・」
大久保「だからよ・・・真司さっさと取材に行って来い!もたもたすんなよ!」
真司「あっ・・・はい!有難う御座います!じゃあ行ってきます!」
今日もOREジャーナルは忙しいようです。
OREジャーナルは本編でも凄かったのでこれくらいの情報収集は当たり前かなと思ったネタ。
GJ!
OREジャーナルがどうしても「おれ、ジャーナル」とモモボイスになってしまって
笑ったのは内緒だ。
それと、残り容量がよくわからないんだけど・・・長編投下していいかな。
前レスを容量オーバーで尻切れにした張本人なものだから、不安だ。
長い話になってしまって、今必死に纏めているんだけど、次レスまでまったほうがいいなら待ちます。
>>694 まだ残り100KBあるからまだ一本くらいなら大丈夫だ思う
100KB越えるほど長編っていうなら話は別だがw
>>695 ノシ
とりあえずつじつまの合わない箇所を発見したので、今から書き直ししてくる。
さかずに100kは超えないだろう・・・いくらなんでも。
これだけではアレなので。
渡「・・・(*゚∇゚*)〜♪」←うきうきとした様子で庭へと移動。
良太郎「・・・兄さん、さっき渡兄さんが楽しそうに出て行ったけど、どうかしたの?」
総司「渡?・・・ああ、実はバレンタインのチョコを、ニスの材料として提供した」
良太郎「ええっ・・・兄さんあんなに頑張って全部食べるって言ったのに・・・」
総司「・・・ゼクトとスマブレとボードと・・・まぁいろいろな技術の結晶『チョコレートはんべつん』で除外した、
あからさまに人体に有毒なものが入ったやつだけだが」
翔一「いくらなんでも、食べられないものがあるからね・・・俺、調子悪いもん・・・」
真司「残りは何とかして食べなきゃだけど・・・冷蔵庫、一杯だな・・・ちょっとトイレ・・・」
一真「・・・本当に、こんなときこそ必要なのに、橘さん・・・あ、真司兄の後、俺もトイレ・・・」
響鬼「かーえーるーのーうーたーがー・・・ん、みんなどうしたの。チョコ食べて元気だそうよ」
全員(・・・なんで兄さんだけ、具合悪くなってないんだ・・・?)
その頃の庭先。
橘「これ飲んでいいかな?」
渡「え、あ・・・(ニス入りチョコ・・・)」
橘「さて、小夜子からもらったチョコを眺めながら、食べたつもり食べたつもり・・・」
渡「・・・!!」
チョコレートを貰っても、食べずに大切に取っていそうなダディ。デンライナーのコーヒーも耐えた、響鬼さんの鍛えた内臓。
以上を踏まえてバレンタインの後日にしてみた。
ついでに。
翔一「チョコレート漬けの毎年のこの時期おもうんだけど。本当にうちの兄弟、肥らないよね・・・」
総司「・・・同時に、かなりの勢いで体調を崩しているからな・・・」
巧「うぅ・・・腹いてぇ・・・」←トイレから生還。
カイ「・・・なんで俺、腹痛いんだっけ・・・」←トイレの前で行き倒れ
デス・レオ「・・・」(十四日からずっとこうなので、説明するのにも疲れた様子)
>>632を見たらこんなネタが浮かんだ。
プラット「ねえ、一真兄さん」
ブレイド「うぇ?どうした?」
プラット「僕たちって、結構身長違うよね?」
ブレイド「んー、確かに下向いて話してるような気がする」
プラット「でも、ほら」
ブレイド「あ!目線が同じ!」
龍騎「お前たちだけじゃなくて、俺も俺も!」
ファイズ「言われて見れば・・・」
キバ「あ・・・・・・(とりあえず変身したらしい)」
カブト「俺は違うようだな」
ブレイド「いやお前の場合、それツノ(?)だし」
ファイズ「ツノ(?)じゃない部分で比べると同じだな・・・」
響鬼「あれ?俺は違うなー」
クウガ「俺も違うみたいだ」
アギト「どういうことだ?」
プラット「なんだろう・・・知ってはいけないことのような気がする」
カブト「おばあちゃんは言っていた、中の人などいない、と・・・・・・」
そういや剣崎はOPで縮んでて噴いたなw
それはまだVシネが噂の域を出なかった頃のこと…
真司「非公式だけど、良太郎と渡のVシネのタイトル聞いちゃったぜ」
一真「なんて言うんだ?」
真司「クライマックス刑事だって。」
真司「あとはこれを元にネット上の噂も収集して〜っと。」
インターネットで検索
一同「……」
良太郎「ただいま」
渡 「ただいま…」
真司「良太郎〜っ!」
一真「おまえらっ…こ、こんな…ゴンナイカガワジイエイガオ゙ドゥッデイヅドカ!!!」
良太郎「えっなに?何が??どうしたの?」
渡 「???」
真司「うらやましっ…じゃない!金髪巨乳美女と共演だなんて兄ちゃん達は許さねーぞ!」
一真「そうだそうだ!ずるい…じゃなくて、仮面ライダーという仕事を何だと思ってるんだよ!」
良太郎「金髪美女?えぇえっ??(ていうか僕のは仕事じゃないし…)」
渡 「な、なんのことかわからないよ〜っ!」
この後、総司が事態に気付くまで二人は嫉妬混じり?の説教をされたのでした。
***
おそまつさまでした。
バレンタインに投下したはずなのに反映されてなかった。
今回は大丈夫かな?
そして、タイトルのみで検索したらびっくりした。
これ触れて良いのかちょっと迷ったけど…
>>700 GJ!
アマゾンでの「この商品をチェックした人は他にこんな商品も」が
全部ライダー関連な事に盛大に吹いたw
>>700 GJ!なんかこの二人のテンパりっぷりがいいなw
クライマックス刑事が何故こんな使い方されてるのか謎だ。
良太郎・渡(未成年、および世間知らず)「・・・え・え・えっちなのはいけないことだとおもう!!」
一真・真司(比較的一般男性?)「・・・良太郎未成年だから、兄としてちょっと・・・つか羨ましいかも」
翔一・響鬼(にっこり笑って大人組)「美人は見てるだけでいいよね♪」
巧・雄介(気にしないタイプ)「いんじゃない?別に。そういう年頃だし」
総司(唯我独尊)「おばあちゃんが言ってた。『エロスはほどほどにしておけ』ってな・・・」
みのり・雪菜(常識人)「・・・ええと・・・ええと・・・なんていったらいいのか・・・」
ひより(潔癖症っぽい)「・・・不潔だ・・・」
樹花(最年少)「・・・え、見ちゃダメ?なんで?」
愛理(無敵)「あら〜良ちゃんもわーちゃんも、すごいお姉さんと一緒にいるのね〜?それで、このお姉さんはどうしてこんな格好なのかしら〜?」
音也(不敗)「そこの美人、俺と一緒に行かないか?行き先?もちろん、暗い廃墟に決まっている!!」
なぜ締めが音也なのか、自分でもわからない・・・。
ちょ、チェックだけじゃなく買ったやつ欄もライダーばっかりになってるwと思ったものの、
ここは一応全年齢板なのでこんな感じでまとめた。勝手な偏見なので、違和感あってもご容赦を。
DVD発売のとき、題名で検索した人たちが(・д・)になるんじゃないかと今から不安だ・・・。
>>700 勝手に続いて済まない。
704 :
700です:2008/02/17(日) 01:24:24 ID:9DOk9IaT0
>>703 全然OKです!
GJでした!
元ネタ、DVDとしては一応、アダルト扱いじゃなかったとはいえ
全年齢板だし、投下していいのか一応迷ったんだ…。
考えたらこれ見て検索してびっくりする人がいるかも知れないんだよね。
配慮が足りなかった…申し訳ないです。
ちょwwwアマゾンwwwwwほんとかよwww
良いタイトルだと思うんだけど、ちょっと困るなー
あ、ゴメン忘れてw
良太郎「桜井さん、どうしたの?急に黙っちゃって。」
桜井「うん。22年前にね、ちょっと・・。」
○回想○
音也「そこの星好き女子小学生、僕と一緒に暗いとこいかない?」
桜井「(ポーズのみで)きょろきょろ。」
音也「君だよ。君以外誰を言うんだい!」
桜井「俺、男だぜ。」
音也「まじ?可愛いからてっきり・・・。まあいいや、暇だから話でもしよう!」
桜井「いやだ!離せ!」
ゆり「何してんの?馬鹿音也!(パンチ百烈拳)」
○現在○
桜井「ってことがあってね。絶対あんな馬鹿にはならないって決めたんだ。」
良太郎「大変だったね。」
渡「ごめん・・・なさい。」
708 :
ガルルフォーム初登場!:2008/02/17(日) 13:22:30 ID:bFp8MuT40
ヒビキ「おっ頑張ってるね〜」
渡「何してるのヒビキ兄さん?」
ヒビキ「いや〜今日のわーちゃんの戦いをDAで撮ったんだよ」
真司「えっマジで!?俺にも見れる様に出来る?」
ヒビキ「うん!皆と一緒に見れる様にみどりと小暮さんに色々開発して貰ったからね!」
総司「ほう面白そうだな」
ヒビキ「え〜と、これをこうしてテレビに繋げてっと・・・よしそろそろ始まるぞ〜」
渡「なんだか・・・恥ずかしいな・・・」
ーーー視聴中ーーー
真司「あっ敵が剣持ち出したってやばいって!」
総司「静かにしろ真司兄さん」
渡「真司兄さん・・・あの、僕此処にちゃんと居るから大丈夫だよ」
ヒビキ「おっキバットがなんか青いホイッスル吹いてる」
ガルルフォーム登場
真司「あっ」
雄介「青くなった!」
真司「うわっ雄介兄さん何時の間に!というか俺の台詞取るなよ!」
雄介「いや〜なんか言いたくなっちゃって」
ヒビキ「おっ巻き返し始めた!」
総司「渡この姿は何だ?」
渡「えっと・・・ガルルフォームっていって狼の力を借りてる・・・」
総司「ほう・・・でその力はどこから来ているんだ?話に聞いたキャッスルドランという所からか?」
キバット「そうだぜ〜キャッスルドランに住んでる奴からこう力がビュンとだな〜」
真司「あっ倒した!」
雄介「渡、今回もお疲れ様」(サムズアップ)
渡「う、うんありがとう」
ヒビキ「キャッスルドランか〜行ってみたいな!」
仲間外れの一真カワイソス
ていうか俺が涙目(´;ω;`)
よく読んだら巧と翔一もいない事に気付いたのはゴルゴムの仕業だ。
>>708 ヒビキさんとガルルが会ったら面白そうだなww
>>709-710 ここに来てても、ライダーシリーズ全部見てる人ばっかじゃ
ないんじゃないのか?少なくとも自分はシリーズ全ては見てないんで、
そういう立場から意見を言うと、見てないシリーズのキャラの場合、
敢えて書かない人も居るんじゃないかと思うけど。
キャラ分かってないんだし。
>>713 まあ兄弟もこれだけ数が居れば全員出すのは大変だな。
普通の家族と同じように、出かけてたり別のことしてたりで
一緒にいない人がたまにはいてもいいと個人的に思う。一方その頃とかできるし。
それも職人さんの自由だけどな。ともかく皆さんGJ!
翔一「ん?皆して広告とにらめっこしてどうしたの?」
雄介「ああ、そろそろDVDレコーダーでも買おうかって話してて」
真司「騙し騙し使ってきたビデオデッキがいい加減寿命みたいなんだよ」
一真「問題はどれを買うか…ブルーレイが良いって話聞くけど、なにがなんだか」
良太郎「そうそう。DVD-RWとDVD-RAMの違いとか、何を買っていいか迷うよね」
巧「わかんねーから解る奴に任せるわ。総司兄とか得意そうだよな」
渡「……(こくこく)」
総司「そうだな…予算も多いわけではないし、シンプルなHDDレコーダーでいいか」
一真「地デジ対応の買っておけば大丈夫だろうしな」
ヒビキ「ただいま〜!っと…あれ?皆集まって何の相談?」
一同「・・・・・・・・・」
良太郎「どうしよう、ヒビキ兄さんが機械オンチなのすっかり忘れてた(ひそひそ)」
翔一「DVDの再生はおろかビデオの録画も出来ないんじゃなかったっけ…(ひそひそ)」
真司「CDすらカセットテープにダビングして貰わないと聴けない人だし…(ひそひそ)」
巧「……どうすんだよ(ひそひそ)」
雄介「じゃ、ビデオデッキ付の買う?(ひそひそ)」
渡「でも…予算……(ひそひそ)」
総司「ヘタに弄られて壊されても困るな(ひそひそ)」
ヒビキ「?」
後日、リビングには新しいHDDレコーダーがやって来たが、長兄は触らぬようにと釘をさされた。
その代わり彼には旧型のビデオデッキ(中古・再生専用)がプレゼントされたそうな。
さっき新聞見たらトウシバがブルーレイで云々書いてあった。だが私はあやまらない。
【おまけ】
響鬼「アカネタカ!………って、アレ?おっかしーな…」
京介「……それ、CDですよ」
響鬼全部は見てないので、ヒビキさんがCD聞いたりしてるシーンがあったらすまん。
>>715 流石携帯弄れないと威張っていた人だGJw
>>716 大丈夫あの人なら作中で聞いていようが一度はやりそうな人だからw
>>716 ディスクアニマル修理するシーンはあったな
みどりさんに聞きながらだけど
ある意味謎なお人だ
そういえばヒビキさんの中の人がローカル番組で家電について熱く語ってたな
しかも「仮面ライダー響鬼で最年長ライダーを〜」と紹介されててワロタw
1/14
来週待ちと言いつつ、進まないんだ絡まないんだYO違うネタだYO!
前回の家族がもし全員血族だったら説 本編でやられるまえに捏造しちゃうYES!!GOGO紅渡編をお送りいたします。
題名は勢いで書いただけで、深い意味はありません。
何の脈絡もないが、足が伸ばせるという理由だけでこの家のコタツは今年、馬鹿でかい掘りごたつ式になった。
地球のことを考えてかなりエコロジーなエネルギーを使っているらしいのだが、ゼクトとスマートブレインとボードの三つが協力し合って作ったというわりには、原動力は不明。
足元を暖めるそれは、胡散臭いエネルギー源にしては十分すぎるほど暖かい。
今までぶつかっていた足が伸ばせるようになった所為か、今日はバイトも無く暇な良太郎が、一人のんびりとコタツの中で寛いでいた。
「・・・ん?」
ふと顔を上げた先にその姿を見つけ、良太郎は首をかしげた。
部屋の入り口には、表情には出ないがどうやら困っている・・・もとい、悩んでいるような雰囲気の赤い鬼が一人、ぽつんと立ち尽くしていた。
「・・・良太郎」
「モモタロス、どうかしたの?」
越してきたばかりでイマジンになれない渡に気を使ってか、最近電車から出ることが少なくなっていたイマジンたちだが、
居間に来てきてまで聞きたいほど気になることがあったのだろうか。
モモタロスの言葉を待っている良太郎に、じっと見つめられた赤いイマジンは気まずそうに視線をそらした。
「・・・いや・・・ええと」
つぶらな瞳が、あちこちをさ迷う。
なにかいい言葉が落ちてこないかと天井を見るものの、そうそう天井は壊れるものではないし、落ちてくるものでもなく。
結局無言のまま良太郎の後ろに座り、体育座りに足を抱えたモモタロスの「彼」らしからぬ態度に、良太郎は持っていたルービックキューブを手早く正確に完成させて背中を伸ばした。
「ふあぁ〜・・・かんせーい」
2/14
「・・・なにやってんだ?それ」
カチャカチャと音を立てて色を変えていた不思議なものに、モモタロスは首を傾げて後ろから覗き込んだ。
「ルービックキューブ」
「・・・へぇ」
聞いたものの、コタツの上に置かれた色の揃った四角形には興味はないらしく、モモタロスは再び体育座りに戻って押し黙る。
「・・・どうかしたの?」
「・・・その、なんだ・・・たいしたことじゃねぇんだがよ・・・」
竹を割ったような豪快な性格である彼にしては言葉が続かず、そのまま落ちた沈黙に、良太郎も持っていたキューブを再び壊して組みなおし始めた。
カチャカチャと忙しなく聞こえる音と、色がくるくると変わる様子に、モモタロスは再び後ろからその手元を覗き込んだ。
「お前・・・器用だな」
付き合いは一年ほどだが、見たことのない器用さに感心するモモタロスに、良太郎は顔を上げることなくキューブを崩しては組みなおしていく、
「得意なんだ、これ。それで、どうかしたの?」
押し付けがましくなく、あくまでも良太郎だけが持っているゆっくりとしたペースで聞かれ、モモタロスは息を吐き出し膝を叩いた。
「・・・よしっ、聞くぞ!」
「そこまで気合入れなくても」
「いや、熊は気にするなとかいうんだけど、気になっちまったものは仕方ネェし」
よくわからない論法で言い切って、モモタロスは、居間からちょうど見える扉を指差した。
扉の前には『わーちゃんのお部屋』と書かれた、やたらとレースやフリルやリボンで縁取られた乙女チックな柄の板が一枚、ひっくり返せるよう紐で下げられていた。
他の兄弟たちの部屋の扉にも同じようなものがあるが、同居が決まった時点で姉妹全員からプレゼントされるもの。
最初はみのりが。翌年から雪菜も一緒に行って選ぶようになり、気が付いたら恒例になっていたらしい。
総司のときは樹花の希望で彼女と色違いになったため、彼のイメージとは少し違うだろう子どもっぽいキャラクターが付いている。
去年と今年は愛理も一緒に行って選び、二人の分は彼女らしいと納得せざるを得ないほど可愛らしくファンシーなデザインだ。
その下は『入ってます』と表示されていて、部屋の住人が今日も元気に引きこもっていることを知らせていた。
3/14
「なぁ良太郎」
「ん?」
「・・・『ワタル』はさ、お前たちの兄弟なんだろ?」
「渡兄さん?うん、そうだよ」
最近この家へと引っ越してきた新しい兄弟はずいぶんと内気な性格で、見かけからして怪人然としたイマジンたちには中々慣れないらしい。
最初からリュウタロスに『遊ばれ』、ウラタロスに『釣られ』たのなら、しかたない反応といえなくもないが。
とはいえ、基本的に人間が好きで人懐こいイマジンたちとしては、他の兄弟たちのように渡とも仲良くしたい。
大きな声では言えないが、彼らは彼らなりに、渡の事が気に入っているのだ。
「あいつさ」
「コタツ入ったら?あと、そこ閉めて。寒い」
「あ・・・おう」
言いかけた台詞を遮りコタツ布団の端をめくった良太郎に、モモタロスは言われたとおりに扉を閉め、
「お邪魔します」と呟きながらコタツの中に足を入れた。
「これ、正月にデンライナーにあったやつと一緒のだよな・・・あったけぇ」
和んだモモタロスに、良太郎は座りなおしながら頷いた。
「でしょ。デンライナーの中は椅子とテーブルだけだから。やっぱり、冬はコタツに蜜柑がいいよね」
ニコニコとしながらモモタロスに蜜柑を手渡す良太郎は、もう、ライダーになることはない。
一緒に戦うことは、ない。
「・・・なぁ、良太郎」
「ん?」
「・・・いや・・・なんでもねぇ」
なんとなく、寂しい。
モモタロスはそう思ったが、それを良太郎に言うべきではない事だと口を閉ざした。
4/14
あれほど戦うことが楽しいと感じ、強いものを倒すことだけが存在理由だったはずのイマジンである自分が、こんなところに座って、
人間と一緒にコタツに入って、蜜柑を剥いているなんて。
一年前には、絶対に想像できなかったことだ。
今のこの時間は、良太郎が一年間戦ったという、大切な『証』のようなもの。
「・・・それで、渡兄さんがどうかしたの?」
「・・・あ、ああ」
良太郎に元の話を振られ、つい蜜柑を綺麗に剥くことに熱中していたモモタロスは、慌てて顔を上げた。
「良太郎、前に言ってたよな。良太郎の『キョウダイ』は皆、血が繋がってるって」
「うん。いろんな家の事情とか他の人はあるけど、うちはそうだよ」
「…でも、渡(あいつ)は、オトヤってやつが『チチオヤ』だろ?それってなんなんだ?人間は『チチオヤ』が二人いるやつもいるのか?」
突然の話の内容に、良太郎はモモタロスと同じく蜜柑を剥きながら、困ったように眉根を寄せた。
「うーん・・・」
二人の父親がいる・いない。という複雑な家庭環境の話ではなく、モモタロスはきっと『兄弟』という観念の枠の話をしているんだろう。
物理的な『二人の父親』というのはないんだ。と説明しようとして、良太郎は口を開いた。
「・・・そうじゃないんだけど・・・」
いままで兄弟が多すぎて気にした事はなかったが、そういえばそうだ。
「・・・渡兄さんのお父さんは音也さんだ・・・ね」
「うんうん」
「・・・うーん・・・あれぇ・・・?」
「・・・りょうたろー?」
「・・・うーん」
首を傾げる良太郎と答えを待っているモモタロスの前に、湯飲みが一つずつ置かれた。
中は、綺麗に透ける翡翠色をした緑茶。
5/14
「二人とも、どうぞ。自家製の柿の葉茶だよ」
「翔一兄さん」
「どうしたの?二人とも、眉間にすごい縦皺入ってるよ」
穏やかな笑顔の兄にそういわれ、モモタロスが先に返事を返した。
「俺のコレは、顔の模様だ」
「あ、そうなんだ。ごめんごめん」
にこにこと人の良い笑顔で笑い、翔一は持っていたお盆から自分の湯飲みを置くと、コタツの中に足を入れた。
場所はモモタロスの隣。
形としては、仲良し兄弟二人に挟まれる格好になるモモタロス。
「やっぱり、足が伸ばせるのっていいよね〜」
「そうだね〜」
のんびりとした二人の会話に、さしものモモタロスも流されていく。
「んあー・・・茶がうめぇ」
「お茶は入れたてに限るよね。そういえばプリンどらがあったんだ。モチタロス君、食べる?」
プリン、と聞いて、甘味大好きのイマジンの顔が輝いた。
「なんだそれ、プリン?プリンなのか?美味いのか?!」
「響鬼兄さんがお土産で貰って帰ってきたんだ。美味しかったよ」
良太郎の言葉に、『モチタロス』と呼ばれたことも気が付かず、モモタロスはキラキラと輝くつぶらな瞳を翔一に向けた。
「よこせ!」
その言葉に、一端は座った翔一が笑いながら立ち上がった。
「はいはい、ちょっとまっててねモツタロス君。持ってきてあげるよ」
7/14
「急に冷え込んだからね。デンライナーの中はあったかいのに、廊下はどうしてこんなに寒いんだろうね」
「ボクもはいるー☆」
「邪魔するで」
いそいそと入ってくるイマジンたちで、良太郎側の横はあっという間に埋まってしまった。
「はいどうぞ」
その前にお茶の入った湯飲みを置かれ、ウラタロスは持ってきた相手に頭を下げた。
「いいタイミングですね、さすが翔一さん」
「カミタロス君たちが其処に居たの、わかってたから」
そういいながらお皿に入れたプリンどらをモモタロスの前に置く翔一に、ウラタロスは「へぇ〜・・・」と頷きながら熱いお茶を啜った。
寒いときには、あったかいものに限る。
そんな二人の会話に興味がなさそうなリュウタロスが、モモタロスの手元を覗き込んで指差した。
「あ、ボクもモモタロスが食べてるやつ、食べるー☆翔一お兄ちゃん、ボクの分もあるよね?答えはきかないけど☆」
「・・・グゥ」
一番端で、一番暖かそうなキンタロスはそのままいつものように鼾をあげ始め。
「プリン、プリン・・・おおぉ、すっげぇ!良太郎見てみろよ!どら焼きの中にプリンが挟まってるぜ!」
「モモタロス。僕、昨日食べたから知ってる・・・」
・・・と、それぞれ賑やかにカラフルなイマジンの台詞の後、コタツ周辺に沈黙が流れた。
キンタロスの鼾が、ぴたりと止まる。
最初に口を開いたのは、お茶を持って固まったウラタロス。
「・・・わ」
「ワ?」
「わかってた、ん、ですか?」
気配は消していたつもりだった、のだが。
抜けてた・・・orz
6/14
という会話を、部屋の前で聞いていたウラタロスは、片手を顎に当てたまま「ふぅん・・・」と呟いた。
「カメちゃん、中に入らないの?早く入ろうよ〜、ここ寒いよ〜」
「そうや」
紫と黄色のイマジンに促され、策略智謀の申し子は肩をすくめる。
「今入っていったら、立ち聞きしてたのがばれちゃうよ」
「あ、そっか」
納得したリュウタロスに、キンタロスが呆れたような視線を向ける。
「盗み聞きしとったやんか」
「それはそれ、これはこれ。聞こえちゃったのしかたないよね・・・そもそも、肝心なところは聞けなかったし」
肩をすくめ、ウラタロスは居間の取っ手に手をかけた。
新しい家族が増える。
そういって紹介された青年は、人見知りが激しく内気で、コミュニケーションをとるのが恐ろしいほど下手な性格らしい。
コミュニケーションがやたらと上手い人とそうじゃない人との差が激しい兄弟だよね、ホント。
そう心の中で呟いて、ウラタロスは居間の扉を開いた。
「あ、先輩。ここにいたんだ」
白々しい台詞を言いながら入っていくウラタロスに、聞いていたキンタロスとリュウタロスは顔を見合わせるものの、
ウラタロスにはウラタロスなりの理由があるんだろう。
そう信用し、立ち聞きしていたことは黙っておくことにした。
「おぅ亀。熊も小僧も来たのか」
のんびりお茶を啜っているモモタロスは、少しだけ移動してコタツの脇のスペースを作る。
「皆もコタツに入ったら?あったかいよ?」
同じように端に寄った良太郎とモモタロスのそんな優しさに、ウラタロスは素直に頷いた。
8/14
途切れ途切れになったウラタロスの言葉に、翔一は冷蔵庫からプリンどらの入った箱を持ってきながら頷いた。
「うん。あー、カムタロスくんたち廊下にいるなーって。あ、カメタロス君も食べる?プリンどら」
にこーっと箱を持って笑った相手は、良太郎いわく「アギト」という人間の進化した姿とか何とかで、敵の場所も『なんとなく』わかるんだとか。
「翔一さん・・・」
言葉を捜しそびれ、ウラタロスはとりあえず、そっと一言だけ返した。
「ウラタロス、なんですけど」
「あ。そうそう、ウミタロス君」
天然な笑顔で返す兄に、良太郎は
「・・・ウラタロスだよ、兄さん」
とささやかに突っ込みを入れた。
証言その壱
「そういうわけで、結局聞きそびれちゃいまして」
「それで俺に聞きに来たの?」
目の前で正直にそういうイマジンに、真司はプリンどらと熱いコーヒーをお供に記事を書いていたノートパソコンから顔を上げ、首をかしげた。
「そんなたいしたことじゃないよ?」
真司にとって、渡が蝙蝠に噛み付かれようと吸血鬼っぽいライダーに変身しようと父親が二人いようと、『弟』であってそれ以上の何者でもないらしい。
「僕、気になったことはとことん調べないと、気が済まない性質なんです」
表情はないはずなのに、釣り師の気配がする言い回し。
「そんなにいうほどじゃないって」
そんなことには気が付かず、真司はにこにこと笑ってウラタロスに返した。
「俺たちの父さんである本郷猛のクローンが、音也さんだっていうだけで」
9/14
証言その弐
バイクを磨いていた一真は水色イマジンに後ろから声を掛けられ、持っていたバケツをひっくりかえしそうになった。
「ヴエッ・・・ああ、ウラタロスか。びっくりしたよ、急に」
「それより、一真さんにどうしても教えていただきたいことがあるんです。実は渡さんのお父さんのことなんですが、音也さんとは何者なんですか?」
矢継ぎ早に畳み掛けられた質問に、一真はゴム手袋をした片手に洗車用のスポンジ、逆手にバケツを持ったまま首をかしげた。
「・・・え、音也さん?渡の父親だけど・・・?」
「でも、皆さんと兄弟だって」
そういうウラタロスに、一真は首をかしげたままウラタロスに返した。
「なにものもなにも、音也さんは父さんの実の弟のはずだけど?」
証言その参
「え、音也さんの正体?」
「すみません、ちょっと気になって。雄介さんならご存知かと」
たまたま帰ってきた雄介は、イマジンから玄関先で投げられた質問に、いつものように笑って返した。
「音也さんは、父さんの兄弟全員の遺伝子を集めてつくられた人造人間だって言ってたけど?」
証言その四
兄弟には振り回されるタイプだが、家の外では世界の中心。
そう言い切るだけあって、目の前の相手にはウラタロスの釣り餌に引っかかるどころか、糸そのものが見えている気がする。
「総司さん。渡さんのことで一つ教えていただけませんか?」
作務衣の男はウラタロスの質問に、魚を捌いていた手を止めて振り返った。
「俺たちの父さんは本郷猛だが、渡の父親は音也だ。・・・それがとうかしたのか?」
取り付く島もない総司の冷やかな視線に、ウラタロスは釣竿ごと持っていかれる前に釣り糸を仕舞いこんだ。
連投規制とかあるんだっけ?
GOGO書いたものです。
携帯からですみません。
なんか規制を食らった模様…出来たら明日続きを投下しにきます。
ごめんなさい。
遅くなってしまいすみません。続きを投下します。
つか明日っていうか今日ジャン自分。
10/14
証言その伍
「ん〜・・・わーちゃんは引っ込み思案で照れ屋さんだから〜」
「いえ、愛理さん。そうではなく」
たとえイマジンだろうと受け入れる懐の深さは、兄弟姉妹でもかわらないらしい。
ウラタロスの問いに、愛理は動じることなくゆったりと微笑む。
「でも、皆大切な『きょうだい』よ?」
出かける用意をしながらにこにこと笑う愛理に、ウラタロスは諦めることにした。
いろんな意味で彼女には勝てないだろう、うん。
物理的な力が云々ということではなく、こう、精神的な箇所で。
「・・・兄弟姉妹十二人中、すでに五人の証言が食い違ってるっておかしいと思わないかい?」
「・・・あの、その」
「そうおもうよね、おデブちゃん」
同意を求められ、割烹着を着たデネブは、困った様子で持っていたお盆をこねくり回した。
「・・・野上の家には野上の家の事情とかあるだろうし、いくら侑斗の未来の家族だからって、そこまで首を突っ込んでいいものかどうか・・・」
「・・・つうか、ここゼロライナーだし!」
味噌汁を啜っていた侑斗に勢いよく怒鳴られ、ウラタロスは平然とした態度で肩をすくめた。
「だって、他にイイ相談相手いないんだよ。将来家族になる仲なら尚のこと、家族構成くらい把握しておきたいと思わない?」
「いや・・・それはその、だいたい!未来の家族とかそんなのまだわかんないし、俺もこれから本当にいた時間に戻らなくちゃいけないし、その、あの」
もじもじと照れはじめる侑斗に、ウラタロスはいつものように斜めに構えた手を振った。
「ね、おデブちゃん」
話を振られたデネブは、侑斗といっしょの格好でもじもじとお盆いじりを再開する。
「・・・え、俺は別に、その、兄弟仲よく、愛理さんと幸せな家庭を作れれば・・・」
・・・話を振ったもののなんだか馬鹿馬鹿しくなって、ウラタロスはさっさとゼロライナーを後にした。
11/14
「・・・結局、僕一人が空回りしたってことかな」
「そうやな」
暗闇から返ってきた返事に、ウラタロスは驚きすぎて椅子から落ちかかった。
誰もいないと思っていた、デンライナーの食堂車両。
電気も消されたままだったから気が付かなかったが、いつもなら嫌でも目に付く相手は、暗闇の中に同化してしまってわからない。
「・・・ちょっとキンちゃん。居るならそういってほしいんだけど」
「お前さんらしくない油断やな」
小さく笑いながら立ち上がると、キンタロスはどこかふて腐れた様子の蒼いイマジンの前に腰を下した。
「良太郎の兄弟のこと、気にしとんのか?」
「なんていうか・・・」
軽く笑う相手に、ウラタロスは両手を組んで額に押し当てた。
「・・・平和に、慣れないんだよね」
「ウラ・・・」
「嫌じゃないんだけど、ね。なんていうか・・・落ち着かないっていうか」
争いごとは嫌いだ。
それでも、自分は。自分だけは、上手く立ち回っていた。
そのつもりだった、のに。
かっこ悪い感じで、自分らしくない感じで、過去に残って大量のイマジンと対峙して。
「あーあ、ホント、らしくないっていうか・・・」
だから平和な今の時間がずっと続くように、不安な要素は全部消してしまいたい。
たとえ良太郎の大切な兄弟でも、不安が障害になるのなら、先に排除してもいい。
「キンちゃん・・・僕、今、凄くかっこ悪くない?」
「そうかもな」
茶化す声でそういうウラタロスに、正面に座ったキンタロスは穏やかな雰囲気のまま見守った。
12/14
誰でも、いつまでも今のままではいられない。
目の前にいる世間を斜めに見たイマジンも、これから長い間、自分の中の感情と葛藤し続けていくのだろう。
ずっと同じではいられない。それが、時間の中に生きるものの定めだから。
「あーあ・・・いやだー」
まだうだうだと続けているウラタロスに、キンタロスはいつものように腕を組み、首を傾けて。
「グゥ」
「・・・ちょっと、放置プレイ?」
ひどいなぁ、と苦笑いしつつ、ウラタロスは流れていく窓の外の荒野に視線を送った。
いつまでここにいられるかわからないのは、今までの一年がそうだった。
あの頃と違うのは、先が見えないことが不安じゃなくなったということくらい。
「僕も、すっかりイイイマジンになっちゃったもんだよね・・・」
ぽつりと落ちたその言葉に、キンタロスはほんの少しだけ、唇の端を持ち上げて笑った。
「んー・・・詳しいことは、僕は知らないんだけど・・・」
「なんだそりゃ」
改めてモモタロスに聞かれ、良太郎は首をかしげて兄のことを考えた。
あの内気な性格から、会ったとしても話すことが少なかった渡。
だけど彼は言葉より、雄弁に語る手法を持っている。
どこからともなく流れてきたうつくしい音色に、モモタロスは顔を上げた。
「ん?・・・なんだありゃ」
「渡兄さんのヴァイオリンだよ」
「ばいおりん?」
「うん」
コタツの中で聞くクラシックは、いつもと違う風情がある。
13/14
「渡のヴァイオリンを聞くと、菜園の野菜が美味しくなるんだよね」
お茶のお代わりを持ってきた翔一の隣には、原稿が仕上がったらしい真司が、食べ終わった器を持って欠伸をしていた。
「そうそう。鏡の中にも聞こえるらしくて、ドラグレッダーが喜んでるからこっち来た」
その言葉を証明するように、真司の手に握られた携帯用の小さな鏡の中を、赤い龍が優雅に飛んでいるのが映る。
「なら、カードにも影響あるのかな・・・」
こちらは洗車が終わったらしい一真が、リュウタロスにねだられたカードをひっくり返しながら首を傾げていた。
「カブトゼクターには好評だ」
周囲を飛び回る赤い甲虫を目で追い、総司はピアノのないことをささやかに残念に思っていた。
「ただいまー・・・あ、渡のヴァイオリン」
「何時聞いても、いい音色ね~」
買い物に行っていたらしい愛理と雄介の後から、同じく帰ってきた響鬼が笑顔を浮かべる。
「そういえばみどりちゃんが聞きたいって言ってたっけ。アカネタカ!」
音叉によって起動した朱色の鳥は、羽ばたいて渡の部屋の扉の前に降り立つと、まるで音に聞きほれるようにそっと身体を傾ける。
「今度兄さんに頼んで、ウラタロスたちの前でも弾いてもらおう。きっと気に入るよ」
家の中に柔らかく響く音に耳を傾け、良太郎は今この場にいない二人のイマジンに呼びかけた。
心配しなくてもいいよ。
彼は悪い人じゃない。
だって、こんなに美しい音色を奏でるのだから。
14/14
「・・・うわっ」
ひとしきり満足いくまでヴァイオリンを奏でていた渡は、部屋から出てきてすぐの居間の光景に、びくっと身体をすくませた。
「・・・な・・・なんで皆・・・いるの?」
一人の時間が長かった所為か、家族が一緒にいるのが不思議に思えて仕方がない。
その家族が、ほぼ全員コタツに揃っている光景は・・・かなり怖い気がする。
しかも、あからさまに人間じゃなさそうなのが混ざってるし・・・。
「・・・・・・怖いよう・・・」
半泣きになりながら、渡は部屋の中に飾ってあるヴァイオリンを振り返った。
こんな状態を前にして、父なら、どうしただろう。
自分の父親は音也だが、みんなの父親は違う。だけど、兄弟だ。
心清く、誠実で真面目で曲がったことが大嫌いな純粋な人。
母に繰り返し聞かされた、この場にいない父の姿を瞼に思い描き、渡はそっと擦れた声を出した。
「お・・・お・・・・・・お・・・」
変わるんだ。
今までの自分じゃなく、新しい自分に。
・・・名護さんみたいな人に。
お母さんが言っていた、『心清く、誠実で真面目で曲がったことが大嫌いな純粋な人』に。
憧れていた・・・今もそうおもう、父さんのようなすばらしい人に、なるために。
「お・・・は、よう」
ようやく出てきた声に、そこにいた全員が振り返って、小さく笑った。
もっとも、返された言葉は。
「ってか、昼だけど」
という、一斉突っ込みだったが。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
本当はもっと明確に理由をつけようかと(平行世界の住人説から、ドッペルゲンガーまで)思ったんですが、
なにぶんキバの行く末が見えないもので、いっそ曖昧にしてしまえー・・・と終わらせたのですが・・・己の力量不足を痛感してます。
なにが一番怖いかって、スレの残り容量・・・前回のは痛恨の一撃でした・・・。
おまけ
「・・・ねぇ兄貴・・・俺たち何時まで・・・ここでこうしてなきゃいけないの・・・?」
気弱な『弟』の潤んだ視線に、『兄貴』はそっと視線を外して虚空を見上げた。
「・・・影山・・・俺たちは、光を求めちゃいけなかったんだ・・・」
「・・・いつまでそれを繰り返しているつもりだ・・・イライラするお前ら・・・」
後ろから低く響いた声には隠しようも無く怒りが滲んでいたが、覇気のないそれには恐怖はあまり感じない。
「じーてんしゃー☆てーいっ」
一人楽しそうにペダルをこいでいるのは、この家の偉そうな男にそっくりの顔をした人間。
「大人しくしろ。壊すとまた怒られるぞ」
傍で甲斐甲斐しく世話を焼いている男もそっくりな人間がいるが、兄弟たちの仲での力関係と立場が、この二人はまるで違う。
「・・・俺、なにやってんだっけ・・・」
ぼんやりとこちらもペダルをこいでいるカイに、傍で同じくペダルを回していたレオが口を開いた。
「どうせ忘れるだろうが・・・、俺たちは発電中だ」
「はつでん・・・なんでそんなことやってるんだっけ?・・・はつでんって、なんだったっけ」
首を傾げるカイに、逆側にいたデスがレオと視線を合わせてため息をついた。
「冬の間の衣食住を確保してもらうかわりに、ここで発電の手伝いをする約束だ」
「そうだっけ?そういえばそんな気がする」
こうして『ゼクトとボードとスマートブレインの三つが協力して作った、きわめてエコロジーなエネルギーの原動力』たちは、
今日も元気に発電のためのエアバイクをやらされていた。
超GJ!!
ってエアバイクwwwwww
しんみりしてすごく良い話にオチが効いてるwwww
良い話と思いきや最後がww
浅倉もいるのに吹いたwww
渡「(ガサゴソ)お〜い、どこにいるんだ」
総司「どうした」
渡「キバットが、昼からどこにもいなくて……」
一真「そう言えば、見かけないな」
ピロピロリーン♪
一真「始からメールだ。何、すぐ引き取りに来いって?
うわっ、これに写ってるのって、キバットじゃないか!?」
渡「うわぁ〜、蜘蛛の糸みたいのに、簀巻きにされてる!」
総司「……今度は何をやらかしたんだ、あいつは」
inハカランダ
カラン、カラン♪
渡「キバット、大丈夫!?」(必死に糸を解き出す)
一真「一体、何があったんだ」
始「こいつが、天音ちゃんを襲おうとしてた」
一真「何だって!」
嶋「危ないところだったんだよ。私が先に捕らえたから良かったものの」
キング「ブレイドの弟のじゃなきゃ、粉々にされてたって。アハハ」
金居「店の回りをうろうろされて、我々は非常に不愉快だ」
キバット「ぐはっ! お前ら、勝手に誤解すんじゃねぇ〜!
奇妙な血の匂いがしてっから、この店探っていたら、
女の子が入っていくんで、後をついていっただけだ!」
渡「奇妙な血の匂いって……あれ、皆して何で目を逸らしてんの?」
本日のハカランダ、
上級アンデッドご一同様、貸切。
741 :
名無しより愛をこめて:2008/02/19(火) 19:34:09 ID:dKdpY9hZ0
>>737 GJ!色々な説が出て面白かったよ!
でも一つ言っておくとモモタロス達イマジンも元は未来の人間だから人間の事が分らないとかは無いよ
>>740 まあ血の色が緑だからな確かに奇妙な匂いかもwGJ!
>>737 携帯から乙!GJ!
ちょっと気になったのは
>>733でキンが「ウラ」って呼ぼうとしてる所
「亀の字」が正しいよ
細かい所でごめん
743 :
巧と渡:2008/02/19(火) 20:38:20 ID:icq10eZLO
巧「いらっしゃいませ!(引きつった笑顔)ダメだ、上手くいかん。」
渡「何・・してるの?」
巧「ワイシャツクリーニングの客に怒られたんだ。笑顔で応対しろと。」
渡「大変そうだね。実は、僕も恵さんに・・・しゃきっとしろって。」
巧「兄さんは臆病だからなぁ。あ、そうだ。スマートブレイン主催・7日間性格自己啓発セミナー行ってみる?」
渡「ありがとう。行ってくる!」
この後、やたら村上社長っぽくなった渡に困惑する巧だった。
>>743 凄く興味深いセミナーだwどんな内容で村上社長がやったんだろうなw
まあ村上社長っぽい渡ってこんな感じか?
渡「この材料・・・ニスの材料としては上の上だね!」
真司「わ、渡?」
渡「くっまた失敗しちゃった!この色合いでは下の下以下だよ!」
静香「渡どうしちゃったのその口調!?」
渡「今日の風呂加減も完璧!まさしく上の上!それよりバイオリンの起源は(以下講釈)」
キバット「大丈夫かよ渡!?というか俺の設定奪うな!」
一真「・・・なんか最近渡のキャラが凄く変になってるよな?」
翔一「うん・・・巧が紹介したセミナーに行ったらしいけど」
巧「悪い・・・まさかこうなるとは」
総司「心配するな俺がすぐに直してやる」
ヒビキ「おっ総ちゃん頼もしいね〜」
その後
良太郎「あっ渡兄さん!僕兄さんのバイオリン聞きたくなっちゃて聞かせて貰っても良いかな」
渡「ふっ俺のバイオリンの演奏は高くつくが・・他でもない弟ためだ。上の上の演奏を聞かせてやろう」
良太郎「へっ?わっ渡兄さん?どっどうしちゃったの!?」
全員「さらに変になっちゃってるー!?」
総司「・・・・・・・・・・あれ?」
745 :
1/2:2008/02/19(火) 23:09:21 ID:LQA49YUh0
>>743も
>>744もGJ!
総司www
ベタだろうけどやったもん勝ちってことでひとつ。
「……や…やめてください!!」
か細い、だが助けを求めている声。
路地裏を彷徨っていた影山はその声にふと足を止めた。
今は隣に兄と慕う男の姿はない。
(不良にでも絡まれてるのかな?)
助けなければ…!
まだ捨て切れない正義感が彼を動かす。
いかにも悪人といった風体の男数人と気の弱そうな少年。
ほどなく現場へと辿りついた影山は、その光景を見て躊躇した。
声の主と思われる青年には見覚えがあったからだ。
確か…そう、あの天道総司の弟。
あの憎い男の弟であれば助ける義理はない。
だが、悪漢に弱者が虐げられているのであれば助けるべきだとも思う。
男の一人が少年に殴りかかろうとしたその時だった。
迷い佇む彼の横を、ひとつの影がすり抜ける。
746 :
2/2:2008/02/19(火) 23:10:25 ID:LQA49YUh0
「ぶほォ!!」
「あぐっあ!!!」
男たちの断末魔が響き渡る。
「やめ……えっ?」
突如現れた黒髪の男は、それぞれ1発で悪人達をのしていた。
恐る恐る顔を上げた少年――渡は、彼の顔を見ると笑顔を浮かべた。
「名護さん!」
「…君か。こういったあまり人気(ひとけ)のない場所には近づかない方がいい。気をつけなさい」
名護と呼ばれた男は、先程殴ったついでに奪った男のボタンを紐に通しながら答えた。
プラスチックのぶつかる軽い音がする。
「は、はい。ごめんなさい…」
「まぁいいでしょう。悪はいずれ正義によって滅びるのだから」
そんな光景を離れて見ていた影山の脳裏に、ふと懐かしい情景が蘇る。
「あのっっ!!」
思わず名護の足元に縋っていた。
みるからに怪しい服装と行動の影山を見て、名護は眉間にしわを寄せた。
「何ですか、貴方は?」
「…あ。確か総司兄さんの…」
渡のことなど目に入っていない様子の影山が口を開く。
「麻婆豆腐作ってください!!矢車さん!!!」
「「はぁ??」」
おまけ。
その前日、家で渡から名護の話を聞いていた二人。
加賀美「話聞いてると、なんっかデジャヴるんだよなーその人。誰だっけ?」
総司「思い出せないのならば大した事じゃない。放っておけばいい」
短期間でたくさん投下されてて嬉しい!みなさんGJ!!!
自分も投下。
***
響鬼(顔だけ変身を解き)「ただいまー。今日も絶好調♪」
香須実「おつかれ。服、そこだから。」
響鬼「はーい。」
テントの中に入り、変身を解くとヒビキはリュックの中に入っている服を取り出した。
着替え終わったヒビキがテントから出てくる。
香須実「あ、日菜佳から連絡あって、このまま弾鬼さんの援護に……」
ヒビキ「了解〜」
香須実「ヒビキさん…それ…」
ヒビキ「なに?」
ヒビキは、ピッチピチのトレーナーに、ジッパーの上がりきらない、これまたぱつんぱつんのジーンズ。
明らかに、総てがヒビキのサイズではない。
ヒビキ「あー、うち兄弟多いから弟のと間違えちゃったんだよね。よくあるよくある。」
香須実「いやでもその格好はちょっと……。パンツ丸見えじゃない。」
ヒビキ「どうせすぐ変身しちゃうんだし、山の中移動するだけだから大丈夫っしょ。
よっしゃ、じゃあ弾鬼のとこに行くか。」
ライダー家、良太郎の部屋。
良太郎「また、僕の服が無い…」
総司 「兄さんには干してある洗濯物を勝手に持っていくな、と言ってあるのだが。
しかし、必ずと言って良いほど良太郎の服を持っていくのは何故だ…」
渡 「全然、体型違うのに…」
*****
おそまつさまでした。
良太郎の服ばかり持って行かれるのはもちろん良太郎の運の無さ。
その日真司が喜色満面で帰宅したのは彼にしては珍しく定時の一時間過ぎ、即ち午後6時を回った頃であった。
良太郎「真司兄さんおかえり。…なんか嬉しそうだね。何かいいことでもあったの?」
真司 「よくぞ聞いてくれました!!苦節……何年だっけ?ま、いいや
何と!俺にもついにお持ち帰りOKの社用PCが支給されたのです!」
良太郎「へぇ、凄いね!お持ち帰りっていうことはノートだよね?どこにあるの?
とてもバックパックの中に入ってるようには見えないんだけど。」
真司 「ところが入っているのよ、この中に。」
そう言って真司が取り出したのは角が落ちて丸みを帯びたアルミ板のようなものだった。
良太郎「…これがパソコンなの?薄いし、なんか小さいような。」
真司 「その通り!おまけに最新型。OK貰えたから今日は定時で上がってショップで買ってきたんだ。」
良太郎「外箱は?」
真司 「必要なのは本体と付属品と保証書と簡単なマニュアルだけだから処分してもらった。
今は修理出すのに外箱はいらないし欠品が無いのも確認してるからさ。セットアップはまだだけど。
これ他のPCからワイヤレスでソフトがインストール出来るんだって。」
良太郎「…真司兄さん、立ち上げるところ皆に見せたくて持ってきたでしょ。」
真司 「ありゃ、バレてた?」
良太郎「でも立ち上げ自体にはあまり自信ないでしょ。奈々子さんに電話した方がよくない?」
真司 「…ウチはPCの争奪戦激しいからそれだけはしたくない。」
奈々子「へんしゅうちょ〜、なんで私には新しいパソコン買ってくれないんですか〜?」
大久保「何言ってんの、ウチで買わなくても自分で新しいの次々買ってるじゃない。」
令子 「真司君大丈夫かしら。っていうかパソコンが大丈夫、かな?」
大久保「壊したら修理代あいつの給料からさっ引くから問題ない(とはいえ今回は大判振る舞いし過ぎたかな…)。」
---
OREジャーナルのPCが全部Macだったので。今見るとOS9が時代を感じさせる。
まあ、万が一壊してもスマブレやゼクトに修理依頼すればいいじゃない
どんな魔改造されて戻ってくるかは知らんがw
このあと、真司が席を外したほんの僅かな隙に
通りすがりのヒビキお兄さんが興味を示された御様子です
他の兄弟が死守するから大丈夫w
みんな考えてること俺と同じで吹いたwww
GJ!
魔改造っていうと、本来の「魔改造」でいうならコードも基板もむき出し状態のことを指すのかもしれないけど、なぜか
「ゼクトから戻ってきたら、なぜか付属のマウスがゼクトマイザー(種類もたくさんあり)になっていた」が過ぎった。
うっかりすると、ザビーゼクターそのものがマウスとかいうことにもなりかねんな。
陸「・・・というのは、どうかね・・・?」
三島「・・・どうかね、と、申しますと?」
陸「・・・ゼクトの、資金源に、ね・・・まずはマウスから・・・」
三島「・・・たしかに、マイザーは在庫が・・・少々というには多すぎるくらい残っていますが・・・」
総司「いまやフラッシュメモリも多種多様な形をしている。ヒヒイロカネの超合金なら、象が踏んでも壊れることはない」
陸「なら、一つ・・・三百円で」
田所「・・・よけい財政圧迫しそうなんで、やめてください」
本来の「本来の魔改造」でいうなら
スマブレ謹製の理不尽変形つきになるな
DA再生機能搭載!
便利だな、これは。
>>755 左クリックでソード
左ダブルクリックでロッド
右クリックでアックス
スクロールボタンでガンが流れると
…うん、そういうことじゃないよなごめん
757 :
外の風景:2008/02/20(水) 19:57:10 ID:d0oQVUqN0
今週のキバを見て、このスレならこうなるかなと思って書いた。
1/2
・・・・・・その日、所用で街に出た一真が見たものは・・・・・・建
物の陰から思いきり怪しい恰好で向こう側をのぞき見している、
彼の兄弟たちだった・・・・・・。
一真「あ・・・アタタチ、ナニミテルンディスカ!」
真司「しーっ!いいからこっちこいって」
兄に頭を抱え込まれて見たものは、とある喫茶店の中の様
子で・・・・・・。
一真「あ、あれ渡?ということは隣にいるのが例の・・・・・・?」
巧 「ああ、例の、だ」
一真「・・・・・・思ったより、背が高いんだな」
真司「ああ、細いんだよ」
巧 「髪もまっすぐだしな」
一真「俺、もっと骨太かと思ってた」
真司「えらも張ってないしさ」
巧 「毛深くもないようなんだ」
一真「なんだ、全然違うじゃないか」
759 :
外の風景:2008/02/20(水) 20:13:20 ID:d0oQVUqN0
2/2
良太郎「・・・・・・みんな、なにやってるの?」
一真「うわっっと!ええと・・・・・・その・・・・・・」
真司「いや、渡が言ってた”父さんに似ている相談相手”ってのが
どんなのか見たくってさ」
巧 「のぞいてみたんだが・・・・・・似てないよなぁ?」
良太郎「渡兄さんが言ってたのは紅家の父さんのことで、本郷の
父さんのことじゃないよ」
真司「ああ、なんだ」
一真「そうだよなぁ」
巧 「そんなことだと思った」
良太郎「・・・・・・渡兄さんに相談してもらえなくってさびしいのは
わかるけど、あとをつけてのぞき見するのはどうかと思
う」
真司「うっ・・・・・・・」
一真「ええと・・・・・・」
巧 「それはその・・・・・・」
良太郎「”渡兄さんが自分から相談してくるまではみんなで
ずっと見守っていこう”ってヒビキ兄さんたちと決めたん
じゃなかったの?」
一同「ご・・・・・・ごぉめんなさぁぁぁぁぁぁい!!」
渡 「(なんだか外が騒がしいな・・・・・・。に、兄さんたち!)
あ、あの、名護さん!ちょっと場所を変えませんか?」
恵 「なぁにぃ?あたし、そんなにお邪魔? プンプン」
>>756が何を言ってるのか理解するのに時間がかかった。
Double-Actionか。俺が言ったのはDisc Animalだよ。
知らないなら響鬼を見るんだ。
そして職人GJ!
シリアスが一気にコメディ化してワロタ。
兄もモモタロス化してるしwwww
いや、わかってて言ったんだと思うよw
ヒビキ「タロスたちって、良ちゃん以外にも憑けるのかな?」
良太郎「ジークも僕に憑いたことがあるし、契約が無いと無理ってわけじゃないと思う」
ライダーになる運命を背負った人間は、皆個性的である。
イマジンたちもまた個性的だ。その二つが重なったとき、どんなことが起こるだろうか?
興味本位でそんな実験を始めてみた兄弟たち。だがその結果は――
良太郎「ちょ、ヒビキ兄さん! どうしてよりによってキンタロスを選ぶのー!?
色々と壊れちゃうよ、うわぁー……、ああ、どうしよう。
え、待ってリュウタロス、雄介兄さんの身体でそんなに激しく踊らないで、
ていうか、勝手にどっか行っちゃわないでー!
もう、翔一兄さんも笑ってないで止めるの手伝って、お願いだから……!
お願い、モモタロス! 渡兄さんの身体でケンカしないでぇー!
それ渡兄さんの身体だよ? だから、鉄パイプは置いてよ!
……それにウラタロスは一真兄さんの身体でクネクネしないで、お願い。
真司兄さんもウラタロスに変なポーズ取らせて写真撮ってないで、助けてー!」
翔一と真司の笑い声、そして良太郎の叫びが響く。
良太郎「皆、ひどいよ……。はぁ、スゴイ疲れた」
真司「あはは、腹痛い腹痛い――あれ、そういえば総司は?」
翔一「く、苦しい……、さっきまでいたよね、総司。
総司がいればここまでエスカレートしなかったのにな」
良太郎「巧兄さんもいないよ。どこにいっちゃったんだろ」
M渡「オイ、総司兄ちゃんと巧兄ちゃんなら、さっき二人で話してたぞ」
Kヒビキ「なんか『一番、愛想のいいイマジンは誰か』っちゅう話をしてたで」
R雄介「えーっと、『女性限定なら確実にウラタロスだな』って言ってたよ」
U一真「あんまりよく聞こえなかったけど、話が終わってから二人とも出かけたみたい」
良太郎「うん、わかった。でもとりあえずも皆、兄さんたちの身体から出てくれるかな?」
――ビストロ・サルにて
W総司「ふむ、うまい。褒めてつかわす」
ひより「(……いつもより変だな、天道。髪型も変だ)」
サルの扉が勢いよく開き、なじみの顔が飛び込んできた。
加賀美「おい、天道! 聞いてくれよ!」
W総司「騒がしい奴だな……、私のことは『プリンス』とそう呼ぶがいい」
加賀美「お、おう。でさ、聞いてくれよ、プリンス天道!」
ひより「(加賀美、お願いだから、その変な天道に疑問を持ってくれ……)」
――西洋洗濯鋪菊池にて
D巧「いらっしゃいませぇ〜! スカートのクリーニングですね?
いつもありがとうございます! また、来てくださいねぇ〜!」
真理「ちょっと啓太郎、アレどうしたの? もしかして巧、誰かに洗脳されてる?
何あの笑顔、あの愛想のよさ……、スマートブレインに改造でもされた?」
啓太郎「説明すると長いんだけどさ、ほら、たっくんの弟いたでしょ? 良太郎君。
彼の友達のイマジンの一人がたっくんに憑いてるんだって」
真理「へぇー、そうなんだ。あ、巧、鏡とにらめっこしてる」
啓太郎「あれは、笑いの練習してるんだと思う。ほら、笑い方に違いがあるでしょ?
自然な笑いのときはイマジンのデネブさん、ひきつってるときはたっくんだよ」
真理「手取り足とりで笑顔の作り方を学ぶってわけね。
でも、あれいいの? あんなに笑顔な巧、怖くない?」
啓太郎「うーん、デネブさん、意外と腕がよくて困らないし。人当たりがいいから、
お客さんの受けもいいんだ。まあ、普段のたっくんを知る人が見たら驚くかも」
真理「あ、誰か来た。どうか巧の知り合いじゃありませんように」
草加「――お前は誰だ」
D巧「いやだなぁ、雅人君。ボクは乾巧、仲間の名前を忘れるなんてひどいじゃないか」
草加「新手の嫌がらせか? それともスマートブレインが何かしたのか?」
啓太郎「――こんな時の祈りって大抵通じないよね」
ヒビキ「うーん、やっぱり餅は餅屋、イマジンは良太郎、だねぇ」
そんな結論に行き着いて、ひとまず実験はお開きとなった。
勿論、W総司にツッコミを入れなかった加賀美は、総司による念入りな説教を受け、
草加雅人はその日、『笑顔でフレンドリーな乾巧』の悪夢にうなされた。
ヒビキ「あれ、たっくん、具合悪そうだね?」
良太郎「うん、デネブを憑けてクリーニング屋の接客練習してたみたい。
そしたら啓太郎さんや真理さんもデネブを憑けてみたがって、
最終的には草加さんも……」
そして巧は、『無邪気な笑みを浮かべ軽快にスキップする草加雅人』の悪夢に悩まされた。
>>762-765 GJ! ……氷川さんにキンちゃん憑かなくてよかった、本当によかった……
W総司は確かに違和感感じないな
しかしD巧とD雅人の違和感は(いい意味で)凄まじいww
770 :
3/3:2008/02/21(木) 00:25:01 ID:zKQxhEzt0
>>748 > OREジャーナルのPCが全部Macだったので。今見るとOS9が時代を感じさせる。
ウチの職場のMacは全てOS9だ。現役だ。泣けるデ…
連投ごめん。名前欄は気にしないでクレ。ホンマに泣ける…
>>770 OS9はいいシステムだよ。
アプリもいいの揃ってるからデザイン関係だとまだまだ現役。
ウチなんて漢字Talk7のマシンも棺桶に片足突っ込みながらも現役だぞw
そういや高校のパソコンは2001年までFM-TOWNSが現役で動いてたw
あれアイコン式だし意外と使いやすかったな〜
>>762-765 GJ!
Kヒビキが安易に想像できるwww
D草加……見たくないなあwゾッ
>>762-765 超GJ!色々想像して笑いすぎたwww
>>766氷川にキンタロスがつく・・・つまりこういう事か!
翔一「氷川さん・・・不器用ですから」
氷川「不器用・・・そんなことはありません!これくらい私にだって出来ます!」
バキッ!
氷川「あっ!」
真司「・・・・・う〜ん氷川さんにキンタロス憑けたらどうなるだろうな〜」
一真「そんな事したら余計破壊しまくるんじゃ・・・」
真司「いや、案外逆に上手く行くかも!」
実際にやってみた
K氷川「よっしゃ!行くで!」
バキッ!聞き込み調査で色々破壊
バキンッ!犯人に威嚇射撃しようとするも拳銃破壊
バキバキィィィィィン!その他色々破壊
警視庁
尾室「北条さん!なんか最近氷川さんが」
北条「分ってます。最近色々壊しすぎですね・・・次は無いと良いのですが」
一条「さっき氷川が車のハンドルを壊してしまったんだが・・・」
北条「・・・・・・・・」
うん!すっごくやばいね!
コハナ「…良太郎、良太郎(小声)」(手招き手招き)
良太郎「あれ?どうしたのハナさん。あ、デンライナー停車時間だったんだね」
コハナ「うん、で、ちょっとそこの玄関の扉から入らせてもらったの…って、それよりもちょっと」
良太郎「何かあったの?そういえばハナさんはまだ渡兄さんには会った事なかったんじゃなかったっけ。紹介しなきゃ。
新しくこの家に住むことになった兄さんなんだけど」
コハナ「そ、それよ!それ聞きに来たの!」
良太郎「へ?知ってるの?」
コハナ「………モモたちから聞いたんだけど…その人のお父さんって、くれないおとや、って人なの?」
良太郎「うん。あれ?しってるの?うん、総司兄さんに日下部のお父さんと本郷父さん、僕に野上のお父さんと本郷父さんがいるみたいにね、
渡兄さんには紅音也ってお父さんと本郷父さんが…」
コハナ「……やっぱり〜…ま、まずいかも…」
良太郎「ど、どうしたの?そんなに頭抱えて…って、どうしてハナさんが音也さんをしってるの?」
コハナ「…実は…まだ良太郎に会う前、わたしがこんなに小さくなる前の時にね…。ナオミちゃんの買出しに付き合って1986年に降りたことがあるのよ」
良太郎「うん。あ、そこで音也さんに会ったんだ?」
コハナ「ヴァイオリンを凄い勢いでかき鳴らしながら、ナオミちゃんと私をナンパしてきたの」
良太郎「は?」
コハナ「八百屋の前二人で歩いてたら『オレはちゃんと両方愛してやる!』とかっていきなり肩抱かれたものだから…ついこう、拳が思い切り反射的に、ね」
良太郎「……(硬直)…」
コハナ「あーもう、紅って苗字聞いたときまさかと思ったけど…私、あのときおじいちゃんのうちの一人をKOしちゃったんだ、やっぱり…。まいったなあ」
良太郎「…ハ、ハナさん、その話、渡兄さんにはしないほうがいいと思う…多分。渡兄さん、ただでさえ音也さんについてあんまり知らないだから…。
過去に、自分の父親が姪をナンパしたなんて聞いたらショック大きいと思う」
コハナ「う、うん…。やっぱり、そうだよね…。秘密にしておくことにする」
―1986年。
紅家・風呂。
音也「いやー。ちょっと妙な格好してたけど、なかなか可愛い二人組みだったなー。女性に殴られるのも悪くは…あたたたた…えらく強い子だったなあ」
>>777 GJ!!
確かにこんなことがあってもおかしくはないなwww
>>765 D草加はキューティーハニーで垣間見ることができるなwwwww
>>780 あれはデネブというよりリュウタロスじゃないかな。
どんな草加も同時に愛してやる!!
ヒカルちゃんのことじゃないの?>D草加
いろんな人格を混ぜて良いトコ取りするんだ!
こんなん?
155 名前:名無しより愛をこめて 投稿日:2008/02/22(金) 13:04:33 ID:Hlrmz6/K0
>>108に
>>112、
>>139追加
パーフェクトなライダーは、光太郎のように料理し、ヒビキさんのように運転し、乾のようにユーモラスで、
天道のように謙虚で、氷川のように機械に強く、橘さんのように役に立ち、葦原涼のようにおしゃべりで、
北岡のように気前がよく、剣崎のように忍耐強く、 風祭真のように統制が取れていて、浅倉のように慎みがあり、
侑斗のように素直で、風見のように酒を飲まず、 加賀美の様に冷静で、良太郎のように運が良く、
東條のように明朗快活、真司のように頭脳明晰で、 神代剣のように計画性があり、瀬川のように有名で、
水城のように融通がきき、そして紅渡のように怪しい点が一つもない。
787 :
1/2:2008/02/22(金) 20:43:17 ID:YtrMbOHKO
勝手に
>>777続き
携帯からだから見にくかったらごめん
とりあえずコハナを紹介した良太郎
もちろんパパの過去は秘密だ
良太郎「―…って事で、新しい未来の出現のせいで
小さくなっちゃったんだ」
コハナ「見た目はどうあれ、普通に接してね」
渡「う、うん…わかったよ…
ん?」
W総司「降臨…!」
渡(ビクッ)
良太郎「そ、総司兄さ…じゃなくてジーク!?
何でここに!?」
W総司「無論、姫が良太郎の家に来てくれたからだ。出迎えるのは王子として当然
さて姫…私がいなくてさぞ寂しい想いをしたであろう!
しかし今宵は共にワルツを踊り明かs」
ボコ!バキ!メキメキ!
良太郎「らめぇハナさん!それは総司兄さんだよ!」
コハナ「はっ!?
ご、ごめんなさい!つい…」
788 :
2/2:2008/02/22(金) 20:45:22 ID:YtrMbOHKO
渡「……」
良太郎「総司兄さん、渡兄さん、大丈夫?」
渡「…強い…かっこいい…」
良太郎「わ、渡兄さん…?」
渡「…おとうさん…?」
一同「え?」
渡「おとーさーん!!」(抱きつこうとする)
コハナ「きゃあ!?」
ドカン!グシャ!バキバキ!
良太郎「ハナさぁーん!!!」
ヒビキ「ただい…うわ!?
総ちゃんとわーちゃんが大変だー!」
総司「(おばあちゃんが言っていた…
子は親とつながっている、と…ガクッ)」
ジーク「流石は良太郎の兄…ガクッ」
ハナさんをデンジャラスにし過ぎた
今は反省している
あれ?コハナちゃん何でここn
>>788 渡、ついに男女の区別もつかなくなったか。
まあハナさんのカッコよさならしょうg
ドカン!グシャ!バキバキ!
今ちょっとハナさんがさくら姐さんに見えたww
>>786 どこのスレのだろうと思ったら、友達にしたくない特撮キャラかw
リオロンスレが洋食スレとコラボしたのがきっかけで
洋食スレが今相当カオスなことになってるんだが、
ここの兄弟、だいぶあっちに出張してないか?www
792 :
名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 10:20:57 ID:kKoITjFs0
過去ログ呼んだけどやっぱり面白いスレだな
初代スレだと兄弟の順番逆だった目に新鮮で逆に面白かったよ
ついでにage
ガルルはコーヒーに煩いようだな・・・
ここは愛理姉さんの出番だな!
今回のキバは色々とネタ満載だったなw
その辺の鏡からこっそり渡に「戦え…」と指示して
紛らわしいことすんなと真司や総司に追い出される神崎を想像したw
羊ファンガイアの人間態がU良太郎に見えた。
名護「彼らが君の兄弟達?」
渡「うん。」
良太郎「兄さんのお知り合いですか?かっこいいですね!」
名護「?もっとはっきり!」
良太郎「かっこいいです!」
名護「そうでしょう。名護です、よろしく!」
良太郎「よろしく!良太郎といいます!」
真司「あ、わーちゃんのお知り合い?俺、真司。こいつの兄。うわー!きれーな目!!」
名護「もう一度!」
真司「きれーな目の名護さん!弟をよろしく頼みまーす!」
名護「愉快な方達だ!渡くん、君は幸せものですね。」
渡「ありがとうございます!うるうる・・。」
名護「泣かなくてもいいでしょ?」
渡「すみません・・・。うれしくて・・・。」
ヒビキ「わーちゃんにお友達か。」
京介「いえ、師匠です。」
ヒビキ「そうなの?」
京介「・・・・・。」
>>797 GJ!名護www
しかし名護は背広矢車や風間とかカブト勢キャラ臭がプンプンするな!
ガルルはこれから色んな店に行って匂い嗅ぎまくって美味しかったら「釣りはいらねえ!」
と繰り返すネタが増えそうだなw
>>797 GJ!
だけど渡は名護さんに対して「はい」じゃね?
800 :
名無しより愛をこめて:2008/02/26(火) 16:45:49 ID:oMLIv+ce0
( 0冒0) サバイブ! ファイナルベント! 800なら草加と浅倉は仲良し!
〜 (_ ゚T゚
゚ ゚̄
(0冒0)
(_ ゚T゚
゚ ゚̄
>>798 俺もカブト組に近いなと思った
つまりこのスレでは渡は総司兄さんに懐くと言うことかな?
シャドームーン「……」
リュウガ「またお前か、今日は何の用事だ。」
シャドームーン「南光太郎と決着を……」
リュウガ「じゃあ他所へ行け。」
ガラガラッッ
RX「信彦ォー!!」
シャドームーン「来たな南光太郎……いやRX!決着を着けるぞ!シャドーフラッシュ!」
RX「俺はお前と戦いたく……クッ!キングストーンフラッシュ!」
リュウガ「だから他所でやれええええ!!」
風ひいてまどろんでたらなんか電波受信し
804 :
名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 00:06:19 ID:S3qkBEJSO
あ
愛理「もう、光太郎叔父さんも信彦さんも喧嘩しちゃめっ、ですよ。」
RX「愛理・・・。」
シャドームーン「お前は・・・光太郎の姪の・・・。」
リュウガ「つーか、何でこいつが此処にいるんだよ?」
黒天道「僕がつれてきたんだよ。」
リュウガ「お前がかよ!?」
愛理「さあ、私のコーヒーをどうぞ・・・良い仕事してますよ?」
RX・シャドームーン「「・・・・・・・・・。」」
光太郎「いやー、俺達ずっと喧嘩して馬鹿みたいだったよな。」
信彦「ああ、もうゴルゴムも無くなってるんだし、仲良くないとな。」
愛理「良かった、叔父さん達が仲良くなって・・・。」
リュウガ「あれほど荒ぶれていた二人を宥めるとは・・・恐ろしい女だな。」
黒天道「愛理お姉ちゃんは怖くないよ、すっごく優しいんだから。」
愛理「お二人もビスケットをとうぞ、翔一の手作りよ。」
黒天道「わーい、僕翔一兄ちゃんのビスケット大好き!!」
リュウガ「ムッ・・・・・・・・・一つ貰おうか。」
なんだか急に寂しくなっちゃたなあ(´・ω・`)
多分洋食スレの方に流れてるんじゃないか?
コラボ祭り時のあっちのノリは、少し前のここに似てたし
ここの初代スレは過疎で落ちたぐらいだし、
元々ゆっくりなんだよね。
最近こそ結構早かったけど。
モモ(ナレ):『劇場版仮面ライダー電王&キバ、クライマックス刑事!
4月12日、出動だァ!!』
真司「…いいな〜、良太郎と渡、映画で共演か〜。」
ヒビキ「そうだねぇ、せっかくだから兄弟みんな出れたらいいのにね。」
。o(想像)
(中略)
モモ(ナレ):『電王!ゼロノス!
クウガ!
アギト!
龍騎!
ファイズ!
ブレイド!
響鬼!
カブト!
そして仮面ライダーキバ!!
歴代ライダー夢の共演を見逃すんじゃねぇぜ!!』
(以下略)
(想像終了)
翔一「あーいいね、まさに春の仮面ライダー祭り!って感じで。」
総司「フッ、…イマジンとファンガイアが手を組もうが、この俺には適うまい…」
雄介「皆と一緒に戦うっていうのも、心強くていいね!」
一真「やっぱり仮面ライダー全員揃って敵に立ち向かうって、カッコイイよな〜!」
巧「……CMが30秒じゃ終わんねーだろ…。」
>>806 残り容量がそろそろヤバくなってきたからな…
ヒビキ「ただいまー」
??「おじゃまします〜」
良太郎「お帰りなさい・・・って!ええぇぇぇぇぇ???」
総司「なんだ、その白い犬は」
??「犬じゃありませんよ〜ボクこうみえて馬なんですから〜」
翔一「馬?!?!」
ヒビキ「今バイトで王子様やっててさ。つれて来ちゃった(笑)」
ウマ「王子のご家族の方ですね。宜しくお願いします〜」
渡「ううううううううまが、喋ってる・・・・」
雄介「ふかふかだなぁ。かわいい(ナデナデ)」
ヒビキ「ウマ!良かったな!(シュッ)」
一真「ウマって・・・・名前ないの?」
ヒビキ「募集中なんだよ。」
ウマ「HPで募集してます〜カッコイイ名前。つけてくださいね?」
ttp://www.fujitv.co.jp/b_hp/umaouji/index.html 良太郎「カッコイイ名前・・・カッコイイ名前・・・!僕、応募してくるよ!」
巧「あ!ちょ・・・ま・・・なんかスイッチ入ったぞ」
ウマ「うれしいな〜いっぱい応募してくださいね〜」
モモ「良太郎のセンスの悪さなめんなよ?」
馬の王子様が来るとは思わなかったwwww
>>813 良太郎「馬が出る昔話って言ったらこれだよね!」
【ブレータロス】>ブレーメンの音楽隊
タロズ「センスねぇー!
つか馬じゃねぇー!!!」
>>810 去年地元の遊園地であったのがそんな感じのショーだったw
電王のピンチにカブトとガタックが駆けつけて
その三人がピンチになったらさらに1号2号が駆けつけて
アマゾンだのライダーマンだのブラックRXだのJだの
その他平成ライダーだのがずらーっと並んで壮観だったw
当然客席では、子供置いてけぼりでお父さん方がはしゃぎまくってて
見てて凄く和んだw
>>813 そんな番組やってたのかw
>>816 そこってもしかして有名なところじゃないか?
そのショー行きたかったんだよなあ…
最近ZO〜アギトまでをDVDで見てたんだが
Jだけでなくてシャドームーンも巨大化してたことに気づいたこの頃。
>>816 見たかったなぁそのショー…
オダジョーの問題がなけりゃ超ウルトラ8兄弟のノリで映画化してくれんかなぁ…
真司・樹花「3月3日はひな祭りだ!イエーイ!」
一真「ああ、そういえばもうそんな季節なのか」
巧「樹花は良いとしてなんで真司兄まで・・・どうせ食い物だろ」
真司「なっ良いだろ別に!楽しんだ者勝ちじゃん!ねっ樹花」
樹花「うん!そうだよ!」
一真「だからここ最近総司が何か張り切ってたのか」
翔一「俺も色々考えてるよ!」
樹花「え〜!何?教えてよ翔一お兄ちゃん!」
翔一「あはは!当日まで秘密だよ」
渡「えっ僕が演奏するの?」
総司「ああ無理なら別に構わないが、せっかくだから樹花やひより達にも」
渡「(変わるんだ・・・僕!)・・・うん僕頑張るよ兄さん!」
良太郎「ねえリュウタロス。翔一兄さんに頼まれたんだけどケーキのデザインやってくれるかな?」
リュウ「えっ?僕で良いの?それとお姉ちゃんも来るよね!」
良太郎「うん、姉さんも来るから大丈夫だよ」
リュウ「わーい!頑張る!」
ナオミ「なんで食堂車に入れてくれないんですか!も〜ひどいですよ!」
ウラ「いや〜ナオミちゃん、たまには廊下で僕とお話ししようか」
コハナ「何してんのよ!わけぐらい言いなさいよ!」バキッ
モモ「ぐあっ・・・は、早く話終われ良太郎!」
3月3日はひな祭りだったの思い出した。
休みの日じゃないけどライダー家では盛大に祝いそうだな。
820 :
1/2:2008/02/29(金) 00:17:57 ID:IQXgDCUT0
今日は良太郎並みについてなかったんだよ、僕。
道歩いてたら、車の事故に出会ってさぁ。車から人とか出れなくなってるのが見えてね。
これ、ほっといたら良太郎怒るよねぇ、なあんて思ってたら声かけられてちゃって。
海堂「ちゅーか、これは大事故だな。諸君、傷は浅いぞー、気をしっかり持つのだ。
お、そこの青いの、手伝え。今は何の手で借りんとナ」
えっと、この姿見て驚かないわけ? て驚くわけ無いんだよ、ね。
人間の力じゃ、挟まれた人とか助けられないからって、その人変身してさ、
スネークオルフェノク「……オレ様がビックリするほどの青さじゃないな。とりあえず助けるぞー」
僕と海堂さんの怪人二人で人助け、なんて柄にもないことやっちゃって。
それで、事故にあった人は無事助けられたけど、ほら、僕たちいわゆる怪人でしょ?
どう見ても、僕たちが事故起こしたみたいにみえちゃうわけ。
やっぱり通りすがりのライダーに銃撃されちゃってさー、まあ、話せばわかってくれたんだけど、
ホント、せてめ敵だとはっきりわかってから撃って欲しいよねぇ。
ギャレン「なんだ、剣崎の弟の友達か。スマン、てっきり人を襲ってる怪物かと思った」
でも、それじゃ終わらなくてさ、ライダーに仲間を攻撃されてると思った人たちも出てさ、
ホースオルフェノク「俺の仲間を傷つけるなァー!!」
クレインオルフェノク「海堂さん! 大丈夫ですか!」
スネーク「ちょ、木場ぁ、お前、違う違う! ちゅーか、結花、お前も何してるんだよぉ!」
最終的に木場さんたちも説得で落ち着いてくれたんだけどね。
そこを王蛇に追われたゾルダが通って……、
王蛇「北岡ぁ、俺は今無性に戦いたい気分なんだ……!」
ゾルダ「お前と遊んでる暇はないんだよ。いいかげんにしてくれないかな、ホント。
あれ、こんなところにお前と遊んでくれそうな人たちがいるじゃない」
そしたら二人のライダーに皆巻き込まれちゃって、結果的に乱闘になってさ。
真司さんと総司さんが止めに来てくれたんだけど、
龍騎「どうして戦わなくちゃならないんだよ!――あ、ゴメン木場君、まちがえたっ」
カブト「いいかげんにしないか、ご近所迷惑だ!」
いくらなんでも止まるわけ無いよねぇ……。
821 :
2/2:2008/02/29(金) 00:19:15 ID:IQXgDCUT0
良太郎「そんなにひどかったんだ?」
ウラ「見てごらんよ、良太郎。総司さんが説教してるよ」
北岡「待ってよ、俺が悪いって言うの? 俺は被害者よ?
王蛇が追っかけてくるから仕方なく攻撃しただけじゃない」
総司「ほう? その結果がファイナルベント? 誰かが巻き込まれることは考えなかったのか?」
北岡「誰も死ななかったじゃないの! それに俺が攻撃したかったのは王蛇だけよ?
そうだ、カブト君、君の力で王蛇にちょっと止め刺してきてくれない?」
良太郎「(ああ、総司兄さんすっごい怒ってる……)」
真司「総司、俺が代わりに謝るから許してやってくれよ!
北岡は嘘つきで詐欺師で嫌味で嫌な奴だけど悪い人じゃないんだ……、多分」
北岡「ちょっと、それ全然フォローになってないじゃない! まともなことが言えないなら黙っててよ!
というよりコレがお前の弟ってのが信じられない。こんな馬鹿がコレの兄でいいわけ?」
真司「オイ、確かに総司は俺より賢いかもしれないけど、そこまで言わなくてもいいだろ!
これでも一応兄としてだな……」
総司「真司兄、『賢いかもしれない』ではなく『賢い』、だ」
真司「そ・う・じぃー! いつも思ってたんだがお前なんでそんなに偉そうなんだよ!」
総司「真司兄、それは愚問だ。太陽に何故輝くのかと問うぐらいにな」
北岡「あー、馬鹿らしい。帰るよ、吾郎ちゃん!」
吾郎「……センセ、いいんスか?」
北岡「いいのいいの。何かうまいものでも作ってよ、ね?」
良太郎「……珍しく、総司兄さんの説教がきちんと終わらなかったね」
ウラ「まあ、こんな日もあるよね」
>>820 渡ネタかと思ったけどウラタロスの話か
つか北岡先生とか長田さん出るの久々な気がしたなw
容量少ないし次スレ俺立てましょうか?
おねがいします♪
乙。
さっき、シャドームーンが信彦との二重人格になってたら面白そうだなぁーと思った。
きっとネタ的にも面白くなるんじゃね?と思った。
でも、文章力ないからかけない。オレってダメな奴だと思った。
巧とガルルとゴウ兄さんの狼男トリオで満月の晩におでかけ。
遠吠えすると近所迷惑なので、
総司と翔一が作ってくれた豪華弁当持って山奥へ遠征…
のはずが、あいにくの雨でめんどーになった巧の提案で
その辺のカラオケBOXで済ましてしまう
というネタを考えてみたが、3人の会話が思いつかない。
あとはウルフアンデッドの新名さんも加われば完璧だなw
>>825 ダメな奴だなんて言わず投下してくれ〜
そのネタ、是非見てみたい。
このスレ一気に埋めた方が良いのか?
それとも向こうageつつまだ使う?
埋めるならライダーAAでも使って埋めちゃうけど
ザンキ「お前、俺に擬態したマカモウだな?」
ガルル「俺は狼男だ。お前こそ俺に擬態したファンガイアだろ?」
ザンキ「俺は鬼だ。ところで、そのカバンには何が?」
ガルル「コーヒーミルだ。そういうお前がもっている袋の中身は?」
ザンキ「ジャコウ猫の糞だ。この組み合わせは・・・。」
ガルル「そうきましたか。」
二人はこれがきっかけでコーヒー友達になったのだった。
京介「同じ顔揃ってて気持ち悪い・・・。」
侑斗「そういう俺たちも同じ立場だろ。」
京介「そうだった。」
侑斗「ばーか。」
まとめTOPが変わってるな
可愛いw
まとめTOP、プラット好きとしては、かーなーり嬉しいw
良太郎って末っ子ポジションが似合うってよく言われてるけど、渡が登場してから渡の方が末っ子っぽく感じるのはどうしてだろう。
小さい子が小さい子の面倒見る感じで、良太郎の方が微妙にお兄さんぽい感じがする……。
巧の場合はさらに二人の上みたいな感じだけど。
ファンガイアの1年は人間の10年というネタバレ?があってだな。
渡はハーフなので半分として、今4才。
>>835 良太郎は末っ子のままと思っていたら、渡が引きこもりだったからなー
しかも気弱で、まだまだ描写も最初だから他と比べて少ないし、
一年頑張った良太郎が多少兄っぽくなるのはしょうがないのではw
巧はもう性格とイメージのせいだ
末っ子って甘えんぼも多いが、
ちゃっかりしたしっかり者とか、子供扱いばかりされる反動で反抗的になった
乱暴者とかってパターンもあるよ。
渡は総司あたりに「お前はお兄ちゃんなんだから、もっとしっかりしろ」とか
言われて、ますますいじけたりして。
まあ、半分ファンガイアってことで仕方ないのかも。
寿命のこともあるが、性格が変なのも種族の性質では?
(渡も含めて今まで出てきたファンガイア、さほど凶暴ではないが、
基本的に自己チュウでひとりよがりな変人って点で共通してる)
>自己チュウでひとりよがりな変人
それファンガイアよりも音也さんが
一番そんな感じするけどなww
キャラとして好きだけどさ
>>837 だな。他の兄弟も一年間通して見たらけっこう性格変わってる奴多いし、
もしかしたら渡もこれからどんどん成長していってすっかりお兄さんらしくなるかもしれんぞ。
そのへんの兄弟との関わり方もこのスレの楽しみの一つだな。個人的に。
841 :
名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 16:33:32 ID:qq0JEMqB0
まとめTOPこっちも可愛いなwGJ!
頑張ればちょっとしたWEB漫画描けるかもね描いた人
渡「♪〜♪〜」
良太郎「渡兄さん嬉しそうに弾いてるね、何かあったのかな?」
一真「ああ、なんか俺達や静香ちゃん以外の前でちゃんと弾けたらしいぞ」
良太郎「へ〜良かったね渡兄さん。あっだから総司兄さんが渡兄さんの好物作ってたのか」
一真「今日は色々大変だったらしいけど終わり良ければ総て良しってことだな」
良太郎「うん、そうだね」
さてもうすぐ3月3日。
ひな祭りはいったいどうなることやらw
>>843 モモの節句って事で、モモタロス暴走、ハナに鉄拳を喰らう。
モモの節句、雛飾りか。
右近の桜井さん、左近の橘さん…いや、なんでもない。
残り容量がもう危ういな・・・
あとは小ネタかAAで埋めるか?
TOPかわいすぎる!
いやされますた。
851 :
名無しより愛をこめて:2008/03/03(月) 20:02:08 ID:6WLQIHS70
( 0冒0) 次スレに引越しだ!ここからファイナルベント!
〜 (_ ゚T゚
゚ ゚̄
(0冒0)
(_ ゚T゚
゚ ゚̄
だからこっち見んなw
いずこかに、小ネタ職人さんは、いらっしゃいませんか〜!
次回は残り容量、490〜495KBぐらいになったら、
立てるようにしてもらった方がいいのかな。
854 :
小ネタ:2008/03/03(月) 23:55:30 ID:6WLQIHS70
真司「ひな祭りも終わったし・・・後は」
翔一「ホワイトデーだね!お返しに腕がなるな〜」
巧「翔一兄はバレンタインとあんまり変わらねえじゃん」
ヒビキ「それとお花見の準備だな!」
真司「これまた楽しいイベントばっかりだな!」
( 0w0) 次スレに引越しだ!ここからライトニングソニック!
〜 (_ ゚T゚
゚ ゚̄
(0w0)
(_ ゚T゚
゚ ゚̄
なんとなくw
>>855 お前もかww
じゃあふと思いついたネタを。
>>585の続き
総司「新しい記憶力の訓練だ。いくぞ……
クウガ!アギト!クウガ!アギト!アギト!
クウガ!アギト!カブト!アギト!クウガ!
…さあカイ、続けてみろ。」
カイ「えっと、クウガ、アギト、クウガ、……あれ、何だったっけ…」
総司「No!…まだまだだな…もう一度最初から言うぞ。」
巧「…あれ何やってんの?」
翔一「ん〜?何か、皆の変身後の名前覚えがてらに記憶力の特訓なんだってさ。」
ヒビキ「へえ、面白いねー。」
良太郎「でも、わざわざ紛らわしい名前集めなくても…」
真司「総司よく噛まないよな。」
一真「あ、カイ舌噛んだ。」
※
お粗末。
>>585、勝手に続きごめん…そして元ネタのSHTは見ていない。
ちなみに、超早口で読むとかなりややこしいです。
857 :
小ネタ:2008/03/04(火) 00:25:08 ID:araUz+x30
ガルル「不味いコーヒーに金は払えない。ちなみに俺は今まで1円も払った事が無いがな。」
真司「あの、うちは紅茶専門店なんですが……」
このネタ、早い者勝ちって事でw
一真「あれ?総司、ひな人形片付けなくていいのか?」
ヒビキ「さすがに姉妹全員分となるとサイズも大きいし、ひな祭りで大騒ぎだったから疲れてるんだろ」
雄介「じゃあ総司には休んでもらって皆で片付けよっか」
総司「片付けなくていい!!」
一真「うわ!なんだよ大声出して」
ヒビキ「ははー、もしかして皆を嫁に出したくないからわざと片付けてないんだな?」
巧「出しっぱなしにしてたところで、嫁に行く時はみんな行くだろ」
総司「百歩、いや千歩万歩譲って愛理姉さんたちは良しとしよう。しかしひよりや樹花はまだ嫁になんか行かなくていい!」
巧「でたよ総司兄の悪癖」
翔一「まぁわからないでもないけどね」
渡「か…片付けなくていい…のかな?婚期が遅れるって、それりに大変、だろうし……」
ヒビキ「かと言って総ちゃんも強情なとこあるしねえ」
良太郎「ねえ総司兄さん、『お嫁に行かせない』ってことはみんな婿養子に来てもらうつもりなの?確かに部屋は多いから同居もできるだろうけど……」
ヒビキ・雄介・真司・一真・翔一・巧・渡 「え?」
総司「…………!!??(呆然)」
侑斗・加賀美「え?」
=======================
なんか>854の続きっぽくなった上キャラの性格もおかしいかもしれない。
だが私は(ry
>>854 お彼岸に墓参り…はないか。
みんな生き返ってて、墓参りする相手がいないもんな。
ぼたもち食べるくらいかな。
この世界ではタックルも生きてて茂叔父さんと仲良くやってたりするんだろうか
>>585 良太郎の一言ってたまに痛いとこ突くよなwww
~~♪
ヒビキ「お、いい音色だねぇ」
総司 「渡が部屋で練習しているんだな」
♪♭〜♪ ギコギコ~
ヒビキ「なんだ?突然変わったぞ?」
総司 「窓の外を誰か通ったな。見てこよう」
ヒビキ「なんだか警報機みたいだな」
>>856 カイ軽く玩具だなw
つか総司の「NO!」で吹いたw
>>860 魂しか見たこと無いゆとりだが二人は結婚して幸せになって欲しいな・・・
残り9KBだし一気に埋めてしまいたい衝動に駆られるが
他の住民に迷惑だから我慢するぜ
すまん、衝動に勝てなかった。
ヒビキ「なるほど、その人の音楽を守るために戦う、か」
渡 「はい」
真司 「例えばヒビキ兄だとどんなんだ?」
渡 「……深い山すそで響きわたる太鼓の音、かな」
真司 「俺は俺は?」
渡 「えぇと……ハードロック?」
真司 「おぉ。あ、良太郎。お前も聞いてもらえば?自分の音楽」
良太郎「え?僕?」
渡 「良太郎くんは……明るいポップス?」
良太郎「わぁ、そうなんだ」
真司 「おお!よかったな、良太郎!」
渡 (どうして良太郎くんのだけ、歌詞つきなんだろう……)
兄弟の中で歌を歌ったのは良太郎だけのような。
一真も歌ってるよ。
ヒビキ「キバットって、仲間はいないのか」
渡「3世と名乗るぐらいだから、いるのは間違いないと思うけど、どうして?」
ヒビキ「いや〜、キバットがいるなら、アカバット、アオバット、
ついでに物干し竿とか、いてもいいかなっと。ははは」
雄介・真司・一真・翔一・総司・渡・良太郎「……」
巧「昭和20年代のプロ野球ネタなんて、誰もわかんねって」
黄があるなら、赤・青もって事で思い付いたネタ。
時代が古すぎて、スマン。
>>866 わかってる!わかってるよたっくん!!wwwww
既出だろうけど、
ニートばっかの兄弟だなおいw
870 :
名無しより愛をこめて:2008/03/04(火) 20:36:50 ID:evaC+kMl0
真司「なあ、渡。ちょっと聞きたい事あるんだけど」
渡「えっ何真司兄さん?」
真司「いつもキバに変身する時さ〜キバットが噛んでるじゃん」
渡「うん、そうだよ」
キバット「俺様が居ないと変身出来ないって事だな」
真司「あのガブッって言ってるけど・・・痛くないのか?」
渡・キバット「・・・・・・・・・・・・」
真司「あれどうしんたんだ?」
渡「・・・いや、痛くないから安心して真司兄さん」
キバット「そんなに強く噛んでねーよ」
真司「そっか〜良かった!」
少し気になったもんで、甘噛みかな多分。
>869
ヒビキ:NPO職員
雄介:冒険家
真司:ジャーナリスト
一真:研究所職員or清掃員
翔一:レストランオーナー
総司:ネオニート
渡:バイオリン制作・修理屋
巧:クリーニング店バイト
良太郎:カフェ店員
一概にニートって言うなw
>>869 はっきりニート(むしろ主夫)なのは天道だけじゃなかったっけ?
良太郎も渡も一応仕事はしてるぞ
>>869 総司「俺はニートではない。家事全般をこなし、たまにZECTに求められて仕事をすることもある」
渡「ま、まるでお母さん…みたい…」
良太郎「帰って来て『ただいま』を言う相手って、そういえば総司兄さんの時が多いなあ…」
ヒビキ「パートに出る主夫って感じだな!」
総司「……」
>>870 そういえば、キバットって何喰っているんだろう。
風呂には良く入っているけど、それ以外の生態が謎の生き物と化しているなw
もし、吸血の習慣があるとしたら。
渡「いくぞ、キバット!」
キバット「ガブッ……ごくごく、ちゅーっ」
渡「うわぁ、血を吸ってる〜!」
キバット「た、たまには間違う事もあらぁ。あー美味かった」
役に立たねぇ…
>>866 リュウタロス「ゴルバットとクロバットなら知ってるけどー……」
キバットの名前を見るたび頭をよぎっていた。だが私は謝らない
>>876 リュウタはSHTの裏番組も観てるのかw
キバット「ズバット忘れんなよ!」
早川健「チッチッチッ、そのこうもりポケモンの使い方、
日本じゃ2番目だ」
リュウタ「誰コイツ?」
巧「……あのなぁ、前から気になってたんだが。」
渡「な、なに?」
巧「いくら後から来たからって、なんで俺や良太郎にまでそんなにオドオドしてんだ?」
渡「え、そんな……」
巧「仮にも俺ら、弟だろ?呼び捨てでいいじゃねぇか。言ってみろよ。」
渡「え……と……巧……くん」
巧「″くん″はいらねぇだろ。もう一度」
渡「た、たく……み……」
巧「聞こえねぇ!もう一度!」
真司「お?たっくん、わーちゃん、なにやってんだ?」
渡「……たっくん?」
巧「……そっちのほうがいいのか?」
>>878 いつも思うがたっくんは兄弟と二人きりになると
凄く暖かい雰囲気を作るよなw
>>879 なんだかんだ言って優しいよな巧はw
しかし本当に仲良い兄弟だよな。ケンカとかないし。
たまに真司とかがなんかやらかして飯抜きになる位か?
…少しだけマジ喧嘩を見てみたい気もする。ライダー同士だからえらい事になりそうだが。
>>880 もし兄弟全員が一斉に仲違いとかしたら
地球が崩壊しかねないw
>>881 大丈夫だ、崩壊前に天道がハイパークロックアップして仲違いの原因を消去してくれる
…つか喧嘩の原因は凄いくだらないことのような気がするw
渡「そういえば…たっくん」
巧「ん?」
渡「たっくんのライダー姿は見たことあるけど…う、うる…」
巧「?」
渡「ウルフ…」
巧「あぁ。オルフェノク態か…」
渡「北崎って人に写真見せてもらってからずっと気になってて…」
巧「見たいのか?」
渡「(うなずく)…駄目、かな?」
巧「ああ、やだね」
渡(ガーーン…)←ショックで今にも泣きそう
巧「…なんてな(笑)まっこの前のこと(ハサミ持って追いかけ回したこと)は今の情けないツラ見せた分でチャラにしてやる」
渡「…え?」
巧「それに渡兄が俺に頼みごとしてくるなんて初めてだしな!」
埋めついでに
キバット「お、モディリアーニ似の美人を発見!噛ませろー!」
良太郎「あ、キバットがだれか狙ってる」
モモタロス「俺に任せとけ、それっ」
ばさっ(網で捕獲)
キバット「うわわわっっあああっ素敵な首筋のレディが二人も通り過ぎていってああぁぁぁぁぁ・・・」
渡「あわわわわ・・・き、キバットっ!人間噛んじゃだめだよっ!」
良太郎「いや、渡兄さん。その、あの人は・・・なんていうか人間って言うか・・・」
少し離れた場所
間宮「・・・ん?なにか騒がしかったようだが・・・」
岬「あら、どうかした?」
間宮「いや・・・気のせいらしい。いこう」
岬「そうね。皆待ってるわ」
総司「擬態したワームも対象内とは・・・ということは、ひよりが危険だ!!」
響鬼「・・・総ちゃん、とりあえずハイパーゼクター離しなさい。さすがにそれでキバット攻撃したら、わーちゃんが変身できなくなっちゃうよ」
キバット「・・・な、なんか今、ブルッて・・・ゾクッてきた・・・」
渡「風邪かな?今日はお風呂やめとく?」
良太郎「・・・キバット・・・風邪ひくんだ・・・」
カイ「・・・かじぇってらんらっけ・・・らんらか俺、何か忘れてる気がひゅる・・・」
レオ「お前はまず、自分の風邪を治せ。鼻も出てるぞ」
カイ(ごしごし)「あい!」
デス「・・・袖で拭くな」
翔一「よし、自家製ネギで今日はあったかネギ雑炊にしよう!」
巧「全部無視かよ、翔一兄・・・」
愛理「翔ちゃん、お夕食の準備?私も手伝」
全員「姉さんはゆっくりしてて!!!」
愛理「・・・あらぁー・・・」
>>884 美人が多いから大変だなw
>>885 「やっぱりちょっとだけ…」とかっつって
渡にしっぽをひっぱられて怒る巧の姿が思い浮かんだw
埋め小ネタといえどいい作品がたくさんで嬉しい!次スレも楽しみだ。
今のところ、キバットが間違えそうなのは人間態があるのは、
・グロンギ
・オルフェノク
・上級アンデッド
・ワーム
実際、キバットが噛んだらどうなるのか、気になるw